どうみても百合専用スレです。本当にありが(ry
このスレは蒼樹うめ氏の作品「ひだまりスケッチ」のエロパロスレです。
・ルール
・常時sage進行。時たまage。
・荒らしはスルー。未成年に餌をあげない。
・過疎時は馴れ合いでマターリ。
・マイナー、百合だからって落胆しない。
前スレが512K超えたので立てました。
タイトルは…いいのが思いつきませんでした。orz
5 :
2-375:2008/08/25(月) 02:33:14 ID:KRBdDicV
>>1 スレ立て乙です!
また何か出来上がったら投下しに来るので
その時はまたよろしくお願いします。
前スレ
>>895-897 ゆのってオナニー覚えたらはまりそうだよなぁ…
エッチな子になってしまったゆののその後を期待
飄々としてペースの崩れない宮ちゃんを他の三人でほのぼのレズ輪姦して
本気で快楽に喘がせる展開マダー?
やっと規制が解除された…
解除を待っていたらすっかり季節はずれのネタになってしまった。
もうみんなの記憶の彼方に行っているであろう有沢さん×ゆのです。
エロはほとんどありませんorz
読みたくない人はこのトリップをNG指定してください。
「久しぶり
……
今度こっちに遊びにきませんか?」
ゆのがこんなメールを受け取ったのはまもなくゴールデンウィークとなる4月の末。
文面から見て取れるように、いつものひだまり荘ややまぶき高校のメンバーではない。
「あ、有沢さんからだ」
ひょんなことで二人は知り合い、そしてあっという間に別々の道を歩むことになった。有沢さんは現在美大に通う大学生。
「……ゴールデンウィークは宮ちゃんたちと遊ぶ日と……、後お父さんたちが来る日と……、1日ぐらい空いているかな?」
なんとか日にちを空けられそうで、行けそうだという旨の返信をした。
『5月3日 君住む街へ』
学生街、休日。
喧噪に近い活気と、学生特有の気怠さが交錯している昼下がり。最寄り駅を出るなりゆのはその異様な空気に酔っぱらいそうになった。
「ゆのさーん!」
どこからか呼び声がしてきたので振り向くと、有沢さんがそこにいた。
「あ、有沢さん久しぶりです」
同じ制服を着ていたつい数ヶ月前とは大きく変わっていないように見えたが、やはり大学生になったからか、どこか少しお姉さん的な雰囲気、垢抜けたような雰囲気を醸し出していたように感じた。
「ゆのさんはここに来るのは初めて?」
「はい……なんだか人の多さに圧倒されそうです」
休日とはいえゴールデンウィーク、いつもに比べれば少ないが、それでもやまぶき高校やひだまり荘のあるあたりの人の数に比べれば「人混み」のように感じるのだろう。
「そっかそっか、じゃあどこかゆっくりできるところにでも行きましょうか」
ゆのと違い、有沢さんの方はこの街が我が街といわんばかりに慣れた様子だった。
喫茶店に入りお互いの近況を話し合ったり、ショッピング街でどれと無く見て回ったりしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまった。
いつものメンバーと過ごす時間とは少し違う、少し大人になったような、背の高さを感じるような楽しさ。大学生ってこんな風にして休日を過ごしているんだなあと少しうらやましく感じたりもした。
だけど一緒に回っているうちに、ゆのは心のどこかにある種の引っかかりを感じるようになった。
最後に連れてこられたのは有沢さんが住んでいるというアパート。大学に入って一人暮らしを始めたようだ。
「わあなんだか素敵な部屋です」
「でもひだまりに比べれば狭いでしょ」
確かにひだまり荘の部屋よりかは小さいものだった。もっともひだまり荘が一人暮らし向けアパートとしてはかなり大きかったりするのだが。
さすがに美大に通うと言うことだけあって部屋の中には所狭しと美術道具が置かれている。その量も半端ではない。が、一方で女子大生の部屋らしく、可愛らしい小物などが置いてあったりもする。
「念願の一人暮らしだったからね。なんだか気合い入れていっぱい買っちゃったのよ」
「わかります。なんだか嬉しくていろいろ置いてみたくなりますよね」
「そう、嬉しくて……でもついつい買い過ぎちゃうのよね」
確かにこの狭い部屋には少し物が多いようにも感じた。
「ま、とりあえず散らかっているけれどその辺に座って。今お茶でも出すから」
慣れない「大先輩」の部屋に少し恐縮しながらも、でも年齢が近い女の子の一人暮らしの部屋と言うことで少し安堵しながら腰を下ろした。
お茶で一服し、またとりとめもない話が進んだが、時刻を見るとそろそろ帰った方が良さそうな時間帯。彼女にもこの後のスケジュールがあるだろうし、一人暮らしならいろいろやることがあるということもゆの自身はよくわかっている。
「それではそろそろ帰りま……」
そう言って立ち上がろうとしたとき、裾を引っ張る感じが伝わった。
「え?」
「か……帰らないで」
そこには瞳を赤らめた有沢さんが弱々しく佇んでいた。その様子は先ほどまでの大人びた、キラキラした女子大生といった様子とはまるで違っていたのだ。
「で、でもそろそろ……」
「お願い……、私を一人にしないで……」
消え入りそうな声でそう告げた。窓の外は夕暮れ、ずいぶんと暗くなってあたりは夜の街に変わろうとしていた。
どれだけの時間が過ぎたのだろうか。ようやく落ち着いたという感じで口を開いた。
「確かに、大学は私を伸ばせそうな感じがするの。でもなんだか、なんというか自分を見失いそうで」
「有沢さん……」
今までとは違うゆっくりした語調で「本心」を語り始めた。
「街にも慣れたし……、新しい友達も……できた。でも本当は寂しかったりもするし疲れてきた」
「そうなんですか」
「高校とは比べものにならないぐらいいろいろあって忙しくて。そしたらひょっとしてこのまま置いてきぼりに
されてダメになっちゃいそうな気がして怖くなったの。やっぱり何の目的もなく美大なんかに来るんじゃなかった
かなって」
「そんな……」
「だからやまぶきのこと、そしてゆのさんのことがすごく恋しくなっちゃって……来てくれるって返事が来たと
きは本当に嬉しかった」
返す言葉が無く、ただうなずくだけのゆの、それでも有沢さんは次々と言葉を発した。
「卒業展示の時にも一度ゆのさんに会えたとき、本当に神様っているんだなと思ったの。そりゃ同じ学校だった
からまた会えるかなとも思ってたけれど、ひょっとしたらこのままもう会えることなく卒業式が終わっちゃうん
じゃないかなって」
「わたしも……あのとき有沢さんに会えて嬉しかったです」
ゆのの言葉に大きく反応した有沢さん。
「本当?」
「本当ですよ」
「ゆのさんにそう思ってもらえるなんて……」
「有沢さんは、大学に受かるだけの力を持っているのだから、そんなに自分を責めなくてもいいと思います」
「ゆのさん……」
「それに……こうしてまた会うことができるんだから、有沢さんは決して一人ではないのですよ」
ゆのの言葉に、再び目頭が熱くなる。
「ああ……私、やっぱり……ゆのさんのことが……好き……」
最後は再び消え入りそうな声で、顔を赤らめてそう言った。
まさかの「告白」にどう答えたらいいのだろう……今までそんな経験がなかっただけに少し驚いたけれど、ここ
は自分の本心をやはり言うべきだと思った。
「わたしも有沢さんのこと、好きですよ」
ゆのにしては大胆な、しかしこれ以上ない返事を返した。
「えっ……?」
「今の有沢さんの話を聞いていたら、なんだか去年のわたしを思い出してしまって……。わたしもやまぶきで何
度も自信をなくしたりつまずいたりしていたから、人ごとのように思えなくなってしまいました。だからそんな有
沢さんのことが……好きになってきました」
ここまで言って恥ずかしくなってきたのか、ゆのまで顔を赤らめた。
「あああっ……ゆのさん……かわいいっ!」
再びゆのを抱きしめた。顔の赤らみが熱となって伝わってくるぐらいに顔が近づいた。
「ゆのさん……本当に大好きだよ……」
そして今度はゆのの方も有沢さんに腕をかけた。
「わたしも……」
そしてどちらから合図するということもなく、お互いの唇を重なり合わせた。
柔らかい唇の触感、高まる鼓動、お互いの温もり……
その時間はわずかであったにもかかわらずずいぶん長く感じられた。
そして唇が離れると一筋の糸が二人を伝っていた。
まだ離れたくない……
再び重ね合う。またもお互いにお互いを感じあえる。
「んっ……んんっ……」
今度は大胆に舌までも絡めてみる。鼓動はさらに高まってきた。
「ねえゆのさん……」
「何ですか?」
「このまま、朝まで一緒にいたいな」
気がついたら既に外は完全に夜の街、このまま帰ったとしても今夜中にひだまり荘までたどり着けるかどうか怪し
い。
「……いいですよ」
またも照れくさそうにそう答えた。
「ありがとう。ゆのさん大好き」
投下は以上です。
その1,その2で改行を忘れてた…orz申し訳ない。
続きを書くかどうかは未定です。
そんな未定といわずに予定で決定をお願いしますよ・・・
15 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 12:41:05 ID:qJa2ridJ
ところで有沢さんて誰だったっけ
よっしーの元教え子じゃなかった?
オリキャラじゃない?
18 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 14:22:22 ID:Tj8mScNq
前スレの作品の保管をしてほしい所だ
今度は大雨でL字枠…
BS-iは勝ち組か
遅れが既に負け組みだけど・・・・・・・
TBSはL字出なかったな。
というか、雷がヤバくてしっかり観れなかったよ……。
夏目ってテレビの方が出番が多いね。
ツンデレぶりが何ともいえない。
夏目かわいいよ夏目
誰か、夏目×沙英で甘い奴を書いてください。
24 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 04:15:36 ID:ATrkMDrw
夏目×編集さん
25 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 11:27:02 ID:r7YVs2tQ
夏目×智花
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ
前スレの続きです。ヒロさん暴走気味
ゆのはいじりがいのあるキャラですね。(性的な意味で)
27 :
ゆの×ヒロ:2008/08/31(日) 16:31:56 ID:WkhDvn5s
次の日の夕方、ゆのは101号室のドアをノックしていた。
悩んだ末、誰かに相談しようと決めたのだ。
オナニーをやめられない、そんな相談をできる相手はヒロしかいなかった。
宮子では話にならないし、沙英はそういうことに興味が薄そうだった。
そうなると相談できる人はヒロしか思いつかなかった。
「あら、ゆのさんどうしたの?」
ドアを開けたヒロが少し驚いたように声をかける。
思い詰めた顔をしているのがヒロにもわかったようだった。
「あの、ヒロさんに相談があるんです。」
ゆのは深刻な顔でそう告げた。
「私で良ければ…ねっ、まずはとにかく上がって」
ゆのはヒロにいわれるまま部屋に上がった。
「紅茶でいいかしら?」
「はい」とゆのは答え、テーブルについた。
ヒロは台所でお湯を沸かし、お茶の準備を始めた。
「私…」
ゆのは語り始めた。
「私、女になっちゃったんです。」
ゆのがそう告げると、台所からガチャン、ガタンという音がした。
「ゆ、ゆのさん…!?」
驚いた顔で振り返るヒロ。
「え…あの…その…あっ、お赤飯炊かなくっちゃ」
あまりの動揺に見当違いのことをいう。
「ち、違うんです!」
少しためらった後、言葉を続けた。
「あの…ヒロさんは…オナニーをしたことありますか?」
「なぁんだ、びっくりしちゃった。深刻な顔しているから何事かと思っちゃった。
別に健康な女の子なら普通のことよ。心配いらないわ。」
ヒロは、安心を与える笑顔と言葉で答えた。
ゆのは少しほっとした表情をした。
「そうですよね。ヒロさんもするんですね。」
紅茶一式を持ってテーブルについたヒロは答えた。
「え!?別に普通よ。年頃の女の子なら。オナニーは健康にいいのよ。ストレス解消になるし。」
「そうなんですか…」
「それに、カロリーだって消費するからダイエットにもなるのよ。」
ヒロらしい言葉をつけ加える。
「でも、」
再びゆのは深刻な顔に戻り告げる。
「私…初めてしたときから…その…毎日してるんです。やめられないんです。」
ヒロは少し驚き困ったような顔をした。
「うーん、私も覚えた頃は、興味半分で最初は何回もしたけど…直に落ち着くと思うわよ。
心配いらないわよ、ゆのさん」
そういってゆのを安心させようとする。
「でも、私、心配なんです。やり方とか間違っていないかとか…毎日じゃ多すぎないかとか…」
「うーん、そうねぇ…」
そういわれてヒロも考え込んでしまう。
「あの、ヒロさんはどうやってやるんですか?」
唐突に自分のことを聞かれてヒロは少々動揺する。
「私?!私は…あの…その…」
ゆのから目をそらし、頬を赤らめて言葉を続ける。
「バイブとか使って…」
「け、携帯電話を使うんですか?!」
ゆのはびっくりしたような声で答える。
「ち、違うの。」
ヒロが大きく手を振って否定する。
「ちょっと待っててね」
ヒロはベッドの方へ行くと、枕元の引き出しを開けて何か持ってきた。
ピンク色のプラスティックでできた、ちょうど卵を細長くしたようなものだった。
「それ、なんですか?」
「これがバイブよ」
「?」
興味深そうにゆのはバイブレータを見つめる。
「こうやってスイッチを入れると」
ヒロがスイッチを入れるとブウーンとバイブレータは振動を始めた。
「うわっ」
ゆのはびっくりする。
「こ、こんなの使ってるんですか?!」
「べ、別に普通よ。みんなこれくらい持っていているわよ。」
「そ、そうなんですか…。宮ちゃんや沙英さんも持っているのかなぁ?」
「沙英たちはどうかわからないけど…」
ゆのは興味深げに指を伸ばしバイブレータに触れてみる。
ブウーンと振動が指に伝わるとびっくりして手を引いた。
思ったより強い刺激だった。
「ねえ、ゆのさん、試してみる?」
ヒロがにこりと笑って、ゆのにたずねる。
「えっ…?!」
「私だけ、秘密をばらしちゃったみたいでずるいわ。ゆのさんも共犯者になって。」
少しすねたようにヒロはいう。
「け、け、け、結構です」
思いがけないヒロの言葉に驚いてゆのは立ち上がった。
「そんなこといわずに」
立ち上がったゆのを後ろからヒロは抱きしめた。
そして、ゆのの目の前で再びバイブレータのスイッチを入れる。
ブウーンと振動を始めるバイブレータ。
「わ、わ、私には刺激が強すぎるみたいです…」
「そんなことないわよ。ゆのさんもきっと気に入ると思うわよ。」
ゆのの首筋に振動するバイブレータをあてる。
「く、くすぐったいです、ヒロさん…」
ゆのはヒロの腕の中で身をよじる。
ヒロの持ったバイブレータはゆのの体をなぞりながらゆっくりと下へと降りていく。
バイブレータがち ょうど乳首の上を通ると、思わず声を上げてしまう。
「あっ…、だ、ダメです、ヒロさん」
「まだまだこれからよ」
バイブレータはへそのあたりへ降りていく。
くすぐったさと、それとは別のあやしい感覚にゆのは身もだえする。
太ももまで達したバイブレータは向きを変え、ゆののスカートのスリットから中へ入っていく。
「だ、ダメです、ヒロさん、くすぐったいです」
ヒロの持つバイブレータは内ももを這い、付け根へと向かっていった。
ゆのの大切な部分にバイブレータがパンツ越しに触れたときゆのは思わず声を上げてしまった。
「ひゃっ…!」
バイブレータの先端がゆのの大切な部分を触れるか触れないかぐらいの力加減で刺激する。
「ダメです、ヒロさん…いけないです」
「あらあらゆのさん、もっと気持ちよくなるのよ。
指なんかよりずっと気持ちいいのよ」
耳元で囁くヒロの声が熱気を帯びている。既に冗談の口調ではなくなっていた。
ブウウン…
ゆのの大切な部分の溝に沿って先ほどよりも強い力でバイブレータが押し当てられる。
「はぅ…」
ゆのは自分の体の奥から熱い蜜がこぼれ出すのがわかった。
「どう?ゆのさん?いいでしょ。」
「だ、だ、だ、ダメです。ヒロさん。止めてください。」
ゆのの声は震えていた。
「最期までいっちゃいましょ」
ヒロの声もうわずっていた。はじめはちょっといたずらするつもりだった。
しかし、バイブレータのもたらす快楽に身もだえする後輩を抱きしめているうちに
自分でも興奮してきてしまっていた。
空いている右手でゆのの小さな乳房をまさぐる。
ブラジャーをしていないのか、指にかたくなった乳首の感触が伝わる。
ゆのの乳首を服越しに刺激する。
「一緒におっぱいも触ると気持ちいいでしょ」
ゆのの呼吸が荒い。抱きしめた体が熱かった。本気で感じているのがわかった。
ヒロは、ここまできて引き返すつもりはなかった。
バイブレータをクリトリスがある位置をねらって押しつける。
「はぅっ…ヒ…ヒロさん…だ…ダメです…」
ヒロの腕をつかむゆのの手の力が強くなる。
「ヒロさん…ダメです…」
うわごとのように声を上げる。
「あっ…あっ…あぁっ!」
やがて、ゆのはヒロの腕の中で何度か激しく震えると、糸の切れた操り人形のように床に崩れ落ちてしまった。
ヒロの腕の中でゆのはぐったりと力を失っていた。
ヒロは自分の手がゆのの流した熱い液体で濡れるのを感じていた。
それは、スカートに染みて広がっていった。
ゆののスカートはまるで失禁したかのように濡れそぼっていた。
しばらく二人の荒い息づかいが部屋を支配していた。
「ヒロさんひどいです…」
やがて、放心状態から戻ったゆのは、うっすらと涙を浮かべてヒロを見つめていった。
そんなゆのを見て、ヒロは自分が何をしているかわからないうちに次の行動を起こしていた。
ゆのの頬を両手で包んだ。そしてゆっくりと唇を重ねていった。
ゆのの瞳が驚きに見開かれた。しかし、やがてすべてを受け入れるかのようにゆっくりと目を閉じていった。
〜〜〜 つづく?かも 〜〜〜
32 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 20:25:23 ID:r7YVs2tQ
前スレ落ちたね
ゴトゥーザ様の甘くねちっこい声でバイブ責めとか最強じゃないか。GJ。
34 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 00:41:49 ID:ioGvHNiM
校長×ゆのパパ
35 :
2-375:2008/09/04(木) 08:57:06 ID:8yfFjyND
おはようございます、375です。
今回また短編が出来上がったので投下します。
・ゆの&宮子
・エロ無しorz
・3レスほど借用します。
NGされる方は2-375でよろしくお願いします。
それでは、投下します!
36 :
2-375:2008/09/04(木) 08:57:51 ID:8yfFjyND
「ゆのっち、寒い?」
「……ううん。宮ちゃんが隣にいるから……すごく暖かいよ。」
それは或る夏の夜の事。
ゆのと宮子は生まれたままの姿で寄り添いながら
窓の外に広がる夜の帳に、架かる月明かりのヴェールを眺めていた。
"秘密"
「私たちがこんな事してるって沙英さんやヒロさんが知ったら……怒られちゃうかな?」
照らす月明かりが部屋の中にまで届いて----悪戯に笑う宮子を捉えた。
そんな宮子の言葉にゆのは一抹の不安を覚えながらも、
月明かりのヴェールを纏いながらその奥で少女のように笑うその姿に
息を飲み、言葉を口にするよりも早く、ゆのはその体を今までより強く預けた。
「……おっとと。ん? ゆのっち怒った?」
「……怒ってない……でも、さっきの宮ちゃんがとっても綺麗で、
びっくりして……なんだかすごく怖くなったの。」
「……なんで? 私はここにいるよ?」
そう言って宮子もゆのを強く抱き寄せた。
月明かりに照らされて重なる影が部屋の奥まで伸びていく。
「……んな私の……こんな私の側に……居てもらえて良いのかな……って。
こんなに宮ちゃんは綺麗で、可愛くて、暖かいのに……私なんかの側に……」
「ゆの。」
----泣いていた。夜にしかられないように声を殺して。
宮子は大好きな人のそんな姿に思わず抱きしめる力を強めて、
"あぁ、愛されてるってこんなに嬉しいことなんだ"
と噛み締めていた。
37 :
2-375:2008/09/04(木) 08:59:14 ID:8yfFjyND
「私は、私はすごく嬉しいよ? だって私みたいなどうしようもない奴を
こんなに好きでいてくれるんだから……」
「……そんな事……ない……」
「いやいや〜。私ってば貧乏だしいっつもご飯たかってるし、
ほんとどうしようもないなぁって。」
「……そんな事……ない……!」
「そうかなぁ。いつも申し訳ないよ。こんなどうしようもない奴の相手……」
「宮ちゃんはどうしようもない人なんかじゃない!
優しくて、強くて、絵も上手で……ほんとに大好きで……大好きで……」
静けさを薙ぎ払うようにゆのは叫んだ。そして伝えられない歯痒さと
苦しさはまた涙になって頬を伝う。
宮子はその涙を親指で拭って、また彼女を抱き寄せた後、こう言った。
「……私も同じ気持ちだよ。ゆのっちが大好き。世界で一番大好き。
ゆのじゃないとだめなんだよ。
だから----ゆのも自分の事"こんな私"なんて……言ったりしないで?」
ゆのは"はっ"として俯いていた顔を上げて宮子を見つめた----
"あぁ、私も宮ちゃんに同じ事をしてたんだ"と気付いて。
目が合った宮子は、ゆのの頬に伝う最後の一粒の涙をまた親指で拭って、
「泣かせちゃってごめん。でも、私もゆのっちの事……本当に大好きなんだよ」
と、顔を赤らめながらいつもの笑顔で言った。
月明かりのヴェールの向こうで、ゆのにしか聞こえない声で。
その声が届いた後、
「私も、私も大好きだよ……宮ちゃん。」
----その声もまた、ふたりだけのものだった。
それは或る夏の夜の事。
月明かりの夜だけが知っている----二人だけの秘密。
38 :
2-375:2008/09/04(木) 09:03:26 ID:8yfFjyND
以上です。
なんとなくゆの×宮子って背徳感があるな、と思って
それをなんとか短い文章で書いてみました。
拙い文章でその上携帯からの投稿ですので、
読みにくいかもしれませんがまた感想や指摘よろしくお願いします。
それでは、また来ます。
GJ!いい話だ…
40 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 00:28:30 ID:Ivc4DEYY
ここってガチホモはNGなん?
そもそもホモらせる対象がいるのかと
42 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 02:05:28 ID:Ivc4DEYY
お父さんと校長先生。
「あぁ……校長先生の頭きもちいいよぉ」
的な何か。
ガチホモより夏目だよ夏目。
臭いフェチの宮ちゃんが目隠しして三人の足を嗅いで誰のか当ててご褒美に全身足コキされる展開マダー?
宮子「なんか『娘さんを下さい!』っていうみたい」
狙ってやってるとしか思えない。
まあホモセクシャルってのは原意的に言うなら純粋に「同性愛」だ
って強弁しても良いけどもなぁw
大家 × みさと
_ /⌒ヽ
/ /  ̄ `ヽ
/ (リ从 リ),)ヽ
| | | . ' .Y |
| (| | " ヮ " | | ねんがんの やまぶき高校の制服 を 手に入れたぞ
| ヽ`>、_ .ノ_ノ
|l (⌒) [水] l
|l /| └n/l二二二.l
リ/ `ー`// China/)
>>44 宮子の豊満な乳がゆのっちのちっちゃいあんよで蹂躙されるんですね分かります。
足の指で乳首を挟んでクリクリと…
ちょっと抜いてくる
53 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 00:00:41 ID:Ivc4DEYY
最後はゆのが電気あんまでイキ狂うんですね、わかります。
そんな事より吉野屋先生だ!
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ
>>27-31の続きです。
長くなりそうなのでゆのの一人エッチまでです。
誰にもいえない秘密ができてしまった。
「私…」
ヒロとのキスが終わるとゆのは唐突にわれに返っていた。
「ごめんなさい」そういってヒロの部屋からあわてて飛び出していった。
「ゆのさん!」
ヒロは引き留めようとしたが、ゆのは階段を駆け上がり自分の部屋へ逃げ込むように帰って行った。
ドアを閉めると、ゆのは床に崩れ落ちた。
「何やってるんだろう、私…」
まだ、体の奥が熱くじんじんとしていた。
濡れたパンツが不快だった。
ゆのは立ち上がるとバスルームに行き、冷たいシャワーを浴びた。
ほてった体にシャワーが心地よかった。
何もかも洗い流してしまいたかった。
「私、どうしちゃったんだろう」
鏡に映る自分に、自問自答していた。
シャワーを終えると、パジャマに着替え、部屋のカーテンを閉め、電気を消し、
そしてベッドに潜り込んでしまった。
まだ夕方過ぎだったが、かまわなかった。
誰にも合わせる顔がない。そうゆのは感じていた。
ゆのは誰にも会いたくない。
ゆのは自分の部屋に閉じこもることにした。
しばらくすると、ドアをノックする音がした。
「ゆのさん、大丈夫?」
ドアの向こうからヒロの呼ぶ声が聞こえた。
「ごめんなさい、私…」
本当に心配している様子が伝わってくる声だった。
「大丈夫です。ごめんなさい。」
そう、ドアに向かっていうことができただけだった。
「ゆのっち〜」
それから一時間ぐらいたった頃だろうか、ドアの向こうから宮子の呼ぶ声が聞こえた。
「ヒロさんがおいしそうなケーキ買ってきてくれたんだよ。一緒に食べようよぅ。」
「ゆの、具合でも悪いの」
沙英の声だった。
「ちょっと、でも平気です…」
ドア越しに答えることが、今のゆのにできる精一杯のことだった。
再びベッドに潜り込んだ。
階下からはみんなのにぎやかな声が響いてくる。
「いつもはあの輪の中に私はいるんだ…」
そう思うと切なくなってきた。
ほんの小さな距離が永遠に遠く感じられた。
「う〜ん、おいしい!」
ひときわ大きな声は宮子だった。
宮子の声を聞いて心のどこかが苦しくなった。
「宮ちゃん…」
そうつぶやいて一緒に寝ているクマのぬいぐるみをぎゅっと抱きしめた。
ぬくもりが欲しかった。
誰かに強く抱きしめて欲しかった。
「宮ちゃん…」
宮子の腕の中で初めて絶頂を知った時のことを思い返していた。
体の奥がじんと熱くなった。
「ダメ…」
そういいながらも、ゆのの指はパンツに向かって伸びていった。
パンツ越しに秘所をそっと触ってみる。
カッと全身が熱くなる。
指を溝に沿って動かしてみる。
思い出されるのは、宮子の指使いだった。
「宮ちゃん、ダメだよぅ…」
パンツの中に手を入れてみる。そこはもう熱く潤っていた。
指を溝に沿って走らせると、熱い蜜がじわっとわいてきた。
指で味わう感覚はバイブレータのように刺激的ではなかった。
「私、あそこで逃げ出していなかったらどうなっていたんだろう…」
ヒロの柔らかな唇の感触を思い出す。ゆのにとって初めてのキスだった。
「あんな風にやさしく抱きしめられたら…」
ヒロの腕のぬくもりを思い出す。
ゆのよりも少し高い体温。バニラのような甘い体臭。耳にかかる熱い吐息。
「私…ヒロさんにも…」
ヒロに抱かれる自分を想像してさらに体は燃え上がっていた。
「いけないよ、そんなこと考えちゃ…」
そう考えつつも、ゆのはヒロの豊かな胸の間に顔を埋める自分を想像していた。
「ヒロさん…」
ヒロと体を重ねる自分を想像しながらゆのは指を動かし続けた。
「ダメ、ヒロさんには沙英さんがいるのに…」
「沙英さんに見つかったらどうなるんだろう…」
「お仕置き」そんな言葉がゆのの頭の中に浮かび上がった。
「…ダメ、です。沙英さん…」
沙英に無理矢理ベッドへ押し倒される自分を想像してみる。
「や、やめてください…」
そうつぶやきながら、自分の乳房を荒々しくつかんでみる。
「沙英さん、許してください。」
秘所をいじる勢いを強くする。
「お仕置き」をされる自分を想像してゆのの体はさらに燃え上がった。
指の動きに合わせて勝手に腰が動いてしまう。
「私、何考えているんだろう…」
そう思いながらも、自涜をやめることができなかった。
自分の体が着々と絶頂に近づいているのを感じていた。
ぴちゃぴちゃとみだらな音が静まりかえった部屋の中に響く。
「宮ちゃん…宮ちゃん…」
気がつくとゆのは宮子の名前を呼んでいた。
「宮ちゃんにいて欲しい…宮ちゃんに抱きしめて欲しい…宮ちゃんに…」
宮子は手の届かないところにいる。そう感じていた。
「でも、宮ちゃんに…」
その瞬間、絶頂が訪れていた。
ゆのは自分の流した熱い液体が、パンツをじっとりと濡らして行くのを感じていた。
「私、エッチな子なんだ…みんなとこんなこと考えるなんて…」
快楽が静かに引いて行き、冷静さを取り戻しつつある頭で考えた。
みんなに合わせる顔がない。ゆのはそう感じていた。
明日は一人でどこかへ出かけよう。
そう決めると少し心が楽になったのか、すっと眠りの世界へ引き込まれていった。
〜〜〜 つづく 〜〜〜
GJ!
GJ!
ゆのエロい娘だよ。総受け決定?
「沙英?何よ急に電話かけてくるなんて?」
「夏目・・・ごめん、夏目に伝えなきゃいけないことがあって・・・」
「バッテリーの残りが少ないんだから、用件は3分以内にしてよ。それで何よ?」
「やっと気がついたんだ、私が好きなのは・・・」
「言わないで!そんな話聞きたくない!」
「本当に好きなのは…」
「何よ!沙英はいつもそうやって自分勝手なんだから!」
「やっぱり、電話じゃ伝わらないね」
「そんなことのためにわざわざ電話してきたの?」
「窓を開けて、校庭に面した方の。」
「沙英!」
「待ってて、今からちゃんと伝えに行くから」
こういうのが読みたいんです><
61 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 18:04:55 ID:9iwNxd4w
なら書けばいいじゃないか
残念ながら、沙英さんの部屋には校庭に面した窓が無い。
どうなっても夏目の妄想オチにしかならなそうだ。
沙英さんが、校庭に向かいながら校舎内に居る夏目に電話したんだよ。
で、
>>60に続く。
何故夏目が校舎内に居るのか、何故沙英さんは夏目が学校に居る
って判ったのかは解らん。
うわぁ
俺恥ずかしい人
エロなしでもいいですか?
もちろんいつだってwelcome
保管庫更新しようと思うんで、どなたか前スレのログあげて貰えませんか?
中途半端にしか残ってなかったんで…
サンクス!
というわけで前スレ分保管しときました
乙であります!
保管庫にあるパラレルスケッチの続きってないの?
私は空を見上げていた …雲一つ無い青空だった。
「…なんで…そんなに青いのよ…。」
…私の心は、曇天の大雨の大洪水だった…
「初めまして、夏目さん。これから一年間よろしくね!」
となりの女子からの挨拶に、私はよろしく、と曖昧な返事を返しながらあの子の事を考えていた。
あの子…やっぱり違うクラスなんだ…。
朝、学校のげた箱で話かけてくれた眼鏡の女の子…
さっきからあの子の事で頭がいっぱいだ。教壇の上で自己紹介をする先生の話も、頭からすり抜けていってしまう。
あの子なんて名前なんだろう?趣味はやっぱり読書かしら?好きな食べ物は何?住んでいる場所は?
あの子の事を、全部知りたい!そう思っていた。
…朝は時間が無かったからロクにお礼も言えなかったけど…まあいいわ。これから三年間高校生活を共にするんですもの、また会う機会はいくらでもあるわ!
今思えばこの時から絶望へのカウントダウンは始まっていたんだ…
「…何、アレ…。」
学校からの帰り道、…といっても、門を出てすぐの所なんだけど…
そのアパート物陰にいる二人を、見てしまった
あの子が 知らない女とキスをしていた
帰りの電車に乗った頃に、ようやく意識がはっきりしてきた。
どうやって電車に乗ったのか全然覚えていない。
電車に揺られながら思った。
ああ、私はあの子に恋をしてたんだ、と。
それからの二年間、私の心はいつも曇り空だった。
私の心に…「ひだまり」なんて無かった…
続く。かもね。
夏目さん。・゚・(ノд`)・゚・。
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
風邪引いた…
続きは来週ぐらいの予定
79 :
ゆの×岸:2008/09/14(日) 18:22:18 ID:greB/xLI
地球堂はゆのの行動範囲の中で一番大きな画材店だ。
電車を二本乗り換え、急行でも一時間かかる所にある。
5階建てのビルがすべて画材店になっている。
ここなら画材に関するあらゆるものがそろっている。
中には軽食も出す喫茶店まである。
ゆのはここなら一日どころか三日は時間をつぶせる自信があった。
今日は朝早く、誰にも行き先を告げず電車に乗ってこの店に来ていた。
ひだまり荘のみんなには顔を合わせたくない気分だった。
そんな浮かない気分のまま、画材の森をあてどなくぶらぶら歩いていた。
画材に囲まれていれば、普段ならそれだけでテンションが上がるのだが、
今日はなぜかそんな気分になれなかった。
80 :
ゆの×岸:2008/09/14(日) 18:22:55 ID:greB/xLI
「ゆのさん!」
洋画材のコーナーで絵筆を見ていると、後ろから自分を呼ぶ声が聞こえたような気がした。
「ゆのさん、やまぶき高校のゆのさんでしょ?」
あまり記憶にない声だったのですぐには誰だかわからなかった。
振り返るとやまぶき高校のOGである岸麻衣子がにこやかに手を振っていた。
「あ、岸さん。お久しぶりです。」
ふさぎがちだった気分が急に晴れるの感じた。
「ゆのさん、お久しぶり。この間の映画の試写会以来かな。」
「そうですね。」
―ちゃんと私のこと覚えていてくれたんだ。
それだけでうれしくなった。
ゆのにとって麻衣子は、自分の夢を持って確実に実現させているあこがれの存在であった。
「こんな所で珍しいわね」
「ちょっと遠出してきました。」
「今日はお友達は一緒じゃないの?」
麻衣子も見たところ一人のようだった。
「はい、今日は一人です。」
「ねえ、立ち話もなんだからお茶でもどう?」
「はい」
ゆのは二つ返事で答えた。
エスカレータを降りながら麻衣子がいった。
「買い物は済んだの?」
「別に何か買いに来たわけじゃないんです。気晴らしにぶらぶらしていただけなんです。」
「私もおんなじよ」
そういって二人は笑いあった。
「私の家、ここから近くだから寄っていかない。おいしいエスプレッソを淹れてあげるわよ。」
「はい。」
ゆのは即答した。麻衣子がいったいどんな生活をしているか興味あったのだ。
途中、麻衣子のおすすめの洋菓子店でケーキを買っていった。
麻衣子の家は駅の繁華街抜けて、歩いて10分ほどの住宅街の中のしゃれたアパートの一室だった。
81 :
ゆの×岸:2008/09/14(日) 18:23:29 ID:greB/xLI
「おじゃまします。」
そういってゆのは部屋に上がって行った。
部屋は一人暮らしの女性らしくきれいにしてあった。
あちらこちらに映画のポスターが貼られていた。
リビングには大型の液晶テレビと高価そうなスピーカーのセットがあった。
テーブルにはハンディタイプのビデオカメラがケーブルでテレビにつながれていた。
―映像を仕事にしている人なんだぁ
ゆのは感心してきょろきょろ見渡していた。
「ねえ、座って」
テレビの前にある二人がけのソファをさして麻衣子は言った。
「ゆのさんはカプチーノにするそれともエスプレッソにする。」
麻衣子のいるキッチンには外国製のエスプレッソマシンがあった。
「あっ、エスプレッソマシン。」
「私、カフェイン中毒だから。」
麻衣子は笑いながらいった。
82 :
ゆの×岸:2008/09/14(日) 18:24:04 ID:greB/xLI
リビングのソファに二人は並んで座っていた。
「あれからどう?少しは進みたい道は見つかった?」
たわいもない話の後に、突然そんなことを聞かれてゆのは慌てた。
「全然です」
ゆのはうつむいて答える。
「そうね、まだ焦らなくて大丈夫。今はいろんな経験をしておくのが一番よ。」
そういわれてゆのは少し気分が楽になるのを感じた。
麻衣子は立ち上がるとテーブルの上のハンディタイプのビデオカメラ取り上げた。
そして、液晶のファインダを開くと、カメラをゆのに向かって構えた。
「あわわわわ」
いきなりカメラを向けられてゆのは動揺した。
「テレビに映るわけじゃないんだからそんな緊張しないで」
ビデオカメラを構えた麻衣子は笑いながら言った。
「今日はやまぶき高校の後輩のゆのさんが来ています。」
実況風に解説をする。
「おじゃましています…。やまぶき高校1年美術科の…ゆのです。」
顔を真っ赤にして、かしこまってあいさつをする
「ニットのカーディガンにワンピースがとても似合っていてかわいいです。」
ゆのの頭から足下までカメラを向けていく。
「そ、そんなことないです…あ、ありがとうございます…」
「今日はお出かけするからおしゃれしてきたのかしら」
「は、はい…」
そういってうつむいてしまう。
「ダメよ、ちゃんとカメラを見て」
そういわれてゆのは顔を上げる。耳まで真っ赤になっていた。
「カーディガンを脱いで見ましょうか。」
そういわれると、ゆのは言われるがままにカーディガンを脱ぐと、畳んでソファの上に置いた。
「くるっと回ってみて」
麻衣子にそういわれてゆのはカメラの前で一回転する。
スカートの裾が軽く舞う。
「かわいいワンピースね。次はワンピースを脱いで。」
「えっ?!」
突然のことに何を言われているのか理解するのにしばらく時間がかかった。
「ゆのさんのすべてを見たいの」
あこがれの先輩に言われて、ゆのは断れなかった。
カメラに背を向けると、背中のボタンを外し、ワンピースを脱いでいった。
脱いだワンピースもきれいに畳みソファの上にカーディガンの上に置いた。
ピンク色のキャミソールとパンツ、そして靴下だけの姿になった。
「これでいいですか…」
「キャミとパンツはおそろいなのね。」
「はい…」
ゆのはうつむいて言う。
それとは別に、きちんとした下着を身につけていて良かったとも思っていた。
「下着もかわいいのね。キャミも脱いじゃおうか」
「えっ…」
麻衣子の言葉にゆのは戸惑った。
キャミソールの下には何も身につけていなかったからだ。
「ねっ。」
そういわれてゆのはカメラの方をちらちらと見ながらキャミソールを脱いでいった。
「胸、小さいから恥ずかしいです。」
そういって腕で胸を隠してしまう。
「ダメよ、ちゃんと見せて」
そういわれるとゆのは腕をおろし、上半身裸の姿をカメラの前にさらした。
「かわいいおっぱいね」
麻衣子は言う。
「次はパンツよ」
「ダメです…」
「どうして?」
そういわれると返す言葉が見つからなかった。
しばらく沈黙が続いた。
沈黙に耐えきれなくなったゆのは、カメラを見ないようにうつむいたままパンツの縁に指をかけておろしていった。
〜〜〜 つづく 〜〜〜
ワッフルワッフル
これじゃ生殺しじゃないっすか!
ちょ…ワッフルワッフル!!
87 :
ひだまりの中で:2008/09/14(日) 21:34:26 ID:qhdPXUg2
お久しぶりです。いろいろと事情があって今まで来れませんでした。
転校生ものの続きが書きあがっているので投下します。
今回は地方とかの話なのであまりおもしろくはないかと思いますが、ご了承ください。
6時15分。由花がいつも起きる時間である。
早すぎる気もしないでもないが、早寝早起きを常に心がけている由花にとってはこれが普通なのだ。
「ふぇ……」
そして、彼女は朝に弱い。これも早寝早起きの理由である。
と言っても学校は目の前。7時30分に起きても十分間に合うのだが……
それ以前に、今日は休日だったりする。
「……おしっこ……」
眠い目を擦りながらそう呟くと、上半身をあげた。
ベッドから起き上がり、フラフラしながらトイレに向かう。
この間、壁に頭からぶつかること4回、何もないのにつまづくこと2回。ようやくトイレにたどり着いた時には、おでこに大きなたんこぶを作っていた。
トイレの中に入り、用を足す。この間も頭は上下にカクンカクン動いている。
「……はあぁぁぁ……」
ここに来るまでの紆余曲折ですっかりトイレが近くなっていたため、解放感は尋常ではない。そのまま便器の上で眠りこけてしまった。
そして、20分後……
「ううぅ……痒いよぉ……」
拭かないまま眠ってしまったのが原因だろう、トイレから出てきた由花は股間の少し上で指をせわしなく動かしていた。
時間が経てば痒みは治まるため、我慢しながら着替えを開始。と、パジャマのボタンが掛け違っていることにようやく気が付いた。
着替えも終わり、食事の準備をする。と言っても、由花は『通常の食事』は少食であり、小さなお皿にご飯一杯、塩焼きにした鮭、豆腐とわかめの味噌汁のみ。
(今日で魚が終わりなんだよね……)
ひだまり荘にやってきてから数日が過ぎた時に、実家からたくさんの魚介類が送られてきた。
だが、ひだまり荘のみんな(主に宮子)にご馳走しているうちにその数も減り、目の前の魚が最後となってしまったのだ。
わざわざ送ってくれた実家の両親に感謝しながら、由花は最後の魚に箸をつける。
「……う〜ん……」
母から教わった塩加減なのだが、どうしても同じ味にすることができない。
ここにきて、実家の母の味が恋しくなってしまった。
食事を終えるとすぐに食器を洗い、ここに来てすぐに飼い始めたハムスター『歩(♀)』のエサ箱にご飯を入れてあげる。
歩本人(本ハム?)はまだ巣箱で眠っているため、起きた時にいつでも食べられるようにしなければいけないのだ。
ちなみにハムスターは夜行性。朝方である今は巣箱で眠っている。
「……あはは……」
巣箱の出入口からちょっとだけ見える歩の寝姿を見て、由花は和んでいた。
「あはは……かぁいいよぉ……あ」
某竜宮家の令嬢のような言葉を発した時、由花は気が付いた。
「いけない。早くしなきゃ……」
慌ただしく立ち上がると、5つ並んだゴミ箱の左端からゴミ袋を取り出して口を結んだ。
左から順に燃えるゴミ、燃えないゴミ、ビニール、プラスチック、ペットボトル……そこまでしなくても、と沙英が呆れたほど。
そして本日、燃えるゴミの日である。
「急がなきゃ……」
もうすぐ7時になる。ここからゴミ捨て場は結構遠い。
しかもゴミ収拾車が来る時間はバラバラ。着いた時にはもう発車していた、というのも一度や二度ではない。
203号室を飛び出し、階段を駆け降りる。
「……あれ、ゆのさん?」
階段の下では、ゆのが体操をしていた。最近、毎朝の日課にしているんだそうだ。
「おはよう、由花ちゃん」
「はい、おはようございます」
体操を一時中断して由花に向き直り、挨拶。
「こんな朝早くにどこ行くの?」
「あ、ゴミ投げに行くんですよ」
「……へ?」
「え?」
由花の言葉に首を傾げる。それにつられたのか、由花も同じように首を傾げた。
ゴミ投げ、由花は確かにそう言った。
『放り投げる』という言葉がある通り、投げるとは『どこか遠くにとばす』ということ。
つまり由花は、その左手に持つゴミ袋で人目のつかない場所に棄てようとしている!?
「だっ、ダメだよ! 投げるなんて!!」
「え……今日って燃えるゴミの日ですよね?」
「確かにそうだけど、投げるのはダメだよ!!」
ゆのの慌てようにポカンとする由花。と、そこへ……
「どうしたの? 朝から大声出して……」
ヒロがひだまり荘から出てきて、ゆのにたしなめるように言った。
その左手には、由花と同じようにゴミ袋が握られている。
確か彼女は朝に弱かったはずだが……まあ触れないでおこう。
「ヒロさん! 聞いてくださいよ〜!」
「わっ、私には、何がなんだか……」
「……?」
ゆのが事の次第を説明すると、ヒロは可笑しそうにクスっと笑った。
「ゆのさんも由花ちゃんも間違ってないわ。それが普通の反応なの」
「え?」
「どういう意味ですか?」
二人が口々に詰め寄ると、ヒロは空いている右手で二人を制した。
「先にゴミを片付けなきゃ。収拾車、来ちゃうわよ?」
Scene.3 『5月24日 キミノコトノハ』
「なぁんだ、方言だったんですね……」
ゆのと由花、それに宮子がヒロの部屋に集まり、先ほどの騒動の説明をした。
ゆのが言った通り、これは方言の問題なのだ。北海道や山形等では『捨てる』のことを『投げる』と言う。
「うう……な、なんだか恥ずかしいです……」
顔を赤くして俯く由花。この中で一番遠くから来た娘なので、仕方がないことだが。
「恥ずかしくなんてないと思うよー。その地域ならではの言葉って、なんか暗号みたいでカッコいいし」
床に寝そべって足をパタパタさせながら宮子が言う。しかし誉め言葉にはなっていない。
そしてここはヒロの部屋。礼儀もへったくれもない。
ちなみになぜ彼女がここにいるかというと、ゆのに朝ごはんをご馳走になった後に話を聞き、ついてきたのだ。
「私も、方言ってカッコいいと思うな。私がいたところは方言なかったから……」
「ゆのっちは山梨だっけー?」
「うん。そうだよ」
静岡県と隣り合わせの県である山梨県。桃やブドウの特産地、ほうとう鍋や武田信玄の出身地であることで有名だ。
「山梨県ですかー。……そういえば、山梨について思うことがあるんですよ」
「え、なになに?」
宮子が瞬時に起き上がって由花に食い付くが、ゆのは少々うつむき気味だった。
かつて宮子に『ところで山梨ってどこー?』と聞かれ、ちょっとだけ傷ついた思い出がある。それが原因だろう。
そんなこととは露知らず、由花は口を開いた。
「なんで『富士山=静岡県』なんでしょうね。山梨県との県境にあるのに、不公平じゃないですかね?」
「うんうん! 私もそう思う!」
思っても見なかった味方の登場に、ゆのは目を輝かせて由花に同意。
「今の富士山みたいに、どこの都道府県にもイメージってありますよね」
「私は山形出身だけど、山形のイメージといえば?」
「果物!!」
ヒロの質問に0.2秒で答える宮子。
確かに、山形県と聞いて先行して出てくるのはさくらんぼや梨。ゆのも由花も真っ先にさくらんぼを思い浮かべた。
「あと山形といえば……最上川と立石寺(りゅうしゃくじ)ですかね」
「あら、今は『りっしゃくじ』っていう呼び名なのよ」
歴史の授業などでは『りゅうしゃくじ』と教えられているが、現在ではその呼び名が変化している。時代の移り変わりによって変化してきたのだろう。
「私は福岡だよー。やっぱり辛子明太子とか博多ラーメン?」
それらの料理を頭に思い浮かべているのだろう、ヨダレを垂らしながら天を仰ぐ。
そんな様子に若干引きつつ、由花が人差し指を口に当てた。
「う〜んと……福岡といえば……博多祇園山笠とか博多どんたく……あとなぜか『おいどん』ってイメージですね」
「おいどん?」
「はい。男の人の一人称が『おいどん』って気がしません? 博多って」
由花の爆弾っぽい発言にその場の誰もが首をかしげる。
某鉄道ゲームでは『おいどん』は鹿児島がゴールの際に……などという雑学は置いておいて。
自分の言葉に該当した人がいないようで、由花は少し落胆した。
「由花ちゃんは北海道なのよね。やっぱりカニとかウニとかの魚介類……」
「昆布も有名ですよね」
「サッポロラーメンとか、ちゃんちゃん焼きとか……」
「ああ、あと白い恋人っていうお菓子がとってもおいしいのよね。販売禁止が解けてよかったわ……」
「そうそう。あれ、おいしいですよね……」
「うんうん……」
すっかり夢見がちな三人に、由花はちょっとだけ不満を抱いた。
(……さっきから食べ物ばっかり……)
確かに北海道は海産物の宝庫。カニやらウニやらが浮かぶのもわかる。
だが、もっと食べ物以外のものが浮かんでもいいのではないか。富良野のラベンダーとか……
「ねえねえゆっきゅん。何か方言とかないの?」
「え?」
いろいろと考えているうちに現実に戻ってきたようで、宮子が由花にそう問い掛けた。
突然の出来事で反応が遅れ、慌てて考えてみる。
「う〜ん……私のいたところはあまり方言はなかったような気がしますね……」
「気付いてないだけで、本当は方言ってこともあるわよね」
東北出身であるヒロ。『方言が多そうだ』と、宮子が身を乗り出した。
「(1)ってあるじゃない?」
「あ、ありますね」
「あれね、山形だと『いちかっこ』って言うのよ。あとまるいちとかも『いちまる』って言うし」
『へ〜』
学校から会社、日常生活と、山形ではそれが一般的になっている。
ヒロも最初の数学の時に『いちかっこ』と言い、辺りをし〜んとさせたことがあった。
「あの時は恥ずかしかったわ……沙英にまで変な目で見られて……///」
「あ〜、私も似たようなことあった」
ヒロが顔を赤くする横で、あっけらかんと宮子が言った。
そういう恥ずかしい話は普通は自分から振らないのだが……
「それって、やまぶきで最初の体育の授業の時?」
「うん」
何をしたのか知ってるのか、必死に笑いを堪えながら机に突っ伏す由花。
ヒロはその理由がわからず、二人に詰め寄る。
「ねえ、なになに? 私にも教えてよ」
「福岡の体育の授業の時、行動する前に必ず『やあっ!』って言うらしいんですよ」
「小学生の最初の体育で先生に言われるんだ。中学までもずっとそうだったから、ここにくるまで『福岡だけ』っていうの知らなかったよー」
由花が必死に笑いを堪えた理由がなんとなくわかった。
体育の時間、自分一人だけが大きな声で『やあっ!』と叫びながらすっくと立ち上がる……確かに想像しただけでも笑ってしまう。
「まあそれは置いといて。他に何かある?」
「うーん……どうだったかしら……」
せっかく地方の話になったのだから、なにか面白い方言や風習があってもいいのではないか。
しかし、このメンツではあまり面白い話は聞けそうにないと知り、またも寝っ転がる。重ねて言うが、ここはヒロの部屋。
「あらやだ、もうこんな時間なのね。お昼ご飯の材料を買ってこなくっちゃ……」
壁掛け時計を見て、ようやく11時をすぎていることに気が付いた。
今日は冷蔵庫の中身が寂しく、買い物に行かなければお昼ご飯が作れないのだ。
「あ、じゃあ私達もご一緒します」
「ううん、いいわ」
ゆっくりと立ち上がったヒロにゆのが提案するも、ヒロは首を横に振った。
「沙英が修羅場ですもの。何かあったら困るから、お留守番しててほしいの」
「りょーかいしましたー」
ひだまり荘メンバーの中で唯一この場にいない沙英。その理由は、小説の仕事が〆切ギリギリなのだ。
修羅場を迎えている沙英の邪魔はしない。これがひだまり荘の暗黙の了解だ。
「すごいですよね、沙英先輩。学生なのに小説のお仕事してるなんて……」
座りながら、ちょっとだけ頬を赤くして目を細める由花。憧れを抱いているのがよくわかる。
「私、『橘文』っていう小説家さんのファンなんです」
「え、その人……モガ」
何か言い掛けた宮子の口を、ゆのが瞬間的にふさいだ。
「その人も学生なのに小説家さんで……凄いなー、なんでこんなに良い話が書けるんだろうなーって、病院のベッドでいつも思ってました」
『橘文』がデビューしたのは一昨年の春。由花が彼女の存在を知ったのは去年の春だった。
交通事故で妹を亡くし、絶望すら感じていた彼女を救ってくれたのが、橘文の小説なのだ。
「私が最初に読んだのは、彼氏を亡くした女の子が、絶望に打ち拉がれながらも夢に向かってひた走る話でした。
それを読んで、いつまでもくよくよしてられない、もっと前を見て生きなくちゃって……そう思ったんです」
背筋を伸ばして力強く話す由花を見て、三人は微笑みあった。
小説家『橘文』は、実は沙英のペンネーム。こんなところにファンがいたとは、驚きである。
特にゆのは、宮子とヒロとは違う感情を抱いていた。
由花が去年の交通事故で妹を亡くしたということを知っているのは、由花の家族や中学までのクラスメイトを除けばゆのだけである。
由花の境遇を知っているからこそ……その作品が、どれだけ勇気を与えてくれたのかがよくわかるのだ。
「いつか、会ってみたいですね……橘さんに」
由花には夢を見たままでいてほしい。そう思って、三人はあえて本当のことを言わなかった。
「あ……そういえば方言あった……」
夜。夕食の準備を終えた由花はシャワーを浴びていた。
夕食の前にお風呂に入るのが由花の家の普通なのだ。
(『じょっぴんかる』……確か、『鍵を掛ける』って意味だっけ……)
ボディソープを身体につけ、全身を泡だらけにしてから洗い流す。
それからお湯を張った浴槽にゆっくりと浸かる。
「……あれからもう一年と二ヶ月経ったんだな……」
お風呂の天井を見つめながら、故郷にいた頃を思い出す。
クラスメイトみんなと一緒に勉強し、学校までの遠い道のりを一緒に登下校し……
「あそこは村の人全員が家族だったからなぁ……」
目を瞑って胸に手を当て、故郷の家族に、散ってしまった友達に思いを馳せる。
(みんな……私はなんとかやっていけてるよ。最初は淋しくて泣いちゃったこともあったけど、新しい友達もできたし……)
ひだまり荘に引っ越してきてからの出来事を思い出す。
最初は知らない人と接するのが怖くて、部屋に閉じこもっていたけれど……今では故郷と同じ。みんなが家族だ。
(それと……)
今度は、いつも一緒に行動していた妹へと思いを馳せる。
違うのは性格だけで、好みも思考回路もほとんど一緒。たまに喧嘩もしたけれど、すぐに仲直りできた、最愛の妹。
そんな彼女が死んでしまったと聞いた時は……後を追いたかった。
だけど、家族に、友達に励まされ、吉野屋先生に応援され、橘文の小説に後押しされ……ここまでやってくることができたのだ。
「……由紀(ゆき)……私、頑張ってるよ。私達が目指していた夢に向かって……」
まだまだ失敗ばかり。絵だってあんまり上手くない。
それでも、由花はここまで一生懸命に走ってきた。夢を断たれた、妹の分まで。
「あれー? ゆっきゅんがいない」
「ホント。お夕飯の準備はできてるみたいだけど……」
そんなことを考えていると、扉の開く音がした。宮子とヒロの声も聞こえる。
「あ、すみません。お風呂にいるんです」
「お風呂? ……あ、こら宮子! 勝手に開けるな!」
「あー、ホントにいた」
由花の言葉を確認するために『勝手に』お風呂の扉を開く宮子。
その後ろにはヒロとゆの、そして宮子の首根っこを掴む沙英の姿があった。
「あはは、大丈夫ですよ。裸を見られることには抵抗はありませんから」
苦笑いの状態で宮子のフォローに入る。が、実際にはフォローになっていないと思われる。
「ちょっと待ってくださいね。今上がりますから」
「わわわわっ!!」
躊躇いなく湯船の中で立ち上がる由花に、ゆのは顔を真っ赤にして後ろを向く。
当たり前だが、由花は一糸纏わぬ姿。タオルも脱衣室にあるだけだ。
「わー、ゆっきゅん大胆だね」
「人見知りするだけで、恥ずかしがり屋というわけではないので」
タオルで身体を拭きながら部屋の中へと入ってくる。大事な部分はまったく隠していない。
ゆのだけでなく沙英もヒロも顔を赤くしているのに、本人はいたって普通。どうやら本当のことらしい。
「も、もしかして由花ちゃん、お父さんがいても裸だった……?」
「むしろお父さんと入ってましたが……なにか問題ですか?」
「い、いや……問題じゃないよ……多分……」
実際は問題たっぷりな答えをあっけらかんと言ってのける。
とりあえず『家族の仲が良い』ということにして、沙英は言葉を飲み込んだ。
「今着替えるんで、待っていてください。盛り付けますから」
お昼を過ぎたところで沙英の小説が仕上がった。
それをぜひお祝いしたい、ということで、今日は由花がみんなに夕飯をご馳走することとなっているのだ。
部屋に入った瞬間から漂っている匂い……まず間違いなくカレーだろう。
「おおお……美味しそう……」
台所の上にある鍋を覗き込み、舌なめずりをする。
突っ込んでいたお玉を救い取って味見。ほのかな辛味のルーが宮子の舌の上で踊った。
「ん〜〜〜〜!! ちょっと甘いけど絶品!!」
「私、辛いのが苦手で……皆さんには甘いかもしれませんね」
ショーツを穿きながら由花が申し訳なさそうに頭を下げる。
それでも、宮子の様子を見ているととても美味しそうに見えた。
それから四人はテーブルに車座に座り、由花が着替え終わるのを待つ。
そして着替えを終えた由花がカレーを盛った五人分の食器をテーブルに置く。
「さ、食べてみてください」
「いっただきま〜〜す♪」
空いたスペースで正座し、ニコニコしながら四人の反応を伺う。
他の三人はじっとカレーを見つめていたが、宮子はお構い無しにカレーを口に運ぶ。
「やっぱり美味しいなぁ〜♪ ヒロさん並みだね!」
「そ、そんな……買いかぶりすぎですよぉ……」
宮子の言葉に顔を赤くする由花だったが……
「……ねえ、由花ちゃん」
「はい」
「……なんでカレーな『なると』が入ってるの?」
「え?」
ゆのの質問の真意がわからず、首を傾げる。
助けを求めようと沙英とヒロにも顔を向ける……が、二人もゆのと同じようにカレーを見つめていた。
「『なると』は普通入れないわよねぇ……」
「うん……『うずらの卵』もそうだよね……」
「だよねー。結構珍しいよ」
「え……ええぇぇぇ!!? これって普通じゃないんですか!?」
由花の絶叫がひだまり荘中に轟く。住民はみんなこの部屋にいるので特に問題はないが。
しばらくのタイムラグの後、誰からともなく笑いが漏れだし……
『あっはははははは!!』
全員そろって大笑いへと発展。ある者は口元を隠しながら、またある者は豪快に。
「あっはは……やっぱりその家の常識ってあるよね」
「ゆのっちの家のきんぴらとか?」
「あの時はびっくりしたよ〜。あれが普通なんだって思ってたから……」
「そういえば由花ちゃん、あの時のゆのさんと同じ反応だったわね」
「え、そうなんですか?」
笑い声は、しばらく絶えることはなかった。
98 :
ひだまりの中で:2008/09/14(日) 22:00:59 ID:qhdPXUg2
以上です。
大分書いてきたんで、とりあえず由花の設定を明確にしておこうかて思います。
・慎重135cm
・出身地は北海道
・青い髪に白のカチューシャをしている
・左利き
・AB型
・超人見知りだが、一度知り合ってしまえば結構大胆
・歩という名のハムスターを飼っている
・甘いものが大好きで、ケーキバイキングを食い尽くした過去を持つ
・昨年4月に交通事故で妹を亡くしている。名前は由紀
・橘文の大ファン(沙英とは気付いていない)
※
エロ有りのバージョンは本編と関わりはほとんどない。変わりにエロ有りの中で時間が経過している。
このくらいでしょうか。秘密にしていることもあるため、まだ増える可能性はあります。
そして前スレで由花の絵を描いてくださった方、ありがとうです。光速で保存させていただきました。
また機会があれば絵を描いていただきたいですね。
次回は宮ちゃんとえっちなことをする予定です。
沙英さんのからの続きですので、由花がちょっと淫乱化することでしょう。
もう今からwktkしてやる!
乙です
ハムスター(歩)で吹いてしまったwwwGJ!
「梅先生…もう我慢出来ない、俺はあなたの事が…!」
そう言いながら、俺は梅先生を無理やりソファへ押し倒す。
いきなりの事で梅先生は、なにが起こったのか分からないようだ。
しばらくの間、目を見開いて俺の顔をじっと見つめていた。
「○○君…」
やがて自分の侵されている状況を理解したのか、梅先生は静かに言葉を紡ぎ出していく。
「…見たいんだよね?私のからだ。
うん、男の子だもんね、
…うん、そうだね…見ても、いいんだよ?」
「な…!?」
この人は一体何を言っているんだ?
相変わらずこの人の考えは全く読めない。
これから自分が犯されると分かっていながら、こんなに平静を保てるなんて、どうかしてる。
「むー、人をそんなに痴女みたいに言うなー。」
「い、いや、俺は別に、そんなつもりでは…」
恥ずかしそうに少しはにかんで、先生は言った。
「私ね…○○君になら、その…アレ、してもいいかな…なんて、思ってね…。
ほら!○○君にはいつもお世話になってるし、本当に大好きだし…
だから!あの、その…わっ、私で良ければ……えっち…して…下さい…」
やっとの事で言い切ると先生は、その真っ赤になってしまった顔をうつむかせて、そのまま黙りこくってしまった。かわいい。
俺…最低だ。
こんなに純情で、俺の事を思ってくれている先生を、無理やり襲おうとするなんて…最低だ…
それでも…この欲望は抑えられないっ!
「先生…」
俺は先生の着ているブラウスをゆっくりと、だが、やさしく剥ぎ取っ
この小説はうめてんてーによって削除されました。わっしょい。
わっしょいわっしょい…じゃないワッフルワッフル
全然関係無いんだが、Bパート直前に箱○のCMを流すのは狙ってんの?
わっしょいわしょしょい
わっ!しょい!
わっしょいわしょしょい
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Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
絶望した!marunouchi.tokyo.ocn.ne.jpには絶望した!
112 :
ゆの×岸:2008/09/21(日) 17:43:27 ID:zdkgM2H/
ゆのはパンツをゆっくりとおろしていく。レンズ越しの麻衣子の視線を痛いくらいに感じる。
産毛しか生えていないゆののヴィーナスの丘があらわになった。
パンツがフローリングの床に音もなく落ちる。
「靴下も脱いじゃいましょうか」
ゆのはソファに座るとレースのついた白い靴下を片方ずつ脱いでいった。
とうとうゆのが身につけているのはトレードマークのバッテンの髪飾りだけになった。
「立って。そしてゆっくり回ってみて」
ゆのは生まれたままの姿で、麻衣子の構えるカメラの前でゆっくりと回って見せた。
「きれいよ…」
麻衣子が感嘆したようにつぶやく。
ゆのは恥ずかしとは別の感覚に、全身が熱くなるのを感じた。
カメラはゆのの肢体をなめ回すように動く。
レンズ越しに注がれている視線が熱く感じる。
しかし、麻衣子はゆのの体には決して触れようとはしなかった。
113 :
ゆの×岸:2008/09/21(日) 17:44:22 ID:zdkgM2H/
「ソファに座って」
ゆのはいわれるがままにソファに腰を下ろす。
「足を上げて」
ゆのはソファの上で体育座りの格好になる。
足はぴったりと閉じている。
「足を開いて」
レンズでゆのの秘所をしっかりとらえた麻衣子が言う。
「…」
ゆのは無言で答える。
「足を開いて」
麻衣子が少し語気を強めていう。
「恥ずかしいです…」
ゆのの瞳には涙がうっすら浮かんでいた。
そういいながらもゆのはゆっくりと足を開いていった。
麻衣子はカメラをゆのの秘所に向ける。
「とってもきれいよ…」
見られている、そう感じるとゆのの秘所は本人の意志とは関わらず熱くなってきた。
114 :
ゆの×岸:2008/09/21(日) 17:44:56 ID:zdkgM2H/
「自分で開いてみて」
ゆのは何を言われているのかわからなかった。
「自分で中を開いてみて」
そういわれて麻衣子に何を求められているかわかった。
「…できません…」
ゆのの瞳から涙がひとしずく流れ落ちる。
それがゆのの精一杯の抵抗だった。
人差し指と中指で、自分でも見ることの少ない部分を開いていく。
「…見ないでください…」
レンズは無情にゆのの行為を撮り続ける。
「きれいよ、とってもきれい。」
麻衣子は感に堪えぬようにいった。
そこは手を触れずとも既にじっとりと潤っていた。
「クリトリスの位置はわかる?」
ゆのは無言でコクリとうなずいた。
指で可憐な肉の芽を示す。
「どうするか知っているでしょ?」
麻衣子の求めていることはすぐに理解できた。
体もそれを求めていた。
しかし、理性だけが抵抗した。
「道具が必要?」
麻衣子が意地悪くたずねる。
ゆのは首を振る。
それと同時に指が動く。
ゆのの細い指が自らの敏感な肉の芽に触れる。
その瞬間、体が電撃を受けたように反応する。
「あっ…」
声が漏れてしまう。
体の奥から熱い蜜がわき出してくる。
「そうよ、その調子よ」
ゆのの指は本人の意志を離れ、体の欲望のまま動き始めていた。
115 :
ゆの×岸:2008/09/21(日) 17:45:31 ID:zdkgM2H/
「見ないでください…見ないでください…」
そういいながらも、ゆのの指は麻衣子に操られているかのように動く。
「あっ…あっ…」
ゆのの唇から声が断続的に漏れる。
ゆのの秘所は十分に潤っていて、指が動くたびピチャピチャと音を立て始める。
そんな淫らな音まで残らずビデオカメラに記録されていった。
「ゆのさん、きれいよ」
そういう、麻衣子の声も興奮のためかうわずって聞こえた。
「もっと、もっとよ」
そういわれて、ゆのの指は操られているかのように刺激を強めていく。
包皮に包まれたクリトリスを中指で転がすように刺激する。
普段、ゆのが自分を慰めるときと同じやり方だった。
違うのは、見ている誰かがいることだった。
ゆのはもう恥ずかしさを忘れ去っていた。
目の前の快楽だけに夢中になっていた。
麻衣子の構えるカメラがゆのの表情と秘所を交互に撮す。
「…ダメ…ダメ…」
ゆのに絶頂が近づいていた。
「あぁっ…!」
ひときわ大きな声を上げるとゆのは絶頂に達していた。
それと同時にゆのの秘所から上がったしぶきが、麻衣子の構えたカメラにはねていた。
ゆのはソファでぐったり脱力していた。
やがて、ゆっくりと興奮が冷めていった。
116 :
ゆの×岸:2008/09/21(日) 17:46:14 ID:zdkgM2H/
ぼんやりと開いた瞳には麻衣子の姿が映っていた。
ビデオカメラはもう持っていなかった。
麻衣子はゆのの隣に座ると、両手でしっかりとゆのを抱きしめていた。
抱きしめられると、ゆのは様々な感情が涙となってあふれ出してしまった。
ゆのは麻衣子の胸に顔を埋め泣きじゃくる。
麻衣子はやさしくゆのの髪をなでる。
ゆのの顔を上げさせると唇で涙を吸い取っていった。
「ゆのさんの涙の味…」
「うわーん」といって再び麻衣子の胸に顔を埋めた。
そうしてしばらく抱き合っていた。
麻衣子の腕の中で流す涙は快感であった。
どのくらいのあいだそうしていたのだろう。
部屋に深く差し込む西日が二人を照らしていた。
「もう、遅くなっちゃうわよ。みんな心配していると思うわよ」
「ど、どうして!?」
「だって訳ありだって顔に書いてあったもの」
「ふぇっ」
何もかも見透かされていることにゆのは驚いた。
シャワーを浴びると、麻衣子に駅まで送ってもらい電車に乗った。
「家に帰ったら、みんなにちゃんとただいまって言おう」
ゆのは電車の車窓を流れる夕焼けの街を眺めながらそう誓っていた。
そうよ、その調子よ・・・
ハァハァハァハァ
岸さん変態だぁ
もっとやれー
ビデオで撮るだけで襲わないのかよ!
岸さん変態過ぎる。
岸さんのビデオライブラリが激しく気になる。
ヒダマリン……
夏目エロいな……
と言うか夏目は存在自体がエロい
沙英の唾液の染み込んだサンドイッチを使ってオナニーする夏目
夏目は変態さんです
バイブ入れて外歩いてたらひだまり荘の前で沙英に声かけられ
いつもの調子で強がるも快感には耐えれずそこで逝ってしまい
沙英に介抱さ102号室であああああ
奥さんの留守に、愛人(夏目)を連れこんだのが見つかって
二人まとめてお仕置きされるSSマダー?
「39度…絶対安静ね」
その日、私は学校で体育の授業の時に倒れた。
どうやら私は風邪を引いたらしい。中学から今まで一度も風邪を引いた事が無かった事は、ちょっとした自慢だったのだが…少し悔しい。
私はクラスメートに担ぎ込まれて、保健室へ連れてこられたようだ。気がついた時には真っ白なシーツに身をくるめ、横になっていた。
「…私、どれくらいの時間眠っていたんですか…?」
「倒れたのが3時間目でしょう、今は2時だから、ざっと4時間眠っていた事になるわね」
そんなに眠っていたんだ…
私はベッドから抜け出そうと、体を持ち上げた
「駄目だよ夏目、病人なんだからまだ寝ていなきゃ」
その声を聞いて私は、そこに、私のすぐ側に“彼女”が居た事に、初めて気がついた。
「…っ!沙英!?な、な、何でここに!?」
声が裏返った、恥ずかしい。
「忘れたの?今日は午前授業。もうとっくに放課後だよ」
「そうじゃなくって!」
叫んだら、急に視界がぐらついた。
変な方向に倒れそうになった私を、沙英は両手で支えてくれた。
「……なっ……!!」
沙英が私の体を抱きしめている
沙英の顔がこんなに近くに
沙英の髪、いい匂い…
「って!いつまで触ってるのよ!?」
「あ、ごめん」
私の体を、沙英は壊れ物のように丁寧に元の位置へ寝かせてくれた。
「その様子じゃ、家まで帰るのは難しそうだね」
「…ふん、余計なお世話よ」
ああ、私ったら何でいつもここで素直になれないのかしら。
しかし沙英は、もう慣れっこだというように勝手に話を進める。
「それで夏目の家の人と相談したんだけどさ、今日はひだまり荘に泊まっていったらどうかな?」
え?
こうして夏目が奇人変人だらけアパートひだまり荘にお泊まりする事になるっていうSS誰か書いて下さい><
もうお前のSSだけで抜いた
130 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 00:18:28 ID:A5uJxQJs
よし続きを書け
いや書いてください
お願いします
131 :
ネビュラ71:2008/10/01(水) 05:52:33 ID:b//SJNFX
スペクトルマンニツグ
タダチニ SSノツヅキヲカクノダ
「ねえ、本当に一人で歩けるの?」
「ふ、ふん、私をあまり甘く見ないでよね!これぐらいの熱、平気よ!」
今私達は昇降口へ続く廊下を並んで歩いている。
一応強がって平気だと言ってはみたものの、流石に39度の熱はかなり辛い。
まっすぐに歩けないし、全身の骨が半分減ってしまったような感覚だ。
「…やっぱ手、貸そうか?」
「あんたの施しなんて…受けるものですか!」
ああ、なんでいつもここで素直になれないのよ私。
そんなこんなで数分後、私達はようやく目的地へたどり着いた。
何度となく訪れたが、決して中に入る事は無かった神秘の聖域。
ひだまり荘102号室
「ここが沙英の部屋…」
熱のせいで頭がぼんやりしている事も相まって、まさに夢見心地だった。
まさかここへ足を踏み入れる日がやって来るとは思ってもみなかったから。
「まってて、今布団用意するか…」
沙英が何かを言いかけたその時、私の背後でものすごくやかましい声が響いた。
「沙英さーん!おかえりなさいでございまするー!」
目が合った
やかましい少女はしばらく何かを考え込んだ後、何かを理解したかのように手をポンと叩いた。
「ヒロさんヒロさん大変!沙英さんが浮気してるー!」
熱とは別に、頭が痛くなってきた気がした。
「ええと、夏目さんお久しぶりです、
私はひだまり荘201号室のゆのと申します」
「同じく202号室居住、宮子ですー」
宮子の頭にはみごとなタンコブが飾られていた。
「じゃ、そういう事だから二人共あんまり騒がないように、特に宮子」
「「はーい」」
挨拶を終えて、一年生二人は各々の部屋へ帰っていった。意外とあっさり帰っていった。
だが…
「夏目さん、晩ご飯はおかゆでいいかしら?」
このヒロという女…一体いつまで沙英の部屋に居座るのよ!
せっかく沙英と二人きりになれるチャンスだったのに!
「…食べたくない」
私はわざと機嫌の悪い声で答えた
「駄目よ、風邪を引いている時はちゃんと食べて栄養を付けなきゃ」
「食べたくない」
「…どうしても?」
「食べたくない」
そのやりとりを見ていた沙英が一言言った。
「そっか、今日は私がおかゆ作ってあげようと思ったんだけどな」
………!?
「食べたくないなら仕方ないわね」
「うん…残念だよ」
「急にお腹が空いてきたわ」
人間、素直に生きるのが一番だなと思った。
駄目だ今の俺にはこれが限界。
誰かエロパートを…頼む…!
電車の待合室で(・∀・)ニヤニヤしてしまった
そこで、解熱のための座薬ですね、わかります。
まずは熱を測るところからだろjk
「ねえ夏目、今体温どれぐらいか分かる?」
「…わかんない」
実際、さっきよりは下がったような気もするし、少しは楽になった気がする。
「ほら、体温計。一人で計れる?」
沙英が体温計を持ってきてくれた。
「出来ないわけないでしょう? 私をなんだと思ってるのよ」
「今は、病人だね。それと、大事なお客様、かな」
大事……!
思ってもみなかった言葉に、思わず顔が赤くなる。
その真っ赤に染まった顔も見られたくなくて、つい強い口調で言ってしまった。
「それで、いつおかゆが出来るのかしら!?」
「夏目が、ちゃんと体温を測り終わったら、すぐにでも作るよ」
だからそんな顔で見ないでよ……せっかく下がった体温がまた上がっちゃう……
そもそも沙英の前では、体温を測るためとはいえ、服をはだけることすら恥ずかしい。
「もう……ちゃんと測らないんだったら、無理矢理にでも測らせるよ? さ、服を脱いで」
服を脱いで…
服を脱いで…
服を脱いで…
あ、いや、ダメ、違う、ダメじゃない
でも、そんな、沙英の前で服を脱ぐなんて、そんなことになるんだったらもっと可愛い下着にすればよかった
うん、そうよ、まず断らないと
あ、セクシーな方が沙英の好みかしら
情熱の赤って言うし、赤い下着で攻めるのも
はくしょんっ
ん?
「ちょっと沙英! なんで私が裸になってるのよ!?」
真っ赤になりながら急いでシーツを体に巻き付けた。
「なんでって……夏目がぼーっとしてたし、『脱がすよ』って言ったら『うん』って答えたじゃない」
「嘘よ嘘よ! そんなこと言ってない!」
「ほらほら怒らないの。また体温あがっちゃうよ」
「誰のせいでこんな……!」
「そんなことよりほら、四つん這いになって」
「四つん這い?」
「知らない? 体温って脇の下じゃ正確に測れなくてね。一番正確に測れるところで測るのが一番なんだよ」
そういうと沙英は優しい顔を浮かべたまま、私の体に巻き付いたシーツを
もう無理ですごめんなさい……
いいぞもっとやれ
139 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 23:56:35 ID:A5uJxQJs
いいぞもっとやれ
リレー小説かよw
いいぞもっとやれ
さすがに3日連続は無理ですよね・・・
「ちょ、ちょっと! 何するのよ! 私にこんな格好をさせるなんて…」
私のパジャマ…正確には沙英に貸してもらったパジャマだけど、とにかくそれを沙英は無理やり剥ぎ取った。
「あのさあ…そんな恥ずかしい声出さないでくれる? 女同士なんだから別に構わないでしょ」
「で、でも…」
私は下着を手でなるべく隠しながら、反撃の言葉を考える。
ちなみに下着だけは自分の物を着ているのだが…ああ、恥ずかしい…。
「たまには…」
色々考えているうちに、私より先に沙英が言った。
「たまには私の事、頼ってよ 私いつも夏目に助けられてばかりなんだからさ」
「え?」
私が沙英を助ける…? 一体何を言っているんだろう、さっぱり検討が付かない。
「…身に覚えが無いんだけど」
「そんなことない、夏目はいつも私を元気づけてくれる。 何かつらい事があっても、夏目と話しをすると温かい気持ちになる」
まだ恥ずかしさは消えていないけど、私は沙英の瞳をちらりと見た。冗談を言っている目ではなかった。
「今日夏目が風邪を引いて、やっと気づいたんだ。 …夏目の事、守ってあげたいんだって」
「沙英…」
「だから夏目、お願いだから、脱ごう?」
そう言われ、私は下着を自分の意志で脱ぎ捨て
おっともうこんな時間だ、いってきます。帰って来たらいつの間にかエロエロな展開になっていますように。
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
私は沙英の前で四つん這いになった。
屈辱的なポーズだが、正確に体温を測るためには仕方ない。
パンティーをずらすと後ろの穴だけ見えるようにした。
「そいじゃあ行くよ」
沙英はそういって体温計を私の後ろの穴に差し込んでいった。
「あっ…」
思わず私は声を上げてしまった。
驚いた沙英は体温計を引き抜いた。
「痛かった?」
沙英は心配そうにたずねる。
「私もこういうの初めてだから、ごめんね」
「べ、別にそんなことないわよ。ちゃんと入れてね。」
「わかった、じゃあもう一度…」
体温計が私の後ろの穴を貫いていく。
私はまた声を上げてしまった。
「あっ…」
「夏目、変な声出さないでよ」
「べ、別に仕方ないでしょ。条件反射よ!」
「はいはい」
「ちゃんと熱、測れるかなぁ」
沙英はそういって体温計をぐるぐると回し始める。
「ちょっ…沙英、何してるの?」
「いやあ、回した方が温度が伝わりやすいかと思って」
「そ、そんなことしなくていいから」
私は別の部分が熱くなってくるのを感じていた。
それに気づいたのか沙英は
次の人どうぞ
「…夏目、腰動かさないで」
「へっ?あ、こ、これも条件反射なの!」
私はいつの間にか腰をくねらせていた。
それだけじゃない。大事な部分がどんどん熱くなっていく。
なんか…やばい…そう感じた時、ふいにピンポンとチャイムが鳴った。
「「さ〜えさ〜ん!」」
「あ、なんだ宮子にゆの…どしたの?」
玄関前には1年生の二人がいるようだ。ううう…何でこんな時に…。
「いやぁ、沙英さんが夏目さんを誤って毒殺してしまわないか監視に…」
「コラ宮子!」
「あ…あの…これ実家から届いたハチミツです。日本ミツバチのだからすごく栄養価が高いって…これ夏目さんに…」
「あ、ありがとうゆの」
玄関先でいつまで話し込んでるのだろう。
私は急に心細くなってきた。
下着姿で半分パンツをずらして…でもこんな姿なのに…なんか興奮しちゃ
ってちょっと!なんか変な考えが浮かんできちゃった!これも熱のせい?それとも…
「んじゃあちょっと様子を…」
………え?まさか入ってくるの?こんな姿なのに?
「あ、ちょ、ちょい待ち!!」
「ん?そんな慌ててどったの沙英さん?」
「いやぁ、今大人しくしてないとやばいからさ。今はそっとしといてあげて。ね?」
「うーむ、ならば仕方ない。ゆのっち、退散しよう」
「そうだね…じゃあ沙英さん、失礼します。あと夏目さんお大事に」
…なんとか一年生たちは去っていったようだ。うう、私いつまでこんな格好してんのよぉ…。
「ふう…煩いのも帰ったし」
沙英は私の元に戻ってくると、体温計をゆっくりと引き抜いた。
「ひゃあ!?」
「あ、ごめん痛かった?」
「べ、別に…だ、大丈夫だから」
またまた恥ずかしい声をあげてしまった。
「うーんと、38度3分。少し下がったけど、まだまだ高いなあ」
そういいながら沙英は
良い意味で斜め上の展開になりつつあるw
でも沙英さん、トリビアとかには事欠かないだろうな。
さすが物書き
何の前触れも無く、私のおでこに…ひたいにひたいを合わせてきた
「………!」
いきなり沙英の顔が目の前に現れて、言葉も出ないほど驚いた。
「うーん? 38度ってわりには少し熱すぎるかも。やっぱりまだまだ安静にしていないと…もうパジャマ着てもいいんだよ?」
誰のせいで熱くなっていると思ってるのよ…。
私がそそくさとパジャマを着直すと、ちょうどヒロが買い物から帰ってきた、もうちょっとタイミングがずれていたら、かなりややこしい事になっていただろうと思った。
「ただいま」
「お、お帰りヒロ、早かったね」
沙英も明らかに動揺しているようだ。かなり不自然な口調で、まるであやふやロケットを飛ばしているような雰囲気だ。
「あら、夏目さんどうしたの?なんだか顔が真っ赤よ」
ヒロが私に話しかけてきた。別にうれしくも何とも無いが…
あの全てを見透かすような目が、私はどうにも苦手だ。
「風邪だからよ、赤いに決まっているでしょ。変な事言わないでよ」
「そう、それじゃ薬はここに置いておくけど、何かあったらいつでも呼んでね。」
ふう、なんとかごまかせたみたいね。
「そうそう、沙英」
今日一番の笑顔で、ヒロは言った
「あまり羽目を外さないほうが身のためよ」
その笑顔の後ろに邪神を見た気がした
沙英はしばらく顔が真っ青だった
それから数時間後、お風呂の時間に
邪神…奴か
ちょwヒロさんwww
「夏目、お風呂一緒に入ろっか?」
突然、沙英がそう聞いてきた
お風呂=入浴、そしてこの場合「一緒に」は=「沙英と」、つまり導き出されるのは…
『沙英と一緒にお風呂』
・・・・・うぇいっ!!?
「ちょ、ちょ‥ちょっと沙英!なに言ってるのよ、大体私は風邪…」
「汗かいたでしょ?
さっきくらいの体温なら髪濡らしたり、長湯しなければ汗まみれで寝てるより入った方が良いんだって」(※本当です)
へぇ〜そうなんだ、知らなかった〜
…って感心してる場合じゃない!
「だ、で、ででもそれなら自分で…」
「それこそできない、だから一緒にって言ってるでしょ?」ズイッ
う、また顔が近い…それになんだか目が私に有無を言わせないって言ってる
確かにちょっと汗が気持ち悪くて流したい気分だし…でも体がだるくて一人じゃできなさそうだから
そう自分に言い聞かせ、私は首を縦にふった
そして
俺はここまでだ、ついでに豆知識
風邪をひいたら安静にってよくゆうけど実はあんまり症状が重くない場合、かえってストレスがたまって治りが遅れるそうだ
だから軽く体を動かすのも良いそうだぞ
これはやはり、>126ルートなのかっ!! w
そして、私と沙英はお風呂場に向かった。
私は沙英の見ている前でパジャマを脱ぎ始めた。
上着のボタンを外していく。
見つめる沙英の目が心なしか熱い。
私はボタンを外す手を止めていった。
「な、何見てるのよ。」
「いや、ちゃんと脱げるかと思って」
「自分で脱げるわよ」
パジャマの上着を脱ぎ、ズボンを脱いでブラジャーとパンツの姿になった。
「夏目ってスタイルいいんだね」
「な、何よこんな時に」
「だって、体育の時に着替えを一緒にしたりしないから。ダイエットとかしてるの?」
「そ、そりゃあ少しくらい…」
「誰かさんはうらやましがるだろうな…」
「誰かさん」とはもちろんヒロのことなんだろう。
やっぱりこの人の心の中には彼女しかいないんだろうか。
ブラジャーのホックを外そうと手を後ろに回したとたん、肩に鈍い痛みが走った。
「痛たたた…」
熱で関節が痛くなっているようだ。ホックを外すのがつらい。
「夏目、大丈夫?」
「べ、別に自分で外せないわけじゃないんだからね」
「はいはい、弱っている時は頼りなさい」
そういって沙英は私の後ろに回りブラジャーのホックを外した。
それだけのことなのになぜか心臓がドキドキする。
やっぱりこれも風邪なのだろうか?
沙英に背を向けたままパンツを脱いでいく。
ドキドキが止まらない。
その横で、沙英はおもむろに着ているものを脱ぎ始めた。
「さ、沙英、どうしてあんたまで脱ぐの?」
私の声は裏返っていた。
「だって、濡れちゃうじゃない」
そういって、着ているものを脱いでいき、下着姿になったと思うと、
下着まで脱ぎ始めてしまった。
「ちょ、ちょっと沙英。」
「私も
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
――――――――――――
コミック未収録分の掲載されているバックナンバーを揃いで入手したぞ!!
三年生の有沢さんとか新一年生コンビとかおいしすぎる。(このスレ的に)
でも、単行本派のために新刊まで新キャラネタは自重。
いや、そこは本誌派を尊重していない!
むしろまだ見ぬ新たな女の子に思いを寄せたりしたい
「私もご一緒させてもらってよろしいかしら」
ゴゴゴゴという効果音をバックに、邪心、ヒロが降臨なさっていた。いつの間に…。
それに気がついた沙英は、またもや表情を曇らせて行く。
「ヒ、ヒロ…何でここに…」
「お風呂に入るなら洗濯物が出るでしょう? 私のお布団を洗うついでに、夏目さんの下着なんかも洗ってあげようと思って」
ヒロは非常にまったりとした口調でしゃべるが…どうにも目が笑っていない気がする。
私の方に飛ばされる視線は、何の意味が込められているのだろうか。
「…って、ちょっと待ちなさい! 下着を洗ってくれるのはいいけど、私今替えの下着が無いのよ、どうすればいいの!?」
私は裸の体をなるべく手で隠しながら聞いた。
「ああそれなら大丈夫よ。さっきの買い物で、安物だけど下着を買って来たからそれを履けばいいわ
それとも、今夜は下着を替えないで寝ましょうか?」
まあ、下着までも貸してもらう訳にはいかないわね。
「…わかったわよ。しょうがないから、あなたの言うとおりにしてあげるわ」
ヒロはにっこりと満面の笑みを残し、洗濯カゴを持って玄関の方へと立ち去っていった。
ヒロがいなくなると沙英も肩の力が抜けたのか、一つ深い息を吐いた。この二人は本当に仲が良いのだろうか。
「…あはは、なんだか疲れちゃったね」
「全くよ、さあ、さっさとお風呂を済ませてちょうだいね」
いつまでもこんなかっこうでいると風邪が輪をかけて悪くなってしまう。それに、ただでさえ恥ずかしいのを我慢しているのだから一刻も早く服を着たいと思っている。
「じゃ、入ろうか」
その頃ヒロは
修羅場ktkr
その頃、ヒロは自分の部屋の押し入れをごそごそとあさっていた。
「あの二人にはやっぱりお仕置きが必要ね。」
普段とは違った凄みのある笑みを浮かべながらつぶやいた。
先が何十本にも分かれているムチ、太いローソク、一束の縄、
手錠、猿ぐつわ、極太のバイブレータなど、様々な道具を取り出していった。
バイブレータを取り上げスイッチを入れる。
ウィンウィンと機械音とともにバイブレータはくねくねと動き出す。
「お仕置きよ。お仕置きが必要ね。」
ヒロはにやりと笑った。
― * ― * ― * ―
私と沙英は二人で風呂に入っていった。
「椅子に座って。背中流してあげるから」
私は椅子らしきものを探したが、プラスチック製の凹字型の奇妙な形をした金色の椅子しかなかった。
「何この椅子?」
「べ、別に変なものじゃないから。体が洗いやすくできてるのよ。」
沙英の言葉には動揺が見られたが、私はあまり気にせず椅子に腰をかけた。
沙英は普段からそうしているのか手慣れたものだった。
椅子に座った私にシャワーでまんべんなくお湯をかけると、体洗いスポンジにボディーソープを
垂らし、泡立てた。そして、泡を自分の体に塗りたくると、泡まみれの胸を私の背中にすり寄せた。
「な、何しているの?!」
背中に感じる暖かくやさしい感触に私は驚いていった。
「背中洗っているだけよ」
そういって沙英は自分の胸を私の背中にこすりつける。
柔らかい沙英の肌が心地よい。
こんな洗い方もあるんだと、私は思った。
そして沙英は、私の腕を取ると、沙英のさほど大きくはないが形の良い胸に
私の腕を挟み、同じように洗った。
次に、沙英は
エロキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
ヒロさんwwwwww
ふと思ったんだが、203号室にあったモニター用の製品の中には(r
あの場面を見た時にバイブしか思い浮かばなかった俺はきっとこのスレの住人
次に沙英は、私の体の前…つまり、胸のあたりをなで始めた。
「うぇ…やっ……駄目…っ」
「ちょっと動かないでよ、すぐ終わらせるから」
そう言った沙英の頬は、かすかに赤らんでいた。
さっきから平静を保っているように見えていたが、沙英でもこのような事はさすがに恥ずかしいらしい。
「って、体を洗うのに何でこんな手間かけるのよ!」
「ん、まあいいじゃん。私達、友達でしょ?」
「なっ…、あのね! 友達だからって、普通はこんな事…ひゃん!」
言い終える前に沙英の攻撃が再開した。
胸周りをまんべんなくもみしだき、その手をそのまま徐々に下へと這わせていく。ゆっくりと、もったいぶるように。
「…っ! 沙英…あなた、もしかして…ふぁっ…! わざと…!」
「夏目…」
手はいつの間にか私の太ももへと達していた。
よりによってお尻にかなり近い部分を執拗に撫で回すものだから、ほとんど反抗出来ない程、私の意識はもうろうとしてきていた。
「私達、友達だよね?」
沙英の声は、既にかなり遠くに聞こえている。
「私ね、本当は夏目の事が…」
もうろうとする意識の中、私は沙英の泣き顔を見た。
「…夏目…ずっと友達で…」
初めて見た沙英の泣き顔は、なぜだかとても、美しく、儚かった。
目が覚めると、私は布団の中にいた。
先ほどの出来事は全て夢だったのだろうか。
とりあえずここがどこなのか、どれくらい眠っていたのかを確認しよう。
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
まず外は……明るい。
さっき沙英とお風呂に入る前とほとんど変わっていない気がする。
天井……変わっていない……のだろうか。わからない。
少し体を起こし、布団全体を見回す。
沙英の部屋で見た物と同じ、いや少し違うだろうか。
見た目ではどこが違うのかはわからないけれど、沙英の布団とは決定的に違っていた。
「この匂いは……沙英の匂いじゃない」
教室に忘れていった体操服。
沙英に貸したハンドタオル。
放課後の下駄箱の中の上靴。
今までに嗅いだことのある沙英の香りがこの布団には無かった。
それどころか、違う女の匂いがする。
「ここは沙英の部屋じゃない……」
でも、なぜだろう。
この布団の中にいると、なぜか懐かしい気持ちになる。
私は布団に顔をうずめ、注意深く、ゆっくりと息を吸い込んだ。
そうだ、この匂いは……
沙英の一番大事な部分……あの下着の匂いだ……
しばらく前、洗濯物として干してあった沙英の下着を、思わず盗んだことがある。
その下着を使って、もちろんアレをしてしまったが、その後であまりの罪悪感に捨ててしまった。
私、なんてことをしてしまったんだろう。
謝ろうとも思ったが、沙英の顔を見るとどうにも気恥ずかしく、いつものような素っ気ない態度で
接してしまった。
でも沙英は、私に笑いながら下着が無くなったことを報告してくれた。
『夏目、聞いてよ。洗濯物を外に干してたら、一つ下着が無くなっててさあ。
あの下着、お気に入りのやつだったんだけどなぁ』
あの笑顔を見て、私はまた沙英のことを好きになったのだ。
なんでそんなに笑っていられるのよ。
あなたが今、話しかけてる相手が犯人なのよ。
ねえ、怒ってよ。
お願いだから、私を叱ってよ。
思わずうつむいた私に、沙英はまた優しい声をかけてきてくれた。
『夏目も注意しなよ。どこに変な人がいるかわからないからね』
ごめんなさい。沙英。
私なの。悪いのは私なの。
ごめんなさい……
その回想を打ち破るように、誰かを叱りつけるような声が私の耳に入ってきた。
「なんであんな簡単なことができないのかしら!?」
私はその声に聞き覚えがあった。
あの女……!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
修羅場!修羅場!
私は声を上げようとしたが、うなり声しか上げられなかった。
口の中に押し込まれたプラスティックの玉のようなものが邪魔をしていた。
驚いて起き上がろうとしたが、手も足も動かせなかった。
手かせや足かせのようなものでベッドの柱に固定されているのだ。
首だけは何とか自由に動かせたのであたりを見ると、沙英ともう一人あの女、ヒロがいた。
沙英は全裸で正座をしてうなだれていた。
ヒロは沙英に対して高圧的な態度で叱りつけていた。
やっぱりあの女、普段猫かぶっているんだ。
そして、ヒロの着ているものは黒くテカテカとした、いわゆるボンデージファッション?だった。
…吉野屋先生じゃないんだから
思わずつっこみを入れたくなった。
…そんなことより、いったいどうなっているの?
私は熱のためあまり回らない頭で考えてみた。
何が何だかさっぱりわからない。
どうしたらこの状態から抜け出せるのか全くわからなかった。
「お仕置きが必要ね」
普段とは180度違った口調で沙英に向かっていうと、持っていた牛乳瓶ぐらいの太さのろうそくに火をつけた。
…えっ?!
ヒロは火のついたろうそくを沙英の背中の50cmくらい上で傾けた。
溶けたろうのしずくがが沙英の背中に落ちる。
「あっ…!」
沙英は声を漏らした。
私も声を漏らしていた。
「なあに、これくらいで熱いの?本当に反省してるぅ?」
馬鹿にしたような口調だった。
そしてろうそくをさらに近づけると再びろうのしずくを垂らした。
「…!」
沙英は声こそ漏らさなかったが熱いのは確かなようだった。
私も思わず声を漏らしてしまった。
それにヒロは気づいたようだった。
「あら、眠り姫のお目覚めのようね」
そういって、にやりと笑った。悪魔のような笑みだった。
「病気の人にはお注射が必要ね。」
わざとらしく愛想のいい声で言った。
そして、私の見えないところに置いてあった太い注射器を持って来た。
注射器は牛乳瓶ぐらいの太さがあって、牛乳瓶一本分ぐらいの透明な液体が入っていた。
…な、何をするの?!
次の瞬間、何をされようとしているのかわかった。
…い、嫌ぁ!来ないでぇー!やめてぇー!アッー!
ヒロ女王様wwwww
「…夢か」
何てひどい夢を見てしまったのだろう。
私、ヒロはまだ眠たい目をこすって起き上がる。 …あ、私床で寝てたんだ…。
現時刻は20時、さっき沙英の部屋へ行ってから一時間余りが過ぎていた。
それにしても本当におかしな夢だった。
まさか私の心の奥にいるもう一人の私はいつもあんな事を考えているのだろうか。
…そりゃあ、私は沙英の事が好きよ。
昔は色々迷ったりもしたけれど、今なら性別だとかに関係無く、好きだって言えると思う。
だから、もしも沙英に彼氏が出来たりしたら、私はものすごく悲しむに違いない。
沙英が男の人と仲良くしてるなんて考えたくもない。
でもその相手が夏目さんだったら?
「…そうだ、洗濯物」
夢オチかよw
いや実はその夢こそが今後重要な意味を持つように……ならない?
まあ「夢と…同……じ」とか
物語的にゃ定番だしな〜
ヒロ女王様に甘い声で責められたいです><
「…これは!?」
ヒロが洗濯かごの中を覗き込むと、そこには見覚えの無いショーツが一枚、紛れていた。
自分の物ではないし、沙英が新しい下着を買ったなんて聞いていない、とすると…
「夏目さんの下着…」
私はいつの間にかそれを手に取り、じっと見つめていた。
なぜだか胸の奥が熱くなるのを感じた。
予想外の展開www
な…に…?
なんというヒロさん覚醒w
仕事から帰ったらいきなり部屋の前に沙英が立ってて、部屋に呼び出された
俺「何なの?今日は疲れたから寝たいんだけど」
沙英「ちょっとぐらいいいじゃない。新しい文章書いたから読んでみてよ」
俺「それだったらヒロに読んでもらえばいいじゃん」
沙英「駄目。こういうのは大人の男の人に読んでもらいたいの。読んで」
俺「じゃあヒロも呼んでくるよ。ちょっといってくる」
沙英「あ…こら喪男!ヒロは今寝てるからちょっと…!」
俺「いてっ!何だよいきなり怒って…分かったよ、読むって」
約1時間、沙英の椅子に腰掛けながら色々と感想やアドバイスを言う。
その間沙英はベッドの上で楽しそうに聞いている。
沙英「じゃあさ。喪男は風呂入ってていいよ。私は訂正してるから」
俺「は?風呂なら俺の部屋にもあるんだけど。なぁ、そろそろ寝ていい?」
沙英「いいから、遠慮せずに入ってよ」
俺「なんだしつこいなぁ…分かった、風呂入ったら帰るからな」
俺「… …何で沙英まで入ってるんだ?
沙英「…あの…背中流してやろうか?」
俺「…ったく、抱いてほしいんならはっきり言えよ」ガバッ
沙英「ん…ッ…////」
このままセックスへ
これはw
>>182 学校からの帰りいきなり校門の前に沙英が立ってて、部屋に呼び出された
「で、何なの?今日疲れたからはやく帰りたいんだけど」
「ちょっとぐらいいいでしょ。新しい文章書いたから読んでみてよ」
「それだったらヒロさんに読んでもらえばいいじゃない」
「駄目。こういうのは普段の読者の視点から読んでもらいたいの。読んでよ」
「じゃあヒロさんも呼んできた方がいいでしょ。ちょっといってくる」
「あ…こら夏目!ヒロは今寝てるからちょっと…!」
「いたっ!何よいきなり怒って…分かったわよ、読めばいいんでしょ」
約1時間、沙英の椅子に腰掛けながら色々と感想やアドバイスを言う。
その間沙英はベッドの上で楽しそうに聞いている。
「じゃあさ。夏目はお風呂入ってていいよ。私は訂正してるから」
「は?お風呂なら私の家にあるんだけど。ねえ、そろそろ帰っていい?」
「いいから、遠慮せずに入ってよ」
「なんだかしつこいわね…わ、分かった、お風呂に入ったら帰るから」
「……何で沙英まで入ってきてるの?」
「…あのさ…背中流したげようか?」
「…っ、もう‥抱きたいなら…素直に言いなさいよ」
ガバッ
「んぅ…っ…////」
ナイス!
今の衝撃で世界が平和になった
4行オーバーしたので2分割
しかも懲りずに
>>178からの続き
夏目さんったら、こんな下着を着けてるんだ……
ヒロの目の前にあるそれは、黒っぽくてスケスケーでフリフリーで所々に穴が開きーで。
つまりはオトナーな下着にしか見えなかった。
でもちょっと……小さくないかしら?
夏目さんの身長からして、もうちょっと
って私ったら何考えてるのかしら
私だってこんな下着の1枚くらいは持ってるけどそりゃまあ使ったことないし、使う相手も
いないし……いや、いるにはいるんだけど、私だってこう心の準備っていうか、
まずは夜景のきれいなホテルで豪華なディナーとか食べちゃって、 ピーンポーン 私が外を見ながら
『きれいな夜景ね……』とか言っちゃって、そしたら『君の方がきれいだよ』とか言われちゃったりして、
その後はスイートルームでベッドに押し倒されちゃったりして ピーンポーン いやんもう沙英ったら
ダメだってばそこは『大丈夫、恥ずかしがらないで』『恥ずかしいものは恥ずかしいの』
ピンポーンピーンポーン
「ふえっ!?」
な、何してたんだろう私ったら……
それもこれもみんなこの、夏目さんの下着のせいよ!
こうなったら投げ
ピーンポーン
「ヒロさーん、いーませーんかー?」
「宮ちゃん、やっぱりいないみたいだよ。また次の機会でいいから戻ろ、なんだか恥ずかしいよ」
外から1年生2人組の声が聞こえてきた。
恥ずかしいってなんだろう?
「仕方ない、戻ろ、ゆのっち」
「うん」
「それにしてもヒロさん、どこに行ったのかなぁ」
「お買い物にでも行ってるのかなぁ?」
「ヒロさんのことだから、ケーキバイキングでやけ食いしてるとか」
「そんなことありません!」
思わず飛び出してしまった。手には黒い下着を握りしめたまま。
「うわ、びっくりした〜」
「あー、ヒロさんいるじゃん。ちょっとゆのっちが聞きたいことがあるって」
「ふえ? 宮ちゃん」
「ほらほら、自分で言うんでしょ?」
なぜか困った様子でゆのさんがこちらを見つめてくる。そして意を決したようにゆのさんが話し始めた。
「えとえとあのですね、もしかしたら私の洗濯物が混ざっちゃってないかなーと思って、探したけど
どうしても1枚だけ見つからなくて、さっきヒロさんが沙英さんの部屋から出てきた時にぶつかりそうになった時に、
無いとは思うんですけど、もしかしたら私の洗濯物が」
どんどん小声になるゆのさんを見かねてか、宮子さんが声をかけてきた。
「時にヒロさん。その右手に持ってるものはなんでしょう?」
今になって気付いた。
私ったらこれを持ったままゆのさんたちと話を……
そして、その時、うつむきながら小さく右手を挙げるゆのさんの姿が目に入っ
「? え、もしかして……」
「多分……それ……私のです……」
ゆのさんが今まで以上に小さく見えた。
思わず抱きしめたくなるほどに。
もちろん後は任せた
ゆのっちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
このスレは人任せな奴のなんと多いこと!
よくやった
「妻妾同衾」
大家「妻妾同衾? 難しい言葉知ってるなぁ さすが小説家」
みや「沙英さんから、こんなインモラルかつ淫靡な案を提出とは意外ですなぁ〜」
ちょっと待て。ゆのが
黒 い 下 着 だと!?
ゆの「さいしょうどうきん、ってなんですか?」
ふと思ったんだが
「燃費が良い体」になったらだめなのでは……?(ダイエット的な意味で)
ひだまり荘は美術科の連中が集まるアパート。
当然夏休みや年末年始は原則みんな帰郷するわけだが…。
なずな「あの…ひだまり荘のみんな実家に帰っちゃって…私一人ぼっちなんです…」
大家さん「おーよしよし、ウチで良ければいつでもきなよ。ところで一年生、彼氏とかいないのかい?」
なずな「えっ!?あっ、そ、そんな人別に…」
大家さん「ふ〜ん、じゃあこういうこともしてないんだ。」
なずな「え…あ、そ、そこは…!」
大家さん「綺麗だね〜、自分でも触ったことないの?よし、これからお姉さんが寂しくないように毎日触ってあげよう♪」
なずな「あう…」
なんてこともあるかも知れないってわけだ!
198 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/13(月) 17:19:24 ID:4Gq0Xgb3 BE:6628695-2BP(1717)
百合しかないだろ殆ど。
オリキャラぶち込むとメアリースー
いやです
というかひだまりスレから百合外したら何が残るってんだ
校長とお父さんと益子先生の濃厚なホモ
>>202 だからこのスレから百合要素外したら、オリキャラ男×誰かばっかりになるぞ。
お前はそれでいいのかよ?
エロパロ&文章創作板
【この板の趣旨】
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* 単発質問は質問スレッド、ちょっとしたネタや雑談は雑談スレッドへ。
* 荒らし、煽りは完全無視が有効です。
どう考えても脳の辺りが可哀想な子だろ……
放っておいてやれ……
>>202 >どうみても百合専用スレです。本当にありが(ry
とあるだろうが。
ここの住人は百合を楽しむ覚悟が出来てるんだからお前がいくら喚いてもワガママでしかない。
にゃんた×ゆのが見たいなら自分で書け!
ちくりん×ゆのっちですね、わかりま……す……?
つーか、ちくりんにはそもそも性別があるのか?
トゲトゲが当たって痛気持ち良い…ですね。
実は触手
ちくりんが本気を出すと、ゆのの真下からタケノコが生えてくるんですね
チクリンに本気出させてくる
つーか、チクリンが本気を出せば5、6人くらい一度にいけるんじゃねーの?
チクリンの秘めたるポテンシャルに、否応なく期待が高まります
5、6人か・・・
ひだまり4人組+新1年で6人!
ま、まさか・・・・・・
チクリンの鋭いとげが、みんなの体を貫くんですね。
ええい、チクリン×てんてーはまだか!
>>218 その2つの生物を交配させたら、どんな生き物が誕生するかとても興味がある。
久々に来たが、今はチクリン×○○の流れなのか?w
てんてーが夢の中で
「ちょっと実家に帰ってきます。一週間後にお会いしましょー。」
と海の中に消えて行って
え? 実家は竜宮か何か?
てなとこで目が覚めた
なにこれ
/ / / | /| /:::/:.:.:.:.:.:.:|::::::
/ 〃 i .::| /:.:.| |::l::|:.:.:.:.:.:.:.:|::::::
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! ,' ! ::| ::::|!. ,ィ|≧ゝl、_.;|::ィ|/_:._/ィllヘ
l ,' │ ::|:.. ::::|く/ {ひlll|::|ヾ|:.N:.::´〃ひlllリ:: 嘘だッ!!!
ヾ '、 |\ ::::|:.\\こソ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、、\こソ
'、 :| \ :::\:.:._,、__彡 _' -─ 、`゙ー=
ヾ、/.::>:、:;ヽ、__ /ーァ''"´ ̄ ヽ
/ .::::::::::::::::ヘ ̄ {|::/ }
/...::::::::::::::::::::::::::\ V j}
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l ,' │ ::|:.. ::::|く/ {ひlll|::|ヾ|:.N:.::´〃ひlllリ:: くやしいッ!!!
ヾ '、 |\ ::::|:.\\こソ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、、\こソ
'、 :| \ :::\:.:._,、__彡 ' 、`゙ー=
ヾ、/.::>:、:;ヽ、__ へ
/ .::::::::::::::::ヘ ̄ / \
/...::::::::::::::::::::::::::\
竜宮違いw
わっしょい
いつの間にアク禁とけてた。
うれしいからチクリンSS。
「おい…もっといい声で鳴けよ…本当は気持ちいいんだろ?」
「んっ…気持ちよくなんて…ないんだから…」
チクリンの容赦ない激しき攻めにより、少女の秘部からはとめどなく愛液が流れ続けている。
「…んうっ! …ハァッ…ハァッ…!」
「素直になれよ、俺のチクチクしてるの、もっと欲しいんじゃないのか?」
チクリンはまだ本気を出してはいない
彼が本気を出してしまうと、少女の、異物をほとんど受け入れた事が無い秘部はすぐに限界を迎えてしまうだろう。
ゆっくりと、だが確実に、チクリンは少女に痛みと快感を与えてゆく。
「ほら、そろそろ奥にぶつかるぞ?」
「や、何、これ なんだか、チクチクするぅ…!」
少女が普段見せない淫乱な表情、甘美な声
チクリンの興奮はすでに最高潮に達していた。
「おい、お前…まだ、イけるよな?」
「え? 何が…」
チクリンは二本目のとげを取り出し、少女の秘部へとあてがう。
「だ…駄目っ!」
しかしもうチクリンの勢いは誰にも止められない。
すでに挿れられているとげに沿って、二本目を挿入してゆく。
「うぁ…! や、やだやだやだ! 入らない、そんなに入らないから! そんなのやっちゃうと、もう…私…」
二本目が奥まで到達するころには、少女もさすがに限界のようだ。
「イきたいんだろ? イっちまえよ」
チクリンはトドメだと言わんばかりに、ほんの少しだけ腰を動かした。
「…っ! や…もう駄目…! イっちゃうの! チクチクで! 私…! イっちゃ…………!
…………っ」
わっしょいわしょしょい
沙英さんの部屋に忍び込んで後ろから襲いかかりたい
230 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 17:11:11 ID:4RAcQYnk
あげ
チクリンに腰があったなんて………!
そうか!
あの顔を赤らめ逃げていった二人は逢い引きではなく、チクリンに襲われていたのか!
媚薬効果のある香気を嗅がされてノンケなのにチクリンの見てる前でレズらされてました
噂を聞きつけ捕まえに行くも、香気を嗅いでしまい立てなくなる夏目
ちょっとトイレ行ってくる
>>234 そこにヒロさんがやってきて同じくチクリンに感染して
沙英で培った濃厚な変態プレイの数々が夏目の肉体に刻み込まれると
そこにヒロを探しに沙英がやってきて
ヒロさんにも変態プレイを強要し、ここで黒幕の
ウメスがホワイトをぶちまける
ウメス♂だったのか!
天使は両性具有と相場が決まっているからな
ところでリレーの奴はもう終わったの?
じゃぁ、ちょっと書いてみようかな。
>>188の続き
そのままベットに連れて行きそうなのをなんとかおさえ、二人には帰ってもらった。
それにしても、沙英と夏目さんはまだお風呂に入っているのかしら?そもそも
なんで二人はいっしょにお風呂に入っていたのかしら?気になる、でも……
そんなヒロがもやもやしている頃、沙英と夏目は
がんばれ!!
246 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 10:55:02 ID:g9qMDXo5
>>244の続き
一方沙英と夏目はまだ、お風呂に入浴中だった。
「あの、その、そろそろ上がらない?もう、体も洗ってもらったし」
「だめよ。まだ髪の毛が残ってる」
「い、いいわよ。別に。髪の毛ぐらい自分で洗えるから」
「なに言ってるの。さっきもブラジャーのホックを外すのに苦労してたでしょ」
そう言うなり沙英の手が私の髪の毛に触れた。
「ふひゃ」
やだ、変な声だしちゃった。でも沙英に触れられていると思うだけで……。
「ちょっと、なんて声だすのよ。それにしても、夏目の髪の毛すごく触り心地がいいね。ずっと触っていたぐらい。それに」
そう言うと、今度は顔を近づけてきた。えっ、ちょっと待って、そこまで近づけたら沙英の息が直接
ここまで。ただ、髪の毛を触るという描写が書きたかっただけなんだ。夏目の髪の毛って触り心地よさそうですね。
後、ついでにageときますね。
なっ…何ageてるのよ!バカァ!
えっ、ちょっと待って、そこまで近づけたら沙英の息が直接耳に……
「夏目の髪の毛、いい匂いがする」
だめ、沙英の声が耳のそばから聞こえてくる。
このままじゃおかしくなっちゃう……
そんな私の思いを知ってか知らずか、沙英は私の耳のそばの髪をかき上げながら、
「夏目の耳って、前から思ってたけど、キレイだよね。形もいいし」
私が、キレイ……?
沙英にキレイってほめられた……?
そして沙英は私を横から抱きしめた。
「ひゃっ ちょっと、なな何するのよ」
「いいじゃない、女の子同士のよくある、ス・キ・ン・シ・ッ・プ、だよ」
「スキンシップっていっても、してもいいことと悪いことくらいあるでしょう!?」
「じゃあ夏目は、私に抱きしめられたくないの?」
沙英は、いつもと変わらぬ声でそう言った。
私は何も言えず、黙り込んでしまった。
「それにね、この体勢だとイイコトがひとつあるんだ」
沙英はそう言いながら口を耳に近づけてきた。
「夏目の耳、さっきも言ったけど、キレイだよね。」
沙英の声と共にやってきたのは、、軽い痛み……
まさか……?
「やっぱり、夏目、おいしいね。食べちゃいたいくらい。」
もう食べてるじゃない……
再び訪れた軽い痛み。
その痛みとともに、私は体を震わせ、そして気を失った。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/B0013E13FI これ聞きながら書く内容じゃないのだけは確かだと思う俺がいる。
髪の毛、ageと言われたら耳しか思いつかなかった。今では反省している。
>>248 GJ!!ついでに続きを書いてみますね。
もう食べてるじゃない……
再び訪れた軽い痛み。
その痛みとともに、私は体を震わせ、そして気を失った。
…
……
………
はっ、あれ?私どうしたんだっけ?たしか、沙英といっしょにお風呂入って、体洗ってもらって、それから髪の毛を
って、なんか思い出したら恥ずかしくなってきたぁぁぁぁぁぁぁぁ。
「あ、目覚ました?ごめんね。ちょっと長く入りすぎてのぼせてしまったみたい」
「べ、別に気にしてないわ。それと、体洗ってくれてありがとう」
「あはは、それこそ気にしないで。私と夏目の仲じゃない。それと、夏目の服まだかわいてないから、私の服でがまんしてね」
”私と夏目の仲じゃない”って、もしかして沙英も私のこと……そんな訳ないよね。たぶん友達って意味だよね。しゅん。
って、ちょっと待って。服を着てると思ったら、これ沙英の!?なんかそんな事聞いたら、急に沙英の匂いがしてきたぁぁぁ。
なんか沙英に包まれている感じがするぅぅぅぅ。そう考えたら、私の大事な所が
なんか自分の中の夏目像が変態に……orz
男×ゆのっち(エロなし)でちょっと書いてみる
「ゆのは絵を描くのが好きなんだね」
少年は隣を歩く小柄な少女に言った
それは二人が肩を並べて下校するようになって、まだ間もない頃だ
彼らの歩く道の脇には雑木林が並んでいて、そこからの木漏れ日が優しく二人を包んでいる
空気は初夏独特の新鮮な匂いを孕んでいて、その風に揺らされた葉同士が擦れ合うさわさわという音だけが辺りに響いていた
まるで物語の一場面をそのまま切り抜いてきたような、美しい情景だった
「好き……なのかな」
背中全体で赤いランドセルを背負った少女は僅かに上空に視線を向け、考える仕草をした
しばらくそうした後、「よく分からないや」と恥ずかしそうに言った
自分のことなのに分からないなんて変だなとも思ったけれど、いくら考えても答えは出てこなかった
「そっか……」
彼は何かを納得したような表情をしていた
やっぱり他の男の子とは少し違うな、とゆのは感じた
具体的に何が違うのか当時の彼女には分からなかったが、それでも強く確信していた
「でも、きっと……」
「えッ?」
そのとき一段と強い風が吹き付け、木々を、その枝枝を、二人の髪を揺らした
瞬間バランスを崩したゆのの手を少年が固く握る
風が過ぎ去った後は一転の静けさ
動物も植物も、この世の全てのものが活動を止めてしまったかのような静寂
音が消えたこの世界で、ただ繋がれた彼の手から感じる温かさだけが実感を伴って、ゆのに伝わってきた
それは実際には数秒の出来事だったのだろうが、そのときの彼女にはとても長く感じられた
彼が繋いでいた手を放したことで、時間は動きだした
「きっと、ゆのは絵を描き続けると思うよ」
彼は穏やかに、でもはっきりとそう言った
二人は再び歩き出した
靴底がアスファルトを打つ《コツコツ》という音が軽やかに鳴る
ゆのの手にはさっきまで握られていた彼の手の温もりが、いつまでも残っていた
「じゃあ、また明日」
「うん、バイバイ」
ゆのの家からほど近い交差点で二人は別れた
小学六年にしては小さく華奢な(それでもゆのよりは十分大きいが)少年の背中を、彼が見えなくなるまでゆのは見送る
「また、明日……」
彼の言葉を呟く
彼は別れ際いつも「また明日」と言った
その言葉を聴くと嬉しさが込み上げてきて、自然と足取りも軽くなった
きっと明日また、彼に会えると
そうしてずっと一緒にいられると
ゆのは何の根拠もなく、そう思うのだった
ゆのがその男の子と出会ったのは小学六年生の春、11歳のときだった
彼は東京からの転入生として、ゆののクラスにやって来た
「父の仕事の都合でこっちに引っ越してきました。よろしくお願いします」
まだ声変わりのない、澄んだ声で彼は転入初日の挨拶をした
彼は人当たりが良くガキ大将のような男子にも、ゆののような目立たない女子にも分け隔てなく接し
転入後一ヶ月もたたないうちに、傍目にはすっかりクラスに馴染んでいるように見えた
その頃のゆのは体が小さく病気がちで、学校を休むことも少なくなかったため、同級生の男子たちからよくからかわれた
自分より体も大きく、精神的にも大人びて見える同級生たちに圧倒され
まるで自分だけが周囲から隔絶されているような、どうしようもない息苦しさを常に感じていた
そんな彼女の見つけた唯一逃げ道が絵画だった
絵を描いているときだけは、押し潰されそうな不安から解放されることが出来た
五歳か六歳のころ、両親に褒められるのが嬉しくて始めた絵画は、当時の彼女の生活の大切な一部となっていた
絵画に関する特別な技法や知識はほとんどなかったけれど、ゆのは昼休み、放課後、帰宅してからも時間さえあれば絵を描いた
初めて彼と話したのも、丁度絵を描いているときだった
男の子がゆののクラスにやって来てから一週間ほどたった、ある日の給食後の昼休み
元気に校庭へ飛び出していく男子や教室でお喋りに興じる女子から離れ、ゆのは手提げカバン片手に一人学校裏の高台に向かった
本来は学外に出られないよう網が張り巡らされているのだが、普段から校内を隈無く歩いている彼女は外へ繋がるを破損を見つけていた
辺りをキョロキョロと見回し人気のないのを確認すると、引っ掛からないよう慎重にその穴をくぐり抜ける
ここを抜けるときはいつもドキドキした
幼いころから大人しくて目立たないゆのが、少しはみ出した気分になれた
「……ん、しょ、よいしょ」何度か転びそうになりながらも懸命に丘を登る
一歩踏み込むたびに、夏草の柔らかい感触が足元から伝わってきた
やっとのことで頂上にたどり着いたゆのを、幾本もの満開の桜の木と眼下に広がる壮大な街並みが出迎える
舞い落ちる無数の桜の花びらは太陽の光を受けて、幻想的な輝きを放っていた
涼やかな風が火照った彼女の頬を撫でた
「わぁー、気持ちいい」
さっきまでの閉塞感はもうどこかへ吹き飛んでいた
持ってきたバッグの中からスケッチブックと鉛筆、そしてレジャーシートを取り出す
シートを広げ腰を下ろし、スケッチブックを開いた
描きかけの桜の木があった
ここ二週間ほど、昼休みのたびにこの丘にやって来ては少しずつスケッチしたのだが、今ではほぼ八割方描き上がっていた
遅くとも明日、明後日には完成するだろう
「窓の外にねー、ひろーがるー♪」
体の底から歓喜が湧き、自然と歌まで口ずさんでしまう
鉛筆がスラスラと紙の上を走り、幹の輪郭を造形していく
この調子なら今日中に終わるかもしれない
「青い空をー、見上げてー♪」
視線は絵図面と桜の木を往復するだけだ
視覚ばかりではない
聴覚、触覚、嗅覚、五感全てを使って情景を感じとる
どうしたらこの風の涼やかさを、匂いを、植物の生命力を描けるのかとひたすら模索する
だから、ゆのは気が付かなかった
先程ゆのが登ってきた道を、同じように歩く少年の姿に
「窓の外にねー♪ひろーがるー♪」
────カサッ
「ふぇ!?」
ゆのは自分のすぐ背後から聞こえた草を踏み締める音に驚き、素頓狂な声をあげる
ここには何度も来たことがあるが、人と出くわすのは初めてだった
もしかしたら先生かもしれない
そう思い、音の正体を確認しようと振り返った彼女の目に、同い年ほどの少年の姿が映った
普段のゆのなら『先週転入してきた男の子だ』とすぐ分かっただろう
しかしこのときの彼女は歌を聞かれた恥ずかしさと、校則違反を見つかったショックで気が動転していた
「え!?、えっと、あの、ご、ごめんなさい」
訳も分からず謝る
「あっ……と、え」
少年の方もゆのの様子に少なからず動揺しているようで、そろりそろりと後退りしていた
「ぅわあああぁん!?」
ゆのは完全に前後不覚に陥っていた
とりあえず逃げるために走り出したはいいが、何を思ったか目の前の少年めがけて突進してしまっている
「えっ!?ちょっと、うわっ」
「きゃっ!」
ゆのはそのまま少年に体当たりする形になり、二人は重なるように倒れ、その体勢のまま豪快に丘を滑り落ちていった
二人は一旦落ち着くため、再び丘の上にいた
滑り落ちたときゆのは少年の上にいたため被害はなかったが、彼の洋服、特に背中の部分は草と土とでひどく汚れていた
「あ、あの……本当にごめんなさい!」
ゆのの心は少年に対する申し訳なさと、怒られるのではないかという恐怖心で一杯だった
男子というのは画一的に乱暴で口が悪いものだと思い込んでいた
「い、いや、大丈夫だから……うん」
少年は洋服の汚れを払いながら、少し困ったように言った
「本当にごめんなさい……」
「もう謝らなくていいよ」
「うぅ、ごめんなさい」
「……うん」
いくら宥めても隣の少女は謝るばかりで、少年もすっかり弱ってしまった
とりあえず話題を変えようと、側に落ちているスケッチブックを手に取る
「絵……描いてたの?」
「え?あ……は、はい」
「へー、見せて」
「えぇ!?」
彼はゆのの返事を聞く前にページを開いた
スケッチブックの半分ほどはすでに埋められていた
かわいらしい猫、学校の花壇に植えられている種々の花、雨上がりの空にかかる大きな虹
絵の具で色付けされたのもあれば、鉛筆デッサンのみのものもあったがどれも丁寧に描かれていた
「あうぅ〜」
ふと隣に目をやると、少女は不安と羞恥が入り交じったような表情で落ち着かない様子だ
(感想とか言った方がいいのかな)
そう考え、自分の感想を的確に表現出来る言葉を探していく
『上手い』というのとは少し違う
もちろん抜群に上手いのだけれど、それだけではない
温かさや優しさといった正の部分と、その裏にある苦悩や孤独を彼は感じとっていた
彼女は自分と似ているのかもしれないと、少年は不思議とそう思った
でも当時の彼にはそれを言葉にする力がなかった
散々悩んだ挙げ句、ストレートに自分の思いだけを言うことにした
「どれも良い絵だね」
「えぇ!?そ、そんなことないよ」
ゆのは頬を赤らめ顔を伏せる
「僕はすごく好きだな」
100%本心だった
これが言えれば、そのほかの無数の褒め言葉なんて必要ないのかもしれない
「ほ、本当に?」
「うん」
なお不安げなゆのの問いに少年は大げさに頷き返す
「そっか……えへへ」
くすぐったそうに笑う少女を見て彼も安堵した
そうして自分の心にも、何か温かいものが流れ込んでくることに気が付いた
255 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 07:18:21 ID:NHkV1QBj
「いつもここにくるの?」
「はい、絵を描いてるんで最近はよく来ます」
緊張がほぐれたのか、ようやくまともな会話が交わされる
「初めて来たけど、いいところだね」
少年はスケッチブックのページをめくりながら言った
「でもここで同じ学校の人に会うの初めてです。よく分かりましたね」
「昨日たまたまここに繋がる穴を見つけたんだ」
「あれに気付いてるのってたぶん私たちだけですよ」
「じゃあ、秘密基地だね」
二人はしばらくそんなことを話し、クスクスと笑いあった
ゆのはふと思ったことを彼に聞いた
「東京ってどんなところなんですか?」
ゆのは小学三年生のときに一度、両親に連れられ東京タワーに行ったことがあった
そのときはタワーの高さと人間の多さに、ただただ圧倒されたことしか憶えていなかった
「うーん、僕の住んでたところはそんなに都会じゃなかったなぁ。それに二年しかいなかったし」
「え、どういうこと?」
「親の転勤が多いから、転校ばっかなんだ。今回でもう三回目だよ」
少年は笑っていたが、ひどく寂しそうにも見えた
「それって──」
とても辛いことなのではないか
そう続けようとするゆのの言葉は、少年の声で消されてしまった
「この絵ってこれで完成なの?」
少年は描きかけの桜の絵を指し示す
「あ、それは今描いてる途中なんです」
「そっか、じゃあはい」
彼はゆのにスケッチブックを手渡すと、近くの木にもたれ、ゆのが絵を描く様子をジッと見つめていた
ゆのは気恥ずかしさを感じつつも、絵の続きを描いた
相変わらず風は涼しく、花びらはときどき用紙の上にふわりと落ちた
しばらく絵に集中した後、ゆのは隣を窺う
少年は木にもたれ掛かり、静かに寝息を立てていた
(転校ってどんな感じなんだろ)
知らない土地、知らない同級生、新しい生活
ゆのは彼の横顔を眺めながら考える
それはきっと想像を絶するほどの不安だ
ゆのは自分の学校やクラスメートが好きではないが、それでも転校したいとは思わない
それを彼は三度も経験している
「あ……」
隣で眠る少年に、すがるような親近感を覚えていることにゆのは気付いた
彼も自分と同じように悩み苦しんでいると、強く感じた
「…………ん」
ゆのは立ち上がって、少年の隣に腰を下ろした
肩が触れ合うほどの距離
彼の寝息がかすかに聞こえる
ゆのの胸は高鳴った
それは温かみのある、心地よい高鳴りだった
ゆっくりと彼の肩に頭を乗せる
「ふぅ……」
少年が寝息を立てる度に肩はわずかに上下し、まるで揺りかごで眠っているかのような感覚だった
まぶたが徐々に重くなり、思考が鈍く重たくなっていく
昼休みはあと10分ばかりある
もう少し、このままでいたいと
そう思いながら、ゆのは目を閉じた
二人が目を覚ましたのはそれから10分後、授業開始の鐘がなったときだった
急いで教室へ向かったが当然間に合うわけがない
息を切らせ教室の扉を開けた二人を、教師の怒号とクラスメートの嘲冷やかしが待ち受けていた
ゆのと少年はたっぷりと油を絞られ、ゆのはその間ずっと、顔を真っ赤にして今にも泣き出しそうな表情で俯いていた
終わりです
(・∀・)イイ!!
259 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 00:27:08 ID:eFKGl8l4
IDがNHKなんだからCMはさまずに、いやほんと続きをお願いします
正に「ひだまり」スケッチだね。続きあるよ・・・ね?
短いけど沙英×男(またエロなし)でちょっと書く
「沙英さんってやっぱり恋愛経験豊富なんですか?」
書きかけの原稿を読んだゆのは、少し顔を赤らめながら沙英に尋ねた
隣の宮子はそんな話題にはことさら興味なさげに、部屋を物色している
「え……そ……そりゃもちろん!中学の時なんか休み時間ごとに告白されちゃったり」
机に向かいペンを走らせていた沙英はわざと慌てた様子で、小学生にすら通用しないような露骨な嘘をつく
それを聞いたゆのは案の定、引きつったような苦笑いを浮かべていた
「……ふぅ」
ゆのと宮子が帰った後、ひとりになった部屋で沙英はため息を漏らした
彼女は恋愛小説を書くことが多いため、周囲の人からよく『恋愛経験』を問われることがある
そんなとき、沙英はいつもあからさまな嘘をつくことにしていた
家族や友人に対してはもちろん、ヒロにもだ
そうするとたいていの人は「あ、恋愛経験はないのか」と勝手に思ってくれる
恋愛小説を書く人間が恋愛経験はないと、わざわざ人に思わせるのも変な話だ
でも、それでいいと沙英は思う
本当に大切な思い出は、自分の心にだけ在ればいい
本当に大切な思い出は、空気に触れたら穢れてしまうのだ
食べたものが血肉となるように、いつかその思い出は自分の一部となり、これから生み出す作品の根底に流れてくれるはずだから
いつか自分が大人になった頃に、あの思い出を小説に出来たらいいなと
そんなことを考えながら、沙英は再びペンを走らせた
彼と仲良くなったのはいつ頃からだったか
確か小学四年か五年の頃に話すようになって、中学校で同じクラスになったのをきっかけにときどき一緒に下校するようになったように思うが、それも定かではない
とにかくいつのまにか、彼と多くの時間を一緒に過ごすようになったのだ
「女の子が病気で死んじゃって、この話は終わり」
沙英はその日、所属する美術部が休みだったため、彼の部活が終わるまでの時間を図書室で過ごした
その帰りのことだ
沙英はその日読んだある恋愛小説のストーリーを、隣を歩く少年に語って聴かせた
当時の彼女は背伸びをして、そういった類いの本をよく読んでいた
「ふーん。死ぬなんて嫌な終わり方だなぁ」
沙英と同じくらいの背丈の少年は呟く
エンディングに納得出来ないのか、少し不満気な表情だった
「病気が完治して男の子と結ばれました、めでたしめでたしじゃ現実味がないじゃん」
今度は沙英が不機嫌に反論を加えた
ハッピーエンドは空々しい嘘で、アンハッピーエンドこそが本当なのだと、沙英はなぜかそう思っていたのだ
「僕は嘘臭くても、幸せな結末が好きだけど」
「だからそれだと現実的じゃないでしょ」
本当のことを言うと、沙英も女の子が元気になって大好きな男の子と幸せに暮らせる
そんな結末の方が好きだった
たとえそれがドラマチックなご都合主義であったとしても
「沙英は好きな人とずっと一緒にいたくないの?」
「え!?そ、それとこれとは話が違うっていうか……あ、あくまで物語の話であって」
唐突な質問に沙英はすっかり取り乱してしまう
ずるい質問だと思った
「はは、ごめんごめん、変な質問だったね」
「も、もう!先帰るからね!」
「ちょっと沙英、待ってよ!」
早足で先を行く少女と、その後を追いかける少年
もう何年も前の出来事であるはずなのに、沙英は今でもその光景を鮮明に思い出すことが出来た
彼とは中学の卒業式にお別れを言ったきり会っていない
今後会う機会があったとして、きっとお互い普通の友達として接するのだろう
でも、あの瞬間、沙英は確かに彼に恋をしていたし、少年もまた沙英に好意を抱いていた
たとえその恋が叶わなかったとしても、恋をしていたというその事実は沙英を心強くするのだった
終わりです
おや?俺がSSに登場している。
>>266 病気で死んだ女の子さん、どうかたたらないで下さい・・・
帰宅時に電車乗ってて思いついた駄作
「ふかふかピンクのお姉さんあそんで〜」
公園で待ち合わせをしていた中、ふとしたことであの少女と再会した。
沙英はまだ来ていない。少しの暇つぶしなら、と、ヒロは少女に付き合うことにした。
ベンチに座って、あやとりなどを教えたり。
世話好きなヒロにとって、小さな子供と遊んであげるのはお手の物だった。
(ちっちゃい子って、かわい〜!)
ひだまり荘の後輩たちよりも更に幼く純粋な子供である。
ヒロは母性本能をくすぐられまくりで、楽しそうに子供と接していた。
「ふかふか〜」
「あ、コラコラ」
ふと少女がヒロの髪の毛を触ろうとする。初対面時以来、よほどその髪が気になるのだろう。
「駄目駄目、髪の毛触ったら」
ヒロは少女を制止するが、その行為もまた、可愛いな、なんて思っていた時、
「こっちもふかふか〜」
「ふぇ?」
いつの間にか少女の興味はとんでもないものに向けられていた。
そこにあった二つの乳房を、小さな手で揉み始めたのだ。
「ええええ!?ちょ、ちょっと、そこはダメよ〜」
焦るヒロであったが、突然のことに冷静に対処出来ない。
乱暴に引き剥がすことも出来ない。どうしようと迷う中、少女は乳を揉み続ける。
「お姉ちゃんふかふか〜気持ちいい〜」
“あくまで純粋に”その言葉を述べる少女であったが、ヒロにはとても卑猥な響きに聞こえた。
「ひゃっ!?ん…あっ…」
(ど、どうしよう…ってかなんでこの子こんなに…ダメ…感じちゃう…)
また少女の揉み方というのが上手いもので、たちまちヒロの体は性感に支配されていく。
「あっ…あん! あ…ああ…」
もう何かを考える思考も失われていく。体が胸からどんどんとろけていく。
肢体が小刻みに震える中、もうダメ…とヒロは思った。
「あ、そろそろ行かなきゃ、おねえさんまたね〜」
5分ほど経ったか。少女は相変わらず純粋さを絵に描いたような表情で来た道を走っていく。
ヒロは、かろうじて笑って手を振るのが精一杯であった。
とりあえず、気持ちを落ち着かせる。
上気した顔を見上げて、ポケーッとしながら、とにかく、体が冷めるのを待った。
「ヒロ〜、待ったー?」
間もなく、沙英が到着した。
「いや〜ごめんごめん、やっとアイデアがまとまってさ、だいぶ遅れちゃったよ」
「う、ううん。いいのいいの!」
普段なら小言でも言いそうなものだが、今はただ、あの恥ずかしい出来事を見られずに済んだという安堵感の方が大きかった。
「さ、行きましょ」ヒロは立とうとした。が。
ガクンッ
(あ、あれー…?まさか…こ、腰が抜けてる…?)
「どしたのヒロ?立てる?」
「あ、ごめん沙英…ね、ねえ!まだ時間あるし、ちょっとここで景色でも眺めてない!?」
「はぁ?何言ってんの…いつもいる公園だし、別に景色なんて珍しいものは何も…」
「いーの!沙英だって遅れたんだしいいでしょ?ね、ちょっとゆっくりしていきましょう…?」
ヒロの態度に少し不信感を覚えつつも、沙英はベンチのヒロの隣に座った。
続かない
あとは宮子だけで4人全員コンプリートだな
>>249 自分…まわりの流れに乗れてないのだがたくさん書いたので…とりあえず途中まで
初めてなのでおかしな所は指摘ョロ
なんだか熱い…
こんなに沙英の匂いがいっぱいで…全身が包まれて…感じちゃうなんて…
「あっ夏目が寝てる間におかゆ作ったんだ。もうすぐできるけど食べる?」
「ぇっ?…あぁ…いただこうかしら」
「うんわかった!!ホントは料理あんまり自信ないんだけどね…あたしっていつもヒロに作ってもらっちゃってるからさ…」
そぅ言いながら沙英はキッチンに向かう。
「…またあの人の話…」
夏目は沙英に聞かれないようにそぅつぶやいた。
「だからヒロに作ってもらった方が上手くできると思うんだけど…今日はあたしが夏目を看病するからって…最初手伝うって言ってくれたんだけど断ったんだ。」
「…えっ////」
「そっそんな訳だからおいしくなかったらごめんね?!」
「だっ大丈夫ょ!風邪ひいてるんだから味なんて多少は分からないわょ」
「ははは…。う〜んそろそろいぃかも…今持っていくね?!」
「…ぅん」
夏目はゆっくりと体を起こした。
「はぃどうぞ♪熱いから気をつけて。あとこれ上着ね…このままじゃ寒いでしょ?!」
沙英は夏目に上着をかけながら隣に座った。
「ぁ…ありがとう////」
コンコンっ
「?!誰だろ…はーぃ…夏目は気にしないでおかゆ食べててね!」
「ぅん…それじゃいただきます」
カチャっ
「あっヒロ!」
「夏目さんの具合どぅ?」
「うん…今は落ち着いてるかな?…ちょうどおかゆ食べてる所」
「そぅ。よかったわ」
「えっ!?…何が??」
(小声で)
「もぅ沙英ったら夏目さんがかわいぃからって…あんまり無理させちゃダメょ…」
「ぇっ?」
「長風呂と髪を濡らすのは風邪の時よくないって…前に沙英が教えてくれた事じゃなかった?!」
「…あっ…」
「もぅ…元気そぅだからいぃけど…夏目さんの風邪がひどくなったら今後は沙英が風邪ひいちゃうかもしれないんだからね…気をつけてね?!」
「ぅん…わかった。でも後は寝れば熱も下がると思うから…もぅ大丈夫だょ」
「ホントに??」
「大丈夫だって!!だからヒロはもぅ心配しないで平気だょ」
「わかったゎ…沙英がそぅ言うのなら…」
(もぅ…あの2人…いつまで話してるのょ…)
「夏目さん!?」
「はっはぃ!」
「それじゃまた明日ね…お大事に♪」
「はぃ…」
「沙英もオヤスミ」
「うん…ありがとね…オヤスミ」
カチャっ
すみません…あと3レスくらい書きたいんですが…まだ1半しかできてないのでもう少しお待ち下さい…m(_ _;)m
内容はいいけど「ぁぃぅぇぉ」は多用しないほうがいいかも
>>276 GJ!!このボリュームで1半とかすごいですね。話しの展開からして、もしかしてあなたが
127から続いたリレー小説を終わらせる方ですか?
後、小さい文字の使い方が間違ってるような気がします。例えば
「………だょ」→「………だよ」
「わかったゎ」→「わかったわ」
「はぃ…」→「はい…」
他にいくつかこのような間違いがあったのですが、もしかして276氏の考えがあってわざとこのような表現してるのでしょうか?
だとしたらごめんなさい。もし単に間違えているだけのなら、残り1半の投下の際は気をつけてください。
279 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 04:09:49 ID:Zpz2SkSQ
ゆのさんが好きだ!
ゆのさんを僕にください!
なんて・・・SS誰か書いてくれ
ご指摘どうもです(>_<)>
あぁ…すみません…(汗)
小さい文字は半分クセですね…多少意図して書いてる部分あるので…その辺は見のがしてm(_ _;)m
たまに携帯の変換で出てきてしまうので…これからは注意して書きます!!
では続き〜☆
「ごめんね…ずっと玄関開けてて…」
「寒かったじゃない…あとおかゆごちそうさま…」
「食べ終わっちゃったんだ…おかわりする??」
「ぃ…いいわよもうお腹いっぱいだし」
(2人が話してるの見て…ついやけ食いしちゃったんだから)
「そっか…それじゃ夏目はまた安静にしててね!あたしは洗い物してるから」
「ぅん…」
〜〜〜
「よしこれで終わりっと。夏目〜調子はどう?」
「…」
「あれ?!」
沙英は夏目の寝ている布団に近づく。
「…(Zzz)」
(なんだ寝ちゃったんだ)
沙英は布団の隣りに座り夏目のおでこに手をあてる…
(あれ?!)
自分のおでこに反対の手をあて比べてみるが…
(さっきよりも熱上がってる!)
「…ぅ…う゛…ん」
(うわぁ…夏目うなされてるし…とりあえず濡れタオルとか用意しないと)
〜〜〜
(水まくらも変えたし…後はよくなってくれるのを祈るだけなんだけどな)
「…んっ…ん」
「夏目?大丈夫?」
夏目は何やら口をパクパクさせながら何か言いたそうだ。
「何?どうしたの?」
沙英は夏目の口元に耳を近づけた。
「…さ…ぇ…」
言葉と同時に夏目の手が伸び、近くにあった沙英の頭を捉え引き寄せた。
「ぅわっ…」
沙英は首の後ろ側から巻き込まれるように引っ張られたため、反応できずそのままバランスを崩し夏目の上に倒れ込んだ。
「…っ…」
寝ている夏目を起こさないようにと、沙英はとっさに体重をかけないよう体を浮かせていた。ふりほどこうと試みたものの…頭が夏目の顔の横まで持って来られているため、夏目の体をまたいで四つん這いの姿勢に体勢を整える以上にはどうにもできず硬直してしまった。
〜〜〜
(そろそろ腕に力が…)
さすがの沙英もずっとこの状態だったので腕がしびれてきていた。
「夏目〜いぃかげん放してもらえないかな〜!?」
夏目の腕は沙英の首にガッチリと回されていて…頬はお互いの体温を感じられそうな距離だ。
「…んっ…ゃ…」
「へっ?!」
「…いっちゃ…ゃだ…」
また夏目の腕に力が入る…沙英もまた同じ目に合わないように身構えるが、それ以外にはどうにもできない。
「…さぇ…」
…チュッ…
不意に夏目の唇が沙英の首筋に触れた。
「ひゃっ////」
なおも熱い吐息がかかる。
「ん゛〜」
(もぅダメかも…)
…グラッ
沙英が夏目をよけ夏目と並ぶように横向きに倒れた。するとそれに合わせるように夏目は沙英にしがみつく。そんなこんなで…
バタッ…
沙英は床の上に、そしてまだ眠っている夏目に押し倒されてしまった。
「ちょっ…夏目ってば!」
どうにか夏目の上に倒れ込む事は避けられたのだが…夏目が上にピッタリと張り付いているのではますます身動きがとれない。
「…さ…ぇ…」
夏目はより強く抱きついてきた。沙英はその時夏目のからだがとても熱く小刻みに震えている事に気が付いた。
(まったく…自分から布団を飛び出してきたんだからそりゃ寒いでしょう…)
「…さぇ……さぇ…」
夏目はうわごとで沙英の名を呼び続ける。
「はぁ…わかったって!!今布団掛けてあげるから」
沙英は腕を伸ばして掛け布団を手繰り寄せ、なんとか自分の上の夏目に掛けてやった。
〜〜〜
「…スー…スー…」
「ふぅ〜どうにか落ち着いたみたいだね」
(さてこれからどうしょうかな…ヒロも追い返しちゃったからもう誰もこないだろうし…やっぱり自力で…)
「…んっ…」
「今後は何?」
「…すき…」
(はい?!…今なんて?)
「…さえ…の…におい…」
「…そう…////」
>>278 GJありがとう(^-^*)
あぁ…この後も少し書きたいんですが…終わりにはできないかも…(T∇T)
描写が難しいです…あとキャラ重視のつもりで書いてたので自分のとこで急に沙英さんが奥手に…
この後リミッターの解除までは責任持って書くので…その後の本番誰か書きませんか?!…r(^∇^;)
恐怖の大王だな
287 :
N:2008/11/17(月) 08:49:53 ID:kwaXu6or
>>284です
ID変わるから名乗りました…因みに夏目のNから取った訳ではなぃ(T∇T)
夏目のリレー小説でアンカ引き受けてくれそうな人いませんか〜r(^∇^;)
あの続きは書いてますが…いゃあ難しい(苦)そもそも書けなかったり書いては消してを繰り返してる状態なので(泣)もぅ少しお待ち下さいm(_ _;)m
289 :
N:2008/11/19(水) 11:35:12 ID:45+1sFnh
>>288さんどもです(>_<;)
そんな正座で人待たせといてこんな出来なんて…申し訳ないです…(T_T;)
でゎちょっとハンパですが続き載せます☆(^-^;)
(もう…本当にねてるんだよね?!…いったいどんな夢みてるんだか…)
…もぞっ…
夏目が沙英の上で動く。
「…ゃっ…あんまり動かないで…くすぐったいょ…っ…」
…ぴたっ…
夏目の頬が沙英の頬に触れた。
(////…今日はやたらとくっつくんだね////)
沙英は夏目と離れ再びおでこに手をあててみた。
(あれ?!汗ばんでるし…熱下がってないよ??…ほっぺくっついた時全然熱く感じなかったのに…)
「…んっ…」
夏目はまた体勢を変え
…チュッ…
「にゃっ…ダメ…首は弱いの」
(もうまたっ…ダメだって言ってるのに…。って言っても意識がないんだから聞いちゃいないか…)
「…んー」
(でもなんだろう…さっきから…体が熱くなってるような気がする…頭もなんだかぼぉーっとしてきたし…。そう思うと夏目の声もなんか色っぽく聞こえる…)
…もぞっ…
「…ん゛…」
「ぷっ」
(ははは夏目ってば…今はいつもみたいにちゃんと髪縛ってる訳じゃないんだからさ〜。さっきから動き過ぎで髪が乱れてるよ?!)
沙英は夏目の顔にかかってしまった髪を軽くかきあげるように調え、おでこにペタッとくっついた髪もサッと横に流してやった。
290 :
N:2008/11/19(水) 11:37:31 ID:45+1sFnh
(こんな感じかな?………そういえば今日初めて夏目の顔こんなにまじまじと見たかも……。いやっ…でもこんなに上気した頬や間近に息づかいを感じた事なんて…////)
などと冷静に分析していた沙英はだんだん変な気持ちになってきた。
「…ぅん〜」
「あっ!夏目起きた?!」
夏目のまぶたが動き、うっすらと開いた隙間から目の前にある何かを見る。
「……っ……??」
顔を上げた夏目は焦点の合わない目で沙英を見るが、まだ起き抜けで頭が覚醒していないようだ。
(あっばか…そんな顔しないでよっ!!////)
夏目はとろんとした潤んだ瞳で沙英をみつめている。
「…さ…え…!?」
(////…ん〜もうっ)
カチッ…
沙英は熱くなった頭の中で何かのスイッチが入るのを感じた。
そして半開きになった唇に誘われるように沙英は夏目に顔を近づけ目を閉じた。
チュッ
(…??……………??????!)
「「…んっ…む…」」
沙英はやや興奮気味に夏目の柔らかい唇と自分の唇を重ねる。まだ状況が把握できていない夏目をよそに、今度は沙英が自分から背中に手を回し夏目を軽く引き寄せる。
291 :
N:2008/11/19(水) 11:42:42 ID:45+1sFnh
キュッと抱き寄せられ唇を奪われている夏目。
(えっ…何っ???!私キスされちゃってる…の!?)
「「んっ…」」
長めの口づけの名残を惜しむように一旦顔が離れる。夏目は無意識に閉じてしまっていた目をおそるおそる開いた。
(っ…沙英っ!////)
少し赤くなって笑いかける沙英を見た夏目は今ようやく自分の身に起きた事と現状を理解し真っ赤になった。
「あっおはよ!!夏目」
「////ぉ…おはよってあなたっ!!」
(何!!なんで!!いやそもそもなんで私が沙英の上なのっ////)
「あっ元気になった〜?!でもダメだよ大声出しちゃ。もうじゃまされたくないんだからさ」
「////////なっ!!何言って…んっ」
沙英はまた夏目の口を唇で塞いだ。しかし今度は背中に回していた手にも力が込められ夏目をギュッと抱きしめている。さらになすがままにされている夏目の口内に沙英は深く深く分け入っていく。
「「…んっ…ふ…ハァ…」」
(沙英の舌が////)
いきなり唇が塞がれ入ってきた沙英にとまどいながらも夏目は熱い感覚に身をゆだねはじめていた。
「「チュッ…んっ…」」
(////沙英っ////)
口内を味わっている沙英に夏目もおずおずと舌を絡ませた。それに反応した沙英は夏目の理性を残らずもっていってしまおうと言わんばかりに夏目に吸い付く。
「「…っ…む…」」
292 :
N:2008/11/19(水) 11:46:22 ID:45+1sFnh
夏目は今にも沸騰してしまいそうな頭だった。初めは抵抗も忘れ沙英を受け入れていたが次第に息苦しくなってきた。夏目は身をよじり抵抗をみせるものの、いつのまにか沙英が後頭部を支えているため逃げる事はできない。
「「…ん゛ー」」
夏目はくぐもった声で抵抗を表すも徐々に酸欠で体に力が入らなくなっていく
「「ぱっ…はぁはぁ」」
唇を解放された夏目は肩で息をし、力なく再び沙英の上に覆い被さる。呼吸を整えた沙英はすかさず夏目に
(耳元で)
「だから大きな声出すなっつったろ?!……なんてね」
「////////」
(もうっ…私を殺す気?!…そう何度も落とされてたら身がもたないわよ////)
ボンっと音を立てそうな勢いで赤くなった夏目をかわいいなと思いながら、沙英は自分達の上に掛かっている掛け布団を剥ぎ取った。
「ちょっと寒いかもしれないけどガマンしてね」
そう言うと体を上手くずらしながら夏目を自分の上から離し、今まで被っていた掛け布団の上に寝かせた。
(沙英!?今度はいったい何をする気なの?////)
そして沙英はまだグッタリとしている夏目を抱きかかえ元の布団の上に仰向けで寝かせてやる。
「ふぅ〜。これでやっと自由に動けるよ」
「…!?」
「そっか…夏目は寝てたからわからないかもしれないけど……。あっ!ちょうどいいし着替えよっか?!汗かいたでしょ。」
293 :
N:2008/11/19(水) 12:04:37 ID:45+1sFnh
…今回はここまでです…
なんだかこの流れだと…アンカが自分になってしまいそう…(汗)
この後…2・3会話は思いつくんですが…どうしたもんかと…(>_<*)…やっぱり初挑戦で沙英×夏目のしめはハードル高い
放置はヤなんで書く人いなければ書きます…全然自信はないけど…(T∇T)その時はヒント下さい♪
アドバイスやレスくれた方ありがとうございます!
こねた的なSSをひとつ。
「ふう…… 」
秋も深まるある日、学校からアパートに戻っていたゆのは、深いため息をついていた。
「どしたの? ゆのっち」
「あっ、宮ちゃん」
ゆのが振り返ると、同居している宮子がいつもの元気そうな笑顔を浮かべている。
「ねえ。宮ちゃん…… 少し、話して良い? 」
隣に座った宮子の顔をみながらゆのは囁いた。
「いいよ? 」
「沙英さんと、ヒロさんとっても仲良いよね」
「うん。いいね」
「誰がみても、恋人としか思えないよね」
「そだね」
「私と、宮ちゃんはどういう関係なんだろ? 」
「ゆの? 」
宮子は驚いて、愛くるしい親友の顔を見つめた。いつものほんわかとした笑顔は影をひそめて、今日はとても寂しそう。
「どしたの? 」
「うん。昨日ね…… 私、みちゃったんだ」
「誰が何を? 」
ゆのの様子がただごとではないことに気づいたのか、宮子も真剣な表情になって問い返す。
「ヒロさんの部屋に行ったときね。沙英さんと、ヒロさんが…… キスしていたの。とても熱くて蕩けそうなくらい激しかったの」
「そう」
宮子は、少しだけ間をおいて問い返す。
「それを見て、ゆのはどう思ったの? 」
「凄く羨ましいと思った。でも…… 」
ゆのは瞼に涙をためて、振り絞るように声をだした。
「とても寂しかった。沙絵さんと、ヒロさんがとても遠くにいってしまったようで…… とても辛かった」
「そっか」
ゆのの独白を聞いた宮子は、大きく伸びをすると、隣に座っていたゆのの身体を絡め取るように抱きつく。
「み、宮ちゃん? 」
「ゆの」
宮子はいつものお気楽そうな表情でなくて、研ぎ澄まされた鋭い顔つきになって、耳元で囁く。
「私じゃ、ダメ? 」
触れれば火傷しそうな程に強い視線で、目の前にいる少女を捕えて射抜く。
「そ、そんなことないよ…… 宮ちゃん」
幾分か間を置いた後に、ゆのは擦れた声で囁いた。宮子にキスをされたいから、そんな話をしたのだから。
「キス…… するからね」
「う、うん」
ゆのは瞼を閉じて、顔を少しだけあげる。
ほどなく両肩に手が添えられて、今までは親友だった人によって、少女の唇はゆっくりとふさがれた。
(おしまい)
正座して続きを待ってます
こねたをもうひとつ。
「ヒロ〜 疲れたよ〜 」
執筆中の小説にひと区切りがついて、沙絵は床にごろんと転がった。達成感と同時に心地よい疲労に包まれる。
「お疲れ様。沙英」
ヒロが、エプロンをとりながら熱いお茶と、饅頭を持ってきてくれる。
「はい。どうぞ」
「サンキュ」
むっくりと起き上がって、出された白い饅頭を口に運ぶ。
「ん…… 甘いね」
「そりゃあ、おまんじゅうだから」
少しだけ呆れて肩をすくめてから、ヒロは、はにかむように微笑んだ。
「ところで…… お話、だいぶできたの? 」
「うむ。今日は筆の進みがいいみたい」
満足そうに頷きながら、次々と饅頭を口に放り込む少女をみていたヒロが、ぽつりと漏らした。
「ねえ。沙英…… 」
「ん!? 」
ほっぺたが膨らんだ沙英を見ながら、少しだけ寂しそうな表情を浮かべて、言葉を続ける。
「もし、沙英がもっと売れっ子になって、有名になったら、私達って離れ離れになっちゃうのかな…… 」
「…… 」
沙英が何も言わないでいると、急に恥ずかしくなったのか、顔を赤らめ俯いてしまう。
「ごめんね、沙英。そんなこと言うつもりはなかったの。ただ…… 」
続きの言葉を出そうとして、強く抱きしめられる。
「ばーか。そんなことするもんか」
「あっ…… 」
少しだけ不器用で、でも想いは伝わるように、想い人の頭を撫でながら沙英は言った。
「どんなに売れても、逆に売れなくても、私は私だから。ヒロさえよければ、ずっと一緒にいたい」
「ありがとう」
とても温かいぬくもりが心地よくて、沙英の胸に顔をうずめる。
涙が流れてとまらなかったけれど、拭こうとは思わなかった。
(おしまい)
>>297 「こねた」が「こなた」にみえたおれはもうだめだ
>>298 それは、らき☆すたスレにw
もいっちょこなた、もといこねた。
晩秋の放課後、ゆのは、ひだまり荘に帰るために教室から廊下に出た時、髪を長く伸ばした女性教師が佇んでいた。
「吉野家、先生? 」
暫くは躊躇っていたが、思い切って空を眺めている先生に声をかけることにする。
「あっ、ゆのさん…… 」
吉野屋先生は半ば呟きながら、ゆのの方に振り向いた。
いつもなら、エキセントリックで、ハイテンションで、周囲を混乱の渦に巻き込んでばかりいる先生が、
今日は物憂げな表情を浮かべている。
「ごめんなさい。ゆのさん。少しばかり悩んでいたものですから」
先生は、艶のある長い髪をゆっくりとかきあげて謝る。
「あの、何かあったのですか? 」
ゆのは傍に近づいて、心配そうな顔つきになって尋ねた。
「いえ、特に何もないの…… 」
吉野屋先生の微笑みはとても柔らかい。しかし、表情に陰りがあってどこか危うい。
「でも」
ゆのは言いかけて口ごもった。
何かを言いたかったハズなのに、言葉となって外に出る前にかき消えてしまう。
「ふふ。私だっていつもビキニにエプロンを着て、はしゃいでいる訳ではありませんよ」
「そ、それは、そうですけど」
小柄なゆのの肩に、軽く手を添えた吉野屋先生は、微かに口元を緩めて語り始める。
「教師という職業を、何年もやっていますとね…… 多くの生徒さんが大きく変わっていく様子を、
目の当たりにすることになります」
「は、はい」
「ゆのさんみたいなとても可愛らしい子が、まるで蛹から蝶になるように、どんどん成長して大人になっていくのに、
自分だけがずっと変わらないでいることが、寂しくなることは否定できません」
「せんせい」
吉野屋先生の意外な一面を目の当たりにしたゆのは、呆然として佇むことしかできないでいる。
「ふふ、気にしなくていいですよ。ただの独り言ですから」
生徒の濡れた瞼の下を、細い指先で拭き取りながら、吉野屋先生は穏やかに微笑んだ。
「ですから、ゆのさんは業しても私を憶えていてくださいね」
言い終えると、くるりと回って歩き始める。
背筋はすらりと伸びていて、傍から見ると落ち込んでいる様子を窺い知ることはできない。
「待ってください! 」
ゆのは、遠ざかりつつある吉野屋先生の背中に向けて叫んだ。
「私、忘れませんから。先生との出会いや、先生のお話を、ずっと宝物にしていますから! 」
吉野屋先生は、ゆのに対して、何か言葉を返すことはしなかった。
しかし、先生は一瞬だけ立ち止まると、右手を高く上げて、少女に向けて手首をひらひらと振ってみせた。
(おしまい)
>>299 誤字訂正します。
業しても(誤) → 卒業しても(正)
乙
書いてみようかなぁ…
夏目単体って需要ある…?
誘い受けはいらん。
校長単体とかでもない限り需要はある。
了解、ちょっと元気出た。
初めてなもんで、書くのが遅いのはご愛嬌願います…
下手すると水曜になるかなぁ…
>>304 投下予告っぽい事すると
書いててちょくちょく焦ったりする事もあるから気ぃつけようぜ
そんなに焦らなくていいから
あまり早く書き過ぎて逆に内容が煮詰まらないようにな
期待sage
「煮詰まる」は話がまとまってきたときに使う言葉
沙英さんが言ってたから間違いない
どれくらいで落ちるの?
309 :
1レス支援:2008/12/12(金) 19:31:08 ID:qyycEjym
「う〜ん…もう食べられましぇ〜ん…んごごご……」
その日、宮子はゆのの部屋で眠っていた。
今日はゆのの部屋で4人でナベパーティだったのだ。
「もう、宮ちゃんったら、またお布団かけないで寝ちゃって…
風邪引いちゃうよー?」
ゆのは、リビングのど真ん中でいびきをかきながら眠る宮子にそっと話しかける。
「んごごご…むにゃ…」
宮子は一瞬だけ、そのゆるみきった顔をかすかに歪める程度の反応はしめしたが、
すぐに元の顔に戻って睡眠を再開してしまった。
もともと本気で起こす気など無かったのでいいのだが。
「もう、宮ちゃんったら、しょうがないなあ」
ゆのにとってはこのようにはもう慣れっこだ。
いつものように押入れから冬物の厚めの布団を取り出し、横たわる宮子の上にかぶせる。
へたに触ると起こしてしまいそうなので、床に寝かせたまま。これもいつもの事である。
「むにゃ…ふにゅ…う……」
布団をかぶせられて安心したのだろうか、
宮子はあおむけに寝転がり、猫のような心地よいうなり声をあげる。
「ふふ…宮ちゃん、かわいい…」
そう言いながら、ゆのはおもむろに服を脱ぎ始める。
「宮ちゃん…」
宮子は依然として眠ったままだ、
いつもの調子ならこのまま朝まで目を覚まさないはずだ。
「…好きだよ」
自らの身に着けている物全てを取り払うと、
ゆのは、自らの性器を慰め始めた。
「…宮…ちゃん……んうっ……はあっ、はあ…好きぃ…」
「好きなのっ…! 好きなんだよ…! 宮ちゃん…」
「はあ…ん…宮ちゃん…宮ちゃん、宮ちゃん…! 宮ちゃ…ん……っ!」
今日もひだまり荘は平和です
なんといい平和
そういえば、単行本第4巻が12月25日(クリスマス)に発売だな。
新一年生コンビが加わってプレイの幅が広がるな。
4人だと12通り
6人だと30通り
2.5倍ですからね
ドM夏目と変態先生も加えてあげてください
6人で3Pは20*6=120通り・・・!
ざわ…ざわ…
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
うめ先生も入れれば…無いな
授業終了の鐘が鳴り、解放感が水紋のように教室に広がる
気の早い生徒は教師の授業終了の言葉を聞く前に、もう教科書を片付け始めている
そうでない生徒の顔にも弛緩した表情が浮かんでいた
一般的な高校生にとって、昼休みは退屈な学校生活の唯一といっていい潤いだ
そしてそれは、ゆのも同様だった
ゆのはさっきまで使っていた教科書とノートを儀式的なまでに綺麗に揃え、カバンにしまう
隣に目をやると、宮子は寝惚け眼で涎を拭っていた
つい30秒前までぐっすりと眠っていたのだ
「宮ちゃん、今日体育祭実行委員の会議なんだよね。お弁当作ってきたよ」
ゆのは奇妙に膨れたカバンから大きな弁当を取り出し、隣の宮子に差し出した
今日は一緒に食事出来ないことを知って、今朝彼女の分の食事も作ってきたのだ
「うおお、助かる。ありがとー」
去年もこんなやり取りをしたな、とゆのは苦笑した
「……私も行こうかな♪」
教室を出ていった宮子を見送った後、自分もカバンを肩にかけ、教室を出る
向かうのは立ち入り禁止の屋上だ
窓から差す陽光と涼やかな秋風、校内至るところから聞こえる生徒の声
廊下は暖かい雰囲気に包まれていた
そういった柔らかな空気からは隔絶された場所
ゆのは屋上へ繋がる階段を昇っていた
そこは薄暗くどこか埃っぽい
空気もひんやりと冷たく、壁は無機質に佇んでいた
その薄暗がりの階段を昇っていると、少しずつ自分の肉体が闇に侵食されていく感覚をおぼえた
急に不安が増して、それを紛らそうと一度咳払いをした
咳払いはやはり奇妙な響きをもって、暗がりに広がった
「……わっ!……ふぅ」
気が急いて、思わず階段を踏み外しそうになった
今度は足元に注意を払いながら、一歩ずつ確実に昇っていく
それでも気が付くと、いつのまにか早足になっていた
早く屋上に行きたいと
早く彼に会いたいと、そう思ってしまうのだった
鉄製の重厚な扉を体全体で押し開ける
新鮮な秋の空気が流れ込んで、目映いばかりの光がゆのを照らした
「気持ちいいー♪」
10月の空は驚くくらい高く、涼やかな澄みきった風が心地よく吹いていた
「あっ」
ゆのは視線の先に、人影を認めた
学生服姿の男子生徒
手すりに寄りかかり外を眺めていて、まだこちらには気付いていないようだ
胸の鼓動が速くなって、体の芯が熱くなっていくのをゆのは感じた
そのまましばらく少年の無防備な背中を見ていたゆのはふと、彼を驚かせたいと思った
話しかけたいのをグッと堪えつつ、足音を立てないようそろりそろりと、その背中に近づいていく
(どうやって驚かせようかな)
そう考えて、まず真っ先に浮かんだのは、昔観たドラマのワンシーンだ
デートの待ち合わせ
後からやって来た女性が男性の両目を手で覆い、「だーれだ?」とかわいらしく言っていた
ちょっと古いけど、これは恋人らしくて良いかもしれない
そこまで考えて、この計画の致命的な欠点に気付いた
身長差を考えていなかったのだ
彼は特別長身というわけではなかったが、今は手すりに腕を乗せて前屈みになっているので、後から彼の目を覆うのは難しい
あぁ、どうしようか
頭の中はぐるぐると巡るばかりで、良案は出てこない
そうしてる間にも、少年の背中は徐々に大きくなっていく
(もう、いいや)
そんなことを考えるより、早く彼の優しい笑顔を見たい、彼の穏やかな声を聴きたい
だから手っ取り早く自分の存在を知らせる方法
ゆのは目の前の少年の体を優しく抱き締めた
「うわっ、え!?」
彼の素頓狂な声を無視して、さらにギュッと体を密着させる
抱き締めた腰から彼の確かな存在を感じ、その背中から彼の温もりを感じた
「ゆ、ゆの!?」
ゆのから彼の顔は見えないが、きっと赤くなっているだろうことは容易に想像出来た
そして自分も同じようになっているだろうな、と強く感じた
「えへへ」
そうしてゆのはしばらく、彼の背中を抱き締め続けた
なんとなく書いた
反省はしていない
なんてうらやましい事を…
しかたないから宮子は俺がもらっていきますね
じゃあ俺は沙英ヒロ夏目セットで
欲張りなあなたには校チョー先生を差し上げます
だって3人一緒じゃなきゃ可哀想だろっ!
ご一緒に智花ちゃんはいかがですか?
三人にマワされる沙英さんが見れますよ
クリスマスネタ鋭意製作中
327 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 01:03:10 ID:+r3vwnbx
あげ
描き下ろし読んだ……
……要するに夏目は存在自体がエロいんだな
これはいかん。なずなと夏目がエロすぎて妄想がひろがりんぐ
なずなはレパートリー増やせるな
なずなはエロパロ的に逸材だな
なずな氏総受けキボン
・なずな総受けで他の住人から全身責め
・黒なずなが申し訳なさそうにゆのっちを鬼畜調教
・ビッチなずながクラス中の男子と自主乱交
なずなはエッチだな
・ハプニングで生徒のエッチなシーンを除いてそのまま事に及ぶ益子先生
除いてってハプニングじゃなく自主的なのかと思ったw
なずな総受けと言っておきながら、なずなにも責められちゃうのがヘタレの沙英さん
>>336 謝りながら責めるなずなが頭の中で再生された
つまりなずなの控え目な命令で顔面騎乗されといて、それを攻めだと言い張る沙英さんだな。
そして腋や胸への他の四人の執拗な愛撫でそのまま失禁しちゃうなずな。
.: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆:::::::+::::::::::::::
. . : : : ::::/⌒ヽ: ::: :: : :::: :: ::: ::: :::::::::::::::::::::::::..,,::。:+:::::::::::::::::::::::
. .... ..::::/ <`O:: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::+,::o;;::・;,:::::::::::::::::::::
⊂ニニニ⊃. . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::..<;;::・,,::;ゞ;;o;*::.:::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、. . .: : : :::::: ::::::::::::::::,,;;;<;+::;;;´;*::o*:,,;;ゞ;;::::::::
./ /ヽ/ヽ、ヽ i. . .: : : :::::::: :::::::::::;;;*;;;〇;ゞ;*::;;:<;;;*;:;ゞ;;o;
/ / 。 ヽ ヽ l :. :. .:: : :: ::<;;;;〇;ゞ;*::o,ゞ ;*;;;;*ゞ;*:o
 ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ;;;*;;;〇;ゞ;*::;;;;;*ゞ;*::o, 〇;;; *
: : : : : : llllllll : : : : : :
田田田
ずいぶん間が開きましたが
>>112-116の続きです。
340 :
ゆの×宮子1:2008/12/27(土) 10:39:50 ID:ta0/oljW
「ゆのっち、他の女の人のにおいがする。」
ひだまり荘に帰り、みんなに行き先も告げず出かけたことをわびた後、
宮子と二人きりになったとたん、宮子がいった。
「だから、岸さんにあって、岸さんの家におじゃましてたんだよぅ。」
ゆのは弁解をする。
宮子はくんくんと犬のようにゆのの周りのにおいを嗅ぎだす。
「宮ちゃんやめてよぅ」
宮子がふざけているのかと思って笑いながらいう。
しかし、宮子はふざけてなどいなかった。
ゆのの背後に回った宮子はいきなり抱きしめた。
「ゆのっち、他の女の人のにおいがする。」
宮子の声は真剣そのものだった。
「宮ちゃん…」
「嫌だ」
宮子はゆのの首筋に鼻を当てながらいう。
「宮ちゃん…?」
「ゆのっちが他の女の人のにおいをさせているのは嫌だ。」
宮子はゆのを力強く抱きしめる。
「宮ちゃん、苦しいよ」
「ゆのっち…」
宮子はゆのを半回転させ、自分の方に顔を向かせる。
目をそらせようとするゆのの頬を両手でつかみ前を向かせる。
「宮ちゃん…怖い…」
ゆのの発した言葉を唇でふさぐ。
ゆのはあらがうが、再び強く抱きしめられて身動きができない。
341 :
ゆの×宮子2:2008/12/27(土) 10:40:21 ID:ta0/oljW
宮子はゆのを引きずるようにしてベッドの所まで連れて行くと、
ベッドの上にゆのを押し倒した。
両手を押さえられて体の自由がきかない。
宮子はベッドの上に置いてあったタオルを取ると、ゆのの手を縛りベッドに固定した。
「宮ちゃん…怖いよ」
ゆのの体のあちこちを、くんくんとにおいを嗅ぎまわる宮子。
「やだ、やだ、やだよぅ」
ゆのがベッドの上で体をよじる。
宮子はゆのの肩を押さえつけて動きを封じる。
宮子はゆのの顔をまっすぐ見つめていた。
「宮ちゃん…」
その瞳から涙があふれてくるのが見えた。
そして、瞳からあふれた涙がゆのの頬に落ちてくる。
「宮ちゃん…」
ぽろぽろと宮子の涙が落ちていく。
「ごめん…私、全然気づかなくて…」
「私がいけないんだ。ゆのっちのこと全然気づいてあげられないでいて」
「宮ちゃん…」
宮子が唇を寄せていく。
ゆのは黙って目を閉じ受け入れる。
二人の唇が重なり合う。
お互いの舌が絡み合う。
お互いの口をむさぼりあう。
お互い呼吸の限界に達したところで口を離す。
唾液の糸が二人の間で光る。
「ゆのっち、キス上手だね」
「そんなに経験なんかないよぅ」
「私、ゆのっちにいっぱいいっぱいキスする。誰にも負けないくらいいっぱい」
そういって、宮子はゆのの唇にむさぼりつく。
ゆのも宮子に応えていく。
342 :
ゆの×宮子3:2008/12/27(土) 10:40:56 ID:ta0/oljW
「ねえ、宮ちゃん、タオルほどいて…」
「いやだ。ゆのっちがいけない。」
宮子は首を振って素っ気なく答える。
宮子はゆの足下にまわると、靴下を脱がしにかかる。
「ゆのっちの足って小さくてかわいい」
そういうといきなり土踏まずをぺろりとなめた。
「ひゃっ!宮ちゃんくすぐったいよぅ」
宮子はゆのの足先を口に含み足の指を一本一本しゃぶる。
「宮ちゃん、くすぐったいよぅ。やめて!」
「ゆのっちの味とにおいがする。」
「やめて、恥ずかしいよ」
くすぐったさと恥ずかしさにに身もだえするゆのを無視してもう片方の足に取りかかる。
同じように靴下を脱がすと足を口に含む。
ゆのは徐々にではあるが、くすぐったさとは別の感覚が起き始めているのを感じていた。
「ダメ…宮ちゃん」
そういうゆのの言葉には熱く湿ったものが含まれていた。
宮子は足に満足したのか次にふくらはぎに移っていった。
ゆののすべすべしたふくらはぎをなで回し、舌を這わせる。
「や、やめて、宮ちゃん…」
ゆのが身をよじるたびにベッドがギシギシと音を立てる。
343 :
ゆの×宮子4:2008/12/27(土) 10:41:27 ID:ta0/oljW
宮子は、太ももに取りかかっていった。
同じように太ももをなで回し、舌を這わせる。
「宮ちゃん、ダメだよ…」
ゆのの感じているのはもうくすぐったさではなかった。
宮子の指や唇の動きはそのまま愛撫になっていた。
次はパンツを脱がされると思ったが、宮子は突然体を起こした。
「うーん、困った」
宮子は腕組みをする。
腕を縛ってしまったのでカーディガンとワンピースはこれ以上脱がせられないことに気づいた。
そそくさとタオルをほどくと、ゆのにいった。
「脱いで。」
「宮ちゃんも脱いでよぅ」
ゆのがカーディガンをもぞもぞと脱いでいる間に、宮子はトレーナーもパンツも一緒に脱ぎ捨てて
あっという間に生まれたままの姿になってしまった。
「宮ちゃん早いよ」
ゆのが脱いだカーディガンを畳んでいると宮子は「そんなの後でいいから」といって、
カーディガンをつかむと放り出してしまった。
「宮ちゃん…」
ゆのも決心したのか、残っていたワンピースとキャミソールを脱ぎ捨てた。
「ゆのっちー」
裸になったゆのを同じく裸になった宮子が押し倒した。
「えっ、宮ちゃん」
さっきまでゆのを縛っていたタオルを取ると再びゆのの両手をベッドの柱に縛り付けてしまった。
「いやだよぅ」
「ゆのっちが悪い。」
そういって、宮子は首を振って答える。
344 :
ゆの×宮子5:2008/12/27(土) 10:42:02 ID:ta0/oljW
宮子の愛撫は右手から再開した。
「ゆのっちの手、ちっちゃい」
握りしめていたゆのの手を開き、指の一本一本を口に含みしゃぶる。
両方の手の指をなめ終わると満足したのか、愛撫を腕に移していく。
「宮ちゃん、くすぐったいよぅ」
ゆのは甘い声を漏らす。
唇は二の腕をたどり、脇のくぼみに移る。
「ゆのっちのにおいがする。」
宮子が鼻をくんくんさせていう。
「そんな所かがないで…」
ゆのは恥ずかしさに身をよじりながらいう。
宮子が脇の下をなめる。
「や、やだぁ…」
そして、宮子はゆのの左手を同じように時間をかけて入念に愛撫する。
345 :
ゆの×宮子6:2008/12/27(土) 10:42:47 ID:ta0/oljW
再び、宮子はゆのの正面にまわる。
「宮ちゃん…お願い…」
ゆのの全身は上気して、熱くなっていた。
もっと核心的な部分への愛撫を求めていた。
「まだまだこれからだよ」
そういって、ゆのの右耳にキスをする。
耳のかたちを確かめるように舌が動く。
耳たぶを甘噛みする。
「あっ…」
ゆのは声を漏らす。
宮子は左耳を愛撫しながら、両手でゆのの小振りな乳房を愛撫する。
ゆのの呼吸が荒い。
「宮ちゃん…宮ちゃん…」
宮子の唇が首筋を這う。
ゆのは宮子の腕の中で身もだえする。
宮子の唇が両方の乳首を代わる代わる入念に愛撫する。
「宮ちゃん…宮ちゃん…」
宮子の名前を呼び続ける。
宮子の唇はゆののなだらかな腹の上を這い、へその上で止まる。
そしてへその穴を舌で探る。
「くすぐったいよぅ」
その声はくすぐったさを訴えているだけでないものが含まれていた。
346 :
ゆの×宮子7:2008/12/27(土) 10:43:21 ID:ta0/oljW
宮子の唇がゆのの下腹をたどり、熱く愛撫を求めている部分にとうとう到着した。
ゆのは自分から足を開いて宮子を迎え入れる。
「ゆのっち、エッチだね。」
「宮ちゃんがいけないんだよぅ」
甘い声で答える。
「さあて」といって宮子はゆののヴィーナスの丘にキスをする。
ゆのの体がビクンと震える。
そこは既に、愛撫を求めて半ば口を開き熱い愛液で濡れていた。
宮子は一気にそこへしゃぶりついて行った。
「あっ!」
ゆのは思わず大きな声を出してしまった。
宮子は今までじらしていたのとうって変わって激しいペースで愛撫を始めた。
クリトリスを探り当てると、唇で吸い、舌でこねくり回す。
ゆのは声を上げ、体をくねらせて愛撫に答える。
「宮ちゃん…宮ちゃん…」
絶頂はすぐにやって来た。
宮子は愛撫を止めなかった。これだけで終わらすつもりはなかった。
さらに愛撫を加える。両手でゆのの乳房を愛撫しながら唇と舌を動かす。
「ダメぇ…宮ちゃんダメぇ…!」
二度目の絶頂がゆのに訪れた。
その瞬間ゆのの秘所から熱い液体がほとばしり宮子の顔をぬらした。
それでも、愛撫を続けた。
ゆのはもう声にならない声を上げてよがっていた。
三度目の絶頂がやって来た。
その瞬間、ゆのは自分の意識がすうっと遠ざかっていくのを感じていた。
347 :
ゆの×宮子8:2008/12/27(土) 10:44:16 ID:ta0/oljW
タオルはいつの間にかほどけていた。
二人はベッドに並んで横たわっていた。
ゆのが宮子の髪に顔を埋める。
「宮ちゃんのにおいがする…」
宮子はゆのを抱きめていう。
「大好きだよ。」
ゆのが答える。
「私も大好き。何度言ってもきりがないくらい大好き。」
「ゆのっち…」
「宮ちゃん…」
お互いどちらからともなく唇を求め合う。
お互いの体に手を伸ばし愛撫を始める。
― * ― * ― * ―
「上、うるさいなあ。宮子とゆのか?」
原稿用紙から顔を上げて沙英は天井を見上げる。
「うふふ、何かあったみたいだけど仲良しに戻れて良かったじゃない。」
ヒロは紅茶を一口飲むとにこやかに答える。
「それはいいけど、ちょっと騒がしすぎない?」
「そう?私たちもよく、みさと先輩にいちゃいちゃうるさいってよくしかられたじゃない」
「そ、それは…」
沙英は真っ赤になって口ごもってしまう。
「そろそろ、遅くなってきたから私たちも寝ましょ」
ヒロは片付けものをしながらいう。
「寝るって…その…」
耳まで真っ赤になった沙英が聞く。
「三日ぶりだもん、そんな早くは寝させてあげないわよ。」
ヒロは少し拗ねたようにいった。
ひだまり荘の夜は長くなりそうだった。
〜〜〜 おしまい 〜〜〜
なんというGJ
ナイス
350 :
暗黒の支配者:2008/12/27(土) 15:35:05 ID:FsQEyXjf
―ここはひだまり荘、やまぶき高校の変わり者が集まることで有名な、ごく普通のアパート―
「おはよう、乃莉ちゃん」
「あ、おはよう、なずな」
―ここ、ひだまり荘では、のんびりまったりとした日々が幾度と繰り広げられてきた―
「ごめんね、今日着る予定だった下着がなかなか見つからなくって…」
「ちょっ…そういうの大きな声で言っちゃだめだよ!」
「あ…ご、ごめん……」
―そして、数日前から、ひだまり荘には新たな住人が2人―
「まったくもう、…ほら、入って」
「………うん」
なずなという少女は、乃莉という少女の部屋、103号室へ入ってゆく。
ガチャリ
なずなが中へ入った事を確認すると、乃莉は内側からカギをかけた。
そうする事で、103号室は一時的に、この世界から遮断され、別の世界になるのだった。
「じゃあ、なずな、とりあえずこっちへ」
なずなは誘われるままに、ベッドへと歩み寄る。
そして乃莉の座る横に、なずなはちょこんと腰掛けた。
二人はベッドで横に並んで、何もせずただじっと座っている、
ときどき足の指を上下に動かしてみたり、髪を横に払ったりするだけだ。
…そういう時間がしばらく続いたが、しばらくしてなずなが先に動いた。
351 :
暗黒の支配者:2008/12/27(土) 16:14:49 ID:FsQEyXjf
「きゃ…」
なずなのいきなりの攻撃に、小さな悲鳴を漏らす乃莉。
乃莉は、なずなに押し倒されて仰向けになってしまう。
なずなは、乃莉を押し倒して、腕をベッドに向かって垂直に突き立てている。
…またもや、部屋に長い沈黙が訪れた。
しかも、今度は、お互いに顔を向き合わせた状態で…。
なずなの頬を、一筋の汗がつたう。
これから行う行為の事を考えると、顔の紅潮と全身の興奮が止まらない。
なずなは既に臨戦態勢だ。
そして、乃莉の一言。
「えっち、しよ?」
その一言で、なずなの理性の“タガ”が完全に外れてしまった。
目にも留まらぬ勢いで、乃莉のくちびるに飛びつく。
「―――ん……―――!」
「―――む……ん、ふあ……んう……」
普段のなずなからは想像もつかない光景である。
おとなしくて清楚で、男子たちのアイドルのような存在である、あの“なずな”が、
ベッドの上で、まるで獣のように、同性の唇を貪っているのだ。
「…っはあ! ……はあ、はあ、……」
どちらともなく唇を離すと、続いてなずなは乃莉の体を、服の上から撫で回し始めた。
首を、肩を、腕を、腹を、―――胸を。
「んっ! は…あふ……、ひゃうんっ!」
「乃莉ちゃん…かわいい」
352 :
暗黒の支配者:2008/12/27(土) 16:53:45 ID:FsQEyXjf
なずなは、次に乃莉の服を脱がしてゆく。 …胸やら脇やらを撫で回しながら。
「…下着だけに…なっちゃった、ね、 かわいいよ」
「……なずなも、…脱いでほしいな」
言われて、なずなは乃莉にまたがった状態で服を脱ぐ。
「えへへ…どう、かな?」
「うん、かわいい」
2人は、また、お互いを求めて体を寄せ付けあう。
一人は一人の快楽のために、また一人は一人の快楽のために、
お互いの体の敏感な部分を攻めまくる。
そうしているうちにやがて、2人の下着はいつの間にか脱げていた。
その事にすら気がつかないぐらい、2人は行為に夢中だったのだ。
「…下着、脱げちゃってるね」
「あ…そういえば」
言われて、乃莉はあわてて隠そうとする。
「ふふ…隠さなくていいよ、乃莉ちゃんの体、すっごくきれいだもの」
「そ…そんな事…、なずなの方がきれいだよ」
「そ…そう、かな?」
353 :
暗黒の支配者:2008/12/27(土) 17:13:22 ID:FsQEyXjf
「――乃莉ちゃん」
「――なずな」
二人は互いの、そして自分の決意を確かめ合うように呼び合い、互いの秘部に、手をあてがう。
「「―――好きだよ―――」」
その言葉を合図に、指は秘部の内側へと侵入していく。
「……くうっ! …こ、これ…思ったより……、凄い……っ!」
「……ふあっ…や…なに…これ…なにか……なにか……来ちゃう…!」
二人は悲鳴を上げつつも、その手を緩めようとはしない。
―緩めることはできない。
「はあ…はあ…は、ぁんっ!」
「はあ…はあ…はふ……!」
秘部からは、じわじわと液体が漏れ始めている。
「わ、私…はっ…乃莉ちゃん……もう…!」
「はあ…うん、いいよ…なずな、いっしょに……」
2人は腰を激しく振り、もてる全ての力でもって最後の攻めを行う。
「乃莉ちゃん…ああっ! 乃莉ちゃん! 乃莉ちゃんーーーー!」
「なずな! なずな、なずな、なずなーーーーっ!」
354 :
暗黒の支配者:2008/12/27(土) 17:38:37 ID:FsQEyXjf
ベッドで静かに眠る乃莉の目に、朝の日差しが差し込む。
「―――ん、まぶし…」
「おはよう、乃莉ちゃん、もう10時だよ? 休日だからって休みすぎだよ」
乃莉が目を開けると、そこには朝食の準備をするなずなが居た。
「うん、おいしい」
「えへへ…ありがとう」
2人は少し遅めの朝食を、のんびりまったり、おいしくいただいている。
乃莉は思った、こんな幸せな日々があと3年も続くなんて、夢のようだ…と。
「それじゃあ、私はこれで」
「うん、またあとでね」
なずなは玄関で靴を履き、振り向きざまに言った。
「次来るまでにエッチな画像削除してなかったら、怒るからね」
なずなはそういい残し、203号室への階段へと駆け出していった。
「…フォルダにロックでも掛けようかな」
――終わり――
GJ!
単行本派だから新入生組のカップルが新鮮だぜ
果てしなくGJ!
357 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 02:31:32 ID:G9XtGX/b
GJ!!
なんか新鮮だなあ
これはつまり、やっぱり消さないで怒られいじられるフラグですね
これをダシにして色々求めたりな更なる妄想が広がるぜ
エロ画像消さなかったら画像と同じ目に遭わすんですね
FsQEyXjfとta0/oljWの才能に震えが止まりません
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Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
今月号のキャラットをまだ入手できていない腹いせに投下。
放課後の誰もいない教室。私は誰かを待っていた。
自分の机に座り、頬杖をついてぼんやりと校庭をながめていた。
運動部の練習するかけ声。ブラスバンドの練習の音。
ごくありきたりな放課後の光景だった。
教室の後ろの扉が開いた。
「夏目!」
私の名前を呼ぶ声がした。
振り返るとそこには沙英が立っていた。
沙英は隣のクラス。滅多にこっちの教室には入って来ないはず。
沙英はつかつかと私の元へやってきた。
私は動揺した。
「あら、どうしたの?奥さんと一緒じゃないの?珍しいわね。」
反射的に憎まれ口をたたいてしまっていた。
しかし、沙英はそれに反応しなかった。
「夏目、話があるんだ。」
真剣な顔をして私の目を見た。
「な、何よいったい…」
思ってもいない沙英の態度に私はたじろいでしまった。
「夏目、好きだ」
そういって沙英はいきなり私のことを抱きしめた。
「な、何?」
いったい何が起こっているか私には理解できなかった。
沙英の温かな体が私を抱きしめているという現実がそこにあるだけだった。
その現実を理解するのに数秒かかった。
「な、何、冗談言ってるの?そんな下手な芝居に私がだまされると思って?」
「嘘じゃない。本気だ。」
「ば、馬鹿なこといわないで、あんたにはヒロがいるじゃない。」
「ようやく気づいたんだ、私の好きなのは夏目、あなただってことに…」
「ちょっとそんな急にいわれても私…どうしたら…」
「夏目…」
「わ、私、あんたのことなんかちっとも好きじゃ…」
そう言いかけた私の唇は沙英の唇でふさがれた。
柔らかく温かい唇。私はこれをどれだけ望んだだろうか?
その唇は私の唇としっかりと合わさっていた。
沙英の唇が開く。沙英の舌が私の唇に触れる。
―ダメ…!
沙英の体を引き離そうとするが、思ったより沙英の力は強い。
代わりにいっそう強く私を抱きしめてきた。
―あっ…
私は声を漏らした。
その瞬間沙英の舌は私の口の中に忍び込んでいった。
私の舌に沙英の舌が絡まる。
温かな舌と舌の触れあいに私の体から抵抗する意志と力が抜けていく。
膝に力が入らなくなる。崩れ落ちそうになる私を沙英がぎゅっと抱き寄せた。
そして、机の上に私を座らせる。二人の唇が離れる。
「沙英…」
「私、もう我慢しない」
「ちょっと、私の気持ちはどうなるの?」
「そんなの知らない。私は私の気持ちに正直になることに決めたの。
夏目の髪、夏目の瞳、夏目の唇全部全部自分のものにする。」
「勝手なこといわないでよ。」
「私、いつも夏目のことばかり考えていた。ヒロを抱いているときでも。」
「沙英…私も沙英のこと…」
言いかけた私を沙英はゆっくりと机の上に押し倒した。
「夏目…愛している」
「私も!沙英!愛している!」
差し出された沙英の唇を私は無我夢中で吸った。
二人の唾液が絡み合う。口中が唾液まみれになるのもかまわずお互いの唾液をすすった。
舌と舌が絡み合う快感に私は酔いしれた。このまま溶けてしまいそうだった。
(省略されました続きを読むにはここを百八回クリックしてください)
「いやぁッ!沙英さん!そこ、ダメぇ!」
「カワイイよ・・・・・なずな・・・・・・・」
「沙英さ・・・・どうして・・・・・どうしてこんなこと・・・・・・」
「なずながいけないんだよ・・・・・なずながこんなにカワイイから・・・・
わたし・・・・我慢できなくなっちゃうんだよ・・・・・・」
--------------------------------------------------------------------
「お姉ぇちゃ〜ん!待ってったら〜!」
「あ・・・・・ち、智花・・・・・」
「お姉ぇちゃん、ホントに出てっちゃうの?」
「・・・・・うん・・・・・もう、あの家には・・・・・」
「あ、あたしね、あのことだったら、あたし全ッ然気にしてないし、
だから、お父さんとお母さんにも二人でちゃんと話せば、また一緒に」
「智花ごめん!」
「・・・・・そんな・・・・あ、あやまらないでよ・・・・・あやまられたら・・・・・あたし・・・・・」
「一緒に暮らしてたら、わたしまたきっと智花のことを・・・・・・・だから・・・・ごめん」
「なによ、お姉ぇちゃん!いつも自分の都合ばっかり!
初めてが、お姉ぇちゃんだったからあたし・・・・・あたし・・・・・・
あたしの気持ちだって少しは・・・・・・・」
「・・・・・・二人のためにはこれが一番な選択肢だよ・・・・・じゃあね、智花・・・・・」
「もう、バカバカバカッ!お姉ぇちゃんのバカーッ」
------------------------------------------------------------------
わたしはバカだ・・・・・・・。ホントにバカだ・・・・・・。
あんな間違い、もう二度と起こさないようにって、両親に無理させてまで
家を出たのに、また同じ間違いを繰り返すなんて・・・・・。
わたしはバカだ・・・・・。
でも、頭ではわかっていても、止まらない・・・・・。
今はこの娘を・・・・・なずなをむちゃくちゃにしたい・・・・。
もう、自分を抑えられない・・・・・。
「・・・・・・もう・・・・・もうやめてくださ・・・・・」
「ダメ!やめない!なずなのカワイイ声、もっと聞かせて・・・・・」
なんだこの沙英さん無双!
煩悩の数だけクリックした。
煩悩×煩悩の数だけクリックしようとしたらマウスのスクロールボタンがぶっ壊れました
なんでだ
今年こそは嫉妬されるようにがんばります
>>366 沙英「仕方ないよ、だって3期の主役、あたしだもん」
あけおめ&ことよろ!
3年コンビが卒業したらなずなはやはり
乃莉の隣に引っ越すのかな?
_,..-――-:..、 ⌒⌒
/.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.\ ^^
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あけましておめでとうございます。
>>363-364の続きです
「夏目さーん!夏目さーん!」
遠くで自分の名前を呼ぶ声がする。
―何?いったい?
聞き覚えのある声だった。
「夏目さーん!夏目さーん!」
呼ぶ声はますます大きくなる。
―今、良いときなのにぃ!
ふと、私は自分が眠っていることに気づいた。
―夢?!
私は目を開いた。
そこは誰もいない教室だった。
私は、放課後の教室で頬杖をついて眠ってしまっていたのだった。
―私を起こした声は誰?
横を向くと吉野屋先生が手をメガホンのようにして耳元で呼んでいた。
「よ、吉野屋先生!」
「よっぽど楽しい夢だったみたいですね。にこにこしながら寝ていましたよ。」
「そ、そんなことないです!」
「あらあら、よだれまで垂らしちゃって」
「えっ!」
私がハンカチを取り出すよりも早く先生は舌で私の流したよだれをぺろりとなめ取っていた。
「せ、先生…」
そう言いかけた私の唇を、先生は自分の唇でふさいだ。
先生の舌が私の唇を割って入ってくる。
慣れ親しんだ柔らかく暖かい唇。
私は唇を開き、先生の舌を受け入れる。
先生と私の舌が絡まり合う。お互いの唾液を交換しあう。
「続きは、準備室でね」
私は先生に手を引かれながら教室を出る。
そして準備室に向かう。
― * ― * ― * ―
私と先生はもう何ヶ月も許されない関係を続けている。
きっかけは5月のある日の体育の時間のことだった。
私の制服のスカートのジッパーが壊れてしまったのがきっかけだった。
制服の下はジャージというさえない格好で授業を受けていた私に気づいた先生は、
休み時間に美術準備室に来るように言った。
そこで先生は休み時間の5分の間にジッパーをきれいに付け替えてくれた。
スカートを履いてジッパーが問題ないことを確かめた時にはもう休み時間の終わりのチャイムが鳴り始めていた。
「夏目さん、授業が始まりますよ。」
「吉野屋先生も次授業ですよね。」
―先生は次の時間は沙英のクラスで授業なのだ。何でこんなこと私、知っているんだろう…
お礼も早々に私は自分のクラスに戻った。吉野屋先生の手際の良さにクラスのみんなが驚いた。
放課後、ちゃんとお礼を言えなかったのでお礼を言いに準備室に向かった。
ドアをノックして「失礼します」と言ってドアを開けたが中には誰もいないようだった。
なにやら甘い香りの漂う部屋だった。たくさんの洋服というよりは衣装がハンガーにつるされていた。
するといきなりハンガーの間から吉野屋先生が飛び出してきた。
その格好は、秋葉原のあたりで流行っているようなフリフリの黒を主体としたメイド服だった。
「せ、先生!」
「あら、いらっしゃい。夏目さん。」
「先ほどはありがとうございました。」
「いいのよ、お礼なんて。」
そういうと、先生は私の方をじっと見た。品定めをしているような雰囲気だった。
「じゃあ、お礼にモデルになって」
「モ、モデルですか?」
「新しく作ったこの衣装、着てみてもらいたいの。よく見たら夏目さん、私と背格好似ているし。」
そういって先生は今着ているメイド服と色違いの赤を主体としたメイド服をハンガーから取り出した。
「な、なんで、私が…」
「お願いします。」
そうにっこり微笑まれては断ることができなかった。
私は制服を脱ぐとレースとフリルだらけのメイド服に袖を通していった。
その間、先生は期待と興奮に満ちた目で私の着替えを見つめていた。
背中のジッパーを上げ、着替え終わると先生に聞いた。
「ど、どうでしょう?」
「すてきですよ、夏目さん!」
そういって全身の映る鏡を持ってきて私の前に置いた。
「どうかしら?」
私は鏡に映るレースとフリルだらけの衣装を身にまとった自分自身の姿を見た。
意外にかわいいと思った。
「かわいいでしょ。夏目さんに似合うと思ったの。髪、ほどいてみましょ。」
そういって私の髪に触れた。
「い、いいです…」
「そんなこと言わずにぃ」
そういわれると断れなくなってしまった。
先生の指が私の髪をほどいていく。
すぐそばに先生の顔があることに私はなぜかどきどきしてしまっていた。
髪をほどき終わると、ブラシで髪をといてくれた。
そして、私の隣にたった。
「これでおそろいね。うふふ。」
先生はうれしそうに笑った。
鏡に映る私と吉野屋先生は服装と髪型のせいもあって姉妹ぐらいには見えた。
「かわいいわ、夏目さん」
先生は両手の手のひらでで私の頬を包んだ。
そして、ゆっくりと唇を私の唇へ寄せていった。
抵抗しようとすればできたはずだった。
でも、できなかった。
先生にされるがままに唇を奪われた。
私の初めてのキスだった。
「夏目さんのこともっと知りたいです。」
そういって先生は私を抱きしめて、耳元でささやいた。
私の頭は混乱しきっていて何をどうすればいいのかわからなかった。
ただ、先生のなすがままになっていた。
それが私の初めての経験だった。
私は、先生の腕の中で生まれて初めての初めての絶頂を体験した。
それから機会があれば、美術準備室で二人きりになり、先生の手作りの衣装を身にまとい
秘密の関係を持っている。
― * ― * ― * ―
美術準備室に入るとドアの鍵を閉めた。
益子先生は帰っているので心配はないが念のための用心だ。
吉野屋先生はニコニコしながらハンガーから服を選んでいる。
私はその間に、自分の髪をほどく。
私が髪をほどくのはお風呂に入るときと先生の前だけだ。
ブラシで髪をとかしていると今日の衣装が決まったらしく、一着の衣装を持ってやってきた。
いわゆるゴスロリと呼ばれるようなワンピースだった。
私は先生の見ている前で着替え始めた。
先生はソファに座りほおづえをついてニコニコしながら私が着替えるのを見ている。
制服のブレザーを脱ぎ、ワンピースを脱ぐ。
そしてリボンをほどき、ブラウスのボタンを外していく。
下着だけの姿になると、先生は言った。
「夏目さん、少し胸が大きくなったんじゃないかしら?」
「そ、そうですか?」
最近、ブラジャーがきつく感じると思っていたが、太ったのだと思っていた。
「ちゃんとサイズの合ったブラジャーをしないとダメですよ」
そう、吉野屋先生は先生らしい口調で言った。
ブラのサイズまで一緒になってしまったらどうしよう?
「はい、どうぞ」
先生はドレスを私に渡した。
いろいろな飾りがごてごてとついているが、基本はワンピースだった。
背中のジッパーを先生が上げてくれる。
「かわいいですよ、夏目さん。」
全身の映る鏡を持ってきて私の前に置いた。
私は鏡に映る自分の姿を見た。
自分では絶対選ばないような服装の私。
すこし、体を回してアングルを変えて見てみる。
意外と似合うものだ。
「かわいいですよ、夏目さん!」
感極まったように先生は言う。
「写真撮りましょう」
先生はデジタル一眼レフカメラを持って言う。
先生は自分で作った衣装をチェックするために私をモデルにして写真を撮るのだ。
もちろん、それだけが目的じゃないと思うけど。
美術準備室に作られた特設スタジオでライトを浴びながら何枚も写真を取る。
先生の指示に従ってポーズを取る。
シャッターを押すたび「すてきですよ」と言う。
写真撮影が終わるといつもの時間がやってくる。
「とってもすてきでしたよ。」
先生は私の元にやってきて言う。
そして両手で私の頬を包むとキスをする。
私の唇を割って舌が入ってくる。
私は口を開いて受け入れる。
舌と舌が絡まり合い、唾液が混ざる。
先生のキスで私はとろけそうになる。
全身から力が抜ける。
スタジオの床に崩れ落ちる。
先生はそのまま私を押し倒す。
「夏目さん、すてきですよ。」
耳元でささやく。
先生が片手でワンピースのジッパーを下ろしていく。
そして片手で私のブラジャーのホックを外す。
そしてブラジャーのカップの下へ手を忍び込ませていく。
先生の手が優しく私の乳房を包み込む。
「やっぱり少し大きくなっていますよ。」
先生はそういいながら私の胸をもむ。
私の乳首はすでに固くなっていた。
乳首を指の間に挟み、こねるように乳房をもてあそぶ。
私は思わず声を上げてしまった。
「良い声ですよ、夏目さん。もっと聞かせてください。」
そういってスカートの裾から手を忍び込ませていく。
パンツのゴムの部分に指をかけ引き下ろす。
私も腰を浮かせ協力する。
パンツが足下まで脱がされてしまう。
そして先生の指が私の恥ずかしい部分に伸びていく。
先生の指が私の草むらに忍び込む。
そこはもう恥ずかしいくらい熱くぬれていた。
いや、写真を撮られているときからすでに熱くなっていた。
先生の指が私の敏感な部分に触れる。
私はのけぞり声を上げる。
三脚にセットされているカメラが目に映る。
何台ものライトが私を照らしている。
こんな恥ずかしい格好で恥ずかしいことをされている。
そう考えるだけで体中が熱くなっていく。
「夏目さん…」
「吉野屋先生…」
再び唇を重ねる。舌を絡め合い、唾液をすすりあう。
先生の指は休まず私の敏感な部分を刺激し続ける。
先生の指が私の敏感なつぼみを刺激する。
そのたび大きな声を上げそうになるが先生の口でふさがれくぐもった声になる。
私は絶頂が近づいてきたのを感じていた。
「いいですよ、夏目さん。いってください。」
先生が耳元でささやく。吐息が耳に熱い。
先生の片手は乳首を、もう片方の手は私の敏感なつぼみを刺激している。
「先生、もうダメです。先生…」
「いいですよ、いいですよ」
私は先生の腕の中で絶頂を迎えた。
何度も体をけいれんさせた。
そして糸の切れた操り人形のようにぐったりと先生の腕の中で横たわっていた。
先生に膝枕されて私はさっきまでの快感の余韻を味わっていた。
先生は優しく私の髪をなでている。
もう、運動部のかけ声もブラスバンドの練習の音も聞こえなかった。
生徒はみんな帰った時間になっていた。
後片付けをして帰る頃にはもう日が落ちていた。
学校を出たのはもう夕暮れ時だった。
これから電車に乗って家に帰る頃にはもう真っ暗になっているだろう。
ふと私は考えた。
先生は私のことをどう思っているのだろうか?
何度か自分のことを好きかたずねたことがある。もちろん否定はされなかった。
二人っきりの時は名字じゃなくて名前で呼んでほしいと言ったことがある。
「親しき仲にも礼儀あり」そう先生は言ってはぐらかした。
少し口論もしたことがある。
でも、やっぱり私は「夏目さん」だった。
校門を出る。
ひだまり荘の前で足を止めた。
にぎやかな声がしている。
このアパートの102号室に行けば、沙英に会える。
一歩踏み出せば…
そう考えてみたものの行動に移すつもりはない。
ふと人影が玄関から現れた。
沙英、その人だった。
「さ、沙英」
「ああ、夏目?」
「私は今、部活が終わって、それでたまたま。そうよ、たまたま、たまたま何だからね。
「そんなにたまたま言わなくてもわかってるよぅ」
「わかればいいのよ、それじゃあごきげんよう。」
そう言い捨てて、私は走って駅へ向かった。
私は走り出した。
涙があふれてきた。
それがなぜだかわからなかった。
〜 お し ま い 〜
378 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 10:22:59 ID:TpxVNsGi
あけおめ!!
今年もひだまらーにとって
いい年でありますように
百合全盛のところ申し訳ないが沙英×男で少し書く
脚色が強いから苦手な人はスルーしてください
その頃の彼女は、いつも一人ぼっちだった
クラスの男子はもちろん、女子でも彼女に話しかけてくる子はほとんどいなかった
何も初めからそうだったわけではない
最初の頃、つまり小学校三年生くらいまでは普通に遊びに誘ったり、会話を試みてくる子も少なからずいた
しかし、彼女はそれらの好意を全て拒絶した
あるときはこんな具合に──
「今度の日曜日に私の家でお誕生パーティー開くんだけど、沙英ちゃんも来ない?」
休み時間、自席で本を読んでいた沙英にクラスの女子が話しかけてきた
丁度沙英が眼鏡をかけ始めた頃で、彼女は小学四年生だった
ちゃん付けで呼ばれることに違和感を覚えつつ、まだ馴染まないレンズの奥から少女を見る
名前はもう忘れてしまったが、とにかく華美な服装の女の子だった
確かどこかのお嬢様で、家がとてつもなく豪奢だと聞いた覚えがあるが、それも定かではない
当時の沙英はそれくらい他人に興味を示さなかったのだ
「ん、私はいいや」
沙英はにべもなく断り、再び読書に戻ろうとした
大体において、沙英はその類いの誘いを嫌いだった
お誕生会、クリスマスパーティー、しまいには学年が変わるたびにお別れ会を開く子もいたが、そのほとんどを断っていた
一度クラスメートのお誕生会に参加したことがあった
その子の家もやたらに大きく、七八人で囲んだテーブルには見たこともないような豪勢な料理が並べられていた
暗がりにHappy Birthday to Youの歌が響く中、女の子がケーキの蝋燭を消し、周りの子たちは口々に「おめでとう」と祝福の言葉を投げ掛け、女の子は何度も「ありがとう」と礼を言っていた
沙英ももちろんそう言った
その後、女の子にプレゼントを渡したり、賑やかに食事をした
沙英は驚いた
パーティーの間、誰も女の子の産まれた状況を聞かなかったからだ
何時に生まれたのか、そのときの体重は何グラムだったのか、両親はどう思ったか
誕生日を祝う場であるにも関わらず、誰もが下らない雑談に終始するだけだ
うんざりした。そんなものは自分ひとりで勝手に祝えばいいのに、と思った
そして、もう二度とその類いのイベントには出ないと心に誓った
だから、華美な装飾に身を包んだお嬢様風の女の子に招待されたときも、一も二も無く断ったのだ
「あ、あの!他の子もみんな来るから」
少女は慌てた様子で、なお食い下がってきた
聞いたところ、クラスに15人ほどいる女子を全員呼んだというのだ
なるほど、と沙英は思った
なぜ自分のような捻くれ者をしつこく誘うのか、合点がいった
ようするに少女は見栄を張りたかったのだ
自分には誕生日を祝福してくれる友人がこんなにいると
「ね?だから沙英ちゃんも──」
「私は行かない」
先程よりやや強い語調で断る
女の子はさすがに諦めたようで、すごすごと離れていった
その背中を見送って、閉じていた本を開く
意地を張らずに行ってあげればいいのに、と沙英の中で別の感情が湧く
沙英が一言「うん」と言えば、さっきの少女はさぞ喜んだに違いないし、沙英もクラスから敬遠されることはなかったかもしれない
でも、自分に嘘をつくことだけは我慢できなかった
世界中の誰から嫌われても、自分に正直でありたいと願った
曲がった鉄の棒が、もう真っ直ぐには戻らないように
ひとたび妥協してしまえば、意志は容易に折れてしまう
沙英はそれを何よりも恐れていた
だから、登校から下校まで必要なこと以外はほとんど喋らなかった
そしてその状況を別段つらいとも思わなかった
世界にはもっと楽しいことがたくさんあることを沙英は知っていた
例えばそれは、静かな図書室で本を読むことだった
例えばそれは、自分だけが知る美しい風景を描くことだった
例えばそれは、幼稚で未熟な物語を創ることだった
その頃の沙英はたった一つの真理を探していた
どんなことが起きても揺るがず、心の深奥にしっかりと根を張る大樹を求めていた
それは果てしなく広がる砂漠の中から、一粒の星屑を見つけるようなものだった
一生をかけてもそれを得ることは出来ないだろうことを漠然と理解していながら、なおそれを欲していた
きっとそうしてこれからも生きていくんだと感じていた
そんな沙英にも、一人だけ信頼の置ける友人が出来た
小学六年生のときだった
彼は東京からの転校生で、沙英の家の近くの社宅に越してきた
家が近いという理由で、担任教師は彼を沙英の隣の席に座らせ、沙英にしばらく面倒を見るようにと言付けた
最初、沙英はもちろん億劫がった
ただでさえ無口で人付き合いの下手な自分が、人の世話をするなんて無理だと思った
それでも嫌とは言えず、しぶしぶそれを引き受けた
今になって考えると、教師は自分に人との関わりを持たせようとしたのだと思う
沙英は彼に学校生活に必要な手順を一通り教えた
教材のことや、毎週のテストのことや、教科書の進み具合や、給食や掃除の当番のことなんかだ
「いろいろ迷惑かけちゃうと思うけど……よろしくね」と説明を終えた沙英に彼は言った
未だ声変わりのない、透き通った声だった
彼の顔には新しい環境に対する不安より、一度終えた難しい作業をもう一度最初からこなしていくときのような、疲労からくる憂鬱そうな表情が浮かんでいた
「別にいいけど……」と沙英はそれだけを呟くように言った
初めて顔を合わせた11歳か12歳の異性の子供たちがそうであるように、二人の会話も初めの何日かはぎこちなく気詰まりなものだった
会話は会話とも呼べないくらい切れ切れで、ほとんどは事務的なものに終始されていた
それでも一ヶ月もたつ頃には二人は大分打ち解けて、仲良くなった
いつしか肩を並べて下校するようになり、休日にはよくお互いの家で一緒に遊んだ
遊んだといっても同年代の子たちのようにTVゲームをしたり、外で元気に駆け回ったりするわけではなく
室内で音楽を聴いたり、絵を描いたり、図書館で借りてきた本を読んだりした
会話自体はそれほど多くなかったが、それは二人が基本的に寡黙な性質だったからであって、無理に喋らずとも息苦しいような雰囲気にはならなかった
それどころか沙英は部屋に流れるその沈黙を心地よいとさえ感じていた
沙英を惹き付けたのは、彼の静謐とした部分だった
あるいは穏当とか上品とも言えるかもしれない
周囲の乱暴で粗雑で下品な同級生にはない、そういった静かなところを彼女は好いた
それは彼が転校生だったり、都会の生まれだったことにも起因していたのだろうが、当時の沙英にはそこまで頭が回らなかった
彼は沙英と違って人当たりが良く、クラスでもごく短い期間で馴染んでいった
一見すると二人は正反対の性質だったと言えるかもしれない
しかし沙英は彼の別の一面を見取っていた
彼は誰に対しても優しかったが、同時に誰に対しても壁を作っているように見えた
クラスメートと楽しそうに話しているときも、ふと寂しそうな表情を浮かべることを沙英は知っていた
それに気付いているのは、きっと自分だけだと奇妙な優越を感じることもあった
良く晴れた日曜日の午後、二人で過ごしていると温かく、穏やかな気持ちになった
「沙英はなんでいつもそんな感じの?」
座り込み、背中をベッドにもたれ掛けた姿勢で本を読んでいた沙英は視線をあげた
いつものように彼の部屋で休日を過ごしているときだった
その日も秋らしい柔らかな日射しが窓から差していて、温かかった
「そんな感じって?」
「うーん……つっけんどんで、ピリピリした感じ」
「いつもそんな雰囲気してる?」
「二人でこうしてるときはそうでもないけど、教室とかだと特に。何で?」
弱ったな、と沙英は思った
日常的にピリピリしてるのは自覚していたが、いざその理由を訊かれると上手く言葉に出来なかった
そうしなければいけない必然性を的確に説明出来る言葉は、いくら探しても見つからなかった
「……怖いからかな」
しばらく考え込んで、沙英は空中の吹き出しに言葉を吹き込むようにそう言った
そうして言葉にしてみて初めて、どうして自分が意識的に人を遠ざけているのかが分かった
そうだ、私は怖かったんだ
彼を見返すと、彼まだ沙英の目をジッと見ていた
いつものように穏やかで、優しい目だった
「人と一緒になって笑ってると、なんだか自分が自分でなくなるっていうか……
上手く言えないけど、私は入れ物としての私でしかないんじゃないかって思えて、だんだん体の奥が冷たくなっていって……」と沙英は続けた
理解してもらえるかは分からなかったが、とにかく懸命に伝えた
彼になら伝えられる気がした
他の人に対してでは紙切れのように無意味な言葉でも、彼となら分かち合えるような気がした
「……って言っても、意味分かんないよね」
沙英は自虐的に笑い、それから俯いた
「なんとなくだけど、分かる気がする」
「……本当?」
「うん。僕もそういうときがあるから」
「そっか」
沙英は顔がほころびそうになるのを抑えつつ、小さく呟いた
話してみて良かったと、やっぱり彼は私と近しい存在なんだと強く感じた
それからも二人の関係は続いた
沙英には相変わらず友人と呼べる存在は出来なかったが、前のように孤独を感じることは少なくなった
彼の前では自然に笑うことが出来たし、誰かと心を通わせるのはとても心地よい体験だった
中学生になっても大きな変化はなかった
お互い別々のクラスへ割り振られ、また別々の部活に入ったことで一緒に過ごす時間は少なくなったが
それはあくまで物理的な意味であって、単純な時間の長短は当時の沙英にはそれほど重要ではなかった
互いの休日が重なったときにはどちらかの家で過ごしたし、たまに外出して(といっても行くのは近所の本屋やCDショップ、映画館などであったが)少ない時間を共有した
その頃には沙英も彼に対して、異性としての好意を抱いていることをはっきりと自覚していたけれど、それを彼に伝える気はなかった
現在の彼との関係に満足していたし、もっと長い時間をかけてゆっくりと近づいていけばいいと思っていた
少なくとも自分たちにはその時間がある、と沙英は何の根拠もなく思い込んでいた
だから彼から転校の話を聞かされたとき、沙英は自分でも驚くほどショックを受けたし、取り乱しもした
それを聞かされたのは中学二年の、例年より寒さの厳しい二月のことだった
引っ越しの時期は春休み中、場所は神戸だと彼は言った
いつもは穏やかな彼の目にも深い悲しみの色が浮かんでいた
沙英はそんな彼の目を見ながら、ただおろおろとするだけだった
彼のいなくなった生活を考えると、暗闇の中一人で取り残されるような気持ちになった
ひたすら不安で怖かった
両親に「転校したい」と馬鹿げた願望を漏らしたことさえあった
それが不可能だということは沙英にも良く分かっていたが、それでも願わずにはいられなかった
けれどやはり何も変わらなかった
それは痛々しいほど濃密な現実だった
二人はまだ中学生で、自分たちの意志だけで人生を決定していくにはあまりにも幼かった
彼と最後に会ったのは転校の前日、彼の部屋でだった
「明日出発するから、最後に沙英に会いたいんだ」と彼は言ってくれた
その言葉に嬉しさを感じる一方で、やっぱり彼はいなくなってしまうのだとはっきりと実感した
二人はベッドに並んで座っていた
部屋からは物が既に大方運び出されていた
一緒に読んだヘミングウェイの短編集や手塚治虫の全集も、長い時間をかけて完成させた大きなジグソーパズルも、沙英が彼の誕生日に送った古いジャズのCDも全てなくなっていた
まるで自分と彼との思い出まで丸ごと取り去れてしまったようだった
二人はそんながらんとした部屋で、いろいろな話をした
二人が出会ってから今までのことを、古いアルバムを一頁一頁丁寧に捲るみたいに語り合った
先のことは話したくなかった
彼のいない未来は星も月もない夜空のように不気味に暗かった
そうして長いこと話し込んで、いつしか二人の会話はやんでいた
太陽は限りなく地平線に近づいていて、東の空からは闇がゆるやかに迫っていた
二人のいる部屋は静寂に包まれていた
まるで世界中の音が太陽と一緒に沈んでしまったかのような、あるいは迫ってくる闇に溶け込んでしまったかのような静けさだった
電気のついてない薄暗い部屋で、二人は見つめ合った
不思議な感覚だった
恥ずかしがりの沙英でも真っ直ぐに彼の目を見つめることが出来た
そうして二人はどちらからともなく口づけをした
今までに読んだどの物語より物語性のある運命的なキスだった
とても自然で、そこには一片の不純物もなかった
彼は沙英をベッドに寝かせ、眼鏡を外し、服を脱がせ、下着を取った
部屋にエアコンは効いていたけれど、裸になるとやはり少し肌寒さを感じた
それでも体の深奥は火照っていて、じんわりと温かかった
彼は沙英の体を隅から隅まで眺め、そこに手を触れ、唇をつけた
そこにあるものを確認し、記憶していくようなゆっくりとした愛撫だった
沙英はときどき吐息を漏らす他はじっとしていた
彼も沙英も一言も口を開かなかった
喋る必要は感じなかったし、喋ってしまったら何かが壊れてしまいそうな気がした
ゆっくりと丁寧な、まるで沙英と彼がそれまで過ごしてきた年月を思い返すような愛撫の後、彼は沙英の中に入った
交わっている間、沙英の思考はずっとぼやけていた
温かい悲しみが霞がかかったように体全体を覆っていた
沙英は自分が泣いていることに気付いた
温かな涙は頬をつたって、音もなく流れ落ちた
「今度会うときにまでには」と二度の交わりの後で、彼は言った
沙英は思わず彼の顔を見て、それからまた泣き出したくなった
「僕も沙英に負けないよう頑張るから」
「……うん」
「それで恥ずかしくないような人間になるから」
「……うん」
沙英は涙が溢れないよう口をきつく結んで、何度も何度も頷いた
次に会うとき……
それは果てしない約束だった
冷静に考えれば二人はもう会うことはなく、この時間は遥かな思い出となってそれぞれの心に残るだけだ
でも彼はまた会えると言ってくれた
そう言われてみると、確かにまたいつか会える気がした
あのキスのように、まるで都合良く作られた物語のように奇跡的に出会える気がした
そうして二人は別れた
それが彼と会った最後だった
それから沙英は少しずつ変わっていった
以前のように意識的に人を遠ざけるようなことはしなくなった
話しかけられればきちんと応じたし、遊びの誘いもなるべく受けた
最初はなかなか上手くいかず何度かつらい思いもしたが、徐々に慣れていくことが出来た
いつのまにか周囲から敬遠されることもなくなり、卒業する頃には何人かの友人も出来た
そうしてみると人と関わり合って生きていくことの大切さが分かったし、それは案外楽しいものだった
それと同時にやはり彼は特別だったのだと改めて感じた
多くの人と関わって、その中で真に心を通わせることの出来る人は本当にごく僅かなのだ
その事実は沙英に淡い喪失を感じさせた
中学を卒業した沙英は県外にある私立高校に進学した
そこで一人暮らしをすることが自分には必要なのだとはっきりと感じた
その学校で沙英は学業の傍ら小説を書いた
書きたいことが本当にたくさんあった
それで僅かながら金を得られるようになり、プロとしてやっていく自信もついた
入学して二年がたち、卒業を意識するようになった頃、今の自分が、彼と過ごしたあの時間と同じくらい充実した生活を送っているということに沙英は気付いた
かけがえのない友人がいて、個性的で優しい後輩がいる
真剣に美術を勉強しながら、小説を書くことが出来る
私は昔から周りに恵まれているな、と沙英は思った
そして自分は彼と別れたあの日から成長しているだろうか、と過ぎ去った大切な時間を懐かしく思い返すのだった
終わりー
乙です。
沙英も過去はいろいろありそうだよな。
小説家を目指した理由、やまぶきに行くいきさつ、妹との関係…
>>377 GJ!
強攻めの沙英はやっぱあり得ないよなw
なんか夏目切ないなぁ…
悪党1「フッフッフッ・・・我々の秘密を知られたからには生かしておくわけにはいかん!
死ねぇーーーーッ!」
夏目「キャ、キャーーーーッ!(助けてッ!誰かッ!沙英ッ!)」
ひゅるり〜〜ひゅる〜りら〜
ひゅるり〜〜ひゅる〜りら〜
悪党2「ムッ、誰だッ!こんなときに口笛なぞ!」
悪党3「あ、あそこに誰かいるぞッ!」
沙英「天が呼ぶ!地が呼ぶ!夏目が呼ぶ!悪を倒せと、あたしを呼ぶ!
あたしは正義の小説家!ひだまり刑事サエッチ!
夏目、あたしが来たからにはもう安心だよ!」
------------------------------------------------------------------
ひだまり刑事サエッチがヒダマリックスーツをやまぶき蒸着するタイムは
わずか1ミリ秒にすぎない。では、そのプロセスをもう一度見てみよう。
沙英「ひだまるッ!」
ほんわかひだまりエネルギーがひだまり荘の増幅システムにスパークする
増幅されたひだまりエネルギーが凹凸の少ないマナイタメタルに転換され
沙英の体にやまぶき蒸着されるのだ!
------------------------------------------------------------------
悪党1「抹殺ーーーッ・・・・」
沙英「行くぞぉ!」
・
・
・
・
・
・
・
・
夏目「・・・沙英・・・・ステキ・・・・わたしの王子さm・・・はッ!
ゆ、夢ッ!どうして!どうして、目が覚めてしまったの!!」
カオス
夏目スレで投下したものを広げて書いてみた
沙英「夏目って電車通学なんだ」
沙英は夏目に突然こんな話を振った。
夏目「え・・・ええ・・・」
夏目は少々驚いてる様だ。いつもは自分からケンカ腰で話を始めるのに、今日は沙英から、しかも世間話から始まったからだ。
沙英「大丈夫なの?」
夏目「何が?」
沙英「ほら痴漢とか・・・それだけ長時間乗ってるんでしょ・・・」
本当に他愛も無い話。そもそもなんで二人だけなのかと言えば・・・ひだまり荘で、沙英だけが夏の課題が終わって無く、たまたま仕上げに来た夏目と鉢合わせたのであった。
夏目「私の乗る時間は大抵空いてるのよ」
沙英「あぁ、それなら安心か」
夏目は昔よりは素直な受け答えが出来る様になっていた。沙英の心配を素直に受け止めれる辺りなど、かなり素直だ。
夏目「でも・・・あなたが、まさかここまで出来てないとは、一体何してたのよ?」
沙英「まぁ・・・色々とね。」
夏目「色々って・・・」
夏目はもちろん知っている。沙英の小説のファンの一人でもあるのだ。
沙英「まっ、混雑するときは無理しないで空いてるの狙いなよ」
夏目「言われなくても!」
ガラッ
ヒロ「さえ〜」
ドアが開き、ヒロが入ってきた。どうやら沙英の軽い食事を届けに来たらしい。
ヒロ「あら・・夏目さん、こんにちは」
夏目「あっ、こんにちは」
ヒロの微かな間。誰も気づかない程の間。一緒にすごしてる沙英でさえ気づかない程の微かな間がそこにあった。
夏目「じゃ、私は終わったからそろそろ帰るわ。沙英、頑張りなさいよ〜」
沙英「うん、じゃあね」
ガラッ
ヒロ「・・・沙英これ」
沙英「あっヒロ、ありがとう・・・いつも悪いね。」
ヒロは沙英にバスケットを渡す。
ヒロ「いいのよ別に〜」
沙英「今日は・・・」
ヒロ「少し用事が有るから手伝えないわ・・・」
沙英の聞こうとした事を先に答えるヒロ。
沙英「そう・・・ありがとう」
沙英はこう答えるしか無かった。
ここからヒロが黒いので注意
苦手な人はIDをNGしてください
駅
夏目「しまった〜・・・空いてる時間逃した・・・」
何時もは一本前の電車で帰るのだが、沙英と話し込んでいたらスッカリ乗り遅れてしまった。
夏目「この時間以降はずっと込むんだし、次のに乗るしかないわね・・・」
夏目は沙英との話を思い出したが・・・終電間際で無いと空かないのだ。
「好都合ね・・・」
夏目「あっ、来た来た」
ガシャプシュー
夏目「うっ予想以上に混んでるわね・・・」
降りる駅まで40分前後揺られるので相当ツラい。ずっと立ちっぱなしなので更にツラい。
夏目「はぁ・・・狭いわね・・・」
20分くらいたった頃・・・異変が起きた
サワッ
夏目「えっ・・・」
電車でもみくちゃにされるとは全く違う感触が臀部から伝わってきた。
夏目「やっ・・・やめ・・・だれ?」
振り向く夏目に見慣れた人物が視界に飛び込んできた。
夏目「ひ・・・ヒロさん・・・?」
そこにはヒロがいたのだ。しかし・・・その表情は恐ろしく・・・笑っているのに目が笑って無く、じっと夏目を見つめてるのだ。
ヒロ「夏目さん・・・」
スルッ
ヒロの手が夏目のスカートの中に侵入してきた。
夏目「ひゃ・・・ヒロさんやめ・・・」
ヒロ「・・・・・・から」
ヒロは呟く・・・聞こえるか聞こえないか・・・ギリギリの音量で夏目に呟く
夏目「えっ・・・」
ヒロ「沙英は私のよ・・・だから・・・」
ゴソゴソ
ヒロは鞄から取りだした物・・・それは・・・
夏目「ひっ・・・やめ・・・」
ヒロ「沙英の前に出られない様にしてあげる・・・」
ヒロの手にはあり得ない程の太いバイブがあった・・・
夏目「・・・いや・・・ヒロさん・・・やめて」
ヒロ「あら〜こすってるだけよ〜」
夏目「ひぅっ!」
ヒロは執拗にバイブを秘所にあてがう。小刻みに振動するバイブが夏目を攻めまくる
夏目「ヒロ・・・さ・・・あっ・・・」
ヒロ「沙英はかわいいから、すぐ悪い虫が寄ってきてね〜」
ズッ
ヒロの手に力が入る。拒絶したい快楽が夏目に走るの。
夏目「ひぅ!」
ヒロ「あらあら・・・周りにバレるわね?」
夏目「ん・・・んん〜」
快楽に耐えつつ左手を口に当て声を堪える。
ヒロ「じゃ・・・夏目さん?」
グッ
夏目「っ!!やめ!!ムグッ」
声を出して拒否する夏目の口にヒロの左手が押さえられる。
ヒロ「じゃ・・・」
ズッズズッ
夏目「ん・・・ん゛ん゛ん゛んんんんーーーーーーー!!!!!!!!」
夏目の声にならない悲鳴。それでもなおヒロは手を休めようとしない。
ヒロ「あら・・・初めて?入れにくいわね〜」
夏目「ん゛んーー!!ん゛ん゛んーーー!!!」
夏目の奥にドンドンと侵入してくるバイブ。
夏目(異物い物異ぶつイ物異ブツいぶつイブツ!!!!!!!!!!)
ヒロ「はい、全部♪」
ズッ
その言葉と同時に夏目の中に全てを入れられた。
夏目(は・・・はじめてが・・・こんな・・・)
夏目「はっはっ・・・ん゛んーー!」
ヒロ「あらあら・・・辛そうね」
夏目の頭の中では痛さと快楽と悲しみが渦巻く
夏目「・・・・・・」
ヒロ「あら・・・気絶したのかしら?」
突然脱力した夏目。ヒロの言う通り、夏目は気絶していた。
ヒロ「私・・・私・・・」
ガバッ
ヒロ「・・・・・・えっ・・・」
そこはヒロの部屋だった。
ヒロ「そっか・・・寝ちゃってたのか・・・酷い夢・・・見ちゃったわ」
ヒロ「まさか・・・本当に起こして無いわよね・・・」
そう思いヒロは夏目に電話をする
ヒロ「・・・でて・・・でて」
ガチャ
夏目『はい、夏目です。』
夏目が出てホッとするヒロ
ヒロ「あっ夏目さん?ヒロです」
夏目『ヒロさん?どうしたのかしら、こんな時間に?』
時計を見ると10時半を回っていた
ヒロ「えっと・・・昼間は、沙英ありがとね」
夏目『えっ・・・ええ』
ヒロ「じゃあ」
夏目『ねぇ・・・なにをいっt』
ガチャ
ヒロ「・・・どうしたんだろう、私」
ヒロが初めてした嫉妬だった・・・
以上です・・・
色々すみません・・・
正月パワー半端ねえな、もう夏目だらけじゃないか
このSSは以下の要素を含みます。嫌悪感を催す方は読み飛ばすかNGIDにでも突っ込んでください。
・ドSヒロさん×ドM沙英さん
・ねっとり言葉責め(CVゴットゥーザ)
・重度の唾液フェチ&汗フェチ&匂いフェチ
「おそいおひるごはんもたべおえて、おゆうはんまでちょっととおいごごー」
屋根の上からそんな声が聞こえたような気がして、私は筆を止めた。
まぁ、多分宮子が野良猫と遊んでる声か何かだろう。
「……ふぅ」
座布団に座って料理本を読んでいたヒロが溜息をついた。可愛い。……じゃなくてどうしたんだろ。
目をやると、カーディガンの前をはだけさせ、ブラウスの胸元を摘んでぱたぱたと空気を送っていた。
「ごめん、エアコン暑かった?」
冷え性な私は、この季節の仕事中には暖房を全開にすることが多い。
もったいないけど、いくら厚着してても指先が冷えると仕事にならないのだ。手袋してちゃ上手く書けないし。
「うーん……暑いけど、沙英はこっちの方がお仕事しやすいんでしょ? 私の方が押しかけてるんだから気にしなくていいわよ」
そう言ってヒロはカーディガンを脱いだ。
緩めたブラウスから汗の滲んだ胸の谷間が覗いている。
何度も見て触ってる胸だけど、こういう形で見るとなんだかドキッとする。
そんな動揺に気づくこともなくヒロが本に目を戻したので、私も執筆を再開した。
しばらくはペンを走らせる音とページをめくる音、そして暖房の音だけが部屋に響いていた。
……でも、駄目だった。全然集中できない。
原稿用紙を睨みつけるべき目は我慢しようとしてもちらちらとヒロの方を、その露出した肌色の部分を見てしまう。
あの谷間に顔を埋めたい。きれいな桃色の突起を舐めたい。笑い声混じりのくすぐったそうな喘ぎを聞きたい。
そんなことばかり考えてるせいでさっきから一行書いては一行消して、全然進んでない。
ああ、触りたいなぁ。全身ふかふか柔らかくて気持ちいいヒロの体だけど、胸は別格なんだよなぁ。
などと悶々としていると、ヒロがパタンと本を閉じた。
「……あのね、沙英」
「な、何?」
卑猥なことを考えていた負い目もあって、ちょっと気圧されてしまった。
そんな私を、ヒロはじとーっと睨むよう横目で見た。
「そんな風に胸ばっかり見てたら分かるものなのよ?」
「あぅ……ごめん」
バレてた。自分の劣情を見透かされてるようで暖房関係なく顔が熱くなる。
するとヒロはとんでもない冤罪をふっかけてきた。
「ひょっとして、外でも胸の大きな人がいたらじっと見てるんじゃないでしょうね」
「そ、そんなことないよ! 私はヒロの胸を触ったり舐めたりするのが大好きだから見てるだけだからさ! ……って、あ……」
「……馬鹿」
思わず本音を言ってしまうと、ヒロまで赤面して唇を尖らせた。
「それで、沙英は私の胸が気になってお仕事が手に付かないのね?」
「……うん。ごめんなさい」
「別に謝らなくてもいいけど。でも困ったわね、今日のノルマは終わってないんでしょ?」
そう。自分で決めたノルマにはあと二十枚ほど足りない。
でもこのままじゃムラムラして一文字だって書けそうにない。
……認めてしまえば簡単なことだ。私はすっかり欲情してしまっていた。
気恥ずかしさと情けなさで何も言えずに黙り込んだ私を見て、ヒロはまた溜息をついた。
「じゃあ、ちょっと早いけど少しエッチする?」
あまりに事も無げに言ったので、自分の耳か頭がおかしくなったのかと思ってしまった。
しかし、ヒロがブラウスまで脱ぎ始めているのを見て聞き間違いでないことを悟る。
「ま、待ってよヒロ! あたし別にそういうつもりじゃ……」
「じゃあどういうつもり?」
「う……」
そう言われるとすごく困る。
胸を触りたいだけでいやらしいことは考えてなかった、なんて言い訳が通じるはずもない。
何より、火照った身体は一度すっきりしないと収まりがつきそうにない。
「……ごめん、やっぱりヒロの胸、触りたい」
「だから謝らなくてもいいのよ」
くすっと笑い、上半身がブラ一枚になったヒロが手招きする。
私がおずおずと歩み寄る間にブラのホックも外して、ピンク色の先端が可愛らしく揺れた。
「綺麗だね、相変わらず」
「そういうのさらっと言うあたり、女たらしの才能あるわよ」
「ふ、普通に褒めただけだよ!」
複雑な気分でヒロの真正面に座る。
早速飛び込もうとしたけど、そのままだと眼鏡が当たってお互い痛そうだ。
「眼鏡、預かろっか?」
「うん、お願いするよ」
さすがヒロ。言う前に察してくれた。
眼鏡を外して、少しぼやけて見えるヒロに手渡す。さすがにこのぐらいの距離なら判別はつく。
「やっぱり姉妹ね。眼鏡外すと智花ちゃんに似てるわよ」
「そうかなぁ……」
「うん、ちょっと年下に見えて可愛いわよ」
私はあんなに幼くはないと思うし、心外だ。そんなこと言ったら智花は怒るだろうけど。
「それじゃあこうしたらどうかしら」
そう言ってヒロは私の眼鏡を自分の目元に装着した。
「どう?」
「……似合うかも。なんだかちょっと女教師っぽいっていうか、大人びて見えるよ」
やっぱり眼鏡って年上に見せる効果があるんだろうか。
「そう? じゃあ年上らしく今日はたっぷり可愛がってあげるわね」
年上でもないし、いっつも好き勝手に弄ってくるくせに。
思いはしたけど、言うとニコニコしながらお仕置きをしてくるに決まってるから心にしまっておいた。
「はい、どうぞ」
「うん」
腕を広げるヒロの胸に、私は迷わず顔を埋めた。白に近い肌色が視界を覆い尽くす。
柔らかい。顔中を愛撫してくれる乳房の感触に、思わず頬が緩む。
そして、汗に濡れたヒロの胸は決して薄くない香りを私の鼻腔に流し込んでくる。
体育の後より濃い汗の香り。それを感じ取り、頭がぼうっとしてきた。
「どう? 汗臭くて嫌になった?」
見上げると、ぼんやりした視界の中、眼鏡をかけたヒロがにっこり笑いながら見下ろしていた。
「ううん。……すごくいい匂い」
本心からそう応えて、顔を擦り付ける。
ヒロの大きな胸は、軽くべとつきながら柔軟に形を変えてそれを受け止めてくれる。
「分かってたわよ。沙英、変態だものね」
優しい声の中に、一本棘が混じる。
それは小さな変化だけど、ヒロのスイッチが入った証拠だというのが私には分かっていた。
私を支えてくれるヒロから、私を気持ちよくしてくれるヒロに。
何をしてくれるのか不安と期待でどきどきしてきた。
「顔、もっと押し込んで」
「うん」
言われるままに谷間の奥へ奥へと顔をねじ込む。
顔で乳房の内側を擦るたび、ヒロが小さく息を漏らす。それが楽しくて夢中で顔を押し付ける。
大きいと感度が鈍いということもなく、ヒロの胸は私より敏感だ。
もしそれが私がこれまで散々揉んできたせいなら、すごく嬉しい。
「んっ……沙英の息、あったかくて気持ちいい」
そう呟きながら、ヒロは両手で胸を内側に寄せた。
当然、その間にある私の顔が挟まれることになる。
両側から隙間なく胸を押し付けられ、顔が熱くなるほどの圧力に包まれる。
鼻先を谷間に溜まった汗が濡らす。
濃厚な匂いに、溜まった性欲が体内で蠢き、実際の快感を生み始めた。
お尻のあたりから粘り気のある性感が上ってきて、呼吸まで阻害する。
「はぅっ……ふぅ……」
力が抜けた体が崩れ落ちないよう、ヒロの背に腕を回して抱きつく。
顔が変形しそうなほどぎりぎりまで顔を密着させ、柔らかさと匂いを味わった。
「沙英」
ヒロに楽しそうな声で呼ばれ、上を見る。実際、楽しそうな笑顔が見えた。
その唇からちょこんと舌先が覗いた。
舌の上を少し白く泡立った粘液が流れ、当然のように重力に引かれて下に垂れ落ち、
「ひゃ……!」
私の目と目の間に命中し、ぴちゃりと小さな音を立てた。
ヒロは相変わらず満面の笑みで、うっかり涎が垂れたわけじゃないのは明らかだった。
「な、何して……」
「せっかく挟んであげてるんだから滑りをよくしないと、ね?」
言葉と共に、溜めていたのかさらに大量の唾液を注いでくる。
今度は僅かに横に逸れてヒロ自身の乳房を汚した。
そして、胸を手で押し付け、私の顔にそれを塗りたくった。
「わぷっ……や、やめ……」
「嫌なの? せっかく沙英の大好きな汗の匂いに沙英の大好きなディープキスの匂いを混ぜてあげたのに」
唾を垂らし、胸で顔に塗る。垂らし、塗る。
粘液の擦れるにちゃにちゃという音と嗅覚を刺激する唾の匂いがどんどん強まっていく。
「だ、だってこんなの、汚いよ!」
ヒロと唾液たっぷりのキスをするのが好きなのは事実だから言い辛かったけど、こんなのは嫌だ。
「そうねぇ……」
ヒロは私を放さないまま思案げに唇に指を当て、小首を傾げた。
その間も唾液まみれでぬるぬるの両胸で私の顔を圧迫する。
やがて結論は出たようで、ヒロは優しく微笑みかけてきた。
良かった、これで普通に……
「ダメ。沙英がこれ、好きになるまで続けてあげるわね」
どろりと、直に鼻先に唾が浴びせられる。
「や、やだ……んっ……やぁぁ……!」
噎せ返るような匂いに包まれ、私はされるがままに顔面を汚された。
柔らかな乳房が、粘液に覆われることでさらに官能的な感触となって愛撫してくる。
ぬめった光沢を持った柔肉が視界の中で縦横無尽に蠢く。
左を向かされ、右を向かされ、顔の至る所に唾液を塗りたくられていく。
これじゃまるで、男の人に胸でしてあげる行為みたいだ。
何かの拍子に口で息を吸おうというタイミングと、口元に乳房が押し当てられるタイミングが重なった。
たまらずに鼻で息を吸う。
「ふぐっ……んぅ……!」
唾液と汗の入り混じったヒロの濃密な匂いが脳に届きそうなほど勢いよく侵入してきた。
おかしい。
たまらなく臭くて嫌なはずなのに、汚いはずなのに、さっきより強い快感が身体を貫いた。
それを見透かすように、ヒロが私の髪をそっと撫でる。
「臭い?」
溺れそうな唾の中言葉も発せず私が素直に頷くと、撫でていた手が私のズボンの中に突っ込まれて下着をなぞった。
直接的な性器への刺激に体が反射的に跳ねたけど、それは一瞬のことでそのまま愛撫してはくれない。
「ふぅん、じゃあ何でこんなにぐっしょぐしょに濡れてるのかしらねー」
触られたときにそれは分かっていた。分かっていたけど、認めたくはなかった。
それじゃまるで私が――
「まぁ、しょうがないわね。沙英は私の汗と唾で汚れた胸で感じちゃう変態だものね」
ヒロの言葉に上を見やると、頭を垂れて顔を近づけているヒロと目が合った。
「うわあ、我ながらひどい匂いね。暖房きつくて汗もどんどん出てくるし……」
吐息さえ感じる近い距離で、ヒロは眼鏡の奥の目を細めた。
「沙英も汚いって思うでしょ?」
頷く……ことはできないけど、動きでそれと知らせる。
「でも胸、気持ちいいでしょ?」
甘い、しかし粘りつくようないやらしい声が耳から入って頭の中を蕩かしてくる。
まともに考えることも出来ず、私はまた頷いた。
「じゃあもう一回よく嗅いでみてくれるかしら?」
ヒロの声と表情はどこまでも優しい。
優しいヒロの言うことだから間違ってるはずがない。
多分そんな刷り込まれた本能から、私は思い切り谷間に充満する湿った空気を吸った。
濃縮され、汗の量を増し、強まっていた匂いが嗅覚を蹂躙する。
「んぅっ……ふぁぁぁ……!」
それを嗅いだ瞬間、嫌悪とは明らかに違う何かが私の身をよじらせ、だらしのない声を体の奥底から絞り出させた。
駄目だ、ヒロの匂いを嗅いでると頭がおかしくなってくる。
こんなのが嫌じゃないなんて、本当に変態だ。
私は何とか理性を総動員して、口での呼吸に切り替える。谷間を垂れ落ちたヒロの唾液が口の中に入ってくるけど、匂いよりマシだ。
でも、ヒロは私の理性を勝たせる気は毛ほどもないようだった。
「もう一回。胸の匂い、嗅いでほしいな」
拗ねるように甘えた声で、とんでもない要求をしてくる。可愛い。……じゃなくて。
応じるわけにはいかなかった。これ以上変にされたら、私が私じゃなくなってしまう。
必死に口での呼吸を繰り返し、胸と擦れる水音を立てながら頭を微かに横に振り、拒否の意を伝える。
「もう許して……謝るから……」
するとヒロは呆れたように笑って見せた。いつものように。
「だから、沙英は何も悪いことしてないから謝ることなんてないのよ」
よかった、いつものヒロだ。優しいヒロなんだ。
笑い返すため顔の筋肉を動かそうとする私に、ヒロはそのまま告げる。
「ただ、沙英に胸を嗅いでほしいって、それだけなんだから」
「ヒロ……」
呆然とする私と対照的に、ヒロはどこまでも「いつも通り」だった。
いつも通りに優しく、いつも通りに可愛く、いつも通りに温かく。
いつも通りに、私への調教に容赦することはなかった。
「嗅いで」
苛立つ様子もなく、ねっとりと甘い声で言い放つ。
その、どうしようもなく耳に心地良い声を聴いて、私ははっきり悟った。
(勝てるわけがない……)
お尻を性感帯にしたのも、野外での秘め事に対する躊躇いをなくしたのも、キスだけで快楽を得られるようにしたのも、全部ヒロだ。
嫌で仕方ないことでも、素直に従えば優しいヒロは私を気持ちよくしてくれる。
とうとう私は粘り気を増した谷間の中で鼻をひくつかせ、
性に対する常識をまた一つ、捨てた。
嗅覚がヒロの匂いでいっぱいになる。
(凄い……こんなにヒロを五感全部で感じるの、初めて……)
汚されている自覚さえ興奮のスパイスにしかならないぐらい、体も頭もおかしくなってる。
積極的に顔面で胸を弄っていると、ヒロも応じるように胸を押し付けてきた。
「素直な沙英は大好きよ。可愛い」
「うん……私もヒロ、大好き……!」
ヒロも喜んでくれてる。嬉しくて、夢中で胸を貪った。
もう泥沼のような谷間は粘っこい水音を絶え間なく響かせている。
掻き混ぜた唾が白く細かく泡立ってヒロの胸を汚す。
「ふぁ……ふぅ……ヒロの胸、気持ちよくって、いい匂い……」
股間が疼いて仕方がない。お尻も性器もヒロの指を求めてひくひくしてるのが自分で分かる。
でもヒロは顔へのパイズリ以外は一切何もしてくれない。
次々と唾を垂らし、時に愛でるような、時に蔑むような言葉を次々に囁いては乳房を擦り付けてくる。
――沙英の顔、汚れるとますます可愛いわよ。
――表情、赤ちゃんみたいよ。乳首吸ったら似合うかしら。
――本当に変態よね。唾まみれにされて感じちゃうなんて。
――もっといやらしい声出していいのよ? ゆのさん達に聞こえちゃうかもしれないけど。
そんな一言一言が愛情や羞恥心を激しく揺さぶり、この行為に慣れるということを許さない。
もう自己弁護もできず、私の感情はヒロの声に操作されている。
ただ、一貫して気持ちいい。
ぬるぬるしたヒロの巨乳による凌辱は、触れることもなく私の全身の性感帯から快感を滲ませていた。
体を揺すってそれを抑え、私はひたすら行為を続ける。
「んっ……沙英があんまり熱心に唾、掻き混ぜるから私も気持ちよくなってきちゃった」
言って、私の真横で自分の乳房を揉みしだいて見せた。
粘液に滑りながら指の形に歪む胸がいやらしい。もう乳首も外側も、それを弄る指もぬらぬらと光っている。
ヒロが少し胸を離すと、胸と私の顔との間に透明な糸が引く。
それに見とれる間もなくまた抱きしめられ、胸に挟まれ、扱かれる。
「ふふ、男の人だったら出して終わりなんでしょうけど、沙英相手ならどこで止めればいいのかしらね」
ヒロの声もすっかり欲情しきっていた。
その少し高く甘ったるい声で頭上から囁いてくる。
「もうずっとこのままでいよっか?」
脳まで快感に満たされた私は頷きそうになり、踏みとどまった。
理性からじゃない。単に、これだけじゃイけないからという理由から。
「そっか、じゃあキスでもしてあげるわね」
胸を離され、顔を近づけられる。紅潮したヒロの顔が間近にある。
命令される前に私は目を閉じ、唇を奪われるのを待った。
「えい」
可愛らしい掛け声と共に、ヒロの唇の感触が伝わってきた。
……鼻に。
「んぅ!?」
「ほら、じっとしてないとお仕置きするわよ? ん……ちゅ……私の匂い以外嗅げないようにしてあげるわね」
鼻の穴をヒロの舌がちろちろと弄り、新鮮な唾液をまぶしてくる。
お仕置きという一言で縛られ、私は抵抗することも出来ない。
はむはむと鼻先を唇で挟まれ、舌で撫で回され、鼻の奥までヒロの体液が染み入ってくる感覚に膣を震わせるだけだ。
「ふふ、すっかり沙英の顔にマーキングしちゃった」
最後にもう一度唾液を垂らし、ようやくヒロの「キス」が終わった。
対する私はもう腑抜けもいいところだ。呼吸をするだけでヒロを感じて全身が火照る。
昼に食べて部屋に漂っているはずのカレーの香りもそれに掻き消されてまるで感じられない。
「はい、じゃあもう一度」
視界いっぱいの濡れた乳房。遅れてぬるぬるした気持ちいい感触と匂いがやってきて、再び顔を胸で挟まれたことが分かった。
「はぁっ……! はぁ、んっ……っく……」
興奮し過ぎで吸った息と吐いた息が体の中でぶつかってうまく息継ぎも出来ない。
でもイけない。指先まで快感に満たされて、体力を奪い尽くされて、それでも満足できない。
それでもヒロは容赦なくパイズリをしてくる。
耐え切れず、私は本能的な欲求を何とか人間の言葉にして口から紡いだ。
「ヒロ……お願い、イかせてよぉ……」
「そうね、苦しめるのは可哀想よね」
唾を垂らしながらヒロはしゃあしゃあと言ってのけた。
「それじゃ、沙英が自分のこと変態だって言葉で言ってくれたらイかせてあげる」
そして額にちゅっと口づけた。
私にはもう恥も外聞も何もない。快感のためならそれぐらい何でもなかった。
「私、変態だから……ヒロにイかせてほしいよ……」
「それじゃどんな変態なのか分からないでしょう? 沙英は何に興奮しちゃう変態なの?」
くすくす笑いながらねちっこく囁く。
ヒロを楽しませるために、私はこの精神状態で尚恥ずかしいようなことを言う必要がある。
でないとヒロは最後までしてくれない。
汗と唾液の沼に溺れながら、私はもう一度口を開く。
「私は……ヒロに、顔をパイズリされて感じちゃうような変態、だから……」
「もう、パイズリなんて言葉使うなんてさすが『経験豊富』ね。いやらしい」
処女を捧げ合った仲なのに本当に意地悪だ。
そしてそんな意地悪なヒロは、この程度では許してはくれない。
「でも、もう少しってところね。私も沙英の可愛い胸に顔擦りつけたら興奮しちゃうけど、変態じゃないもの」
普通なら突っ込みを入れるところだけど生憎そんな余裕もない。
快感のために、私は徹底的に、正直に自分を貶めた。
「っ……私は、ヒロの汗と唾の匂いでいっぱいの胸でパイズリされて、顔をめちゃくちゃに汚されて感じる変態です……!」
「あら、敬語なんて他人行儀ねぇ」
嬲るようにゆっくりと囁き、ぺちゃぺちゃと胸で頬を撫で回す。
これでも駄目なら、もうどうしていいのかわからない。
何とか顔からの五感でイけないか、必死に胸を舐めて嗅いで擦ってその音を聞いて歪む乳房に見入っていると、ヒロが頭を撫でてきた。
「しょうがないわね、今日はこのぐらいで許してあげる」
谷間の水溜りに、ヒロが指を突っ込んできた。
そうしてたっぷり体液を絡めた指が背中側に回され、再び私のズボンに、その中のショーツに突っ込まれ……お尻の穴に一気にねじ込まれた。
「ひぁぁっ!」
肛門快感というより、直接的な性感を受け、体の至る所で澱んでいた快楽が一気にそこに集中した感じだった。
それは絶頂を迎えるのに十分すぎる量で、視界が真っ白になって心臓の鼓動が耳のすぐ近くで聞こえるような錯覚を覚える。
「ヒロっ……! ヒロ、私、私ぃ……!」
「うん、沙英の気持ちよくなってる顔、ちゃーんと見てあげるからね」
糸を引きながら引き離された顔を、体液で髪までぐちゃぐちゃにされた顔をヒロに真正面から眺められる。
「やっ……やぁぁぅぅぅ!!」
自分でも似合わない、ひどく雌っぽいと思える声を上げながら、私は激しく登り詰めた。
限界まで濃縮された、ヒロの匂いに包まれながら。
「ゆうやけ、きれい?」
屋根の上からそんな声が聞こえたような気がして、私は筆を止めた。
絶対に、絶対に今他人に窓から覗かれるようなことがあってはならない。たとえ宮子でもゆのでもだ。
「ヒロ……」
「なぁに?」
お料理本から顔を上げたヒロはまさに上機嫌といった風だ。
相変わらずの暖房で汗はかいてるけど、それを嫌がってもいないようだ。
ぽたり、と顎から一滴の体液を滴らせ、私は体を震わせる。
「お願い……シャワーか、せめて顔だけでも洗わせ……」
「ダメよ」
即答だった。
「言ったでしょ? 変態の沙英はそのままお仕事するのがお似合いだって」
指差される私の顔は、相変わらずヒロの唾と汗にまみれていた。きっと夕日を反射して粘っこい光沢をまとっていることだろう。
返してもらった眼鏡だけが、唯一きれいなままだった。
「ファンの人はどう思うのかしらね。橘文が同性の唾と汗の匂いに興奮しながら恋愛小説を書いてるだなんて知ったら」
「言わないでよぉ……」
ヒロの調教はまだ終わっていなかった。
残りの今日のノルマを、このまま仕上げることを私は命令されている。
顔中の皮膚を、鼻の粘膜を、口の中を汚し尽くしたヒロの体液は、存在感を薄めることなく私の五感を刺激し続けている。しかも、
「あ、ちょっと耳が渇いてる」
ヒロは私の傍に歩み寄ると、唾液をたっぷり含んだ舌で耳を舐め上げた。
補給も十分で、私の顔が潤いを失くすことはない。
一度火がつくと、絶頂を迎えるまでヒロの嗜虐心が収まることはない。
そして仕事を終えるまで私はヒロに快感を与えることすら許されていないのだ。
激しい性欲に苛まれながら何とか筆を進める私の傍で、ヒロは優しく笑う。
「ちゃんと終わったらご褒美はあげるから、ね?」
私の腕に胸を押し当ててくる。
カーディガンの奥で、ブラウスの奥で、ブラジャーの奥で、ぐちゃりと濡れた乳房が押し潰される音と感触がした。
あのまま服を着て、あれよりさらに汗で蒸れた胸を、今度は好きにさせてくれる。
その約束のために、私は必死で橘文としての頭を働かせている。
「それで、どう? 終わりそう?」
「……うん、この場面と、あともう一場面ぐらいで」
「そう。頑張ってね」
鼻にディープキスを一つして、ヒロは座布団に戻った。
「はぁ……はぁ……」
ヒロの匂いのせいで体が熱い。主人公のキスの描写を無意識に性的に書きすぎてしまい、書き直す。
あと少しでヒロとちゃんとベッドでエッチができる。そのためならいくらでも頑張れる。
ヒロのおかげで、今日も私の仕事は順調に進めるのだった。
どSどM変態さんsかわいいです
すばらしいねっとりプレイ
これはGJと言わざるをえない
ぐちょヌルロケットおっぱいエロすぎる
4巻のカバー裏を見て思いついたのでひとつ投下してみる。
・桑原先生×吉野屋先生
・エロはない。ごめん。
…ふう。こまごました雑務を一段落させて桑原は息を吐いた。
今の所今日は誰も保健室に来ていない。手持ち無沙汰ではあるが、生徒たちが健康なのは何よりだと思う。
ガラリ。
やれやれ、噂をすればなんとやらかな。と言っても、思っただけなんだけど。
ところが保健室にやってきたのは生徒ではなく吉野屋先生だった。
「桑原先生、寝かせて下さい〜。熱っぽいんです〜。」
即座に彼女の頼みを却下する。ブーイングが返ってくるが気にしない。
「ここは基本的に生徒さんたちの場所なんですから」
それに吉野屋先生をあまり甘やかさないようにとも校長先生から言われている。こっちの理由は彼女には言わないけど。
「ほんとうに熱っぽいのに…」
いつもの元気はどこへやらで、しゅんとした表情を見せる吉野屋先生を見てあることを思ってしまった。
それを認めるのは少し恥ずかしい。けれど不意をつかれたからこそ、素直な感想が湧いたのだと思う。
確かにそのとき、吉野屋先生を可愛いと思った。
でもすぐに思い直す。いつもは有り余るほど元気な吉野屋先生だ。そのギャップにやられただけなんだ。
だからそう、この気持ちもちょっとした気の迷いだ。…多分。
気持ちを悟られないように、吉野屋先生に背を向ける。そのまま氷まくらと風邪薬を取り出して彼女を休ませる。
「一時間したら起こしますからね?」
…一時間だけ。うん、これなら甘やかすことにはならないだろう。心の中で言い訳をする。
服は脱がせてくれないんですか〜なんて冗談を言ってきたけど、本当に体調が悪かったらしい。
ベッドに入ってしばらくするとすうすうと寝息をたて始めた。
さすがに寝ているときばかりは大人しいなあと思って、起こすのが少しもったいなく思われる。
でも一時間の約束だし仕方がない。吉野屋先生を起こす。
「おはようございますう〜。桑原先生、ありがとうございました〜」
いつものように台詞の端々にハートが飛び交っている。これならもう大丈夫だろう。
そんなことを思っていたら、とんでもない台詞が続いた。
「お礼に、ちゅーなんてどうですかあ〜?」
…全くこの人は。
「さっさと授業に行きなさい!」
「ふええ〜!? 冗談なのにい〜」
パタパタと保健室を出ていく吉野屋先生を見て思った。やっぱりさっき可愛いと思ったのは気の迷いみたいなものだ。
…だって、あの人は元気に笑ってる方がずっと可愛いもの。
おしまい。
吉野屋先生がしゅんってしてるとこで、桑原先生はきゅんってしてると思って書いてみた。
>>418 かなり遅れたけどGJです。
ところで桑原先生って年いくつくらいなのかな?
吉野家先生より上か下か非常に気になる。
420 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 23:31:37 ID:vacbQA7Q
沙英×夏目のリレー小説がなんかグダグダな感じになってるから自分が終わらせてもいいかな?
ただ、エロシーンはないと思う……。
ディオ様も「構わん 行け」とおっしゃってます
422 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 01:48:14 ID:9Cms2FkZ
お願いします
保管庫にまとめる時のためにも
ここいらで終わらせるべき
OK。仕事が忙しくてちょっと時間がかかると思うけどかんばる。
お仕事が終わるその日まで
モニタの前で正座してます。
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
やまぶき高校の制服って、ワンピースじゃなくて、ベストとスカートなんだね。
4巻を舐めるように読んでいて気づいた。
何でワンピースだと思っていたかって?
家にあるやまぶき高校の制服(中国製)が背中にジッパーのあるワンピース型だったからです。
買ったのかよ!w
どのスレで見たか忘れたけど、高いのと安いのがなかったっけ?
あ
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
ヒロ×沙英の王道カップリングを書いてみた。
>>やまぶき高校の制服
ヤフヲクでサイズオーダー可の衣装を選んで、嫁(オリエント工業製)のサイズに合わせて作ってもらった。
431 :
ヒロ×沙英1:2009/01/18(日) 20:03:43 ID:2oOkBqH6
入学式からもう一ヶ月たっていた。
ゴールデンウィークも終わり学校は中間テストの季節になっていた。
夏目は沙英と二人きりで話せるチャンスをうかがってきたが、
チャンスは全くといっていいほど回って来なかった。
沙英のそばには必ずといって良いほどヒロがいた。
ヒロと一緒にいない沙英を見つけることが、これほどまで難しいとは思っていなかった。
仮に沙英と二人きりになっても夏目は何を話すかは考えていなかった。
ただ、沙英と二人きりで言葉を交わしたい、それだけを願っていた。
そんなある日、授業の後の掃除の時間ことだった。
当番の体育館の掃除を終えて教室に戻るところで、夏目は沙英の後ろ姿を見つけた。
夏目には、後ろ姿だけで沙英だと確信できた。
沙英はゴミ箱を持って歩いていた。
―沙英のクラスは音楽室の当番。
ヒロは自分の教室の掃除をしているところを見かけた。
この方向からしてゴミを捨てて戻るところ。
ゴミを捨てたら掃除は終わり。
だとすれば…チャンス!!
夏目の頭は瞬時に計算を終えた。
今、音楽室に行けば少なくともヒロのいないところで話ができる、そう夏目の計算結果が答えた。
432 :
ヒロ×沙英2:2009/01/18(日) 20:04:14 ID:2oOkBqH6
沙英に気づかれないように後をつけていった。
なぜ気づかれてはいけないか、夏目にはわからなかった。
沙英は音楽室に入っていった。予定通りだ。
音楽室のドアから中の様子を見る。
沙英以外誰もいない。絶好のチャンスだった。
「沙英!」
そう声をかけようとしたら、沙英はその奥の音楽準備室に入っていってしまった。
―あれ?
沙英たちのクラスが音楽室の掃除当番だったので鍵を持っていても不思議はない。
沙英がドアを閉めると夏目は準備室のドアに足を忍ばせて近づいていった。
―私、何しているんだろう?
ドアに耳を当てると話し声が聞こえた。
―誰?!
「ごめん、ごめん」
沙英は準備室に入ると、中にいる誰かに話しかけた。
「もう、沙英ったら遅いんだから。」
甘い声が答えた。
夏目にはすぐ、もう一人の声の主がわかった。ヒロだ。
―何よ、何よ!
夏目は悔しがった。
―でも、何でわざわざ二人っきりになる必要があるのかしら?
夏目は考えた。
ふとドアに隙間が空いていることに気づいた。
迷わずは隙間に目を当てた。
そこに見えたのは抱き合う沙英とヒロの二人だった。
ふざけて抱き合っているのではない。
二人の抱き合い方は、愛する二人がお互いを求め合う時のそれだった。
―何?!何よこれ!
初めて見る女同士の愛の場面だった。
なんてふしだらなんだろうという思いと、なんて美しいんだろうという思いがせめぎ合った。
夏目は目を背けようとしたが二人から目を離せなかった。
全身がかっと熱くなると同時に、体中の力が抜けていくのを感じた。
夏目は力が抜けて膝をついた。膝が床に当たるドスンと言う音がした。
沙英とヒロの二人に緊張が走った。
「何?」
沙英がドアの方を向いた。
「大丈夫よ」
ヒロが答えた。
「でも…」
「私が見てくる」
そういって腕をほどくとヒロはドアの方へ向かっていった。
夏目は慌てて這いずるようにしてピアノの陰に隠れた。
ヒロはドアから頭を出して外をきょろきょろ見てから頭を引っ込め、ドアを閉めた。
―ふう、危なかった
危機一髪だった。
夏目はヒロがドアから離れるのを見計らって再びドアの隙間に張り付いた。
―な、何、いったい私してるの?べ、別にのぞき見なんて…
さっきよりもドアの隙間は大きくなっていて準備室の中が見渡すことができた。
ヒロは学生用の机の上に座っていた。沙英はヒロの前に立っていた。
「ねえ、沙英、キスして」
いつもより何倍も甘い声でヒロはキスをねだった。
―キス!
夏目は全身から血が引いていくような気がした。
「もう、ヒロったら…」
そういう沙英もまんざらでもなさそうだった。
沙英も目を閉じるとヒロの唇に自分の唇をゆっくりと重ねていった。
―キ、キスよ!キスしてる!
初めて生で見るキスの場面に夏目は驚きと興奮を隠し得なかった。
キスだけでは終わらなかった。
二人はきつく抱き合うと、お互いの唇をむさぼるように舌を絡めてあっていった。
ピチャピチャと粘膜の絡み合う音がこちらまで聞こえてくるようだった。
二人が唇を離すと唾液が二人の唇の間に糸を張り、外からの光できらきらと光った。
「沙英、私もう待ちきれないの。お願い。」
「ヒロ、昨日さんざんしたじゃない。」
「昨日は昨日。今日は今日。今して欲しいの!」
すねるような、甘えるような声でヒロは言った。
―沙英、やめて!
夏目は祈るよな気持ちで願った。
沙英はヒロの制服のベストのボタンを外していった。
ヒロは自らブラウスのボタンを外し、胸をはだけた。
そして、淡いピンク色のフロントホックのブラジャーのホックを自分で外した。
上気してほんのり桜色に染まった、透けるような白さの柔らかなふくらみがブラジャーから弾み出た。
プルンと音を立てるかのように、乳房は何度か震えた。
ピンク色の大きめの乳輪の中心には小振りな乳首が存在を主張するように大きくつき出していた。
―わ、私だって、ちょっと地黒だけどバストの大きさなら負けないんだから…
そう思いながらも、きれいなバストだと見とれていた。
沙英はヒロの前にひざまずくと、片方の乳首を口に含んだ。
「…ぁっ」
ヒロは小さい声で反応した。
沙英はもう片方の乳房を手の中に納め、ゆっくりと揉みしだいていった。
「あぁっ…」
先ほどよりも大きい声でヒロは反応した。
「ヒ、ヒロ、ちょっと声が大きいよ」
沙英が慌てて言った。
「大丈夫よ。このくらいの声じゃ外に聞こえないわよ。それよりもっと続けて…」
甘えた声でヒロは言った。
―私、いったい何しているの?これじゃあのぞきじゃない!
そう思いながらも夏目は二人の痴態から目を離せなかった。
沙英が交互に唇でヒロの乳首を愛撫する。
ヒロの呼吸が荒くなってくる。
「あっ…あぁっ…」
初めて見る他人の痴態に夏目自身も明らかに興奮していた。
「お願い、もう…」
ヒロが甘い声を上げてねだる。
沙英はヒロの前でかがむと、ヒロのスカートの中に手をのばしていった。
ヒロは手を机につき、腰を浮かせる。
沙英がヒロの淡いピンク色のパンツを脱がしていく。
―お願い、やめて!
夏目はこれ以上見ていることに我慢できなかった。
しかし、その光景から目を離すことができなかった。
沙英はヒロのスカートをまくり上げると、覆い隠すもののなくなったヒロの秘部へ顔を寄せていった。
「くぅぅっ」
沙英が股間に口を寄せると、ヒロは甘いあえぎ声を上げる。
沙英の頭が上下に動く。
沙英はヒロの股間に顔を埋め愛撫を繰り返していた。
たちまちヒロは反応し始めた。
沙英の愛撫に、押し殺した声を上げ、体を震わせていた。
―すごい、感じている…
自慰の経験しかない夏目にとってはあまりにも刺激的な光景だった。
自分のパンツの中もじっとりと熱く濡れていくのを感じていた。
435 :
ヒロ×沙英5:2009/01/18(日) 20:06:00 ID:2oOkBqH6
「沙英…いいの…いいの、とっても…」
ヒロは甘い声であえぐ。
ヒロの声に応えるように沙英は愛撫を繰り返していく。
「あぁ、すごい…沙英…」
ヒロは沙英の肩に足を絡めながら身をよじる。
ガタガタと机が揺れる音がする。
―すごい…気持ちいいんだ…
初めて見る光景に目は釘付けになっていた。
「沙英、いきそうなの…沙英…」
ヒロは沙英の頭を抱えるようにして言う。
「いいよ、いっちゃって」
沙英が頭を上げて答える。
「で、出ちゃいそうなの…」
「え、ヒロ、ちょっと待って」
―で、出ちゃうって何よ!?
「いくっ…いくっ…いくぅっ…!」
ヒロの体は電気が走ったようにけいれんを起こした。
何度も何度も震え、ゆっくりと弛緩していった。
事が終わった後も、しばらく沙英はヒロの股間から口を離さずにいた。
そして、何かを飲み下していくように何度ものどが動くのがわかった。
―何?何よ!?
沙英は立ち上がりながら言った。
「ヒロ、ちゃんとする前にはトイレ行っておくようにいつも言ってるじゃない」
「でも、沙英が上手だから急に出たくなっちゃったのよ。仕方ないでしょ。」
「はいはい」
立ち上がった沙英をヒロは机の上から抱きしめた。
まだ、荒い息で「沙英、とってもよかったわ」といった。
そして再び唇を重ねた。
―飲んだ…飲んだのね…
夏目は自分の膝がガタガタ震えるのがわかった。
436 :
ヒロ×沙英6:2009/01/18(日) 20:06:31 ID:2oOkBqH6
「今度は沙英の番よ。」
「わ、私はいいよ。」
「私だけじゃずるいわ。」
そういってヒロは机から立ち上がった。
一瞬ドアの方を見た。
夏目は一瞬ヒロがこちらを見たような気がした。
「ふふふ」
そう笑いながらヒロは沙英の背後に回る。
「ヒ、ヒロ!」
ヒロは沙英を後ろから抱きしめる。
振り返った沙英の唇を唇でふさぐ。
「…」
沙英は何か言いかけたが声にならなかった。
沙英はヒロにされるがまま口を吸われていた。
ヒロの手が沙英の制服の胸のあたりに伸びていく。
ベストとブラウスの隙間に手を差し込んでいく。
その光景はちょうど夏目から見て正面に当たる位置だった。
そして、ヒロに愛撫される沙英の様子がはっきり見える角度だった。
沙英の表情はもちろん、ヒロの表情もはっきりと見えた。
制服のベストをはだける。
いくつかボタンを外すと手を中に忍び込ませていく。
ヒロの手が肌に直に触れた瞬間、沙英はビクリと反応していた。
ヒロの手が沙英のブラジャーを押し上げる。
夏目の見ている前で、ヒロは沙英の胸をさらけ出した。
沙英の手のひらに収まってしまうほどの小振りな乳房が現れた。
―きれいなおっぱい
夏目は見とれていた。
ヒロは片手で沙英の乳首を転がす。
「ヒ、ヒロ…」
初めて聞く沙英の甘い声だった。
ヒロは沙英の耳をなめ、ささやくように言う。
「もっと、沙英の声聞かせて…」
―ダメ、ダメよ!
そういいながらも夏目の視線は初めて見る沙英の痴態に釘付けになっていた。
自分の体の奥から熱い蜜がわいてくるのを感じた。
夏目はおそるおそるスカートの中に手を伸ばす。
パンツの中心はすでにじっとりと湿っていた。
―べ、別にちょっと確認しただけよ!確認しただけ。
指をスリットに沿ってなで上げてみる。
体中に走る快感とともにじわりと蜜がわいてくる。
―いけない。私、何しているの!
しかし、夏目は自分の指を止めることができなかった。
沙英の荒い呼吸にあわせ自分の指を動かし始めた。
437 :
ヒロ×沙英7:2009/01/18(日) 20:07:01 ID:2oOkBqH6
ヒロの手が沙英の制服のスカートをまくり上げる。
そして、パンツを一気に引きずり下ろす。
「ヒ、ヒロ、ほんとにいいから…」
「ダメよ、ちゃんと沙英にもいってもらうから」
ヒロの指が沙英の秘所に触れたのか、沙英の体がビクンと反応した。
「ヒ、ヒロ…」
熱い吐息とともに声を漏らす。
ヒロは沙英の背後から乳房と秘部を同時に責め立てていく。
―嫌、嫌!
そう思っても夏目は目の前で繰り広げられる痴態から目を離すことができなかった。
指はじっとりと濡れたパンツの股間の部分を刺激し続ける。
「あぁっ…うぅっ…」
沙英は押し殺した声を漏らす。
「ヒロ、もうダメ…」
沙英は力が入らなくなってしまったらしくその場にへなへなと座り込んでしまった。
「沙英ったらしょうがないわねぇ」
「ヒ、ヒロ!何するの!」
ヒロは沙英を抱え上げるように起こし、沙英の足をM字型に開いた。
夏目の見ている角度からは沙英のすべてが見えてしまった。
無駄な肉のないしなやかな太もも。その奥にあるささやかな茂み。
その下に開いた秘部。夏目は初めて見る他人の秘部だった。
―きれい…
夏目はそう思った。
「ヒ、ヒロ、恥ずかしいよ…」
「誰か見ている訳じゃないんだからいいでしょ」
その言葉は夏目にも向けられているように感じられた。
「沙英、こんなに濡れてる。」
ヒロは指をピチャピチャと音がするように動かす。
「ヒロ…恥ずかしいよ」
「クリちゃんもこんなに大きくなってる」
沙英の声を無視して責め続ける。
小指の先ぐらいに大きくなったクリトリスがはっきりと見えた。
夏目は自分の視力の良さを呪った。
クリトリスを責められると沙英は後ろに大きくのけぞった。
ヒロは沙英を抱きかかえるようにして責め続ける。
「沙英、気持ちいいでしょ」
「う…うん…」
「こんな姿、誰にも見せられないわね」
「ヒ、ヒロ…恥ずかしいよ…」
沙英の呼吸がいっそう荒くなる。
「ダメ…もう…」
「もうなの?」
―沙英、いっちゃうの?!私もいきそう…
「ヒロ…ヒロ…もう…ヒロ…もう…」
―お願い、その名前は呼ばないで!
「ヒ、ヒロ…!」
沙英はヒロの腕の中で絶頂に達していた。
沙英の股間からはささやかなしぶきが上がり音楽準備室の床を濡らしていた。
夏目も同時に達していた。
声は手で口をふさぎ漏れないように必死に努力していた。
438 :
ヒロ×沙英8:2009/01/18(日) 20:07:32 ID:2oOkBqH6
事が終わると沙英とヒロはいそいそと身支度を始めていた。
―私も早く退散しないと
夏目は立ち上がったが足がふらついた。
体に力が入らなかった。
壁に手をつきながらやっとの事で立ち上がり、ふらつく足で自分の教室へと帰っていった。
こぼれそうになる涙を必死にこらえながら。
〜 〜 〜 おしまい 〜 〜 〜
俺の嫁がかわいそうです(´;ω;`)ウッ
ここで3Pだ!
さて・・・・・
夏目が大逆転する続編はまだかね・・・・・
俺、沙英さんなら重婚も有りだと思うんだ…
まあ同姓婚が認められないんだから事実婚として重婚もおk
私はこの部屋が好きだ
フローリングの床に、無造作に散らばった服からは生活感があふれ、
ほのかに香る絵の具の匂いは、学校の美術室を彷彿とさせる。
そして窓には、背の低いカーテンが、不恰好にぶら下がっている(元は私のカーテンだったのだが)。
この部屋に居ると、私はとてもリラックスできる。
幼い頃からずっとここに住んでいたかのような、そんな錯覚に陥ってしまう事がある程に。
…何故なのか、と聞かれても答えようが無い。
私自身、何故、他人の部屋をこんなに好きになるのか、訳が分からないのだから。
とにかく、私はこの部屋が好きなんだ。
「その絵、気に入った?」
私が部屋で座りながら絵を見ていたら、この部屋の住人の声が背後から聞こえた。
宮子さんが買い物から帰ってきたようだ。
「不思議な絵ですね、何と言うか、こう……とてもダイナミックな印象を受けますね、この鳥がアクセントになっていて、自然に絵に吸い込まれていってしまいます」
実を言うと、私は宮子先輩の描く絵がよく判らない。
たぶん見る人が見れば凄い絵なんだろうけど……
宮子先輩の親友であるゆの先輩に判らない物が、私に判るはずがない。 …判るはずが無いのだ。
だから今も、適当な言葉を並べてごまかしたつもりなのだが…
「んー、それって、褒めてくれてるの? えへへ、ありがとう」
…やれやれ、この人に対しては詭弁だったようだ。
だが、私が宮子先輩の絵を良く思っている事は事実だ。
この人の絵には、私の心の何かを惹きつけるチカラがあるように思えてならない。
そのチカラは、まるで魔法みたいに私を照らし、そして暖かくしてくれるのだ。
だから私は、こうして時々宮子先輩の部屋へと足を運び、また、この人の絵に満たされていくのだ。
ちなみに、その先輩はと言うと、ごきげんに鼻歌なんかを歌いながら、特売ハム等を冷蔵庫に詰め込んでいる。
…この人、ちゃんと歌えば、結構うまいんじゃないだろうか?
全てを入れ終えると先輩は、一連の作業をぼうっと眺めていた私の元に駆け寄り、真正面に正座した。
……もう“アレ”を始めるつもりなのか?
「ずいぶん早いじゃないですか、まだ日も落ちていませんよ?」
私は先輩に問いかける。 そして先輩は答える。
「カーテンがあるから大丈夫だよ」
待ちきれないと言わんばかりに、先輩は私の首の後ろに両腕を回す。
……はあ、この人には敵わないな。
「宮子さん、……好き」
「私もだよ、乃莉」
そう言って先輩は、私の唇を
省略されました、続きが読みたかったらわっしょいわっしょいとレスをしてください
__
ーー 、 /i!i!i!ii メメ()
.'´.ソリVリl ヽ( l ヮ l 川 流石だな乃莉者。
くllソ l ヮ l )ゝi!i! iiiナ
从l \ | |
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__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
わっしょいわっしょい!!
わっしょいわしょしょい!
わっしょいわしょしょい!
わっしょいわしょしょい!
はーてはーてはてはーてなー
のーびのびのび
のーんびりとー
「ゆのっちー、エッチしよー」
とーりーあーえーず
わっしょいでー
ピッピピピピピッピピピピ
ピッピッピピピッ チャーンチャーンチャンチャンチャーン
そろそろ止めるか
流れが止まった
とーんちーんかーんなこたえだーって
宮ちゃんのあられもない姿を見たいと思いつつも、その相手が自分ではないので見たくないようにも思うが、気づいたらわっしょいと書き込んでしまっていたゆのっちなのであった。
ゆの×男(エロなし)で少し書きます
【○×美術館開館30周年記念回顧展クロード・モネ─印象派の父、その遺産─】
という広告を目にしたとき、ゆのはハッとし、その開催期間が明後日までなのを知り、思わず漏れそうになった「あっ」という声を抑えることが出来なかった。
それはともすれば息遣いにも聞こえるほど小さく薄い声だったが、休日の昼間の電車内ではやけに響いたように聞こえた。
乗客の中の彼女の周囲にいた数人がいぶかし気に視線を向けてきたことで、途端にきまり悪い心地になり俯いた。
ごまかそうと何度か咳払いをし、周囲の好奇の目が自分から離れていくのを感じてからようやく顔を上げ、もう一度電車の窓上広告に目をやった。
ポスターには『印象・日の出』の絵がプリントされていて、余白に日程や会場が記されていた。
携帯電話のカレンダーと展覧会の日程を照らし合わせてじっくり確認した後、ゆのは落胆し、今度ばかりは自分の間の抜けた性格が恨めしくなった。
展覧会のあったことは前々から知っていて、そのうちには絶対に行こうと考えていたはずだったのに、定期試験やら進路やら新入生の入居やら、そんな雑事に追われすっかり失念してしまっていた。
そしてそのことを開催期間である二ヶ月の間思い出しもせず、ほけほけと過ごしてしまったことがゆのを気落ちさせた。
見たところ展覧会は明後日まで開かれてはいるが、明日明後日には学校があって、それが引けてからでは到底間に合いそうもない。
また他の画家のそれならまだしも、クロード・モネはゆのの最も敬愛する画家の一人で、そのモネの展覧会が比較的近場で開催されていたという幸運を
自らの不注意でふいにしてしまったことは、まるで自分が芸術家(そこまで上等ではないにしても芸術の末端を担う者)として、何か致命的な欠陥を暗に突きつけられたように感じられ
一つの好機を逸したという事実以上にゆのを意気消沈させた。
「ゆの、どうしたの?」
すぐ隣からほとんど降ってくるようにして聞こえてきた声が、ゆのの沈んだ精神を現実という地表に引き戻した。
と、同時に電車が完全に止まりドアが開き、乗客の何人かが慌ただしく降りて、また何人かが乗ったが、降りた人間の方が多かったようで車内はさっきよりいくぶんすっきりしたように感じられた。
「ううん、何でもないよ」
ゆのは努めて明るく、隣で同じように立つ自身の恋人であるところの少年に向けて言った。
ドアが閉まり、電車は空に飛び立つ前の助走のようにゆっくりと走り出した。
「そう?なんかがっかりしたように見えたから、やり忘れた課題でも思い出したのかと思った」
「そんなんじゃないよ」
冗談を言い合っている間にも電車はぐんぐんスピードを上げていく。
高速で移り変わっていく窓の外の景色をぼんやりと眺めながら、ゆのはさきほどの落胆の真相を隣の少年に伝えるべきかどうかを思案していた。
伝えるべきでないと考える理由としては、彼に気を遣わせてしまう恐れがあるというのが最も大きかった。
展覧会に行けないのはもちろん残念だが、ゆのにとって彼と一緒に過ごす時間はそれ以上に大切であり、楽しみにもしていたので、今は多少くよくよした気持ちもあるが、しばらくすればそれも消えていくだろう。
だからここで彼に余計な心配をかけるのは、またそれによって今日のデートが陰気なものになってしまうのは本意ではなかった。
けれど一方では展覧会のことや、現在の沈んでいる精神の真相などを全てありのまま伝えてしまいたいという、積極的な気持ちもあった。
ゆのが隣の少年との交際を始めたのはほぼ三ヶ月前のことだけれど、二人が芯から打ち解けられるようになったのはここ最近のことだ、とゆのは感じていた。
であるからして、今、自身の心境を包み隠してしまうことは、以前の付き合い始めた頃のぎくしゃくした二人に逆戻りしてしまう遠因となり得るような気がして、不吉に感じられた。
そのように相反する意思がゆのの中に同居していて、そのどちらもが相応の理由とある種の矛盾を包含して彼女の頭を悩ませたが、しばらく逡巡した後、結局彼女は伝えることに決めた。
もし伝えることによって彼が自分に気を遣ってくれるのなら、それに甘えてしまってもいい。
そして自分も負けないくらい優しくしてあげよう、と楽な気分になったのだ。
「ほら、あの広告」とゆのは目当ての広告を指差した。
「回顧展……クロード・モネってやつ?」
「うん。モネ、知ってる?」
「名前だけは聞いたことあるかな」
それからゆのは自分がモネを好きなこと、この展覧会に行くつもりだったこと、しかしそれを今の今までさっぱり忘れていたこと、などを苦笑まじりに伝えた。
話している間にも電車は駅に停まり、そしてまた走り出す。
流れてきた車内アナウンスによって、ゆのは目的地の近いことに気付いた。
あと二駅ほどだ。
「だからちょっと残念だったんだけどね。でもまた見られる機会あると思うから」
まるで自分自身を納得させるみたいな言い方になった。
電車は目的地直前の小さな駅に入ったが、乗客を焦らそうとしているのかと思うほど、なかなか止まることなく、もったいぶるようにいつまでもノロノロと動いていた。
「行ってみようよ」
唐突にそう言われ、彼の言葉が【クロード・モネ回顧展】を意味すると気付くのに少し時間がかかった。
電車はようやく静止した。
「ダメだよ、だって今日は買い物に行くんでしょ?それに、こうして遊ぶのだって久しぶりなのに……」
別の学校に通う二人は休日しか会うことが出来ず、またここ最近は互いの都合が上手く噛み合わないこともあって、連れ立って外出するのは久々だった。
だから今日はこうしてわざわざ電車を乗り継ぎ、この辺りで最も栄えている街まで出てきたのだ。
買い物して、食事して、映画を観る。
そんな月並みなデータプランを、ゆのも彼も本当に楽しみにしていた。
ドアが開いて、外界の音と空気とが同時に車内に流れ込む。
小さい駅なので降車する人はほとんどいない。
「ここで降りて乗り換えれば三十分くらいで着くからさ」
言い終わらないうちに彼はもうゆのの手を握って、「えっ……でも」というゆのの制止ごと引っ張っていくような格好で電車を降りてしまった。
言葉とは裏腹に、ゆのにはそれほど遠慮や躊躇はなかった。
この温かい感情が恋愛というものなのだろう、と漠然と、しかし強く感じていた。
美術館は公園内にあり、整備のよく行き届いた前庭には『地獄の門』や『カレーの市民』『考える人』といったロダンの彫刻がいくつか配置されていて、その周りを草木が取り囲んでいた。
重厚で森厳な彫刻と、草木のやわらかな緑色がちょっと見にはミスマッチにも感じられるが、実際にそこ歩くと、対照的なその二つの作り出す見事な調和を肌で感じとることが出来た。
また庭の至るところに豆電球が装飾されていて、夜になれば華やかにライトアップされるようだった。
昼間の今でも、ゆのの目にはその神秘的な情景がありありと浮かんだ。
庭を抜け、館内へ入っていった二人を広々とした空間が出迎えた。
大理石の床とクリーム色の壁、天井は吹き抜けになっていて吸い込まれてしまいそうになるほど高い。
館内と外の匂いの違いを、ゆのははっきりと感じた。
美術館の外が活発で流動的な匂いなのに対し、館内の空気はまるでここだけが世界の流れから取り残されてしまったかのように、静的でしっとりとしていた。
ゆのはその美術館独特の匂いが好きだった。
外界の爽やかな風や芳しい花の香りも嫌いではないが、ずっとそこにいると、たまにもったりとした疲労を感じることがあった。
逆に今のように絵画や彫刻といった文化的なものの近くにいると、不思議と落ち着いた、ゆったりとした気持ちになるのだった。
美術館は地下二階、地上二階建てで、一階にはチケット売り場やレストラン、カフェなどがあり、日曜の昼間ということもあって家族連れやカップルの姿がちらほらと見受けられた。
二人は正面出入口から入って横手のチケット売り場でチケットを買い求め、目当てであるモネの作品が展示されているという地下二階へと降りていった。
一階が人々の話し声でやや騒がしかったのに対し、地下二階は人の少ないこと、またそのほとんどが絵画鑑賞という明確な目的を持った人々だということもあって静まり返っていた。
一階と同じクリーム色の壁にはモネの種々の絵が掛けられていて、その下には絵の描かれた年代や場所などの簡単な解説が書かれたプレートも貼られていた。
二人は肩を並べてそれらの絵を順番に鑑賞した。
ポスターにも描かれていた『印象・日の出』や『キャピュシーヌ大通り』『睡蓮』などの作品を、ゆのはひとつひとつ丁寧に見ていった。
ふと隣に目をやると、彼もまた想像以上に真剣な眼差しで絵を見つめていた。
少し不思議に感じた。
彼はゆののように専門的に美術を学んでいるわけでも、絵画に特別興味を持っているわけでもないので、こういう場はどうしようもなく退屈であるに違いない。
それにも関わらず、ゆのが鑑賞している間、彼はそんな素振りを全く見せなかった。
もしかしたら自分に気を遣ってくれているのかもしれない、とゆのは心づいた。
ここで彼が退屈そうにしていたのでは、半ば強引に連れてこられたとはいえ、ゆのの立つ瀬がなく、鑑賞の方に十分に神経を注ぐことの妨げになりかねない。
だから無理して妙に真剣な顔つきをしているのだろう。
そんな彼の心遣いがとても嬉しく、温かい気持ちになった。
またその優しさに少しでも報いようと思い、ゆのは自分の知識の限りを尽くして隣の彼にひとつひとつの絵画を説き起こしてあげたりもした。
ゆのの解説に彼はいちいち興味深そうに点頭した。
そんな訳で二人は同じ絵を見ていたので、ゆのは一つの作品を丹念に鑑賞し終えると、横に立つ少年にわざとぶつかり、次の作品の前へ移動させた。
おおっぴらに喋れない代わりのたわいないお遊びであったが、何度かそれを繰り返すうちにお互い不思議と楽しくなってしまい、ついには二人してくすくすと声をひそめて笑い合った。
一通り展示品を見終わった後、時間的に都合良くモネに関する講演会が開かれていた。
「もういいよ」と遠慮するゆのの手を、彼は「せっかくだから」と、昼間の電車の中のときのように半ば強引に引っ張っていった。
講演会ではモネが収集の対象とした葛飾北斎や歌川広重などの浮世絵版画の作品を交えて、改めて印象主義の主導者としての彼の本質と魅力を探ろうという試みのもと語られ、その講演にはゆのの心に強く響く話が多分に含まれていて、彼女は熱心に聴き入っていた。
一方彼は興味のない絵画に気を張って視線を注ぎ続けた反動か、講演が始まって五分もたたないうちに静かに寝息を立てていた。
けれどそんな彼を見ていても全く不快にはならず、それどころか深い情愛さえ感じることが出来た。
二人が美術館を出たのは四時過ぎで、西の空は綺麗な茜色に染まっていて、反対側の空からは青みがかった闇が僅かに、けれど確実に迫っていた。
「お腹空いたね」とゆのは言った。
そういえば、結局昼食をとらずじまいになってしまった。
「帰る前にどっかで食べていこうか」
「うん」
二人は公園内にあった販売移動車でホットドッグを三つ買って、近くのベンチに座り、一つずつ食べた後、残った一つを半分にして食べた。
帰りの電車の中では上手い具合に二人分の座席を見つけることが出来たので、二人は並んでそこに腰掛けた。
電車は行きと同じく、ラッシュアワーというほどではないにせよ混み合っていて、どの人の顔にも思い思いに休日を過ごした後の心地よい疲労が滲んでいた。
あるいはゆの自身がゆるやかな充足を感じているから、他人もそんな風に目に映るのかもしれない。
「今日はありがとね」と、ゆのは目を伏せたまま礼を言った
顔を見て改まって礼を言うのは、何となく照れくさかった。
「いいよ、俺も結構楽しかったし。またなんかあったら一緒に行こう」と、彼も照れ隠しなのか、もう次の機会の話などしていた。
電車が走り出して十分ほどたったとき、隣の少女の寝ていることに彼は気付いた。
彼女の小さな体は電車の揺れと同期するように、ときどき左右に振れ、その無防備な姿は彼に人界に慣れきった小動物を思い起こさせた。
彼女のそんな安心しきった表情を見るのは初めてのような気がした。
そうして思い出すのは、付き合い出した頃の二人の姿だ。
お互い緊張しきって、相手の態度や言葉をいちいち過度に気に掛け、思い悩み、またそれを隠そうと不自然に振る舞ってしまう。
今思うと笑ってしまうくらい滑稽だが、あの頃はお互い恋人という形式に囚われすぎていて、自然な二人というのを忘れていた。
それでもカタツムリの歩みのように、ゆっくりと本当に少しずつ近付いていって、今では彼女も自然な笑顔を見せてくれるようになったし、自分もありのままの心情を伝えられるようになった。
その確実な成長がとても嬉しかった。
ふと静かに寝息を立てている彼女のその小さな唇に触れたいと、口付けを交わしたいと思った。
何度かキスをしたことはあったが、それほど強い衝動に駆られたのは初めての経験だった。
彼はキスの代わりに、ゆらゆらと落ち着かない彼女の肩に手を回して、起こさないようそっと抱き寄せた。
肩にのせられた彼女の規則的な息遣いが、ざわついている電車内にあっても特別現実的な響きをもって、彼の耳にいつまでも届いていた。
終わりです
ブラボー!
思わず和んじゃいました。
gj
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Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
性転換ものです。苦手な方はスルー推奨。
472 :
ゆの×宮子1:2009/02/06(金) 21:35:25 ID:B+eMzfhQ
ドンドン…
誰かがドアをたたく音でゆのは眠りから覚めた。
時計を見る。朝の7時。今日は休日のはず。
「ゆのっちー!」
宮子の声だった。
「ゆのっちー!大変だー!」
あまり緊迫感のない声で宮子がドアの外から呼んだ。
―どうしたんだろ?こんな休みの日の朝に?
ゆのは眠たい目をこすりながらベッドを出た。
ドアを開けると寝間着に使っているジャージ姿の宮子がいた。
宮子もまだ起きたばかりのようだった。
「どうしたの、宮ちゃん?」
「ゆのっちー!大変だー!」
相変わらず緊迫感がない。
「宮ちゃん、何が大変なの?」
「朝起きたら大変なことになってたんだよ」
「うん、わかったよぅ…とにかくあがって。」
ゆのはまだ、もう一寝入りしたい気分だった。
「うん」
宮子はそう答えるとゆのの部屋にあがった。
「宮ちゃん、朝ご飯食べた?」
「それどころじゃないんだよ!」
「何なの?」
「朝起きたら生えてたんだ。ほら!」
そう言うと宮子はいきなりジャージのパンツを下着と一緒にを引き下ろした。
「み、宮ちゃん!」
宮子のいきなりの行動に驚いたゆのは、次に見た物に絶句した。
「朝起きたらこれが生えてたんだよ」
宮子の股間には、そそり立つ肉の棒とそれに重たげにぶら下がる袋。
すなわち、それは男性器であった。
ゆのが年頃になって初めて見る大人の男性器だった。
473 :
ゆの×宮子2:2009/02/06(金) 21:36:01 ID:B+eMzfhQ
「み、宮ちゃん」
宮子は腕を腰に当てて「はっはっはっ」と笑う。
「ま…松茸?」
「違うよ、まぎれもない立派なおちんちんだよ!」
「お…おちんちん…」
ゆのは自分の発した単語の意味に気づいて赤くなった。
「でも…どうして?」
「うーん、よくわかんないんだけど、朝起きたら生えてた。」
「なんで?!」
「よくわかんない。朝起きたら生えてた。」
「本物?」
宮子の下腹部に唐突に生えているそれは、あたかもとってつけたようだった。
「うん」
宮子がそううなずくと、肉棒もぶるんぶるんとうなずくのであった。
474 :
ゆの×宮子3:2009/02/06(金) 21:36:42 ID:B+eMzfhQ
ゆのは初めて目の当たりにする宮子の男性器から目を離すことができなかった。
「痛くないの?」
その先端部―亀頭はつついたら破裂しそうなくらいにふくらんでいた。
茎の部分には太い静脈が浮かび上がっていた。
「うーん、痛くはないんだけど、ちっとも小さくならなくって…」
「小さくなるの?」
「普段はこんな大きくなくて縮んでるもののはずだよ。だってこれじゃあパンツもはけないじゃん。」
「そうだね…」
ゆのはこの想像もつかない状況に言葉が詰まってしまった。
「どうすればいいの?」
「うーん、しばらく待ってみたんだけど変わらないんだよね」
「困ったなぁ」と言いながら宮子は頭をかきながら笑う。それにつられて肉棒はぶらんぶらんと上下に震えた。
「どうしよう、宮ちゃん。沙英さんやヒロさんに相談しようよ。」
「うーん、相談してもなぁ…」
「桑原先生は学校休みだからいないだろうし…」
「いろいろ自分で試してみたんだけど効果なかったんだよねぇ…」
「試すって?」
どんなことをすればいいのかゆのは全く想像がつかなかった。
「うーん、抜けば小さくなるんじゃないかと思ってがんばって見たんだけどダメだったよ。」
475 :
ゆの×宮子4:2009/02/06(金) 21:37:21 ID:B+eMzfhQ
「抜く?何を抜くの?」
ゆのはぽかんとして答えた。
「精液を出す!」
「せーえき?」
「男の人の赤ちゃんの元だよ。学校で習ったじゃん。」
ゆのは耳まで真っ赤になってうつむいた。
「こうやってしごくと出るらしいんだよ。」
そう言って宮子は自分の肉棒をつかむと前後に手を動かし始めた。
「えっ?!」
「うーん、でも気持ちよくならないんだよなぁ…気持ちよくなって出るはずなんだけどなぁ…」
「気持ち良いの?」
「そのはずなんだけどなぁ…」
腕を組んで考える宮子。
「そうだ!ゆのっち!ゆのっちがやってみて!」
「わ、私が?!」
「うん、そうだよ。女の人にやってもらえば良いんだよ。ゆのっちお願い。」
手を合わせ宮子はゆのにお願いをする。
「でも、どうやって…」
「さっきやったみたいにすれば良いんだよ。」
ゆのはためらったが、困った宮子のためとあれば断れなかった。
宮子の前にひざまずくと、おそるおそる宮子の肉棒へと手を伸ばしていった。
指で触れてみる。思ったよりも固かった。
手で握って見る。その太さはゆのの小さな手には余るほどのものだった。
それは熱くどくどくと脈打っていた。とても苦しそうだった。
どうにかしてあげたい、ゆのはそう思った。
「じゃあ、動かしてみて。」
ゆのは言われるがまま手を前後に動かしてみる。
「痛くない?」
「大丈夫。」
何度か手を往復させる。
「これで良いの?」
「うん、良い感じ。ゆのっち上手だなぁ。」
「そんなことないよ。」
ゆのはうつむいたまま手を動かし続ける。
「うん、いい感じ。」
476 :
ゆの×宮子5:2009/02/06(金) 21:38:23 ID:B+eMzfhQ
「あっ!なんか出てきた。」
ゆのは慌てて顔を上げると宮子の亀頭の先から透明なしずくのような物がにじみ出しているのが見えた。
「これが精液?」
「まだ、違うんじゃないかなぁ」
「そうなんだぁ…」
黙々とゆのは手を動かし続ける。
「あ、良い感じ。なんか来そう。」
「く、来るって?!」
「いいよ、ゆのっち!そのまま続けて!」
さっきよりも宮子の呼吸は荒くなっていた。
体に緊張が走るのがわかる。
「いいよ、ゆのっち…」
ハアハアと息を切らしながら宮子は言う。
ゆのはうつむいたまま黙々と手を動かし続ける。
「あっ…出る…出るっ!」
「な、何っ?!」
ゆのが顔を上げた瞬間、宮子の肉棒の先端から白いほとばしりが、ゆのめがけて飛び出してきた。
「きゃっ!」
よける暇もなく、宮子の白濁液は、ゆのの顔からパジャマの胸元にかけて降りかかっていった。
手も顔も宮子の出した白濁液でべとべとになってしまった。
「宮ちゃん…」
宮子の顔を見上げるとすっきりしたような力の抜けた顔をしていた。
ゆのの手の中の肉棒はゆっくりと力をなくしていった。
「ゆのっちありがとう。最高だったよ。」
「み、宮ちゃん…」
落ち着きを取り戻した宮子は、ゆのが白濁液まみれになっているのに気づいた。
「ごめん、ゆのっち。こんなに出るとは思っても見なかったよ。」
「宮ちゃん、ひどいよぅ…」
「ごめん、ゆのっち。」
「顔にも手にもかかったよぅ…」
「ごめん、ごめん」
そう言って宮子はティッシュペーパーを取ってゆのにかかった白濁液を丁寧に拭いていった。
そうしている間に、宮子の肉棒はしぼんでいき元の半分以下の大きさになっていた。
「宮ちゃん、拭いてあげるね」
「いいよぉ、自分でやるから。」
ゆのは洗面所に行くとタオルをもって戻ってきた。
「私にやらせて。」
「わかったよ。」
「小さくなるとこんなかわいくなっちゃうんだね」
さっきまで、猛々しい獣のようだった肉棒は眠りについたように力をなくしていた。
「ゆのっち、くすぐったいよ。」
ゆのがタオルで拭いている間に、宮子の肉棒はむくむくと力を取り戻していった。
「な、何?!」
そして、肉棒はすぐに先ほどまでの荒々しい獣に戻っていた。
「み、宮ちゃん!また大きくなっちゃったよぅ!」
涙目でゆのは叫んだ。
〜〜〜 つづく 〜〜〜
いきなり生えてくる! そういうのもあるのか!
性転換て本当に男になっちゃうのはちょっとアレだがふたなり化程度なら問題ないぞ。
GJです。
井之頭五郎ワロタw
(殊にこの板では)
ふたなりと性転換は微妙にニュアンスの差があるわなぁ
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
前回の続きです。
性転換ものは初めてだけど書いてて楽しいなぁ
483 :
ゆの×宮子6:2009/02/08(日) 21:07:32 ID:tWq/iKXg
「うーん」
宮子は腕を組んで考える。
肉棒はさっきまでと変わらない角度でそびえ立っている。
「もう一回したら大丈夫かなぁ…」
ゆのは自信なさげに聞く。
「そうだ!」
宮子は何かひらめいたように手を鳴らす。
「ゆのっち、セックスしよう!」
「セ、セックス?!」
「そうだよ、セックスしよ!さあ脱いだ脱いだ!」
そう言ってゆののパジャマを脱がしにかかる。
「セ、セックスって…その…」
「男と女、やることは一つ。」
「待って、宮ちゃん…心の準備が…」
そう言っている間にゆのはパジャマを脱がされてしまいパンツ一枚の姿にされてしまった。
「み、宮ちゃん!」
宮子はゆのを軽々と抱き上げるとベッドに寝かせた。
そして、着ているものをすべて脱ぎ捨てた。
「じゃあ、ゆのっち、行くよ。」
そう言ってゆののパンツを脱がすと、ゆのの足を開いていった。
「宮ちゃん…恥ずかしいよ…」
宮子はゆのの足の間に体を滑り込ませていった。
484 :
ゆの×宮子7:2009/02/08(日) 21:08:15 ID:tWq/iKXg
「ゆのっち…」
宮子のいきり立った肉棒がゆのの秘部を指している。
「宮ちゃん、無理だよ、そんなの入らないよぅ!」
「大丈夫!ゆのっち、行くよ!」
「はっ、ひゃっ!」
宮子の亀頭がゆのの秘部に触れ、ゆのの入り口を押し広げていく。
初めての部分を無理矢理押し広げられていく痛みにゆのは声を上げた。
「ダメ!宮ちゃん、無理だよ!」
「我慢、我慢!もう、先っぽは入ったよ。あとは奥まで入れるだけだよ。」
「宮ちゃん、苦しいよ…」
「大丈夫、ゆのっち」
そう言って、宮子はゆのの手を握った。ゆのも強く握り返す。
宮子の肉棒はゆのの肉壁を押し広げながら深々と進入していく。
「宮ちゃん…まだ?」
「半分入った。ゆのっちの中、暖かくて気持ち良いよ。」
「まだ、半分…」
「もう、半分!」
宮子はさらに腰を進める。
「宮ちゃん…宮ちゃん…」
「ゆのっち…ゆのっち…」
ついに宮子の肉棒は根本まで、ゆのの中へと飲み込まれていった。
「ゆのっち、入ったよ!」
「こ…これでおしまい…?」
ゆのの瞳には、宮子を受け入れることのできた安堵の涙があふれていた。
「ゆのっち、動かすよ。」
「ひゃっ!はぅっ!」
肉棒を引き抜かれていく感覚にゆのは思わず声を上げてしまった。
そして、ゆっくりと再び肉棒が挿入されていく。
先ほどよりも痛みは少なくなっているが苦しいのには変わりない。
「大丈夫?ゆのっち?」
「うん、何とか大丈夫…」
「ゆのっちの中、気持ち良いよ…」
宮子は心底気持ちよさげに言った。
宮子は慣れてきたのかスムーズにピストン運動を始めた。
ゆのは突き抜かれるたび、引き抜かれるたび、恥ずかしいと思いながらも声が出てしまう。
ピチャピチャとみだらな音が朝の静かな室内に響き渡る。
「ゆのっち、痛くない?」
「うん、大丈夫…」
「すごく気持ち良いよ、ゆのっち…」
宮子はピストン運動を続ける。
485 :
ゆの×宮子8:2009/02/08(日) 21:08:48 ID:tWq/iKXg
「タイム!」
宮子は突然動きを止めた。
「どうしたの?宮ちゃん?」
「ちょっと体勢を変えて見よう。」
宮子はゆのの秘部から肉棒を引き抜くと言った。
こんな大きいものがさっきまで体の奥まで入っていたとはにわかに信じられなかった。
「ゆのっち、四つん這いになってみて。」
「えっ?」
「だから四つん這い。」
「は、恥ずかしいよぅ…」
そう言っている間に宮子はゆのをひっくり返し、腰を持ち上げ四つん這いの体勢にさせてしまった。
「み、宮ちゃん…恥ずかしいよぅ…」
「行くぞ、ゆのっち!」
そう言って、宮子は再び肉棒でゆのを深々と貫いていった。
「はぅっ!」
ゆのは大きな声を上げてしまった。
宮子はゆっくりと腰を動かし始めた。
―恥ずかしいよぅ…これじゃあ、犬と同じだよぅ…
宮子はだんだんと速度を上げて腰を動かしていく。
ゆのの中で、さっきまでの痛みとは違う感覚が生まれてきた。
―何これ?痛いけど…気持ち良い…
ゆのは宮子の腰の動きに合わせて声を漏らしてしまう。
頭の中が真っ白になっていく快楽。
宮子のピストン運動にあわせて押し寄せては引いていく快感。
恥ずかしくて枕を引き寄せ顔をうずめるがそれでも声は漏れてしまう。
―何だろ…初めてだよぅ…こんなの…
宮子のピストン運動の速度が速くなる。
「ゆのっち…そろそろ限界…」
「宮ちゃん…」
「ゆのっち…そろそろ出るよ…」
ゆのはこれから起こることに気づいた。
「待って…宮ちゃん…赤ちゃんができちゃうよぅ!」
「ゆのっちの…赤ちゃんなら…欲しいな…」
宮子は息荒く、途切れ途切れに言う。
宮子の言葉に安心したゆのは、宮子のすべてを受け入れる決心がついた。
「宮ちゃん…いいよ…来て…」
「行くよ…ゆのっち…行くよ…行く!」
宮子の肉棒がゆのの中で一段とふくらむと熱いほとばしりが、ゆのの中へと放たれていった。
どくどくと肉棒が脈動するたびに熱いほとばしりが、ゆのの子宮へと注がれていく。
―宮ちゃん…
ゆのは宮子を受け入れた歓喜と快楽の中、ゆっくりと意識を失っていった。
486 :
ゆの×宮子9:2009/02/08(日) 21:09:39 ID:tWq/iKXg
― * ― * ― * ―
ゆのはゆっくりと眠りから覚めていった。
―宮ちゃん…
ベッドの中はゆの一人きりだった。
―あれ?
パジャマもきちんと着ていることに気づいた。
時計を見る。朝の7時。
―夢…だったの…
思い返すだけでも赤面するような夢だった。
生々しいほどリアルな夢だった。
ゆのは股間に違和感を感じた。
―パンツ汚しちゃったかな…
パジャマのパンツを下ろしてみる。
パンツの股間の部分が異様に盛り上がっていた。
―えっ?!
おそるおそるパンツを下ろしてみる。
ゆのがそこに見たものは、そそり立つ肉の棒とそれに重たげにぶら下がる袋。
すなわち、それは男性器であった。
「宮ちゃ〜ん!」
ゆのは涙目になりながら宮子の部屋へ向かっていった。
〜〜〜 つづく? 〜〜〜
わっふるわっふる
488 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 01:17:13 ID:5F2KR3sU
わっしょいわっしょい
× ×
まあ、感染してくのは定番かもだが
夏目あたりまで移動していくの希望w
491 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 00:21:02 ID:kYJemwzn
ゾンビみてぇwww
ウケた
いつものように見栄を張って喋っているのを偶然聞いてしまい沙英が非処女だと思い込んだ夏目が、
急に生えてしまったアレによる熱情と嫉妬とで沙英を強引に犯してしまったら、本当は処女だった。
ですね。わかります。
ゆのっちからチョコ貰った
沙英が夏目にチョコ貰ってるのを目撃した
夏目にそんな度胸と素直さがあるわけがない
ツンデレキャラらしく、余り物がどうたら言って渡すんだろう
その割りにチョコが本命っぽいのをヒロさんは見破って、あらあらと笑うとかそんな感じ
ほけんしつのやじゅう
やまぶき高校のほけんしつには、「やじゅう」が住んでいると言われます。
今日もほけんしつには、病気の子、怪我した子、おさぼりする子などたくさんの人々が訪れます。
ベッドが二つありますが、一つはなぜかずっとしまったまま。
そう、ここにおそろしい「やじゅう」が住んでいるのです。
「やじゅう」は顔の下に巨大な風船を二つぶら下げ、頭から腰まで緑がかった黒い触手を垂らしています。
おやおや、今日も一人ほけんしつに女の子がやってきました。これは大変。
かわいい女の子はやじゅうの大好物なのです。
女の子の名前はなずなちゃん。少ししんどいからベッドで休みたいようです。
あいにくベッドは二つとも埋まってます。ほけんの先生はやじゅうを追い出そうとしました。
「いっしょに寝ましょう!」突如やじゅうが言いました。
これは危険です。やじゅうがなずなちゃんを狙ってます。逃げて、なずなちゃん。
あわれ、なずなちゃんはやじゅうに捕えられてしまいました。
ベッドに転がり込むやじゅうとなずなちゃん。こうなったら誰もやじゅうを止められません。
やじゅうのお食事が始まりました。やじゅうは手始めになずなちゃんの唇をうばいます。
強引に口を舌でこじ開け、上あごのびんかんな部分をチロチロと舐めます。
口の中を舐め回され、なずなちゃんは顔を赤らめポケーッとした表情です。
やじゅうはニッコリと笑いながらなずなちゃんのお洋服をてなれた様子でぬがしてしまいます。
なずなちゃんは、はだかんぼにされてしまいました。とってもキレイなお肌です。
やじゅうは、控え目にふくらんだオッパイをやわやわともみはじめました。
「あっ、あっ、あっ…」なずなちゃんがリズミカルに鳴いてます。
やじゅうは「感じやすいのね」などと言いながらなずなちゃんのオッパイを好き放題さわっています。
やがて、やじゅうはなずなちゃんのオッパイのてっぺんにあるサクランボに目をつけました。
このサクランボはやじゅうの大好物。大変です。なずなちゃんのサクランボが危機を向かえています。
「ひゃああん…!」ああ、とうとうなずなちゃんのサクランボに、やじゅうが口をつけました。
チュパチュパと美味しそうな音が聞こえています。
なずなちゃんは必死に逃げようとしますが、やじゅうがガッシリとなずなちゃんを押さえて逃げられません。
なぜ、ほけんの先生はやじゅうからなずなちゃんを助けないのでしょうか。
実はやじゅうに食べられちゃった女の子たちは、みんなとても気持ち良さそうな表情で帰っていきます。
ほけんの先生としては苦労しなくていいので、やじゅうに女の子を任せているのです。
さて、すっかり大人しくなったなずなちゃん。やじゅうはその様子を見て、下の小さなつぼみに手を出すことにしました。
このつぼみもやじゅうの大好物です。特にここから出るミツが一番好きなようです。
やじゅうがつぼみに目をやると、既にミツが流れ始めていました。
もったいないと思ったやじゅうは、早速なずなちゃんの内モモをペロペロしはじめました。
「やあぁん…」恥ずかしそうに顔を抑えるなずなちゃん。顔はすでに真っ赤です。
なずなちゃんのつぼみからは舐めても舐めてもミツがいっぱい出てきます。
「これじゃキリがないわね」やじゅうはそう言うと、なずなちゃんのつぼみに口をつけます。
チュウウウ…ああ!やじゅうは一気になずなちゃんのミツを吸い取るつもりです!
なずなちゃんはのけ反って口をパクパクさせています。
やじゅうはそんなことお構いなしでジュルジュルとなずなちゃんをすすります。
「らめええ!イクゥ!イッちゃうぅぅ!」なずなちゃんは体をビクビクと震わせて絶頂に達しちゃったようです。
未だ息の整わないなずなちゃんに、やじゅうは優しく微笑み、頭をなでてあげてます。
暫くして、お洋服を来たなずなちゃんはまだ顔を赤くそめながら、
「ありがとうございました!」と声をかけ、最初の頃より明らかに元気が出たという感じで去っていきました。
少ししてから、やじゅうはほけんの先生に「くわばらせんせーもやりましょう♪」と声をかけました。
「わ…ワタシはいいですってば…ひゃ!ちょ、ちょっと…あっ、ダメ…」
どうやら、やじゅうはまだまだ満足していないようでした。
おわり
なんという童話ちっくなお話いいぞもっとおねがいしまs
美女が野獣・・・GJ!
やじゅうふいたw
504 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 12:57:54 ID:n0yY+Tsl
保守
過疎ってるから保守も兼ねて1本書いたー
ヒロさんの人参オナニー話です。
「あ、ヒロさんお帰りー。お買い物行ってきたの?」
「そうよ、今晩は野菜炒めにしようかと思って♪」
「いぇーい、じゃあお腹空かせとくね!」
元気に手を降りながら階段を上って行く宮子を見送り、ヒロも自分の部屋に入った。重い買い物袋を床に置き、中身をてきぱきと冷蔵庫に入れていく。
「あ、これはこっちにっと♪」
1本の人参を横に取り分け、それ以外は全て冷蔵庫に移された。
「じゃあ、隠し味作りを始めようかしら」
人参をベッドに放り投げ、自身も仰向けになる。そのままシャツの中に手を差し込み、ブラ越しに乳房を軽く揉む。
「あ、ふ…やっぱりたるんじゃってるかなぁ、私」
愚痴をこぼしながらしばらく揉みしだき、そしてシャツとブラも脱いでしまう。
素肌の乳房に指を這わせ、少し硬くなった乳首を指で弄る。ヒロは指を舐めて濡らしてから弄るのが特に好きで、「あ…」とか「はぁ、ん…」などと甘い声が漏れるのを押さえられない。
「そろそろ、かな…」
体を起こし、傍らに転がっていた人参を手にとると、フェラチオをするようにそれをねっとりと舐める。
空いているほうの手でスカートとパンツを脱いだら準備完了。
女性器の割れ目に人参を当て、指で少し入口を拡げ、一気に人参を奥まで挿入した。
「あああっ…!くぅっ!」
濡らし方が足りなかったのか、鈍い痛みが走る。だがそれも一瞬のことで、人参を前後に動かすとすぐに、痛みは快感の波に流されてしまった。
「あっ、はぁっ!あ、あん!」
奥まで突き入れ、ぎりぎりまで引き抜き、また一気に突く。単調なピストン運動だったが、責められたヒロの膣からは愛液が溢れ、ベッドに水溜まりを作った。
「ああああっ、おまんこぐちゅぐちゅして気持ちいいっ…!気持ちいいのぉっ!あ、あん、あぁぁっ!」
限界が近く、ヒロの手の動きが速くなる。
「あんっ、あんっ!イク、私もうイっちゃう…!」
手だけでなく腰も振り、隣の部屋の沙英や上の階のゆのに聞こえるほどの声で喘いだ。
「あ、あっ………っ!!!んっ!」
びくびくと体を震わせ、ヒロは絶頂を迎えた。だらし無く開いた口からはよだれを垂らし、膣からは際限なく液が吹き出している。そのまま四肢を投げ出し、力無くベッドに倒れ込んだ。
「あ、あとはキュウリと…あ、おナスも買ってあるんだった…♪」
彼女の隠し味作りは、まだまだ終わらない。
これは美味しくもなるわ
「あれー?ヒロさん、これ糠漬けー?」
カキーン
ひだまり荘の面々は処女捧げ合ってるだろjk
DVDの未放送話を見たんだが……
夏目はどこまでエロくなれば気が済むのか!!
こうして沙英は夏目を娶り
二人は何時までも幸せに暮らしました。めでたしめでたし。
ツンデレラ・完
ほ
夏目って名字かもしれないよな
普通に苗字だと思うが
夏目は越えてはいけない一線を何本も越えている気がする
517 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 13:38:03 ID:A2hO0sbl
わっしょい!わっしょい!
長編書いてたら終わんなくなっちまった
全裸で正座して待ってる
「―――っっ!!」
乃莉の身体がびくんと跳ねる。
まだ荒い呼吸をなんとか落ち着け、近くに転がっていたティッシュで性器から引き抜いた指を拭いた。
「ふう、気持ちよかっ、た…シャワーして寝よ…」
と立ち上がった乃莉だったが、玄関に立っていたなずなを見て尻餅をついてしまった。
「ごめん、乃莉ちゃん…ちょっと話しかけ辛くて」
「な、なななななずなっ!?…ど、どこから見てたの?」
「えと、最初から…ごめんなさい、私、責任とるから!」
「え、ちょ、なずな、―――あん!」
みたいなのが読みたい
いいぞ、もっと書け
エロとか無しでも投下しても良い?
ていうかかなり昔のオリ男×ゆのっちものだけど投下しても良い?
526 :
オリ男×ゆの :2009/04/14(火) 23:37:13 ID:XL8ieNvg
真新しい紙に、単純な枠が張り巡らされている。その枠の中には様々な文字と数字の羅列が並んでいた。
傍目に見るとただの紙。
そんなものでも、一部の人間からしたら非常に重たい紙になるのだ。
「そんなに落ち込むなよ〜。俺なんかより全然良いじゃんか〜」
綺麗に整頓されたベッドの上、壁に背をもたれかけながらけたけたと能天気に敏明は笑っていた。
その声が向う先、丁度敏明に背を向けるように座布団に座っていたゆのは、見て分かる程にローテンションだ。
可愛らしいテーブルの上の成績表を見るともなしに見ながら、ゆのは只管に押し黙っていた。
窓の向こうには透き通るような秋空が広がっているのだが、それさえもゆのの目には映らないのだろう。
「こら敏明。あんたなんかと比べても意味無いでしょうが」
そう切って捨てたのはゆのの左隣、窓に背を向けるようにして座っている紗英。
紗英は敏明を一瞥すると、再びゆののフォローに入った様だ。
日頃ネガティブに陥りやすい作家という職業故か、確かに敏明よりかはまともなフォローをしている。
あんまりな言葉に一瞬肩をすくめた敏明だったが、すぐにまたけたけたと笑い出した。
「ところで宮子はどうなんだー? ちょっとお兄さんに見してみなさーい」
と、ゆのの右隣に座る宮子に話しかけた。
宮子もけたけたと笑いながら自らの成績表を敏明に明け渡した。
「なんかねー、うっかり何時もより良い感じになっちゃったー」
「お〜、こいつは凄ぇな〜。宮子は相変わらずやれば出来る子だな〜」
「いやいやそれほどでも〜」
けたけたと能天気に笑い合う二人。
そんな敏明に紗英は鋭い視線を突き刺しながら宮子のほっぺをつねっている。
527 :
オリ男×ゆの :2009/04/14(火) 23:37:39 ID:XL8ieNvg
「それにしても、ゆのさんがこんな成績取るなんてね……」
盆にお茶をのせて参入してきたのはヒロだ。
最初に一番遠い敏明に茶を渡すと、ゆのの対面に座ってお茶を配った。
ゆのはそのお茶を一杯、酷く小さな動作で口に含むと、やっとこさ口を開いた。
「課題を……出し忘れたんです……」
基本的に、ゆのは頭が悪いという訳でも無い。
ただ、天然過ぎるというか、良くうっかりするだけだ。
それは私生活の些細なことから、学生生活を左右する事まで区別なく、うっかりしてしまうのだ。
今回は運悪く、そのうっかりが課題の提出を忘れるという形で表れてしまったために、ゆのの成績表は芳しく無いのだ。
「吉野屋先生、そういう所は厳しいからねぇ……」
と、ヒロは言った。何か心当たりがあるのだろうか、その目はどこか遠くを眺めている。
一時、部屋が無言に包まれた。
「ねー、紗英さんとヒロさんも成績見せてよー」
その無言も一瞬のこと、宮子が言葉だけでなく身も乗り出して切り出した。
「わ、私? 私のなんかを見てもおもしろくないと思うけど……」
「良いじゃない紗英。減るもんじゃないんだから」
若干の焦りを見せる紗英と、それを楽しげに茶化すヒロ。
そしてそれを見てけたけた笑う宮子。
ひだまり荘の何時もの雰囲気だ。ゆのが落ち込んでいる点を除けば。
「少し成績が落ちたくらい、気にするなよ」
と、敏明はゆのの頭を軽く撫でた。
「そんな顔じゃ、出来るものも出来なくなるぞ?」
そして、ゆのだけに聞こえるように囁いた。
敏明なりの、励まし方だ。
「さぁ〜て、普段お高くとまってる紗英さんの成績でも拝見しましょうかねぇ〜」
「なんであんたに見せなきゃいけないのよ!?」
528 :
オリ男×ゆの :2009/04/14(火) 23:38:48 ID:XL8ieNvg
楽しい時間が過ぎ、日は暮れる。
既に時刻は9時を回り、皆は自分の部屋に帰って行った。
今部屋にいるのは住人のゆのと、敏明の二人だけだ。
小さなテーブルを挟み、二人は並んでテレビを見ている。
他愛も無いバラエティ番組。時折笑いながら、時折茶を口に含みながら、特に何を話すでも無く二人は居た。
部屋に響くのはテレビの音だけ。会話は無い。
それでも二人には、居心地の良い空間だった。
「敏明さん、ありがとうございます」
ぽつりと、ゆのが口を開いた。
二人寄り添っていなければ聞き取れないような声だ。
「ん、俺はお礼を言われるような事、身に覚えが無いな〜」
そう言って敏明は茶を口に含んだ。
口先では知らばっくれているが、明らかに目は笑っていた。
ゆのはそれが手に取るように分かっている。だからこの話はこれで終わりだ。
「そう言えば、敏明さんの成績まだ見てないです」
「こんなつまらないもので良ければ幾らでもどーぞ」
少し悪戯っぽく敏明は言った。
「……私とそんなに変わらないですね。けど、数学とかは私の方が勝ってます」
敏明の成績と、自分の成績とを頭の中で比べながらゆのはぽつぽつと言う。
「けど、国語とかは凄いですね。紗英さんより上なんじゃないですか?」
少し意外とでも言わんばかりにゆのは言いながら、敏明を見た。
その瞬間、ゆのは唇を奪われていた。
一瞬、触れるだけのキス。
直ぐに離れながらも、ゆのの目と鼻の先で敏明は言った。
「俺は計算とか面倒くさい事は苦手だから。答えを出すのに小難しい計算とか、頭痛がするよ。だから、考えた事とか、思った事とかそのまま出す方が楽だし、好きなんだ」
そう言うと、再びゆのの唇と自分の唇を重ねた。
こんどはただ触れるだけじゃない。もっと先の、恋人同士のキス。
ゆっくりとゆの体を押し倒し、その小さな身体に覆いかぶさるようになってから、やっとゆのを開放した。
「大好きだ」
そう言って三度唇を塞いだ。
以上です
スレ汚し失礼
GJ
これは良い!
保守
名前間違えられた沙英さん涙目
ほ
535 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 11:53:59 ID:3geIm3QN
wiki更新されてない・・・
では貴殿が新Wikiを(ry
保守age
538 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 09:13:30 ID:2aPkLYXv
ほ
さるかに合戦
ある日ゆのがおにぎりを食べてると、
宮子がやってきて言いました。
「この柿の種とおにぎりを………んー…」
「宮ちゃん、どうしたの?」
「いやー、柿ピーも捨てがたいなーと思って」
「宮ちゃんそれじゃ話が進まないよ〜。。。」
この後宮子が柿の種もおにぎりも持ち去って、ゆのと愉快な仲間たちに性的な仕返しをされちゃうわけか
「ゆのっちが蟹だからー、沙英さんが蜂で、乃莉が栗で、なずなが小蟹・・・」
ゆのは、この時点でなんとなく悪い予感はしていた。
「んでヒロさんが臼!うっすヒロさん!」
「み〜や〜ちゃ〜ん・・・」
ヒロの顔には血管が浮き出ていて、明らかに怒っているのが分かった。
「そんなに上に乗っかって欲しいなら・・・」
言うなりヒロは宮子の肢体を押し倒し、素早く手を宮子の秘部にあてがった。
「ずーっと乗っててあげましょうか・・・」
と、ヒロの声の調子が怒っている感じから甘い感じの声に変わり、
その手は宮子の秘部をまさぐりはじめた。
「ヒャ!ちょ、ちょっとヒロさんタンマ!えっ、えっ、何これ?」
流石の宮子もこの展開には動揺したらしい。素早く逃げようとするが、
手を上手い具合に抑えられて身動きがとれない。
「ずっと・・・こうしたかった・・・」ヒロはそういうと宮子に口付けを
「わあーっ!」
目覚めたら朝。だが時計の針は6時を回った頃で、目覚ましはまだ鳴っていない。
しかし、たった今まで見ていた夢のおかげか、ゆのはパッチリと目が覚めていた。
「へ、へんな夢だったなあ・・・」
ゆのの心臓は未だにドキドキしていた。
夢の中で繰り広げられた痴態。夢の中でゆのはそれを止めようとはしなかった。
「ううーっ、なんでだろ・・・夢だから・・・夢だから止めなかったんだよ・・・ね・・・?」
決してあの光景をいつまでも見たかったからではない。
そう自分に言い聞かせていても、ゆのの体は熱いままだった。
「まだ学校まで時間・・・あるよね?」
ゆのは、とりあえずトイレで体を鎮めることにした。
ぐ・・・GJ・・・w
俺も臼にのしかかられる悪いお猿さんになりたいんだぜ・・・
命を粗末にしちゃいけないぜ
546 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 22:21:51 ID:H63++DPO
わっしょい!わっしょしょい!
>>403-410のSS読んでフェティッシュなものを書こう!と妄想を構成に代えて欲望を文章化し人が読むってトコロからもう一度練り直しさぁ書くぞ!って
ウッ
賢者モードに入って書かないまま今に至る。
まー局部タッチほとんどなしで延々ねちねちいじめてから後ろだけでどーたらなんて話俺以外需要ねーさと今日も寝る。
需要あるよー!読みたいよー!
しかし
>ウッ
賢者モードに入って書かないまま今に至る。
あるあるwww
結局自己満足しちゃうんだよなー
あるに決まってるから起きなさい
550 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 15:36:17 ID:KIOlZ+k0
はーてはてはてはてはーてなー♪
>>548-549 >>547だが、勇気をもって書くとする。・・・まー明日から入院だから、もちっと待ってくれ。看護師さんとキャッキャウフフして充填してくる。
ちょ、入院て大丈夫かw
ちゃんと体治してこのスレに帰ってこいよ!
入院てw
無理はすんなよ!落ち着いてからでいいから。それまで全裸で待ってる。
ナース姿の吉野屋先生とキャッキャウフフしてくるだと貴様
お大事に
>>554 俺がもしそんなとこに入院したら、退院までに興奮しすぎてショック死しそうだぜ
ロデオに乗る沙英さん
「あっ、あっ、股がこすれて・・・きもちいい・・・」
ヒロさんに写真撮られてる
「いやあああ、私写真撮られてイっちゃうううぅぅぅぅぅ・・・」
今月号でここまで想像したが後はもう右手を動かすのに必死でしたね
557 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 20:32:38 ID:79eRJSPo
職場近くの中学校で、昼の校内放送をしてたらしいんだが、?でわっしょいが流れてたんだぜww
ちなみに昨日はけいおん!のEDだった。もうダメポ
分かった。俺教員目指すわ。
ああぁ〜・・・またしてもなずなスレが落ちた・・・・
あれ、誤爆してる
どうりで反応が返ってこないわけだ
561 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 23:11:56 ID:eV3mhQDa
せめてこっちだけでも残すんだ!
わっしょいわしょしょい!
今すぐ小説を(ry
563 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 00:31:25 ID:bO8gAzU+
ほっしゅ
564 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 12:40:55 ID:iqXfTaFu
真実×中山とか見てみたいじょ
やまぶき地蔵の時にゆのが遭遇した逢い引きの2人、名前ないのかなあ
レズ・百合萌え板の方のが落ちちゃった・・・
なん……だと……?
っていうかその板にひだまりスレあったんだ…
6/11に新作書いてあったのに
あそこ流れるの早いのか?
くそう、昨日見た時に迷わず保守しとくんだったぜ……
>>568 SSまとめサイトもあるから行ってみるが宜し
ほ
し
が
574 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 03:07:10 ID:Et99QG8A
ま
が
今月号ゆのは宮子の胸を触らせて貰うのを遠慮してたけど
やっぱり我慢出来無くなって後日こっそり宮子にお願いして触らせて貰うんだろか?
そして触りに行ったら既に乃莉となずながスタンバイ
ほ
っ
し
ゃ
ん
ってへちょ絵みたいな顔だな
ん
「やらないか。」
なずなと乃莉はつなぎのホックを外し始めた!
586 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 08:11:41 ID:qFsabcCr
ほ
の
ぼ
の
しまっちゃうよぉー
なずな「いじめる?」
592 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 16:37:29 ID:MyfhkTSL
12巻でなずながぶっ壊れると聞いて
どこの情報だw
なぜだ・・・なぜ保管庫が更新されない・・・?
保守、してあげるね?
596 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 14:13:36 ID:lQGtGFrp
今回真実と中山さんが出てるね
なんだと、それはいいことを聞いた
598 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 00:49:00 ID:Hdjz92G9
中山さんて真実でオナニーしてそう
それはあり
600get
え…?
中山さんマジエロいっす!
あれ、真実がホック外し仕掛けたほうで中山さんがやられた側だっけ?逆?
それでいいよ
>>603 外されたのが中山さんであってるよ
悪戯好きの真実に逆らえないばかりかゆののパンツをしっかり見てたり
吉野家先生の話をいかがわしい方向に考えてたり
結構スケベな性格してる
中山さんはドM
真実はさっぱり
中山はねっとり
身体測定の回で中山さんに惚れた
610 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 17:34:24 ID:MIVMcxj2
>>608 真実が悪戯でキスやエッチな事して本人はその場だけで忘れてるのに対し
中山さんは忘れられずに思い出しては自慰にふける、と
エロい子だ・・・
三ヶ月・・・か
いえ三期です
614 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 23:12:37 ID:5YTqXX1b
☆☆☆
ゆのっち×☆☆☆
617 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 13:50:03 ID:d7TLomHF
中山さんはやっぱりエロかった
相変わらず中山さんが女体にしか興味なくて安心した
ホント中山さんの頭の中はエロいなあ
ぽかぽか
お前らエロいな!!
622 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 01:02:46 ID:a8sts4fO
保守
特別編まで後1か月ほど
今月号の扉絵・・・意味わかった人は手をあげよう
ぽっぽー保守
乃莉の顔がドンドンテキトーになってきてる
まとめwiki、
>>380まで追加しといた。
保管済みのと被ってたらごめんなさい。
疲れたんで誰か、残りの分よろしく・・・・・
>>516 乙です!
自分は携帯なんで力になれそうにないです、申し訳ない
お疲れ様です
沙英ヒロで5レス程度。
微エロで軽めの変態沙英さん。エロは後ろ半分のみ。
「アレー、沙英さんだけー?」
ドアを開けるなり宮子がそう言った。
ヒロに用事なら隣に行けばいいのに、わざわざあたしん家来て文句言ってんじゃないの。
「ヒロはまだ寝てるかも?昨日遅かったし」
この週末は締め切りも提出課題もなくて。
久しぶりだったのもあって、昨晩は中々に激しくしてしまったから。
「私らも行くよ。出掛ける準備するから先にヒロ起こして来て」
合鍵を差し出しながら言うと、珍しく宮子がやんわり断ってきた。
「あー、やー。そう言うことなら、あたしだけ役得になっちゃうからやめとくー」
「役得?」
「ホラ、前にあたし一人で部屋に行った時──」
☆ ☆ ☆
「ヒーローさーん」
ヒロさんが寝起き弱いのは知っていたけど、いつもは沙英さんが側にいたからねー。
「起きて、お出かけしよー」
「ん?…さえ…」
「ねぇ、起きてよー」
「…して?やぁー…さえってば…まだするのー」
「え?お?ちょっ、ん…んー…っ、ふぁ?」
「んーふふふ〜、もっとぉ〜?」
☆ ☆ ☆
「──って。寝ぼけてて、なかなか手厚い抱擁を頂いちゃったんで」
「なっ、なっ、なっ…?!」
突然宮子が突拍子もないことを言い出した。
確かに、そーいうことになる時もあるよっ!あるけどさー!
元々、私らが付き合い始めたのも、寝ぼけたヒロに押し倒されたのがきっかけだしっ!
そーだけどっ!そうだけど、今っ、みんなの前で言うことじゃ…みんなの、みんなの…。
思考回路が熱に侵されていく。
プシュゥゥウウウー…と、顔から湯気が立ち上るのが分かる。
一応、ゆのとなずなは、それぞれの相方に耳を塞がれていたから聞こえてはいないはず。
そう願いたい。
というか、宮子だよ!突然何を言い出すんだ!何をヒロにされてるんだ?!
「宮子ー!お前はーっ!」
「だっ、だから、今回はパスするってー」
ひとしきり宮子を追い掛けまわしてから、支度を済ませて隣に向かう。
ドアを開けても起きている様子は全くなかった。
みんなに「外で待ってて」と言ったら、宮子はニヤニヤ、1年生2人は頬を赤らめ、ゆのは1人ポカンとしていた。
玄関からは死角になっているのを再三確認して、ヒロに声をかける。
案の定というか悪い予感的中というか、ヒロは甘い声を響かせてあたしをベッドに引っ張り込んだ。
いち、に、さん……。
ゆっくり数えて10秒だけヒロの温もりを堪能する。
このままホンワリした唇の柔らかさと、寝惚けたままの弱い力で抱き締められていたいとは思うけど。
「ホラ、起きて」
グイッと力を込めて身体を引き離す。
少しだけ濡れている唇が、射し込んだ外光に鈍く光っていた。
633 :
2:2009/10/13(火) 22:58:56 ID:lrBcmiNd
*
そんなこんなでバタバタした1日も終わりに近付く。
ヒロの新たな一面が垣間見えたり、ちょっと予算オーバーしちゃったり、色々な出来事は起こるけど、
進級しても後輩が増えても、変わらない日常がここにはある。
あと数ヶ月。
嫌が応にもここを出なくてはならなくなった時、ヒロはどういう選択をするんだろう?
やっぱり一緒に、と言うのだろうか?それとも……。
流石に遠距離は辛いけど、一旦家族から恋人に戻るのもいいかも知れない。
それぞれが一人立ち出来るようになってから、また一緒に暮らすのも…って、一応今も別に暮らしてるんだっけ?
このひだまり荘は、部屋が別れているだけで大きな家みたいなものだからねー。
宮子やゆのが来てからは尚更その感が強い。
締め切りの時以外は月の半分をどちらかの部屋で過ごしている気がする。
今日も夕飯の後、各々の部屋に帰って行くみんなを見送ってあたしはヒロの部屋に居座っていた。
「沙ー英ー」
「うん?…おゎあっ!!」
名前を呼ばれて振り向いたら、お風呂場のドアから身体半分出してるヒロがいた。
吉野屋先生に較べたらおとなしいとはいえ、十分なわがままボデーがチラチラと覗いている。
(タッ、タオルで隠せてないよ!ヒロ!)
湯上がり肌からふんわりと湯気も漂っていて、とてもじゃないけど直視出来なかった。
「…英、沙英ってば〜!」
「あ、あぁゴメン、何?」
頭の中を悶々とさせながら、必死で声を取り繕う。
「トリートメントが切れそうだから予備取って〜って」
「あ、それならあたし入る時に入れとくよ」
「そう?ありがとう」
いつもの柔らかい笑顔を浮かべてヒロはお風呂場のドアを閉めた。
トリートメント、トリートメント、っと。
部屋の日用品置き場も互いに熟知している。
たまに補充や片付けた記憶が混乱して、自分の部屋の予備分を買い忘れていたりもする。
まぁ、そういう時は相手の部屋に行くだけなんだけど。
サッと洗って湯船に浸かってお風呂場から出ると、ヒロがドライヤーを持って待ち構えていた。
“沙英はきれいなストレートなんだから、ちゃんとお手入れした方がいいわ”
面倒だと言うあたしの代わりにいつも髪を乾かしてくれるヒロ。
柔らかい指で髪を鋤かれるのはとても気持ちがいい。
「──驚いたよ。タオルで全然隠れていないんだから」
「んもぉ、私の身体なんて見慣れてるでしょう?」
「いやっ!慣れてるとか慣れてないとかの問題じゃなくてね…」
「なぁに〜?沙英ってばそんなに恥ずかしくなるようなこと考えてたの〜?」
「ちっ、ちが!違う!そりゃ色っぽいなとかドキッとしたのは事実だけど、そんなこと考えてた訳じゃ…」
「うんうん〜」
「だからっ、そう思ったのはヒロの身体見てからで……いや、見たってか、あの…っ」
「ふふふ。はい、終わり」
あたしの髪は短いからすぐに終わる。
頭からヒロの手が、あたしからヒロの身体が離れて、いつも少し物足りなく感じてしまう。
この時間を増やすためだけに髪を伸ばしてみようかとも思ったけど、自分でするのは絶対に面倒だからやめた。
634 :
3:2009/10/13(火) 22:59:28 ID:lrBcmiNd
「さて、と…」
ドライヤーを片付けてヒロが呟く。
お風呂が終わると1日は終わり。次はEDに予告が流れる──アニメでは。
平面の中で暮らしている私達は、寝て意識が途切れるまでその後も時間は続いていく。
「ねぇ沙英?私、朝、何かしたかしら?」
「へ?ぅ…えぇっ?!」
どうやら宮子に何やらからかわれたらしいが、サッパリ意味が分からなかったそうだ。
「乃莉ちゃん達も何だかぎこちなかったし…」
そうだ!乃莉。
ここの壁は薄いことをスッカリ忘れていた。
あの様子だと確実に聞こえている気がする。
恐らく遊びに来ていたのであろうなずなにも。
「ん〜、するのはコッチでだけにした方が良さそうだね」
「何が?何のこと〜?」
「朝の…続き」
*
荒い息づかいが部屋に響く。
さっきイったばかりのヒロが、頭をイヤイヤと左右に振って快感を逃がそうとあがいていた。
「ん、沙…やっ!んんっ!また…っ」
指の速度を速めると、嬌声に混じって粘度の高い水音が耳についた。
クチュクチュ、ぬちゃ。
押しても引いても厭らしい音が生まれる。
また声が高くなりヒロの全身に力が入っていく。
そろそろかな?とタイミングを見計らって、指の動きを止めてみた。
「…っ、あっ……ふぇ?」
ヒロの気の抜けた声が聞こえる。
少しでも快感を得たいとばかりに腰がゆらゆらと動く。
「くぅう…ん。…沙ぁ…英!」
中が収縮を始めてあたしの指をキュゥウウウーッと締め付けてきた。
ここまで来たら刺激なんて加えなくとも余韻でイってしまうものだ。
ただし、本人にしたら相当に気持ち悪いのだろう。
熱に浮かされた顔で苦しそうにあたしを睨むヒロの目。
ゾクゾクする。
艶っぽさが増して、いつも手のひらで踊らされているあたしに翻弄されて。
ヒロの苛立ちはこの後に持ち越される。
ヒロの手によって、口、肌、言葉によって滅茶苦茶にされる自分を想像するだけで、全身に快感が走る。
込み上げてくる熱を少しばかり長いため息で逃がして、「ゴメン」と呟いてヒロに口付けた。
途切れ途切れに鼻から甘い声が漏れてくる。
中に入れたままの指が時折起こる痙攣で締め付けられる。
少しずつ外に追いやられそうになるので、またゆっくりと中に押し込んだ。
「ん!……ハァ…ふ」
唇を離すと、トロンとしたヒロと目が合った。
二人を繋ぐ透明な架け橋がプツと切れてヒロの首筋へと流れて行く。
それを追うように唇を這わすと、コクンと唾を呑み込む音が聞こえた。
635 :
4:2009/10/13(火) 22:59:58 ID:lrBcmiNd
そのまま身体をずらして、右胸の先端をパクっと口に含むと、舌の上で急激に硬くなっていった。
ヒロのマシュマロみたいな胸を唇や鼻先に感じながら、先端を舌で転がす。
チロチロチロ、と。
反対側も指の平で同じように転がすと、ビクンとヒロの身体が跳ねた。
カァ…と体温が上がっていく。
唇と舌で包むように吸い上げては舐め回す。
左も同じリズムで刺激を与えると、それに呼応するようにヒロの内壁がヒクヒクと動いた。
手のひらに新たに流れ出してきた愛液が温かく広がる。
感じてくれているのがありありと感じられてすごく嬉しい。
もっともっと、感じて欲しいと思った。
さっきよりも強く、指や歯で少しつねるようにしてコリコリと愛撫する。
「キャ…ゥ!ふ…アァ、あっ…」
すぐに舐めて撫でて揉んで、また噛んでチュッとキスをする。
強く弱く弱く、また強く。
おっぱいフェチにでもなったかのような執拗な胸への愛撫に、ヒロは身体を揺らして嬌声を上げる。
余りに腰を揺らしてくるので、相変わらず中に突っ込んだまま動かしていないのに、クチ…ぷちゅ…と音が鳴り出した。
「ふぁ…沙英、さ…あっ!やぁ…んんっ!」
シーツを掴んでいたヒロの両手があたしの頭に伸びてきた。
髪に指を絡め、グイっと下に押そうとする。
「ヒロ?もう欲しい?」
顔を上げて聞いてみたけれど、顎を天井に向けたままヒロは答えない。
どうしようかな?と思っていたら代わりに下の口が応えてくれる。
欲しくて堪らないと言うように、キュウ…と指を喰わえ込んだ。
「ぅ…あ、も、やぁっ!!」
焦らしてゴメン。今度は一気に高めてあげるね。
身体を更に下にずらしてヒロの足の付け根に顔を埋める。
手のひらに溜まっている愛液を舌先ですくってヒロの肉芽に塗り付ける。
ひと舐めするごとに暴れ出す腰を、太ももを抱えるようにして制する。
「や…っあ!ぁっ、んんっ…んーっ!」
唇で皮を剥いて感じる部分を直接舌で舐め上げたら、中壁がヒクヒク痙攣を始めた。
(早いな、もう持ちそうにないよ)
散々燻らせた後なので当然といえば当然なのだが、感じる様がダイレクトに分かるこの行為をまだ味わっていたかった。
ヒロの中で締め付けられるたびに「気持ちいいの」と言ってくれているようで安心する。
最初の頃、何をどうすればいいのかサッパリ分からなかった。
痛みが少しずつなくなっても、ヒロのいい所も、苦しそうな表情と快感の繋がりも分からなかった。
それでも顔を赤らめて「よかったわ」と言ってくれるヒロの言葉が慰めにしか聞こえなくて。
不安を打ち消すように行為の時間ばかりが増えていった。
一つの波は小さくとも、数多くなれば快感も蓄積されていつかビックウェーブに!
そんな浅はかな考えでも、数をこなせば対ヒロ用スキルは上がっていく。
だから、今はもう指を中に入れたままで快感度合いを知る必要もないのだけど…。
あたし好みのプレイに付き合わされて、結果、散々焦らされる。
ヒロには本当に悪いと思ってるよ。
そう言うと、苦笑しながらも許してくれるヒロにいつも甘えてしまうんだけど。
636 :
5:2009/10/13(火) 23:00:35 ID:lrBcmiNd
唇をすぼめて肉芽を吸い上げる。もう限界とばかりにヒロが嬌声を上げる。
「ぅあっあっ…っ!…っはぁ…」
舌を強く押し当てながらプチュプチュ音を立てて舐め上げる。
頭を掴むヒロの手で更に股間に押し付けられた。
もっともっと、とおねだりをされているようにしか思えなくて。
あたしはやっと右手を動かした。
肉芽への愛撫はそのままに、熱く、とろけまくっている中をグチュグチュと掻き回す。
内壁を押し拡げるように指を軽く曲げて挿入を繰り返すと、ヒロの声がまた一層高く響き、ガクガクと足を痙攣させた。
「沙英…さ…え、沙…」
うわごとのようにあたしの名前を呼ぶヒロ。
ラストスパートとばかりに指の動きを速め、肉芽に思い切り吸い付いた。
ヒロは背中を弓なりにしならせて、果てた。
ハァハァ…という呼吸だけが部屋に響く。
また指を締め付けられる感覚に浸ってしまいそうだけど。
(ゴメンね。まだ終わらない)
真っ赤に膨れた肉芽へキスの嵐を降らす。
「…え?あっ、やっ!…もダメぇ…っ」
流石に思い切り逃げようとする身体を片手では押さえ切れなくて、
惜しいけれども指を引き抜いて、両手でガッシリと太ももを固定した。
イったばかりの敏感な身体には酷な刺激と分かってはいたけれど。
思い切り、吸い付いて舐め上げて押し潰す。
「ぅあっ!さっ、沙英…ヤメ、んんっ…!」
両足を抱えられて下半身が浮いているので、踏ん張ることも出来ないんだろう。
眉根を寄せて、必死に頭を左右に振っている。
快感を逃そうなんて思わないで。全部感じて。
大好きだよ、ヒロ。
ヒロの中をあたしで満たして。
「ふ…ぁああ…っ!…さ……っ!!」
最後に言おうとしたのはあたしの名前だよね?
念を押すように愛液が溢れる場所へ口付けを落とした。
パジャマの袖で口の回りの粘液を拭ってから、ヒロと唇を重ねる。
いくら自身の体液とはいえ、ここまでベタベタ過ぎるのは嫌だろうから。
荒い吐息が甘く漏れ出てくる。
まだピクンピクン反応しているのを見ているだけなんて勿体ない、と右手を茂みに伸ばしたら「ダァメ!」と払われた。
もう動かすつもりはなかったんだけど、頑なに拒まれてしまった。
「次は私の番、なんだから…ね」
上目遣いでそんなこと言われたら抗えるはずもない。
うめ先生。
まだまだ1日は終わりそうにありません。
end.
乙!!
GJ!
乙せざるを得ない
我らがひだまりスケッチは3日後に帰ってくるぞ!
GJ!
でも何故俺は宮ちゃんが襲われる所で抜いてしまったんだろう…
641 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 21:43:53 ID:iZ+/DKM9
>>640 いや、それは仕方のないことと思う
何にしても乙!
このスレでも貴方のSSが読めるとは!
もうこの夫婦は何なんだ。甘い、甘すぎる
1,2年生コンビも先輩方を見習えばいいと思うよ!
女装男のウザさ
ささめき>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>キディ
誤爆
やべえGJ!
やっぱりこの夫婦は鉄板だなw
wiki、
>>380以降のも全部追加しといたよー。
まとめてたら自分も書きたくなったので書いちゃった。
QueenのSomebody To Loveをベースにしています。
エロなしですごめんなさい。
Somebody To Love
やまぶき高校を卒業してから3年の月日が経った。
沙英は作家、橘文として小説を書く日々を送っている。
進学も真剣に考えたが、結局大学には行かず、実家に帰ることとなった。
卒業してからは一度もヒロや、ひだまり荘の後輩とは会っていない。
実家からひだまり荘へは、あまりに遠すぎたのだ。
ただ、携帯を持っていない宮子は除いて、全員のメールアドレスは知っているので簡単な連絡くらいは取っていた。
しかしそれも最初の頃だけで、1年もするとお互い、忙しいだろうと遠慮し合ってほとんどメールを送らなくなってしまった。
ゆのは美大へ進学し、宮子は学費の都合で進学はせずに就職したということは、メールのやりとりのおかげで知っていた。
ヒロも東京の美大へ通っている。
全員バラバラの道を歩むことになってしまったのだった。
「そろそろ休憩にするか……」
一人しかいない部屋で、誰に言うでもなく、沙英はつぶやいた。
窓の外は暗く、時計を見れば11時を過ぎたあたりだった。
考えてみれば今日はまだ夕飯を食べていない。
両親は作家である娘にとって最高の環境を作るために、基本的には部屋に入ってきたり呼んだりすることはない。
だから沙英がご飯の時間に気づかずに執筆に没頭している時は、お皿にラップをかけてテーブルの上に置いておくのだった。
高校時代に一人暮らしをしていたのもあって、一人で食事をするのにも慣れている。
しかしこの日は、執筆している小説の内容に感情移入しすぎてブルーになっていた。
食事をしながら、「このままずっと一人身のままでいいのか」「いつまでも小説家でいられるのか」など色々な不安が頭の中に浮かんでは消える。
するとふいに沙英の眼から涙がこぼれた。
「神様、私は夢だった小説家になることができました。
でも、なぜか悲しくて仕方がありません。
これが、夢を叶えたことの対価なのですか?」
宗教といったものを別段信じているわけでもない沙英だったが、そういって神を呪った。
寂しがり屋の沙英には、ずっと一人でいることは耐えられなかったのである。
泣きすぎて方向感覚もおかしいし、五感も狂っている。
ひとしきり泣いた後、落ち着くために散歩に出かけることにした。
ずっと引き篭もっていると悪い考えが浮かんでしまう。
一旦、この独房の外に出ようと思った。
外の空気はひんやりとしていて気持ちが良かった。
家の近くの川の堤防を歩きながら、高校時代のことを思い出していた。
入学式のこと、ヒロと出会ったこと、ゆのや宮子と出会ったこと、そして卒業式のこと。
あの頃は毎日が楽しすぎて、でも、今思い出そうとすると、もう思い出せなかった。
今は?今はどうだろう。
毎日部屋に篭って小説を書き、時々ネットを覗いてみれば、心無い批判に傷つく。
『橘文って池沼だろ?(笑)』『美術科の高校出身なのになんで物書きやってんの?』
よくある批判だと分かっていても、それを受け流すには沙英はあまりに真面目すぎたのだ。
そうしていると静かな堤防に、携帯電話の着信音が鳴り響いた。
『沙英?ごめん、起こしちゃった?』
びっくりして出てみると、懐かしい、お菓子のように甘い声が聞こえてきた。
「ひ・・・・・・ヒロ・・・・・・?」
『そうよ、沙英?久しぶりに声が聞きたくなっちゃった』
「ヒロぉ・・・・・・ヒロぉ!」
『ど、どうしたの、大丈夫!?』
「私も・・・私もヒロの声がぁ、聞きたかったんだよぉ・・・・・・」
沙英は嗚咽交じりに思いを吐露した。
「ずっと、ずっと声が聞きたかった・・・
もう、ヒロの声は聞けないんだと・・・思ってたんだ・・・
そしたら寂しくなって・・・・・・ヒロの声が聞こえてきた時は本当に嬉しかったよぉ・・・」
『そう・・・ごめんね・・・・・・寂しかったのね・・・・・・』
「そうだよぉ!寂しかったんだよぉ!」
『ごめんね・・・・・・
ねえ・・・じゃあ、今度の連休、遊びに行ってもいい?』
「え?でも東京からは・・・遠いから・・・」
『そのための連休でしょ?』
「でもヒロに悪いよ・・・」
『久しぶりに沙英の顔が見たくなっちゃったのよ。
私が勝手に押しかけるだけだから・・・ねえ、いいでしょ?』
「うん・・・分かった。準備しとくよ」
『じゃあ約束ね』
「・・・・・・うん」
電話を切った後、堤防を歩いて来た道を戻った。
歩きながら、ヒロの顔を思い浮かべてみる。
親友であり、最愛の人でもあるヒロ。
もしかしたら沙英の片思いだったのかもしれないが、そんなことは彼女には関係なかった。
遊びに来ると言った連休のため、早く帰って小説の続きを書こう。
ヒロと一緒にいる時間を少しでも長く取りたいから。
満月を見上げながら、ヒロを出迎えるためのお菓子は何にしようか考えていた。
おわり
>>647ー649
超乙!
ものすごく過疎ってたこのスレにも活気が戻ってきたようですごい嬉しい
なんかしんみりした
GJ
GJ! 保管庫更新も乙です
保守
夏目が可愛すぎて2次元に入りたい
流石にDVDの穴は小さすぎるんだよな
655 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 21:33:57 ID:+seD/wua
ほ
656 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 08:59:42 ID:QA4ZNX9z
し
み
っ
つ
おまえらの連携に感動したw
う
5巻はまだか?
年明け
後1ヶ月ちょっとだ
ポケモンマスターを目指して旅に出た沙英が
ヤマブキジムで夏目に出会う
っていうネタを思い付いたんだけど文章にできない。
あと1ヶ月保守
おーい 生きてるかー? スレのみんなー
生きてるよ〜
ファンディスクも☆☆☆も楽しみだ!
生きてるとも!
それはよかった
元気そうで何よりだ
671 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 12:56:17 ID:9qO6EOzJ
乃莉×なずなのSS
書きましょうか?
よろしいよ……いや、書いてください。お願いします。
ほ
675 :
乃莉×なずな:2009/12/20(日) 15:53:53 ID:ZFHxK1Lb
―――君の笑顔が……―――
乃莉視点
いつからだろう……
何故かなずなの事を考えていると胸がドキドキする……
頭の中もボーっとするし何も考えられない……
病気じゃなさそうだし……
この病状がわからないので
以前ゆのさん達が私の部屋に来た時以来
ミホに相談しする事にした………最近連絡がとってないせいか
ミホは『表示語をマスターした』と言ってたけど
私は無視してすぐに病状の事を話した
『それってアレだよ、アレ!』
『アレってなんなの!?』
『それは…………』
思わず息を呑み込む
『恋だよ恋!』
『こ、恋!?』
私が………なずなに!?
『て言うか自分でもわかんなかったの……!?』
『う、うん………』
だって今まで恋愛した事ないし………それに
『でも……相手は女の子だよね乃莉?』
そう相手は女の子で私も女の子
つまり百合であり、同性愛
漫画や小説の世界だけだと思っていたが
まさか自分がなずなに恋をするとは思ってもみなかった………
『ねぇ乃莉……一つ聞いてもいい?』
しばらく黙っていたのか
ミホが心配そうに声を掛けた
『な…何?』
『乃莉は同性として、なずなって言う女の子が好きなの?嫌いなの?』
『えっ!?』
『はっきり答えて!』
私は
私は…………
『なずなが好き……同性として、なずなが好き!』
言ったとたんミホが笑いだした
『ちょっ、ミホ!(怒)』
『アハハハハ…ごめんごめん…やっと乃莉らしくなったよ』
『………は?』
どうゆう意味?
『さっきの様子だと、いろいろ葛藤してたでしょ?』
『うっ』
『図星だね』
『………うん』
ミホの言う通り、私は短い間、頭の中でいろいろと葛藤していた
もし告白して今の関係が壊れないだろうか?
なずなが私を気持ち悪がらないだろうか
私そんなことを数分間、いろいろと考えていたのだ………
人を好きなるとワクワクするけど
それと同時に不安もわく………
私は………なずなにフラれるのが怖かった……
それ以前に……なずなが私を拒否ことが怖かった………
『そんなウジウジ考えるの乃莉じゃないよ、「好きだよ」って言えばいいじゃない』
『でも………』
『例え上手くいかなかったら、ひだまり壮のみんながなんとかしてくれると思うよ……それに』
『それに……?』
『人を好きなるって……理由なんか必要?』
『その子だから好きなんだよね?』
『…………他人事みたいに言わないでよ』
『だって他人事だもん』
『でも………』
『?』
『私、ごちゃごちゃ考え過ぎたかもしれない………ありがとう』
ミホの言う通り、自分らしくないな
『んじゃ今度二人でキスしている写真とエッチしている写真送ってきてね〜♪』
『えっ、ちょっと……切れた……』
思わずため息を付くが、口元にと笑みが浮かべてきた
ウジウジ考える事は止めて私はなずなに好きって告白する
例え今の関係が壊れても先輩方に相談すればきっと元の関係に戻れる事を信じて
私は203号室に迎かい始めた告白するつもりだったけど………
急に恥ずかしくなっちゃって、なずながホームシックになったた時以来、泊めてもらう事にした
なずな視点
私の名前はなずなです
今年からやまぶき高校に受かりました
でもお父さんは急に転勤でお母さんもついていちゃいました………(泣)
だから私はやまぶきの近くのひだまり壮に引っ越しました
迷惑かけたらどうしようかと不安でいっぱいでした…………
でも先輩方はみんな優しです
それに乃莉ちゃんは私がウジウジしていた時
『なずなにもちゃんと良いとこあるよ』と言ってくれました……
でもその後『まだあまりわかんないけどさっ』って言った時はショックだったけど……
この前だって私がホームシックになった時
一緒に寝てくれました……嬉しかった
おかげでホームシックは治ったけど
どうやら寝相が悪いみたいなので
乃莉ちゃんに迷惑かけちゃった………もう泊まりに来ないよねって思っていました……
なのに何故か今日
乃莉ちゃんがまた泊まりに来てくれました
どうして………?
迷惑じゃ……ないの?
乃莉視点
9時になずなの家に入り、いきなり告白するのは恥ずかしいから
なずなと普通の話をしていたら
気がつけば既に時計は23時を過ぎていた
私はなずながお風呂に出た後
私は風呂に入った
風呂から出て黒色のパジャマに着替え、髪もおろした
ベッドに迎うと、既になずなはベッドに潜り込んでいた
「乃莉ちゃん………」
「ごめん待った?」
「うんうん……乃莉ちゃん電気消して」
「うん、わかった」
乃莉は電気を消してベッドに潜り込んだ
「…………」
「…………」
「ねぇ……乃莉ちゃん」
「ん?」
「………眠れないね」
「……………うん」
しばらくお互いに背を向け沈黙が続いた
何やっているんだろ……私
今日は泊まりに来たんじゃない
なずなに好きって告白する為に来たんだから……
ウジウジ考えないで一歩前にでて、なずなに告白するんだ
乃莉が声を掛けようとしたとき
「ねぇ……乃莉ちゃん」
突然なずなから声を掛けてきたので思わずびっくりした
「な、何?」
「こっち向いて話しがしたいの………いい?」
「……うん」
私はなずなの方に向くとちょっと悲しんでいるなずなの表示が見え
「………どうして乃莉ちゃんは泊まりに来てくれたの?」
いきなり告白はちょっと恥ずかしいから、また泊まりたいって言えるはずないなので
「なずながまたホームシックになっちゃったいけないと思ったから…………」
とりあえずこんな事でいいかな?
「…………そうだよね」
なずなの方を向くと悲しみが増し少し涙目になっていた
…………やめて
そんな顔しないで
私のせいで悲しまないで
私は……私は!
なずなの笑顔が見たいただそれだけでいいから………
「ねぇ………乃莉ちゃんは……私の事……情けないと思ってるよね?」
「えっ……?」
「よくよく考えてみると……私って乃莉ちゃんに迷惑かけてるよね?」
「そ、そんな事っ」
「だって私!……この歳でホームシックになるし、未だ特技は見つからないし、料理も上達しないし、絵も下手っぴだし……」
「あぁもうウジウジしない」
これ以上聞いたくなかった
だってなずな……泣いているもん
そんなに自分の事情けないと思わないで
「あの時も言ったでしょ、なずなにも良いとこみつかるって」
「……………それなら」
なずながパジャマの袖を掴み、乃莉の腕の中で呟いた
「な、なずな?」
「それなら教えてよっ!私の良いとこっ!」
「私にあってゆの先輩や宮子先輩達ない良いとこっ!」
「あの時はまだわかんないとこあったけど……今は違うでしょっ!」
「…………なずな」
正直にびっくりした
普段大人しいなずなが大きな声で私に語りかけた事
なずなは顔を乃莉に向くと、大量の涙が流れていた
「教えてよ乃莉ちゃんっ!私の良いとこ教えてよっ!………教えてよ………乃莉ちゃん………」
徐々に声が弱々しくなる
なずなは泣きながら私に告白してくれた
なずなの良いとこ…………
それはね………
「なずなっ!」
私はなずなに抱きついた
「の、乃莉ちゃん……?」
「私………なずなが好き……同性として好き」
「えっ………?」
「なずなの良いとこ……それはね………」
「それは………?」
「笑顔だよ、なずな」
「笑顔…………?」
「ゆのさんや宮子さん達の笑顔もいいけど……私はなずなの笑顔が好き」
「だから私……なずなに恋をしちゃった」
「乃莉ちゃん………」
「なずなは………私の事好き?」
「えっ!?」
「答えて」
なずなはうんと、うなずいた
「私も………」
なずなも乃莉に抱きつき顔を上に上げた
「私も………乃莉ちゃんの事好き」
「友達として?」
「うんうん……同性として好き」
「なずな………」
嬉しくて思わず嬉しい涙が出ちゃった
なずなも涙を流しているが、先ほどと違っていて
どこが嬉しそうだった
「私ね……怖かったの……今の関係が壊れちゃうんじゃないかと思って」
「それで私にあんな事言って避けようとしてたの?」
「うん………」
「バカだね、私があんな事言われて嫌いになるわけないじゃない」
「乃莉ちゃん……私、乃莉ちゃんのなずなになりたい……」
「乃莉ちゃんが大好きな笑顔を見せたい」
「私もなずなの笑顔もっとみたいし………それに」
「それに?」
「キスがしたいな〜」
「の、乃莉ちゃん(照)」
照れてるカワイイ、そんななずなも好きなちゃったんだよね
「いい……かな?」
「………うん、いいよ」
お互いに瞳を閉じ
唇を重ね合わせた
「んんっ………んっ」
「っん……んん……っ」
乃莉が口の中で舌を絡ませるとなずなも舌で絡ませた
二人には短い時間がだったがとても長く感じていた
そして二人はお互いに目を開け唇を離すと、一筋の銀色の糸が伝わった
「乃莉ちゃん………」
「なずな…………」
お互いに顔を向けあう二人
「…………いい、なずな?」
「いいよ、乃莉ちゃん」
「…………うん」
そう言って乃莉はなずなのパジャマのボタンを一つずつ外しっていき
ブラも外した
乃莉はなずなの胸を掴み撫でまわしていった
「う、っん」
「なずなカワイイ……」
「の、乃莉ちゃん……恥ずかしいよ………」
「だってまだ少ししか触っていないのに、もう固くなってもんね」
そう言って乃莉はなずなの乳首を舐めついた
「あ、ん、の……乃莉ちゃん………んっ」
「感じているんだね………」
「っち……違う……」
乃莉は舐めるのをやめて、少し強めに乳首を噛んだ
「やぁん…っ……!」
「体は正直みたいだね、欲しがっているもんね」
「……っち……ちがっ………ひぁん……っ!」
否定するなずなをもう一度強めに噛み
再び舐め始めた
「気持ちいいなずな?」
「そ、そんなこと………」
「仕方ない……じゃあこれは」
乃莉はなずなのパジャマの中に入れ始めた
「だ、駄目、乃莉ちゃん!」
もちろん乃莉は無視して、なずなの下着越しの恥ずかしい所を撫で始めた
「ゃん……あ、駄目……っ」
「なずな下着濡れているよ、どうして?」
乃莉は意地悪そうに言うとなずなは恥ずかしそうに顔をうつむいた
「…………………ちゃんの意地悪……」
「えっ!?」
わざと聞こえない振りをして、下着の中に手を入れ始めた
「あう!」
直接大事な部分を触られてビクッと反応した
「の、乃莉ちゃんの意地悪………」
「感じているんだね………」
そう言って乃莉はアソコの部分を優しく撫で始めた
「あん、っん、ん……の、乃莉ちゃん………」
「な〜に?」
「お、お願い……もっと強く押して………お願い……」
まるで餌を欲しがっているペットの様に喋り掛けた
「いやじゃなかったの?」
首を左右に振るなずな
「お願い……変な感じなの………もっとしてほしいよ……」
「うん……わかった」
乃莉は止まった手を動かし強く撫で始めた
「んく、はん、あ………はう、んあ、ふあぁぁぁ」
乃莉は片方の手でパジャマを脱がしていく
それに気付いたなずなは足を閉じ始めた
「下着も脱がすよ」
「……………うん」
そう答えると乃莉は下着を脱がしていく
「綺麗だよ、なずなの裸」
「そんなこと………ないよ」
「力を抜いて」
そう言われたなずなは足の力を抜いた
そして乃莉はなずなのアソコの部分を強く押した
「んあ、ふああぁぁぁっ!?」
ビクッと跳ね、乃莉の袖をギュッと掴んだ
「の、乃莉、ちゃん………駄目……」
「何が駄目なの?」
乃莉は秘部のところを激しく掻き回せた
「ひゃあ、んあっ、ひう、ゃぁん、の、乃莉ちゃん、駄目………もう」
「イっていいよなずな」
指を秘所のところに突き上げで、何度も上下に動かすと
なずなは体が震えだし、達した
「う、うわああぁぁぁーーー!!」
――――――――
「なずな……気持ちよかった?」
「ハァ…ハァ…ハァ……乃莉……ちゃん」
「その……よかった?」
「最初はちょっと怖かったけど……乃莉ちゃんが傍に居てくれるから………怖くなかったよ」
「なずな………」
「乃莉ちゃん……」
二人はお互いに名前を呼びあい
唇を重ね合わせた
「今度は……乃莉ちゃんも」
「うん………」
乃莉もパジャマを脱ぎ、下着も脱ぎ捨て
なずなと同じ全裸になった
乃莉はベッドになずなを寝かせ、上にのる
「乃莉ちゃん…………?」
「怖がらないでなずな」
「……………うん」
乃莉はゆっくりと体を近づかせて、そしてなずなのアソコと乃莉のアソコが重ね合わせた
「うあっ!?」
「んふっ……な、ずな……んあっ」
「気持ちいいよ……乃莉ちゃん……んあ、ああぁん」
「な、ずな……すごい……ん、濡れて………あ、あっああ!」
腰を動かして、なずなはアソコの部分を、あの部分を擦り合わせる
「んあっ!やぁ……だめぇ…乃、莉、ちゃ……ふぁっ!?」
二人の声と湿った音が部屋中に満ちていく
「なずな……こ、腰が止まら……あぁ!」
「うああ、あう、ひくっ、うわぁ!あぁぁーーー!」
二人は敏感な部分を擦り合う
下腹部から全身に電力が流れたように強烈な刺激が突き抜ける
「ふあぁぁぁぁーーーーー!!」
「うあぁぁぁぁーーーーー!!」
二人とも体を仰ぎ反らせ、悲鳴を上げる
乃莉は足を抱きながら、腰を動かして、強く擦り合わせる
なずなもそれを求めるように、腰をひねらせた
「ん、あぁ、なずな…すごい……感じる……んあっ!?」
「んく、乃莉ちゃん……んひゃ、私も…感じる……ふぁっ!?」
混ざり合った熱い水が二人の太股に伝わっていく
熱い吐息と湿った音、いやらしい音が、耳にの奥まで響き渡ってきた
「うあ、ひう、乃、莉、ちゃ、んっ、私、また、あうっ」
「んく、なずな……わ、わ、たしもっ、あくっ、もう!はうっ!?」
さらに強く、激しく、腰を動かし合う
二人は敏感な部分を擦り合う
下腹部から全身に電力が流れたように強烈な刺激が突き抜ける
「ふあぁぁぁぁーーーーー!!」
「うあぁぁぁぁーーーーー!!」
二人とも体を仰ぎ反らせ、悲鳴を上げる
乃莉は足を抱きながら、腰を動かして、強く擦り合わせる
なずなもそれを求めるように、腰をひねらせた
「ん、あぁ、なずな…すごい……感じる……んあっ!?」
「んく、乃莉ちゃん……んひゃ、私も…感じる……ふぁっ!?」
混ざり合った熱い水が二人の太股に伝わっていく
熱い吐息と湿った音、いやらしい音が、耳にの奥まで響き渡ってきた
「うあ、ひう、乃、莉、ちゃ、んっ、私、また、あうっ」
「んく、なずな……わ、わ、たしもっ、あくっ、もう!はうっ!?」
さらに強く激しく、腰を動かし合う
そして二人は敏感な突起を擦り合わせ
「んあっ、だめっ、イクっ!、乃莉、ちゃっん、あん、ふぁ、ふああぁぁぁぁぁーー!!」
「ひゃっ、わ、私も、イクっ、なず、なっ、うくっ、あ、うああぁぁぁぁぁーーー!!」
二人ともほぼ同時に達した
乃莉は顔をなずなの顔の横に倒れてこんだ
甘い吐息がなずなの耳にかかる
「ハァ…ハァ…ハァ……なずな……」
「ハァ…ハァ…ハァ…乃莉……ちゃん……もっと感じたい……」
「わ、わたしも……感じたい……よ、なずな……」
乃莉は再び腰を動かし、擦り合わせた
なずなもまた腰を動かし始めた
あれから二人は、時を忘れる程、互いを求める様に、体を重ね合わせた
――――――――
そして二人はベッドに潜り寄り添って寝ていた
「ねぇ……乃莉ちゃん……」
「な〜に、なずな?」
お互いに顔を合わせてなずなはこう言った
「乃莉ちゃん……大好き」
なずなは最高の笑顔を乃莉に見せた
乃莉も少し顔を赤く染めて
「私も……なずなの笑顔も……なずなも大好きだよ、なずな」
乃莉も最高の笑顔で返した
「えへへ、私も乃莉ちゃんの笑顔大好きだよ……」
「うん…………ありがとう」
二人はこれ以上離れない様に寄り添って
眠りについた
――――END――――
おつ
GJ!
投稿は以上です
初めてSSを書きました
間違えて
>>689を同じ投稿していましました〜
まことに申し訳ありません
また乃莉×なずなを書く予定なのでそれじゃ、また
>>693 GJ! 最近過疎ってたから嬉しいぜ
ただ長くなるならtxtで上げるか改行減らした方が良いと思う
次の投下も期待して待ってる! 1年生コンビ良いなあ、アニメ楽しみだ
これは…GJ!!
今から乃莉×なずなのSS(エロなし)を張ります
以降は名前を「乃莉×なずな」としますので
閲覧を望まない方は「乃莉×なずな」をNGnameに設定して下さい
699 :
乃莉×なずな:2009/12/25(金) 14:15:59 ID:6OTVeQj+
クリスマスの夜に誓う
なずな視点
私の名前はなずなです、今年の春にやまぶきに受かり、ひだまり壮に住むことになりました
でも私は先輩達と違って
料理もできないし、掃除も苦手、絵も下手っぴで、趣味も特技もありません………(泣)
でも、そんな私に素敵な恋人が出来ました♪
名前は乃莉ちゃん♪
私の部屋の下にある、103室に住んでいます
乃莉ちゃんは私と違って、絵も上手で、勉強もできる人です
乃莉ちゃんは私に「好きだよ」って言ってくれました
………嬉しかった、私と乃莉ちゃんが相思相愛だったてことが……
乃莉ちゃんは私の笑顔が大好きって言ってくれました
だから私……乃莉ちゃんの笑顔をもっと見してあげたい
これからもずっと……ずっと乃莉ちゃんの傍に居たい……………
そして今日は12月18日
700 :
乃莉×なずな:2009/12/25(金) 14:16:24 ID:6OTVeQj+
なずなはカレンダーをじっと見ていた
う〜ん……クリスマスまで後1週間
ゆの先輩の家にクリスマスパーティーする事になって
そこでクリスマスプレゼント交換、1000円以内でう買うもはもう決まったんですけど………
乃莉ちゃんにあげるプレゼント……どうしよう
乃莉ちゃんのおかげで料理も上達できたし
勉強も出来るようになったし………どうしよう………あ、そうだ!
なずなは引き出しから裁縫道具と白い毛糸を出した
ごめんなさい……実は私にも特技かわかりませんけど
手作りマフラーが作るれるんです!
さっそく今日から作って、乃莉ちゃんにばれないように
そしてクリスマスの夜に乃莉ちゃんに渡そ
喜んでもらえるかな……?
そう思いながらなずなは毛糸を編んでいき
そして12月25日の夜
701 :
乃莉×なずな:2009/12/25(金) 14:17:31 ID:6OTVeQj+
先輩達とクリスマスパーティーをして、ケーキ食べたり、プレゼント交換したり
盛り上がり過ぎて私と乃莉ちゃん以外、みんな寝てしまいました
――――――――
「乃莉ちゃん楽しかったね♪」
「うん……でも宮子さん去年と同じ、ゆのさんに肩たたき券とクリスマスツリーの飾り付けとは………(汗)」
「それが宮子先輩のいいところじゃないかな………?(汗)」
「ま、でもケーキも料理も美味かったし……それでいいかな」
「うん………あのね乃莉ちゃん」
「ん、なに?」
「の、乃莉ちゃんに渡したい物があるの……」
「私に?」
「うん、ちょっと待っててね」
私は一度自分の部屋に戻り、完成した手編みの白いマフラーを箱の中に入れ
再びゆの先輩の部屋に戻った
702 :
乃莉×なずな:2009/12/25(金) 14:18:07 ID:6OTVeQj+
「はい、これ……乃莉ちゃんに」
「これ私に?」
「うん……開けてみて」
乃莉はリボンを取って箱を開き、マフラーを取った
「これ………なずなが自分で編んだの?」
「うん……編み物は……ちょっと自信あったから……」
「なずな………」
すると乃莉はなずなに抱きついた
「の、乃莉ちゃん………」
「ありがとう……なずな、とても嬉しいよ」
「よかった……喜んでくれて」
「ねぇ……なずな」
一度手を離し、なずなの手を掴む乃莉
「庭に出てみない?」
「……………うん」
乃莉となずなはゆのの部屋を去り、クリスマスツリーが飾ってある庭に迎った
703 :
乃莉×なずな:2009/12/25(金) 14:18:55 ID:6OTVeQj+
「綺麗だね………」
少しばかり雪が降っていたが
それが二人にとっては癒されていた
「でも寒くない、乃莉ちゃん?」
「大丈夫………」
乃莉はなずなからもらった白いマフラーを首に巻いた
「なずなが編んだマフラーが温めてくれるから……あ、でも」
そう言うと乃莉は半分のマフラーをなずなに巻き、手を繋ぎ、身体をくっつけた
「こっちの方が温かいよ」
「の、乃莉ちゃん……」
なずなの顔が少しづつ赤く染めっていく反応を見て
乃莉はなずなの頬っぺたをツンツン突っついた
「顔真っ赤にしちゃって、カワイイ♪」
「の、乃莉ちゃん………」
改めて二人は幸せだと感じていた
「ねぇ……乃莉ちゃん」
「ん?」
「ずっと……ずっと……ずっと!一緒に傍に居て」
「うん………離さないから……なずなの傍にずっと居るから」
「それなら……キスして誓お、乃莉ちゃん」
「うん……誓お……クリスマスの夜に」
二人は顔を向け合い、顔を徐々に近づけ
互いの唇を重ね合わせ
お互いに離れずずっと傍に居ると、誓い合った
一生の忘れないクリスマスの夜に
END
GJ!!
来年の×☆☆☆が超楽しみだ
CP名をNGしろって酷いな
乃莉×なずなが嫌いな奴はいいだろうが
タイトル付けてそれをNGにするようにした方がよかったかもね
SSはGJ!あと10日待ちきれんよ
ヤンデレゆのっちで保守
宮ちゃん。
同じアパートの、隣の部屋の女の子。
ずっと好きでした。
性別なんて関係ない……とは言えないけど、好きになった以上、どうしようもありませんでした。
今日も、宮ちゃんは私の想いなど知るはずもなく、私の隣で笑っています。
沙英さん。
同じアパートに住む先輩。
沙英さんは、同じく先輩のヒロさんとお付き合いされています。
お二人は、付き合っていることを周りに気付かれていないと思っているようですが……。
私はそんなお二人が羨ましいです。
だって性別の壁を乗り越えているんですから。
私もいつかは宮ちゃんと、お二人のようになりたいと思っています。
今日、宮ちゃんと心を通わせました。
宮ちゃんは私のことを受け入れてくれたんです。
関係が壊れることを恐れていた自分が恥ずかしく思えます。
大好き、宮ちゃん。
宮ちゃんが私の部屋に泊まりに来ました。
一緒にお夕飯を食べて、一緒にお風呂に入って。
以前にも一緒にお風呂に入ったことがあったのに、なぜか恥ずかしさでいっぱいでした。
寝る前にはキスをしてくれました。
「愛してる」という言葉と共に。
宮ちゃん、こんな幸せな時間がいつまでも続くといいのにね。
私、見てしまいました。
大好きな宮ちゃんがヒロさんと歩いているのを。
あの時の宮ちゃんの笑顔を思い出すと、私はなんだか辛くなってしまいます。
どうして私以外の人に笑顔を向けるの?
どうして私以外の人とお話しているの?
私以外は見ないで。
私はこんなにも宮ちゃんのことが大好きなんだよ?
言ってくれたよね、私のことを愛してるって。
あれ、嘘だったの?
私、嬉しかったんだよ?
愛してくれているのに、どうしてヒロさんと仲良くするのかな。
こんなに愛しているのに、どうしてヒロさんと仲良くするのかな。
今晩、また宮ちゃんが私の部屋に泊まりにきました。
ヒロさんの匂いと共に。
たとえお風呂に入っても、ヒロさんの匂いは落ちませんでした。
宮ちゃん、もしかしてヒロさんの毒にやられちゃったの?
駄目だよ、宮ちゃん。
私以外の人の匂いがするなんて絶対に許さない。
お風呂からあがって、宮ちゃんがぽつりぽつりと話を始めました。
嫌だ、聞きたくない。聞きたくないよ。
ねえ、宮ちゃん、心の痛みって辛いんだね。
私、恋愛がこんなに辛くて苦しいだなんて、思ってもみなかったよ。
宮ちゃん、助けて。
ねえ、元恋人に首を絞められるのってどんな気分?
楽しい?
苦しい?
気持いい?
哀しい?
そりゃ苦しいよね。
でも、私だって苦しかったんだよ?
いや、今だって苦しいよ。
宮ちゃんの首なんて絞めたくないよ。
でもね、宮ちゃんがこのまま去って行くのは、もっと苦しくて辛いの。
だって宮ちゃんがどう言おうと、私は宮ちゃんのことが大好きなんだもん。
……もう、宮ちゃんったら、顔が真っ赤だよ?
そんなに恥ずかしがらなくてもいいのに。
涎なんか垂らしても、美味しそうな物なんてないよ?
大好きだよ、宮ちゃん。
709 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 01:34:57 ID:sHOwMou+
怖っ! GJ!
ヤンデレゆのもいいな〜
そして☆☆☆(☆三つ)始まった〜
なかなかいいOPだとおもうよ
── それはもはや沙英さんが男子と言っても過言ではないですな……
── 過言だよ!
一人しかいない部屋で、沙英は小さく溜息をついた。
今日の体育の授業中に宮子に言われた言葉が沙英の胸に突き刺さる。
「やっぱり胸が小さいと女の子っぽく見えないのかな」
同じく胸の小さいゆのもいるが、彼女は外見の幼さが幸いしてきちんと女の子女の子している。
ゆの本人は年齢と不釣合いの幼さを気にしているようだが、
『もはや男子』と宮子から言われた沙英には、その幼さが羨ましかった。
「背が高く髪も短い自分が女の子らしくなるには、胸を大きくするしかないのだろうか」
沙英はそう思い、ふと、あの都市伝説を思い出した。
『胸は揉まれると大きくなる』
「そうだ……誰かに胸を揉んでもらえば、きっと大きくなる!」
本当かどうか疑わしい都市伝説に頼りたくなるほど、沙英は、大きくなりたかった。
しかし、誰に揉んでもらえばいいのだろうか。沙英は頭を捻った。
──胸の大きい宮子はどうだろう。
いや、宮子はついみんなの前で口を滑らせてしまいそうだ。
──同じくそれで悩んでいそうなゆの。
無垢なゆのにこんなことを頼むのは気が引ける。
結局、少し悩んで、ヒロに頼むことにした。
1年の時からの親友で、宮子ほどではないもののそこそこの胸を持っている女の子。
彼女にならこんな恥ずかしいことも頼めるし、ついうっかり口を滑らせることもないだろう。
それほど、沙英はヒロを信用しているのだ。
しかし、中学生の時にも自分で揉んだがまったく大きくならなかったことを、すっかり忘れている沙英だった。
「──と、いうことなの」
顔を真っ赤にして、沙英は二人しかいないヒロの部屋でそう言った。
「分かったわ。他でもない沙英の頼みだもの」
答えたヒロの顔もまた赤かった。
「それじゃ、服は脱いじゃおっか」
「えぇ!?」
突然の宣告に沙英はたじろいだ。
「だって…脱いじゃった方が……その…揉みやすいでしょ?」
赤面しながら言うヒロを見て、目の前に天使を遣わされた神にただただ感謝しながら、沙英はゆっくりと服を脱いだ。
「私は、今のままの沙英の方が好きなんだけどなぁ……」
「え、あ、ありがと」
ヒロから『好き』と言われてさらに赤くなる。
もちろん、その『好き』なのは『今の沙英』であって、恋愛的なものは含まれてはいないが。
「……脱いだよ。その、触って……?」
揉む、という言葉に抵抗を感じて言った言葉が、ヒロの心に小さな火を灯した。
「触っただけじゃ、大きくならないと思うわよ?沙英は私に、何をして欲しいのかな?」
「えっと、その…揉んで……欲しい……」
赤面しながら言う沙英を見て、目の前に天使を遣わされた神にただただ感謝するヒロだった。
「そう。じゃあ "沙英のために" 揉んであげるわね」
そう言い、小ぶりな胸に手を触れた。
小さいながらも柔らかさのある沙英の胸を、ヒロは愉しんだ。
「んっ…ぁ…」
普段自分で慰める時の何倍もある快感を、沙英は愉しんだ。
少し揉んでいるうちに、山頂に綺麗なピンク色の桜が咲いた。
ヒロがその桜の木に触れると、沙英は切なそうに息を吐く。
「ヒ、ヒロぉ、そこは駄目だよ……」
「あら、どうして駄目なのかしら?」
「だ、だって……」
予期せぬヒロの攻撃に沙英は返す言葉を失う。
そうしている間にもヒロは乳首への攻撃を止めず、どんどん考える力がなくなっていく。
「あらあら、もしかして橘先生は感じちゃったのかな?」
「そ、そんなこと……!」
「じゃあ、どうしてパンツに染みができちゃってるのかな?」
そう言われて自分の下半身を見ると、はだけたスカートから染みのできたパンツが覗いていた。
「ち、違うよ!これは、その……・」
「そう。じゃあ漏らしちゃったのね?」
不名誉な疑いをかけられ、しかもその疑いに反論することもできず、沙英は涙目になる。
「分かってるわよ。純粋な沙英が感じたり、まして漏らすわけなんてないものね」
その言葉に安心するが刹那、
「だから、そこを触られても感じたりは、しないわよね?」
絶望のどん底に突き落とされた。
「だ、駄目だよ!そんなところ、その……汚いから…触っちゃ駄目だよ……」
攻められているなりに必死に抵抗する。
「あら、汚いのなら、橘先生はどうして毎晩触ってるのかしらね?」
「さ、触って…ないよ……」
思わずヒロに嘘を吐いてしまい、内容が内容なのに少し罪悪感を覚えた。
「自分でやってなかったら、胸を触っただけでこんなに感じちゃわないと思うわよ。
それに、気持ちよくなると胸の発育が促されるらしいわよ」
『胸が大きくなる』という言葉に敏感な沙英は、ヒロの嘘に騙されてしまったのだった。
「じゃあ……その、気持ちよく…してくれる……?」
「違うでしょ、沙英。もっと丁寧に頼まないと」
「気持ちよく、して下さい……」
「今だって十分気持ちいいでしょ? "何を" して欲しいのかな?」
「私の…あ、あそこ……を、さ、触って下さい……お願いします…」
「あそこ、がどこのことか分からないけど、まあそこまで言えたんだから合格ね」
散々恥ずかしさを味わわされた沙英のクレバスからは、絶え間なく蜜が流れ出ていた。
ヒロが沙英のパンツを脱がせると、薄く茂った陰毛に蜜が絡み、テラテラと輝いていた。
「まったく……自分でやってないなら、こんなになるわけないじゃないの。
執筆もせずに、橘先生は毎晩何をやってるのかしら」
「言わないでよぉ……あんっ!」
大きくなった秘芯に触れると、沙英は大きく体を跳ねさせた。
十分に感じることを確認したヒロは、秘芯に触れないようにしながら、それ以外の所を触っていく。
胸よりも直接的な快感に酔いしれる沙英だったが、それでも周りを触られるだけでは物足りなかった。
「ヒロぉ……それだけじゃなくて…」
「あら、どこがいいのかしら?」
「ク…クリ……」
「栗が食べたいの?」
「違うよぉ……ク、クリトリスを触って欲しいのぉ…」
「違うでしょ?人に頼むときは何て言うのかしら?」
「私のクリ…トリスを……触ってくだ…んっ!」
突然の刺激に、沙英は最後まで言い切れなかった。
「ヒロぉ、気持ちいいよぉ…」
「まったく。橘先生がこんな変態だって知れたら、ファンはどう思うかしら」
「へ、変態じゃないよ!」
「そうよね。ド変態だものね」
「う……」
あまり間違っていないヒロの言葉に、反論できなくなってしまう。
たしかに、胸を揉んで欲しいと同級生の女の子の部屋に押しかけ、
こうして気持ちよくしてもらっているのでは、変態と呼ばれてもおかしくないだろう。
そうすると、突然ヒロが沙英の股に顔をうずめた。
「ヒヒヒヒヒロ!な、何やってるの!」
「ド変態の橘先生にもっと気持ちよくなってもらおうと思って」
「き、汚いから、駄目だってば!」
「沙英に汚いところなんて、どこにもないわよ」
そう言って、『その証拠だ』と言わんばかりに舌で菊の門にノックする。
「ひゃあ!」
沙英自身も自分らしくないと思うような悲鳴を上げてしまった。
「どこ舐めてるの!」
「冗談よ、冗談」
言い終わってすぐに、秘芯をかろうじて守っている皮を剥き、口に含む。
そして秘芯を吸い、舌を左右交互に擦りつけた。
「───!」
あまりに強烈過ぎる刺激の前に、何も言葉を発することができなくなった。
そんなことを続けているうちに、沙英の快楽の階段は一番高いところに近づいていった──が。
「そういえば沙英、さっき、駄目だって言ってたわよね」
「え……」
「やっぱり無理矢理するのは駄目よね。ごめんね」
「そんな……最後まで、最後まで…やってよ……」
「うーん、どうしようかな」
「最後まで…やってください……」
「まったく、しょうがないわね」
再び秘芯を口に含み、攻撃を再開する。
しかし、沙英が達しそうになる寸前に口を離してしまう。
そして興奮が冷めてきたころに再び口をつける。
それを十回、二十回と繰り返し、ついに沙英が泣き出してしまった。
「ヒロぉ、お願いだから、イかせてよぉ…ねぇ……イかせてぇ、ください……」
「今思い出したんだけど、何回も我慢した方が胸は大きくなりやすいそうよ?」
「もう胸は大きく…ならなくて、いいから……イかせてよぉ……」
「あらあら、本来の目的を失っちゃうなんて沙英らしくないわね」
「お願い……イかせてください……」
「分かったわ。ごめんね」
そう言って秘芯を口に含み、利き手の左手で胸を揉みしだき、右手でアナルをほじくった。
三箇所を攻められ、散々焦らされ続けた沙英はいっきに快楽の頂まで辿り着いた。
「あああああ!ヒロぉ、イっちゃうよぉ!」
「いいわよ、イっちゃっても」
「だめぇ!ぃやぁあああぁぁぁ───」
散々汚してしまったヒロのベッドを二人で片付けた後、シャワーを浴びた沙英はヒロに言った。
「その、ごめんね……こんなことに付き合わせちゃって……」
「いいのよ。沙英の可愛い悲鳴も聴けたことだしね」
「あぅ……」
先ほどの痴情を思い出し、風呂上りの赤さ以上に赤面する。
「ねえ」
沙英は言う。
「また今度、胸を大きくするのを、手伝ってもらって……いい?」
「あらあら、胸は大きくならなくてもいいって言ってたのに」
「──!そ、それはその……」
「まあ、また "胸が大きくなって欲しく" なったら言ってくれていいわよ 」
「あ、ありがと…」
それからというもの、数日に一回はヒロに『胸を大きくする手伝い』をしてもらう沙英だった。
しかし、庭で金髪の少女が固まっていることに、二人は最後まで気づかなかった。
つづく
エロありは初めて書くので至らない点がございますでしょうが、どうか多めに見てやってください。
続きは、案はある程度固まっているので、できれば数日中に投稿したいと思っています。
ありがとうございました。
>>717 GJ!
沙英がエロ可愛かったし、Sっ気のあるヒロさんの黒さも良かったです。
エロは初めてとのことでしたが、SS自体は書き慣れている方みたいですね。
お話が、コンパクトに巧くまとめられていたように思います。
次回作も楽しみにしています。
ここって百合以外需要なかったりしますか?
別に書いたわけじゃないんですけど
誰を持ってくるつもりなのか聞こうか
なずなが林間される感じの話ですけど、
男は当然オリキャラになるし原作崩壊だし
そもそも内容的にひだまりスケッチである必要がないという……
まあ、まだ書いてないですけど
ぜんぜんOKだけど、タイトルつけて、読みたくない人はそれをNGしてもらうとすればいいんじゃないかな?
>>722 気になるならロダを使えばいい
そうすれば読みたい人だけ読める
タイトルはなずなちゃんクライシス!なんてどうかな?
では、とりあえず投下させていただきます
タイトルは『スクールライフ』ですので、読みたくない人はお手数ですがNG登録してください
百合ものではないので注意してください
「えっと、えっと…学校楽しいですか?」
なんでこんなことを聞いてしまったんだろう。
「はっ。あっ、うん、学校楽しいよ♪ 授業面白いし」
私はすぐに後悔しました。
『スクールライフ』
なぜかは分からなかったけど、小学生のころから私の周りにはよく男子が集まってきて荷物運びやゴミ捨ての手伝いをしてくれました。
他の女子はそれが気に入らなかったのか、たびたび私に嫌がらせをするようになりました。
別に頼んで手伝ってもらってるわけじゃないのに、と思いながらも断わりきれなかった私も悪かったかもしれません。
また、心のどこかで、男子たちが女子から私を守ってくれるという状況に優越感みたいなものを抱いていたのかもしれません。
もしそうだとしたら、私はなんて嫌な女なんだろう。家に帰って一人で部屋にいるときに、自分を責めたことも何度もありました。
中学に進学しても女子の友達は少なく、状況は変わらないままでしたが、ただ一つ、男子たちの対応がだんだんと変わっていきました。
最初は学校で一緒にいるだけだったでしたが、いつからか休日に食事や遊びに誘ってくるようになりました。
そこまでは問題なかったのですが、だんだんエスカレートして、彼らの家やカラオケでキスや卑猥な行為を迫られるようになりました。
私はもちろん拒絶しましたが、断ったらいじめる、犯す、などと言われてしまいどうしようもできませんでした。
そこで留まるわけもなく、結局3年に進学する前に初めてを奪われてしまいました。3年になってからは受験勉強のためか誰も私に構わなくなりましたけれど。
だから、高校に入って同じ状況に陥っても、私は特に抵抗することもなくそれを受け入れてしまいました。
「はぁ……」
私はメールを見るとため息をつきました。いつものように男子からの“お願い”が送られてきたからです。乃莉ちゃんに先に帰ってもらうよう言って私は準備をしにシャワールームへ向かいました。
10分後、ちょうど支度を終えたころにぞろぞろと男子たちがやってきました。
「よう、今日もちゃんと来てくれたんだな。ちゃんとスクール水着を着てるな」
先頭に立っているリーダーが言いました。
「おいおい、マジかよ。夢じゃないよな、これ」
「まさか本当になずなちゃんが。信じられない」
初めて見る人たちが驚いて何か言いました。一人は他校の生徒のようですが、もう一人は同じクラスの人でした。
「夢だと思うなら確かめてみるか? ほら」
そう言うと、リーダーは私の髪を思いっきり引っ張りました。
「痛っ!」
「お、おい」
「わかった。わかった。確かに夢じゃないって」
「へっ。お前ら何慌ててんだよ。こんな女相手によ」
リーダーがそう言うといつものメンバーが笑い声をあげました。
私が立つとリーダーは後ろから私にキスをして、スクール水着の肩紐をずらして手を突っ込み胸を揉みだしました。
「んっ…………んう……」
「あー、やっぱ柔らかいなあ。俺らが毎日使ってやってるおかげだな。ははは」
「はん……あう……あっ……あん、ひゃんっ……」
「ほら、いつものアレやってくれよ」
私は頷いて跪きリーダーのペニスを出そうとすると、思いっきり頬を叩かれました。
「あっ」
「どうした? おねだりを忘れてるぞ。まさか、こいつらがいるから恥ずかしいとかじゃないよな。今更さあ」
口調こそいつも通りでしたが、リーダーはとても冷たい目で私を睨んでいました。
「い、いえ、そんなことはありません。言いますから……あの」
私はリーダーの顔をチラッと見てから一気に言いました。
「この淫乱な雌犬の口にその逞しいペニスをどうかぶちこんでください!」
「うわあ、こんな清楚な子がこんなこと言っちゃうの。人は見かけによらないなあ」
「明日からなずなちゃんのこと学校でどう接して良いかわかんないわ」
「よしよし、よく言えたな。おらよ」
リーダーの許可が出たのでペニスをくわえます。
「そうそう、ちゃんと奥までくわえてな。昔に比べて格段に上手くなったな」
「ふっ……んんっ……んう、ん、ふぅん……んっ……」
早く終われば良いのに、と思いながらだんだんとペースをあげていきます。
「んっ……ん、んふっ……んんっ……んう……ふっ……んっ……」
静かなシャワールームに私がフェラをする音と、ときおり誰かが唾を飲むような音だけが響きます。
「ふんっ……うっ……んんっ……んっ……んう、んっ…………」
「おお、そうだ。いい、イクぞっ」
私は頭を離そうとしましたが、強く押さえつけられてしまいました。
「ぐっ。…………んぐっ……うっ……んっ……」
口の奥に突き入れられた彼のモノから放たれるものを、吐き出すことも許されず全て飲みほさなければなりませんでした。
「かはっ……ゲホゲホッ……はぁ……はぁ……」
「ふう。なかなか良かったぞ。……今度は」
彼が言い切る前に私は四つん這いになりお尻を高くあげ、スクール水着をずらして自分の秘所を広げます。
「けほっ……どうか……このいやらしいおまんこを満足するまで使ってください」
「わかってるじゃないか。だが、なんだこれは。濡れてるじゃねえか。説明してみろよ」
「私は淫乱なので大勢に見られて感じてしまいました。どうかお許しください」
「おいおい、ド変態だな」
そういうとリーダーは手を振りかざして、私のお尻に向かってなんども叩きつけました。
「痛い。痛っ、痛いです」
「そんなこと言いながらも気持ちいいんだろ、な? お前のためにやってやってんだよ」
「あっ……はい、気持ちいいです……。ありがとうございます。ううっ……」
周囲を見渡すと、新しい人たちも雰囲気になれたのか、他の男たちと卑下た笑みを浮かべながらこちらを見ていました。
やがて、痛いを通り過ぎて熱を帯びてきたころになって、やっと“ご褒美”は終わりました。
「ほら、じゃあそろそろ入れてやるよ」
「はい、ありがとうござ……はんっ」
お礼を述べている途中に、一気に奥まで突かれてしまい、最後まで言えませんでした。
「おら、どうした。淫乱雌犬ちゃんは感謝の言葉も言えないのか? 最低だな」
「ふっ……はんっ、あん、あっ……ありがとう、ございま……す……ふぁん……あんっ……はん、んっ…………」
「ははは。気持ちよさそうだな。ほら、お前らも使っていいぞ」
「あんっ……あ、あっ……ふぁん……はっ……あん、はっ……はんっ……はい、ご自由に……ふぁ、あんっ……お使いくださいっ……んっ……」
そういうと、待っていた男たちが一斉に群がってきた。
「おっしゃあ。じゃあ俺は口で頼むよ」
「おい、マジかよ。新入りの癖に。仕方ねえな。じゃあ俺は手で頼むわ」
「あ、俺も手で」
「早く出してくれよぉ。後ろがつかえてんだからよ」
「ばーか。出来るだけ長く楽しむに決まってんだろ」
私は膝立ちのような体勢で後ろから突かれながら胸を揉まれ、口にペニスをくわえ、左右の手で違う男性のモノを握るという、傍から見たら滑稽な状態になってしまいました。
「ん……んむっ、ん……んう、んっ……うっ……んんっ……うっ……んんっ、んっ……んう、んっ…………」
「やべえ、もう出る」
「おいおい、もうかよ。早えな」
「うるせえ。おら、出すぞ。受け止めろよ」
そう言うと前に立っていた男は私の口からペニスを抜き、私の顔に向け熱い塊を放ちました。
「おい雌犬。顔にぶっかけられて嬉しいか? あ?」
「は、はい。嬉しいです。どうもありがとう……ございました」
「ほらほら、手がお留守になってるぞ」
「あっ……はっ、ふぁん、はん……んうっ……もうしわけ、ありません……はんっ……あん、あんっ……」
私は左右に立っている二人のモノを口の前に持っていき舐めました。
「ひゃん、はっ……ちゅぷ、んっ……はんっ……ぴちゃ……ど、どうでしょうか……んあっ……」
「やべえ。凄く良いわ」
「俺もう出る」
「お、俺も」
二人はほぼ同時に私の顔に白濁とした液体をかけました。
「あうっ……ありがとう、ございました……んうっ……」
ペニスの先に残った粘液を私の髪で拭いてから、男たちは離れていきました。
「俺もそろそろイクぞ。しっかり受け止めろよ」
リーダーはそう言うと私を立たせて後ろから痛いくらい強く胸を揉みながら一気にペースをあげました。
「はい……ふぁ、あんっ、ん……お願い、します……ふぁん……あっ、あん……ひゃん、あっ、あん、ふぁ、はんっ……」
私の体もそれに合わせるかのように絶頂へ向かっていきます。
「ふぁんっ……はっ、あん……あっ、あん、はっ、ふぁん、んんっ……はんっ、ふぁ……あっ、あっ……ああっ――」
「おお、おお……うっ!」
リーダーが射精するのに合わせるかのように私もイッてしまい、全身から力が抜けて床に崩れ落ちました。リーダーのペニスが抜かれ、 私の中からドロッとした熱いものがゆっくり垂れていきます。
「おうおう、イッちゃったのかよ」
「こんな大勢に見られてイケるなんて、頭おかしいんじゃないのか」
「仕方ねえだろ。こいつは真性の淫乱なんだからよ」
周囲のなじる声が聞こえましたが、私は収まらない快感の波に震え、声をあげることもできませんでした。
「おら、なに一人で休憩してんだよ」
「はあ……はあ……んぐっ、んん」
さっきとは違う男が私の口に自分のモノを突き刺しました。他の男たちもそれを見て寄ってきました。
「じゃあ今度は俺のを頼もうかな」
「俺は前からパイズリ試してみたかったんだよね」
「んむっ……ん、んうっ……んふ、んんっ……うっ……んん、ふっ、んう……」
私は休む間もなく次から次へと違う男たちに犯され続け、ついには気を失ってしまいました。
目を覚ますと、もう日が暮れかかっていました。男たちの姿はもうありませんが、彼らは私が気を失ってからも行為を続けていたようで、覚えている限り最後の記憶と比べてもシャワールームの様子は大きく変わっていました。
私自身も体中、男たちの乾いた体液と自らの体液で体中がガビガビになっていました。私はシャワーのハンドルを思いっきり回して頭から水を浴びながら思いました。
「乃莉ちゃんになんて言い訳しよう」
と。
第一部(?)完
>>723-725 助言ありがとうございます
今回が初SS投稿で、全く思うように書けませんでした
第一部と書きましたけれど、貼ってる最中も、やはり何か違うなと思ったので続かないと思います
もっとたくさん勉強して、いつかしっかりした百合ものを書こうと思います
GJ
書く書く詐欺かと思いきや
こんなに早く書いてるとはw
続きも期待しているよ〜
なずな氏は開き直ると自分から積極的になるパターンだと予想
ところで保管庫が見れないのは俺だけ・・・?
>>733 ありがとうございます
やはり想像するのと実際に書くのって違いますね
長さも表現力も全然足りないことが実感できたので、もっと勉強したいと思います
>>734 私もそう思います
個人的に、なずなは凄くエロい子みたいなイメージがあります
昨日は見れませんでしたが、今は見れるみたいですね
遅くなったけど、良かったよ〜
>>736 ありがとうございます
もっと思い通りに書けるようになりたいです
こればっかりは練習あるのみなのかもしれませんけど
ぐっじょ。陵辱系は今まであんまりなかったから嬉しい。
>>738 ありがとうございます
陵辱系は完全に自分の趣味なんですけど、
書けば書くほど「ひだまりスケッチ」から遠ざかってく……
と言っておいて申し訳ありませんが、懲りずに続編投下します
タイトルは『スクールライフ 2』ですので、以下のジャンルが嫌いな方はお手数ですがNG登録してください
・オリキャラ(男)
・陵辱
ゴールデンウィーク間近のある日、私はいつもより大分早い時間に学校に行きました。一限目が体育なので体操着に着替え……美術科美術室に向かいました。
やまぶき高校には普通科や美術部が使う以外にも、いくつか美術科用の美術室があります。普段なら授業の準備や作品の整理をする先生がいるのですが、今この部屋には私以外誰もいません。
なぜなら今日は美術科恒例行事である校外写生の日だからです。
『スクールライフ 2』
がちゃり、とドアノブが急に音を立てて回ったので私は思わず体をビクッと震わせ硬直しました。あまりに静かだったので自分でも気づかないうちにぼーっとしていたようです。
ゆっくりと開いたドアから姿を現したのは中学時代からの知り合いと、隣のクラスの大柄な男子でした。
「いやー、わりい。でも律儀に待っててくれたんだね。しかも体操着か」
予定の時間になっても来なかったので、もしかして来ないのでは……などと甘い考えを少しだけ持ってしまいましたが、当然のようにそんなことはありませんでした。
「待ってないわけないだろ。なんたってこいつはいじめられて悦ぶ変態なんだからな」
「あー、そういや中学のときからこうなんだっけ? 今度詳しく聞かせてくれよ」
二人は私の方をちらちらと見ながら話をしています。私は目が合わないように俯きながらただただ黙っています。
やがて話が終わると二人はこちらに寄ってきました。
「おい、鍵は?」
隣のクラスの男子に言われ、はっとして私はズボンのポケットから鍵を取りだしました。
「あ、はい。ど……うっ」
言い終える前にお腹を蹴られ、私は床に倒れてしまいました。顔を上げると、先ほどまでの雰囲気とは一転して怖い表情をした彼が立っていました。
「昨日言ったろ。なに普通に喋ってんだよ?」
「うぅ……す、すいませっ…………あうっ」
いきなり蹴られて痛かったのと焦ったのとで、私はまた普通に喋ってしまいました。
「雌犬の癖に人間みたいに謝ってるんじゃねえよ」
私を蹴った男子が私の髪を引っ張り、顔を近づけ言いました。
「いっ…………わ、わん……」
私は痛みに耐えながら、なんとか相手が望んでいるであろう言葉を口にしました。そこでやっと手を離してもらうことができました。
倒れないように床に手をつき四つん這いの格好になった私の前に、椅子に座った彼の足が置かれました。
「それじゃあ、雌犬なりの謝意を見せてもらおうか」
「……わん」
私はためらいながらも彼の足に顔を近づけ、ぴちゃぴちゃと音を立てながら舐めました。さっきから静かだったもう一人の男子はその様子をカメラに収めています。
「……ん、はむっ……ちゅっ……んあ」
足のまたに舌を這わせ、指を一本ずつくわえ、甲にキスをして土踏まずを舐めまわしました。
「んちゅ……ん、んむっ…………ちゅ、んっ……」
しばらくすると彼が立ち上がりました。やや退屈そうな顔をしながら私を見下す彼を、私は上目遣いで見上げました。
「こんなんじゃ、足りないな!」
そう言うと彼は私の口の中に勢いよく足先を突っ込みました。
「んぐ!? ……ん、んんーっ」
口が裂けるかと思うような激痛が走りました。彼はそんな私にお構いなしで、その足を上下左右に激しく振りました。
「んんっ……んっ……んっ……んんっ……んっ……」
おでこや頭やあごを強く打ちつけられ、口の中を爪で切られ、足で喉を塞がれた私は、ただ涙を流しながら呻くことしかできませんでした。
少しすると彼は足を抜き再び椅子に座りました。
「げほげほっ……か、はっ……ごほ…………はあ、はあ……」
私は血の混じったよだれを垂らしながら咳き込みました。吐きそうでしたが、それはなんとか我慢しました。
ふと彼の方を見ると足に歯型がついていました。血も出ていましたが、彼はそれを気にする様子もなくさっきのように座っていました。
「……わん」
私は彼のもとへ這うように寄り、傷跡に添って舌を這わせました。しばらくして血も大分止まってきたところで、彼は私を足で倒して仰向けにさせ、体操着の胸の部分で濡れた足を拭きました。
私は少し息苦しくなりましたが、声を殺していました。拭き終えると彼は立ち上がって言いました。
「もう喋ってもいいぞ」
「はい。ありがとう、ございます……」
体操着の胸の部分には、薄く赤い跡がついていました。
「じゃあ次は鎖骨の辺りまで上げようか。もちろんブラは取ってね」
私は美術室にある台の上に座り、中学が同じだった彼の言うとおりにポーズをとっていました。ただし、デッサン用ではなくカメラの被写体として、でしたけど。
彼は小学生のころからカメラを肌身離さず持っていたそうです。中学のとき、私をいじる女子の姿を撮影していじめをやめさせたのも彼なら、私が男子から辱められる姿を撮って楔を打ったのも彼でした。
「今日の道具はこれだから」
彼はそう言って私に極太のバイブを渡しました。
「え、こんなの無理です……」
「何が無理なのかな。まだ何も言ってないよ? ただ指示通りにしてくれれば良いんだよ。とりあえず横向いて少しだけ背を反らせて舐めてね」
「はい……」
彼はニヤニヤと笑いながらレンズを覗きました。私は言われたとおりに舐めます。
「ん……ちゅっ……はあはあ、んむ……んあ……ちゅ、んっ……」
「そうそう。それじゃあ今度は真ん中辺りを、腕を絡めるようにして持って、先から数センチくわえて。ああ、こっち向いてね」
私は口をできるだけ大きく開けてくわえました。あごが痛くなりましたけど我慢します。
数回のシャッター音のあと、彼がまた言いました。
「今度は下も脱ごうか。ああ、下着も体操着も右脚にかけたままにしといてね。で、両足を曲げたまま大きく広げてね」
あまりにも恥ずかしい命令でした。しかし、私はするするとズボンと下着を脱ぎ、足を広げました。毛の生えていない私の恥部は文字通り他人の目に晒されてしまいました。
「ちゃんと言われたとおりに手入れしてるんだね。」
彼は丸見えになった私の割れ目を見ながら言いました。
「じゃあ、それをさっきの格好して下の穴に入れてね。前でも後ろでも良いからさ」
「え、だって」
動揺した私の言葉を遮って彼が言いました。
「別に入れないよ、とも言ってないし。指示通りに動け、としかねえ」
「そ、そんな…………やっぱり、無理……です」
私は言いながら血の気が失せていくのを感じました。この拒絶が無意味なことが分かっていたからです。
「仕方ないなあ。それじゃあ、頼んだよ」
彼が力なくそう言うと、さきほどまで静かにしていた隣のクラスの男子が後ろから私をがっちりと固定しました。
「やっ……いやっ! 離して」
私は逃れようとしますが、大柄の高校生男子に抑えられてはどうしようもありませんでした。
「ほら、いくよ。力抜いてね。って無理か」
冗談でも言うように笑いながら挿入されたバイブは、端から見ればなんの苦もなかったかのように奥まで入っていきました。
「うう……むぐっ、んんんんんんんんんんんんんんっ!!!」
しかし、私の体には激痛が走っていました。叫ぼうとした私の口には手際よく雑巾が詰められ、声はでませんでしたけど。
「ほら、入ったじゃん。ちなみにカメラは録画モードに設定してあるから」
彼が指す方には、たしかにランプを赤く点滅させたカメラが置いてあった気もしますが、私にはそこまで冷静に確認する余裕はありませんでした。
「んんっ……ん、んんっ……んぐっ、はあはあ……つっ……うぅ」
私が落ち着いたのを確認して彼は雑巾を抜きました。解放され床に転げ落ちた私が息をつく間もなく彼はバイブのスイッチを入れました。
「うあっ……ああ、あう……う、うぅ……あ、ああっ……は……」
「てかさあ、指示通りにしろって言ったじゃん」
彼は自分のモノを出すと呻く私の頭を掴んで引き寄せ、喉の奥まで突き刺しました。
「ぐっ、う……んんっ……んう、んんっ……ん……んふ、んっ……うっ、んん……ん、んんっ……んう……んっ……」
「さっき腕絡ませるときも、お前右手を持ってったけど、俺は左手でやってほしかったんだよねえ。わかんねえかな?」
彼は私の頭を掴んだまま上下させながら言ってから引き抜きました。
「んぷ…………はあ、はあ……もうし、わけ……ありませんでし、た……はあ、あ……んんっ」
私は謝りましたが、彼はすぐにまた私の口にペニスをくわえさせました。
「そんな言葉が聞きてえんじゃねえんだって。なあ」
「んんっ……ん、んう……んむっ……んっ……ん、んんっ……んっ……んっ……むっ、んん……」
「本気で謝りたいなら全部受け止めろよ」
彼はペースをあげました。私は、勢いをつけられ喉をつく彼のペニスを噛まないように、そしてむせないように気をつけながらなされるがままにしていました。
「んっ……んんっ……んむ、んっ……んんっ……ん、うっ……んふ……んんっ…………はあ、あっ」
彼は射精と同時に自らのモノを引き抜きました。私は口を開け、放たれた熱いものを受け止めました。
もちろん口の中だけに留まらず、私の髪が、まぶたが、頬が、首が、白く染められていきました。捲り上げた体操着や胸や体にも降り注ぎました。
「極太バイブ突っ込んだままイマラチオされて悦ぶなんて痴女にもほどがあるな。みんなが知ったらどう思うだろうな」
私は、彼がべたべたになった自分のモノを私の髪の綺麗な部分で拭きながら言うのを、目を強く瞑って俯きながら聞いていました。
「こんな変態なお前なんだ。もちろんあの準備はできてるよな?」
彼がバイブを一気に引き抜きながら言いました。私の鼓動が速くなりました。
「ひゃん……う、はい……いつでも使ってもらえるように綺麗にしてあります」
「そうか。なら分かってるな」
彼は私の頬をバイブで叩きながら言いました。
私は後ろをむいてお尻を高く上げ、自分の手で左右に広げました。
「どうか、私のいやらしい尻穴を、貫いてください」
「そんなにコレが欲しいのか」
彼が自分のモノを指差します。
「はい……、欲しいです。お願いします。……入れてください」
「雌犬以上だな。犬だってそんなことしないのにな。アナルの経験豊富な女子高生だなんて、恥ずかしくないのかよ」
私は顔が熱くなりました。実は、私は前よりも先に後ろを使われていました。中学時代、男子たちに処女を失いたくないと懇願した結果でしたけれど。
それから数カ月はそちらばかり攻められ、しっかりと開発されてしまいました。そういうことをする場所だという認識がないだけに、私は余計に恥ずかしさを感じずにはいられませんでした。
「じゃあ、任せた」
彼は私の後ろに立っていた男子に向かって言いました。
「え?」
てっきり彼がするのだと思っていた私は驚きました。
「わかった」
そんな私を置いて話が進んでいきます。
「まずは準備しないとな」
そう言って隣のクラスの男子が私を立たせ後ろから股の間にペニスを差し込み前後しました。
「あうっ、う……あんっ、あ……はうっ……んう、うっ……ん、はんっ……」
「ああ、やべえ。ずっと我慢してたから、これだけで出そうだわ」
低い声で唸りながらペニスに私から垂れる蜜をまとわせます。
「う……ひゃ、ああ……んう……う、うあ……はん……ん、あっ……」
「念には念を入れないとな」
そう言うと男子は動きを止めて自分のモノと手にローションをたらし、私の後ろの穴に塗りたくりました。さらに指を私の中に突っ込みました。
「ひっ……い、やぁ……あ……」
私は首を左右に振って拒絶の意を示しました。
「おいおい、嬉しいくせに何言ってんだよ」
「はんっ……あん、あっ……ふあ、ああっ……あっ、んん……ん、はあっ」
しかし一笑に付され、胸を弄られながら二本目の指をお尻に入れられてしまいました。
「感じてるんじゃないのか? なあ、変態さん」
「ああっ……やあ……あ、あん……んっ……ひゃあ、んっ……は、ああ……」
私は首を振ろうとしましたが、乳首をつねられながら入れられた指を激しく上下に動かされたせいで、声をあげてのけ反ってしまいました。
「……そ、そんなっ……こと……ひゃっ、あん……ありま……ああっ、あ……せ……んんっ……」
「へえ、そうかよ」
それでも精一杯否定の言葉を言うと、胸に置かれていた腕が腰に回され体を固定され、お尻の穴の中の指を思いきり広げられてしまいました。
「ふぁ、あああああああああああああああああああああ――」
私は叫びながら目の前が真っ白になるのを感じました。体中から力が抜けて倒れこみそうになりましたが、抑えられていたせいでそれも許されませんでした。
「さてと、そろそろかな」
ぐったりする私を見ながら呟くと、後ろにいた男子は指を抜いて私の口に突っ込みました。
「は、む……ん……んちゅ、む…………は、ああっ」
指――私のお尻に入っていた指を、音を立ててくわえさせたあと、その男子は指を抜き同時に逞しいペニスで私を一気に貫きました。
「ぐ、うっ」
そのとき、息を詰まらせる私の前にもう一人の男子が立ちました。
「それじゃ、俺もいくよ」
「え? ……む、りでっ…………ああっ」
私の前に立った男子は、私の空いているもう一つの穴に自らのモノを問答無用で突き入れました。
そして二人同時に私の中で動き始めました。
「か、はあっ……ああ、あっ……あん、あんっ……ん、ああっ……あっ……あんっ、んあ……ああ」
「やべえ、すげえ気持ちいい」
「二本入るとかなりキツイな。ぐいぐい締めつけられるぜ」
薄い壁越しに体の中で二つのモノが異なる動きをしているのが分かりました。
「どうだ、校内で録画されながら両方の穴で違う男のモノをくわえた感想は」
後ろにいる男子が片手で胸を揉みながら私に言いました。
「ふあ……は、はい……あんっ、んう……とても、気持ち……んんっ……良いです……あ、ああっ」
「そうだろうな。こんだけ下の口をひくつかせてるしな」
前にいる男子がそう言いながら自分のモノが入っている穴に指を一気に差し込みました。
「ひゃん……うう、あっ……んんっ……はんっ、うあ……んっ、あん……あんっ……うう……はあ、んっ……」
私の下半身は一層きつくなり、その分刺激がはっきりと体中に伝わり気を失うかのような感覚をもたらしました。
「お前みたいな変態には今度たっぷりお仕置きする必要があるよな」
「お、お仕置き……ふぁ、あ……あんっ……して、くださ……いっ、あんっ……はあ、あっ……ん……」
「おいおい、こんなドMにお仕置きしたところでご褒美にしかならないぞ」
「は、い……だから……あっ……もっと、私に……ひゃ、あんっ……お仕置き、んうっ……ドM、な……私が、ああっ……感じない……は、ああ……くらい……いっぱいして……あん、んっ……ください……ああっ」
快感が押し寄せて考えのまとまらない頭で、私は最早当たり前のように彼らに対して淫らな懇願をしていました。実際、それは当たり前のことになっていましたけれど。
「そこまで言われちゃ仕方ないな。素晴らしいお仕置きを考えておいてやるよ」
「とりあえず、今回はそろそろイクぞ」
私を挟んで向かいあう男子は笑いながらそう言ってペースをあげました。
「あん、あんっ……はあ、あっ……んっ……あんっ、んう……う、ああっ……ん、あぁ……んん………ふぁ、あっ……き、きて……あんっ、ん……あっ、ああ……くださいっ………」
「よし、一番奥で出してやるからな」
「存分に味わえよ」
二人の男子は後ろから乳首を、前から肉芽を強くつねりながら自分のモノを私の奥深くまで押し込んで果てました。
「ふぁ、あ……あっ……あ、ああ……あっ……はあ、あ……ああ…………ああああああ――」
私は痛みと、それを遥かに超える快感とを体全体で感じながらイキました。
「ふう、気持ちよかったぜ」
少し経つと男子たちは私からペニスを抜きました。そして、私の足に掛かっていた体操着のズボンで自分たちのペニスを拭いてから私の下半身を拭き、それを放って私から手を離しました。
私は床に膝をつきました。快感の余韻が鈍く残る体を、倒れないように腕で支え四つん這いになりました。
頭を下げ、床に垂れてしまった男子たちと自分の体液が混ざったものを、湿った音をたてながら舐めとり始めました。
「おお、偉い偉い。しつけたかいがあったなあ」
そう言いながら、さっきまで後ろにいた男子が私の頭を踏んで、粘り気のある液だまりの中に突っ込ませました。
「ありがとう、ございます」
私は体液で頬や耳をベタベタにさせながら言いました。
二人が帰った後、私は水道で髪や顔や口の中を洗いました。体操着は上も下も着られる状況ではありませんでした。
下着も、下は汚れが少なかったのでティッシュで拭いてから履きましたが、上を着けることは躊躇われました。
仕方なく上は裸で下は下着のみの状態で長袖のジャージを着てファスナーを一番上まであげました。
私はカーテンの閉まった暗い美術室で、返すの面倒だから頼んだ、と投げ渡されたこの部屋の鍵を抱きながら声を殺して泣きました。
駄文でのスレ汚し申し訳ありませんでした
最初に書こうと思って忘れてしまいましたが、今回の話は1(6月後半)より前の話です
乙〜
このスレでここまで激しい陵辱物は珍しいなw
でも実際ここまではいかなくても、なずな氏くらい内気な子だと周りから虐められないか心配に・・・あぁ、それが母性本能をくすぐられるってことなのかw
乃莉かなずなで書いてみたいと思うけど、キャラ設定がまだ曖昧で想像以上に難しいぜ
その辺は想像力と妄想力でカバー。
うちのノリスケなんて腐女子でちゃねらーで耳年増で隣の部屋盗聴してオカズと同人誌のネタにしてるぜ?
それなんてひよりん?
>>752 おい、何時の間に俺の頭の中の書こうと思ってたネタを盗んだんだ
腐女子と同人誌のネタは考えてなかったけどw
俺の脳内ではノリスケは普通の女の子だな
逆になずながノリスケ大好きガチ変態になってるけど
いいじゃないですか。妄想は自由なんですから
妄想税の徴収に参りました
ちょこっと小ネタ投下
これはいったいなんだろう?
いつものようにお風呂でシャワーを浴びていた時のこと
私は女の子の割れ目…おしっこをするところを洗おうと股にシャワーのお湯をかけた
その時だった
私がこれまでにない感覚を感じたのは
「ひあっ!?」
体がビクンとなった
「な、なに…これ」
私はシャワーのお湯をより強くして割れ目に当てた
さっきの感覚が再び私を襲った
「ああっ!」
いったいどうなってるの?
私はシャワーのお湯を止め、床に座った
そして、謎の感覚の正体を確かめようと割れ目に指を入れた
そして私は割れ目がシャワーのお湯ではない液体で湿っていることに気付いた
「何だろう…おしっこ?」
更に私は指を割れ目の中で動かした
「!!」
何だかわからないけど…気持ちいい?
突然硬い突起のようなものに指が当たった
「はうっ!?」
どうやら、ここを触ると一層気持ちよくなれるようだ
私は突起を指で何度もはじく
そのたびに想像を絶する感覚…快感を味わう
「あっ、あっ!!」
私は無我夢中でこの得体のしれない快楽をむさぼり続けた
そうしているうちに、体の奥から何か大きなものがこみ上げてくるのを感じた
それでも私は指を動かし続けた
そして
「うわあああああああああああああああっ!!?」
これまで以上の快感が私を襲い、割れ目から謎の液体がぷしゃぁっと吹き出した
そして私の目の前は真っ白になった
「はぁ、はぁ」
割れ目から指を抜いた後、しばらくの間私は快楽の余韻に浸っていた
それから改めて体を洗い、お風呂から上がった後
パジャマを着た私、なずなは
この快感はいったいなんだったのだろうか?
そして私はどうなってしまったのだろうか?
ということを明日、誰かに勇気を出して聞いてみることにした
でも誰に聞こうかな?
1乃莉ちゃん
2ゆのさん
3宮子さん
4ヒロさん
5沙英さん
6うめてんてー
以上
なずなちゃんが可愛すぎて即興で書いた
続ける気力はもうない
なので誰か続き書きたい人がいたら自由に書いていいよ
どう考えても6
だが3もいいな…
沙英さん相手に培ってきた、ヒロお姉さんの性教育も捨てがたいぜ
ここは素直に1と言ってみる
いやいや、ゆのっちとのボケボケコンビもまた一興であるぞ
吉野屋先生に手取り足取り教えてもらうのも…
要約すると他のメンバー全員で取り囲むような形ということでおk?
なずぴー総受けか。あるとおもいます
767 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 19:46:16 ID:NexLhDhJ
6か3が面白そうw
だけどやっぱ1が本命かな
というわけで、
>>760の小ネタをお借りしてひとつ書いてみました。
とりあえず1ルート。軽く書くつもりが無駄に長いどえろ(のつもり)になってしまいましたとさ。
「・・・え?」
「その‥‥だから、乃莉ちゃんはそんな経験、ない・・・?」
ひだまり荘、103号室の乃莉です。
私は今、ひっじょーに困ってます。
「そ・・・そんなこと私に聞かれてもっ、ホラ!そういうのは先輩たちに聞いた方が・・・!」
「で、でも・・・もし先輩たちに聞いて、気まずい反応されたり変な子だって思われちゃったら、私っ・・・」
ということは‥‥私には変な子だ、って思われてもいいってこと?
私たちだって、まだそこまでの信頼関係は築けてないと思うよ??
でも・・・まぁ、なずなの気持ちも分からなくはないか。
まだここに来て日も浅いし、なずなの性格だととてもそんなことを先輩たちになんて尋ねられないだろう。
それに幾ら女同士とはいえ、こんなこと・・・お互いに打ち明けるような用件では決して無い。てゆーかぶっちゃけ恥ずかしい。なんかもうなずなには悪いけど、早く自分の部屋に帰ってほしいと思う。
でもとりあえず今は、なずなに不安な思いをさせないことだ。
私となずなだってまだまだ浅い付き合いだけど、なずなは一度不安な気持ちに浸ってしまうと頭の中でぐるぐるループして悪循環になっちゃうタイプだ、ということは知っているから。
「う、うん。まぁ・・・あるけどさ。でも友達同士でする会話でもないと思う・・・」
「の、乃莉ちゃんにも、そんな経験があるの・・・?」
「うん、私だって最初はビックリしたんだけど、慣れると・・・その、気持ちいいよね」
実を言うと・・・今の発言は嘘だ。
本当はそんな過激な行為なんてしたことも無ければ、いわゆる『イく』って状態に陥ったこともなかった。
ただ、以前パソコンを使ってネサフしてた時に、偶然『そういう』小説ばっかり置いてあるサイトを見つけて。
見ない方がいい、と自分を抑制する心も残ってはいたんだけど‥‥好奇心や冒険心の方が勝ってしまったのか、そこに載っていた18禁の小説を閲覧してしまったことがあった。
すると‥‥その小説を見ているうちに、なんだかもやもやのような、今まで自分が感じたことの無いような感覚を覚えて。
その感覚が一番強かった場所・・・自分のあそこに手をやると、おしっことは違う・・・なんだかぬるぬるした液体をまとっていた。
おまけにあそこに触った瞬間、ぞくぞくと身体全体に訳の判らない刺激が走っていて。
正直‥‥何も知識がなかった自分には、その刺激がまるで自分が自分でなくなるような、酷く恐ろしい刺激のように思えたのだ。
それからというもの、私はそういった行為に対して凄く抵抗を感じるようになった。
元々そんなに興味のある方ではなかったけど、どうしても日常生活の中でそういった知識はちょこちょこ入ってくる。
それでも、自分はこんなことをしてはいけない!と必死にセーブをかけて、ようやく今の高校生活にまでこぎ付けることが出来たんじゃないかと思う。
要するに今の発言は、目の前の気弱な友達の為を思って、というだけのはずだったんだけど・・・。
「そ、そうだよね・・・凄く気持ちよくて・・・実は私も、あれから毎日お風呂に入った時にかかさずやるようになっちゃって・・・えへへ」
「・・・はい?」
「えっ、へ、変なの、かな・・・?」
「い、いやぁ、変じゃないけどさ、なんかなずながそんなことするイメージなくて・・・あはは」
相手の為を思っての発言だったはずが、何故か返り討ちにあうような形で返ってきた。
「そうだよねーよかったー安心したーじゃあおやすみー」みたいな流れを予想していたのに・・・なんかこっちがどんどん逃げ道を塞がれていってるみたいになってきた。うぅ・・・。
どうしようかとあれこれ思い悩んでいたその時、ぶるぶると机の上で震えだしたのは私の携帯電話。
「あー、うちの親からだ‥‥ごめんなずな、今日はちょっと帰ってくんない?」
「あっ・・・こんな時間にごめんね。そ、それじゃあ・・・おやすみ」
ぱたぱたと静かに出口へと向かうと、他の部屋の先輩たちに迷惑がかからないよう、控えめにドアを閉める。なんともなずならしい去り方だった。
なずなが部屋の扉から離れて2階への階段を上り始めたことを足音で確認すると、ケータイの通話ボタンを押す。
『あ、乃莉ー!こんな時間にごめんねー!』
「ううん、全然いいよー。それで、どうしたの?」
『それが、今日の宿題なんだけど・・・範囲メモするの忘れちゃってさー』
白状すると、電話の相手はクラスの友達だった。
よくこのタイミングで電話をかけてきてくれた、と思うし、よく私もとっさにこんな口実を思いついたな、とも思う。
ともあれ・・・ごめん、なずな。この問題に関しては、これ以上力になれそうもないや。
てゆーか私の方が恥ずかしくてどうにかなっちゃいそうだ。
でも・・・。
“凄く気持ちよくて・・・実は私も、あれから毎日お風呂に入った時にかかさずやるようになっちゃって・・・”
あの純粋そうななずながそこまで虜になっちゃうなんて、一体どんな感触なんだろ・・・。
「・・・うん、ちょっとだけ。ちょっとだけなら・・・いいよね」
その言葉は、自分の中の封印を少しだけ解く、覚悟にも似たもので。
私は誰に尋ねるでもなく一人で呟くと、着替えを持って風呂場へと向かった。
*
「ふはぁ〜・・・っ」
私が湯船に浸かると、ギリギリまで入っていたお湯がざぱぁーっと溢れ出す。
自分が入ることによってお湯が溢れ出すこの快感は、なんとも表現しがたい。
たっぷりのお湯に浸かっているという満足感と、ざざーっとお湯が一気に跳ねる音。この2つが、何とも言えない癒しの空間を演出していると思う。
身体も綺麗に洗って、髪の毛のトリートメントも完了。
あとはなずなが言っていた『例の行為』をするだけ、なんだけど・・・。
「やっぱ、やめようかなぁ‥‥」
あったかいお湯に浸かって悦に入るこの快楽に敵うものはそうそうないと思う。
そもそも何でなずなはシャワーであんな行為をしようと思ったんだろう。
「お風呂に入るだけでも、こーんなに気持ちいいのに・・・」
なんかもうめんどくさくなってきた。
でも・・・私がダメだったとして、なずなは先輩たちの誰かに相談出来るんだろうか?
ゆのさん‥‥は、そんなことを尋ねるとビックリしてひっくり返っちゃいそうなイメージだし。
宮子さん‥‥だと、あれだけ開けっぴろげな性格の人だから、逆に色々その手のことを教え込まれて、なずなが変になっちゃいそうかも‥‥。
ヒロさん‥‥なら、きっと優しくなずなを諭してくれると思う。
でもあのなずなが2つ上の先輩にそんなことを相談するなんて・・・やっぱり無理かもしれない。沙英さん相手でも同じことだ。
となると‥‥うーん、今のなずながこういうことを私以外に相談する、っていうのはちょっとハードルが高いのかな・・・。
「でもなずなみたいなタイプの人って、放っておいたら一人で変な方向に暴走しそうな感じだよねー・・・」
それはもっとも危険な選択肢な気がする。
ってことは、やっぱり私がなずなにアドバイス出来るくらい詳しくなっておいた方が・・・
「───あぁ、もうっ!」
なんかなずなが男子に人気がある、っていうのが分かった気がする。
『ほっとけない』っていうのは、まさしくなずなの為にある言葉だ。
私はざばぁっ!と勢いよく浴槽から出ると、シャワーを手にとってお湯の蛇口を控えめにひねった。
「これはなずなの為なんだから。なずなのため・・・」
口に出して唱えながら、私はおそるおそるシャワーのお湯を下腹部に当ててみる。
人肌よりちょっと熱いくらいの温度で、心地よさは感じる、けど・・・。
「特別気持ちいい、とかって訳じゃないよね・・・」
ホッとしたような、でも何だかガッカリしたような、複雑な気持ちだ。
でももしかしたら水圧が弱すぎるだけなのかもしれない。それか、当て方が悪いのかも・・・。
そう思って、もう少しお湯の勢いを強くしてみる。普段シャワーを使う時と同じような強さだ。
それだけではなく、念のために割れ目を右手の人差し指と中指で開いてみることにした。
その時だった。
「‥‥っっっ!!」
びくびく、と身体が痙攣する。
背筋を走る、どこかで味わったことのあるような悪寒。
これだ。
今まで拒絶し続けていた、痛いとも気持ちいいとも、でも不快だとも感じない。
どういうことなのか自分でもまったく判断が出来ない感覚。
思わず腰が引けてしまう。
でも203号室に住む友達の不安そうな顔が思い浮かぶと、ここで引くわけにはいかない、という変な使命感が生まれた。
その使命感を頼りに、シャワーを下腹部へと当て続ける。
「‥‥っあっ、はっ!」
自分では、驚いた拍子に止まってしまっていた息を素直に吐き出しただけ、のつもりだった。
それだけのつもりなのに、まるで自分のものじゃないみたいな声が吐き出した息と共に出てくる。
もちろんそれでシャワーが勝手に止まってくれるはずもなく、急に敏感になった私のあそこを苛み続けている。
「あぁあっ、はっ、な、なに、これぇ・・・っ!」
ばくばくと自分でも分かるくらいに早くなる鼓動。
息も絶え絶えになり、突然の予想だにしない事態に頭の中がどんどん真っ白になっていく。
「はっ、あ!こんなの・・・お、おかしい、おかしいよぉ・・・ひいっ!」
割れ目を開いていた指の加減ももはや分からなくなってきて、思わず目いっぱいにまで広げてしまう。
すると割れ目の上の方にある豆のような突起にまでシャワーの水が直にかかるようになってしまい、それがトドメとなった。
「あぁっ、やっ!ダメっ!ひっ!あっ、あっっ───!!!」
びくびくびくっ!と今まで経験したことがないくらいに痙攣する自分の身体。
体重を支えていたひざが崩れてぺたんとタイルの上にしゃがみ込むと、そのまま前のめりになって床に突っ伏してしまう。
思わずシャワーの取っ手を放してしまい、タイルに弾かれてかたーん、と小気味のいい音がバスルームに響いた。
「はーっ、はーっ、あっ・・・・」
床を流れるシャワーの温水。
裸のまま、床に伏せている私。
まったく言うことを聞いてくれない身体。
「な、なんなの・・・これ・・・っ」
頭がぼーっとする。
自分が今どこにいて、どんな格好をしているのか、それすらも把握できないほどだった。
これが、なずなの言う『気持ちいい』ってことなの・・・?
そんなことをぼんやりと考えていると、さっきまで割れ目を開いていた右手の中指が、いつの間にか第二間接くらいまで割れ目の中に入り込んでいることに気づく。
今までにない感覚が身体を駆け抜けたのも一瞬で、私は無意識にその中指を動かし始めた。
「あぁあ、いっ!ひっ、あぁあっ!!」
粘性を帯びた液体が私の右手に絡みついて、指を動かすたびにくちゅくちゅと恥ずかしい音を立てる。
あまりの刺激に身を守るようにして引っ込めた左手が偶然、胸の辺りの突起をかすめる。
そこで新たな快感を得られることを知った私は、左の胸に手をやるとがむしゃらに揉み回した。
「あぁっ、だめえっ!へんになるっっ!!!あぁ───っ!!!」
再び訪れる、真っ白な世界。
思考回路がぶちぶちと音を立てて切断されていくような、とてつもない快楽の波が、私の理性を侵食していく。
「ああっ、ああっ、あっ、は・・・」
びくっ、びくっ、びくっ、と雷に打たれたようにして何度も何度も跳ねる身体。
ひとしきり痙攣が終わると、またしても床に伏せて荒く息をする自分。
やけに沈黙が静かに感じるのは、さっきまであられもなく喘いでいた自分の声のせいだと分かると、途端に羞恥心が湧き上がってきた。
放置されたままのシャワーからは、依然として温かいお湯が出続けている。
しばらくは身体を動かす気力もなく、目の前を流れていくお湯を虚ろな目で眺めることしかできなくて。
そうやって少しずつ息が整ってくると同時に、身体に襲い掛かってくる鉛のように重たい疲労感。
「こ、こんなの・・・こんなの・・・すごすぎるよ、なずなぁ・・・」
何かもう泣きそうになってしまう。
私の想像していた『気持ちいい』は、例えるならそれこそお風呂に入った時のような安心感にも似たようなもので、こんなに刺激的なものだとは思わなかったから。
騙されたような、狐につままれたみたいな気持ちで呟いた。
でもいつまでもこうして床に突っ伏している訳にもいかない。
そろそろ風呂場を出て明日の支度を整えないと、こんなことをしていて寝坊したのでは言い訳もできない。
そう思って、まずは割れ目に入り込んだままの中指を引き抜こうとする。
「・・・あれ」
力が入らない。
正しくは、右腕を身体の下敷きにして長時間放置していたため、腕がしびれて感覚がない。
当然、指先の方もぴくりともしない。
「ちょ、このっ・・・!」
血の循環が遮られていることに危機感を覚えて、疲労困憊の身体を無理矢理動かす。
それでもずる、ずる、と身体全体を床に這わすような動きしか出来なくて。
でもそんな一人芋虫ごっこの末、やっと指が割れ目から出てきそうなところまできた。
動いているうちに少しずつ血も通ってきたみたいて、腕に感覚がじわじわと戻ってきてるのを感じる。
ようやく気持ちに余裕が生まれてきた、その瞬間だった。
「───っっっっっ!!!」
今までで1番強烈な衝撃だった。
例えるならば、剣で身体を貫かれたような、そんな衝撃。
持ち上げた身体と、少しずつずらしていく指。
その2つで“ある場所”を押し潰すような位置関係のまま、全体重をかけてしまったからだ。
痛いくらいに押し潰してしまったのは‥‥‥割れ目の上にある、敏感すぎるあの突起。
その上、あまりの衝撃の強さに身をすくめた拍子に、少しずつ外に出ていた中指をまた奥へと押し込んでしまった。
「───〜〜〜っ!!〜〜〜〜〜っあっ!!!」
安堵の気持ちが一瞬にして、最大限の緊迫に変わる。
弓のようにしなる私の身体。
それはまるで、世界の終わりだった。
度重なる絶頂によってもたらされる、地獄のような快楽。
何もかもが消え去って、真っ白に染まっていく。
私は必死になって身体に動けと命令を下す。それなのに、快楽に囚われた私の身体はまったく言うことを聞いてくれない。
突起を潰したまま、割れ目に指を入れたまま、私の心と身体を貪り続ける。
涙で揺らいでいく視界。まともに出ない声。
このままじゃ死んでしまう、とすら思った。
割れ目からぶしゅ、ぶしゅ、と勢いよく出ていく液体のように、自分の意識も身体の外に出て行ってしまうんじゃないか、と。
「───〜〜〜〜っっ!!!」
助けて。
お父さん、お母さん、先輩たち・・・なずな。
誰でもいいから、私を助けて。
「───…‥乃莉ちゃん・・・乃莉ちゃん!!!」
かすかに聞こえてくる声。
それはこの部屋の真上に住んでいて、私を今の状況においやった張本人である同い年の友達の声だった。
でも・・・ここまで切羽詰ったなずなの声は、初めて聞いた気がする。
「大丈夫っ?!大丈夫、乃莉ちゃんっ・・・!!?」
シャワーを止めてから、ごろん、と私の身体をあお向けにひっくり返す。
それと同時に下腹部から離れ、引き離される私の右手。
勢いよく指を引き抜かれたことによる刺激が、私の身体に4度目の絶頂をもたらした。
それにも気づかず、今までに無いくらいの真剣な顔で横たわっていた私に声をかけるなずな。
「・・・・な、ずな・・・?どう、して・・・」
「だ、だって・・・下からその、苦しそうな・・・な、泣いてるような声がして・・・乃莉ちゃん、なにかあったのかな・・・って」
話しながら、敏感になっている私の身体をタオルで丁寧に拭いてくれるなずな。
さっきまで沸騰しそうなくらいに波打っていた、動悸にも似た鼓動が少しずつ治まっていく。
それと入れ替わるようにして湧き上がってくる本当の安堵感。
思い出される、自分を苦しめていた快楽という名の恐怖。
そんな声が2階のなずなにまで聞こえていた、という事実に対して羞恥心を抱く余裕すらもなかった。
「・・・ふっ、うえぇっ・・・なずなっ、なずなぁあっ!」
「あっ、の、乃莉ちゃん・・・」
『自分が自分でなくなるような、酷く恐ろしい刺激』。
この行為に対して、最初に私が抱いた感想。
それはちっとも間違っちゃいなかった。
自分のことや周りのこと、何もかもがどうでもよく思えてしまう。自分の心と身体が食い潰されてしまいそうな刺激だった。
今日の出来事は、生まれてこの方経験したことのない、本当に衝撃的なもので。
私は生涯忘れることが出来ないんじゃないだろうかと、なずなの膝に横たわりながら思った。
*
「・・・あ」
「お、おはよ、なずな」
翌朝。
いつものようにひだまり荘の前でなずなと待ち合わせをして、目と鼻の先の通学距離を共にする。
昨日のことは悪い夢だと思って、いつも通りにしていないと。
そう心に決めて挨拶したはずなのに、視線はそれるわ声は震えるわでとてもいつも通りになんて振舞えていなかった。
実際‥‥なずなは私のそんな気まずそうな態度に気がついたのか、うつむいたままほんのりと顔を赤くしている。
うぅ、ごめんね、なずな‥‥。
「‥‥‥」
「‥‥‥」
ひだまり荘の真ん前で、棒立ち状態のまま沈黙する私たち。
私はあの後‥‥身体を念入りに拭いてもらってから、もう洗いざらいなずなに打ち明けた。
なずなに相談された時‥‥私は知ったようなことを言っていたけど、本当はそういう経験は全然したことがなくって、でもなずなにつられて試してみようと思ったこと。
未知の感覚が自分の身体を支配し始めて、その感覚を徐々に『快感』だと認識していく自分に戸惑ってしまったこと。
終いには身体が思うように動かなくなり、意識が飛んでしまいそうになったこと。
それから・・・ものすごく、こわかったこと。
なずなが来てくれて、本当に安心したこと。
全てを話してから、私はまたなずなに抱きついて泣いてしまった。
私にしてみれば、今から思えばもぉ恥ずかしくて今すぐにでも家に帰って1日くらいベッドの中で引きこもっていたいくらいだ。
でも学業をおろそかには出来ないし、何より今日本当に引きこもってしまったらますますなずなとは顔を合わせづらくなるだろう。
だから今こうやって正面から顔をつき合わせていることは、1番正しい選択肢のはず、なんだけど・・・。
「き・・・今日はいい天気だね、なずなっ!」
「そ、そうだね、乃莉ちゃん・・・」
なんか初対面の男女みたいになっちゃってる。うーぁー・・・。
まぁでも‥‥あんなことがあった後に普通に話せるなんて、そっちの方がおかしいか。
なんか変な踏ん切りがついた私は、半分諦めて短い通学路を歩き始めた。
「・・・乃莉ちゃん、その、ね・・・」
「ん?なーに?」
後ろからてくてくとアヒルの子みたいにしてついてくるなずな。
「き、昨日は・・・ありがとう」
「・・・へ??」
どういう意味だろう。
むしろ私の方が色々世話してもらっちゃって、ありがとうと言うよりは申し訳ない気持ちでいっぱいなんだけど・・・。
「だって・・・乃莉ちゃんは私を不安にさせない為に嘘をついて、その、色々試してくれたんでしょ・・・?」
「い、いやまぁ、それもあるけど、さ・・・」
「だ、だから・・・昨日のことは、きっと、私のせいなんだと思う・・・ごめんね」
え、なんでそうなるの・・・??
確かになずなの力になりたい、っていうのはあったけど、それ以前に私が選択したことなんだし、なずなが責任を感じることはこれっぽっちもないと思う。
私だって・・・その、ちょっとは興味があったからこそ、やってみようと思ったわけなんだし・・・。
なのに目の前のなずなは、申し訳ないというか、いっそ情けないような表情をしていて・・・。
「〜〜〜あぁもうっ!!」
「っふぇ?!」
振り返ってその細い手を思いっきり掴むと、学校に向かって走り出した。
「なずながそんなに気にすることないのっ!私だって、やってみたかったからやったってだけなんだからっ!!」
「はっ、ちょ、乃莉ちゃん、はや・・・!」
急な展開についていけてないなずなに対して、今感じた素直な気持ちをぶつける。
「だから、そんな不安そうな顔しないのっ!わかった!!?」
「う・・・うんっ!」
手をつないだまま、正門から靴箱までを駆け抜ける。
『学校が終わったら、昨日の行為についてもう少し詳しく調べてみよう』と小さく決意しながら、強くその手をぎゅっと握り直した。
本当になずなは、私にとってほっとけない‥‥気になってしょうがない友達みたいだ。
了
以上です。
乃莉となずなの曖昧なキャラ設定は全て妄想で補いました。本当にどうもありがとうござ(ry
えぇい、5巻発売はまだか!!!
GJ!
5巻3/27発売ってアニメ終わっちゃうじゃん…
781 :
>>760:2010/02/04(木) 07:21:51 ID:2f2H+fy+
>>779 GJ!
7話で智花ちゃん登場だそうだ!
乃莉なずなともしっかり絡むよ
782 :
>>760:2010/02/04(木) 08:15:35 ID:2f2H+fy+
そして自分の文章力がいかに稚拙であるかを思い知らされた
連レススマソ
>>779 おお、えろいえろい。GJ!
耳年増なだけで実は純粋だったり、っていうのは自分の中の乃莉すけ像にピッタリでした
>>782 文章力?そんなの関係ないね!
やっぱり妄想の質が一番求められる点だと思うぜ
というわけで新入生二人に先輩らしいところを見せようとしてるゆのっちが逆に自分が教え込まれちゃってあわあわする展開を希望
お隣さんも悶々としていたに違いないッ!
乃莉ちゃんが巨乳すぎて生きるのが辛い。
今日乃莉ちゃんと一緒に身体測定を受けた。
私は身長こそ飛躍的に伸びてたけど、胸はぺったんこのままだった。
一方で乃莉ちゃんは着痩せっぷりを見せつけるかのようなおっきい胸を測られて
「あちゃー、また大きくなってる」なんてほざいた。じゃなくて、言った。
身体測定の回の前夜に寝たときはまだ巨乳キャラじゃなかったのに…!
興奮と嫉妬からそのままトイレに連れ込んで小一時間胸を揉んで舐めて踏んだら感度まで抜群だった。詐欺だ。
しかもそれで汗をかいて透けた体操服と巨乳のコラボのせいで、男子の視線までくぎゅづけにしていた。
絶対許さなずな。
絶対許さなずな。
その後たまたま会ったゆのさんと宮子さんに「視力落ちちゃいましたー」なんてどうでもいいことを言ってたので
「乃莉ちゃんは目とかよりおっぱいでしょ…!」と本気で叱ったら、ゆのさん達に可哀想な子を見る目で見られた。
なんですか! なんですか!
ゆのさんだって入浴シーンだけ首すげ替え映像の卑怯な貧乳のくせに!
毎晩宮子さんに全身パイズリしてもらうたびに「うぅ、劣等感だよー」って嘆いてるくせに!
絶対許さなずな。
絶対許さなずな。
「もうこの苦しみは私よりぺったん娘の沙英さんに共有してもらうしかないよ…」
と呟くと、通りすがりの三つ編みの3年生に肩を掴まれた。
「沙英はあなたみたいな凡百のロリ貧乳とは次元が違うの! 釘宮な妹に負けるような無乳なの!
潔くてかっこよくて頬擦りしたくなるような絶壁なの! 一緒にしないでくれるかしら!?」
烈火のようなガチレズ擁護にさすがの私も引いた。
その後結局沙英さんの部屋に行ったらちんこ生やして乃莉ちゃんと不倫してた。
絶対許さなずな。
絶対許さなずな。
「うー」
「ほらなずな、もう泣くのやめなってば」
その夜はいつも通り乃莉ちゃんの胸を枕にして泣き寝入りした。
豊かになった乳枕はますます柔らかくていい匂いで、顔を埋めてるだけでほぼイキかけた。
「なずなもさ、そのうちプール回でもあれば隠れ巨乳設定つくかもしんないじゃん」
「そうかな…?」
谷間から見上げる乃莉ちゃんの顔は優しくて、なんだか怒りも収まってきた。
私、裏切り巨乳でもやっぱり乃莉ちゃんのこと好…
「あ、ごめん。今月号で私が貧乳確定させちゃってた」
絶対許さなずな。
絶対許さなずな!
これはひどいwww
ちなみになずなの貧乳確定は沙英ヒロが修学旅行に出かけている間のゆのさま2の回だったよ
いい壊れ方をしているw
また書くことあったら(キャラ崩壊注意)とか書いてあげて
しかしここ最近の間のこのスレでいろんななずなが見れたな
乃莉スレから転載
248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/27(水) 15:47:10 ID:fkc7tCtc0
「ひっひっひっ! いい乳してんじゃねえか。おい!」
「…な、何よあんた達! ああっ! いやぁ! やめてぇ!」
男は執拗に乃莉の乳房を揉みしだく。
乃莉の反応を楽しむように。
乃莉の心を蝕むように。
右へ左へ…時には乱暴に、時にはやさしく乃莉の乳房を玩具のように弄ぶ。
「おいおい、乳首がこんなにおっ立ってきやがったぜ!」
「い…やぁ…」
「全くこの好きモンが…。本当はこうして欲しいんだろ?オラッ!」
ガブッ!
「きゃあっ!」
男の一人が乃莉の乳首に乱暴に噛み付く。
「へっへっへ…! ママァ〜ン、おっぱい頂戴〜」
「ああ〜っ! やめてぇ!!」
男は乃莉の嫌がる姿に更なる興奮を覚え、激しく乳首に吸い付いて来る。
「あっ! 駄目っ! アアンっ!」
「全くこんなに感じやがってこの淫乱が…。オラっ観念しな!」
ギュウウウウ〜〜ッ!
「きゃああああああっ!!」
男が力一杯乃莉の乳房を握り潰す。その時、信じられない事が起こった。
ピュッ! ピュピューーーーーーーッ!
乃莉の乳首から何かが飛び出す。
その異常な光景を目の当たりにして当の乃莉も目を丸くする。
(何で? 何でこんなものが出るの? わたしの身体はどうなってしまったの?)
男達の歓喜をよそに絶望の淵に落ちて行く乃莉であった。
>>789 10年近く前のONEの長森のSSの名前改編だな。
最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! K・R・C第5巻は、3/27発売です。 蒼樹うめ
夏目「チクショオオオオ!くらえ2年生!新必殺音速ツンデレ斬!」
宮子「さあ来い先輩!実はあたしは一回刺されただけで死ぬぞオオ!」
(ザン)
宮子「グアアアア!こ このザ・ヨシコと呼ばれる四天王の宮子が…こんな脇キャラに…バ…バカなアアアアアア」
(ドドドドド)
宮子「グアアアア」
ゆの「宮子ちゃんがやられたようだね…」
乃梨「フフフ…先輩はひだまり荘の中でも最弱…」
なずな「脇キャラごときに負けるとは主役の面汚しです…」
夏目「くらええええ!」
(ズサ)
3人「グアアアアアアア」
夏目「やった…ついに下級生を倒したぞ…これでヒロさんのいる101号室の扉が開かれる!!」
ヒロ「よく来たわねソードマスターナツメ…待っていたわ…」
(ギイイイイイイ)
夏目「こ…ここが101号室だったのか…!感じる…ヒロさんの魅力を…」
ヒロ「夏目さん…戦う前に一つ言っておくことがあるわ あなたは沙英をオとすのに『素直な心』が必要だと思っているようだけど…沙英はすでに調教済みよ」
ヒロ「な なんですって(///)!?」
ヒロ「そして沙英のコーヒーに一服もって来たので今ごろ体が火照ってしかたないはず あとは私を倒すだけねフフフ…」
(ゴゴゴゴ)
夏目「フ…上等よ…私も一つ言っておくことがある この私の一期の出番が少なかったような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」
ヒロ「そう」
ヤマト「ウオオオいくぞオオオ!」
ヒロ「さあ来い夏目さん!」
夏目の愛が沙英を救うと信じて…!
ご愛読ありがとうございました!
ヤマトのままの台詞があるのが惜しいなぁ…
夏目スレに修正版が転載されてますね。
保守
過疎ってるようだが…
今夜の第七話で加速してくれる事を願うのみ
作画崩壊の阿鼻叫喚で加速する悪寒
作画が少し壊れてたっていいわよ
その分…智花ちゃん分積もう!って感じで
早く!早く!
みんな忘れちゃってるだろうけど、今更ながら
>>716の続き
「今だから言えること──」
なずな、乃莉の歓迎会が終わった後、宮子の提案により、上級生四人での二次会が行われることとなった。
ヒロがどこからか取り出したお酒が三人に配られており、それぞれ顔を少し上気させている。
まずは私から、とばかりに自らが作ったサイコロを振り、出た目を確認した宮子は声高らかに暴露した。
「──実はゆのっちは毎日胸を大きくする努力をしている!」
突然秘密を暴露されたゆのはもちろんのこと、妙に心当たりのある三年生二人まで顔を真っ赤にしてしまった。
「……宮子、もしかして、見てた?」
恥ずかしさによる赤面を激怒によるものと勘違いした宮子は、
ゆのの努力のきっかけは二人の痴情を宮子が覗いてしまったことだったことを思い出し、すぐに謝った。
「ごめんなさい…。実はあの日、幽霊の真似をしてヒロさんを驚かそうと思って庭に出たのですが……」
「まあまあ沙英、カーテンを開けっ放しだった私たちも悪いんだもの。宮ちゃんだけを責めちゃ可哀想よ」
「いや、私は別に怒ってはないんだけど……」
『そっか、ゆのもやってるのか……』と、仲間を見つけた嬉しさに、沙英はそう呟いた。
つい暴露してしまったのがお酒のせいなら、それを簡単に許すこができたのもまたお酒のおかげだった。
「それでゆのさん。効果はどうだったの?」
ヒロが尋ねる。
「それが、毎日続けているんですがさっぱりで……」
ゆのと一緒に沙英も何故かうなだれる。
「やっぱり、やり方が悪いんでしょうか?」
「……ゆのはどうやってるの?」
「お、沙英さん、やっぱり興味あるんだー」
「うるさい、宮子!」
「私は、その、お風呂上りに少し揉むようにしています。お風呂上りの方が血行が良くて成長にいいかな、って思いまして」
そう言って少し恥ずかしそうにはにかんだ。
「ゆのっち、毎晩気持ち良さそうな声出してるもんねー」
「もうっ、宮ちゃん、言わないでよぅ」
宮子を非難するゆのの顔は満更でもなさそうだった。
「それで、沙英さんはどうされているんですか?」
「わ、私はその、ヒロに……」
ヒロの顔が音を立てる勢いで真っ赤になる。
「その、ヒロさん!よろしければ私にも…教えていただけませんか?」
意を決したようにゆのが言った。
「うーん、私が直接教えてもいいんだけど……。
そうだ、沙英。私がいつもやってるように、ゆのさんにも教えてあげて?」
「え、私?」
「ええ。人に教えることも、練習のうちなのよ」
「たしかにそうだけど、でも、私なんかがやっても──」
困惑しながらゆのを見ると、期待に目を輝かせて沙英を見つめていた。
「──分かったよ」
「ありがとうございます、沙英さん!」
「それじゃゆのっち、私は退散させてもらうねー」
「あら、それじゃあ私もお邪魔にならないように一足先に帰らせてもらうわね」
「え、ちょっと待っ──」
引き止める間もなく、部屋には二人だけしかいなくなってしまった。
「………」
「………」
気まずい沈黙を先に破ったのは沙英だった。
「…えっと、それじゃ服、脱いでみよっか」
「わ、分かりました!」
ゆのが恥ずかしそうに服を脱ぐ。今にも火を噴きそうなくらい、顔が真っ赤だった。
そんな後輩の姿を見ている沙英まで恥ずかしくなってくる。
二人が部屋から出ていった時から横たわり続けている気まずさと恥ずかしさを和らげるため、
沙英は先ほどから気になっていたことをゆのに尋ねた。
「ねえ、ゆのが胸を大きくしようとし始めたのは、宮子にそそのかされて?」
「それは、その……たぶん、すぐに分かると思います」
「やっぱり言いづらい?」
「いえ、そういうわけではないんですが…でもごめんなさい。今は言えないんです」
「そっか。分かったよ」
少し腑に落ちないが、答えるのを拒んでいる以上、しつこく尋ねるのはゆのに悪いだろう。
そう思った沙英はこれ以上詮索するのはやめることにした。
しかし、沙英やヒロには結局それを知る機会は訪れなかった。
「沙英さん、……脱ぎました」
そこには、上半身を守る物を何も身につけていない天使がいた。
「おっけー。それじゃ、少しくすぐったいかもしんないけど、我慢してね」
「はい。お願いします…」
ゆの背後に回り、脇の下から腕を回して後ろから軽く胸を揉む沙英。
先ほどの会話で少し解けかけていた緊張が再び二人を包み込む。
「あ……んっ…ぁ……」
「ゆのは毎日どんな感じでしてるの?」
「その、最初は軽く揉んで…んっ……だんだん…強くして、
そしたら気持ちよくなってきて……ぁ…それで、終わってます…」
「じゃあ最後まではしないんだ?」
「さ、最後、って何…ですか?」
「いや、何でもないよ──」
『どうせもうすぐ分かることだし』と、心の中で付け足す。
「ゆの、乳首たってきたね」
「言わないで下さいよぉ…」
「さくらんぼみたいで可愛いよ」
「は、恥ずかしいですよぉ……」
沙英がその二つのさくらんぼに触れると、ゆのの息遣いが少し荒くなる。
「こ、これで……胸、大きくなり…ますでしょうか…?」
「きっとなると思うよ」
大して効果がなかったことは、二人が身を持って証明しているが……。
「最後まで、してみよっか」
「えっ、沙英さん、ちょっと待ってくだ──」
有無を言わさずゆののスカートとパンツを剥ぎ取る。
「…生えてないんだね……」
「い、言わないでください!」
両手で顔を覆っているが、隠しきれていない部分から、これ以上ないくらいに紅潮しているのが分かった。
「小学生みたいで可愛いよ」
そう言って耳を甘噛みし、耳元でささやく。
普段からヒロに攻められっぱなしの沙英は、ここぞとばかりに従順なゆのをいじめた。
「ゆののそこ、とってもエッチな匂いがしてるよ。
それになんだか透明なのがいっぱい出てきてるし。
見かけによらずやらしい女の子なんだね」
「ち、違います……」
「エッチなゆのにはお仕置きが必要だね」
耳元から股の間に顔を移動させ、ゆのの秘裂に舌を沿わせる。
すると電流が流れたかのように体を跳ねさせた。
「だ、ダメです!ダメなんです!」
「……ゆの、嘘吐いたね。本当は毎晩 "最後まで" やってるんでしょ?」
「や、やってません!」
「じゃあどうして、ちょっと舐めただけでそんなに感じてるのかな?」
「これは、ち、違うんです……」
「エッチで、しかも嘘を平気で吐く ── これは重罪だよ。
ゆのには快楽地獄の刑を申し渡さないといけないね」
『我ながらひどいネーミングセンスだ』 と、心の中でつぶやく。
刑の執行のために再び秘裂に口をつけ、思いっきり吸った。
「ぁ、だめぇ……──ぃや、ゃぁぁあああああ!!」
「はぁ…はぁ……」
「あれ、ゆの、もうイっちゃったの?」
「さ、さえさぁん……」
「ど…うしたの?」
「もっとぉ…もっと、やってくださぁい……」
「あ、あれぇ?ほ…ほんとにエッチなんだね」
少し引きつった笑顔でゆのにそう言う。
「えっちでも…なんでもいいですから、つづき…してくださいよぉ」
後輩の豹変振りに沙英は混乱した。
果たして、このまま続けていいのか。
それとも、これ以上はしないでおくべきなのか。
そう悩んでいる間にも後輩は自らを慰め始め──
「んっ──ぁ…ぁぁあああ!」
──すでに二回目の絶頂を迎えていた。
「しゃえしゃんもぉ、いっしょに…きもちよく…なりましょうよぉ……」
「いや、私は別に、ちょっと、ダメだってぇぇぇぇ!」
──────。
────。
その後、ヒロの部屋で三次会をしていた宮子とヒロが沙英の助けを求める叫び声を聞いて駆けつけた時には、
ゆのと沙英から発せられたむせかえるような女性の匂いが部屋中に充満していた。
その時点ですでに沙英は立てないくらいまでイかされていたが、ゆのはそれでも臨戦状態で、
沙英を助けようとするヒロや宮子にまで襲い掛かる始末だった。
「その、ごめんなさい……」
「いやぁ、まさか、ゆのがあんなになるとは思ってもみなかったよ……」
「私もあの時はゆのっちにイかされまくって大変だったー……」
宮子とゆのがお互いを見合って少し照れ笑いする。
先輩二人は何のことだか分からないと言いたげな視線を後輩二人に送ったが、結局答えは得られなかった。
「……できるだけ片付けて、今日はこのまま四人でゆのさんの部屋で寝ましょうか」
「そだねー。沙英さんも立てないし、ゆのっちもまた暴走するかもしれないし…」
「ごめんなさい……」
── 暗闇の中、一人の少女がつぶやいた。
「これで私も、宮ちゃんみたいに大きくなるかなぁ…」
ゆのの暴走の謎を残したまま、波乱の歓迎会は幕を閉じた。
つづく
S沙英、新ジャンルか!かわいい!
…とか思った瞬間もうSゆのになってた
そして沙英さん……w
GJです続き期待してます
俺的ひだまりおっぱいランキング
吉野屋先生>宮子>夏目>乃梨≧ヒロ>>なずな>ゆの
桑原先生、大家さん、智花ちゃんはわかんねぇ。
6話のアイキャッチ見る限り夏目ってかなり『ある』気がするんだ……沙英さんは、書くのかわいそうだから略した
智花ちゃんは……うん、沙英さんよりは確実にあるな。
私的な感覚だけど、上の表なら、ゆのっち〜ヒロさんの間のどこかかね。
>>806 それは古い情報だな
吉野屋先生≒宮子>乃莉≧ヒロ>ゆの>なずな>沙英
生徒限定ならこうか
宮子>>夏目>乃莉≧ヒロ>ゆの>(智花?≧)なずな
沙英さんは圧倒的なので略した
>>809 夏目はそんなにでかくないな
ヒロよりも小さい
個人的に乃莉がヒロさん以上の巨乳ってのもしっくりこないな。確かにアニメだと大分大きく描かれてたがw
夏目は、あのアイキャッチだと確かにありそうな気がするが…
なので早く修学旅行の話をですね
>>811 吉野屋≒宮子>>>乃莉≧ヒロ>夏目≒ゆの>なずな>沙英
ソースは原作の修学旅行の話とその次の話
3話(?)のコーヒーに砂糖入れるだの
ミルクも入れてと言ってる時の沙英さんが
初体験で自分の中にチ〇コ入ってくるのを見てるように見えた
ちょっと吊ってくる
もしこれ、沙英が主人公だったら普通のハーレム漫画になってた所だな。
一人暮らしを始めたら世話好きの女の子が隣人になり、以後食事を作ってくれるようになる
入学式の日にツンデレの女の子と知り合う
お姉ちゃんっ子のリアル妹がいる
ハーレムでなくとも今の時点で十分ギャルゲー主人公だからな
・隣人が世話好きな女の子
・入学式の日にツンデレ同級生をオとす
・CVくぎゅな妹がいる
・爆乳美人教師が担任(1年のとき)
・ドジっ娘な後輩が同じアパート
・天然で巨乳な後輩が同じアパート
沙英がリア充すぎて生きているのが辛い……
しかも沙英自身がプロ小説家でイケメンだもんな……
女の子だらけのアパートで1人暮らししてる上に一緒に温泉入りに行くイベントすらあるんだぞ・・・!
いくらなんでもうらやましすぎるだろう!
しかしなんと…沙英は女の子だったのだ
ばか!
こんなにかわいい子が女の子なわけないだろ!
男子といっても過言ではないよ!
>>817 ヒロさんって沙英さんの飯を作るようになって腕が上がったんだっけ? レパートリーが増えただったか?
さらに今週、沙英さんのために隣に移ってきたことが発覚したし、ヒロさんあんた本当に沙英さんへの第一印象悪かったのかとw
沙英さんフラグ立てすぎだろ……
あぁ、一度でいいからヒロさんと夏目の一騎討ちが見たい。
勝負は見えてるけど、それでも見たいんだ……
まあ本妻と妾ってことでいいじゃないか
本妻:ヒロさん
愛人:夏目
セフレ:宮子、乃梨
肉便器:ゆの、なずな
妹:智花
沙英さんハーレムすぎる
セフレと肉便器はないだろう…
後輩達から尊敬の眼差しを浴びているに違いない!
とりあえず保管されていない分をまとめサイトに追加しときましたよ。
妻妾同衾で
「なずなって最近、調子乗ってるよね」
沙英先輩は私を部屋に呼び出すなりそう言いました。
「ちょっと男子にモテるからって付け上がってもらっちゃ困るんだよ」
「そ、そんなつもりないです……」
「口答えしてんじゃないよ!」
二人しかいない部屋に、先輩の右手が私の頬を叩いた音が響きます。
どうしてこんなことになっちゃったんだろう ──。
少なくとも、沙英先輩を怒らせるようなことをした覚えはありません。
先輩に叩かれた私の頬に、一筋の涙が流れました。
「うっ…うっ……」
「泣いても、あんたがたぶらかしてる男の子は誰も来てくれないよ」
「ごめん…なさい……ごめんなさい……」
「ああ!もう!うるさい!」
「ぐすっ…ごめんなさ──」
私の言葉はそこで途切れました ── みぞおちを殴られたから。
息をするのも辛くなって、ついしゃがみ込んでしまいました。
しかし。
「誰が勝手に座り込んでいいって言った?あんたは躾もなってないんだね」
先輩は私の髪を掴んで、無理矢理立たせようとします。
しかし私は頑なに立つのを拒みました。
「鬱陶しいな。涙で床が濡れちゃうじゃないの。
ほら、染みにならないうちにあんたの雑巾で拭きなさい」
そう言って私の頭を掴んで床に擦り付けました。
連投失礼。
躾と称して沙英さんがなずなに足を舐めさせるSSを書こうとしたらこんなことになってしまった。
今は反省している。
なずなが沙英さんを呼ぶ時って「沙英先輩」でよかったっけ?
4巻には沙英さんを呼んでいるシーンがなかったからよく分からない。
あ、連投になっていなかった。
更新してなかったから気付かなかった。
失礼。
更新サンクス!
沙英さん、いったい何があったんだ?
筆が進まないストレスで壊れたんだろ
こんにちは。初めてここに来ました。
ここって、沙英さんにはちんこ生えてなきゃだめですか?それとも生えてちゃだめですか?
どっちもOKだけど、基本的には生えてないんだし
生やすんだったら最初に注意書きを入れといて
>>817 一年次にはやんちゃな先輩としっとりしていても芯の強い先輩の夫婦から手取り足取り……
ヒロさんが男設定が気になる。ウメ先生も元々ヒロは男で行こうかと考えてたらしいし。
今のヒロさんと同じで、性別のみ男になってるとしたら沙英とヒロは、相当なイチャラブぶりじゃないか・・・
この設定活かして欲しいなぁ。
>>837 でも男だと皆の家に行ったり来たりってのが難しいよな、いくら仲良くても壁ができる
多分女同士だからこそ夫婦っぽいんだろう
ヒロさんの男設定がそのままだったら、同人ではヒロさん大暴れしてそうだなw
ヒロさんが男だったらヒロ×沙英のBLマンガになっちゃうだろ!
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Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
夏目×沙英です。ようやく書き上がりました。長文注意です。
842 :
夏目×沙英1:2010/03/14(日) 10:21:54 ID:h/sCmPTF
「もう嫌!!」
そう叫んで沙英はひだまり荘の玄関を飛び出していった。
行く当てなんてなかった。
沙英は夕暮れの町を走った。
気づいたら駅前のデパートの屋上にいた。
きれいな夕焼けだった。
はじめてこの町に来て間もない頃、このビルの屋上に上がって夕焼けを眺めたことを思い出していた。
傍らにいたのはヒロだった。そんなことを一瞬だけ思い出した。
日は徐々に傾いていった。影は長くなり、少し肌寒くなってきた。
―そう言えば、上着も着ずに飛び出して着たんだっけ…
とてもじゃないが、ひだまり荘に戻れる気分にはなれなかった。
とはいえ、どこへ行く当てもなかった。
ポケットを探したが財布も携帯電話も何もかも部屋に置いて来たことに気づいた。
―ふぅっ…
沙英は屋上のフェンスにもたれかかり、ため息を一つついた。
―あんなときにあんな風に言うヒロが悪いんだ…
ひだまり荘を飛び出していく前、一瞬だけ見えたヒロの瞳を思い出した。
とても悲しそうな、寂しそうな瞳だった。
あんなヒロは見たことなかった。
―悪いのはヒロじゃない。すべて私だ。
非は全面的に自分にある。もちろん沙英はわかっていた。
―でも、ヒロだって…
昨日から寝不足で体調が悪かった。
編集さんからあれこれ言われて気が沈んでいた。
うまく筆が乗らなかった。
理由ならいくつでも上げられそうだった。
そんな気分の時、ヒロにあれこれ小言を言われたのでカチンときてしまったのだ。
そして勢い余って、沙英は何も考えず部屋を飛び出していった。
843 :
夏目×沙英2:2010/03/14(日) 10:22:23 ID:h/sCmPTF
―どうしよう…
沙英は暮れていく町並みを眺めながら途方に暮れていた。
「あーら、沙英。今日は奥さんと一緒じゃないの?」
いきなり自分を呼ぶ声に振り向いた。
そこに立っていたのは、隣のクラスの夏目だった。
制服を着て鞄を肩から提げているところを見ると学校帰りのようだった。
沙英は何も応えず、一つため息をついた。
「ど、どうしたのよ、調子狂っちゃうじゃない…」
「…」
「な、何よ、む、無視!?」
「…けんか…したんだ…」
沙英はうつむいて、つぶやくように言った。
「め、珍しいわね、夫婦げんかなんて。犬も食わないって奴ね。」
「うん、そうだね。」
沙英はまた一つため息をついた。
「どうしたらいいかわからないんだ…」
「そんなの簡単じゃない。素直にごめんなさいって謝ればすむことじゃない。」
プイと横を向いて夏目は言った。
―なんで私が沙英とヒロの間のことを心配しないといけないのよ
夏目はそう思った。
「…うん、そうなんだけど…」
煮え切らない態度だった。
「しっかりしなさいよ!」
「ありがとう…」
「べ、別にただ元気じゃない沙英が見たくないからだけなんだからね!」
夏目は頬を赤く染めながら言った。
844 :
夏目×沙英2:2010/03/14(日) 10:22:49 ID:h/sCmPTF
「ねえ、夏目…お願いがあるんだけど…」
「な、何!?」
「急で悪いんだけど、今日、夏目の家に泊めてもらえないかな…?」
「な、何よ急に!?う、家に泊まるって…」
「悪いかなぁ?いや、悪かったら良いんだ…他あたるから…」
「ちょ、ちょっと待って、い、いろいろと準備が…」
夏目は一つ深呼吸して小声で付け加えた。
「心の準備も…」
夏目は学生鞄から携帯電話を取りだし、電話をかけ始めた。
「ちょっと、待っててお母さんに聞いてみる…」
「ありがとう…」
携帯電話の呼び出し音が鳴る。
そういって再び沙英はフェンスにもたれて夕焼けの空を眺めていた。
夏目はその背中をじっと見つめていた。
その背中は寂しげだった。
今すぐ後ろから抱きしめてしまいたい、そんな衝動に駆られたが、
その一歩を踏み出すことは出来なかった。
何度かの会話のやりとりの内、夏目は「じゃあお願い」と言って電話を切った。
「大丈夫だって」
「良かった。」
「お父さんは単身赴任で家にいないんで、お母さんだけだから気兼ねしなくて良いわよ。」
「ありがとう。」
「べ、別に感謝されるほどのことじゃないわよ。時々友達も泊まりに来たりするから、特別なことじゃないんだからね!」
「夏目って意外と優しいんだね」
「そ、そんなことないわよ。もうすぐ快速電車が来るから早く行きましょ」
「ところで、なんで夏目はこんなところにいたの?」
「ちょっと、課題で煮詰まったからよ。ここから見る景色が好きなの。ただそれだけよ。」
「そうなんだ。私も。」
「そ、そう、奇遇ね」
お互い笑いあった。
ここで会ってからはじめてみせる笑顔だった。
夏目にはとてもまぶしく感じられた。
・ ・ ・
845 :
夏目×沙英4:2010/03/14(日) 10:23:18 ID:h/sCmPTF
夏目の家は駅から電車で一時間近くかかった。
「夏目も毎日大変だね。」
「まあね、まださらに駅から家までさらに自転車で10分かかるから」
下車駅に着く頃にはもうラッシュアワーだった。
家路に急ぐサラリーマンらでごった返していた。
「ごめん、電車賃まで借りちゃって。」
「いいわよ、あとでちゃんと返してくれれば。」
駐輪場に向かうと夏目は自転車を引いてきた。
「さあ、行きましょ。」
「ねえ、夏目。後ろに乗って良いかな?」
「え?!後ろ?!べ、別に構わないわよ。」
沙英は夏目の自転車の荷台に横座りに座った。
「重くないかなぁ?」
沙英はちょっと照れながら言った。
「だ、大丈夫よ。ちゃんとつかまって。」
沙英が夏目の体に腕をまわした。
何気なく言ったつもりが大変なことになっていることに気づいた。
沙英の体が自分の体に密着している。
沙英のぬくもりが制服を通して直接伝わってくる。
夏目は、自分の心臓の鼓動が聞かれないか気になってしまった。
ペダルの重さと興奮で心臓を高鳴らせながら夏目は夕闇の町を自転車でこいでいった。
・ ・ ・
846 :
夏目×沙英5:2010/03/14(日) 10:23:49 ID:h/sCmPTF
夏目の家は住宅街の一軒家だった。
「ただいま」
玄関を開けると一目で夏目の母とわかる女性がが出てきた。
「お帰り。この娘が沙英さんね。いつも家の娘がお世話になっています。
いつも、学校から帰ると沙英さんの話ばかりなのよ。」
「お母さん、余計なこと言わないで!!」
沙英は親子の会話って良いな、と思いながらそのやりとりを聞いていた。
夕飯はクリームシチューだった。沙英が来るというので慌てて作ったと言うが、
とてもおいしかった。
食事が終わり、お茶を飲んでいると、夏目の母が言った。
「沙英さん、パジャマサイズが合うかわからないけど、お風呂はいかが?」
「あ、はい、いただきます。」
沙英は進められるままに風呂に入った。
風呂から上がると、おろしたてのパジャマと下着が用意してあった。
「明日の朝までに洗濯しておくから洗濯機に入れといてね」
夏目の母はそういった。
風呂場から出ると、夏目が待っていた。
沙英は買い置きしてあったピンクのパジャマを着ていた。
袖や裾にフリルのあるパジャマは沙英にはあまり似合わないものだった。
「私もお風呂入っちゃうから私の部屋で待ってて。」
夏目につれられて、夏目の私室に入っていった。
ドアを開け、夏目の部屋に二人は入っていった。
沙英は部屋の中を見渡した。
割と大きめの液晶ディスプレイのパソコン一式。
レーザープリンターとカラープリンタ(複合機)。
―へえ、夏目ってパソコンやるんだ。
そういえば、選択は情報だったもんね。
「じゃあ適当に雑誌でも読んでいて。」
夏目に言われあたりを見渡すと「月刊きらら」のバックナンバーがかなり古い号まで並んでいた。
沙英は夏目が部屋を出ると雑誌とは別のものに目を向けた。
スケジュールのびっしり書き込まれたカレンダーだった。
・ ・ ・
847 :
夏目×沙英6:2010/03/14(日) 10:24:29 ID:h/sCmPTF
夏目は着ているものを脱ぐと風呂に入った。
風呂場はほんのりと沙英の匂いがした。
夏目は思わず深呼吸してしまった。
「何やってるんだろう、私、これじゃあ変態だわ」
夏目は湯船の中で頭を抱えた。
「どうしよう、どうしよう…」
夏目は湯船の中で頭を抱えていた。
自分の家に沙英が泊まりに来るなんてシチュエーションは想像すらしたことがなかった。
―寝るのは私の部屋よね
沙英と一緒の部屋で寝るの?!
「どうしよう、どうしよう…」
夏目は湯船の中でひたすら頭を抱えていた。
いい加減のぼせそうになったので仕方なく風呂から上がった。
―万が一。万が一の時のためよ。
夏目はおろしたてのレースのかわいい薄いブルーのパンツを履いた。
・ ・ ・
848 :
夏目×沙英7:2010/03/14(日) 10:24:55 ID:h/sCmPTF
しばらくすると、夏目は薄いブルーのパジャマ姿で戻ってきた。
沙英の着ているものと色違いでおそろいのパジャマだった。
「髪ほどいている夏目、はじめて見たよ。そっちもかわいいね。」
「が、学校じゃ、め、面倒くさいから縛っているだけよ。」
夏目は湯上がりのせいか、頬を紅潮させて答えた。
かわいいといきなり言われて夏目はうれしさで天にも舞い上がる気分になった。
「ところで、夏目、冬のコミフェスに参加するんだ。」
沙英が毎年夏と冬に開催される同人誌即売会の『コミック・フェスティバル』について唐突に訊ねた。
いきなり、知られたくない秘密を知られ夏目は急転直下、地面にたたきつけられた気分になった。
「な、何言ってるの、私がそんなオタクなイベントに参加するわけないでしょ!」
「そういう割にはよく知ってるね」
「ちょっと聞いたことあるだけよ!」
「ふふーん、そうかねチョコ山君。そんなことでは私の目はごまかせないよ。
このカレンダーが何よりの証拠。
ここに書かれた、『入稿日』とか『印刷所』との『打ち合わせ』とかの文字。
そして決め手は、赤丸のつけられた『コミックフェスティバル』のスケジュール!」
いきなり証拠を突きつけられた夏目は顔を真っ赤にした。
「た、ただ中学の時からの友達のつきあいで編集みたいなことしているだけよ。」
それは本当だった。夏目は中学時代から仲間と同人活動を続けていた。
「なんだ、夏目は自分では書いたりしないの?」
夏目は耳まで真っ赤にしてうつむいて言った。
「だ、だって恥ずかしいじゃない…」
「同人誌出す時点で十分恥ずかしさは乗り越えられているんじゃないの?」
「そ、それとこれとは違うの!!」
風呂から上がったばかりなのに嫌な汗をかいていた。
夏目は何の話題を切り出そうかと思ったが、沙英の方から話を切り出した。
「『橘文研究序論』って書いた人も友達?」
「えっ?!」
夏目は自分の心臓が一瞬完全に停止したかと思った。
「勝手に読んじゃってごめん。ちょっと興味があったから。」
「べ、べ、べ、別にわ、わ、わ、私が書いたんじゃないから、ど、ど、ど、どうぞご勝手に!」
夏目は完全に動揺しきっていた。
自分では何も書いていないといっておきながら、『橘文研究序論』は夏目自身が書いたものだったから当たり前だった。
「なかなかおもしろかったよ。本が出来たらぜひ私にも分けてね。ちゃんとお金は払うから。」
「い、良いわよ、お金なんて。どうせ売れ残る本なんだから。」
「そんな風に思って本を作っちゃダメだと思うよ」
「…そうよね…うん、そうよね!」
沙英の言葉に元気づけられて夏目は一瞬のうちに明るくなった。
「沙英、ごめん、返信出さなきゃいけないメールがあると思うからからしばらく待ってて。」
そういって夏目はパソコンに向かった。
「編集さんは忙しいんだね。」
「そ、そうよ、悪かったわね。」
―私、どうしてこう、憎まれ口をたたいてしまうんだろう。
夏目はディスプレイに向かいながら思った。
「ねえ、夏目。この同人誌のバックナンバーはあるの?『Vol.6』って書いてあるから」
「あ、あるわよ。」
本棚の割と目立つ位置に置いてある冊子を何冊か取ると夏目に渡した。
「夏目はなんて名前で書いてるの?」
「編集者は黒子なの、名前はいらないの!」
キーボードをカタカタ鳴らしながら答えた。
「ふーん、そうかぁ…」
沙英は夏目の作った同人誌を読みふけっていた。
夏目は背後の沙英の様子が気になったがやることがたくさんあるので作業に集中していた。
・ ・ ・
849 :
夏目×沙英8:2010/03/14(日) 10:25:24 ID:h/sCmPTF
気がつくともう夜も遅くなっていた。
「そろそろ寝よっか。」
沙英が言った。
「ね、寝るって?!そうね、寝ないとね。」
一瞬、とんでもない勘違いをして夏目は一人赤面した。
夏目の母がやってきて来客用の布団を部屋の床に敷いた。
「じゃあ、お休みなさいね。」
夏目の母はそういって出て行った。
夏目は自分のベッドに、沙英はフロアに敷いた来客用の布団で寝ることになった。
「電気消すわよ」
そういって夏目が電気を消すとしばらくの間沈黙が流れた。
夏目は自分の鼓動が沙英に聞かれるんじゃないかと気が気でなかった。
「夏目、そっち行っていい?」
突然沙英が言った。
初め、沙英が何を行っているか理解できなかった。
しかし、すぐに事態を理解すると慌てて答えた。
「ベ、ベッドの方が良いのかしら?じゃあ変わるわ」
「夏目、そうじゃなくて…」
沙英は布団から立ち上がると、夏目の寝ているベッドに潜り込んだ。
「…ちょ、ちょっと、沙英…」
突然の積極的な行動に夏目は動揺する。
「夏目、暖かい」
夏目は沙英に抱きすくめられる。
沙英の手が、ゆっくりと夏目の体をなで回す。
そして、夏目の形の良い乳房をまさぐる。
もう片方一方の手を両足の間の太ももに忍び込ませる。
「さ、沙英、お願い…」
「どうしたの、夏目?」
「わ、私、こういうのはじめてなの…だから」
「わかったよ、夏目。」
沙英は夏目の両頬に手を添えると口づけをした。
唇を交えるだけでなく沙英は舌を忍び込ませていった。
夏目は最初戸惑ったが、沙英にすべてゆだねることにした。
はじめて味わう甘美な感触だった。
―これが本当のキス…
身も心もとろけていきそうだった。
850 :
夏目×沙英9:2010/03/14(日) 10:26:05 ID:h/sCmPTF
「これでいい?」
沙英が訊ねる。
夏目はこくりとうなずく。
「沙英こそ、こんなことして良いの?」
「知ってるよ、夏目、私のことずっと見ていたってこと…
本当はもっと早くこうしたかった…」
「沙英!私、沙英のこと好き!」
「私もだよ。」
それを合図に遠慮がちだった沙英の手が、積極的に動き出す。
夏目の胸のボタンを片手で一つずつ外していく。
ブラジャーをしていない夏目の乳房に直接触れてくる。
もう一方の手はパジャマのズボンのゴムを越えてパンツに触れる。
「だ、だめ…パンツ汚れちゃう…」
「もう?」
「だ、だって…」
「わかったよ」
そういって、沙英は夏目のパジャマを脱がしはじめた。
パジャマを脱がすと、パンツのゴムに手を掛ける。
「待って、お願い、沙英も脱いで…」
「わかったよ、じゃあ待って」
沙英はあっという間にパンツだけはいた姿になった。
「これでいい?」
夏目はこくりとうなずく。
まず、沙英は夏目の形の良い乳房を責め立てた。
片方の乳首を口に含み舌で転がし、甘噛みした。
もう片方の乳房を手で揉みしだき、
夏目は大きな声を上げないように口を押さえている。
もう片方の手はシーツのはしををきつく握りしめている。
そんな夏目をじらすように、さいなむように沙英は愛撫を重ねていく。
はじめて他人に肌を許す夏目にとって、ただ沙英のなすがままに身をゆだねるしかなかった。
沙英の唇が乳首を離れ、ゆっくりと下へ降りていく。
みぞおちを通り、へそをくすぐり、夏目の柔らかな茂みの部分にまで達する。
「さ、沙英、そんなところ汚いわよ…」
「夏目に汚い部分なんてないよ。大丈夫、足を広げて。」
夏目は恥ずかしさのあまり、両手で顔を覆いながらも、沙英に命じられるままゆっくりと足を開いていく。
「夏目のここ、もうこんなあふれている…」
沙英は夏目の秘部に直接口をつけていった。
夏目の敏感な部分を直接舐め、流す愛液をすすり、飲み込んでいった。
「…だめ…沙英…だめ…いっちゃう…いっちゃう!!」
沙英の方をつかんでいた夏目の手の力が一瞬強くなると、次の瞬間、脱力していった。
夏目は体のすべての力が抜けたようにベッドに横たわっていた。
時折、太ももの内側がけいれんを起こしたようにしばし震えていた。
夏目はぐったりと体をベッドに横たえて快楽の余韻に浸っていた。
目には歓喜の涙があふれていた。
沙英はそっと夏目の瞳にくちづけると涙をすすっていった。
「夏目、今度は四つん這いになって。」
「沙英、だめ、まだ足腰がいうこと聞かないの…」
「早く!」
沙英に急かされ、まだ力の入らない足腰で四つん這いになった。
ともすると崩れ落ちそうになるのを必死でこらえた。
沙英が、夏目の下ろした髪をかき分け耳を露わにする。
耳たぶを甘噛みして、ささやくように言う。
「夏目、かわいいよ」
沙英の舌がゆっくりと首筋を這う。
「あっ…」
思わず声を上げてしまい、慌てて口をふさぐ。
片手と、まだ力の入らない両足で体を支えなければならないので苦しい体勢だった。
沙英はそれには構わず、むしろその様子を楽しむように愛撫を加えていく。
唇が、首筋から背筋に掛けてなでていく。
そのたび、夏目の体に緊張が走るのがわかる。
そして、少女らしい丸みを帯びたヒップを通り、再び秘部へと唇を進める。
突然、沙英の動きが止まる。
「夏目、私のもして」
そういって、四つん這いの体勢の夏目の体の下に、自分の体を滑り込ませ、
シックスナインの体勢に持って行った。
夏目の目前には沙英の秘部があった。
柔らかな茂みに覆われたそこはじっとりと濡れそぼっていた。
「夏目、私にもして…」
夏目は答えの代わりに沙英の秘部に唇をよせていった。
そして、お互いが絶頂に達するまで時間はかからなかった。
それから、何度も体位を変えお互いを愛撫しあった。
何度も絶頂を迎えた。
最初はぎこちなかった夏目の動きも徐々に慣れたものになっていった。
やがて、何度目かの絶頂で、夏目は沙英の腕の中で意識を失っていった。
・ ・ ・
夏目が目を覚ましたのはちょうど夜明け前だった。
朝を告げる鳥の声と、新聞配達のバイクの音と、隣で寝ている沙英の安らかな寝息だけが聞こえた。
登り始めた太陽が夏目の顔を照らす。
夏目は昨夜のことを思い出して顔を赤面させる。
―本当にあったことなのだろうか?
夢ではなかったのだろうか?
夏目は一瞬不安になった。
でも、沙英の暖かさ、柔らかい感触、熱い指先、甘い吐息。
すべてが夢だったとはとても思えなかった。
あちこちで筋肉痛がする。相当無理したのだから仕方がない。
思い出しただけで、体の奥がうずく。
―私と沙英はこの先どうなるんだろう…?
考えても無駄のような気がした。
ただ、この先も変わらないだろうという予感だけがした。
―まあ、それも良いかな
夏目は微笑むと、まだ眠っている沙英の頬に軽く口づけをした。
すると沙英はゆっくりと目を覚ました。
夏目の顔を見ると、頬にキスとして言った。
「おはよう、夏目。体、大丈夫」
「大丈夫なわけないでしょ!あちこち痛いわよ!
それより、今日はちゃんと学校に行ってみんなに謝りなさいよ!」
「はいはい」
適当に相づちを打ったが、まだ夏目が何か言いたそうなのでその唇を
自らの唇でふさいだ。
〜 〜 〜 エピローグ 〜 〜 〜
「ふぅ…」
沙英はキーボードから手を離しため息をつく。
執筆中の連載小説がどうにも煮詰まっていた。
気分を変えようと、机の一番見やすい位置に置いてある写真立てを取って見つめる。
やまぶき高校を卒業したときにひだまり荘の前で撮った写真だった。
自分とヒロ、一年下のゆのに宮子のコンビと二年下の乃莉となずなのコンビのやまぶき荘の住人6人、
そして大家さん、なぜか吉野屋先生と夏目が写っている。
「あれから10年経ったんだ…」
沙英はつぶやいてみる。
沙英は大学を出ると小説の執筆に専念することになった。
最近はそれなり売れてきて、読み切りの短編だけでなく連載小説も持つようになった。
その連載小説の人気が出てコミック化され、最近になってアニメ化の話まで出て、
あれよあれよという間に人気作家になってしまった。
そうしたわけで、最近執筆活動以外の仕事の時間が増えてきており、沙英は慢性的に寝不足になっていた。
「沙英、編集さんから電話よ」
相変わらずの甘い声が響いてきた。ヒロだった。
電話の子機を持って、隣の部屋からやってきた。
高校を卒業すると二人はアパートを借りて同棲するようになり、今では沙英の原稿料で買ったマンションで二人、暮らしている。
そこでヒロは「橘文」の専属アシスタントとして働いている。
電話は、執筆の邪魔にならないように隣の部屋でヒロが出ることになっている。
「午後には書き上がるって言っておいて」
沙英はぶっきらぼうに答えた。
原稿の締め切りは昨日の夕方だった。しかし、締め切りのあとにはまだ本当の締め切りがある。
まだそれには十分間に合う計算だった。
―なんで今頃電話してきたんだろう?
「それがね、ダメなの。」
ヒロが答える。
「どうして?まだ間に合うでしょ?」
「もう、マンションの玄関まで来てるって言うの。」
「ええっ!?」
「じゃあ、ヒロ、ごめん、コーヒー淹れておいて。」
「はいはい。」
そう答えるとヒロはキッチンに向かった。
しばらくすると玄関のチャイムが鳴った。
ヒロは玄関に向かった。
「いらっしゃい。原稿はもうすぐ出来るからコーヒーでも飲んで待っていてください。」
ヒロが編集者の応対をしていると沙英が執筆に使っている部屋から出てきた。
玄関に立っているのは、沙英にとっては高校からの腐れ縁となっている夏目だった。
高校時代、隣のクラスで何かと突っかかってくるので気にはなっていた。
それが、ちょっとしたきっかけで自分のことを好きだと言うことがわかって、ヒロに隠れてつきあったりしたことがあった。
むろんそのたびにヒロにばれてはひどい目にあったが。
夏目は大学卒業後、「月刊きらら」の出版社に入り、とうとう橘文こと沙英の担当者となっていたのだった。
「夏目、どうしたの?まだ、締め切り何とかなるでしょ?」
「わ、わかってるわよ、べ、別に原稿の催促のためだけにわざわざ来たわけじゃないのよ。
ちょっと良いニュースがあって…」
「何々?」
「はい、編集さん」
「ありがとう」
そういってヒロはテーブルに座った夏目にコーヒーを出す。
ヒロは夏目のことを決して名前で呼ばない。あくまで沙英の担当の編集者としての態度しか取ろうとしない。
あくまでも仕事上のつきあいといった態度を装っている。
むろん、それは嫉妬に他ならない。
沙英とヒロの間にしか通じない部分があるように、沙英と夏目の間にしか通じない部分があることを、
理解はしていないが、感覚的にわかっているのだった。それは女の感ともいえる。
これには沙英も困惑している。
まあ、その責任は二人を両天秤にかけたまま放置してきた自分にあるのはわかりきっているのだが。
夏目はアニメ版の主題歌が沙英の好きなバンドの「エレウォン」に決まったこと、ヴォーカルの上野が
橘文のファンでぜひ会いたいといっている、といったことを報告した。
ヒロを放って置いて二人で話に夢中になっている二人、その間にヒロは入り込めなかった。
目を輝かせて喜んでいる沙英に対し、少し複雑な気持ちのヒロは少し頬をふくらませて見せた。
仕事での結びつきでは、残念ながら夏目にはかなわないのだ。
「それより先生、原稿の方はどうなんですか?」
夏目は思い出したように言った。
「もうちょっと待ってよ今日の夕方には上がるから」
「さもないと、旅館に缶詰よ。昔から締め切り前の作家と編集者は旅館に缶詰って決まってるんだからね!」
「だめーっ!!そんなの絶対だめーっ!!」
ヒロが割ってはいる。
「私に言ったってしょうがないでしょ。橘先生にお願いしてよ。」
「沙英、絶対に終わらせてね。じゃないと夕飯抜きだからね!」
十年前よりも一回り、いろんな意味で強くなったヒロはそういって沙英を急かすのだった。
「私からもお願いしますよ、先生。私としては沙英と旅館が良いんだけどね。」
にらみあったヒロと夏目の間には今にも火花が飛び散りそうだった。
「やれやれ」
沙英はとぼけて見せた。
この関係は当分続きそうだった。
〜 〜 〜 おしまい 〜 〜 〜
SSも新スレもGJ!
>>841 乙
沙英さんならハーレムも許せると思ってたが
どっちつかずなのは流石に沙英さんでもちょっとムカつくもんだなw
GJ
あなたが神ですか…
埋めついでに
>>830の続きを書いてみたよ!
実は
>>803の続きもあるんだけど、投稿するのはこっちが埋まってからの方がいいよね?
沙英先輩が怒っている理由が、私には分かりませんでした。
たしかに、少し男の子から優しくしてもらったりはしていますが、でも……。
「なずなは今日から私の奴隷だから。いいよね?」
沙英先輩の宣言で、私の思考は遮られました。
「そ、そんな……!」
「嫌だとは言わせないからね」
「……」
「まずは服従の誓いからだよね。
丁度しゃがみこんでることだし、足にキスしなさい」
そんな屈辱的な命令をされ、しかし拒もうにも、拒んだらそのまま蹴られそうな勢いです。
私は本心には逆らい、沙英先輩の足に唇を重ねました。
「そう。それでいいんだよ。これでなずなは私の奴隷だよ。分かった?」
「分かり…ました」
「それと、私のことは沙英様って呼びなさい」
「分かりました、沙英様……ぐすっ……」
「嬉しくてまた泣いちゃったの?」
「はい…そうです…ぅ……すごく…嬉しいです……ぐすっ…」
もちろんそんな訳はありません。
しかし、ここで否定すれば力ずくでも肯定させられるでしょう。
「でも奴隷が主人の足を涙で汚しちゃうのは頂けないね」
沙英先輩が次にするべきことを目で命令しています。
私は再び先輩の足に口を近づけ、舌で涙を舐め取りました。
「さすがだよ。よくできた奴隷だね。ゆのの時はこうは行かなかったよ」
ああ、ゆの先輩もだったんですね……。
>>841 GJ!!
電車の中でエピローグに噴いた。
卒業しても、ヒロ:本妻、夏目:愛人の関係続けているのが沙英さんらしい。
夏目が同人女という設定も実際にありそうでワラタ。
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夏目は実際のところ選択授業は何を選んだんだろう?
おそらくクラス合同だろうから、あらゆる情報網を使って沙英と同じ科目を選びそうな気がする。
そして、沙英の気まぐれで同じクラスにはなれないというオチ。
いやいや夏目さんは沙英さんが橘文だと知ってるんだから選択はほぼ確実に平面だと予想できるハズだ
むしろ合同授業だと認識しておらず……の可能性の方が高そう
865 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 12:55:00 ID:koy32ztF
ひだまり荘過去封印します!!
〜スレ終了〜
封印した過去をデスクトップに無造作に放置してあるなんて、開けてくださいといっているようなものだと思う。
たぶん、なずなに仕掛けた罠。
867 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 15:27:41 ID:QATlnwDG
こんにちは
ゆの×幼なじみで書いてみました
初心者なので下手だと思いますがよろしくお願いします。
868 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 16:00:13 ID:QATlnwDG
ゆの「私、アラタ君のこと忘れないよ・・・絶対また会おうね約束だよ」
少女の声がこだまする・・・あれ名前なんだっけ・・・
「ピピピピッピピピピッピピピピッ」「ガチャ」目覚ましを止めて重い頭を上げる
アラタ「・・・夢か・・・何か懐かしいような気がする・・・でも誰だろう??」
記憶であろう夢から覚めぼんやりした頭のまま時計を見る
アラタ「もうこんな時間か・・・学校行くか・・・」
今日もまたいつもと変わらない一日が始まった
4月23日「突然の再会」
アラタ「ふぅ〜学校終わった〜」
とつぶやきながら家路を急ぐ
アラタ「ただいま・・・って誰もいないか」
やまぶき高校2年普通科「アラタ」父は単身赴任、母は5年前に他界、妹もいるが音楽科のある高校に進学のため一人暮らし
アラタ「まさか一人暮らしになるとは・・・」
少々嬉顔になりながら家に入ると
アラタ「宅急便きてる・・・おばあちゃんからだ・・・」
どうやら田舎の祖母からの小包のようだ
アラタ「あ、手紙も入ってる」
とりあえず読んでみるが、内容が俺宛では無いことに気付く
アラタ「これ紗英姉(さえねぇ)宛じゃん」
紗英とは従姉で5年前に会ったきりだった。
アラタ「住所近いな・・・ひだまり荘じゃん!!」
美術科の変わり者が集ることで有名なアパート普通科のアラタでも噂を耳にすることがある
アラタ「届けに行きますか・・・」
こうして久々に紗英に会いに行くことになった。
869 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 16:57:38 ID:QATlnwDG
自転車をこぐこと5分、「ひだまり荘」に到着した。
アラタ「えーと102、102は・・・ここか!!」
チャイムを鳴らそうとしたその時!!
宮子「こらーまてー私の魚返せー!!」 と屋根から声がした。
紗英「宮子!!何騒いでんの!!」 と反対側から紗英姉の声がした
アラタ「庭の方か!!」 急いで向かう、その間にも
ヒロ「宮ちゃん、紗英、どうしたの??」
乃梨「どうしたんですか先輩達!!」
なずな「な、何の騒ぎですか!!!!」 この声には聞き覚えがあった。
アラタ「紗英姉いた!!」紗英を見つけて懐かしく思った時、上からさらに懐かしい声が聞こえた
ゆの「宮ちゃん!!危ないよ〜うわぁ!!」 ベランダから屋根を見ていたゆのの顔に猫が飛び乗った
ゆの「うわぁ!!」さらに手すりの上に座って居たのかベランダから落ちてくる
アラタ「危ない!!」とっさに落下地点に入りゆのをキャッチした
ヒロ「きゃっっ!!!」目を閉じるヒロ
宮子「ゆのっち!!!」と慌てて下を見る宮子
乃梨「ゆの先輩!!!」慌てて庭に出る乃梨
なずな「ゆの先輩!!」バタンッ 部屋から外へ出て庭に向かうなずな
紗英「ゆのっ!!ってアラタ!?」落ちてくるゆのに向かって走るアラタを見て叫ぶ紗英
バサッッ・・・・
アラタ「キャッチ成功・・・危なかったな〜君・・・って!!」 ゆのの顔を見た時突然、昨日見た夢を再び思い出したしかも鮮明な記憶として
ゆの「ありがとうございます。・・・って・・・えぇーーー!!」 ゆのもアラタの顔をみてアラタのことを思い出したらしい
ゆの「アラタ君!!」
アラタ「ゆのちゃん!!」
二人の声がこだました
10年前父の転勤で引っ越すまで住んでいた静岡の町でいつも一緒に遊んでいた
その幼なじみだったのだ。 しかも、俺は今その幼なじみをお姫様抱っこしている
宮子「だいじょぶゆのっち!!ってありゃ??」
紗英「アラタナイス!!」
ヒロ「ゆのさん・・・あら??誰かしら??」
乃梨「ゆの先輩!!・・・と誰??」
なずな「ゆの先輩大丈夫ですか〜??・・・アラタ先輩!!」
紗英となずな以外は驚きと?という表情を浮かべている
ゆの「アラタ君お久しぶり!!」 と笑顔で笑うゆの
アラタ「あ、あぁ久しぶりゆのちゃん」 と少し戸惑いながら答える。
ゆの「あっ・・・もう降ろしてくれていいよ」
アラタ「あっ・・・わかった」 ゆっくりゆのを降ろす
アラタ「えっと・・・」ここにきて自分の目的を思い出す。
アラタ「あっ、紗英姉ばあちゃんからの手紙」紗英に向けて手紙を出す。
紗英「あぁ、ありがとね・・・」 沈黙が流れる・・・
無理もないいきなり男子禁制のひだまり荘に 歳がさほど変わらない男子が現れたのだから。
紗英「とりあえず上がっていきな」 と沈黙を破る紗英
アラタ「お邪魔します・・・」 みんなとりあえず紗英の部屋に入る。
870 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 17:29:52 ID:QATlnwDG
紗英「とりあえず改めて私の従弟のアラタ」
アラタ「こんにちわ従姉の紗英姉(さえねぇ)がお世話になってます」
紗英「あんたやまぶきの普通科だったんだね」そういえば紗英姉には高校に受かったことしか言ってなかった
アラタ「ばあちゃんから聞いてなかったんだ」まあ従弟の進学先を気にする方が珍しい
ヒロ「ってことは美術科なの??」
アラタ「普通科です、家から近かったんで」徒歩10分圏内我ながら良いとこ選んだと密かに思う
乃梨「じゃあ、なずなと同じ中学だったんですね」
アラタ・なずな「えっっ!!」確かにそうだが・・・
アラタ「なんで分かったの!?」
乃梨「だってさっき、なずなが「アラタ先輩」って言ってたから」確かに言ってたような・・・
宮子「でももっと凄いのは、ゆのっちの幼なじみだってことでしょ」にまにまと元気過ぎる笑顔で宮子が言う
ゆの「んもぅ宮ちゃん!!」赤くなりながらゆのが叫ぶ。
アラタ「確かにびっくりしたよゆのちゃんがやまぶきに居るなんて」同じ学年だがクラスも違いましてや普通科と美術科で交流はほとんど無い
ヒロ「ふふふっでも幼なじみに偶然の再会しかも助けられてお姫様抱っこ・・・まるで小説みたいね」とゆのに悪戯な視線で話すヒロ
ゆの・アラタ「ヒロさん!!!!」二人とも顔を真っ赤にする。
宮子・なずな・ヒロ・乃梨・紗英「はははははっ」と一斉に笑うそれからまた少し雑談していた
アラタ「あっ・・・」時計を見ると6時
アラタ「そろそろ帰ります、お邪魔しました」
ヒロ「あら、もうこんな時間・・・私たちも帰りましょう」
なずな・宮子・乃梨「はーい」
ゆの「・・・・」
とそれぞれの帰路につく
871 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 17:32:05 ID:QATlnwDG
訂正
紗英「やまぶきの普通科だったんだね」・・・×
紗英「やまぶき生だったんだね」・・・○
872 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 17:59:50 ID:QATlnwDG
アラタ「何か新しい出会いって感じだな〜」と凄い一日だと振り返り、自転車に乗ろうとした時
ゆの「アラタ君!!!」とゆのが声をかけてきた
アラタ「ん?・・・どうしたのゆのちゃん??」少し意表を突かれ声が裏返る
ゆの「・・・ぷっ」それに気づき笑うゆの
アラタ「笑うなよ・・・で何??」少し怒り気味に聞く
ゆの「あっ、ごめん・・・あの〜」少しもじもじしながら話すゆの
アラタ〔そういえば昔からこんな感じだっけ〕と心の中で思う
ゆの「メルアド交換しよう!!」少し大きい位の声でゆのが言う
アラタ「いいよ」少し優し目の口調で言う
ゆの「ふぇ??」少し驚きながら聞き返す
アラタ「そんな緊張しながら聞かなくてもいいだろ、幼なじみなんだし」と心で思いながらアドレスを送信する
アラタ「よし!!送信完了っとじゃな」
ゆの「あっ、うんじゃあね」と二人ともそれぞれの帰路につく
アラタ「あだいま〜っと」家に帰り夕食を作っていると
アラタ「ゆのちゃんからメールだ何だろ??」とケータイを開く
ゆの
4/23 18:45
久しぶりに会えて嬉しかったよ。
明日は休みだしまたきてくれる??
ここ10年アラタくんがどうしてたか聞きたいから10時にきてね約束だよ
アラタ「約束って一方的だな」とは言え明日は予定はなく「一日中ごろごろするよりはまし」と思い
「了解」と短い文で返事を返した。
アラタ「何か友達が読んでる小説みたいだ」と一人思いふけいつの間にか寝てしまった。
873 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 18:23:21 ID:QATlnwDG
一方ひだまり荘では
宮子「ゆのっち〜ご飯食べよう」宮子がドアを鳴らす
ゆの「は〜い宮ちゃん、一緒にたべよ〜」とドアを開ける
そして二人でご飯を食べながら話していると
宮子「ねぇゆのっち〜」
ゆの「なに〜」
宮子「アラタ君ってさ〜」その言葉にゆのの箸が止まる
ゆの「アラタ君がどうしたの」明かに動揺するゆのを見て
宮子「うんうん、やっぱりなんでもない」なんでもないと言う顔をする宮子
ゆの「えっ・・気になるよ〜も〜宮ちゃんの意地悪」と宮子を叩きながら言うゆの
宮子はわざと聞かなかったと言うよりゆのの態度で答えは分かったためこれ以上の追求はやめた
以前ゆのの部屋を物色したときに、引き出しの奥に入っていたラブレターまだ覚えたての平仮名で
書かれたそれの最後には「あらたくんへ」と書いてあったからだ
その夜
ゆの「アラタ君、アラタ君」ゆのは何度も彼の名前を呟いたまるで呪文のように
ゆの「七夕のお願い一つ叶っちゃった」それは10年間願い続けた「幼なじみとの再会」
ゆの「今年はもう一個の方をかなえてくれるかな・・・まだ4月だけど」それは「再会」と共に願い続けた「初恋の成功」である。
〜第一部・・・完〜
>・常時sage進行。時たまage。
あとリアルタイム投下自重
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