奈須きのこ総合エロパロスレ 2

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972名無しさん@ピンキー
新スレでCANAANエロSS書きたいって言ってた奴だけど、書いたので3つに分けて投下します。
カナン×マリアのように見せかけた百合自慰もの。
マリア先生のドキドキ性教育っていうかw
文章書くのって難しいね。ではいきます。
9731/3:2009/10/12(月) 00:01:44 ID:koqR7w5Z
「え?え、え、ええええええーー!カナン、今ななな何て!???」
「マリアにマスター……」
「ストーップ!やっぱり言っちゃダメー!!」

ちょっと待って。ちょっと待って。何でこんなことになってるんだっただっけ?
上海の安ホテル、カナンと共に横たわるベッドの中で大沢マリアは、
パニックに陥りかけた頭で経緯を整理する。
確か私からカナンと一緒に寝ようって誘って、それで良い機会だからマリアに聞いておきたいことがあるんだ、って
カナンが珍しく切り出してきて、それでそれで――

「昔、私と依頼人とで酒場に行ったんだ。打ち合わせで。
ぬるい仕事だったからこれじゃお互い欲求不満ですねって話になったから、どうすれば解消できるか聞いてみた。
そうしたらセックスが一番だけど私にはまだ早いからマスターベーションだろうって。
だから――」

”だからマリアにマスターベーションのやり方を教えて欲しい”

そう、真面目で純粋な私の友達はこう言い放ってくれたのだ。

「言っちゃダメ……って、それはよくないことなのか?」
「よよ良くないと言うか。そもそも人に教わるものじゃないって言うか……」
「私は知らないからマリアに聞きたい。それとも他で調べなきゃだめかな?」
「だめ……って訳じゃないけど……ちょっと、ていうかだいぶ恥ずかしいし……」
「セックスくらいなら知ってる。それは大切で好きな人とする神聖な行為。
よく分からないけど多分マスターベーションも同じようなもので、なら好きな人から聞くのが良いと思って。
だからずっとマリアから教えてもらおうって考えてたんだ」
「え……と……」

何から何までずれていて、どこから正してやればよいのかマリアには分からないが、
子供のような真っ直ぐな瞳で好意を伝えられると、細かいことは考えられなくなってしまう。
いや、子供じゃない。真っ直ぐだけどマリアの知るカナンのどの表情とも違う。
愛情と性的な行為に対する好奇心とほんの少しの罪悪感。それが綯い交ぜになってるって言うか……。
声も掠れてて熱っぽい。顔もちょっと紅潮してて、早口で。私の手を握るその指は落ち着き無く上下してる。
もしかしてカナンは今、私と一緒に寝ている状況を意識して興奮してる?
974名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 00:01:57 ID:5/w4zIdL
あれ、落ちちゃったのかw
まあ立てるの早かったからな。次は>>990位で立てようぜ
9752/3:2009/10/12(月) 00:02:32 ID:koqR7w5Z
ってバカバカ、何考えてるの大沢マリア。まさかカナンがそんな――
「……マリア?」
「なななな何っ?」
妄想弾丸列車に乗りかけていた意識が、カナンの呼びかけで我に返る。
「私、恥ずかしいかな?……マリアを困らせるつもりじゃなかったんだ……ごめん、マリア……」
瞬間、マリアは完全に吹っ切れた。
カナンは普通の女の子なのだ。
好きな人が出来てエッチなことに興味を持って、だけど恥ずかしくていっぱい悩んで、それで意を決して打ち明けてくれた。
そんなどこにでも居る思春期真っ盛りの少女なのだ。
そして私を大切で好きな人だと思ってくれた。私には何よりもそれが嬉しい。
なら、今はそれだけで、いい。
大沢マリアが今やるべきは目の前の女の子の指をしっかり握ることだ。うん。

「カナン……」
きゅっと握ったカナンの手を、マリアは自分の胸に導いた。
「あっ……」
「へへー。ドキドキしてるのわかるでしょ?カナンもドキドキしてるよね」
「……うん。してるよ」
「確かめてもいい?」
「うん」
失礼しまーす、とおどけてからカナンの可愛らしい胸に手を添える。
手のひらから伝わるのは早鐘を打つ心音と確かな温もり。
マリアがずっと求め、焦がれてきた力強いエネルギーそのものだ。
少し指に力を込めて汗ばむ乳房を揉むと、カナンもぎこちなくそれに倣って指先を動かす。
二人横になって向かい合い、お互いの胸を触りあう時間がしばらく続いた。
「ねぇ。こうしてるとお腹の下あたりがむずむずして来ない?」
「……!?分かるの」
「うん……女の子は気持ちよくなるとこうなるんだよ。
好きな人とおっぱいとか触りっこしてると誰でもすっごく気持ちいいの。これがセックス。
それで……カナンが知りたがってるのはひとりでするエッチのこと。オナニーとも言うかな」

今やマリアの顔は薄闇をも照らす勢いで真っ赤になっている。一言口に出す度に心臓が爆発してしまいそうだ。
一方のカナンは首振り人形のようにうん、うんと肯くのみである。
マリアの性的興奮が、愛情が、奔流となって全身を駆け巡り、神経の一本一本を焦がさんばかりに刺激する。
それはまるで快楽のシャワー。カナンにとって完全に未知の感覚である。
自身の共感覚が幾倍にも膨れ上がらせた快感に、カナンは意識を手放さないよう踏み止まるだけで精一杯だ。
「あっ……ねぇ……汗かいちゃったね。一緒にお風呂入ろう?」
「……え……」
「……カナン……ダメだよ、こんなに物欲しそうな顔しちゃ……可愛すぎてレッドカード退場だよ」
名残惜しいのは自分も同じだが、悄然としているカナンの手を引っ張ってベッドサイドに座らせる。
「続きはお風呂でしよ?……オナニー、あなたの前でして見せてあげるから……ね」
未だぼうっとして焦点の定まらない目で、カナンは静かに肯いた。
9763/3:2009/10/12(月) 00:03:19 ID:koqR7w5Z
「マリア……すごくきれいだ……」
強すぎた衝撃のあまり、まともに発声出来なかったカナンだが、
マリアの一糸纏わぬ裸体を直に見てしばらくぶりに口に出した。
「えへへ、ありがと。カナンもすっごくきれい」
透き通るような白い肌と肌理細やかな褐色の肌が狭い浴槽で一瞬重なり合う。
が、肩に回されたマリアの手をカナンがすぐ押し戻す。
「カナン……?」
「マリアはあったかくて……いい匂いがして……一緒に居ると心から落ち着く。
なのに……今は……その……これ以上触ったら爆発しそうだから……っ……ごめん」
「いいよ……お互いさまだから。……けど、私、もう爆発しちゃってるかも」
未だ激しい刺激の波に翻弄されているカナンも余裕が無いが、
マリアもマリアでいっぱいいっぱいだ。
人並みの女の子として色々耳年増に知識を仕入れてきたマリアだが、
まさか人前で、それも無二の大親友にオナニーをして見せるなど、想像もするはずが無い。
これまでのようなスキンシップとは訳が違うのだ。
これからする行為を考えて既に性器からはおびただしい蜜が、足を伝うほどに溢れている。
恥ずかしいところを見られる羞恥と共に無垢なカナンを汚してしまうような罪悪感、あるいは嗜虐心が
断続的にマリアの興奮を高めていく。
この身を苛む拷問のような昂りから早く解放されたい。

「よく……見ててね……ん……これでどうかな」
腰を下ろしたカナンの丁度目と同じ高さ。一メートルもない距離でマリアはバスタブに腰を掛けて
脚を開く。
見開かれたカナンの瞳はその瞬間から目の前のマリアの性器、ただ一点に釘付けられた。
「……や、やっぱり恥ずかしいから、程ほどに手加減して欲しいなー……なんて」
開き直っていたマリアも流石に至近距離で秘所に視線を浴びれば羞恥が押し寄せてくる。
「こんな感じで……擦ったり……んっ……ぷくって膨らんでるところをつまんだりして……」
羞恥でぎこちない手つきではあるが、自分が指導してやる体裁上、マリアは一つ一つの動きを丁寧に
示すようにする。
「……こうしてると……電撃が走るみたいに気持ちよくて……あそこが濡れる……から……
くちゅくちゅって……音立てたり……して……指に絡め……ると……ぬるぬるするから……っ
ちょっと……だけ……中に埋めて……こすると……すごく……すご……きもちい……」
ぐちゅぐちゅと秘所を掻き回す音と、一瞬でも目を離さず注視するカナンの荒い息遣い、
そして更に熱いマリアの途切れ途切れの呼吸が、狭いバスタブ内に反響し合う。
流石に飲み込みが早いというべきか。
カナンはマリアの痴態を吸い寄せられるように見つめたまま、しばらく経った後には
右手を股間に運び、もう一方の手で小ぶりな乳房を弄って、マリアの行為を反芻して再現する。
二人の肌には汗の雫が浮き、己の指の動きに合わせて腰を淫らに揺らしている。
「カナン……カナン……」
「……マリア……マリア……」
どちらからともなく互いの名前を呼んで、二人の少女は一心に己の身体を蹂躙し続けた。
そして――

「「……あっ……ああああー」」

達したのは全く同時だった。
足腰が利かずバスタブから崩れ落ちたマリアを支える余裕も無く
カナンは倒れてくるマリアの濡れた身体を感じると、おぼつかない手で抱きしめた。
977972:2009/10/12(月) 00:06:25 ID:koqR7w5Z
この後、発情したカナンがマリア先生を美味しくいただいてしまうとこまで
考えたけど、体力が無くなったのでとりあえずここまで。
気が向いて、かつ、スレ的にもアウトじゃなければ続き書きます。