題《子狐となつめの風呂》 ――はじめての訪問編――
夏目x子狐+塔子さん +ちょい役さん
実際のエロは無し、だけど言い回しが妖しい
夏目の母親の、塔子さんファンには問題がある話かも
時期は、TV第1期が終了した前後の話です。
各人の服装とかは読んだ人の心のなかの想像でお願いします、ハイ。
=
話の関係上、子狐は今、言葉の表現が特殊に変わってます。
例えば『 なつめ〜 』のように
「」が『』に変化してますし、話す前後に空白が『△一つづ△』入ります
そして、ほとんど会話だけなのに、はじめての訪問編だけで完結するかもしれません。
だってこのあと俺、忙しいし、コレでの皆さんの反応が怖いんだもん。
誤字脱字、内容の考察とかが甘いと思うから、かなり後でもいいから教えてね♪
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〈⌒シ′ィyィ⌒ 、 \ヽ
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,′〃リ l l ! ' {ァ'゙⌒'ソ
{ ルく´ `ヒ 从 i | /
li イkリ ^kV! '' ムィ′
l ll `~ l / ノ.リ
. 八 リi:、 丶 ノ〃_ イ川
)从〈^^^f幺ッヘ^゙〉ィ从 ハラハラ
彡く: ;ハ, ルイ ィ'´.:.:\
このあとボク、8レス借りるよ……ごめんなさぁ〜ぃ
――はじめての訪問編――
ガラリ
玄関の扉が開いた
『 なつめぇ〜、遊びにきたよー 』
「おぅ、来たか」
子狐が、夜に夏目の家へやって来た
人間の姿だ。 真っ赤な顔して、妙に恥ずかしがっている
その顔は出迎えた夏目でなく、奥から来た塔子さんの方に向いた。
『 こ、こんばんわっ。 これ、おみやげの栗だよ 』
「あら、ありがとう。 可愛らしいコね。 今晩わ、お名前はなんていうの?」
「と、塔子さん。 いきなり聞くのは、失礼だよ」
「まぁ御免なさい。 貴志くんから聞いているわ、今晩はゆっくりしていってね」
『 うん、ありがとう 』
子狐の笑顔がまぶしい
夏目も塔子さんも微笑んでいる。
夏目の掌が、子狐の肩に軽くトンっと置かれた
「ふふっ。 塔子さんの許しも聞いたし、もぅ安心したろ、子ぎつn(ry
(……まずい、子狐なんて呼んだら…塔子さんに変に思われる!)」
「子義xx…さん? このコは。 それで お名前は、なんて言うのかしら?」
「そ、そうだよ子義常、(……ええと…)た、たゅん って言うんだよ」
「?子義常たゅん? 難しい発音ね」
( マズイ! つい、スレ友達が言ってたアダ名が出たっ! )
「あ、ああ。 ……帰国子女だからね…ハーフだったかな?
そ、それより今晩からの週末は、滋さんと旅行だろ?」
627 :
二 :2009/11/28(土) 08:01:56 ID:Qe7MTkCE
「あら、いけない。 お父さんが駅で待ってるわ
ええと……たゅんさん? 貴志くんとお留守番、お願いね」
『 はい。 たゅんはなつめとしっかり、留守を守るっ 』
「クスクス まぁ、良いコね。 じゃ、たゅんさん宜しくお願いするわ」
『 うん。 たゅん、ガンバル 』
「あらあら。 もう今晩はお風呂入って寝るだけなんでしょ?」クスクス
『 そうだよ。 ボク、なつめの背中を洗ってあげるんだ。 えへっ 』
「ふふっ、それは大変ね。 たゅんさんも貴志くんに洗ってもらうのよ」
『 えっ? ボクも……いいの? 』
「当然だろ、子供なんだからな」
茶目っ気にウィンクする夏目、喜ぶ子狐とじゃれ合う。
塔子さんは、ちょっと二人を眺め比べてから鼻をクンクンとさせた
やがて合点がいったかのように手を打つと、真面目な顔で夏目へ話しかける。
「でもね貴志くん。 たゅんさんの肌を傷つけちゃだめよ。
こんなにも肌のキレイな女の子は、滅多に居ないんですからね」フフッ
「へっ? ……なぜ、女の子だって言って無いのに判かった…んですか?」
「いい香りがするもの、年頃の娘さん
……ううん若い女のコの香りかしら? うふふ」
「塔子さんって…鼻がいいんだ」
「あら、女性は香りに敏感なのよ。 で…ね……、貴志くん耳を貸しなさい」
「イテテ。耳、引っ張らないで」
そして二人は、ヒソヒソ話を始める為に奥の台所へ引き篭った。
子狐は夏目の手招きで、茶の間の座布団にちょこんと座って待っている
628 :
三 :2009/11/28(土) 08:11:20 ID:Qe7MTkCE
――ここで一旦、今朝に話が移る――
夏目はとある週末の学校が始まる前に
予告も無く現れた、人間姿の子狐に相談を受けていた。
「どうしたんだい? 朝早く、こんな校舎の裏まで来て」
『 あのね、夏目、うっ・・・また・だよぉ 』
「おいっ! 大丈夫か?」
『 なつめぇ・・・あそこが変な感じするんだよぅ・・・ 』
「どこが?」
『 おちんちん 』
「”ぶっ!” ………で?」
『 おちんちんが・・・凹んじゃったよぉ〜 』
「”ゴフッゴフッ” 凄い…冗談だな……」
『 なつめぇ〜 う、うそじゃないよぉ〜。 わぁ〜ん! 』グスン
……そしてイロイロと(エロエロとでは無い)確認すると、子狐は女の子に。
原因と対策は
・妖力が子狐に、何故か大きく集まってた
・子狐の妖力が許容量を超えて氾濫し、女のコにしてしまったのだろう
と、ニヤンコ先生がシブシブ鑑定してくれた。
・夏目は授業前なので、大事件だけども相談を後にしたい。
・子狐も急ぎでは無いので、今日の夜の方が良い。 また夜中に来ると言う。
・その段取りはニヤンコ先生が考えて手配して、夏目も子狐も指示にただ従った。
かくして子狐は女の子になって、夜の夏目の家にやって来たのである。
629 :
四 :2009/11/28(土) 08:17:40 ID:Qe7MTkCE
――以前に戻る、ヒソヒソ話をしてる二人へと――
ちょっとお互いが理解しにくい、無意味なやりとりがあった後に
塔子さんがズバっと言った。
「子供とはいえ、女のコは綺麗にしないと可哀そうなの。 わかった、貴志くん?」
「なんでそうなるんだよっ、おれはもう大人の男なんだぞっ!」
そしてしばらく言い合ったあと、急に塔子さんの声が不安そうになった。
「このコ、土の匂いもするの。 お風呂にあんまり入ってないと思うのだけど?」
「あ、ああ……よく地べたに座ってた。 み、水浴びはしてるはずだよっ」
「あらっ、インドの娘さんかしら。 お外でヨガの修行してるとか?」
「全然違うが……外にはよく出てるようだよ」
”グッ” 塔子さんの息が一瞬止まる、頭を左右に振って少し困惑した
彼女は、乾きそうな唇をゆっくりと動かした。
「…………もしかして………ノーパンでお外なの?」
”ゴフッ”
「……まさか…全裸で?」
”ゴフッゴフッ!”
「まぁっ!なんて活発なコなの、びっくりっ! もぅ、心臓が止まりそうよ」
「で、でもね塔子さん、こいつはイイヤツなんだよ」
「ええ、貴志くんが付き合ってる娘さんですもの、当然です!」
「ああぁ…おれは子供とは、つき合ってなんか……」
「だったら、こんな幼いのに向こうから何度も逢いに来た、とかは有るの?」
「……はい…、有ります」
「 よーく、わかりました。 少女の恋に歳の差なんてありません!」キリッ
( うあぁぁ、塔子さんが鬼の形相だぁ! )
630 :
五 :2009/11/28(土) 08:19:42 ID:Qe7MTkCE
そして二人は、子狐の待つ茶の間に現れた
スクっと立ち上がる子狐。
座りもせず3人での立ち話
だがそれは夏目の悲鳴から始まった。
「イテテ。耳を引っ張らないで、おれもぅ逃げないから」
「貴志くんっ!」
「ハイッ」
「このコ…たゅんさんの身体を、ぜ〜〜〜んぶ、洗ってあげなさい」
「イテテ。 わかったよ塔子さん、全部洗うよ」
夏目は、やっと耳を離してもらった。
『 ぜんぶって…いいの? なつめ 』
「ああ、おまえが…望むならな」
『 やったぁ! ボク嬉しい 』
「うふふ…可愛いコね。 子義常さんの事、お母さん気に入ったわ」
『 えへぇ〜〜 』
子狐の満面の笑顔
塔子さんもニコニコだ。
631 :
六 :2009/11/28(土) 08:29:15 ID:Qe7MTkCE
『♪だったらねっねっ♪子義常さんちの、たゅんちゃん♪ …聞いてくれる?」
『 はい、もちろんですっ 』
「……えっとね、おしっこ出すところも貴志くんに、キレイキレイしてもらうんですよ」
『 えっ? 』
”ブッ!”
「塔子さん。 な、なんの冗談、言ってんだよっ!」
しかし塔子さんは、夏目を無視して子狐に優しく説明する
「あのね、女の子は そこを好きな人に洗ってもらうと嬉しいのよ…解った?」
『 うん、わかった! 』
「デタラメだろ!?」
「あら、わかってないのね。
女の子は柔らかくて見えないワレメの中は、自分では怖くて触れないのよ」
「だからって…おれが、そんなトコっ!」
「……じゃあ、たゅんさんは他に好きな人でもいるのかしら?
女性器は土とか異物が入ったりすると、病気になっちゃう弱いトコなの。
女の赤ちゃんだとウンチを始末するときに、ワレメに向かって拭いたら困るのよ?
でも、女の大事な所を任せるのは、お医者でもイヤ。
大きくなったら親兄弟だと逆に無理。 ソコだけは秘密なのよっ!」ハァハァ
肩を上下に揺すって夏目に熱弁を振るった塔子さん
意味より勢いで語ったようだ。
今もまるで何かが取り憑いてるかのように、激しく息をしている。
ふと子狐は、夏目にすがりついた
ズボンの端を小さな手で摘んで、ふにふにと揺らす。
そして上目づかいに夏目を見つめると、少し涙ぐみながら言った。
『 ぅぅ、なつめぇ…ボクが好きなのは、…ぐすん…なつめ…だけ、なんだよぉ〜〜 』 グスン
632 :
七 :2009/11/28(土) 08:35:50 ID:Qe7MTkCE
「あーーー、わかった。 降参する。
ワレメだろうが、なんだろうが おれが全部洗ってあげるよ。 ハァ……」
『 わーい♪ わーい♪ ぜんぶ、ぜんぶぅ〜♪ 』
泣いた子供が、すぐ笑った
嬉しそうに踊るように、子狐は座布団の周りをピョンピョンと跳ねる
「ところで塔子さん…何で今日はそんなに… え、エロいの?」
「だ、だってぇ〜、今晩はお父さんと二人きりでチョメチョメできるのよ
旅館は室内風呂付だから何回でも出来るわ
もちろん私も滋さんと、お風呂で全部洗いあうの。 きゃっ♪」
「塔子さん…大丈夫?」
「ええ、大丈夫ですよ。 滋さんはお泊りだと張り切ってくれますからねっ」
「いや…時間が」
「あーーー! たいへん、たいへん。 急ぐがなくっちゃ、滋さ〜ん♪」
ガシッ
塔子さんは旅行道具カバンを掴み玄関に急ぐと、靴を慌てて履いた。
パタパタパタ
転びそうなほど走っていった。
633 :
八 :2009/11/28(土) 08:51:53 ID:Qe7MTkCE
『 …いっちゃったね 』
「ああ、行ったよ。 ……ヨシ、おまえの身体が心配だ。 風呂に入るか?」
『 うんっ 』
「でも……塔子さんも凄い判断力だよな」 ウンウン
『 どこが…なの? 』
「ある意味では間違っていないんだ。
おまえの腹の中に、悪い土でも詰まっている とか
悪い妖怪が病気の元を塗りこんだ とか、が病気の原因かもな」
『 えぇぇ……ボクボク、びょうきなのぉ〜? 』
「そうかどうか判らないが、徹底的に調べてやるよ」
『 なつめぇ〜おねがいだよ、ボク…ううん、たゅんを助けてよぅ 』
クリクリした純粋な眼の視線が、夏目に熱く注がれる
これを断れる人はまずいないだろう、そんな妖しい魅力をもった瞳だった。
「ああ、ともかく身体を清めるのは、塔子さんも言ってたように賛成さ
なっ、たゅん?」
『 うんっ。 ボクも、さんせーする 』
「例え、たゅんが普通の状態でも……奥の奥まで…清潔にしてあげるよ」 フフフ
『 うんっ、ボク、まかせるっ 』 ヤッタァ−
――何かが変?
夏目まで発言が、無意識に流されて変わっていくような感覚
夜はこれからだ。
フクロウの不気味な声が、ボォゥ ボォゥ と聞こえてくる程、闇が深い夜。
この不思議な熱気に包まれた夏目の家に、何かが起こる…のか?
はじめての訪問編、完――
End すみません、ちょいエロって書いたほうが良かった
それではよろしく