【アイドル】★THE iDOLM@STERでエロパロ 9★【マスター】
乙!
スレ立て乙だぜ!
前スレ容量いっぱいになっちゃったね。
さぁ小鳥さんの誕生日まであと2時間38分だ
4 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 22:11:24 ID:/LQgBNtQ
.'´7'´`´ヽ
! 〈(从从リ|
ヽ¶_゚ ヮ゚ノ、i
>>1乙
/)卯i、.
く/_j_jゞ
し'ノ
, ‐、 ,- 、
ノ ァ'´⌒ヽ ,
( (iミ//illi)))
)ノ`リ・ω・ノ(
>>1よくやった
_, ‐'´ \ / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー〜'´ ̄__っ八 ノ
ヽ、 ー / ー 〉
`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-く
コトリマツリよ!
.'´7'´`´ヽ
! 〈(从从リ|
ヽ¶_゚ ω゚ノ、i 職人さんはまだですか?
/)卯i、.
く/_j_jゞ
し'ノ
非常に人気のあるキャラだと00:00:00の後すぐ位に投下があるもんだが…
小鳥さんは非常に人気があるキャラではなく「奇妙な人気があるキャラ」なので
全員今日は何一つネタを投下せず、小鳥さんが
「気にしてませんから」→「ほ、本当ですってば、もうそんな子供じゃないんだし」→
「だって、だって、私だって、」→「うぇぇぇぇーん」になるぎりぎりのタイミング、
具体的に言うと一日遅れの直後くらいを狙って大量投下するのに決まっているさ
納得の言い訳だw
.'´7'´`´ヽ
! 〈(从从リ|
ヽ¶_゚ ヮ゚ノ、i それなら仕方ないですね
/)卯i、. お休みなさいプロデューサーさん
く/_j_jゞ
し'ノ
>>9のせいで投下しづらいじゃないか!
…ごめんなさいうそつきましたやめてことりさんそのびきゃくでぼくのむすこをぐぇあ
事務所を新宿区と仮定して、アイマスキャラってだいたいどの辺に住んでるんだろ。
小鳥さんは高尾山口あたりだろう
わた春香さんは山梨ですね!
弥生は九十九里
真は田園都市線民
あずささんは松本(白馬まで乗り入れる場合もあり)だな
伊織が鹿児島とかだったら泣く
お前ら朝からたくましすぎる妄想力だなww
千早:世田谷区松原
響:大阪府三島郡島本町 サントリー山崎蒸留所
23 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 07:03:05 ID:/EmAnzWb
春香さんは公式だと海の見えるところに住んでるんじゃなかったっけ?
そして始発に乗って通勤を総合すると、俺の中では熱海だと思ってる。
24 :
sage:2008/09/09(火) 07:03:42 ID:/EmAnzWb
すまん、下げ忘れたorz
誰か投下しろよw
俺? 今晩に間に合うかな・・・
まあ某動画サイトでも、今日上がってる小鳥さんものは
釣りネタばっかりだしなぁw
あと二日くらい放置してからの方がいいかもしれん
どうせ婚期は遅れt
27 :
想い重なる時―(0/11):2008/09/09(火) 08:26:23 ID:DE721NMB
何故かこの時期に、やよいを上げるワタクシ。
え?KYにも程があるって?
仕方ないじゃん、ティン!ときちゃったんだもの。
…サーセン?
28 :
想い重なる時―(1/11):2008/09/09(火) 08:27:28 ID:DE721NMB
ブロォォォォ…と静かに響くエンジンの音。
滑らかで軽快な走りに俺はただ驚きと、そして嬉しさに笑みが浮ぶのを抑えきれなかった。
助手席から見える窓の外の風景は、何度も見たことのある風景でした。
ロケバスで、事務所の車で、タクシーで。
何度も通って、見てきた風景だけど…今見る風景は、何時も以上に輝いてました。
そして、私の隣で車を運転しているプロデューサーさんも、とても輝いてました。
「どうした、やよい。俺の顔を見て笑ったりして…」
「なんでもないで〜す♪」
やよいが俺の顔を見て笑っているのが見えた。
俺とやよい、目が合えばどちらとも無く笑い出す。
元気なやよいの声に、思わず声を上げて俺も笑った。
ドライブに行こうってプロデューサーさんが誘ってくれた時、一瞬夢じゃないかって思っちゃいました。
記念すべき初ドライブに私を誘ってくれた事、私凄く凄く、嬉しかったです。
私なんかで良いのかって、一瞬言葉に詰まっちゃいました。
でも、すっごく嬉しくて、いいですよ!って答えたら、プロデューサーさんもすっごく嬉しそうでした。
一人で走るつもりは最初から無かった。
他の誰でもない、やよいと一緒に走りたいと心から思っていた。
実を言うと柄にもなく緊張していた自分が居る。
ドライブにやよいを誘った時、一瞬やよいの顔も緊張に強張ったから。
それがやよいの、言葉に出来ない嬉しさの表れだと知って、脱力したのだけれど…。
そんなやよいが可愛くて、大事で…俺が育て上げた、俺の大切な少女。
プロデューサーさんが運転している車は、私にとっても記念の車。
その初ドライブに乗せて貰えてすっごく幸せです。
ずっと私だけを見ていてくれたプロデューサーさん。
嬉しい時も、辛い時も、楽しい時も、悲しい時も、ずっと一緒に居てくれた人。
一緒に居ると温かくて、幸せで、…思わず涙が出ちゃいそうです。
29 :
想い重なる時―(2/11):2008/09/09(火) 08:29:00 ID:DE721NMB
楽しい時間は直ぐに過ぎる。
あんなに高かった太陽も、今では水平線の彼方に沈みかけ、空を朱く染め上げる。
静かな空気、響くのは小さな波の音に―…俺自身の心臓の音、そして、俺の目の前に居るやよいの息遣い。
プロデューサーさんは色んな所に連れて行ってくれました。
私が海が見たいですって言ったら、綺麗な夕焼けに染まった海を見せてくれました。
凄く綺麗で、その景色に感動した私にプロデューサーさんは―
「最高の景色だろ?やよいが海って言った時、真っ先にこの風景を見せたいと思った」
気障以外の何物でもないだろう。
本当は偶々、海に着いたらもう夕日が沈む時間で、その時の海岸の風景を見たら…自然とこう言っていた。
やよいが景色に見入っているのを見ると、つい…見栄というか、自慢したい心が沸き上がって、つい、言ってしまった。
そんな俺なのに、やよいは素直に感動して、車の中だってのに飛び跳ねんばかりに喜んでくれた。
「うっう〜!プロデューサーさん、こんな凄い景色知ってたんですね!?私、すっごい驚いちゃいました!」
プロデューサーさんは本当に凄いって、改めて思っちゃいました。
そりゃあ…プロデューサーさんは“大人”ですから、子供の私とは違います。
―あれ…?
…判りきっている事なのに、今、すっごく悲しい事に思えちゃいました。
大人なプロデューサーに、子供の私。
「…ど、どうした!?やよい…!?」
「……。」
突然やよいの様子が変わった事に、俺は驚く以外何も出来なかった。
今まで嬉しそうな様子だったのに、それが突然…凄く悲しそうな、苦しそうな顔で俺を見詰めだしたから。
一瞬、さっきの嘘が…見栄がバレたのかと焦ったが、そんな様子は無い。
一心に俺の顔を見詰めているやよいの瞳が、心なしか涙を湛えているのが判った。
プロデューサーさん、凄く困った顔してます。
やっぱり、私は子供なんでしょうか?
どうやったらこの思いを、気持ちを言葉にしたらいいのか判らなくて、私はプロデューサーさんを見ることしか出来ません。
「…やよい…」
「…っ…!」
やよいの瞳の変化に気付いたとき、俺は自然に手を差し伸べていた。
頬に指先を掠めるように触れて、撫でて…じっと、やよいの顔を、瞳を見詰めた。
俺は、目を逸らしちゃいけないと思った。
やよいは何をか伝えたがっている、大事な何かを…漠然と、本能のように、俺はそう直感した。
この1年、ずっとやよいと一緒に歩んで、頑張ってきたからこそ…そう思えたのだ。
凄く温かかったです、プロデューサーさんの手が。
判ってくれてる…私のことを、そんな思いが頬に触れたプロデューサーさんの手から伝わってきました。
その思いで胸が一杯になって苦しくなって、ポロリと、私は最初の涙を零してしまいました
30 :
想い重なる時―(3/11):2008/09/09(火) 08:29:37 ID:DE721NMB
「…」
「……」
何が出来るだろうと、ずっと考えていた。
頬に触れたはよいが、やよいは何も言わず…寧ろ、涙を湛えた瞳からは遂に一滴、零れてしまった。
やよいを泣かせた…何が原因か、それを考えながら、無性に…その事実が腹正しく、悔しい思いがした。
待っていてくれてます。
私の事をじっと見詰めたまま、プロデューサーさんは、私が何かを言うのを…待ってくれてます。
私を見るプロデューサーさんが、少し辛そうな顔をした時…私も凄く辛かったです。
口に出来ない思い、どうすれば伝わるのか…判らなくて、悲しくて…。
だから私は、夢中でプロデューサーさんに手を伸ばしたんです。
抱きしめたくて、離したくなくて、離して欲しくなくて、服を掴んで…プロデューサーさんの傍に居たかった。
「…!」
「…ぷ、プロデューサーさん…!」
やよいの手が伸びて、飛び掛るように抱きついてきた。
何事かと声を出そうにも、それを遮る様にやよいの声が響く。
大きい身体、お父さんと同じくらい…でも、お父さんより大きく感じた。
お父さんも好き、でも…プロデューサーさんも、好き。
同じ好きでも、全然違う…。
プロデューサーさんの胸に顔を寄せた私は、もう、止まらなかった。
「…やよい…」
「プロデューサーさん…!私、こんなに小さくて…子供で…」
「……?」
「…プロデューサーさんは…大きくて、すっごく大人で…私なんかと全然、違うけど…!」
やよいが最初、何を言いたいのか…よく判らなかった。
やよいが小さいのは、当たり前だし…俺が大きいのも、当たり前だった。
子供と大人…その違いだと俺は感じたが、徐々に…やよいの思っている事が判り始めてきた。
プロデューサーさんの大きな胸に飛び込むと、やっぱり…って思ったんです。
凄く大きくて、温かくて…安心できる場所なんだって。
私は自分で自分が何を言っているのか、私も…全然判らなくなっちゃいました。
でも、はっきりと判ったんです。
31 :
想い重なる時―(4/11):2008/09/09(火) 08:30:06 ID:DE721NMB
「……」
「ねえ、プロデューサーさん……っ…!?」
「やよい」
ポロポロと涙を零しながら、真っ赤な顔でやよいが顔を上げる。
俺の胸にしがみつきながら、顔を上げ…俺の事を見詰めていた。
そんなやよいを、俺は…抱きしめずには居られなかった。
俺が腕を回せば、やよいの身体なんかすっぽり納まってしまうほど、小さな身体。
でも、そんな小さな身体に…とんでもない、パワーを秘めているのを俺は知っている。
私は自分が泣いている事も、気付かなかったです。
ただプロデューサーさんの顔が見たくて、だから顔を上げたら…びっくりしちゃいました。
だって、急に抱きしめられたから。
大きな腕で、温かい腕で、何時も支えてくれた腕に抱かれて…私は、凄く嬉しかったです。
プロデューサーさんが、私の名前を呼んでくれます。
温かい声、安心する声です。
私は返事をしようと思って、口を開けようとしました―…
「…っ!」
「…」
やよいの唇を塞いだ。
俺の呼びかけに、返事をしようとしてくれた無垢な唇を。
小さい唇だったけど、とても柔らかくて…愛しかった。
気付いたら、目の前にプロデューサーさんの、顔がありました。
すっごく真剣な顔で、私の事…見詰めてくれてました。
そのまま、唇がふさがれたので…私は、プロデューサーさんに返事が出来ませんでした。
初めてのキスだったのに、私…全然、気付かなかったんです。
本当、子供ですよね、私…。
「…ぷ…っ…!」
「…なあ、やよい…。俺は、やよいを子供だなんて…思ってないよ」
子供な訳ない、ありはしない。
俺をこんなにも夢中にさせて、こんな行動をとらせるやよいが…子供な訳ない。
小さいからとか、そんなの関係ない。
優しいプロデューサーさんの言葉。
私が子供じゃないって、そう言ってくれる事に私はすっごく嬉しかったですけど、不安にも思っちゃいます。
だって私は、子供だから…。
「…だったら…教えてください。私が、…子供じゃないって…!プロデューサーさんが…」
「…やよい…」
「だって私……っ…!?」
32 :
想い重なる時―(5/11):2008/09/09(火) 08:33:07 ID:DE721NMB
やよいのその言葉、半ば感情と勢いに任せた物だったのかもしれない。
でも、その言葉を聞いてしまった以上…俺は、もう止まらなかった。
俺の呼びかけに不安を感じたのか、反論しようとするやよいの唇を…もう一度塞ぐ。
触れるようなキスじゃない、啄むようにやよいの柔らかい唇を味わうように…徐々に強く、貪るように。
プロデューサーさんが嘘を言うような人じゃないのは知ってます。
でも、やっぱり私…不安だったんです。
我侭なんです、私の…子供っぽい、プロデューサーさんを困らせるだけの。
なのに…プロデューサーさんは、私の事を強く抱きしめて、キスしてくれました。
唇がぬるっとして、くすぐったいような…甘い、バニラの味のキスでした。
「…はあ…やよい…?」
「へへ…プロデューサーさん、…バニラの味がします……」
「…ふっ。なら、…やよいはチョコの味だな。……ほら…」
「…んっ…」
海に来る前、途中で寄ったパーキングエリアで食べたアイスクリーム。
俺がバニラで、やよいがチョコレート。
やよいの唇を味わえば、当然のように…仄かに香るチョコの味。
それは、やよいの唇を舐めるように舌を差し出せば更に広がり…やよいの口内に舌を向ければ、もっと…広がっていった。
ファースト・キスはレモン味って、誰かが言ってました。
でも、私のキスは…プロデューサーの、バニラの味でした。
それはとても甘い味で、甘酸っぱい味で、トクンって…心臓が大きく動く味でした。
プロデューサーさんの舌が、私の唇を舐めて、それがくすぐったくて口をあけようとしたら…その、舌が入ってきたんです。
やよいの味はチョコの味…そう思えてくるくらい、チョコの味がした。
思えば、やよいは口の周りをチョコ塗れになる勢いでアイスを食べていたから、ハンカチで拭いた程度では完全に拭いきれなかったのだろう。
…そんなやよいは、確かに子供かもしれないが、今…こうして俺に舌を口にいれられているやよいの顔は…とても、艶っぽいものだった。
目尻に涙を浮かべながら、ぎゅっと目を瞑り…俺にしがみつく、その表情も、仕草も…全てが俺を虜にする。
33 :
想い重なる時―(6/11):2008/09/09(火) 08:33:38 ID:DE721NMB
「……ん、…ほら…」
「…ふぁ…ぁ…」
目を瞑っていても判っちゃいます、プロデューサーが私の事をずっと見てくれている事が。
仕事の時にも似てる真剣な顔だけど、…今のプロデューサーは少し怖いけど…でも、私は平気です。
私の口の中に舌をいれて、私の歯を舐めながら…誘ってるんです、プロデューサーの舌が。
私は自分の舌を動かして、つん…ってプロデューサーの舌を突付きました。
…自分の舌を動かすのに、こんなに緊張したの…私、初めてです。
おずおずと、ぎこちない初々しい舌の動きだった。
やよいの歯茎や歯列を舐めながら、やよいに舌を出すように促してみたが…やよいは、それを察してくれたらしい。
まるで未知の物にでも触れるようなやよいの舌を、俺は…自分の舌で捕らえた。
びくっと、やよいの身体が震えるのが判ったが、柔らかいやよいの舌の感触を知ってしまうと、とても止められる物ではなかった。
「…んっ…は、…ん」
「…ひっ…ぁ、…ちゅ…」
プロデューサーの舌が、私の舌と絡まって…凄く、エッチな音が響いてきました。
少し苦しかったけど、プロデューサーは全然離してくれなくて、でも…嫌じゃなかったです。
溢れた唾が、顎に落ちて零れる感触にびくって身体が震えちゃって、プロデューサーの手が私の背中を撫でたら、もっと…びくって。
抱きしめたり、背中を撫でてくれるのとは全然違う手つきでした。
私の着てる服の上から、私の身体にそのまま触れちゃうような…そんな触り方。
きっと、ブラジャーのホックとかも、判っちゃう程強い触り方に、私はカアって、顔がすっごく熱くなった気がしました。
「…やよい」
「…はぁ…ん、はあ…ぷ、プロデューサー…?」
俺がやよいの背中を撫でれば、やよいは可愛く反応を示してくれた。
小さく身体を震わせながらも、大人しく俺に撫でられてくれる。
そして、長かったキスを終わらせ…やよいに呼びかける。
ぼんやりしながら目を開けると、真剣な顔で、優しく微笑んでくれるプロデューサーの顔がありました。
私の口と、プロデューサーの口にはキラキラ光る糸があって…それを見るだけで、また私はカアって、顔が熱くなっちゃいます。
プロデューサーは私の事を呼びながら、ゆっくりと私の身体を抱きしめて…私の目の前一杯に、プロデューサーが迫ってきます。
車のシートを後ろに倒しながら、抱きしめていたやよいの身体を寝かせてゆく。
やよいは俺の成されるがままに横になりながらも、俺の服をしっかりと掴んで離さない。
その仕草が可愛くて、俺はやよいの額に口付けを落とす。
俺の行動に驚いたやよいが小さく可愛い声を上げるのを聞きながら、俺は手を…やよいの胸元へと運んでいった。
ずっとプロデューサーが座ってた座席に、私は寝かされちゃいました。
自然とプロデューサーの温もりに包まれてる気がして、えへって笑っちゃったんだけど…おでこにキスされて、凄くびっくりでした。
私の胸に大きな手が触れて、くすぐったくて、熱くて…すっごく、変な気持ち…。
私に出来るのは、目を瞑る事って…あとはプロデューサーの言葉に、頷く事くらい。
34 :
想い重なる時―(7/11):2008/09/09(火) 08:34:34 ID:DE721NMB
「やよい、…上着…脱がすな?」
「…は、はい…」
「…」
やよいの上着の裾を掴んでたくし上げてゆくと、健康的な肌に…可愛いおへそが覗き、更に上げればチェック柄の、可愛い下着が目に入った。
…少し意外だと思ったのは、やよいに失礼だろうが…恐らく、やよいなりの…精一杯の、おしゃれだと思えば、その健気させに胸が熱くなる。
僅かに膨らんだやよいの胸、俺は右手で包み込むようにやよいの左胸へ触れ…トックン、トックンと…その大きな鼓動を感じた。
カアァァァって、今までで一番顔が赤くなって、熱くなってます。
プロデューサーさんに見られてる、チェック柄のブラジャーは…お母さんが選んでくれたもので、私には似合わないんじゃないかって…。
胸も小さいし、子供っぽいし…でも「やよいも、そろそろこういうお洒落も必要かしら?」って、選んでくれたんです。
心臓が凄く動いてて、プロデューサーさんの手が…その、私の胸に触ってるのが、信じられないけど…やっぱり、嬉しかったです。
嬉しさと、恥ずかしさ…押し潰されちゃいそうな私はずっと目を瞑ってる事しか出来なかったけど、急に…おへそに、変な感じが…。
「…ひゃあぁっ…!」
やよいの可愛い下着を脱がすのがもどかしくて、ずっとブラジャーの上からやよいの胸を揉んだ。
大きさはまだ充分ではないだろうけど、温かくて、嬉しくなる…そんなやよいの胸を、俺は楽しんでいた。
そんな中、ふと視線を落としたのは…やよいのお腹だった。
緊張しているのだろう、呼吸に合わせる様に…お腹が、おへそが動いている。
ふとした悪戯心に触発されて、俺は…やよいのおへそに舌を這わせた。
「…ん、やよい…」
「ぷ、ぷろでゅーさ…!?」
「…やよいのお腹、すべすべしてるな…」
「…ひゃん…!」
プロデューサーさんの舌が、私のおへそや…お腹を舐めると、私の身体が…びくって跳ねちゃいます。
ぞわぞわって、お腹から胸の方へ舌が動くと…体が、爪先まできゅっと硬くなって、自分じゃないような声が…漏れちゃいます。
プロデューサーさんが舐めた場所は、熱くて…直ぐに冷やりとするけど、また…思い出したように、熱くなる。
身体の奥がすっごく熱くて、私は何度も何度も、変な声をあげちゃって…その声を聞かれたくなくて、手で口を押さえようとした。
凄く衝撃的だった、やよいの…悲鳴にも似た、喘ぎ声。
俺がやよいの肌を舐め、愛撫して…吸い付く度にやよいは可愛い声を上げた。
今までに聞いてきたやよいの声とは、全然違う…新しいやよいを見つけたような、そう、俺だけのやよいの声。
その事実に興奮して、もっと聞きたいという欲求があって、やよいのブラジャーをたくしあげ、慎ましい乳房を露出させ、むしゃぶりつく。
「…なあ、やよい…」
声を抑えようと思っても、プロデューサーさんが私に何かをする度に…体の内側から溢れてしまう。
自分でも聞いたことが無い、新しい私…きっと、プロデューサーさんにしか聞かせない、そんな私の声。
必死に口に手を当てて、声を我慢しようと思っても…どうしようもなくて、ふっと目を開けたら、プロデューサーさんと…目が、合っちゃった。
35 :
想い重なる時―(8/11):2008/09/09(火) 08:35:15 ID:DE721NMB
「ふぁ、ぁあああっ…!!!」
舌で突付くと小さく、ぷるんと震えるやよいの乳房。
小さな果実のような乳首を舌で転がしながら、口に含もうとしたとき…不意に、視線を上げれば…やよいと目が、合った。
そしてやよいが上げる、これ以上無いくらい強烈な喘ぎ声。
俺がやよいの乳首を口に含み、吸い付いたからか…目があったからか、両方だからか。
兎に角俺は、やよいの目を離さず見詰めたまま…見せ付けるように、やよいの胸をむしゃぶり、愛していった。
…み、見てます…プロデューサーさんが、私を…!
あぁっ…私の小さい胸を、プロデューサーさんが舐めて…舌が、温かくて、くすぐったくて、切なくて。
恥ずかしいのに、でも私の目は…固まってしまったみたいに、プロデューサーさんの目から離れられなかった。
自分の身体が、自分の物じゃなくなったように、軽くて、フワフワしてます…。
なんでこんなに可愛いんだろう、この少女は…。
俺の舌に、愛撫に…その都度反応を示し、顔を真っ赤にさせながら喘いで、身体を震わせている。
少し前までは、国民的トップアイドルとしてファンの視線を一心に浴びていたやよい…。
そのやよいの、こんな姿を誰が想像できただろうか。
…でも、このやよいは…俺のだと、もう堪える事の出来ない想いが無限に湧き出てくる。
全てが嘘みたい、夢見たいな感じがします。
大きなステージで歌って、スポットライトを浴びて…大勢のファンの歓声、溢れる笑顔、私を呼ぶ大勢の声。
どれもが、かけがえのない大切な思い出だけど…私は今、それ以上に…大切なものを、見つけちゃいました。
「やよい…」
誰もが呼んで、叫んだその名前。
皆が呼んでくれた私の名前。
でも、今は俺だけが―…
今は、彼方だけが―…
「―っ…ぁああ゛っ…!!」
36 :
想い重なる時―(9/11):2008/09/09(火) 08:36:24 ID:DE721NMB
それはもう、悲鳴以外の何物でもなかった。
痛みに顔を歪め、俺の腕を必死になって掴むその強さは…何よりもやよいの苦しみを物語っている。
涙を溢れさせ、苦しみながらも…それでもやよいは、俺を望んでくれた。
全部が真っ赤に見えちゃうほど、すっごく…すっごく痛くて、苦しくて、私は我慢できずに声を、叫びをあげちゃいました。
身体の内側にめりこんでくる、熱くて熱くて、でも…私が望んだ、プロデューサーさんの…本気の思い。
私も辛かったけど、プロデューサーさんも…すっごく辛そうだった。
私を見下ろしながら、ずっと私の事を見てくれて…凄く嬉しかった。
「…く…ぁ…やよい…?」
「…っ…ぁ…あ、あ…」
充分に濡れているとは言い難かったし、何より…そのせまさは相当なものだった。
けれど、俺は我慢できなかった…耐えられなかった。
熱く滾った欲望を凝縮させたような、男の性器を…まだ幼いやよいの性器に挿入れる事が、どれ程罪深い事か…。
俺の腕の中で痛みに耐え、苦しみに悶えるやよいを…俺はただ、見守る事しか出来なかった。
身体が引き裂かれるって、きっと…こういう事を言うんだろうなって、本気で考えちゃった。
怖かったし、私の脚をプロデューサーさんが開く頃から…見ることも出来なかった。
だから、プロデューサーさんが何か言うのも聞こえなかったし…ただ、来るべき時を、私は一心に…待ってた。
私、高槻やよいは…プロデューサーさんの事が、大好きです、大好きで大好きで…彼方の事以外、もう何も考えられません。
言葉にするにはまだ難しい想いを、私はどうにかしてプロデューサーさんに伝えようとして…私は手を伸ばす。
「…ぷ、ぷろでゅー…さー…さん」
「…やよい?」
「…す…き、きす…して、下さい。私…へ、平気…です」
―一体何処で、こういう言葉を覚えてくるのだろう、と…我ながら冷静に思ったものだ。
今時多少の性知識はあっても不思議ではないだろうし、友達と…そういう話もするのかと思った。
けれど、俺の首に手を回し…苦しみながらも、俺とのキスを、精一杯の笑顔で交わすやよいを見て、思った。
…違う、と。
覚えてきたのではない、知っているのだ…感じているのだと。
俺の自惚れでもいい、俺がやよいを想っているように…やよいもまた、俺を想ってくれている。
その想いが、やよいにそう、言わせていると…そう、俺は思った。
プロデューサーさんは、いつも優しいです。
私の我侭も聞いてくれて、甘えさせてくれる…。
でも、時には…私に甘えてください、今私が居るのはプロデューサーさんのお陰ですから。
嬉しいんです、プロデューサーさんと一緒に居られる事が…その想いは、今…すっごく、強くなってます。
プロデューサーさんと出会ってから一年と少しが過ぎてますけど、…きっと、今この瞬間が、一番近い距離なんだなって。
まだ、一年…もう、一年も…不思議ですよね、時間て、どうしてなんだろう。
37 :
想い重なる時―(10/11):2008/09/09(火) 08:37:18 ID:DE721NMB
「…んっ…ふ…」
「…ひゃ…ぁ…あ…んっ…!」
徐々にやよいの顔つきが変わってゆくのが判って、矢張り安堵する自分が居る。
互いに繋がったまま、貪るようなキスを繰り返して、熱い吐息を吐き合い…肌を重ねてゆく。
―あの時、事務所の掃除をしていた幼い少女は、誰よりも大きな存在となって俺の傍にいてくれている。
そしてこれからも、俺はやよいの傍に居る、やよいと共に居る。
熱いです、全部が。
プロデューサーさんが、入っているのが判って…私の大切な場所も、プロデューサーさんの身体が触れている場所も。
全部、全部…熱くて、喜んでるんです、私が…心から、全部。
それでもまだ、私の中から…熱いものが込み上げてきます。
もっと、もっと…プロデューサーさん、彼方と一緒になりたいっていう、私の想い…判って、くれますよね?
こみ上げる何かが迫ってくるのが、もうはっきりと判った。
抑えきれない、俺は何もかも…抑えきれずに、やよいに向けてしまう。
やよいは、俺を捕らえて離さない…きつくて、熱くて、気を飛ばしてしまいそうな程。
受け止めてくれるか?俺の想い、やよいなら…受け止められるって、思っていいよな…。
「…やよい…!」
「プロデューサーさん…!」
私は忘れない、彼方がくれた…この熱い想いを。
俺は忘れない、やよいが受け止めてくれた、熱い想いを。
38 :
想い重なる時―(11/11):2008/09/09(火) 08:38:04 ID:DE721NMB
「……えーと」
「……えぇぇ…!」
何だったんだろうと思わずにはいられない、今の風景。
俺は慌てたように周囲を見渡せど、当然…そこに居る筈は無い。
い、今のは何だったんでしょうか…!
私はキョロキョロと周りを見るけど、やっぱり…居る訳ないです。
此処は俺の家、ベッドの上。
そもそも、昨夜寝た時だって一人だった。
ここは私の家で、お布団の中です。
お父さんとお母さん、弟や妹たちにおやすみなさいして、私はお布団に入ったんです。
「…えらく、生々しかったな…」
「す、凄いドキドキします…!」
夢と一言で片付けるには生々しすぎて、ぞくりと身体が震えてしまう。
ふと自分の身体に触れれば、何故か…温かかった。
私は恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら、どうしていいか判らなくなっちゃいます。
でも…何故か判るんです、この温かい感触が何なのか。
「…嗚呼、あと…」
「も、もうすぐです…」
―。
――。
―――。
それは夢か幻か、はたまた、正夢、予知夢か。
強く想い合う心は、時に常識を越えた邂逅を果たして重なり合うのかもしれない。
高槻やよいのラストコンサートまで、後――――……
完
39 :
想い重なる時―(あとがき):2008/09/09(火) 08:40:18 ID:DE721NMB
…難しいですね、色々と。
文章の区切りとか、長さとか。
言い訳にならないけど、此処では初投稿。
そもそも掲示板式に投稿するのも初…
嗚呼、皆様の反応が怖いと絶賛後悔中!(脱兎
文章読みづらいけど、インスピレーションで書くのがワタクシの流儀なんで…!(また脱兎
逃げる前にとりあえずsageましょうぜ旦那w
あと、確か「やよい→P」は「さん」は不要だった気がする。
乙です、ロリキャラ視点は確かに難しいと思う。
やよしヽGJ
>>39 逃がさん!GJを喰らえいッ!
視点交錯とはハイレベルな技を。でも良くできてた。センテンスが短いから慣れ易く、そう
なれば読んでいて苦労しなかった。
オチつうか仕掛けも俺好みだぜ。
キャラの言葉遣いはアイマスに限らず、入れ込んでる人ほど違和感を感じるのでご注意
くださいまし。俺も「さん付け」が気になった。
また来てくれ。
そして小鳥さん!
もう何日か待ってくださいorz
>>39 やよいの視点で書くのって一番難しいような気がするんですが、自然な展開でスゲーと思いました。
想像力を掻き立てられるような描写も良かったです。
視点の切り替わりが頻繁で、落ち着く前に次に移ってるような印象を受けましたが、これはこれでw
ともあれGJ!! 初投稿でこれなら今後にwktkせざるを得ないですね
あっ……鳥外し忘れた。穴掘って埋まりたいorz
>>45 ついにも何も前から匂わせまくりだったじゃないか。
小鳥「でも頑張ります。いつか、自分を好きになれるように……」
社長「……(……音無君はたしか2○歳だったはずだな……)」
P「……(いつか……。三十路でアイドル目指す気かこの人……)」
小鳥「……(やらかした……この空気はやらかした……)」
小鳥「そ、そんなことより、仕事に戻りましょうよ!」
社長「お、音無君の言う通りだな! さ、今日も一日張り切ってくれたまえ!」
P「は、はい、では営業に行ってきます! ほら美希、行くぞ!」
美希「ていうかぴよちゃん、今28歳じゃん。いつかって、そんなこと言ってたら三十路になって、煮ても焼いても食べられなくなっちゃうよ? いいの?」
社長「……」
P「……」
小鳥「……」
美希「あれ、どうしたの? なんで皆黙っちゃうの? 美希、何か変なこと言った?」
小鳥「だんだんババア?」
小鳥「まだ慌てるような時間じゃない」
ID:OLん時に「昔とったなんとやらだな」って社長MCしてたもんな
アイドルじゃないかもしれんが、歌ってた過去あると
ああ小鳥さん、ベッドの上で鳴いたのは数えないっスよ
マジで皆さん今日中の投下しないんでしょうか・・・?
初投稿でちょっと投稿しづらいし、
そろそろ寝ないと4時間後には副業(夜勤)に出勤しなきゃいけないんですが・・・。
50 :
42:2008/09/09(火) 17:23:02 ID:h9kqRXd+
>>49 祭のときはなにひとつ気にしてはいかんw
俺なんか今ホントに書いてるが、ホントに完成するかどうかが微妙なんだorz
むしろ先に投下しておいたほうがいいよ。神作品のあととかもっとやりづらいはずだ。
俺に構わずいけええええッ!
エロ抜き純愛ものでなんとか9割8分は書き上げたけど、推敲しないとなぁ・・・
だから明日以降になるし、ここに投下するかも不明
なんというチキンレース
小鳥なだけに
えと、初投稿どころかこういうもの自体(非エロ含めて)初です。
校正はしたつもりですが、誤字脱字等は初心者の免罪符を使わせて下さい。
まあ、露払いにはこれぐらいでいいんじゃないかと勝手に思っておきます。
※注意書き※
・小鳥さんものですが、非処女の上、微妙に痴女です。
・設定上プロデューサー複数制です(複数人数プレイではありません)。
・着衣(衣装)プレイです。
・中田氏です。
・最後は小鳥さん幸せかも?です。
・律子が微妙に黒いです。
「ふゎぁー」
自分のデスクのPCモニターに向かって小鳥は思わず可愛らしい欠伸を漏らした。
暖かい日差しが差し込む午後のひととき。先程のランチで満足した食欲は、副交感神経を刺激し、睡眠欲に変わっていた。
「小鳥さん、眠そうですねぇ。またネットに粘着して夜更かししてたんじゃないんですか?」
「ま、まさかぁー」
隣で書類整理を手伝っている律子に図星を突かれて内心焦る。
「あらかた終わっちゃいましたね。いつもは嫌になるくらいあるのに」
最後の書類をファイルに綴じながら律子が言った。
普段なら請求書やら見積書やら社長やプロデューサーたちによって溜め込まれた領収書、
その他様々な書類が山積しているところだが、今日は比較的少なかった。手伝ってもらうほどでもなかったが、事務所に来たもののレッスンも仕事もなく、暇をもてあそんでいた律子に手伝ってもらうとあっという間になくなってしまった。
「うーん、このままだと本格的に睡魔に負けてしまうわ…そうだ!」
「?」
お茶でも入れてこようかと半立ちになった律子は怪訝そうに小鳥を見る。
「私、上の倉庫の整理してきます。だから律子さん、お留守番お願いできるかしら?」
「いいですけど、私も手伝いましょうか?」
「ううん、事務所に誰も居なくなるとお客さまが来たり、電話が来たりしたら困るから」
「そうですか?んーじゃあわかりました」
そう言って事務所を出て行く小鳥を見送ると律子はパソコン−事務所のではなく、自分のノートパソコンを取り出し立ち上げた。
倉庫はオフィスの上のフロアにある。このフロアにはレッスンルームなどもある。しかし今日はプロデューサー達やアイドル達も営業やら学校やらオフやらで、このフロアにいるのは小鳥だけである。
「えーとこの衣装はクリーニングに出したほうがいいわね。この箱はこっちに仕舞って、と」
この倉庫には衣装とアクセサリーが仕舞ってある。所狭しとラックや衣装掛けに衣装やらアクセサリー、着ぐるみも置いてある。
「ふぅ、あんまり散らかってなかったわね。あら?」
「おっはようーございまーす」
「あ、おはようございます」
聞きなれた声に律子は視線を上げ、ノートパソコンを閉じた。
「今日オフじゃありませんでしたっけ?」
「ええ、そうなんですけど。衣装で気になることがあったんで、ちょっと」
入ってきたのは双海亜美・真美姉妹担当のプロデューサーである。
「あれ、小鳥さんは?」
「上の倉庫でお片づけしてますよ」
「丁度よかった。小鳥さんにも手伝ってもらおうかな。あ、これ差し入れです」
「これ、春香ちゃんのデビューしたときの衣装よね。懐かしいわぁ」
小鳥が手にしたのは通称「ゴシックプリンセス」タイプと呼んでいる、黒と白を基調としたステージ衣装である。
春香がデビューした頃にあつらえたもので、当時営業やライブで頻繁に使用していた。今の担当プロデューサーはチアガールだのメイド服だの、スクール水着だの…なんだかソーユーのがお好みらしく、最近ではあまり活躍の場がないようだが…。
「あの頃は衣装もアクセサリーもあんまりなくて、プロデューサーさんもやりくりに頭を抱えてたっけ」
そのうち仕事も増え、予算も付き、所属するアイドルも徐々に増え…いつのまにかフロアの半分を使用した倉庫を埋めるほどになっていた。
「んー」
衣装を眺めているうちに、小鳥の中に欲求が湧いてきた。
「着ちゃ、駄目かしら…」
きょろきょろあたりを見渡す。当然小鳥しかいない倉庫内は衣装と段ボール箱しか見当たらない。
今日の営業で必要なものは午前中に各プロデューサーが既に持ち出している。帰ってくるのは確か夜になってからのはずだ。下のフロアには他の事務員たちがいるが、まあ来ることはないだろう。
「うふふ、こんなチャンスは滅多にないわ。春香ちゃんごめんね。
音無小鳥、アイドルに変身しちゃいまーす!」
そう言うと鼻歌を歌いながら服を脱いでいく。ブラウスのボタンを外すとたわわな双丘とそれを包むレースをあしらった黒のブラが露わになる。
黒のタイトスカートを脱ぐとブラとお揃いのショーツも現れる。通販で買ったものだが気に入ったデザインで、本人としては気合の一品なのだが…それを鑑賞する彼氏はいない。
ラックにきれいに畳んで置くと、衣装のほうに取り掛かる。
「んー、春香ちゃんのじゃきつかったかしら…ブラの肩紐見えちゃってるけど、まあ誰かに見せるわけじゃないから、いいわね」
近くにあった姿見の前でくるりと回ってみせる。
「自分で言うのもあれだけど、なかなかイケてるんじゃないかしら
音無小鳥、16歳です。イエイ!
…って、何やってんだか」
ため息をついたとき姿見の端のほうにあるものが映っていることに気が付いた
「うっひゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そこには見慣れた顔が映っていた。
「ぷぷぷぷプロデューサーさん!!」
「いやあ、よくお似合いですよ小鳥さん。むしりとった衣笠、じゃなかった昔とった杵柄といいますか。
ルックス抜群、スタイル抜群。もう16歳でも十分通用しますよ。こう、ねえ、歌も上手だし、ダンスもバッチシだし、今すぐデビューしませんか?もう、すぐにランクA、いや即ランクS入りですよ。どうですかマジな話。いやあ是非私にプロデュースさせて欲しいなあ」
ラックの陰に隠れていたプロデューサーは小鳥の正面に立つと一気にまくし立てる。
「…からいたんですか?」
「 はいぃぃぃぃぃぃ!?」
2オクターブぐらいプロデューサーの声が上がる。
「いつからいたんですか?」
先ほどからうつむいたままの小鳥の表情をプロデューサーは確認できない。
「いや、えーと、それはですね、まあ、そのぉー
『音無小鳥、アイドルに変身しちゃいまーす!』あたりから」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
倉庫内に絶叫がこだまする。
「それって最初っからじゃないですか!!」
「いや、すみません、声を掛けようとしたんですが、なんかノリノリだったんで掛けづらくて、つい」
「…ということは…わ、わわわわわわわたしのししししししししたぎすがたもももも」
「すみません、拝見しました」
もはや表記不可能な魂からの絶叫が倉庫埋め尽くした。
「あ、あのう、いあ、あまりにも美しさに見とれてしまい、視線を逸らすことも目をつむることもできなくて、あのその」
完全に血の気の引いた顔のプロデューサーがしろどもどろで言い訳じみたことを言うが、小鳥の耳には入っていない。
「責任とってもらいます」
「へ?」
責任といわれてすぐに思いついたのは『懲戒解雇』の文字だった。
小鳥も小鳥だが、状況はあまりにもプロデューサの不利である。うまくいって依願退職、下手をすれば警察に突き出されてもおかしくない。
『有名事務所プロデューサー女性事務員の着替え覗いて逮捕!』
『アイドルプロデューサー真昼の痴態』
そんなスポーツ紙の見出しまで思い浮かべてくる。
『ああ、亜美、真美、ごめんな。兄ちゃんのスケベ心でお前たちをトップアイドルにしてやれなくて…』
はっと我に返ったとき、小鳥の顔は文字通り彼の鼻先あった。次の瞬間には唇に柔らかい感触を感じていた。
…えーと、まず状況を確認しよう。今日は自分はオフだったけど亜美たちのアクセサリーで確認したいことがあって、
んで事務所に出社して衣装倉庫に入ったら、小鳥さんが生着替え中で、こっそり覗いてたら見つかっちゃって、それで小鳥さんに責任を取れといわれて、で気付いたら唇と唇がくっついている、と。
はい?
これって小鳥さんとキスしているんだよね?
…なんで?
どして?
何秒、いや何分経ったのか、小鳥の方から唇を離す。よく見れば顔と言わず,首から指の先まで真っ赤に染まっている。
「あ、あの小鳥さん、これが『責任をとる』っていうこと?」
コクコクとうなずく小鳥を見て彼はさらに混乱した。
が、すぐに考えることを放棄した。これが夢であろうと幻覚であろうと妄想であろうと、醒めてしまえば過酷な現実が待っている。
ならば最後まで愉しんでしまえ。そう結論付けたのである。
「じゃあ…もっと『責任』とってもいいですか?」
小鳥が小さくうなずくのを見ると彼は彼女のおとがいに指を添え、右腕を腰にまわす。
「ん…」
ぎゅっと目をつぶる彼女の体をやさしく、ゆっくりと引き寄せ体を密着させると、今度は彼から唇を重ねる。
しばらく彼女の唇の柔らかさを堪能すると、舌を少し差し出し彼女の唇をツンツン、と
する。僅かに空いた隙間に自分の舌を滑り込ませると彼女の舌に絡ませる。
小鳥もそれに激しく答える。
彼は後ろにまわした左手で背中を、右手で臀部をさすっていく。
しばらく感触を愉しむと、彼は右手を小鳥の乳房に添える。
「ん…はぁ…」
「はぁ…小鳥さんの胸…おっきくて、やわらかい…」
乳房の下から支えるように優しくなでる。そして徐々に揉んでいく。
「見せて、もらってもいいですか?」
小鳥がうなずくのを見ると左手で上がりきっていない背中のファスナーを下げて、衣装のストラップを外す。
「やっぱり春香ちゃんの衣装じゃ胸、きつかったんじゃないですか?」
そういいながら衣装の胸の部分だけ引き下げた。
「きれい…」
そう言いながら彼はしばらく見入ってしまう。
「嫌、恥ずかしい…」
そう言って彼女は身をよじろうとする。が、彼に阻止される。
「駄目です。よく見させて下さい」
彼はブラの上からなぞる様に乳房を撫でる。
「大人の女性の下着姿って何でこう、いいんでしょうね…本当にきれいです」
ブラの上から両手で小鳥の乳房を優しく揉んでいく。しかし肝心なところは触れないように…
「あ…んん…はぁん…」
「柔らかい…直接見ていいですか…」
小鳥の返事を確認せず、キスをしながらブラのホックを外す。ゆっくりブラを外すと綺麗な双丘とピンク色の控えめな乳輪、そして生意気そうに主張している乳首が露わになる。
「はぁ…」
ため息をつくしかない光景だ。
「…あの、がっかりしました…」
「え…?な、何言ってるんですか!そのあんまりにも綺麗なんで、もう…」
「そんなに見ないで下さい…恥ずかしいです」
「じゃあ、もっと恥ずかしくしちゃいますよ」
そう言うと彼は再び乳房を揉んでいく。ブラ越しでも柔らかかったが、直接だと至極のさわり心地だ。同時に左手で彼女の臀部も揉む。
「ふぅ…はぁ…ああぁん…」
「小鳥さん、気持ちいいですか?」
コクンとうなずくが、しかし少し不満そうな目を彼に向けた。
「ここ、触って欲しいんですか?」
いたずらっぽく笑って小鳥を見た。今まで彼はわざと乳輪から内側を触っていなかった。
言わなくてもわかってるくせに!といわんばかりの表情を見せる小鳥に満足した彼は、いきなり彼女の乳首に吸い付いた。
「−!」
いきなりの快感に小鳥は声にならない歓喜の叫びをあげる。もう壁に寄りかかることもできずにへたり込む。
じらすつもりであえて触るのを我慢していたが、彼も我慢の限界だった。
右手で彼女の左の乳房を、右は口唇で激しく揉みしだく。しばらくすると交代していく。
しばらく繰り返すと彼は口唇と舌だけで乳房を揉んでいく。まるでフェラチオをするように乳房と乳首をもてあそぶ。
激しい快感に声も出せずに小鳥は激しく息をつき、快楽に身を委ねる。
そして彼は空いた手を徐々に下に移していく。口も段々と周りに散らしていく。
「ああ!」
太もも撫で回していた彼の手がついに小鳥の大切なところを布越しに触れた瞬間、大きく震えた。
「すごく、濡れてますよ。何もしていないのに…」
「うう…こんなにしてされたら、こうなっちゃいますよ…」
「でも、ここには、何もしてませんよ」
「んー…」
彼は小鳥の耳元に口を近づけた。
「ス・ケ・ベ」
そして小鳥の耳を舐める。
ささやきか舐められた事にか、身悶える。
「下着、脱がしますよ」
彼がするっとショーツを脱がすと香しい女の匂いが鼻腔を刺激する。
「珍しくストッキングだと思ったらパンストじゃなくて腿留めストッキングなんですね。ガーターベルトじゃないのは残念ですが…」
そっと両膝を開けると彼は小鳥の秘部に口付けた。
「いや、んん…」
ぴちゃぴちゃと、いやらしい音が室内に響く。彼も小鳥の淫香で理性が半ば飛んでいる。テクもへったくりもなく、ただ欲望のまま無心に秘部を舐め続ける。
それが小鳥を更なる快感の渦へ放り込む。
「んー、あ、あ、あーいああ!」
ひときわ大きくのけぞった。
「大丈夫ですか?」
「…うん」
潤んだ瞳で小鳥はうなずいた。
「かわいい」
彼は軽く口付けると、ぎゅっと抱きしめて優しく小鳥の頭を撫でた。
「そろそろ、続けてもいいですか?」
小鳥の息が整うのを待って切り出した。
「はい…」
小さくうなずいて衣装を脱ごうとした小鳥を彼は制止した。
「でも、衣装汚しちゃ…」
「どうせ今担当はこの衣装使ってませんし、クリーニングに出せば大丈夫ですよ」
「そうですね。でもなんだか春香ちゃんに申し訳なくて」
「私のお願いでも?」
「え?」
「アイドルの小鳥さんを見たいんですよ」
また真っ赤になってうつむいた。
「かわいいよ」
そんな小鳥に口付ける。
「横になって下さい」
「ん、あ、待って下さい」
ズボンを脱ごうとする彼の手を押さえてひざまづく。
「私にも、させて下さい」
そういうと手早く彼のズボンを脱がす。
「すごく、おっきいですね…プロデューサーさんの…」
そう言うと布越しにハムっと咥える。上目遣いで自分の顔を見ながらされて彼もたまらない。段々と息が荒くなる。
早く直接舐めて欲しい。
「ふふふ…直接シテ欲しいですか?いいですよ」
下着を引き下ろすと、彼の幹を舐めまわす。が、しかし分かってるかのようにポイントを微妙に外す。
「こ、小鳥さん…」
「なんれすかープロデューサーさん。気持ち良くなんですか?」
「いや、そうじゃないんです…」
「ふふふ…わかってますよ。でも、さっきプロデューサーさんが意地悪したお返しです」
妖しい光を帯びた瞳でプロデューサーを見上げる。
「お願いです、小鳥さん」
「なんれすかー?」
「もっと、お願いします。」
「んふふ、いいですよ」
というや否や、一気に彼の幹を飲み込んだ。
「くっ…ん…」
激しいピストン運動に思わず声が漏れる。あまりの激しさにもう絶頂感が沸き立ってくる。
「こ、小鳥さん、ちょ、まって、いいっちゃ…あ!」
「んんんー、ん!」
我慢できずにそのまま口に発射してしまった。
「チュウ、チュ、んーくはっ。んふふ、飲んじゃった。プロデューサーさんのって、すっごく濃いんですね。美味しいです」
「そ、そうですか…はは」
今度はプロデューサーがへたり込んでしまった。最近忙しくて、家に帰ってもすぐバタンと寝てしまい、この数日間自分でもしてなかった。しかし、それにしても…
「ふふふ、プロデューサーさんの、また元気になりましたね。私が上に」
「わ、ちょ、ちょっと待って。小鳥さん、スキン!ゴム!コンドーム!サガミオリ」
「いいんですよ、プロデューサーさんなら。中でイって下さいね。ん!」
彼にまたがると、濡れぼそった秘部に当てがい一気に挿しこむ。
「ああん!ぷ、プロデューサーさんの、おっきくて、熱いぃぃぃぃぃ!」
「こ、小鳥さんの中も熱いですよ。すっごく、気持ちいいよ!」
彼の上で激しく跳ね回る小鳥の動きにあわせるよう腰を動かす。両手は小鳥の乳房を揉みしだく。
「ぷ、プロデューサーさん、ああん!い、いっちゃう!」
「い、いっちゃって!僕も! ああ!」
その瞬間、小鳥の中に熱い塊が飛び出していく。
彼自身も信じられないくらい長い射精感の間、二人とも固まってしまった。小鳥も絶頂感に全身酔いしれている。
永遠かと思えた射精が終わると、小鳥はぱたっとプロデューサーに倒れこむ。二人とも息が上がって、しゃべることもできない。
ざわ・・・
「ふふふ、私の膣内、プロデューサーさんので一杯…」
しばらくして小鳥が口を開いた。
「いや、そのなんかすみません」
「どうしてですか?」
怪訝そうな顔を向けた。
「その、早さ的に」
「そんなことありませんよ。あ、また大きくなってきたぁ」
すると彼は上半身を起こした。
「今度は私の番ですよ」
「小鳥さん」
何回目の行為の後、さすがにもう二人ともくたくたになって抱き合いながら床に横になっていた。
「なん、でしょうか?」
「さっき、責任を取って、て言ったじゃないですか。それって…」
「それって?」
「あの、それって警察に突き出すとか、プロデューサーを辞めるとかじゃ…」
「ふふふ、そんなこと考えてたんですか?違いますよ」
いたずらっぽく小鳥は笑った。
「だって、私の裸見ちゃったじゃないですか。これじゃお嫁にいけないです。だからプロデューサーさんが責任とって私と結婚して下さい」
「ああ、そうい
ええええええええええええええええええええええ!」
「嫌ですか?」
「嫌などころか土下座してでもこちらからお願いしたいくらいでってそーじゃなくて」
「?」
「その、プロセスというか、手順というか、あの、小鳥さん」
「はい」
「あの、私と結婚して下さい」
「はい!こちらこそお願いします。ところでプロデューサーさん」
すっと耳元に口を近づける。
「アイドルの私ってどうでした?」
「…すっごく気持ちよかったです…」
「ス・ケ・ベ」
そういうと小鳥は彼の耳にキスをした。
「ただいまー。あれ、律子いたのか?」
「ああ、お帰りなさい」
事務所に入ってきた男に顔を向ける。千早担当でありチーフのプロデューサーである。
「何見てるんだ?もしかしてエロ動画か?おい」
「ええ、かなりのハード系の」
眺めていたノートパソコンの画面をチーフに向けた。
「ちょ、おま、こ、こりゃおい」
「いや、自分でもこんなの撮るつもりはなかったんですけどね」
眼鏡を外すとレンズを磨き始めた。
「ほら、小鳥さんの趣味もちとアレになってきたし、ここでお灸をしとかないと仕事にこれ以上差し障りが出ると思って。
小鳥さんの生着替えとアイドルの衣装着て恥ずかしいことしているところが撮れればいいかなーと思って」
「恥ずかしすぎるだろ、これ。撮られるほうも見るほうも」
「PCは自分のですけど他の機材は小鳥さんのですから。あ、何重にもプロテクトかけてますから外部に洩れる心配はありませんよ」
「いやぁ、そっちは心配してないよ。ただそっちの嬢ちゃん達がな…」
チーフは律子の隣で完全にフリーズしている春香と真を見やった。
「ああ、性教育です」
「おいおい」
眼鏡を掛けなおすとパソコンを戻した。
「いい加減こっちの二人も進展したほうがいいでしょう。まあ刺激になれば」
「…核兵器並みの刺激じゃねーのか、そりゃ」
はあ、とため息を吐くと頭をかいた。
「何企んでるか知らんが、うちの千早には何もしないでくれよ」
「わかってますって」
そういうと律子はウインクで返答する。
やれやれと言うと彼は再び出て行った。
外から暖かい日差しが差し込んでいた。
以上です。
改めて見るとエロ部分の描写が淡白かなっと思いました。
制作期間は(1)〜(3)が4ヶ月、(4)以降は12時間なのでまあ、当然といえば当然ですが・・・
今後また投稿させていただけるときはもっと濃厚にしたいと思います。
では夜勤に行ってきます。
睡眠不足で逝ってくるの方にならないよう気をつけてきます。
GJGJ!!!
律子黒いと言うか策士な感じだねwちょっとやさぐれてれぅのかなw
いいセンスだ
GJww
なんか清清しい生臭さだなww
やばい・・・間に合わんかも・・・
でも1時には・・・きっと1時までには・・・
ええ、どうもー。
“想い重なる時―”で、やよいからのPへの呼称をドンミスするという、
取り返しのつかない大馬鹿をやった者です!(脱兎 ← これを仮HNにすべきか?
さて、今回はKYではなく、空気を読んで!?小鳥さんです!
エロ成分は極めて薄め、更に3時間弱で書いたので内容も薄め!
でも気にしない!何故なら
書 き た か っ た か ら 書 い た ん だ !
ではどーぞ…(そして脱兎!
「寄り道すんじゃねえぞー」
その日のレッスンを終えて帰路につくアイドル候補生達を見送る。
黄色い笑い声を口々に響かせながら、此方に手を振ってくれる様子には俺も、手を振って応じる。
彼女たちはまだ俺が受け持って日が浅い、中々輝く物を持っていそうだが…判断は難しい。
「さ、残りの仕事を片付けますか」
今日も恒例となった残業に取り掛かる。
候補生たちが居る間はまず付きっ切りで指導しているので、どうしても事務関連は後回しになってしまう。
確かに残業ばかりの日々は滅入るがこれが俺のやり方だから、こんなのは今更だった。
デスクに向かい山積みになった書類にざっと目を通していると、ふと、俺のではないのが混ざっているのに気付く。
「…これは、小鳥さんのか?」
数多の書類に紛れて見つかった書類、サインを見れば小鳥さんので、恐らく何かの手違いで紛れ込んだのだろう。
思えば俺の所属する765プロも大きくなったもので、それだけ仕事も増える。
だから昔では考えられなかったこういう些細やミスも出てくるものだろう、目くじらを立てる事ではない。
俺のデスクから小鳥さんのデスクは近くは無いが見える位置にある、が、肝心の小鳥さんは居なかった。
いい加減よい時間なのでもう帰ったのかと思うのだが、よくよく見れば小鳥さんの荷物らしいのが見える。
…どうやら、小鳥さんも残業らしいと踏めば、書類を届けるべく俺は立ち上がる。
「…机に置けばいいんだろうけどな」
自分だってまだ仕事は残っているのだから、正直…こんな事をしている暇ではない。
けれど、直接小鳥さんに届けたかったんだ、俺は。
都心の一等地に立てられた高層ビル、その全てが765プロの事務所ではないものの、規模は相当な物だ。
昔のように安物賃貸のビルとは違うが、探すと決めた以上、一つ一つ回って探すしかない。
そして会議室の明かりが点いている事に気付いた時、俺は思わず脚を止めた。
「…これは」
会議室から何かが聞こえた。
一瞬空耳かと思ったが直ぐに違うと判る。
聞き間違う筈が無い、俺の耳に届くのは―…歌だった。
ちゃんとした歌ではなく、ハミングのような…軽い調子で口ずさむ歌だが、俺にはそれが何かはっきりと判る。
そして同時に、会議室に居るのが小鳥さんであると直感した。
「小鳥さん、居るんですか?」
軽くドアをノックすると、向こうから声が聞こえる。
矢張り小鳥さんだった。
「今夜も残業ですか?」
「小鳥さんもね」
会議室のドアを開けて出迎えてくれた小鳥さんと交わす他愛の無い遣り取り、直後にクスリと響く二人分の笑い声。
俺は会議室に入りながら小鳥さんに紛れていた書類を手渡す。
小鳥さんも書類が足りないのは気付いていたらしく、俺の所にあったことに驚きながらも御礼を言ってくれた。
「あの娘ね、まったくしっかりして欲しいわ」
最近事務の雑用を始めた社員の娘の愚痴を零す小鳥さんだが、怒っているというより、仕方ないという感じだった。
俺もそれに同意しながら笑い、暫く笑った後…小鳥さんに言った。
「さっきの歌、小鳥さんの歌ですよね」
俺の言葉に小鳥さんが驚き、目を丸くして俺を見詰める。
なんで?と、凄く意外そうな顔だった。
小鳥さんが元アイドルだという事を、今765プロに居る人がどれだけ知っているだろうか。
驚いたまま固まった小鳥さんに笑いかけながら、俺は先程小鳥さんが口ずさんでいた歌を歌う。
本格的なアイドルの歌なので、男の俺が歌うのは凄く変だが…それでも、ちゃんと歌える自信はあった。
そしてそれは何より、余計に驚き、呆然とした小鳥さんの顔を見れば実証されたと言える。
「…な、なんで?そりゃ、知ってても…」
小鳥さんは未だに驚いたまま、頭が巧く回らないのか…混乱したような面持ちだった。
俺は小鳥さんを会議室の手頃な椅子に座らせながら口を開く。
「確かに俺と小鳥さんは付き合い長いですね、まだ765プロが弱小プロだった頃からですし」
「え、は、はい…」
「でも、それで知ったんじゃないんです。俺は最初から知ってました」
小鳥さんは俺が765プロに入る前、まだ765プロが立ち上げられた時…最初にデビューしたアイドルだった。
当時は765プロは文字通り“ヒヨコ”同然で、そんなプロダクションからデビューした新人アイドルが日の目を見る事は無かった。
小鳥さんがアイドルだったのは、ほんの数ヶ月…ランクで言えばFかEそこらで、他の星の数ほどいるアイドル同様―
マイナーアイドルのままその活動に幕を下ろした。
「…私は…」
そして小鳥さんがアイドルだったという事実は埋もれ、忘れ去れて…今に至る。
小鳥さんは765プロの事務員で、きっと周囲の認識もそれ以上も無くそれ以下でもない。
でも、俺にとっては違った。
「俺はね、小鳥さん。
最初に高木社長にプロデューサーにならないかってスカウトされた時、
765プロだって聞いて、真っ先に小鳥さんの事を思い浮かべました。
俺、小鳥さんのファンだったんです。
小さなライブハウスだったけど、ライブにだって何度も行ったんです。
CDだって持ってますし、だから、さっきみたいに歌えたんです」
小鳥さんがアイドルだった当事はまだ俺はちょろ甘の学生だった。
ファンだったアイドルが急に姿を見せなくなったのは、ショックだったのを覚えている。
でもそれが何の縁か、高木社長に見出された。
765プロなら…引退した小鳥さんに会えるかと思った。
俺にとってはデビューを待つアイドル候補生達なんか、二の次だったんだ。
「…そう、だったんですか」
小鳥さんは俺の言葉を聞いて、少しだけ納得したようだった。
でも、小鳥さんの表情は暗くて…それが俺には少し辛かった。
「ええ、俺…小鳥さんの歌が大好きでした。
小鳥さんのライブ見て、何度も元気を貰いました」
俺は当事の情熱を思い出すように、言葉にも熱っぽくなってしまう。
そんな俺の言葉に、小鳥さんが零した笑みは何処か自嘲的で、痛々しかった。
「…でも、そんな私が事務員で…さぞガッカリしたでしょう?」
「とんでもない!」
「え…?」
小鳥さんの気持ちも判らなくは無い…。
マイナーとはいってもアイドルデビューした女性が、花咲かせず…事務員に落ちぶれていたと。
だが、そんな小鳥さんの言葉を、俺は全力で否定した。
「小鳥さん、俺がまだ…前も後ろも判らない新米プロデューサーとして入社した時、
最初に事務所で俺と会ったとき…小鳥さん、何て言ったか覚えてますか?」
「…ええと…」
「俺は覚えてます。忘れるわけありません。
小鳥さんは溢れんばかりの笑顔で、一緒に頑張りましょうって、俺にエールをくれたんです。
…忘れてしまいましたか?
小鳥さんライブの時にも、言ってましたよね」
「…!」
俺は相当熱が入っていた。
正直…アイドル候補生達を指導するときですら、見せないほどの熱意で。
俺の言葉に小鳥さんは両手を口にあて、はっとなったような顔を見せる。
―思い出してくれたようだ。
「狭いライブハウスでしたけど、小鳥さんは元気一杯で…。
ライブを始めるときに何時も言ってたじゃないですか」
「……“私もまだ、デビューしたてだけど…一緒に、頑張ろう…”…」
「そうです。ファンと一緒に、歌って、盛り上がって…俺、凄く大好きでした」
「ああ…」
小鳥さんは両手で顔を覆って、小さな声を零して、涙ぐんでしまった。
俺も心なしか、目が…熱い。
今まで小鳥さんと一緒に仕事してきたけど…この事を今まで話したことは一切無かった。
小鳥さんは自分がアイドルだったことを、忘れてしまったような気がしていて…。
話が出来る雰囲気じゃなかった。
でも、さっき…自分の歌を口ずさんでいる小鳥さんを見て、黙ってる事は出来なかった。
「さっき小鳥さんが口ずさんでるの聞いて…俺、嬉しかったです。
何年ぶりか、小鳥さんの歌が…聞けて」
「…私は、その…。
アイドルだった事は、忘れたんです。
でも不意に、口ずさんでしまうんです…。
意識しなくても、出てしまう。
…安心してたのかもしれません。
今時の子なんか、私の歌なんか知りませんし…。
私がアイドルだったなんて、思いも寄らないでしょう。
私が口ずさんでる歌だって、それ昔の歌ですか?って…。
そう聞かれた事も何度もあります」
嗚咽を押し殺したような小鳥さんの言葉に、俺は胸が苦しくなる。
きっとアイドル時代から、色々苦労していたんだろうが…これもその欠片でしかないのだろう。
忘れてしまいたいほど、忘れられてしまう程昔の事だ言い聞かせていたんだ。
自分は忘れ去られた存在だって言い聞かせながらも、口ずさんでしまう程に。
「小鳥さん、俺…」
「…凄いですよね」
「…え?」
そんな時、不意に顔を上げた小鳥さんが俺を見た。
薄っすらと涙を浮かべた瞳、紅潮した頬に、切なく歪んだ顔…ドキリと、心臓を鷲づかみにされた気がした。
「あんな小さかったこのプロダクションを、こんなに大きくしたんですから。
高木社長も絶賛していましたよ?
何人もトップアイドルを育て上げて…彼方に任せれば、大丈夫だって」
「…。」
俺は何も言えなかった。
確かに、俺はそれだけの実績を上げたけど…小鳥さんに言われると、凄くちっぽけな感じがする。
小鳥さんの顔は、晴れ晴れとしていた。
社長が喜んでいる顔が目に浮び、きっと小鳥さんも…嬉しく思ってくれているのだろう。
でも、なんだろう、俺の心に圧し掛かる…重石は。
「そんな顔しないで下さい。
私、嬉しかったです。
今も私の事を覚えてくれる人が居て。
私…ずっと、後悔してたんです。
勢いに任せて、デビューしたはいいけど…結局、何も出来ずに終わっちゃいました」
「それは…」
「いいんです。
それが私の実力だったんです。
それに、今…私は満足してるんです。
前途ある大勢のアイドル候補生達が、一生懸命になっている風景を見れて。
…そりゃあ、羨ましいって思いますよ?
でも、私は…この仕事が好きなんです。
アイドルが好きなんです
みんなが、大好きなんです」
小鳥さんは俺にそう語りながら、満面の笑みを浮かべていた。
痛々しさなんか欠片も無く、本当に…今の仕事が、アイドルが好きなんだって、俺にも判る。
「小鳥さん…俺もですよ。
俺だって、この仕事が好きです。
頑張ってる皆を見てると、応援したくなるし…手伝いたいって、思いたくなるんです」
「判ります。
彼方の仕事振りを、皆に対する熱心さを見ていると、見えてきます」
「…でも、俺はそれだけじゃ駄目なんです」
「…え?」
俺は真っ直ぐ前を見据えたまま、小鳥さんを見詰めて…思わず、小鳥さんの手を握っていた。
驚く小鳥さんに構わず、俺は言葉を続けた。
「小鳥さんはどうなんですか?
俺は…小鳥さんの、ファンなんです。
さっき小鳥さんの歌を聞いたとき、そうなんだって…実感しました」
「…でも…」
「アイドルが好きなんですよね?
その好きなアイドルの中に…自分は、小鳥さんはいないんですか?」
「…私…?」
「もう引退したとか、昔だからとか…それじゃ悲しすぎます。
それに小鳥さん…口ずさむんでしょう?
自分の歌を…」
ざわ・・・
小鳥さんの顔が徐々に変わってゆくのが見えた。
驚いて、唖然として、考えて…。
それが少しずつ、顔が赤くなってゆくのが、可愛かった。
「…私の、好きな…アイドル。
…私は…」
「…好きになってください。
辛い事も沢山あった筈ですけど…。
…俺、ずっと小鳥さんのファンだったんです。
小鳥さんは今でも、アイドルですよね?」
「…私、アイドルで…。
いいんでしょうか?」
「決まってますよ、アイドルでいいんですよ。
誰が何と言おうと、…小鳥さんはアイドルなんです」
俺だけのアイドルでいい…。
とんでもない独占欲だと判りきっていたけど…。
小鳥さんの手を握って、小鳥さんの顔を見詰めていると…。
自然に、そんな想いが俺の中に沸き上がってきていた。
「…有難う御座います。
…なんか、悔しいです…。
みんな、こんな良いプロデューサーに恵まれて。
私も、彼方がプロデューサーが良かった」
「…それは、出来ませんよ。
だって俺は小鳥さんのファンなんですから。
小鳥さんのファンだったから…俺はプロデューサーになったんです」
屁理屈だなあって思うけど、きっと、そうなんだと思う。
小鳥さんが居なかったら、今の俺はきっと居ない。
「…それって、なんかズルイです。
でも、やっぱり…嬉しいです。
私にはこんな、素晴らしいファンが居てくれたんですね…」
私の手を握ってくれる手が熱くて、私を見つめてくれる瞳が熱い。
本当に凄い人だなって思う。
私が何年も悩んでいた、アイドルだった過去を…
本当に一瞬で、解き解してしまった。
「小鳥さん、俺…小鳥さんのファンでいいんですよね?」
何度も繰り返し、問いかけてくれる言葉。
私はその度に頷いて、その言葉に、気持ちに応え様とした。
でも、どうやって応えたら良いのか判らなかった私を…彼方は―
「…きゃ…!」
今まで私の手を握っていた手で、逞しい腕で、私は抱きしめられた。
顔だけじゃなく、身体全体が熱くなるのを感じながら…私は彼を、拒まず、抱き返した。
彼の熱っぽい口付けが私を火照らせる。
彼の臭いに包まれて、私は甘い吐息を零して…惑ってゆく。
「…小鳥さん、可愛いです」
「やだ…」
もうそんな風に言われる歳じゃないのは自分が良く判っているのに…。
彼の言葉がそう私の耳元で囁くたびに、私は身体の内側から、自分が喜んでいるのを感じた。
「―小鳥さんの身体、凄く熱いです。
甘くて、いい匂い…」
事務職の制服、シャツの釦を肌蹴た先に零れる私の胸元。
何時から愛用するようになった黒いレースのブラジャーに包まれた私の乳房に、彼が顔を寄せて…匂いを嗅いだ。
全身が火照るような恥ずかしさを隠しきれない中で、やっぱり、悦んでる私が居る。
「…はぁ…っ…!」
彼の指が私の胸をまさぐり、硬く尖りだした乳首を虐めると…私は我慢できずに声を上げる。
熱い舌が吸い付く感触に身体が震えるのを押さえきれず、私は彼のなすがままにされて、乱れさせられる。
「…小鳥さんって、普段から判らないけど…。
本当に凄いボディですよね」
「…ん、……そ、そう…?」
上半身はほとんど裸で、タイトスカートも捲り上げられて…彼の視界に私のお尻が晒される。
ブラジャーと同じ黒いレースのショーツも、彼の手によって今にも脱がされようとしていた。
「一時期…凄い露出度でライブしてませんでした?」
「あ…あ、あれは…!」
彼の言葉に、恥ずかしい昔の記憶が蘇る。
デビューしても全然人気が上がらなかった私を、当時のプロデューサーは…お色気路線を狙った。
私は少し身体に自信があったから、狙いは間違ってなかったんだろうけど…。
結果は散々で、所詮一瞬の事、お色気だけで人気が出るほど甘い世の中じゃない。
そんな頃の私を、彼は今も覚えていてくれたのが、恥ずかしくて、嬉しかった。
「…俺、あの時の小鳥さん見て…自分を、慰めてました」
そんな凄まじい告白を彼はすると、怒張した性器を…私の手に触れさせてきた。
熱くて逞しくて、触っただけでその熱意が判って…私の身体は更に熱くなる。
きっと彼の目には、準備万端な私の性器が丸見えなんだろう…。
恥ずかしいのに、とても待ち遠しく、望んでいる私が居た。
「…い、今は…どうなんですか?」
「どうだと思います?」
彼の意地の悪い問い掛けが耳朶を甘噛みされながら、鼓膜に甘く響いてゆく。
昔の彼は当事の私をオカズにしてくれたけど、今も…そうなんだろうか?
判らないけど、それを考えると切なくて、感じてしまう淫らな私…。
「あああっ…!」
背後から貫かれて、私は目一杯大きな声を会議室に響かせていた。
もう社内には殆ど人は残っていないだろう…その事に安堵しながらも、直ぐに吹き飛んでしまう。
彼の荒々しい腰使いに翻弄されて、余計な事を考える余裕など無くなってしまう。
彼が一杯で、彼に満たされて―…私は、幸せだった。
「小鳥さん…!」
―彼は私のプロデューサーはなれないと言ったけど…。
やっぱり、彼は私にとってもプロデューサーだった。
とても有能で、敏腕な、アイドルのプロデューサー。
「…私はアイドルです。
彼方の前だけ、…彼方がプロデュースする…。
彼方だけのアイドル…」
彼方がプロデュースしてくれるから、私はアイドルでいられる。
ずっとファンだと言ってくれた彼方だから出来る、私のプロデュース。
私にとって、彼方は最高のプロデューサーです。
10
それから暫くして、765プロに一つの衝撃が走った。
事務員・音無小鳥結婚、お相手は765プロ一と名高いプロデューサー。
寿退社するという大方の予想を裏切って、小鳥は事務員として765プロに残った。
そして後世において数多のトップアイドルを生み出す事になる敏腕プロデューサーが居た。
その敏腕振りからアイドルマスターと称されたプロデューサーの伝説は―…この時に幕を開けたと言える。
小鳥は終生プロデューサーの傍らに並び、彼を公私に渡って支え続けたという――…
完
―あとがき―
…これ本当に小鳥さん?と思った人挙手。
ノ
…妄想しないし、淫乱じゃないし…!
あれ?でも小鳥さんってそんな人?どんな人?
……。(脱兎
とりあえず乙。
超妄想・淫乱かつ痴女な小鳥さんがイメージに焼き付いてる身としては、すごい綺麗です…
…ぶっちゃけると、エロ無しでも十分だったと思う。
>>68 変態といえば紳士
紳士といえばイギリス。
安心したまえ。グリニッジ標準時では9日はあと9時間弱残っている!
>>69 乙です。
いきなりちゃんとした作品3連でびっくりしたですよ。
後でゆっくり読んで感想書かせていただきます。
しかし前スレで春香が一番とか言われていたが、どう見ても小鳥さんの天下ですな!w
なるほど、その手があったか!
まあ後一時間もあればなんとかなるがな
一時? そんな事いいましたっけ。
・・・すまない、余裕で一時はオーバーだ。
今やっと小鳥さんがフェラしてるとこ。
読む時間は今は無いですけど、他の作品は後で読ませていただきます。
とりあえずみんなGJ
なんでうちの性生活を知ってるんだ!?
小鳥さんダメですって!見られてますよ!?
「すいません。今晩はちょっと用事があって、どうしても外せないんです」
晩御飯でも、どうです?
私のお誘いは、またしても丁重に断られる。
「今晩「は」、じゃなくて、今晩「も」、じゃないですか? 3回連続ですよ、断られるのは」
「本当すいません」
彼とこのような関係になってから、どれぐらいになるだろうか。
彼と知り合ってからなら、2年半。初めてキスしたのは、1年半前。たびたび体を重ねるようになってから、9ヶ月。
でも、「つきあい始めた」のがいつかは、私には分からない。
ただ、ついついプライベートでも敬語になってしまう癖だけは、お互いになかなか治らなかった。
「最近冷たいですよ、プロデューサーさん」
「冷たくしようとしてる訳じゃあないんですけど」
でも、その彼の様子が、なんだかおかしい。
それよりは、何か隠し事をしているような、そんな感じ。
理由を聞いても、彼は言葉を濁すばかりで何も答えてくれない。
浮気? ……考えたくない。
多少の自惚れもあるけれど、そもそも彼はそんな事をする人ではない……私の知っている限りでは。
「まあ忙しいのは分かりました。また暇な日、あったら教えてくださいね」
理由を問いつめたくはなっても、結局私にはできなかった。
聞き分けのいいふりをしてでも、彼によく思われたかったから。
「ハッピーバースデー、私!」
「……空しいだけよね」
9月9日。私の誕生日。
この日も、彼は夕方どこかへ出かけていった。誕生日の話なんか、まったくしないままで。
「ま、ケーキでも買いに行ってるのかしら」
楽観的な台詞を口にしていても、この場に彼が居ないという事実と、最近彼が素っ気なかったという事実は変わらない。
考えれば考える程、思考はネガティヴな方向に流れていった。
「……飽きちゃったのかな」
そして行き着く、一番考えたくなかった事。
自分なんか、最初から、愛されてはいなかったんじゃないかと。
「会いたい……会いたいよ……」
少なくとも、私は彼の事を愛していた。ならば少しくらい、その想いが報われてもいいんじゃないか。
「なんで、来てくれないの……」
会いたい。
「来なさいよ……すぐにでもピンポーンって呼び鈴押して、」
ピンポーン。
「!」
「もう、来るの遅いですよ? 来てくれないかと思っちゃいました」
「すいません!」
玄関のドアを開けるなり、彼は私に頭を下げた。
その手抱えられているのは、白色のかわいい装飾が入った箱。
「プレゼント、間に合わなくて……ケーキだけになっちゃいましたけど、誕生日おめでとうございます」
その後。
彼を部屋に上げて、私たちは2人でバースデーケーキを切り分けた。
私の好みのチョコレートケーキ。わざわざ車で、遠いけどおいしいと評判のお店まで行って買ってきたらしい。
「で、プレゼントって結局何だったんですか?」
「隠しときたかったんだけどな……指輪ですよ、指輪」
「ゆび……わ?」
不意をつかれて、返す言葉ががつまらない鸚鵡返しになる。
「今日、プロポーズする予定だったんです。格好良く指輪出して、結婚してくれー、って一発決めるつもりだったんですよ。 調子に乗ってオーダーメイドにしたら、納期、間に合いませんでした」
洗いざらいを吐き出して、カッコ悪いな、と彼は自嘲した。
完璧なようでいてどこか抜けているのは、こんな重要局面でも同じだったらしい。
「自分でデザインしたんですよ。仕事が終わった後、宝石店に通い詰めて」
「何ですか、それ。寂しかったんですからね? 結局間に合ってないですし」
「すいません。でも、どうしても妥協したくなくて」
そう言って、彼は私を抱き寄せた。バランスが崩れて、丁度私は彼の胸にもたれかかるような体勢になる。
「これで勘弁してください」
左手を持ち上げられ、薬指に手が添えられる。まるで、ありもしない指輪をそこに嵌めるかのように。
「小鳥さん……俺と、結婚してくれませんか」
飾り気も無いし気取ってもいない、実にありきたりなプロポーズの言葉。でも、それが実に彼らしい。
私の答えなんかとうに決まっている。むしろ、どれだけこの言葉を待ちわびた事か。
「はい」
迷いも淀みもなく、はっきりと私はそう答えた。彼になら、どこまでも付いて行ける。彼になら、残りの人生を捧げても悔いはないと誓える。
「指輪はまだないですけど……似合うかな?」
薬指に添えられていた彼の指が、先端から根元へ、つい、となぞられた。私達にしか見えない指輪が、薬指にしっかりと嵌まる。
「ふふっ、ピッタリですよ。ほんとに、綺麗」
私は彼のお芝居に付き合って、手をひらひらと動かし見えない指輪を眺めた。
「後から届く本物もピッタリだと思いますよ。この前寝てるときに号数はしっかり計りましたんで」
私を起こさないように、こそこそと指にメジャーを回す彼の姿が目に浮かぶ。
生真面目で、完璧主義者なのにおっちょこちょいで。
そんな彼の妻になれる事が、私は嬉しくてたまらなかった。
ケーキを食べ終わった後、彼は「今晩は泊まっていきます」とだけ言った。
最近埋め合わせ、つまりはそう言いたいらしい。
「シャワー、空きましたよー……プロデューサーさん?」
……居ない?
「ここですよ」
「きゃっ!」
不意に、後ろからがっしりと抱きしめられる。
「もう……驚かさないでください」
「そんな格好、してる方が悪いんですよ。それとも、もしかして誘うつもりでした?」
彼の左腕が、妖しいタッチでただ1枚だけ纏ったバスタオルごしに腰をさする……図星だ。
「……まあ……ちょっとは……」
「下着も着けないで、こんな布っきれ1枚で」
肩に回されていた彼の腕が、ゆっくりと下りてくる。そして、その手はタオルの間に潜り込んで。
「え……あ……」
左胸の下部へ、優しく添えられた。そしてそのまま、撫でるように手が左右に動かされる。
「ちょっと、こんな所で……んぅ!」
「誘っといて白々しい。……ほら、もうこんなに固くなってる」
既に充血しきった乳首を、彼の指が摘んで転がすようにこりこりと刺激する。
既に切れかかっていた理性のスイッチをがオフになるには、最早それだけで十分だった。
「気持ちいいですか、小鳥さん?」
「ん……はぁ、いい、いいんですぅ……」
「どこ? どこが気持ちいいんですか? ほら、大きな声で」
「お、おっぱい、です……私のおっぱいが」
「違うでしょ? 今、俺が摘んでいじってる場所は?」
彼の腕がぴたりと止まる。
「い……いじわる……」
「小鳥さんが素直になれば、いつでも続き、してあげますよ」
「乳首ですっ! 私のカチカチになったえっちな乳首が、プロデューサーさんにこりこりされて気持ちいいんですぅ!」
「すご、もう出来上ってる……じゃあ、ご希望通りにしてあげますね。右も触っていいですか?」
私の返答などお構いなしと言った様子で、彼の左手が右胸に伸びる。
伸びた腕の狙いは、当然赤く膨らんだ乳頭。そのまま、タオル越しに指で刺激される。
ただ、布一枚隔てた感触は、今左胸に与えられている快感には遠く及ばなかった。
「やっぱり、タオル越しだと満足できませんよね」
お見通しだとばかりに、彼が耳元でささやいた。
続いて、耳たぶに熱くぬめった何がが這い回る。舌で、舐められている。
「そ、そんな……こと……」
「嘘ばっかり。スケベな小鳥さんでも満足できるように、これ、取っちゃいましょうね」
「ちょ……!」
私の抗議の声も空しく腕が引かれ、私が纏っていた唯一の布が取り払われる。
明るい場所でこんなはしたない格好をするのに抵抗感はあるけれど、全身に感じる涼しいクーラーからの風が別の意味で気持ちいい。
「ん? これは……小鳥さん、そっちへ」
「な、な、何ですかぁ……」
肩を押され、リビングを歩かされる。普段服を着るのが当然の場所で生まれたままの姿というのは、やっぱりどうしても恥ずかしい。
「ここです、ここ……。ほら、前を向いて」
「え……? き、きゃああ!」
上の空になっていたせいで、自分の部屋なのにも関わらず、私がそこに連れられてきた意味を理解したのは言われるまま前を向いてからだった。
「ほら、恥ずかしがらないで……写ってるのは、ありのままの小鳥さんなんですから」
顔を背けようとしても、頭を掴まれて無理矢理鏡の方を向かせられる。
鏡に写るのは、一糸纏わぬ姿で乳首を摘まれている、淫欲に蕩けきった私。
その顔はどこか間の抜けたように歪み、口は開けっぱなしになっている。その上、内股を流れる汗ではない液体が、リビングの照明に照らされて妖しい光沢を放っていた。
「いや……いやぁぁ……」
「弄られてる時の顔は、もっと凄いですよ。ほらっ」
さっき頭を押さえていた右手が、二度乳首へと回される。いつのまに濡らしたのか、指は唾液か何かでてらてらと光り輝いていた。
刹那、その指が動き出す。左はこねたりつねったり、一方右は指ではじくように小刻みに上下。
「きひいぃぃいっ!」
先程より激しく容赦ない責めに、私は獣のような声を上げてしまう。
鏡の中に、淫乱に善がり狂う私が見える。限界は、もうすぐそこに見えていた。
「イきそうですか? 小鳥さん、乳首だけでイくんですか?」
「ち、ちくび……ちくびだけで、イっちゃうぅぅ! イっちゃうのぉっ!」
「乳首でだけイくの、小鳥さんの専売特許ですもんね。ほら、イっていいですよ!」
彼から、お許しが出た。一切の我慢を止めて、彼が与えてくれる快感だけに神経を集中させる。
そして、頭が真っ白になって??
「あっ、あっあっあひぃぃぃぃぃ!」
私は鏡の前で、乳首だけを責められて絶頂へと導かれてしまった。
秘所から吹き出した愛蜜が、フローリングの床に飛び散って汚していく。
「……気持ちよかった、ですか?」
「は、はひ」
絶頂に達したせいで、頭がぽうっとして働かない。それでも、何とかふらつく体を操って、彼の前に跪いた。
「イかせて、くれた、おれいに……ごほうし、しますぅ」
手を使ってしまわないように背中に回して組み、彼の股間に頭を押しつける。手を使わせないのが、彼の好みなのは知っているから。
「んふ」
ズボンのジッパーを口で加えて引き下げ、トランクスのボタンも口を使って外す。
初めは上手くできなかったけど、彼に仕込まれた今ではお手のものだ。
覗いた穴から、既に固くなった彼のそれがぶるんと飛び出す。
「私を見て、こんなに大きくしてくれたんですね……嬉しい……」
先端に、ちゅっと軽く吸うキスをした。びくっと震えるのがまた可愛い。
そのまま口を開いて舌を出し、根本へとゆっくりと滑らせていく。溜めていた唾液を、たっぷりと塗りつけるように。
体液を塗り込んで臭いをつける動作は、まるで犬か何かマーキングのようだ、と自分でも思う。
これは、私だけのもの。
「可愛いですよ、小鳥さん」
両手で、頭をよしよしと撫でられる。彼に褒められると、お腹の奥がきゅっと熱くなってしまう。
「ん……くぷ」
その高ぶりを彼に伝えるかのように、私の行為はどんどん大胆なものへとエスカレートしていった。
アイスキャンディを舐めるような動きから、今度は咥えるような動きへと。
口を大きく開けて、びくびくと脈打つそれを受け入れていく。
「んむ……ちゅ、ちゅるる……ぐぽっ、かぽっ」
そのまま、頭を前後させて、口内の粘膜で彼をしごいて快感を与える。
出入りする空気が、擦れ合う唇でじゅぽじゅぽとはしたない音を立てた。
「う……」
快感に耐える彼の呻きを、私は聞き逃さない。
頭をより速く、より大きく動かして、彼をさらなる高みへと押し上げていく。口をすぼめて、口内粘膜と亀頭を密着させる事も忘れない。
「んぼっ、じゅぼゅ、じゅぽっ!」
喉の奥に亀頭がぶつかって嘔吐感がこみ上げる。気道が塞がって息も出来なくなるけれど、その分彼が気持ちよくなれるならそれでいい。
「じゅぽん、ちゅるるるるっ」
「うわっ、出るっ!」
彼が限界を告げるのと、私が喉の最奥まで彼を受け入れるのはほぼ同時だった。
飛び出した精液が、喉から胃へと強制的に流し込まれる。これが一番苦しい時だけど、一滴もこぼさないように頭は彼の股間に押さえつけたまま維持する。
一部は鼻へと逆流して、つーんとした痛みが残った。
「ありがとう」
彼がもう一度、全部こぼさずに飲み込んだ私をよしよしと褒めてくれる。
私は、そのご褒美に対して尿道に残った精液をストローみたいに吸い上げる事で応えた。
「寝室、行きましょう。ね?」
「ゴム、いらないですよ」
コンドームを取り出そうとした彼に、そう私は告げた。
「安全日ですか?」
「いや、危険日ですよ?」
「なら何で……あ、そうか」
合点承知、といった風に、彼がわざとらしくぽんと手を叩いた。
「俺も欲しいです、小鳥さんとの子供」
「私も。元気な赤ちゃん、生みますね」
「じゃあ」
「きゃあっ!」
ごろん、とベッドの上に転がされる。ちょうど、まんぐりがえしみたいな恥ずかしい体勢。
「じゃあしっかりと種を植え付けないといけませんね」
「んっ……もう、デリカシーがないんですから。……準備、できてますよ」
さっき彼の物を咥えたせいで、私の秘所はべとべとに濡れそぼっている。
零れた愛液が糸を引いて、ベッドのシーツを汚した。
「じゃあ、早速いただきます」
入り口へあてがわれる、彼の分身。
「行きますよ」
そのまま、彼が体重をかけて、腰を下ろしていく。
「う……ん、入って、くるぅ……!」
膣の内壁を、ごりごりと抉られる感覚。体の奥まで彼で満たされていく。
「うわっ、生って、こんなに……」
気持ちよかったっけ、と彼が悲鳴をあげた。
刺激が強くなるのは分かるけど、男じゃない私にはどれほどのものかは分からない。
「だ……駄目だ、こうなったら」
彼が私の足を掴んで、後ろへ押し上げた。多分、より深くまで届くように。
「俺が出しちゃうまでに1回はイって貰いますよ、小鳥さん!」
「え、ちょ」
「せいっ!」
いきなり、彼が腰を袖送し始めた。
「ひゃぁっ!」
ベッドのスプリングを使って、より深く、より深くへと突き立ててくる。
「そ、んあ! や、んあっ、らめぇぇ!」
何度も何度も弱い所を突かれて、私はどんどんと絶頂へ導かれていった。
「小鳥さん、小鳥さん……俺、そろそろ!」
彼も、一回出している分限界が早いらしく、私に呼びかけて一緒に果てようと何とか踏ん張っている。
「んあっ、プロデューサーさん、いっしょにいっしょにぃっ!」
「俺ももう駄目っ! くっ」
「んひぃぃぃいいぃぃ!」
そして彼は、絶頂と同時に腰を抜いて……
あれ? 抜けた?
「ふぅ……はぁ、はぁ……」
「ちょっとちょっと、外で出してどうするんですか!」
これじゃ結局意味がない、というか薄い。
「あ、やば、ついうっかり」
「イかされ損じゃないですかぁ……罰として」
「2回戦?」
「バカ! ……いいですよ♪」
こうして、私たちは新たな道を歩み始めた。
どんな苦難が待ち受けていたって、私は絶対に負けたりしない。すぐ側に、こんなに素敵な「夫」がいるから……。
それから十数年後、あるアイドルがデビューする事となる。
そのアイドルは両親と妻が芸能事務所に勤務しているという奇妙な境遇を持っているのだが、それはまた、別の、話。
以上です。
本初子午線を基準とするならまだ9日です。てな訳で見事間に合いましたw
諸事情から今回は携帯からの執筆・うpとなりました。改行・誤字脱字ご容赦ください。
全然エロくなりませんでした。惨敗。
おまけに何かよく見たら他の人のとネタがかぶってるw
GJ…
・・・ふぅ
乙。GJ
純愛ラブラブ清純系かと思ったら結構濃いめで大満足。
乳首は大好物です。
小鳥さんは痴女で描かれることが多いけどやっぱりPに従順なMだよな!
>>42参るッ!
書けました。きれいなピヨ×Pでひとつ。
タイトルは『嘘告げ鳥』11レスでゴー。
「プロデューサーさん?どうしてこんなところに?」
「あ、小鳥さん、お疲れ様です。残業だったんですか」
「ええ……って、明日成田でお会いするはずの人がなぜここにいるんですか?」
渡航手続きなどで通常業務が溜まってしまい、せめて明日の見送りにはすっきり参加したい
と考えて、下の居酒屋でお酒も飲まずに夕食を済ませて事務所に戻ると、……もうここには
いる筈のない人影。
千早ちゃんのプロデューサーさんでした。
新しい人が来るわけでもないし、二ヶ月に一度は報告のため帰国する手はずでしたので、
ざっと整理しただけの彼の机。
その机に、プロデューサーさんはどうしたことか、平然と座っていたのです。
「今夜は千早ちゃんとホテルで待機でしょう?」
そう。
千早ちゃんのプロデューサーさんは、明日彼女と二人でアメリカへ飛び立つのです。
彼女を羽ばたかせるために。
彼女の翼になるために。
「いやあ、それがパスポートを机に入れたままにしていたのを思い出しまして」
プロデューサーさんは、困ったような笑顔で頭を掻きました。
いつもの癖。
私が1年間、見続けていた癖。
「で、慌てて事務所に忍び込んだら、この机が懐かしくなってしまったというわけです」
「ええっ?そんな大事なこと、出発直前まで忘れてたんですかぁ?」
「面目ない」
たいして申し訳なく思っていなさそうに、プロデューサーさんは笑いました。
「電話してくださったら、当日空港で受け渡すことだってできたのに」
「そうなんですがね、忘れ物に気付いたらいてもたってもいられなくなりまして」
「もう。しょうがない人ですねえ」
「はは。さすがに肝を冷やしました。電車の駅からここまで猛ダッシュです」
彼の額に汗が光っているのが判ります。私は、ハンカチを取り出して彼に手渡しました。
「すごい汗ですよ?大丈夫ですか?」
「あ、すいません。平気ですよ、このくらい。でも、もし良かったら冷たい飲み物でもいただければ
助かります」
「麦茶が冷えてますよ。持ってきますね」
「ありがとうございます」
給茶室で、はやる心を抑えて深呼吸します。これは天啓でしょうか。それとも、悪魔の罠?
頬に熱が昇らないように、心音が外に漏れださないように、ゆっくりと落ち着きを取り戻し、お茶
を用意して事務室にとって返しました。彼の机にグラスをひとつ、隣の席にもひとつ置いて、私も
腰かけます。
「すいません。お仕事の邪魔ですよね、すぐ退散しますので」
「いいですよ、そんなに慌てなくても状況は大して違いませんし。私も、あと一息ですから」
「俺のせいですよね?仕事が溜まったの」
「プロデューサーさんのお仕事がスムースに行くよう、サポートするのが事務員の仕事です。
だから、謝らないで下さい」
――あんまり恐縮されると、私、図に乗っちゃいますから。セリフの後半は胸の内でささやき
ました。
夜更けの事務室。窓の外には星空が広がっています。
どちらからともなく、その空を見やります。
「……あの空へ、飛んでいくんですね。千早ちゃん」
「……そうです。未来に向かって、ね」
「成功、させてくださいね」
「はい。成功させます」
「私……たちは、ここから見守っていますから。千早ちゃんを。プロデューサーさんを」
すんでのところで『たち』と付け加えた言葉の真意に、彼は気付いたでしょうか。こういった
ことにあまり勘のよくない人ですから、大丈夫でしょう――残念ですけれど。
「ありがとうございます。俺にとっては、小鳥さんに背中を預けていられることがなによりの力です」
「そ……あはは、言いすぎですよ」
「ほんとですよ。一年前、職にもつかずブラブラしていた俺を社長が拾ってくれて、一番はじめに
出会ったのは小鳥さん、あなたです。アイドルをプロデュースするという仕事を一から教えて
くれたのはあなただった。感謝しています」
「……」
「千早の相手をするのは、やり甲斐も充実感もありますが、やはり疲れます。一回りも下の女の
子だ、未経験の事態に戸惑うことも多い。俺が事務所に帰ってくると、あなたがいてくれて本当に
ほっとするんです」
「そんな」
「ただ、俺自身もそろそろ巣立たないといけませんよね。あなたの庇護に甘えているだけでは
一人前とは言えません。今回のアメリカ展開は、俺にとってもいい機会だと思いますよ」
「プロデューサーさん……」
「次の帰国目処は2ヵ月後です。その時には大実績を掲げて凱旋してやりますよ。社長にもそう
伝えてください」
期待に輝く笑顔で、そう語る彼を見ているうちに気付きました。その顔が段々ぼやけてくるのに。
「少々急ぎ足ですが日本の実績を武器に……うわっ、小鳥さん?どうかしましたか?」
「あ……あ、ご、ごめんなさい」
プロデューサーさんの顔を見つめているうちに、涙が流れていました。いけない、とポケットを
探りましたが、ハンカチがありません。そう、たったいま彼に貸したところでした。
「あ、あはは、すいません、ちょっと感極まって……っ」
仕方ないので指で涙をぬぐい、なんとか笑顔を作ろうとします。
このままでは彼が困りますから。
「いやだな小鳥さん、今生の別れでもあるまいし」
「あは、そ、そうですよね、ごめんなさい。ちょっと失礼しま――」
これではプロデューサーさんに迷惑をかけてしまいます。トイレで心を落ち着けようと思い、
立ち上がろうとしました。
ガタン。
「――あ」
「小鳥さんっ?」
慌てたせいで、椅子のキャスターに足を引っ掛けてしまいました。仰向けに倒れそうになった
体をプロデューサーさんが引っ張ってくれ、次の瞬間私は彼の胸の中に身を預けていました。
「ふわ、びっくりした。大丈夫ですか?小鳥さん」
「あ……ありが……」
スーツを脱いだワイシャツの、温かいぬくもり。力強い腕の筋肉、汗の匂い、優しく耳に響く声。
もう我慢、できませんでした。
「……っ」
「こ……小鳥、さん?」
私は彼の体に両腕を回し、プロデューサーさんをぎゅっと抱きしめていました。
「どうしました?めまいでも?」
こんな時でもピンとこない彼に少しがっかりしながらも、逆にそのおかげで私の心は決まって
しまいました。
「……きです」
「えっ」
顔を上げて、彼の目をじっと見つめます。
「私……プロデューサーさんのことが、好きなんです」
腕に力を入れて体を引き上げ、あっけに取られて半開きの口に、自分の唇を合わせました。
「んっ」
昼とは違い、事務所に誰かいるとは思ってもいませんでしたので、歯も磨かずに戻ってきた
のが悔やまれます。ヘンなにおいとか、しなかったかな。
一方のプロデューサーさんの口からは、いつも体にまとわせているタバコのにおい。事務所で
タバコを吸うのは今や彼だけで、ちょくちょく他のプロデューサーさんにからかわれたり、千早
ちゃんに叱られたりしていたのを思い出しました。
耳知識しかありませんでしたが、勇気を出して舌を差し込みます。
プロデューサーさんはまだ驚いているか、私への対応に躊躇しているようで、キスを拒絶も
しないかわりにこちらの動きにも無反応です。ただ『それ』も予測の範囲内で、私は唇をより一層
強く押し付けました。
「ん……んふう、んんっ」
キスをしながら呼吸しようとすると、鼻からこんな音が出るとは思いませんでした。漫画や小説
でも息を止める描写が多い理由が今さら判って頬が熱くなります。
口をなるべく大きく開けて、彼の唇にぴったり合わさるように。舌を長く突き出して、彼の舌と
寄り添うように。
目を閉じているので、プロデューサーさんがどんな表情をしているのかは判りません。もっとも、
その閉じた目からまだ涙が溢れているので、どっちにしても結局彼の顔は見えなかったかも
しれません。……と。
……ぎゅっ。
プロデューサーさんの力が、ふいに強まりました。
私の体を支えるだけだった彼の腕は、いつか私を強く抱き締めていました。
「うむ、んうんっ」
「ん……ん……っ」
続いて、キス。私のキスに応じるというより、いま初めて私の唇を奪ったかのように、激しい
キスをしてきます。
「む、んく、うんっ」
「んん……んむぅん……ぷぁ……っ」
あまりの強引さに、私のほうが根負けしてしまいました。たまらず顔を離し、空気を求めます。
「ぷは、あ、っ……は……ぁ……ぷ、プロデューサー、さ、んっ?」
「……小鳥さん」
まだ潤む視界に、真面目な顔をしたプロデューサーさんが映ります。
「小鳥さん……どうして、こんな時になって」
「え……」
「全部」
強い圧迫感。
私は、プロデューサーさんにふたたび抱きすくめられていました。
「全部、置いて行こうとしていたのに」
かすかにですが、彼の体が震えているのが判りました。私の耳のすぐそばで、彼は続けて言い
ました。
「俺は千早の翼になると約束した。俺はもう人ではなく……人に恋する暇なんかないんです。
どんなに恩のある、どれほど近しい、どのくらい愛しい人が目の前にいたって、俺はその人に
恋してはいけないんです」
「……あ、のっ」
「これから数年はアメリカでしょう。そこで成功すればヨーロッパも視野に入ってくる。その間、
俺は千早のために羽ばたき続けなければならない。そんな俺が誰かを幸せにできるはずがない
んです……だから……っ」
なんということでしょう。
私は、プロデューサーさんは千早ちゃんと両想いだと思っていました。アイドルランクが上がって
きた頃、千早ちゃんがプロデューサーさんを目で探す数が増えてきたのを憶えています。弟の
話を打ち明けようと思う、と相談された時のまなざしを憶えています。指輪をプレゼントされたと
報告してきた時の嬉しそうな表情は今でも忘れません。千早ちゃんは間違いなく、プロデューサー
さんに惹かれています。プロデューサーさんも、それを受け入れているものと思っていました。
「小鳥さん、俺をそんな目で見ないで下さい。俺は、千早のプロデューサーです。氷の歌姫を
わずか1年で日本のトップアイドルに押し上げ、次の数年で世界に通用するアーチストに育て
上げるプロデューサーです。俺は冷徹な機械、休まずたゆまず動き続け、よるべない蒼い鳥を
天高く舞い上がらせる鋼の翼なんです。人が機械に恋してはいけないし、機械は人に恋する資格
などないんです」
プロデューサーさんの手の力が、さっきまでと違う方向にかかるのが判りました。――いま彼は、
私を押し離そうとしていました。
「……ホテルに戻ります。では明日、成田で――」
「いや、ですっ」
彼の手は、軽く身じろいだだけで外れました。私の体はまた彼の胸に飛び込みます。
さっきのキスのときは、これで最後だと思っていました。歯止めの効かなくなった感情の片隅で、
これでプロデューサーさんは私を拒絶し、渡米し、きっと私は彼の顔をそれきり見ることなく、この
765プロを去るのだろうと思っていました。それが彼のためであり、私のためであると。
そういう、単純な話だと思っていました。
「小鳥さん?」
「プロデューサーさんは、機械ではありません」
そうでないのなら、話は違います。
「プロデューサーさんは、千早ちゃんの翼です。でもそれは、血の通わない機械でいることでは
ありませんよ。千早ちゃんをあそこまで生き生きと育て上げることができたのは、プロデューサー
さんの心にあたたかい血が流れているからです。思いやりも誠実さも恋愛も、ちゃんと理解
できているからです」
「……買いかぶりだ」
「いいえ、私には解ります。だって、私が恋した人のことなんですから」
体を離して、彼のすぐそばに立ちます。背の高い彼は私を見下ろし、私は彼を見上げて笑顔
を作りました。涙はもう止まっていましたし、流した分は彼のワイシャツに吸われていました。
「プロデューサーさん。千早ちゃんは寂しい子です。もう全部聞いていますよね?弟さんを亡くし、
家庭も失い、歌にしかすがることのできなくなった可哀想な子です。でも、あなたに出会って
千早ちゃんは生まれ変わったんです。再び、人を愛することのできる人間に」
プロデューサーさんは少しつらそうな顔をしました。千早ちゃんが自分を慕っているのを
思い出したのでしょう。
「千早ちゃんが恋した相手が、機械の翼なんかであるはずがありません。プロデューサーさん
は、立派な人間様です」
「小鳥さん、俺は」
「あなたは、血肉を持ったちゃんとした人間です。『氷の歌姫』が心を凍らせたままで日本の
トップアイドルになんかなれません。プロデューサーであるあなたも人の気持ちが解る人間
でなければ、言葉も信条も違うマーケットを相手に戦えるはずがありませんよ。しっかりして
くださいね、プロデューサーさん」
「……はは」
プロデューサーさんの頬に赤みが差しました。さっきまで、凍え死にそうな顔をしていたんです。
「最後の最後に、また教わってしまいました。俺は小鳥さんには一生、頭が上がらないかも
しれませんね」
「そんなこと、ありませんよ」
「本当に、どうやってお礼したらいいか」
プロデューサーさんは、こういうことをこういう場面で言う人です。彼には、ひとかけらの他意
もないに違いありません。
「お礼なら、していただきますよ。いま」
そして私は、それを悪用するような人間です。
「……え、今?」
「プロデューサーさんには、千早ちゃんのプロデュースに集中していただきたいと思ってます。
でも、それは明日からの話です」
私は、人の弱みに付け込んでその人を欲望のはけ口にするような、悪い人間なのです。
「今日は」
「……小鳥、さん」
「今晩だけは、私の恋を成就させてください。お願い」
そういう人間になろうと、いま心に決めたのです。
「んむっ」
さっきのプロデューサーさんのキスよりさらに強く激しく、唇を合わせました。
いやらしい水音が、私の口に耳に充満します。少し躊躇していたかに見えたプロデューサー
さんも覚悟を決めたのでしょうか、キスに応えてくれ、まるで二つの粘体が互いに互いを巻き
取ろうとしているかのように舌同志が絡み合います。
「ん……ん」
そっと目を開けると、プロデューサーさんもこちらを見つめていました。急に恥ずかしくなり、
顔が火照るのを感じます。
私は、でも、プロデューサーさんの胸に手を這わせて、ワイシャツのボタンをひとつひとつ
外し始めました。
プロデューサーさんの両手は私の背中に回され、支えるように抱きかかえられています。
その手がおずおずと動き始めました。ここまで行動して、ようやく私の意図を察してくれました。
こんな人が芸能界の策略の渦を乗り越えてきたというのがいまだに納得行きません。
左手は、私の背中を優しく抱きとめています。
右手は体の前に回り、私のベストのボタンを外しました。全部外れたとたん、柔らかい音を
立ててベストが弾けるように開き、私は急に気恥ずかしくなりました。
「……あ」
「小鳥さん」
キスを離し、ブラウスが剥き出しになった体の前面を隠すように腕を組みました。その両肩
をプロデューサーさんは抱いてきます。
「そんなこと言われたら、俺、歯止めがきかなくなります」
「……いいんですよ。これまでの授業料を払ってもらうつもりなんですから」
まるでこんなことに慣れているかのような、余裕のある口調。遊び半分で若い男を食い散らす
悪女。そんな演技をして見せます。ちゃと出来ているでしょうか。
こんな時、こんな女はきっとこうするでしょう。手が震えているのを悟られないように体を近づけ、
上目づかいで彼を見つめ、そして片手で……スカートのホックを外し、ジッパーを下ろしました。
しゅるっ、という音が聞こえ、いきなり腿とお尻のあたりが涼しくなります。プロデューサーさん
が目を見開いたのも判りました。
「……こ」
「来て下さい、プロデューサーさん」
そこから先は矢継早でした。プロデューサーさんは私を抱き締めると隣室の応接室へ駆け
込みました。ソファに私を押し倒し、乱暴に私の服を脱がせます。ブラウスのボタンがひとつ
ちぎれてしまいましたが、むしろそれで済んだのが奇跡でしょう。あっという間に私はストッキング
も脱がされ、上下の下着だけになってしまいました。
「ぷ……プロデューサーさん」
「小鳥さん。今夜だけと言いましたね」
「明日のことなんか知りませんよ。私はいま、プロデューサーさんが好きなんです」
ワイシャツをはだけたプロデューサーさんは、立ったまま私を見下ろしています。ネクタイが
だらりと垂れ下がり、アンダーシャツをつけていないたくましい胸板と腹筋が見えます。
「プロデューサーさん。私、あなたが好きです」
「小鳥さん」
自分の体に巻きつけていた両手を解き、彼に向かって広げました。
「……来て、ください」
彼の言葉は聞き取れませんでした。獣のようにうなり、私にむしゃぶりついてきたから。
私の口を覆うように強いキスをして、ブラの下に手を差しいれて胸を揉んで来ます。初めは形を
確かめるように周囲をなぞって。次は弾力を試すみたいに指をつきたてて。そうするうちに、指先
が段々中心に近づいてきます。
「……ふっ、ふうっ」
「小鳥さん……柔らかい、んですね」
「や、ぁ、っ」
私は他の人の胸の感触など知りません。ただ、プロデューサーさんに触ってもらうのは自分
で触るのよりずっと気持ちよくて、強さも動き方もまるで予想外で、新たな刺激に囚われるたびに
うっかり声を出しそうになるのを抑えるので精一杯でした。
衣ずれの音が聞こえるのでそっと目を開けると、プロデューサーさんは片手で器用にネクタイ
を外し、ワイシャツを脱いでいました。私に覆い被さっているからだの奥の方で、ズボンはまだ
履いていましたが、『そこ』が大きくなっているのが見て取れます。
彼の指が、私の乳首に届きました。
「は……っ」
「固く……なっていますよ、小鳥さん」
フロントホックに気付いたようです。いったん愛撫の手を止めて、またたく間にブラを外します。
ソファに寝転がっているので脱ぐことは出来ませんが、私の胸がプロデューサーさんの目前で
あらわになりました。
プロデューサーさんはものも言わず、今までいじっていたのと反対側の胸にキスしました。
ちゅっ。
「っは」
乳首ではありません。脇の皮膚に口づけただけです。でも、私はそれだけで体を飛び跳ね
させてしまいました。
私の反応に力を得たのでしょう、プロデューサーさんの動きが徐々に大胆になってきます。
「……俺の」
「ふ、ぅっ」
プロデューサーさんが、胸にキスを続けながら言います。その言葉の波動もまた、私の感覚を
くすぐってゆきます。
「俺なんかのテクニックで、あなたが感じてくれるなんて。俺は嬉しいです。小鳥さんに恩返し
できることがあったなら」
乳首をくわえて、ふるふると乳房を振られました。小さな突起に重量がかかり、プロデューサー
さんの唇の温かさが私の体に染み渡ります。
片手が背中に回り、彼の舌はだんだんと上方にうごめきはじめました。
「んあっ」
「ずいぶん前から、こうすることを夢見ていた。あなたの肌を味わう日を」
「ぅ……く……」
「あなたに、キスできる日を」
舌は私の鎖骨をなぞり、首の血管をわたり、あごを乗り越えて、また唇にたどり着きました。
下唇を強く吸い込まれ、私は大きく口を開けます。
「ひゅくっ」
「ん……んむっ」
あごの自由を奪われる形になり、よだれが口の端から流れ出ます。はしたないと思いますが
どうしようもなく、その水跡をプロデューサーさんが吸いとります。
私は舌を突き出し、プロデューサーさんの唇を舐めました。彼に沿おうというのか抵抗しよう
というのか、自分でも解りません。今度はその舌を吸われました。
「あ……あぷっ、ん、んむう」
さっきから言葉にならない、だらしない吐息ばかりが出てきます。止めようと思っても止まり
ません。男の人はこういうのが好きなのでしょうか。
今や私は、ソファの上でプロデューサーさんに固く抱き締められています。裸同士の上半身が
ぴったりと合わさり、体温を熱いくらいに感じています。彼の手が背中をうろつくので腰を浮かせて
いましたが、いまその手が下着の中に……おしりの間に入り込みました。
「……っふ、っ」
「小鳥さんの体を、ずっとずっと想像していた。どれほど柔らかいのだろう、どれほどあたたかい
のだろう、と」
指が……お尻の割れ目に届き、私は彼にしがみつきました。それを何かの合図ととったのか、
彼の手は私の下着を脱がせにかかります。
ソファの上で動いているうちに、ブラのストラップが外れていました。体を持ち上げるだけで
それは床に落ちます。下も、もう彼の手で膝まで下ろされてしまっていました。そっと脚を抜き、
私は仕事場で正真正銘、素裸にされてしまいました。
プロデューサーさんはわざわざ身を起こし、私の体を蛍光灯に晒します。
「きれいです、小鳥さん」
「恥ずかしい……です」
横を向いて、両手で体を隠します。プロデューサーさんはまだシャツを脱いだだけです。
「プロデューサーさん、も」
「あ……そ、そうですね」
いま気付いたかのようにベルトを外し始めます。その動きを見て私は、プロデューサーさんも
経験が少ないのではないかな、と思い当たりました。人のことは言えませんが、彼もかなり緊張
しているみたいです。
私は体を持ち上げ、ソファに座りました。
「……私がしても、いいですか?」
目の前のプロデューサーさんに言い、手をベルトにかけました。
さきほどの軽いマッサージで、体中がじんじんと響いているようです。ソファに裸で座っている
ことも動悸を高め、そのうえ私は自分の手でプロデューサーさんのズボンを、パンツを脱がそう
としているのです。
やっていることのはしたなさに、体が震えました。……でも。
でも、私の望んだことです。
明日から千早ちゃんのものになってしまうプロデューサーさんを、ただ一晩、私のものにする
という、心からの望みです。
かちゃっ。
ベルトが解けました。顔を近づけて合わせのホックを外し、ジッパーを下ろします。
「……っ」
プロデューサーさんがひくりと動きました。弾け出るように、パンツが――その中身が押し
上げる布地が――姿を現わしました。
「プロデューサーさん……こんな、に」
ダークグレーのボクサーパンツは、下卑た冗談で言われる姿の通りテントのように布をぴんと
張り、その中心は湿って色が変わっています。そこから香るオスの匂いはむせ返るように私の
鼻腔に入り込み、まともにものを考えることができなくなります。
私は、いつの間にかソファから下りていました。裸のまま床にひざまづいて、プロデューサー
さんの股間に顔を近づけているのです。
パンツの布地を引き下ろすと、中から……。
まるで、別の生き物のように。テレビで見たカミツキガメの鎌首のように、びくびくと上を伺い
見ながら、その先端からよだれのような透明な液をたらしています。
さっきからの匂いはますます強まり、呼吸をするたびに私の神経を冒していくようです。たまらなく
なり、私はそれを口に含みました。
「はぷっ」
「う……く」
これまで『勉強』に使った本やビデオは役に立たないと知りました。
これが、こんなに大きく、こんなに熱く、こんなに暴れるものだとは予想もできませんでしたし、
もうその香りに、味に、熱に脳が沸騰してものが考えられません。
ただ、ただ夢中でくわえ、舐め、すすりました。
「んむ、ふぅ、う、んっ、むぅんっ」
「くっ、くふ、こ……小鳥、さ、んっ」
噛み付いたら痛いに決まっています。なけなしの意識で歯の先が当たらないように注意しながら、
内頬の肉や舌を使って、しごいたり擦ったりしました。プロデューサーさんもどうやら気に入って
くれているようです。私の頭を支えながら、ときどき撫でてくれます。
こんなはしたない行為の中で行なわれる無垢なしぐさに、私はますます胸が高鳴っていました。
「くちゅっ、ふぅっ、ぷひゅうぅ、ん、っく」
口を開けっ放しですので、よだれを止めることができません。だらだらと垂れる粘液は私の胸や
彼自身を伝って流れ、その潤滑で私の動きはだんだんと早くなります。
鎌首の根元の、柔らかな袋に気付き、そっと撫で回してみました。強く打ったりすると痛い、と
いうのは小学生の頃の知識ですが、きっと今でも有効でしょう。
「ん、く、っぷ、くぷっ」
「う……うう、小鳥……さ、……あ、ああっ!もう……」
「んくう」
彼の膝の力が抜けかけ、私が調子に乗り始めたときです、急にプロデューサーさんが私の頭を
押さえました。
頂上が見えたのだと思い、不自由な体勢のまま、さらに舌を動かします。
「うぁ……こ、小鳥さん……ッ!」
次の瞬間、プロデューサーさんの腰が激しく動き、私の喉の奥に激しくつきたてられるのを感じました。
「ん……くぉ、お、ぶぅ、っ」
ここは知識にある、と思っていましたが、とんでもない勘違いでした。プロデューサーさんの
ほとばしりは私が知っていたどんな映像より激しく、どんな動画より熱く、多く、濃く、私の喉を蹂躙
したのです。
「んぐ……ぅ、んくっ、こくっ」
ただ、それはプロデューサーさんそのものであり、それを私は少しも取りこぼしたくありませんでした。
彼の腰にしがみつき、口も喉も全部駆使して、むせそうになるのを我慢して飲み干します。さすがに
少し咳込んでしまい、私の胸やお腹、プロデューサーさんの脚や床に飛び散ります。あとでカーペットの
掃除は念入りにしないといけません。
「こおっ、こほ、こほっ」
「小鳥さん?す、すみません!大丈夫ですか?俺、我慢できなく――」
「ふふ、プロデューサーさん、お若いですね」
私を気遣う言葉を遮り、私はにっこりと笑ってみせました。
「たくさん出ましたね。ずっと我慢していたみたい」
「……千早はストイックな子ですから。ばれちゃうんですよね、そういうの」
「お仕事熱心ですね。今日のことだけは気をつけてくださいよ?」
他の女の子の話題を出されて少しショックでしたが、もともとこういう人です。気にしないようにして
世間話の隙に呼吸を整え、あらためてプロデューサーさんのそこにキスをしました。
いましがた絶頂を迎えたというのに、見た目が変わりません。
「綺麗にしてあげますね」
そう言って、アイスキャンデーを味わうみたいにぺろぺろと舐め上げました。
私の舌が通りぬけるたびに、ぴくぴくとうごめきます。可愛らしく思い、ひとしきり舐めていると、
プロデューサーさんが言いました。
「小鳥さん……、俺にもさせてください」
「え、で、でも」
どういうことか想像して胸が高鳴りますが、それと同じくらい不安を感じました。そんなことをされたら、
私はどうなってしまうでしょう。
プロデューサーさんはすこしずつ位置を変えてゆき、ソファに腰を下ろしました。私は彼の腰に
手を回したまま、彼の前にひざまずく体勢です。
「俺だけじゃ悪いですよ。それに」
「ひゃ」
いきなり彼が、私のお尻に両手をあてがいました。そのまま抱っこするみたいに持ち上げられ、
私は立ちあがってしまいます。
さっきと逆の位置で。
私が立ちあがり、ソファに座った彼の顔は私の股間を除き込む高さにあります。恥かしさに、
内腿に力が入ります。
「それに小鳥さんだって、もう」
「……ふぅっ」
顔を近づけられ、右手の指を差し入れられました。……濡れているのが、ばれてしまいました。
「もう、こんなに」
くちゅ。
化粧クリームの瓶に指を直接差し込んだような、濡れて粘る音がして、私のそこから快感の刺激が
駆けあがります。
「きゃうっ」
さっきの、胸のときと一緒です。胸のときより強い快感が、わたしのそこから全身に広がりました。
あっと言う間に足の力が抜け、プロデューサーさんの体の上に倒れそうになります。
そこにプロデューサーさんの力が加わりました。彼はソファに寝転がるとともに、私の体を自分の
上に引き上げたのです……互いの頭と脚が、さかさになるように。
プロデューサーさんがソファに寝て、私はその上にうつぶせに乗っています。私の目の前には
プロデューサーさんの、それ。わたしのそこは、彼の目と鼻の先にあるに違いありません。
「あ……あ、あのっ」
私の片足は狭いソファの奥で体重をささえ、もう片方の脚はまだ床の上でふんばっています。つまり
私は、プロデューサーさんの顔の真上で、大股開きでそこをさらけ出しているのです。
「や……はず、か……し」
「恥かしくなんかありませんよ。小鳥さん、綺麗です」
お尻に再び力が入れられ、私の股間がプロデューサーさんの顔に近づいていきます。彼の吐息が
私のそこに当たり、その感触だけでも天に昇ってしまいそうです。
ぴちゃ。
「ふくぅ」
あたたかく濡れたものが――舌でしょう――いきなり私を舐め上げ、私はびくりと身を震わせました。
ちゅっ、くちゅっ、ぬちゅっ。
続けざまにいやらしい水音が体の奥に響き、そのたびに私の体はぴくんぴくんと動きます。
「あんっ……ん、んふぅ……はあんっ」
口から漏れる吐息もどんどん大きくなり、止めることができません。プロデューサーさんは愛撫に
集中しているらしく、一言も発せずただひたすら舌を動かしています。
全体をぺろぺろと舐め回され。
内側のひだを吸われ、引っ張られ。
奥深く差し込まれて、中の肉壁をぐりぐりと突かれ。
私は、そのたびに身を躍らせ、意思に反してますます脚を開き、彼の上でふしだらなダンスを踊る
のです。
気付けば腕の力も入らなくなり、プロデューサーさんの体の上にべったりと乗っています。頬に
なにか当たるのに朦朧とした視線を振ると、私はプロデューサーさんのそれに自ら顔をこすり
付けていました。
何も考えず、大きく口を開いてそれをくわえます。
自分が受けている甘くとろけそうな快感を少しでも彼にも味わって欲しくて、慎重に大胆に舌を
這わせます。
さっきの絶頂で少しコツがつかめていました。喉のほうまで大きく開くことを意識しながら、ゆっくり
深く飲み込んで行きます。
鼻先に柔らかな皮膚と、毛先が当たってくすぐったいです。
私の声もこれでふさがれ、しばし吐息と、汗と粘液が絡み合う音だけがソファの上の空間を支配
していました。
先に音を上げたのは、今度は私のほうでした。
「……ん、んんっ、んふぅっ」
お腹の中にたまってきた快感の塊が、プロデューサーさんの舌が動くたびにどんどん大きくなり、
それはやがて体からはみ出しそうになりました。私はそれをこらえてプロデューサーさんのを舐め
ていたのですが、まるで体が浮くような強い快感になってきて、もうたまらなくなります。
プロデューサーさんはいまや私のお尻の穴まで愛撫してくれており、私は下半身がすっかり溶けて
なくなってしまったかのような感覚にしがみついていました。それがもう、破裂しそうな大きさになって
しまっているのです。
「ぷは……あっ、あ、ああっ」
口を離し、後ろを振り返ろうとします。
「プロデューサー……さ、ぁんっ……わ、わたし……わたしっ」
「小鳥さん……いい、ですか?」
プロデューサーさんも息を荒くしています。ちょうど契機ととったのでしょう、彼も愛撫を中断し、
腕の力で私の体を半回転させました。
互いの顔を至近距離に捉え、プロデューサーさんは優しく笑ってくれ、私は朦朧とした表情で
彼をじっと見つめます。
「小鳥さん……俺は、あなたを愛しています」
「プロ……デューサー、さん」
そこが、押し開かれる感覚。
肉の壁が、優しく、あたたかく、硬い肉の槌で割り広げられていく感触。
痛みで、一瞬の内に意識が戻りました。
「い、っ」
「小鳥さん?」
プロデューサーさんが不安げに見つめています。いけません、彼を心配させてはいけません。
奥歯を食いしばり、笑顔を作りました。
「……へいき、です。来て……ください」
彼の頬を両手で挟み、キスをしました。これできっと、我慢できます。
数センチの距離で、目と目で話をしました。
――大丈夫ですか?
――はい。
――では、いきます。
――お願いします。
……ぐうんっ。
なんとも形容しがたい、大きな衝撃。そう、痛みというより震動が、私のお腹の中に侵入してきました。
次いで、痛み。体を割り開かれるような、でも、無慈悲ではない、いつくしみ深く甘美な進軍です。
「くぁ……き、つ」
「う……ふう……ううっ」
痛みと快感の坩堝と化した下半身に力を奮い、私はゆっくりと、少しずつ自分の体を起こしました。
「プロデューサーさん……気持ち、いいですか?」
「小鳥さん、お……れ、っ」
腕と、腿を使って、お尻を少し持ち上げます。
くちゅ……。
力を抜いて、再び落とし込みます。
……ちゅっ。
「っく」
再び、上へ、下へ。三度、上へ、下へそのたびに鈍い痛みと火傷しそうな異物感が、お腹の
中を通過します。
「うっ、ふうっ、くふっ、んっ」
「くぅ、う、こ、小鳥……さんっ」
くちゅっ。くちゅっ。くちゅっ。
全身を使って、締め付け、搾り上げ、こすります。
プロデューサーさんが、気持ちよくなれるように。
プロデューサーさんが、全て吐き出せるように。
プロデューサーさんが、明日からの人生を歩めるように。
プロデューサーさんが、私を。
プロデューサーさんが、私を……。
プロデューサーさんが、私を、……忘れて置いてゆける、ように。
「ふう、あ……あ、っ」
快感の塊は、もう私の脳にまで入り込んでいるようです。すでに痛みも感じず、全身が膨れ上がった
風船のように思えます。
その風船がもう、今にも破裂しそうです。私の体を、プロデューサーさんが抱き締めるのを感じました。
「小鳥さん、小鳥さん、小鳥さんっ!」
私の名前を連呼する彼の声を聞きながら、私も彼にしがみつきました。
「プロデューサーさん……プロデューサー、さぁんっ!」
「んく、うう……っ!」
一瞬早く、私の快感の塊が破裂します。
プロデューサーさんも続いて、私の中で果てたのが判りました。
甘く切ない塊は私の体に浸透し、それを追うようにプロデューサーさんの精が注がれてゆきます。
避妊しなかったな、と一瞬思いましたが、すぐに意識が薄れて何も判らなくなります。
「プロ……」
視界に薄暗がりが降りてきます。私は焦点の合わなくなる視線を目の前の彼に向け、一度だけ、
「――さん」
肩書きではない彼の本名を呼び、気を失いました。
「……う」
次に目を覚ました時、私はソファに寝かされていました。
時計を見ると長い時間ではありません。プロデューサーさんが後始末をしてくれたのでしょうか、
私は脱いだ服を着ていて、体やあちこちの体液もだいたい拭き取られていました。ブラジャーだけは
諦めたみたいです。二つに折って横に置いてありました。
身を起こしてあたりを見まわします。彼はもう行ってしまったのでしょうか。
涙がにじみそうになった時、事務室のドアが開いて彼が入ってきました。
「あ、小鳥さん、お目覚めですか」
「プロデューサーさん」
手にはトレイを持っています。マグカップが二つ、コーヒーの香りが漂ってきました。
「どうぞ。やり方がわからなかったのでインスタントですが」
「……ありがとうございます」
応接室で向かいあい、二人でコーヒーを飲みました。何も話さず、テーブルを静寂が包みます。
「あの」
口火を切ったのは彼でした。
「小鳥さん、俺は、とんでもないことを――」
「いいえ。むしろ、こちらこそすみませんでした」
「……え」
彼が何を言うかは見当がついていましたし、私は私で何を言おうか、初めから考えていたのです。
あっけなく彼の言葉を遮り、私は彼に謝りました。
「実は下で食事をした時、ちょっとのつもりがビールをお代わりしてしまって。ちょっとモヤモヤしていた
こともあって、つい不埒な行為に及んでしまいました。申し訳ありません」
「小鳥……さん?」
「社内の立場を利用して相手に無理強いをするの、本当はパワハラですよね。たぶんプロデューサー
さんに訴えられたら私、クビです」
信じられないという表情の彼を笑顔で見つめながら、続けます。
「私、この会社しか居場所がないんです。もし許されるなら、なんとか内密にしていただきたいんです」
ゆっくり頭を下げました。
「どうか、この通りです」
「……小鳥さん」
プロデューサーさんの声。一瞬前までと、トーンが変わりました。
「そういうことですか。判りました」
顔を上げると、辛そうな顔をして、私と目を合わせてくれません。
「俺は、あなたに弄ばれた、と、そうおっしゃるんですね」
「……すみません」
「ただ、このことは俺の心が強ければ、ちゃんと拒否できたはずだ。その点、俺にも落ち度がある」
何も言わず、彼を見つめます。
「いざ裁判などとなると女性が有利ですし、なにより時間も費用もかかる。俺はこれから千早とアメリカ
です、そんな悠長なことはしていられません。では、小鳥さん」
「はい」
「今日のことは……なかったことにしましょう。お互いに」
「はい……あり――」
スムースに行こうと思いましたが、喉が詰まってしまいました。心を落ちつけて言いなおします。
これで、全て終わるんですから。
「ありがとうございます。私も、心を入れ替えます」
「そうですね。そうしてください。……ただ」
プロデューサーさんが目を上げました。まっすぐ私を見つめます。
「それで終わりでは俺の気がすまない。あなたに、俺から罰を与えましょう」
「え?」
「もう金輪際……俺以外の男を見ないでください」
耳を疑いました。
「あなたはもう、他の男を誘惑しないでください。こんなことは俺だけで充分だ、この先、俺以外の男に
なんか惚れないでください」
「プロデューサー……さん?」
「あなたの相手は、俺だけです。帰国するたびに『チェック』しますよ。いいですね」
真剣な、瞳。
私は何も言えませんでした。
ただ、彼の視線だけは外せません。
流し終えたと思った涙がまた溢れ、彼の顔がはっきり見えません。
それでも私は彼を見つめ続けます。
「千早のプロジェクトは進めなければならない。しばらく寂しい思いをさせますが……それが俺からの
罰です。それでも……かまいませんか?」
私の嘘は、彼にひとつも通用しませんでした。
涙の止まらなくなった目で彼を見つめ続け、ぐしゃぐしゃの顔でうなずく私は、まさに罰を受ける罪人
のように見えることでしょう。
でも、そんなことは罰のうちに入りません。二十数年間も寂しく過ごしてきたんです、今さら数年
延びたところでなんということもありません。
ですから私は……
「……はい、それがあなたからの罰ならば。寂しいですけど、耐えてみせます」
ですから私は、そうしてもう一つだけ、嘘をついたのです。
end
以上です。
ええい泣くもんかorz
だが全てはピヨちゃんの自演だった!!!
俺の涙を返せw
なんて展開にならないかしら…
てのはさておきGJ
115 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 20:31:04 ID:oXCKrrb9
|ー゚)
千早「くっ」
やっぱ女性のシンボルはなんと言っても胸ですからね。
千早の場合あれは胸じゃなくて胸部ですよハハハwww
虚乳
平面説
ふぅ…
おまえらこんな感動長編でヌくとか心が汚れてんじゃねぇの?
あんまりえっちくないように見えるかもしれないけど、自分的にこれはエロ分類したのでこっちにきますた。w
4レスか5レス分ぐらいの予定です。
夜になって事務所に人がいなくなっても、相変わらず小鳥さんは仕事を続けていた。
夏の暑さが段々和らいでいき、夕方にすうっと昼間の暑さが引いていく季節になった今日も、小鳥さんはいつもと変わらないように仕事をしている。
夜に一人で残って仕事をしている時の彼女は、昼間とはちょっと違って見える気がするのは自分だけだろうか。
昼間の小鳥さんは、俺の思い過ごしかもしれないけれど、敢えてまわりに隙を見せているような気がする。
にこにこ笑って隣の席の人と他愛もない会話をしたり、何か物思いに耽るような表情を見せてからかわれたり、たしなめられたりすることもある。
けれども、それは彼女の総てを表現しているわけではなくて、小鳥さんの一部分だけに過ぎないような気がするのだ。
きっと、こういうのは、俺を含めて一部の人間ぐらいしか知らないことなのだろうな、と思う。
少女と言ってもいいぐらいの年齢の小さい子たちが、夜の小鳥さんの姿を知ることなんてないだろう。
仮にこういう、夜の小鳥さんの姿を見ていても、人によっては、小鳥さんも真面目に仕事をすることがあるんだ、という感想を持つに留まるかもしれないからだ。
だから、もしかしたら俺だけかもしれない。
こんなことを思うのは。
その可能性は多いにある、と自分でも思う。自分の持っている、小鳥さんへの好意みたいなものが、彼女をよく見せてしまっている可能性は多いにあると思う。
そうだ、俺は小鳥さんが好きだ。結構好きだ。
何が好きって、小鳥さんの年齢を感じさせるようで感じさせない見てくれとか、明るくて優しい性格とか、そういうのも確かに好きなのかもしれないけれど、多分正確にはわかっていない。
でも、それが恋というものではないのかと自分では思う。
そうは言ってもだ。
そもそも俺は彼女の年齢すら知らない。いつもの彼女が、平素の彼女が何をしているかも知らない。
仕事場での接点など限られた物だ。
自分が計画したスケジュールのチェックとか、プロデュース案を実施する際の問題点の発見と対応策の検討とか。
そんなのをやり取りしたり、人事や給与のことでお世話になったり、ぐらいで、それに伴って少しだけ冗談交じりの会話を交わしたりというのが限界で。
よく言っても、甘い物は嫌いじゃないとか、そういった女性共通のレベルの趣味嗜好ぐらいだ。
そうそう、彼女が想像力豊かなのは、この際置いておく。想像力が豊かだからこその助言も貰っていることだし、それで何か変わったことがあってもそれは彼女の魅力の一つだと思うからだ。
遠くの席からじっと彼女を見つめている俺の視線に気付いてはいないかのような面持ちで、小鳥さんはずっと仕事を続けている。
キーボードに向かって何かを入力していたかと思うと、左手だけで文字を打ちながら右手でメモを取っていたり。
開いた書類を側のスタンドに立てて横目でそれを読みながら、キーボードのカタカタという音が「THE IDOL M@STER」の2倍のテンポで流れてきたり。
その姿はまるで、右手と左手と眼で別々の仕事をしているように見えるほどだ。
そんなことを考えていたら、俺は思わず、頭の裏に、物凄く失礼なというか、いやらしい彼女の姿を想像してしまった。
馬鹿な俺は一人で顔を紅くしてしまい、俺の席のディスプレイの影に隠れるように顔を伏せてしまう。
はあ、いけない、ごめんなさい小鳥さん。そう、心の中で謝りはしたけれども、俺の変な妄想は頭の隅に残り続けていて、まだ少し身体が熱い。
溜まってるなぁ、俺も…。ごめんなさい、小鳥さん。
そんな馬鹿な妄想をしている俺のことを、きっと小鳥さんは知りもしないだろう。
俺がこれから何をしようとしているのかを知らないのと、一緒で。
机の引き出しを静かに開けて、シンプルなダークブラウンの紙袋を手に取る。
俺は自分の席を後に引くと、そっと音を立てないように立ち上がった。
靴の裏でタイルカーペットを刺激しないように気をつけながら、小鳥さんの席の方に歩いていく。
彼女の机の島の角、彼女の机から4つ目のところで直角に曲がる。
ゆっくりと彼女に近づいていく。
小鳥さんがつけている香水の薄い匂いがするぐらいの近さ。
小鳥さんの髪がふわっと揺れて、彼女が俺の方に向き直った。
俺は思わず、びっくりして立ち止まった。
そんな俺を見て、彼女がにっこり笑って言う。
「残業ですか?お疲れ様です。
お茶でも、お入れしましょうか?」
「え、いや、あのその…」
大丈夫です、という言葉まではっきりといえないまま、俺はもごもごと口を動かしながら、側の机に手を置く。
こちらのほうから驚かせてやろう、などと思っていたのにもかかわらず、驚かされていれば世話はない。
考えてみればそうか、小鳥さんは元々周囲に気の配れる人だし、見ていないようでも、周りのことをきちんと把握しているのかもしれない。
「ごめんなさい、小鳥さん。突然、近づいたりして」
「いえいえ。大丈夫ですよ。でもびっくりしましたよ、いきなり席から立ち上がるから」
「え?気付いていたんですか?」
「はい。静かですしね。部屋にはもう、誰もいませんから、目立ちますよ、そういう人の動き」
「そ、そうですよね…小鳥さんが一番、お客さんとかに気付きますからね…」
「ええ、それがお仕事ですからね。
―――と、さて、それではお茶にでもしましょうか?まだお仕事されます?」
小鳥さんは机に両手を突いて立ち上がろうとする。俺は慌てて、小鳥さんに身振りでそれを制すると、小鳥さんに尋ねた。
「ええと、すみません。座ってもよろしいですか?」
「はい、どうぞ。どうしたんですか、遠慮なんかなさって。」
「いえ、その、ね…。
小鳥さんに、聞いてみたいことがあって」
そう俺が言うと、小鳥さんは眼を瞬かせると、
「何でしょう?改まって。大事なお話ですか?来月のイベントのご相談です?」
と、いつものように聞いてくる。
そんな、彼女の真面目さに嬉しさと残念さを感じながら、唾をごくりと飲み込んで勢いを付けると、聞いた。
「小鳥さん、ええとその、お誕生日をお祝いされるのは、苦手ですか?」
「ええ?いきなりなんです?」
「あのその、すみません。いえ何となく、そうかな、って思いまして。
だって今日、昼食会をしたぐらいで、普通にそれで終わってしまったし、それ以外に誰も何も言わなかったでしょう。
それに、今日ぐらいは早く帰るのかな、って思ったら、こんな遅くまで仕事をしているし…」
そうだ。今日は普通の日だった。小鳥さんの誕生日ではあったけれども、それは普通のスタッフの人たちの時と同じように過ぎていって、それ以外はいつもと同じように終わった一日だったから。
「―――今は、仕事も大事ですからね。私の役目は、ちゃんと果たさないと。
あなただって、あなたの仕事をちゃんとやっているでしょう?」
「はい、でも、それはこれとは、違うことですから…」
「え、いやそのあの。―――って、そういうことではなくてですね、小鳥さん!」
「は、はい!」
思わず勢い余って声の大きくなる俺と、びっくりして目をまん丸にした小鳥さんと視線が合う。
俺は思わず、彼女の眼に見つめられて気恥ずかしさを感じてしまったので、それを振り払ってごまかすかのように、持っていた茶色の紙袋を小鳥さんの机に置く。
「…あの…?」
戸惑いを隠せないような小鳥さんが、椅子の背もたれに軽く仰け反ったまま。
そんな彼女に、俺は言う。
「お誕生日、おめでとう、ございます!」
「はいっ!」
「お茶入れてきます!」
「はいっ!」
…なんていう会話をしているんだろう、と俺は思いながら、俺は執務室を出て行って、事務所の隅の給湯室に駆け込んでいった。
そう思って、目を開けて戸棚のほうに振り向いた瞬間。
「うわぁっ!」
俺の眼の前に、ほのかに香るシャンプーの匂いのする髪。
その真ん中の、可愛らしいつむじのあたりにキスをしてしまいそうなほどに近づいて、びっくりしたあまりにその髪の主を背後から抱き締めてしまう。
「た、た、た、た、た、た」
「………!」
言葉にならない音声を喉から発してから、飛び退くようにしてあとずさる。
それと同時に振り向いた彼女が、首を少しだけ傾けて、可愛らしく微笑む。
「ふうう、びっくりしましたよ、プロデューサーさんも大胆ですね…」
「あ、あああっ、いやその、そういうことでは!」
「もう、そんなに驚いて引かなくても…」
「いえそのあのその、引いてるんじゃなくて…ごめんなさい小鳥さん、失礼しました!」
「いえいえ。大丈夫ですよ。ちょっとびっくりしただけ、ですからね。」
小鳥さんは何事もなかったかのように微笑むと、戸棚から取り出した茶筒を手にしたまま、俺の方をじっと見る。
「ごめんなさいね。お疲れで眠いのかな、と思って、声をかけなかったんですよ。
びっくりさせてしまって、申し訳ありません。」
「い、いえ…」
小鳥さんはその言葉には答えず、ただにこりと微笑むと、両手に持っていたお茶の筒ごと、手をぶらんと下に下ろして、俺の方に近づいてくる。
「―――ありがとう。」
「…え…」
「気持ち、とても嬉しいです。ささやかなお祝いでも、してくれるだけで感激ですよ…
さ、お茶、入れましょう。
おいしそうなクッキーですよね、どちらで選んで来たんですか?
お話、良かったら、聞かせてください…ね…?
まだ、終電まで、時間もありますから…」
小鳥さんの小さな手が動いて、大きなマグカップと小さな茶碗に、湯気の昇るお茶を注ぐ。
そのお茶の温かな香りにつつまれながらの小鳥さんの誕生会。
9月9日、彼女の誕生日。
唇に残るのは、俺が選んだお菓子と、小鳥さんの煎れたお茶と。
そして、柔らかい唇の感触。
僅かな時間だったけれども、それは、今となっては忘れられない思い出―――。
「はああ…。」
思わず溜息を給湯室のクリーム色のタイルの壁に吐きかけながら、俺は一人でたそがれていた。
「なんだかなあ。どうしてこうなるかなあ。
もっとこう、小鳥さん、誕生日おめでとうございます、いつもありがとう、これはあなたの為に選んできたものなんです、受け取ってもらえますか。
もっと素敵なこともしてあげたいけれど、そういうのでも受け取ってもらえますか、とか…
そうやって自然な流れでこう、告白しようなんて思っていたのに、なぁ…」
その準備の為に何度シミュレーションしたことか。ここ1か月ぐらい寝る前に必ず3度はやっていた。
しかしその結果がこれだ、これじゃ何度もレッスンしてるのに間違えてこけてるあの子のことをとやかく言えないぞ、まったく…。
古臭いガス台の上では、黄銅色のケトルが次第に熱くなってきている。
眼を閉じたままその音を聴きながら、ついさっきの不味い自分の態度が、小鳥さんにどう受け取られただろうかなどと考えては溜息が出る。
ケトルの音が段々と高くなり、小刻みに蒸気の噴出す音が小さな部屋に響く。
ああ、いけない。お茶、入れないと…。
そう思って、目を開けて戸棚のほうに振り向いた瞬間。
「うわぁっ!」
俺の眼の前に、ほのかに香るシャンプーの匂いのする髪。
その真ん中の、可愛らしいつむじのあたりにキスをしてしまいそうなほどに近づいて、びっくりしたあまりにその髪の主を背後から抱き締めてしまう。
「た、た、た、た、た、た」
「………!」
言葉にならない音声を喉から発してから、飛び退くようにしてあとずさる。
それと同時に振り向いた彼女が、首を少しだけ傾けて、可愛らしく微笑む。
「ふうう、びっくりしましたよ、プロデューサーさんも大胆ですね…」
「あ、あああっ、いやその、そういうことでは!」
「もう、そんなに驚いて引かなくても…」
「いえそのあのその、引いてるんじゃなくて…ごめんなさい小鳥さん、失礼しました!」
「いえいえ。大丈夫ですよ。ちょっとびっくりしただけ、ですからね。」
小鳥さんは何事もなかったかのように微笑むと、戸棚から取り出した茶筒を手にしたまま、俺の方をじっと見る。
「ごめんなさいね。お疲れで眠いのかな、と思って、声をかけなかったんですよ。
びっくりさせてしまって、申し訳ありません。」
「い、いえ…」
小鳥さんはその言葉には答えず、ただにこりと微笑むと、両手に持っていたお茶の筒ごと、手をぶらんと下に下ろして、俺の方に近づいてくる。
「―――ありがとう。」
「…え…」
「気持ち、とても嬉しいです。ささやかなお祝いでも、してくれるだけで感激ですよ…
さ、お茶、入れましょう。
おいしそうなクッキーですよね、どちらで選んで来たんですか?
お話、良かったら、聞かせてください…ね…?
まだ、終電まで、時間もありますから…」
小鳥さんの小さな手が動いて、大きなマグカップと小さな茶碗に、湯気の昇るお茶を注ぐ。
そのお茶の温かな香りにつつまれながらの小鳥さんの誕生会。
9月9日、彼女の誕生日。
唇に残るのは、俺が選んだお菓子と、小鳥さんの煎れたお茶と。
そして、柔らかい唇の感触。
僅かな時間だったけれども、それは、今となっては忘れられない思い出―――。
すみません、
>>124は「なかったこと」にして下さい!
さて一段落したので感想の部であります。
最近レベルが高くて思い切り腰が抜けますわ…。
やっぱり小鳥さんの力は偉大ですな。
って、やよいの方すみません。w
>28 想い重なる時 様
やっやっやよいでこれだけ書けるっていうだけで表現の幅がすげーーー、というところです!
ついやよいの年齢を考えてしまうのであのそのそれは考えないで書くのがやっぱりこつですか。はい。
>54 忙中閑 様
やっぱり小鳥さんは乗っかる方の人なのかっ。
でもそれ以上に、「音無小鳥16歳です、イェイ!」という台詞がリアルに再現されて非常に困りました。w
>69 彼方だけのアイドル 様
会議室で小鳥さんと、というシチュエーションはわたしも考えていたのですが、はっきり言ってこんなに綺麗ではありませんでした。w
きっと中身の人間の駄目さ加減の問題ですな。w
>87 Ring 様
携帯からっていうと私はあまりいいイメージがないのですが…
携帯でここまで書けるって、まさに愛情のなせる技ですな。素晴らしく脱帽です。
そうかあ子作りかぁ…いいなぁ…。w
>99 嘘告げ鳥 様
なんというか、これにはこの言葉が非常に似合う。
「これなんてエロゲ?」w
…だれか挿絵つけて同人ソフトにして売ったらどうですか…これ…
売れると思うけど…凄く…。
なんという純朴Pとオトナな小鳥さん
GJ1年分はいりましたー
つい言いたくなった
>>93 両親と妻…?デビュー時いきなり奥さんもちの青年がPとぴよちゃんの子供の未来だと…?
>54 忙中閑 殿
これぞ小鳥さん!って感じでしたね。
妄想とか、可愛さとか。
それに比べてワタクシなんか…(脱兎
>87 Ring 殿
携帯ですか…これが!?
ワタクシはワードパットですけど、なんでしょう、これが愛…!?
嗚呼恥ずかしくて穴に…(また脱兎
>99 嘘告げ鳥 殿
大人の恋愛ですね…アイドルの立場とか、状況も絡める辺りがもう巧くて…。
それに比べてワタクシは…(またまた脱兎
>120 夜鳴鳥の誕生日 殿
なんというか、妄想するPに2828したのはワタクシだけでしょうか…。
Pと小鳥さんというと、どうにも熟練(?)した感じが多いですが、
こういう純粋なのもいいですよね。勉強になります。
ええ、勉強しなきゃ…(だから脱兎
―全体的に読み返すと、ワタクシのって…エロ薄過ぎですね。
ほんと、ぶっちゃけ、無くてもいい位に…。
次に投稿するときは、もっとエロ満載にしたいなあ。
誰がいいだろう…(考える振りしてやっぱ脱兎
131 :
嘘告げ鳥の人:2008/09/11(木) 05:20:53 ID:VBAcbEML
投下時は直近作読むヒマなくてさっき読んだ。なんというきれいな小鳥さん祭w
とっちらかったプロットで恥じ入る限りだけど参加できて楽しかった。
>忙中閑
初投稿お見事。初でこの厚みはなかなか出せないしょう。コス鳥さんかわいいよコス鳥さん。
ゴシプリ着Hはいいとして懐かしい『むしりとった衣笠』が頭から離れねえよ高齢者w同年代か?
>彼方だけのアイドル
内容はとても素敵だった。売れない小鳥さんのライブやテコ入れの描写が生々しくて気持ちよかった。
実際ファンとして見つめ続けていた人が職場にいたなんつったら切なくてたまらんとオモ。
>ring
ラブトークえろいしかわいい。小鳥さんはやっぱり明るい方がいいよね。特濃で幸せそうな家族計画に万歳だ。
だが何度か読み返すうちに「せいっ!」→「ひゃぁっ!」がツボってしまったのは秘密だw
>夜鳴鳥の誕生日
小鳥さん相手だとどうしてもPは後手後手です。はい正解。純朴Pの葛藤と小鳥さんの淡い色っぽさ漂う構成で読後感がすがすがしい。
自然に読み返してしまいました。
みなさまGJでした。統計上も小鳥さんおっぱい弱いと判明したしなによりだ。
ところで前スレで『キスしてくれたら我慢できます』云々っていうレス書いた人。
頭から離れなくなったので拙作にて使わせていただきました。勝手ですまん。サンクス。
か……感想まで誤字……orz
× 内容は
○ 物語が
書いたり消したりしているうちにワケわかんねぐなってしまった。なんという上から目線。
脱兎Pスマソ
第一夜
芸能事務所で事務をしている私。私の彼は何人ものアイドルを手がけるプロデューサー。
でも最近は彼が忙しくってなかなかエッチできない。今日もプロデュース中の胸がないアイドルと夜間特訓だって。
しょうがないから私は事務所のトイレで一人エッチ。彼に無理矢理されるのを想像してたらイっちゃった
第二夜
彼と事務所で二人きり。今日はもう仕事はないと言っていたのでエッチできるかと思ったら、彼のケータイにTELが入った。プロデュース中のわがまま中学生がダダをこねてるんだって。
すぐに彼は出ていっちゃった。ショック。
しょうがないからまたトイレで一人エッチ。彼とのラブラブモードを想像して2回もイっちゃった
第三夜
今日は残業。事務仲間の女の子が彼に呼ばれて出て行っちゃったので一人で仕事をしてた。すごいストレス。
数時間後帰ってきたその子がスッキリした顔をしてたので、彼の手伝いの後に彼氏とでも会ってたみたい。
すごいむかついたので私もストレス発散したくてトイレで一人エッチ。今日は露出プレイを想像して3回もイっちゃった
第四夜
いつものようにトイレで一人エッチしてたら、隣の個室からエッチな声が聞こえてきた。
この声はうちに所属しているアイドルの一人。ファンでも連れ込んでるのかな。
相手がエス入ってて攻められてすごいエッチな声を出してる。あのコ、ボーイッシュな感じだけどエムだったみたい。
なんだか私がされてるみたいで4回もイっちゃった
第五夜
ワガママをいうお嬢様アイドルのお仕置きをするって隣の部屋に入っていった彼。
お尻をたたいてるのか彼女の悲鳴が聞こえてきた。すごいエッチな声に聞こえたので私もムラムラした。
トイレで一人エッチ。今日のおかずはエスエム。5回もイっちゃった
第六夜
巨乳なアイドルの娘になんでそんなに大きいのか聞いたら、彼氏に揉まれてるからって言われた。
私だって毎日彼に揉まれたい。でも彼は忙しいから自分でもんでる。一人で揉んでたらムラムラしてきたのでトイレに。
今日は胸だけで6回もイっちゃった
第七夜
久しぶりにエッチしようと彼に電話したら、終電がなくなってかえれなくなったアイドルがいるのでダメだといわれた。
しょうがないので一人エッチ。今日は放置プレイをおかずに7回イっちゃった
第八夜
彼に話しかけようとすると電話が鳴ったり社長に呼ばれたりお客が来たりとなかなか話せないうちにいつの間にかいなくなってた。
たしかさして特徴がないアイドルと話してたのは見たんだけど……。仕方ないのでトイレに。今日は逆レイプで8回。
第九夜
彼が今にも倒れそうな気の弱いアイドルを車で送っていった。最近私に冷たい。もしかして浮気?
不安を打ち消すようにトイレに。 今日はお尻を使って9回イった。
第十夜
今日はアイドルたちに彼を寝取られるオカズで各1回ずつイッた。不安。
思い切って彼に問いただす。彼は大切に決まってると答えてくれた。
幸せ。
この幸せを大事にしていこうと、双子をつれて仕事に出て行く彼の背中に誓う。
コレが純愛なのね。
こ、これがケータイ小説(笑)というやつですか。
読んだことないので知らんのですが。
とりあえずなんでもいいから自慰して純愛だと?w
第一夜
アイドルのプロデューサーをやってる俺。ある日、アイドルに夜間特訓を頼まれた。
なんだかエッチな気分になったので襲っちゃった。彼女もそれが目当てだったらしい。
第二夜
夜、事務所から帰ろうとすると、わがままなアイドルから電話。すぐ来てくれないとアイドル辞めるというのでダッシュで向かう。
何のことはない。エッチして欲しかったらしい。キレたのでそのままレイプ。この娘の身体はとってもきもちいい。
第三夜
事務所で働いていたアイドルのうなじが実にそそる。仕事をするからと呼び出してそのままラブホへ。
事務の人、きづいてたっぽい。
第四夜
ショートカットのアイドルとエッチをしようとトイレに入ると、隣の個室から変な声が。
人に聞かれるかもしれないのがより興奮するようで、彼女はいつもにましてエッチだった。
第5夜
わがままに手を焼いていたので、大人しくさせるためにエッチをする。さいしょは泣いてたみたいだけど
身体と同じく小さい穴を繰り返しついてたら気持ちよくなったようだ。これで大人しくなってくれればいいけど。
第6夜
事務所一の巨乳をもみまくる。子供ばかりを相手にしていると大人の女が欲しくなる。
彼女は俺の清涼剤みたいなものかな?
第7夜
貧乏アイドルが部屋まで押しかけてきた。泊めてあげる代わりにエッチ。
たまにこういう垢抜けない子とするのも新鮮。
第8夜
いつのまにか二人きりになったので、おいしくいただきます。
気持ちよかったけど、なんか図られた気がする……
第9夜
車で家まで送る間、一生懸命奉仕してくれたのでお返しに何度もイかせてあげた。
この子は普段はおとなしいのにエッチのときだけ実に大胆。
第10夜
今日、事務の女性から、私のこと大切ですか?ときかれたので、仕事仲間として「大切に決まってるじゃないですか」と答えておいた。
なんだったんだろう。
そんなこととは関係なく今日は双子と3P。前は痛がってたのに、今では自分で腰を振る双子に何度も吐き出した。
しかしこれは犯罪くさくてもえる。
外道www
…なんか一人だけ腹黒そうな人がいるのはワタクシの気のせいですか?
え、あ…げぇっ、ちょ、かっ…!(プツッ。ツーツーツーツー…
>しかしこれは犯罪くさくてもえる。
正真正銘犯罪だ、外道めwww
両方呼んで理解したw第8夜酷いwww
>>138 双子って書いてあるけど、未成年とは書いてないぜ!w
141 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 13:11:57 ID:meOMgm8e
>>140 っ「このさくひんはZEROのてーきょーでおとどけします」
ごめん、sage忘れたo...rz
描写が少なく淡々としてるのが携帯小説なのかな?
しかしこういう小ネタは適度に妄想させてくれるから好きだ。
さあ第一夜から第十夜までをそれぞれkwsk書くんだ
これだけ毎日エッチしてたら腰壊すわw
遅くなって申し訳ありません。忙中閑を投下させていただいた者です。
投下後仕事&疲労で今更ですがやっとちゃんと読むことが出来ました。
感想まで頂いてありがたい限りです。失礼ながら感謝も含めて返させていただきます。
>>彼方だけのアイドル
妄想しない、淫乱じゃない小鳥さん。いいじゃないですか!
それに比べたら・・・こっちが逃げたくなりましたよ!
>>ring
携帯からお疲れ様でした。
一言で申し上げるなら
私のアソコもカッチカチですよ、カッチカチ!
・・・失礼しました。
表現は勉強になりました。
>>嘘告げ鳥
始め携帯で拝見してましたが、家に帰ってからPCで改めて拝見させていただきましたw
素晴らしいの一言です。勉強させて頂きました。
あと私はあずささんと千早の中の人と同い年の23歳だったりしますw
>>夜鳴鳥の誕生日
またしても勉強させていただきました。
嘘告げ鳥の方のもそうですが、自分がこうありたいと思っている文体で、自分の未熟さを感じられずにいられません。
皆様の作品、本気に楽しませて頂きありがとうございます。
またよろしければ拙い物ではありますが、ごらん頂ければと思います。
長文&駄文失礼しました。
>あと私はあずささんと千早の中の人と同い年の23歳だったりしますw
ちょっと待t(ry
5日ぶりにPCが使える環境に帰ってきました。
ようやく皆様の作品をゆっくり読めましたので、ここで感想をば。
>>忙中閑様
初投稿乙です。
会話のテンポが良くて呼んでて楽しくなりました。次の作品、期待してます。
俺も小鳥さんにスケベって言われてぇ。
>>彼方だけのアイドル様
ここではネタキャラ・便利使いされてますけど、こんな綺麗な小鳥さんもいいですよね。
エロなしでも十分だったと思います(っと、書いてから思い出したがそういやここはエロパロスレだったな)。
お色気路線の小鳥さん……ゴクリ
>>嘘告げ鳥様
やっぱですます調にした方が小鳥さんの独白っぽいですかね〜。反省反省。
気丈に振舞おうとする小鳥さんかわええ。
エロ描写も十分……ふぅ
>>夜鳴鳥の誕生日様
かるみのある素敵な文体で、こういう文章が書けるようになりたいと思ってる私には羨ましい限りです。
こういうお姉さんみたいな小鳥さんもいいよね。
>>ケータイ小説風誕生日記念SS様
これも一種の勉強と思って「恋空」を呼んだ事がありますが、描写の薄さと内容の無さが見事に再現されてるww
魔法のiらんど辺りにこんなのあっても違和感ないと思います。爆笑させていただきました。
作品に感想つけてくれた方、ありがとうございました。
あと読んでくれた全ての方々にも感謝。
>>129 やっべミスったwwなんで妻なんて入ってんだwwwww
「なかったこと」にしてくれ
この静けさ、嵐の前の静けさかっ!?
そろそろ美希かあずささんを頼む
真ならすぐ書けそうなネタあるんだけど・・・
でも書き上げられるのは早くて週明け、下手したらまた半年後・・・orz
次に来る誕生日って
誰でいつごろ?
>>155 雪歩でクリスマス・・・いや11月に美希か?
出先だから資料が出てこない。
あ、出てきた。
美希:11/23
雪歩:12/24
千早:2/25
の順のはず。
あとは公式で確認してくれ。
ありがとう!
誕生日SSは当分先になりそうだ……
小鳥「では私の出番ですね!?とりあえずこの特製のおクスリを皆に飲ませて行動を封じ、
その後プロデューサーさんをGET♪ちょっと遅くなったけど、自分への誕生日プレゼントです!」
-、ー- 、
_. -─-ゝ Y ⌒,.Z.._
,.> <`
∠.._ , ヽ
. / , ,ィ ,ハ ト、 l
/イ / /l/‐K ゝlへトi |
レ'レf Y|==;= =;==|f^!l
. !6|| ` ̄ "||`  ̄´ ||6|! しかしプロデューサー
゙yl、 、|レ |y'
_,,ハ.ト.` ̄ ̄ ̄´ ,イ/\_ 当然のように小鳥をスルー
 ̄:::;':::::゙! \.  ̄ / |'::::::::|::: ̄
:::::::::l:::::::::l \/ !::::::::::|:::::::::
::::::::l:/ヽ:ヽ__ __/:/\:|::::::::
:::::::‘:::::::::::o:ヽ` ´/::::::::┌──┐
:::::::::::::::::::::::::::ヽー/::::::::::: l:::::::::::::::l
動けないアイドルたちを介護と称して(チョメチョメ)ですね、わかります。
>>157 貴音は中の人と同じ誕生日らしいから1月21日かな…響はわからない
961側の誕生日もわかったら全員分をテンプレにするってのはどうだ?
今日は十五夜。満月のもとでチョメチョメしたいぜ。
願わくば千早・あずさ・小鳥との4Pを希望だ
十五夜だけど満月じゃ無い
ふしぎ!
そういや今日は十五夜だったな。
月見バーガー片手に妄想に浸るとしよう
>>163 ・月齢の基準になる月の満ち欠けのサイクルは29日と少々で、毎回新月になる瞬間は同じ時刻ではない。
・夜の数え方は新月過ぎの最初の夜を第一夜として以下順番に振る。
・つまり、満月になる瞬間が24時を過ぎれば十五夜と満月は二日ずれる。
・そうでなくても今月のように満月になる瞬間が夕方の場合は一日ずれる。
・満月になる瞬間が昼間の場合に限り、十五夜と満月が一致する。
ということらしい。詳しいことは後で纏めるかもしれないけれど、今のところはこんなもんで。
>165
小鳥:「日経読んでらっしゃるんですね、さすが敏腕Pさん!」
小鳥「わ、私の月経を推理するなんて!」
やだなぁもう閉経してるじゃないですかwww
小鳥「これじゃ駄目よ!もっとプロデューサーさんのにそっくりじゃないと!
こうなったらプロデューサーさんを眠らせて、型を取るしか…」
やっと小鳥さんに相手ができたときいて飛んできました!
172 :
165:2008/09/14(日) 19:33:10 ID:RmS+85nE
>>166 いいえ、ちょっとぐぐった結果です。日経? 一切読んでませんよ。
# 面白いネタだから、マジでブログのネタにしようと思ったのは事実。
>172
おやw
確かに少し内容が違っていましたね。
しかし、こんな会話ばかりだと、こっちが小鳥キャラスレで、あっちが18禁スレにしか
見えないんですが。w
>>170 そこで既成事実を作りにいかないのが小鳥さんクォリティ
春香をも上回るうっかり八兵衛ピヨ具合は、事務と避妊以外に適応されます
真「ここは・・・確か、小鳥さんに食事を奢ってもらって・・・急に眠たくなって・・・・・・
手が動かない・・・・・・足も・・・・・・ベッドに縛られてる・・・・・・?」
小鳥「おはよう、真くん」
真「小鳥さん・・・こっ、これはいったい・・・・・・」
小鳥「真くんに協力してほしいの」
真「協力って・・・何をですか」
小鳥「これよ」
真「なっ、なんですか・・・それは」
小鳥「プロデューサーのものと比較して作ったんだけど、硬さをチェックして欲しいの」
真「なんで、ボクが・・・・・・」
小鳥「だって、いつもしてるじゃないの。事務所のトイレで」
真「!」
小鳥「おかげでこっちも溜まっちゃってね。だから真くんは協力する義務があるの。
じゃないと言いつけちゃおうかな、社長に。真くんはトップアイドルだから許してもらえる
かもしれないけど、プロデューサーさんは・・・・・・」
真「どうすれば・・・どうすればいいのですか・・・・・・」
小鳥「これを銜えて欲しいの」
真「く、口に・・・ですか」
小鳥「下よ。あっ、真くんの場合はアナルだったっけ」
真「そ・・・そんなものをお尻に・・・・・・」
小鳥「銜えていたじゃないの、プロデューサーのモノを真くんの肛門が。
なんなら、盗撮していたビデオ見せようか」
真「・・・・・・」
小鳥「じゃあ、いくわよ」
真「そんな、いきなりは・・・・・・」
小鳥「えいっ」
真「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
小鳥「どう、真くん。これくらい?」
真「プロデューサーは・・・」
小鳥「プロデューサーさんは・・・」
真「もっと硬くて太いです・・・・・・」
P「小鳥さん・・・真に何をしているのですか・・・・・・」
小鳥「えっ、これには深い訳があってですね」
P「真」
真「プロデューサー」
P「いきなりは酷いよな。どれ、オレに見せてみろよ、真の尻の穴」
真「はい・・・でも、プロデューサーには・・・苛めて欲しい、ボクのお尻」
小鳥「縛って放置プレイですか。酷いじゃないですか。私も混ぜてくださいよ。ちょっとぉ!!」
最後アワレw
>>166 (む、ここは一つ私の博識を披露して社長としての威厳を高めねばな…)
「あー小鳥君、こんな話を知っているかね。
かつてイギリスでは閏日に…」
「社長は黙って下さい」
「む、何かねプロデューサー君」
「その話題には触れては生けません」
「秋月君まで。何故だね」
「社長、とにかくその話題には触れては生けません!」
「音無君まで…ええい!何を話そうと私の勝手ではないか。あーかつてイギリスではな…」
(ちっ…)Pi
ビシュ! ドサ…
タァァァァァァァァァン
「しゃ、社長ぉー!」
「社長が狙撃されたぞ!警察、警察!」
「あああぁ、なんてことにぃ!」
(警告はしましたよ、そのことに触れては『生きていけない』と…)
(着弾から発砲音が届くまで一秒以上…1キロ以上のロングシューティングか!)
(テンプルに一発…さすがはGね…)
765プロでその話題に触れてはいけない。命が惜しければ…
>>165を見たら何となく閏日をググってみたくなった。
「好奇心は猫をも殺す」という言葉を思い出した。反省している。
こんな小ネタを思いつくのはSS作りに行き詰まったからに他ならない。
178 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 15:16:30 ID:kV9a6FJL
ぶっちゃけGなら3km以上でもやってくれるはずだ
まてまて、ここはエロパロだ。
Gで盛り上がる場じゃないぞ。
ということで小鳥さん、風呂・飯・俺のどれがいいですか?
さっさと飯作れこの愚図!
いつになったらSランクアイドルプロデュースすんだよ!
そういうこというのはこの口かぁ!オラァ!!
と小鳥の口に張り型を突っ込み
隣の部屋で待ってるアイドルと12Pしてくるわ
春香と小鳥さんは放置プレイがよく似合う
視姦されて悦ぶ千早や律子の身体使って目の前でイタすか
ある日突然、あなたに12人もの小鳥さんができたらどうしますか?
それも……とびっきりかわいくて
とびっきり素直で
とびっきり愛らしくて
とびっきりの淋しがりや。
しかも、そのうえ……
彼女達はみんなみんな、とびっきり!
プロデューサーのコトが大好きなんです……
ま、ありじゃないか
婚姻届に誰が名前を書くかで、文字通り血で血を洗う争いが…
だってわたしたちみんな
小鳥だもんげ
とりあえず12人目の小鳥さんのお世話係の人を狙います
何このKOTORIM@STER
「そこを歩いている君!そう君だよ君
我が社では今、音無くんを引き取ってくれるプロデューサーを募集中だ(以下略
絶対にだ
(`;ω;´)ピヨヨッピヨッ
あれ、俺が見てたの小鳥さんスレだっけ?おっかしいなぁ……
以下いつものように胸の大きさについて
バンバン ,。、_,。、バンバンバンバン゙ン
バンバンく/!j´⌒ヾゝバンバンバンバン゙ン
バンバンん'ィハハハj'〉バンバンバンバンバン
バンバン∩#゚ ヮ゚ノノ
/_ミつ / ̄ ̄ ̄/__
\/___/
キレたw
今日の小鳥さんスレのノリに乗れねぇ、珍しくレベル高いw
小鳥さんをチュッチュしてーーーー、後ろから抱きしめてー
あー、すっきりした(いや、たまったかも知れん)
みんな小鳥さんの虜ですね
>>183でLCLに浮いている11人の小鳥さんを想像して、
>>184で量産機のごとく全員でプロデューサーを貪り尽くす小鳥さんを想像できる俺はやはり異端か?
>>200 クソワロタwwwwww確かに貪欲だwwwww
P あぁやめて小鳥さんそんなとこまで///
小鳥「抱きしめろ!強くだ!!」
205 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 00:08:56 ID:5Zfeuu5i
ことりっつーか親鳥じゃねぇかwwww
おまいらに感化されておいらも書いてみたくなったぜ
稚拙な文章になるかもしれんががんばります
この流れに感化されて…ごくり
人が忘れた発情期を持つ小鳥さん
小鳥さんが発情してない時期って何時だ?
>>205 小鳥は仔鳥じゃないよ。
つまり、雀やこがらのような小柄な鳥が小鳥。
>>204 Pが元彼に間違えられてストーカーされるんですね、わかります。
人間は1年中発情期だと思う
213 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:44:23 ID:c/cVkF7p
小鳥「人間は一年中発情期だと思う」
P「……」
律子「……」
小鳥「な、何故スルーを」
P「入力作業に集中してるので」
律子「誰の手伝いしてると思ってるんですか」
小鳥「す、すみません……」
P「まったく……」
律子「っとに……」
小鳥「……」
P「……」
律子「……」
小鳥「で、でもそうだと思いませんか? 風俗店の人から、秋は客入りが少なくてねー、とか私聞いたことないですし」
P「……」
律子「……」
小鳥「……は、はは、なんて……」
P「……」
律子「……」
小鳥「すみません……」
P「……チッ」
律子「はぁ……」
小鳥「……」
Q: 職場のことです。
もう7〜6ヵ月、周囲の私への対応が冷ややかな気がします。
以前から、事務員である私に対して、罵声や叱責などがよく飛び交ったものですが、
最近はそれがぱたりとなくなって、皆さん私に対して口を開かなくなりました
P: まさかとは思いますが、この「職場」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのでは
ないでしょうか。もしそうだとすれば、あなた自身が統合失調症であることに
ほぼ間違いないと思います。
あるいは、「職場」は実在して、しかしここに書かれているような異常な行動は
全く取っておらず、すべてはあなたの妄想という可能性も読み取れます。
この場合も、あなた自身が統合失調症であることにほぼ間違いないということになります。
小鳥「ああーよかったー、虐められてる小鳥さんはいないんだねー」
Qに対してAじゃなくてPかよw
小鳥さんは妄想癖の自覚があるから
こっちに都合の悪いことを言い出したら
統合失調症ですよって言っとけばなんとかなるな
216 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 23:00:46 ID:c/cVkF7p
小鳥「……ん?」
小鳥「あの、プロデューサーさん」
P「小鳥さん。どうしました?」
小鳥「いえ……あの、私の思い違いかもしれませんけど、この電化製品税抜き49800円の領収書って、もしかして仕事に必要ないモノじゃ……」
P「い、いやその……」
千早「あ、こんにちはプロデューサー、音無さん。どうしたんですか?」
小鳥「千早ちゃん、ちょうどいい所に。この飲食代10万円分の領収書なんだけど、千早ちゃん、もしかしてなにか不正なプールを」
千早「え、な、なにかの間違いでは」
律子「ん? 三人とも突っ立ってなにしてるの?」
小鳥「ああ、律子さん。そういえば律子さん、この装飾品8万円の領収書、これってその高そうな眼鏡のお金じゃないですか? なんで事務所のお金で……」
律子「そ、そうだったかな? は、ははは……」
小鳥「まったくもう、なんでこう適当にごまかそうとするんですか! 私の眼をかいくぐれると思ったら大間違いですよ!」
P「……」
千早「……」
律子「……」
小鳥「聞いてますか!」
P「だがちょっと待ってほしい」
千早「もしかしたらその領収書の束は」
律子「あなたの妄想の産物ではないだろうか」
小鳥「え……」
P「そもそも、そんな小鳥さんにすらばれるような資金調達するわけないじゃないですか」
千早「大体、私はその金額分の食事をとれるほど大食漢ではありませんし」
律子「それにこのメガネは親切なクマにもらったものよ」
小鳥「うう……」
P「小鳥さん、いつも俺たちの妄想ばっかりしてるから、現実と仮想の判別もできなくなるんですよ」
千早「小鳥さんは私を貶めたいのですか? 妄想に浸るのは構いませんが、愚にもつかない発言をしないでほしいです」
律子「それにほら、その領収書だって元からそこにあったものを見落としていただけかもしれないじゃない。それをあろうことか、変な妄想で私たちのせいにしようって言うの?」
小鳥「わ、私はそんな……」
P「どうなんですか小鳥さん!」
千早「その領収書の出所は私たちですか!」
律子「それともあなたの妄想の中なの!」
小鳥「……」
小鳥「私の妄想でした……」
存在自体が不憫!だがそれがいい!
ペルソナ混じってないか?w
小鳥「私の処女膜は何度でも蘇る」
まず突破される事から議論を始めようじゃないか、諸君
28歳で処女とな!?かわいそうだ…
こちとらには一万二千枚の処女膜とぉーーーっ
処女厨の俺にはご褒美です
>>222 `¨ − 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
/ | | |
| | | |
|ー | l ー- l
/⌒ヽ | | l l
l l | | | 0 |
| l | ー- | l⌒) - l
| -‐| | | | 丿 | /⌒ヽ
| | | | |ノ l | ヽ
l _! | !__,! ‐ 一 | l ヽ、
/⌒ヽ l ‐ \ |, ノ⌒) () l 〉-‐ l
l〉 )ヽ、 ヽノ (ノO (ノ (つ ヽ、 | ノ) |
/ 人 ヽ、 (⌒) ヽノ (ノ |
l ヽ、\, )丿 / ノ/ o l
ヽ ノ \,/ / (ノ () ヽ l
\ / / (⌒ヽ |
ヽ、 / / l しノ |
ヽ、 / / | l
ヽ、 l /
ヽ、 | /
ヽ l /
225 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:08:28 ID:DgpJwbO7
、 ヽ
|ヽ ト、 ト、 ト、 、.`、
/|l. l. | |l l | | l |l.| |l. l
/' j/ ノ|ル'/レ〃j/l |
-‐7" ヾー---┐|_.j
 ̄ ./゙ニ,ニF、'' l _ヽ
:: ,.,. |ヽ 」9L.` K }.|
l' """ l ) /
h、,.ヘ. レ'/
レ′
r.二二.) /
≡≡ ,イ
. / !
\ / ├、
::::::` ̄´ / !ハ.
_ -───- _
, '´ `ヽ
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/ ヽ
/ __, ィ_,-ァ__,, ,,、 , 、,,__ -ァ-=彡ヘ ヽ
' 「 ´ {ハi′ } l
| | | |
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| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
ヽ | _ ,、 ! , ′
\ ! '-゙ ‐ ゙ レ'
`! /
ヽ ゙  ̄  ̄ ` / |
|\ ー ─‐ , ′ !
| \ / |
_ -‐┤ ゙、 \ / ! l |`ーr─- _
_ -‐ '" / | ゙、 ヽ ____ '´ '│ ! | ゙''‐- 、,_
そろそろ
や め な い か
224は小鳥さんの手ですよ
小鳥「私の膜は3段構えだ。」
P「(・д・)チッ処女かよめんどくせえな…」
鳥「だ、大丈夫です!膜ならおもちゃで破ったんで!!!さぁ突っ込んでください!!!!!」
P「はぁ…分かりましたよ…よいしょっと」
ぐぐっ…
鳥「あぁ!Pさんのが私の膣内に!!!」
すぽっ
P「これでいいでしょ?じゃお疲れ様でした」
鳥「え?え???」
P「俺にはアイドル達がいるんで…正直小鳥さんくらいの年齢の人とならいつでも出来ますし…」
P「それに対してアイドル達とできるなんて今しかないでしょ?それじゃ」
鳥「あんまりだわ〜〜〜〜」
鳥「なんてシチュもそれはそれで萌えるわねグフフ」
P「妄想ダダ漏れな挙句よだれ出てますよ小鳥さん」
P「しかし妄想なら俺も負けない!妄想パワーこそドームへの切り札だ!」
鳥「ええっ!?」
P「いいか、アイドルとは偶像……偶像とはすなわち妄想を肥大化させるもの!
巨乳ならあずささん貧乳なら千早!Sには雪歩でMには閣下!
胸板ズリならやよいで凸ズリなら伊織!律子の眼鏡にぶっかけたり双子にWフェラされたり!」
鳥「どんどんマニアックになってくじゃないですか!?あと美希さんは?」
P「美希は俺の嫁だから汚すわけにいかないだろ常考……
ああ、想像してたらムラムラしてきた!小鳥さん、その絶対領域で素股してくれ!」
鳥「なんでそうなるんですか〜!?」
P「大事なアイドル達の前で欲情が限界に来たらとりかえしがつかなくなるだろ!」
鳥「……わ、分かりました、私なんかの身体でよかったら……」
―翌朝―
P「ふう、結局一晩中ヤリまくった……もう一週間は欲情のよの字もしないぞ」
小鳥「……ほ、本当にずーーーっと素股だけなんて……
プロデューサーのバカバカバカ、超変態ドフェチ野郎ッッッ!!」
P「はっはっは、そいつはいい褒め言葉だ」
どっとわらひ
2人だな
春香と真いねー
でって男だもんげ!
>>233 春香と閣下は違うと言いたいんだな
真はおt…誰だこんな時間に…
ニコ厨って本当きめぇな
ニコマススレでやってろ
ニコもなにも黒春香は公式ですよ
釣りでもないだろ、Iwantやらエスコン機やらやっちゃってるしな
アイドルなんだしそういう作りも有り、でいいと思うんだが
小鳥さんが麻雀やったらかなり弱そうw
副露しまくって狙ってる役がバレて上がれなさそうw
ツモ運も悪そうな感じがする
それはまるで小鳥さんの人生そのものですね。
妄想(手)がもろ見えで、結婚寸前(リーチ)まではいくけど結婚(ツモ)出来ないって。
麻雀出来ないからこんな例えであってるかわからないが・・・
あれ、こんな朝早く(以下略
いや、小鳥さんはサンフーロでリャンシャンくらいだろJK
なきまくるけどフリテンで当り牌が全部潰されてしまう小鳥さん
国士無双イーシャンテンで欲しい牌をカンされる小鳥さん
国士無双十三面待ち(ライジングサン)テンパイして上がれない程の能力
>>249 それは酷いw
そして春香さんにタンヤオのみであがられる
>>244 ありえますねw
>>249 ライジングサンで和了れないとか、ドンだけ運悪いんだよwww
プロデューサーを賭けた麻雀大会
東四局オーラス
小鳥「(やったーメンホンドラ2の跳ね満の手
ここを上がれば私の逆転勝ち
そして私はプロデューサーさんと今夜…うふふふふ)
さあ皆さん始めましょうか」
パチッ
雪歩「あ、あのそれロンです
人和です8000・16000です」
小鳥「(´・ω・`)」
っていう、何か変な電波受信した
で箱被りの小鳥さん脱衣はまだかね?
早くしないと風呂に沈められるぞ!!
麻雀が全然分からない俺がここらへんで人生ゲームを勧めてみる。
小鳥さんは子供が生まれるマスにことごとく止まって2台目に入りそうなイメージ。
どんな話題振ればいいのか分からないぐらい小鳥さんまみれなんだなこのスレ
おまえら本当に小島さん大好きだな
>>255 誰だよwww
それにしても台風の季節か。
雨にぬれてスケスケなあずささんを(ry
千早!背中が透けてるぞ!!!
258 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 18:06:13 ID:Q5bytKcR
>>252 小鳥「うう恥ずかしいけど
ハコテンなので脱ぎますね」
みたいなSS読みたいよね
>>255 小島武雄プロの事かwww
sage忘れた…
ごめんなさい
こんな俺は穴掘って埋まっておきます
ライジングサン(国士無双十三面待ち)からのトリプルロン考えてみた…(ロン牌:パーソー)
上家:大四喜・四暗刻単騎
対面:大三元
下家:緑一色・四暗刻単騎(暗刻は2.3.4.6)
MJ4の店内対戦なら起こっても違和感ないな…
俺の出番か…
エロなしの話なら、ゲーキャラスレに戻らないか?
ここではエロがなくては…
>>261 ありえる
MJ4は負けてる奴に限って良い手がくるから困る
小鳥さんかー。
伝家の宝刀タコ麻雀「3つ晒してテンパイせず!」
というのも考えられるし、
結婚運まで全部博打運に変えてしまったかのような
「あらまたツモっちゃいました、シャボカンチャンなのに。
まさに穴にずっぽしですね、うふふ」
というのもありかとか思ってしまう。
もしくは、
「ほらツモですよ!千早ちゃん、諦めて脱ぎなさい!」
「…くっ」
とか。そんな感じ。w
小鳥なだけに1索のシャボ待ち多そうw
やよいは赤牌絶対に切れなさそう
267 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 23:31:26 ID:DgpJwbO7
小鳥「ほらツモですよ! 千早ちゃん、諦めて脱ぎなさい!」
千早「……小鳥さん、マージャン、は、強いんですね」
小鳥「・・・え・・・!?」
千早「こんなところでマージャンなんかして、三十路までの残り少ない時間を浪費してていいんですか」
小鳥「・・・う、うわあ・・・ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」
千早「どうかしましたか?」
小鳥「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」
千早「いやですね、そんなに焦らないでで下さい。わかりきっていることを再確認しただけですから」
小鳥「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ビクンビクン(小水を漏らす)」
千早「ちなみに私は、プロデューサーと婚約を済ませていますので」
P「・・・え・・・!?」
千早「・・・え・・・!?」
P「俺、いつ千早と婚約なんかしたよ……」
千早「・・・う、うわあ・・・ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」
P「どうした?」
千早「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」
P「あのな……どうせ酔った勢いで言わせたことなんだろう。そんなのは婚約とは言わん」
千早「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ビクンビクン(小水を漏らす)」
P「というか、俺は律子と会社を興すって決めてるんだよ」
律子「・・・え・・・!?」
P「・・・え・・・!?」
律子「プロデューサー、まさかあれ本気にしてたんですか?」
P「・・・う、うわあ・・・ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」
律子「どうしたんです?」
P「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」
律子「私、ようやくキャラも固まって人気も出てますし、まだまだアイドルしますよ。というか、仮に興すとしてもプロデューサーは……」
P「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ビクンビクン(小水を漏らす)」
律子「まったく……あなた達って人はどうしてこう落ち着きのない」
小鳥「そういえば律子さん、あなたの飲み物の中にだけ間違えて薬物混入しちゃってました」
律子「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ビクンビクン(小水を漏らす)」
春香「……なんか事務所がアンモニア臭いんですけど……」
>266
「ふっ、その壱索、ロンです。七対子ドラドラですね」
「やるな音無小鳥、またの名をイーソーの小鳥!」
みたいなのを想像した。W
πプッシュだ
小鳥は鳴かない・・・・そうあの日に誓ったんですよ、プロデューサーさん・・・
ざわ…
その時千早に電流はしる
そっちは背中ですよプロデューサー…!
そろそろ麻雀はとめようか。
わからない人さびしいしね。
それにエロがないってのはこまるよ、うん。
わたしは小鳥さんのエロを見に来たんだ。
小鳥さんのエロがみれないなら
鳥のから揚げにして食ってやる!でもまあ
おこってるわけじゃなくて
もう我慢できないんだよ。エロの無いスレにね。
らイジングサンとか国士とかじゃなくてフェラチオとかアナルファックが見たいんだ。
しっきんもいいな。
縦に読まなくても言いたいことが伝わってくるなw
>>268 ワロタww
社長「小鳥君君は全ての局を1索で上がる
伝説の1索の小鳥らしいね」
小鳥「な、何故それを知ってるんですか?」
社長「どうかね一局打たないかね?
私に勝てたらプロデューサーを好きにしても構わないよ」
小鳥「本当ですね
わかりました、一局打ちましょう」
東一局十五巡目
社長「(二二三三四四BBCCD16 6か
小鳥君の方はテンパイの気配が無さそうだな
なら1索切っても大丈夫なはず…
良しリーチかけて勝負を決める!)リーチだ」
パチッ
小鳥「ふふ、それロンです
国士無双13面待ちです
ダブル役満です。ふふ
飛びですね社長
これで、プロデューサーは私の物ですよね」
社長「あ、あぁ す、好きにしたまえ
噂は本当だったのか…orz」
小鳥「待っててくださいね、私のプロデューサーさん」
みたいなの想像した
>>272 www
小鳥「台風関東直撃コース…予想通りね。皆には『台風が来るので仕事はお休み』と連絡済み。
社長は鹿児島出張で足止め食らってる。そして事務所には私とプロデューサーさんのみ…。
既に彼は、この私・音無小鳥特製の睡眠薬&強力媚薬入りコーヒーで眠っているし、あとは行為に及ぶのみ。
そして私と彼は晴れて『恋人同士』に…!プロデューサーさん、幸せになりましょうね♪」
小鳥「と、噂をすればプロデューサーさんから電話だわ。もしもし、音無です。」
P「あ、もしもし小鳥さん?さっき今日のロケは台風直撃の恐れが高いから中止ってことでテレビ局の方から連絡ありました。
台風が来て交通機関も止まるでしょうし、俺は家で仕事します。
社長も鹿児島で立ち往生してるみたいですし、小鳥さんも家で仕事かお休みしたらいかがですか?」
>>275 律子「睡眠薬と媚薬の同時投与ですか。
眠ってしまっては媚薬の意味がないんじゃないですか?
ああ、代わりに強壮剤なんて駄目ですよー。ダウナー系とアッパー系では薬効が相殺されてしまいますから。
ここは、痺れ薬で身体を動かなくさせて、微量の幻覚剤で意識が朦朧としたところで洗脳。
意識が覚醒したところでコトにおよぶ、と言う訳です。
やっぱり小鳥さんは詰めが甘いですねー」
小鳥さんが園児服プレイに目覚めそうです
ちょっと苦しいな
ちょっとじゃすまんだろ。昭和まで戻らんとダメなんだぞ?
小鳥さん、仲間を増やそうとしても無駄ですよ
とりあえずDLCの園児服見てから10分間は爆笑が止まらなかった。
流石バンナム、やることが違うぜ・・・
さぁここで小鳥せんせーによる「なむこようちえん」の園児達の紹介ですね。
園児服ってまだ無かったのか。
赤ちゃんセットと勘違いしてたよ。
ところで幼稚園児だと利尿剤の必要なさそうだよね(ボソ
P「うまそうな水がそこにあるから舐めた」
>>286 P「だが一人だけ味の悪いのが混ざっていたので、捨てた」
二十歳以上の水なんか飲めるか
>>288 あずささんと星井菜緒さんの水は私が頂きますね。
>>289 どうぞどうぞ
あれもう一人くらい二十歳以上っていなかったっけ…?
まぁあみまみのダブル聖水があればいいや
園児服な流れぶったぎって放流させていただきます。
制作期間4日ほど、妄想内容は一週間ほどで組み上げました。
余談ではありますが、当方リアルにプロデューサーになりそうです。
ハロワ行ったらプロデューサー職があって、応募したら明日13時から面接になりましたww
では9スレほどの長文となってしまいましたが、放流します。
俺が春香のプロデュースを始めて今月で5カ月、いや、あと10日くらいで半年になる。
思えばこの半年でずいぶん春香も大人になった気がする。出会ったばかりの頃はどこでも転んでばかりの、かわいい女子高生、って感じだった。
最近の出勤してきたときの姿は半年前は想像もできないくらい大人になった。どこでも転んでばっかりってのは治りきってはいないけど・・(笑)
「お疲れ様でした!プロデューサーさん!」
午後10時、長引いた取材もやっと終わり春香は帰り支度を整えて言った。
「お疲れさん。取材長引かせて悪かったな。まだ終電あるよな?」
春香の家がある熱海まで行く電車は数少ない。東海道線で毎日帰っているというが、ここ六本木からだと乗り換える必要もあり、帰れるか心配してしまう。
「大丈夫ですよぉ。イザとなったらプロデューサーさんが送ってくれるんですよね?」
「乗り遅れたら考えてやるから。乗り遅れないうちに早く帰んな。明日も取材3本あるからな。」
「はーい。じゃあ、お疲れ様でした!」
バタン
「ふぅー・・・今日も終わりかぁ」
ようやく一段落、といわんばかりに派手なため息をついた。まだデスクワークが残っているしそれに・・・
(ピヨちゃんが帰ったら・・・へへっ待ち遠しいねー)
カバンの中身をチラりと見て俺は一人心の中でいやらしい笑いを浮かべた。
それは今日の早朝のコト・・・
昨日の仕事がハードだったので夜中に仮眠室で仮眠をとったのだが、起きた時にはすでに朝の3時だった。まいったなぁ〜と一人愚痴りながら思い頭を揺さぶる。帰るには遅すぎるしここに居たって、怒るような人間はいない。
(そーいや俺のPCネットつながってるんだっけ?ネットサーフィンでもしながら朝を待つか。。)
家にPCがない、使うケータイもいまだに2G携帯の俺はネットが使えようが使えまいがたいして興味はなかった。新聞とテレビがあればだいたいの情報は手に入る。
(にしても昨日の朝のあのニュースは笑ったな・・「ジャスト今から2ちゃんねるのオフに行きます」ってさ。いい根性してるわ・・2ちゃんねるのオフってどんななんだ?)
おもしろそうな匂いをかぎつけ俺は2ちゃんねるにアクセスした。
とりあえず匿名の巨大掲示板群ってことと、オフってのが実際に住人同士が掲示板で待ち合わせて会うこと、ということは知っていたので難なく突発オフ板にたどりついた。
(うはー・・・今暇とか関東とか・・・こんなにあんのかよ)
しばらく俺はオフ板のスレを見ることに集中していた。
そんな中おもしろいスレを発見。「一番エロいエロゲを実際にプレイしながら決めるオフ」
見てみると実際にプレイした猛者が内容について濃い話を展開していた。そんなスレを適当に流し読んでいると・・・
765:名無しさん
俺の作ったエロゲパネェっすよ。体験版置いていきますね
Erogenourl.html
(あやしーなー・・・ちょっと流れ見てみるか)
そう決め込み15レスほどつくのを待ってみた。
768:名無しさん
>>765やべぇwwwwww
769:名無しさん
>>765おまwwwww買うわwwwwどこ売ってんの??
774:名無しさん
>>765 10000回保存したwwww
「本物らしい・・・とりあえずDLしてみるか」
DLして保存。exeファイルだったが気にせずダブルクリックして起動させてみた。
「・・・・・」
なんだこれは
FEDプロのみだらな一日、だと?○つけりゃわかんないとでも思ってんのかコイツめ。
進めて見てみる。所属しているアイドルの顔写真をクリックするとその娘と接している体験ができるそうだ。
しかしけしからん。俺たちが手塩にかけて育てているアイドル達を愚弄する、許されたもんじゃない。社長に相談するか?
とりあえず書き込んでやれ
「通報しますた・・っと」カチッ 書き込むボタンをクリックする。
PROXY規制中です!!!
「っだよこれ・・書き込みできないじゃん・・・」
しかたない、とりあえずこのゲームがどんなゲームか概要だけ見て見るか。試作品というだけあって実際プレイできるのはふたりだけ。
「・・・しかし先輩プロデューサーが手掛けてるアイドルでプレイってのもなんだかな・・」
歌のレッスンをしてるアイドルに指導と称してセクハラを働くプロデューサー。
「テンポが狂ってるぞ。胸を触られてるくらいで集中が乱れるんじゃまだまだだな。ホラ集中集中!」
「くっ・・・こ、今度はうまくやります!」
服の上から胸タッチするに収まらず直に触れたり、うなじをなめたり・・・まったくはなはだしい・・
「やらしー設定だな・・・」
小鳥「9スレは長すぎだろ……常識で考えて……」
スレの流れの確認をと見るとさきほどの765が書き込んでいた。
「製品版はアキバのお店とかで置かせてもらってます。買ってもらえたらうれしいです〜、ねぇ。製品版だと春香も出るのかな?・・・アキバ行ってみるかな」
幸か不幸か、今日は午前中は春香の用事があるとかで半休が取れてる。午前中にアキバにいくくらいどうってことはない。
午前11時。アキバに着いた俺は適当なエロゲを置いてそうな店を回ってみた。案外好評なゲームらしく、2件連続で在庫がないようだった。
「ウチのアイドルはそーゆー需要が強いのか?春香にはとても言えんが・・・ファンの希望が少し見えたな」
ひとりごとをつぶやきつつ俺は喫煙所でたばこに火をつけた。その時(話題の某アイドルをあなたの好きなように!)という立て看板が目に入る。
「はは、まさかな。」まさかあのゲームではあるまい。好きなようにどうするつもりだこの野郎。とりあえずここを覗いて、なかったらあきらめて事務所に帰ろう。半休も終わりが近いしな。
店に入るとさまざまなエロゲやリアルな性道具がところ狭しと並んでいる。そんな中一カ所だけ山盛りになってるソフトを見つけた。
案の定例のゲームソフトだ。ジャケット写真が765プロでの紹介に使われている資料写真というのが笑える。
丁寧に目線には黒く太い線が引かれていた。迷わず手に取りレジに持っていく。
「一点で5480円になりま」「高っ!!」
思わず叫んでしまった。ヲタっぽい格好の男がぶっと噴き出す。
仕方なく、なけなしの万札を出しお釣りを受け取る。同人ソフトだろ?もっと安いかと思ったが案外バカにできない。経費で落ちるかな?小鳥さん、どうかお願いします。
とりあえず製品版はどんなゲームなのか気になる。スケジュール管理などに使うノートPCが車内にあることを思い出した。とりあえず試す分には問題ないだろう。
車内に戻りノートPCに電源を入れる。そしてCDを入れて読み込ませ始めた。たいていこの読み込みに時間がかかるので事務所に帰りながら確認することにした。
読み込みが終わったのかPCが音楽を流し始めた。THE IDOLM@STERが流れ出す。この時点で違法じゃねぇか、ツマンナイ内容だったら覚悟しろよ製作者。
さすがエロゲ、といった画像が飛び交うデモ画面をみながら運転する。カチューシャの女の子に挿入、ツインテールの女の子のひらべったい胸をなめる、双子らしい似たような女の子ふたりを同時に相手しているらしい画像・・・度し難いったらありゃしない。
とりあえず適当なPAに入り奥の方に車を停める。そして軽くプレイしてみた。
なかなかリアルなゲームだ。作ったヤツはなかなかウチのアイドルのことを理解してるらしい。春香が料理好きだとか、ローソンの店員がアイドルをしてるとか。俺も知らないことがあったりしてびっくりする。嘘か真かは知らないがあるあるwwwと言ってしまいそうだ。
いつのまにか俺はそのゲームに夢中になってしまった。。。そしてエロゲとしての一番の盛り上がりどころがきた。
(やべー・・・この春香はニセモノだってわかってんのに・・)そういえばしばらく忙しくてムスコの相手をしていなかった。。。俺は車から降りPAのトイレで一発ヌいてしまった。
午後11時
「プロデューサーさん、お疲れ様でした。私は帰りますけどカギ、よろしくお願いしますね。あんまり無理しないで今日は帰られては?」
「そうですね、あんまり遅くならないうちに帰ります。お疲れ様でした。」
やった!ようやくピヨちゃん帰るみたいだ。
ドアを開けて出ていくのを見届けて鍵をかける。
出て行ったあとコーヒーをいれ、一息つく。
そしてかばんから例のソフトを取り出し、PCに挿入。高スペックな事務所のPCはすぐに中身を読み取りインストールを完了させてくれた。
さっそく春香でプレイすることに。
始まりはステージでの公演を終えたところから始まった。
ステージから出てきて控え室に二人きりになったところで、まだ舞台衣装を着たままの春香を畳の上に押し倒す。
(プロデューサー人生かけてるなこの主人公・・・)
ばれたら社長からクビにされるだけじゃおさまらない。ファンから殺されるかもしれん。揉んだりなめたりキスしたり・・・散々やりつくし、ようやくコトにはいりそうなその時。。。
ガチャッ
「プロデューサーさーん!!」
なぜかリアル春香の声が響いた。
心臓が口から飛び出すかと思った。なんでこんな時間に来るんだよ春香!監視してるんじゃなかろうか、ローソン店員じゃあるまいし
「お!おう!どーしたんだこんな時間に!」
あわててPCのディスプレイの電源を消してスピーカーをミュートにして返事をする。これでしばらくはごまかせるだろう。
「ケータイ忘れてきちゃったみたいで、電車乗ったんですが取りにきちゃいました。さっき小鳥さんに会ったのでその時カギを貸してもらって。明日7時に改札で待ち合わせしてその時カギを返すことになっちゃいました〜」
小鳥さん!なんてことしてくれるんだよ!
「プロデューサーさぁぁん、もう電車なくなっちゃいました。。送ってってくださいよーって、なんでそんな涙目なんですか?私に会って思わず泣いちゃいました?」
「ったくぅー春香お前ってヤツは・・・」
俺は神に嫌われてるのかもしれん。本気でそう思う。
今から熱海まで送って行けば間違いなく始発の時間になるな。前送って行ったときは普通に2時間半かかったし。
「熱海行くなんて小旅行だぞ?いい加減引っ越して来いよ。社宅扱いでいいトコ借りられるだろ?」
「ヤですよ〜学校もあるし私まだ高2なんですよ?転校までしてこっちくるなんて考えてないです」そうなんだよな。まだ高校生だっけか。。あのゲームのせいか、大人びた姿からかすっかり忘れていた。
「しかたないな。送ってってやるからコーヒーだけ飲ませてくれ。春香も飲む?」
「いただきます。あ、そうだ!プロデューサーさん、今後のスケジュール見させてください!今写して帰ります。」
「あぁ、机の上にあるだろ?」
お湯を沸かしコーヒーを二杯用意して持って行く。
「なぁ春香、なんでディスプレイの電源入れてんだ?」
「だって貼ってるの9月分じゃないですか。私が見たいのは10月分だったからパソコンにあるかなぁーって。」
おぅ まい ごぉっど orz
「プロデューサーさん?このゲームすっごいリアルですね。まるで私みたい。こんなゲームがあるんだなぁーびっくり」
抑揚のない声だ。怖い。一部のファンから「閣下」とか呼ばれてる理由がわかる気がする。
「うっわー生々しいなぁー・・プロデューサーさん、こーゆーゲームのアフレコの仕事とかあるんですか?」
「いや・・・とくにそんなよていはないな・・・」
「ふーん。じゃなんでこんなゲーム持ってるんですか?」
「その・・・な・・・」
「(FEDプロのみだらな一日)って、どうみても私たちにエッチなことする目的のゲームですよね?」
「春香落ち着・・・」「心配ありませんよ?落ち着いてます。ホラ」
春香が俺の手をとり左胸に手を当てさせる。
「ホラ、冷静でしょ?そのまま揉んでいいですよ?」
「やめんか」
「こういうことしたいって普段から思ってたから買っちゃったんですよね?わかります」
完ぺきに手詰まりだ。もう春香の言われるがままにしかなれない・・・
「フフ・・・プロデューサーさん。心配しないでくださいよ。私、誰にも言ったりしませんよ?そのかわり・・・」
「そのかわり・・なんだ?」
この娘のことだ、きっと「週末デートしてくださーい」とかそういうこと言ってくるんだろう。週末はオフだし心配ない・・・
「私にこのゲームのとおりのコトしてください。最初から最後まで全部♪」
「わかった。しゅうま・・・は?」
今なんて言った?この娘は。俺の耳が確かなら早い話「抱け」と言ったように聞こえたんだが
「わかんないわけないですよね?私もっとプロデューサーさんとオトナな関係になりたいんです」
「バカいうな、春香まだ16だしそれに俺は」
「私くらいの年ならみんな一度は経験してますよ?知らないんですか?」
最近の娘は早いというが・・・とりあえず落ち着け。まだあわてるような時間じゃない。
「あのな、こういうのは両者の合意が」
「ふーん、じゃあ社長に教えちゃおうかな。あ、でも社長も喜んでプレイしたりしたら、そんな姿見たくないなぁ。小鳥さんに言っちゃおう。あとみんなにも♪」
「・・・頼む、今回だけ勘弁してくれ」
プライドもなにもかも捨てて俺は頭を下げた。担当アイドルに頭を下げるプロデューサー。俺はエロゲは二度としないぞ。エロゲをすると担当アイドルに頭を下げるハメになる。一つお利口になった。
「・・・私とエッチなことするの、そんなにイヤなんですか?」
「あのな・・・普通は拒むだろ」
「据え膳食わぬは・・・って聞いたことないんですか?私のプロデューサーって意気地無しだったのかなぁ?」
だめだ。手詰まりだ。たとえルルーシュでもこの状況は突破できまい。
「・・・わかった。じゃあここではできないから仮眠室のベッドに行こうか」
「そうしましょう♪ふふ」
まったく・・・とんでもないことになってしまった。。。事務所でエロゲしてて担当アイドルに見つかりエッチの相手をすることで口止めしてもらうことに・・・。笑いたければ笑えこのヤロウ
「ふーん・・・すごいなぁ・・・」
パソコンをじっとみつめる春香。見つめている画面ではプロデューサーが春香に挿入し激しいピストン運動をしていた。いやらしい、妖艶な声が響く。
「シャワー浴びてくる。春香も浴びるだろ?」
「はい!プロデューサーさんには汚いとこなんて絶対見せたくないですから。」
ザアァァァ・・・
お湯を頭から浴びながら体を石鹸で洗う。
「童貞喪失、かぁ・・・」
ぼそっとつぶやいた。22年一度もおいしい目を見たコトがない人生だった。学生時代はバイト、社会人になってからは仕事に明け暮れる日々だった。
さっと洗い流し、体を拭き髪を乾かしながらセットする。そしてまた背広を着込んだ。
もう春香は仮眠室で待ってることだろう。財布の中のコンドームは確認したし、ぬかりはないはず。なんで持ってるのか?エチケットだ。
「おまたs・・・」
「遅いですよぉー」
目を疑った。たしかにゲームではそうなっていたがいやしかし・・・
「・・・どうしたんだ?その格好」
「だってさっきのゲームじゃステージが終わってからって設定だったじゃないですか。だったら当然まだステージ衣装のままでしょう?」
ゴシックプリンセスの衣装でにっこり笑う春香。こころなしか解放的になってる気がする。
「こないんならこっちから行っちゃいますね。」そう言って俺は春香に抱きしめられた。女の子の甘い香りがする。
リミッターが吹き飛んだ。
抱きしめたままベッドにイン。
「あ!わ!ちょ・・・プロデューサーさん!」
「誘ったのはそっちだろ?」
まるでレイプしてるみたいだ。春香と俺のテンションが合ってない。俺が先走りすぎてる。
わかっているが抑えきれない衝動にかられて俺は春香の唇に自分の唇を重ねた。
「ん!んん〜・・・」
舌先が春香の歯を舐め、口中を暴れまわる。春香もその気になったのか舌と舌が絡み合う。
たっぷり2,3分ほどずっとキスしていたが、さすがに息がもたなくなり口を離した。お互いの口から唾液でできた糸が垂れる。
「プロデューサーさん、ケダモノみたい・・・」
「大の男をあまり甘く見るなよ。」
今度は春香を抱きしめ、服の下から手を入れ、まだ幼い胸を揉み始めた。少しだけ固かったモノが次第に固さを増し起き上がるのがわかる。
「すごい、蕩けそうな顔してる・・・きもちいいの?」
「そんな・・・こと・・な・・ぃ・・ひゃあ!」
乳首をぎゅっとつまむと嬌声をあげる春香。かわいい。はなしたくない。
春香の股から液体がこぼれたような跡が見えたが指摘するのもかわいそうだしお咎めなし。
「は、恥ずかしい・・・ですよぉ・・・」
「だれも見てないよ。心配ない。」
左手で丘を撫で、右手をパンティに突っ込んだ。
「すごい・・・クリってこんなになるんだな・・・」
「あぁ・・・触られてるぅ・・・イっちゃいます・・・」
「いいよ。たくさんイっていいんだよ。」
なるべく優しく言って、クリトリスをギュッとつまみあげた。
派手な声をあげて倒れる春香。潮と思われる液体がベッドのシーツを濡らした。
「お、おい・・・大丈夫か?春香」
「い・・・イっちゃいました・・・えへへ・・・」
息も絶え絶えに報告する春香を見てそっと抱きしめた。
春香の手が俺の股間に伸びる。知ってのとおりスラックス生地は柔らかく、モノが隆起した時ジーンズほど隠してはくれない。
「すごい・・盛り上がってますよ?」
「当たり前だろ・・・春香のこんな姿見せられてこうならない男はいないさ。」
「苦しそう・・・」
そっとスラックスの上から撫でる春香。撫でられるとさらに大きくなってしまう。
「今楽にしてあげますね。」
一言一言がエロチックな単語に聞こえる。そして俺の息子は天を突くようにそそり立った。一瞬春香がドキッとしたような顔をする。
「・・・怖いか?」
「ちょっとだけ怖いです。なんか血管が浮いてて色も黒くって・・・」
「イヤならやめてもいいんだぞ?最後までしなくたって・・・」「いえ、最後までしたいです」頑固というか決意が固いというか・・・アイドルとして必要な要素だがこんなトコで発揮されるのも・・・いや、うれしいもんだ。
「そっと握って上下にこすって。」
「こう・・ですか?」
なんだ?ゴシックプリンセスの衣装の手袋のせいか?自分でやるときより何倍も気持ちいい。やばい、ミコスリハンでイきそうだ。しっかり尿道を締めてないと
「気持ちいいんですか?なんか、顔色が・・・」
「春香がうまいんだよ、立派なソープ嬢になれるぞ」
へんなコトを言った瞬間上下運動の握力が少し増してスピードが倍になった。
「ふーん、そんなコト言うんですね。だったら早くイっちゃってくださいよこのソーロープロデューサーさん」
「あっー!や、やめろ春香!!」
どぴゅっ
白い液体が俺のムスコから放たれる。その液体は寸分違わず春香の顔に直撃した。なんというエロゲのようなシチュエーション。春香はぽかーんと自分の顔に付着した液体を手で拭った。
「なんか・・・変な匂い。」
「あーもう・・・仕方ないな。」俺は春香の顔に付着した遺伝子をぴペロっと舐めた。うん、変な匂いで変な味だ。好き好んで口に入れるヤツはそーとーな変人だ。
「満足した?もういいだろ。二発は撃てないぞ。こっちも弾切れだ。」
嘘だ。頑張ればあと二発は撃てる。だがたとえコンドームをしてても春香に挿入はしたくなかった。
「・・・じゃあ・・・仕方ないですね。。これ以上遅くなっちゃったらお母さんも心配するし。」
納得してくれたようだ・・・よかった。安心したらベッドに倒れこんでしまった。
「あれ?プロデューサーさん?」
「疲れた・・・」
「そんなに体力使うんですか?射精って。普通なら3回は中に出すもんだって聞いたことありますけど」
「どんな精力だよ・・・どっかの加藤とかいう一流男優とかじゃないとそんなことできないだろ」
3発とか、日光のホームストレートじゃあるまいしできるかんなコト。
ランエボはいい車だ。いつ乗ってもドライバーを満足させてくれる。ひどく疲れた現状でもフルバケシートが体を包んでくれ、快適に走ってくれる。
「またうるさくなってませんか?CDが聞こえないんですけど・・・」
「これでもサイレンサー入れてるんだし、静かな方だ。ボリュームあげて聞いてくれ。」
「新曲のデモCDなんだからあんまりおっきくできませんよー!」そりゃそうか。しかたなくあまりうるさくならないようギアをあげた。6速に入れるととたんに静かな重低音に変わる。
「なぁ春香、春香はまだ処女なのか?」
「へぇ?」すっとん教な声をだす春香。
「なななななななにをいいいい言いだすんですかぁ!いくら夜中だからって!」
「だってそうだろ!俺をあんなふうにさそうなんて、俺は明日から春香の評価を考え直さなきゃならなくなる!」
もし非処女だったら・・・いや、そんなコトはないと思う。思いたい。
「・・・したことないですよ」
「・・・だよな。」
「プロデューサーさんはどうなんですか!?私をイカせたの、すごくうまかったし!このスケコマシプロデューサーさん!」
「なんだよそれ!俺だってまだ入れたことはない!立派なDだよ!あと8年もすりゃ魔法使えるぞ!」
何言ってんだ俺は。疲れてるのか?ふつーのプロデューサーとアイドルの話じゃないだろ。
「・・・なんだか、もったいなかったなぁ」
「え?何が?」
「あ・・・あの、プロデューサーさん、ちょっといいですか?」
「どうした?もしかして電話か?」
「なんか・・気分悪くなっちゃって、あはは」
無理もないかもしれない。サーキット用の足のままだったんだ。もともと三半器官が弱いと聞いたことがあったっけ・・
「あそこ・・・入りましょうよ。」
春香が指した看板には「HOTEL カサブランカ」とあった。
302 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 22:09:17 ID:pPXtL0hw
以上です。
俺の中じゃ春香はプロデューサーを引っ張るタイプと、位置づけされてますw
でもSMプレイとかはしないんじゃないかな。
I wantを歌いながら「そこにひざまずいて!」なんてやらないだろう・・・されてみたいですが・・・w
9スレwww
あとsage忘れすいませんでしたm(..)m
GJ!! そして続きを激しく希望!
適当に挿入して終わり、というよくあるパターンにはないエロさがよかった!
ラブホ カサブランカでググッたら意外に多い罠
豊島区在住なのか…GJだぜ…
是非とも続きを所望するよ。
明日の面接がんがれ!
GJ!
春香さんかわいいです
GJです。
衣装がゴシプリということに親近感を覚えましたよw
>>305 「カサブランカ」「天海春香」で川崎南町のお風呂屋さん街をティンときてしまった私は・・・
GJ!!なんかもうGJとしか言えねぇww
>>290 ならば真のは俺がもらった。
何のプロデュースさせられるんだろうなw
えっ話と違うんですけど…
みたいな事になってなけりゃいいけどw
312 :
291:2008/09/20(土) 21:18:35 ID:b/yGie06
すいません、今回まで名乗らせてください。
面接行ったところ、内容としてはモデルやタレントの付き添い、スケジュール設定が仕事内容となるそうです。プロデューサーというかマネージャー?
でも自分の望んだ道だし、受かるコトを祈ります。
怪電波を受信した。
あの……、プロデューサーさん?
今、お時間よろしいでしょうか。
突然ですが、私にどんな印象を持ってます?
え、優秀な事務員、ですか。
ありがとうございます、お世辞でも嬉しいですよ。
あのですね……、突然こんなこと言われると困るかもしれないんですけれど……、
あの……、私…、変態なんです……、それもかなりの。
あっ、何ですかその顔。
どうせだから聞いていきませんか?私の性癖。
え、結構ですって?
そんなこと言わずにお願いしますよ。今度夕飯おごりますから。
実は私、世界地図に欲情しちゃうんですよ。
いや、世界の浴場を巡るとかそういうのではなく。
何と言うか、あの独特のシェイプがもうたまらなくて……。
アイオワ州とかもう見るだけで興奮しません?
コロラド州も結構やり手ですよ、あの子。
ほら、見てください、私の地図帳。
ちょっとヨレヨレになってるのは気にしないでくださいね。
どうです?この国。
あぁっ……、見てるだけで感じてきちゃう……。
あ、流石にちょっと引いてますか?
プロデューサーさんなら分かってくれると思ったんだけどな……。
あっ、行かないでくださいよ。
ちょっと、プロデューサーさんっ……。
アイオワ×コロラドとかじゃないだけマシ
ぴよちゃんならやりかねない
>>313 いい歳して自分のお布団に世界地図描いちゃうぴよちゃんを想像してしまった
お、おしっこじゃありません!潮ですよ潮!
ちょっとオナニーしてイッた後そのまま寝ちゃったんです!!!
て、あれ?なんか回りの視線が…
>>316 何言ってるんだ?
小鳥さんなら銀河系を描けますよね〜
高校時代に数式で抜こうとしたことがある
俺の友人は地理の資料集の鍾乳洞の写真で抜いたそうだ
小鳥さんの気持ちはわからなくもない
なんだ、高校の頃「伊豆の踊り子」で抜いた俺なんて全然普通だな。
くノ一忍法帳とか山田風太郎系で抜くのは一般的だよな
322 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 08:20:41 ID:75PQmHTX
聞いた話じゃロータリーエンジンの構造を聞いてソレでヌいたヤツがいる
ですよね?太田社長
がっちりマンデーの魚肉ソーセージ・・・拷問だよアレは
てぃむにしか見えない・・・あれで書いてみようかな。。
>春香&P様
あれだ。春香って個性のない子だから衣装が春香の個性を作るんですよね!
ゴシックプリンセスな春香はちょっと変態さんが入ったエッチな子で。
なんてことを小鳥さんと話したりして盛り上がりました(おい)。
で、
> 「プロデューサーさんはどうなんですか!?私をイカせたの、すごくうまかったし!このスケコマシプロデューサーさん!」
> 「なんだよそれ!俺だってまだ入れたことはない!立派なDだよ!あと8年もすりゃ魔法使えるぞ!」
このあたりの台詞がセカンドバージンとセカンドチェリー同士の小鳥×Pで書こうと思っていた台詞と
一緒になってしまったのが 実は一番orz なことかもしれないw
それとは関係なく、中学のころ宇能鴻一郎の小説で抜いたのはかなりノーマルですな。w
結局、俺たちは小鳥さんを超えることはできないってこった。
あ、小鳥さんなんでもないですよ。ただの独り言です。
どうぞ自慰の続きしててください
>>322 ロリータエンジンに見えた俺も抜けるかも試練。
>>312 受かってたらいいね
貴音のSS書いてる人っているのかな?
さあ?
レディオでの露出も少なくて今のところ性格もイマイチ掴めてない私からは何も
>>327 『まだ』書けないというのが正直なところじゃないかな?
偉そうなことを言えば、情報量が少ないからキャラ付けが出来ない。
だから「四条貴音」という名前のキャラクターのSSは書けるけど、それは「アイマスの四条貴音」ではない、とも言える。
逆に言えば書き手の設定のし放題なので、今ならやり放題ではある。
だから自分は書かないけど、前スレにあった響の「沖縄注意」みたいな物が出てきても否定はしない。
むしろそのチャレンジ精神を賞賛したい。
響はゲーム画面出てるからまだ情報多いけど、貴音はレディオくらいだからなあ
そういう意味じゃSP美希も色々変わるかもしれんね
「わたくし」「あなた様」で自信ありげな血ぃ吸うたろか〜キャラで
伊織雪歩亜美真美にどう絡むのか
こんにちは。面接うけてきた者です。
結果が本日13時に電話連絡なのでドキドキしてます。
今回ちょっと思う節もあり雪歩でしてみました。
今回もPと絡めてあります。
では放流します。
332 :
雪歩の決意:2008/09/22(月) 12:26:47 ID:tD2vlKxS
「ねぇ・・・やめようよぉ・・・」
「何いってるのよ!アンタのためにしてるんじゃない」
「そうなの。雪歩、いつまでたってもプロデューサーとくっつかないからお手伝いしてあげてるだけなの」
深夜11時。美希と伊織と雪歩の三人はぐっすり眠っているプロデューサーを何とか部屋まで連れてきた。
三人はユニットを組んで4カ月目。ランクもAとはいわないがB++と言えるところまで来ている。今日は地方でのライブを無事成功させ、ホテルのレストランで少し遅い夕食を取っていた。
「だから美希は前に出すぎなの!雪歩はひっこみすぎ!」
「伊織ちゃんだって出すぎだとおもうの。照明が反射して「うおまぶしっ」って言ってる人がいたの、美希見てたよ?」
「なんですってぇー!!もっかい言ってみなさい美希ぃー!」
「二人とも落ち着けって。雪歩も3人の中じゃ一番上なんだから、まとめられるようになれよ。」「は、はい・・うぅ」
どうしても引っ込み思案でパーッと弾けられない。こんな私は・・・うぅ・・だめ、穴は掘らないって決めたんだから。
「お?社長からだ。ちょっと電話してくる」私達の曲(GO MY WAY)が携帯から流れるのを聞き、プロデューサーは携帯を耳に当て出て行ってしまった。
「チャ〜〜ンスなの」「意外に早くチャンス到来ね!にひひっ」「あ、危なくないかなぁ・・?」
プロデューサーのコップに白い粉を混ぜる美希。「この薬飲むとね、30分くらいしたら眠くなるの。あふぅ」
いや、美希ちゃんが眠くなってもしょうがないんだけどなぁ・・・
実は今回のライブ前に私は二人に話してしていた。
「プロデューサーともっと親密になりたいけどプロデューサーに嫌われるのが怖い。」そう話したはずなんだけど二人は
「雪歩がプロデューサーと付き合っちゃえばいい、もしくは既成事実(ry」な関係にしたがっているようだった。
具体的な作戦としては夕食に睡眠薬を混ぜ、夕食後すぐにプロデューサーを寝かせてしまう。寝てしまえばこっちのもの。私が説得しちゃえばいい、という作戦らしい。
なんか、すっごく強引なんだけど二人に言わせれば「それくらいの強引さがないとプロデューサーは振り返ってくれない」だって。
そしてプロデューサーが帰ってきた。
「ふわぁ〜・・・眠くなってきたな」おっきなあくびをしてプロデューサーが言う。
ホントだ、美希ちゃんの言った通り30分きっかりで眠くなってる。
「そろそろ休むか。三人とも早く寝ろよ。」
「おやすみなさ〜い」レストランから千鳥足、とまではないがかなり不安な足取りで部屋に向かうプロデューサー、心配だなぁ・・・
「あの、私プロデューサーさん見てくる」「大丈夫だって。急には効かないはずなの」いや、あの足取りだと不安だよぉ・・・
「まったくもう、まぁちょうどいい時間だし早めに戻りましょうか。アイツ廊下で寝てたりしないでしょうねぇ・・・寝てたらおしり蹴っ飛ばしちゃうんだから!」
いたそー・・・あんまり痛くしないでね伊織ちゃん・・・
レストランを出てエレベーターへ。運よくエレベーターは1階で待機していてくれた。
私達3人は同じ階に一部屋ずつ取ってあるがプロデューサーは私達の階の一つ下の階に部屋を取っていた。
プロデューサーの部屋の階で降りると目の前に見慣れた男の人が・・・どうみてもプロデューサーです。
「美希、効き過ぎじゃない?コイツだから?」
「プロデューサーさん、一杯だけビール飲んでたの、だから効くのが早かったのかも」
「とりあえず部屋まで運ばないと・・・」すごい寝相で意識を失ってる。寝息が聞こえなかったら死体に間違われるかもしれない。
かなり深い眠りについてしまっている。起きるそぶりがまったくない。
部屋のキーはすぐ見つけた。911。ここからすぐの部屋。
「寝るのはいいけど部屋まで行ってから寝なさいよねこのおバカプロデューサー」
「美希のお薬は特別なの。プロデューサーは悪くないの。」
「プロデューサーさん、重い・・・です・・・」結局私が半ば背負うようにしてプロデューサーを運んでしまった。日ごろのレッスンで、体力がついたのかな?
「それじゃあ雪歩ぉ〜」「がんばってねなの〜」
ガチャン
「え?え?ほ、ほんとに・・・?」
計画では私がプロデューサーを襲っちゃうという手はずだった。でも・・・ベッドで寝てるプロデューサーさんを襲うなんて・・・怖いよぉ・・・
「あ・・・でもスーツで寝ちゃうのはだめだよね・・・お着替えさせなきゃ・・・」
浴衣はすぐ見つかった。とりあえず来ているスーツを脱がして上半身を裸にさせなきゃ。
スーツを脱がせシャツを脱がせると、素肌が現れた。
ごくっ、と息を飲む。うわぁ・・・上半身だけとはいえ裸で寝ちゃってるよぉ・・・
こんな間近で男の人の体を見るのはそんなに経験がない。家にいるお弟子さんとばったりハチ合わせたことはあるけど、こんなに近くじゃない。
腹筋が呼吸に合わせて膨らんだりしぼんだり。
「えっと・・・今度は・・・」
今度はスラックスを脱がせないと・・・スラックスとか下半身部分に触るのはすごく恥ずかしい。触ったら顔から火が出るかも・・・でもこのままじゃ皺になっちゃうよね。
そっとベルトを外してゆっくり脱がせる。スラックス生地って衣装で着たことあるけど、不思議な感触なんだよなぁ・・・ って・・・うひゃあぁ!
すごい、これって・・・あの、だよね?
スラックスを脱がせるとボクサーブリーフが大きく盛り上がってテントみたいになってました。最近学校で聞いた、おっき、だよね?こんなになるんだなぁ・・・
息を落ち着けてじーっと観察。ちょこんっと触ってみるとプロデューサーさんが「うぅ・・」って唸る。苦しいのかな?体に膿がたまってるときは全部出しちゃえばいい、って言うけどそんな感覚かなぁ・・・?
あんまり強く握ると痛いかもしれないから、爪を立てないように握って・・・たまに膨張具合が変わるって言うのかな?固くなったりぎゅーってなったりする。変なの。
「口で・・・して・・・」
「ひゃぃい!?」何?プロデューサーさん起きてる?え?え?
じーっと見てみるとなんか薄目っぽい気がする・・・
「・・・起きてます・・・?」
なんの反応もない。でも絶対起きてる、プロデューサーさん。
「寝ちゃってるんならこのまま全部やっちゃっても気づかないよね・・・口でしてって、もしかして口に入れてってことなのかな?」
たしかにそういう技術があるって聞いたことはあるけど・・・やっぱり怖い。今日は手でこすって出しちゃっておしまいにさせてください。。。
あ・・・おちんちんの先を見るとなんか透明な汁が出てきてる。これが先走り汁なのかなぁ?触ってみると粘度があるのか、とろーっと垂れた。
これがでてきたんならもうあとちょっとで射精しちゃうよね。でも・・・だしちゃったら布団よごれちゃうし・・・
やっぱりお口でしてあげよう。そしたら射精してもくちの中ならお布団も汚れないし。
そーっと口におっきなモノをくわえた。
とたんに口の中でおちんちんが動き出す。あ、動かないでよぉ・・・おちんちんの根元を押さえつけて幹?を手でこすって・・・
プロデューサーさんの顔が険しくなってる。もう、すぐなのかな?とおもってたら
びゅっ
口の中にすごい勢いで熱いモノが吐き出された。喉の奥に叩きつけられる。おもわず咳きこんでしまう。
「げほっ、げほげほ・・・」
うわあ・・・ほんとに白いんだ・・・口の中で変な匂い、へんな味を思う存分あじあわされてしまいつつ、吐き出してしまったものを見た。白くてにごってて変な匂いでべとべとする。
「・・・雪歩?」
へ?今ごろ?
「なんでおまえ・・うわあああああああああ」
・・・本気で今起きたんだ、この人。鈍感なのか美希ちゃんの薬が相当強かったのか・・・
「あ、あの、プロデューサーさん?」
「・・・雪歩、責任はとる。俺はもうおまえらをプロデュースできなくなった。」
え?え?え?な、なに何言ってるのこの人
「アイドルに手を出してのうのうと業界を生きては行けないんだ。俺はやっちゃならんことをしてしまった・・・」
「ちち、違いますプロデューサーは悪くないです!」
思わず叫んでしまった。全部私がしたんだから。
「私がプロデューサーさんを眠らせて部屋できせいじじゅ・・・あぅ舌かんじゃった・・」
「へ?眠らせる?既成事実?」
「はい・・うぅ・・ご飯の時の飲み物に遅効性の睡眠薬をまぜて、部屋に着く頃に寝ちゃうようにしたんです。」
「変な味の水だとおもったらそれかよ・・・」
頭を抱えてしまうプロデューサーさん。
「俺が嫌いなのか・・・?」「へ?」
嫌いって?正反対なのに、なんでそんなコト言うの?
「俺が嫌いで、俺の担当から外れたかったの?」口調は優しい、けど相当自分を攻めているようだった。そんな訳ないのに・・・むしろ大好きでこんなことしたのに・・・
「逆です!嫌いなわけ・・・」
「そっか・・・ならよかった・・・嫌われてるんじゃないんだな・・・」
「嫌いなんかじゃないんです!好きなんです!らいくじゃなくてラブなんです!好きで好きで、ライブ中でも見てくれてるかな?って思うくらい、夢でキスしちゃうくらい好きなんです」
第三者が聞いたらなんつー会話だとあきれるかもしれないよね・・・そんなことを考えながら思いのたけをぶちまけてしまった。
ひととおり思いをぶつけ、私はうつむいてしまった。爪が食い込むくらい拳を握っているのに気がつかなかった。みると血がすこしにじんでいる。
「雪歩、顔をあげて。」
え?
唇にやさしい感触。。。
「いっぱい聞かせてくれてありがとな。雪歩はいい娘だけどすぐ穴掘っちゃうからさ、どうしたらいいかな?って思ってた。でも自分で成長したんだな。」
「あ、あうう・・・」
どうしたんだろう・・・涙があふれてくる。
熱い胸板と男らしい腕で抱きしめられた。
「いっぱい泣いて、いっぱい寝て、明日からもよろしくな、雪歩。」
「はい・・・ぐす」
その晩はプロデューサーさんと一緒に寝た。好きな人と一緒に寝るのはこんなにうれしいんだって、人生で一番うれしかったと思う。
後談だけど、「口でして」って言ったのは本当に無意識で寝言だったらしい。とんでもない寝言だと思ったけど私は「そんなに、みないでええ」とか言ってたらしい。寝言って怖い。。。
あとがき
雪歩のキャラ特性をつかみきれてないなぁ・・・と書いてて思いました。引っ込み思案であまり大胆なことはしない、みたいな。
でもやるときはやる、という味もだしたいと思ってたらこんなことに。
反省はしてる。でも後悔はしてないです ノシ
>>面接待ちの人
GJ!
あと20分で結果出ますね
幸運を祈ります
おいおいおい13時はとっくに過ぎたぞ
いったいどうなった
340 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 18:27:13 ID:+1lPDqzX
面接の結果を待っていた人です
無事新人プロデューサーになりました。
先輩Pとタレントの娘にくっついて社会勉強するのがしばらく続くみたいです。社員証つくったりレッスン場がどこか見に行ったりしてました。
ニート歴3カ月ですが、がんばります。
給料出たらXBOX360か、PSPとアイマス新作買います
>>340 とりあえずめでたい。
立派なヘンタイプロデューサーになってくれ。
いや、いい意味でだよ?
そうだ俺もアイマスPのようにやってみよう!パイターッチ!
__[警]
( ) ('A`)
( )Vノ )
| | | |
なんてならないように頑張って!
>>340 おめでとう。
期待の新人ということですね!
ついにリアルプロデューサー誕生か
めでたいめでたい
この時はあんな事になるなんて思いもしなかったのです―
348 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 01:22:36 ID:iHdbWSHS
新人P「よし、今日からこれで俺もプロデューサー。アイドル達の足引っ張らないよう、頑張らないとな!」
P「おー、期待してるぞー」
P「じゃあ、まずはアイドル達に顔を覚えてもらわないと。挨拶がてら、事務所を回ろうか」
新人P「はい!」
P「いいねえ、元気良くて。あ、おーい千早ー! ちょっと話があるんだけ……ど……」
千早「……ぐすっ、ひっ……」
P「どうした千早、何で泣いてるんだ?」
千早「……昨日の夜、私、ずっと公園で待ってたんですよ……? 久しぶりに二人きりの夜だって嬉しかったのに、なんで来てくれなかったんですか……!」
P「……あ!? あ、あああのだな千早、それにはわけがあって、その」
千早「……いいです、言い訳なんか。ぐすっ……プロデューサーなんて嫌いです!」
P「ち、千早! ……まずったな……後でフォローしとかねえと……」
新人P「……」
P「ああ、あれがうちのトップアイドルの如月千早だ。知ってるとは思うけど」
新人P「なんか情緒不安定な感じでしたけど……」
P「色々あったんだろ。じゃあ次行こう、次!」
新人P「……次は誰のところへ?」
P「あー、たぶん美希がその辺に転がってると思うんだが……お、いた」
美希「あー、ハニー! どうしたのー?」
新人P「ハニー……?」
P「また廊下に寝転がって……ばっちいでしょうが」
美希「んー。それより、昨日の夜はありがとねー。優しくしてくれたから、色々悩んでたのも吹っ切れちゃった」
P「そうか、そいつはよかった。ところで、今度うちに新しく入ってきた新人プロ――」
美希「あ、そろそろ美希いくねー。それで、次アフター会えるの、いつ頃なのー?」
P「あー……また後で伝えるから」
美希「そっかー。じゃあまたねー、ハニぃー!」
新人P「……あの」
P「あれが破竹の勢いで人気を上げてる星野美希だ。知ってるよな」
新人P「……一応は」
P「じゃあ次! 次いこう!」
春香「あ、プロデューサーさん、このまえもらった下着、着心地良くていい感じですよ〜」
雪歩「プロデューサー……あの、またおうちに行ってもいいですか……?」
真「プロデューサー! こんどこそジャンジャンバリバリヤりましょうね!」
律子「今度はなにを頼みに来たんですか? お金なら、ちゃんと前貸したのを返してからにしてくださいよ、もう……」
やよい「あ、今日はおうちに招待してくれるんですよね? 楽しみだな〜」
亜美真美「兄ちゃん、最近構ってくれないじゃ〜ん? つまんないからお仕事さぼっちゃうぞ〜?」
伊織「新人? ……ねえ、そんなことより、私はいつまで……これ付けとけばいいのよ……んんっ」
あずさ「あら〜、プロデューサーさんー。あ、そういえば明日ですけどー、スケジュールは大丈夫でしたよ〜。待っていますね〜」
P「……これで一応一通り挨拶できたか……」
新人P「……」
P「……さて、最後に一つだけ言っておくことがある」
新人P「なんでしょうか」
P「わかっているとは思うが、アイドルは商品だ。それを無闇に傷つけたり、過干渉をしてはいけないぞ」
新人P「……」
P「わかったら返事は」
新人P「……」
新人P「もうやめますね」
も う や だ こ の プ ロ ダ ク シ ョ ン
>>348 GJ!アイマス世界を存分に表現しとるwww
だが二つ言いたいことがある。
1.sageるんだ
2.いおりんのリモコンを早くよこせ
お前2が言いたかっただけ(ry
では私は律子が握っている債権を買い取ろう。
と言う訳でプロデューサー、全ての権利をこれと交換したまえ。
>>340 おめでとう
頑張ってくださいね
リアルプロデューサーか・・・適度にSSも書いてくださいね
356 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 08:14:48 ID:Mnu9JBGs
星井美希じゃなかったか?
星野って誰だwwR34GT-Rのオッサンか?
先日五輪で野球監督やってた人です
西武のワンポイント左腕だろ
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ
.しi r、_) | 美希はわしが育てた
| `ニニ' /
ノ `ー―i´
あのー年増のグラビアアイドルは・・・
千早があずささんのマンションに行って飼っている犬にバタープレイされている妄想をしてみた
つか、とらたんの性別どっちよ。オスorメス?
むらむらして男連れ込んでフライデーされないように
性欲処理用として雄です。
一回のプレイにおけるバター消費量、実にあずさの1/3
千早、地球に優しいエコロジーバタープレイ!!
ありそうだから困るw
俺がやればバター要らないから一番エコだろ常考
女体盛りもいいと思うぞ
ここはあえて起伏の激しいあずささんに盛りたいと思う
千早「プ、プロデューサー!わ、私の方が盛りやすいと思います///」
まな板は盛りつけする器じゃないんだよ、千早
千早「で、ですが!やはり料理の基本はまな板に通じます!」
P「もういい!それ以上自分を傷つけるな!わかってくれ、千早…」
千早「せめてワカメ酒だけでも…」
P「現実を見るんだ千早。『アイドルはみんな生えてない』ッ!!」
千早「もうプロデューサーなんて知りません!私のミルクでも蜜でも好きにしてください!」
買い替えのきく安い調理器具が何調子のってんの?ねえ?
これだけ言われても悦ぶから千早は始末におえない
見られるだけでイッちゃう伊織
尻叩かれて嬉ション律子
緊縛言葉責め好きの千早
ホント無敵艦隊はハードM揃いだぜフゥハハー
379 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 11:16:19 ID:rqspBLjI
O+NMyoBI
名誉プロデューサーだな
ちひゃーのことよぅわかってるww
そういえば「まな板皿」なんていう和食器があったな。
千早「プロデューサー、潮焼きそばを作ってみたんですがどうでしょう」
382 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 14:20:01 ID:P7YsAquS
千早、漢字間違ってないか?
間違ってませんが何か?
社長「・・・」
小鳥「・・・」
春香「(笑)」
俺「(ーДー;)」
千早、可愛いよ千早!!
しかし、何か涙が止まらないのは何故に?
泣いてなんかいません!潮です!潮を吹いてるんです!
目から鼻水とかよだれとか心の汗って表現は聞くが潮って表現は斬新だな
386 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 16:18:11 ID:RNp1U64G
俺の千早への評価がどんどん変化するからそろそろ抑えてくれwwwwwww
てかおまいら千早を胸のことでイジメすぎだろw
虐めてないよ。弄ってるんだよ。
バキュラ族だからしょうがない
虐めるとなんか気持ちいいんだ
本当に気にしてなかったり、手首切ったりしたりするほど
極端な反応はしないだろうという期待、一種の甘えもあってやってることですからー
……本当は思春期の家庭崩壊娘にやることじゃないんだけど。メンヘラ世界の片道切符になりかねん。
小鳥「千早ちゃんがこんなに体を張ってまで…
よし、私も女体盛りに挑戦よ!あっプロデューサーさ〜ん。ちょっと付き合ってくださーい」
P「だからっていきなり脱ぎださないでください。っていうか何で下着はいてないんですか?」
小鳥「パンツじゃないから恥ずかしくないんです!」
あれは若い子だからいい
小鳥さんの体臭を嗅ぐつつ吐きながら食べる・・・・悪くない
千早「くっ、胸と熟れ具合では小鳥さんの方が有利…」
すごくいい流れを壊すようで申し訳ないんですが作品投下させてください。
あずささん×Pの4レス作品になります。
「・・・ふっ・・・はぁ・・・っ」
「ふふ、ひもひいいれふか?」
あずささんが俺のモノをくわえたまま聞いてくる。
「い、イきそうです・・・」
「いいんれふよ。いっはいらしてふらはい〜」
びゅびゅっ
今日何回目だろうか?4回目?5回目?
数える気力もなくなってしまっていた俺はあずささんの口から垂れる白濁液をみていた。
そっとティッシュで口を拭ったあずささんはそのまま俺の唇に自分の唇を重ねた。
今日はあずささんのツアー最終日。16回もツアーを各地で行ってきたというのにあずささんにはまったく衰えが見られない。
「日ごろからランニングで持久力つけてますからこれくらい大丈夫です〜」といつものなごやかな口調で語るあずささん。
「今日のツアー終わったら、楽しみにしてますね。ご・ほ・う・び♪」
「楽しみにしててください。ライブも楽しみですし夜も楽しみにしてます。
まずは一つずつ確実に、ね。」
俺とあずささんが体を重ねるようになったのはほんの1週間ほど前、14回目のツアーの後からだ。
打ち上げが終わるとスタッフも帰ってしまい、俺とあずささんの二人で飲み直そうということにしたのだ。二人とも翌日は休みをとってし二人とも合意。
ホテルのあずささんの部屋でルームサービスを取り、焼酎や水割りを飲んでいた。普段は正体をなくすほど飲むわけがないのにその日はあずささんとサシ飲みだからか?随分飲んでしまった気がする。
気がついたら朝になっており、俺もあずささんも全裸で一つのベッドの上に寝ていた。まわりには使用済みのコンドームが転がっていた。
あとになってあずささんに聞いてみた。
「プロデューサーさんが飲みすぎちゃって気分悪そうにしてたので介抱してあげたんです」
「そしたらあんなことに〜うふふ」
「うふふじゃないと思うんですが・・・どうお詫びすれば・・・」
その流れで俺とあずささんの間に「ライブが終わったらごほうびを」という関係になっていた。
舞台の上で歌うあずささん、ベッドの上で乱れるあずささん。
どっちも知っている俺はきっと幸せなんだと思う。
プロデューサーとして一緒に活動しだしてもう10カ月になる。
デビューしたばかりの時はこんな関係になるとは思っていなかったし、仕事とプライベートはわけないといけないとずっと思っていた。
「お疲れさまでした!みんな喜んでましたね。」
「ありがとうございます〜あ、あらら?」バランスを崩し転びそうになるあずささんを受け止める。
「あらあら〜、これじゃあ春香ちゃんみたいですね〜」それ、春香がきいたら怒りますって・・
「この後10時から打ち上げがホテル横の店であります。
それが終わったら今日のスケジュールはおしまいですね」
「今日も一日長かったです〜。これもごほうびがなかったらがんばれな」
「あ・ず・さ・さ・ん?」
しーっ、と指を口にあてるジェスチャー。二人きりの時以外は言わないようにしようと決めていても、あずささんはたまに口にしてしまうのでこんな仕草が身についてしまったのだ。
打ち上げも終わりホテルの部屋へ。
打ち上げではふたりともあまり飲まない。せいぜい付き合いでビール1、2杯くらいなものだ。
別に決まりがあるわけではないが、禁則事項を口にする恐れは減らしたい。
しらふでは二人とも恥ずかしがってしまうので、次の日に残らない、
でもすぐ酔うようなお酒を飲む。
3杯も飲めばあっというまにリミッターはどこかへ飛んでしまう。
「プロデューサーさぁん〜ところでこれ、みてくださぁい〜
これ、どう思いますか〜?」
水色のハイネックを目の前で脱ぎ、見せたのは黒と赤で彩られた下着。バラのような模様が描かれている。
「すごく・・・妖しいです・・・」
「妖しいのはいいんです〜このままだとおさまりがつかないんですよぉ〜」
なんのおさまりですか?おさまらないようなコトしましたか俺?ていうか首に腕を回さないでください近すぎま・・・
顔を双丘に押し込まれる。呼吸ができなくなるほどやわらかくて深い丘。
ヤバイです窒息します。腹上死みたく胸中死します。許してください。
ところでそのセリフまわし、どっかできいたことがあるんですが・・・
「さぁ〜なんなんでしょうねぇ〜うふふ」
「あふふぁふぁん、くうひいれす」
「プロデューサーさんがかわいいからですよ〜」
今年22歳、かわいいといわれてもチト困ります。
その言葉、真に言ってやってください。
たっぷり1分間胸に顔を押し付けられたあとはお互いに示し合せたかのようにキスした。
あずささんにキスするとよく思うのだがとても口中があたたかい。
舌が溶けてしまいそうな錯覚を覚える。
たっぷりキスすると俺はあずささんをお姫さまだっこしてベッドに移動する。
バスト91なのに体重48キロっておかしいんじゃないですか?
過剰なダイエットとかしないでくださいね?
「平気ですよ〜これが標準なんです〜」そういってにこっと笑う。
俺はベッドの上で笑う女性に弱いのかもしれない。そりゃ衣装を着たあずささんも
普段のあずささんも好きだけど、こういうベッドの上というのがくるのかもしれない。
「あずささん、襲っちゃってもいいですか?」
「え〜困ります〜」
困るというあずささんを強引に押し倒し体中に唇を押し当てた。この女性は
俺の大切な人だ、と印を刻むように。
「プロデューサーさん、ちょっと、痛い、です〜」
「す、すいません。」
強く吸いすぎたのか、最後に刻んだ所が紫色に変色してしまっていた。
「もう・・・あまえんぼさん。」
そういうとあずささんはやさしく抱きしめた。母性本能に抱かれるようだ。普段の優しいあずささん。
温かいあずささんが抱きしめてくれている。
あずささんはかなり激しく乱れる。
「はずかしいからそんなこと言わないでください〜」と言うけど、自分から
腰を落として入れようとする。
「あずささん、コンドーム着けさせてください・・」
「え〜、やっぱりつけちゃうんですか〜?」
「当たり前です!これだけはしないと。」
あずささんはコンドームを着けるというと毎回不満そうな顔をする。
その顔を見るとなんだかいてもたってもいられなくなる。
俺のテクじゃ気持ちよくないのか、生だったら気持ちいいと思ってるのか?
でもアイドル活動をしている以上、そんな理由でコンドームなしはできない。
朝、目が覚めると目の前にはバスローブを羽織ったあずささんがコーヒーをいれていた。
「おはようございます、あずささん。」
「おはようございます〜。コーヒー、飲みますか?」
「いただきます。」
ホテルを出たらどこに行こう。事務所のみんなへのお土産を買ってないな・・・夕方事務所に戻ればいいんだし、お土産デートで決まりだな。今日も一日いい日になりそうだ。
401 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 23:16:28 ID:p2vqfsy6
以上でございました。
千早人気がすごいからあえて千早で書かずに温めてましたがそろそろちひゃー行ってみるかな。
次回作もがんばっていい作品にできるようがんばります
あうぅ・・sage忘れすいませんorz
乙。
正直、まだまだ発展途上だと思う。
期待してるから、どんどん投下してくれ!
書きたいのに最近なぜか手が動かない
間をあけすぎたのかな
まったく嫌んなっちゃうよ
それはそれとしてGJ
アイマスPSP、いまだに今冬発売という表記だな…
ちなみにおまいらは3つのうちどれ買うか決めてるんですかい?
きょぬー艦隊対まないた
三つとも買ったら小鳥さんがプロデュース出来る
そんな万が一とどうせだしってので3つ買うのは当然のこと
スタンダードな太陽
鉄板な月
アグレッシブな星
どれか一つというならムーンかなあ
まあ全部買うんだろうけど
>>406 ・・・え?全部買う以外の選択肢あるの?
バンナム「笑いが止まらんwwwwwwあいつらマジで乙だわwwwwwwww」
とか思ってるんだろうな。悔しい!でも(ry
今冬ってことは一月二月なんだろうなー
そのときって俺は金が入ってるけど
このスレの住人は出て行くほうが多そうだな
冬コミにお年玉に家賃
冬はこわいなぁ
家賃に過剰反応するのは簡便
PSP買っては、結局遊ぶ物が無いからと甥と姪達にあげてたのに…
4台目、買わなくちゃいけないじゃないか
今度は俺のだから誰にもやらんw
GacktさんのライブとアイマスSP発売が被りそうな予感・・・
どっちもアイドル、どっちも音楽
思考がぶっこわれる
千早×Pネタなんですが書けたので放流します。
能書きはなしで。読んでもらえたらうれしいです。
今日で千早とタッグを組んで一年になる。この一年随分いろんなことがあった。
最初は千早のストイックぶりに参り、千早のプロデュースは俺にはできないと思ったことが
何度もあったものだ。でも一カ月、二カ月と同じ時間を過ごす内に少しずつお互いの距離が縮んできた。
千早の弟のコト・家庭環境。
千早から話してもらったり…少しずつ心の距離が縮まっていたと思う。
今日がラストコンサート。精いっぱい応援してやろう。俺にできる最後の千早への仕事だ。
プロデューサーと一緒に仕事をしてきて早いもので1年になる。今日はラストコンサート。
プロデューサーと一緒にアイドルしてきた結果、私は「国民的アイドル」と呼ばれるまでになれた。
いろんなレッスン、オーディションをくぐりぬけ、私たち二人は頂点を手に入れた。
だからこそ今朝プロデューサーから「今日で活動を停止する」と話されたときは驚いた。
なぜ?これからも二人で歩んでいくんじゃなかったんですか?
朝、事務所で活動停止の旨を聞き終えた私は「準備があるから」と事務所から出た。
準備なんてない。衣装や必要な小物は全部事務所や業者が管理してくれている。
ただ、一人になりたかった。
一人になってもやることなんてないのに。
そうだ、あそこへ行こう。
私は思いたち、近くの駅へ歩き出した。
「あ〜プロデューサー!」
机で今日の千早のコンサートのタイムスケジュールを確認していると
やよいがやってきた。レッスンの休憩中なのか、普段の私服ではなくレッスン着だ。
「今日千早さんきてないんですか?」
「今日はコンサートだからな。準備があるって帰ったみたいだ。」
「そうですか〜残念…じゃあ千早さんに会ったらこれ、返してもらえませんか?」
やよいが渡したのは髪飾りだった。そういえば二人でテレビに出演した時に千早が貸してたっけ…
「これ、千早さんが大事にしてるって言ってたのに返しそびれちゃって…そういえば
プロデューサーさんは千早さんと一緒じゃなくていいんですか?」
「千早は集中する時は一人になろうとするからな。家にいるだろうし俺ができることは今はないさ。」
はぁ、とやよいはため息をついてみせた。
「…プロデューサーさん、千早さんのことわかってないなぁ」
唐突にやよいは言った。ほんの14歳の女の子の言うこと、軽く流せばいいのにムッとして言い返してしまった。
「え?なんでだよ。千早とはずいぶん一緒に活動してるんだぞ。わかってないなんてあるか」
「ならなおさらですよ!コンサートとかテレビに出る前の千早さんの姿見たことありますか?
集中を高めてるって言ってるけど、ほんとはすっごく震えてるんですよ!
緊張に勝てなくて泣いてるとこ、見たことあります!」
知らなかった。千早は強い娘だし俺がいなくっても一人でやっていけるんだと思っていた。
「きっと今も、緊張に負けないぞって一人で緊張と戦ってますよ!」
「・・・わかった。ありがとうな。やよい」
「え?プロデューサー?」
突然鳴りだした携帯。液晶を見ると着信相手はプロデューサーからだった。
「千早、今どこにいる?」
「えっと・・今、弟のお墓参りに来てます。」
「今からそっち行っていいか?大事な話があるんだけど」
え?ここに…?一度来た事があるしこれなくもないだろうけど…
「わかりました。じゃあここで待ってます。30分くらいでしょうか?」
「15分で行くよ。」
その声の後ろでエンジンをかける音が聞こえた。ちょっとうるさい、でも二人の時はよく乗っていた白黒ツートンの車。
「わかりました。待ってます。プロデューサー?」
「何?」
「ありがとうございます。」
大事な話があるから来るというだけなのになんで礼を言うんだろう?自分でもわからない。
「なんなんだろうね?」
電話を切って私は墓石に語りかけた。ふと、弟が笑った顔が見えた気がした。
甲高いエンジン音を響かせながら走る一台の車。
この時間首都高は込んでいると判断した俺は下道で千早のいる場所へ走った。
やよいに言われるまで俺は気づかなかった。なんで気づかなかったんだろう。
あいつは…千早はいつも一人で戦っていたんだ。
頼りにする相手がいない千早は一人弟の墓へ行ったんだ。
千早の心をわかっているつもりだった俺には千早の心をしっかり理解できてなかった事実にいらだった。
墓のある山へ入り、他の車が減ったのを確認すると一速ギアを落として走りだした。
ふもとから甲高いエンジン音が聞こえてきた。いつだってあの人はわかりやすい。ポーカーフェイスができなくて、感情のままに直接ぶつけてくる。そんな人。
最初は「そんなプロデューサーと打ち溶けあえない、プロデューサーを変えてください」と社長に直談判した。
しかしいつだって社長は「彼は如月君を大切に思っているし、彼ほど如月君を思ってくれている男はおらんよ」とプロデューサーの交代を認めなかった。
結果的には私の言い分を認めてくれなくてよかった。プロデューサーは私にとってかけがえのない人となったし、今ではプロデューサーなしでは活動できないとさえ思っている。
私はお墓の駐車場の入り口へ向かって歩いた。
駐車場に入ると千早が立っていた。平日の昼、来ている人はあまりいないらしく、車を停めるスペースはたくさんあった。
適当なスペースに頭から突っ込み、もどかしい思いをしながら車のキーを抜き降りた。
「どうしたんですか?プロデューサー。そんなにあわてて・・・」
「千早!ごめん!」
俺は車から降りるなり頭を下げた。運転してる間ずっとどうやって切り出すか悩んでいたけどこれが一番いい方法だと思った。千早に俺の気持ちをわかってほしい。その気持ちを伝えられればそれでいい。
なんなんだろう?この人は…?
車から降りて私の顔を見るなりいきなり謝られてしまい、私はとまどってしまった。
「えっと・・その・・顔をあげてください。何の事かわかりませんよ?」
「俺は千早のことならなんでもわかってると思ってた!でも何にもわかってなかったんだ。一年一緒に活動してきたってのに、これじゃプロデューサー失格だ」
「何にもわかってないって・・そんなことありませんよ。プロデューサーにはいろいろ助けてもらいました。」
俺は千早に頭を下げ、自分の至らなさについて話した。緊張で負けそうという時に気づいてやれなかったこと、力になれていなかったこと。
「ステージ裏で緊張に打ち勝とうとしてたなんて知らなかった。1年も一緒に活動してきたってのに…ダメダメだったな、俺。」
「そんなこと…私はプロデューサーに随分助けてもらいました。それだけで十分です。」
千早はそう言うが、俺にはどうしても納得できなかった。
「俺が千早にできる事、何かないかな…?」
こんなこと、聞くもんじゃない。そう思ったがどうしても聞かずにいられなかった。すると千早はこう答えた。
「車の中で話しませんか?」
二人だけで話したかった。だから車の中に行きたかった。
車に乗りドアを閉めた。プロデューサーもドアを閉める。二人だけの世界、ここなら誰も邪魔されないで話せる。
今しかない。思いを全部ぶつけるには、今しかない。
「プロデューサーにはいろいろご迷惑をおかけしました。お会いして最初の頃はつっけんどんな態度をとってしまったり、いろいろ」
「気にしてないよ。前は前、今は今だからさ」
「はい。あの、ずっとプロデューサーに言いたかった事があったんです。」
今だ。今しかない。
「プロデューサーと離れたくありません。だから、今日のラストコンサートが終わっても、ずっと一緒にいてくれませんか?」
ラストコンサートが終わっても一緒って、それは…どういう?
「私、いつかはこうやって終わりが来ると思ってました。だから、日本を出て世界で活動したいと思ってるんです。」
「世界…千早ならきっとビッグになるな。」
「でも一人で世界へ行っても正直なところ、活躍できると思えないんです。プロデューサーと一緒でないと。だから」
「千早…」
千早が世界へ。
日本でこれだけ活躍できるんだ。いつだったか、「千早なら世界でも活躍できる」と、一人思った事があった。なんの確信もなかったけど、二人ともやりたいと思えばきっとできる。
765プロを出るとなると、社長や他のみんなに迷惑をかけてしまう。でも俺は千早と一緒に活動したい。
千早をフォローし、千早の活躍を一番近いところで見ていたい。
「いいよ。俺は千早について行く。千早の活躍を一番近いところで見せてくれ。」
「はい。喜んで。これからもよろしくお願いしますね。プロデューサー」
私はこの人とずっと一緒にいたい。そして私の活躍を他の誰よりもこの人に見てほしい。素直にそう思える。
「プロデューサー、今日のラストコンサートの件なんですが…」
「あぁ、どうした?」
「実を言うと、ずっと緊張で震えが止まらないんです。こんなこと言えるの、プロデューサーだけだから言います。
私のこの震え、止めてください。お願いします。」
ずっと震えが止まらないというのは本当だ。プロデューサーといればきっとこの震えも止まってくれる。そう思っていたけど実はそんな簡単には止まってくれなかった。
助手席にいる千早はまるでこれから注射を受ける小学生のように震えていた。ぎゅっと拳を握りしめ、足を閉じている。
「力を抜いて、千早」そう囁くとそっと千早の手をとった。
随分強く握りしめていたんだろう。握りしめたような跡が手のひらに残っていた。
「一人でずっと抱え込んでいたんだな。」
「はい…」
「事務所から出なくてもよかったんだぞ。レッスン場も空いてたし俺は気にしなかったのに」
「皆さんの仕事の邪魔になりますしレッスン場は他の子が使ってたでしょう?それにここに来たかったから」
「そっか。千早は他の人に気遣いできる優しい娘だからな」
そっと千早を抱きしめた。細くて力を入れたら折れてしまいそうな細い体だった。こんな体でどうすればあんな歌声を発する事ができるのか。
「プロデューサー…?」
「しばらくこうさせてくれ」
プロデューサーに抱きしめられた。バケットシート?のせいでぎこちない形になってしまったけど、プロデューサーの気持ちは痛いほど伝わってくる。頑張れ、負けるな、緊張なんて吹き飛ばせ、そう言ってくれている。
「言ってくれないとわからないよ」
「千早は歌や歌詞、言葉で気持ちを伝えたいんだろう。だったら言いたいことも言葉で伝えてくれなきゃ」
言葉で伝えてほしい、そう言われた事は何度もあった。
「千早ちゃんみたいに言いたい事ズバズバ言えるようになりたいなぁ〜」と春香に言われた事がある。
ズバズバ言うだなんて、そんな事ないよ。春香。
言葉で伝えるのも大切だけど私はやっぱり、行動で伝えたい。
そっとプロデューサーにキスした。少し荒れた唇。その唇に私の唇を合わせた。
「んご・・・?」
間抜けな声を出してしまった。千早に口づけされ俺はあわてた。
でもそうじゃない。千早は何とか伝えようとして俺にキスしてるんだ。
(プロデューサー、信じてます)
(プロデューサー、コンサート頑張ります。)
(プロデューサー、これからもずっと一緒ですよ?)
そんな言葉が頭に入ってくる。
俺もそっと思いを込めて口づけを返す。
(信じてくれ。俺は千早のそばから離れない)
(コンサート、頑張れよ。ファンに精一杯思いをぶつけておいで)
(ずっと一緒だ、千早。これからも、ずっと一緒だ)
「私の思い、伝わりましたか…?」
そっと唇を離して聞いてみた。
「痛いほど伝わったよ。」プロデューサーの言葉は本心だろう。この人が嘘をつくわけがない。
そっと私は上着を脱いだ。そしてもう一枚ハイネックを脱ぐ。
「千早?なにして・・・」「キスだけじゃ伝わらない事もあるんですよ?」
そう、私は今日この人に私のすべてをささげたい。
体全体でその意思を伝えたい。今このタイミングでないともう二度と切り出せるタイミングはない。
千早が上着を脱ぎだした。なぜこのタイミングでしかもこんな場所で!?誰が見ているかもわからないというのに…
「千早?なにして・・・」「キスだけじゃ伝わらない事もあるんですよ?」
あぁ、千早は本気なんだ。千早が俺に伝えたい事、それを言葉だけじゃなく体で語ろうとしているんだ。
ここでおびえて千早の意志を曲げたら男じゃない、千早と一緒にいるプロデューサー失格だ。
俺は千早をそっと抑えてこう言った
「少し先にホテルがある。時間はあまりないが…2時間はある。」
「・・・はい」
プロデューサーが運転する先にそのホテルはあった。ホテルブルーバード。
私の持ち歌「蒼い鳥」とかぶるのはプロデューサーの意図的なものだろうか?
「偶然だよ。来た事もないし」というプロデューサー。本当かなぁ?
初めて入るラブホテル。生涯私には縁のない場所だと思っていたけど、最愛の男性と入る事になった。
喜んで良い事、なんですよね?プロデューサー?
手鳴れたように受付を通し、部屋に入った。
「随分手慣れてませんか?何回も来た事がある、とか?」
「からかうなよ。普通のホテルと似たような物だろ。風呂沸かしてくるよ。」
プロデューサーは上着とネクタイを外し浴室に入った。
担当アイドルとラブホに入るだなんて、何してるんだろうな。俺。
自嘲気味に軽く笑い蛇口を捻った。温かいお湯が蛇口から出てくるのを確認して浴室から出た。
ベッドに坐っている千早の隣に座りはぁ、と息をはいた。
「こんなトコ誰かに見られたら一大スキャンダルだな。」
「わかりっこありませんよ。それに山の中ですよ?ココ」
「そっか。ならあんまり気にしなくても大丈夫だな。」
携帯を見るとアンテナが1本しか立っていない。圏外でなければなんとかなるか。
「プロデューサー、お伺いしたい事があるんですけど」
「どうした?急にかしこまって。」
「どうして私は胸が成長しないんでしょうね。先日測った時、一年前と変わってなかったです」
たぶんこの反応を吹いたというんだろう。
プロデューサーはびっくりしたような顔でまじまじとこっちを見ている。
「何言いだすかとおもったら…どうしたんだ?」
「だって!亜美と真美と同じ数値だし、同じ年の春香や雪歩にもかなわないんですよ。おっきければいいなんて思った事はありませんが、やっぱり…」
日ごろから発声に必要な腹筋や背筋は鍛えている。一カ月くらい前から実はお風呂で湯に浸かっている時にマッサージをしたりしているが、どうにも成長してくれない。
「私、一生このサイズのままかもしれませんね…。」
「なんだ、おっきくしたいって考えてるのか?」
意外な事を聞いたといわんばかりにまじまじ見るプロデューサー。そんなにじろじろ見るのは失礼ですよ?
「やっぱり女である以上、最低ラインくらいはクリアしたいな・・・と」
何を悩んでいるのかと思えばこの娘…
「風呂が沸いたみたいだ。ほら、入るぞ。」
「え?一緒に…ですか?」「風呂で教えてやるから。ほら。」
教えると言ったはいいが…どうしたもんか。参ったな…
千早を着替え場で入浴準備をさせ、俺はベッドの横で服を脱いだ。
ガラガラガラという音がしたのを見るともう用意は終わったんだろう。浴室に入ると恥ずかしそうにうつむいている
千早が目に入った。
「やっぱり、一人ずつにしませんか?恥ずかしいです。」
「恥ずかしがる事なんてないのにな…豊胸マッサージとか」
「くっ・・一緒に入ってください。」そんなに聞きたいか、千早。乙女心はよく分からないが俺で教えられるなら。
男の人と入浴するのは何年ぶりだろう。小学生の頃に父と入るのはやめたし、5年くらい?
今日一緒に入る相手は父じゃない。でもある意味父より大切な人。
お湯をかぶりそっと浴槽に身を沈めた。こういう施設だからか、私一人が入ってもこの浴槽のスペースには、まだまだ余裕がある。
「一緒に入っていいかな?千早」プロデューサーもお湯を頭からかぶって聞いた。
「どうぞ。一人じゃ広すぎるので。」
私のそばにプロデューサーは来た。円形の浴槽は二人入ると随分狭くなってしまった。
「千早は・・・」
「え?」
何WO切り出すんだろう。この時間ずっとプロデューサーが何を言い出すのか分からない時間が続いている。何を考えていて何を話そうとするのか読めないこの人が少しだけ怖い。
「あまり気にしなくていいと思うぞ」
「・・・へ?」
「だから、胸のコトだよ。はっきり言って俺は貧乳h」
パシーン
いい音が響いて俺は黙った。うん、引っぱたかれたんだな。俺。
さすがにデリカシーなさすぎたか…
「・・・自重してください。プロデューサー」
「正直すまんかった。でも俺は千早の事をおm」
「もう一回叩かれたいですか?」
千早は本気で叩くようだった。怒らせてしまった…言いすぎたな。
ひっぱたいたのはやりすぎだったかなぁ?と少し後悔した。
でも今話し出すと後に続きそうだったし、あれでよかったはず。
私は立ち上がり浴槽から出るとバスタオルで体を拭いた。豊胸マッサージとか言っていたけどもういいかな・・・
浴室から出てベッドに坐るとミネラルウォーターが二本おいてあった。一つは封が切られている。
きっとプロデューサーのなんだろう。もう片方は…私の?
バスタオルで体を包んだまま、私はミネラルウォーターのボトルを手に取り、一口飲んだ。
ベッドに戻ると千早が掛け布団をかぶり、横になっていた。
寝たふりだろうか?それとも千早が精一杯に誘っているのか?
そっとベッドに上がり布団に潜り込んだ。そして千早の裸体を抱きしめた。
「やっぱり・・・寝てるかどうかも聞かないなんて、ダメですよ。プロデューサー」
「風呂上がりすぐ寝るような奴じゃないよ。千早は。それに精一杯誘ってるのかなぁ?って思って。」
「誘ってなんかいません!そんなふしだらな女じゃ・・・」
「じゃあなんでそんなに赤いんだ?それに熱があるみたいだし。」
プロデューサーには全部見抜かれてる・・・と思う。
私のあそこはもう蜜を出していた。プロデューサーとこれから起こるであろう情事が簡単に
想像できたから。きっと私はプロデューサーにあんなことやこんなこと、そんなことをされるんだろう。
考えただけで自分のお腹の下がじゅんと刺激され、意図せず蜜があふれだした。
「千早、一人でいじってた?」
「そんなことしてません!私は・・・」
「じゃあなんでこんなになってるのかな?布団が汚れちゃったよ。」
掛け布団をめくられた私はついたシミを見せられた。まごうことなき私の蜜・・・
「俺が布団にもぐりこんだだけでこんなになっちゃうような娘だったんだね、千早は」
「くっ・・・」恥ずかしい。顔から火が出そうだ。でもプロデューサーになら見られてもいいかな・・・
少しずつ考えが変わっていく自分がそこにいた。
「プロデューサー、私と・・・セックスしてください。そのためにここに来たんでしょう?」
たぶん一言言うのに精一杯だったんだろう。千早は一言そう言うと顔を伏せてしまった。俺は千早をそっと抱きしめた。
「覚悟できてるんだな?」
「・・・はい。プロデューサーなら、信じてます。」
痛い。
その一言しか言えない。お尻に何か太いものが食い込んでぬけないような感じ。
いや、間違いじゃない。お尻じゃなくて私の女性器に深く刺さっているという違いだけど。
呼吸ができない。浅くはっはっはっというような呼吸が精一杯だ。
「千早、力を抜いて!でないと怪我するぞ」
無茶を言わないでください!いま力を抜いたら体がバラバラになってしまいそう…
「む・・り・・です・・・」
「大丈夫。深呼吸して!体から脱力させて。」
千早に挿入するのは難しくなかった。
千早を導いて直立不動の俺のモノをあてがい、腰を落とさせるだけだったから。
その後が大変だった。話には聞いていたが千早から出血し、その血を見た千早が落ち着きをなくしてしまった。パニック状態の千早だったがなんとか落ち着かせようと必至だった。今抜いてしまうとお互いに後悔してしまう。そう思って「抜け」とは指示できなかった。
ようやく落ち着いた千早の目には涙があふれていた。
「痛かった?千早」
「これくらいで・・・くっ」
「もう大丈夫だよ。もう痛くない。な。」
そっと千早にキスして言う。
もう痛くない。でもやっぱり違和感が残っている。
「ダメ・・・でしたか?私・・・」
服を着始めているプロデューサーに聞いた。歌手としては一流まで上り詰めたけど、女としてはどうだったんだろう・・・?
「初めてだし体も鍛えてるせいで痛かったんだな。締め付けるのが人より強いって、女の子には痛みが強く出てしまうって聞いたことがある。」
さ、出よう。とプロデューサーに方を叩かれ、私は不満ながらベッドから立ち上がった。
ライブ会場へ向かうともうすでに駐車場は満車に近い状態だった。「これも千早の人気だな。ここが満車なんて初めて見た」とプロデューサーは言うが私には今日のライブのことで頭が一杯になってしまっていた。あの曲が何番目であの曲は最後・・・
「震え、収まったみたいだな」
「え?」
本当だ。プロデューサーの言う通り、私はこれまでにない状態でライブに挑もうとしている。
「今日が最後だからさ、精一杯ファンのみんなに聞かせておいで。」背中をポンと叩かれる。
今、私の最後のライブが始まる。
「みなさん、今日は私のライブに来ていただいてありがとうございます」
千早の声が会場に響くとファンの歓声がより一層大きく響いた。
そして、最後のライブが始まった。 Fin
428 :
あとがき:2008/09/26(金) 17:12:20 ID:fqFEZxYC
千早×P おしまいです。
毎回芸のないタイトルになってしまって申し訳ない。。
みなさんの感想を見るともっと読んでほしい、読んでくれという気になります。
GJ!!非常によかった!!ただ一つ気になる点が・・・
「だって!亜美と真美と同じ数値だし〜」
同じ・・・数・・・値・・・?
72=74・・・・?
そうですよ!
千早が亜美や真美と同じってことは、やよいやボ真ちゃんより大きい、ってことになっちゃうじゃないですか!
そんなのおかしいですよ!
GJです!
千早はかわいいなぁ
あとタイトルなんて飾りですから気にしなくてもいいかと
>>430 お前の方が大きいのは知ってるから、落ち着け真
千早「いつもいつも胸の話ばかり! そういうのっていやらしいと思います、やめませんか!」
春香「……千早ちゃん、あんまり口には出さないですけど、やっぱり自分の胸のこと気にしてるんですね」
P「千早のはホント小さいからなあ……。亜美真美より小さいってアンタは一体何なんだーっ、みたいな」
律子「あんまり虐めない方がいいですよ……。あの子情緒不安定なところがあるから、弄りすぎると何しだすかわかりませんから」
春香「まるで爆弾の詰まったドラム缶ですね」
P「山田君、春香に座布団あげて」
律子「秋月ですけど」
美希「別に、ちょっと相談事してただけなの。美希、胸おっきいから、最近肩がこっちゃって」
春香「あれは多分素ですよ。千早ちゃんが胸のこと気にしてるとかまったく気にしてない感じですね」
P「美希のはホント大きいからなあ……。春香より大きいってアンタは一体何歳だーっ、みたいな」
春香「ドラム缶にぶちこみますよ」
律子「ちょっと……声が大きいですって。千早の額に青筋浮かんでますよ」
春香「まるで怒った千早ちゃんですね」
P「山田君、春香に座布団あげて」
律子「一体なにが琴線に触れたんですか」
あずさ「そうなの、千早ちゃん。私もどちらかというと大きな方だから、肩こりに悩まされてて。だから先輩として、アドバイスをしてあげてたの〜」
春香「あれもたぶん素ですね。美希にまで目を細められているのにも全く気付いてないですね」
P「どちらかと考えるまでもなく大きいからなあ……。事務所一とかアンタは一体何91だーっ、みたいな」
春香「あれひっぱったら取れませんかね」
律子「ぷ、プロデューサー、彼女たちを止めてくださいよ……。千早の顔が悪鬼羅刹もかくやという感じになってますよ」
春香「まるで悪鬼羅刹もかくやという感じですね」
P「山田君、春香に座布団あげて」
律子「今私が言ったことじゃないですか!」
真「ちょっと二人とも、なんかそれ嫌味っぽいですよ! 僕たちからすれば二人は羨みの対象なんだから、ちょっとは気を使ってほしいな」
春香「珍しく真ちゃんが止めに入りましたね。やっぱり貧乳どうし響き合うものがあるんでしょうか」
P「真もかなり小さいからなあ……。だがそれがいいってアンタはホントに女かーっ、みたいな」
春香「あんな可愛い子が女の子なわけないじゃないですか」
律子「だから声大きいですって。後で真に修正されても知りませんよ」
春香「親父にもぶたれたことないのに」
P「山田君、春香に座布団一枚」
律子「ガンプラの空箱ならありますけど」
千早「たちって……どうせ真も私のことを内心バカにしているんでしょう? わかってるのよ」
春香「ああー言っちゃいましたね。僻み根性丸出しですね」
P「気持ちはわからんでもないが小さいなあ……。擁護に回ってくれた真を貶すってアンタは一体72なんだーっ、みたいな」
春香「器も胸の大きさに比例するんでしょうかね」
律子「もう私知りませんからね……」
春香「まるで脱兎ですね」
p「山田君、律子から座布団取って」
律子「ああ、眼鏡は止めて眼鏡は」
千早「そこさっきからうるさいですよ!?」
三人「しーましぇーん」
434 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 10:58:51 ID:K88mfO+r
腹がよじれるwwwwww
実際こんなに貧乳だらけの芸能プロってありえないと思います
ってわた春香ちゃんが言ってたぴよ
小鳥さん俺に馬乗りになりながら冷静にそんなこといわないでくださアッー
>>437がッ 泣くまで 殴るのをやめないッ!
ふぅ、やっぱストレス解消はサンドバッグを叩くに限るわね!
イタッ ヤメッ イヤムシロイイッ モットナグッテクダッ
亜美真美の微SMでそのネタ書こうと思っていたのに!ww
>>440 宜しく頼む。あのくらいの体重なら踏まれても体重を局部に全て預けない限り大丈夫だと思うんだ。
で、わー踏まれてるのにおっきくなってるよ亜美ー。わー変態さんだー。
みたいなのとかタマンネ
小鳥さんがとろろを目の前に妄想してるんですけど、どうしましょう。
頭からぶっかけてやれ
小鳥「っあぁ!こんなにたくさんプロデューサーさんのザー(ry」
乳首とかがかぶれて感じちゃうんですねわかります
ふぅ
小鳥スレかと思った。
>446
境界線はあってないようなものです。
むしろエロ規制がない分、こっちが本スレかもしれません。
全く皆何かあったらすぐ小鳥スレとか…
わた小鳥さんは淑女なんですよ、そんな妄想なんかしません。
小鳥スレの方がエロかったりもするけどなw
様々な小鳥ネタ……じゃなくて小ネタが出来るスレってのは貴重だからねー
キャラスレではそのキャラを立てなきゃならないしSS好まれないとこもあるし
各本スレでやるわけにもいかないし
エロが無いのにここでやるのはどうよってこともあるが、
まあそこはそれオチ担当の小鳥さんに淫語でも言っていただければ
レスの更新があったと思ったら小鳥小鳥小鳥って流れにもうウンザリなんだよ
自重しろとは言わんがいい加減飽きた。別の話題振ってもすぐ小鳥ネタに戻るしもう何なの
つまり
>>451がこの流れを変えるべく何か投下してくれるって事か。
振りが下手なだけじゃないの
>>451 小鳥であぼーんコレお薦め
まあ良いエロ一つで流れなんざすぐ変わるさね
長続きはしないかもしれんが
実をいうとおれもスレが小鳥すぎて一度逃げた
456 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 23:55:06 ID:qefKn3cd
小鳥「皆さんやめてください! 私のために争わないで!」
小鳥「ふふ、言ってみただけです」
P「年増の事務員は一旦置いといて、たまにはロリ組に走るとするか」
>>457 「つまり老女より幼女ってことですね、プロデューサーさんっ」
「16歳なんておばさんと同じなの」
事務所内が殺伐としてまいりました
「14歳なんてオバサンだよねー」
「そうそう。お肌なんてもう老化してるしー」
462 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 05:51:38 ID:K0XirFJs
わた春香さんはぴちぴちですよ!?
亜美真美を二人同時に満足させるべくPは、一物を二物へと分裂させる修行をダンス審査員と共に行う話は無いのー?
「あらあらあら〜。プロデューサーさん、あんなに挟むのがお好きなのに〜」
P「膨らみ始めもいいものだ」
「プ、プロデューサー。それは私のことでしょうか?」
千早、それ膨らみ始めちゃう、膨らみ終わりや。
「くっ」
P「……πプッシュ」
元より凹んでるものは押せぬ!
凹んでるわけではない!
ふくらみがまったく無いだけだ!
いや・・・πプッシュだ・・・!
お、珍しく流れに乗れるかな?
初めて書く千早で一丁作ってみました。8レス分ぐらい行きます
両親が離婚して私が母子家庭の娘になってから、一年半ほどが経とうとしていた。崩壊した家族関係は、一
応は世間から見れば母子家庭という形に落ち着いたかのように見える。といっても、表面上に過ぎない。家に
帰っても私を待っているのは母親の仮面を被った女性だけだ。彼女はどうにかして『娘の面倒を見る優しい母
親』であろうとしているようだが、もう遅い。エゴのぶつけ合い──あんな醜い罵り合いを嫌というほど娘の
目の前で展開しておいて、まだ母親面をしようとしている。父さんがいなくなってから思い出したように出て
くる「おかえりなさい」すら、上っ面だけで、感情なんかこもっていないように聞こえる。
もはや私にとって自宅とは寝床のようなものでしかなかった。自分の居場所は家の中には無い。本気でそう
思っている。
あと一年。高校を卒業したらすぐにでも家を出ると心に決めている。もうしばらくは国内で頑張れることが
あるが、その時は、海外へ飛び立つ時なのかもしれない。まだどちらにしようかは決めていなかった。
家賃の高い高級マンションに引っ越してもやっていけるようにと貯めているギャラの額は結構なものになっ
ていた。デビュー当初は母さんがお金を管理していたが、離婚を契機に私の講座に直接お金が入ってくるよう
になった。よく言えば娘にお金の管理を任せたといえるが、悪く言えば保護義務放棄。だが私には好都合だ。
講座に貯まった額が一千万の桁になった時は驚いたものだったが、それ以降はいくらになったか数えていな
い。大金を手にしても大好きな歌や音楽に使うのが大半で、オペラやクラシックの鑑賞に行く時間は仕事の都
合であまり取れず、かといってCDやDVD、オーディオ機器程度では到底使いきれる額ではなかった。
肌寒いという言葉すら聞かれるようになる秋の夜空の下、事務所を後にして、私はプロデューサーの車に乗
り込み、バッグから携帯電話を取り出し、『仕事が遅くなるので今日は律子のアパートに泊まってきます』と
一言だけさっさと入力してメールを送信する。
母さんへの連絡はこれだけで十分だ。仕事で遅くなって終電を逃したこともあったのも事実なのだから。
もう一件の連絡先、今は765プロを離れて新しい事務所でプロデューサーをやっている律子へメールを送ろう
と思ったが、文章を打っている途中で止めた。母さんから連絡が来たら口裏合わせをしてもらうよう頼んでい
るが、未だに一度として母さんからの連絡は無いそうだ。
私がデビュー当時から一緒にやってきたプロデューサーと男女の関係になってから、律子は私の心強い相談
相手だった。オブラートに包まず、常に客観的で冷静な意見をくれる律子の存在は、何かと周囲が気を遣って
厳しい言葉を言ってくれない私には本当にありがたかった。
「以前の私なら『絶対ダメ!』って頭ごなしに言ってたでしょうけどね。まぁ私も人のこと言えなくなっち
ゃったし。手放しで応援はできないけど、非難もしないわ。アリバイ作りのお手伝いぐらいならできるから、
困ったら相談して頂戴」
そう律子は言っていた。
家に居たくない時は居候してても構わないからと律子からはアパートの合鍵も貰っているが、まだ自分で使
ったことは無い。律子も彼女の担当プロデューサーと色々あったらしいことは、再会した時の雰囲気の変化か
ら感じ取っていた。言葉は厳しくても表情に優しさが浮かんでいて、充実した笑顔に幸福の色が窺えた。生真
面目で、自分に対する自信が乏しい所に私が密かな共感を抱いていたあの律子が、自分自身を前向きに受け入
れ始めているように見えて、私もああなりたいと羨ましい気分になったっけ。
私はまだ、自分のことが好きになれそうもない。
「千早? ボーッとしてどうした? もう到着したぞ」
「えっ? あ……すいません、ちょっと考え事を」
いつの間にか車はプロデューサーの住むマンションに到着していた。車を後にして、片腕で足りる荷物と一
緒に自動ドアのエントランスをくぐる。各部屋へ繋がる実際の通路は二階にあるため、エスカレーターで二階
へ上り、カードキーでセキュリティを解除する彼の背中へついていく。765プロの規模が大きくなって彼が引っ
越した、最新鋭の設備を備えたマンションの十七階へとエレベーターは向かっていく。
「ただいまー」
「お邪魔します」
履物を脱ぐのが自分の家でないことを実感するのは、玄関のドアを開いて匂ってくるのが自分の家の匂いで
無い時だ。先に上がった彼の乱れた履物を整えてから、私も靴を脱いで玄関の段差を踏み越える。
「ははっ、千早も『ただいま』でいいんじゃないか?」
彼が歯を見せて笑った。もう両手で数え切れないぐらい彼の家に来ているのに、いつだって私は「お邪魔し
ます」と言わずはいられない。
「そ、そうでしょうか」
彼に促され、小さな声で「ただいま」と呟くように口に出すと、心地よい温かみが込み上げた。
リビングのソファーにバッグを置いて、使い慣れたキッチンへ向かう。
「プロデューサー、お腹空いてますか?」
紺のネクタイを外しながら「腹ペコだ」と彼は答える。週に一回から三回ほど、私は彼の家に泊まりに来て
いる。最早キッチンは、部屋の主以上に勝手知ったるところだった。
きっかけは、放って置いたら不健康になりかねない彼の食生活を改善するために食事を作りに来たことだっ
たと思う。それとも、雨宿りに偶然上げてもらった時に冷蔵庫や台所の惨状を見るに見かねて、だっただろう
か。今思えば、料理が得意なわけでもないのによく続いているものだ。
『通い妻』と小鳥さんや律子に揶揄されたこともあったが、妻という言葉の響きには胸を熱くするものがあ
って、部屋のあちこちに私の私物が置きっぱなしにしてある今では、恥ずかしいながらも嬉しい気持ちがある
のは否定できない。
冷蔵庫を開けてみると、先日買った豆腐がまだそのままだった。挽き肉もそろそろ使ってしまいたい。麻婆
豆腐にしようかと思ってキッチンの棚も見てみると、都合良く調味料が見つかった。
ピリっとした辛みにコクのあるあの味を想像すると、お腹が悲鳴をあげた。
「やだ……聞かれてないかしら……」
顔が火照るのを感じながらも、私は調理に取り掛かることにした。私もお腹がペコペコだった。
昼食から時間がかなり経っていたせいか、私と彼はできあがった夕飯を、熱心に黙々と、あっという間に食
べ終わってしまった。会話を楽しみながらゆっくりと食事を楽しむことが多いのだが、今日はお互いに空腹感
が勝っていたようだった。食欲に忠実過ぎたかも、とやや残念な気分だ。
皿を洗う私の口の中には、唐辛子の刺すような辛みがまだ残っている。余っていたからといって唐辛子を足
す必要は無かったかもしれない。
流れ出てくる水の音に混じって、ぱちんぱちんと爪を切る音がリビングの方から聞こえてきた。やがて爪切
りの音がおさまると、スリッパの足音が私のいるキッチンへ近付いてきた。次第に大きくなる音と共に、私の
鼓動も高まる。
「千早」
まだ洗い物をしている私の背後に彼がやってきた。呼びかける声と同時に、腰に手が回ってくる。
「ぷ、プロデューサー……まだ……さ、皿洗いの途中ですから……!」
「いや、ゴミがついてただけだよ」
料理の最中に求められた時の記憶を急激に呼び覚まされ慌てて振り返る私に、彼は事も無げに青い糸くずを
見せる。確かに、ゴミがついていただけだ。勘違いを起こしたことに頭が熱くなってしまった。
腰に触れられただけで情事を思い出すなんて、自分が欲にまみれたはしたない女のように思えた。
シンクに目線を戻してスポンジに少しだけ水を吸わせ直し、皿洗いの続きをしていると、まだそこにいた彼
に肩をトントンと叩かれて、振り返る。二の腕をゆっくりと掴まれて、何をされるか考える前に彼の顔が覆い
かぶさってきた。
「ん……んっ」
スポンジを握る手に力が入り、溢れた泡が掌を濡らす。左手から滑り落ちた皿が水を張ったボウルの中へ飛
び込んだ。溢れた水が立てる水音にようやく、彼のしっとりした唇からコーヒーの味が伝わってきたことに気
付く。ブラックが好きな彼のその味は、甘くなかった。
舌が入ってくるかもしれない、このままベッドへ連れて行かれるかも、と身構えていたら、唇はそのまま離
れていって、腕も解放された。けじめのつかない展開にならなかったことに、少し安堵する。
「千早が可愛かったから、つい」
仕事で顔を合わせる写真家の人や、スタイリストの女性が言う『可愛い』と、彼の言う『可愛い』は、字面
は同じでも含まれているニュアンスがまるで違う。彼のその言葉には、色々な意思表示がごちゃまぜになって
いるのだ。その大半を今では理解できるようになり、理解できるようになったからこそ、私はリアクションに
迷う。
「…………」
『そんなことありません、事務所の他の子と比べたら私なんて』『ありがとうございます、嬉しいです』
どちらも本心なのに、どちらを言えばいいのか分からないまま、私は黙って流し目でシンクを見やることし
かできなかった。見つめ返すぐらいはすればいいのに、我ながら可愛げが無い。
そんな私に彼はふっと小さく息を吐いて口角を上げ、「風呂場で待ってる」とだけ言い残して、キッチンを
立ち去っていった。
その言葉に含まれた意図を理解した私の体に、また緊張が走った。
お湯の音が聞こえてくる風呂場と薄い壁で隔てられた洗面所で、私は歯磨きのペーストをブラシに塗りつけ
ていた。一応私なりのエチケットのつもりだが、歯磨きの音を聞かれるのがどこか気恥ずかしくて、一旦洗面
所を離れてリビングに向かう。
テーブルの上には今日の夕刊が広げたままになっていた。『依存する女性達』という大きな見出しに目を引
かれ、近寄ってみようと思ったが、心の奥底を鷲掴みにされるような凄まじい悪寒を感じて、止めた。
依存、という文字列を目にしたり、音を聞いたりするのは嫌だった。どうして嫌なのかは分かる。思い当た
る節があるのだ。依存しているということは、支えられないと立っていられないということ。支えを失ったら
どうなってしまうか……。
私を支えてくれるのは、プロデューサーの存在。でも、私は彼に何かができているのだろうか。
一方的にプロデューサーに寄りかかっているだけでは、いつか捨てられてしまうのかもしれない。
それ以上は、怖くて考えたくなかった。
歯を磨いていた手は、奥にブラシを突っ込んだまま止まっていた。
「プロデューサー……し、失礼します」
バスタオルを体に巻こうかどうか迷った挙句、後ろ髪をヘアクリップで留めてアップにしただけで、結局裸
のまま風呂場に入った。どうせ、巻いていた所ですぐに剥かれてしまうだろうから。しかし、どうやら彼は脱
がせるのが好きなようだから、巻いていてもよかったんじゃないか、と、風呂場の扉を後ろ手に閉めながら思
った。
「お、ちょっと遅かったな」
椅子に腰掛けて髪を洗っている彼が、私の方に首を少しだけ向けた。背中を向けていたことにほっとする。
「ええ、流しの片付けに手間取って」
「体は洗ったけど、背中がまだなんだ。流してもらえるかな?」
手桶で掬ったお湯で頭を洗い流しながら彼が言う。
わざわざ私が来ることを見越して背中は洗わずにおいたのだろうか。彼の背中を流したら次はきっと……。
期待か緊張か、とにかく体温が上がったような気がした。
「はい、それでは……よいしょ」
手を伸ばしてスポンジを手に取り、ボディソープを少し含ませて泡立てる。幅のある肩の下広がる彼の広い
背中にスポンジを這わせると、染みの無い肌の上を白い泡が滑り落ちていった。ふにゃふにゃの生地越しに、
女性の体ではありえないゴツゴツした筋肉の隆起を感じ、その硬い感覚に『男』を意識して、胸がドキドキし
た。
「あ、晩御飯、美味しかったよ。結構辛かったな、麻婆豆腐」
「ええ、余っていた唐辛子を入れたもので……少々辛すぎたかもしれません」
「ははっ、あれぐらい辛いのはむしろ好きだよ」
「そうですか、ありがとうございます……流しますね」
泡を洗い流すと、彼の背中が心なしかつやつやして見えた。
「ありがとう。……じゃ、今度は千早の番な」
彼がこちらに、今度ははっきりと向き直り、腰を上げて私の後ろに回って、ステージに送り出す時と同じよ
うに背中をポンと押してきた。こうされると、私は前へ進まずにはいられない。暗示のようなものだった。
椅子に腰を下ろすと、まだそこには彼の体温が残っていて温かかった。鏡は曇っていて自分の姿は見えなか
ったが、ほとんど無意識に脚を閉じて、肩を縮こまらせて胸を隠そうとした。
「ひゃん!」
温かいお湯が上からかかってきた。何の前触れも無かったので思わず声が出る。
「ああ、悪い悪い、びっくりしちゃった?」
「い、いえっ、大丈夫です」
「んじゃ、背中側からな」
ポンプを押す音がして数秒後、スポンジが肩に当てられると予想していたら、滑りを帯びた彼の手が直接肩
に触れた。温かくて、角ばっている。そのまま、肩から腕へと流れていき、マッサージをするように肌を軽く
圧迫しながら、彼は今のところ『普通に』私の体を洗ってくれている。性的な意味ではなく純粋に気持ちいい。
「…………」
肘から先へと彼の手が流れてきて、掌を揉み込むようにされてから、指を絡めて手をギュッと握られた。
胸が甘く締め付けられて、彼への愛しさが込み上げてくる。大きな溜め息が漏れそうで、唇を結んだ。
「よし、じゃ、一旦流すよ」
さっきと同じような温度のお湯が首筋から浴びせかけられる。二回ほどお湯をかけられた所で、今度は前を
洗うよ、と言われて、強張った背中がますます丸くなる。
「あ、い、いいです、前は自分で洗えますから……」
と口答えをしてみるが、もう彼の手は白い泡をまとって私の体の正面に回りこんできていた。鎖骨に着地し
て、下へ降りてくる。
「はっ……や……」
貧しい体。以前は自分の体なんてどうでもいいと思っていたけれど、プロデューサーを男性として意識する
につれて、自分の体も他の女性の体も段々と気になるようになっていた。
ある時、更衣室であずささんと一緒になったことがあった。同性同士なのだから当たり前とも言えるが、惜
しげも無く豊満な肉体を下着越しに晒すその姿から目を離せなくなり、「そんなにじっと見られると恥ずかし
い」と言われるまで観察してしまった。その直後、私は屈辱的な気持ちで、背を向けてこそこそと着替えた。
またある時、廊下の向こうに律子の姿を見とめて、歩み寄った時に躓いてしまい、前のめりに倒れ込んでし
まう所を正面から抱きとめられたことがあった。顔を押し付けてしまった胸には豊かな弾力があって、ふかふ
かのクッションみたいだった。咄嗟に両手で掴んでしまったお尻の肉も、指が食い込んでなお余裕がある深さ
を持っていて……包容力のようなものを強く感じた。
男の人が求める、魅力的な女体とはああいったものだと私は思う。だからこそ、起伏に乏しい自分の体が情
けなく感じられて仕方が無かった。
彼の掌が、そんな私の胸まで降りてきて、そっと肌を撫でてくる。
「あ……ぷ、プロデューサー……」
「ん、なんだい?」
「……ごめんなさい……」
恥ずかしいよりも、申し訳無い気持ちが先に立つ。揉むだけの膨らみも無いことが悔しい。
「……やっぱり、気にしてる?」
「ふ……っん……きっ、気にします……」
「俺は、これがいいなぁ」
『が』にアクセントをつけて彼がそう言った。同時に、肌の表面を撫でていた掌から指が伸びてきて、刺激
に硬くなった乳首をぐりぐりと押し潰してくる。じいんと痺れるような感覚が背筋を駆け抜けて、吐息が漏れ
る。こんなに小さな胸でも、ここから伝わってくる感覚が快感だというのははっきり自覚できた。
「大きくても小さくても、それが千早のおっぱいだったら俺はどっちでも好きさ」
「そっ……そうは言っても……」
「いいじゃないか。これも千早の個性だよ」
「……わ、悪い気はしませんが、やはり……」
それ以上言おうとして、止めた。彼の言葉を素直に受け取った方が、前向きだと思った。
「胸も好きなんだけど、こっちはもっと好きだな」
彼の手が更に下がって、私の腹筋を指が伝っていく。
一日二百回の腹筋トレーニングをずっと続けてきた私のお腹は、外から見ても筋肉の起伏がうっすらと見え
てしまうほどだ。如月千早の代名詞たる歌のための努力の結果だからなのだが、彼に恋心を抱くようになって
からは、こんな割れた腹筋は女の子らしくないんじゃないかと気にするようにもなった。
それにもう一つ。私のお腹は別の意味でも気になる部分なのだ。
「あっ、や……あっ」
「凄いよな、千早のお腹。きゅっと引き締まってて……セクシーだよ、とっても。ガチガチでも無くて、触
るとちゃんと弾力があって、柔らかい」
「ハァ……ハァ……あっ、んん……」
彼の指が、私の腹筋の起伏をなぞっていく。背筋がゾクゾクして、声が出てしまうのをこらえきれなくなる。
私よりもずっと大きな掌がボディソープをまとってへそを中心に広がり、ウエストまで包むようにしてぐにぐ
に揉みしだいてきて、床のタイルに置いた足がぴんと爪先立ちになる。
「あぁ……プロデューサー……お腹、そんなに、さ、触らないでください……」
「どうして?」
私が抗議をすることが不自然で仕方が無いといった口調で彼が言う。
「そっ、それは……いっ、う、あ……」
ぬるぬるした掌がお腹を滑り、十本の指がまるで生物のように腹筋の輪郭を嘗め回してきて、下腹部が熱く
なる。体の中心がキュウと切なく締め付けられて、じりじりと疼いてくる。両脚の間に手を伸ばして指を触れ
させたい衝動に駆られるのを押さえようと、膝を硬く握った。脚を直角よりやや少ない程度よりも内側へ閉じ
ようと思っても力が入らなかった。
「千早さ……好きだろ、ここ触られるの」
「いっいえ、そんなことは……ぁ……な、ないです、ん……んぅ」
「そうかなぁ。胸触ってる時より、息荒いよ? ホントは凄く気持ちいいんじゃない?」
お腹を触られてこうも感じてしまうなんて、私は異常なんじゃないか。変態という言葉が脳裏に浮かび、そ
の言葉の下品ないやらしさに何故か加速していく気持ちよさを、否定できなかった。
「……脚の間、ちょっとテカってるよ」
そう耳元で囁かれて、首筋に電流を流されたような衝撃が走り、思わず腰がぶるっと震えた。
生ぬるい、粘り気のある液体が椅子に垂れてお尻に触れている時点で、腹筋を愛撫されて私の大事な所がど
くどく蜜を吐いていることは……言うまでも無かった。彼の手でお腹を触られているとどうしようもないぐら
い気持ちよくて、たとえ服の上からであっても変な気分にさせられてしまうのに、今この瞬間、彼の体温と肌
の感触がダイレクトに触れ合って、たまらなかった。
感じてるんじゃないの、と彼が指摘する声と、腰より下まで下がってきて、内腿を焦らすようにさする彼の
右手に、ますます私は昂ってしまう。
「濡れてる?」
「ぬ……濡れてません……ひあぅ!」
彼の問いかけに反発すると、太腿を撫でていた手が泉の中心部に侵入してきた。腰が痺れる。下腹部の奥が
疼く。体が熱い……!
「まだここにはボディソープを塗ってないんだけど……おかしいな、もうヌルヌルになってるよ」
「あぅっ……お……お腹に塗られたのが……たっ、垂れてきただけで……あぁんっ!」
一気に指が二本も体の中に入り込んできて、押し開けるように広がると、にちゃ……と粘っこい音がした。
そのまま、上下に指が往復して、中に溜まっていた蜜が掻き出されてバスルームの空間に淫らな音が響く。下
半身全体が痺れるような快感に、腰が溶けてしまいそうだった。
「うーん、中々綺麗にならないな。どんどん溢れてくる」
「ひっ、やぁ……んっ、あっあ、あ……」
腰から足先へ、それと同時に腰から背中を駆け上って脳天へ、体の内側を揺さぶるような波がぐわんぐわん
と広がっていく。入り口から割り込んできた指に内壁を擦り上げられて、意識せずその指を締め付けていた。
締め付けることで、指との密着度が増して、より快感が深くなる。
彼が生唾を飲み込む音が背後に聞こえた。
彼の口数が減っていき、段々と息が荒くなってきている。こんな貧しい私の体で、恋焦がれる愛しい彼が興
奮している。女としての喜びを感じると同時に、その喜びに慰められているような気になってしまい、そんな
ことを考える自分が少し情けなかった。
やがて、性器を責められる快楽に頭がぼんやりとして、体がゆっくりと浮いていく感覚に絶頂を意識してい
ると、昂っていた熱が急に冷めていった。彼の指が私の秘所から退き、べっとり濡れて天井の蛍光灯に照らさ
れて光を放っていた。気が付けば私は大きく股を開いてしまっていて、彼の指と私との間に橋がかかっていた。
達したくなっていた自分に気付いて、顔が火照った。
「千早」
後ろから逞しい腕が私の体を包み込んできた。「入れてもいい?」と、女性の私には出せない低く響く声が
熱い吐息ごと耳にかかり、左半身がぴくりと震えた。
私を力で押さえつけて有無を言わさず犯すことだってできるのに、一つに繋がる前になると、彼は私の許可
を請い求める。
許可を求めたいのは、私の方だ。
「は……はい」
大きく頷く勇気が無くて小さく顎を振ると、浴槽の縁に手をついて四つん這いになるように言われた。今日
は獣のような格好で後ろから貫かれる。そう悟ると、体の中から新たに蜜が染み出てくるような心地だった。
彼が一度だけ、深く呼吸した。お尻の肉を掴まれて、左右に広げられる。来る。ぬめりを僅かに帯びた、熱
くて硬い、石のような塊が内腿を擦った。私からは彼の顔や体が見えない。いつ来るのだろう。異物が入り込
むべき所に意識が集中する。そこじゃない、もう少し上……
「あ……っあ……くぅっ……」
入り口がぐぐっと押し広げられた。中に、焼けるように熱い異物が私の体を割って入ってくる。
先端が押し入って来ただけで、膝から力が抜けるようだった。一番太い所が入り口を通過しようとする瞬間
は少し苦しくて、ゆっくりと息を吐きながら、声も一緒に漏れ出ていく。下半身から力を抜く代わりに浴槽の
縁を掴む手に力が入って、爪の先が白くなっているのが見えた。
「ふぅ……狭いな、千早の中は」
やがて、粘膜と皮膚の境目、傘の最も広がった一番太い所を通り過ぎてしまえば、後はすんなりと奥まで受
け入れることができた。内臓を押し広げられるような異物感と圧迫感。これが動けばたちまち凄まじい快楽の
波に私は溺れることになって、何も考えられなくなる。鼓動が高鳴った。
「動くよ」
逞しい彼の男性が私の秘所を奥まで貫いたまま、前後に動く。襞を押し広げるほどに大きくなった肉に内壁
を容赦なく引っかかれて、全身が快楽に打ち震える。
「あァ……んぁ、はっ、あっ、あ……あぁぁ……」
私の予想以上に私は濡らしてしまっていたらしく、ぐちゅ、ぐちゅといやらしい音が浴室の空間に響き渡っ
て、自らの喉から生み出されるはしたない嬌声も相まって聴覚まで犯されているようだった。歌を歌っている
私とはまるで別人のような声をあげてしまうのは恥ずかしくてたまらないが、突き上げられる度に走る電撃の
ような甘い痺れがあまりにも強く、到底我慢できるようなものではなかった。
「はぁっ……いいよ、千早……とてもいい」
「んんぅ……ぷ、プロデューサー、あっ、う……あぁっ」
彼の呼吸のテンポも上がり始める。同時に腰が打ちつけられる間隔も短くなっていって、水音の中に肌と肌
がぶつかり合う音が混じってきた。私の性器を責めたてる彼自身を、踏ん張るようにして力を入れて締め付け
ると、ぴったりと密着して結合がより深まり、快楽を感じるあらゆる器官を握り締められたかのように気持ち
よくて、下半身がとろけてしまいそうだった。
「い……あぁっ、ひ……あっあぁ、す、すごい……です……」
脳は快楽を忠実に受け取っているのに、床についた膝の触覚が段々と希薄になってきた。声を出しているか
どうかもよく分からなくなって、目の前がぼやけ始める。先ほど指で責められていた時の、宙に体が浮くよう
な感覚が再びやってきた。
「ぷろ、ぷろでゅーさっ、私、あぁっ、私……」
体の内側で溜まりに溜まった快感が今にも堰を切ってしまいそうで、先に達しては彼に申し訳ないと頭に念
じながらも、絶頂に達するのを堪えられそうになかった。そんな中、彼は口数が減って、荒い呼吸に合わせる
ようにして私を乱暴に突き上げる。中に入ってきて更に膨らんだ彼の肉杭は最奥まで届いていて、こつっと子
宮口を叩かれると、その奥がじんじんした。
もう限界だ、そう思った瞬間、体の奥の奥をぐりぐりと押し付けるように圧迫された。
「ああっ、ひ、私、いっ、い……あはぁっ、ああぁあぁぁぁっ!!」
地表から飛び立つような解放感と、眠りに落ちる寸前の意識がとろけるような感覚とが同時にやってきて、
真っ白になっていく視界の中で、腰がガクガクと震えた。力が抜けていく下半身に、彼が膣内でぴくぴく震え
ているのと、中に何かが注ぎ込まれるのを感じて、彼も絶頂に達したのだとかろうじて理解できた。
「はぁ……あっ……ふぅ、ふぅ……」
脱力した体で、浴槽の縁にしがみつくようにしていると、彼が私のお尻の肉をぎゅっぎゅっと握ってきた。
「千早……」
「は、はい……ぁ、んっ……」
まだ互いに荒い呼吸を整えないままに、彼の手が後ろから伸びてきて私の顎を掴み、振り向いた瞬間に唇同
士が触れ合った。先ほどの台所を思い出し、それから、リビングで広げられていた夕刊の……思い出したくな
い記事が思い浮かんだ。
プロデューサーに依存する、一人立ちできない私。自分への劣等感までが一気に噴き上げてきて、幸せな高
揚感が一瞬にして冷めていく。
「……プロデューサー」
絡み合った舌が離れ、唇からしっとり濡れた温かさが消えた所で、まだ繋がったままの彼に呼びかけた。
「もっと……してください。私がメチャクチャになってしまうぐらい……」
「ち、千早?」
自ら腰を振って、彼を促す。少し柔らかくなっていた彼の性器がたちまち硬さを取り戻し、彼が再び私のお
尻を掴んだ。
「ああっ! あっ……ひっ、あっ、もっと……激しくっ……!」
再開される抽送に私は思い切り力を入れて彼を締め付け、湧き上がる快楽によがり声をあげた。中に放たれ
た彼の精が掻き出され、私の愛液とカクテルになって太腿を伝り落ちてくる。
得体の知れない恐怖のような、とても嫌な感覚を遠くに追いやりたい。彼がいなかったら、私は一人で生き
ていけそうも無い。認めたくない気持ちと、自分自身への苛立ちがどんどん膨らんできて、それがまた許せな
くなる。
彼に私を懲らしめてもらいたかった。
暗い不安を忘れ去りたくて、全身に走る快楽に意識を集中させていると、ほどなく二度目の絶頂感が熱い塊
となって込み上げてきた。
「はっ……はっ、プロデューサー! 私っ、またイキますっ……あっあ、ああぁあぁぁぁっ!」
「うっ……千早っ……」
二度目の絶頂、その余韻はすぐに醒めてしまい、その時私は、涙が頬を濡らしていたことに気付いた。
暖かい風呂場で耽った情事でのぼせてしまった私は、彼に支えてもらいながらふらふらとベッドに辿り着い
て、そのまま横になっていた。火照りきった頭と体がクールダウンする頃になって、よろよろと体を起こして
リビングのテーブルで新聞を読む彼の隣に腰を下ろした。
「千早、何かあったのか」
私が椅子に腰掛けるなり、彼が私に尋ねる。
「……やっぱり、分かるんですね」
「泣いてたからな、さっき」
彼に訊くのは怖かった。しかし、それ以上に、不安な気持ちを聞いて欲しかった。
「……プロデューサー、私、重荷になっていませんか?」
祈るように、私は両手を膝の上で組む。
「そんなことは考えたこと無いが……どうしてそう思うんだ?」
「私、何かあったらすぐにプロデューサーにしがみついてばっかりで、一方的に依存してる……って思って」
「あぁ、夕刊の見出し見たんだな」
新聞を広げて例のページを開き、私にも見えるようにテーブルの上に広げる彼の態度はあくまでも冷静だ。
「……両親が離婚してしまった今、僅かな希望を抱いていた家にももう何の未練も無く、親からは自立した
つもりになっていました。でも実際はプロデューサーに依存するようになったっていうだけで、私、何も変わ
ってない……一人で立てるようになれないんじゃないかって……不安なんです」
改めて思いを口に出すと、自分が情けなくて涙が出そうだった。いや、もう目蓋の内側には涙が込み上げて
きていて、今にも溢れ出してしまいそうだった。
「……千早、『人』っていう漢字を頭に思い浮かべてみてくれ」
「『人』……」
「『人』っていう感じは、棒が二本でできてるだろう。あれって、二人の人間同士が支えあってる図なんだ
よ。昔見たドラマの受け売りなんだけどな」
新聞の上に指で漢字をなぞるように書きながら、彼が淡々と言った。
「人間は誰でも、一人で立っているように見えても、誰かに支えてもらいながら生きてるんじゃないかって
思うんだ。俺だってそうだよ」
「プロデューサーを支える人……誰なんですか?」
私がそう言うと、彼が急にくすくすと笑い始めた。
「俺の目の前にいる、髪が長くて可愛い女の子」
彼の指が私の鼻先につきつけられた。勝ち誇ったような彼の笑顔が目の前にあった。
「私が、ですか……? 私がプロデューサーを支えているなんて、そんな……」
「いや、とっても支えになってるぞ。勿論、メシ作ってくれるとかそういう意味じゃなくってな」
「それでは……どういった意味で支えになっているのでしょうか?」
「精神的な意味でさ。千早の歌を聞くと元気が出るし、こうして一緒にいると心が安らぐし。とにかくさ、
千早には傍にいて欲しいんだよ、俺。決して一方的に千早が依存してるってことじゃないんだ」
彼の言葉からは、私へ共感しようという姿勢が感じられた。様々な境遇の違いを抱えていることを知った上
で、共有できない悲しみや辛さがあると理解しながら、なお彼は私の前で屈みこんで、目線の高さを合わせて
話をしてくれる。厳しくして欲しい時は厳しくしてくれて、優しくして欲しい時は優しくしてくれる、そんな
所を私は好きになったのだと、改めて思い出した。
「……ごめんなさい、私、一人で変な風に考えて……うっ……」
嬉しいのか悲しいのが辛いのか分からないまま、涙が出てきた。ガタッと椅子を寄せる音がして、彼の腕が
伸びてきて、背中を撫でられたと思ったら、そのまま抱き寄せられて彼の胸へと導かれる。
「千早はまだ、家族のこととか色々な激動にまだ動揺してる部分があるんだよ。今は辛いこともあるかもし
れない。一年半じゃ、まだ足りないのかもな。いずれもっと時間が経って落ち着いたら、こういうことで悩ま
なくなるんじゃないか、って俺は思うんだ。一人でやっていけないって気にすることだってきっと無くなる。
それに……千早は一人じゃないんだから」
「……く……っ……!」
肯定の返事をしようと思っても、嗚咽が混じるばかりで喋れないので、代わりに首を縦に振った。
「忘れないでくれ。俺も千早には支えられてるんだ。ありがたいよ、千早の存在が」
子どもをあやすようにポンポンと彼が私の背中を叩く。冷えていた心がどんどん温まり、涙は止まるどころ
かますます溢れ出してきた。
風呂から上がったばかりで洗濯物を増やしてしまうのが申し訳ないけれど、今は思い切り彼の胸で泣かせて
もらおうと思った。
終わり
以上になります。最後3年B組かよとかそういう突っ込みは無しで。
もっとエロく書けるようになりたいものです。
感想批評など頂ければ幸いです。
美希(表)、亜美(16歳)、律子、雪歩(?)、次はどれを書こう
…ふぅ、GJです。
人という字は一人で立っている姿を現したもので自立の意っていう話を聞いたことがあるけど
そういうことはいいっこなしという事ですね。
>>483 調べてみたらマジでしたあえtjごjぎえjげ;じr;
恥ずかしすぎる……なんかもうごめんなさいとしか
>>482 グッジョブですた
腹筋責めが変態チックでエロいww
16歳亜美って前スレの真美SSの続き?ちょ→見たい
>>482 野暮だけど「講座」ではなく「口座」ね
にしても千早はドMだなぁ、GJ
>またある時(ry律子(ry顔を押し付けてしまった胸には豊かな弾力(ry咄嗟に両手で掴んでしまったお尻(ry
そこは俺と代われ、千早
お疲れさまです。
亜美真美にイジメられるよう振ったつもりでしたが、いろんなキャラにいじめられることになりました。
5レスほどおあずかりします
俺は今、レッスンルームで正座している。しかも目隠しをされ、腕まで縛られて、だ。
765プロが乗っ取られ、社員は縛られアイドルは輪姦されてるとか、そんな物騒な事態じゃないから読者やファンの方々は安心してほしい。
でもある意味俺にとってはそっちのほうがマシかもしれない事態だってのは確かだ。
「亜美、兄ちゃんが正座してもう30分になるよ。そろそろ次のステップいっちゃおっか?」
「だよね→。真美達もほーちぷれー飽きちゃったし。」
放置プレイなんて言葉教えたのは誰だ、まだ12歳の小学生が使うような言葉じゃないだろ。常識的に考えて。
正座の状態から足を伸ばす。
半端じゃなくしびれた足は、伸ばそうと足を動かしただけで電流が流れた。
「いってぇ・・・」「アハ、兄ちゃんが痛がってるよ真美。すっごい痛そ→な顔で、ゾクゾクしちゃうね!」
「うふふ、痛がってる痛がってる♪」
亜美と真美の二人にこんな目に合わされてるってのに俺は反省していなかった。
何を隠そうドMな俺はこの痛みを喜んでいた。
たまに、ほんっと「たまーに」なんだが、俺は好きな女性からおもいっきりイジめられてみたいと思っていた。例えばそう、春香や伊織からだ。
春香とはレッスン場でだ。うまく指導できない事態が続いた俺はついに春香にこう言われてしまった。
「やる気あるんですか!?こんなだったらいない方がマシです!」
本来は死ぬほど反省し二度と言われないよう努めるところだ。
レッスンが終わり春香が着替えに行った瞬間を見計らい俺はレッスン場のトイレに駆け込んだ。
春香が出てくるまでに済ませなければならなかったがもう先走り汁もあふれており、すぐにイってしまった。
トイレから出ると春香もちょうど着替えを終えて出てきたところだったらしい。
伊織とイベントに参加した時はなかなかに快感だった。たいした事をしたつもりはなかった。ただ胸の話をしてパイタッチしてみただけだったのに
「変態!ド変態!」と罵られた。その発言をしっかり頭の中にインプットして、ステージで歌っている間にトイレに駆け込み2発ヌいた。
あの罵倒ほど気持ちよくイケた罵倒はそうはない。
「兄ちゃん、しびしびしてる?」「痛くて足も動かせないよ・・・」
亜美は俺の足をそっとつついたり、スラックスを巻き上げたりしている。そんなささやかな刺激が痺れを増大させ、俺のちんぽを拡張させる。
「じゃあ真美、やってみよっか!」「よしやろっ!亜美!せーの!」
どんっ
俺の足にすさまじい痛みが走った。亜美、真美、お前ら・・・「んっふっふ〜痛い?ねぇ、痛い?兄ちゃ〜ん」
「さすがに痛いよね〜だって二人で痺れてる足に飛び乗ったんだもんね」
足の骨が折れたかもしれない。そんな刺激が足に響いている。そんな状況の中、生存本能が仕事をしてくれる。何も今じゃなくっても・・・
何かで読んだことがあるが、人間死にそうになったとき、精力の限りを尽くしての射精をするらしい。
「あ、亜美!兄ちゃんぼっきしてる!」「うわ〜ホントだ!兄ちゃんヤバくない?」
勃起なんてしたくてしたんじゃない!あまりの痛みに生存本能が働いただけだ!そう叫びたかった。でも叫べない。叫べば誰かが来る、来た時の自分がいかに不利かということを考えれば無理だろう、常考。
「ぼっきしちゃったらぼっきを沈めてあげないとね!真美」「だよね〜ぼっきしっぱなしだと兄ちゃん外にでれないもんね。」
そういうと亜美、真美は俺のスラックスに飛びついた。そして手慣れた手つきでベルトのバックルを外す。
「おい!亜美真美、何して」「何ってきまってんじゃん。亜美と真美が二人で兄ちゃんのぼっきを沈めてあげるんだよ」
「しゃせ→しちゃえばちんぽも落ち着くんだよね!」
俺は心底この二人に恐怖していた。
小学生?ウソつけ!こんな小学生がいてたまるか!俺だって初めておなぬ〜したのは 高2だってのに、最近の小学生はこんなことまで知ってるのか?
スラックスを脱がせた亜美は巨大なテントを張った俺のトランクスにそっと手をあてた。
「うっわ→カチンコチンだよ。真美」
「うわ→兄ちゃ〜ん、亜美と真美に踏まれてこんなにぼっきしちゃったんだ〜」
俺のスラックスを脱がせた二人は俺をあおむけになるよう動かした。コイツら・・・あとでおもいっきりお仕置きだな。
「じゃあもっと気持ちよくしてあげるね!」
そう言うが早いか俺のモノはすさまじい衝撃を加えられた。
足だ。足で踏みつけられているんだ。しかもトレーニングで履くシューズを履いた足でおもいきり。
トランクス越しとはいえ薄い布一枚じゃあなんの障壁にもなってはくれない。
「ぐああぁ!」
「ねぇ、きもちいい?変態!気持ちいいんでしょ→?」
「うわ→兄ちゃんマジできもちよさそうな顔!あ、先走りが出てきた!パンツが濡れてるよ〜」
痛いんだ。痛みしか感じてられない!先走り?血の間違いだろ!
しかし俺のモノはどうにも収まらない。しかも踏みつけられることでさらに激しい勃起を繰り返していた。
「真美、すごいよ。踏んでみなよ〜カッチコチのチンポがおもいっきりぼっきして今にもイキそ→だよ!」
「亜美ぃ→ダメだよ踏んだら。踏むのもいいけどこ→ゆ→ときはこーするんだよ!」
ガッ
何だ、今の痛みは
とがったものでなにかされている。
蹴られているんだ。しかもトゥキックで俺の玉を
さすがにやばい。機能しなくなる!
笑い声をあげながらさらなる蹴りを容赦なく加えていく二人。
気のせいか?千早が見えた気がした。
「最低です。プロデューサー」
え?真?
お、おい、真!だめだ!そんな、や、やめろ!
強引尻をもちあげる格好にされた俺は、尻をおもいきり蹴飛ばされた。
「うっ・・・」
声にならない声をあげてしまう。まずい、本当に命に関わってきた気がする。
「ったな・・・つだね・・・み」
「んとだね→・・・あ、りつ・・さん!な・・・れ」
りつ・・律子?なにそれと聞こえたが何か持ってきたというのか?
肛門に何かひんやりするものが塗られていく。
肛門?まさか。そんなことするような人間はこの事務所には・・・
「プロデューサー、聞こえてます?」
律子の声だ。ご丁寧に大きな声ではっきり聞こえる。
「今からプロデューサーの肛門にこのバイブを突っ込みますね。」
はっきりと聞こえる。それだけに俺には死刑宣告に聞こえた。
肛門にすさまじい、ひどい痛みが走る。
それに伴い閉塞感が追うように襲ってきた。
おそらく俺の目は白目を剥いていたと思う。
本気で死を覚悟していた。そして脱力感とともに派手な射精をし、トランクスをまっしろに染め上げた。
「っはぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
狭いアパートで俺は目を覚ました。
まだ夜中の4時だ。新聞配達のバイクが走る音が聞こえる。
「夢・・・か・・・」
ひどい夢だった。
手に当たったものをみるとエロDVDのパッケージ。昨日仕事帰りに借りてきたSMモノだ。
「アイドルとおもいっきりSMプレイ!目隠しして縛って最後はバイブでフィニッシュ!!」
まるきり俺が夢で食らった通りのプレイじゃないか・・・
その日俺は仕事を休んだ。
ありがとうございました。
カウント間違えた・・・4レスほどの小作品となってしまいましたが思いのたけはぶつけられたつもりですノシ
493 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 18:44:33 ID:/jhPluW2
>>474さん
GJでした!
言葉回しとか、自分とレベルが違いすぎてまだまだだなかと反省しきりですorz
次回作楽しみにしてます
当時の72cmは現在に換算すると約91cmである
レートがおかしいだろw
今日は本物の変態が多いな。GJ
GJ!ナイス変態大人!
ところで
「亜美、兄ちゃんが正座してもう30分になるよ。そろそろ次のステップいっちゃおっか?」
「だよね→。真美達もほーちぷれー飽きちゃったし。」
ここ、真美が2人いる気がするのは気のせいか?
11人の真美と1人の巨大な亜美です
500 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 22:01:26 ID:8K8MDHIN
>>498 orz
やっちまいましたorz
たまに→をーのままとか、修正し忘れも見つかり失礼しました
地獄だw
GJです!
律子にバイブでアナル責め・・・だけなら、そんな悪夢なら俺は大歓迎だw
何言ってんだ?
アイドル11人と事務員一人の総勢12人分の責めを受けてこそ最高じゃないか。
責められるより責めたい
愛されるよりも愛したいマジで
愛されるよりも罵倒されたいマジで
今うたた寝してたら、夢の中に小鳥さんがボンテージ衣装で登場した。まじビビって飛び起きた。
多分あのまま夢見てたら、相当な領域に行ってたと思う…
お前は小鳥さんの妄想電波を受信しちまったんだな
もったいないことしたな
続きは俺が見てやるから状況を詳しく説明するんだ
>>507が反応しない。
まさか再び寝て、夢に小鳥さんを再登場させる気か!?
正直、そんな羨ましいビジュアルに遭遇した507に嫉妬w
まあでもこのスレ来る奴は一回くらいアイマスの淫夢みたことあんだろ
「お手洗いの場所はどこかしら〜?」状態のあずささんの手を引いて急いでたら
階段で派手に転んだ(ガクン!となるあれ)ところで目がさめたことならある。
515 :
507:2008/09/30(火) 07:29:37 ID:3oWaCvT+
>>507です。携帯からっす。
残念ながら夢に小鳥さん出てこなかった(´・ω・`)
そりゃ残念だったな
ちなみに俺は全裸の凸ちゃんに顔面騎乗されてグリグリと股間を押し付けられる夢を見たことあるんだが
起きた時に自分がうつ伏せで枕に顔を押し付けててワロタ
その後寝直しても続きが見れなくて泣いた
俺がいえたことじゃないがダメだこいつら早くなんとかしないと
昼休憩中にもう一度寝てみる
夢でしか会えない関係と言うと聞こえは良いんだがな…
人の夢と書いて儚…何かもの悲しいわね…。
521 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 11:24:17 ID:grQnPX1f
千早「夢でもし、会えたら、素敵な事ね〜♪」
千早、おまい何歳なんだ?
>>516 昔あずさスレで見た夢であずささんの胸を揉んでいると思ったら自分の尻だったって奴思い出した。
そういう自分は千早の胸を毎日揉んで78まで上げたっていう夢を見た。
それ以外一度もアイマスキャラが夢に出てきたことは無い。
ちきしょう…夢すら見れなかったorz
学校で授業を受けていると突然周りがゾンビだらけになって、
腰を抜かして逃げ損ねた雪歩を手を引き連れ立って脱出し、
ゾンビだらけの繁華街を雪歩かあいいよーと思いながらぶらぶらして、
亡者蠢くファーストフード店に入って和気靄々とケバブを食べる
そんな夢を見てから雪ぽに首っ丈です
525 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 18:24:23 ID:h0vI+BPm
おれは千早に「今までお世話になりました」って言われて背広来た人と一緒に
どこかへ行ってしまった夢をみた
>525は人買いですか?
せめて夢の中で…と願いつつ、いつもより激しく妄想しながら眠りにつく。お前らもイイ夢見ろよ…
なかなか律子が夢に出てきてくれないんだが
>>529 逆に考えるんだ
「今まさに律子に焦らしプレイをされている」と考えるんだ
531 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 00:16:01 ID:SYkumEul
じらされて一年以上経ってるんだが、コレはどうすればいいんだ?
みんな
>>525を勘違いしてないか?
この文だと主語は常に変わらず
>>525。
つまり
>>525が背広来た人と一緒にどこかへ行ってしまうわけだ。
つまりアッー!
しかもリーマンフェチ。
寝ていて、ふと目を開けたら枕元に律子が立っていた。
体を伸ばしてスカートを覗こうとしたら右足でおもいっきり顔面を踏み付けられた。
夢だったはずなのに未だにストッキングの感触が残っている。
夢の話なら…
凸ちゃんの事好きでもないのに夢に出てきた事がある。
なぜか全裸で、しかも凸ちゃんにはもの凄い胸毛が…
何故か二人で走り回ると言うか逃げてた。不思議と嫌じゃなかった。
社長「プロデューサー諸君!常日頃から避妊だけはちゃんとやってくれたまえ!
もちろんスキンは常備しておいてくれ…」
律子「しゃ、社長!なんて事言ってるんですか!
全員採用時にパイプカットしてます!」
16ソングが解除されない
>>482 GJ。千早視点が新鮮だ、ふぅ・・・
表の美希のエロパロって見たことないので期待していいですか?
律ちゃんと海水浴に行く夢なら見たことがある。
途中で海面からセビレが現れてビビッたけど、可愛らしいイルカさんだった。
笑わせんなw
そんなシチュ描いたらどうするんだw
律っちゃんと小鳥さんがあずささんにPの性欲処理法実地で教える夢を
これから見る
>>482 遅くなったけどGJ!
今度はアイドルとPの「初めて」の話が読みたいなぁ。
これまでの話は既に開通済みだったので。
>>544 この作者さんは真や律子は初めても書いてるよ
かなり前だから知られてないのかな
初めては生々しすぎていい話しだったけど1度しか読んでないw
初めては真美のも書いてるな。まとめにまだ保管されてないが。
自サイト立ち上げてるから前スレ参照するといいよ
>>482 ゆとり美希に期待
その書斎さんち、以前にスレにあげたSSがいろいろ加筆されてるね。
りっちゃんのとか、濃度がますます上がっていてエラ(ロ)いことに。
Pが童貞でアイドル達がリードするのは無いの?
アイマスは芸能界が舞台なのに全員男に縁が無い(と思われる)設定だからなあ
×童貞
○初めて
律っちゃんは童貞じゃないや
ふたな律っちゃんが童貞卒業と聞いて
まとめサイトはもう更新しないの?
>>554 まとめ自体は止まってるけど更新は地味に続いてる
SP新キャラ欄とかかなり早かったし
いとしのキャラの初夜ネタを他人に書かれると猛烈な嫉妬心に襲われる
ここまでおかしなハマりかたをしたゲーム、
おかしなハマりかたをしたキャラって初めてだ……
>>556 投下したことあるけど、書く側としても結構複雑な気分だよ>初モノ
一回こっきりしか書けないって認識が強くて、投下し終えると「勿体無いことした」って気持ちが込み上げてくる
でも書きたくなっちゃうんだけどね。書き手の数だけ初体験が見れると思えばウハウハじゃね?w
もしやよいとやよクリのエロSSがあったらそれはエロパロなのだろうか?それとも百合なのだろうか?
基地外じみてる
トラウマスイッチ発動にはもってこいの名台詞
ビュウは自分の名前でヨヨを好きなこの名前にしちゃったのかなw
フヒヒ苦い思ひでぽろぽろwww
>>558 別ジャンルで好きだった作家さんは同じキャラの初ものSSばっか書いてたな
関係ないけどNTRものって需要ある?
個人的には大好物
千早にやよいを寝取られる伊織と聞いて
小鳥さんにとってはここは常にNTRスレ
すみません、NTRってなんでせう?
N なんだか
T とっても
R リッチャンハカワイイデスヨ
>>569 「寝取られ」の略。
律っちゃんとかあずささんとか美希とかのAランク成功ED後で
他の奴に彼女たちがヤられてしまうor奪われてしまう系の話
あるいは春香Aランク成功ED後でPが他キャラとふぉーりんらヴしちゃう場合
付き合ってる女が違う男に身も心も奪われることと思えばいい
ミッシングムーン組でPを寝取られる修羅場的な
展開なら見てみたいかもしれん
ホワイトアルバムとか、メモリーズオフ2ndとか、君が望む永遠とか、”Nice Boat”とか・・・・・・
この手の作品が比較的メジャーなNTRものかと。
恋人がアイドルで人気が出て疎遠になりつつあるとか、交通事故で3年間意識不明になったりとかで
その空白に、妹とか姉とか親友とか職場の同僚とか周りの女性がよってたかって、というのが。
二人の仲を取り持ったくせに恋人関係になったことを知りつつも寝取っていくビッチな友人もいます。
時代が下るにつれて、修羅場が激しくなり、最近のは(w
ちなみにアイドルものでは人気が出だしたアイドルを恋人の魔の手(wから守るためにエッチの
相手になるマネージャーもいます。あの人も敏腕の割りに歳が若かったな・・・・・・
それだと寝とられじゃなくて寝取りじゃないかと思うけどね。
ここがあの女のハウスなの
ホワイトアイマス
春香にアイドル候補生になる前から彼氏がいて、彼氏とPで春香の取り合いになる
彼氏はTV局のADのバイトもしていて、そこで知り合った美希と仲良くなっていく
またADとは別に家庭教師のバイトもしていて、そこでは伊織を教えていて仲良くなる
彼氏の大学の先輩には、演劇部のあずさがいてあずさに憧れる真がいるが
真の気持ちを知りつつも彼氏はあずさとも仲良くなって、真に呼び出されフルボッコされる
配役については反省してる
マネージャーの配役は出来なかった・・・名前つながりで高槻さんで
>>577 マネージャーは千早でよくね?
まあ実際問題、アイマスでNTRは嫌いな人はとことん嫌がるだろうから、
きっちりNTRと注意書きするか、いっそテキストに書いて
うpろだにあげるぐらい予防策とった方が無難だと思う。
>>578 しかし弥生さんは葉では比較的珍しいB90オーバー組
開発開始当初の基本設定のままの弥生さんだったら
ほぼ律子と互換効くんだけどね
果たしてこの真は男と女のいづれか!
ちょっと表でろ
うっ…表に出しましたよ…
ダダ漏れ小鳥さん、あなたには栓が必要みたいですね
三面怪人ダダとな?
590 :
577:2008/10/03(金) 18:21:00 ID:Q8ILt7Bv
>577
NTRと聞いて連想したのはアイドルとくっついたPを他のアイドルが寝取る
というパターンだった。この場合NTRになるのかは知らんけど
>581
はるかは素で忘れてた、まぁどっちにしろ、あれは配役不可能
他のゲーム探しても、そうそうあてはまるキャラいないし
・・・こっちも名前つながりで春香にやってもらうか その場合、由綺は千早で
>582
でも彰(♂)は別名ホワルバの真(しん)のメインヒロインというくらいのキャラだからなぁw
最初真の脳内配役は従妹だった、乙女を目指す漢だし
そうか…そういや、はるかと弥生が居るんだったな
美希真シナリオでラストコンサートのあとに違うプロダクションのPがいきなり出てきて
765Pにここまで育ててくれてありがとうとか言って美希を連れて行って
Pがどういうことなんだ美希とか尋ねたら美希この人に全部あげちゃったんだとか言われて
だからSランクアイドルとしての美希もあげるのとか言われる展開
似た感じのを律っちゃんで想像しようとしかけたとたんに正気と狂気の狭間を体感した
だめだ、これ以上具体的に想像したら俺の人間としての意識は終わる
594 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 20:26:06 ID:eCwjLlBv
話が変わって申し訳ないが…13日だっけか?なんか幕張メッセでアイマスSPの試作品がプレイできるらしいが
行く人いる?俺は公式サイトがリニューアルされていのに不覚にも漏らしてしまった
>>593 ふふ…無理は体に毒だぜ…
さあ…欲望を開放するんだ…
律子「そんなに早く出してどーするんですか!もっと鍛えないと…(ハリセンを手に取りながら)」
千早「プロデューサーがそんなに早漏だとは思いませんでした、見損ないました。ありがとうございました…」
あずさ「あら〜、プロデューサーさん。あんまり早いと女の子に嫌われますよ〜?」
もうどーにでもなーれ。
ギャルゲーは普通なら修羅場ばっかりだけど
亜美真美「兄(c)!来週運動会があるから見に来てね→」
運動会当日
校長「…うちの学校の生徒数に対してお父さん方が多くないか?」
教頭「そ、そうですね…。皆さん結構なカメラ持参のようですが…」
>>603 入り口で身分証明とかチケットみたいな物見せないと最近は入れないぞ。
女子小学生なんだから大丈夫じゃ・・・
都会はそんなに物騒なのか…
池田小事件とかあったしな
チケットって言うか生徒の関係者(家族ですよみたいな)に配られるプリントみたいなの
夜の運動の秋ですね。
過去スレってまとめサイトで見れないのかな
まとめサイトで見れるのは現行スレだけみたい。
見れたような…と思ったけど非エロだっけか
ちゃんと説明読めば判るだろうに・・・
お前らもっと秋の夜長を楽しもうぜ。
ん?雪歩、お茶入れてくれたのか?ありがとうな…
ズズズ・・・パタリ
んじゃ俺は秋の月を視k…見てくるか
俺は今、ある芸能事務所でプロデューサーという職についている。
まだこの世界に入ってから五年と経っていないが、それなりの実績もある。
個人特定はされたくないから名前は伏せる。
ちなみに、かつてはあの如月千早の担当もしたことがある。殆ど名前を言ったようなものだろうか。
星井美希の担当をした時は調子に乗って作曲を担当。現在美希のプロフィールにその曲は存在しない。
今担当している子は、天海春香という子だ。
まあとにかく、業界では敏腕プロデューサーとして通ってるつもりだ。
そんな俺が、こともあろうに担当アイドルと、男女の一線を越えてしまった。
春香のシングルが、初めてミリオンを突破した日の夜だった。
誘ったのはどちらだったか、忘れてしまった。だが責められるべきは俺だろう。
考え事をしていると、春香からのメールが届いた。
「…あぁっふぅうううん!!」
8ビートが俺のアヌスをシェイキング。堪らず声が漏れ出た。尿は言うまでもない。
しゃくとり虫の姿勢をキープしつつ、メールを確認する。
件名『今晩、星井です……』
誤変換してやんの、バーカ。
本文『バカにしたからオシオキです』
「ぬほぉぉおおお!!」
今ではすっかり、敏感プロデューサーです。
>>616 Pのセリフが岩田光男の声で再生されたwww
俺は真殿さんにw
千葉繁で再生した俺は異端です。
620 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 11:44:03 ID:GrDF6Vp4
>>574 >君が望む永遠
春香が孝之Pと付き合うことになり、仲が深まった頃に交通事故にあって、
三年寝太郎やっていると、孝之Pはあずささんに手を出してるんですねわかります。
自宅の万年炬燵が本気を出す時期が来たな…
622 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 13:10:24 ID:39jAySWn
岩田さんって頭文字Dのイツキだよな?
一緒じゃねぇかww
「たっくみぃー!一緒に帰ろぉぜぇー!」みたいな。
961プロに移った美希を使って組もうと思うが呼称は「ハニー」でいいんだろうか?
やっぱプロデューサーって呼ばせた方がいいか・・・?
623 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 14:07:55 ID:9Zj5tTQL
P「星井美希から手紙?」
千早「はい、えっと…開けますか?」
P「ああ…」
大好きなハニーへ
美希ねこっちの事務所でいいプロデューサーさん見つけたから電話とかメールとかしないでね
さよならなの
P「…やっぱりみなきゃ良かった」
千早「ハニー…」
P「別に深い意味は無いからな」
千早「わっ分かってますよそんなことくらい」
その後、千早をなだめるために仮眠室でやった事は秘密だ
961プロはプロデューサーなしで、アイドルが一人でやることを良しとする会社のはずだがw
ありうる・・・怖いぜ
961社長「ははは! 親兄弟子供従兄友人の命が惜しくば服従しろ! 彼氏にお別れしろ!」
美希「ハニーなら……ハニーならなんとかしてくれる……」
美希『バイバイありがとうさようなら』
春香「フられたねー」
P「ねー」
千早「ずっと私のターン!」
>>624 貴音や半ゆとり半覚醒の美希ならともかく、アホの子太陽カルテットの響が
プロデューサー無しでまともに芸能活動出来るんだろうか
言われるままに枕営業陥りそうだよ響
P「千早、あの…オレ…初めてなんだ…」
P「千早、あの…オレ…初めてなんだ…前か後ろかわからない相手とするのは・・・」
いやさすがに下半身は前後の区別つくだろう
P「いや、経験はあるんだよ? う、うそじゃないって!」
P「地味なコンビニ店員とかおっとり巨乳とか干からびた事務員とか…ただ、みんな胸はあったから・・・」
P「せめて毛があれば……」
>>630 その3人ってどいつもこいつも裏切りの代償に生命しか要求しなさそうだよなw
三人目は種でどうにか引き下がってもらえそうじゃね?
「誰が干からびてるんですって?
>>630Pさん?」
グラウンド・ゼロってグラウンドみたいにまったいらな千早ちゃんのことじゃないのかしら〜
グラウンド・ゼロ…グラウンドのような平らなところが無い
おいおいいくらなんでもへこんではいないだろうよ。
実は陥没乳首です
陥没乳輪です、にみえた
無毛地帯か
無毛痴態
くっ・・・SSはまだか、まだなのか
我流痴態
お前らwwwwwカップ麺吹いたwwww
ところで某所で千早の胸のサイズはAAとあったがあれのエンジンでF91はF91だったりする。
>>644を見た瞬間
>>646の脳内に完璧なストーリが構築されたが――
それをキーボードに打ち込むことは理性が躊躇われた
>>645 よく分からんが、千早は質量を持った残像を出したり出来ると言う事か。よく分かった。
俺の大好きな放熱板をしょってるヤツは誰ですか?
F91ってガソダムの中じゃ一番ちっこいんだっけ?
Vが15.5でF91が15,2だね
一番すきなんだよねF91。
ZZだとちょっとごてごてしすぎかなーって感じ。
MGで比べると顔がアッガイのモノアイぐらいしかないぞ>あずささん
>>645 よく動く…!ニュータイブだとでもいうのか!
なんだ今日は人気が少ないな。
ん?どうしたんだ、全員でこっち見て………
アイドル+事務員「ジュルリ…」
「だ、だめです!プロデューサーさん!やめてぇぇ!!」
から
「気持ちいいのぉっ!もっと、もっと突いてぇ!奥に射精してぇっ!」
を経由して
「また大きくしちゃったんですか…?足で踏みつけられてるのに?
…とんだ変態さんですね。プロデューサーさん
いなくなった方が世の中のためなんじゃないですか?」
となるあずささんが見たい
>>655 ・まず紙と鉛筆を用意してください。PCのメモ帳でもWordでもかまいません。
・次に詳しいシチュエーションを流れに沿って文章にしてみてください。
・そのシチュエーションに沿って会話文を書いてみましょう。
・会話文の間に詳細な描写を書いてください。
・出来上がった文章をこのスレに投下しましょう。
さぁ作業に取り掛かるんだ!
MからSになる過程を楽しみたい
今読んでいるとある時代小説が。
主人公に近づく女間者?の名前:あずさ
だったりするので仕草とか台詞が若干あずさ補正がかかってしまう。
だが、仮にあずささんにドラマやらせても、台詞が棒読みになりそうでな…。
まあその辺をすっ飛ばして勝手にビジュアルイメージを作り上げて愉しんでる。w
実はもう一人、別の立場の女間者がいるんだが、こっちの名前が
残念なことに「千種」なので勝手に千早に変換しているw
春香「プロデューサーさん、ベット上で脱がして前戯までしたのに何で私を抱いてくれないのですか!!」
P「実は…」
「俺のは並外れてでかい!」
自分で言った以上書いてみるかな。
今書いてるレポートやら原稿やらが終わったらだが。
>>657 お前となら旨い酒が飲めそうだ…!
>>660 がっちりとした腕をだしてこれぐらいだと示すんですね
あずささんが妊娠してお腹が膨らんできたと聞いて(ry
あずささんが妊娠してお胸が膨らんできたと聞いて(ry
8〜10cmくらいサイズアップするらしいから
あずささんは恐怖の3桁
その影で千早さんが夢の80
プロデューサー、私妊娠したみたいです。どうやらもう3ヶ月とか。
ははは胸のサイズが変わってないじゃないか、そういう冗談は感心しないな。
くっ…(あれだけ中に出したと言うのにこの甲斐性なしめ…)
美希の方がよっぽど妊婦さんみたいだぞ。
あ、そういえば思い出したの。美希赤ちゃんできたんだって。3ヶ月らしいよハニー。
ざわ…
ざわ…
こんなSSがあった気がする。
その時プロデューサーに電流走る
正に14歳の母だ
そしてミルクプレイの時代へ
小鳥「みんな8時間以上なにやって…ハッ!まさか乱交パーテ(ry」
こんばんは。美希のが出来上がりましたので行きます。
略して美希ます。13レス分ぐらいになります。
子どもの頃、移動教室の帰りにお土産屋で一枚のポストカードを見つけた。夕暮れ時の海辺、蜜柑のような
夕陽が、空を茜色に染めながら水平線の向こうに沈んでいく光景。体を半分ほど沈めて、昼間は人間の目を潰
さんばかりに強い太陽が、眺めることを許可してくれるかのように柔らかく光っていた。夕焼けの光を受けて
シルエットになった人間と、彼の弾き飛ばしたビーチボールだけが、そのポストカードの中で唯一黒い影になっ
ていた。
小学生だった俺はその光景に酷く憧れた。あの燃えるような夕焼けを自分の目で見たいと、卒業まであと僅
かとなった時期にずっと考えていたし、中学、高校と進んでいった時にも密かに胸の中でくすぶり続けていた
夢のような物だった。
ひょんなことから芸能プロダクションのプロデューサーとなってから二年以上が経った今、その光景は俺の
目の前にあった。水平線に体を沈めていく太陽は、直視しても目を細めずに済む程度の穏やかな光を放ってい
る。規則的に打ち寄せる波の音と、時折吹き付ける緩やかな風が頬を撫でる中、頭の中で美化され続けてきた
風景なんて問題にもならないほどの、圧倒的な存在感を太陽は放っていた。
あのポストカードに写っていた風景はこの海岸のものであるらしいことを、この島で小売業を営む婦人の口
から知った。思わぬ形でガキだった俺の密かな夢を叶えてくれた張本人は、砂浜に刺したパラソルの下ですや
すやと寝息を立てている。海水浴を楽しむ客もまばらになってきて、砂浜から人の姿が減ってきていた。
「それにしても……よく寝るなぁ」
青いレジャーシートに、トレードマークの長い金髪が散っている。うつぶせになって昼寝タイムを満喫する
美希は、昨日海外ロケの全日程を無事に終了した所だった。予備日として予定を取っておいた今日はまる一日
がオフ。時間の使い方が少々勿体無い気がするが、水の温かい海でスイミングを楽しんだ後は、暖かい南国の
空気が馴染むのか、こうして眠りについている。
弱冠十六歳にして、星井美希はすっかり「ビジュアルクイーン」の通り名で知られるスーパーアイドルとな
っていた。ビジュアル系アイドルの代名詞と言っても最早過言では無い。美しい物を追い求める才能に関して
美希の右に出る者はそうそういない、と俺は自信を持って言える。
思えば遠くまで来たものだ。出会った当初はマイペース過ぎるほどのマイペース少女で、自由奔放と言えば
聞こえはいいが「ダラダラ生きる無気力人間」だった。取り得と言えば目立ちすぎるほどに目立つルックスと
年齢に似合わない抜群のスタイルぐらいのもので、仕事に遅刻、場の雰囲気を読んだ配慮というものはまず無
いし、営業先で失礼な態度を取るのはごくごく当たり前。世間知らずというにもあまりに物を知らない美希と
は、ミーティングするのも苦労したものだった。
それが今、ショービジネス界の頂点に君臨する者の一人となって、こうして海外の高級ホテルを数日間借り
てロケに来るのもそう珍しくないことになっている。日本に戻れば今度はコンサートツアーだ。タレントとし
ての地位が上がっていくに連れて、スケジュールもどんどん過密になっていく。しかし、世間知らずのグータ
ラだったあの美希も自分なりに仕事のやりがいを見つけたのか、引き締まった表情を見せて積極的に取り組ん
でくれるようになってくれた。
「美希、そろそろ起きないと体冷やすぞ」
「……すう、すう……」
とはいえ、一旦仕事を離れてしまえば、この通り。緊張感も何も無く、日頃の忙しさなどどこ吹く風、と実
に呑気なものだ。俺はといえば、折角オフを貰っても仕事のことばかりつい頭に浮かんでしまうというのに。
しばらく前からは、オフを取るとプライベートで美希と遊ぶことが多くなっていた。活動の一つの区切りと
して行ったドームでのコンサートの帰り道で、俺とのユニットを解消することを嫌がって引退までほのめかし
た美希との約束だった。もっとも、義務感からそうしていたという訳でもなく、仕事から離れて美希と過ごす
休日は純粋に楽しいものだった。どこかへ遊びに行くことが多かったが、俺のマンションに立ち寄ってそのま
ま一日をまったりと寝て過ごすこともあった。
トモダチ、という関係を表面上は貫いているが、実際はもうトモダチ以上に踏み込んだ領域にいるのかもし
れない。以前よりも美希からのボディタッチが増えてスキンシップを取る機会が増えたし、遊びに行く時に腕
を組んで歩くこともあった。アイドルとプロデューサーという関係でもある以上、俺から美希に手を出すよう
なことは避けてきたが、澄み渡ったピュアな表情でくつろいだり笑ったりする美希に、打算計算も渦巻く仕事
に生きる俺は癒しのような物を感じていた。彼女と一緒に過ごす時間を求めている自分に気が付くまでにそう
時間はかからなかった。
ビーチから人がほとんどいなくなったのを見計らって、シートに下ろした腰を持ち上げる。今だったら、少
しぐらい席を外しても平気だろう。念のために、美希の背中に大きなタオルを被せておく。
夕暮れ時の日差しは柔らかい。水平線に半分以上隠れた太陽に吸い寄せられるように、俺は歩き出した。波
打ち際をずかずか歩いていくと、冷たくなりかけている海水の温度を足先に感じた。そのまま、ざばざば音を
立て、押し返してくる波の心地良い抵抗を感じながら、沖へ向かってひたすら歩き続ける。ずっと歩いていけ
ば、あの太陽に手が届きそうな気がした。しかし、常識で考えれば当たり前のことだが太陽に手なんて届くわ
けがない。肩まで海水に浸かる所まで歩いてきた所で、やっぱりそうだよな、と溜め息が漏れた。
『ミキね、さっき男の人に声かけられちゃった』
仕事の度に俺が当たり前のように耳にしていた言葉だった。この島へロケに来た時も美希はナンパに遭って
いたし、先ほどビーチで俺が買い物に行っている間に美希に言い寄っている男もいた。デビュー当時から、美
希が男に声をかけられるのはごくごく日常的なことで、仕事先で俳優や男性アイドルからデートに誘われたと
いう話も今までに幾度と無く聞いていた。学校で男子から告白された回数なんか数え切れないほどらしい。
いつからだったのだろう。笑って聞き流していたはずの話を聞く度に苦しい思いが込み上げ、不安に駆られ
るようになったのは。それは単に、アイドルである美希のスキャンダルを忌み嫌うという事情だけから来る気
持で無いことは、すぐに自覚できた。……ただ、認めたくなかっただけで。
俺は思う。美希にとって俺はプロデューサーだが、その役割を取り除いたら、俺は彼女にとってどういう存
在になるのだろう。ただ、一緒に過ごしていた時間が長いから仲がいいだけで、実際は美希が慣れた様子であ
しらい続けてきた有象無象の男達の一人に過ぎないのだろうか。芸能界にいる以上、美希が男を見る目も相当
肥えているはず。そんな美希のお眼鏡に適う男が出てきた時、俺は冷静なプロデューサーであり続けられるの
だろうか。そうでなければならないが、そうできるかは甚だ疑問だった。
それ以前に、担当アイドルに情熱的な感情を抱いている自分はプロデューサー失格なのかもしれない。
暗い気持ちになりかけていたその時、ザバッと水面を貫く音と共に後ろから突然何かが体に絡み付いてきた。
背中側から首に何かが巻きついてきて、その二本の何かとは別の硬い物が腹の辺りに絡みつき、そのままがっ
ちり張り付いた。タコにしては太過ぎるし、骨が入っているような感触。いったい何の生物だ。
「あはっ、プロデューサーさんゲットなの」
俺がそんな突然の事態に泡を食っていると、聞きなれた呑気な声が後ろから聞こえた。
「美希……驚かすなよ」
ビーチで寝そべっていたはずの美希が俺の首に腕を巻きつけ、脚で俺の胴にしがみついていた。ここからで
はよく見えないが、端から見たらコアラの親子みたいな格好になっているはずだ。いつの間にか美希は俺の背
後を取っていたわけだが、歩くにせよ泳ぐにせよ水の音一つせずに忍び寄ってこれたのはどういうわけだろう。
ただ単に、俺が美希の接近に気付かないほどボーッとしていたのだろうか。
「潜ってきたんだよ」
と、美希。なんだそういうことか。
「ほら美希、下りて下りて。背中に当たってるから」
「無理だよ。ここじゃミキ、足届かないもん」
俺が肩まで浸かる深さだから、美希がここで降りられないのは納得だ。しかし肩甲骨の辺りには、年月を経
た今でも歳不相応なサイズの、女性特有のとても柔らかい物が遠慮無しに押し付けられていて、俺の道徳観が
揺らぐ。このままでは変な気を起こしてしまいそうだった。
「ねえ、何かあったの?」
俺の気持ちなんか知ったこっちゃないのか、美希はしがみついたまま背中から離れようとせず、それどころ
かますます肌を密着させてくる。自分の容姿やスタイルをはっきり自覚した上でこういったくっつき方をして
くるのだから、凶悪の一言だ。水着の無い部分で直接触れる、はちきれそうな素肌の感触が苦しいぐらいだ。
「悩んでるみたいに見えたから」
どうしてそんなことを、と訊き返す俺に、美希はそう答えた。
「悩んでる……確かにそうだな。仕事が充実してるのは嬉しいけど、休み、もっと取れないかな、って」
適当な言い訳を用意してお茶を濁す。
「あー……そうだね。ミキもお仕事は楽しいけど、今日みたいにのんびり休めたらいいって思うな」
正面から風が吹きつけてきた。波に体をさらわれないよう、足の指に力が入る。
「たまにはサボっちゃおうよ」
ぽつりと美希が言った。
「ダメ。やることはちゃんとやりなさい」
「……はーい」
にべもなく言い放つ俺に、美希は低いトーンで、しかしどこか楽しそうな色を含ませた声で返事をした。
「プロデューサーさんってさ、ミキが悪いことしたら叱るよね」
「そりゃ当たり前だろう。別に俺のは叱るってほどでも無いと思うけど」
「……ミキの周りの人は、ミキのことを叱ってくれないの」
抑揚の無い、ガッカリしたような声だった。
「お姉ちゃんとプロデューサーさんぐらいだよ、ちゃんと叱ってくれるの」
「律子は?」
「あ、律子……さんも。律子さんはちょっと怖いけど」
付け足すように美希は言って、鼻から息を吐いた。
律子は新しい事務所を立てて俺の先輩と一緒に765プロを離れていったらしいが、最近どうしているのだろう。
あそこの事務所に所属するタレントもテレビで頻繁に見かけるようになったし、概ね順調なのだろう。先輩の
後について行って色々と研修していた頃にあれやこれやと話をしたことが懐かしい。
「叱られないのが嫌なのか?」
「……そうじゃないんだけど……ねぇプロデューサーさん、『叱る』って勇気がいることなんだよね」
「勇気?」
「お姉ちゃんが教育実習から帰ってきた時に言ってたの。『生徒を叱るって勇気がいる』って」
それは一理あるかもしれない。相手の間違いを正すことが目的だから自分が間違っていてはならないし、言
うからには自らが手本になるべき存在で無くてはならない。言われた方も素直にこちらの言葉を受け入れてく
れない可能性だってある。相手から反感を買うことだってあるだろうし、咎められてしょんぼりした姿であっ
ても、ムカッと来て苛立つ姿であっても、そんな様子を見せられると相手を傷つけてしまったような気になっ
て、こちら側も心が痛むのだ。
「ミキは家族だからあれこれ言っても大丈夫だけど、生徒を叱った時は、嫌われちゃうんじゃないかって不
安になった、って言ってたの」
「そう言えば俺も、美希がデビューしたばっかりの頃は、一言諭す度に『言い過ぎたかも』って緊張してた
よ。でも、多少イヤな印象持たれたとしても、きっちり言わなきゃ美希のためにならないからな」
「あ、それ、ミキを叱った時にお姉ちゃんも言ってた。言わなきゃミキのためにならないって」
「ま、でも、あの頃と比べると美希は随分しっかりしてきたと思うよ。仕事中の顔つきがまるで違う。ただ
顔が可愛いだけだったらここまでにはなれなかったよ。真剣に仕事に取り組むようになってからの人気の上が
り方、凄かっただろ?」
「……ミキは、プロデューサーさんの言う通りにしてただけだよ」
首にしがみついた手から伸びた指が、俺の鎖骨をなぞった。水平線の上に乗った太陽はもう半分以上沈んで
しまっていて、海水の温度も冷たく感じられるようになってきた。
「それで、美希の周りの人が美希を叱ってくれない、っていうのは?」
「うん。ミキが悪いことしたな、って思って謝っても、『ミキは悪くないよ』『ミキはそれでいいんだよ』
って、そればっかり。学校の友達とか、パパやママだってそうなんだもん。怒られてばっかりはヤだけど、笑
って許してくれるばっかりで何も言ってくれないのも寂しいの……」
美希が周囲から甘やかされて育ってきたというのは、仕事を一緒にしている内にすぐ分かった。両親の教育
方針がぬるい、というのも、早い内から感じていた。だからこそ、美希のお姉さんは美希に厳しく接するのか
もしれない。美希が言うには、それでも姉妹関係は良好らしい。信頼関係が成り立っているのだろう。
まぁ、周囲の人の気持ちも理解できないではない。変にひねくれていないだけ、キツイ一言を言った時に返
ってくる純粋な反応に後ろめたい感情を呼び覚まされるのだろう。かといって何でもかんでも許容するのは怠
慢とも言えるが。
「ちゃんと叱ってもらえると『あ、この人はミキのことを真面目に考えてくれてるんだ』って思って、言わ
れた瞬間はちょっとヤな気分だけど、後からあったかい気持ちになるの」
「そっか。じゃあ、俺のやってきたことは間違いじゃなかった、ってワケだ」
「間違いなんてとんでもないよ! ミキをトップアイドルにして、こんな所まで連れて来てくれた……そん
な凄いプロデューサーさんのこと、ミキは、す……じゃなくて、尊敬してるよ」
──す? 今、何かを言い直していたようだけど……まさか。
気のせいだよな、きっと。そんな都合のいいこと、あるわけが無い。
「ははっ、そりゃ光栄だな。じゃ、冷えて来たところだし、そろそろホテルに戻ろうか」
「なら、このまんま岸までおんぶしてね」
「……分かったよ」
背中から下りてもらおうかと思った所で、美希は足が届かないということを思い出し、そのまま美希の言葉
に従って岸の方まで歩いていくことにした。後ろを振り向いて歩いていると、押し寄せてくる波に背中を押さ
れているようだった。
「ミキね、さっきまた男の人に声かけられたよ」
「え、またか。俺がこっちに来てる間?」
「うん、ガイジンさんだった。カッコよかったけど言葉が分からないし、スルーしちゃった」
安心したと同時に、胸がちくりと痛む。
「……そうか」
「だって顔と体しか見てないんだもん」
「中身をよく知らないとどうしても外見重視になっちゃうから、それはどうしようも無いな」
「中身かぁ……プロデューサーさんはよく知ってるよね」
「そうだな。昔は怠け者だったけど、頑張るようになったよ。苦労を知らなかったってだけで、根は素直な
いい子だしな。近くで見てるからよく分かる」
俺がそう言うと、呑気に喋っていた美希がぴたりと押し黙った。
海の水位は俺の腰の下までになっていて、しがみついていた腕と脚からするりと力が抜け、ざぼんと水の音
と共に美希が体を下ろした。
いきなりどうしたのかと後ろを振り向いてみると、そこには真面目な顔をした美希の姿があった。茜色の夕
焼け空の下で優しい光を浴びて、海水に濡れた金髪がオレンジ色にキラキラ輝いていた。腰まで水に浸かり、
波の音と太陽を背にして立つ美希の姿はどこか幻想的で、現実離れした美しさだった。
すっかり見慣れた顔なのに、見惚れたまま目を離せなくなってしまいそうだった。
「美希、どうしたんだ?」
「……うん、やっぱり言う、今言わなきゃ」
相手に言い聞かせる気は無さそうな、自分だけに向けた言葉だった。肘から伸びた細い腕に筋が走った。拳
を握り締めたのだろうか。
「プロデューサーさん、聞いて欲しいことがあるの」
いつになく真剣な、翡翠色の瞳が俺を真っ直ぐに見つめた。美希がそう言った瞬間、大きな波が美希の背後
から打ちつけてきて、バランスを崩して俺の方に細い体が倒れこんできた。手を伸ばして美希の肩を掴んで支
えると、美希は胸元で握り締めていた拳を開き、俺の上腕を掴んだ。
「…………好きです」
美希が独り言を呟くように、だがしっかりと俺の目を見つめながら言った。たった四文字だけの究極にシン
プルな、それでいて頭が沸騰してしまうほど強力な呪文だった。
ステージの直前でもリラックスできるようになり、緊張感を完全に征服できていた美希が、全身をガチガチ
に硬直させていた。潮風が寒いのか、微かに震えているようにも見える。
「好きっていうのは……その、友達として、とか?」
どうリアクションを返せば分からないままに尋ねてみると、金髪が横に揺れた。
「言ったら勿体無いと思ってずーっと黙ってたけど……ミキ、プロデューサーさんが好き。トモダチじゃな
くって、彼女になりたいの」
「で、でも……美希はアイドルで、俺はお前のプロデューサーで……」
「……仕事のことは抜きで答えて欲しいの」
俺の目を見つめていた美希の目が伏せられた。
「『好きです』ってもう数え切れないぐらい言われたけど、自分から言うのなんて初めてなの。ミキのこと
を好きって言ってくれた人は、学校にも芸能界にも、数え切れないぐらい沢山いるのに、プロデューサーさん
だけは全然……。どうしてダメなのかな、なんで一番言って欲しい人に言ってもらえないのかな、って思って
ミキなりに色々考えたよ。どうやったらプロデューサーさんに振り向いてもらえるのかな、そんなことを考え
ながら、もっとキレイになろうとしてみたり、お仕事一生懸命頑張ったり、一緒に遊びに行く時は精一杯おめ
かししたり……でもダメだったの。何をしたらいいか分からなくて、最後の手段なの……もし、これがダメだ
ったら……」
声を震わせながら語り続けた美希が、そこで言葉を止めた。
波に揺れる水面に、波紋が幾つか見えた。
先程、沖の方でした会話が頭の中に蘇る。信頼されているのは以前から感じていたことだったが、まさか美
希がそんな想いを持っていたなんて分からなかった。俺が美希に抱いていた感情と同種の情熱。
……いや、本当は、気付いていながら俺が目を背けていただけだったのかもしれない。
「……ミキみたいな女の子じゃ、嫌?」
ミキが手の甲で目元を拭った。
「嫌なわけ、無いだろ」
「だったら、答えを聞かせて欲しいの。ダメだったら、トモダチのままでいいから……」
美希の気持ちは痛いほどに伝わってきた。俺だって、美希に対しては熱い想いを抱えている。でもそれは本
来ならば立場上持ってはいけない物だ。美希の将来を傷つけてしまうことに繋がりかねないから、俺は言葉に
出すことも避けてきた。
しかし、ここで自らの気持ちを押し殺してまで美希を拒絶することは、果たして美希自身を傷つけないこと
になるのだろうか。ずっと黙っていた末に勇気を振り絞り、とうとう打ち明けられた想いを切り捨ててしまう
ことは本当に正しいのか。ただ単に、俺に美希を守り抜いてやるだけの覚悟が無いだけなんじゃないのか。
今こそ、一歩を踏み出す時だ。そう確信した。
「美希、俺は……」
美希の肩をきつく抱く。ビクッと肩を震わせながら伏せていた顔が上がり、海水でない液体で頬が縦に濡れ
てしまっているのが目に止まった。
「俺も、美希が好きだ」
「……うっ……!」
潤んでいた瞳から、ドッと涙が溢れ出した。
「泣かしてごめん」
そう言いながら、濡れた金髪に指を差し入れて頭を優しく撫でる。
抱擁しながら重ねた唇は、海水か涙か、とにかく塩辛かった。
海のすぐ近くにある宿泊先のホテルに戻ってきた俺と美希は、それぞれの自室でシャワーを浴びて体を洗っ
てから合流することになっていた。「塩水で髪がバリバリだよ」と美希は煩わしそうにしていた。
熱いシャワーを頭から被りながら、昂る気持ちが今にも胸の中ではち切れてしまいそうになるのに俺は身悶
えしていた。海水にまみれながらした口づけで、抑えていた感情が一気に高まってしまい、そのままどんどん
深くなっていくキスにどうにか理性の斧を振り下ろし、足早にホテルに戻ってきたのだ。
全身が激しく美希を求めていた。
体と髪を洗い終えてからシャワーの設定温度を一気に引き下げ、頭の芯から冷えるような水でクールダウン
してから、浴室を後にする。下はしっかり履いているが、上半身はTシャツを適当に肩に引っ掛けただけだ。
「……あ」
浴室を出ると、ベッドサイドに美希が腰掛けていた。空色の、蝶を象った刺繍の入ったキャミソールを身に
つけただけの上半身に、マイクロミニのスカートから伸びた真っ白な脚が眩しい。間違いなく世の男性の視線
を惹きつける一因になっている、剥き出しになったボディライン。普通の女の子なら恥ずかしがるような露出
の高い衣装も、美希はいつも自信満々に身に纏う。
美希が大胆なりに身だしなみをしっかり整えているのを見て、俺も慌ててTシャツに腕を通した。
「たくましいね、プロデューサーさん」
緊張感の見られない、平和そうな普段どおりの笑顔で美希が言った。
「太ってなけりゃ、大抵の男はこんなもんだよ」
高鳴る鼓動を意識しながら、俺も隣に腰かけた。そっと腕を伸ばして美希の腰に手を回してみると、美希の
体が寄りかかってきた。頭が肩に乗り、ひよこの毛を思わせる柔らかい髪が頬にかかった。鼻を埋めるように
して髪の匂いを嗅いでみると、清潔で爽やかな、それでいて甘さの乗ったいい香りがする。
「美希」
呼びかけると、起こした頭をこちらに向けて、視線が合った。見詰め合うこと数秒、先に目を閉じたのは美
希だった。求められるままに唇を重ねると、シーツの布を握り締める音が聞こえた。
「あっ……ン」
続けざまに舌を入れても、美希は逆らうことなく身を任せてくれた。びくびくしながら舌を差し出してくる
その初々しさに征服感のような感激を覚えて、胸の奥が熱くなる。
「んっ……んん、ん……ぁ」
唇を離し、首筋を伝わせ、鎖骨を舌でくすぐりながらキャミソールの裾から手を差し入れて捲り上げようと
すると、美希の手が寄り添ってきて、手首を掴んで制止された。
「イヤか?」
「ううん、違うの」
自分でやるよ、と言いながら、美希がベッドサイドから立ち上がった。俺の正面に回ってきて、ほんのりと
頬を上気させて俺を見下ろす体勢になった。
「しっかり見ててね、美希の一番の自信作……」
美希の細長い指が、キャミソールの指にかかった。右手を引っ掛け、その上に左手が交差して布地が持ち上
がり、臍の窪みが見えて、一気に胸部までが剥き出しになった。首からキャミソールを抜き取った瞬間、持ち
上がった乳房が重力に引かれて落ち、ぷるんと大きく揺れた。下着の黒が、美希の肌の白さを際立たせている。
「美希……」
溜め息をつく間もなく、今度はベルトに手がかかった。カチャリ、と金属同士の擦れる音がしてするっと皮
のベルトが抜かれた。下腹部を覆うスカートのホックが外れて、欲望を煽り立てるようなファスナーの音と共
に、閉じた脚にしがみつくことなく真っ逆さまに地面へ着地した。肩の辺りまでうっすらと赤に染めながらも
美希の表情は得意気で、「自分の体は見せるためにある」と言わんばかりだった。
「……まだだよ。ここからが本番……」
フロントホックと思われるしっとりした黒のブラに指が引っ掛かり、上下にカップがずれた。一瞬躊躇する
ような動きを見せたが、そのまま肩紐が抜けて、今まで見たことの無かった領域が露になった。前方に丸く突
き出た、女性のシンボル。豊かな膨らみの形は綺麗に整っていて、中央に位置する乳首は綺麗な桜の色。
と、美希がくるりと背を向けた。なだらかな背中の底に、胸のボリュームと比べると僅かに控えめではある
ものの、ぷりんとせり出した臀部があった。そこを覆うようにしていた、ブラとお揃いの黒いショーツも引き
剥がされていく。足首からショーツが抜かれ終えると、再び美希がこちらを振り向いて、両手を腰にあてがっ
て堂々とポーズを決めて見せた。
「どう? ミキの体、キレイ?」
今更確かめるまでもない、体を振ればゆさっと揺れる大きな乳房の膨らみの下に、丹念にやすりをかけてカ
ービングしたような美しいウエストのくびれ。しなやかな力強さすら感じさせる下腹部の中心にはうっすらと
若草が萌えて、内側から皮膚を押し上げるような、エネルギーに溢れた太腿から一息に長い脚が伸びている。
とびっきりの可能性を秘めた原石が、決して妥協することなく磨き上げられていた。このまま芸術作品にで
もしてしまえそうな、そんな裸体だった。下品な雄の欲求を持つことが申し訳無く思えてしまうぐらいだ。
「キレイだよ。言葉を失いそうなぐらい……」
俺の言葉に美希は安堵して両手を下ろし、表情を崩した。
「良かったー。これ以上太っても痩せてもダメだし、筋肉つけないとキレイに見えないのに、鍛えすぎたら
バランス崩れちゃうの。ミキ、頑張ったんだよ」
美に対する美希の意地──執念とすら言えるかもしれないが、とにかく情熱がひしひしと伝わってくる。
双子の果実を揺らしながらそんな美希が歩み寄ってきて、俺の目を見てから視線を下げていった。
あんなに扇情的なストリップを見せられれば当たり前だが、スラックス越しでもはっきりと分かるテントが
そこにできあがっていた。腰の奥が疼いて仕方なく、男としての欲望は牙を剥いて激しく美希を求めていた。
「……コーフンした?」
「これで興奮しない男なんているわけ無いよ」
逸る気持ちを抑えるように、脱ぎ捨てたTシャツをそっとベッドの端に投げ、もつれる手を落ち着かせなが
らベルトを外して、スラックスを足から抜き去る。美希は、隣に座ってその様子をまじまじと見つめていた。
「…………」
こういった行為に及ぶのが初めてというわけでは無いが、いつもこの瞬間に俺は緊張する。だが、美希も堂
々とやってみせたのだからと自分に言い聞かせ、最後の一枚も脱ぎ捨てた。血液を吸って膨張した男のシンボ
ルが勢い良く飛び出て天井を指すのを見て、隣で美希が身じろぎするのが見えた。
「うわ……」
美希は驚いたようだが、引いてしまわなかったことに少しホッとする。
「なんか凄いね、それ……」
「ん、そう?」
「実物を見るのは初めてだよ。コーフンしたら元気になるっていうのは知ってるけど」
日頃の口ぶりから何となく感づいてはいたが、美希に男性経験が無いらしいことが分かって安心している自
分がいた。グラビア撮影の時にスタッフが前屈みになっているのを見ていたはずだが、バスの乗り方すら知ら
なかったのにそっち方面の知識は多少なり持っているのだろうか。何も知らないまっさらな美希に色々と教え
込んでいくのもそれはそれでやりがいがありそうなものだが、少しは知っていてくれた方がこちらとしてもや
りやすくはある。
始めようか、と口で言う代わりに美希の腰に手を回して抱き寄せる。掌に感じるのは先程とは違う、人の肌の温
もり。腰から肩まで、背骨の出っ張りをなぞるように指を滑らせると、美希の背中が強張って出っ張りだった
所が窪みになった。
「やっ……ぁ、ん……っ」
そのまま肩甲骨の辺りをくすぐるようにしていると、溜め息のような声が漏れた。左手で長い髪を一纏めに
してたくし上げ、普段は金髪に覆い隠されているうなじに舌を這わせる。
「うぅっ……背中、ゾクッてするの……」
美希が息を吐いた。時々仰け反りながらも段々と猫背になっていくその背後に回って、首筋に顔を埋めなが
ら体の前面へ手を滑らせていった。引っかかることの無いつるつるした肌の感触が手に心地良い。
世の男性の視線を釘付けにする美希のバストは見た目以上に立派な代物だった。思い切り掌を広げて覆い隠
すようにしても、全部を掴みきることができないほどだ。たっぷりとした重みも感じる。
「あ、胸……触られてる……」
「大きいな、やっぱり」
「……ぉ、大きい方が好き?」
「そりゃあな。まぁ、小さくても可愛らしくていいと思うけど、美希はこの大きさが一番似合ってるよ」
「あはっ、そう言ってもらえると、ミキも嬉しいな」
背中に押し付けられていた柔らかさを、今この瞬間、両手で堪能できている。達成感の喜びが胸に湧き上が
ると同時に、指先が沈むほどの柔軟さと、内から押し返してくるような弾力に言葉が出なかった。
「ねぇ……プロデューサーさん」
「何?」
痛く無さそうなことを確認して、少しずつ指先に力を込めて軽く握るようにして揉んでいく。
「もう結構前だけど、会議室で胸触られちゃったこと、あったよね」
「ああ、あったなぁ。セクハラ対策とかいうアレだっけ」
今思うとかなり危険なことをしていたと思う。「跳ね除ける練習をしたいから」と言う美希にボディタッチ
をするよう頼まれ、悪ふざけのつもりでつい胸を触っていたのだが、美希の息が荒くなってきたのに強烈な罪
悪感が噴き上げてきて、しばらくの間は自己嫌悪に悩まされたものだった。
「実はあの時……ね……」
美希の声が尻すぼみに小さくなる。息を吐く音が目立つようになってきた。
「……気持ちよかった?」
「う……うん……体が、あ、熱くなってきて……段々エッチな気分に……は、んっ……」
美希の口から「エッチ」という響きを聞いた瞬間、下半身が重たくなったような気がした。肌がしっとりと
熱を持ってきた所で、そろそろと頂点に指を上らせていく。頂に辿り着くまでは中々の距離があった。
「んんっ! っく、あぁ……!」
甘い嬌声だった。人差し指で乳首を捏ねるようにしているとすぐに膨らんできて、コリコリした弾力が内部
に生まれて来たのを感じた。前のめりになっていた背中が仰け反り、俺の胴に寄りかかってくる。長く伸びた
髪の先端が俺の男性器に触れてしまいそうで、咄嗟に根元を掴んで俺の肩の後ろへ追いやった。
グミのような弾力を持った先端を指先でねちっこく苛めていると、その内に閉じられた脚がもじもじと擦り
合わされているのが見えた。
「はぁ……なんだか、ソコ、さ、触られると……お腹に響くの……」
「お腹か……下っ腹?」
乳首を捻る左手はそのままにしておいて、右手を下げていく。指先で臍の周りをなぞってみると、美希が力
んで腹筋が硬くなるのを感じた。見た目のバランスを整えるために筋力トレーニングも密かにやっていたのだ
ろうか。本人が言っていたのだからきっとそうなのだろう。スタイルを維持するために影で努力をしていたこ
とが窺えて、有難い気持ちになる。
「あ……ま、待って」
両脚の根元へと右手を差し入れようとした時、落ち着きを取り戻したような声で美希が言った。
「……やっぱり、怖いか?」
「そ、そうじゃなくって……プロデューサーさんの、触ってみたいって思って……」
興味ありげだったが、言い辛そうに切り出す言葉には恥じらいの色も滲み出ていた。硬くなった物を先程か
ら美希の腰に押し付けっぱなしだったことに今更気付いて、顔が熱くなった。
「……いいよ」
俺がベッドサイドに腰かける形に体をずらしてみると、美希がベッドから降りて、床に跪く形でこちらを振
り向いた。後ろから愛撫している限りでは見えなかったが、美希の翡翠色の瞳は潤み、頬はすっかり上気して
いた。
「じゃあ、触ってみるね……」
ゆっくりと美希が右手を伸ばしてきて、指先で恐る恐る男根に触れた。ぎこちなさ丸出しの態度が嬉しい。
「うわー……すっごい硬くて、熱い……熱とか出してない?」
「熱なんか出してないよ。美希にはお熱だけどな」
「あはっ、キュンってするけど、ちょっとキザっぽいかも」
どことなく間抜けに響いた美希の言葉に、思わず口から笑いが零れた。
「そのまま握ってくれるか? 握ったら、そのまま上下に……」
「うん」
言われた通りに美希は俺の言葉に従ってくれた。女の子の柔らかくて小さな手に、性欲を具現化したグロテ
スクな肉の塊は確かな力で握り締められて、ビクッと跳ねた。美希の目が俺を見上げる。
「なんか、ここだけ別の生き物みたいなの」
ぽつりと美希がそう呟き、肉茎を握った手が上下運動を始めた。
自慰の時よりも遥かに緩い力で、ツボを全く掴んでいない動き。ああ、やっぱり美希は良く分かってないん
だ。それでも、世間の目を釘付けにするアイドルが目の前で跪き、興味津々な様子で男のペニスを手で扱いて
いる様は、刺激的というには余りある。まるで慣れていないことが分かる手の動きが気持ちいい。
「うーん……あ、そうだ!」
目を細めてじっくりと男性器を観察していた美希が何か閃いたようで、握っていた手をパッと離した。俺の
瞳をじっと覗き込んでから、更に距離を詰めてきた。右手で自分の胸元を指差している。
「ここでやってみるね」
「美希、知ってるのか?」
「知ってるって、何を?」
知らないらしい。別に知識があるというわけではなくて、本当に美希の思いつきのようだ。どちらにせよ、
思わぬ申し出に期待が否応なしに高まり、胸が大きく脈打つのを感じた。
「そういうのがあるんだよ。美希みたいに胸が大きい女の子じゃないとできないんだけどな」
「へ〜、そうなんだ。大きくてよかった。じゃあ……よいしょっ……と」
誇らしげに胸を張って満面の笑みを浮かべてから、美希が膝立ちになって自ら両方の乳房を持ち上げ、俺の
股間に押し付けてきた。そのまま、先程手で感触を楽しんでいた柔らかな肉に両側から挟みこまれる。
「あっ、できた」
あや取りが上手にできた時のような、無邪気な声。みっちりとした弾力が左右から押し付けられていて、不
可思議な感触が腰から伝わってきて、ペニスの先端がムズムズした。思わず腰を振りたくなる衝動に駆られる。
「このままこすってみるね……んしょ、んしょ……」
緩慢な動作だが、美希の体が上下に揺れる。体に合わせて金髪も揺れていた。手でされている時とはまた違
う。ぴったりと包み込まれる感触と、性感帯を擦りたてられる刺激が同時に襲いかかってきて、手が勝手に美
希の頭を撫でていた。
「ん……いいよ美希。柔らかくてぷにぷにしてる……」
「そう? 嬉しいなー、ミキ、頑張っちゃうよ」
ぺろっと舌なめずりをして、美希の動きが少し速くなった。抑えるような声から、美希も恥ずかしい気分に
なっていることが窺えるが、その恥ずかしさも含めて美希はこの瞬間を楽しんでいるようにも見えた。
「プロデューサーさんの、なんか大きくなってきた気がするの。ビクビクしてるよ……」
動きたい衝動を抑えきれなくなって、腰を揺するようにぐいぐい動かす。先走りが美希の肌にまとわりつい
て、ぬめるような感触が強くなっていく。痺れるような快感が段々大きくなってきて、射精の瞬間を意識した。
このまま出したいという気持ちと、美希の綺麗な肌を汚してしまいたくないという気持ちがせめぎあった。
早く引き抜かなければ間に合わなくなってしまうと焦り始めた時、亀頭に生暖かい物が触れた。ぼんやりと
焦点を合わせずにいた視線を美希に戻してみると、つやつやした唇から赤い舌が伸びて、鈴口から漏れる先走
りを拭い取るように亀頭を舐め回していた。
「あ……美希……も、もういいよ」
「ヤ……最後までするの……」
力の入らない手で美希の頭を押しのけようとしてみたが、美希はそれを嫌がって頭を更に沈めた。赤黒い先
端が見えなくなり、粘膜のぬるぬるした感触に包まれた瞬間、下半身に火が付いた。
「う、出るっ……」
「んっ!? ん、んん……」
シャワーを浴びていた頃からじりじりと高まり続けていた欲望を押し固めた白い粘液が、尿道を駆け上がって
いく。行き先はどこなんだろう、ああ美希の口の中だ。あんなに可愛らしい唇と、丁寧に手入れされた口の中を
俺の体液で汚してしまう。ごめん、という罪悪感が何故か快楽を増幅させて、後から後から睾丸を絞られるよう
に大量の精液が吐き出されていく。
「ぐ……ごほっ……」
美希がむせて、牡の液体が、豊かに盛り上がった双丘の表面にべったりと落ちていく。やがて、長い射精が
終わり、余韻にペニスが震える頃になって、吸い付くような音と一緒にカリのくびれから先が引っ張られるよ
うな刺激が走った。尿道からの残りが吸い上げられて、絶頂の快楽が一瞬だけ呼び覚まされた。
「ん……」
唇からペニスをずるりと引き出した美希は、眉間に皺を寄せていた。
「美希……ごめん、口の中に入っちゃったろ」
ごくり、と飲み下す音。美希の喉が脈動したのが見えて、俺はぎょっとしてしまった。
「……苦い……」
「悪い……」
いたたまれない気持ちになってティッシュの箱に手を伸ばし、口周りと乳房を汚してしまった粘液を綺麗に
拭き取っていく。
「けど、気持ちよかったよ。凄く」
「そう? なら嬉しいな」
「今度は美希の番だ」
「うん……」
期待と不安。両方が入り混じったような声を鼻から漏らす美希を抱き寄せ、ベッドの上にそっと寝かせる。
白いシーツの海に、蜂蜜色の長い髪が散った。投げ出されていた長い脚の中間地点に位置する右膝を掴んだ。
「あ……プロデューサーさん。その……優しくして欲しいな」
「言われるまでも無いよ。痛くしないよう努めるから、気を楽にしててくれ」
なるべく穏やかな声で言い聞かせると、美希はゆっくりと頷いてくれた。俺の顔が見えた方が安心してくれ
るだろうか、と思い、寝そべる美希の視界に入るように自分の体を起こす。
膝を撫でてから、段々根本に近づくように内腿をさすっていくと、美希の脚にグッと力が入るのを感じた。
「美希、大丈夫だから」
「わ……分かってるよ。リラックス、リラックス……」
「……そのまま寝るなよ」
「ね、寝ないよ! いくらミキでも、こんな時にまで眠くならないもん!」
抗議の声をあげながらも、美希が照れ笑いを浮かべた。脚からも力が抜ける。今のやり取りでいい具合に緊
張がほぐれてくれただろうか。
内腿をすんなり通過して、いよいよ美希の中心に辿り着く。指先に感じた熱は高く、ぬるりと滑る手ごたえ
があるのがはっきりと感じ取れた。
「…………」
俺が視線を美希に向けてみると、美希は白い枕を胸元に抱き締めていた。合っていた視線がふっと逸れた。
「ゆ……」
「ん?」
躊躇するような声と共に、逸らされていた視線が戻ってきて、目が合う。
「指ぐらいなら、入れるのには慣れてるよ、ミキ……」
「慣れてる、って……」
美希の頬が恥じらいの赤に染まった。
「ひ、一人で、練習したの。プロデューサーさんとする時のために……」
要するに、オナニーの経験はあるとのことだが……美希の言葉に胸が熱くなる。来るかも分からない瞬間に
備えて自らそんなことを──。こんなに想ってもらえている俺は、本当に幸せ者だ。必ず、美希も幸せにして
やらなければなるまい。
「……ありがとう」
美希に感謝しながら、視線を美希の秘所へ向けた。左右の歪みの無い、均整の取れた外観に、ピンク色の粘
膜が見え隠れして、光を反射している。美希は、こんな所までも綺麗だった。
「ん……っ」
割れ目の底へ指を滑り込ませて小陰唇を指先で開いてみると、美希が軽く身を震わせた。中途半端に開いた
ままの脚、それを広げようとして俺が空いた手で膝を開く動きに、美希は逆らわずに身を任せていた。
指を差し入れる。よく濡れた肉がぴたっと包み込んでくるが、押し返すような抵抗はあまり無く、予想以上
にすんなりと人差し指が中へと飲み込まれていった。そのまま、ゆっくりと往復させる。
「は……っ、プロデューサーさんの指、太い……」
白い枕に皺が寄った。まだ甘いその声から判断すると、苦しくは無いと考えて良さそうだ。
「痛くない?」
「あっ、ん……ん、うん……痛くは……無いよ」
中を押し広げるようにして、指を回す。奥を目掛けて押し込んでいくと、指はしっかりと根本まで飲み込ま
れた。こなれているとは到底言えないが、ギチギチで阻まれるような感覚はあまり無い。これなら大丈夫かも
しれないと思い、中指も膣口にぴとっとセットして、慎重に割り込ませていく。
「うっ、うぅ……ああぁ……!」
一際大きな声があがった。指を入れた膣内がギュッと収縮した。押し込んだ人差し指を引き抜くと同時に、
入り口に留まった中指を中へ進めて入れ替える。空いていた親指は、裂け目の頂点にあるクリトリスを刺激し
に向かわせた。
「ひっ……や、あぁっ! あっ、あ……」
親指で軽く撫でるようにクリトリスに触れていくと、美希の腰が揺れた。洞穴の内部がどんどんぬかるみを
増してくる。指はあまり動かさない方がいいだろうと思い、入れられる所まで入れたらそのままにしておき、
親指に意識を集中した。こりこりした弾力に硬さが増していくに連れて高くなっていく美希の声に、俺の興奮
も高まる。女体の最も敏感な部分を押し潰すようにして捏ね回していると、内部が収縮し始めた。
「ふぁっ、や……あぁっ、ああぁぁんっ!」
中指が、食いちぎられるような強烈な締め付けに襲われた。叫び声のような声と共に美希の腰が跳ね、べと
べとした愛液が噴きだして来て、掌までしっとり濡らした。目一杯全身を緊張させきった所で体からふっと力
が抜け、弛緩した体ががくりとベッドに崩れ落ちた。
「美希」
ゴムを装着する傍ら、美希が落ち着くのを待って囁くように呼びかけると、目尻に涙を溜めて瞳を潤ませな
がら、美希が俺の方を見た。胸元まで赤くなった肌に、性感の余韻がまだ色濃く残っているのが見て取れる。
覆い被さるようにして自分の体の影に美希を隠すと、胸に抱きしめられていた枕が横に除いた。
「プロデューサーさん……いよいよ、なんだね」
「美希、今更なんだけど……いや、なんでもない」
本当に俺でいいのか、と言いかけて、止めた。聞くだけ野暮というものだろう。
「ねぇ……首に手、回しててもいい?」
美希が開いた両手を天にかざした。
「ああ、いいとも」
その手を取って、手の甲に軽くキスしてから俺の首筋へと導く。美希は、まるで家のソファーで横になって
いるかのような、妙にくつろいだ表情をしていた。
「緊張、してないのか?」
「だって、『気を楽にしててくれ』って言ってたじゃん。さっきはちょっと緊張しちゃったけど、プロデュ
ーサーさんの言う通りにしてれば何でも上手くいくってミキは知ってるの。楽チンだよね」
男から上に覆いかぶさられていて、今から初めての性交に入ろうというのに、こんなことを言う。全く、こ
の娘には敵わない。絶対とも言えるほどの固い信頼を寄せられている感激に、目頭の熱くなる思いだった。
「分かったよ。じゃあ、行くぞ」
先端を、間違いなく美希の入り口にセットする。まだ濡れそぼる愛液で滑ってしまわないように意識を集中
して、腰をゆっくりと押し出した。
「んっ……ぁ」
案外すんなりと、先端が半分ほど入った。だが、まだ傘の最も広がった部分が残っている。指を二本入れて
も大丈夫だったから、とは思ったが、やはりキツイ。奥へと続いている空間があるのは感知できるが、多少無
理にでも押し入らなければ奥へ進めないかもしれない。
「美希、大丈夫か?」
「うん、平気だよ」
美希の表情にはまだ余裕がある。
「もう少し、力抜けるか?」
「で、できるかな……」
深呼吸するように美希に言うと、大きく息を吸い込んで胸部が膨らみ、俺の胸板に美希の吐く息が当たった。
その時、壁のように押し返してくる前方からの圧力が弱まった。
「うっ……ああぁぁぁっ!」
今がチャンス、と俺が思い切って一気に腰を押し込むと、奥に滑り込む感触と同時に、驚きとも悲鳴ともつ
かない、叫びのような声があがった。視線を下げると、美希は痛みに顔を歪めるでもなく、未知の現象に遭遇
したかのような戸惑った表情で俺を見ていた。
「え、な、何、この変な感じ……お腹が……」
「全部入ったんだよ」
「全部……そ……そっか、今、プロデューサーさんと繋がってるんだね」
状況を把握してか、美希が目を細めて笑顔を見せた。てっきり、初めてだから相当痛がるのだろうと予想し
ていたが、こんなこともあるのだろうか。意外なほどに、冷静と言えば冷静な顔をしていた。
「痛くないか?」
「え……う、うん。違和感はあるけど、大丈夫……かな」
「よし……なら、動くぞ」
美希の膣内は程よく濡れていて、温かい肉に握り締められるような圧力は痛みに変わるギリギリの強さで、
苦しいながらも心地良い。動かないままでいても強く抱擁されているような充足感があるが、一度動けば複雑
にうねった起伏がペニスに絡み付いてくる。痺れるような刺激が下半身に走った。
「ぁ……ん、あ……」
ゆっくりと腰を引き、入り口付近まで戻ってからまた奥へ。指しか受け入れた経験の無い美希の膣内はとて
もきつく、勢い良く動くことなんて到底不可能だ。奥に押し入る時は壁が押し返してくるような感触があり、
襞の合わせ目をカリで引っ掻くように腰を引けば敏感な裏筋が強く擦れ、呻きが漏れた。一旦奥まで入るとす
ぐ外に引き出したくなり、引き出すとまた奥まで突き入れたくなって、緩やかなスピードながら何度も何度も
美希の内部に性器を打ち込んでしまう。
「あっ、は……い、あっ、あ……」
「美希……いいよ、ぬめってて気持ちいい……ん?」
ふと、美希の眼を見つめていた視線を少しだけ上にずらすと、汗で前髪が張り付いていた。よく見ると、前
髪の隙間から玉のような汗が明かりを反射していた。眉を下げたぐらいで顔に苦痛の色は見られないが、かな
りの量の脂汗だ。呼吸も荒く、首筋にしがみつく掌も、いつの間にかじっとりと汗で湿っていた。
「おい、美希」
「な……なあに……はぁ、はぁ」
「……本当は痛いんだろう」
「い……痛くないよ。ミキも気持ちいいよ……」
俺の呼びかけに美希は口元を釣り上げて笑って見せたが、瞳までは笑えていなく、少し不自然な引きつった
表情になってしまっていた。
「嘘つくなよ……こんなに汗びっしょりかいてまで、どうして痛くないフリなんてするんだ」
可能な限り優しく、諭すように美希に言う。
「痛くないの。大好きなプロデューサーさんでミキの中がいっぱいだから……痛くなんてないの……」
潤んでいた瞳から、大粒の涙が零れ落ちた。痛みを頑なに拒む美希の健気な言葉に、胸がじくじく痛んだ。
親指で美希の涙を拭いながら顔を被せ、いたわるようにそっと唇を重ねた。
「……続けて欲しいな。嬉しいのはホントだから……」
「……分かった」
ベッドの上に投げ出された右手に俺の左手を重ね、指を絡めて握り締めると、返事代わりに握り返してくる
力を感じた。
往復する動きを再開する。
「んっ……う、ん……あっ、はぁ……」
乱暴にしないように気をつけながら腰を揺すっていると、痛みをこらえるのでは無い声が浅い呼吸に混じり
始めた。内壁の起伏がうねるように絡み付いてきて、竿が扱き上げられて、頭がカッと熱くなる。美希に負担
を与えてはいけない、と思う一方で、下半身が別の生物に乗っ取られてしまったかのように、腰の速度が勝手
に上がっていく。
「はぁっ、あ、う……か、体の奥が……熱いよ……」
上ずったような言葉が美希の唇から紡ぎだされた。苦しいぐらいに胎内は狭くなっていて、万力か何かで締
め上げられるようだった。両手両足の先端がびりびりと痺れ、腰の感覚が性器へと一挙に集中する。
「あぁっ、んん……何か……何だろう……」
「どうした、美希っ」
「わっ……ぁ、分からないよ。ミキ……どうなっちゃうの?」
すっかり滑りの良くなった膣内が、惑うようにヒクついていた。
「大丈夫だ。俺の手、しっかり握ってろ」
「うん……うんっ……!」
体の奥が疼く。達しそうになる俺に縋りつくように、美希が握った手に力を込めた。グラインドの速度を上
げていき、射精感がもう戻れない所まで膨らみ、ひたすら腰を打ち付けていく。下になっている美希の両脚が
俺の腰に絡み付いてくる。空いていた方の手も背中に回ってきた。
「あ……み、ミキっ……あぁ、ふぁぁあぁぁぁんっ!!」
「う……っ……!」
腰が爆発してしまうような快感に俺が動けなくなるのと、思い切り締まって身動きが取れなくなるほどに美
希の中がきつくなり、絶頂に身を震わせる体から叫び声があがったのは、ほとんど同時だった。きつく目を閉
じて何かに耐えるように思い切り俺の体にしがみつく美希の顔を見ながら、俺は頭の芯にガンガン響く射精の
悦楽に抑えきれない声を漏らしていた。
ようやく射精が終わった頃に、力が抜けて余裕のできた美希の膣内から腰を引き出して、性器を外気に触れ
させた。ぽたり、ぽたりと、俺のしたことの証が真っ白なベッドのシーツを赤く汚していく。
「美希、大丈夫か?」
まず最初に出てきたのはその一言だった。指で、美希の額に浮いた汗を拭う。
「うん……平気だよ」
ほっとしたように、美希が一息ついた。
「……ハニー」
「ん?」
「ハニーって呼ぶね」
「なんだよ、突然だな」
「折角トモダチ以上になれたんだから、『プロデューサーさん』じゃ他人行儀でヤなの」
美希の頬にぽっと紅が差した。可愛らしいその表情を見て、俺の頬も緩む。
「……いいけど、人前じゃ今まで通りで頼むよ。スキャンダルからは何としても美希を守りたいから」
「うん、分かった。……ねぇ、プ……じゃなくて……は、ハニー」
慣れない呼称に恥ずかしいのは美希も同じのようだ。俺も、これからこんな甘々な呼ばれ方をするのかと思
うと、照れ臭くて顔が火照ってしまう。
「なんだい、美希」
「ちゅーってして欲しいな」
美希が目を閉じて顎を少しだけ突き出した。
「おおせのままに」
仰向けになったままの美希の背中に掌を回し、抱き起こしながら唇を重ねる。
甘い物なんて食べていないはずだが、美希の唇は甘い味がしたような気がした。
「う〜ん……ときめいちゃうな、こういうの……あっ」
うっとりした笑顔を美希が浮かべた瞬間、ぐぅと腹の虫の鳴く音が聞こえた。
「ははっ、お腹空いたのか……おっと」
その音に刺激されたのか、俺の腹も情けない声をあげる。そういえば海から戻って夕食を取っていなかった
ことを、今更思い出した。意識した瞬間、猛烈な空腹感が押し寄せてきて、もう一度胃が鳴いた。テーブルに
置いたままだったパンフレットを手に取る。
「食べに行こうか。今夜はバイキングやってるみたいだし」
「あっ、それいいな。ババロアいっぱい食べちゃおっと……オニギリはあるかな?」
「……無いんじゃないか、さすがに。おにぎりは日本に戻ってからだな」
のそのそと服を着る俺の横で、美希は裸のままごろんとベッドに寝転んだままだった。重力に負けずに上を
向いている乳房が首を振った拍子にぷるんと揺れて、発散したはずの性欲が頭をもたげてくる。
「ほら、晩御飯食べに行くんだから、美希も着替えて」
「めんどくさいなー。ハニーに着替えさせて欲しいなー」
鼻にかかった美希の声と、口元をきゅっと釣り上げて、上目遣いの甘えるような視線。なんでもしてあげた
くなるようなオーラを纏い、男ならばまず逆らえないであろう強大な魔力を放っている。
「ダメ。面倒臭がってないでそのぐらい自分でやりなさい」
本当は俺が恥ずかしいからなのだが、わざときっぱりした調子でそう言ってみると、「むー」と美希は膨れ
っ面になったが、
「……また叱られちゃったの」
と、すぐに目を細めて満面の笑みを浮かべた。
美希はぴょんと飛び起きて下着と服を拾い集め、いそいそと着替え始めた。
そんな微笑ましい美希の様子に安心した俺は、ふとカーテンの隙間から覗く夜空に視線を向けた。紺色の空
には満月が青白く光っていて、水平線から顔を出している所だった。綺麗だったが、手を伸ばそうとは思わな
かった。夜空を照らす月よりも、夕暮れ時の太陽よりも、眺めていたい存在が今は側にいるから。
着替え終わった俺は、カーテンをそっと閉めるのだった。
終わり
リアルタイム乙だよ兄(c)
千早や真美の話にも出てきたけど、律子の話が1つの軸になってるのが興味深いなり
以上になります。またもや長くなってしまいました。短くスッキリまとめられるようになりたい。
一歩間違えたら裏美希と一緒になってしまいそうで、予想以上に難しかったです。
表らしさを失っていなければ……と思います。
>>492 亀になりましたがGJ
痛そうで痛そうで、見てて下半身がおぞましい感覚に襲われましたw
乙だぜ!
金髪美希のエロパロって珍しいな
俺の股間の椰子の木が(ry
本当にいいわぁGJ。
ただ俺がこのSSを読む前にランスと天津を見たせいでいろいろちらついてしまったorz
GJと言わざるを得ない
>>688 キター!美希希望した一人です。
甘やかされずに叱られることに喜びを感じる美希って捉え方が斬新だった。
脱衣と前戯の描写が・・・ふぅ。
毎回ハズレが無くて凄いよ。GJ!!
超GJ!
金髪美希でこういう話は斬新で面白かった!
グッジョブでした!
心理描写もエロ描写も本当に巧いけど、何よりも
「好きです」
の一言がストライクでベッドを転がりました。
美希がですます口調になる辺りにやられたんだろうな……してやられました。
GJ!
いま起きたとこだが現在の俺の状況は朝立ちとは違うと断じて言えるw
口が達者な美希は意外と違和感なくて驚いた。Pのこと好きで好きで
どんなこと言えば彼が喜ぶか、どんなセリフなら心に響かせられるか
美希なりに一生懸命考えたんだろうな。
ごちそうさまでしたなのー
GJ。
表美希を希望したもう一人ですw
自分の妄想を文章化してみようかなーなんて思っていましたが思い留まりました。
HPにあるSSを読んだりしましたが、貴殿の表現力は深い。希少かつ高品質なSS、ありがとうございました。
>>690 我が家乙wwww
しかしすんばらしくかわいい美希だったwwww
こういうときになんて感想書けばいいのか分からない自分死ねばいいのにね。心からありがとうwww
ふぅ…プロテイン飲んでタンパク質を補充するとしよう
んじゃ俺はエビオス飲んであずささんと夜のプロレスごっこしてくる
あずささん脇固め!
あずささんチョークスリーパー!
あずささんフェイスロック!
あずささんアキレス腱固め!
あずささんバックブリーカー!
あずささん腕ひしぎ逆十字!
そして最後に…
あずささんスピニングトーフォールド!
ついにあの某エロビ制作会社がアイマスでエロパロ作り始めたらしいな。
ここの住人的にはどんな気持ちだ?
俺は真が出なければどうでもいい。
もし出たら俺何するかわからないよ小鳥さん。
今現在、まとめにまだ載ってないのを含めた各キャラのSSの数ってどうなってるんだろ。
やはり春香千早あたりがトップなのかな?誰か集計キボン
年少組は仕方ないとしても、美希とかあずささんは意外と少ないよね。
あずささんと美希、少ないよなぁ
それだけに金髪美希嬉しかった
あと初物苦手だった筈なのに気付いたら書斎さんとこ読みふけってた
モノクロとか腹筋とかキュン死するかとオモタ
いっそ全員分の初物が読みたいです
>>705 キミノリビドーをキーボードにたたきつけるんだ
707 :
577:2008/10/10(金) 13:27:05 ID:hF4+H+YF
>702
春香「プロデューサーさーーーん」
P 「どうした、春香泣き出したりして、ってみんな集まって」
律子「聞いてください、Pさん」
P 「なるほど、765アイドルもののAVか」
律子「そりゃあこういうのが出るというのは人気のある証拠だというのは
分かってはいます、だけど・・・」
P 「とは言ってもこういうのを訴えて、そういう存在があるというのを世の中に
公表するというのもな、結局イメージダウンだけしか残らなくなるしな」
春香「どうにかならないんですか?」
P 「有名税と思って思って放置するしかないな、しかし、よく出来てるな
これ。かなりの芸能界通が作ったとしか思えないな」
千早「そうですね『監督監修琴梨』もしかしたら業界人かも知れませんね」
P 「いや待てよ、琴梨・・・ことなし、KOTONA・・・」
小鳥(K・OTONASHI)「へーっくしょん、誰かうわさしてるのかしら?」
つづかない
ここがあの女のハウスなの
あ、琴梨で ことり と読めなくも無いな、失敗した
P「小鳥さんの妄想力は半端ないからな
たまには噴出させてあげないとえらいことになるどれどれ、タイトルは」
『サディスティッククイーン 天○春香」
『お犬様だいすき、犬っ娘 如月○早』
『コンビニエンスレイプ108連発 秋月律○』
P「・・・半端ねえ」
『O72アイドル 如●千早』
オナニー潮吹き72連発 如月○早
千早「なっ、なんで私ばっかりこんなにっ……」
あずさ「千早ちゃんは〜72連発も自分でするんですか〜?」
千早「そんなにしませんできませんっ!」
春香「ということは、一応、するんだ」
千早「〜〜〜〜〜っ」
>>711 >『コンビニエンスレイプ108連発 秋月律○』
凄く見たいんですけど、いつ発売ですか?
変態紳士ばっかだな
立ち読みしてるところを注意したら逆切れして襲っちゃうんですか
この流れなら言える!
早く微えろPの『持ってけワンダースーツ』の続きが読みたいぞぉぉっ!!
しかし、本当にAVネタが出て来るとは……アイドルマスター恐るべし。
>>717 弾け飛ぶメガネ、解けるおさげ、レジカウンターに
押さえ込まれて背後から・・・ハァハァw
>>718 小鳥「ワンダー3最高ですよねプロデューサーさん」
真役だけ男が演じるんですね分かります
警察24時に出演するところまで妄想した
『くそみそピットイン 菊池真』
嬉しい事言ってくれるじゃないの
>>719 律ちゃんからメガネとお下げを無くしてどうすんだよ…
>>725 コスプレSEXものなんて服着てるの最初のうちだけじゃん
728 :
725:2008/10/10(金) 23:52:07 ID:yz3cKC3P
>>726 >>727 服なんていきなり脱いじゃうからこそメガネとお下げなんじゃないか
ま、たとえメガネもお下げも無くても、俺の律ちゃんへの愛は変わらないんですけどね
皆さんの中では着衣プレイはないんですか・・・?