神無月の巫女 エロ総合6

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671名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 22:12:16 ID:K6SXnXae
うーむ。
初め臆病な千歌音ちゃんを懐かせるために、いろいろ試行錯誤する姫子さまとか。
そのときを思い出して、いつもお姉さん風を吹かせている姫子さまを何とか甘え
させられないかと言う試行錯誤する千歌音ちゃんとか。

べたかな?

なんか初め甘えさせようとすると、恐れ多いって逃げそうな気がしてw>千歌音ちゃん
672名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 22:17:48 ID:K6SXnXae
後、そちらの姫子さまは絵を描くほう?

書くんだったら、絵の表情って意外に心理状態が出るから、なんか寂しげなのを読み取る
千歌音ちゃんというのはありかも。
なんでわかったの?と言う感じで。
673名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 22:18:38 ID:MFIPRk5u
とゆー事ならば千歌音ちゃんの視点からみた前世姫子を書いてみますか
いつも一緒にいるマコちゃんとかに少し相談してみたりしちゃう千歌音ちゃんとか

>なんか初め甘えさせようとすると、恐れ多いって逃げそうな気がしてw>千歌音ちゃん
これは頂いていきますねw
674名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 22:20:24 ID:MFIPRk5u
>>672
自分酔っ払いの人なんでたぶんその絵を描くほうの前世姫子ですゾー!
675名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 22:28:54 ID:K6SXnXae
>>673
>これは頂いていきますねw
はい、もらっていてくださいませ。
なんか、姫子はかまってくれると懐くわんこだけど、
千歌音ちゃんは甘えていいのかどうか悩んでる野良の子猫を想像してしまったw
近くによると逃げるし、遠くに行こうとするともの言いたげにじーっとみるとか。どうしろとw

昔、絵を描いてたときに、えらく沈んでる時期があって、もう絵の表情に出るわ出るわだったのですが、
本人だけそれに気がつかず、ある人に指摘されて初めてつらかったの気がついて、号泣したと言うのが元ネタw
って、酔っ払いの人ですか。いつも乙っす。
676名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 22:57:31 ID:MFIPRk5u
乙だなんて、またお前か!で十分です
イメージは大体沸きました。カタチになるのはしばし時間が掛かりそうですが
シチュがある方が遥かに書き易いっす
ありがとうございましたっ
677名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 11:40:55 ID:laC6Ziu9
素敵なネタをもらえて書いてるものの
何か色々妄想が膨らんで2、3作くらい作ってしまいそうな勢い
678名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 12:21:50 ID:OSbV8aLH
千歌音ちゃんも普段はクールだけど姫子と2人のときはわんこだからな
前世はもっとね、毎日姫子さまに甘えてた…

679名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 21:21:39 ID:PIyqhcMb
久しぶりに現世の話が読みたい
680名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 21:26:05 ID:w67kixEP
例えば?
681名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 23:16:14 ID:w67kixEP
爆弾投下予告

注意
1.しつこくまた前世です、短いです
2.新シリーズ頑張れ千歌音ちゃん
3.エロはなし
4.せっかくくれたシチュと余り関係ない…orz


それではどんぞ
682昼寝@:2008/11/05(水) 23:21:32 ID:w67kixEP

とある晴れた日の昼下がりの来栖川邸

姫子は自室に篭り机に頬杖をつきながら書物を読んでいた
真剣な表情で文を辿り一枚一枚ゆっくりと頁を捲るも目が段々と閉じていっている
決して詰まらぬものではないのだが障子越しに伝わる暖かな日差しが眠気を誘い、うつらうつらとしてしまっていた

「あ…いけない、いけない」
眠りかけていた自分に気づき、姫子は顔を左右に振った
今日は屋敷にいる下女の大半が乙羽と一緒に町へと買出しに行っているので、いつも賑やかな屋敷も静かなのが返って余計に眠気を誘うようだ

「ん〜っ!駄目ね、このままでは眠ってしまうわっ」
たまには留守番でもと思い読書に耽っていた姫子は目をぎゅっと瞑り大きく伸びをした

「誰かいる?」
伸びをした体勢のまま真後ろにある襖に向かって大きな声で屋敷内に残っている下女らに声を掛けた
するとしばらくして襖の奥のほうから足音が聞こえ「はい、お呼びでしょうか」と、近くにいたらしい下女が襖を開けた

「あ、千歌音ね。悪いのだけど眠気覚ましに茶を持ってきてもらえる?」
体ごと向き直り、襖の外の廊下にちょこんと正座している同じく留守番係りの千歌音に笑顔で頼んだ
姫子の笑顔に千歌音も笑顔で返す

「はい、かしこまりました。茶菓子はいかがなさいますか?」
「今はいいわ、ありがとう」
首を振り答えると千歌音は「それでは直ぐにお持ちします」と頭を下げ、襖を閉めようとした
真面目に仕事をする千歌音の姿に「ねえ、千歌音」と姫子は声を掛けた

「はい?」
呼び止められた千歌音は首を傾げ、にこにこしている姫子の方を向いた

「一緒にここでお昼間する?」
ちょいちょいと誘うように自分の隣の座布団を指でつついた
姫子の誘いに驚いた千歌音は顔を真っ赤にし「えっ!?あ、あの今は仕事中なので…!」と声が上擦り、手を振りながらあたふたした
予想通りの千歌音の反応に姫子はにんまりと口元が緩む

「冗談よ。じゃ茶をお願いね?」
「は、はい…っ!」
一礼しながらピシャ!と襖を閉め、ドギマギしながら逃げるように台所へと向かっていった

「本当、可愛いわね」

遠ざかる足音に満足そうにゆっくりと呟き、姫子は再び書物に目を落とした


683昼寝A:2008/11/05(水) 23:24:02 ID:w67kixEP

数分後…

「姫様、お茶をお持ち致しました」
姫子の部屋の前で湯飲みをのせたお盆を持った千歌音が声を掛けた
しかし部屋にいる姫子からの応答が無い

「あのぅ…姫様?」
ひょっとして部屋にいないのかと思った千歌音はほんの少し襖を開いて中を覗いてみると、姫子の背が見えた
安心した千歌音はそのまま盆を持ち部屋へと入っていき、姫子に近づき「あっ…」と声が漏れた

「くぅ…」
書物を読みながら待っていた姫子は机に突っ伏し、暖かな陽を浴びながらすやすやと眠っていた
気持ち良さそうなその寝顔、滅多に見れぬその顔に思わず千歌音の頬が染まる
誰か来てしまうかも…でも…
辺りをキョロキョロと見渡しても今日は人が少ないせいか誰もいる気配がしない
少しドキドキしながらも傍にいたい千歌音は盆を置き、そっと姫子の隣に座り良く見ようと覗き込んだ

「すぅ…すぅ…」
微かに開いている口から漏れている寝息が姫子の時折見せる無邪気さを引き立てている
少し肌蹴た着物からみえている肩に恐る恐る手を置くと、とても柔らかな姫子の肌から温もりが伝わってくる
艶がありハリもある気持ちの良い姫子の肌、千歌音は姫子にくっつきそっと肩に頭を乗せた
気持ち良さそうに寝ている姫子は起きる気配も無い
本当にこのまま一緒に昼寝をしたい…

そう思う千歌音は姫子の太陽のような温もりを感じながら目を閉じた


静かな部屋で2人寄り添い、暖かな日差しを浴びているととても心が落ち着いた

684昼寝B:2008/11/05(水) 23:26:17 ID:w67kixEP


「ん……ちか、ね…」

しばらくそのままでいると微かに聞こえた小さな寝言、目を開き姫子を見たが目は閉じられていた
しかしその寝顔はとても優しくて、口元が微笑んでいる
起きていても寝ていても自分の事を想っていてくれる姫子に嬉しくて千歌音は少し照れくさそうに笑う

「姫子…」
小さく名を呼び、千歌音は眠る姫子の頬に顔を近づけた


「来栖川のお嬢様、今戻りましたよ」
「っ!!!?」

突然廊下から出掛けていたはずの乙羽の声が聞こえた
心臓が止まるほど驚いた千歌音は咄嗟に姫子から離れひっくり返りそうになり姫子は「ん…?」と目を覚まし体を起こした

「お土産に祖母が作った…ってあら?姫宮さんもいたんですか?」
「…?あ、千歌音どうしたの?胸を押さえて、顔が真っ赤よ?」

部屋に入ってきた乙羽と起きた姫子の視線に、吹き飛ばされたような体勢で胸に手をあて耳まで真っ赤な千歌音は2人を交互に何度も見た

「えっと、あの、その…お茶がはいりました…///」

そう言って正座し直し、恥ずかしそうに下を向いたままお盆ごとずいっと姫子に差し出した

「?」
「?」
「・・・///」



がんばれ千歌音ちゃん、くじけるな千歌音ちゃん




どの時代でも皆は君の味方だよ




END
685昼寝の反省部屋:2008/11/05(水) 23:31:22 ID:w67kixEP
以上です。書いてて自分が眠くなりました
昼寝している犬に寄り添う猫です。どこが?って感じですね
すいません、次こそは提供してくれたシチュ通りに書きます

あ、でも現世って声もあがってますね(´・ω・)ドーシタモノカ
686名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 23:50:21 ID:uYj0nq33
>>685
ほぼ、リアルタイムに更新遭遇。乙です!
…こっちも眠いっす。というか、ぽかぽかお日様のあたるところでお昼寝なんて何年してないんだろう?
この時いくつなんだろう?なんかいたずらっ子なのか甘えん坊なのか。にやにや。
後で、姫子になんだったのってにっこりと問い詰められそうな気もしないでもないw

乙羽さんもナイスタイミングでしたw

寝たふりのほうは、お気になさらずー。エロありといってたのに、
うっかりしてたのは何とかしてもらえるかなーと他力本願でしたw

と、いうことで現世も前世も楽しみにしとります。
687名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 23:51:40 ID:uYj0nq33
>>686
寝たふりじゃなくてネタふりですな。orz
688 ◆M2vRopp80w :2008/11/06(木) 06:41:16 ID:faXBTMWo
>>685
千歌音ちゃんかわええw
よかったです!
                      
現世ものなら2人の学園生活書いてみるとかは?
あとまたまた話し変わるんだけど、もし姫子さまがオロチになったらどうなるんだろう?
やっぱり千歌音ちゃんを襲うんだろうか…銀月の嵐みたいに。
689名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 12:48:57 ID:Z5kC/lpx
前世での学園話か…いいな、前世の乙橘は女子高みたいだし、乙羽さんも出したいね
あと前世の銀月は姫子さまが欲望で病弱千歌音ちゃんを力ずくで犯してる
オロチ化状態でかどうかは不明だけど、自己犠牲については互いに知ってるから

690名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 13:05:28 ID:Xw+I23UE
>>686
>>688
dです〜!
きっとあの後千歌音ちゃんは夜な夜な姫子に問い詰められて、またあたふたしちゃったと思われます


前世姫子のオロチ化ですか…
現世の千歌音ちゃんと同じで嫌われる為なら銀月じゃなくて千歌音ちゃんの目の前で真琴ちゃんを抱いたりとか…(´・ω・)?

あとまだ2つばかし前世の話書いちゃってるのだが続けてしまって良いのだろうか?
691名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 15:47:25 ID:Z5kC/lpx
姫子さまが部屋へマコちゃんを呼んで犯す、そしてその場面を千歌音ちゃんに
見せ付けるとか?
692名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 17:06:49 ID:M+yye+Bz
膝枕に頭を預けてぐったりし目がハイライトなまこちゃんの髪を
梳きながら千歌音ちゃんに見せ付ける姫子さまと申したか
693名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 17:43:26 ID:Z5kC/lpx
その姫子さまを則ちゃんが演じたら黒桜と同じ声だろうな…
でも姫子さまなら千歌音ちゃんの為になるのなら
親友のマコちゃん犯して見せ付けたり恨まれるためになんでもしそうだ…

見せ付けて「いま取り込み中よ…千歌音」とかありそうだ
694名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 17:52:03 ID:Xw+I23UE
自分が書いておいて何だけどかなり鬱だね
前世姫子オロチ化してマコちゃん襲って千歌音ちゃんに見せつけるとか
いざ書いたら書きながら死にたくなりそう…
まあオロチ化する必要性があるとは思えないけど

前世まで千歌音ちゃんに可哀想な思いをさせるのはちょっと抵抗がある
姫子との別れは仕方ないけどね
695名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 18:00:06 ID:Z5kC/lpx
でもまあ集団レイプとかそんなんじゃないし
別に注意事項さえあれば、書いてもいいと思うけどね…>前世の銀月?
正直姫子さまが千歌音ちゃんを直接襲うほうが鬱だと思う
その場合、見せ付ける相手は乙羽さんかな
696名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 18:25:11 ID:/QAyiJQc
そのシーンだけなら情景も台詞も浮かんだんだが鬱展開だね。
あとは二人がどこまでの関係かでかなり変わるかと。
697名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 18:28:53 ID:Xw+I23UE
そこまで現世ループさせちゃうん?
まあ妄想だからいーかもだけど

自分の中でだが姫子が自分が犠牲になる話のイメージがあるから書けないかなって勝手に答えてみた
698名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 18:53:43 ID:csuG1/Wq
前世の銀月、即興で書いてみた。
鬱っぽいので嫌な方は注意。



「姫子…さま…?」
一体どういう事なのだろう。
千歌音はただ、この時間に室へ来い、と姫子に告げられただけだ。
そして、室の襖を開いただけなのに。
そこには、服の乱れた二人の女性。
方や千歌音の愛する、千歌音を愛する、この邸のお嬢様である姫子。
方や邸の下女でありいつも明るい千歌音の友人である、真琴。
明るい真琴の瞳からは光は消え失せ、どこを向いているかわからなかった。
その茶色の艶やかな髪を梳きながら、姫子は薄い笑みを浮かべた。

「遅かったわね、千歌音」

姫子の声がやけに頭に響く。
痛い、と千歌音は思った。その鈍い痛さで千歌音の思考はさらに混乱する。
「な、にして…」
「見てわからない?」
わからないわけがない…わかりたくないのだ。
自分が一番愛する人と自分が一番信頼する人が――


「愛し合っているのよ」


頭痛が酷くなる。なんで、どうして。そんな疑問系の文ばかりが脳に浮かぶ。
どうしてなのだろう、どうして姫子はこんな事をしているのだろう、どうしてこんな事を言うのだろう。
どこか自分に至らない点があったのだろうか、もしくはなにか機嫌を損ねるような事をしてしまったのだろうか。
兎に角千歌音は、目の前の光景が信じられなかった。
「千歌音、私は…」
はっ、と千歌音が我に返ると、姫子は真琴を横にさせ立ち上がっていた。
「私は、……女性が大好きなの」
699名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 18:56:59 ID:csuG1/Wq
姫子は思わず「千歌音が」と言いそうになったのをぐっと堪える。
呆然と立ち尽くしている千歌音の目は大きく見開かれていた。

「女性の柔らかな体が好き」

(千歌音の柔らかな体が好き)

「女性のしおらしい笑顔が好き」

(千歌音のしおらしい笑顔が好き)

姫子は「千歌音」を「女性」と変えながら語り続ける。――溢れ出そうな涙を堪えながら。
「女性の豊かな胸が好き。女性の艶やかな髪が好き。女性の薄い唇が好き。女性の汚れのない涙が好き。全てが愛おしいの」
千歌音はまだ立ち尽くしたまま何も言わない…いや、何も言えないのだろうか。
「千歌音、もしかして私が貴女だけを特別に愛していたとでも思っていたの?」
「…!」
ゆっくりと進めていた足が、千歌音の目の前に着く。
姫子は微笑みながら、千歌音の腰をそっと撫でた。
「ん…っ!」
「そうね……千歌音は他の者と比べて特別敏感ね」
くすくすと笑いながら千歌音の腰を撫でた手を、更に下へ滑らせる。
その瞬間、強い衝撃と共に姫子の体が仰け反った。千歌音が姫子を思いっ切り押したからである。
しかし、非力な千歌音の力では体を引き剥がす事など到底できない。

細い体、か弱い力。こんな子にあんな重い運命を背負わせるだなんて、少なくとも姫子にはできなかった。だから、少しでもその荷が軽くしてあげたい。
その為の手段など、選んではいられないのだ。

「貴女が…そんな、」
「驚いた?でもこれが現実なのよ」
千歌音の瞳に浮かぶ涙。拭ってあげたいけれど、多分、もうできない。

千歌音の肩の荷を軽くしてあげる方法。
それは――……
700名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 18:58:03 ID:csuG1/Wq
姫子は泣いている千歌音の頬を手で固定させ、半ば強引に口付けた。
容赦なく舌を入れる。
「ん…、っ…んんー…ッ!」
千歌音の姫子の衣を掴む手が、僅かに震えているのがわかる。
(そういえば千歌音は、いきなり舌を入れると怯えてしまうのよね。
だから、いつもはゆっくりと入れるのだけれど)
「ん、んく……っ、ふぁ…」
そっと唇を離すと、千歌音の既にとろけているようだった。
ぐっと千歌音の衣を引き、床に押し倒す。
千歌音が僅かに呻いたようだが、構わず衣を剥ぐ。
「やだっ、やだやだ…!やだぁぁ…ッッ!」
ポカポカと姫子の背を叩く千歌音の手。
その力は痛くもなんともないのだが、その時の姫子にはとても痛く感じられた。
(千歌音…ごめんね)
できることなら、今すぐこんな酷いことを止めて、千歌音を抱きしめて、大好きだと囁きたい。
泣いている千歌音の頭を優しく撫でてやりたい。
しかし…もう、それは叶わない願いだということを姫子だけが知っていた。




いや…なんというか…すまんかった。
701名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 19:03:34 ID:Xw+I23UE
だいじょーぶ
好きな人は好きだよ、そーゆうの

702名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 19:18:54 ID:faXBTMWo
ごめん、姫子さまオロチ化なんて妄想して。
ちょっと逆にしてみただけなんだけど、千歌音ちゃんが思った以上に可哀想だな。
703名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 19:29:08 ID:Xw+I23UE
いや、そこまで鬱っぽくなかったと思うよ
本意じゃないのが分かってるからね〜
姫子の視線で書くと千歌音ちゃんよりも姫子の方が可哀想な気がする
もの凄く個人的な意見やけど
704名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 20:27:24 ID:D16JCNzn
そんなに鬱じゃないし大丈夫じゃないかな。

でも、ちょっとマコちゃんがフォローないのがかわいそうかも。
姫子視点で書くと、ほんとつらいのがよくわかる。
705名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 20:41:24 ID:9E5qtf2G
だからその反動で甘ったるいのが書きたくなる酔っ払いの人です
この空気の中投下してよいものか不安極まりない…ドキドキ
ってまだ書き終えてないけど
706名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 22:12:01 ID:D16JCNzn
甘いのはまた別腹です。
むしろカム。

愛があればすべてよし。…かなw
707名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 22:52:43 ID:9E5qtf2G
ありがとーっ
ノーマルを書いてたんだけど久々にエロ入れようと思って書き換え中
いつ投下できるかは謎w
708名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 11:08:30 ID:KpaKZaNS
いや、マコちゃんを犯したシーンは書いてないからそんなに鬱じゃないな
ただ、千歌音ちゃん、姫子共にレイプは本心じゃないから辛いよなあ…
でも>>698は行為は終わってるが…
やっぱり姫子さまから強引にマコちゃんを…なんだろうか
709 ◆M2vRopp80w :2008/11/07(金) 18:04:29 ID:iuDacdyW
昨日、暗いネタを出してしまったので別なのを妄想してみた。
前世での初Hって、やっぱり姫子さまがリードするんだろうな。
となると、姫子さまがどうやってそうゆう雰囲気に持っていくかなんだが…。
710名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 09:00:23 ID:22sso6J8
姫子さまから下女である千歌音ちゃんの部屋に来て「部屋にいらっしゃい」と誘うんだろう
姫子さまに体を捧げることがわかり頬を真っ赤に染め心臓の鼓動が止らない千歌音ちゃんが見えた
711名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 09:56:05 ID:m5z7qVku
初Hって結構勢いというか、そんなことがないとなかなか踏み切れない
(幾ら受け入れてくれるといっても、関係が変わる可能性があるから)
きっかけってどんなことなんだろう?キスまでだったら雰囲気でできそうだけど。

姫子さまがそこまで思い切って行動するのも、勇気いるだろうし。
千歌音ちゃん体弱いから、無理させるって思うだろうし。
どんだけ負担かけるか経験もないから想像もつかないだろうし。
712名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 11:10:46 ID:22sso6J8
姫子さまでも最初は緊張するかな…
キスまでは普段通りだけど千歌音ちゃんの服をいざ脱がそうとすると
手が止ったり…あるいわ我慢できなくて
「きょ、今日はもういいわ、部屋に戻りなさい千歌音」
「あ、あの…姫さま、顔が真っ赤ですけど…?」
「お、お黙りなさい///」
とかの夜が最初は結構続きそうだな
713名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 11:34:36 ID:m5z7qVku
んで、緊張して一杯一杯な姫子さまの動揺ぶりを見て、
なにを意図してるかわからない千歌音ちゃんは(そういう方面は鈍そうだしw)
あさってな方向に心配しそうw
714名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 12:57:01 ID:rhB9C3pm
爆弾投下予告


注意
1.しつこくまた前世です
2.久しぶりのエロ。だいぶ不発気味
3.甘いような酸っぱいような…糖度50%?
4.注意書きが少ないことが要注意


昨日投下する予定が寝落ちしてしまってこんな真昼間にエロを…
それではどんぞ
715悲壮美@:2008/11/08(土) 13:06:37 ID:rhB9C3pm

宵も更けた来栖川の屋敷
今宵も姫子は千歌音のいる淡く蝋燭の灯がともる離れへと訪れ、筆を手に取っていた

「……」
しかし今日の絵を描く姫子の顔はいつもの穏やかさがなく少し顰めているように見える
筆が思うように進まず姫子は絵を描くのを止め、はぁっと小さくため息をつき筆を置いてしまった

「姫子?」
「……」
今まで途中で筆を置いたことがない姫子に向かい合うように布団の上に座っていた千歌音は首を傾げた
ここに来た時も姫子はいつもよりも言葉が少なく、「どうしたの?」と聞いても「何でもない」と返され少し心配していた

姫子はそのまま無言で千歌音に近づき、縋るようにぎゅっと抱き付いてきた


「どうしたの?姫子」
「…別に」
目を閉じて胸に顔を押し付けている姫子は大きく息を吸い込んでから千歌音の問いかけにやや冷たい声で答えた
姫子の怒ってるのか甘えてるのか分からぬ態度に困ったように千歌音が笑うと、姫子はそのままぐっと力をいれ千歌音を布団に押し倒した
「きゃっ!」と、倒れた拍子にぱらっと千歌音の髪を結っていた紙紐が解け、長い黒髪が布団に広がる
そのまま姫子は倒れた千歌音の手首を軽く押さえ組み伏せる

「…ひ、姫子?」
「……」

何も言わずに真剣な表情で自分を見つめる姫子に驚きながらも思わず千歌音は頬を染め胸の鼓動が高鳴る

716悲壮美A:2008/11/08(土) 13:09:36 ID:rhB9C3pm

「どうし、んっ……っ」
言葉を続けようとする千歌音の小さな唇を姫子は自分の唇で塞いだ
事態を乗り込めてない千歌音の唇を何度も啄み、僅かに千歌音の口が開くと姫子は口を割って舌をいれ、千歌音のと絡め合わせていく

「はぁ…ちゅ…っ…ぁ…んっ…」
部屋に響く水音
いつもとは違う姫子の性急な求め方に少し戸惑いながらも、一方的ではあるが決して乱暴ではない事は分かる
骨ごと溶ろけてしまいそうな甘い蜜の味のする姫子の濃厚な口付けに千歌音は目を閉じ姫子を受け入れ、いつの間にか夢中で舌を絡めていた
抵抗する意思の無い千歌音に姫子は手首を掴んだ手を離し、寝衣の上からでも十分な大きさの千歌音の胸の膨らみを両手で大きくゆっくりと揉みだすと千歌音の体がピクリと跳ねる

「ぁっ…むぅっ…あ、あぁ…っ」
口付けの合間から漏れる千歌音の甘い声が姫子の胸を揉む手の動きを強くし、いつもよりも興奮しているのか体を使って弾力性のある千歌音の胸を何度も何度も揉み体を擦り合わせている姫子の息も自然と荒くなっていく
布越しに重なる千歌音の肌も姫子の肌もお互いにどんどんと熱くなっていく

本能が先走る姫子は一度胸を揉むのを止め、舌を千歌音のと絡め合わせたまま千歌音の帯に手をかけサッと解き千歌音の寝衣の前を左右に広げ白く華奢な体を自分の前に晒す
そのまま自分の帯も解き、邪魔そうに寝衣を脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿になると口を一度離し、千歌音の裸体に自分の体をぴったりと重ね合わせた
暖かな姫子の温もりに包まれ熱く荒い姫子の息が千歌音の首にかかると、情熱的に自分を求める姫子に千歌音は何とも言えぬ幸福感に包まれ微笑んだ

「姫子…どうしたの?」
そう熱っぽく耳元に問い掛けながら重ね合わさった肌の温もりをもっと感じられるよう千歌音は愛しい姫子の背に手を回し優しく抱き締めた
抱き締められた姫子は千歌音の問いに答えず、体を弄り首筋と鎖骨にそれぞれに口付ける

「もう…ゃん…っ!ぁ…」
千歌音が擽ったそうに身を捩ると自分の胸と合わさっている千歌音の胸の先端が硬くなっているのが良く伝わる

「千歌音…」
姫子は体を少し起こし、上気した目で千歌音のその固く勃っている桜色の蕾を見つめ顔を近づけて引き寄せられるように口に含んだ

「んぁ…っ」
口に含んだ蕾を舌を使って赤子のように吸いあげると千歌音の体が少し弓なりに反る

「ふぁ…っん、はぁ…」
そのまま蕾に熱い息を吐きかけ舌先で転がし片手は空いている方の胸を掬い上げるように揉み、もう片方ほうの手は千歌音の太ももやお尻を撫でていく
止まらぬ姫子の愛撫にぴくんぴくんと千歌音は素直に反応する
口付けを落としながら姫子の顔が腹の方へと下がっていくと、千歌音の手は名残惜しそう姫子の背から離れた
そして姫子は一度体を起こし、膝をたてていた千歌音の白く柔らかい内腿に口を移し舌を這わせた
717悲壮美B:2008/11/08(土) 13:12:22 ID:rhB9C3pm

「っ!はぁ…んぁっ…!…ひめ…こ…」
舌を腿の付け根の方に近づくと千歌音の腰がぴくんと疼く
すぐそばにある千歌音の潤った綺麗な其処が熱をもって姫子を待っている
誘うように甘い香りのする其処に姫子はそのまま腿に手をかけ足をもっと開かせ顔を近づけて千歌音の股に顔を埋めた

口先で柔らかな茂みを掻き分け、舌で愛液の溢れている秘裂を舐めあげる
千歌音はぴくっと顎があがり「あぁ…ん…」とくぐもった官能的な声をあげる
背筋がぞくぞくするようなその甘い声に姫子はぴちゅぴちゅと水音をたてながら舐め、そのまま少しだけ顔を覗かせていた突起を舌先でぎゅっと押した

「――っ!」
強い刺激に千歌音の体は跳ね、姫子は千歌音の浮いた腰を押さえた
蜜壷からはくぷっとさらに愛液があふれ、姫子はそれを丹念に舐め取り舌をその蜜壷の中へと差し込んだ

「んんっ!…くはっ・・・ぁ、ぁ…んっ!」
柔らかな膣壁の上部を舌で刺激され、その続く快感に千歌音は目尻に涙を浮かべる
行き場のない千歌音の右の手は布団をぎゅっと力いっぱい掴み耐えようとし、もう片方の左の手は声が漏れないよう口元にあてる
しかしそれに気付いた姫子がぱっと口元の手を掴み、指と指を絡めた

「あっ…!」
「…もっと声を聞かせて、千歌音」
非難めいた千歌音の声に姫子はポツリと返す
姫子が喋ると唇が敏感な赤くなった突起にほんの少しだけ触れ千歌音が小さく痙攣し、絡められた指をくっと握る

「ぁっ…やん、恥ずかしい…」
幾度抱かれても声を出すのが恥ずかしい千歌音は姫子から顔を逸らす

「大丈夫、ここの声は屋敷には届かないわ」
「でも…っふぁ!」
まだ抵抗のある千歌音に姫子は迷う余裕を与えんとばかりに不意にちゅうっと強く突起に吸い付いた

「んああぁっ!はぁっ…ダメっ…ぁん!…ふ、ぁっ!」
突起をさらに姫子は舌で舐めたり押したりと激しく刺激すると、遮るものがなくなった千歌音はさっきよりも大きな声で喘いだ
泣いてるかのような甘い甲高い鳴き声。目を固く閉じ、体中を走る快感に体を振るわせている

「千歌音…っ」
もっと近くで千歌音の喘ぐ声が聞きたい姫子は千歌音に覆い被さり、絡めていた指を離して千歌音の其処にあてがった
十分に潤い溢れかえっている其処に指を上下に滑らせるとさらに愛液は溢れくちゅくちゅと大きな卑猥な音が部屋内に響く

「んっ…はあっ!…ん、んん!…あぁっ!」
愛される喜びと快感に千歌音はあられもない声がでる羞恥を忘れ姫子にしがみつき体を密着させる
息が淫らになっていき無意識に指の動きにあわせて微かに腰が動いていく

「あぁあっ…っ!ん…ぁん、あ、あぁ…んっ!」
切羽詰っていく千歌音の声。腰が浮き、声を震わせながら脚が突っ張っていく
純粋無垢な千歌音の色っぽく乱れた顔を愛しそうに見つめていた姫子は千歌音の一番感じるところをきゅっと摘んだ

「っぁ!ひめ、ぁあああーーーっ!」

大きな声をあげ千歌音は仰け反り姫子の腕の中で達した

「千歌音…」
力が抜け余韻で引きつく熱く火照った千歌音の体の上に、姫子は自分の体をそっと重ね小さな声で呟き目を閉じた


718悲壮美C:2008/11/08(土) 13:17:03 ID:rhB9C3pm

「もう…どうしちゃったの今日は?」
「……」
目を閉じて胸に顔を預け黙っている姫子に体力が戻った千歌音は優しく声をかける

情事を終え、冷えた部屋で裸のまま2人で布団に潜り込んでいたのだが、姫子は千歌音に抱きついたままだった
いつもなら抱き締めてくるのに今日は甘えるように抱き付いている
ちょっと苛ついてるように見えた今日の姫子の態度に千歌音は何となく察しがつき、姫子の頭を撫でた

「また乙羽さんと喧嘩でもしたの?」
「……っ」
優しく聞く千歌音に姫子は何も答えずに、ぎゅっとさらに抱きついた
どうやら図星のようである。しかもこの様子を見ると負けたのだと見受けられる
子供のような姫子に千歌音はクスッと笑みが零れた

「もう、仕方ないのだから。乙羽さんは良い人よ?」
「分かってる。ちょっと普段の生活のことでお小言を言われて苛々してただけよ」
頭を撫でながら慰める千歌音に姫子は少し恥ずかしそうに顔をぽふっと胸に埋めた

「すまないわね…」
人の悪口を言わない姫子は抑え切れなかった感情を千歌音を思い切り抱きぶつける事で解消していた

「いいえ、もう機嫌は直った?」
珍しくしおらしく謝ってくる姫子に千歌音は優しく頭を抱いて問うと、姫子は幸せそうに「ええ」と答えながら頷いた
千歌音は姫子がそれで笑顔になってくれるのであれば例え強引だろうが構わなかった
一方的であっても姫子の抱き方には思いやりがある。最中も体の弱い自分に無理が無いように、声や反応を気にしていてくれるのを抱かれる千歌音自身が一番良く分かってる
安心した千歌音は姫子の頭をを再度抱き締めにっこりと微笑んだ

「でも『皆の姫様』は色々と大変なのよ。言葉遣いだの振舞いだのって」
千歌音の柔らかな胸でちょっと疲れてるような声でぽつりと言った
姫子は村では村の長の一人娘として、陽の巫女として恥じのないように振舞わなくてならない。皆の期待に答え幼い頃から常に先頭に立ってきた
加えて誰にでも平等に優しく接する為皆から憧れ慕われている。その為学校では常に取り巻きに囲まれ1人で休む暇が無い屋敷でも自分の周りには誰かしら付き添っている為ゆっくり寛ぐことも余り出来ない事を千歌音も知っている

「人気者は大変ね」
いつも自分にしてくれるように、疲れた姫子を癒してあげるように頭を撫でた

「そうしていたら周りが勝手にくっ付いてきてるだけよ」
小さくため息をつき、さほど関心の無さそうな声で答えた姫子にとって皆から憧れの眼差しを向けられる『皆の姫様』でいる事は何の価値もなかった

719悲壮美D:2008/11/08(土) 13:21:26 ID:rhB9C3pm

「じゃあ今ここで私に抱きついてる『皆の姫様』は?」

甘える姫子の頭を撫でながら笑顔で聞いてみた

「『千歌音だけの姫子』よ」

迷いなく答えたその偽りのない姫子の言葉に千歌音は少し恥ずかしそうに、だがそれ以上に嬉しそうに微笑んだ
姫子にとって姫様として皆から崇められることよりも、千歌音ただ一人が自分を想ってくれる事のほうがこの世の何よりも価値がある
千歌音は唯一姫様と呼ばれる身分を捨て、一人の人間として自分自身を晒せる存在、千歌音ただ一人だけ自分の傍にいて隣で笑ってくれれば良いのだ
千歌音にしてもいつも気丈に振舞う姫子が羽根を休め素の姿を自分に晒けだし、疲れた心を癒してあげれる立ち木でいられることを嬉しく思う


「でも明日の朝になればまた『皆の姫様』に戻らなきゃいけないわ」

淋しそうに言い、姫子は千歌音を抱く腕に力を込めた

「…そうね」
悲壮な姫子の言葉を受け、瞼を落とし千歌音も姫子の柔らかな体をぎゅっと抱き返した


ずっとこのままでいたい、だが永遠には続かないと分かっているこの至福の時
明日になればまた何事もなかったかのように姫子は村長の娘として、千歌音はそれに仕える一人の下女として変わらぬ日常が訪れる



―だからせめて、あともう少しだけこのままで…



姫子が部屋へと戻る残された僅かな時間


2人は互いの温もりも惜しむように強く抱き締めあっていた




END
720悲壮美の反省部屋
以上です
意外と苦労して書いた割りには短KEEEEEEEEE!!エロも短KEEEEEEEE!!
少し現世の宮様な千歌音ちゃんと姫子をシンクロさせてみました
相思相愛ならこんなもんなんだろーなーみたいな
自分で書いててあれですが、2人が駆け落ちしちゃいそうな気がしてならんかった(´・ω・)

もう何も言いますまい。読んじゃった人すいませんでした