【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ5

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539名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 09:40:09 ID:QgVk+Gjx
はい。
540名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 10:39:14 ID:lrE8b24Z
>>536
ふたなりエロってたいがいエロシーンではすでにギンギンだから
女の子が女の子の裸を見て勃起するシーンって意外にレアなんだよね'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
541名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:44:44 ID:4cFRF6dP
 手直ししてて遅くなりましたが、続きです。


 フィオナの部屋の檻で、フレアは不機嫌に座り込んでいた。
 その目の前には、全裸に剥かれたレネットが佇み、フィオナの視線を浴びている。
 最初に一度出させた後は、触れるでなく、嘲るでなく、ただにこにこと少女の体を眺め渡している。
「ふふ、また大きくなってきましたね」
「だ、だって、学長先生が・・・」
 レネットの声が戸惑っている。うろたえた視線があちこちを泳ぎ、困惑の果てに下を向く。
 そこでは固くなった自分のものがびくびくと脈打ち、少女の目元を紅に染めた。
「恥ずかしくないですよ。遠慮しないで、こちらを向きなさい」
 穏やかに語りかけながら、椅子から立ち上がる。
 豊かな胸がたわわに揺れ、淑やかな茂みが顕になった。
 成熟した肉体を惜しげもなく見せ付けたフィオナの姿を、レネットは正視できずにいる。
「見てもいいの。触ってもいいの。ほら、柔らかいでしょう?」
 目の前に立ち、レネットの手を持つと、小さな掌を胸にあてがう。
 未発達の自分とは違う、大人の柔らかさに触れたレネットが、思わず目を上げて触れている場所を凝視した。
 フィオナは優しく笑いながら、自分から揉み始めた少女の手を、上からそっと押さえている。
「私も、触らせてもらいますよ」
「ひゃっ、そこ、そこはぁ・・・」
 しなやかな指が下に伸び、少女の股間でいきり立っている、小さな肉棒を絡めた。
 暴発させないように気遣いながら、その固さと熱さを確かめ、うっとりと目を細める。
「こんなに小さいのに、こんなに固くして・・・。ふふっ、皮をかぶったままで、精一杯大きくなっていますね」
「はぅぅ、やっ、痛、痛いですっ!」
 フィオナの指先が、レネットの皮を剥こうと動いた。
 余った皮が根元に引かれ、隠されていた薄桃色の亀頭が顔を覗かせる。
 しかし、皮の先端はそれ以上広がらず、充血した亀頭を締め付けた。
 レネットが必死の叫びを上げ、諦めたフィオナが皮を戻していく。
「残念、剥けませんでしたね」
「い、痛かったです・・・」
「全部剥ければ、もっと気持ちいいんですけどね」
 フィオナの言葉に、ふるふると首を振る。
 そんな姿に頷きながら、フィオナは皮を被っている肉棒を指先で締め付け、皮の上からゆっくりとしごき始めた。
「ああん、ふっ、んふっ、あっ、んんっ!」
 散々じらされてきた後の刺激に、レネットはすぐに爆発した。
 モノの大きさからは信じられない量の精を放ち、フィオナの手を白く染める。
「んふ、すごく濃い。何度も出した後なのに・・・」
 汚れた手をうっとりと見つめ、指の間に糸を引かせながら、顔の前で広げる。
 垂れ落ちようとする塊を舌で舐め上げたフィオナは、淫靡な表情で指を一本ずつ咥えては舐める。
 見ているだけで淫らな気持ちにさせられるそのしぐさに、股間をたぎらせたままのレネットが前かがみになり、
檻の中のフレアが太ももをすり合わせた。
「もっと、出しなさい。いっぱい出していいの。全部、受け止めてあげるから」
 きれいになった指を、再びレネットに伸ばす。
 しゃがみこみ、目の前に固くなったレネットを迎えたフィオナは、熟練の技巧で不慣れな少女を弄び、
容赦なく精を搾り取った。
「はああっ、また、また出るうっ!」
 既に幾度目の射精になるのかも判らない。
 立っているだけの体力も失ったレネットは、ぐったりと椅子にもたれかかっている。
 しかし、その股間だけは相変わらず元気で、量も濃さも衰えないものを放ち続けている。
 手だけでなく口も使って少女から搾り取っているフィオナは、顔や髪にも精液を垂らしながら、
飽きることなくレネットを貪っていた。
「もう・・・、許して・・・。もう、だめ・・・」
 絶え絶えの息の間からの、消え入りそうな声が、ついに途絶えた。
 レネットは意識を失って椅子に沈み、ずるずると滑り落ちている。
 その体を受け止めて床に寝かしたフィオナは、力をうしなっている男のものごと、小さな布地で少女の股間を包み込んだ。
542名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:45:55 ID:4cFRF6dP
「がんばりましたね、レネットさん」
 事実、意外なほどレネットはがんばった。
 あの小柄な体で、フィオナの貪欲な欲望を受け止め続けてくれた。
 精に汚れた顔で、愛しげに少女を見下ろしたフィオナは、その小柄な体を抱き上げて、応接用の長椅子に横たえた。
「辛そうですね、フレアさん?」
 顔の精を指で拭い丹念に舐め取ったフィオナは、不意に檻へと向き直り、股間を檻の鉄棒に押し付けて、
切なげに震えている少女に声を投げた。
 すっかり夢中になっていたのだろう。
 突然の呼びかけにフレアが飛び上がり、気まずそうに肩を寄せる。
「いいですよ。どうぞ、続けて下さい」
 そう言われて、ではと続けられる訳も無い。
 フレアは黙ってうずくまり、ただ小さく首を振った。
「ふふっ、それぐらいで恥ずかしがってどうするのです? 明日はもっと恥ずかしい事をするのに」
 不吉な言葉に、体が震えた。
 怯えた顔を見られるのを恐れるように、フレアは後ろを向いたまま、じっとフィオナが立ち去るのを待った。
「レネットさんが目を覚ましたら、ちゃんと相手をしてあげるのですよ」
 フレアの反応が面白くなかったのだろう。
 フィオナは眠っているレネットの髪を撫でると、そういい残して部屋を出て行った。
 後に残されたフレアは、檻の中でへたり込み、明日への不安から零れた涙に頬を汚した。
543名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:48:23 ID:4cFRF6dP
 夕方と夜と、それぞれ気を失うまでフィオナに精をしぼられたレネットは、それでもフィオナに誘われると、
うれしそうに同じベッドに入り込んだ。
 遠慮する必要を感じなくなったのか、豊かな胸に顔を埋め、優しく抱きしめる腕に甘えて潜り込む。
 もともと寝つきがいいところに、疲れきっているとあっては、眠りに落ちるのに時間など必要としない。
 レネットはすぐに規則的な寝息を立て、フィオナもまた、腕の中に温もりを抱きながら眠りに落ちていった。
 一人寝付けなかったのはフレアで、檻の中で座り込んだまま、闇を見つめていた。
 傍らの木桶からは、自分が出したおしっこの臭いが漂い、拭く事ができずいいる股間は、不愉快な痒さを訴え続けている。
 とても、安らかに眠れるような状況ではない。
 それでも、することも無く闇の中にいると、自然と瞼が下がってくるものらしい。
 いつしかまどろみ始めていたフレアは、聞きなれた声の叫びによって起こされた。
「ああーっ!」
「・・・どうしましたか?」
 突然の声に驚いたのは、フレアだけではなかった。
 横で寝ていたフィオナも、目をこすりながら体を起こし、真っ赤になってうろたえる少女を見つめる。
「あ、あたし、あたし・・・、おねしょ・・・?」
 ぷるぷると震える少女は、恥ずかしそうに股間を押さえていた。
 肩を竦めて俯く姿に、微笑を浮かべたフィオナが、不意に鼻を鳴らして笑い出す。
「うふふ、おねしょではないですよ」
 股間を隠している小さな手をどけ、染みを広げている下着を晒させる。
 正面にごわごわとした染みが、その下に女の子の染みがつくられ、違った臭いを漂わせている。
 予想通りの状況に、フィオナがくすくすと笑った。
「夢精したんです。射精を覚えたばかりの男の子には、よくあることですよ」
「あ、あたし、女の子なのに・・・」
「おちんちんがついていますからね。こういうこともあります」
 にこやかに下着に手を伸ばし、汚れたそれを脱がせてしまう。
 恥ずかしいが、気持ち悪いのはいやなのだろう。
 レネットはされるままに素直に従い、新しい下着をうれしそうに受け取った。
「隣の部屋に、朝食が用意されているはずです。取ってきてくれますか?」
「は、はい」
 フィオナに言われると、レネットは小走りで部屋を出て行った。
 これほどの目に合わされていながらも、フィオナに対する憧憬と畏怖とは失われていないらしい。
 むしろ、その力を目の当たりにして、よけい深まっているような感もある。
 それほど凄い相手に、これだけかわいがられている自分が、少し誇らしいとすら思っているようだ。
「かわいいですね、レネットさんは。素直で、あどけなくて・・・」
 答えが返ってこないと知っていての問いかけに、フレアもあえて答えない。ふいっと横を向いたまま、唇を尖らせている。
「今からどんな目に合うかもしらないで、ああやって喜んでいるのを見ると、背中がぞくぞくしてきます」
 人を責めるのが楽しくて仕方ないのだろう。
 愉悦に満ちたその声に、フレアの肌が総毛だつ。その嗜虐性が、自分にも向けられていることを、感じ取ったのだろう。
 戻ってきたレネットを交えて、それぞれの朝食を終えると、フィオナはレネットに一枚の服を差し出した。
 貴族の令嬢などが好みそうな、フリルに満ちた純白のドレス。
 だが、それは上半身の分だけしかなく、対になるべきスカートが見られなかった。
「あの、下は・・・?」
「ありません」
「え、でも、それだと・・・」
 股間が膨らんだ下着が丸見えになってしまう。
 縋るような目で訴えるレネットだったが、フィオナが返してきたのは、さらに残酷な命令だった。
「下着もここで脱ぎなさい。下半身は丸出しにするの」
「え・・・、え・・・?」
「あと、首からこれを下げるようにね」
 にこやかに差し出された札を見て、レネットが真っ青になった。
 受け取った手がぶるぶると震え、呆然とフィオナを見上げる。
544名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:50:24 ID:4cFRF6dP
「早く着替えなさい」
 優しい声音だが、厳然とした命令だった。
 レネットはしゃくりあげながら服を脱ぎ、下着だけの姿になる。
 薄い胸には、もともと何も着けてはいない。唯一の衣服は、不自然に前を膨らませている股間の布だけだった。
「それも脱ぎなさい」
 縋るような上目遣いも、フィオナには通じなかった。
 小さく唸りながら下着に手をかけたレネットは、おずおずと腰を屈め、下着を下ろす。
 足から抜いた下着を手に持ち、その布で股間に付いた余分なものを隠す。
「服を着なさい」
 股間を隠す布を無情に奪ったフィオナは、代わりに純白のドレスを差し出した。
 裸よりはマシだと思い、その服に袖を通したレネットだが、実際に着てみると裸でいるよりも恥ずかしいことに気づいた。
 体を隠していながら、一番大事な場所を、それも女の子にはあるまじき姿になったその場所だけをさらけ出している。
 下半身から感じる涼しさもあり、なんとも情けない気持ちになってきた。
 そんな少女の前に立ったフィオナは、予想通りのかわいさに相好を崩し、縮こまってしわを寄せている、
レネットの小さなものを掌に乗せた。
「ふふ、かわいい・・・。でも、このままでは情けないですね」
 笑いながらそこに息を吹きかける。
 それだけの刺激で、小さな男根が精一杯の張りを見せ、ぴんと立ち上がった。
「では、これをかけて・・・」
 椅子の上に乗せておいた札を手にとり、手ずから首に紐をかける。
 胸の前に揺れる札を見下ろしたレネットが情けない表情を浮かべ、許しを求めてフィオナを見やった。
 しかしフィオナは悠然と微笑み、レネットの体を檻の中のフレアへと向けた。
「なっ!」
 妹の情けない姿に、股間に小さなものを屹立させたその姿に、フレアが言葉を失った。
 その目が捉えているのは、胸元に揺れる札。
『私は講義中に射精しました』
 と、大きく書かれている。
「こ、この姿で、外に・・・?」
「ええ、そうです。今から、私と一緒に講義棟に行くんです」
「馬鹿なこと言わないで! そんな恥ずかしいことさせないで!」
「あら、何を他人事のように言っているのです?」
 妹のために必死の抗議をするフレアに、フィオナは平然と微笑む。
「あなたも一緒に来るのですよ。その格好のままで」
 フレアの瞳が見開き、緩やかに首が振られた。
 しかしフィオナはそれを気にした様子も無く、フレアを檻から引き出すと、後ろで縛られている手に一本の綱を握らせた。
「それを引っ張って付いてきてください」
「なに、これ?」
「教室で使うあなたの部屋ですよ」
 綱の先には、今まで入っていたよりも小さな檻が繋がっていた。
 かろうじて座ることだけは出来そうな、細長い檻。
 四つの車を付けられたその檻を、引きながら付いてこいということらしい。
「では、行きますよ」
 フィオナに促され、レネットが部屋の扉を開いた。
 フィオナの部屋は、他の講師たちの部屋と並んで、寮の一階に位置している。
 遠慮してか目の前の廊下に人影は無いが、講義棟からは少女たちの喧騒が流れ込んできていた。
「はうぅ・・・」
 廊下の冷たい空気に下半身を撫でられ、レネットが体を震わせた。
 この情けなく、頼りない格好で少女たちの間に入っていかなければならない。
 それを思うと、足が震えるばかりで、前に出すことなど出来なかった。
「なにをしているのです?」
「あ、足が、震えて・・・」
「・・・歩けませんか?」
「・・・はい」
 ついにはしゃがみこんだレネットの姿に、フィオナがやれやれと首を振る。
 部屋の中を振り返り、綱を持ったフレアを視線で呼びつける。
 きしきしと車輪を鳴らしながら、フレアは檻を引いてフィオナの前に立った。
545名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:52:07 ID:4cFRF6dP
「レネットさん」
「は、はい」
「ちょうどいいものがありました。あなたは、ここに入っていなさい」
 声は穏やかだったが、逆らう事など許されていない。
 レネットはフィオナの手で抱き起こされると、札を下げたまま檻の中へと押し込まれた。
「これは、さすがに重たいですね。手を自由にしてあげますから、しっかり引っ張ってください」
「なんで、そんな事を・・・」
 自由になった手首を揉みながら、ぶつぶつと文句を言う。
 それを聞きとがめたフィオナが振り返り、魅惑的な微笑を浮かべる。
「イヤならそれもいいですよ。そうですね、犬よりも豚がお似合いですか」
 脈絡の無い呟きに、全身が粟立った。
 すぐに落ちていた綱を拾い上げたフレアは、重たくなった綱を両手で握り、両足をつっぱって引く。
「んんー!」
 全力を込めても、檻はわずかに動いただけですぐに止まってしまう。
 肩で息をしたフレアは、見つめるフィオナに気づくと檻の後ろに回りこみ、裸のお尻を突き出して檻を押し始めた。
「ふふ、行きますよ」
 引くよりも効果的に力が入れられるのだろう。
 なんとか檻を動かしたフレアは、その勢いを失わないように力を込め続ける。
 ごろごろと重たい音を響かせながら動く檻に先立ち、フィオナは講義棟へと足を進めた。
「きゃー、なに、あれー!」
 講義棟に入って程なく、黄色い悲鳴が姉妹を出迎えた。
 最初の叫びに重なるようにかん高い声が飛び交い、すぐに檻を囲む輪が出来上がる。
 レネットの姿は、寮のうわさで聞いてはいても、実際に目にするのは初めての者が多い。
 めずらしいものを見ようと、少女たちが無遠慮な視線をレネットに投げつけた。
「あ、あぅ・・・」
 少女たちの輪に囲まれ、進むことができない。
 フレアは檻にしがみつくようにして自分の体を隠した。
 その前に立つレネットは、両手で自分の股間を隠し、真っ赤になって立ち尽くす。
 少女たちはわざと声をあげ、胸に下げられた札を読み上げ、笑い声を上げた。
 その声に打たれるように、レネットが体を小さくする。
「ねえ、それじゃ見えないよ」
「手をどけなさいよ」
 見ているだけの状況に飽きたのだろう。
 一人の少女が不満の声をあげると、周りの幾人かがそれに同調した。
 声はすぐに広がり、気づけば手をどけろの合唱になる。レネットは恥ずかしさよりも恐怖に震え、足元に目を落とした。
「もう、じれったいなあ!」
 叫んだ少女の手が、隙間から檻の中へと入り込んだ。細い腕を乱暴に掴み、強く引っ張る。
 あっけなく片手を引き剥がされたレネットが怯えるが、周りを囲む少女たちは躊躇わなかった。
 笑いを含んだ『引き剥がせ』の声に押されるように、もう一人の少女が檻に手を伸ばし、
レネットにとっての最後のよりどころを奪い去った。
「あははははっ、なに、あれー!」
「ちっちゃーい! 皮かぶってるー!」
「あれで勃ってるの? 役に立つのかな、あれで?」
 男が言われたならば立ち直れないだろう罵声を浴びせながら、少女たちが笑いを交わす。
 意地の悪い一人が、正面から手を伸ばし、精一杯の昂ぶりを見せている場所を指先でしごいた。
 激しく首を振るレネットの顔が苦悩にゆがみ、堪えていた息が吐かれる。
 同時に小さな突起の先が膨らみ、少し遅れて大量の精液が零れ落ちた。
「うわっ、気持ちわるー!」
「なに、あの量」
 未経験の少女たちは顔を顰め、性経験をもつ少女たちの口からは驚愕に染まった声が零れた。
 へっぴり腰で喘ぐ少女を囲む声に同情は無く、いたぶる手にも遠慮はない。
546名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:56:02 ID:4cFRF6dP
「ひぁ、やめ、やめて・・・」
「なに言ってるの。まだ出したいんでしょ?」
「ひぅあ、は、恥ずかし、恥ずかしいのぉ」
「うん、恥ずかしいよねえ」
 かわいくも悪意に満ちた声がレネットの声を圧した。
 顔を上げると、そこには大きな布袋を提げたラーナがいた。
 檻の前にしゃがみ、いじられているレネットの股間を目の前に見る。
「女の子なのに、おちんちん大きくして、臭っい精液いっぱい零して。こんな姿をみられるくらいなら、
 我慢したほうがいいよね」
 口もとに拳をあててくすくすと笑う。レネットは恥ずかしそうに俯き、小さく頷いた。
「でも、すぐにそんなこと言えなくなるよ。あんな風にね」
 ラーナが体を開き、背後を示した。
 そこには四つんばいになり、ひとりの少女の目の前で額を床にこすり付けているシーレスがいた。
 股間のものは滾って震え、女の場所から零れ出た雫が、その先端から滴っている。
 おなかは不自然に膨らみ、動くたびに不恰好に揺れている。
 惨めな、あまりに惨めな姿だった。
「シーレス!?」
 恋人の変わり果てた姿に、フレアが悲鳴を上げた。
 その声に振り返ったシーレスが、瞳に涙を浮かべてふるふると首を振る。
 聞こえなかった声は『見ないで』と訴えているのだろう。
「シーレス! こっちにおいで!」
 ラーナの声に、シーレスがのろのろと手足を動かす。
 檻の前に立つラーナの傍らで動きを止め、荒い息を吐きながら檻の中を見上げる。
「この人にお願いしてごらん」
 ラーナの小さな手が、檻を囲む少女の一人を無造作に指し示した。
 シーレスはその少女の顔を向けると、さっきと同じように額を床にこすりつけた。
「お願いです。あなたのあそこを使わせてください。私の汚いおちんちんを入れさせてください」
 さっきは聞こえなかった声が、今度ははっきりと聞こえた。
 あまりにあからさまな言葉に、赤面するよりも呆れてしまう。
 股間をいきり立たせながらの直訴に、願われた少女は汚ないものを見る目で首を振り、冗談じゃないと吐き捨てた。
 悲痛なまでの落ち込みを見せながらも、シーレスはそれであきらめはせず、顔を上げて少女を見上げる。
「せ、せめて、手でして下さい。わたしのおちんちんをこすって、射精をさせてください」
「い、イヤだって言ってるでしょ! なんで私がそんなことっ!」
 シーレスのしつこさに、怒りを爆発させる。首を竦めたシーレスがすごすごと引き下がり、ラーナの足元で小さくなる。
 その頭を撫でたラーナは、怒りと悲しみに震えるフレアを伺いながら、懐の手帳を取り出した。
「これでまた10人だね」
「・・・はい」
「どうするの?」
「だ、出させてください」
 問いかけに必死の形相で答える。しかしラーナは小首をかしげ、指先を口元にあてている。
「出すって、どっちかな? お尻? おちんちん?」
「おちんちんですっ! 射精したい! せーえき出したいですっ!」
「もう、恥ずかしいなあ。女の子がそんなこと言わないの」
「で、でもっ! 早く出したい! 射精したいっ!」
「判ってる、ちゃんと絞ってあげるよ。でも、始末も自分でするんだよ?」
「はい! 判っています! ああ、もう、じらさないでえっ!」
 もう限界なのだろう。シーレスは仰向けになり、曲げた足を大きく開いた。
 濡れそぼっている女の部分と、限界まで充血して脈動する男とが、居並ぶ少女たちの目に晒される。
 鬼気迫る雰囲気に、少女たちは無言で息を呑み、笑い声も収まった。
「はい、これ」
 布袋の中から、木製の桶を取り出す。
 洗面用の浅い桶を受け取ったシーレスは、それをいきり立っている男根の下、ヘソの上辺りに構える。



 今回はここで。 続きます。
547名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 23:11:37 ID:Ouinri/m
乙乙。毎回エロイいいよいいよ
姉妹もの好きな俺は中盤どきどきでした
548名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 23:26:45 ID:IuMWyL4c
名前が覚え切れんわ
えーとこいつは誰だっけみたいな感じになる
もうボケ始まってるわ俺
549名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 01:44:46 ID:SnDlSPNY
正直言えば俺も覚えられん。
諦めてる。
550名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 09:41:15 ID:iIxkm7fQ
俺も覚えられんけどふたなりの勃起晒し虐め(;´Д`)ハァハァ

しかしいつになったらフタ×フタのアナルがくるんだ(;´Д`)ハァハァ
551名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:32:34 ID:NM8Ay7dF
 五人しかいないんですが、判りにくいのは、書き分けが下手なせいでしょうか。
 余計な世話ですが、まとめておきます。

 フレア・・・姉妹の姉のほう
 レネット・・・姉妹の妹のほう。小さな皮かぶりを生やされてます。
 フィオナ・・・学長。責め手です。
 シーレス・・・フレアの恋人。大きなのを生やされてます。
 ラーナ・・・シーレスの同級生。シーレスを虐める役です。

 判りにくくて申し訳ないですが、書き直しもできませんので、ご容赦を。

 では、続きです。
552名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:34:27 ID:NM8Ay7dF
「みんなに見てもらおうね。シーレスの恥ずかしい姿」
「はうっ! はぁう! はむうぅ!」
 ラーナの指が、シーレスの女をまさぐった。
 滴る雫を指に絡め、柔らかな肉を割って内側を撫でる。
 シーレスが悶え、男根がびくびくと反応した。
 それでも射精に至ることはできず、顔には苦悶が見えていた。
「こ、こすって! ちんちん! ちんちんこすってえっ!」
 幾多の視線を受けながらも、我慢できなかったのだろう。シーレスが下劣な単語を口に乗せ、腰を突き上げて訴えた。
 ラーナは呆れ顔で肩を竦め、やれやれといった様子でシーレスの男に手を伸ばす。
「あああああっ! 出る! でるうっ!」
 女の雫にぬめるその手で、熱く火照った肉棒をさすること二度。
 たったそれだけで、シーレスは精を迸らせた。
 構えていた洗面器を飛び越し、胸と顎とを自分の精液に汚しながら、歓喜に仰け反っている。
 どれだけ溜め込んでいたのか、脈打つ男根からはどくどくと精液が零れ出し、木桶の中に溜まっていく。
「もう、零しちゃって。ちゃんと始末するんだよ」
 文句を言いながらも楽しそうに、ラーナが胸を汚した粘液を掬いあげる。
 汚れた指先をシーレスの口元に運ぶと、呆けながらも口が開き、伸び出た舌がそれを舐め取った。
「さて、こっちは・・・」
 零れた分の始末を終えると、ラーナは木桶に目を向けた。
 一度の射精で出されたとは思えない量の精液に目を細め、布袋から金属製の筒を取り出す。
 便秘の治療に使われる、薬液の注入器具。
 ここに在る理由も必要もないはずのそれで、桶の中の精液を残らず吸い取る。
「シーレス」
「は、はい」
 筒を構えたラーナの声に、シーレスが再び四つんばいになった。
 腕を折り、肩で体を支えると、両手で突き出されたお尻を拡げてみせる。
 今まで気づかずにいたが、そこには不思議な器具が存在していた。
 お尻の穴から顔を覗かせる短い筒。
 真ん中に穴の開いたその筒が、シーレスの肛門を塞いでいる。
「じゃ、入れるね」
「・・・はい」
 ラーナの宣言に、シーレスが歯を食いしばる。
 予想通り、穴に筒の先端を差し込んだラーナは、突き出た取っ手をゆっくりと押し、中身をシーレスへと注ぎ込んだ。
 たぷたぷと揺れるお腹にあらたな精液を送られて、シーレスが苦しげに呻く。
「そ、そのお腹って・・・」
「そう。シーレスが自分で出した精液で一杯だよ」
 二人の行為に最悪の予想をしたレネットの声に、ラーナはにっこりと微笑を返す。
 恐怖と驚愕に仰け反った少女は、檻に背中をぶつけてずるずると崩れる。
 自分が零した精液の溜りに尻を着き、股間から黄色い雫を漏れ零す。
「こんなにみっともない姿になるのは、イヤでしょう?」
 しゃがみこんだレネットの頭上から、穏やかな声が降り注いだ。レネットは素早く顔を上げ、幾度も大きく頷く。
「そうでしょうね。女の子にとって、こんな屈辱はありませんものね」
「射精を我慢できなくて、手当たり次第にお願いして、みんなに笑われて。
 あげくに出したのは全部お尻から入れられちゃって、こんなにたぷたぷのお腹になって。
 それでも射精させてってお願いするために、裸で廊下をうろつくんだよ。ねえ、シーレス。そうだよね」
「は、はい・・・。そう・・・です」
 答えるシーレスの声には、身を焦がすほどの惨めさと、恥ずかしさとが篭っている。
 それでいてなお、股間のものは勢いを保ち、シーレスを苦しめ始めている。
553名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:37:26 ID:NM8Ay7dF
「こ、このおちんちんが、ずっと大きいままなの。熱くって、むずむずして、射精したくてたまらないの。
 あそこも、女の子の場所もすごく熱くて、何も考えられない。いじって、こすって、どんどん苦しくなって。
 恥ずかしいのはイヤ・・・だけど、射精できないのはもっとイヤ。ずっと辛くて、我慢できないの」
 語りながらも、片手で女を、片手で男をいじり始める。
 出せないと判っていても、苦しくなるだけだと知っていても、そうせずにはいられないのだろう。
 床の上にへたり込みながら、片手で自分を抉り、片手で自分をしごく少女の姿に、
レネットは自分を重ねて激しく首を振った。
「あなたも、すぐにこうなります。いやらしいことばかりを考えて、自分を抑えられなくなって、
 みんなの前で恥ずかしいことをするように」
「いやあっ! そんなのいやあ!」
「泣いてもダメですよ。もう、戻れないんです。かわいそうにね、馬鹿なお姉ちゃんがいたせいで」
「お姉ちゃん・・・、お姉ちゃん!!」
 言われて初めて思い出したのか、レネットが鬼の形相で背後を振り返った。
 檻に手をかけたまま佇むフレアが、妹の剣幕に数歩後退る。
「お姉ちゃんのせいだ! あたしがこんな目にあうの、お姉ちゃんのせいだ! 
 お姉ちゃんが、お姉ちゃんがこうなればいいのに!」
「レ、レネット・・・」
 悲痛な叫びに罪悪感が刺激される。
 フレアはうなだれ、自分の股間を見つめた。
 毛を奪われはしたものの、女のこのままでいる自分の体。
 レネットに申し訳ないと思いながらも、ああはなりたくないと、正直に感じている自分。
 その身勝手さに気づいているからこそ、レネットの叫びは耐え難いものだった。
「なんでなの? ずるいよ! お姉ちゃんだけ女の子のままだなんて!
 お姉ちゃんだってこうならなきゃおかしいじゃない!」
「ふふ、おさまらないみたいですね。フレアさん、レネットさんの怒りを受け止めてあげなさい」
「な、なに?」
 フィオナが檻に歩み寄り、その扉を開いた。下半身だけ裸の少女を引き出し、姉に対面させる。
「あなたを苦しめているお姉さんですよ。お仕置きしてあげなさい」
 レネットの耳元で妖しく囁き、フレアの腕を取る。
 ぐいと引き寄せ、足を払うと、起き上がろうとする背中を押さえて四つんばいにさせる。
「お尻をぶってあげなさい。レネットさんには、その権利がありますから」
「はい」
 憎しみが宿った瞳が、白いお尻を睨みつける。
 自分やシーレスと違い、余分なものがぶら下がっていない股間に、怒りが燃え上がる。
 レネットは大きく振りかぶり、掌を思い切り振り下ろした。
 ぱあんっ!
「ひぐっ!!」
 乾いた音が響き、フレアが声を呑んだ。首を仰け反らせ、歯をかみ締めている姿に、痛みのほどが想像される。
 レネットが手を引くと、すぐにお尻に真っ赤な手形が浮かび上がった。
「お姉ちゃんなんか! お姉ちゃんなんか! お姉ちゃんなんかあっ!!」
 レネットの手が容赦なく降り注ぐ。パンパンと肉を打つ音が響き渡り、そのたびにフレアが短く呻きを上げる。
 尻全体が赤くなるのに、それほど時間は必要なかった。
 怒りをぶつけ続けるうちに、掌が痛くなってしまったのだろう。
 憎しみの宿る瞳はそのままに、手を上げるのを止める。
「レネット?」
 荒い息遣いは、激しい動きのせいだと思っていた。
 だが、それだけではなかったらしい。
 手を振り上げなくなったレネットは、両手でしっかりと細い腰を掴んだ。
 太ももに欲情の雫を垂らしながら、怒りの上に欲望を乗せた瞳を、姉の股間に注いでいる。
554名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:39:57 ID:NM8Ay7dF
「レネット、ダメ! それはダメ!」
「うるさいよ。お姉ちゃんのせいなんだから、責任もって気持ちよくしてよ」
 拒絶の言葉をはじき返し、レネットは憤っている己を姉にあてがった。
 小さな、いきり立ってなお小さなそれは、ほとんど抵抗を受けずに姉の中へと沈み、暖かな壁に包まれる。
「はぅう、暖かい。柔らかくて、きゅって締め付けて、すごく気持ちいい」
 初めての女体は、レネットにとって自分を失わせるに充分なものだった。
 姉と一つになったまま、うっとりと目を細め、そこの感触を楽しむ。
 その小さなものは、異物感すらほとんど感じられないが、妹と繋がっているという事実に抵抗があるのだろう。
 フレアは四つんばいの手を動かし、何とか逃げ出そうともがく。
「逃げちゃだめだよう、お姉ちゃん」
「はうっ!」
 フレアの動きに抜けかけたものを、打ち付けるようにして奥まで入れる。
 尻に腰がぶつかる衝撃に、フレアの口から息の塊が吐き出された。
 レネットは掴んだ腰を引き寄せると、小さなものが抜けないように加減しながら、小刻みな出入りを始めた。
「あはぁ、お姉ちゃんの中、気持ちいい」
 うっとりと呟く姿に、周りを囲む少女たちが息を呑む。
 体の昂ぶりを見せ付けるように、女の場所からあふれ出る雫が太ももを伝い、床を汚している。
「うわぁ、とろとろだよ」
 レネットの背後にしゃがんだラーナが、濡れそぼった場所に指を走らせた。少女の体がぶるりと震え、目を見開いて固まる。
「こっちでも気持ちよくしてあげる。ほら、腰を動かして」
「ひぃいっ! そんなっ、そんなことされたらあっ!!」
 ラーナの指が潜り込み、レネットの内壁をなぞった。
 男としての昂ぶりだけで限界に来ているところに、そんなことをされてはたまらない。
「出ちゃうよおっ!。もう、出ちゃううっ!」
「や、やだっ! レネット、ダメ!」
 姉妹でつがった上に、中だしまでされてはたまらない。
 フレアの気持ちはわかるが、いまさら我慢などできはしなかった。
 レネットは姉を掴む腕に力を込めると、己を思い切り奥まで突っ込ませる。
 そのまま固まり、ぷるぷると震える少女の股間から、ぶしゅぶしゅと潮が噴出した。
 おしっこを漏らしているかのような姿に、周りの少女たちがようやく笑い声を漏らす。
「やだ、やだ、やだ! 中に、中に出てる!」
 お腹の奥に熱を感じ、フレアが必死に首を振る。
 ほうっと息を吐いたレネットが離れると、フレアの中からどろりと白濁した雫が零れ、太ももを伝った。
「気持ち・・・よかったぁ・・・」
 うわ言のようにつぶやき、レネットが倒れる。
 その体をフィオナが受け止め、皮肉な笑みをフレアに向けた。
「おめでとう、フレアさん。女にしてもらえましたね」
「めでたくなんか・・・」
「そうですね。これであなたも、女の子ではいられなくなりますし」
「ど、どういうこと?」
 慌てて聞き返すフレアの目に、フィオナの穏やかな笑顔が映った。それはすぐにぼやけ、意識が失われていく。
「では、皆さん。また、明日」
 気絶した体に触れたフィオナが少女たちを見渡し、微笑んだ。
 その姿が唐突に消え、レネットとフレアの姿も同時に失われる。
 少女たちの前には、いきりたつ自分を持て余し、交わりを求めつづけるシーレスだけが、ぶざまに這いずっていた。
555名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:42:20 ID:NM8Ay7dF
 不愉快な目覚めをもたらしたのは、聞きなれた声での淫らな囁きだった。
 興奮に途切れながら、耳元で続けられる淫靡な朗読。
 その声が艶やかなため息に変わり、おちついた声が続きを促した。
(なに・・・? この感じ・・・?)
 流し込まれる猥褻な物語に、体が火照るのは当たり前だろう。
 だが、何か、今までとはまるで違う感じがある。
 体の中ではなく、外にある熱さ。
 触れるはずの無い場所が、シーツに擦れている気持ちよさ・・・。
「っ!!」
 ベッドの上に飛び起きたフレアは、シーツを払いのけて自分を見下ろした。
 そしてそこに、予想通りの光景を見出して愕然とする。
 自分が勃起していると知った少女に、どのような言葉が放てるだろう。
 フレアは言葉も無く、見開いた目で自分に生えたものを凝視していた。
「あー、お姉ちゃん、おはよー」
 隣に据わっていたレネットが、読んでいた本を下ろした。
 その股間で小さなものを咥えていたフィオナも、精に汚れた顔を上げる。
「お姉ちゃんの、おっきいね。あたしとぜんぜん違う」
「ふふ、皮を被っているところは、姉妹ですけどね」
 二つの視線が、股間から生えた一本の肉棒を見つめた。
 シーレスのものに負けない大きさを持ちながら、すっぽりと皮に包まれた男根。
 それが、フレアに与えられたものだった。
 レネットのように、子供のもののかわいさは持っていない。
 全体に黒っぽくくすみ、先端にたっぷりと皮を余らせている姿は、哀れであると同時に奇異でもあった。
「レネットさん、教えたとおりに」
「はい」
 フィオナの声に、レネットが手を伸ばす。
 姉の股間で屹立しているものを握ると、持て余すほどのそれを口に含み、自分がされたように皮の中に舌を差し込む。
「いっ、ひいいっ!」
 背筋をぞくぞくとした快感が走り抜けた。
 ちゅばちゅばと音を上げて自分を貪るレネットの姿に、興奮が抑えられない。
 こんな姿を晒しているのに、逃げようとも抵抗しようとも思えなかった。 
こみ上げてくる得体の知れない欲求に、体と頭が支配されている。
「な、なに、これ? なんなの、これ?」
「んぶぅ、ぇう?」
 咥えたままの声に、フィオナが笑った。レネットの頭を撫でながら、戸惑っているフレアを見つめる。
「射精したいでしょう?」
「しゃ、射精? したいの、私?」
 どうにかしたい、我慢できないという気持ちだけは判る。
 だが、それが何を求めての気持ちなのかが理解できなかった。
 その正体を教えたフィオナは豊満な肉体を見せつけ、歌うように語り掛ける。
「腰を突き上げるような欲求。逃げ場を求める滾り。高まってくるのに何も出来ない。ふふ、苦しいでしょう?」
「あ・・・ぅう、イヤ、こんなのイヤ」
「お願いしなさい。レネットさんにお願いしなさい。射精させてくださいって、お口の中に出させてくださいって」
「は・・・う、そんな・・・の」
 できないと首を振る。
 そんな姉を苦しめるように、レネットが舌をねっとりと絡めた。
 皮の中で亀頭が嘗め回され、鈴口が吸われている。
556名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:49:29 ID:NM8Ay7dF
「うあああ!」
「うふ、普通ならとっくに射精しているところですよ。これ以上の我慢は、苦しいだけです」
「はああ、あう、うぅ・・・。さ・・・せて、射精・・・させて・・・」
「ええ、それでいいんです。レネットさん、教えたとおりに」
「うぁい」
 咥えたままで頷き、小さな手を姉の下に回す。
 溢れる泉を通り過ぎ、零れた蜜に濡れる小さな穴にたどり着くと、人差し指をそこに押し当て、指の腹で軽く押す。
 一度口を離し、先走りに臭い立つ口を嘗め回したレネットは、その臭いをつきつけるようにフレアに顔を寄せた。
「そ、こは・・・、お尻・・・」
「そう、お尻の穴だよ」
「だめ・・・汚・・・い」
「判ってるよぉ。うんちをする汚い穴だよね。あたしの指、きっと臭くなっちゃうね」
 笑いながらも姉を虐め、レネットが指に力を込める。
 窄まっている菊座を強引に押し開き、細い指が体の奥へと入っていく。
「うああああっ!」
 レネットの指に後ろを犯された瞬間、股間がほとばしった。
 それまで判らなかった昂ぶりが、これを求めていたのだと瞬時に理解される。
 熱い棒の内側を、柔らかい棒で擦られているような感覚。
 そして、腰を突き出さずにはいられない、ありえないほどの開放感。
 初めての射精に頭が真っ白になり、全身が快感に包まれた。
「こ、これが・・・、こんなの・・・」
 半ば無意識の呟きを放ちながら、口の端から涎を垂らす。
 そんな姿を上目に見ながら、レネットは零れ出た精を舌で掬い、皮に溜まったものを吸い取って口に溜めた。
「きおちいいれひょ、おええひゃん?」
 初めての射精を終え、ぐったりと倒れた姉にレネットが顔を寄せた。
 自分が出したものの臭いに顔を顰めながら、フレアが小さく頷く。
 にっこりと笑ったレネットは、精液を乗せたままの舌を突き出し、姉に見せ付けた。
 嫌悪を浮かべるのに構わず顔を寄せ、舌を戻すとそのまま唇を重ねる。
「んううっ!」
 重ねた唇の間から、精液臭い息を注ぎ、精子塗れの舌をもぐりこませる。
 自分の味と臭いに襲われ、フレアが両目に涙を浮かべた。
「出したものは自分で始末が基本だよ。フィオナ様に捧げる以外はね」
「ふふ、それは教えなくても大丈夫ですよ」
 先輩として指導するレネットに、フィオナが微笑を向ける。
 その手がフレアのものに触れ、あまっている皮を弄んだ。
「フレアさんには、全ての精を差し出してもらいますから」
「でも、お姉ちゃんは自分でできるって・・・」
「ええ、シーレスさんと違って、自分の意思で射精できますよ」
 フィオナが指先をうごめかし、手の中のものを屹立させた。
 高まる欲求に顔をゆがめたフレアが、おずおずと手を伸ばし、いきり立っている自分に触れる。
 シーレスがしていたように手を動かし、ゆっくりしごいてみる。
 だが、股間を襲う昂ぶりが激しくなるばかりで、あの快感はいつまでも訪れなかった。
 気づけば、女の場所までもが切なさを増し、どうにもならないもどかしさばかりが募っていく。
 自分をかき混ぜる程に、女としての昂ぶりを煽るほどに、男の場所がはちきれそうに膨らむ。
 その興奮がますます火照りをあおり、自分をかき混ぜる手が乱暴になってしまう。
 果ての無い繰り返しに半狂乱になりながら、フレアは女の雫を撒き散らすように指を動かし、
ひたすら自分を苦しめ続けた。
「な、なんで・・・?」
「ふふっ、それではダメですよ」
 射精を封じられる苦しさと、それを果たしたときの気持ちよさを知った少女は、教えを請うようにフィオナを見上げた。
 師の手が弟子の手首を掴み、そっとお尻の穴に触れさせる。
557名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:52:17 ID:NM8Ay7dF
「ここ・・・?」
「ええ、そうです」
「んっ、んあああっ!!」
 一瞬の躊躇いの後、己の指で肛門を犯す。それが解放の時だった。
 フレアはお尻に指を差し込んだままで腰を突き出し、びくびくと踊る竿から精を振りまいている。
 それを無造作に掴んだフィオナが、垂れている精液を舌で舐め上げ、舌なめずりを見せた。
「お尻を弄り続けなさい」
「はっ、ひぃ」
 フィオナの口がフレアを含み、舌をうごめかした。
 余っている皮の全てを根元まで剥き、敏感な場所を口腔全体で包み込む。
 舌の根元が鈴口を押さえ、先端がカリ首を撫でて回る。
 空いている手は、容赦なくフレアの女をまさぐり、呼吸すらままならない快楽を送り込んでいる。
 その動きに包まれながら、射精を堪えるのは拷問のようなものだろう。
 フレアはお尻に刺した指を深く突き潜らせ、前でするときのように激しく出し入れさせた。
「んっ、んぅ、んむ、うぅむ」
「わ、すご・・・。あんないっぱい出してる」
 裏返る寸前の瞳を見開き、舌を突き出して声にならない喘ぎを続けるフレア。
 その股間からは、フィオナが呑みきれないほどの精を放ち続けている。
 舌技を披露し続けるフィオナの口からは、呑みきれなかった精が零れ、竿を伝って落ちている。
「んがっ!」
 女の子とは思えない声をあげ、フレアが意識を失った。
 口に溜まっていたものをゆっくりと飲み干したフィオナは、口元を押さえながら立ち上がり、
サイドボードの水差を取り上げる。
 冷たい水で口を漱ぎ、呼び寄せたレネットの口にそれを流し込む。
「私たちも休みましょう。明日は、フレアさんのお披露目ですし」
「はい、フィオナ様」
 肩を抱かれたレネットが、うっとりと体を寄せる。
 フィオナはそんな少女を優しく包み、同じベッドに横たわった。


 今回ここまでです。

558名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 23:06:57 ID:tjdW6FaM
「フ」『レ』ア
『レ』【ネ】ット
「フ」ィオ【ナ】
シー『レ』ス
『ラ』ー【ナ】

【ナ行】「ハ行」『ラ行』
559名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 23:30:38 ID:efp1oagl
あー、それはあるかも知れない
語感的にしっくり来るのとか、好きな行ってあるからな
俺の場合はサが多い
560名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 00:16:39 ID:DDabJKNZ
アナオナじゃないと射精できない→アナル大好きっ子'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ

>>558
これは説得力あると言わざるを得ない…
561名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 06:27:16 ID:VCsBG5IV
俺はすぐ覚えらたぞ。登場人物多い小説よく読むから。
まぁあんまり気にするな。

妹×姉好きの俺は中盤に(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ
562名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:38:26 ID:Qhi9onEX
 ラ行率が8割という・・・。
 意識してませんでしたが、ラ行が好きだったのか。
 今更名前を変えるわけにも行きませんので、このまま行きます。ご容赦下さい。


 翌朝、姉妹の姿は初等部の教室にあった。
 臨時講師を請け負ったフィオナが立つ教卓の横、少女たちに向き合うようにして並び立っている。
 白いローブで体を隠し、落ち着かない様子を見せているフレアに、少女たちは何が起きるのかと期待に瞳を輝かせる。
「今日は講義をお休みにします。皆さんに、ちょっとした見世物をご用意しました」
 見世物という言葉に、フレアが目を伏せる。
 少女たちの期待が、自分に集まっていると判っているのだろう。
 それを受けて興奮する股間を持て余し、せめてローブが盛り上がらないよう、手で押さえる。
「フレアさん。ローブを脱ぎなさい」
「・・・」
 無慈悲な命令に、むっつりと首を振る。
 フィオナは改めて同じ言葉を繰り返し、傍目には穏やかな笑みを浮かべる。
「・・・」
 笑顔の奥から放たれる威圧感に、耐え切ることは出来なかった。
 フレアはまっすぐに口を引き結び、羽織っていたローブを外す。
 素早く両手で股間を押さえるが、勢いを見せているものの全ては隠し切れず、少女たちを喜ばせた。
「うわー、おっきいのに皮かぶりだ」
「レネットのはかわいいけど、これはちょっとねー」
「うん、気持ち悪いよね」
 笑いながら勝手なことを言い合っている。
 自分を卑下する言葉の数々に、普段のフレアなら反発しただろう。
 だが、今は自分の惨めさに耐えるのに精一杯で、それどころではない。
 意思とは無関係に滾る股間を隠しつつ、しょんぼりと俯いている。
「うふふ、フレアさんはすごいんですよ。ほら、こんなに皮が余っている」
 フレアの心中を汲み取るつもりなどはまったく無いのだろう。
 フィオナはフレアの手を押しのけると、勃起してなお余っている包皮をつまみ、引き伸ばした。
 長めの竿が、更に半分ほどの長さを増し、そのみっともなさに自然と笑いが巻き起こる。
「せっかくなので、有効に使いましょう。この先っぽを、こう・・・」
 フィオナが一本の紙紐を取り出し、余った皮の先端に巻きつけた。
 にこやかに手を動かし、蝶結びを作って留める。
「ふふっ、かわいいですね」
 勃起した男根の先端に、小さな蝶が止まっている。
 そんな姿に意地の悪い失笑が漏れ聞こえ、フレアが体を小さくした。
 隠そうとする手は、フィオナの一睨みで止まり、体の横で躊躇っている。
「この紐が外れたら、お仕置きがありますからね」
 こんな目に合わされた上で、どんな仕置きが残されているというのか。
 そう言いかけた口を噤み、フレアは唇をかみ締めた。
「それでは、楽しみましょうか」
 フィオナの手が、一冊の本を差し出した。驚きながらもそれを受け取ったレネットが、表紙を見て頬を染める。
 その体からローブを剥がしたフィオナは、同じ姿になった姉妹を向かい合わせに立たせると、
二人を見守るように傍らに座った。
「はじめなさい」
「は、はい・・・」
 穏やかに促されて、レネットが本を開く。大きく息を吸う間にも、レネットの股間がぴんと起き上がり、興奮を顕した。
 二人を囲む少女たちはそれを目ざとく見つけ、くすくすとさざめく。
 あどけない声が、淫らな物語を語りはじめた。股間を滾らせ、太ももを濡らしながら、時折声を詰まらせる。
 その声を耳にするフレアの股間が、よりいっそうにいきりたった。
「くぅ・・・」
 痛みすら感じさせるほどの勃起の苦しさに、フレアが低く呻いた。
 がちがちに勃起した自分をきつく握り締めながら、腕を震わせて耐えている。
 しごいてしまったら終わりだと判っているのだろう。
 片目を閉じ、頬をゆがませながら、こみ上げる欲求を押さえ込んでいる。
563名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:44:24 ID:Qhi9onEX
 本の中の二人が、一つに結ばれた。
 初めての経験に戸惑いながらの交合を、レネットは幼い声で、息を荒らげながら読み続ける。
 気づけば、重たい本を片手で支え、もう一方の手で自分をしごいていた。
 時折声が途切れるのは、思いを果たした証だった。
「やだ、恥ずかしー」
「人前でよくやるよね」
 聞こえるように放たれた、意地の悪い囁き声に、レネットが体を縮める。
 それでも手の動きを止めることは出来ず、上ずった声で朗読しながら、噴出した精液をだらだらと床に零し続けた。
 部屋に漂い始めた男の匂いに、少女たちが眉を潜め、視線でレネットを責め立てる。
「ひうっ、んぅ・・・」
 思いを果たしたレネットの、抑えようとして零れた声に、フレアが唇を噛んだ。
 必死の思い出耐えている目の前で、妹にそんな姿を見せられて、我慢しろというのも無理だろう。
 ついにフレアの手は、持て余すほどの大きさの自分をしごき始めた。
 女の自分も慰めながら、男の欲望に踊らされる。擦れば擦るほどに高まる射精への欲求に、悲痛な声を漏らす。
 女の場所に触れていた左手が、躊躇いながらお尻に伸ばされ、そして離れる。
 指先がそこに触れる度、体をくねらせるフレアの姿を、優越感に満ちた視線が嘲っている。
「だめっ! もう、だめえっ!」
 堪え続けることはできなかった。
 妹が何度目かも判らない射精を果たしたその時、不意に姉が叫びを上げ、お尻にあてがっていた指先に力を込めた。
「んうっ! はああっ!」
 自分の手に押されたように腰を突き出し、竿を揺らす。
 両の眼は見開かれ、だらしなく開いた口からは涎が零れていた。
 吐き出された精が皮に遮られ、中に溜まっていく。
 竿の先端がぶくりと膨らんだ姿に、一瞬静まった部屋の中が嘲弄に満ちた。
「な、なーに、あれ。みっともない」
「うっわあ、ぶよぶよになってる。気持ち悪いなぁ」
「せーえき溜めてるんだよね。やだぁ、汚いなぁ」
 レネットが零した精液のにおいに顔を顰めていた少女たちは、無残なフレアを嘲り、嫌悪した。
 自分でも惨めなのだろう。
 フレアは涙を零すが、一度外れたタガを戻すことは出来ず、お尻に刺した指を動かしながら、自分をしごいている。
 向かい合った姉妹が、交互に射精を繰り返し、レネットは足元に、フレアは自分の先端に、それぞれ精を溜めていく。
 開き直ったのか、考えられなくなったのか、二人からは既に遠慮が消え、ただ快楽だけを求めている。
「んああっ! あっ?!」
 何度目の射精だったろうか。フレアが声を上げたその時、三倍ほどに膨らんでいた袋を縛る紐が弾けとんだ。
 同時に溜められていた精子が溢れ、竿を伝って垂れ落ちる。
 精液が太ももを伝い落ちる感触と、股間から立ち上る異臭とに、無意識に顔を顰めたフレアの前に、
はじけた紙紐を拾い上げたフィオナが立ちはだかった。
「先ほど申し上げましたね。これが外れたら、お仕置きですと」
「は、はい・・・」
「判っているなら、覚悟はできていますね?」
 にこやかな脅迫に、フレアが怯える。目の前にしゃがみこんだ頭を見下ろしながら、固まったように動かない。
「こんなにたくさん・・・。しかたのない娘ですね」
 足元に溜まっている精液の量に、フィオナが目を細めた。
 顔を挙げ、目の前にある皮かぶりをみつめると、無造作にそれをつかみ、皮を剥く。
 躊躇いも無く露になった先端を口に含み、残った雫を嘗め尽くすと、涎の糸を引きながら離れる。
「では、お仕置きをしましょう。フレアさん、自分で皮を拡げていなさい」
「え・・・?」
「この余った皮に指を入れて、拡げるんですよ」
 言いながら見本を見せる。
 剥いていた皮を戻され、その先端を二本の指で広げられたフレアは、あまりのことに震えながらも指を伸ばした。
 フィオナに代わって自分でそれを拡げて立ち、皮の間から覗く淫靡な色の亀頭を見下ろす。
564名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:49:45 ID:Qhi9onEX
「レネットさん」
「は、はい」
 姉の惨めな姿に興奮し、股間を弄り続けていたレネットが、不意に名を呼ばれて直立した。
 手招かれて前に進み、姉の前に膝を突く。
「お姉さんを愛してあげなさい。こちらではなく、女の子の方をね」
「は・・・い」
 言われて上目で姉を見つめる。
 フレアの女の子の部分。
 今までこんなに間近で見たことも、ましてや口を寄せたことも無い場所。
 今までとは違う恥ずかしさの中で顔を近づけたレネットは、射精の快感に濡れそぼったそこに舌を伸ばし、
姉の雫を口に受け止めた。
「ひ・・・いぃ・・・」
 濡れそぼった場所を舐められ、吸われ、女としての悦びが体を襲った。
 それは同時に、男の部分を昂ぶらせ、滾らせてしまう。
 拡げられた皮の奥で、桃色の亀頭から透明の雫が盛り上がり、垂れた。
 精液に似た、しかしもっと生臭いその液体は、じわじわと生み出されて皮の中に溜まっていく。
「あ・・・があ・・・、あ、いああ!」
 中腰になり震える少女の足元から、フィオナが外れ落ちた紙紐を拾い上げた。
 精液にふやけたそれを伸ばし、先走りを溜め込んだ皮の間を覗き込むと、先端で亀頭をつつく。
 敏感に反応するフレアの姿に、楽しげに指を動かしながらクスクスと笑う。
 やがてそれにも飽きたのか、糸を引いている紐の先端を口に含んだフィオナは、不吉に目を細めると、
紐を二つ折りにしてより合わせた。
 細く、固く絞られた紐を構え、その先端を亀頭の真ん中、先走りを盛り上げている穴へとあてがう。
「ひぎっ! いいいっ!!」
 食いしばった歯の間から悲鳴が噴出した。
 こよりはフレアの尿道へと潜り、内側から男根を刺激している。
 それでも射精を許されない少女の口からは、もはや言葉にならない叫びが続いた。
 崩れそうな膝を必死でこらえ、蟹股の中腰でだらしなく立ち、顎を突き出して喘いでいる。
 拷問のような快感に襲われ、解放を望み、涎に塗れた顔でフィオナに訴える。
「辛そうですね」
 穏やかな声に、激しく頷く。
 くすくすと笑ったフィオナの指が、こよりを引き抜き、拡げられている皮の間に伸ばされた。
 てらてらと光る亀頭に指先で触れ、ついっとなぞる。
 フレアが首を仰け反らせ、声にすらならない絶叫を放った。
「じゅうぶん堪えたようですね。もう、許してあげましょうか」
 満足げに頷いたフィオナの指が、亀頭を離れて後ろに向かった。
 男の汁に塗れたそれを肛門にあてがい、一息に突き刺す。
「ひぎいいいっ!!」
 解放を許されたフレアが上げたのは、歓喜を通り過ぎた苦悶の叫びだった。
 拡げられた皮の間を通って噴出した精液が、顔の高さにまで飛び上がり、放物線を描いて落ちる。
 そこにしゃがんでいたフィオナの頭がそれを受け止め、端正な顔にどろりと垂れた。
 フィオナは舌を伸ばして頬を垂れる精液を拭い、勢いを保ったままの竿に手を添える。
「ふふ、まだ元気ですね。もう少しがんばりましょうか」
 まだ姉を舐めている妹の頭を押し、触れただけで溶けそうな柔肉を指先で撫で回す。
 息を乱してその場所を見つめるレネットに微笑んだフィオナは、フレアの体を床に横たえ、少女を手招く。
「レネットさんもしたいでしょう?」
「は、はい」
「どうぞ」
 レネットに向けその姉を開く。つばを飲み込んだレネットがその場に膝を突き、姉の足を抱え上げた。
 拒む声は出ず、逃げ出すことも出来ず、フレアはぐったりとされるままになっていた。
「ご、ごめんね、お姉ちゃん」
 同じ姿になった姉を犯すのに、罪悪感があるのだろう。だが、我慢はできないらしく、侘びを口にしながらも、
膝でにじりよっていく。
565名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:52:29 ID:Qhi9onEX
「うあっ!」
 とっくに準備を済ませていた場所に、レネットの小さなものがあてがわれた。
 目を瞑り、勢いよく押し込む。
 股間にいきり立つ大きな皮かぶりが大きく揺れ、皮に残っていた精を撒き散らした。
 自分と妹とを汚しながら固さを増した男根のせつなさと、突かれてこみ上げる女の悦びとに責められ、
フレアが顔をゆがめて喘ぐ。
「あぅ、大っきいの。お姉ちゃん、大きいの・・・」
 しきりに腰を振りながら、お腹に感じる熱さと固さに目を開く。
 腰の動きに合わせてぶんぶんと首を振っていたものを握り締めたレネットが、思わずそれを撫で回し、
射精を許されない姉を苦しめる。
「あうっ、でるっ! でちゃうよおっ!」
 姉と違い、射精に制約を受けていないレネットは、言葉と共に精を吐き出していた。
 ぐっと腰を突き出して固まる姿を、少女たちが凝視する。
 ほどなく肩を落としたレネットが、ゆっくり姉の中から自分を抜いた。
 大きさに見合わない量の精液が零れ、床へと垂れて行く。
「気持ちよかったですか? レネットさん」
「は、はいぃ・・・」
「それは良かったですね。では、お返しをしてあげなさい」
「え・・・?」
 穏やかに微笑みながら、フィオナの手がレネットの首を押した。
 破裂しそうなほどに滾っているフレアを見せつけ、片手でレネットの股間を撫でる。
「フレアさんは、まだ女の子を知りません。レネットさんが教えてあげてくださいね」
「そ、そんなの、無理です!」
 思いがけない言葉に、青ざめて首を振る。凶悪な太さを目の前に、ただ怯えている。
「こんなの、こんな太いの入らない」
「ふふ、大丈夫ですよ」
 諭しながら、指をもぐりこませる。二本目、そして三本目ともぐりこませ、もどかしくかき回す。
「女の子は意外と丈夫です。赤ちゃんだって産めるんですから、これぐらいは大丈夫ですよ」
「でも、でも・・・」
「お姉さんは、あなたに始めてを捧げたんですよ。あなたが嫌がってはかわいそうでしょう?」
「うう・・・」
 様々に責められて、レネットが黙り込む。その目の前で体を起こしたフレアが、欲望に塗れた目で妹を見た。
「フレアさんもしたいでしょう? レネットさんの中で、精を放ちたいでしょう?」
 普段のフレアなら、即座に首を振っただろう問いに、ゆっくりと頷く。
 もてあまし気味の自分を手で支えながら、怯えた顔の妹を押し倒していく。
「い、いや・・・。怖いよ、お姉ちゃん」
「ごめん・・・。でも・・・」
 声にされなかった気持ちは、聞くまでもないものだった。ついさっきまで、同じ気持ちで姉を貫いていた。
 それを思い出したのだろう。レネットが唇を噛み、自らの手で姉を迎え入れる場所を開いて見せた。
「うん・・・。いいよ、お姉ちゃんなら」
 健気にも微笑む妹に、フレアが一瞬動きを止めた。だが、理性は一瞬で力尽き、すぐに妹にのしかかる。
「ひうっ! ぐぅうう!」
 濡れてはいるが、もともとが狭い穴に、太い欲望が押し付けられた。裂こうとするかのように、強引に押し入って行く。
 レネットは歯を食いしばってそれに耐え、握った拳を左右で振っている。
「う・・・ぅぐ、ううぅ・・・」
 きつい締め付けを受けながらも、一番奥まで潜ったフレアが、こんどはゆっくりと出てきた。
 レネットの雫に塗れた肉棒がテラテラと光り、淫靡に輝いている。
 半分ほど戻ったところでまた奥へと向かい、突き当たっては戻る。
 濡れてかほぐれてか、次第に動きを滑らかにしながら、フレアはただ苦しそうに呻いていた。
「はうっ! んっ! お、奥に! あ、当たって! んんっ!」
 苦しそうな姉とは対照的に、レネットは余裕を見せ始めていた。
 姉に貫かれながら、股間の小さなものを滾らせている。
「んあっ、き、気持ちいっ、いあっ! んうっ、でっ・・・ちゃう!」
 腰を動かしている当人を差し置いて、レネットの男が暴発した。
 互いのお腹で挟まれた男根から、どろりと零れ出した精液が、動きに擦れて泡立っている。
 その感触すらも心地よいのだろう。姉に組み敷かれたまま、レネットはうっとりと目を細めた。
566名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:54:59 ID:Qhi9onEX
「あなたも気持ちよくなりなさい」
 苦しそうに腰を振り続けるフレアの背中に、フィオナがそっと寄り添った。
 耳元に囁きながら尻を撫で、指先を菊座に押し当てる。
「レネットさんに、妹の中に、いっぱい出しなさい」
 優しく囁きながら、指の腹で肛門を撫で回す。
 そこが求めるように緩んだのを確かめ、動きを止めると、一気に根元まで突き刺した。
「ひっ! いひいいっ!」
 奇矯な叫びと共に、フレアが腰を突き出した。動きの激しさにレネットが仰け反り、小さな男根の先から精を零す。
 どれほどの量を放っているのか、妹を掴んだままのフレアがぶるぶると震え、虚空を見上げている。
「うふふ、こんなにたくさん出して・・・」
 固まっている姉妹を引き離したフィオナが、小さな体からあふれ出した白い粘液を、掌で受け止めた。
 目を細めて口を寄せ、楽しむようにゆっくりと吸い取る。
 手に受けたものを吸い尽くすと、レネットの股間に顔を寄せ、直接そこに口をつける。
 教え子たちが唖然としているが、それにすら気づかないように、ひたすらフレアの精を吸い続ける。
「学長・・・先生?」
「・・・ふふ、失礼しました」
 一人の生徒の躊躇いがちの呼びかけに、フィオナが取り繕った笑みを見せた。
 ぐったりと座るフレアを見つめ、赤い紙紐を取り出す。
 肉体の疲労と無関係にいきり立っているものを掴み、楽しそうに微笑む。
「改めて縛りますよ。これを外したら、もっときついお仕置きです。判っていますね?」
「いやっ! いやあああっ!!」
 よほど堪えたのだろう。フレアは激しく首を振り、許しを請う。
 しかしフィオナは平然と、手にした紐でフレアの先端を結んだ。
 紅の蝶が先端に止まり、フレアを間抜けな姿にする。
「私はお風呂に入ります。あなたは講堂に行きなさい。くれぐれも言っておきますが、これが外れたらお仕置きですからね」
「あう・・・、うぅう・・・」
 怯えた様子でうずくまるフレアに笑いかけ、フィオナはレネットを引き寄せた。
 小柄な体を腕に収めて姿を消し、後にフレア一人が残される。
「うあ・・・あ・・・」
 取り囲む少女たちの視線に耐えられなかったのだろう。フレアは全裸のまま走り出した。
 廊下に溢れる少女たちの好奇の視線に晒されながら、赤い紐に彩られた股間を揺らして、必死に講堂を目指す。
 何事かと追いかける少女たちを引き連れながら、フレアは講堂にたどり着き、そこに一人の少女を見出した。
「シーレス!」
「・・・フレア」
 壁から伸びる鎖に首をつながれたシーレスがそこにいた。
 狂ったように自分の男根をしごき、射精できない苦しさにもがいている。
 いつもならそれを許してくれるラーナの姿は近くに無く、シーレスはいつまで続くかも判らない苦しみに、
発狂寸前まで追い込まれていた。
「フレア! フレア! お願い、助けて! 入れさせて! 射精させてっ!」
 充血した股間を突き出し、狂おしげに叫ぶ恋人に、フレアは走りよった。
 耐え難い気持ちはよくわかる。すぐにも楽にしてあげようと、赤黒く腫れたそこを口に含む。
「はああっ!」
 触れただけで射精する。
 シーレスの顔に開放感が広がり、フレアの口から精が溢れた。
 口に広がるその味に、いつしか嫌悪を抱かなくなっている自分に気づき、フレアが動揺する。
 躊躇いの後に精を飲み下したフレアは、その行為に興奮している自分も見つけ、困惑を浮かべた。
「フレア、もっと。もっとしてよ」
「うん・・・、あの、シーレス?」
「な、なに?」
「あの、お尻・・・でもいい?」
 意味ありげに自分の股間を見下ろす。
 初めて気づいたフレアの姿に、シーレスの顔に理解が広がった。
 同じ苦しみを味わっている、同じ快感を共有できると知り、どこかうれしそうに頷く。
567名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:56:44 ID:Qhi9onEX
「いいよ。フレアのなら、どこでも」
「き、きて・・・」
 目の前で四つんばいになり、お尻を突き上げる。
 片手を後ろに回してお尻を拡げたフレアに取り付き、シーレスがいきり立つ自分を押し付ける。
 精液に濡れた男根は、狭い菊座を押し開き、強引に先端を押し込んでいく。
 まだ先っぽも入らないうちに精を零したシーレスは、それでも勢いを失わない自分を必死に押し付け続けた。
 二度の射精に後にようやく目的を果たし、フレアの中で動き始める。
「はううっ! シーレスが、シーレスが私の中にっ!」
「あったかい、フレアのお腹、あったかい」
 いつしか出来上がっていた少女たちの輪の中で、シーレスは無心に腰を動かした。
 全てを忘れるように声を掛け合い、ただお互いを貪る。
 シーレスの手は、雫を飛ばすフレアの女性器にもぐり、雫を纏って己の股間に戻された。
 昂ぶりをすぐに放てる状況にあって、最大の快楽を得るのに躊躇いを見せない。
「あうっ、出てる! シーレスの精子、お腹の中にっ!」
「ご、ごめん。でも、止まらない。まだ出る! もっと出るっ!」
「ふうう! わ、私も、私もおっ!」
 四つんばいのフレアの股間で、先端を縛られたちんぼが脈打った。
 先端を包む皮がぶくりと膨らむ様に、興奮に包まれている少女たちの顔が嘲りにゆがむ。
「はあ、すごい。フレアのお尻、すごくいい」
「擦って。お尻、もっと擦って」
 貪欲に交わり続ける二人の少女は、女の場所からは雫を垂らし、床を濡らしている。
 互いに、どれだけの射精を重ねたのだろうか。
 フレアのお腹は目に見えて膨らみ、包皮の紐は今にもはじけ飛びそうになっている。
「シーレス、ごめん! もうだめっ!」
「え?」
 突然の拒絶に、シーレスが悲しそうに眉を寄せた。
 フレアははちきれそうな自分を抑え、名残惜しそうにシーレスを解放する。
「これが取れると、お仕置きなの。だから、ごめん」
 まだ満足しきっていない恋人を残して、フレアは立ち上がった。
 精を零しそうになるお尻に力を込め、膨らんだお腹と、ぶよぶよに膨らんだ竿の根元をそれぞれ押さえ、歩き始める。
 その姿を嘲る声が、聞こえよがしにかわされているが、それに関わってはいられない。
 フレアは目を伏せたまま早足に、人の間を進んでいく。
568名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:59:13 ID:Qhi9onEX
 寮に作られた浴室は、十人以上が一度に入っても大丈夫な造りになっている。
 そんな広い浴室を二人で占領したフィオナは、鼻歌まじりにレネットの髪を洗っていた。
「フィオナ様・・・」
「あら、フレアさん」
「お姉ちゃん?」
 呼びかける声に、フィオナとレネットが揃って顔を上げた。
 目の前に現れた姉の、あまりに惨めな姿に、レネットが悲しそうに首を振る。
「どうしました?」
「紐を、外してください。もう、切れてしまいそうです」
「さっきあんなにしたばかりなのに、もう一杯にしたんですか?」
「は、はい・・・。シーレスと、その、お尻で交わって・・・」
「ふふ、いいですよ。約束さえ守るなら、好きにしていて」
 笑いながら伸ばされた手は、包皮の先端ではなく、膨らんだお腹を撫でていた。
 何が詰まっているのかを知った上で、その量を測るように撫でまわす。
「あの、フィオナ様・・・」
「こちらにいらっしゃい」
 全裸のフィオナが立ち上がり、フレアを手招いた。
 恐る恐る近づいた少女の前にしゃがみこみ、片手で竿を支えながら、結んであった紐を解く。
 すぐに溜まっていた精が噴出そうとするが、フィオナはその先っぽを唇で挟み、噴出を押さえ込んだ。
 少しずつ、楽しむように吸出し、口の中で弄んでいる。
「あぅ・・・」
 フィオナに吸われている少女のお腹が、不穏な音を立てた。
 注ぎ込まれた精液を、体が拒んでいるのだろう。
 困惑する少女を見上げたフィオナが、気を使ってか残りの精を一息に吸い取り、喉を鳴らして飲み下す。
「お腹が痛いの?」
「は、はい。ごめんなさい・・・」
「いいですよ。ついでです、ここで出してしまいなさい」
「で、でも・・・」
「ここなら、すぐに流せます。気にしなくてもいいですよ」
 にこやかに言われて、フレアはその場にしゃがみこんだ。
 どちらにしても、我慢など出来そうも無い。許してもらえなくても、漏らしていただろう。
「う・・・あ・・・」
 びゅるびゅると、形を持たないものがお尻から噴出した。茶色味を帯びた精液が、あっというまに足元を満たす。
 どれだけ出されたのかと呆れる目に、色の違う迸りが映った。
 屹立した男根の根元、フレアの女の子の場所から、黄色いおしっこが噴き出している。
 ずいぶん我慢していたのだろう。溜まっていたものを出す快感に、フレアが呆けている。
「レネットさん、流してあげて」
「はい、フィオナ様」
 フレアの肛門が口を閉ざし、おしっこの流れも止まると、レネットが桶に湯をくみ上げ、姉のお尻を洗い流した。
 足元に溜まっていた汚物も、何度か汲みなおしたお湯で流し、最後に皮を剥いてお湯を注ぐ。
 どうやら、フィオナに教わったらしい。中に汚いのが溜まるから洗わないといけないんだよと、訳知り顔で語る。
「では、もう一度結びましょう」
「はぅ・・・。あ、あの、フィオナ様・・・」
「なんです?」
「お風呂のあとは、ど、どちらに・・・?」
 恥ずかしそうに問いかける。その意味を正しく理解したフィオナは、にっこりと微笑んでフレアの竿を撫でまわした。
「部屋にいます。しっかり楽しんでくるといいですよ」
「し、失礼します」
 赤くなりながら、早足で風呂場を出て行く。そんな姉を見送るレネットを、フィオナが抱き寄せる。
「もう、射精することしか考えていませんね」
「お姉ちゃん・・・」
 自分に見向きもしなかった姉の姿に、ちょっとさみしさを滲ませる。
 そんな少女を撫で回しながら、フィオナは小さな鍵をその目の前に差し出した。
「シーレスさんを繋いでいる鍵です。お風呂を上がったら、あの二人を部屋につれてきてくださいね」
 フィオナの願いを断ることなどできはしない。レネットは小さな鍵をつまみ上げ、小走りに浴室を出て行った。
569名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 21:01:23 ID:Qhi9onEX
 フィオナが部屋に戻って程なく、レネットは二人を引き連れて姿を見せた。
 そのままの姿で来たのか、背後の二人は繋がったままで息を乱し、フィオナの前だというのに腰を動かしている。
 フレアの股間では、包皮が紐を飛ばしそうに膨らみ、この短時間に何度射精したのかを物語っていた。
「また、こんなに出して・・・」
 呆れたように言いながらも、フィオナはフレアの前にしゃがみこみ、その先端を唇で挟み込んだ。
 そのまま紐を解くと、今度は一息に、皮の中身を口へと移す。
「続けなさい」
 フレアのお尻に精を放ち、一瞬の理性を取り戻したシーレスが腰を止めた。
 フィオナはシーレスの女に指を潜らせ、内側から気持ちを昂ぶらせる。
 自分は再びフレアのものにしゃぶりつき、皮を捲って敏感な場所を嘗め回す。
「はあっ! ああっ! こんなっ! こんなのおっ!」
 フィオナの舌に責められながら、お尻を犯される。
 フレアの男は休む暇も無く精を吐き出し続け、尻は精を受け続ける。
 何度出したかなど、数えようも無い。
 フィオナの搾り出すような舌使いにも、シーレスのえぐる様な腰使いにも、体が応えなくなったとき、
ようやくフレアは解放され、そこに倒れこんだ。
 ぜいぜいと息を吐き、焦点の合わない瞳を見開いて。
「思った以上の逸材ですね」
「ラーナ・・・? いつの間に」
 倒れたフレアを見下ろす、小柄な体がそこにいた。
 いつ入ってきたのか、驚くシーレスに笑いかけ、精液に顔を汚したフィオナに頭を下げる。
「これなら、あたしも安心です。もう、行きますね」
「ラーナさん。長い間、ありがとう」
「いえ、お役に立ててうれしかったです」
 いつも見せていたあどけなさとは違う、複雑な笑顔。
 それを振り向かせたラーナが、不思議な会話に困惑するシーレスを見つめる。
「フィオナ様を、支えてあげてね」
「ど、どういうこと?」
「あたしはもう、お役に立てない。だから、お願いね」
 詳しい説明をするつもりは無いのだろう。ラーナは小走りに扉へ向かい、最後に振り返って頭を下げた。
 フィオナは慈愛に満ちた瞳で、小さな体が姿を消すのを見送る。
「あの、フィオナ様?」
 恐る恐る声をかけたのは、シーレスだった。判らないことだらけの中で、不安を覗かせながらフィオナを伺っている。
「ラーナは、ついこの間まで、あなたたちの代わりをしてくれていました」
 何を聞きたいのかは判っている。瞳に意思を取り戻したフレアも、同じ顔で見上げてきている。
「私は、人の力を吸い取って生きてきました。三百年以上、何人もの女の子を吸い尽くして、生きてきました。
 ラーナはその一人。そして、あなたたちもその中に入ります」
「コレは、そのための・・・?」
 苦しげに体を起こしたフレアが、股間で半立ちになっている皮かぶりを指差した。
 フィオナは鷹揚に頷き、頬を落ちようとする精を舌先で掬う。
「あなたたちが出しているのは、あなたたち自身の魔力。おかしいとは思いませんでしたか? 
 造る場所もないのに、どうしてあれほどの精が放たれてしまうのか」
「・・・自分が生きる為に、私たちを絞ったの?」
「ええ、そうです」
 どこか悲しげに、フィオナはフレアの怒りを受け止めた。
 激昂したフレアが拳を握るが、消耗した体は立ち上がろうとしてふらついてしまう。
 それを支えたシーレスが、気遣わしげな目を魔女へと向けた。
「それだけ・・・ですか?」
 問いかけに沈黙が返される。瞳の深さに引き込まれそうになりながら、シーレスが言葉を継ぐ。
570名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 21:04:22 ID:Qhi9onEX
「自分の都合だけで他人を犠牲にするような人のために、ラーナがあんなことを言うとは思えません」
 ラーナのことをそれほど詳しく知っているわけではない。
 やさしかったラーナと、楽しそうに責めてきたラーナと、どちらが本物なのかも判らない。
 だが、他人の都合で勝手に生贄にされていながら、あんなことを言える人間はいないだろう。
「ラーナちゃんは、フィオナ様の辛さを知っていたから」
 答えは、意外な方向から返された。
 シーレスの傍らにしゃがみ、姉を支え始めたレネットが、どちらにとも無くつぶやいている。
「三百年だよ。一人で、世界を背負って。誰も代わってあげられない仕事を、ずっとしてきたんだよ」
 レネットは、事情を聞かされているらしい。
 フィオナまでが意外そうな顔をしているところを見ると、おそらくラーナから聞かされたのだろう。
「自分が失われたら、世界が乱れるって判ってて。他人を犠牲にするしかないって割り切って。
 本当は辛いのに、みんなのために誰かを犠牲にするのはイヤなのに、逃げることもできないんだよ」
 後進を育て世に送り出すうちに、いつしか国と国の間に立たされていた。
 関わる国が増え続け、気づけば自分の言葉一つで世界が動くようにすらなっている。
 望まずにそんな立場に立たされたフィオナの苦悩は、どれほどのものだろうか。
 ただ、少しでも人々の生活が楽になればと、古の知識を求め、広めていただけだったのに。
「・・・どうして、それを言ってくれなかったんですか?」
「言い訳にしかならないでしょう?」
 呟く声に力は無い。若々しい容姿の奥に、疲れ切った老女の影が覗いたようだった。
「私は、卑怯な女です。あなたたちから逆らう気力を奪う為に、あんなひどいことをしました。
 射精する快感を覚えさせて、私に喜んで精を、あなたたちの力を吸わせるように、追い詰めました」
 見上げる三人の前にしゃがみ、フレアとシーレスの股間に手をかざす。
「ラーナがそうだったように、レネットさんも、シーレスさんも、持っている力は大きいのに、それを引き出す才能は無い。
 だったら、私がそれを貰い受けて、有効に使ったほうがいい。それが、言い訳でした。こうするのが一番だと思いながら、
 あなたたちを追いつめました。でも、もうやめましょうか」
 フィオナが目を閉じ、小さく呟く。
 シーレスの股間の憤りが収まり、フレアを襲い続けていた疼きが消えていく。
 「待ってください」
 フィオナが自分たちの男を消そうとしている。
 それに気づいたシーレスが、フィオナの手を押しのけた。見開かれた瞳をまっすぐ見つめる。
「すぐに、信じることはできません。でも、私はラーナに頼まれました。だから、もうしばらく、このままにしてください」
「私も、それでいいわよ」
 不満を覗かせながらも、フレアが同意する。
 勢いを失って垂れている自分とシーレスを見比べ、ついっと目を逸らす。
「変な制約だけ解いて貰えれば、べつに、そんなに悪いもんでもないし」
 フィオナへの同情もあるが、射精が病みつきになったというのも大きいだろう。
 さすがに、そのままは言いづらいらしいが。
「・・・ありがとう」
 しおらしく頭を下げるフィオナに、シーレスが微笑を、レネットが笑顔を投げかける。
「お姉ちゃん、どうしたの?」
 一人釈然としない顔を浮かべているフレアに気づいたレネットが、姉の顔を覗きこんだ。
 言おうか言うまいか迷いながらも、フレアはフィオナに顔を向ける。
「一つ、聞いていい?」
「はい?」
「レネットとシーレスを選んだ理由はわかったけど、あたしはどうしてなの?
 自分で言うのもなんだけど、優等生だったはずよ」
「確かに、あなたは優等生です。でも、魔力の使い方に無駄が多すぎます。
 あれでは、ここで学び終える頃には、力を枯らしてしまうでしょう」
「そ、そう・・・なの?」
「基礎が間違っているのです。そのやり方は独学でしょう?」
「・・・うん」
「才能に恵まれているが故の誤りです。基礎から学べば直らないことはありませんが、いまさら初等部に編入しても、
 あなたは納得しないでしょう?」
 学院に入る以前から、高度な魔術を使えたフレアは、それを自分の拠り所としている。
 誤りを指摘しても、無理やりに編入させても、受け入れなかっただろう。
571名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 21:06:50 ID:Qhi9onEX
「それで、私を・・・」
「学ぶだけで枯れさせるのは、あまりに惜しかったのです。
 でも、自分に自信を持っているうちは、こんな話を受け入れられないでしょう?」
 自分が選ばれた理由に、フレアは悄然と俯いた。自分の全てを否定され、笑うほどの強さは持っていないのだろう。
「だから、ここで基礎からやり直しませんか?」
 続いた言葉に、驚き顔を上げる。フィオナは穏やかな笑みで頷く。
「あなたたちは、もう学院には戻りません。この部屋で、私と共に暮らしてもらいます。
 フレアさんが望むなら、私が基礎からお教えしますよ」
「な、なんで、そこまでしてくれるの?」
「あなたの才能がもったいないから・・・では、いけませんか?」
「・・・」
「あなたなら、私の補佐が出来るかもしれない。それだけの力を、消してしまうのがもったいないと思うのです」
 やや呆然と、フレアがフィオナを見上げた。
 伝説にすらなっている魔女に、才能を認められている。その喜びが体を包んでいた。
「あと、ですね・・・」
 いつも穏やかに微笑んでいた魔女の顔に、見慣れない表情が浮かんだ。
 頬を上気させ、目を泳がせ、唇を引き結ぶ。
 恥じらいとしか思えないその姿に、三人が一斉に不審を浮かべた。
「とても私的な理由で申し訳ないのですが、あの・・・」
 らしくもなく口ごもる。少女のように手をもじつかせ、目元を紅く染めながら俯く。その姿に大体の事情は推察された。
 レネットとシーレスが苦笑を浮かべ、フレアがじっとりとした目でフィオナを睨んでいる。
「できれば、あなたに支えてもらえれば、うれしいなと・・・。とっても、あの、私の好みだから・・・。
少しでも、一緒にいたいから・・・」
「能力じゃなくて、好みで私を選んだの?」
 とたんに不機嫌になったフレアが、こめかみをひく付かせている。
「いえ、そうではなくて、いえ、それも少しはありますけど・・・」
「ふざけるなあっ!」
 不意に叫んだフレアが、フィオナに飛び掛った。止める暇も無く衣服を剥ぎ取り、豊満な肉体を組み敷く。
「そんな身勝手な理由がある?! あんたみたいな人はお仕置きだ! あんたがつけたコレで責めてあげるっ!」
 フィオナの体を前にして、フレアのものは既に勢いを取り戻していた。
 固くそそり立ったものをお腹に押し当て、叱られた子供のような顔をしているフィオナに顔を寄せる。
「こっちからでも、ちゃんと吸い取れるの?」
「え、あ、はい・・・」
「じゃ、安心ね」
「それでは、あなたの魔力が・・・」
「いいよ。私の力も吸わせてあげる」
 それは、許すと同時に拒絶の意思をも伝える言葉だった。
 そこまで踏み込むつもりは無いと、宣言された瞬間だった。
 フィオナが切なげに瞳を潤ませ、小さく頷く。応えるように、フレアも頷く。
572名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 21:08:43 ID:Qhi9onEX
 穏やかに微笑み、フレアがフィオナの股間を指先で広げた。
 皮を剥いた自分をそこに押し当て、無造作に腰を押し込む。
 成熟した女体は、柔らかく、それでいてしっかりとフレアをつつみ、くわえ込んだ獲物を逃すまいとするかのように、
貪欲に締め付けてくる。
 お仕置きだと言っていたわりには、腰を荒々しく動かすことも出来ず、奥まで侵入したところでじっと固まる。
「はぁう、は、反省するまで、毎日、お仕置きだよ」
「はぁ、あ、はんせい・・・したら、お仕置きは終わり・・・?」
「お仕置きはね。でも、毎日するよ。こんな、こんな気持ち良いこと、我慢なんてできない、から」
 妹のように、素直にはなれないらしい。
 意地っ張りな性格そのままに、自分の都合を言い訳に協力を申し入れる。
 腰を振るのに夢中になっている無警戒な唇を、首を伸ばしたフィオナが奪った。
 下から突き上げるように腰が動き、フレアを追い詰める。同時に、女慣れした指がフレアをまさぐり、淫靡に拡げる。
 当たり前の話だが、三百年以上女として現役でいる魔女に、フレアごときが太刀打ちできるはずも無い。
 すぐに限界まで追い詰められ、お尻に指を入れる必要も無く射精する。
「もっと、お仕置きしてくださいね」
「わ、判ってる」
 首の後ろに回された両手は、まだ逃がさないと語っていた。
 唾を飲み込むフレアの横顔に焦りを見出しながら、レネットがにこやかに傍らを見やる。
「ね、シーレスちゃん」
「な、なに?」
 激しい交合に見入り、股間を無意識にさすっていたシーレスが、うろたえた声を上げる。
 レネットは、それに気づかなかったような顔で姉と学長の姿に目を注ぐ。
「あたしと、シーレスちゃんと、お姉ちゃん。フィオナ様には、三人必要なんだよね?」
「・・・フレアは予定外かもしれないけど」
「でも、二人だよ。だけど、ラーナちゃんは、一人で務めてたんだよね?」
「そう、だろうね」
「すごいと思わない?」
 フィオナとの交わりは、性欲というのとは違うが、非常に似たところがある。
 フィオナの貪欲さを見せ付けられて思うのは、それを一人で受け止めていた少女の偉大さ。
 あの小柄な体で、よくもそれが出来たと思う。
「うん、すごいね」
 あどけない笑顔を見せていた友人を思い浮かべ、シーレスはしみじみと頷いた。
 女は、どこまで強くなれるのだろう。
 フレアを絞り続けるフィオナの姿を見ながら、シーレスはぼんやりと、そんなことを考えた。



 以上で終わりです。
 長々と失礼しました。
573名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 21:10:26 ID:JVKPPPEs
いいえ
574名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 01:38:52 ID:YZ3zoh57
お疲れさま、もうちょっと寝かせてキャラとか構成とか見直した方がよかったかもね
575名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 01:46:25 ID:uDkI+/nK
GJ!
フレアの包茎+前立腺攻めには玉派の俺もノックアウトだったよ
まとめて読んだからかもだけど、SSでこんだけムラムラしたのは久しぶりだわ
でも、やっぱ玉付きのも読みたいぜw
書く側からすれば玉の扱いは難しそうだけどね
次回作にも期待してます!
576名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 09:16:12 ID:0l4SuDlf
アナルに大量射精されて腹ボテとか
アナルファックしながら繋がったまま移動とかツボすぐるけど

腸内射精された分は無駄に浪費されただけになってしまうw
フィオナさんにアナル大量射精してあげてください(;´Д`)ハァハァ
577名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 11:13:00 ID:67XnfAzJ
ラーナのシーレス調教をもっと詳しく書いて欲しかった射精管理スキー
射精できなくて壊れちゃうぺにっ娘たまらない
578名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 10:13:55 ID:WutPxfaK
YES、禁欲させられて出したくて堪らないのに出せないけど手が止まらないとか
射精禁止の日数で態度が変わっていったり、最後に盛大に噴出すけど結局壊れちゃうとか
あまりの事に自我を失ってバーサーカーのようにひたすら犯しぬくとか…それこそ色々
579名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 10:26:30 ID:0n+pEuz6
自分でそういうの書けば?
580名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 23:06:01 ID:og+vVPjW
>>577 ただでさえ長いので、そこまで書けなかったんです。
     でも、せっかくなので書いてみた。
     壊すのは趣味じゃないんで少しぬるいかもしれないけど、こんな感じでどうだろう?


 宿舎の廊下を裸で走りぬけるのは、初めての経験だった。
 股間に滾るものを握り締め、小走りを原因とせずに息を乱しながら、シーレスはラーナの部屋を目指していた。
「あ、あぅ、あ・・・」
 目的の部屋の前に立ち、ドアにすがりつく。
 いきりたつ股間を握って、遅れているラーナを振り返る姿は、ほとんど狂気に染まっていた。
「早いよ、シーレスちゃん」
「だ、だって、我慢が・・・」
「ふふっ、いやらしいんだから」
 笑いながらドアを開く。
 離していたロープを引いてシーレスを招き入れたラーナは、痛いほどに腫れあがっている男根を握り締め、
無様に腰を引いて立つ。
「早く、早く!」
「しょうがないなぁ」
 苦笑を浮かべて目の前にしゃがみ、両手を肉棒に添える。
 そり立っているものを手前に引き、その抵抗の強さにクスクスと笑う。
「すっごく固い。あはは、離すと戻っちゃうね」
「あうっ!」
 無理やり手前に引いた竿を手放すと、勢いよく戻ってお腹を打った。
 シーレスが顔をしかめ、ラーナが軽やかに笑う。
「意地悪はこれぐらいかな」
 苦しみの中のシーレスが向ける悲しそうな瞳に、ラーナが肩を竦めた。
 改めて熱い肉棒を両手で挟み、手前に引く。
「おっきいなぁ。大丈夫かな?」
 亀頭の大きさに改めて感心し、小さな口を精一杯開く。
 咥えきる自信がないのか、首を捻って考え込む。
「とりあえず、こうしよっか」
「あ、はあっ、うっ!」
 口を閉ざし、いたずらっぽく舌を突き出す。そのまま舌先で鈴口を舐め上げ、指先でカリ首をなぞる。
 ぎりぎりまで高まっていた射精欲求は、最後の許しを待っているだけの状態だった。
 ラーナの舌は軽く触れただけだったが、軟らかく暖かなものに舐められた瞬間、シーレスは息を詰め、体を震わせた。
「きゃうっ!」
 濃密な精に打たれ、ラーナが顔をしかめた。鼻から口までを白く汚し、まだ射精を続ける竿を睨みつける。
「もう、ひどいなあ」
 文句を言ってはいるが、そうなるのは判っていたのだろう。
 堪えきれずに笑みを零し、顎から垂れようとしている精液を掌に掬う。
「んー、まだちょっと薄いかな?」
 どろどろの精を口に含みながら、首を傾げる。
「もうちょっと絞ったほうがいいね」
 絞るほど薄くなるような気がするが、ラーナはそう考えていないらしい。
 改めてシーレスのものを挟むと、今度は小さな口でかぶりついた。
 亀頭の全てを含むことは出来ずに、先端をちゅくちゅくと吸いながら、舌先で亀頭を弄ぶ。
「はうっ、はうっ、はううっ!」
「むー、ひょっろがはんひれえ」
 すぐにでも出してしまいそうな様子に、ラーナが舌を這わせたままシーレスを見上げる。
 我慢しろといわれても、出来ることと出来ないことがある。
 シーレスは激しく首を振り、ラーナの小さな頭を両手で押さえつけた。
「んぶっ!」
「はああっ!!」
 シーレスの精がラーナの喉を打った。口腔いっぱいに満たされた精を口の端から零し、鼻を押さえている。
 どうやら、勢いのありすぎる射精のせいで、鼻から出てきてしまっているらしい。
 あまりのみっともなさに余裕をなくしたのだろう。
 ラーナは口の中のものを飲み下すと、小走りにクローゼットに向かい、手拭で鼻をかんだ。
     
581名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 23:07:01 ID:og+vVPjW
「もう、服も汚れちゃったじゃない」
 顔だけでなく、着ている服にも精液が垂れている。
 手拭を投げ捨てたラーナが諦めたように息をつき、上衣に手をかけた。
 躊躇わずに脱ぎ捨て、そのまま全ての服を脱いでしまう。
「あ・・・」
 顔つきに似合った、未成熟の裸体。
 自分と変わらないほどの控えめな胸。飾り毛すら持たない幼い割れ目。
 それを目の前にして、シーレスが固まった。視線に気づいたラーナに見つめられ、気まずそうに目を落とす。
「んふ、別に見てもいいのに」
 両手を後ろで組み、肩を揺らしながら歩み寄る。鼻歌交じりに俯く顔を覗き込み、にっこりと微笑む。
「女の子同士なんだから、べつに気にしないよ。胸が小さいのは、ちょっと恥ずかしいけど」
「で、でも・・・」
 ラーナはそう言うが、見せられるほうは溜まったものではない。ただでさえ収まらないものが、刺激に固さを増している。
「あたしで興奮してる?」
 わざと股間を見せつけながら、あどけなく問いかける。
 返事は無かったが、それこそが雄弁なまでの肯定だった。
 ラーナが笑いながらしゃがみ、大きく足を開いて見せる。
「ここに挿れたい? あたしとしたい?」
「う・・・ぁあ・・・」
 伸びそうになる手を必死に押さえる姿に、ラーナの笑みが邪に歪んだ。
 自分自身を広げ、淫猥な肉の色を見せつけながら囁く。
「させてあげてもいいよ。シーレスちゃんは大事なお友達だし、苦しそうなのはかわいそうだし。でも・・・」
 足を閉ざし、立ち上がる。股間の縦線から目を逸らせずにいるシーレスの前に立ち、竿の下へと手を伸ばす。
「よく考えてね。男の人にとって、一番気持ちいいことを覚えちゃったら、もう手でしてもらうだけじゃ満足できなくなるよ。
 今なら手で満足できるけど、出すだけじゃ満足できなくなっちゃうよ」
「そ・・・んな・・・」
 それは恐ろしい未来図だった。
 同性と交わることだけを考える自分、ただ女を犯すことだけを考えて股間を持て余す自分。
 そんなおぞましい想像を現実に変えるかどうかは、この瞬間の決断にかかっている。
「そうだね、それがいいよ」
 迷いを振り切るように、激しく首を振るシーレスの頭を、ラーナが優しく撫でた。
 だが、言葉はその手つきほどに優しくない。
「それをしちゃったら、心も女の子じゃいられなくなっちゃうからね」
 言外に、今のシーレスの姿を嗤う。
 残酷な少女は、命じてシーレスを床に横たわらせた。
 後ろ向きに顔に跨り、互いに股間を見せ付けあうようにして体を合わせる。
 ラーナは竿には触れず、熱く火照っている女の穴に指を潜らせ、意地悪くかき混ぜた。
「一度したら、病み付きだろうね。女の子の中って、こんなに柔らかくて暖かいんだもん。
 男の子を受け入れる為に、男の子を気持ちよくするために、とっても巧く作られてるんだもん」
 こみ上げる情欲に耐え切れず、息を詰めているシーレスの股間で、固い肉棒がびくびくと痙攣している。
 それに気づきながらも、ラーナはわざとそこを避け、柔らかな秘裂で遊ぶ。
「シーレスちゃんは、他の女の子のここ、触ったことある?」
「ん、ん」
 言葉を出すのも辛いらしく、鼻から息を零しながら二度頷く。
 フレアとの関係も、フィオナの寵愛も知っているラーナは、正直な答えに満足そうに笑った。
「柔らかいよねえ。指で触るだけでも気持ちいい。男の子って、敏感なものをここにすっぽり包まれるんだよね。
 気持ちいいだろうなぁ」
 うっとりと目を細める。
 想像しているというよりも、思い出しているかのような様子だが、シーレスにはそれに気づくような余裕は無かった。
 ただ、目の前にある幼い割れ目に、血走った目を向けている。
582名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 23:07:59 ID:og+vVPjW
「ごめんね、余計なことばっかり言ってて。出させてあげないとね」
 思い出したように言うと、ラーナはシーレスの中から指を引き抜いた。女の雫に塗れた指で、男の場所に触れる。
 幾度かの射精を経ていながらも、勢いを失わないシーレスは、小さな手に撫で回されて喘ぐ。
 舌を突き出し、顎を逸らせている姿は、とてもではないが他人の目に触れさせるような格好ではない。
「んああっ」
 度重なる射精が影響はしているらしい。
 シーレスはそれまでと比べると多少長く堪えた後、少しだけ勢いを衰えさせた精を放った。
 顔と手でそれを受け止めたラーナは、指先から垂らしながらそれを舐め取り、残った精をシーレスの体にこすりつけた。
「汚れちゃったなぁ。あたし、お風呂に行って来るね」
 言うと同時に、廊下に飛び出している。
 まだ講義の時間であり、宿舎には人がいない。
 それを知ってはいるものの、ラーナのように部屋を出て行く勇気は持てず、シーレスはドアを閉ざして座り込んだ。
「・・・臭いな」
 自分の体が放つ精液の臭いに、我がごとながら顔をしかめる。
 拭くものを探して巡らせた目に、ラーナが鼻をかんだ手拭と、脱ぎ散らかされた衣服が触れた。
 拾った手拭で体を拭ったシーレスは、それでも漂う自分の臭いにうんざりしながら、ラーナが脱いだ服に手を伸ばした。
「ラーナの・・・」
 片付けようとして拾った布に、思わず見入る。
 もともと同性愛の傾向があるシーレスにとって、少女の匂いが残る下着は、魅惑的なものだった。
 無意識に唾を飲み、股間を包んでいた布を鼻先に押し当てる。
「ちょっと・・・おしっこ臭い」
 気づけば、その場にへたり込んでいた。ラーナの匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、自分を扱いていた。
 いつしか、女の場所よりも、男としての自分を刺激するのが当たり前になっている。
 そんなことにも気づかないまま、シーレスはひたすら、自分を擦り続けていた。
「うぅ、出ない・・・。出せない! やだよ! 出したいよおっ!」
 きつく握り締め、ひたすらしごく。自分でしても駄目なのは判っていたが、それでも手を止めることは出来なかった。
 皮を使って駄目ならと、むき出しの亀頭を直接擦り、それでも射精に至ることができずに涙を零す。
「ラーナの・・・ものなら」
 もしかしてと思い当たり、ラーナの下着で自分を包んでみる。
 変態そのものの姿だが、一縷の望みにすがりつき、少女の下着に包まれた自分をしごき上げる。
「うぅ、出ない・・・」
 期待が絶望に変わったのは一瞬の後だった。
 シーレスは唇を噛み、それでも布はかぶせたままで自慰を続ける。
 苦しいだけなのに、達することなど出来ないのに、どうしてもやめることができないまま、
先走りでじゅくじゅくになった布の上から、自分を擦り続ける。
「出したいっ! 射精したいっ! ラーナ! 助けて、ラーナッ!」
「もう、何してるの!」
 願いが届いたのか、悲痛な叫びに声が返された。
 自分を擦りながら振り返ったシーレスの目に、髪を濡らしたラーナの裸身が映る。
「ラーナ! お願い、我慢できないの! 助けてっ!」
「イヤだよ」
 必死の哀訴は、そっけない拒絶に跳ね返された。
 裸のままで部屋に入ったラーナは、新しい服を用意しながらベッドに腰掛け、絶望に顔を歪める友人を見下ろす。
「な、何で?!」
「せっかくお風呂に入ったのに、また汚れちゃうじゃない」
「そ、そんな・・・。お願い、一回だけ、もう一回だけでいいから」
「イヤだって言ってるでしょ。しつこいなあ」
 さも鬱陶しそうにそっぽを向く。
 だが、横目でシーレスの、崩れ落ちながらも股間だけはしごき続ける惨めな姿を窺い、まっすぐに向き直る。
583名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 23:09:11 ID:og+vVPjW
「なんか、興奮しちゃうね」
「ラーナ!」
 まっすぐ見つめてくる瞳に、期待を抱いたのだろう。シーレスが慈悲を願ってすがりつく。
 その目の前で、自分の股間に手を伸ばしたラーナは、指一本で自分をかき回しながら、うっとりとシーレスを見下ろした。
「シーレスちゃん、すっごく惨め。すっごくみっともなくて、とっても恥知らず。そんな姿見てたら、あたし、興奮しちゃう」
 目の前での少女の自慰に、シーレスは声も出せずに見入っている。
 股間はこれ以上無く晴れ上がり、握っていると痛みすら感じられた。
「もっと惨めなシーレスちゃんが見たいな。哀れで、無様で、情けないシーレスちゃん。
 そしたらきっと、あたしも我慢できなくなる」
「!」
 その言葉の意味は明らかだった。たった一つの光を見出したシーレスが息を呑み、ラーナの足元に額を擦り付ける。
「射精させて下さい! おちんちんこすって下さい! どうか私を、気持ちよくして下さい!」
「んふ、いい感じだね。でも、足りないなぁ」
 つま先で額を弾き、顔を上げさせる。
 惨めな泣き顔に昂ぶりながらも、ラーナはシーレスを立たせた。
 いきりたつ股間を前に、胸を張って直立するよう命じる。
「それにしても、大きいよねぇ」
 赤黒い亀頭の先から、透明な雫が零れ出ている。血管も濃く浮き出し、シーレスの状況を雄弁に伝えていた。
 それを理解しながらも、ラーナは淫靡に笑い、自分の中から抜いた指を舐めた。
 見せ付ける舌の動きにシーレスが唇を噛み、両手を横につけたままで身悶える。
「女の子の方はどうなってるかな? シーレスちゃん、後ろを向いて、足首を持って」
「こ、こう?」
 ラーナに背中を向け、体を前に倒す。
 足の間から肉棒が姿を見せ、その根元で口を開いている、女の場所が露になった。
 太ももに伝い落ちていた雫が竿へと流れ、その刺激にシーレスが震えている。
「んふ、いい格好」
「ひぎっ!」
 ラーナが手を伸ばし、二本の指でシーレスを抉った。
 乱暴な手つきに悲鳴が上がり、股の間の顔が歪む。
「ぐっちゅぐちゅになってる。あたしもね、同じだよ」
 反対の手を自分に伸ばし、柔らかな門を開いてみせる。
「指じゃ物足りない。もっと太くて、固いのが欲しい」
「ラーナッ!」
 誘いの言葉に体を起こし、飛び掛るようにしてラーナをベッドに押し倒す。
「お願い! 挿れさせてっ! ラーナに挿れさせてっ!」
「いいの? 後戻りはできないよ?」
「いいっ! が、我慢なんてできないっ!」
「・・・どうぞ」
 足を開き、同時に自分を広げてみせる。
 血走った目でそれを見たシーレスが、全身の血を集めたかのように火照ったものを、そこに押し当てた。
「ん・・・、やっぱり、大きい」
「くはあっ!」
 以外に滑らかにシーレスを受け入れたラーナだったが、小さな体には負担が大きいらしい。少し苦しそうに眉を寄せている。
 その上で、挿れただけで思いを果たしてしまった少女が体を強張らせ、まだ続く射精の快感に酔っている。
「せっかくだから、ちゃんと味わってね」
 繋がったままシーレスの腰を足で絡め取ったラーナは、器用に転がって上下を入れ替えた。
 馬乗りになってシーレスを見下ろし、ゆっくりと腰を動かし始める。
「これ・・・、なに? うぁ、すご・・・く、柔らか・・・いいっ!」
 軽く締め付け、吸い上げる。
 初めての女体に堪えきれず、シーレスが精を放った。
 二度の射精でもう一杯なのだろう。繋がっている場所から白い粘液が零れ出し、動きに泡立っている。
584名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 23:10:12 ID:og+vVPjW
「いいでしょ、女の子は。全部があったかく包まれて、優しく締め付けられて、出したものが受け止められて」
「すごい・・・、こんな、こんなに・・・」
 後戻りできないという言葉の意味が、ようやくわかった。
 いくら手でしたところで、この気持ちよさには届かない。
 手ですればするほど、出せば出すほど、この気持ちよさに焦がれて求めたくなるだろう。
「だから言ったんだよ。よく考えてねって」
 酷薄な笑みは、何を意味しているだろう。
 それを考える余裕すらなく、シーレスはラーナの動きに三度目の射精を果たしていた。
「たくさん出すから、お腹いっぱいだよ」
 ラーナが立ち上がり、手で股間を押さえた。膝立ちになり、前に進む。
「自分で始末してね」
「んっ!」
 シーレスの顔の上に尻を落としたラーナは、股を覆っていた手を外した。
 膣内に溜め込まれていた精液が零れ出し、それを生み出した主の顔を汚す。
 命令を果たそうと口を開き、すすっているが、とても全部は飲み込めない。
 ラーナは笑って手を伸ばし、シーレスの頬に零れた精を掬って自分の口へと運んだ。
「またお風呂に入らないといけないなぁ」
「ご、ごめん。ラーナ、あの・・・」
「別に怒ってないよ。それより、今度はシーレスちゃんも行こ」
 さっきまでの淫靡さはどこへ行ったのか、手を伸ばして誘うラーナはあどけない笑顔を浮かべていた。
「で、でも、この格好じゃ・・・」
「大丈夫。さっきも誰にも会わなかったから」
「でも・・・」
「行くの。言いたくなかったけど、シーレスちゃん臭いんだよ」
 口ごもるシーレスに、無慈悲な言葉が襲い掛かった。
 自覚があるだけに余計辛い。
 シーレスは力なく俯き、上向いたままの自分に出会って目を背けた。
 手を繋いで裸のまま廊下を駆け抜けた二人は、温泉を利用した浴室へと入り込んだ。
 ラーナは石鹸をお腹で泡立たせ、そのままシーレスの背中に張り付く。
 戯れと言うにはあまりに生々しいその行動に、シーレスが溜まらず前かがみになる。
 構わず体を動かすラーナは、泡に塗れた手をシーレスの胸に伸ばし、控えめな膨らみをぬめった手で撫でまわした。
 意地の悪い動きに、欲情を抑えられない体が耐えられる訳も無い。シーレスの目が切なげに振り返り、ラーナに求める。
「今日はもうダメ。お部屋に戻るよ」
「ラーナがあんなことするからなのに・・・」
「口答えしないの」
 笑いながら湯で体を流し、小走りに浴室を出て行く。
 続いて上がったシーレスは、備え付けのタオルで体を拭い、それを巻いてラーナを追いかけた。
「ラーナ、あの・・・」
 部屋に戻ると、ラーナは夜具を身につけていた。汚れたシーツを外し、ベッドメイクをしている。
 タオル姿で部屋に入ったシーレスは、不自然に膨らむ前を気にしながら、躊躇いがちの声を投げた。
「今日はダメだってば」
「手で、手でもいいから・・・」
「ダメ。部屋が臭くなるでしょ」
「出したのは、全部自分で始末するから」
「ダメ! あたし眠いの!」
 しつこく食い下がるシーレスに、きつく言い返す。
 立て続けに出したとあって、したいことはしたいが、我慢できないほどではないのだろう。
 シーレスは悄然と俯き、立ち尽くしている。
「シーレスちゃんも、あれだけ出したんだから疲れてるでしょ? ちょっとお昼寝しようよ」
「別に、眠くないよ・・・」
「判らないかもしれないけど、凄く負担がかかってるんだよ。まあ、平気ならいいけど」
 無理を言うつもりはないのだろう。ラーナは首を振ったシーレスを残してベッドに入った。
 少しの間は身じろぎを繰り返していたが、やがてそれも収まり、規則的な寝息が聞こえ始める。
585名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 23:11:25 ID:og+vVPjW
「・・・・・・」
 ラーナが眠るベッドの傍らでは、こみ上げてくる欲情にシーレスが苦しみ始めていた。
 出すことで一時的に収まりはするし、立て続けにすれば、その間隔は長くなる。
 だが、決して勢いが衰えることは無く、程なく欲情が突き上げてくる。
 刺激を受けなくてもそうなのに、すぐ傍らでラーナが、柔らかな女の子が寝息を立てているとあっては、
抑えられるはずも無い。
 目を瞑り、必死で抑えようとしていたシーレスが、股間に手を伸ばしてしごきはじめるのに、それほど時間は必要なかった。
「う・・・、んぅ・・・、んは・・・」
 しごけばしごくほど、こすればこするほど、自分を追い詰めてしまう。
 破滅に向かう足取りを、自ら速めることになってしまう。
 判っているのだが、それでも止めることはできなかった。
 自分をこすり続けるシーレスは、息を乱しながら立ち上がり、背後を振り返った。
 ベッドに横たわる、ラーナの穏やかな寝顔を見つめ、つばを飲み下す。
「駄目・・・、だよ。これだけは、これだけは、しちゃ・・・いけない」
 弱々しく自分を戒めながらも、体は止められなかった。
 いきりたつ股間をしごきながら、寝ているラーナに近づいていく。
 自分が何をしようとしているのか、何を望んでいるのか、それを理解しやめようと思っているのに、体は勝手に動いていた。
「ごめん・・・。ラーナ、ごめん・・・」
 ベッドに登り、足元から毛布をめくる。
 夜具に包まれるラーナの下半身を見出したシーレスは、その場にしゃがみこみ、夜具のスカートを捲くり上げた。
 股間を包む下着に手をかけ、ゆっくりと下ろしていく。
「最低だね、シーレスちゃん」
 穏やかな声に、シーレスが固まった。
 おずおずと上げられた目が、侮蔑の光を宿した瞳を見つける。
 されるがままになりながら、ただ視線だけで咎めるラーナの姿に、シーレスは頭を抱えてうずくまった。
「まさか、ここまでするとは思わなかったな。さすがにひどいと思わない?」
「ごめん・・・なさい。どうしても、どうしてもしたくて・・・」
「辛いのは判るけど、我慢も必要だよ」
「できなかった。我慢できなかったの」
「みたいだね。もう、危なくてしかたないなぁ」
 下着を上げ、夜具を調えたラーナが、ベッドに腰掛けた。裸のままのシーレスに冷たい視線を向ける。
「フィオナ様にお願いして、ゼッタイ出せないようにしてもらおうか。そうなれば、こんな真似もしないよね?」
「ひ、いぃ・・・。イヤ、そんなの・・・。お、おかしく・・・なる・・・」
「へぇ、おかしくねぇ」
 軽蔑を隠そうともしない声に、シーレスが青ざめた。この小柄な少女に対し、絶対的な弱さを感じる。
「今はまともなんだね。寝てる友達を犯そうとするのは、まともな人のすることなんだね」
「ごめんなさいっ! ごめんなさいいっ!!」
 涙声で繰り返しながら、シーレスはベッドを飛び降りた。
 床に両膝を突き、ラーナの足にすがり付く。
 そんな姿にふっと表情を緩めたラーナは、慰めるように頭を撫でると、ベッドから立ち上がった。
「ちょっと、我慢させすぎたかもね」
 小さなあくびを噛み殺しながら、シーレスに歩み寄る。
 頭を撫で、少し待つように命じると、部屋の隅に用意しておいた木桶を取り上げ、床に置く。
「出させてあげる。でも、お仕置きもするからね」
「う、うん!」
 仕置きよりも、まずは出させて貰えるのがうれしかった。
 シーレスは逼迫した様子で体を起こし、いきりたつ股間を見せ付ける。
「こっちに来て。四つんばいでね」
 にっこりと微笑みかけながら、ひどいことを命じる。
 シーレスは眉を寄せながらも両手を床に着き、四つんばいになった。
 興奮した犬のように股間のものが突き出す姿に、ラーナが軽やかに笑う。
 近づいたシーレスのお腹の下に桶を滑り込ませたラーナは、片手で竿を握り、強引に下を向かせた。
 反対の手で竿をしごきはじめる。
「あうっ、うっ!」
 我慢させた後とあって、シーレスの先からはすぐに精が迸った。白濁した粘液は、木桶の中に放たれ、溜まる。
586名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 23:14:10 ID:og+vVPjW
「あはははっ、乳搾りみたいだね」
 笑いながら、手を動かし続ける。
 しごくのではなく、添えた手の指を根元から先端に向けて順に握っている。
 完全に家畜の乳を搾っているその動きに、シーレスはぶるぶると首を振り、堪えている。
「こうされるのはイヤ?」
「擦って・・・欲しい。ちゃんと、擦って、出させて」
「わがままだなぁ。いいけど、あたしの言うことも聞いてくれる?」
「な、何?」
「簡単だよぉ。自分がしたことを振り返ってくれればいいだけ」
「振り返る・・・?」
「そう。あたしを襲おうとしたでしょ。それをシーレスちゃんはどう思ってるのかなぁって、気になるんだよね」
「・・・・・・」
 苦しそうに目を閉じうなだれる。
 それを責められるのは、あまりに辛かった。
 何を言われても耐えようと思っていたが、求められたのはそれよりも遥かに酷い償いだった。
「ちゃんと言えたら、一度出させてあげる。反省してるって判ったら、もっと出させてあげる。
 でも、言えないならこれで終わりだよ」
「私・・・、最低でした。寝てると思って、見つからないうちにって思って、ラーナにひどいことをしようとして・・・」
「うん、そうだよね」
「ひっ、ああ、じ、自分が最低だって判ってて、ん、ああ・・・、あっ、ひあっ!」
「んふ、一回目だね」
 残酷な告白を強いながら、ラーナはシーレスを射精に導いていた。一度手を止め、言葉を続けるように無言で促す。
「身勝手で、弱くて、自分がき、気持ちよくなりたくてえっ、はっ、あっ、し、射精したくて、ラーナにっ、
 ラーナに出したくてっ! はうっ!」
「二回目ぇ」
「おっ、おちんちんが熱くてっ! 射精したくてっ! わ、私、もう、それだけっ! それだけなのっ! ああっ!
 さ、最低っ! 最低っ! 私、最低なのっ!」
 自分を責めているうちに昂ぶってしまったのだろう。ラーナは床に突っ伏し、頭を抱えて泣いている。
 それでもしごかれた男根からは勢い良く精が噴き出し、桶に溜まっていく。
 既に木桶の三分の一ほどまで増えた精液は、シーレスの体の下で妖しく臭っていた。
「そうだよね、最低だよね」
 ゆっくりとシーレスをしごきながら、ラーナが耳元に口を寄せる。
 自分の言葉を繰り返されただけなのに、シーレスの背中が震えを増し、嗚咽が高まった。
「シーレスちゃんは、反省なんてしてない。自分を罵っていれば、こうやって出させて貰えるから、言ってるだけ。
 ほんと、最低。射精したいからって、ここまでするなんて」
「う、うあああっ!」
 突き刺すような言葉をかき消すように、シーレスの叫びが重なった。
 股間から精を吐き出しながらも、がたがたと震える。
 ラーナは容赦なく男根をしごきながら、不意に語勢を弱めた。
「でもね、シーレスちゃんはそれでいいの。そうやって、射精することだけ考えてればいい。
 そんなシーレスちゃんが必要な人もいるから」
「だ、誰・・・?」
「さあ、誰だろうね。明日から、探すといいよ。手伝ってあげるから」
 シーレスが幾たび目かの精を放ったのを確かめ、手を離す。
「こうやって四つんばいで、みんなの前に行って、あそこに入れさせてってお願いして回るんだよ。
 シーレスちゃんが必要な人なら、喜んでさせてくれるはずだからね」
「そ、そんなの・・・、そんなこと・・・」
「するの。それと、出したのは全部自分で始末するって言ってたよね。覚えてる?」
「は、はい・・・」
「守って貰うよ。ここに、全部注いであげる」
「ひぎっ!」
 ラーナの手が肛門に触れたかと思うと、固いものを押し込んできた。
 思いがけない痛みに、聞き苦しい悲鳴が上がってしまう。
「入れることは出来るけど、出すことはできないからね。大きなお腹で、みっともなく、みんなにお願いして回ろうね」
 嬉々として妖しげな器具に精液をくみ上げる。
 そんなラーナの姿を見ながら、明日の自分を頭に描いたシーレスは、ただぶるぶると体を震わせていた。


 これで終わり。勢いでさっと書いただけなので、つじつまの合わないところもあるかもだけど、そこは流して下さい。 
587名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 23:34:32 ID:vHYaiXoG
おつかれさま
588名無しさん@ピンキー
これはいいものだ