1 :
名無しさん@ピンキー:
無かったので立てた。
こっちでやれ。
2 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 15:32:35 ID:J207X40M
2
こっちに立ったか。これで気兼ねなく書ける
4 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 16:19:14 ID:t0/DjhLG
>>3 おう、早くかけよ。
マジハロのアリスのパイズリを。
パイズリなんて“書”いて面白いか・・・?
ぱっと見た目で分かるエロは絵に任せて
文章スレでは事に至るまでの経緯や心理描写で楽しませてほしいなあ。
まさかパチキャラのエロパロスレがあろうとは
てか通常のパロスレもあるのか?
7 :
◆uC4PiS7dQ6 :2008/10/11(土) 12:45:17 ID:1VlzLHCg
保守がわりに、三年くらい前に『サキの一日』スレに書いた話しを投下。
エロ無しで操×サキなんで、苦手な片は、酉をNGで。
『サキの一日』
そういえば、あたしは操の事をあんまり知らない。
どこに住んでるとか、何をやってるとか。
ただ、隣町出身で同じ年で後はよく知らない。
国立文系コースにいるという話は聞いていたので、多分そろそろ受験勉強なのに、そんな話も聞かない。
知ってるのは携帯電話の番号くらいだ。
でも、操も同じくらい自分のことをしらない、とそう思ってなんとなく溜め息をつく。
操と出会ったのは病院だ。暑い夏の日、妹の見舞いの帰り。喫煙所に座って、タバコを吸おうとしたら、火がなくて、隣でタバコを吸っていた人に火を借りた。それが操だった。
それから1ヶ月くらいたって、また喫煙所で操に会った。ふっと視線がかみ合って、軽く会釈する。
それからまた1ヶ月。もう一度、会った。
「よく…お会いしますね」
操から話しかけられた。
「ぁ、、ああ 」
「お見舞いかなにか?」
「ああ、妹の…ずっと入院してるんだ…あんたは?」
「…兄の、見舞いに」
交わした会話はそれだけ。そしてまた1ヶ月後、操に会った。
「おなか、空きませんか?」
また始めに話したのは操だった。
「え?」
「この近所においしい定食屋があるんです。どうです、一緒に」
そういえば、おなかが空いている。
立ち上がった操を見上げると彼女はふんわりと笑った。
「私は、操っていいます。青山、操。あなたは?」
「、、サキだ」
自分をレズだとか思ったことはない。普通に男と恋愛してきたし、セックスもしてきた。
で、なんでこういうことになってるのか、と言われると困る。
どうしてこんなことやってるんだ、言われてもそうなってしまったものは仕方がない。
自分は操のことを好きなのか、と考えてみて、でもよくわからない。
初めての夜、もちろん上手くなんかいかなくて、
でも、操の苦しそうな顔がとても綺麗で。じんわりと目元に涙をためた操が小さなかすれる声で自分を呼んで、それだけでぞくぞくと背筋になにか寒気みたいなのが走って、あっけなくそれは終わった。
服を着ながら、後悔しないの、と操に聞いたら操はゆっくりと首を振るから、どうしてこんなことになったのかなんて考える暇がなかった。
NEXT
それからの二人は、きっと恋愛をしてた。
断定出来ないのは、それが長く続かなかったから。
でもはっきり言える。この一週間だけは『愛』や『恋』なんて単語を言葉に出しても、全然恥ずかしくなかったと。
―――――――――。
「ふぅぅぅっ……」
病院内の喫煙所。
有害毒素を体内に取り込み、薄曇った空気に変えて口から吐き出す。
長い目で見れば自殺行為と同じだ。
……けど、
「火……もらいますね?」
その時は感謝してた。
「ああ……」
私と操を繋ぎ合わせたのは、紛れも無く一本のタバコだったから。
「ん、んー。私には少し強いかな?」
私のタバコからの『火移し』で吸ったのは、私が初めて買ったヴァージニア。
「そうかい? あたいには調度良いけどねー」
操はケホケホと時々咳き込みながらも、フィルターギリギリまで吸い切った。
健気、だね。今度からは軽いヤツを買おうか?
「で、今日はどこに行くんだい?」
二人で病院に見舞いに来て、二人で並んでタバコを吸って、二人で遊びながら帰る。
馬鹿な親父の顔を見るよりも、よっぽど有意義な時間だった。
「うーん……そうですねぇ」
左手の人差し指を口元に当てて目を瞑(つむ)る。
操が考え事をしてる時のポーズだろう。
そんな何気ない一つ一つの仕草さえ、とても愛しく見えていた。
だから私は返答も聞かずに、
「操……」
唇を重ねた。
「えっ? んっ…………」
私が女として足りない部分は、全部操が持ってると思った。
だからこんなに惹かれる……
だからこんなに焦がれる……
「んっ、はぁ……ありがとうございます」
長い、接吻が終わった。
「はっ? 礼なんていらないよ」
操の紅潮した顔を眺めるだけで、あたいの体温も高まった気がする。
自分の事ながら、こりゃあ重傷だねぇ。
「えっとサキさん? アイス……食べに行きませんか? 駅前にね、移動販売のアイス屋さんが今日来るんです」
アイス、ねぇ。
「駄目……ですか?」
操の表情が一気に不安に満ちる。
少し応えに遅れただけで、声のトーンが一気に上下した。
それだけであたいは……
「いいよ。たまにゃ甘いモノでも食べに行こうさね」
「はいっ!」
詰まらない世の中からも救われた気がした。
NEXT
二人で歩道を歩きながらアイスを食べた。
「へぇー、けっこう美味しいもんだね」
ソフトアイスを食べ終え、率直な感想を言ってのける。
「でしょ? 私のお気に入りなんだよー」
操も最後の一口を食べて、にっこりと微笑む。
「今が十二月でなきゃ、もっと美味く感じたかねぇ?」
街はクリスマスイルミネーションに彩られ、年に一度のメイクアップを遂げている。
「……すみません。寒かった……ですか?」
操はあたいの左腕に身を寄せて、微かな隙間も空けない様に両腕でしっかりと抱いて居る。
あたいの鼓動は操に聞こえて、操の鼓動はあたいに聞こえて。相乗効果で心拍数は更に上昇。顔は紅潮し、身も心も暖かく。
「これから、どうするんですか?」
操はあたいの上腕に頭を預けながら、ショッピングビルの液晶モニターで『2時30分』と言う時刻を確認して、信号待ちの次行動選択を促す。
「ん……操は行きたい所とか有るかい?」
二人で同色の黒いダウンジャケットを羽織り、病院を二人で出たのが1時半。そこからセンター街でウインドウショッピングをしてアイスを食べ、長い信号待ちの今に至る。
「私は……サキさんと離れなくて済む所だったら、本当にどこでも良いんです」
あたいの顔を上目で見つめ、離れたくないと願う操の顔は、焦がれる程に愛しく思えて……
「操と離れるなんて、考えもしなかったよ」
甘ったるい台詞を囁き、微笑んで操の瞳を見つめ返す。
「サキ……さん」
操は潤んだ瞳を静かに閉じて背伸びをし、
「操……」
あたいも僅かに顔を下げ、操の頬に右手を添える。
「好きだよ」
それに今まで言えなかった告白を加えて、
「「んっ……」」
再び唇を重ね合った。
温もった声さえも重なる、とても神聖で、禁忌とされる行為。
横を通り過ぎて行く視線を気にせず、気にならず、時間さえも止めて、二人だけの世界で愛を唄う。
「っ……はぁ………信号、また赤になりましたね」
惜しむ様に唇の重ねを解き、あたい達は揃って目立つ赤を見る。
「まっ、ゆっくり行こうさね。まだまだ今日は長いよ」
そしてあたい達は幸せな時を歩む……………………筈だった。
NEXT
もう三日……
もう三日も、見舞いに行ってない。
別に……専属の看護婦が居るから行かなくても良いんだけど…………ってね。妹は、私が見舞いに来るのを楽しみにしてるって知っているのに……こんな最低な考えばかりが浮かぶ。
操の家族は退院した。
だから操は病院に来ない。
あたいが病院に来て居る間は、操と会えないんだ。
今は、その僅かな時間さえも惜しい。
だからもう三日……家にすら帰ってない。
友達の家に泊まると言って、もう三日だ。
学校へ行き、ツマらない授業を受けて、操と二人で昼ご飯を食べる。
コインランドリーで洗濯して、銭湯に二人で入って、ネットカフェで眠った。
あたいはそれで満ち足りてた。
二人合わせても所持金は2万円以下。二十日も保たない。
そんな事は二人とも分かってた。
操はあたいに「今までのサキさんで居て」と口癖の様に言うが、そんなのは到底無理な話し。
家族よりも側に居たい。
家族を捨てても操を側に置きたい。
たったそれだけの事に、あたいの思考回路は埋め尽くされた。
操もきっとそうだと……
あたいと同じ考えだと、ずっと信じていた。
だからあたいは…………
NEXT
「ねぇ、操……」
学校の屋上。ベンチに二人並んで座り、授業時間が終わるのを待ってた。
「何ですか」
二人で手を繋ぎ、二人で缶コーヒーを飲み、二人で身を寄せ合って暖め合う。
「二人でさ……暮らさないかい?」
視線は冬空を見つめて口に出す。
「ふふっ。今も二人で暮らしてるじゃないですか?」
操は幾分驚いた顔で、あたいの横顔に視線を送った。
「あたい学校ヤメるよ。働くからさ……どっかに部屋でも借りようさね?」
あたいは依然と冬空を見つめ続け、頭で整理した言葉から吐き出して行く。
この時は操も同じだと、
操も私と同じ気持ちだと、
二人でなら何とかなると、
本気でそう思って居た。
でもそんなモノは、あたい一人だけの願望でしかなかった。
NEXT
「ほら……あたいもさ、黙ってればイケてると思わないかい? 水商売でもやれば稼げると思うんだ」
そう……どんな仕事だって良い。この幸せを手放したく無いんだ。操には隣りで笑ってさえ居てもらえれば、それだけであたいは……
なのに、
「サキさん……ダメ、ですよ」
目を伏せて返して来た操のセリフは、明らかな拒絶だった。
「サキさん確かに綺麗ですけど、黙ってたら仕事にならないですよ。それに、未成年なのに水商売なんかしちゃダメです」
操は寄せていた体を離して立上がり、目前で微笑みながらあたいを見下ろす。
「何とかするよ! 言葉使いだって直してみせ……」
「ダメッ!! っ……ですよ。だってサキさん笑顔で言ってたじゃないですか!? 大切な妹が居る、大切な家族が居るって!! 嬉しそうに……そう話したじゃないですか?」
あたいの言葉を遮ったのは、初めて聞く操の大声。初めて見る操の悲しみ。どこで、間違ったんだ?
「あたいは……」
頬が冷たい。
そりゃそうだ。
空はこんなに明るいのに。
今年の初雪は降って来た。
あたいの身体に触れて体温を奪い、二人の関係さえも冷え切らせて行く様。
「操さえ居れば、他に何もイラナイんだ。だから……」
もう遅い。
もう手遅れだ。
家族と操を天秤に掛けても、取り繕い無くアンタが勝っちまってる。
だから……そんな泣きそうな顔をするんじゃないよ。
「サキさんの気持ちは良く分かりました。また明日ここに来てくれませんか? その時に『どちらにするか』答えます」
明日、何となく断られるのが分かる。
「ああ、それで良いよ」
話しは終わりと踏んで、すぐに操は一礼して帰って行った。
ヒラヒラと雪が舞う屋上。
三日振りに一人になる。
「ははっ、操もバカだねぇ。あたいが手放す筈ないのにさ」
耐えられない。
一人は耐えられない。
満たされたのは、操が初めてだった。
抱かれたのは初めてじゃないけど、愛されたのは初めてだったんだ。
「操、どうして……」
冷感の増す空を仰ぐ。
でも今は『それ』で良い。
あたいの『本気』を見たら操の考えも変わる筈さね。
「さぁて」
ベンチから起立してグッと伸びをし、落ち込んだ思考に喝を入れる。
「退学届って職員室で貰えるのかねぇ?」
NEXT
操を初めて抱いた夜。愛された夜。後悔しないと言ってくれた。
家族意外であたいを必要としてくれた初めての人だから。
損得無しであたいの側に居てくれる初めての人だから。
そんな人と別れられるか?
「そんな事……」
出来るわけがない!
ならどうする?
「操と一緒に居たい……」
なら?
「どんな姑息な手だって使ってやるさね」
放課後。
約束の時間。
上るべき階段は全て越えた。
後は扉を開けるだけ。
屋上へ出るドアノブをひねるだけだ。
そうすれば操が居る。
「大丈夫、きっと上手く行く……」
あたいの『本気』を見れば、あたいの『左手に有るモノ』を見れば、きっと操はあたいの側に居てくれる。
この『退学届』を見れば、必ず罪悪感を持ってくれる………………ってね。
最低だね私は。とうとう落ちる所まで墜ちた。
「はっ、親父の様にはなりたくないって……思っていたんだけどねぇ」
クズの子は、所詮クズか。
「さて、と」
でもまぁ、操が側に居てくれるならクズも悪くない。
「気合い入れて行くかね!」
右手で軽く自身の頬を張り、流れてドアノブを握り掴む。
……大丈夫だ。
言い聞かせる。
……きっと大丈夫。
何度も何度も。
……操があたいを好いていてくれるなら、きっと大丈夫だ。
軽い自己暗示の様に。
「待たせたね操ッ!!」
屋上への扉を開けるのと同時、あたいは自分が出来る最高の笑顔と共に、愛する彼女の名前を呼んだ。
NEXT
ああ、
ああ……
嗚呼…………
あたいの笑顔は凍り付く。
「みさ、お?」
微かに降り積もり冷感の残る屋上。
操は確かにソコに居た。
「遅いですよサキさん」
でも、
「操、アイツがサキか?」
一人じゃなかった。
私と正反対、扉から真正面の最奥のベンチに二人は座っていた。
昨日、あたいと操が座っていた様に、ソイツと操は身を寄せ合って座ってた。
「操ッ! どう言う事だい!?」
アイツは見た事が有る。
クラスが違うから曖昧にしか分からないが、同学年の……『轟』とか言ったっけ?
クソッ! 触るなよ……汚い手で私の操に触るなッ!!
「どう言う事も何も、こう言う事ですよサキさん♪」
あたいは屋上入口の前から動かない。動けない。操の一言一言に体動を封殺されてた。操は……笑ってた。
「病院で私、兄が入院してるって言いましたけどアレ嘘です。彼をお見舞いしに行ってました。もう、付き合って一年になるんですよ」
何を。
「まっ、そう言う事だサキ。悪いが諦めてくれ」
何を、諦めるって言うんだいッ!!
強く目を瞑り、歯を食いしばり、拳を握る。
グシャリと、潰された『紙切れ』の音が鳴る。
「操……後悔しないんじゃなかったのかい?」
頭は悶える程に熱いのに、口から出て来る言葉は自分でも驚く程に冷めたものだった。
「あはっ、何か最近の男の人って、処女だと引くって言うじゃないですか? だから近くに居た人に上げちゃおうかなって思っただけですよ。そしたら何か情が沸(わ)いちゃって、今までダラダラ来たってだけです」
操はまだ笑ってる。
「それに私はレズじゃないですよ。ちゃんと男の人が好きなんです」
笑ってる。
そして笑いながら轟の顔を両手で挟んみ、勢いを付けてキスをした。
轟は……驚いてた。
「ははっ、そう言う事かい? 操、アンタの気持ちは良く分かったよ」
左手の紙切れを目の高さまで持って来て、半分からビリビリと破く。
重ねて、また半分から破く。
重ねる。破く。ビリビリ。
細かく、何度も、重ねて、破く。
あたいだって女が好きなんじゃない。アンタだから好きになった。
「じゃあ、さよならだね操」
終わりを告げ、粉々になった紙切れを冬空へ放り投げる。
一瞬で風がさらい、この街のどこかへと飛んで行った。
後はあたいが屋上から消えるだけ。
「待ってサキさん!!」
爪先を扉へと返した時に、操から声が掛かる。あたいが聞いた、二度目の大声。
操へと……向き直す。
「ゴメン、轟君……」
「ああっ、気にすんな」
短いやり取りの後に二人は腰を上げ、轟だけがあたいに近寄って来る。
いや、近寄って来るってよりも。
「ありがとなサキ」
擦れ違い様にボソリと呟いて、轟は屋上から出て行った。
これで二人。
昨日と同じ。
一分間の静寂。
そして、それを壊すのは私。
「操……一つだけ約束してくれるかい?」
あたいは操を見詰めて言葉を掛け、
「内容にも、よりますよ」
操はあたいを見詰めて返答した。
「絶対に幸せになりな! 全力で幸せを掴む事……良いかい?」
結末の言葉を話し、あたいは再び目を瞑る。今度はゆっくりと、操の姿を瞳に焼き付けながらフェードアウトさせる。
「当たり前な事、言わないで下さい」
足跡が近付いて来る。きっと轟と同じに屋上を出て行くだろう。
だから、擦れ違う瞬間に最後の台詞を言ってやる。
「さよなら、サキさん」
隣りで操の声が聞こえたから、
「操……職業を選ぶ時に役者だけはヤメときな。アンタ、全く向いてないよ」
皮肉混じりにこう言ってやった。
「ありが、とう……サキさん」
このくらいは許される筈さね。
「んっ……」
左頬に暖かい感触。
操からの最後の……
「くッ、早く行っちまいな! 気が変わるだろッ!!」
一呼吸置き、
錆び付いた音を立てて、
扉が、
閉じる。
そっか……今まで開けっ放しだったんだ。
なら大丈夫だね。
校舎の中には一切聞こえない。
「えぐっ……」
だから、
「うわぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!」
思いっきり泣こう。
NEXT
何時間そうしていたのかさえ忘れた。
唯々(ただただ)……
疲れた……
こんなに疲れたのは初めて。
こんなに泣き疲れたのは初めてだよ畜生!
「……ったく、これからどうするかねぇ」
屋上で一人泣き疲れた。
泣き過ぎて涙も涸れた。
一つ溜め息を吐いて空を仰ぐ。夜空に在る月は、あたいだけに光を降らせている様に優しい。
「取りあえず、家に帰ってみるかね?」
冗談にならない寒さになって来たから、いい加減にしないと風邪を引く。
「えぇと……」
手探りでドアノブを掴んで握り、校舎の中へ続く扉を開け、
「さよなら、操……」
誰も居ぬ屋上へと別れの言葉を残す。
そしてあたいは、帰路の道を歩む。
……階段を下る。
それにしても、やっぱり操は役者に向いてない。普通、一年も付き合ってる奴が名字で相手を呼ぶか? 呼ばないだろう。
それに轟にキスした時も、轟は驚いてた。それは「ここでするな」とか、そんな事ではなくて、『打ち合わせに無い事』をされて驚いてる感じだった。
……靴を履き替え、昇降口の鍵を内側から開ける。
それに本人は気付いてたか分からないけど、決め手は操の…………まぁ、操の強い意志だけは伝わって来た。どっちにしても、あたいは振られた訳だし。
……校門の柵を飛び越える。
あたいより、操の方が大人だったんだ。「水商売する」何て言ったけど、冷静になって考えれば分かる話しだ。
高校中退した小娘が、勢いだけで出来る仕事なんて有りはしないのに。
どーせ最後は、二人揃って睡眠薬心中さ。
……緑に変わった横断歩道を歩く。
操と居ても幸せにはなれなかった。
そう思おう。そう思わないと悲し過ぎるよ。
明日からは違う自分になろう。ずっと側に居てくれる人を見つけて幸せになる。止まっている時間を動かさないとね。
……残り百メートル弱の家路。
そこで異変に気付く。
「誰か、居る?」
家の表札の前に、誰か立っている。
知ってるさ。あたいが一番『ソイツ』の事を……
ソイツも気付き、あたいに駆け寄って来る。
「お帰りなさい、お姉ちゃん!!」
もう出ないと思ってたけど、涙は……まだ出るもんだね。
「カラダ、良くなったのかい?」
喉を絞り、潰れそうな声を出す。
「うんっ! だからね、お姉ちゃんに元気な姿を見せたくて待ってたんだぁー」
外は吐息が見える程寒いのに、あたいに姿を見せたいだけで待ってる。
「はっ、風邪引くよ。家に入んな」
あたいが外泊の電話を入れなかったから、今日は帰って来ると思ったのか?
こんな妹を放ってなんか置けない。
それを止めない親父も放って置けない。
身体の弱い母なんか尚更に放って置けない。
「お姉ちゃん……私、お姉ちゃんを大好きだから、急にいなくならないでね?」
まったく……思った矢先に心配されてたら世話ないね。
「はいはい。分かった分かった」
妹の華奢(きゃしゃ)な身体を、背中に右腕を回して抱き上げる。
しばらくは……家族を大切にしてみるさ。
「あれ、お姉ちゃん泣いてるの?」
無言のまま、あたいは空いてる左手で妹の頭を撫でる。
はっ、妹の顔を見て安心したのかね?
――――涙が、止まらないや。
そしてそれは……
月明りの雨に濡れて、きっと輝いてる。
NEXT
放課後の教室。二人だけの教室で、私はずっと泣いてた。
「あのな操。俺に『した』時から泣いてたから、たぶんサキには全部が演技だってバレてるぞ?」
私が座ってるのは、窓側の前から二番目の私の席。
そして前に座るのは、『クラスメイト』の轟君。私の演技の手伝いをしてくれた人。
「バレてても良いの。それぐらいでないと、サキさん引いてくれないから……」
轟君は目を閉じて唸り、理解出来ないって表情をしてた。
「俺には女同士……同性同士ってのは分からんがな。何でサキを好きになったんだ?」
サキさんを、好きになった理由……
「私のお兄ちゃんが、入院してたの知ってるでしょう?」
それは病院で。
「ああ……数日前に癌(がん)で亡くなったんだよな?」
去年、事故で両親が死んだ時に、二人で生きて行こうって誓ったのに。
「そっ、末期癌だったんだって。嫌になっちゃうよね? お兄ちゃんと私の二人しか家族が居ないのに、勝手にいなくなっちゃうんだもん……」
視線を窓越しにスライドさせて真紅に栄える夕日を覗く。
「んっ、それでね。その時に妹の見舞に来てるサキさんを見付けたの」
もう夕方。サキさんは、まだ屋上に居るのかな?
「サキさん……妹を、家族を、とても大事にしてた」
他人の私が妬けるくらいに毎日、まいにち、お見舞いに来てた。
「だからサキさんに好きになって貰えれば、私の事も大切にしてくれるかなって思ったの。それが切っ掛けかなぁ……」
お兄ちゃんが死んで一人になった私の事も、サキさんならって。
「そっか、お前も大変だな」
けど、上手くは行かなかった。私が子供に成り切れなかったから、二人の関係はそこで終わった。
でも……それで良い。
「私、頑張って轟君の事を好きになるから」
昨日の朝、ホームルームの前に轟君に告白された。
そして今日、その好意を利用した。
私も多分、轟君なら好きになれるから。
だから、協力してもらった。
「あ、ああ……昨日の答えか?」
帽子を深くかぶり直し、暗くなり掛けて僅かにしか見えないけど、轟君は赤くなってる。
ちょっとカワイイと思う。
だから……
「そう。だから轟君も私の事を……幸せにしてね♪」
もっと赤くしてやろう。
エピローグ
数か月が経ち、私達は学年を一つ上げた。
そして今日は、
「はぁっ、はぁっ、やっぱり、サキさんには勝てませんね」
組対抗の運動会。
徒競走で私とサキさんは一緒に走った。
結果は、大差で負けたんだけど。
「……ったり前だろうさねっと!」
サキさんはゴールライン過ぎで私に並ぶと、不意に私の首に右腕を掛けて来た。
「操、幸せかい?」
私にしか聞こえぬ様、小さな声でしっかりと囁く。
…………考えるまでもない。
三度も深く呼吸して息を整え、
「はい!」
嘘も偽りも無い、私の本心で答える。
「そっか……なら良いんさね」
サキさんは瞼(まぶた)を閉じて小さく笑い、自分の組へと戻って行った。
二人で交わした、『絶対に幸せになる』って約束。今は二人を繋ぐ絆になってる。
太陽の祝福はとても暖かくて、凍っていたあの時を溶かし、ここまで導いてくれた。
「なぁ、何を話してたんだ?」
遠くで私とサキさんのやりとりを見ていたのか、心配そうな顔で彼が駆け寄って来る。
……やっぱりカワイイなぁ。
大丈夫。
あの契りは、これからもずっと守られる筈……
だって隣りには……
「えへっ、内緒だよーん」
太陽よりも暖かい、あなたがいるから。
〜END〜
以上、番町ネタでした。
これはサキ×操なんジャマイカ
即死回避
23 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/13(月) 09:27:52 ID:A/qChghe
うわぁぁぁん!
24 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 13:41:14 ID:pqjWjH+v
ほ
25 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 04:16:56 ID:H3v/sX54
で?
シフォンのどスケベ画像下さい
ふたなりシフォンが、ステラをレイプするのとか読みたい
28 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 03:59:48 ID:pjVCgaXE
アロエまだー
サムとマリンとワリンの3Pだろうか
そうはいかん! 地獄の〜〜
低クオリティだお(^ω^)
32 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 21:46:18 ID:KAqGxlET
夢夢ちゃんで書くからちょっと待っててくれ。
ローズテイルはまだかな?
戦国乙女によってたかっていたずらされるコタロー君を頼む
>>34 戦国乙女は単独でスレ立ってるぞ。今二人の職人さんが連載中だ。
それに・・・信じられない事だがコタロウは女子だぞ
ばくばくバンクまだー?
ぶっちぎりたーぼ!
メイドのナナちゃんがお化け植物に食われて消化される話きぼん
今年最もエロかったキャラは誰よ
ランブルローズXXのビジかな?
アレはチンコ立つw
キャラだと一騎当千の関羽。
戦国乙女の2。
44 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 18:45:19 ID:AYlSfTpT
田村ゆかりさんや能登麻美子さんを起用していることで人気のパチスロ機「快盗天使ツインエンジェル」は今年O
VAがリリースされた。公式サイトでは開設1周年を記念して、2008年1月1日から「全新作ビジュアルノベルPCゲー
ム(Windows版)」を無料配布されるとのことだ。
「楽画喜堂」ではその中身が紹介されているが、かなりの力作となっているもよう。1.33GBもファイル容量があるようで、
確かに「超BIGなお年玉」といえそうだ。
http://twin-angel.com/news/031.html
そういえばツインエンジェルのSSって見たことないな
やっぱ葵攻めか
遥とさつきのニャンニャン話があったら向こう一年は戦える
双葉ココアだけは許せん
カード精算機の中のmarsのお姉ちゃんがカワイイんだが設定とかあるんだろうか
ほしゅ
俺がリュウジだ、バカヤロウッ!!
キャップ!!
奥さん寝取っておきましたwww
52 :
CR春一番:2009/02/11(水) 22:45:04 ID:wX7KNPI3
西陣のパチンコキャラで。エロ無しにつき興味ない人はスルー推奨。
花札の国のツンデレ美女の春華と、彼女を慕うヘタレ男の風雅。両名ともおそらく十代後半。
時短中、姿を消した春華を追って風雅が森を探し回る演出があります。
オフィシャル設定が↑これだけなので、このSS内では春華は裕福な商家の一人娘ということにしてあります。
〈森にて〉
「春華、どこに行ったんだ!」
日暮れの森の中を走りながら、風雅は必死に叫んでいた。
おりからの雨で視界は悪く、寒さと不安で彼の心は折れそうになってくる。
しかし風雅は歯を食いしばりながら走り、まだ屋敷に帰っていない春華を探し続けた。
怪我をして動けなくなっているのではないか、野犬にでも襲われてはいないだろうか。
頭の中に悪いイメージがどんどん膨らんできて、風雅の心には焦燥感だけが募っていた。
たどり着いた森の奥、狩人でさえも滅多に足を踏み入れない場所にある、小さな洞窟。
入り口に見慣れたかんざしが落ちているのを見つけ、風雅は駆け寄ってそれを拾い上げた。
間違いない、春華の物だ。
彼女はこの中にいるのだろうか、ならば探しに行かなければならない。
しかし、コウモリやムカデがいるかもしれない洞窟に一人で入るのは、彼には恐ろしく感じられた。
「(こ、怖くないっ怖くないっ)」
しばらく迷った後、風雅は強引に自らに言い聞かせ、洞窟へと足を踏み入れた。
歩を進めるうちに、背後の雨音が次第に小さくなっていき、代わりに洞窟のひんやりした空気が体にまとわりつく。
自分の足音に時折ビクリとしながら、風雅は一歩一歩洞窟の奥へと歩いていった。
臆病な彼には長い距離に感じられたが、実際はまだ少ししか来ていない。
洞窟は相変わらず狭く暗く、彼の侵入を阻むように奥へと続いていた。
森を走っていた時とは大違いに、恐る恐る歩いていた風雅の足がふと止まる。
あちらの岩陰で、白い影がちらりと動いたのが目にとまったのだ。
まさか幽霊……と怖気づく心を必死になだめ、風雅は懸命に目を凝らして影を注視する。
しかしまだ暗闇に慣れない目では、影の正体を掴むことはできなかった。
「は、春華……なの?」
彼は意を決し、暗闇に微かに浮かぶ白い人影に尋ねる。
もしも違ったら即座に逃げようと、その腰は完全に引けていた。
「風、雅……?」
白い人影が発した言葉を聞いて、風雅の心臓がどきりと跳ねる。
振り返った、見覚えのある衣を来た女性は、やはり春華だった。
「遅いわよ、来るの」
「……ごめん」
相変わらず高飛車な声で、春華が言う。
それに思わず謝った風雅だったが、次の瞬間にはハッとして顔を上げていた。
「もう!心配させないでよ、春華っ」
元はといえば、こんな雨の夜に春華が一人でいなくなったのがいけないのだから、自分が怒られる筋合いはない。
そう思った彼は、今日はいつもの僕じゃないぞとばかりに春華を少しだけ睨みつける。
心配が解消された後に来るのは、振り回されたことに対する微かな怒りだった。
「一人でこんな所まで来て、危ないじゃないか」
風雅は、日頃春華に従順なことも忘れ、声を荒げて文句を言った。
普段ならば、決して口にしない類の言葉だ。
「……うん」
「うんじゃないよ。春華の家の人が『春華様がまだお戻りではない』って言って、僕は心臓が止まるかと思ったのに」
こんな雨の中いなくなったなんて、心配だったから探しに来たというのに。
ありがとうという言葉を掛けてくれることもなく、さりとて冷たい態度を取るわけでもない春華が、風雅には不満だった。
「無事だったんなら、いいよ。雨がやんだら帰ろう」
もうちょっと何か言ってやりたい気持ちはあるが、あんまり責めるのはよくないだろう。
だから、これ以上は言うまいと早々に決め、風雅はなるべく穏やかに言った。
「いや。帰りたくなんかないわ」
しかし、春華は風雅の精一杯の譲歩をあっけなくはねつける。
そしてそのまま洞窟の岩に腰を下ろし、ぷいとそっぽを向いてしまった。
「どうして?お腹空いてるんじゃないの?」
「お腹なんてどうだっていいわよ。帰りたくないの」
「なんで?皆が心配するじゃないか」
「いいのよ、いいんだったら!」
「春華……」
春華はワガママで気分屋ではあるが、進んで人に迷惑をかけることはしない。
なぜ今、彼女がこうも強情なのか、風雅には分からなかった。
「どうしたの?家の人に怒られたの?」
尋ねても、春華は顔をそらしたまま答えようとしない。
「ねえ春華、どうしたのさ」
しつこい男は嫌われると知りつつも、尚も風雅はその後姿に問うた。
「……今日、家に男の人が二人来たの」
長い沈黙の後、春華がぽつりと言う。
「山向こうの商人と、そこの三男だそうよ。色々手広くやっていて、上り調子の家なんですって」
突然、全く関係ない話題が持ち出され、風雅の頭に疑問符がいくつも浮かぶ。
「それが、どうしたの?」
「『わしがご当主と商談している間、ご子息に庭でも案内して差し上げなさい』ってお父様に言われたわ。
言われたとおり案内して、夕方二人は帰ったんだけど……」
「うん」
「その後で『あの男を、お前の婿にするつもりだ』って、お父様が……」
「ええっ!」
春華の言葉に、風雅は思わず腰を浮かせた。
「む、婿?」
「そうよ。うちに迎えて、家を継いでもらうんですって」
まるで他人事のように、春華が言葉を続ける。
「私より十五も年上で、でっぷり肥った人だったけど、商才はあるんですって。
『商いに熱中するあまり、婚期を少々逃してしまった』そうよ」
春華の言葉を聞いた風雅は、頭を棒か何かで殴られたようなショックに襲われた。
この花札の国で、女の適齢期は二十歳前後だが、名家の子女ならもっと早くに縁談が決まることも珍しくない。
春華は裕福な商家の一人娘で、入り婿をもらう必要がある以上、縁談を少しでも早く進める必要がある。
むしろ今まで、そういう話が一つもなかったことの方が不思議だったのだ。
「駄目だよ!そんな人と結婚なんかしちゃ」
春華の袖をつかみ、必死の形相で風雅が言う。
彼女がよくも知らない男の妻になると言ったことが、彼には堪らず恐ろしかった。
「私は一人っ子だもの。どっちにしろ、他所からお婿さんに来てもらわないといけないのよ」
「だって、春華はその人のこと、好きじゃないんだろう?」
「風雅」
春華が、真剣な顔で風雅を正面から見据える。
「好きとか嫌いじゃないの。家同士のことだから、私の気持ちなんか二の次なのよ」
言い切ってみたものの、春華の瞳が揺れているのが風雅には分かった。
いくらつれない態度を取られ続けていたとはいえ、ずっと一緒にいた彼が、春華の心模様に鈍感であるわけもない。
「嬉しいのなら、もっと晴れやかな顔をするはずじゃないか。そうじゃないってことは、その人がいやだってことなんでしょう?」
「え……」
「ねえ。僕にまで嘘をつかないでよ」
風雅に食い下がられ、春華は言葉に困って黙り込んだ。
54 :
CR春一番:2009/02/11(水) 22:46:43 ID:wX7KNPI3
「(春華の中で今、建前と本音が戦っているんだ)」
春華が本心を言ってくれるのを待ち、風雅は彼女を見つめ続ける。
長くも短くも感じられる沈黙の後、ようやっと春華が口を開いた。
「……そうね。全く知らない人を『未来の夫』って言われても、困るわ」
「うん、そうだね。僕だって同じ立場だったら、きっとあっけにとられていたと思う」
やっと春華が話し出してくれたのが嬉しくて、風雅はさらに言葉を誘うように相槌を打った。
「すごく素敵な人なら、一目ぼれするかも知れなかったけど……」
「うん」
「全く心惹かれなかった。ただの、お父様のお仕事関係の人という感じだったし」
「そうなの?」
「ああいう引き合わされ方も、騙されたみたいで腑に落ちないわ。まるで政略結婚じゃないの」
春華の家系は、代々裕福な商家である。
彼女の両親も祖父母も、互いの家の思惑によって縁づけられた夫婦だ。
だから今回のことも、彼女の父親にとってみれば、当然のことをしたに過ぎない。
しかし春華には、今まで何も言わなかった父がそのように取り計らったことが、裏切られたように感じられるのであろう。
「お父様とお母様みたいな夫婦になんか、なりたくないわ。
いつもお互いを疑って、ちっとも心がつながっていなくて。そんなのいや」
「うん」
「お父様みたいに、よそに女を作る人なんかいやだわ。お母様みたいに、溜息ばかりの人生もいや」
「そうだね。元気のない春華なんて、僕だっていやだよ」
誰が何と言おうと、春華の魅力は天真爛漫で自分本位だということであると、風雅は確信している。
年の離れた夫に仕えるとか、家のためという名目で意に染まぬ結婚をするなどということは、およそ春華らしくはなかった。
「春華は、その人と結婚したくないんだね?」
「そうよ、あんな人と結婚するなんて絶対にいや!」
正直な気持を言って欲しいという、風雅の心が届いたのだろう。
春華はついに本心を叫び、、彼に抱きついて泣き始めた。
涙が落ち、風雅の衣をじっとりと濡らしてゆく。
お転婆な彼女の、普段は全く見せない女らしい姿に、風雅の胸がざわついてくる。
風雅とて、春華に結婚などして欲しくないのは同じだ。
よちよち歩きの頃から、彼はいつも彼女の背を追いかけ、春華待ってよと呼びかけていた。
それがもうできなくなるなどということは、風雅には想像するだに恐ろしかった。
春華は言いたいことを全部言っているように見せながらも、本当に言いたいことは心に留める傾向がある。
幼い頃からいつも一番近くにいた風雅には、それがよく分かっていた。
「あの人、とてもいやらしそうな目で私を見たわ。下から上まで、嘗め回すようにじろじろと」
身震いをしながら春華が言い、抱きつく腕に力を込める。
「あんな人と結婚なんかしたら、私の人生終ったも同然よ」
発育が良く魅力的な肢体を持つ春華を、男がそういう目で見てしまうのはある意味仕方がないこと。
しかし年頃の娘にしてみれば、そうあからさまなのは耐えられないというわけなのだろう。
風雅の手が、そっと春華の背を撫でる。
表向きは、泣く春華を落ち着かせるため。
しかし本当の目的は、好きな女性に抱きつかれて動揺しきっている、彼自身の心臓を静めるためだった。
「春華は、どんな人と結婚したいの?」
自分を懸命に抑えながら、なるべく落ち着いた声色を使って風雅が尋ねる。
春華の中から、昼間に会ったというその男のイメージを、消し去ってやりたいと思ったのだ。
「私のことを、すごくすごく好きな人がいい。私だけを一生愛してくれる人じゃなきゃ、絶対にいや」
「うん」
「どんなことがあっても、私だけを見てくれる人がいい。
それさえ叶えられるなら、顔がまずくても甲斐性が無くても全然構わないわ」
愛ではなく実利によって結ばれた両親を見て育ってきた反動か、春華は瞬時にそう答えた。
「春華のことを、ずーっと想ってくれる人がいいの?」
「ええ」
「(それなら、僕じゃないか)」
声に出さずに風雅は思った。
春華のことだけを見て、春華だけを追いかけて生きてきた自分が、幸せにしてやるべきじゃないのか。
ふと頭に浮かんだその考えは、瞬く間のうちに膨れあがり、彼の思考を支配した。
55 :
CR春一番:2009/02/11(水) 22:48:37 ID:wX7KNPI3
「春華」
深呼吸を何度かして、風雅は気持ちを落ち着けてからおもむろに口を開く。
さっき彼女に抱きつかれた時よりも、彼の心臓はより早鐘を打っていた。
「僕が、春華をもらう。僕と結婚してよ」
「えっ?」
泣き濡れたままの顔を上げて、春華がぽかんと風雅を見つめる。
濡れた大きな瞳が、パチパチと大きくまばたきを繰り返した。
「ねえ、僕じゃだめ?春華は、僕が君の夫になるんじゃ不満なの?」
あっけに取られたまま返事をしない春華の姿に、風雅は焦りを覚えた。
もし断られたら……という不安に苛まれ、知らずのうちに早口になる。
「だって、そんな、風雅は……」
「僕は?」
「弟……みたいなものでしょう?」
確かにそうだ、と風雅は思う。
まるで姉を慕う弟のように、始終春華の後を追いかけては、邪険にされて泣いていた。
告白しようと決意したのに、もう少しのところで思いを伝えられなかったことなど、何度あるか彼自身にもわからない。
しかし、もうそんな子供だましの関係を続けているわけにはいかない。
春華を他の男に取られそうな今、頑張らなくていつ頑張るというのだという思いが、彼を雄弁にした。
「僕、大人になるよ。春華のお父さんに認めてもらえるように、きちんと商売を仕込んでもらう。
頑張って認めてもらえれば、春華をお嫁さんに下さいって、ちゃんと言うから」
「本当……なの?」
「うん、だから安心して。春華を山向こうの三男坊とは結婚させたりしない」
風雅が春華の正面に回り、その両腕を握って力強く言う。
今までにないその男らしい振る舞いに、春華の胸を甘酸っぱい感情が満たした。
「(何かしら、この気持ち)」
残念ながら、彼女がその感情が何であるかに気付くのは、もう少し先のことだ。
「でも、いいの?私を奥さんにするのよ?」
涙を拭って顔を上げた春華が、自信なさげに風雅に尋ねる。
風雅を邪険にし続けていたという自覚は、ちゃんと彼女にもあるのだ。
なのに今こうして、彼が自分のために頑張ると大見得を切ってくれたことが、春華には些か不思議であった。
「いいも悪いもないよ。だって僕は、春華のことがすっ……すっ……」
「何?」
「すっ……すっすっすすっ……すっすっ……す、好きなんだもの」
風雅のたどたどしい告白に、春華は驚いた後に頬を綻ばせた。
女々しくて頼りないばかりだったこの少年も、ここ一番ではちゃんと言いたいことが言えるのだ。
それにしても、結婚を申し込むより、好きだと言う方が難しいとは。
「(なんか、風雅らしいわね。ちょっと可愛いかも)」
さっきの甘酸っぱい感情がまた胸にこみ上げ、春華は知らずに微笑んでいた。
あの風雅にここまでさせたのだ、自分がもうこれ以上めそめそするわけにはいかない、と思いながら。
56 :
CR春一番:2009/02/11(水) 22:49:41 ID:wX7KNPI3
「いいわ。あんたが本当に一人前のいい男になってくれたら、お婿さんにもらってあげる」
「春華っ。ほ、本当!?」
一転して有頂天になる彼を見ながら、今はまだ『ありがとう』と言うべきではないのかもしれない、と春華は思った。
「(だって、風雅は辛く当れば当るほど、私を慕ってくれるんだもの)」
今までがそうだったのだから、今回もきっとそうに違いない。
自分のために頑張ってくれると言う彼に感謝をしていても、春華はそれを口にするのを思い留まった。
「せいぜい頑張ってね。お父様には『今日の人は絶対いやだ』って言っておくから」
彼女の言葉に、風雅が大きく頷いて微笑む。
「そうだね。『あんまりいやだから、家出しちゃった』とでも言えば、きっと無理強いはしないと思うよ」
なるほど、それなら家人も自分の振る舞いを咎めないかもしれない。
この際、風雅のアイデアを頂くことにしようと、春華はちゃっかりと決めた。
「でも誤解しないでね。別に、あんたと結婚したいから今日の人を断るわけじゃ、ないんだからね」
「わ、分かってるよ春華……」
「冴えている」と褒めようとした言葉を飲み込み、春華はいつもの高飛車な口調で釘を刺す。
おどおどと口ごもった風雅を見て、彼女はふうっと溜息をついた。
「(先は長いわね、今のままじゃ、絶対お父様に認めてもらえないわ)」
早く風雅が男らしくなってくれるよう、自分も鍛えてやらねばならないという使命感が春華の胸に湧いた。
「ねえ、帰りに森で木の実を集めて帰りましょう。私が拾うから、あんた、木に登って落として頂戴」
「えっ、そんなの危ないよ。落ちてるのを拾うだけにしようよ……」
「だめよ。やるっていったらやるの」
「う、うん……」
「いいわね。じゃ、さっさと寝る!」
夜の森を帰るより、ここで朝になるのを待ってから帰った方がよさそうだ。
風雅を隣に座らせながら、春華はてきぱきと指示を出した。
それに従った風雅が、彼女にもたれかかられてうっすらと頬を染める。
「(そういえば、夫婦になったら、こいつとあんなこととかこんなこと、するのよね……)」
想像してみても、春華にはいまいちイメージが湧かなかった。
「(まあいいわ。どうせまだまだ先のことなんだし)」
考えるのを放棄し、春華はさっさと目を閉じる。
男らしい風雅など想像できないと思いつつも、彼女の頭の中では、彼と夫婦になることはすでに決定事項だった。
以上です。ありがとうございました。
うおー風雅君かわいすぎ!キュンときました
春一番全然知らんけど今度打ってみるよ!
58 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 21:33:47 ID:M/LQ2558
おおっ、良い話しでした。
春一番、演出がうっとおしくて正直好きじゃないけどツンデレはいいものだ
ぜひ初夜編もお願いします
スカイラブ読みたい
よし、
>>60がスカイラブを書くんだ。
なぜなら自分も読みたいからだ。
ミント「とっこ〜♪♪」
ミント「赤だコノヤロ〜♪」
ミント「青を狙うんだ♪」
ミント「黒だゴラァッ!!」
63 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 19:07:46 ID:nreAvWWK
ミント「ブッちぎりだぜっ♪♪」
リオ「そこの幼女、止まりなさい!!」
ミント「おまいらサイコ〜だぜっ♪♪」
65 :
ほす:2009/03/23(月) 11:48:01 ID:2u8vmQjl
ミント「リオパラ爆走紅蓮隊、総隊長ミント!! 夜露死……」
アリス「まてゴラァッ♪♪」
66 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 15:56:31 ID:qLC2Flgy
60じゃないけどちょっと書いてみた。
「うん、いいよ・・・」アースとラブは飛行船の上で永遠の愛を誓いあった。
その後、ラブは目を閉じてアースの肩に寄り添いこう言った。
「アースって、やっぱ男なんだな・・・。肩がとてもがっちりしてて逞しいな・・・」
「そっ、そりゃあそうさ男だもの」
「私は実を言うと男に生まれたかったんだ・・・。父のライクのように力強く、そして勇敢に戦う男の戦士でありたかった。女性ということで非力な分、アース達に色々と苦労をかけてしまったのが申し訳なくて・・・」
アースはラブの少し弱い面を見たような気がして、あえてこう言った。
「でも、デビル空賊団は現に倒せたわけだし、ラブがキャプテンじゃなきゃ俺も頑張れなかった。俺とラブは幼馴染みだけど前からずっと惹かれていたんだ」
「えっ・・・。アース、前から・・って」
「今だから言うけど、ラブ、俺は君がキャプテンになる前からずっと君を見ていた。一人前の空賊団の戦士になっていつかは君と共にこの空を守りたかった」
「ア、アース・・・」
「まだ一人前の男じゃないかもしれないけど、空の平和と君を守るためにこれからも頑張るよ」
アースの言葉にラブの目からは涙がこぼれ、嬉しさのあまりグッとアースを抱きしめた。
「ありがとう・・・アース・・・あなたはもう一人前の戦士よ・・・」
2人はずっと抱き合ったまま、しばらくお互いの温もりを感じていたがラブがその沈黙を破った。
「下・・・行こうか。私の部屋へ」
「ラブの部屋?」
「うん・・・早く行こっ」
「あっ、ああ分かった」
続く
67 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 15:58:06 ID:qLC2Flgy
飛行船の上からそのままラブの部屋へ向かい、お互いベッドに腰を落とした。
「ふふ・・・アース、女の子に抱きつかれたのって今日が初めて?」
「ちょ、何を言ってるんだよラブ!当たり前じゃないか!」
「(じゃあ、女性の体も今日が初めてってことね・・・)」
ラブは身につけていたブーツと帽子を脱ぎ、そしてスカーフを外し、少しアースに寄り添った。
「わ、わわわ」アースはラブが近づいてきて驚いて離れてしまった。
「ど、どうしたのアース、何で逃げるの」
「ち、違うよラブ。逃げたんじゃないよ。ちょっとびっくりして」
「びっくりしなくてもいいわよ、さあ・・・アースも服を脱いで・・・」
ラブは上着を脱ぎブラとスカートだけの姿になった。アースもドキドキしながらも服を脱ぎ、上半身裸の状態となった。
「へえーー、アースって結構筋肉あるのね・・・、あっ、ここ怪我してるじゃない」
ラブは背中に大きな傷があるのを見つけた。
「それはデビル空賊団との戦いの時にシルビアのムチなどの痕だな。今はどうってことないさ」
「ごめんねアース。私が非力な為に・・・」
「またそんなことを言う。大丈夫だって!」
「ありがとうアース、じゃあ、一緒に横になって」
アースとラブはベッドに横になり、共に見つめあった。
「今日という日は、これからアースと私が一緒に共に戦い、空の平和を守っていく記念の日。誓ってくれる?」
「ああ、誓うさ。ラブも誓って・・・くれるよね・・・」
ラブは手を挙げて「誓います・・・フフフ」
続く
68 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 16:00:35 ID:qLC2Flgy
共に誓いますの手を取って、アースはラブにキスをする。
「ん、んんっ・・・」アースのキスは意外に濃厚だった。ラブは感激のあまりまた目に涙がこぼれる。
次にブラを取りにかかる。アースはラブの背中に腕を差し込み、指を動かして懸命に外そうと頑張る。
「ふふっくすぐったいよアース、でもアースの必死な顔ってこんな風なんだね」
「俺はいつでもこの顔さっ。今は少し緊張してるだけさっ」
「もう・・・意地っ張り屋なんだから・・・」
そして数秒後、ようやくブラのホックが外れ勢い良くブラを抜き取ったら、ラブのたわわなおっぱいがアースの前に現れた。
「きっ、綺麗だラブっ!」
「やだーっ、もっ、もうアースったらあ!」
ラブは即座に胸を隠し、顔を赤らめた。
「もっと見てみたい、ラブの胸・・・」
「み、見るだけでいいの、アース?」
「い、いや見るだけじゃダメだけど・・・」
「わ、わかったわ、さあ、よく見て・・・」ラブは隠していた手を大きく横に広げた。
ラブのおっぱいは非常に大きくもなく、小さくもなく、乳首は着ている服のようにピンク色に染まってピンと立っていた。
「はぁ、はぁ、凄く、綺麗だよ、ラブ・・・」
「アース、じっくり見すぎ・・・。凄く興奮しているみたい・・・」
と思ったのもつかの間、アースが一目散にそのおっぱいに顔を沈めた。
「いやーん、アースったらあ」
「はあ、はあ、凄く柔らかいよ、ラブのおっぱい・・・」
アースはむさぼりつくようにおっぱいを揉み、そして乳首を舐めにかかる。
「あっ・・・」ラブの口から吐息がこぼれた。
アースはラブが乳首に弱いのを知り、逆の乳首を舐めてみた。
「ん、ふう・・・ああん」さらにラブが感じて吐息をこぼす。
「気持ちいい、ラブ?」アースの問いかけにラブはうんうんと頷く。
「アースの力強さが伝わってくる感じだ・・・。もっと、もっと感じさせて」
続く
69 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 16:02:21 ID:qLC2Flgy
そしてアースの手がスカートに伸び、ベルトを外しにかかる。しかし、うまくベルトが外れない。
「あ、あれっおかしいな」片手でかっこよく外そうと思ったが、緊張のせいか外れない。
「アース、慌てないで、ほら、こうよ・・・」ラブが手を取って自らベルトを外してくれた。
「面目ない・・・」ベルトの外れたスカートはラブの太ももを通過し、そのまま足首まで降りた。
薄地の白いパンティ1枚の姿になりラブは「恥ずかしい・・・」と漏らす。
「恥ずかしがることなんてないよ。凄く綺麗だ・・・」アースは恥ずかしさを無くす為に自分もズボンを脱いだ。
「ほら、俺も脱いだよ」
アースのモノはもう大きく天井を向き反り上がっていた。
「ア、アース、おっ、大っきい・・・!」
「ラブを見てこうなったんだぜ。さあ、ちょっと触ってみな」
ラブは恐る恐るアースのモノを掴んでみたが、あまりの固さにびっくりした。
「(凄い・・・私の両手で掴んでもまだそれより大きい・・・)」
「ふふっ、どうだい?ビックリした?」
「ビックリというか、アース、こんなに大きいとは思わなかったわ」
「ラブにお願いがあるんだけど・・・いい?」
「いっ、いいわよ」
「おっ、おっぱいでこいつをしごいてくれないか」
「ム、ムネでっ!?そ、それってパ、パイズリのこと・・・?」
「うっ、うん。ラブのおっぱいで俺の・・・い、嫌ならいいよ」
ラブはちょっと躊躇した。あまりの大きさにビックリしたのもあるがこの胸でこれを挟むのは・・・。
「ほんとにいいの・・・?こんな胸だけど・・・」
「うっ、うん!いいよ!」アースは凄く笑顔になった。
続く
70 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 16:12:21 ID:qLC2Flgy
アースの大きなモノを懸命に挟み、上下に動かしてみた。
「どっ、どうアース。気持ちいい・・・?」
「うっ、うんいいよラブ!上下だけでなく、横にも動かしてみて・・・」
「わ、わかったわ、やってみる・・・」
「ラ、ラブっいいよ!そこっ!」アースは恍惚の顔をしてラブに訴えた。
「ハア、ハア・・・。つっ、次はちょっとくわえてみて」
「えええーーーっ!そ、それってフェ、フェラチオってことー!」
「ご、ごめん言い過ぎたっ!嘘、嘘だよラブっ!」
あの大きなモノをくわえるのは流石に躊躇ってしまったラブ。
「ご、ごめんアース。期待に添えなくて・・・」
「いっ、いいよラブ、俺が言い過ぎた。じゃあ、代わりにラブをもっと気持ちよくさせてあげるね」
アースはラブの最後の1枚の中に手を入れてきた。
「ああーーっ、ハアン」ラブはアースの指が自分の大事な部分に触れた時、物凄い声をあげてしまった。
「い、いやっ声が外に漏れちゃう・・・。ザックやライコウに聞こえちゃう・・・」
「だっ、大丈夫だってラブ。そらっ、もっと感じてくれよっ」アースは愛撫の手を止めない。
「いっ、いやん、あっ、あああ・・・」ラブはさらに声をあらげどんどん気持ちが高揚してきた。
「もう俺の指がラブのジュースでいっぱいだよ」
「ふっ、ふうんだめえアース、恥ずかしいよぉ・・・」
「さあこれも取ってしまおうか」アースはラブの最後の1枚を下ろし、共に生まれたままの状態になった。
続く
71 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 16:31:25 ID:qLC2Flgy
ラブの頬は赤く染まり、もうアースを受け入れる状態になった。
「さあアース、来てっ・・・」
「う、うん、行くよ、ラブ・・・」
アースのモノがラブの大事なところを突こうとしたが、旨く収まらない。
「あ、あれ?おかしいなあ」
「アース、頑張って・・・!」ラブはアースを応援する。
「分かったここだな。行くよっ!」
アースの大きなものが一気にラブの大事な部分にゆっくりと入っていった。
「ああーーーーーん、来るーーーーっ」思わずラブが大きな声をあげた。
「流石にきついかな・・・ラブ、ちょっと痛いけど我慢してなっ」
アースの腰がゆっくりと前後に動き始めた。
「あっ、アースっ、いいっ、そこっ、だめっ、いやん!」
「どっ、どうだいラブ、俺のモノは」
「少し痛いけど、だんだんと良くなってきた感じ・・・。もっと、もっと来てっアース!」
「分かったよ、じゃあスピードアップするよラブっ!」
「あはあーーーーーん、いいっアース、もっとお!」
「ハア、ハア、まだまだ行くぜえラブ!」
アースは今度はラブを四つん這いにし、後ろから突き上げた。
「いやーーーっはあーっ、こっ、これも感じるーっ、アース凄いーっ!」
ラブのおっぱいが前後に揺れ、それを手で掴みながらアースは腰を振り続ける。
「おっぱいもいいーっ、もっと強くーっ!」
パンパンとアースの腰とラブのお尻が当たり、その速度はどんどん増してゆく。
「はあ、はあ、さあそろそろ行くよラブ、どうだい!?」
「はあ、はあ、わ、私ももうイキそう・・・。アース、いっぱい頂戴ーっ!」
続く
72 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 16:53:23 ID:qLC2Flgy
そしてアースは最後の力を振り絞り、ラブを抱き起こし全身を密着した状態で
「ラ、ラブっ、行くよーーーっ!」
「アースっ!行くーーーーーっ!」
ドックン ドックン ドックン・・・
アースの体内から精液がラブの膣内にほとばしる。
「ああっ、ああーーーーーんん」ラブは体に熱いものを感じ、そのままガクンとベッドに倒れ込んだ。
アースもその上からバタンとラブに添うように倒れ、二人ともハアハアと息を荒げて倒れた。
「ハア、ハア、ラ、ラブ、どうだった・・・?」
「ハア、ハア、アース、凄かった・・・」
ラブの大事なところから、白い液体がドロドロと出てきたことに気付き、ラブは手でその精液をすくった。
「アース、い、いっぱい出たね・・・。これって凄く不思議な匂い・・・」
ラブは手に取った精液を匂いつつ、少し舐めて「ふふ、ちょっと苦いね、これ」
「ラブ・・・俺もすごく良かった・・・。大満足だよ・・・」
二人は改めて濃厚なキスをした。しかし二人の汗やらなんやでベッドがビショビショになってしまった。
「ああ、これじゃあラブ今日眠れないね、シーツ替えなきゃ」とアースが言った。
「シ、シーツは後でいいわ・・・ねえアース、もっと汗をかきましょ・・・」
「え、えっ!?」
「さあ2回戦よっ!今度はちゃんとフェラしてあげるからねっ!」
「ちょ、ちょっと待ってよラブ!」といったもののアースはフェラという言葉だけでモノはまたそそり立って来た。
「あらら大丈夫じゃない!さあ頑張ってよアース!」
「とほほ・・・ラブ元気すぎるよ・・・俺、身体持つかなあ・・・」
そんなこんなで、この夜は数え切れないぐらい回数をこなしたそうな・・・。
ザック「なんだかラブの部屋が騒がしいのお、何をしてるんだ?」
ライコウ「ザックよ気にするでないぞ、ワシらも続けるぞよ・・・」
FIN
73 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 17:04:36 ID:qLC2Flgy
とまあ簡単ではありますがスカイラブのエロパロでした。
個人的にエロパロというものを書いてみたかっただけで、
>>60さん、
>>61さんの期待に
応えれる内容ではなかったかもしれません。走り書きになった部分もあります。
(ちなみに、以前アナザーストーリーを書いた者です)
もうすぐ2が登場しますが、「誓います」の部分はパクリですw
また何か思いついたら書いてみます。
>>61=アナザースレでちょこちょこ感想付けてた人です。
スレ放置状態で結局落ちちゃったから、もう興味無くなったのだとばっかり思ってたわ。
また書いてくれたのはすごい嬉しいけど、すまんがギャグにしか見えなかったw
自分の趣味ではラブ姉さんは受身の方が萌えるんだけど
人によってキャラの解釈もそれぞれだろうからね。
2でラブもアースも妙に大人っぽくなってるのは
絶対エッチするようになったからに違いないとばっかり思ってたのに、
「その後の進展は無い」って断言されちゃってるから
公式ではせいぜいちゅー止まりなんだろうなと思ってるw(´・ω・`)
76 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 00:26:39 ID:k9E/EKDq
>>74 あああの時は色々とお世話になりましたwあのスレでは結局思いつかなくて放置状態でした・・・。
エロはやっぱ難しいですわ。私の想像力も大したことないっす・・・。
2もあと1週間!早く打ちたいです!
>>75 ありがとう。
オチはいつもの2人ですw
がんがれ!
今日ツインを初打ちして来たが、アレはヤバイ。
萌え台としての完成度が高過ぎて、金がいくら有っても足らんw
78 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 20:29:41 ID:/5ZRJXxn
南斗鳳凰拳の先代伝承者 オウガイに拾われたサウザーは
オウガイに実の子のように育てられた!
サウザーはどんな厳しい修行にも耐えた
オウガイは厳しくも優しく少年サウザーの心にぬくもりを植えつけた!
最後の試練として目隠しでの闘いを強いたオウガイ
サウザーを待っていたのは余りに悲しい結末であった!
こんなに悲しいのなら
苦しいのなら愛などいらぬ!
若きサウザーの悲しき叫び声がこだまする!
ツインネタ書こうと思うが、それぞれの一人称二人称がわからん
南斗鳳凰拳の先代伝承者 オウガイに拾われたクルミは
オウガイに実の子のように育てられた!
クルミはどんな厳しい修行にも耐えた
オウガイは厳しくも優しく少女クルミの心にぬくもりを植えつけた!
最後の試練として目隠しでの闘いを強いたオウガイ
クルミを待っていたのは余りに悲しい結末であった!
こんなに悲しいのなら
苦しいのなら愛などいらぬ!
若きクルミの悲しき叫び声がこだまする!
のばらさんに超おしおきされたい
かすかに陽光が差しこむブルーの海の底、サンゴ礁のかたわらで、
サムのたくましい肉棒がマリンの小さな肉穴にうずまろうとしていた。
サムはそのまぶしい笑顔を絶やさぬまま、鍛え上げられた厚い筋肉で
マリンを抱きしめ、愛撫し、男の強さを誇示する。
水着をちぎられ、大きな手で荒々しく乳房をまさぐられるマリンが、
顔を紅くさせて女としての快楽に身をゆだねる。
男を迎え入れるべく愛液をさかんに分泌させ、塩水と混じり合う。
魚たちが見守るなか、サムが怒張したペニスをマリンに挿入した。
ぬめりの足りないことによる痛みは、ほどなく快感へとかわる。
マリンのそこは敏感すぎて、すぐにあふれそうになってしまう。
サムの力強いピストンに、声を抑えることができなかった。
「下皿レバーを引いてください! 下皿レバーを引いてください!」
それを合図に、サムがマリンの奥深くで精液を一気に放出させた。
三度、四度、サムの肉棒がはちきれそうに脈動し、己の子種のすべてを、
強烈な快楽にのせてマリンの中へと送り込ませる。
やがて、その動きが完了すると、サムは腰をひいてペニスを抜き出した。
マリンの秘貝がパクパクとうごめいて、行為の再始動を予感させた。
wwww
ツインエンジェルお願いします
保守
このスレはストックタイム中です
スレ下がり気味なので、投稿します。題材は再びスカイラブです。
-----------------------------------------------------
「誓いません!」
この一言で教会の空気が一気に凍り付き、呆然とした参列客はぞろぞろと教会の外に去ってゆく。
神父は心配そうな表情で教会の中に残ったウェディングドレス姿のラブに語った。
「こんな事は1年に1回あるかどうかです。ラブ殿、本当にこれでよかったのですか?」
ラブは少しうつむいた表情で
「はい、神父様。私にはまだ空の平和を守る義務があります。彼には申し訳ないですが、これからもピース空賊団の仲間として一緒に闘っていくつもりです」
「そうですか・・・。また気持ちがお変わりになりましたらいつでもお越し下さい」
「はい、またその時はよろしくお願いします」
一方、今日の主役に成るはずだったアースが新婦のいない控え室でがっくりと腰を落としていた。
ピース空賊団の仲間たち、そしてシルビア、ガストン・・・。皆アースの気持ちが分かるだけに一言も語りかけることができなかった。
「チキショウ、なんでだよ、ラブ・・・。ようやくここまで来たという時に・・・」
少し涙声のアース、ウエディングスーツの裾が少し濡れていた。
「ウッキュ?」エアルだけはこの状況を把握できてないようである。
それから何分経っただろうか、静寂の中ライコウがしびれを切らせて言葉を放った。
「アースや、今日は帰ろう。お前さんが悲しいままではワシらも悲しくなってしまうぞい。なーに、女はラブだけじゃない、他にもいい女はいるはずじゃ」
「じいさん、ありがとう・・・。よく考えたら俺、まだラブにとって一人前の男じゃなかったということなんだろうな」
「アース!お前さんはまだ若いんだ、ほれ、元気を出しんしゃい!」
ザックが背中をポンと叩いてくれて、ちょっと勇気をもらったような気がした。
「おっさん・・・。うん、すまねえ、色々と心配をかけてしまって。さあ、今日は帰ろう」
続く
94 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 23:06:36 ID:EoJ13qR5
アースが立ち上がり、そのままいつもの服装に着替えて仲間達と教会を後にした。
途中でピース空賊団の仲間は一旦別れを告げ、アースは独りで近くにある酒場に移動した。
普段あまり飲めないアースであったが、今日のこともあってか空いているジョッキが机の上に散乱していた。
「うーっ、ヒック、おっ、俺ってどうしてこんなにダメなんだろう・・・。でも、ラブの気持ちが理解できていなかった俺にも責任はあるよなあ・・・。ヒック、グスッ・・・」
酒を飲みながら少し涙を浮かべていたアース、そこに一人の女性が側に寄ってきた。
「空いているジョッキお下げしま・・・ア、アースさん、ちょっと飲み過ぎじゃないですか・・・?」
「君は・・・、ああ、店員さんか・・・おっ、俺の事は放っておいていいよ・・・ウィッ」
「あまり無理しすぎるとお身体に悪いですよ、もう閉店時間も近いですし、もうこの辺で・・・」
「うっ、うるさいなあ。まだ俺は飲むんだよっ、放っといてくれっ!」
アースがヤケになり、ちょっと手をあげた瞬間、腕が店員の胸に「ぷにゅん」と当たり、とっさに「キャッ!」と店員は少し頬を赤らめた。
「ごっ、ごめん!わざとじゃないんだよ、痛くなかった!?」
「えっ、ええ、大丈夫です」
「店員さんにあたるなんて、俺ってどうかしてるよね・・・ハハハ・・・とにかくゴメンなさい」
「何かイヤなことでもあったんですか?」
「べっ、別に何でもないよ、自分が悪いんだし」
「も、もしよければ私が話を聞きましょうか?」
「えっ?話を聞くって?」
「余計なお節介かもしれませんが、何かアースさんの力になれるかなと思って。あ、あの無理にとは言いませんので」
「・・・君には関係ない話かもしれないけど、それでもよければ構わないよ」
「はい、分かりました!じゃあ、そろそろ閉店時間なので、店の後片付けしたらすぐに行きますので、表で待っててもらえます?」
「ああ、夜風にでもあたって少し酔いを覚ましておくよ、じゃあお代はここに置いておくね」
「ハイ!ありがとうございます!じゃあちょっと待ってて下さい、アースさん!」
続く
95 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 23:07:59 ID:EoJ13qR5
彼女のちょっとした笑顔や仕草が、今のアースにはとても癒されるものとなった。
「彼女、意外と可愛いな・・・。胸も結構あるし・・・。イカンイカン、まだ俺酔ってるな」
数分後、酒場の裏から店の片付けを終わらせた彼女が現れ、アースに話し掛けた。
「アースさんお待たせしました!酔いは覚めました?」
「ああ、大分落ち着いてきたよ。夜風が気持ちよか・・」と、彼女の姿を見てアースは吃驚した。
「ちょ、ちょっと君!そっ、その格好は!?」
「えっ?これが私の普段着なんですけど?何か変ですか?」
酒場の店員さん、なんと胸元がぱっかりと開いている白いシャツに、デニムのミニスカート姿でアースの前に現れた。
「いっ、いや変じゃないけど、ちょ、ちょっと目のやり場に困って・・・しまって・・・」
「あー、アースさんもしかして私をHな目で見てます?」
「いっ、いやっそんなことはないよ!店にいる時と全然雰囲気が違ってたから・・・」
「そうですかねえ?まっ、ここで話すのも何ですし、そろそろ行きましょう!」
店員さんはさっとアースの腕を取り、腕を組んで歩き出した。
「(わぁっ彼女のむっ、胸が直接俺の腕に、やっ、柔らけえ・・・。しかも何だかいい匂いがするし・・・やべっ、俺どうかしちまいそう・・・)」
「アースさん、どうかしたんですか?何だか顔が赤いですよ?」
「いやっ、何でもないよっ、俺、まだ酔いが残ってるだけだよ・・・ハハハ。そっ、それよりどこに向かってるの?」
「私の家です。そこなら、ゆっくりとお話できますよ?」
「きっ、君の家っ!?こっ、こんな夜更けにっ?親御さんとかいるんじゃないの?」
「大丈夫、一人暮らしですからいつでもOKですよ」
続く
96 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 23:09:08 ID:EoJ13qR5
この時、アースは色々と考えた。なぜ彼女が一人暮らしの家に俺を誘ってまで話をする必要があるのかを・・・それを問いただしてみた。
「あっ、あのさあ。確かに話を聞いてくれるとは言ったけど、君の家にいきなり俺を入れて大丈夫なの?一応、俺男だし・・・」
「実は・・・わ、私、ずっと前からアースさんの事が・・・好きだったんです・・・」
「ええーーーーーーーーっ!ちょ、ちょっと待ってよあwせdrftgyふじこ」
「あなたがピース空賊団にいるということは知っていて、空賊団の人たちの中で一人汗をかいて頑張っている姿を見て、ちょっとかっこいいな、って思ったんです」
「誰かなあ、と周りの空賊団の方に聞いたらアース隊長って聞いて、いつかお話したいなあ、って思ってたんです」
「そしたら前に空賊団のメンバーが店に来ていて、これはチャンスです!と思い多くの人の中から見つけたんですが、あなたの視線は一人の女性に向いてました。そう、空賊団のキャプテン、ラブハートさんです」
「その時私は感じました。あ、アースさんこの人が好きなんだな、って事を」
「しかも今日ラブさんと結婚式を挙げると聞いた時は、ああ、もうダメ、って諦めてました」
「でも、今日聞いた話で、挙式でラブさんがあなたとは一緒にならないって言ったそうですね・・・」
続く
97 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 23:10:27 ID:EoJ13qR5
アースはびっくりした。なぜ酒場の店員さんにこの情報が漏れてるのか。
「いつの間にその話が君にまで・・・」
「酒場に挙式帰りの人たちが集まってきて、その話を耳にしたんです」
「かーっ!そうなんだ・・・皆ペラペラと喋りやがって・・・orz」
「ごめんなさい、アースさんの名前が出てたので、じっくり聞いてしまいました・・・」
「君が謝る必要なんてないよ。結局、俺がまだ男として認めてもらえなかっただけだ。ハハハ、俺ってダメ男なんだよな」
「そんなことはないです!アースさん、すごくかっこいいし、男らしいと思います!」
「ありがとう、何だか今日は君に助けられた。声を掛けてくれてくれなかったら今頃どうなってたか」
「アースさんが席で落ち込んでいる姿を見て、私がなんとかしたかったんです。今日は、私の家でゆっくりしてください・・・」
アースと酒場の彼女はそのまま彼女の自宅へと向かい、部屋に入ってみると少し暗めだったが、女の子らしく、綺麗にまとまっている。
「へえ、これが君の部屋なんだ。女の子らしいかわいい部屋だね」
「イヤッ、あまり見ないで下さい。恥ずかしいです・・・あっ、何か飲み物でもお出ししましょうか?」
「いいよ・・・何だか今日は色々と疲れてしまって、酒も入ってすぐにでも眠ってしまいそうだ・・・」
「あ、あのっ!寝る前にシャワーでも浴びませんか?」
「そっ、そうか。じゃあ俺が先に入っても構わない?」
「い、いいですよ。バスタオルとかはもう準備してますので・・・」
「ありがとう、すぐに上がるからね」
続く
98 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 23:11:33 ID:EoJ13qR5
アースは裸になってシャワールームに入った。シャワーを浴びながら今日のことを振り返ってみた。
「ああ、今日は長い一日だった・・・。俺がダメ男っていうのもあるけど、挙式で誓いません!は普通無いよなあ・・・、ああ、これからどうやってラブと向き合えばいいんだよ・・・」
「アースさーん、シャワーの温度とかはいかがですかー?」
「あっ、ああちょうどいいよー。ありがとー」「ハーイ!」
「ああ、彼女いい子だよなあ。ラブとは正反対ですごくおっとりしてるし、しかも俺のことを好きって言ってくれるなんて・・・こんなヘタレでも見てくれる人がいるのは嬉しいなあ」
とアースがニヤニヤしながらシャワーを浴びていると、急にシャワールームの扉が開いた。
ガラガラ「失礼しまーす」
「ええっ!ちょ、ちょっと!あqwせdrftgyふじこ」
アースはいきなり入ってきた彼女にビックリし、すぐさま股間をタオルで隠した。彼女もバスタオル1枚の姿だった。
「ちょっと待って!なぜ君が入ってくるの!?」
「ア、アースさんのお背中を流したくて・・・今日色々とお疲れだったと思うので・・・」
「きっ、気持ちは嬉しいけど、いきなり入ってきて、しかも俺の背中を洗うって・・・」
「アースさんが私の家に来てくれたお礼です!こんなことしかできませんけど・・・」
「い、いや嬉しいんだけどね・・・(しかし、彼女色白でいいスタイルだよな・・・いっ、いかん俺の大事なところが・・・)」
「どうしたんですか?じゃあ、お背中流しますのでそこの椅子に座って下さい」
「は、はいぃ・・・」
アースは彼女の言われるがままに椅子に腰掛けた。彼女もスポンジを泡立ててアースの背中を洗い出した。
続く
99 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 23:12:24 ID:EoJ13qR5
「アースさんってすごく背中が広いですね。ガッチリしてるし、ほんと男らしいです」
「いっ、いやいやそんなことはないよ。俺背が低いし、チビなだけさ」
「私、男の人の背中ってお父さんしか見たことないので・・・。あっ、ここ怪我してますよ。痛くないですか?」
「それはデビル空賊団やデーモン空賊団との闘いで受けたキズだ。空の平和を守る為なんだし、これぐらいの怪我は痛くもないよ」
「わーっかっこいい!ほんと、アースさんかっこいいです・・・。」
彼女はそう言うと、アースの背中に抱きついてきた。
「わっ!ちょ、ちょっとどうしたの!?」
「アースさんがみんなの為に闘ってると聞いて、ほんと頼もしい男の人って今思いました・・・」
彼女の大きな胸がアースの背中にむにゅんとくっつき、アースはドキドキしてもう気持ちを抑えられなくなってきた。
「くっ、くっついたら君に泡がついちゃうよ、ちょっと、離れて・・・」
「駄目です!今は、このままでいさせて下さい・・・」
すると足元には、彼女が付けていたバスタオルが床に落ちているのをアースは見つけた。てことは・・・
「(直に胸が俺の背中にっ・・・)だっ、だめだもう俺抑え切れないよ!」
アースの股間はもう爆発寸前、彼女の腕を振りほどき彼女の正面に立った。彼女は胸を手で隠している状態だった。
「きゃっ!ア、アース、さん・・・?」
「もっ、もう俺我慢できない。君のことが、凄く欲しくなってきた・・・」
アースの股間は怒張して上向きに反り返っていた。そして息を荒げたアースに彼女はこう言った。
「ア、アースさん、私のことを見てこうなったんですね。嬉しいです・・・いいですよ・・・」
続く
100 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 23:13:38 ID:EoJ13qR5
ひとまず今日はここまで。続きは明日以降に書込みさせて頂きます。
題材がスカイラブばかりですいません・・・。
101 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 11:27:46 ID:ypEqhZ33
よし、続き待ってるぜ!!
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up9/source/up0995.jpg 角煮版の神に捧ぐ
久々に勢いで書いた
暗い部屋で獣が折り重なるように蠢いていた
マロン「ふ…ふ…ぐ…ぅ」
その獣達はリズミカルに、そして歯車が回るように規則正しい動きを繰り返す
男「マロンちゃんおっぱいがちっちゃいねぇ…彼氏が出来たらいっぱい揉んでもらわなきゃねぇ」
そう言って小さな少女を後ろから抱き締める様に躯をまさぐる
小さな躯…暗やみに浮かび上がるような白い肌を無遠慮にいくつもの手が這う
マロン「ぶはぁ…い、痛い、おっぱい痛いぃ!」
僅かに膨らみかけた曲線とも言えないような平らな胸の突起を、執拗にこねくり回す
男「ほら、ちゃんとくわえてなきゃ」
別の男が不機嫌そうに頭をつかみ、ぐいと顔を引き寄せる
マロン「げほぉ…いゃら…もうやだ…ん゙」
喉元に異物が押し込まれ思わずえずく
女の躯と言うには未完成、いや…まだ女と呼ぶのも憚られるような幼すぎる身体
世間では特異な趣向…
しかし、その特異な嗜好の持ち主が集まっているのだから少なくとも、いやここの空間では正常なのだろう
目の前にあるその至高の躯を喰い尽くさんばかりに獣は群がっていた
男「あーキツイ、キツイまたきつくなったよマロンちゃん」
先程から無尽蔵に白濁した体液を流し込んでいる男が悲鳴を上げる
男「ほら、ちゃんとしなきゃやさしくしてあげないよ…ね?」
マロン「ィヤッ…ち、ちゃんとするから…」
つい先程まで力と恐怖で押さえ込まれていた記憶がよみがえる
(やだやだ、恐いのヤダ、痛いのやだ)
男「でも、もうヤなんでしょ舐めるの?」
マロン「な、舐めるから…ちゃんと舐める…から」
涙を流しながら、ぼやける視界に映る自分をを見下ろす男に必死に懇願する
生存本能からか、自分がどうすればこれ以上ひどい事をされないか、痛い事をされないかその幼い躯は分かっていた
男「んーやっぱりおじさん達も動かないとダメかな?」
男「マロンちゃんも気持ち良くないよね?」
マロン「えッ!?ヤダ…?ヤダヤダッ!ダメッェェ」
男は一人ではない、マロンが精一杯開いた両脚の下にも抱き締めるようにしている男も後ろにいた
男「あー出そうだよマロンちゃん」
マロン「んーッ!お、お腹に…お腹の中に、やだ熱いのヤダ…またなんかッ!」
がっちりとマロンの下半身に2本の性器が杭のように打ち込まれていた物が急にドクンドクンと脈打つ
男「あーなんかすっごく出るわー」
男「ほらおっぱい大きくなるように今度は全部飲むんだよ」
マロン「ゔ…ご……ん、ゲホッ」
男「あーまたこぼした」
マロン「ゲホッゲホッ!」
男「ほら、ちゃんと飲まないとお家帰れないよ?」
男「だんだんお尻もヒクヒクしてきたね、いい子だね」
身動き一つ出来ないマロンにとっては快楽は等価ではない、苦痛でしかない男たちの動きはマロンの心を少しづつ壊していた
(やだ、ヤダ、ヤダッ!!ダメッもうやだ、ヤダッ!)
男「マロンもだいぶ濡れてきたしちょっと気持ち良くなろうか?」
先程までマロンが痛がるのもお構いなしに胸を揉んでいた男が下半身に手を伸ばす
真っすぐ切れ目の入った隙間に指を滑り込ませる
(え!?やだそこヤダ!)
先程マロンは躯にビリッっと痛みを刻み込まれ、その痛みに失禁までしていた
男「またおしっこ漏らしちゃうかな?」
逃げようとしても陰部に刺仕込まれている物で動けない
(やだ、また痛いのがくるッ…!)
その瞬間マロンの躯が跳ね上がる
マロン「んーッ!あ…が…あ゙あ゙ぁ…」
先程の痛みとは違うふわりと浮くような、全身を撫で上げられる様で芯を貫く快感が躯の中をはしった
男「うぅ…お…し、締まるッ」
(な、何?い、今の…感じ!?)
初めての絶頂に躯と意識が追い付かない、ただ一瞬甘いような脳を痺れさせるような感覚だけが何度も繰り返される
男「あれ…もしかしてマロンちゃんイッちゃった?」
ビクンビクンと小さな躯を痙攣させるマロン…それと同時に果てる男たち
しかし、マロンには男たちの声は聞こえていなかった
尻の中で果てた男は、白目をむき口からだらしなく涎と精液を流しているマロンの重さを受けとめながら
ヒクヒクとするアナルの感触と堅くなった乳首をコリコリと弄んでいた
皆が果てた後も一人ニヤリと笑みを浮かべながら下からマロンを突き上げる
男「マロンちゃんもっと気持ちよくしてあげる」
そう言って腰でリズミカルに打ち付けると
マロン「ヒィア!?あーあーあ゙ー」
敏感な躯にさらに快感を送り込まれ、マロンは悲鳴を上げる
ゴリゴリと腹の裏を掻くようにマロンの中をかき回す男
マロン「だぁ゙、…ぁ…め、らめ、あーらめ、らめ、らめぇェぇェぇェ゙ェ゙ぇ゙!!」
マロンはまた押し寄せる快感の波に最後の力であらがうように性器を締め付け絶叫と共にまたに達した
(し、しんじゃう…)
ぎらついた目の男たちをよそにマロンはそのまま意識を失った
無理矢理開かれた快感の扉はもう閉じることは出来ない
快楽に目覚めた幼い躯はもはや無垢な少女では無くなっていた
両手で男根をしごきながら腰を振る少女に男たちは魅了されていた
まるで今日が世界の終わりといわんばかりに精液を絞りだす
マロン「くぅ…す、ごい太い…もっと、もっと…もっとしてぇ、もっと気持ち良くしてぇ!お兄ちゃんの言うこときくからッ!マロンを気持ちよくしてぇェ!」
また一人の少女が快楽の闇に沈んでいく…
隣では同じように犯されながら、褐色の肌をした金髪の少女がうわごとの様に何かをつぶやいていた…
その瞳には王女の輝きは無くなっていた
GJ
褐色の肌をした金髪のデコ少女についてもっと詳しく!
>>93 マダー?
また「続きが思いつかなくて放置しちゃいました」は無しで頼むよ?
107 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 01:47:07 ID:rCvu1kpJ
>>99の続きです
「そっ、それじゃ、いっ、頂きます・・・!」アースは鼻息を荒げ彼女に近づいた。
「!!ちょ、ちょっと落ち着いて下さいアースさん!なんだかアースさんの顔が怖い・・・です」
「でっ、でももう俺我慢できないんだよ・・・」
「その大きくなっているのを鎮めたら落ち着きますよね・・・分かりました、私が鎮めてさしあげます」
「へっ?」
彼女がそういうと同時に、大きな胸を使ってアースのモノを挟み込んだ。
「うっ、うわーっやっ柔らけえ・・・!きっ、気持ちいいっ!」
「うふっどうですか?むにむにっ・・・と」
「はひーっ、おっぱいが俺のを優しく包み込んで・・・ああっ、俺どうにかなりそう・・・」
「それっ、それっ!どうですかアースさん、私の胸は気持ちイイですか??」
「いっ、いいよ凄く!とろけてしまいそうだ・・・」
「ふふっ、アースさんの、どんどん堅くなってますよ・・・さっきより凄く大きくなって・・・ほんと逞しいです・・・」
「ああーっ、たったまらん!体中の血が一ケ所に集まってもうはち切れそうだよ!」
「あん・・・胸の間がちょっとアツくなってきた・・・アースさんの凄く熱いです・・・」
「おっ俺も君の胸の温もりでアツくなってきてもう我慢できないよ!そっ、そろそろイキそうだ」
「えっもうイキそうなんですか!じゃあラストスパート!それっそれっ!むにっむにっ!」
「あああーったまらーん!もう俺、いっ、いくよっ!」
「はいっイッてくださーーい!あはあーん」
「イクーーーーーーーッ!」 ドピュ!ドピュ!ドピュッ!!
「キャッ!すっ、凄い勢い!何これっ!」
「やっ、やべっ止まらねえっ!うっ、はっ!」ドピュドピュ!ドピュッ!
アースの射精は絶え間なく続き、彼女の身体を、そして風呂場のあちこちに飛び散り、一面白濁まみれになった・・・。
続く
108 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 01:48:06 ID:rCvu1kpJ
「アッ、アースさん・・・凄いっ・・・ビックリしちゃった私・・・」
「ハァ、ハァ、俺もビックリしちまった・・・こんなに出たの初めてだ・・・」
彼女の顔や髪にも精液が飛び散っており、彼女は呆然としていた。
「ごっ、ごめん顔や髪にも掛かってしまったみたいで・・・」
「うっ、ううんいいんですよ・・・でも、男の人の精液って、こんなに出るんですね・・・」
「い、いやっここまで出たのは初めてだよ。それだけ君のおっぱいが気持ちよかったって事かな・・・」
「そっ、そうなんですか・・・?何だか褒められちゃった!嬉しいな・・・」
「はぁ、はぁ、ほんと最高のおっぱいだよ・・・」
「うふふっ、アースさん、ありがとうございますっ!」
二人は落ち着きを取り戻し、一面飛び散った精液をシャワーで洗い流し始めた。
「ふふふっ、この白い液体ってなかなか流れないんですね」
「君の髪にもついてるから、俺が取ってあげるよ」
「ありがとうございます!アースさん。どうせだから、お互い洗いっこしましょうか!?」
「そうだね、お互い綺麗にしないとね」
アースと彼女はお互いの洗いっこが始まり、アースの手はおっぱいだけでなく彼女の大事なところにも手がすべっていった。
「あんん・・・アースさんのH!そこは・・・私弱いんです・・・」
「ごっ、ごめんちょっと手がすべって・・・でも、君のここ、少し濡れてるんじゃ・・・ない・・・かな?」
「ふううん、アースさんの意地悪ぅ。駄目ですよお・・・」
アースは調子に乗って少し激しく手を動かしてみた。
「あっ、ああんだめっ、アースさん、私もアースさんの身体を洗わせて下さいぃ・・・」
「俺の身体はもうさっき君が洗ってくれたから、今度は俺が君を綺麗にしてあげるよ・・・」
「わっ、分かりましたからちょっとその手を・・・あっ、ああんきっ、気持ちいいっ・・・」
続く
109 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 01:48:51 ID:rCvu1kpJ
さらに手の動きが激しくなり、彼女は「・・・!」と少し身体をフラッとさせた。
「だっ、大丈夫っ!?ちょっと、やり過ぎた・・・かな・・・」
「はぁ、はぁ・・・アースさん、だっ、大丈夫ですよ・・・ちょっと、私もイッた・・・のかな・・・」
どうやら彼女は軽くイッたようで、身体の力が抜けてその場でしゃがみ込んでしまった。
「ごっ、ごめん、洗いっこはこのぐらいにして、ベッドに横になろうか?」
「はっ、はい・・・ちょっと立てないかもしれませんが・・・」
「大丈夫、俺に任せて!さあベッドに行こう!」
ひょい、とアースは彼女をお姫さまだっこし、持ち上げた。
「きゃっ!ア、アースさん、わ、私重いのに・・・だ、大丈夫ですか?」
「ああ平気さ、君ぐらいの重さのモノなら船内で運んでるしね」
「凄い・・・ほんとアースさん、男らしいですね・・・」
「へへっ、これくらいなら大丈夫さ。さあお嬢様、ベッドに着きましたよ」
彼女を優しく下ろし、ベッドに横にしてあげた。
「ふふふっアースさん、ありがとうございます」
「今日は君からありがとうと何度も言われてるけど、感謝したいのは俺のほうだよ。ほんと、ありがとう!」
「アースさん・・・。私・・・私・・・」
少し泣きそうな顔をしたので、アースは彼女に口づけした。
続く
110 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 01:49:33 ID:rCvu1kpJ
「ん、んんっ・・・アース・・・さん・・・」
彼女もアースを受け入れ、しばらくの間口づけを続けた。
「今日はもう夜も遅いから、一緒に寝ようか・・・」
「はい・・・アースさん・・・」
彼女はアースに近づき、胸元に顔を沈めると同時にそのままスーッ、スーッと眠りについた。
「あっ、もう寝たんだ・・・へへっ、ほんと今日は気持ちよかったよ・・・ありがとう・・・」
アースは今日色々あったが、彼女のおかげで少し心を癒す事ができた。そしてそのままアースも眠りについた・・・。
翌朝・・・
「あっ、アースさん、起きましたぁ?」
「うーーん、あ、あれっここは?そして君は?」
「もうーっ、アースさん!私ですよ、昨日のこと、もう忘れたんですかぁ?」
「・・・えーっと・・・あっ!思い出した・・・。いやはや・・・ポリポリ」
「ふふふっ、アースさんの寝顔、凄く可愛かったですよ・・・」
「へへっ、照れるなあ・・・」
「じゃあ、朝ごはん用意してますから、食べていって下さいね」
アースはヘラヘラしながら「はーいっ」と答えキッチンに向かい二人で食事を取った。
続く
111 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 01:50:27 ID:rCvu1kpJ
朝食後、アースは空賊団の元に行く時間が迫っていた。
「じゃ、じゃあそろそろ俺・・・」
「もっ、もう行かれるのですか?まだ、一緒に居たい・・・のに」
「ご、ごめん、空賊団の皆が待ってるんだ」
「・・・そうですよね・・・アースさんは隊長でしたもんね・・・行かなきゃ皆心配します・・・よね」
「ごめん・・・でも、昨日は本当にありがとう」
「また・・・来てくれます・・・よね・・・」
「あっ、ああ。きっと来る。君のことは決して忘れないよ・・・」
「ありがとうございます・・・私、待ってます・・・」
そう言うと彼女はアースの背中を抱きしめた。ぷにゅん・・・
「あっ・・・あの柔らかい感触がまた・・・いっ、いかんまた勃起してきた・・・!う、う、うわーーーっ!」
「きゃっ!ア、アースさん、あっ、朝からですかあ!?」
「うぉー行っくぜーーーーー!」
「いやぁーーーーん」
アースは今日も彼女のおっぱいのトリコに・・・
ところで飛行場では・・・
「おい!アースはどうした!」ラブが目をつり上げて団員に問いかけた。
「か、艦長!アース隊長がまだ来てません!どうしましょう」
「何っ!?・・・もっ、もうあんなヤツ知らん!放っておけ!」
このあと、遅れてやって来たアースは丸一日ラブにこっぴどく叱られたそうな・・・とほほ
FIN
112 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 01:51:02 ID:rCvu1kpJ
てなことで遅くなりましたがスカイラブエロパロ終了です〜。
今回はラブ2のフリーズ演出の続きを題材にし、アースさんと酒場のお姉さんを無理矢理くっつけてみました。
酒場のお姉さんは「もう一杯!」しか喋らないキャラでしたが、おっぱいを強調していたので、アースさんに捧げましたw
スカイラブばかり書いていますが、思いついたらまた他のキャラでも書いてみたいと思います。
よかったよー。
次も待ってるぜ!
GJです^p^
楽しませてもらいました
次はラブ姉を睡眠中にあれこれだ
>>112 乙〜。ヘタレのくせにモテモテだなww
思ったんだけど
>>112はアース好き? アナザースレの話からひいきされてる気がする。
自分も好きなんで一向に構わんがw
117 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 22:34:11 ID:HG5Eb0/r
112です。レスありがとうございます。
>>113 ありがとうございます。
次はどのキャラにするかは分かりませんが、お楽しみということで。
>>114 GJと言って頂けて光栄です。
次回作を作る時の力になりますね。
>>115 また新たなパターンですね・・・w
色々考えてみます。
>>116 はい、アースさん大好きですw
ヘタレっぷりが何だか自分とリンクしてるので・・・
スカイラブ以外にも、SNK機種には色々なキャラが存在するので
コラボでもしてみようか検討中です。組み合わせは無限大!w
今日夜にタイムリミットを投下します、たぶん
暇な人は支援よろしく
ヤッとできた角煮の神に感謝しつつ投下15レス位
タイムリミットの本編前と言う勝手なストーリーなので細かい突っ込みは無し、セシリアメイン
1、タイムリミットSS・セシリアの最も長い一日
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up9/source/up1035.jpg 「いやらしい躯しやがって…」
ジィィィ…
くっ…
「おっと動くんじゃない、約束どおり確かめないとなぁ…」
……
「ちゃんと裸できたんだな…剃ったのか?(ニヤニヤ)」
も、もういいでしょ!早く渡して頂戴!
「せっかくだから全部脱いでもらおうか」
えっ…!?
少し暖かく湿り気のある夜の潮風が躯をなでていく…
エージェント・セシリアに選択の自由はなかった
ー約10時間前ー
思いがけない知らせが休日のジェシカの元に届いた
それは一瞬夢とも現実ともつかないような内容だった
唯一の救いは知らせを聞く前に十分な睡眠が取れた事と、寝返りを打つ時に素肌とシーツの擦れる感触に悦に入りながら気持ち良く伸びが出来た事くらいである
(なんかこれが最後の朝の目覚めになるかもね…)
鏡に映るセシリアはすでにS級エージェントの顔になっていた
とあるビルの一室、表向きは大企業長谷川コンツェルン所有の一つとされているが、都市防衛にあたるエージェント組織“Fortune”の本部でもある
その会長であり組織を束ねる長谷川邦光はセシリアに事件の詳細を話していた
同じチームの他の二人、ジェシカとサラはそこには居なかった、別件で調査していた組織が今回の事件と関わっていた為、そちらから敵を追跡しているようだ
事件とは極秘に管理していた新型攻撃用衛星の、地上サブ制御装置が何者かに襲撃され制御基盤が盗まれた
狙われた基盤はサブユニットのものであるが、これが敵の手に渡り解析されれば衛星の自体の制御が押さえられ、世界中が攻撃の危機に晒されてしまう可能性がある
そして問題はそれだけではなく、襲撃した敵の正体がまったく掴めないということだ…
事件の狙いや手際が迅速かつ正確なだけに小さな組織ではなく、かなり大きな組織が動いている事が推測できる
ただ表だって活動している反政府組織にはまったくその類の気配は無く、末端と思われる無名組織が各地で同時に動いているとの情報もあり詳細はまだ掴めないでいる
解らないというのは情報が無い場合と情報がありすぎて絞りきれない場合とがあるが、今回ははっきりどちらかとは言えなかった
制御基盤の行方の調査と、敵工作員の正体を探るための諜報活動とアジトの潜入、可能ならばそれの奪還
これが我々“Fortune”に課せられた任務だ…まさに砂漠で1粒のダイヤを見つけるような任務である
長谷川「が、その為にまずある男に接触してほしい…詳しいことはすべては資料に書いてあるとおりだ」
渡された資料に目を通すと思わず我が目を疑った
長谷川「時間が無いのだセシリア…まずその情報を元に皆と合流し該当する組織に潜入・調査して欲しい、我々には敵の確足る情報が今まるで無いのだ
…詳しくは言えないのだが、その男は確かな情報を持ち合わせていると我々は判断した」
私は思わず唇を噛んだ…しかし今はとにかく情報を手に入れることが最優先だ
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up9/source/up1037.jpg セシリア「私を選んだ理由とは?」
長谷川「適任…いや正直に言おう、"彼"からの指名だ」
セシリア「…わかりました」
私は覚悟を決めた、もともと拒否権はない我々が持ちかえるのは成功…只それ一つだ
資料にあるバックアップメンバーと関係情報を頭に叩き込み、有効なプランを練っていく…最低限のバックアップしか期待出来ないようだ
(今回は自分だけの単独任務、状況が状況だけに組織も余計な人員は割けないか…)
しかしセシリアにも数々の任務をこなしてきたと言う自負と実力がある
まず男に接触し敵組織の情報を入手、その後ジェシカ、サラと合流し組織アジトの調査と内偵、可能ならば制御基盤の奪還…
情報がまったく無い正体不明の敵と、どこにあるかも解らない敵のアジト…そしてその情報を握る男
銃口を向けられるにしてもせめて相手の事は知っておきたい、目に見えない悪意ほど回避するのが難しい物はない
目の前にあるのはそれの唯一の手掛かり…長い一日はまだ始まったばかりと言う訳だ
セシリア「バックアップはあまり期待出来ないわね…簡単な男なら良いのに…」
資料に"Unknown"と書かれた男のデータをみて思わずそう呟いた
−なお情報受け渡しに際しては“Fortune”のエージェント・セシリアが単独ど行なう、バイクで指定の時間・場所は以下に記した通り…
なお相手の指示により武器の所持・衣服・下着類の着用は一切認めないとあり、いつもの支給された特殊ライダースーツを着用とも書かれている…
そして現地では男の指示に従うこと、そして情報の交換を行なう−と書かれていた
(余程臆病な男かふざけた男だな…要求は不明、何一つ所持を認めないとあるが情報を交換する気があるというのだろうか?まさに茶番だな…)
セシリアは一瞬頭をよぎった考えを振り払う、あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて思わず自嘲する
が、しかしその予感は正しかった…セシリアは今日、己が今まで経験した事の無い長い1日を経験する事となる
己の"運命"を呪うほどに…
そしてこの事件が発端となり、後にテロリストによる攻撃衛星の制圧という国家規模の大事件へと発展していく事となる…
キィィィ…
ブレーキが軋む、サスペンションが緩やかに衝撃を吸収しタイヤが地面を噛むようにピタリと止まった
整備がよく行き届いた機体だと心の中で感心しながらメットを外した
へばりつく髪を頭を振り後ろへ流すとふわりと先ほど使ったシャンプーの香りがした
垂れ下がる前髪を指ですくと目の前の建築中の高層ビルを見上げる
セシリア「ビジネス街中心部から離れた郊外、テンプレのような“ひと気の無いところ”ね」
事前の調査では一時建設中断のビル、地形的に狙撃はされないが援護も期待できない
じんわりと脇の下に汗が滲むのを感じながら中へと足を踏み入れる
エージエントの第六感なのだろうか?ビルに漂う雰囲気に若干の気持ち悪さを感じた
それは決して吸水性の悪いライダースーツの所為でも、下着を付けていない所為でもない
任務の重圧を両肩に感じながら指定された場所を目指す
エレベーターの前まできたが果たして動くのだろうか?そんな疑問が浮かんだとき突如背後から声がした
「…振り向くなそのまま乗れ」
と同時に目の前で無音で開く扉、背中を押され中に二人で乗り込んだ
セシリア「…あなたがお相手の方かしら?(この私が気配を感じなかった!?)」
「うん…まぁ、ね」
なんとも拍子抜ける返事だった
男は幾つかボタンを押し、最後に指定階の27階のボタンを押した
扉が閉まりガクンと地面が下がる感覚
(地下!?資料には…)
表情を崩さないセシリアに男は軽口をたたく
「ちょっとは…驚いたかい?ふふっ」
そういうと男は歪めた口元を隠すように手持っていき背中を壁に預けた
笑いを堪えるように躯を震わせる男に、楽しそうねと返すセシリアだが、男は答えず目を瞑った、しゃべる気はないらしい
無言の時間がしばらく続いた
(どこまで下がるの?資料では岩盤の下は地下水路だったはず…)
「…ここは、ね、シェルターも…完備して…てね…だ…か…あ……な…ら」
男の声が聞こえづらくなった…と思った瞬間男の顔がグニャリと歪んだ
(な、しまっ…た、これはガス!?迂闊ッ!)
ガスを極力吸い込まないように口を押さえるがそこで意識が無くなった
潮風が鼻を擽る…異物が入ったような刺激で気が付くと、目の前には夜の海が広がっていた
セシリア「…ッ!?(こ、ここは…?)」
どこかの部屋に居るようだ、広い部屋だ…窓から外が見えた、地面が近い、潮風、夜空が見える、椅子に座っていた…家具類は見当たらない
「…気が付いたかい?」
ハッとし声の方を睨み付けると、男はやれやれという仕草で壁に寄り掛かる
男は長身でセシリアより高いだろう、筋肉質ではないが隙がまるで無い
セシリアの中で一瞬さまざまな感情が渦巻くがそれを顔には出さない
(くっ…迂闊ッな、でも…)
「ま、時間はあるんだ…とりあえず…ちゃんと約束守ったかどうか確かめようか…?寝てる間に確かめても良かったんだけどね…」
セシリア「……ッ、わかったわ…」
おもむろに立ち上がると胸元のジッパーに手を掛けた
ジィィィ…
頭の中で為すべき事を反芻しながら、自信に満ちた表情で躊躇いなくヘソ下までライダースーツのジッパーをおろす
窮屈な胸元がはだけ暴れだすように双丘が顔を出す、外気に乳首が晒され、ジッパーのギザギザで乳首がこすれて乳首が少しづつ立っていくのを感じる
さすがに顔を赤らめるセシリアだが、少なからず自分の体付きには自信があった
セシリア「これで…いい?本当に何も持ってないわよ、ちゃんと言われたとおり…」
男がじっと身体を見つめている恥ずかしがる表情をしていると自分でも解る
(何か…躯があつい…?)
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up9/source/up1033.jpg ふっと一瞬、頭がふわふわと何かぼやけるような感覚に襲われた
男が近づいてくるといきなりグッと胸を掴まれた
「いやらしい躯しやがって…」
右手で無遠慮に鷲掴みにするとコリコリと乳首を転がしながら、空いた方でジッパーを更に降ろした
ジィィィィ…
セシリア「くっ、痛ッ…ち、ちょっと(いきなりッ…)」
思わずピクっと背中が仰け反る
「おっと‥動くんじゃあない、約束どおりちゃんと何も着てないか確かめないとなぁ…」
セシリア「……ッ(や、やさしく扱いなさいよ)」
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up9/source/up1035.jpg 「ちゃーんと裸できたんだなぁ…ん?剃ったのか?(ニヤニヤ)つるつるだなぁ?」
男は割れ目をなぞるように隙間に指を差しこみ、撫でまわした
セシリア「そ、そんなのは関係…んッ、ないでしょ!も、もういいでしょ!は、早く渡して頂戴!(こ、こんなのってッ)」
自分で声が上づっているのが解る…完全に相手のペースに落ちていた
セシリア「んっ…はぁ(落ち着け…落ち着きなさいッ冷静な思考能力を取り戻すのよ)」
「そうだな…せっかくだから全部脱いでもらおうか…」
セシリア「えっ…!?」
セシリアの思考回路が追い付かない…ひどく頭の回転が鈍くなっている、単純な条件反射でしか頭が反応していないみたいに
(まさかさっきのガス…?そうだわいくら何でもこの私が…)
少し暖かく湿り気のある潮風が露出された躯をなでていく
しかしエージェント・セシリアに他の選択肢はなかった…指令の為かそれともまだ気付いていない躯のそこの疼きの為か
まだセシリアはそれに気付いていなかった…
「聞こえな…かったかい?脱がして欲しいの?それとも…自分で脱ぐ?」
セシリア「…くっ自分で脱ぐわ(任務の為よこういうのは想定内よッ)」
男を睨み付けるセシリアだがここで拒んでも話しが先に進まない
肩、両腕とライダースーツから躯を抜き、腰に手をあてピッチリとした部分から張りつくようなスーツをはがし片足づつ抜くと解放感が躯を包んだ
傍らに脱いだスーツを置くと男を正面からキッと見据えた、セシリアの中に残る精一杯の虚勢だった
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up9/source/up1034.jpg 「ほーきれいな躯だ…本当に…」
男の思いがけない言葉に一瞬驚く
セシリア「そう…ありがとう(な、何なのよ…ジロジロみないで…)」
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up9/source/up1036.jpg 男の視線が躯を何度も走査するようにセシリアを眺めていた
「それにしても…ふっ濡れているじゃないか」
セシリア「なッ!(何よ…ッ!いきなり)」
視線で確認する為にも指で確認する訳もいかずセシリアは固まる、解ってはいたが努めて考えないようにしていた
男は脱ぎ捨てたライダースーツを掴むとジッパーの根元あたり、丁度…付け根が接していた部分に付いているものを指ですくい指を擦りあわせた
セシリア「ちょ、…ッ(いや、そんなの)」
男のそれが何を意味しているかは自分がよくわかっていた、恥ずかしさから体中が熱くなる
男は指に付いたぬるぬるとした粘液の匂いを嗅ぎながら、近づいてくる
「拭いてあげるよ、折角だから…よく見せて」
セシリア「…ッ!(こ、この男は私をどこまで辱める気だ!)」
「さぁ…はやく」
セシリア「…い…ゃ」
消え入るようなか細い声を思わず発してしまった
(何が目的だこの男は、ただ私を辱めたいのか?それとも…)
男は心理操作と催眠に長けていた
エレベーターで使ったガスはただの睡眠ガスだったが寝ている間にパッチ薬で精神に作用する媚薬が投与されていた
「…情報料かな、それを君の躯で払って貰いたいだけさ…安心してくれ君に恨みやその類は全く無い、ただ…」
セシリア「ただ…なに?(何、なんなの?)」
「俺の機嫌だけは損ねない方がいい…君一人で済む事じゃあ無いだろ?まぁ…どっちでもいいんだけどね
いい忘れていたがここは一帯はセンサーに掛からないし、あのビルからの追跡も探査も不可能…信じるかは君の自由だけどね」
…覚悟を決めるしかないようだ、セシリアの躯から観念したように力が抜ける
(そう、目的は解ったわ…ただ私の躯を自由にしたいだけ、そうしばらく我慢していればいいだけ…それだけよ)
セシリア「…解ったわ」
(解っていればどうということもない、ただ恥辱に耐えれば…それだけで任務は完了する、他を生かす為の自己犠牲よ…)
心の中で自分に必死に言い聞かせる、冷静な自分でいられるために…エージエント・セシリアでいられるために
だがすでにそこにはエージエント・セシリアの姿はなかった…
媚薬と心理操作により冷静な判断力を奪われた只の年相応の女だった
椅子に軽く腰掛けると気持ち脚を開いた、男の視線がどこに向いているのか嫌なくらいよく解った
「それじゃぁよく見えないなぁ」
と、ぐいと片足を持ち上げられた
(な、何でこんな格好…恥ずかしい…)
思わず顔を背けるセシリアに男は持ち上げた脚の足首脚を掴み、さらに拡げるようにした
「指で開いて、よく見えるようにね」
矢継ぎ早に容赦無い言葉が続く
「ちゃんとこっち見て」
屈辱と恥辱、敗北、惨め、そんな言葉が頭に浮かぶ
意を決し男の顔をみた、表情は相変わらず笑みを浮かべ、視線は自分の陰部にむかっている
右手の中指と人差し指で恐る恐る拡げる
ヌルリとした感触に自分でも驚く
「なッ…(わ、わたし…こ、こんなに濡れてる…の?)」
男の表情がニヤリとし、顔を更に近付けてきた
「すべって拡げられないみたいだな…」
図星を付かれ恥ずかしさが頂点に達する
セシリア「クッ…ぅ(どうしてこんな事を…)」
まだ誰にも見せた事無いどころか、自分でもよく視た事の無い処を初めて会った名前も知らぬ男に自らの指で拡げようとしている…
自分のぬるぬるとした粘液が指に絡み付いて滑るためなかなか拡げられない
セシリア「ん……(何でこんなに…)」
「右手の指だけじゃ無理のようだな…両手を使って拡げてみろ」
この指示に従う事がどれほどの恥辱なのか…
細長い指がセシリアの秘処を押し拡げた
くぱぁ…
閉じていた処に張り付いていた粘膜と粘液が伸ばされ拡げられていく
膣の内壁の空洞に反響する様な独特のいやらしい音を立てて、まだ未開の性器が外気にさらされた
セシリア「……(恥ずかしい…)」
恥ずかしさで涙が滲む
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up9/source/up1046.jpg 「……」
男は無言でセシリアの性器をじっと見つめていた、向けられる視線で何か熱を浴びせる様にチリチリと焦がされる感覚
アソコが熱い…恥ずかしさからか、ヒクヒクと襞が動き止めど無く溢れているのが自分でもわかる
「躯もそうだが…こっちも綺麗な色をしているな、珍しいくらいだ」
誉められているのだろうか?
「黒ずみもない…し、ビラビラもおとなしい…膜までついている…ほら閉じようとするな!」
セシリア「もう、ヤメテ…(お願い…)」
「もう少しだ…拡げていろ…ふむ、アヌスも綺麗な色をしている、ほう…剃っているわけではないのか…」
拡げている外周に僅かに生えている産毛に男は気付いた
「未使用な上にパイパンか…自分でもあまりイジッて無いようだし、クリトリスも小さい…」
自分の秘処を観察され事細かに説明される
「処女のエージエントか…君は完璧だな…理想的なものを持っているとはッ…」
男の称賛と全裸で両脚を開いて大事な処を自分で拡げているという状況に恥ずかしさで頭が沸騰しそうだった
セシリア「ひゃあうッ!?(なに!?)」
突如躯に電気が走った
セシリアの男は濡れて愛液が溢れる、恐らく触れられていないだろうセシリアの膣口にベロリと舌を這わせた
グチュ…チュバ…ヂュルルルュ…リュッ…ヂュ…ピチャ
セシリア「アッ!あ゙あ゙…ち、ちょッ…あ…イヤッ、ダメッ…アッアッアッアア!」
初めて味わう快感で頭が痺れる、男の舌が入り口を掻き回す度に下から上へ電気が走る
快楽から逃げようと両脚を閉じようとしてもがっちりと押さえ付けられて動け無い
大事な処を自分で拡げながらツッパッる様に脚を開きながらかすれた悲鳴を上げる
透明な液体の他に濁った、より粘性のある体液が出てくるようになった時男は舐めるのを止めた
セシリア「はぁぁぁあ…あぁ…はぁはぁ、あー…あー」
両脚を開きいたまま足首の先をのばして、痙攣しながら口で懸命に呼吸するセシリアを見ると男は満足した様笑みを浮かべる
「舐められるのは初めてか?」
返事の無いセシリアのクリトリスを肉鞘の上からキュッと摘む
セシリア「ヒィゃッ!」
突然の刺激に一瞬頭がショートする
「聞かれたらちゃんと返事をするんだ…じゃないとまた…」
セシリア「あぁ…ご、ごめんなひゃあい…」
一時的に筋肉が硬直し呂律が回らなくなる
「よし良い子だ…初めてじゃあイケ無いか…(もう少しだなじっくりと調教して最高の雌にしてやろう)」
男は椅子にぐったりと恍惚の顔をしているセシリアを優しく抱え上げるとそっと隣のベッドに下ろした
火照った素肌にシーツの冷たい感触が気持ち良いい…その冷たさを求めセシリアがモゾリと寝返りを打つ
男は瞬時に服を脱ぎ、後ろから抱き抱えるようにセシリアと肌をピタリ付けると"アッ"と甘い声をあげピクンと反応する
「イッた後だから敏感になっているのかな…?大丈夫か?」
そう言いながら首筋にキスしながら、手に納まり切れない餅の様な弾力の乳房を丹念に丹念に揉みしだく
いつも以上に敏感になっているセシリアの躯は暴れるように仰け反る、セシリアはもう何も考えられなくなっていた
セシリア「あっーああっ…ダメダメ、今はダメぇ!」
快感から逃れようとするが、押さえ込まれている為ただビクビクッと反応を繰り返すだけだった
どれほど時間が経っただろう
男はクリトリスを重点的に攻めた、何度も何度もクリトリスを舐める、吸ったり舌で擦ったり、セシリアが何度も気絶するまで舐め続けた
ここまできれいなものならば大抵の男は何時間でも舐め続けられるだろう
抵抗する力も気力無くなり快楽を刻み込まれたセシリアを仰向けに組み敷くと無防備な唇を奪った
まったく予期しなかった口付けに一瞬グッと口を堅く閉じるが、また胸を揉まれた瞬間に舌をねじ込まれた
セシリア「んッンンーッぷはぁ…」
唇と舌がザラリと擦れる感触に溺れそうになる
「可愛いなもう一回…」
わずかな力で抵抗してもまた同じように奪われてしまう
好きになっちゃいそうだ…可愛いな…いい匂いだ…きれいな躯だ…優しくするから…
囁く陳腐な甘い言葉にセシリアは徐々に洗脳されていく
(なんで…こんな…奴に…くやしい…でも…ッ)
女の本能と媚薬と催眠により無意識下に埋められた劣情にセシリアはもう逆らえなかった
元来エージエントは様々な状況に対応出来るように訓練されている
拷問や犯されたりするような場合でも強力なマインドコントロールで感覚や意識を鈍らせる事が出来る
しかしその暗示も知っていれば薬と催眠暗示で解く事も可能だ、この男にとっては簡単なことだった
セシリアのマインドコントロールは簡単に上書きされ記憶操作と催眠を新たに施されていた
セシリアには男が昔から恋い焦がれていたような存在に見えているだろう…
セシリアの男を見つめる瞳が変わっていた快楽に落ちた女の瞳だった
「入れるよ?」
コクンと頷くとセシリアは下から男の首に腕を回す
「あ…お願い…ゃ、ゃさしくして…」
男は返事の代わりに唇を重ねるとセシリアの方から舌を絡めた
セシリア「ん…んッ…はぁはぁ…いいよ…」
下からググッと押し拡げられるような圧力の後、ヌルリと何かがセシリアの中に入ってきた
セシリア「あっ…くぅぅッ…っっッ」
自分の腹の中の形が変わるような感覚と共にヤスリで擦られるような痛みとジンジンとする甘い痺れが同時に襲ってきた
頭が真っ白になるような程の快感が一気に押し寄せてきた
そしてまるで挿入された男の一物の形を覚えるように膣全体が収縮する
セシリア「あッ…クッ…ん……ッ…ふぅ、はぁはぁ…な…に…いま…の?」
「初めてで初イキか…いい子だ…」
男はビクンビクンとまだ震える躯と膣の感触を楽しみつつ、セシリア頭を撫でながら何度もキスをした
恍惚とした表情のセシリアは幸せそうに目を閉じた…
恋人に抱かれているように…
強力なマインドコントロールはを外すにはいくつかあるが自己暗示や強力なショックを使用する方法がある
セシリアはベッドの上で執拗に胸を揉まれながら悶えていた…もう限界だった
(ダ、ダメ気持ち良くて頭がおかしくなっちゃう…胸がこんなに…感じるなんて)
「あ、そろそろ任務の途中報告でもしようか?」
そう言うと男は通信端末画面を見せる
「このファイルに君等が欲しがっているデータが入っているよ…」
それを受け取り本部に送信した、正直拍子抜けするような終わり方だった
セシリア「そう、これでお別れね」
立ち上がろうとした時…
「だと思うよね?だけどこれは時限式で消去されるファイルなんだ、だから見るにはもう一つのファイルが必要になる」
「このプログラムは芸術的な完成度でね、組んだ奴は死んじゃったから応用が利かないけど下手なプログラムを割り込ませれば消えちゃうよ?」
「つまりだもう一つのファイルが欲しければ暫らくまた相手をしなければいけないわけだ…君もまだ物足りなかっただろ?」
セシリア「クッ…卑怯な(なんて嫌な男ッ)」
その後、私は男の言ったことに愕然とした
「君は生け贄、情報の為に最初から売られたんだよ組織も了承済みだったんだよ、つまり差し出されたんだよ俺に…ね」
その瞬間何もかもが信じられなくなり何も考えられなくなった、裏…切られた?私が?男が何かを言っていた様だが私には何も聞こえなかった…
「さぁ続きだ…大丈夫約束はちゃんと守る男だよ…俺は」
そして男は私の脚をまた拡げた、私はただの脱け殻のようにベッドに横たわっていた
セシリア「アアッッッ…き、気持ちいい!す、好き好きィィ」
男にぎゅっとしがみ付き果てるセシリア
「またイッた?」
息を整えると恥ずかしそうに頷くセシリアに優しくキスをすると男はまた腰を動かし始めた
セシリア「え?えっ、また!?ダメ、いまイッたばっか…だか…ら、あん!ダメェ」
言葉とは裏腹に男の腰に脚をまわし少しでも密着しようとまた抱きついた
任務の合間の休みに恋人と愛し合うセシリア、豊満な躯で十二分に快楽を享受し合うふたり
セシリア「も、もうこれ以上は…ら、らめぇぇぇぇっ!」
シーツを掴み躯を強ばらせ、絶頂に達したセシリアの表情は美しかった…せめて今だけは束の間の戦士の休息を…
なかなかいい眺めだな…
いい躯をしている
いいおもちゃを手に入れたな
「一応新しい切り札…なんでね、大切に扱いますよ暫らくはね」
男の一物を大事にしゃぶるセシリア
男は敵組織の幹部と話していた
「頑張ってくださいよ?これだけお膳立てしたんですから」
解っている…陽動、撒き餌に食い付いた後は時間の問題だ
それを聞くと男は通信を切り、モニターを切り変えた
モニターには短髪の褐色の女が手足を縛られている姿が映っていた
「お友達も楽しそうだよセシリア」
サラ「や、やめて…またイッちゃう、イッちゃう…ッ!」
ジェシカ「またいくの?イッちゃうの?またおしっこいっぱい出しちゃう?」
サラ「イヤ…イヤ、出ちゃうまた出ちゃうぅぅ!」
プシャアァァァァ
ジェシカ「アハッまた出た…」
サラ「あ゙ーあ゙ー…出ちゃった…出ちゃったよぉぉ…」
ジェシカ「私…サラの弱いとこは何でも知ってるんだよ?ふふ」
仲間の嬌声を聞いてもまだセシリアは懸命に舐め続けていた
「セシリアも…おしっこしようか?」
そう言いい、バスルームへ連れていくとセシリアは人形から恋人へと変わっていた
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up9/source/up1049.jpg バスタブに脚を拡げ腰掛けさせ羞恥心を煽るようにセシリアを促す
「自分でする?それとも漏らしちゃう?」
男は肩にセシリアの片足を掛け拡げ、指に唾を付けそれをクリトリスに何度も塗り付けていく
セシリア「くッ……んッ」
我慢するセシリアの表情は何とも言えなかった
セシリア「ふ…ん、…アッアッ、あっ…出る出ちゃうー」
ttp://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up9/source/up1049.jpg プシューアア…放物線を描きバスタブに溜まっていく、イク寸前に我慢できず漏らしてしまったセシリア
静かに尻を伝い落ちる雫を拭きとると嬉しそうな表情をした
イクけなかったセシリアはイカせて欲しいと男に目で訴えていた
「エッチな子はお仕置きだな…手ついて指で拡げろ、出来るだろ?」
そう言うと尿の匂いがするバスルームでセシリアは腰を突きだし指で拡げ、モノ欲しそうな顔を向けた
セシリアが任務を受けてから3日が経とうとしている
セシリアは命令一つで男の従順な人形となっていた、調教は進み命令が無くとも男を恋人だと思い込んでいる
“Fortune”は情報の対価としてセシリアを差し出した
この3日間は恋人と過ごしている1日だと思い込まされている、さらに任務も無かったと記憶を操作されている
何度も何日も犯され続けながら、記憶の中では同じ1日を繰り返す
今日もまたセシリアの長い1日は始ったばかりだ…
セシリアの手に入れた情報と男の暗躍により後日制御基盤を取り戻すことに成功するが、それはあくまで事件の序章でしかなかった…
そして彼女達の運命の歯車は回り始める…
タイムリミット本編へ続く
133 :
* イチゴ調教中 * ◆OSYhGye6hY :2009/05/21(木) 04:28:36 ID:jfAfnMk0
以上です
オリジナル設定、エロ以外の余計な描写やちょっとした時間軸の入れ替え
無駄なことがたくさん入りました
その割りにあんまりエロく無かったのは単に巨乳属性が無かったから…
ので趣味をふんだんに入れました
しかし神のおかげでセシリアは結構好きになった
エロ描写のみとか長いのはちょっととか、女視点とか三人称とか要望やらがあればお願いします
最後にコラ神に敬意を表します
あとだれか4万負けた俺に暖かい言葉を
すげーな
絵見ただけでこれだけ書ける情熱はすごい
GJ
純粋に尊敬する!
褐色ショート派ですが十分楽しめました。
こういうキャラには堕ち系がやっぱ合うわぁ
今のところパチ系でスレがあるのって戦国乙女とここだけ?
139 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 23:36:00 ID:jj0uwpNz
112です。次回作(SNKコラボを予定)は現在考え中です。
SNK機種に限定すると、これだけ女性キャラがいるんですが(抜けてたらスマソ)、
どのキャラを登場させれば良いと思いますか?
餓狼:不知火舞・アリス・ブルーマリー・リーシャンフェイ・リリィ
KOF:麻宮アテナ・レオナ・ユリサカザキ・ウィップ・四条雛子・クーラ・ダイアナ・リアンネヴィル
神たま:神野みこし・テンテン・雷華
サムスピ:チャムチャム・ビビ・リルリル・ポノポノ・ミュンミュン・ラアラ
シスクエ:シフォン・ステラ・ミモリ・エルザ
スカイラブ:ラブハート・シルビアローズ・モニカゴールド
クイージ:マフィン
MADG:ラビー・メヒョウ
どきどき赤ずきん:マリー・レイナ・エリカ
球児:七色萌・如月岬
花盛:桜姫・つぼみ
超父:本城ルリ・本城サチコ・マリ・フライクイーン
龍娘:ムイムイ・シャオ
メタスラ:エリカサモト・フィオジェルミ・相川留美
シフォン、ステラ、チャムチャム、マリ
それと、キングオブファイターズ
この台カナリ自分好み!私は女なんですが、ウェイプがかわいくて、ミナコのどすこーいも好きです
3時間程度しかうてないので馬鹿勝ちは無理だけど、負けない程度に遊べてます。
141 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 01:05:45 ID:5zTPT8NL
>>140 ウィップとヒナコじゃないのか?
オレも女だけど、KOFはゲームとしてもスロットとしても大好きだ。
初代はRT引き戻し率低いイメージだけど、ネスツ編はRT中引き戻しが多いと感じたし、
演出が格好良いんだよな。K'演出とかなww
>>139がどんな規模のコラボを予定しているかは分からないが、
餓狼:舞、アリス。
KOF:レオナ、クーラ、ダイアナ。
シスク:シフォン、ステラ、ミモリ。
スカイラブ:ラブ、シルビア、モニカ。
ドキ赤:マリー。
オレはこんな感じで好きだな。
名前が無いキャラだとスカイラブの酒豪バトルのメイドとか、超父の紫髪の眼鏡の娘が好きだ。
後、失礼かもしれないが
>>139は女?
小説の文体に女性っぽさが出てるからさ。
違ったらスマソ。
俺の・・・
ちんこが・・・
真っ赤によォ〜・・・
勃起してんだオラァ!!!
>>141 コラボ自体結構難しいですが、スロの演出等で色々と共通点を探してくっつけようと考えてます。
男×女だけでなく、女×女の絡みも・・・
(例)
アースさんとみこしちゃん(共通点:釣り)
アースさんとチャムチャムたち(共通点:魚)
ウィップとシルビアローズ(共通点:鞭)
K’とビビとラアラとモニカゴールド(共通点:褐色系)
(どうしてもスカイラブ関連になってしまうw)
まあ共通点にこだわらない内容でも思いついたら書いてみます。
ちなみに私は男です。どの辺りが女性っぽさが出てるんですか?
145 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 10:41:11 ID:5zTPT8NL
>>144 男だったのかorz
本当にスマソ。
どの辺りって言われると困るが、文章の文体や話の運び方かな。
何となく感じた程度だから、気に障ったら悪い(´・ω・`)
オレもスカイラブが一番好きだから、スカイラブ関連大歓迎だぜww
個人的には、褐色系と鞭のが好みで見てみたい。
>>144みたいに文才があれば、オレもエロパロ書きたいんだがな。
ネタが監禁、陵辱、調教系と宜しくない系統の物しか浮かばないんだorz
ネオ・G・ファルコン(ややライクの意識あり)×ラブで、
最初は気丈なラブもファルコンの巧みな調教に堕ちていくな内容とかな。
俺的に、見るのは愛情含むエロスが好きで
>>144の作品はキャラ同士の愛が存在するから
見ていてのめり込んじまうんだよな。
これからも楽しみにしてる。
>>143 オレも思わずふいたww
こういうネタ大好きだww
>>145は機種板のラブ2スレで間違いなく自分と会話しているなw
>>107-111に触発されて勝手にその後の話を書いてみた。
とは言ってもところどころそれ前提の文章があるだけで
大半はアースとラブの甘々話です。
酒場のお姉さんは出てこないのでそっちを期待した人にはすいませんw
衝撃の結婚式から一夜明けた、エリシオン艦内ブリッジ、朝。
「艦長、アース隊長が昨夜から戻ってないようです」
「全く、何やってるんだ、アースの奴は・・・」
そうは言っても、結婚式で振られたというのに何事もなくいられるほうが普通ではない。
(いや、どう考えてもこれは艦長が悪いですよ・・・)
心の中でつぶやく団員に対し、
年長であるライコウのみが唯一、思ったことを口に出す。
「一人でヤケ酒してたところに酒場のかわいいお姉ちゃんに誘われて、
ふらふらついていってるかもしれんの〜?」
「なっ!? そんな、アースが浮気なんて・・・」
「いやいや、なにせずっと想いあってると信じきってた女に最悪の形で裏切られたんだからのー。
そんな心の隙間に、美人で巨乳のねーちゃんが入り込んできたらついていきたくもなるってもんじゃ。
そういえばワシの知り合いの婆さんが孫娘の婿を探しててのう。
小僧に紹介して、心の傷を埋めてもらうっていうのもテだぞい」
「ちょっ!? ライコウ、そんなことしたら許さないからな!」
「・・・ラブや。お前さんは結婚式であんな事をしでかしたんじゃぞ?
もし本当にそんな事があったとしても、浮気だなんて咎める権利は無いぞい。
よーく、考えることじゃ」
「う・・・」
さすがは年長の余裕といったところか、
からかっているように見えるが、反省させる意図もあるのだろう。
珍しくたじろいでいるラブを見て、団員達も口々にラブを責めはじめた。
「そうだ、さすがにこれは姉御が悪いぜ」
「式であんなことするくらいなら、せめてその前に中止にした方がマシだったのに」
「アースさんが気の毒です」
いつもは信頼されているラブだが、さすがに今回は団員達から総スカンを食らってしまった。
「あーもうっ、わかったから!
今回の件についてはあとで改めて説明するから、とにかく今日もパトロール開始だ!」
「はーい、了解です艦長」
とは言ったものの、あんな大事件があった後。
団員達の間で私語が絶えないのもしかたがない。
(しっかし、なんでわざわざ式まで挙げて断るかなー)
(姉御とアースって幼馴染なんだろ?
腐れ縁でずるずる来ちゃったけど実は好きじゃないのに気付いて
すっぱり諦めさせるためにあえて皆が見てる前であんなことしたんだったりして)
(さすがにそんな酷いことはしないだろ。けど、もしそうだったら俺にもチャンスあるかな?)
(お前じゃ無理だって)
(でも、アースさんのどこがそんなにいいんだかなー。あれでいいなら俺でも良さそうなもんだけど)
(だよなー、ライコウさんに同意だよ)
(本当に浮気してるから帰ってこないんだったりして)
(えー、でもアース隊長がそんなにモテるとも思えないけどなー?
それにあの人艦長にベタ惚れじゃん、
振られたからって簡単に割り切って乗り換えられるとも思えないけど)
(いやいや、心が割り切れなくても、体だけなら男は簡単に浮気できるぞー?)
(そういやさ、前酒場で話してた時に、店員のかわいくて巨乳のねーちゃんが
「あの人はどなた?」ってアース隊長のこと聞いてきたんだよ。惚れてるんだったりして)
(あいつ単純だからなー、「実はずっと前から好きだったんです!」なんて言われたら
本当にほいほいついていっちゃいそうだよね)
(それで姉ちゃんに迫られたら確実にヤっちゃうわー)
(でもなー、本当にアースのやつ可哀相だよなあ、
俺だったら絶対立ち直れないわー)
(なー)
ラブはあえて聞こえないふりをしていたが、言葉の端々がちくちくと刺さる。
アースなら自分の信念をわかってくれるはず、
そう信じているからこそラブはあんな行動が出来たのだ。
けれど、もし、皆がしているような下世話な想像通りに、
ヤケになって、他の女に誘われるがままにどこかにいってしまったら・・・?
そして、もしも、そのまま帰ってこなかったら・・・?
今更不安になってくる。
わかってくれると思い込んでいるのは自分だけかもしれない。
(アースが帰ってきたら、ちゃんと説明して謝ろう・・・)
・・・と、思っていたはずなのだが。
「た、ただいま・・・」
ぎこちなく帰ってきたアースを見るなり、
「こらっ、アース、何やってたんだ!」
ついついいつもの調子で怒鳴りつけてしまう。
団員達の見ているブリッジでのラブは艦長モード。
カリカリお説教をしてしまったのであった・・・。
一方のアースはというと、いつもと変わらないラブの様子に安心したような、
あるいは、男としてなんとも思われていないからこそ、
何事もなかったように艦長としてのお説教が出来るのか、
複雑な心境で話を聞いていたのであった。
夜。
ラブはエアルを抱っこして語りかけていた。
あるいは、自分の気持ちを整理するための独り言かもしれない。
「ちゃんとアースに謝ろうと思ってたのに・・・ダメだね、私」
「キュゥ・・・」
エアルも悲しそうに泣いた。ラブの心に同調しているのだろうか。
「でも、アースがこの艦に戻ってきてくれて、本当に安心したの。
もし、皆が言うみたいに、アースが誰かとどっかいっちゃって、
そのまま帰ってこなかったらって考えたら、すごく胸が苦しくて、悲しくて・・・。
おかしいかな? 結婚式を台無しにしたのは自分なのに・・・」
ラブは少し泣きそうになってしまったが、すぐに涙をぬぐった。
実際にはアースは戻ってきたのだ。心配する必要なんてない。
が、団員の言葉がどうも引っかかる。
アースが知らない女にほいほい誘われて、あまつさえあんな事やこんな事を・・・。
物心つく前からずっと一緒にいた自分と、通りすがりのかわいいねーちゃんが同価値なのか、
なんて考えると、ちょっとムカムカしてきた。
そんな事は無いだろう、と、思いはするのだが。
「知ってる? 私とアース、エアルが生まれるずっと前から、
毎日一緒に遊んで、勉強して、たまにはケンカもしたけど、仲直りして、
その度にもっと大好きになっていったんだよ」
(私が一番アースを好きだし、アースも一番私を好きなはずなんだから)
「エアル。今からでも、遅くないよね?」
「キュッキュー!」
今度はエアルは元気よく鳴いた。
「ふふっ・・・お前も応援してくれてるのかな? ありがとう。
私、アースのところに行ってくるよ」
一方のアースも、遅刻した分遅くまで任務をこなし、自室に戻ってきていた。
なんだかんだ言って、昔から住んでいる部屋は落ち着く。
もっとも、本来なら、昨夜からラブと二人で新しい部屋に移る予定だったのだが。
(とりあえず今日は戻ってきたけど・・・俺、ラブとギクシャクしたままここにいられるのかなあ)
(あの娘に紹介してもらって、酒場で働かせてもらうのもいいかもしれないな・・・)
どうしようか考えていると、扉をノックする音が聞こえた。
「アース、私」
「ラッ、ラブ!?!?」
アースは即座に扉を開けた。
頭ではさっきまでこれからラブとどう付き合っていくべきか、なんて考えていたはずなのに
感情では諦めきれていないのだ。体は正直である。
「この前のこと、ちゃんと説明しようと思って・・・」
そう言いながらラブは後ろ手に扉の鍵をかけるなり、思いっきりアースに抱きついてキスをしてきた。
(ちょちょちょちょっ!?)
何もこれが初めてではない・・・というか、恋人同士として、それなりにやることは何度もやってきた仲なのだ。
こういう時にはどうすればいいか、体が反応してラブをぎゅっと抱き締め返した。
軽い口付けはつかの間、ラブは舌を差し入れ、より濃密な行為を求めてきた。
(今日のラブは積極的だなあ・・・
でも、俺、皆が見ている前で盛大に振られたはずなのに。
わけわかんないよ)
お互いの息遣いや体温を感じ、段々と体に熱がこもってくる。
顔を離すと、ラブは開口一番にこう告げた。
「アース! 私、アースが嫌いになったからあんなことしたわけじゃないから・・・
自分たちだけ幸せになるより、空の平和だとか、まだ他にやることの方が大事だと思ったから、
でも、私、アースに酷いことしちゃったから、
それで、その・・・こうすれば、アースが好きだって、信じてもらえるかな、って・・・」
いつもの凛々しい姿とは全然違う、もじもじと顔を赤らめた可愛らしい仕草にじーんときて
アースはまた、彼女をぎゅっと抱き締めた。
「うん、信じるよ、ラブ」
(ああ、やっぱり、俺はラブが大好きなんだな)
「アース、ありがとう。
ごめんね、何の相談も無しにあんなことしちゃって。
でも、あなたならわかってくれる・・・よね?」
「うん、さすがにショックだったけどさ。でも、そのほうがラブらしいよ。
俺が嫌われてたわけじゃなくて、本当に良かった」
ほっとしてラブははにかんだ。
「それで、空が平和になったら、改めて、私と結婚して欲しい。
だから、それまで、他の女の子と浮気なんてしないでね?」
浮気という単語にアースはドキッっとしてしまう。
昨夜ふらふらと、酒場のお姉さんに誘われるままに家に泊まらせてもらい、
あんなことやこんなことをしてきたばかりなのだ。
「・・・アース?」
「え!? あ、うん、大丈夫、大丈夫だって! アハハ・・・」
沈黙したアースにラブは不思議そうに呼びかけ、その声に反応してアースはあわてて返事をした。
(えっと、昨日のあれは・・・本番はやってないし! ノーカウント! ノーカウントってことで!!!)
「アース。今夜はずっと一緒にいるつもりで来たから、
おわびの代わりに、今日は私が・・・いっぱい・・・して、あげるからね」
顔を真っ赤にしてうつむいて、最後の方は消え入りそうな声でつぶやいた。
(か、カワイイ・・・)
愛する彼女にこんな事を言われて平静を保てる男はそういないだろう。
元々へたれなアース、
「じゃ、じゃあ、お願いしようかな?」
なんて、間抜けな返事を返すのが精一杯だった。
ベッドに寝転がったアースの上に、ラブが跨る。
「いつもしてもらってばかりだったけど、今日は私からするから・・・
何かして欲しいことがあったら言ってね?
上手く出来るかわからないけど、頑張るから」
そう言うと、ラブはおもむろに服を脱ぎ始めた。
恋愛には奥手なラブが、自ら馬乗りになって肌を晒していく、そのシチュエーションにアースは興奮させられた。
ラブの巨乳は下から見上げるといつも以上の大迫力だ。
「すげー、いい眺め・・・」
「もうっ、バカっ」
ラブは恥ずかしさをごまかすかのようにプイッっと顔をそむけると、
さっそくアースの股間の大事な部分に手を伸ばした。
(もう硬くなってきてる・・・)
ぎこちない手つきでそれを取り出し、まじまじと見つめる。
今まで何度も愛し合ってきたが、こんなに間近で見たのは初めてだった。
(これを、今から、私が・・・。大好きなアースのためなんだから、頑張らなきゃ)
意を決してそれを胸に挟み、
「アース、好き・・・」
つぶやいてキスをすると、またそれは硬さを増した。
恋人同士の愛の囁きは最高の媚薬だった。
「私、こんなことするの初めてでわからないから、どこがいいか言ってね?
いっぱいアースを気持ちよくさせてあげたい」
そして、ちろ、ちろ・・・と、不慣れながらも丁寧に舌を這わせ、
両側からは大きくて柔らかい胸で包み込む。
(アースの、どんどん熱くなって、硬くなってる。私で感じてくれてるんだ・・・)
「うあっ・・・すげー、キモチイイ・・・」
今まで何度も手で揉んで、舌で吸い上げてきたラブの胸だったが、触れる場所が違うとまた違う感触だ。
ラブの大きくて柔らかい胸に挟まれるのはすごく心地が良い。
実のところ、昨晩どころか今朝も酒場のお姉さんにしてもらったばかりではあるのだが、
今晩は普段の姿もよく知っているラブが相手。
凛々しい艦長姿と夜のなまめかしさのギャップは、より一層感情を昂らせた。
(ラブのこんなエッチな表情知ってるの、俺だけなんだよな〜)
なんて考えると、すごく優越感に浸ることが出来るのだった。
そのうえ舌の感触のくすぐったさは初めてのこと。
一番敏感な部分に絶え間なく刺激を受け続けて、すぐにでもどうにかなりそうだった。
「アース、イきそう?」
「うん、ラブがいっぱい頑張ってくれたから、長く持ちそうにないよ」
「ね、その・・・か、かけたい? 顔とか、胸とか・・・それとも、飲んで欲しい?
男の人って、そういうの好きだって見たから・・・
アースも、そういうことしたいの?」
ラブは顔を真っ赤にして、けれど恥ずかしい台詞をちゃんと言い切った。
『おわび代わりに、いっぱいしてあげるから』
そう言ったのは紛れもない本心なのだ。
(うわー、ラブがこんな事言ってくれるなんて。俺、愛されてるんだなあ・・・感動)
「じゃ、じゃあ、飲んでもらおうかな・・・そろそろ、イクよ?」
モノを口いっぱいに含んだラブは、返事が出来ない代わりに、こく、とうなずいて視線を寄越した。
その仕草もまた可愛くて、愛しく思えて、限界まで膨れあがっていたモノはすぐに達してしまった。
ドックン、ドックン・・・
小さなラブの口にはあふれそうなほどの大量の精液が発射される。
「んん、むぅ・・・」
ラブはそれをこぼさないよう懸命にほおばり、少しずつ飲み干していった。
一生懸命なその表情は、男のささやかな征服欲も満たしてくれた。
(はーっ、あの娘には悪いけど、やっぱりラブが一番だなあ)
満足感でいっぱいのアースに対して、ラブははぁはぁと、息遣いが荒くなっている。
心配してアースは声をかけた。
「ラブ、大丈夫? 無理なこと頼んじゃったかな」
「ううん、ちょっと苦しかったけど、大丈夫。今日は、私がしてあげるって決めたから。
けど、こんなことするの、アースにだけだからね・・・。大好きだよ」
「うん、俺もラブが大好きだ」
また、ぎゅっと抱き合って、二人はキスを交わした。
何度言われても、恋人からの愛の囁きは心地良いものだった。
二人はしばらく裸で抱き合っていちゃいちゃしていたが、
やがてアースはラブの体のあちこちをまさぐり始めた。
すべすべのお腹や太ももに手を這わせ、
胸やお尻をむにゅむにゅと揉むと、手のひらに合わせて形がかわる。
「やっ、くすぐったいよ」
冗談めかして笑う様子は、裸にもかかわらず、なんだか可愛くて微笑ましかった。
「してもらうのもすごい気持ちイイけど、やっぱり、ラブにいっぱい触れたいな」
ストレートに言われて、ラブは顔を赤くするが、
あんな酷いことをしたにもかかわらず、まだ自分を求めてくれる事に改めて安心もした。
「うん・・・アースの好きにしていいよ・・・」
言葉に甘えて胸の谷間に顔をうずめると、とても柔らかくて気持ちがいい。
中央の突起を摘まむと、ラブの口からはぁ、と吐息がこぼれた。
「ラブのエッチな声、聞きたいな。さっきはしてもらってばかりで聞けなかったら。
気持ちいい?」
言いながら、更に突起をこねくり回す。
「うん、気持ちいい・・・アース、もっと、して・・・」
さすが今夜のラブはデレデレモード、素直に求めに応じて嬌声をあげた。
今度は女の子の一番大事な部分に手を伸ばすと、ラブの体がビクンと跳ねる。
「すげー、もうこんなに濡れてる」
「アースが大好きだから、こんなになっちゃうんだからぁ・・・」
息を荒くし、目を潤ませて訴えかけるラブの姿に、アースは胸をきゅんとさせる。
(いつもの凛々しい姿もカッコいいけど、エッチなラブもホントに可愛いなあ・・・
俺のラブはいつだって最高だな)
もっとエッチで可愛い声を聞きたくて、
一番敏感な部分を重点的にいじくりまわすと、思惑通りに切なそうな吐息をあげてくれた。
「あっ、そこ、気持ちイイ、気持ちイイよぉ・・・」
「俺もラブが大好きだから・・・一緒に気持ちよくなりたい」
「うん、きてぇ・・・」
そしてラブは自ら脚を開き、アースを受け入れる体勢を作った。
愛している相手だからこそ、恥ずかしい事でも自分から出来るのだ。
「いくよ?」
声をかけると、アースは己の分身をラブの中に突き入れた。
そしてキスをして、胸を触って、抱き合って全身を密着させる。
舌を絡ませあい声は出せずとも、
互いの熱くなった身体で、行為に興奮していることを感じ合えた。
「ラブのなか、あったかくてすげー気持ちいい・・・」
「私も、アースのが、なかでおっきくなってるの・・・すごく感じる・・・」
また軽くキスをすると、それを合図にアースは激しく腰を振り始めた。
「あっ、アースっ、気持ちイイ、気持ちイイ・・・
好きっ、好きっ、好きっ! もっと、もっとぉ・・・!」
「ラブっ、ラブっ・・・! 好きだっ、好きだっ!」
目をとろんとさせて、名前を呼んで、好きだと言って、
相手を欲し合う言葉をうわごとのように繰り返す。
今の二人にはお互いの事しか考えられなかった。
しばらくして、アースは限界が近いのを察すると、反射的にモノを中から抜いた。
間をおかず、白い飛沫がラブの身体に飛び散る。
ラブはそれを見て、なんだか呆然としていた。
「ゴ、ゴメン、汚れるの嫌だった?」
アースはあわててフォローして、手近にあったタオルをつかんでラブの体を拭き始めたが、本人はそれを否定した。
「え? ううん、そうじゃなくて、その・・・中でアースの想いを感じたかったな・・・なんて」
アースは予想外の台詞に嬉しくもあったが、それ以上に驚いて、考えながら答えた。
「そりゃあ、俺だってしてもいいならその方がイイけど・・・
まずくない? 俺たち、結局結婚してないわけだし」
瞬間的にはそこまで考えて行動したわけではないのだが、
冷静に考えても、ラブが皆が見守る前で、「誓いません!」と断言したのはつい昨日の昼間のことなのだ。
無事夫婦になっていれば何ら問題なかった行為だが、
実際には結婚が成立しなかった以上、もしもの場合は大きな問題になる。
「そうだよね、私のせいだもんね・・・本当にごめんね、変なこと言って。
今日の私、アースもわけわかんないよね?
けど、空の平和を守りたいのも、アースが好きなのも、どっちも本当の気持ちなの」
しゅんとうなだれたラブを励まそうと、アースはわざと大げさに言った。
「うーん・・・とにかくさ、早いとこ悪さする空賊団の残党共をぶっとばそうぜ!
そしたらラブも心置きなく俺と一緒になれるんだろ?
空は平和になるし、俺たちも幸せだし、いいことずくめだ」
「うん、ありがとう、アース。
私、まだまだピース空賊団のキャプテンとして頑張るからね!」
2回戦を終了し、再度二人はいちゃついていたが、ラブはふと思い出して疑問を投げかけた。
「ね、アース。昨日はどこに行ってたの?」
質問した本人にとっては深い意図は無い質問だったのだが、
罪悪感のあるアースにとっては見透かされているようで。
「ゴメンラブっ!! 実は、昨日は酒場のお姉ちゃんに告白されて、家に泊まらせてもらって、
それでその・・・エッチなことも、してもらったり・・・」
知らぬが仏なんてことわざを思い浮かべる余裕もなく、青くなってつい白状してしまった。
「このっ・・・私というものがありながら!!! 何してたんだ、馬鹿! 馬鹿!! 馬鹿〜っ!!!!」
ラブは真っ赤になって、グーでアースの胸や頭をぽかぽか殴る。
「わーっ、ゴメン、ゴメンってば!! 絶対、絶対もうしないから! 許して〜」
「何よ! 美人でスタイルが良ければ誰だっていいの!?
今まで私と積み重ねてきた想い出なんて、どうでもよかったの・・・?」
さっきまでの勢いはどこへやら、今度は泣き始めてしまった。
「そんなことないって!
俺、今日ラブと一緒にいて、やっぱりラブが大好きだって何度も何度も思ったんだぜ?
そ、それに、昨日は本番まではしてないし!」
「本当?」
「本当だって!
大体、ここで嘘つくなら、最初っから昨日は浮気しちゃいましたーなんて言わないし、
俺、バカだから隠し事も得意じゃないし」
ラブはうー、と複雑な表情をして、しばらく何かを考えていた。
「アース、ごめんね」
「?」
なぜ浮気した側の自分が謝られているのか、アースは全く話が読めなかった。
「今朝、ライコウに叱られたの。
もし、アースが他の女の子に誘われてどっか行っちゃってたとしても、
結婚式を台無しにした私には、浮気だなんて怒る権利は無いんだって。
だから、ごめんなさい。
ついカッとなって叩いちゃったけど、アースはなんにも悪くないんだよね」
「ラブ・・・」
元々冷静な判断力を持っているラブは、自分の非を客観的に判断し、素直に認めた。
「皆がひそひそ話してたんだ、
アースが帰ってこないのは本当に浮気してるからじゃないかとか、
私たち、幼馴染でずるずる来たけど、
本当は好きじゃないのに気付いて、諦めさせるためにあんなことしたんじゃないか、とか。
もちろん私はそんなこと思ってないよ?
けど、まさかアースが本当に酒場のお姉ちゃんについていっちゃったなんて思わなかったけど」
「だからゴメンって。もう絶対にしません」
アースはいつもより丁寧な言葉で、頭も下げて誠意を示した。
「ううん、謝らなくていいよ」
「でも、俺、ラブが好きなのに、他の女の子と・・・」
言いかけるアースに、ラブは首を横に振って制する。
“振られたんだから他の女の子と何しようが関係ない”なんて開き直ることも出来るだろうに、
それどころかなお謝ろうとするのは、彼なりの誠意であり優しさなのかもしれない。
「もしもこのままアースが帰ってこなかったらって考えたら、すごく胸が苦しかった。
しかも、本当にそんなことまであったんでしょう?
だけど、それでもちゃんと私のところへ戻ってきてくれて、本当にありがとう。嬉しかった」
そう言ってラブは微笑んだ。
「俺もさ、実を言うと、結婚式で振られたっていうのにラブと今までどおりに付き合っていく自信がなくて、
その娘に酒場の仕事を紹介してもらって、艦を降りようかなんて考えてた。
けど、ラブが来たら、頭より先に体が動いてた。
さっきまで、どんな顔して会えばいいのかなんて考えてたのに。
どれだけ頭で難しい事考えてても、本当はラブと一緒にいたいんだなあって」
お互いに想いを伝え合って、二人は笑いあった。
物心つく前からずっと一緒にいて、結婚まで約束した仲なのだ。
結婚式が台無しになるなんて最大級のハプニングがあっても、
長年培ってきた想いまで簡単に消えるはずがなかった。
「結婚はまだしなくても、私はアースが大好きだからね。
ちゃんと伝えたからね? 今度浮気したら許さないからね?」
またすれ違いが起きないように念を押す。
「うん、絶対にしないから。約束するよ」
「それから、これからも、ピース空賊団の仲間としてよろしく頼むぞ?
早いところ空を平和にしないと、いつまでたっても一緒になれないんだから」
「わかってるって。俺、隊長だもんな。
もっと強くなって、悪いやつらをぶっ潰してやるぜ!」
「もう、アースったら・・・」
そんなこんなでこの晩は、愛を確かめるべくもう一周こなしたのだった。
ラブがアースに、浮気相手の女の子と比べてどうだった、なんて言って困らせる場面も見受けられたそうである。
その後・・・
結婚が破談になったはずの二人が、何故以前にも増して仲睦まじくなっているのか。
一部では、マンネリ化した生活に刺激を与えるためのヤラセだったのではないか?
なんて噂まで飛び交ったそうである。
155 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 12:39:18 ID:x75rY6I8
>>146 GJ!
ラブ姉さんの心理描写とか良いなww
最終的にラブラブなのが、かなり萌える。
もしかして、
>>146はファルコンとライクの捏造話のカキコしてた人なのか?
そうだったら、恥かしさの余り軽く死ねる。
>>155 お察しの通りそのカキコも自分。
ジャンルは狭いので、こんなヲタクいネタを妄想する人なんて残念ながらごく限られてると思われ。
前、2のファルコン×ラブは近親要素も入ってますます好物とか書いてたのも
>>155でしょw
しかしなぜ恥ずかしいのかわからん、
エロパロスレに来てる時点で自分もおまいも同類だと思うんだがw
157 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 00:52:25 ID:rxtYpBEj
>>156 や、別にエロい妄想するキモヲタって事は開き直ってるから恥かしくないんだ。
ただ、言われるまで気が付かなかった自分の鈍感&無知さが恥かしいんだorz
近親相姦もオレのカキコだぞww
アースのチンコについてカキコしてスルーされたのもオレww
取り敢えず、地元が自殺の名所だからちょっと死んでくる!
158 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 01:06:17 ID:iDpQkbdD
>>112です
>>146さん
遅レスですが超GJです!
まさか続きを書いてくれるとは・・・しかも中身がかなり濃いし・・・
これは次のSS、がんばって書かねば・・・(現在SNK機種コラボSSを書いてます)
>>158 >>107-111をきっかけに、アースが浮気したらその後どうなるかなーなんて妄想してたら
雑魚団員の勝手な噂話とか、やけに積極的なラブとか、
そもそも、振られたんだったらもう浮気じゃなくね? とか色々と妄想が膨らんでいきまして。
前提の浮気しちゃいましたネタなんて自分じゃ書かないだろうから
この機会に便乗させてもらいました。
本当はラブの負けず嫌いな部分を生かして
「通りすがりの知らない女なんかに負けないんだから!」
という感じでラブからアースにもっと色々させたかったんですが。
誰か書きませんかw
160 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:38:58 ID:Lx/RsZig
>>112です。ようやく次の作品(機種コラボ)が書けましたので投下します。
気になる機種は・・・スカイラブ & チャムチャム のSNKコラボSSです!
「キャップ!燃料がもうねえぜー!」ザックが非常事態をラブに告げる。
「ぐっ・・・、仕方ない、撤退だ!」
ラブ率いるピース空賊団、長く続くデーモン空賊団との戦いですでにエリシオン号の燃料は底をつきかけている。
その時、艦内にガタン!!と轟音が鳴り響いた。
「おい!いったいどうしたんだ!」
同時にラブの声が艦内に響き渡る。
「艦長!燃料が切れてしまいもう飛行能力が限界です!このままでは墜落します!」
「何っ!?」
エリシオン号最大の危機。このままでは地上に激突しメンバー含め艦員の命も危うい状態に。
「ぐっ・・・このままでは・・・ん・・・?あそこにジャングルらしきものが見えるぞ、よし、あのジャングルの森に緊急着陸せよ!」
「艦長!この落下スピードでは機体が破損してしまい、最悪爆発の可能性もあります!」
「森の木々で少しは衝撃を和らげてくれるはずだ!私を信じろ!」
「りょ、了解しました。エリシオン号、ジャングルに緊急着陸します!」
突然のことでメンバー達にも緊張が走る。
「おいおい大丈夫かよ・・・」アースはラブを信じるも心底不安で一杯だった。
「キャ、キャップを信じるしかねーぜ」ザックも涙目だったがラブの言葉を信じた。
「ワシの生涯もここで終わりじゃな。神の御加護を・・・」ライコウはもう神に祈るしかなかった。
そしてエリシオン号がジャングルの森に近づき不時着陸しようとしたその時
「皆伏せろーーーーーーーーーーーー!」ラブの声が響き渡った瞬間!
ドガガガガガーーーーーーーーーン ガリガリガリガリガリ!!!バリバリバリバリ!!!!
「うわーーっ!」
「ギャーーーーッ!」
「ひょーーーーっ!」
艦員達の悲鳴が艦内に響く・・・・・・
続く
161 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:41:03 ID:Lx/RsZig
それから何分経っただろうか。エリシオン号は森の中に不時着したものの、何とか爆発までには至らず、艦内の団員は四方八方に転がるも命までは何とか助かった模様。
「ふう・・・・何とか止まったな」
「真っ暗で何も見えないよ・・・」
「皆大丈夫か・・・?か、艦長は!?」
艦員たちは艦長の行方を捜しまわった。
そして皆の前に艦長が現れた。
「おい!皆大丈夫か!怪我は無いか!」
ラブは少しフラフラしながらも、艦員達の安全を確認するため歩き回っていた。
「艦長ー!」「艦長ー!」艦員達はラブの無事を見届けて安堵の表情になった。
「ラブ!大丈夫か!?」
その後まっ先にラブの元に駆け付けたのはアースだった。
「ア、アースか。ああ、大丈夫だ!アースも怪我は無いか?」
「ああ、何とかね。ザックやライコウもどうやら無事だったようだぜ」
「そうか・・・無事で何よりだ。しかし運良く森に吸収された形でうまく不時着できたな」
そこにドスドスと足音を立ててザックがやってきた。
「キャップ大丈夫だったか!良かった・・・機体がボロボロにやられたけど、突貫工事で治すから心配すんなよ!」
「ザックありがとう、お前がいてくれて本当に助かる」
「今さら何をいうんだい、エリシオン号はワシの最高傑作なんだぜ。任しておけ!」
「よし、ひとまず皆一旦外に出よう」
ラブたちが外に出ると、一面ジャングル地帯。
「皆に告ぐ!ジャングルには野生動物が多いからいつ襲われてもおかしくない!」
「エリシオン号の修復が終わるまで、各自気をつけるように!今日は皆ゆっくり休んでくれ!」
「りょ、了解!」
艦員達は少し震えながらも艦長の指示に従った。とりあえずこの日は皆エリシオン号の中で就寝を取ることに。
続く
162 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:42:33 ID:Lx/RsZig
翌朝
「ふわあーっ、良く寝た・・・大分疲れていたからなあ・・・」アースは欠伸をして皆のところに歩いてきた。
「皆起きたか?さあ今日からエリシオン号の修復だぜ!アース、お前さんも手伝えよ!」
「えーっ俺も!?ちぇっ、分かったよ・・・」
アースはしぶしぶザックの指示に従った。
「アース、お前は修復ではなく偵察機に乗ってどこかに湖とかないか探してきてくれないか。まずは水分を確保しておきたい」ラブはアースに指示を与えた。
「えっ!分かったよ!それじゃ、行ってきまーす」
アースは乗り慣れた偵察機に乗り地上を飛び立った。
「やっぱ俺はこれに乗ってないと落ち着かないよ!う〜ん一面緑だけど・・・湖ぐらいならどこかにあるだろうな」
辺りを何度か見渡していると、不時着した場所から数キロ離れたところに大きな湖らしきものを発見。
「あっ、あれ湖っぽいぞ!あったあった!」
アースは喜んでその場所に近づき、偵察機をジャングルに着陸させた。
「おおおっ結構大きい湖じゃん!しかも綺麗な水だし!・・・ちょっと待て、ラブからはとりあえず場所を探せと言う事だったから一旦報告しに戻るか」
アースは湖を発見したことで舞い上がっていたら、ガサガサという音がかすかに聞こえた。
「ん?今何かガサガサっていう音がしたけど・・・風かな?まあいいか。さーて戻るとするか」
アースが偵察機に戻ろうとしたその瞬間!
「それっ!皆行くニャーーーー!」
「うわっ!なっ何だ!?」
「ガオーーーーーーーーーーーー!」
草むらの影からいきなり何者かがアースに襲いかかってきた!
続く
163 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:45:04 ID:Lx/RsZig
「うわっ!ちょ、ちょっ何だこの集団は!うわーーーーっ助けてーーー!」
「ニャーーーーン!ニャーーーン!」
アースは猫のような動物達に羽交い締めされ、身動きできない状態。
「ちょ、ちょっと待ってーーーー!俺が何をしたっていうんだよーーーー!」
アースが叫んだ瞬間、動物達はその手を止めた。
「アッ!これ違うニャン!間違えたニャン!」
「あれーっコロロじゃないよーチャムチャムー」
「何だよてっきり奴等だと思ったのに・・・」
「へっ・・・?ニャンって猫?しかもしゃべってる・・・?」
アースはなぜこの猫達が言葉を喋っているのか一瞬悩んでしまった。ひとまず手が止まったので思い切って聞いてみた。
「あっ・・・あのさあ、君たち・・・誰?」
「ご、ごめんなンだ、ごめんなンだ」緑色の髪の猫が頭を下げ、まるで人間が謝るような仕草をし始めた。
「てっきりコロロだと思ってたニャ、ほんとごめんなンだ」
「ま、まあ人違いだった、ってこと、かな・・・何か女の子・・・みたいだな」
「私からもすみません、すみません」今度は青色の髪の猫が謝り始めた。
「い、いやいいよ、分かってくれたんなら・・・」
アースは一瞬何事かと思ったが、人違いということで内心「助かった・・・」の安堵感で一杯になった。
続く
164 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:46:42 ID:Lx/RsZig
「どなたかは存じませんが、ケガをさせてしまったので、おわびに私達が治してさしあげます」
青色の髪の猫がアースのケガを治そうとまずアースの手を取った。
「えっ?どうやって治すの?薬とかあるの?」
「こうやって治すんですよ」と青い髪の動物はいきなりアースの腕をペロンと舐め始めた。
「うっ、うわーーーーっ!」アースはいきなり舐められてビックリし、後ずさりした。
「ちょ、ちょっといきなり舐めるなんて・・・」
「あら?私達は怪我をしたら傷を舐めて治すのが普通なんですけど・・・?」
「いっ、いや猫なら確かにそうかもしれないけど、お、俺は人間だから」
「大丈夫ですよ!御心配なく!さあ、チャムチャムもビビも手伝って!」
「はいニャ!」「おう分かったぜ」
アースは三匹の猫達に囲まれ、顔、腕、身体、足などの傷を順々に舐められ始めた。
ペロッ、ペロッ、ペロン・・・
ペチャ、ペチャ・・・
ペロ、ペロ・・・
「・・・(おおっ何だか気持ちがいい・・)っていかんいかん!」アースはなぜか猫達の舌遣いに少し興奮してしまった。
「うーん所々に傷をつけちゃいましたねえ、あら、ここも・・・」青い髪の猫が今度はアースの下腹部を舐めに入った。
「(うへあああああ)そ、そこは俺弱い・・・」
アースはヘソの辺りを舐められて恍惚の表情。しかも少し勃起してきた模様。
「いっ、いかん俺のチ○コが・・・し、しかしこれだけ舐められると・・・」
青色の髪の猫が下腹部を舐めている時に、手がアースの下半身へふいに移動して、コン、と何か手に当たった。
「あれっ?この辺に堅い棒みたいなものがありますけど何ですか?」
「!!い、いや何でも無いよ・・・もっ、もう大丈夫、傷は良くなったからもう舐めるのを止めてもいいよ」
「えー他にも傷があるんですけど・・・」
「こっ、この位の傷なら大丈夫さ!と、とりあえず俺は行くところがあるから、ま、またね」
「あ、あのお名前は・・・?」
「お、俺はアース・ジャスティスさ」
「私はリルリルです、そして隣がチャムチャム、ビビです。今度ここに来る時があれば、また傷を舐めてあげますね」
「わ、わかった。じゃ、じゃあこれで・・・」アースはなぜかがっかりしながらも、股間を抑えたまま偵察機に乗りピース空賊団の元に戻った。
続く
165 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:48:18 ID:Lx/RsZig
「遅いぞアース!どこまで行っていたんだ?」戻ると同時にラブの声が。それもそのはず、すでに日は落ち夜になろうという頃であった。
「ご、ごめんちょっと野生動物に襲われて・・・」
「な、何っ!で、大丈夫だったのか!?怪我はないのか!?」
「け、怪我は少しあるけど、ま、まあ何とか助かったよ・・・」
「よ、良かった・・・アースに何かあったら、私・・・」
「(ラブ、俺のことを心配してくれてるんだ・・・)ごめん、ラブに心配かけちまったな・・・」
「ううん、アースさえ生きていてくれたら私はいいの・・・(涙)」
「ラブ・・・」
アースはラブの涙を手ですくい、気持ちを落ち着かせたところで
「・・・あ、そうだ湖を見つけたんだ。少し離れた場所だけど、結構綺麗な湖だったぜ」
「そうか!じゃあ飲み水にもいけそうだな!明日にでも汲んできてくれるか?」
「分かったよ!・・・ククク」アースはなぜか湖にいくことが楽しみになっていた。
そして翌朝
「ザック、俺は湖に行って皆の飲み水を確保してくるから、引き続きエリシオン号の修復を頼むぜ」
「任せておけ!早く美味しい水をたらふく飲ませてくれよ!」
「ああ待っていろ、いっぱい持って帰るからな、さあ出発だあ!」
「何かアース元気だな・・・?そんなに湖に行くのが嬉しいのか・・・?」
ラブは少し怪しいアースが気になったが、とりあえずエリシオン号の修復をザックと共に進めた。
続く
166 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:50:03 ID:Lx/RsZig
アースが偵察機に乗り数分後、目的の湖に到着した。
「さーて湖の水をこのタンクに入れて・・・」
アースは水を汲みながら周りをキョロキョロしていたが、昨日の猫達はいない様子だ。
「何だー、今日はあの猫達いないんだな。ちょっと残念・・・」
とその時森の中で青色の髪の猫が歩いているのを見つけた。
「あ、あの猫たしか昨日の・・・!おーい、リルリルー!」
リルリルはその声に反応し「あっ!アースさんじゃないですか!」と笑顔を見せてこちらに近づいてきた。
「今日も湖に来たんですね、傷は癒えましたか?」
「傷はもうすっかり治ったよ。今日はちょっと湖の水が欲しくて・・・。あれっ、側にいる赤毛の猫は・・・?」
「あっ、この子ミュンミュンって言って、今日は一緒に魚を取りに来たんですよ。ほら、ミュンミュン怖くないよ・・・」
「・・・」
「ど、どうもミュンミュンちゃん。俺、アースってんだ。よろしく」
「・・・」
「ど、どうしたの?」
「アースさん、この子ちょっと怖がりなんです」
「そ、そうなんだ。ごめんねミュンミュンちゃん、俺怖かったかな?」
ミュンミュンは少し首を横に振ってアースの問いに答えた。
「ん・・・何だか可愛いね」
(ポッ・・・)ミュンミュンは少し顔を赤らめた。
「あらあらミュンミュン恥ずかしがって・・・ふふ、じゃあ魚取りに行きましょう」
「魚取り・・・!!!ちょ、ちょっと待ってよ。俺も一緒についていっていい?」
「えっ・・・?いいです、けど・・・」
「実は俺は釣りの名人なんだ(自称だけどw)」
「つ、釣りって何ですか?」
「(あ、そうか猫が釣り自体知ってる訳ないか)えーっと、道具を使った魚取りのことさ」
「へーっそんな道具があるんですか。みんなにも教えてあげなきゃ!じゃあ、みんなを連れてきますので向こうの川で待ってて下さい!」
「わかった。じゃあ俺は道具を運んでくるね」
続く
167 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:52:12 ID:Lx/RsZig
>>112です。
とりあえず今日はここまで。
思いっきりベタな展開ですが、何とかアースさんとチャムチャムたちをくっつけましたw
この後の展開は皆さんの御想像通りの展開になる、かも?
168 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 00:40:02 ID:DVNHVph1
支援あげ
支援上げ
無理にエロ入れなくてもいいんじゃない?
いやさここエロパロスレなのはわかってるけど(´д`;)
171 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:26:38 ID:OBy6mSoS
>>112です。続きを投下します。
アースは水汲みのことも忘れ、釣り道具を川に持っていった。
数分後、リルリルたちがやってきた。ポノポノも遅れてやってきた。
「アースさんお待たせです。みんなに「釣り」っていうものを見せてもらっていいですか?」
「よーし見ておけよ。しかし久々にこのウキを使うけど釣れてくれなきゃ困るから頼むぜタフマン!」
「アースの旦那!今日は川釣りですかい!大丈夫!任しておけって!」
「じゃあいくよー、釣りってこうやるんだよ」
アースはタフマンウキを付けた釣り竿をピンと投げる。猫達も見た事のない魚取りの方法に真剣なまなざしを送る。
チャムチャム「わー面白そうニャ!」
ビビ「そんな棒っきれで取れるのか?」
リルリル「わくわく、わくわく」
ポノポノ「じーーーーーっ」
ミュンミュン「・・・アースくん・・・」
するとタフマンウキがピクンと動き気合の一声「おい!アースの旦那!引いてるぜ!」
「よし来た!そりゃーっ!」
アースが竿を一気に引くと、大きな魚が空に舞い上がりそしてアースの足元にバタバタと威勢よく跳ねてきた。その光景を見た猫達は一斉に
「うわーーーーーーっ!凄ーーーーーいニャ!」
「どーだい!こうやって魚を取るんだぜ」
「わーい!ボクにもやらせてーー!」チャムチャムは好奇心旺盛でアースの元に駆け寄った。
「アースさん!凄いです凄いです!」リルリルの目はキラキラと輝きアースを見つめる。
「へーやるねえ、大したものだ」ビビは腕組みをしながらアースを見ている。
「・・・ふ〜ん・・・」ポノポノはぼーっとしながらもアースの技に感心していた。
「あわぁ(ぽっ・・・)」ミュンミュンはアースの鮮やかな技に顔を赤らめた。
続く
172 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:27:55 ID:OBy6mSoS
アースの周りに5匹の猫が集まり、釣り道具を興味津々に触ろうとしていた。
「こらこら、待って待って。・・・この猫達って言葉はしゃべれるし、服も着ているし何かコスプレした女の子、みたいだな。すごく柔らかいし・・・ヘヘ」
アースは彼女達の肌が身体に密着し、猫とはいえ先日のこともあり少し興奮してきた。
「ほんと肌触りも人間と同じだよなあ。うっチ○コ勃って来たwマジかよ猫相手に」
「あれーっ昨日の棒みたいなのがまたここにありますよー」リルリルが皆に堅い棒のことを告げると、アースはギクッとなり
「あっ駄目だって触っちゃ!」
「隠さないで下さいー」リルリルがアースの股の間にスルリと入って来た。
「リ、リルリル駄目だよーー!」
リルリルはそのままアースのズボンを取った。
ビヨヨヨーーーン
・・・アースの股間はもうはち切れんばかりに元気に立ち上がっていた・・・
「はああ・・・見られちまった・・・」彼女達の視線が一気に股間のイチモツに。
「バッ、バナナンだ!」
「ええっバナナン!?」
「・・・!!!」
「バナナン」という言葉に咄嗟に反応したのは・・・何とミュンミュン。
「ミュンミュン、バナナン食べるーーー!」
「うわぁーーーーっ!」
ミュンミュンの手がアースの反り返ったイチモツを掴み、そして丹念に舐め始めた。
続く
173 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:29:10 ID:OBy6mSoS
「う、うわっミュンミュンちゃん・・・そ、それ俺の・・・」
「ペロン、ペロン・・・ミュンミュン嬉しいーーー」
「うわーボクもボクもーーー」チャムチャムもバナナンと勘違いしアースのイチモツを掴み舐め始める。
「はあぁーーーーーーっ!」彼女達の柔らかい肉球がアースの性感体を刺激し、さらに興奮度が増してゆく。
「はむっ・・・」ミュンミュンが今度は先っぽをくわえた。歯を立てずに、はむはむと頬張るだけの動きにアースはもう絶頂寸前。
さらにチャムチャムのお尻が顔に密着し、大事なところも丸見え状態。「ノ、ノーパン・・・!!!」興奮度は最高潮。
そのときリルリルがちょっと身体をモジモジさせてきて「や、やだ。私オシッコ漏らしたのかしら・・・」股間からなぜか汁のようなものが垂れてきた。
「・・・リルリル・・・私もオシッコかな・・・」ポノポノがリルリルと同じように股間から汁が垂れてきているのに気付きモジモジしていた。
「ポノポノも?何かしらこの汁は・・・。少し身体も熱いし・・・」
「あーっ!あの舐めているの、パクパクも同じの持ってるぞ!バナナンじゃねえぞ!」ビビが大きな声で喋ると「えーっ、バナナンじゃない?じゃあ、これは何なンだ?」とチャムチャムがアースのイチモツを掴んだ状態で問いかける。
と、それと同時にアースは興奮が最高潮に達し、イチモツから白い液体を四方八方に飛び散らした!
ドピュッ!「う、うわぁ!なンだ?」
ドピュッ!「きゃあ!」
ドピュッ!「あわぁ・・・」
ドクン、ドクンとアースの腰の動きに合わせ白い液体は何度も空中へと舞い上がり、辺り一面が白色に包まれた。
「バナナン、しぼんじゃった・・・」ミュンミュンがそう言うと同時に、アースは下半身を出した状態でそのまま目を閉じて深い眠りについた・・・。
174 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:30:22 ID:OBy6mSoS
数時間は経っただろうか、アースはようやく目を覚ました。すると周りにさっきいた猫達が心配そうな目でアースを見つめていた。
「あっ!起きたニャ!」
「よかった〜」
「おう、大丈夫みたいだな」
「あ、あれっ?ここは?」
「ボクたちの家だよ。さっき川でアースくん眠ってしまったニャン」
「そ、そうか・・・俺イッてしまって・・・あれ?何か頭の部分が柔らかい・・・」
「アース、くん・・・エヘヘ」
アースは何とミュンミュンに膝枕されている状態だった。ミュンミュンの小さな手はアースの髪の毛を毛繕いしていた。
「ああ、ミュンミュンちゃんか、びっくりした」
「エヘヘ、ミュンミュン、綺麗にしてあげるね」
ちょっとぎこちない感じではあるが、アースにはそれがなぜか心地よかった。
「アースさん・・・。ミュンミュンたら、アースさんのことすごく気に入っちゃったみたいです・・。アースさんが寝ている間からずっと側を離れないし・・・ミュンミュンのこんなに嬉しそうな顔、久しぶりに見ました」横でリルリルが寝ている間の状況を説明した。
「そ、そうなんだ。ミュンミュンちゃん、さっきはゴメンね。びっくりさせてしまって」
「ううん・・・そんなことないよ・・・」ミュンミュンは笑顔で顔を横に振った。
「ハハ・・・ほんと可愛いなあ・・・」
続く
175 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:31:15 ID:OBy6mSoS
「・・・アースさん、ちょっといいですか・・・見てほしいものが・・・あるんです」リルリルが少しうつろな目でアースに問いかけた。
「えっ何だい?」
「さあポノポノも・・・実は、さっきアースさんが川でバナナンを舐められてる姿を見てから、私達のここ、さっきからずっと濡れたままなんです・・・」
リルリルとポノポノがアースの顔の近くで、突然自分の服を上にたくし上げた。すると彼女達の股の間からツーッと透明の汁が滴っていた。
「ブッ!・・・ちょ!ちょっと待って!」アースは彼女達の大事な部分を間近で見せられてしまい、思わず吹いてしまった。
「さあ、もっとよく見て下さい・・・身体も何だか熱くて・・・何なんでしょう、このお汁・・・。あっ、オシッコじゃないですよ・・・」リルリルとポノポノは少し顔を赤くしながらも、アースに何事なのか教えてもらおうと必死だ。
「うわぁ・・・彼女達のアソコスゲー濡れてる・・・ムワッとする匂いがたまんね・・・い、いかん、理性が・・・」
頭にはミュンミュンの膝枕、そしてリルリルとポノポノのアソコが目の前に。さっき出したばかりで萎えていたアースの分身に熱いものを感じてきた。
「うぉ・・・、俺のどんだけ元気なんだよ・・・だ、大丈夫さ・・・俺が、治して、あげるよ・・・」
アースは空いている両手を使って、彼女達の股の間に手を入れて、スジにそって指をなぞらせた。
「ニャアアアアアン・・・!!!」リルリルとポノポノはビクッとし、同時に喘ぎ声をあげた。
「ア、アースさん、何だか・・・気持ち・・・いいです・・・」
「ポ、ポノポノ・・・こんなの・・・初めて・・・」
「すげー、彼女達の汁がどんどん溢れてきやがる・・・」
リルリルとポノポノは足をガクガクさせながらも、アースの手の動きにどんどん顔が赤くなってゆく。
続く
176 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:32:08 ID:OBy6mSoS
「けっ、何してんだよ、お前等・・・」ビビは先程から少し冷ややかな視線で見ていたが、少し落ち着かないので同じように股間を触ってみると「ええっお、俺も・・・?」ツーッと透明の汁が・・・。
「・・・!」ビビは驚いてもう一回確かめようと股間を触ったときに、ちょっと指先が突起のような部分に当たり、「ニャウン!!!」と今まで発した事のないような声をあげた。
「な、なんだ・・・?これ・・・き、気持ちいい・・・」ビビはその突起の部分をもっといじってみると、さらに身体が熱くなり自分でも信じられないぐらいの興奮が増してきた。
「ニャ、ニャ・・・た、たまんねー・・ぜ」ビビはペタンと座り込んで、自分のアソコをぐりぐりといじりながら顔を紅潮させていた。
「ムヒョー、ビビが股を広げて自慰してる・・・ま、まずい俺・・・」アースはこの光景にもう我慢できず、分身はさっきと同様に天を向いてガチガチになってきた。
それを見たチャムチャムとミュンミュンが「あー!バナナン復活だー!」「わーーーーいバナナンだーーー」
チャムチャムは咄嗟にそれを掴み、膝枕していたミュンミュンもバナナンに反応しすぐさまアースの分身にしがみついた。
「うわーーーっ、またかーーーー!」チャムチャムとミュンミュンはさっきと同じようにバナナンを舐め始めた。
すると自慰をしていたビビがやってきて「ア、アース、俺おかしくなってきた、舐めてくれたら治るかも・・・」とグチョグチョに濡れている股間をアースの顔に近付け、舐めてもらおうと懇願した。
もう凄い状況だった。アースの口はビビの股間を舐め「ペチャ、ペチャ・・・」両手はリルリルとポノポノのスジを愛撫し「グチュ、グチュ・・・」分身はチャムチャムとミュンミュンに舐められ「ペロン、ペロン・・・」。
アースと5匹の猫達・・・それはもう想像を絶するような光景であった。
「・・・こ、こんな一気に来られちゃ・・・、お、俺もう持たねえよ・・・」アースは限界が来ている事を察した。猫達も変わりばんこでアースへの愛撫を続け、アースはもう抑え切れない。
177 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:33:16 ID:OBy6mSoS
「だ、だめだ俺またイキそう・・・!!!」
「ニャハーーーーーーーーン!!!」
ビューーーーーーーッ!ビューーーーーッ!精液が一直線にほとばしり、なんと家の天井まで真直ぐに飛んでいった!
猫達も「ニャーーーーーーン!」と身体を痙攣させ同時に昇天してしまった。
アースの射精はまだ続く「ぐっ!はっ!まだ出る・・・っ!」ドピュドピュ、ドピュッ・・・「うわ〜、凄いンだ・・・」チャムチャムは驚きの表情。
ピュッ・・・ピュッ・・・流石に打止めの時がきたが、アースの周りはさっきの白い液体だらけ。「バナナン、またしぼんじゃったね・・・」ミュンミュンが言った。
「ハァ、ハァ、ア、アースさん、大丈夫です・・・か」リルリルも頬を赤らめ興奮状態だったがアースを心配する。
「はあ、はあ、今日2回目なのに、どこにこんなに溜まってたんだか・・・ちょ、ちょっと大丈夫じゃないかも・・・」
アースもさすがに大量の精液を2回も出したせいか、もう身体を起き上がらせることすら難しい状態に。
「そういえば、アースさん今日は湖に何しに来てたんですか?」リルリルがアースに問いかけた。
意識を無くしそうな状態だったが、そう言われた途端アースは思い出した。
「あああーーーーーーーっ!忘れてたーーーーーーーー!やべーーーーーっ!」
そう、今日アースは湖の水を汲みに来ただけなのだ。ザックやラブたちの飲み水を求めて。
そのあと、エリシオン号に戻ったアース。フラフラの状態でラブとザックからこっぴどく叱られたのは言うまでも無い。
FIN
178 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:43:01 ID:OBy6mSoS
>>112です。
これにてスカイラブ&チャムチャムのコラボSSは終了です。
またアースか!とお叱りの声が飛んできそうですが・・・。アースさんの性欲はとどまるところを知りませんw
次回作のために、皆様の叱咤激励のレスお待ちしています。
GJなンだ!!
チャムチャム愛が伝わってきました
あー久々に打ちたい、そして愛でたい
180 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 00:47:40 ID:AO1SB0EV
GJ!面白かったよ
181 :
CR春一番:2009/06/08(月) 00:22:23 ID:goM7WpJX
>>52-56の続きです。
消えた春華を追って森へ行き、洞窟で一夜を明かしてから。
風雅の行動は、彼を知る者なら誰もが驚くほど迅速なものだった。
まずは翌朝、森で拾った木の実を手土産にして春華を屋敷へ送っていく。
心配していた家の者に叱られる役は春華が一手に引き受けている間に、風雅はそっと人の輪を抜け出して春華の父の元に向かった。
「お願いします。僕に商売を仕込んでください」
いつもとはまるで別人のように熱心に頼み込む風雅に、春華の父親はいささか驚いた顔を見せた。
が、何かしら思うところがあったのか、しばしの後に彼は謹厳な面持ちで頷いた。
春華の父も、娘が自分の薦めた相手を気に入らなかったことには気付いていたらしい。
風雅は重ねて、明日には春華の家の使用人たちの大部屋へ住まわせてもらうことも決めて、屋敷をあとにした。
家に戻って荷物をまとめ、そして夕方には再び屋敷へと戻ってきたのである。
ぐずぐずしていては、春華が今にも他の男の嫁にもらわれていきそうな気がして。
いてもたってもいられず、風雅は毎日がむしゃらに働き、結果を出すべく頑張った。
そして、3年。
風雅は、周囲が驚くくらいに商才を発揮し、いまや春華の父の右腕となっていた。
まさかこれほどとは、周囲の者はおろか、きっと彼自身も想像していなかったに違いない。
無駄飯食らいの冴えない少年が、いまや大店に欠くべからざる貴重な人材となったのだ。
店に立つのみならず、仕入れや帳簿にも明るく、果ては新しい販路の開拓にも積極的に取り組む。
そのオールラウンダーぶりに、当初の彼に対し「まあやらせてみるか」程度に思っていた春華の父も喜んだ。
場さえ与えてやれば、今までが嘘のように輝ける。
短期間で彼がこれほどまでに力をつけたのは、隠れた商才のおかげもあったが、何よりも春華のためであることは言うを待たない。
「春華を僕の奥さんにするためなら、何にだって耐えられるよ」
折に触れて風雅が言う言葉は、春華の胸を熱くした。
まさかそこまで思っていてくれるとは、彼女自身全く考えていなかったから。
ふうんとか精々頑張ってとか、相変わらずそっけない風ではあったが、春華はどんどん風雅に惹かれていった。
そして二人が21歳を迎える年、春華の父はとうとう、風雅を婿養子に迎えたい旨を彼に告げた。
それを聞いた風雅は飛び上がらんばかりに喜び、昔の少年らしい表情になる。
春華も今度は父の勧めに素直に頷き、家出することもなかった。
大店の娘の婿になる者といえば、商家の次男坊がほとんど。
家も同程度の縁組が普通なせいもあり、二人の婚約は地域の耳目を集めた。
中には「成り上がり」などと口さがなく言う者もいたが、風雅は笑っていた。
「春華のお婿さんになることが僕の目的だからね、そう言われても仕方ないよ」
無事に婚約を済ませた日、風雅はまぶしいほどの笑顔を見せた。
半年の婚約期間は無事に過ぎ、いよいよ祝言の当日がやってきた。
慣れない紋付袴を着た風雅と、白無垢に身を包んだ春華、そして盛装した両家の親族。
地域の人々にも盛大に祝福され、二人は緊張した面持ちで祝言にのぞんだ。
その場にいる人々で花嫁の美しさを口にしない者はなく、それが風雅の自尊心をいたく満足させた。
花嫁衣裳に身を固め、晴れの日の化粧を施した春華はなるほど、ちょっと正視できないほどに美しかった。
本当に彼女が自分の妻になってくれるのかと、風雅は祝言の間中、何度も自分の頬をつまんだ。
神前で厳かに一通りの儀式をつつがなく済ませ、皆揃って春華の家の屋敷に帰ってくる。
大広間には客人が入りきれず、ふすまを取り払った別室や廊下にまで人が溢れて、大宴会が始まった。
主役たる二人が緊張に押し黙っているのに対し、気楽な参列者は飲めや歌えのどんちゃん騒ぎで盛り上がる。
しまいには長唄や腹踊りまでもが飛び出し、館の喧騒は続いた。
夜も更けてきた頃、花嫁の介添人に促された春華がそっと席を立つ。
その瞬間、列席者から次々に酌を受けてへろへろになっていた風雅の体がこわばった。
「(いよいよだ……)」
花嫁が先に宴席を退出するのは、初夜の準備を整えるため。
婚礼衣装を脱ぎ、身を清めて薄化粧をして夫の訪れを待つ。
貧富の差により違いはあるが、それがこの花札の国で連綿と続いてきた初夜の作法であった。
酒でぼんやりとしていた風雅の意識は一転して冴え渡り、心臓は早鐘を打ちはじめる。
あれほどやかましかった周囲の喧騒も、戸を隔てたように遠くに聞こえる。
時間が経つのがもどかしいような、逆に怖いような複雑な気分で彼は傍らの誰もいない空間を見た。
182 :
CR春一番:2009/06/08(月) 00:23:48 ID:goM7WpJX
「(春華は、今頃……)」
湯を浴びているのだろうか、それとももう褥の設えられた部屋にいるのだろうか。
様々な想像がむくむくと湧き上がってきて、彼を気もそぞろにさせる。
この3年半、商売のことを学ぶためにひたすら自分に厳しく生きてきたとはいえ、風雅もまだ21歳の若者だ。
今日めでたく妻とした人のことを考えて、血を滾らせてしまうのは仕方がない。
幸い、袴をはきあぐらをかいている上に、目の前には膳がある。
多少‘元気’になったとしても、見咎められる心配はなかった。
半時ほどの後、婿側の介添人が風雅に近付く。
その瞬間、今まで思い思いに宴を楽しんでいた人々が、彼を一斉にはやし立てた。
エールから指笛、果ては下品な掛け声に至るまで、およそ思いつく限りの方法で。
年配の者は、頑張れよという親心から。
若者は、比類のないほど美しい花嫁との初夜を迎える風雅に対しての羨望と嫉妬から。
皆に口々に言われて頬を真っ赤に染め、風雅はつんのめりながら広間を出る。
背中にまだ止まぬ声援を浴びながら、彼はぎくしゃくと長い廊下を歩いた。
「(落ち着け、落ち着け俺)」
自らに言い聞かせても、一足ごとに胸は高鳴り、身体中を熱い血が駆け巡る。
長年待ち侘びたその時がすぐ目の前に迫っているのだから、落ち着けるはずもなかった。
浮き立った気持ちのまま何度も何度も体を洗い、ふやけるのではないかというほど湯をかぶり、ようやっと風呂から上がる。
湯殿を後にした風雅は、用意されていた新品の白小袖に着替えて廊下に出た。
夜風が、微かに湿り気を帯びた彼の首筋をついと撫でていく。
彼の足は、広間の喧騒もほとんど届かない屋敷の離れの方に向かっていた。
そこに、今日夫婦となった二人の新床がしつらえてあるのだ。
胸を高鳴らせながら歩く風雅は、一対の精緻な鳳凰の絵が描かれたふすまの前で立ち止まる。
「(この向こうに、春華が……)」
胸に手を当てて心臓をなだめ、それでも気もそぞろな動きで彼はふすまに手をかけた。
ふすまの向こう、ついたてで仕切られた奥の間に、小さな明かりが灯っている。
控えめに香が焚きしめられているその小さな空間に、春華はいた。
彼女は花嫁の装いを改め、風雅と同じに新品の長じゅばんを身にまとい、所在なげに壁を見つめて座っている。
昼間に高く結い上げられていた髪は、今は肩に下ろされ、黒い流れとなって彼女の背を艶やかに彩っていた。
「春華」
風雅の呼び掛けに、春華がゆっくりとこちらを向く。
「あ……」
いつもの快活な彼女らしくない、不安と動揺に彩られた小さな声。
その意味に、風雅はまた心臓をドキリとさせた。
「(緊張してるんだ、春華も)」
三年半の間、商売の勉強に打ち込むため、風雅は以前のように春華と野や森で遊ぶことはなくなっていた。
春華の父へ少しでも印象を良くするためにと、婚前に男女の仲になることも我慢して。
頬への軽い口づけ程度にとどめていた触れ合いが、今日やっとこれから前進することになる。
「(大丈夫、かな……)」
年の近い者に閨でのイロハを教わったとはいえ、実践するとなると不安が募る。
しかし、せっかくここまできたのだからと、風雅は自らに活を入れた。
「は、は春華っ。つっ、疲れてない?」
さりげなく尋ねるはずが、予想以上に上ずった声が出て、風雅は今にも倒れそうになる。
彼の問いに対し、春華は少し迷ってからこくりと頷いた。
「あ……。え、と……」
次に言うべき言葉が見つからず、風雅は口を開けたまま固まる。
調子っ外れの自分の声を笑うでもなく、緊張気味に座っている春華は、彼の知っている春華ではなかった。
「(どうしよう、どうすればいいんだよ!)」
焦れば焦るほどますます頭の中が真っ白になり、風雅は酸欠の魚のように口をパクパクとさせるばかりだった。
183 :
CR春一番:2009/06/08(月) 00:25:44 ID:goM7WpJX
「……お酒、飲む?」
言葉を探そうと必死になっている風雅の耳に、春華の声が届く。
ハッとして顔を上げた彼の目に、白い瓶子と盃、そして何かつまみのような物が載せられた高坏(たかつき)が見えた。
「う、うん。もらおうかな」
金縛りが解けたように、早口で風雅が言う。
酌をしてもらえるのなら、春華の近くに寄れる。
すでに広間で散々飲まされていた身であっても、その誘惑には勝てなかった。
風雅はふらふらと春華の前まで歩いていき、足の力が抜けたように畳の上に座り込む。
「はい」
胸を騒がせたまま、震える手で盃を手にし、風雅は春華の酌を受ける。
濁り酒のほの白さは、瓶子を持つ春華のまとう長じゅばんの色にも似て、ひどく艶かしく彼の目に映った。
また、先程まで花嫁衣裳に身を包んでいた春華の顔に、美しくはたかれていた白粉にも。
その眩しさに、風雅はギュッと目をつぶり、一息に盃を干す。
まるで空腹の時に酒を飲んだように、彼の喉の奥がカッと燃えるように熱くなった。
「春華も、飲んでよ」
動揺を気取られまいと、春華から瓶子を奪い取り風雅が言う。
春華は彼の言葉に従い、素直に盃を取り、胸の高さまで持ち上げる。
瓶子と盃がカチャリと音を立てて合わさり、次いでとくとくと音を立てて酒が注がれる。
少々量が多くなってしまったその酒を春華は見つめ、おもむろに口を付けた。
「あ……」
その光景に、風雅は昼間の祝言の時のことを思い出す。
三々九度の盃に口を付ける春華の横顔を見て、「あの盃になりたい!」と馬鹿な願望を抱いたことを。
「んっ」
さすがに一息では飲みきれなかったのか、酒が一しずく、春華のあごを伝う。
その雫が滴り落ち、彼女の胸元に微かなシミを作った。
「あ……」
春華が僅かに動揺し、袖であごを拭おうとする。
しかしそれより早く、彼女は不意に腕を伸ばした風雅に抱きとめられていた。
その拍子に盃が彼女の手を離れ、畳に落ちてカラリと乾いた音を立てる。
「風雅……?」
耳を澄まさなければ聞こえないほど小さな声で、春華が夫となった彼の名を呼ぶ。
かつて彼を子分のように扱い、女王のように振舞っていた頃の面影は、そこには無かった。
「春華、一生、大事にするから」
噛み締めるように話す風雅の言葉に頷いて、春華が微かに頬を綻ばせる。
それを合図のようにして、二人は見詰め合った。
顔と顔の距離がじりじりと近くなり、そして、そっと唇が重なり合う。
ひどくぎこちない口づけであったが、二人にはこれ以上ないくらい刺激的なものであるように思えた。
互いの唇を味わうように、何度もしっとりと触れ合うその様子は、次の段階に進む不安を打ち消したいと願うかのようでもあった。
意を決した風雅の指が、春華の頬からそっと下ろされ、彼女の帯を捉える。
軽い力で引くだけで、帯はあっけなく結び目を失い、だらりとなって彼女の腰から滑り落ちようとする。
「きゃっ」
頼りなく前が割れようとする衣をかき合わせるべく、春華が風雅から体を離そうとする。
しかし彼はそれを許さず、そのまま畳に彼女の両手首を押し付け、動きを封じた。
「やっ……」
春華がいやいやをするように首を振り、体を固くこわばらせる。
初夜に対する不安の表れのようなその行動は、しかしこの場において風雅を煽った。
彼女の両手首を戒める手に力を入れ直し、風雅はもう一度春華に口づける。
今度は先ほどの子供じみたキスではなく、全てを奪うような腕ずくのキスだった。
春華が左右に身を捩っても脚をばたつかせても、構わず押さえ込み、解放を許さない。
そして彼女が大人しくなった一瞬をつき、風雅はじゅばんの裾を大きく割り開いた。
184 :
CR春一番:2009/06/08(月) 00:27:00 ID:goM7WpJX
「いやっ、やめて!」
春華が驚き、必死のなりで風雅を突き飛ばして壁際に逃げる。
夫婦になった二人が初夜でどんなことをするかは知っていても、未経験のことに対する恐怖が彼女に抵抗させた。
不安と緊張が競うように大きくなり、風船のようにふくらんで彼女の心を圧迫する。
あまりのことに耐え切れず、春華は自分の身を守るようにかき抱き、しゃがみ込んだ。
「春華……」
振り払われたままの姿勢で、風雅が呆然と彼女の名を呼ぶ。
幼い頃からずっと好きだった女の子を、やっとの思いで妻にしたというのに。
初夜に触れ合うことを拒まれるなどとは、彼は想像だにしていなかった。
「(もしかして、春華は僕のこと、やっぱり好きじゃないのか?)」
そう思った次の瞬間、彼の意識はふうっと遠くなった。
目を覚ますと、風雅は自分が褥に横たわっていることに気付いた。
「気がついた?」
額に乗せられた手拭に手をやると、春華の声が聞こえてくる。
「あれ、僕……?」
「いきなり倒れるんだもん、びっくりしたじゃない」
もうっ、と春華が恨みがましい目をして頬を膨らませる。
さっき怯えていたときとは違う、普段の彼女らしい行動に、風雅は心がフッと軽くなるのを感じた。
「そうだったんだ」
「ここまで運んで寝かせてあげたのよ。感謝してよね、ほんとに」
傍に寄ってきた春華が、風雅の頬をペチリと叩く。
彼女の昔のようなその仕草は、先ほどの不安そうな表情が幻だったのかと彼に思わせた。
「どうしたのよ、いきなり倒れるなんて」
「えっ……」
春華の問いに、風雅は横になったまま視線をさ迷わせる。
「春華が、僕のことをいやだって言った、から……」
拒絶されて、それがショックで失神した。
というようなことを、風雅は言葉少なに説明した。
「何よそれ。それじゃまるで、私が悪いみたいじゃないの」
「(みたい、じゃなくて。実際そうなんですけど……)」
反論が怖くて、風雅はそれを言葉にすることを早々に諦めて心の中で呟き、視線をそらした。
「……悪かったわよ」
背中に感じる春華の声には、彼女らしくない申し訳なさげな響きがあった。
「春華?」
「仕方ないでしょ、初めてで怖かったんだもの。しょうがないじゃないの」
「え……」
逃げたのは、彼を嫌いだからではなくただ怖かったからだと、春華はそう言っているのだ。
本来ならそれに安堵すべきところだが、彼女の言葉は、風雅の想像を大きく裏切るものだった。
「え、だって春華、僕のことを童貞だの何だのって、いつも馬鹿にして……」
もう経験があると思っていた彼女が、まだ男を知らないと言ったも同然の事態に、風雅の胸はまた激しく高鳴り始めた。
「……だって。ああやってからかうと、あんたがしゅーんとなって、面白かったんだもの」
顔を真っ赤にした春華が、きまり悪そうに小さく呟く。
「じゃあ、僕が嫌いだからいやだって言ったわけじゃ、ないんだね?」
「今更何言ってんのよ。そんなんだったら、あんたが婿になるって言い出した時にきっぱり断ってたわよ」
相変わらずそっけなくはあったが、春華本人の口から「嫌いではない」と説明されたことに。
風雅は一転して有頂天になり、一息に飛び起きて、少女のように頬を膨らませている春華を力いっぱい抱きしめた。
185 :
CR春一番:2009/06/08(月) 00:28:00 ID:goM7WpJX
「きゃあっ、変態!何すんのよっ」
じたばた暴れられても、もう風雅の心は乱れることはない。
先ほどのやり直しとばかりにきつく抱きしめていると、春華はやがて大人しくなり、彼に寄り添うように身を預けた。
「……私の夫になったからには、あんたにはちゃんとしてもらわなきゃ、困るのよ」
動きを止めた春華が、それでも心残りのある声で言う。
「うん。だから……」
春華にふさわしい男になりたくて、あの日から必死に頑張ってきた。
念願かなって祝言をあげたはいいが、先ほどみっともなく失神するかっこ悪い所を見せた彼ではあるけれど。
「さっきのを無かったことにしたければ、ちゃんとしなさい」
「うん」
「そしたら皆には黙っててあげるし、見なかったことにもしてあげるから」
「うん」
春華の言葉に、風雅は素直に頷く。
もしかして、自分が失神している間、彼女は決意を固めていたのかもしれないと彼は頭の片隅で思った。
もう一度、正面から見詰め合う。
春華がそっと目を閉じたのを合図のようにして、風雅は改めて彼女に口づけた。
くっついては離れるだけの、子供のようなキス。
しかし、今日まで体をほとんど触れ合わせたことの無かった二人には、それでも十分刺激的なものだった。
「んっ……」
息が苦しくなり、先に唇を離したのは春華だった。
おそらく、キスの時は息を止めねばならないと思っているのだろう。
肩をわずかに動かし、大きく息を吸う彼女を風雅は組み敷き、褥の上にそっと横たえる。
びくりと体をこわばらせた彼女は、しかし気丈にもまた逃げ出すことをしなかった。
「優しくしなさいよ。もし乱暴にしたら、叩き出してやるから」
憎まれ口を言う春華に微笑んで答え、風雅はもう一度彼女の帯に手をかけた。
帯を解き、するりと衣を脱がせると、春華の生まれたままの姿が彼の目に晒される。
その瞬間、彼は目を限界まで大きく見開き、魂を抜かれたようになった。
彼女が魅力的な体つきをしていることは、衣の上からも分かってはいたが、こうして一糸まとわぬ姿を見ることはなかったから。
シミ一つ無く雪のように美しい肌、すらりと伸びた手足、キュッとくびれた腰に滑らかな腹。
視線を下へ這わせるほどに、彼は体中の血液が沸騰しそうになるのを感じた。
春華の裸は、散々想像していたそれを遥かにしのぐほど、美しかったから。
「……じろじろ見ないでよ。お金取るわよ」
感嘆の思いで一杯の風雅に、春華の冷たい声が届く。
しかし、そこに恥じらいの色を感じ取れるあたり、風雅も大人になったのだろう。
なんといっても初夜だ、ここで呆けてなどはいられない。
「(春華にいっぱい触れて、気持ちよくしてあげなきゃ)」
男らしくそう決意し、風雅は妻となった人の体に手を這わせはじめた。
頭のてっぺんから脚の指一本一本に至るまで、触れぬ所が無いくらいに。
くすぐったいのか、春華が時折身をよじり、小さく声を上げる。
その仕草に煽られた風雅は、彼女の弱い場所を探した。
首筋、腰のくびれ、腿の内側を触れると特に反応がいい。
「(これが、感じるってことなのかな)」
乏しい知識を頭に浮かべながら、そこを重点的に責め立てる。
そして目を閉じて心を落ち着けた彼は、意を決して、目の前でふるふると揺れている彼女の両の胸にそっと手を伸ばした。
細い体に似合わぬ豊かな膨らみが、手の中で踊るように弾む。
「(女の人の胸って、こんなに柔らかいんだ……)」
感動しながら彼は春華の胸を堪能する。
「優しくして」と言われたため、痛みを与えないよう十二分に気をつけてはいたが。
「ん……あっ……」
膨らみのてっぺんの薄桃色に染まる場所を彼の指がかすめると、春華がピクリと身じろぎして声を上げる。
くすぐったい時の声とは違う艶が含まれていたのを、風雅の耳はしっかりと捉えていた。
甘やかなその響きをもっと聞きたくて、指の腹で交互にそっと刺激してみる。
いくらもしないうちに、そこは僅かに突起して、彼の指を押し返す固さを持ち始めた。
「やっ……あ、んっ……」
春華の声も一層甘さを増して、風雅の興味を煽る。
「(なんか、美味しそうだな)」
指先で撫でるだけでは飽き足りなくなり、彼はそこへ舌を触れさせたくなる。
186 :
CR春一番:2009/06/08(月) 00:29:04 ID:goM7WpJX
色といい艶といい、森になる小さい果実のように思えたから。
思い切って顔を近づけ、舌で何度かつつき、口に含んでチュッと音を立てて吸い付いてみる。
「馬鹿っ!何てことするの、信じられないっ」
その瞬間、春華は悲鳴を上げて風雅の背を両手で叩いた。
涙のにじむ目で睨みつけられ、彼は激しく動揺する。
条件反射で謝りそうなのを何とか堪え、彼は言葉を探した。
「僕達は結婚したんだよ?春華は、夫の僕のすることに反抗するの?」
わざとらしく怖い口調で言うと、春華が息を飲んで固まる。
「別にそういうわけじゃ……」
続く言葉を口の中に留め、春華が黙ってしまったのを見て風雅は快哉を叫んだ。
自分史上初めて、春華をやりこめた……という、はなはだ情けない喜びではあったが。
「じゃ、いいよね」
間髪いれずにまた春華を褥に組み敷いて、今度こそ抵抗を封じる。
しかし怖がらせるのは彼の本意ではないので、唇を噛んで黙る春華に断りを入れることも忘れなかった。
「心配しないで。頑張って気持ち良くするからさ」
「……馬鹿っ」
春華は火がついたように頬を赤くして、そっぽを向いて目をつぶった。
それを契機に、風雅はまた春華の胸に触れる。
白く柔らかい乳房を手の中でやわやわと揉みながら、その先端に代わる代わるに吸い付き始めた。
「んっ……ん……あっ……や……」
春華が時折いやいやをするように体を左右に身じろぐが、風雅は決して頭を上げることはなかった。
柔らかさと固さ、相反するその二つを併せ持つ彼女の胸は、いくら触ってもちっとも飽きなかったから。
むしろ、このまま夜が明けなければいいのになどと、馬鹿げた願いを胸に抱いてさえいた。
「(毎日触っても飽きないかも、たぶん)」
しかしそんなことを頼めば、春華は烈火のごとく怒るに違いないことは容易に想像できる。
それはさすがに無理だから、初夜のこの場でせいぜい触り、何日分かの「貯金」を作っておこうと彼は決めた。
「やんっ……。あ、何して……風雅っ……」
膨らみに口づけて柔らかさを堪能するように唇を這わせると、春華が弱く抗議の声を上げる。
先ほど声を荒げて怒った時の剣幕は、もう残っていなかった。
吐息には明らかに熱がこもり、語尾は掠れて最後は聞き取れないほど小さい。
春華は、風雅に触れられている胸から発した熱が、体全体に染み渡っていくような奇妙な感じに捉われていた。
これが快感なのだと彼女が認識するのは、残念ながらもう少し先のことになる。
春華の胸に夢中になる風雅の頭に、ふと友人の言葉が思い浮かぶ。
『とにかく女の股を濡らせ。じゃないとお前、後々までしつこく恨み言を言われるぞ』
経験の無い風雅に、気の置けぬ友が大人ぶって教えてくれたことだ。
「(そうだ、濡らさなきゃいけないって言われたな)」
思い出した風雅は、胸に埋めた顔はそのままに、右手を春華の体にそって下へ這わせた。
滑らかな腹を通り抜け、へその下を過ぎると、やがてふんわりとした物が指に絡まる。
「やだっ!」
春華がまた声を上げ、風雅の肩を押し返そうとする。
また押し問答を繰り返すのかという予感に震え、風雅は強引に指をさらに下へ押し付けた。
胸や腹などとは違う熱く湿り気を帯びた感触に驚き、えっと短い声が彼の口から出る。
初めて触る女性のその部分は、彼にとって全く未知の物だった。
上下にゆっくりと撫でると、そこはあくまで柔らかく、もっと指が沈みこんでいきそうな気がする。
思い切って指先にかける力を強めると、やはり柔らかい肉が、彼の指を包み込むように絡みついてきた。
そこに感じる水気に、風雅はホッと胸をなで下ろす。
「(よかった、濡れてる)」
これで春華に恨み言を言われることはあるまいと、彼は早くも安心した。
「ん……やだっ……あ……あっ……」
誰にも触れさせたことの無い部分を撫でられ、春華が弱々しく抗議の声を上げる。
しかし先ほどのように風雅を突き飛ばして逃げるようなこともせず、彼女は大人しく褥に横たわっていた。
おてんばで跳ねっ返りの彼女にも、ちゃんと初夜の作法を守ろうという意識はあるのだ。
例え心の中では「風雅の馬鹿。明日思いっきり引っぱたいてやる」などと思っていても。
春華が自分のしたいようにさせてくれることに、風雅の胸を喜びが満たす。
「(結婚ってすごい、春華がこんなに、僕に……!)」
有頂天になった風雅は、さらに指先に力を入れて、友人に教えられた「穴」を探索する。
しかし両側からそこを覆い隠すようにする彼女の襞に阻まれて、この姿勢のままではそこを捉えにくい。
じれったくなった彼は、左手でそこを押し開き、邪魔な肉をどけようとした。
187 :
CR春一番:2009/06/08(月) 00:30:09 ID:goM7WpJX
「んっ!」
春華が足をばたつかせても構わず、強引にそこを押し開く。
見なければ分からないと、彼は春華の足元に下がり、手元に顔を近付けた。
「あ……」
自分の指が押し広げている場所に視線を合わせ、風雅は目を見開いた。
濡れた柔らかい肉が、まるで口を広げるように展開し、春華の呼吸に合わせてひくひくと動いている。
衣の上から何となく想像のつく乳房とは違い、初めて見る女性のその部分は、彼にとってひどく刺激的だった。
自分のそこと比べてみても、当たり前だがまるきり違う。
ひどく赤く、いかにも繊細そうな彼女のその部分は、手荒に扱っては決してならないことをまるで風雅に示しているかのようだった。
「ごめん。ゆっくり触るから、大人しくして」
慌てて指先の力を抜き、風雅は言う。
「大人しく、って……」
頬をバラ色に染めた春華が、どうしろというのだと言うように小さく呟く。
「春華が暴れると、どうしても僕にも力が入っちゃうから。痛くするといけないでしょ?」
「……うん」
だからね、と風雅がなだめるように笑ってみせると、春華はしぶしぶ頷いた。
「濡らさなきゃいけないんだって。それには、触るしかないんだって」
「っ!」
直接的な風雅の言葉に、春華はさらに頬を赤くした。
「勝手にしなさいよっ。もう、知らないからっ」
出来る限り大きく溜息をついてみせ、春華はぷいと横を向き、枕に顔を埋めた。
その可愛らしい仕草に、風雅の頬がだらしなくほころぶ。
「(春華なりに、照れてるのかな)」
そうに違いないなどと都合よく解釈し、風雅は再び彼女の柔らかい部分に触れた。
じっくり見てはまた怒られるに違いないから、「見てないよ」とアピールするために、彼女の腹や胸に軽く口づけながら。
しかしそうしながらも、風雅は「そこ」をとうとう捉え、指を一本挿入した。
怖がらせないように、できるだけゆっくりと指を奥へ伸ばして中を探る。
指先から伝わる柔らかさと濡れた感触は一層強くなり、それに風雅の頭の中はちりちりと熱くなった。
温かく濡れた場所といえば口の中だが、そことは遥かに手触りが違う。
ここに自分の物を押し込み、彼女を自分の物にする時がすぐそこまで迫っていることに、彼の頭には卒倒しそうなくらい血が昇った。
「んっ……風雅?」
口づけることも忘れて指先の感触に酔っている彼をいぶかしんで、春華が呼びかける。
それにハッとして、風雅は慌てたようにまた春華の肌に吸い付き始めた。
その肌の美しさと柔らかさも彼の心を奪ったが、やはり、未知の場所への興味が上回る。
いくらもしないうちに、風雅は取繕うことを諦め、再び春華の足元へと下がった。
来るべき時が来たのだと、自らを精一杯鼓舞して。
「春華。痛かったら、痛いって言ってね」
風雅の言葉に、春華は体をびくりと跳ねさせる。
彼女もまた、来るべき時が来たのだということを察した。
目を何度かしばたたかせ、春華がゆっくりと頷く。
それを合図にしたかのように、風雅は彼女の肉を押し開き、既に準備万端整っている自らの部分を彼女のそこに押し付けた。
初めての場所に初めての物が触れ、春華の体がまた跳ねる。
まだ入り口に押し付けられているだけでも、その固さと熱さは十分すぎるほどに感じ取れた。
「(こんなの入れられたら、きっとすごく痛いに決まってるわ。怖い……)」
しかし、もうこうなった以上は後戻りできない。
もし今みっともなく抗えば、後々まで風雅につけいるスキを与えてしまうことになると彼女は考えた。
精一杯の余裕を顔に貼り付け、平気よとでも言うように風雅の腕にそっと触れる。
限界まで深く息を吐き、春華はこわばる体を少しでもほぐそうと試みた。
「あっ……!」
押し当てられている風雅の一部にグッと力がかけられ、今さっきまで誰にも触れさせたことのなかった場所が少しずつ開いていく。
狭い場所を無理矢理こじ開けられる痛みに、春華は声にならない声を上げ、風雅の腕をきつく握り締めた。
「痛い……」
耐えられずに春華の口からこぼれる声には涙の色があり、その悲痛さが風雅の胸をきしませる。
188 :
CR春一番:2009/06/08(月) 00:31:52 ID:goM7WpJX
「(ごめん、ごめん春華。本当にごめん)」
すぐにでも謝って解放してやりたいが、今この場でそうするわけにはいかないのは、経験の無い彼でもわかる。
初夜を中断するなど、花嫁に対する侮辱と取られても仕方がないことだ。
それならせめて、少しでも春華の気がそれるようにと、風雅はまた春華の肌に舌を這わせた。
「やっ……」
くすぐったさに春華が短く声を上げると、呼応するように彼女のそこが収縮して風雅の物を締め付ける。
「(だめだ、これじゃ僕の方が先に参ってしまう)」
絡みつく彼女の内部から与えられるえも言われぬ快感に、風雅の頭に警報が鳴り響く。
ただ腰を進めるだけでは春華に悪い、しかし気をそらせながらでは自分の方がやばい。
ああ一体どうすればいいのだと、彼の頭は大混乱になった。
「風、雅……?」
固まったように動きを止めている風雅の耳に、春華の微かな呼びかけが聞こえる。
「大丈夫よ、あんまり気を使いすぎないで……」
痛くないわけがないだろうに、けなげにも春華がそう言ったことに、風雅はハッと冷静になった。
目を潤ませながら、それでも懸命に微笑もうとしている彼女は、彼が今まで見た彼女のどんな時よりも綺麗だった。
いつも風雅より前を歩いていて、子分扱いしたり馬鹿にしたりと、その時々でいいように扱ってきたおてんばな春華。
しかし今の彼女は、夫の不安を敏感に感じ取り、少しでも助けようとするまぎれもない「妻」の顔をしていた。
その美しさに風雅はぽかんとなって、まるで魂でも抜かれてしまったかのように、穴の開くほど春華の顔を見つめた。
「…………」
至近距離で見つめられ、春華は慌てて視線を横へそらす。
顔を隠したくても衣は既に奪われているし、痛みを堪えるために夫の腕を掴む手は外せないしで、それが精一杯だった。
彼をやりこめるためにタンス何棹分も持っている憎まれ口も、こんな時に限って全く浮かんでこない。
「(どうしよう、どうしたらいいのかしら)」
一転して、春華が大混乱する番になった。
「(風雅の馬鹿、もっと強引にやりゃあいいじゃないの)」
およそ花嫁らしくもない悪態をつく彼女らしさが唐突に戻ってきたところで、ふと目の前の風雅のまとう空気が変わったのを彼女は敏感に悟った。
先程までの今にも泡を吹いて倒れそうなほど余裕を失った雰囲気が消え、ひどく落ち着いているようにも見える。
まるで導かれるように、春華は上になった風雅へと視線を戻した。
「あ……」
自分を見て目を細め、僅かに微笑んでいる彼を捉え、春華の心臓がトクンと跳ねる。
情けない弱虫だと、かつて散々からかいの種にした頃の風雅とは、全く違っていた。
今彼女の目の前にいるのは、少年の殻を脱ぎ捨て、大人の男になろうとしているたくましさを持った風雅だった。
彼がそうなったのは、春華のけなげな仕草を見たからこそなのだが、当の本人はそのことに全く気付かない。
ただ彼がひどく大人びて見え、彼女はただ目を奪われるだけだった。
「春華。たぶんもっと痛くなると思う、本当にごめん」
風雅が春華の頬にそっと触れ、許しを乞うように呟く。
心底申し訳なさそうなその表情は、彼女を心から思いやっていることを示していた。
大人の男になりつつあるとはいえ、やはり風雅は風雅のままなのだ。
「……馬鹿ね。最初は痛いってことくらい、とっくに知ってるわよ」
まるで通夜の場にいるほど不景気なオーラをまとっている風雅を見て、春華は苦笑するしかなかった。
痛いのは自分だというのに、この男はなんでまた、こんなに苦々しい顔をしているのだろう。
「いいわ。ごちゃごちゃ言ってても仕方がないもの。やるんなら、とっととやってちょうだい」
まるで経験豊富な年上女のようにぞんざいな言葉を使い、風雅の気持ちを和らげようと春華は試みる。
どうせいつかは越えねばならない壁なのだ、それが今であるというだけなのだと、彼女は自分にも改めて言い聞かせた。
なおも迷う風雅の背に腕を回し、軽く抱きついて準備を整える。
「私も我慢するんだから、あんたも我慢しなさいよ」
最後の後押しをして、春華はギュッと目をつぶり、風雅が行動を起こすのを待った。
189 :
CR春一番:2009/06/08(月) 00:32:22 ID:goM7WpJX
彼女の決意に応えるように、風雅はまた少しずつ、彼女の中へと入り始めた。
しばらく落ち着いていた痛みがまたぶり返してきて、春華は知らずのうちに風雅に抱きつく力を強める。
「(やっぱり痛い……けど、我慢しなきゃ……)」
最初は誰でもひどく痛いものだと、一足先に経験を済ませた女友達が言っていたことを思い出す。
逃れられない痛みであれば、開き直る他はない。
気が遠くなるほどの時間が経ち(実際は数分のことであったが)、風雅がふうっと息をついたのを見て、春華は彼の物がすっかり自分の中に納まったことを知った。
汗と涙で顔はぐちゃぐちゃになっていて、それを夫となった男に見られるのがたまらなく恥ずかしかった。
風雅がまた心配そうな表情になったのを見て、春華は慌てて、首をすくめて彼の胸に顔を隠す。
こうすれば、まだほとんど乱れていない彼の衣が、汗と涙を吸い取ってくれるような気がしたから。
そんな色気のかけらもないことを考えながら、春華は風雅の衣にぐりぐりと顔を擦りつける。
しかし風雅は、彼女のその行動が怯えと甘えから来るものだと解釈した。
「春華、大丈夫。たぶん大丈夫だから」
懸命になだめてくれる夫の言葉を聞いて、春華は胸中をいささか複雑にした。
顔を上げられないまま彼女がうんと頷くと、風雅がそろそろと腰を動かし始める。
じんじんとした鈍い痛みは、今度は押しては返す波のように緩急つけたものになり、春華はギュッと唇を噛んだ。
強弱があるほうが、余計に痛みを痛みとして認識してしまう。
しかし、それを口にするのはためらわれ、春華はひたすら耐えた。
やはり、最初から快感を得ることなどできない。
一方、春華が気丈にも苦痛を悟られまいと頑張っているのとは裏腹に、風雅は初めての感触に身も心も打ち震えていた。
この行為がこんなにも恍惚を呼ぶものであるとは、彼の想像を超えていた。
腰を引き挿入が浅くなると、すぐさままた深く押し入りたくなる。
押し入ったら、今度は浅い所まで引き抜き、暖かく濡れた彼女の内部と自分の物を心ゆくまで擦り合わせたい。
彼女の胸に触れていた時と全く同じに、彼はこの時がずっと続けばよいのにと、かなわぬことを願った。
しかし、達する時に特有の腰の震えが、じわじわと体を這い登ってくることを感じる。
女の体に触れるのは今日が初めてでも、自分の手でそこを処理することには経験があったので、「それ」が何であるかは知っていた。
「(あ、だめだ、もう……)」
眉根がくっつくほどに顔をしかめ、唇を噛んで絶頂を堪える。
達することで彼女との体のつながりを解くことが、途方もなくもったいなく思えた。
「春華っ……あ!」
組み敷いた妻の名を呼び、我慢の甲斐なく、ついに彼は自らの熱を解放する。
どうしようもなく体が震え、堪らず彼は布団に両手をついた。
心臓は爆発しそうに高鳴っていて、呼吸も乱れてたまらなく苦しい。
しかしその一方で、今まで感じたことのない強烈な快感を下腹部に感じていた。
『一度やると、くせになる』
友人がしみじみと呟いた言葉がふと思い出され、風雅はそれに心から頷いた。
「春華……?」
ようやく落ち着いた風雅が、妻を恐る恐る呼ぶ。
行為の心地良さに思わず失念してしまっていたが、終ってみると、やはり痛みを与えたことに対する罪悪感が彼の胸に生まれた。
しかし、春華はその呼びかけに応えることはなかった。
「あ……」
痛みと不安、その他色々のことに追いつめられ、春華はとっくに意識を手放していた。
慌てて風雅は彼女の口に顔を近づけ、息を確かめる。
規則的な呼吸を感じ、彼は心から安堵した。
花嫁が初夜で失神するという話は、随分前に聞いたことがあるような気がする。
周囲を見回し、準備してあった桶と手拭を使って春華の身を清め、ぎこちなく襦袢を元に戻してやる。
人一倍口の悪い彼女が、最後には自分を立てて身を任せてくれたことが、彼の胸を改めて熱くした。
「幸せにしてあげなきゃ、な……」
自らに言い聞かせるように呟いて、そっと手拭を置く。
今までは春華の夫になるために頑張ってきたが、これからは彼女を幸せにするために頑張らなければならない。
さし当っては、もっと気持ちよくさせてあげるための方法を学ぶこともしなければ。
規則正しく寝息を立てている妻の艶やかな髪にそっと触れ、これからの夫婦生活のことを思いながら、風雅はそっと目を閉じた。
以上です。ありがとうございました。
おおぉ続ききてる!ツンデレGJです
ういういしい春華がかわいすぎて勃起しました
191 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 23:20:26 ID:5biPmZgG
毎度!
>>112です。
ちょっとスレ低下中なので久々に投下。今回もスカイラブと神たまでSNKコラボです。
-------------------------------------------------------------------------
「アース・ジャスティス参上ーーー!」
敵機を発見し、今日もアースの偵察機がジャッカル部隊に突進する。
「へへん」「は、早いっ!退散だーーーー!」
ジャッカルはまたもやアースの巧みな操縦に恐れをなし、すぐさま逃げようとした。
アースは照準を合わせジャッカルめがけてミサイルを打とうとしたその時
「喰らえ!」ドーーーーン!
「何っ!?」
アースがちらっと横を見るとなんとデーモン空賊団の敵艦隊、そう、ナイトメア号からのミサイルだった。
「・・・しまった!!」
アースはまさかナイトメア号が側にいるとは気付かず、突然の危機にさらされた。
「い、いかん!た、退却だ!」
アースはすぐさま砲撃をかわすべく、方向転換をし逃げようとした。しかし・・・気付くのが一歩遅かった・・・。
ドーーーーン・・・・・大空に大きな爆音が鳴り響く・・・
続く
192 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 23:22:56 ID:5biPmZgG
一方エリシオン号では
ドタドタドタ・・・ドンドンドン!足音と、大きなノック音が艦内に響いた。
「何だ!騒々しいぞ!」
「か、艦長!ア、アース隊長の乗った偵察機がナイトメア号からの砲撃で被弾した模様!」
「な、何だとっ!」ラブは艦長室で横になっていたが、アースの偵察機がやられたという報を受けガバッと起き上がった。
「嘘だろ!ア、アース!!!」ラブは顔色が一気に青ざめ、状況を理解できないままブリッジに向かった。
「アース!聞こえるか!私だ!」ラブはブリッジにある通信機を使いアースの偵察機へ繋いだ。
しかし聞こえてくるのはザーーーという音のみ。どうやら通信機も被弾により破壊されたようだ。
「アーーーース!アーーーース!」ラブは艦員たちのいる前だったが、普段出さないぐらいの大声を発した。
「ラ、ラブよ落ち着くんじゃ!」ライコウがその姿を見て止めに入った。
「ライコウ!こんな状況で落ち着ける訳ないだろ!アースが、アースが・・・!」
「まだ奴がやられたとは限らん!偵察機には万が一のために脱出する機能も備えておるぞい!」
「・・・!そ、そうか。それがあるなら、もしかしたら・・・」ライコウの言葉を聞いてハッと正気を取り戻した。
「キャップ!あれは!」突然ザックが遠くを指差した。その先には、なんと・・・
「ア、アース!!!」ラブがザックの指差した方向を見ると、何とパラシュートにぶら下がったアースを発見。
「アースが・・・生きていた・・・」ラブはアースの姿を見て思わず涙がこぼれた。
「よし、アースを捕獲するんじゃ!」ライコウが艦員たちに命令し、エリシオン号がアースのパラシュートへ向け近づいていった。
続く
193 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 23:25:06 ID:5biPmZgG
そして無事にアースの体をキャッチ。アースは気を失っていたようで、すぐさまラブが駆け寄った。
「アース!アース!大丈夫か!」ラブはアースの肩をゆさゆさと揺らしてみたが、目を閉じたまま。
「息は・・・よかった・・・心臓も動いてる・・・」ラブはアースの呼吸と心拍音を感じとり、ホッと一安心。
「ひとまずアースを艦長室のベッドまで運んでやってくれ」ラブは艦員たちに命令した。
「よかったのお、ラブよ」ライコウがラブの肩をポンと叩いた。
「ああ・・・、ひとまず気を失っているが目覚めるまでは私が側で面倒を見ようと思う」
「おうおう、相変わらず仲がいいのお、熱い熱い」
「ば、ばかっ、私とアースはそんな・・・」
「隠さんでもいいぞい。いずれはお前さんたち一緒になるんじゃろ?」
「・・・」ラブは目をそらし少し頬を赤らめた。
「目覚めたら今回の事を叱るんじゃ無く、優しい一言でもかけてあげる事じゃな」
「ああ、わかった・・・。ありがとうライコウ」
ライコウは艦長室から出ていき、艦長室には横になったアースとラブの二人きりに。
アースは相変わらず目を閉じたまま。ラブもアースの横で目を覚ますのを待つ状態でいた。
続く
194 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 23:27:56 ID:5biPmZgG
目を覚ますのを心待ちにしているラブを横目に、アースはこんな夢を見ていた・・・
「あいたたた・・・。ん?ここは・・・どこだ?」
アースが目覚めると、そこは見た事も無い場所で、横には湖が。
「み、湖?なんで、こんなところで寝ているんだ・・・俺・・・?」
さらに周りを見てみるとまねき猫のような大きな建物があり、そして空には亀の形をしたものが浮遊していた。
「何だありゃ・・・?何で亀が空に浮いてるんだ?」
アースが色々と疑問に思っていると、近くで「ああっ」「それーっ」と人の声が。
「ん?人がいるみたいだ。崖の上の方から聞こえる・・・。ちょっと、この場所について聞いてみるか・・・」
アースは崖を少しずつよじ登り、何とか上まで達すると一人のピンク色の髪の女の子がいた。しかも何か釣りをしているようだ。
「あの女の子かな。何だろ、釣りをしているみたいだけど・・・まあ、とりあえず聞いてみるか。あのーー、すいません・・・」
「ん?なんや?」ピンクの髪の女の子がくるっと振り向いた。
「んー、見かけん顔やなー、誰やったっけ?」
「す、すみません、ここはどこですか?」
「へっ?ここは神国やで」
「し、神国・・・?」
「そうや、神国。八百万の神々が集まる国や。ちなみに私も神様やで。まだたまごやけどな」
「か、神様?」
「そうや。私の他にもいっぱいおるんやで。ところで、あんたは何の神様なん?」
「・・・(うーん神様かー、俺が得意なものといえば・・・)つ、釣りの神様さ」
「釣り?そんな神様いたっけなー。金魚とか、魚の神様ならおるけど・・・」
「ああ、俺は釣り名人だからね。そうだ、君も釣りをしてるけど、調子はどう?」
「うーん今日はあかんなあ。ええヒキはしてるんやけど・・・」
「俺も一緒にここで釣りをしてもいい?」
「ええよ。話し相手がおらんと眠たくなるしな」
「じゃあ早速・・・おっいつの間にか釣り道具が用意できてる。タフマンウキ、頼むぜ」
「アースの旦那!今日は・・・変わったところで釣りをするんですな」
「ああ、俺もよく分からないけど、とりあえずいいヒキをお願いするぜ」
「了解だぜ、じゃあ早速おっぱじめるかい!」
続く
195 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 23:32:22 ID:5biPmZgG
とりあえず今日はここまで。
まだアースさんとみこしちゃんが出会ったところですが、この後の展開はお楽しみということで。
そういやラブ2の撤去が続いてますね・・・。まだ出て2ヶ月しか経ってないのに・・・。
スカイゲームファイナルの艦はナイトメアだけど、通常の艦はサラマンダーらしいよ。
戦艦ファイトのタイトル下の小文字をよく見るんだ。
ラブ2はラブ1に比べりゃいたって凡台だからしかたないよ(ノд`;)
ピーワの設置店数や人気ランキングが見るたびに落ちているのが心に痛い。
ラブ1はじわじわ増えてったが、2はSNKも七色未来にかかりっきりなのか
新パネルとかこれ以上何かする気ないみたいだしな(ノд`;)
ただでさえサイクルの早い業界なうえに、今のご時世、1ヶ月と持たずに撤去される台も珍しくない事を考えれば
2ヶ月持っただけでも御の字(´・ω・`)
197 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 23:27:01 ID:hpp4tacb
>>196 サラマンダーでしたか・・・失礼しました。
でもラブ2面白いです。ハマリもきついけどあのラブ連は病みつきになります。
とりあえず続きを投下します。
198 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 23:30:15 ID:hpp4tacb
アースは意気揚々とタフマンウキを投下し、女の子と釣りを始めた。
「と、ところで君の名前は?」
「私は神野みこし、っていうんや。みこし、って呼んでや」
「みこしちゃんか・・・俺はアース・ジャスティス。アースって呼んでくれ」
「アース君やね。アース君は今いくつなん?」
「俺は21歳。みこしちゃんは?」
「お兄ちゃんやね。私はまだ14歳、神様になるための修行してるんや」
「(お兄ちゃん・・・俺、妹いないからそう言われると何だか照れるな・・・)凄いなあ、修行ってどんなことするんだい?」
「主に蓮の葉渡りをしてるけど、まだなかなかうまくいかんで、いっつも湖にドボンや。ケロロン師匠に怒られてばっか」
「まるで忍者みたいだな。今度見せてよ」
「えーっだめだめ。まだ上手くいかへんし、もうちょっと修行してからや」
「ハハ、そうか。上手くいくといいね」
「うん!頑張るわ。あ、アース君のウキ、何かしゃべってるで」
「アースの旦那!引いてるぜ!」
「おっ何かかかったみたいだ!よーし、それーーっ!」
続く
199 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 23:32:19 ID:hpp4tacb
アースが釣り竿を引くと、なぜか蓮の葉が釣り上がった。
「ええっ?魚じゃ無くて蓮の葉?」
「ああっ・・・」
「え?ど、どうしたのみこしちゃん・・・?」
「それを釣り上げたら、私、行かなあかん・・・」
「どこに?」
「湖や。ケロロン師匠に蓮の葉を釣り上げたら修行に来い、と言われてるんや」
「ちょ、ちょっと待ってよ。今回は俺が釣り上げたんだし・・・」
「でも、修行するのは私、ケロロン師匠の命令は絶対守らなあかんねん」
「うーん、じゃあ俺もついていくよ」
「ええけど、またドボンかもしれへんで・・・」
アースが蓮の葉を釣り上げたが、みこしちゃんと共にケロロン師匠のいる湖へ移動した。
「みこし来たな。じゃあ今日も頑張るんだケロ」
「じゃあ、アース君見といてや・・・」
続く
200 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 23:34:08 ID:hpp4tacb
みこしちゃんが早速湖に浮いている蓮の葉に向けて走り出した。
タタタタッ・・・ピョン
「よっ、はっ」みこしちゃんは軽快に蓮の葉の上を渡ってゆく。
「うぉーすげー!」アースはみこしちゃんの軽快さに驚いた。
しかしケロロン師匠の手前まで来て
「これで終わりやーーーーーーーー」
ドボーーーーン!
「ああっ!」アースはみこしちゃんが湖に落ちたのをみて自ら湖に飛び込んだ。
「バシャバシャ、はあ、はあ、あれ?この湖結構浅いな・・・何だ、歩けるじゃん」
「みこしちゃーん、大丈夫かーー」アースは小走りにみこしちゃんの側まで全速力で走っていった。
「ああアース君危ないで!」
みこしちゃんがそういったと同時に、アースはつるっと湖の底に足を取られ
ドボーーーーーン!
「痛ってえ・・・、うわあびしょ濡れになっちまった・・・」
「ア、アース君大丈夫か?ごめんな、私に構わんでもよかったのに・・・」
「ああみこしちゃん・・・お互いびしょ濡れになっちゃったね・・・ハハハ・・・」
「私ももうちょっと修行せなあかんわ・・・もう何回ここでドボンしたか・・・。濡れてしもたから、じゃあ、神の湯いこっか」
「神の湯?」
「ああ、そこにある温泉のことや。修行失敗したら必ず行くねん」
「温泉か・・・」
続く
201 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 23:35:41 ID:hpp4tacb
とりあえず今日はここまでです。
予想通りかと思いますが、神の湯に向かいますw
この後の展開は・・・続きはまた明日以降!
つづきまだー?
203 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 22:25:53 ID:FrVipnZx
>>112です。
>>202 遅くなってしまい申し訳ございません。早速少しですが投下します。
アースとみこしちゃんは濡れた服のままで神の湯へ向かった。その途中の桃源橋の上で
「あーみこしー、また修行失敗したんかー」元気な女の子の声が聞こえてきた。
「あーテンテンと雷華ちゃんー、テヘ、またあかんかったわ」
「みこしちゃん、あの二人は誰だい?」
「カラスの神様のテンテンと、雷の神様の雷華ちゃんや」
「へー、彼女達も神様かー、ほんと色々いるんだなあ」
「みこしー、隣にいる人、見た事ないけど何の神様?」雷華が不思議そうに見つめる。
「釣りの神様のアース君や」
「ど、どうも俺、アースって言います」
「ウチはテンテンや。よろしゅうに(アース君か、意外とカワイイやん・・・)」
「どうも、雷華です(アース君、イケメンだなあ私好みかも・・・)」
2人はアースのような若い男がこの神国にいないのもあってか、少し惹かれてしまった。
「(二人ともけっこう可愛いなあ・・・雷華ちゃんの服装ちょっと大胆だし・・・)へ、へ、ヘックション!」
「ああアース君風邪ひいたらまずいで、早よ神の湯行こう!」
「みこし神の湯行くんか?ちょ、ちょうど私達も行こうとしてたところや」
「そうなんや!じゃあ皆で神の湯入ろ!」みこしちゃんはとても喜んだ。
しかしもっと喜んだのは、テンテンと雷華の2人だったのかも・・・。
続く
204 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 22:28:02 ID:FrVipnZx
そして4人は神の湯に到着、そして
「あれっここの着替えって男女に分かれて無い・・・じゃあ俺どこで服を脱いだら・・・」
「脱衣所はここしかないで。別に構へんやろ?」そういうとみこしちゃんが唐突に服を脱ぎ始めた。
「いいっ・・・!」アースは14歳とはいえ、目の前で女の子に恥じらいも無く脱がれると躊躇してしまう。
「私たちも・・・っと」雷華もテンテンも唐突に服を脱ぎ始めた。
「ちょ、この状況、ヤバ過ぎ・・・」アースは相手が子供とはいえ、少し勃起してしまい、股間を手で押さえた。
「アース君早よ入らんとほんまに風邪引くで!」素っ裸になったみこしちゃんがアースに注意した。
「う、うわっみこしちゃんの裸・・・14歳っていったら少し体がふっくらしてくる時期だけど・・・」
「ウチらも脱いだで、アース君、早よ入ろー」テンテンも雷華も素っ裸。
「・・・2人も裸・・・わ、わかったよ、すぐ後で行くから先に入ってて・・・」アースは後ろ向きになり股間の怒張を抑えながら彼女達に言った。
「ほな先に入ってるでー」3人はガラガラと温泉の扉を開き先に入っていった。
「ふうー、まさか混浴で脱衣するところまで見放題とは・・・俺の息子、バレずに入れるんだろうか・・・」
アースの息子の興奮はまだ収まらず、タオルで何とか隠しながら風呂の扉に入っていった。
続く
205 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 22:30:06 ID:FrVipnZx
温泉には3人以外には誰も入っておらず、アースと3人の貸し切り状態。
みこしちゃんは温泉に入りバシャバシャと泳いでおり、テンテンと雷華もキャッキャッとお湯を掛け合っていた。
「ふう、彼女達まだ子供なんだよなー、俺もこの年齢のときは風呂で泳いでたよなあ」とアースは昔を懐かしんだ。
「さて、俺も入るか」と彼女達のところに近づき、まだ興奮覚めやらぬ前をタオルで隠しながらでチャポンと湯に浸かった。
「アース君どう?この温泉ええやろ!」泳いでいたみこしちゃんが髪を濡らして聞いてきた。
「ああ気持ちいいよ、これで風邪引かずに済みそうだ」
「・・・アース君って結構筋肉質なんだね・・・」雷華が側に寄ってきてアースの体をまじまじと見つめていた。
「そ、そんなことないよ・・・俺」
「鍛えてる男の人って、私好きかも・・・」雷華はまるでアースを誘うような言葉を発した。
それにちょっとイラッとしたのはテンテン。
「・・・ウ、ウチもアース君みたいな男の子、好きやで・・・」テンテンも負けじとアースに言葉を発した。
「あ、ありがとう・・・俺、君たちみたいな可愛い子にそこまで言われると照れちゃうな・・・」
「そんなー、照れなくてもいいよー、アース君、すごくカッコイイもん」雷華はさらにアースを誉めまくる。
「そ、そうだウチ、アース君の背中流したるわ」テンテンはアースの腕を取り、洗い場に誘おうとした。
「テ、テンテンちゃん待って、じ、自分で洗うから大丈夫だよ」
アースが慌てるのも仕方が無い。自分の息子が興奮したままなのだから。
続く
206 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 22:31:32 ID:FrVipnZx
今日は少ないですがここまでです。
テンテンと雷華が神の湯へ参加してきて、アースの息子は如何に?
続きをお楽しみ!
207 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:35:49 ID:AAYbkWkD
>>112です。では続きを。
「いいやんせっかくなんやし、じゃああの椅子に座って、座って!」テンテンは笑顔でアースを洗い場に連れ出した。
「わ、私にも洗わせてよね!」雷華はテンテンに向かって対抗心を燃やしていた。
アースは2人の言いなりになり洗い場の椅子に座った。
「じゃあ、お背中流しますねー」雷華は持っていたスポンジに石鹸をつけ、サッと洗い始めた。
「あー駄目だよ雷華ー!ウチがアース君の背中流すんやー」テンテンも用意していたスポンジをアースの背中にくっつけた。
ゴシ、ゴシ、ゴシ・・・2人の洗う力は弱いけど、アースにはそれが心地よかった。
「(たはー2人がかりかよー)あ、あのさあ、せ、背中だけでいいからね・・・後は自分でやるから・・・」
「そんなー、遠慮しなくてもいいよー、前も洗わせてねー」
と言った途端、雷華はアースの前に移動し、いきなりアースの胸の部分を洗い出した。
「わ、わっ雷華ちゃんの裸が目の前に・・・やべっ、胸が少し膨らんでる・・・」アースは雷華のちょっと成長した胸を見てまた興奮してきた。
アースは何とか息子がばれないように手で股間を押さえていた。
「足元も洗いますねー」雷華は次に屈んでアースの足先を洗い始めた。屈んだときに雷華の大事なところがアースの目に入った。
「ちょ・・・見えてる・・・うっすらと紫の毛が生えて・・・い、いかん俺の息子よ、静まれ・・・」
続く
208 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:37:03 ID:AAYbkWkD
「アース君、手をどけてもらってもいい?あとそこだけ洗えてないんだ」雷華はアースの手を動かそうとした。
「あ、いや、ここはいいよ。自分で、あ、洗うから」
「ふふっ、アース君照れなくてもいいよ。実は、私男の人のアレ、見た事ないんだ・・・だから、ちょっとだけでいいから・・・見・せ・て・・・」雷華はアースの耳もとで囁いた。
するとテンテンも同時に囁いた。
「ウチも前から男の人のがどんなのか、見たかったんや・・・」テンテンは小さな体を寄せてきた。
「だ、駄目だよ・・・」アースは恥ずかしさのあまり拒否した。
「ほら、私達のもじっくり見せてあげるから・・・お、ね、が、い」雷華とテンテンはアースの目の前に立ち、彼女達の大事なところをじっくりと見えるようにした。
雷華はうっすらと毛が生えてたが、テンテンはつるつる。アースは大興奮でもう息子は爆発寸前。
「みんなー何してるんやー」風呂で泳ぎ疲れたみこしちゃんがアースの元にやってきた。
「あーみこしー、みこしもサービスしてあげてよー」
「何や?みんなで見せ合いしてるんか?よっしゃ、私のも見てもええでー」みこしも同じような姿でアースに大事なところを見せた。
「くくっ・・・た、たまらん・・・」
「どう?アース君?みんなのを見せてあげたんだから、アース君のも見せてね」
続く
209 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:37:42 ID:AAYbkWkD
「・・・わ、分かったよ・・・。み、見せるだけだからね・・・」アースは彼女達がここまでしてくれたのに自分が見せないのは悪いと思い、立ち上がった。
「楽しみやなー」
「どんなのかなー」
「ウチ、わくわくや」
「じゃ、じゃあ取るよ・・・ホラ、見ていいよ・・・」アースは持っていたタオルをその場に落とした。
「・・・!!!」3人は愕然とした・・・。
「な、何やこれ・・・しっぽ?」
「ちょ、お、男の人って・・・」
「え、ええっ・・・!?」
アースの興奮した息子は、へそのところまで反り上がり、色はうっすらと黒光りし、彼女達を驚かせた。
「さ、さあもういいだろ・・・。俺のも見せてあげたから・・・じゃ、じゃあ上がるね」アースは逃げようと思いタオルを拾って出口に颯爽と走り出した。
続く
210 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:38:35 ID:AAYbkWkD
「あっアース君走ったらあかん!その辺あぶないで!」みこしちゃんが注意をした足元にはなんと石鹸の神様が。
「うわーーーーーーっ!」ツルン!ドテーーン!ガン!
「あ〜あだから言ったのに・・・だ、大丈夫かアース君?何かガンとか変な音したけど・・・」
アースの顔を覗き込むと、目を白くしてそのまま泡を吹いていた。
「あ、あかん!アース君気を失ってもた!みんなちょっときてやーーーーーー!」
「アース君、アース君!大丈夫?」雷華はアースの肩を揺らしながらも、股間のイチモツが気になって仕方がない。
「あ、あかんわ、泡吹いてもーとる・・・」テンテンも諦め顔だったが、視線はアースの股間から目が離せない。
「2人とも!アレはちょっと気になるけど、とりあえず運ぼ!」みこしが2人に指示をし、3人がかりでアースを神の湯の外に運び出した。
それから数分後、ようやくアースが目を覚ました・・・。
「う、ううん・・・」
「あっ!アース君!目が覚めた!?」
続く
211 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:43:14 ID:AAYbkWkD
今日はこれぐらいで。
雷華とテンテンのアース君への想いは通じるのか?
次回をお楽しみ!
212 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 23:33:53 ID:i9LJOLmO
続きです。
アースが目を覚ますと、紫色の髪、そう雷華の顔が真上に。
「ら、雷華ちゃん・・・か?」
「そうよ、雷華よ。もう、アース君お風呂場で走っちゃダメじゃない」
「お、俺・・・ご、ごめん何か迷惑掛けちゃったみたいだね・・・」
「ううん、いいんだよ。ここまで運ぶのちょっと重たかったけどね」
「あれ?みこしちゃんやテンテンちゃんは?」
「あの2人は、近くの部屋でカルタ取りしてるわ・・・ほら、聞こえてくるでしょ?」
「電光石火ーー!」「芭蕉扇!」
「あかんわー、また取られたー!」
「どやみこし、ウチの力!」
「ハハ・・・カルタ取りか・・・楽しそうだな・・・」
「ね、ねえアース君・・・」
「何だい雷華ちゃん?」
「今、私とアース君の二人っきりなんだ・・・私たちも楽しいこと・・・しない・・・?」
「へっ?た、楽しい事って・・・何を?」
「もう・・・アース君って鈍感・・・。そ、それよ・・・」
続く
213 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 23:34:51 ID:i9LJOLmO
雷華が指差した方向はアースの下腹。そう、アースは完全に忘れていた。下半身の息子が気を失ってる間もビンビン状態であることを。
「・・・いいっ!!」アースはパッと息子を手で隠した。
「てことは・・・ここへ運ばれてからずっと雷華ちゃんに見られてた・・・てこと?」
「ごめんなさい・・・ずっと見てた・・・ちょっと触ってみたりも・・・しちゃった」
「さ、触っちゃったりしたの・・・!」
アースは雷華がポッと頬を赤らめているのを見てまた興奮してしまった。
「アース君の、すごく堅くて暖かかった・・・。何だか私、ドキドキしちゃって・・・」
「雷華ちゃん・・・」
二人はお互いに見つめ合うと、すっと雷華のほうから唇を重ねてきた。
「ん・・・ん・・・」
「!!!ら、雷華、ちゃん・・・」
アースは14歳とは思えぬ雷華の大胆なキスにびっくりした。しかもさっき頭を打ったせいか、体が思うように動かない。
「ぷはっ・・・ね、ねえ、アース君のこと、雷華もっと知りたいな・・・」
雷華は唇を離すと、アースの息子に手を掛け、ゆっくりと上下に動かしてきた。
「あ、あああ雷華ちゃん・・・そ、それマズイ・・・」
「男の人って、こうすると気持ちいいんだよ・・・ね?」
少しぎこちなさがあるものの、今のアースには女の子に自分の息子を触られていることが堪らなかった。
続く
214 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 23:35:42 ID:i9LJOLmO
「あ・・・いい・・・」
「ふふっ・・・アース君気持ち良さそう・・・何か、さっきより大きくなったような気がする・・・」
「あふあ、だ、駄目だよ雷華ちゃん・・・お、俺もう我慢できないよ・・・」
アースはぱっと雷華の足を取り、自分の顔にお尻を向けるように跨がせた。
「きゃっ!アース君、何するの!?」
「ご、ごめんな、もう俺我慢できなくて・・・」
アースがそう言うと同時に、雷華のショートパンツをずるっと下ろしにかかった。
「!!!い、いやだアース君・・・」雷華はショートパンツをぐっと止めようとした。
「雷華ちゃん・・・もう俺の息子はじっくり見ただろ・・・だから君のも見せてほしい・・・」
アースは雷華の大事な部分が自分の目の前に現れると、すぐさま口を近付け舐め始めた。ほんのり風呂上がりでいい匂いがする。少し生えた紫の陰毛が鼻にかかり、さらにアースを興奮させる。
「い、いやあぁぁぁぁ!ア、アース君・・・だ、だめえぇぇ・・・」
「何を言ってるんだよ・・・気持ちいいんだろ・・・?」
「いやっ、そ、そこは私・・・な、何か変な気分に・・・」
アースはさらに舌を上下に動かし雷華の大事なところを攻めまくる。
続く
215 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 23:36:48 ID:i9LJOLmO
「うふうぅぅぅん・・・いやあああんんん・・・」雷華はアースの攻めに体が少しづつ紅潮してきた。
「さて・・・次は指を入れてみようか・・・」
「え、えっ指って・・・い、いやあああああ!」
「もうこれだけ濡れているから・・・大丈夫だよ・・・それっ!」
アースは雷華の狭いところにまず人さし指をずぶっと差し込んだ。
「あ、あああああっ!い、いやあああああ!」
雷華の膣内は少しキツかったが、アースの愛撫でじわりじわりと深いところまで指が埋まってゆく。
「ほら・・・一本丸々入ったよ・・・」
「い、いやだ・・・ぬ、抜いて・・・アース、君・・・」
「だめさ・・・さて、もう一本・・・入れてみようか・・・」
「も、もう駄目!!!や、止めて!!!」
雷華は抵抗するもアースががっちり足を掴んでいるので離れられない。しかも指を入れられて思うように力が入らない。
「次は中指・・・そうら・・・」
「ひぎっ・・・い、痛い・・・よ・・・」
しかし中指もアースの舐めただ液と雷華の愛液が潤滑油となりゆっくりではあるが入ってゆく。
「だ・・・め・・・アース・・・君・・・」雷華がそう言うとカクンと体をアースに預けた。
「・・・雷華ちゃん・・・イッたのか・・・」
「仕方ないか・・・雷華ちゃんまだ14歳だもんな・・・もうちょっと大人になってからだな・・・」
アースは雷華を横にして、タオルを体に掛けてあげた。
続く
216 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 23:38:46 ID:i9LJOLmO
今日はここまで。
雷華とアースが交わりました。14歳の雷華はアースのテクニックに昇天。
横でカルタ取りをしていたみこしとテンテン、彼女達の行方は・・・?
次回をお楽しみ!
アースがそんなにエッチが上手いとは思えないw
ラブも他の男とやったことないから上手いとか下手とかお互い気づけないと妄想。
218 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 23:32:30 ID:Y4cYsbI9
>>112です。
>>217 これはアースさんの夢の中の話なので、テクニックは完璧なんですw
続きはまたのちほど。
219 :
CR春一番:2009/06/28(日) 08:25:58 ID:Fcr8AlZe
>>189の続きです。
祝言から2ヶ月ほどが経ち、春華と風雅、2人の夫婦ぶりもようやく板についてきた。
まあ、どうにか形になっているのは他人の前でだけで、2人きりの時には相変わらず春華が優勢なのだが。
もともと女王様と下僕のような間柄だったので、夫婦になったとはいえ、この関係性は短期間でどうにかなるものでもない。
しかし風雅は、妻となる前とちっとも変わらない春華の態度に、別に文句を言うわけでもなかった。
彼とてまた、結婚によって2人の関係を180度転換することは望んでいないのだ。
いきなり春華が従順になったとすれば、彼はきっと腹でも下すに違いない。
ところで、この花札の国には、新婚旅行という物は無い。
初夜が明けると、男は妻の手によって朝の支度を済ませ、商人は店へ、農夫は田畑へと通常通りの一日を始める。
風雅も例外ではなく、祝言の翌日からまた春華の父の右腕として働き始めた。
少しだけ変わったのは、彼が有望な若い衆から、大店の若旦那になったことだけ。
以前からもそれなりの仕事は任されていたが、その朝からは店の正式な後継者として扱われはじめた。
店に出ることは少なくなり、交渉ごとや店の経営方針などを、売場の最前線からは一歩引いた立場で考えることを求められる。
ただの使用人ではなく、経営者としての目を養う必要性が新たに生まれたのである。
風雅の舅となった春華の父も、それについては思うところがあったようだった。
生まれながらの跡継なら幼い頃から自然に慣れることでも、3年前まで商売に全く関わりの無かった者に、経営者のイロハを教えるにはどうすればよいか。
まずは第一歩として、春華の父は、風雅に少々過酷な仕事を申し付けた。
風雅を、2ヶ月あまり商用の旅に出させることにしたのだ。
この国を出てずっと遠くへ行き、売り物になる他国の産物を探し出して商談をまとめ、持ち帰るという大事な仕事。
仕入れの目利きと値段の交渉、相手方と一から新しい信頼関係を築く、なかなかハードな内容である。
父から内々にそれを聞かされた時、普段は散々夫につれない態度を取っている春華も、さすがに反対した。
いくら必要でも、2ヶ月もの長旅など風雅には絶対に無理だ、と父に食って掛かり、撤回を求めたのだ。
だが春華の父は、娘の意見を受け入れなかった。
娘婿によい跡取りになってもらうにはどうすればいいのか、彼なりに考えた結果であるからだ。
有望な跡取り育成マニュアルなどという物が無い以上、これと思うことをやらせるしかない。
しかし、さすがに娘の激しい反対には彼も辟易したのか、先手を打つべくすぐに風雅を呼び、旅のことを了承させた。
風雅としては、舅からの申し付けであるから従う他はない。
なんでそんなの了承したのよ!と食って掛かる春華に苦笑しながら、風雅は早々に旅支度を整えた。
そして数日後、道中で売って路銀にするための大荷物を抱え、古風に傘をかぶって彼は館を出た。
「可愛い子には旅をさせよ、だ。あんまり心配するんじゃない」
座敷でむっつりと膨れる春華に、娘婿を見送った父は言い訳のように小さく呟いた。
風雅が旅立って、ものの数日で春華はすっかり日常の生活に飽きることになった。
物見遊山ではなく商用の大事な旅であるから、道中で私的な内容の手紙なども送れない。
風雅なら毎日でも手紙を……と春華は漠然と考えていたのだが、その予想は全く外れた。
彼女にしてみれば、非常に面白くない。
新婚早々夫を他国にやられ、当の夫は無事を知らせる手紙を送ってくることもせずに、可愛い新妻をほったらかし。
まるで自分だけが、かやの外に追いやられているかのように思えるのだ。
しかし、ただ不機嫌でいるだけでは、これもまた面白くないものだ。
こうなったら、娘時代のように思い切り好きなことをするしかない……と春華は考えた。
そして「亭主元気で留守が良い」というどこかで聞いたことのある言葉を思い浮かべ、せいぜい気楽にすることを決める。
女友達と茶を飲んだり、市で買い物をしたり、自由気ままに過ごそう、と。
予定を詰め込まなければ「夫の帰りを待つ従順な妻」ということになるから、それは彼女のプライドが許さない。
だから遊んでやろうというわけなのだが、しかしそこでもまた、彼女は面白くない経験をすることになった。
会う人会う人が、誰も彼も風雅のことを口にするのだ。
友人のみならず、外ですれ違う人ごとに「若旦那はお元気で?」と尋ねられる。
たまには手伝おうと店に顔を出しても「若旦那がご不在で、お寂しいんでしょう」などと、女衆にからかわれる。
それにうんざりして、春華は外へ遊びに行くのをやめた。
220 :
CR春一番:2009/06/28(日) 08:26:48 ID:Fcr8AlZe
仕方なく、屋敷の中に留まることにする。
だが舞いや書の稽古にも熱が入らず、ただ絵草子をぱらぱらとめくってみたり、猫と戯れたりするだけの日々が続いた。
単調な生活は、考え事をする時間が多くなる。
頭に浮かぶのは、今はここにいない夫の風雅のことばかりだった。
「……ふん。別に、待ってなんかないんだから」
誰に言い訳するでもなく呟かれた春華のせりふは、夜のしんとした空気に触れ、そっと馴染んで消えた。
2人が初夜を過ごした屋敷の離れは、そのまま若夫婦の居室となっている。
あまり広くはないその部屋も、一人だと妙にがらんとして見える……と、春華は常々感じていた。
少々けばけばしい内装に手を入れ、落ち着いた趣に変えたせいか、そのシンプルさが物寂しさを呼び起こす。
床についた春華は、洗いたての上布がかけられた風雅の枕を横目で見た。
彼が帰ってくるのは、10日以上も先のことだ。
「(あいつ、今頃なにしてるんだろ。どんな宿で寝てるんだろう)」
野宿だけはするなと春華が言い渡したので、風雅はそれに従い、粗末でも一応は宿と呼べる場所にいることは想像できる。
「(相部屋かしら。もしそうだとして、男女が一緒の部屋になることはあるのかしら)」
風紀上、この世界では家族以外の男女の相部屋はご法度なのだが、宿場になど行ったことのないお嬢様の春華がそれを知るわけもない。
もし風雅が自分の知らない女と一緒だったら……という、ふと頭に浮かんだ不愉快な想像に、彼女の美しい眉がひそめられた。
「(あのスケベ、もし誘われたら、ふらふらっとなっちゃうんじゃないかしら)」
祝言以降、春華は風雅の「そっち」については、ほとほと苦労していた。
といっても、彼が下手だというわけではなく、妙に「そっち」に熱心なことが、彼女の頭痛の種なのだ。
幼い頃から好きだった女を妻にして、今まで抑えていた異性の体への興味が一気に高まったのだろう。
風雅は3日にあげず、夜になると春華の体に触れ、隅々まで探索をするようになった。
春華が気持ちいい場所はどこか、どう触れば反応を示し、声を上げるのか。
純粋な興味に突き動かされて、やたらと前戯に時間をかけるようになったのだ。
触れ方も、最初の頃はおずおずと遠慮がちだったのに、最近では随分と大胆になってきていた。
「(そうよ。こないだなんか……)」
春華の頭を少々不愉快な感情がかすめ、彼女は、風雅の枕を軽く叩いた。
その夜の風雅は、春華の内腿や腹、二の腕の内側などの柔らかい場所に次々と吸い付き、彼女の体にたくさんの赤い痕をつけたのだ。
「(やだって言ったのに、胸にまでつけたのよ。本っ当に信じられない)」
春華はぷんぷんと怒りながら、思わず自らの胸をかばうように手を添えた。
「んっ……」
不意に親指が乳首をかすめ、彼女の唇から小さな声が漏れる。
己の耳にも届くかどうかの微かなものだったが、その声は彼女の頬をほんのりと赤く染めた。
「あ、やだ……」
その夜の別のシーンが、彼女の頭の中に再生する。
風雅が胸に頬擦りをし、まるで赤ん坊のように乳首に吸い付いたことを。
その後に彼が舌でそこを散々なぶって、自分は言いようもなく喘がされてしまったことまで。
春華の頬はますます赤くなり、一人寝の褥の上でじたばたと悶えた。
「(馬鹿っ。風雅の馬鹿っ)」
この場にいない夫に心の中で悪態をついて、溜飲を下げようとする。
しかし、今しがた胸に感じた甘い刺激は、それをもっと欲しいと望む彼女の女の部分を呼び起こした。
まだ覚えて間もないとはいえ、そこに何かが触れることで感じられる快感は、彼女を夢中にさせる力を持っていたから。
春華は、胸に触れた指をゆっくりと動かし、襦袢の上から乳首を捏ねるように撫で回し始めた。
「あんっ……ん……んっ……」
今度ははっきりとした嬌声が、春華の口から漏れる。
己の感じる場所に触れ、思うさま刺激するという背徳感に彼女は思わず息を飲んだ。
しかしその感情は、未知の行為への興奮にいともたやすく押しのけられる。
「(私がこんなことをしなきゃいけないのは、あの2人のせいだわ)」
娘夫婦の仲を割くようなことをする父と新妻を放っておく夫のせいにし、春華は自制を緩めた。
「(欲しい。もっと、いつもみたいに)」
彼女の脚に力が入り、両膝がわなないた。
221 :
CR春一番:2009/06/28(日) 08:27:49 ID:Fcr8AlZe
どうにも物足りず、春華は自らの帯をするりと緩めた。
弾力のある乳房が寝巻きの袷から零れ落ちるように覗き、触られることを望むように疼く。
上掛けの下で襦袢を大きく乱し、春華は自らの胸に直接手を這わせた。
「ああ……」
遮る物が無くなった素肌に指が接し、どう触れば快感が得られるのかを興味深げに探索する。
春華は両手を使って胸を揉み上げ、また掌で胸の頂上を擦り、乳首を指の股に挟んで締め上げた。
「あんっ……あ……はぁん……」
乳首を弄るのが特に気持ち良くて、春華は強弱をつけながら、何度も何度もそれを繰り返した。
指の股に挟むより、指先で直接摘んでくりくりと擦り合わせる方が、もっと強烈で身を捩りたくなるような快感を生む。
呼吸も上がり妙に甘い声が出て、彼女は、体の中心で何かが締まるような感覚にとらわれた。
それが何かは分からないが、しかし、もっと何度もしたい。
だから手を動かし続けるのだが、急速に高まる欲望に対し、愛撫がついていっていないようにも思える。
「(もどかしいわ。この指があいつのだったなら、もっと……)」
風雅ならもっと、ずっと気持ち良くしてくれるのに。
あいつは今頃どの空の下にいるのだろう、もう眠っているのだろうか。
また頭をもたげてきた憂いに、春華は大きくかぶりを振った。
夫の身を自分が心配するなどということは、彼女にとっては断じて認められないことだ。
そういえばこの間、風雅と肌を合わせたのはいつだっただろう。
指をはしたなく動かしながら、春華はぼんやりと考えた。
旅に出発する前だから、最後に抱かれてからかれこれ1月以上は経っているだろうか。
褥で自分に触れるとき、風雅はしごく優しくしてくれるのに、時折ひどく意地悪になることがあることを春華は思い出す。
もっと、とか、早く、とか。
短く頼んでも、彼はそれをかわすかの如くに微かに笑うだけで、自分のペースを乱すことはない。
つい最近まで、春華春華と自分の後を追いかける、頼りない弟のような少年だったのに。
彼はいつから、女を思うがままに翻弄できるような男になったのだろうか。
勿論それは、この家へ入り婿として来るため、彼が頑張ってくれたからだ。
仕事がうまくいって彼の心に生じた自信が余裕となって、ああして夜に春華を翻弄することができるようにもなった。
それを思うと嬉しいのだが、反面、春華にはひどく悔しく感じられる。
風雅は頼りないから、私が引っ張っていってあげなければという気負いが、春華を何年も支えていたのに。
当の風雅に頼り甲斐や余裕を身につけられてしまっては、自分の立つ瀬がないというように感じられるのだ。
「(あんな奴いなくったって、私は自分で……)」
そう思うことが既に負け惜しみであるのに、春華は無理矢理、風雅のことを頭から追い出した。
一人で十分、などと自分で自分に強がってみせ、それを証明するかのように片手を下半身へと滑らせていく。
滑らかな腹、ふんわりとした茂みを抜けて、春華の指は自らの秘めやかな部分へたどり着いた。
「あ……」
さすがにここを自分で触るのはまずいのでは……と、春華は迷って体を固くする。
今までそういう意図を持って触ったことなど無く、胸以上に、どうすれば良いのか全くわからない。
風雅なら、きっと最も適した方法で優しく触れてくれるのかもしれないが……。
「(やだ、またあいつのこと)」
追い出してもなお浮かんでくる夫の面影を、春華は頭を振って追い払う。
とりあえず痛くしなければ大丈夫だと自らに言い聞かせ、春華は指を下へやった。
繊細な部分を両側から覆う肉をそっとかき分け、皮膚よりずっとしっとりとした場所に触れる。
「あ……」
指先にべっとりと濡れた感触をとらえ、春華は驚いて硬直した。
自分で触っているだけなのに……と、とても信じられない思いで。
『すごい。いっぱい濡れてるよ、春華』
祝言をあげて間もない頃、風雅が褥の上で感嘆と共に呟いた言葉が脳裏に浮かんだ。
「(自分で触っただけで、こんなになっちゃうなんて……)」
濡れ具合を確かめるように、指先でそこを擦りながら春華は思った。
上手くもなんともない触れ方だったのに、どうしてこんなに溢れているのか。
「(あいつのせいだわ。あいつが、私をこんな風に……)」
肌を合わせるようになってまだ日が浅いのに、風雅は春華の体を非常に感じやすく仕立てつつあった。
初夜の日まで童貞であったとはとても思えないほど、しごく的確に。
それは何よりも愛情のなせる業であるのだが、今日の春華にはそれが妙に腹立たしく感じられた。
222 :
CR春一番:2009/06/28(日) 08:28:41 ID:Fcr8AlZe
「(だめだわ。こんな風に触ってたら、まるであいつがいないのが淋しいみたいじゃない)」
自らの行為が急に恥ずかしくなって、春華は慌てて指を止め、ふうっと大きく息を吐いた。
しかし彼女の体の火照りは、そんなことで静められる範囲をとっくに超えていた。
一旦動きを止めた春華の指が、己の最も感じやすく、弱い部分へと向けられる。
風雅と繋がるための場所より少し上、襞の合わせ目より少し下。
「ここだよ」と戯れに風雅に触らされた場所を思い出し、春華は恐る恐るその場所へ指を届かせた。
「あっ、ああっ!」
隠された小さな肉芽に触れた瞬間、春華は体を震わせ小さく叫んだ。
自制心と羞恥心を束ねてかかっても敵わない、体の芯が蕩けていくような快感に呼吸が乱れる。
一度触れてしまえば、そこから指を離すことなど、もう不可能だった。
「あんっ……風雅、だめ……」
いやいやをするように首を振りながら、春華は夫の名を呼んだ。
制止する言葉を吐きながらも、彼女は秘めやかな場所を濡らしている物を指で掬い取り、肉芽へ擦りつける。
ぬるぬるとした物をまとって指先から逃げるそこを逃すまいとして、胸に触れていた左手で秘所を割り開いた。
「はんっ……ん……あぁん……」
邪魔な襞を押さえて肉芽を露出させ、思うさま指先で弄び、声を上げる。
春華の腰が快感にくねり、彼女は恍惚とした表情のまま、時折夫の名を呼んで自慰にふけった。
やめなければ……という後ろめたさは、もうすっかりどこかへ消えてしまっていた。
カタリ。
一心に指を動かす彼女の耳に、不意に小さな物音が飛び込んできた。
自慰の熱と溜息で満たされたこの空間には、明らかに不似合いな微かな音。
春華は凍りついたように動きを止め、目をいっぱいに見開いた。
音の出所を探し、視線をさ迷わせる彼女の目が捉えたのは、今まで思考の中でに自分触れていた夫の姿だった。
「あっ……」
なぜ風雅がそこに立っているのか分からず、春華は絶句して固まってしまう。
一方、風雅もまた目を大きく見開いたまま硬直していた。
春華と風雅は、二人とも言葉を失い見詰め合ったまま、場を沈黙が満たした。
「は、早かったのね」
長くも短くも感じられる沈黙を先に破ったのは、春華だった。
その声が上ずっていなければ、もう少し余裕が感じられたのだが。
「……う、うん。予想以上に商談がうまくいったから、ね」
風雅もまた挙動不審になりながら、早口で言う。
まだ予定が10日ほども残っているのに、もう全て済んだのかと、春華は感嘆した。
しかし、今は暢気に驚いている場合ではない。
「……お夕飯とお風呂は?まだなんだったら……」
一縷の望みを託して言うのだが、風雅は首を横に振った。
「もう済んだんだ。こっそりこっちに戻ってきて、『早いわねえ』って、春華を驚かせてやろうって思ってたんだけど……」
驚かされたのは、僕の方だよ。
そう言いたげな風雅の表情を見て、春華の頬は燃えるように熱くなった。
「別に急いで帰ってなんかこなくたって、良かったのよ。私はもう寝るから、あんたはあっちで寝て」
この状況は明らかに自分に不利なことに、春華は既に気付いていた。
風雅にいつものように隣に入り込まれては、自分が何をしていたかが彼にばれてしまう。
「なんで?せっかく帰ってきたのにさ。一緒に寝ようよ」
しかし風雅は、春華のにべもない拒否をものともせず、褥に近付いてきた。
「ちょっと、こっちに来ないでったら」
上掛けを抱え込んで必死に体に巻きつけながら、春華は慌てて何度も繰り返す。
彼女がかもし出す拒否の姿勢に気おされたのか、風雅はふと立ち止まって黙り込んだ。
何でも自分の言うことを聞いた昔の彼のことを思い出し、春華は少し愉快になる。
「そう、それでいいわ。あっちを向いて……って、きゃあっ!」
風雅を遠ざけようと目論んだ春華の口から、場違いに大きな叫びが出る。
指示に素直に従うと見せかけて、風雅は隙をついて、春華に近付いて抱きすくめたのだ。
「何するのよ、あっちへ行ってったら。馬鹿、風雅っ」
腕を振り解こうとじたばたもがきながら春華が言うも、聞き届けられず。
風雅は抱く力をますます強め、彼女に顔を近付けてきた。
223 :
CR春一番:2009/06/28(日) 08:29:46 ID:Fcr8AlZe
「ねえ春華、今、何をしてたの?」
「えっ……」
「僕がいなくて寂しかったから、あんなことしてたんでしょう?」
「っ!」
からかうような風雅の言葉に、春華は目を白黒させた。
「な、何もしてないわよ……」
力ない春華の反論の言葉は、届く手前で床に落ちたようだった。
「春華が自分で触ってるの、見てたんだよ僕」
耳元で囁かれた風雅のせりふを聞いて、春華はこれ以上ないくらいに大きく目を見開いた。
一体いつから見られていたのかと、彼女の頭の中は上へ下への大騒ぎになった。
「『風雅、風雅』って、僕のことを呼んでたよね。僕に触られてること、思い出してたの?」
「馬鹿っ!誰が、あんたのことなんか」
その通りであるのに、春華は懸命にもがきながら風雅の言葉を否定した。
逃れようと必死に身をよじるのだが、彼女を戒める夫の腕はたくましく、ちっとも緩む気配がない。
「僕はもっと丁寧に、時間を掛けて触るよ?」
言った風雅は、上掛けをまとったままの春華の体に手を這わせだす。
「やだっ!ちょっと、何するのよ!」
固く勃起した乳首や濡れそぼった秘所を見透かすような夫の手の動きに、春華は声を荒げて抵抗する。
これを剥がれてしまえば、乱れきった襦袢が彼の目に触れ、自慰をしていたことはもう言い訳ができなくなる。
「春華があんなことしてるの見たのに、このまま寝られないよ」
風雅に耳元で囁かれ、春華はいやいやと身を捩った。
「奥さんに寂しい思いをさせるなんて、夫失格でしょ?だから取り返さなきゃ」
風雅は続け、そのまま春華を背後から抱きすくめた。
そのまま上掛けを剥ごうとするも春華に阻止され、代わりに中へ手を忍ばせる。
「あ……」
愛しむように春華の肌を撫でると、彼女の口から小さく吐息が漏れた。
それに気分を良くした風雅は、彼女のふっくらとした胸に手を這わせて包み込む。
柔らかく揉み上げてうなじに口づけると、抱きすくめられた春華がびくりとした。
「やっ、あ……んっ」
時折、抑えきれない声が耳に届き、風雅を煽る。
春華の手前堪えていたが、離れて寂しかったのは彼とて同じこと。
大好きな春華が愛撫に応えてくれるのを目の当たりにして、途中でやめられるわけもない。
「春華。我慢しないで」
「えっ……。あっ、あんっ!」
風雅の指が、春華の胸先の尖りを円を描くように撫で回す。
途端に春華の息は大きく乱れ、体が震えた。
「あ、風雅。やだ……」
嬌声の合間に春華が弱々しく抗うが、風雅は取り合わず、さらに彼女の胸を責める。
少し前まで細く頼りなかった彼の指は、今はもう立派に大人の物だ。
しかし繊細に動くそれは、春華を快感を煽り、呼吸困難にするほど乱れさせた。
「やっ……あ……あぁん……」
春華が艶めいた声をあげ、脚をもぞもぞと動かす。
風雅に胸を触られ、先程から体に燻っていた火がまた燃え始めのだ。
それに気付いた風雅は、片手をゆっくりと下に滑らせていく。
その手を掴んで阻まれても止めず、そしてとうとう彼女の秘めやかな場所にたどり着いた。
「や、んんっ」
身を捩って暴れる春華に手を焼きながらも、風雅は脚の間に指をこじ入れる。
しっとりと湿った下着を指先に感じ、彼は知らずに微笑んでいた。
「春華、ほら。濡れてるよ」
思わず口に出すと、途端に首まで真っ赤になった春華が矢継ぎ早に悪口を言ってくる。
それに一切構うことなく、風雅はそこを何度も撫でた。
春華が抵抗をほんの少し弱めた隙に、彼は指を春華の下着の中に押し込む。
柔らかな茂みを掻き分け、彼女の柔らかい場所に届くと、春華は諦めたように大人しくなった。
「あんっ……あ……あぁん……」
春華が切れ切れに喘ぐ声を聞き、風雅の下半身に血が集まる。
抵抗を抑え込むのに必死な時はともかく、こうして全てを預けられると、気分が盛り上がらないわけもない。
224 :
CR春一番:2009/06/28(日) 08:31:07 ID:Fcr8AlZe
矢も盾もたまらず、風雅は一気に上掛けを掴み、背後へ放り投げた。
「あっ」
乱れた襦袢を慌てて掻き合わせようとする春華の手首を掴み、褥に押し付ける。
春華と目を合わせ、彼女がひるんだ隙にその唇を奪った。
「ん……ん、んっ……」
浅く深く、何度も口づけながら、風雅は久しぶりの妻の唇の感触に酔う。
長い不在を詫びるかのように、時間を掛けて丁寧に口づけ、慈しむように春華の体を撫でた。
「風雅……」
ようやく唇を解放すると、春華が微かに夫の名を口にする。
目を潤ませ頬を染めて名を呼ばれ、動揺しない男がいるわけもなく、風雅は体の中から膨大な熱が湧き上がってくるのを感じた。
春華にもっと触れたい、声を上げさせ乱れさせたいという男の本能が、押さえ切れないほど高まってもきた。
それにはどうすればよいか、彼は既に知っている。
「きゃっ」
帯が解けた状態で、どうにか彼女の体を隠している襦袢の裾を払いのけると、雪のように白く美しい下半身が現れる。
旅に出発する前に思うさまつけた赤い印は、とうの昔に消えてしまっていた。
それを残念に思いながらも、風雅は春華の膝の裏に手を掛けて大きく開かせる。
露になった彼女の秘めやかな場所に顔を近づけ、躊躇なく舌を這わせ始めた。
「ああっ!」
春華が鋭く嬌声を上げ、全身を大きく震わせる。
先程までの自慰行為では到底得ることができない、温かく濡れた舌での柔らかい愛撫に彼女の体が歓喜の声を上げた。
こうされるのをずっと待っていた、早く帰ってきて欲しかった。
そんな思いが胸を満たし、春華は秘所を風雅の顔にこすり付けるかのように腰をくねらせた。
「あ……あぁんっ……もっと……」
恥じらいを忘れたはしたない願いに応えるように、風雅は春華の肉芽を舌先で捉えて舐め上げる。
今日一番の強烈な快感に、春華は気を失うのではないかと思うほど頭がふらついた。
とにかくそこを丹念に可愛がって欲しい、待つだなんだという強がりなどもう一切どうでもいい。
だからお願い……とねだるように、春華は風雅の頭を引き寄せて求めた。
「春華、気持ちいい?」
風雅の問いに、春華がしごく素直に頷く。
言葉で拒んだり、脚を閉じる気力はもう残されていない。
しかし僅かな羞恥が残るのか、彼女は自分の弱い場所を責める夫の手をギュッと握った。
もっと触って。気持ち良くして。
彼女の戸惑いを、風雅はそう言っているのだと捉えて頬を綻ばせた。
舌を使う合間に、染み出してきた愛液を指に絡め、彼は春華の芽を執拗に責め立てる。
胸の先にも悪戯を繰り返すと、春華はさらに乱れ、喘いだ。
「春華。いきたい?」
問われた彼女が頷くと同時に、風雅は指の動きを一層強める。
ややあって、春華は短い叫びと共に体を大きく長く震わせ、ぐったりとなった。
達した妻を褥に横たえ、風雅がその上に覆いかぶさる。
絶頂の余韻に息が乱れ、頬を染めた春華は、彼に覗き込まれて慌てて目をそらせた。
愛撫だけであっけなく達してしまったのが、恥ずかしいのだろう。
「(可愛かったって言いたいけど、怒られるかなあ)」
風雅は言葉を口に出さず、乱れた春華の髪を手で梳き、整えてやる。
それが心地良いのか、春華の表情がほんの少し和らいだ。
「春華、可愛い」
一旦は言うのを思いとどまったのに、風雅の口から素直な言葉が漏れる。
しかし春華は、それを聞いて眉根を寄せるが早いか、彼の頬をギュッと引っ張った。
「痛っ。春華、痛いったら」
「くだらないこと言う口は、この口?」
ほんの今まで羞恥に悶えていた女らしさはどこへやら、春華はぷりぷりと怒りながら指に力を入れる。
こうされては勝ち目がないが、ここで諦めないのが風雅のしぶとい所だ。
何とか彼女をなだめようと考えた挙句、彼は上体を倒して無理矢理口づけることにする。
「んーっ、ん……ん……」
不満気に暴れる春華を体全体で押さえ込み、何度も角度を変えて口づける。
握りこぶしで彼の腕や肩を叩いていた春華は、やがて諦めたように体の力を抜いた。
風雅が顔を上げ、2人の唇の間に銀色の糸が引き、切れた頃には春華はすっかり静かになっていた。
225 :
CR春一番:2009/06/28(日) 08:32:24 ID:Fcr8AlZe
「春華?」
急に大人しくなった彼女の様子を奇異に思ったのか、風雅が呼びかける。
その声に、春華はこれ以上ないほどに頬を真っ赤にして、精一杯あちらの方向を向いた。
どうして……と理由を探る風雅は、自分の腰が春華の腹に押し付けられているのに気付いた。
すっかり熱を持ち固くなった彼の昂ぶりの感触が、春華の柔らかい肌に届いているのだ。
「あっ、ごめん春華」
風雅は慌てて腰を浮かせようとするが、それより先に春華の手が彼のそこにそっと触れる。
そのまま撫でるような、さするような微妙な動きを繰り返す彼女の手が、今のままでは不満であることを彼に伝えた。
その意味を理解した風雅の頭に、全身の血が一気に集まったようになる。
「うん」
頷いて、汗にしっとりとした春華の前髪をそっと掻き分けてやり、風雅は衣の前をそっと寛げる。
春華のふくらはぎに手を触れてそっと脚を開かせ、彼の訪れを待っている場所に自らの昂ぶりを押し付けた。
「あ、風雅……」
熱く猛っている物を押し当てられ、春華が心細げに夫の名を呼ぶ。
「大丈夫だよ、さっきいっぱい濡らしたから」
「もう、馬鹿っ」
風雅が冗談めかして言うと、春華がまた腹を立てたような声を上げる。
まあ、これが春華の不安を取り除くための彼なりの冗談であることは、彼女とて承知なのだが。
大丈夫だと言ったことを証明するように、風雅はきわめてゆっくりと彼女の中に自身を挿入していく。
一息に貫きたいという欲望をねじ伏せ、あくまでも春華の負担にならぬようにしようと、彼の額にはじっとりと汗がにじんだ。
ようやく奥まで入ったところで、風雅がふうっと大きく息をつく。
春華もそれに合わせるように深呼吸し、体をうがつ熱く固い物の感触に耐えた。
「春華、いい?」
頃合いを見て声をかける風雅が、また頬をつねられて悲鳴を上げる。
「いちいち聞かなくていいわよ、馬鹿っ」
なんかそうされると、あんたの方が偉いみたいで不愉快だわ。
そう呟き、なおも夫をなじる言葉を続けようとした春華の声は、突然かき消すように小さくなった。
「ん、あんっ!」
代わりに彼女の口から発せられたのは、甘く短い喘ぎ。
つねられた頬をそのままに、風雅が姿勢を落として春華の首元に唇を寄せる。
吸い付いて跡を残しながら、唇はだんだんと下り、彼を誘うように固くなっている胸先の尖りを包み込んだ。
舌を絡めるように舐めしゃぶる風雅の愛撫に、春華の背が大きく反り返る。
そこに軽く歯を立てられると、彼女の反応は一層艶を増した。
「あんっ……や……。風雅っ」
熱に浮かされた声で春華が呼び、腰をくねらせる。
彼女の秘所の収縮が、風雅を煽った。
愛撫を続けながら、彼は知らず知らずのうちに腰を使い始めていた。
浅く深く春華の中を穿ち、時折内壁にこすり付けて自らの快感を求める。
男女の交わりにまだ慣れない春華を思いやり、いきなり激しく責め立てはしないものの、その動きは着実に2人を昂ぶらせていく。
「あ、やだっ……」
風雅が春華の脚をさらに大きく開かせると、彼女が真っ赤になっていやいやと首を振る。
「本当にいや?奥まで挿れるの、嫌い?」
動きを止めないまま風雅に問われ、春華は彼を涙目で睨みつけた。
「(なによ、そんな恥ずかしいこと聞かないでったら)」
そう言いたくても、「恥ずかしい」という言葉を口にするのが彼女には癪だった。
ほんの少し前までは子分か下僕同然だった風雅に、一糸まとわぬ姿を晒して貫かれている、今のこの状況も。
風雅といえば情けない、情けないといえば風雅。
ずっとそうだったのに、彼はいつの間にか一足飛びに成長し、大人への階段を駆け上がった。
春華のほうはといえば、この3年で新しい舞いをいくつか覚えたくらいで、大した変化は無いというのに。
夜の営みに関してもそうだ。
うぶだとばかり思っていた少年が、今では自分を思うように翻弄し、責め苛む。
「(私は、いやとかやめてとか言うだけなのに。風雅はすっかり慣れたみたい)」
幼なじみの少年が、いつの間にか自分の手の届かない所へ行ってしまったような気がして。
褥で肌を合わせていても、春華の胸には言い表せぬ寂しさが去来していた。
226 :
CR春一番:2009/06/28(日) 08:33:16 ID:Fcr8AlZe
「春華」
問いに答えない彼女をせかしたいのか、風雅がさらにその脚を開かせる。
「んやっ……。馬鹿、痛いったら」
深くなった繋がりに上ずった声を上げながらも、春華はあくまで抵抗しようとする。
痛いという嘘を真に受けてか、風雅が繋がった部分に掛かる力を少し弱める。
遠のいた快感を追いかけようと、春華の両脚が風雅の腰に絡みついた。
「(どっちなのさ、春華)」
風雅は口の端に笑みを浮かべて思う。
痛いなんて嘘だと、今の春華を見ていると自然に知れる。
仕返しに抜け落ちる寸前まで腰を引くと、春華の脚に力が入り、風雅を引き寄せる。
夫婦になっても、春華が自分の感情に素直なのは変わらない。
しかし風雅には、彼女の精一杯の強がりが可愛らしく感じられた。
「ほら、春華」
風雅が上体を倒すと、春華は彼の背に手を回して抱きついた。
1ヶ月以上も離れたことを責めるように力を込められ、風雅は知らずのうちに微笑んでいた。
口では可愛くないことばかり言うくせに、こうして肝心な時には寄り添ってくる妻が、彼には愛しかった。
「あっ、あんっ……んん……」
風雅が腰を深く沈めるたび、春華の口から上ずった声が漏れる。
彼が戯れに繋がりを浅くすると、抱きつく腕に力が込められ、背に爪が立てられる。
まるで、焦らさないでよと怒られてるみたいだと風雅は思った。
それならば、春華の望むようにするしかない。
「んっ……やぁ……あ……」
さらに脚を開かせるようにと風雅が腰を押し付けると、春華の声が一際高くなった。
まるでいやいやをするように首を振り、顔をそむけようとする。
「春華。声、聞かせてよ」
彼女の耳に触れそうなほどの距離で、風雅が囁く。
「やっ……。いやよ、そんな……」
しかし春華は、強情にも唇を噛み、声を封じた。
せっかく久しぶりにこうして睦みあっているのに、声を殺されては楽しみも半減するというもの。
どうにかして、春華に声を我慢させない方法はないものか。
「ん……」
ややあって、風雅が春華の抱きつく腕を払い、上体を起こす。
「風雅?」
訝しげに名を呼ぶ妻に微笑みかけてから、風雅は彼女の胸に顔を埋めた。
「ひゃあっ」
先端の尖りに彼が舌を這わせると、耐え切れずに春華が悲鳴を上げる。
「やだっ、何するのよ馬鹿っ」
威勢はいいものの、肩を押し返そうとする彼女の手には力が入っていない。
「あ……あぁ……」
風雅がねっとりと乳首に舌を這わせ、吸い付くとまた声が漏れる。
秘所と胸の両方を責められ、春華はもう声を上げるしかなかった。
「風雅っ……。あ……だめ……」
肩に爪を立てられた風雅は、春華の限界が近いことを知る。
長い禁欲がようやく解けた彼もまた、すぐそこに限界が迫っていた。
共に達するべく、彼は一気に畳みかけるように腰を使いはじめる。
「あ……あんっ!はぁん……あん……あ……」
いきなり強く責め立てられた春華が、のけぞって高らかに喘ぐ。
その声にはもはや余裕が無く、2度目の絶頂がそこまで来ていることを示していた。
「んっ……風雅、風雅っ」
うわ言のように、春華が何度も夫の名を呼ぶ。
風雅もそれに応えるように春華を呼び、2人して快感の頂上へと駆け上がっていった。
「あっ……もうだめ……ん、あああっ!」
先に音を上げた春華が、風雅の背に一際強く爪を立てて達する。
それにしばし遅れ、風雅も彼女の中に自らの欲望を注ぎ込んだ。
そして、一切の体の力を抜いた2人は、事切れたように褥へと沈み込んだ。
227 :
CR春一番:2009/06/28(日) 08:35:07 ID:Fcr8AlZe
先に動いたのは、風雅だった。
体の繋がりを解き、ぐったりと放心したようになっている春華を湯殿へ運んでやる。
離れていた期間の長さを埋めるように彼女を丁寧に洗ってやり、ついでに自分も体を流した。
若夫婦の部屋へ戻り、乱れた褥を整えて寝かせてやると、ようやく春華が人心地ついたように身動きをする。
「……ごめんね」
性交の後の掠れた声で春華が小さく呟くのに、風雅は笑って首を振った。
「久しぶりに会えて、嬉しくて頑張っちゃったから。付き合うの大変だったでしょ?」
やりすぎたかなあ、などとおどける彼の額を、春華がこつんと指でつついた。
「ねえ、どんなだったの?」
ここにいない間、夫はどうしていたのかという、妻らしい質問。
尋ねる春華を見て、風雅は旅先でのことを話して聞かせる。
船でずっと川を下った先の地方で産出される織物の話、工芸品や珍味など、こちらではなかなか手に入らないあれこれについて。
宿でボヤ騒ぎがあったことや、しつこい客引きに捕まって閉口したことなども。
「……そういう宿には、夜に相手をしてくれる人が、いるんでしょう?」
少し不安げではあるが、聞かねばという意思の感じられる表情で春華が尋ねる。
宿場の大衆宿になど泊まったことの無い彼女にも、そういう知識はあった。
「まあね。芸者を揚げたり遊郭に行くほどのお金が無い人が、‘ 買う ’みたいだよ?」
「そう……」
眉根を寄せて小さく呟く春華に、風雅は笑ってみせる。
「心配しなくてもいいよ。僕は旅の途中、やましいことなんかしてないから」
「本当……?」
いつもなら考えられないほどに弱々しい、春華の声。
さっき抱き合っている時に感じた、いつのまにか置いてけぼりを食らわされたような寂しさが、彼女の胸にまだ残っているのだ。
「(もしかしたら、風雅はもう私なんか好きじゃないのかも……)」
今しがた間であれほど濃密に愛し合っていたのに、彼女の心は不安に揺れていた。
「本当。だから安心して」
風雅はにっこりと笑ってみせ、春華を抱き寄せた。
「僕には春華だけ。昔からずっとそうだったよね?」
「でも……」
世界が広がった今は、どうなの?と春華が視線で風雅に訴える。
「春華。僕がいない間、他の男に心を惹かれた?」
風雅が問うと、春華は即座にふるふると首を振って否定した。
「僕も一緒。早く帰って春華に会いたいなあ、お土産はどうしようかなあって、そればかり考えてた」
228 :
CR春一番:2009/06/28(日) 08:36:01 ID:Fcr8AlZe
「べ、別に私、会いたいってばっかり考えてたわけじゃないわ」
さすがにそこまでは……と言いたげな面持ちの春華が、慌てて抗弁する。
「僕の帰りを待ちきれなくて、こっそりあんなことしてたのに?」
「っ!」
先ほどの一人遊びのことを風雅が持ち出すと、春華の頬が面白いほど赤くなる。
「風雅の馬鹿っ!最低!」
抱き寄せられている腕を振り解き、春華は風雅を所構わずぽかぽかと殴りつける。
「痛いったら。ごめん、悪かったよ」
攻撃の手を緩めない春華をなだめながら風雅が言う。
彼女との結婚を夢見て頑張り、それが叶ったものの、まだからかって楽しむところまではいかないようだ。
「(まあいいさ。春華の心の中には、ちゃんと僕がいるんだから)」
手は止めたものの、尚も不服そうに睨んでくる春華を、風雅はもう一度引き寄せる。
「お土産に桜貝のかんざしを買ってきたんだ。明日の朝、起きたら見せてあげる」
「かんざし?」
「うん。春華に似合いそうな、いい色合いのを見つけたからね。あと、南方の甘蔓蜜も持って帰ってきたんだ」
「えっ……」
「春華、あの蜜を白玉団子にかけて食べるの、好きだっただろ?」
「う、うん……」
好物の話を持ち出され、春華は唇を尖らせて頷いた。
風雅のことだ、きっと商売抜きにして、自分を喜ばせるために持って帰ってきたのに違いないことは容易に察しがつく。
かんざしにしても、風雅はこれでなかなかセンスがいいから、きっと素敵な品だろうと春華は想像した。
だが、土産なんかで懐柔されるわけにはいかないという天邪鬼な気持ちが、彼女に素直に礼を言わせない。
ついつい綻んでしまう口元に力を入れ、春華は風雅の腕の中でぷいとそっぽを向いた。
「ふうん。そのかんざしが気に入ったら、つけてあげてもいいわ。蜜も、食べてあげてもいい」
「うん。楽しみにしてる」
つれなく言っても、その反応も織り込み済みだという風雅の、余裕のある受け答えが彼女の癇に障る。
「(本当にむかつくわ。これじゃまるで、私が馬鹿みたいじゃないの)」
こんなことで腹を立てるあたり、なるほどまだ子供なのだが、当の本人はそれに全く気付いていない。
「いやだったらつけないし、食べないからね」
未練がましく言い切って、春華は風雅の方を見ないまま目を閉じる。
しかし心はもう、明日の朝のことを考えて、ふわふわと幸せだった。
以上です。ありがとうございました。
GJ!
アニメの海物語もここでいいのかな。
ウリンものです。レイプ注意。
人影のない夜の公園はとても静かで、海辺の夏祭りの喧噪がかすかに届くほかは、茂みで
うごめく少女の尻が草の音をたてているだけであった。
公園の片隅にひょっこり生えてきたようなその尻は小ぶりできゅっと締まって、ふたつの
丸い丘を覆う黒い水着が月明かりに照らされなまめかしく光っている。下にのびるふとももは
すらりと細く健康的で、明かりを吸い込んだような肌が水着の黒とコントラストをつくっている。
それが右に左にとせわしなく揺れて、何かを誘うように弧をえがいていた。
「――さがしもの?」
ふいに背中から声をかけられて、その少女、ウリンは弾かれたように体を起こした。
おそるおそる振り返ると、だらしない格好をした男たちが何人か、薄ら笑いをうかべて
ウリンを見下ろしている。
(空人……!)
ウリンは落ち着きなく視線を動かした。男たちを見上げるその目は弱々しくおびえている
ようで、同時にどこか凛とした強さも感じさせる。
あざやかなピンクの髪が後ろでまとめられて肩に垂れている。細い胸や腰はまだ女性と
しての成長は遠いようで、この頃の少女のみが持つなだらかな曲線を描いている。
「なにやってんの? こんなとこで女の子ひとりでさ」
目の前の男が軽い声で言った。若そうだが、街灯の光を背にしていて顔はよく見えない。
ただわかるのは、ひどく下品な笑みをうかべているということだけだ。
「ゆ、」ウリンは唾を飲み込んだ。「指輪を、さがしてて……」
「落としたの?」「そりゃあ大変だ」「一緒にさがしてあげるよ」
男たちが矢継ぎ早に言葉を浴びせる。ウリンは茂みを背にして彼らに囲まれていた。
「い、いい……です……」
消え入るような声で言うと、ウリンは男と目を合わせないようにしてその間をすり抜けた。
酒のにおいがした。
「おっと」男がウリンの左腕をつかむ。その強さにウリンの顔がこわばった。
「やっ……」腕を振って逃れようとするが、少女の力ではどうにもならない。振れば
振るほど男はその握力を強め、ごつごつした男の指がウリンの白い肌にくいこむ。
「ヘェ、いい腕輪してるね」
男はウリンの手首にある黄色いリングに目を留めた。青ざめるウリン。
「そ、それはっ」
「ちょっと見せてよ」
「だめ、だめっ」
いやがるウリンに構わず、男は強引にリングを取り去った。
「ごぼっ……っ」
ウリンが奇妙な声をあげ、右手でぐっと鼻をつまんだ。息を止めている。まるで水に
潜っているようなしぐさだ。
「オイ、なんかやばくない?」
別の男が、ウリンの顔がみるみる赤くなってゆくのに気づいて言った。苦しげな瞳には
涙がにじんで、何かを訴えかけるようにリングを見ている。
「それ……取らな……、い、き……息……」
必死の形相で口を動かすウリン。ただごとではないそのようすに男たちもあせりだした。
「なんだ、おい大丈夫か」
「息が? できないのか?」
「それ取ると息ができないのか?」
「はあ? なんだそりゃ」
「知らねえよ、ちょっと返してみろよ」
仲間にうながされて男がリングを戻すと、ウリンは溺れる者が水上に助け出された時の
ように大きく息を吸って、そのままへたりこんでしまった。
「はー……はぁー……ごほ、ごほっ」胸を押さえて、ゆっくりと空気を肺に入れている。
「なんだ? おまえ……」
男がまたニヤニヤ笑い出して、うつむくウリンの髪をつかんで上を向けさせた。目は焦点が
あわずぼんやりとして、吐き出した体液が唇の端からヌルリと垂れている。
「これ取ったら死ぬの?」
再び手首をつかんでリングを示した。胸と肩を使って懸命に呼吸しながらウリンがうなづく。
「アハハ、おもしれ」
男はそのまま腕を引っ張ってウリンの体を倒しにかかった。とても力の入る状態ではない
その体は大した抵抗もなくごろりと転がる。耳元で鳴っているはずの草の音がやけに遠く感じた。
「やめっ……やめて……」
弱々しくかすれた声は逆に男の衝動をかきたてた。
「おとなしくしてないと、また取っちゃうよ?」
男の手が幼い肢体を荒々しくまさぐりはじめる。胸を包む黒のトップスが、ひっかかりも
なく簡単にずり上げられる。それを着けていたのと変わらない平らなライン。ほのかな
ピンクに染まる乳暈がふたつ、何かの目印のように姿をあらわす。
「ひっ……ひゃ、あ……」
男がそこに舌を這わせると、未知の感触にウリンの声がもれる。潮の味のする小さな
乳暈を舌先でこねるように愛撫する。やがて体は反応し、まだ突起とも呼べない乳首の
萌芽がぷっくりとふくらんでくる。
「やだ、やだぁ……っ、おねぇ……ちゃあん」
ウリンが薄い意識の中でぼろぼろと涙をこぼす。ゆがんだ世界で見たのは、別の男が
たまらず出した膨張したペニスだった。
「んっ、んぐぅっ」
男が強引に、ペニスを使ってウリンの唇をこじ開ける。少女の舌は肉厚で、狭い口内と
あいまってやわらかくとろけるような刺激でペニスが包まれてゆく。
「ごふ、ごぼっ」
思わずウリンが咳き込んだ。自分のとも男のとも知れぬ体液がヌルリと口の端から漏れて
唇を濡らす。男はゆっくりとペニスを出し入れして、ウリンが体液を飲み込んだ時の
吸いつくような喉の締め付けを楽しむ。
残る男がウリンの股間を覆うパンツに手をのばした。タテ長のかわいらしいヘソから
下腹部を広く露出しているローレグ水着。少しめくると毛穴ひとつない恥丘と、その先の
やわ肉のクレバスが見える。
男はグイとパンツをずり下げ、ウリンの隠していたところを月明かりにさらした。深い谷に
鼻先を分け入らせて、まだ快楽を知らない皮かむりの突起を舌でさぐる。
「あふ、あー、あー……っ」
ペニスを突っ込まれている口からだらしなく声がもれる。体がぴくぴく断続的にふるえて
まるで少女の本能がさらなる行為を求めているようだ。
しかしウリンの膣口はあまりに小さすぎる。
男はペニスを取り出すとウリンの肛門にあてがった。透明な潤滑液を狭き入口のヒダ
ひとつひとつに丁寧に擦り込んでゆく。そうして慣らしながら、しかし最後はなかば強引に
充血した先端を少女の肛門にめり込ませた。
「っ! ……いぃぃっ!」
声にならない声をあげるウリン。かつてない太いものが自分の中を逆の方向に進んでくる。
容赦なく広げられる感覚。尻が自分のものでなくなったみたいに熱い。
その熱を男はペニスの先端で味わっていた。懸命に排泄しようとする腸内のうごめきと
逆に引きとどめるように強く締め付ける括約筋。軽く腰を動かすたびドロドロの腸液が
亀頭を包んでこすりあげる。
「うー、うぅぅ! うぶううっ」
ウリンのうめき声が聞こえる。幼い尻穴にめりこむペニスに、押し出されるようにして
漏れ飛んだ小便がかかる。
その背徳感あふれる光景は男を絶頂に導くに十分だった。
――少女の肉体をもてあそび、味わいつくした男たちは次々に果てていった。幼い胸に、
小さな口に、狭い腸内におのれの精を思いきりぶちまけた。
「あーやべえ、やっちまったアハハ」
「オイさっさと帰ろうぜ」
自分の衣服を整えながら笑う男たち。見上げるウリンがぼんやりと口を開いた。
「かえ……る……」
「おう、おまえも早く帰れよ。お姉ちゃんが心配してるぜ」
男たちがゲラゲラ笑って公園をあとにしても、ウリンはずっと動けずにいた。
「うみ……かえる……」
そうつぶやくウリンの体は白い精液にまみれ、鈍く光って見えた。
(おわり)
寝ようと思ったのに寝れねぇw
もうすこしイジり倒して欲しかったかも!
でもGJでしたー。
236 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:39:50 ID:4Lf+E9nu
>>112です。お久しぶりです。
色々と投下されてて、皆さんのあまりにもレベルの高さに感心します。
遅くなりましたが
>>216の続きです。
雷華が気を失って寝てしまった。しかしアースの息子はまだギンギン状態。
「ああ・・・こいつの処理、どうしようかな・・・オナニーで済ますか・・・」
外はもう夜。隣では二人がカルタ取りをしているので、こんなところで息子を慰める訳にもいかない。
すると外のほうがにわかに騒がしくなり、ふとアースが窓の方に近づいてみると
ドーーーーーーーーーーーーーン!
「うわっ!」アースはいきなり夜空に上がった大花火に腰を抜かし尻もちをついてしまった。
「はっ、花火か・・・びっくりした・・・」
すると隣のほうからパタパタと足音が聞こえてきた。
「みこし祭り開催やーーー!」
「えっ!?」
部屋に飛んできたのはみこしちゃん。
「み、みこしちゃん・・・!み、みこし祭り・・・って?」
「私が開催してるお祭や!アース君悪いけどちょっと出掛けてくるでー」
みこしちゃんはそう言い放つと颯爽と外に走っていった。
続く
237 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:41:05 ID:4Lf+E9nu
「ハハ・・・相変わらず元気だなあ。祭りか・・・息子が収まらないけど、ちょっとどんなものか見てくるか」
アースがみこし祭りに行こうとしたとき、後ろからくいっと服を引っ張られた。
「ん?」
「ア、アース君・・・祭り行くんや・・・ウチも一緒に・・・行ってええ?」
「テンテンちゃんか・・・か、構わないよ一緒に行こう」
「おおきに・・・アース君・・・」
テンテンは少し顔を赤らめながらも、アースと二人で祭りに行ける事に内心喜んだ。
「アース君・・・手・・・繋いでも・・・ええ?」
「手・・・?う、うん、いいけど・・・」
「おおきに・・・ウチ、嬉しい!」
テンテンの手は非常に小さかったが、アースはしっかりと握ってあげた。
祭りは色々な神様が集まっていたが、すぐに会ったのはお多福の神様であった。
「あーらテンテン、隣のお方見た事ないけどどなた?」
「う、うん。アース君といって、釣りの神様なんや・・・」
「釣りの神様・・・?聞いた事ないわねえ、おやおや、手なんて繋いじゃって・・・お熱いこと」
「もぉー、お多福ったらあ・・・そんなんちゃうよー」
「テンテンにもボーイフレンドが出来たのね・・・良かったわねえ」
「ち、ちゃうって、アース君は最近会ったばかりやし、ボ、ボーイフレンドだなんて・・・」
テンテンは顔を真っ赤にして困惑していた。
「どうやら私はお邪魔みたいだから行くわね。じゃあ、今日のお祭り、二人で楽しんでらっしゃい!」
続く
238 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:42:05 ID:4Lf+E9nu
「ハハ・・・お多福さん、俺達の事恋人同士と思ったのかな・・・」
「・・・ア、アース君はウチが恋人だったら・・・ど、どないなん?」
「えっ・・・?」
「ウ、ウチはアース君が恋人やったら・・・ええのになと思てる。今日、最初に会うたときからめっちゃカッコイイし、一目で気に入ってもうたんや」
「う、嬉しいな・・・そう言ってもらえると」
「お風呂場で背中流してたときも、筋肉とか凄いし、男らしいなって思たし・・・」
「俺そんなに鍛えてる訳じゃないけど・・・」
「そ、それにアース君のアレも・・・」
「ア、アレ?」
「そ、それや・・・」
テンテンが指差したのはアースの下半身。やはりテンテンもアースの息子が気になって仕方なかったのだ。
「いいっ・・・!」
「ウチ・・・お風呂場でアース君のを見て最初はびっくりしたけど、男の人ってあれだけ大きくて逞しくなるんやね」
「あ、あれは君達の・・・その・・・なんだ・・・」
「ウチらの裸を見てああなるんやね・・・そや・・・あの続き・・・してあげよっか・・・」
「つ、続き・・・?」
続く
239 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:43:06 ID:4Lf+E9nu
テンテンはそういうと、アースの手を取り木陰に移動した。
「テンテンちゃん・・・な、何を」
「神の湯の続き・・・ここでしたるわ・・・」
そういうとテンテンはぱっと黒い服を脱ぎ去り、裸になった。
「ええっ!ちょ、テンテンちゃん!ま、待ってよ!」
「も、もうウチ・・・我慢できひんねん・・・あんな逞しいのを見せられて、ウチ、おかしくなってもた」
テンテンはアースのズボンをずらしにかかる。
「わーっ!駄目だよ!テンテンちゃん!」
「おとなしく・・・脱いじゃいなさーい!」
テンテンの強い力でアースが転倒しズボンがずるっと下にずらされ、さっきまでビンビンだった息子があらわになる。
「はああ・・・ほんま・・・凄いわ・・・」
「テ、テンテンちゃん・・・め、目がうつろに・・・」
「ほな、い、行くで・・・」
テンテンはおもむろにアースの息子を触り始めた。
「ほんま・・・固いし・・・この反り返り・・・めっちゃええわ・・・」
「テンテンちゃん・・・だ、だめだよ・・・そんなに・・・触っちゃ・・・」
アースはさっき雷華から受けた刺激がまたぶり返して、興奮度がさらに増してゆく。
「どや・・・アース君・・・気持ち・・・ええやろ・・・?」
「あああ・・・このぎこちなさがまた・・・イイ・・・」
「ウチのアソコも見てや・・・」
続く
240 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:44:23 ID:4Lf+E9nu
テンテンはアソコをアースに良く見えるように跨いできた。テンテンはまだ幼いため毛は生えておらず、つるつるだがアースは小さなワレメにまた興奮させられた。
「このスジ・・・こんな近くで・・・たまんねえ・・・」
今度はテンテンが息子を舐めてきた。ちろっ・・ちろっ・・・
「ハァ・・・小さな舌使いが・・・俺を興奮させる・・・」
「へへっ・・・アース君の先っぽから・・・汁が出てきたよ・・・」
「ああ・・・気持ちいい・・・」
二人はシックスナイン状態でアースも負けじとテンテンのワレメをなぞる。
「ハアアン・・・ア、アース君・・・気持ちええで・・・もっと、いじって・・・」
「テンテンちゃん・・・13歳なのに凄く感じやすいんだな・・・ようし・・・」
「アン・・・アース君・・・また固くなってきたで・・・」
「こっちのほうは・・・どうかな・・・?」
アースは小さなスジの上にあるお尻の穴をちょっと触ってみた。
「・・・!!!ちょ・・・ちょっとそこは・・・汚いで・・・」
「いや・・・汚くなんてないよ・・・綺麗なお尻の穴だよ・・・それっ・・・!」
「あわわっ・・・アース君・・・や、止めてや・・・そんなとこ・・・あ、あかんで・・・」
「大丈夫!もうちょっといじれば気持ちよくなるよ・・・」
「ひ、ひいっ!あかん・・・そ、そこは・・・」
テンテンの尻穴をいじる度に、体がビクンビクンと反応する。アースはそれが楽しくなってきて、さらに責め続けた。
「いやっ・・・やめてや・・・んんっ・・・」
「じゃあ、そろそろ指を・・・入れてみるね・・・そらっ・・・」
「・・・!!!」
続く
241 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:45:24 ID:4Lf+E9nu
ぷすっと人さし指が第一関節まで入る。するとテンテンの体が硬直した。
「・・・んんんんん!!!あ、あかん・・・」
次にアースはその人さし指をくりくりと回してみた。
「あ、あかん・・・て・・・言って・・・い、いやあああ」
「どう?お尻の穴って気持ちいいだろ?」
「き、気持ちよくなんか・・・あれ・・・へん・・・のに・・・」
テンテンはだんだんと言葉が少なくなってきて、嫌がる素振りを見せるどころか、お尻を自分からアースのほうへ近付けてきた。
「ア、アース君・・・何か変な・・・気分になってきたで・・・何か・・・めっちゃ気持ちええ・・・」
「そうだろ?意外に、お尻の穴って感じやすいんだよ」
「あ、ああ・・・ウチ・・・もう・・・」
「もしかして・・・」
「ア、アース君・・・ウチ・・・こんな・・・お尻で・・・」
「いくよっ!そらっ!」
アースはくりくりしていた人差し指をずぼっと一本差し込んだ。
「!!!!!・・・ああああーーーーーーーーーーーーーっ!」
がくっとテンテンがアースの上で力ついてしまった・・・。
「ありゃりゃ・・・テンテンちゃんもイッてしまったか・・・お、俺の息子・・・どうすんだよ・・・」
アースは自分の息子がさらにガッチガチになってしまったが、処理できず困惑してしまった・・・。
続く
242 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:46:43 ID:4Lf+E9nu
今日はここまでにします。
テンテンはお尻でイカされましたが、アースの息子はもう爆発寸前。
どのように処理されるのか・・・それは次回のお楽しみ!
おいおいテンテンかわいすぎだろ…
アースの旦那のテクニッシャンぶりには頭が下がります
ある程度まとめてから投下するべきだと思う。
過疎スレとはいえ、こんな投下方法じゃまるでスレを私物化してるみたいだよ。
245 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 01:30:10 ID:gLjcsFJJ
作家さんのペースでいいと思うけどな
スレはすべての職人の私物だ
書かない奴はROMってろこのピザ野郎
247 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 19:58:03 ID:UcQxkbGs
ビキニパイでなんか書いてみようと思ったけどキャラの細かい設定ってまだ出てないよね
はのんに弟がいる、って設定で書いてみたいけどどうしよう
ネタを思いついたのなら公式で否定されないうちに書いておくが吉。
公式から後付け設定が来たら、前作当時は矛盾してなかったネタを出すに出せなくなるんだぜ。
>>247 期待してます。
カメコやストーカーに集団でとか
事務所の権力で体売るとか
知らない間に裏ビデオに出演とか
アイドルものだしシチュは色々想像できるな〜
250 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 00:45:57 ID:0KF17gVh
遅くなりました!
>>112です。
色々意見はあると思いますが、もともと過疎気味なスレですし、スレ落ちしなければいいかと思ってます。
では
>>241の続きを。
ぐったりとしたテンテンに服を着せて、とりあえず木陰に眠らせてあげた。
「さて・・・どうしようか・・・困ったな」
アースは自分の息子の処理ができないまま立ちすくんでしまった。すると急に目の前が真っ暗になった。
「な、なんだ!?」アースは後ろから誰かに目隠しをされた。
「ふふっ、だ〜れだ?」
「ん?聞いた事のない声・・・すごいすべすべとした手の柔らかさ・・・だ、誰?」
アースがその柔らかい手を外し後ろを振り返ると、自分より少し背の高い綺麗な女性が立っていた。
「・・・?き、君・・・誰・・・?」
「アース君!わからへんの?ウチや、みこしやで」
「へっ・・・?み、みこし・・・ちゃん・・・!?」
「ふふっ。びっくりした?今ちょうどみこし祭りも終わったとこなんやで」
「そ、それより・・・な、なんで急に大人に・・・なったの?」
アースはついさっき見た元気な子供のみこしちゃんと違い、すっかり大人になりセクシーさ満開のみこしちゃんに唖然とした。
「(うわっ・・・着物姿で胸元ぱっかり開いてる・・・ジュルリ・・・)」
「あん、もうアース君、どこ見てんの!?」
「ご、ごめん・・・ちょっと・・・びっくりしちゃって・・・」
「さっき会うたウチは子供やったけど、こういう風に大人にもなれるんや。みこし祭りの時だけやけどな」
続く
251 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 00:47:21 ID:0KF17gVh
大人になったみこしは子供らしい丸い感じはなく、出るところはしっかりと出ており、プロポーション抜群だった。
「はあ・・・すげ・・・これがあの・・・みこしちゃんだなんて・・・」
「そんなに見つめんといてやー、ウチ恥ずかしいわー」
「恥ずかしがることなんてないさ・・・凄く・・・綺麗だ・・・」
「ふふっ、おおきに。ところで、祭りは楽しんでもらえた?」
アースは一瞬ドキッとした。さっきまで祭りを見る事なくテンテンと裸でHしてたのだから。
「あ、ああ。色んな神様がいるんだなーって・・・ハハ」
「ん?アース君何かあやしいなー。ほんまに祭り見てたんか?」
「嘘じゃないって!お祭り、楽しかったよ!」
「そうなんか・・・まあええわ。ところで、テンテン知らへん?」
「(ドキッ!)え、ええっ?テ、テンテンちゃん?」
「そや。探してんねんけど、どこにもおらへんのや。さっきお多福に聞いたら、アース君と一緒におったって聞いたんやけど」
「(ドキッ!ドキッ!ドキッ!)・・・」
「アース君どないしたんや?何か知ってるんとちゃうんか?」
アースは大人のみこしちゃんが側に寄ってきて疑いの目で見られたが、さすがにさっきHしてたとは言えない。
ここで、みこしの開いた胸元が見え、アースの目はそこから離れない。少しピンク色の突起がちらっと見えた瞬間、アースの中で何かがパチンという音を立てて弾けた。
「うぉー!みこしちゃーーーーん!」
「きゃっ!なんやっ!」
続く
252 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 00:48:13 ID:0KF17gVh
アースはいきなり大人のみこしちゃんをそこに押し倒した。
「ア、アース君!何!?どないしたんや!?」
「お、俺・・・も、もう我慢できないんだ!頼む!みこしちゃん!」
「ちょ、ちょっと待ってや!頼むって、何のこと?」
「神の湯のときからずっと・・・もう限界に近いんだ!実はさっきまで雷華ちゃんとテンテンちゃん、二人とHしてたんだ!」
「え、H!?」
「そう!でも途中で二人ともイッてしまって、お、俺のこいつが・・・もう爆発寸前なんだ!」
アースはすぐにズボンを下ろすと、もうへそにつきそうなぐらいにギンギンに反り返ったイチモツをみこしちゃんの目の前にさらけだした。
「・・・!!!そ、それ・・・神の湯での・・・しっぽ・・・!!!真っ赤になって・・・す、凄い・・・!」
「ああ、もういつ爆発してもおかしくないぐらい興奮してる証拠さ!みこしちゃん頼む!俺を楽にしてくれっ!」
「アース君・・・」
「ごめん・・・みこしちゃんに頼むのは悪いと思ってる。でも、大人になった君を見て、もう我慢出来なくなったんだ・・・」
「分かったわ・・・ほな、ちょっと待ってや・・・」
みこしはするすると帯を解き、するっと着物を脱ぐと真っ白の肌をした生まれたばかりのみこしちゃんが目の前に現れた。
「うわ・・・綺麗だ・・・白くてキラキラとして・・・まるで神様のようだ・・・」
「うふっ・・・ウチは・・・神様やで・・・アース君」
みこしちゃんとアースは頬を赤く染めて見つめ合い、唇を重ね合った。
続く
253 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 00:48:55 ID:0KF17gVh
「ん・・・」
「(みこしちゃんの唇、柔らかい・・・)」
「(アース君・・・あっ・・・舌・・・入れてきた)」
アースの濃厚なキス。二人の舌が絡まり、舌同士でねとねとっと絡まり分泌しただ液をお互い感じあっている。
「ハア・・・めっちゃうまいわ・・・アース君」
「みこしちゃんが欲しいからさ・・・。もうみこしちゃんの全てを・・・奪いたい・・・」
「わかったわ・・・ほな・・・きてや・・・」
みこしは豊満な身体をアースに良く見えるように仰向けになった。みこしの頬は赤く染まり、もうアースを受け入れる態勢になった。
「じゃ、じゃあ・・・いくよ・・・」
「うん・・・きてや・・・」
アースの舌はみこしの突起の部分に近づいていく。
「あっ!・・・」みこしは少しビクンと身体を震わせた。アースの舌がみこしの乳首を捕らえた瞬間であった。
続く
254 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 00:49:28 ID:0KF17gVh
「みこしちゃんのここ・・・もう固くなってる・・・」
「いっ、いやっ・・・そんなこと言わんといて・・・」
「そう?でも身体はちゃんと反応してるみたいだよ・・・」
アースの舌でみこしの乳首をくりくりっと舐め回すと、腰がビクッと反応してくる。
次は反対側の乳首を指でこりこりとつまんであげると、みこしはさらに喘ぎ声をあげる。
「!!んふうぅん・・・い、いやぁ・・・」
「みこしちゃん・・・可愛い・・・」
舌でさらにチロチロと舐めあげ、アースは豊満な胸を両手で揉んでみた。
「ああん・・・感じる・・・アース君の・・・手が・・・」
「すごく柔らかい・・・俺の指がほら・・・埋まっちゃうよ」
「いやだぁ・・・で、でも気持ちいい・・・も、もっと・・・強く・・・」
「いいよ・・・そらっ・・・!」
続く
255 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 00:50:06 ID:0KF17gVh
「あはぁーーん・・・、む、胸って意外に感じるんやね・・・」
アースはさらに強く乳房を揉み、上下左右にその乳房を動かす。みこしの頬がどんどん赤くなるのが分かり、アースはさらに興奮度が増してきた。
「次は・・・ここ・・・いっちゃうよ・・・」
アースは揉んでいた手を下腹部の方へ向け、少しピンクがかった陰毛の上部分へすーっと手を差し伸べた。
「あっ・・・!」
「みこしちゃんのココ・・・綺麗だ・・・さらさらだよ・・・」
「ア、アース君・・・そこは・・・」
アースはピンクの陰毛をかき分け、少し突起部分に指先が近づいた瞬間、みこしの腰が急に跳ね上がった。
「・・・!!!ん・・・!!!」
みこしは急なことで太ももをぎゅっと絞め、アースの手が入ってこないようにしようとしたが、そんなことはお構いなく、アースは無理矢理手をねじ込んだ。
「あああっ・・・!!ア、アース君・・・あかんよ・・・そこは・・・」
「何を言ってるんだい・・・ここがもっと感じる所だよ・・・」
アースは太ももにねじ込んだ手を器用に動かし、指先をみこしの大事な部分にあてがった。
続く
256 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 00:50:50 ID:0KF17gVh
「あん・・・いやん・・・そこは・・・」
「みこしちゃんの大事な所・・・もう濡れてるよ・・・」
「やだっ・・・そんなことない・・・でも・・・アース君の指先が・・・何だか・・・」
「そらっ・・・ここはどうかな・・・?」
「あはぁん・・・少しくすぐったいけど・・・き、気持ちいい・・・」
アースはみこしのクリトリスを優しくつまんであげると、みこしもそれに反応した。
「みこしちゃんの愛液が・・・どんどんあふれてくる・・・」
「アース君が・・・そんなことするからやで・・・も、もうウチ・・・」
「我慢できないのかな・・・?じゃあ・・・俺に良く見えるように・・・その足を・・・広げてくれるかい?」
「うん・・・分かった」
みこしはぐっと絞めていた太ももを緩め、ゆっくりと股を広げていった。アースを受け入れる状態だ。
「みこしちゃん・・・綺麗だ・・・凄く・・・いやらしい格好・・・」
「イヤッ・・・恥ずかしいけど・・・は、早く・・・来て・・・」
「ああ、わかったよ・・・」
続く
257 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 00:52:32 ID:0KF17gVh
すみません今日はここまでです。残りの分はまた後日にでも。
アースと大人みこしのHが始まり、ついにアースの息子が・・・!
次回をお楽しみ!
>>235のスレが落ちてたんで、またこちらでアニメ版うみものを。
第2話から。触手注意。
浜辺を歩いていた夏音は、海からひとりの女が上がってくるのに気づいた。赤い髪をした
その女はぶつぶつ何かをつぶやきながらこちらに近づいてくる。
「見つけた……邪悪……」
(また邪悪か!)初対面の相手にいきなり邪悪と言われて、たまらず切れかける夏音。
しかし何かリアクションするより早く、女は長い髪を振り乱して夏音に襲いかかった。
「きゃあっ!」
全身を強くつかまれる感覚。女とは思えないとてつもない力だ。腕や脚を締め付けられ
夏音の顔が苦痛にゆがむ。
それは髪の毛だった。信じがたいことに、女は自分の髪を幾重にも伸ばして巻きつかせ、
夏音の体を拘束しているのだった。
「何、これ……。たっ助けてぇ!」
かすれ声の叫びをあげる夏音。
少女のピンチに現れたのは天の助け、いや海の助け、マリンちゃん一行であった。
「夏音ちゃん!」
マリンは豊満なバストを揺らしながら松本を見た。松本という名の亀である。
「海の巫女に変身ね!」
「いやっ」
しかし松本は、はやるマリンを押さえつけるような眼光で首を振った。
「今はまだその時ではない!」
「でも夏音ちゃんが」
「耐えるのじゃ! 空の巫女よ!」
「でも……」
そうこうしているうちにも女の髪はどんどん夏音の体に食い込んでゆく。
(うぅ、生臭い……ヌルヌルするぅ……)
海から来たそいつは海に棲む生物そのものの臭いを放っており、しかもその髪は、絶えず
ぬめる体液をにじみ出している。
触手のようにうごめく様は、タコが獲物を捕食するのに似ていた。
「んひぃっ」
タコ女の触手が肌をすべるたび、そのおぞましい感触に夏音が声をもらす。健康的に
日焼けした手足が粘液にまみれてキラキラ光っている。苦しいけれど、吸盤がこすれて
ぞくぞく鳥肌がたつ。
「邪悪……いただく……」
ふいに女が顔を近づけてきた。唇をめいっぱい突き出して吸いつくように、その目的地は
夏音の唇である。
「やっやだっ」
反射的に手を出して女の頭をつかむ夏音。
「あんたレズ? 物には順序ってもんがあるでしょうがっ」
順序さえ守ればレズそのものにはあまり抵抗がないらしい。夏音はそのボーイッシュな
容姿のせいで、女の子のほうから人気があるのだ。
しかしタコ女は夏音の言葉など聞く耳持たず、グイグイ唇を押し込んでくる。このままでは
唇を奪われてしまうのも時間の問題である。
(絶対やだ、やだ、やだあああああああ)
その時、一本の触手がするりと股間にすべりこんで夏音のしなやかな内ももを刺激した。
「ひあ!」
ひんやり冷たい触手に驚いて手の力が抜け、次の瞬間、女の顔面が覆いかぶさってきた。
「んむうっ!」
「ちゅう〜…………」
女は触手以上にぬめる舌を夏音の口内に侵入させて、その黒い味を楽しんだ。舌と舌が
絡まり合い、お互いを愛撫するようにヨダレを分泌させる。くちゅりと粘液のこすれ合う音が
薄い唇の端からもれる。
(あぁ……私の……ファーストキッス……)
少女の頬を伝う涙。元彼の顔が頭に浮かんで、やがて消えた。
一方マリンの方はというとまだゴタゴタと変身できずにいた。
「夏音ちゃんが!」
「待て! 今はその時ではないっ」
「まだなの!?」
「もう少し、もう少しだけ頼む!」
マリンは確信した、松本はただ単に少女の痴態を楽しみたいだけなのだ。彼の股間で
年甲斐もなくいきり立っている子亀が何よりの証拠である。
「私、もう我慢できない! 変身するから!」
「まっ待つのじゃ、お願い」
「――待ってお姉ちゃん!」
「ウリン?」
建物の陰に隠れていた妹がピョコンと姿を現した。
「セドナを起こしたのは私なの、私が全部悪いの!」
「話はあとで聞くわ!」
「待ってお姉ちゃん、私責任をとってまな板の上に乗るわ!」
「ウリン! そんなこと言っちゃだめ、自分を責めないで!」
「でも私がフタを開けなきゃこんなことには!」
大仰に騒ぎたてて時間稼ぎに徹するウリン。彼女的には、今ここで空の巫女に亡き者に
なってもらったほうが都合がいい。お姉ちゃんのそばにいるのは自分だけで十分なのだ。
「私のせいなの! 私が悪いの!」
「ウリンは悪くない!」
「そうじゃそうじゃ、ウリンが悪い!」
そうこうしているうちにもタコ女の捕食は完了しつつあった。
邪悪パワーをたっぷりと吸い取った女が満足げに唇を離すと、夏音の唇がさらなる行為を
求めるようにそれに着いてきた。女はニヤリと笑うと、獲物の股間にある触手をもう一歩、
奥へと進ませた。補給口は上の口だけではないのである。
「ん、んっ」
夏音が反射的にきゅっと股を閉める。しかし、その抵抗力は長いキスによってすっかり
失われていた。
今の夏音にはタコの生臭ささえ一種のフェロモン。女の本能を呼び覚ます甘美なにおいに
感じられた。頭がいくら抵抗しても、体がよりいっそうの快感を求めるのである。
夏音の脚はゆるやかに脱力し、女の秘所へと触手を受け入れた。
「あっ、あ……ふ、んんっ」
目を閉じ、小さな声をもらす夏音。その顔はすっかり上気している。触手の先端は下着を
まさぐり、すぐに横から内部へと入っていった。
「やっ……やだ、やだぁ」
やわ肉の谷間を直接こじ開けられて、さすがに抵抗する気が戻ったのかぶんぶん首を振る。
しかしもう時すでに遅く、触手のたどり着いた夏音の肉穴はまだ幼い径をいじらしく広げて、
それを迎えるための粘液を精いっぱい分泌させていた。
「や……あ、あ! っう!」
キスの時の舌と同じ動きで、触手が夏音の液を嘗め取るようにこすりあげ、穴の奥へと
侵入してゆく。
「はっ、あ、あー……」
1ミリ進むごとに強烈な圧迫感と、ほんの少しの痛みと、背骨を貫くような快楽が夏音の
全身を包む。開きっぱなしの口に他の触手が入り込み、再び口中を犯しにかかる。巫女の
衣装はすっかりはだけられて、小ぶりな胸のななめ上を向いた乳首が吸盤にこすられ、
チュウチュウ音をたてて吸いつかれている。
「んぶっ! う、うぅぅ……!」
膣内を触手でいっぱいにされたところで、夏音は限界に達した。はじけるような感覚と
ともに、目の前がまっ白になった。
「夏音ちゃん!」
ここでようやくマリンが海の巫女へと変身した。背後を流れる魚たちが、夏音の破瓜の
鮮血に染まり赤魚群となった。
「海へお帰り!」
一瞬にしてタコ女は懐柔され元のタコへと姿を変えた。その頭をガシリとワシ掴みにする
夏音。吹き出すオーラはもちろん邪悪だ。
「よくもやってくれたわねぇ……」
「――はーい、できたよー」
「わあ、なにこれー?」
コロコロと並ぶ茶色い玉たちを前にして、マリンとウリンは目を輝かせた。
「夏音特製タコ焼きよ、熱いから気ーつけてねぇ」
「はふはふ、あつーい」
「はふはふ、でもおいしいよお姉ちゃん!」
「うん、おいしいね!」
満面の笑みの姉妹。ニヤリと笑う夏音。
巫女たちの戦いはまだ始まったばかりだ。
(おわり)
「・・・・・・」
ぱたん、とラブは読んでいた雑誌を閉じ、自室のベッドに寝転がった。
ここしばらく空は平和で、以前と違い、昼間から艦長が休みを取ることも容易になっていた。
今日ものんびりと平和を満喫しつつ、
以前はあまり見る暇の無かった、ごくありふれた若い女性向けのファッション誌なんて読んでいたところだ。
ただ、何故かその顔は赤くなっている。
彼女が先ほどまで熱心に読みふけっていたのはファッションのページでは無い。
『☆特集☆ カレとの愛をもっと深めるために〜』
要するにセックス特集である。
(私も、いつか、・・・するんだよね)
ラブは、幼馴染であり、恋人(を通り越して一応婚約者になるが)でもあるアースのことを思い浮かべた。
「俺と一緒の墓に入ってくれ!!」
恋人としての告白を飛ばして、いきなりのプロポーズ。
それを受け入れ、満月の下でキスをして。
あれからそろそろ一年が経とうとしている。
何度か二人きりでデートに出かけもしたが、その後の進展は何も無い。
一応艦長と部下という上下関係ではあるが、
キャプテンを名前で呼び捨てる彼のことだ、
そんなことを気にしているわけでは無く、単に手を出す度胸が無いだけなのだろう。
(アースとだったら、私・・・)
求められれば応える心の準備はとうに出来ているのに。
その時が来たら、彼はどんなふうに自分を求めてくるだろうか?
彼女はまだ未知の甘い甘い恋人との一時を妄想しはじめた。
彼は時々、何の用事もなく部屋まで遊びに来る。
ただ好きな相手といるだけで嬉しい、恋とはそういうものだ。
それで、やっぱり深い意味なんて無いのだけど、じゃれついて抱きついてきたりして。
もし人前でされたら恥ずかしくて怒ってしまうけれど、
二人きりの時だけは素直にされるがままになる。
好きな男に抱きしめられるのは、女にとってとても胸がときめくことなのだ。
普段男勝りに空賊団を取り仕切るラブとてそれは例外では無かった。
何かの拍子でいいムードになって、キスをして、「好き」ってお互いに囁きあって。
今まではそこで終わりだったけど、今度は今まで触れられたことの無い場所まで手を伸ばされて・・・。
プロポーズされた時みたいに、必死な・・・でもすごく真剣な表情で
「ラブが欲しい」と言ってくれるのだろうか。
そしたら、あの時と同じように、「いいよ」って応えてあげよう。
(男の人って、やっぱりここが好きなんだよね・・・?)
そっと、自らの手を胸にあて、服の上からやわやわと揉みしだく。
その時が来たら、彼はこんなふうに優しくしてくれるだろうか。
それとも、もっと荒々しく・・・?
ブラジャーをずり下げると、大きな胸がぷるんと姿を現した。
いつも露出度の高い服装をしていても、大事なところを人に見せたことはもちろん無い。
いざ彼にされたら、恥ずかしくて顔を直視出来ないかもしれない。
そんな仕草も、男にとっては気分を昂らせる要素になる、らしい。
恥ずかしがる自分にはお構いなしに、彼はもっと胸をもみくちゃにしてくるのだろうか?
刺激に反応して立ち上がった乳首を摘ままれて、こねくりまわされて。
自分では指先だけしか使えないけれど、
彼がするときは、口に含んで、舌先で転がして、軽く歯を立てて、また違った刺激を与えてくれるかもしれない。
想像するとまた身体が熱くなった。
それで、男が好きな胸を十分に堪能したら、
身体中を丁寧に愛撫して自分を気持ちよくしてくれるだろうか。
それとも、胸の次はすぐアソコを触って、準備が出来ていればすぐにでもしたがるんだろうか。
もし、あまりしてくれなかったら、その時は可愛らしくおねだりなんてしてみようか。
いやらしい女だと思われるだろうか。
それとも求めてくれる事を喜んでくれるだろうか。
それ以前に、恥ずかしすぎてそんなことを考える余裕なんて無くなっているだろうか。
あるいは、指摘されて自分の技量の無さにへこんでしまうのかもしれない。
頭の中で幾通りもシミュレーションしてみるが、
結局はいざその時になってみないとわからないことだった。
経過はどうなるかわからないけれど、最後にたどり着くところは決まっている。
(最後までするなら、ここも見られたり、触られたりするんだよね・・・)
ミニスカートの内側に手を入れ、ショーツの上から割れ目をなぞる。
恋人との一時を想像して溢れ出した洪水は薄手の生地でせき止められるはずもなく、
布越しでもしっとり湿っているのが丸わかりだった。
ここを見つけた彼はどうするだろうか。
そのままショーツ越しにじわじわと触ってくるだろうか。
スカートをめくって、ショーツの中に手を侵入させて、
あるいは股間の部分だけ横にずらして直接触ってくるだろうか。
ショーツだけ脱がせて、頭をスカートの中にもぐりこませて、ソコに舌を這わせてくるかもしれない。
(私、すごくいやらしいことばかり考えてる・・・変態、なのかな)
一瞬、恋人との行為を妄想しながら自慰行為にふける自分を冷静に見つめるが、
好きな異性への性的欲求は、年頃の若者なら、男はもちろん、女だって心の奥底では誰しも持っているものだ。
誰の邪魔も入らない、艦で一番奥まった場所にある艦長のプライベートルーム。
一度始めてしまった妄想は簡単には止まりそうにない。
一番敏感な部分を自分の指で夢中で擦ると、段々と身体が熱く、息が荒くなってきた。
彼はここを見つけて、気持ち良くしてくれるだろうか。
けれど、彼は自分以外の女性と付き合ったことは無いはずだ。
女の身体は知らないだろうし、多分、言わないと分からないだろう。
言うのは恥ずかしいけれど、気持ち良くしてほしい。
そんなジレンマにおちいるのだろうか。
けれど、女にとっては一番感じるところだけれど、
胸と違って男にとっては触って気持ちいい部分では無いだろう。
そもそも、敏感な部分を探そうとすらしてくれないかもしれない。
濡れているのだけ確認したら、すぐにコトにおよぼうとするかもしれない。
こっちの気持ちなんて知らず、早くやりたくて、ショーツをずらされて
局部だけ露出して、すぐにでもアレを入れてくるだろうか。
それとも、じっくりとスカートのベルトを外し、ショーツもブラジャーも脱がせられて、
彼も裸になって、ゆっくり焦らしながら肌を触れ合わせてくるだろうか。
初めての時は、服越しじゃなく、直接お互いの温もりを感じ合いたいな、なんて漠然と考える。
それで、脚をつかまれて、恥ずかしい体勢をさせられて。
(私のココに、アースのアレが、入ってくるんだよね・・・)
想像しながら、自分の指を一本、中に滑り込ませる。
受け入れる準備の整ったそこは、指一本くらい簡単に飲み込んだ。
けれど、本物はもっと大きくて、硬くて、熱いはずで。
指一本だけではとても代わりになりそうもない。
もう一本指を増やすと、十分濡らしていても少し痛みがあった。
(初めての時は痛いっていうもの。きっと、もっともっと痛いんだよね)
痛がったら、彼は優しく気遣ってくれるだろうか。
それとも、自分の欲求を満たすことに夢中で、こっちの言うことなんて聞いてくれないだろうか。
彼は結構大雑把だけど、必要な時には優しくしてくれる・・・と、思いたい。
多分これでも足りないはず、と三本目を入れようとするが、入り口が狭くてなかなか上手くいかない。
勢いよく突き入れると、無理やり広げられた入り口にきりきりと痛みが走った。
(嫌っ、やっぱり痛いっ!)
痛みに耐えかねて、指を抜き、はぁはぁと息を整え、
仰向けに寝転んで気分を落ち着かせる。
ぼんやりと天井を見上げていると、自然に部屋の高窓が視界に入った。
窓の外は綺麗な青空。
行為に夢中の間は気付かなかったが、さわやかな風も心地良く吹きこんでいる。
(昼間っから何をやっているんだ、私は・・・)
冷静になると、先ほどまでの自分が急に恥ずかしくなってきた。
(ここ最近はずっと平和だったし、気が緩んでるのかな・・・)
乱れた衣服を整え、頬を手のひらでパンパンと叩いて気分を入れ替える。
(とりあえず、汗かいちゃったから、お風呂に入ろうかな)
するすると衣服を脱いでいくと、また彼との一時にはどうされるか、頭をよぎる。
その時が来たら、どんな風に脱がされるだろう。
身につけている全てのものを、少しずつ剥ぎ取られてゆくだろうか。
興味のあるところだけ露出させてさっさと進めるだろうか・・・
(って、だから、こんなこと考えてる場合じゃない、私!)
湯船に浸かってのんびりしても、また彼のことを思い出す。
(そういえば、アースが「俺と一緒の風呂・・・」なんて言いかけていたっけ)
二人で一緒の風呂に入る光景を想像しかけて、
ハッと、またさっきまでのくり返しになりかねないことに気付き、
ぶんぶんと頭を振って必死で別のことを考え出した。
数時間後。
「あっ、ラブ。ご飯一緒に食べようぜ」
食堂でいつもと変わらず話しかけてきた彼に対して、ついラブはドキっとしてしまう。
「きょ、今日はそんな気分じゃないんだっ」
「・・・・・・? 俺、何かまずいことしたっけ?」
「いやっ!? アースが何かしたわけじゃなくて!
むしろ何もしないから、その・・・」
アースにはわたわたと手をふり挙動不審の彼女が腑に落ちない。
「何だそれ?? だったらいいじゃん?」
まさか『数時間前にあなたを思い浮かべながら一人エッチしてたのでバツが悪い』とか
『どうしてエッチしたいって誘ってくれないんだろうって考えてました』などと正直に言えるはずも無く。
「とっ、とにかく、今日は部屋で一人で食べるから!
お前も隊長になったんだから、たまには部下との親交を深めるようにっ!」
慌てて適当な理由を作って言い捨てると、ラブは手早くお盆に食事を乗せて、ささっと自室へ引き返していった。
残されたアースはわけもわからず呆然と立ち尽くす。
「やーいやーい、振られてやんのー」
一連の流れを見物していた団員達から、はやし立てる声がする。
「うるさいなっ。ほら、今日は俺と食えってさ。艦長命令だぞ」
しぶしぶ偵察隊の団員達に声をかける。
話の内容はわけもわからず振られた愚痴が多めだったそうだが、
部下との親交はそこそこ深まったらしい。
(アースが悪いわけじゃないのに、ちょっと酷かったかな)
自室で食事を取りながら、ラブは考える。
机の端には、先ほど読んだ雑誌が置かれたまま。
大好きな彼との、愛の行為。
想像だけでも、胸がきゅんとなった。
それが現実になれば、一体どれだけ幸せな気分になれるのだろうか?
(あっちから何もしてくれないなら、こっちからしないとだめかな)
女から男を誘惑する方法も、雑誌に載っているだろうか?
けれど、普段キャプテンとして勝気に振舞っている分、アノ時くらい、女らしく甘えたい。
何か自然に彼をその気にさせる方法はないだろうか?
(そうだ、来月アースの誕生日だっけ)
想いを馳せるその姿は、すっかり恋する乙女のものだった。
一言だけいいか?彼だったら彼だったらが多すぎて少し萎えた
269 :
263:2009/08/14(金) 01:16:19 ID:GlluF3E4
>>268 今回は話の中身がそういう内容なので(-_-;)
もし今後似たような話を書く事があったら気に止めてみます。
270 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 00:24:07 ID:V1cRWWNH
( ゚∀゚)o彡°レイプ!レイプ!
( ゚∀゚)o彡°凌辱!凌辱!
はのんを崩壊寸前までボロカスにレイプしたい。
堕ちることも許さず、生かさず殺さずくらいねちっこく、長くレイプし続けたい。
何度も何度も中に出して孕ませてやりたい。疲れてぐったりしやっがたら思いっきりビンタ、悲鳴を止めることも許さない、泣き叫び続けながら肉穴奴隷としての生涯を送らせてやりたいお。
使い飽きたらその辺の浮浪者に回させて、種付け料金で一儲けしたい。
もしくは最後の絶叫とばかりに、子宮をとことん痛めつけて破壊してやりたい。
これでもかというくらい腰打ち付けてたら壊れるのかな?まぁビーチフラッグの棒で突きまくるのも良さそうだ。空き缶とかビン詰めてもいいよね。
奥にある子宮破壊の前に、ぶっといの挿してまんまん裂いちゃうくらいのがいい反応するかもしれんし。
あとはのんたんと同時に、アンナたんも壊したいね。アンナたんは首輪でもつけて犬みたいに散歩させたいなぁ。
気の強そうな娘だから、浮浪者に種付けとかが利きそうだけど、その辺の発情ノラ犬に犯させるのも面白そうだ。
間違いなく病気になりそうwアンナたん潔癖に見えるしすごい涙と悲鳴を聞かせてくれるんだろうなぁ。
あと二人とも妊娠して母乳でるようになったら、搾乳して遊びたい。ビンに詰めれば高く売れそう。
とにかく手ごろな肉穴として、この二人は壊したい
271 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 08:03:49 ID:PnIuUT3/
こんな良スレなのに過疎なのかー
各機種板で宣伝が必要かお
272 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:06:55 ID:KKzMVW29
過疎気味のところお待たせしました
>>112です。
>>256の続きを投下します。
アースは目の前で恥じらいながらも自分の足を左右に広げているみこしちゃんを見て
「それっ!」
アースの息子はみこしの大事な部分に一直線に向かい、ズボッと突入成功。
「ああーーーーっ!」みこしは大きな口をさらに大きく開け叫んだ。
「い、痛かったかい?みこしちゃん?」
「う、うん・・・ちょっとびっくりしたけど・・・大丈夫や・・・痛くないで・・・」
「そうか、じゃ、じゃあ、動くね」
アースの息子はみこしの大事な部分に入り込み、柔らかな感触がアースを包む。
そしてアースは腰をゆっくりと前後しはじめた。
「みこしちゃんの中・・・き、気持ちいいよ・・・」
「アース君のも、ウチの中でまたおっきくなってる・・・ほんま凄いわ・・・」
「ふっ、ふっ・・・ああ、腰が勝手に・・・も、もう止まらない・・・」
「ああっ、アース君・・・は、激しい・・・」
続く
273 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:07:56 ID:KKzMVW29
アースの腰は止まる事なく前後運動を続ける。みこしの大事な部分も愛液を垂らしながらも
アースの突入を受け入れヒクヒクとうごめいている。
その途中、アースは息子を抜いてみこしに語りかけた。
「よ、よし、みこしちゃん、今度は、バ、バックになって・・・」
「バ、バックって何やの・・・?」
「よ、四つん這いのことだよ・・・」
「こう・・・?」
みこしはアースの言う通りに四つん這いになった。お尻を天高く上げたみこしのアソコからはもう愛液がダラダラと
垂れてきて、まるでアースを待ちかねてるようにポッカリと穴が開いていた。
「バ、バックってのは、こ、こうすることだよ・・・」アースは一気に貫いた。
「い、いやぁーーーーーっ!な、何やこれーーーーーー!」
「そら、そら!ど、どうだい?みこしちゃん?」
「さ、さっきより何か・・・アース君のアレが逆さまに入って・・・き、気持ちええ・・・!」
「そ、そうだろ、じゃ、も、もっと行くよ!」
「あん・・・あん・・・あはぁん・・・い、いいよー、アース君・・・」
「ピクン・・・お、俺、そろそろ・・・」
今までの攻撃(雷華・テンテン)に堪えてきたアースの息子にもそろそろ限界が近づく。
続く
274 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:08:42 ID:KKzMVW29
「みこしちゃんの中に・・・出して・・・いい?」
「な、中に・・・?んーーっと・・・」
「ダ、ダメかい?大好きなみこしちゃんの中に・・・思いっきり出したい・・・」
アースはもうギリギリの状態。ぐっと歯を食いしばりながらみこしの答えを待った。
「・・・え、ええよ・・・ウチも・・・アース君のなら・・・」
「そ、そうかい!嬉しいよ俺!じゃ、そろそろラストスパート、行くよ!」
アースは最後の力を振り絞り、みこしのアソコをパンパンと突きまくる。
「ちょ、ちょっと!アース君激しい!で、でももう一気に来て!来てーー!」
「イ、イクよ、みこしちゃん!!!!」
「イクーーーーーーーーーーーーッ!」
続く
275 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:09:16 ID:KKzMVW29
ビュッ ビュッ ビュッ
ドビュ ビューーーーッ
ビュッ ビューーッ
ビュッ ビュッ
「うわぁぁぁーーーーーーで、出たーーーーーーーーーっ!と、止まらないーーーー」
「いやーーーーっ、な、何やーーーーっ!」
ビュッ ビュッ ビュッ
ドビュ ビューーーーッ
ビュッ ビューーッ
ビュッ ビュッ
「ア、アース君、ぬ、抜いてーーーーーっ!お、お腹がーーーーー」
「だ、駄目だ!ま、まだ出るーーーーっ!」
ビュッ ビュッ ビュッ
ドビュ ビューーーーッ
ビュッ ビューーッ
ビュッ ビュッ
続く
276 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:10:13 ID:KKzMVW29
アースは立続けに精液を出し続ける。みこしちゃんの膣内はもう満タン状態。
しかしアースの腰はまだ動き続ける。
「ア、アース君!も、もうあかん!無理や!もう抜いて」
「で、でもみこしちゃんの中が気持ち良過ぎて・・・まだ出るよ!」
ビュッ ビュッ ビュッ
ドビュ ビューーーーッ
どこまで続くのか分からないぐらいの射精を繰返すアース。そしてそろそろ終了の時が
近づいてきてアースは大声で叫んだ。
「みこしちゃーーーーーーん!好きじゃーーーーー!」
続く
277 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:10:58 ID:KKzMVW29
「・・ス」
「・ース!」
「アース!」
「おいアース!」
「えっ?」
アースが自分の名前を呼ばれて呆然としてると、目の前には見た事のある女性の顔が。
「あ、あれっ?き、君は、もしかして、ラ、ラブ?」
「アース!気が付いたか!よ、良かった!」
「お、俺・・・?」
「分からないのも仕方ない、お前はさっきデーモン空賊だ・・・ん?何か変な匂いがするぞ・・・」
「えっ・・・何だろ・・・この匂い・・・。ちょっと苦味のある匂い・・・ベ、ベッドの中からするけど・・・」
アースが被っていた布団を上げてみると、何とアースの股間から大量の白い液体がベッタリと・・・。
そう、アースは夢精していたのだ。それを見たラブは
「あああーっ!、ア、アース、お前!!!」
「ち、違うよ!こ、これは・・・!」
「あっ!そういや寝言で「みこしちゃーーん」とか言ってたが、みこしとは誰だ!」
「み、みこしちゃん?ち、違うよ、ラブ!」
「ぬぬーーっ、わ、私というのがありながら・・・他の女と・・・ゆ、許さん!」
「ひーっ!ラ、ラブーっ!ただの夢だよ、夢!か、勘弁してくれーっ!」
「夢とて私以外の女でイクとは許さん!覚悟しろ!」
「ひーっ!お助けを〜!」
アースはこの後みこしちゃんについてキツく問いただされ、結局夢の中の人物ということでラブも怒りが収まった。
しかしラブの部屋はアースの精液臭で充満し、2・3日は匂いが取れなかったそうな・・・。
FIN
278 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 23:18:28 ID:KKzMVW29
とまあ最後はまたラブに叱られてしまいましたアースさん。それも夢でw
みこしちゃんの世界は現実にありえないので、夢という手段を取りましたが
何とか綺麗にまとめられたのかな?と思います。
最近ラブ自体設置店も減り、打たなくなってしまいました。アースさん大好きな私ですが
そろそろ違うスロキャラを使ったエロパロを考えてみたいです。
ラブに「雷華とテンテンとみこしって誰!?」
って問い詰められる展開は自分も考えてたが
想像以上のオチだったw
それにしても
>>112氏のアースは浮気性だなオイ。
>>275みたいな擬音と空白で勢いをつけるのは小説としてどうかと思う。
あと読みにくい。
こういう崩した表現も、ネットや携帯のSSならではの表現法なのかもしれないが。
自分もそんなにきちっとした形式で文章が書けてるわけじゃないけどさ。
280 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 22:08:00 ID:e29je0kd
>>279 御指摘ありがとうございます。
オチは最初からこういう展開を考えてました。あまり意外性はなかったですが。。。
>読みにくい。
おっしゃる通りです。書き手が良くても読み手が困ってはいけませんよね。
大量系が好きなもので・・・次回からは表現の仕方をもっと勉強してきまつ。
お天気のひまわり陵辱物希望
細かいキャラ設定とかわかれば書ける
主に画像と性格と行動系統、あと喋り方と言ったところでつか?
284 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:13:22 ID:dZ1dtHGR
>>112です。
先日投下終了したばかりなのですが、勢い余って次の題材で書き出しを始めました。
今回もスカイラブ(ラブ&アース)を元に、お相手はシスクエ姉妹(シフォン&ステラ)というコラボ内容です。
また小出しという形となりますが、興味がありましたら読んでください。
デーモン空賊団を倒し、再度空の平和を取り戻したピース空賊団。
とある晴れた日、飛行船内でアースがキャプテンルームに入ってきた。
「ラ、ラブ、ちょっと、いいかな?」
アースはなぜかうつろな目で私を見る。
「何だ?私に用事か?」
「うん、少しの期間でいいんだけど、地上に降りてもいいかなあ」
「ん?何か行きたいところがあるのか?」
「う、うん、ちょっとね」
アースの喋り方が何とも怪しいため、否定するように答えた。
「・・・その間にまた空の平和を乱す輩が出てきたらどうするんだ?」
「それは承知してるさ。ほ、ほんの2〜3日でいいんだよ。ザックもライコウも最近疲れているみたいだし、たまには休息も必要かな・・って思って」
アースの言うことももっともだ。これまで空賊団との戦いで緊張の連続のため、メンバーの士気も少し落ちてきている。
「メンバーを労る気持ちも分からなくはない。しかし、勝って兜の緒を締めろという通り、こんな時こそ後から出てくる敵に用心し、空を守るのが我らの勤めではないか」
「それはそうだけど・・・」
「ラブよ、ちょっと落ち着くんじゃ」
その会話を止めたのはライコウだった。
続く
285 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:14:53 ID:dZ1dtHGR
「ライコウ・・・!」
「ラブ、お前さんの気持ちも分かる。しかし、乗組員も大分疲れが見えてきている、実際ワシもこの老体を維持するのは結構辛いでの」
「そ、そうだろライコウ、逆にラブだって連戦で疲れていると思うんだ」
ライコウとアースの言葉を聞いてラブはハッと目覚めた。
「・・・戦いばかりで息を抜くヒマもなかったが、ようやく平和を取り戻した直後だし、2〜3日ぐらいなら敵も戦いの準備には短すぎるだろうし・・・」
すっくとラブは立ち上がり
「よし、ライコウの意見に同意しよう!アース、3日限定で皆に休暇を取らせろ!」
「了解!ありがとうラブ!」
アースは喜びの笑顔だったが、ラブはこの時点で何だか引っ掛かるものを感じた。
そしてピース空賊団は飛行場へ降り立った。
「さあ着いたぞ。皆これまで御苦労だった。3日と短い期間ではあるが十分体を休めてくれ。ただ、緊急時には連絡が取れるようにしておいてもらいたい。いいな」
「了解!」
そして家族の元に行く者、酒場等に行く者などバラバラに散り、残ったのは2名。ラブとアースであった。
続く
286 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:16:07 ID:dZ1dtHGR
「アース、お前はどこかに行きたいと言っていたな。どこに行くんだ?良ければついていってもいいぞ」
「えっ!?いっ、いいよラブ。大したところへ行く訳じゃないし、ラブもどこかでゆっくり体を休めてよ」
アースはドギマギしながら答えたが、何だか怪しい。
「何っ?私と行くのがイヤなのか?」ラブは少し目をつり上げてアースを睨む。
「ち、違うってラブ、いっしょに行きたいのはヤマヤマだけど、今日は独りで行きたいところなんだ」
「(・・・ここまで否定するとは・・・私に何か隠し事でも・・・)」
ラブはアースの怪しい態度に疑問を抱きながらも
「分かった。アースがそこまで言うなら独りで行ってもいい。ではここで別れるとするか」
「う、うん、ごめんなラブ」
「ああ、じゃあアース、また3日後に」
ラブが後ろを振り返り、アースの元を去った。
「行った・・・な。ラブ。ウソ言ってゴメンな。実はもうすぐ、君の誕生日なんだぜ・・・」
そうなのだ。3日後はちょうどラブの誕生日。アースは誕生日を祝ってあげようと、どうせなら盛大にやってビックリさせてやろうと考え、その準備が必要なため、アースはラブに地上に降りる事を提案したのだ。
「へへっ、ラブの驚く顔が楽しみだぜ!さあ、色々と買い出ししなきゃな!」
続く
287 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:18:16 ID:dZ1dtHGR
・・・前日、アースはザックとライコウを作戦会議室に呼び、こんな会話が行なわれた。
「実はラブの誕生日が近いんだ。今まで戦いに明け暮れてたからなかなか祝うことができなかったけど、ちょうど空の平和が戻ったし、今回ちょっとラブをビックリさせてやろうと思ってるんだ」
「ほうそうか。せっかくの誕生日じゃし、いいかもしれんの」
「キャップが喜んでくれるなら、俺も協力するぜ!」
「ありがとう。それで色々と準備しないといけないけど、このまま空にいたんじゃ何も用意できないから、ちょっと明日ラブに地上に降りる事を話してみようと思ってる。多分否定されると思うんだけど・・・」
「それならワシに任せい!ラブとお前さんが話してる間に入って説得してやるわい」
「じいさんが言ってくれればラブも納得するはず。すまないけどよろしくな!」
「ザックは乗組員全員にこの事をこっそり告げてくれないか。皆で祝うことも」
「わかったぜアース!じゃあ早速話をしてくるぜい!」
こうして、キャプテンのラブをビックリさせる計画が始まった・・・。
「まずはケーキを予約しなきゃな。さーてどこにあるかなあ」
アースは洋菓子店を探したが、それらしき店がなかなか見つからない。仕方なく、歩いている人に聞いてみた。
「すみません、この辺りにケーキを作ってくれる店ってありますか?」
「ケーキですか?ここにはないですけど、ここを東に向かえば隣のエサリカ村におすすめの店ありますよ」
「エサリカ村ですか?ここを東に向かうんですね。分かりました、ありがとう!」
続く
288 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:20:36 ID:dZ1dtHGR
アースはエサリカ村におすすめの店があると聞き、早速東の方向へ歩いていった。そしてエサリカ村に到着。辺りを見回してみると、ケーキの絵が描かれている少し大きめの看板を発見。
「あっあれがそうかな?よし、早速注文しに行こう!」
アースが陽気に店に向かうと、人の列ができている。
「うわ〜結構人気の店じゃん。3日間なんかで作ってもらえるかなあ」
アースは少し心配しながらも、その列に並び順番を待った。そして数分後、アースの順番が回ってきた。
「いらっしゃいませ!お客さまどのケーキを御所望ですか?」
「い、いや、今日は今度誕生日を迎える人がいて、バースデーケーキを作ってもらおうと思ってるんですが」
「そうですか!それはおめでとうございます!ところでその方のお誕生日はいつでしょうか?」
「3日後なんですけど・・・作ってもらえますかね・・・?」
「3日ですか・・・大きさはどの程度をお考えですか?」
「ウチのメンバーと乗組員の数十名分が食べれるぐらい必要なので、大きめなのをお願いしたいんですが」
「え〜っと、ちょ、ちょっと待って下さいね。店長〜!」
店の店員さんが奥に入り、店長と何やら話をしているようだ。
「やっぱ大きめなのは3日じゃ無理かなあ・・・」アースは少し心配してきた。すると店長が奥から姿を現わした。
続く
289 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:22:49 ID:dZ1dtHGR
「お客さま、数十人分様のケーキを作るとなると、3日という期間ではちょっと厳しいと思われます。
なので、よろしければバースデーケーキ用には普通サイズのものを1つと、ウチの作っている色々なケーキをバイキング形式でお出しするというのはいかがでしょうか。それなら、3日あれば十分です」
「おーなるほど・・・そういう方法もアリだよな。分かりました!じゃあ、それでお願いできますか?」
「承知致しました!では、こちらの用紙にお名前と連絡先、誕生日を迎える方のお名前等を記入して頂けますか?」
「はいはい・・・俺の名前はアース・ジャスティス・・・迎える方の名前はラブ・ハート・・・っと」
「えっ?ラ、ラブ・ハート様!?も、もしかしてピース空賊団の・・・!?」
「え、ええ、そうですけど・・・何か?」
「そ、それを早く言って下されば・・・お、おい!今から突貫工事で大型ケーキを作るんだ!早く!」
「ちょ、ちょっと店長さん!さっき言って頂いたバイキング形式でいいですよ!?」
「いいや、ラブ・ハート様に空の平和を守って頂いたことで、今の私達は安心して店を出す事ができるんです!大きめのケーキ、しっかり3日後にお届けします!」
「は、はあ・・・分かりました・・・じゃあ、お願いしますね・・・」
アースはラブがこれだけ人々に慕われてるのを聞いて正直凄いなあと思った。
ラブハートというの名前を聞いて、さっきまで並んでいた人たちが一斉にアースの元へ駆け寄った。
「ほんと平和を守って頂き感謝してます!」
「ラブ様に一度お会いした事があるんですよ私!ほんと綺麗だったわ〜」
「ねえねえ私達もバースデーパーティーに呼んでくださらない?」
続く
290 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:24:18 ID:dZ1dtHGR
「ちょ、ちょっと待って!お、俺これから他に行く所が有りますので!そ、それじゃ!」
アースは人々からもみくちゃにされたが、何とかその場から難を逃れた。
「ふ〜、びっくりした。ラブ人気はここでも健在か・・・と、とりあえず今度は飾りとかを買ってこなきゃ」
とアースが別の店に向かおうとしたとき、正面からバイクに乗った奴が轟音を挙げて走ってきた。
「おらおら〜!どけどけ〜!道を空けろ〜!」バイクはさっきのケーキ屋の列のほうへ向かっている。
「あっあれじゃあぶないぞ!よ、よけろ皆!」
しかしアースの声も届かず、ケーキを買って外に出ようとした女性客にバイクが突っ込んでいった!
「キャアーーーーーーッ!」
切り裂くような女性の甲高い声が町中に響く。アースは咄嗟にそのケーキ屋に走り戻った。
バイクは急停止し、引きそうになった女性に向かって
「けっ!邪魔なんだよ!道を空けろって行っただろ?」
「そ、そんな・・・急に来られても避け切れないし・・・」
女性は涙目になり顔にアザができてしまい、持っていたケーキも落としてしまった。それを見たアースは
続く
291 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:26:19 ID:dZ1dtHGR
「おい待て!」
「あ〜ん何だお前は?こいつの知り合いか?」
「知り合いじゃねえけど、お前のその態度が許せねえんだよ!」
「おぅ何だやろうってのか?いいぞ、来いよ」
「おぅ!俺をなめるなよ?」
こうしてアースとバイク野郎のケンカが始まった。
アースは何度か攻撃を受け劣勢ながらも、これまでのデーモン空賊団の戦いに比べれば大した相手でも無く、相手を弱らせるところまで追い詰め
「ち、チキショー!お、覚えてろ!」
「ヘン!おととい来やがれ!」
アースはフラフラになりながらも、何とか勝利を掴んだ。
「だ、大丈夫ですか!?」さっきの女性がアースの元へ駆け寄った。彼女は巫女の格好をしている。
「へ、大丈夫さ・・・でも、君のケーキ、ダメになっちゃったね・・・」
「ケーキは何とかなります!でも、見ず知らずのあなたに怪我をさせてしまって・・・私・・・」
「いいよ気にしなくても。よっこらせっと・・・あ、痛っ・・・」
「ほらほら無理しないでください・・・助けて頂いたお礼と言ってはなんですが、手当てして差し上げます・・・」
「ご、ごめん俺がもっとしっかりしてれば・・・」
「そんな事ないです!あなたは勇敢に戦ってくれました!ところで、あなたのお名前は・・・?」
「アース・ジャスティスです。ピース空賊団の偵察部隊の隊長です」
「ピース空賊団の・・・!そうですか、空の平和を守り、私の事も守って頂いて・・・ほんと勇敢な方です!」
「てへへ・・・そう言われると・・・恥ずかしいな・・・ところで君の名前は?」
「私はエサリカ村の巫女をしてます、ステラと言います。では、行きましょうか・・・」
続く
292 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:27:16 ID:dZ1dtHGR
ステラはアースに肩を貸したが、さすがに非力なステラではなかなかアースを持ち上げることができない。
「お、俺はなんとか自分で歩くようにするから、大丈夫だよ・・・」
「いいえ!私に任せてくだ・・・きゃっ!」
ステラは態勢を崩し、そのままアースの上に覆い被る形になり、なんとアースの顔とステラの顔が数センチのところまで近づいてしまった。
「ご、ごめんなさい・・・す、すぐ退きますから」ステラは顔を赤くしてドギマギしながらもすっくと立ち上がった。
アースは間近でステラの顔を見たとき「結構可愛いな・・・」と思ってしまった。(また浮気性の癖が・・・)
そんな時向こうの方から「お姉ちゃ〜ん」と元気な声が。
やってきたのはステラの妹、シフォンである。
「お姉ちゃんどうしたの?顔にアザがあるし・・・ところでこの人だあれ?」
続く
293 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:28:30 ID:dZ1dtHGR
「シフォン、この方私を助けてくれた方なの。怪我をされたのでウチで手当てしてあげようと思ったんだけど、私では運べなくて・・・」
「それなら私に任せて!じゃ、お兄ちゃん私の背中に乗って!おんぶしてあげる!」
「お、おんぶ!?き、君が俺をおんぶするって事?」
「うん!心配しなくても大丈夫!ちゃんと運んであげるから!さ、早く!」
「お、女の子におんぶされるなんて・・・恥ずかしいよ・・・」
「怪我してるんでしょ?恥ずかしがらないで!さ、早く!」
「わ、分かったよ・・・じゃ、じゃあ行くよ・・・それっ」
「はいっ!よっこら、せっと・・・!」
シフォンはがっちりとアースの足を掴み、ゆっくりと歩き出した。
「じゃあお兄ちゃん、落ちないように私の肩をちゃんと持っててね!」
「あ、ああ・・・お、重くないかい・・・?」
「大丈夫!じゃ、ステラお姉ちゃん、行こ!」
「ええ、頼むわねシフォン」
「俺より小さなシフォンという子、どこにこれだけの力があるのか・・・でも、目の前のシフォンの髪からちょっといい匂いがする・・・
しかも俺と彼女が今は密着状態でこのちょっとした揺れが・・・興奮しちゃいそう・・・い、いかんいかん」
アースは股間が熱くなるのを抑え、数分後ようやくステラ達の自宅へ辿り着いた。
続く
294 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:29:39 ID:dZ1dtHGR
シフォンが部屋に入りアースをベッドへ下ろしてあげた。
「さあお兄ちゃん着いたよ〜、あ〜疲れたあ〜」
「あ、ありがとうシフォンちゃん、助かったよ」
「どういたしまして!」
シフォンは床でふうふうと息を荒げていた。で、アースが心配そうにシフォンの方を見ると・・・
「シフォンちゃん・・・大股開いて・・・あっ・・・パ、パンツ見えてる・・・い、いかん!」
アースは床に座ってたシフォンのミニスカートの中の白いパンツをまざまざと見てしまったが、すぐさま目を反らしたその時、ステラが部屋に入ってきた。
「シフォンお疲れさま!アースさんじゃあそのベッドで横になってください!手当てしますから」
「お姉ちゃん、私ちょっとシャワー浴びてくるね、汗かいちゃったし」
「ええ、その間私はアースさんの手当をしてるから、ゆっくりしてらっしゃい」
「はーい」
「じゃあ、アースさん、服を脱いで頂けますか?」
「ふ、服を!?え、ちょ、その、あの」
「色々と怪我されてると思うので、脱いで頂かないと場所が分かりませんし・・・」
「わ、分かりました・・・」
続く
295 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 01:35:51 ID:dZ1dtHGR
ということで今日はここまでです。
地上に降りる為のラブの誕生日と、エサリカ村のケーキ屋を無理矢理繋げてどうにかアースさんと2人の姉妹をくっつけるところまできました。
この後の展開はまた考え中ですが、ある程度は皆様の予想されるものとなると思います。
それでは次回投下をお楽しみ。では寝ます。おやすみ〜(シフォン風にw)
スカイラブは飛空艇やインカム通信機があるくらいなのでバイクがあってもおかしくないが
シスクエの世界でバイクはどうかと思うぞ・・・。
保守
298 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 22:36:13 ID:w7TMXHRi
遅くなりました
>>112です。
>>296 すいません、悪党をイメージして出たのがバイクだったので、ちょっと世界観崩してしまったかも・・・
とりあえずスレが過疎気味なので、続きを投下させて頂きます。
ここでアースは何を勘違いしたのか、上着とズボンを全て脱いでしまい、下着1枚の姿になった。
「ちょ!ア、アースさん!そ、そこまで脱いで頂かなくても・・・」ステラは手で顔を隠し頬を真っ赤に染めた。
「ご、ごめん、ここまで脱がないといけないかな、って勘違いしちゃって・・・」
「と、とりあえずズボンは履いたままで結構ですよ・・・」
「ははは・・・ごめんなさい・・・」
アースはすぐにズボンを履き、その状態でベッドに横になった。
「じゃあ、怪我している所、一ケ所ずつ治していきますね」
「えっ?手元に救急箱とかないけどどうやって治すの?」
「私は巫女なので、治癒するための魔法が使えるんですよ」
「へーっそうなんだ。そういやライコウも確か使えるって言ってたな(あれは酔い覚ましだったっけかな?)」
「じゃあ、まずは肩のところを・・・○×△#◎?△・・・」
「お、おおっ何だか肩が軽くなってゆく・・・き、気持ちいい・・・」
アースはステラの魔法によりさっき怪我をしたところの痛みが引いていくのが分かる。
「次はお腹の部分・・・○×△#◎?△・・・」
「おお・・・凄い・・・」
「次はうつ伏せになって下さい。背中にも怪我があるといけませんので」
「あ、ああ。で、でも凄いねステラさん。どんどん痛みが引いてゆく・・・」
「そんな事ないですよ・・・巫女なら出来て当然の事ですから・・・あっアースさん。背中にちょっとおっきな怪我がありますね・・・でもこれは今日付けたものじゃないみたい・・・」
「それは以前デビル空賊団やデーモン空賊団との闘いで付けたやつだから、痛みはないよ」
「空の平和の為に・・・こんなに傷を負ってまで・・・ほんと・・・ありがとうございます・・・」
ステラは小さな手のひらをその傷に沿って擦ってきた。
「あ・・・ステラさんの手・・・とっても柔らかくて暖かいね・・・」
「アースさん・・・気持ちいいですか・・・?」
「ああ・・・何だか君の手が・・・優しく俺を包み込む・・・」
アースがそういうと同時に、アースはバッと起き上がり擦っていたステラの手を握ってきた。
続く
299 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 22:37:13 ID:w7TMXHRi
「きゃっ!な、何ですかアースさん!ち、治療はまだ・・・終わって・・・ませんよ・・・」
アースがステラの手を握りしめながら真直ぐな目でステラの顔を覗き込む。ステラは少し頬を赤らめ視線を外に向ける。
「ス、ステラさん・・・ちゃんと・・・俺の目を・・・見つめて・・・」
「えっ・・・?」
ステラはアースの言葉に従い、ゆっくりと目線をアースの目に合わせた。その時
「んんっ・・・!」
アースが突然、ステラの唇にキスをしてきた。当然、ステラは何が起こったのか理解できず、パチンと目を大きく開き身体を硬直させた。
「ア、アース・・・さん・・・?」
こういったことに慣れていなかったステラは真っ赤に頬を染めた。しかも拒否しようともアースがしっかりと手を握りしめているので、離れる事が出来ずしばらく口づけが続いた。
そこに突如、ドンという扉が開く音と共に元気な声が聞こえてきた!
「お姉ちゃーん、おっ先〜!」
扉を開けて入ってきたのは、先程シャワーを浴びに行っていたシフォンだった。
「あーっスッキリし・・・た・・・って・・・」
続く
300 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 22:38:06 ID:w7TMXHRi
バスタオル1枚姿で入ってきたシフォンが見たその光景・・・なんとステラとアースがベッドで口づけをしていたのだ。
「お、おっ、お姉ちゃん・・・!?」
ステラはその声を聞き我に返った。
「んぱっ!!!シ、シフォン!?」
「お、お姉ちゃん・・・な、何してるの・・・?」
「ち、違うの・・・違うのよ!シフォン!」
「違うって・・・お、お兄ちゃんと・・・な、何してたの・・・?」
「・・・」
「ねえ、何してたのって聞いてるのぉ!」
「ア、アースさんに・・・突然・・・」
「突然・・・何?」
「・・・チュー・・・されちゃった・・・」
「えええっ!?チ、チューって!?」
「チ、チューだけよシフォン!私・・・こんなの・・・初めてで・・・呆然としちゃった・・・何だか・・・身体が熱い・・・」
「お、お兄ちゃん!な、何でお姉ちゃんと、キ、キスしたのぉ!?」
「ごめん・・・お姉さんに魔法で治療してもらってる内に・・・気持ちよくなって・・・つい・・・ご、ごめんね、ステラさん」
「えっ・・・い、いいんですよ・・・でも・・・アースさん・・・ちょっと強引すぎます・・・」
「ははっ・・・ほ、ほんとごめん・・・」
「ふふっ・・・そんなに謝らなくても・・・いいですよ・・・」
シフォンはなぜかアースとステラがとっても仲良くなっているので、仲間外れにされたくないと思いこんな行動に出た。
「・・・わ、私も・・・チューするぅ!」
「うわっ!シフォンちゃん!ちょっと!」
シフォンはバスタオル姿でアースのベッドに飛び込んで行った。
続く
301 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 22:40:47 ID:w7TMXHRi
すいません今日はこれだけです。
ステラの優しさにアースは心をときめかせ大胆にも・・・
それを見たシフォン、どういった行動に出るのか!?
次回投下をお待ち下さい!
CR家の人々
真楠…長女。プライド高くお堅いが一度欲望を開放すると止まらない。友達:慶次君 ガロ君 ケン君
ミドリ…次女。一家の常識人。誰からも愛される。友達:サム君 シンジ君
遊子…三女。すぐに股を開く。友達:真楠やミドリのお古
304 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 23:55:32 ID:IKNornng
>>112です。
>>302さん
とりあえずまだ全裸にならなくてもいいですよw
では続きを投下致します。
シフォンは上半身裸のアースの上に覆いかぶさる状態で飛び乗ってきた。
「わ、わ、シ、シフォンちゃん、ちょっと・・・」
「ねえ〜、アースくうん、いいでしょ?お姉ちゃんだけじゃなく、私にもチューして!」
シフォンは目を閉じて口をこちらに向けてきたが、突然のことでアースもかなり困惑気味だ。
「シ、シフォン、止めなさい!アースさん、困ってるでしょ!?」
「何よー、お姉ちゃんさっきまでチューしてたじゃない!私だけ仲間外れになるの嫌だもん!」
「ダ、ダメよ!アースさん怪我してるんだから、そこを離れなさい!」
「嫌っ!チューするまで離れないもん!さあ、早くぅ!」
「シフォン、お姉ちゃんの言う事聞きなさい!」
ステラはシフォンの巻いていたバスタオルを掴み、アースから離れさせようとしたその時
「あっ!」
「ああっ!」
バサッ・・・ステラがシフォンのバスタオルを掴むと、スルッと抜けてしまい、シフォンのあられもない姿がアースの前に・・・
「あああーっ!」アースはまじまじとシフォンの身体を目に焼き付けた。
「キ、キャーーッ!アース君のエッチぃ!」
続く
305 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 23:56:39 ID:IKNornng
パチーン!すぐさまシフォンの右手がアースの頬に飛んできた。
「ぐはっ!痛ってえーーー!な、なんて強さだ・・・」
「シフォン!」
「ア、アース君の、バカー!」ドタドタドタ・・・
シフォンはバスタオルをステラから取返すと、目に涙を浮かべてその部屋から出て行った。
バタン!扉が強い勢いで閉まると同時に二人はしばらく沈黙を続けたが、お互いが目を合わすてステラが話し掛けた。
「ア、アースさん・・・だ、大丈夫ですか・・・?」
「え、ええ・・・でも・・・シフォンちゃんに・・・悪い事しちゃったね・・・」
「悪いのは私です!シフォンもまだ子供なので、私がちゃんと言い聞かせないと・・・」
「う〜ん・・・とりあえず俺から謝らないといけないんじゃ?」
「いえいえ私から良く言って聞かせますので・・・あらもうこんな時間。アースさん、今日は遅いですし、ウチに泊まっていって下さい」
「えっ?いいんですか?」
「ええ、今日はお疲れでしたしょうし、この部屋でゆっくりお休み下さい」
「すみません、じゃあまた明日にでもシフォンちゃんに謝りますよ」
「大丈夫ですよ、明日にはケロッとしてるでしょうから。では、お休みなさい・・・アースさん」
「お休みなさい・・・ステラさん」
続く
306 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 23:57:39 ID:IKNornng
アースは横になりながら、今日のことを振り返ってみた。
「ステラさんしっかりしてるなあ・・・さすがはお姉さんってとこか。それが俺を惹き付けた魅力なんだろうか」
「でも、キスしたところをシフォンちゃんに見られたのはまずかったなあ・・・明日、ちゃんと謝ろう・・・」
そんな感じで色々と考えてたが、今日の疲れのせいか、すーっと目が閉じてゆき、意識が無くなってゆく・・・。
その何分後だったろうか、アースのいる部屋の扉がきーっと音を立ててゆっくりと開いた。
「・・ス君」
「・ース君?」
「アース君?起きてる?」
アースの側で何か声がする。しかしもう眠りにつこうとしたときなので、ちゃんと聞き取れない。
その後、身体をゆさゆささせてきたのに気付き、目をこすって開けてみたら・・・そこにはシフォンの顔が。
「シ、シフォン・・・ちゃん・・・?」
「うん・・・シフォンだよアース君、ごめんね起こしちゃって」
「い、いいよ・・・でも、こんな時間にどうしたの・・・?」
シフォンは今度はパジャマ姿でアースの部屋に入ってきた。
「えとね・・・ごめんなさいって・・・言いに来たんだ」
「へっ?」
「さっき私、アース君に思いっきり平手打ちしちゃったでしょ?」
「ああ、ちょっと痛かったけど、俺も悪かったしね」
「アース君は悪くないんだよ!お姉ちゃんにあの後色々言われて、私なんて勝手な事しちゃったんだろうって・・・」
「シフォンちゃんの気持ちも分かるよ。仲間外れにされたくなかったんだよね?」
「うん・・・二人の姿を見て私も、って気持ちが強くなっちゃって。ほんと、ごめんなさい」
「もういいよシフォンちゃん。さあ、今日はもう遅いし、寝ようよ」
「うん・・・あのさ・・・アース君・・・お願いがあるんだ」
「ん?何だい?」
「今晩だけ、一緒に・・・寝てもいい?」
「ええっ!?」
続く
307 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 23:58:59 ID:IKNornng
アースは突然のシフォンの言葉に吃驚した。
「ど、どうして?」
「アース君が何だかお父さんに見えたの・・・」
「お父さん?そういや、君たちのお父さんってこの家には・・・」
「うん・・・かなり前だけど魔王ルーザックを封印する為にお姉ちゃんと私を残して戦死しちゃったんだ」
「そうか・・・勇敢なお父さんだったんだね・・・」
「アース君もお姉ちゃんを助ける為に勇敢に闘ってくれたんだよね。それを聞いてちょっとお父さんの事思い出しちゃったの」
「お父さんの事を思い出したら、アース君とお父さんがダブって見えて・・・」
「そうなんだ・・・。君のお父さんには程遠いかもしれないけど、今日は一緒に寝てあげるよ」
「うん・・・ありがとうアース君・・・」
シフォンがするっとアースの横の布団に潜り込み、アースの側に寄ってきた。ほんのり香る、髪のシャンプーの匂いがしてきた。
「シ、シフォンちゃん、そんなにくっついたら・・・眠りにくくない?」
「ううん・・・お父さんに・・・いつもこうやって寄り添って寝てたから・・・」
「そ、そうか・・・分かったよ」
「じゃあ、おやすみなさい・・・お父さん・・・」
シフォンはそう言うと、すぐにスーッと寝息を立てて眠りについた。
「シフォンちゃん・・・余程お父さんが好きだったんだな・・・。でも、もう甘えることも出来ないんじゃ寂しいだろうな・・・」
アースはさっきしてあげれなかったキスを、シフォンのおでこに軽くしてあげてから、眠りについた。
続く
308 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 00:00:20 ID:IKNornng
翌日・・・
「ステラさん、おはようございます!」
「あっアースさん!昨日は良く眠れました?傷とか痛みはありませんか?」
「ええ、おかげさまで」
「あら・・・?アースさんの後ろにシフォンが隠れてるみたいですが・・・こらっ、シフォン出てきなさい!」
「えへへー、お姉ちゃんおはよう!」シフォンがアースの後ろから笑顔をぴょこんと出してきた。
「あら?もしかしてアースさん、シフォンと仲直りしたんですか?」
「え、ええ。昨日シフォンちゃんが部屋に謝りに来たんです」
「そうですか〜。シフォン、アースさんに許してもらったのね」
「うん!お兄ちゃん優しいからすぐ許してもらったよ!嬉しくて一緒のベッドで寝ちゃった!」
「(えっ・・・一緒のベッドって)よ、良かったわねシフォン。と、とりあえず朝ごはんの用意が出来てますので、召し上がって下さい」
「ここまでしていただけるなんて・・・ほんとありがとうございます」
ステラはシフォンとアースが仲直りしたのはいいが、一緒のベッドで一夜を明かしたと聞いて少しムッとした。
「え、えーとアースさんこのあとどうされるんですか?」
「昨日バースデーケーキを予約したんで、今日は飾り付けとか花束とかを買いに行こうかと思ってます」
「あっそれならお兄ちゃん私と一緒に行こ!案内してあげる!」
「シフォン!アースさんはラブさんの誕生日の用意で忙しいんだから、邪魔しちゃだめでしょ?」
「えーっいいじゃん別に。私がいたほうが店探す手間も省けるしいいでしょ?」
「アースさん、それなら私も一緒に行かせて貰っても良いですか?」
「えっ?ふ、二人と?」
アースは案内してもらうなら一人でも二人でも同じかと思い、快く承諾した。
続く
309 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 00:03:47 ID:DmUrDlRm
今日はこの辺にしとうございますw
ステラとのキス、そしてシフォンとの仲直り・・・。徐々に近づく姉妹の気持ち。
今後の展開はどのようになるのか・・・?
それでは次回投下をお待ち下さい。
(シルバーウィーク中に書ければ投下したいと思います)
作者的には本筋とは関係ないだろう部分だが
シフォンと父の話をラブとライクの話に置き換えてあれこれ物思う話も面白そう。
アース対シフォンだけじゃなくて、ラブ対シフォンでも。
公式で母については一切触れられてない部分も一緒だな。
311 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 07:14:44 ID:DmUrDlRm
>>310さん
>>112です。
ご感想ありがとうございます。
私もシフォン達ってラブと同じ境遇だな〜と書いてて思いました。
同じSNKのキャラなので、そういうところは似るところがあるのでしょうか。
なんでいまさらwww
いや確かに
>>104はGJ
アプリコットに続きそうだったので続きを全裸で待機してはや5ヶ月か……
315 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 18:14:07 ID:32vKMjxk
>>112です
続きを投下します。
「さーお兄ちゃん行こ!早く早く!」シフォンがアースを急かせる。
「ちょ、ちょっと待ってよシフォンちゃん・・・まだブーツ履けてないし・・・」
「シフォン、アースさんを困らせないの!アースさん、慌てなくてもいいですよ」
「あれー、お姉ちゃん何かうっすら口紅なんかつけてる?どうして?」
「えっ・・・い、いやねえシフォン、お買い物に行くんだからお化粧するのは当然でしょ?」
「ふ〜ん、いつもはすっぴんなのに・・・まっ、いいか」
「ステラさんとても綺麗ですよ・・・見違えちゃった」
「あ、あらアースさん・・・お世辞がお上手なんだから・・・」
「お世辞じゃなく、ほんとに綺麗です、ステラさん」
「ぽっ・・・」
ステラはアースに褒めてもらい、頬を赤く染めた。
「お兄ちゃん用意できた?じゃ、レッツゴー!」
シフォンは相変わらず元気だ。昨日のこと等もう忘れているようだ。
「お兄ちゃん、手、つなご?」
「えっ、手を・・・?」
「いいでしょ、別に」
「あ、ああ、いいけど・・・」
と言う前にシフォンはアースの手を掴んできた。小さいからアースがちゃんと握ってあげないとすぐにでも抜けそうだ。
続く
316 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 18:15:20 ID:32vKMjxk
「・・・ア、アースさん・・・私も・・・いいですか?」
「ス、ステラさんまで・・・、か、構いませんけど・・・」
ステラは手ではなく、腕組みをしてきた。
「ちょ、ちょっとお姉ちゃん?腕組みなんてずるーい!」
「い、いいじゃない、私だってアースさんとこうしたかっ・・・あっ・・・」
「ス、ステラさん・・・?俺と・・・こうした・・・かったって・・・?」
「・・・ち、違います!な、何でもないです!さあ、い、行きましょ!」
「ステラさん・・・?」
アースはステラの気持ちが自分に向いているような発言をされ、ちょっとびっくりした。
「(ステラさんには俺に半ば強引にキスされて、それだけで俺を好きになるってのは・・・普通あり得ないだろ?)」
「(でも、もしステラさんが俺のこと・・・い、いかん!お、俺にはラブという大事な人がいるんだ!ここは冷静に・・・)」
「ス、ステラさんやっぱり手を繋ぎましょう、シフォンちゃんにも悪いし・・・」
「そ、そうですね・・・」
ステラは腕組みを外し手を繋いで笑顔を見せたが、何だか残念そうな顔つきだ。
続く
317 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 18:16:25 ID:32vKMjxk
その後3人は仲良く手を繋いで、商店街に入っていった。
「さあ商店街に着いたよお兄ちゃん!えーっと、何を買うんだっけ?」
「船内の飾り付けとか、花束とかだよ」
「飾り付けならそこを角を曲がったお店に売ってるよ!」
「ではそこで色々見繕いましょう、アースさん」
「はい・・・色々とありがとうございます」
店内には多種多様に対応できる飾り付けが一杯揃えてあった。
「うわーっ結構飾り付けでも色々あるんだなあ」
「お兄ちゃん、こんなのどう?キラキラしててパーティーっぽいよ!」
「アースさんこっちの方が良く無いですか?ラブさんは大人の女性ですし・・・」
「えーっ私の選んだのにしようよー、可愛いから私好みなんだー」
「シフォン、あなたのパーティーじゃないんだから、ワガママ言わないの!」
「ぶぅー!そうだけど・・・こっちの方がいいと思うんだけどなー」
「最終的にはアースさんに選んでもらいましょう。どれが良いですか?」
「う〜ん結構難しいなあ。こういったのは男じゃなく女性に選んでもらう方が無難かなあ」
「そうですか!分かりましたステラにお任せ下さい!」
「えーっ私も一応女性だよ!私にも選ばせてよ!」
「そうだけどそれじゃなかなか決められないわね・・・シフォン、じゃああなたは花屋さんで花束を選んできなさい。私は飾り付けを選んでおくから。それであいこでしょ?」
「うーん・・・まあいっか。分かった!じゃあ私は向こうの花屋さんで選んでくるから、飾り付けはお姉ちゃんに任せるわ!」
「じゃあ、きちんと選んでくるのよ、シフォン」
「はーい」
シフォンは花束を選びに走り去った。
続く
318 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 18:17:49 ID:32vKMjxk
「ごめんなさい、俺こういったのはセンスが無くて・・・、2人がいてもらって助かります」
「いいんですよアースさん。これくらいのことなら私達に任せてもらえば」
「じゃあ早速、選んで下さい。船内は結構広いので、多めに買っておいた方がいいかもしれません」
「分かりました!」
ステラはテキパキと店員に欲しい飾り付けを指示していく。
「へええ、ステラさん流石だな・・・なんて要領良いんだ」
そして数分後・・・
「アースさん、これで全て揃いましたよ!」
「は、早いっ!さすがステラさんだ」
「いえいえ、こういった飾り付けとかするのは昔から好きなんですよ。結構多めに選びましたが、どうされます?」
「明日の夜にラブやみんなと合流する予定だから、明日の朝に隣町の飛行場にあるエリシオン号に届けてもらえますか?」
「承知しました!」店員が飾り付けを箱に詰めだした。
「ふふっ、色々選びましたからね。楽しいパーティーになるといいですね!」
「ありがとうステラさん」
そしてその店を出て、シフォンが花屋から戻ってくるのを待っていた。
「そういや明日の朝に船内の飾り付けをする、ということは今日まだお時間あります・・・よね?」
「え?ええ、エリシオンに戻るとしても明日でしょうから、まだ時間はあるといえばありますが・・・何か?」
「シフォンには内緒にしてほしいんですが・・・」
「な、何でしょうステラさん・・・(ゴクリ)」
「き、昨日の続き・・・してほしいかな・・・って」
「へっ?昨日の続き・・・?」
ステラは顔を真っ赤にしてもじもじしながらアースに語った。
続く
319 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 18:19:14 ID:32vKMjxk
「あまり大きな声では言えないんですが・・・ちゅ、チューの続きが・・・したいんです・・・」
「ちゅ、チューの、続きぃ!?」
アースはびっくりした。半ば強引にやってしまったキスの続きをステラが望んできたのだ。
「え、あ、その・・・」
「ごめんなさい・・・アースさんに・・・キスされた時・・・私・・・ボーッとしちゃって・・・身体がすっごく熱くなって」
「で、でもあれは俺が強引にやってしまった訳で、あの、その・・・」
「私はあれがファーストキスだったんです。あの夜、興奮して一晩中眠れませんでした」
「そ、そうだったんだ・・・ご、ごめんなさい」
「謝らなくてもいいです・・・私・・・アースさんに危ない所を助けて頂き、治療中に空の闘いで受けた背中の大きなキズを見て、その勇敢さに私の心はアースさんに傾きかけました」
「は、はあ」
「そこてあのキス・・・強引でしたけど、それで私の心はもうアースさんの虜になりました」
「ステラさん・・・」
「シフォンが入ってきて中途半端でしたが、もう私はあなたのことが忘れられないんです。だからお願いです!今日の夜、私の部屋へ来て欲しいんです」
「し、しかし・・・」
アースは悩んだ。ステラがここまで自分を受け入れてくれるとは思いもしなかった。じっと見つめるステラの大きな瞳。その瞳に負けてアースは喋り始めた。
「分かりました・・・今晩、あなたの部屋に行きます。でも、俺はこれからも空の闘いに出る必要があるので、今日1日だけとなりますけど、それでもいいですか・・・?」
「か、構いません・・・私を・・・女に・・・して下さい・・・」
ステラは涙を浮かべ、アースの胸に飛び込んだ。アースもそれに応え、ぐっと抱きしめた。
続く
320 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 18:24:21 ID:32vKMjxk
さて今日はここまでです。
ステラはやはりアースに恋をしていましたw
それに応えてしまった浮気性のアース、夜のステラの部屋で大ハッスル?
次回投下までお待ち下さい!
S○Kばっかで気が引けるけど…
七色未来って需要ある?
それはもう遠慮なくやってください
そんな恥ずかしい会話を街中でするなw
112氏のアースには「浮気は悪い事」って良心がないのかね?
特に今回は、愛するラブのためにお祝いしてあげようって最中なわけだし。
そのうちラブにぶっ飛ばされるぞ。
とはいえ、男性向けエロ同人にそんなツッコミを入れるほうがナンセンスと言われるとアレだけど。
>>321 需要があろうがなかろうが、自分が書きたい・読みたいものを投下すればいいんだぜ?
自分は同人が少なくて餓えてるから、すごく久しぶりに自給自足したよ。
一番楽しいのはきっと自分自身w
324 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 14:53:11 ID:exBxxdF/
>>112です。
>>323さん
ステラさんは好きになったら一途というイメージなので、街中でも大胆になります。
アースさんがヘタレかつ浮気性でないとエロパロとして話が進まないんですよ〜w
>>321さん
七色未来、題材としていいと思いますよ!
私一人でほとんどこのスレをSNKシリーズで埋め尽くしてますが、色々な方の作品を読みたいです。
未来の超能力でああしてこうして・・・思いついたら書いてみようかなw
325 :
321:2009/09/25(金) 01:50:06 ID:boLxZXdK
了解。ありがとう。
ケイと七未を書こうと思ったけど、納得できるものが書けないので、
横道逸れて脇役カップルで行こうと思います。
今週中には書き上げる予定。
326 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:18:53 ID:9vQYw/6G
>>112です。
>>321さん
脇役カップル・・・楽しみにしてますよ!
スレが下がり気味なのでちょっと先に投下させて頂きます。
その後シフォンも花屋から戻ってきて、全ての準備が済んだ為3人は家に戻った。もう空は夕暮れ時だった。
「ステラさん、シフォンちゃん、今日は本当にありがとうございました。おかげで楽しいパーティーが開けそうです」
「いえいえ、そんなに気をお使いにならなくてもいいですよ、アースさん」
「お兄ちゃん、パーティー楽しみだね!」
「うん、ラブの喜ぶ顔が楽しみだよ」
「ねーお兄ちゃん、今日この後どうするの?」
「(ギクッ)えっ・・・?」
「(シフォンたら何を・・・)ア、アースさんはもうお帰りになられますよね」
「(ステラさん今夜のことをシフォンちゃんには内緒か)え、ええ。今日はそろそろおいとましようかと」
「シフォン、アースさんは明日からまた空に戻らないといけないらしいから、ここでお別れよ」
「えーっ寂しいなあ。今日もウチに泊まっていけばいいのにー」
「シフォン、勝手な事言わないの!(私は今夜会うけどね・・・フフッ)」
「ちぇーっ、じゃあ、また地上に降りてきたらウチに寄ってね!お兄ちゃん!」
「あ、ああ。分かったよ。また空が平和になったらきっとシフォンちゃんに会いに来るよ」
「約束だよ、お兄ちゃん!」
シフォンと約束を交わし、アースはそのまま飛行場へ向かう(フリをした)。
「さあ夜はステラさんと・・・グフフ・・・」
アースは夜のことで頭が一杯。ニタニタしながら歩いていると、後ろからポンと肩を叩かれた。
「ん?誰だい?」アースが振り向くと・・・
続く
327 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:23:53 ID:9vQYw/6G
「よっアース、ここで何をしてるんだ?」
「き、君は・・・ラ、ラブっ・・・!?」
なんとここで会ったのはラブだった。ラブは普段着の格好でいたため、すぐにラブと見分けが付かなかった。
「さっきからニタニタしながら歩いていたけど、何か嬉しい事でもあったのか?」
「えっ!?い、いや違うよ・・・何でもないよ(ヤベッ、俺そんな顔で歩いてたのか)」
「ふふーん相変わらず怪しいなあ。まっ、何があったか知らんが明日の夜にはちゃんとエリシオンに戻るんだぞ」
「わ、分かってるさ。ところで、ラブはどこに行ってたの?」
「ああ、剣のメンテナンスで鍛冶屋へ行ったり、久々に孤児院とかにも寄ってたりして、今戻ってきたところだ」
「へーっそうなんだ」
「ひととおり用事が済んだので、今日はこれから特にやる事がなくなってしまった。ところで、アースは昨日からどこで寝泊まりしてるんだ?」
「へっ?ち、近くの宿屋さ(・・・ほんとはステラさんの家だけど)」
「そうか。じゃあ、私もその宿屋に泊めてもらおうかな」
「えっ!ラブと一緒に?(ヤ、ヤベッ)」
「なあアース・・・私達、闘いに明け暮れてお互いゆっくりする時間が無かったじゃない?せっかくの休日だし、今日の夜は一緒に・・・ス、スキンシップでもしないか?」
「いいっ!ラ、ラブがそんなことを言うなんて・・・さ、寂しかったのか?」
「さ、寂しかったわけじゃないぞ?その、つまり何だ、こんな時だからこそ、一緒にいる時間を作りたいだけ・・・なんだ」
続く
328 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:27:19 ID:9vQYw/6G
アースはラブの言葉に、納得せざるを得なかった。確かにアースとラブは一緒の墓に入ると誓いあった仲。
空ではキャプテンと隊長という肩書きだが、なかなかそれ以降発展が無い為、お互いの愛情を確認しあうことが出来なかったのが事実だ。
「せっかくの休日なんだし・・・いいだろ、アース・・・?」
アースは悩んだ。
「(ステラさんには今日の夜行くと約束してるし、ラブをほっとくわけにもいかないし・・・ああ、どうしよう俺)」
「(そうだ・・・いいことを思いついた!)」
「ラブ、申し訳ないが今日は俺まだ用事があってさ、宿屋にも戻る予定は無いんだ。明日の夜、エリシオンに戻ったら(パーティー後に)君の部屋でゆっくり・・・」
「・・・私より大事な用事なのか?私と一緒にいるのが嫌なのか?」
「い、いや違うよ。ほんと外せない用事なんだ・・・(ステラさんのことは口が裂けても言えねえ)」
「うっ(涙)・・・アース、そんな男だったなんて・・・」
「ラ、ラブ泣かないで!ほんと違うんだ!君を愛している気持ちは変わらない!明日の夜、ちゃんとお互いの気持ちを確認し合おう!」
「ほ、ほんとに?」
「ああ、約束する!ラブを愛しているのが俺だってことを、証明してやる!」
「分かった・・・アースを信じる・・・じゃあ、今日は仕方ないから別の宿屋を探すね」
「ご、ごめんなラブ・・・無理言って」
「ううん・・・明日の夜、頑張ろうね・・・」
「わ、分かったよ・・・(うわあ・・・ラブがこんなに積極的とは・・・)」
「じゃあアース、明日」
「う、うん」
続く
329 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:30:40 ID:9vQYw/6G
ラブの背中が少し寂しそうに見えた。愛するラブの誘いを断ってしまいなんだか胸が痛い・・・しかしステラとの約束も破る訳にもいかず・・・
「あーっ何か変な気持ち・・・俺の浮気性もそろそろ封印しないといけないな・・・」
そして夜になった。アースは気分を落ち着かせようと少し酒を飲んだ状態でステラのもとへ。
窓の外にステラの姿を発見。アースは小声で「・・・ステラさーん・・・来ましたよ・・・」と手を振りながら言うとステラが気付き手を振って笑顔で迎えた。
「アースさん・・・お待ちしてました」
「ごめん、ちょっと遅くなって・・・」
「いいんですよ・・・夜は・・・長いですから・・・」
ステラの部屋に入ると、少し電気を暗くしていた。良く見るとステラはパジャマ姿ではなく、少しスケたネグリジェのようなものを着ていた。
「シフォンももう眠りについたので、今はアースさんと私の二人っきりです・・・」
「ステラさん・・・綺麗だ・・・巫女の姿と違って・・・凄くセクシーですよ・・・」
「もう、お上手なんだから・・・アースさん・・・。お願い、今日は"ステラ"って・・・呼んで」
「分かったよ。ステラ」
続く
330 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:33:09 ID:9vQYw/6G
H開始前ですが今日はここまでにしますw
ラブの誘いを断ってまでステラとの約束を守ったアース。
二人の行為はこの後どんな展開で進められるのか・・・!?
次回投下をお待ち下さい!
331 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 22:57:30 ID:Wh+8logg
ラブの普段着ってどんななんだろうな
332 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 23:25:42 ID:4uT5CXOw
ふんどし
そこでラブを出すか!?Σ(゚∀゚)
>>331 コスプレバリエーションは多々あれど、普通っぽい可愛い服がないよな。
普通の服ならバケ後の作業着(?)もあるけど、お洒落目的の服ではないし。
334 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 22:58:19 ID:dqB8RifB
>>112です。
>>331さん
俺的にはサクラ大戦のカンナとか、餓狼伝説のブルー・マリーが着ている服装を想像してます。
どちらにせよ大人の女性、というイメージには変わりありませんが。
>>332 ワロタ。想像したく無いです・・・w
>>333 出しちゃいましたw俺の書くアースさんはモテモテです。
335 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 19:56:09 ID:PYyIxj6E
>>112です。
>>321さんの七色未来の投稿を心待ちにしてますが、
>>329の続きを投下させて頂きます。
ステラの身体は巫女姿から想像できない程、胸はたわわに実っており、腰回りも細く、お尻のラインも完璧だ。
「や、やだっあまり見ないで下さい・・・」
「隠さなくてもいいよ・・・じゃ、じゃあベッドで横になって・・・」
「はい・・・」
アースは着ていた服を脱ぎ、上半身裸の状態でステラの横に寝そべった。
「じゃあ、キスの続き・・・始めるね」
「は、はい・・・優しく・・・して下さいね・・・」
「分かったよ・・・」
336 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 19:58:08 ID:PYyIxj6E
アースは先日の続き、ステラの唇にキスをする。今回ステラは緊張するどころか、反対に舌をアースの舌に絡めてきた。
「ん・・・んんっ・・・ステラ・・・この前とは違って大胆だね・・・」
「アースさんの舌・・・すごく暖かくて・・・気持ちいいです」
「・・・ちゅぱっ・・・ぺちゃっ・・・」
アースも舌をこねくりまわしステラの要求に応えた。
「も、もっとキスして下さい・・・身体が・・・どんどん熱くなります・・・」
「いいよ・・・んんっ・・・ちゅぱっ・・・」
「ああん・・・また熱くなってきました・・・」
ステラは今度はアースの身体を手で弄ってきた。
「アースさんの身体・・・ほんと逞しい・・・凄い筋肉・・・」
アースもそれに対し手をステラの胸の辺りに持っていった。
「ステラの胸・・・柔らかいね・・・」
「ああん・・・そ、そこ・・・私・・・感じちゃう・・・」
「もっと感じさせてあげるよ・・・そらっ」
アースは両手でステラの胸を下から上へと揉み始めた。
「い、いやん・・・アースさん・・・ほんと強引なんだから・・・」
「気持ちいい?」
「ええ・・・私の身体、どんどん熱くなってきてます・・・」
「あっ・・・乳首が膨らんできたよ・・・(コリコリ)」
「あ、あはあーん・・・だ、駄目ですよアースさん・・・そこは・・・」
「感じてるんだね・・・ステラ・・・」
ネグリジェの上からでも乳首が立っているのが良く分かる。アースも久々のSEXとあってか、かなり興奮してきた。
ステラはアースの股間に手を持っていった。
「あ・・・アースさん・・・大きくなってます・・・」
「ステラが凄く魅力的だから、そうなったんだよ」
「嬉しい・・・ズ、ズボンきつそうですね・・・脱がしても・・・いいですか・・・?」
「ああ・・・お願いするよ」
337 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 19:59:21 ID:PYyIxj6E
ステラがゆっくりとズボンを脱がすと、下着1枚の姿になったが股間はもう今にも飛び出てきそうなぐらい盛り上がっていた。
「凄い・・・アースさんのここ・・・」
「俺のここ・・・見たい?」
「は、はい・・・私初めて・・・男の人のを見るの・・・」
「そうなんだ・・・じゃあ・・・脱ぐね」
「はい・・・」
アースが脱ぐと、ステラは大きな目をさらに大きくした。
「な、何ですかこれ?・・・おへそまで大きく反り上がって・・・」
「これが俺の分身さ・・・びっくりした?」
「え、ええ・・・男の人のって、こんなに大きいんですね・・・私の顔より大きい・・・」
まじまじと分身を見つめるステラの顔が可愛い。アースはここでステラに要求してきた。
「ステラ・・・俺のここ、君の手で擦ってもらってもいい・・・?」
「ええっ!?アースさんのを、手でですか?」
「ステラの柔らかい手で、直に触ってもらいたいんだ。この前の治療中に、ここは診て無いだろ?」
「た、確かに。わ、分かりました・・・」
ステラはぎこちない手つきでアースの分身を擦る。アースも手の柔らかさにさらに興奮が増す。
「な、何でしょうか・・・ビクンビクン、してますけど・・・」
「それはステラの手が気持ちいいと言ってるんだよ」
「そ、そうなんですか・・・」
「もっときつめに擦ってもらっても大丈夫だよ」
「は、はい・・・じゃあ、もうちょっと強くします・・・」
アースはさっきよりさらに強く擦ってもらい、体中の血がどんどんそこに集まるのが分かってきた。
「あ、ああっ・・・ステラ・・・気持ちいい・・・も、もっと早く・・・」
「は、早くですか・・・はい・・・」
ステラはさらにスピードを上げ、アースの分身を擦ってきた。
「す、凄い・・・さっきより固くなって・・・大きくなっていく・・・」
「お、俺そろそろ・・・い、行くよ!」
「えっ???ど、どこに行くんですか?」
「ああっ!」
338 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 20:00:24 ID:PYyIxj6E
ドピュッ!ドピュッドピュ!アースの分身の先端より白い液体が次々とステラの頭を超えベッドへと落下していく。
「きゃっ!何っ!?」
「おおっ、ま、まだ出るっ!」
ドクッ!ドクッ!ドクドクッ!今度はステラの顔や手に降り掛かった。
「いやっ!何ですかこの白い液体っ!顔にも付いちゃった・・・凄くネバネバしてます・・・」
ステラの顔に大量の精液がかかりどろどろと流れていく。ここでアースの射精が止まった。
「ふ〜っ・・・き、気持ちよかったよ・・・ステラ・・・」
「ア、アースさん・・・この白い液体・・・な、何ですかこんなに一杯・・・」
「こ、これは男が興奮した時に出るものさ。これだけ出るとは、かなり溜まってたんだな・・・」
「そ、そうなんですか・・・ベッドの端まで飛びましたよ・・・」
「ステラの顔まで汚してしまったね・・・ごめん、拭いてあげるね」
「あ、ありがとうございます・・・」
「次は・・・君を気持ち良くさせてあげるね」
「はい・・・お願いします」
ステラは着ていたネグリジェを脱ぎ、白いショーツ1枚の姿になった。
「し、下も脱いで・・・」
「は、はい・・・今度は私のココ・・・触って下さるんですね・・・」
ステラは全てを脱ぎとり、アースに良く見えるように足を広げた。
「ステラのここ・・・凄く綺麗だ・・・」
「い、いやっ・・・そんなことないです・・・」
ステラのアソコは毛がうっすらと生えており、ピンクのクリトリスが少し立って濡れていた。
「いやらしいオマ○コだなあ・・・ステラが興奮してるのがよく分かるよ」
「駄目ですぅそんなこと言っちゃ・・・恥ずかしい・・・」
「じゃあ、始めるね」
アースは少し勃起したクリトリスを舐めにかかる。
続く
339 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 20:01:14 ID:PYyIxj6E
「・・・!い、いやっ・・・!な、何この感じ・・・!」ステラがピクンと腰を上げる。
「ステラ・・・固くなってきたよ」
「いやん・・・恥ずかしい・・・」
ステラの愛液が顔にほとばしり、アースがいくら舐めても舐めても吹き出してくる。
「ふう・・・ステラのジュース、止まらないな」
「アースさんが・・・上手だからです・・・くぅん・・・」
「もうそろそろいいかな・・・?」
「えっ・・・ど、どうするんですか」
「俺のコレを、ステラのここに入れるのさ」
「そ、そんな大きいの・・・入りませんよ・・・」
「大丈夫だよ・・・これだけ濡れていれば・・・」
「ほ、本当ですか?い、痛くしないで・・・下さいね・・・」
「ああ・・・じゃ、いくよステラ」
「はい・・・お願いします・・・」
アースの肉棒をステラのアソコにあてがい、上下に動かしてみた。
「ア、アースさん・・・は、早く来て・・・」
「よし・・・行くよ・・・そらっ!」
「き、来た・・・!い・・・痛いです!ぬ、抜いて下さ・・・い!」
「痛いけどちょっと我慢してステラ!そらっもう少し奥に入れるよ・・・」
アースはガチガチになった肉棒をさらに押し進める。
「い、痛いですっ!ア、アースさん!あっ!(プツン・・・)」
ステラの処女膜が敗れ、血が滴ってきた。しかしアースはズンズンと奥に進め、ついに根元まで入った。
「ひ、ひぎいいっ・・・アースさんの・・・大きすぎます・・・」
ステラはかなりの痛みに顔を引き攣らせたが、アースは優しくキスをして落ち着かせようとした。
「ん・・・んふっ・・・はぁ、はぁ・・・ア、アースさん・・・少し痛みが引いてきました・・・」
「そうか・・・ごめんね痛くして・・・じゃ、じゃあ動くよ」
「はい・・・」
アースはゆっくりと腰をグラインドさせ、肉棒の出し入れを始めた。
「あああっ・・・アースさん・・・凄いっ・・・!」
続く
340 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 20:05:55 ID:PYyIxj6E
Hの最中で申し訳ございませんが、今日はここまでにします。
アースの大きな肉棒がステラと繋がり、ついに1つになりました。
無事フィニッシュとなるのか!?次回投下をお待ち下さい!
アプリコットかマロン未だに待ってます
342 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 22:15:58 ID:sVrPlpfR
支援あげ
343 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:41:20 ID:dSYxo9CD
>>112です。
まずい!スレが過疎ってる!ということで遅くなりましたが
>>339の続きを投下します。
アースは腰をゆっくりとグラインドさせる。それと共にグッチョグッチョと卑猥な音が。
「ステラのアソコからすごいいやらしい音がするよ」
「いやん、恥ずかしいです・・・あ、ああん」
「ヌルヌルでも俺のをぎゅっと締め付けてくる・・・もう濡れまくってるね・・・どう?気持ちいい?」
「は、はい・・・痛かったのがだんだんと和らいでいきます・・・あふん・・・」
ステラは痛がっていた表情から一変し恍惚の顔に。
「うん、いい表情だ・・・。じゃあ、もっとスパートするよ!」
「え、えっ・・・あ、あああっ!」
アースはステラの喜ぶ表情を見てさらに興奮し、腰の動きをさらに早めた。
「あ、あああっ!ア、アースさん、す、凄いですっ!あ、あああん!」
「そらっ、そらっ!どうだい?」
アースの肉棒がさらに固さを増し、ステラのアソコを貫く。ステラもそれが気持ちいいのか、こんな言葉を発した。
「ア、アースさあん、も、もっとぉ!」
「よしっ!もっと早くするよ!そりゃぁーっ!」
「・・・!!!ああああん!い、いいん!き、気持ちいいん!」
「そらそらっ!行っくぜー!」
「はぁああん!しゅごい!しゅごい!も、もうらめぇ・・・」
「イクのかい?ステラ」
「ひゃ、ひゃい・・・も、もうどこかへいっちゃいそうでしゅぅ・・・あん、ああん」
「な、中に出して・・・いいかい?」
「な、中は・・・だめでしゅ・・・赤ちゃん・・・できちゃう・・・」
「そ、そうか、分かった、外に出すね!よーし、たっぷり出してやるよ!」
「あ、あああああーーーーん!」
「い、イクよステラ!!!」
「ひゃ、ひゃい・・・来てーーーーっ!」
続く
344 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:43:38 ID:dSYxo9CD
「イクーーーーッ!」「アハーーーーン!」
アースがステラのアソコからイチモツを抜き一気に射精した!
ドピューーーーッ!アースの精液が放物線を描きステラを飛び越え、さらにベッドも飛び越えた。
「ま、まだ出る!」ドピュッドピュッ!
「アースさん凄いっ!凄いっ!まだ出てる!」
仰向けで目の前のアースの射精をステラは見て、勢い良く飛んでいく精液に驚きの表情。
「ステラの身体にもかけるよっ!」ドピュッ!ドピュッ!
「しゅ、しゅごいです・・・アースさん・・・こんなに・・・」
ステラの胸のあたりにまで一直線に飛び、大量の白い液溜まりが出来た。
「ふぅ〜・・・2回目なのにこんなに出たよ・・・気持ちよかった・・・」
「アースさんの精液・・・凄く温かい・・・さっきよりもっと多い・・・」
「ステラが気持ちよくしてくれたおかげだよ・・・ほんと・・・ありがとう・・・」
「私も気持ちよかったです・・・女にして頂き・・・ありがとうございます・・・」
二人は見つめあい、感謝の口づけをした。
「ん、んんっ・・・」
「ステラ・・・ほんとによかったの?俺なんかと一夜を共にして」
「ええ・・・アースさんだったからお任せできました・・・」
「嬉しいよステラ・・・そういってくれると・・・」
二人は身体を寄せ合いさらに深い口づけを交わした。
続く
345 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:44:25 ID:dSYxo9CD
「もう一戦、といきたいけど2回も射精したんじゃさすがにもう無理だな・・・」
「大丈夫と思いますよアースさん」
「えっ?」
「言ったじゃないですか、私は巫女なので回復の魔法が使えるって」
「いいっ!?回復の魔法で精力も回復するの?」
「やってみないと分かりませんがやってみましょう・・・○×△#◎?△・・・」
「お、おおっ・・・力が漲る・・・し、しかも・・・お、おおっ!」
ムクムクっとアースのイチモツが天高く反り返り始めた。
「うわっ!さ、さっきよりギンギンだ!ス、ステラ、凄いよ!」
「私もビックリしました・・・ な、何かさっきより大きくなったような・・・」
「よぉし!これならもう一戦、いや何戦でもいけるぞ!いくぜステラ!」
「は、はぃ!お願いします!」
「そりゃーーーっ!」「あぁーーーん!」
ステラの魔法でなんとアースの精力が回復。これをいいことに一発やっては魔法を使いを繰返し、アースは一晩中ステラと交わってしまった。
続く
346 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:45:15 ID:dSYxo9CD
そして朝・・・日射しが窓から差し込んできたが、まだ行為は続いてた。
「ア、アースさん・・・も、もう私・・・」
「な、なんだいもうダメなのかい?俺そろそろいくぜっ!」ドピュッドピュッ!
「あ、あああーーん・・・わ、私・・・もう・・・だめ・・・」
「ふぅー、気持ちよかったー、あ、もう朝か・・・」
「はぁ、はぁ・・・も、もうこれで何回目ですか・・・」
「ははっ、数えてはないけど・・・10発以上は・・・してるだろうね・・・」
「そ、そんなに・・・では、私の魔法、もう使えません・・・」
「そ、そうなの!?じゃ、じゃあここまでだね(そ、そうなんだ・・・)」
「あ、シ、シフォンが起きる前に・・・ここを出て下さいね・・・」
「ああ、分かったよステラ。ほんとありがとう」
「え、ええ・・・アースさん・・・思い出を・・・ありがとうございます・・・」
ステラはベッドから立ち上がれないようだったので、アースは屈んでステラに最後のキスをして部屋を去った。
「ふぅーっ、気持ちよかった・・・で、でも最後に精力じゃなく体力の回復してもらえばよかったかな・・・」
アースはフラフラになりつつ、ゆっくりと歩きながらエリシオン号に向かった。着いたらもう昼を過ぎていた。
続く
347 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:46:05 ID:dSYxo9CD
エリシオン号にはすでにザックとライコウ、そして団員たちがラブの誕生日を祝おうと艦内の飾り付け等の準備をしていた。
「おうアース!遅かったじゃねえか、でっかいケーキと飾りとかは届いてたから先に始めたぜ!お前さんも早く手伝えよ!」
「それにしてもでかいケーキじゃな〜。ラブもビックリするわい」
「あ、ああ・・・ちょ、ちょっと俺・・・(バタン)」
「お、おい!アース大丈夫か!?おーい、皆アースを運んでくれっ!」
アースはステラとの行為でかなりの体力を奪われてその場に倒れてしまった。精力だけの回復では元々持っている体力までは回復できなかったのだ。
「アース、飾り付けとかはワシらに任せお前さんはしばらく寝ておけ」
「すまねえザック・・・少しやり過ぎたみたいだ・・・」
「ん?やり過ぎたって、さっきまで何かしてたのか?」
「(ドキッ)い、いや何もしてねえよ!お、俺のことは気にせず準備を進めてくれ!」
「そうか?ま、何にせよ夜まで時間はあるんだ。ゆっくり寝ておけよ」
「あ、ああ・・・頼む・・・」
ザックにさっきまでSEXしてましたとは言えなかった。
「とほほ・・・俺若いとはいえ10発以上なんて初めてだよ・・・」
そんな事を考えてたら疲れからかいつの間にか目を閉じ眠りについてしまった。
続く
348 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:46:58 ID:dSYxo9CD
アースはスースーと眠っていたが、ドアの向こうが騒がしくなってきた。
パン!パン!パン!(クラッカーの鳴る音)
「ラブやおめでとう!」「キャップおめでとう!」「艦長おめでとうございます!」
「うわっ何だ何だ!こ、これは・・・!わ、私の誕じょ・・・あっ!きょ、今日だったか!?」
「そうじゃ今日はラブの誕生日じゃ!いや〜めでたいめでたい!ほれっ、花束じゃ!」
「ライコウ・・・み、みんな・・・私の為に・・・あ、ありがとう!う、嬉しいぞ!」
「キャップ!これまで闘いに明け暮れ、なかなか祝うことができなかったから今日は皆で祝おうと準備してたんだぜ!」
「そ、そうか・・・だから休暇を取りたいと言っていたのか・・・」
「ラブよ、これはアースが提案したんじゃよ」
「アースが・・・ふふっ、嬉しいことしてくれるじゃないか・・・ん?と、ところでそのアースがいないようだが・・・」
「実はキャップ、今日昼過ぎにエリシオンに戻ってきたんだが、急に倒れて今はそっちのベッドで眠ってるぜ」
「何っ!?た、倒れた!?アースに何かあったのか!?」
「分からん。ワシが聞いたら何かやり過ぎた、とか言っていたぜ・・・どうする?起こしてこようか?」
「いや、眠っているのなら無理に起こす事はない。後で私が様子を見に行こう。とにかく、私の誕生日、祝ってくれてありがとう」
「そらっ、ケーキもあるぞい!皆、いっぱい食べようぞ!」
「わーい!いっただきまーす!」団員たちは次々とケーキを平らげていく。
そんなこんなでラブの誕生日パーティーは盛大の内に終了した。
「じゃあ、皆今日はありがとう。明日からまた空の旅が始まるが、これからも私と共に空の平和を守る為頑張ってくれ!」
「了解です艦長!!」
続く
349 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:48:15 ID:dSYxo9CD
艦内の片付けも終了し、そろそろ就寝時間が迫ってきた。
「では私はアースの様子を見てくるから、お前達は今日はもう休んでくれ。御苦労だった」
「ほいほい。ラブよ、アースを頼んだぞい」
「倒れたというのが気になる、今日はそばにいてやろうと思う」
「おうおう、仲がいいことで」
「ば、ばか!何を言ってるんだライコウ!早く寝ろ!明日から忙しいぞ!」
「ほーい」
「ったくライコウは・・・ま、まあいい。早くアースのところへ行ってあげよう」
ラブがアースの寝ている部屋へ向かい、ドアをノックした。
「(コンコン・・・)アース、アース?起きてる?入るよ」
ラブがアースの部屋へ入ると、小さな明かりを灯してアースがスースーと眠っていた。
「よほど疲れてたのか・・・起こすのは悪いかな・・・でも今日は、あなたとお互いの気持ちを確認する日だもんね・・・」
そうなのだ。前日アースとお互いスキンシップの約束をしていたのだ。すぐさまラブは着ていた服を脱ぎ、裸になってアースのベッドにもぐりこんだ。
「ふふっ・・・ほんと気持ちよく寝てるわ。そうだ・・・このまま起こすのも何だし、ちょっとびっくりさせてあげようかな」
ラブはアースの大好きなパイズリをしてあげようと、大きな胸をアースの股間に持っていった。
「ズボンをずらして・・・っと・・・あらっ?あまり元気が無さそう・・・疲れてるからかしら・・・?」
ラブはフニャフニャのイチモツをおっぱいの間に挟み、むにむにっと動かしてみた。
「ん・・・ん・・・変ねえ・・・いつもならこのままピンと大きくなるはずなのに・・・も、もうちょっとかな」
ラブが懸命にパイズリをするも、どうしても大きくならない。
「どうしたのかしら・・・じゃ、じゃあフェラしてみようかな・・・あむっ・・・」
今度はイチモツを銜え、懸命に大きくしようと頑張った。
「じゅる・・・じゅるっ・・・ちゅぱっ・・・ん、んんっ・・・じゅるるっ・・・ちゅぱっ・・・」
「はぁ、はぁ、ど、どうして大きくならないの・・・?」
イチモツや玉を愛撫をしても、アースは一向に大きくならない。
「ぐすっ・・・何で・・・?アース・・・私じゃ・・・感じないの・・・?」
続く
350 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 02:50:19 ID:dSYxo9CD
「ステラさん・・・」
「えっ」
「ステラさん・・・き、気持ちいい・・・」
「アース・・・?ステラ・・・さん・・・って・・・?」
「ステラさん・・・も、もう俺・・・出ないよ・・・」
「!!!ちょ、ちょっと!アース!おい!起きろ!(バチン!)」
「痛ってえーーっ!ステラさん何で俺の頬を・・・?」
「ア、アース!ステラって、だ、誰だあっ!!」
「そ、その声は・・・ま、まさか・・・ええーっ!ラ、ラブっ!?」
「き、貴様・・・ステラという奴と・・・な、何をしてたんだ!」
「な、なんでここにラブが!?そ、それもすっ裸で!俺もズボン脱いでるし!」
「は、裸はどうでもいい!その前にステラとは誰の事だ!」
「あっ・・・!そ、それは・・・」
「さっきから全然勃たないし、もう出ないっていう事は・・・その女と・・・ヤったな・・・やり過ぎたというのはこの事か!」
「いいっ!?ち、違うんだよこれは!」
「何が違うんだアース!・・・許さん、許さんぞ・・・この浮気者がーーっ!(ゴゴゴゴゴゴゴ)」
「ひ、ひぃーーっ!お助けをーーーーーー!」
この夜、アースの部屋はドタバタ騒ぎとなり、ラブから追い討ちをかけるようにボッコボコにされ、立ち直るまで数日かかったそうな・・・。
FIN
351 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 03:01:24 ID:dSYxo9CD
ということでやっぱりこういう結末になりました。アースさんの今後が気になりますが・・・。
スロではステラが回復魔法を使うので、精力を復活させるという方向で書いてみました。
またご意見ご感想などお待ちしています。
そういやスレ自体が最近過疎気味です。
私の作品がスカイラブネタばかりで、もしスレ自体をつまらなくしてしまってるのであればお許し下さい。
352 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 18:31:41 ID:82LqMtzl
いやぁ、アンナたんを中出しレイプして、後日の話だが
街中を歩いてたら、病院から出てくるアンナたんを見つけたんだ。ちょっとムラッと来たから遊んでやろうと思って、またアパートに入り込んだんだ
警戒していたようだけど、詰めが甘いねアンナたんは。合鍵ならあるんだよ、僕らの愛の巣なんだからね
そんで犯してやろうとするんだけど、凄まじい抵抗でさ。さながら半狂乱。よっぽど初体験が怖かったんだね
まぁそれでも無理やりチンポぶち込んでやって、いつも通り中に出すよって言ってやったらホントに狂ったように泣き叫びやがった。
そんでそのときアンナたんが面白いことを口走ったんだ。
「もう赤ちゃん卸したくない!!!」
だってさ!こんなに興奮したことはないね。アンナたんは僕の子を身篭ってくれたんだ。
それで病院かって思ったよw でもさ、僕に内緒で勝手に卸すなんてヒドイと思わないかい?
だからさ、言ってやったんだ。「じゃぁ、今度はしっかり生むまで僕がアンナたんの世話をしてあげる」って。
これ以上ないくらいの絶望の顔と叫びだったよ。なんで動画にとらなかったんだろう。
結局その日は三回中にだしてやったよ。最後の方なんてよほど嬉しかったんだろうね、アンナたんピクピクしてたよw
そして次の日から、アンナたんのお世話をしてあげることにしたんだ。ゴハン食べさせてあげたり、歯を磨いてあげたり、お風呂にも入れてあげた、キレイな髪も毎日梳かしてあげたよ
嬉しがって小刻みに震えるアンナたん、可愛かったなぁ。
無論、毎日中出しセックス。そんな日がそれなりに長く続いて、今目の前にいるアンナたんは見事にボテバラ。
このままずっと一緒にいようね、アンナたーん
>>351 秘密でステラと会ってるのに
証拠残しまくってどうすんのww
とはいえ、今のシフォンは知識がなくて何の臭いかわからないかもしれないが
成長後「あの時はああいうことだったんだろうな('A`)」って
意味がわかった時のショックがでかそうだ。
アースが誕生日パーティーに出られないのはちょっと可哀相だが自業自得。
それよりラブが可哀相すぎる。
>>328の会話のあとに浮気された挙句
>>350のオチで
結局約束も守れてないわけでラブからすれば酷い裏切られ方。
こんなのが続けば結婚式で誓われなくても仕方ない。
個人的には仲直りする展開を期待してたんだけど。
このテのスレは作品が全く投下されないのが一番寂しい状態なので
スレタイに沿った作品を投下する分には構わんと思うよ。
人が気にすんなっていってもどうしても自分が気になるなら自サイト作ってやればいい。
354 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 22:40:33 ID:ZCLduM7G
>>353さん
>>112です。ご感想ありがとうございます。
シフォンとの絡みも考えましたが、今回はお姉さんをアースさんに捧げました。
大人シフォンという題材も面白そうですね。
今回はラブに対し酷い内容だったかもしれません。せっかくの誕生日に二人が繋がるのも
いいかなと思いましたが、やっぱりオチはこういった形のほうがいいかなと思いまして。
(ほんと偶然ですが、先日ラブ2でフリーズ引いちゃいましたw)
過疎ってるのはパチ・スロキャラでネタにできるキャラが少ないからですかね?
ツインとかリオとかの代表的な萌スロキャラですら書き手がいませんし・・・。(ツインはスレ落ちした模様)
そういや
>>321さんの七色未来SSはどうしたんでしょうか?
とりあえずスレを保守する意味でも、また思いついたら書込み致します。
355 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 23:07:41 ID:dpd81aAP
面白かったよ
またスカイラブものお待ちしてます!
>過疎ってるのは〜
ネタになるキャラが少ないんじゃなくて
単にマイナージャンルだからってだけかと。
キャラの数や設定の掘り下げだけが問題ならボーカロイドとかあんなに流行らんよ。
世界は広くても、
特定のジャンルに興味を示して二次創作まで書こうなんて人に限定すると
世界はとたんに激狭になるんだぜ・・・_| ̄|○
しかも漫画じゃなくて小説だともっと減るわけで。
アースがエサリカ村を訪れてから7年ほど後。
幼かったシフォンにも彼氏が出来て、
彼氏の部屋でエッチするまで進展。
「わっ・・・男の人の精液って、こんななんだ・・・」
(あれ? この臭い、どこかで知ってるような気がする・・・?)
自宅に帰り、部屋に戻ろうとして思い出した、
(そうだ! いつか、朝起きたら漂っていた変な臭いと同じ・・・
確か・・・アースお兄ちゃんが来た次の朝・・・?)
朝起きて、姉の部屋から妙な匂いが漂っている事に気付いて声をかけると
あわてた様子で
「な、なんでもないから気にしないで、私が掃除しておくから」
「なら私も手伝うよ?」
「本当に、本当に大丈夫だから!」
(あれは・・・もしかして、私に内緒で
お姉ちゃんがアースお兄ちゃんとエッチしてたってことぉ!?!?)
そう考えればあわてていた様子にも合点がいくし、
あの日を境に姉は色っぽくなったような気がする。
「お姉ちゃん、聞きたい事があるんだけど・・・」
〜そして泥沼へ〜
358 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 10:33:09 ID:Y1vzyZf8
>>112です。
>>356 寂しい限りですが、現実的にはそういわざるを得ないです。
漫画や同人誌とかなら活躍の幅が拡がるかもしれませんが、小説ですもんね・・・。
今度出る噂の「SNKスロキャラファンブック」は楽しみにしてます。
>>357 大人シフォンのSSいい感じですね!
7年後のシフォン・・・綺麗になってるだろうなあ・・・。あ、もちろんお姉ちゃんもw
そういやシスクエ2って開発されてないんですかね?
ただの見落としだとは思うが112にスルーされた
>>355カワイソス(´・ω・`)
長文で挟んでごめんな。
360 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 23:47:45 ID:LHuQvqXO
>>112です。
>>359 ああっ!申し訳ございません
>>355さん!
せっかくお褒め頂いたのに見落としてましたorz
ほんとありがとうございます。次回作がスカイラブでいくかどうかは分かりませんが
これからも色々なSSを投下させて頂きます。
>>321さんの七色投下マダー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
362 :
SS保管人:2009/11/06(金) 01:19:30 ID:KqbqQ7Xf
363 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 09:02:02 ID:MkPOUN3k
お願いします
オナシャス!!
366 :
SS保管人:2009/11/07(土) 17:56:56 ID:WjAAowfe
問題無さそうなので「その他のジャンル、ノンジャンルの部屋」→「パチンコ・パチスロの部屋」に収蔵させて貰いました。
367 :
357:2009/11/08(日) 00:38:56 ID:2kzJLkMw
10分かそこらでてけと〜に書いた小ネタまで収録されると恥ずいな(*ノ▽ノ)
同時に申し訳なってくる((((; ゚Д゚)))
全然推敲してないのに・・・。
>>357が収録されるなら
>>270&
>>352も対象になるのでは?
うみものがたりは本当はアニメカテゴリに入るのかなと思うけど
投下されたスレもパチスロスレだし、こっち扱いがいいのかな?
リオスレまで入ってるとは・・・
書いてた人またこっちで続けてくれるといいなあ
ツインエンジェルも
ナッちゃんをキュインキュイン言わせたい
誰か南国育ちで書かないかねぇ
いずみはアナル担当だと思うんだ
371 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 01:54:08 ID:L+DtOWZw
SS未満の小ネタでもとりあえず投下してみれば?
そこからヒントを得た職人が何か書いてくれるかもしれん。
自分が投下した文も人の作品に触発されてだったし。
ところで過去ログの七色未来とビキニパイの職人はいないのかね(´・ω・`)
イチゴ調教中氏とかも。
ツインエンジェルで、遥と葵で、
『騎乗位三穴・手コキ・髪コキ(遥)・パイズリ(葵)・ブッカケ
・アナル連続中出し(ザーメン浣腸)→大噴射!」…なSSが見たい…。
373 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 17:44:07 ID:9Azo71RE
遥は俺の嫁だから想像だけでも凌辱は書けない
>>367 ちょwおまえが原因かw
なんか適当に書いた妄想が保管庫入っててコーヒー吹いただろうが
>>373の上
あの…では、凌辱ではなく「主人公が『何故かご都合主義的に分身して、』
イチャラブな、
>>372のネタで…と言うのは無理?
イチャラブな大噴射て
イチャラブな大噴射てw
>>373 つまりはのんとアンナは
>>373にとって嫁ではないということか。
あ、保管庫に入ってたのね。今気付いた。
ハーレム萌えスレのザクロ職人のネタなんかもまとまったら読みやすいんだけどな。
>>374 ツインに関してはここより専用スレで募った方が良いのではないだろうか。
>377
専用スレあるの? (マジで知らなかった…)
ちょっと教えてください お願いします。
以前あったけど落ちて、2が出た頃また立ったけどまた落ちた。
今はない。
ここで存分にやってくれ。
すまんかった。
本スレでも聞いた。落ちたらしい
そうでしたか…改めて誰か、
イチャラブで
>>372のネタでよろしくお願いします。
382 :
いちご調教中:2009/12/12(土) 14:43:51 ID:yZDxLWaT
ザクロ!ザクロ!ザクロ!ザクロぉぉおおおぅうわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ザクロザクロザクロぉおおぅうぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ザクロたんの紫と黄色のしましまのマフラーをクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!マフラーモフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
制服のザクロたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
俺のナビにされて良かったねザクロたん!あぁあああああ!かわいい!ザクロたん!かわいい!あっああぁああ!
画集も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!画集なんて現実じゃない!!!!あ…スロットもよく考えたら…
ザ ク ロ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハーレムエースぅううぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!スロットなんかやめ…て…え!?見…てる?ナビのザクロちゃんが僕を見てる?
制服のザクロちゃんが僕を見てるぞ!ザクロちゃんが僕を見てるぞ!水着のザクロちゃんが僕を見てるぞ!!
ナビのザクロちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはザクロちゃんがいる!!やったよサクラ!!ひとりでできるもん!!!
あ、水着姿のザクロちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあアプ様ぁあ!!マ、マローン!!ショコラぁああああああ!!!タバサァぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよザクロへ届け!!ネットのザクロへ届け!
過疎ってるので昔ハーレムスレで落としたものを
ザクロへの気持ちが押さえられず人気の無い道場でくんかくんかしてるところを見つかる。
明らかに表情が歪んでいくザクロ…
「キモッ」
と蔑んだ目で言われ絶体絶命なぜそんなことをしたのかと問い詰められ
すべて白状するとザクロが悪戯っぽい笑みを浮かべ
「じゃあ目隠しして匂いだけで何か当てられたら許してあげる」
出来なかったらみんなにバラすと無理難題に近い事を言われる
拒否権はない
なぜか後ろ手に縛られ目隠しをされる
「じゃあこれは?」
と差し出された物をくんかくんか…
右の小手、次タオル、面、手ぬぐい、左の小手、袴、と次々に匂いの記憶を頼りに当てていく
「はぁ!さすがにこれは…キモいわね」
息遣いも荒く殺気すら感じる罵りの言葉に奈落の底に居るかのような絶望感に打ち拉がれる
気持ちを否定されただけでなく、自分が望む場所のまったく反対側にいると痛感されられた
カサカサと音がし
「じゃあこれ」
と同じ様に出されたものをくんかくんか
僅かに鼻を刺激しその思い香が鼻腔に残る、これは…?
靴…下?
「これも解るの!?なんかマジキモイ!」
スパン顔をひっぱたかれるしかし痛く…ない?
恐らく勢いに任せその脱いだ靴下で叩かれたのだろう
「っッ!」
言葉にならない声が聞こえた
もうここにはいられないみんなともお別れだと思う気持ちと裏腹に下半身は痛い程に膨らんでいた
今までに無い興奮と羞恥、満たされていく欲求と頭がおかしくなりそうだった
「じゃあこれ」
とまた差し出されれる物に鼻を近付けると
嗅いだことの無い匂いが脳髄を貫く、息が詰まり瞬間的に体が否定するも肉体と本能がまたその匂いを求める
何かたるい濃密な匂いに夢中になり嗅ぐ、はぁはぁと鼻だけでなく口を使い空気と一緒に取り込む
頭の裏がビリビリと痺れるような感覚下半身を扱きたくなる衝動が襲う
そのものに僅かに舌が当たった
瞬間舌に痺れる様な痛覚と快感に近い刺激が舌を襲う
「ち、ちょと舐めないでよ」
とザクロに怒られるがそれどころではない匂いを取り上げられ後悔の念が襲うが今の物が自分の予想したとおりの物なら
1度だけ嗅いだことのある記憶を手繰り寄せパーツを集める
「わかったらご褒美をあげるわ」
期待と勢いのままそのものの名をあげた
つづく
「わかったらご褒美をあげるわ」
期待と勢いのままそのものの名をあげた
オ、オイチョイ…?
そう言うと同時に
『アンッアン!』
と鳴きながらドタドタと道場から逃げていった
「あっはははは!すっごぉい…よく判ったわね」
と嬉しそうな声が聞える
「ご褒美はね…これよ」
と目隠しを外してくれた
眩しさを堪え目を明けると道場の隅に誰かが寝転がっていた
誰…?
よく見るとオイチョイがのしかかっている、
「ハッ、ん…ダメだよぉそんなに舐めたら…はぁ」
サクラだった
じゃれあっているようにも見えたがサクラの息が荒い、体をくねらせ逃げようとしているがべろべろと首筋を執拗に舐められている
「ひゃん!?だめぇ〜舐めちゃダメぇー!やあぁぁッ」
いつも男っぽいサクラから聞える嬌声に驚きを隠せない、すると
「サクラさんはね…女の子なのよ?信じない?」
えッ…!?
「ふふ…どうしたの?なんなら」
と言いつつサクラに近づく
「あ、あ、ダメ…ざ、さくろ助けて…」
と抵抗する力も尽きたのかぐったりとしている
「どうしたのかしらサクラさん?シャツもベタベタぇ」
と言うとオイチョイを摘み上げ道場の外へ放り投げた
「アぅン〜」と飛んでいくオイチョイ(合掌)
はぁはぁと息の荒いサクラに目が虚ろてぐったりとしている
「気持ち良さそうでしたねぇもしかして余計なお世話だったかしら?」
返事の無いサクラ
「あそこにサクラさんが女の子だって信じない人がいてね、見せてあげましょうね?さあ来なさい!」
と呼ばれ立つが脚が痺れて動かない、這って来いとの言葉に近くまで這っていくとサクラは
ジーパンを脱がされ白いパンツの中にザクロが手を入れられていた、シャツがはだけ胸があらわになっている
堅くなっている乳首を爪で引っ掻くように弾いていた
「よく見てなさいもうすぐ逝きそうだから」
と動かす手を早める
「あァッ、ダメ…ダメだめためぇ〜」
とビクビク体を震わせる…が、サクラにいつまでも絶頂が来ないよう手をすぐ止めてしまう
「これ…邪ぁ魔ッ」
と、ザクロはぐいっと一気にパンツを脱がした、目の前に肌色に隠された綺麗なピンク色のヒダヒダがあられた
閉じようとするサクラの脚を無理矢理開かせる、さらに指でよく見えるように広げた
くぱぁ
「ほら、お・ん・な・の・こ・でしょ?」
「いやぁ〜恥ずかしいよぉ〜!」
興奮は最高潮だった
「どうしよっか?まだ逝ってないからやめるのは可哀想だから…さぁ舐めなさい」
とチラリとこちらに視線を向ける、命令されるがままに舌をのばした
「き、君ダメだよッ!あん舐めちゃいやぁ〜」
「ふふ、サクラさん舐められるのは初めてかしら?それともさっきの犬にいつも…」
「そ、そんなこと…はぁ、してな…いぃいッ!?」
俺は我慢できずに目の前の、サクラのアソコに吸い付いたそして懸命に、オイチョイのように舐めまくった
「ふ〜ん、じゃあこの犬はどうかしら?私のペットよ躾はまだまだだけどね」
そしてサクラが2度逝くまで舐めつづけた
そのあいだザクロからは言葉攻めを受け続け、卑猥な言葉を言わされたりオナニー回数など白状させられていた
もちろん言わなければ止める生殺しの繰り返しでだんだん従順になっていった
「ふふ、これからも仲良くしましょうね?ふふふ…」
こうして卒業するまで僕はザクロのペットになった
しかし扱いはオイチョイ2号…
今日もあの姉妹を舐めるためにザクロのいる道場へと向かう
ザクロへの思いは変わらない例え与えられる愛情が野良犬への気紛れレベルだとしても満たされている
ザクロの性癖を満足させているのだと思えば…
しかし美少女のレズプレイや、脚コキ、アソコを舐められる事に比べれば…
もしあの日ザクロの小手をくんかくんかしなければ…
匂いを間違えていたら…
今に満足している
以上です
前と若干内容やオチが違いますが、アドリブで追加したのでよく覚えてません
これ知らないなあ
389 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 21:15:16 ID:BJXTvf2c
人が少ないのはおかしいと思います。
もっともっと広めてパチ系総合エロパロを目指すでありんす
>>382 タバサって誰? プレミアで出て来るボツキャラのゴスロリの名前?
>>389 目指さなくてもここがパチスロ総合エロパロスレでしょ。
人が少ないのは単に需要も供給も少ないって話で(´・ω・`)
パチスロのエロ小説本なんてオンリーやコミケでも見つかるか怪しいくらいだもの。
そういや非エロで1、2ヶ月前に書き始めたのがしばらく放りっぱなしだなあ。
ほんじゃもういっちょハーレムスレのザクロの奴を
タイトル・マフラーコキ
「あ…雪…」
息の荒い僕を余所にザクロは窓の外をみた
興味が無くなったとばかりに、シュルリとマフラーを僕の下腹部から抜き取る
その擦れる感覚にまだ敏感だったため思わず「うっ」とうめき声をあげてしまった
先程までの余韻を楽しんでいた僕は、下半身に流れる急な寒気に現実に引き戻される
窓から視線を戻すとザクロは僕に「きもぃ」と一瞥
さっきまでの小悪魔的な表情から一変し、見下すような、そして圧倒的な立場の差を思い知らされる
「気持ち良かったぁ?」
にこりと小悪魔的な笑み、今の自分の格好を忘れて思わず可愛いと思ってしまった
僕は上は「ハーレム」と描かれたトレーナー、下半身は裸だった、そしてだらしなくうなだれる自身
笑みを浮かべるザクロの視線と直接的な物言いに、微かに残っていた羞恥心が僕の顔を逸らす
少し驚いた表情を浮かべて
「へぇ〜恥ずかしいんだぁ〜?こーゆーのが好きだったと思ったんだけどなぁ」
とややがっかりした様子
わずかな静寂、ザクロの視線を痛いほど感じる
と、先程までうなだれていた僕自身がまた…
「あはっ!またた勃ってるぅ」
それを見て嬉しそうに屈みこむザクロ
ふわっと香る、ザクロの匂いにさらに強く反応する僕自身はさらにキリキリと鎌首をもたげる
と急にザクロが耳元で
「また…してほしい…んでしょ…?」
耳に掛かる吐息と首筋の匂いに思わず手を下に持っていきたくなるが、それはザクロに禁止されている
はぁはぁと息を荒げているとザクロは急に立ち上がり、クルリと後ろを向いた
すぐ目の前に、目線の先にミニスカートと健康的なやや細目の脚がある
スカートに手をいれ腰をもぞもぞさせた
スカートがめくれて形の良いお尻を包み、張りつく薄い紫の下着が僅かに見え、さらにぴっちりと閉じた脚の隙間から向こう側が見えた
そして下着にかけた手を一気に膝までおろし、右脚から抜き取る
左膝に丸まっているパンツがいやらしくみえる
左足を挙げするりと履いていたパンツを手にする
ギリギリ脚の付け根とオシリのふくらみがみえた、頭を屈めればよかったと少し後悔した
パンツを伸ばしながら前を向くと
「続きは自分でしてね」
と笑顔でまだ暖かい下着を僕ね顔に投げ付けた
鼻の奥、脳の底を痺れさせるような、本能を揺さ振る匂い
それを身体いっぱいに吸い込む僕に満足気な笑みを浮かべる、髪を掻き上げながら
「今日は部活で汗かいちゃった…替えの下着も忘れちゃったから…ごめんね」
微かに悪りびれる様子を見せるが、きっとそうは思っていないだろう
しかし僕自身はそれどころではなく、とりあえずはぁはぁと呼吸いや、酸素よりも匂いを肺に入れる
と、我慢汁どころかまたすぐ射精しそうになる
そして顔から剥がしマジマジとザクロのパンツを眺めた
先程まで嗅いでいたクロッチの部分をみると僅かに光る粘液を見つけた
「…ぬ、濡れてる…?」
思わずそう呟いてしまった
にやにやと余裕の笑みを浮かべて見下ろしていたザクロは顔を真っ赤にし、
「か、返しなさいよッ!」と僕の手から引ったくる
「な、何考えてるの!ほっんとに最低!忘れなさい!」
と怒った表情も素敵だと思ってしまった
「…もうこんな時間…帰るわ…いーい?いつもの忘れないのよ?何でこんな奴のためなんかに…くっ、勘違いしないでよね!」
バーンとドアを開けいつものように去っていく…残念なことをした…俺のバカ
しかしなぜ怒ったのかどこで地雷を踏んだか相変わらず解らない、いやどうでもいいか
今日はさっきの匂いを忘れないうちしよう…
そしていつもよりヤラシイ匂いがしたのを思い出す
僕がザクロに触ることは許されていない、いや特に決まっている訳ではないが
わざわざ要らぬ好奇心で今の関係を壊したくはない
なぜ、何時、どういうフラグが立ったのかわからないが、こうやって僕は毎日ザクロに射精とオナニーを強要されている…
そしてしばらくして僕は床を拭きながらいつもこう思う…
ふぅ…もういつどうなってもいいや…と
パイタソ(*´Д`*)シコシコシコシコシコ
以上です
ハーレムスレ住人以外では理解できないヲチですがそういう仕様です
やべぇ……前半はフーンだったのに
> 「…ぬ、濡れてる…?」
ここでフル勃起してしまったw
GJw
GJ!!やっぱハーレムはいいな。
報われないオナニーの彼がザクロやパイとヤれるパターンもみたい!!
マジハロのアリスを監禁してレイプ漬けにしたい。
胸がでかくなったのが気に入らないから思いっきりむしゃぶりついて縮めたい
初代の時点で十分巨乳だったので、2でさほど変わったように見えないんだが。
あと、そういうおっぱいおっぱいなネタは文より絵で見たい。
おっぱいプルン
ナナシ×ニーナ
ナナシ=このスレを見ている名無しさん一人一人、皆さんです。
ニーナ=テクモ十字架のニーナ。
という設定で投下
とあるアパートで老人が横になっていた。
老人は(もうすぐ自分は死ぬんだろうな)と翳む視界で部屋を見渡しながら考える。
ふと、その目が一冊の本を捉える。その本はパチンコやパチスロに登場するキャラクターのイラスト本。
(若い頃はよく打ったな…)
そのイラスト本に出ているパチスロは全て打ったことがあるが、一番のお気に入りは「十字架」だった。
「……ニーナたん……か…」
老人の呟いた名前はこのパチスロに登場する人物の名前だ。
パチスロ「十字架」のキャラクターで一番好きだったキャラクター。
もう数十年も前になくなった台だが鮮明に思い出せる。
何せ初めて打ったパチスロなのだから…
(もう一度打ちたいな…)
視界は徐々に暗くなってきたが、最後までイラスト本を捉え続ける。
十字架を打っていたあの頃を思い出しながら、間もなく老人は眠るように息を引き取った。
後日、家賃の取立てに来たアパートの管理人は応答がないので合鍵で部屋に入ると、そこはまるで最初から誰も住んでいないかのように
何も無い部屋になっていた…………
アパートで死んだはずの老人は気がつくと薄暗い部屋に倒れていた。
「………あれ…?……俺は死んだんじゃ…?…」
見渡す限り自分の部屋ではなく、ずっと広く豪華な感じの部屋だった。
「ちょっと!、いつまで私の上に乗ってんのよ!どいてよ!」
自分の体の下から女の子の声がした。どうやら自分の下敷きになっているようだ。
「あ、ごめんごめん、今退く…よ……?」
老人は自分が下敷きにしていた少女を見て驚愕する、何故ならその少女は良く知っているからだ
そして何より触れ合えるはずがない!!
上下一体であろう黒い服とスカート、首の所には赤紫のスカーフ、黒のニーソックスに黒い靴
さらさらの美しい金髪を黒いリボンでツインテールに括っている、その毛先は括っていても膝下まで届いている程に長い
髪を下ろせば足首まで届くだろう。見た目13・4歳くらいの女の子、パチスロ十字架に登場する謎の少女二ーナだった。
「う、嘘だろ?…」
「な、何よ、」
「……二ーナ…?」
「な、何で私の名前を知ってるのよ!」
「に、に、に、……二ーナた〜〜んッ!!」
老人は二ーナに抱きつく。限界だったのだ。大好きな二ーナが目の前に居るのだから。
「ち、ちょっと、何するのよっ!放してよっ!」
いきなり見知らぬ男が抱き付いて来てパニくるニーナ、無理もない、だが男は止まらない。
「二ーナたん好きだぁー!!」
「え?えっ?えっ?」
突然告白されたニーナは戸惑う、だが男は止まらない。
「二ーナたん愛してる!!」
「そ、そ、そんなこと、急に言われても、」
男があまりにも真剣に、かつストレートに告白したので男の気持ちはしっかりと二ーナに伝わっている。
「好きだ!好きだ!愛してる!!」
「ち、ちょ、ちょっと待ちなさいよ!分かったから落ち着いてよッ!」
二ーナは冷静に男を宥めているが、実際の所混乱していた。
何せいきなり現れた男が何故か自分の名前を知っていて愛の告白をしてきたのだ。
男は贔屓目に見ても美形とは言えない。普通…なのかも判断できない(東洋人を見るのは初めて)黒髪黒眼という初めて見る人間。
少なくとも彼女は黒髪黒眼なんて人間は初めて見る。
おまけに男に告白されたのなんて初めてだったので内心ドキドキしている。
嬉しいかどうかで言えば嬉しい。だが、何にしても男のことを知らなければどうしようもない。
「いかんいかん。年甲斐もなく暴走してしまった」
「年甲斐もなくって…あんた何歳よ…」
「今年で80だな」
「嘘をつくんじゃないわよ!あんた人間でしょ?どう見ても若いじゃないッ!」
「へ?若いって?ニーナ…子供がお世辞を言うもんじゃ……」
部屋の中にあるやたらと大きくて高そうな鏡を見ながら男は言いかけた言葉を飲み込む。
鏡に映っていたのは20代の頃の自分だったからだ。
「若返ってる…」
無視して呆然と鏡を見ること数分後、ニーナに脚を蹴られて我に返る。
「痛ぇッ!」
「無視するなッ!大体私はあんたよりも年上よッ!」
そう、男よりもニーナの方が年上なのだ。
見た目からは分からないが正体を知っている男は、ニーナが見た目=年齢ではない可能性に気づく。
「じゃあ、ニーナは何歳?」
「ううッ…そ、それは、」
ニーナは言えない。人間の振りをしてこの城の中を歩き回っているのだから。
年齢から正体がばれてしまう可能性がある。だから誤魔化した。
「そ、そういえば、あんた何で私の名前を知ってるのっ!あんたの名前も教えなさいよッ!」
「おお、そうだったな。俺は……そうだな…ナナシと呼んでくれ」
男…ナナシは自分が死んだらしいことや、気がついたらここにいたことなどをニーナに伝えて
ニーナを知っていることについては、死ぬ前に見た夢にニーナが出てきたので知っているのだと嘘をついた。
その夢でニーナに一目惚れをしてしまったと…
信じられない
それが二ーナの思ったことである、ただこの男…ナナシが自分のことを好きなのは理解出来た。
だからニーナは試してみる。自分の正体を知っても好きだと言うのか、気持ちは変わらないのかを
(それで怯えるのなら、拒絶するのなら…私の正体を知ってしまったこの男の血を吸い尽くすせばいい…)
「ねぇ、ナナシ……あんた私がドラキュラの娘だって言っても…好きだって言えるの?」
だがナナシは自分の想像を超えた答えを返してくる。
「し、正体を教えてくれたということは……結婚してくれるんだなっ二ーナたん!!!」
「なっ…!?何言ってんのよッ!私はドラキュラの娘だ!って、吸血鬼だ!って言ってんのよッ!」
「だから隠していた正体を教えてくれたっていうのは、つまり俺と結婚してくれるんだろ!!さあしよう今しようすぐしよう!!」
その後も問答を繰り返したがナナシの答えは変わらず、ただひたすらに二ーナへの愛を伝えてくる。
「だったらどれくらい本気か証明してみせなさいよッ!」
「い、いいの?…に、二ーナたん…?」
ナナシはその言葉を自分の中で都合良く考える。
(どれくらい好きか?というのを行動でということだな。じ、じゃあキスしてもいいってことだよな…に、ニーナとキス…)
「お、俺は、死んだけど生きてて良かった!」
と訳の分からないことを口走ると、ニーナを抱き締めてキスをした。
「なッ…んんッ!?」
キスをするのは初めての二ーナも貪られるままにキスを受け入れた。
ニーナの唇…柔らかくて、甘くて、最高だ…大好きなニーナとキスをしているという現実に幸せな気持ちでいっぱいになるナナシ。
ナナシはニーナに自分の唾液を飲んで貰いたくて、彼女の口の中に舌を入れて唾液を送り込む。
唇を塞がれたまま送り込まれてきたナナシの唾液を、ニーナはこくこくと飲み込んでいく。
「んッ、んんッ、んむッ…」
いつの間にか自分からも舌を出してナナシの舌と絡ませ合いながら、今度はニーナがナナシの口の中に唾液を送り込み
ナナシに自分の唾液を飲ませた。
(ニーナの唾液…おいしい…)
「ん、くちゅ、んんッ」
数分に渡って深く深くキスをしながら二人は繰り返し唾液を交換し合った。
キスを終えて顔を離すと、透明な糸が二人の唇の間を繋いで、そして落ちていく。
「ん……ぷはぁっ……あ、あんた、変なんじゃないの?わ、私、吸血鬼なのに、」
「証明しろって言ったのはニーナたんだろッ」
「だから私の方が年上だって言ってるでしょッ!「たん」はやめてよ!」
「分かった、じゃあニーナで通すことにする」
そう言ってナナシもう一度ニーナと口付けを交わす…
お互いに初めてのキスを終えて頬を紅く染めながら見つめ合う二人。
「分かってもらえた?俺の気持ち」
「き、き、き、キスしたくらいで、いい気になるんじゃないわよッ!」
ニーナは白い肌だから真っ赤になっているのがよく分かる。
「じゃあ…続きしても…いい…?」
「つ、続きって何よ?」
「わ、分かっているんだろ?……もちろん…」
ナナシはニーナの身体を抱き寄せて、彼女の首に巻いてあるスカーフを解くと、首筋にキスをして舌を這わせる。
「ちょ、やめッ、あッ、」
その反応にこのまま抱いてしまいたくなったナナシだが、一度離れて自分の腕の中にいるニーナを見つめて言う。
「こういうことだよ…」
「わ、私と、その、抱き合うってこと…?」
「そう。はっきり言うと…エッチとかセックス…つまり愛し合うこと」
「やッ、ちょっとッ待っ…ああッ!」
言うことは言ったとばかりにナナシはニーナのスカートを捲り上げると、手早く下着を脱がせて彼女の膣に指を入れて
揉みほぐすように膣内を刺激していく。
「ひゃッ、あうッ、」
刺激していく内に膣内は解きほぐされ、奥から愛液が滲み出してきて中を満たす。
「そろそろいいかな?」
もういいだろうと膣から指を抜く。
「あうッ」
ニーナは少しイったようだ。それを確認してから自分のズボンとトランクスを脱いでニーナの膝を抱え上げ
脚を広げさせて自分の膝に乗せるといきり立っている肉棒を膣口に宛がい、先端を中に潜り込ませる。
「ひうッ!」
一瞬身体を強ばらせるニーナの背中を撫でて落ち着かせて、力を抜くように言う。
ニーナの腰を掴んだまま、少しずつ自分の腰を前に出していき、ズブズブと肉棒を挿入していく。
「あぅぅぅ…ッ」
有る程度まで腰を進めるとキツくなった。そこで一度腰を止める。
「ニーナ、このまま一番奥まで挿れるけど…いいか?」
「いい…わよ…」
ニーナの了解を得たナナシは、腰に力をためてから突きだし、一気に奥まで貫いた。
ブチィッ!
「あァァァ…ッッ!!」
悲鳴を上げてナナシに抱きついて痛みを堪えるニーナ。
初めてなのだから痛いのは当然だが、このままジッとしていてもニーナの痛みが長引くだけだと考えたナナシは
すぐに抽挿を始めることを伝えて「ニーナ、多少痛いけど我慢してほしい」と言って動き始めた。
ズブッ ズブッ と肉棒を出し入れされるたびに痛みと、快感がニーナを襲う。
「痛っ、あッ、ああッ、んんッ、ひんッ、あァッ、」
揺さぶられるような動きに合わせてツインテールが揺れる。
腰を下ろしている体制なのでニーナの長すぎるツインテールは床に着いていた。
しかし髪が汚れたりしないかの心配をする余裕はない。
「ニーナ、痛いかッ…?」
「い、痛いけどッ、気持ちッ、いいッ、」
感じているままのことをナナシに答えるニーナ。
痛いような、気持ちがいいような、複雑な感触……しかし抽挿が繰り返される内に、徐々にだが快感の方が強くなってくる。
同時に言いも知れない感触も込み上げてくる。
ナナシもナナシで肉棒を優しく包んでくれている、温かいニーナの膣内と擦れ合うたびに訪れる気持ち良さと
ニーナと愛し合っているんだ、セックスをしているんだ、という嬉しさと喜び…そして幸せを感じる。
「あッ、あッ、ナナシッ、私ッ、」
「な、何、?」
「も、もうッ、イキそう…ッ、」
「い、一緒にッ、ニーナッ、一緒にッ、」
本当はまだ共に繋がり合っていたいものの、ナナシもニーナも限界だ。
(それなら奥の奥まで繋がって、一緒に果てたい!)
思ったときにはニーナの膣を思いっきり突き上げていた。
ニーナもナナシの腰の後ろで離れないように脚を組んで迎え入れる。
ニーナの膣を子宮まで突き上げた瞬間、肉棒の先端からはドクドクと精液が噴きた。
「アァァァッッ…!!!」
背を仰け反らせるニーナを抱き締めて、最後の一滴まで注ぎ込む。
子宮へと注ぎ込まれる精液はとても熱くて、その熱さがそのままナナシの自分に対する想いのように感じるニーナ。
「あ……あぁ…ナナシ…」
「ニーナ…」
二人は繋がったままキスを交わして、余韻に浸っていた…
城の風呂にてニーナの髪を洗っているナナシ。
結局床に着いていたニーナの髪は汚れていたので「あんたのせいだからねッ!」と言われてナナシが洗っているのだ。
もっともニーナと一緒にお風呂に入ることになるのでナナシに取ってみれば御褒美でしかないのだが…
「せ、責任取ってもらうからねッ!」
「へ?な、何の?」
「私の初めてをあげたんだから…責任取ってもらうわよッ!」
「に、に、に、ニーナた〜〜んッッ!!」
責任取る=結婚という図式にまたも暴走してニーナを犯してしまう。
ニーナと風呂場で致してしまった後、最初の部屋に戻ってから同じベッドで寝たのだが、寝る前に言われたニーナの言葉に「どうしよう」と思い悩むナナシ。
「パパに会ってもらうからねッ!」
そう、ニーナの親父のドラキュラだ。
「あ、あ、あれが、俺の、義親父にもなるんだよな、」
ドリスタではミントを相手にトマトジュースの飲み比べなんてしていたドラキュラだが……十字架で見る限りではドラキュラは怖かった…
少し不安を抱えながらの新たなる人生のスタートを切ったナナシは
「お義父さん!トマトジュースの飲み比べで勝ったら、俺にニーナさんをください!!」
などと言おうと、半ば本気で考えていた……
以上です。
エロが少なかったので続き書きたい…
遅ればせながら
>>391氏GJ!
今年もあと少しで終わりです。
皆様、良いお年を!!
408 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:34:35 ID:lDtfaWmA
スロパチエロパロ板の皆様あけましておめでとうございます。
>>112です。
年末年始はスロ養分になってしまったのですが、久しぶりにペンを走らせてみました。
スカイラブシリーズもちょっとネタ切れなので、今回は別のタイトルを考えました。
それは「絶対衝激」です。実際OVAのストーリーがあるんですがその内容は一切無視し、
あくまでスロのエロパロということでスロの演出等を元に書いていこうと思います。
(OVAと違うYO、とかのツッコミは無しということで)
また何度かに分けて投下していきますので、叱咤激励、コメント等お待ちしております。
絶対衝激エロパロSS第1弾! テーマは「コスプレ」
「綾ちゃん、今日の夜、映画でも観に行かない?」
「は、はい!や、やったあ!」
携帯の主はそう、親友の棗の兄の本間治基。そのハルキから急に電話がかかってきて、突然のデートのお誘いだったのだ。
「嬉しい・・・ハルキさんと初めてのデート・・・」
「もしかして・・・告白されたりなんか・・・しちゃったりして・・・ウフフ」
「で、でもまだ私とハルキさんは・・・と、とりあえず帰っておめかししなきゃ!」
続く
409 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:35:47 ID:lDtfaWmA
一目散に家へ帰り化粧をしながら今日の夜の事を色々考えていた。
「ハルキさんってどんな映画見るのかなあ・・・やっぱ男の人ならアクションものかしら・・・それとも歴史モノとか・・・」
「意外にラブストーリーものだったりして・・・ムードが上がってきたら、ハルキさんが私の手を取って・・・ヤダもう、私恥ずかしい!」
綾の頭はもはや妄想の世界。初デートということで気分が高揚してるのだから仕方ない。
そして約束の時間に先に映画館に着いたのは綾の方だった。
「約束の時間まであと30分か・・・ちょっと早過ぎちゃったかな・・・」
「とりあえずハルキさんが来るまでここで待っていよっと!」
待っている間周りを歩いている人を見ると、リュックを背負った人、紙袋を持っている人が意外に多い。
「何かあのキモ体育教師みたいな人多いな〜近くでイベントでもやってるのかしら・・・」
少し不安に思っていたその時、ハルキの姿が視界に入った。
「あっ!ハルキさーん!」
「綾ちゃんごめん!待った?」
「いいえ、全然待って無いです!私も今着いたところです!」
「そう、良かった。じゃ、行こうか」
「は、はい!」
二人は映画館に入り、真ん中あたりの席に並んで座った。
続く
410 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:36:55 ID:lDtfaWmA
「(あこがれのハルキさんがすぐ隣に・・・今は二人っきり・・・)」
「どうしたの綾ちゃん?僕の顔に何か付いている?」
「い、いえっ!何も付いて・・・ませんよ」
「あははっ、今日の綾ちゃん何か変だね」
「そ、そんなことはないですよ(わあ、笑顔のハルキさんも格好いい・・・)」
「そろそろ上演だよ」
「は、はいっ!(ハルキさんどんな映画選んだのかなあ・・・やっぱアクションものかしら)」
ブザーが鳴り、そして映画がスタートした。アクションものと思っていた綾の目に飛び込んできたタイトルは・・・
「YUKI」
「えっ?YUKIって誰?」
「ア、アニメ?」
「お、女の子?」
綾の目にはどう見ても女の子向けのアニメにしか見えなかった。
「ハ、ハルキさん・・・これって・・・?」
「びっくりした?僕、このアニメ大好きなんだよ!いや〜YUKIちゃんやっぱ可愛いな!そう思わない?」
「(うっ・・・)え、ええ・・・そう言われれば・・・そうですけど・・・」
いきなりドン引きしてしまった綾、何でハルキさんがこんなアニメを選んだのか・・・
続く
411 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:38:14 ID:lDtfaWmA
さらにドン引きさせるごとく、後ろの席からさっき見かけたキモ体育教師みたいな軍団が
「YUKIちゃーん!LOVELOVE!YUKIちゃーん!LOVELOVE!」
「(うげっ・・・)な、何この集団・・・」
「あははっ今日もノリノリだよ!綾ちゃん、僕達も一緒に!それっ「YUKIちゃーん!」」
「(ガーン・・・ハ、ハルキさんまであの集団と同じ・・・しかもあの嬉しそうな笑顔・・・)」
完全にハルキの意外な趣味に圧倒されてしまい、映画を見るどころか、早くこの時間が過ぎないかなと思ってしまった。
そして数時間後、映画が終わり、二人は映画館を後にする。
「いや〜面白かった!どう綾ちゃん、この映画の感想は?」
「(見て無いけど・・・ハルキさんに悪いし)は、はい・・・面白かった・・・です」
「そうでしょ?YUKIちゃんはこのアニメ界の救世主って言われてて、しかも△×◎▲&%#△・・・」
「(せっかくの初デートなのに・・・ハルキさんがこんな趣味を持ってたなんて・・・幻滅・・・)」
「ん?どうしたの綾ちゃん、顔色が悪いみたいだけど・・・何か気分でも悪くなった?」
「い、いえいえそうじゃありません・・・きょ、今日は楽しかったです・・・また・・・誘って下さい・・・」
「分かった!今日は綾ちゃん少し体調が悪いみたいだから、今日はこの辺でお開きにしようか」
「は、はい・・・今日は・・・ありがとう・・・ございました・・・」
綾は作り笑いをするのが精一杯で、ハルキと別れた後、目に涙を浮かべていた。
帰宅後ベッドの中でハルキのことばかり考えていた。
「ぐすっ・・・初めてのデートでハルキさんとラブラブになるはずだったのに・・・あのアニメで幻滅しちゃった・・・」
「でも、ハルキさん大好きだし、彼の趣味とかも理解してあげることが必要なのかな・・・」
「明日棗に色々聞いてみよっと・・・」
412 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:39:40 ID:lDtfaWmA
翌朝学校に向かう途中、ハルキの妹で親友の棗に出会った。
「あっ綾ちゃんおっはよー」
「棗、おはよう・・・」
「どうしたの?何だか顔色が悪いよ」
「ううん、何でも無い。ところで、ハルキさんのことだけど・・・」
「お兄ちゃん?お兄ちゃんがどうしたの?」
「ハルキさんってアニメとか好きなほう?」
「アニメ?うん、お兄ちゃんは結構好きみたいで、私も一緒に見るときがあるよ」
「ええっ!?棗も一緒にアニメ見てるの?」
「うん、最近だったらYUKI、っていうアニメがお兄ちゃん好きだったかな。可愛いから私も好きなんだ」
「(YUKI・・・昨日見たやつじゃん・・・)そ、そうなんだ・・・YUKI、ね・・・は、ははは」
「綾ちゃんなんだか変・・・朝からどうしたの?」
「な、何でも無いよ!教えてくれて、ありがと」
「ど、どういたしまして・・・(変な綾ちゃん・・・)」
放課後、綾は運動場の片隅で色々と悩んでいた。鞄から昨日ハルキさんからもらったYUKIのパンフレットを手にしながら
「う〜んアニメか・・・怪胴王っていうアニメなら、よく見てたけどなあ・・・」
「YUKIってちょっと違うから、やっぱ引いちゃうなあ・・・ふう・・・」
続く
413 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:41:03 ID:lDtfaWmA
「伊勢島、どうかしたか?」
「きゃっ!そ、その声はよ、吉田!」
「せ、先生を呼び捨てとは何だ。どうしたんだこんな所で?」
「な、何でもないです!じゃ、じゃあ失礼します!」
綾が立ち上がった瞬間、YUKIのパンフレットを落としてしまった。
「ん・・・何だこれは?」
「あっ・・・!そ、それは!」
「あああーっ!」パンフレットを拾い上げた瞬間、吉田が大声を上げた。
「ななな、何っ?(キ、キモいんだけど)」
「い、伊勢島ーっ!こ、これYUKIちゃんじゃないかぁーっ!」
「(えっ吉田もこのアニメ知ってるの?)そ、そうです・・・けど・・・何ですか?」
「お、お前にもこんな趣味があるだなんて・・・せ、先生・・・う、嬉しいぞ!」
「(うわっキモッ)ち、違いますっ!ちょ、ちょっと昨日見てきた・・・だけですよ・・・」
「そうか・・・伊勢島も俺と同じ趣味を持ってたなんて・・・知らなかったぞ・・・」
「(うげっ!やっぱ吉田も同類か)しゅ、趣味なんかじゃありません!」
「YUKIちゃんの事なら先生に任せておけ。何でも教えてあげるぞ・・・グフフ」
「(超キモいんだけど・・・待てよ・・・吉田に色々教えてもらって、ハルキさんに近づくっていうのも・・・手かも)」
「(こいつに頼むなんて嫌だけど・・・よし・・・)吉田先生、お願いがあります」
「な、何だ急に改まって」
「私にYUKIのことを色々教えてくれませんか」
「な、何だって!?伊勢島にゆ、YUKIちゃんのことを教えろと?」
「どうしてもYUKIのことが知りたいんです!」
「そこまで言うなら・・・分かった。きょ、教師と生徒という関係というのもあるが、それ抜きであ、明日の土曜日、朝に秋○原に来なさい」
「分かりました。では、よろしくお願いします」
「(まさか伊勢島が俺なんかと二人で・・・前に更衣室とか覗いたりしてあれだけ嫌がってたのに・・・最近の女子高生というのは・・・良く分からん・・・)」
綾もあの吉田と二人で行動するのは嫌だったが、ハルキさんと仲良くなるためなら手段を選ばなかった。
続く
414 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:43:32 ID:lDtfaWmA
ということで今日はとりあえずここまでです。
YUKIというアニメを知る為に、綾と吉田の二人は秋○原へ・・・。
見事綾はハルキのハートを掴む事ができるのか!?
この後の展開に注目です!
415 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 22:43:10 ID:ALySWrMK
>>112です。続きを投下します。
翌朝、綾は秋○原駅前に到着。この前と同じように、リュックを背負った人や紙袋を持った人たちが沢山いた。
綾のような可愛い女の子が珍しいのか、横切る人たちが皆綾の顔を覗いてくる。
「うわぁ・・・やっぱここはこういう人たちが集まるところなんだよな・・・ジロジロ見んなよ・・・早く吉田来いよ・・・おっせーな」
吉田の到着が遅れ少しイライラしていたが、そんな時聞き慣れたあのキモ声が遠くから聞こえてきた。
「(小走りに走りながら)お、おーい、伊勢島ーっ、ま、待たせたな」
「あっ吉田先せ・・・う、うわっ何?」
「はぁ、はぁ、わ、悪いな、用意に時間がかかって遅れてしまった」
「(うわっだっさい服装・・・でっかいリュック背負って・・・何持ってきたんだか・・・)いや、私も今来たところだし」
「そ、そうか、良かった・・・はぁ、はぁ・・・」
「(うわ〜脂汗かいてる・・・キモイんだけど・・・)じゃ、じゃあ行きますか」
「よ、よし行こう、まずは角のあの店に行くぞ。つ、付いてきなさい」
吉田と綾の二人で並んで歩いていると、人の視線をかなり感じる。
「(何であのブ男と可愛い子が一緒なんだ?)」
「(どこかのキャバ嬢かなんかじゃねえか?)」
「(いやいやあのブ男にそんな甲斐性はないっしょ)」
綾は通りすがる人たちの視線に今にも負けそうな感じだ。
「(うわ〜何か嫌な視線を感じる・・・やっぱ諦めようかな・・・ダメ!綾!ハルキさんの為なんだから!)」
「せ、先生早く行こう!そんなゆっくり歩いてちゃ日が暮れるよ!」
綾はこの場から早く逃れたい思いで、吉田の手を取り目的の店まで引っ張っていった。
「!!!い、伊勢島・・・うほっ・・・手が・・・こんなに・・・や、柔らかい・・・なんて」
「(ううっ吉田の手汗ばんでて気持ち悪い・・・後で消毒しなきゃ・・・)」
「伊勢島・・・先生は・・・嬉しいぞ・・・」
「そ、そんな事はどうでもいいから、早く店に行こうってば!」
続く
416 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 22:44:29 ID:ALySWrMK
そんなこんなで店に到着。その店はコスプレ専門店だった。
「げっこれって・・・コ、コスプレ・・・」
「伊勢島、まずはここでYUKIちゃんの服装を買うんだ。YUKIちゃんを知るならまずキャラになりきることが大事!」
「(ええっあの服を着ろってこと・・・?)そ、そうなんですか・・・」
二人が入店すると、まず驚いた事に、結構女性客が多かった。それも女子高生っぽい人が多く、レジに列ができるほど繁盛していた。
「あれっ私と同い年っぽい女の子多いんだな・・・意外・・・」
「そうだ伊勢島。この店はYUKIちゃんを始め、女の子のアニメキャラのコスチュームを豊富に揃えてある。最近はコスプレ大会も多数開催してるしな」
「うわーあの子体操服とか買ってる・・・あの子はメイド服・・・」
「おっ伊勢島いいところに目を付けたな。あのメイド服はMOE BURGERでリンちゃんが着ているゴスロリメイド服でな・・・」
「あーあの子ね・・・何度水をぶっかけられたか・・・謝らないから超ムカつくんだけど」
「ハハハ、それがいいんじゃないかドジっ子なんだから」
「(あれ・・・私吉田と仲良く話してる・・・こんな店に来て、何か頭が変になってきた?)」
「そ、それよりYUKIの服装ってどれなの」
「はいはい、あ、あれだ。そう、伊勢島が映画でも見たと思うが、ピンクのフリルのミニスカート服だ」
「(うっわ・・・超ミニじゃん・・・あんなの着たら、下着丸見えじゃん・・・)わ、私あんなの着れないよ・・・」
「だめだぞ伊勢島!お前からYUKIのことを知りたいと言われたんだから、責任もって着てみなさい!洋服代は先生が払ってあげるから」
「(うう・・・恥ずかしいけど・・・ハルキさんのためだもんね・・・)わ、分かったわよ・・・」
「ところで服のサイズだが、伊勢島のスリーサイズは?」
「上からはちじゅうろ・・・ちょ、ちょっと!何であんたにスリーサイズ教えないといけないの!」
「そうか胸は86か・・・最近の高校生は育ちがいいなグフフ」
「バ、バカ!何嬉しそうな顔してんのよ!私が店員さんにサイズ聞いてみるから、アンタはあっち行ってて!」
「はいはい・・・じゃあ試着室で着て決まったらレジに来なさい、先生が代金を払うから」
「もう・・・まあとりあえず着てみるわよ・・・」
続く
417 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 22:49:11 ID:ALySWrMK
綾は試着室に移動し、まず小さめのサイズのYUKIのコスチュームを着てみた。
「うーんちょっと胸の辺りがきついかな・・・よっ・・・と・・・うわっ・・・し、下着丸見えじゃん!」
小さめなのを着ると、やはりスカートの丈が短い為下着が丸見え、しかも胸も小さくブラがはみ出してしまう。
「だめだめこんな小さいのじゃ・・・もう一つのほうを着てみよっと・・・」
今度は胸もぴったりでブラがちゃんと隠れ、スカートも短いが下着が正面からは見えない程度だ。
「でも少し前に屈むと・・・後ろから見えちゃうんだよなあ・・・ハルキさんに下着見られちゃうの・・・恥ずかしい・・・」
「それでもやっぱフリルの服は可愛い・・・こんな服、小さい頃に着て以来だよ・・・意外に似合ってる・・・かな?」
映画では引いてしまったが、いざ自分で着てみるとそれなりにいい感触を得た綾。
「ふふーん、やっぱ私は何着ても似合うわ〜。ハルキさんが好きになるのも何となく分かったような気がする!」
綾はハルキの気持ちを少し理解してあげたような気がした。
「よーしこれで決定ね!じゃ、これはレジでアイツに払ってもらおーっと」
綾が元の服に着替えようとしたそのとき、いきなり目の前のカーテンが開いて吉田が目の前に現れた。
「どうだ伊勢島、YUKIちゃんのコスプレは似合って・・・」
「キャアアーーーーーーーーーーーーーーッ!変態ーーーーーーっ!」(ドカバキッ!)
「ぐはっ!」綾の痛烈なパンチが吉田をとらえ、大きな体が宙に舞った。
「こ、こらっ吉田!レディーが着替えてるのにいきなり開けるなっつーの!バカ!変態!」
「ちょ、ちょっと様子を見に来ただけじゃないか・・・」
「それなら開ける前に一声掛けろよな・・・危なく裸見られるところだったわ・・・」
元の服装に着替えた綾はYUKIのコスチュームを持って吉田に渡した。
「はいこのサイズのやつでいいから、早く払いなさいよ」
「はいはい・・・」吉田はさっき殴られた顔を押さえながらしぶしぶレジの店員に金を払った。
続く
418 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 23:13:56 ID:ALySWrMK
「よし伊勢島、次はあの店だ」
「今度は何の店よ?また別のコスチュームでも買うの?」
「違う。服を着たら今度は振り付けを覚えてもらおう」
「げ・・・振り付けって・・・私が踊るってこと!?」
「そうだ。YUKIはあの個性的な振り付けも人気の的で、我々も覚えるのが大変なんだよ」
「あ、あんたも踊るのか・・・(吉田と一緒に踊りたくないよ・・・)」
「さあ今日は予約を入れておいたから、みっちり教えてもらうんだぞ」
「ダ、ダメよ?私今日こんな動き辛い服装なんだし」
「大丈夫!店に借りれる運動着とか置いてるから!さ、早く店に入りなさい」
「ちょ、ちょっと私に触らないでよ!分かったから!」
綾は振り付けまでさせられるとは思わなかったが、ハルキさんの為だもんね、と自分を言い聞かし、吉田の指示に従った。
「先生ー!、予約していた吉田です」
「ああ吉田さんこんにちは!おや?今日は彼女連れですか?」
「ま、まあそんなところですわ。今日は彼女も一緒に振り付けの指導をお願いします」
吉田はこの店の常連らしく、最近はYUKIの振り付けをマスターしようと通っているらしい。
「こ、こら吉田なんて事言うの!私は・・・あ、あら・・・先生って意外にイケメンじゃん・・・」
「こんにちはお嬢さん。私はこのスタジオで振り付けを教えてる山田と申します。今日はよろしく」
「は、はい・・・私伊勢島と申します・・・よ、よろしくお願いします・・・」
綾は振り付けの先生が意外にイケメンだったせいか、素直に振り付けを乞うことになってしまった。
「じゃ、伊勢島さん、このジャージに着替えて下さい。吉田さんも着替えたらダンスルームに集まって下さい」
「は、はぁい」
419 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 23:18:23 ID:ALySWrMK
今日はこの辺まで。エロパロ的なのはもうちょっと先でございますw
YUKIのコスプレに目覚めた綾、今度は振り付けまで教えられる事に。
ハルキの気持ちを少しでも理解しようとしている健気な綾が今後どうなっていくのか!?
次回をお楽しみ!
何故新お天気スタジオがない・・・・
421 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 21:37:50 ID:XDAijXbU
>>112です。ちょっとアクセス規制の関係で投下できませんでしたが、解除されたようなので続きを投下します。
「先生ー!着替えてきましたー!よろしくお願いしまーす!」あれだけ嫌がっていた綾だったが相手がイケメンだからか、なぜかノリノリだ。
「はい伊勢島さん、じゃあまずは簡単なステップからいきましょう」
「は、はいっ!」
山田は綾にまずは初歩的な振り付けを教え、綾もそれについていく。
「そうそう!伊勢島さん結構センスありますよ!」
「そ、そうですか?えへへ・・・」
「ちょっと上級のステップもやってみましょうか、難しいですがついてきてください」
「はいっ!」
綾はさすがにスポーツ万能なのか、少し難しいステップも見よう見まねでうまくこなしていく。
「上手い上手い!いや〜びっくりしたなあ、初めてでここまで動ける方も珍しいですよ」
「先生の教え方が上手いんですよ、きっと」
「それに比べ、吉田さん・・・もうちょっと頑張りましょうよ。あなた確か体育教師じゃなかったんですか?」
「ぜえぜえ、はあはあ・・・。せ、先生、少し、きゅ、休憩させて下さい・・・」
「吉田先生、まだ初級者レベルですよ・・・いくらダンスをマスターしたいかといって、休んでばかりじゃ身に付かないですよ」
「が、がんばり・・・ます・・・」
そんなこんなで今日のレッスンが終了。
続く
422 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 21:39:05 ID:XDAijXbU
「山田先生!今日は本当に楽しかったです!YUKIのダンスまで教えて頂きありがとうございました!」
「いや〜伊勢島さんにはびっくりしました。あなたの才能なら、どこでも通用しますよ!」
「そういって頂けると嬉しいです!」
「YUKIのコスプレ大会に出られたら、きっと注目の的ですよ!」
「あっ・・・(忘れてた・・・コスプレが目的じゃなく、これはハルキさんの気持ちを知る為にやってたんだっけ)」
「ん?どうされたんですか伊勢島さん?」
「い、いえいえ何でもないです、きょ、今日は色々ありがとうございました」
「はい、また良ければ来て下さいね。もっとハイレベルなダンスを教えて差し上げますよ」
「はい!失礼しまーす!」
綾は元気にスタジオを後にした。
「私結構ハマって来ちゃった!ハルキさんもこれ見たら喜んでくれるはず!吉田、今日は楽しかった!ありがとう!」
「い、伊勢島・・・!?」
「アニメって意外に面白いじゃん!今日は身を持って理解できた!ほんと感謝感謝!」
「そうか・・・そういってもらえると連れてきたかいがあるってもんだ・・・」吉田はポンと伊勢島の方に手を置いた。
普段の綾ならここで一発殴ってるところだが、今日は感謝の気持ちで笑顔で応えた。
「(・・・今日吉田がここに連れてきてくれなかったら、ハルキさんのこと嫌いになってたかもしれない・・・)」
「本当にありがとう・・・吉田・・・」
「伊勢島・・・」
二人はじっと見つめあい・・・そして・・・
続く
423 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 21:39:49 ID:XDAijXbU
「じゃ、この衣装もらっていくね!今日はお疲れ!サンキュー!」
「あ。ありゃっ!?い、伊勢島・・・普通ならここでお前が僕に抱きついて、という展開だろ?」
「ば、馬鹿言わないで!誰があんたに抱きつくのよ!」
「い、伊勢島〜そりゃないよ〜」
「私もう帰るから!じゃまた!」
「がっくし・・・」吉田の表情は冴えなかった。
綾はニコニコ顔で自宅に戻り、部屋でもう一度YUKIのコスプレ服を着てみて、さっき覚えたダンスを鏡の前で踊ってみた。
「うん、いい感じ!これならハルキさんのハートもイチコロよ!」と喜んでいると、携帯に電話が。ピポパポ・・・ピポパポ・・・
「ん?誰だろう・・・もしもーし」
「あ、綾ちゃん?」
「ハ、ハルキさん!!!」
電話の相手は何とハルキだった。
続く
424 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 21:40:53 ID:XDAijXbU
「今大丈夫?」
「は、はい!大丈夫です!」
「実はさ・・・この前、綾ちゃんに悪い事したから謝ろうと思って・・・」
「えっ?悪い事って・・・?私、ハルキさんに何かされました?」
「あの映画のことなんだけど・・・」
「あ、あのアニメのことですか・・・(えっ?今私そのYUKIの格好してるんだけど)」
「うん・・・この前妹に言われて気付いたんだけど、綾ちゃんがアニメのことを気にしてたって聞いてさ・・・」
「棗に・・・ですか・・・?(ちっ棗のやつ、そんなこと言わなくていいのに・・・)」
「帰り際少し顔色が悪かったのは、もしかするとああいったアニメとか嫌いだったんじゃないかって思って・・・」
「ええっ!?な、何を言ってるんですかハルキさん?(違います!あの時はそうだったけど今はYUKIが大好きなんです!)」
「だからごめん・・・電話では申し訳ないと思ったけど、早く謝りたかったから・・・」
「い、いえいえそんな謝らないで下さいハルキさん!私は気にしてませんから!(てか、アニメもう大丈夫なんです!)」
「そう・・・お詫びといっちゃ何だけど、今度クリスマスだよね?」
「は、はい」
「綾ちゃんクリスマスの日が誕生日って妹に聞いたんだ。だからその日、お詫びを兼ねて綾ちゃんの家に行ってもいいかな?」
「ええーーーーーっ!?(棗!ナイス!GJ!)」
突然のハルキの誘いに、綾は心臓が張り裂けそうなぐらいびっくりした。
続く
425 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 21:41:46 ID:XDAijXbU
「せっかくのクリスマスと綾ちゃんの誕生日、一緒に祝おうって思って」
「わ、私の家なんかで・・・いいんですか?」
「ああ構わないよ。どう?その日は空いてる?」
「は、はいっ!部屋を綺麗にして待ってます!」
「あはは・・・ケーキやシャンパンとかはこっちから持っていくから、25日の夜、プレゼントも持ってお邪魔するね」
「は、はい!私もプレゼント持って待ってます!」
「えっ?その日は綾ちゃんの誕生日なんだから、僕からのプレゼントだけでいいと思うんだけど?」
「い、いえ、是非ハルキさんにお渡ししたいものがあるんです!気に入ってくれるかどうか分かりませんが・・・」
「ははっ、分かった。じゃあ僕も楽しみにしてるよ」
「はい!ありがとうございます!」ここで電話が終了。
「ああ・・・早くもハルキさんにこの姿・・・見せる時が来たわ・・・どう思ってくれるかしら・・・」
綾は25日が来るのを心待ちにしていた。
続く
426 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 21:44:09 ID:XDAijXbU
今回はここまでです。
YUKIの衣装を着こなし、振り付けをマスターした綾。突然ハルキが家に来る事になり早くも披露する機会が訪れました。
クリスマスの夜、二人の行方は・・・?
次回をお楽しみ!
427 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 12:07:36 ID:gua+B/8q
お待たせしました
>>112です。続きを投下します。
数日後・・・
「ねえ綾、いいの?25日ってあなたの誕生日じゃなかったかしら?」
「いーからいーから!たまにはお母さんも羽を伸ばしてきてよ!」
綾は25日をハルキさんと二人っきりの夜にしたいと考え、母親に温泉旅行へと行ってもらおうと説得をしていた。
「本当にいいの?お母さんだけ行って?寂しく無い?」
「大丈夫!いつも家の事お母さんに任せっきりだったしね、温泉でもつかってゆっくりしてきて!」
「綾がそこまで言うなら・・・分かったわ。綾のプレゼント、喜んで頂戴するわ」
「うん、ありがとうお母さん」
「ありがとうを言うのはこっちよ。綾、本当にありがとう」
「ふふふ・・・」綾は何とか母親を説得した。
綾は部屋に戻り、机に座り預金通帳を眺めた。
「冬だけに温泉旅館、意外と高かったけど・・・25日の為なら安いもんよ!」
「さああとは部屋を片付けよ・・・ハルキさんに汚い部屋なんて見せられないし・・・」いそいそと部屋掃除が始まった。
そして数日が経ち、ついにクリスマスの25日がやってきた。
続く
428 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 12:08:43 ID:gua+B/8q
25日は土曜日のため午前中で授業が終了。
「綾ちゃん帰ろ・・・あれ?綾ちゃんどこ行ったんだろ?」棗は綾を探したがどこにもいない。
「先に帰っちゃったのかな・・・まあいいや、他の子と帰ろっと・・・」棗は仕方なくクラスの他の女の子と一緒に帰っていった。
実は端で隠れていた綾、棗の帰る姿を見て
「棗、今日だけ勘弁して・・・お兄さんと、素敵な夜を過ごすんだ・・・」
綾が家につくと、リビングの机の上に母親の手紙が。
綾へ
綾からプレゼントしてもらった温泉に行ってきます。
一人で寂しいと思うけど、戸締まりだけは注意してね。
何かあったらお母さんの携帯に連絡して下さい。
母
「お母さんごめんね・・・無理に家を出てもらったみたいで・・・」綾は実際に母親がいなくなって、少し悪い事したかなという気持ちになった。
そして数時間後、運命の待合せ時間がやってきた。するとその時「ピンポーン」玄関のチャイムが綾一人の家の中に響き渡った。
「は、はーい!」綾はハルキさん到着と思い、玄関までドタドタと走っていった。
続く
429 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 12:09:28 ID:gua+B/8q
「ガチャリ」玄関を開けると・・・なぜか誰もいない。
「あ、あれ?ハルキさん?」綾は玄関を出て周りを見渡したが誰もいない。
「おっかしいなあ・・・約束の時間だからてっきりハルキさんが来たと思ったのに・・・」
「誰かのいたずらかしら・・・」と思って玄関に戻ると
「パン!パン!」大きなクラッカー音が玄関先に響き渡る。
「きゃっ!な、何っ!?」
「メリークリスマス!そして、ハッピーバースデー!」
「サ、サンタさん!?」
「サンタのおじさんが来ましたよ!」
「その声は・・・も、もおーっハルキさんじゃないですかあ!脅かさないで下さいよ!」
「ハハハ、ごめんごめん、ちょっとビックリさせようと思ってね」
「ハルキさんたら・・・うふふっ、サンタの格好、結構似合いますね」
「そうかい?そういってくれると嬉しいよ」
「私もハルキさんの違う一面を見れて嬉しいです、さ、中に入って下さい」
「じゃ、お邪魔するね」
「は、はい!」
続く
430 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 12:10:07 ID:gua+B/8q
綾はサンタ姿のハルキをリビングルームに連れていった。
「僕が持ってきたケーキとシャンペンを机の上に置いて・・・と。グラスはある?」
「グ、グラスは用意してます!」
「ありがとう綾ちゃん。じゃあケーキを出そうね」
ハルキが箱からケーキを取り出すと綾はまたビックリさせられた。
「うわ〜大きい!あっ!「MERRY CHRISTMAS」「HAPPY BIRTHDAY AYA」って並んで書かれてる!嬉しい!」
「クリスマスと誕生日ということだから、特別に大きいのを頼んだんだ。今日はお祝いの日だし、一杯食べようね」
「は、はい!ありがとうございます!」
二人は終始笑顔、かなりいいムードだ。準備が終わり、二人は椅子に腰掛けた。
「じゃあまずはケーキのロウソクに火を灯して・・・綾ちゃん、電気消してくれる?」
「はい!」綾はすぐにリビングの電気を消した。
部屋が真っ暗になり、ロウソクの火だけが赤く点って二人の顔を照らす。
「じゃ始めるね、僕が歌い終わったら、この火を消してね」
「はい!」
「HAPPY BIRTHDAY TO YOU〜 HAPPY BIRTHDAY TO YOU〜 HAPPY BIRTHDAY,DEAR AYA CHAN〜」
「HAPPY BIRTHDAY TO YOU〜」
「ふうーっ!」
綾のひと吹きで 17本のロウソクの火が消え、部屋は真っ暗になった。
「おめでとう綾ちゃん!そしてメリークリスマス!パチパチパチ!」
「あはっ!ありがとうございますハルキさん!じゃあ、電気付けますね」
「うん、お願いするよ」
綾がリビングの電気をつけに行こうとしたとき「キャッ!」という声を挙げて綾が倒れてしまった。
「あっ!綾ちゃん!大丈夫!?」
続く
431 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 12:11:00 ID:gua+B/8q
「あいたたた・・・な、何かに躓いちゃったみたいです・・・」
「大丈夫?真っ暗でよく見えないけど・・・綾ちゃんの声のする方は・・・ここかな?」
心配になったハルキが綾の声のするほうへ向かうと、綾と思われる体に手が触れた。
「あっ・・・ハルキさんの手・・・私ここにいます」
「綾ちゃん見つけた。さあ、僕の手はここだよ!」
「ごめんなさい・・・自分の家なのにまさか躓くなんて」
「こんなに真っ暗じゃ仕方ないよ、さあ、僕の手をしっかり握って」
「は、はい・・・」
綾は真っ暗の中でハルキの手を握り、力強く起こしてもらった。ハルキさんの手は大きく、すごく温かった。
そして綾がリビングの電気をつけると、躓いた原因はどうやらさっきのケーキの空き箱だった。
「ああっごめん綾ちゃん!この空き箱を僕がこんなところに置いてなきゃ・・・僕の責任だ・・・ごめん」
「い、いいんですよ!私がドジだったからだけですから・・・そ、それよりシャンパン冷えてる内に乾杯しましょうよ!」
「そ、そうだね。じゃ、乾杯!」
いきなりこういったアクシデントが起きてしまったが、ハルキさんが懸命に私を助けてくれた、といった優しさが嬉しかった。
そして二人はケーキとシャンパンを口にしながら色々と話をしているうちに、ハルキがプレゼントのことを切り出した。
続く
432 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 12:14:27 ID:gua+B/8q
今日はここまでです。
25日、ハルキと一緒に誕生日とクリスマスを祝うことになり、終始笑顔の綾。
ちょっとアクシデントはあったけど、優しいハルキさんは私を助けてくれました。
ハルキからのプレゼント、そして気になる綾からのプレゼントにハルキは・・・?
次回をお楽しみ!
433 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 22:57:45 ID:06AxJ2LN
>>432 次回位にエロ展開かな?
邪魔が入ったりしなければいいけどw
434 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 20:57:56 ID:qSGy12tt
>>433さん
>>112です。
そうですね。ここからが一番の見せ所ですから、投下が少し遅くなるかもしれませんw
絶対衝激も最近ちょっと人気が落ちてきて、設定も入らなくなってきました。
あ〜撤去前までにフリーズ引きたい・・・。
亀レスだけど
>>401見てるかな?
ニーナが正体を明かしても自分が好きだと言ってくれるのか悩むのところが良かった。
ギャグ風味のオチも面白かったよ。
ただ、どうせ若くなるなら冒頭の導入は不要だった気もする。
ネタとしては面白いけどエロパロに必要かと言ったら疑問。
十字架は大好きだから気が向いたらまた書いてくれると嬉しいな。
436 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 15:02:56 ID:bHu4ZzKH
合法ドラッグ、媚薬、セックスドラッグ、合法ハーブ、ゲイ(ガチムチ、バリタチ、ハッテン場)、レズ、セックスレス、鬱、ラブドラッグ、ラブジュース、レゲエ、HOUSE(ハウス)、サイケ、イビサ、マンネリ
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437 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 23:09:21 ID:VPSskMaR
遅くなりました
>>112です。また規制等が入りましたが、ようやく解除されたので投下します。ここからようやくエロパロ板らしくなりますw
「あっそうそう、綾ちゃんへのプレゼントのこと忘れてた。気に入ってくれるといいんだけど・・・」
「わーっ何かな・・・早く見せて下さい」
「玄関口に置いてるから、取ってくるね」
ハルキが玄関口に向かい、プレゼントの箱を持ってきた。
「ほらこれが綾ちゃんへのプレゼント!」
「ええっこれも結構大きいですね・・・な、何ですかそれは?」
「開けてみたら分かるよ。さあ、開けてみて」
「は、はい・・・」
ガサガサと袋を丁寧に開けていくと、中身はなんと大きな熊の着ぐるみだった。
「うわぁ〜っ!熊の着ぐるみ〜!可愛い〜!ありがとうございます!」
「どう?確か綾ちゃんって熊系グッズが好きだったよね?これは寝間着なんだけど、着たまま歩くこともできるから、外出とかもできるんだよ」
「ええーっこれを着て外を歩くんですか!?そんなの恥ずかしいです・・・」
「あはは無理して外に出なくてもいいよ。普通は寝る時に着るものなんだし」
「そ、そうですよね・・・こんな姿でハルキさんと映画とか行けないですもんね」
「あっ映画といえばこの前のこと・・・ごめんね」
「う、ううんほんと気にしてませんから、何度も謝らないでくださいハルキさん」
「いやほんと悪い事したと反省してる。綾ちゃんのことを何も考えてなかったって。ほんと、ごめん!」
「ハルキさんそんな・・・あっ・・・」
ハルキは謝った後、綾を一気に抱き寄せた。
続く
438 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 23:10:19 ID:VPSskMaR
「(・・・ハルキさん!!!)」綾は急にハルキが自分を抱きしめてきたので、頬が真っ赤に染まった。
「綾ちゃん・・・あれから僕・・・色々考えたんだ」
「えっ・・・?」
「ああいうアニメは好きな人も多いけど、逆に嫌いな人も多い。この前の綾ちゃんを見て、アニメとか苦手なんだなと思って、僕、もうアニメを見るのを止めようと考えたんだ」
「ええっ!?そ、そんな私がアニメ好きとか嫌いとかだけで、自分の好きなものを簡単に捨てるようなことなんて・・・しないで下さい!」
「決めたんだ・・・僕の大切な人に嫌な思いをさせちゃいけないって」
「えっ・・・大切な・・・人って・・・」
「もちろん・・・今僕の前に・・・いる人さ」
「え・・・私・・・?」
綾は突然ハルキから大切な人が自分であることを告げられ、胸が高鳴った。
「ああ・・・急にこんなこと言われてびっくりしたかもしれないけど、ずっと綾ちゃんのこと・・・気になっていたんだ」
「ずっと・・・気になって・・いた・・・」
「妹と3人で話している時も、笑顔が可愛いし、話していてすっごく楽しいし、そばにいてくれるだけでも、ほんと嬉しかった」
「そ、そうだったんですか・・・(涙)私・・・私も・・・ハルキさんのこと・・・ずっと気にしていました」
「えっ・・・?それって・・・」
続く
439 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 23:11:02 ID:VPSskMaR
「わ、私最初ハルキさんを見た時、一目惚れしちゃって・・・。それからハルキさんと話すようになってから、もう私にはこの人しかいない、って」
「そうなんだ・・・綾ちゃん・・・僕なんかで・・・いいのかい・・・?」
「ええ・・・ハルキさんの為なら・・・アニメだって・・・好きになります。だから、止めないで」
「えっ・・・綾ちゃん・・・あれだけ苦手だったのに、僕がアニメ好きでも・・・構わないの・・・?」
綾はこくっと頷き、笑顔をハルキに向けた。アニメのことを話している内に、綾はYUKIのことを思い出した。
「そ、そうだハルキさんにプレゼント、渡さないといけませんね」
「あっ、そういえば僕にプレゼントがあるって言っていたけど、何をプレゼントしてくれるのかな?」
「は、はい。ちょっと・・・ここで待ってて下さい・・・」
「分かった。楽しみに待ってるよ」
綾は隣の部屋に置いてあった、YUKIの衣装にいそいそと着替えた。BGM用に、吉田からCDも事前に借りていた。
「ついに来たわこの時が・・・行くわよ綾・・・ハルキさんのために・・・ここまで頑張ったんだから・・・」
そしてリビングの扉の向こうでハルキに向かって語りかけた。
「お、お待たせしましたハルキさん・・・これが・・・私からの・・・プレゼントです・・・」
「ん?楽しみだなあ・・・何だろう・・・?」
そして運命の扉が開いた・・・
続く
440 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 23:12:17 ID:VPSskMaR
「!!!」ハルキは綾の姿に驚愕した。
「あ、綾ちゃん・・・その・・・格好・・・」
「は、はい・・・ハルキさんの大好きな・・・YUKIちゃん・・・です」
「・・・」ハルキは突然自分の好きなアニメキャラの格好をした綾を見て、何も言葉が出てこなかった。
「それではハルキさんへのプレゼント、YUKIの曲に合わせて踊らせて頂きます・・・」
綾はCDを再生させ、先日山田さんから教えてもらったYUKIのダンスをハルキの前で披露した。
最初は綾もハルキの目の前と言うことで緊張していたが、ちらっとハルキの表情を見た時、笑顔であることが分かり最後まで一生懸命踊りきった。そして・・・
「はぁ、はぁ・・・こ、これで終了です・・・ハルキさん・・・」綾は息を切らしながらハルキに喋りかけた。
「ど、どうでしたか・・・私からの・・・プレゼント・・・?」
ハルキは終始無言で一瞬時間が止まったような感じになり、「駄目・・・でしたか・・・?」と問いかけた瞬間、ハルキがまた綾に抱きついてきた。
「・・・!ハ、ハルキ・・・さん・・・!」
「綾ちゃん・・・ぼ、僕・・・嬉しい・・・こんな素敵なプレゼントもらったの・・・初めてだよ」
「ハルキさん・・・良かった・・・喜んでもらって・・・もう、アニメ止めるなんて・・・言わないで下さい」
「分かった。ありがとう綾ちゃん・・・大好きだよ」
「ハルキさん・・・」
二人が見つめあってると、ハルキが突然キスをしてきた。
「んんっ・・・!ハルキ・・・さん・・・」
綾にとってはこれがファーストキス。ハルキはさらに強く体を抱き寄せた。
「(ハルキさんからのキス・・・私嬉しい・・・)」
「(綾ちゃん僕のことを理解してくれた・・・僕も嬉しい)」
続く
441 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 23:13:16 ID:VPSskMaR
「綾ちゃん本当にありがとう。僕の為にこんなプレゼント用意してくれるなんて・・・」
「実は私、ハルキさんがこのアニメが好きだって知った時、最初幻滅したんです。何でこんなアニメなんか・・・って」
「やっぱりそうだったんだ・・・アニメを毛嫌いする人も多いしね。でもなぜYUKIのコスプレまでしてくれたの?」
「ハルキさんのこと、これで嫌いになりたくなかったんです。好きな人の趣味を少しでも理解してあげよう、って思って」
「コスプレなんて普通の人じゃあんまり知られてない世界だけど・・・でも・・・嬉しかった。綾ちゃんがここまで僕を理解してくれて」
「ハルキさん・・・」
二人は再度キスを交わし、さらに愛を深めた。
「あっもうこんな時間。そろそろおいとましないと、君の親御さんも帰ってくるよね?」
「じ、実はハルキさん・・・今夜は・・・私とハルキさんの・・・二人っきりです・・・」
「えっ・・・?」
「お母さんが旅行に行ってて、私一人なんです・・・だから今夜はハルキさんと・・・ずっと一緒にいたいです」
「綾ちゃん・・・」
「私、寂しいのは嫌・・・ハルキさん・・・」
「分かった・・・綾ちゃんに寂しい思いは・・・させないよ・・・」
続く
442 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 23:14:46 ID:VPSskMaR
「ハルキさん・・・わ、私の部屋に行きませんか・・・階段上がって2階です・・・」
綾が部屋にハルキを誘おうと先に階段を上がる。その後ろからハルキが付いて上がるとき
「綾ちゃん・・・かわいい下着だね・・・」
「!!!きゃっやだっ!ハルキさんのH!」YUKIのミニスカートは元々短い為、綾はすぐにお尻を隠したがすでにハルキの目に白いものが焼き付いてしまった。
「もおーっハルキさん!どこ見てるんですかあ!」
「ごめんごめん、つい目がそっちに行っちゃって・・・でももっと・・・綾ちゃんのこと・・・見てみたいな・・・」
「えっ・・・もっと私を見たいんですか・・・ハルキさん・・・?わ、分かりました・・・」
部屋に付くと二人はベッドに横になり、ハルキが覆いかぶさる状態になった。
「綾ちゃん・・・いくよ・・・」
「はい・・・初めてなので・・・優しく・・・して下さい・・・」
「綺麗だよ・・・綾ちゃん・・・」
「ハルキさん・・・」
続く
443 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 23:20:37 ID:VPSskMaR
ということで今日はここまでです。(寸止めみたいですみません)
綾の思いがハルキにしっかり通じ、ハルキはそんな綾をぎゅっと抱きしめてくれました。
これから綾の部屋では二人の愛がさらに増していくのか、それとも・・・?
次回をお楽しみ!
>>443 GJだが寸止めw
「それとも?」ということは、
純愛とみせかけて、調教がはじまるのか?
全裸で着ぐるみ外出とか、ノーパンでYUKI衣装とかw
445 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 22:17:41 ID:wJg4DGg7
>>444 >>112です。
ありがとうございます。「それとも?」にそんなに大きな意味合いはないかもしれませんw
調教・全裸・ノーパン・・・いけない想像力が働きますw
446 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 22:42:20 ID:h5qMkuS4
>>112です。お待たせしました続きを投下します。
ハルキは綾の長い髪の毛をかき分け、耳もとに少し息を吹き掛けてチロチロと耳たぶを舐めにかかる。
「あっ・・・ちょっと・・・くすぐったい・・・です・・・」
「綾ちゃんの耳、ちっちゃくて可愛いね・・・食べちゃいたいぐらいだ」
「もう・・・そんなところ食べれませんよ・・・」
綾はお返しにハルキの耳を舐めてみた。
「あ、綾ちゃん・・・僕のまで・・・」
「ふふっ、お返し、です」
「あはは・・・美味しい?」
「ええ・・・ハルキさんの耳、すごく美味しい・・・」
「じゃ、これはどうかな?」
「あっ・・・駄目・・・ハルキさん・・・」
ハルキがうなじに息を吹き掛けると、綾の頬がうっすら赤くなる。
「綾ちゃん・・・その服、脱がせていい?」
「・・・ハルキさんに脱がされるの・・・恥ずかしい・・・」
「大丈夫だよ・・・僕も脱ぐからさ」
ハルキは着ていたサンタの服を脱ぎ、上半身裸の状態に。
「(わあ・・・ハルキさんって結構筋肉質・・・逞しい・・・)」
「じゃあ綾ちゃんも脱がせてあげるね」
綾はハルキの言われるがままにYUKIのコスプレを1枚ずつ脱がされる。するとハルキの前にまっ白な柔肌が現れた。
「綾ちゃんの胸・・・大きくて白くて綺麗だよ」
「ハルキさんの胸も・・・大きくて逞しいです・・・」
「ありがとう綾ちゃん・・・じゃあいくよ・・・」
「あん・・・駄目・・・ハルキさん・・・」
ハルキが綾の胸をゆっくりと揉みしだく。そのうちにブラの上からでも上向きに乳首が立っているのが分かってきた。
ハルキはその弾力を楽しみ、そしてブラの上から突起部分をなぞると「あっ」と綾の吐息がこぼれた。
「綾ちゃんここ感じるんだ・・・じゃあ、もっとしてあげるね」
「ああん・・・いいっ・・・ハルキさん」
「今度は直に触ってあげるよ」
「あん・・・そ、そこは・・・」
ブラの中に手を入れて綾の乳首を指でコリコリと触ると、綾の体がピクンピクンと動くのがハルキは分かり、左、そして右と交互に指でなぞる。
「綾ちゃんいい感じだね。じゃあ、ブラ外すね」
「あっ・・・」
続く
447 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 22:43:30 ID:h5qMkuS4
あっという間に背中のホックを取ると、正面に二つの丸い丘がハルキの前にあらわになった。
「やっやだっ・・・恥ずかしいです」綾はとっさに手で胸を隠した。
「恥ずかしがる事なんて無いよ、綾ちゃんの胸、とっても綺麗だ」
「ほ、ホントですか・・・?」
「ああ、だからもっとよく見えるように・・・その手を下ろしてみて・・・」
「は、はい・・・」
綾は恥じらいながらも、隠していた二つの膨らみをハルキに捧げた。
「乳首がかなり盛り上がってきてるね。綾ちゃん、凄くいやらしい」
「い、いやだっ・・・もう・・・あっ・・・」
今度はハルキが胸を両手で掴み、その上向きの突起部分をなめにかかる。
「ああっ・・・そこだめっ・・・いやっ・・・はあん」
綾はハルキの乳首攻めにより体が熱くなっていくのが分かる。
「ああん・・・凄い・・・こんなの・・・」
「綾ちゃんの胸も美味しいよ・・・もっと吸ってあげる・・・ちゅうううううっ」
「い、いやあああん!わ、私どうにかなっちゃいそう・・・」
綾の顔がどんどん紅色に染まってゆき、目をつぶりながら喘ぎ続けている。
「ちゅぽん・・・ふう、美味しかったよ綾ちゃん」
「はぁ、はぁ・・・わ、私、私・・・」
「次はどうして欲しいのかな?」
「そ、そんなこと聞かないで下さい・・・」
「ここを・・・こうしてほしいのかな・・・?」
「はぁっ!そ、そこは・・・!」
続く
448 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 22:44:36 ID:h5qMkuS4
ハルキは次に下半身に手を添わせてきた。
「下着・・・ここだけ湿ってるよ綾ちゃん」
「いやっ、そんな事ない・・・少し熱くなってるだけです・・・」
「熱くなってるということは、感じてるんだね・・・嬉しいよ。もっと感じさせてあげる」
「は、はい・・・あ、ああん駄目!」
ハルキは下着の濡れた部分を縦になぞり、ゆっくりと指を埋めてゆく。
「い、いやっハルキさん!そ、そこは・・・汚い・・・」
「汚い?そんなことないよ・・・ほら見てごらん・・・これが綾ちゃんから出たジュースだよ」
ハルキは指ですくった綾の愛液を綾に見せると、綾はさらに顔を紅潮させた。
「ほら少し糸を引いてるのが分かる?ちょっとなぞっただけで、僕の指がもうビチョビチョだよ」
「もうハルキさん嫌だあ・・・そんなの、見せないで下さい・・・」
「じゃあちょっと舐めてみようかな・・・んん・・・うん、美味しいよ綾ちゃん!」
「・・・!ハ、ハルキさんが・・・私のを・・・美味しいって」
「すこしネバっとしてるけど、綾ちゃんのは格別だよ!」
「ハルキさん・・・私・・・嬉しい」
「綾ちゃんのココ、どんどん液があふれて止まらないから、下着も透けてきてすごくいやらしい・・・」
綾の大事なところがハルキの攻めによって、下着がどんどん透けてきて、うっすらと下の毛が見隠れしてきた。
「綾ちゃん・・・下着取ってもいい?直で見て舐めてみたいんだ」
「そ、そんな・・・恥ずかしいです」
「綾ちゃん・・・いいよね・・・取るよ」
「あっそんな・・・きゃっハルキさん!そんな強引に!」
ハルキは一気に綾の最後の一枚を取り去った。
続く
449 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 22:46:12 ID:h5qMkuS4
綾のアソコは先程のジュースによってテカテカと光を帯びており、重力に従ってジュースのしずくが下へと流れ落ちてゆく。
「ああっジュースがもったいない!すぐに舐め取らなきゃ!」
「ハ、ハルキさん、ダメ、い、いやああん!」
ハルキは流れ落ちるジュースをこぼさないよう丁寧に太もも、お尻、そして大事なところを次々と舐めとってゆく。
「はぁ、はぁ、綾ちゃん・・・美味しいよ・・・美味しいよ・・・」
ハルキの口元は綾のジュースで一杯に。
「ふう・・・これで綺麗になったね・・・じゃあ・・・今度は直にジュースを飲ませてね」
「えっ直にって・・・あ、あ・・・いやあああんん!」
ハルキは綾の大事な部分に直接口づけし、ちゅううううっ、という音を立てながら綾の出すジュースを一気に飲みにかかる。
「はぁん、だめ、いやっ、汚いです、ハ、ハルキさん!」
「美味しい・・・もっと頂戴綾ちゃん・・・じゅるじゅる・・・」
「あはあーーん!も、もうこんなの・・・耐えられない・・・ハ、ハルキさん!」
「ん・・・?何だい綾ちゃん?」
「わ、私のここに・・・ハルキさんのを・・・下さい!もう・・・我慢できません!」
綾は両手で自分の愛液が滴る大事なところをくぱぁと広げ、ハルキの突入を欲した。
「綾ちゃん・・・僕の何が・・・欲しいのかな・・・?」
「そ、そんなこと・・・恥ずかしくて言えません・・・」
「言ってくれなきゃ、何が欲しいのか分からないよ?ほら、ちゃんと言って」
「ハ、ハルキさんの・・・」
「ん?何だい?」
「お、お、お・・・」
「お、だけじゃ分からないよ。さあ、頑張って!」
「お、お・・ちん・・ちん・・・くだ・・・さい・・・」
「ん?よく聞こえなかったから、もう一度言ってみて?」
「ハ、ハルキさんの・・・・・・お、お、おちんちん!・・・・・・ほ、欲しいんです!く、下さい!」
「あはっよく言えたね綾ちゃん!」
「も、もう恥ずかしいんですから、な、何度も言わせないで・・・下さい!」
「分かったよ、じゃあ僕のおちんちん、あげるよ」
ハルキは待っていたかのようにズボンを脱ぐと、そこには赤々とそそり立つ肉棒が現れた。
続く
450 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 22:49:50 ID:h5qMkuS4
すみません今日も寸止めでここまでですw
ついに始まったハルキと綾のプレイ。綾の絶頂は来るのか!?そしてハルキはイケるのか!?w
次回をお楽しみ!
ぶっちゃけさ、絶対衝撃はもうスレ立てた方がいいと思うよ
アニメでもあるし、漫画もある。わざわざパチスロに進出してるからって入れてたらキリねーだろ
つか絶対衝撃スレになってるし
パチであるならエヴァも入れて良いのか?
>>451 エヴァはアニメが原作。
衝激はまずパチスロありきの他メディア展開。ここでOK。
専用スレ立てた方がいいと思うならあなたが立ててもOK。
エヴァみたいに既存スレがある有名版権ものならそっちでやるベきだろうけど
絶対衝撃ってわざわざ新規スレ立ててまでやるほどのコンテンツなのか?
(スロすらほとんど打ったことないから需要どの程度かわからんけど)
(「あなたが立ててもOK」を否定したいわけじゃないよ)
>つか絶対衝撃スレになってるし
そりゃ、今は112氏(だけ)が現在進行形で投下してるから最近のレスだけ見ればそう感じるだろうが
その理屈でいくと、このスレの1/3はスカイラブむしろアーススレw になってしまう。
最新50レスだけでも他機種ネタあるじゃない。
他機種が読みたいならおまい自身が創作するんだ!
結構ROMってた人いるんだね
455 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 20:54:31 ID:LxOWtRDa
横からすみません
>>112です。
>>451さん
最初投下するとき、他の絶対衝激のスレがOVAやコミックの内容でしたので、スロのネタを使うならこちらと判断し投下した次第です。
>>452さん
色々な意見もございますが、スロキャラという位置付けならここが一番適してるかと思います。
>>453さん
スロやOVAを含めた絶対衝激の認知度がどれくらいなのかは不明ですが、スロネタなら単独よりもこのスレで十分とは思っています。
>アーススレ
思えば
>>60の要望からずっと投下してますねw
>>454さん
私のショボイSSを読んで頂いてると思うと嬉しいです。レスが少ないので誰も読んで無いと思ってました。
皆さんのレスのおかげで元気が出ました!それでは最終話投下致します!
456 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 20:56:21 ID:LxOWtRDa
「え、ええっ?ハ、ハルキさん・・・す、凄く大きい・・・」
「そうかな?これでも普通サイズだと思うけど」
ハルキの肉棒は上向きに逞しく反り上がり、ピクン・ピクンと小刻みに揺れていた。
「綾ちゃんのジュースを飲んで、こうなったんだよ」
「私のこれで・・・そ、そんな・・・」
「さあ、そろそろ行くよ綾ちゃん、準備はいい?」
「は、はい・・・痛く・・・しないで下さいね・・・」
「大丈夫さ。これだけ濡れてれば・・・」
ハルキは自分の肉棒を綾の大事なところにあてがり、先っぽでわざとじらしてみた。
「い、いやだっハルキさん!は、早く来て下さい・・・」
綾は早い突入をせがみ、もう一度大事なところをくぱあと広げた。
「綾ちゃんはせっかちだね・・・でも分かった、じゃあ、行くよ・・・力を抜いて・・・」
「はい・・・どうぞ・・・」
ハルキの肉棒の先端が綾の突入口にすぽっと入り、そのままゆっくりと綾の奥へと押し進んでゆく。
続く
457 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 20:57:57 ID:LxOWtRDa
「あ・・・ああっハルキさんのが・・・入ってきてる・・・い、痛いっ!」
「あっ大丈夫綾ちゃん!?」
ハルキの肉棒が数センチ入ってきたところで、綾はその押し広げれられる痛みを感じた。同時に血も滴ってきた。
「これだけ濡れてるからスムーズに入るかと思ったけど・・・綾ちゃん初めて・・・だったっけ・・・?」
「え、ええ。ハルキさんに初めてをあげたかったから・・・痛いけど嬉しいです・・・」
「そう・・・僕も綾ちゃんの初めてをもらえて嬉しいよ。しばらく痛みが続くかもしれないけど、我慢できるかな?」
「ハ、ハルキさんのために・・・私・・・頑張ります」
「分かったよ。じゃあ、ゆっくり進めるね」
ハルキは綾の痛みを少しでも和らげれるよう、肉棒を抜いては再度突き入れる行為を繰返し、徐々に奥へと道を作っていった。
「うん・・・大分奥の方まで進めれるようになってきたかな・・・綾ちゃん・・・まだ痛みとか・・・ある?」
「ん・・・んん・・・私も少し痛みが・・・無くなってきたみたいです」
「よし、じゃあもうすぐ僕のが最後まで入りそうだから、一気に行くよ!」
「は、はい、来て下さいハルキさん!」
「よし・・・そらっ!」
「あ、あああーーーーん!キ、キターーーーーーー!」
ハルキの肉棒が根元までずぶりと突き刺さり、綾はその勢いで身体がピクンと反り返り、一瞬目の前が真っ暗になった。
「あ、綾ちゃん大丈夫!?もしかして今ので・・・イッたのかな・・・?」
「わ、分かりません・・・で、でも私・・・今の瞬間・・・意識がどっかに・・・飛んじゃったみたいな感覚・・・」
「それは僕の全てを受け入れてくれたからだろうね。見てごらん、僕のが綾ちゃんの中に・・・全部入っちゃったよ」
「ええっ・・・私の中に・・・ハルキさんのが・・・全部」
「綾ちゃんの中・・・凄く熱いよ・・・」
「ハルキさんのも・・・とっても熱くて固いです・・・」
「じゃあ、続き・・・始めるね」
「は、はい・・・」
続く
458 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 20:59:28 ID:LxOWtRDa
ハルキは挿入した肉棒の出し入れを始めた。
「あ、ああん!す、凄い!ハルキさんのが、入ったり出たりして・・・き、気持ちいいです!」
「ぼ、僕も気持ちいいよ、綾ちゃん!」
「わ、私、あ、あん、あん!だめっ、いやん!」
「ああっ気持ち良過ぎて、僕のが飲み込まれそうだ」
「ハルキさんの固いモノが出し入れされて、凄く気持ちいいです!あん、、ああああん!」
ハルキは綾の喜ぶ表情と喘ぐ姿を見てさらに興奮、大きな二つの乳房が目の前でぷるんぷるんと上下運動をしている。
「綾ちゃんのおっぱい、僕の動きに合わせて喜んでるよ!」
「いやっハルキさん、そんな事言っちゃ!あっ、ああん、いいっ!」
ハルキの腰はさらにスピードアップし、綾の内部をガンガン攻め込む。
「ハ、ハルキさん激し過ぎます・・・ちょっと落ち着いて・・・あっ、あっ!」
「も、もう止まらないよ綾ちゃん、君の中が気持ち良過ぎて・・・」
「わ、私また・・・意識がどっかに・・・飛んじゃいそうです」
「そ、そろそろイクんだね!?わ、わかった僕もそろそろイキそうなんだ」
「で、でも中には、出さないで!あ、赤ちゃんできちゃう・・・」
「(そ、そうか綾ちゃんまだ高校生だったな)わ、分かった、じゃあ外に出すね!」
「ご、ごめんなさいハルキさん、私まだ・・・」
「わ、分かっているよ。綾ちゃんのこと、もっと大事にしたいから・・・」
「ハルキさん・・・嬉しいです」
「じゃ、じゃあそろそろイクよ綾ちゃん!」
「は、はいっ!」
「イクよーーーっ!綾ちゃーーーん!」
「イクーーーーーーっ!」
続く
459 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 21:00:43 ID:LxOWtRDa
ハルキは咄嗟に自分の肉棒を抜き取り、綾の身体めがけて一気に射精した!
「出るっ!」ドピューーーッ!ドビューーーーーッ!
「出るっ!出るっ!」ドピュツ!ドピュッ!ビュッ!
ハルキの肉棒の先端から絶え間なく白いものが綾の身体に一直線に掛かってゆく。
「う、うわあ・・・す、凄い量・・・!ハルキさんのが・・・こんなに一杯・・・」
綾の首筋、胸、お腹、そして下腹部へと白い液体が飛び散り、ここでハルキの射精が止まった。
「ハルキさん・・・凄く熱いです・・・これ・・・一杯出ましたね・・・」
「ハァ、ハァ、ハァ・・・き、気持ち良かった・・・綾ちゃん・・・」
「お、男の人って・・・白いものがこんなに出るんですね・・・」
「ハァ、ハァ・・・あ、綾ちゃんがすごく良かったからだよ・・・」
「わ、私も気持ち良かったです・・・ハルキさん・・・」
ハルキと綾はお互い見つめあい、息を切らしながらまた熱い口づけを交わした。
数分後、ハルキは自身が出した精液をティッシュで拭いてあげた。
「ごめんね汚しちゃって・・・綾ちゃんの初めて・・・どうだった?」
「少し痛かったですけど、ハルキさんの為に、私頑張れました・・・」
「ありがとう綾ちゃん・・・素晴らしいクリスマス、ありがとう」
「私も誕生日がこういう日になって・・・本当に嬉しいです」
「これからも・・・ずっと一緒だよ・・・綾ちゃん」
「はい・・・これからも・・・一緒ですよね・・・ハルキさん・・・」
綾とハルキは手を繋ぎ身体を寄せ合い、お互いの温もりを感じながら、ゆっくりと眠りについた。
続く
挟まれた
461 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 21:05:22 ID:LxOWtRDa
それからというもの、ハルキと綾は毎週のように一緒にデートする日々が続いていた。今日もハルキと学校帰りに映画を観る約束をしている。
「ふふーんハルキさん新しい映画って言ってたけど・・・YUKIの最新作でも出たのかしら?」
YUKIはアニメ界の救世主だが、綾にとっては愛のキューピッド、今やお気に入りのアニメだ。吉田を頼らずに秋○原に1人で通ったり、コスプレ大会にも応募したりとアニメに対し積極的になっていった。
「ハルキさーーん」
「あ、綾ちゃん、待った?」
「もー遅いですよーハルキさーん、うふふ」
「ごめんごめん、じゃ、行こうか」
「はいっ!」
「今日は何の映画ですか?YUKIの最新作か何かですか?」
「見れば分かるよ・・・あっそろそろ始まるよ」
「わー何かなー」
ブザーが鳴り、そして映画がスタートした。YUKIのアニメものと思っていた綾の目に飛び込んできたタイトルは・・・
「蒼い女」
「えっ蒼い女・・・って何?」
「えっ、えっ・・・女性がステージで歌って・・・?」
「えええーーーーーーっ!?それもボンテージ姿で!?」
「どう綾ちゃん?この人最近TVで注目された女優でさ・・・セクシーランジェリー界の救世主って言われてるんだよ・・・どう?綺麗と思わない?」
「!!!ちょっとハルキさーーーーーーーーん!!!」
てってれてってってー(綾涙目)
またもやハルキの趣味に引き込まされそうな綾でした。
FIN
462 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 21:07:42 ID:LxOWtRDa
てなことで絶対衝激エロパロSS第一弾、長くなっちゃいましたがこれにて終了です。読んで頂いた方に感謝致します。
スロの登場人物や演出、台詞を色々と絡ませましたが、お分かりになりましたでしょうか?
映画演出でYUKIちゃん上映で大当りしたときは、このSSを思い出していただけると納得できるかと思いますw
次回また絶対衝激を題材にするなら、棗や梓先生をネタに書いてみようかと思います。
ちなみにスカイラブ関係も1つだけ製作途中のモノ(スカイラブ×餓狼伝説コラボ)がありますので、出来次第投下したいと思います。
>>460さん
挟んじゃいましたw
リオがアニメ化ってまじ?
>>462 GJ!
絶対衝激って一回打ったけど30分耐えられなかったな〜
キャラは可愛いんだけど・・・
465 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 23:37:21 ID:AaZgSTRh
>>464 >>112です。ありがとうございます。
私も初打ちのときは何が何だか分からず打ってました。今だフリーズ引けませんw
>>463 リオアニメ化はマジみたいです。エロパロのネタになるようなものがあれば書いてみようかと思います。
ドンちゃんに萌える奇特な人間はやはり俺くらいのものなのか……
同人大手の人達が
ロンドン(ロン×緑ドン)+擬人化ビリー萌え
とか言ってるから一人じゃないよ!
繋がりある大手同士で「(大手サークルの作者)さんに感化されて初打ち!」
とか書いてるのが正直羨ましい。
自分みたいな絵すら描けないしがない文書きじゃ布教できないんだな(´・ω・`)
468 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 01:20:11 ID:TXnciH6l
投下します。
あまりエロくないし読みづらいかも
題材は神たま
たまには気分を変えてと思い、祠の中でオナニーしていたところ、
いきなりガバッと扉が開いた!
目の前には、みこしちゃんがいて不思議そうな顔をして俺を見ている。
「おっちゃん!なにしてんの・・?」
みこしちゃんは俺が何をしてるのかも解らないみたいだ・・
今時こんな無垢な娘もいるんだなと感心しつつ、
よこしまな考えが頭に浮かぶ。
「おみくじやってたんだよ」
「ええっ!おみくじって木箱を振るもんやろ?」
「なんだよ、知らないのか?人間の男にはおみくじついてるんだぜ」
「そうなんや、うちにもやらせて、やらせて〜!」
俺はみこしちゃんの手を掴んで、勃起したちんぽを握らせる。
「あったかい・・・それに、硬い。ヘンなおみくじやな〜」
「ほら、こうやって、手でやさしくおみくじをしごいて。」
「白いのが飛び出たら大吉だぞ」
「やっ・・・いやっ・・・ぬるぬるしてるよぉっ・・・。」
先走りでぬるぬるのちんぽをみこしちゃんの手でしごかせた。
動かしているのは自分の手だとはいえ、
直接ちんぽを刺激しているのは柔らかな
みこしちゃんの手なので、オナニーより遥かに気持ちいい。
自然に息が荒くなってきた。
「はあっ・・・はあっ・・・もっとだ・・・もっと激しく・・・。」
「いつものおみくじを振るように激しくやるんだ」
469 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 01:26:11 ID:TXnciH6l
「おっちゃん、なかなか出てこないな、おみくじ・・」
「ああっ・・・もうちょっとで出そうだ・・・。」
「よーし!がんばるぞ〜」
みこしちゃんは普通のおみくじでもしたことがないくらい
激しくちんぽをシゴキはじめた。
興奮しているらしく、ピョンピョンと
跳びはねながらちんぽをしごいている。
その瞬間アクシデントが起こった。
あまりに興奮しすぎたみこしちゃんは
足を踏み外して転んでしまったのだ。
しかもみこしちゃんは、ちんぽを離さなかった為
みこしちゃんの全体重が俺のちんぽを引っ張ったのだ。
その痛みで俺は思わず地面に這いつくばる。
「ごめんなさいっ!・・・。痛い?」
股間を押さえたまま唸り声を上げ続ける俺を心配してくれた。
鬼畜な俺はそれを有効に利用する。
「ちんぽが痛くてたまらない。どこか切れてないか確認してくれないか?」
「だ、大丈夫?うん。みてみるね・・・。」
俺が股間から手をどけて祠に腰かけると、みこしちゃんは、
俺の足元に跪いてまじまじとちんぽをみつめた。
「どのへんが痛いん?よくわからんよ・・・。」
「舐めてみてくれ。痛すぎてどこが傷ついているのかわからない。」
もし本当に傷ついているのなら、舐めてほしいなんていうはずもないのに、
素直なみこしちゃんはおそるおそる俺のちんぽを舐めはじめた。
「ここ?それとも、このあたり?」
ツインエンジェルのSS希望…(泣
ちんぽを舐めながら、みこしちゃんは上目づかいで確認してくる。
興奮で充血したちんぽが、びくびくと脈打つ。
「も、もう全部舐めたよっ!傷ついてなかったんだよね?」
硬くなった俺のちんぽに怯えたのか、みこしちゃんが体を起こした。
「いや、ここが痛い。舐めて治してくれ。」
俺はみこしちゃんの腕を掴んで、カリのところを指さした。
「えっと、こう?」
ちろちろとカリを舐めるみこしちゃんは、恥ずかしそうで、
ちょっと興奮しているみたいで、かなりヤバい。
「もっと口に咥えるようにして、口の中で優しく舐めて・・・。」
みこしちゃんの頭を押さえて、強引にちんぽを咥えさせる。
「んんっ・・・んーっ!」
俺の手が頭を押さえつけるのを嫌がりながらも、従順にカリのところに
舌を這わせるみこしちゃんがかわいくて、俺はつい口内発射してしまった。
「ううっ!」
逃げようとするみこしちゃんを押さえつけたまま、余韻を愉しむ。
口の中の精液を吐き出せなかったみこしちゃんは、仕方なく、ごっくんした。
「おっちゃん・・・ヒドいやん・・」
ようやく俺の手から逃げ出したみこしちゃんは、泣きながら抗議してくる。
「ごめんごめん。おわびにみこしちゃんのことも気持ちよくしてあげるから。」
力ずくで祠の上にみこしちゃんを寝かせて、下着を剥ぎ取った。
「いいよっ!いやっ!みないでっ!」
「なんだよ。おまんこが濡れているのがそんなに恥ずかしいのか?」
みこしちゃんのおまんこは、興奮でかなり濡れていた。
みこししこしこ
回文かとおもた
乙女スレ落ちたね
保守的に神たまの続きを投下しますが、
他作品の投下がないと、
みこしちゃんがやられちゃうよ
誰か助けてあげて!
俺はみこしちゃんの割れ目を下着の上からなぞった。
「…ん、ぅ…、恥ずかしいよ…誰かきちゃう…」
確かにここは外の為、いつ人が来るかなんて、分かったもんではない。
「おっちゃん、駄目だよ…いやや」
割れ目をなぞると、クチュッと音がした。
「おっちゃん…」
「ああ、直に触ってほしいんだよね」
「ち、ちがっ…」
そう言うと、俺は下着の隙間から指をいれ、直に割れ目をなぞった。
乙女スレが落ちた・・・だと?
ちくしょうこれだとまたパチジャンルのエロが縮小する一方だ
規正もやばいのが通ろうとしてるし勘弁してくれ
478 :
神たま:2010/03/10(水) 00:23:12 ID:Xm5diyKP
続きです。
「…ふ、ぅん…っぁぁ…」
「みこしちゃん、声もらしたら人が来ちゃうよ?いいの?」
「……っっ」
(いやや…だけど変な感じ…)
そう思っていた時、おっちゃんはいきなり触るのをやめた。
「そうだよなっ、こんな所じゃ止めておいたほうが良いよな。
でも、みこしちゃん、せっかくだから俺と遊ぼうか」
「『だるまさんが転んだ』でもやる?」
(ふふっお楽しみはこれからだぜ…みこしちゃん)
479 :
神たま:2010/03/10(水) 00:25:47 ID:Xm5diyKP
おっちゃんと一緒に人気のない森に移動する。
止めて欲しかったはずだけど、今は違った。
身体の火照りが冷めない。
身体が疼く…。
濡れたあそこにくっついた下着が気持ち悪い。
「みこしちゃん、じゃあ俺が鬼やるね」
「……う、うん」
「だーるまさんが……」
「転んだ!」
みこしちゃんは、足を進めようとするが、
擦りあうたびに疼くあそこが気になり、なかなか前に進めない。
「だーるまさんが…」
一歩進むたびに、何故か快感が身体を突き抜ける。
乾いてくるはずのあそこも、逆にどんどん濡れていっているような気がする。
(なんで…?)
「転んだ!」
みこしちゃんは、ふらつきつつも頑張って状態を保持している。
だが、顔は紅潮し息も荒く足をもぞもぞさせている。
(どうやら効いてきたみたいだな…)
480 :
神たま:2010/03/10(水) 00:34:06 ID:Xm5diyKP
俺は今日、招キングに[またたび]を持っていき、
特製の媚薬と物々交換してもらっていた。
使い用がないと愚痴っていたが、先程みこしちゃんの
あそこを触ったときに塗っておいたのだ。
流石に神のアイテム、抜群の効き目らしい。
「みこしちゃんさ、他にもっとしたいことあるんじゃないの?」
「正直に話してごらん?」
「あ、あの…さっきの…」
「そんなんじゃわかんないよ?」
「さっきの続きを…お、お願い…」
耳まで真っ赤にして相当恥ずかしいようだ
「続き?嫌がってたのに?」
と意地悪く焦らしてみると
みこしちゃんはトロンとした泣きそうな瞳で、俺に抱きついてきた。
「おっちゃん…お願い、はやくして、おかしくなっちゃうょ…」
「じゃあ、下着脱いで足開いてよく見せてみなよ」
(恥ずかしくて、そんなことできないよ…)
(でも、そんなこといってられへん…)
みこしちゃんは恥じらいよりも快楽をとる方が重要と
判断したのか、下着を脱いで足を開いて見せた。
「これで、ええんやろ?お願い…おっちゃん」
アニメ版うみものがたりで小島×夏音SS投下します
非エロ 需要とか知らない 大したことしてないのに無駄に長い
ではれっつらごー
「死にたい」
というのが自分の口癖であるのは、自分をよく知る人間にとっては既に周知の事実であり
自分自身もそれを否定することはしない。間違いなく自分の口癖は「死にたい」である。
ただ一つだけ訂正を加えるとするのであれば、この言葉は彼女にとって口癖で『あった』と過去形にするべきであるということだ。
自分、宮守夏音は自他共に認める邪悪系少女だ。 目を合わせれば呪われ、近くにいると悪いことが起き、話せばその邪悪が伝染する。
……というのが既に過去のものになりつつあるという事もまた、自他共に認める事実である、と思う。
少なくとも、少し前のように目に見えて自分を避ける人間は減った。
クラスで事務的なことがあれば普通に話せるし(前は目をそらされながら話されるのが大体だった)
班分けをする時もちゃんと声をかけてくれる女子もいる(前は必ずクラスで最後の一人になった)
それに何よりも、胸を張って友達と呼べる子たちも増えた……と、思う。
まあとりあえず何が言いたいのかというと、自分は既に「死にたい」などという言葉を頻繁に口にしていた頃の
何事も後ろ向きに考えて、すぐそんなことを言うような人間ではなくなりつつあるのだということだ。
それはほんの少し前、正確に言えば夏休みの時期に出会った一つの出来事。
それが世界にとって大きいか小さいかはさて置いて、自分にとってはかけがえのない人や物との出会いだった……が
きっかけとなった事は、自分の中で否定の仕様がないし否定する気もない。
そのきっかけ、彼女たちとの出会いや別れ、そしてその中で育まれた思い出は、きっとこの先自分が生きていく中でも
とても大きな意味を持つ大切な宝物であるはずだろうと自分は思うから。
さて、自分がこんな長ったらしい前置きをひと夏の美しい思い出まで持ち出して語ったのにはもちろん理由がある
要するに自分が言いたかったのは……既に二度目ではあるが、自分がもう「死にたい」などという言葉は滅多に口にしないと言う事なのだ。
そして、それを分かった上で今現在言わせてほしい言葉がある
「死にたい」
いや、分かっているとも。 あれだけ長くもったいぶった事を言っておきながら、結局変わっていないではないかと。
気持ちは分かる。自分だって第三者の視点から今の自分を見たら皆と同じようにズッコケた後で盛大に己を非難している事であろう。
が、それを踏まえた上でも言わせてほしい。言わなければやっていられないのだ。「死にたい」と
だって、そうだろう……
「…………こ、小島?」
「…………すう」
そろそろ夏も本格的に終わりが見える(といっても天神子島の夏の終わりは多くの人が思い描くソレとは少し勝手が違うかもしれないが)頃
程よい陽気の気持ちよさと、網膜を刺激する陽光を受けてまどろみから覚めた自分の目の前に……ああそう、目の前だ。紛う事なき目の前だ。
距離にして10cmもない、それこそ神経を少し尖らせれば呼吸すらも感じてしまえるその距離に、彼氏の寝顔があったりしたら
しかも、何故か自分の体はその彼氏の腕にがっちり腰やらどこやらをホールドされて動けないなんていう状況になったら
……ええ、はい、もう一度言わせてください。
『死にたい(↑)』
そもそも、どうしてこんな事になっているのか思い出す事を、目覚めた瞬間のパニックで忘れていや夏音は
今一度、それをするために自分の心を落ち着かせてみることにした。 深呼吸深呼吸、と小さく呟く。
「すぅー、はぁー」
「んぅぅ」
(うふぇあいひゃぁ!)
およそ、年頃の娘が発するものとは思えない奇声を、心の中と表情だけで発するという器用な真似をしながら夏音は驚く。
自分が深呼吸をしようと思ったところ、その息が小島の前髪を撫で、その髪が彼の顔をくすぐったところ
そのくすぐったさに耐えかねたのだろうか、眠っていて無意識の小島が身じろぎをした。
無論、ほとんど隙間なく密着しているような状態でそんな事になれば夏音の体にも色々と影響があるのは道理という訳で
(ぎゃー! ぎゃー! 近い近い! さっきより近くなってるぅー!)
その結果、小島の顔は先ほどよりも僅かではあるが確実に近い位置まで来てしまっていた。 だいたい5〜6pあるかないかというところだろうか。
そんな状態になってしまってリラックスなどできよう筈もない。
顔をゆでだこさながらに真っ赤にした夏音がその数分後ようやく落ち着けたのは、そのパニック状態にとって体力の大半をどっと奪われたからに他あるまい。
(な、なんでこんなことに……)
今度こそ夏音は落ち着いて思い出してみた。 目を瞑って小島の顔を見ないようにする。
視覚という感覚器官を閉ざしてしまったが為に聴覚その他が鋭敏になってしまい
小島の匂いやら寝息やら、自分の丘に打ち上げられた魚以上にびちびちと跳ね上がる心臓の音まで明確に感じるようになってしまった気がしたが
そこはもう気合で無視することにした。 でないと結局このまま堂々巡りだということは夏音にも分かったからだ。
だがその分、顔の赤さがさらに増すのは避ける事が叶わなかったが。
(え、えーと……)
少しだけクールダウンした頭で必死に状況を整理する。 確か今日は……そう、ウチで勉強会をするという話であったはずだ。
夏休みを終えてからしばらくが過ぎ、そろそろ今後の進路などのことも含め勉強をしないと洒落にならない時期である
という事はほとんどの学生が抱えるそれと同様のように、夏音や小島にとっても大きな懸念の一つであった。
(とは言うものの、天神子島の学生たちは島外の大学などと言った、いわゆる上を目指す事をハナから念頭に置かず
最初から家業を継ぐつもりの者も決して少なくはないので、この言い方にもややの語弊があるかもしれないが)
まあそういう訳で、夏休みの宿題をほぼ手につけていなかった夏音、最近成績がやや下降気味の小島
そして二人の共通の友人であるところの鈴木の三人が、一緒に勉強会を開こうと相成ったのは自然の成り行きと言えるところだろう。
あと一人、大島が参加を激しく熱望していたが、どうしても外せない用事が入ったために床を踏み抜きそうな程の地団太を踏んでいた事をここに記しておく。
勉強会の場所が夏音の家になったのには大した理由はない。三人が問題なく場所を知っていて、行った事がある場所、と言う事で殆ど流れのように決まった。
……ただ、今思うとどうにも鈴木による巧妙な誘導が行われたように思えて、夏音は眉を顰めざるを得なかった。
いや、得なかったと言うよりは鈴木から『ごめん、今日行けなくなった 二人で勉強頑張って』というメールを受けた時にほぼ確信に変わっていたが
まあとにかく鈴木への次に会った時の対処やらなにやらは置いといて、とりあえず小島がここにいる理由はちゃんと思い出せた。
ならば次はお互いにこんな体制になっている理由だ。 夏音はもう一度思考を落ち着かせて黙考する。
鈴木が来ないというトラブルには見舞われたものの勉強会自体は問題なく進行していたはずだ。
自分の分からないところを小島に助けてもらい、小島のひっかかっているところは自分も一緒に考える。
そんな風にお互いに補い合えているのだなという過程はとても心地よく、楽しくて……いや、今はそれはどうでもいい。いやよくない。いややっぱいい。
とりあえずそんな多少のことは置いておくとしても、勉強会自体は普通に、滞りなく進行していたはずなのだ。 ならばなぜ
そう思って、首をかしげるようにした夏音の目に、密着している自分たちの右隣、居間のほぼ中心に鎮座している卓袱台の上に置かれた
麦茶が入った茶瓶と空のグラス二つが飛び込んできた。 それを見た瞬間、夏音は大体のことを思い出す。
(ああそっか、確か休憩挟もうと思って)
確か小島が大きな欠伸をしたのが理由だったはずだ。
目をこすりながら何やらうつらうつらし始めた小島と「眠い? 疲れた?」「いや、大丈夫」というやり取りをしたのを憶えている。
それでもやはり疲れた様子の小島を見かねた夏音がここらで一度休憩にしようと提案したのだ。
小島はほんの少し渋った様子だったが、大した異議も唱えずに夏音のその意見に賛同した。やはり疲れていたのだろう。
自分が麦茶を出すために小島を居間に待たせて台所の冷蔵庫に向かったのも夏音は憶えていた。
小島が、夏音とささいなすれ違いを起こしてしまったあの日以来、それまでに増して熱心に勉学に励むようになった事を夏音は知っている。
その理由が、小島が小さく漏らした学力不足の愚痴であった事、本人にそのつもりはなかったとは言えそれが夏音を僻むような物言いになってしまった事。
そしてそれを言ってしまった小島がその事をとても重く、決して二の轍は踏むべきでない事柄であると受け止めているという事を、夏音は感じていたし、確信していた。
別に自惚れている訳ではない。そも夏音にしてみればあの喧嘩、そしてすれ違いはすべて自分の責任だと思っている程なのだ。
自分の人を好きになること、なられることへの怯えが招いてしまった、そのせいで小島を傷つけてしまった自分の咎だと。
ただ、小島はそうは思わなかったようで……いや、内心思っていたとしてもまずは自分から変わるべきだと考えたのであろう。
そもそも自分が妙な僻みを持たなければ、それで夏音に不快な思いをさせない男であったならば……そう考えての行動に違いない、とは流石に鈴木の弁だ。
まあ、元々彼が変に責任感が強いというか、妙な事まで背負い込んでしまう性分なのは夏音も知っていたので、特に否定する事はしなかったが。
というか、正直そう思うとすごく嬉しいところもあったりで
閑話休題。
と、そんな感じで毎日勉強に勤しんでいて疲れているであろう小島を休ませるために休憩を提案した夏音は
台所で使い慣れた茶瓶とグラスを盆に乗せ、居間へと戻った……のだが
「あれ?」
「すぅ……すぅ……」
そこでなんとも穏やかに寝息を立てながら眠ってしまっている小島を見つけたのだ。
「……なによ、やっぱり疲れてたんじゃん」
怒ることはしなかった。
少し自分に、引いては小島に甘かったかもしれないが、今日の分で目標にしていたくらいの勉強はほぼ終えたつもりであったし
何より、傍目に見てもとても深い眠りに入っている小島を起こすことが夏音には躊躇われたからだ。
机に突っ伏すように、ではなく、床に完全に体を預け、赤ん坊が母の胎内にいる時のそれと同じような格好で眠る小島を見て
夏音は彼の体に自分が思っていた以上の疲労が溜まっていたのだろうなと結論付け、柔らかく微笑んだ。
小島を何かの拍子に起こしてしまわぬよう静かに盆を卓袱台の上に置き、同じように小島の隣にすっと座り込む。
隣で眠っている小島は本当に気持ちよさそうで、先ほどとは打って変わっていたずらをしてやりたい衝動に襲われる。
もちろん、さっき寝かせてやりたいと思った矢先そんなことはしなかったが、夏音はどうしてもその衝動自体を抑えられなかった。
(かなりぐっすり寝てるし、大丈夫だよね)
身を屈め、自分の顔を覗き込むようにして小島のそれに近づける。
なんだか小さい子供が、親にばれないようにいけないことをしているようなそんな愉快な気持ちが沸々と湧き上がり
夏音は頬が緩んでしまうのを止められなかった。
恐らく鈴木あたりが見れば夏音にしては珍しい表情だと驚きながらも、まあ小島くんの前なら〜と納得をしたことだろう。
しかし、夏音のそんな表情は彼女が小島に徐々に近づくにつれてなくなっていった。
(……前から思ってたけど、こいつ男のくせにやたら細いし輪郭とか綺麗……うわ、睫毛なが)
茶目っ気のある幼子のような顔から、やや恍惚の気配を帯びた少女の物へとなっていく。
夏音自身は気づいておらず、また気づいても必死で否定したであろうが。
そのときの夏音の状態が俗に言う「見蕩れる」と呼ばれる物であるということを、十人の第三者が見たら間違いなく十人ともが否定をしないだろう。
もちろん、現実問題としていまこの場には夏音と意識のない小島しかいない訳なので、そんな事を言っても詮無き事ではあるのだが。
(……)
そう、今この宮守家には夏音と小島の二人しかいない。
本来は夏音と小島、それに大島と鈴木の四人がいたはずだが、先述した通りの理由で後二人はここにおらず
加えて夏音の母、宮守都も今日は所用がどうとか言うことで出かけて夕方近くまで戻らないと言っていた。
この辺りにもまた鈴木と母の妙な画策というか企みを感じずにはいられなかった夏音だったが、今の状況を鑑みるに結果としては良かったのかもしれない。
何しろ今の蕩けた目、上気した頬、何度も噛み締められる唇、そんな自分の姿を見られていたら、夏音は死にたいなどという台詞を言うその前に
自分自身が海に飛び込んでいたかもしれないからだ。
「小島……」
知らず知らずの内に名前を呼んでいた。小島は答えない。
もちろん夏音もそれを見越していたのだろう、特にうろたえることはしなかった。
しかし、その瞳に寂しさを称えたような翳りがやや現れ、潤んでいた目がさらに潤んで輝きを増す。
かなり鈍い反応ではあったが、ことここに及んで夏音は自分の思考を睡魔が支配しつつあるのを自覚していた。
小島ほどではないにしろ、自分も長時間集中して机に向かっていたために疲れが累積していたのであろう。
それに小島が眠ってしまっても無理のないほどの程よい気温が、夏音のその睡魔と思考の靄に拍車をかけた。
その時の夏音は、自分が眠くなっていくのを自覚しながらもそれを止められず、しかして体はそのぼやけた思考に従って動くという
なんとも奇妙な状態ではあったが、故に誰も、夏音自身も夏音の行動を止める事は叶わなかった。
「小島……」
「……」
やはり返事はない。
夏音はその空しさや寂しさを紛らわせるかのように……否、それらの穴を埋めるものを求めるかのように
小島のその薄く開かれた唇へと自分の唇を近づけ……近づけ……
そこで、夏音の記憶は途切れた。
* * *
(…………いや、いやいやいやいやいやァァァァ!!)
回想というなの場面を跨いで引き続き、夏音が心の中でのみ挙げている悲鳴である。
ここまでくれば器用の一言で、よくそこまでの叫びを心の中だけで留めておけるものだなと
夏音はどこか人事のように思っている自分がいることに気づいた。というかそうでもしないとやっていられなかった。
(ま、待って!? ひょ、ひょっとして私……こ、小島にき……ききききす、きす……)
『鱚?』
(いやそっちでなくて!)
いきなり脳内に現れてまた素っ頓狂な切り返しをする今は遠いところにいる親友の幻影にツッコミを入れながらも
内心はそんなことしている場合じゃないだろうとばかりにパニックに陥っていた。
その感情の乱れっぷりたるやかつての邪悪モードやセドナの精神汚染の比ではない。文字通り『壊れた』と形容して差し支えないだろう。
小島と抱き合うような形で横になっている事、彼の寝顔に我を忘れて見蕩れていたこと、あまつさえ彼と唇を触れ合わせ
しかもそれらすべてが(確固たる正気でなかったとしても)自分の意思と行動によって齎されたことであるということ
そのことを自覚した夏音の心境は『穴があったら入りたい』そのままで、さりとて体を目の前の彼にしっかりと固定され穴に入る事も許されない
もう何が恥ずかしくて何が恥ずかしくないのかすら分からなくなってきそうな羞恥の中で夏音はやはりこう呟いた。
「…………死にたい」
「ん……」
ビクッ、と自分の体がはねたような感覚に夏音は襲われた。
当然だ、こんな状況のこんな体制、しかもこんな顔の自分を彼に見られたら今度こそ自分はどうなってしまうのかが分からない。
その羞恥と恐れが自分の体を跳ね上げさせた……ような、気がした。
実際のところ、夏音が自分で思ったほどには体は動かなかったらしい。その証拠に小島は目を覚まさず、少し息を吐いたのみだった。
「はあ……」
夏音は安堵のため息をつくと、自分が先ほどよりかは幾分落ち着いていることに気づいた。
恐らく、先ほどの小島の寝息で彼が目覚めてしまうのではとゾッとしたせいだろう。いわゆる血の気が引くというやつだ。
先のような状態がずっと続いていては自分の身が持たなかったであろうことは容易に察せられたので、どんな形であれ落ち着けた事には夏音はほっと息をついた。
それから、そのようやく少しばかり落ち着いた思考で改めて今の状況を思う。
(私が寝ちゃったのは分かったけど、そもそもなんでこんな体制に?)
そう、確かに自分が小島のすぐ隣で寝入ってしまったのは思い出せたが、さりとて何故こんな体制になっているのかは分からない。
自分でそうした口付け……はまあ、ともかくとしても、流石に抱きついて一緒に眠ろうとするような勇気は寝ぼけ眼の自分にもない筈……だと思いたい
(ん、抱きつく?)
そこではたと夏音は気づいた。
そうだ、自分がなぜ先ほどから動くことすら叶わないのか、それは自分ではなく小島の方が夏音を離さないとばかりにその両腕で抱きしめているからだ
つまりこの体制は、自分ではなく小島の方から齎された行動の結果と言うことになる。
一瞬夏音は、まさか小島が狸寝入りをしていて自分の口付けの後に眠りについた自分を抱きしめたのでは、と思ったが、次の瞬間に却下した。
小島はそもそもそういうタイプの人間でも、そんな演技ができるような器用なタイプでもない。
自分が心地よさそうに眠る小島を確かに見たというのであれば、それが恐らくは全てのはずだ。では何故、と考えて
(ひょっとしてこいつ……寝相、悪い?)
という結論に至った。
やや突飛な発想ではあったものの、他に思いつく候補がなかったので恐らくはこれが正解だと見て間違いないだろう。
考えてみれば当然のことで、小島には眠っている女子を不意打ち気味に抱きしめたりといったハングリーな面はない
消極的というわけでないにしろ、積極的なわけでもないのだ。そのくせ、衆人観衆の前で告白するという変な強引さは持ち合わせているが。
「……ぷっ」
そう思うと、なんだか途端におかしくなって夏音は小さく噴出してしまった。
寝ぼけてすぐ近くにあるものを抱いて寝てしまうなんて、まるで子供のようではないか。
なまじ、小島は童顔気味で声も高いので、そのイメージが妙にハマってしまってまたおかしさを誘う。
ひょっとして家では抱き枕なんかを使っているんじゃないか? などと思うとくつくつと笑いを堪えずに漏らしてしまっていた。
「んっ、ぅ……」
その笑い声を受けてだろうか、小島がまたも身じろぎするが流石にもう夏音はうろたえなかった。
先ほどから何度もバカのようにこの過程を繰り返して慣れたというのもあるが、小島がほとんどの確率で起きてこないだろう事が分かったからだ。
小島は多分、一度眠るとどっぷりと熟睡するタイプだ。夏音自身も結構その系統の人間であるので、その辺りはだいたい分かる
このテのタイプはよほど気合を入れて起こそうとしない限り反応はしても決して起きない。
逆に言うと、規則的な生活を送ろうとする分には体が欲しい分の睡眠をきっちりと取るので丁度いいと言えるのかもしれないが
今の小島はその規則的な生活を変えてまで勉強に打ち込んでいるのだ、尚のこと簡単には起きないだろう。
流石に頭も冷えて冷静に思考できるようになってきた。さて、そろそろ真面目にこの状況から抜け出す手を考えないと
「み……や、もり……」
前言撤回。頭が一瞬で沸騰しかけた。
え、なんで? まさか起きた? さっきの笑い声で? いやいやアレだけして起きなかった人間がそれだけで起きるとは
じゃあ何? 実は思ったとおり最初からずっと狸寝入りだった? いやそれこそまさか、いやしかしだとしたら
自分がしたことは全て彼に見られていたということに、覗き込みも、赤面も、きっ、ききききき、きっ
『鱚?』
いやだから違うって!
などと、そんなことをぐるぐると考え、今度こそ夏音が思考のループに突入しようとした時
「ぐう」
と、そんな暢気な声とも音とも取れない寝息が再び聞こえてきた。
(ね……いき?)
そう、寝息である。
さっきまで自分の名を呼び、目を覚ましたのではないかと自分を極大のパニックに陥れた張本人は
相変わらずそこで幸せそうな寝息を立てながら眠ったままでいた。
(な……なんなのよぉ……)
今度こそ体から力が抜けたようにぐったりとする夏音。
こんなにもどっしりとした倦怠感に包まれるのはセドナに闇の波動をかけられて以来だ、と割と本気で思う。
……いや、というか待て、と夏音ははっと気づいてもう一度小島の顔を見やる。
「……」
寝てる。確かに寝てる。何度でも言うがこれがフリだとは考えられないほどの完全な熟睡ぶりだ。
では先ほどの自分を呼ぶ声はなんだったのか、そう夏音が再び考えを巡らせようとすると再び
「みや……もり……」
呼ばれた。やはり寝息などを聞き間違えた訳ではない。確かに自分の名前を彼は読んでいる。
しかしながら、彼はまぶたを閉じたまま意識を戻していない。ここから導き出される、あまりにも簡単すぎる結論、それは
(…………寝言?)
それ以外にはないのだろうな、と夏音は思った。
よくよく考えてみれば当然のことなのだ。明らかに深い眠りに入っている人間が、言葉を発するその意味。
寝言。あまりにも簡単すぎる結論で、夏音はなんとも言えない脱力感を味わう。
先ほどの自分はそんな簡単なことにも考えが回らないほどに慌てていたのだろうか、なんとも情けない話である。
(死にたい……)
本日何度目であろうか、この状態になってから心の中で繰り返し唱えすぎてもはや回数を把握していない。
……何か、無性に昔の自分に戻って邪悪オーラに身を委ねたい衝動に襲われている自分がいる事に夏音は気づく。
といってもまあ、自分で意識できてはいる辺りそこまでひどい類のものではない。
ただ単純に、小島が目を覚ましたときにちょっとキツめの恨み言の一つや二つぐらいぶつけてやりたいなと思ったぐらいだ。
それぐらいなら許されるであろう? 自分がこれほどまでにてんてこ舞いな状況に置かれて四苦八苦しているというのに
目の前のこの男ときたら幸せそうに寝息を立てるのみでこちらの苦労など知りもしない。ちょっとぐらいは文句だって言いたい。
過去の一件以来、夏音は小島との些細なすれ違いを起こさぬように、出来るだけ誤解の受けるような行動派は慎むようにしているが
それでもここはひとこと言ってやらないと気がすまないと夏音は思っていた。
何もそんな大げさな話ではない。ちょっとふくれっ面をして、小島に対して人の家で寝入ったことをほんの少し指摘してやれればいいのだ。
それで円満解決。喧嘩だって起こらないだろうし小島だってすまなそうに笑って謝ればそこでおしまい。後腐れなどなし、という考えだ。
自分にしては珍しい考えと行動だなと夏音は自分でも感じてはいたが、それはきっと
いや、決して悪い方向に自分が変わったのではない、むしろいい兆候なのだろうと…………そう思う。
と、なにやら思考が綺麗に纏まりかけていたその時、そんなようやく纏まりかけていた彼女をの思考をも吹き飛ばす出来事が起きた。
「……ん、みや、もり」
寝言だ。流石にもう動揺しない。
声の出方や息の入り方、微妙なイントネーションの違いからでもそれが寝息であることは十分に分かる。問題はそこでなく
小島がその発した寝言と同時に起こした行動の方にあった。
「んひっ」
え、これ自分の声? と疑うような高く普段の彼女からは想像しにくい嬌声が夏音の口から漏れる。
そんな声が漏れたのは、小島が寝言を呟きながら右腕で掴んでいた夏音の腰を強く引き付けたからに他ならず
そしてまた、それによる身体的密着がさらに増えたことへの夏音の驚きの声でもあった。
「ちょっ、ちょっと……あぅ」
分かってる。小島は眠っている。だから自分のこんな蚊の鳴くほどの声で抗議したところで意味はないであろうことは
しかしそれでも漏れてしまった。小島の吐息や鼓動、ともすれば血の流れまでを今までにない距離で感じてしまっているような気がした。
逆にそんな状況で声を出さずにいられる者がいるというのなら、是非ここにきてそのコツを自分に教えてくれと思う。
「宮守……みや、もり……」
嗚呼、と夏音は唐突に、しかし同時に嫌と言うほど再確認した。こいつの寝相の悪さは筋金入りだ。
きっと夜眠る前はベッドから落ちないようにと戦々恐々としているに違いない。
「宮守」
ドクン
そしてもう一つ……再確認する。こちらは本当に唐突だ。悪く言ってしまえば脈絡がない。
さっきまで目覚めた目の前の男に恨み言の一つでも言ってやろうと思っていた口で何をと思われるかもしれない。
だが、それでもその時、例え唐突だったとしても、夏音は確かに強く再認したのだ。
嗚呼、私は……彼に、とても強く想われているのだと。
だって、そうであろう? いったいどんな夢を見ているというのか
寝言で恋人の名前を呼ぶなどと、まるで少女漫画のような事をするような男が現実に目の前にいる。
それと同時に、まるでその声に呼応するかのように、自分を呼ぶ度に強く自分を抱きしめる腕がそこにある。
そしてそれらは全て、彼の、自分への想いが為している業なのだということを、これでもかというほど強く実感させられた。
確たる理由なんてない、例え夢の中でも、夢の中の自分にさえそんな声で、そんな力で接してくれる彼をすぐ近くで感じて
それで、どうやって彼の気持ちを無視しろというのだろう。
そんな、いっそヤケクソとも言っていい思考が、彼女の中の迷いという名の歯止めを壊すのに、さほど時間は必要なかった。
その堤防は、彼女の心から溢れる好意という波によっていとも容易く決壊する。
嗚呼、拘束されたから、そのせいで恥ずかしい思いをしたから彼に仕返ししてやろうなどと思っていた自分がどこか遠くに感じる。
今自分の中には嬉しさと愛しさしかない。そうまでして、自分なんかを求めてくれる彼への気持ちしか……
「こ……じま……」
「みや……もり……」
繰り返すが、小島の方は寝言である。
それでも尚、自分の声に反応したかのように呼び返してくれた小島に夏音の鼓動は跳ね上がる。
ほとんど距離など存在しないような間隔で、夏音は小島の顔を見上げる。
先ほども見た長い睫毛に、整った輪郭、髪は適当に切りそろえてあるのであろうか、少なくともきちんとしている風ではない
それから、唇。
その一点の部位を見つめた瞬間に、自分の顔の体温がまた爆発的に上昇したのを感じる。
さらにそんな真っ赤な自分の顔が、すぐ目の前にある小島の眼鏡のレンズに反射され、はっきりと自分で確認できてしまったのが
夏音の顔の赤みによりいっそうの拍車をかけた。だがしかし、その赤面は羞恥ではあっても躊躇いではない。
「小島……」
夏音は、愛しい者の名を呼びながら、その彼自身の腕の力に従うようにして近づき
そして、ゆっくりと目を閉じた。
その決定的な瞬間がくる少し前
時間にしてコンマ一秒にも満たないであろう時間の中で、夏音は誰に言うでもなく心中で宣言した。
訂正する。
死にたくなんてない。
今死んだら、それこそさっきなんかよりもずっと、死にたいほど後悔するから。
だから……自分が今、どうしようもなく幸せに生きていると、そう感じさせて。
愛してる。
終わりです。
小島×夏音でした。 ええ、好きですこのカップル。
身近でもネット上でも、同意を得られたことがほとんどないんですけどね
ていうかあまー
最初こんなあまくするつもりなかったんだけどな
途中で小島が起きて夏音がうがーってなるギャグテイストのつもりだったのにいつの間にかこんなになってた
あまいのこわい
この後二人がどうなったのかはみなさんにお任せします
小島が起きて夏音ちゃん大パニックなのか、都さんか鈴木が来てやっぱり夏音ちゃん大パニックなのか
あれ、どっちみち大パニックしかねーや、不思議
空人のキャラだけでスピンオフ作品作られないかな
夏音と鈴木と小島と大島メインでたまに小島と夏音がイチャイチャするような日常アニメ
ないか。
492 :
神たま:2010/03/10(水) 08:43:17 ID:Xm5diyKP
>>491 乙です。
最近、俺しか投下してる人がいなかったので
投下があり安心しました
もっとこのスレが盛り上がってと願うばかりです。
493 :
神たま:2010/03/11(木) 07:21:52 ID:TiVbOu5Q
みこしちゃんのあそこを見ると赤く充血しており、ヒクヒクと動いている。
そこにいきなり、指をズププと入れて見ると、
「ふぁっ…!あぁぁっ!」
とみこしちゃんの腰がビクンと跳ね上がる。
おそらく誰の侵入も許したことがないであろう、
みこしちゃんのあそこに最後まで指が入ってしまうが、
媚薬のおかげで痛みはないようだ。
しばらく指を動かさずにじっとしている。
すると串刺しにされたまま、みこしちゃんは腰をもじもじさせ始めた。
「どうした?」
俺が熱い内壁を指で探りまわすと、みこしちゃんは目をつぶる。
指が動くたびに頬がさらに赤くなり、きゅっと唇を噛みしめる様子が見えた。
俺はそれから指をゆっくりとみこしちゃんの陰唇を巻き込むように引き出していく。
みこしちゃんはある地点で目を見開いた。
「あぁぁ……っ!」
「この辺が気持ちいいんだな?・・・
いやらしいなぁ、みこしちゃんは」
俺は指を途中で止めて少女に話しかける。
みこしちゃんの頬は火照りきっているが、懸命に首を横に振る。
「ち、ちが…」
俺は、指を挿入しては引き抜きを繰り返してみる。
494 :
神たま:2010/03/11(木) 07:23:36 ID:TiVbOu5Q
「ちょっ、ちょっと待って!」
「あ、あかんっ…変になっちゃうぅ…!」
指の出し入れの度に、くちゃん、くちゃんと淫水の飛び散るいやらしい音をさせながら、
みこしちゃんの秘芯は二本の指を雑作もなく呑み込んでいく。
みこしちゃんは指を打ち込まれるたびに、腰を跳ね上げる。
「いややっ…こんなの……おかしくなっちゃう!」
俺は蜜汁にまみれたみこしちゃんの淫裂にヌッチャ、ヌッチャと
激しい指の出し入れを繰り返すたびに、
生きのいい海老のようにのけぞるみこしちゃんの耳元にささやく。
「気持ちいいんだろ?俺に入れられるのは初めてなのに、
こんなにイヤらしく全部指が入っちゃうなんて…
子供なのになんてスケベなやつなんだ!」
真っ赤な顔をしたみこしちゃんは首を振っていやいやをする。
「違うっ」
その間も指は止まらず、クッチャ、クッチャ・・・とぬるつきを増し始めた淫裂への抜き差しを繰り返す。
495 :
神たま:2010/03/11(木) 07:25:09 ID:TiVbOu5Q
俺はピチャ、ピチャと液体を飛び散らせながら、
手のひらを股間に打ち当てるほどに指を挿入する。
「ふぁっ!あかん…あかん……」
みこしちゃんの腰がぐぐっとせりあがってきた。
大きな瞳を潤ませながら、口を開けてはっはっと規則的な息を吐く。
「イキそうなんだな?・・・みこし」
「なんか変・・・身体が変になっちゃうっ」
「それをイクというんだよ。もういつでもイッていいぞ」
みこしちゃんはぼんやりした頭を懸命に振り、耐えようとするが、
口が開いて声にならない喘ぎを漏らしているばかりだ。
その時、中指の腹がみこしちゃんの膣の上側のざらつきを探り当てた。
「はぁぁあっ!!」
その時極限まで反り返らせた柳腰が、俺の征服欲をさらにかきたてる。
(だめぇ…!!!!)
496 :
神たま:2010/03/11(木) 07:26:37 ID:TiVbOu5Q
指の間からは液体がしぶきを上げてまき散らされ、回りを点々と濡らした。
痙攣を続けた後、みこしちゃんは長距離走の
後の様な激しい呼吸で、余韻に震えていた。
難なく二本指を呑み込み、潮まで噴いて絶頂に達したみこし。
無臭だった淫裂からは、ツンと酸味のある
淫らな愛液の香りがしていた。
みこしちゃんが快感にむせび、
悲鳴をもらすたびに、甘酸っぱい香りが匂い立つ。
みこしちゃんが感じれば感じるほどその匂いが
濃くなり、淫靡さを増してくるのだ。
俺の舌が獲物を前にした肉食動物のように
唇をペロリとひと舐めした。
「いやや…ああ、待って!…いやあっ!」
危険なものを感じてみこしちゃんは悲鳴をあげ、
腰をばたつかせて逃れようとする。
497 :
神たま:2010/03/11(木) 08:39:16 ID:TiVbOu5Q
その途端、舌は期待にたがわず長く伸び、
指先で大きく割り開かれた花唇の間にするりと滑り込んだ。
「あぁあぁぁっ…あぁぁ!」
舌はまるで生き物のようにうねうねと蠢き、
媚薬で敏感になった果肉を舐めさする。
その度にみこしちゃんは耐えきれないように
状態をのけぞらせ、食いしばった歯の間から
押し殺した悲鳴をもらした。
神様のたまごとしてのイメージからは
想像もできないほど淫らな大股開きで、
痴態をさらしているみこし。
一糸も纏うことを許されず、奴隷の様な格好で
両手を後ろ手に縛り付けられている。
俺の舌の動きがいっそう激しくなり、
みこしちゃんの股の間からペチャペチャと淫靡な音がしてきた。
男が少女に聞こえる様にわざと音を立てて
みこしちゃんの泉を啜っているのだ。
「い、いやゃ……そんな、ああっ!」
自分の恥部から淫らな音を発していることに耐えきれず、
みこしちゃんはかわいい顔を苦しげに歪め、首を左右に振り立てる。
498 :
神たま:2010/03/11(木) 08:41:13 ID:TiVbOu5Q
俺が唇を細く突き出し、割れ目の上の
合わせ目の部分に差し出した途端、
みこしちゃんのよがり声がいっそう甲高くなる。
みこしちゃんの急所を吸い上げたのだ。
あのほんの小さな肉突起が、少女を狂わせるのだ。
(そ、そこ、やばいよぉ…)
みこしちゃんは羞恥に身悶えした。
俺はためらいもなくさらに突起を舌で舐め上げた。
499 :
神たま:
「はぅぅ!舐めちゃだめッ!」
包皮を舌で剥き上げ、肉芽をしゃぶり立て、
連続してしごき上げる。
「いやぁぁっ……そこはっ…あぁん…だめぇ」
みこしちゃんの身体がゴムまりのように跳ねる。
「あんっ…こんなのぁ……はぁはぁ…」
繰り返しクリトリスを舐め上げ、
執拗に刺激を続けると、みこしちゃんの
淫裂からはさらにぐちょぐちょと、
粘度を増した愛液が流れ出てくる。
足先の指がきゅっと折り曲げられるの見えた。
「あぁっ、も、もうダメ…」
さっき指で犯された時と同じように、
腰のまわりがジンジンと痺れ出していた。
「またイキそうなんだな?みこし」
俺はさらに突起や淫唇を舐め上げる。
「でも今度イク時は必ず『イキます』と言うんだぞ」
「そんなっ…あぁん」
「言わないと、イカせてやらないからな」
「ううぅ……」
みこしちゃんががっくりと頭を垂れる。
俺はここぞとばかりに集中してクリをねぶり続けた。
クリトリスだけを執拗に責められ、
抗いようもなくみこしは昇りつめていった。
「や、やだっ、あぁん、ああああ、い、イクッ、イッちゃうぅ!」
みこしは大声で喘ぎ、激しい痙攣の後、
ぐったりと地面にもたれかかった。
みこしは俺のクンニで2度目の絶頂を迎えたのだった。
「他の作品の投下があったから、ちんちんを入れるのは勘弁してあげるよ」
「えっ…?」
「また、遊ぼうね…みこしちゃん」