自分、文章苦手で何年か前にマヤマスの絵描いてたけど、発表する場もなく丸めて捨てた
最近また描きたくなってしまった
マスミンにイライラする
こうしてやる!って衝動が止まらねぇ
セリフだけでここまで萌えさせるとは・・・!
>>943、怖ろしい子!
GJ!
かえってセリフだけってのもいいね。
よくガラ亀パロで「真澄=バリトンの声」って出てくるけど、
谷原章介みたいな声の低さだよね?
>>954 谷原マスミン想像してみた。・・・・・萌えた!
GJ!
アク禁中だったので、職人さまの投稿を楽しみながら自分も一作書きあげてみました。
マスミンとシオリンの婚約パーティ会場で、呆然とするマヤタンが可哀想だった
ので、マスミンにお仕置きしてみましたw
タイトルは「きみに溺れる」です。
谷原だいっきらいなんでヤメテクレ
958 :
きみに溺れる:2009/04/10(金) 22:52:38 ID:yEFzwwze
――『紅天女』の公演が楽日を迎えた二日後の某ホテル――
「……マヤちゃん、喉が渇かないかい?何か飲み物を頼もうか?」
関係者を労う為にと用意された席で一通りの挨拶を終えて周りを見渡す速水の視線の先に、今日の主役であるマヤと
桜小路の仲睦まじい様子があった。
数時間前まで自分に向けられていた愛らしい微笑みが、今は他の男に惜しげもなく向けられている事に嫉妬心や
独占欲が湧きあがってくる。
それに、抱き寄せるようにマヤの肩や腰に手を回す桜小路の満足気な顔つきが、余計に苛立ちを煽っていた。
「真澄様。面白くないのはわかりますが、今日の主役はマヤさんだけではないことはおわかりですわよね?お立場上、
もっと楽しそうにしていただなかないと……それにしても、彼女があれだけ気に入っていたドレスに染みを作ってしまうなんて、
真澄様らしくありませんわ……」
珍しく公の場で不機嫌そうに顔を顰める速水に、隣で主役のふたりを見守っていた水城は、困った人だと言わんばかりに肩を竦めた。
「確かに、染みを作ってしまったことは悪いと思うが、終わったことだ……それに、あのドレスよりも今着ているドレスの
方が彼女うには似合っていると思うが?」
水城の意味ありげな言葉を無視して肩を竦め返すと、マヤが最初に着るはずだった肌を晒し過ぎるドレスとは対極的な
慎み深いデザイン―ー首筋は勿論のこと、手首まで薄手とはいえ布でしっかりと覆われているドレス姿に満足を感じ、
彼女との今朝のやり取りを思い返して、速水は思わず頬を緩めた―ー
★★★
「……もう、速水さんのせいで起きれないし、声も出ない…」
情熱が満たされた後の余韻が残る中で、愛おしい恋人の柔らかな肌を指先でなぞりその後を唇で追いながら、速水は
彼女の身体がまだ熱を帯びていることに気付き、思わず笑みを零した。
今夜の事を考えてあまり無理をさせるつもりはなかったのに、それでも寝ることを許さずに何度も求めてしまったせいか、
気だるそうにしている姿を可哀想にと思いながらも、拗ねるような口調に含まれる甘やかな響きと自分を見上げる潤んだ
瞳が速水の欲望を再び煽った。
959 :
きみに溺れる:2009/04/10(金) 22:54:41 ID:yEFzwwze
「すまない…だが、きみが協力してくれたから何度も続けて……」
「速水さん!!」
顔を真っ赤にしながら慌てて自分の口を手で塞ぐマヤの様子に速水は苦笑いを浮かべると、その手のひらにキスをして
そのまま腕から肩へ、それから首筋へと舌を滑らせて柔肌の感触を楽しみながら彼女の中心に指を這わせる。
「んっ、あぁっ……速水さん、もう……」
まるで初めての経験の様に抑制が利かない自分に呆れながらも、マヤを求める渇望を抑えることができなくて。
胸の膨らみを揉みしだきながら頂を口に含み吸い上げたり舌で突いたりして彼女を煽りながら、自分を受け入れるよう
にと慄く様に身動きをする身体を宥めるように開いていく。
「…速水さん……ぁぁ…っ……速水さん……」
熱を帯び掠れた声で何度も名前を呼ばれる悦びが、背中に回された切なげな手の動きが速水の思考を蕩けさせていく。
「…はぁぁ……んっ…や…っ……」
甘い鳴き声に自身も煽られて、意思を持ってマヤの弱い所を探り出していた指や唇の動きがいつの間にか余裕のない動きに
変わり、闇雲に柔らかな肌を辿っていくなかで、これが最後だからと詫びながら速水は彼女の奥深くへと腰を進めていった……
疲れ切っているマヤを風呂で清めて濡れた髪を丁寧にドライヤーで乾かすと、喉が渇いたと強請る彼女にミネラルウォーターを
口移しで飲ませてやって、そのまま膝の上に抱き上げる。
「マヤ、本当にあのドレスを着るつもりなのか?」
膝の上で自分に身体を預けているマヤの髪を梳き撫でながら、速水は水城のアドバイスを受けて彼女が選んだ細いストラップだけが
頼りのドレスを身に纏った姿を思い描いて顔を顰めた。
960 :
きみに溺れる:2009/04/10(金) 22:55:47 ID:yEFzwwze
「たまには大人っぽいドレスもいいかなと思って……それに、速水さんとダンスを踊れるかもって水城さんが言ってたし…
だから、少しでも速水さんに似合うようにしたかったの……」
恥ずかしそうに語る恋人の様子に愛おしさを感じながらも、それでも自分以外の男にその素肌を見せたくはないという思いを
耳元で囁き、マヤが止めようとするのを無視して首筋や鎖骨の下それから胸元に紅い花を咲かせて、結局、そのドレスは2人
だけの時間に着せて見せてくれと納得させたのだった―ー
★★★
「マヤちゃん、僕と踊ってもらえるかな?」
音楽が奏でられる中で、当然の様にマヤを誘う桜小路の声が速水を現実に戻す。
彼女の腰に手を伸ばして自分の方へと引き寄せる桜小路の行動を目の前にして、それまで 抑えていた理性が一気に崩れ落ちる。
「今日は特別な日だからと我慢していたが、やはりこれ以上は無理だな……」
速水は誰にともなくそうつぶやいて、桜小路からマヤを取り戻す為に2人に近付くと、驚いて目を瞠っている彼の腕から
彼女を引き寄せて腕の中に閉じ込めた。
「……は、速水さん……」
突然のことに驚くマヤに頷き、自分たちに注目している周りの人間に見せつける為に、彼女の頬、首筋、肩を手のひらで
辿りそれから甘い唇を堪能すると、滅多に見せない極上の笑顔をしてみせて2人が正式に婚約することを発表してみせた。
「……!!」
驚きと戸惑いを見せる桜小路に「今夜は、彼女と婚約を祝うことになっているので、これで失礼させてもらうよ」と宣言すると、
マヤを抱き上げていつの間にか隣に立っていた秘書に後の事を頼み、数時間前の続きをする為に用意された部屋へと歩き出して、
「俺を嫉妬させたこと、覚悟しておけよ?と彼女の耳元に囁いたのだった―ー
終わり
961 :
きみに溺れる:2009/04/10(金) 23:06:57 ID:yEFzwwze
以上です。
マヤにベタベタするコウジに嫉妬するも、「俺のもの」とキッチリと宣言して
みせるマスミンを書きたかったのと、独占欲オーラー丸出しなエピが書きたかった
ので、こんな話になってしまいました。
シオリンがどんだけ素肌を見せようが気にもしないけれど、相手がマヤだとゴゴゴ〜と
というBGM付きで「俺は許さん!」とか言って欲しいんですよねw
乙です!
男らしく堂々と宣言するマスミンに(;´Д`)ハァハァです
>>961 うはー!最高だっ
独占欲も嫉妬も大好物だ!
そして桜小路wかわいそうw
GJ!!!
はぅが当て馬として完璧すぎるw
お気の毒www
GJ!!!!1
>膝の上で自分に身体を預けているマヤの髪を梳き撫でながら
いいねぇ♪
蛇女と見つめ合ってる姿は、史上最高の吐き気シーンで
マヤマスのやりとりも酷かったよね
でも読んで胸がすっとした
ありがとう職人さん!
966 :
961:2009/04/11(土) 08:14:13 ID:XHUaJv/X
GJ、いただきましてありがとうございます。
コウジには完璧な当て馬くんになってもらいました。
ゴメンヨ、コウジww
マヤと結ばれたマスミンは、ぶきっちょなマヤが髪を乾かすのに時間がかかり
すぎるのを見て、「そんなに時間をかけてたら、風邪をひくぞ?」とか「ああ、
そんなに手荒に扱ったら、せっかくの綺麗な髪が台無しになるじゃないか!」と
キャンキャン吠えて、困ったやつだなと頬を緩めながら「マヤの髪を乾かすのは
俺の大事な仕事だな」と決めてしまったのでした・・・というエピを、サラッと
書いてみたかったので、彼にマヤの髪を乾かせるシーンを織り込めて満足ですw
>>954 昭和版アニメの声を指してるのかなと思っていた
でも私は平成版の声の方が若々しくて真澄の年齢にあっていて好きだ
>>961 乙
いちゃいちゃする2人凄くいい
速水さんのせいで起き上がれないとすねるマヤがかわいすぎる!
ごちそうさまでした!職人さん。
それにしても見事な当て馬っぷりの桜小路が大好評で笑えたw
やっぱりこうでなきゃね、はぅはw
(*^ー゚)b グッジョブ!!
>>970 乙!!
悶々するより、甘々して欲しい。
嫉妬したら物を壊して白眼になるより、本人に対して独占欲剥き出しになって欲しい。
どうせ傷付くんなら、言わずに傷付くんじゃなく言って傷付けばいい。
あぁ、原作マスミンよ。
二次のマスミンを見習っておくれよ…
>>970おつ(;´Д`)ハァハァ
原作は出る度萎えるね。もう疲れたよパトラッシュ
マスこんどはマヤの綺麗な黒髪シャンプーしといて
>>970 乙です
埋めがてら投下
真澄×マヤ前提で、はう視点、エロはあんまり。
はうがウザいことになってるので苦手な人はスルーしてください。
僕とマヤちゃん(とその他大勢)は今、「紅天女」の地方公演で大阪に来ていた。
日本各都市を巡るツアーのために東京を離れて3週間以上、
これまで何度かマヤちゃんと二人だけで食事をする機会を窺ってたんだけど
そのたびに何故か邪魔が入っていた。でも、そう、今夜こそは…!
「マヤちゃん。夕食一緒にどう?美味しいお店知ってるんだけど」
……マヤちゃん大阪は初めてだっていってたもんね……
『桜小路くん、このお店すごく美味しいね!』
『そうだろう?マヤちゃんなら気に入ると思ったよ』
『私、大阪は初めてだから、どこが美味しいとか全く分んなくって…』
『僕は別の仕事で何度か来たことがあるからね』
『頼りになるのね、桜小路くんが一緒でよかった…』
『マヤちゃん……』
……それで一般人に僕らだって気づかれたりして……
『マヤちゃん、気付いてる?僕らなんだか注目されてるね』
『なんだか恥ずかしい…』
『プライベートでも恋人同士なのかなって思われたりしてね』
『……桜小路くん』
『あ、僕なんかとそんな風に見られたら嫌だよね、ごめん』
『……ううん、私…桜小路くんとなら……嫌じゃないわ』
『マヤちゃん……///』
『キャッ!やだ、私ったら///』
「あ、今日は他に約束があって。ごめんなさい」
がーん…僕の予想は外れてしまったようだ。
でも、まあ良いか!ツアーはようやく折り返し地点。
この先きっといくらでも二人きりで食事するチャンスはあるはず!
―――桜小路の言うところの“予想”は、一般的には“妄想”と呼ばれるものだが
それについて彼が自覚することは無かった。―――
夜が明けて、今僕はホテルの自室のドアの内側で聴き耳をたてている。
何故かって?それは向かいのマヤちゃんの部屋のドアが開いたらわかるようにさ。
このホテルの朝食バイキングはなかなか美味しくって、
マヤちゃんは健啖家ぶりを発揮して、一緒に食事をする共演者やスタッフを驚かせてる。
今日はマチネーが無いから、きっとほかのみんなは朝寝を決め込んでる。
でもマヤちゃんは朝ジョギングをする習慣があるとかで、いつも早起きらしい。
だから今朝は二人っきりで食事をするチャンス!
……向かいのドアが開く音がしたら……
『おはよう、マヤちゃんもいまから朝食かい?』
『おはよう、桜小路くん!すごいタイミングね。やっぱり私たち気が合うみたい』
『フフ、そうだね』
……そしてレストランで……
『みんなまだ起きてないのかしら』
『どうやら僕たちだけみたいだね。僕と二人きりでは嫌?』
『やだ、桜小路くんったら…そんなこと、あるわけないのに……』
そんな予想をしてた時…かすかに“カチャリ”という音が耳に飛び込んできた。
慌ててドアを開ける。ちょっと勢い込んでしまったのはご愛敬ってやつさ☆
な……んで、マヤちゃんの部屋から速水社長が出てくるんだ?
呆然として固まってしまった僕に、速水社長は口の端を上げてニヤリと笑うと
「分かっていると思うが…他言無用に願うよ」
そう言い置いて去って行った。
僕が何を“分かっている”って?!“他言無用”って何のこと?!
いや!そもそもなんで速水社長がここに?!それもこんな時間に。
まさか…まさか!まさか!
………そうだ!きっと出張かなんかで来てるんだよ!
で、紅天女であるマヤちゃんに何か用があって、ついでに訪ねて来たんだ。
忙しい人だから他に時間が無くって、こんな時間になっただけだよ、きっと。
ふふ、僕も馬鹿だなあ。一瞬でもあの二人がそんな仲だと疑うなんて☆
速水社長は仕事中毒が過ぎて婚約者にも逃げられたくらいの人だってのに。
それにマヤちゃんの好きな人は「紫のバラのひと」だもんね。
その点は、僕ももどかしい気持ちでいるけど…でも僕は信じてるよ!
君もいつかきっと、幻のような恋から目が覚めて、
僕への深い愛に気づいてくれるってことを……!
―――その日マヤは結局昼過ぎまで起きて来ず、
午後も彼女にしては珍しくあくびばかりしていたが、
その事実も、速水に言われたセリフも、
桜小路の記憶に留められることは無かった。―――
「紅天女」の地方巡回ツアーもようやく終りを告げ、東京に戻り、
今日、僕とマヤちゃん(と黒沼先生とその他主要キャスト)は
東京での公演に続いて、地方公演も大成功を収めたことを祝うために
興行主である大都芸能が開いたパーティーに出席していた。
一流ホテルの広い会場を貸し切った豪華絢爛なパーティー。
以前のマヤちゃんならきっと萎縮するばかりだっただろうけど、
今の彼女は多少の危なっかしさは残すものの、
なんとか無難に今夜の「主役」をこなしている。
それになんだか最近の彼女はグッと綺麗になったと思う。
そう思うのは僕だけじゃなくて、周りのスタッフも皆似たようなこと言ってるし、
黒沼先生も『演技に艶が増してきたな』なんてニヤニヤしながら言った事があった。
きっと大きな役を掴んだ自信が、彼女をそうさせてるんだろうな。
これが終われば、マヤちゃんとは別々の仕事に入ることになる…。
「紅天女」はいずれ再演されるだろうけど、それまでは離ればなれだなんて!
だからツアー中に少しでもマヤちゃんとの距離を縮めたかったのに、
結局あの後も「二人きりで食事」に漕ぎつけることはできなかった。
だから休憩するつもりでパーティーから抜け出して来た先の庭園で
マヤちゃんの姿を見かけ、僕は「運命」ってものを感じた。
なのに……なんで速水社長まで一緒なんだ!
「相変わらず、パーティーは苦手か?」
「そんなんじゃ駄目だって言いたいんでしょー。分かってますよーだ」
「出たくないなら、無理にとは言わないさ。俺が何とかフォローする」
「そんなこと言って…。“社長さん”としては困るくせに」
「それでも、君にはなるべく演技にだけ集中できるようにしてやりたいからな」
僕の姿は、二人からは木の陰になっていて見えないらしい。
それにしてもなんだろう、この会話。
いくら「紅天女女優」とは言え、速水社長が一役者にここまで気を遣うなんて。
マヤちゃんもどことなく砕けた感じで、なんだか…。
「そうだな、でも来月の軽井沢でのパーティーには出て欲しいな」
「えー。ほらやっぱり出て欲しいんじゃない」
「その代わりご褒美があるぞ。翌日から丸三日オフ。どうだ?」
「え!ホントに?!」
ふふ、マヤちゃんみたいなお芝居大好きッ子でもオフは嬉しいんだ。
あんな輝くばかりの笑顔を見せちゃって。
ああ、駄目だよでも、そんな可愛い顔を僕以外の男に見せたりして。
「ああ、水城くんに無理を言ってね。少し早い夏休みを貰った」
「……あ、あの」
「ん?どうしたマヤ」
「本当に良いんですか?お仕事忙しいんじゃ」
「なんだ、さっきはあんなに喜んでくれたのに」
ミズキさんって社長秘書の水城さんのことだよな。
あれ?じゃあオフって言うのは社長がオフってこと?
なんでマヤちゃんが社長のオフを喜ぶんだ?
「それに俺がいつも仕事ばかりで寂しいと言ったのは君だろう?」
「だって…私、……速水さんに迷惑かけたくな…」
「迷惑じゃないさ、君がもっと俺と一緒にいたいと言ってくれた時
どれだけ嬉しかったか…、俺も同じ気持ちだったからな」
「速水さん……」
……な、何なんだこの会話!これじゃまるで…
ああ!マヤちゃん!!そんな潤んだ瞳で男を見上げたりしちゃだめだよ!
いくら速水社長が朴念仁でも、そんな瞳で見られたら男なら
って、△◆※Ю@$%£#&〒÷Ж§★!!!!!!!!
あ゛ぁあ゛あ゛ほらキスなんてされちゃったじゃないか!何てことだ!
マヤちゃん!吃驚して固まっちゃってるのかもしれないけど
嫌ならちゃんと意思表示しないと!!!!って!ああっ!
だっ駄目だよ!そんな腕を回したりしたら受け入れているのと同義に…
二人のキスはだんだん深く、激しいものになっていって
マヤちゃんの手が社長のタキシードの背中をぎゅっと握る。
マヤちゃんの身体のいろんなところを這っていた社長の手が
彼女のドレスのスリットに伸び、露わになった太ももの白さが目を射る。
…もうだめだ!!今この場を動けば気付かれる恐れがあったが
これ以上二人を見てはいられない。
逃げるように立ち去ろうとしたその時、
「ぃや…あ、は…やみさん、駄目……」
……マヤちゃん嫌がってる!ああ!僕はなんて馬鹿なんだ!
マヤちゃんの気持ちに気付きもしないで!待ってて、今助けるから!……
『その手を離せ!マヤちゃんが嫌がってるのが分からないのか!』
『チッ、覚えてろよ』
『…桜小路くん!』
『マヤちゃん、もう大丈夫だよ』
『桜小路くん!わたし…わたし、こわかった』
『大丈夫、君が落ち着くまでこうして抱いているからね』
「ね…、速水さん、こんなとこじゃ、嫌……」
「……ここじゃ無かったら良いってことだな?」
あ…れ?この展開は予想にないぞ……。
って、マヤちゃん!だからっちゃんと否定しないと!
赤くなって俯いてるだけじゃ肯定してると思われちゃうよ!
ん?あ、速水社長が携帯を取り出した。こんな時にまで仕事かな。
さすが仕事の鬼。ふっ僕ならいつだってマヤちゃんを優先するのに…。
「大都の速水だが、支配人はいるかね?……ああ、支配人。この度は…え?
ああ、パーティーには何ら問題ありませんよ。別件でプライベートなお願いです。
部屋を一つ用意していただけませんか?ええ、そうです。
……結構です。ルームキーをパーティ会場まで届けさせて貰えますか?
ええ、お願いします。なるべく目立たないように頼みますよ。では」
「速水さん、わざわざ部屋を取ったんですか?!」
「ああ、ここからなら君のマンションの方が近いが、それでも30分はかかる。
とてもじゃないがそんなには待てない」
「速水さん……」
「なにせ4週間ぶりだからな…。それとも君は待てるのか?」
「やだ……もう、…分かってるくせに」
4週間前、といえば僕らが大阪にいた時で。
じゃあ、まさかあの時、速水社長は本当にマヤちゃんの部屋に泊まって…。
そんな!そんなことがーーーーーーーー!!!
ありえない!そんなことあるはず無い!だってマヤちゃんは僕の運命の…
はっ!!もしかしたら…マヤちゃんが「紅天女」に選ばれたから
それで速水社長は!!そうだ!マヤちゃんは騙されてるんだよ!
そうだ!きっとそうに違いない!!
待ってて、マヤちゃん!僕が目を覚まさせてあげるからね!!!
―――その夜、宿泊客しか入れない特別フロアにどうにか立ち入ろうとして
ホテルマンにつまみ出される某俳優の姿があったとか―――
取りあえず以上です。
お眼汚し失礼しました。
確かに桜小路がうざすぎるww
だがGJ!!
速水、確実に桜小路の存在に気付いている気がw
GJ!!!
ってか、はぅuzeeeeeeeeeee!!!!!
あらゆる事を自分に都合よくポジティブに捉えられるその図々しさを、
すぐネガティブスパイラルに陥る原作マスミンに分けてやれw
GJwww
前にもはうの勘違い日記を書いてくれた職人さんかな?
このシリーズ好きだwwww
986 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 03:50:59 ID:Tw+G5hxB
コーヒー吹いた・・・
GJ!!糞ワロタwwウザはう抜群!!!!!
よくマヤに触らなかったねw
はうシリーズ暇な時またお願いします★★★
本番見ちゃってw白目ショックでも日記でも何でもw
>>983 絶対気づいてるねw気づいてないわけがないwww
>>974 乙
何でそこまで前向きなんだあの眉毛はwww
ところで980過ぎたし、次スレをそろそろ立てた方がいいんじゃないか?
自分はプロバがPINK全板書き込み規制くらってるんで無理っぽい。
(今は携帯から書いてる)
梅の谷
梅の木
梅の精
梅の木の枝
梅ヵ枝餅
紅梅
梅の木の根っこの精
梅の花
飛梅
1000なら原作で真澄とマヤのセックルシーンが見れる
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。