桜場コハル Part 8.1

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134久留里
「団地2DKの暮らし」という本を読んでいたら、途端に昭和30年代版みなみけを思いついた件。

『三丁目のみなみけ』

春香「今夜はカレーにするわよ」
夏奈「ちょっと待った。カレーなら私も手伝う」
千秋「お前が手伝うと碌なことにならんからやめろ」
夏「えー、いいじゃん。私にもやらせろよー!」
秋「じゃあお前はカレー粉でも練ってろ」
夏「ヨーシ、任せとけ……って、ハルカ、カレー粉切れてるぞ? 松坂屋ストアーで買いに行かないと!」
春「ふふふ、これからはコレを使う時代なのよ」
夏「何だその箱は。ガムでも入ってんのか? でも"ワンタッチカレー"って書いてあるな」
春「違うわよ。中はほら、カレー粉になってるのよ」
夏「うぉー!! すげー!! 科学ってすげー!!」
秋「科学科学五月蠅いよ、バカ野郎」
夏「何だとー? お前はこの科学の最先端が下らないとでも言うのか?」
秋「そんなコトは言ってない。ハルカ姉さま、これでカレー粉を練る手間が省けますね。良い事です」
夏「無視すんなよ! てか、良くないよ!
 私の仕事が無くなったじゃないか! 私は失業した! 誰か、今すぐ仕事を!!」
春「それじゃあ、お使い行ってきてくれるかしら? はい、メモ」
夏「はいよー。明日のパンとラムネと小洒落たお菓子と……」
秋「いや、お菓子書いてないから!」
夏「菓子パンと小洒落たラムネを……」
春「混ざってるから!」
夏「分かったよ! 小洒落たラムネパンとお菓子買ってくる」
春・秋「「ラムネパンって何よ!?」何さ!?」
夏「てか、カレーの話はどうなったんだっけ?」
春・秋「「もういいよ!」」


スレ汚しスマソ