乙
>>1
よくやった。うちに来てバカ犬とファックしていいぞ
乙ですよ・・・。
>>1乙ンデレ釘宮病。
またもエロ絵板とか掲示板とかに触発されて書いてみた。
そーだったらいいのにな。の2。王魔理。
ピラミッド。なんだかよくわからん黄金仮面とポケモなんとかを打ち破り、今は最後の部屋で待機中。
言葉と古泉に「じっとしているのもなんだし、ちょっと見て回ってくるぜ」と言い、遊戯の手を引いて二人と別れた。
そして現在、私は帽子を取って、座り込んだ遊戯のキノコとにらめっこしている。
「あのさ、霧さ」「魔理沙」「……魔理沙、その、二人も待っているし」
「まだそんなに時間経ってないぜ、それに大声だしたら聞こえる距離だし、気にすることもないと思うぜ」
遊戯は私が声を出すたびに、何かを耐えるような顔をする。キノコに息が当たっているらしい。
「あの、魔理沙さん?」「さんはいらない」「……もうやめにしないか?」
私は遊戯を見上げて、にやりと笑った。
「遊戯が勝ったら、二度としないぜ」
手のひらでキノコを撫で上げる、口をよせて根元から上へと舌を這わす。
キノコでいう傘の部分は無視して、幹を舐め回し続ける、涎を付けていく。
口を離して遊戯を見る。
歯を喰いしばりながら、腕時計を見ていた。
おいこら、人がいつもと違うことしているのに、そんな態度か。
こちらを見もしない態度が癪に障った私は、いつもと同じ手で行くことにした。
「あぐ」「っうあ!」
技も何もなく、キノコの傘を口にくわえる。ちょっと歯にあたったのはご愛敬だぜ。
驚いてこちらを見た遊戯と目が合う、私はさっきと同じ笑顔を見せた。
「レロレロレロレロレロレロ」「うあっあああっああ」
口の中で傘を中心にただひたすら舐め回す、技もないし喉が苦しいので奥にも進まない。
それでも遊戯は感じすぎているらしく、呻きのような喘ぎをもらし、力が入ってない手を私の頭の上に載せて引き離そうとする。
「ズゾゾゾゾ、ンクンク」「ああ、やめ、あ、魔、理……沙」
口の中に涎がたまったので飲み込んでいく、ついでにキノコも吸引する。
すこし苦いものを感じた、もう少しだぜ。
「レロレロレロレロレロレロレロレロ」「も、だめ、あ」
遊戯はむしろ、頭を押し付け引き寄せる、遊戯のキノコが私の喉奥のほうまで来る。
苦しさに反射的に、下で押し出そうとする。それが引き金だった。
「で、る」
口の中でキノコがはじける、口の中を白濁液が満たしていく。
「……魔理沙?」
出しつくした遊戯が私に問いかける、私は口の中の飲みにくいものを、ゆっくりと飲み干していく。
キノコから口を離して、口周りについていた精液を舌と手で集めて口にいれる。
放心状態の遊戯の手をひっぱり、腕時計を見た。
「……タイムは一分三十二秒、遊戯にしちゃ頑張ったほうだぜ」
「うっ」
「でもリミットの三分まではまだまだだな」
遊戯をそのまま押し倒し、上に馬乗りになる。
見せつけるようにドロワーズを脱いでいく。
「罰ゲームだぜ☆」
スカートの前方部分のすそを口にくわえる。
声が出ないようにってのもあるが、遊戯に出し入れを見せつけるって意味もあるんだぜ。
「ん、ん〜ん、んんっ!」
騎乗位のまま、挿入。こなれるまで前後に動かし、少しずつ激しくしていく。
遊戯も腰を出し引きさせ、最後は暴れ馬のようになる。
気を抜いたら抜けそうなほどの動き、でもほうきに比べれば楽勝だぜ。
遊戯の頭って箒に似てるな。まあ、こんなエロいキノコの生えた箒なんて知らないけどな。
「魔……理沙、魔理沙」
「ん、んん、んふ……んんん!」
お互いに快楽を求めて腰を動かしていく、唾液がスカートを染めていく、汗が飛び散る。
汚れが目立たない黒でもこれは隠し通せない、でもそんなことどうでもいい。
両手を遊戯の胸の上に載せる。その手を遊戯が握った。
「……魔理沙、もう……」
どうやら、遊戯は限界らしい。この早漏め。
私は腰を上げるのをやめて遊戯の上に乗っかる、そのまま回転運動だけをする。
「魔理沙、おい、離れ」
遊戯が私の足をもち、上体を起こして私をどかそうとする。私はそれを両手で制する。
誰かさんいわく、猫みたいな笑みを浮かべて遊戯を見た。
「んんん、んん、ん」
「もう、やめ……あああ」
情けない声を出す遊戯。私の体内のキノコが膨れ上がり、破裂した。
「んんんんんんん!」
膣内に放たれる精液の感触に、私も逝ってしまう。
あはは、私も人のこと言えないぜ。きっと幻想郷で二番目に早いんだろうな。
そんなくだらないことを考えながら、スカートを口から離して遊戯の上に倒れた。
お互いの荒い息だけが部屋を満たす。
目の前にある遊戯の顔、私は舌をのばして頬を舐め、ついばむようなキスをする。本当に猫みたいだぜ。
しかし、変な髪型だな、近くで見ても本当に変だぜ。寝転がっても崩れてないし、骨格?
「……魔理沙」
遊戯の声、どうやらそろそろどいてほしいらしい。
私は遊戯の耳元に口をよせ、囁くように言った。
「まだまだだぜ」
その後も正常位、後背位、座位と色々やったぜ。
遊戯が途中、立たなくなったけど、尻に指入れて前立腺を刺激したら立ったぜ。(鬼)
最後はピラミッドのミイラ化していたけど、パンを食わせたら立ったぜ。(エルクゥ)
ことがすんで、とりあえずの事後処理。
「魔理沙」
でも絶対隠しきれないぞこれ、ま、言葉も古泉も言いふらすような性格じゃないし。
「魔理沙」
「なんなのぜ?」
「……その、出しちまったんだよな」
人のギャグを無視して、遊戯が心配そうな顔をする。ああ、そういうこと。
「別に気にしなくていいぜ、私は人とは違う魔法使い。妊娠とかしないぜ」
「そ、そーなのか?」
どこかで聞いたセリフを言う遊戯。
もちろん嘘だぜ。責任とかそんな話が面倒くさいから切り上げただけ、子供ができたらきっとすごい子だろうな。
でもその安堵した顔はカチンと来たぜ。
「この体、相棒のだから。迷惑掛けたくないんだ」
ますますカチンと来たぜ。AIBOAIBOとにとりにでも分解されやがれ!
私は遊戯の首筋にかみつく。
「痛っ、なにするんだ」
「なんでもないぜ☆」
後ろを向いて舌を出す。
首筋についたキスマーク、周りにバカにされちゃえ。
「というのが『遊戯の首についた傷』事件の真相だと名探偵コナタは推理します」
言動は強気だが心は乙女の魔理沙と、ヒロインを空気にした枯れ夫こと遊戯。こなたの話を聞き、固まる二人。
ちなみに確かに遊戯の首にはそれっぽい傷が付いているが、戦闘でついたもの。
つまり上の話は。
「こなたの妄想でした(≡ω≡.)」
「恋符 マスタースパーク!!」
「ギャー\(≡ω≡.)/」
遊戯は石化している。
まとめ保管庫乙。でも俺の前の作品、できれば十八歳未満禁止とかエロ注意とか書いてほしい。
抜い(ry……吹いたwww
てか(≡ω≡.)って便利じゃね?
さて・・・本当にショーン氏×ながれ氏を書く勇者は現れるのだろうか?
むしろ絵師×キャラかキャラ×絵師もありか?
まあ、どっちにしろ斬新且つ無謀な取り組みなんだがなwww
>>12 待ちに待った王様理沙ktkr、GJ!
さぁ、次回作の執筆に取りかかろうか。
17 :
578:2008/07/26(土) 17:27:09 ID:txk0PE39
いいや限界だ!
>>1乙るね!!
>>10 魔理沙エロッ。魔理沙はやぱ強気攻めが似合うな
そしてこなた自重しなさいwww
前スレがまだ空いてますが、久しぶりの海ハル言葉の続きなので、まとめ保管も
しやすいかと思い、こちらに投下します。
18 :
578:2008/07/26(土) 17:30:21 ID:txk0PE39
「お付き合いをして、いるんですか?その……海馬君と……」
「…………はぁぁ〜〜〜!!!??」
「ったく……馬鹿馬鹿しいったらないわよ……」
「な〜おい、どうしたんだよ涼宮〜?旦那に会えなくてさびしry」
「うっさい、馬の骨の谷口」
「ひ、ひでぇ!!」
「ふん…………」
声をかけてきた谷口を一蹴すると、ハルヒは窓枠に肘を乗せ、再びため息をついた。
タイガーモス号船内。
ハルヒたちが北高を出発してから、すでに4日がたっていた。
同室には、遊戯とこなた、魔理沙、そしてハルヒに話しかけている谷口がいた。
「罠カード発動!!墓荒らし!!泉さんの墓地にある死者蘇生をいただくZE☆」
「ぅむおっ!さすがは魔理沙デッキ……他人のものを盗っていくなんて……恐ろしい子!」
「いやいや……使えるから入れてるだけだって。あと盗るんじゃなくて借りてるだけなんだぜ」
「魔理沙……重いから乗らないでくれ……」
谷口、ハルヒ以外の3人はただ今デュエル中。交換デュエルなるものをやっているらしい。
かなり熱中しているようだ。3人とも年甲斐も無くはしゃいでいる。もっとも、海馬ほどではないが。
ハルヒは、遊戯たちがこの部屋に来る前からこの場所にいた。
船室の後ろ隅の窓際。イスに座り窓枠に肘を乗せ、首を僅かに傾げて部屋を見渡す。何故だか知らないが、そうしていると不思議と心を落ち着かせることが出来る。
遊戯たちが入室してから、ハルヒは彼らと言葉は交わしていない。
一度遊戯が声をかけようとしたが、こなたがそれを止めた。自分を纏う雰囲気を悟ってくれたんだろう、とハルヒはこなたに無言で感謝した。もっともハルヒは、
自分の背後にいるこなたの表情を見て取ることは出来なかったのだが……
ともかくも、こなたが空気を読んでくれたおかげでハルヒは自分の心の平静の中に漂っていたのだが……
「ちくしょ〜……アホの次は馬の骨かよ……だし汁にもなりゃしねぇぞ、そんなもん……」
どうやらこの男にとって『空気』とはその名の通り、読めも見えも感じもできないものらしい。
(空簡に割り込む程度の能力だかなんだか知らないけど……空気が読めない程度の能力に改名した方がいいんじゃないかしら?
19 :
578:2008/07/26(土) 17:32:03 ID:txk0PE39
「大体、なんで私に話しかけてくんのよ?あっちでデュエルに混ざってればいいじゃない」
ハルヒは三白眼で谷口を睨み上げながら、「私、不機嫌ですよ」オーラを浴びせかけた。
だってよ〜、とハルヒの凶悪な視線におたつく谷口だが、一度遊戯たちのほうにチラリと視線を向けてから、ハルヒの耳元に顔を近づけヒソヒソ声で言った。
「それがさ……なんかこなたと魔理沙のヤツが怖いんだよ……ビリビリ感じるんだって……空間中に何かが飛び散ってんのが……」
ハァ?とハルヒはあからさまに眉を顰めた。普段なら「アンタバカでしょ」と切り捨てるところだが、谷口の能力を鑑みると、3人の間に何かあるのかもしれない。体の位置をずらして谷口の体に隠れながら、遊戯たちを観察して見た。
「魔理沙……なんか当たってるぜ……」
「当ててるんだぜ?なんつってな。うふうふ♪」
「……お〜い、遊戯君のターンだよぉ〜?集中してよ〜」
「……別に普通じゃない。強いて言うなら、アリスちゃんが足りないけど。どこ行ったのかしら」
「いやいや、絶対なんかあるぜあの3人〜!!なんていうかこう……デルタスパーク!!ってかんじの……」
「……へぇ〜……そりゃスゴイわね」
なおも自分の感触を伝えようとする谷口に、ハルヒは生返事を返しながら再び窓の外に視線を向けた。馬耳東風を決め込んだようだ。
「な〜おい〜、涼宮聞いてるか?俺が思うにさ、あれはたぶん魔理沙が……」
普段避けているハルヒに積極的に話しかけてくるということは、よっぽどヒマなのだろう。KBCはどうしたのだろうか。
窓の外は、地上よりもはるかに強烈な日差しが生み出す光の世界となっていた。広大な空の青色すら、霞んで見える。
教室から景色よりも飽きないな、とハルヒは目を細めた。
「本気かどうか分からんが、きっと何らかの意図っつーか目論みがあるのはまず間違いないな。しっかし遊戯のヤツもなんであんなにry」
ちなみにコイツの話はとうに飽きた。
「ねぇ谷口……うるさいから、どっか行ってなさい」
うっ、という谷口のうめき声が聞こえた。こういうタイプの男にはストレートに物を言ってやると案外素直に聞いてくれる。
「くそぉ……居場所が無い……」
嘆きの表情で肩を落とし、背を向ける谷口、やっと煩わしさから開放される、と思うと、ハルヒの口からついため息が漏れた。
「……ふぅん……」
あれ?とハルヒ自身がまず気付いた。そしてそれを、谷口が親切にもわざわざ声に出して言及してくれた
「なんだぁ?海馬のヤツみたいな声だして?」
同時にしょんぼりとしていた谷口の顔が、と口元をだらしなくニヤけさせたものへと変化した。
20 :
578:2008/07/26(土) 17:33:35 ID:txk0PE39
しまった、と苦虫を噛み潰した表情のハルヒ。谷口は再度ハルヒに近づくと、ネチネチといやらしい質問をする新聞記者のように
「さっきも馬の骨とか言ってたしな……最近お前よく海馬と一緒にいるし。いや〜まさか口癖が感染するぐらい深い付き合いをしてたなんry」
ドォ―――――――………………ォォォォォオオン………!!
「ど、どうしたんだ!?」
「敵襲か!?数は!?」
突然の轟音と衝撃にイスごとひっくり返るこなた。ミニ八卦を構える魔理沙、さりげなくドローする遊戯。
ハルヒのいた場所の壁に、大きな穴が空いていた。そして空いた穴からはいりこむ日差しに照らされる影が2つ。
ハルヒの横に立つ男は谷口ではなかった。リョウと色違いの胴着、小山のように盛り上がった背中と、鉄のような質感を伴った赤黒い肌。
神人。ハルヒが呼び出すことの出来る召喚獣?だ。
「……よしっ、もぅいいわ。戻ってなさい」
「イエッサー、マム」
ハルヒがそう言うと、神人は彼女に一礼をし、瞬時に消えてしまった。
「………あ、ゴメンね?うるさかった?ちょっとアホの谷口を懲らしめただけだから気にしないでね」
状況が分からず固まっている3人に軽く謝るハルヒ。もう一枚ドローする王様。当の谷口はといえば、船の廊下で壁の残骸に埋もれながらヤムチャしている。
「あー……まぁ、どうせ谷口君がなにかしたんだろーねー……」
状況を飲み込んだらしいこなたが倒れたイスを直しながら言うと、さぁさ続き続き!と遊戯と魔理沙に座るように促す。
いまいち何が起こったか理解できていない2人は、促されるがままに着席するが、視線は変わらずハルヒに固定。魔理沙はいまだミニ八卦を手にしている。さらにドローする遊戯。
そして咄嗟にとはいえ、さすがにやりすぎてしまったと反省するハルヒ。イスも壊れてしまったし、ちょっとこの場にいると気まずい。
「んー……ちょっとゴッドマンとスパイダーマッ呼んでくるわね。壁直してもらわないと。騒がしてゴメンね」
それだけ言うとハルヒはツカツカとドアまで大股で歩き、部屋からさっさと出て行った。
パタン、と閉じられるドア。風通しの良くなった室内に残された3人は、ポカンとした表情で壁のあった場所とハルヒの出て行ったドアを交互に見回し、皆でやれやれ、といったように大きくため息をついた。
そして忘れ去られている谷口。ゴッドマンたちが来るまでは、気付いてもらえないだろう。
21 :
578:2008/07/26(土) 17:35:11 ID:txk0PE39
ここまでです。
あぁ……まとめて投下するって言ったのはいつの日か……
とりあえずエロも書くつもりなので、皆ゆっくり楽しみに待っててね!!
>>21 ハルヒよりも王様魔理沙こなたの三角関係に目がいっちまッたんDA☆ZE!
ともかくGJ、ハルヒ良い味出してるw
>>21 待ってました!乙!
遊戯、身内相手でもルールは守ろうぜwwww
>>21 あ、あんたのSSなんておもしろくないんだからねっ!
毎回最後まで読んでなんかないんだから!!///
王様自重しろwwwさりげなく引きすぎだろwwwww
※猟奇注意
ニコニコRPGのラストでの買い物中(34話の続きと考えてくれ)
台本調だが勘弁してくれ
ピ「コッペパンを要求する!・・・む?
ここではハンバーガーも売っているのか?ここは買うべきだろうか?皆はどうしたい?」
魔「ハンバーガー?なんだそりゃうまいのか?」
リ「買うべきだと言わざるを得ない!」
ハ「いいわね!ハンバーガーなんてこっちの世界に来てから食べてないから食べたいわ!
谷口、あんたはどうなの?」
谷「・・・。」
ハ「何よ!あんたらしくないわね!紫さん達は大丈夫よ!!
あの人たちが簡単に死ぬわけないでしょ!!」
谷「・・・それもそうだな。師匠がそう簡単に死ぬわけないよな。
ピコ磨呂さん!ハンバーガー全員分お願いします!」
ピ「了解した!店主ハンバーガー24人分」
店「かしこまりました。アンハッピーセット24人分ですね。」
富「ん?アンハッピーセット??普通のハッピーセットじゃないのかい」
店「えぇ、このハンバーガーには使用している肉が違っています。」
言「なんのお肉を使っているんですか?普通は牛ですよね?」
店「使っている肉は先ほど調達した君たちのお仲間の肉を使っているのSA★
理解できていないのかい?DA☆KA☆RAこのハンバーガーには
ビリー・ヘリントン、Foo、マスク・ザ・斉藤、八雲 紫の肉を使っていると言ってるのSA★」
王「・・・え?」
谷「・・・・・・・・・・・コイツハ何ヲイッテイルンダロウ・・・・?
今タベテイルノガ、ビリーさん?Fooさん?斉藤さん?・・・・・師匠・・・・・・?
・・・・・・・・・・・ぁぁぁああああぁああああぁああああああああああああああああ!!」
という最終回を予想したのよ。つまり上の話は・・・?
「水銀燈の妄想でした(≧∀≦)」
「\(≧∀≦)/ギャ・・・(スキマ
闇サトシは茫然としている。
文才なくてスマソ こういうの書くのは初めてなんだorz
新スレと578氏乙です、まとめて読むのも良いけれど
こうやって連載みたいに読むのも、次回が気になって良いと思いますよー
さて、俺も投下。前スレで予告した、勝手に最終回後のハートマン×魔理沙です
注意:原作とは時系列が異なっています・勝手に最終回ネタなので、本編とは異なる気がする
RPGに登場しないキャラ(霊夢)が登場します
「貴様のお遊びみたいな弾幕とは、訳が違うだろう」
そう言って、ハートマンは魔理沙の掌に、ざらざらと十数個の弾丸を落とした。
一見すると口紅のような形をしたフルメタルジャケット弾は、しかしずしりとした重さと
金属のひんやりとした冷たさを、彼女の掌に与えた。
「へえ、これがあんな速さで飛んで攻撃するなんて、信じられないぜ」
彼の弾丸は、例えば優曇華院の使用している座薬に似たものとは、根本的に異なる。
「貴様らのとは、違うんだ」
ハートマンは繰り返す。
少女の、真っ白で柔らかな手の中で鈍く光る弾は、人殺しのために作られたものだ。
己と彼女の間にある圧倒的な溝を感じて、彼は深く帽子を被りなおす。
その隙を見て、魔理沙はこっそりと、弾丸の一つをくすねた。
何故そんなことをしたのか、彼女は解らなかった。
自分の放つ星屑とは異なる弾を、幻想郷に持ち帰り詳しく調べてみたかったのかもしれない。
もしかしたら、単に普段の手癖が出ただけなのかもしれない。
結局、彼女の白いエプロンの中にしまわれた重い弾は、そのまま彼に返されることは、二度となかった。
博麗神社の桜は満開だった。
幻想郷全体に咲き誇る、四季を無視した花々は、漸く散りゆこうとしている。
掃いても掃いても降り注ぐ花吹雪に、霊夢はほとほと困り果てていた。
「秋の永夜異変といい、この大結界異変といい、面白いのは良いけれど、後片付けが面倒なのよね」
愚痴りながら、彼女は掃除を早々に諦め、縁側に腰を下ろした。
白玉楼の桜も美しいが、この神社の桜も負けてはいない。
青い空を埋め尽くそうとするかのように、花弁は舞い上がる。
それは、魂の群れが空へと上っていく姿にも見えた。
溜息を一つ吐いて、霊夢はお茶でも入れようかと、重い腰を上げかけ、あら、と境内の方を振り返った。
「魔理沙、来てたの」
そこには、花吹雪に埋もれるようにして、親友の魔法使いが立っていた。
霊夢は何の気無しに、掃除を手伝ってくれるなら、お茶の一杯くらいご馳走しても良いわよ、と言いかけ
彼女が浮かべている表情に息を呑んだ。
「魔理、沙?」
普段は、太陽の畑に咲き誇る向日葵のように、鮮やかな笑顔を浮かべている彼女が
まるで泣くのを必死で堪えている子供のように、立ち竦んでいる。
慌てて駆け寄り、霊夢は彼女の手を握った。
強く握り締められている指先は、冷えて震えている。
「霊夢、私は、何でここに居るんだ?」
常日頃の彼女なら、魔理沙の言葉に、それはこっちの台詞よ、と返していただろう。
だが、霊夢は何も言えなかった。
代わりに、包みこんでいた魔理沙の握り拳を、祈るように胸元に持ち上げる。
その仕草を見て、魔理沙は思い至ったように、ああと漏らした。
ゆっくりと解かれる掌には、鈍く光る弾が、ひとつ。
霊夢と指を絡ませながら、魔理沙は自由な方の手で、弾丸を摘み太陽に照らす。
「朝から、やけに重たいなと思ってたんだ。熱くて、重苦しくって―――」
弾は日の光を浴びて、新品のようにきらきらと輝いていた。
それだというのに、彼女の鼻孔には、錆びた鉄臭い匂いが広がっている。
「スカートの中に入れてたらさ、重くて傾くんだよ。箒に乗っても上手くバランスが取れなくて、不時着だ」
戯けた口調で笑いかけているが、瞳は遠くを見ている。
直感的に霊夢は、彼女から手を放し、一歩下がって目を閉じた。
その日一番強い風が、彼女達の間に、刹那。薄紅色の壁を作った。
目を閉じれば、いつでも思い出すことが出来た。
一時の間ではあるが、確かに仲間だった彼らとの思い出は、魔理沙の魂に刻まれている。
だから、別れの際にも、淋しさや悲しさは感じなかった。
涙ではなく笑顔で、いつか再会できることを信じ、幻想郷へ戻ってきた、はずだった。
再会は、幸せなものだと。
『全く、どうにかならんのか、このうっとうしい花は。ドット単位で掠れとでも言いたいのか』
この異変がどのような性質のものなのか、魔理沙は薄ぼんやりとだが悟っていた。
だから、彼がどうなってしまったのかも、解ってしまった。
『貴様の弾幕と同じだ。ばらまくばかりで脳がない、弾は一撃必殺でなきゃならん』
指先を焦がしていたフルメタルジャケット弾が、ひょいと摘み上げられる。
『まあ、ストーム1が見れば、綺麗だとでも言うのかもしれんがな、おい』
命令だ、泣くな。
聞いたことがないような優しい声に、魔理沙は反射的に顔を上げる。
隙間無く散り急ぐ桜の花びらの間で、敬礼する手だけが見え隠れしている。
『貴様には、こんな弾は似合わん。これは返して貰うぞ』
花弁にかき消える姿を追いかけ、魔理沙は必死で手を伸ばした。
涙で景色がぼやけていく。
「行くな! 行かないで! 私は、アンタのことが……」
滲む視界の中で、人影はがっしりとした手を差し出す。
中指の先が触れ、日だまりのような熱を感じた途端、魔法のように
桜の花びらは空へと舞い踊っていった。
風が収まるのを肌で感じて、霊夢は徐に瞼を開いた。
目前の魔理沙は、呆然と指先を見つめている。
いつのまにか、彼女の手中にあったはずの、鈍く光る弾は消え去っていた。
霊夢は無言で魔理沙に近付き、その背を撫でる。
夢から覚めたように、魔理沙は霊夢の方を見て、ごしごしと涙の後を拭った。
あんなに充満していた花弁も、どこへいったのか。今ははらはらと僅かに散るのみとなっている。
「私は、置いて行かれたみたいだ」
朱くなった目尻を隠そうともせず、魔理沙は霊夢の額に、自分の額をこつんと当てる。
「先に行っているだけよ、貴女も、私も、いつかは追いつけるわ」
そう言って霊夢は、魔理沙の髪を撫でた。
金色の髪に絡まった花弁が落ちていく。
ゆらゆらと揺れながら石畳の上に積もる姿は、静かに零す涙に似ていた。
おわり
GJ ! 目から汁がでそうになったがハートマンの命令だから何とか我慢したぜ。
>>26 とりあえず文才がないというレベルではない、SSの基礎そのものができていない
基本を学んでから出直して来い
>>27 クリア後で永夜称の後の話ということは花映塚の話か…。ということはハートマンは…
何気に時系列や辻褄があっているな…切なくも素晴らしい話だった、GJ
>>26 うん、まぁ、あれだ 内容的なものは悪くない
オレも初めてはそんなモンだったと思う
おまいに一言いいたい
「ゆっくり修行していってね!」
要約すると18になるまで帰ってろって事ですね
>>26 SSみてたらネタが一つ思いついたからちょっと借りるZE☆
水銀燈「ハァ・・・ハァ・・・やっとスキマから出れたわ」
DIO「オワタ王から話は聞いたぞ水銀燈。少しやり過ぎではないか?」
水銀燈「いいじゃない別に。そういえば闇サノシは?」
DIO「まだ気絶したままだ。」
水銀燈「あら、情けないわね」
DIO「アイツはまだ10才だ。仕方ないだろう。」
水銀燈「それもそうねぇ。ところでDIO、あなたは私の話怖いと思う?」
DIO「怖がるはずないだろ。このDIOとって人間は我が命の糧。
今さら人肉を食す話で怖がりなどせん。ただ・・・」
水銀燈「ただ・・・?」
DIO「あの汗臭い男の人肉だけは、食したくない。」
水銀燈「・・・確かに」
以上。俺も頑張るから、SS修行ゆっくり頑張ってね!!!
35 :
26:2008/07/28(月) 23:55:49 ID:se3IknvI
皆レスありがとう!
_,,....,,_ _
-''":::::::::::::::::`' 、
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::\
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ _人人人人人人人人人人人人人人人_
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' > ゆっくり修行してくるよ!!! <
( ,ハ ヽ _ン 人!  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ
あと俺はまだまだピッチピチの1H才だZE☆
…これは突っ込んだら負けか?
37 :
578:2008/07/29(火) 19:52:25 ID:X3EvKoUF
>>27 涙腺と胸にぐっとくるものがありました。
ハートマン……やっぱりアンタ、かっこいいよ……
>>34 DIOに同感だwww
続きが(ちょっとだけ)書けたので。
思った以上に長い話になりそう……おかしいな……すぐ終るはずだったのに……
たぶん4つぐらいに分ける予定です。
バラバラではwiki編集してくださる方に迷惑となると思われますので、このハル海言葉は
自分でwikiに乗せるようにします。
38 :
578:2008/07/29(火) 19:55:10 ID:X3EvKoUF
「そういえばハルヒ、今日の歓迎会遅れずに来なさいよ?」
「へ?何ソレ」
笑顔で語りかけてきたアリスに、ハルヒは怪訝そうな表情で言葉を返した。
「なんだハルヒ、聞いてなかったのか?谷口に伝えるよう……って、これじゃあな……」
さすがに無理か、とその横にいたリョウは目の前の状況を見て、苦笑いを浮かべた。アリスとハルヒも、同じ方向に視線を向ける。
「千切れた板の先っちょが危ない!!」
「お片づけの達人!スパイダーマッ!!いた!切れた!」
「飛び出た釘が危ない!!」
「テコの原理に精通する男!スパイダーマッ!!くっ、抜けん!」
「指を金槌で打つと危ない!!」
「精密動作の男!スパイダーマッ!!(ガンガンゴチッ!)〜〜〜ッッ!!」
「……正直うるさいと言わざるを得ない……」
「……同感といわざるを得ない……」
「アリスちゃん、口癖感染してるわよ」
船の通路に散乱している木屑を回収し、壁に開いた大穴の修復に精を出すゴッドマンとスパイダーマ。
部屋を出た後、ハルヒは2人(と近くにいたリョウとアリス)を発見すると、事情を(多少誤魔化して谷口に責任を押し付けて)伝え、修理を頼んだ。
ヒーロー2人揃ってよっぽどヒマだったのだろう。なにせ並んで腕組みしながら空をひたすら眺めていたのだから。嬉々として応じてくれた。
ついでに近くにいたリョウとアリスも野次馬気分で付いてきた。こいつらもヒマ人か。
「魔法カード『巨大化』!ブラマジガールを部分的に巨大化!ブラックバーニング……」
「速攻魔法発動!リミッター解除!アンティークギアゴーレムの攻撃力を2倍に!!」
「ぅおお!?スゲェぜ遊戯!!(むにゅぅ)」
「だ、だから引っ付かないでくれ魔理沙!!」
「ちょっと遊戯!魔理沙とベタベタしすぎよ!このっ……離れなさい!!」
「お、俺がベタベタしてるわけじゃないんだぜ!!」
「遊戯君!!は・や・く!!遊戯君のターンだよ!?」
……こいつらもヒマ人、というか、部屋の中にも木屑が飛び散っていたので退散させられた遊戯とこなた、魔理沙だが、ちがう部屋に行けばいいのに、
わざわざゴッドマンとスパイダーマが頑張っている横で再びデュエルをやり始めた……新手のイジメだろうか?
ちなみに谷口は、通りかかった阿部と古泉に医務室へ連れてってくれるように頼んでおいた。
……向かった方向が医務室とは逆方向だったが。
まぁ、その辺は置いておこう。
39 :
578:2008/07/29(火) 19:57:14 ID:X3EvKoUF
「ねぇ!何か手伝おうかー!?」
黙々……じゃなくて騒々と作業を続ける2人に声をかけるハルヒ。さすがに自分の壊したものの修理を全て人任せにしてしまうと、気が引ける。
そして声をかけるが早いか、木屑を拾い始めるハルヒ。しかしそれを、ゴッドマンに止められた。
「女子高生が危ない!!」
「…………はぁ?」
「素手でやると切り傷ができるかもしれないから自分達に任せとけ、だってよハルヒ」
ゴッドマンの意味不明な発言に思わず聞き返してしまったハルヒに、リョウが翻訳してくれた。よくあれだけで分かるものだ。漢にだけ分かる言語だということだろうか。
「リョウの翻訳能力が危ない!!」
「おう!この程度覇王翔吼拳を使う必要がない!!」
「1人でも頑張っている男、スパイダーマッ!!」
ハルヒはため息をついた。何故だろうか、頭が痛い。
熱血は嫌いじゃないが、こいつらは熱血じゃない。ただ暑苦しいだけだ。そしてうるさい。
「なんだぁ?お前も遊戯とベタネタしたいのかアリス?駄目なんだぜ〜♪」
「バッ……違うわよ魔理沙のバカ!離れなさい!!」
「ちょっ……苦し……」
「2人ともデュエルの邪魔しないでよー!!離れろー!!」
……後ろもうるさい。
ハルヒは手を額に当てると、再び息を吐いた。ふと、アリスの言葉を思い出した。
「ねぇアリスちゃん、そういえば歓迎会ってなんなの?」
遊戯の背中に抱きついている魔理沙に抱きつくアリスに尋ねてみる。(あぁ、表現が面倒くさい!)
「え?あぁ、最近、一気にメンバーが増えたでしょ?それで……」
グググ……と遊戯の顔を押さえつけて2人の間に割り込みながら答えるアリス。
「それぞれ親睦を深めようって、琴姫とかミクとかが考えたのよ。もちろんハートマンは反対してたけどね」
説明している間に、今度はアリスと遊戯の間にこなたが割り込み始めた。魔理沙も負けじとアリスを弾き出そうと必死だ。アリスがドサクサに紛れて顔面に押し付けられた魔理沙の手を舐めようとしているのは、きっと気のせいだろう。
「……それで、何人ぐらいが参加するの?その歓迎会?」
「見回りの交代を除いて……ほぼ全員のはずよ。ハートマンは参加するかどうか分からないわ。『遊びじゃないんだぞ!』って怒っていたから」
聞いといてなんだが、よくこのようなカオスな体勢でそんな真面目に答えられるものだ、とハルヒは軽く感心してしまった。
ふぅん、とハルヒは言葉を返しながら、なぜだか頭に浮かんだ疑問を、アリスに聞いてしまった。
40 :
578:2008/07/29(火) 19:59:03 ID:X3EvKoUF
「……海馬君は?ブリッジから離れるわけにはいかないんじゃないの?」
「たしか……オートモードにすれば問題ないって言ってたわ。それでも彼、出席するの渋ってたんだけど、谷口が熱心に説得したのよ。なんででしょうね?」
そう……とハルヒは口元に手を当て、短く答えた。
「…………………………」
その体勢のまま、ハルヒは数秒間沈黙した。
眉をわずかに顰め、何かを思考する様子。
魔理沙に密着しようと必死のアリスはその様子に気付かず、アリス以上に必死な他の面子も気付くはずがない。リョウやゴッドマンは、ハルヒの背後だ。
「……分かったわ。ちゃんと参加するから、また夜にね」
ポン、とアリスの背中を叩くと、ハルヒは廊下に転がる4人組を跨いだ。
どこ行くの?と聞くアリスに、ハルヒは部屋に戻るわと短く答え、足早に角を曲がり、皆の視界から消えてしまった。
その態度に妙な違和感を覚えたアリスだったが、それについて真剣に考える余裕はなかった。ハルヒよりも、自分の状況のほうが厄介だからだ。
「は・な・れ・な・さ・い!!このヒトデ妖怪!!(レロレロ)」
「しつこいぜアリス〜!!上海でも抱いてるといいんだぜ!!」
「しつこいのは魔理沙だよ〜!!イチャイチャするなぁ!!」
「い、泉さん!見えてるぜ!(手札が)」
「オラオラオラもらっ(ゴチッ)いったぁぁぁーーー!!!」
「リョウの指が危ない!!」
「医療科学班の男、スパイダーマッ!!」
「痛くないぜー!!(涙)」
「きゃぁ!?どこ触ってるのよ遊戯!!」
「え?あ!す、済まないんだぜアリs「ズルイぜアリス!!私も……こちょこちょこちょ……」
「残念だがソレは私の腋…あっはははは〜〜!!やめて〜〜」
「だから泉さん見えてるって!!(手札が)」
「感じないぜー!!(涙)」
「危ない!!」
「男!!」
突っ込み役がいないこの状況を……どうすればいいのだろうか……
41 :
578:2008/07/29(火) 20:00:07 ID:X3EvKoUF
キィ―――……バタン…
「……ふぅ……」
自分の部屋に戻ったハルヒは、大きく息を吐くと、ベッドに身を投げ出した。
明かりの点いていない、薄暗くジメジメとした雰囲気の部屋。
「んぅ……」
モゾモゾと体を動かすハルヒ。わずかに湿気た布団が肌に心地いい。
視線を横に向けると、もう1つのベッド。よくこの部屋にいるルームメイトは、今はいない
しかしハルヒの目には、ベッドに腰をかけてこちらをねめつけてくる彼女が見える気がした。
「……………………」
目を閉じて、寝返りを打つハルヒ。
静かだ。さきほどまでの騒々しい場と比べて見ると、深と、耳が痛いほど静かにハルヒには感じられた。
少し、眠い。
まどろみを感じながら、ハルヒは昨夜のことを思い出した……
42 :
578:2008/07/29(火) 20:01:48 ID:X3EvKoUF
ここまでです。
微妙なところで止まってしまった……次はきりのいい所で終るように気をつけます。
ギャグってどう書けばいんでしょうね?
43 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 21:19:28 ID:GxXX8cAc
578氏乙!!
次も楽しみに待っています!
sage忘れてしまった!
許せっ!
許せるっ!
許せると言わざるをえない
王様理沙好きにはたまらないんDA☆ZE!
続き待ってるぜぇ!
じゃれあってる風に解釈すると何故かほのぼのに見えて来るんだZe☆ GJ!
書きたいものがたくさんあって選べない、どれがいいと思う?
1、モッコスで和姦
2、バッセイで凌辱
3、スプーで純愛エロ
うん、冗談だ。二日もなにもなくて、ついカッとなってな。忘れてくれ。
2を頼む
>49
3があまりにも人外魔境だ
あえて俺はここで3を選ぶぜ!
>>49 決まっているだろうが、何を聞くことがある。
4の全部
スプー×モッコスなら、純愛和姦ってことで、1と3が両立できるんじゃね?
時間さえくれるなら頑張ってみるけど(出来も期待されないのなら)
次何書こうか迷ってたし、久々にエロ書きたいし
他に何かあるかなー…白菜うどんげとか?
白菜うどんげに一票
おなじく白菜うどんげに一票。
スプー×モッコスむちゃくちゃ気になるww読んでみたい
ユダ×カナを書く奴はおらんのか
かがみの代わりにこなたに嫁発言させるとするなら…
@ハルヒ
A魔理沙
B言葉
Cなのは
Dそれ以外
1ですね
あえてルイズドラゴンを選んでみる
カナがユダに卵焼きを食べさせるシーンを想像して萌えた
ところで、モッコス×バッセイというのもアリだと思うんだ
一生懸命妄想したけどホラーな絵面しか思い浮かばなかった
誠×言葉→スクイズでやれ
圭一×レナ→ひぐらしでやれ
なら間を取って誠(CCO)×レナで……
――だめだな。カップリングとしてはあまりに異色すぎる
>>66 1スレ目で言われてたから、みんな理解してると思うよ
最終回みてたら唐突に書きたくなった。だから投下します。
CCO「行け、波平よ!!」
波平「許せカツオ。」
AOC「平均☆勤務☆六年!!」
初号機「ウオオォォォ!!」
レナ「あ〜あ、また喧嘩してるよあの三人・・・」
春閣下「ユダ、あの三人どうする?」
ユダ「ほっときなさい。私は醜い喧嘩に興味はない。」
金糸雀「ユダ、卵焼き一つ食べる?」
ユダ「ありがとう、一つ貰うよ。」
レナ「かわいい〜、お持ち帰り・・・」
ユダ「・・・・(ジロッ)」
レナ「あ、あたしも卵焼き一ついいかな、かな?」
春閣下「やれやれ・・・」
テラカオス「お前ら、何を騒いでおる。」
ユダ「カ、カオス様!!」
テラカオス「お前らいい加減にしないとこのテラカオスの中に取り込むぞ!!」
CCO「ほ、方治!何故お前がここに!?」
ほうじ「し、志々雄様!?これには深い理由がありまして・・・」
波平「マスオ君も何故ここにいるんだ?」
マスオ「じ、実は私も深い理由があって・・・」
レナ「あ、このピンクの髪の子可愛い〜。お持ち帰りぃ〜(ズボッ)」
テラカオス「コラッ!引っこ抜くな!!」
「ゆっくりしていってね!!!」
「アッフン」
レナ「あ、これも可愛い〜。」
テラカオス「だから、もぎ取っていくなぁ!!!」
レナ「これもお持ち帰りぃ〜。」
テラカオス「それは私の本体だ!HA☆NA☆SE!!」
ユダ「・・・いくか金糸雀。」
金糸雀「そうね。」
春閣下「コラッ、お前ら!レナを止めるのを手伝え!!」
以上。え、何?カオスは喋らない??
まぁ、そこは気にするな。
70 :
578:2008/08/03(日) 22:52:35 ID:UDCuL5Em
皆邪神とか三将とかに気を取られすぎだwww
>>60 あえてAを選んでみる
魔理沙だと婿っぽいが……
ハル海続き3/5できました。
なんとか本家EDまでに終わらせてやる……
71 :
578:2008/08/03(日) 22:54:01 ID:UDCuL5Em
「お付き合いをして、いるんですか?……海馬君と……」
「…………はぁぁ〜〜〜!!!??」
自分のルームメイトである桂言葉の質問に、ハルヒは素っ頓狂な悲鳴を上げた。
十数分前、言葉に呼び止められたハルヒは彼女に連れられ、自分と彼女に割り当てられている2人部屋に戻ってきた。
ベッドに腰掛けて向かい合う2人。言葉が最初に切り出した台詞はハルヒを驚愕させるに十分足るものだった。
「いや……え?なんで?……とりあえず、意味が分からないわ……」
両手を顔の前で振って、困惑の表情で聞き返すハルヒ。
「言葉の通りです……」
対して言葉の表情は冷静そのもの、というよりも、暗く沈んだ沼の底のような瞳がハルヒをねめつけている。
自分を射抜く視線から目を逸らし、脳内で思考を始めるハルヒ。
付き合ってる?バカな。それは勘違いだ。言葉ちゃんが早とちりしているだけで、私と海馬君にはなんにもない。と、少なくとも自覚しているつもり……すでに色々あってしまったが、それは勘定に入らないことにしておこう。
でも何故、彼女がこんなことを聞いてくるのだろうか?
次から1つだけ選べ
A、動揺したな……この汗は、嘘をついている味だぜ!!
B、ただの……好奇心ですよ……
C、実は私、彼のことが……
答え C! C! C!
「もしかして言葉ちゃんも、海馬君のこと……?」
恐る恐る、と言った調子でたずねてみるハルヒ。
「…………………」
答えない言葉。ハルヒに固定されていた視線は、いつの間にか顔ごと下げられている。
静、と重苦しい沈黙が2人を覆う。
聞かないほうが良かったかな……とハルヒが居心地悪そうに体をモジモジさせ始める。それでも、言葉は何も答えない。
それからさらに数十秒後、言葉はボソリと小さく、しかし音の無いこの部屋では妙に響く声音で呟いた。
「『言葉ちゃんも』……って、なんですか……?」
72 :
578:2008/08/03(日) 22:56:12 ID:UDCuL5Em
ハルヒは思わず息を呑んだ。
言葉の伏せられた顔、表情を隠す前髪の隙間から目が―――通常では有り得ないほどに見開かれた瞳が、自分を射抜いていた。
その中に光など無く、映る自分の姿も無い。まるで網膜があるべき箇所にぽっかりと空洞が空いてしまったような―――それは魚の目だった。
何処を、何を、何故、そんな情報と一切の感情を読み取れない、いや、元から存在しない情報など読み取ることなどできはしない。
この瞳に比べると、部屋を包む薄暗さと暗鬱な空気のなんと軽薄なことだろう。
真っ黒ではない。彼女の瞳はなお昏い、闇色だった。
ハルヒは突如、言葉の手が彼女の体に隠され、自分からは見えないことに気付いた。
ここは自分と彼女の相部屋。それぞれの装備品も、この部屋に置いてある。
そう、衣類も装飾類も、……武器も。
武器なら、いつも入り口の近くにたてかけてあるはず……彼女の鋸も……
―――無理だ………
一寸たりとも、ハルヒは視線をずらすことが出来なかった。
吸いつけられるように、彼女の昏い瞳を見返すことしかできなかった。もし目を逸らしたりしたら……
体で隠されていた言葉の手が、ハルヒの視覚に映りこむ。
その手に握られていたモノが自分の意識が理解するよりもはやく、自分の首筋に添えられていた。
そのヒヤリとした感触。言葉の声が聞こえる。
彼女の手が引かれて―――――
ハルヒは再び息を呑んだ。
彼女が仲間にそんなことをするはずがない。そんなこと分かりきっている。しかし彼女の眼、それは『そんなこと』すらしてしまうほどの狂気と異常を孕んでいた。
体がおかしい。自分の体の両側にある腕は自分のものだろうか?ダラリと方からぶら下がるだけの腕は、本当に自分のものだろうか?
背骨も痛い。いつの間にか座禅を組む際のようにピンと伸ばされている。背を丸めたいのに、それすら出来ない。
自分の動き1つが彼女にどのような作用を及ぼすか、ハルヒには予想が出来なかった。
「いやっい……ぁの……」
喉がやけに渇いている。口の中もカラカラで、言葉が出ない。だが、まだ動かせる。
「それ、は……あれよ。えーと……」
喋る度に喉から空気が漏れ、くっ、くっ、と音が鳴る。ハルヒは全神経を口と、発する言葉に傾けた。
今の言葉に言うべき台詞はこれしかない。
「言葉の綾ってやつよ……」
たった一言。その一言を口にするだけで、とんでもない恐怖だった。
73 :
578:2008/08/03(日) 22:58:27 ID:UDCuL5Em
ハルヒはわずかに開いた唇を微細に震わしながら、言葉の瞳を見つめ返した。
「…………………言葉の、綾ですか?」
言葉が首を傾げて聞き返してきた。それだけで、場の空気が少しだが軽くなった。
ハルヒはここぞとばかりに両手を挙げ、ブンブンと振り回しながら言葉を続けた。
「そ、そーよ!!つい『も』って言っちゃっただけで、別に私は海馬君のことなんてなんとも思ってないわよ!?
むしろあーゆう高慢キチで唯我独尊高笑いなのは嫌いなタイプにカテゴライズされるわ!!うん!!」
「そ、そうだったんですか……」
ハルヒの言を聞くと、言葉は顔を上げた。表情は、普段どおりの彼女のものに戻っている。しかし、瞳の色はまだハルヒに疑念を抱いていた。
「でも、この前海馬君のこと……押し倒していましたよね……あれはどうなんですか……?」
うっ、と小さく呻くハルヒ。痛いところを突かれた。
ここは、言い訳しない方がいいだろう。態度の不審を感じ取られて勘違いされては敵わない。
「……船を操縦させて、って頼んだら、アイツ断ったのよ。それでちょっと喧嘩に……ね。別に言葉さんが考えるようないやらしいことは全く無いわよ」
「い、いやらしいことなんて……そんな……」
言葉が頬を赤く染めた。もう、彼女が先ほど纏っていた雰囲気は消え去っている。
ハルヒは小さく息を吐いた。今気付いたが、掌がベトベトになっていた。
「それじゃ、今度はこっちの番ね。質問」
「え?あぁ、えぇ?は、はい……」
手の汗をスカートで拭き取りながら、ハルヒは会話を自分のペースに引き込んだ。これ以上何か突っ込まれたら、『ナニ』かがあった以上、ボロが出る可能性が無くもない。
「言葉ちゃん、海馬君のこと好きなの……?」
「それは………」
指を遊ばせモジモジと恥かしがる言葉の姿を見て、ハルヒ生来の強い好奇心が首をもたげて来た。
ズイ、と体を押し出して、どうなの、ねぇ?と語調を強めて笑顔で迫る。
躊躇いながらも、その……と言葉は話し出した
「その……好き、とかいうわけじゃない……かすら分からないんですが……」
「どっちなのよ」
「えっと……仲間になってから皆さん、誠君が死んでしまったことを気にかけてくださってたんですよ……。とても、優しくていい方々だと思いました。でも……」
「でも……?」
「でも、私の本当の気持ちに気付いてくれたのは、海馬君だけだったんです」
「………………」
「誠君がいなくなって、今でも寂しいし、悲しいです。でもそれ以上に、誠君が……その、好きだったって気持ちがいつまでも心に残って苦しかったんです。
……ピコ麻呂さんから、海馬君のお父様もお亡くなりになっていると聞いて、それまでは彼のことちょっと怖い人だと思っていました。
でも、きっと私と同じように、死者に対して感情を抱くことの空しさと悲しさを知っていて、それで私のこと心配してくれているんだ……って、分かったんです」
ハルヒは軽く驚いていた。言葉の話す内容が、以前彼女が海馬から聞いた内容と一致しているからだ
74 :
578:2008/08/03(日) 22:59:33 ID:UDCuL5Em
「だから、とても優しい人だなぁ……って。素敵な男性だなぁって、思ったんです。好きかどうかは……似ているようで、違う感情のような気もします。」
だから……と、ゴニョゴニョと続ける言葉。しかし音量が小さすぎてハルヒにはどのような内容かは聞き取れなかった。
「じゃぁ……結局言葉ちゃんは」
「も、もういいでしょう!?夜も遅いですし、この話は終りましょう?ね!?お時間取らせてすみませんでした!私お先に寝させていただきますね!お、おやすみなさい!!」
ハルヒの言葉を遮って、言葉は早口でまくし立てるとハルヒに背を向けて布団に丸まった。
「……ねぇ…」
「もう寝てます……くー……」
「言葉ちゃーん?」
「くー……くー……」
ハルヒは小さくため息をついた。
これ以上何を言っても、言葉は掛け合ってくれないだろう。それはハルヒにとっては、逆に救いでもあった。
(優しい……ねぇ……)
ハルヒは軽く伸びをすると、布団に身を投げ出した。そして脳裏に、海馬のしかめっ面を思い出す。
(涼宮…………)
声。低くて渋い。かつどこか高圧的なものであり、人を威圧するのに適しているように思われる。
しかし、彼との情事の際のそれは、平常のものとは違うような気がした覚えがある。
情熱的で、一途で、一片の優しさが……
「んぅっ……」
ハルヒは体の中心にじんわりと熱を感じた。
それはお腹の下辺りから生まれ、背筋をゆっくりと遡り、頭の心まで浸透していく。
クチュ……
「っ!?」
無意識的にこすり合わせた自分の大股から小さな水音がハルヒの耳に届いた。
(なななっ……)
ハルヒは跳ね起き顔を真っ赤にして心の中で悲鳴を上げた。そして持て余すにもほどがある自分の性欲を恨んだ。
くぅ、と歯噛みをすると立ち上がり、ドアへと向かう。
「涼宮さん、どうしたんですか?」
言葉の質問にハルヒは、ちょっとトイレよ、と素っ気無く答えるといそいそとドアを開け、部屋から退散した。
通路を歩くハルヒは、自分でも制御できない若い肉体を恨んだ。
今の彼女は言葉に睨まれたとき以上に心の平静を保てない状態だった……
75 :
578:2008/08/03(日) 23:00:11 ID:UDCuL5Em
コンコンコン……
「ハルヒ?寝てるの?」
その声に眼が覚めた。
ハルヒはゆっくりと体を起こすと周りを見回した。薄暗かった部屋は完全に真っ暗となり、ドアの隙間から通路の明かりが漏れ出している。
昨夜のことを思い返しているうちに、寝入ってしまったらしい。
「ん、起きてるわよー?どうしたの?」
朦朧とした頭で明かりをつけず鏡の前に立ち、手櫛で髪型を整えるハルヒ。声からしてドアの前にいるのはアリスのようだ。
ドアを開ける。闇に慣れた眼には通路のランプは刺すように眩しかった。
「歓迎会、もうすぐ始まるから急ぎなさいよ?もう皆集まっているから。あ、あと涎は拭いておいた方がいいと思うわ。レディーなんだから」
それだけ言うと、アリスはさっさと行ってしまった。昼間に遊戯たちとレスリングを繰り広げていた時とは別人のように素っ気無い態度だ。
「………………」
祭りごとが大好きなハルヒであるが、なぜか今はそれに対して積極的な感情が消え去った様な表情を浮かべていた。アリスがすぐに立ち去らなければ、面倒だからイヤ、と即座に断りを入れていたかもしれない。
「………っはぁ〜……」
断るタイミングを逃した以上は、参加しなければならないだろう。
ハルヒは涎を拭き取ると、夜風に揺られる髪を押さえつけながら、アリスの後を追って歩き始めた。
76 :
578:2008/08/03(日) 23:07:03 ID:UDCuL5Em
今日はここまでです。
実は、スクールデイズ本編見てなくて、言葉の詳しいキャラとか知りません。
キャラが違うじゃねーかJK!!とかの文句は素直に受け止めます。バッチ来い!!
さて次は魔理沙とこなたとアリスの三つ巴だ……
>>76 遊戯が3人を同時に相手にしなければならないんですね、わかります。
とりあえずGJ!
ぶっちゃけ本編のハルヒは好きじゃないけどこのハルヒなら大歓迎SA!!
何か良い子になってるよ、うん!
>>76 毎度乙です!あー早く続きが読みたいぜ
と言いつつあなたのペースでゆっくり書いてね!
>>76 GJ!言葉のキャラはこれでも良いと思うよ。
しかし社長って実は優しい人だったんだな、
遊戯王は原作の初期しか読んだこと無かったから意外だったw
>>76 続き待ってました!!本当に578氏が書くハルヒや言葉の可愛さは異常だと思う。萌え死ぬってこういうことを言うんだね!
それにしてもこの遊戯王勢、モテモテである
前々スレでも言われてたけど、決闘者達以外まともな男がいないしねw
772 名無しさん@ピンキー [sage] Date:2008/05/12(月) 01:23:31 ID:SClilTJz Be:
ピコ麻呂→やや中年でキャラ薄
ハートマン→生粋の軍人。浮ついた恋愛事に興味無し!
ストーム1→妻子持ちだしそもそも老人
ボブ→妻子持ち
KBC→厨房
谷口→典型的モテナイ女好き
阿部さん、古泉→ガチホモ
スパイダーマ、ゴッドマン→ネタキャラ面強すぎて恋愛が想像できない
富竹→比較的マシだがややキャラが薄い
リョウ→ネタ面強い+格ゲーなのでキャラが曖昧
めちゃくちゃ納得ww 普通の男がいないw
実際遊戯王コンビ、特に社長は誰とでも合いそうな万能キャラだしね
>>83 ニコニコRPGの男性メンバーは基本みんな良い男ばっかりだから、まともじゃなくてもいいじゃないか。
というか、遊戯王の信者は遊戯王キャラはキチガイばかりだからカッコイイって言ってるんだけどなww正直まとも社長は想像出来ない、だがそこが魅力なんだと思うよ。
(※因みに、たかがカードゲームで命掛けてるからキチガイらしい、だがそこがry)
性格は確かに酷いけど、まともに恋愛話に使えそうなのは遊戯王コンビ位じゃない?
遊戯王の2人はあれでいて優しい人だと思うけどね
にしても社長の汎用性の高さは異常www
パーティメンバーの中でもっとも辛い過去を体験し、ブラコン&ツンデレまで装備、
さらに容姿も若さも能力も揃った完璧超人だからね、ファンが多いのもうなずける
だが、性格はすごく愉快から、男性にも人気あるんだろうな
ソースは、俺。
社長とのCP不可能なキャラが思いつかないww
CP不可能な女性キャラを想像したら、エヴァしか思いつかなかった
実際女性陣から見ても一番魅力的に映る男だと思うんだよな
社長だったらハーレムルートも行けると思うよ
この人ホントに完璧だ、レベルが違うww
>>94の方はあまり荒れそうな発言は自重してくれたら嬉しい、ファンによっては他の男性キャラを貶めていると感じる人もいるだろうし
富竹って普通に見る分には
「気は優しくて力持ち、タフで頼れそうなお兄さん」って感じなんだろうけど…
やっぱり影の薄さなのかなぁ…
社長は魔理沙やアリスなんかもすごく相性よさそうだな
こなたやなのはとだって自然な感じになると思う
>>84では谷口はモテナイ女好きとかいわれてるが
谷口は自分の目の行ってないところで逆に好かれたりしてる
タイプな気がする。三枚目だからか俺はそんなイメージがある
個人的には社長はなんというか…完璧すぎて駄目だ(好きな人には申し訳ない)
リョウや谷口みたいな三枚目キャラがいい
しかしマリオの影の薄さは異常(
>>84にものってないし)
そういやwikiのサンシャインネタで魔理沙×マリオに目覚めだしたんだが、誰か同志はいないか?
>>99 社長は完璧って程でもないよ、そりゃ谷口やリョウと比べればいかにもな設定だけどさ。
それにああ見えて2人よりも性根は優しそうだし、女性限定なら社長の方がモテると思う
>>100 オレも目覚めた口だが……。
どーにもあの二人はカップルと言うより悪友って感じがしてならんw
社長が完璧なら、あんなKY発言連発とか、馬鹿みたいな「ワハハハハハハ」笑いなんてしないよな、普通。
そう思ったら、一般的に考えられる完璧〈顔が良い、頭が良い、性格が良い、何でも出来る)に当てはまるのって夜●月くらいしかいなくね?性格良いはあくまで上辺だけど
>>103 『空気を読まない部分』と『笑いの部分』も完璧、と解釈すれば社長完璧。
>>101 女から見て魅力的なのは圧倒的に社長だなw
106 :
578:2008/08/05(火) 00:16:00 ID:YKAtyEFs
>>100 同じく。
でもやっぱりカップリングって雰囲気ではない……
まぁ、桃姫がいるからいいんじゃないかな?
社長は男のツンデレだから、どうしても書きやすいんですよね。
普段どおり冷徹な表情の裏に隠された優しさ、って魅力的だと思うから。
遊戯も精神的に弱い&カードバカ……恋愛に奥手、からかわれやすいってイメージが喚起されて役所が
きめやすいし。
トミー大好きなんだけどなぁ……いかんせんキャラがうすry
ごめん、表現が思いつかないから完璧という単語を使ってしまった
正直いろいろと言いたいことはあるんだが荒れそうなんで自重する…
>>102,106
それがいいんじゃないかw
悪友とか相棒とかそういう変にベタベタしてない関係の方が俺は好み
>>105 まぁ社長から見たら基本的には嫁一択なんだろうけどなw
女にはほぼ興味がないからこそ、そのかっこよさがよく映える
>>104 それじゃ、全キャラ完璧だらけだぞww
以下、チラシ裏
まぁ、…どのキャラでも言えることだが、ファンは社長が完璧だから好きだと言ってるわけではなく、社長が社長だから好んでいるんだろう。だから、「このキャラが〇〇だから好きなんだろう」って簡単に決めつけちゃいけないよね
社長はあれでいて大切な人は誰よりも必死に守ってくれそうだし
過酷な人生を過ごして来た分、一番たくましそう
実は1番他の人を大切に出来る人だと思う、モクバもそうだし
社長かっこいいよ社長!
ハートマンなんかも色々死線をくぐり抜けて来たみたいだけど
社長のはその比じゃないからね
幼少期からずっと辛い思いをしてるからなぁ、
リョウもそうみたいだけど確実に社長の方が生き地獄だったろう
それでも乗り越えた社長がステキすぎる…
谷口とKBC以外は殆どロクな青春おくれてないのねww
ボブでさえ従軍経験があるのに
メンバーの大半ってRPG後殆ど死ぬ奴が多いな
社長だけは絶対生き延びそうだ
話ブツ切りで悪いが投下する。
>>49は俺だが、冗談だぞ。伝説の三邪神でエロなんて書けるわけないだろ。
またも絵板とかエロ絵板とか影響を受けた。
こーおだったらいいのにな。の3。ピコ琴。脇じゃなくて初期の巫女服のイメージでおねがい。
坊主Cを倒し、現在ニコニコエリアの部屋で私、琴姫とピコ麻呂様。ハルヒさんと阿部さんが待機していました。
「納得いかないわ!」
なぜかハルヒさんが憤慨しています。対して阿部さんは涼しい顔です。
「私のウサ耳が、あんたの●●●より男性受けが悪いって言いたいの!?」
「誰もそんなことは言っていない、ただ性別関係ないから汎用性が高いなと」
「男だけなら俺のほうが凄いって言ってる風に聞こえるのよ!」
「おぬしら、もう少し静かに」
ピコ摩呂様が止めに入りますが、普通に無視されています。
「あったま来た! こうなったら勝負よ! ここあたりの男の敵にどっちが魅力的か多数決を取ってもらうわ!」
「ふぅ、仕方ない。その案に乗ってやろう」
ハルヒさんと阿部さんがどこかへと向かって行きます。
「いや、危ないからやめ」
ピコ摩呂様は最後まで見事にスルーでした。
二人が去り、この部屋には私とピコ摩呂様の二人だけになりました。
二人を止めようとしたままの姿のピコ摩呂様は、その後ろ姿に哀愁を漂わせていました。まるで中間管理職のようです。
ため息をついて肩を落とす姿に、なぜか頑張れサラリーマンと声をかけたくなります。
私はピコ摩呂様のそばにより、声をかけます。
「あの二人なら大丈夫でしょう、そこまで部屋から離れることもありませんし」
しかし彦摩呂様は元気がありません。
「なあ、琴姫。わしはちゃんとリーダーやれているだろうか」
座り込んで再度のため息。その顔には体力的なものとはまた違う、疲労感があります。
悪霊や敵に立ち向かった時の凛々しさが微塵もありません。難しい年頃の娘に罵倒されたお父さんのようです。
私は後ろからそっと、寄り添い抱きつきました。
「大丈夫ですよ」
耳元で語りかけます。
「みんなピコ摩呂様のこと頼りにしています。強い人だと信頼できる人だと思っています」
非力ではありますが、力いっぱい抱きしめます。
「それが過ぎて甘えたりもしていますが、それでも皆が輪を壊さずに済むのはピコ摩呂様がみんなの中心にいるからですよ」
「む、う。……すまんな、琴姫」
多少は元気が出たようです。
しかし、前かがみのまま動こうとしません。
「? どうかしましたか……あら」「……すまん」
どうやら胸を押しつけたせいで、一部が元気になりすぎたようです。
このごろずっと忙しくて、ずいぶんとそれをしていないことに思い至りました。
私は無言で目を閉じて、ピコ摩呂様と口づけをしました。
しかし、続きがいつまでたっても来ません。
「……ピコ摩呂様?」
「いや、あのな、琴姫。ここは布団のある部屋とは違うし、それに明るい。あと二人がいつ帰るか」
そんなことをこの状況で言いやがりました。
「根性無し」
「うっ」
「ヒゲオヤジ、ピコピコ、ピヨピヨ、ぶるぁ、眠りの小五郎」
「こ、琴」
「主人公(笑)、主人公(一応)、主人公(パシリ)、主人公(疑)、主人公(?)、主人……きゃあ」
いろいろ罵倒祭をしてみると、そのまま床に押し倒されます。
ピコ摩呂様は、少し怒りの入り混じった笑顔で私を見下ろします。
「……琴姫、おぬし、いつからわしをピコ麻呂と呼ぶようになった?」
下から見る目が少し怖いです。私が悪いのですけど。
「覚えていません」
「その言いぐさ、覚悟はできているんだろうな? 例え二人が帰って来ても止まらんぞ」
その意地の悪い笑みに、私はできうる限りの笑みを返します。
「はい、私を彦摩呂様の好きにしてください。……お願いします」
むさぼるような口づけを受けた後、巫女服の前をあけられます。胸を曝け出させられます。
「ふん、相変わらず淫乱な胸をしておるな。握りこんでも手に余るは」
「……そんなことは、あ、ああん」
急に胸を揉みしだかれ、声を出してしまいます。
「清純そうな顔をして、なんという声だ。今のおぬしを見ればどれだけの男が欲情するか。どうだ? 先ほどの二人と一緒に聞いてくればいい」
「い、いやです、んんあああ!」
私の胸の二つの頂を揃え、同時に口で吸い上げる。その後も胸全体をなめ上げていく。私は感じすぎてしまい、声をあげてしまう。
口を離す彦摩呂様。立ち上がり自らの下を脱いで、私の腹の上に体重をかけないように乗る。
いちもつを私の両胸の間に入れ、手で胸を掴んで挟み上げていった。熱いものが私を感じさせる。
「あ、ひ……彦摩呂、さま」
「大きくて、揉みごたえもあり、感度もいい、全く淫乱な胸だ。こんな男のものを挟んでいる暇があったら、もっといい男を探したらどうだ。こんな危険な仕事などせず、楽もできただろう」
「いや、ひぃ!」
両の乳首を摘みあげられる、痛みに体をねじろうとするが上にいる為に動けない、抵抗できない。
抵抗する気もない。
「わた、しは、彦摩呂様の、ものです。口も、この淫乱な胸も、いま自ら、なぐさめて、いる秘所も、すべて、ひこまろさまの、もの」
「そうか……ならば口を開けろ。すべて飲め」
「は、はひ」
言われたとおり口をあけると、口に亀頭を押しこんでくる。
頬の内側をこすりあげ、すぐに破裂した。口の中を精液が埋め尽くしていく。喉にへばりつくそれを飲み込んでいった。
「本当に自ら慰めていたのか、胸を責められている間ずっと、この淫乱め」
「……」
私の巫女服を敷布に、私は仰向けで全裸を彦摩呂様の眼前に晒していた。
手で隠すことも許されず、ただ品定めされ続けている。恥ずかしさで私の白い肌が桃色に染まっていた。
「ずいぶんな濡れようだな。これなら前戯はいらんな、すぐにいくぞ」
私の足を左右に開き持ち上げ、いちもつを私の秘所にあて、押し入れていった。
「ん、んあああ!」
久しぶりの感触に、私は少しいってしまった。
「どうした、ずいぶん嬉しそうではないか、これがそんなに好きか?」
「ひこ、ひこ摩呂様の、ものですか、ら」
彦摩呂様は腰を動かし、出し入れし、ねじ込んでくる。私は腕を肩に、両足を腰にまわししがみつく。私も腰を動かしていく。
「あ……ひゃ、やあ……はあ、ああ……ああやあ!」
またも胸に吸い付かれる、音をたてて乳首を吸い、歯で噛みついてくる。
「やああ、ひこまろさま、ああ」
腰の速度が上がっていく、登りつめていく。私もすでに全身で彦摩呂様に抱きついているだけである。
「くぅ、こ、琴姫、いくぞ」
「はいぃ、いっしょにい! ああああ」
私の中に子種がまかれた。
「……すまん、どうかしていた」
服を着込んでいる私に頭を下げる彦摩呂様。
私はそれに、そっと近づいて行って、顔を上げさせて。
口づけをした。そして笑みを浮かべた。
「これからもよろしくお願いしますね。ピコ摩呂様」
「う、うむ」
「という事件を、とくに証拠もなくねつ造してみたりしますd(≡ω≡.)」
呆れた顔をするピコ摩呂、顔を真っ赤にして俯く琴姫。ついでに特に思うこともないハルヒと阿部。
「おぬしは、いつもそんな下らん妄想をしているのか?」
「ははは、エロゲに染まった脳の一部が、どうしてもそんなことを考えてしまうのだよ(≡ω≡.)ノ」
「そんなことできる状況ではないだろう」
「まあ、そんなことしてたらいくらなんでも、部屋の前で覗き込んでるわよ」
「そんな返事を聞きたかったわけではないのだがな」
「そんなことがあったかどうかは知らない。だが二人がどれだけ仲がいいかはわかった」
「阿部殿?」
「さてと、リョウのところにでも行くとするか」
「ま、待ってくれ阿部殿。今のはただの妄想話で、わしと琴姫はただのパートナーで、待ってくれ、行かないでくれ、あべどのーーー!!」
「……ピコ摩呂様」
「何をする、離せ琴姫。早くしなければ阿部殿が行ってしまう……はんにゃ!?」
「ギャー!!」
「おお、修羅場(≡ω≡.)」
これで主要キャラのエロは出そろったか? なのはも交換所にあったし。
乙!
ところで
>>82以降の話の中にロックマンって出てこないのな
まぁ6939のイメージが強すぎて他のキャラと絡ませにくいのかもしれんが
カップリングの自然不自然なんて気にしないでいいのだ
遊戯王ファンから見れば、遊戯と海馬だって恋愛不自然だと言えてしまいうる
桂馬騒動の時もそうだったが、社長ファンはもう少し自重してくれ
>>118 乙です、眠りの小五郎で吹いてしまったwせっかくのエロありなのに
俺も社長ファンだが今の流れはどうにもね
キャラ叩きしてるつもりではないんだろうけど
他のキャラ好きな人から見たら〇〇より社長の方が〜ってのは
見てて気持ちいいもんではないだろうし
荒れるっていうか作品自体投稿しにくい空気にもなるから
その手のレスは控えてほしい
前もこんな流れあったけど俺的にはファンを装ったアンチも混ざっていると思った
どちらにしろ自重は大切。社長好きとしてこういう流れはちょっとなあ
桂馬がなぜウザがられたのか
よく分かったよ
>>125
CP固定批判するなよ
そういう発言をすることで、今までここで桂馬書いてた人がもう書かなくなったらどうするんだ
俺は少なくともここで小説化された桂馬は好きだぜ
>>125 そういう発言も荒れる原因になるから止めろよ。もしも
>>125の好きなCPがそんな風に批判されたら嫌だろ?
前スレでもこういうことあったけど、特定CPを批判するのは、好きなCP(ガチホモ除く)を自由に書いていい筈のこのスレのあり方自体を否定することになると思う
自分は今まで通り、書いてくれる方には自由に書いて欲しい
なんか、海馬スレのセトキサと似た流れだなあと思った。
キサラ嫌いだけどwwって前置きしないと今ではキサラの名前出しただけでスレが荒れるほど。
ちょっと異常だよ、あれ・・・。
折角数少ない女性キャラでボスキャラなのに
未だにカナリアは話題に上がらんのねwww
>>131 カナリア可愛いよな…富竹やAIBO辺りなら良いほのぼのな図になりそうだ
ユダは嫌いじゃないけどなw
>>128 大分前から遊戯王関連スレにいるけど、あれはキサラ儲が本スレやなつまんスレ、挙げ句に社長スレでもCP妄想文書き散らしていたのが原因だな。
2、3回ならまだしも今だにその現状が続いているし、更にキサラ関連の話題を出すと必ずキサラカプ厨が食い付いてきてスレが荒れたからキサラ関連の話題が禁止になったんだよ。
注意されたら一応自重出来た桂馬とは、大分違うと思うな。
…スレ違いだな、すまん。
>>132 なるほど結構洒落にならない騒動だったんだね。冷静な古参の話聞けてよかった。
関連スレで「何で?」って純粋に聞くだけでも「カプ厨帰れ」って叩かれるほどひどいんで。
・・・でもやっぱりだいぶ違うといっても本質は同じだと思う。違いは”免罪符”の有無だけじゃないかと。
スレチでごめん、ありがとう。
EVA×モッコスの百合って聖域っぽくね?宗教的な意味で
>>131のAIBO×カナリア想像して萌えた
135 :
578:2008/08/06(水) 16:20:55 ID:AA4nI9IZ
ちょっと空気が荒れているけど、読まずに投下します。
CPは個人の自由。でも批判は後々悪影響を残す可能性がなくもないので、できれば
控えることをお願いします……
136 :
578:2008/08/06(水) 16:22:58 ID:AA4nI9IZ
「すぐに呼びましょ陰…陽…じぃぃ〜〜!!!」
「ピコ麻呂様、とても凛々しいお声でした……阿部様は次何を歌いますか?」
「そうだな……じゃぁ、『やらないか』でも……」
「そんな歌はいってないと言わざるを得ない!!ここは俺が……」
「「真っ赤なぁ誓いぃぃぃぃ〜〜!!!」」
「あぁ!?先を越されたと言わざるを得ない!!」
「ダイスロール!!6マス進んで……子供が生まれる!!」
「遊戯ったら、手が早いんだぜ……グスン」
「魔理沙ちゃん変なこと言ってないではやく出産祝い1000万渡す!!」
「こ〜な〜た〜、そんなにツンツンアホ毛立ててると遊戯に嫌われちゃうぜ〜?」
「べ、別に、泉さんが怒っても俺は嫌いにならないぜ……」
「え……?遊戯君……」
「げっ、しまった……おい次アリスの番だぜ!!さっさとするんだぜ!!」
「あと2マスで魔理沙の子供……魔理沙の子供……」
ドアを開けると、すでに場は賑やかだった。
ハルヒはドアノブを掴んだまま、部屋をぐるりと見回してみた。
何処から持ち込んできたのか、年甲斐も無くカラオケではしゃぐピコ麻呂、琴姫、阿部、リョウ、ヒーローズ。
やっているのは人生ゲームだろうか。遊戯、こなた、魔理沙、アリスの4人組。
いつも騒がしい谷口とクラッシャーは珍しくいない。遅れているのだろうか?
そして部屋の奥、テーブルを挟んで向かい合っている2人……海馬と、言葉。
「…………………」
ハルヒはその2人から眼を逸らした。
さてどうしようか、とハルヒは少し考えた。カラオケを歌いたいが、どうも年齢的に趣味が合いそうに無い。しかも、ずいぶんとマイクの争奪が激しい。正直巻き込まれたくない。
だとすると、人生ゲーム。すでに始まってしまっているが、遊戯がはやくもゴール目前だ。終ったら、混ざることとしよう。
もちろん、奥にいる2人に割り込むなんて選択肢、初めから存在していない。
「楽しそうじゃない!!誰が勝ってるの!?」
ピョンと飛び上がりながらこばたの背中に飛びつき、頭越しに盤上を眺める。
「……ずいぶん一方的な展開ね……」
遊戯があと10数マスで上がりなのに対し、残りは皆道程の半分程度だ。デュエリストの運命力とヤツは、カード以外でも発揮されるらしい。
「そりゃぁ、7回連続6がでれば、差がついちゃうぜ……」
魔理沙が玩具の紙幣を遊戯に手渡しながら唇を尖らせた。どうやら魔理沙が最下位のようだ。
こなたは2番目だろうか。資金が多いが、コマの進みが遅い。
ということは3番目はアリスということだが……
「ねぇ……アリスちゃん一体どうしちゃったの……?」
頭を抱え込み震えるアリスを横目に見ながら、ハルヒはこなたに小声で質問した。
「いや実はねぇ……」
こなたは困ったような顔で盤上のマスの1つを指差した。
『4位との間に子供が生まれる。1位から出産祝い1億』
そのマスを3つ飛び越えて、アリスの駒がある。
「これ狙ってたんだけど、どうやら運命力が働かなかったらしくて……」
「あぁ〜……哀れね……」
どうしようもない落ち込みようを見せるアリスに、さすがのハルヒも憐憫の視線を向ける。なんというか、キャラ崩壊がこんなに著しいキャラを見たことが無い。
というか、女の子同士での出産とはどうなのだろうか……
137 :
578:2008/08/06(水) 16:25:16 ID:AA4nI9IZ
「あっちゃ〜、こりゃ遊戯が王様で決定だな。これで3回目かぁ……」
遊戯がまたまた6の目を出したのを見て、魔理沙が声を上げた。
「今のうちにさっさと、罰ゲーム決めておこうぜ?」
「罰ゲームって?」
『罰ゲーム』という言葉に、そういう類のものが大好物なハルヒが反応した。
「いや、王様ゲームみたいに1位の言うことを聞くんだけどさ、『2位と3位が手を繋ぐ』とか『タバコを火を消さないで口にいれたままジュース飲む』とか、あまりおもしろくないんだよなぁ……」
「あくまでゲームだからな。あまり過酷な条件にするわけにはいかないだろう?」
「それじゃぁもうちょっと……」
魔理沙の文句に困ったように答える遊戯。ハルヒはふと視線をその2人から自分の真下に移してみた。
こなたは機嫌悪そうに目を細めて眉根を寄せ、唇を尖らせていた。
その表情の意味を読み取ったハルヒは、ニヤリと口元を吊り上げた。そして、この場を盛り上げるための罰ゲーム内容を0.2秒で思いついた。
「それじゃぁ、私が罰ゲームを考えて上げるわ!!」
ハルヒはずいと体を押し出しながら嬉々とした表情で言った。
「いいんじゃないのか?遊戯じゃ甘っちょろい罰ゲームばっかだったしな」
「俺もその方が助かるな。頼んだぜ涼宮さん」
「ん〜……ハルにゃんなんか企んでない?」
「好きにして……」
こなたが少し不審そうな表情をみせているが、それ以外のメンバーは賛成してくれた。ハルヒは内心で拳を握り締めると、こなたの肩から手を離し、4人の間をグルグル回り始めた。
「そもそも、人生ゲームだけじゃなく、大富豪やポーカーでもなんで1位の人しか美味しい目をみられないのかしら?」
「昔の人は言いました。『1位以外は最下位と同じ』でもね、それじゃせっかく頑張ってあと少しで勝利に届きそうだった2番が可哀想じゃないかしら?」
「っと言うわけで、2位の人のための罰ゲームを考えたわ!!ずばり……」
「2位の人が、好きな人にチューするのよ!!場所は問わないわ!口でも頬でも危ないトコロでもぉ!!」
「そ、そんなこと、いくらなんでも「おもしろそうじゃないか!!やろうぜ!?遊戯!!」
一瞬、何を言われたか分からない表情の4人だったが、いち早く口の動きを取り戻した遊戯がハルヒに文句を言いかけたところを、魔理沙の大声が掻き消した。
「ハルにゃん!やっぱり狙って「さぁ行くわよ次は私のターンねーー!!!」
続いて口開いたこなたの声を、今度はアリスが遮った。
(計画通り……)
ハルヒは皆に見えない角度で、口元を吊り上げた。
(魔理沙とアリスちゃんがこの罰ゲームを拒否するわけがない。さらに遊戯君は魔理沙の押しに弱いし、突っ走ってるアリスちゃんは人の話を聞くわけが無い……。遊戯君が2位になる確率はほぼ皆無。
よって2位になるのは残り3人のうち誰か……魔理沙とこなたのどちらかならば、遊戯君とおもしろいことをしてくれそうだし、アリスちゃんだったら魔理沙とおもしろいことに……
つまり、誰が2位になっても私に損はない!!)
そんなハルヒの真意を知ってか知らずか、困った顔の遊戯にはしゃぐ魔理沙。ハルヒに恨めしそうな視線を向けるこなたに涎を垂らすアリス。
「いくわよ!ダイスローーッル!!2!マス目は……?」
『ゆっくりしていってね!!!H回休み』
「(勝てる確率を)感じないわぁぁぁーーーーー!!」
「私の番だぜ!覚悟してろよ遊戯〜!!」
「ま、負けるもんか〜!!待っててね遊戯君!」
「冷静になるんだ3人ともーー!!!」
(思春期って……おもしろっ!!)
138 :
578:2008/08/06(水) 16:27:58 ID:AA4nI9IZ
「はいフラッシュ。マリオ、富竹さん千円ねー」
「これは……手厳しいね〜ハハハ……」
「くそ……もうタネが残っちゃいねぇ……」
「なに?じゃぁ服でも脱ぐかしら?」
トランプを放り投げて嘆くマリオに、ハルヒはニヤニヤと嫌味な笑顔を送る。
先ほどの人生ゲーム、結局はアリスがまさかの逆転勝利を見せてくれた。ハルヒとしては、全くの予想外だった。
もちろん罰ゲームとして選んだのは魔理沙、だったが……どこから取り出したのか、魔理沙のゴブリンバットの一振りでアリスは壁を突き破って飛んで行ってしまった。
魔理沙としては、僅差で2位を掠め取られたことがよっぽど悔しかったのだろう。一方遊戯とこなたは、安堵のため息をついていた。
「はい、フルハウスね。2人とも千円よろしく」
「いや〜……ハハハ……僕は降りるよ。もう財布の中で閑古鳥が鳴いているよ」
「俺もだ。しかしハルヒ……こりゃさすがにイカサマしてないだろうな……?」
そんなわけないでしょ、とハルヒは手元においてあったコップを呷った。
アリスが飛んでいった直後、交代するかのように入ってきた富竹とマリオ、古泉。そして飲み物を持って突入してきた谷口クラッシャーと、ずいぶん人数が増えた。
トランプを机の上に戻して大きく伸びをするハルヒ。ふと見ると、自分のコップの中身がずいぶんと少ない。ビンに手を伸ばしてコップに注ぎ込む。
谷口とクラッシャーが持ってきたものだが、なんと言う名前のものだろうか?酸味が効いていて、かなりおいしい。
訊ねてみたが、2人ともニヤニヤと笑うだけで何も答えなかった。
くい、とコップを傾け口に含むと、炭酸のようなピリッとした感触と心地の良い苦さが口内に充満する。
おいしい。もうハルヒ1人だけで、ビンを1つ空けてしまった。
飲んでいるのはハルヒだけではない。ピコ麻呂も阿部も、遊戯や女性陣も同様だ。床にはすでに10本を超えるビンが転がっている。
気のせいだろうか、皆やけにテンションが上がっており、琴姫のテンポの外れた歌声が聞こえてくる。
最初はアルコール類だと思ったが、しかしハルヒはこんなラベルの酒ビンを見たことがなかった。渡された際に谷口に聞いてみたが、「た、ただのシャンパンだよ」とのことだ。シャンパンはアルコールに入るのだろうか。
ともかく、酒ならばピコ麻呂なり琴姫なりが注意するはずだ。そうしないとなれば、酒ではないということだ。
そういえば、とハルヒはクラッシャーとともに遊戯たちとタッグデュエルに興じている谷口に視線を移した。飲み物を提供した本人である谷口は、これを一口も飲んでいない。どう考えても怪しいのだが……
クイッと再びコップを傾ける。妙に頭が熱いせいで、思考するのが面倒くさい。
今度は谷口と逆、部屋の奥へと目を向ける。こちらには関わらないと部屋に入った時に決めたハルヒだったが、そんな決まりごとは頭の奥深くに溜り積もって忘れられてしまっていた。
「ど、どうぞ……海馬君……」
「ふぅん………頂くとするか」
飲み物を注ぐ言葉と、受ける海馬。
なぜだろうか、2人とも高校生だと言うのにグラスを傾ける姿がよく似会う。仕草、挙動にどこかアダルティーな雰囲気を漂わせ、年齢離れして大人びた空気をかもしだしている。
(い〜い雰囲気じゃないの、お二人さん)
ハルヒは小さく舌打ちを打つと、ジュースを一気に飲み干した。さらにフン、と不機嫌そうに鼻を鳴らすと、視線を海馬たちの反対方向に向けた。
しかし、一度注意を向けてしまうとどうしても気になってしまう。
視線は宙を泳いで、意識はどうしても耳に集まっていく。
139 :
578:2008/08/06(水) 16:31:07 ID:AA4nI9IZ
「はい、父が……えぇ、そうです」
「そうか、ならば我がKCの……」
文型のハルヒには全く分からない、経営術やらなんやらで盛り上がる2人。
話の内容は理解できない。しかしハルヒにとって、重要事は内容ではなかった。
あの2人が話をして、仲良さそうにしている。その事実こそが、ハルヒにとってのなによりの関心であった。
海馬は仲間ともあまり話さない。近寄りがたい孤高の存在、という人物像を地で突き進んでいる男だ。遊戯を除けば、一番言葉を交わしているのは自分だ、という思いがハルヒにはあった。たとえそれが、喧嘩中の会話であっても。
それを、今はどうだろうか。
自分の秘密基地を他人が勝手に利用し改造し、それはいつしか自分のものではない、他人だけのものとなってしまった。
「なによ……この、バ海馬……」
自分でも理解しきれないやるせなさ、悔しさ憤りを胸に押し込めながら、ハルヒは小さく呟いた。
目頭が、ひどく熱かった。
「それでは皆、はやく寝るように。明日にはほぼ確実にnice boatと接触するからな」
ピコ麻呂の締めの言葉に、それぞれが返事をして、歓迎会はお開きとなった。
時刻はもうすぐ深夜というところであった。
参加者の大半がゾロゾロと退室してゆき、残ったのは学生陣と魔理沙、アリスのみ。
いや、海馬は、ピコ麻呂たちに紛れて帰っていった。
「…………………」
ハルヒはゲームに興じる遊戯たち、いや、自分の真ん前でサイコロを振る言葉の後頭部を無言で見つめていた。
なぜだか彼女を見つめずには、睨まずにはいられなかった。
その理由、彼女の胸中を覆い尽くす黒霞に名を冠すとするならば、それは羨望、言い換えれば嫉妬と名づけることができるだろう。
しかし涼宮ハルヒとは、とてもプライドが高く極端な偏見思考をもった女子高生である。
「……私もう寝るわ。みんなおやすみ」
ハルヒは立ち上がると、それだけを言って部屋のドアへ向かった。
「あぁ、おやすみ涼宮さん」
「ハルにゃんおやすみ〜」
「おやすみなさい、涼宮さん……」
それぞれの就寝の挨拶を背に受け、ハルヒはドアを閉めた。
夜風が火照った頬に気持ちがいい。
ハルヒの頭は、まだ霞がかかったような心地だった。寝ると言っておきながら、どうも寝られそうに無かった。
コツ……コツ……
ハルヒは歩き出した。ただし、自分の部屋に向かってではない。船の先端、操舵室へ向かって……
140 :
578:2008/08/06(水) 16:34:37 ID:AA4nI9IZ
ここまでです。
……前半部いらないよね。これ……
エロパロスレなのにエの字もない結果がこれだよ!!
次こそはエロを書ける……と思います。
どうも夏になると執筆速度が上昇(それとも元々これくらい?)するので、スレを独占気味
になってしまった場合は、自重しようと思います。
>>140 出来ればCPがどういう系統なのかを描いて貰えたら
心の準備が出来てうれしいぜ
とりあえず続きを待つさー
142 :
578:2008/08/06(水) 18:30:07 ID:AA4nI9IZ
>>141 すみません書き忘れていました。
136〜は以前のハル海+言葉の続きです
>>140 むしろ投下が少ない今は独占するくらいの勢いがあった方が良いんじゃないかと思う今日この頃。
ともかくGJ。
毎度の事ながら王様が羨ましい状況だなコンチクショウ。
>>140 激しく乙と言わざるを得ない
こういう嫉妬とか焼きもち大好物だわ、ハルヒかわいいよ
あと俺もどんどん投下してもいいと思う、言い方あれだが過疎スレだし
SS投下されると活気づくかもしれんしね
>>140 自重しなくていいよ。
ずっと578のターンでもいいぐらいだ。
どんどん書いてくれ!!><
今来た勢いでこれから変な物を書いてみよう。
出来た
投下
なのは(以下な)「ハートマンさん、折り入ってお願いがあります」
ハートマン(以下ハ)「誰かと思えば元魔王の小娘か。改まって何の用件だ」
な「はい。わたしは大切な人たちを守るために魔導師になりました。
ですがハートマンさんの言ったとおり、わたしは魔王として大勢の人を苦しめてしまいました。
今回の失敗はわたし自身の認識の甘さ、未熟さが生んだものです」
ハ「それでどうする気だ。罪の告白なら教会に行けば済むだろう」
な「わたしを……鍛えて下さい! わたしが至らなかったせいで、みんなに迷惑を……だから、わたしは、もう二度と」
ガツッ!
な「うあっ!」
ハ「痛いか? 痛いか? ……そうか。だが貴様が罪無き者に与えた苦痛は、これの比では無いと知れ!」
な「う、くっ……」
ハ「泣くな! 貴様にその資格があると思うな、この雌豚が!
耳の穴かっぽじってよく聞け。たった今から俺が貴様を一人前の軍人にしてやる!
話しかけられた時以外口を開くな。口でクソたれる前と後に『サー』と言え。分かったか!」
な「サー、イエスサー!」
ハ「声が小さい! 寝てるのかこのチンカス野郎っ! もう一度だ!」
な「サー、イエスサー!!」
その後
谷口(以下谷)「お、あれは……おーい、そんなとこで何やってんだ?」
な「ふざけるな! 大声出せ! タマ落としたか!」
谷「ひぃっ! すみません、落としてないです!」
な「あっ、谷口さん。ごめんなさい、驚かせちゃいました?」
谷「い、いや。これくらい何ともないぜ(小便ちびりそうになった)。しかしまた、一体それは何の真似だよ」
な「あ、あはは……実はわたし、教官、ハートマンさんに訓練をお願いしているんです。
それで気合いを入れるために、教官の言葉を復唱していて……
教官の体験談を聞いたりして、今は教導隊を目指すのも良いなあって思ってます」
谷「な、何だか知らんがお前なら出来ると思うぞ(ある意味、素質ありそうだな)」
な「そうですか? えへへ、頑張ります」
ひどいものが出来てしまったが、今は晴れやかな気分だ
>>150 10年後のあの厳しさは軍曹のせいか
軍曹9歳の子供に雌豚なんて言ったら教育上よくないぞwww
俺は厳しいが平等だ、差別は嫌いだ。って軍曹が言ってた
>>153 気持ち悪いな。
現実でそんなチーム名名乗る奴は。
ニコニコRPGのエロパロがあるんならMUGENのエロパ・・・なんでもない。
>>154 俺の学校でなんかの大会あったが、一位のチーム名「SOS団」だったぜ
夏の祭典が近いからか、書き込みは減ってるし、桂馬ネタは書きにくい雰囲気だし
割と真剣にスプー×モッコス和姦純愛エロを書きはじめたら、提案した当人に冗談だって言われてお釈迦になるし
むしゃくしゃしたから白菜×うどんげで微エロ書いた、辻褄とかストーリーとかもう知るかバーロー
ゆかりん復活してくれよゆかりん……俺、RPG後の谷ゆかで谷口の童貞卒業ネタが書きたいんだよ……
「てな訳で、幻想郷でテニスを教えて欲しいの」
用件を手短に伝えて、ちらりと彼の様子を見ると、まさにあっけにとられた表情をしていた。
普段着らしい黒のタンクトップに、ぽかんと開いた口から、ぼたぼたと歯磨き粉が垂れている。ちょっと、汚い。
「師匠がね……あ、師匠って言うのは、私の上司で、八意永琳っていう人なんだけど。とにかく師匠が幻想郷で
サッカーに次ぐ、第二のブームを巻き起こしたいらしくって。それで、あなたにコーチとして白羽の矢が立ったワケ」
師匠曰く、この交流は今回の騒動で繋がった運命の輪を、より強固なモノにするため……らしい。
単に、魔王事件を通してお弟子さんが出来た誰かさんに対抗してるだけな気もするけれど。
白菜は、きょろきょろと私が現れた入口を探していたけれど、やがて諦めたのか、鋭い眼光でこちらを睨み付けてきた。
「勝手に洗面所まで入って来たかと思えば、くだらねえ」
兎女、ときつい口調で呼ばれると、どうしても一瞬身体が竦んでしまう。
一度勝負したことがあるから知っているけれど、私の赤い瞳による狂気は、彼には通じない。
力の差というよりは、本能で怯えてしまうのだ。草食動物が肉食の獣を前にしているかのように。
「他をあたれ、H前やピヨシートがいるだろう、俺に、 指 図 す る な 」
激しい嘔吐感が、胃や喉だけじゃなく、全身を駆けめぐる。指先は冷えて、きゅうっと心臓が縮み上がり、脂汗が流れた。
ダメだ、この圧力には逆らえない。すとんと、ピンク色の足ふきマットの上に、私の腰が落ちた。
動物の本能として少しでも彼から遠ざかろうとするも、立ち上がれない。
這い蹲るようにして背を向けたけれど、足が縺れ、顔面から床に激突してしまう。
「う、あ……ご、ごめんな、さ、い」
罠に掛かった小兎のように、私は震えながら謝る。涙と唾液が止め処なくこぼれ落ち、床を塗らした。
ふうっと、生暖かい息が、お尻に掛かる。
「……お前、そういう趣味でもあるのか?」
「え?」
ぺらり、と、スカートの裾が捲られるのを感じ、漸く今の自分の体勢が、まるで。
獣が雄を誘っているときのように、高くお尻を上げ頭を下げた、いやらしい様なのだと気が付いた。
しかも、私は普段から下着を着けていないから、つまり、彼の位置からは。
「い、いやあああああ、み、見ないでッ!!」
かあっと、頬に熱が集まるのが解った。頬だけじゃない、彼が凝視しているだろう、そこ、にも。
きゅうっと熱さが染み渡って、入り口の奥が収縮する。ひくっひくっと、内側が動く。
「だ、ダメ…ダメなの…お願い。違うから、違う、こんな」
はみ出した性器をスカートで隠さなきゃいけないのに、手は上手く動いてくれない。
それどころか、彼から見えないように動く度に、内腿が擦れてくちゃりと音を立てる。
濡れてるんだと理解してしまうと、意識がもう子宮にしか行かなくなって、更にじんじんしてくる。
「成る程、お前の師匠さんとやらは、コレで勧誘してこいって言ったんだな?」
「ひゃあんッ!」
ぐいっと、内側の方のびらびらが摘まれた。でもぬるぬるのせいで、すぐにその指は滑って離れていく。
ちっと舌打ちの音が聞こえたかと思うと、性器全体に衝撃が走る。
「ひ、ひあッ! ひゃ、ひゃへ……ッ! あ、あッ!!」
ごしごしと、乱暴に擦り上げられる度に、意識が飛びそうになる。
多分、タオルで汁をぬぐい取られてるんだろう。敏感な箇所なのに、ひりひりして痛い。
いたいいたいいたいいたい、で、も、ダメ。
使い古しの乾いたタオルの、ごわごわした部分が、肉の芽に当たっている。
普段、自分でもおかしくなりすぎて触らないようにしているのに、根本を掻き回されている。
がくがくと腰が震えて、膣が、子宮が痙攣しそうになる。犬のように、はっはっと舌を出して、息をしないと、保たない。
「た、りゃ、りゃ、おひっと、おひっ、れ、りゃ」
尿道の辺りまでタオルが来ている。気を抜くと、おしっこ、漏らしちゃいそうになる。
それだけは、ダメだ。理性の無い獣に堕ちてしまう。
でも、でも、もっと乱暴に肉の芽全体を摘んで、ごしごし扱いて欲しい。おしっこ漏らして気持ちよくなりたいッ!
性器が心臓になったみたいに、どくどく音を立てて動き、もうすぐで弾けるというのに、
すっと、びしょびしょになったタオルは離れていった。
「な、何でェ?! お願い、欲しいッ! もっと気持ちいいの欲しいのッ!」
腰を高く突き上げながら、股を大きく開いて、私は完全に獣じみた悲鳴を上げる。
呼吸するかのようにぱくぱくと口を開ける性器を、白菜にしっかり見えるように、指で広げた。
ドロリとしたねばっこい汁が、あんなに拭き取られたというのに、まだ太股に滴る。
「おいおい……随分なカッコだな。まあいいさ、覚悟しろよ」
嘲るような言葉とともに、一番敏感な肉の芽の根本に、チクチクするモノが当てられた。
「あ…ッ! ひゃ、ひゃや、く、きてぇ……」
少し冷たくて、細かい無数の棘が刺さるそれは、多分歯ブラシだろう。
こんなものでここや、内側を磨き上げられたら、痛くて痛くて、気が狂いそうなほどに気持ちいい、はずだ。
ぷしゅっと、毛の部分が当てられている、それだけで、すこし漏らしてしまう。
びりびり痺れる肉の芽を苛めようと、腰を振りかけた瞬間、世界は暗転した。
『そ、まあ言ってみれば、今までのうどんげは、体験版みたいなものね
残念ながら、体験版は三面までしかないのよ。ラストやEXまでイきたいのなら、ふふっ。
幻想郷まで、いらっしゃい 』
終わり(恥ずかしいから見直したくない、何処にも保管とかは無しでお願いします。やっぱエロはMU☆RI☆DA)
GJです!
ところで、谷口×紫×なのはで3Pというのを思いついたのだが
>>158 GJ!!さあはやく製品版を読み込む作業に戻るんだ
>>159 期待していいんですよね?いいんですよねー!?
>>157 白菜×うどんげキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
この2人はエロパロし甲斐があるなwwGJです!!
◆TmK8dn3Gxg氏の書くSSが大好きなんだZE☆
最近桂馬に飢えまくってるので是非書いてほしいです。
そしてゆかりんで谷口の童貞卒業ネタとかwktk過ぎるww
164 :
578:2008/08/12(火) 00:15:15 ID:QaLjAWmn
>>158 うっわうどんげエロッ……ちょっとババァ探しにいっry(スキマ
>>159 さぁ、執筆に取り駆るんだ
ハル海言葉続き投下します。
どうも自分は文章をダラダラと長くする程度の能力のようです……
165 :
578:2008/08/12(火) 00:16:27 ID:QaLjAWmn
カチャ……
ハルヒを、海馬の普段どおりの視線が出迎えた。
海馬の「またお前か」と言わんばかりの視線を、ハルヒが唇をツンと突き出した不機嫌そうな表情で返す
ここ数日で、これが2人の挨拶となってしまった。
海馬はハルヒを一瞥すると視線を機器に戻し、ハルヒに見えるように片手で機会を指差す。
これも合図。ハルヒは何も答えずに機器類に歩み寄ると、機体高度と速度計のブレを確かめ、「異常なし」と答えた。
続いて海馬がスイッチを数個切り替える。ハルヒが呼応するように、やや複雑な操作を行い、機体を低速状態へと切り替えた。
2人の動き、まさに阿吽の呼吸と言えるものだった。
「今日の歓迎会、楽しかったわね」
「ふぅん、無駄に騒がしかっただけだ」
作業を一通り終えると、ハルヒから話題を繰り出した。声のトーンはいつもより少し低い。
「谷口の持ってきたジュース、なんて名前のやつだったのかしら?1つ持って帰りたかったわ」
「あれはジュースなどではない。酒だ」
「へぇ、そうだったの?あんなラベルのお酒見たこと無かったわ」
「あれはラベルでアルコール類と分からないように工夫されているのだ。味も果糖を多く入れて、ジュースに近い味にしてある。酔うことが目的のやつだけが飲む種類のものだ」
「ふーん、知らなかったわ。……やけに詳しいのね」
「社交界の嗜みだ」
社交界ねぇ……とハルヒは小さく呟いた。
奇抜な格好とおかしな性格をしているせいで、ハルヒはよくそのことを全く失念してしまうことが多いが、海馬は一応大企業を統べる社長なのだ。きっとその社交界とやらで、自分とは身分のかけ離れた何人もの令嬢と親交を深めてきたのだろう。
例えば、社長を父に持つ女子高生とか……
社交界、ねぇ……
ハルヒはもう一度小さく、苦々しく、その単語を呟いた。
ハルヒは頭が熱くなってくるのを感じた。同時に、軽い眩暈も。イスを引いて腰をかけようとする、が、一歩歩いた途端、ハルヒの膝が崩れた。
あっ……と、声も無く倒れるハルヒの腰を、海馬の腕が支えた。。
視線を向けることなく、そのまま片手でハルヒの体を押し上げ、イスにストンと座らせる。
「ん……ぁ、」
「あの酒は、アルコール度数が高いわりに酔いが回るのが非常に遅い。ちょうど今ぐらいに効いてくるほどの遅さだ。顔が赤くなっているぞ。」
倒れる瞬間の一種の浮遊感で言葉がでないハルヒに、やや早口で説明する海馬。話す彼の顔も、かなりの赤みがさしている。
「あ、そう、なんだ……悪かったわね……」
「倒れて頭でも打ったら事だからな。倒れるならならこの部屋以外で倒れろ」
憎まれ口に、ハルヒは返さなかった。眩暈を抑えようと顔を片手で覆い、横目に海馬を見つめた。
赤みのさした、普段どおりの表情で前を見据える海馬。
「……アンタは平気なの…?」
「俺は比較的酒には強い。顔に出やすいが、酔いにくい」
そう……とハルヒはため息をついた。
酔ってはいるが、気持ち悪さは無い。体に少し力が入りにくいが、ほろ酔い状態のように、気分は高揚している。
しかし意識ははっきりとしている。むしろ、鋭くなっているかもしれない。隣の海馬の息遣いや指が機器を操作する音が、耳に深く響いてくる。
「お酒って……二十歳になるまでに飲むと、脳みそ縮んじゃうんじゃなかったかしら?」
大きく息を吐くと、反動をつけて勢いよく立ち上がるハルヒ。トトっと、わずかにたたらを踏む。
「アンタのその奇抜なファッションとかテンションも、そのせいなんじゃないの?」
「ふぅん……好きに言え」
ハルヒの嫌味に海馬は答えない。ハルヒはつまらなそうに眉を寄せると、機器の上に腰を、――スイッチのない場所を選んで――腰をかけた。
166 :
578:2008/08/12(火) 00:17:38 ID:QaLjAWmn
「……熱っつい……」
ハルヒは声に出していった。
さっきから、体が熱い。熱があるわけではない。体の芯が火照って、体がむず痒くて仕方が無い。
「あつ……」
ハルヒは繰り返すと、制服の胸元をパタパタとはためかせて、服の中に空気を送り込む。
さらに足を伸ばすと、スカートの裾を掴み、同様に。
手を上下させるたびに、わずかに赤みのさした細く――それでいて適度に締まった、健康的な太腿が露になる。
もしかしたら、海馬には下着まで見えているかもしれない。しかしハルヒには、それ以上に暑さに気をとられていた。
ハルヒは顔を上に向け、熱く息を吐いた。喉が、明かりに照らされ白く映える。
「涼宮」
人さえいなければ、服を脱ぎだしたいほどだった。いっそのこと、脱いでしまおうか。
「おい、涼宮」
熱い。暑い。あつい。限界、もう脱ごう。どうせアイツになら何回か見られてるし、今さら……
「涼宮、聞いているのか!?」
「え!?あ、あぁ、何か用?」
「自動操縦ボタンを押せ。酔っていないとはいえ、酒が入っていては万が一も有り得るからな」
吃驚した様子のハルヒに、海馬の冷静な声がかかる。
はいはい〜、と返事をしながら、ハルヒは素直に立ち上がると、自動操縦ボタンまでフラフラと歩き、そのボタンを見上げた。
数あるボタンの中で、これだけは妙に綺麗だ。前に立つと自分の姿が反射して見える。きっと他のに比べて押さえていないため、指紋が付いていないからだろう。
そんなことを漠然と考えながら、ハルヒは手を伸ばし、ボタンを強く押し込んだ。そして指を離し、気付いた。
自分の背後に立つ海馬が、ボタンの表面に映りこんでいた。
振り返る間もなく、背後から抱きしめられた。
「なっ、あぁ!?」
驚きで、声が出ない。
しかも海馬は、ただハルヒを抱きしめただけではなかった。
片腕をハルヒの体の前に回し、彼女の乳房を鷲掴みにしている。
「ばっ、なにを……んぅ…!?」
講義を上げる口は、顎をつかまれ無理やり振りかえさせられ、塞がれてしまった。
チュ……クチ……チュッ……
「んふっ……んぅ〜、んっ……」
熱い口付け。その間にも、海馬の手は止まらない。
ハルヒの胸を下から持ち上げるように揉みしだくと、頂点の小さなピンク色の突起を服の上から摘む。ハルヒの体が震え、腕から指先までが痙攣する。体の芯の火照りが、急速に高まっていく。
「ンッ……ぷはっ…ハァ……ハァ……」
離れたお互いの唇の間に涎の糸がかかり、プツリと切れて、ハルヒの唇から垂れた。
そしてハルヒは、強固の部屋に入って初めて海馬の目を真正面から見た。赤く、血走った目を――
顎に添えられていた海馬の手が離れ、もう一方の手と同じようにハルヒの脇の下を通し、彼女の胸部へと伸ばされた。
そして両手で、背後からハルヒの乳房を揉みしだく。
「ぅや、んっあ……や…っめ……」
柔らかな乳肉に指がきゅっと埋まり、手の動きに合わせて自在に形を変えていく。下から持ち上げ、円を描くように揉み込み、やや乱暴に引っ張るように乳房を嬲る。
指の動き一つ一つにハルヒの途切れ途切れの喘ぎ声がついてまわり、普段強気な彼女の表情に雌の色香が漂っていく。
「かい、ば君……やら…ぁう!?くぅ…ふぁぁ……」
ハルヒは悲鳴を上げた。海馬の指が、服の上、下着の上からでも分かるほど勃起した乳首を摘み引っ張った。
そして乳を搾るかのようにキュッキュとつねり、ひねる。
ハルヒは自分の感覚が信じられなかった。胸を嬲られているだけで、頭の中に電流が流れるかのように、快感が弾けている。
体が震える―――
167 :
578:2008/08/12(火) 00:18:57 ID:QaLjAWmn
「馬の骨らしい、下らんことをする……」
「ふぇ……?」
「酒にまさか……どこから調達してきたと言うんだ……」
海馬の言葉を、ハルヒは全て聞き取れなかった。海馬の手が服と下着を捲り上げ今度は直に乳房を触ってきた。
今度は乳首と一緒に、乳房をギュウッと、形が変わるほど強く掴み、手を離し開放したかと思うと、また同じように、まるで牛の乳絞りのように。
ムチムチとした乳肉を指の中で遊ばせながら、海馬は言った。
「媚薬だ……おそらく、遅効性の……だからあの2人は飲まなかったんだ……」
「あぅ……び、や……く?」
「そうだ……だから、しばらく付き合ってもらうぞ……」
ハルヒからは見えないが、海馬の瞳は見開かれ、デュエル時とは違った異様さを漂わせていた。
「性欲処理に」
海馬の手が下へと動いた。スカートをたくし上げ、ハルヒのパンツの中心部に触れた。
ヌチュ……
「……ほう…?」
「!!?」
指先の湿った感触と水音に、海馬は口元を緩ませた。
「濡れているぞ?しかも……」
海馬はハルヒの下着の中心線に2本指を合わせると、スゥ――と滑らせ
「しかも、まるで洪水だな」
付け根までネトネトとてかった指を、わざわざハルヒの眼前までもってきた。
「それ……媚薬の、せい……」
「下着から溢れて太腿に伝っているぞ、ハルヒ。感じやすい体だな」
耳元で、ハルヒにそう呟く。
そして濡れた自分の指を彼女の口に当てる。「舐めろ」というサインだ。
「あん……むちゅ…んぅ……」
ああそうだ、と、ハルヒは海馬の指を舐めながら思った。
こいつは、言葉責めが好きなんだ。わざと、こんなことさせて、私に恥かしい思いさせて……
しかしハルヒは、海馬のその性的嗜好に対して、恥かしいとは思いながらも、悔しいとは思わなかった。それも、彼と彼女の性的嗜好の一致によるせいだろうか―――
海馬はハルヒの体を反転させ、自分と向かい合わせた。
ハルヒの背後には、壁。
「ハルヒ……」
海馬の声は、催眠術を思わせる効果をハルヒに与えた。
「……なに?」
海馬を見返すハルヒの目は、焦点はしっかりとしていながらも、頭に残る快感の余波が、思考の余地を与えない。
「スカートを持ちあげろ……」
「うん……」
ハルヒは素直に命令に従った。
168 :
578:2008/08/12(火) 00:19:47 ID:QaLjAWmn
快活な性格の彼女に似合った、明るい黄色のパンツ。中心からはポタポタと透明な汁が滴り、床を濡らしていく。
海馬は片膝をついて座り込み、それと高さを合わせ、ハルヒの尻肉を両の手で掴み彼女の下半身を固定し、
「んはあぁぁっ!?」
彼女の性器に、下着越しに舌を這わせた。
「んぁ……あぁっ…!?あんぅ……!!」
滴る愛液を舐めとるように、舌をゆっくりとハルヒの割れ目に沿って這わせ、突くように食い込ませる。逃げるように腰を振るハルヒの尻肉に指を食い込ませて逃がさず、ハルヒの股間に顔を埋める。
「ふっ……ん、次から次へと、溢れてくるぞ……」
時折顔を離しながらも、むしゃぶりつく様に下着越しにハルヒの性器を嘗め回す。
「ぅあ――……やらぁ……あぁ…」
「下着の上からだというのに、割れ目がヒクヒク震えているのが分かる。クリトリスもこんなに……」
「ひぃうっ――……ぁあっ……はぁぁ……」
海馬の舌が、淫核をグリグリと刺激した。瞬間、ハルヒの体が大きく震え、小さな悲鳴を上げ……脱力した。
逝ったか……と海馬は小さく呟くと、ぐしょぐしょになった下着をずり下ろした。
ハルヒは何も抵抗をしない。口元から涎を垂らし、快感の余韻に浸っている。
ハルヒの下半身には、あまり生えていなかった。薄い恥毛が愛液でテラテラとてかり、性器の割れ目からはとめどなく愛液が溢れ太腿を伝って落ちてゆく。
海馬は思わず、生唾を飲み込んだ。
「海馬くん……」
頭上からかけられる声。海馬には聞こえなかった。彼の性欲も、もう限界を超えていた。
性器を、下着の代わりに舌で覆った。
「ふゃ、あぁ――っ!!?あやぁ……やだっ……や、らぁ……!!」
性器への直接の刺激に、ハルヒは悲鳴とも嬌声ともつかない声をあげた。
ヂュッ…チュ……チュポッ……ヌポ……
「聞こえるだろうハルヒ……全部お前の、股からでてる音だぞ……」
「も、やぁ――らめぇ……したいれちゃ……だめ、だっ…て……あっあぁ――……!?」
膣内に侵入してくるヌメヌメとした感触。割れ目の中を舐め取るように縦横に暴れ、ハルヒが逃げようと腰を振るたびに、深く突き込まれ。
「感じるか…?舐められて、感じているか……?」
「う…うん……すっごく、きてるわ……」
膝を震わせ今にも崩れそうなハルヒに降り注ぐ言葉の責め。
「どこを、何に舐められて……感じているんだ……?言えっ……!」
「わ、わたしの……ぁ、いれ、いれないでぇ……わたしの、アソコを……」
普段の彼女からは絶対に想像できない、卑猥な言葉、そして従順で気弱そうな表情。それはハルヒではない。これはきっと、媚薬のせい。それでもなお、海馬は背筋を駆け上がる、支配欲の満ち足りを感じていた。
「海馬くんに……なめられぇっ……気持ち……いい……ぅぁ…」
「……よく言えたな。褒美だ」
海馬はニヤリと口元を歪めると、クリトリスを口に含み、口内で嘗め回しながら、カリっと齧った。
悲鳴が響き、ハルヒは潮を吹きながら絶頂した――
169 :
578:2008/08/12(火) 00:20:50 ID:QaLjAWmn
海馬は抜け殻のように力の抜けたハルヒの体を四つん這いにした。
目の前の丸みを帯びた白桃の如き美尻を眺め、らしくもなく息を荒げる海馬。カチャカチャと、ベルトを外す音が2人分の吐息にあわせて船室に響く。
「こんなことしてて……いいのかしら……?」
動かずに声だけを海馬に送るハルヒ。息は荒く、顔は海馬よりいっそう赤く、表情には恍惚としたものが残っている。
「浮気なんて……」
「……なんのことか……ふっ、分からんな……」
「んぁ……言葉ちゃん、怒っちゃうわよ……?」
「だから、何のことか分からんと言っている」
「だって……」
ハルヒはそれから先の言葉を紡ぐのを躊躇した。自分がそれを言って海馬がそうだと答えれば、海馬と言葉がそういう中であると確定されてしまうからだ。
ハルヒは何故自分がそんなことを気にするのか、別に自分にとってはどうでもいいはずのことなのに、と疑問に思いながらも続けた。
「海馬君この前、言葉ちゃんのこと気にしてるって言ってたし……、さっきの歓迎会でも仲良く…」
「下らん。そのような妄言、どの口からでているのだ」
「して……え?」
ハルヒの言を妨げたのは、ふぅんと、海馬特有のため息。
「俺はただ桂の境遇が気になっただけのことだ。お前が浅ましくも抱いているような考えは、俺の中に存在しない」
海馬はそう断言すると、そろそろ俺も限界だ、と小声で呟きハルヒの腰を引き付けた。
ハルヒはその言葉を聞き、ほぉ、とため息をついた。ため息をついた後で、自分は何でため息をついているんだろう、と疑問に思ったが……
「ゃ?ひゃぁっ、ぁ!?そ、そっちは違うでしょ!?」
「妄言を吐いた罰だ」
海馬の指が四つん這いになったハルヒの性器の少し上、肛門をつつく刺激で、浮き出た疑問に割く思考が奪われた。
「潤滑油ならいくらでもあるからな……」
「やっ…だ……ほんとっ、怒るわよ!?」
「動くな。一気に突き込まれたくなかったらな」
「あぅ……くぅぅ……」
羞恥心がこみ上げ暴れるハルヒを、海馬は一言で大人しくさせた。
ハルヒの秘所から溢れる愛液を掬い上げると、それを肛門に塗りたくる。そして指を中に入れずに、アナルの周りをぐっぐっと軽くこね、解していく。
「んぁ……んぅ、あぁ……」
海馬の指の動きに合わせて、声を漏らしながら悩ましげに腰を揺らすハルヒ。ポタッと、秘所から愛液が床に滴り落ちる音が響く。
「……尻が弱いのか?」
「そ、そんなわけないでしょ!?」
「そうか、では……」
「や、ぉ……ぁあ…ぉああああっ……あっあああ……」
ハルヒの痴態を見て思わず質問する海馬。それを焦ったように否定するハルヒ。
その分かりやすい態度に、海馬は口元を吊り上げ、サディスッティックな笑みを作り上げた。
170 :
578:2008/08/12(火) 00:21:35 ID:QaLjAWmn
ズブリと、人差し指をハルヒのアナルに挿入する。ゆうくりとゆっくりと深く奥へ刺し、第一関節…第二関節…根元まで。
そこで動きを止め、ハルヒの表情を見てみる。痛みと、その他諸々の感情と刺激に耐えるようなその表情挿した指をこんどはゆっくりと抜ける寸前まで引き抜く。
ヌプププ……
そしてもう一度、根元まで突き込む。また引き抜き、また突き込む。
それを、少しずつスピードを上げて。
指を引き抜くたびに肛門のひだが盛り上がり、深く捻じ込む痛いほど締め付けてくる。
ヌプッ、ヌプ、ジュプ、ヌポッ、ヌポッ
「ひや、あっ!?やだっ!やえ、あ、あああぁぁ……」
ハルヒの声から痛みの成分は消え、艶を含んだものが表れだした。
「まさか、肛門なんぞで感じるとは思いもよらなかったぞ……」
「かん、じて…ぁ…ないっ……」
「それならば……」
「ふやぁ!?ぃやぁぁ……ゆびっ、かきまわさ…ふゃああぁぁ……!?きつ、キツイ……2本なんて……」
中指を隙間から捻じ込み、腸内でかぎ状に曲げ腸壁を軽く引っかく。すると、ハルヒの喘ぎ声とともに秘所から愛液が勢いよく溢れ出す。
「この声は、顔はなんだ!?肛門で感じるとは、とんでもない痴女…変態、淫乱女だな!」
「ぅ、ぁ……ちがう…って、わらひぃ……」
背後から身を乗り出してハルヒの顎を掴み、頭上から言葉の責めを降らす。
否定しようとするハルヒだが、呂律はもはや回らず、頭を振ることしかできない。
「中までよく見える……ピンク色だな……」
挿入した2本指を開きハルヒのアナルをポッカリとこじ開けると、内部を眺めながら羞恥をさらに煽る。
ヌポッ……
「んぁ………んう…」
指が引き抜かれ、それ以上に太く、熱いモノが押し当てられるのをハルヒは感じた。
「入れるぞ………」
海馬がそういうが早いか、ぐぐぐっとその熱いモノが侵入してくる。
ハルヒは短い悲鳴をあげ、制服の裾を掴んで耐えた。
ゆっくりと、ゆっくりと、まるで熱した鉄棒を押し込まれたような感触が腸内の奥へ入り込む。
「奥まで……はいったぞ……」
背後から聞こえる海馬の声。苦しそうだ。
ハルヒが痛みと圧迫感に耐えると同様に、海馬も耐えていた。
腸内のすべすべとした、熱くきつく、かつ柔らかく包み込んで離そうとしない感触。気を抜けば一瞬で射精してしまう快感に海馬は耐えていた。
「動く…、ぞ、ハルヒ……」
「ん………おっけー……」
言うと、海馬はゆくりと腰を引き、性器が抜ける寸前で、今度は腰を打ち付ける。
指と同じように、徐々にスピードをはやめて……
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
部屋内に肉同士がぶつかる渇いた音と、ハルヒの嬌声が響く。
海馬の雁首が腸内を削り、奥深くの腸壁に押し付けられるたびに、ハルヒは目の前で火花が散るような快感を感じていた。痛みはとうになくなっている。
泣き叫ぶように弱弱しく喘ぐハルヒ。その声を聞きながら、海馬も背筋を駆け上がる支配欲の充足を感じていた。
「イクぞ……っ!!くっ、ぅあ……!!」
海馬が限界を伝え、腰使いが激しくなる。
どん、と大きな衝撃がハルヒの腹部に伝わり、直後に中のペニスが膨れハルヒの内部を圧迫し、腸内が熱い液体で満たされていくのを感じた。
「あぁっ……!!」
短い悲鳴をあげ、ハルヒは下腹部から体全体に響いてくる快感に打ち震えながら、意識が沈んでいくのを感じた……
171 :
578:2008/08/12(火) 00:22:37 ID:QaLjAWmn
「おい、起きろ涼宮、涼宮」
ペシペシとハルヒの頬を叩く海馬。しかしハルヒは、尻を高く上げた四つん這いの体勢で、完全に意識を飛ばしていた。
ちっ、と舌打ち1つ。海馬は自分のモノをしまうと、ハルヒの体を抱きかかえ、イスに座らせた。
涙と涎でくちゃくちゃのハルヒの顔、白濁液と愛液でドロドロの下半身。
海馬は外れてズレ落ちたハルヒの下着を眺めながら呟いた。
「女の下着など、どうやって着けるんだ……」
「はぁ……頭痛いですね……」
ベッドに横たわりながら、桂言葉は痛む頭を手で押さえた。
遊戯たちとゲームをしているうちに立ちくらみを感じた彼女は、皆に別れを告げ自分の部屋へと戻っていた。
横になっているうちに眩暈は治まってきたが、今度は頭痛がし始めてしまった。
歓迎会ではしゃぎすぎてしまったためだろうか、それとも、何か悪いものでも食べてしまったのだろうか。
「あのジュースおいしかったなぁ……」
そういえば、私が帰るとき谷口君が妙に悲しそうな顔してたなぁ…と思い返す言葉。しかし、何かを考えると、また頭が痛くなる。
「ふぅ……」
言葉はため息をつくと、目を閉じた。
(こういうときは大人しくして、何も考えないようにして……)
172 :
578:2008/08/12(火) 00:24:19 ID:QaLjAWmn
コン、コン、
「は、はい!?」
突然のノック音に言葉は驚いて跳ね起きた。こんな時間に誰だろうか?
安息を邪魔されたことと頭痛のせいによるわずかな苛立ちを感じながらドアに歩み寄る言葉。
(涼宮さんかな?でも涼宮さんならノックなんか……)
もしかしたら、谷口君や、KBC君かもしれない……。軽度な男性恐怖症をもつ言葉は、ドアの鍵を一度締め、扉越しに訊ねた。
「どちら、様ですか?涼宮さんですか?」
「……俺だ、海馬瀬人だ」
「っ!?か、海馬君!?い、今開けます!!」
予想外の人物の訪問に、あたふたしながら急いで鍵を外す言葉。ドアノブを掴むと、一度深呼吸をする。
(……っよし!)
意を決したように勢いよくドアを開ける。
「あの、海馬くっ……」
言葉の台詞はそこで途切れ、数秒間の沈黙が流れた。
言葉は海馬を、海馬が抱いているものをじっくりと見つめてから、再度口を開いた。
「………なんですか?『ソレ』」
海馬の抱いている『ソレ』……お姫様抱っこをされて眠っているハルヒを指差しながら、言葉は訊ねた。
「これか?これは………歓迎会ではしゃぎつかれていたらしい。厨房で眠っているのをピコ麻呂に言われて連れてきた」
「そう、ですか……入ってください……涼宮さんのベッドは奥側のです」
言葉はハルヒの寝顔から視線を外さずに体を脇に寄せ、海馬を部屋へ招き入れた。
あぁ、と海馬は答えると、ハルヒの体をベッドの上に、やや丁寧に横たわらせた。
「邪魔したな……ん?」
眠っているハルヒの手が、自分の服の裾を摘んでいるのに海馬は気付いた。
「ん、んん〜……」
ハルヒのうめき声。海馬はため息をつくと、服の裾を引っ張りその手を外させ、「邪魔したな」と再度言うと、さっさと部屋を出て行った。
バタン……
「………おやすみなさい、海馬君……」
海馬が締めたドアを見つめる言葉。廊下を歩く彼の足音が遠ざかり聞こえなくなると、今度はその視線をベッドに横たわるハルヒに向けた。
「涼宮さん……?」
声をかける。ハルヒは答えない。規則正しい寝息だけが聞こえてくる。別に返事を期待していない。ただ、ハルヒが本当に寝ているか確認しただけだ。
「……厨房で、寝ていたんですか……」
呟きながら、ハルヒの傍らに歩み寄る言葉。ハルヒの寝顔を見下ろす。
「先に帰ったのにこの部屋にいないと思ったら、そんな所にいたんですね……?」
手を伸ばし、ハルヒの顔に触れる。頬を撫で、唇に指を這わせる。
「元気な涼宮さんでも、疲れて眠っちゃうことがあるんですね……厨房で眠っちゃうなんて。ふふふ…ねぇ、涼宮さん……?」
「 本 当 に そ こ に い た ん で す か ? 」
173 :
578:2008/08/12(火) 00:25:02 ID:QaLjAWmn
言葉の形相が激変した。
瞳は大きく開かれ血走り、口元は引きつったように持ち上がり、醜悪な笑みを形作る。
突如、言葉はハルヒの制服をたくし上げた。
「……寝ているだけでは、ホックは外れませんよ……?」
ホックが外れ、位置が合っていないハルヒのブラジャーを睨みながら呟く言葉。荒々しく制服を元に戻すと、今度はスカートを捲り上げた。
明るい黄色のパンツ。中心部の色が濃くなっている。
「………………………」
言葉は何も言わず、手を伸ばし、なんとパンツの中に手を突っ込んだ。
「んぁ……はゃ……」
ハルヒの体がピクンと震えるが、目を覚まさない。
言葉は手を引き抜いた。そして、手にベットリと付着した透明と、白色の液体を見つめた。
「……ッ、っふ……ふふ……」
その液を、ベロリと舐め取る。指の間までしっかりと全て。
「あは、は……ふふ……ふふふ……」
涎まみれになった手で、ハルヒの頬を再び撫でる。ヌメヌメとした線が一本、頬につけられた。
言葉は震えていた。何も見ない魚と同じ目で、口元を歪ませて―――楽しくてたまらないとでもいうように、震えていた。
「ふふっ……あはははは…………」
「あはははは!!あはっ、あははははははははは―――――――!!」
部屋の隅では、光を反射して鈍く暗く輝く鋸の刃が、重苦しい存在感を放っていた……
174 :
578:2008/08/12(火) 00:32:36 ID:QaLjAWmn
以上です。
エロって書きにくいよね。稚拙な文章で目を汚してしまって許せカツオ
◆TmK8dn3Gxg氏と読み比べてみると、文章をまとめきれない自分に絶望…
さて、次回は媚薬入り飲料を飲んでしまった遊戯たち面々を書くとしますか…
果たして谷口はどこから媚薬を調達してきたのか!?こなたは魔理沙の魔の手から遊戯を守りきれるのか!?
それともこれは3Pフラグか!?そしてまともな出番のないアリスは……!?
>>174 よくやった。うちにきてカツオとファックしていいぞ
ドロドロの展開も面白いのう
靴下脱いで続きをまつぜー
>>174 GJ!!!今後の展開が怖いよーwでもエロには(*´Д`)ハァハァしましたw
個人的には◆TmK8dn3Gxg氏よりも、578氏の書くエロの方が品も萌えもあると思うよ!
(◆TmK8dn3Gxg氏をけなしてるわけじゃないですw エロや文章書くのに慣れてない感じがするだけで)
この後の修羅場も遊戯達の方も気になります!
>>174 乙です。相変わらず描写がお上手で羨ましい。
ところで自分、前スレでデュエルのSSを書いたものなんですけど、
また一本デュエルものが思いついたんで、非エロでよろしければ14日以降に投下したいんですが、
(前回ほどの出来じゃないと思うんですけど)
前作は《孤高の格闘家》の効果の解釈ミスを含めてちょっとあらが目立ったんで、
Wikiのほう手直ししていいですか? もしくはこのスレに修正部分だけ書くとか。
久しぶりに来たら投下ラッシュ…!
>>157 GJ!うどんげえろいよー
そういやウサギの性欲って底なしなんだっけ
桂馬が書きにくい雰囲気なんて気のせいなので、自分も是非書いてほしい
>>174 乙です。しかし第1話が第1話だっただけにそろそろ言葉が可哀相になってきたな…
最後は円満に終わることに期待してます!
>>177 謝れ!◆TmK8dn3Gxg氏のエロ描写が好きな俺にあやま(ry
>>174 乙だけどハルヒも言葉様も大丈夫なのかこれw
>>174 社長だとわかった途端にドアを急いで開ける言葉に激しく萌え
長文乙でした、次も楽しみにしてます
>>178 デュエルSS楽しみにしてます、あとwikiも編集可能なら
自分でやるのが1番いいかと
177が上から目線の嫌味にしか見えない
>>174 遊戯仲間外れで魔理沙こなたアリスで百合3Pってどうよ?
>>183 某炎上スッドレの実況で使っちまうんだよ・・・スレ立て。
正直、MUGENのエロパロは需要云々の前に
ここ以上にアレコレ難しそうな問題多そうだし。
まあ、スレ違いなのでこの辺にしておくが。
3スレ立ってたのは知ってましたがなかなかこれませんでした・・・
>>1 作家さん方乙です!
前スレでロクミク、リョウアリ(主にエロ)を書いてた者です。
前スレよりエロが増えてるみたいで自分としてはうれ(ry
なんだか敷居が高くなった気がして自分があげるのは気が引けるのですが…
一応前回からの続きということで書いてますが分からない方が多いですよね。すいません。
メインは古城チームですが今回はリョウアリでしかもエロはないのであしからず。
〜A side〜
「アリス〜私こんなに大きくなっちゃったZE☆」
「あ、あんた誰よ!?」
「誰って魔理沙に決まってるんだZE?」
「魔理沙がそんな大きいわけないじゃない!」
「信じないんだZE…そうだアリスも大きくなればわかるんだZE☆」
「嫌よ!」
「まぁまぁそういうなだZE☆さっきマリオから永久に借りてきたキノコがあるZE☆」
「嫌よ!そんな怪しいもの、食べれるわけないじゃない」
「私が食べさせてあげるんだZE☆はい、あーん」
「だから嫌だっていってるでしょ!ってそんなに無理矢理押し込ま………もご!」
「さぁさぁ、アリスも一緒に大きくなるんだZE☆」
「もご…もごもごぉ――――!!」
(いやぁ…やめてぇ――――!!)
「はっ!」
目を覚ますと同時に私は上体を起こし辺りを見回した。
横にいた白衣姿のEDF隊員はなにやら報告書らしきものを書いてるようだ。
手元の布団を見てベッドに寝ていたことを把握することができた。。
ふと枕元をみると唾液まみれの上海人形が「シャンハーイ………」と弱々しく倒れこんでいる。
「あっ、お気付きになりましたか。」
「こ、ここは…?」
隊員によると倒れた私を仲間が医務室まで運んでくれたようである。
外傷もなく後遺症の心配もないということだそうだ。
原因は精神的なものらしいが何かあったのかと質問されたが適当に誤魔化しておいた。
精神的ショックを受けた上に似た様な悪夢を見せられたのだから寝ていても気分が晴れない。
とりあえず医務室を後にした。
さて、何をしようか。
こんな時は魔理沙の箒に・・・って!!いやいやいやいや……なんでこんなことになったのかを忘れるところだった。
そういえば喉が渇いている。上海に口内の水分をほとんど吸われてしまってるらしい。
たしか厨房があったわよね。あそこならなにかあるでしょ。
「誠くん…こ、これでいいの?」
「それ油じゃなくて洗剤だよ!って泉さん…ニヤニヤしてないで手伝ってくださいよ」
「いゃ〜ドジっ子で巨乳でヤンデレ…言葉ちゃんGJ!」
………凄い喧騒に包まれていた…
しかもテーブルの上には謎の黒煙をあげる鍋や引っくり返ったボールが散乱している。
「あっアリスさん。さっき倒れられたって聞いたんですけど大丈夫でしたか?」
顔やエプロンに汚れがつきまくっている。まぁいつもの返り血に比べれば何倍もマシであるが…
「ちょっと気分が悪くなっただけだから大丈夫よ。それより今日の食事の方が心配だわ…」
今のうちにコッペパンをくすねる算段を立てつつ、冷蔵庫から瓶をを取り出しグラスに注いだ。
グラスの中でしゅわしゅわと音を立てるその液体は透明ながらも若干泡を立てている。
(まぁ毒じゃないでしょ)
思いのほか体が水分を欲したため躊躇なく飲み干す。
弾ける炭酸、ほのかに香る果実の香りが私の喉を潤してくれる。
「アリスさん、体調の方は大丈夫ですか?」
不意に声を掛けてきたのはロックマンだ。さすが元家事用ロボット、エプロン姿が板についている。
「心配かけてごめんね。もう大丈夫よ」
「それは良かったです。ところでアリスさん、これからなにか用事がありますか?」
「?いえ、なにもないけど…」
「でしたらこれを下の部屋まで届けてくれませんか?僕、食事の用意で手が離せなくて…」
ロックマンが差し出したのはスポーツタオルと水筒だった。
「別にいいわよ。特にやることもなかったし」
「本当ですか!?ありがとうございます!」
「あっ、でもちょっと上海が汚れちゃったか洗ってからでいいかしら?」
「はい!そこの洗い場を使ってください」
どこかで見た気がするおじさんがぶつぶつ言いながら皿を洗っていたが気にしない。
「シャンハ〜イ♪」
「ふぅ〜、とりあえずべたつきと匂いは消えたわね。上海、先に部屋に戻ってて」
「シャンハーイ!」
パタパタと音をたてながら部屋へと戻っていく上海。
「さてと………」
頼まれた荷物を持ち階段を下りる。
そういえば誰の部屋か聞いていなかった。
まっ、誰でもいいけど…
「覇王翔吼拳!!」
パカーン!
扉を開けた瞬間、凄まじい轟音とともに的が大きく揺れる。
不覚・・・(やっぱり聞いておくべきだったわ…)
実は古城エリアでの一件以来リョウと話すことがなかった。
いや、あえて避けていたのだ。
自ら望んだこととはいえああいう形で交わることになりなんだか気まずくなっていた。
「おぅ、アリスじゃないか。大丈夫なのか?」
呆然と立ち尽くす私に話しかけるリョウはいつもどおり変わらない。
まるで私と何もなかったかのように・・・
「だ、大丈夫に決まってるでしょ!っていうかなんであんたが私が倒れたこと知ってるのよ!?」
ロックから預かった物を押し付けながらリョウを睨みつける。
はぁ…素直じゃない自分にほとほと嫌気がさす。
「なんでって…医務室まで運んだのは俺だからな」
古城でのことが頭をよぎる。
あの暖かく優しい背中。
初めて人を素直に頼ることができたあの時のことを・・・
「そ、そうなの、まぁ助かったわ」
素直にありがとうが言えない自分の性格が憎らしい。
「じゃ用事済んだし私帰るわ。修行も程ほどにしときな………!」
バタン・・・
「アリス!どうした!?しっかりしろ!!」
リョウが突然倒れた私を地につく前に抱き上げる。
頭がぼおっとして足に力が入らない。
なぜか?なんてことは自分でも分からない。
ただ猛烈な眩暈と若干の吐き気があるだけだ。
「しっかりするんだアリス!まだ体調が…ん?」
虚ろな目で眺めていたリョウの顔に疑問符が浮かぶ。
「どうしたの・・・?」
弱々しくながらも何とか質問してみる。
「アリス………お前酒臭いぞ」
「へ?」
後で分かったことだが厨房の冷蔵庫に入っていたのは料理用のワインでしかも度数が高かったとのことだ。
その場では気づかなかったが歩くうちに酔いがまわったらしい。
「あはは…なんでだろ。お酒なんか飲んだ覚えないんだけど」
「ったく、しょうがねぇなぁ」
私を抱きかかえたままリョウが立ち上がる。
「送って行ってやるよ。寝とけばそのうち酔いも醒めるだろ」
「い、いいわよ。すぐなんだから自分で帰れるわよ」
「無理すんなって。それともこんな汗臭いヤツには送って欲しくないか?」
「そ、そんなことないけど…」
冗談交じりの爽やかな笑顔はいつもの1.5倍(当社比)かっこよかった。
「よっと」
両手に私を抱えたまま扉に手を掛ける。
「あっまって!」
「どうかしたのか?」
一瞬躊躇したが我慢ができなかった。
「………やっぱり背中がいい」
素直になれた自分をほめていいのかな
ツンデレを書くのは難しいと言わ(ry
というかネタも何もないですね…
一応エロまで繫げるつもりです。
駄文でレス埋めになってますね…
スルーも叩きも何でもどうぞ!
>>191 お久しぶりです!GJでした!
アリス可愛いよアリス
Asideということはリョウsideもあるのでしょうか
駄文なんてとんでもない!続きを楽しみにしてます
リョウに燃えた
リョウ素敵すぎるんだ☆ZE
>>191 アリスがすごくかわいいしリョウもカッコよかった
すごく素敵でしたよ!
久々にリョウアリ見た気がする
GJだ。
>>191 GJです。このシリーズ結構楽しみにしてます。
デュエルSSの手直しの件ですが問題ないみたいですので
ウィキのほう編集してみました。ご返事を下さった方ありがとう御座いました。
>>191 GJ!これもいい作品だった
続きをwktkして待たせてもらうぜ
199 :
578:2008/08/14(木) 18:35:21 ID:WUBJvjy1
>>181 これは可愛いアリス。アリスのツンデレからの照れ素直がたまらん
今度はハル海から離れ、魔理紗こなたです。
投下スピードが速い?気にするなカツオ
200 :
578:2008/08/14(木) 18:37:21 ID:WUBJvjy1
「創生者の化身を生贄に、創世神を特殊召喚!!効果でカードを1枚捨て、フェルグラントドラゴンを墓地より呼び戻す!効果でレベル8モンスターを選択、攻撃力を1600上昇させる!さらにリビングデッドの呼び声発動!ブラックマジシャンを蘇生!」
「マジかよ〜〜〜〜!!!??」
「ホワアアァァァーーーー!!!\(^○^)/」
「遊戯すっげー!!遊戯すっげー!!キャハハハハ♪」
時計の短針が頂点に達する時刻。
タイガーモス号のとある一室では、数時間前より止むことのない悲鳴と歓声、どよめきとセカンドディールが続いていた。
「3体のダイレクトアタック!!谷口君瞬☆殺!!」
「うぉわ!?クラッシャー変わってくれぇぇ〜〜……もう10連敗だぜぇ〜……」
「お、オレが勝てるわけねーっつーの……」
「なっさけないぜー二人とも♪アハハハハ♪」
悔しそうに頭を抱え、KBCに泣きつく谷口。困った顔のKBC。その2人を指差して笑い飛ばす魔理沙。その3人を見ながら苦笑いの遊戯。
そしてそれら以外に部屋に残っているのは、こなたとアリスの、合わせて6人。
歓迎会が終ってから1時間ほど。彼らのテンションは止まることなく、むしろ歓迎会の時よりも加速していた。
部屋の廊下には十数本の瓶が転がり、皆の顔は谷口とKBCを除いて見事に真っ赤になっている。
「じゃぁ、今度は魔理沙と谷口君が……おっと、泉さんゴメン」
「ふぁ?ね、寝てまひぇんよ?寝へまひぇんよ?」
「とりあえず、涎を拭いてくれるなら俺の肩を枕代わりに使っても構わないぜ?」
「はぁい先生……くぅ……くぅ…」
さていきなりだが、皆は三竦みという言葉を知っているだろうか。蛙と、蛇と、蛞蝓。それぞれが天敵もしくは餌同士であり、餌に飛びつきたくても天敵が怖くて皆動けない状態のこと……
なのだが、今回の場合は意味を変え、三(人に囲まれて)竦み(上がっている)遊戯と言えるだろう。
遊戯は右を見る。遊戯の腕にしがみついてもう一方の手でグラスを呷り、妙な笑い声を上げる魔理沙。今度は左を見る。自分の肩に頭を預け、天使の様な可愛らしい寝顔で涎を垂らすこなた。
そして後ろには……
「何よデレデレしちゃってこれだから軟派な男は嫌いなのよ大体その髪型なんなのよ地毛なの染めてるのどっちなのよやっぱ男ってろくなもんじゃないわこーりんだって常に裸族だし
そう言えばあの褌魔理沙が子供のころからの付き合いって言ってたわよねということは一緒にお風呂とか入って私が見たことのない魔理沙のつるぺたボディを嘗め回すようにじっくりたっぷりねっとりブフッ(鼻血が口に入りました)
許せないわそんなのきっと体を洗うのに紛れて小っさなさくらんぼをぐりぐりしながら『あ…やめて…』『小さいのにいけない体だね』とかなんとかけしからんことを………」
……アリスが、なんか怖い。聞こえそうで聞こえないボソボソ声での抑揚のない平坦な口調がかなり怖い。
ともかくも、魔理沙が手を離してくれないせいで動けない上に、こなたが肩に頭を置いている。さらに背後からアリスのネガティブ眼力が背中に突き刺さり、
どうしようもない状況に遊戯は陥っていた。
201 :
578:2008/08/14(木) 18:38:40 ID:WUBJvjy1
「なー遊戯―、私とデュエルしよーぜー脱衣デュエル♪」
「だつっ……遠慮しておくぜ……」
「むぃ〜……ゆーぎくんぅ……むにゃ………」
「んでもって未知の感覚に戸惑い動けなくなった魔理沙を湯船につからせて2本の指でプニプニの割れ目を…………ブツブツブツ」
「両手に花と申したか……」
「お、俺は左様なことは……」
両サイドから女子に抱きつかれ、さらに背後からは熱烈な視線を受け困った様子の遊戯を睨みながら、谷口は血が滲むほど唇を噛み締めた。
「己の手を汚さず手札に頼る海栗頭の分際で!!」
「否!!遊戯は素手でもべらぼうに強い!強いのだ!!」
「さっきからうるせぇぞクラッシャー!!」
「サーセンwww」
いちいちうるさいKBCを怒鳴りつけ、視線を遊戯に戻す。
谷口は一般的に言う、モテナイ女好きである。(谷口曰く女の方に見る目がないらしい)
モテたい、でもモテないという谷口。そんな彼の目の前で、両手に花の遊戯。悔しくないはずがない。
だが、何も遊戯を悔しく思ったのは今が初めてではない。そして遊戯だけではない。
ピコ麻呂は琴姫と仲睦ましいし、リョウはアリスと一緒にいることが多い。(歓迎会中も、途中からさりげなく隣にいたし)海馬はハルヒと最近怪しい。(まぁオレはあんな女こっちから願い下げだけどな:谷口談)
ロックマンとミクもなにやら……。
そんなわけで思春期まっしぐらな谷口にとって、今のパーティー内の雰囲気は由々しきものだった。
そのため彼は現状を打破するため、今回の歓迎会においてKBCと共犯し、2つの策を用意していた。
その1つがグラスに注がれている、ラベルも味もジュースに近い、酒である。
先日食料庫でこの酒を発見した彼は、たまたまこの酒がそういうものであるのを知っており、琴姫にこの『ジュース』を皆に出すように頼んだ。
酒の勢いを利用し、パーティー内の女の子を……そういう目的だった。しかしその目論見は、目の前の惨状を見る限りでは、どうやら大きく外れてしまったようだ。
(なぜオレに来ないぃぃ!!:谷口心の叫び)
皆のテンションが上がったはいいが、誰も自分に近寄ってこない。業を煮やして一度アリスに近寄ってみたが、五寸釘が束で飛んできて口説くどころではなかった。魔理沙やミク、こなた、琴姫言葉は飲む前からすでに男付きで手が出せなかった。ハルヒは眼中にない。
202 :
578:2008/08/14(木) 18:41:05 ID:WUBJvjy1
そしてもう1つの策……
谷口は自分のポケットを探り、遊戯たちに見えないようにその中身を外に出した。
『ヤゴコロ製薬 恥部で止まってすぐ発情 最終鬼畜性欲剤Y.G.エーリン』
瓶に張られたラベルにはそう書かれている。
数ヶ月前、谷口が少女臭ただよう師匠に連れて行かれた幻想郷という隠れ里にて、彼が怪我をした際診察に来てくれた女医がくれたものだ。
『人間は若いうちに楽しんでおかないと、損しちゃうわよ?』
谷口は瓶を眺めながら、その女医の言葉と魅惑的な谷間を思い出していた。あの時、あの女医にこそ使うべきだった……と。
「おい谷口、どうするんだよそれ……」
KBCが遊戯たちに聞こえないよう小声で訊ねた。
谷口はうぅん……と唸った。この薬を混入させた酒を飲んだのは今の所4人。海馬とハルヒ、古泉と阿部だけだ。
前者2人は容量を確かめるための実験体。後者の2人はおもしろ半分で。元々この薬を谷口は、言葉に対して使うつもりだった。
言葉は現時点では誰とも公平に付き合っているし、料理や掃除を手伝うことで、なかなか良い関係を谷口は作り上げていた。
『肉体関係から始まる恋でもいいじゃないですか!!俺が君の火照った体を冷ましてあげますよ桂さん……いや、言葉……』
『谷口君……私を、好きにしてください……』
そんな展開を、この薬を利用して作り出すつもりだった。
しかし酒に薬を入れる前に言葉が気分が悪いと言って部屋を出て行ってしまい、タイミングを失ってしまった。
出て行く際の顔色も悪かったので、谷口は使うのを諦めた。
そして今、谷口は瓶を眺めながら、1つの結論に至った。
「………使うぜ。これ」
「ぃえ!?ま、マジかよ!?」
谷口の言葉に驚くKBC。
「で、でもよ〜、今さら使ってもこなたも魔理沙も…」
「カップルがどうとか交際がどうとか…そんなネズミのクソにも劣る考えが命取りだ……俺の目的はただ1つ……『童貞を卒業する』」
谷口は瓶のキャップを外した。遊戯は魔理沙とじゃれついていて、谷口の動作を見るものは、誰もいない。薬は一滴だけでいい。一滴入れれば適量。それ以上入れてしまうと、どうなるか分からないが。
「そのための方法や……手段など……」
「どうでもよいのだァァァーー!!!俺は純愛を諦めるぞぉぉーー!!KBCィィーー!!!」
……ポチョン、ポチョン、ポチョン……
「や……やっちまった……3人分のグラスに……」
「皆が遊戯に走るなら、それでも結構……俺はそれに混ざって、5人プレイだ……」
「さぁ、童貞を捨てるぞ、諸君」
谷口は口の端を吊り上げ、目の前の少女達の痴態を妄想しながら下卑た笑みを浮かべた……
203 :
578:2008/08/14(木) 18:44:01 ID:WUBJvjy1
今日はここまでです。
谷口をかいてると楽しくて、妙に筆が進むんですよね。
百合エロに挑戦する予定だが、はたして谷口にはチャンスはあるのか……?
>203 578さん
うヒョー!
続きが楽しみです!
アリスwwwww
>>203 遊戯君が3人に責められる様を夢見て裸靴下で永久にお待ちしております。
GJ!
百合?大好物だ!
>>200-202 何気に谷口にwktk!
>>192-199 GJは何よりうれしいっす!
>>192 すいません。今回は視点を変えて時間を進めるつもりなので一応リョウsideはありますが時間軸はずらします。
リョウアリ期待して頂いてなによりですが6939投下です。
またしてもエロはなし………許せっ!
209 :
17:2008/08/15(金) 21:05:25 ID:b6KY/cRN
〜Rock side〜
「ふぅ〜…やっとできた」
テーブルに並ぶのはおにぎりに玉子焼き、から揚げといった定番メニューの入った弁当箱が22個。
脇には味噌汁の入ったカップも添えている。
僕特製のみんなへの食事だ。
これで忙しいみんなも食べてくれるだろう。
あとで取り来てもらえるように艦内放送でも流してもらおうかな。
「誠君!なんだか鍋がどろどろになってるんだけど…」
「言葉…それ砂糖じゃなくて片栗粉だよ…しかもなんだか色が変だけど・・・?」
「さっきバニラエッセンスを入れたときからこの色に…」
「バニラエッセンス?・・・ってこれ強姦パウダーじゃないか!?」
「いやぁ、なんだか鍋の中身がハイポーションみたいだねぇ〜(=ω=)」
・・・さてとっ
僕は厨房を後にした。
手にはおしぼりと水筒を持っている。
目的地に向けて歩みを進める。
一人で歩く廊下は証明に照らされているがなんだか寂しい。
それはまるで僕の心境を表してるかのように…
210 :
17:2008/08/15(金) 21:06:34 ID:b6KY/cRN
コンコンッ
「失礼します。ミクさん、起きてますか?」
やってきたのはミクさんの部屋である。
NiceboatUに乗り込んでからすぐミクさんは自分の部屋で睡眠を取っている。
以前のエラーの影響かと思ったがそうではないらしい。
そのため喉も渇いてるはずだし顔とかも汚れているだろうからやってきたのだ。
決してやましい気持ちがあるわけではない。本当にないですよ!
「すぅ…すぅ…」
気持ちよさそうに寝息を立てている。
その寝顔は相変わらず僕を魅了してくれる。
多分、ゴブリンバットでも醒めることはないだろう。
備え付けのテーブルの上に荷物を置きしばらくミクさんの顔を眺める。
そういえばこんなにじっくりミクさんの顔を見ることはなかった。
一緒に話す時も恥ずかしくてじっと見るなんてことはできない。
ミクさんに見とれていると急に切なさが僕の胸を襲った。
このところ僕がずっと抱えている悩み…この旅の終わりである。
いずれは離れ離れになってしまう…
僕だけじゃなくてみんな感じていることだろう。
ミクさんの姿、声、そしてあの明るい笑顔を見ることができなくなると考えると胸にこみ上げてくるものがある。
もしライト博士が涙を流す機能を付けてくれていたら僕は床に水溜りを作っていたかもしれない…
「ミクさん…」
無論、返事はない。
相当熟睡しているのだろう。
起きる様子もないことを確認して僕の口から言葉が溢れ出す。
「これから何が起こるかはわかりません。もしかしたらもう会えなくなるかもしれない。でも…」
言葉が途切れる。
もちろん返事はない。
本当は全てが終わってから言うつもりだった。
でも今言わなければ気持ちに踏ん切りがつかない気がした。
もしミクさんが起きていれば言える訳もなかったが…
寝ている彼女の横で声を震わせ目を閉じ言葉を搾り出す。
「こ、これだけは分かっていて欲しいです。…ぼ、僕はあ、あなたのことが…す、好きで・・・!?」
211 :
17:2008/08/15(金) 21:08:15 ID:b6KY/cRN
何が起きたか僕の思考回路では理解不能だった。
五感が感じる感覚にただ混乱するだけだった。
目の前にはミクさんの顔がある。
しかしさっきと比べものにならないくらい近い。
なぜなら唇が触れているのだから…
体も異常に近い。
それはそうだ、ミクさんが直立していた僕を抱きしめているのだから。
「み、ミクさん…ね、寝ていたんじゃなかったんですか…!?」
今の僕は赤面で全身が震えているだろう。
独白を聞かれていたこと、いきなりキスされたこと、そしてミクさんと密着していること。
すべての要素が僕を緊張させていた。
「…ありがとう」
「ミクさん…?」
僕に抱きついたままミクさんの瞳から水滴が落ち僕の肩を濡らす。
「嬉しいです…ロック君が私のこと想ってくれていたこと」
「ミクさん…」
ミクさんは涙を拭いつつ僕をしっかりと見据えていた。
「せっかくロック君が告白してくれたんですから私も・・・ね」
いつもより恥ずかしそうな笑顔だったがその輝きはいつもの1.(ry
「私もロック君のこと……大好きだよ!」
僕にはミクさんを全力で抱きしめることしかできなかった。
212 :
17:2008/08/15(金) 21:36:35 ID:b6KY/cRN
はい!やっちゃいましたね・・・OTL
ここでロックミクを出したので何がしたいのか大体予想はつくかと…
短いのに分割してすいません!
213 :
578:2008/08/15(金) 23:39:54 ID:Y5OHVIHe
GJ!!はいはいごちそうさまごちそうさま
ロックミクは心が癒されるねぇ……
女性陣どんな下着履いてるんだろーな・・・
ミクとハルヒは水色と白のアミパン
こなたは…わかんね
言葉は黒
魔理沙とアリスは…ドロワ
琴姫は履いてなうわなにをするやm
うん、全部願望だ
>>217 琴姫はフンドシだろ常考……やめてごめんなさいまだ成仏したくな(ry
219 :
578:2008/08/18(月) 12:41:25 ID:TO+Gae2X
>>217 いやいや、ミクは薄緑と白の縞パンでしょ常考……やめてごめんなさいお尻にネギはryアッーー!!
ドロワって一応パンツ扱いだから下って何もはいてないのかな?
魔理沙こなたの続きです。
こなた可愛いよこなた
220 :
578:2008/08/18(月) 12:42:50 ID:TO+Gae2X
「まぁまぁ……ひとまず休憩にしようぜ。遊戯、ほれ」
「そうだな、少し休憩しようか」
谷口から手渡されたグラスを受け取り、くいっと呷り、大きくため息をつく遊戯。こなたの頭を落とさないように伸びをする。
「魔理沙も、ホレ」
「サーンキュー谷口―……」
魔理沙にもグラス―――遊戯のものとは形が大きく違うもの―――を手渡す。
いっぱいに入った飲料を一気に呷り、プハーッと豪快に息を吐く。
「アリスも飲めよほらー♪」
「え?あ……ありがと……」
魔理沙が差し出したグラスを受け取るアリス。赤い顔の口元をくすぐったそうにモゴモゴさせながらお礼を言う。
「んにしても、もうこんな時間だな……」
谷口は魔理沙とアリスがグラスを飲み干したのを確認すると、背後にかけられた壁時計を見やって言った。
「そうだな……明日には確実にムスカのnice boatに追いつくってハートマンが言ってたからな……睡眠不足じゃ、戦力にならないぜ」
「それじゃぁ、後1回タッグデュエルしたらお開きにしないか?私と遊戯が組んでー、谷口とクラッシャーが組んで」
魔理沙の提案に、遊戯が頷いた。谷口はやや渋い表情を見せたが、魔理沙の勢いに押され、頷いた。
「それじゃぁ……「「「「お互いのデッキを、カットアンドシャッフル!!」」」」
221 :
578:2008/08/18(月) 12:43:48 ID:TO+Gae2X
「んぅ?……んー……ふぁ…おはよぉ……」
「ターンエンド!……あぁ、泉さんおはよう」
目を覚ますと、頭を上げて寝ぼけ眼を擦りながら大きく伸びをするこなた。
「……ノド渇いた……」
そう言うと遊戯がグラスを手渡す。こなたは受け取ると、両手に持ってグイグイと飲み込み、落ちついたといった様子で息を吐いた。
「んぁー……まだ眠い……」
頭を数度振って眠気を飛ばそうとするこなただが、どうもまだ寝たりないようだ。頭を再び遊戯の肩に預け、遊戯の腕に抱きつくように自分の腕を絡ませる。そのままうつらうつらと、目を眠たそうに瞬かせる。
「っ……」
組まれたその腕と、自分の顔からほんの数十センチで無防備な表情を見せるこなたに、遊戯はあせったように視線を前の机に集中させた。カードを持った手で頬を掻くと、「まいったぜ……」と小さく呟いた。
遊戯の隣でその呟きを聞いた魔理沙は、むっ、と眉を寄せた。そしてこっそりと、イスを遊戯のほうに近づける。
「なぁ遊戯。ちょっと伏せカード確認させてもらうぜ?」
そう言うと、遊戯のほうに身を乗り出す魔理沙。
むにゅっと、遊戯は腕に当たる柔らかい感触を感じた。一拍遅れて、それが魔理沙の未発達ながらも多少の膨らみを持った胸部だと理解すると、遊戯は身を硬くして、「まっ……」と小さな叫び声を上げた。
予想通りの反応に、内心でほくそ笑む魔理沙。目を瞑っているこなたに、してやったりといった視線を送る。
「墓地も見せてもらうぜー?」
調子をよくしたのか、体をより前に出し、自分の胸をさらにグイグイと押し当てる。
遊戯の顔が赤いのはアルコールのせいだけではない。魔理沙は困った様子で頬を染める遊戯の顔を、至近距離で盗み見た。
どうもテンションが上がっているようだ、と魔理沙は心の中で思った。そうでなければ、このまま体重をかけて押し倒してやろうなんて、いくらなんでも普段の自分は思わないはずだ。
しかし遊戯の顔を見ていると、どーもそう言う『イケナイ』ことをしてみたくなってしまう。
魔理沙はくつくつと笑いながら身を引いた。ため息をついて脱力する遊戯を見るともう少しぐらい、という気にもなったが、さすがに他人の目の前でそこまでするほど見境がないわけではない。
「ちょっと、トイレ行ってくるぜ」
そう言うとどうも抑えの利かない自分を内心で愉快に思いながら、魔理沙は立ち上がった。
すぐ戻るぜ、と遊戯にウィンクを送ると、遊戯は恥かしげに目を逸らした。
「でも、そうなった時の遊戯の反応がちょっぴり見たかったな……」
部屋を出た魔理沙は口の中でそう小さく呟くと、フフッと小さく笑った。
222 :
578:2008/08/18(月) 12:45:05 ID:TO+Gae2X
ジャ――――…………バタン。
「ふぅ……」
用を足してトイレからでた魔理沙はため息をついた。
「恋泥棒の私としたことが……霊夢に笑われちまうぜ……」
腕組みをして、小さく唸る魔理沙。
魔理沙はなかなか他人の機微を見抜く能力がある。普段惚けているのは誤魔化しだ。
アリスがよく自分に「勘違いしないで!!」とプリプリしながら言うが、あれは照れ隠しだということを実は分かっている。それ以外にも、色々と自分にアクションを送ってきているが、気付かない振りをしている。なぜなら、それを見ているとおもしろいからだ。
遊戯にベタベタ引っ付いているのも、男がほぼいない幻想郷に住んでいる魔理沙にとって、反応が新鮮でからかい易かったからだ。
最初はそうだった。しかしどうも、最近は違う可能性がある。
こなたが遊戯に気があるというのは、昨日に気付いた。気付いたとき、悔しいと感じた。ただのからかう対象だった遊戯を、横取りされてしまったような気持ちになってしまった。さきほどこなたが遊戯に引っ付いているときも、ムカムカと胸に溜まるものがあった。
こなたが嫌いというわけではない。むしろおもしろい性格で気が合う変わり者だと思っている。
「これが恋敵ってヤツなのかねぇ……」
魔理沙は頭上に瞬く三日月を仰いだ。
私が消えた後あの歪な月は元に戻ったのだろうか。あの兎と赤青は無事なのだろうか。あれから結構な日が経った。霊夢は今頃どうしているだろうか。
「紫がついてりゃ大丈夫だろうけど……」
魔理沙は紫のドレスを着て、不敵な笑みを浮かべる妖怪を思い出した。
そういえば……と魔理沙は視線を落とすと、自分の胸部に目と手をやった。
(紫のヤツ……かなりでかいよな……あの兎と赤青もなかなか……)
魔理沙は身長同様、未発達な自分の胸部を見つめた。
触ればプニっと柔らかい感触がするのだが、それだけだ。指が数センチ埋まるだけで、紫の豊満な体つきと比べると、正直悲しくなってくる。
「もう少しでかけりゃ、色仕掛けって手も……」
自分の胸を揉みながら、魔理沙はがっくりと肩を落とした。こなたも同様に未発達なのが唯一の救いだった。
「遊戯のヤツも、でっかいのが好きなのかな……せめてミクかハルヒぐらいあればなぁ……」
寂しそうに呟くと、胸の脂肪を寄せて上げて、小さな谷間を作ってみる。
「ん……んぅ……」
通路に突っ立ったまま、何度も自分の胸を揉むしだく。はやく部屋に戻らないといけないのに、何故か手が止められない。
「はぁ……はぁ……」
体が熱い。強風のせいで涼しいはずなのに、熱が体の奥から次ぎから次へと湧き出て体中に溢れかえってくる。
「んぁ……なんで……」
膝が折れ、ついに廊下にへたり込んでしまう魔理沙。手の動きは止まらない。むしろ、徐々に激しく。
「ぎぃ………………ゆーぎぃ……」
その切なそうな声は風の音に掻き消され、誰にも、自分にすら届くことはなく、月明かりに照らされた空の中へと消えていった……
223 :
578:2008/08/18(月) 12:48:50 ID:TO+Gae2X
………みじけぇっ!!
魔理沙ってこんな乙女じゃないですよね……でも隠れて努力したり見た目によらない
トコロもあるからきっと……
乙です。
いつもとちょっと違うだけで
ここまで破壊力があるとは…。
魔理沙…侮れない子!!
豪快だけど心は乙女な魔理沙かわいいよ魔理沙
さて本編も遂にEDを迎えたわけだ
此処からが書き手の本当の腕の見せ所だな
227 :
578:2008/08/21(木) 15:05:19 ID:ypvdsHRj
本編も終了し我々書き手陣も一休み………のォ!!ハズでしたがぁッッ!!!
(ホワアアアァァ!!!)
ニコニコRPGへの愛と情熱が底を尽かないのでッ!!執筆活動を継続します!!!
ってことで魔理こな続きです
228 :
578:2008/08/21(木) 15:07:54 ID:ypvdsHRj
「それにしても、遅いな魔理沙……」
遊戯は時計を見ながら呟いた。
「もう10分は経ったぞ……」
「遊戯君、乙女のお花摘みは時間がかかるものなんだよ?」
「そ、そういうものなのか?それでもちょっと遅いんじゃないか……?」
じれったそうにデッキをいじくる遊戯を宥めるようにこなたが背を叩く。しかし、遊戯の言うとおり、こなた自身も少々心配になってきていた。
「すぅ……すぅ……」
一番心配しそうなアリスは、さきほどからイスに座ったまま膝に顔を埋めて寝息を立てている。
デュエルを中断されたままの谷口とクラッシャーは、なにやら2人で話し込んでいる。
(なぁ、やっぱそろそろ……)
(いや、薬が効くのは30分以上経ってからだ……効かない内から下手に手を出したら、マスパで吹き飛ばされる……)
よく聞こえないが、一体何を話しているのだろうか。
「んじゃぁ、私が様子見てくるね?魔理沙に限ってだけど、ちょっと心配だし」
そういうと、立ち上がるこなた。
町とは違い、ここは空の上船の中。部屋は幾分マシだが、廊下の光源は吊りランプのみ。風も強いし、その上魔理沙はかなり酔っていた。ふらついて、なんて言う事もあり得る。
「泉さん、それなら俺が……」
「まーまー、もしかしたらトイレの中で気分悪くなってるだけかもしれないし、女の子としてはそーゆーとこ見られたくないしさぁ。それとも遊戯君、魔理沙の……」
「た、頼んだぜ泉さん!!」
じとーっと見つめるこなたの湿った視線に、遊戯は目を逸らしそっぽを向いた。
自分の視線から逃げようと顔を逸らしたのだろうか?それとも『魔理沙』という言葉に反応したのだろうか?こなたには判別できなかった。
それでも一応、釘を刺しておくことにした。こなたは遊戯に歩み寄り、耳元に顔を、唇が触れるかと言うほど近づいて
「浮気したら……許さないからね?」
とつぶやいて、遊戯の太腿にスススっと指を這わす。
遊戯は目を丸くした。向かいに座る谷口とクラッシャーも、驚いているようだ。
こなたはふふっと微笑を浮かべると遊戯から離れた。「なんてね♪」と笑いかけると、引きつった顔の遊戯を残して部屋を出た。
「ふぁああ〜……ちょいとハズイよこーゆーセリフ〜……」
扉を閉めたこなたは大きくため息をついて、顔を手に埋めた。そのままトボトボと歩き出す。
ゲームだとよくある台詞だが、リアルで言ってみると意外と恥かしい。特に相手がどう思っているかが分からないから余計にだ。
印象悪くしたかもなぁ……と軽い後悔を抱えながら、こなたはトイレへと歩みを進めた。
229 :
578:2008/08/21(木) 15:08:50 ID:ypvdsHRj
「えっ……?」
こなたは足を止めた。場所はトイレのすぐ前の廊下。古ぼけた吊りランプが、辺りを黄色に染めている。
「ま、魔理沙!?」
こなたは声を上げた。
黄色に照らされた廊下に座り込み、柵に体を預ける黒い塊、一瞬判断できなかったそれが、魔理沙だと分かったからだ。
駆け寄り、肩を揺する。「大丈夫!?」というこなたの声に、魔理沙は頭を上げた。
「おー……こなたじゃん……」
魔理沙の顔は、防止の陰に隠れてもなお分かるほどに真っ赤だった。こなたは思わず目を剥いた。
「どっ、どーしたの魔理沙!?顔真っ赤だよ!?」
「なぁ、なんでもないぜー……こんぐらい……」
そう言う魔理沙の息は荒かった。そして熱かった。こなたは何も言わずに魔理沙の額に触れた。
熱い。どう見ても熱がある。風邪かもしれない。
どうして急にこんなに体調を崩したのか分からないが、このままにしておくわけにはいかない。こなたは魔理沙の腕を自分の肩に回し、その腕を掴んで立ち上がった。
「こ、こなた……」
「とりあえず、部屋まで戻ろ?それから琴姫さん呼んできて、祈祷してもらうから」
「……すまないんだぜ……」
謝る魔理沙の体は重かった。グッタリと力の抜けた体は、本来の体重以上の負荷をこなたに与えた。
ズシっとした重みに呼吸を荒げながら、こなたは歩いた。自分の部屋まで、少し遠い。
(遊戯君、連れてくれば良かったなぁ……)
魔理沙を迎えに遊戯を行かせなかったのは、彼に対して言ったことも含まれるが、別にそれ以上のものもあった。
それは魔理沙に対する嫉妬。むしろ、それは怒り。自分の所有物を掠め取ろうとする物へ向けられる憎悪。
『浮気はダメ』と言ったのも、魔理沙が遊戯にベタベタしているのが悔しくて、自分も何かしたかったからだ。
(でも、遊戯君優しいから……)
はぁはぁ、と荒い呼吸をつきながらこなたは思った。こんな魔理沙を遊戯君が見たら、きっととっても優しく介抱するんだろうな……と。
230 :
578:2008/08/21(木) 15:09:32 ID:ypvdsHRj
「ぃよ……し……」
こなたは器用にもドアノブを足であけると、部屋へと入った。
こなたと魔理沙、そしてアリスの3人部屋。
手がふさがっていて明かりがつけられない。とりあえず、魔理沙を一番近いアリスのベッドに横たわらせる。
はぁ、はぁとこなたは手を膝について酸素を肺に供給した。風が吹いていたのに、体が異様に熱い。その上、力が入りにくい。
だるい体にムチを打って、こなたはスイッチを手探りで探し、明かりを点けた。
「ま、魔理沙……大丈夫……?」
ベッドに腰掛けて、魔理沙の顔を覗き込む。
相変わらず顔は赤くて、吐息は熱を帯びている。
「こ……こな、た……」
潤んだ瞳が、自分を見返してきた。こなたは思わず、ドキリとした。
ブおロンドの長髪と、同色の瞳。フランス人形のように白く、決め細やかな肌は赤みを帯びた桜色で。
息を吐く唇は妙に艶めいて、涙を滲ませた眼は自分に何かを訴えているよう。
(んなっ、何考えてんの私!?)
こなたは頭をブンブン振って、「しっかりしろ私!!」と口の中でつぶやいた。
体がより熱くなってくるのをこなたは感じた。恥かしい。まさか病人を見てムラムラしてしまうなんて、自分はなんてヤツなんだ!!とこなたは脳内で自己嫌悪の嵐に飲まれた。
「………………………」
自分に背を向けて頭を抱えるこなたを、魔理沙は見つめていた。そして口の中で「もう……無理……」と呟くと、ゆっくりとその身を起き上がらせ、こなたに声をかけた。
「こなた………?」
「あ!?ま、魔理沙!ごめんねすぐ琴姫さん呼んでっ……」
こなたの台詞は重ねられた魔理沙の唇に塞がれて途切れた。
こなたの肩を魔理沙の手が掴み、ぐいと引き寄せ引き倒す。
「んーーーー!!?」
こなたは眼を見開いた。状況が理解できず、悲鳴を上げようとも、出るのはくぐもった声ばかり。
魔理沙の体が、自分に圧し掛かってくる。馬乗りになって唇を押し付けてくる。
「プハッ……」
力任せの乱暴な口付けは数秒で終了した。しかしこなたはショックのあまり、動けずにいた。
魔理沙は呆然とした瞳で自分を見つめ返してくるこなたを、申し訳なさそうに―――楽しそうに、見下ろして言った。
「もぉ……我慢できないんだぜ……」
そう言うとこなたの顔に手を沿わせ、再び唇を重ねた―――
231 :
578:2008/08/21(木) 15:14:26 ID:ypvdsHRj
今日はここまで。
どうも自分の文章は善し悪しに波があるみたいです。今回は後者
なんか急にもこタン×遊戯とか電波受信しちゃったよ……
いっそのこと遊戯ハーレムつくってやろうかな……
そこに遊戯が来て
3Pになるんですねよくわかります。
エジプトのファラオにハーレムはよく似合うと思うのでもっとやれお願いします
>>233 馬鹿野郎!それじゃあレズ物AVに途中で男が介入するのと同じじゃねえか!萎えるわ!
百合なら百合で最後まで!3Pなら最初から3Pになるように書くのが常識DA!
注文ぽい感じになってしまうけど百合スキーとして言っておきたい
百合にふたなりは邪道、女同士なら己の舌と指で喜ばしてこそ愛だと(ry
うん、なんか色々すんません、最近の百合同人のふたなり率の高さに嘆いてるんだ。
>>236 お…お前、なんて頭良いんだ…
だったらここはアリスの乱入で
百合+3Pでおk?
そこで具合の悪くなったアリスと
運ぼうとした王様がギシギシアンアン
と言う事か。
文がおかしくなったけど
おまいらはどっちがいいと思う?
百合にふたなりが邪道なのは同意
ふたなりにはふたなりの良さがあるけどな
とりあえず俺はせっかくだからアリス乱入を選ぶぜ
>>239 文を普通にあやと読んでしまった…
これはまさかの天狗パパラッチの敵情視察(性的な意味で)フラグか
>>237 待て、そうなると残った遊戯と谷口とKBCが恐ろしいことになるんじゃないか?
阿部さんにも試しに飲ませたというし…
薬が混ぜてあるのって魔理沙・こなた・アリスの3人のぶんじゃなかったっけ?
>>243 …今読み返してきたが確かに3人だった。
正直…みんな、ゴメンorz
俺もとうとう妄想と現実の区別がつかなくなっちまったようだ…
やっぱり全裸待ちは俺の体にはきつかったようだ…
というわけで吊ってくる
>>244 待て、早まるな。
首吊るのはこの続きを読んで幸せになってからだ!
>>237 その発送は無かったわ……アリス乱入百合3P早く見たいです^q^
てか乱入しないとアリスが野郎共の毒牙にかかってしまうわけだが
248 :
578:2008/08/24(日) 09:01:04 ID:G1G3yPOC
あるぇー?いつの間にかネタバレと要望の嵐ー。なんか3Pにしないと自分が空気読めない子みたいな雰囲気に……
ってゆーか、文章力の低い自分に皆過度の期待をしすぎだよっ
>>236 同士よ!!百合の良さを一言で表すなら……耽美なんだよ!!
男が混じっては成す事の出来ないエロスがそこにはあるんだよ
>>241 ネタ提供感謝
>>244 202をチェックっ
ってことで続き……なんだけど、要望にこたえるためちょっと書き直すことにしたから、短いめで
249 :
578:2008/08/24(日) 09:01:51 ID:G1G3yPOC
「んぉ……んっ…」
チュ…プ……チュ……
「ぉ……ん!んぅ――……!?―――っっ」
自分の唇をこじ開け、魔理沙の舌が口内に侵入してくるのをこなたは感じた。
驚きと同時に、ネトネトとした異物の侵入に対する嫌悪感が背筋を駆け上り、震える手で魔理沙の体を下から押す。だが、魔理沙の体はビクともしない。
チュ…チュ、……、
「む……んぅ――……ぉむ」
魔理沙の舌がこなたの舌を舐め、絡め、からめ、蹂躙していく。逃げようにも魔理沙の両手はこなたの顔を両側から掴み、固定されている。
「ん……ん――、ぉ……んぅ……」
徐々に、こなたの体から力が抜けていく。魔理沙の体を押し上げていた手は力なく添えられるだけで、さらに息苦しさから、頭の中には霞がかかっていく。
プハッ、とようやく魔理沙の口が離れた。2人の唇の間に唾液の糸が繋がり、魔理沙はそれを指で千切ると恍惚とした表情でそれをしゃぶった。
「こなたの、おいしいぜ……」
呆然としたままの表情で荒い息を続けるこなたを見下ろし、魔理沙は言った。そしてニッコリと微笑むと、今度はこなたの服の裾を掴み、思いっきり引き上げた。
「やっ……!?」
こなたの小さな悲鳴を魔理沙は無視し、こなたの両腕を掴むと頭の上で交差させ、片手で腕の重なり部分を掴み、動きを封じた。
「や、やだよ魔理沙……」
瞳を潤わせ、弱弱しい声を上げるこなた。めくられた制服の下では細く真っ白なお腹と、可愛らしいピンクのブラジャーが露になっている。
こなたを見下ろす魔理沙は、背筋を熱い何かが駆け上がるのを感じた。体の中心が燃え上がるように震え、胸を締め付ける言葉に出来ない衝動が湧き上がる。
魔理沙は一度ブルっと震えると、何も言わずにこなたのブラジャーを外した。
「ふっ……」
ブラジャーの意味があるのだろうか、と思ってしまうほどこなたの胸は小さかった。小さめの魔理沙よりもさらに小さい。もはやないチチ。
それでも最低限のなだらかな膨らみと、ピンク色の突起が2つ、魔理沙の目に飛び込んできた。
魔理沙は手を伸ばし、その小さな膨らみを掌で覆った。そして、こねるように揉んでみる。
「っ、ん……ぁ……」
柔らかい。手が埋まって、プニプニとした感触が伝わってくる。
「ぁう……ま、理沙……」
250 :
578:2008/08/24(日) 09:03:01 ID:G1G3yPOC
手が動くたびに、こなたの体がピクンと震えるのが分かる。瞳に涙をためて、小さな声を漏らす様がどうしようもなく愛らしい。
魔理沙はもう我慢が効かなかった。まるで獲物に飛びかかる獣のように、こなたの乳房に飛びついた。
「ふゃ!?ん、魔理、沙ぁ!?」
胸の先端、ピンクの乳首を口に含み、ちゅうちゅうと吸い付く。もう片方の突起は、2本の指でつまんでひねり、コリコリと指の間で擦る。
「んぁ、んっ、うぅぅ……!?む、ね……やだぁ……」
こなたは悲鳴を上げながら、自分の体に起こっていることが信じられなかった。
『気持ちいい』
ヌルヌルの舌が乳首を這うと下腹部がジュンと熱くなり、手の中で弄ばれる度に勝手に声が出てしまう。
(な……ホントに…おっぱいで感じちゃう……)
ゲームと違い、自分でしているときは特別強い快感は感じないのに、今はまるで胸が性感帯に変わってしまったかのように甘い刺激が生み出されている。
「あぁぅ、うんん……っやぁ!?」
再び悲鳴を上げるこなた。乳首に歯がたてられ、軽く引っ張られる。普通なら痛いはずなのに、感じるのは甘美な痺れと熱さ。
チュブ……チュ、ッポ………
「あっ、あぁああ……!!あ……っはぁぁ……」
乳首から口を離すと今度はもう片方の乳首へ。まるで赤ん坊が乳をねだるように音を出して、口を窄めて吸い付く魔理沙。
ピンク色の突起が涎で艶を出してぬめり、ランプの光を反射してテラテラと光っている。
こなたは快感に思考力を奪われた頭で、体の奥底から次々と湧き出て止まらない熱さと疼きに困惑していた。
『気持ちいい』 『もっと』 『もっと欲しい』
無意識にこなたは、太腿を擦り合わせていた。クチュクチュという布越しに絡む小さな水音は魔理沙が乳首をしゃぶる音に紛れ、こなた自身の耳には届かなかった。
「っおぁ、……むきゅ……まり、さ……」
それでも、快感の頂点が近いことは感じていた。
腕を十字に固定されているが、もう逃げると言う選択肢は頭から抜け落ちていた。むしろ、その両腕で魔理沙を抱きしめたいほどだった。
ピクン、とこなたの顎が跳ね上がる。体がガクガクと震えだし
「あ、あぁ……あああぁぁあぅぅ………!?」
細く長い悲鳴を上げ、こなたは絶頂した。パンツの中心からプシュっと潮が吹き出て、スカートとベッドのシーツの一部を湿らす。
251 :
578:2008/08/24(日) 09:03:53 ID:G1G3yPOC
こなたが達したのを感じて、魔理沙は乳首から口を離した。
茫、とした顔でどこを見るともなく、荒い呼吸を繰り返し震えるこなた。恍惚とした成分を含むその表情を見下ろしながら魔理沙は微笑むと、こなたの腕の拘束を離した。
ぽてりと、こなたの腕が力なく投げ出される。
魔理沙は身を起こすと、今度は自分のスカートの中に手を突っ込み、ごそごそと動かし始めた。
こなたはその様子を眼の端に捉えながら、漠然と考えていた。頭の中に浮かぶのは、ツンツン頭の異性。
(遊戯君……ゴメンね……。初めて、盗まれちゃうかも……)
(でも……すっごく気持ちよくて……私、エッチだね……)
(ゴメンね……初めては、遊戯君に……)
「こなた……」
その声にこなたは現実に引き戻された。
気がつくと、魔理沙は自分の体の上からどき、脇で膝立ちになっている。
「こなた……」
パサッと、軽い音。魔理沙の下着のドロワーズがスカートとシーツの隙間から見える。
魔理沙の手がスカートの裾を掴み、上へと持ち上げてゆく。
「お願い……」
スカートの裾が、魔理沙の腰よりも高く持ち上げられた。
透明な愛液でベトベトに濡れた太腿と、恥毛が一切生えていない、ツルツルな割れ目。そこから愛液が止めどなく滴り落ち、シーツに染みをつくっている。
「私の、舐めて……」
魔理沙は興奮した表情で、物欲しそうに涎を垂らす性器をこなたに晒しながら、そう言った。
「うん……」
こなたの体は心の中でかすかに感じている罪悪感とは別に、魔理沙の言葉に従って動いた。
体を起こし、魔理沙に這い寄ると、その太腿を掴んだ。
そして舌を突き出し、それをゆっくりと魔理沙の割れ目に近づけ……
252 :
578:2008/08/24(日) 09:08:50 ID:G1G3yPOC
ここまでです。
まずいね。展開考え直さないと……
でも要望とかがくると、とてもうれしいし、励みになります。
>>252 ま…魔理沙は大変なものを盗もうとしています!!
GJです。なんかこういうのみテルと自分も書きたくなるけど文才ないしネタもないからやめとく。
ここで遊戯が来たらどうなるんだろう?
なんて妄想を膨らませながら続きを待ってみる。
もちろん全裸で。
くっ…百合ならこなたは攻だろ派の俺を萌えさせるだと!?
続きを待つのに全裸では寒いので罪袋で待ちます
>>252 GJすぐる。
遊戯、 今二人を止められるのはお前しか居ない!
早く部屋に急行するんだ!
何故遊戯に止めさせる…
美味しい思いをするのが遊戯ばかりというのはちょっとアレだ…
と言うことで「なのは」か「琴姫」で、更に百合ん百合んな展開を希望するZE
それなら個人的に琴姫参戦を希望するぜ
いやここはなのはで更なるロリ空間をだな…
>>252 寸止めだと!?俺のグングニルが不夜城レッドなのに!
続きわっふるわっふるしまくるよ。
だから何故せっかくの百合に野郎なんかを(ry
260 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 01:19:05 ID:nwqlorZU
下がりすぎage
なんとなく、紫・ホロ・梨花ちゃまの酒盛りが見てみたくなった。
こらこら皆、百合百合と期待し過ぎると作者が書きにくくなるじゃないか……なのはさんか王様か谷口乱入ルート希b(殴
野郎介入したらグレるよ俺、おばあちゃんのサイフから100円盗んだり母ちゃんの寝顔に屁こくぞ
確かにここは男が入るべきじゃないかもな。
遊戯ハーレムはまた今度って事で、今回はなのは辺りで行こうか。
痛々しいスレ
まあ何書こうが最終的には作者の自由なんだけどなw
パシリイメージのせいで魔理沙×ピコ麻呂が頭に浮かんでしまうんだ…
変態だよ俺は…
>>266 書いてみようぜ
S魔理沙×Mピコって良くね?
>>267 よかったのかホイホイそんなこと言っちまって
俺はマリアリ派や魔理沙乙女派がいたってかまわないで痴女描写しちまう人間なんだぜ
271 :
578:2008/08/27(水) 09:55:52 ID:St6kUnsq
>>261 うーん、ヤル気が刺激されて逆にいい感じ
完成したので、出かける前に投下します。
とりあえず魔理こなサイド終了
272 :
578:2008/08/27(水) 09:57:18 ID:St6kUnsq
……クチュ…
「ふゃあぁっっ!!?」
魔理沙は小さな悲鳴を漏らした。
こなたの舌が魔理沙の性器を覆い、ベロン、と舐め上げる。
下半身から電流のような刺激が背筋を駆け上がり、脳内を快感一色に埋め尽くしてゆく。
チュ……ック、チュプ……
「ふぁ、あぁ…あぁぁああ……!?っきゅうぅ……!!」
「んチュ…んむ……」
ゆっくりと割れ目をなぞって上下するこなたの舌。まるでソフトクリームを舐めて溶かすように何度も何度もぺろぺろと。
舌をくっつけ、舐め上げ、クリトリスにわずかに触れる。その間魔理沙の喉からは絶え間ない艶めいた喘ぎ声が漏れ出す。
下半身も、まるで漏らしてしまったかのようだった。
トロトロと、透明な液があふれ出て止まらず、こなたがソレを舌で掬っても一向に追いつかず、太腿を伝って落ち、シーツに染みを広げてゆく。
…ゴクンッ……
「おいしい……」
こなたは一旦舌を離すと、口内に溜まった愛液を嚥下し、呟いた。
「もっとちょーだい……」
ウットリとした表情で魔理沙の顔を一度見上げて、再び舌を―――魔理沙の性器を口で覆って、愛液を吸い取ろうと舌を割れ目の中へと食い込ませた。
ジュポ、ヌポ!…チュプ…クポッ……
「―――あっああ?ぁいっ……あぁ、あぅうぅ……!?」
声にならない悲鳴が喉からあふれ、膝立ちの魔理沙の体が後方へと傾ぎ、ドサリとベッドに倒れ込んだ。
「ひぁ!?ああああっ!!んぁ……っおぉ…!?」
魔理沙の体勢が崩れても、こなたの口は離れなかった。体勢を四つん這いに変える。
ベッドに投げ出された魔理沙の細いながらもムッチリとした太腿を片手で掴みそれを押し上げ、もう一方は肩で固定し、M字開脚にさせる。
より舐めやすくなったせいか、こなたはまるで狂ったように割れ目に舌を這わせ、食い込ませて愛液を啜り、魔理沙の性器にしゃぶりついた。
魔理沙の太腿を押さえる手と反対の腕は彼女自身の下半身に伸び、ベチョベチョになって透けたパンツの中に突っ込まれている。そして指をとろけきった性器の中へ押し込み、鉤状に曲げて膣壁をかく。
「んぁぁっ!!あはぁ……こな、あっ、ぁ――……!!」
「んくっ…ん、ぶっ……はぁぁ……」
魔理沙の泣き叫ぶような喘ぎ声とこなたのくぐもった嬌声。両方の性器から聞こえる水音
女特有の匂いが部屋に充満し、2人の興奮と性感を高めてゆく。
「あぁ…あっ、ぁあ……っ――!!?あっや、あああぁぁ――!?」
こなたの舌がある一点に触れた途端、魔理沙の体が感電したかの様に震え、悲鳴が迸った。
こなたはそこが魔理沙のGスポットだと理解すると、顔をより魔理沙の股間に埋め、舌を突き出してその膣壁を何度も何度も、何度も何度も――――――
「いやぁ!?ああっあぁ――!?こ、やっめ、こなた――!?っっ―――!?」
頭の中が瞬時に真っ白になった。快感が直接脳内に叩きこまれ、目の前にバチバチと火花が散る。
逃げようと腰を振る魔理沙の足をこなたは強く掴み、呼吸も忘れてしゃぶりつく。割れ目を唇で押し広げて深く、深く―――
「いひゃぁぁ!!?だぁ、らめぇっ……い、イクゥ!!いっひゃうぅ!?いっひゃ、あっぁ……!?あぁ……あああぁぁぁ――――――………!!」
273 :
578:2008/08/27(水) 09:58:45 ID:St6kUnsq
プシャァァ!!
「んぼぉ!?」
水鉄砲のような潮吹きがこなたの喉と顔を直撃した。むせ返りそうになりながらも、懸命にソレを飲み込む。
口内に広がる甘美な味。
ようやくこなたは魔理沙の割れ目から口を離し膝立ちになって魔理沙を見下ろした。
「ぁ……ぁあ…!……あっぁ……ぁ…」
ビクビクと背筋を仰け反らしながら痙攣している魔理沙。目は虚ろで、口元は歪み、笑みが作り出されている。。
こなたは可愛らしいアヘ顔を晒す魔理沙愛しそうに見つめながら、自分の顔についた愛液を指で掬い取り、口へと運んだ。
「魔理沙の味だぁ………」
自分の指をしゃぶりながら、こなたは燃え上がるような熱を体の内側に感じた。
そうなるともう止まらない。こなたの指は意思とは関係なく、本能のままに動いた。
スカートの止め具を外し、下ろす。現れたのはベトベトに濡れて割れ目に食い込んだ純白のパンツ。透けて下の肌色が見えている。
それもずらす。
魔理沙と同様、ツルツルの性器。割れ目から溢れた愛液で、太腿から膝にかけてびしょびしょになっている。
こなたは自分の割れ目に指を添え、ツプっと中指を食い込ませた。
「は、あぁ……あぅ……」
ぐぐぐ、と押し込んで、指の根元まで。
「はぁ…はぁ…んぁ、んぅうう……」
クチュ…クチュグチュ……
水音が聞こえ始め、愛液がポトリポトリとずらし下ろされたパンツに新たな染みをつくる。
ヴァギナの中で指を曲げて膣内を引っかき、手ごと動かしてそのまま指を出し入れ。もう一方の手は自分の恥丘で痛いぐらいに勃起しているイチゴを摘み、キュっと捻る。
「ひっ!?」と声が上がり、こなたの頬を涎が伝う。
「魔理沙ぁ……」
腰を突き出し、オナニーに興じるなた。快感にとろけたその顔からは、普段の元気な彼女からは想像出来ないほどの、雄を引き寄せる雌の色香が漂っている。
「もっとほしいよぉ……きもちいーのいっぱい……」
指を一旦引き抜くこなた。両手を割れ目に食い込ませると、左右に指を引き、自分の性器をくぱぁ、と開き、誰にも汚されたことのないピンク色の膣壁を魔理沙に見せ付ける。
トロリ、と、開かれたヴァギナから一筋、愛液が太腿を伝って落ちた。
魔理沙の震えは、やっと治まっていた。こなたのいやらしいおねだりを見せ付けられ、ニマァ、と笑う魔理沙。
「うん……もっとたくさん、してやるぜぇ……」
274 :
578:2008/08/27(水) 09:59:55 ID:St6kUnsq
「四つん這い、なって……」
魔理沙の言葉に素直に従い、尻を高く上げて四つん這いになるこなた。振り返って魔理沙をみつめるその瞳には、快楽の色しか映っていない。
魔理沙は体が打ち震えるのを感じながら、ベッドの下をゴソゴソと探り始めた。
「たしかここに………あったぜ……いくよ、こなた……」
そういうと魔理沙は、取り出したもの―――ピンボールより少し小さくて丸く、コードのついたもの――をこなたの割れ目に押し付けた。
「ひゃぁ!?つ、つめたいよぉ……」
ビックリした顔で振り向くこなた。その顔には、何をされるのかというかすかな不安と、期待に満ちた表情が浮かぶ。
「アリスのやつ、人形以外にこんなもんまでつくってやがったんだぜ……」
ヌプププ……
「ふぁ……あぁ……」
丸いものを、指で押してゆく。チュルン、と抵抗もなく中へ入ってしまった。それをさらに、奥まで押し込む。
「ねぇ……なにするのぉ……」
「今に分かるぜ……」
魔理沙はこなたの割れ目の中から伸びるコードの先端――先端に着いた四角い部分――を持ちながら、楽しそうに笑った。
「スイッチ―――オンッ」
「!?あ、ああ……!」
ヴヴ……ヴヴヴヴヴヴヴ…………
「ふあああぁぁっ!!?あいぃぃぃぃ……!!?」
こなたのヴァギナの中で突然振動し出す丸いもの――ローター。
しかも、ただの振動ではない。まるで暴れるようにヴァギナの中を震えながら奥へと移動している。
「あああぁぁぁ……!!ぅ、うぅぅ…!!」
味わったことのない未知の快感に、涎を垂らして喘ぐこなた。拳に力が入り、握られたシーツに皺が刻まれる
カチッ
ヴヴヴヴ…ヴヴ……ヴ……
「どうだった?こなた……」
「ああぁ……きもひぃ……よしゅぎらよぉ……」
スイッチを切り、こなたに訊ねる魔理沙。
「でもこんなんでへばってちゃダメだぜ……?もっとほら……こんなにあるんだから……」
ぐったりとしたこなたの眼前に手を差し出す魔理沙。その手には、コードに繋がったローターが実に……9本。
「ひっ……!?」
こなたの小さな悲鳴を聞いて、満足そうに微笑む魔理沙。そして容赦なく、ローターをもう一つこなたの割れ目に押し付けた。
275 :
578:2008/08/27(水) 10:01:06 ID:St6kUnsq
ヌヌ……ヌポン
「もういっこ……」
クチュ…ヌポッ……
合計3本のコードがこなたの割れ目から延びている。
こなたはこれから訪れるだろう快感に、恐怖と期待の入り混じった表情を浮かべ、魔理射を見つめている。
「あと2本は……こっち♪」
「ふあぁ!?」
魔理沙はローターを今度はもう1つの穴、肛門に押し当てた。
グググ…
「ひゃぅ……いやぁ……」
すでに愛液でベトベトに濡れているこなたの肛門。入り口でわずかに抵抗があったが、最後にはニュルン、とローターを飲み込んでしまった。
「こなたのお尻、ヒクヒクしてすっげーエッチィな……舌入れて、内側から舐めて……」
グググ……ニュポン……
「お尻舐められてイッたこなたのアヘ顔も、見てみたいなぁ……」
2個目のローターも、こなたのお尻のなかに。
合計で5本。ヴァギナから3本。肛門から2本のコードが延びている。
こなたは顔を伏せて震えていた。瞳には、うっすらと涙が溜まっている。
しかしその口元は―――笑みの形だった。
「ん……ぅああ…お尻、気持ちいい……」
残りの5つのローター。魔理沙もこなた同様に、自分でそれらをヴァギナへ挿入してゆく。
背中側から手を伸ばし、もちろんお尻の中にも。
「なぁこなた……」
ローターを挿入し終わった魔理沙はこなたの足を掴むと、ごろんと仰向けにひっくり返した。
「スイッチいれたら、どうなっちゃうと思う……」
仰向けのこなたの体の上に体を重ね、訊ねる魔理沙。ヴァギナ同士が擦れあい、小さな水音をたてる。
「だ、ダメだよぉ……」
楽しそうな魔理沙に対して、こなたは怖がっているようだった。涙を湛えた瞳が魔理沙を見返してくる。
「気持ちよすぎて、変になっちゃうかも……」
「そーかもなぁ……でも、気持ちいいこといっぱいしたいんだろぉ……」
「でも……こわいよぉ……」
「怖いのか?そのわりにはお前……」
「顔、笑ってるぞ?」
276 :
578:2008/08/27(水) 10:02:06 ID:St6kUnsq
カチッ、カチッ、カチッ……
ヴヴ……ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ……!!!
「ぅああああぁぁぁ!!?ひゃああぁぁ!!?」
「いやあああぁっ!?あひいぃぃぃ―――!!」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ……!!!
部屋全体にくぐもったローターの振動音と少女2人の悲鳴が轟いた。
「なか、こすれぇ!?まっ、まりひゃ止めてぇぇ―――!?」
ローター同士の振動が反発し互いに弾き合い、割れ目の入り口、子宮口まで全てが振動の波に晒される。さらに膣壁を挟んで肛門とヴァギナのローターが擦れあい、意識が飛んでしまいそうな程の快感が体中を痺れさせる。
「あぎぃ…いいぃぃぃ……!!む、むりぃ……」
ビクン!!と激しく痙攣し、潮を吹く魔理沙。はずみでローターのスイッチは魔理沙の手から滑り落ち、ゴトゴトと重い音を立てて全てが床に落ちてしまった。
震える魔理沙の手はスイッチのかわりにこなたの腕を掴んだ。
「こしゅれてぇ……ひん、死んじゃうぅ……ぅぅううう―――!!」
「あっああ……あぅっ、はうぅぅ……!!」
プシャァ!とこなたの割れ目からも透明な愛液が噴出される。
2人はお互いに腕を背に回して抱き合い、快感に耐えるように身を硬くして震え、絶え間ない振動は快楽の神経を鋭敏化させる。
「ああ…こなた…こなたぁ!こなたぁぁ――っっ……!!」
魔理沙はこなたの名を叫びながら、自分の性器をこなたのそれに擦り合わせた。
真っ赤に充血しぷっくりと膨れ上がったクリトリスが擦りあい、意識の全てを多い尽くす快感の波がこなたと魔理沙を覆い尽くす。
悲鳴は喉でつっかえ、かわりに代わりに壊れてしまったかと思うほど体中を痙攣させ、手は背中を強く掴み、赤い線を残す。
それでも魔理沙は腰を止めない。ピストン運動のように叩きつけ、割れ目を密着させてこねくり回す。
魔理沙の頬を流れた涎が垂れて落ち、こなたの口の中へ。甘美な味が広がった次の瞬間には絶頂の訪れにその味が吹き飛び、悲鳴が漏れる。
「まり、さ……も、とんじゃう…!わらひとんじゃうよぉ…!!」
「こなたぁ……こなたぁ……!!」
こなたは息も絶え絶えに、今にも消えてしまいそうな意識を訴えた。魔理沙はこなたの声を呼ぶだけで、彼女の声は届かない。
だが、どちらの少女も限界が近かった。
悲鳴はもはや擦り切れ、漏れる声はかすれた弱弱しい喘ぎ声。魔理沙の腰の動きも止まり、時折ビクンと痙攣するのみ。
「も…イク……イク!とんじゃう…イクッ!!イクよぉぉ――……!!」
「あぃっ、いあああっ……!!ああああぁぁぁ――――……!!」
最後の嬌声を轟かせ、2人の少女は意識を手放した―――
277 :
578:2008/08/27(水) 10:02:54 ID:St6kUnsq
「なぁこなた……?」
「んー……なに?」
「こなたってさぁ……遊戯のこと好きなんだろ……?」
「………うん」
2人の少女は体を重ね、抱き合ったまま言葉を交わしていた。
意識を飛ばしてから数分たって、止まらないローターの刺激で眼が覚めた。
覚めないほうがよかったかもしれない。あれからまた5回ほど潮を吹いてようやく魔理沙がスイッチを切ることが出来た。
もうイキすぎて、体が言うことを全く利かない。アソコも少しヒリヒリする。
「へへっ……実は私もちょっとなー……気になるってゆーか……」
「……………………」
恥かしそうに頬をかく魔理沙。こなたは眼を伏せ困ったような表情でぽそりと言った。
「………あげないから……」
魔理沙はそんなこなたを見つめて、ふっと微笑んだ。
「それなら、ちょいと永遠に借りるだけだぜ?」
チュ、とこなたの鼻先にキスを降らす魔理沙。それから照れくさそうに、再び頬をかく。
「正々堂々だぜ……こなた?」
ニッコリと笑いかけてくる魔理沙に、こなたの顔にも思わず笑みが浮かんだ。
「負けないよ……?ぜ〜っったい……!!」
小さく呟くと、こなたは魔理沙の背に腕を回し、その体をきゅっと抱きしめた……。
278 :
578:2008/08/27(水) 10:06:45 ID:St6kUnsq
以上です。
エロは相変わらず難しい……
さて今度は谷口サイドだ。はたして谷口は野望を達成できるのか!?
>>266 期待してるよ?
>>268 これは……エロイ!!
自分の拙い文章がこんなにエロく表現されるとは……許せる!!
>>270 うれしいこと言ってくれるじゃないの
それじゃあとりあえず挑戦してやるからな
…導入部分はできたけどここの人達にどこまで受け入れられるのか…
>>278 あのローター、大方アリスは自分と魔理沙とで使うつもりだったんだろう
それを居眠りしたばっかりに……アリスくやしいのうwwwwwwくやしいのうwwwwww
YUREEEYYYYYYYYYYYYYY!!!
さて、また続きを全裸に黒ニーソで待つ作業を始めるか
>>278 チクショウ俺を枯れさせるつもりか?玉切れだよ
GJ!だ
男は度胸!なんでもためしてみるのさ、って阿部さんが言ってたからやってみる
魔理沙×ピコ麻呂で魔理沙が痴女気味
マリアリ百合派、魔理沙は裏では乙女派は見ないことをススめる
それじゃ、やります…
「パン買って来いよ、アリスの分も忘れんなよ!」
「むむ…」
命令する金髪の少女と渋々と買いに向かう胡散臭い男。
どう見てもパシリ光景だった。
パーティーの買い物はピコ麻呂の役目である。
技は強力なものの燃費の悪くMP回復手段が必須の魔理沙に、こうした光景が出来上がるのは当然の成り行きとも言えた。
「皆の為とはいえ、私の自尊心はボロボロだ!!」
そう叫びたくもなる様なピコ麻呂だった。
その原因は目の前にいる霧雨魔理沙本人であった。
自分の年齢の半分程度の少女にパシられるのは大の大人として確かに情けない光景だった。
今日もまた、パンを買ってきては魔理沙の部屋に赴く。
「おっ、ご苦労だったな」
当の本人はそれを知ってか知らずか、パンの入った包みを笑顔で手に取る。
その上機嫌な態度が余計にピコ麻呂の神経を逆撫でした。
「全く…お前の働きには十分感謝しているが少しは私への感謝の気持ちも忘れないで欲しいものだ」
半ば呆れ顔でつぶやくピコ麻呂。
「いいだろ〜?私だってしっかり働いてるんだからさぁ〜
だからつべこべ言わずまたパン、買って来てくれよ〜」
猫撫で声のような声でピコ麻呂の耳元で囁く魔理沙。
指でのの字を描くようにピコ麻呂の胸元をつつく。
「ハッ…ハイ!」
恋色泥棒魔理沙はピコ麻呂の大変なものを盗んでいきました。
こうしてピコ麻呂はパシリへと仕立て上げられていったわけだが…。
しかし魔理沙もただのパン目当てでこうしていたわけではない。
その口元には明らかにピコ麻呂の反応を楽しんでいた緩みが見えていた。
その反応に悪戯心を刺激されたのか、魔理沙に更なる悪ノリをしたい欲求が浮かぶ。
ふと魔理沙の指が、そのままピコ麻呂の体を伝い下半身へと伸びていった。
「うおっ!?な、何を…」
情けない声を上げるピコ麻呂をよそに、その手はおもむろに彼の股間をまさぐる。
予期しない魔理沙の行動にピコ麻呂の股間は思わず生理的な反応を起こしてしまう。
「うふふ…感謝の気持ちを忘れないで欲しいって言ってたか?
ここでしてやってもいいんだぜ…私の感謝の気持ち…」
魔理沙の蠱惑的な表情がピコ麻呂の眼前へと迫る。その瞳が、声が。
彼の煩悩を刺激し脳を侵食していく。
言葉と共に、股間をまさぐる手の動きは激しさを増していった。
ピコ麻呂は口から漏れそうになる声を堪える。
その瞬間、魔理沙の手はピコ麻呂の袴を突然下ろしたのだった。
ひとまずここまでで様子を見るぜ
こういうネタでどこまでやっていいかわからんので
>>286 いいぞもっとやれ
ピコ麻呂簡単に盗まれすぎだろwww
ぷこ麻呂のところを俺に脳内変換して読んだ
>>278 百合そんなに好きじゃないのに
いい感じで見られるとは…
これもプロの犯行と言うわけか…
>>285 そんな馬鹿な…
ピコ麻呂と魔理沙がいい感じだと!?許せる!
俺は文才ないしネタも無いから
逆立ち全裸で待つ事しかできないが…
GJとしか言えない。
何やらこの調子で続けていいみたいなので続きを書いてみる
相変わらず痴女全開で変な描写ばかりしてるので気をつけてくれ
「ま…魔理沙ッ!一体何を!?」
ピコ麻呂は魔理沙の手で己の性器を剥き出しにされてしまった。
彼女の執拗な愛撫でいきり立ったあられの無いそれを…。
「口ぶりの割には随分元気になってるじゃないか?」
魔理沙の口元が緩む。直後に彼女はそれを乱暴に手に握ったのだ。
「うおっ!?」
服の上から擦られていたのとは違う直接的な刺激がピコ麻呂を直撃する。
そのピコ麻呂の反応を見て魔理沙はさらに口元を緩ませる。
「ま、待て、魔理沙…こういうことは…」
「あー?こんなに硬直してるコレを見せられても説得力が無いんじゃないか?」
魔理沙はいきり立つピコ麻呂のそれを、まじまじと見つめながら挑発的な笑みを浮かべる
。
そんな視線を送られ困惑するピコ麻呂をよそに、魔理沙は膝をつき手に握ったそれを口に
含んだ。
「んうっ!?」
温かく柔らかな感触がピコ麻呂の性器を包み込む。
「んっ、んん…んむっ…」
魔理沙の頭がピコ麻呂の股間で前後する。その動きと共に陰茎と唇が擦れ合う卑猥な音が
響き渡る。
性器に押し寄せる快感を前に腰が浮きかかるピコ麻呂。
その腰を固定するかのように魔理沙は彼の腰に手を回し、頭の動きだけで口淫を続ける。
「ふむっ、んっ、うんっ、んんっ」
その動きは速度を増し、卑猥な音が絶え間無く続く。
ピコ麻呂は快感に震えながら口淫を続ける魔理沙の顔を見下ろす。
自分の歳の半分ほどしかない少女が、自らの性器を銜え込んで口淫をしている。
淫行以外の何物でもないその背徳感がさらにピコ麻呂の興奮を加速させていた。
魔理沙は上気した色で頬を染め、こちらを時折見上げながらそれを繰り返す。
その表情には、ピコ麻呂の反応を確認して楽しんでいる笑みが見て取れた。
「んむっ…どうだ…ピコ麻呂…?」
「んっ、むおっ…ま…魔理沙…」
「いい反応してくれるじゃないか。ますます攻めがいがあるってもんだぜ」
魔理沙は上気した顔で笑みを浮かべる。彼女の口淫はさらに速度と激しさを増していく。
腰を押さえていた片方の手で、魔理沙はピコ麻呂の陰嚢を掴み揉みしだく。
睾丸の感触を確かめるように陰嚢を弄んでいるのだ。
唇と舌の動きもその速度を緩めることは無い。
上下同時に襲い来る快感にピコ麻呂の下半身は限界を迎えていた。
「まずい…もう限界だ!」
魔理沙の執拗な攻めに、ピコ麻呂の抗い難い興奮が堰を切るように爆発する。
「んッ、ンムグウーーッ!!」
魔理沙の口の中へとピコ麻呂の限界を迎えた欲望が、濁流の如く放たれる。
その勢いに思わず苦しそうな声を彼女は漏らした。
「くっ…す、すまぬ…」
情けなさそうな声を放つピコ麻呂。魔理沙は惚けた表情でピコ麻呂の陰茎から口を離す。
唇からは唾液と精液が混じりあった液体が糸を引く。
白濁した精液で彼女の口内は満たされ、溢れ返った精液が唇から一条の筋となって零れる
。
「けほっ…ピコ麻呂…お前、溜め過ぎだぜ…」
脱力した声で呟く魔理沙。魔理沙は一呼吸置くと、胸に手を当てる。
「んっ…」
喉から音を立てて魔理沙は口の中の精液を飲み干した。
「魔理沙…なにもそこまでせずとも…」
「ん…確かにし過ぎたな。パン代にしちゃサービスが過ぎたぜ」
魔理沙は立ち上がると、再び挑発的な笑みを脱力したピコ麻呂へと向ける。
「今度は私も満足させてもらわないと割が合わないぜ。ピコ麻呂、今度はお前の番だろ?」
ピコ麻呂が目前にしたのはドロワーズを下ろし、スカートをたくし上げた魔理沙の姿だった。
彼女は濡れそぼった秘裂を露にし、上気した顔で蟲惑的な微笑をピコ麻呂へと浮かべた。
その光景に、射精し尽くし萎えていた性器が再び立ち上げるのをピコ麻呂は目の当たりにした…
自分のフェチズム全開になってしまった。だが私は謝らない。
ひとまずはここまでで様子を見るぜ
最初のプランではもっとマゾ臭い内容だったので自粛した。
ここの皆はどういうのが好みなのか気になるところではあるぜ
貼り付け時の改行ミスが悔やまれる
一回目の様子見で投下しきっても大丈夫だとわかって欲しかった
俺の息子からマスタースパーク出そうなのに出せない
俺もマゾ☆DA
マゾ大歓迎なんだぜ
2回目に様子を見ると言ったが…スマンありゃウソだった
単にできた分から投稿しただけなんだ
しかしこういうのは全て完成してから投稿すべきなんだろうか
>>295 あんまり細々投下すると某電人氏みたいにまとめろって言われるかも
次で終わらないなら全部書いてから投下した方が良さげ。
ではこれで最後にしたいと思う
オチがよりによってこれだがこらえてくれ
「とかさ〜、まりさとピコ麻呂さんでそんなのありそうじゃな〜い?(≡ω≡.)」
沈黙に包まれる一同。
そんな空気を前に、こなただけが言葉を続ける。
「パシリがエスカレートしてついに性的な意味でこき使っちゃう!萌えるねえ〜」
「そんな話を当人達の前でするとは…、気は確かか?」
渋い表情のピコ麻呂はこなたに言い放つ。
「ふざけないでよ!!魔理沙がパンなんかでそんなことするような安い女じゃないでしょ!!」
「アリス、魔理沙でなくなぜお前が怒るのかと言わざるを得ない」
えらい剣幕で声を荒げるのはアリスだった。顔を真っ赤にして抗議している。
「(でも…そんな攻め攻めの魔理沙もいいかも…そして私に…って何考えてるのよ私!!)」
今度は違う意味で顔を赤くするアリス。
「でもさ〜、ピコ麻呂さんって何て言うか受け体質じゃない?
その気がなくても誘われるとホイホイついて行っちゃいそうって言うかさ〜(≡ω≡.)」
「うっ…!」
図星を突かれたかのように動揺するピコ麻呂。
一人怒りつつ妙な妄想に走るアリス…
そしてこなたのオタ妄想のネタにされた当の魔理沙は…
悪戯を思いついた子供のようにうふふと忍び笑いを漏らしたとさ。
すまないこのスレの先輩達のこなた妄想オチを使わせてもらってしまった。
実は最初からこのオチにするつもりだったんだ
>>10・
>>116氏、許せっ!
自分の脳内妄想でよければまた挑戦させてくれ。
今度やる機会があったらまとめて投稿するようにしたい
299 :
578:2008/08/31(日) 23:26:21 ID:s2My7vSm
>>297 最後の一行は続きがあると言うフラグなんですね。分かります。
>>298 さりげなくミスパの続きを楽しみにしてますよ
300 :
578:2008/09/01(月) 02:55:43 ID:l/2pHHBz
>>299 sage忘れてた……許せ!!
魔理こなの続き、谷口サイド前編ができたので、投下します。
眠いのにアドレナリンがでてるせいで眠れない……
301 :
578:2008/09/01(月) 02:57:17 ID:l/2pHHBz
(30分以上経った……頃合だな!!)
「んにしても、2人とも遅いな」
谷口は時計を睨みながら言った。
「あぁ。泉さんが見に行ってから10分は経ったぜ……」
答える遊戯の心配そうな声。手持ちぶたに手札を入れ替えている。
こなたが席を立ってから10分弱。一向に帰ってくる気配のない2人に遊戯は不安を積もらせていた。
「何かあったのかもしれないな。俺が見に行って……」
「いやいや、ここは俺らが行ってくるわ」
と、腰を浮かせかけた遊戯を制止する谷口。
「お前はアリスちゃん見といてくれよ。寝ちまってるしさ」
「あぁ、だが……」
背後を振り返る遊戯。アリスは相変わらず、イスの上で体操座りのまま寝入っている。
「それになぁ……」
谷口は立ち上がると遊戯のそばに立ち、その肩をポンと叩いた。
「お前が行ったら、帰ってくるのが余計遅くなりそうじゃねぇか?色男さんよっ?」
「んなっ!?谷口君!!」
「なっはっはっは。冗談だって。行こうぜクラッシャー。遊戯、アリスちゃんをよろしくなー」
顔を赤くしてこちらを睨む遊戯に手を振って、クラッシャーと2人、そそくさと船室を後にする。
パタン、と後ろ手にドアを閉め、谷口は拳を握った。
「………計画通り」
「ホオォォ〜……はやく行こうぜ谷口〜!!」
「まぁ待て。そう急ぐな」
どす黒い表情の谷口と興奮気味のクラッシャー。
急かすクラッシャーをなだめて、谷口はニヤリと笑った。
こなたと魔理沙に混ぜた薬。遅効性で30分を過ぎてから一気に効いてくる性欲剤、Y.G.エーリン。その効き目は大型動物でも発情するほどだと、薬を渡してくれた女医は言っていた。
魔理沙はとうに30分を過ぎている。こなたもそろそろだ。
もし本当に2人がトイレにいるとしたら……
ゴクッ、と谷口は生唾を飲み込んだ。あの薬は我慢できるものではない。美少女2人が今頃はくんずほぐれつ……
(たまんねぇ……)
とりあえず股間の富士山がズボンにこすれるだけでヴォルケイノしそうだ。これだから童貞ってヤツは……って俺か。
「よし、行くぜクラッシャー……俺たちの時代が始まるんだ……」
302 :
578:2008/09/01(月) 02:59:05 ID:l/2pHHBz
「っ、待て!クラッシャー!!」
通路の途中で突如足を止める谷口。その眼は通路の先、いや、自分たちのこれからの行動に対して向けられているかのようだった。
「どうしたんだよ谷口」
じれったそうに足踏みをするクラッシャーの文句に反応せず、谷口は数秒間ひたすら前方だけを見つめていた。
通路の20メートルほど先に、目的の女子トイレ。
そしてその手前、10メートル弱の地点に……深夜にも関わらず、明かりのついた男子トイレ。
谷口は口元を吊り上げ、「読めたぜ」と呟いた。
「クラッシャー、俺たちはこのパーティーにおいてどんな役回りを担っているか言ってみろ」
「ホァ?いきなりなんなんだよ……?」
大丈夫かお前、という視線を下からおくってくるクラッシャー。谷口は「いいから答えろ」と小さく怒鳴った。
「そりゃ、あー……ギャグとか……MAD素材とかじゃねぇのか?あ、二次設定か?ババァ俺と結婚してくれ!!あと俺はミニゲーム攻略の……」
「メタ発言連発すんじゃねぇよっ!!そんなもんじゃねーって!!いいかぁ……?」
とぼけた発言をするクラッシャーを軽く小突く谷口。それから一度咳払いをすると、キリッと真面目な表情に顔を切り替え、話し始めた。
「いいか!?俺たちは『空回り役』なんだよ!!あれこれ企んで騙して工作して甘い蜜を吸おうとして、最後の最後でボロが出ちまって全てを台無しにしちまう、可哀想な脇役なんだよ」
「ほぅほぅそれで?」
「お前そのAA顔ムカつく……ともかく、パーティー内において俺たちは『空回り役』ってことはどうしようもなく固定観念化して定着しちまっている。なぜかって?『空回り役』キャラのほとんどが『主人公の友達』で『もてない女好き』で『思春期と言うよりは発情期』で
『肝心な女の子との絡みを全て主人公に持っていかれる』という特徴、性能および性格を持っているからだ!」
「ちょwwwまんまお前じゃねーかwwwテラ恥かしすwwwwww」
ゴチィッ!!
「ホ……ホワァァァ……」
「と・も・か・く!!共通点がありすぎる以上、『空回り役』である俺もお前も、おいしい汁(物理的な意味で)を味わえないのはもはや物理的予定運命的ラプラスの魔的に決定されていると言っても過言ではないってことなんだよ……!!」
「うぇ……!?じゃ、じゃぁどうすんだよ……?せっかく媚薬混ぜたり色々したのに、意味ねーじゃんかよ!?」
谷口に殴られた頭を押さえてしゃがみこみ、先ほどまでのまさに人生の愉悦の頂点真っ盛りといった風な表情を、この下ない絶望の表情へと変えるクラッシャー。
そんなクラッシャーを見下ろす谷口の口元には、不敵な笑みがあった。
「だが……俺たちにはあって、既存の『空回り役』にはないものが1つだけある。……なんだか分かるか?それはな……」
落胆するクラッシャーの肩に、谷口は優しく手を置いた。
「自分が『そう』だと知っていることだ」
「……ホァァ?
谷口は両手を広げた。
「『空回り役』のベタであり宿命。それは最終局面にに至るまでになんらかの予想外のファクターの乱入、もしくは自分がしたヘマによって、目的が遂行される寸前で邪魔されてしまうってことだ」
303 :
578:2008/09/01(月) 03:00:44 ID:l/2pHHBz
広げられた両手を、満天を包み込むような動きを描いて持ち上げる。
「今この状況下において重要なのは……後者だ。俺たちは既存の存在の失敗をなぞる様に、ある余計な行動を起こしちまった」
あっ、とクラッシャーが小さな悲鳴を上げた。
「阿部と古泉……っ!!」
「そうだ。その通りだ」
持ち上げられた腕が、肩ごと振り下ろされる。
「俺たちは阿部と古泉の酒にも媚薬を混ぜた。おもしろ半分でだ。それこそが『ヘマ』であり忘れ去られた予想外のファクターだ」
今度はその腕を体の脇を沿って、愉悦を浮かべた顔の上へ。そして点へと祈るように突き上げる。
「そして予想される『空回り役』としての俺たちの末路は……あれだ!!!」
ビシィ!!と前方に指を突きつける谷口。クラッシャーが指された先を視線で追うと、そこには明かりの点いた男子トイレが。
「分かるか……?分かるよな……?」
「ぉ……おぉ…まさか……」
「そうだその通りだぜ。俺が今のように立ち止まらず女子トイレに向かっていたら……」
谷口はしゃがみこんだままのクラッシャーに視線を合わせるように腰をかがめ
「十中八九、男子トイレから飛び出してきた阿部と古泉に捕まり……」
谷口は右手の親指と人差し指で縁を作り、左手に中指でその円を貫いて
「アッ――――――!!!っな結果に終るところだった……かくして俺たちは、見事に『空回り役』を演じ舞台から降りる……はずだった!!」
「お……おぉぉおおお……っっ!!」
谷口は力強く立ち上がった。クラッシャーも吊られるように拳を握り、立ち上がる。
「俺たちはそのことに気付いた!!回避することができたんだ!!『空回り役』の運命を乗り越えたんだ!!ざまぁ見ろ!」
「おおおぉぉおおお!!!」
「くそみそなんて知るか!役回りなんて知るか!袋小路の運命なんざこの俺がいくらでも……打ち破ってやるぜぇ―――!!!」
「うおおおぉぉぉ―――――!!!?」
拳を突き上げ、高らかに叫ぶ2人。その顔にはやり遂げた達成感と限りない勝利の喜びで輝いていた。
「それじゃぁ、迂回するぜ!!男子トイレの前を通らずに遠回りして女子トイレに行くんだ!!」
「ホワァ!!すっげぇぜ谷口!!」
「行くぜクラッシャー!予定にない運命は、俺たち自身の手で書き上げていくんだ……!!」
谷口とクラッシャー、2人の力強い歩みの音が、夜空に遠く木霊した……
304 :
578:2008/09/01(月) 03:03:18 ID:l/2pHHBz
以上です。
……なんか話がずれているような……ゴメン。
はたして谷口は本当に役回りを回避できたのだろうか!?阿部と古泉はどこに!?そしてアリスは……
次回まで待て!!
SアリスとMこな魔理沙の束縛3Pとか受信しちゃったよ……どうしよう……
うん、実はあなたの投稿を見て
遊戯と取り残されて効果が発動したアリスとか
この目論見がバレて紫に性的なお仕置きされる谷口とか幻視してしまったんだ
>>578さん!『許す』を…
あなたが許してくれるだけで…それだけでオレはエロ妄想を書き殴れる
306 :
578:2008/09/01(月) 21:45:15 ID:Ew9SKc5a
>>305 いいですとも!!
できれば後者をお願いしたいですね……
ってゆーか言われたら書きたくなるじゃないですか
>>297 ダメだこなた妄想オチは何回見ても吹くwww
>>304 百合3Pだと!?激しく読みたい!
>>297 乙。やっぱりこのオチは見てて楽しいw
こなたの妄想力にひたすら脱帽
>>304 谷口とKBCwwどう見ても無理フラグだろw
あと、ネタがあれば文才無いけど書くが…何かあるか?
妄想を語っているこなたは、実は自分の話す内容に興奮して秘部を濡らしているのではないかと思っているのだが
で、一人で慰めているところをミクに見られて「何をしてるんですか?」と興味を持たれ、こなたが自慰を指南
うん、我ながらキモイ
314 :
308@:2008/09/03(水) 22:51:46 ID:JPSP2tSH
>>311 今書いてるんだが文才ってうらやましい。
時間がかかるけどおk?
315 :
308@:2008/09/03(水) 22:55:14 ID:JPSP2tSH
連投悪いがこの中から選んでくれないか?
1.このまま海ミクを書くべき
2.ここはあえて別のものを
3.古泉と阿部さんの絡みを書くb(ry
2を選んだ人は何がいいか書いてくれ
さて、海ミク一応書くとするか
>>314 いいですとも!
海ミク期待してますぜゲヘヘww
海ミク期待。
2なら野球拳大会
3なら違うスレで(ry
>>306 しかし578氏、紫×谷口(のマゾくさい話)を書こうとしたが迷ったんだ…
谷口が紫と出会ったのがいつかということに…
ニコニコ編で初対面なのか…それとも仲間に加入する前から会っていたのか…
タイガーモス号の時点では会っているかわからないし
時系列をnice boatUとするとその時紫は生死不明状態だということに…
そして何よりあなたの谷口サイドの結末を見てから書くべきだと思ったので保留にした
時系列云々は自分の解釈で成立できる範囲でいいのかな?かな?
今は期待に応えることができん…許せっ!
そんな訳でアリスサイドに挑戦してみた
本家の578氏が考えていた展開や百合3Pに期待している人も多いので恐れ多い
あくまで分岐ルートという解釈でこらえてくれ
俺はマリアリ派や百合派がいたってかまわないで
アリスを他の男と絡ませようとしちまう人間なので注意してくれ
「…何だったんだ?あの2人は…」
妙な様子で谷口とクラッシャーが去っていくのを遊戯は不審に思った。
先程の喧騒とは打って変わって、静寂に包まれた一室。
そこに残っているのは遊戯と寝息を立てるアリスだった。
「アリスさん、そんな所で寝ていると風邪を引くぜ」
椅子の上で居眠りしているアリスへと声をかける遊戯。
「…ムニャムニャ…まりしゃぁ…ひゃんとおれだりするろよ…」
「………」
「ほれが欲しいんれひょ…ひゃんと言わなひゃ…」
「(…何の夢を見ているんだ?)」
どうやら妙な夢を見ているようだが遊戯には皆目見当がつかなかった。
「アリスさん、しっかりしてくれ!」
「…ハッ!」
アリスは我に返ったかのように飛び起きた。事態を確認するかのように顔を左右させる。
「わ…私眠ってたの?魔理沙に他の皆は?」
「魔理沙がトイレに行ってから帰りが遅いんで、泉さんと谷口君が様子を見に行ったぜ」
「フン、お酒でも飲んで悪酔いしたんでしょ。いい気味だわ」
ツンとした顔でアリスはつぶやいた。自分の目の前で遊戯にベタベタしていた魔理沙への不満の表れだろうか。
その瞬間だった。
アリスの心臓の鼓動が、ドクンと波打つ。
「んっ…ああっ…!」
「どうしたんだ、アリスさん!?」
心臓の鼓動が早い。自分の体が熱した鉄みたいに熱く感じる。
そして何より…胸の奥や股間に感じる強い疼き。
口から荒い息がとめどなく溢れる。
その様子をさすがに妙に思った遊戯が駆け寄る。
「だ…大丈夫…私も何か悪酔いしたみたい…トイレに行ってくるわ…!」
遊戯を振り切るかのようにアリスは部屋を飛び出していった。
乱暴に閉じられるドアの音。遊戯は呆気にとられたように彼女の後姿を見つめていた。
「ハア…ハア…」
廊下の壁に手をつき、アリスは荒く熱い吐息を吐いた。
「(何…コレ?体が熱い…変だわ…変よ…!)」
その原因は谷口の悪巧みで混ぜられた催淫剤だった。
彼女の全身は火照りで包まれ、性的欲求をフルに呼び起こされていた。
弾幕はブレインを信条とする理知的な彼女も、耐えることのできない衝動。
魔理沙とこなたに訪れたその薬の効力もまた、彼女の体を侵していた。
「(こんなの…我慢できそうにないわ…何とかしなきゃ…)」
この性衝動を抑えてくれるのに彼女が最も求める相手…
それは想いを寄せる霧雨魔理沙以外にありえなかった。
今すぐに魔理沙のもとへと向かって、想いを伝えこの衝動を思う存分ぶつけ、受け入れてもらいたい…
彼女の足は、魔理沙のいるであろうトイレへと向かおうとした。
普通体を重ねる相手を選ぶなら想い人を選ぶ。
恋する乙女ならなおさら他の相手など選べない!
その常識的な発想ゆえにアリスは魔理沙のもとへと向かうはずだった!
しかし!アリスは…!
「魔理沙が欲しい!」
rァ 「魔理沙なんて知らないわ!」
逆におもいっきり魔理沙と逆の方向のトイレを選んだッ!
アリスは、怒っていた。
目の前でこれ見よがしに遊戯にベタベタしていた魔理沙に対して。
同性であるアリスに興味はないのだと暗に言われているようで。
自分の気持ちに気付いてくれない魔理沙に対し、怒っていた。
ああ、ツンデレは自分自身の心にも素直になれないのか。
そんなわけでアリスは魔理沙と逆方向のトイレへとやってきたのだ。
「やだ…立ってるだけでもうこんなに…」
女子トイレの個室に入ったアリスは下着を下ろし、愛液の溢れる秘部を見てつぶやく。
アリスの顔は赤く紅潮し、甘い吐息がとめどなく溢れてくる。
アリスは便座に腰をかけ、胸をまさぐる。
「ん…」
服の上からでも乳首が硬くなっているのがわかる。感度もまた鋭敏になっているのもわかる。
軽く触っただけで体中を性感が走る。
さらなる刺激を求め、彼女は秘部へと手を伸ばしかける。
「(触りたい…でもこんな所で…その…アレ…しちゃったらただの変態よ…)」
理性が彼女の行為に歯止めをかける。しかし彼女の秘裂は刺激を求め愛液を溢れさせ、
ビクビクと疼き慰みを促す。それに抗うことなどできなかった。
「ダメ…触っちゃう…こんな所で…誰かが入ってくるかもしれないトイレで…」
彼女の指は秘裂をなぞり、細い指が割れ目から膣内へと侵入する。
「はぁんッ…」
その刺激に彼女は身をよじり、甘い息を吐く。
「(手が勝手に動いちゃう…ダメ、止まらない…)」
胸を揉みしだく手と、秘部を弄る指先はその速度と動きを増していく。
卑猥な水音があたりに響く。
「(こんなの…こんなの違うわ…これじゃ変態…変態よ…)」
その羞恥心がさらに彼女の性的興奮を高める。
口からは激しくなる吐息と共に、口から喘ぎ声が漏れていた。
「(こんな所で声を出したら…他の人に聞こえちゃうわ…)」
声を抑えようとするアリス。
加速を続ける手の動きと高まる快感に、それは無駄な抵抗だった。
「んっ…はぁっ…んん…でも…気持ちいい…」
響き渡る水音とアリスの喘ぎ声。
次第に間隔の短くなるその声は、絶頂が近いことを意味していた。
「んっ!んんん!イくっ、イっちゃう!」
彼女の口から抑えられなかった声が漏れる。
アリスの体はビクンビクンと痙攣したように震え、愛液を噴き出す。
そして彼女は絶頂を迎えた。
「イ…イっちゃった…」
力なく腰掛けた便座へと背中がもたれかかる。
絶頂の余韻に浸る彼女の耳に、けたたましい足音が響く。
「アリスさん!どうしたんだ、今の声は!?」
勢いよく目の前のドアが開き、大きな音を立てる。
荒い吐息を吐くアリスの目前に現れたのは…
先程の声を不審に思い駆けつけた遊戯だった。
こんな展開に挑戦したの初めてだ
表現の甘さといいまさしくオナニー小説って気がするよ
反応が恐いが許されるなら最後まで書かせておくれ
ふぅ…、続けたまえ
これは……ふぅ…、なかなか……ふぅ…、いっさいの問題はない。執筆作業に
戻りたまえ……うっ!!
324 :
308@:2008/09/04(木) 21:39:20 ID:IY0uki7R
先に言っておく。俺は海馬の性格とかミクの構造とかよく分かってないんだ。
なにか変な感じになってるかもしれないがそれでもいいなら読んでくれ。
私はこんな事をしていていいのだろうか。
私のことを思ってくれる彼を放って置いていいのだろうか。
そんな考えさえ、私は捨て去り、目の前の欲求に答えていた。
ここのところ続いた妖怪や操られた人との戦いで少々壊れ気味な体を海馬に見てもらおうと操縦席に向かっていた。
ロックも一緒に見てもらうことにした。高校生で操縦できるのだから平気だろうと思っていたし、間違ってもいない。
「なるほど…それで俺のところに来たわけか。」
「ええ。海馬さんは機械には強いと伺っていたので。」
「いいだろう。見てやるからそこに座れ。」
「はい。」
「どれ、何処がどうなっているか見てみるとするか。どこか変わったところは無いか?」
「特には無いです。」
そうして体をチェックしていく。
「ふむ…貴様はもう大丈夫なはずだ。さて、次はお前の番だな。」
「分かりました。ミクさん、僕は厨房に行くから先に行ってるね。」
「お前は変わったところは無いか?」
「少し頭がくらくらします。」
「頭が…?まあいい、始めるぞ。」
そうは言ったが動きが止まっている。そして唸っている。
「どうかしたんですか?」
「お前、本当にくらくらするのか?変わったところは何処にも見当たらんが…」
「そういえばここに来てからです。」
「ここに来てから…?尚更分からんな…まったく。」
そしてグラスの飲み物を飲み干す。
「なんですかそれ?」
「先ほど凡骨が持ってきたものだ。飲んでみるか?なかなかいける味だ。」
「あ、いただきます。」
グラスを渡される。
(この匂い…なんか頭がくらくらする…)
そうは思いつつも飲んでみる。癖は強いがなかなかおいしい。
「ふむ…にしてもここに来てからというのはどう言う事だ…?理解できん。」
しばらくすると頭がくらくらしてきた。先ほどよりももっと強烈な立ちくらみだ。
しかも体が熱い。まるで中から火を通されているかのように熱い。そしてなぜか変な気持ちになっていく。
(駄目…こんなところでしたら駄目…)
心ではそう思いつつも体は勝手に動いてしまい、手は秘部へと向かっていた。
325 :
308@:2008/09/04(木) 21:40:37 ID:IY0uki7R
今回はここまで。と言うか時間が無い。
一応来お子で様子を見て次を作ろうと思う。
>>324 GJ!
ロクミク以外のミク絡み興味無かったのに…気になって仕方がないよ。続きは気長に待つぜ
「ふぅん」じゃなくて普通に「ふむ」って言ってる社長って新鮮だwwwwwwww
ともあれ、続きを罪袋かぶって待ってる。
裸コートで続き待ってる
今製作中でフラグがたってるのは……
遊戯×アリス
遊戯×こなた・魔理沙
谷口・クラッシャー×?
社長×ミク
の4つか?続きが実に楽しみだ
久々に保管庫覗いてみたけど、「フルニコ」って未完だったのね
作者さん執筆中かな?
フルニコの続きを全裸に薔薇の花一輪で待つおれガイル
昔買った雑誌を読んでいたら、「フルアニ」というゲームを見つけた。
「フルニコ」のタイトルの元ネタってこれ?
>>331 罪とプリントされた袋は・・・いらないか。
すいません、毎年夏の頭から秋の頭頃は馬鹿忙しくて……今月の半ばぐらいには復活できると思います。
代わりと言う訳ではありませんが、交歓所のフォースさんの『ニコニコRPG2妄想』を読んで思い付いた即興ネタを投下してみます。
>>331 ば、馬鹿な…そんな奥の手が…
>>332 Sir yes sir!!
ニコニコでのテラカオスとの闘いより一年。…“彼女”は燃え滾っていた。
そしてその滾る炎は、ピコ麻呂達と彼等を取り巻く日常をも巻き込み、更なる闘いへの道を照らし出す……。
「そうだ。初戦はEDF同士で争ってもらう──」
そして始まる、非情の闘牌……
「くっ…この点差ではリーチせざるを得ない!」
「えぇーと、簡単に相手のリーチを躱す方法は…」
「ふっ、ロンだ。メーン!!チン平和一盃口ドラ3…三倍マーン!!だ」
「ホワアァァァァァ!! たった二局で終わっちまったAAAAAAAAAA!!!」
「罠カード発動、墓荒らし!」
「あれー? 私の河に変な隙間が…(=ω=.;)」
一人、また一人と脱落してゆく仲間達。そして、新たなる強敵……
「雄雄雄雄雄雄雄雄雄ッ…終りだ(シャキーン!)海底狼牙!!」
「これが真撰組の開幕15翻か……幕末のいい男は一味違うぜ」
「んっふ。ツモで「今ツモった牌を捨てろ! 全力でだ!」…ええ、構いませんよ」
圧倒的な苦境の中、かつての強敵(とも)との共闘……
「ピカチュー! でんこうせっか(積み込み)だ!」
「ピカ!」
やがて、遂に“彼女”が姿を表す……!
「一度牌鳴きゃ、リーチができぬ。二度牌鳴きゃ、三暗も和了れぬ。三度牌鳴きゃ……お前達も、永遠の流局に悩むがいい!」
──最新作、『スーパーニコニコ麻雀PM(PhoenixMokou)』、二〇〇九年二月、執筆未定!
しばらく他の作者さんの投下の気配が無いので今なら投下しても大丈夫か
続けていいようなので
>>318の続きを書きます
アリスが薬のせいとはいえ痴女そのものなので気をつけてくれ
アリス百合派は特に注意。それじゃ、やります…。
アリスのかすかな声で異常を感じた遊戯はデュエリストの勘で彼女のいるトイレへと駆けつけた。
そこで彼が目にしたのは、トイレで自慰に耽っていたアリスの姿だった。
二人の間に、硬直した空気が張り詰める。
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『アリスさんの声で異常を察したのでトイレに向かったら彼女がオ○ニーしてた』
な…何を言ってるかわからないと思うが、俺も何が起こっているかわからなかった…
妄想乙だとかそれなんてエロゲとかそんなチャチなもんじゃ断じてない…
恐ろしい事が起こっている片鱗を味わったぜ…
「…す、すまないアリスさん…妙な声がしたから敵襲かと思って…
それじゃ、ごゆっくり
言葉も途中に足早に立ち去ろうとする遊戯。
トイレの個室を後にしようとしたその時、肩を掴む強い感触を感じた。
「…ちょっとお話していかない?」
「うわぁ−−−!!」
ドアを乱暴に閉める音が響き渡った。
遊戯はトイレの便座へと尻餅をつきながら、眼前のアリスの姿を見上げる。
「すまないアリスさん…、俺は何も見ていない…誰にも言わない!」
顔は自慰の余韻で紅潮しつつも鋭い目つきでこちらを見ている。
目をそらそうと視線を下に向けると、はだけた胸元と愛液を滴らせる剥き出しの秘部が目に入る。
遊戯は顔を真っ赤にしながら慌てて視線を逸らす。
見 ら れ た
アリスの頭の中では自分の痴態を見られた屈辱感と羞恥心が渦巻いていた。
目の前でうろたえる遊戯を目にする。怯える彼を目前に、アリスの頭に一つの考えが浮かぶ。
「この事を誰かに話したら…わかってるわね?」
吐息がかかりそうなほどに顔を近づけ、遊戯に囁くアリス。
「でも、黙っていられるなら…アレよ…」
アリスはおもむろに遊戯の股間へと手を伸ばす。
「うわっ!?」
その手は遊戯の一物を静かに撫で回す。その刺激に思わず遊戯のそれは反応する。
「どうして硬くなっちゃってるのかしらコレ?何が"見てない"よ…しっかり見ちゃってたんでしょ?」
その言葉とともに、アリスは遊戯のズボンのジッパーを下ろし始めたのだ…!
「アリスさん何を!?」
露になった遊戯のいきり立った性器を前に、アリスは顔を赤らめ息を荒くした。
「(これが男の人の…もう…我慢できない…!)」
アリスの体に巡った媚薬は、彼女の理性を失わせていた。
目の前にした屹立する男根を、彼女は迷いも無く口の中へと含んだ。
「や、やめるんだ…!うああっ…!」
思わず声が口から漏れる遊戯。アリスは頭を上下させて遊戯の男根へと口淫を始める。
暖かな口の中で、彼女の舌が生き物のように亀頭へと絡みついてくる。
唾液で満たされた口の中で肉棒が弄ばれている感触が快感となって遊戯へと押し寄せる。
「んぅ、んっ、んっ、うむぅ…」
甘い声を上げながら口淫の勢いを加速させていくアリス。
その表情は性欲の衝動に突き動かされ、恍惚の色を浮かべている。
昂ぶる性的興奮を抑えられずか、アリスは遊戯の肉棒を咥えたまま自分の秘部を弄んでいる。
声ともに、その淫らな行為はペースを上げていった。
「(あ…あの真面目なアリスさんがこんな淫行を…!)」
股間へと与えられる快感に身を震わせ悶えながらも、アリスが明らかに正常でないことを遊戯は察した。
「うあっ!」
アリスがおもむろに遊戯の陰嚢へと口淫の矛先を変える。その予期せぬ刺激に思わず遊戯は声を上げた。
「痛かった?ちょっと刺激が強すぎたかしらね…」
陰茎を手に握りながら紅潮した顔で遊戯を見上げ、挑発的な笑みを浮かべるアリス。
「オレの痛みは性器に刺激を受けたからじゃないぜ…
性欲に溺れ頭脳派魔法使いとしての誇りを失ってしまった君への心の痛みだ!」
「−−−−あああーっ!!」
決めてみたものの、意に介さず続けられたアリスの口淫で情けない声が出てしまう遊戯。
「(AIBOOOOOOOO!!!!!)」
こんな時、彼に代わって助けてくれる相棒は、今いない。
執拗な責めを続けるアリスに、遊戯の腰は、限界を迎えていた。
「くっ…ああーっ!!」
その声とともに、遊戯の衝動の迸りが堰を切ったように放たれた。
「んっ…きゃっ!?」
遊戯の肉棒が勢い良く跳ね、白濁した欲望が噴出した。
その飛沫はアリスの顔を直撃し、顔をドロドロの精液で汚す。
「ん…あ…」
顔から滴り落ちる熱い精液を、アリスは惚けた表情で感じた。
射精の快感の余韻で、息を荒く吐く遊戯にアリスは立ち上がり迫る。
「すごい勢いね…もう次はわかってるわよね?」
「え…?」
呆気に取られる遊戯は呟く。
「あなたのコレをここに入れるに決まってるでしょ…?」
射精しつつも屹立する遊戯の男根を乱暴に掴み、アリスは遊戯に馬乗りになった。
彼女の秘裂は濡れそぼり、男のそれを受け入れるのを待ち侘びていた。
明らかにアリスの様子は変だ。何かに操られて自分を失っているかのように…。
この行為は明らかに彼女自身の意志ではない。酒に酔ったとしてもとても正常な状態ではない。
「アリスさん、やめるんだ!こんな事、君の意志じゃないはずだろう!?」
「今更何を言ってるの…さっきまであんな気持ち良さそうな声出しちゃって…
気持ち良くなれるんなら誰だっていいんでしょう?」
「ちっ…違う!」
その言葉に、しばらく前に自分の傍にいた魔理沙とこなたのことを思い出した。
「浮気したら……許さないからね?」
こなたの言葉を思い出し、遊戯はハッと我に返る。
「ダメだアリスさん!こんなこと、泉さんも魔理沙も望まない!」
そんな言葉が思わず、遊戯の口から出てしまった。
「……………」
そしてアリスは、自らの秘部へとあてがわれた遊戯の男根に、腰を落とした。
…そう思われた瞬間、動きが止まった。
「…上海人形」
かすかな声でアリスが呟いた。
その瞬間、アリスの背後から凄まじい勢いで上海人形が飛来し、彼女の後頭部を直撃した。
「んっ…!」
小さな悲鳴を上げ、そのまま気を失うアリス。力なく、遊戯の体へと前のめりに覆いかぶさる。
「…助かった…のか?」
アリスの体重を胸に感じながら、遊戯は呟いた。
恐らくは『魔理沙も望まない』という言葉に、魔理沙の名前に反応して一瞬理性を取り戻したのだろう。
「(アリスさん…君は勝ったんだ!自らを蝕む情欲の衝動に!)」
頭に大きなたんこぶを作りながらも意識を失い胸にもたれかかるアリスに、遊戯は心の中で叫ぶ。
「(泉さんありがとう。君の言葉を思い出さなければ、オレはとんでもない過ちを犯すところだった)」
安堵に遊戯は大きな溜息をつく。
「どうしたんだ遊戯?さっきから叫び声といい殴打音といい何があったのかと思わざるを得ない」
直後、そこに…音を怪しんでリョウが現れた。
彼が目にしたのは…股間を露出した遊戯と、その上に覆いかぶさる同様に性器を露出させたアリスの姿だった。
しかもアリスの顔は白濁した精液で汚れ、大きなたんこぶを作って意識を失っている。
「ゆ、遊戯、この状況は何があったのかと疑わざるを得ない!」
「ち、違う!アリスさんが勝手に!」
どうやら危機は、まだ去ってはいないようだった…。
こうして、遊戯とアリスに訪れた谷口達の陰謀は偶然現れたリョウに誤解を生み、幕を下ろしたのだった…?
前の魔理沙×ピコ麻呂といい今回も本番なしで終わってしまった
自分が勝手に考えたシナリオ分岐とはいえ状況が状況なので
関係がヤバくなりすぎてると思ったらとても本番に持ち込めなくなってしまった
許せっ!
何より本来の作者さんが完成させてないのに無闇にやってはマズいだろうし
まあわかってるのは谷口が原因だってバレたら確実に死ぬってことだね
うんうん、分かる分かるよー
>>329で谷口・クラッシャー×?ってのを見たらとんでもないのを思いついてしまった
マンツーマンのカップリングが基本のこのスレで3Pって需要あるの?
本番なかった事だし次こそは挑戦してみたいと思う
338 :
308@:2008/09/09(火) 07:22:11 ID:X+79veLF
GJと言わざるを得ない!
久しぶりの投稿に興奮してた。
早く書かなきゃとは思ってるんだけど…
世界の皆!!オラに…少しでいい…
オラに時間を分けてくれーーっ!!
…じゃあ書くとするか。
>>337 これはエロイ
いいこと言いながらも格好のつかない遊戯に吹いたwww
これからさらに展開が進むことを期待
340 :
308@:2008/09/09(火) 22:31:36 ID:X+79veLF
すまん。これを書いてる場合じゃない事も重々承知だ。だが、一つ聞いてほしい。
この先が書けない。時間もないしネタもない。おまけに寝不足のトリプルパンチ。
しかも最近東方にのめりこみまくりでやばい。幻想入りとかうらやましすぎる。俺も入りたい。
そのせいで寝不足になったのは否めないが…
とにかく、誰か俺の続きを書いてくれ。恒例の迷探偵こなたシリーズでもいいし
普通に終わってもいい。俺の代わりに書いてくれないか。
最近は幻想入りの小説が書きたくってうずうずしている俺で申し訳ないけど
こんな俺でよかったら許してほしい。
341 :
578:2008/09/10(水) 03:28:50 ID:f7KhwCyt
>>319、
>>335 なんていうか、この後の展開も代わりに書いてほしいクオリティだ……
そして夢の中で魔理沙をいじめちゃダメwww
>>334 もこたんINしたお。ってほぼ半年後!?
楽しみにしてますよー
違う文章をごちゃごちゃと書いてて遅れてしまったんですが、谷口&クラッシャーの(微妙に)続きです。
前半部ということで、結末は今週中に書き終えます。
>>340 許さん!!
書き上げてもらうぜ……限界までな!!
342 :
578:2008/09/10(水) 03:29:40 ID:f7KhwCyt
月は翳り、星は身を潜める。時折視界を照らす光は上空ではなく下から飛び出してくる。
きっと地上は雨だろう。だが雲の上を飛ぶこの飛行船には全く関係のない話だ。
船内は通路が楕円状に広がっている。仲間たちが寝静まっている部屋を早足で通り過ぎ、お目当ての女子トイレへと急ぐ2人組み。
谷口は確信していた。
一撃必殺フラグは回避した。もう自分たちを止められるものはない。今日自分は純潔をすてるだろう。
「ハァー、ハァー、ハァー……」
数歩後ろを歩くクラッシャーの荒い鼻息が谷口に実感を与える。
谷口に後悔の念はなかった。彼の苦手な人間の言を借りれば、「自分だけ特別じゃないのは何故?」というヤツだ。ロックマンや遊戯がいい思いをしているんだから俺も……。
しかし他意による加入だったにせよ、仲間となった者達に薬を仕込むなど、彼の師匠が知ったらとんでもないことになるだろう。
(バレたらコンティニュー尽きるまでフルボッコだな、こりゃ……)
だが、もう迷っていられない。後退用の分岐点はとっくに通り過ぎてしまった。
「オレは魔理沙をもらおうかな……」
クラッシャーに向かって呟く谷口。
「普段強気な魔理沙が眼に涙を溜めて俺におねだりを……くぁっ!!たまんね〜!!」
「じゃぁオレは……こなた!こなたを抱きかかえて……駅弁したい!!」
「いやいや2人を抱き合わせてレズプレイ!さらに4Pサンドイッチってのも……」
「『ほら、オレのを美味そうに咥え込んでるぜ……?』ウハwwwwみ な ぎ っ て き たwwww………うっ!!」
「おまっ、クラッシャー!!ズボンでいっちまったら勿体無さすぎるぞオイ!!」
「あ……アイツはポジティブ白石さん……(訳:だ、大丈夫……)」
脳内で膨らむ妄想が下半身から吐き出されそうな2人。
股間を押さえて内股になるクラッシャーもだが、谷口もそれ以上に興奮しているようだ。ズボンの中に手を突っ込んでごそごそとフジヤマの角度を調整している。
だがそれでも歩みは止まらない。いつも通りのヘラヘラとした笑みを口元に、2人は実に楽しそうだった。
ぎぃ……
その背後からかすかに響く、足音にも気付かずに……
343 :
578:2008/09/10(水) 03:31:26 ID:f7KhwCyt
……ぎぃ…
「っっ!!?」
バネ仕掛けの人形のように、谷口は素早く振り向いた。今時分たちが通った狭い通路を、眼を細めてじっくりと見回す。
「谷口?」
「いや……」
廊下には、古びた電球の暗鬱な光により作り出される異様に濃い影と、煤の様に黒くわだかまる闇が、音もなく満ちていた。
茫、
と広がる、黄色く濁った光の色に闇の色を上塗りした暗鬱に沈んだ廊下の景色。耳に入り込む音は自分の呼吸音と、風を切る船の音だけ。
「いや……なんでもねーよ……」
きっと気のせいだ、と谷口は自分に言い聞かせた。
何もかもうまくいっている今だからこそ、何かイレギュラー因子があるはずだと、無意識的に思っているのだろう。足音に思えたのは、きっと船の軋みだ。
クラッシャーに笑みを返すと、再び歩を進める谷口。
つい考えてしまう嫌な想像を、必死に頭から叩き出す。フラグを折った今、もう自分たちを押しとどめるものはない。
ぎし、ぎし……
2人分の足音が夜空に木霊しては消えてゆく。
ぎし、ぎし……
相変わらず鼻息荒いクラッシャーとは対照的に、谷口は背筋に冷や汗を感じていた。まるで今にも目の前の闇から、足元の闇から、頭上から、背後から、得体の知れないものが食指を伸ばしてくるのではないかと感じられた。
体としては精気に満ち満ちているのに、頭は妙に冷めていた。
谷口の『空気を読んで割り込む程度の能力』は、彼自身気付くことなく、変化を読み取っていた。
そう、この廊下は、すでにただの廊下ではなくなっている。
ぎし、ぎし……
明かりに照らされてなお薄暗い廊下は、黄色く退色した写真のような。太陽が地平線へと堕ちかけた黄昏のように陰鬱な雰囲気だった。
黄昏。目の前の人物ですら定かではない、彼ぞ誰。魑魅魍魎、百鬼夜行鬼畜怨霊が跋扈し始める王魔が刻。
無知は人間にとっての救いである。しかし、命は決して助けない。
黒く染まる雲霞はまるで海のようで、きっと雲を突き抜ければ、海の底へと行けるのだろう。
自分が彼岸の沿いを歩いていると、誰が知ることが出来るだろうか。谷口も、同様に……
………ぎぃ……
344 :
578:2008/09/10(水) 03:35:33 ID:f7KhwCyt
……だから短いって!!
怖い文章を目指しても、上手くいかないのは当たり前。
次で谷口編を終らせ、こっそりと考えていた(たぶん)エロなしのCCO、レナ、フランの
小話、ハル海、遊こなとやりたいです。
あと、もしかしたら加齢……ゲフゲフ……とかも書きたいなぁ……
578氏が谷口達の続きを書いていたのでまだ寝ずに書いてみる事にする
しかし今回の内容が全然反映されてないのはルート分岐って事でさ…こらえてくれ。
最初に言っておく!今回の話はかーなーりエロい!
…のかどうかは自信ないが、とりわけ痴女度数が高くマゾ的だ
清純派少女を愛でる罪袋の方は見ない事をススメる
時間設定がタイガーモス号の時点なので辻褄を合わせるために
自分の解釈をいくらかさせて頂いているので注意してくれ。
しかしクラッシャーの口調がよくわからんし表現できん
「やるぞぉ〜〜〜!!」
魂の叫びとともに男子トイレを迂回して女子トイレの目前にやって来た谷口とクラッシャーだった。
己の欲望のため性欲剤を混ぜた張本人、谷口…。
童貞を捨てると言う目的のため手段を選ばぬ情け無用の男と化した彼は女子トイレの前で胸を躍らせる。
「さあ…あの先に大人への階段が待っているんだ…」
「ktkw」
昨日までの童貞にさようなら
大人への階段を昇らせてくれる女性にありがとう
そして、全ての一皮剥けた男達にこんにちは
「落ち着けよ俺…落ち着け…行くぞ!」
深呼吸してトイレに向かおうとした谷口。ふと、手をかけた壁に文字が書いてあるのが見えた。
「………?」
この 落書きを見て うしろを ふり向いた時 お前らは
「?」
残りの部分が指に隠れて読めない。不思議に思いながら指をどける谷口。
オワタ\(^o^)/
「!?!?!!???」
後ろを振り向いた瞬間、空間が歪んで裂けていくのが見えた。
その裂け目からは紫紺の亜空間が広がり、無数の視線のようなものがこちらを見据えている。
「危ないッ!クラッシャーッ!」
などとやっている間も無く、後頭部を裂け目から飛び出してきた手に鷲掴みにされた。
「ま…まさか…貴方は…!」
谷口の体が歪に変形しながら小さな裂け目の中に飲み込まれていく。
「ホワアアア!?谷口!?」
クラッシャーの叫びも、一瞬にして消えて場は再び静寂に包まれた。
「…ここは…どこだ?」
谷口が意識を取り戻した時、自分が居たのは何も無い真っ白な部屋だった。
妙に体がスースーする。手首に何か圧迫感を感じる。
「なっ何だこの格好は!?」
谷口は自分の姿を見て驚愕した。自分の格好は全裸だった。
おまけに後ろ手に腕を縛られている。どう見ても異常な状況だった。
「目が覚めたかしら?」
目の前に女性が姿を現す。紫のドレスに身を包んだ金髪の女性…。
少女臭漂う紫の女性。それは彼が師匠と仰ぐ八雲紫だった。
「しっ師匠!?」
「こんばんは谷口。真夜中にお散歩なんて悪い子ね…」
口元は扇で隠されているが、微笑を浮かべているのが目に取れた。
「一体何をするんです!?何でこんな格好に!?」
「貴方をお仕置きするためよ」
「!?」
「何なのかしら、コレ?」
紫の手には小さなビンがあった。そのラベルには
『ヤゴコロ製薬 恥部で止まってすぐ発情 最終鬼畜性欲剤Y.G.エーリン』…と書かれていた。
「どういうつもりかしら?…こんなものを使ってする事なんて一つしかないでしょうけどね」
「………」
「永琳から外の世界から来た学生に渡したと聞いたけど…やっぱり貴方だったのね。
貴方の軽率な行動で二人の女性が修羅場になり、二人の女性が道を違え、二人の男女が道を踏み外しかけたわ。
…まあ二人の男達は幸せな様だけど」
「え?え…?」
「鼻につくわ、その童貞特有の下劣行為。美しく残酷にこの大地から去ね!」
「うわああぁぁぁっっっっ!!!!」
「…と言いたい所だけど、お仕置きで許してあげるわ…何がいいかしらね…
その格好であなたのクラスの授業中に放り込んであげようかしら?」
「や、やめて下さい!」
「いい事思いついたわ。貴方、タイガーモス号の男子トイレに」
「それだけは勘弁して下さい!」
紫が言い終える前に谷口は痛烈な悲鳴を上げて嘆願する。
その口を大きく開けた瞬間、紫は谷口の口の中に手を突っ込んだ。
「あっががっがが!」
喉の奥に何かが流れ込んでくる。谷口は突然の事に思わずそれを飲み込んでしまった。
紫が引っ込めた手には、例の薬のビンが握られていた。
「しっ師匠、それは…!」
「貴方が持っていたものよ。随分飲んじゃったみたいだから効き目は早いのではなくて?」
クス、と含み笑いをすると、紫は指を鳴らした。
「オワァーッ!?」
「クラッシャー!?」
突然上から落ちてきたのは先程まで一緒に行動していたキーボードクラッシャーだった。
彼もまた、後ろ手に腕を縛られている。
「谷口、これはどういう訳だ!?kwsk!!」
状況が全く飲み込めず狼狽するクラッシャーに笑みを浮かべながらゆっくりと歩み寄る紫。
「ちょ、おま」
クラッシャーが言い終えるよりも先に、紫はクラッシャーの唇に自らの唇を重ねた。
「!?」
「!?!!??!!??」
困惑する谷口。とクラッシャー。紫は動揺するクラッシャーの口の中へと舌を侵入させ、唾液を流し込む。
そして股間をまさぐり、勃起した陰茎を露にさせた。
「し…師匠!?何をしてるんですか!?」
クラッシャーの陰茎を上下にしごきながら膝をつく紫。目の前にはクラッシャーの膨張した陰茎があった。
「谷口…そこで私がこの子とする事をご覧なさい。それが貴方へのお仕置きよ」
「!?」
紫は谷口の方を見やると、挑発的な笑みで口元を緩ませた。
…とまあ、こんなとんでもない妄想をしてしまったんだ
やりたくなったという578氏、許せっ!
続けていいのか非常に不安になっている
そしてあくまで谷口へのお仕置きにするか
3Pにしてしまっていいのか悩んでいるんだぜ
もう紫がエロい目でしか見れなくなっているんだ…変態だよ俺は…
>>347 構わん続けろ
おまいさんは変態なんかじゃない、例え変態だとしても変態と言う名の紳士だ。
仕方ないね。紫は迸るエロスだもん
>>347 GJ!!この後の展開に期待だ
遊戯よりゆかりんに相手してもらえる2人のほうが羨ましい……
351 :
578:2008/09/13(土) 01:09:05 ID:kqdUfWdh
明日は休みだ!ゆっくり寝るぞ!!
というわけで、谷口ルートが完成したので投下します。
>>347 GJ!!なんですが、見事に考えていたネタとほぼ被った……
せっかくだから、続きを託します。ファイトッ
352 :
578:2008/09/13(土) 01:10:57 ID:kqdUfWdh
時刻はもうすぐ23時といった所だろうか。光源が少なすぎるせいで腕時計すらよく見えない。
明かりの点いた部屋は一つもない。今また通り過ぎたドアにも、真っ黒に塗りつぶされた窓が引っ付いている。
がつっ、
「いって!?」
谷口が何かに蹴躓いて転んだのは、楕円状に広がるタイガーモス号通路、女子トイレのちょうど反対側でのことだった。
「大丈夫か谷口?」
「んだぁ……?なんかでっかいもんが……」
手を突いて無様に転がるのは防いだが、おかげで手がビリビリと痛む。後ろを振り向くと、何か黒くて大きな丸いものが、通路の端っこに丸まっている。
貨物だろうか。運の悪いことにこの場所のランプだけが消えている。
谷口は手を摩りながら、その丸っこい物体に近寄った。暗すぎて、近寄らないと何か全く分からない。
「ったく誰だよ。こんなとこに荷物なんて置い、た……の……!?」
黒い物体に触れた谷口は絶句した。その手から伝わる感触は、貨物ではなかった。弾力があり、温かみがある。そして、服を着ている。
人間だ。
眼が、少し闇に慣れてきた。そこでやっと谷口は、その丸まった――人間が、深緑色の帽子を被っていることに気付いた。
「た、谷口……?」
背後からクラッシャーの心配そうな声。ランプの明かりの下にいるせいで、彼はまだこれが人間だと気付いていない。
谷口の背筋を嫌なものが駆け上がった。
触れる人間の肉体が、あまりにも脱力し過ぎていた。眠っていても、まだもう少しは硬いはずだ。
谷口は唾を飲み込んだ。この人間が誰だかはもう分かっている。分かっている上で、確かめなければならない。何が彼に起きたのかを確かめなければならない。
谷口は背を上にして丸まった彼の体を、ぐいと引っ張った。瞬間、
だらん、
と、まるでゴム人形のように腕がこぼれた。谷口は唇を噛み締め、声を飲み込んだ。
353 :
578:2008/09/13(土) 01:13:16 ID:kqdUfWdh
ゴオオォォォ……ォォォ………ォォ………
風を切る高く細い音が空気そのものに満ち、聴覚を満たしている。
空気に満ちるその音は耳鳴りのように耳の中を満たして、脳へと染み込み、谷口の精神をかき乱してゆく。
倒れた人間の体とは逆に、痛みさえ感じるほどに強張った谷口の体。もういつまでも、そのままではいられなかった。
「谷口?マジどうした?」
ならば。
ならば――――見てしまった方が、楽になるのではないか?
なんでもないものの前で、臆病な自分はただありもしない恐怖を夢想しているだけではないのか?
見てしまえば終わりになるのではないか?
見て、しまえば。
腕に力をこめて。その体をひっくり返して――――
ごろり
眼に入ったのは、白目を剥いて泡を吹く、下半身を丸出しにした富竹だった。
瞬間、
「ホワッ!?ァ―――――――――!!?」
口から心臓が飛び出すかと思った。
クラッシャーの悲鳴に、谷口は半分混乱状態になりながら振り向いた。
振り向いた視線の先にクラッシャーはいなかった。かわりに谷口の視界の端っこに、何かが映った。
ドア。いつの間に開いたのか。わずかに開いたそのドアの隙間から、クラッシャーのものと思われる腕が突き出されて、
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!
床に爪をたてながら、ドアの隙間へと引き込まれてゆく。
谷口は金縛りにあったかのように微動だにできなかった。ただ、ドアの隙間の暗闇へと引きずり込まれてゆく仲間を見つめるしかなかった。
――――――パタン…………
静かな音を立て扉は閉じられた。
あとに残された谷口を、沈黙が包む。
「………っ……ぁ…!?」
あまりの衝撃に声すら出せない。
なんで富竹さんが!?どうして下半身裸族なんだ!?一体誰がクラッシャーを!?新手の魔王の差し金か!?まさか幽霊!?
混沌と渦巻く谷口の脳内。歯の根が合わずにカチカチカチと耳障りな音を立てる。
動けない。指先が震えて、体全体が怯えて萎えている。
風が空気を切り裂く音だけが響いて、何秒経っただろうか。10秒?20秒?それとも1分?
きぃ――………
クラッシャーの消えた扉が再び開かれた。
ほんの5センチほどのわずかなスキマ。谷口は唾を飲み込み、そのスキマをじっと見つめた。血の気が引いて、今にも気絶してしまいそうだ。いっそのこと、気絶したほうが楽かもしれない。
354 :
578:2008/09/13(土) 01:14:40 ID:kqdUfWdh
スッ―――――
スキマから現れた、4本の指。谷口は文字通り息を呑んだ。
指は扉を軽く掴みゆっくりと、ゆっくりとスキマを開けていく。
部屋の中は通路以上に暗すぎて、まるでその指そのものが闇から生えているかのように谷口には思えた。
扉が、人間の顔の幅ほど開いた。
谷口は眼が離せなかった。
眼を離した瞬間にそこから何かが現れそうな、拭いがたい不安。そんな不安に心を蝕まれながら、谷口は暗闇に白く映える指を凝視した。
そして、
ぎ、
扉の隙間から、白い顔と、赤く充血した眼が自分を見返してきた。
明らかに意思を持った異様な眼球と視線を合わせたまま、顎を、背筋を、脳内を駆け回る恐怖のままに、
「あああああああああああぁぁぁあああぁぁぁ―――――っっ!!?」
谷口は絶叫し、逃げ出した。
弾かれた様に廊下を疾走する谷口の耳には、確かに聞こえた。自分の口から悲鳴が迸る寸前、扉の隙間からたしかに聞こえた。
「 や い
な
ら か 」
355 :
578:2008/09/13(土) 01:15:52 ID:kqdUfWdh
バタン!!
谷口はどことも分からない船室へと逃げ込んだ。
扉に鍵を閉め、ドアにもたれかかって荒い息をつく。
小さな悲鳴が断続的に口の端から漏れ出した。目じりには恐怖から溢れた熱いモノが溜まっている。
もうこの部屋から出られない。クラッシャーには申し訳ないが、今日はこの部屋の中で縮こまっていなければならない。
谷口はあの部屋がピコ麻呂と富竹の部屋であることを思い出した。
谷口は信じられなかった。
あの部屋にいたのが彼だとしたら、トイレの中にいたのは一体誰だったのだろうか?ピコ麻呂の部屋に彼がいたということは、富竹同様、ピコ麻呂も悲惨な目にあっているのだろう。
谷口は自分の役回りを恨んだ。結局自分はこうなのか。考えれば考えるほど、企めば企むほど、結果として空回りして……
「………ぁ?」
突如として谷口は気付いた。部屋の照明が黄色ではない、薄暗い赤色だということに。
どす黒い不安を胸に抱えながら谷口は視線を上に向け――――自らの運命を呪った。
「谷口君」
谷口にかけられた声は彼の頭上――空中で赤く発光する球体から発せられたものだった。
その球体がグニョグニョと形を変えて大きくなり、人型になって地面に足をつけた。
「こんな時間に奇遇ですね……」
「こ……こいっ、こいっ……」
谷口に降り注ぐ人のよさそうな優しい声。しかし彼、古泉一樹の表情と格好は、恐ろしいものであった。
うっすらと開かれた瞳は草食動物を睨み殺す猛獣のようで、一糸纏わずに晒す裸体の下腹部では、凶悪なものが逆立ちをしている。
『なんで裸なんだよ!!』というツッコミすら忘れて、谷口は震えた。
「ではさっそくですが……」
小動物のように縮こまる谷口を見下ろしながら、古泉はクスリと微笑んだ。そして―――
「や り ま せ ん か ? 」
谷口の意識は、ここで途切れた………
356 :
578:2008/09/13(土) 01:19:57 ID:kqdUfWdh
「ぉ……んー……おぉ……」
「あっ、紫様!!谷口さん起きましたよー!!」
谷口が眼を開くと、猫耳の少女が自分を見返してきた。
ニッコリと笑う少女。口の端からはみ出した八重歯がキラリと光る。
谷口は少女を見つめ数秒間ボーっとすると……
「のぅわっ!!?」
「ニャァ!?」
跳ね起きた。
「お……お、こ、ここはどこ……だ?」
戦闘態勢をとりながら、周りをキョロキョロと見回す谷口。
彼のいる場所は船内ではなかった。畳に屏風。縁側の向こうには立派な枯山水が広がる、純日本的な屋敷だった。
谷口自身が寝ていた部屋も、ゆうに30畳はあるだろうか。
「び、ビックリしたぁ……」
「ち、橙……?」
目の前で驚いた表情を浮かべる少女とこの屋敷に、谷口は見覚えがあった。というよりも、自分はほんの少し前までほぼ毎日この屋敷へと通っていたのだ。
この屋敷は……
「ま……マヨヒガ…?」
「その通りよ。このヌケ弟子」
背後からかけられた声に谷口は振り向いた。瞬間、彼の顔につま先がめり込んだ。
「おぶぁ!?」
「修業の時から分かっていたことだけど、本当にアンタは矜持の欠片もないわね」
谷口を広大な部屋の端から橋まで蹴り飛ばしたのは、フリルが大量にまとわりつく可愛らしい服を気品良く着こなす金髪の、どこか紫色の印象を受ける美女――妖怪の八雲紫だった。
「し……師匠…!?な、なんでオレはここに……ってかなんで師匠がここに……?」
「ここは私の家よ。何時だろうが居て当たり前。」
「いや、そりゃそうですけど……」
「橙、もういいわ。食事の準備を手伝ってきなさい。……大丈夫よ、今日はお魚だから」
谷口が混乱している間に、パタパタと部屋を出て行く橙。襖を閉じる直前に、谷口に向かって微笑んで見せた。
「師匠……こいつは一体……」
「妖怪というものはどうも個人主義が過ぎるの」
357 :
578:2008/09/13(土) 01:20:50 ID:kqdUfWdh
「………はい?」
「すなわちプライドも同様。天狗や河童を除けば、仲間意識の強い妖怪はほとんどいない」
「あの〜………師匠?」
「でもプライドの高さというものは、この世界を維持するためには必要なものなの」
「………」
「さて、貴方がここに連れてこられた理由が分かったかしら?」
谷口の目の前まで歩み寄ると、なにやら語りだす紫。と思ったら、急に質問に変えてきた。
谷口の心臓が高鳴った。連れて来られた理由に、心当たりがありすぎるからだ。
「わ、分かりません………いてっ!?」
正直に言えば想像もしたくない何かが起きるのは目に見えている。惚けた谷口だが、頭上から降ってきた硬いものに声を上げた。
「師匠の矜持っていうのは、立派な弟子を送り出すことよ」
谷口の頭に落ち、床にコロリと転がった瓶、『ヤゴコロ製薬 恥部で止まってすぐ発情 最終鬼畜性欲剤Y.G.エーリン』…
谷口の顔が一瞬で真っ青に変わった。
「あ……あぁ……なんで……」
「知と無知の境界を弄んだだけの話よ」
紫を見上げた谷口の頬を、彼女の扇子が思いっきり引っぱたいた。
「こんな情けない弟子は存在しなかったということにしたい所だけど……」
もう一方の頬に叩きつけられる扇子。情けない声を上げながら、谷口は大の字になって倒れ込んだ。
「橙がやめてって頼むものだから……久々に丸齧りもいいと思ったのに、藍が料理をする羽目になってしまったわ」
さりげなく恐ろしい発言をする紫。口元は優雅に微笑んでいるが、眼は笑っていなかった。
うめき声を上げながら起き上がろうとする谷口の股間を、紫の足が踏みつけた。
「ぅああ!?」
「弟子の矯正も師匠の仕事なのよ。もうあんな下卑た行為をさせないためにも……」
踏みつけたまま、その指先でマッサージでもするようにグイグイと谷口の股間を揉む紫。
谷口は体中の血が急激に下半身に集まっていくのを感じた。抵抗しようにも、情けないことに気持ちよすぎて動けない。
「食べさせてあげるわ谷口……」
谷口を踏みつける紫の顔は、実に楽しそうだった……
358 :
578:2008/09/13(土) 01:28:32 ID:kqdUfWdh
以上です。エロパロスレなのにエロないよ……orz
もう9月ですがまだ気温的に夏なので、ホラーを目指してみました。自分でも無理があると分かっています。
谷口の続きは
>>347氏に任せて、次はアリス、遊戯サイドに向かいます。
お眼汚し失礼しました。
えーっ??ネタ被りしたから中止したんですかァ?
自分が書いたせいで578氏の投稿が読めなくなるなんてなんてクソミソな結果なんだろう…
すごく…悔しいです…
このスレの希望の星である彼の投稿を潰してしまったペーペーの俺を許せッ!
これから罪滅ぼしに書くこれが不評ならこのスレを去る所存で投稿します
例によって紫がこの痴女満載です。罪袋は注意。
どういう訳か紫×クラッシャー。
クラッシャーは一応実在の人物な訳だが…まあいいかな?
何もない白い部屋の空間。静寂が支配するこの空間に、淫らな音が響き渡っていた。
「んんッ、んっ、んむっ…」
下半身全裸のドイツ人少年の股間の前で女性が頭を上下させる光景。
金髪のサラサラの髪が動きに合わせて揺れる。
「(こ…これって…)」
反り返るほどに屹立したクラッシャーの陰茎を、八雲紫はその口に咥え込み、舌と唇でしごき上げる。
「(フェラ…チオだよな…)」
それを谷口は信じられない顔つきで見つめる。
彼の師匠、八雲紫が友人であるキーボードクラッシャーにフェラチオをしている。
紫のように顔立ちも体型も魅力的な女性の淫らな姿は谷口の股間を刺激しない訳がなかった。
驚愕の色を隠せずも視線はその光景に釘付けになり、陰茎ははち切れんばかりに膨張していた。
「んんっ…んふっ、んっ…んふう…」
紫の美しい唇からグロテスクな赤黒い陰茎が出し入れされる。
それは彼女の唾液でべっとりと濡れており、じゅぷじゅぷと卑猥な音を立てている。
「んふふ…どう?」
紫は挑発的にクラッシャーを見上げる。クラッシャーはうめくように声を上げている。
その表情は今までオナニーでは知ることのなかった快感で頭の中が埋め尽くされているのだろう。
羨ましい。そして憎らしい。
そんな谷口の気持ちを見越してか、紫は谷口を見て笑みを浮かべる。
紫は胸元を開く。少女風の可愛らしい服には似つかない、ボリュームのある美しい乳房が弾むように零れる。
その乳房は口淫で前後する彼女の動きに合わせて、弾むように揺れた。
淫ら過ぎる舌と唇の動き。その動きはさらに速度を増していき、
唇と肉棒が擦れ合ういやらしい音がさらに大きくなり、加速する。
その動きにクラッシャーの快感はどうしようもなく高まり、腰を突き出していた。
「オワァァァッ!?」
限界を迎えた肉棒が勢い良く跳ね、溜まった欲望を彼女の口内に解き放った。
「んんんんんっっ!!んっ、んんんッッ!!」
口の中で放たれた濁流に紫は苦しそうな声で呻く。
その肉棒から離された唇からは、唾液と精液が交じり合って糸を引いていた。
「もう…早過ぎるわよ…」
未だ精液の溢れ出るクラッシャーの肉棒に紫は舌を這わせる。
その淫らな舌の感触に、射精したばかりのクラッシャーの陰茎はあっという間に再び硬度を増した。
その白濁した欲望を口に舐め取ると、彼女はそれを目の前で飲んで見せた。
射精の余韻を惜しむように、紫はその肉棒を舐め回す。
その淫らな舌の感触に、射精したばかりのクラッシャーの陰茎はあっという間に再び硬度を増した。
「まだまだ行けるみたいね?それじゃあ…本番に行きましょうか…」
「ア…?」
すると彼女はクラッシャーの前でその少女臭漂う服を脱ぎ始めたのだ。
露になる紫の裸体。白い手袋とニーソックスと、特徴的な帽子を残した一糸纏わぬその裸体。
それはどうしようもなく美しく、官能的だった。谷口は後姿からそれを眺めた。
細くくびれた魅惑的なウエスト。そして形のいい真っ白なヒップが谷口の目に焼きつく。
対面しているクラッシャーはそれよりもさらに刺激的なものを目にしているのだろう。
紫はクラッシャーを引きずると、谷口からほんの数メートルの距離に寝転がせた。
その瞬間、彼女の美しい乳房と興奮で濡れた秘部が目に飛び込んできた。
「谷口、この子が童貞を卒業するところをしっかり見ていなさい…」
紫は笑みを谷口に向けると、仰向けになって寝転がるクラッシャーの腹部に腰を下ろした。
ちょうど紫が騎上位で谷口と正面を向き合っているような位置になっている。
「ほら…見えるでしょう?」
自らの女性器を紫は指で広げて見せた。サーモンピンクのような肉の壁が谷口の目に飛び込んで来る。
「(コ…コレが…女の…師匠の…)」
今までAVで何度目を細めてもモザイクに覆われ、見えなかった肝心な部分。
それが目の前でにちゃあと音を立てそうなほどに粘液で濡れた生々しい質感で存在していた。
反射的に手が伸びそうになるが、手は後ろ手に結ばれ、動く事すらかなわない。
「この中に、この子のコレを入れるのよ…」
紫は腰を上げると屹立したクラッシャーの肉棒を手に取り、自らの秘部にあてがった。
「しっかりご覧なさい…」
驚愕の表情を浮かべる谷口の前で。紫は一気に腰を落とした。
「はあぁぁぁんっ!」
水音を立てて、紫の中へとクラッシャーのそれが吸い込まれていった。
「オワアァァッ!?」
長年憧れ続けた童貞喪失のその瞬間にも関わらず、クラッシャーは情けない声を上げた。
「どう?本物は気持ちいいでしょう?」
直後に紫は腰を上下させた。肉と肉がぶつかり合う、卑猥な音が響き渡る。
その上下運動に合わせ、
紫の美しい金髪が激しく揺れ、胸は上下へと揺れ動く。
紫の顔は恍惚で喘ぎ、淫らな表情を浮かべている。
「(師匠のあそこに…クラッシャーの…チ○ポが…)」
結合部からは愛液が溢れて滴り零れてくる。
クラッシャーの大きく膨張したそれが、紫の女性器を貫いている。
肉ヒダを掻き分け、愛液でヌルヌルに濡れた肉の棒が紫の秘部に出たり入ったりを繰り返している。
その度に紫の口からは甘い喘ぎ声と荒い息が溢れてくる。
ズチュズチュと卑猥な挿入音が響き渡り、紫の息遣いがこちらまで届いてくるかのようだった。
目の前で幾度夢想した事か知れない女性とのセックスを、見せつけられている。
それも悪友キーボードクラッシャーと、憧れと畏敬の対象だった八雲紫とのである。
ビデオなどとは比べ物にならないその生々しさ、淫らさに谷口が我慢ができるはずがなかった。
理性をかなぐり捨ててその中に飛び込んだはずである。
しかし谷口は手足を縛られ、身動きができない。手すら動かす事ができず、自慰すらできない。
性欲剤の効果で性的興奮が高められている彼にとってこの上もない拷問だった。
身動きひとつ取れない餓死寸前で状況で、最上級の料理のフルコースを貪り食う様を見せつけられている。
例えるならそんな状況だろうか。
それが、紫が谷口に与えた「お仕置き」なのだ。
彼女らの淫らな行為に、谷口の男根はこれ異常ない程にそり上がり、動悸も高まる。
「ハアッ…どう?イっちゃいそう?」
息も荒くも、紫はその動きをさらに加速していく。
紫の下でされるがままだったクラッシャーも下から紫を突き上げている。
その動きは速度を上げ、リズミカルに吐息と行為を荒げていった。
それは両者の絶頂が近いことを意味していた。
「クゥッ!で…出るゥ!」
「いいわ…イっちゃいなさい!」
紫が一際大きく腰を肉棒へと叩きつけ、クラッシャーも強く突き上げる。
その行為が重なったその瞬間だった。
「アッ、あはあっ!!」
「出るゥっ!!」
両者の動きが硬直し、痙攣したかのように震える。
そして、ともにその体勢のまま荒い息をお互いに吐き続けた。
「あ…うん…」
紫は腰を上げ、自分の秘部に挿入されていたクラッシャーのペニスを抜いた。
それは透明な液体でテカテカと光り、抜き去ったその瞬間白い欲望が彼女の奥から溢れ出た。
「(あんないっぱいに中に…師匠の中に…)」
その瞬間、谷口の陰茎から行き場のなかった迸りが放たれた。
その軌跡は空を切り、行き場もなく床へと飛び散る。
秘部から白濁した精液を漏らしながら、恍惚の表情で絶頂の余韻に浸る紫。
あまりにも激しい快感で果ててしまったクラッシャーは、放心状態で息を吐く。
谷口は驚愕の表情で息を吐きながら二人の痴態を呆然と眺めていた。
…とまあ578氏が慎みのある内容だったのにこの配慮のなさだったのでした。
ゆかりんは清純派少女だっつってんだろ!!ダラズ!!
と罪袋に言われているにもかかわらずこんなものを書いてしまったんだ。
ペーペーの俺を許してくれ…。
この後に関しては…皆の『許す』があったらにさせてもらいたい…
許してくれるだけで…それだけでオレの心は救われる
>>350 何勘違いしてるんだ?
俺はまだ谷口を参加させるとは言ってないZE!!
えーと紫のいい同人誌売ってる所知らないか?
谷口も参加させたら許す
いやいや、俺は谷口参加しなくても許す。
いいぞ、もっとやれ
いやいやここは橙と藍しゃま加入でもふもふふんもっふ
あれ?これクラッシャー一人勝ちじゃね?w
いや・・・ その、参考までに聞きたいんだが ちょっとした個人的な好奇心なんだが
次は谷口のターンなのかそれとも3Pにするのかどちらの方がウケると思うんだ?
いきなり谷口は紫に相手してもらえなくて藍が相手させられるのとか想像してしまったんだ…
変態だよ俺は…。
(橙は藍が体を張ってでも阻止すると思ったので)
あなたの好きなものを書けばいいと思うよ
個人的に藍しゃまをわっふるわっふる
そーおだったらいいのにな、の番外編。
てゐ×?(タイミングとしては、ピコかリョウかロック)。
ウサギとは性欲旺盛な生物。
それはわたしとて例外ではない。
ピンクのワンピースを着たウサギが、座り込んだ男のものを手で握っている。
「あはは、また、いっちゃったね」
わたしの手の中で爆ぜる男根。べたべたとしたものが私の小さな手を汚す。
「ほらほら悔しくないの、こんなちっさい子におもちゃにされて、言い返さないの?」
もちろん相手は言えるはずがない。
口に猿ぐつわ、目にアイマスク、全身をロープでぐるぐるにして柱に縛りつけられている。自由なのは男根のみ。
それもわたしに弄ばれて、自由とはいえない。
「もっとも文句なんて言える立場じゃないね、勝者は敗者を自由にできるんだから」
竹林の奥にある永遠亭。
そこに侵入者が現れ、わたしは一人で迎撃に当たる。
結果的に勝者はわたし。最初から最後まで金ダライなチートっぷりで集団を打ち負かす。
ええ、マジ? 初月? そんなの知らないウサ。
というわけで、タライでピヨっている奴らをウサギ達に運ばせ竹林の外れへ。
二、三日は迷ってれば腹へってやる気なくして帰るだろう。
しかし、頑張ったわたしに何も無しというのは、ダメだろう。
仕事といえば仕事だけど、役得は必要だと。
そんな訳で、何か不穏なオーラを感じた青いつなぎの男は止めて、それ以外の男一人だけをわたしが預かった。
別にそんなに悪いことをするわけじゃない。飽きたらちゃんと気絶させて竹林の外に放り出してやる。
まあ、赤い玉が出るかどうかはこいつの運次第ということで、ケケケ。
男根に頬を寄せ、舌を軽く這いずらせる。
手とは違うタッチに男は息を荒げ、過呼吸を繰り返す。窒息死しないだろうね?
「耳は聴こえているでしょ? 今からあなたの醜いこれを私の小さな口に入れるんだよ?」
その後、ピチャピチャと二度も放って精液で汚れたそれに、唾をまぶす。
それから一旦、口を離して男の耳元で囁いた。
「わたしみたいな、少女を汚すんだよ? すっごく興奮するでしょ? 犯罪しているみたいで? 変態なの?」
男はぶんぶんと頭を横に振る。
「そう変態じゃないんだ。じゃあ、二回も出したのは溜まっていたから? わたしみたいな少女が相手だからというわけじゃないんだ?」
男は動かない。肯定も否定もしない。
「やっぱり小さい子が相手だから? そんな趣味なの?」
今度は大きく頭を横に振る。
「じゃあ今からこれをわたしが口に含んでも、出さないよね? そんな悪いことしないよね? もし出さなかったら皆の所に帰してあげる」
わたしは男根に口を近づける。
男は逝かないように気合いを入れている。
(……バカめ)
わたしは内心、ほくそ笑んだ。
見た目でまだ若い娘だと思っているのか? この幻想郷を理解していないのか?
さっきの手コキで理解しないとはよほどのアホウだ、歴史が違うんだよ歴史が。
こちとら齢千年は優に超えている妖怪ウサギ、その程度の心胆で耐えられると思っているのか!
大和二千年ぐらいのテクニックを教えてやる。快楽に抗うのがどれだけ愚かなことを知れ!
わたしはあらん限りのテクを使って責め立てた。
傘や幹に舌をはわし、唇で軽く強く挟み、手で強弱をつけて撫で上げ、ときにはわざと歯を立てる。
頬でこすりあげ、水音や興奮した様子の鼻息など音も使う。
さっきまでの手コキで弱点は熟知している。玉やその他の性感帯ももちろん忘れない。
三十秒も持たず、わたしの顔にかけた。早すぎなのでもう一発、口の中で出してやった。
粘つく物を飲み込みながら、ニヤリとわたしは顔を歪めた。
「あはは、やっぱりロリコンなんだ」
髪や顔やウサ耳に精液のかかった状態でわたしは笑う。
男は更に二回、計四回、放出したことでの消耗か息を荒くするだけで返答はない。
「それじゃあ、そんなあなたにプレゼント」
わたしはワンピースをまくりあげる、すでにドロワーズはとってある。
少女の体にふさわしい、無毛の小さな秘裂は、すでに十分に濡れていた。
さきほどの戦闘での興奮。ひさしぶりの欲情。ウサギとしての本能。
これ以上はもう、待てない。
わたしは対面座位で男に乗っかり、そのまま腰をおろした。
「あん……やん、はっ、やん……はや!」
わたしは男に抱きつきながら、ピョンピョン跳ねる。
「あ! は! いいあ、気持ちイイよぉ!」
男がまた、強い呼吸を繰り返す。わたしも声を止められない。
「……や! は、や! やん! ……ふわ!」
年をとっても小さなそこは、男根の全てを受け入れられない。すぐに子宮壁にぶつかり、衝撃が頭へと伝わる。
「うん! ……あ、……だ、ダメェエェェ!!」
わたしの中に放たれる精液の感覚、それを受け入れると共にわたしも逝った。
いくらかの時間がたった後、わたしはピンクの服を脱ぎ捨てた。
「五回も出したんだから、もう次はそうでないでしょ?」
わたしは男の戒めを取る。ロープを、猿ぐつわを、アイマスクを取り除く。
「もしわたしを満足させられたら、仲間に、ついでにお師匠様に合わせてあげる」
小さな膣から流れこぼれる精液。男はつばを飲み込んだ。
「どうするの? 善人ぶってこのまま逃げる? それとも私を犯してみる?」
兎の耳の生えた少女。その体は千年以上の時を超え、なお未発達。
男はわたしに手を伸ばす。快楽に抗うなど誰にも出来やしないのだ。
「なんてことが、いま、わたしに負けてゲームオーバーになったらある(かも)ウサ」
永遠亭の前、ピコ麻呂一行の前に立ちふさがるてゐ。
戦う前に上記のような長い長いエロ話を放った。
「さあ、どうするウサ?」
「どうするもこうするも、僕たちも急いでいるので……」
「それ以上に、ほかの皆が怖いし……」
「そんな要求に負けたら、後で女性陣にフルボッコと言わざる負えない」
「だいたい、俺は女に興味無い」
「く。この」
てゐは自らの詐欺が通用しないことに腹を立てる。
「じゃあ、今ならパンチラ座薬ウサギを付けて、さらに驚き年増女医も付け加えて、お値段据え置きプライスレス!!」
「誰が年増ですって?」
「師匠。私も座薬を打ち込みたいので、多少は手加減しといてください」
「ええ!? なんで二人とも外に!??」
てゐ「きゃー」
ピコ麻呂一行『忘れられていると言わざる負えない』
一か月ぶりに書いたが、なんか前と似たような文章になっちまったな。精進しないとな俺。
GJ!!
てゐエロくてよいよー
個人的にやられてるのはピコ麻呂と予想
スレが止まったのは俺のせいか? ssの何かが時を止めたのか?
詫びにネタフリ。ニコニコRPGに登場する女性一覧。
wikiを見ながら適当に入れていったので、順番むちゃくちゃなのは許せ。
ssで出たキャラの前に・を入れた、入れ忘れとかあったら突っ込んでくれ。
・琴姫 ・魔理沙 ・アリス ・初音ミク ・ハルヒ ・言葉 ・こなた ・なのは
・紫 Foo子 みくる 長門 藍 橙
・射命丸 ・H 妖精 王家の守護者 ホーリーエルフ 元気一杯女子生徒 内気な女子生徒
くり。 ヤンマーニ だよもん星人 邪神М 邪神S フェニックス妹紅 ルイズドラゴン
・てゐ ・うどんげ 永琳 リグルナイトバグ 暗黒長門 ・水銀燈 ク↑ル↓ル↑
・金糸雀 イフリナ ヤンデレ妹 ゆっくり霊夢 女地獄 世界 獅子手奈緒
成田テル ・レナ ・春閣下 フラン
古河妻 双海亜美 メカ千早 SWEETANN ホロ 東雲ゆかり つくねちゃん 神尾観鈴 菊地真
ユリサカザキ みすちー MEIKO 古手梨花 ・ちゅるやさん ピーチ姫 柊かがみ 柊つかさ
高良みゆき ・霊夢 棗鈴 伊吹公子 鏡音リン 逆転の女神
輝夜 魅音 ロール ミカ 咲夜 レミリア
休みも終ってみんな忙しいんだよ。仕方ないね
遅まきながらニコニコRPG一周年おめでとう!!
目立たないけど50人以上もでてるんだな。すげぇ
ご苦労様と言わざるを得ない
375 :
578:2008/09/22(月) 01:40:01 ID:QOmCaCC3
9月ももう折り返しですね……なんだか、物寂しい季節。
>>335にて遊戯とアリスの結末が書かれてしまったのですが、一応自分でも書いておくこととします。
遊戯ってイケメンなのかな……?
376 :
578:2008/09/22(月) 01:41:18 ID:QOmCaCC3
時計を見ると、もう1時になろうとしていた。
「…………一体、……」
遊戯は何度も時間を確認しながら、コツコツと指でひたすら机を叩いていた。
谷口たちが部屋を出て、もう10分以上経った。こなたと魔理沙が出てからならば、もう40分だ。
いくらなんでもおかしい。谷口たち以上に、遊戯はこなたのことが心配だった。
(見に行くか……)
そう決めると、さっさとデッキをケースへと収めてゆく。「お、いいカードだ」と呟くと、谷口のカードもまとめて自分のデッキケースへ。
腰のベルトにケースを取り付けるとさっそく立ち上がり……思い出した。
「しまったぜ………」
遊戯はため息をついて、頭をポリポリと掻いた。
「すぅ……すぅ……」
イスの上に体操座りで眠っている少女、アリスのことをすっかり忘れていた。さすがに、このままこの部屋に置き去りにするのは可哀想すぎるだろう。……魔理沙あたりならやりかねないが。
とりあえず、起こさなくては。
「アリスさん、起きてくれ。アリスさん」
「ふぁ……何よ……?」
ゆさゆさと体を揺さぶると、以外に簡単に起きてくれた。自分の膝を枕にしていたせいか圧迫されて真っ赤になったほっぺたで、遊戯に視線を返してくる。
「もう1時だ。明日はおそらくムスカと接触する……部屋に戻って寝たほうがいいぜ」
「そう………ね。そうした方がいいわね……」
アリスの目がゆっくりと部屋全体を見回した。魔理沙を探していることは遊戯にはすぐ分かった。
部屋を見回し終えると、アリスは小さくため息をついた。そして立ち上がり、
グラリ
その体が大きく傾いた。
「え?」
足がもつれたわけではない。糸の千切れた操り人形のように膝が崩れ、頭から床へ……
「アリスさん!!」
遊戯は叫ぶが早いか、反射的に動いた。
床をけり精一杯腕を伸ばし、崩れるアリスの体を抱きとめ―――
377 :
578:2008/09/22(月) 01:42:06 ID:QOmCaCC3
むにゅ
「………あ」
彼女の体を、その胸を鷲掴みにすることで抱きとめた。
「……っ、…?」
アリスは何が起こったか分からないという表情で、目をパチクリとさせている。
その背後から彼女を抱きしめている遊戯の顔は、トマトのように真っ赤に変わっていた。
掌に、小ぶりながらも心地よい感触が伝わってくる。
そして男の本能というべきだろうか、その手の中にある柔らかなかたまりを、つい、揉んでしまった。
「ひゃう……!?」
漏れる声。今度はアリスの顔が真っ赤になる番だった。
「なにっ、やって……!?このっ……きゃぁ!?」
「ち、違う!!これはクリ棒が勝手に……うわっ!?」
腕を振り回して、遊戯を引き離そうとするアリス。しかし遊戯に抱きとめられたままの不安定な体勢で暴れたせいで、アリスの体を支えていた遊戯のバランスが崩れ、たたらを踏んで倒れ込んだ。
「うっ……いたた……」
「だ、大丈夫か……アリスさん……?」
「ん…頭打たなかったし、大丈……ぶ……」
アリスの目の前には、遊戯の顔があった。
ほんの数十センチ。アリスの視界一杯に、遊戯の端正な顔立ちが映り込む。
ドクン。
瞬間、アリスの胸が熱く鼓動した。
体が熱い。遊戯に触られた胸が、きゅうに締め付けられるような、むず痒い感覚を生み出してゆく。
「ふぁ……」
思わず声が出てしまった。
「あ……アリスさん?本当に大丈夫か?顔が赤いし、もしかして熱があるのかも……」
その様子に、声をかける遊戯。そして手を伸ばす。
アリスの額にかかっている金の髪を掻き分け、その下のおでこに掌を重ねる。
遊戯の手がアリスに触れた瞬間、その体がビクンと怯えるように震えた。
「!!やっぱり熱いぜ。熱が……おぅわ!?」
アリスは遊戯の体をドン、と突き飛ばした。予想外の力に遊戯は尻餅をつく。
「あ、アリスさん……」
立ち上がるアリスを、遊戯は驚いた表情で見上げた。
アリスは遊戯と眼を合わせることなく、ツカツカと早足で部屋の扉まで歩くと、小さく「おやすみなさい」と呟くと、ドアを乱暴に閉め、出て行ってしまった。
後に残された遊戯は呆然としたまま、アリスの消えた扉を見つめた……
378 :
578:2008/09/22(月) 01:43:54 ID:QOmCaCC3
「あのっ、……バカウニ!変態ヒトデ!エッチ!人でなし!」
廊下を歩くアリスは、顔を真っ赤にしたまま、ひたすら遊戯への罵詈雑言を呟いていた。
「凡骨!豆腐メンタル!もう……最低!」
頬を膨らませてプリプリ怒っているアリス。いつものすました冷静さはない。
「いきなり女性の肌に触れるなんて、失礼すぎるわ……デュエリストっていうのは皆ああなのかしら……」
文句を言いながらも、アリスの胸にはまだ、遊戯の手の感触が残っていた。
「………」
立ち止まり、自分の胸を見下ろすアリス。
くっ、と一度息を呑むと、服の上から自分の小ぶりな胸に触れてみた。
「っん、……」
ピリッと痺れるような刺激が背筋を駆け上った。出そうになる声をなんとか飲み込む。
続いて指に力をこめ、膨らみを中心に寄せるように円を描いて弄ぶ。
「っ、ぅ……」
じゅん、と、下半身が熱くなるのを感じた。抗いようのない欲求が、アリスの脳内を徐々に侵食してゆく。
胸においていた手が、まるで操られるように下半身へと向かい……「ダメよ」と、アリスは声に出して自分に言い聞かせた。
「部屋に、戻りましょう……」
頭を一度振って、手を体の両脇にダランと垂らした。本能を理性で押さえ込む。
だが立ち止まっていたら、その頼りの理性もすぐに負けてしまいそうだ。アリスは早足に歩き出した。
コツッ、コツッ、コツッ、コツッ、
はぁ……はぁ……はぁ……
耳に響くのは自分の足跡と、熱を持って吐き出される熱い吐息。
(も、ダメかも……)
アリスは視線を真っ直ぐ前に定めながらも、その頭の中はもう眼前すら見えないほどにある感情一色に染まっていた。
(はやく……アレ使って、気持ちよく……)
自分の部屋までの道のりが、とんでもなく遠く感じられた。
はやく、はやく、はやく、
それだけが頭の中に渦巻いて、体の疼きはいっそう高まり―――到着した。
アリスと魔理沙の2人部屋。
自分の部屋に対して遠慮も何も必要ない。歩いてきた勢いそのままにドアを半分叩くように押し開けて………目の前の光景に、アリスは膠着した。
「「あっ………!!」」
部屋の中に居たのは、アリスのベッドの上で抱き合う、魔理沙とこなた。
「…………………………」
数秒間の沈黙が流れ、アリスは声の代わりに鼻血を一筋垂らし……
「魔ぁぁぁ理沙ぁぁぁーーーーー!!!!!」
「「ぎゃあああぁぁぁーーーーーーーー!!!!!」」
379 :
578:2008/09/22(月) 01:47:16 ID:QOmCaCC3
以上です。
2時間の突貫工事なので文章がダメダメですが、どうかお許しを。
さて、次はこのまま3Pに突入するか、桂馬か、CCOレナフランか、どれにしようかな……
>>368 ていはかわいい!!……んだけど、あんまりエロって印象がないのはなぜだろう……?
おお!!!新作キタ!
3pも気になるが、このままだと女同士の快楽にこなたが遊戯じゃ(技術面で)満足できなくなるんじゃないかと心配になってきたwww
>>344で言ってた遊こなが見たくてしょうがないんだが、どうなるかw
このところ見ない桂馬も気になる、CCOレナフランも…
>>379 続きが気になるぜ。はたして魔理沙はどんな目に? 谷口は一度ぐらいイイ目に会えるのか?
てゐは絵板のストロベリートラップを見て衝動的に書いた。特に反省はしていない。
あと
>>372、フェイト抜けてた。……なのはさん、すいませんでした! え、あ、ちょ、ふわべr
投下が無いただの過疎のようだ……
誰か……誰か職人を……
じゃあ
>>359書いた人間だが
どういう展開がいいか君の考えを聞こうッ!
と言うか聞かせてくれ迷いまくっているんだ
>>385 まさかの谷クラを(ry
冗談は置いといて3P希望
同じく3Pを希望
とゆう夢オチ的なのを希望二人は魔法使いになるんだから
やっぱ谷口とクラッシャーじゃおいしい思いはできないのかwww
クラッシャーは既にある意味美味しい思いしてるからとりあえず置いといて
個人的には紫に足で逝かされる谷口が読みたいなぁ
罰として中には入れず、満足するまで奉仕する事を強制させるというシチュで
あたいは作者にお任せで。
ところで
CCO×もこたん
ルイージ×輝夜
という電波を受信したのだがこれはアリなのか?
>>391 ありかなしかは書いてみれば分かりますよ。
お待ちしています。
どもっ!
一月ぶりに来ましたが作家様方、本当に乙です!
一応
>>211の続きが出来上がったんであげようと思います。
いつも以上に駄文な上に時間がなかったのでやっつけです……OTL
しかもミクとリョウを一度にあげるので長くなると思います。
エロは・・・ありません!すいません…
393 :
17:2008/09/28(日) 23:47:34 ID:+qb7X18q
〜M side〜
なんでだろう。
血が通っているはずのないロックの腕からすごく温かくを感じられる。
それはどんなものからも私を守ってくれそうな力強い腕だ。
そんな腕で抱きしめられている私は本当に幸せなんだなっと思ってしまう。
でもちょっと力を入れすぎてるような………
「あ、あの…ロック君?」
「………」
返事はない。
「ちょっと…腕が…」
「………」
やっぱり返事がない。
「ロック君…その…ちょっと力入れすぎだと思うんですけど…?」
「………」
おかしい…
いくら彼が恥ずかしがりやでも私の言うことを無視したことはない。
しかも腕の力は段々と強さを増していく。
「ロック君…ちょっと本気で…痛いです…」
「………」
「ロックてば!!」
「はっ!」
つい、叫んでしまった。
でもそのおかげか何とかロックは気づいてくれたようである。
「すみません!まだ痛いですか!?」
「とりあえず大丈夫みたいです…私こそ大声出してすみません」
ロックは私を腕から解放してからずっと謝っている。
「もし怪我でもしてたら………本当にすみません!」
「もう、謝らなくていいですよ」
ここまで謝られるとこっちが恐縮してしまう。
「ところでロック君、さっきはなんで…あんなに強く……抱きしめてくれたの?」
聞くのは少し恥ずかしかったがやっぱり気になった。
手を握った時も遠慮がちだった彼がこんなに積極的なのが少し不思議だったのだ。
394 :
17:2008/09/28(日) 23:48:29 ID:+qb7X18q
「そ、それは …その……」
さっきまでの強気が嘘のようにまたいつものロックに戻っている。
少し安心したが心のどこかで残念がる自分がいる。
「み、ミクさんと…その…ずっと一緒に居たいと思ってて、もしかしたら嫌われてるかもとか思ったりしたけどミクさんが好きって言ってくれて…」
たどたどしいながらも少しずつ言葉を紡ぐ。
「なんだかこう…今までの気持ちが抑えられなかったっていうか……僕はなにを言ってるんですかね。すみません」
「………ロック君…一つお願い聞いてくれますか…?」
「え?あっ、僕にできることだったら何でもしますよ」
突然のお願いにもすぐに反応してくれるところが彼の優しいところでもある。再びそれを実感した。
「じゃあとりあえず…そのヘルメット外してくれませんか…?」
「?わ、わかりました」
併設された机にヘルメットを置くと茶色混じりの黒髪が姿を現す。
こうみるととてもじゃないがロボットには見えない。
「………欲しいの…」
「なにが欲しいんですか?メカご飯?それともやっぱりネギですか?あっもしかしてE缶ですか!?ダメですよ。あれは簡単には…」
「違うの!!」
「!」
またしても叫んでしまった。込み上げてくる感情を抑えることができない。
「ロック君から…して欲しいいんです…その…き……キスを…」
「み…ミクさん??なんか今日ちょっと変ですよ…?」
「変なんかじゃないです…ただ…ロック君ともっと……それとも…私のこと…嫌いになっちゃったんですか…?」
思わずうっすらと涙を浮かべる。
「そ、そんなことは絶対にないです!!」
「じゃあ…してくれませんか…?」
しばらく彼は俯いたまま黙っていたが、ふと私の頬に手を掛ける。そして………
395 :
17:2008/09/28(日) 23:49:19 ID:+qb7X18q
驚かせるために行った私のキスの何倍も優しくそして暖かいキスをくれた。
口と口を重ねているだけなのに顔中を溶かしつくかのような暖かいキスを…
ほんの数秒の口づけだけで私の体内温度は急激に上昇した。
顔を真っ赤にしている彼をみて自分もそうなっているだろうと自覚する。
「ありがとうございます…なんだか無理やりさせたみたいで…」
「そんなことないです!それにミクさんの唇…温かくて…良かったです…」
さっきまで紳士だった彼はまたいつもの少年の表情に戻っていた。
俯きながら照れる彼を見るとかっこいいのもいいけどやっぱりロックはかわいい方がいいなと思ってしまう。
「じゃあ…続きしませんか…?」
「続き…ですか…?」
そういって私はベッドに腰掛け、彼を引き寄せ激しく唇を重ねる。
二度目の不意打ちに若干驚きつつもそのまま私に身を任せて来てくれた。
そのまま私を押し倒す形となりロックが私に覆いかぶさっている。
といっても片手で体重を支えてくれているため私には一切の負荷はない。
私は舌を出し彼の固く閉じられた唇を開こうとする。
まさかの三度目の不意打ちに思わず体を離そうとする所を私の両手ががっしりと掴み固定する。
思わず目を開けたロックをしっかりと見据え安心させるように微笑みかけると再び私へと身を任せ、ロックの方からディープキスを求めてきた。
今までのこと、そしてこれからのこと、全て忘れて、今がずっと続けばいいのに………
そんな身勝手な願いが頭をかすめた。
396 :
17:2008/09/28(日) 23:50:16 ID:+qb7X18q
〜Ryo side〜
「アリス…起きてるか?」
「起きてるわよ、人がせっかく寝ようとしてるのに…邪魔するつもり?」
「いや、別にそういうわけじゃないんだが…」
さっきまで甘えてたのが嘘のようにまたいつもの調子に戻ってやがる…
「じゃあ何の用?」
「まぁ、用って程のもんじゃないが…とりあえずお前の部屋の場所教えてくれないか?」
「!」
酔いが回っているせいかは分からないがさっきよりかなり顔が赤くなってきている。
「べ…別に忘れてた訳じゃないんだからね!!もっとこうしていたいからとか………あ〜もう!なにいってるんだ私!」
俺の背中の上で勝手に混乱してるよ…でもそんなトコがかわいいんだけどな。
「まっ酔い覚ましにその辺を適当にぶらついてみるか」
「そ、そうね…ちょっとこのままじゃ眠れそうにないわ…」
俺の部屋を離れ、艦内をうろつく。
案内板も張ってあったが、あえて無視することにした。
「ねぇ、どこに向かってるの?」
「分からん。言っただろ、適当にぶらつくって」
「もう…迷ったらどうするのよ、いつアナゴが襲ってくるか分からないっていうのに…」
「ピコ麻呂もすぐには着かないって言ってたから大丈夫だろ。それに艦内にいれば連絡手段はいくらでもあるんじゃないか?」
「そうかもしれないけど………」
なんだかアリスの様子が変だ。
酒が残ってるせいもあるかもしれんがいつもの冷静さがない。
俺でも気づくような事に気づかないなんてことはこれまでなかったんだが…
しばらく歩くと廊下の壁が巨大なガラスとなっている場所にたどり着いた。
となりの案内板を見ると『展望室』と書いてある。
そこから見える風景は海でもなく空でもなく、ただ混沌とした世界だけだ。
「こっから外の様子が見れるのか。何度見てもよくわからん世界だな」
「そうね…そういえばこの世界っていろんな世界の寄せ集めみたいな物よね?」
「あぁなんか笛のおっさんがそんなこと言ってたが…俺にはさっぱり分からなかったと言わざるを得ない!」
自信をもって言うことでもなかったが分からないものは分からないのだ。
「ふふふ…」
「わからないことがそんなに面白いか?」
「いいえ、そうじゃないんだけど…あなたらしいなと思って」
不機嫌そうな顔をする俺に対してアリスは微笑みで返す。
だが、どこか寂しげな笑顔だ。
397 :
17:2008/09/28(日) 23:51:46 ID:+qb7X18q
「もし、この世界が元通りになったらみんなの世界も元に戻るのよね」
「そうらしいな」
「そしたら…もうみんなに会うこともないのかな…」
次第に声のトーンが下がっていく。
「ロックやミク…他の仲間にも、もう会えなくなっちゃうのかな…」
俺だって考えてなかったわけじゃない。
理由はどうあれ、同じ目的を持った仲間たちと共にこれまで冒険を続けてきた。
俺とアリスはその過程で仲間以上の関係を持つことになった。
しかし・・・
もともとは違う世界の住人である。
いつかは離れ離れになるかもしれない。いや、なってしまうだろう。
だから俺は我武者羅に修行した。
そんなこと考えたくもなかったからだ。
初めて人を好きになったのに別れが近づいてるなんて………残酷すぎるじゃねぇか…
俺の肩がアリスの雫によって濡らされていく。
決してきれいとは呼べない俺の道着で顔をくしゃくしゃにしながら涙をふいている。
「………心配するな」
言葉をかけつつ頭を撫でようとするがアリスの華奢な手によって振り払われた。
「簡単に心配するなとか言わないでよ!!会えないのに…心配しないわけないでしょ!!」
駄々をこねる子供のようにひたすら俺の上で泣きじゃくる。
「………大丈夫だ」
「無責任なこと言わないで!だって次元が元に戻っちゃったらどうやって会えばいいのよ!!」
「………分からん」
「何よ!偉そうなこと言ってる割には何にも分かってないじゃない…」
「………」
「リョウに会えないなんて考えたら……辛すぎるよ…」
顔を真っ赤にし、瞳に大粒の涙をためながら俺の肩を叩きつけている。
俺は背中からアリスを下ろし正面に向き合った。
「なんで降ろすのよ!戦いが終わったら…もう乗れないのに…」
泣き顔を見せないように顔を下に向け涙をこぼす。
俺はその水滴が落ちる前に拾い上げ、下からアリスの顔を覗き込む。
「俺は頭が悪いから次元がどうのこうのとかいうのは分からん。でもな、好きな女を心配させるような真似だけは絶対にしない」
無言のまま俺の手のひらに水滴を落とし続ける。
「だからな、何があっても、何をしてでも、どんなに時間が掛かろうと俺はお前に会いに行く。極限流に不可能はない!」
そういってアリスの細い体を抱きしめる。
強くではなく、子猫を包み込むようにやわらかく…
398 :
17:2008/09/28(日) 23:53:54 ID:+qb7X18q
「………私…そんなにのんきじゃないわよ…」
「お前が俺を忘れる前にはたどり着くさ」
「………ばか………あんたのこと…忘れるわけないでしょ…でも…早く…会いにきなさいよ…」
「ああ、約束だ」
「じゃあ…約束の"しるし"…ちょうだい…」
そういうとアリスは目を閉じこちらを向いた。
あまりこういうのは得意ではないと言わざるを得ない…
ちゅ・・・
ふわりとした感覚が俺の体中に伝わる。
軽く唇が重なる程度ではあったが暖かくやさしいものだった。
数秒間の口付けをし、ゆっくりと体を離した…と思った瞬間、
「約束破ったら……許さないんだからね!」
「おわっ!」
突如、笑顔で俺を抱きしめてきやがった。
そして、強く抱きしめてくる。
アリスにとっては全力なのだろうが俺にとっては心地よいものに感じられた。
「わかってるさ。何が何でも会いに行ってやる!!」
俺はアリスの手を解き、無理矢理背中に乗っけた。
「あっ!何すんのよ!」
「こっちのほうが好きなんだろ?いくらでも乗せてやるよ」
「ばか!激しいのよ!落ちたらどうするつもり!?」
「落ちる前に拾ってやるさ、大切なものは意地でも守り通すからな!」
再び会える自信も根拠もない。
だが、俺の中からは何の不安もなくなっていた。
399 :
17:2008/09/28(日) 23:54:53 ID:+qb7X18q
「こっちだよな?」
「うん、そこの角曲がってすぐの部屋」
あれからしばらく騒いだ後、今はアリスの部屋へと戻っている。
その頃にはアリスの酔いもほとんど醒めていた。
相変わらず俺の背中の上で気持ちよさそうにくつろいでいるが…
「ここか?」
「うん、ミクと相部屋なんだけどね」
少し残念そうにしている。
いつも仲良さげにしゃべっていたはずなんだが…
「ケンカでもしてんのか?」
「ううん、そんなことないんだけどね…」
嘘をついてるようには見えないから、まぁ大丈夫だろう。
「あっ!そうそう。ミク、今寝てるはずだから静かに入ってね」
「ああ、わかった」
そういってゆっくりと引き戸を開ける。
すると、なんだか物音が聞こえる。
「あれ、ミク寝てるんじゃないのか?」
「おかしいわね…体調悪いから休むって言ってたんだけど…」
っと言ってアリスは部屋の中を覗き込んだ…瞬間!顔が真っ赤になってきた。
「おい、どうした?」
「………」
返事がない。
何かあったのかと思い、俺も覗き込むと………
400 :
17:2008/09/28(日) 23:55:33 ID:+qb7X18q
あ…ありのまま、今、起こっていることを話すぜ。
『俺はミクは寝ていると思って覗き込んだら、ミクはロックに押し倒されていた』
修理だとか調整だとかいうもんじゃあ、断じてねぇ。
なぜなら奴らはキスしていたんだからな…
前々から仲がいいのは知っていたが、まさかあの二人が…
アリス同様、俺も固まるしかなかった。
幸い、まだ気づかれてはいないようだ。
本来なら、ここで扉を閉めるべきだろう。
しかし、俺は見るのをやめることができなかった。
それはアリスも同じだったようで気づかれないように覗き続けた。
俺は格闘家である。
いつでも周りの気配を感じ、敵に対処しなければならない。
だが、俺は油断していた……
「シャンハーイ!」
「うぉわ!」
「きゃっ!」
いつもの掛け声とともに主を見つけた人形は俺たちに体当たりしてきたのである。
いつもならなんとでもないはずなのだが、なにぶん覗き込んでいたためバランスが悪くなっていた。
がらがらがら!
勢いよく開かれる引き戸…そして部屋中に広がる最悪の雰囲気………
すまん…ごゆっくりと言わざるを得ない…
401 :
17:2008/09/29(月) 00:05:26 ID:E1Pv6swA
相変わらずネタもエロもない文章で申し訳ないっす。
次回は・・・もう分かってるとは思いますが4Pです。
正直、文章で4Pを表現する自信はないです・・・がなんとかやってみます。
スルー、叩き何でもござれ!
402 :
578:2008/09/29(月) 00:26:54 ID:sIbB4RDm
>>401 アリスが……可愛い……
おもわずニヤニヤしてしまいました。リョウも男気だしててGJ!!です。
けど最後はやっぱりリョウナレフか……ww
ちょっと小ネタを書いたので投下します。
タイトルは……『現実と実現の隙間』
403 :
578:2008/09/29(月) 00:27:59 ID:sIbB4RDm
「ミク……」
「ロックマン……んぅっ」
ロックマンはミクの肩を抱くと、その愛らしい唇に自分のそれを重ね合わせた。
ロックマンは唇を合わせたままミクを抱き寄せ、より深くミクとの接吻を求めた。
ロックマンの舌がミクの唇をこじ開け、口内を―――唇の裏側、歯茎、そして舌を――自分の舌で舐め上げ絡ませてゆく。
ミクは自分の下腹部に熱が集まってゆくのを感じた。
「……プハッ」
やっと唇が離れた。ロックマンの眼には、今の自分の顔はどう映っているのだろうかとミクはやや呆然とした頭で考えた。きっと、とてもだらしない顔をしているのだろう。
「ロックマン……」
愛しい人の名前を呼んでみる。それだけで、体の芯から熱が溢れてくる。
「もっと……キスして……」
そういうと、2人は再びお互いの唇を重ねた。
「これ……は、一体なんなんだ泉さん……?」
「ん〜?ドリーム小説というものだよ。主人公に、好きな名前を入力できるんだよ」
「へぇ〜、けっこーおもしろいものもあるのね〜」
パソコン画面を見つめ頬を赤らめる遊戯に、ニマニマと笑いながら言うこなた。その横では興味津々といった顔のハルヒ。
「どんな名前でもいいから、例えばこんな……」
こなたはニヤリと悪代官のようないやらしい笑みを浮かべると、キーボードを叩いた。
「遊戯……」
「海馬……んぅっ」
海馬は遊戯の肩を抱くと、そのry
404 :
578:2008/09/29(月) 00:29:23 ID:sIbB4RDm
「うわあああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!!!!!MYBOOOOOOOOOO!!!!!!!」
「……免疫のない男子には、きつすぎたかなー?」
「I☆ZU☆MISAAAAAAANN!!!」
「お、怒んないでよ〜!!?」
いきなり叫びだした遊戯がこなたを追い掛け回し、こなたも面白がって逃げ出して部屋中を駆け回り、扉をぶち破って出て行ってしまった。
「バカね2人とも……」
部屋に一人残ったハルヒはパソコン画面をじっと見つけ、キーボードに手を伸ばし……
「……パソコンって苦手なのよね……えっと、Kはどこかしら……あ、あった。K……」
「涼宮さん、何をなさっているんですか?」
「ななななななななんでもないわーーー!!!??」
突如背後からかけられた声にハルヒは思わず、キーボードを振り上げパソコン画面に振り下ろした。
いやな音を立て割れて落ちる画面。そして折れるキーボード。ちなみにKBCからこなたが借りたもの。
「涼宮さん!?一体何を……」
「みみみみ……見た!?今の……!?」
「い、いえ……何も見ていませんが……」
「そう……そうならいいのよ、それなら……」
ハルヒはひきつった笑みで立ち上がると、ぎくしゃくとした動きでドアまで歩き、部屋を出て行った。
パタン。
「…………………」
残された少女は閉じられたドアを見つめ、そしてパソコンに視線を移すと、
「っふふ……」
静かに暗く微笑んだ。
405 :
578:2008/09/29(月) 00:32:15 ID:sIbB4RDm
……やっちゃったぜ☆
電波っていうのは、急に受信するから電波っていうんですよね。分かります。
バカなこと書いてないで、さっさとCCOレナを書こう……
いい小説の後ろにこんなもの書いて17氏に申し訳ない……orz
406 :
17:2008/09/29(月) 00:35:52 ID:E1Pv6swA
578氏そんなことないですよ!
自分は電波を受信してもなかなか書けないんで…
例えばニコRPGキャラを使った学園も・・・冗談です
408 :
578:2008/09/29(月) 00:50:39 ID:sIbB4RDm
>>407 ……………………
その考えはなかったわ
>>405 クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>407 なにをいう。KはキョンのKだろが。
もちろん相手は古泉だ。
>>410 流石にウホッはねーよwwと思ったが、こなたの真似して試しに身近な連中の名前入れるかもしれないな
きっとゴッドマンを平仮名入力で入れようとしていただけさ。
もしくは…琴姫?
また、絵板に影響されて書いてみた。
登場人物が半分オリキャラ化してるので、そでもいいという方は読んでください。
その女はいつも夜、就寝中に現れる。
「こんばんわ、また会いに来てあげたわよ」
「……」
「いやね、女性に対してそんなの向けないで頂戴」
起きると同時に枕もとに隠してある拳銃を女に向けるが、空間の割れ目に奪われる。
「そんな顔しなくても後で返してあげるわ。それより、いい加減に紳士的な出迎えをして欲しいわね」
なにがおかしいのかクスクスと笑う女。俺は苛立ち、睨みつけた。
「何の用だ妖怪」
「あら? 前に言ったじゃない、名前で呼んでって」
「……用事がないなら帰れ、俺は気分が悪いんだ」
「つれないわね。せっかく遊びに来てあげたのに」
俺は返事もせずに背を向けベッドにもぐりこむ、無視を決め込み眠りに就くことにした。
休まなければならない。今日の戦いの疲れをとるために、また訪れる奴らを虐殺するために……。
「ふうん、気分が悪い?」
女は言った。
「それって新入りの子がやられちゃったから?」
俺は殺気を身にまとい飛び起き、女に向って拳を振るった。
顔の数センチ前で止めた。
「失せろ」
「……びっくりしたわね」
女は余裕の顔で、目の前の拳を見る。俺は怒りをおさめて、手を戻した。
「××」
通称ではない、俺の本名を女は呼ぶ。
「前に話したでしょ、幻想郷のこと? あなたが望むならそこに連れて行ってあげてもいいわよ」
「……」
「私、あなたのこと気に入ったの」
「……」
「もし、それを望むなら、あなた達の敵を私が消してあげてもいいわよ? そうすれば、もうあなたの仲間が死ぬこともないわ」
女は微笑む。それは魔性ともいうべきもの、誰もが誘われ飲み込まれる笑み。
彼女の能力、境界をいじる力。
ここで俺が頭を縦に振れば、この女は俺の世界を助けてやるといった。奴らを消滅させてくれると言った。
もう誰も奴らに殺されなくてすむ、世界は平和になる。
俺は頭を横に振った。「悪い」
いつの間にか憎しみは姿を消し、俺はまっすぐに言った。
「悪いが、それじゃあダメなんだ」
「仇を討ちたいってわけ」
「そんなんじゃない」
「お前は言ったよな、お前はこの世界のものじゃないと。異世界との境界をいじって遊びにきた別の世界のものだと、
別の物語の住人だと。ならダメだ。この世界はこの世界の奴らで守らないと」
「今回はお前に助けられたとしても、その次の脅威には? その次の次の脅威には? お前が助けてくれる訳じゃない、
助ける義理もない、助けてくれないことに文句を言う権利もない、だから自分達で守らなきゃならない、今を守れない奴は未来も守れない」
「俺たちの世界だ、俺たちがこの世界なんだ。自分で自分を守れなきゃ、いけないんだ」
俺の言葉に紫は、笑った。
「若いわね。もう少し、ずるく生きられないの?」
「俺、あたま悪いんだわ。戦ってるときとトレーニングしているとき以外、勉強もせずにゲームばっかりでよ」
俺もなんとなく、笑った。
「本当は夜這いに来たんだけど、なんだかそんな空気じゃないわね」
紫は空間に穴を開ける。
「じゃあ、気がむいたらまた来るわ」「二度と来るな」
俺は暗い部屋にまた一人になる。床に拳銃だけが残っていた。
「……紳士的な出迎えって、どうすりゃいいのかね?」
老人と妖怪が部屋に二人、お互いにテーブルに向き合って座っていた。
「そんなこともあったわね」
「昔のことはあんまり覚えて居らんな」
「おぬしは全く変わらんの、性格の悪い所なんざ昔のままだ」
「あなたも全く変わらないわねストーム1」
「どこを見れば、そんなお世辞が言えるかね?」
「あら、どこから見てもそうでしょ?」
ストーム1と八雲紫はお互いを見て笑う。その調子は昔も今も変わらなかった。
若ストーム1と紫のエロを、途中まで書こうとは思っていたけど、そんな空気じゃなかった。
GJwこれはいい
418 :
578:2008/10/03(金) 20:16:30 ID:6KxJdsMV
>>416 GJ!!大人な関係の二人が、とても美しく思えました。
ゆかりんの妖艶さとストーム1の渋さが発揮されていて素晴らしかったです
419 :
687:2008/10/06(月) 01:19:51 ID:7sRfIh6a
絵板でヤンデレ妹、野々原渚が流行っているから書こうと思ったが相手が思いつかん
しかも絵板の妹、病んでないし、かわいいし、コスプレだし
お兄ちゃんの○○を取り出した妹とは思えんな
お兄ちゃんといえば谷口でしょう。
もしくは敵ならAOCとか。
ロックには妹がいるけどお兄ちゃんって感じがあんまりしないな
マリオ、リョウ、社長も兄貴じゃね?
といってもヤンデレ妹の場合相手がわからないように
書くのもいいかもしれないですね
いっそ前提を変えて百合で
相手は閣下とかレナとかフランとかイフリナとかゆっくりとか……
連続で俺のssですまん、ついでにヤンデレ妹でもなくてすまん。
また絵板ネタ。エロ無し。
永林が船医になった話。ついでに妹紅で思いついたネタ。
永遠亭での魔王との戦いは、なんとか姫様を連れて紫のスキマから逃げることに成功する。
しかし気づけば幻想郷ではない別世界に飛ばされ、無一文の状態に。
うどんげを売り飛ばそうか本気で考える一同の前に、チラシが一枚、風に飛ばされ目の前に落ちる。
『医者募集、外科内科ときに精神科できるかた。超危険なため自分を守れるかた』
不死とはいえまだ熱がある輝夜の看病のためのベッドや薬が欲しい。それだけならば、病院を襲えばいいのだが問題も起こしたくはない。
ダメもとでチラシにあったところを訪ねてみる素性不明の四人組。
常識で考えれば正体不明な人間に、世界の命運をかけた戦いの生命線を守らせるものではないだろう。
医術試験は断突トップで、戦闘試験も圧倒的に、そして面接においてはてゐもびっくりの嘘八百をすらりと並べたて、見事合格。
常識を実力で黙らせる。天才、八意永林の本領である。もともと志望者が少なかったのもあるが。
「待遇や給金につられて来てみれば、まさかあの子たちの船とはね」
白衣を着た女性。船医、永林はひとりため息をついた。
ここまで来ると運命を感じる。というよりはスキマ妖怪のイタズラと見るほうが確実だろうか。
搭乗員の診断記録は全て、顔写真付きで頭の中に入れている。
(別にバレても大したことはないけれど、一度は本気でやりあった相手だし)
直接会っていない人間にはなんともないが、あのとき戦った相手。
ピコ麻呂、琴姫、阿部、ロックマン、リョウ。そして同じ幻想郷の魔理沙とアリス。
(説明すれば納得してくれそうだけど、あの魔法使いの子は問答無用で攻撃してきそうな気がする)
そこまで馬鹿じゃないとは思うが、面倒を起こさないに越したことはない。
(でも、このマリオという人、初めてあったはずなんだけど……なにか)
メタルなギアっぽい記憶が思い浮かぶが、思いだせない。(ま、いいか)
「お師匠様、ただいま戻りました」「ただいま〜」
情報収集に行かせていた優曇華とてゐが戻ってきた。
「おかえり、それで?」
「やっぱりダメです、月の情報は得られません。それどころかなにも感じられません」
「そう」
「やはりこの世界には月の民はいないのでは?」
元の世界では偽物の月を作り出してまで、欺こうとした月の使者。
しかし、優曇華が交信できない以上、この世界にはそれらはいないと考えるのが普通か。
(元の世界がどうなっているのかはわからないけれど)
永遠亭に戻ることはできない。いや、自分が頑張れば出来なくもないが、時間と金がかかる。
(当分の間は様子見、か)
優曇華がお茶を入れる。それを飲んで一息つく。
「お師匠様」
優曇華が改めて、私の前に立った。
「この船の目的が、わかっていますか?」
「ええ、今までの情報を分析したらね」
「……私もさっき詮索して、わかりました」
「私たちも戦うべきでは」
「ダメよ」
優曇華の提案を、私はあっさり切り捨てた。
「それは彼らの仕事、私たちのすべきことではないわ」
「ですけど」
「彼らを見て思わなかった? あの子たちなら何とかしてくれるって」
うつむく優曇華。戦争から逃げた過去のある彼女の気持ちはわかるが、それらは私達のすべきことではない。
……正直、恋の悩みとかをしてくる彼女たちに任せるのは、不安がいっぱいなんだけど。
納得がいかなさそうな、目の前の少女。
(本当は、一人でやるつもりだったけど)
私は仕方なく話した。
「藤原の娘、妹紅が数日前から行方不明って話は聞いているかしら?」
「……確か、ハクタクが聞きに来てましたね」
魔王が来る何日か前か、寺小屋などを経営している半妖が息を荒くして永遠亭を訪ねてきた。
「妹紅が行方不明なんだ、知らないか!?」と。
「それが、どうかしたんですか?」
「私が考え予測したところね、あの娘はこの船の進む先にいるわ、黒幕の配下としてね」
「!?」
「操られ、さらに力を与えられた状態で」
「私は別にあの娘には興味はないけれど、姫様のお気に入りの遊び相手だもの、せっかく熱が引いてもあの娘がいなかったらがっかりするでしょうね」
「……お師匠様」
「だから、操られるなんてバカな娘を、倒して捕まえて連れて帰ろうと思うんだけど、あなたも手伝う?」
優曇華は即答した。
「はい」
「そういうことだから、てゐ。姫様の看病を頼んだわよ」
「は〜い」
私は白衣を脱ぎすて、弓を手に取る。優曇華もその後ろにつく。
「待っていなさい」
力を与えられ操られた、その名前を。私は予測し理解していた。
その名を。倒すべき敵の名を、助けるべき娘の名を。私はつぶやいた。
「待っていなさい、もっこす!!」
モッコス「モルスァ」
フェニックス妹紅「ちがうわあああ!!!」
終わり。
吹いたwwwwwwww
もしそっちを連れて帰っちゃったら永EXがクリア不可能になるwwwww
相変わらずGJ!!
永林かっこよすぎる。でもそっちはもって帰ったら駄目だwww
さて俺のネタが尽きたどうしようか…
>>430 ルイージ×輝夜というのはどうだろうか?
かたや、兄が姫を救う時、自宅で留守番する自宅警備員。
かたや、仕事もせず、家で一日中寝てる自宅警備員。
という、自宅警備員カップルを思い付いたのだがどうだろうか?
>>430 俺はwikiの絵板みたらネタが思いつく。
さすがに連投なんで、当分はROM。
433 :
578:2008/10/09(木) 23:10:31 ID:IsXKvfB7
そろそろ忙しさも身を潜めてきたし、頑張らないとね。
>>431 言い出しっぺの法則とゆうのがあってだな
とゆうか早く続き書けよwwwww
保守
投稿マダー?
437 :
578:2008/10/11(土) 04:00:42 ID:AAoXj+/8
CCOレナを書くと予告したが……スマンありゃ嘘だった。
>>426を見てたら急にもこたん陵辱が書きたくなったので触り部分だけ書いた。反省はしていない。
438 :
578:2008/10/11(土) 04:02:23 ID:AAoXj+/8
静かな夜だった。風の一輪もなく竹の一揺れもない、騒々しいほど静かな夜だった。
その静かな竹林の中を、ずかずかと大股で歩く人影があった。
「さて、枕元にでも立ってやろうかしら……」
歩くたびにその白い髪を左右に揺らす少女、藤原妹紅は嬉々とした表情で、迷いの竹林を真っ直ぐ歩いていた。
「……つまり、不老不死の人間が、42度の高熱で死にかけてるってわけね」
永遠亭の姫が熱を出して倒れたこと彼女が聞いたのは、今日の夕方のことだった。人里のとある半人教師が教えてくれたのだ。
ひとしきり笑った後、久しぶりに静かな夜を過ごせると思ったのだが――――静か過ぎた。
いつもなら向こう見ずなやつが1匹や2匹、もしくは正当防衛で視界に入った妖怪を吹き飛ばしてヒマを潰すのだが、この日に限って、妖怪どころか、兎1羽までこの竹林から消えていた。
「月のせいかな……?」
暇を持て余しひたすらゴロゴロしているうちに、妹紅は月の様子がおかしい事に気付いた。
欠けている。
人間の妹紅には関係の無いことだが、月といえば思い浮かぶのは、一人しかいなかった。
もしそうなら、熱を出していようが彼女には関係ない。むしろ、髪の毛一本残らず燃やし尽くしてやれば、熱が出る部分もなくなるし自分も日ごろの鬱憤を晴らせて、まさに一石二鳥だと妹紅は内心浮かれ気分だった。
そういうわけで、妹紅は永遠亭へと足取り軽く向かっていた。
普段は竹林のスキマから様子を伺ってくる妖怪もいない。やはり月のせいだろうか。だが、そうだとしても何か奇妙だった。
妹紅は周囲を見回した。静かにもほどがある。
頭が春なのを除けば、妖怪はそれなりに賢い。自分の勝てない相手にはそうそう挑まないし、場合によっては逃げることもある。
だが、ここまで妖怪が姿を消しているということは……
「虎でもでたのかな……?おっかないね……」
どうでもいいや、といった表情で妹紅は呟き、足を一歩踏み出した。
瞬間、
カクン。
「え?」
あるはずの地面がそこにはなかった。代わりに、星の無い夜空を移し込んだような大きな穴が空いていた。
「なっ……!?」
声を上げる間もなく、妹紅は穴へと落下し……そこで意識が途切れた。
439 :
578:2008/10/11(土) 04:04:22 ID:AAoXj+/8
「……ん……」
眼を覚ました妹紅の目に最初に映ったのは、いや、正確には何も映らなかった。
闇。闇。闇。
眼を閉じたときよりもはるかに暗い、ただただ暗闇が、果てしなく続く空間だった。
「どうなって……っ、あ!?」
妹紅は身体を動かそうとしたことで、自分の状態に気付いた。
縛られている、というべきだろうか。妹紅の身体は大の字を描いて空間に横たわり、両手首と両足首を黒くゆらめく炎に拘束されていた。
不思議なことに、辺りは暗闇一色だというのに、自分の姿だけは鮮明に見えた。まるで、黒で塗りつぶされたキャンパスの上に、新たに自分が描かれているかのようだった。
「ようこそ、我等が領域へ」
妹紅の目の前に突然現れた男も、まるで暗闇から浮き出ているようだった。
奇妙な男であった。
唇には紫のルージュが引かれ、かすかに香水の香りがただよう、筋骨隆々の大男だった。
「夜道になんの警戒感も抱かずに出歩く愚かなピエロよ!お前の命運もここで……」
「今日のラッキーアイテムはレバーか……」
「尽きた……なんだと?」いん
いきなりため息をつく妹紅に、男は不審そうな表情を浮かべた。
「肝の食べすぎには気をつけないとな。まぁ、硬い肝は不味いから食べ過ぎることはないだろうけど」
「……お前、何を言っている?」
「ここがどこだか検討もつかないけど、大抵の解決方法は決まっているもんなのよ」
「………ほぅ、聞いてみよう」
「黒幕っぽい輩を倒したら、おしまい!!」
妹紅が叫ぶと同時に、彼女を中心に火柱が巻き上がった。
轟々と音を立てる火柱はうねり、広がり、その勢いを誇って……霧散した。
「………え?」
呆然とする妹紅に、大男の高らかな笑い声が降り注いだ。
「痴れ物が!!知略の将たるこの私が、武器を持たせたままの捕虜に近づくとでも思っていたのか!?」
「何を……したの!?」
睨みつける妹紅の視線を、大男はさらりと受け流した。そしてルージュの引かれた唇を歪めると、嘲りの視線を妹紅へと注いだ。
「私の配下には、身体と能力を分離させられる能力を持つものがいる。つまり、お前の炎を操る能力は、すでになくなっているのだ!!」
妹紅は絶句した。唯一の武器を奪われてしまった。能力を分離!?そんな能力聞いたことが無い。
いや、それよりも、ということは、もしかして。
「不死の……」
「安心しろ。不死の能力はちゃんと残しておいてやった」
大男の声が妹紅の言葉を遮った。そして男はもう一度いやらしい笑みを妹紅へと向けた。そして男はその表情のまま、指をパチンと鳴らした。
「っっ!?」
妹紅の身体が空中へと浮かび上がり、体勢も大の字から、両手を頭の後ろへ、膝を曲げて大きく股を開く形へと変化した。
「な、何を……!?」
「死なれては、おもしろくないからなぁ……」
男がそういい終わると、突然その背後から、まるで棒状の蛞蝓のようなものが湧き出てきた。
男が軽く腕を振ると、ネトネトとしたナメクジのような、いわゆる触手は、まるで命令を聞くかのように妹紅へと飛び掛った。
「う、わ…!?あぁっ!?」
触手の一本が、妹紅の服の内側へと侵入した。そして小さな悲鳴を上げる妹紅を他所に、触手たちは次々と彼女の体にまとわりついていく。
その様子を眺めながら、男は小さく呟いた。
「おもしろくないからなぁ……拷問が」
440 :
578:2008/10/11(土) 04:08:00 ID:AAoXj+/8
ここまでです。
以前のハル海はエロまでが長かったんで、今回は早めにエロに移行できるように。
もこたんって男言葉なイメージですけど、文花帖だと普通に〜だわとか、〜よって女言葉
使うんですよね。皆さんはどっちがいいですか?
うどんげっしょーではカッコイイ系の口調で喋ってたけど
喋り方は578氏の趣味とリビドーに任せます
保守
保守だっ
いまデレデレ妹を書いている。
……むなしくなってきた。
いっそ完全に病まして、グロエロでも書こうかな嘘だ。
絵板で、影響されて書いた。デレデレ妹。
「大好きなお兄ちゃん、私だけのもの、お兄ちゃんも私の事が大好き」
その思いが爆発して、野々原渚は兄を自宅に監禁。
しかし、兄は自分の思い通りのことを言ってくれない。
その原因をどこぞの泥棒猫が食べさせたお弁当のせいだと理解した渚は、それを直すために。
内臓を……。
「ふむ、あの包丁。それにあの狂気。カオス様の十分な力となるな」
「ゆっくり」
「……ふぇ?」
部屋の中にいつの間にかいた男、方治とでっかいまんじゅう、ゆっくり霊夢に驚く渚。
突然、闇が渚を包む。
「え? あ、やあああああああああああ!!?」
「ゆっくり?」
「あとは力の無いカスだけだ。捨て置いて問題はないだろう」
「ゆっくり〜」
「さあ、私の仕事は終わりだ、帰るとしようか」
「ゆぅくwryyyyy!!!」
「うるさいぞ、貴様!」
「ゅっ<ぃ」
「あれ? なんでお兄ちゃん、腕を縛られてるの?」
渚の病は癒えていた。
ここから、デレデレ妹とお兄ちゃんの日々を書こうと思うが、書いている途中でとてもむなしくなったので、
俺がむなしくならないために副音声で、三将戦をお聞きください。
「お兄ちゃんおはよう、ほら起きて起きて、……むぅ起きてよぉ」
(グォォオ、AVEは暴走した)
「起きないお兄ちゃんには、乗ってやるう。うりゃっ、えへ、まいったか」
(アリス「明らかにほかの敵よりでかいわよ!!」古泉「こまったものです」)
「わ、きゃー、お兄ちゃんいきなり立たないで、ん、うひゃひゃひゃひゃ、やめ、お兄ちゃん、脇腹をこしょばさないで、やめてー」
(なのは「動きも機敏だしどうすれば」阿部「俺に考えがある」)
「もう、お兄ちゃんのバカ、そんなお兄ちゃん、渚きらいだもん」
(「うー、攻撃攻撃」今、敵にめがけて全力攻撃している僕は、AVEに乗るごく一般的な中学生)
「え、嘘だよ、お兄ちゃん、だから泣かなくていいよ。渚、お兄ちゃんのこと本当は大好きだから、嘘だから」
(ふと敵を見るとツナギ姿の男がファスナーをおろし始めた 阿部「やらないか」)
「え? 嘘泣き、……ひどいよ、お兄ちゃんのバカ! もう知らない!」
(「ウホッ、いい男」いい男に弱いぼくはホイホイAVEから出てしまった)
「怒った顔がかわいいから、つい? そ、そんなこと言ったってダマされないもん」
(「よかったのか、ホイホイ出てきて、俺はノンケでも構わないでくっちまう人間なんだぜ?」)
「う、ううう、そんなに褒めないでよ。……恥ずかしいよぉ」
(「こんなこと初めてだけどいいんです……僕……阿部さんみたいな人好きですから……」)
「も、もう、とにかく朝ごはん作ったんだから、早く着替えてきてよね。私、先に行ってるから」
(「うれしいこと言ってくれるじゃないの、それじゃあとことんよろ」アリス「子供の前でどこまでやる気だああ!!」)
「それじゃあ、お兄ちゃん、冷めないうちに早く来てね♡」
(「スターライトブレイカー」シ○ジ&阿部「ぐわあああああ」)
続くかもしれない。
今見たら、書き直し失敗してるぅ! AVEじゃなくてEVAだ! すまん。
AVEに乗ったらやばすぎるだろうwww
ずっとわざとAVEと書いてるもんだと思って読んでたから無問題
自分に謙虚であれと促していると言わざるを得ない!
>>458 おまえらちょっとは考えて発言しろよ、子供か?
絵板を見ててパン屋が水着でやらしい感じだったんで妄想したんだが。
相手が周りの敵モンスターぐらいしか、いない。ここ凌辱あり?
それはともかく絵板ネタ。
「ども。毎度おなじみ射命丸あやでございます」
「やぁ、僕は富竹。フリーのカメラマンさ」
「取材のためならたとえ火の中水の中草の中森の中、とくにスカートの中は念入りに取材させていただきます」
「なかなかなかなか大変だけど、こればっかりは趣味でね」
「そしてこれが今まで撮り続けた写真集、『スカートの中』。幻想郷のおにゃのこはもちろん、こっちの世界のパンツ絵も必ずゲットしてきました」
「時報にサヨナラバイ……ええ!? そんなの撮りまくってたの!?」
「私はこいつのために、取材チューし続けたようなものです」
「おどろいた、そんなの撮りまくりしていただなんて」
「写真を増やして次の場所へ、荒野チームは撮るものがありませんでしたね」
「いつもいつでもうまくいくなんて保証はどこにもありません」
「そりゃそうだ」
「でもこれに本気で生きてる私です」
「そして、ああ、これが」
「オッケー、マスター。買いたいんですか? 見たいですか?」
「絶対に買って、やるー!」
「あやや。無理に合わせなくていいですよ?」
「いや、つい。……それで、これ、いくら?」
「売りません」
射命丸文は取材相手を探し歩いていた。
よく相方になるチルノや国崎はもちろん。ガイル、若き、越前、ひろし、デーモンなど。
こんなところでパン売っているANNやホロ。外山や水銀燈などのミステリアスパートナーまで。
……水色とドアラ、猿は何を言っているのかわからなかったけれど。
射命丸は、この世界を滅ぼす何かに操られているわけではない。まして協力しているわけでもない。
そのフリをしているだけの、潜入取材である。
「まさに、取材とは命をかけた弾幕である。ですね」
バレれば命が危ういのは確か、しかしジャーナリスト魂の執念は恐怖などには屈しない。
文々丸新聞はどこよりも確かでよりよい情報を、素早く皆様のもとへ。
「これを書き上げた暁には、売り上げ割増、いや倍増、あやややや」
一般ピープルに信じてもらえるかどうかのほうが問題であるが、それには気づいていない。
射命丸は向こうでテニスを病魔やピヨとしながら取材し、それを終えてメモ帳を書き始める。
「この幻想郷最速を打ち破るとは。でもテニスが目的じゃないから別に悔しくないですよー」
額に青筋を立て、メモに”病魔は音痴だった”と書きながら射命丸はつぶやいた。
「とりあえず魔王側の情報はこれで十分、次はいよいよ主人公達への取材です。と決まれば敵のフリは止めて皆様のもとへと向かいましょう!」
二足歩行のレイヴンはピコ麻呂達が空間の割れ目へと入って行く時、目にもとまらぬ速さで一緒に入って行った。
射命丸は本気で敵対していなかった。とはいえ、周りにウソがばれない程度に戦う必要があった。
だから周りに敵がいなければ、ここぞとばかりに取材を試みた。
しかし彼らは容赦がなかった。
「思い出しただけでも何度ティウンティウンしたことか、なんど国崎さんにラーメンを食べさせてもらったことか」
ラーメンに対する記事だけが文々丸新聞を綴っていく。
「なんで魔理沙やアリスも私を認識したうえで攻撃してくるのですか? まだ会ってないことになってたっけ?」
しかし、と文は手帳を取り出す。
「この敵に対する情報を売り渡せば、取材に応じるのは当然。ジャーナリストが公平ではないのが問題ですけど、知ったことか!」
「待ってろネタぁ!!」
続くかもしれない。次はエロ書けたら書くかもしれない。
デレデレ妹とか、パン屋とか、いろいろ振っといて射命丸を半端に書く俺。もう何もかもが未定だ。
その写真をよこせぇ!!
ようせい繋がりでユダ×チルノという電波を受信してしまった…
とりあえず、廊下を探索。全員聞くとしたら時間との戦いにもなるでしょう。
「あった人からかたっぱなしに聞けばいいんですね、というわけでお願いします」
「え、僕?」
私が廊下で初めて出会ったのはガタイのいい帽子をかぶった眼鏡のカメラの男でした。
「名前は富竹、フリーのカメラマンさ」
「それはこっちのセリフ。君は確か敵だった……」
「申し遅れました。わたくし、今回、こちらの船の専門記者として登用されました射命丸文と申します」
\射命丸/と、ガヤが飛びます。
「実はかくかくしかじか」
「へぇー、それでこの船に?」
「はい、取材の協力をよろしくお願いします」
「はは、僕でいいならいくらでも協力するよ」
「ありがとうございます!! それではさっそく」
私は満面の笑みで、手帳とペンを手に質問をする。
「雛見沢村での個々の事件に関して、何か知っていることはありますか?」
「……え?」
「雛見沢村にいた不審な男たちは何者なのですか? なぜ元自衛隊であることを黙っているのですか?」
「あ、あの?」
「○○○の○○○は○○○○○……」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、そんな話なのかい!?」
「基本プロフィールはすでに全員分を入手しています。新聞記者をなめないでください」
そのあとも私の取材は続くものの、のらりくらりとかわされます。
「あやややや。やはり、ただでは話してくれませんか」
「いや、そういうことじゃなくてね」
「しかし今の私にも手持ちは少ないため金は出せない。敵の情報の類も全て支払った、仕方ない」
「話を聞き出すには、体で支払うしかありませんね」
「へ?」
私は富竹さんの手を握ると、薄暗い倉庫室へと向かいました。
倉庫室。
いまだに何か言っている富竹さんを中にいれ、壁を背にさせます。
私は床に膝を付けて、中腰の状態になると素早く男のものをズボンを取り出しました。
「ちょっとあやちゃん!?」
「話はあとで聞きます」
力無く垂れるそれを舌ですくい上げます。
「時間がないので、最初からスパートかけますね?」
大きくそれを口に頬張る、すでに血が通っているそれは固く勃起していました。
指で裏筋と玉をやわやわとこすりあげながら、頬の内側で摩擦をかける。
私のほっぺが大きく膨らみ、口の中でたまった涎がそれを伝って外に垂れます。
「……くぅ、あ、やちゃん」
富竹さんが目を閉じ、快感に耐えます。状況を受け入れたのか、手で私の黒髪をなでます。
私の赤い帽子がずれましたが、そんなこと気にしないぐらいものに集中しました。
舌でくぼみに、亀頭の襟に、尿道をなぞっています。軽く歯をたて刺激を与え、全体をしごきます。
「その、ずっと、して、なかったか、ら」
富竹さんが何かを口ずさむと、ものが膨らみ、私の顔の前で放出しました。
「もう、なにやっているんですか! 出すなら出すって先に言ってくださいよ」
私は富竹さんに背を向け立ち上がり、自分の状態を確認しました。
大量の白濁液が私の顔を、髪と帽子、服にかかっていました。
出すこと自体はどうしようもないが、これじゃあ洗濯しなければならない。大きなタイムロスです。
「あやややや、ともかく、支払いは済みましたから。インタヴューをお願いしま……きゃあ!?」
突然、振り返る私の高下駄に足払いをかけられました。
常に微妙なバランスで立ち続けていた私は簡単に尻もちをつきます。
「……っなにをするんですか、いきなり!?」
「インタヴューはいくらでもするさ、でも」
「あや?」
「いくらなんでも払いすぎだよ、過払い分はちゃんと返済しないとね」
富竹さんは笑顔でした。しかしそこには獣が住んでいました。
「あや、やや。べ、べつにいいですよ。おまけとして、もらってくださって」
「それじゃあ僕の気持ちが収まらない、よ!」
掛け声とともに私の片足が持ち上げられ、短いスカートを捲られ、続いて見せドロワーズを脱がされます。
「あやややや! ちょっと、やめてください!」
抵抗する私、しかし体格差はいかんともしがたく、スピードはともかくパワーだけでは勝てません。
武器その他も無い。少しパニックを起こしてしまいました。このときもう少し冷静でいられれば、対処できたのに。
「……あれ? あやちゃん」
そのため、私の見られたくないものを見られてしまいました。
「濡れているよ、僕のを舐めて感じてたのかい? あやちゃんはエッチな子だね」
「ち、違います。それは汗です!」
「汗はこんなに粘り気ないと思うけどなー」
「ひゆあ!? 触らないでください!」
私の大事なところをパンツ越しに、指でいじくられます。
「あ、やめ、いやっあ!」
そしてパンツも脱がされました。
今の私達の状態は、富竹さんがまず足を組んで床に座り込み、そして私が上下逆さまで後頭部をを床につけて仰向けというアクロバティックな体勢です。
かなり無理な状況ではありますが、私とて妖怪のはしくれ。人間ぐらい……。
「ひぃあ! あやっ! ひぃ! もう、やぁ、やめぇ!」
抵抗できません。
私の両足は富竹さんの両肩に乗せられ、私の大事な部分が断続的になめられ続けます。
「あはは、さっきから何度も痙攣してイってるんだ。すごく感じてるね。あやちゃん」
「か、感じてなんていません! いってません! 放してください!」
「そうか、じゃあもっと強い刺激を与えても構わないよね?」
「あややや!? 嘘ですすみません感じてますイってますだからクリはやめ、いやぁあぁ!!」
包皮を捲られ、露出したクリトリスを舌でなめまわされます。
伊達に幻想郷最速を名乗っていません。簡単な刺激で逝き狂います。こんなところが最速でも嬉しくないのですが、真実は変えられません記者ですから。
痛いのか気持ちいいのか、わけがわからなくなります。涙と涎が床に垂れ、そこに後頭部を押しつけます。
とめどない愛液は富竹さんにもなめとりきれず、富竹さんと私自身を濡らします。
手は富竹さんのズボンを力強く握ります。頭に血が上り、イき過ぎて呼吸がくるしくなります。
でも丈夫な妖怪ですから、これくらいでは失神すらできません。
「きゃひは!! ひはっ!!? はっ!?」
もうろれつも回らなくなり、正気もおかしくなってきた頃。やっと降ろされました。
床に仰向けにされた私、上からそんな状況を作った犯人が心配そうにのぞきこんできます。
「大丈夫かい、あやちゃん? 目がうつろだけど?」
「……はぁー、はぁー、……おしまい、……ですか?」
呼吸を繰り返しながら、安堵の声を出しました。私はバカでした、少し考えれば終わりなわけありません。
「ううん。違うよ」
富竹さんは笑顔でした。しかしそこに鬼がいました。鬼は苦手です。
「これからが本番」
躊躇なく、硬くなったそれをぶち込んできました。
「あっ、や!」
体内に入り込んだそれに、私はまたイってしまいました。
「はは、あやちゃん、またイっちゃったね。締め付けが強いよ」
「……ひぃ、うごかないで!? イったばかりで敏感だkあやぁ!!」
私は静止を促しているのに完全に無視され、注挿が繰り返されます。
涙目で力無いこぶしを振り上げ、目の前の男を叩きますが止まってくれません。
「や! やあ!! っやあ!! やはっ!! ああああ!!」
涙目といっても快感からのものです。刺激が強すぎて何が何だかわかりませんが、唾が口から出ても止められません。
そのうち服を開けられ、胸をされけさせられます。
おっぱいを揉み上げられ、口をよせて舐め、吸い、乳首を噛まれます。その間も腰の動きは止まりません。
富竹さんの眼鏡が床へと零れ落ちます。そんなことを気にする余裕はお互いありませんが。
「……っ! ぅあ!!!」
もう何度目のアクメでしょうか。一突きするたびにイキっぱなし、天井すれすれを浮き続けているような感じです。
快感があるのかどうかもわかりません。もう何もわかりません。
突然、腰の動きが止まりました。相変わらずものは私の膣内ですが、それでも気分的には余裕がありました。
富竹さんが何かごそごそやっています。少しずつ意識が回復していきました。
飛んでいた視界がピントを合わせて、状況を把握し始めたころ。
「あやちゃん。はい、ちーず」
「え?」
フラッシュが焚かれました。
上にあるそれが何かわかり、意識が急速に回復します。
「……っやあ!? やめてくださいやめて、カメラで撮らないで!!」
「あははは、かわいいなあやちゃんは、写真を撮られたらまた締め付けが強くなったよ」
「こんな姿、やめ、あやぁ!!」
富竹さんは何度も私の痴態を写真にします。私は手を振りますが力が入りません。
「大丈夫、ちゃんとあとで渡すから。ついでに記事にして新聞に載せてみたら? きっとたくさん売れるよ」
「いや、いやぁ! いやあ!!」
カメラを操作しながら富竹さんは突きあげます。
富竹さんがものを抜き、私の体に精液をかけていきました。
「ずっと事件続きだったからね。ありがとうあやちゃん、すっきりしたよ」
満足げな声とともに私の腹に亀頭をすりつけます。
私は完全に気を失い、声を出せませんでした。
(……なんてことが)
倉庫室の中、富竹は想像し勝手に興奮する。実際に起きた出来事は倉庫室に来たことだけである。
つまり上にある約100行の文章はすべて『体で支払う』という言葉からの富竹の妄想である。
そんな細かい妄想をしていたため、外から聞こえるほかの声は一切シャットダウンであった。
「というわけで、富竹さんの体を支払うので、インタヴューをよろしくおねがいします阿部さん」
「本人の意思はいいのかい?」
「はい。『僕でいいならいくらでも協力する』と言っていました」
「ああ。もう、我慢できないよ!」
「そうかい。ならとことん喜ばしてやるよ」
「じゃあ、私は外に出ていますので」
「え? あれ? あやちゃn。……アッー!!」
見直したら貼り付け失敗してるぅ! すまん。下のこれ一番上に付けて。
>>463の続き。そーおだったらいいのにな、の番外編の2。
富竹×射命丸。
盗ってきた情報の重要性を認められ、専門記者として船内に入ることができた私なのですが……。
「あやや、どうしたものですかねぇ」
天狗の団扇とスペルカードを一時没収なのは仕方ありません。私の最大の武器はスピードです。
新聞の発行は全てが終わった後なのも別に理解できます。発行物の販売前の閲覧は、来れるものなら幻想郷に来てみろ、なのですが。
「インタビューのセッティングを自分でやれとは……、丸投げもいいところですね」
監視下での質問よりは百倍マシですけれど、アポイトメントも自力で取れと言うのは酷じゃないですか?
「魔理沙とアリスは幻想郷で聞けばいいとして、誰から聞きましょうか?」
長々と悪い。
書き忘れてた。
>>463に書き間違い、二足歩行のレイヴンじゃなくて二足歩行のワルキン。レイヴンってなんだよ。
次はチンピラに輪姦される三話の金髪パン屋か、デュエリストにカード姦される八話の黒髪パン屋か、
魑魅とかにモンスター姦される九話のピンク髪パン屋か、蜂に獣姦される六話の立札パン屋を書く(最有力)。
自分で選ぶ、全部は書かない、性格がないから展開が想像しずらいことこの上ない。
他の職人様もお願いします(泣)。ずっと俺のターンはいやだ。展開が同じのしか書けないぃ。
デレ妹もそのうち。
これはよい富文
射命丸が恥かしがる姿はなぜかそそられる……
次はカード姦されるお姉さんをぜひ^q^
まさか一週間、過疎とは
これはニコニコRPG2がでるまで無理だな
絵板のいつき君が可愛すぎてショタに走った自分なら居る
書きたいけれどエロ苦手だから躊躇中
エロじゃなくてもいいかエロが薄くてもいいなら何か書きたい
>>475 過疎呼ばわりだと…許せる!
とんでもないものを書いてしまってもいいと言うんだな?
479 :
475:2008/11/09(日) 02:29:12 ID:V1Y65O7K
ザ・ワールド。そしてスレに誰もいませんよ?
ネタフリするにもゲームも終わってるしな
ちょっと見かけたので久々に来てみた
この作品のせい(?)で他作品同士のキャラでカプ妄想するようになってしまったぜ…
いっそクロスオーバー専用スレとか立てたら伸びるかも……いや、ないか
>>479 それじゃ途中だけど貼るけどいいよね?答えは聞かないけど。
おばあちゃんが言ってました。人の煩悩は無限だって。
>>578氏の投下を止めてしまったので自分では書くまいと思ったけど煩悩が止まらなかったんだ。
まだ途中の話もあるけどいいよね?答えは(ry
あまりにマゾくさい上に本番が現在微塵も感じられないので控えてたんだが
>>357の続きを幻視したのでやります…
>>475が急かすから書いてもいいよね?答(ry
仰向けになって天井を仰ぐ谷口。その顔は苦痛に呻きながらもどこか赤みを浮かべている。
その眼前に微笑を浮かびながら谷口を踏みつける紫。彼女の足は谷口の股間を踏みつけていた。
その踏む足に力を込めながらも上下へ左右へ、足の指で股間を弄ぶ。
その度に谷口は苦痛とも快感とも取れぬ声を上げ、呻く。その声を聞く度に紫は足に力を込め、奇妙な微笑で口元を緩ませた。
「どうしたのかしら?谷口。どうしてこんな所を固くしているのかしら?」
紫は膨張し固くなった谷口の陰茎の感触を感じ、楽しんでいるようだった。
「そ…それは…」
「どうしようもない変態ね、貴方は。私は貴方の浅ましい欲望にお仕置きしているだけよ?」
紫の顔には愉悦の表情が浮かんでいた。一際大きくなり鉄のように熱くなった谷口のそれに、強く体重を傾け、激しく股間を刺激する。
「うっ、あああっっ!」
谷口が情けない喘ぎ声を上げ絶頂を迎えた。
…と思われたその瞬間、紫は股間に傾けたその足を呆気なく解き放った。
「え…?」
息を荒くしつつも、思わぬ寸止めに谷口は呆けた声で漏らした。
「これじゃあお仕置きにならないでしょう?」
紫は挑発的な視線で呟き、クス、と笑みを浮かべる。
「いい事を思いついたわ。谷口、貴方ここで自慰なさい」
「えーっ??」
突拍子も無い紫の発言に谷口は耳を疑う。紫は口元を扇で隠しつつクスクスと微笑む。
「こ…ここでオナニーするんですかァ?」
「そうよ。貴方は性欲を溜め過ぎているからいけないのよ。私がここで見ていてあげるから性欲が無くなるまで射精なさい」
紫の発言に困惑する谷口。人前で自慰行為などできるはずが無い。
「そ…そんな…無理ですよ…できません…」
「私がしろと言っているのよ。できるでしょう?」
紫の目が鋭い眼光を放つ。その迫力に押され、谷口は恐る恐るズボンを脱ぎ始めた。
女性の目の前で性器を晒すという行為に、谷口は大きく羞恥心を揺さぶられた。
自身の性器に対して特にコンプレックスがある訳でもない彼だが、
興味深そうに己の分身を見つめる紫の視線に谷口はひどく赤面した。
「どうしたの?さっきまであんなに恥知らずに大きくなっていたのに元に戻ってしまっているじゃない…」
それもそのはずだ。紫の迫力に気圧されたのもあるが、
「それじゃ自慰できないじゃないの。早く勃たせてみなさい?」
「そ…そんな…こんな状況で…」
「さっきみたいにすればいいのよ。私に股間を踏まれながらも勃起させて、谷口は私に何をしてもらえると思っていたのかしら?」
意味深に口元を緩ませながら微笑を浮かべる紫。
仰向けに倒れたままの状態。その姿勢のままから視線に写るのは笑みを浮かべながら歩む紫。
その視線はそそり立った谷口の陰茎に向けられている。
「人前でこんな状態にできるなんて恥知らずな息子ね。こうされたいのかしら?」
紫の細くしなやかな指が谷口の怒張したそれを乱暴に掴む。
「うぁっ!?」
驚きと困惑が混ざったような声が谷口の口から漏れる。
「溜まった性欲を発散させてあげるのも師匠の大切な役目ですものね。しっかりお相手してあげるわ…」
妖艶な笑みを浮かべた紫は、口を開きながら手に取ったそれに顔を近づけていった。
「………」
ムクムクと己の欲望が頭をもたげるのを、谷口は目の当たりにした。
先程のような妄想を頭に浮かべていた。それで谷口のしぼんだ分身は、怒張してそそり立っていた。
「あらあら。もう元気になっちゃったのね。それじゃあ自慰して御覧なさい」
収まりのつかなくなった谷口は、紫の好奇の視線に戸惑いを感じながらもそれをしごいていく。
「できないと言っておきながらもう始めちゃってるのね。全くお盛んだこと」
長く美しい金髪をかき上げながらその光景を眺める紫。椅子に座りながら微笑を浮かべている。
谷口は羞恥心で頭の中が真っ赤だった。動悸も高まっている。
それに比例して己の分身をしごき上げる動きは早まり、摩擦音が周囲に響き渡る。
吐息が荒くなっているのを谷口は実感する。その一挙一動を紫は静かに観察していた。
女性に、自慰行為を観察されている。その異常な光景に谷口は羞恥心と妙な興奮を感じていた。
「もう夢中になっちゃってるのね…」
気がつけば手の届くほどの距離に紫がいた。座ったままの姿勢で首を伸ばしこちらを見ている。
組んだ足からは下着が見えそうで見えない状態だ。その中にあるものを頭に浮かべ手の動きはさらに高まる。
前傾姿勢から少女趣味の服に似つかない立派な胸の谷間が目に飛び込む。摩擦音の間隔が早まる。
「フフ…そろそろ谷口の射精する所を見せて御覧なさい」
紫の頬には赤みがさしていた。もうすぐ絶頂を迎えようとする谷口の陰茎に視線は釘付けになっていた。
谷口の視線は紫の胸元から離れなかった。形のいい、柔らかそうな乳房。彼の憧れてやまないそれが目の前にあった。
ああ、でも言葉さんのはもっと大きかったな。
ふと、そんなことを頭に浮かべてしまったその瞬間だった。
「お止めなさい」
「えっ!?」
突然の中止宣言に谷口は呆気に取られた。表情が硬直し思わず動きが止まる。
「興が削がれたわ。もうお止めなさい」
紫は不機嫌そうな顔と声で言い放った。まだ性器を晒している谷口に背を向け、部屋を後にしようとする。
谷口は呆然としたままその姿を眺めていた。
「ああ、そう」
紫は後ろを振り向くことなく思い出したように呟いた。
「藍」
「紫様。何の御用でしょうか?」
突然音も無く、珍妙な帽子をかぶった狐の尻尾をいくつも生やした女性が突然現れた。
「この男をスッキリさせてあげなさい。方法は問わないわ」
「は…」
八雲藍はうやうやしく頭を下げた。硬直したままの谷口を背に、紫は静かに襖に手をかける。
「それじゃあ、御機嫌よう」
振り返った紫の笑顔は、この上も無く無機質だった。
無機質に襖が閉まる音が響き、部屋には谷口と藍が取り残された。
SUMOU×琴姫でおねがい
486 :
475:2008/11/10(月) 01:41:47 ID:NlT0K+Ub
>>482 またエロにたどりつかない谷口悲惨。でも次は藍と念願のエロに?
あと急かしてすまん。
487 :
578:2008/11/10(月) 03:06:45 ID:vyK5hvZ8
おひさしぶりです。最近忙しく投下が出来ませんでした。許せっ!!
と、いうわけでCCOレナの小話を。エロ?なにそれ食えるの?
488 :
578:2008/11/10(月) 03:07:52 ID:vyK5hvZ8
刀ってのはいい。
CCOは愛刀、無限刃に映る自身の包帯姿を見つめながら心の中で呟いた。
刀ってのはいい。一切の無駄を限界まで削りきった、洗練された機能美がある。男の生き様ってやつと、繋がるもんがある。
それに比べて、ガトリングガンやアームストロング砲は駄目だ。強くはあるが、風流や粋ってもんがなくていけねぇ。所詮はメリケン製ってことか。
「いやぁ!!てぇい!!」
炎で焦げず、血で錆びず、骨で欠けず、競り合いで折れず、死んでも変わらずついて来る。本当にいい刀だ。
「はああ!!えぇい!!」
「…………」
CCOは刀から視線を外すと、首を上方向へと傾けた。
「はぁ!!……あぁ……はぁ」
真っ黒な空間の中に、息を弾ませた少女が一人、CCOに頭を向けて立っていた。
「ずいぶんと熱心じゃねぇか……」
「え?……あ、はい!!」
CCOに声をかけられた少女、竜宮レナは驚いた表情でCCOを見上げると、「あ、ごめんなさい」と言うと、身体をクルリと回転させ、CCOと同じ方向、同じ高さに立った。
「別に構わねぇよ、気にしてねぇぜ」
こんな場所だしな、とCCOは呟き、周囲を見回した。
真っ黒な空間だった。
だが、真っ暗ではなかった。風景と呼べるものは一切見られないのに、自分の身体や他人の身体は、まるで真っ黒に塗りつぶしたキャンパスの上に貼り付けたようによく見える。
およそ、重力と呼べるものもなかった。上も下も、ひたすらにバラバラだ。
そもそも地面という概念がこの場所にはないようだった。階段を上るように足を踏み出せば、その様に『足元』が生まれてくる。
だが何も、CCOもレナも好きでこんな奇天烈な空間にいるわけではない。カオスに呼び出され、控え室として提供されたのがこの空間だった。それにしても……
「地獄の方が色気があるってもんだ……」
「え?何がですか?」
「……なんでもねぇよ」
つい口に出してしまった感想を、CCOは誤魔化した。出しっぱなしだった無限刃を鞘に収めると、今度はレナに視線を向けた。
「どうだ、少しは分かってきたか?」
まだ肩で息をしているレナに問いかける。レナは「はい!」と元気よく返すと、その手に握られた、凶悪な形状をした鉈を顔の高さまで持ち上げた。
「前までは重さに引っ張られる感じだったんですけど……すっごく、振りやすくなりましたぁ」
無邪気な笑みを向けてくるレナに、CCOは口元だけを歪めた笑顔で「そうかい」と答えた。
この空間に来て以来、レナはCCOに師事していた。といっても、声をかけたのはCCOの方だが。むやみやたらに鉈を振り回すレナを見て、血が疼いてしまったらしい。
一方レナも、CCOのミイラかゾンビのような見た目に恐れることなく、嬉々としてその教えを受けた。
端から見れば、可愛らしい少女と包帯男が並ぶ様子は、はっきりと言って異様である。もっとも本人達、もとい端の連中も、全く気にしていないようだが。
489 :
578:2008/11/10(月) 03:08:56 ID:vyK5hvZ8
そういや、とCCOは切り出した
「お前はなんで、こんな場所にいるんだ?」
こんな場所、ということは、すなはちなぜカオスに協力しているかということである。
「っ……」
この問いに対して、先ほどまで笑顔だったレナの表情に、影が落ちた。口元を強く結び、肩を強張らせているのが分かる。
数秒間、沈黙が降りた。
「ま、気にするこたぁねぇ。どうせ共同戦線張るだけの……」
「仇討ち……です」
「間柄……ほぉ……?」
小さく呟いたレナの言葉に、CCOは興味を引かれた。
「俺好みの話じゃねぇか、聞いてやるぜ?」
CCOは顎を掌の上に乗せ、レナを見つめた。ギラギラとした光が、その瞳の中にはあった。
「平和な、村だったんです……」
「つまりは仲間の仇が、ピコ麻呂連中の中にいるってことかい?」
「……はい」
「こいつぁおもしれぇ!正義の味方にそんな野郎が混じってるなんざなぁ」
「わ、笑い事じゃありません!!どうしてそんな酷い事するのかな?かな?」
大声で笑うCCOに、レナは涙目で怒った。CCOから見ればちゃちな話だが、本人からすればいたって真面目だ。
「そういうCCOさんこそ、なんでこんな所に?」
やや拗ね返った様子で、こんどはレナが聞いてきた。怒ってはいるが、本気で怒ってはいいないらしい。おそらくCCOがどういう反応をするか分かっていたのだろう。
「俺か。そうだな、そいつぁ……あのかおすって野郎が組織っつぅもんを分かってねぇからだ」
「………はぁ」
「持論だが、人間には適した生き様っつーもんがある。人に頼る生き様、頼られる生き様、孤高に生きる野郎、いつでも他人の寝首掻こうって輩、そして……」
CCOは親指で、自身の胸を指した。
「人の上に立つ生き様、……だ。組織を考える上でそれを理解できない奴は、必ず潰れる。かおすの奴は、そいつを分かってねぇ」
「えーっと、つまり、CCOさんがいるのは、カオスさんの組織力がないからってことかな?かな?」
「平たく言やあ、そういうことだ。まぁあっちもあっちで穴子だか鰻だかいう奴に苦戦してる程度の連中だ。倒すだけなら問題ねぇだろうよ」
「それじゃぁ、もう一個……戦いが終った後は、どうするのかな?かな?」
その問いに、CCOは笑った。黒くなった唇を歪ませ、肌とは反対の白い歯を見せ付けて笑った。
「そんときゃ生き残った奴をぶっ殺して、俺が最強だ。」
「……前向きなんですね……」
490 :
578:2008/11/10(月) 03:09:42 ID:vyK5hvZ8
「そういうお前は大抵予想出来るぜ。どうせお友達の後を追うとか、そんなもんだろう」
「……かも、しれません」
笑うCCOに対して、レナの表情は沈痛なものだった。彼女にとって、その友達がいなくなってしまったことは、人生を諦めさせるほどに、重大な悲劇だったようだ。
CCOはレナの横顔を見ながら、先ほどとは種類の違う笑みを浮かべた。
「……なんなら、俺の女にしてやってもいいんだぜ?」
「……え?」
CCOの言葉の意味を理解するよりも早く、レナはその身体を押し倒された。鉈は拍子でレナの手から滑り落ち、馬乗りになったCCOは、レナの顎に手を添えた。
「や、やめっ……てください!!」
「んだよ、餓鬼臭い性格の割には育ってんじゃねぇか」
「ん、ぁ……そこは……」
自分の胸部を覆う手の感触に、レナは声を上げた。乱暴なようで、優しい。そして同時にいやらしくもある動きだ。
「んふぅ……んっ、んあぁ……」
ナメクジのような舌が、首筋を這い回る。手の動きは徐々に激しくなり、年齢の割に豊満なレナの乳房が、CCOの掌の中で自在に形を変えていく。だが、不思議とレナは嫌悪感を感じていなかった。
それはこれからの行き先を失ってしまった自分を引き寄せてくれようとした、CCOの一片の優しさを感じといった故だろうか。
「変わった服着てやがる……」
「っ!!……」
CCOの指が、乱暴に服のボタンを外してゆく。片手でレナの腕を押さえているため、外しにくそうだ。もっとも拘束などしなくても、レナには逃げる気は全く無かったが。
「っと、なんだ濡れてんじゃねぇか。顔の割にはけっこーやるじゃねぇか」
「んはっ!?…ぁ、やだ……そこぉ……」
CCOはやや体勢をずらすと、指をレナの股の間に差し込み、その中心に触れた。わずかながら、湿った感触がCCOの指へと伝わってくる。
「ま、せいぜい優しくしてやるよ……」
「は……はい……」
CCOはニヤリと笑うと、最後の壁であるパンツにも手をかけ…………
491 :
578:2008/11/10(月) 03:10:34 ID:vyK5hvZ8
「C〜〜〜〜C〜〜〜〜O〜〜〜〜!!!」
どごむっ。
「ぬ、ぉ!?」
正に手をかけようとした瞬間、CCOの背中に衝撃が走った。
「フラン……また手前か……」
「ね〜CCO〜、ヒマだから遊ぼう?」
CCOはやや怒ったような表情で振り向いたが、自分にぶつかってきた小さな少女、フランドールを視界に収めると、軽くため息をついた。
「しゃーねぇ。続きは今度だな……」
「あ、……はい……」
そう呟くと、CCOはフランからレナが見えないように立ち上がると、フランを抱き上げた。
「今日は何するんだ?またあの弾幕ごっこってやつか?それともこの前の『お医者さんごっこ』ってやつか?」
「んーっとねぇ、今日は弾幕ごっこしよう?」
「へいへい……」
CCOは疲れたような、半分楽しそうな状態で、トコトコと歩き出した。
「あ……あの、CCOさん!!」
離れてゆくCCOの背に、レナは呼びかけた。CCOは立ち止まっただけで、レナのほうには振り返らない。
「さっきの話……考えときます……」
「そうか」
レナの呟きにCCOはそれだけで応えた。振り返らずに、レナから距離をとる。その腕の中では、フランがきゃいきゃい騒いでいる。
「結局……いい人なのかな?かな?」
その後姿をじっと眺めながら、レナは首を傾げた。
492 :
578:2008/11/10(月) 03:13:57 ID:vyK5hvZ8
以上です。
え?もこタンはどうしたって?……人には得手不得手というものがあって……
なんかCCOが、エロ親父にしか思えない……かっこいいのに……
>>492旦那と幼な妻と娘に見えたから困る
GJ!GJ!
>>492 安心してくれ
己の路逝く男の不器用な優しさを確かに感じられたぜ!GJと言わせてもらおう
やはりCCOは格好いいな!
496 :
475:2008/11/12(水) 20:33:51 ID:TCqKRe6f
凌辱注意。
パン屋ハード
パンを売るために立てられた看板。
しかし、魔物はそれを見逃すはずがなかった。
「この看板は私達が巣を作るために築いていたんですね」
「他のパン屋みたいに人間だったら…こんな蜂なんかに…!」
「よかったじゃないですか、設定のせいにできて」
「んんんんんんんんんっ!」
「ぶんぶんぶん! おい、皆を招集しろ。立派な蜂の巣を作ってやろうぜ」
(耐えなきゃ…!! 今は耐えるしかない…!!)
「中のコッペパンゲット。柔らかいです」
(いけない…! 中がパンだらけなのを悟られたら…!)
「パンの効果で回復してもいいですよね」
「こんな虫に…くやしい…! でも…動けない!」(ブンブンッ
「パンはいかがですか?」
童実野町。現在は超大手会社KCによってバトルシティと化した街の一角。
そこにパンを売り歩く、一人の黒髪の女性がいた。
通称『パン売りのお姉さん』。
彼女は実はデュエリストである。
「ふふ。本当はパンを売るふりをして、弱そうな子を探してるの。一応はパン屋の店員なんだけどね」
デュエルディスクをパンの入った箱の中に隠し、彼女は周りの人を値踏みしていた。
「強そうな人はパンを売り、弱そうな人にはすかさずデュエルを挑む。私って悪い人ね」
女性は笑顔で道行く人たちにパンを売り込んでいた。
「う〜ん。さっきの奇妙な人たちは強そう……なにか鬼気迫るものがあった」
今日初めての客は、黒くて長い帽子をかぶった髭の男であった。
勝負を挑めばきっと敗退していたであろう。相手はいくらでもいる、危ない橋を渡る必要はない。
「それより、もうすぐお昼だからたくさんお客さんが来るだろうけど、それじゃデュエルなんて挑めないし」
そこで女性ははっと気づき、口に手をあてた。
「そうだ、こんな周りに人がたくさんいる所でデュエルをしたらすぐに周りにばれるじゃない。この作戦で何人も倒すつもりなのに」
デュエリスト『パン売りのお姉さん』は、できるだけ人気の少ない所へと向かった。
公園の森の奥、ここならはぐれた弱いデュエリストが腹を空かしているだろうと。
「でもパンが売れないとダメだから、やっぱりやめときましょう」
女性は周り右をして、町へと戻って行きました。
そのころ立札パン屋には立派な蜂の巣ができていました。
これは凌辱と捉えて間違いありません。なので終わり。
終わったー、あとはデレ妹だけだ。
やっつけワロタwww
498 :
578:2008/11/12(水) 22:23:02 ID:IOUo+ZDY
この発想はなかったわ。ちょっと才能分けてくれない?
499 :
475:2008/11/15(土) 01:53:26 ID:engHuzOO
セイバー×ルイズ 寸止め。
「……っは!! ……元に戻れたのですか?」
私、アルトリア=ペントラゴンことセイバーは、本来の魔法耐性の強さもあり一時的にカオスの呪縛から逃れることができた。
「しかし、これはやはり一時的なもの、すぐに……!?」
一瞬、気が遠のく。膝をついた私の頭に、壊れたファービー人形が思い浮かびあがる。
「……わたしは、ライオンの人形のほうが好きだぁぁ!」
気迫でそれを遠くへと打ち払う。
いびつに波打った剣を杖のように使い、立ち上がった。
「このままではすぐに邪神へと戻ってしまう、なんとかしなければ……」
一番いいのはカオスを倒すことではありますが、しかしこんな状態ではやり遂げられるはずもない。
だとしたら魔力の補給が先決。
「……そんなことを考えていたら、なんだかお腹がすいてきましたね」
しかし、周りを見ても虹ばかり、食べ物らしいものは見あたりません。
「贅沢は言っていられません、何か手は」
魔力の補給も無理? いや、もう一つ手があったはず。
魔法使いとの契約。
「いえ、その程度では足りません。今の状況ではもっと莫大な魔力が必要でしょう。つまり」
魔法使いとの性交渉。
「ちょっと、さっきの大声あなたの?」(くぎみやボイス)
考え事をしている私の前に、赤い竜に乗った少女が現れました。
……なぜ、この子はこんなタイミングでくるのですか?
「どうしたのあんた、大丈夫? 顔が赤く見えるけど」
「……魔法使いルイズ。一つ聞きます。……あなたに思い人はいますか?」
「へ?」
ピンクの顔の少女は、徐々に顔を赤くしていく、どうやらいるようですね。
「そ、そんなの、いるわけないでしょ! なんで、わ、私がバカ犬と!!」
「いないのですか。なら都合がいい」
私の騎士としての心にも反しますが、時間もないことですから、ここは心を鬼にして。
いただきます。
「え? ちょっと邪神S? 目がこわ、なんで飛び乗ってきて、私を押し倒し……きゃー! 助けてサイトー」
百合なんざ書けないぜ。
前に谷口の覚醒(仮)を書いた者なんだが性懲りもなくまたやってきてしまった
ホントはクラッシャー×フランのはずだったんだけど。うん、やっぱり俺には無理でした
ネタ元・ソウルイーター
――狂ってしまえ。と、誰かが囁く
――どうせ死ぬなら狂って楽になれ。それがお前の在り方だろう。と
* * *
――俺はなにをしているんだろう
目の前に、まるで発狂しそうな程の弾幕が張られながら、クラッシャーは思う
味方は既に戦闘不能…自身も、もはや立っているだけで死に体のようだ
――俺はなにをしているんだろう
倒すべき敵・カオス、そしてそれを守るように、いや、遊ぶように立つ『英雄』、フランドール・スカーレット
その、無邪気な狂気に巻き込まれ、その、圧倒的な破壊力の前に成すすべなく……その、弾幕に翻弄される
数多の傷を負い、頭を垂れるように膝を付く
もはや立ち上がる力は尽きた
だが――衝動とその想いが彼を突き動かす
一度は解放された身で、もう一度あの狂気の中へ戻るつもりはなかった
しかし同時に、守りたいという想いが彼の中にあった
…彼を救い出してくれた仲間たちに報いたいという想いがあった
――ならば、彼の取るべき行動はこれしかなかったと言えるだろう
* * *
ゆっくりと、クラッシャーが立ち上がる
その様子に、まだまだ遊び足りなさを感じていたフランは無邪気に笑っていた
――その顔が少しだけ歪んだ
顔を上げたクラッシャーが、ケタケタと狂ったように笑っていたからだ
狂気は伝染する―――
フランとの戦闘中、その衝動は何度もクラッシャーを襲い、そして、クラッシャーはそれを無意識に押さえ込んでいた
――自身の最大の武器である狂気を抑えた状態で、同等以上の狂気を秘めた存在を打倒出来るはずがなかったのだ
日々増殖を続ける狂気は、放って置けばいずれ耐えがたい衝動となる
そのため、クラッシャーはあえて『狂う』という演技をする事でその衝動を回避し続けてきた
その事に気がついたクラッシャーは、自身が狂気に乗っ取られる事を覚悟で、そのリミッターを外したのだ
クラッシャーは絶叫する―――
「うぇwwwwっうぇwwwっうぇwwくぁwせdrftgyふじこlp;
―-ぶっ壊すぞおめぇえぇえええ!!」
――お前と同じステージに立ってやんぜ!フランドール・スカーレット!!
以上。自分の環境でクラッシャーが思いのほか活躍したんで書いてみたんだ
うん、すまない。細切れどころか始めしか書けてない上、俺にラブは書けないという事が分かったぜ
絵板で遊戯祭りだったな、この板には野郎に意味はないが
506 :
578:2008/11/20(木) 07:51:56 ID:z06IHJUV
>>505 遊戯好きには堪らない状況です。本当にアリアリアリry
朝っぱらから投稿。微妙に以前の魔理こなの後の話です。
507 :
578:2008/11/20(木) 07:52:54 ID:z06IHJUV
見上げても雲ひとつ無い晴天の中、下方に白の海を眺めながらタイガーモス号は悠々とその機体を飛ばしていた。雲の上という、視界を隔てる遮蔽物がない絶景。人生でも何度拝めるかという風景を、ピコ麻呂たちも心から楽しんでいた。
……のは昨日までの話。
「ほぼ確実に、今日中にあの胸糞悪いムスカの野郎共と接触する!気を引き締めとけウジ虫共!!」
朝一にハートマンの怒号が飛んで以降、操舵室、甲板、室内、普段は騒ぐ以外何もしない彼らが、今日ばかりはピリピリとした空気をその身体から放っていた。谷口とKBCですら、やや緊張した面持ちでドアやキーボードを磨いている。
もはやふざけている人間は一人もおらず、各々が、決戦に向けて集中力を高めていた……
「おろろろろろろろろろ……」
「あいたたたたたたた……」
「おぉ……おおおおおお……(ビクビク)」
「一体何があったんですかみなさん……」
琴姫はベッドの上で三様に声を上げるハルヒ、魔理沙、こなたを見ながら呆れたようにため息をついた。そして水に浸したタオルを絞ると、うめき声を上げるこなたの額にそっとかぶせた。
「それじゃ、私は戻りますね。何かあったらアリスさん、知らせてください」
そう言うと、琴姫は席を立った。声をかけられたアリスは簡単に応え、パタンと閉じられたドアを見届けてから魔理沙に話しかけた。
「まったく、自覚が足りないのよアナタたち……何してたの昨日? 」
「説教は後で聞くぜ……おろろろろろろ……」
魔理沙は風呂桶に顔を突っ込みながら、ベッドの横に座るアリスの小言に眉を顰めた。さらにその横のベッドでは、ハルヒがうつ伏せになって小刻みに震えている。
ちなみにげっそりとしている魔理沙に対してアリスの顔は、何故か妙にツヤツヤとしている。
「ってゆーか、昨日のことなんにも覚えてないから、自覚も何もないんだぜ……」
顔を挙げた魔理沙は、口をアヒルにしてぼやいた。何故だか、昨日の歓迎会以降のことが思い出せなかった。
「私もそうよ。それになんだか、ちょっと頭痛いし。もうすぐ冬なのにねぇ……」
「お前の場合は先取りしすぎたんじゃないのか? 半年ばかしな」
「……アナタやこなたと一緒にしないで欲しいんだけれど……」
「あーあ、遊戯のヤツでもお見舞いに来てくれないかねぇ」
遊戯の名が出た途端、アリスの眉がピクリと傾いたのだが、魔理沙の視線は天上へと向けられていた。大きく背筋を伸ばす魔理沙を見て、やや憮然とした表情でアリスはため息をついた。
「……残念でした。遊戯君なら、今日はブリッジに篭りっぱなしのはずよ。今日はさすがに遊んで……、どなたかしら?」
コンコンと、アリスの言葉をノックの音が遮った。アリスはかったるそうにドアまで歩み寄ると、不機嫌なままの表情でその扉を開いた。
「あ、アリスさん。入っても構わないか?」
「……こういうの、ベタって言うのかしら……」
アリスは掌に顔を埋めて、深く深く息を吐いた。
508 :
578:2008/11/20(木) 07:54:54 ID:z06IHJUV
とりあえず、触りだけ。
さて、ここからどのように繋げるか……遊戯ハーレム、アリ遊戯、言葉社長……
なやましい……
俺の股間も悩ましい
フタエノキワミwikiの空耳字幕一覧を見て
うどんげ「お師匠様、一時期、幻想郷の外に行ってらっしゃったのですか?」
えーりん「ええ、色々と用があってね」
えーりん「その時、変なテロリスト集団の一員にされて日本転覆とかしてたわ」
うどんげ「え! そんなことしていたんですか!?」
えーりん「まさか。途中で勝手に抜けたわよ」
うどんげ「それなんて名前の集団ですか?」
えーりん「……確か、十刃?」
うどんげ「変な当て字」
えーりん「あなたに言われたくないわよ。じゃなくて十本刀だったかしら」
うどんげ「これから戦闘の時に逃げるなんて、その人たち相当にお師匠様のこと怒っているでしょうね。きっと皆で悪口言ってますよ」
えーりん「別に、ただの人間に何を言われても気にしないわ」
AOC「えーりん、下の毛、濃すぎる」
CCO「えーりん、陰険で早漏」
えーりん「お前らあああ!!」
うどんげ「落ち着いてくださいお師匠様、ボス戦に首を突っ込むのはいくらなんでもKYです」
>>508応援してます。
511 :
475:2008/11/24(月) 00:50:04 ID:tBrSjD3/
また連投で悪いが
>>499の続き。セイバー×ルイズ、寸止め。
よくよく見てみれば、この娘は私の祖国ブリテンの旗を付けています。
つまり彼女は我が国の民であり、つまり騎士王である私を讃えるべき少女なのでしょう。
なればイコール彼女は私の物と言って過言ではないでしょう、貴族より王のほうが偉いのは当たり前ですし。
彼女が私の民ならば、その肢体を捧げるのは当然のこと。むしろ名誉と言っていいでしょう。
どこぞの金ぴか王も言っていました。「我は国民全ての初夜権を持っている」とかうんたらかんたら。
「いいわけないでしょーー!!?」(くぎみやボイス)
私の下で少女は暴れます、しかし騎士と魔術師。圧倒的な力の差は覆すことはできません。片手で制することができます。
「私はハルケギニアの貴族なのよ! 国旗はノリというか、ともかく違うのよ!」
ラベルが変わっても、中身はピンク髪の少女なのは変わりません。
「じゃなくて、あんたのものじゃないって!」
獅子が餓えているときに目の前を走る桃ウサギが悪い。
「最初と言っていることが違うう!?」
言い合いながらも、すでにルイズは下着姿にまで脱がすことに成功しました。「はやっ!?」
「ドラゴン! あんたもなに黙っているのよ! 助けなさいよ!!」
私たち二人を背中に乗せた赤い竜は、おとなしく地面に伏せいてました。
ルイズの言葉にガオー、と小さくうなります。
「『女同志のむつみごとには口を出さないのが紳士』? 何言っているのよあんた!?」
「ルイズ。彼は一体どこのドラゴンか知っていますか?」
「そりゃもちろんイギr」
私の言葉にこたえようとした少女は、青ざめていきます。
「そう、彼は私の味方です。楽々と背中に乗せた理由がわかりましたか?」
私は自身の魔力を解いて、鎧を消してドレス姿になりました。
「女性ばかりに脱がすのは騎士のすることではありませんからね」
服を脱ぎ棄て、私も半裸になります。
その隙に逃げ出そうとするルイズでしたが、私の片手で楽々とひっぱり戻します。
いい加減、観念したらどうでしょうか?
「このバカライオンッーーーー!!!」
「くぎゅうううううう!」
「! やったあ!」
「冗談です」
「!?」
512 :
475:2008/11/24(月) 00:51:37 ID:tBrSjD3/
「……いままで味方だから大目に見てたけど」
その態度から何をしたいのか、簡単に想像できました。
「……なによ、その目は?」
「ルイズ。私が魔法を使うのを阻止しないとでも思ったのですか? 最悪、気絶させてもいいのですよ?」
「う」
赤い竜の背中に少女を寝かします。硬い鱗の上が初体験とは可哀想とは思いますが、虹の地面よりはましでしょう。
「どっちでもいっしょよぉー! うえーん」
「まあ、獅子に噛まれたと思って諦めてください」
「諦められるかー!」
「そうだ!」
ルイズが何か閃いたようです、本当に諦めが悪い。
「契約だけすればいいんでしょ? なら私と口づけすればいいのよ、それで契約完了だから」
……なるほど。
「では、キスは行為の後ということで」
「なんで!?」
「正直、ここまで火をつけられて止まれません」
「女同士のなんておかしいわよ!」
「……私は過去、男として振る舞い、妻を娶ったことのある者。女性の扱いは心得たものです」
「あんた性格がなにか、違うわよー」
邪神の何かが影響したのでしょうか。
桃色髪の魔法少女に、実年齢はともかく身体年齢は同じくらいの私が、手をのばします。
そのとき少女が悲鳴を上げたのです。
「……ふええん、助けてサイト、サイトー!!」
私は気配を感じてルイズを置いて、竜の背から飛び降りました。
「……何か用ですか?」
全裸姿の私の前にそいつは現れました。
続くかもしれない。
意を決して百合展開を書こうと思ったけど、パン屋と同じくギャグで。
百合を見せ(ry
514 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 21:00:05 ID:lfbdO8Q/
保守
515 :
475:2008/11/28(金) 18:34:42 ID:GHP6BUBX
別にノーコメもありなんだけれど、いつも俺が投下した後に過疎るのはなぜ?
516 :
578:2008/11/28(金) 18:43:40 ID:seEP+K02
タイミングが悪い……んじゃないかな?
517 :
475:2008/11/29(土) 02:09:22 ID:wjWNtb5f
>>512の続き 寸止め。
半邪神セイバーVSルイズ 今更だがキャラ崩壊注意。
その、剣を握っているとは思えないほどの白く細く、美しい指が私の頬をなでる。
「そんなに固くならずに」
私は恐怖から動けない。呼吸すら止めて、騎士の手を見ていた。
頬から首、肩、胸の横当たりをゆっくりと通過して、腹、腰、太もも。
決して大事な部分には触れず、何度も優しく撫で上げていく。
その柔らかな手つきに、優しい声に、美しい顔に、私は徐々に蕩けていく。
頬は赤くなり、呼吸が少し荒くなる。目が涙でうるんでいく。
いままで感じたことのない何かが、私の中で芽生えていた。
「大丈夫ですよ、なにも怖くありませんから、私にすべて任せて」
「はひ、おねがいします、せいばーおねえさま」
「ちがーーーう!!!」(くぎみやボイス)
時間にして一分、私ことルイズは眠りから目覚める。
……どうやら現実逃避から気絶していたらしい。
「そうだ、セイバーは」
さきほどまで私を食べようとしていた、おねえさ、じゃなくて騎士がいない。
私はドラゴンの背中の上、黒いマントをとりあえず体に巻いて、辺りを見回す。
それより私の格好。黒マントと黒ニーソックスだけ、下着が無いんだけど。
「あ」
セイバーは戦っていた。
いつもの鎧を身にまとい(簡単に着こめるんだよね)見えない剣を片手に風を起こし、邪神とは違うセイバー本来の力で。
「エクスカリバー!!」
全力で。……魔力切れはどうした。
そして私のピンチを救い、助けてくれた人は。
「……さる?」
エイプマンだった。
518 :
475:2008/11/29(土) 02:10:31 ID:wjWNtb5f
「くそ、しぶとい!」
……もしかして荒野からここまで歩いてきたの?
「なぜ、あなたが邪魔をするか!?」
いや、あれは歩いているだけだと思う。
不思議な踊りを踊るかのように、エイプマンはよたよたと歩く戻ったり進んだり……。
「エクスカリバー! エクスカリバー! エクスカリバー!」
なんで連発できる。
「ともかく、今のうちに逃げないと」
イベントボスであって倒す必要がないことをセイバーが気づく前に。
「……ドラゴン」
赤い竜が首をのばして、私をじっと見ていた。どうやら見張っているらしい、裏切り者め。
「この、バカドラゴンーーッ!!」
「グギュウウウウウ!!」
私はドラゴンが釘宮病にかかっている間に、虹の道へと飛び降り走った。
虹の道をただひたすら走る。
「待ちなさい!」
「はやっ! もう来た!」
私は懸命に息を切らせながら走るものの、一瞬にして間合いを詰められマントに手をかけられる。
マントを脱いで間一髪、逃げきる。しかし反動でその場にこけてしまった。
「さあ、いい加減に観念しなさい」
「……観念するのはあなたよ!」
私の呼びかけとともに地面が動き出す。
「こけるときに、諸所の設定は捨てて、口付けして使い魔にしたのよ」
「いけ、強い歩道レベル99。あの騎士王に目にもの見せてやりなさい!」
「エクスカリバー」
強い舗道を倒した。「一撃!?」
「くく、エイプマンすら倒した私に敵はいないモルスァ」
「半分邪神化してる!?」
そして、狂気の手が、裸の私へと伸びていった。
続く。
単に人がいなくなったものだと思い込む、連投とか気にせずに投下することにする。
頑張れ!
投稿があれば人は集まると信じている
セイバーツヨスw
521 :
578:2008/11/29(土) 23:26:37 ID:VosVM6Vs
あ、どうも。
>>507の続き……ですが、もじかいです。結局、言葉社長へとつなげることにしました。
エロは……エロパロだしね
522 :
578:2008/11/29(土) 23:32:20 ID:VosVM6Vs
遊戯の男性にしては細く骨ばった手がタオルを強く絞った。
「魔理沙、大丈夫か?」
「ん……ちょっと楽になったぜ……ありがと、遊戯」
濡れタオルを魔理沙の額にそっと乗せて、遊戯は柔らかく微笑んだ。魔理沙は弱弱しい声と顔で遊戯の笑みに応え、その赤くなった頬を緩ませる。
普段の強気な態度とは違う、弱弱しく小さな魔理沙の姿に、遊戯はどういたしまして、と小声で呟くと、やや顔を背けて頬をポリポリとかいた。
「……っふふ……」
顔を背けた遊戯の真っ赤になった耳を盗み見ながら、魔理沙は布団を口元まで被って唇を緩ませた。
「……あ〜……」
その魔理沙と遊戯の、やや甘酸っぱくかつじれったくもからかっているだけのようにも思えなくもない、見ていて恥かしい光景を眺めながら、ハルヒは間の抜けた声を上げた。
枕に埋めていた頭を持ち上げると、それを魔理沙達とは逆の方向へと傾けてみる。
「……」
こなたと目が合った。
こなたがハルヒの向こう側頭越しに、遊戯の介抱を受けている魔理沙に、雨の日の路地裏のようにじっとりと湿った視線を送っていた。
「……」
どんな気分? と、ハルヒは視線で問いかけてみた。腰が痛むが、好奇心といたずら心というものはなかなか欲深なようだ。ハルヒはむずむずと口元がうずくのを感じた。
……最悪。
と、言わんばかりにこなたは唇を『へ』の字に曲げて応えた。実に悔しそうな表情だ。ハルヒは苦笑いで返し、寝返りをうって今度は魔理沙の方向へと顔を向けてみた。
うらやましいだろう?
魔理沙の顔が、ハルヒの肩越しのこなたに対してそう語っていた。先ほどの遊戯へと向けていた弱々しい顔はどこへやら。下唇を吊り曲げて目元に皺を集めた、実にいやらしい表情をしている。
肝心の遊戯はといえば、アリスと一緒に向こうの机で薬箱を漁っている。一体何をやっているんだ君は。
「……あー……」
ハルヒは顔を天井へと向けて、再びため息をついた。どうやらこなたの目にも魔理沙の目にも、ハルヒは映っていないらしい。頭の少し上で、殺気にも似た気迫がバチバチとぶつかりあっている。
(居心地悪ぅ……)
今さらながら、ハルヒは以前に谷口が自分に訴えていたことを思い出した。どうやら、あれから自体は水面から頭を出してきたらしい。三角関係とはいつの間にやら、ずいぶんとおもしろいことになっていたようだ。しかし……
「あ、泉さん、起きたのか?調子はどうだい?魔理沙も、ゆっくり休んだほうがいいぜ?」
ハルヒは遊戯に哀れみの視線を向けながら、大げさにため息をついた。そしてその後ろで五寸釘を手に持つアリスを目に捉えて、唇を引きつらせた。
「四角関係なんて、どうすりゃいいのよ……うぅ……」
一人疎外感を味わいながら、ハルヒは腰の痛みにうめいた。
投下。羽蛾×リグル。エロ。
私は目の前の光景を眺めながら、頭の二つの触角をひょこひょこ動かした。
「くそ、くそ、くそぉ! また負けた! 遊戯め! 遊戯めぇ!」
「……」
気絶から目を覚ました少年……えーと、今の私のマスターは荒れています。
泣きながらビルの壁を叩いてます。その前はゴミ箱けったり、野良猫けったり……。
(……負け犬だなー)
結果はともかく、用事が済んだなら私を森に返してほしいんだけれど。
現在、私とマスターがいる場所は建物の間のせまい通路、裏路地というべきところ。表にたくさんいたデュエリストもここにはいません。
夜になるとマント姿の怪しい集団が、レアカード求めてぞろぞろGみたいに、なんてことあるわけないか。
「くそぉ、くそぉ、ちくしょう」
「……」
まだひきずってる。そんなことしてる暇があったら、ほかのプレイヤーに挑めばいいのに。
大会とかどうでもいいのかな?
「ちくしょう、ちくしょう」
「……あのー」
「くっそ、くそー」
「……その」
「ゆうぎぃい」
「リグルキック」
「ぎゃぺ」
私の蹴りがマスターの後頭部に入る。マスターの顔面がコンクリートの壁にめり込んだ。
「な、なにをするんだ、おまえー!?」
こっちを振り返った、その顔の眼鏡にはヒビ一つなかった。すごいね、その虫眼鏡。
「僕はお前の所有者なんだぞ! ご主人様なんだぞ! それを、おまえー!」
いや、蹴りやすい頭だったんでつい。
「いいか、魔王様がくれたカードだからっていい気になるなよ。僕がその気になればお前なんてめちゃくちゃだからな」
そーなのかー。
「お前は僕の奴隷なんだ。すっごいひどいことだってできるんだからな」
「たとえばなんですか?」
「ひょ?」
「どんなことを私にするの?」
私が質問すると、マスターはそのまま固まった。
「……たとえば」
「……たとえば?」
マスターは少し頬を染めて、目を背ける。
「む、胸を触ったりとか」
ビルの隙間に一陣の風が吹いて、私のマントをたなびかせた。
「な、なんだよ、その目」
いや、細かい設定とか知らないけど、高校生ぐらいだよね?
でも短パンとか、痛い性格とか見たら、もしかしてずっと若いのかなー。
声も高い感じだし、背丈も私と同じぐらいだしなー。私は長年いきた妖怪だから関係ないか。
「おい、おまえ、なんとか言え……え?」
マスターが絶句しました。私は服のボタンを上から一つずつ開けたからでしょう。
少年と間違いられそうなほどの薄い胸。白い服を開けるとブラジャーいらずのそれを、外気に晒す。
「……あ……おま、え」
私の胸を注視しながらも、汗をかき、動きを止めるマスター。
私はそのマスターの両手を手で取ると、自分の両の胸にあて、上から揉んだ。
「ひょわ!?」
びっくりしてマスターは手をはねのけようとします。しかし単純に力は私のほうが上なので、逃れることはできません。
ただゆっくりと小さな、しかしそこそこには柔らかさのあるそれを触らせます。
数秒後、私が力を入れなくても手を動かし始めました。
夢中でまさぐりつづけます。
「それで満足?」
「……ひぇ?」
私は努めて冷静な口調で言いました。
……本当は恥ずかしい上に変な気分なので、顔が赤くなるのが自分でもわかるのだけど。
「こんなことで満足?」
「え、え、え?」
マスターは胸を揉みながら、私の言葉に慌てます。
私は失笑した感じでため息をつきます。本当は熱がこもった息だけど。
「じゃあ、こうしよう。私が考えられるもっと凄いことをしてあげるから」
「それでもっと満足したら、私を元の場所に帰すということで」
「ひょひょひょ?? いや、ちょっと待っ」
何か言われる前にキスをして、地面に押し倒した。
マントを敷き布に寝転がる。
マスターの上に覆いかぶさり、耳、頬、首筋と蜜を取るように舐める。
右手はマスターの服の中にいれ胸や腹を撫で上げ、左手は自分のズボンの中にいれ濡らしておく。
私は脚、膝小僧でマスターの股間を攻める。それはすでに硬くなりきってました。
「ちょと、ちょっとまて、ここ外、ひょぉ」
「それがどうかしたの? 私は虫なんだよ? 交尾に場所が関係するの?」
「こうびぃ!!??」
私の言葉に顔を真っ赤にするマスター。
いや、本当は私もすごく恥ずかしい。正直、こんなところ見られたら真っ赤になる。
じゃあ、なんでここまでするんだろうか?
私に似た緑の髪を頬ずりながら、囁く。
「虫だから恥ずかしがることなんてない。ほら、マスターも」
私は乳首をマスターの顔の前に持って行きます。私の顔が真っ赤なのでそれをみられないためなんだけど、失敗した。
「あっくぅぅ!!!」
いきなり噛みつかれ、吸いつかる。慌てて私は離れる。
「痛いよ! もっと丁寧に」
「あ、わ、悪い」
涙目の私が抗議する。マスターは謝罪する。
……謝れるんだこの人。
私は自分の左手を舐める。……準備はできた。
コンクリートの壁に私は両手をついた。ズボンとパンツを膝まで下ろし、丸だしのお尻を後ろにつきあげる。
「じゃあ、入れて」
「え、いや」
「はやくして、寒い」
なんでバックなのかというと、虫だから。……ではなくて赤い顔を見られるのが嫌だから。
濡れた膣を見られるなんて、想像しただけで恥ずかしい。ともかくさっさとしてほしい。
後ろでズボンを脱ぐ音がする。
「そ、それじゃあ」
唾をのむ音、マスターのか私のか両方か。そして挿入された。
入ると同時にはじけた。
「ひゃあ!?」
「ひょお!」
私の中を熱い液体が沁み渡っていく。
(……終わり?)
しかし硬さは失われておらず、そのまま注挿が開始された。
「あ、……やあ! ひゃ! やん! あっ! っは!」
「う、うわぁ。すごい、これが女の子の中!?」
一心不乱にマスターは腰を打ちつける。私は声を止めることができず鳴き続ける。
お尻に叩きつけられるたびに徐々に手から力が抜け、ずりずりと沈んで行き、最後には顔を地面につけた。
しかしマスターは止まらない。
「っは、は! 出る!!」
そして二度目の射精が私の中で放出された。子宮に、入りきらない量は隙間から膣外へと漏れた。
マスターは私を後ろから抱きしめる。両手を前にまわして私の胸を掴んだ。
後頭部に当たる息、揉むほどないというのに触り続ける手。
(終わったのなら、どいてよ)
そんなことを思う私に、マスターはぼそりとしゃべった。
「お前って、本当に虫なんだな」
きっと私の頭の触角を間近で見たのだろう。
だから何? 人間じゃないことに失望でもした? 私は別にそれをなんとも思わない。
虫とエッチしたのが気持ち悪い? そんなところだろうと思った。
勘違いしていたことに、すぐに気付いた。
私の中で以前よりも硬さと太さを増したそれと、鼻息を荒くしてもっと激しくしてきたマスターによって。
「え、いや、もうおなかいっぱい、やぁぁぁぁ!!」
水音がビルの隙間に響き続ける。中にあと三回出されるまで。
私は幻想郷の中でも損な役回りだと思ってる。
向日葵の妖怪にいじめられ、チルノに振り回され、闇の妖怪に追い回され、みすちーは鳥だから虫を食いかねない。
でも、それでも楽しんでる。
だからこの人も、くやしいことばかりじゃなくて、きっとカードを楽しんでいるのだろうと。
負け犬だけど、いいこともあるさと伝えたくて。いや、よく言っててよくわからない。
きっと虫に好かれる能力に私も引っ張られただけだろう。
でもそれとこれとは話が違う。
「幻想郷に帰してください」
「……」
「帰してください」
「……ない」
「え?」
「……帰し方がわからない」
「リグルキック」
「遊戯や海馬も、ブラマジガールとか白嫁とかとエッチする?(≡ω≡.)」
「するか!」
「できるか!」
529 :
475:2008/12/02(火) 01:29:08 ID:4FKCnEUi
計算間違えた。七分割もしない。
ここでする質問じゃないかもしれないが、正直エロは始まりから終わりまで何行ぐらい必要?
532 :
475:2008/12/03(水) 23:34:39 ID:Jm0PzYI7
↑コテつけ忘れた。俺が書くの何かエロ短い気がして
スレは過疎っているけど、俺のニコニコrpg熱は今なので、
これからも連投を気にせず投下する
>>578 タイミングというより、一時期が盛り上がりすぎてその反動なんだろうな
>>518の続き、ほぼ邪神化セイバーVSルイズ。寸止め×わるノリ×最終回。
セイバーがルイズを追い詰める、その少し前。
エイプマンに何度目かの聖剣を振り下ろすときに、それは起こった。
(……つかんだ!)
(邪神状態を操作する、あの感覚だ!)
(もう一回やれば……完全に私のものにできる!)
(邪神だ、邪神を受け入れろ! 忘れる前に!)
「モルスァモルスァモルスァモルスァーー!!」
セイバーはまだ気づいていない。
(冷静に邪神と化せ!)
(日本製と中国製の同居!)
(それを全身で表現するのだ!)
なぜ、相反する状態が同時に成り立つのか、そして。
(邪神とは!)
己の現状に。
(邪神とはまき散らすものではなく)
(何かに向けるものなのだ!)
ルイズからすれば無尽蔵にすら感じられたセイバーの魔力も、
度重なる聖剣の使用によって確実に消費されており、残された魔力も500を切っていた。
これは邪神の力を使っていく前提で計算し、最低限の消費で魔力の使用を控えたとしても、今から何分か後に、
邪神化する瀬戸際まで来ていた。
ちなみになぜ同居できるのかというのは、書き手にもわからない。
粉砕された歩道の上で、裸のルイズにセイバーの手が迫っていた。
(もう少しのはずなのに……!)
(Sだって無限のはずがない……!!)
(なのに、なのにちくしょう)
全裸に黒ニーソだけという羞恥心。
そんな姿で全力疾走した、体力の消費と恥辱。
ドラゴンの裏切り、強い歩道LV99の瞬殺。
そしてセイバーに対する恐怖。
それらを併せた疲労は深刻なレベルであった。
気を抜けばまた泣き出しそうになってしまう。
なけなしの精神力を振り絞っても立ち上がる事さえかなわない、文字通りの限界は……。
(体が……こころが動かない……)
セイバーの完全な邪神化よりも早く訪れた。
「それでは、失礼。……いただきます」
(だ、だれか助けて)
無常なる指先が、動けぬルイズに触れようとした瞬間。
その少女はあらわれた。
「永遠はあるよ……」
セイバーは別世界へと消えていった。
「もう大丈夫だよ、セイバーは邪神になるまで閉じ込めておくから」
「……だよもん星人?」
振り返る幼女、だよもん星人。
ルイズは状況を飲み込み、理解した。と同時に、だよもん星人に抱きついた。
「怖かったよ〜」
恐怖から解放されたルイズは、いつものプライドを忘れ、裸で泣きつく。
そんなルイズに、だよもん星人は囁いた。
「あのね、ルイズ」
「ひっく、……なに?」
「なんだか、もんもんとしてきた」
「へ?」
ルイズは強い歩道の瓦礫の中、幼女によって押し倒された。
「長い前置きとかしといて、結局寸止めオチぃ〜!!?」
終わり。
>>533そこまでこのスレが続くかどうか。
応援してるぞ!がんばれ〜
誰か投下しないもんかな
540 :
475:2008/12/08(月) 23:28:54 ID:sO3NDOPG
>>510関連でえーりんAOCか、
谷口あたりと女医プレイえーりんか、
成人絵板の魔王につかまって雑兵に輪姦、でも余裕のえーりんか、
いい加減、東方以外のエロにするか、
デレ妹をさっさと終わらすべきか、
三連投は、正直しつこい。
541 :
475:2008/12/09(火) 00:36:08 ID:VNTfkW82
540書いたあと、思いついたのでしつこいけれどやっぱり投下。
>>496の続き。八話パン屋。
「ま、負けた……」
一度、町へと戻りパンの売り上げを伸ばしたあと、再度、公園へと戻った。
木々が生い茂り、人気のない場所。ここで大したこと無さそうなデュエリストを見つけて挑戦した。
結果は惨敗だった。
私はカードを取り落とし、その場にへたり込む。
パン屋としての姿は仮、本来のデュエリストとして戦いを挑み、敗北した。
(私はパンを食べればいくらでも回復できるのに)
石橋を叩いて、慎重に慎重を重ね、そのうえで負けたのである。
相手デュエリストの少年が近付いてくる。
「俺の勝ちだな、さあ、カードをよこしな」
青髪の名も無い少年デュエリストは勝ち誇ったように見下ろす。
「……」
私は落ちたカードを拾い集める。その中からレアカードを取り出しポケットのパズルカードとともに差し出した。
悔しいので顔はうつむきカードだけを上にあげる、座った状態のままだったが相手も手を伸ばせば届くだろう。
(あ〜あ、終わったか)
淡い期待を抱いていた、いくらかの自分に対する失望感。重荷がなくなった寂しさ。
負けた悔しさ。そしてやっぱりという納得の思い。
(パンを食べれば回復できるんだから負けはないなんて、それで1ターン潰してたらね)
戦闘スタイルの失敗。しかし、それ以上に私はデュエリストとして足りないものがあることに気付いた。
(熱意、だよね)
自分より強いと思える相手に戦いを挑まない、自分のスタンス。
それでは勝てるはずもない。例え今勝てたとしても、自分よりはるかに強い相手には勝ち目がない。
気持ちがすでに負けていたのだ。
(私のターン!! ドロー!!! とかが足りない)
「……」
(……?)
思考にいたって三十秒、いつまでたっても右手の二枚のカードが失われない。
不審に思い、相手を見上げる。
少年と目が……合わない。少年の視線は私の顔より、もう少し下。
カードではなく、私の青い服、自分でも割と大きいと思っている胸を見ていた。
じーっと見つめていた。
(……まさか、こいつ)
「あのさ、お姉さん。ものは相談なんだけどさ」
そのあとの会話は予想どおりなもの、要約すれば。
『カードの代わりに、体を』
「嫌なら別にいいよ」
正直、そんな取引に応じる人はいないだろう。
人としてデュエリストとして、プライドが許すはずがない。
それにこんな形で生き残ったとしても、次に勝てるわけがない。
でも……。
(……熱意というのは、どうやってでも勝ち残ろうとする思い)
私は立ち上がり、スカートの土を払って森の奥へと歩く。
「……まだ明るいし、デュエリスト達もいるから、もう少し奥に行きましょう」
542 :
475:2008/12/09(火) 00:37:35 ID:VNTfkW82
「隙あり、キック」
「げふ」
「気絶した、今のうちに逃げよ」
↑冗談です。そのうちにちゃんとエロ書きます。
でも、ほかの書き手の方々も降臨してください。お願いします。
あと540は別に書くとは言ってないので、お忘れになってください。
543 :
578:2008/12/10(水) 11:38:08 ID:fgNOEGXn
少なくても気にしない。ソロステージだと思えばいい。
と、いうわけで桂馬です。
544 :
578:2008/12/10(水) 11:39:07 ID:fgNOEGXn
計測器が一瞬霞んで見えた。
海馬瀬人は指で眉根を捏ねると、小さくため息をつく。連戦に続けてここ数日で色々とあったせいもあり、自分が疲れていることを彼は改めて自覚した。
部屋には誰もいない。普段居るはずのヒトデ頭も、黄色リボンも、隣の操縦席には陣取っていない。
「うぐっ……ぅう……」
海馬は腕を思い切り伸ばして、イスに座ったまま大きく背伸びをした。そして力を抜くと、そのまま背もたれに体重を預け、頭をダラリと首の根元から吊り下げた。
「……ふぅん」
普段のピッチリと隙の無い彼からは想像できないそのだらけた体勢に、海馬は自身に口の端を歪めると、ゆっくりと目を閉じた。
色々と考えることがある。バトルシティはどうなったのだろうか。木馬がうまくやってくれていると思うが。そういえばグールズの行動も気になる。そもそも、早く帰らなければ俺自身がトーナメント出場にあぶれてしまう可能性も……。いや,それら以上にだ。
ブルーアイズが、未だに消えたままだ。とりあえず5,6人に尋問したが、誰も知らぬ存ぜぬだ。何故だ? ブルーアイズ。俺の何がいけなかったんだ? 俺はただお前のことを想っているというのに……
…………
二人が向かい合って、床にカードを広げている。中心に絵の描かれた、バニラ色、茶色、緑、紫、青色のカードたち……
片方が口を尖らせて、その中の一枚を手に取った。
『だいたい、強すぎるのよ。あんたのこのカード』
片方はカードを指先で乱暴に遊びながら、もう片方に不満顔で言った。
『貴様が弱すぎるだけだ』
もう片方がそう言うと、片方は眉を怒らせて、勢いよく立ち上がり
『何よその言い方! こんなカードなんか……』
片方はカードの両端を掴むと、思いっきり力をこめ……
「貴様ァァァーーー!!!」
「ふわぁあ!?」
跳ね起きた海馬を、甲高い悲鳴が迎えた。
「誰だっ……!!」
俊敏な動きで立ち上がり構えた海馬は、声の主である女性を認めると、眉根に深く皺を寄せた。
「桂か……」
「あ……は、はい……」
名前を呼ばれた少女桂言葉は身体を硬直させたまま、やや怯えた表情で小さく応えた。
545 :
578:2008/12/10(水) 11:39:58 ID:fgNOEGXn
「え、えっと……遊戯君はどうしたんですか……?」
「医務室だろう……見舞いなど馬鹿馬鹿しいヤツだ」
海馬は椅子に深く腰掛けたまま、疲れた様子で手だけを伸ばして機器を叩く。言葉はその横の椅子に、手を膝の上において、やや縮こまったように鎮座している。
「そうですか? 遊戯君、優しくてとてもいい人だと思います……」
「甘いだけだ」
「そう、ですか……そう思いますか……」
「あぁ」
海馬の態度は乾燥したパンのようにサバサバとした素っ気のないものだった。夢見の悪さも手伝っているせいであろう。普段の高飛車とも言えるべき程の態度の代わりに、憂さ憂さとした鬱憤を積もらせているような表情で、語りかける言葉の言を短くごく短く切り捨てていく。
言葉はその態度に気付きながらも、自分に要求されているのはそっとしておく慎ましさか、養い助ける優しさか、分別のつかぬままに語り掛けていた。そして海馬の前髪に半分隠れた眉がわずかにつりあがるたびに、語尾を切り、はっきりと言い切らない態度が又、
海馬をイラつかせてしまうという負の連鎖。
「……結局、何のようだ?」
それに耐えられなくなった、もとい、嫌気がさした海馬が先に仕掛けた。ボタンを数個叩くように同時押しで入力すると、背もたれに体重を半分だけ預けた、操縦席を社長椅子へと返すが如き姿勢で身体の正面を言葉へと向けた。
「あっ……」
言葉は背筋を伸ばすと身を硬め、そのまま硬直した。目線を海馬の肩辺りに固定すると、「あの……」と煮え切らない口調と声で、恥かしそうに頬を染めている。
海馬は口を下方向へと顰めた。女というのは、こうもはっきりとしないものだったか?
いや。海馬は浮かんだ疑問の答えに、即座に行き着いた。あの女がビシバシ言い過ぎるだけの話だ。そしてあの女は比較的普通の範疇から外れている。
「もう少し思い切ってみたらどうだ?」
「……はい?」
「涼宮のようにな」
「……はい?」
なぜ俺はこんなことを桂に言っているのだろうか。
「女にもそれなりの思い切りがなければならん。あいつの場合は、多少自重が必要だろうがな」
「……そう、ですか……?」
今度は言葉の唇が動いた。紅くふっくらとした唇が、細く、引き伸ばされた。
伸びきる寸前動いた唇の形、「涼宮……さん?」という小さな動きには、海馬は気付かなかった。
「……分かりました……」
振動を漏らす唇の動きは、大変滑らかだった。そして海馬の肩から彼の目へとずらされた視線は、魚類を思わせるように開かれた瞳から引き伸ばされ、暗く昏く澱んだものであった。
「海馬君」
「どうした?」
「……私を抱いていただけますか?」
「……なんだと?」
546 :
578:2008/12/10(水) 11:41:40 ID:fgNOEGXn
相変わらず、言葉のキャラがよく分からない。
ようつべで見てこようかな……
あぁ、文章力が欲しい
海馬も四画関係DA!
青目・ハルヒ・言葉ww
548 :
475:2008/12/14(日) 00:46:10 ID:qptAVu0R
AOC×永琳。フタエノキワミの空耳ネタを俺なりに曲解してみた。
注意、ストーリー色々とおかしい。
「そう、あの人は死んだの」
「……」
昼の京都、その隅にある一つの宿に私は男と向かい合っていた。
「医者である私から見立てれば、生きているのが不思議な男ではあったけれど」
「……」
白い髪を書き上げて、微笑む私。相手の男は最初に見た時から変わらず、無表情のままであった。
幻想郷の外、日本。私、八意永琳はある必要な薬草を入手するために外へと出ることとなった。
幻想郷入りはまだしておらず、たまに褌姿の変態を見かける小売店でも仕入れていない。
スキマ妖怪が人の頼みなど聞くわけもない、ならばと自らの足で手に入れるために動いたのである。
それを手に入れるためには広い情報網と人手が必要ではあるが、月の民のことも考えると表だった行動をするわけにもいかない。
自然と裏組織へと身を置くこととなる。
天才的な闇医者として活躍し、裏であるがゆえに危険も多いが、元より不死身の身。力だけ見てもただの人間に負けるわけもない。
そうして数か月、裏世界で正体不明の天才医者としての地位を得た。
そして日本の裏組織としては最大級のCCO一派へと入り込み、CCOはどうやら私が曲者であることを見抜いてたらしく、十本刀入りさせられた。
私は刀なんて使わないのだけれど、方治の銃剣が許されているから弓矢でもいいのかしら?
その組織をフルに活用させてもらい、結果、すぐに草は手に入った。
あとはテロリスト集団だの、国のことなど知ったことではない。長い間、待たせてある輝夜の元へと帰るべきである。
しかし、永遠亭での代り映えのない生活とは違った外の世界のこと、多少は名残があった。
姫への土産話にもなるだろうと大規模テロの事の顛末だけでも見届けようと、一度は抜けたアジトへと戻ってきたのである。
全てが終わっていた、完膚なきまでに。
理由を知りたいがために京の都を出歩いていた私は、途中で大きく破壊された場所を発見する。
近くを歩いていた、その場所の関係者と思われる男を見つけた。隠してはいるものの常人とは思えない動き、そして全身の怪我。
それらは男を、何か重要なファクターであることを示していた。
この男なら知っているだろうと思い、私は声をかけた。
男の名前はAOC。私は元CCO一派の残党であることを告げ、取っていた宿へと呼びこんで話を聞くことにした。
当初は無表情の中にも警戒心、場合によっては……という殺意すら見えた。
今も警戒心は残ってはいるが、まだマシといった所か。
一連の話が終わった後に男が急に口を開けた。
「……あなたが、えーりんか?」
「ええ、私のことを知っているの?」
「聞いたことはあるな。裏世界に突如あらわれた、白髪の天才医者」
「あら、ありがとう」
この後、エロに回そうかと思ったが、話自体が無理矢理でこのあと続けるかどうしようかなと。あの空耳も志々雄との戦い途中だから、展開違うし。
やっぱり魔王配下による輪姦にしようかと、成人板にそんな感じの絵があったから妄想しやすいし。
でも女医プレイがいいかなー、もうわからん。リビドーに任せて何か書く。
やぁ、みんな久しぶり。電人パソボーです。
今回は久々に投下しに来ました。
長い時間をかけて、少ししか書けなかった文章ですが、どうぞ。
*注意*
・このSSは「wikiのミステリアスパートナーの予想に出てきたキャラとのバトル」がメインです。
したがって、普通のミステリアスパートナーの方々は出てきません。
・時々、wikiの予想に出てこなかったキャラも出てきます。
・多少、作者の妄想も混ざります。(特にTAS戦)
・前回までのあらすじはまとめサイトで見てください。
OKな人は続きをどうぞ。
「TAS・・・俺は日本刀なんて使えないぞ」
確かにマリオは非常に器用で、様々な職業をしてきた。が、日本刀を扱ったことはない。
今まで扱った武器と言えば、ハンマーやハリセン、ビームソード等である。
「心配しないで。別に武器を無理に使わなくてもいいのよ」
TASは持っていた二本の日本刀を腰に差した。
「もし武器が必要なら・・・地下室にある武器を使用してもいいのよ。
地下室の入り口は・・」
「そんな物、必要ない。素手で十分!!」
「・・・そう。なら、表へ出ましょう。」
TASは着ていた黒いスーツを、脱いだ。スーツの下は、ジーンズとTシャツ、そしてウエストポーチだった。
Tシャツの柄は、白の無地に、サクラの模様がついていた。
TASは脱いだスーツを椅子にかけて、外へ出た。
他の三人も、それに続いて外に出た。
外に出ると太陽が照り付けていた。とても暑い。
そして周りは高い崖で覆われている。それ以外に特徴はない。
戦いに邪魔は何一つ、ない。
TASとマリオは、2メートルぐらい離れて、向かい合っている。
その近くには、戦いを見守る海馬とスパイダーマ。
「・・・戦う前に、一つ聞きたいことがある。」
マリオは、先ほどから疑問に思っていた事をTASに質問しようとした。
「なに?マリオ」
「お前はなぜ、ゲームで対戦しようとしなかったんだ?お前ほどの腕なら、俺なんて瞬殺できるだろ」
「そうね、ゲームならあなたを瞬殺するのもたやすいわ。でも、それじゃあ意味が無い。
あたしの目標を、達成することが出来ないから。」
「目標・・・?どんな目標だ?」
「・・・あなたは、『万能人』という言葉を知ってる?」
「万能人・・・?」
マリオはそんな言葉を知らないが、その言葉から、大抵の意味は理解した。
「大昔の人間は、人よりも、神を崇めた。
そして、王として頂点に立つ人間も、また神として扱われた。
しかし・・・ある日、時代が変わり、神ではなく、人が主軸となる時代が到来した。
そう・・・それが『ルネサンス』と呼ばれる時代よ。」
マリオは黙って、TASの話を聞いた。
「そう、人は万能の神より、無限の可能性を持つ自分達の価値に気がついたのよ。
けれども、人は神を忘れる事が出来なかった。だから探した。神の代わりとなる人間を。」
「なるほど・・・万能の神に並ぶ才能を持つ人間・・・だから『万能人』か。」
「そうよ、マリオ。かのレオナルド・ダ・ヴィンチが、歴史上唯一の万能人。
彼は優れた才能を持っていた。その数多ある才能で、様々なことを成し遂げた。
彼にとって、美術はそんな才能の一つでしかなかった。」
「TAS・・・まさか!!」
マリオはTASの目標がなにか、予想がついた。こんな目標は、馬鹿げている。
「そう・・・あたしの目標は「第二の万能人」になること。
それを証明するために、わたしは相手の最も得意とするもので勝負する事にした。
そして、すべての人間に勝った時、わたしは万能人になれる・・・!!」
この女、本気だ。マリオはTASの目を見て思った。その目に、嘘偽りの色はない。
「わたしは新世界の神になろうとする人間を知っているけど、あいつはダメね。
強力な力に頼っているだけに過ぎないし、彼は死骸の上に立ち、己を強く見せているだけ・・・
けれどもあたしは違う!あたしは人の上に立つ資格がある!!
わたしが魔王の部下になったのも、より多くの人間と戦うため。
マリオ・・・あなたもわたしの目標の踏み台になりなさい!!」
TASは語り終えると、腰に差してある刀を一本抜き、マリオに斬りかかろうとした。
「まずい!!」
マリオはとっさに、数十発のファイヤボールをTASに投げつけた。
しかし、TASはそのファイヤーボールの群れに真っ直ぐ突っ込んだ。
「ありとあらゆるゲームをやり込んだあたしに、弾幕なんて通用しないわよ!!」
TASはファイヤボールをすべてかわし、マリオに向かい、鋭い突きを放つ。
マリオは突きを右に動き、かわす。後数コンマ遅ければ、確実にやられていた。
しかし、勝負に休む暇など無い。
TASは突きで出した日本刀の刃を、マリオに向ける。
そして、そのまま横払いの攻撃を繰り出す。
しかし、日本刀はただ空を切っただけだった。
「上か!」
上空から、TASに向かい火の玉が降ってくる。
TASはそれを日本刀ではじく。
マリオはTASの後ろのやや離れたところに着地した。
「あ〜あ、突きからの横払い、入ったと思ったのにな〜」
「これが年季の差だ。俺はまだまだ余裕だぜ。」
(なんていったみたけど・・・やばいなこいつは・・・)
表では余裕をかましたが、マリオは目の前の強敵を恐れた。
無駄の無い動き、素早く、鋭く、そして正確な攻撃。
かわすのが精一杯。油断は即、敗北に繋がるだろう。
(こいつは今までで一番の強敵だな・・・)
以上。
・・・やっぱり短いなぁ。
次はもっと長くできるように頑張ります。
CCO×もこたんも、いずれ書こうと思います。
書く書くと言って二か月ぶり。
>>446 デレ妹の続き。
コンコン 「お兄ちゃん、お部屋はいるね〜」
(遊戯「俺のターンドロー!」)
「えへへ、寝る前にお話ししようと思って」
(遊戯「魔法カード『強欲な壺』『強欲な壺』『強欲な壺』『苦渋の選択』『苦渋の選択』『苦渋の選択』を発動!!」)
「そんなわけで、お布団そっちに詰めて。お邪魔しま〜す」
(遊戯「さらに魔法カード『天使の施し』『天使の施し』『天使の施し』『手札抹殺』を発動!!」)
「お兄ちゃんの布団、温いね。お兄ちゃんも温かい」
(遊戯「墓地の光闇を一枚ずつ除外でカオス・ソーサラー召喚、さらに『巨大化』!!」)
「うん? お話? んー、何でもいいよ」
(遊戯「『キラースネーク』を通常召喚、それに『突然変異』を使用し、『サウザンド・アイズ・サクリファイス』を場に出す!!」)
「……昔は、いつも一緒に寝てたよね、でも今はどっちも大きくなって、そんなことしなくなったね」
(遊戯「魔法カード『パワー・ボンド』、召喚された『サイバー・エンド・ドラゴン』に『リミッター解除』!!」)
「……なんだか、眠たくなっちゃった……せっかく、来たのに、ごめんね……おやすみ」
(遊戯「魔法カード『使者蘇生』で『混沌の黒魔術師』を場に、さらに大した意味も無く『蝶の短剣ーエルマー』を装備!!」)
「……お兄ちゃん……大好き……」
(遊戯「そして『サンダー・ボルト』『ハーピィの羽箒』『破壊輪』『刻の封印』をセット!!」)
「……すー」
(遊戯「さあ、いくぜ。AOCにダイレクトアタ」 海馬「もうやめろ、遊戯!!」 マリオ「もうやめるんだ、遊戯!!」 ストーム1「もうやめるんじゃ、遊戯!!」)
(遊戯「HA☆NA☆SE!」 マリオ「AOCはサレンダーしている、もう勝負はついたんだ!」)
(海馬「デュエリストとしての誇りを忘れたのか!?」 ストーム1「見てて心臓に悪いわい!!」)
(遊戯「相棒、AIBOは何処だー!!」 AIBO「呼んだ?」)
本当、RPG2でないかなー。
↑魔法罠ゾーン一枚多い。団結の力を忘れていた、ここまで来るとどうでもいいか。
VXでリメイク……だと……?
558 :
1/3:2008/12/19(金) 01:35:45 ID:qivw8B42
フタエ空耳ネタAOC×永琳を書き直した。
出会ったのはキワミ達が来る前、CCOアジトってことで。
>>548のことは忘れてくれ。あれは保管しないで下さいおねがいします。
エロ。
「……ぐぅ」
「別に声を我慢しなくてもいいでしょう? 他に人はいないんだから」
「……もうやめろ」
「あらそう? こちらはやめて欲しくなさそうだけれど」
必死にこらえた表情をする男に、私はいたずらっぽく微笑む。
西洋の椅子に座った男。私はかがみ込んでその男の男根を手でしごきながら、舌を這わせた。
ここは日本転覆を目指す、CCOの本拠にある一室。
私はある目的でここの一員となり、医者として味方した。
しかしその目的もすでに果たしており、国だとかは私の興味の外なのですぐにでも永遠亭へと帰ることに決めた。
すきを見て出ていくつもりではあったが、その前に一人の患者を診ていくことにしたのである。
最後の患者の名前はAOC。
ちなみに本人の意思ではなく、私の勝手な独断で診察することに決めた。
AOCは一人、部屋にこもっていた。
私は返事も取らずに扉を開ける、書庫ではあるがここ数日の出来事のせいか、利用する者などいない。
男は一人、身動きもせずただ座っていた。
「邪魔するわよ」
返事はない。
見た目からは重い外傷の類はない、打撲が見受けられるが死人続出のこの場所では些細なもの。
しかし、それ以上に疲労がひどい。
ろくに食事をとっているようにも見えない、睡眠もとってはいないのではなかろうか?
目は死んでいないが、いや、むしろ死んでいるのか? ともかく修羅の如くといった感じである。
「……ひどいやつれようね」
私は扉を閉めると、本棚の間を歩いていった。
559 :
2/3:2008/12/19(金) 01:36:59 ID:qivw8B42
一歩二歩と近付く。
「医者としては見過ごせない状況ね」
白い髪をかきあげながら、歩み寄る。
「そんな状態じゃ戦う前に倒れるわよ?」
男はこちらを見ることは無い。
「食事をとって眠りなさい。薬も出すわ、栄養がついて疲労の回復もs」
私の言葉は止められた。
高速の小太刀が私の体に突き付けられていた。
「消えろ」
押せば倒れそうなほどの疲労感を感じさせていたが、それは無いだろう。
それ以上に気迫が、執念が男を突き動かしていた。
殺気は本物、これ以上に近づけば命はない。
(命はない?)
私は微笑んだ。
自ら前に出て、小太刀を体に突き刺した。
「!?」
男もこれは予想外だったのであろう、硬直して一時的に動かなくなる。
私はそのまま前進して、男の端正な顔の近くまで行く。
そのまま口付けをした。
「いま口移しで飲ませたのは、栄養剤に疲労回復、全身麻痺そして精力旺盛。八意特製のね」
私は体から小太刀を抜いた。
「全身麻痺と言っても体が動かなくなるだけで、感覚は残っているのよ?」
服を開けて胸を出し、男根を挟む。胸には血が付いていたが傷はない。
AOCはそれがなぜか、今の状況がなんなのか理解できないだろう。しかし、そんなことよりも今は。
「いまだけは、みんな忘れなさい」
口技に必死で耐えていたAOCも、男根に合わせ自在に形を変える両の肉にいつしか思考を奪われる。
こらえる者には拷問に等しいそれ。私はとどめとばかりにはみ出した頭に、舌を伸ばし、なめ上げる。
「べふにたえふてほ、いいはない」
私の声が届いたわけではないだろうが、それから一分も持たずに男は音をあげ、精液を私にかけ、白い髪をさらに白くした。
薬の効き目は終わらず男のものは硬いまま、私は下を脱ぎ捨てる。
560 :
3/3:2008/12/19(金) 01:38:08 ID:qivw8B42
椅子の上に座る男の、さらに上に座る正座位の形。
ゆっくりとだが、私の中へと挿入していき、座り込んだ。
「っああん!!」
押し上げる感覚。AOCが動けない以上、私が動くしかない。口をあけはしたなく舌を出し嬌声をあげ、何度も体を上下させる。
「はっ、はあっ……ああ、あん! っあん! あぅん!」
抱きつきながら腰を跳ね上げる。内壁を擦り、子宮に響く。
医者でも従者でもない雌の本性そのままに、狂ったように腰を振り続けた。
「ひぃく、いく、いっちゃうぅ!!?」
「……ううぐぅ!」
男が私の胸の中でうめいた。
絶頂を迎えるとともに、精液を体内で感じた。
永遠亭は私にとって大事なところだ。
それでも時には遊びたくなる。
「私の名前は八意永琳、ここでは偽名を使っているわ」
「……」
「薬の効果でここ一、二時間の事は忘れるわ」
「……」
「それじゃあ、さようなら。もう会うこともないでしょうけれど」
でも遊びは遊び、住んでいる世界が違うのだから。
たくさんの男性の中からあなたを選んだのは、きっと何か意味があったのかしら?
「お師匠様。あの薬、失敗ですよ。記憶が無くなりません」
「あら、それは困ったわね。……まあ、無口な人だったから大丈夫でしょう」
「えーりん、下の毛、濃すぎる」
「殺す!」
「お師匠様、落ち着いてください、ボス戦です!」
ちゃぶ台返しとか、東方ばっかりとか、二連投とか、AOCが二連続でひどいとか、エロ短いとか。
またエロなし……だと……?
>>561 スマン、何を寝ぼけたことを言っているんだ俺は
563 :
475:2008/12/25(木) 00:52:20 ID:xy4n15Ef
デレデレ妹、最終回。
「……お兄ちゃん、お帰りなさい」
(知の将を倒し「美しい私に出番がないだとおぉ〜!?+ないのかしら〜!?」、テラカオスを追い詰めたピコ麻呂達)
(テラカオス「くぁwせdrftgyふじこlp;@」 ピコ麻呂「いまこそ、穿心角・降魔捨法『威颶離』の時!」)
「え? 大丈夫だよ、渚は元気だよ」
(琴姫「皆さん、一列に並んでください」ピコ麻呂「いくぞ!!」)
(琴姫「ああ! 足場が崩れて皆さんがバラバラに!?」 ストーム1「みんな、はやく手をつなぐんじゃ!!」 谷口「全然、手がとどかねぇぞ!」)
「……ごめんね。本当は嘘、渚はとても苦しいよ」
(ピコ麻呂「大丈夫かお前たち!?」 琴姫「ピコ麻呂さまは敵にだけ集中してください。私達はなんとかします!」)
(ボブ「お友達をふやして、間をつなぎましょう」 アリス「七色の万国人形、つながって並んで! 皆もつながるのよ!」)
「お兄ちゃん、あの人と付き合ってるんだよね?」
(ハルヒ「SOS団集合!」 キョン「……ん? 足場がない!? 落ちる!?」 神人「掴まれ小僧」 古泉「キョン君こっちを」 キョン「なぜ俺は朝比奈先輩や長門ではなく男二人の間なのだ?」)
(富竹「ブラザーズ・ソウル!」 K1「クラウドさん、重いぃぃ!!」 クラウド「落ちるぅぅ!!」 イリー「腕がちぎれるぅぅ!!」)
「お兄ちゃんが好きなら、仕方ないよ。……でも、でもね」
(ミク「ネギにもきっとエネルギーが伝わります」 スパイダーマ「スパイダーストリング!」 言葉「刀にだって、きっと伝わります」 谷口「桂さん、抜き身で向けないでください!?」)
(ゴッドマン「ゴッドマン拡大!」 ハルヒ「足場が崩れるからやめなさい!」 スパイダーマ「レオパルドン!」 ハルヒ「聞いてからやるな!」)
「やっぱり渚は、お兄ちゃんの事が、好きなの」
(海馬「だとするとオベリスクも駄目か。しかし空を飛ぶブルーアイズ三体ならばかまわんということだ!」 谷口「すごく、手をつなぐのが怖いんですけど」)
(遊戯「ブラックマジシャン、ドジリス、レッドアイズ召喚! クリボー増殖!」 エルフの剣士「……」)
「でも、仕方ないよね、兄妹だもん、諦めるしかないよね」
(こなた「伸びろ、アホ毛ー」 遊戯「そんな技あったのか!?」 こなた「遊戯君も出張ったから知っているだろうけど、これぞアホ毛真拳……」 遊戯「泉さんがあの系統の技を!?」)
(なのは「伸びろ、レイジングハート」 谷口「そんな機能が!?」 なのは「……ホントに伸びた!?」 谷口「知らなかったのかよ!」 レイジングハート「本当に伸びた!?」 谷口「お前もか!」)
「……ひっく、しかた、ない、もんね」
(ハルヒ「谷口、あんたもここまで来たんなら腕を伸ばすぐらいの芸当しなさいよ!」 谷口「そんなこと出来るわけ、伸びたぁ!?」 クラッシャー「なんで俺の腕まで!?」)
(マリオ「スーパーキノコで少しでも大きくなるぜ!」 ヨッシー「ウィッキー」 マリオ「……」 でっていぅ「間違えた! でっていぅ」)
564 :
475:2008/12/25(木) 00:53:44 ID:xy4n15Ef
「大丈夫、だよ。渚も、大きくなったんだもん……立ち直れるよ」
(魔理沙「私も大きくなるぜ!」 アリス「いやー! あんなの魔理沙じゃない!!」 ロックマン「僕もエキプロ化!」 ミク「いやー! あんなのロックマンじゃない!!」 マリオ「アリスとミクが立ったまま気絶を!?」)
(幽霊「……ストーム1、指揮下に入ります」 ストーム1「お前たち……」 幽霊「軍曹」 ハートマン「お前ら……」 幽霊「……言葉」 言葉「誠クン、来てくれたの!?」)
「……ちゃんとした、ひっく、兄妹に、……ひっく、なれるよ」
(梨花「少女の強い思いが、誠を無理やり幽体離脱させて呼び出したようなのです、肉体と離れ過ぎると本当に死んでしまうのです。にぱー」 ピーチ「ど、どうしましょう!?」 梨花「いい薬なのですよ、とりあえず誠氏ね」)
(阿部「ヤマジュンパーフェクト」 リョウ「何もできない自分が情けないと言わざる負えない」 いい男たち「ウホっ!」 リョウ「しかも寒気がすると言わざる負えない」)
「でも、最後に、一つだけ、お願い聞いて」
(Foo子「Foo子もがんばります。ヒトデマンとスターミー君に決めた!」 一同「!?」)
(ピコ麻呂「なんだ? 後ろでは何が起きているのだ?」 琴姫「ピコ麻呂様、決して、決して後ろを向いてはいけません、前に集中して。……ぷぷっ」 ピコ麻呂「なぜ半笑いなのだ琴姫? 琴姫!?」)
「最後に一度だけ、お願い聞いて、お兄ちゃん」
(古泉「ダメだ、あと一人分、距離が足りない!」 紫「任せて」 斎藤「うまう」 Fooさん「せまい」 ビリー「しかたないね」 古泉「一人でいいですから、無理に四人も入らなくていいですから」)
(ピコ麻呂「穿心角・降魔捨法『威颶離』!!」)
「お兄ちゃんの……」
テラカオスを倒した。
「お兄ちゃんの脳みそを、あの女のことを忘れさせるために取り出して洗わさせてぇ!!」
Fooさん「世界が戻ることは必ずしも良い事ばかりじゃない」
「お兄ちゃん(逃げないで)止まって、それじゃ、殺せないー!!」
終わり。
リメイクかー、楽しみだ。
後ろいい場面なのにwww
うるせぇwww
色々ワロタw
本編の動画には出てない(出れなかった)けど、フランドール出てたんだなぁ
ネタにしていいのだろうか?
いいんじゃないか?
ニコニコRPGに関するものなら問題ないだろうし。
もちろんさあ!
リメイク版どうなるか楽しみだ
おkなのか、脳内で勝手に妄想してた圭一×フランドールを書く時が来たな…
問題は俺に文章力が無いことだが…
>>570 書かないで後悔するより
書いてから後悔したほうがいい
文章力なんて気にすんな!気にすんな!
上に似た書き込みを他のスレで5回見てるんだが
575 :
475:2008/12/28(日) 01:48:04 ID:ADY4RRQl
ダメだ、絵板を見ていると八話パン屋が負けて犯される展開が、思い浮かばなくなった。
保管庫さん、振り回して悪いが
>>541は保管しないでください、お願いします。そのうち書き直します。
よくある話だ
KAITO「たのもー!」
ロール「はい、ライト研究所に何の御用でしょうか?」
KAITO「御用も何もない! 実はかくかくしかじか……」
ロール「ええ? ロックマンがミクさんと付き合っているんですか?」
KAITO「そのうえ、まるまるうまうま……」
ロール「そんな、未成年によろしくない進んだことまで!?」
KAITO「兄としては非常に悔しい! 応援しなくちゃならないとわかった上で、非常に悔しい!!」
ロール「……はぁ」
KAITO「なので妹を奪われた悔しさを、ロックマンの妹を奪うことで晴らそうと思う」
ロール「……はい?」
KAITO「そんなわけで、一緒に来てもらうぞ!」
ロール「そ、そういうことは本人に言うべきでは!?」
KAITO「ロックマンに勝てるわけないだろ、ミクとMAIKOも怖いし」
ロール「この卑怯者!」
KAITO「うろたんだー」
ロール「たすけてー」
KAITO「まずは発声練習、ド〜レ〜ミ〜」
ロール「……」
全くエロが思いつかない。
579 :
578:2009/01/01(木) 02:21:03 ID:+Xbfcu4F
あ、どうも。明けましておめでとうございます。
新年ということで、ポッと出アイデアのものをば……
580 :
578:2009/01/01(木) 02:27:47 ID:+Xbfcu4F
「ねぇねえ、何貰えると思う〜?」
「役立つもの、もしくは個々人の気を汲んだ粋なものでしたら、おもしろいですねぇ」
「もしくは見たこともない珍しいものだったりしたら驚きがいがあるぜ」
「あのオッサンのことだから、どーせくだらないもんじゃない? もしくは味気なく現金とか。ってゆーか、クリスマスプレゼントとお年玉を一括して渡そうって時点でセコイのよ」
「皆の者、静粛にー!」
ピコ麻呂の低くよく通る声に、広場に集まった全員、特に二十歳以下の少年少女たちの注目が集まる。日付は12月31日、時刻は短針が頂点を過ぎた直後であった。
「どうせ貰うならよ〜、琴姫さんの方が良かったぜ〜……あの巫女服から覗く谷間に挟んで、『谷口君、どうぞお取りください』とかぁぁっ……!!」「同感!ホァァ!」
「谷口お兄ちゃん……少し、頭冷やそうか……」
「楽しみですね!ロックマン!」
「うん。出来れば皆が喜ぶものだったらいいなぁ……」
「どのようなものが頂けるのでしょうね、海馬君?」
「…………ふぅん」
場所は海馬ホテル地上20階の大広間。舞台上でマイクを握るピコ麻呂を見上げる少年少女の周りには、かつての旅のメンバーだけでなく、FOOさん、兄貴、八雲紫といった仲間たち(20歳以上)も全て揃っていた。
「私、一応20歳以上なんだけど……」
「ただより安いものは無しってな。貰っとこうぜ?」
「貰えるうちが華なのですよ?にぱー♪」
「私、生ヒトデさんがいいです!」
皺無くパリパリと整えられたスーツに、わずかな動きにもヒラヒラと揺れるフリルをふんだんにあしらったドレス達。そしてそれらに彩られ普段着とはまた違った可愛い、もしくは妖艶な雰囲気を醸し出している参加者たち。
「橙、アナタもいってらっしゃい。……見た目的に問題ないでしょう」
「いいんですか?ありがとうございます!」
「もちろん私には、紫様が頂けるんですよねぇ?」
「あら、このワインおいしいわねぇ。藍もどうかしら?」
581 :
578:2009/01/01(木) 02:29:44 ID:+Xbfcu4F
「あー、はいはい、そこっ、静粛に。……まずは、新年あけましておめでとう諸君。そして前回の旅を振り返り、ありがとう。これからも夫々に縁が有り、厄の訪れぬ平和を願う」
ピコ麻呂が杯を上げたのに合わせて、皆も手に持った杯を高く叫び、乾杯を叫ぶ。そしてやや騒がしくなった広場を手を広げて収めると、ピコ麻呂は再び続けた。
「そこで、新年もあけたことだ。ここは1つ、私から頑張った皆にお年玉を……」
「よっ!!ピコ麻呂!いい男だぞーっ!!」
「いい男過ぎて掘っちまうぞー!!」
口笛とともに、景気の良い声が響く。舞台の前に集まった全員が振り返ってみると、リョウと阿部が肩を組み合いながら、酒瓶片手に豪快に笑っていた。二人とも、非常に顔が赤い。
「ちょ、ちょっとリョウ!あなたいくらなんでも酔うの早すぎるわよ!もうちょっとペースを考えて……」
慌てた様子で注意を促すアリスに、リョウは酒臭い息を吹きかけると、阿部の方を振り払い、今度はアリスの肩に抱きついた。
「新年早々硬くなんなよアリスー。めでたいんだからよっ。それに……」
リョウは口元をアリスの耳元に近づけ、漏れぬように小さく呟いた。
「俺からも、お前にプレゼントをやるからよ……後で俺の部屋に来な……」
「……っっ!!?」
ポンッ、と、アリスの顔が瞬時にリョウ以上に真っ赤に染まった。言葉もままならず突っ立つアリスから離れると、リョウは再び阿部と抱きつき、今度は斉藤にからみ始めた。
「……話を進めてもよいかー? アリス?」
「…………」
「あー……とりあえずほっといてかまわないと思うぜ。コイツは……」
目の前で手を振っても反応の無いアリスに、魔理沙とピコ麻呂は同時にため息をついた。周りからは、苦笑いとともにニヤニヤと口元を緩める者たちも(主にハルヒやこなた)。
ピコ麻呂は一つ大きく咳払いをつくと、三度注目を促した。
「……ともかくも、未成年の諸君には、私からのお年玉というわけで、プレゼントをやろう。一人ずつ、舞台袖まで来てくれ!まずは魔理沙から!」
そういうと、ピコ麻呂はマイクをスタンドに返しそそくさと舞台袖へと隠れてしまった。呼ばれた魔理沙はキョロキョロと辺りを見回し、「い、いきなり私か!?」と驚きながらも、皆の期待の視線に見送られ、舞台に上がるとその袖へと向かった。
舞台袖へと入ってみると、暗闇の中から蝋燭の炎に照らし出されたピコ麻呂の笑顔が出迎えてくれた。その傍らでは、いつも通り巫女服の琴姫が笑顔で佇んでいる。そしてピコ麻呂の前には、おそらく魔理沙自身が座るための椅子が準備されていた。
「……鬼でもっ、蛇でも……だぜ」
ピコ麻呂の鬼のような笑顔に頬を引きつらせつつも、魔理沙はやけに軋むイスにどっかりと腰を下ろした。
582 :
578:2009/01/01(木) 02:30:47 ID:+Xbfcu4F
最近文章を書いていないので、文章力がだだ下がりorz
続く、のかな……?
>>582 続くのでしょうね。
少なくともここに一人、先を楽しみにしてるのがいます。
ホロを書こうと思ったが、難しいな。
じゃ、わっち、りゃれ、せぬ、ありんす。
それ以上に荒野にいることが話を作りにくくしている。
アリスの家。
「……ねればねるほど色が変って、こうやってつけて……」
「入るぞー、アリスー」
「邪魔するわよ」
「魔理沙、霊夢?」
「アリスに聞きたいことがあってね」
「私は見学だぜ」
「何かしら?」
「このあたりから結界の綻びを感じて、やってきたのよ。心当たりない?」
「私は見学だぜ、お茶でも出してくれ」
「ほころび?」
「もしかして、こいつらのせい?」
「ん〜、ん! ん〜」
「んんん!?」
「あんた、少女を誘拐して縛る趣味があったの?」
「アリスドールよ、私の目的のために捕まえておいたの。拘束しておかないと暴れるし」
「アリスドール?」
「かくかくしかじか」
「完全自立の自動人形ね」
「なるほど。アリスは今から研究と称して、そいつらに卑猥な事をするんだな」
「つまり今回の話は百合のアリアリね」
「アリーヴェ・デルチぜ(これで、さよならだぜ)」
「そんなことするわけないでしょ!? 本当にただの研究よ!」
「しかしアリスも手癖が悪いな」
「あなたに言われたくはないわよ。どうせいろんなもの盗って来たんでしょ?」
「人聞き悪いこと言うな。私は死ぬまで借りてきただけだぜ」
「……興味本位で聞くけど、何を借りてきたのよ?」
「いまもってるから見せてやるよ。
ロックマンからはE缶、ミクからはネギ、
ハートマンから勲章、クラッシャーからはキーボード、
ボブから画材セット、富竹からはカメラ、
ハルヒから北高校女子制服、古泉から男子制服、
マリオからM帽子、言葉から古青江、
遊戯と海馬からはカード、エルフとか逆転の女神とか、
ストーム1からインパルス、スパイダーマからスパイダーマスク、
琴姫から脇巫女服、谷口からは忘れもの、
なのはのジャケット、最後にピコ麻呂から穿心角!」
「あんたの帽子は四次元か。それとなんで私の巫女服があんのよ」
「みんな今頃、大パニックでしょうね」
「私達を無視するなぁ!!」
「無視するんじゃないのかしら!!」
「おいアリス、二人が拘束から逃れたぞ」
「あ、やばい」
「……このままnのフィールドへ行くのも良いけれどぉ、それじゃあ私の怒りが収まらないわぁ」
「収まらないのかしら!」
「というわけでぇ、……殺すっ!!」
「ちょっと、バイオリンの曲に合わせて粉雪を歌い始めたわよ!?」
「きゃー、家がー」
「霊夢、アリスの右手を掴んでそこから法力を流してくれ! 私はアリスの左手を掴む」
「え? それって穿心角? 家が吹き飛ぶから止め」
(ずどーん)
「つかさー、かがみんー、レバ剣ひろったー(≡ω≡.)」 」
「うわぁ、剣が燃えてる、すごーい」「どこから持ってきたぁ!!?」
やばい、エロネタのシチュエーションが全く思いつかん。
このスレに出てもいいものとしてニコニコRPGに直接出てないもののうちどこまで許せる?
・ニコニコRPGに出た作品のキャラ
・ニコニコRPGに出てないがニコニコ動画である程度話題になったキャラ
・ニコニコ動画でもあまり目立たないキャラ
>>588 ・ニコニコRPGに出てないがニコニコ動画である程度話題になったキャラ
かなりギリギリだけど
591 :
475:2009/01/10(土) 02:59:17 ID:urZFQhmC
そーおだったらいいのにな・の谷口。妄想オチ。
谷口×言葉。妄想オチ。
日に日に増す戦い。明日に終わるかもしれない命。
信じられる仲間とともに立ち向かい、俺たちは戦場をかけた。
「く、痛てて」
部屋で一人、上着を脱いだ俺は腹の傷を包帯の上から手で抑えていた。
戦いに傷はつきもの、男にとってはそれは名誉でもある。
しかしパーティの主軸でもある俺が傷を負ったことを皆が知れば、士気が下がりかねない。
そのため包帯は医務室から盗んできたもの、巻き方は自己流。血が止まっているので間違いではないだろう。
皆の前ではいつもどおり、軽い男を演じた。
「まったく、優しいやつらだからな」
俺が離れたら皆が気落ちするから、怪我を押して一緒に遊んだ。
なのはが俺に抱きついてきたので、傷に響いて表情が崩れかけた。人気者はつらいな。
俺をライバル視している海馬が、周りのブーイングを押して部屋に戻るように言ってきた。
どうやらバレちまったらしい、あとで礼を言っとかないとな。
ノックの音が聴こえた。
「谷口くん、いますか?」
俺は服を着て、入口へと向かった。
俺と桂さんが向かい合って座っている。
「えっと、何か用っすか?」
「……」
「……」
「……」
「……あー、何か飲みますか?」
俺が立ち上がろうとすると、桂さんがそれを止めた。
「わ、私が入れますんで、谷口くんは座っていてください」
「いや、でも桂さんは客ですし」
「谷口くんは座っていてください」
「でも」
「だって谷口くん」
「私をかばった時に怪我を……」
桂さんの悲痛な目で、俺を見る。
「ありゃ、ばれてたか」
俺はいつもの陽気な感じで、笑顔で返事をした。
「だから、安静にしておかないと」
「大丈夫っすよ、俺は丈夫だし、この程度。それより桂さんに怪我がなくて本当に良かった」
「……次は戦闘に出ないで休んでいてください、私がその分がんばりますから」
「いや、ホントかすりきずだから」
桂さんは一瞬で俺との間を詰める。そして俺の服をたくしあげた。
「あ」
「……やっぱり、深いじゃないですか」
座った状態のまま、うるんだ目で俺を見上げる。
「こんな酷い怪我で」
艶やかな唇が震える。
「……谷口くんが死んだら、私」
「だいじょうぶ」
俺はそっと、桂さんの頭を撫でる。
「俺は死なない、ずっとそばにいるから」
二人はゆっくりと近づいていき、お互いの口が合わさった。
592 :
475:2009/01/10(土) 03:00:34 ID:urZFQhmC
お互いに生まれたままの姿になる。
「谷口くんは怪我していますから、安静にしていてくださいね」
ベッドに寝転んだ俺を、桂の舌が這いずる。
口を首を、肩を胸を、腹を。
「いつっ」
「あ!? ごめんなさい!」
「いや、たいしたことないから、続けてくれ」
桂は丁寧に俺を舐めていく。そして俺のモノへと舌を伸ばした。
すでに勃起していたそれを丹念に、まるで宝物のように大事に舌を這わせる桂。
唾液をまぶし、口内へと招き入れる。
あまりの快楽に、俺は気が遠くなるのを感じた。
「まだ、ですよ」
大きな二つの乳房。それが俺のモノを挟み込んだ。
「くう」
左右から桂の両手が力を加える。粘土のように形を変える胸は、そのまま圧力を伝える。
その柔らかい肉の感触は、俺の硬直を包み込む。
その快楽の包みからはみ出た亀頭。桂はそれをぺろりと舐めた。
「かつら」
「言葉と、呼んでください」
胸の形が次々と変わり、舌と唇が俺を刺激する。
「……言葉、出るっ!」
噴出した精子が、言葉の顔を汚した。
「谷口、う、くん、うん」
言葉が騎上位の形で俺の上に乗る。
普段のおしとやかな姿、戦闘中の凛々しさ、それらとは違う乱れた姿。
「はぁ! あん! あ……はん! っは!」
「言葉、言葉!」
「た、にぐ、ち、くん」
「俺は××だ!」
「××……? ××、××!」
お互いがお互いの名前を連呼し、快感をむさぼりあう。
二つの情熱が一つへとなる。
「あ、あーーー!!」
そして同時に、逝き果てた。
疲れ眠りに落ちる俺の上に、言葉は安らかな顔で寝息を立てていた。
愛し合う俺たちは、これからも一緒にいられるさ。
「なんてことに、今年はなんねーかなぁ」
「谷口、ことよろー(≡ω≡.)」
「いや、ことよろって。もう今年も十日っすよ、泉さん」
「これはだね『今年もよろしく』の略ではなく、
『言葉の天かける龍のよろめき』の略なのだよ(≡ω≡.)」
「へ?」
「妄想が口からもれてるのだよ谷口くん、そんなわけで(≡ω≡.)」
「こ、言葉さん!!? (龍のよろめき)ギャー」
「みんなもことよろー\(≡ω≡.)/」
>>588 話のメインがRPGに出てたらいいんじゃないか。
世紀の対決
赤コーナー、桂言葉ひきいる。『ヤンデレーズ』
言葉「あははははははははははは」
レナ「あははははははははははは」
ヤンデレ妹「あははははははははははは」
暗黒長門「……………………………は」
対するは赤コーナー。涼宮ハルヒひきいる『ツンデレーズ』
ルイズ「去勢するわよ、このバカ犬!」
海馬「ふぅん」
ベジータ「このベジータ様が負けるはずがない」
ハルヒ「ひきいれるわけないでしょ」
「それでは勝負方法を説明しま、え? ……」
「ここで残念なお知らせです。チーム『ヤンデレーズ』の桂言葉選手、竜宮レナ選手は
ヤンデレではないのではないのか? という意見があり、協議の結果それを採択。
人数不足のため失格となり、自動的に『ツンデレーズ』の勝利。決勝進出です!!」
次回
『いい男』VS『影薄いズ』 おおっと、ハルヒ選手、二度目の出場か!?
レナはヤンデレじゃない!って思ってたらそうゆうオチかよwww
グローザム「しかし幻想郷とやらで少女をさらうという指令とは…」
メフィラス「皇帝の気まぐれは今に始まったことじゃありませんよ」
ヤプール「ならば私は私に似た力を持つ八雲紫とやらに接触しようぞ」
デスレム「ヤプールよ、八雲紫とやらは少女じゃn・・・アッー!!!」
誰だお前らwww
地獄からの使者、スパイダーマ!
そして誰もいなくなる…か?
ここにいるぞ!!
wikiの絵板も過疎だな
時の流れだ
リメイク版ができたら少しは増えるかね?
いっそ「RPGを中心にニコニコ関連でエロパロ」にするべきじゃないか?
未成年が多いから高確率で荒れるが
606 :
308@:2009/02/01(日) 23:36:59 ID:UiLq0gtK
待たせたな!!
半年近くかかったけど、仕上げてきたぜ!
この過疎化したスレに活気が戻ることを祈ってるぜ!
…短いのは許せ。
「んっ…ぁ…」
少しずつ汁が多くなってくると卑猥な音が部屋に響き始める。
「はぁ…早く…しない…と…んっ…戻って…来ちゃう…やっ…」
何故か海馬のことを考えただけでさらに興奮する。
「あっ…ふぁ…も…らめ…」
そして限界にも近くなっていた。
「ひあぁああぁっ!!」
プシャアアア、と勢いよく潮を吹く。
そう、まさにそのときだった。
「何をしている?」
あろうことか海馬が戻ってきてしまった。しかも、股を広げて喘いでるこの姿では言い訳すら思い浮かばない。
「…なるほど。ようするにたまっていただけという事か。」
違うようであっているその言葉に私は反論できないでいた。
「しかし、たまっているのは何も貴様だけではない…。」
おもむろにズボンを脱ぎ始める。
「俺の性欲処理を手伝ってもらおうか…」
「ん…ふぁ…んむう…」
「いいぞ…なかなか上手だ…誰かに教わったのか?」
「ん…ちが、あっ!」
「ここが感じるのか?それともこっちか?」
いやらしい指使いでミクの秘部をなぞっていく。
「はっ…あぁ…む…」
「…そろそろ出すぞ。」
その瞬間、ミクの口の中に白い液が溢れこんできた。
「むぐっ…」
できるだけ飲み込んでいく。溢れたのは舌でなめ取った。
「よく全部飲んだな…褒美として、挿れてやろう…」
「ん…あああぁああ!!」
「くっ…なかなかきつくて…いい締りだ…」
「あっ…はぁっ…そんなに…激しいと…あっ!」
「どうだ…気持ちいいか?いってみろ、その淫乱な口で…」
「気持ちいいよぉ…もっと、もっと激しくしてぇ!!」
部屋の中にはいやらしい音が鳴り響いていた。
「はっ…はっ…あっ…はっ…」
「どうだっ…そろそろか…」
「イっちゃうぅ!!またイっちゃうよぉ…!!」
「俺も…そろそろ、イくぞ…!」
「ああああああああああああああっ!!!」
ドピュドピュ、と言う効果音が出るほど大量の精液をミクの膣内に流し込んでいく。
「はあ…はあ…はあ…」
「体の調子はどうだ?」
「なんか生まれ変わったくらい快調です!!」
「そうか。」
「ありがとうござ印した!」
「…またたまったら、俺のところに来るがいい。」
「…はい!!」
満面の笑みで部屋を出て行くミクを、海馬はなにか胸にきゅんとくるものがあった。
「…ふん。」
部屋には満面の笑みで送った海馬だけが残された。
607 :
308@:2009/02/01(日) 23:39:17 ID:UiLq0gtK
その後。
「…海馬。」
「なんだ遊戯、そんな顔して。」
「お前…いくらなんでもこの部屋でやるなよ…」
「…ふぅん。貴様には関係ないことだ。」
(涼宮さんは桂さんがきたら修羅場になる気がしてならないぜ…)
マジな話、ニコニコワールドとかmugenとかも入れるべきじゃないだろうか
mugenは格闘ゲームじゃないよ、もっと別の何かだよ
ストーリー動画の東方率が高いし、格闘スレに書きづらいよ
過疎だから質問
今までこのスレに投下された作品の中で、過去スレ含めてどれが一番好き?
俺は桂馬の長編
エロだけどエロより感動した
海ミクいいね、はまりそう!
ゴモラ「あのとき最高のリアルがやってきたのは、俺達の存在が無意味だと
笑いにきたんだ」
ギガエンドラ「耳をふさいでもこの真実には惑わされる」
ゴジラ「無常なるこのルールの中、どう力を入れて立てばいい?」
ガメラ「無数の塵の一つだと、今のおれたちには理解できない」
エンペラ星人「恐れを知らぬ戦士のように」
デストロイア「ふるまうしかない」
俺は何気にノベライズの人の作品が好きだったんだがな・・・
あの人何処行ってしまったんだろうか
ノベライズの人、ちょっと前までは絵チャや文字チャで見かけたけど最近来ないからなぁ
あの人のSS俺も好きだったんだけど興味失せたのかな、残念だ
いっそ「ニコニコキャラでエロパロ」とかどうだろう
でも他作品のキャラ同士をくっつけるのってあまり好まれないんだよなー
ノベライズの人なら最近文字チャに顔出してるの見たぞ
幻想入りの連載SS書いてるとか言ってたな
3ヶ月くらい前までは交歓所で書いてたようだけど、もう書かないんかね
ほ
保守
保守だと…?許せる!
今のこの流れなら投下できる。途中までだが以前の谷口お仕置き話の続き。
例によってマゾ臭い話だったり妖々夢EXまで行ける程の腕じゃないので
藍の口調やキャラが違うかもしれないがこらえてくれ。
変なイメージである特定の部位への描写が多いのもこらえてくれ。
マヨヒガの住居。紫が退室した後、そこに取り残されたのは谷口と藍。
「あ…あの…」
谷口は目の前の女性におどおどと声をかける。
九本の狐の尾を生やした珍妙な帽子をかぶった女性…八雲藍は谷口へと視線を向ける。
「不本意ですが…紫様の命令ですので」
「うぁっ!?」
中腰の谷口を乱暴に突き飛ばす藍。勢い余って谷口は大きく尻餅をつく。
「これは…みっともないですね…」
藍の視線は谷口の股間へと注がれ、冷淡に言い放つ。
紫に自慰を強制され下半身裸だった谷口はいわゆるチングリ返しの体勢になっていた。
陰部を凝視され、谷口は赤面した。男がこんな姿を女性の前に晒すなど、普通ではまずありえない話だろう。
「なっ!何をする…
谷口が言い終えるよりも早く、藍は谷口の陰茎を踏みつけた。
「くっ!ああっ!」
情けない声を上げる谷口をよそに、藍は谷口の陰部へと顔を近づける。
自分の陰茎から肛門まで凝視されるその体勢から逃れようと、谷口は慌てて体を起こそうとする。
しかしその直後に藍に足を押さえ込まれ、体勢を固定されてしまった。
今までAVで何度も見てきたクンニリングスの体勢である。
決定的に違うのは男である自分が受け手側で、女である藍が行為を行う側という事であるが。
「やめて下さい!」
谷口は興奮よりも先に強くこみ上げてくる恥ずかしさから思わず悲鳴を上げる。
「貴方をスッキリさせる事…つまり射精へと導く事がわたしの使命ですね」
藍は冷淡に呟くと、谷口の陰嚢を舐め上げた。
「くぅっ!」
谷口の前進に電撃が走る様な刺激が駆け巡る。それを知ってか知らずか、藍はなおも執拗に陰嚢を舐め続ける。
「んっ、ん…んむ…うん…」
藍の声と舌と唾液が這い回る淫らな音が場に響く。
藍は陰茎を乱暴に手に握ったまま、陰嚢だけを執拗に舐め続ける。
谷口は陰茎を直接刺激されないもどかしい快感に身を震わせ悶えていた。
「睾丸が上がってきていますよ…射精しそうなのですね?」
さらに刺激を与えようと、藍は陰嚢をぱくりと口に含む。
藍の唇と舌の動きが谷口の睾丸を圧迫する様に刺激する。
直後に陰嚢を唇で咥えて引っ張り、睾丸を転がす様に弄んでいる。
絶え間なく繰り返される陰嚢への刺激に谷口の腰は限界を迎えていた。
「(で、出そう…)」
このまま快楽に身を任せて射精してしまうその瞬間だった。
「藍しゃまー!どこー?」
幼い女の子の高い声とドタドタと走り回る音が響き渡った。
その瞬間、行為を続けていた藍が我に返ったように驚きの表情を見せた。
久しぶりの投稿だぁ!!
無垢な橙がエロいことしてくれるのに期待
>>618 本当に久しぶりだわ、谷口w
とりあえずニコニコRPGのVXの四話までと、外(道)伝の一話の女性キャラ出しとく。
レリィ:仲間。黒歴史RPGの主人公。メイド。
マール:パン屋。クロノトリガー。
にとり:アイテム屋。東方。
霊夢:ボス。前も名前とゆっくりで出ていた。東方。
顔グラのみ:食材屋の女性、図書室の女性、ズールの信者、など。
加ノ瀬まな:外(道)伝の主人公。オリジナルキャラ。パジャマがエロい。
621 :
620:2009/03/02(月) 02:40:31 ID:sg8pZrX7
連投すまん、新しく出たキャラな。
あと霊夢は今回ちゃんとボスとして出たって意味で。
しかしVX、料理レシピとかモンスター図鑑とか、やりこみ要素が増えたな、配布が楽しみ。
リメイクや外伝のネタは出さないほうが良いと思うが・・・まぁ過疎ってるから仕方ないか
交歓所では今の所ご法度ネタとして扱われてるようだが
つくねちゃんが出たのって何話だっけ?
624 :
578:2009/03/04(水) 21:39:43 ID:dpbzfEOU
ニコニコRPGリメイクとか、RPG2とかもうwktkが止まらない。
545の続き、なんですが……何書いていたか忘れるほどの3ヶ月ぶりorz
小説なんて最近書いてなかったからグダグダもいいとこだぁ。リハビリ?
625 :
578:2009/03/04(水) 21:41:23 ID:dpbzfEOU
「……私を抱いていただけますか?」
「……なんだと?」
「……もう一度聞こう。今なんと言った?」
「はい、私を抱いて欲しいんです」
(確かにはっきりしろとは言ったが……)
再度の確認も空しく、言葉の発言は変わらなかった。海馬は普段とは気色の違うため息をつきながら、緊張する心とは別に肩の力を抜いた。
オブラートに包んでも透けて見えてしまうような発言をこうもストレートに告げられてしまっては、さしもの海馬も、現実を受け入れることが出来なかった。
「……誰にだ……?」
「海馬君にです」
「……」
海馬は視線を一旦天井へと向けてみた。
実に厄日であった。だがそれは今日だけというわけではない。遊戯に同行して以来、特にこの旧型のオンボロ船に乗ってからは毎日がそうだった。しかし、今日は特別。目を瞑りたくなるほどの大厄日に違いない。
「……理由を聞かせろ。分かりやすく」
有無を言わさず部屋から放り出すことも出来たが、今の海馬には、それだけの精力が残っていなかった。ねじり回って歯車の5,6個でも外れ落ちそうな頭を手で支えながら、諦めたかのようにそう口にした。
「え……?ぁ……」
この当たり前の返答に、言葉は一瞬戸惑うような表情を露にした。視線を海馬から逸らすと、もじもじと手でスカートの裾をいじりながら、もごもごと空気を租借している。
(……一体なんのつもりだ……?)
何の疑問ももたれぬままに抱いてもらえるとでも思っていたのだろうか。まさか、谷口やKBCではあるまいし。それとも、自分は奴らと同列に扱われていたのだろうか、と、わずかな苛立ちが海馬に走る。
だがもちろん、そんなはずではないと海馬は思っている。彼女がそのような短絡思考でも、性欲を求めるだけの淫売でもないことを知っているからだ。
しかし、だからといっても苛立ちが多少軽減されただけ。手で支えた頭を指でトントンと、気を紛らかすように叩く海馬の声は、疲れたものからストレスを感じるものへとシフトしていた。
「……俺が納得できるようにだ。ふざけた理由だったならば、即座に放り出す」
「……分かっています」
ドスの利いた海馬の声に、腰を引き気味な言葉であったが、息を一度、小さく吸い込むと、スカートをいじっていた手を自身の胸の前で握り合わせ、真っ直ぐに海馬と視線を合わせた。
626 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 23:44:22 ID:wyEfV5/W
578さんの続き来た……っ!!
全身全霊で全裸待機
627 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 02:06:12 ID:XQZVLIpa
保守
保守はいいんだが何であげるの?馬鹿なの?
dat落ち防止だろ
保守
人がいない内にせっかくだから俺は続きを投下するぜ。
橙の喋り方が変かもしれない。一人称は文化帖に準拠した。
無垢な橙がエロいことしてくれるのに期待、とあったからエロくしようと思ったら
ちっとも無垢でなくなってしまった。許せッ!
「ち…橙!?」
先程まで特に感情も無く谷口に口淫を続けていた藍。
その彼女が急に我に返った様に取り乱し始めた。
「(ちぇん…?)」
谷口は思い出した。紫に影の様につき従う藍の傍らに幼い女の子がいた事を。
橙。あまり詳しくは聞いた事はないが、彼女は紫にとっての藍と同じ様なものらしい。
しかし紫が藍にする接し方とは大きく異なり、まるで自分の娘の様に世話をしていた。
無機質な藍だったが、橙の前では非常に感情的で呆れる程の親馬鹿になる。
そう、橙は藍の弱みだった。
そう思った谷口は思いもよらぬ行動に出た。
「橙ー、藍さまはここにいるぞー!」
思い切り橙に居場所を教えた。
「なッ!?あ…貴方という人は!」
藍が驚愕とともに憎しみの視線で谷口を睨む。
「藍さまー、そこなんだねー!」
弾んだ声で橙は襖を開けた。
その目に飛び込んだのは…
屹立した谷口の男根の前に顔を寄せる藍の姿だった。
「橙…!」
「や…やあ…」
目を点にして狼狽する藍とは対照的に谷口は頓珍漢な挨拶をした。
この状況、どう説明したものか。藍を困らせようと特に考えもせずに行った訳であるが…
。
「藍さまー、谷口のお兄さんと遊んでたんだねー」
「ち…違うわ、橙!これは紫様の…」
「私も混ぜてねー」
?遊びか何かと勘違いしているのか?
そう谷口が疑問符を浮かべていると、トテトテと橙は藍の横に寄ってくる。
藍同様隣に座り込むと、橙は谷口の屹立したままの男根を手に取った。
「んむっ」
すると橙は谷口の陰茎を突然口に含んだのだった。
「っ!!??」
予想外の行動と刺激に谷口は思わず声を上げる。
「ち、ちぇん!そんな汚らわしいものを!!」
驚きの声を上げる藍の言葉を遮る様に、橙は藍の唇に濃厚なキスをする。
「んっ!?ん、んんぅぅ…」
橙の舌が藍の舌へと絡みつく。拒絶の意を示していた藍の声は瞬時に恍惚の声へと変わっ
た。
頬を紅く高潮させ、拒んでいた橙の舌を受け入れる様に自ら絡ませていく。
藍は谷口が見ている前にもかかわらず、橙の頬を優しく撫でながら唇を自ら重ねた。
「んふ…」
橙は蠱惑的な声を上げながら、無邪気な微笑で谷口の男根を嘗め回し、口の中に含む。
外見的には幼い女の子と変わりのない少女。
その口いっぱいに赤黒く太いグロテスクな男根が卑猥な音とともに出たり入ったりするの
は何ともアンバランスで淫猥な光景だった。
橙は行為を何度か続けると、笑って藍へと肉棒を差し出した。
藍はおぼついた視線でそれを受け取り、口へと運ぶ。
まるで飴を変わりばんこに舐めるかの様に、橙と藍は谷口の肉棒を舐め続けた。
橙は肉棒を弄ぶかの様に小さな手で上下にしごき、下から上へと舌を這わせる。
橙の舌は柔らかく温かかった。交互に舐め合って混ざり合った藍の唾液と橙の唾液が混ざり合い、
谷口の男根は固く上を向きテラテラと光を反射していた。
順番を待ちきれなかったのか、藍が舐め続ける男根を橙は横から舌を這わせた。
雁首を執拗に責める舌使いが藍と橙の左右で繰り広げられた。
頭が焼ききれそうな快感の中、目の前の橙と藍の視線が交差する。
二人は微笑むと、谷口の目の前で幾度かも知れぬ濃厚なキスを交わした。
藍は突然陰嚢へと舌を這わせた。睾丸を弄ぶ舌の刺激に脳に霞がかかった様にぼやける。
その瞬間、橙は谷口の男根を大きく口に含むと、勢い良く顔を上下させる。
激しい上下運動。吸い付くかの様な橙の口腔の刺激。その中で続けられる激しい舌の動き。
それに追随するかの様な藍の陰嚢への刺激。突き上げる様な射精感に睾丸は限界を迎えていた。
谷口の腰が浮き上がり、欲望が決壊する瞬間を今かと待ちわびる。
「で…出るっ!!」
谷口の男根が凄まじい勢いで跳ねて橙の口の中から飛び出した。
閂が外れた様に先端の尿道から信じられない量の精液が噴出し、
目の前に立っていた橙の顔へと容赦なく降り注ぐ。
髪、鼻、頬、口の中。ドロドロの精液は橙の可愛らしい顔に付着し、その無垢な表情を汚す。
「ん…あ…、あは…」
放心状態で橙は吐息ともつかぬ声を口から漏らす。
口の中に発射された精液が、無音で橙の唇からこぼれ落ちていった。
続ききた!!
橙がエロくていい感じですな。藍様もなんだかんだでエロイ。さすがです。
はてさて、このまま本番まで行くか、それともゆかりんがどう動くのか気になるなー。
乙です!!
ちぇぇぇぇん!!
これはマジで続きが楽しみだ
よーしパパ続き書いちゃうぞー、
とか言いつつも橙を期待している方には残念な構想だったんだ。許せっ!
藍の口調が変わっているが式としての藍と橙に対する藍との違いだと思ってくれ。
「…などという事を考えているのではないでしょうね!?」
「か…考えてませんっ!!」
藍が恐ろしい剣幕で谷口へと詰め寄る。
そうここまでよくも細密に妄想をかきたてられたものだ。
「あれ?藍さまー、やっぱりそこにいるの?」
襖の向こうから橙の声が聞こえてくる。その声にふと我に返る谷口。
そして。
目の前には谷口を無言で睨む藍の鋭い視線があった。
まるで捕食動物が獲物を睨む様なそれである。その眼光に谷口は身震いする。
「橙ー、藍さまはお仕事なんだよ。向こうで遊んでてねー!」
「えー?藍さまお仕事なのー?邪魔はいけないんだねー、じゃあまた後でねー」
ドタドタとせわしない足音が遠ざかっていく。安堵の息をつく谷口。
「ああ…橙…なんていい子なの…」
藍の顔は感動の笑みで満ちていた。藍を気遣って離れていった事に感激しているのだろう。
「あんな素直な子を厭らしい欲望の対象として見るなんて…何て浅ましい…」
だめだこの狐…早く何とかしないと…
谷口はそう思わずにはいられなかった。
「貴方が橙に汚らわしい視線を向けない様に諸悪の根源から断つ必要がある!」
すると突然、藍はまるで手品師の様に一瞬で服を脱ぎ捨てたのだ。
「ぶっ!?」
頭の特徴的な帽子を除いて、文字通りの素っ裸となり谷口の前に仁王立ちする藍。
あまりに突然の行動に谷口は思考が停止した。そして、藍の裸体が瞳に飛び込んでくる。
透き通る様な白い肌。無駄な肉のない理想的な手足の肉感。アンバランスなフカフカの九本の尾。
紫に負けない、ほどよい大きさの形のいい乳房。まるで瓢箪の様に綺麗にくびれた魅力的な腰。
そして、ちょうど自分の目の高さにある、髪と同じ金色の毛に覆われた恥丘。
初めて目の当たりにする生身の女性の肉体に谷口は釘付けにされた様に目が離せなかった。
あまりに刺激的なその姿に、萎びていた谷口の陰茎は見る見る内に膨れ上がっていった。
「そう…この節操の無いペニスが貴方の欲望の全ての原因…」
膨れ上がった男根を指先でくりくりと弄くる。その刺激に思わず谷口は声を上げた。
「うあっ!ちょ、ちょっと!」
「性欲が起こらなくなるまで射精し尽くさせてあげるしか無い!」
右手で乱暴に谷口の男根を掴むと、藍は谷口の股間を跨ぐ。
「えっ!?あっ、あの…ちょ…!」
藍は手で掴んだ肉棒を自身の陰唇にあてがう。
粘膜と粘膜が触れ合い混ざり、それを潤滑油として、藍は一気に腰を下ろした。
「んっ、あああっ!」
口から漏れた藍の嬌声が響き渡る。
「…うああぁぁっ…!」
初体験の余韻に浸る間も無く、自身の肉棒に襲い掛かる女性の柔肉の感触に身を震わせた。
熱い。柔らかい。気持ちいい。自身の一物は藍という器の中にすっぽりと納まってしまい、
脳が焼き切れる程の快楽に全身が沸騰するかの様だった。
「あっ!アッ!」
吐息の混じった声とともに藍は腰を激しく上下させる。ヌルヌルの愛液が擦れて気持ちいい。
藍の腰が上下すると同時に、先端の亀頭が吸い付くかの様に強く締め付けられる。
パンパンと肉と肉がぶつかり合う卑猥な音。リズミカルに繰り返される藍の甘い声。
その淫ら過ぎる光景と絶え間無く与えられる快感にもう谷口は何も考えられなくなっていった。
こみ上げる射精感を堪えるなど、もう頭には一片も無くなっていた。
「ああ…っ、イクっ!」
AVの様なありきたりの声を上げ、谷口はその欲望の迸りを暴発させた。
「ああーーーっ!!」
その瞬間にお互いは動きを止めた。藍は谷口に覆いかぶさる様にうなだれる。
ビクビクと痙攣したかの様に小刻みに揺れる二つの肉体。
お互いが繋がった結合部。藍の秘裂から白濁した谷口の欲望が溢れる様に零れた。
「あ…は…」
長く小さい吐息を吐きながらうなだれる藍。
暴発して力を失ったかの様に、ズルリと力無く肉棒は藍の秘裂から抜け落ちる。
その精液と愛液が混ざり合ったそれは糸を引いて藍から引き抜かれた。
「あ…すごい量の精液…」
藍は自分のそこから溢れる精液を見て呟く。
そしておもむろに射精し尽くし萎びた肉棒を手に取った。
すると、精液と愛液でヌルヌルになった亀頭をおもむろに口に含む。
「んあっ!?」
射精の余韻に浸ったまま動けない谷口は股間に与えられる刺激に谷口は情けない声を上げる。
「残ってるの全部…吸い出さないと…」
尿道に残った精液を入念に吸い尽くさんと藍は口を窄め、精液を舐め取っていく。
頬が窄まるほどの吸引に射精したばかりで敏感になっているそれは再度の刺激に大きく反応する。
「ん…んんっ!?」
藍の口の中で再び膨れ上がっていく谷口の男根。
「さっき出したばかりなのに…もう一度出させないと!」
ビクッと震える男根を前に忌々しそうに呟く藍。
荒い息とともにそれを見つめる谷口。
どうやら、藍の過剰な勘違いはまだ続きそうだ。
最高にGJだ!
保守