【ドラマ】セクシーボイスアンドロボ5【マンガ】
もう終焉らしいな
261 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 02:44:57 ID:lEdaTEk6
まだまだぁ〜
262 :
保守エロ皆無:2009/09/08(火) 12:52:46 ID:nOzpi4qK
目玉焼きの目玉がうまく真ん中になった。
牛乳ビンの蓋がキレイに取れた。
欲しかったワンピースが3割引になっていた。
信号がずっと青だった。
ホットケーキがキレイに焼けた。
「ママ」と初めて言ってくれたこと。
これが、今日の幸せ。
夕焼けに染まり始めた部屋に灯りを灯す。
美味しそうな匂いが漂う頃、るんるんと浮かれた足音が聞こえる。
そしてこの瞬間は
「ただいま、ニコ、幸子」
毎日の幸せ。
おかえりロボ。
今日は大好きなカレーだよ。
その言葉に嬉しいって笑ってくれるのが、きっとこれからもあたしの――。
「おわり」
GJ
短い中にセクロボらしさが凝縮されていると思います
そっかー、それがニコの…、幸せか(10話より)
GJ
エロなし
タイトル「南のホテルの一室で」
「はぁ〜、気持ちいい!」
ニコはノビをしながら大きいソファーに座った。
「それにしても社長とよっちゃんは何処にいるんだろう。
突然手紙寄越してここに来いなんって。
ま、こんな素敵な部屋を予約してくれたからいいか。」
ニコはソファに横になりながら部屋に置いてあったガイドブックを読み始めた。
すると携帯の着信が鳴った。
「あ、ロボからだ。今着いたのかな。懐かしいなぁ。」
ロボと会うのは2年ぶりだった。
ニコは嬉しそうにロボからのメールを読んだ。
『部屋にシャンプーついてる?』
「はぁ〜?これだけ?」
ニコは呆れながらロボに返信した。
『私はホテルの従業員じゃないのでホテルのことはフロントにお尋ねください。』
新たな二人の冒険はこれから始まる。
おしまい
>>265 なんだよ、ニヤニヤするじゃねーか、GJ!
>>
オシャレだなお前
共演記念保守
「ニコ、帰ろ!」
「あ、ごめんむーちゃん。あたし雨降りそうだから急いで帰んなきゃ、ごめんね」
「えぇ?傘なら持ってるじゃない」
「そうなんだけど……今日シーツ干して来ちゃったんだって。あと、ついでにご飯作っといてあげないと、
何か給料日前でろくな物食べてないみたいだし」
「……ニコって」
「え?」
* * その夜 * *
「あ〜お日様の匂いがするぅ♪ニコ〜取り込んでくれて、ベッドメークまでありがと〜」
「うん、何とか間に合ったからね。ところで味どう?」
「うん、美味しいよ〜。やっぱりニコのカレーは最高だっ!かたじけないでありマックス!!」
「そんな大げさな……」
「いやいや、本当だよ。(ボソッ)……ニコはいいお嫁さんになれる……んじゃないかな、うん」
「え……」
『ニコって世話女房だったのね』
あの時のむーちゃんの一言は、更に数年後確実なものとなるのです。
「おしまい」
やーい、世話女房、世話女房!
(/∀\)
271 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 17:42:37 ID:+HU5V6uL
age
272 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 23:20:49 ID:h1Eq8+zV
カムイ外伝 月日貝のシーン良かったよって保守
林家と須藤家における夫婦のお話。少ないけどエロ有り。
* * * * * * *
「よっちゃあん……」
海外で優雅な隠居生活を営む真境名から引き継ぎ、新装開店した地蔵堂。
その店の入り口に女の子が立っている。
「あれぇ。さっちゃんじゃない。どうしたの?」
「あ、あのね、よっちゃ……うぇっ、うぇ……ふぇぇぇん!」
「あああ、泣かないで!よしよし、お菓子あげるからこっちにお座り。(ボソッ)……ったく、ニコのやつは
何してやがんだ」
「あのねぇ、ママはきょうからおじいちゃんちにすむからって……だからさっちゃん、にげてきちゃった」
「え!?あ、ああそうなんだ(やばっ、聞こえてやんの……さすがニコの娘)はい、ジュースだぞー」
「ありがとー。ねえ、どうしたらなかなおりできるのかなぁ?パパとママがなかよくしないとあかちゃん
こないんだって。さちこ、おとうとがほしいんだぁ」
「そうなの!?(仲良くか……確かに)うーん。そうだなぁ、ようし、耳貸してごらん」
中年男と可憐な幼女が何やら密談を交わしていると、息を切らして駆け込んで来る者があった。
「……もう、やっぱりいた!こら幸子、勝手に居なくなっちゃ危ないでしょ!?」
「おお、ニコか。お前こそ何してんだよ。あんまり叱っちゃ可哀想だろうが!なーさっちゃん」
「よっちゃんは黙ってて!今日という今日は絶対許せないんだから!!なによロボのやつ……」
「またかよ」
やれやれ、と首を竦めて『ニコ』と呼ばれた『さっちゃん』の若いママを宥め席を勧める。
* * *
「よっちゃん!ニコ達来なかった!?」
親子連れが去って暫くの時間が経った後の事だった。店内にいた客は、その形相におののいて慌てて逃げた。
「あっ、ちょっとお客さ……おいロボてめぇ!」
「うあぁぁぁ〜だってだってさぁ、聞いてよよっちゃん」
「知ってるよ。嫁と娘に逃げられたんだろ?」
「逃げ……知ってんなら止めてよ!友達でしょお!?」
「知るか。夫婦喧嘩に付き合う程暇じゃねえよばか……いらっしゃいませー」
とぼとぼとヨレヨレになったスーツで立ち去る男の後ろ姿に
「しゃあねぇ奴らだなあ……あーあ、あんなにやつれて」
髭を撫でつつため息をつくのだった。
* * *
「幸子、勝手に電話おもちゃにしちゃだめ!」
「もう二湖。さっちゃんに当たる事ないじゃない……いいのよ、こっちいらっしゃい」
子機を手にした状態で固まったまま涙を浮かべている孫娘を抱き寄せながら、目の前で苛々ともやしの
ヒゲ取りをする娘を母の雪江が宥めている。
「だってぇ……悪いのはロボだもん。会社の人に勝手にお金貸しちゃってさ。あたしに何の相談も無しだよ!?」
「けどあれだろ?その相手って、銀行で下ろした給料みんな落としたって……」
「だからってうちの分勝手に渡さなくていいじゃん!全部だよ?全部!!……もうお父さんは黙っててよ!!」
八つ当たりされた父竹男はしょんぼりと隣室へ逃げる。
「……っとに、ロボなんかに頼まないで自分で銀行行けば良かったなー。今月どうしろってのよ」
「何とかなるわよ、そんなの」
幸子を膝から下ろした雪江は、ニコの手元のもやしをつまんで同じくヒゲ取りを始めながら言った。
「何とかって……」
「ご飯はうちに来てもいいし、まぁ他の生活費も……あんた達のひと月ぶん位ならどうにかなるから。
またゆっくり返してちょうだい」
「いや、そういう問題じゃないから。うちだってキツキツなのにさー、それも勝手にって……バカにも
程があるよ」
「でもその人困ってたんでしょう?」
はた、と手を止めて雪江を見る。弛んだ手からもやしがザルの外に落ちた。
「そういう人を黙って見とく事が出来ないんでしょうあの人は。そんな人が、二湖は好きになったんでしょう?」
無言のまま俯いて、人の好いあの崩れた笑顔を思い出す。
自分が呼べば応えてくれた。
臆病者のくせして、危険な時でも助けに来ててくれた。
何よりも自分を――自分達を愛してくれる。そう、お金よりも大切に。
普通の人なら綺麗事にしか聞こえないそんな言葉が、信じる事が簡単にできる。
そう、ロボの言う事ならば。
「お母さん」
「なあに?」
「昔、お父さんが内緒で50万人に貸しちゃった事あったじゃない?おまけに借金まで……。なのに、
それ許せた?ずーっと一生これからも信じて一緒にいられるって思えた?」
「いるじゃない一緒に」
「まあ、そうなんだけど……」
「……そりゃあねえ、腹が立ったし離婚だって考えはしたわよ?けど、それがお父さんのいい所だし。
人に優しく出来ない人は、自分にも優しく出来ないと思うのよ。だから甘いと言えば甘いんだけど、
強いと言えば強いのよねぇ」
「……」
ニコはちらりと襖の陰から覗く竹男の肩と幸子の体に目をやり、また雪江に戻す。
「お母さん、お父さんが信じるなら一緒に信じてみようかなって。別々の方向いて歩いたってつまんない
じゃない?どうせなら一緒に歩きたい。だってせっかく夫婦になったんだもん」
ニコの落としたもやしをひょいと拾ってザルに戻しながら、照れ臭そうに笑う。そんな雪江の姿に
思わず強張っていた頬も弛んだ。
「お母さんって、お父さんが好きなんだ?」
「まっ……やあね!もうっ。親をからかうんじゃないわよ」
恥ずかしそうに手をばたばたしながら笑う母を、ニコは少し羨ましく思う。
「……帰ろかな」
椅子を引き立ち上がった、が
「さっちゃん、子機持ったまま寝ちゃったぞ?」
「えぇ!?困ったなぁー」
と眉をひそめた。
「いいよ、置いてけ。明日にでも迎えに来なさい。……二人でな」
「お父さん……」
「たまには夫婦水入らずもいいもんだぞ?……おっと、トイレトイレ」
パタパタと部屋を出て行く背中を見送りながら、雪江とニコは顔を見合わせて笑う。
「もうお父さんたら。さ、あんたは帰りなさい。もし泣いたら連絡するから」
「……うん、ありがと」
玄関の扉が閉まり、雪江が幸子に毛布を掛け、夕飯の支度をしに流しに立つ。
――襖の向こうにある小さな丸い背中がぴくりと動いた。
* * *
「はあぁ〜……ダメだ、帰って来ないか。やっぱり迎えに行くしかないかなぁ。でも許してくれない
だろうな〜。なあマックス、お前ならどうする?」
『そんな事言われても』という顔に見えたかどうかは定かではないが、青い体を手の中に見下ろしながら、
物言わぬ仲間に救いを求める。と、大音量で鳴り響いた携帯を物凄い速さで掴んだ。
「も……もしもしっ!ニコっ?」
『あの……ロボ、あたしが悪かったわ。言い過ぎちゃってごめんなさい』
「……いいよ。黙って勝手な事した俺が悪いんだ。ごめんね」
『今から帰るわ』
「じゃあ迎えに……もしもし?あれっ」
ロボが話し終える前に電話は切れてしまった。
「えっと、あ、とにかく行かなきゃ」
慌てて出ようとして自分の格好に気が付き、ステテコパジャマの上からせっせとシャツとズボンを
身に着けようとしていると、玄関のドアががちゃりと開いた。
「ただいま……何してんの」
「あ、お、おかえり。えっと、あ、もういいやこれ」
でぇい!と服を脱ぎ捨て、再びステテコパジャマでニコに駆け寄り抱きしめる。
「ニコぉ〜!」
「あ、あのね、さっきそこでロボの会社の人に会ってこれ預かったの。うちに帰ったら鞄の底からお金の
封筒出て来たんだって。だからこれ返しに来てくれたみたい」
今月分の給料の入った封筒をニコから受け取ると、中身を確認し、再び抱きしめる。
「ロボが助けてあげた事、本当に喜んでた。……ごめんね、きつい事言って。あたし、ロボのそういう
所好きになったはずだったのに。ちゃんと話し聞いてあげたら良かった。家族なのに……」
「……ううん、こんな大事な事ニコに何の相談もしなかった俺も悪いんだよ。それこそ家族なのに……。
一家の主の自覚が足りなかったよ。よっちゃんにも怒られちゃった。ごめんね」
二人して何度もごめんなさいを繰り返したあと、目を合わせてぷっと吹き出した。
そのままどちらからともなく目を閉じると、静かにキスを交わした。
ぐうぅ〜〜〜〜。
「……」
「……」
「ロボ、お腹空いてるの?」
「あ、うん……そういえば何にも食べてなかった」
ニコは仕方ないなぁと言った様子で苦笑いすると、
「わかった。何か軽く作るね。あたしもお腹空いちゃった」
とキッチンに立った。
「幸子は?」
「寝てたから置いてきた。泊めろって言うし」
「そうかぁ……じゃ、二人きりだ?」
二ヤァ〜っと鼻の下を伸ばすとニコを背後から抱きしめた。
「えっ!?ちょっとロボ危ないっ!!」
「せっかく二人きりなんだよ?久しぶりなんだよ?というわけでお願いするであります、奥さん」
言うが早いか一気にスカートを捲り上げて下着を引っ張る。
「ちょ!やだ、だめだよこんな所……あっ」
「だって普段はこんな事デキないよ?ね、お願いニコ」
片手で抱きしめるように服の上から胸を掴み、下着を太ももまで引き下げられたお尻をもう一方の
手が長い指を巧みに動かしながら滑る。
「いいでしょ?ニコ」
「やぁ……ん」
「愛してる」
困った顔で振り向くと、にっこりと優しい顔で微笑む。
ああ、ずるい。こんな屈託無い笑顔を見せられたら怒るに怒れない。しかもロボはそれを計算ではなく
天然でやってのけるから始末が悪い、とニコはいつも思う。
「ご飯出来ないよ?」
「先にニコを……」
「もうっ……ぁ……ん」
引っ張り出したブラウスの裾から入り込んだ手が胸を弄り、思わず言葉を詰まらせる。
ん、と小さいため息を吐いて身を縮めるが、曲げようとした膝の間に後ろからロボの長い脚が支える
ように割り込んで、太ももを伝った指がその行き止まりまで這って探り出す。
「んあぁぁっ!」
「あ〜……何か濡れてるねぇ」
「……や……」
すくめた首筋に唇をあててちゅうと吸い付くと、肩をぶるっと震わせて呻く。それを目を細めて感じ
ながら、かき回して濡れた指で両脚の間を渡る裂け目の先にある蕾をついついと転がしては、子猫の
ようなか細いニコの泣き声にも似た吐息を堪能した。
「あ……っ、やぁ、ロボ、お願、ベッドいこ?ここじゃだめぇ……あぁんっ」
「ん……でもせっかくだからさ、それは後にしない?……ね?」
そう言うと、着ていたステテコパジャマをマックスのスピードで脱ぎ散らし、ニコの下着を足首まで
一気に落として片方を引き抜いた。
「え……うぁ!?」
「ごめんね。もう我慢できない」
ボタンを外してひん剥かれたブラウスから肩に口づけられ、のけぞって震える。その隙に背後から
支えられた細い腰を引き寄せ、ロボのモノがニコの中にのめり込んだ。
「ひぃ……ん……あぁぁっ」
「は……ニコ……すご……イイ」
「ああ、あ、あ、んん」
シンクに必死に掴まって躰を支える指先は、力が流れ込み爪がじわじわ白く濁る。そのそばに片手を
かけて同じく自らの躰を支えようと、ニコの背中に裸の胸を押し当てながら一方の腕をその腰に廻すと、
ロボは弾みをつけて腰を前後に揺らし始めた。
「く……う……ぁ」
後ろからずん、と突かれる度に喉から苦しげな声を交えた息が漏れ、押し上げられるような衝撃に
爪先立ちになった脚が震え、前のめりに躰をシンクに預けてそれに堪える。
「ロボ……ん……だめ、や、壊れちゃうっ……!」
「あ……ニコ……そんな事言われたらもう、んっ」
ロボは両腕でニコの躰ごと支えるように腰を抱くと、ゆっくりと深く中を掻き回した。
「あ〜……まだイキたくないなぁ……でも……ダメだ……ねぇ?」
「ん……?」
「後でもう一回……していい?ちゃんとベッド行く、から……」
ぐいぐいと押し当て肌が密着し、より深く結合する。
「……っ!いいよ……だから、お願い、はや、早く、イかせ……あっ、ああんっ」
がくがくと髪を振り乱しながら躰を小刻みに揺らし、目の前が白くなる――そうニコが感じた時、
ロボの呻きと共に彼の動きも静かにゆるやかに流れた。
「あ……」
どろりと躰の奥から温かな液が流れ出す。
「……ごめん。そのままシちゃった」
「え……あっ!?」
ニコの慌てた声にさっと体を離して手を伸ばし、ティッシュを渡す。
「んもうー!」
「だってすっごく……ヨかったから。それに」
「それに?何よ」
「もう少しだけ、幸せになりたいなあって、さ」
息を整えながらぺたんと床に座り込み、見上げたロボの顔は照れ臭そうに微笑む。
「ニコみたいな奥さんがいて、可愛い幸子がいて、今でも十分幸せなんだけど……何か欲が出ちゃってさ。
もう一つだけ……って」
「ロボ……そんなあたしなんか」
「ううん!今日だって大事な奥さんに一番に相談しないといけないのに勝手な事しちゃって、一家の
主の責任とか何も解ってなかった。なのにニコの方から折れてくれるなんて……」
「!?ちょっと待って、あたし知らない。謝って来たの、ロボの方じゃない!」
「えぇ!?いつ?」
「あたしが実家出てすぐだからえっと……」
「え〜〜〜〜!?」
暫くの間どちらも『自分は電話などしていない』と主張したため、須藤家はまたもや争いが勃発する事となった。
「もういいや。らちがあかない」
「そうだね〜。とりあえずシャワー浴びようか。ニコ、行こう」
「うん……って、えっ!?」
「綺麗に洗ってあげるから。……ま、その後また汚しちゃうけど♪」
「え……うそぉ」
ニヤニヤと腰に手を当てニコを舐め回すように眺めると、ひょいとその体を抱き上げバスルームへ向かう。
「ちょっ、や、嘘でしょロボ、ね?」
「なんで?せっかく二人きりなんだから。……今日は眠れないかもなぁ……」
「そんなぁ……スケベ、へ、変態、バカ、オタクっ!!」
暴れるニコに悲しげな目を向けて
「俺の事嫌い?」
と呟く。ちょっとうるうるしたその瞳に弱いニコは、仕方ないと諦めてため息をつく。
「……す、好き、に決ま、ってん……」
「♪」
真っ赤なその頬にキスをして、ロボは最愛の奥さんとご機嫌でバスルームに向かった。
* * *
その頃、表の通りに人影がひとつ。
「やれやれ、世話の焼ける奴らだな。にしても」
髭を撫でながらニヤリと笑うとこう呟いた。
「カエルの子は、カエルだな」
* * * * * * *終わり
作者もサチコもGJ!
でもロボはともかくニコの携帯には非通知で掛けないとバレそう。
さっちゃんエライぞ。さすがニコの娘!
エロウマなお話GJです!
保守シマーックス!
283 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 00:38:30 ID:W8qwse2C
ほしゅってsageでいいの?
284 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 15:31:44 ID:dZvaNEXh
きっとまた逢えるさ ってことでほしゅ
285 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 12:31:56 ID:zb/Nnv0s
ほしゅしゅ 救えるのは宇宙で ニコ だけ!!
エロも萌えもありませんが一応ほのぼの系?のロボニコ。
××××××××××××
「天気よくてよかったねー、ロボ」
「うん、ほんとだなぁ」
朝から爽やかな晴れ間が広がる休日、
ニコと連れ立って久しぶりに郊外の公園へやってきた。
デートといえば俺の馴染みのショップめぐりか部屋に篭って
ダラダラ過ごすだけのワンパターンそのもの。
『別に嫌じゃないよ?ロボといると退屈しないし』
いつもそうやってニコは一点の曇りのない笑顔でそばにいてくれる。
けれど澄み切った空の下、たまにはこんな健全なデートもいいかもしれない。
「どうしたの、ロボ?ぼーっとして」
「え?いや、今日も一段と青空が鮮やかだよなぁと思って」
眩しくてたまらない。いつもなにげに見上げている空の青さが。
近頃特にそう感じるのはどういうわけなのだろう。
「そう?普段と変わらない綺麗な空だと思うけど、ロボにはどこか違って見えるの?」
俺につられるように不思議そうにニコも宙を仰ぐ。
うーん、俺の気のせいなのかなぁ……。
その謎は解けそうでなかなか解けないでいる。
「これ全部ニコが作ったの?すごいじゃん!」
公園の芝生でひと休みして少し早めのランチタイム。
「うん、そうだよ。この日のために頑張って早起きしたんだから」
と、センスよく彩られた料理をシートに上に手際よく並べていく。
「あ、この卵焼きは結構自信作なんだよ」
「ふーん。じゃあ、その自信作とやらをいただきましょうか」
なんの迷いまなくここぞとばかりに俺は大きな口を開けた。
「はい……って、なにそれ?あたしにどうしろと?」
ニコの醒めた声にも都合よく聞こえないふりをして知らん顔。
「子供じゃないんだから自分で食べなよ」
いつものように冷静に言い返すも、結局はしょうがないなぁと口の中へ運んでくれた。
満面の笑みで嬉しさをかみ締めて味わいながら
「ん〜、うまい!最高にうまいよ〜!さすがだなぁ、ニコ。
えーっとね、今度はウィンナーがいいなっ」
彼女を褒め称えた後はちゃっかりと次の催促に移ると更なる願望が口をつく。
「それでさぁ、食べ終わったら膝枕してほしいなー」
「はいはい、わかりました……って、え?ええぇ!?」
昔から一度彼女にやってもらいたかったんだよね〜膝枕!
「はあ…どうせヤダって言っても聞かないんでしょ?いいわよ、やってあげるわよッ」
「やったあ〜!」
呆れ顔のニコをよそに胃袋を満たしながら俺の頬が緩みっぱなしだったのは言うまでもない。
「はあ〜気持ちいいなぁ、ニコの太も……あっ」
げっ、しまった!
念願の膝枕に感激のあまりついつい本音が飛び出してしまい慌てふためく。
「今、なんて言った?」
「い、いえ何でもありませんっ」
「…ったく、とりあえず5分だけだからね!」
きっちりと念を押されてしまったわけだがこの場はおとなしく妥協しておかないと
後々のおねだりにも影響してくること必死なので素直に従うしかない。
木洩れ日の下で程よくそよぐ風が頬を撫でて通りぬけていく。
「風が気持ちいいね」
束の間の至福のひとときに浸る俺の耳にニコの優しい声が伝わってくる。
幾重にも続く公園の木々は半分ほどがすでに色褪せて散り落葉樹となっていて
秋の終わりを実感しながら、ふと眺めた頭上の真っ青な色がやけに目に沁みた。
やっぱり眩しい。気のせいなんかじゃなく確実に。
「ロボ?」
なぜ?どうして?
そう思いながら柔らかな感触の心地よさにしだい意識は薄らいでいき俺の瞼は重くなっていった。
「………う〜ん…ニコぉ?」
寝ぼけ眼の視界に今にも倒れこみそうなニコの姿が飛び込んできた。
何とか状況を把握すると半身を起こして交代しなきゃとそっと身体を支える。
過去の経験からして、ちょっとやそっとじゃビクともしない娘だけれど、
できるだけ静かにゆっくりと起こさないように。
「これでいいかな」
ふたりで横になるには少し狭すぎるシートの上で彼女がはみ出してしまわないように
しっかり抱えて腕枕をすると目に映る白く綺麗な肌。儚げな花のようなピンク色をした唇。
こんなに間近でじっくりと改めてニコの顔を見るのは始めてかも。
普段の生意気ぶりもそれはそれで可愛らしくもあるのだが、何より今、目の前で眠る少女は
子供のように無防備で穏やかでそのギャップも俺の心を惹きつけてやまない。
誰の目にも触れさせたくない。自分だけが見ていたい。
俺って実は物凄く独占欲の強い奴なのかもしれない。
彼女の存在そのものが今まで知りえなかった自分の本質を気付かせてくれて
ニコがもたらす明るさが周囲に彩りを与えて輝いているように思う。
決してそれまでの日常を否定するわけではないけれど心が浮き立つ。
……あれ?ああ、そっか。そういうことか。
「なーんだ。こんな単純なことだったんだ」
今更気付くなんてマヌケ以外の何者でもないな俺は。
自嘲気味な笑みを浮かべると風になびくニコの黒髪にそっとキスをして再び瞳を伏せた。
数時間後。
「もう、ふたりして一緒に寝入っちゃうなんて…どうして起こしてくれなかったのよ?」
「だってニコがぐっすり眠ってたから無理に起こしたらかわいそうだと思ったんだよ〜
俺の心優しい気遣いがわかんないのかなぁ」
「だからってさー」
隣で可愛い唇を尖らせるその仕種が可笑しくて可愛くて頬が緩むのを抑えられない。
「ん?なんで笑ってんの?あたしの顔に何かついてるの?」
「あーゴメン。いやぁ、ここのところずっと頭にあった疑問がついさっき解消してさ、
今、猛烈にすっきりしてるんだよねぇ俺」
「さっぱり意味がわからないんだけど?」
納得顔で頷く俺に首を傾げて眉をひそめる。
「一言で説明すると、ぜーんぶニコのせいだったんだなあって」
「はい?ますます理解不能。何がどうしてあたしのせいなのよー?」
こちらに鋭い視線を向けてあからさまに憮然とした様子。
「内緒。それよりずいぶん風が冷たくなってきたなぁ。
これは早めに家に戻ったほうがいいかも。風邪でもひいたら大変だし」
さらりと話をすり替え、返事も待たずにその小さな手を掴んで歩き出す。
「今夜はニコのために身体のあたたまる美味しいものを作ってあげるよ。だから早く帰ろう」
何がいい?とたたみ掛けて聞く俺に
「なんかうまくはぐらかされたような気がする…」
ニコはどこかまだ腑に落ちない感じで複雑そうにぽつりと漏らす。
「まあいいじゃん。あんまり考え込むとハゲるよ?」
「なっ!?その言葉そっくりそのままロボにお返しするわ。そっちのほうがハゲる確率高そうだよ」
「うわ、ひどっ!なんてことをッ」
情けない声をあげる俺を見てたちまちにやりと口元が動く。
ああ、やっぱりニコだ。このまま穏やかに物事が終わるはずもないわけで。
「もう冗談だってばー、何本気にしてんのよっ。ほら早く帰ろ。
リクエストに答えて何でも作ってくれるんでしょ?」
いたずらっぽく表情を変化させて反対に俺の手をひいていく。
ぎゅっと力を込めて。
重ねた掌の温もりから伝わる、今、自分は満たされて幸せだと思う感情。
こうして他愛もない会話を交わしながら歩く散歩道もどんなに憂鬱で気が滅入る続く日々も
ニコがいるだけですべての景色が鮮やかに輝いて見えて。
この空が青いのも君のせいなのだから。
終わり
GJ!
二、ニコの膝枕なんて羨ましくなんかないんだからねっ!!
悔しいですっ!
ニコが本当に言いそうな言い方だな。
面白かった!
GJ! きっと書いてくれると信じて保守してました。
楽しく読ませていただきました。
マックスパーンチっっ!!
携帯から保守。
規制はいつになったらとけるのかな。
294 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 14:48:26 ID:dCdJ8VPt
ほしゅしゅ
295 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 09:48:43 ID:T0NR3vVI
保守
296 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 13:34:48 ID:W3midRxQ
ほしゅしゅしゅ
ツンデレなニコリン大佐が好きです
ロボを見てると心洗われる。
本スレに規制で書き込めないのでこちらへ
小西真奈美主演の「のんちゃんのり弁」によっちゃんとごぼ蔵が。
そしてあと2週間でカムイDVD発売ですな。
セクロボとは別だけど関わる人が元気だと嬉しい。このスレも残っててさらに嬉しっす。
バレンタイン小ネタ。エロ無し。
××××××××××××××
2月14日。
ロボの部屋を訪れた休日の朝、物珍しそうにニコが言った。
「今日は早起きだねぇ、ロボ」
いつもこの時間はまだ夢の中なのにロボはすでにマックスロボのアニメが
流れるテレビの前に鎮座していたのだ。
「雪でも降るんじゃないの?」
「え〜心外だなぁ。早起きしちゃ悪いのかよぉ」
不服そうに口を尖らせながらもロボの意識は大好きなマックスロボより
ニコが提げてきた見慣れない紙袋の中身が気になってしかたがない。
今日は年に一度のバレンタインデー。
もしかしたらニコからチョコが貰えるかもしれない思うと目が冴えて眠れず一夜を明かしてしまった。
バカで単純な理由なのだが気になる娘からチョコが貰えるなんて、これほどの幸せはないのだから。
他愛もない世間話を談笑しながら、盗み見るとピンク色の中身がチラリとロボの視界に映る。
あれはまぎれもなくバレンタインチョコに違いない!もちろん自分宛だ!!
根拠のないオタクの期待と興奮はマックスフルパワーで脳内を駆け巡った。
「あ、そうだロボ。チョコ食べる?」
「へ!?ああ、うん(ついにキターー!?!)」
「じゃあ手だして」
はいっとニコの声が聞こえたのと同時にロボの掌に転がる二つの丸い物体。
「あの、これは……?」
「あれ、チョコボール嫌いだった?」
「……いや」
ロボは内心溜息混じりに微妙に引きつった笑いを見せながら、チョコボールを口に放り込むと
おもむろに立ち上がった。
「どこ行くのロボ?」
「トイレ」
「あっそ」
いつものこととはいえニコの少々愛想のない言葉じりにロボはあれこれ考えあぐねる。
あのニコの性格からすれば多分照れてくさくて切り出せないはず。
ここは自分がさりげなく時期的な話題として振ってやるべきだっ。
なんて気がきくんだ俺は!と、ロボは一人でほくそ笑み納得した表情で頷くのだった。
「あのさ〜ニコ…って、あれ?あれれ?」
意気揚々と戻るとニコの姿はそこになく
「どうしたのニコ?」
「あ、あのごめん、急用思い出したから帰るわ。じゃ!」
ニコはどことなくよそよそしい感じでロボの顔をまともに見ることもせず忙しなく玄関を飛び出していった。
「なんなんだよ一体…」
さっぱり訳がわからず拍子抜けしたロボはその場に立ちすくむ。
そういえばあの紙袋もニコと共に消えてしまっている。
…ということは
「はあ〜違ったのかぁ。絶対チョコレートだと思ったのに」
しだいに虚無感がロボを襲う。
そもそも勝手にあれはチョコだとそして自分にくれるものだと思い込んだのが間違いなのだが。
「ん?」
軽くへこみ気味のロボがふとマックスロボに眼を向けるとその足元にどこか
見覚えのあるものが置いてあった。
リボンがかけられ可愛いらしくラッピングされたピンク色の小さな包み。
ニコが持ってきたあの紙袋に入れられていたピンク色の正体だ。
よく見るとロボへと書かれたメッセージカードが一緒に添えられている。
「俺に…?」
ロボは胸の昂ぶりを覚えながら丁寧に開けていく。
「あ…チョコレートだ」
それもハート型の。貰ったらやっぱり変に期待してしまう。
ロボはメッセージカードを恐る恐る確認する。
『頑張って作ったから食べてね。但し文句は受け付けないから!』
ニコらしく書き綴られているメッセージの隅のほうにもうひとつだけ小さな文字が見えた。
『義理チョコじゃないからねっ!』
これは食べるのが勿体ないかも。
ロボはその小さな文字を喜色満面でゆっくりと何度もなぞった。
ニコの帰り際の慌てっぷりはやっぱり照れからきていたのかもしれないと思うと
可笑しくもあり愛おしさも募る。
「うん、うまい」
チョコの味が口一杯にとけていく。
でもそれ以上にロボの胸に甘い想いが深く深く沁みこんでいった。
終わり
Happy Valentine
ニコ
ロボ
>>300 p.S.1日遅れだけど..
小学生男子かよw
ニコの素っ気なさも可愛くてGJ!
エロ無し
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「ひとつだけ」
「あ〜もう!」
せっかく走ったのに、目の前で電車が出てしまった。
今日はホント、ついてないな・・・
朝、気に入ってたカップを割った
昨夜遅くまでかかって仕上げたレポートを家に忘れた
スカートのファスナーが開いてたのを男子に指摘された
お弁当を食べてたら、治療中の奥歯の詰め物が取れた
体育の授業で転んで膝をすりむいた
おまけにジャージに大きな穴があいて・・・
「も〜今日はなんでこうも寒いのよ! ハ、ハ、ハックションっ!!!
えっ! やだ・・・何でよぉ〜!」
右の靴の裏にべッチョリとガムが・・・
なんかもう泣きたい・・・
「え〜っ! ホントに〜? もぉ〜感激だなぁー。
ん〜? いやぁ〜なんかさ、オレってすっごく幸せだなぁ〜って・・・」
人がこんなに滅入ってる時に、何、の〜天気にはしゃいでんのよ!
あ〜ムカつく!・・・えっ? この声って・・・
向かいのホーム、大声で携帯で話してるのあの横顔は・・・ロボだ!
何年ぶりだろう
あの頃と何も変わっていないようで・・・でもコートを着たロボは、どこかずっと大人に見えた。
声を掛けようか・・・ここからじゃ聴こえないな。
恥ずかしいけど手を振ってみる。
気づかないロボにイラッとくる。でも自然と自分の顔が綻んでるのがわかる。
やっぱり嬉しかったから?
ずっと横を向いていて話していたロボが、正面を向いた。
寒いせいか、小刻みに体を揺らしている。
でもその顔は、これ以上ないっていうくらい幸せそうに見えた。
な〜んかいいことでもあったのかな〜? いいよねぇーロボは・・・あ、終わったみたい。
やっと気づくかも!
ロボっ! 小さな声で呼んでみる。
「・・・あっ!」
慌てて近くにいたおじさんの後ろに隠れた。
携帯をしまったロボの左手、薬指に光る物が見えたから・・・。
心臓がありえないくらい大きな音を立てていて、ロボをまともに見れない・・・
気が付くと、電車が入ってきていた。
乗り込んで、窓からホームにいるロボに恐る恐る目をやる。
懐かしい横顔・・・
何年か前、助手席から見たロボの横顔がふと浮かんできた。
頼りなくて、オロオロして、やたらと汗をかいてたっけ・・・
でも楽しかったなぁ
楽しかったこと、たくさんあった。
笑ったり、泣いたり、喧嘩したり・・・
ロボと一緒にいられた一瞬一瞬、今でもちゃんと覚えてる。
電車が動き出し、ロボの姿が小さくなっていく。
どんどん、どんどん小さくなって、ついに見えなくなった。
すりむいた膝が今になってまたヒリヒリと痛む。
こんなの、どうってことない傷なのに・・・
ロボ・・・ロボ・・・
・・・ロボの声が聴きたいよ
ベットの中から手を伸ばし、目覚まし時計を見ると、もう3時を過ぎていた。
眠れない・・・駅で目撃した光景が鮮明に頭の中で繰り返し再生される。
ロボは今、幸せなんだね・・・
ついてない1日だったけど、ひとつだけ、いいことがあったと気づく。
大切な・・・そう、私にとってすごく大切な人の笑顔に出会えた。
それだけで充分・・・
またどこかで偶然出会うかも・・・その時は隠れたりせずに、知らなかった振りして「おめでとう」と言おう。
・・・だから、今だけは泣いてもいいよね?
さよなら、ロボ
さよなら、
・・・私の初恋
つづく? or 終わり?
>>306 すみません、書き忘れた・・・
終わりです
308 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 20:30:56 ID:9MN/TauH
ほしゅしゅ
>>307 やっぱり、終わりかぁ
ニコの涙が悲しかったので、もしかしたら、続くのかなと思って。
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚