【おむつ】幼児女装小説 4冊目【園児服】

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399名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 10:55:46 ID:+tMau4pX
20氏は、ブログを始めたら良いのにと思う
40020 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/13(土) 11:05:20 ID:319bORFs
「さ、それじゃ、今度は葉月ちゃん本人からみんなにご挨拶してもらおうね。年少さん
の中でも一番小さな妹だからまだ上手にお喋りできないかもしれないけど、みんな、
ちゃんと聞いてあげてね」
 小学生が年少さんとして自分たちと同じ保育園に通うなことになったと聞かされて、
一人ほくそ笑む卯月と、それとは対照的に一様に驚きの表情を浮かべる残りの園児
たち。皐月は、子供たちの反応を興味深げに見やり、葉月の背後にすっと身を退いた。
「え……?」
 本人からご挨拶してもらいましょうと言われても、なんの準備もしていない葉月には
どうすることもできない。だいいち、こんな入園式の真似事があること自体、前もって
聞かされていないのだ。
 と、皐月の代わりに今度は弥生がぴったり身を寄せ、葉月の背中をぽんと叩くと、声
をひそめて言った。
「大丈夫よ。私が教えてあげるから、その通り言えばいいわ」
 そうして、葉月の返事も待たずに、『入園のご挨拶』を囁きかける。
「……」
 けれど、咄嗟のことに、葉月は口をつぐんだままだ。
「どうしたの、葉月ちゃん? やっぱり、年少さんの葉月ちゃんにはご挨拶は難しいの
かな。四月の入園式の時は、年少さんなのに、みんなちゃんとご挨拶できたんだけど
な。でも、そうね。一番小っちゃな妹の葉月ちゃんには難しいかもね」
 なかなか口を開こうとしない葉月に、弥生は挨拶の言葉を教えるのを途中でやめ、
わざとらしくふっと溜息をつくと、意味ありげに少し間を置いてから、にっと笑って
「だけど、入園のご挨拶もできないような子を年少さんクラスに入れるわけにはいかな
いわね。そんな子は二歳児クラスに入ってもらわなきゃいけないかな。だとすると、こ
れがお似合いね」
と園児たちにも聞こえるよう大きな声で言い、ジャージのポケットからゴム製のオシャ
ブリを取り出して葉月の唇に押し当てた。
「あ、葉月ちゃん、かっわいーい」
「ほんとだ、赤ちゃんみたい、葉月ちゃん」
「小学生のお姉さんなのに、本当に私より小っちゃい子みたい」
 オシャブリを咥えさせられた葉月の姿に、それまでびっくり顔をしていた園児たちが
今度は口々に囃したてる。
40120 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/13(土) 12:47:08 ID:319bORFs
「や、やだ、こんなの。こんな、赤ちゃんみたいなの……」
 オシャブリを咥えさせられたせいでくぐもった声になりながらも、葉月は恨めしげに訴
えかけて首を振った。けれど、弥生がオシャブリを押さえているため、吐き出すことは
できない。
「赤ちゃんみたいでいいのよ。だって、簡単なご挨拶もできない葉月ちゃんは二歳児
クラスなんでしょ? 二歳児っていったら、まだまだ赤ちゃんだもの。年少さんがすご
くお姉さんに思えるくらい小っちゃな赤ちゃんだもの」
 弥生はそう言って、葉月の口にふくませたオシャブリの端を指先でぴんと弾いた。
 その様子を、葉月と手をつないだままの芽衣が呆れたような顔で見ている。
「ご挨拶する……ちゃんとご挨拶するから、もうオシャブリは……」
 挨拶を終えない限いつまでもこの羞恥に満ちた姿を園児や保育士たちの目にさらさ
なければならないことを思い知らさた葉月は、唇と舌を押さえつけられて自由にならな
い口で懇願した。
「そう、ご挨拶できるの。だったら、葉月ちゃんは二歳児クラスの赤ちゃんなんかじゃ
くて、年少クラスのお姉ちゃんね。じゃ、私が教えてあげるから、その通り続けて言う
のよ」
 弥生はオシャブリを人差指と親指でつまんで葉月の口から引き抜き、改めて耳元に
唇を寄せた。
「……あ、あたしは、今日からひばり保育園に通うことになった御崎葉月です。体……
体はおっきいけど、年少クラスに入ります……」
 二度三度と浅い息を吸い込み、ようやく覚悟を決めた葉月は、耳元で弥生が囁き聞
かせる言葉を、今にも消え入りそうな声で復唱し始めた。
「……年長クラスと年中クラスのお兄ちゃん、お姉ちゃん。それに、年少クラスのお友
達。ううん、年少クラスだけど葉月よりも先に入園したお兄ちゃんとお姉ちゃん。これか
ら仲良くしてください。葉月は一番後から入園したから、保育園のことはまだ何も知り
ません。だから、いろいろ教えてください。……それに、もしも葉月が何かいけないこ
とをしたら、きちんと叱ってください。葉月がちゃんとごめんなさいしていい子になるま
で叱ってください。お願いします、お兄ちゃん、お姉ちゃん」
 年長クラスや年中クラスのみならず年少クラスの園児のことまで『お兄ちゃん』『お
姉ちゃん』と呼ばされる弥生からの口移しの挨拶に、葉月は限りない屈辱を掻きたて
られた。けれど、弥生がまだポケットにしまわず手に持ったままにしているオシャブリを
目にするたび、挨拶を拒むことができないことを痛いほど思い知らされ、渋々ながらも
口を開かざるを得ないのだった。
40220 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/13(土) 13:53:56 ID:319bORFs
 けれど、弥生が囁いた次の言葉を耳にするなり、顔をかっと熱くして思わず口をつぐ
んでしまう。
 弥生は葉月に
「それと、葉月はまだおねしょが治りません。だから、お昼寝の時、一緒におねむして
くれるお兄ちゃんやお姉ちゃんに迷惑をかけるかもしれません。それに、おもらしもま
だ治らないから、遠足や音楽会でみんなに迷惑をかけるかもしれません。だから、今
のうちにごめんなさいしておきます。ごめんなさい、お兄ちゃん、お姉ちゃん。おねしょ
とおもらしの治らない葉月のこと、許してください。――ほら、こう言うのよ」
と囁きかけたのだ。
 さすがにそれを口にするのは躊躇われた。
 だが、弥生はまるで容赦しない。葉月が思わず口を閉ざしてしまうと、
「あら、せっかく途中までご挨拶できてたのに、最後までは無理なのかな。だったら、
やっぱり葉月ちゃんは二歳児クラスで決まりね。二歳児クラスの赤ちゃんなんだから、
オシャブリが欲しくてたまらないわよね。まんまの時以外はずっとオシャブリを咥えてい
るといいわ」
と言って、これ見よがしに、オシャブリを持った手を高々と差し上げた。
 それに対して葉月は弱々しく首を振ると、再び浅い呼吸を何度も繰り返してからおず
えずと口を開いた。もちろん、赤ん坊みたいにオシャブリを咥えた姿をさらす屈辱に耐
えかねてという理由もあるが、実を言うと、その他にも、この羞恥に満ちた挨拶を一刻
も早く終えずにはいられない切羽詰まった理由があった。
 それは、もう既に我慢の限界ぎりぎりのところまで達している尿意だった。
 小さい頃からそうだったが、大学に入ってからも葉月は、いつも同じような時間に目
を覚まし、同じバスに乗って大学に通っていた。それは夏休みが始まってからも同じ
で、特に授業はなく大学の図書館に引き篭もる際にも、皐月が呆れるほど、毎日同じ
ペースで生活していた。それが、今朝は、皐月が仕組んだおねしょ騒動のせいで目を
覚ましてすぐのトイレへ行きそびれてしまっていた。マンションから連れ出される時に
そのことに気づいたものの、それからトイレに行こうとすれば送迎バスを待たせること
になるからといって皐月に叱られるのは目に見えていたし、(実に情けない心理では
あるのだが)どうせ眠っている間におねしょをしてしまったのだったら、目が覚めてすぐ
のトイレを済ませておかなくても、おしっこをしたくなるのはまだ先のことだろうという惨
めな開き直りめいた気持ちもあって、そのままトイレへ行くことなく水無月の運転する
バスに乗り込んでしまったのだ。

づいたものの、
40320 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/13(土) 16:18:18 ID:319bORFs
「……は、葉月……まだおねしょが治りません。だから、お昼寝の時、一緒におねむし
てくれるお兄ちゃんやお姉ちゃんに……迷惑をかけるかもしれません。それに、それ
に……おもらしもまだ治らないから……だから、遠足や音楽会でみんなに迷惑をかけ
るかもしれません。先にごめんなさいしておきます。……ごめんなさい」
 葉月は弥生から口移しで教えられたようにそう言うと、ぎゅっと唇を噛みしめて顔を
伏せた。拳に握って両手がぶるぶる震えているのは、けれど、屈辱に耐えるためば
かりではない。
「はい、上手にご挨拶できました。みんな、新しいお友達の葉月ちゃんに大きな拍手
をしようね」
 いったんは身を退いていた皐月だが、小刻みに震える声で葉月が挨拶を終えると
再び葉月のすぐ横に姿を現し、先頭に立って両手をぱちぱちと打ち鳴らした。
 それに続いて園児たちが小さな手を叩いて拍手を送る。
 けれど、拍手の音はまばらだった。年少クラスに入るとはいっても、それはあくまで
も『しょくばたいけん』の一環で、本当は小学五年生の(更に真実を述べるなら、大学
生の)葉月がおねしょやおもらしでパンツを汚してしまうという事実を知らされて、どう
反応していいのかわからず、ついつい拍手をしそびれてしまった園児が殆どだ。
「どうしたの、みんな? 元気がないわよ。ほら、拍手〜」
 園児たちの胸の内を充分に承知していながら、皐月はわざと明るい声で再び拍手を
促した。
 そこへ、卯月の甲高い声が飛んで来る。
「先生、葉月ちゃんのことで質問があります」
「はい、どうぞ。新しくお友達になる子のことだもん、遠慮しないでどんどん訊いてちょ
うだい」
 大きな瞳を葉月に向けながらすっくと立ち上がる卯月を指差して皐月が頷いた。
「葉月ちゃん、本当におねしょやおもらしをしちゃうんですか? 年少さんだっていって
も、ほんとは五年生なんでしょ? なのに、ほんとにおねしょもおもらしもしちゃうんで
すか?」
 卯月は、スカートの裾から僅かに見える葉月のショーツをねめつけるようにして、ま
るで遠慮するふうもなくずけっと尋ねた。
404名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 18:10:49 ID:RbowrrFN
園児にチンコがバレるのはまだですかな?いや、別にバレなくてもいいけど。
405名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 18:56:44 ID:2QkG7sfk
いや、バレてほしい。できれば園児ではなく、同年齢以上の女の人に。
タックをはずされて、皮の被った全貌を見られてほしい。
406名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 01:34:21 ID:7MyiUU89
同年齢以上の女で知らないキャラはいませんけどね
407名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 02:57:25 ID:Zf7v7e/x
新キャラという発想はないのですか?
40895:2008/09/14(日) 22:49:39 ID:S6FItP9/
ちょっとずれたペースの1枚。
次の日曜くらいまで、絵が描けたらいいかな、という仕事の具合なのでごかんべんを。
http://www.gazoru.com/g-347b405981923382eac28bbea1f102ba.jpg.html
40920 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/15(月) 11:22:45 ID:RuDj0qqy
「うん、そうなのよ。グラウンドで遠藤先生が健康連絡帳を読んでいたの、卯月ちゃん
にも聞こえていたでしょ? あれ、私が書いたんだけど、嘘なんかじゃないわよ」
 卯月の質問に、皐月はまるで迷うふうもなく答え、僅かに首をかしげて続けた。
「でも、そうよね、小学五年生の葉月ちゃんがおねしょとおもらしだなんて信じにくいわ
よね。じゃ、本人に答えてもらおうか。その方が確かだもんね」
 皐月がそう言った直後、葉月が、よく注意して見ていないとわからないほど弱々しく
首を振った。
 けれど皐月はそんなことには全く気づかないふうを装って葉月の肘をつかみ、それ
までより一歩分、前方へ連れ出して
「ほら、年長クラスの卯月お姉ちゃまからの質問よ。こらからずっと可愛がってもらわ
なきゃいけないんだから、正直に答えようね」
と言い聞かせた後、真っ赤な唇を葉月の耳元に寄せて
「ちゃんと『本当のこと』を答えるのよ。もしも嘘なんかついたら、どんな口実をつけて
でも入園式を長引かせてあげるから、そのつもりでいなさい。あんた、おしっこを我慢
してるみたいだけど、もうそろそろ限界なんでしょ? 入園式が長引いて、いつまで我
慢していられるか楽しみだこと。――どんな細かなことだって、あんたのことは全部お
見通しなんだってこと、忘れちゃ駄目よ」
と囁きかけた。
 それに対して、葉月は、顔を伏せたまま横目で皐月の顔を恨みがましく睨みつけて
からおずおずと口を開くことしかできなかった。。送迎バスがコースの半分くらいの地
点に差し掛かった頃から感じ始めていた尿意は全く衰えることなくじわじわと高まり、
バスが保育園の正門に横付けになった時には、もうどうしようもないほどになってい
た。それには、朝一番のトイレに行けなかったという肉体的・生理的な理由もあるが、
それに加えて、おそらく、毎日の習慣になっているトイレに今朝は行きそびれたことで
精神的に追い詰められてという事情もあるのだろう。とまれ、尿意の高まり具合はい
つもより激しく、正太郎に手を引かれるまでバスの乗降口の手すりにつかまったまま
立ちすくんでいたのは、実は、それもあってのことだった。そうして、卯月に睨まれな
がら正太郎にバスからおろしてもらった後、グラウンドで途中まで行われた朝のご挨
拶の途中、とうとう我慢できなくなって、ペニスの先からおしっこの雫を何滴か溢れさ
せていまってもいたのだ。その時は必死になって膀胱の緊張を取り戻すことができた
ためショーツの表面まで濡らしてしまうことは免れたけれど、今度またそんな状態にな
って再び我慢し通す自信はまるでない。汗だけでなはなくつい溢れ出させてしまった
おしっこのせいでじっとり湿ったナプキンの感触を下腹部に覚えつつ、葉月には、蚊の
鳴くような声で返事をすることしかできないのだった。
41020 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/15(月) 14:38:58 ID:RuDj0qqy
「……は、葉月、お……おねしょ、しちゃいます。お、おもらしもしちゃいます。それで、
昨日だけでたくさんパンツを汚しちゃいました。葉月、本当は小学五年生なのに、おね
しょもおもらしも治らないんです。……だから、年少さんがお似合いなんです。こんな
葉月だけど、仲良くしてください、お願いします、卯月……卯月お姉ちゃま」
 さっきの挨拶と同様、弥生から口移しに教えられるまま答えさせられる葉月。だが、
それは確かに『本当のこと』だ。それが例え皐月が仕組んだ偽りのおねしょと白いお
しっこのおもらしだとしても。
「そうなんだ、葉月ちゃん、ほんとにおねしょしちゃうんだ。それに、おもらしもしちゃう
んだ」
 葉月の返答を耳にするなり卯月はきらりと瞳を輝かせ、なにやら思案顔になると、
葉月の下腹部をじろじろ眺め回しながら言った。
「御崎先生にもうひとつ質問があります。年少さんの子たちは、おもらしが治るまでパ
ンツを穿かせてもらえません。恥ずかしいけど、もうおもらしが治ったから言うけど、私
も年少さんの時は夏までパンツじゃなくておむつでした。正太郎くんは秋の音楽会の
時もおむつだったと思います。――葉月ちゃん、年少さんでおねしょもおもらしも治ら
ないのに、パンツを穿いてもいいんですか? そんなの、えこひいきだと思います」
「そうね、ひばり保育園は、おもらしの治らない年少さんはパンツじゃなくておむつって
いうことになっているわね。でも、まだ葉月ちゃんは保育園じゃおもらしをしてないでし
ょ? おねしょもおもらしもお家の中だから、今はまだパンツでいいんじゃないかな」
 おむつという思ってもみなかった言葉に顔をひきつらせる葉月の様子を横目で窺い
ながら、皐月は取りなすように言った。が、それは、皐月の心情を慮ってのことなどで
はない。ただ、卯月とのやり取りをできるだけ長引かせて葉月をのっぴきならぬ状況
に追い込むために、胸の中で舌を突き出してみせながら、さも庇っているかのような
ふりをしているだけのことだ。
「でも、でも、私、保育園でおもらししなかったのに、おむつだったよ。ちょっと前にパン
ツにしてもらって大好きなシナモロールのパンツ穿けるようになったけど、入園式の時
からずっとおむつだったよ、私」
 皐月が言い終えた直後、手を上げて名前を呼ばれるのを待つこともしないで、さっき
「私のと同じシナモロールのパンツだ!」と嬉しそうな声を上げた年少クラスの少女が
今度は不満げな表情を浮かべて言った。
411名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 02:06:21 ID:7iV6BNyG
なんと雄弁な口調の園児達…

いっそ20さんが書きやすい年齢に上げて
妙なしきたりがある学園物にでもした方がいいんじゃないの
412名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 05:06:08 ID:iOujwosM
最近はマセガキが多いと聞くが、これはちょっとねぇ・・・
41320 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/16(火) 07:20:05 ID:MtDmIJqQ
 園児たちの口調については確かに違和感を
覚える方が多いと思います。たどたどしい台詞
まわしにして、その内容を地の文で補うという
ことにすれば自然な感じになるのでしょうが、
ちょっと、そうする元気がなかったり、描写テク
がなかったりしますので、みなさんの脳内補正
でよろしくお願いしたいぞ、と
41420 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/16(火) 07:23:49 ID:MtDmIJqQ
「あ、そうだったわね。確かに純ちゃんは最初からおむつだったっけ。でも、それは、
入園式の日、お家からおむつをあてて保育園に来たからじゃなかったかな。たしか、
ちょっと心配だから当分はおむつで通園させますってお母様がおっしゃっていたから、
そうなった筈よ」
 年少クラスの少女に対して皐月はそう答え、なにやら含むところのありそうな目で
葉月と少女とを交互に見比べながら続けて言った。
「でも、このままだと、卯月ちゃんや純ちゃんだけじゃなく、他の子供たちからも私が
葉月ちゃんのこと依怙贔屓してるって思われるかもしれないわね。本当はそんなこと
ないんだけど、妹だから特別に贔屓してるんだって。じゃ、そんなふうに思われないよ
うに、これから葉月ちゃんが一度でも保育園でおねしょかおもらしをしちゃったら、そ
の時はパンツじゃなく、おむつを使わせるようにしようか。みんな、それでいいかな?」
「ちょ、ちょっと待ってよ、姉さ……」
 思わず我を忘れて叫びだしそうになる葉月。
 だが、その声は、
「はーい。それでいいと思いまーす」
「私もそれでいいでーす」
「約束だよ、先生。一度でもおもらししちゃったら、葉月ちゃんにもおむつだからね」
「葉月ちゃんも年少さんだもん、そうじゃなきゃおかしいもんね」
と口々に発する園児たちの嬌声に掻き消されてしまう。
「あんたもそれでいいわよね? まさか、保育士の資格を取ろうっていう初等教育科
の学生が、大勢の園児との約束を反故にしたりなんかしないよね?」
 園児たちのはしゃぐ姿をおかしそうに眺めながら、皐月は葉月にぴったり寄り添い、
声をひそめて囁きかけた。
「そ、そんな……」
 皐月の真意を図りかねて、葉月は曖昧にそう言うのが精一杯だった。
「どうしたのよ、心配そうな顔しちゃって。あんた、こんな格好はしてるけど、本当は大
学生なんでしょ? まさか大学生がおもらしなんかするわけないよね。だったら、おむ
つのお世話になるかもなんて不安がる必要なんてないじゃない。ほら、あんたが自分
で子供たちと約束しなさい。さもないと、大騒ぎになって、いつまでも入園式が終わら
なくなっちゃうよ。そんなことになって一番困るのはあんたでしょ?」
 皐月は片方の眉を僅かに吊り上げて言った。
「で、でも……」
「なにをぐずってるのよ。あんた、ひょっとして、おもらしをしない自信がないの? もし
かしたらおもらししちゃうかもって心配してるの? 大学生にもなって? やだ、それじ
ゃ本当に年少さんのまんまじゃん。だったら、今からでもおむつをあててあげなきゃい
けないかもね。今はパンツになってるけど、入園した時から七月の半ばまでずっとお
むつだった、あの純ちゃんっていう女の子と同じように」
 皐月は年少クラスの列の中にいる少女を目で指し示してくすっと笑った。
41520 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/16(火) 08:59:43 ID:MtDmIJqQ
 そこまで言われては、他にできることはない。葉月はのろのろと顔を上げ、園児たち
と目を合わせないよう部屋の片隅に視線を向けて、小刻みに震える声で言った。
「……は、葉月、保育園でおねしょかもらしをしちゃったら、他の年少さんのお友達と
同じように……お、おむつを使います。……約束します」
「うん、わかった。約束だよ、葉月ちゃん。みんなと約束したんだから、絶対に守らなき
ゃいけないんだよ」
 屈辱の言葉を言い終えて葉月が口を閉ざすと同時に、卯月が葉月の顔をじっと見て
言った。もうすっかり自分の方が年長だと信じてやまない様子で、それこそ、最上級
クラスのお姉さんが年少の幼児に言って聞かせる口調そのままだ。
「……はい、わかりました、卯月お姉ちゃま」
 皐月にスカートの上からぽんとお尻を叩かれて、葉月は伏し目がちに弱々しく頷い
た。
 だが、羞恥に満ちた入園式がこれで終わったわけではない。一刻も早くこの発表室
をあとにしたくてたまらない葉月の胸の内を手に取るように見透かしていながら、皐月
がこんなことを言ったからだ。
「それじゃ、ついでだから、他の子も葉月ちゃんに何か質問があったら今のうちに訊い
ておくといいわ。せっかくだから、いろんなことを知って、少しでも早く仲良しになって
ほしいから」
 皐月の言葉が終わるか終わらないかのうちに何人もの園児が我先にと手を上げる
様子を、葉月は絶望の色をたたえた大きな瞳で眺めるしかなかった。

                  * * *

 好きな食べ物は何なの?とか、どんなアニメが好きなの?とか、寝る時は布団なの
かベッドなのかとかいう、葉月にとってはどうでもいいような質問が幾つも続き、その
たび皐月に促されておずおずと返事をするということを何度も繰り返した後、最後に芽
衣の自己紹介があって、ようやくのこと入園式が終盤に差し掛かった。
 入園式を終えるにあたって、最後に残った行事は、園児たちの目の前に立っている
葉月を年長クラスの園児が手を引いて年少クラスの列の中に連れて行くといった、葉
月を自分たちの仲間として迎え入れることを意味するセレモニーだった。
 葉月を年少クラスの列の中に連れて行く役に選ばれた年長クラスの園児は、正太
郎と卯月だった。二人に白羽の矢を立てたのが皐月なのは言うまでもない。
416名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 10:59:48 ID:T2Kvj1Ks
読み方も内容も脳内変換やれよってか
417名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 18:19:31 ID:iOujwosM
まぁモロ幼児言葉使われるのもキツイんですがね
418名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 01:55:17 ID:IG8b1TLV
でちゅ…みたいのもありえ無いしなぁ
語尾に!マークつけて元気を感じさせても個性出せないし
茨の道ですね
41920 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/17(水) 06:36:18 ID:Swmxflpa
 前もって何も聞かされていなかった二人はびっくりしたものの、少しでも葉月と一緒
にいたい正太郎に、葉月と正太郎との仲を事細かに監視する気満々の卯月だから、
せっかくの指名を断る筈がない。
 いさんで園児たちの列を離れた正太郎だったが、僅かに遅れてあとをついてきた卯
月に肘をつかまれて、葉月が立っている場所までもうすぐという所で歩みを止めてしま
った。そうして、怪訝な顔をして斜め後ろに振り向いた正太郎に向かって、卯月がな
にやら小声で囁きかける。正太郎は驚いたような顔をして卯月に何か言い返したが、
それに対して卯月が表情豊かに言葉を重ねると、遂に、こくんと頷いた。
 そんな二人の様子に嫌な予感を覚えた葉月だったが、この場から逃げ出すことはで
きない。

 皐月と弥生、それに芽衣の三人が葉月のそばから離れると、それと入れ替わりに年
長クラス代表の二人が歩み寄り、最初に卯月が葉月に向かってすっと手を差し伸べ
た。一瞬は躊躇った葉月だが、最後に残ったこのセレモニーが終わりさえすればこの
部屋から出てトイレへ行くことができるのだと思うと、自分でも意識しないうちに体が
動いて、気がつくと卯月の手をぎゅっと握りしめていた。それはまるで、大勢の他人の
中に取り残された無力な幼児がしっかり者の姉にすがりつく姿さながらだ。
 続いて正太郎が手を差し出した。こちらに対しても無意識のうちに手を差し伸べる葉
月。だが、掌が重なる前に正太郎がさっと体の向きを変え、葉月の背後にまわりこん
だ。
 葉月がはっとして身をすくめる。その直後、正太郎が
「入園おめでとう、葉月。ほぉら、俺からの挨拶だぞ」
と大声で言って、葉月のスカートをぱっと捲り上げた。
「いやぁー!」
 葉月の悲鳴が部屋中に響き渡った。
 実は、さっき卯月が正太郎に耳打ちしていたのは、このことだった。ことあるごとに女
の子のスカートを捲るというあまり感心しない癖を持っていて、四月に行われた正式
な入園式の日でも、式を終えて受け持ちの保育士に連れられ各々の教室に向かって
歩いて行く入園したばかりの年少クラスの女の子のスカートを次々に捲り上げては悪
友たちと歓声をあげていた正太郎に、卯月は、「もちろん、葉月ちゃんにもスカートめく
りをするんだよね。じゃないと不公平だもん」と言って、いつもの癖を発揮するようそそ
のかしたのだった。
420名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 07:05:50 ID:vVKiYUuM
「ほぉら、俺からの挨拶だぞ」→スカート捲り
なんか中年セクハラっぽい…
42120 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/17(水) 07:47:53 ID:Swmxflpa
 葉月に対して特別な感情を抱いている正太郎は卯月からそう耳打ちされても最初
は断ったが、「ふぅん。正太郎くん、葉月ちゃんにはスカートめくりできないんだ」「そう
だよね、御崎先生の妹だもん、スカートめくりなんかしたら御崎先生にこっぴどく叱ら
れちゃうよね」「先生に叱られるのが怖くてスカートめくりもできないだなんて、思って
たより意気地無しなんだ、正太郎くんてば」「でも、四月の入園式の時、スカートを捲
られた年少さんの女の子たち、きゃっきゃ言って面白がってたっけ」「ひょっとしたら葉
月ちゃん、自分だけスカートめくりをされなかったって拗ねちゃうかもね」「スカートめく
りもしてもらえないほどミリョクがないんだって思って泣いちゃうかもよ」「でも、意気地
無しの正太郎くんは先生に叱られるのが怖いから葉月ちゃんのスカートを捲ったりし
ないよね」と言葉巧みに何度も言いふくめられるうち、持ち前の悪戯心に火がついて、
とうとうその気になってしまったというわけだ。
 正太郎にしてみればほんのちょっとした悪戯のつもり。卯月にしても、正太郎と仲良
さそうにしている女の子をちょっぴり恥ずかしい目に遭わせやろうと思った、些細な嫉
妬心の表れに過ぎなかった。
 だが、二人にとっては何気ないそんな行動が、とんでもない結果を招くことになる。

 悲鳴をあげた葉月は、空いている方の手で慌ててスカートの裾を押さえると同時に、
その場にしゃがみこんだ。けれど、急に体を動かしたものだから、思いがけない力が
下腹部にまで加わってしまう。
「……!」
 床にしゃがみこんだ葉月が不意に両目を大きく見開き、声にならない声をあげた。
「ど、どうしたの、葉月ちゃん? ……ご、ごめんね。みんなの前でスカートめくりをされ
たのがそんなに恥ずかしかったの?」
 葉月の異変が自分のせいだと思い込んだ正太郎が、おろおろした様子で宥めようと
する。
 しかし、葉月が唇を震わせているのは、園児たちの前でスカートを捲り上げられた羞
恥のためなどではなかった。いや、正太郎のスカートめくりが全く関係ないとは言えな
い。それがきっかけになったのは確かだ。けれど、葉月が今にも泣き出しそうな顔をし
ているのは、ショーツを大勢の目にさらす羞恥のためではなく、表現しようのない絶望
のどん底に突き落とされたせいだった。
42220 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/17(水) 09:04:17 ID:Swmxflpa
「あ……」
 葉月の肩が小刻みに震えて、呻き声とも喘ぎ声ともつかぬあえかな声が漏れ出た。
 それまでじっとり湿っていたナプキンが、とうとう堪えきれなくなって溢れ出たおしっ
こを吸ってじくじく濡れる。
「いや……」
 葉月は弱々しく首を振った。ナプキンがいつまでもおしっこを吸い取ってくれるもので
はないことは葉月にもわかっていた。
「や、やだったら……」
 とめどなく溢れ出るおしっこを遂に吸い取れなくなったナプキンの内側から生温かい
液体が沁み出し、ショーツのクロッチ部分がじわっと濡れる感触が下腹部から伝わっ
てきた。
「え……?」
「嘘……!?」
 正太郎と卯月の目に、ショーツの生地から沁み出し太腿の内側を伝い落ちる雫が
映った。
「……見ないで。……見ちゃ駄目なんだからぁ!」
 最初は力なく呟くように言った葉月だが、あとの方は感情の高ぶりにまかせて涙声
で喚いてしまう。
 だが、それも束の間。内腿を伝い落ちる雫が二滴三滴と増え、とうとう細いながら一
条の筋になる頃には、ペニスから溢れ出たおしっこは全くナプキンに吸い取られるこ
ともなくショーツの生地をしとどに濡らし、クロッチ部分からも床に滴り落ちるようになっ
て、葉月は声を失ってしまう。

「途中ですが、入園式を中断します。先生方は、子供たちを連れて速やかに各々の教
室に戻ってください!」
 葉月がしゃがみこんでいる場所の床に小さな水溜まりができだした頃、皐月が大声
を張り上げて入園式の中断を告げた。
 正直なところを言えば、葉月の痴態をこのまま園児たちの目にさらすのも面白いか
なという思いが皐月にはあった。しかし、しばらくして葉月のショーツを脱がせることに
なった時、裸に剥かれた下腹部を見て葉月が実は男の子だということに気がつく園児
もいるだろう。そんなことになったら、思いもしなかった醜い肉棒を見せつけられて幼
い心に深い傷がつく恐れが多分にある。そういった事態になるのを避けるため、葉月
のことを思いやってなどではなく、ただ子供たちの心に傷を負わせないようにするた
めに、受け持ちの子供を連れてこの部屋から出るよう皐月は保育士たちに指示した
のだった。
423名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 09:41:51 ID:sSYCuR5l
飽きたyo
424名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 10:19:16 ID:7kQlpIls
いよいよおむつですな♪
425名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 19:41:13 ID:kpXPmWJ5
鳴かせるおむつ ム○ニ○マン♪

…スマン
426名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 20:19:09 ID:Dm2iQJYA
>>425
俺は紙おむつ派だけど。
427ピン:2008/09/17(水) 23:52:48 ID:CBjvZIwA
包茎であることを、もっとからかってほしい。
42820 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/18(木) 07:40:39 ID:dIvfcMZA
 目の前で新入生が、それも本当は自分たちよりもずっと年上の筈の女の子がおしっ
こを漏らす姿に、園児たちは動揺を抑えきれなかったが、それと共にいいようのない
好奇の念がむくむくと湧き上がってきて、部屋の中央付近にしゃがみこんだままの葉
月から目を離せないでいた。
 それを、それぞれの受け持ちの保育士たちがぱんぱんと手を打ち鳴らし、手を引い
て強引に立たせ、後ろの扉に向かわせる。

「さ、正太郎くんと卯月ちゃんも自分の教室に戻りましょうね。ほら、もうみんな廊下に
出ちゃったよ」
 しばらく間があって園児たちがみんな発表室から出て行った後、年長クラスの副担
任が引き返してきて、葉月のそばにいる二人に声をかけた。
「あ、はい……」
 思いがけない事態に呆然とした表情を浮かべ、俯いたままの葉月の顔を気遣わしげ
にちらと見て、正太郎が小さな声で返事をした。
 だが、卯月の方は首を縦に振ろうとしない。
「私、ここにいる。ここにいて、御崎先生や遠藤先生のお手伝いをする」
 葉月の手をぎゅっと握ったまま、卯月は胸を張って副担任にそう応えた。
「え? でも……」
 思いがけない卯月の返答に、副担任が困惑の表情を浮かべる。
「だって、先生、いつも言ってるじゃない。小さい子には優しくしてあげなさいって言っ
てるじゃない。小さい子が困ってたら助けてあげなさいって言ってるじゃない。先生も
御崎先生も遠藤先生も、それに園長先生も、いつもそう言ってるでしょ? だから、私、
御崎先生や遠藤先生のお手伝いをして、おもらししちゃった葉月ちゃんの面倒をみて
あげるの。だって、私、年長さんのお姉さんだもん」
 副担任の戸惑いをよそに卯月は澄ました顔で言い、葉月の方に向き直って、わざと
のように優しく話しかけた。
「だから大丈夫よ、葉月ちゃん。みんな教室に戻っちゃって一人ぽっちになっちゃうっ
て心配かもしれないけど、お姉さんが一緒にいてあげるからね。年長さんのお姉さん
がずっと一緒だから安心していいんだよ」
42920 ◆JSxcaNkD96 :2008/09/18(木) 07:45:13 ID:dIvfcMZA
 で、このスレもそろそろ容量いっぱいになりそう
なわけで、新スレを立てようとしたのですが、どう
してだか失敗ばかりです

 どなたか、よろしくお願いします
430名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 10:56:33 ID:vfZFK6iS
脳内変換の次は立てろかよ。
お前が大量消費してるんだから自分で立てろ。
スレ立て依頼所に行ってでも立てろ。
431名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 12:04:14 ID:Q2nFPxqt
20調子乗りすぎ。
ここはテメーのスレじゃねーんだよボケ!
キモイアニヲタが生意気言ってんじゃねーよ。
スレぐらい自分で立てろクズ
432名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 14:04:47 ID:NOjAlHXj
荒らしが調子に乗ってますねw
433名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 14:10:38 ID:uUbiQEr+
立てました。
434名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 14:11:28 ID:VBpatKsn
自演だろーなw
435名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 14:53:07 ID:gONcPYxs
【おむつ】幼児女装小説 5冊目【園児服】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1221714595/
436名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 19:04:56 ID:TzTeOFgE
ID変えてまでお疲れ様です
437名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 02:16:24 ID:y3jIeLk4
20キモイ
438名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 09:11:29 ID:aBj8KMLo
a
439名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 09:13:11 ID:55W7SgOk
来ませんねぇ?
440名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 10:17:20 ID:L2ZSRWiU
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
441名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 10:20:39 ID:L2ZSRWiU
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
442名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 10:25:17 ID:aBj8KMLo
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああ
ああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
443名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 10:26:48 ID:aBj8KMLo
目の前で新入生が、それも本当は自分たちよりもずっと年上の筈の女の子がおしっ
こを漏らす姿に、園児たちは動揺を抑えきれなかったが、それと共にいいようのない
好奇の念がむくむくと湧き上がってきて、部屋の中央付近にしゃがみこんだままの葉
月から目を離せないでいた。
 それを、それぞれの受け持ちの保育士たちがぱんぱんと手を打ち鳴らし、手を引い
て強引に立たせ、後ろの扉に向かわせる。

「さ、正太郎くんと卯月ちゃんも自分の教室に戻りましょうね。ほら、もうみんな廊下に
出ちゃったよ」
 しばらく間があって園児たちがみんな発表室から出て行った後、年長クラスの副担
任が引き返してきて、葉月のそばにいる二人に声をかけた。
「あ、はい……」
 思いがけない事態に呆然とした表情を浮かべ、俯いたままの葉月の顔を気遣わしげ
にちらと見て、正太郎が小さな声で返事をした。
 だが、卯月の方は首を縦に振ろうとしない。
「私、ここにいる。ここにいて、御崎先生や遠藤先生のお手伝いをする」
 葉月の手をぎゅっと握ったまま、卯月は胸を張って副担任にそう応えた。
「え? でも……」
 思いがけない卯月の返答に、副担任が困惑の表情を浮かべる。
「だって、先生、いつも言ってるじゃない。小さい子には優しくしてあげなさいって言っ
てるじゃない。小さい子が困ってたら助けてあげなさいって言ってるじゃない。先生も
御崎先生も遠藤先生も、それに園長先生も、いつもそう言ってるでしょ? だから、私、
御崎先生や遠藤先生のお手伝いをして、おもらししちゃった葉月ちゃんの面倒をみて
あげるの。だって、私、年長さんのお姉さんだもん」
 副担任の戸惑いをよそに卯月は澄ました顔で言い、葉月の方に向き直って、わざと
のように優しく話しかけた。
「だから大丈夫よ、葉月ちゃん。みんな教室に戻っちゃって一人ぽっちになっちゃうっ
て心配かもしれないけど、お姉さんが一緒にいてあげるからね。年長さんのお姉さん
がずっと一緒だから安心していいんだよ」
444名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 13:25:01 ID:JPHwrYV8
まだ14Kも残ってるじゃん
最後まで使い切ってから次スレへ移行してくれと
445名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 21:32:47 ID:NNmXjj60
446名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 21:18:02 ID:2Lmg5uye
とりあえず埋めろよな。
447名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 23:07:37 ID:GhDh3XQb
なんで?
448名無しさん@ピンキー
残り550レスぐらいを残りおよそ20kbに詰め込めるだろうか?