コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage12
「どうしても見てもらいたいものがある。今夜部屋に行くから待っていてくれ」
コーネリアからそう伝えられたギルフォードは仕事を片付けると言われた通りに
自室で姫君の到着を待った。
(軍に関する情報でも掴んだのだろうか? それとも……)
あれこれと考えながら暇をつぶしていると、静かなノックが部屋に響いた。
来たか、と思い扉を開ける。
「遅くなった。すまぬ」
「待ってなどおりません。中へどうぞ」
コーネリアはどこか人目をはばかるようにそっと部屋に入る。彼女が着ている
白のガウンから甘く柔らかな香りが立ち上った。ギルフォードは衝動的に手を伸ばしたく
なったが、その気持ちを抑えて部屋の扉を閉めた。
「実は……見てもらいたいものというのは……他でもない。明日のクロヴィスランドの
開園式なのだが……その、ユフィがどうしてもと勧めるんだ……」
「?」
ソファに座ったコーネリアは隣に座ったギルフォードにたどたどしく事のあらましを説明する。
「つまり、衣装なのだが……クロヴィスがデザインしたということもあってな。私と
してもその衣装を着ることは我が妹と弟の頼みもあって……。でも、一応公式行事だ、
やはり節度を守らなくはならないと思う……つまり、つまりだ」
ギルフォードが見ている前でコーネリアはガウンのベルトをほどいた。なめらかな肩、
豊かな胸、むっちりした太腿が眼前にさらけ出される。その身体が着ていたのは
あの水着だった。
「……つまり、これを着てもいいのか……男性としての意見を……聞きたい……」
コーネリアが頬を赤くして恥ずかしそうに言った。確かに普段のコーネリアなら
躊躇してしまうのも無理はないと騎士は思った。普段は勇ましく何者も恐れない
彼女が、はちきれそうな身体を人前で見せるのは彼女のプライドが許さないはずだ。
むっちりした身体に水着のラインが食い込んでいる。柔らかそうな曲線に交差する
水着のリボンが美しい身体を強調する。今すぐにでも口づけたい。
白いガウンに袖を通したままのコーネリアはどこか伺うように騎士を見ていた。
その欲しがっているような視線にギルフォードは理性をなんとか保ちながら、
彼女の身体から目を離せずに言う。