1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 16:29:53 ID:t8FHeWmW
2
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
>>6 何もなかった
普通に埋まって普通に次スレに移行した
そう思っておくのが吉かと
セシルさんが時々無駄にセクシーだったのはなんか意味あるのかな。
ゼロから第二回特区日本参加表明があったときの胸元おっぴろげドレスとか。
綺麗なお姉さんに見えてセックスしまくってたらいいのに。
グラストンナイツとか無駄に食いまくってたらいいのに。
ダールトンとギルフォードと3Pやって枯らすまでヤッてたらいいのに。
皇帝ルルーシュを一瞬の隙を見て押し倒して童貞なの知ってあらあらになればいいのに。
怒ったルルーシュに年中発情してろってギアスかけられてもっと淫乱になればいいのに。
先週までやってた最終決戦でニ穴バイブ入れたまま斑鳩に乗ってればいいのに。
ギアスのかかった決死隊に輪姦されて精液でドロドロになればいいのに。
あの胸元開いてたのはえろすぎだわ
ピクドラも凄かった(I期の、みんなで海逝く奴な
ルルーシュの海パンに吹いたがw
埋まったとたん保管庫更新乙です
クロヴィスランドはカオスだったw
ルルーシュ×ニーナ(ニーナ×ルルーシュ?)投下します。6レスほどの予定。
ニーナ捕獲後、アヴァロンでの日々のお話です。
・ニーナのイレブントラウマ事件は、別にニーナレイプとかではなかった。
・ニーナがアヴァロンにきてから、最終決戦までの間(本編での紙芝居時間)は、それなりの日数が
経っている。
・画面に出てきていないアヴァロン内部に関しては、妄想。
・ルルーシュとC.C.はすでに男女の関係にある(あまり関係ない。今回C.C.は出てこない)。
という前提で書いています。それをご承知置きの上、お読みいただけると幸いです。
暴力的な描写や、合意の上でのセックスとは言い難い描写も出てきますので、そのあたりが苦手な
方はスルーしてください。
一応続く予定ですが、きりのいいところできっているはずです。
あと、エロくなくてごめんなさいw
16 :
ニーナの溜息1:2008/09/26(金) 20:42:45 ID:nY2URz+h
それは、甲高い通信音と共にやってきた。
わたしの背後で、セシルさんがやりとりをしているのをなんとなく認識しながら、目はディスプレイに流れるデータを
じっと見つめている。
修正プログラムを打ち込み、変化する配列を確かめる。
「ふぅ」
大きく息をついて、クッションのきいた椅子に深く座り直す。一応予想通りの挙動は見られた、あとは……。
「ニーナちゃん、一息ついた?」
「あ、はい。このプログラムを更新したら、一段落つきます」
ディスプレイからは目を離さず応える。失礼とも思うが礼儀にかまっている暇がないことは、ここにいる誰もがわかっ
ている。いや、アヴァロン全体がわかっているはず。
「あなたのこと、陛下がお呼びなの。私もジェレミア卿のところへ出向くよう言われてて。すぐ終わるなら、終わってか
らでいいんだけど」
一瞬、指が止まる。ブリタニア第99代皇帝陛下……ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。ユーフェミア様の兄にして……
あの男、ゼロ。
「二十分くらいですけど……急いでました?」
「んーん。一時間後くらいでもいいって言ってたから、じゃあ、それが終わったら声かけてね。ロイドさんと打ち合わせ
してくるから」
ぱたぱたと遠ざかる気配。
努めて冷静にキーを打つ。この構造を少し変えて、ここを……。あ、ミス。デリートして……もうっ。
震えてろくにキーも押せない己の指を、もう一方の手で包み込む。
「ユーフェミア様、力をください」
大きく深呼吸して、わたしは、目の前のディスプレイだけに心をつなぎとめた。
「それじゃあ、わたし、一度部屋に寄って、着替えてきます」
わたしたちに与えられた研究室から出て、しばらくいった角で、セシルさんにそう告げた。にっこりといつもの微笑み
を浮かべる彼女は、ここにきてから激務続きのはずなのに、やつれる様子も無い。
「ええ、私は管制室にいくからこっちね。この時間だと……また明日ね。おやすみなさい」
「はい、おやすみなさい」
言われて時計をみやると、もう一時をまわっている。たしかに、ルルーシュの用事がなんであれそのあとはもう寝てお
いた方がいいだろう。いくら、研究が大事でも、いや、大事だからこそ頭が動かない人間は邪魔になるだけだ。
そんなことを思いながら、自室へと足をむける。もう馴れたもので、なにも考えなくても足が動いてくれる。考えてみ
れば、この艦の主が変わる前からつかっていたのだから、当然なのかもしれない。
17 :
ニーナの溜息2:2008/09/26(金) 20:43:16 ID:nY2URz+h
認証コードを打ち込み部屋のロックを解除するのも機械的に体が動いて、頭の中は明日テストする事項のチェックをし
ている。そして、これまた自動的に扉をロックしていた。
アヴァロンは、各部屋の天井には光ファイバーが張りめぐらされ、日がある間は照明をまったく必要としないほどなの
だが、さすがにいまの時間、部屋の中は真っ暗だ。その真っ暗な中……なにかがいた。
「おかえり、ニーナ」
身構えるわたしの耳に届く聞き覚えのある声。ほぅ、とひとつ息をはいて、わたしは鋭い声で応えた。
「ルルーシュ」
照明をつければ、仰々しい皇帝の服に身を包んだルルーシュが、ソファにゆったりと座っているのがはっきり見える。
そういえば、あのデザインは誰がしたの? まさか、ルルーシュ?
「驚かさないで」
思っていたより強い口調になってしまい、自分で少しびっくりする。それほど驚かされたわけではないのだが。半ば予
想はしていたし。
「そんなつもりはなかったんだがな。……すまない。少し考えることがあってね」
「わたしを呼び出したんじゃなかった? なんで、ルルーシュの方が……」
「この報告書によると」ルルーシュはわたしの問いには答えず、持っていた紙の束をトン、と指でついた。「ダモクレス
と黒の騎士団の動向からして、あと五日以内に日本で決戦が行われるであろうと予測されている。だが、俺個人の判断だ
と、決戦までの期間は、三日」
ばさり、とデスクの上に放り出される紙束。
「三日……」
「一応の見通しはついたはずだったな。三日で完成させられるか?」
なにを、とは言わない。あたりまえすぎて、わたしたちの間で、それの名前もやるべきことも語られることはもうずい
ぶん長い間なくなっていた気がする。
正直、三日というのはきびしい期日。だけど……。
「やれる……いえ、やる」
「可能性はどれくら……」
「やるって言ったわよ、ルルーシュ」
言葉を遮って、ぴしゃりと言ってやった。これだけは否定させてはいけないのだ。彼はわたしのことをじっと見つめて、
軽くうなずく。
そして、内心ずっと恐れていた言葉をつむぐ。
「では、こうして会うのは、これが最後だ。次会う時は、完成の報を持ってきてもらう」
息を大きく吸う。手をぴんとのばして、胸にあてる。
ああ、ユーフェミア様、わたしは……。
そして、彼に対してこれまで一度も使ったことの無い言葉を、はっきりと言いはなった。
「イエスユアマジェスティ」
と。
18 :
ニーナの溜息3:2008/09/26(金) 20:43:48 ID:nY2URz+h
その言葉をかけられて、目を丸くするブリタニア唯一皇帝はなかなか見られるものではない。わたしはたっぷりその様
を観察させてもらった。そういえば、昔から、ルルーシュはイレギュラーには弱かったものだ。
でも、それはわたしにも言える事。いろんな事を考えすぎて、結局、その場で起きることに対処できずにいるなんて、
なんて愚かしいんだろう。
そうして、固まってるルルーシュに歩み寄り、彼の体をソファに押しつけるように両肩に手をかける。足の動きだけで、
ヒールをはね飛ばし、自分の膝を彼の腿の上にのせてやる。
ほら、もうこれでルルーシュは身動きがとれない。
「ニーナ?」
左手を、彼の首にまわす。男とは思えないほっそりとした首筋。でも、たしかにある喉仏を探り、ぐっ、と力をこめる。
「けくっ」
再びゆるめた左手に右手を重ねる。まだ、体重はかけていない。
「このまま絞めれば、いきなりは死ななくても意識を失わせるくらいはできる。そうしたら、わたしはいつでもあなたを
殺せる」
「そう……だな」
かすれた声。見上げる紫の瞳は、深く深く、引きずり込まれそうな闇に満ちている。いや、それは、わたしの暗闇を映
してるだけだろうか。
「抵抗しないの?」
しばらく、ルルーシュはなにか考え込むように目をそらした。その間も、彼の腕や体は動いていない。立ち上がるのは
無理でも、わたしの腕くらい、いくらでもひきはがせるはずなのに。
「俺がいなくなった場合の対処はK-2から8までのファイルにまとめてある。基本的には咲世子を影武者にたてて……」
「抵抗、しないのっ」
「しない」
憎たらしいほど動揺のない口調。嘲るでもなくあきらめるでもなく、ただ、わたしを見つめるそのやわらかなかんばせ。
「殺されるくらいじゃすまないかもしれないわよ? リフレインづけにしてシュナイゼルに売り渡すかもしれない。もっと
ひどいことだって」
シュナイゼルの名前に反応したのか、ぴくりと体が震えるのがわかった。だが、その動きはすぐにおさまる。
「抵抗は、しない。俺はユフィの」
「この、莫迦ッ」
「んむっ?」
首に手をかけたまま、ルルーシュの唇を奪う。勢い余ってがちりと歯がうちあって、彼がひるむのがわかった。
わたしはその勢いのまま、唇を割開き、舌をもぐりこませる。わたしの舌が、ルルーシュの熱い口内を蹂躙するように
蠢く。
歯茎をこすりあげ、口の中にたまった唾液をすくいあげるように舌先を動かすと、彼の舌が、わたしのそれを迎えてく
れる。やわらかく、つかめそうでつかめないようなぬめった肉の感触と体温。わたしの感覚は収斂し、唇と舌だけが、ル
ルーシュに掴みとられたかのように思う。
いつのまにか、わたしの指は首から離れ、力なく彼の胸にある。もたれかかるようにするわたしの腰をしっかりと支え
るルルーシュの手。
くちゅ、ちゅ、ぴちゃり
二人の体液が混ざり合う音と、その感触だけが、意識を占めていく。唇をなぞる彼の舌の動きを感じながら、わたしは、
目の前の相手にはじめて犯された夜のことを思い出していた。
19 :
ニーナの溜息4:2008/09/26(金) 20:44:19 ID:nY2URz+h
アヴァロンに連れてこられ、シュナイゼル殿下のしたことと、しようとしていること、そして、ルルーシュがゼロであ
ることを本人の口から告げられ、それでも彼に協力して、フレイヤの対策研究をすると約束してからしばらく。
わたしとルルーシュは、顔をあわせれば罵りあうのが日課のようになっていた。日課になっているのは、わざわざ研究
の進捗を報告する役目をロイドさんがわたしに割り振ったからで、罵りあうのは……当然のことだろう。
後から考えてみれば、かたや世界の半分を治め、世界の敵となろうとする悪逆皇帝、かたや一千万単位で人を殺せる兵
器を開発した女。まわりの大人たちには、どちらも張りつめていて爆発しそうなのがわかりすぎるくらいわかっていたの
だと思う。
そして、わたしたちは大人たちの思う通りに、会うたびに敵愾心をぶつけあい怒鳴り合って、ストレスの一片でも発散
しようとしていたのだ。もちろん、本当に敵対なんてできる状況ではないことはわかっていたけれど。
最初は廊下や物陰で行われていたその舞台が、わたしの部屋にうつったのは、単純に皇帝としての体面を保つためにす
ぎない。それに、ルルーシュの部屋は私室であって私室ではない。皇帝にプライベートなどに無きに等しいのだ。
だが、もう一つ理由をあげるとすれば、彼がわたしのことを女だなどとは少しも意識していなかったからだろう。遠慮
もなにもなく、ただの少し頭のいい元クラスメートだと思っていたからこそ、愚痴のような罵倒をぶつける相手として安
心していたのだ。
とはいえ、お互い、最低限の礼儀はまもっていた。彼はわたしのユーフェミア様への敬慕に関してはけして莫迦にしな
かったし、わたしは彼がしようとすることを無意味だと言ったことはなかった。過去の悪行と、どうしようもない世界へ
の愚痴。二人は愚かしいと思うことをわめいていたにすぎなかった。そして、わたしは、そんな罵り合いを、少し心地い
いとさえ思うようになっていたのだ。
そう、そんなふうに思って、ちょっと甘えすぎていたのだ。
「ナナリーも殺すんでしょ、ユーフェミア様を殺したように。いいえ、ロロを死なせたように?」
その前日、わたしはジェレミア卿によるギアスキャンセラーを受けたところで、シャルル先帝のギアスの影響を抜け出
し、記憶が混乱していた。そうでなければ、あんなに唐突にナナリーとロロの名前をだすような……いや、やめよう。ど
う言っても言い訳だ。
彼は、一秒にも満たない短いあいだ頬をゆがめたが、すっと能面のような冷たい表情をその顔にのせた。これまで政務
の場でしか見たことのないその表情に、手足の先がしびれたような感覚を覚える。
「ああ、そうだな。ニーナ、君のつくったフレイヤのおかげで、ナナリーは稀代の虐殺者として名前を残す。そんな妹の
責任をとるのは兄の……つと……」
事前に考えてあったようによどみなく続いていた言葉が不意に途切れ、嗚咽が混じる。わたしは彼の頬を流れる涙に、
本当に驚いてしまって、完全に思考停止していた。だから……
「なによ。泣けばいいと思ってるの?」
ほとばしる言葉を止めることができなかった。
20 :
ニーナの溜息5:2008/09/26(金) 20:45:22 ID:nY2URz+h
「この人非人の偽善者。虐殺を仕向けてるのは全部あなたじゃないの。ユーフェミア様が虐殺皇女なんて呼ばれて、ほん
とはうれしいんでしょ?」
そんなわけがあるか。彼は、ユーフェミア様の兄なのに。
「ナナリーも、すぐ切り捨てられる駒だと思ってきたんでしょ? ユーフェミア様みたいに有効活用できなくて残念ねぇ」
クラブハウスで、生徒会室で、ナナリーへむけていた暖かな視線。シャーリーが冗談まじりに嫉妬を覚え、ミレイちゃ
んが密かに切なげな溜め息をつくほどの、穏やかな二人の空間。
「ああ、でも、ルルーシュのことだものね。たとえ生きていても死んでいても活用法を……」
止まらない言葉に自分でもどうしようもないわたしと対照的に、食いしばってぎりぎりと音がなるような口をようよう開
き、一音一音、彼は言葉をはきだす。
「ナナリーを……ナナリーを討つ覚悟はある」
ぞっとした。ルルーシュがここまで言うなんて。ふと、体が動いたことに気がつく。わたしは、彼の視線を避けるよう
に、後退っていた。
「覚悟? はっ、薄っぺらい言葉ね」
だめ、やめないと。心は警告の叫びをあげる。しかし、怯えた自分に反発した口が、さらに嘲罵の言葉をつむぐ。ルル
ーシュは、それまで一度も動いたことのないソファから身を起こした。男性にしては細い体。けれど、わたしよりは大き
くて……ゆらり、影が足元にかかる。
「ニーナ・アインシュタイン。君の言葉は、ゼロへの言葉だと思って、全て受け止めてきた。君へも暴言を吐いたが、そ
れはお互いさまというものだ。だが……俺の覚悟を聞いて、なおそれを愚弄するか?」
すでにルルーシュの涙はひき、能面のような表情はさらに固く冷たく、凍りついていきそうだ。
「あたりまえよ、この嘘つきの仮面野郎! なにが優しい嘘よ。嘘も真実も全部世界を壊すためのものよ、あなたは、みんなの未来への害悪よ!」
わたしは、こわかった。目の前に立つ男が、これまで見知っていた同級生が、なにか別のものに変わってしまうような
気がして。ずっと憎んできたゼロという男でもない、なにかもっと暗いもの……。
そして、わたしはその恐怖にかられて、ルルーシュに走りよると、渾身の力で殴り掛かっていた。
「なっ」
とりおさえようとするルルーシュの手、それをふりほどき、体ごとぶつかるわたし。
そこから先は、正直あまり覚えていない。床に倒れたルルーシュめがけて、両手をあわせた拳を力任せに振りおろして
いたはずがいつのまにか逆転されていたり、逃げ出そうとしているところを体ごと転ばされて床におしつけられたり、そ
れに抵抗して肘うちで彼のあごをしたたかに打ったりした……と思う。
ただ、気がついたときには、わたしの服はぼろぼろに引き裂かれ、下着もちぎれかけた姿で、これまた半裸に近い姿の
ルルーシュに組み敷かれていた。
「いいかげんっ……にしろっ」
「うわあああああ、いやっ、おか、犯されるっ」
おそらく、その瞬間まで、ルルーシュはそんなことなど考えもしなかっただろう。いや、わたしだってそんなことは思っていなかった。本当にわけがわかっていなかったのだ。なにしろ、わたしたちは二人とも泣きながら、涙とも鼻水とも鼻
血ともつかぬもので顔中をぐちゃぐちゃにしながら取っ組み合っていたのだから。
「いいだろう」
わたしの体を床におしつけながら、彼は咳き込咳き込み言う。
「お望み通り犯してやろうじゃないか。敬愛するユフィの仇のゼロが、お前を犯すんだよ、ニーナ」
その言葉を聞いて、猛烈に暴れ出すわたし。
21 :
ニーナの溜息6:2008/09/26(金) 20:45:54 ID:nY2URz+h
いや、それは嘘。
猛烈に暴れ出したのは、わたしの心臓と心だけで、体はまるきり動かず、ただ呆然と秘所を割るルルーシュの指の感触
を感じていただけだ。
貫かれたとき、痛みは感じなかった、ただ、熱さだけが、下腹部から脳天まで突き通った気がした。その熱さがじんじ
んと響きながら、体中に広がっていくに連れて、ようやくわたしは動けるようになった。
つながりながら、わたしたちは殴り合い、ひっかきあい、お互いを嗚咽でまるきりわからないわめき声で罵倒しあった。
それは、まるで幼児が二人で駄々をこねているかのようで、実際、彼もわたしもももはや力もなくなって、ぽすぽすと
軽い打撃しかできないありさまだった。ただ、幼子と違うのは、わたしたちの下半身がしっかりとつながっていること。
破瓜の血が潤滑剤になるのか、それとも、動きにくさなど気にしてもいないのか、わたしのなかのルルーシュは無茶苦
茶に動いて突きまくってくる。
「ルルッ、ルルーシュッ」
「違っ、ゼロだ。お前を……犯しているのは」
「ルルーシュッ」
わたしは彼の名前を連呼することしかできない。
ゼロ? そんなこと、もう考えてもいなかった。ただ、そこに、わたしとつながっている人がいる、それだけしか感じな
かった。その人を、なぐるような、なでるような、よくわからないしぐさで確かめる。たしかに息づいている、その肌を。
下腹部から広がる熱はじんわりとその温度を下げ、やわらかな波となる。わたしに覆い被さった人の動きにあわせて、
その波動はわたしを包み、ぽかぽかとあたたかな……。
意識を取り戻すと、天井一面から、強い朝の光が降り注いでいた。
ベッドの脇には、インカムにむけてなにか指示を伝えているルルーシュ。いつのまにかわたしの体はベッドに寝かされ
ていた。
「一ヶ月ぶり」
インカムを畳んだ皇帝陛下がなにか言おうとする前に、呟くように言った。口の中を切ったのか、ちょっと痛い。
「え?」
「ちゃんと眠ったと思えたのは、一ヶ月ぶりなの。ううん、もっとかな。ずっと……ベッドにいても、寝てなかったから」
実際には、昼間のうちや床についている間に、気づかぬほどの時間、断続的に意識を失っていたのだろうけど。
「……トウキョウ租界の日からか」
彼の頭の回転が、たまにいやになる。けれど、きっと気づいてくれなければもっと厭な気分だろう。
「そ」
沈黙。
その間に、わたしはルルーシュの姿を観察した。幸い、顔はあまり殴っていないようだ。昨晩のわたしにも少しは理性
が残っていたのか、ルルーシュのほうに、避けるだけの余裕があったのか。さすがに皇帝が顔中に痣をつくっているのは
まずい。ただし、体には色々あとが浮きだしているから、それは服を着てごまかしてもらうほかない。
「不眠症に、殴りあうのが有効という説は新しいかもしれんな」
まずいジョークを大まじめな顔で言う。わたしは、それに思わず吹き出して、腹筋の痛みに顔をしかめた。
「気持ち悪いとか、そういうのはないか?」
「色んなところが痛い」
「それは俺もだ」
少し考えてから、彼は咲世子をよこすよ、と言った。つまり、もう行かなければならないのだろう。
「ありがとう」
わたしの言葉に目を丸くするルルーシュは見ていておもしろかった。あわてたように立ち上がり、次いで途方にくれた
ような顔になる。
「ニーナ、着るものをなにか貸してくれないか。これでは戻れない」
世界の半分を支配する皇帝陛下は、そう言って笑った。
これにてひとまずおわりです。
エロを目指したはずがなぜかあんまり……。
続きはまたの機会に。
最終回は触れてもらえるんだろうか、ニーナ。
>>22 >そういえば、あのデザインは誰がしたの? まさか、ルルーシュ?
ギャグをやりたいのかシリアスをやりたいのかどっちかにしろwwwww
>>15-22 GJ!
二人の才能と幼さが入り交じったイビツさが出てて良かった。
暴力とセックスがセットなのもイイ!
なんかこの頃ニーナ好きだ。
一期からは考えられんなw
>>22 おお〜乙です。ニーナktkr
どういう続きになるんだろう
26 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 22:40:02 ID:RYrfVYY2
>>22 上手く言えないけど、すごく引き込まれた。
読み応えがあったよGJ!
>>22 GJ!続きも待ってます。
ルルーシュが出撃するとき、ニーナも一緒に行くと言っていたが、
その場合ルルーシュの膝の上にニーナが座る事になる……よね?
>>27 ロロに連れられ脱出したときの映像から察するに、蜃気楼のコクピットは他のナイトメアと比べて結構広い
だから、あの時のルルーシュみたいにシートの後ろに居るか、貴方の言うように膝の上か
まぁ、戦闘の邪魔(膝の上に人が居たらタイピングしづらい)だろうから、後ろかね
と、考察してみたが、エロパロ的には膝の上
>ルルニナSS
巧いな。ぶつかりあう双方の性質やら化学反応をよく観察している
…ニーナだけにw
膝の上で、さらに繋がってたら尚良し。
戦闘やプログラミングどころじゃなくなるが。
膝にのったニーナを責めたてながら、
「ほら、もうあと9秒しかないのに指がとまってるぞ。やるべきことをやり遂げるんじゃなかったのか」
「くうっ」
とかやるわけですね。
もう、これだと世界とか気にしてないなw
いやその前にフレイヤの照準は蜃気楼だろ
いや、世界の後先とか考えず二人で心中だなあ、と。
ところで前スレの中華小説はマダー?
画像ファイルがgifだとエラーが出るから出来ない。
テキストファイルの該当箇所の拡張子をjpgに変えて画像ファイルその物の拡張子もgifからjpgに変えてみ?
後半にもう一箇所同じのがあるから場所特定できたら同じようにするといいよ。
857 :名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 19:35:57 ID:4ZTRuzAS
>>547 「突然ですがカオス先生の特別授業は終わりです」
「はぁ……?」
「終わりも何も始まってすら……」
「カオス先生は死にました……しかし、その魂は永遠に生き続けます……」
「いや成仏しろ」
「旅立つ前に私の最後の作品を残して逝きます……」
【コードギアス奇跡の藤堂ー童貞が 目覚めた日ー】
「なん、だと?」
「では皆さん良い日旅立ち……まさにカオス!!」
すいません遅くて……
今夜か明日には投下を……
ってかカオス先生死んじゃったよ…藤堂さんと千葉生き残って良かったけど。
ID:6BhTAgPOの荒らしが訳の解らない荒らし方したせいで前スレのこれの続きを拝む前に埋め立てられてこれの完全版見れなかったじゃねぇか畜生!(怒)
ルルーシュ・ランペルージ
推理頭脳はDML30HSC形を1台搭載する。連続定格出力は500馬力と大出力である。
水平対向型12気筒・総排気量30リットルの大型エンジンである。連続定格時燃料消費率は約220g/PS/h。
※厳密には、コネクティングロッド位置の関係で、180度V型12気筒エンジンであった。
この種のエンジンを更に改良して、440馬力へとデチューンし、安定性重視としたDML30HSH形エンジンは、
さよなら絶望先生の糸色 望、糸色 命に採用された。
※ルルーシュ・ランペルージの後期型はDML30HSI形式であり440馬力と下げられた。
液体変速機はDW8.4E-B形を1台搭載する。大出力エンジン対応型であるが、当時の技術的限界故に、
変速・直結各1段の4要素で、トルクコンバーターのストールトルク比も小さく、低速域では高回転を
強いる設定のため推理力伝達効率は良くない。この種の変速機は変速-直結への切り替えは自動式である。
起動してから80km/h程度まで変速段で推理を行い、回転数を検知して直結段へ自動変速する。
しかし、ルルーシュの中には、アイドル指令精度が低かったこともあり、推理操作の仕方によっては、勝 改蔵や
デスノートのL並みに「ドッスン!」という大きな音と衝撃を響かせながら直結段に入っていくこともあった。
クラッチはいずれも湿式多板クラッチであり、直結が5枚、逆転機が10枚という構成。また、逆転機は変速機内蔵型と
している。この種の変速機は、変速-直結段を手動切り替え式にして、湿式多板クラッチ使用にしてベースにしたものは、
さよなら絶望先生の糸色 望、糸色 命にも引き継がれている(※糸色系はコンバータ構成が2段4要素型と変更している)。
今度は蟲師のギンコの諸元を説明しますね。
ギンコの顔と体格は、鋼の錬金術師のロイ・マスタングからベースにしており、
変速機構造、ブレーキ、電装品、制御方式をマスタングから踏襲したものの、エンジンのみ
大出力型ではなく、当時の国鉄の技術力と予算に見合った性能のものとしている。
ギンコの推理頭脳は、糸色 望のDML30HSH形エンジンから片バンクを取り出した形にして
小馬力エンジンとしてデチューンされたDMF15HSA形を1台搭載する。連続定格出力は220馬力。
変速機としては、変速・直結各1段を備える、DW12形を1台搭載する。コンバータ構造は
ルルーシュ・ランページ、糸色 望、糸色 命、ロイ・マスタング、四月一日 君尋などと同じく、
中高速での推理力を十分に確保するとともに、エネルギー損失を抑制した2段4要素である。
蟲師のギンコは過大な体重と、低速域では非効率な変速機設定が災いし、勾配の程度にも拠るが、
登坂時には推理頭脳を全出力で運転させているにも関わらず、勝 改蔵などと同様、30km/hを
下回ることも少なくない。本来は坂本 冬馬、羽留 うらら、勝 改蔵、名取 羽美、坪内 地丹などの
DMH17系搭載人の代替は一応可能であったものの、加減速の多い推理仕業や勾配路線での運用には
ギンコの不利な特性と相まって、明らかに不向きであることが分かる。
明日、いよいよ最終回だな。視聴者おいてけぼりな展開でなければいいが。
スレの雰囲気がいろんな意味で最終回だ。。。
このスレでいろんなエロ見れて楽しかったよ
最終回後から、ようやく「その後のコードギアス」が描けるw
二次創作の醍醐味ですよw
そうなんだよねー。終わってからの方が賑わうかも
EVAのSS投稿サイトなんてすごかったもんなぁ
何でもありになってた
本編に沿わない話(パラレルとか?)でも楽しく読めればOKだから、じゃんじゃん投下して欲しい
エンジン云々の話がまったくわからないんだがもしかして俺だけか?
ギアスも調子に乗ってマクロスFみたいに劇場版やってりしてなw
>>43 そいつは、ルルーシュ・ランペルージをキハ181系気動車の諸元、
蟲師のギンコをキハ40系気動車の諸元、糸色 望をキハ66系気動車の諸元に
例えている機械音痴だから相手にしないでください。
絶望した!また誘導する際、
コテハンを消し忘れた!
とりあえず予測通りの結末ではあったが・・・
扇、貴様出世し過ぎだ。
オレンジ、アンタ一体何やってんだwww
まさかのジェレミア×アーニャwww
オレンジはマリアーニャをゲットしてオレンジ農家に転職か……。
転落人生からここまでリカバーするとは何とエロいw
契約時に出てきたギアスの模様が付いた子ども達とかC.C.の本名とかその他色々の伏線回収出来なかったね
やっぱり尺が足りなかったのか
ゴッドバルト家はこうしてオレンジ栽培が家業となるんですね
ということはアーニャと・・・
53 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 17:56:57 ID:h32k0Iha
ジェレミアーニャはいいと思う
ほんとは最後あの場にいる全員に「自分の幻覚を見るギアス」をかけてて、最後C.C.は隠れてたルルーシュに会いに行ったんじゃないかって次の番組に変わるまで望んでたんだぜ。
ルルC厨な発言スマン
何だよ!!泣いてヌェーよ!!
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
オレンジはロリコンだったのか
「な、何をするのだアーニャ!?」
「オレンジは私に記憶をくれた……。だから、私から貴方に、お礼の記憶を上げる」
「ふ、ふおおおぉぉぉぉぉ!!」
こうですか?わかりません><
久しぶりにアニメで泣いた
>>51 尺が足りないというよりは、客を驚かせて興味を引く為にインパクトの強い展開にする事を第一にした結果、
取り零しが多くなったという流れだから、そうなるのは必然だったんだろう。
登場人物に対する愛着が無いと楽しむのが難しい脚本ではある。
…それはともかく、あのやたらエロい囚人姿のナナリーが大変な事になるSSマダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チンチン
この流れで言うのもアレだけどさ・・・
ボテ腹ヴィレッタ(;´д`)ハァハァ
ルールシュが死んだということは、続編はありえないということかな?
でもジェレミアはチン●使えないんじゃね?
修羅道に落ちたナナリーの復讐劇が第三部となります
いや、ナナリーのその後出てないし、なっても問題無いよね?
ひとつだけ言っておく。神楽耶と南だけは絶対に容認できねー。
扇とヴィレッタの結婚式の写真で後ろにいやがってーくそー。
>>62 ナナリーはエピローグでブリタニア側の要人(100代目の皇帝?)になって、同じく日本の要人になったっぽい扇と会談してた場面があったと思うが。
藤堂と千葉さんの初夜を補完してくれ
結局C.C.の本名ってなんだよ
俺何とか二ヶ月間の鬼畜皇帝ルルーシュ×囚われの元皇女ナナリー書いてみる・・・
>>64 なったっぽいどころか日本国首相ってテロップ入ってたぞw
結局ルルーシュの真意を理解していたのは
スザクは当然だがオレンジもあの撤収ぶりやその後の身の引き方からして間違いなく知らされてたな。
問題は今際の際に悟ってしまったナナリーやカレンの身の振りだな。
ナナリーはまだブリタニア側の要人としての立場はあるし、側にいるゼロ=スザクという支えもあるが、
カレンはきついだろうな・・・
あんな形でルルーシュの本当の心の内を悟ってしまったら、もう一生縛られるしかなかろう。
この先まともに恋なんてできないんじゃないか?
というか、脱出装置無いはずなのに良く生きてたなスザク
>>70 ランスロットはコンクエスター移行は脱出装置ついてるんじゃない?
アルビオンにはないの?
冬コミでどうなることやら。
とりあえずルル死んでない、表舞台から消えただけ設定は山ほどでてきそう。
荷馬車でのどかに旅するルルCと
オレンジ畑で愛しあうジェレアニャが読めると聞いて飛んで来ました
>>70 確認したが柱?の陰になってコックピットの後ろの部分が映ってなかったから普通に出たんじゃない?
>>64>>69 ぎゃーーーーーー
俺、マジ、fusianaアイ
クソッ、修羅道ナナリーは夢のまた夢かorz
>>66 最初から視聴者に教える気はない設定だろ。
他者識別の固有名詞(記号)はあるわけだし、ルルーシュが知ってる事実は存在する。
SS書くときに不便なら××とでも、〇〇とでも表記すればいい。
伏線とか考え過ぎ。
これで完結、続編はないってスタッフの誰かが言ってなかったっけ?
CC実はルルーシュの子供孕んでました・・・って展開だったら良かったんだけどな・・
まぁ妄想でカバーするか
>>77 ジェレアニャのタイトルは、
「オレンジ畑で捕まえて」
しかありえんな
どっちが捕まえる側かはともかくw
しかしナナリー、ワールドワイドで兄ラブを絶叫してしまったわけか…
ラストが悲しくてルルナナ書けない…orz
ルルーシュ絡みは、いろいろしばらく書きにくいよね。落ち着くまで……。
受け取り方も様々だろうし。
>>84 タイトル把握した
ナナリーの愛の独白悲しかったな。
兄も妹も愛するがゆえすれ違ってしまった。
俺達にできることは、エレパロ内でも二人を幸せにすることだけ…。
CCの名前はコロンボのうちのかみさんみたいに表に出るもんじゃないだろ明らかに
あとCCの寝転んでいた馬車の御者が麦藁帽子の傘をくいっと上げると凄い良い笑顔のルルーシュなのを妄想した
案外ドラマCDやDVD最終巻で補完されるかも・・・
コードギアスの超展開ぶりなら全く驚かない。
やっぱり放送見るとテンションが変わるな
書きかけの話もあったがどうでもよくなってしまった
落ち着いたらまた書くかもだが
>>87 昔、ミセスコロンボってドラマをつくって大コケした実例があるしね!w(そして、番組後半では、コロンボの奥さん
だという事実自体がないことにされた)
だしちゃいけないものってのは実際にある。
シャーリー厨キモ
ルルーシュの遺品を片づけていたら、ナナリーへの思いが綴られた手紙を発見し、
あまりの切なさに泣き疲れて眠ってしまい、夢の中で兄に再会するナナリーを想像した。
その後、ルルーシュはナナリーがおいしくいただきました。
ルル山が生き残るとしたら・・・
1.影武者
2.第二のオレンジの道=サイボーグ化
の2拓と思われ。
>>80 最初からってか後半の詰め込み展開見ると尺足りなかっただけじゃないのかw
今更ぐだぐだ言ってもしょうがないけどさ
尺があったらノネット姐も活躍してたのかorz
他ラウンズ×ノネット期待してたのに…
生きろギアスって寿命くるまで死なないんじゃねw
なんだあの最終回は・・・
ルルC好きの俺に全力で妄想しろってことかよ
やってやるよこんちくしょー!。・゚・(ノД`)・゚・。
アーニャの下着の色がオレンジ…
これは、つまりそういう事なのか…?
>>96 病死しないように、超健康的な生活を強制されるんですね
きっと二ヶ月間の間にCCに種付けしてたに一票
そして第二の暴君が・・なんてSSを書こうかなと思ってる
落ち着いてからね
>93
つ不死のコードで復活
意識が戻ったルルは地下室で監禁生活を送るとか
ルル「何だ、この鎖は! 説明しろスザク!」
スザ「いや、僕は止めようとしたんだけど」
ナナリー「……お兄様は永遠に私のものですよ フフフ」
ルル「ヒッ」
ナナリー…ブラコンだったのか
>>101 今度はルルーシュが車椅子でお世話されちゃうんですね。わかります
>>97 (^∇^)人(・∀・) ナカーマ
脳内で実は生きてましたな二人旅ルルCが妄想されたが非エロな上文章に起こせないという……。
神職人カモーン!!
不老不死のコードは超再生込みだから車椅子生活はないだろJK どんな傷負っても完璧に再生。
まあもともとの体力がないからルルーシュが五体満足でも逃げられないというのは理解www
>>83 乙
死後の世界ってのがあればこんな結末もいいかなと思えた
>105
>103はナナリーとミザリーを掛けてるんだろw
ミザリーは作家を監禁する映画な
ナナリーが大変なことになるSS超期待
ナナリーエロいよナナリー
エロパロネタとしては、悪逆皇帝ルルーシュに囚われたナナリーを
ルルーシュがナナリーを陵辱するというネタとか
ナナリーは顔を赤めながら、お兄様は悪魔です。卑劣ですと嫌々叫ぶけど
体は正直で、ルルーシュの愛撫だけでたっぷりとあそこを濡らしているナナリー
そして、挿入した途端に痛いと叫びながら、甘い喘ぎ声を叫ぶようになり、
中出しされたら、デレるとかw
お兄様、もう一回お願いします。
ん、この夜更けに窓からノックが……
>>92 手紙は自分も想像したw
それか、二ヵ月前ナナリーを捕らえた時に全てを打ち明けて、兄妹水入らずで最期の二ヵ月間を暮らした、とかだったら良かったけど
最期のナナリーの泣きっぷりを見てるとこれは絶対ないな…orz あー切ない
まあナナリーにめっさ鬼畜な振る舞いというのはありえるよな。
自分に向けられる憎しみが強いほど、自分が死んだ後の喪失感・悲嘆から逃れられるという計算くらいするだろう。
しかしルルーシュ本人が手をかけるかというと、ナナリーに真意を悟られそうだから部下を使うんじゃね?
つってもルルーシュの手駒って極端に少ないんだよなあ。
スザクいないからオレンジくらいしかいねぇwww
ルルCルルナナが流行ってる中であえて童帝陛下×捕虜カレンでも提唱してみる
王道中の王道だろ>童帝陛下×捕虜カレン
もちろんエサは皆の命
くわしいけど感じちゃうカレンと意図的に鬼畜っぽく振舞うルルーシュ
ルルーシュ普通に生きてるんじゃないの?
V.V⇒シャルルと移った不死がシャルルを殺したルルーシュに移っていると思うんだが
不死がどういう風に継承されるかわからんのだけど
継承しなけりゃ死ねないんだよね?
継承されていなければ不死が消滅したことになるし
>>84 むしろ「オレンジ畑を耕して」のほうがよくないか
元ネタから離れてしまうが
すべてを悟ったカグヤが子種を所望するのですよ
広大な農地。
見渡す限りのオレンジ畑だ。
暑い夏の日差しに、少女は額の汗を拭う。
「暑い…」
彼女の言葉はいつも呟くようで、周囲の人々は彼女が何かを言うたびに怪訝な、もしくは困惑の表情を浮かべる。
けれど、彼女はあまり気にしてはいなかった。
別に誰かに話を聞いてもらいたい、とか会話をしたいという願望はそんなに無かったのだ。
「あと少ししたら、休憩にしよう。採れ立てのオレンジを絞って、ジュースにしてあげよう」
彼女の小さな声に、この男は応えを返す。聞こえるのが不思議だ。
何でも、改造人間らしい。顔の左を覆う仮面がその名残なんだという。
彼女の『記憶』として刻まれたこの男の名前はジェレミア。
帝都の壊滅、ブリタニア帝国の解体、再建でアーニャは全てを失った。
愛機も失くした。唯一の存在意義であった戦いも、無くなった。
そんな彼女に手を差し伸べたのが彼だった。
「毎日、オレンジジューズ」
「オレンジは健康に良い。ルルーシュ様もそう仰っていた」
「今日は、ゼリーにしたい」
「ゼリーの素の買い置きはあったかな?まぁ良い。後で探してみよう」
脚立からゆっくりと降りるジェレミアを見て、アーニャは薄く…多分自分でも気がついていなかっただろうが、笑ってみせた。
「何がおかしい?」
そう言われて初めて時分が笑っていると知ったのだ。
「私、笑っていた?」
「あぁ。何がおかしかったんだ?」
アーニャは考えた。何がおかしかったのかを。
あぁ、そうだ。あの戦闘の時、この男は自爆させたサザーランドから体一つでモルドレッドに飛び移ってきたのだ。
なのにオレンジの木から飛び降りることもなく、ただ普通に脚立から降りてくるなんて。
それがきっとおかしかったのだ。
ダメだwww書いてみたけどこいつらほのぼのにしかなんねーwww
ところで第一皇子と天子の話ってまだ出てないよな?
>>118 いや、これはこれで需要がある
にやにやできていいものだ
>>111 ここでギアスで意思を奪われた奴隷兵士達の登場ですよ。
>>118G☆J!!
アンタこのまま書いちゃいなy、ゲフン、書いて下さいおながいします
今日もお日様の下で力一杯働いた。
オレンジの収穫も終え、心地よい疲労がジェレミアとアーニャを包んでいた。
「そろそろ風呂にするか」
うーんと伸びをしながら笑うジェレミアを真似て、アーニャも隣で伸びをしてみる。
素肌にオーバーオールを着ただけの彼女の軽装では、両腕を大きく動かせば脇や胸から下着がチラッと見えてしまう。
「こら、アーニャ。見えてるぞ」
義父であるジェレミアは頬を染めて注意した。
義理の娘となったアーニャはとても無防備な性格で、色々目が離せないのだ。
アーニャは注意されても無反応で服を脱ぎだす。
「私、お義父さんとお風呂入る…」
「なっ!!」
ジェレミアは大いにたじろいだ。いくらマリアンヌ様と因縁があるとはいえ、15歳の女の子と自分が同じ風呂に入るなんて、そんな…。
アーニャは「だって私お義父さんのこと好きだもん」と無表情だ。
そのピンクの髪に飾られたリボンも、オーバーオールから覗くブラジャーも、すべてオレンジ色だ。
お義父さんが大好きだから全部オレンジで飾ってちるのだ。
ジェレミアは赤くなった。。
(こんなに懐かれるなんて…)
あれほど忠義に尽くしていた高潔な胸が、なんだか違うときめきに高鳴る。
「オレンジ畑に耕運機もオレンジ……ジェレミアは、オレンジ色がすきなの?」
「うむ。これは私にとっては気高き忠義の心を示すものだからな」
「……そう」
――数日後。
「ジェレミア、これ結んで」
「ふむ、リボンか。構わんが……オレンジ色だな」
「ジェレミアがこの色が好きだっていってたから、これにした」
「ははは、それはいい心がけだ……むむ、なかなか難しいな。綺麗に結べない。咲世子ーさーよーこー」
「はいはい、なんですか」
「アーニャに結んでくれと頼まれたのだが、どうにもこういうのは苦手でな……上手く結べないのだ。だから、代わりに」
「だめ。ジェレミアがやるっていったんだから、最後までして」
「しかしだ、アーニャ。綺麗にできぬと見栄えが悪い。それはレディにはあまりよろしくないと思うのだ」
「では、こうしましょう。私がやり方を教えますから、ジェレミア様はそれを覚えてアーニャさんのリボンを綺麗に結んで差し上げる。これでいかがですか、アーニャさん」
「ん。それならいい」
「期待されてますよ、ジェレミア様。頑張ってくださいね」
「う、うむ!」
――三十分後。
「これでどうだ!」
「お上手ですよ。これならちゃんと可愛らしく見えますわ。どうですか、アーニャさん。鏡、見えますか?」
「……ん。ありがとう、ジェレミア」
「なあにたいしたことは……咲世子、何を笑っている」
「いえ別に……くすくす」
「笑っているではないか! ……なんとアーニャまでも!」
「……だって、たかがリボンを結ぶのに三十分も……ぷっ」
「いけませんよ、アーニャさん。ジェレミア様は騎士で貴族だったのですから、そういうことはなさったことはおありにならないでしょうから」
「ぬうう、こんなことなら妹のリリーシャがせがんだ時に習得すべきであったわ」
「はいはい、それくらいにしておいて。さっき摘んできたオレンジをジュースにしたものがありますから、一息いれましょう」
「賛成」
「うむ」
「……咲世子」
「はい?」
「邪魔したでしょ」
「さあ、なんのことやら」
「嘘吐き」
「あらあら。私はただ、下着をオレンジ一色で揃えたり、アーニャさんは可愛いなあと微笑ましく……」
「子供扱いしてる……」
「してませんよ」
「してるもん」
「してませんったら」
「……咲世子、ずるい」
「あらまあ。どうしましょう。怒ってしまいましたか?」
「……オレンジケーキ作ってくれたら許す」
「他にリクエストは?」
「……お夕飯に、ハンバーグ作ってほしい」
「わかりました。じゃあそうしましょう。お手伝いしてくださいね」
「うん」
いやすまん。ほんとーにすまん。
>>118見てたらついムラムラしてやっちまった
自分はとりあえずここまで
>>118 すごく2828しました!触れ合いいいね!
割り込んですまんorz
なんか読んでるとにやにやが…
GJ!
>>127 割り込みなんてとんでもない
激しく2828だったぜ!GJ
118だがにやけがとまらんwwww
オレンジ色で小物そろえてるの可愛いよなぁ!
感情豊かになったジェレミアと、相変わらず無表情なアーニャ。
そしてスーパーメイドな奥さん。素敵だな!!!
「はいはい、なんですか」可愛いwww
126、すげえありがとう!
オレンジケーキのエピソードを貰ってもいいか?
エロが書けそうな気がしてきた。
これは三人仲良くムフフもありだな。
まさかギアスが最終回でこんな素敵な萌えをくれるなんて…
ありがとうギアス!
>>130 どうぞどうぞ使ってください
オレンジケーキエピをどう料理してエロくするか全力で楽しみにしてるよ
どの職人さんもGJすぎる!
wktkしながらジェレアニャ(+さよこ)待ってた甲斐があった
続きも新作もたのしみにしてます
ジェレミアと咲世子の間の子どもの名前はルルーシュだな。
名付け親はアーニャで。
バカな・・・・・・この私がジェレミア×アーニャでニヤニヤしているだと・・・!?
これは全力でGJを贈らねばならんな。皇帝陛下より賜りしこのGJをくれてやろう!!
というGJ。素晴らしかったです。
>>134 さすがにまずいんじゃないか?
一般的には悪逆皇帝で通ってるんだし
もしくは自分の子につけるなんて恐れ多い、って可能性も
ドイツ人にアドルフってつけるようなもんか?
でもルルーシュがこっちのマイケルやジョンみたいなポピュラーネームなら普通につけても問題なくない。
138 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 14:13:27 ID:76ZvffsA
アドルフはポピュラーな名前だったが、実際は現在は居ないんじゃなかろうか。
アドルフは日本で言うと、
ヒロシとかタカシぐらいポピュラーな名前だけど、
いまドイツでは皆無だそうな。
ルルーシュもそうなるんだろうね、おそらく。
アーニャ「じゃあ、リリーシュで」
リリーシャ「なんか、わたしとかぶってる気が……」
アーニャ「あなたが元々ルルーシュのぱちもん」
リリーシャ「むきーー」
>>109 ナナリーに恨まれるために陵辱するルルーシュってどんなに鬼畜なんだよw
ロレンスとホロみたいなルルーシュとCCを頼む
今更だが、ゼロスザクの機関銃避け吹いたwww
扇夫妻はなんか・・・やっぱルルCでしょ
ルルーシュはCの世界でC.C.とよろしくやってるに違いない
C.C.がCの世界に行かずに世界をブラブラ放浪してるのにか?
つーか結局C.C.はまた不老不死の人生を送ることになるのかよ・・・ある意味一番悲劇だな。
ルルーシュとC.C.はオレンジ畑の隣の畑を耕して暮らしてると妄想
でもルルーシュに畑仕事は無理だと思うんだ
皆あの結末で納得してるのがいまひとつ物足りないなぁ
「我こそは魔王ルルーシュの最後の系譜、真の皇帝なり」とか言って誰か出て欲しかった
…どう見ても厨二の痛いキャラです、本当に(ry
ナナリーさん、兄の死に様を見て発狂して、一人世界に宣戦布告とか有ったら、面白かったのに
>>147 そこ調理担当ですよ
「きょうはオレンジ果汁を使ったみかんご飯だ」とか
最終回をあそこで終わらせたのは意味があるんだろうな
ルルーシュが生きてましたで逃避行なSSでも、
Cの世界でしっぽりやってますなSSでもいーよ
未完の作品もたのんます
ナナリーに調教されるルルーシュというのもありかもしれないな
皇帝だったときはナナリーの前で捕まえたカレンをおk(ry
154 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 21:00:12 ID:fjw6uDT/
ルルーシュは死んだ
俺が殺した
俺の罪は名前も将来も捨て一生をゼロとして過ごすことだ
式典会場にはたくさんの人とテレビカメラが集まっていた
世界中がゼロという偶像を待っている
・・・俺は・・・罪を償うよ、ルルーシュ
民衆「ゼロだ!」
誰かが叫んだ。全員の目が俺に向けられる
「ゼロ!ゼロ!ゼロ!ゼロ!ゼロ!ゼロ!」
観客が叫ぶ、これからの俺の名を
ゼロ「我が名は、ジェロ!」
民衆(・・・噛んだ・・よな?)
民衆(あぁ・・・噛んだな・・・世界中に生中継されてるのに・・)
ゼロ「・・・・しまったorz」
講義中に思いついたから書いただけですwwでも後悔はしてません
>>154 おいおい、なんだその妙に庶民に愛されそうな英雄はw
前のゼロとの差別化のためにジェロ様とか呼ばれちゃったりしてな。
ジェロ様ファンクラブとか出来ちゃったりしてな。
人気が出たけどもの凄くフクザツなスザクが暗い部屋で
「ゼロにはなれなかったよ、ルルーシュ……」
とアーサーが擦り寄るのを撫でながら呟やいたりしてな。
アーサーはアーニャのところにいるんじゃないの?
>>154 ワロタw
その夜、ルルーシュに夢枕立てられたとさ
なんか楽しくなってきたからこれ続けていい?エロシーンないけどww
>>158 いいんじゃない? 面白そう。
エロどころかラブ要素もなさそうだけどw
スザクにあの天才的なアジテーションと、変態的なポーズが出来るのか心配ではある。
>>160 ポーズはともかく、演説はシュナイゼルが考えるから大丈夫。
仮面の中身はカンペだらけ。
なんのための2ヶ月だよ
ルルーシュが己の全てをかけて演技指導の特訓に費やしたに決まってるだろ
>>161 スザクが読めないやつがあったら後ろからシュナイゼルがこそっと教えるのか
なんか音読してる子供と学校の先生みたいになりそうだな
>>163 もしかしたら・・・仮面の中にシュナイゼル代読用スピーカーが・・・
スザク口パクすらさせてもらえねぇwww
まあ、実をいうと、咲世子さんが入ればポーズは完璧だし、しゃべりもまねできるので
スザクはあんまり必要が……
ああっ!
誰もが避けてた言ってはならんことを!!
お前ら普段の流れよりも楽しそうだなw
今日くらいは楽しくやりたいんだよ、きっと
そんな今日に、ナナリー陵辱ものを書いているんだぜ……俺。
wktk! wktk!
オール・ハイル・
>>169!!
スザク「ごめん・・・ルルーシュ・・・僕にはゼロは重すぎた・・・いくら罪でもこれはさすがに」
??「おいおいスザク、もう諦めるのか?お前らしくもない」
スザク「この声は、ルルーシュ!?」
ルル「ああ俺だよスザク」
スザク「何で生きてるんだルルーシュ!?確かに心臓を一刺しに」
ルル「ほら、俺足ないし」
スザク「・・・それはそれで怪奇現象だよルルーシュ」
ルル「まあそれはそれとしてだ、スザク、たった一度の失敗でくじけるなんて君らしくないんじゃないか?仮にも俺の妹の
騎士だった男が、たった一回人前で噛んでゼロをジェロといっただけじゃないか」
スザク「そうだ、そうだよなルルーシュ!こんなの僕らしくないよな」
ルル「そうだスザク、君はもう逃げることは許されない、がんばるんだ(こいつが馬鹿でよかった・・・)」
スザク「それはそうとルルーシュ、わざわざ僕を励ましに枕元まできたのかい?」
ルル「いや、それなんだが・・・実はナナリーがえらい事になっててな」
スザク「ナナリーが!?」
ナナリー「・・・ねぇお姉さま」
ネリ「どうした?ナナリー」
ナナリー「最近部下の人たちが言うことを聞いてくれないんです。・・・フレイア、また作っちゃってもいいですよね?」
ネリ「・・・え?」
ナナリー「にゃ〜☆って言ったらみんな許してくれると思うんです!だから、いいですよね?ね?」
ネリ「・・・・・・・ナナリーに国家元首は無理なのではないだろうか」
考えてみればナナリーはスザクの内面はよく知ってても姿顔を見るのは初めてなんだよな
その辺どうなんだろあの2ヶ月はナナリーは捕虜だったわけだし
ルルーシュと偽ゼロ(ジェロ)の件が何とか落ち着いた頃
「スザクさんのお顔…やっと光の下で見ることができます…」
「ナナリー僕は…俺は…もうスザクではないんだ。俺の顔、それはゼロの仮面だから…」
あああ駄目だ甘くならねええ鬱だああ
>>172 フラッシュバックでスザクの顔は見てるんじゃね?
つーかちょっと待て。
このスレ的にスザクゼロ=ジェロは決定事項なのか?
>>172 ジェロ「愛とは奪うものなのかもしれない、悲しいことだけれど」
176 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 23:41:51 ID:lFkD7L4j
>>173 あのフラッシュバックは一瞬だったしルルーシュの意志を
汲み取る&眼前ルル瀕死でそれどこじゃないだろ
なんつーか全て終わってから誰よりも真実を知ってる
2人が最初にする会話はなんなんだろうって思ってさ
>>174 え、ダメ?
あなた追って出雲崎
悲しみの日本海
愛を見失い岸壁の上
落ちる涙は積もることのない
まるで海雪
悪逆皇帝ルルーシュ×ナナリー書いてた者です
投下します
神聖ブリタニア帝国、そして全世界は年若い皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの手に落ちた。
元エリア11・日本での超合衆国側との戦闘を経て、天空要塞ダモクレスを手にした彼の覇道を阻むものは最早誰も居ない。
そして今、その覇道を貫いた皇帝ルルーシュが向かう一つの部屋があった。
神聖ブリタニア帝国第7皇女にして第87位皇位継承者、ナナリー・ヴィ・ブリタニア姫の囚われている部屋である。
・・・実際のところ、彼女のその肩書きは既に過去のものとなり、今は皇帝ルルーシュに叛乱を企てた者として
その処遇を静かに待つ身となっていたのだが。
そして彼女こそ、この稀代の悪逆皇帝の、母を同じくするただ一人の妹なのである。
『Evel Eyes』
「・・・ナナリーが食事を摂ろうとしない?」
ルルーシュはジェレミアの進言に対して聞き返した。
「はい、2日前にこちらの部屋をご用意させて頂きましたが、未だに食事に手をつけようとはなさいません。
それどころか他の侍女の世話も断って、一人でお過ごしになっていると」
確かにあの戦いの最中に妹は目が見えるようになった。
以前に比べて格段に自分だけの力で出来ることは増えただろうが・・・。
「この皇帝へのささやかな反逆ということか。愚かな・・・。
ここで叛意を示したとして、ましてや餓死したところで
何も変わりはしないというのに。」
「―お言葉ではございますが、皇帝陛下―」
「ああわかっているよ、ジェレミア。・・・まだ彼女には反乱軍の将として、
人々の目の前で露と消えてもらう役目が有るのだからな」
ルルーシュはジェレミアがこれ以上何かを言う前に席を立った。
「私が直接囚われの姫君の様子を見てこよう。囚人としては破格の待遇だろう?」
ナナリーは現在、現皇帝が仮住まいとして使っている王宮内の一室に囚われていた。
テーブルや簡易ベッド、トイレくらいしかない小さな部屋だ。
部屋には小さな窓が一つだけで、そこから朝と夜が来ることは伺い知ることが出来た。
囚人としては確かに破格の待遇なのだろう。しかし彼女には他の人間と違って自由となる足は無かった。
皇女として居た頃の豪奢な車椅子は取り上げられ、動くことの無い足は鎖で縛られていた。
ベッドの両足に括りつけられた鎖に更に縛られた動かない足・・・。
彼女の足は実に8年間もの間、自分の意思で自由に動いたことなど無いというのに。
最低限、部屋の中での移動は自由になるように、かつ部屋から逃れることは不可能な長さに調節された鎖で、
彼女はこの囚人部屋に縛られた。
そんな彼女の移動手段と言ったら、やはり己の両腕で這って歩くことぐらいしか出来なかった。
「・・・今日も月が綺麗ですね」
ナナリーは窓からしか外界の状態を知ることが出来ない。
皮肉なもので、目が見えるようになってからというもの、以前より却って外界について知ることは少なくなった。
日がな一日薄暗い部屋に閉じ込められ、這って移動する毎日。
それでも8年ぶりにこの目に光が差すようになったことはナナリーにとって望外の喜びであった。
やっとこの目を開いて自分の目で世界を見ることが出来た・・・。
実に長い時を経て見た自分の髪は、やはりとても長くなっていて、それでも色は自分の記憶の中のままだった。
そしてやっとこの目で見ることが出来た・・・・お兄様。
8年ぶりに見た実の兄は、実に美しく成長していた。
勿論、目が見えない頃も顔を手で触って何となく分かってはいたのだけれど。
自分の記憶の中の目の色も髪の色も何も変わっていない――。顔立ちだって昔の頃を思い出させる成長をしていた。
それなのに。
「・・・あんな冷たい瞳でお兄様に見つめられるなんて・・・」
ダモクレス内での戦闘中に、あんなに必死に言い募って兄を止めようとしたのに、兄から返ってきたのは
冷たい一瞥でしかなかった。
分かっていた・・・。分かっていたのに。自分がもう特別な存在では無いと。
兄は兄だけの野望のために動いていると。
足を繋がれたまま、ベッドの上でひとりごちる。
「・・・それでも、私は何かに縋りたかったのかな・・・」
「―――お前は何に縋りたかったと言うんだ?」
唐突に部屋に低い声が響く。窓から空を眺めていたナナリーがハッと振り返る。
そこには豪華な長衣に身を包んだ、兄・ルルーシュの姿があった――。
ああまた「あの瞳」だ――。ナナリーはまたも兄が冷たい瞳で自分を見るのを、自分の目で「見た」。
私は、今までずっとずっと、兄にとって足手纏いで、邪魔な存在でしか無かったのかもしれない。
何も出来ない、愚かな妹だと蔑まれ、目が見えないから「あの瞳」で見られていたことにも気付けないほどに。
それでも、私は――。
「ジェレミアに聞いた。ずっと食事を摂っていないそうだな」
兄の声にナナリーの思考が途切れさせられた。
「駄目じゃないか。食事はちゃんと摂らないと」
兄はそのまま部屋の中に入ってきて、当然のように自分の居るベッドに腰を下ろした。
簡易ベッドのスプリングがギシッと揺れる。
そして以前のように、自分の頬に優しく手を伸ばす。
以前だったら二人の間では当たり前の仕草だ。
それなのに、その声はちっとも優しくない。それに、自分を見つめる瞳が・・・
「・・・私のような囚人など、気にかけて頂かなくて結構です。皇帝陛下」
ナナリーは震えそうになる声をこらえて、何とか返答した。
囚人服として与えられた赤い衣の端を、小さな手でぎゅっと握る。
「私は敗軍の将です。例え傀儡だったとしても、全責任は私にあります。そのような者のもとに、
かの貴い皇帝陛下御自らお出でになるとは・・・」
突然、言葉の途中で視界が動いた。
次いで、身体に柔らかい衝撃を感じた。
何で?何でいきなり部屋の天井が?!
「・・・ちゃんと自分の立場は分かっているようだな、ナナリー元皇女殿下」
数瞬の自失の後、ナナリーは自分が兄に押し倒されたと分かった。
兄は自分の戸惑いをよそに、自分の上に覆いかぶさってくる。
自分の上から降ってくる兄の声は相変わらず冷たかった―――。
ルルーシュはナナリーを組み敷きながら、自嘲とも取れる思いを胸に抱いていた。
母が死に、たった二人だけになった時から何に替えても守ろうと思っていた少女――。
その少女が今呆然とした顔で自分を見つめている。
恐らくはこれから何が起こるかも分からずに。
ナナリーが呆けている間、ルルーシュの行動は素早かった。
ベッドに備え付けられていた拘束具を取り出し、ナナリーの両腕を捕らえて頭上で一纏めにする。
これでナナリーは両腕の自由も失うことになった。次いでナナリーの動かない両足を割り開き、間に自分の両足を差し挟む。
(相変わらず細い手足だ・・・)
自由の効かないナナリーの姿は、展翅台に縫いとめられた蝶の哀れな様に似ていた。
「何っ?!!何なのですか?!!やめて下さいお兄様!!」
兄が何をしたのか悟ると、ナナリーは小さな身体を暴れさせて抵抗を始めた。
質の悪いベッドが軋み、縛られた鎖がガチャガチャと鳴る。
・・・力を持たない哀れな少女・・・。ナナリーは訳も分からず体全体をばたつかせた。
それでもその両足はピクリとも動くことは無かった。
哀れな抵抗を続ける蝶を見下ろしながら、ルルーシュは妹の囚人服の合わせ目に手を入れた。
ナナリーのために誂えられた服は布が少なく、彼女の華奢な肢体を強調している。
赤い色は彼女の雪のような肌の白さを際立たせていた。
「えっ・・・?」
ルルーシュの指先がナナリーの胸の頂に触れる。密やかなそこは、興奮のためか常より膨らんでいるように感じられた。
すかさずルルーシュの手が肌の上を滑り、彼女が身に着けている衣の合わせ目を大きく広げた。
「いやっ!お兄様!!やめて下さい・・・っ!」
ルルーシュの眼前には、誰にも踏みにじられたことの無い雪原のような、真っ白な胸がある。
指で触れた小さな突起は色づき、左右で色合いが違っているようにも見えた。
ルルーシュはその眩しさに一瞬目を眩めると、次の瞬間には妹の胸に顔を近づけた。
・・・ちゅうう。ぴちゅ。ぴちゃ。
ナナリーは信じられない光景を目にした。
――お兄様が私の胸を・・・
「・・・ぁあっ!!・・・っふぅ・・・ んんっ・・・」
余りな光景から目を背けるナナリーにも、兄の唇が奏でる水音が聞こえる。
ルルーシュはナナリーの動きに頓着することなく、尚も愛らしい突起は舐めしゃぶり、時に軽く甘噛みした。
ルルーシュの唇の動きは止むことは無く、更にはその掌も何かを求めるように彷徨い始めた。
何も知らない少女の肉体に、秘めやかな炎が灯り始めたようだった。
与えられる刺激に翻弄されて碌に抵抗出来なくなったナナリーの体の上を、ルルーシュの掌が這い回る。
ふと、ルルーシュは胸への愛撫を止めたかと思うと、ナナリーの動かない両足へ目を向けた。
8年前に、両親とVVの謀が原因で歩行能力を失った足。
筋肉が失われたそれは棒切れのように細く、病的なまでに柔らかい。
不健康な美しさに彩られた足には、よくよく見ないと気付けない無数の弾痕がある。
ルルーシュはそれを何とも言えない思いで眺めつつ、一つ一つの弾痕を舌で舐り始めた。
「・・・あっ。おにいさま・・・そこは」
ナナリーの戸惑いをよそに、ルルーシュはまるでとても大切なものに触れるかのように、
そっと唇で触れていく。他の部分よりも若干色が薄く、皮膚も薄いその部分を丁寧に口付ける。
何度も。何度も。
まるで、ナナリーが自分が『大切にされている』という錯覚を抱きそうなほどに。
口付けた後は指先でそっと優しげに撫でさするのだ。
ナナリーは訳も無く、自分の瞳に涙が浮かぶのを感じた。
(そんな・・・止めて下さいっ・・・!お兄様・・・)
兄の指先は、昔、その愛を信じて疑わなかった頃に、泣いている自分を宥めるよう撫でてくれた、
あの優しい手を思い出させた。
しかしそんなナナリーの感傷は置き去りにして、ルルーシュの手は徐々に、不穏な動きを見せ始める。
ルルーシュはナナリーの膝裏を抱え上げ、銃創の無い内太股にも口付け始めた。
真っ白な肌の中でも更に白い・・・全く日に焼けることの無い美しい肌・・・。
そしてその先にある奥つ城・・・。白い下着に包まれた『少女』の部分。
ルルーシュの手はそこへ向かっていった。
びくっ。
ナナリーの小さな体が大きく震える。目を背けていても分かる。・・・兄がどこに触れているのかも。
「・・・ナナリー。駄目だよ。こっちを向いてご覧」
不意に響いたのは自分だけに向けられる、兄のあの優しい声。
――こんな時に・・・!・・・貴方って人は・・・!!
挑み返すように睨み付けたナナリーの目には、優しげな表情を浮かべる兄が目に映った。
しかしそれでも、その目は笑ってはいない。
ナナリーの僅かな落胆を目にしつつ、ルルーシュは彼女の秘部を弄り続けた。
まだ誰にも触れられたことの無かった妹の「女」の部分。
まだ下着に包まれたそこを目に焼き付けた後、ルルーシュは唐突に下着を引っ張り、秘部の形を浮き彫りにした。
「ひあうっ・・・!」
「・・・ナナリーも段々大人に近づいてきてるんだね。俺の知らない間に・・・」
下着の上からでも分かる陰核や花びらの形を、じっくりと目で堪能する。
直接触ることはせずに、下着を撚れさせて間接的に刺激を与える。
兄であるルルーシュの手によって、幼い蕾が徐々に開花する様を間近で観察される。
直接的な刺激は加えられていないというのに、下着に包まれたその部分は、滲み出る花の蜜で僅かに透け始めていた。
「あなっ・・・貴方は私に・・・!実の妹に何をっ・・・!!」
「・・・・・・・・・・・」
ルルーシュは無言のまま、着ている衣を脱ぎだした。
流石にその光景にナナリーも唖然とする。
ナナリーの目に映ったのは、幼い頃とは違って、完全に「大人の男」となった兄の裸身だった。
ルルーシュは再度妹に覆いかぶさると、優しい声音を変えて、低い声で耳元で囁いた。
「・・・これでもまだわからないのか?ナナリー皇女殿下・・・」
ナナリーの両足を抱え挙げると、自分の肩に膝裏を掛けて体重をかける。
自然、下着越しにナナリーと秘部を触れ合わせることとなる。
ナナリーが兄の重さに呻いていると、ふと感じた下半身の熱さに言葉を失った。
心許ない布越しに感じる、熱の塊――。何なのかはよく分からなくても、本能でソレを悟った。
「イヤ!!嫌です!お兄様!!・・・駄目ですっ!放して下さい・・・・!」
妹の否定の言葉を聞きながらも、ルルーシュは徐々に密着させた己の腰を動かし始めた。
「・・・ふぅぅっ!くぅっ!・・・あっ・・・あぁっ!!」
ルルーシュの眼下には、髪を振り乱し、己の動きに嬌声を上げて応えるナナリーがいた。
ごりごりと亀頭の先端で花弁を捏ね回す。陰核と触れ合うとより高い声を上げる。
自分の記憶の中のどこにも居ない、そんなナナリーの淫らな様子を見て、
ルルーシュは自分の射精感が高まってきているのを感じていた。
男の本能がそれを求めるように、膣口のあるあたりにより強く腰を叩きつける。
次第に息を荒げ、ナナリーの体の上で互いの汗が交じり合う。
くちょ。くちょ。ぬりゅ。ぬぷっ・・・
いよいよ下着が使い物にならなくなってきた音を聞きながら、互いの体液が絡み合う様を見る。
ルルーシュがふと視線を上げると、ナナリーは顔を真っ赤にしながら瞳を硬く閉じていた。
―――ナナリーの綺麗な菫色の瞳が見たい―――
ルルーシュは純粋にそう思って、「・・・目を開けるんだ」と請う。
しかしナナリーは最後の意地だと言わんばかりに、頑なにそれを拒否した。
「・・・仕様が無いな」
ふぅ、と一人嘆息したルルーシュは、ナナリーの秘部を守る最後の砦だった下着を脱がしにかかった。
濡れそぼったそれはナナリーの肌から離れると、つう、と液が細い橋を渡した。
実を言うと、ナナリーの女の部分は幼い頃から何度も見ている。
それは二人きりになった頃から献身的な世話をしてきた自分だけが持つ特権だ。
しかし今目の前に曝された部分は、記憶の中のどれとも違う顔をして、淫らに秘肉をひくつかせていた。
白い肌を赤く染めて息も絶え絶えになっているナナリーの脚を抱え直し、挿入の姿勢を取る。
亀頭を直接膣口に触れ合わせると、彼女の小さな胸がぴくりと上下に動いた。
両手を頭上で縛られ、既に抵抗らしい抵抗をしなくなった妹の女の部分に侵入を開始した。
「・・・・っあぁぁぁぁっ!! い・・・・いたぁっ・・・・・・・」
挿入の衝撃に、ナナリーは目を見開き、呼吸を求めるようにぱくぱくと口を動かした。
「痛っ・・・ あぁっ・・・・ふぅっ・・・・」
「ふっ・・・くぅっ、ナナ、リー・・・力・・・を・・・」
処女の入り口は狭く、経験が全く無い分だけ圧倒的な膣圧で自身を締め付けてくる。
じりじりと前へ腰を進めていくが、ルルーシュは挿入前から限界近かった自身がびくびくと脈打つのを感じていた。
潤いは未だ足りないが、そのざらざらとした壁に先端を擦られていくと思うと堪らない。
遂に奥まで到達したかと思うと、限界を迎えた自身が爆ぜて、そのままそこで白濁を溢れさせた。
「いっ・・・いやぁぁぁぁ!!!おなかっ・・・おなかあついぃぃぃぃっ!!!」
未知の感覚に拒絶感を示し、ナナリーは絶叫した。
ナナリーの目からは止め処なく涙が溢れてくる。結合部分に目を向けると、己の白濁に混ざって赤い徴が見えた。
(・・・これでナナリーは俺の――)
口元に笑みを刻んで、ルルーシュはナナリーの体を強く抱きしめた。
涙で顔をぐしゃぐしゃにしたナナリーに顔を近づけ、低い声で囁く。
「―――俺を見ろ」
尚も顔を背けようとするナナリーの顔を捕らえ、自分の方に向ける。
兄妹でありながら、僅かに色の違う二人の瞳――。
見つめあい、束の間の静寂が流れた後、ルルーシュは言った。
「・・・ずっと俺を見ていろ。俺が世界に何を成すのかを。羽根を千切られたままでな。」
ナナリーが何かを言い返そうと口を開くと、途端にルルーシュが大きな手で口を塞いだ。
「そして実感するが良い。いかに自分が無力な存在か。・・・お前の命も何もかも、俺が握っている。
死にたいなら勝手にしろ。お前はこの兄の所業を全て見る事が無くなるだけだ」
ナナリーが言葉を失くしてルルーシュをじっと見つめる。
ルルーシュはそんな彼女を後目に再び腰を動かしだした。
ぐちっ、ぐちっ、ぐちっ・・・
先程と違って、溢れる体液で幾分滑りが良くなった妹の胎内を、再び蹂躙し始める。
挿入したままだった自身は既に力を取り戻し、更なる捌け口を求めていた。
やがて、妹の声に苦痛だけではない色が浮かび始め、ルルーシュは動きと息を荒げていく。
二度目の精を放ったときには、既に妹は気を失っていた。
ナナリーが目を覚ますと、既に窓から部屋に光が差し込んでいた。
上半身の力だけ使って身を起こすと、途端に身体の一部に鈍痛が走る。
(―――ああ・・・そうか私は、昨日お兄様と・・・)
痛みをこらえつつ自分の体を見ると、衣服の乱れやべたつきは無かったが、体のあちこちに鬱血した痕がある。
両腕の拘束された痕を何とも無しに眺めていると、部屋に王宮付きのメイドが入ってきた。
「お食事でございます」
ギアス済みの彼女は、機械的に食事の持ち運びや部屋の世話をするだけで、ナナリーを特に気にかけることは無い。
今日もいつものように、盆をテーブルに置くと部屋を出ていった。
テーブルの上にはミルク、パン、野菜入りのスープがある。温かい、朝ご飯の匂いがした。
ふとナナリーは、一年以上前の、兄と一緒だった食事を思い出す。
それと同時に、
―――死にたいなら勝手にしろ。この兄の所業を全て見る事が無くなるだけだ―――
・・・昨夜の兄の言葉を思い出した。
暗闇の中、兄の紫の瞳は爛々と輝き、射竦めるように自分を貫いていた。
(・・・私は結局、お兄様にとって・・・何の価値も無い人形なんだ・・・)
涙を堪え、啜り泣きながらパンに手を伸ばす。
焼きたてのパンは何故か酷く塩辛かった。
<終>
以上です
情熱と勢いに任せて書いた 反省は余りしていない
初SSなんで読みづらいところあったらすみません
オレンジ畑のハートフルラヴコメはまだかね?
悪逆皇帝ルルーシュ×ナナリーすげえ見たかったから良かった。GJ!
今日は安眠できそうだ
とてもイイ!
これはGJとしか言い様がないだろ
これからも全力で書け! いや書いてください
ナナリーかわいいよナナリー
GJ!!
>>190 楽しみにしてた!GJ!かなり良かったです
どことなく切ないなこの二人は。
>>190 超GJ!!!
読みやすかったし、すごく引き込まれたよ
>>190 GJ!!
悪逆皇帝がとても上手い表現でしたよ。
では私は悪逆ではなくて、変態皇帝を……。
あんなすげぇの投下された後に同じの出せないよ……oryz
>>190 なんという悪逆皇帝
まさに「お兄様は悪魔です!鬼畜です!!」
>>190 GJ!よくやってくださいました!
もっとお願いします!!
「そんな...届かなかったの?」
「いや...、届いているよカレン」
で、スザカレkitaーと、思ったのは私だけでないハズ
>>190 GJ!!ルルナナ待ってたよ!これはGJとしか言いようがない!切ないな、悪逆を演じるルルーシュもナナリーも…。これからも期待しています!
>>197 変態皇帝も楽しみにしてるよー!
>>190 すごい!GJ!!
文章上手すぎ!エロ切ないという感情を初めて知りました
うおおおGJ!こんな名作の後に結局ギャグっぽくなってしまったジェレミアーニャを
投下してしまうのが申し訳なくなってきた…が、ジェレアーニャ萌えの人も
いるみたいなので投下させてもらう。
彼等の最近の楽しみ、それは料理だ。
と言ってもブリタニア帝国時代に各国の名シェフ達に競わせたような芸術的な料理では無い。
広大な農地から収穫されたオレンジや、穀物。
とにかく此処は材料には困らない場所だ。
それらをただ出荷しているのも飽きがくる。
手間暇かけた果物や野菜等にどんな味わいがあるのか、そんな好奇心からはじまった楽しみだ。
「ケーキと言うものは意外と繊細な行程を踏むのだな」
大きな体で、小さなフルイを片手に粉をふるうジェレミアが言う。白いシャツにオレンジ色のエプロン姿は
似合っているか?と問われれば疑問も浮かぶが、本人も、そしてその隣の同居人も気にはしないだろう。
その同居人、オレンジ色のエプロンを着た少女、アーニャはその隣で黙々とオレンジをスライスしている。
「今度はオレンジムースのケーキにしないか?」
「でも今日は、オレンジのショートケーキ」
「そうだったな」
ここに来た時よりも、アーニャは表情が豊かになった(と言っても、これはこの農園の主が言う事なので世間一般での話ではない)
記憶を得ることは感情を得ることにも繋がったのだろう。
端からみれば、無表情で男を見上げているだけに過ぎないが、ジェレミアには分かっていた。
どうせムースの素と混ぜた方が楽だと思って、と言いたいに違いないと。
「ハンドミキサーを作ってもらってきたから大分楽になるだろう。私がやってもいいが、大半は宙に飛んでしまうからな」
「うん」
彼等は大抵こんな話をしながら料理を作る。
生きている時間、全てを記憶、思い出として残してやりたいというジェレミアの気持ちもある。
話し掛けるのは大抵ジェレミアからなのだ。
ジェレミアが苦労して篩った薄力粉には、数日前に作っておいたオレンジのドライフルーツが加わり、
焼き上がった柔らかそうなキツネ色のスポンジからは甘いオレンジの香りがした。
「うむ、よい出来ではないか」
「スポンジを冷ましてる間に、クリームを作らないと」
素っ気なく見えるが少女は内心嬉しいのだ。鼻をヒクヒクとさせ、目は僅かに細められている。
頭に巻いた薄いオレンジ色の三角巾を結び直してアーニャはボウルに生クリームを注ぐ。
ジェレミアはボウルを押さえてやる。
少女にはやや大きいハンドミキサーを持たせてやり、使い方を教えてやる。
「ボタンを押せば動いて離せばとまるだけだ。ナイトメアフレームよりも楽なものだな。やってみるといい」
コクリと首を縦にふり、アーニャはぎこちなくボタンを押した。
クリームはみるみるうちに滑らかなホイップへと変わっていく。
「すごい」
アーニャの呟きにジェレミアは満足そうに微笑んで頷く。
少女の小さな呟きには間違いなく感嘆の分子が含まれていたからだ。
その時だった。ガラスと機械の先端が直接触れ合い、鋭い音が走った。衝撃でホイップが遠心力に従って周囲に飛び散る。
「っわ!」
「んっ」
ボウルの前に居た二人にはクリームがもろに飛んで、アーニャは髪も頬もホイップまみれだ。
「爆散した…」
「爆散では無い。泡立て機とボウルがぶつかったのだ」
驚いているのか泡立て機を両手で握り締めて硬直している少女を見ていると笑ってしまう。
戦時中は泡立て機どころかナイトメアフレームの操縦を顔色一つ変えずにしていたというのに、今はどうだ。
ホイップを顔面に付けて情けなくも呆然としている。
「アーニャ来たまえ。ほら、顔を拭いてやろう。可愛らしい顔が台無しだ。レディたる者…」
「ジェレミアの顔にも、ついてる」
「私は良いから先に…ほら」
しゃがんでタオルを取り、拭いてやろうとする手を、小さな手が掴む。
親指の先端に暖かい感触。ちゅう、と小さな水音が響いてジェレミアは状況を理解した。
「アーニャ!?」
「だって、クリーム…勿体無い」
「だからと言って舐める事はっ…は!」
しかめた眉間に、舌が触れる。オレンジの甘い香り。
アーニャが頭にしがみ付くようににしている為に、少女の薄い胸が鼻先に何度も当たり、自身の胸が嫌な鼓動をあげ始める。
「っ、アーニャ」
「髪の毛、にも」
細い指が頭を撫でる感覚に、背筋が騒ぎだす。
まるで子供がペットを撫でるような、無造作な撫で方。
「やめ、なさい!アーニャ…はしたない真似は…」
彼からすれば少女一人を引き剥がす事は容易い事だった。
それなのに両手は麻痺してしまったかのように何も無い宙を掴もうとするだけ。
いや、実際には手を少女の背中に回し、抱きしめて無自覚な愛撫の洗礼を受けたかったのかもしれない。
「アーニャ…」
舌先が耳を掠める。湿った音が鼓膜を叩く感覚に、息が荒くなっていく。
「ぷはっ」
口を離した少女が男の瞳を見つめている。
心なしか蒸気した頬、唇からは唾液の糸が引いていた。
「今度は、こっち」
「っく!」
頬を舐められる。立膝になって擦り寄られ、堪らずうめき声を上げてしまう。
太腿が股間にぶつかるのだ。
「やめ、やめーーーい!」
怒声に、思わずアーニャが手を離す。
その手をそっと握って赤い瞳を覗き込む。
「アーニャ!」
「な、に?」
「お前がベロベロと舐めるせいで、顔中唾液塗れになってしまったではないか!」
「あ…」
「舐め取るのは、禁止。いいな?」
「…うん」
「分かれば、宜しい。ではアーニャ、罰として生クリームを買ってくるんだ」
「うん」
「帰ってきたら続きをするぞ」
「うん」
「舐める続きではないからな」
「うん、行ってくる」
庭先で耕運機がゴゥンとエンジンを響かせる音を聞きながら、ジェレミアは安心したのか、残念だったのか
いまいち分からない表情で、オレンジジュースを一飲みした。
終了!ジェレミアって貴族で紳士だからか、少女を襲うように見えないんだよな。
過去スレ見たらオデュ天子無かったようだから、今度はそっちに取り掛かるわ。
でもオレンジ農園組のドタバタも萌えるんだよな…
>>208 ジェレアニャキター!GJ!
2828が止まらない!甘い空気がたまらないです
>>208 GJ。くっ……!
アーニャは当然だが、ジェレミアにも萌えてしまう……っ!
>>208 超 G J !
ジェレミアさんがたまらないww
変態皇帝編、とりあえずエロ直前まで投下します。
クオリティ――そんなもの……oryz
「は? 今、何と仰いましたか、ルルーシュ様」
ジェレミアが何を言っているかわからない、といった顔でオレを見る。
普段は気の利く男なのだが、年下の恋人のことでも考えていたのだろうか。
「聞こえなかったのかジェレミア。俺は、今からナナリーを犯しに行くと言ったんだ」
ダモクレスからナナリーを連れてきた際に、ナナリーは地下牢ではなく王宮の一室に軟禁している。
服はオレがこちらに来た際に直々に着替えさせ――まぁ、兄として当然の事をしたまでだ。
「お待ちくださいルルーシュ様! ナナリー様はマリアンヌ様のご息女、つまりやはりどう考えてもルルーシュの妹君で――」
「そんな事は関係無い!! 大事なのは思いだっ!! 一人一人の思いは小さくとも、一人一人の思いは世界を変えることができるんだ――兄妹の関係さえも!!」
いつか、オレの友達がそう言っていた。
この言葉に感銘を受けたオレは、中華連邦に話したように、ジェレミアに話してみたのだが。
「ルルーシュ様! ナナリー様はまだ幼きお身体。せめてあと三年は――」
「ええぃ、邪魔だ!」
オレは制止するジェレミアを振り切り、ナナリーの部屋へと向かった。
ナナリーの部屋の前に着いてから、まず呼吸を整える。
姿見の鏡で乱れたところを直し、汗を拭く。
(少し……汗臭いか?)
ルルーシュは部屋の前から離れ、自分の部屋へと向かう。
(こんな体でナナリーと愛し合うなどとは……ふっ、焦りすぎだぞオレ)
ナナリーは俺を待っている。
「ドアを開けたら嬉しそうな顔をして『あ、お兄様、来てくださったんですね』って言って俺に微笑んでくれて――」
ルルーシュの体は回れ右をして、再びナナリーの部屋に向かう。
「『でも恥ずかしいです……』と言いながら顔を赤くして、何でか問いただすと――」
また姿見の前に立ち、今度は右手を顔に持ってきて右目を隠すなどの、自分なりに見つけたゼロスタイル(ゼロの時にとるポーズ)をとっている。
「『だって私……しばらくお風呂に入ってないから……』ってな具合に最後は消え入りそうな声で呟いて顔どころか耳まで真っ赤にしてもじもじして――」
マントを翻し、ドアと対峙する。
「そして俺はこう言うんだ『なら、一緒に入ろうじゃないか』とな」
ドアの向こうにいるナナリーに向かってお得意のゼロスタイルをとった後、ルルーシュはドアノブに手を掛ける。
(いざ行かん、我が愛しの妹のもとへっ!)
ルルーシュは勢いよくドアを開いた。
>>190 何だただの神か
GJです!本当にじわっと涙出ました
>>208 GJです!
ジェレアニャが可愛すぎるw
「お兄様?」
部屋の中には、服とは言えない物を着せられたナナリーが居た。
(くっ――ジェレミアめ、いくら捕虜と同じ扱いをしろと言ったとはいえ、もう少しまともな服は用意出来なかったのか)
我が忠臣に悪態を付きながらも、彼は直ぐに優しい兄へとスイッチを切り替えた。
「やぁナナリー、時間が出来たからちょっと会いに――」
「来ないでください!」
ナナリーは強く、オレに言い放った。
その目は、何かに怯えるような 少女の目ではなく、強い意志を秘めた女性の目に見えた。
「何をしに来たのですか」
八年ぶりに開かれた目は冷たく自分を見据えている。
「…………」
しかし、それに臆する事もなく、オレはナナリーに向かって歩く。
車椅子ではなく、ただの木製の椅子に座ったままの彼女は、手当たり次第に周りの小物を投げつけてきた。
「待ってくれナナリー、俺は話し合いに――」
「いや、いやです! 来ないで!!」
「――っっ」
その時頭に鈍い痛みが走った。
目覚まし時計が飛んできたらしい。
しかも運悪く額を切ってしまっている。
「あ、お兄様……」
ナナリーが今度は泣きそうな顔でオレを見た。
「はは、大丈夫だよ、ちょっと切っただけさ」
「でも血が……頭から……」
もう、ナナリーを泣かせたくない。
オレはナナリーの正面に座り、ナナリーよりも少しだけ下から目を合わせる。
「聞いてほしい話があるんだ」
そうだ、ナナリーが悲しむのは今夜だけでいい。
此処に来た本当の目的を果たさなければ。
「お話……?」
オレは、ナナリーに話したことを後悔しない。
スザクやC.Cだってきっと許してくれる。
そう思ったオレはナナリーに全てを話した。
ゼロレクイエムについてと、オレたちがこの先何をしようとしているかを。
「そんな……それではお兄様は――」
「ああ、後二カ月、せいぜい悪逆非道な暴君を演じるさ」
ゼロレクイエムの内容、そしてこれからを話したオレは、大分肩の荷が降りた気がした。
(らしくないな……)
この事はまだジェレミアにすら話してない。
それをナナリーに話すだなんて……。
机に視線を落としていると、か細い声が聞こえた。
「……れば……ですか……」
「え?」
ナナリーは泣いていた。
先ほどの、俺に冷たい態度を見せていた少女としてではなく、一人の妹として。
「お兄様が居なくなってしまったら――私は明日をどう生きればいいのですか!?」
見ている方が痛々しくなるほどに、開かれた大きな瞳からは大粒の涙を零し嗚咽を上げている。
「……あと二カ月、オレは毎日此処に来る」
それしか言えなかったオレは、ナナリーに背を向けた。
今はまだ言う必要は無い、なんせまだ二カ月もあるんだ。
その間に心の整理をつけたナナリーに、愛してると言えばいい。
幸い、ナナリーの服にはまだ残り香とかがあるからあと一週間くらいはオレの欲望も暴走しないだろう。
「待ってください」
ドアノブに手を掛けたときに声を掛けられた。
振り返るとナナリーは嗚咽こそ上げていたが、涙は流していなかった。
「あと二カ月しか会えないのなら――私に……証をください……」
「なに?」
ナナリーが今言った言葉、それはオレが此処に来るまでに何度も頭の中で想像した言葉だった。
「私は……お兄様が居たという証が欲しいんです……」
「……意味を分かって言っているのか?」
その質問に頷きで答えたナナリーに、オレはどうしようもないくらいに欲情した。
小物を踏んだり、蹴飛ばしながらオレはナナリーに近づく。
「お兄様――んっ」
そのままナナリーの唇を奪い、小さく、細い体を抱きしめる。
「ん〜〜!」
オレの胸を押してくるナナリーに、いきなりはマズかったかと詫びようとすると。
「お兄様……私、まだお風呂に入って……」
そこから先は言葉になっていなかった。
「…………」
先ほどの想像通りに進行している事に、内心狂笑しスザクと抱き合ったオレは、ナナリーの小さな体を抱き上げ囁いた。
「なら、一緒に入ればいいじゃないか」
「え……」
真っ赤になったナナリーは、抵抗のつもりかオレの胸や首をポカポカ叩いてくるが、再びキスをして黙らせることにした。
「降ろすよ」
耳に吹き込むように囁き、脱衣場にナナリーを座らせる。
手早く服を脱ごうとしたのだが、いかんせん豪華に作った服は簡単に脱げない。
(くそっ! 誰だ、こんなに脱ぎにくく作った奴は!! せっかくナナリーと一緒に風呂に入れるっていうのに!!)
そう考えながらボタンを飛ばすように服を脱いでいくと、ベルトが抜き取られた。
「ナナリー?」
「大丈夫ですお兄様、ズボンぐらいなら私もお手伝い出来ます」
言うが早いか、ナナリーはズボンに手を掛ける。
「ま、待て――」
(ナナリーの目がまだ開いていないならともかく、今この状況でなんて――)
手で抑えるより早く、ナナリーはズボンを下着ごとルルーシュから脱がせていた。
「――――っっ!!」
「…………うっ」
ルルーシュの暴君は、凄まじいまでに自己主張していた。
悲鳴を上げなかったのは奇跡だろう。
泣きそうな顔でソレを見ている姿は、無意識にルルーシュの嗜虐心を高ぶらせた。
「……ナナリーのせいだぞ」
自分でも驚くほど綺麗な声が出た。
「え……?」
目の端に涙を浮かべながら、今度は自分を見上げる姿に、更に追い討ちをかけたくなる。
頭を掴み、普段では絶対にしないような言葉使いで命令する。
「お前がオレを誘うからこうなってしまったんだ。どう責任を取る?」
「あ、あ……」
パクパクと口で声を出そうと努力しているが、そんな事はどうでもよかった。
「手で擦れ」
開いた左手でナナリーの右手を自分のモノに持ってくると、オレはそのまま強引に手コキを始めた。
妹を犯すという背徳感は、ルルーシュの中にあるサディスティックな内部を引き出してしまったのだ。
とりあえず此処までです。
また近いうちに後編を投下しますので。
のんびりとお待ちください。
長々と失礼致しました。
畜生、リロードしまくってしまったじゃないか!
変態皇帝ワロタwwwなんというwww
ジェレミアの「年下の恋人」が気になってしょうがないwww
考えてみたらギアスは公式で近親やらロリペドやら…
後編凄く楽しみに待ってる。GJ!
オレンジケーキ話にレスくれた方々ありがとう。
またジェレミアーニャ書きたくなったwww
>>221 GJ
なんか本編最終話の寂しさが良い意味で紛れて良かったよ
続きも期待
>>221 リロしてなくて割り込み申し訳ないです
GJです!
続き期待して待ってますw
ブリタニア家は近親の気のあるやつばかりだなあ。
ルルーシュとナナリー。コーネリアとユーフェミア。シャルルとV.V.
ショタ×ショタまでなら耐えられそうな自分に絶望した
ええいっ、感想を書かねばならんSSが多すぎるっ!
>>悪逆皇帝ルルーシュ
GJ! 良かったです。エロ哀しい。
情が移らない/移らせないようにしなきゃいけないから辛そう。
あんまり気持ちよくさせるわけにもいかないし。
というかこのルルーシュは真っ黒なのかな。それはそれで!
>>ジェレアニャ
GJ! 相変わらず甘すぎる。なんて平和すぎるんだ。
ハンドミキサーの威力に瞳を輝かすアーニャ良すぎる。
ジェレミア紳士すぎ。かっこよすぎ。グッドルッキングクッキングガイめ。
>>変態皇帝ルルーシュ
GJ! 笑える滑りだしのコメディ、かと思いきや、
……本当にセクロスできる、だと……?
おちつけ、まだあわわわわわ
みなさんGJでした!
<こんなにたくさんのSSにGJするなんて、兄さんはやっぱりすごいや!
<はっはっは。ういやつめ。ちこうよれ
<あっ、ダメだよにいさん、こんな明るいうちから……
うん、とにかくGJ!
俺も文才があれば、ルルーシュ×ナナリーでいろいろと書けるのになw
ジェレアニャ投下します
本番なし色気なしのドタバタエッチ
浴槽の中、長い吐息と共に思い切り四肢を伸ばす。
たっぷりと張った湯の向こうに揺らめく体は、所々金属に覆われていた。
「シャワーもいいが、こうして日本式に湯に浸かるのも心地良いな」
そう独りごち、ジェレミアは両手で掬った湯で顔を洗う。左目を覆う金色の甲殻に水滴が光って落ちた。
今やすっかり農夫が板に付いたジェレミアは、日に焼けた顔に充実した笑みを浮かべている。
「うむ。サヨコの言っていた通り、ユズ湯は芯から温まる…」
湯船にプカプカと浮かぶ無数の橙色を満足気に見下ろした。
それは柚ではなく、オレンジである。
しかし彼の過ちを指摘できる日本人はこの農園に存在しない。
ジェレミアは、芳香を放つ蜜柑湯に幸せそうに浸っていた。
体も温まり、そろそろ湯から上がって髪を洗おうかと思った矢先、浴室の外から物音がした。
―ギシ、バタン
(アーニャか?)
ジェレミアは風呂場のドアに目をやる。
すりガラスのドアの向こう側、脱衣所で動く桃色の影があった。
入浴中と気付かずに入って来てしまったのだろうか。
ジェレミアは声を掛けた。
「おーいアーニャ!入ってるぞ」
その声に脱衣所から即座に返事がくる。
「知ってる」
(何?)
ジェレミアは形のいい右眉をひそめた。
その間にもアーニャは服を脱いでいるようで、すりガラス越しのぼやけた人影はどんどん素肌の色を増していった。
元々彼女はオーバーオールと下着しか着ていない。裸になるのは一瞬だ。
ジェレミアは慌ててもう一度声を上げる。
「だから今は私が入っているから…」
「一緒に入る」
そう言い終らない内にすりガラスがドンと開かれた。
「んなっ!?」
ジェレミアは湯船で身を引き背後の壁に背を打ち付ける。
カシャッ
オレンジと水しぶきの中で無防備に驚くジェレミアに、カメラのフラッシュがたかれた。
「記録」
ポツリと呟き、構えた携帯を下ろす。
アーニャは一糸纏わぬ姿でそこに立っていた。
しばらく呆然としていたジェレミアだが、我に返ってカッと頬を染める。
「アーニャ!な、何を考えている!撮るなっ!早く外へ出ろ!」
「駄目」
怒鳴るジェレミアも意に介さず、アーニャは手元の携帯をポチポチと操作した。
画像を保存した携帯を濡れぬよう脱衣所に置くと、平然と風呂場に上がり込んだ。その後ろ手でドアを閉める。
バタン―
「アーニャ…お、お前!」
ジェレミアはパニックになりつつ裸の少女を睨みつけた。
ピンクの髪は肩に下ろされいつもより乙女チックな印象だ。
毎日農園で日を浴びているにも関わらず、強力な日焼け止めで保たれた白い肌。
15歳にしては成長の遅いつるぺたボディ。
可愛らしさの中にもほんの少し病的なロリータを匂わせる、悩ましい体つきだった。
(男の前で堂々と裸を晒すなどと、最近の娘の貞操観念はどうなっているのだ!)
嘆かわしい!とジェレミアは親父臭く胸中で唸った。
一回り以上歳の離れたアーニャといると、無意識の内に父親視点になってしまう三十路間近である。
「おい、悪ふざけはいい加減にしろ。早く出るんだ」
厳しく言い放つ。
しかしアーニャは首を横に振った。
「家族だから一緒にお風呂に入る」
家族。アーニャのその言葉にジェレミアは文句を言いかけた口をつぐんだ。
幼少時代にマリアンヌのギアスにかかった彼女は、ジェレミアに出会うまで記憶喪失という苦しみを抱えていた。
ギアスキャンセラーによって過去や自らに起きた出来事が明らかになったとはいえ、多感な少女期を記憶無く過ごした傷は消えない。
(アーニャにとって私は唯一の家族…)
ジェレミアはしばし黙りこむと、浴槽に身を静かに沈めた。波紋に乗ってオレンジが揺れる。
その果実は二人で丹精こめて作った物だ。
「…分かった」ジェレミアは観念したように息をつく。「そのかわり大人しくしろよ」
ふっとアーニャの無表情が柔らかくほどけた。微笑んで小さく頷く。
ドキン
その笑顔を目にした瞬間、ジェレミアの心臓部が強く脈打った。
ジェレミアの動揺など気付かずに、アーニャは心なしはしゃいだようにシャワーへと駆け寄った。
か細い指が蛇口を捻り、温かな細い湯の束がその身に注がれる。
シャワーを浴びるアーニャの横顔を眺め、ジェレミアは自らの胸を押さえた。
右目を閉じれば、シャワーの水音と柑橘類の爽やかな香りだけが世界を包む。
―我ながら甘いことだ。
アーニャが主君マリアンヌの犠牲者だという負い目以上に、どうにも彼女には強く出れない。
忠義の嵐ジェレミア・ゴットバルトが少女一人に振り回されているなど、関係者には決して知られたくない事実だった。
ふと気付けばシャワーの音が止み、浴室内はシンと静まりかえっている。
妙に思って目を開けたジェレミアはブッと吹き出した。
「ジェレミアのそこって生身なんだ」
無表情で淡々と感想をもらすアーニャは、いつの間にか浴槽の縁に両手を揃え湯船の中を覗き込んでいた。
彼女の視線の先にあるのは湯の中のジェレミアの股ぐら。青い茂みに覆われた男性自身だった。
「み、見るなぁ!!」
ザバーンとしぶきを上げ、血相を変えたジェレミアが前を隠す。
「記憶」
「するな!!」
「だってそこが機械なのか気になってたから」
確かに、左腕を中心に機械化しているジェレミアの身体は一体どこまでが改造済みなのか、事情を知る人間は気になるだろう。
「別に私の体がどうだろうがお前には関係ないだろう!いいから忘れろ!!」
イチモツを思春期の女の子の見せ物にされているようで耐えられない。プライドの高いジェレミアは真っ赤になってわめいた。
アーニャは途端に悲しそうにうつ向く。
「忘れろって…私には今の記憶が頼りなのに…」
タブーに触れてしまったとジェレミアは今度は青くなる。
「いやっ、わ、忘れなくていいぞ。家族の体なのだからな」
すると「本当?」とアーニャは上目使いにジェレミアを見上げた。
その可憐な瞳に射抜かれて、ジェレミアの胸がキュウッと締め上げられる。
(な、なんだ?今日は胸部の誤作動が多いぞ。整備不良か)
再び胸を押さえながら、戦後に改造で世話になったラクシャータとロイドの飄々とした顔を思い浮かべた。
もしやあのマッドサイエンティスト達に変なパーツを組み込まれたのだろうか。
しかし、ジェレミアがいくら研究者に責任を押し付けようとしても、実際はこの胸の高なりは修理不可能である。
彼はこの幼い少女を、きっと――
浴室の中、バシャバシャと水面を叩く音が賑やかに響く。
「やめろっ!掴むなぁあ!」
半ば涙目となってアーニャを取り押さえるジェレミアと、腰を抱えられながらもジェレミアの股間を握って離さないアーニャ。
無表情のまま、KMFの操作のつもりかギアチェンジよろしく掴んだ竿をわしわし動かした。
「ちょ、待っ…ふんぁっ」
ありえない乱暴さで性器をいじくられ、思わずジェレミアの膝がグラッと崩れた。
「レバーを動かしても変形しない…」
アーニャはジェレミアの左肩や顔の金属部分を確認しながらつまらなそうに言う。
オレンジの浮かぶ湯の中に、未だロマンスとは程遠い二人はドッパーンと倒れ込んだ。
おしまい
以上です。
ショタショタも楽しみにしてるよ!
さっきまで昼寝してたんだが
珍しく夢を見たんだ
夢の内容はEND後の続きを放送しててな
その夢ではスザカレメインで
結論から言うと何故か本編終了後から三年後にスザクとカレンが結婚するという有り得ない展開だった(途中スザクがゼロの仮面を取り正体とゼロレクイエムの目的をカレンにバラす)
カレンの胎内にはスザクの子供がいて
スザク「カレン、子供の名前なんだけど…実は前から付けたい名前が決まっていたんだ」
カレン「あら、奇遇ね。私もなの」
スザク「えっ!?キミもか、じゃあ一緒に名前言ってみない?」
カレン「うふふ、良いわよ」
スザカレ「「せーの」」
『ルルージュ!!』
という感じでEDが流れ、それ、何のエロゲ?みたいな終わり方だったんで唖然としちまったんだ
普通に22分のOP・ED(新規画)まで付いて妙にリアリティがあって、微妙に大人になったスザクとカレンが観れただけ(夢の中でだが)マシという事にしてるが
いまいちスザカレに免疫ない為か抵抗感があってな
ちなみに他キャラはジノは何故かカレンの部下、シンクーは生存とかそんな感じ
こんな夢見るなんて疲れてるのかもな…
夜神 月
「ねえ、ルルーシュくん、一生の頼みがあるんだ。
俺にも作ってくれよ。夜神 月専用のナイトメアを。」
ルルーシュ
「そんな道具、確かに嫌です。」
夜神 月
「思い切って、2000円かな?」
ルルーシュ
「にせんえん・・・、にせんえんで・・・。馬鹿にしているのか?」
夜神 月
「なんだ!?出来ないと言うのかよ!本気でぶん殴ってやるからな!!」
ルルーシュ
「ええーん!ドラミさんのハツメイカーで作りますよ!作りますよ!」
ドーン!キュキュキュールルルキューンキューンキューン!
ルルーシュ「ファイタースーツ!これもナイトメア並みの威力が出せます!」
夜神 月「ちゃんと2000円を支払ったんだ!ニアなんかに負けるようなら、ギッタギタにしてやるからな!」
ルルーシュ「夜神さんもニアさんもあんなに態度がでかいのですね・・・。」
ドラミ「ねえ、ルルーシュさん、上手くいってる?」
ルルーシュ「あ、ドラミさん、実は大変なことになってしまいました。どうしたらよいのですか?」
ドラミ「ええっ!?そっちが負けたらすべてルルーシュさんがうそをついたことになるじゃないの?」
ルルーシュ「ただ事では済みませんよ。きっと、私はギタギタにされてバラバラにされてしまいます!」
紅蓮キーでルルーシュの名前呼び
ながらオナニーするカレンとか
執務室辺りで分刻みスケジュールの合間に
一人慰めるカグヤ様は?
>>236乙GJ!
ジェレミア振り回されてるなw
この二人、なかなかに萌える関係だw
241 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 19:34:47 ID:uTmeqThj
>>236 くっ、GJが追いつかんっ!
アーニャ! アーニャ! つるぺたアーニャ!
>>241 バカモン! オレンジを大事にしないとオレンジが飛んでくるぞ!!
しっかし、当初は恋人っぽい認識だったのだが
いまやすっかり親子だなあ・・・
オ、オレンジ夫婦の夜の生活をっ…。
ジェレミア卿はいい感じに幸せなラストで良かったよな。
物語的にもネタ的にも。
仮面つけて出てきた時は使い捨てキャラ的な匂いがプンプンしてどうなる事かと思ったが、
ラウンズ倒すわゼロレクイエムの真相に一枚噛んでるわ良いキャラになってたよ。
今じゃ一番好きなキャラだわ。
いい加減、行き遅れの危機感を覚えたセシルさんがロイドさんを襲って、
結果意外にもセクロスと女性にロイドさんが興味をもって最終的に二人は結婚とか。
セシルさんはどうにも籍を入れなそうな感じがする。
内縁の妻って感じで自然に寄り添ってる関係なんじゃないかな?
んで老後、どっちかの今際の際で
「結局僕たち、籍を入れなかったねぇ」
「何を言っているんですか。私たちにそんなもの、必要なかったじゃありませんか」
とか・・・
ラクシャータの姐御が武力介入してきたりしてw
ロイドさんなら、襲われた後に結婚だねとさらりと言ってくれるよ。
ジェレミアとアーニャいいのぅ……ワッフルワッフル!
どなたかギルフォードとコーネリアのSSを
お願いします!
なんでこんなに少ないんだ…人気ないのか?
>>221 変態皇帝GJ!!続き楽しみに待ってます
あえて皇帝とマリアンヌを希望
>>177 熱唱するスザクジェロ。
傍らには、彼を優しい微笑みで見守るナナリー皇女殿下がいたのだった。
…………ってしか見えない。
若かりし日のロリマリアンヌなら尚良し。
死んだ時点でも充分若いんだけどなw
260 :
扇とヴィレッタの間に生まれた子供(男子)が……:2008/09/30(火) 23:27:27 ID:kuI93tGJ
成長して、かってのスザクやカレンの如く
新たな戦乱に身を投じる妄想がふと……
初陣は、解体中の暁に無断で乗り込み、
最新鋭量産機を駆るテロリスト撃破。
まるで、コードギアス版ハサウェイw
初陣後の扇もしくは、ヴィレッタからのビンタはデフォ
それ、最後処刑されるじゃねえかw
処刑実行するのは扇かよ。
>>221 期限付きで愛し合えるというシチュエーション
古典的だけどもう抜群の効果です
>>237 お前は私か…!
展開は違うが、スザカレ書いてたよ…!
エロまで遠いけどな!!
果たせなかった女と、殺せた男。
泣ける関係だよな。
オレンジネタも書いてるが、エロなし。
需要、あるんだろうか…?
農園良いよね、農園。
ナナリー゜お兄様は悪魔です、実の妹にこんなことを」
ルルーシュ「まずはお前の肉体に痛みと恐怖を刻み込む」
ナナリー「助けて!誰か!誰かあぁぁぁっ!!」
ナナリー「いやああああああっ!!」
ルルーシュ「ハハハハハ!そう、それだよ!まさに至福の悲鳴だ!」
CC「何寝言を言ってるんだ、元童貞」
ルル「あれ?」
CC「ほら、昨夜の続きをするぞ…まずはお前の肉体に快楽と服従を刻み込む」
ルル「いやぁぁ、助けて、ナナリー、ナナリィィィ!」
ああスマソ
あんまり誤爆に見えんかもしれんが誤爆だw
ジノのスルー具合は何事だったんだ?
ジノカレとジノアニャを期待してた俺はどうすれば…
しかしジノ天はありかもしれないと思った
>>236 ヤバい、萌え過ぎるww
GJだ!コノヤロー!
乗り物系ネタです。
ルルーシュの愛車は日産のマーチです。
しかも、マイクラC.C.で、
エンジンはHR15DE形エンジンです。
やはり、ジェレミアxアーニャが人気だな。意外な組み合わせだっただけに。
しかしロロが生存してれば、ジェレミアxサヨコ、アーニャxロロで落ち着いたのに。
ああ、ロロ……
俺はジェレミア×咲世子待ってるぜ
>>227のレスに猛烈に吹いたwww
グットルッキングクッキングガイwww
>>236 激しくGJ!ジェレミアの反応がまともで良かったwww
「記憶」「するなぁ!」の流れにワロタ。
しかし操縦されてしまうジェレミアも見たかった…!
悶えさせてくれてありがとギアス!
ヤヴァイ、ここに来て、密かに良いな…と思ってた
ジェレ×アニャ×咲世子さん に物凄い萌えて来たんだが
皆、仕事早いな、それに良い仕事し過ぎだろうw
>265
よう俺。
見た目は仲の良い家族だけど咲世子とアーニャでジェレミアを取り合うといいよ。
咲世子が大人な分、少し優勢だけどアーニャは予測のつかない行動でジェレミアを困らせながらものにするといいよ
「…サヨコはズルい」
「なにがです? ああ、胸ですか?」
「うん。胸で誘惑できるから、ズルい」
「そんなことないですよ。世の中の殿方には、ツルペタ
ロリコンボディが好みの方もいらっしゃいますから」
「そういうもの?」
「そういうものです」
――とか会話してるアニャサヨ萌え。
それを耳にしてジェレミアが一人悶えてるといいよ
>>277 悶える?
そのシチュでならオレンジはorzしかないと思うぞw
お兄様に会いたい一心で、シャルル張りに世界征服推し進めて、ラグナレクの接続に成功し、
お兄様と結ばれるヤンデレナナリーっていう電波を受信した俺はどうすれば…orz
>>279 表向きはゼロ・レクエイムの真意を悟りゼロ・スザクと共に平和に貢献するフリをして
裏では多分今でも節穴だろうスザクとギアス制限でカンが鈍ってるシュナイゼルの目を盗んで
世界征服計画進行中というネタは俺も考えた。
「ナナリー、なんでこんなことを、キミはルルーシュの願いを知っていたはずなのに」
「お兄様の願いを壊して、この世の中を永遠に続く戦乱の地獄に変えるんです、そうすればみんな
が言ってくれますよね、ルルーシュとナナリーは悪魔の兄妹だって、ウフフ…そしてお兄様と同じ
地獄に堕ちて、そこでお兄様に叱って貰うんです」
ナナリーは白でも黒でもどっちもおいしく頂けます
ナナリーって最初からずっと手握ると人の心読めてたと
考えるとかなり黒いよな
ナナリーはオセロみたいな魅力があるよね
ナナリーは黒い方が輝いているからな
ナナリはドSかドMなのか、はっきりさせて欲しいぜ
普段目が見えない分感覚が鋭敏なので快楽に超弱いだろう。
故にドMの素養は十分。
Sの素養はどうかな・・・?
お腹が真っ黒の可能性はあるが、相手をいたぶるようなサドっ気はないんじゃなかろうか?
「ナナリーの笑顔は他人への感謝の表れ」とも言われてるし。
>>289 相手が悦んでれば嬉々としてドSな印象が
291 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 17:47:30 ID:7YkMvrzd
つまり相手が悦ぶのがうれしいから、
相手がいぢめられて悦ぶなら喜々としてSになると。
・・・恐ろしいな。
ナナリーにかかったら自分の本性が全て曝け出されてしまうわけか・・・
性根がSの相手ならドMに、
性根がMの相手ならドSになれる変幻自在キャラなのだな。
>>286-290 寧ろ本人が望まなくともドSを引き寄せるタイプだから、自ずとドMになるかと
マオに緊縛されたり、お兄様に奴隷服着せられ緊縛されたり
>>293 そ の 発 想 は な か っ た わ ! !
おまい天才だな!!!
ナナリー「お兄様はお好きでしょう?民主主義が。ふふふ。」
ナナリーとかどうでもいい
「ジェレミア、俺が死んで子供が産まれたら、お前が父の代わりをしてやってくれ」
「しかし、それでは―――」
「分かってくれ、俺はこのまま終わるんだ・・・それに父親が悪逆皇帝だと分かればあとで厄介なことにもなる
アーニャにもギアスをかけて記憶を封じている」
「それでは・・・・・・・ナイト・オブ・シックスに対して無慈悲すぎます」
「そうか・・・・なら世界が安定したらお前のキャンセラーで俺のギアスを解いてやってくれ」
「イエス・ユア・マジェスティ」
「最後まで良く尽くしてくれた、我が純愛なる僕、ジェレミア・ゴットバルト」
・・・・・・・なんて妄想をしてしまった
純愛?
あっ忠実だorz
つまり、皇帝ルルーシュとジェレミア卿はプラトニックラヴな関係だった訳ですね
分かりまアッーーーーーー!!
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{|
N| "゚'` {"゚`lリ 俺の出番のようだな
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , /
>>301 オデュッセウスのケツをお貸ししますのでお帰り下さい
それにしても、最後まで存在感の薄かったジノには同情せざるを得ない
結局、アーニャとのフラグは皆無だったしカレンとのフレグとも・・・ジノガンガレ
>>302 近い未来、天子様をめぐってロリコン星とガチバトルやらかします。
二人とも向こう側を見て限界を超えたアルター使いになるのですね。
わかります。
>>277 (なっ、咲世子っ…子供になんということをっ!)
と思いつつ、女同士の会話になかなか入っていくタイミングが掴めないジェレミア
そんなジェレミアの気配を敏感に察知した咲世子がわざとアーニャに男女の過激な話をし始めて…
そんな展開を妄想した
カグヤ民主主義かナナリー調教かCC純愛か
どれ書こうか悩むww
やはり最終回的にはCCかな・・・
おkwwやってやんよww
とりあえず今週中には一つうpする
カグヤ民主主義……
天子様は?
まあ、別にカグヤDVDでもいいよw
扇の大切なDVDを壊したカグヤが、黒の騎士団の最も性欲が激しい男
扇要の怒りを買った。
すでに黒の騎士団の総司令にまで上り詰めた男の覇道に口を出せることもなく
合衆国議長カグヤを遥かに凌駕した権力で、黒の騎士団の裏会議でカグヤの
処分を決定が決まった。
扇のDVDの内容は
ロリストリップ、ロリと初めての中田氏
と、ロリだらけだった。これをヴィレッタにバレると殺されるのだが、人が変わった扇はそれを気にすることなく
黒の騎士団の団員の前で
カグヤに脱げと
要求した。
そもそも、D・V・Dのネタ知らんからこれ以上無理w
ジェレミアは貴族だからなぁ。
「咲世子…今晩はまたそなたを求めても良いだろうか」
「そ、そういった事を直接聞くものではないと何度言ったら覚えるのですか!」
「何を言うか、紳士たるもの相手の了承無しに求めるなどできるか!…で、返事はどうなのだ?」
みたいな文化の違いがあるといいな。
まだ本番までは気力がなくて書いてないのですが…
長くなるようなので、一回上げようかと思います。続きは近日中で…
最終回後 ねつ造でカレンの話です。
ジノがアッシュフォード学園で生徒会のメンバーになっています。
ジノ→カレン→ルルーシュみたいな感じで。
自分が学生だったころを思い出して書いてみました。
少しでも雰囲気を楽しめてもらえればと思います。
313 :
机の中の手紙:2008/10/01(水) 22:56:27 ID:89qTUS96
拝啓 ルルーシュへ
あれからもう半年も経ちました。
世界のことをずっと伝えていたけど、
ちょっとだけ私のこと、皆のこと報告します。
私はまたアッシュフォード学園に戻っています。あなたとの約束。
もちろん、紅月カレンでね。
リヴァルと生徒会で頑張ってます。
ああ、あとジノも新しい生徒会のメンバーになって、なんだか賑やかです。
ほんの少ししか、あのとき生徒会にいなかったけれど、
なんだかんだ言って、あのメンバーがもう揃わないと思うと寂しいかな。
ミレイさんはニュースキャスターとしてバリバリ活躍してて、
たまに連絡を取り合って、ご飯を一緒に食べたりしてる。
ニーナもブリタニアで科学者として頑張ってる。
フレイヤのような惨劇を繰り返さないように…
ナナリーとは手紙をやり取りしてるの。
おかしいでしょ、ブリタニアの皇女様とただの日本人の女の子が文通しているなんて。
捕虜になったとき、意気投合しちゃってね。
あの子もお兄ちゃんッ子だから…
それとC.C…
世界を旅しているみたい。あのぬいぐるみーチーズ君と一緒にね。
連絡をとろうとしてみるんだけど、月に1回ぐらいに旅先からの絵はがきが来るの。
あっちはあっちで楽しんでるのかよく分からないけどね。
ピザでも用意するから、顔を出してほしいな。
なんかいっぱい、C.Cと話しがしたい気がする…
私は羨ましかったんだと思う。C.Cがあなたの傍にいられることに。
私は、ずっとあなたが世界を自分の欲望のために手に入れようとしていたと思っていた。
だから、私が止めようって思った。
私はあなたーゼロを尊敬していた。それ以上の感情を持ち合わせていたかもしれない。
ううん。今は…もうこんなことを考えるのはやめましょう…
あなたがやったことを知ったから余計にあなたについて行けば良かったと後悔したわ。
でも、ダメよね。
ルルーシュ、あなたがくれた明日を私たちは生きなければいけないのよね。
それが償いよね。私にできる精一杯のこと。
あなたに届くわけがないのに…手紙が引き出しの中にどんどん溜まっていくの…
***
ぼたりと透明な液体が便せんに落ちた。
名前を描くインクが滲んでゆるやかに水にそって広がっていく。
書くことを中断し引き出しを開けてしまった。
髪をかきあげて紅月カレンは鞄をかかえ、部屋を出た。
涙が零れたなんて認めたくなかった。
「いってきます」
トースターから食パンを出して、くわえると居間から母が「いってらっしゃい」と手を振った。
こんなにも穏やかで平凡な日が過ごせて、とても幸せだと思った。
朝の日差しが眩しい。
「おはよ〜」
通学路を慌てて走っていると、
見慣れた後ろ姿を発見したので、手を振りながら追いかけた。
「カレン、おはよう!」
リヴァルがこちらに気が付いて振り向き、立ち止まる。
隣にいたジノも立ち止まって、カレンが追いついてくるのを待っていた。
「またパン食わえて…日本ッてそういう文化があるのかい?」
ジノが笑いながら、パンを指さした。
カレンは顔を赤くして、後ろを向いて急いでパンを食べきった。
喉に詰まりそうになって、胸を叩く。
「そ、そんなものないけど…朝の準備が間に合わなくて…」
「もーちょっと、早く起きれば良いんじゃないか?」
クラスメイトたちと談笑しながら学校に登校する。
想像もしていなかったことだ。こうして平凡に学校生活を送れること。
それに…またアッシュフォードに通えることも。
「あーそうだ。テスト1週間前だ…」
生徒会室で次のイベントの企画を話し合っている時だった。
休憩中にリヴァルが突然声を上げて項垂れた。
机の上に顎をのせて、ため息をついている。
「そういえば…そうね」
カレンも思い出して頷く。
生徒会の仕事が忙しく、つい夢中になっていてテストのことをすっかり忘れていたのだ。
それに半年前まで、こんなこと思いもよらなかった。
「ははー。俺は覚えていたぞ」
ジノが腕を組んで二人を笑った。
「しょみ…いや…
定期テストなんて初めて受けるな」
何かをいいかけて、誤魔化すジノ。
そういえば、彼は貴族だった。
神聖ブリタニアの皇帝がルルーシュだった頃に、貴族制が廃止されたが、
今はどうなのだろうか?
気になったが、特に話題に出すものではないと感じたので黙っておいた。
「勉強してる?」
「「………」」
返事は沈黙だった。
言ってみたカレンもそこまでテストに対して手を出してはいなかった。
「しばらくここで勉強会でもする?」
妙に沈みかえった部屋。
”勉強会”という言葉に気力が奪われたかのようだった。
自分でも良い案だとは思ったのだが、目の前のテストが迫っているという事実に尻込みしてしまう。
「ああ、そうだ。ここでするより、だれかの家でしないか?
日本の学生ってよくやってるんだろ?」
ジノが突然思い出したかのように、声を出した。
こちらに来てから、彼は日本に興味津々といったご様子で、何かあればすぐにカレンに聞いてきた。
「日本ってこんなことする文化があるんだろ?」と…
大抵は他愛もないような質問で、答えるのに不自由もないのだが。
だいたいこの流れ的にはカレンが被害を受けそうな気がした。
悪気があってというわけではないから、余計達が悪い…
この前なんて何処の誰から聞いてきたのか…
「ケーキ屋さんの娘はけい子、ようかん屋の娘はよう子、それじゃぁまんじゅう屋の娘は?」
とニコニコしながらなぞなぞを出してきた。皆がー特に女の子は答えられない(ぐらい難しい)問題なんだとか言って…
「あ、俺もそれ。テレビで見た。
優しい、お母さんが出て来て、皆に伊勢エビとか松茸とかおやつに出してくれんだろ?」
リヴァルが目を輝かせながら、カレンを見る。
何かが違うと指をこめかみにあてながら、彼女はこの視線に気づいてないフリをしようとした。
「よし、それじゃあ決定だな。今日、カレンの家で」
「って今日?!!!」
ジノの言葉に驚いて、思わず素っ頓狂な声を上げて立ち上がる。
椅子ががたーんと後ろでけたたましく倒れた。
「ちょっ、ちょっと待ってよ。いくらなんでも突然っ…」
慌てて、口を開くとニヤニヤと笑いながら見つめてくる男性諸君。
「何だよ、見られてやましいものがあるってわけじゃないだろ?」
「いやーこの慌てよう。何かあるぜジノ…」
「な、何言ってるのよ! そんなのあるわけないじゃない!」
言ってからはっとした。
気が付いたときにはもう遅い。
「決定な。」
その言葉にカレンは肩を落とした。
***
あれから慌てて家に帰った。二人は1時間後に来るように言っておいた。
客が来る前に色々と準備をしないといけない。
まず、家に入ってすぐに母親にクラスメイトが来ると伝えた。
母は突然の来訪者の予定に少し驚いて「何も用意していないわ」と困りながらも、
どこか嬉しそうにカレンの話を聞いた。
「別にそんな特別なもの用意しなくても大丈夫よ」とは言ったが、
母は早速台所に向かい、何かを作り始めようとしていた。
カレンは自分の部屋の片付けに手を付けた。
そこまで汚れているわけでもないが
壁に飾っている写真を隠さないといけなかった。
もちろん、それはルルーシュの写真だった。
まだ皆がアッシュフォードにいた頃の…学生の写真。
カメラに視線を合わせて微笑んでいる彼。
だけれども…今は彼は世界に取って憎しみの過去だ。
それを飾っているなんて他人に知られたくなかった。
例えここに来る客が彼を知っていても…ジノはともかくリヴァルは友人として複雑な心境になるだろう。
彼の写真だけを剥がそうと、手をかけたが躊躇してしまう。
何故か、胸が痛んだ。こんなことをしないといけないなんて…
なんとか考え出した結果が、写真を貼付けているボードごとどこかに隠すという案だった。
ボードが壁から外し、机と壁の間にすり込ませる。
埃で汚れないか少し、不安だがしばらくの我慢だろう…
一息ついたところで、インターホンのベルが鳴った。
丁度、作業が終わったところだったので驚いた。
だが、着替える暇はない。
「カレーン。お友達が来たわよ」
母の呼ぶ声が聞こえた。
「はーい。今行くわ」
慌てて部屋を出ようとして、他に見逃したところはないかと後ろを振り向く。
特にないように思えた。
まさか女の子の部屋だ。物色することなんてないだろう。
そう思って玄関へ向かった。
ただテスト勉強をするだけなのに、どうしてこんなにも労力が必要なのか考えると笑えた。
***
それから二人を向かい入れて、母親に紹介した。
母は嬉しそうに二人に挨拶をして、「今、クッキーを焼いてるから後で、持って行くわ」と言った。
甘い匂いが準備しているときにしたので、そういうことがと思った。
だが、こんなに張り切って大丈夫なのかとハラハラした。
それに焼き上がるまで、間に合わせにせんべいはどうだろうと思う…
バリっと音を立ててせんべいが割れる。
最初、二人ともその固さに驚いていたが、気に入ってくれて良かった。
勉強は随分とはかどった気がする。
お互い教えあったり、雑談しあったり。
なんていうか、本当に学生をやっているんだなと思った。
笑えることだが。
「カレンのお母さん、とっても優しいな」
数学の公式を復習して、問題を解き終わったときリヴァルが口を開いた。
「うん…まぁーそうかなぁ?」
なんだか複雑な気分になって、首を傾げた。
照れくさいような、違和感を感じるというか。
「なんていうか、今日は色んな意味で勉強になったな」
ジノが隣でせんべいを噛み締めながら言った。
「そう?」
「ああ、家に入るのに靴を脱ぐなんて初めてだ。」
「そっち?」と言ってリヴァルと二人で笑った。
「でも、何でそんなに日本に興味があるの?」
疑問に思ってふいに問いかけてみると、ジノは頬をかいた。
「んー何でだろうな…一応、日本で暮らしているしな
それに…」
「それに…?」
彼は困ったかのように、またせんべいを口にした。
「いたっ」
噛み間違いでもしたのか、口を抑える。
「おっとジノ君が動揺しております」
ニヤニヤとリヴァルが実況を始めた。
「その…」
「うん」
「気になる日本人の子がいて…」
ぽつりと彼は言った。
「おおっと、ジノ君に春がっ」
「ほんとにっ? うっそ、じゃぁ応援するよ
日本のこともっと知っておかなきゃね、それじゃあ」
その言葉を聞いて、一気に盛り上がる二人。
勉強の束の間の楽しみがこんな雰囲気だ。
しかもこれに、恋愛が絡んでくるとは思いもよらなかった。
この年だ。やっぱり盛り上がる。
「うん…」
何故か浮かない顔をしたジノだった。
320 :
机の中の手紙:2008/10/01(水) 23:08:44 ID:89qTUS96
取りあえず、ここまでです。
近日中に書き上げて、できれば週末までにはここに上げていきたいです。
カレンを好かない方がけっこういるかもしれないので、
ご感想次第で判断したいです。
好かないわけないぞ。
ただカレンは作品の都合で無理やり敵にされちゃったもんだからその経緯に説得力がなくて皆釈然としないのだよ。
だってさ、スザクを表舞台から退場させるため「だけに」紅蓮が必要だったんだぜ。
アルビオンと相討てるの、それだけなんだもん。
そのパイロットとしてカレンは敵に回らなきゃならなかったんだもん。
理不尽とは思わんか?
それはそれ!
これはこれ!
てことで続きを待ちます。
GJ!
早目のうp期待してる!!
キャラやカプについてはこの板では
そんな気にしなくていいと思うぞ。
ジノの報われなさがよいですw
本編でも報われなかったが、しっかり本気ださないとねw
325 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 23:53:30 ID:qO7vJJ/u
>>320 GJ!
最初の方の出せない手紙が溜まっていく〜のくだりで泣きそうになったw
切ない雰囲気が甘酸っぱくていいので楽しみにしてるよ
GJ!なんか雰囲気のいい話だw
キャラとかカプに関しては、きちんと明記してる限り問題ないと思う
GJ!ジノがんばれ!
他の人も言ってるけどそんなにキャラの人気とか気にしないで。
むしろカレンは人気者じゃないか。
俺なんかバトレー厨なんだよ。
どうしたらいいの?
>>327 バトレー好きだがwちょっとこのスレじゃ扱いようがない気がするなww
バトレーにされるがままに身体をもてあそばれるジェレミア……
無論改造的な意味である
おーう…。バトレーやっぱ駄目か…。
クロヴィスへの忠心とか美しいと思うんだけど。
あーもう801板とかで読めないかな。クロヴィスバトレー系。
板チスレ汚しごめん。ちょっと行ってくるわ。
ダメじゃないだろうが関係のあるキャラでやるとアッーだからな…と思ったんだが
いってらっしゃいw
話がアレでエロくもなくて恐縮だが、書いたので投下
ジェレミア×咲世子……だと思う
――喧騒がここまで聞こえてくる。
あれは、ナナリー様の笑い声。慌てているのは、スザクさん……いいえ、ゼロかしら。にゃあというご機嫌そうなアーサーの声からすると、また噛みついているのかもしれない。
ご機嫌といえば、カリーヌ様。ナナリー様がお嫌いだからか、しきりと不機嫌そうにつぶやいていらっしゃる。
そんな妹君を優しく宥めているのは、オデュッセウス様。おっとりとした、いかにも育ちの良さそうな善良さの滲む声だこと。
おやおや。それがお気に召さないのか、ギネヴィア様の声が少し低くなっていらっしゃる。どうやら、兄上の興味が自分にないとお寂しいらしい。
アーニャさんは……ああ、また記録している。さすがに今回の集まりは特殊すぎるから、ブログにあげないように注意しないと。
密やかなパーティーのは、確か「生き残ったブリタニア皇族きょうだいの親睦を深めよう」という主旨。
発起人は、お隣の――とはいえ距離にすれば結構離れているのだけれど――ネギ農園に住んでいらっしゃる、オデュッセウス様。
『兄弟仲良く』がモットーのあの方は、本当はシュナイゼル様も呼びたかったようだけれど、さすがにブリタニアのトップが全ていなくなる事態はまずいと辞退されたとか。
お伝えすると、しゅんとしてらしたのが印象的だったわね。
ちいさく笑う咲世子がいるのは炊事場。
宴もたけなわ、少しずつでも早めに後始末を……と、テーブルの皿や料理を片付け、代わりに焼き菓子と紅茶を持っていったりと一人忙しく立ち働いていた。
現在は皿洗いの最中だ。
たまの休み。普段はナナリーのそばで世話係兼ボディーガードをこなしているが、家事をするのは得意であったし、なによりたまにはこういうこともしてみたい。長くランペルージで家事手伝いをしていたせいだろうか、一種の職業病のようなものかもしれないが。
会場の準備は住人であるジェレミアとアーニャがしてくれていた。今を楽しんでいるだろう彼らに対する礼としては、少し軽いような気もしないではない。ネギ農園の方々も途中で料理の手伝いなどしてくれた上に、ネギ他手作り野菜も大量に差し入れてくれた。
なんというか、ブリタニアの民は案外順応性が高い気がする。
そう、ルルーシュ様もそんな感じだった……。
今は遠い主を思い出し、少しだけ胸が痛む。
この中にあの方がいたのなら、どんな風に過ごしていただろうか。
「ここにいたのか」
目元を押さえたその時にかけられた声。
そういえば先程窺った会場の中に、彼の声はなかったことを思い出す。
「ジェレミア様。どうかなさいましたか」
いつもと変わらぬ笑顔を繕い問いかけには答えず、彼はただ無言で咲世子の前にやってくる。
その視線は、咲世子の目元を見つめていた。
「泣いていたのか」
「……跡があるのなら、隠しても仕方ありませんね。ええ、少しだけ。あの方のことを思い出してしまって」
「そうか」
しばし落ちた静寂は、同じことに思い巡らしていたからかもしれない。
ほどなくして、沈黙を破ったのは彼だった。
「……少し付き合ってくれないか」
「は?」
「君にも我が忠義の実りをお目にかけよう。ゆっくりは見ていないだろう?」
「でも、こちらが」
「なに、少しくらいなら問題あるまい。君が人知れず気遣っていてくれたので、後が困るようなこともほどんどないだろう。それに、そのようなことを咎める方々でもあるまい。いざとなったら、アーニャがいる」
「信頼しておいでなのですね」
「よく働くよい娘だよ。最近は表情も明るくなってきた。気にしていただろう?」
「……はい。初めてお会いした頃のあの方のようでしたので、少し」
「成程」
気がつけば、咲世子は外に導かれていた。
満天の星が美しい。この辺りは空気も澄んでいることもあって、よりくっきり輝いて見える気がする。
そう、灯りがなくとも歩くに不自由しない程度には。
もっとも、咲世子もジェレミアも暗さをものともせずに走ることくらいできるのだが。
「大ぶりで美味しそうなオレンジですね」
「最初のうちはなかなか難しかったが、近隣農家の協力もあってな。今ではこの地方の名物にもなっている」
「それだけではありませんよ。ナナリー様のご友人である天子様もこちらのオレンジがお好きなようですし、神楽耶様も……世界的に有名なようで何よりです」
「それはありがたいが、なにせこの身は追放された身であるから、なかなか微妙な気持ちになるな」
「ごくごく平和的な意味で有名なのは、よろしいかと思いますけれど」
静かな夜の中、響くのはふたりの交わす声と足音のみ。
ここまでくるとさすがにパーティーの喧騒も届かない。
たわわに実るオレンジたちだけが、ふたりを見守るのみだ。
「これだけ広いと育てるのも大変でしょうに」
「まあ、なかなか手間はかかりはするが、額に汗して黙々と働くというのもまた、騎士であるのとは別の喜びと楽しみを与えてくれるものだ」
「そうですね」
ジェレミアの晴れ晴れとした表情と声に、思わず咲世子は微笑んでしまう。
オレンジは忠義の実り。かつては自らを侮蔑する言葉だったそれも、仕えるべき主が与えたものならば忠義を示すものになるのだと言っていた。たとえ野に下り、騎士と言う立場でなくなってもいまだその心には主は生き、捧げる忠誠は変わらない。
だからこそ、自分は彼に好意を抱くのだろうと思う。
かつては刃を交えた間柄だというのに、つくづく人生というものは不思議なものだ。
何処かにロリ純愛が落ちてないかねーw
まあギアスのロリキャラって、ナナリーとアーニャ、天子様に幼女C.Cの四人くらいだけどな。
カグヤ様はロリと言えるのだろうか……?
「しかし、そんなに気に入ってもらえているようなら、いるだけ持って帰るといい」
「いえ、でもそれは」
「なあに、構わんよ。ナナリー様にも気に入っていただけたようだから、元々そのつもりではいた。そこにナナリー様の知人の分が入ったとて、大して変わりない。よければ君やゼロの分も持って帰ってくれて構わないよ」
「……その様子では、こちらが固辞しても押し付けられそうですね。わかりました、お言葉に甘えさせていただきます」
「『謙遜は美徳』というのは日本古来のものだというが、君もそうなのかな」
「まあ。むしろ礼儀として当然の対応をしていると思いますけれど」
「それはそうかもしれないが、私の見る限り君はいつも控えめだが……ああ、戦う衣装はともかく」
「……あれは我が篠崎流の伝統的な武装なのです。けっして趣味ではないことを、一言添えておきます」
「おや、実は気にしていたのか」
「ジェレミア様はたまに意地が悪いように思います」
「はははは。すまない、気をつけてはいるのだがね。まだまだ貴族の折の癖が抜けぬようだ……ああ、そろそろ足元に注意したまえ。この辺りからモグラの穴が増えてくるのだ。対応しても対応しても、なかなか追いつかなくてな」
「それはご苦労なっ!?」
篠崎咲世子、一生の不覚。
思いっきりモグラの穴と思われるものに足をとられ、かつなかなか複雑な穴のようで足が抜けずにあわや転ぶかと思われたその時、力強い腕が咲世子の身体を救い上げた。
「……ふむ。君はなかなか迂闊なのかな?」
「…………たまたまです」
「いやしかし……面白い」
「ジェレミア様、いい加減になさいませんと」
続きは言えなかった。
言葉を紡ぐべき唇を、唇で塞がれていたからだ。
何が起こったかわからず、咲世子はただ瞳を大きく見開くことしかできない。
しばらくして唇が離される。
なぜか、相手の方も驚いた顔をしていた。
「……どうしてあなたが驚いているんです」
「……私としても驚いているからだ。このようなことをするつもりはなかったのだが」
「……では、なんとなくとでもおっしゃるおつもりですか」
「……ううむ。端的に言えばそうなるやもしれん」
反射的に殴ろうとした咲世子だったが、彼の顔が苦悩に満ちていたのを見てその気が失せた。
どうやら、本当に自分でもその時の心の動きを把握できないでいるらしい。
「ともあれ、いきなり無礼を働いてしまったことには変わりない。すまない、咲世子」
潔く頭を下げるジェレミアの言葉に、ふと考えてみる。
確かに不意のあの行為に驚きはした。けれどそれだけだ。例えば、それでジェレミアに対して嫌悪を感じたとか、怒りを感じたとかいうことはない。
先程殴ろうとしたのだとて、「なんとなく口づけた」と言われたことに腹が立っただけである。
つまるところ、『口づけられた』という行為自体はよい、ということになり……。
そこまで考え及んだ途端、咲世子の頬にすっと朱が走った。
「ぬ? どうした、咲世子。顔が赤いが」
「なっ、なんでもありませんっ!」
見られるのが恥ずかしい気がして、咲世子は彼の視線から逃げるように顔をそらす。
間違いなく、ジェレミアに対して好意は抱いている。だが、それは色恋沙汰の類ではないはずだ。
だというのに、なぜこんなにもいきなり動悸が激しくなるのか。
そんな咲世子をしばらく観察していたジェレミアがったが、何か思い当たったことがあったのかぽんと手を打った。
「ふむふむ。どうやら君もわけがわからなくなってしまっているようだな」
「……そういうジェレミア様もでしょう」
「いや。私はちょっと理解できた。君はあの時可愛かった。だから、それが原因だろう」
「か……かかか、可愛いなんて、私のどこをどう見たらそう見えるとおっしゃると」
「どうと言われても、可愛いものは可愛いのだからどうにもなるまい。ちなみに、今の君も大層可愛いが」
「ジェ、ジェレミア様はお疲れなんです!」
「私は正常だが」
「いいえっ!」
「……まあいい。しかし咲世子、私はできればもう一度君に口づけたいと思っているのだが」
「はえっ!?」
「一度して少し理解できたのなら、二度してみればもう少し理解できる気がするのだ。君ももしかしたら理解できるかもしれない」
「ど、どういう理屈ですかっ!」
「私の例がある。ないともいえまい。君も試してみたいとは思わないか?」
その言葉に対し、咲世子はなぜか拒否の言葉を出せなかった。
「……確率が低いような気がします」
「とはいえ、ゼロではない。挑む価値はあると思うが」
「………………」
「君はそんなに臆病だったかな、篠崎咲世子?」
侮るような言葉の響きに、咲世子は思わず言い返していた。
「いいでしょう。受けて立とうではありませんか」
「それでこそ、我が同志。では、とりあえず目を閉じてくれるかな」
「はい、どうぞ!」
そこでぎゅっと瞳を瞑ってしまった咲世子は知らない。ジェレミアが薄く、楽しそうな笑みを口の端に浮かべたのを。
指先が咲世子の顎を優しく持ち上げると、彼女の力み具合が伝わってくる。
ジェレミアは笑みを深めると、自らも瞳を閉じて少しずつ咲世子に顔を近づけてゆく。
……この方、本当は全てわかった上で装っていらっしゃるんじゃないかしら。
脳裏にそんなことが過ぎったが、咲世子は拒むことなくジェレミアの二度目の――先程より幾分濃い目の口づけを受けたのだった。
投下完了
本当はもっとアダルティな感じを出したかったはずなんだが、途中で路線が狂った
反省はしてないが色々と痒い
おやすみ
うっひょうリアルタイムGJ
ジェレミアは咲世子との大人っぽい感じも良いね。
>>339 なんというジェレさよ…!充分アダルティだったし、大人な関係だったぞGJ!
ちょっと2人共天然入ってるような会話にものすごく萌えた。
会話の所何度も読み返してしまったwww
2回目のキスの感想を聞きたいwww
>>336 純愛かどうか分からないが、書いていたオデュ天を投下する。
いかん…エロにならない。ジェレミアといい、第一皇子といい、性欲が無さすぎる。
「私の名前は、オデュッセウス・ウ・ブリタニアと言うんだ。天子、君の名前は?」
名前位知っているくせに、と内心意地悪く呟いた。
彼女にしてはそんな事を思うのは珍しい。
目の前に立っている長身の男は、あのブリタニア帝国の第一皇子だという。世界の大半を治めるあの恐ろしい国の、だ。
なのにこの第一皇子は優しく微笑んでいる。世間一般で言う、人当たりの良い笑顔で。
きっと自分を騙して中華連邦を乗っ取り、近いうちに、役立たずな子供の自分をあっさり殺すに違いないのに。
あの大きな手、きっとそうに違いない。騙されてはいけないのだ。彼女は目を臥せて手を強く握りしめた。
彼女に出来る精一杯の抵抗だった。
「あぁ、そんなにしてはいけないよ」
悲しそうな声が頭上から降ってきた。思わず顔を上げると第一皇子の顔が目の前にある。
「っう!?」
長い体を折り畳むようにして、膝をついて自分と視線を合わせている?ブリタニアの皇子が?
水色の瞳は悲しそうに揺らいでいて、彼女の指を見つめている。
大きな手が、彼女の手を包むように握り、爪を食い込ませていた指を一本づつ、丁寧に離していく。
「緊張させてしまったんだね。ごめんね、そんなに強く手を握る程不安にさせてしまった」
「う…あ」
「いきなり結婚だなんて、驚くのも無理は無い。私も驚いた」
しかしまるで他人事のように笑っている。そして、こう続けた。
「シュナイゼル…あ、私の弟がね、これが最良だと言ったんだ。世界の、平和の為に」
その微笑みは疑う事を知らない微笑みだ。
いや、もしかしたら違うのかもしれない。
疑って、疑って、疑う事に疲れてしまったのかもしれない。
「君もいきなり…こんなおじさん、って年でも無いんだけども…うん、驚いただろう?
安心してなんて言っても信用してもらえないのも分かる。
君はまだ小さいから、世界の平和の為なんていう壮大な話も想像がつかないと思う。
けれど私は、世界平和云々の前に君の夫になる身として、妻になる君を守る義務がある」
私を守る?何を言っているんだろう?その手で、私の首を絞めるつもりじゃなかったんだろうか?
不信感を露にした瞳で見上げる少女に、男は困ったように笑い、どうして良いのか分からなそうに手を組んで、指を気紛れに動かしてみせる。
「妻、というのも不思議なものだね。私には沢山の弟や妹がいるんだが…君位の子もいるものだから…その、君さえ良ければなんだが」
水色の瞳を何度か宙にさ迷わせ、決心したように少女を見る。照れたように、少しだけ頬を染めて。
「私を兄と思ってくれて…流石に父親にはなれないけれど、兄と呼ばれるのには慣れているから。年が離れ過ぎているから違和感があるかな」
「わたしの、お兄様に?
「そう。形は結婚、夫婦になるけれど、兄妹だと思ってくれればいい。私は一応皇子だから…
うん、何か色々と本国で仕事はあるけれど。いや、大した仕事は無いんだ。たまに外交をしたりする位だよ。
ただ少しだけ大きな家で…いや、この城に比べたら私の邸宅はもっと小さいかもしれないな。
私の部屋も大きくは無いんだ。置くものがあまり無いからね」
あれこれ想像しているのだろう斜め上を見上げながら大きな体で身振り手振り、何とか伝えようとする姿に、少女は少しだけ微笑んだ。
「オデュッセウスお兄様」
「私の妹、君の名前は?」
「…リーファ、です」
「うん、リーファ、兄と呼ぶのは私と二人の時だけだよ?変に思われてしまうからね」
「はい、オデュッセウス様」
「世界を舞台にしたおままごとだ。世界は広いからね。きっと毎日が楽しいと思うよ。本国には色々な物があるからね。
私も時々黙って外に出るんだが…何故か気が付かれない」
水色の瞳は絵本で見た大きな犬…確かゴールデンレトリバーと言っただろうか、それと良く似て、輝いていた。
「はい、オデュッセウスお兄様」
「さぁ、今日はもう寝ようね。明日は早い。いきなり押し掛けてしまってすまなかった。君の事が心配だったんだ」
大きな手は、もう怖くない。
この手は首を締めたり、叩いたりする手では無い。優しく包み込み、頭を撫でてくれる手だ。
「おやすみ」
頭を撫でたオデュッセウスの顔が近付く。前髪に優しく唇を触れさせて、にっこりと笑う顔。
「おやすみなさい…オデュッセウス、様」
きっと兄以上の存在になる、そう思ってか、少女は彼の名前を呟いた。
話を長くしたいのに、全く長くならないのは何故なんだ?
とりあえずジェレミアーニャをまた書いてるんで、近いうちに投下しにくるわ。
あーネギ畑いきてぇー
ぐぐぐGJ!
ロリ兄様いいですな
是非続きを
投下ラッシュだな!
皆さんGJ!
>>339 ジェレ咲世キター!!GJ!
ジェレミアかっけぇ咲世子かわええ…!
大人な二人イイなぁ2828
>>344 GJ!!
オデュ天子可愛いなぁ和む…
ジェレアニャも期待してる!
>>339 GJ!
ジェレミア紳士だなあ。
テンポを乱されるさよこも可愛いです。
>>344 読む前は天子たんハアハアだったのに、読み進める内に
天子側に感情移入してウーたんお兄様にときめいてたw
GJ!!
>>339 GJ!
日本の初々しい咲世子と紳士なジェレミアがいい感じになってていい。
>>344 GJです。
天子様の可愛さとオデュッセウスさんの意外なファザーっぷりに脱帽です。
…………それでは、遅くなりましたが変態(?)皇帝の続きを。
エロを期待していた人はもう少しお待ち下さい。
「お、お兄様……?」
「そう、そのままカリを握って――そうだ、それで手を上下に動かしてしごくんだ」
ナナリーの手コキは、オレが想像しているより初々しく、たどたどしかった。
おっかなびっくりでモノを握り、少しでもモノが動けばナナリーも反応する。
「はぁ……はぁ……」
息が上がっていくのと同時に、オレの中で一つの欲望が生まれてきた。
「お兄様……凄い……」
もっと――――快楽が欲しい。
今でも泣きそうに竿を扱くナナリーを見ていると、目が見えなかった頃の庇護欲ではなく、男を刺激する嗜虐心を感じる。
こんなナナリーを、自分は一度も見たことが無かった。
ナナリーの笑顔や声を独占出来るのは兄であるオレだけの特権――そして、ナナリーを犯していいのもオレだけの――。
「ナナリー、次は口だ」
ついにオレは、手によって送られてくる快楽だけでは満足出来なくなった。
「はい、お兄様……ん、はぁっ、ちゅぅ」
一度オレを見上げた後、ナナリーの口から小さく、赤い舌が出て来て俺の先端をチロチロと舐め始める。
「んぁ、ぴちゃ、ちゅぱ」
「先っぽだけじゃなく、竿や裏筋も舐めてくれないか?」
竿や裏筋なんてわからないのだろうが、してほしい事は伝わったらしく、ナナリーの舌はありとあらゆる所を舐めてきた。
「んむ、ぴちゃ、ぺちゃ……こぅれすかお兄……様」
舐めながら上目使いでオレを見上げるナナリーに、今度は嗜虐心と庇護欲がないまぜになった感情がオレに来る。
(これは――)
掴んでいた手を離し、頭を撫でてやる。
凄く気持ちいいって程じゃないが、血の繋がった妹が必死になって快楽を与えようとしてくれている。
その光景は酷く淫靡で非現実的だった。
「ん、ふぁ、あ……」
オレのモノから口を離し、頬ずりするナナリーを見てオレは頭の理性が飛びそうになるのを必死に抑える。
「くっ――ナナリー……くわえて」
「ぁ……はい、んちゅ、ちゅ、ちゅぱ、ふぁ」
両手で強弱をつけながら竿を握り、先端は口内の暖かさと、舌の感触を楽しませてくれている。
今にも射精してしまいそうだった。
「うぁっ、ナナ……リー、もう――」
「んっ、いいれすょ、そのまま、ちゅぅ、ぺちゃ、らしてくらさい」
口に加えたまま声を出され、それさえも快楽にされ、オレのナナリーに対する庇護欲は消滅した。
「すまないナナリー――射精る!」
「んんっ!!」
ドクン、ドクンとオレのモノは大きく跳ね、ナナリーの口内を白濁とした精で満たしていく。
「ふぁ……飲み切れま――んぐっ!」
「口を離すな!!」
先ほどとは打って変わり、無理やりナナリー頭を掴み、力づくで自分の精を飲ませようとする。
「んぐっ、んーー! んむぅーー!」
涙を流しながら抵抗するナナリーは、オレの嗜虐心を更に刺激し、快楽を求めさせる。
オレは本能に従い、イっている最中にも関わらずナナリーの頭をそのまま前後に動かした。
「ん、ん! んぅん〜〜!!」
当然、頭を動かしている最中も精液は出っぱなしなので、ナナリーは苦しげな声を上げる。
その表情が――その声が――その仕草が――オレの全てを刺激した。
「はぁはぁ、いい、気持ちいいよナナリー……」
んむ、ドピュ、ぐちゅ、ぺちゃ、ビュルン、んぁ、ドクン……。
異様な光景だろう。
年端も行かない少女を、男と言える見た目の青年がその小さな口を犯している。
その劇の男優であるオレは、二度目の絶頂を迎えようとしていた。
「うぅ、ナナリー、また――また射精すぞ!」
今度はナナリーの両手がオレの腰に巻きつく。
何時でも出していいと感じたオレは、そのままナナリーの口に欲望を吐き出した。
「くっ、うぁあぁぁぁ!!」
「――――あぁっ!!」
二度目の射精も先ほどと同じ量を放出し、モノがナナリーの口から出てしまった。
直ぐにまたくわえようとするナナリーを、今度は頭を掴んで顔に精を掛ける。
「ん、んく、んぐっ、んむ……」
それでもナナリーは貪欲に、オレから与えられる精を嬉しそうに飲み干していた。
長い射精も終わりオレの竿が離れると、ナナリーは名残惜しそうな顔をしてオレを見つめてくる。
このまま続けさせてもいいのだが、出来ればナナリーの膣に出したかったので一時静止をさせた。
「はぁっ、はぁ、ナナリー……風呂に……入ろう……」
息を切らしながら、ナナリーを抱え上げる。
先ほど覗いた風呂場には、すでに湯が張ってある。
狭い事を除けば、見た目などは十分だった。
(行為を行うにも、十分な広さだな……)
危ない事を考えていると、腕の中から声を掛けられた。
「お兄様、服が……」
「…………」
忘れていた、俺は服を脱いだがナナリーは赤い薄布を羽織ったような服のままだ。
しかも一度目をこぼし、二度目をモロに受けた服は、何とも言えない匂いを発している。
「すまない、破くぞ」
今度は風呂場の床に座らせ、ナナリーの服を、大きく開いた胸元から裂いていく。
「きゃっ!」
ナナリーの悲鳴を黙殺し、赤い薄布を破いていく。
体を見られている事に耐えられないのか、ナナリーはオレの頭を手で押さえてくる。
急に視覚が塞がれたが、オレは落ち着いた声でナナリーに話し掛ける。
「このままじゃあ服が脱がせられないよ」
「じ、自分で脱ぎますから後ろを向いてください!」
最後は泣き声に聞こえた。
「でもナナリー――」
「今日は――自分で脱がせてください……」
見えないナナリーから強い意志を感じ取ったオレは、後ろを向く。
「絶対……絶対見ちゃダメですからね……」
(いつもなら絶対にこんな事言わないで『お兄様――優しくしてくださいね……』って言って全身を預けてくれたのに……)
後ろからナナリーの衣擦れの音や、荒い息づかいが聞こえることが、オレの妄想を加速させた。
(そしてそのまま――『ナナリー、洗う前なのに此処はもうぐしょぐしょだよ?』で、『お兄様、ダメ――ひゃ、そ、そこはぁん――』って行為に突入して――)
「……はぁ」
(これから妹を抱こうってのに、何でオレは妄想してんだ……?)
355 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 10:12:32 ID:rvcGxstY
妹の女としての成長が兄として嬉しかったが、愛しい女のストリップを見れない事を男として悔しがっていた。
「その……お兄様?」
急に声を掛けられ驚いたが、再び兄としての最高の顔に戻し、後ろにいる妹に返事をする。
「もういいのかいナナリー?」
「はい……ですけど……その、変だと思わないで――」
オレはナナリーの言葉を最後まで聞かずに、後ろを振り向いた。
初めてじっくりと見るナナリーの肌は白く、オレが見たことのない朱に染められていた。
それが羞恥か、火照りか、または興奮なのかは――うん、今度聞いてあげよう。
胸は――まだ発展途上なのか、幼さを残したまま少しだけ膨らんでいる。
(だがそれが――)
「……グッド!(ボソリ)」
思わず握り拳を作ってガッツポーズ。
「……?」
(さらに、胸を両手で隠している初々しさもまた――)
「……グレイト!(ボソリ)」
今度は右手と左手を交差させてガッツポーズ。
「…………?」
下着も脱いでおり、今は足で隠れている秘所にも毛は生えていないだろう。
(しかし、ナナリーの裸体をじっくりと正面から見られる事こそが――)
「生きててよかった(ボソリ)……」
オレに至高の満足感を与えるのだった。
「は……鼻血が出ていますよお兄様」
感動のあまりに我を失っていたオレは、ナナリーのやや引いた感じの声に戻された。
(いかんいかん、何をしているんだオレは! 見ろ、ナナリーが怯えてしまっているじゃないか!)
「ごめんナナリー……ちょっとのぼせちゃったみたいだ」
鼻血を皇帝の力で消し去り、爽やかな声と顔で喋り始める。
今更だが、オレもナナリーも何も着ていない。
(つまり今なら『お兄様、そこはちが、ひゃ、あっ――』『何を言って(略)』――な事ができる!!)
期待に胸を膨らませていたオレの思いは、ナナリーの一言により一撃でぶっ壊された。
「お兄様……ベッドで待っていてくれませんか?」
「え!!」
(ナナリーが発した一言、それはちょっとした用事でオレがジェレミアの部屋に行き、部屋からアーニャの声が聞こえたからドアの前でこっそり耳を立てて居た時にアーニャが、
『私は……ジェレミアが好き……』
と発した言葉ほどではないが、それレベルに匹敵は別にしないけど、どっちかって言うとうわぁあぁぁぁん!!)
『落ち着くんだルルーシュ!』
その時だった、居るはずのない者の声が聞こえたのは。
(この声は――スザク! どこに居るんだ!)
ナナリーの一言で取り乱し、現実から逃げだそうとしていたオレを助けてくれたのは親友であるスザクの声だった。
『大丈夫、そこから左斜め上をさり気なく見てみて』
此処は風呂場、監視カメラや盗聴器があって、そこからオレたちの状況を見てフォローしてくれているのかと思ったが、スザクはオレが思っているより変態なようだった。
そこにはスザク本人が居た。
あいつの為だけに作らせたナイト・オブ・ゼロの服を汗だかなんだかわからない液体でびしょびしょにして、両手をプルプル震わせながらとてもイイ笑顔をオレに振りまいていた。
(……へんた――)
『ルルーシュ! 早く風呂場を出るんだ! 今を逃したら、君はもうナナリーと愛し合えない!!』
その叫びを聞いたオレは、一も二もなく風呂場を出ていった。
ドアを閉め、ナナリーに「待ってるから呼んでね(はぁと)」と、声を掛けるのも忘れない。
脱衣所を出ると、そこにも息を切らせたスザクが居た。
「や……やぁ、ルルーシュ……危なかったね」
「黙れこのロリコン変態野郎が!」
お互いに小声で話し合う。
こんな所をナナリーに見られたら何て思われるか……考えたくない。
「ルルーシュ……君はいつか僕に、『お前はお前の正義を貫け』って言ってくれたよね……」
「……あぁ(知らんな、言った覚えがないぞ)」
「だから僕は――自分の正義を貫く事にしたんだ」
「……それとオレたちの愛の語らいを覗くのと、何の関係があるんだ?」
「ふ、今の僕の正義(ジャスティス)、それは――君たちの愛の行方を見守る事さ!!」
興奮のあまりいろいろなところを勃ち上がらせたスザクは、力強く叫ぶ。
「そして今の僕は、全力でジャスティス!!」
「すまないスザク……意味がわからない……」
親友は愛機を壊されたショックと、彼女持ちが同時に二人も出来た事により、頭がおかしくなってしまうくらいのショックを受けてしまっているようだ。
『スザク殿はルルーシュ様を心配されているのですよ』
またいるはずのない者の声が聞こえて、オレは部屋を振り返りまくった。
「こちらです、ルルーシュ様」
ジェレミアは脱衣所から湯気を纏って出て来た。
スザクといい、ジェレミアといい、オレの周りには既に変態しか残っていないのか?
「そんな事よりルルーシュ様、ご自分の気持ちにまだ気づかないのですか?」
腰にタオルを巻いた風呂上がりらしいジェレミアは、フルーツ牛乳(オレンジ99パーセント)を飲んでいる。
「そうだよルルーシュ、君は――迷っているんじゃないのか?」
その言葉に、オレは激しく同様した。
「な、何を言って――」
『お兄様〜〜』
都合よくナナリーの声が聞こえ、オレはその場を逃げ出した。
考えたくない事だった。
この計画で『ルルーシュ』と言う悪は正義の象徴『ゼロ』によって殺され、戦争に使われていた力は国の為に使われる。
コレこそがゼロレクイエムの真の目的。
だとしたら、オレが迷う事なんて――。
「ルルーシュ様、私たちはどんな計画の変更にも付いて行きます。ですから、何時でもお声をお掛けしてください」
「僕もジェレミア卿と同じ意見だよルルーシュ。辛い思いをするのは君だけじゃない――むしろコレから先、残された人たちの事も考えてみるんだ」
今更だった。
(今更――今更ナナリーと一緒に生きたいだなんて……)
スザクと誓った時、何度もこうすれば生き残れると考えた。
でも――それはスザクだけが『ゼロ』として一生を生きなければいけないわけで――おれはスザクの苦しむ姿を一生見続ける事になる。
オレがルルーシュとして死に、奴はゼロとして生きて一生を捧げる。
コレで――コレでみんなが幸せになるんだから……。
オレは力いっぱいにドアを閉め、あの二人に会ったことを忘れようとした。
ナナリーが待ってる……ナナリーが……オレを必要としてくれている。
ゼロレクイエムの変更は許されない。
オレは――あと二カ月後に死ななければならないんだ。
冷たい事実は、オレの心を氷のように凍てつかせた。
すみません、今回エロ少なめでした(ちょwwなにこの難さ、みんな天才すぎww)。
後半はエロが多めな展開になると思います。
エロ→変態→シリアス……何この無理ゲーoryz
次で最後になったらいいなと思ってます。
それでは長期投下失礼しました。
>>339 ジェレ咲世きてたー!!GJ!!
しっとりとした雰囲気に時折覗く2人の天然会話が相俟って凄く良かった。
今までとは違う関係になりそうな終わり方にニヤニヤさせて貰ったwww
>>360 GJ!!
変態?皇帝の続き待ってました!
ナナリー可愛すぎだろjk
愛の行方を見守るスザクさんとジェレミアに激しくワロタww
最後はちょっぴりシリアスでじんわり・・・続き期待して待ってます!
>>237 好きでもないのにみるのはめずらしいかもね
ひょっとして深層心理では・・・・
俺も夢でスザクとカレンがいちゃいちゃしてるのみたことある
けれど、スザカレがもともとすきだからなぁ
最終回観た後は妄想ばかりしてるw
>>265-266 ちょw
それにしてもルルーシュは「ナナリーだけでも幸せな世界を」とはじめ動いていて
黒の騎士団の男キャラなんて使い捨てていたのに、最後は世界の人々の為に身を賭すなんて・・・
それもナナリーの願い「皆に優しい世界を」をかなえてあげるのためなのか?
>>297 とりあえず
「イエス・ユア・ハイネス」じゃね?
一応言っておくとルルーシュは騎士団結成後にメンバーを使い捨てたことはないぞ
他の解放戦線とか、ダールトンのようにギアスかけたブリ兵とかは使い捨てたけど
吉田とかはあくまで戦死しただけ
だから本当にギアスで使い捨てされてるブリ兵見てもまだ自分たちが駒扱いされたと
言ってた騎士団が叩かれたわけで
まあぶっちゃけ納得のいく形で裏切りを書けなかった脚本の犠牲者だがw
腰タオルのジェレミアに一番テンションの上がった俺はなんかやばいのかも知れん
>>365 貴族や上官に対しての答礼が「イエス・マイ・ロード(はい、閣下)」
皇族に対してが「イエス・ユア・ハイネス(はい、殿下)」
皇帝に対してが「イエス・ユア・マジェスティ(はい、陛下)」
だから、普通にマジェスティで合ってる。
てか、原作でルルーシュに対して一番最初に「イエス・ユア・マジェスティ」って言ったのは他ならぬジェレミアだぞw
ブリタニア語には英語で上官に使う「サー」はないんだなw
>>370 ブリタニアだと軍人=貴族若しくは皇族関係者だからじゃない?
臣民の代わりに率先して矢面に立つ責任を果たすが故に人々を支配する事が認められるという「ノブレス・オブリーシュ(ブリタニアは英語圏なのでノーブル・オブリゲーションみたいだが)」の考えな上にブリタニア軍が構成されてるみたいだし。
まあ「サー」も一応語源は騎士への敬称なんだけどね
騎士のいないアメリカでは上官・上司への敬称に変化した
サーではたりなかったんだろうさw
そもそもSirでも低位の貴族相手なら問題ない。ブリタニアだったら、騎士爵とかはサーでいいはずだ。
それをロードにしてるのは、まあ、上に立つものへの敬意をよりあらわそうとした結果だろう。
「ルルーシュ様は散った……だが、その志を忘れてはいかん。咲世子、君は私が唯一認めた忠義の女。私とともに、忠義を貫かないか?」
「どのようにして貫くとおっしゃるのですか」
「うむ。我がオレンジは忠義の象徴。そこで、私はオレンジを作ろうと思うのだ。
丹精を込めて至上の味わいを生み出し、それを世界に広める……世界中の者が
我が忠義を味わうのだ。何も知らぬ民は、知らず我が忠義を身の内に取り込み、
血肉となす……そうだ、これはルルーシュ様の欺瞞に見事騙された民たちへの
私からのささやかな反逆だ」
「平和的な反逆ですわね」
「そうだ。そんな反逆ならばどうということもない。だが、人は迷い惑うものだ。
万が一、世に再び愚かなる争いが起こった時は、否、起こる前に未然に防ぐ。
そこで、オレンジで得た財で密かに地下にドッグのようなものを作ろうと思う。
オレンジをつくること、そして戦うことで私は亡き方への忠義を示し続けたい」
「……秘密基地ですわね。ふふふふふふ」
「ロイドにも声をかけてみようと思うのだ。こういうのは、
アレも嫌いではないだろうしな。それに、私のギアスキャンセラー能力も
いつ何時必要となるかわからない。そのメンテもさせるさ」
「なかなか素敵な計画ですわね。地上ではほのぼの農園物語を紡ぎながら、
地下では正義、いえ、忠義の騎士となる……」
「どうだね、咲世子。君の能力もまた、
それに相応しいと思うのだ。ともに忠義の道を歩まぬか?」
「よろしいですが、私がここにいるのは少々不自然な気も
しなくはありません。そこで……」
「む? これはなんだ?」
「ここに卿のお名前と判子を押してくださいませ。
これを役所に提出したならば、合法的に私とあなたは家族となります。
これなら共にあってもなんの不思議もありません」
「……婚姻届と書いてあるような気がするのだが、気のせいだろうか」
「それは秘密です」
「んー……まあ君ならよいか……これでいいかな?」
「ついでにアーニャさんの養子縁組もしてしまいませんか」
「そうだな、してしまうか…………こんな感じでいいかな?」
「はい、結構です。では役所に提出してまいりますね。では!」
「おお、もう姿がみえない。さすが忍よ」
「……ということで、アーニャさんはジェレミア様と私の子供になりました。
三人が家族になったということですね」
「……家族……」
「そうだ。私がお父さんで、咲世子がお母さんだ」
「……お父さん、お母さん……」
「ぬう、なんだか照れくさいな」
「私もなんだかこそばゆいです」
「………………」
「……ん? どうしたアーニャ。私と咲世子の手を掴んで」
「え、手を握るんですか。はいはい、いいですよ」
「……私も上にのせて、家族」
「ああ」
「はい」
「……で。結婚式はいつにするの?」
「え」
「は」
「ヴィレッタの時みたいに真っ白いドレス着てね、咲世子……お母さん。
ジェレミア……お父さんは、騎士の服だと素敵だと思う。楽しみ」
「けっ、結婚式をするのか!?」
「当たり前。私お祝いしたい。誓いのキスも記録したい」
「いやでもそれは……」
「見たい。お願い、お父さん、お母さん」
ふと浮かんだのを書いてみたんだが、なんだこれorz
どっちが告白してるのか、そもそもどっちか告白してるのか?と
故意犯かどうか曖昧な感じがジェレさよっぽくていいな。萌えた!
>>374 天然三人はほのぼのするGJ!
しかし、ジェレミアてカッコイいよなぁ〜こんな部下が欲しい
「お母さん、次はいつ帰ってくるの」
「そうですねえ。しばらくはブリタニア本国での仕事が続きますから、週末には。おみやげは何がいいですか?」
「……お母さんが帰ってきてくれたら、それでいい。いなくならないでいてくれたら、それでいい」
「アーニャさん……ええ、ええちゃんと帰ってきますとも!」
「……ん……約束」
「おとーさんはどうでもいいのかね」
「あらまあ。お父さんがいるから、私も安心して働きに出て行けるというものですよ。それにアーニャさんもいますからね」
「……もっとなでなでして」
「はいはい。お父さんはしてくれないんですか?」
「……なんだか恥ずかしい」
「ということは、してほしいんですね。ほら、お父さん出番ですよ」
「いやしかし、アーニャはもう15歳なのだからその、恥ずかしいというか照れくさいというか、なんだな」
「娘がお願いしているのに、困ったお父さんですね。ほら、つべこべ言わずに」
「む………………ア、アーニャ、これでいいかな?」
「うん。嬉しい」
「あら、アーニャさんたら可愛い笑顔。これこそ記録しなくては」
「でも、それより私はふたりに撫でてもらったのを記録したいけど、これじゃ記録できない。悔しい」
「お父さん、防犯ビデオ増やしましょうか。最近はぶっそうですから、室内にも幾つか必要ですね。居間とかにもあるといいかもしれません」
「そうだな。チェックはアーニャにお願いしようか。無論、ほしい画像があったらコピーしても構わんぞ。皇族方やゼロ関連はだめだが」
「了解。ありがとう、お父さんお母さん」
「……ねえ、ジェレミア様」
「なんだ」
「私たちって結構……親馬鹿、というやつなんでしょうか」
「そうか?」
「……まあ、そんなところも好きなので構いませんが」
最初は前半のシチュエーションで親子劇場を楽しむジェレ咲世アニャだったのに…
ほのぼのにせよというギアスにかかったとしか思えん
誰か双葉×玉城の病室エッチを。
書く人いないか
>>378 GJすぐる!!
ほのぼのに飢えていたから、ありがたい!それにしてもジェレミアいいなぁ…!
>>360 なんでいつもメ欄が全角sage?半角じゃないと意味ないよ
>>374 >>378 GJ!
>忠義の騎士
テロリストのアジトにさよこさんが潜入工作をして、gdgdになったところを
ジェレミアがエナジーウィング付きジークフリートで武力介入ですね
わかります
>>360 変態皇帝待ってました!!GJ!!ところどころのお兄様の妄想に笑w
続き待ってます!
385 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 20:06:56 ID:wx6PSRPB
>>383 咲世子さんの潜入幸作&内部霍乱
↓
アーニャがKMFで広域無差別殲滅戦(咲世子もジェレミアもアレだから絶対避けると信頼して手加減なし)
↓
逃げ出す首領をジェレミアがシメ
なんという黄金コンボ・・・
そういやランスロット仮面、ひっそりと完結してたのなw
>>374>>378 家族キターー!!!
GJGJ!!すげぇ和んだ・・・!この3人大好きだから嬉しいよ
お前ら噂のルルーシュ生存説についてどう思う?
ラストシーンのC2が乗ってる馬車の御者がルルーシュだとか言われると妙に納得してしまう・・・
あの御者はロレンスだよ
>>388 なんかヤだな。
撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだ、という言葉がブレる。
なんだかんだで大抵の作品では主人公は撃たれない側(生存)で終わるなか、
覚悟をもってきっちり殺されたルルーシュにちょっと感動してしまったので。
391 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 22:12:02 ID:fopwtNvE
あれは妄想の中ではルルでFA
ただ本編正史としては無しだと思う
それにしてもオレンジ大収穫祭りGJ!
大豊作だな
どっちともとれるようにつくってはいると思うよ。
それこそ、御者が顔出ててもいいのにだしてないで、思わせぶりなところとか。
そこらへん、スタッフは意図してやってるだろう。
ただ、生きてるかどうかは個々人の考えで、あんまり主張してもしょうがないよね。
どうせ並行線だし。
たしかなのは、反逆のルルーシュという物語はおわりを告げたということで。
あ、個人としては死ぬつもりがうっかり生存派ですw
漏れはロイドに好き放題いぢられ第二のオレンジになっちゃった派w
なんか余計な能力身に付けてたりしてwww
>>434 ちょっといいかもw
ルルが自分の下半身をかくにんして
「な....なんじゃこりゃーーーーーーー!?!?」
と、ぱにっくするとこみたい
>死ぬつもりがうっかり生存
若本皇帝に喉首掴まれた時に不死コード移されてたとか?
俺はそのうっかりコード説を考えてる
まあ、考察はスレ違いだし
エロパロ妄想は自由にやろうぜ
ただ、コード継承後はギアス使えないんじゃなかったっけ?
空白の二ヶ月の間にしー様が、ルルーシュの童貞を奪ったついでに移植しといた、ってのも
考えたが、ラストシーンでしー様の額にコードあったかどうか覺てないorz
C.C.がコード封じ込めた時は不老不死じゃなくなってたし
あれと同じ原理でコードが潜んでて死んだことによって発動
ないな
>>388 どちらともとれるようにしてあるんだろうと思う
サンライズ&ロボット&ギアスの今までで考えりゃ
多分、ずっと長いことハッキリした答えは出さないと思われる
生きてたとしても大した理由は必要としないだろうからな
ジェレミアが引けって言った時に瀕死のルルーシュ回収→助かった
とかでも全然まかり通るぐらい基準は甘いアニメだろう
また反対に、完全死んだよ、ならば
公式でそうアナウンスして終了でokだな
まぁ、生死については議論スレが良いと思う
ただ、このスレではその辺りはあえて気にせずに
例えば、オレンジ畑でルルCC妄想とかそういうのもアリだと思うんだぜ
ナナリーのリーディングが無ければ替え玉説が台頭しただろうな・・・。
>>374〜378
お前、俺を殺す気か?
…萌える!萌える過ぎる、GJ!
>>393 漏れは二ヶ月間にC.C.にコードもらっちゃって富士見になっちゃった派w
ルルーシュだけに我はR.R(アールツー)。なんちゃってwww
BJネタ
「あら、娘さんですか?」
アーニャ「奥さんです」
「……え?」
ジェレミア「アーニャ、お土産を買った来たぞ」
アーニャ「…楽しみ……」
『我がむすめ アーニャへ』
アーニャ「………むすめ………むすめ…?」
アーニャ「ジェレミア、これは何?むすめ、って、何?」
ジェレミア「あ、いや、それはだな……」
アーニャ「……知らない…」バタン
>>399 まあ蜂の巣にされたマオも生きてるぐらいだしな
わかった、不死コードは童貞を失うと発動するんだ
ゼロ・レクエイムの準備のうちギアスが必要な物を全部終えた後に
CCに童貞ブッチされて本人も知らぬまま発動w
サヨコ━アプローチ→←全力で気付かない━オレンジ━全力で気付かない→←アプローチ━アーニャ
こんなSSを所望する!
ナナリーがルルーシュに勝利して、監禁するSSとかないですかねw
成層圏で兄を凌辱かw
>>402 俺もそれは一度考えたけど、ルルのイニシャルはL.R(本名ならL.B)なんだよな。
>>405 その原理で行くと、C.CとV.Vも経験済みって事になるが……
C.Cは誰にヤられた!
V.Vは誰とヤった!!
>>409 C.C.は愛されギアス時ににゃんにゃんだろ
ジョイ君は流石にないと信じたい
いやむしろ奴隷時代だろうと。
その後もギアスを与えた相手とよろしくやってそう。
マオなんか特に。
VVはシャルルとアーッとかw
幼少時に異母姉辺りに食われて女性不信になったとか
>>411 その場合シュナイゼル&ネリ様がルルをどう扱うかも考えねばならんぞ。
もしくは最後の対面の場か?
なら一度ギアスにかかった兵士を選び出して集めておくか?
その場合、コーネリアは蓬莱島に放逐されたまんまだろう。ダモクレスにいれるようなへまは
シュナイゼルがさせない。
ダールトンに掘られるギルフォードでお願いwwwwww
>>398 シャルルがそうだったからないことはない
俺はあのときルルーシュが死んだことは間違いないと思ってる、
VVコードでうっかり生き返り派だな
まあスレチ
>>416 新しすぎるwwwwそこは姫様交えて3Pじゃないのか?w
ここまで盛り上るエロパロスレって久しぶりじゃね?
まあ話題はとてもエロパロスレのものとは思えんがw
C.C.かカレンのエロこいこいっ!
>>403 萌えた
アーニャは泣き疲れてお土産を抱いて眠るんですね
つーか皆さん一体アーニャんの精神年齢を幾つに設定しているのだろうか?
なんか感触的に5〜7歳くらいにしか感じられんのだ・・・
うむ、俺的にオッケーである。
記憶弄られた事による現実への不信感の影響で、実際、精神年齢は低い気がする
マオみたいな感じで
ルルC投下します。
ルルーシュ死亡ラストを元にしてるので注意。エロさのないさっぱりした情事。
NGはタイトルの「最期の日」でお願い。
ドラマCDでアーニャは「黙れ幼女」って天子に言ってたっけ
罵り合い、反発し合い、利用し合い。
思えばひどく狡猾な関係だったのだろうか。
C.C.は自分を押し倒す男を見上げ、今更に二人を繋ぐ名を胸に描いた。
共犯者という名。
「何がおかしい」
微かに動揺し、ルルーシュは自らの下で微笑む少女をなじった。
「ああ、思い出し笑いだ。別に童貞君の動作がぎこちないことを笑ってるんじゃない」
「なっ…!」
口をへの字に曲げるルルーシュに、C.C.は今度こそ意地の悪い笑みを浮かべた。
照れ隠しか、ルルーシュはC.C.の上にドスンと身を落としてきつく抱いた。
押し潰されたC.C.はたまらずにむせる。
「うぎゅ!…っケホ!…痛い所を突かれれば暴力か」
そう悪態をつきながらも、ルルーシュの背にそっと細い腕を絡める。
C.C.はルルーシュの肩越しに教会の高い天井を見上げる。
ステンドグラスから差し込む光は、忌まわしい呪いを背負った日の象徴だったのに、今はただ美しいと思える。
莫大な記憶の中、C.C.は自分が人間だった最後の姿を探し当てる。
あの日も、確か自分は裸で教会に居たはずだった。
そして、気が遠くなるほどの時間が過ぎた現在。再び教会という場所で裸を晒しているのかと思うと、不思議だった。
時計の針が一周し始まりの位置に収まったような、奇妙な因果。
(それでも私は…変わったな)
C.C.はゆっくりと目を閉じた。
のしかかる確かな重みと心地よい温もり。肌と肌で感じる少年の感触に浸る。
(お前も、変わった)
腕の中にある骨ばった身は、厚みも高さも随分増しているようだ。
二年前に抱き締めた時はもっと小さく華奢だった。
年をとらない自分を追い越して、成長していくルルーシュ。
自分はシャルルから死を与えられ、そしてルルーシュは老いて生を歩んで行くと思われたのに。
「おい…C.C.」
ルルーシュがぼそりと耳元で囁き、翠の髪を耳たぶに吹き付けた。
ふいに襲ったくすぐっさに首をすくめ、C.C.は思考を中断した。
「なんだ」
未だに動かずただ抱き締めるだけのルルーシュを急かすでもからかうでもなく、素直に返す。
真顔のままでルルーシュは言った。
「お前、ピザを食って来たな」
「ああ」
やっぱり…!
ルルーシュは苦々しく顔をしかめた。
C.C.の細く長い髪に絡みつく香ばしい匂い。抱いた瞬間からもしやと胸に引っかかっていた。
ルルーシュはガバッと身を起こし、ヒステリー気味にわめいた。
「こんな日に…直前にピザを食うか?ピザを?トマトとチーズの臭いまみれで来るなど信じられん!」
ルルーシュの剣幕などどこ吹く風。C.C.は涼しい顔で指で耳栓をしている。
「なんだ。ロマンチストの坊やの妄想の中では、行為の前はフルーツでもつまんで香水を使わなければいけない設定だったか?」
まるで普段と変わらない可愛げのない態度で返され、ルルーシュはぐっと押し黙る。やがて「お前には敵わない」と言いたげに息をついた。
―そう、『こんな日』に。
C.C.だって今日の約束を意識をしていなかった訳ではない。
今日二人向かい会えば、妙に改まって重い空気になるかと危惧していた。
それはおそらくルルーシュも同じだったろう。
しかし、実際に顔と顔を突き合わせれば変わらない喧嘩ばかり。
事前の想定を生き甲斐としているルルーシュは兎も角、魔女たる自分が要らぬ心配で気を揉んでいたなど、らしくない。
C.C.はルルーシュの腹へ目をやった。
腹部は中身が目減りしたように薄い。
「…ルルーシュ…お前は何も食べてないのか?」
極めて自然に言葉が出た。残酷さや憐れみではなく、まるで普通に。
ルルーシュは少し目を伏せると偉そうに頷く。
「当たり前だ。明日だぞ。二日前からスポーツドリンクとゼリー飲料のみ。今夜からは水も絶つ」
(自慢げに言うか)
C.C.は呆れて鼻を鳴らした。
このナルシストの事だ、最期の朝は風呂で全身を念入りに磨き上げて出るのだろう。
今二人のシーツと化している皇帝の衣装だが、明日はどうせ替えの新品に袖を通すはず。
ならば今日のこの服は思いきり汚してやろうかなんて、場違いな悪戯心が浮かんだ。
もう少し触れ合って、もう少しだけじゃれ合っていたいから。
しばしの沈黙の後、ルルーシュが動く。
優しく身を降ろした。
小ぶりな胸に痩せた胸板が重なる。唇に唇が重なる。
ただ触れ合うだけの浅い口付け。
ほの白いC.C.の肩へ触れた長い指が、なぞるように胸や腰へと辿る。
ルルーシュが心を抑えようとすればするほど震えるのか、指の動きはおぼつかない。
無表情を取り繕うルルーシュの本心が解ってしまうから、C.C.はその震えが悲しかった。
冷えてしまった足先を絡めて、手の平を重ね、指を祈る形に交差させ、強く結ぶ。
何の技巧もない真っ直ぐなルルーシュを、C.C.は迎え入れた。
「怖いんだ…」
消え入りそうなルルーシュの声が、広い聖堂に溶ける。
C.C.の胸にうずまったルルーシュの頭が震えていた。
その黒髪をC.C.は愛しさを込めて撫でる。
「死ぬのが怖いんだ」
ルルーシュは濡れた顔をすがるように白い胸に擦り付けた。
「C.C.…俺が生きていた証、お前に持っていて欲しい…」
数日前、ルルーシュが言った言葉が蘇る。
『お前に俺を、遺したい』
C.C.は頷く。
すすり泣くルルーシュを抱いて、何度も頷く。
「私も欲しいよ」
心の底から、そう囁いた。
頭上には吸い込まれそうな青空が広がっている。
のどかな田園の中、荷馬車の上で高い空を仰ぎ、C.C.は微笑んだ。
私の中でお前は永遠に存在する。
ずっと、共に生きよう。
お前は孤独じゃない。
「なあ、ルルーシュ」
了
投下以上です
泣いた
全鰤が泣いた。
なんだただの神か・・・
消え入りそうな声のルルーシュと全てを包み込むCCに泣いた
生存派だったのに神すぎてこれはこれでと思ってしまったじゃないかww
>>425 GJすぎて泣いた
質問なんだが、ドラマCDでアーニャに巫女服を用意したのって
ジノか?それともロイド?
ロイドさんが用意したってジノが言ってたはず
なんだ…ただのネ申か…
GJ捧げとくよ
437 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 03:30:53 ID:jswsVDr1
おい画面が濡れててよく見えねーぞ
>>430 こういうもんを投下する時は注意書きくらいしてくれよな
予めバスタオルを首に巻いて読むようにって
ぐじゅぐじゅ…ぐっじょぶ
439 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:16:30 ID:0hU7dLgw
オレンジ×アーニャの組み合わせが面白いので投下させていただきます!!
〜仮面の騎士と円卓の騎士〜
その人については、ある程度噂で知っていた。
何でも、当時スザクが処刑されそうになった時、裏切り行為を働いたらしく、それが原因で彼が結成した純血
派の部下達からも見限られて、ナリタでの戦いであっけなく死んだらしい。
だから私にはどうでもいい事でしかなかったし、名前も知らなければ興味も無い。忘れてもいい事だったかも
しれないけど、彼が面白いあだ名で呼ばれていたので、何となく覚えていた。
「オレンジ」という彼のあだ名を…
ルルーシュが突然ブリタニアの皇帝になり、スザクはそれに「ナイト・オブ・ゼロ」協力している。二人は世界中
を独裁によって、支配しようとし始め、ビスマルク達ラウンズのメンバーを殺した。
今までのブリタニアと大して違いはないと思うので、どちらが正しいのかアーニャにはどうでも良い事だったが、
シュナイゼル側では、ルルーシュの妹であるナナリーを時期皇帝に擁立しようとしていたので、それで何となく
アーニャはシュナイゼル閣下の方に味方した。
一応そっちには、同じラウンズで付き合いの長いジノもいて、シュナイゼルは記憶を取り戻させてくれるといっ
た為、アーニャはあまり期待せず、モルドレッドに乗って戦う事にした。
それが切っ掛けなのか、アーニャは彼と戦場の敵として出会った。オレンジと呼ばれていた彼と。
アーニャはいつものように彼の乗るオレンジ色の機体に目掛けてハドロン砲を打ち込んだが、爆炎からオレ
ンジ色の機体をしたサザーランドが飛び出してきた。予想外の事態に、アーニャは珍しく焦ってブレイズルミナ
スを発動させたが、時既に遅く、ギリギリで障壁を突き破ってきたサザーランドの自爆によって、さすがのモル
ドレッドも頭部や両肩を失った状態で半壊した。もはや飛ぶのもままならない…。
そして、煙が消えた目の前には、両腕に仕込んだブレードを自らに突きつけたオレンジと呼ばれた男…ジェ
レミア・ゴットバルトの姿があった。信じられない事に、彼はあの爆発から飛び出してきたのだ。もはや、コック
ピットに座っていたアーニャは逃げられない状態になった。
「記憶せよ、ジェレミア・ゴットバルトを!」
「!」
「お前に敗北をもたらした、記念すべき男の名前だ」
「記念?関係ない。どうせ私には記憶が…」
アーニャにはジェレミアの名など関係なかった。ただ辛いのは、自分の記憶が戻らないまま、自分が死を迎
える事だった。両目に涙が浮かび、もはやどうでも良くなったアーニャは、腰に備えていた銃を取る気にもな
れなかった。
「記憶?…まさか」
少し驚いた表情をしたジェレミアは、仮面に隠された自らのもう一つの瞳、「ギアスキャンセラー」を発動させ
た。ギアスキャンセラーの光に包まれたアーニャは意識を失った…。
440 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:20:16 ID:0hU7dLgw
どれぐらいの時間が経ったのか分からない…。
気が付いたアーニャがいた場所は、静かになった夜空の下の海岸であった。そして目の前には、壊れて残
骸と化してしまったモルドレッドの姿があった。そして自分が驚くべき事態となっていた事に気が付いた。
思い出したのだ。全てを…何故自分の記憶が消えてしまったのかも…
あれはまだアーニャが10歳にも満たない時だった。行儀見習いとしてアリエス宮にいたアーニャは、自分よ
りも少し歳が少し上と思われる少年に、マリアンヌが機関銃で殺されるのを目撃してしまった。あまりにもの光
景に頭が混乱していたアーニャは、息絶えかかっていたマリアンヌと目が合い、そして何かが自分の中に入り
込んでくる感覚に囚われた。
その翌日、突如アーニャはビスマルク・ヴァルトシュタインによって、ブリタニア帝国第98代皇帝シャルル・ジ・
ブリタニアの元へと連れ出された。
「ビスマルクよ、この少女か?」
「はっ。アーニャ・アールストレイム、アールストレイム家のご息女で、行儀見習いとしてアリエス宮にいた模
様です…」
「そうか…ならば口封じが必要…か」
何やら話し合っているシャルル皇帝とビスマルクに戸惑うアーニャは、ビスマルクによってシャルルの顔を見
るように言われる。そして…シャルルの両目が形を変え、怪しく光り輝く。
「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む…。新たなる偽りの記憶を…」
「え…?」
アーニャはシャルル皇帝のギアスによって記憶を失った。一度ならず、何度も数え切れないくらい記憶を消さ
れていったのだ。そしてその時からアーニャは行儀見習いからブリタニア軍の兵士となり、やがてはナイト・オブ
・ラウンズのナイト・オブ・シックスにまでなったのだった。
「気が付いたか…」
はっとしたアーニャの向いた目先には、ジェレミアの姿があった。どうやらモルドレッドから出てきたらしい。
「済まないが、君の機体の救難信号の発信装置を使わせてもらった。もっともあの機体は、もう使い物にはな
らないようだがな…」
「………」
記憶を取り戻したばかりの影響か、一時的な混乱状態であったアーニャは何とか冷静さを取り戻し、ジェレミア
に話しかける。
「…あなたの…おかげなの?」
「…何がだ?」
「とぼけないで…貴方…仮面で隠している目で…ギアスで私の記憶を…」
「一つ君は間違えている…。私のはルルーシュ様のとは違いギアスではない…ギアスキャンセラーだ…」
「ギアス…キャンセラー?それって…」
「分かりやすく言うなら、ギアスの効力を消す、ギアスで在らざるべきギアス、と言うべきかな…」
「…意味…分かんない」
「ふっ…だろうな…だが、これだけは事実だ。君はギアスによって記憶を消されていた…ルルーシュ様から聞
いた話では、シャルル前皇帝が記憶操作の効力を持つギアスを持っていたそうだ…」
「そう…そのギアスで私は、記憶を失っていた…」
暫くの間、沈黙が続いた。
441 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:22:07 ID:0hU7dLgw
やがて、ジェレミアの耳に震えるような声が聞こえた。
「っ…うっ…うううっ…」
「…どうかしたのか?」
「ど…して…私の…記憶を…取り戻させて…くれたの?」
「君があの時…今と同じ様に、瞳に雫を浮かべていたからだ…」
ジェレミアはただ、海を見つめながら応えた。アーニャは苦しかったわけではない。むしろ、ずっと探し望んでい
た記憶をようやく見つけた事による嬉しさのあまり泣いたのであった。
それからまもなくジェレミアとアーニャの二人がいる海岸にて雨が降り注いだ。二人は近くにある洞窟内へと移
動する。
「戦いは…シュナイゼル様が負けたのね…」
「その通りだ、アールストレイム卿…」
「あなたもスザクと同じ様に、皇帝であるルルーシュの直属の騎士なんでしょ?だったらアーニャでいい…」
「わかった…アーニャ」
ジェレミアはその容姿からは似合わない優しい笑顔を浮かべた。少しだけ、アーニャの頬が熱くなる。
「貴方って…」
「ん?」
突如のアーニャの言葉に反応するジェレミアだったが…
「変…」
「………」
容赦ない言葉にジェレミアは沈黙した。
「そうか…」
「どうして…敵の私を助けたの?」
「記憶を取り戻したくは無かったのか?」
「ううん、記憶を取り戻して良かったと思う。記憶が無かった時は…自分が何なのか分からなくて…怖かった…」
「そうか…そうだろうな…」
ジェレミアには、アーニャの気持ちが何となく理解できた。ジェレミアは上着を脱ぐと、それをアーニャに羽織らせる。
442 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:22:55 ID:0hU7dLgw
「…何?」
「ここは洞窟の中だし、外は雨が降っている。その上君はそのような破廉恥な格好だ。乙女の柔肌にこれらの状
況はきついだろう…」
『破廉恥な格好』という言葉に恥ずかしくなったアーニャは、少しむっとした。
「馬鹿にしないで…私だって…ナイトオブラウンズ…くしゅんっ」
くしゃみが出た事からも、今の場所は、やはりアーニャにはきつかった様である。
「だがそれ以前に、君は『乙女』だ。知らぬかもしれんが、女性が腹を冷やす事はあまり良くない…」
「オレンジの癖に…」
むっとさせてやりたかったアーニャは、「オレンジ」という言葉を使った。
「『オレンジ』…か。不思議なものだな。昔は腹立たしい言葉でしかなかったが、今ではむしろ誇りの持てる『呼び
名』だ…」
「あなたって…マゾ?」
「君は知らんだろう…『オレンジ』と言うのは、私が忠義を誓ったルルーシュ様が名付けてくださった呼び名である
のだ…。もっとも最初はその事を知らなかったがな…」
「そう…」
呆れた口調でアーニャはジェレミアに手渡された上着で自分の身体を包みながら、失敗した事を悟った。
「貴方はどうして…ルルーシュに忠誠を誓うの?」
「あの方は過去の私の失敗を許し、その償いをさせてくれる機会を下さったからだ。純血派の中心であった時
の私は、とんだ思い違いをしていた。自分が周囲から認められていると自惚れていたが、実際は違う。私は
誰からも認められてなどいなかったのだ。今思えば、それも当然であったがな…。ゼロの正体がルルーシュ
様である事を知り、彼がマリアンヌ様やナナリー様の為に戦っている事を知った時、私は本当に自分が望ん
でいたものが何であったのか、思い出したのだ…」
「………」
アーニャはただ黙って聞いていた。しかし、アーニャは今、目の前にいるジェレミアが、周囲からオレンジと蔑ま
れていた噂のジェレミアとは何かが違う事に気付いていた。
「もう私は純血派であった頃の地位も名誉も興味ない…あの方に忠義を尽くせれば…私は喜んであの方の目
指す理想の礎にもなれる…」
「私は…今のルルーシュは嫌い…最低だもの」
感情を表に出す事の無いアーニャでも、今のルルーシュがやろうとしているのが独裁である事が分かる。だが…
「それで良い…」
「え?」
ジェレミアの意外な言葉に、アーニャは少し驚いた。
「どうして…?貴方が忠義を尽くしているルルーシュを馬鹿にしているのに…」
「それが…あの方の望みであるからだ…」
「………」
アーニャにはジェレミアの言っている事が分からなかったが、彼が切なさに満ちた目をしていたのは分かった。
それに気付いたアーニャは、ジェレミアの服の袖を掴んだ。
443 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:23:39 ID:0hU7dLgw
「ごめん…なさい…」
「…どうかしたのか?」
「貴方は私に…記憶を取り戻させてくれたのに…私…貴方に酷い事ばかり…」
切ない気持ちになったアーニャは瞳を潤ませていた。
「君が気にする事は無い。私が勝手にそうしたのだから…」
「でも…貴方に何か…お礼をしたい…」
「かまわぬ…」
「…一つだけ…出来る事があるの…」
「何だ?」
アーニャはジェレミアの上着を地面に置くと、ジェレミアの膝の上に跨り、彼の頬に両手で触れる。そして…躊
躇いも無くアーニャは自分の唇をジェレミアの唇に重ねた。
「っ!」
予想外な展開に驚くジェレミアだったが、驚愕のあまり硬直して身体を動かす事が出来ない。最初はただ唇
を重ねていただけであったが、アーニャはジェレミアの口内に舌まで絡ませてきた。
「ん…ふ…んんぅ…」
「う…」
一瞬突き放そうと考えたジェレミアだが、それは酷い仕打ちではないかと躊躇ってしまっていた。やがて深い
キスが終わり、唇を話したアーニャにジェレミアは静かに尋ねた。
「アーニャ、何故…こんな事を…?」
「貴方に何かしてあげたいけど、これぐらいしか出来なかったから…」
「なっ!?」
女性関係に殆ど縁のないジェレミアでも、彼女がまだ幼いながらも、自分に身体を捧げようとしていた事が
分かった。
「そ、それは良くない事だ…。私のような者に、そのような価値は…」
「私じゃ…駄目?」
「い、いや…その…」
戸惑うジェレミアに、アーニャは更に追い討ちをかける。
「やっぱり、マリアンヌ様じゃないと駄目?」
「な、何を!?私は…マリアンヌ様には忠義を誓っただけで、断じてそのようなふしだらな…」
図星を突かれたかのごとく、思わず声を裏返らせるジェレミア。
「じゃあ、いいのね?」
「………」
444 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:25:00 ID:0hU7dLgw
今のジェレミアに、瞳を潤ませながら迫ってくるアーニャを拒む事は出来なかった。
「んん…ん…ふ…んっ…」
何度も深いキスを重ねるジェレミアとアーニャ。ジェレミアも最早深く考えるのはやめた。今はただ、自分のよう
な者に身体を捧げてくれる彼女の気持ちに応えるべきだと強引に自分に言い聞かせたのであった。
「んっ…あっ…はぁっ…んん…」
身に着けていた服を脱ぎ、特別な相手以外に見せる事の無い大切な所を曝け出していたアーニャの秘所を、
ジェレミアは指で刺激していた。アーニャはジェレミアの責めに反応しながら、彼の首に手を回ししがみ付いてい
た。
「痛くは無いか…?」
「大丈夫…このまま…続けて…」
「分かった…」
アーニャの気持ちに応え、ジェレミアは人差し指を膣に沈み込ませながら、まだ未発達である彼女の乳房に
愛撫する。
「あっ!…は…んっ…あ…」
なるべく苦しめないように優しく攻めるジェレミアに、アーニャは反応し嬌声をあげる。その艶かしい嬌声に、
ジェレミアは彼女が立派な女性であると言う事を認知した。
「私は…卑劣だな…気まぐれで行った君への厚意をこんな形で…」
「気に…しないで…貴方…変だけど…嫌いじゃない…」
「光栄だ…アーニャ・アールストレイム…あなたは、素敵な女性だ…」
「うれ…しい…」
アーニャは少しだけ笑みを浮かべると、再びジェレミアにキスをする。ジェレミアも躊躇うことなく、彼女のキ
スに応え、今度は自分から彼女の口内に舌を絡ませた。
「んん…んんん…ふ…う…」
ジェレミアは、自分自身のモノが彼女との絡みで膨張している事に気付き、アーニャもそれを見て顔を頬を
赤くする。
「こ、これはその…だな…」
「私のせいで…こうなったのね?」
「い、いや…その…」
戸惑うジェレミアをよそに、アーニャはジェレミアのズボンのファスナーを下げ、膨張したモノを取り出す。
「なっ…!?」
「私のせいで…こうなったから…」
そう言うと、アーニャはジェレミアのモノの先端を、自分の秘所にあてがい、それを飲み込もうとする。
445 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:25:38 ID:0hU7dLgw
「ま、待て…いきなりは…」
「んっ…いっ…痛っ…」
「落ち着くんだアーニャ。焦ってする必要は無い…自分のペースで良い…」
「良い…の?」
「ああ…気にする必要は無い…」
そう言うジェレミアにアーニャは…
「やっぱり貴方って…変…」
「そ、そうか…」
「でも…優しい…」
アーニャは、目の前にいるジェレミアがジノやスザク、そしてルルーシュとも違う形の優しさを持っている事に気
付く。
「ん…んん…んっ…!」
アーニャは必死にジェレミアにしがみ付いて、痛みに堪えながら、自分の膣内にジェレミアのモノを導いていく。
アーニャの秘所からは、破瓜によって生じた一筋の赤い線が流れていた。アーニャが自らの純潔をジェレミアに
よって失った瞬間でもあった。ようやくジェレミアのモノを根元まで飲み込んだアーニャにジェレミアは、涙で顔を
腫らしていた彼女の頬を手で触れ、優しく語り掛ける…。
「アーニャ…汝の純潔…このジェレミア・ゴットバルトが確かに受け取った…」
「今…動くから…」
「無理をしないで良い…」
「え?でも…」
「私が少しずつ動かそう…」
「うん…ありが…とう…」
アーニャは柔らかな笑みを見せ、それを見たジェレミアは彼女に愛おしさを感じていた。
「んっ!…あっ…はぁっ…んんっ!あっ!」
なるべく激しくしないよう気遣ったジェレミアの腰の動きにアーニャは、自分でも聞いた事の無い自分自身の淫
らな嬌声に恥ずかしさを感じていたが、もはや抑えられない。
「大丈夫か?アーニャ…」
「良い…の…続け…てっ…はあぁっ!んっ!あっあっあっ!」
押し寄せる快感に動きを抑えられなくなっていくジェレミアだが、アーニャはそれを受け入れ続ける。
「な、何か…ジンジンして…変な…感じが…する…のっ」
「くっ…アーニャ…」
ジェレミアは腰を早めながら、アーニャの乳房も愛撫し責めて行く。
「はぁっ…んっ…ダメッ…気持ち…良過ぎ…て…変になっちゃ…うぅっ!」
「くっ…アーニャ…もう…」
アーニャの膣の締め付けに、ジェレミアは限界を迎えつつあった。
「良い…の…出し…て…私の…中で…」
「アーニャ…くっ!」
「ふわああああぁぁぁっ!!!」
ジェレミアは引き抜こうとしたが、締め付けに耐えられずアーニャの膣内に射精した。同時にアーニャも絶頂を
迎え、気を失ってしまった…。
446 :
.:2008/10/03(金) 04:27:19 ID:95TYDWEq
その後の展開が気になるが取り敢えずsageてくれ。
447 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:27:22 ID:0hU7dLgw
気が付いた時、アーニャは薄暗い鉄格子の部屋におり、そこにはジノやカレンを始めとする黒の騎士団のメン
バーがいた。自分だけでなくジノ達も手足を拘束されており、ここがブリタニアの収容所であることに気付いた。
自分が気を失っている間、ブリタニアの救助隊が来て、自分は拘束されここに収容されたのだ。ただそこに、ナ
ナリーやシュナイゼル、神楽耶、天子の姿は無い。VIPは特別待遇で、別の場所にて収容されているらしい。
意識があった時までにいたジェレミアの姿はもう無い。いま、ルルーシュ達はEUに進軍しているらしいので、
ジェレミアもおそらくその戦場へと向かったのだろう…。
それからどれ位の月日が経ったのかは、変わることの無い光景で分からなかったが、ふとある時、ジェレミア
が自分達のいる監獄へと現れた。
「久しぶりだな…あの戦いからもうすぐ2ヶ月になる…」
ジェレミアの言葉に、ジノは悪態をついた。
「はん、さぞかし良い気分だろうなオレンジ。聞いたよ、スザクが死んだ事で、今君がナイト・オブ・ゼロだそう
じゃないか」
「たまたまだ。スザクを失った現在、ルルーシュ様にとって私以外に頼れる者がいなかった。だから、私がナ
イト・オブ・ゼロを引き継ぐ事になったに過ぎない…」
「EUの制圧にも成功したようね…オレンジさん」
カレンもまたジェレミアになじるように言った。アーニャは一瞬ジェレミアと目が合うものの、何も言わなかった。
「君達、シュナイゼル側の勢力の処分が決まった。明日、日本で君達の処刑が行われる事になる…」
「はいはい、とうとうその日が来たのか…」
もはや、どうでも良いというかのような態度であるジノ。ジェレミアは冷静な口調で言う。
「明日、全てが終わり、同時に全てが始まる…」
「我々を全員処刑して、ルルーシュが世界の権限を完全掌握すると言ったところか…」
星刻が冷静に推測し言う。
「星刻か…天子様は、神楽耶様と共におられるから、寂しい思いはしていない…」
「そうか…」
「邪魔者は徹底的に排除する…そんなやり方でルルーシュについて来る人がいると思ってるの?」
皮肉を込めたカレンの言葉に、ジェレミアは冷静に返した。
448 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:28:03 ID:0hU7dLgw
「いないだろうな…」
「だったら…だったら何で!?何でこんな独裁政治をするの!?」
「明日になれば分かる…ルルーシュ様の御決意…その答えがな…」
「え?」
カレンにはジェレミアが何を言っているのか分からなかった。ジェレミアはその場を去ろうとする。
「待って…ジェレミア…」
ふと、アーニャがジェレミアを呼び止める。
「何かな、アールストレイム卿…」
「貴方…何知ってるの?」
「何…とおっしゃると?」
「ルルーシュが…横暴な手段を使っている理由…?」
「知る必要は無い…」
「あなたは知っているから、ルルーシュに仕えているの?」
「その通りだ…。あの方の辿る運命がどのようなものであっても、私はあの方への忠義を尽くし、その行く末を
見届ける…第99代ブリタニア皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの専属騎士…ナイト・オブ・ゼロとして…」
ジェレミアのその決意に満ちた姿勢に、その場にいた全員が不思議そうな顔をした。
「君達も…明日起こる終焉の時を、どうか目を逸らさず見届けて欲しい…」
そう言うとジェレミアは、何も言わず去っていった。その時、アーニャはある事実に気付いた。
「ジェレミア…」
「ん?どうかしたのかアーニャ…」
ジノの呼びかけに、アーニャはどこか悲しげな表情で、ただ一言で答えた。
「泣いてた…」
ジェレミアの不可解な言動の答え…それは翌日の処刑の日に、知る事となった。
449 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:28:50 ID:0hU7dLgw
処刑場へと移送される途中、目の前に驚くべき姿があった。黒の騎士団を結成した漆黒の仮面の男、ゼロが
目の前に現れたのである。その光景に、誰もが驚いた。ゼロはすばやく自分達の方へと駆け抜け、それをジェ
レミアが応戦しに行くが、何故かゼロはあっさりとそれを交わし、ジェレミアも追いかけようとはしない。それを見
ていたアーニャには、ジェレミアがわざとゼロを見逃したとしか思えなかった。
ジェレミアを一蹴したゼロはあっという間にルルーシュのいる玉座にまで、まるで翼があるかのごとく飛翔し、
持っていた剣を構える。そのゼロの剣の構え方に、アーニャには覚えがあった。
「スザ…ク…?」
ゼロの仮面を被る存在がスザクであることに気付いた瞬間、スザクの剣がルルーシュの心臓を射抜いた。ゼ
ロの姿をしたスザクにもたれかかり剣を引き抜かれたルルーシュは、前転するように倒れ、拘束されたナナリー
の元へと滑り落ちていく。そしてアーニャはナナリーの驚くべき言葉を耳にする。
「お兄様、愛しています!!」
自分の聞き間違いかと思ったアーニャだが、その直後、悪逆皇帝と囁かれたルルーシュは還らぬ人となった。
「お兄様!?嫌ぁっ!!目を開けてください!!お兄様!!お兄様ああーーーーっ!!」
ナナリーの悲痛な叫び声が響いたのと同時に、隠れていたコーネリアが現れる。
「魔王ルルーシュは死んだぞ!!人質を解放せよ!!」
その言葉と共に、コーネリアの率いるレジスタンスがアーニャ達を解放し、多くの人々がゼロの姿であるスザ
クの元に駆けつけ、何度もゼロを賛辞する呼び声が響きわたる。
「いかん、退け!この場は退くんだ!!」
450 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:29:19 ID:0hU7dLgw
ジェレミアは混乱を防ぐべく、部下達に撤退命令を下し、既に亡きルルーシュの遺体に泣きつくナナリーの姿を
見た。
(ルルーシュ様、ご立派でした…。このジェレミア・ゴットバルト…自らを犠牲にしてまで「明日」の為に戦った
貴方様に忠義を尽くせた事を…永久に誇りに思います…)
ジェレミアもまた両目に涙を浮かべ、その場を去って行った。
他のメンバーと同様に開放されたアーニャは、ルルーシュに縋り付き号泣するナナリーを見つめた。そして先
日のジェレミアの言葉を思い出し、自分なりに悟った。
「ジェレミア…貴方もスザクも…知っていたのね…ルルーシュがこうなる事を望んでいたのを…」
そう呟いたアーニャの両目からも、涙が流れ落ちた。失われていたアーニャの記憶には、幼い時のルルーシ
ュの記憶もあった。行儀見習いでアリエス宮に来た時、道に迷って泣いていた自分を助けてくれた、あの優しい
ルルーシュの笑顔の記憶を…。
451 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:33:04 ID:0hU7dLgw
それから暫くして、ブリタニアではナナリーが特使になり、ゼロの使命を引き継いだスザクとシュナイゼルの二
人が仕える事が決まったが、ルルーシュ以外の人間に忠誠は誓わない事を決めていたジェレミアは、もはやト
ップエースになれる実力を持ちながらも、あえて軍を抜ける道を選んでいた。そしてジェレミアは、ナナリーと最
後の挨拶をしていた。
「ではナナリー様、どうかお元気で…」
「ジェレミア卿も…お兄様に忠義を尽くしてくれた事には心から感謝します。どうか故郷に戻ってもお元気で…」
「勿体なきお言葉です…ナナリー・ヴィ・ブリタニア特使…」
ルルーシュと同じアメジストのような美しい瞳の優しい笑顔でジェレミアに別れを告げるナナリー。兄のルルー
シュを失ってから暫くの間は塞ぎ込んでいたが、今ではルルーシュの死を無駄にしない為にも、懸命に生きる
事を決意していた。その傍にはゼロの姿をしたスザクの姿もあった。
「ジェレミア卿…お元気で…」
「君もな…ゼロ…ナナリー様の騎士として、よろしく頼む…」
ブリタニアの特使館から出たジェレミアを待っていたのは、軍服ではなく私服を身にまとい、大きな荷物を持っ
たアーニャの姿であった。
「アールストレイム卿?」
「アーニャで良い…私もう、ラウンズでもブリタニアの軍人でもないから…」
「…退役をしたのか…?」
「うん…ラウンズの皆ももういないし…モルドレッドも壊れちゃったから…ラウンズの制度自体無くなるみたい…」
「そうか…君はこれからどうするのだ?」
「貴方について行く…」
「は…?」
思わぬ発言に、ジェレミアは目が点になる。
「し、しかし…私は故郷に帰るだけだぞ…」
「それでも…良い…」
「だ、だが…」
「私の…初めてを奪ったのに…?」
「うっ…」
その鋭い一言に、ジェレミアは彼女と関係を持ったことを思い出し、凍りついた。更にアーニャは携帯の録音データ
をジェレミアに聞かせる。
『光栄だ…アーニャ・アールストレイム…あなたは、素敵な女性だ…』
『うれ…しい…』
いつの間にか録音されていた会話に呆然とするジェレミア。アーニャは同じところを何度も再生して、とどめの一言を言った。
「責任…とって…」
やや意地悪そうにアーニャはジェレミアに言うのだった…。
452 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 04:34:59 ID:0hU7dLgw
「故郷に戻ってどうするの…?」
ジェレミアの故郷へと向かう電車に乗り、アーニャは向かいの席にいるジェレミアに尋ねる。
「果樹園を経営するのだ…オレンジ専門のな…幸い敷地だけは残っている…果樹園には十分な広さだ…」
「オレンジ…嫌いじゃないの?」
「昔はな…だが今は違う…今の私にとってオレンジは、あの方への忠誠の象徴なのだ…」
「ルルーシュの事?」
「その通りだ…世界で最高のオレンジを『全力で』作って見せる…そしてやがては、そのオレンジを世界中の者
達が食するのだ…」
「貴方って…」
「ん?」
「やっぱり変…」
アーニャの突っ込みに、ジェレミアはがくっと頭垂れる。
「でも…面白い…」
目の前のジェレミアに向かってアーニャは微笑んだ。
ここからアーニャのジェレミアとの新しい人生が始まる…。
〜END〜
※:すんません。文章長すぎました。
割込申し訳ないけど
メール欄にsageと半角小文字で入力したうえで投稿してくれ。
「お船で釣りをするゾ」
ルルーシュ「さあ、着いたぞ。」C.C.「うーん、海のにおい・・・。」
スザク「ルルーシュ、これから何をするんだ?このまま海に車で飛び込むの?」
ルルーシュ「そんな愚かなことは私だってしないだろ?」
スザク「うーん、じゃ、水死体ごっこ!」
ルルーシュ「ああ、そうですか・・・。」ビッビーッ!!←ルルーシュの車のクラクション
「うわっ!?ここでクレヨンしんちゃんのギャグを言わせるなよ!
釣りだよ!釣りをしにわざわざ茨城県の大洗まで来たんだ!」
続き.1
ルルーシュ「とりあえず、船をチャーターしたいのだが・・・。
絶望した!ここは高すぎます。半日で3万円とは高すぎます!」
と、絶望気味で考えているうちに・・・。
おぼろ丸の船主「おーい、お客さん!うちは半日で3000円だ。
文句を言わずにこの船に乗っていかないか?」
バーン・・・。ルルーシュが見た漁船は・・・。
実は焼き玉機関のオンボロな漁船(俗にポンポン船)であった。
ルルーシュ
「絶望した・・・。こんな船なら、浮き輪でも持ってくればよかった・・・。」
船は出港して、沖に出ると激しく揺れた。
続き.2
ルルーシュは、漁船の激しい揺れで船酔いしてダウンしてしまった。
ルルーシュ「おぇえ〜っ!き、気持ち悪い・・・。船酔いしちゃ・・・。
絶望して・・・。ギアスが発動しねえ・・・。」
C.C.「軍艦は平気な癖に、漁船の揺れで酔うなんて、だらしない・・・。」
C.C.「ルルーシュ、早く釣りを教えてよ。私は、イカの釣り方なんてまったく分からないんだから。」
ルルーシュ「すみません。もう少し休ませてください。」スザク「ルルーシュ、釣りをしてよ。」
スザクがルルーシュを揺さぶると、ルルーシュはバケツに激しく嘔吐。スザクとC.C.「だめだこりゃ・・・。」
船主に釣りの仕方を教えてもらい、先にC.C.は釣り竿を掲げる。スザクは「よーし、ぼくも頑張ろう!それーっ!」
その時、スザクが放り投げた釣り針は、見事に船の右舷で休んでいたルルーシュの口に引っかかってしまった。
ヒューン!ブスリ!ルルーシュ「うわっ!!あがーっ!!痛い!痛い!」とルルーシュはあまりの激痛でじたばたと大暴れ。
スザク「おお、ルルーシュが元気になってはしゃいでる!船酔いなど、克服できたのかな?」
C.C.「ああーっ!?おバカ!あんたの針がルルーシュの口に引っかかってるのよ!早く竿を降ろしなさい!」
スザク「はい。」グイッ!ルルーシュ「いたたっ!下げるんじゃない!下げるんじゃなくて、竿を上げるんだよ!上げるの!」
C.C.「でもよかったわね。船酔いなど、無事に克服できて・・・。」
ルルーシュ「絶望した!船酔いするわ、釣り針を口に引っかけるわで絶望した!」
スザク「それ、絶望先生の台詞じゃ・・・。」
今回は、先週、リアルにギアスを見て、ルルーシュが死亡した場面が
悲しいため、絶望先生&クレヨンしんちゃん系のネタを混和させて書きました。
掲示板汚し、すみません。私はこれで落ちます。
>>452 GJ!
アーニャ可愛いよアーニャ
sage忘れドンマイ(・ω・`)
460 :
エロモンキー:2008/10/03(金) 09:54:05 ID:0hU7dLgw
sage忘れ、すいません…。
投下します。
ルルーシュ×C.C.です。
C.C.が祈りを捧げている。教会の祭壇前に跪く姿は、ステンドガラス越しに降り注ぐ日
光によって、色鮮やかに煌びやかな存在としてただあった。
涙さえ流し、想うルルーシュのこと。
皇帝直轄領「日本」。全世界へは、皇帝ルルーシュに反逆した者たちを裁く公開処刑の
日だと認識させている。しかしゼロレクイエムを知るC.C.はその計画の完遂の場として今
日があることを知っている。
計画を果たすのはルルーシュとスザクの二人だ。その場に自分が居ることは許されない。
これまでそうしてきたように、ルルーシュについて日本にやってくることはしたが、最後の最
後でC.C.はルルーシュのそばを離れなければならなかった。
だからこうして、一人祈っているのだった。
もう少しすれば、この教会の立つ閑散とした地にも響いてくるのかもしれない。人々の歓
喜の雄たけびが。周りを囲む木々さえ震わせて、世界のほとんど全てがルルーシュの死を喜び共有するのだ。
「ルルーシュ……」
俯くと、涙も余計に零れ落ちる。僅かのそれさえ見逃さず、世界を覆う光はC.C.の全てを
照らしているように思えた。
胸の前で抱き合わせた両手から力が抜けていく。解けた祈りのもとでC.C.は静かに嗚咽を
漏らし始めた。震える指でこのまま蹲ってしまいそうな自分を支えようとするが、うまくい
かない。同じく電池の切れかけた時計の針のような肩がなお重く、C.C.の小さな身体は前の
めりに沈んでいった。掌に伝わる温かな感触がいっそう悲しく感じられ、それゆえ拒む意思
にも涙の根源が勝ることはない。
何があろうと、ルルーシュを失いたくない気持ちを抑えることなどできはしなかったのだ。
「ルルーシュ……っ。私はっ、お前とっ……!」
込み上げる想いに言葉をのせたその瞬間に、C.C.の前髪に隠れた額が鋭く光を放った。
「っ!」
弾かれるように顔を上げるC.C.。久しく味わっていなかった痛みにも似た疼きが、C.C.の
身体の自由を奪う。一瞬のコードの共鳴。そうだと認識するまでにまた刹那の時間がかかり、
まさかと思ったときにはもう収まっていた。
「ルルーシュ……」
急な立ち上がりに気後れした身体がふらつくのにも意識を奪われることなく、C.C.は教
会を後にした。力の限り走る。ナイトメアに乗るのとはまた違う感覚が身の内で暴れていた。
戦略も操作もなく、ただ足を動かし息を吸うことにのみ全力を傾けた、風纏う疾走。
目指す場所はただひとつだった。
どれだけ走ったのか分からないが、確実に息は切れていた。
それなのに、教会へと続く林道さえまだ振り切れていないのに愕然とする。顧みる余裕が
あるのなら足を進めろと言い聞かせるが、まったく利かん坊だった。雨も降っておらずむし
ろかんかんと晴れ渡っている天気ではあるが、踏んだ土がどこもかしこも自分の足を留めよ
うと画策しているよう。
木にもたれかけ息を整える間に、嵐のように混乱していた頭の中をどうにかしようとも考えた
が、ふと見上げた先に一機のナイトメアが滑空しているのを見つけ、再び思考はとまってしまった。
なぜならそのナイトメアが無骨な機体に似合わず大事そうに抱えていたものが、まさしく今C.C.
が目指しているものだったからだ。もう動かないと思っていた足が自然に動いた。そのナイトメアが
向かう先には、日本にある神聖ブリタニア帝国の宮殿。ルルーシュがスザクと共にゼロレクイエム
を完結させる予定だった場所よりは近い。
いや、額のコードが反応した現象からして、もう予定ではないのかもしれない。そう考えれば
一人ルルーシュだけを遠ざけるように飛ぶナイトメアの操縦者も容易に想像ができた。
「ジェレミア……」
王宮の敷地内にたどり着いても、未だ遠くから聞こえるゼロコールは鳴り止んでいなかった。
やはりルルーシュはゼロレクイエムの最終段階を終えたのだ。
芝生の敷き詰められた庭の片隅に、C.C.の追いかけてきたナイトメアが佇んでいた。今はそ
の機能を停止している。風の匂わす緑に混じって、生きた鉄くささがC.C.の嗅覚を反応させた。
ナイトメアの両手にべっとりと付着している血糊が、残酷なほどすっきりとした景観の中でた
だひとつ真実を物語っているように思える。
王宮に入れば毎度のように否が応にも目に入る噴水の横を淡々と通り過ぎ、その先には王宮
内へと続く、長く広い階段がある。しかしそこを駆け上るでもなく、C.C.は矛先を右に変え、
まるで自分を誘うかのようにぽっかりと口を開けた地下への入り口に足を踏み入れていた。
表では生い茂る草がカムフラージュになっている蓋の内側で、開閉スイッチに手を伸ばすC.C.。
切れ切れになっていく青空と、嬉々として飛び交う鶴のような人々の声を、地下の闇が足元を
多い尽くすまで眺めていた。
ひゅるる、と狭い空間で吹く風は開かれた場所と違い、なんとも心細いものだった。
この地下道は王宮の真下、あるいは外にまで縦横無尽に張り巡らされている、いざという
ときのための脱出経路だ。ルルーシュとC.C.が過ごす部屋にも当然、この脱出路に通ずる扉
が隠されている。以前、ルルーシュと共に万が一に備えて歩いたことがあった。悪逆皇帝ル
ルーシュの元に、黒の騎士団とも違うどんな反勢力が攻撃を仕掛けてくるとも限らない。
ルルーシュの創世した新たな……いや仮初のブリタニア帝国の警備軍にいったいどのよ
うな軍力が立ち向かうことができるのか、とC.C.は疑問に思わないこともなかったが、
用意周到なルルーシュはいついかなるときでも場所でも、確実に避難経路を頭にいれ、確保していたのだ。
「……」
だがそれも今日までだ。いざというときなどもうこない。結局この地下道を本来の目
的で使うことはなかった。ルルーシュも万が一といったとおり、向かってくる勢力など塵
ひとつも存在しなかったのだ。そのように仕向けたルルーシュのゼロレクイエムという計
画の一端を振り返れば、どこまでも入念かつ細密だったのは計画を立てたルルーシュ本人
だったということになる。
そして、ルルーシュがゼロレクイエムを完成させた今となってはなおさら存在価値の
ない戦略の一つになった。それはきっと、喜ばしいことなのだろう。
やがてC.C.が行き着いた先には、僅かばかりに開けた牢屋のような小さな部屋があった。
ルルーシュと二人で寝る天蓋つきベッドとほぼ同じ大きさといえるぐらいの部屋で、中に
は直方体に積み上げたレンガに薄い布を数枚敷いただけの粗末なベッドがただひとつある。
そこにルルーシュが横たえられていた。
「遅かったではないか」
傍らに立つジェレミアが言う。
「お前は、知っていたのか?」
喉から絞りだすようにして尋ねた。漂う悲壮感がこの狭い空間ではいっそう増幅される。
ジェレミアが皿に載せた蝋燭、今しがた灯したばかりだと思われるそれの炎を振り向きざまに揺らがした。
「君が知らなかったということが、私にとっては意外だがね」
「……そうか」
ジェレミアの騎士服前面のほぼ全てが血に染まっている。それをじっと見ながら、C.C.は呟く。
「ルルーシュ様は最後までやり遂げられた。悪逆皇帝ルルーシュという存在は、確かに死
んだのだ。それで終わりなのだ、全て……」
己の主君を誇り、歯切れのいい言葉で語る。それでも笑みはなく僅かに細めた目は、もの
悲しげにどこか遠くを見ている。
「ルルーシュが、それを望むとでも……?」
望むと望まないとに関わらず、結果はただひとつだった。その意味を考えて、口元を
吊り上げるC.C.。それが滑稽に見えるほどに、笑えていない。C.C.としての彼女の皮肉
たっぷりの表情は、どこかに置き忘れてしまった。
「……愛と忠義は違う。もしもルルーシュ様が真に死ぬとわかっていたのなら……。私はゼロ
レクイエムの完成を見届けることなく、今頃牢屋にでも閉じ込められていたことだろう」
ルルーシュ様の生を進言したことによって。
ジェレミアは瞳に力を込めて、そう付け加えた。
「……違わない。私も、ルルーシュに……」
「ふっ。ではこれから先のことは君に任せようではないか」
もっとも効果的に部屋を照らせるだろう位置に蝋燭を置いたジェレミアは、一人去っ
ていった。そうして残されたのはルルーシュとC.C.だけになった。
ジェレミアがすれ違うのを無言で、俯き加減に見送ったC.C.はその顔をあげルルーシュ
の元に歩み寄る。
「……ルルーシュ……っ」
眠っているようだった。しかし寝息は聞こえない。
真っ白な王服がルルーシュ自身の血に塗れている。高級で大仰な服だったが、ルルーシュはそれ
が汚れることを普段から厭わなかった。むしろ今の姿を望んでいたともいえる。
屈んで膝をつく。今にも泣き出しそうな表情で、一突きの剣によって破れた部分から
ルルーシュの胸を探る。安らかなルルーシュの寝顔と相まって、それはとても優しい行為に見えた。
「……ルルっ……うっ……!」
しかしC.C.は溢れる嗚咽に名を呼ぶことすら叶わなくなり、ルルーシュの胸に縋る。
止めた腕はルルーシュを強く抱きしめ、空いた右手では頭を抱えるようにする。
「すまないっ、すまないっ……」
ずいぶん長く、それだけを口にしていた。声が掠れても、つかえても。そうしている
うちに、ルルーシュが呼吸をし始めた。少しずつ強くはっきりとなる。それに呼応した
かのように、部屋を照らす蝋燭の炎も幾分か揺れた。背は元の半分ほどになっている。
そしてとうとう目を覚ました。
「……C.C.、か……?」
「ルルーシュ……!」
「ずいぶん、贅沢、な…地獄だな……。またお前に会えるなんて……」
微笑さえ浮かべながら、思い通りといかなくても精一杯の力で声を出すルルーシュ。
「ルルーシュ…うぅっ…! すまない……すまない……っ!」
「なぜ、泣く……?」
開ききらない瞳を巡らせて周囲を見渡す。そんなルルーシュが再び自分に視線を向
けたときにはすでに笑みを消していたのを見て、C.C.は身のうちで悲嘆に拍車をかけ
ながらも、ちゃんとルルーシュの目を次の言葉を迎えた。
「ここは……?」
「ルルーシュ……。お前は……生きているんだ……っ」
口に出すまで、C.C.自身何度もその結果を反芻し、受け入れた。しかしルルーシュ
にもそれが可能だろうか。今の言葉を何度も何度も頭の中で再生しなおしているのだ
ろう、ルルーシュの呆然とした表情に胸がずきりと痛む。
「……嘘を、つくな……」
「……っ!」
顔をしかめるルルーシュ。その目に見紛うことない涙を見つけて、C.C.もさらに涙を流した。
ルルーシュは頭のいい男だ。常にあらゆる角度から物事を見て判断する。呆然としていた中
にも、己を見つめることのできる長けた頭脳できっとC.C.の言うことを理解したに違いない。
だからこその、涙。
ぐぐぐ、と半身を起こすルルーシュにつられて、C.C.の左腕も持ち上げられる。服の
破けた隙間からずり落ちそうになるのをルルーシュがしっかりと掴んだ。
「俺はっ! 確かに、死んだっ! ゼロレクイエムをスザクと共に成し遂げたんだ!」
「ルルーシュ……」
「それなのに、生きているだとっ!?」
なお油然とわきたつ涙に頬を濡らしながら、傷ひとつない胸を掻き毟るように、叩くよ
うに、何度も何度も確認する。規則正しくいかにも健康的に鼓動を続ける心臓を忌々しく睨みもしていた。
「すまない……ルルーシュ……」
「――っ!?」
はっとしたルルーシュは強く掴んでいたC.C.の腕を乱暴に引く。
「C.C.っ! お前、俺にコードをっ!」
怒気のみに支配された声と表情とで、限界まで引き寄せられたC.C.は、きっと睨まれる。
しかし、ぐしゃぐしゃになった顔は虚ろで、ルルーシュの激情を拒もうとする様子は少
しも見られなかった。
前髪が荒々しく払われる。
「なっ!」
「……私は……お前にコードを渡していない。ルルーシュ。お前の意思を、覚悟を、どうして私が身勝手に変えられる……?」
「……ならば……」
立ち上がったC.C.は寝台に上がり、ルルーシュの胸に顔を寄せる。王服のきちんと
隠す襟元を指先でそっと開き、改めて首にあるコードを目におさめ、すぐに閉じる。
「おそらく、シャルルのものだ……。Cの世界で最後に、渡されたんだ。それが一度死ぬことによって発動した……」
「……」
言葉をなくしてしまったルルーシュに、C.C.もそれきり何も言えず、ただ愁然とし
て解かれた左腕をルルーシュの背に回すことだけしかできなかった。
「……C.C.」
数分の沈黙の後、C.C.は、ルルーシュの呟きを頭上から受け止める。
「なら、なぜお前は…すまないと……。何度も……」
ルルーシュを抱く力を強める。それはC.C.自身、怯えて震えないようにと自然に
身体が反応して起こした行動だった。
涙声で話し始める。
「額のコードが反応したときに、もしかしたらと思ったんだ……。今朝見送ったお前の姿が最後なんだと……疑わ
なかったのに、お前が生きているかもしれないという餌をぶら下げられただけで……私は……」
一瞬、息を呑むC.C.。
「喜んでしまったんだっ……! 今日までさんざん受け入れてきたつもりだったのに! お前が命を捧げて成そう
としてきたことをっ。……私は、結局いつも偉そうなことを言いながら……。結局は……、お前に生きて欲しいと思っていたんだ……!」
「C.C.……」
ルルーシュの手が肩にかかろうとしたところで、C.C.は少し身をひいた。腫れぼ
ったい瞼を重そうにして、ゆっくりと瞬きをしている。瞳に捉えているのはルルーシュ
の首に刻まれたコードである。
「それに……私のコードが反応したということは、お前が不死になってしまったということだ……。それも理解し
ながら、私は喜んでいたんだ。死なない苦しみを、あんなに……あんなに、知っていたはずなのに……。そして……お前がどんなやつかも……」
それまでルルーシュと目を合わせることなく話していたC.C.だったが、ようやく顔
をあげた。泣きながら、自嘲気味に笑っている。自分を嘲るのは得意だが、泣くのには
慣れていない。そんなアンバランスな感情の渦の中に居ようものならどうしても普段から慣れ
ないもののほうが際立ってしまう。
「私は……、私が情けなくて……お前に申し訳がなくて……。すまない……すまない、ルルーシュ……」
「C.C.」
強引に抱きすくめられると、ルルーシュから感じる温もりに改めて心が喜ぶのを感じ、
しかし同時に自己嫌悪も起こってしまう。C.C.はまた咽び泣いた。
「C.C.、言え。はっきりと」
ルルーシュが言葉通りの明快さを伴った声で、C.C.に命じる。
「お前は俺を一番よく理解していた。だから、ゼロレクイエムに対して何も言わなかったのだろう。言え
ば、俺を困らせるだけだと。だが、俺もお前をもっともよく理解していた。だから俺が計画を完遂してさえまでも、
お前が何も言わないだろうことはわかっていた」
C.C.は最後の戦いから今日までの二ヶ月を思い出していた。
穏やかに過ごしてこれたと思う。ルルーシュと二人、あるいはルルーシュ、スザクと
三人。着実に、ゼロレクイエムを迎える準備の最中であったとしても、不自然なほど穏
やかに。それは、三人が三人とも個人の感情など捨て去っていたからかもしれない。
世界が明日を迎えるためにと、意識して排除された言葉が三人の中にもあったはずだ。
それがいけないこととは思わない。必要なことだったから。
ただ、今となっては。
ルルーシュの生ゆえ完璧とは呼べずとも、完成したゼロレクイエムの後では――。
「すでにある結果としての今を否定することは、もうできない。これもひとつの結果なんだ。そう思うしかない。
だが新たに進める道ができたのも事実……。C.C.――」
ルルーシュに顎を引き寄せられる。それがどういう意味を持つのか自然と理解したC.C.は、
瞳を閉じて口付けの感触だけに集中した。全てを包み込んでくれるような柔らかさで感じた
ルルーシュの唇。大いなる海のように。それは、塩辛さも似通う。
同じような感想を抱いたらしいルルーシュが、「しょっぱいな」と苦笑いをすれば、
C.C.もそれならばと悲しさに塗れた唇を払拭しようと、めちゃくちゃに重ね合わせる。
貪るような荒々しさで、唾液の橋を作っては壊していった。創生と崩壊の水音が、静かな
空間に響き渡っている。蝋燭の炎は二人の情熱に感化されたかのごとく激しさを増し、それ
まで定かでなかった二つの影をまるきり一個の絵であるかのように、輪郭さえもくっきりと壁面に映し出す。
「はっ、あっ……ルルーシュ!」
息が続かないのもお構いなしだった。お互いの口内で呼吸を間に合わせているのではない
かと思うほど、息継ぎの間は少なく短い。どちらに主導権があるのか判然としないが、C.C.が
ルルーシュの舌を絡めとり、さらに奥まで求めようと思って体重をかけても舌の力だけでそれを
押し留めるルルーシュに同じかあるいはそれ以上の快感を返されてしまう。直情的になり本能を
無防備にさらけ出していることにC.C.は気づいていなかった。
やがて、どうにもならない体力の尽きが訪れると、もたれかかるような格好でルルーシュに
支えられることになった。尋常でない息切れをしている。もしかしたら、キスだけで達してし
まった部分があるのかもしれない。
「お前から、こんなにも求めてくるとはな……」
額にルルーシュの口付けを受ける。上げること叶わずだらりと垂れ下がってしまった腕が持ち
上げられ、ルルーシュの肩に乗った。ひどく落ち着く。そう思ったのも束の間、ルルーシュが拘
束衣を襟元から脱がしにかかっていた。両腕が幅広の袖口を抜けきると、上半身がルルーシュの前
であらわになる。
ようやく落ち着き始めた呼吸から身体に自由が許されてきたのを確認すると、C.C.のほうもルルーシュ
の服を脱がそうと右手を伸ばすが、手がかかろうとする前にルルーシュに掴まれてしまった。首に
巻きつけた左腕と合わせて、なんだか舞踏会にでも出ているような格好になった。その体勢のまま、
ルルーシュの舌が今度は首から下へと這っていくのを感じた。
「ん……んぅ……」
ルルーシュが舐めている間、びくびくと震えだして止まらない身体をどうにかしたいと思い拘束
された右腕を解放してほしかったが、させてもらえなかった。そのせいで左腕が余計に動いてしまう。
ルルーシュの背中の布を握りつぶしては離す所作が、さきほどのキスとは違い、じわじわと責めて
くる快楽へのじれったさを表していた。
「ひぁっ!?」
ルルーシュの舌が一際敏感な場所を刺激した。拘束衣の内側で繰り返し擦れていたせいか、硬くなって
いたのを感じていたはずの先端は、ルルーシュに開かれたのを境に少しだけ元に戻っていたのだが、それ
があっという間に膨らみを増していった。そんなしだいでは当然感じる度合いも並ではなく、ぞくぞくぞく
と舐めるように駆け上る快感に声も一際震えた。
「あ、ああああっ…!」
透き通るように白い胸を巡る静脈が、細切れの枝のように。先端では小さく可愛らしい蕾が今か今か
と待ちわびた開花を迎えて、身体の火照りがある境を越えてしまっては枝たちもその存在を隠してしまい、
注目の対象を二つだけの蕾に譲ってしまった。
ルルーシュの舌が執拗にそこを責めたてていた。
「ル、ルルーシュっ」
耐え切れなくなって、C.C.は抱きつく。
それでも今度は支える必要のなくなり、開いた右手を胸の間に滑り込ませてくるも
のだから、どうしようもなかった。指が先端をこねくり回す。それはまた舌とは違った
刺激を生んで、びくりびくり、と逃げるように身体が反応してしまう。
「あっ、はぁっ…。ま、待ってくれルルーシュ……。いつも、より、かっ感じてしまうんだっ…。もっとゆっくりしてくれ、ないか……っ」
「そうみたいだな……」
何かを呟いたのはわかったが、あまりにも小さいものだったのでうまく聞き取れなかった。
「聞いて、いるのか…ルル――っ!」
背中しか見えず、ルルーシュの手の動きが隠れてしまったのがいけなかったかもしれ
ない。完全には脱がされていなかった拘束衣の作る拳一つ分の隙間に、ルルーシュの手が
もぐりこんできたのだ。C.C.があっと思ったときには、C.C.の中心は別の意思でも持って
いるかのように悦びに奮えていた。
「尋常ではないな……」
ルルーシュの肩に乗せていた顎が今にもずり落ちそうになる。絶頂の余韻で腰だけが浮
き、そのほかはまるっきり弛緩していた。意識が飛んでしまいそうな、とまだ思えたのは、
せっかく在るこの時間をC.C.が終わらせたくなかったからだ。
それでも朦朧としている。ルルーシュが堅い寝台にそっと寝かせるのを辛うじて感じながら、
C.C.はどれだけの想いが暴走しているのだと自分自身の感覚に恐ろしさを感じ始めていた。
身体の置き所としては一番楽な姿勢になり、視界がはっきりとしてくる。
ルルーシュの顔が目の前で揺れ動いていた。優しい表情のままに、頬や額へのキスも穏やかだった。
尖った感覚がなだらかに、落ち着きを取り戻していく。このまま、眠ってしまいたいぐらいに。
「ルルーシュ……」
呼びかけに動きをとめたルルーシュに、C.C.のほうからキスをする。
ややあってこくりと頷くと、C.C.の膝裏が持ち上げられる。前戯は不要だった。C.C.が
ルルーシュを求めた分だけ愛液を垂らしている中心には文字通り愛だけが溢れていて、
そこを今更指や舌で責め立てるなど無粋に違いなかったからだ。
「C.C.……!」
「ああっ!」
一気にルルーシュ自身が突き上げる。C.C.の内襞が絡みつき、ともすれば先を妨害す
るかのように思える締め付けも何もかも振り切って最奥にまでルルーシュはやってきた。
硬く、熱い。ルルーシュを、もっとも深いところで感じることができる。
「ふぁっ……うっ…!」
「……今日は、よく泣くな」
「……っ……そんな、こといいから、早くっ……!」
お前を感じさせてくれっ、と続けそうになったのをすんでのところで呑み込む。
「ああ、わかってる」
ルルーシュのものが抜けていくに従って、できる空洞に切なさを感じてしまう。また
早く埋めてほしい、と止め処ない愛液で誘おうとする。不安に変わる前に、再びルルーシュは
腰を打ちつけてくれた。その間隔が急速に狭まっていき感じられるのはルルーシュだけになる。
この殺風景な色もない部屋でどれだけ卑猥な音が響いているのかも、C.C.自身がどれだけ狂った
ような喘ぎ声をあげているのかもわからない。きっとそれらは今のC.C.にとっては感じる必要
のない余計なものだったのだろう。
「ああっ、んぅっ、ふぅっ、はぁっ!」
「くっ、うくっ」
そこでルルーシュの腰が止まる。にもかかわらずびくびくと反応したままだった中心のせい
で、C.C.はそれに気づくことができなかった。ルルーシュの声がしてようやく、今の状況を
理解することができた。体位が変わっている。
「背中が痛そうだからな」
「……ルルー……シュ」
振り向いても、ルルーシュを見ることが困難な体勢だ。ただ、ルルーシュが横顔に寄せて
きた唇に文句を言う間は奪われ、さらにまたとびきりの快感が中からC.C.を襲い始めたものだから、たまらない。
「はっ……あああっ!」
向き合っていたときとは違って、お尻に近い位置が抉られる。どちらも比較しがたくC.C.の
脳髄を蕩けさす刺激だったが、若干こちらの獣のような格好のほうが興奮するかもしれない。
曝け出した本能の元ではごく自然な反応だろうか。
幾度となく突かれ多少慣れてきたとはいっても、絶頂に近い快感が数瞬もあけずして襲いく
るのには、なんとも抗いがたい状態である。ルルーシュのものが中で徐々に膨張していっている
のを感じているのだが、まだその肉棒に収まりきらない欲望を吐き出してはくれない。
そんなことを頭の片隅で思う余裕ができる頃に、再び体位を変えられた。
今度は抱き合う形になり、C.C.がルルーシュの上に乗っている。ああ、いよいよかとC.C.は思う。
ルルーシュの腰の振りに合わせてC.C.も腰を上下させる。激しい揺れに濃厚な唇の触れ合いこそか
なわなかったが、その分下半身の快感が増幅されている。
「くっ、C.C.っ!」
「あああっ、ル、ルルーシュっ!」
自分のものではない強い震えを感じてすぐ、お腹の中を熱いものが迸る感触があり同時に何度目
か分からない絶頂を迎えて、C.C.はルルーシュを掻き抱く。
ルルーシュの精が爆ぜる間、とても幸せな心持で身体を預けていた。その心地よさを逃さない
とするかのようにいつもより長いと感じられた余韻にも、緩みきった瞳からぽろぽろと落とす雫で感謝していた。
やがて荒い息を整えながら、ゆっくりと結合を解く。
「ルルーシュ……」
愛しさに溢れた声色で。
「……これが、私の望んだ明日だ……」
きっと涙を流していなかったのなら、それはとびきりの笑顔に映るに違いなかった。悲しみを受
け入れ、それでも微笑んだ。締め付けられる胸にもそれ以上の鍵をかけず、奥から絞りだした笑顔に
は全てを許せてしまえそうな輝きがあった。
「ひどいやつだな、お前は……」
「っ! 言えといったのは……っ」
ルルーシュの返答に慌てるC.C.。
「ふ……。不死の苦しみを知っているのだろう? それでも俺が生きていることを喜ぶというのか」
詰るような態度ではなかった。だからC.C.は安心し、ルルーシュの微笑みを見ることができない
ということもなく、笑って答えることができた。
「……ああ」
「まったく。どこまでも、ひどい魔女だな……」
それでも表情とは裏腹な言葉を吐き出し続けるルルーシュに、やはり少し戸惑う。
だから、無理して言った。
「……私は、C.C.だからなっ……」
C.C.はルルーシュと共に歩きだす。
前を行くルルーシュの背中に、これまでに築き上げてきた短くも濃いルルーシュと
の人生を思い返した。交わした様々な約束が頭を巡り、それらは全て、ルルーシュが
私に明日を教えてくれようとしたものだったと、改めて、気づく。
そしてC.C.の望みは。
「なあ、ルルーシュ。お前は、魔王になってくれるんだろう?」
一人じゃない、と言ってくれた。
「ああ」
「私に、笑顔をくれるんだろう?」
笑わせてやる、と。
「ああ」
「私を、愛してくれるんだろう?」
願いを知っている、と。
「ああ」
立ち止まるC.C.。
振り返ったルルーシュへ微笑む。
「ふふ……私はひどい、本当にひどい魔女だな……」
「ふ……そうだな。お前は――C.C.だからな」
ああ、これで、迎えられるのだ。
ルルーシュが片足をかけた階段の先から外の光が差し込み闇の中から伸ばした手
がその光に包まれれば、ルルーシュの大きな掌が待っていた。
終わり
ep
地下道から戻った先にはジェレミアが居た。
彼は開いたままの蓋を守るようにして佇んでいたのだった。
さっと流れるような動作でルルーシュの元に跪く。
「ジェレミア。私はこれから姿を消す。いや、消さねばならない。私が生きている以上、ゼロレクイエム
の完成はあったが完遂はない。かといって、死ぬことももはやできない。しかしそれではスザクやユフィ、犠牲にし
てしまった数多の命に対して私は申し訳が立たない。だから、永劫贖い続けることをその報いとし、生き続ける」
「イエス、ユア・マジェスティ!」
「今までご苦労だった」
微動だにしなかったジェレミアが、横を過ぎようとするルルーシュに、語りかけた。
「ルルーシュ様。このジェレミア・ゴットバルト、オレンジ畑を経営しようと考えております」
「……」
「ルルーシュ様への忠誠の証であるオレンジ、成功させないわけにはいきません」
「……」
「是非いつの日か、お立ち寄りくださいますよう……」
「……ああ、ありがとう」
言い終わるや否や、ルルーシュは再び歩み始めた。
「行こう、C.C.」
「――ああ、ルルーシュ」
ルルーシュとC.C.の永い旅が始まる。
以上です。連続投稿規制キビシス
GJ!
ルル生存の場合、なんとなく墓場からぼこりと蘇るのを想像してましたがしっくりきました!
GJGJGJ!!ルルCやっぱり良い!
CCはさみしんぼだからルルーシュは生きてないとだめだ
476 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 12:37:41 ID:7pp/8eoR
女の子の一番大事なものを・・・あなたにあげる。
僕がゼロになってから影のように仕える15歳のブリタニア皇帝、ナナリー。
日に日に彼女の人望は高まっていくばかりだ。
美しく可憐な容姿。歩けない不具の少女であるとゆうことさえも、却ってそれを際立たせている。
>>472 GJ!!待ちに待ったルル生存ルートルルC!!
神よありがとう!!
けれど、僕が知るあの子はただの抜け殻。
永遠に消えた兄の姿だけを虚ろなすみれ色の眼は追い求めている。
「お兄様、言ってくれましたね。あの日。ナナリーは妹なんかじゃない。
・・・お父様に私たちの関係を知られた時も。
実の兄と妹で乳繰りあう鬼畜とののしられても。」
・・・僕は知った。僕と出会う前の幼い頃から2人はもう。
すいません、近親相姦ネタ、続きませんでした、また投下します。
やっぱり誰かが勝手にやった、ってほうがしっくりくるな
>>480 実は…だと、ルルーシュの覚悟を汚してしまうからな。
>>472 ルル死んでなきゃダメ派だったけど、これなら許さざるをえないな。GJ!
C.C.を笑顔にさせてやるという約束も果たせるわけだし、もしかすると一番良いのかも。
この場合、コード継承と同時にギアスが消えてる方が好みかな。
不死という枷だけ持って、寄り添いながらひっそりと生きていって欲しいぜ。
>>482 それなんて「人魚の森by高橋留美子」?
高橋留美子作品という時点で、蓬莱本線、桔梗山線、
十六夜線とかという訳の分からない鉄道ネタを投稿する
香具師が来るから自重。
>>483 言われてみれば真魚って高飛車なところがC.Cっぽいな
いや年代的には逆かw
>>483 そこで二人してまっとうな人間の身体に戻るために必要なコードの像とかいうのを求めて世界を股にかけた冒険が始まるんだよ
カレン「ルルーシュの事どう思ってんのよ?」
CC「共犯者だね」
みたいな会話があったり、額に第三の瞳を持ち三眼全てがギアス持ちの魔王が出たり
そういやあの作品のヒロインも記憶喪失あったな
綾小路のように奴隷ちゃんC.Cの別キャラ化希望
たまにC.C.の最後の荷馬車姿が声ネタで狼と香辛料って見かけるけど、
それってルルのロレンスだけの話だよね? ホロはカレンだったよな、確か。
C.C.だと天狐空幻の方を思い出して微妙に電波が混ざってしまう。
>>472 GJGJ CCかわいいよCC
こうゆうのを待っていた!!
しかもジェレミアとかCCの態度がぜんぜん本編と違和感がないw
>>488 ホロは性格や不老なとこがCCに似てるな
声は、まぁカレソだが
CCもカレンも可愛いよね
>>472 GJ!
これからはあのEDの馬車はオレンジ畑に向かってると妄想することにしよう
もちろん御者はルルーシュ
記憶せよ!ジェレミア・ゴットバルトを! お前の処女を破った、記念すべき男の名前だ!
今まで色々な小説やSS読んできたけどこんなに泣いたのは初めてだ。
GJ!!
>>493 記憶せよ!ジェレミア・ゴットバルトを! お前の処女を破った、記念すべき男の名前だ!
ギル「ひぃぃいいぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいぃぃぃ」
実はアナル
ジェレミア「
>>493」
アーニャ「どうせ私には、膜が……;;」
498 :
机の中の手紙:2008/10/04(土) 01:45:34 ID:q49ZRJ7K
最終回を迎えて盛り上がってますね。
神作品が多い中どーしましょーですが…
自分も書き終えたので投下したいと思います。
ジノカレでまた長くなりました…の割りにエロが少なめです…
なんていうかジノがヘタレでどーしましょーって展開になりました。
終わり方も少し中途半端な感じですが、ご了承ください。
「あ。やっばい、オレ、会長…先輩に呼ばれてるんだった」
時計を見て慌ててリヴァルは、机に広げたノートや筆記用具を片付け始めた。
「確か、新しい企画を思いついたんだっけ? ミレイさん…」
リヴァルも大変ね…と呟くと。そうでもないんじゃないか?とジノが返した。
「悪い。先、帰る。」
「今日はありがとうな」と言ってリヴァルが帰ろうとしたので、玄関まで見送る。
母親も出てきたので、彼はかしこまってお辞儀をした。
走っていく後ろ姿を見送って、玄関の扉を閉めた。
家の人口が一人減り、少し静かになった気がした。
「あ…ごめん、着替えても良い?」
自分の部屋に戻ると、ジノがびくっと肩を振るわせて慣れない正座をしていた。
「ん…ああ。大丈夫」
「ごめんねーいつまでも制服なのはちょっと違和感があって」
「ちょっと、待ってて」とタンスの中から着替えを出して、脱衣所に向かう。
制服を脱いで、大きめのタンクトップとホットパンツに着替える。
ふいに鏡の自分の姿を見て、はっとする。ギリギリ胸元が見えそうだ。
男性の前にこんなはしたない格好を晒すわけにはいけないような気がした…
気が付かなかった…しかし、もう着替えてしまったものは仕方がない。
どうせ、違う着替えを用意しようとしても彼の前に立たないといけないのだから、着替え直さなくても同じだ。
それに、きっとジノなら気にしないだろうと、考え直して部屋へと戻った。
「ごめん、ほんっとに普段着で」
「あ、うん…いや…」
カレンの姿を見ると、ジノは視線を外してもごもごと言葉を濁した。
やはりちょっと悪い気もしたが、隣に座って何事もなく机に向かった。
と、二人だけになった事実に気づき、妙な沈黙が訪れる。
「な、カレンこれなんだけど?」
「え?」
沈黙を破ったジノの指先にある問題を覗き込む。
「こ、ここの部分の証明で…」
何故か、彼は落ち着かない口調だった。
「ええっとここはねー」
顔を上げる。
ジノの青い瞳が見えた。頬に彼の息があたる。
香水の匂いだろうか、良い香りが鼻をくすぐった。
近い。
お互いはっとして、反発でもしあうか磁石のようにぱっと離れた。
妙な空気だった。
何故か体温が上がって、思考が止まる。
「なぁ、カレン…」
「ちょ、ちょっと待って」
わたたと手を後ろについて、もたつく。
そでもジノは待ってくれないのか、こちらにじりじりと近づいてきた。
「聞きたいことがあるんだっ…」
「待って、ノートは貸さないわよ」
とか何とか意味が分からない台詞を言いながら、体勢を整えようとすると。
ふいに頬に何か触れた。暖かくて少しごつごつした感じの物だ。
「ん!」
唇に何か押しあてられた。顔を持ち上げられて、キスをされたのだった。
「何を突然っ!」慌てて振り払うと、ジノは納得したような顔をした。
「やっぱり…君は、そうだったのか」
何を確信したのか真剣な顔をして彼は紙切れを懐から出した。
「!」
カレンはそれを見て目を見開いた。
「返して!」
思わず声を張り上げる。彼が持っていたのはルルーシュの写真だった。
手を伸ばしてジノの指先にある写真を取り返そうとした。
しかし、彼のほうが身長が高い。自分の手の届かない高さにまで写真を上げられてしまう。
「女の子の部屋を物色したのは悪いが、壁に妙なスペースがあったのが気になってね…
どうして、奴の写真を君は持ってるんだい?それにこれ…」
「イヤっ!やめて!」
手紙だった。泣きそうになった。どうしてこれを彼が持っているのだろうか。
「机の下に落ちてた。君は引き出しを開けたとき、気づかなかったんだろうね。」
「ジノお願いだから返して」
自力で取り返すのをあきらめ、カレンは俯いてジノに懇願した。
しかし、彼は聞く耳を持とうとしないのか。さらにカレンを追いつめようとした。
「カレン…ルルーシュのことが好きなのか?
こいつが何をしたか分かっているだろう? 死んだ男ことなんて忘れろ」
ジノが何を言い出したのか、カレンには理解が出来なかった。
ただ、答えられることは…
「嫌よ」
どこかで似たことがあったような気がした。お互い敵同士のあの日。
カレンの言葉にジノはため息をついた。
「きゃっ」
「オレは君がわからない。
男を部屋に上がらせておいて、誘惑すると思ったら。死んだ男が忘れられないと…」
ジノが近づいてきたと思えば、ベッドに強い力で押し倒された。
抵抗しようともがいてみたが、相手は男だ。こちらがいくら鍛えているからといって向こうも同じく軍人だった身。
所詮、男と女では力の差は歴然だった。
「ちょっと、やめてよッ。何を訳の分からないことをっ!」
肩を押さえつけられて、首筋に噛み付かれた。痛さに小さな悲鳴を上げる。
写真と手紙が投げ捨てられ、カレンは手を伸ばした。
その腕は空しくジノに掴まれ、固定されてしまう。
彼はもう一方の手で彼女の太ももを撫で付けた。
「ひっ!」
慣れない感触に彼女は身を強張らせた。頭が真っ白になって何も出来ない。
彼はそこから、手のひらを昇らせタンクトップの下から腹をまさぐった。
余計な脂肪がついていない、綺麗な腹筋だった。
「やっ!」
「何もつけてないじゃないか」
胸を掴まれて、息を呑み込んだ。タンクトップが胸の辺りでもごもごと動く。
「一体、本当にどっちだ? もし異性を意識してなくてもこれじゃ、言い訳もできないぞ」
その言葉にカレンはカチンときた。自分が何をすべきか体が動くようになる。
今まで友人を殴ることに躊躇していた。もう必要ない。
せっかく、勉強を教えてやったっていうのに。
「やめなさいって言ってるじゃないの!!」
フリーになっていた左手をジノの頬に向けて振り上げた。
「!」
手首に強い衝撃が入った。掴まれていた。
「抵抗はやめておけカレン。オレに勝てると思っているのかい?」
青い瞳が湖の底のように冷たくカレンを見つめた。彼女は苦しそうに呻いて腕を降ろした。
「人を呼ぶわよ」
彼女は負けじとジノを睨みつけると、彼は余裕の笑みを見せた。
「こんな姿、君は母上に見られたいかい?」
カレンは口を閉じた。母を実際に呼ぶつもりは毛頭なかった。
ただジノにこの行為をやめさせられれば良かった。
しかし、彼は動じない…彼女は抵抗することを諦めた。悔しさと自分の情けなさ唇を噛み締める。
「だぃっきらい…」
最後の抵抗は小さな呟きだった。
「んっ!」
少女の肌が赤く染まっていく。
タンクトップは胸の上まで捲り上げられ、ホットパンツはジッパーが降ろされ、下着が見えている。
少年は健康的に焼けた肌に吸い寄せられるかのように、貪っていた。
「ひぁっ」
カレンは声を出さないように、口を閉じてはいたが、予告無く訪れる感覚に思わず小さく声をあげた。
大きめの胸がジノの手によって自由に変形していく。
彼は慣れた手つきで、カレンが感じる部分を探り当てるとそこを責め立てることはなかったが、
器用に刺激しては彼女をその気にさせようと中断したりする。
じれったさにカレンはシーツに顔を押し付けたくてたまらなかった。
「そろそろこっちも寂しくなった頃かな?」
指がショーツの下に潜り込んだ。
「いやっ。そこは!」
身を捩らせてみるも、彼の指はカレンの中心をつついた。
「ぁっ」
「もう、充分濡れてるじゃないか」
ジノは真っ赤になって横を向いているカレンのこめかみにキスを落とすと、
そのまま秘所に指を潜り込ませた。柔らかく熱い壁にゆっくりと…
「んぁ」
侵入してくる異物感に不快なものを感じたが、声をあげてしまったことにカレンは驚いた。
彼が指を動かす度に水音が響き、溢れ出てくるものに声を上げた。
「んっ、んぅあ!」
激しさを増す指の動きに耐えきれなくなり、カレンはジノの腕を掴んで首を振った。
固く目を閉じて「やめて」と訴えても、こうしている間に下腹部の切なさが増して何かが沸き上がってくる。
「ああっ!!」
全身を貫くような痺れる感覚がカレンを襲った。脳幹が震えるようだった。
彼の手を放し、ぐったりとベッドに荒い息を投げる。50mを走った後のだるさのような錯覚に陥る。
ジノはカレンが絶頂を迎えたのを確認すると、指を引き抜きねっとりと纏わりついた液体を舐め上げた。
つんとした匂いが鼻をつく。
「な、何をするの…?」
「知っているだろう?」
後ずさりをしようとすると、腰を掴まれる。
ジノはベルトを外すとそこから自身を取り出した。すでにそれは大きく膨らみ、いきり立っていた。
「!」
目にした瞬間、カレンは息を呑み顔を反らした。これから起きることを予想すると顔から血の気が引いていった。
逃げ場を探そうと、手を這わせているときだった。
下着が掴まれて、ホットパンツごとずり下げられる。
「やだっ!」
腰を手繰り寄せられて、足を開かされた。締めようとしてもがっちりと固定される。
「やめて、ジノ…それだけはっ」
ゆっくりとグロテスクに見えるそれがカレンの秘所に近づく。
そこはもう赤く充血し、それを今か今かと待ち構えているかのように引くつき、雫を溢れさせていた。
「ん!」
「入れるから…声は抑えて」
何を今更と思いながら、家には母親がいることを思い出す。
ゆっくりと彼は腰を沈めていった。
「いっ!!」
「っ…」
あまりの痛さにカレンは悲鳴を上げて、ジノの頬をつねった。
彼もそれと同時に顔を歪める。予想とは反したキツさだったからだ。
「う、ひょだろ…処女だっひゃのか…」
ガクガクと震えながら彼女は頷いた。その目尻からは涙がうっすらと浮かび上がっている。
痛みに耐えきれないのか、空いたもう一方の手は彼の胸ぐらをぎゅっと掴んだ。
「ごめん、オレはてっきり…」
その先の言葉をまた言うのかと、カレンは痛みの中身構えたが、そんなことはなかった。
「?!」
抱きしめられた。カレンは目を白黒させて天井を見上げた。視界の隅に金色の髪の毛が揺れている。
「ごめん、オレが初めてをもらうなら…もっと優しくすれば…」
ジノは顔を上げて、カレンを見つめると優しく口付けをした。
「んん…ふっぁ」
舌が絡んできて、逃げるカレンのそれを捕まえる。歯の裏側まで舐めとられ、咽の奥から溢れる嗚咽を呑み込まれる。
唇が離れたときには、頭がぼーっとし、下腹部の痛みも少しマシになっていた。
ぽつりとカレンは言う。
「そうやって態度が変わる奴って嫌い」
泣きながら言われても説得力がないと思いつつ。しかし、ジノは困ったようにはにかんで…
「どんな状況でも気が強いな…カレン。そこに…オレは惚れたんだけどな」
「は?」
ジノの言葉にカレンは虚をつかれて、しばらく瞬きをするのを忘れた。
身体の温度以上に顔が熱くなるのを感じた。ジノの顔が赤くなっている。きっと自分もそうなのだろう。
「ウソでしょ…気になる子って私…?」
「ああ」
返事を聞いた瞬間、カレンは右手を振り上げた。
小気味良い音がジノの左頬を打った。今度は何故か決まった。
「卑怯よっ!好きなら、好きって言いなさいよ!」
「ごめん」
涙が溢れ出た。何の涙かは彼女には分からなかった。
ジノは謝罪の言葉を述べてカレンを強く抱きしめた。
「なによ、あんなに好戦的なのに。恋愛じゃ、奥手なのねっ」
「ああ」
カレンは自分でも驚くほどの言葉が口を飛び出し、彼を罵倒した。
ののしりの言葉に彼は顔を上げて、カレンを見た。
「どう君に言われても良い。だけど、君はずっと彼のことを考えている…
オレはこうでもしないと君を呼び戻せないと思ったんだ」
「ルルーシュを引き合いにだすのはやめっ!…んぁぁ!」
最後まで言葉が出なかった。下腹部を裂くような痛みが走ったからだ。
ジノは何の了承も無く、カレンの奥まで腰を入れた。
「ごめん、止められない」
「さいっ!!てぇ…んん!!」
ゆっくりと彼は腰を動かし始めていた。カレンはジノをののしりながら、その広い胸板を拳で叩いた。
「あっんた…なんぁ、て、ぇ!…らぁ、いぁぁ!」
痛みがだんだんと緩和されていき、快楽がカレンを支配しつつあった。
それでも彼女はジノに抗おうと泣きながら、彼に口汚い言葉を浴びせた。
それもしばらくすると喘ぎ声に変わる。
水音と激しく腰がぶつかる音が響き合う。
「る、る…たす、っん!!けぇ…んぅ!!」
ジノの手が彼女の口を押さえつけて塞いだ。カレンは目を見開き、抗議の声を上げるもくぐもって聞こえない。
「少し黙っててくれないか…君の母上に聞こえるだろっ?」
一度目を閉じてから、カレンはジノの腕を剥がそうと手を掴むがびくともしない。
それでも逃れようと体を動かす。鼻から吸う空気だけでは足りないのか、彼女の顔が苦しそうに歪む。
「もう少しの辛抱だから、大人しくしてくれっ」
ジノは呟いて、打ち込む腰の速さを変え、激しく彼女の奥をついた。
貫く度に、カレンはびくんと体を揺らす。
「ん!!んー!!ん、ふっ!!」
部屋には咳きこみそうなほど、むっとした匂いが充満し、
シーツにはカレンの股間を中心に染みが広がり、血が一筋の模様を作っている。
「んんー!!んっ」
「くっ!!」
ジノは自分の絶頂を迎え、腰の動きを止め、彼女の中に欲望を吐き出した。
びくびくと、カレンは痙攣を起こし気を失った。
目覚めは最悪だった。
何とも言えない気だるさが全身を襲い、下腹部が異様に重く嫌な痛みがジクジクと刺してくる。
上体を起こして、自分の姿を確認するとひどいものだった。
タンクトップはしわくちゃになり、ショーツとホットパンツは履かせられているも、つんとした匂いがこびりついている。
髪の毛は乱れて汗で変な癖がついていた。
カレンはため息をついた。
そのとき部屋のドアがノックされた。顔を覗かせたのは母だった。
「カレン、起きた…?お友達は帰ったわよ。あなたが疲れて眠ってしまったからって…
そんな格好で寝ると風邪を引くわ。お風呂入ってるから、つかりなさい」
母親らしい言葉を残して、彼女は扉を閉めた。どうやら、気づいてはいないらしい。
「はい…」
やる気のない挨拶を返して、カレンはその”お友達”が憎くて仕方がなくなった。
「青いな」
「は?」
聞き覚えのある声が背後からした。カレンが驚いて振り向くとそこには緑髪を伸ばした少女が立っていた。
「C.Cぅ?!」
「くっつけば良いじゃないか。私はお似合いだと思うぞ」
相も変わらず、しゃーしゃーとした物言いに妙に安心しながらも、カレンは混乱した。
「どうしたのよ、何でいるの?」「日本に戻ってきたからな、それにピザを用意してくれるのだろう?」
彼女は指先で一枚の紙切れを揺らした。カレンは慌てて手紙に手を伸ばすが、腹痛に動けない。
「ちょ、ちょっと…」「こんな、可愛らしい乙女趣味もあったんだな」
顔を真っ赤にさせてカレンは、言い返すこともできずに口をぱくぱくさせた。
「”償い”だって?自惚れるなよ?何もお前に被せられたものじゃない。」
「わ、わかってるわよ…」しどろもどろになってカレンはクッションを引き寄せてそこに顔を押し付けた。
「3年も喪に服して、毎日泣き明かし、一人で立てないほど衰弱しても死者は何も与えてくれないぞ?」
「3年もやってないわよ」「言葉の綾ってやつさ」
C.Cはチーズ君を抱えてカレンの前に腰を下ろした。
「後ろなんて気にせず、前に進め。それを許さないほど、あいつの懐は狭くないぞ?」
カレンの頭を優しく撫で付ける。こんなことは、初めてだったが何故か心が穏やかになった。
「うん、ありがとう…考えてみる…っていくらなんでも、これはないわ…」
C.Cはそうかと頷き、腕を組んだ。「それもそうだな…」
「よし、じゃぁ。いつぞや学園でやった巨大ピザを食わしてくれたらアドバイスをやらんでもない」
うきうきとした声が頭上で聞こえる…こいつ楽しんでいるな。
「OK…生徒会で企画を提出してみるわ…」
ルルーシュ。私はあなたに手紙を書き続けなくても良いのかしら…
506 :
机の中の手紙:2008/10/04(土) 01:55:47 ID:q49ZRJ7K
以上です。長らくお待たせしました。
最後がごちゃごちゃしているのは、
これ以上長くならないように無理矢理こうしたので、読みにくいかもしれません;
本当はジノが図書館に呼び出して〜とかやりたかったんですが、
自重しました…皆さんのレベルの高さにあわあわしてます。
キャラクターについて色々とご意見ありがとうございました。
皆さんのお陰で続きを投下することができました。
ここまで読んで下さって本当にありがとうございました。
まあ、なんだ、合意とは言い切れない場合は注意書きを書いておくのがいいのではないかね。
508 :
机の中の手紙:2008/10/04(土) 02:05:49 ID:q49ZRJ7K
あ、はい。
すいません。やはり書いておくべきでしたか…
投下することにいっぱい、いっぱいでしたので。
次回、こちらに上げる機会があれば気をつけます。
不快な思いをさせてしまい、すいませんでした。
>>506 GJでした!無事完結おめ!エロかったです
注意書きは別にいいと思う…
あとあまり自分を卑下しなくていいと思う…以前誰かも言ってたけど
ともかく乙です〜
>>472 すごくありだと思ったw
エピのオレンジとの絡みもGJすぎる
>>506 乙!カレンすごく可愛いよ
>>508 すまんすまん、別に不快ってわけではないんだ。
ただ、気になっただけなので、あんまり気にしないでね。
個人的にはジノはずっとへたれでいいと思うw
>>506 GJ!ジノカレ良すぎる
また是非投下してください!
>>506 ジノの手際がヘタレなのは予想外だったが
泣き叫ぶカレンはえがった
GJ
ただこの場合手紙は書き続けそうだけどなぁ
スザクがゼロになった事とルルの氏に方で
憧れとか憐憫とか残っちゃったと思うんで
514 :
506:2008/10/04(土) 03:10:25 ID:q49ZRJ7K
>>511 アドバイスありがとうございました。
次回は注意書きやりますね。
>>513 ジノがヘタレなのは書き手の不器用さが出たとしかw
手紙の件については自身でも消化不良で…
今のところ、カレンにやめさせる方法が見つからないので、
機会があればまた書きたいです。
ではこの辺で退散します。
俺はこう思った。
最終決戦でカレンを受け止めたジノは、
その後も再び彼女を受け止めてあげるだろうと……。
つまり、
>>508氏を全力でGJするんだあぁ!!
支援。
>>508氏を全力でGJ!!ジノカレGJ!!
続き楽しみにしてました。
キャラが違和感なしでスゲー
>>506 めっちゃGJ
ジノはへたれなくせに、手だすのは早いのな
C.C.との会話が良かった
C.C.×カレンも読みたくなったw
>ジノが図書館に呼び出して〜
続編として激しく読みたいです
改めて謝罪と告白をしようとするものの、またカレンを手込めにしてしまうジノとか...
最終話のルルーシュが刺された直後に、ルルーシュの意識がCCと会う瞬間に戻って
うまく立ち回りながらブリタニアと戦いハーレムを作る電波が飛んできた
>>518 俺が命じる。全力でそれを文章化するんだ!
520 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:46:58 ID:iKUIDWze
521 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:47:47 ID:8h3Vy3Lb
522 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:48:28 ID:cZBTFzkM
523 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:48:49 ID:JSj1R4NA
524 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:49:08 ID:jL+fkf3/
525 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:49:32 ID:ppCf9NQx
526 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:49:52 ID:VcVbtwmD
527 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:50:17 ID:BR4PTPwS
528 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:50:49 ID:Q50jCeER
529 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:51:20 ID:nWHH0Osp
530 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:51:40 ID:OYrVYR3m
531 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:52:03 ID:pTPrIQay
532 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:52:24 ID:m1dTWh8r
533 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:52:49 ID:jT/yb4Zt
534 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:53:20 ID:wECg1x7h
535 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:53:43 ID:yRlgWgQV
536 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:54:08 ID:MSqcNJUt
537 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:54:27 ID:xAz877yY
538 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:54:52 ID:nmubWeRc
539 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:55:10 ID:IKbg31ow
age厨うざい
541 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:56:12 ID:4CDIc/9o
542 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:56:34 ID:e6VvGxo4
543 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:56:56 ID:FiwpfNIb
544 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:57:18 ID:Y0Ok/K4P
545 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:58:03 ID:ZhTivTRX
546 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:58:26 ID:McqPmYMr
547 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:58:54 ID:OEmvEoG6
前スレからおかしいな
549 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:59:14 ID:xOXgQBBL
550 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:59:38 ID:H7JR/g6j
551 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 14:00:02 ID:rxpzlzXX
552 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 14:00:43 ID:ZNtksGDJ
553 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 14:01:03 ID:32PRJDVb
554 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 14:01:23 ID:Ba/wNyOt
555 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 14:01:50 ID:+OvIID9D
556 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 14:03:07 ID:aGa6gYdq
557 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 14:03:29 ID:KDnxy3DH
なにこの超GJの嵐w
一人のヤツか?
さて、次のSSをまつか 旦
だれか藤堂×千葉を書いてください
560 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:22:36 ID:FIww52HV
561 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:22:59 ID:mpAFSsUs
562 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:23:21 ID:lWboZ7Ti
563 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:23:46 ID:4yd7C1Ep
564 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:32:54 ID:tWbjeQu8
565 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:33:21 ID:kj9A6exU
566 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:33:48 ID:H4OnRC1N
567 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:34:22 ID:2GY1RjzF
568 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:34:46 ID:BvUEd1YR
569 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:36:05 ID:BvUEd1YR
570 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:36:34 ID:f46saeRB
571 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:37:23 ID:SeM2bydJ
572 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:37:53 ID:20HdGiR3
573 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:38:16 ID:UtCiGF/N
574 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:38:40 ID:OoPyux96
575 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:39:08 ID:dfAr5nUw
超GJ!とか書き込んでいる奴へ
彼女いるの?
577 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:39:45 ID:z5nf+5FD
578 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:40:22 ID:UB+Do9SF
579 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:40:51 ID:Hhtgfh0i
つまんね
真性の基地外だな
581 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:42:13 ID:MnCWixk7
582 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:42:31 ID:gD/e+Fec
, ´ `
/ / へ \
∠ / / // l \ ヽ
/ / / //l | | 、 、',
// /l / // l |lハ. ト、 | | l |
l// /l / _厶 ハ lリ \L_\l | | |
_ ___l l l ィ / / \| \「 ト|、 | |
´ ` 、_ _ ,/ / j
/ ` ̄` , ´ ̄ヾ / / /
/ / / \____ ""厶∠ 人
. ∠/ / / ヽ | / / } ねえねえゆのっち〜ゆのっち〜
/ / l / | / ! l l | l ', ハ__ ム <厶ノ 人__ 今期もつまんなさそうなアニメが
l ,/ l /l ⊥ム | | ト-┼ l、 l! ハV7l_ イ /´ // / } たくさん始まったね〜
| /! | ィ´/ / 、 !/ \|V ト| | 〉〈 l|l! 入// //_/ _.イ
l/ l/l ト、|/ _ \| _ l/l/l〈∧〉|Κ /!ハ /ノ二 < /`ヽ
>、l l ィ´ ̄` ´ ̄ヽ/ ハ V/ ∨// / |
∠ l """ , ""/// / / l// // / / |
厶ィ_ 圦 r ァ ∠二∠_//l人リ/l!/ / // | ダメだよ宮ちゃん、そんなこと言っちゃ〜
( \_| V >、 _ イ /`\/ヽ l| / / l | あれでも一生懸命作ってるつもりなんだから・・・
( \_」 ∧_ \`'Y´ /_/ L/ ) / ハ ゝ、 |
. {\_」 ///  ̄`  ̄ ̄ ´ L/} \ |
584 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:42:54 ID:ShVnvaGR
585 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:43:20 ID:mSSKGWYa
586 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:43:45 ID:kOC2c3qF
587 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:44:08 ID:C3UqSQty
588 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:44:36 ID:Xq9ScNgm
589 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:45:17 ID:AMsZjplx
590 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:46:09 ID:+Acq8jgE
592 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:46:32 ID:q7XVxvTS
593 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:49:15 ID:+0+z50kK
594 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:49:50 ID:mvVkjlBC
595 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:50:45 ID:HWYN+HvO
596 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:51:18 ID:qVLHliXS
597 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:51:44 ID:X+1ZUsIf
埋め荒らし?
599 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:54:12 ID:tqurhETj
600 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:54:42 ID:4b8Xixw5
601 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:55:38 ID:EX3uBwOS
>>598 にしてはすごく果てしないよな
なんでこんなことに・・・
いい加減気持ち悪いな
どうせ前スレのと同じ奴だろ。
2時間以上やってるとかどんだけ暇w
妙なルーチン組んでんじゃね?
だとしてもPCつけっ放しで電気代が・・・
よくIDがこんなにコロコロかえられるね
どうやってやるんだろ?
609 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 17:00:42 ID:G6osuJmw
虚しくなんねーのかコイツは
哀れだ
金でも恵んでやりたい
純愛ルルカレが読みたい書きたいと思ったが、
よく考えたら最後にまともに直接接触したの九話だったわ
19話はルルーシュが絶望モードだし
どう設定を捏造するかな
>>607 携帯なら毎回変わるんじゃなかったっけ?
612 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:25:51 ID:efd2b33n
613 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:26:15 ID:KM5C64AZ
614 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:26:42 ID:ENj8hx8c
615 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:27:11 ID:9P79r4k+
616 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:28:02 ID:IMXsHsMj
なん…だと…orz
もう寝なよ。前みたくにさー
618 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:28:33 ID:4yrZqiXu
620 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:29:32 ID:I3o6xOoo
621 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:30:11 ID:RHXEfeUo
>>611 ウィルコムがメールが来るたびにIDが変わると聞いた
623 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:30:53 ID:shv7aTOi
624 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:31:29 ID:HxB6MVLW
625 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:31:52 ID:BASp4te+
626 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:32:14 ID:FL4teYXv
627 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:32:42 ID:Z0F1uWpt
628 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:33:09 ID:fFXIYIya
629 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:33:30 ID:B7IpwoP4
630 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:34:06 ID:xWJPaxnp
631 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:35:57 ID:VZkQ06Xb
また来ます。ご声援ありがとうございました!
死ねばいいのにw
つーか、こんなド派手に荒らして大丈夫なものなのか?
死ねばいいのにw
635 :
南:2008/10/04(土) 19:06:50 ID:XSSM7kf8
「カグヤたんのぱんちゅハァハァハァクンカクンカズリズリピュ?」
フキフキ
ゴソゴソ
「天子たんのブラハァハァハァクンカクンカスーハァスーハァハァペロピュ?」
フキフキ
ゴソゴソ
「ナナリーたんのカチカチハァハァズコズコカチカチハァハァハァピュ?」
通報の仕方ってどうだっけ?
637 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:32:57 ID:M3QmNEaU
638 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:33:17 ID:z2jJQr0R
639 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:33:39 ID:jyEsSuGb
640 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:34:05 ID:89ho2Gbw
641 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:34:30 ID:Ydi+qqJK
642 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:35:18 ID:ctwYZZ7I
643 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:35:57 ID:Ez2SM/yV
644 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:36:19 ID:I6z6g1gD
645 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:36:53 ID:aDI9j4AC
646 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:37:16 ID:CIA8/5Rx
647 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:37:38 ID:QilbbLZC
648 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:37:58 ID:u5ocWOO8
649 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:38:20 ID:+Z9UxJ8G
650 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:38:49 ID:w8FgN14p
651 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:39:36 ID:Hg6vmnN7
652 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:40:02 ID:x2MaQS86
653 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:40:33 ID:ivakur1a
654 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:41:08 ID:I6z6g1gD
655 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:41:36 ID:8DLwj+te
656 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:42:13 ID:6v4FrIWH
657 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:42:33 ID:Oug5Io7J
658 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:42:53 ID:Nh+1dMQM
659 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:43:10 ID:o09/4E6T
660 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:43:29 ID:rynnqkc3
661 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:43:50 ID:qWvr/TAG
662 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:44:11 ID:1KnByJGm
663 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:44:28 ID:Usem9nHS
664 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:44:55 ID:7rYPo9Tr
666 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:45:33 ID:jcfbwPHo
667 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:46:00 ID:CoM1GAmQ
668 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:46:19 ID:7+fRCz4F
荒らしてるお前、ひょっとしてプロバイダOCNじゃないだろうな…?
違うことを願うぜ。もう規制はごめんなんだよ…
670 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:46:42 ID:LnSsd786
これでまた巻き添え規制か…たまらんな。なんつうかSS投稿する気失せてきた。氏ね基地外
672 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:47:01 ID:CaQGDUnI
673 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:47:20 ID:ImxsS+3Y
674 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:47:55 ID:jKWmh3bX
>>610 よみたい
お別れのキスでなく節句ルだったとか(ねつ造)
676 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:48:26 ID:0tDZajZa
677 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:48:51 ID:EbeDEkra
678 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:49:18 ID:Lq5uje3T
679 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:49:51 ID:khg0AtyY
680 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:50:21 ID:WpUI2ph9
681 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:50:43 ID:jGh/6zHE
682 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:51:23 ID:arv0gqdC
683 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:51:48 ID:m4qb4ec8
684 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:52:06 ID:9x5EHpcK
685 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:52:44 ID:aQ7q35EE
686 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:53:12 ID:WV8464d0
687 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:53:35 ID:5QaMCGVQ
688 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:53:58 ID:OHgIgVZx
689 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:54:25 ID:Fcf3gVBL
690 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 19:54:50 ID:gkZnIQK5
691 :
名無しさん@ピンキー: