表記の注意:
ガウリィ× →ガウリイ
ガーブ× →ガーヴ
フェブリゾ×→フィブリゾ
魔導師× →魔道士
ついでに一人称:
リナ=あたし
ガウリイ=オレ
ゼル=俺
アメリア、ナーガ=わたし
ゼロス=僕
タリム=わし
岩肌問題は永遠の課題。
前スレから飛んできました。
※注意書
・めっちゃガウリナ。
・前スレの『役者ー』の続編にあたりますが、
「ガウが酔った勢いで未遂事件を起こし、リナがスイッチ入っちゃった」
で、前作読まなくても、とりあえず読めると思います(前作の存在意義ないし。笑)
あれから数日が過ぎ、あたしの平常心は限界に来ていた。
あたしの横を歩くガウリイは、あの夜の出来事なんて、本当に覚えていないんじゃないかってくらいいつも通りで、それが無性に腹立たしかった。かといって自分から切り出すわけにもいかず、このままなかったことにするには……あまりにも無理がある。
宿に着いた時は、「部屋は一つ」と言われるんじゃないかと毎回いらない緊張を強いられ、部屋に入ったら入ったで、いつそのドアがノックされるんじゃないかとまたしても落ち着かず、結局何事もなく夜が明け。
……いやえとあの……待ってるとかそういうんじゃなくって!
ようするに、どうしていいか分からないのだ、あたしは。
隣を歩くガウリイには知られないように、こっそり息を吐く。
魔族との戦いだって、こんなに神経を擦り減らしたことはないんじゃないだろうか……?
「リナっ!」
突然名前を呼ばれ、あたしの腕は強く引っ張られ、ガウリイに引き寄せられる。
一瞬で頭が真っ白になり、思わず悲鳴を上げそうになり、次の瞬間、たった今あたしが立っていた場所を、炎が過ぎる。
『炎の矢』っ!
「ぼんやりしてるんじゃないっ!」
ガウリイの強い苛立ちを含んだ叱責に、あたしは歯噛みした。
茂みから現れたのは数体の野良デーモン。
考え事をしていたとはいえ、これは迂闊以外何物でもない。
あたしは大きく跳び、急ぎ呪文を唱え始める。
瞬間、
「リナ」
ガウリイがあたしを制した、すでに抜き放たれた『妖斬剣』を構え。
あたしが何かいうより早く。
野良デーモン達は一太刀で闇へ帰された。
……あちゃー、これは怒られるよなー……。
ガウリイは剣を払い、鞘に納め、あたしの方を向く。怒鳴られるかと思いきや、
「先を急ごう。早くしないと、日暮までに次の街に着かないんだろう?」
何事もなかったかのように、顔色ひとつ変えず、ガウリイは歩き始める。
……あれ?
「あ、うん……」
あたしはその背中を追い掛ける。
……なんか調子狂うんですケド……。
やっぱり今日も部屋は別々で、夕食もいつも通りの光景で……。
昼間のことを諌められるかと思いきや、それもない。
あたしはやっぱしガウリイの考えていることが分からない。この男はホントに何も考えていないだけかもしれない。
食事を終え、階段を上がって部屋に向かう。
あたしがドアノブに手をかけた瞬間、
「リナ」
ガウリイがあたしを呼び止めた。
「話がある。後でお前さんの部屋に行くから」
優しい口調でそういうと、隣の部屋のドアへ消えていった。
……つまりつまりつまりっ、これってつまり、そういうコトっ!
覚悟は出来ていたとはいえ、いざ状況に置かれると、急に全身に緊張が走る。
ええと、とりあえずどうすればいいのか。
……とっ……とりあえずお風呂行ってこなきゃ!
準備しながら、えらく積極的に事態を受け入れようとしている自分が信じられない気持ちになる。
不思議な気持ち。
いや、あの時から決めていたのだから。
ううん。本当は、ずっと前からだった気もする。
あたしは、すうっと息を吐き、……と、その時、ドアをノックする音がした。
えっ! ちょっと早過ぎないっ!
慌ててドアへ駆け寄り、ひとつ深呼吸してから、ゆっくりとドアを開ける。
ガウリイ。
あの時と同じようにガウリイを部屋に通し、後ろ手にドアを閉めて……鍵をかける。
あの時と違うのは、ガウリイが酔っていないことと、腰掛けたのがベッドではなく、その横に置かれたナイトテーブルの椅子であること。
あたしはゆっくりガウリイに近づき、少し迷ってから、ベッドに腰掛ける。
そんなあたしをみて、ガウリイは苦笑した。
「そんな顔、しないでくれよ。リナ」
名前を呼ばれ、ときんっ、と心臓が鳴る。
「そんなつもりで来たんじゃない。
オレは、あの時のことを謝りに来たんだ」
一瞬、頭が真っ白になる。
「……え……何?」
「だから、謝りに来たんだよ。お願いだから、そんな顔、しないでくれ。
お前さん、自分が今、どんな顔してるか、分かるか?」
あたしはぎゅっと唇を噛み締めた。
ガウリイの言っている意味が分からない。
あたしが一体どんな顔してるって言うの?
「あの時は本当に済まなかった。お前さんの気持ちを試した上、あんなことまでして……」
ガウリイはどこまでも優しい口調で言う。
「あの時の事は忘れてくれ。話はそれだけだ」
「……忘れろ、って……どういう意味よ! なんでそんなこというのよ!」
あたしの剣幕に、ガウリイは困ったように、ため息をついた。
「なら聞くが、お前さん、昼間、何を考えていた? いや、今日だけじゃない。あの時からずっと」
その言葉に、あたしは顔だけじゃなくて全身が赤くなったのが分かった。
「……ちょっ……何っ…て、それは……っ!」
うろたえるあたしに、ガウリイは恐ろしく冷静に呟いた。
「オレのことだろう?」
言われて、あたしは絶句する。普通で聞けば、こんなに甘ったるい言葉を、なぜこの男は冷たく言うのか。
「……そうよっ! あなたのことばかり考えていたのよ、悪いっ!
だって仕方ないじゃない! あなたのことが、頭から離れないんだから!」
苛立ち紛れに、あたしは思わずそう叫んでいた。
涙で、ガウリイの顔が歪んで見えた。
「オレはな、リナ……こういってしまえば、自惚れ以外何ものでもないことくらいは分かってるんだが……お前さんが、こうなっちまうのが、怖かったんだ」
言って、涙の伝うあたしの頬に触れ、拭った。
「あの至近距離でデーモンが現れても、お前さんはぼんやり考え事している。
正直に言うさ、そこまでお前さんの心にあるのが、オレなんだって思ったら、嬉しかった。
……でもな、それじゃダメなんだ」
言って、ガウリイはため息をついた。
あたしはゆっくり顔を上げる。ガウリイは、微笑んでいるのに、哀しい顔だった。
「オレはリナを守りたい。これからもずっとだ。
……まあ、お前さんが『守らなきゃならないくらい弱い』ってわけじゃないが、それでもな、傷付くのが分かってて、それでも前を見据えて戦っているお前さんを……少しでも、守ってやりたいんだよ」
「……じゃ……あ、それと、あの時のこと、忘れろ、ってのは、どういう、ことよ?」
しゃくりあげながら、何とか言葉にするあたしに、
「だからな? 他のことに囚われて、お前さんが本来のお前さんでなくなる。その原因が、例えオレであっても、そのことでお前さんが今日みたいにぼんやりして、揚げ句取り返しのつかないことになるようなことが起きるのは……。
それが嫌なんだよ」
ガウリイは、あたしの頬から手を離し、いつものようにあたまをくしゃっ、と撫でた。
「お前さんがいつか、魔族に掠われたオレを助けてくれた、あの時から決めていたんだ。
今度はオレがお前さんを守る、って。一生かけてでも。
でも、オレが原因でお前さんが弱くなったり……また、オレがお前さんの足枷になる。
それだけは、耐えられん」
「だったらっ!」
あたしは叫ぶ、苛立ちと悔しさを混ぜて。
「なんであんなことしたのよっ! 言ってることが違うじゃないっ!」
「あ、いや。あれは世に言う酒の勢いってやつだ」
いつものとぼけた口調で言うガウリイ。腹が立った。
「あの時のリナの顔を見て、少し、近づいてもいいかと思った。
でも、そのあと動揺しまくってるお前さんを見て、時期を間違ったことに気付いた。
本当にすまなかった。だから……」
「……ばかなことばっかり言ってるんじゃないわよ……」
あたしはゆっくり立ち上がり、ガウリイの前に立ち、その胸倉をつかむ。ガウリイは抗わない。
「さっきから聞いていれば何よっ! 自分の言いたいことだけ、あたしのことなんて無視してべらべらしゃべった揚げ句、何? アンタ、あたしのこと好きだって宣言してるよーなもんじゃないっ! それにっ!」
「……リナ……」
「これだけ引っ掻き回して、あたしのっ……あたしの気持ちはどうしたらいいのよっ!」
あたしは悔しかった。
他でもない、自分自身に。
こんなにも守られていて。
こんなにも想われていて。
こんなにも……愛されていて……。
あたしはそれに気付こうともしないで。
あたしが『子供』であるばかりに、この男の想いの深さなんて、考えようともしなかった。
言葉一つで答えられるような簡単な感情しか持ち合わせていない、『子供』な自分。
八つ当たりしか出来ない自分。
……更に、ワガママを、言おうとしているあたし。
あたしは胸倉を掴んだそのまま、ガウリイの胸に頭を預ける。
「あたしは、アンタみたいに3歩進んだらきれいさっぱり忘れられるよーな脳じゃないんだから……忘れられるワケないでしょーが」
「……オレの脳みそはニワトリかよ?」
「ニワトリ以外。ニワトリに失礼よ」
ガウリイの肩が少し震えた。笑ったようだ。
ゆっくり、ガウリイの腕があたしの背中に回された。
「なあ、リナ。オレは思っていることをきちんと言葉にするのは苦手だから、上手くお前さんに伝わったか自信がないんだが……」
「伝わったわよ、アンタがあたしを好きだってことなら」
「いや、そうじゃなくてだな」
あたしは腕をその首に回し、碧い瞳を捕らえて告げた。
「あなたはあたしが好き。で、あたしを守りたい。
でもあなたは、あたしが戦いが出来なくなるくらいあなたのことばかり考えて、それをエサにまた囚われのお姫様になるのは二度とゴメン。ってことでしょ?
自惚れるのもいい加減にしなさいよ、ばか。
あたしはあたしよ。これからだって、ずっとあなたの隣で戦っていくし、お宝だって大好き、盗賊いぢめだって辞める気はないし。もちろん、魔道の追究も続ける。
ガウリイのことばっかり考えている暇なんてないのよ、これからだって」
ほんの少し、ガウリイのことを想う時間は増えるだろうケド。
「……盗賊いぢめのところは、辞めてくれてもいいんだけどな、オレは」
碧い瞳が、困ったように細められた。
「それじゃあ、それこそあたしがあたしでなくなるわよ」
ガウリイは、ゆっくりあたしを抱きしめた。
肩で大きく息を吐き、ため息をついたようだ。
「……やれやれ、困ったな。お前さんはいつもそうやって……オレを振り回すんだな」
言って、あたしの頭を抱き寄せ、その耳に唇を押し当てる。
「……言ってみろよ?
お前さんが、今、何を望んでいるか」
この男は、この後に及んでも尚、あたしに選択させるのか。
答えなんて、決まっている。
意を決して、同じように、あたしもガウリイの耳に唇を当て、そっと呟く。
その言葉に、了解、と言うように、背中をぽんぽん、と叩いた。
それが、合図。
どちらからともなく、唇が重なり、舌が絡み合う。
ガウリイの腕があたしの腰を強き抱き、椅子に座ったままのガウリイの上に倒れ込むように抱き着く。
あたしのたどたどしい唇に、下からガウリイの熱い感情がぶつけられる。
息をするにも苦しい。
加速する熱に翻弄されるように、一瞬でも唇が離れれば、貪欲なくらいその唇を捜し求める。
自分の中にも、こんな熱情があったことに、自身が驚く。
痛いくらいの早鐘を打つ心臓は、全身にあるかのように、一気に熱を帯びた。
「……っん」
ガウリイの手が、あたしの身体のラインをゆっくりたどり、撫で回す。執拗なまでに唇で口内でうごめいていた舌は、ゆっくり首筋に落ち、服に手が掛かった。「……あっ……ちょっ……ちょっと待ってガウリイっ!」
あたしはガウリイの手を制した。
「なんで?」
思いっきり不服そうな声に、
「……あっ……あたし、まだ、お風呂、入ってないんだけど……」
「それで?」
「あのいやだからその……えと……」
「ここまできてそれはないだろ?
抱けと言ったり止めろと言ったり、忙しいな、お前さん」
「……はっきり言うな!」
言いながらも、ガウリイの手は止まらず、あたしの上半身はほぼ脱がされている。
「このままでもオレは気にしないぞ?」
「あたしは気にする!」
「ま、風呂上がりのリナは、また次回、だ」
言ってあたしを抱え上げ、ベッドに横たえる。
上着を脱ぐガウリイを見て、余裕たっぷりの態度になぜかムカついた。
テーブルに置かれたランプを消し、部屋は薄闇に包まれた。
ガウリイはあたしのブーツを脱がし、そのまま下肢を纏っていた衣類さえもするすると脱がせる。
「……ずいぶんと手際がいいわね?」
思わずついてでる皮肉。
「そういうことは、今は言わない」
ガウリイはあたしに覆いかぶさり、唇を塞ぐ。
ガウリイの手が、ゆっくりあたしの顔から首にかけて、這い回る。それだけで、ゾクッと全身が粟立ち、重ねられた唇の隙間から、思わず息が漏れた。
唇を離す事なく、その手は肩から腕、手首、手の平、戻って今度は鎖骨から胸、腋の下、腰、お腹、臍へと、順番に滑らせる。
その触り方は決していやらしいものでなく、確かめるよう。
「……ガウリイ?」
唇が離れた瞬間、名を呼ぶ。彼はあたしの目を見て微笑んだ。
「確かめたいんだ、これは夢の中のリナじゃなくて、今、これが本物だってことを」
言って、その手は更に下に滑り落ちる。
シーツの隙間に手を滑りこませ、お尻からふとももに。内ももに触れられ、一瞬あたしの身体が跳ねる。
「んっ」
ガウリイの手はお構いなしに、そのまま膝、すね、ふくらはぎ、足首、足先まで、ゆっくり到達する。
不思議だ。それだけであたしの身体は一層熱を帯び、息が上がる。
ガウリイの手はあたしの顔へと戻り、髪を撫で、再び唇が重なる。
今度はわざとらしく音を立て、舌を絡めてくる。
髪から離れた手が、あたしの胸を覆う。
「……あっ、やっ」
思わず声が出てしまい、身体が構えてしまう。
ガウリイは手の平で、その頂点を押し潰すように円を描いたかと思いきや、指に挟んで強い刺激を与える。
「……やっ……ガウリイっ!」
「いやか?」
「だって、あたし、胸、小さいし、っ、あっ」
ガウリイが、あたしの胸の敏感になっている部分をくわえ、吸い付いた。
「だから、オレは気にしないって言っただろ?」
「でも本音は大きい方がいいんでしょ?」
「否定はしないがな。
いいか、リナ。一度しかオレは言わないぞ。よく聞いておけ」
言ってガウリイ顔を上げ、あたしの目を見て、
「オレはな、リナがリナだから、愛おしいんだ。他の誰でもない、お前さんが。
リナを形作るパーツひとつひとつが、何にも変えられない。胸の大きさなんか、それこそどうでもいい。
意地っ張りで強情で食いしん坊で、でもお人好しで照れ屋で義理堅くて。
真っ直ぐ前を、未来を見据えて、がむしゃらに突き進んでいくかと思えば、一人でみんな抱え込んで。
傷つき易いくせに、真っ向から受け止めて。
ホント、たまには寄り掛かってくれればいいのに、って言ってやりたいくらいだ。
でもな、オレはそんなリナだから、守りたいし、愛おしいと思うんだ。
だから、リナは、リナでいい」
涙が溢れた。
あたしは、涙があとからあとから込み上げては流れ落ちるのを、止めることが出来なかった。
どうしようもなくなって、ガウリイの頭を抱きしめた。
あたしもあなたに伝えたいことはたくさんある。
でも鳴咽が止まらなくて、声にならなくて、涙しか出てこなくて。
切れ切れに言葉を紡ぐけど、もはや言葉にすらならなくて。
結局。
ばかみたいに、ガウリイの名を呼び付けた。
あたしの思考は真っ白になり、彼の愛撫を一身に受ける。
喘ぎ声とも悲鳴とも区別のつかない声で、愛しい男の名を呼ぶ。
その手は愛おしそうにあたしの胸をまさぐり、唇は跡を付けていく。
不意に、ガウリイの手がするすると下の方に滑り落ち……あたしの脚の間に指を滑り込ませた。
「ああぁっ!」
間違って『あの日』が来てしまったんじゃないかと思ったが、それは血液ではなく、あたし自身がガウリイを求めていた証であるものだと気付き、例えようのない羞恥に駆られる。
「……んんっ、あっんっ!」
思わず甘やかな声が漏れ、ガウリイにすがりつく。
ゆるゆると上下に動かされた指が、一点に触れる。
「ああぁぁっ!」
足先から快感がはい上がってくる。
「リナ」
甘く囁かれ、その指は執拗に芽を攻め立てる。爪先で軽く引っかかれるように刺激され、あまりに強すぎる快感に、思わず目をきつく閉じ、背中がしなった。
ガウリイは、そんなあたしの身体を優しく抱き留めながらも、その指は止まらず、そのままぬるっと『あたし』の中に潜り込ませた。
「っ!」
声にならない悲鳴。
予想していた痛みはなく、むしろ快感が走り抜ける。
目を開けると、ガウリイが悪戯っぽい、でも熱に潤んだ目であたしを見下ろしていた。
「……『無理』なんじゃないかって心配はしてたんだが……これだけ感じやすいなら、大丈夫そうだな」
言われた意味に気付いて、思わずその背中を叩いた。
抜き差しされていた指が、二本に増やされた。
これには痛みを感じ、思わず息を飲んだ。
「痛かったか?」
問うガウリイに、あたしは首を振ったが、そんな嘘はお見通しだったらしく、指の動きはゆっくりになった。
その動きに、あたしの中から不思議な感覚が生まれてくる。わけのわからない恐怖に、ガウリイに更に強くしがみつく。
その瞬間、指が『あたしの中』の何かを甘く引っかいた。
びくっ、と身体が跳ねる。
「あんっ」
あたしの声を捕らえ、その部分を二本の指が交互に刺激し、更に手の平(?)の部分で、敏感になっている芽を擦り上げた。
「あああああああっ!」
堪え切れずに悲鳴をあげ、身体が跳ね、足先から頭に向かって白い衝撃が走った!
肩で大きく呼吸する。衝撃は身体中に甘い余韻を残した。
「……ガウリイ……」
わけが分からず彼を見上げると、彼は小さく笑い、唇に軽くキスをした。
「リナ、嬉しいんだが、指が痛い」
言われて、まだあたしの中に彼の指が、それもしっかり飲み込まれている。
「えっ! いやだっ! ちょっとっ!」
「ウソ、ウソ」
言いながら、指を引き抜かれた。
「ガウリイのばかっ!」
彼はなぜか嬉しそうに笑った。
「リナ、今度は、ちょっとキツイかも知れんが」
言われて思わず身構える。再びガウリイにしがみつくと、今度は指が増やされ、三本、侵入してくる。
「……いっ、痛っ!」
先程と比べものにならない存在感の侵入に、思わず声をあげる。
「リナ、今のうちに言っておくが、『オレ』のは……もう少しキツイぞ? 止めるか?」
……今頃になって、なんか恐ろしいことを言ったぞ、この男……。
「……そんなこと言って、ガウリイの方が止められないんじゃない?」
あたしの精一杯の軽口に、ガウリイ笑いながら、
「そうかもな。」
指がうごめいた。
卑猥な水音が、熱い吐息が、部屋の中に響く。
その水音を発しているのも、喘ぎにも似た吐息も、すべてあたしから生まれいずる音。
どれだけの時間、彼からの『愛』を受けたのか。
気がつけば、あたしははしたなくも自ら脚を開き、男の熱情を受け入れている。
痛みは、とうに甘い疼きに変わり、その指がもたらす快感に溺れていた。
絶え間無く漏れる喘ぎを、ガウリイの唇が受け止める。
「……リナっ……」
熱い吐息に混ぜ、あたしの名を呼ぶ。
あたしはその意味を受け入れ、ただ、ひとつ、頷いた。それだけ。
指が引き抜かれ、彼はあたしから一度身体を離し、自らのズボンを脱ぎ捨て……。
あたしは見てしまったのだ、彼の……『ソレ』を……。
ちょっと待ってちょっと待ってちょっと待ってっ!
『ソレ』、ほんとーに入るのかっ! 『ソレ』がっ!
一瞬にして、甘い感情から引き戻される。
今更ながら、後戻りなんて出来ないことは分かっている。
でもっ! でもでもっ!
再びガウリイがあたしに覆いかぶさる。
あたしは、こんじょーない話だが、一気に固まってしまった。
そんなあたしを見て、
「……やっぱり怖いか?」
心配そうな顔をする。
……ガウリイの心配する『怖い』と、あたしの感じた『怖い』は別物ですけど……。
あたしはゆっくり首を振り、恐怖心を押し殺し、微笑んで見せた。
多分、引き攣ってはいたとおもうけど……。
あたしの脚を押し広げ、その身体を割り込ませる。
思わず身を固くしてしまったあたしを気遣うように、今までにないくらい、ゆっくりとした優しいキスをする。
あたしはその身体に腕を回し、その優しさを受け入れる。
「……んっ!」
あたしのそこに触れたのは、またしてもガウリイの指。すっかりあたしのポイントを覚えてしまったその指が、あたしの固まってしまった心と身体をゆっくりほぐしていく。
再び漏れる、喘ぎ。
一本の指では物足りない、と、『あたし』が鳴く。
もやのかかる頭で、この男はどこまでもあたしを気遣うつもりなのか。
そう思うと、愛しいのが半分、憎らしいのが半分。
あたしから、手を差し延べる。
「……ガウリイ……お願い……っ」
あたしの声に、ガウリイは一度驚いたように目を見開き、そして、柔らかく微笑んでから、あたしを強く抱きしめた。
あたしの頭を抱え込むように抱きしめ、彼は囁く。
「リナ、力抜いて、辛かったら爪立ててもいいから」
言うが早いか、あたしの『入り口』に、熱いモノが押し当てられ、しばらく擦られるようにゆっくりうごめき……。
ソレはあたしを分け入って侵入してきた。
「……いっっ……ああぁぁぁっ!」
圧倒的な熱、存在、圧力、痛み。
痛みのあまり、顔を彼の胸に押し付け、爪をその背中に立てる。
無意識のうちに痛みから逃れようと、上へずり上がろうにも、あたしの頭はガウリイが抱え込んでいて逃げられない。
ゆっくりと、確実にねじ込まれる『ガウリイ』。
「リナっ!」
ガウリイの切羽詰まった声がして、あたしは必死で悲鳴を押し殺した。
穿たれた絆は、それでも間違いなく、あたしが望んでいたもの。
ゆっくり顔を上げ、ガウリイの顔を見る。
眉間にシワを寄せ、熱っぽい目が、あたしを見ていた。
身体が、比喩でなく、二つに引き裂かれるかのような痛み。
それでも大きく呼吸を整え、受け入れる。
あたしには、伝えたいことがある。
でも何て伝えたらいいか、分からない。でも伝えたい。
あたしはその言葉が適切かどうか分からないが、とにかく伝えたかった。
「……ガウリイ……」
今日は何度その名を呼んだか、既に分からない。
「ん?」
ガウリイは小さく微笑んだ。
あたしはゆっくり、言葉にする。
「……ありがとう」
と。
息が出来ないほど強くかき抱かれ、ガウリイは熱い吐息と共にゆっくり動き出した。
突かれる度に激痛が走るが、あたしは懸命に堪える。動くたび、ガウリイからも呻き声が漏れ聞こえる。
背中に回した手がガウリイの汗を感じる。
「……っんあっ……」
指で探られた場所を、熱い塊が同じように、いや、それよりも強い刺激であたしを襲う。
快楽が痛みを押し返す。
「……ガウリイっ……ガウリイっ……っ!」
痛みだけではないことを伝えたくて、必死で彼の名を呼ぶ。同じくらいの必死さで、彼もあたしの名を呼ぶ。
ガクン、と身体がわななくほど、ガウリイの熱があたしを突き立て、その動きは徐々に加速する。
「リナっ!」
ガウリイの悲鳴にも似た叫びが聞こえ、これまでにない衝撃が来た!
同時に、今までの快感すべてを凌駕するような……白い奔流が襲い掛かる。
あたしの口から、無意識に高い悲鳴がほとばしる。
溢れた白い雷は、爪先から一気に脳天に駆け上がり、意識までを吹き飛ばした。
……意識が完全に飛び去る直前に、ガウリイの、熱情があたしの中に吐き出されたのを感じながら……。
「……どっちが『もっていかれた』か、分からんな、これじゃ……」
ガウリイの呟きに、あたしの意識は引き戻される。
「気がついたか?」
小さく頷くと、ガウリイはあたしの髪をゆっくり撫でた。
その手が気持ち良くて、このまま眠ってしまったら、どんなに心地いいだろうか。
「オレが聞くのもなんだが……大丈夫か?」
確かに、あんたが聞くことじゃないな。
「大丈夫なように見える?」
あたしの言葉、ガウリイは小さく笑うと、ゆっくりあたしを抱きしめた。
鼓動を間近で聞き、眼を閉じる。襲って来たのは、幸せな睡魔。
そういえば、あたしはここ数日、ロクに寝てなかったんだっけ。この愛しいクラゲのせいで。
ガウリイが何かを囁いたようにも聞こえたけど、それを聞いているだけの気力もなかった。
宣言した通り、あたしは盗賊いぢめも辞めてないし、お宝物色も怠らない。魔道の探求もはかどっているし、ばったり行き会った野良デーモンは一撃で倒し、振り向き様にガウリイにブイサインを送る。
苦笑するガウリイ。
心配なんて無用よっ! あなたのことを想うのは、その腕の中だけだから。
あたしはあたし。
だからガウリイ、これからも隣を歩いてよ。
一生だからね。
……ちなみに。
『あのあと』、二回戦を目論んでいたのにも関わらず、あたしがすっかり眠ってしまい、頭を抱えていたというのは……。
ホントにゴメン。
終わる。
以上です。
前スレの反省の証として、自主的に井戸に落ちてきます(リアルに井戸あるし、ねーちゃんいるし)。
最後に。
日帰りのクルエリ読みたいと呟きながら。
長文乱文、失礼致しました。
ぎゃあああああっ!!!!!!!!!!
めっちゃ甘ラブなガウリナ投下の瞬間に立ち会ってしまいました!!
この幸せを何とすれば良いのやら!!
とにかく>>4、ありがとうを100万回GJっ!!
それから>>1、スレ立て乙!!
……赤っ恥を承知で今頃、
>>1様、乙トラルヴァインです。
更に即レスの
>>14様、ありがとうございます。
さ、井戸に落ちてきます。
前スレもう書き込めないので、埋まったみたいです。
次からの書き込みはこちらへお願いします。
前スレ905、そしてこっちの
>>4 GJをそれぞれに100回言わせてもらうよ!
>>1、スレ立て乙です
>前スレ905
GJ!ゼロス、さては狙ってやったとみたwいいぞ、もっとやれww
>4
本番GJ!意識しまくりなリナがカワユスw
職人さんと>>1にありったけの乙を!!
ゼルリナって需要ある?
ガウリナの流れを止めるようで悪いんだが。
ぼちぼち書きあがりそうだ。
別にそういうこと気にせず好きに投下していいんじゃね
基本的には今回1に入った
※名前欄にガウリナ、ゼルアメなどのカプ名またはリナ陵辱などの作品傾向を記入すること推奨
これをやっとけば何を投下してもOKじゃね?
需要があるのないのという話はしないほうがいいだろう
同意。このスレに長いこといるけど「○○×○○なんてありえない!」とか叩かれてるの見たことない。
そっか。ここはみんな心が広いな。
上がったら遠慮なく投下させてもらうよ。
レボのEDで背中合わせのガウリナが一瞬目を合わせるのがいい!
OPでも背中合わせだし、本当の相棒って感じがよく出てる。
あと2話はガウリナ好きにはちょっと嬉しかったなw
うん、好きなカプかいちゃってじゃんじゃん投下でいいとおも!
たのしみにしてるー!
>>23をwktkしながら待ってる間に少し雑談でも。
疑問なんだが、ガウリイって童貞だと思う?
初登場がナンパ目的っぽかったから、前は「傭兵仲間と娼館へ行ってた」説も支持してたが
外伝でナンパ目的だけじゃなかったと知って少し考えが変わってきた。
リナの凹胸やあの日をからかうのを見てると子供の悪戯のノリにも見えるし、意外とまだ風俗までは興味ない気もするんだな…
職の貴賎はない、ってあたりまで完璧な善人のような気もする
だから、そういう目的ですけべえ屋さんに行ったことがないって言われても、納得できるかも
でも、チェリーはない気がするなあ…
外伝ネタなら、実家時代に付き合ってた相手がいたんだけど、
【顔】と【家柄】にしか目が行ってなかったのを知って幻滅したことがある、とかならありそう
>>26 ここのガウリイは百戦練磨ばっかりだけど、
ガウリイの性格からしてそれもあるんじゃないかと思っていた。
なんつーか、誠実だし、そんでもって考え方古臭いし。
男たるもの、女たるもの〜みたいな。
あの顔なら女には散々言い寄られただろうけど
「嫁入り前の女性はそんなことしちゃいけない」って拒絶したり
すけべぇ屋さんに傭兵の先輩に連れていかれても
「この娘のお母さんの泣き顔がみえる」とか思っちゃって
談笑だけして、でもお金だけはしっかり払ってあげて。
私のイメージでは、ガウリイは女性に対してはとことん淡白。
つーか興味あんまりなさそう。脳みそがそこまでまわってないっつーか。
実家時代や傭兵駆け出し時代はそれなりに遊んでいたけど、なんかえっらいトラウマになるよーなことがあって、で、シルフィールみたいに『らぶらぶ全開』な人が苦手になった、とか。
で、悟りをひらいた、と。
スレイ同人をすっかり堪能してしまった自分にとっては、
そっちの方が新鮮でおもしろいなあ>ガウリイ純白説
むしろ、描かれてないだけでリナの方が実は百戦錬磨だったら
かなり面白いモンが見れそうだ、とニヤニヤしたwリナごめん
逆に行動力のある女性に押し倒されたとかありそうなんだが。
傭兵はじめた頃に年上のおねーちゃんとかに。
『女子供には優しく』が信条ってのもあるけど、
やっぱり色事に興味のあるお年頃ということもあって
乱暴に押し退ける事ができなくて、どうしようか考えているうちに
百戦錬磨のおねーちゃんにあっという間に・・・
32 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 22:11:32 ID:lwgpLl0y
人を殺した後ってやりたくなるらしいって聞いたけど
人類が滅びないために減らしたらまた増やすためにDNAが
命じるらしいよ。
あと食欲と性欲は比例するらしい
と言うことは2人も百戦錬磨?!
>>31みたいな感じで適当な女と寝て後悔→本当に好きな女(リナ)と初めて寝てからは病み付きに
とかもありそうw
個人的にガウリイは色事に興味はあっても、あまりサカッてる印象はないな。
自分がアニメから入ったからかもしれないけど…
オレのイメージでは素人童貞だったwwwww
傭兵やってるから娼館に言ったり酒盛り娘とやったことはあるけど
光の剣のせいもあって責任とれないから、軽々しく素人娘には手を出せないという
俺は実家時代に荒れてた時期(光の剣持って家出する直前とか)に色々やってたかな、と思ってた
で、祖母ちゃんに諭されてああなった、とか
童貞のガウリイとかマジきめぇ。
普通にセクースしてる方がかっこいいわ。
同人だと
>>35のパターンが一番多いかな?
ただアニメと原作ではキャラの性格が確かに違う、特にゼル
原作は「梅毒か?」なんて際どい台詞も吐くがアニメじゃ女に免疫なさすぎ
ガウも「体で温めあうか!」や「病気がうつるぞ」のシーンがアニメで全カットだったな
…レボでズーマのあたりをやるなら、リナの「今夜付き合ってほしいの」が聞きたいんだぜ!
アニメのゼルも無印時代は、吊るされてるリナに
「あの日か?」と言ってにやって笑ったりしてる。
あの頃は根は純情青年だったんだけど、
ゾルフやスポットの前だから虚勢貼ってたんかな。
今じゃあおうぢ様から王女警護の任務を宮廷でもらって、
ドア開けて閉める紳士っぷり。
昔はガウリイがチェリーでリナたんとはじめて同士でハァハァな妄想の持ち主だったけど、
年とるにつれて「だったらきもいな・・・」って思えてきたよorz
これが年をとるということか・・・。
何事もサマになる年代や背景というのがあるよなー。
十代半ばなら傭兵でチェリーでも初々しいが、二十くらいだとヤってない方が格好つかないとか。
身内に娼婦がいるせいで気が引けるとか、女でトラウマがあるとか、
ガンソードみたいに出っパナからネタにするとかなら分かるがw
>>39 アニメ版の姫は子供っぽさが強調されてるからな
小説版の姫はもっと勝ち気で突き抜けてるんだがww
どちらも捨て難い
2話のガウリナが初々しくて可愛すぎた件
ここではネタバレしない方がいいかな?
レボにも少しでいいから恋愛描写あればいいなあ
2話のリナ、なんかすごくうれしそうに見えてわらたww
一応TRY前にできてるって確定なら、レボじゃもう何でもおkな勢いだね。
そんなわけで「今夜つきあってほしいの」は外せない!
お願い!お願いします!林原ボイスでアレ聞きたい!!
>>44 結婚しちゃえww
レボのガウリナはやっぱりデキてるのかな?
監督の作った設定は変わることも多いらしいから、よくわからないんだけど…
もしデキててあれなら初々しすぎw
みんなは周りにスレイヤーズファンや好きなカプのファンっている?
私はガウリナファンだけど友達には全くファンいないから、このスレがあってよかった〜。
マイナーカプのファンの人は大変そうだなあ…
ヌンサ×リナとかズーマ×リナとか?
801だがガーヴ×ガウリイ見たことある
ヌンサ×ラハニムとかw
ちょっと違うかもしんないけど。
大昔に、ガウ×ゼルかゼル×ガウかで熱く議論している、腐なリナとアメリアのギャグ同人なら見たことあった。
やべーwwwそれよんでみたいwww
ギャグならホモでも大丈夫そうだwww
52の続き。
これ書いた同人作家さんが住人だったら無断拝借ゴメン!
でも10年以上前のネタが忘れられないほど印象に残りましたっ!
ちなみにその同人のオチは、
その議論を立ち聞きしてしまったガウ。でも内容の意味が分からず、選りにもよってゼルに意味を聞きにいく(笑)。
石化するゼル(なぜ意味を知ってるw)。
悩んだ揚げ句、
「うまく言葉で説明できない」
と言ってごまかす。
で、ガウが、
「ゼルにも難しすぎて説明できないのか。
じゃあ、実践して見せる、ってのはどうだ? それならオレでも理解できるだろ?」
更に石化するゼル(笑)。
こんな感じ。
楽しそうだけど、「腐女子やめろ」とか言われる前に自重しようよ。
ここエロパロ板だし。
実は年頃のメス竜だったジョン×ラギアソーンとかデュグルド×グドゥザとか
無いな
魔族には性別ないから、ジョンが雄か雌かは関係ない
………が、いずれにせよ想像がつかんなww
黄色いハンカチ
萌え死んだ
リナって貧乳じゃないよな
普通にあると思うんだが
60 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 18:27:24 ID:Z6z1SbBK
幸福の黄色い布?
あえて書くが、
ここ数日の、童貞ガウリイとかホモ同人ネタとかの
やおい臭い流れにはウンザリだ('A`)
>>57 ミルさんみたいに一声吠えて変身し美女になれば問題無い
ジョンの技術や知識の問題は高いキャパを持った純魔族と暮らしていた影響でどうのこーので
………盛りの付いたペットに圧し掛かられる飼い主の図しか創造できんが
>>59 原作だとけっこう無い乳描写されてるんだけどな
キャラデザの所為じゃないかと
>>61 そろそろ話題のループが気になって、過去ログになかった童貞ガウリイネタをふってみたんだけど
やおい臭かったみたいでごめん。
やおいもレズも全く読まないから気付かなかった…
いや、前スレ中盤でも話題になってる。
けど、別に気にすることない。過疎って保守レスが続くよりずっとマシだから。
>>61 つか、流れが嫌なら違う話題を触れや。できないならスルー白。
色々なネタが振られるのは別に気にならないし、
個々のレスに対してどうこう、という事はないので気にしないで下さい。
でも、
いつまでもそのネタで盛り上がられるぐらいなら保守レスが続いた方がマシ。
ちょっとやおい臭いと書いたくらいでつっかかられる雰囲気とか、うえっwwwうええっwwwww
67 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 23:32:19 ID:w1ftcX3W
ここはアニメ化になってもマターリした雰囲気がいいのだが。。。
なにそんなカリカリしてるんだか・・・・。
草はやしすぎだし・・・。本当流れいやならスルーすればいいのに。
いつまでもってたがが二日くらいだし、スルー汁。
マイナーカプと言うかカプ萌えしてたわけじゃないからちょっと違うけど
スレイヤーズを最初に読んだのがまだ中学時代で
当時読んだ白銀の魔獣でのデュクリスとリナのやり取りに
なんとも言えない複雑な感情を抱いてた
それが高じてかいまではすっかり歳の差カップルとか
種族を越えた愛みたいのが大好きになってる
デュクリス×リナってのはさすがに厳しいとは思うけど
最終話の実家発言を読んで思った。
リナはガウリイに喰われてたに違い無い。
二部の途中で。
などと空気を読まずに言ってみる。
>>70 その妄想をSSにして、ここに投下するんだ!
72 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 00:40:59 ID:G27gv0aT
とっくに食われてたと思ってたw
EDでのアイコンタクトはいいなぁ。すごくいい。
実際ああやってるのを見たかったからな。
ゼルがアメリアと普通に一緒に登場して笑ったが、
フィルさんに命ぜられて…ってゆー場面で某ゼルアメを思い出した。
リナ&ガウと別れて数年後、セイルーンのアメリアのところにふいに現れるゼル。
アメリアにプロポーズするんだけど、実はその前にフィルさんの部屋に一言ことわりに行ってて
逆に「本人に言え」とかって後押しされていた、というもの。
そういうのが実はあったりするといいなぁ…。
>>69 デュクリスとリナいいよね。レボでも交流してくれると嬉しい。
カップリングというよりはコンビ萌えな感じだ カプでも問題ないけど
>>70 自分はゼフィーリアに向かったその日に喰われたと思ってる派w
ディクリスは自分も好きだ。やっぱりアニメでも死ぬのかな。
実況は阿鼻叫喚のるつぼになるな。
実家に行こうと言われて即そっちと思うのは、
いろいろなことした関係だったってことかなぁ
78 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 10:06:24 ID:EyakD3KI
2話、リナおしりがやたら出てきたような・・・
あの実家発言って、そっちの意味と精神的に疲弊したリナを安心出来る場所=実家に連れて行くって意味の二つが読み取れるんだよな
そこでちょっと先行したリナがさらわれて3部ですか
>79
考えてみりゃ、スレイヤーズの話ってハッピーエンドが一つもねえよな。
破滅の手前で辛うじて食い止めたってくらいで、パトレイバーで言う本質的な負け戦ばっかし。
あれでへこたれないリナは凄いと思う。
相手が神だしな。
破滅食い止める=人類大勝利 といえんこともない。
>82
魔族が絡んだのは殆どだが、神様クラスが相手じゃなかった話も多いぞ。
アニメでもマンガでもスルーされてるけど俺の一番好きなエピソード、アトラスとかなッ!
>>79 観光に行きたいだけとしか思わなかった中学生当時。
そうか、今思うと……そうか。
>>82 > 破滅食い止める=人類大勝利
同じくそう思ってた。生きてれば勝ち、て感じだったよな。
>>83 ごめん。アニメしか知らないのでその前提で話してた。
>85
あー、そっか。逆にアニメ放映してない地域だったので原作しか知らない俺。
ざっとウィキペディアで見たら、デカい相手のエピソードが主流なのね。
原作長編は陰惨な話も多かったんだよなー。中核が割と地味で、その分後味が悪かったり。
セイルーンのお家騒動とか、クリムゾンの壊滅騒動とか。
後半、ゼルガディスとアメリアに代わって参入した仲間の男女がいるんだが、
女の方は毒を食らうし、後継者騒動でゴタついてた神殿に治療を断られて、どうにもできないまま死ぬし。
て、いうか深夜アニメで、スレイヤーズ原作第二部を元に・・・
って最初今回のアニメのふれこみだったからルクミリでてくるとおもってたよorz
レボ3話いよいよ明日か…。
ゼルアメがありますよーに。おやすみなさーい。
おやすみー
魔女っこリナちゃん
91 :
23:2008/07/16(水) 09:06:59 ID:Zf1PKfQN
遠慮なくゼルリナ投下させてもらいます。
長いので、とりあえず途中まで。
続きは明日か明後日にうpします。
ざあざあと降り注ぐ雨の音が、宿屋の窓の外から絶えず聞こえてくる。
「よし、あがりだ。」
リナの手からカードをひいて自分のカードと照らし合わせたゼルガディスが、ぱさりと手元のカードをまとめて投げ出した。
「ええーっ、またゼルぅー?」
さっきもゼルだったじゃない、イカサマじゃないの?とぷちぷちと文句を言うリナを冷たい海色の瞳でじろりと睨むと
「ババ抜きにイカサマなんぞあるか。」
テーブルの上のブランデーをグラスに注いで口に運ぶ。
「オレ、まだ5枚も残ってるよー・・・」
恨めしそうに呟くガウリイからカードを引いたリナが、にやりと笑う。
「らっきvあたしもあがりvv」
「・・・まぢで?」
「まじv」
「・・・っ」
うなだれて、のろのろとアメリアのカードに手を伸ばしたガウリイがあれ?と眉を跳ね上げた。
「アメリア、寝てるぞ。」
「ええっ!?もう?」
リナがのぞきこむと、確かにアメリアはこくりこくりと舟を漕いでいる。ついさっきゼルガディスからカードを引いて
悔しがっていたはずだが。このまま放っておけば、揺れが大きくなって床に頭をぶつけるのも時間の問題だ。
――――アメリアならそのまま寝てそうだが。
「しょーがないなぁ・・・んじゃ、負けはアメリアってことで。」
非情な部分を垣間見せたリナが、アメリアの前に積まれたコインを遠慮なく3枚取り上げて、自分と男性陣の2人に配ると
「あ、オレもーいーや。アメリア部屋に運んでオレも休むよ。」
ガウリイがカードとコインをまとめてリナに押しやる。
「あら、珍しい。まだ早いじゃない?」
「ん〜。なーんか、頭がぼーっとするっていうか、疲れたような気がするからな。」
「・・・あんた、普段使ってないからって、ババ抜きごときで頭疲れるようじゃ、相当やばいわよ・・・」
本気で心配しているのか、呆れているのか、悲しんでいるのか、若干判断のつけがたい表情でリナが言う。
「ほっとけ。てゆーか、オレは昼間働いてたんだ。だから、疲れてんだ。」
リナに、というより自分に言い聞かせるようにガウリイは呟くと、アメリアを抱えて立ち上がる。
どうせこのあと、リナとゼルガディスの二人はポーカーでも始めるに違いない。そうなったら、自分は見てるだけだ。
サイコロを転がして丁か、半かなどというのはわりと得意な分野だが、ポーカーやチェスなどはかなりの苦手分野に入る。
負けがかさんでリナに食事を強請られるのも、ゼルガディスに呆れられるのもどちらも遠慮したいから
さっさと寝てしまおう、というのがガウリイの考えだった。
両手がふさがったガウリイの代わりに扉を開きながら、ゼルガディスが片手をあげて就寝のあいさつをおくる。
「おやすみ。」
「ああ、また明日な。リナ、飲みすぎんなよ。」
「分かってるわよ。おやすみ」」
2人を見送り、ゼルガディスが扉を閉めて振り返ると、リナがカードをきり直しているところだった。
「んっふっふっふ。脳みそ筋肉族がいなくなったところで、本番といきましょうか、ゼル?」
「望むところだ。」
パーティーの頭脳労働組は顔を見合せて不敵な笑みを交わす。
夜はまだまだこれからなのだ。
正義の仲良し4人組(内1人はこの名称を泣くほど嫌がる)がこの小さな町に到着したのは3日前だった。
到着寸前から降り出した雨は、雨脚を強めながら降り続き、到着した次の日の夜には向こうの街へつながる橋を決壊させ、
川を迂回するルートの道で土砂崩れを引き起こした。
急ぎの旅でもなかったし、町に一軒しかない宿屋は貸し切り状態だし、雨に濡れるのも嫌だという理由で
同じ宿に続けて滞在中の4人は、ひさしぶりにのんびり過ごしていた。
特に名産のない町は旅人の姿もなく、宿屋の女将は歓迎してくれた。
旦那を早くに亡くし、一人息子が川向うの街へ働きに行っていて、こんな辺鄙な所でひどく退屈していたらしい。
ガウリイを見てはいい男だと年甲斐もなく顔を赤らめ(脳の状態はどうでもいいらしい)、悪い魔法使いに
呪いをかけられてキメラにされたというゼルガディスに同情の涙を流し(話の真偽には興味がないらしい)、
私もこんな娘が欲しかったとリナを可愛がり(エンゲル係数の急激な上昇は予想していないらしい)、
私の娘時代にそっくりだとアメリアをもてはやし(あなたも木に登っていたんですか女将さん?)、
とにかく正義の仲良し4人組(内1人は・・・以下同文)を過剰なくらいにもてなしてくれる。
自分で作った果実酒や自慢のおつまみ、ボリュームのあるおいしい料理。
ティータイムには手作りのお菓子と薫り高い紅茶やコーヒー。
あまりにも待遇がいいので、うっかりガウリイとゼルガディスは宿屋の修繕なんて引き受けてしまった。
もっとも、頭脳派ゼルガディスの監修のもと、雨の中実際に体を動かしたのは肉体派ガウリイだが。
その間女子2人組は、女将と一緒にクッキーやらケーキなんかを焼いて、夕飯の支度の手伝いまでしてしまった。
おかげで、むしろ普段よりもしっかり働いた(ゼルにこき使われた?)ガウリイと
慣れないことをして疲れたアメリアは早々とお休みタイムだ。
対して、頭脳労働や他人を使うことはお手の物のゼルガディスと、料理に関しては故郷の姉ちゃんに
みっちり仕込まれているリナにはまだまだ元気に夜をすごせる余力があった。
「ポーカーにしましょうか。」
「ああ。」
人数を半分に減らして高度なルールを使用できる状態になったところで、リナが提案したのはポピュラーなゲームだ。
ゼルガディスとはよく勝負を交わしていて、今のところ実力は拮抗しているといっていいだろう。
今夜こそ、きっちり決着をつける。
ガウリイとアメリアが所持していたコインを均等に分けあい、いざ勝負!とリナは本気モードに入る。
お互いに、頭脳の優秀さには一目置いている。
気を抜けば負けるのは自分だ。自然と真剣な表情になる。
特に、ラックステータスがひくいかなー、と自覚しているゼルガディスは、リナより長い人生経験と
レゾの下で培った豊富な知識を総動員して戦いに挑む所存だ。
クールな貌の下に隠された、熱い魂をひそかに燃やす。
・・・ポーカーごときに真剣に全力で本気になっていることを知ったら、草葉の陰でゾルフとロディマスが泣いてそうだ。
「フルハウスだ!」
「ええーっっ!?」
うそー、なんでー、ぶんぶんとリナが頭を振る。
「今度こそ、イカサマでしょ!?」
何の根拠もなく詰め寄ると、さっきより冷たい瞳で睨まれる。
「カードをきったのも、配ったのもお前さんだろ?」
「・・・くぅー・・・」
くーやーしーいー。
カードを握りしめて、ぷるぷると震えても、勝負の結果は変わらない。
ふふん、と勝ち誇った笑みを浮かべるゼルガディスの前には、先ほどから立て続けに勝利した戦利品、もとい
リナからごっそり奪い取ったコインがあった。
対してリナの前には残り3枚のコイン。大逆転には程遠い。
「今日のところは、これ位にしてやろうか?」
ことさら優しげな声で言うゼルガディスにカチンときて、
「まだまだ、勝負はこれからよ!」
リナは無い胸をそらした。
何時になく舞い降りた幸運に気を良くしているゼルガディスは、快く応じる。
「それでこそ、リナ=インバースだな。俺はいつでも受けて立つぞ、かかってこい。」
よく意味がわからない。
どうやら、夕食前から飲み始めたブランデーやらウィスキーやらワインやらが頭にまわってきたようだ。
よくよく見れば、部屋には酒瓶が散乱している。
「ふん。男に二言はないわよ?身ぐるみはがされて道端に捨てられてから、後悔しないでね。」
コイン3枚でどこからそんな自信が出てくるのか。しかも身ぐるみをはがすのか?仲間から。道端に捨てるのか?仲間を。
どうやらリナの頭にも女将お手製の果実酒がまわってきたようだ。
勝負に熱くなって血廻りの良くなった頭には、アルコールも良く廻る。なまじ頭脳回転の良い2人だからこそ、
回り始めた酒精は一気に隅々までいきわたったようだ。
「さぁー、こいこいv」
うふふふふふふふ・・・とアヤシイ笑みを浮かべながらリナがカードをめくる。
・・・よっっっっっっしゃぁーーーーー!!!!
思わず心でガッツポーズを決め、顔はポーカーフェイスのままゼルガディスの様子をうかがう。
相も変わらずクールな表情で、さらっとカードを取り換えたその眼が、ほんの一瞬だけ戸惑ったように見えた。
さては、あまり良くないな?
長い付き合いだ。ちょっとの表情の変化も見逃さない。ましてや、このリナ=インバースの目をごまかせると思ってか!
よし、ここで一発大逆転といきますか!
「で、お前さんは何を賭けるんだ?まさか、コインだけか?」
そーんなそらっとぼけた言い方してもダメよ、ゼル?あなたの手のうちはお見通しよ。
今までのお互いの手と、カードを切った回数、自分とゼルが取り換えたカードの枚数などを素早く計算し、統計と確率から
ゼルガディスの手を想定する。
『せいぜい3カードってとこね。』
余裕で見切る。
ただし、リナは分かっていなかった。統計と確率の計算方式はあっていたが、それを実際に計算したのは
自分の酔った頭脳だということを。
酔った人間は、えてして酔っていることに気付かない。
「言ってくれるわね、ゼル。こっからあたしが逆転するのよ。」
「へぇー。どうやって?何を賭けて?」
「そうねぇ・・・」
勝利を(勝手に)確信しているリナは、しばし思案した後に、すばらしい案を思いついた。
「賭けるのは、あたし自身よ!」
どーだと言わんばかりに、無い胸を再びそらした。
完全に酔っている。
「・・・・・・・・・・・・はぁ?」
「だーかーらー、あ・た・し・自・身。要するに、ゼルが勝ったらなんでも言うことを聞くっていうのは?」
「・・・俺が負けたら?」
「もちろん、ゼルがあたしの言うことを聞くの。何でも。」
名づけて、ゼルガディスを完全にあたし専用の便利アイテムにしちゃおう計画。この際今までのコインは無視しちゃえ。
これで一発大逆転!
「・・・ずっとか?」
「まさか、1度だけよ。」
そう、1度でいいのだ。一生あたしに仕えなさい!と言えば。
気分は女王様だ。どこぞの悪役ルック女魔導士のように高笑いをしたくなる。
このとき、本当にリナは酔っていた。自分が勝つ可能性は100%考えていたが、負ける可能性を
1%たりとも予想していなかったのだ。
それだけ自分のハンドにも自信があった。
「・・・いいだろう。」
不承不承といった様子でゼルがティスが頷く。もしリナが勝ったとしてどんな要求をするかはともかく、
自分が勝った時にリナを好きに出来るという条件ならどっこいだ、という風で。
ゼルガディスも自分のハンドに自信があった。そして、十分酔っている。
よっっっっっっしゃぁーーーーー!!!!
リナは再び心でガッツポーズを決める。これでゼルはあたしのもの(アイテム)よ!とはたから聞けば、ちょっと
アブナイことを心で叫びながら。
期待に胸を躍らせながら手もとのカードをオープンする。
「ストレートフラッシュよ!」
ふっふーん。どう、まいった?とでも言いそうな得意げな表情だ。
『さあ、観念なさいな、ゼル。明日からこき使ってあげるわv』
まずは付近の盗賊団の情報集めから、盗賊いぢめのサポートから、魔導書の写しから、実験の補助から、研究材料の提供から、
呪文の伝授から、買い物の荷物持ちから、マッサージから・・・ああ、何から命令しようかしら。
明日からの女王様セイカツをうっとりと夢見ているリナは、ちょっとドコかにイッてしまったように見える。
恍惚としたリナを見ながら、ゼルガティスはほうっと溜息をついた。
危なかった。ああ、でも、本当に今日はツイている。幸運の女神よありがとう。
てゆーか、まさか、一生分の幸運を使い果たしたわけじゃないだろうな?
ちょっぴり後ろ向きな考えを抱きつつ、手中のカードをリナに見せる。
「悪いな。ファイブカードだ。」
同じ数字が刻まれた4種類のカードと、ジョーカー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
2人の間に落ちる沈黙。
「どぅええええぇぇぇぇーーーーーーーっっっっ!?」
破ったのは、リナの絶叫だった。
どうして、どうして!?絶対に自信があったのに。ストレートフラッシュよ?
ワイルドカードなんて、嫌いよ!ジョーカーさえなければ、勝っていたのに。
悔しがるリナの前で、ゼルガディスは嬉しそうにブランデーのグラスを振って見せた。
「さて。何でも、1つだけ、言うことを聞くんだな?」
「ぅう・・・」
「言ったよな?」
「・・・」
「まさか、リナ=インバースに二言が?」
「・・・っ、無いわよ!」
ほとんどやけになってリナは叫ぶ。
「ええ、ええ。このリナ=インバースには二言は無いわ。さあ、何でも言いなさいよ!」
腕を組んで背筋を伸ばし、ゼルガディスを睨みつける。
「そうだな・・・。」
ゼルガディスは軽く首をかしげると、思案した。
何がいいだろうか。
便利そうな呪文でも教えてもらうか?それとも、資金援助でも願うか?(すでに十分受けているが)
いや、この先アイテム扱いするなとか、呪文に俺を巻き込むなとかのほうがいいか?
・・・頼んだところで無駄そうだ・・・。
目の前のリナを眺めているうちに、ふと、いい案が浮かんだ。
思わずにやりといやらしい笑みを浮かべてしまう。
「な、何よ・・・?」
不穏な空気を感じ取ったのか、リナが若干後ずさる。
「決めたぞ。」
「だから、何よ?」
リナが後ろに下がった分の距離を詰めて、ひたと目を見据えて言う。
「1度でいい、抱かせろ。」
「・・・・・・・・・・・・は?」
「だから、ヤらせろよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!!!!!!」
言葉の意味が理解出来たとたん、リナの顔が一気に赤くなる。
「な、な、な、な、な、に、う、うえぇ、っ」
口をぱくぱくさせ、意味をなさない言葉を繰り返すリナを、腕をのばして力強く抱き寄せる。
「何でも言うことを聞くんだろう?」
意識して、とびきり低い声でリナの耳にささやくと、腕の中の体がびくっと硬直した。
「リナ、お前を、抱きたい。」
この勝気な少女はどんな声で啼くのか。その前を見据えた瞳がどんなふうに潤むのか。
初めて会ったときから心惹かれていたから、ずっとそれが気になっていた。
きっと、ガウリイは知っているだろうに。
それを考えるといつも、心が少しの嫉妬でかき乱される。
出会った時期は同じなのに、自分の知らないリナをガウリイはたくさん知っている。ずっと、リナと一緒にいる。
――――これまでも、これからも。
だから、1度くらいいいだろう?
「あー、うー・・・」
相変わらず何が言いたいのか、リナは赤い顔のまま、ゼルガディスの腕の中で呻いている。
「・・・嫌か?」
嫌がる女を無理やり組み敷くことは趣味じゃないから、彼女がどうしても嫌ならあきらめるつもりだ。
「俺が嫌いか?」
ちょっとだけ、ずるいことを言ってみる。そんなことないと、わかっているから。
「っ・・・べ、別に嫌いじゃないわよ。」
「俺がキメラだから、嫌か?」
「そんなの関係ないでしょ!」
リナには差別意識なんかこれっぽっちもない。だから、ゼルガディスがそんなことを言うと少し腹立たしい。
「キメラだろうがなんだろうが、ゼルはゼルでしょ。」
「じゃ、いいんだな。」
ああ、いや、そうじゃなくて。そういうことは別問題で。
何と言っていいのやら、リナの頭は混乱する。
ゼルのことは嫌いじゃない。むしろ好きだ。ガウリイやアメリアと同じように。
でも抱くって!?
そーゆーコトよね?
その・・・あの・・・×××なことをするわけよね?
男と女のそーゆーコトよね?
――――ゼルとあたしが。
・・・あああぁっ!ど、どーしよー・・・。したこと無いのにぃぃー。
はぢめてがゼルってことになるのよね?
い、嫌?嫌なのかな、あたし。ゼルとするのが。はぢめてが、ゼルなのが。
いやでも、いつかはするんだし・・・。
なんかのはずみで、その辺のにーちゃんやおっちゃんにすけべーこまされる事態に
追い込まれることだって、無いとは言えないし。
もしそれが、はぢめてだったりしたら、すごく嫌だし。
はぢめてじゃなくても嫌だけど、やっぱり、オンナノコにとってはぢめてって特別だし・・・。
特別なことは特別な人がいいけど、そんなヒトまだいないし。
だったらゼルでもいいかも?
――――いや、よくない!あたしの理想はおーぢさま(フィルさん除く)よっ!
いやいや、でも・・・。
ぐるぐると、頭の中をいろんなことが駆け巡り、リナは百面相になっている。
ゼルガディスはリナを抱きしめたまま面白そうに眺めていたが、いつまでもこうしているわけにはいかない。
うっかり理性が飛んでしまったら、大変だ。
「おい、リナ。どうしても嫌なら別のことでもいいんだぞ。」
「・・・ふえっ?」
見上げると苦笑したゼルガディスの顔。しょうがないな、って感じの。
「お前が嫌がるのを、無理やりなんてする気無いからな。」
「・・・えっと。」
「そのかわり・・・」
「かわりに?」
「俺の女になれ。」
「ええっ!?」
そう言ったゼルガディスの顔は笑っていたが、真剣だ。
それ、どっちも一緒じゃん!
リナの無言のツッコミは鉄面皮に跳ね返された。
「リナ、どっちがいいんだ?」
「どっちって・・・あなたねぇ・・・」
ゼルに抱かれるか、ゼルの女になるか。
そんな選択肢しかないのか。
「・・・ほかのことじゃダメなの・・・?」
そんなに、嫌か。ゼルガディスはちょっぴり傷ついた。ガウリイにかなわないことは分かっていたが。
「嫌なら、いいさ。」
肩をすくめたゼルガディスの表情が、なんだか悲しそうに見えた。迷子になった子供のような、おいてきぼりに
された子供のような・・・あの、レゾのことを語った時のような表情。
思わずリナは自分から解かれたゼルガディスの腕をつかんでいた。
「ゼル・・・。あたしのことが好きなのね?」
「・・・まあ、それなりに。」
――――少なくとも、他の二人よりは。今まで出会った、どの女よりも。
リナはゼルの腕をつかむ手にぎゅっと力をこめると、一度うつむいてから再び目を合わせた。
「・・・いいわよ。好きにしなさい。」
耳から首筋から真っ赤に染めながらも、強気で言い放つ。
一度言いだしたことをたがえるなんて、リナ=インバースにあっていいことじゃない。
『それに・・・』
ゼルガディスの性格を考えるに、きっと酷いことはしないはず。
クールな悪役を装っていても、彼は紳士的でフェミニストだ。
へっへっへっへ・・・悪いようにはしないぜ、お譲ちゃん――――なーんてことは、決して無い、と思う。
曲がりなりにも自分に好意を抱いてくれているなら、なおさらだ。
ならば、いい。
リナ=インバースが知らないことが、これで1つ減るのだ。
いずれ知ること――――今は知らないことを、ゼルガディスの手によって教えてもらおうじゃないか。
きっと大丈夫だから。
「いいのか?」
「いいって言ってるでしょ。」
「本当に?」
「何度も同じこと言わせないでよ。ガウリイじゃあるまいし。」
「・・・じゃあ、遠慮なく。」
いただきます。
100 :
23:2008/07/16(水) 09:13:49 ID:Zf1PKfQN
とりあえず、ここまでー。
続きは明日か、明後日に。
明日か明後日って、出張なんだよ!
どうすんだよオレ全裸でPCの前に正座して待ってたいほどなのに
GJ!
リナが処女だと知ったときのゼルがwktkすぐる!!
うむ、これはこれで美味しい。
wktkしながら待ってるぞ!
自分大本命がゼルリナだからマジで嬉しい。
続きwktk
ガウリナ好きだけど、このシチュエーションは燃えるw
>>105 同じく。ゼルアメ党なのにこの話はなんか平気。ってかむしろ好き、むしろwktk。
続き待ってるよー
同じくゼロリナ派だけどwktk!GJです!
もうすぐ3話も始まるしwktkなことだらけだ〜
三話見て触手プレイが頭から離れなかったのは俺だけですか
>>108 アメリアスレが祭状態になってる。
今回はエロさではシーリズ屈指だと思う。
ゼルアメ汁だくハアハア。
朝、放送圏内の友人から放送圏外の俺に
「ゼルガディスとアメリアエんロ!!」とメールが来たので何が起きたのかすげー気になってたw
そしてゼルリナさん引き続きお待ちしております。
ゼルアメがカプとして絡んだエロではなかったよ
むしろゼルも受けでしたw
112 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 18:29:26 ID:YIL8r+oB
アメリアスレどこ??
教えて
114 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 19:15:44 ID:YIL8r+oB
サンキュー。
なんかスレイヤーズのスレ多くなったなwwww
やっぱアニメがあると勢いが違うんだよ。
3話はエロしか記憶に残らなかった…orz
ゼルアメ分が足りません…誰か…!!!!
117 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 03:52:53 ID:odvcaxHL
三話で、巨大クラゲ出てくるシーン、ゼルがアメリアの肩を抱いてたように見えたのだが
118 :
23:2008/07/18(金) 08:50:27 ID:o8wQa5rv
ゼルリナ続き投下します。
ゼルガディスは一度離したリナの体を再び抱き寄せると、そっと額に唇を落とした。
想像していたよりはるかに柔らかく、少し冷たいその感触に、リナは小さく嘆息する。
ともすれば震えてしまいそうな自分の体を叱咤すると、彼がしているように自分の腕もゼルガディスの体にまわしてみる。
ヒトの体より幾分硬い感触のそれが、お互いのパジャマの薄い生地ごしに感じられた。
「リナ・・・」
いつもより熱っぽいような囁きに、ゼルガディスの胸に埋めるようにしていた顔をあげると、今度は唇に彼のそれが重なった。
反射的に目を閉じる。
重ねるだけの口付けは、すぐに離れて角度を変えてまた降ってきて、2度、3度と繰り返し口付けられるうちに啄むような動きに変わる。
「・・・んっ」
濡れた唇がこすれあう感触に、くすぐったいような寒気に襲われてリナが体を震わせた。
無意識であろうリナの小さな呻きと、動きに、ゼルガディスのささやかだった欲望が一気に燃え上がった。
啄む力を強め、同時に舌で唇の表面ををたどる。
上唇を、下唇を、右から、左から――――。
舌で唇をこすって、息苦しさに開いたリナの唇の隙間へねじ込む。
「ふぅ・・・っん」
初めて口腔内を他人に侵される感触に、リナは思わず身を引こうとするが、すかさずゼルガディスの手が
後頭部をホールドしてきて逃げられない。
ゼルガディスの舌が、上あごをこすり、歯列をなぞり、リナの舌に絡められる。
もはや貪るような動きに変わったゼルガディスの舌と唇に翻弄され、呼吸もままならない。
「あ・・・ふ・・・」
激しい口付けの合間になんとか呼吸をしようと喘ぎながら、ゼルガディスのパジャマをつかんでいた手で彼の背中を叩く。
――――苦しい。
伝わったのか、最後にリナの舌を先端まで丁寧に吸い上げて、ゼルガディスの唇が離れた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
初めての大人のキスの息苦しさに頬を上気させ、瞳を潤ませたリナ。
艶っぽい光景に、ゼルガディスは思わずぺろりと自分の唇を舐める。
『いい顔するじゃないか。』
もう、止まらない。
リナを抱きしめたまま、軽く彼女の足をはらって後ろのベッドに倒れこんだ。
「・・・っえ、ちょっと・・・っ」
うろたえるリナの体を体重をかけないように抑え込み、今度は彼女の唇の端を舌でくすぐってみる。
「んにゃっ・・・」
奇妙な鳴き声をあげて、リナが首をすくめた。
唇を彼女の顎から耳のラインに沿わせながら、右手でリナのパジャマのボタンを外していくと、あからさまにリナが抵抗を始めた。
「ちょっと、まっ・・・」
「なんだ、今さら。もう、止められんぞ。」
ちょっと腹立たしげにささやくと、今度はリナの耳をねぶる。
「ひゃんっ・・・」
びくん、と反応した様子を見て、集中的に耳を攻めながら開いたパジャマの隙間から右手を差し込むと
「っ・・・だから、ちょっと、待ってって・・・」
リナが体をよじり、腕でゼルガディスの胸を押してきた。
本格的な抵抗の仕草に、仕方なく体を起こす。
リナへの攻撃をやめた代わりに、自分のパジャマのボタンを外しつつ、半眼で睨みつける。
「今さら、ナシなんて言わせないからな。」
下半身はすでに完全とは言わないものの、暴走開始状態だ。無理やりしたくはないが、ここで止めるのは少しばかり辛い。
「・・・そうじゃなくって・・・えっと・・・その・・・。」
しっかりと胸の前でパジャマを掻き合わせて、でもボタンを留めることはせずに、リナの目がふらふらとさまよう。
「あの・・・あたし・・・あたし・・・その・・・。」
「なんだ。胸が小さいことなら了承済みだ。」
「そうじゃなくって!」
なんちゅーコトを言うんだ、コイツは。思わず呪文を唱えそうになる。
「そうじゃなくて、あたし、はじめてなのっ!」
「・・・は?」
「だからっ・・・はじめてだから、その・・・や、優しくして欲しいかなー・・・なんて・・・」
ごにょごにょと小さく呟かれたリナの告白に、今度はゼルガディスが硬直してしまった。
なんだって?
はじめて、だって!?
ガウリイとしてないのか!?
これだけ長い間一緒にいて。毎日毎日毎日毎日二人っきりで過ごして。
何もなかったっていうのか!?
思わずゼルガディスは天井を仰ぐ。
ガウリイの鉄壁の理性に感服しつつ、そうせざるを得なかったのであろう彼にうっすら同情しつつ。
――――それとも、リナに女としての魅力を感じてないのだろうか。
「・・・ゼル・・・?」
不安そうなリナの声に、余計な疑問は取り払う。
とにかく、今、リナを抱いているのは自分だ。男としての責任は、自分にある。
それに、リナのお初の相手が自分とは、正直嬉しい。
「そうか、はじめてか。」
リナに覆いかぶさりながら、今まで出したことがないような優しい声で言う。
「ゆっくりするから、痛かったり、嫌だったりしたら、すぐに言え。」
「・・・やっぱし、痛いの?」
「そうならないように、努力する。」
「・・・うー・・・」
男の自分に女の痛みなんて、わからない。ましてや、ゼルガディスに未通の女との経験はない。
聞きかじった他人の経験から推測するしかできないが、なるべく痛い思いをさせたくなかった。
「俺にまかせろ。」
唇が触れそうなくらいの距離で、瞳を見つめながら、自信たっぷりに言う。
――――若干虚勢をはりながら。
「・・・わ、わかったわ。」
まだ不安を残しつつもリナは頷いて、力を抜いた。
ゼルディスは羽織っているだけのパジャマの上着を床に放り出すと、胸の前で交差されたリナの腕をそっと外す。
首すじに唇を寄せて軽く啄みながら鎖骨の辺りまで降りると、リナのパジャマをはだけてささやかな胸の谷間に顔を埋める。
「・・・っ」
ざらつく舌で柔らかな双丘の周りを円を描くようにたどり、リナの反応があったところで強く吸い上げる。
徐々に徐々に綺麗なピンク色の頂点に近づいて、右の頂に唇が触れると、リナが首をのけぞらせた。
「――――っ・・・。」
声にならない声をあげ、ぎゅっと目を閉じて、自分に襲いかかる感覚に耐えようとする。
「リナ、我慢をするな。」
「や・・・だって・・・なんか、ヘン。」
「ヘン、じゃなくて気持ちいいんだろうが。」
「そ、そうなの?」
・・・いや、聞かれても困るんだが・・・と、ゼルガディスはそっと心で呟く。
知りうる限りの技巧を尽くしてリナの体を蹂躙していくと、戸惑いがちだったリナの声が、完全に艶を帯びてきた。
脇腹を撫でていた右手を、そうっとズボンの中へ滑らせて下着の上からそこにふれると、しっとりと湿っているのがわかる。
「やっ・・・ゼルっ・・・。」
わかってはいたが、そんなところに触れられて、恥ずかしさが噴き出す。
今までに経験したことがないくらいに、濡れているのが自分でもわかった。
戸惑うリナの唇を自分の唇でふさいで、ゼルガディスの手が下着の中にはいりこみ、直接泉に触れると、恥ずかしいにも
かかわらずに、さらに中からあふれてくるのがリナ自身にも感じられた。
きっと狭いだろうと予測したゼルガディスの思い通り、そこはそっと差し込んだ彼の指を拒絶している。
ゼルガディスは人差し指をゆっくりと、ゆっくりと時間をかけて少しずつ入れていく。
同時に親指で花芯を探り当てて、リナ自身でたっぷり濡らしてから、小刻みに刺激する。
「んんっ。」
ゼルガディスの唇で声をふさがれて、熱を逃がすこともできずに、リナの体が燃え上がる。
刺激されている下半身から、何か得体のしれないものが体中に広がって、再び収束していくような感覚――――。
「んーっ、んーっ。」
声をあげることもできずにどんどん追い詰められていき、突然唇から離れたゼルガディスの唇が左の乳首を食み、
彼の左手が右の乳首をつまんだ瞬間――――
「――――ああああああっ!」
真っ白に弾けた。
「――――あっ・・・は・・・っ」
初めて味わう強力な絶頂感に、体をひくつかせながら、リナが喘ぐ。
その動きを中に入れたままの人差指で感じながら、ゼルガディスは眉間にしわを寄せた。
はっきりいって、ヤバい。
最近ご無沙汰だったせいか、下半身の自分自身が結構限界ギリギリに来ている。
リナに痛い思いをさせないように時間をかけて慣らす間、我慢できるだろうか?
――――いや、ちょっと無理そうだ。1度抜いてしまおうか。
ようやく先ほどの衝撃が収まったリナを再び右手で刺激しながら、左手だけで器用に自分のズボンと下着を脱ぎすてると、
リナのズボンも下着ごと抜き取る。
「あっ・・・」
呆けたようになっていたリナが、下半身を暴かれて少しだけ正気にかえる。
すかさず左手の指をリナの口の中に侵入させ、さっき自分の舌がしたように口腔内を蹂躙する。
「んんっ・・・ふぅ・・っ」
指でリナの舌をつまみあげ、歯列をなぞって、自分の左手にたっぷりとリナの唾液をまとわせる。
初めは苦しそうにしていたリナも、次第に舌をゼルガディスの指に自分から絡めてくる。
リナが口腔内の異物に慣れたころを見計らって右手を下半身から引き抜くと、体をずらしてリナの口に
猛った自分自身を含ませた。
「――――っ!?」
なにコレっ!?
驚愕にリナの目が最大限に開かれる。
個体差なのか、種族の差なのか、とにかく固くて太くて長い。
『――――これって・・・ゼルの・・・アレ・・・?』
そのまま口の中に侵入してこようとする動きに、咄嗟に右手でソレをつかむと、体のようにごつごつした突起は無く、
なんとなくつるつるとした大理石のような感触だ。
「リナ、少しでいいから舐めてくれ。」
「んふっ?」
「舌で、そっと。噛まないようにな。」
「んんん。」
舐めるといっても、どうすればいいのか。わからないなりに舌を動かすと、ゼルガディスが目を閉じて嘆息した。
拙い動きに、処女を犯しているのだという実感が、いまさらながらに感じられる。
自分の中にある男の征服欲が満たされる。
目を開けてリナを見れば、頬を紅潮させながら、自分のモノを握って必死で舐めている。
――――たまらない。
ゼルガディスは自分の右手でリナの手ごと自分自身を握ると、激しく擦った。
「んんっ、んーっ――――」
ただでさえ大きいのに、さらに体積を増していくソレにリナが頭をふって逃れようとするのを、わびを入れつつ
抑えて許さない。
「悪い、少し我慢してくれ。すぐに済む」
「んんむぅ・・・っ」
宣言通り、たいして時間をかけずに頂点まで上り詰めたゼルガディスは、最後の瞬間にリナの口から引き抜いて
どろりとした白濁液をリナの胸に浴びせた。
「あ・・・」
熱い。
彼自身を握らされたままの右手と胸に、彼自身から放たれたモノの熱が感じられた。
「――――はぁ・・・」
肩で息をついたゼルガディスが、ばつの悪そうな顔でリナを見る。
「・・・悪かったな。ちょっとばかり、我慢がきかなくてな。」
苦笑して、リナの上着を脱がせると、それで胸の上をふき取る。
「・・・ねぇ・・・」
「ん?」
完全に身に付けるものがなくなって、恥ずかしげに身をよじらせながらリナが聞く。
「アレ、飲まなくてもよかったの・・・?」
「――――っ!?」
なんてことを言うんだ、コイツは。
恥ずかしげにそんなことを聞くものだから、再びゼルガディスの下半身は準備を開始する。
「・・・・・・飲みたかったのか?」
「そ、そーゆーワケじゃないけどっ!でもほら、そんな話聞いたことあるし・・・。」
「・・・まあ、そういった場合もある。」
「ふーん。どんな味なの?」
知るかそんなこと!!
思わず叫びそうになりながら、ゼルガディスは起こしていた体をリナの横に添わせる。
「試してみるか?」
リナの返事がないうちに、まだ右手に残っていた残滓をリナの口の中へ入れる。
「・・・うえっ・・・ヘンな味ー・・・。」
思わず舐めてしまったリナの眉が思いっきりしかめられた。
「悪かったな。」
大して悪くもなさそうに言うと、再びゼルガディスはリナへの愛撫を始めた。
自分の言うことをきかない下半身の準備が完全に整ってしまう前に、十分慣らさなくては。
今度はさっきより強めに刺激を加えていく。
リナの左の胸の頂を舌で持ち上げて、甘噛みしたり、舌で押しつぶしたり、ころころと転がしたりしながら、
右は指でやわやわとつまむ。
「ん、あっ、あっ」
リナの反応がさっきより良くなっているのがわかる。
ゼルガディスは遠慮なく右手をリナの足の間に入れて、先ほどと同じようにまず人差し指を差し込んだ。
するりと抵抗なく入ったのを感じて、ゆっくり中で指を曲げてみる。
「痛くないか?」
「あ、ん・・だいじょーぶ・・・。」
痛みというより、異物感。それに、もっと――――という欲求がわずかに。
ゼルガディスはリナの体中を強く吸い上げて紅い華を散らしながら、下腹部まで唇を移動させ、左手で栗色の淡い茂みをかき分けると
一番敏感な花芯に舌で触れた。
「ああっ!」
リナの腰がびくんと揺れて、中に入ったゼルガディスの指を締めつけてくる。
たっぷりと唾液を乗せた舌で丹念に舐めていくと、リナからふたたびとろとろと愛液が溢れ出してきた。
「や、あんっ、はっ・・・んっ・・・」
ひっきりなしに喘ぎながら、無意識にリナの両足が開いていく。
もっと――――無言の要求に、ゼルガディスは人差し指をいったん引き抜くと、中指と合わせて2本差しこむ。
「んっ」
増した圧迫感にリナの体が硬直したのは一瞬で、ゼルガディスの愛撫によってすぐにとろけた様子になる。
絶えずあふれてくる液を舌ですくい取っては花芯になすりつけ、時折じゅるりと音をたてて吸い上げると
リナの声が一層高くなる。
「ああんっ・・・ゼルぅ・・・」
両手でシーツをしっかりとつかみ、体をわななかせているリナを見て、大丈夫だろうと3本目の指を差し込んだ。
「――――っつ・・・」
逃げるようにリナの腰が持ち上がったが、拒絶の言葉はない。
「大丈夫か?」
「ん、ちょっと・・・痛いけど、まだ、だいじょーぶ・・・」
強気なのか健気なのか、必死に息を整えて痛みを散らそうとしているリナの姿は、かわいい。
本当はもう、リナの中に突っ込んで、めちゃめちゃに腰を動かしたい。泣こうが喚こうが構わずに好きにしたい。
自分の中にもう少し残忍な心があれば、思いやりの心にもう少し欠けていれば、下半身の欲求がもう少し強ければ、そうしていた。
――――1度抜いておいてよかった。
ゆるゆると舌でリナの敏感な部分を刺激しながら、中がほぐれるのを待つ。
「ん・・・あんっ・・・あ、ふぅっ・・・」
リナが喘ぐたびに、中がびくびくと蠢いて奥へ奥へと指を誘う。
ゆっくりと指を曲げて、3本の指をばらばらに動かしても痛みを感じてない様子に、もういいだろうと判断する。
「あ、あ・・・ゼル・・・ゼル・・・」
ゼルガディスの指と舌に翻弄されている下半身から、どうしようもない欲求が上がってきてリナを苛む。
「ん、ゼル・・・また、イっちゃうよぉ・・・」
リナからあふれ出す愛液はゼルガディスの手をびしょびしょに濡らして、シーツにシミを作っている。
少し意地悪かな――――と思いながら、リナがイク寸前で手を止めた。
「あん・・・ゼル・・・ぅ」
ねだるように動いたリナの太腿を開いて自分の体を入れると、すっかり上を向いた分身を、リナの濡れそぼった亀裂に
軽くこすりつける。
「いいか?」
「あ・・・」
ソレが何かを理解して、リナが少しだけ未知の恐怖に怯えたが、すぐに首を縦に振る。
「・・・いつでも来なさいよ。」
「・・・もう少し、色気のある言い方は出来んのか・・・。」
ぶつぶつと口の中で不満を言いつつも、先端をぐっと潜り込ませる。
「うっ・・あっ・・・」
指なんかとは比べ物にならないほど硬くて太いモノがぎりぎりと入り込んでくる。
「ん・・・つうっ・・・」
はっきり言って、痛い。引き裂かれるような痛みに、思わず声をあげる。
「い、痛いっ!」
「っつ・・・少し、力を抜け。」
あまりのキツさに、ゼルガディスの眉もしかめられる。
「無理っ!」
すぐに返される拒絶の言葉。
「リナ、力を、入れると、余計に、痛いぞ。」
大事なムスコが締め付けられる痛みに、ゼルガディスの声もとぎれとぎれだ。
「うっ・・・だってっ・・・痛いんだもんっ・・・」
「リナ・・・」
ゼルガディスは痛みのあまりにシーツをけって逃れようとしているリナの足をとらえると、顔を寄せて足先を口に含み
指の間を舌で舐める。
「んあっ」
思わぬところからの快感に、リナの力が一瞬抜けたのを見逃さず、すかさず一気に腰を押し出した。
「ああああああーっ!」
破瓜の痛みにリナの体が弓なりにのけぞる。
「あ・・・ああ・・・」
下半身の疼痛に、自然と涙が流れてきた。
「リナ・・・」
自分自身をすっかり収めたゼルガディスが体を倒し、リナの涙を吸い取る。
「大丈夫か?」
「あ・・・もう・・・入ったの・・・?」
「ああ。まだ、痛いか?」
「うう・・・嘘つき。痛くないようにするって、言ったじゃないの・・・」
「・・・努力する、と言ったんだ。」
答えながらも、なんて色気がないんだと思う。同時に、俺達じゃこんなものか、とも。
「動いていいか?」
「あ、まだ、ちょっと待って・・・」
なるべく大きく息をつき、少しずつ力を抜いていくリナの姿に、ゼルガディスは持てる限りの理性を総動員して
動きだそうとする腰をとどめると、軽く口付けた。
「ん・・・」
なだめるようなキスが気に入ったのか、今までただ受けるだけだったリナが、ゼルガディスの首に腕をまわして
自分からも口付けてくる。
「ん・・・ふ・・・」
しばらく深い口付けを続けていると、リナから許可が出た。
「ゼル・・・も、へいきかも・・・」
「そうか。」
ゆっくりと抜いていく。
先端が抜ける寸前まで引くと、こんどはまたゆっくりと入れていく。
「・・・・・・」
リナの瞳は閉じられ、眉間にしわが寄っているが、それほど痛みは感じていないようだった。
ゼルガディスは徐々に動きを激しくした。
「ひっ・・・あ・・・ちょ・・・ああんっ・・・」
ゼルガディスが自分の中を蹂躙する痛みはしだいに内臓をかき回されるような違和感に変わり、かすかにむずかゆいような
快楽を感じ始める。
「ゼ、ゼル・・・なんか・・・ヘン、ん・・・」
――――感じているのか?
なるべくリナが感じられるようにと、繋がっている部分に手をのばして陰核を刺激しながら
「ヘン、じゃなくて、気持ちいい、だろう?」
荒い息の間に、リナの言葉を訂正する。
「ん・・・わかん、ないっ・・・あっ、ソコ、ダメぇ・・・」
「・・・じゃあ、わからせてやる・・・」
リナの中に入れた自分のモノと指でリナを追い上げていく。
前後に素早く動かしたり、奥まで強く突いたり、円を描くようにしたりと、様々な動きをしながらリナの
イイところを探っていく。
同時に指は赤く盛り上がった陰核を回すようにこねたり、つまんだりして確実な快感をリナに与える。
「あ、あんっ、ふぅ・・・ああんっ・・・や、あ・・・んっ・・・」
次々に襲いかかる感覚に耐えられずに、リナは頭を左右にうちふるってもだえる。
「ああああああっ・・・ゼルっ・・・」
両手はゼルガディスの首にまわし、両足は腰に絡みつかせて全身ですがりつく。
「なんか、なんか、ヘンだよぉ・・・」
もはやリナの言葉を訂正する余裕もなく、ゼルガディスは彼女と自分自身を高めていくことに専念した。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
リナの体が小刻みにひくつき、きゅうっと体が反り返る。
「っく・・・離せ、リナ!」
自分を包み込んでいるリナの中が収縮したのを感じて一気に射精感をあおられ、ゼルガディスはあわてて体を離そうとしたが
リナには聞こえないようで、絡みつく腕と足から力が抜けることはなかった。
「あっ、あっ、あっ・・・ああああああああああーーーーーーーーっ」
「くう・・・」
達すると同時により力が込められた腕と足と、何よりぎゅうっと自分を咥えこんで離さないリナの中にとらわれて
ゼルガディスはそのままリナの中に熱い奔流を注いだ。
――――頭の片隅で、少しの覚悟を決めながら。
ざあざあと雨の降り注ぐ音が聞こえる。どうやらまだ、止んでいないようだ。
「ん・・・」
ぼんやりと目をあけると、薄暗い部屋の様子が見て取れる。
カーテンの隙間からわずかな光が差し込んでる所をみると、夜は明けているようだ。
どうしてこんなに頭が重いのか。
ゼルガディスは疑問を持ちつつゆっくりと、部屋を見回した。
『ああ・・・飲みすぎたのか・・・。』
部屋中に散乱する酒瓶と、いまだに充満している酒の匂い。どうやら昨夜は、相当飲んだらしい。
頭がひどく重く、かわりに、なぜか腰のあたりがスッキリ軽い。
ぼうっとそのまま部屋を見ていると、片隅に置かれた荷物が目に入った。
見慣れたショルダーガードと黒いマント、リュックサック。
『・・・?』
自分のものではない。
マントは白だし、ショルダーガードは身に付けていない。
ごてごてと宝石が飾り付けられたショルダーガードを見ていて、ああ、と思う。
あれはリナのだ。
――――どうしてリナの荷物がここにあるんだろう?いや、それよりも、どうして自分の荷物が無いのだろう?
まだ完全に覚醒しない頭で考えていると、隣で小さくうめく声が聞こえた。
「ううーん・・・」
リナだ。ここはリナの部屋だ。
「――――っ!」
一気に覚醒し、すべて思い出すと、思わず頭を抱えたくなった。
『そうだ、夕べリナと・・・』
昨夜は自分もリナも相当酔っていた。酒のせいだけにするわけではないが、酒が原因の一つであることは確かだ。
決して後悔しているわけではないし、どこかの脳味噌がクラゲでできた剣士のように覚えていないなんてこともない。
ただちょっと、今後どうしたらいいのかわからない。
いや、とりあえず、悩むのは後だ。部屋に帰らなくては。こんなところをあの2人に見つかったら大変だ。
そうっとベッドの下に落ちている自分の下着を拾おうとして、右手をのばしたとき――――
こんこんっ
部屋がノックされた。
ゼルガディスはぴたりと動きを止めて、気配を消す。
「おっはよー、リナぁー!」
やたらと元気な声。アメリアだ。
「リナ?まだ寝てるのー?朝ごはんよー」
そうだ、リナは寝ている。朝飯なんていいから、ここから立ち去ってくれ!
ゼルガディスの願いもむなしく、さらに声が追加された。
「なんだぁ、まだ寝てんのか、リナのやつ。だから飲みすぎんなって言ったのに。」
ああ、ガウリイ。ゼルガディスとしては、今会いたくない人物ナンバー1だ。
「駄目ですね、朝寝坊なんて。わたしが起こします!」
余計なことをするな!
ゼルガディスの心の悲鳴も届かずに、ドアノブががちゃりと回される。
――――どうして俺は鍵をかけなかったんだ、とゼルガディスは今までの人生で一番後悔した。
「おっはよー、リナ!」
ばったーんと開かれた扉の向こうに、黒髪の正義の使者と金髪の剣士の姿。
今のゼルガディスにとっては、死神に等しい。
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
驚愕に硬直していた2人の表情が少しずつ動く。
にやり、としか形容の出来ないような生暖かい笑みを浮かべるアメリアと、のほほんとした姿から戦闘モードのきりっとした
表情に変わったガウリイ。
ああ、ガウリイ。
その身にまとうオーラがどす黒いものに変化したのを見て、ゼルガディスは悟った。
自分の幸運値は、夕べのポーカーで使い果たしたようだ――――と。
終わり
長々と失礼しましたー。
うおおおおおおおお朝っぱらからGJでした!乙!
超よかった!!!GJ!
ゼルリナきてた!GJです!
処女リナ可愛かったです。GJ!!
>>130 IDがスク水w
ゼル合掌w
ガウリイの切れっぷり想像してワロタ
どこまで切れるかはリナ次第だな
いや、案外なきだしそうだwww
(´;ω;`)こんな顔してwwww
ゼル\(^o^)/オワタwww
オチが予想外ですんごい良かったGJ!
>>133 ああそれも在り得るかもねぇ
みんなGJをありがとー!
読んでもらえて、喜んでもらって・・・感無量。
どうでもいい後日談があるので、よかったら。
・・・ほんとにどうでもいい・・・。
***
「――――で、どうするんですか、ゼルガディスさん?」
「・・・・・・・・・・・・」
「リナたちを追うんでしょう?」
「・・・・・・・・・・・・」
「まあ、ガウリイさんも、時間が経てば許してくれると思いますけど。」
「・・・・・・・・・・・・」
「どうするんです?」
「・・・・・・・・・・・・」
ゼルディスは大きくため息をついた。
あの日のガウリイは怖かった。心底怖かった。
なにも言葉は出さなかったが、それが余計に怖かった。
雨が止んで、街道が開通するまでの1週間、気まずく肩身の狭い思いをしながら、ひたすら
恐怖に耐える日々を送ってきた。
なるべく一人でいるように心がけ、特にリナには近づかないようにした。
少しでもリナを目で追おうとすれば、黒いガウリイが降臨する。
じっと耐え忍ぶ日々を送りながら、リナとあの夜以来何も話せないことがもどかしかった。
街道が通過すると同時に、あっという間に、ガウリイはリナを連れて消え去った。
ゼルガディスが気が付いた時には、もうアメリアと二人だった。
「どっちに行ったんでしょうね、二人は。」
ゼルガディスとアメリアが立っているのは、道の分かれ目だ。
川へ向かう道と、川を迂回する道。
「行き先は分かっていますから、のんびり追いかけますか?」
「・・・・・・そんな余裕はない。」
「?」
アメリアは分かっていない。この危機的状況を。
「でも、ガウリイさんも本気でわたしたちと別れようなんて、思ってないですよ。
ちょっと、冷却期間を設けた方がいいんじゃないですか?」
ゼルガディスは再び大きくため息をついた。
「ひとつ聞くが、お姫様。あんた、路銀は持っているのか?」
「・・・はへ?」
「今まで俺たちの資金を提供していたのは、誰だ?」
「・・・えっと・・・?」
「ちなみに、俺は持っていない。」
「・・・・・・・・・・・・」
どうしてこんな目に・・・。
ゼルガディスは三度大きくため息をついた。
ゼルwww路銀ぐらいもてwww
とりあえずゼルとアメは次の街でバイト、だな。
彼等が金策にあけくれてる頃、嫉妬に狂ったガウに
口説れるリナ、とか妄想した。
>135 GJ! ワロタwww
ところで久々に保管庫に行って見たら、保管庫のタイトルが「神坂一作品の部屋」になってて、
過去にあったらしい「ロスト・ユニバース」スレが収容されていたことに感動した。
管理人さん、ありがとう! 不覚にもキャナル陵辱に萌えてしまった。
140 :
アメリナ:2008/07/21(月) 00:55:59 ID:8jYJkEwg
ざー‥
「‥雨、止まないですね〜」
激しく打ち付ける様な雨をしのぐため仲良し四人組は大きな木の下で雨宿りをしていた。
「だあー!もうっどうして雨なんて降るのよっ!!!!!」
「まぁまぁ、リナさん降ってきたものは仕方ありませんよ」
「そうだぞ、リナ。雨は降るもんだからな!」
「‥くらげは黙ってて」
「ま‥しかしこの雨だ。しばらくはここで雨宿りだな。」
「そうですね。でも通り雨みたいですからすぐ止みますよ♪のんびり行きましょう!」
「くそー‥あともう少しで港町で昼食にありつけると思ったのに〜」
「‥昼食はさっき食って無かったか?」
「あれはブランチよ♪港町に着いたらラ・ン・チ★」
「ブラ‥なんだ?食いもんか?」
「んふふ‥くらげは黙っててくれるかな〜?」
「リナ‥機嫌悪いな」
141 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 01:06:53 ID:8jYJkEwg
「あれ?リナさん胸に何か付いてますよ?」
「え?あれ?何よ〜このシミは〜〜〜〜!!?」「さっき食べてたミートソースですかね?」
「あ〜ショック。なかなか落ちないのよね、こうゆうシミ」
「水染み込ませたらまだ取れるかもしれませんよ?ほらっ」
急に胸に手を出してきたアメリアに驚きリナは小さな悲鳴をあげた。
「きゃ!」
「ちょ‥リナさん動かないで下さいよ。今濡れたハンカチで落としてあげますから!」
「いっ‥いい!!自分でやるわよっ」
「遠慮しないで下さい。リナさんらしくないです」
「うっ‥」
ごしごしっ
ごしごし
「ほらっ!だんだん取れてきましたよ!」
「ほっ本当ね、ありがとう!後は私が‥って!!」
急に胸が押し付けられたり、こねくり回されり、摘まれたりした。
「あっ」
「う‥ん!」
リナは感じてる事を気づかれない様に声をこらし続けた。
142 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 01:21:43 ID:8jYJkEwg
「う〜ん。もうちょっとで取れるんだけど〜」
‥と言いながら布生地から乳首をつまみ上げた。
「ひやあ!!」
‥‥‥‥‥‥‥。
一瞬の沈黙。
やばい、思わず悲鳴あげちゃったよ。
「リナさん‥?もしかして‥感じてました?」
「しっ‥仕方ないでしょ!あんただってこんな事されたら意識しちゃうじゃないっ!!」
「ひゃあ!なっ‥急に胸触らないで下さいよ!!」
「うるさーい!!!私なんてさっきからずっと触られっぱなしよ!!それっ!」
「やぁん!!」
「あんただって立派に感じてるでしょー!」
「リナさんヒドいですぅ!そんなっ!あっん!」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥二人はそのままやったりやり返したりを繰り返していた。
「あの〜俺たちもいるんだが‥」
「なぁ‥ガウリィ‥雨も止んだし、そろそろ行くか?」
「そうだな〜‥あの二人はあのままでいっか?」
「気が付けば追い付いて来るだろ」
「そだな」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥「や〜ん!また感じてるし〜♪」
「きゃうっ!リナさんこそっ!!!えい!!」
ガウリィとゼルガディスはそんな2人を見て言った。
「「‥女って分からんな」」
こんな時間にアレだが・・・
GJ!!!!
きゃぴきゃぴ☆
ガウリィ× →ガウリイ
8-176 保管庫参照
簡単なあらすじ
☆ゼルとアメリアが付き合いだした
↓
リナの部屋の隣室で夜な夜な愛を交わすゼルアメに耐えきれなくなった
リナはガウリイの部屋へ押し掛ける
↓
同室にもかかわらず自分になにも手だししてこないガウリイにイライラ
↓
子供扱いしないでよ!と怒るリナをますます茶化すガウリイに
傷ついて部屋を飛びだしたリナ。それを追うガウリイ
約1年前に投下しましたがちょうど夏なので、
スレのガウリナ好きさんに暑中御見舞い申し上げます。
以下続き。
「リナーーー!」
ガウリイの声を背に、走って、走って、走った。
怒っているのか、傷ついているのか、それとも悲しいのか、自分で自分の気持ちが分からなかった。
分からないのに、走りながら視界が熱く潤んで歪んだ。
きっとこのまま逃げ続ければ、ガウリイはどこまででも追いかけてきてくれるだろう。
それをすごく期待している気持ちと、保護者としての心配からそうしてくれるのだろうという
落胆のような気持ちが入り混じって足を止めるに止められなかった。
もう意地になって走っていた。
後ろからぐんぐん距離を狭められてくる空気にゾクゾクする。
でも捕まりたくない。
捕まえられたいのに、捕まえられたくなかった。
何かはっきりした答えを突きつけられてしまうような気がして。
それを直視しなければいけないような気がすると妙に……こわくて。
「ちょっと! 離してよっ!」
じたばたもがくあたしをあっさり捕まえるガウリイ。
つかんでくる腕に意志みたいなものを感じた。
……後戻りできないような……
「……リナ」
手を握ったまま、背後から耳に口を寄せるようにして
ぼそっと注ぎ込まれた。
茶化して すまん……
と。
聞いた途端、身体が疼いた。
耳が感じやすいのと、
いつもみたいに誤魔化そうとしないで真っすぐに向かってくる意志と、
ガウリイの申し訳なさそうな困ったような声の中に
「戸惑い」みたいなものをみつけたような気がして。
それが自分の中にあるとまどいと同質のものではないかと思うと
自分でもはっきりと分かるくらいに胸がどきどきとしてきた。
逃げ出したくなった。
がっちりと腕をつかまれていてそれができない。
そのことにより一層喜びを感じて、より一層欲情した。
その空気が伝わったのか、ガウリイはあたしの腕を掴んだまま
歩き出した。引っ張られるようにしてあたしも歩く。
お互いひと言も話さなかった。
でも、向かう先はひとつしかなかった。
真夏の夜空と虫の声、ガウリイのちょっと強引な手と振り返らない
後ろ姿に、心と身体が期待で膨らむのを抑えきれなかった。
部屋に戻ってくるとすぐさま音を立ててガウリイが鍵をかけた。
もう逃げられないと思った。
自分でも開けられるはずなのに、閉じこめられてしまったような気がした。
……少なくとも一晩は出られない……。そんな硬質な音がした。
その音が合図みたいに、ガウリイの親指があたしの顎を持ち上げた。
目と目が合う。
窓から差す月明かりに照らされた青い目は、もう保護者のそれではなかった。
怒ったような顔で真剣に睨むと、次の瞬間口づけてきた。
それからはもう止まらなかった。
さぐるようなキスも啄ばむようなキスも音を立てながら
どんどん性急になっていく。
あっという間に舌をねじ込まれ、絡めとられ、激しく舌を出し入れされて、
これからこんなふうに抱かれるのかもしれないと思うと
とろけそうなくらい眩暈がして、夢中で唇を吸い合った。
そのうち立っていられなくなって、膝ががくがくし始めると、
ガウリイはあたしを持ち上げてベッドへ押し倒した。
________________________________
で、昨夜までもりあがってここまで書けたんだが、
今朝起きたら酒の気がぬけたみたいになってて、
楽しめる濃厚な場面がありありと浮かばんので
ちょっとした妄想の切れ端として楽しんでもらえればありがたいです。
>>150 うぉい!!凄くいいけど、こちとら不完全燃焼だい!w
いつか完全版をあげてくれーすっごく読みたい。とりあえずGJ
ちょwwwwなんいう蛇のなまごろしww
続きはまた来年とかガクヴルwwwww
何という放置プレイwwwww
ある意味第二部はガウリイによるリナの放置プレイみたいなものww
今日のアニメ見てたらこんな小ネタが脳内補完されて仕方ないんだが。
(アニメ↓
リナに唆されて夜の森で小っちゃい奴を捕まえようと自然破壊に及ぶゼル。
軽くノイローゼ入ったゼルを正義の下に首絞めて(両腕で締め上げるので胸が密着←ここポイント)ゼルを気絶させるアメリア。
そんな二人をほったらかしてさっさと別行動に移るガウとリナ。)
「ゼルガディスさぁん、大丈夫ですか…?」
なんとか森の小屋に戻ったアメリアは、先程自分が殺しかけたゼルガディスの顔を不安げに覗き込む。
さほど広くない小屋の中には寝具の類はなく、アメリアは自然と瀕死のゼルガディスをひざ枕していた。
「お前なぁアメリア…」
ようやく口が聞けるくらいに回復したゼルガディス、甘い香りと柔らかな感触から離れ起き上がるのには一瞬躊躇したが、この姫さんには一言釘を刺さずにいられない。
額に青筋をちらつかせながら起き上がるとイマイチ脳天気そうな表情のアメリアと向かい合う。
「手加減てモンを知らんのかお前は!俺がキメラじゃなければ今頃かなり大丈夫じゃないぞ!?大体自然と引き替えなら仲間も絞め殺すのがお前の正義か!!??」
「うぅ、ごめんなさいですぅ…」
一応小さくなったアメリアを見るとゼルガディスの腹の虫も一息つく。
「でも、おかげで二人きりになれましたね?」
上目使いにゼルガディスのご機嫌を伺うアメリアの茶目っ気ある瞳に、思わず唾を飲み込んだ。
そんな自分をごまかすように、平静を装い続けるゼルガディス。
「おかげで、じゃないだろ!」
「じゃあゼルガディスさんは、私と二人きりじゃ嬉しくないんですか?」
「殺されかけた謝罪の態度が見れないとな。」
「タイド…ですか?」
ゼルガディスの瞳が妖しく光るのをアメリアは見逃さない。
赤ん坊のようなぷっくりした頬を染めながら、ほんの一、二歩の距離をゆっくり膝でにじり寄る。
ゼルガディスが品定めをするように口端を上げて見ているのを感じながら、意を決して岩色の唇に桃色の唇を重ねた。
軽く触れるだけで許してもらおうなんてアメリアの甘い考えは、素早く背中に回されたゼルガディスの腕によって打ち砕かれ、離れられない距離はそのままに幾度も角度を変え深さを変え、二人の熱さは上がっていく。
アメリアがやっと解放されたと思った瞬間、いつの間にか床に押し倒されている自分に気付く。
「まさかこれだけで許してもらおうなんて、思ってないよな?」
身体の上にはさっき自分が殺しかけた愛しい人。
アメリアの夜はまだまだ終わりそうにない。
おおおおおお、GJ!!
しかし、暑中見舞いガウリナといい、最近は蛇の生殺しSSが流行ってるのか?
寸止めは正義じゃないです、姫〜!
>>156 つ、つづき…早く続きを!
レボのゼルアメ(特に4話)はもう破れ鍋綴じ蓋なかよし夫婦にしか見えない。
首絞めとか、蹴りツッコミとか間違った方向に親密度が増してるけどw
>>156 ぎゃあああGJ!!!もうゼルアメは夫婦でいいよ
160 :
156:2008/07/25(金) 02:56:07 ID:B3q7q9LR
おまいらGJをありがとう。
小ネタのつもりだったから俺の文才じゃ続かないんだスマンorz
誰か優しい人が続き書いてくれたら是非!つか俺も読みたいしw
アニメ4話は放送されてない所で夜な夜な大人なお説教があったと思わずにはいられないほどゼルが不敏だったw特に後半ww
今日久々にドラマガ見た…いつのまにあんなに分厚くなったのか
おにゃのこ二人の水着姿よりも、ガウリイの割れた腹筋とゼロスの
もっこりビキニとワイザーさんの素敵マッチョメンぶりにクギヅケw
でも個人的に一番素敵だったのはゼルやんのボディライン…
あんなに美しいとは正直おもわなんだ
あらいずみセンセイありがとう
>>161 ちょw
ゼロスののもっこり見たいwww
明日かって来る
魔族にあそこってまあ必要ないよな
やっぱり見栄で大きく作ったのか?w
必要だろう!このスレ的に!重要なことだ!
しかしどの位どのレベルまで魔族って人間をトレースしてるんだろうね
ゼロスは食事してたりするし、内蔵までちゃんとあんのかね?
人体構造理解して、おっきしたり射精するシステムも分かってるんだろうか
表面の形ぐらいは完璧に再現してそうだけど、中身はどうかね
切っても血は出なさそうな気がする
勃起とか射精みたいなことも、ようは作り出してる物質の形状を変えるだけだから可能ではあるんじゃない?
ただ魔族の本質として、相手に快楽を与えると正の感情が出てきて気持ち悪いだろうからなあ
なんかゼロスがセクロスというと、鬼畜レイプ系しか思いつかない
快楽を悪だと感じるような禁欲的宗教者ならいいんじゃないか?
>>164 食事に関してはFCの会報で質問きてたな
消化吸収の必要はないから食べたふりして異空間に溜めておいて後で捨てるらしい
>>167 > 消化吸収の必要はないから食べたふりして異空間に溜めておいて後で捨てるらしい
もったいねぇワロタ
いっそ食うなよw
確かそこで捨ててるイラストもかかれてたっけw
>>169 そうそう
おばちゃんに不審者呼ばわりされて追いかけられるイラストなw
ちょっと小ネタを
ゼルリナでもゼルアメでもお好きな方で
* * *
あまりの蒸し暑さに、明け方前にゼルガディスは目を覚ました。
暑さ寒さに耐性のある岩肌でも、さすがに真綿で首を絞められるような湿度と温度には息苦しさを感じる。
ふと隣を見ると、愛しい少女がベッドの端まで転がって、背中を向けて寝ている。
昨夜、二人で熱く激しい時間を過ごした仲とはいえ、この暑さに耐えきれず体を離したのだろう。
仕方のないことだけど、少しだけ寂しく感じてしまって、ゼルガディスは苦笑した。
――――いつから、こんなに人肌を好むようになったのか・・・・・・。
しばらくの間滑らかな肌の色白の背中を眺めていたが、いいアイデアを思いついた。
隣の少女を起こさないように口の中で小さく弱冷気の呪文を唱えながら、
シーツを自分と相手の二人を包み込むように掛けると、その中に冷気を充満させる。
「・・・・・・んー・・・・・・」
夏の暑さをしのぐためによく使い慣れた弱冷気の呪文とはいえ、素肌には冷たかったらしい。
少女はふるりと身を震わせると、寝がえりをうってゼルガディスの方に転がってくる。
それを自分の腕と胸で受け止めると、今度は満面の笑みを浮かべた。
――――捕獲、成功。
愛しい少女の温もりを感じて、甘い香りを吸い込みながらゼルガディスは再び眠りに付いた。
* * *
>>164 なんせ千年生きてるんだから人体構造や生理現象は完全に理解していそうだな
今週からゼロス出てくるし、リナへのちょっかいとかあったらwktk
某所のゼロス祭りに当てられてきた。ら、こっちでも話題になってるw
魔族らしいおっかないゼロスも好きなんだが、アニメ(next)のコミカルな(魔族らしくない)ゼロスも好きなんだが……どうしたものやら。
>>166 フィリアは火竜王の巫女だし、ドラゴンスレイヤーと呼ばれるぜロスとなら
かなり、背徳的で負の感情一杯のセクロスできると思うんだ…
でも、個人的にこのカプなら甘いのが好きなんだぁ。
障害が大きいほど萌えるしね
>>171 ゼルリナで美味しく戴いたよ。どうもありがとう!
あなたが書くゼルがかっこよくて惚れた!
どっちでも受け取れるように書くっていうのは面白い形だ。なかなかいい。
>>161 ゼロスのもっこりってwww
やべ今から買いにいってくる
てかそこまで作る獣王に乾杯
178 :
171:2008/07/28(月) 21:50:45 ID:AKi/qm0/
>>172 GJありがとう!
自分は想像というより妄想w
>>176 ありがとう!
カッコいいけどラック値低い・・・
ってのが自分の理想のゼル像だったりして・・・
ゼルごめん
咽喉が痛い。
もはや限界を隠すことも出来ず、大袈裟に胸郭を上下しながらなんとか
酸素を取り込もうとしていた。
視界の利かない夜の森の中をあたしとゼルガディスは走りぬけている。
泥水にまみれた身体が重い。
尽きることのない低位魔族の攻撃は続いている。
それでも普段であれば手間取ることのない相手だった。しかし昔あった
レッサーデーモンの異常繁殖を思わせる尋常ではない数が相手であり、
しかも諸事情で現在あたしは小さな灯りを作るぐらいの魔法しか使えない。
完璧にパーティーのお荷物になり果てていた。
ガウリイやアメリアともはぐれてしまった。今回の突然の襲撃の理由は
いつものようにおそらくあたしにあるのだろうが、それでも訳の分からない
ことに巻き込まれて、右往左往しか出来ない今の現状に焦りは募る。
ザッ。
急にゼルが立ち止まったので、あたしもそれに従う。
しばらく攻撃が途絶えている。魔族とはいえ低位のため、精神世界から
の攻撃がないことは少しだけ安心材料だ。
「少し休もう」
あたしの二の腕に出来た傷を見ながら言うゼルに、こっくり頷いた。
彼の方はさすがに合成獣というか、皮肉にも彼自身が厭うているその
能力のため、息ひとつ乱していない。
だいたい彼ひとりでは、この状況も十分切り抜けられるのだ。足手まとい
となっている状況は悔しかったが、ここで意地を張っても仕方がない。
ふたりして岩陰に座ると、ゼルはそっけなく顎をしゃくった。
「見せてみろ」
「ん」
敵から放たれた光線によって出来た二の腕の傷は、掠っただけだという
のに、大袈裟な程の血を滲ませている。
袖を捲ろうとして、あたしは貧血にくらりとよろめいた。
ゼルガディスは眉を顰めると手を伸ばし、あたしの腰をぐっと引き寄せた。
「捕まってろ」
「ちょっ」
咄嗟に抵抗しかけたあたしを、しかし彼はあっさりと絡め取ると、
膝に横座りするように抱きとめると、呪文を唱え始めた。
あたしは赤くなったものの観念しておとなしくする。
「回復」
右の二の腕にごつごつとした材質の手をあてられ、暖かい光があてらえる。
あたしは歯を食いしばって、肉が再生していくのを耐えようとした。
「くぅっ」
一度もらしてしまった悲鳴は、こらえるのに酷く苦労する。普段なら
同程度の傷でも顔色を変えずに治療を受けることも出来たが、体力を失って
いる今は厳しい。
あたしは怪我をしていない左手でゼルにしがみつき、なんとか耐えた。
治療が終わるころには、あたしは汗びっしょりになっていた。
重い身体に鞭打って、立ち上がろうとしたが、腰を捕らえられたままで
ゼルの膝の上から動くことが出来ない。
「ゼル……?」
顔をあげて彼の様子を伺う。
いつの間に雲が晴れたのか、月の光があたり一面をあまねく照らしていて、
逆光でゼルの表情が良く見えない。ただ銀色の髪がきらきらと非現実的に
美しく光っている。
魅いられたように固まったあたしに、彼が微笑んだのが気配で分かった。
「もうちょっと休んでろ」
穏やかな低い声。
あっと思う間もなく、硬い唇に唇をふさがれていた。
清らかな月の光の下、あたしたちは獣のように生への渇望に衝き動かされた、
土と血と肉が焦げる嫌な匂いに包まれたキスだった。
はなはだ原始的な欲望は野蛮で、そのかわりに嘘だけはなかった。
唇が離れた後、糸を引く唾液からとっさに目を逸らしたあたしに、ゼルは
耳元で、生きて帰ってお前を抱くぞ、と囁いた。
あたしは少し迷ってから、頷いた。
終わり。
イイ!続きキボンヌ(・∀・)
ぎゃーす!
このゼル男前すぎて萌えたw
おおう素敵ゼルリナ投下直後か・・・乙であります!
さて、妄想がせき止められなくなったので置いていきます。ガウリナ前提妄想です。
「あぁ、食った食った……」
ゼフィーリアへの途中。宿の食堂で腹を満たしたオレ達は、それぞれ部屋に引っ込んだ。
甲冑を外してから、気付かなかったキズなどがないか確認し、長年の習慣で長剣を鞘から抜き放つ。
呪符によって切れ味が抑えられている程なので、この剣に刃先の手入れとかそういったものは不要なのだと思い出し、鞘にしまう。
柄元の意匠は光の剣とずいぶん違う。
ここ数年で得たものと、失ったもの。順に考えるまでもなく、リナの事が頭に浮かぶ。
初めて会ってから、ほぼずっと保護者として側にいる。
手触りのいい髪と、くるくると変わる表情、ある時は危機を救い、またある時は容赦なくオレを巻き込んで叩きのめす呪文を紡ぐ唇。
それからオレ程に食べてるのに、筋肉質といえるほどの筋肉も女らしい胸の肉なども付かず、細く小柄な体。
比較する相手がいないので分からないが、リナの使う魔法はそんなにエネルギーを必要とするのか?
胸を気にしているのは知ってる。でも実は尻の形がいいというのは内緒だ。誰にも教えてやらん。本人にもまだだが、言ったら吹っ飛ばされる気がする……。
熟睡している時や、機嫌よくニコニコしている時は普通の女の子に見えなくもない。
そんな時は、少しもやっとする。
顔は可愛い方だし、小柄で華奢だし、お人好しだし、ごたごたに首を突っ込むのと無茶をする性格がなくて、胸その他がもう少し育てばきっとモテるだろう。
近所にいる男の誰もが噂にするくらい。女の誰もがリナをやっかむくらい……あ、モヤモヤする。やめよう。
そう言えば、リナが無茶をするのは人のための事がおおい。
それで自分の髪が銀に変わっても、死にそうになっても、結果オーライなら笑っている。
オレが保護者なのに、囚われたオレを助けるために無茶をした事もある。
なんだかなぁ、普通は逆だろ。
でも、自分の道は自分で切り開くのがリナだ。例え道をふさぐのが勝ち目のほぼない相手でも、勝つ為に最善を尽くせることは、尊敬している。
その結果としてオレ達はここにいて、これからリナの実家にいく予定だ。
着いたらどうなるのか……とかはあまり考えていない。
若い娘さんの実家に男が行くとなると、やはりここは「娘さんをください。」がセオリーなんだろうか。
そりゃ、リナの身も心も欲しい。
オレの名前を呼ばせて、オレの事だけ考えさせて、細い穢れのない体をオレだけのものにしたい。
オレのモノだって印を胸と言わず腰と言わず、身体中あちこちにつけたい。
快感に喘ぐ声を聞きたい。どこもかしこも独り占めして、オレなしでは生きられないくらい惚れさせたい。
夜通し抱いて、気だるい朝を過ごしたい。
でも……そうしたらリナはリナではなくなるかもしれない。
少なくとも、リナらしくはない。
まだリナは性について、ほとんど何も知らないまま。
だからこそ保護者として側にいられるってわけだ。無理やりにするのは好きじゃないし、多分それは無理だし。
中途半端に知識をつけて興味本意で誘われたら、断る自信はあるが傷つけない自信はない。
プロポーズするにしても……先は長いな。
「ガウリイ、ちょっといい?」
おおっと我が愛しのお嬢さんからのお呼び出しだ。まだバレませんように。えーっとクラゲクラゲ……
「おう、開いてるぜ〜」
おわれ。
最近はやりの放置プレイ連続攻撃・・・!?
>>184 乙!!ガウリイ心情いい(*´∀`)
たまにはエロなしでこういうのも好きだよ
187 :
ゼルアメ:2008/07/31(木) 20:09:36 ID:6HHMjvTR
妄想が止まらないので、ゼルアメ小ネタ投下。
「むぅ…やっぱり固いです…」
「当然だろ、文句言うな」
「はぁ…ふぅ…でもちょっと疲れちゃいそうです」
「お前がしたいって言い出したんだからな」
「…う」
「やめてもいいんだぞ?」
「ううう…でも私から言い出したので、責任はとります!」
「ほら、そこじゃない」
「んっ…」
「手を休めるな」
「ふえええ!…ゼルガディスさんの意地悪〜〜〜〜!!」
「なななななんああああにしてるのよ!ゼル!こんのロリコン!犯罪者!!!
アメリアになんてことを〜〜〜〜〜〜!!!」
「へ…?どうしたんですか?リナさん」
急に飛び込んできたリナにびっくりした顔のアメリア。
そして、その手は椅子に座ったゼルのかたそ〜な肩を
必死にトントンと叩いたり指で押したりている…。
「おい。誰がなんだって…?」
顔を真赤にしながら硬直するリナに、ゼルが冷ややかな視線を向ける。
「あ…あれ??肩たたき?…あははははは…?ごめん、お邪魔したわね〜!」
「変なリナさん」
「…もっと壁の厚いところじゃないと駄目だな」
「え?何か言いました?」
「…いや、なんでもない」
リナの想像があたる日はそう遠くない…かも。
…ごめんなさい。
マッサージネタもう一つ思いついたけど、とりあえず…w
これはいいゼルアメ
できたら壁の厚い部屋での詳細も…
>>187 やっほいwww
ギャグネタ大好きです!
乙ですwwwwまた期待してまってます
ゼルアメもガウリナもグッジョブ!!
短いですが、ゼル×アメ←ポコです。
4話のアメリアに赤くなるポコタが可愛かったので書いてみました。
アニメでは山小屋をすぐ出発してますが、泊まったという設定でお願いします。
「あ、ああ……」
空気を震わせる声で目覚めた。
まだ深夜といってもいい時間で周りはまだ暗く、薄墨を流したような闇が山小屋の中を満たしている。
籠とタオルで作られた簡易ベッドから、ポコタはゆっくりと身を起こした。
暗がりでも見える目で部屋を見渡すと、闇の中にぼんやりと白い体が浮かび上がる。
(……アメリア?)
「あ、ああっ、あう……」
なんだろうと目を凝らすと、ベッドの上で裸のアメリアが半身を起こし息を乱している。
弾むように体が上下して髪が広がり、むき出しの形のいい乳房が揺れる。
「あん、……さん、ゼルガディスさん。もう……」
切れ切れに喘ぐアメリアの下から、ゆっくりと蒼黒い体が起き上がる。
男の鋼の髪と肌に浮き出た石片が、かすかな月の光に反射して光っている。
闇に溶け込むような蒼い腕がアメリアを抱えこみ、抱き寄せて口付ける。
白い腕が男の首に回り、男もそれに応える。
水音が聞こえてくるんじゃないかと思うくらい激しく、蒼と白が絡み合う。
「アメリア……」
「あ…ん」
体の位置を変えて背中から抱きかかえられる体勢で、アメリアがゼルガディスの膝の上に座り、
背後から回された蒼黒い手が別の生き物のように、白い肌の上を這い回る。
「あ、あ、あああっ!」
突き上げられて揺さぶられ、その度にアメリアの背が反りかえる。
アメリアがあげる嬌声が細波のようにポコタの耳を打った。
小柄な少女と異形の男という、
どこか現実離れした退廃的にも見える組み合わせを、ポコタは覚めた目でじっと見つめていた。
胸の奥から苦いものがこみ上げてくる。
「……そういう関係かよ」
口の中で毒づき、ポコタは寝床に潜り込んだ。
2人が夜中に何をしていようが、アメリアが誰と寝てようが、自分には何の関係もない。
アメリアとは出会ったばかりだし、たまたま一緒に行動しているただの通りすがりみたいなものだ。
温かくて柔らかい胸も、気持ちのいい解毒魔法も、優しく語りかけてくる声も……。
見えない針に刺されたように、胸がちくりと痛む。
「なんだってんだよ、畜生!」
その痛みの正体がなんなのかわからないまま、ポコタは眠りに落ちていった。
終わりです。
ポコタはレボ始まる前は嫌いだったけど、なんかすごく可愛い。
5話でもすぐアメリアの頭に乗ったし、やっぱりポコ→アメ?
>>191 GJ!!お疲れさまです、すごい良いです!!
ポコタ最近可愛く感じる今日この頃
アメリアとの絡みは今後も楽しみですね
gj!
>>184 リナの尻の形に激しく妄想がかきたてられたw
>>184 人のいる場所でヤルなよw
ポコタ何歳かわからないけど年によっては初恋かもね。
10代前半くらいかなと思うけど。
198 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 01:10:41 ID:1GxzU3Yi
ぽこたは獣人というよりぬいぐるみってイメージがある。
チャックついてるし、どっかに電池入ってそう
>人間ポコタ
美少年だったら、ポコアメ書きたいw
200 :
ゼロス小ネタ:2008/08/07(木) 15:49:29 ID:Fh/B/ak1
「あのう、ゼラス様。股間のこれは一体何でしょう?」
「何って・・・・・・ナニだろう?」
「いえそんなオヤジギャグを聞きたいわけでは決して無く。」
「大きいほうがいいらしいぞ。」
「はあ。」
「それを使ってリナ=インバースをモノにしてこい。」
「コレでですか?どうやって使うんでしょう?」
「使用時には硬度を上げて、上向きにするらしい。」
「上向き?」
「ちなみに子種は無いからな。あの2人から分けてもらえ。」
「あの2人といいますと・・・・・・」
「ガウリイ=ガブリエフとゼルガディス=グレイワーズの2人だ。」
「はぁ・・・・・・」
「リナ=インバースをモノにして、やつらの負の感情も得られる。一石二鳥だ。」
「そうですか。」
「いって来い。」
「・・・・・・分かりました。行ってまいります。」
さて。どうやってコレを使うのかは・・・・・・
とりあえずあの方たちを観察してみますか。
そんなわけでゼロスはもっこり
>>200 GJ!!
今月のドラマガ思い出して吹いたじゃないかwww
確かにもっこりしてたw
>>200 あんまり乗り気じゃないゼロスに噴いたw
やけにローテンションwww
>>200 乙!!
ドラマガのアレはいいもっこり(*´д`*)
同じシチュで3カプ投下予定
第一弾のゼロリナ投下
かなり殺伐としてるので苦手なひとはスルーで
「おやおやリナさん。こんなところで一体何を?」
累々と横たわるドラゴンとエルフの死骸の中、後ろから突然掛けられた声に驚くこともなく
リナはゆっくりと振り返った。
「・・・・・・あたしがどこで何をしようが、勝手でしょう?」
今まで触れていた、かつて知り合いだったドラゴンの体から手を離し、立ち上がる。
「僕が以前言ったことを覚えていますか?」
「次に出会う時は敵同士――――命の取り合い、ってことかしら?」
「覚えているなら、なぜここに?」
「答える義務はないわ。」
瞬間ゼロスの体がかき消え、すぐにリナの目の前に現れると、リナの体を抱きすくめて
指で顎を捉えた。
「僕がここにいることは判っていたはずです。」
「そうね。」
「皆さんはどうしたんですか?」
「セイルーンの正規軍と一緒にいるわよ。」
「無謀ですね、お一人で来るなんて。」
「そうかしら?」
「・・・・・・無謀ですよ。人間側の“切り札”である貴女が、一人でここに来るなんてね。」
「・・・・・・」
ゼロスの瞳が開き、リナをじっと見つめる。
「まさか、お一人で僕に勝てるとでも?」
「・・・・・・」
普段のリナからは考えられない口数の少なさに焦れたように、ゼロスは突然リナの唇を奪った。
人間ならざる体でその感触を味わうかのように、深く深く舌を絡ませる。
「――――っ・・・・・・ゼ、ロス・・・・・・」
苦しい息のなか、リナはもがいてゼロスから逃れようとするが、しっかりと腰にまわされた手は離れない。
ようやくゼロスの唇が離れた時には、お互いの間に濡れた糸が引き、それが自分と忌わしい魔族の間に出来た
淫靡な絆に思えて、リナは唇をなめてそれを切った。
「リナさん・・・・・・」
ゼロスの表情はどこか恍惚としていた。
「僕は“生きている”貴女を気に入っているんです。」
ゼロスの手がゆっくりとリナの体の上を這うと、音もなく服が裂けた。
「ちょっと!」
「貴女のその負の感情・・・・・・」
「ゼロスっ!」
「たまらなく、甘美だ。」
あっという間に、服の役割を果たさなくなった布をまとわりつかせたまま、リナは地面に押し倒された。
――――生前知り合いだった、ドラゴンの側に。
「貴女の怒り、羞恥、恐怖・・・・・・どれも素晴らしい。」
ゼロスの手がリナの胸の頂をきゅっとつまみあげる。
「んんっ――――」
痛みとわずかな快感に、リナが目を閉じて耐える。
「ねえ、リナさん。この行為にはどんな意味があるんですか?貴女達人間にとって。」
性急に、確実にゼロスはリナを快楽に陥れる。
「快楽のためですか?種の保存のためですか?」
ゼロスの手が足の間に入り、最も敏感な部分を触り始めても、リナはじっと耐えた。
「少なくても僕は楽しんでいますよ。貴女の負の感情をね。
――――ああ、濡れてきました。気持ちいいんですね?」
「くぅ・・・・・・っ」
こんなところで――――累々と横たわるドラゴンとエルフの死骸の中で、魔族に犯されている。
その事実がより一層リナの負の感情を高めた。
「リナさん、恥ずかしいんですね。――――ミルガズィアさんに見られて。」
ゼロスはわざとらしく側のドラゴンの死骸が見えるように、リナの体を抱き上げる。
それでもリナはじっと耐えた。
――――まだだ。まだその時ではない。
湧き上がる負の感情は抑えること無くゼロスにぶつけたまま、リナが考えるのはゼロスのことではなかった。
みんな、死んだのだろうか。
人間の軍隊に先駆けて攻撃を開始したドラゴンとエルフの連合軍は、
このゼロスの手にかかって全滅したのだろうか。
このカタートの地で。
「リナさん、何を考えているんですか?」
「・・・・・・全滅したの?」
「ああ、ドラゴンとエルフの皆さんのことですね。」
再びリナを地面に横たえると、ひざの裏に手をあてて両足を広げる。
「もちろん、僕が殺しましたよ。一人残らずね。」
ゼロスは顔をリナの足の間に近づけると、太ももをひと舐めした。
ぴくりとリナの足が震える。
「無謀ですね。たとえ連合軍と言えど、所詮はドラゴンとエルフ。僕を相手取るには役者不足ですよ。」
ねえ、リナさん?と余裕のある表情の下に隠された疲労を、リナは見抜いた。
おそらく、ドラゴンとエルフは全力でゼロスと戦ったのだ。
自らの命を顧みることなく、全力で。
たとえゼロスを倒すことが出来なくとも、消耗させることが出来るように。
そうすれば、自分たちの後に続く者がゼロスを倒してくれると心から信じて。
人間側に存在する“切り札”が、きっと倒してくれると。
ぴちゃり
ゼロスの舌がリナの秘裂を舐めた。
「あっ・・・・・・」
思わず声をあげてリナがのけぞる。
「いいですね、ますます羞恥の感情が増えましたよ。」
感情のないはずの魔族が、嬉しそうにその行為に没頭する。
舌でリナの先端を回すように舐め、同時に指を差し込んで中から愛液をかき出す。
「あっ・・・・・・あん・・・・・・ああ・・・・・・」
快楽に頬を染めたリナの艶やかな姿に毒されたかのように、ゼロスもうっとりとした表情を浮かべる。
「いいですよ、リナさん。もっと僕を憎んでください。その負の感情が、僕を癒してくれます。」
「ゼ、ロ、スっ・・・・・・」
「ああ、わかりました。欲しいんですね?コレが。」
いつの間に服を脱いだ姿になったのか、全裸のゼロスの股間には人間と同じようなモノがあった。
「――――っ!?」
「今、入れて差し上げます。」
言うか言わないかのうちに、ずずっとゼロスの象徴がリナの体に入りこむ。
「ああああああああっ!」
強烈な圧迫感と快感に、意識が飛びそうになる。
「いいです、いいですよ、リナさん・・・・・・」
ゆっくりと腰を動かしながら、うわごとのようにゼロスは呟いた。
リナからあふれ出る憎悪、羞恥、恐怖――――それらが自分自身の傷を癒していくのを感じながら。
「あんっ、ああ、あふぅ・・・・・・んっ、ああ・・・・・・」
ゼロスが腰を動かすたびに、リナが悶える。
「素晴らしいです、リナさん。」
ゼロスはリナの負の感情に溺れた。
疲労の余り、迂闊にも失念していたのだ。
――――リナが普通の人間ではないことを。
リナに快楽を与え、そこから生み出される負の感情を貪ることに、自らの見えない傷を癒すことに専念してしまった。
ほんの、一瞬。
その一瞬で、リナには十分だった。
「ルビーアイ・ブレード!」
「――――っ!?」
解き放たれた力ある言葉に、驚いてリナを見るがもう遅い。
紅い輝きを放つ刀が、リナの手から生み出されている。
それは間違いなく自分の中心を、アストラルサイドの自分をも貫いていた。
「・・・・・・リナさん・・・・・・?」
「ゼロス・・・・・・」
自らの中に入ったままのゼロスを感じながら、リナは最後の別れにゼロスに自分から口付けた。
「悪いわね。」
自分の魔力を手の中の紅い剣に注ぎ込む。
かつて倒した欠片の一つを思いながら。
かつて自ら手に掛けた仲間の思いを込めて。
自分を信じて命を捨てたドラゴンとエルフのためにも。
そして――――
リナと共に混沌の海に還ることを無意識に望んでいた、高位魔族に安息を与えるために。
「さようなら、ゼロス。」
ゼロスは理解した。
自分が何を望んでいたのか。リナがなぜ一人でここを訪れたのか。
「リナさ――――」
呟きが言葉になる前に、リナは大きく手を振り上げた。
音もなく切り裂かれる。
霧が晴れるように、黒い何かがさらさらと空気に流れた。
リナの中にあった存在も消えた。
「・・・・・・悪いわね、ゼロス。」
もう一度リナは謝罪の言葉を口にする。
「あたしはまだ死ぬわけにはいかないのよ。」
全裸の体を地面から起こすと、遠くの峰を見つめる。
「あたしは、もう一つのあたしを倒すまでは、死ねないのよ。」
だから、ひとりで滅んでちょうだい。
あたしは、あたしを倒すから。
明日、レイ=マグナス=シャブラニグドゥを倒すのだから。
208 :
inカタート:2008/08/08(金) 06:58:43 ID:m1pUBBUu
お粗末さまでした
次はゼルリナかガウリナで
>>208 GJ!!
なんか原作版のリナとゼロスの関係でドキドキした(*´д`)素晴らしい
逆にこういう結末の方がしっくりきますね
>>208 GJ!ヒリヒリした展開が良かった!次も期待してまます!
>>208 GJです!!
二人の間に流れる雰囲気が凄くよかった!
なんていうか、温度のない感じっていうのかな
こういうゼロリナスキー
>>208 GJ! リナが凄く好みでした!
突然原作っぽい二人の電波を受信したので置いておく。
「この行為に何か意味があるのかしら? わたし達の場合、」
乱れた息の下。ぽつり、とアメリアが呟いた。
独り言と言うには、はっきりと響いたそれにゼルガディスはピタリと動きを止める。
互いに何も纏わず、向かい合った寝台の上。
淫靡な空気に混じって微かな緊張と脱力感が漂う。
「最中に言う事か、それは」
気が抜けたとばかりにゼルガディスはアメリアの上から起き上がる。
金属の髪がしゃらんと小さく音をたてた。
「ごめんなさい。でも、そうだと思いませんか? ……意味を求める事自体が無粋なのかもしれないけど、」
アメリアも身を起こし、真っ直ぐゼルガディスを見つめる。
無言でゼルガディスも視線を返す。
張り詰めた沈黙が二人の間を流れ、時が止まったかのような錯覚を起こしそうになる。
――先に耐えきれなくなったのはアメリアの方だった。
僅かに目を伏せ、口元に諦めと困惑を綯い交ぜにした笑みを浮かべる。
「わたし、今日はおかしいですね」
噛んで含めるような言葉の中、自嘲の響きを感じとってゼルガディスは顔をしかめた。
元来の自分なら面倒臭いと一蹴してしまうであろう空気。
それを押し留めている正体不明の感情。
ざわざわと騒めき、思考を掻き乱すそれらを振り払うようにゼルガディスは眼前の小さな身体を再び、組み敷いた。
レイ=マグナスって原作出てきたっけ?
>>214 本編、という意味なら、出ていない。
SFC版には出てくるが、稀に存在に気付いてない人もいる。
カタート山脈に氷付けにされたレイ=マグナスなら
NEXTのアイキャッチに出てたよ
>>213 GJです
原作のアメリアの雰囲気がいいね
アニメよりちょっと冷めてクールなところがいい。もっと見たい
お疲れ様でした!
原作アメリア=正義おたく(父親ゆずり)であること以外は比較的まともな、いわゆる王族らしい性格(ややドライでクール)
アニメアメリア=王族であること以外は比較的飛び抜けた、正義おたくらしい一本気な性格(情に篤かったり暴走しがち)
つまりまあ、
>>213さんGJと。
つまり一つの作品で二人のアメリアが見れるわけですね
221 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 15:44:27 ID:aArkb8xL
話変わるけど、ドラゴンエイジに出たらしい人間ポコタ見た人いる?
買いたいけど、近所の本屋どこにも売ってない・・・。
ポセル王子って何歳くらいかだけでも教えてほしい。
>>221 ネタバレスレできいたほうがいいんでない?
初投下します。
仕事の最中に突然妄想が止まらなくなりました。
ゼルアメをリナサイドから書いたものです。
初めてな上稚拙な文章の塊です…。
神職人さん降臨までの間、なんとなくつなぎで。
気分害さない方はどうぞ。
そろそろ寝ようと準備していたとき。
アメリアが泣きながらあたしの部屋に飛び込んできた。
あたしの姿をみるなり飛びついてきて、声をあげて泣きじゃくる。
あたしは訳もわらぬまま、ただ頭をなでてなだめるしかなかった。
彼女はただただ、声を上げてなくばかり。
少し落ち着いたころ。
「一体なにがあったのよ?」
あたしの問いかけに、アメリアは最初無言だったものの、ぽつりぽつりと話し始めた。
夕食後。
ゼルガディスの部屋にアメリア行くと、彼の様子はおかしかったらしい。
何を聞いてもてきとうなあいづちを返され、具合でも悪いのかとアメリアは彼の顔を覗き込んだ。
目があった瞬間、突然持ち上げられたかと思うとベッドに放り投げられ。
あわてて身を起こそうとしてもゼルガディスが覆いかぶさるように上にいて。
やめて欲しいと願っても、彼は止めてくれなかったらしい。
許せない、許せないです。
アメリアはしゃくりあげなからつぶやいた。
少し空いた胸元に見える赤い花は、本来なら愛しさの証でなければならないのに、今の彼女にとっては心の傷をあらわしたにすぎない。
しばらく彼女の小さな泣き声だけが部屋に響いた。
「ねぇ、アメリア」
顔をあげたアメリアの目は涙で潤んでいた。
「ゼルガディス、なんであんたにそんなことしたんだと思う?」
少々つらい質問に彼女はまたうなだれ、わかりません、と絞りだすように答えた。
…私、嫌われちゃったんでしょうか。
呟いてまたしゃくりあげる。
焦ってるような、切羽詰まったような、傷ついたような。
覆いかぶさってきたときゼルはそんな顔をしてただ一言、すまんと言ったらしい。
「嫌いな子に謝るかしら」
だいぶ落ち着いたてきたアメリアは私の一言に素直に首をかしげた。
「ゼルね、無口でぶっきらぼうだけどけっこう紳士的な面もあるわよ」
傷ついた瞳は困ったように、それは、まぁ…と一応頷く。
「特に、あんたにはね」
またまた意味がわからないと言わんばかりに首をかしげる。
ゼルはいつでもアメリアを見ていた。
戦いでアメリアが負傷すればいたく心配するし、もちろん彼女をかばってゼル自身が大怪我を負ったこともある。
つっぱしるアメリアの後ろ姿をいつも見守るように見つめていたこと。
大きな市場に行ったときなんて、自分の腕をひっぱってうれしそうに走り回るアメリアを見て、珍しく顔を赤くしていたこと。
「これ以外にも、ゼルがアメリアを見ていたことはたくさんあるわ」
いつも見ているようだ、と言っても過言ではない。
「あんたのこと、すごく大切なんじゃないかしら」
あたしの言葉に大きな瞳をさらに大きくして、言葉を失うアメリア。
顔を真っ赤にして、目をぐるぐるさせている。
今度は顔色が青くなったり紫になったり、かと思えばまた真っ赤になったり。
え、でも…そんな…でもそしたら…。
わけわからん事を呟いて、変顔でにしているようなアメリア。
…ちょっと面白いかも。
切羽詰まった顔も、傷ついた目も。
大切なひとにこんなことをしてしまう自分自身に対してのもの。
目の前で傷ついていくアメリアに対してのもの。
アメリアはやっと気づいたようだ。
「でもね、ゼルのしたことはやっぱり許されることじゃないわね」
顔をあげて、ですよね、と苦笑したようにアメリアは言う。
聞けば、最近ゼルの様子はおかしかったと言う。
何を話しかけても問いかけても曖昧にしか答えてくれない。
少ない口数がさらに減って、あまり目を見てくれなくなった。
その度に少しずつ傷ついたアメリアは、自分が原因なのではないかと意を決してゼルの部屋に行ったのだ。
「…わかりやすい奴ね…」
呆れて答えたあたしに、やっぱり苦笑してぽりぽり頭をかくアメリア。
そーならそーって、言ってくれればいいのになぁ。
アメリアの呟きに、
「まぁ、不器用すぎるあいつにはまず無理ね」
きっぱり言い放つあたしの顔を見て、そうですね、とアメリアは笑う。
―コンコン。
ドアがノックされる。
あたしとアメリアは思わず顔を見合わせた。
きっと、ドアをあけると。
ひどく落ち込み、どうしていいかわからないようにうなだれたゼルが立っているはずだ。
私、行ってきますね。
まだあちこち痛むのか、よたよたとアメリアはドアに向かう。
開ければ案の定、下を向いたゼルガディス。
うわー、こんなゼルなかなか見れないわ。
なにか呟いたようだが、ベッドに腰かけているあたしには聞こえない。
アメリアがゼルの頭にぽんぽんと手を置く。
そして私のほうに笑顔を向けひらひらと手を振ると、ゼルの腕をひっぱって廊下に消えた。
「…もう大丈夫ね」
閉められたドアを見て、あたしは呟く。
そこにまた聞こえるノックの音。
ひょいと覗く、見慣れたひと。
「ゼル来たか?」
ガウリイの問いかけに、ええ、とだけ頷く。
「そうか」
私の横に腰かけ、のほほんと言うガウリイ。
どうやらガウリイとゼルも何かあったようだ。
しばらくすると、やたら元気な声が聞こえてくる。
「あー…始まった。お説教タイム」
額に手をあてて溜息まじりにあたしは呟く。
何を言っているのかはわからないが、どうやらアメリアがゼルにお説教している様子。
時折聞こえてくる、「そもそも女の子の扱いは」とか「正義じゃありません」とか、とにかくゼルは正座でもさせられているんだろう。
そしてアメリアは愛と正義と乙女について延々しゃべりつつけるだろう。
思うとおかしくて、つい笑みがこぼれる。
ガウリイの大きな手が、あたしの頭にぽんぽんと置かれる。
見上げると優しい瞳に、あたしは満面の笑みを返す。
―甘い夜は始まったばかり。
エチシーンなくてすみません…。
気が向いたらガウリイサイドも…とか出しゃばった考えごと地面に穴掘って神職人さんの投下を待ちます。
お目汚し失礼しました。
×変顔でにしているような
○変顔でもしているような
スミマセン逝ッテキマスorz
GJ!
ぜひガウリイサイドもお願いします。
233 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:25:43 ID:xSlqvZ6o
ゼルアメ投下します。
レイプ風味ですのでご注意ください。
その会話を聞いたのは偶然だった。
リナ達と3日間の別行動。
夜遅く宿に戻り軽く夜食でも、と思い食堂に下りた時の事だった。
人影はほとんどなく、囁くような声が二人分聞こえた。
アメリアとガウリイだった。
「あんなに痛いとは思いませんでしたよぉ」
アメリアがガウリイにそう囁いていた。
ガウリイは頭をかきながら困った顔をしている。
「いやぁ、まぁアメリアは初めてだったからなぁ。
それでもできるだけ痛くないように優しくしたつもりだったんだぜ」
心臓がはねた。
今の会話は一体なんだ?
二人に声をかけることも出来ず、その場を離れることも出来ず盗み聞きをしてしまう。
「それにしても、あんなに太いものが入るなんて不思議ですよね?
ガウリイさんは随分慣れてたみたいですけど、やっぱり昔はたくさん経験されたりしたんですか?」
「う〜んそうだなぁ。やっぱり男だしな。
傭兵やってたころなんか結構なぁ」
「そういうものなんですかぁ…」
234 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:26:08 ID:xSlqvZ6o
ゼルアメ投下します。
レイプ風味ですのでご注意ください。
その会話を聞いたのは偶然だった。
リナ達と3日間の別行動。
夜遅く宿に戻り軽く夜食でも、と思い食堂に下りた時の事だった。
人影はほとんどなく、囁くような声が二人分聞こえた。
アメリアとガウリイだった。
「あんなに痛いとは思いませんでしたよぉ」
アメリアがガウリイにそう囁いていた。
ガウリイは頭をかきながら困った顔をしている。
「いやぁ、まぁアメリアは初めてだったからなぁ。
それでもできるだけ痛くないように優しくしたつもりだったんだぜ」
心臓がはねた。
今の会話は一体なんだ?
二人に声をかけることも出来ず、その場を離れることも出来ず盗み聞きをしてしまう。
「それにしても、あんなに太いものが入るなんて不思議ですよね?
ガウリイさんは随分慣れてたみたいですけど、やっぱり昔はたくさん経験されたりしたんですか?」
「う〜んそうだなぁ。やっぱり男だしな。
傭兵やってたころなんか結構なぁ」
「そういうものなんですかぁ…」
235 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:30:05 ID:xSlqvZ6o
食事を諦めフラフラしながら2階の部屋へ向かった。
頭がガンガンする。
さっきの二人の会話が頭から離れない。
あれは...どういうことだ?
二人は特別な関係ということか?
ガウリイはリナのことが好きなのではなかったか?
アメリアは...俺に好意を持ってくれているものだと思っていた...。
それは、ただの勘違いだったのか?
毎日俺に話しかけて、俺が人に戻れることを祈ってくれていた...。
そうか。
あのお姫様は優しい。
「特別」ではなくても大切な仲間にはとびきり心を砕く。
俺はただそれを特別と思っていただけだったのか...。
俺にとってアメリアが特別だったのか...。
深く考えて初めて知った自分の心の奥。
ずっと人に戻ることを優先してきた。他のことを考える時間なんてなかった。
だからこそ自分の本当の気持ちに気づかないフリをしてきたんだ。
心臓が痛い。
アメリアが他の誰にも見せない表情をガウリイにだけ見せている。
あの笑顔でガウリイに愛を囁いてる。
そう考えただけで。
自分の心に墨を落としたようにどんどん黒い色が広がっていく。
俺が欲しかった。
俺だけのものにしたかった。
236 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:32:33 ID:xSlqvZ6o
閉じ込めて俺しか見れないようにしたかった。
トントン。
「...ゼルガディスさん?」
頭から冷水をかけられたように、薄汚い思考の中にアメリアの声が響く。
その声に答えることを一瞬躊躇う
「帰ってきてますか?」
その声に諦めて
「・・・ああ」
短く答えた。
「よかったです。あんまり遅いので心配してたんです。
ゼルガディスさん、お部屋に入ってもいいですか?」
その台詞に苛立ちを感じた。
「悪いが疲れている。今日は休ませてくれ」
自分でもわかるほどそっけなく冷たい返事だ。
アメリアが扉の向こうで息をのむのがわかった。
ただの仲間としての気持ちしかないのなら俺に優しくしないでくれ。
壊してしまいたくなる。
「お疲れなのは知っています。
でも少しでいいので...」
そして俺は扉を開けてしまった。
こんな気持ちを抱えたまま。
あんな会話を聞いてしまってどんな顔をすればいいのか。
「ゼルガディスさん。お疲れなのにすいません。
でも、3日も別行動してたじゃないですか。やっぱりさびしくて...今日は私ずっと宿の外で待ってたんですよ!」
ニコニコ屈託のない笑顔で笑う。
237 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:33:52 ID:xSlqvZ6o
昨日まではこの言葉に心が温かくなっていた。
アメリアにはもう男がいる。
それなのに夜中俺の部屋をやってきて淋しかったという。
俺を試しているのか?
俺を苦しめようとしているのか?
それならいっそ傷つけてやりたい。
そう思うと同時に俺の手が笑うアメリアの腕を力任せに引っ張った。
軽いアメリアの体は何の抵抗も出来ず俺の腕の中におさまった。
「あ、あのゼ、ゼルガディスさん...?」
上目遣いでアメリアが俺を見つめる。
「大丈夫ですか?」
俺の気持ちなど全く気づかないように俺に気をかける。
やめてくれ。
そのままアメリアの体をベッドに押し付ける。
初めてアメリアの表情が曇った。
自分でそう仕掛けたのに脅える瞳が気に食わない。
「ゼルガディスさん...ほんとにどうし...」
その言葉は最後まで紡げなかった。
その唇に口付けたから。
アメリアの目が驚きで染まる。
じっくり舌を差し入れゆっくりとアメリアのそれを味わう。
(ずっとこうしたかった...)
想いなんて伝えられるはずがなかった。
ガウリイとの関係を知ってしまった今では尚更だ。
「や、やめ、やめてください。ゼルガディスさん!」
238 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:34:55 ID:xSlqvZ6o
ガウリイ以外には触れられたくないか...。
嫉妬の気持ちが俺の言葉を冷たくする。
「ちょうど退屈していた。
お前もこんな真夜中に男の部屋に来るということがどういう意味を持つか知らないわけではないだろう」
「そんな!
私はただ...きゃあ!」
俺の手がアメリアの胸に触れる。
もっと傷つけてやりたい。
他の誰に触れられても俺のことを思い出してしまうくらいに...。
一瞬アメリアと目が合う。
涙でいっぱいの目だ。
「どうしてこんなことを...」
その言葉を無視してアメリアの服を引き裂く。
そのまま舌で首から胸の突起までをなめ上げる。
「あぁ...っ!! い...いや...」
ポロポロと溢れる涙を見やる。
その目を見つめながら下着までを一気に下げ無理やり足を上げる。
「やぁ...っ!! やめてください!! 見ないで!!」
アメリアの足の震えが俺の手に伝わる。
「...怖いです。...やめてください」
一瞬俺の手が止まった。
俺のことが怖いのか...。
ガウリイの腕の中では違う表情を見せていたのだろうか...。
涙を見ないフリしてアメリアの足を抱えなおす。
239 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:35:42 ID:xSlqvZ6o
そして、ゆっくりとその薄く濡れた突起に触れる。
「きゃあぁっ...!」
悲鳴が上がる前に口付ける。
真っ赤な顔で許しを請う、その言葉に驚愕した。
「...やめてください! 私...私...まだ...初めてなんです。
お願いします...もうやめてくださ...」
うそだ。
さっきお前はガウリイと...。
「嘘だな」
「嘘なんかじゃありません」
その一瞬をついて、自分自身をアメリアに埋める。
「あぁ...っ!」
(あぁ、やっと手に入れた)
ずっと欲しかった。
ずっと苦しかった。
本当は俺が最初に...優しくしたかった。
「痛い...っ! 痛い!いたぁい!」
アメリアの小さな体が痙攣する。
その反応に戸惑う。
動きを止めてつながっている部分を見た。
そこからは真っ赤な血が流れていた。
「な...っ!!」
驚いてアメリアから体を離す。
「うっ...。ふっ...くすん」
顔を両手で隠して泣き続ける。
「アメリア...初めてだったのか...」
その言葉にアメリアは俺を睨んだ。
「言ったじゃないですか!」
「でもお前はガウリイと...」
アメリアは首をかしげた。
240 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:36:16 ID:xSlqvZ6o
「どうしてガウリイさんが出てくるんですか?
ガウリイさんはリナさんのことが好きなんですよ。
ゼルガディスさんだって知っているはずです」
そう。ガウリイはリナのことが好きだと思っていた。
そしてお前は俺を...。
「お前はガウリイと特別な関係だと。
それを聞いて......すまない」
「私とガウリイさんが特別な関係?
誰から聞いたんですか? リナさんに殺されちゃいますよ」
嘘をついてるようには見えなかった。
でも、俺はさっき確かにこの耳で聞いた。
「さっき、食堂でお前とガウリイが話しているのを偶然聞いてしまった。
こんなことをするつもりじゃ...本当にすまなかった。謝ってすむ問題でもないが...」
「さっき...?」
涙を浮かべたままで一生懸命考える。
しばらく考えてふと顔を上げる。
「もしかして...棘の話ですか?」
「棘?」
「はい。今朝いつものように町で一番高い木に登っていたら降りるときに棘が刺さってしまって。
ガウリイさんに棘を取っていただいたんです。
私、今まで棘が刺さったことがなくて、どうやって取ったらいいかわからなかったんです...」
241 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:36:51 ID:xSlqvZ6o
小さな声で「だから、ガウリイさんとはそんな...なにもないんです」そう呟いた。
俺は頭を抱えた。
もう取り返しがつかない。
俺はアメリアを傷つけた。
それも一番最悪な形で。
罪悪感に打ちのめされる。
「アメリア...すまない」
「...ゼルガディスさん。
どうしてですか...?」
アメリアは目を伏せて俺に問う。
「私とガウリイさんが特別な関係だと想ったからこんなことをしたんですか?
どうしてですか?理由を聞かせてください」
ごまかせない。
今本当の気持ちを伝えなくてはもう二度とアメリアは俺に笑いかけてはくれない。
「...好きだ」
小さく呟いた。
決して伝えることはないと思っていた想い。
「お前のことが好きなんだ」
「え...?」
今度は俺が顔を上げられない。
アメリアが俺を見つめているのが気配でわかる。
でもその顔を見るのが怖い。
嫌悪でゆがんでいるのか、怒りを浮かべているのか。
242 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:37:17 ID:xSlqvZ6o
「...本当ですか?」
「俺は嘘はつかん」
勢いで顔を上げた。
その先にはアメリアの顔。
頬を赤く染めて優しく微笑んで。
一瞬見つめあい、目をそらしたアメリアが口にした。
「...私もです。私もゼルガディスさんのことが好きなんです」
そして、俺の唇にそっとアメリアが自分のそれを重ねた。
「しかし、お前はあんなにも嫌がって...」
「当たり前ですよ!!退屈してたって言ったじゃないですか!!
私はてっきりゼルガディスさんは誰でもいいのかと...」
「お前だけだ」
きっぱりと告げた。
「お前以外は考えられない」
ゆっくりと抱きしめた。
「本当にすまない。俺はお前を傷つけてしまった」
「私は傷ついてなんかいませんよ」
そっと微笑んでアメリアが俺の耳に口を寄せる。
「でも、今度は優しくしてくださいね...」
アメリアは優しく微笑んだ。
243 :
ゼルアメ:2008/08/12(火) 08:40:43 ID:xSlqvZ6o
以上です。
投下ミスってしまいました。
すいません…
>>230 GJ!初めてとは思えない
これからもよろしくたのんます
>>243 レイプ風味(*´д`)ハァハァ
でも最後ラブラブで萌えた
ゼルアメ連続投下うれしすぐる!!神達に感謝。
246 :
ゼルアメ?:2008/08/12(火) 16:15:02 ID:xx7Wuunn
ゼルに片思いしていた頃のアメリアの話です。
陵辱の上に暗いので、
苦手な人はスルーお願いします。
「ゼルガディスさん?」
真夜中に部屋を訪れてきた彼が、どうにも様子がおかしかった。
不安気にアメリアが黙り込んでいた彼の腕に触れると、ゼルガディスは覚醒したかのようにやたら大きく開いた双眸を揺らがせ、彼女の体を突き飛ばした。
運よく後ろはベッドだったため、スプリングがぎしりとなっただけだった。
「…な、何するんですか…っ!」
「……ちょっと実験をしてみたくてね」
いつもと違う冷たい眼差し、あからさまな邪気を感じさせるゼルガディスにぶるりと身震いした。
下半身に襲い掛かるどうしようもない熱に何度も声を荒げる。
ぐちゅりと卑猥な音が耳に入る度に、アメリアは泣きそうな顔をしながら頭を左右に振った。
「いや…ぁ!ひっぐ…、痛いっ!」
結合部分から流れる鮮明な紅を見つけると息を呑み、物を抜くためか体勢を変えようと動いた彼女の口から悲鳴が漏れた。
見上げる双眸が恨めしそうにこちらを睨み付けている間も、喘ぐ事は忘れない。
そんな艶やかな姿に全身を奮い立たせながら、つらりと余裕のない笑みを零した。
思わず唇を近づけると、顔を背けて涙混じりに拒絶する。
247 :
ゼルアメ?:2008/08/12(火) 16:15:29 ID:xx7Wuunn
「おい」
「あぅ…い、いや……です」
「……」
頑なに閉ざしていた唇を無理にこじ開けると、体内を流れる血液が更に早まってもどかしい。
「…、こんなの正義じゃないです…」
うわ言のようにそう繰り返すアメリアは華奢な腰を浮かせて、己を追い詰めていた。
「とんだ淫乱だな」
「やぁあっ…ち、違いますよぉ!」
何が違うんだ、と口角を上げて皮肉めいたように笑い、激しい律動を開始した。
すぐにでも爆ぜてしまいそうな熱に翻弄されてアメリアの頭をかき抱く。
ふと視線の先へ眼を揺らがすと、顔を朱に染めながらもアメリアもこちらを見つめていた。
全身を射抜きそうなほどの鋭い視線は、何故か怒りも悲愴も微塵に感じさせなかった。
それが無償悔しくて、何度も乱暴に突き上げる。
「早く嫌え!」
「いや、ぁ…!!助けて……ゼルガディスさ…ん…」
その言葉にゼルガディスは困惑の表情を一瞬浮かべて白くなった唇をかんだが、
すぐさま笑顔を張り付かせた。
「…もうお気づきでしたか」
一旦激しい行為を中断し、突然眼をつぶったかと思うと光の粒と共にゼルガディスの形をしたものはみるみる消えていく。
代わりに正体を現したのは…あの気まぐれな魔族だった。
今度こそ正義に仕える彼女の瞳に怒りの炎が燃え始め、許せないといった風にこちらを見上げた。
248 :
ゼルアメ?:2008/08/12(火) 16:15:49 ID:xx7Wuunn
「極悪非道の最低男ですね、あなた」
「お褒めに預かり光栄です」
「……本当に、最低っ…」
怒りに満ちた顔に反し、ぽろぽろ零れていく無数の涙。
そんなアメリアの表情にゼロスはひとつため息をついた。
「仕方ないですね。バレたからには、実験は失敗です」
「実験…?」
「あなたがゼルガディスさんを嫌うかどうかの、ですよ」
折れてしまいそうな体は触れているだけで分かるほどの脱力感があった。
アメリアの驚愕した態度に満足すると、それではまた、とゼロスは闇へと解けて消えた。
ぽつんと一人取り残されたアメリアはしばらく放心状態だった。
(私がゼルガディスさんのこと好きなの知ってて、)
それを考えると悔しさと虚しさがどっと押し寄せてきて、ゼルガディスに対する申し訳なさとやる瀬のない自己嫌悪感が混同してしまう。
「ごめんなさい、ごめんなさい…」
絞り出した声は震えていて、心臓を掴まれるような思いでいっぱいだった。
(…本物だったら、きっともっと優しくしてくれる)
了
>>246 鬼畜ゼロスGJ!
inカタート(ゼルリナVer.)投下します
ぱちぱちと火のはぜる音が耳に付く。
吐き出す息は白く濁り、ここが北の地であることを示していた。
リナは膝を両手で抱えて、炎をじっと見つめていた。
「・・・・・・大丈夫よね、アメリア達は。」
ぽつりと呟かれた言葉に、ゼルガディスは左腕の傷に包帯を巻いていた手を止めてリナを見た。
「ああ。旦那がついてるんだ、めったなことはないさ。」
「そうよね・・・・・・」
どこか上の空で答えるリナの体は、よく見れば小さく震えている。
それが寒さのせいだけではないことに気付いたゼルガディスは、包帯を巻き終わった手で
自らの右隣を指さした。
「リナ、こっちに来い。」
「・・・・・・?」
「寒さで体力を消耗したいのか?」
「う。」
火にあたる部分は温かいが、それ以外の部分からは冷たい空気が容赦なく体を冷やしていく。
いい加減つらくなってきたところだったので、リナはゼルガディスの言わんとするところを
理解して素直に従った。
それでも恥ずかしさが残るのか、手のひらひとつ分の間をあけて座る。
まったく、とゼルガディスは呆れて苦笑した。
「それじゃあ意味ないだろう?」
言って、右腕でリナの肩を抱き寄せる。
「――――っ!」
「じっとしてろ。少しはマシだ。」
二人で身を寄せ合えば、その分温かい。
リナは体以上に熱くなった顔を膝の間に埋めた。
しばらく沈黙が続き、その間ずっとゼルガディスの手は不器用にリナの背をなだめるように撫でていた。
「あんたの行動は正しい。作戦的にはな。」
突然呟かれたゼルガディスの言葉に、リナは顔をあげた。
「感情的には納得いかないだろうがな。」
「ゼル・・・・・・」
「だから、気にするな。」
「・・・・・・・・・・・・」
リナは黙って再び顔を下げた。
数日前までリナ達はセルーン国軍とともにいた。
アメリア女王たっての願いで、リナ、ガウリイ、ゼルガディスの三人は傭兵として戦力に加わっていたのだが、
リナはそこから離反してきた。
確かに自分は強力な魔術を使うことができるし、魔族との戦いにも慣れている。
人間側の主力として――――“切り札”としてアメリアをはじめ各国首脳陣に期待されているのは分かっていたが、
それが両刃の剣であることも十分すぎるほど分かっていた。
リナが魔族に対して有力な攻撃手段を持つということは、魔族側にも知れ渡っている。
このまま直接対決となれば魔族側がリナを集中的に攻撃することは目に見えていたし、それに万が一にも
女王であるアメリアを巻き込むわけにはいかない。
何しろアメリアはフィリオネル元国王亡きあとのセイルーンにとって、しいては人間側の軍にとっても
なくてはならない存在だからだ。
グレイシアが王位継承権を放棄して一介の魔導士として戦いに参戦している以上、すべての人間側の
軍の中心となる人物は、聖王都の頂点に唯一立つアメリアしかいない。
巫女としても優れた力を持つアメリアは、何があっても失ってはならない存在だ。
それに――――
“切り札”となるあの呪文は、あまりにも危険すぎる。
そう考えたリナはセイルーン軍を離れたのだが、まさかゼルガディスに先回りされているとは思わなかった。
ガウリイに気付かれないようにすることに全神経を注いで、彼の方は気にも留めなかったのだ。
「安心しろ。旦那には強力なスリーピングをかけておいた。」
そう言ってゼルガディスは、笑ってついてきた。
「大丈夫だ。」
傍らのゼルガディスが再び繰り返す。
「ガウリイの旦那もいるし、シルフィールもいる。グレイシアだってかなりの使い手だろう?
俺達がいないくらい、なんでもないさ。」
そうだ。それに、ゼフィーリアもついに動き始めた。
あの人外に強い人々が参戦すれば、かなり戦況は変わってくるはずだ。
「そうよね・・・・・・大丈夫よね。あたしたちがいなくても。」
「ああ。」
自分たちがいなくても。
――――いなくなっても。
リナの背中を撫でていたゼルガディスの手がぴたりと止まり、突然彼が小さく笑った。
「何よ?」
不審な目でゼルガディスを見るリナに、笑いながら答える。
「いや・・・・・・あの話は、本当なんだと思ってな。」
「あの話って?」
ゼルガディスはリナに身を寄せて、肩口に顔を埋めて囁いた。
「命の危機に直面すると、ヤリたくなるって話さ。」
「やり――――っ!?」
その言葉に驚いて身を離そうとするが、遅かった。
ゼルガディスの手はすでにリナを捕えていたし、体は密着している。
あっという間に押し倒されて唇をふさがれた。
「んんっ!」
無言の抗議もむなしく、ゼルガディスの手はリナの胸を服の上から揉みしだき、舌が口腔内を蹂躙する。
「ちょ・・・・・・ゼルっ・・・・・・!
嫌がる女を、無理やり、は、ポリシーに・・・・・・反する、んじゃなかった、のっ・・・・・・!?」
激しいキスの合間に身をよじりながらそう言うと、ゼルガディスはきょとんとした顔でリナを見た。
「嫌なのか?」
あまりにも純粋な、まるで少年のようなその表情に思わず絶句してしまうと、沈黙を了承と受け取ったのか
ゼルガディスは再び口付けてきた。
舌を絡めながら、手がリナの上着の裾から入り込んで直接柔らかいふくらみに触れる。
「んっ・・・・・・ふぅ・・・・・・っ」
「なあ、リナ。嫌か?」
首をかしげながら聞く様子に、ずるい、と思う。
そんな風に聞かれたら、嫌だなんて言えるはずがない。
「もう・・・・・・いーわよ。」
小さく溜息をつきながら答えると、嬉しそうにゼルガディスが笑った。
普段は見せないその表情に、うかつにもいい歳をした男をカワイイなんて思ってしまう。
「体力消耗しても、知らないから。」
「平気さ。」
俺は体力には自信があるからな、と言うゼルガディスに、リナは体をゆだねた。
「んあっ・・・・・・ああっ!」
両手をついて、腰をあげて、後ろからキメラの男に貫かれている。
上着は胸まではだけ、ズボンは膝まで下げられて――――まるで服を着た獣が交り合っているようだ。
「あっ、ゼルっ・・・・・・もっと、優しく、してっ・・・・・・」
激しく出入りする堅い猛りに、思考も体もかき乱されておかしくなりそうだ。
「リナ・・・・・・」
ゼルガディスは後ろからリナを抱きしめると、耳元で囁いた。
「使えよ、あの呪文。」
「――――っ!?」
一気に意識が覚醒する。
「でも、あれは・・・・・・」
「使えよ。そうすれば、勝てるだろう?」
「・・・・・・失敗したら、みんな死んじゃう・・・・・・」
「気にするな。魔族に滅ぼされるよりマシだ。」
「ゼル・・・・・・」
「万が一失敗したら、あのじーさんに文句のひとつも言ってやれ。」
「?」
「俺達が生きている間に、一つどころかいくつ覚醒する気だ、ってな。」
混沌の海の中で、出会えるだろうか。
――――最初の欠片を有していた、あの彼に――――
ゼルガディスはいったん自身を引き抜くと、リナの体の向きを変えて、自分の膝の上に向き合うように座らせて
再び深く挿入した。
「ああんっ!」
のけぞるリナの顔を引きよせて、唇を啄みながら髪をすく。
「あんたは一度、選んだだろう?世界より、ガウリイを。」
「それ、は・・・・・・あっ・・・・・・」
「だから、今さら気にするな。文句を言うやつは、俺が黙らせてやる。」
「んんっ・・・・・・ゼルっ・・・・・・」
「それに、あんたらしくもないぜ。失敗することを考えるなんて。」
「ゼルっ!も・・・・・・ダメ・・・・・・っ!」
「戦う時は、勝つつもりでやるんだろう?だったら、使え。」
「あああああああっ!」
俺がついていてやるから――――
低く優しい言葉を聞きながら、リナは意識を飛ばした。
「ん・・・・・・」
目をあけると、まだゼルガディスの膝に抱えられて、繋がったままだった。
「リナ、気が付いたか。」
顔をあげると、ずるり、と中から彼が出ていくのがわかった。
「ゼル、あなたに言われるなんてね。」
「何をだ?」
くすりとリナは笑う。
「だって、あなた、ネガティブ思考の塊みたいなものだったじゃない。」
「あんたのおかげで、だいぶ変わったよ。」
「そう?」
「ああ、少なくとも今は、かなりポジティブなことを考えてるぜ。」
「何?」
「秘密だ。」
「なに、それ。」
くすくすと笑い合う。
啄むように口付けあって、ゆったりと抱きしめ合う。
「ゼル・・・・・・。」
ゼルガディスの胸に顔を埋めてリナが呟く。
「明日、勝つわよ。」
「もちろんそのつもりさ。」
「勝って、みんなのところに戻るのよ。」
「それでこそ、あんたらしい」
ポジティブでアグレッシブ――――自分が惚れた女は、そんな女だ。
ゼルガディスはリナの髪に唇を寄せて、これからのことを考えた。
悪くないかもしれない。
戦って、勝って、生きて戻ったなら――――
惚れた女に一生をささげても。
明日、レイ=マグナス=シャブラニグドゥを倒して。
253 :
inカタート:2008/08/13(水) 10:00:19 ID:TNXaw+83
お粗末さまでした
次はガウリナ
>>253 gjgj!!
イイヨイイヨー!この淡白さ加減が堪らん。
次も期待してます!
>>249 GJ
ガウリナも淡白なのか興味津々であります
>>253 激しくGJ!
ガウリナ楽しみに待ってます。
ゼロアメもゼルリナもgjgj!
ほ
しゅ
永久と無限をたゆたえし 全ての心の源よ
260 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 03:12:12 ID:7HmzZpfa
あげとく
人いないね(´・ω・`)保守がてら、小ネタ投下。
ガウリナです。
嫌よ嫌よも好きのうち
「うっ、ふあっ!!」
体をくねらせ、股間を抑えてるリナの口から、甘い声が漏れる。
ガクガクと震える体は羞恥で真っ赤に染まり、薄っすらと涙のたまった目を、オレの方に向けた。
「もう、やだぁ・・・あん!」
一際大きな声を上げて、リナの体が強張る。
オレは手の中のスイッチの強度を、リナに見せつけるようにしてゆっくりと上げていく。
「やっ!あっ! あぁん!!」
何度も言っているのに、なんて強情なんだろう。
ギュッと閉じられたリナの右足を掴んで持ち上げると、呆気なく股が開いた。
ぐちょぐちょの汁まみれになったリナのあそこが、ランプの光の下、浮かび上がる。
「見ちゃ、いやぁ」
涙目になりながら、リナは子供みたいに首を振った。
「だから、違うだろ」
言い聞かせながら、オレはリナのあそこに手を伸ばす。
そこには、休むことなく振動しながらリナの中を攻め続ける、所謂「大人のおもちゃ」がはまっていた。
機械的な動きをするそれを指で摘んで、オレはぐるりとリナの中で回転させる。
「あぁぁぁ!!!!」
背中を弓なりに逸らし、強い快感にリナは達した。
ぐったりするリナの耳元で、オレは囁く。
「いや、じゃないだろ。ちゃんと、本当のこと言わないと」
微かに、リナは首を横に振る。
しょうがないなぁ。
オレはローターの動きを最大にした。
いったばかりの癖に、リナはもうたまらなくなって、物欲しそうな顔で腰を振りだす。
「ちゃんと『気持ちいい』って言うまで、止めないから」
宿の一室には当分の間、リナの喘ぎ声が響き渡った。
おわる。
いやんGJ
さりげなく鬼畜なガウリイに萌えた。
>>261 うはっ鬼畜やー!でも超いいよ!GJ!
ここんとこガウリナ成分が不足してた自分には刺激になったー(*´∀`*)
また書いてくれー
鬼畜なガウ萌え
GJありがとう!!
また思いついたら投下します。
inカタート(ガウリナVer.)投下
前2作より若干糖度が高めに&
淡白度が低めになっているので要注意
それはごく自然だった。
昼間の戦いの傷を癒し、明日の戦いのことを話している時に、ふと訪れた沈黙。
お互いの眼を見つめ合っているうちに、だんだんと顔が近づき――――唇が重なった。
初めて重ねた唇は少しかさついていたが、柔らかく、温かく、その感触に胸が震えた。
ガウリイの手がリナの背中をかき抱き、リナの手がガウリイの首をかき抱く。
今まで共にいた長い長い時間、何なかったことを埋め合わせるかのように激しく口付け合う。
「・・・・・・ガウリイ・・・・・・」
「リナ・・・・・・」
性急なぐらいにお互いを求めて、服を脱がしあう。
ガウリイの手が、唇が、リナの体中を這い回り、その感触にリナは頭をのけぞらせた。
「リナ・・・・・・リナ・・・・・・」
うわごとの様に繰り返しながら、ガウリイはリナの体を貪った。
その小ぶりでも形のいい胸や、白くて滑らかな肌や、敏感に反応する耳や、
さらりと広がる艶やかな髪や、小さく愛らしい唇や――――
リナの体のパーツの全てが愛しくてたまらない。
「ガウリイ・・・・・・っ」
リナも必死でそれに応える。
ガウリイの髪をかきあげて、引き寄せた顔のいたるところに口付けを繰り返し、たくましい胸を撫で回す。
今ここに、確かにふたりいる――――
お互いの肌の感触と、荒い息遣いでそれを実感する。
「リナ・・・・・・」
ガウリイの指がそっと、リナの足の間に入った。
「――――っ!」
リナがびくり、と体を震わせた。
「あっ・・・・・・」
「リナ、濡れてる。」
感じてくれてるんだな、とガウリイは嬉しそうに笑う。
「・・・・・・ばか」
当たり前じゃない、とリナが恥ずかしそうに笑う。
ガウリイがマントを広げてリナを横たえた。
「ガウリイ・・・・・・」
少し不安そうな表情のリナを安心させるように、ガウリイは頭を撫でる。
リナはガウリイに両手を差し伸べて、ガウリイが応えて身を倒すとしがみついた。
「怖いか?」
「・・・・・・ん、少しだけ。でもガウリイだから、大丈夫。」
「そっか。」
ちゅ、と音をさせてリナの頬に口付けて、そこから下へ下へと降りていく。
時々舌でくすぐりながら、リナの体の傷跡にそって唇を這わせた。
「あっ・・・・・・」
「キズ、消えなかったな。」
今まで繰り返してきた戦いの跡が、リナの体のあちこちにある。
こんな小さな体で世界の命運を背負って、命をはった戦いを繰り返してきたなんて思うと、
ガウリイは少し切なくなって、どうしようもなく力いっぱい抱きしめたくなる。
抱きしめて、腕の中に閉じ込めて、もう何も危険なことがないように守っていきたい――――
「リナ・・・・・・」
もう一度足の間に指を差し込み、今度はそっと動かす。
「ふ・・・・・・っ」
「痛かったら、言えよな。」
ゆっくりと指を入れていく。
「あ、ガウリイ・・・・・・」
リナが求めてきたので、ガウリイは唇を重ねた。
深く優しく舌を絡ませながら、差し込んだ指を少しずつ進めて動かす。
たっぷりとぬれたそこはガウリイの指に絡みつき、もっとちょうだい、と誘っているようだ。
十分時間をかけて慣らしてから、リナの足の間に体を入れて聞く。
「そろそろ、いいか?」
「・・・・・・うん、来て・・・・・・」
ガウリイはリナの瞳を見つめながら、ゆっくりと自身を埋めていった。
「ああっ!」
想像以上の痛みを感じながらも、リナは眼を閉じることはせずに、ガウリイを見つめる。
青い瞳と赤い瞳は潤んで絡み合い、それが体が繋がることよりも心地良い。
「リナ、リナっ」
「ああ・・・・・・ガウリイ・・・・・・っ」
ずっと前からひとつになっていた心に遅れて、ようやく体もひとつになった喜びに
二人でお互いを抱きしめ合う。
音のないカタートの地にふたりの声だけが響き渡っていた。
サラサラとした感触の髪を、お互いに触りあう。
事後のけだるいような、くすぐったいような雰囲気に二人は包まれていた。
ぼんやりと紅い月を見ているリナに、ガウリイが話しかけた。
「何考えてんだ?」
「ん・・・・・・みんな、どうしてるかなって。」
「・・・・・・リナ・・・・・・」
呆れたようにガウリイが言う。
「普通、こーゆーときはオレのこと考えるもんだろ。」
ちょっと情けなさそうな声のガウリイに、リナはぷっと吹き出した。
「それもそーね。悪かったわ。」
「ま、お前さんらしいと言えば、らしいけどな。」
ガウリイはリナの髪を一房つかんで口付けた。
「オレのことだけ考えろよ、今くらい。」
何もかも忘れて。
本当はガウリイには分かっていた。
今、リナが何に心を捕らわれているかなんて。
このカタートに入ったときは一緒だったルナの気配が、しばらく前に消えた。
自分たちの前に立ちはだかった獣神官の相手を彼女が引き受け、その獣神官の気配と共に消えた。
人より感覚が鋭敏なガウリイはもちろん、その身に人間ならざるモノを宿したリナも気付いていた。
今度ルナと会えるのは、混沌の海か、転生の果てか――――
リナはガウリイの胸に顔をうずめて、じわりと湧き上がってきた感情に耐える。
「リナ」
ガウリイはいつものようにリナの頭を撫でた。
「もったいなかったよなー。」
「ガウリイ?」
聞きなれた、のほほんとした声に思わずリナが顔をあげると、ガウリイがぱちんとウィンクをする。
「もっと早く、こうすればよかったな。リナとするのがこんなに良かったなんて。」
「・・・・・・ばか・・・・・」
消えそうに小さな声だったが、確かに笑いを含んだ声でリナが言う。
「ね、ずっとこうしたかったの?」
「もちろん。いやー、オレよく我慢したよなー、って自分を褒めてやりたいくらいだ。」
「ばかねぇ・・・・・・」
発作のように襲ってきた笑いに肩を震わせながら、リナがガウリイに腕をまわして口付けた。
「じゃあ、もう思い残すことなんて、ないのね?」
さりげなく言われたリナの覚悟に、ガウリイは眉をひそめて答える。
「まさか!1回じゃ全然足りない。今までずっと我慢してたんだ。」
だから、とガウリイはリナに口付けを返す。
「コレが終わったら、またしような。」
この戦いが終わったら――――
「ガウリイ・・・・・・」
リナが何かを言おうとするが、ガウリイは再び唇を重ねてそれをふせぐ。
「言っとくけど、オレ、ひとりじゃ帰らないからな。
あと、お前の姉ちゃんに告げ口するネタも、山ほど持ってるからな。」
ふざけたような口調だが、ガウリイの瞳は真剣そのものだ。
「ガウリイ・・・・・・」
「どっちもダメだぞ。」
リナの覚悟はあっさりと拒否される。
相討ちになったなら、それでいい。
自分を保ったまま勝てたなら、今度は自らをカタートに封じる――――
「リナはオレと一緒に帰るんだ。」
そんな悲壮な覚悟も、あっけなく打ち砕くガウリイの覚悟。
「ガウリイ・・・・・・」
でも、とリナはためらう。
日に日に増していく、破壊の衝動――――盗賊いびりなんかでは解消できないくらいの。
心の奥に巣食う紅い闇――――じわりじわりと広がっている。
いつか侵食される日が来るのではないか?
――――彼らのように。
あの赤法師でさえ勝てなかったこの存在を、抑え込むことができるのだろうか。
それとも、もう一人の彼のように、自分の一部として受け入れて、人であることを捨てるのか。
「なあ、リナ。これが終わったら、ちょっとゆっくりしような。」
今までめぐってきた街や国を振り返って、もう一度行きたい所やおいしかったものについて話そう。
それに飽きたら、どこか静かな所に小さな家を建てて、のんびり暮らそう。
たまにアメリアやゼルガディスを呼んでもいい。
リナの手料理を食べながら、みんなで呑んで、朝まで語り合おう。
これまでのことやこれからのこと。
世界の行く末のことなんか忘れて、ただ毎日を生きていこう。
「素敵ね。」
リナが微笑む。
そんな風に過ごせたら、どんなに素晴らしいか。
ガウリイの言った未来に思いをはせると、胸の中が温かくなるのがリナには分かった。
魔族との戦いなんてない、平和で平凡な毎日――――
そんな日々が送れるのだろうか?
この身に、魔王の欠片を有したままで。
「なあ、リナ。オレ、子供の名前の候補、いっぱいあるんだ。」
エリス、アルフレッド、ディラール、アリア、ベル、ルーク、ミリーナ――――ルナ。
「だから、いっぱい子供作ろうな。」
そう言って笑うガウリイに、リナは頬を寄せた。
出来るかもしれない?
「ね、ガウリイ。」
「ん?」
「あたし、あんたとだったら、何でも出来る気がするわ。」
「奇遇だな。オレもだよ。」
ふたりでずっと戦って、生きてきた。
背中を預け合って、信じて、助けて、助けられて、ずっとずっと一緒だった。
心も体も一つになって、半身を得た実感から、まるで完全体になったような気分だ。
「だから・・・・・・」
だからきっと大丈夫。
こんなモノ、ガウリイさえいれば、勝てるはず。
今までだって、勝利を収めてきたのだから。
だから帰ろう、みんなのところへ。
そして、幸せになろう、みんなの分まで。
今までずっと、戦ってきたのだから。
だから、そのために――――
明日、レイ=マグナス=シャブラニグドゥを倒す。
271 :
inカタート:2008/08/22(金) 22:04:09 ID:zpd8EBeZ
これにておわり
お付きあいありがとうございました
こんどはハッピーなゼルアメにチャレンジ
リアルタイム!
GJ〜!燃えるし萌える!
激しくGJ!!
おおおお!!!!待ってました!!!!
ガウリイ男前!!!!GJです!!!!
幸せなゼルアメも楽しみにしてます!!!!
275 :
271:2008/08/23(土) 12:15:38 ID:bv9gembu
GJありがとう!
アニメしか知らないひとにはわからない
SSを書いてしまったなぁと反省中・・・
次は気をつけます
>>275 大丈夫!目の前の箱で調べたから!
GJ!!!
うほほほほーう!GJすぎるううう!
3作wktkしながら読んでました。この読了後の満たされる感じといったら。乙です投稿ありがとう。
1415巻探してるのに新品本屋さんにも古本屋にもないのぜ。手放すんじゃなかった。
少し妄想の海に浸ってくる。
今年終わりくらいには新装版で13〜15巻が出そうなのぜ。
それでも数ヶ月あるけど・・・
挿絵も新しくしてほしいお(´・ω・`)
新しくされたら、8巻でゼルアメが腕組んでるやつ多分無くなるからやだ。
人間ゼルが追加されるなら3冊買う。
281 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 17:23:53 ID:5HfReM0X
せれくと、買おうかな。
282 :
200の続き:2008/08/24(日) 18:47:07 ID:OlE20EJ+
エロというより、下ネタなので注意
「おい、ゼロス。お前、消えかかった円錐になってるぞ?」
「・・・・・・はい、ゼラス様・・・・・・」
「そんな所に転がってないで、報告しろ。リナ=インバースはモノにしたか?」
「それが・・・・・・」
「失敗したのか。」
「ガウリイさんとゼルガディスさんから子種を頂くのは難しかったので、とりあえずリナさんを誘惑して・・・・・・」
「それで?」
「うまくベッドに押し倒して、いい雰囲気に持っていったのですが・・・・・・」
「どうした?」
「リナさん、コレを見た瞬間に大爆笑しまして・・・・・・。
『あんたは、八百屋かっ!?』って。何だかそれでとてつもない大ダメージを受けてしまいました。」
「ふむ・・・・・・?」
「何がいけなかったんでしょうか。ちゃんと上向きにしておいたのですが・・・・・・」
「やはり、実物を見ないで作ったのはまずかったか?」
「あの、ゼラス様?」
「ダルフィンのやつ、いい加減なことを教えてくれたようだ。」
「あのう?」
「今度はモデルを見て作るか。とりあえずガウリイ=ガブリエフあたりを攫ってこよう。」
「・・・・・・あのー・・・・・・」
まったく。ダルフィンの奴め。
言ったではないか。人間の男のアレはバナナとキウイでいいと。
でっかいバナナと、でっかいキウイを抱えたまま、得体のしれない精神的ダメージを受けて
円錐型に戻ったゼロスはしばらく転がってゼラスの独り言を聞いていた。
285 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 21:50:14 ID:sVi0ryKR
これはひどいwww
バナナとキウイ買ってきた。
後悔していない。
海王はなにを思ってそんなネタを吹き込んだのか
ゼロスもしくはゼラスへの嫌がらせじゃ?
レボの始め2、3話観てなかったんでニコ動やようつべで探したら無くて凹んだ…
あんまり先を知りたくないけど雑誌買うべき?
ニコ厨氏ね
放送外地域の俺、参上
俺の場合は遠方の友人に頼んで
録画してもらってるぜ
ここで聞く前になんとか探してみるこったな
探せなくとも昨今はDVDの発売も早い
買う金なくてもレンタルすれ
それすら面倒、金かけたくないってんなら
お前がそこまで魅力を感じてないってこった
>>293 ありがとう!
自分も見れないから利用させてもらいます!
あんまりエロくないけどゼルアメ投下
小ネタです
「ゼルガディスさんの初恋って、いつですか?」
「何だ、いきなり。」
うとうとと事後の余韻を楽しみながらまどろんでいたところを、突然わけの分からない質問で
覚醒させられて、ちょっと不機嫌に応える。
「いえ、何となく。」
悪びれもせずに、ぱちりと瞬きをして小首をかしげる様子が小動物のように無邪気で愛らしく、
思わず跳ね上がった心音を悟られないようにことさら面倒そうに眉を寄せてみせた。
「忘れた。そんな昔のこと。」
「ええーっ!初恋ですよー!?」
「知るか。」
シーツに包まったまま、信じられないように眼を丸くしたお姫様を押さえ込むように抱きしめる。
「俺のはともかく、お前の初恋の相手ならわかるぜ?」
「えっ!?」
驚いて動きを止めたアメリアの耳に、熱い息とともに囁く。
「フィリオネル殿下だろう?」
「うっ・・・・・・どーして分かるんです・・・・・・?」
「どうしても何も、セオリーだろう。」
女の子は父親に憧れるものだ、という世間一般の常識が、どうやら彼女にも通用したようだ。
「そうなんですか・・・・・・。ばれちゃいましたね。」
ふふっと笑うアメリアに少しだけ笑い返して、抱きしめた腕に力を込めた。
「で、ゼルガディスさんは誰だったんですか?」
「・・・・・・まだ聞くか・・・・・・」
「だって、わたしだけなんて不公平です。」
ぷーっと頬を膨らませて文句を言うアメリアの口は、自分の唇でふさいでしまう。
「んうっ・・・・・・」
そのまま舌を絡ませて、両手で体を撫で回せば、アメリアはもう質問どころではない。
「あっ、ずるい、ですぅ」
さっき終えたばかりなのに、また体が熱くなっているのは、若さのせいかそれとも――――
「ああんっ」
アメリアのあえぎを聞きながら、ゼルガディスは心の中で苦笑した。
言えるわけがない。
自分の初恋が、今腕の中にいるこのお姫様だなんて。
アメリアの疑問をかわすように、ゼルガディスは第2ラウンドを開始した。
ありがとう、ねえ……
全年齢板でも動画サイトのURLを貼るのは自重してるのに、困ったもんだ。
>>294 もしかしたらネット事情に詳しくなくて、知らなかった可能性も0じゃないので、忠告しとくが
ニコ動やYOU TUBE、>293の動画サイトなんかにあげているアニメは全部違法だから、
お礼なんか言ったら294の常識を疑われるし、貰えるGJも貰えなくなるよ。
299 :
292:2008/08/28(木) 14:25:34 ID:TwqAzAKC
まあ
>>294は結局「その程度で良い」って考えてたってこったろ
俺は録画ディスクとDVDを待つ
買って少しでも5期がマシになることを期待するわ
ガウリナマッサージネタのつづきが読みたい今日この頃
携帯から失礼します。保守代わりに小ネタ初投下。
ゼルアメでエロ無し。アニメのネタバレを多く含みます。
8話でワイザー達に捕まった後の話。
馬車の中は、とても静かだった。
それもそのはず。いつも率先して騒がしいリナとガウリィの二人
がぐっすり眠っているから。
この状況でよく眠れるな、なんていうのは愚問であると、残され
た二人は悟っていた。
そんな中、ゼルガディスが腹部を擦る。
「大丈夫ですか?ゼルガディスさん」
すぐに気付いたのは、向かいで膝を抱えるアメリア。目敏いとい
うか、よく気が付く少女だ。
「大したことはない」
ゼロスに打ち込まれた錫杖は的確に鳩尾を突いていた。いくら岩
肌といえど魔族の一撃。ダメージは大きい。
しかも明らかに手加減されてこれだ。腹も立つ。
「ちょっと見せてください」
狭い車内を僅かに移動し、アメリアは服の上から腹に触れる。一
瞬痛みはしたが、すぐに幼い手の温もりと治癒魔法の効果でそれも
薄らいだ。
時間にして、ほんの少し。
「はい、これで痛みはないはずですよ」
笑顔で言われ、確かめる意味を込めて再び腹を擦る。先程まで苛
んでいた痛みはすっかり消えていた。
「助かった、悪いな」
「いえいえ」
素直に感謝を受け取ったアメリアが元の場所に戻っていく。
「お前は何ともないのか?」
今度はゼルガディスからの問い。アメリアの表情が苦笑に変わる。
「私は大丈夫です。手加減どころか、完全に遊ばれていましたし」
「アイツは魔族らしくないフェミニストなところがあるからな。
今回はそれに助けられた」
ゼルガディスのセリフに目を丸くした。彼自身は痛い目にあって
いるのに。言っていることがいまいち理解できない。
年相応のリアクションに、彼は安心を口に出す。
「お前に怪我がなくて良かったという意味だ」
あっ、と気付く。
心配、してくれたのだ。
ニヒルで無愛想でお茶目で、しばらく会わなかったうちに岩の体
をフル活用するようになってしまった彼が。
体を元に戻す方法のことになると、アメリアが締め上げたうえ右
ストレートで止めないと暴走してしまう彼が。
「ゼルガディスさん……」
ひとしきり感動したところだったのに。
「一応、親父さんから子守を任された身なんでな」
全部台無し。
「私もう子守されるほど子供じゃありません!これでも成長して
るんですから!」
「その割りには、あまり背が伸びたようには思えんが」
「もー!ゼルガディスさんのバカ!」
すっかり痴話喧嘩に発展してしまい、アメリアの中にあった、ゼ
ロスに相手にもされなかった悔しさも自分の無力さも、何処かに吹
き飛んでしまった。
そこまで先を読んだ会話の流れなのかは、さすがにわからない。
そんな会話を聞かされているのが、ここに二人。
「……起きづらいね、ガウリィ」
話し声で目が覚めてしまったリナは、同じように眠っていたはず
の男に声を掛ける。
しかし。
「……ぐー」
「マジ寝だし……」
訂正。
痴話喧嘩を聞かされているのは、リナ一人だけだった。
おわり
書き終えてから、手錠に魔術封じの効果があったらどうしようと思った。
そこはスルーしていただけると嬉しい。
>301
Gj。ゼルカッコいい。
魔法は使えるでしょう。リナが威嚇でつかってたし。
ゼロス×フィリアです。投下待ちにどうぞ。
306 :
ゼロフィリ1:2008/09/03(水) 10:58:10 ID:zwuScD5b
「まったく、貴女ときたら呆れるくらい頑固な人ですねぇ。ああー失礼しました。人じゃなくて竜でしたねぇー」
……ゼロス?
切りそろえた黒髪の頭を振り、ゼロスが大げさな仕草で肩を竦めている。
「なあんですってえぇー! ゴキブリ! 害虫! 生ゴミ魔族のくせにいぃぃぃー!」
私とゼロスが大きな岩の上で言い争っていて、
足元にはリナさんたちがいて、うんざりした顔で私達を眺めているのが見える。
――ああそうか、これは夢だ。
神託を受けてリナさん達と火竜王の神殿に向かっていた、何も知らなくて愚かだった頃の夢だ。
「だ、誰が生ゴミですか!! 誰が!」
「生ゴミだから生ゴミって言ったんです!! 生ゴミ魔族ー!!」
「言いましたね! 生ゴミって言った方が生ゴミなんです!!」
言い争いはますます低レベルになり、高位魔族と黄金竜の巫女の会話とはとても思えない。
滅びを求める魔族で、何千もの竜を殺した竜族の天敵で、ケンカばかりして。
……ケンカばかりして。
本が落ちる音で目が覚めた。
久しぶりの休日に居間で本を読んでいて、うたたねをしてしたらしい。
はっきりしない頭でフィリアはソファーから身を起こし、足元の本を拾おうと身を屈めたら、部屋の隅が目に入り……。
「…………っ!」
声が出ないくらい驚いた。
307 :
ゼロフィリ2:2008/09/03(水) 10:59:12 ID:zwuScD5b
「……ゼ、ゼゼゼッ!!」
「やあ、フィリアさん」
ぶん。
「おっと」
ひょいと首を傾げて、ゼロスはフィリアが投げた本を避ける。
「ひどいですねえ、いきなり投げつけますか?」
「い、いつから! いや、どこから入って来たんですか!」
「空間なんか渡ってないですよ。ちゃんと玄関から入って来ましたから」
ソファーから立ち上がり肩を怒らせているフィリアを見て、ゼロスは小さく肩をすくめた。
「寝るんだったらきちんと戸締りした方がいいですよ。
といっても、相手がばかでかい竜だと襲った相手が気の毒ですけどね」
「あなただって正体は黒い錐でしょうがー!」
怒鳴り散らして少し疲れたのか、フィリアはぽふっとソファーにへたり込んだ
「……それで、何しに来たんですか」
人間の町に骨董品店を構えてから、何故かゼロスはちょくちょくやってくる。
理由はヴァルガーヴの卵の様子を見に来ることだったり、上司になにやら贈りたいとか色々。
ゼロスの正体を知っているジラスやグラボスも、初めは怪訝な顔をしていたが慣れたのか何も言わなくなった。
「今、暇なんです」
「そうでしょうね」
暇でなければ、わざわざこんな所に来るはずない。
「正確に言うと、もうすぐ忙しくなるんですけどね」
「だからなんなんですか!」
はっきりしない物言いに、神経が苛立つ。
「で、僕の暇つぶしにつきあってくれませんか?」
「……は?」
予想もしない言葉に、ぴきとフィリアは固まった。
「私に何をつきあえと言うんですか!」
「そうですねえ」
308 :
ゼロフィリ3:2008/09/03(水) 11:00:38 ID:zwuScD5b
にやりと、ゼロスが瞳を見せて笑う。
ぞくりとして、フィリアはソファーの上で反射的に身を引いた。
が、ゼロスは追うように身を乗りだし、フィリアの二の腕を掴んで背もたれに押し付ける。
「まあ、人間の真似事なんかどうですか?」
驚きにフィリアの目が大きく見開き、見る見る顔が青くなる。
「や、やめて!」
「おや、僕が何をするのかわかったんですか?」
腕を掴む手に力がこもり、フィリアは痛みで顔をしかめた。
「呪文を唱えても竜に戻ってもいいですよ。ヴァルガーヴを巻き込みますけどね」
フィリアは唱えかけた詠唱をやめた。
押しのけようと全力でゼロスの肩を押すが、びくともしない。どうすることもできず、フィリアの顔に絶望の色が浮かぶ。
「そんなに怖がらないでくださいよ。僕うまいですよ。ゼラス様に仕込まれてますからね」
くっくと笑いながらゼロスは片膝を付いて身を乗り出してきて、そのままフィリアの顎を捕らえ……。
あっさり唇を奪われた。
「!」
驚いて逃れようと首を振ろうとするが、顎の手がそれを許さない。
滑りこんできた舌がフィリアの舌を絡めとリ口内を蹂躙する。
やっと開放されて荒い息をつくフィリアに、ゼロスはうっすらと笑った。
「竜でも味は人間と同じですね」
「な、何考えてるんですかー!」
「何でしょう?」」
かっとフィリアの頬に朱が浮かぶ。抗議の声を上げる前に襟元に手が滑り込み、むき出しの肩に顔を埋められる。
309 :
ゼロフィリ4:2008/09/03(水) 11:01:56 ID:zwuScD5b
「う……」
首筋を湿ったものが這い、それが舌と解るとフィリアは硬直した。
「や……め……」
かろうじて喉の奥から掠れた声が出て、フィリアの体が小刻みに震える。
と同時に、体の奥深くから何かが湧き上がってくる。
ざわざわと。
一体これはなんだろう。
私は待っていたの?
これを?
「抵抗しないんですか?」
力が抜けたフィリアの肩の線に唇を這わしながら、顔を上げずにゼロスは尋ねた。
「……抵抗したらやめるんですか?」
「もちろんやめませんよ」
「貴方が欲しいのは私の体じゃなくて、私の負の感情でしょう?」
動きが止まった。黒い頭が起き上がり、視線が合う。吸い込まれそうな紫の瞳がすっと細まる。
「貴女にとってその方がいいなら、そういうことにしておきましょうか」
再び唇が重なり、黒い体が再びフィリアの上にのしかかってきた。
「ん……ふ」
長くて深い口付けから開放されて、フィリアは息をついた。
ついでとばかりに耳たぶを舐められて、顔が燃えるように熱くなる。
服の合わせ目に手がかかり、1枚づつ剥ぎ取られてベッドの下に落とされていくのに、フィリアは体を強張らせた。
現れた白くて丸い乳房に、意外と暖かい手が添えられる。
感触を楽しむように下からすくいあげるように揉むと、柔らかさと重みでゼロスの指が沈んでいく。
310 :
ゼロフィリ5:2008/09/03(水) 11:03:10 ID:zwuScD5b
「でかい胸ですねぇ、リナさんが見たらひがみますよ」
「な、なにを……うっ」
頂点に軽く歯を立てられ、次にきつく吸われてフィリアは顔をしかめた。
乳首をこねるように擦られて、背筋をぞくぞくと快感が駆け上る。
「……っ!」
体の芯が痺れたように熱くなる。
初めての感覚にフィリアは出そうになった声を飲み込んだ。
かみ締めた唇にゼロスの指がかかる。
「なんで我慢するんです? 声出したらどうですか、フィリアさん」
面白がるような声とともに唇がこじ開けられ、指が入り込んでくる。
「んーーーっ!」
頭を振って逃れようとするがかなわず、口内をかき回されフィリアの声が苦しげに漏れる。
フィリアの目尻に涙が浮かび、ゼロスはようやくフィリアを開放した。
「そうそう、強情張らずに素直にしてたら、優しくてあげますよ」
「……っは」
ずっと息を詰めていたことに気がつき、空気を求めて大きく息をつく。
「もうやめて……ゼロス、お願い」
涙で濡れた目のフィリアの頼みに、ゼロスは首を傾げた。
「どうしてですか? 貴女のここは」
「あうっ!」
いきなり下着の上から秘所を擦られ、背をぴんと反らしフィリアは初めて高い声を上げた。
先ほどからの愛撫ですっかり濡れた下着に、ゼロスはクスリと笑う。
「なんだか凄いことになってるみたいですけど、どうしてですかね」
「あ……ああ……」
311 :
ゼロフィリ6:2008/09/03(水) 11:04:23 ID:zwuScD5b
布越しに絶え間なく触られ、何かがフィリアの中からどんどん湧き出てくる。
いつの間にか下着の中にゼロスの手が滑り込み、秘所に指が入り込んでくる。
「だ、だめ! あ、あああ……!」
フィリアの中でゼロスの指が動くたびに湿った水音が耳をつき、
ゼロスに聞かれているのかと思うと、顔が熱くなる。
もう片方の手は容赦なく体中を這い回り、舐られる舌の快感がフィリアを絶頂へと導いていく。
「ん……はっ、はあぁぁ!!」
一瞬、体が小刻みに震え、がくんとフィリアは崩れ落ちる。
「イきましたか? フィリアさん」
「……う」
答えられるはずもなく、ただフィリアは肩を大きく上下して呼吸している。
初めての衝撃に何が何だかわからず、はっきりしない頭でぼうっとしたフィリアが見上げると、
自分にまたがったゼロスがマントを解いているのが見えた。
「あ、あああ……あーーっ!」
ソファーの上で腰を浮かせて反り返りながら、絶え間なくフィリアは嬌声を上げ続ける。
白い肌には赤い痕が花びらのように散らばり、ゼロスの頭が動く度に柔らかい黒髪がフィリアの内股をくすぐる。
「どんどんあふれて来ますよ。やらしい竜ですね、貴女は」
ゼロスの息がすっかり開かれた秘所にかかり、あふれた愛液を舐め取られる。
「あ、あああ、ゼロス……やめ……て」
ソファーの背にしがみついて、フィリアは必死に衝撃に耐えている。
しばらくフィリアの味を堪能していたゼロスの顔があがる。
ちろと唇を舐めるその顔は、猫のようだとフィリアは思った。
312 :
ゼロフィリ7:2008/09/03(水) 11:05:17 ID:zwuScD5b
「じゃ、そろそろいきますね」
指や舌とは違うものがフィリアの入り口にあてがわれ、それがなんなのかわかった瞬間、
引き裂かれるような痛みがフィリアを襲った。
「あっ、あああーーーーっ!!」
思わず逃げようとする腰をしっかり抱え込まれ、ゼロスのものが容赦なく押し入ってくる。
「いっ、痛い、抜いてゼロス……」
「嫌です」
そのまま動物的に腰を打ち付けられ、2人の重みに耐えかねてソファーが軋む。
息もできない激痛に、すがるものを求めてフィリアはゼロスの肩をつかんだ。
「っく、あ、ああーーっ!」
こらえきれない衝撃に、フィリアは涙を浮かべて叫ぶことしかできない。
「いい声ですねえ……。素敵ですよ、フィリアさん」
「う……うう」
容赦なく突き上げられ、揺さぶられて長い金髪が動きにあわせて跳ねあげる。
それでも薄れてきた痛みに混じって、甘い痺れが体の奥から湧き出てきた。
じわじわと。
「あ……あん……」
フィリアの声に甘い艶が混じる。
「おや、初めてなのに感じてるんですか?」
揶揄を含んだゼロスの声も耳に届かない。
「う……あ、あああ!」
ゼロスの動きがいっそう激しくなり、フィリアは思わずゼロスにしがみついた。背に爪を立てて嬌声を上げ続ける。
「あ、はあぁぁーっ!! あああ、ゼ……ゼロス……っ!」
体の中で何かが弾ける。
一際高い声を上げて体を大きくしならせ、フィリアの意識は白い光に包まれた。
313 :
ゼロフィリ8:2008/09/03(水) 11:06:40 ID:zwuScD5b
目が覚めると頭が重く、どうやら気を失っていたらしい。
うつぶせのままぼんやり顔を上げると、ゼロスは平然として服を調えていた。
「おや、気がつきましたか。フィリアさん」
底の知れない笑みに柔らかい物言い、いつもの彼だ。
頭が朦朧としてはっきりしない。
脱力した体を起こそうとするが、体中が痛むのであきらめた。喘ぎすぎたせいか、喉も痛い。
「なかなか素敵でしたよ、フィリアさん。暇になったらまた来ますね」
「……来なくていいです。生ゴミ魔族」
せいいっぱい虚勢を張ってみるけど、多分見透かされてる。
「……どうしてこんなことしたの、ゼロス」
「それは」
「秘密なんでしょう。どうせ」
虚をつかれたらしく、ゼロスは笑みのまま固まり、その様子が面白くてフィリアは小さく笑った。
「まったく嫌な竜ですよ……貴女は」
ため息まじりにそれだけ言うと、ゼロスの姿が虹の光に包まれ掻き消えた。
ゼロスが去ると、急に部屋が暗くなったような気がした。
ずいぶん時間がたっていたらしく、あたりはすっかり暗くなっている。
ようやく動けるようになった体を起こして、ゆっくりとテーブルのランプに火をともす。
素肌に上着だけを羽織って窓辺に立つと、墨のような雲が薄れて流れ丸い月が現れた。
ため息一つ。
「火竜王さまにあなたの無事を祈るわけにはいきませんね」
ケンカばかりしていたけど、本当は……。
許されることではなく、気がついた時からありえないことだと否定し続けて心の奥深くに沈め、
自分すらごまかしてきたけれど。
314 :
ゼロフィリ9:2008/09/03(水) 11:08:04 ID:zwuScD5b
夜空に輝く月を見て、何故か陽光が似合うかつての友たちの姿が浮かんだ。
彼女たちは今どうしているのだろうか。
食べ物の取り合いをしたり、遺跡を壊したり、高い所で正義を唄っているだろうか。
金髪の剣士はまだ自分の名前を覚えているだろうか。
神託を受けた時のように、心が騒ぐ。
どこかで何かが起こっている。
輪のように細波が周囲に広がって、その中心にゼロスとリナたちがいる。
そんな予感。
大切な人たちが戦い殺しあう……そんな事にならないようフィリアは祈った。
315 :
305:2008/09/03(水) 11:08:59 ID:zwuScD5b
終わりです。読んでいただいた方、ありがとうございました。
ゼロフィリ好きだから、超GJだもんよ!
レボスレにリナのエロ画像あったな
実況スレに出てたやつかな?リナスレにも転載されてたなw
>>319 前スレだったんだけど、今見たらうpロダのログ流れてた。
>>320 それじゃなくて、あらいずみのエロだったよ
>>315 うおおおお!
ゼロフィリ好きだから超萌えた!
余韻のあるラストですなwww
>>315 ひさびさにゼロ×フィリみましたよ、GJっす!!
>>315 ひさびさにゼロ×フィリみましたよ、GJっす!!
よく見る’GJ’ってどういう意味ですか?
goog job(よい仕事)ってことだと思う
すっっっごいゴメン、GJもwktkもktkrもわかるんだけど、最近見掛けるJKってどういう意味??
エロパロ住人には女子○生の略しか浮かばないんだが、罵倒するときに使われるんだ。
こんなとこで聞くもんじゃないだろJK>常考
いっこぐらいネタおいてけやボケ
まあ、その3つがわかっていて「常識で考えて」がわからないというのは釣りくさいわな、JK
罵倒というよりも呆れの意味合いが近いと思うがね。
ネタですと?
それは、あれか、
「昔ろいやる2を遊んでいたら、
ガウリイの勝利セリフパターンの『おわったぜ…』がなんだかえちく聞こえてしまって、
勝利条件をガウリイでクリアするようになってしまった」
とか、そういうのでもアリか?
わんだほ〜のタバサ山後で、二人きりになってリナが元に戻らなかったら、何か期待してたんか、とか。
あのイベント、何故リナは惚れてナーガは惚れなかったのか謎だなあ。
336 :
ゼルアメ1:2008/09/10(水) 01:47:01 ID:Mypiklw7
ゼルアメ投下します。
前フリ長めです。
「すごい雨ですね…」
夕食の最中に雨は突然降り出した。
「今夜は荒れるだろうな」
ゼルガディスさんは全く気にせず食事を続けていた。
「明日にはやんでるといいですね…」
ゴロゴロ…。
遠くから雷の音が聞こえる。
その音に体を強張らせてしまった。
「ゼルガディスさん…」
「どうした?」
いつもと変わらないその声に、私は口を閉じてしまう。
「いえ、なんでもないです」
ほんの少しの気まずさを置いて私は席を立ち部屋へ戻った。
うぅ、雷キライですぅ。
二人きりで旅をしている今、部屋に戻ったら一人きりになる。
四人で旅をしているときはリナさんが同じ部屋にいてくれたから、あんまり怖くなかったのに…。
もう今日は早めに寝ちゃいましょう!
そう考えて、雷がひどくならないうちにお風呂に入った。
お風呂から帰る途中、ゼルガディスさんの部屋の前を通ると、まだ早い時間なのに珍しく部屋の中からはゼルガディスさんの気配がした。
337 :
ゼルアメ2:2008/09/10(水) 01:48:32 ID:Mypiklw7
隣の部屋にいてくれるならちょっとだけ安心です。
そう思ってベッドに入ったのに…
運悪く、眠りに着く前に天気は大荒れで何度も何度も雷の音が聞こえる。
大丈夫って言い聞かせてもやっぱり怖くて…。
ゴロゴロ…
ピシャーン!!
「きゃあ!
…うえ〜ん…雷怖いですぅ」
布団を頭からかぶってもちっとも怖いのはなくならない…。
私は毛布を掴んでそっと部屋を出た。
そして、隣の部屋のドアを小さくノックする。
でも返事はない。
「ゼルガディスさぁん…」
起こさないように小さく声をかけて勝手にドアを開けて部屋に侵入する。
『ゼルガディスさん、ごめんなさぁい』
部屋の隅に毛布を置いて、ベッドに向かう。
ゼルガディスは案の定もうすでに深く眠っていた。
「朝になったら出て行きますから、雷が聞こえなくなるまでここにいさせてくださいね」
そう言って部屋の隅に行こうとした瞬間、腕を握られ思いっきり引っ張られた。
私は驚いて、そのままベッドに押し倒された。
何が起こったのか一瞬考えた。
338 :
ゼルアメ3:2008/09/10(水) 01:49:15 ID:Mypiklw7
「ゼルガディスさん…起きてらしたんですね」
ゼルガディスさんが怒っているような表情をしてるのを見て、ドキリとする。
「ごめんなさい。無断で入ってしまって…私…あの…」
理由を説明しようとするんだけれどうまく言葉にならない。
「雷が怖いんだろう?」
「ゼルガディスさん! 知ってたんですか?」
「気づかないわけがないだろう。
食事中、雷がなるたび脅えて、部屋で一人雷が怖いってあんなに悲鳴をあげてちゃな」
私は思わず顔を赤らめた。
恥ずかしい…、こんなだから子どもだって言われるんだ…。
「いつもはどんなに怖くても一人で耐えるのにな…今日はなぜ俺のところに来た?」
ゼルガディスさんはいまだ怒ってる顔をしている。
大切な睡眠を私に邪魔されたのだから当たり前なんだけど…。
「あの…今までは怖いこととかあった時は父さんのこと考えたら落ち着いたんです。
でも、今日一緒にご飯食べてる時に雷がなって…怖かったんですけど、ゼルガディスさんの側にいたら怖いのがなくなって、一番安心するってわかったんです…だから、ゼルガディスさんの側にいたくて…」
339 :
ゼルアメ4:2008/09/10(水) 01:53:29 ID:Mypiklw7
言い訳にしかすぎないんだけれど、ゼルガディスさんに説明する。
怖くって顔を見られない。
「ご迷惑かけてごめんなさい。お部屋に戻ります」
そういってゼルガディスさんの腕から逃れようとしたけれど全く動かない。
「ゼルガディスさん?」
ゼルガディスさんを見上げると私から目をそらして顔を赤くしてた。
「…お前は…」
「はい」
ゼルガディスさんの顔がいきなり近づいて、その唇が私の唇に触れた。
「それは…フィルさんより俺を求めてるということか?」
「え? え?」
そう問われて改めて考える。
そう、ゼルガディスさんがいてくれるならそれでいい。
ゼルガディスさんの側が一番安心する。
「俺が一番側にいていいってことか?」
「あ、あの、あの…はい…」
「俺は…お前がずっと一人で怖いことを耐えているのがもどかしかった」
「え…っ。私、ずっとゼルガディスさんの足手まといになっちゃ駄目だって思って…」
「足手まといだと思ったことはない。ずっとこうして俺が守りたかったんだからな」
340 :
ゼルアメ5:2008/09/10(水) 01:54:32 ID:Mypiklw7
私は嬉しくて嬉しくて私のほうからゼルガディスさんに抱きついた。
今頃になって、ゼルガディスさんからもらったキスで唇が熱くて…瞳を閉じてもう一度キスをおねだりする。
ゼルガディスさんは小さく笑ってさっきより深いキスをくれた。
「ゼルガディスさんがこうして側にいてくれるなら、私怖いものなんてないです」
そう言って笑うとゼルガディスさんは困った顔をして私の耳元で囁いた。
「側にいるほうが怖いかもしれんぞ」
ゼルガディスさんの目が私を捕らえて離さない。
ゼルガディスさんの言葉を反芻してその意味を考える。
「俺はずっとこうしてお前に触れたかったと言ったら…怖いか?」
その言葉でやっと理解した。
その一瞬後で顔が一気に赤くなった。
「あ、あの! それって…!」
痛いくらい強く抱きしめられて胸がドキドキする。でも、怖いとかじゃなくて。
「お前の全部が欲しいってことだ。
ずっと好きだったんだからな」
「えっ! い、いつからですか?」
「少なくとも、お前が俺を好きになるより前だな」
「知らなかったです…」
「知られないようにしてたからな…。
それなのにお前は平気で俺に近づいてきて…」
341 :
ゼルアメ6:2008/09/10(水) 01:56:01 ID:Mypiklw7
「ゼルガディスさんは特別なんです」
そう言って私は真っ赤になりながらゼルガディスさんにキスをした。
「怖かったら怖いと言っていい」
さっきみたいに優しいキスじゃない。
もっともっと深い。
ゼルガディスさんの舌が私の舌に絡んできて…私はそれに答えることに必死になってしまう。
ゼルガディスさんの指が私の頬をなでて首に触れてそのまま下へ向かい私の二つのふくらみに触れた。
「…!!」
そのはじめての感覚に驚いて私は目をギュッと閉じた。
するとゼルガディスさんの手が止まった。
ゆっくり目を開けるとゼルガディスさんが心配そうに私を見つめていた。
私はゼルガディスさんの頬に触れた。
「ゼルガディスさん大好き…」
思わず漏れた言葉。
胸がつまって涙がこぼれた。
その涙をゼルガディスさんが唇で拭う。
再びゼルガディスさんの手が動く。
私のふくらみの頂点に触れられると体が震えた。
「…ん」
勝手に漏れてしまう声が恥ずかしくて手で押さえようとしても、その手をゼルガディスさんに捕らえられてしまう。
「あ...っ」
342 :
ゼルアメ7:2008/09/10(水) 01:57:37 ID:Mypiklw7
「あ...っ」
ゼルガディスさんの手はさらに下に進んでいき、さっきまで手で触れられていた突起はゼルガディスさんの舌でやさしく舐められる。
「あ…あ…っ」
「アメリア…」
優しい、大好きなゼルガディスさんの声に安心して、少し強張っていた体がほぐれる。
次の瞬間、私自身も触ったことがないところにそっと指が入っていくのを感じた。
「あっ…! いやぁ…」
「…嫌か?」
ゼルガディスさんが問いかけてくる。
嫌じゃない…嫌なんかじゃない…。
恥ずかしいだけ…。
私は首を横に振って答えた。
するとゼルガディスさんは私の中から指を抜いて、その少し上に蕾にそっと触れた。
「ん! あっ! あぁっ!」
その感覚に酔いそうになる。
「ふっ!あ、あぁん」
声を抑えようとしても止まらない。
きつく目を閉じて羞恥を逃そうとする。
「…怖いか?」
ゼルガディスさんが私を気遣っているのが閉じた瞼の裏からでも感じる。
優しい…だから大好きです。
「…怖くないです…気持ち…いいです…」
恥ずかしくて仕方ないのに、もう我慢が出来なくてゼルがディスさんに何度もキスをせがむ。
「少し痛むかもしれないが…いいか?」
343 :
ゼルアメ8:2008/09/10(水) 01:59:06 ID:Mypiklw7
痛いという言葉に少しドキリとする。
でも、ゼルガディスさんなら…。
ゼルガディスさんだから…。
小さくうなずいて
「ゼルガディスさんなら怖くないです…」
そう言った。
「アメリア…」
苦しいくらい抱きしめられて幸せな気持ちが溢れた。
その腕の力が弱くなったと同時に、体が裂けるほどの痛みが走った。
「う…ん…っ!」
痛くて痛くて息があがる。
それでもじわじわとゼルガディスさんが私の中に入ってくる感覚に涙が溢れる。
「全部入ったぞ。大丈夫か…?」
「大丈夫です…私、幸せすぎて…」
「アメリア…」
ゼルガディスさんが何度も私の名前を呼んでくれる。私の髪を撫でながら。
ゼルガディスさんの私を見つめる目が優しくて甘くて痛みなんてどこかに消えてしまう。
その後に残ったのはもっと近くに、もっと側に…という感情。
ゼルガディスさんの動きが激しくなる。
その動きに合わせて私の中にある何かが訴える。
「あ…あ…ん…は…ん」
「アメリア…好きだ…」
その瞬間、
「ああぁぁっ!!」
私の中で何かがはじけた。
「くっ…」
それと同時に私の中にいるゼルガディスさんも私の中で弾けた。
344 :
ゼルアメ9:2008/09/10(水) 01:59:59 ID:Mypiklw7
「大丈夫か?」
ゼルガディスさんが心配そうに私の顔を覗き込む。
その仕種にゆっくり微笑んでしまう。
「…はい。私やっぱり、ゼルガディスさんのこと怖くないです。ゼルガディスさんの側にいたら怖いものなんて何にもないです」
ゼルガディスさんの胸に顔をうずめて伝える。
「だから…ずっとずっと側にいてくださいね」
以上です。
ありがとうございました。
>>345 GJ!!!!!!!!
アメリアかわええ
丁寧な描写が素敵です!
ゼルアメいいよいいよー
348 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 18:43:10 ID:D+58XvO/
ここは百合・BLはだめだよね?
百合板にスレイヤーズスレがあったとはw
801板にはないのに
801板にも昔はあったみたいだが、
落ちてそのまま作られてないっぽいな。
ゼロ×リナ投稿してもいいっすかね?
それじゃあ、投下します。
ちょい陵辱系ですので嫌いな方はスルーで
それは、いつものように宿からこっそり抜け出して
盗賊いびりをやっていた日、そいつは相変わらずの口調でやってきた。
「いきなり、炎の矢!!」
「うっ、うわぁ〜、なっ、なんだ〜!?」
「ふっふっふ、命が惜しかったら潔くお宝の場所を
教えてもらいましょうかぁ!?」
「なっ、なんだと!いきなり出てきてふてぇ野郎め。
お前らやっちまえ!!」
「うぉぉぉ〜っ!!」
「はい、残念!、炸裂陣!!」
炸裂陣で、盗賊どもの半数以上が一気に吹っ飛んだ。
「どう、まだやる気、おっちゃん?」
「おやおや、また盗賊いじめですか?そんなことやってるといまに
盗賊がいなくなっちゃいますよ」
・・・この聞いたことあるような声はまさか・・
「ゼロスっ!!」
「お久しぶりですね、リナさん」
「あっら〜、お久しぶりね〜、ゼロス、近頃見ないからてっきり
獣王に解雇でもされて、もうとっくに滅んでんのかな〜とか思ってたわよ」
私の言葉に少し顔色を変えて
「相変わらずですね〜、出会って最初の挨拶がそれとは・・」
「まあね〜、んで、何の用なの?、まさかあんたが盗賊愛護運動でも
はじめたってわけじゃないわよね?」
「いやぁ〜、いい勘してますね〜、実はそのまさかなんですよ
今までリナさんにいじめられてきた盗賊さんたちに罪滅ぼしを
してもらおうと思いましてね」
「えっ、それってどういう・・ぐっ」
そのとき、不意に目の前が真っ暗になっていった。
意識を失う前に見えたのはゼロスの不敵な笑いと後ろで
スタンガンを構えたさっきの盗賊の頭だった。
メモ帳かなんかに全文コピペして
一気に貼るといいと思うぞ
この世界にスタンガンなんて物存在するのか?
>>355はどこ行った?
1レスずつの細切れ投下より、エピローグから間が空いてもいいから、
全部書いてから一度に投下か、長くなるなら5〜6レスずつ位に分けた方がいいぞ。
でも面白そうだし、このスレで陵辱物は珍しいので期待して待ってる。
それからさすがにスタンガンはやめて……ファンタジーだし。
もしかしてすぺしゃるに出てきた? だったらごめん。
「んっ・・んんん」
ようやく目を覚ました私の前にいたのは、ゼロスだった。
そして、手足は縄で拘束され、腕には変な腕輪がつけられていた。
「おや、ようやくお目覚めですか、リナさん」
「ゼロス…あんたねぇ、何のつもりよこれ?
スタンガンなんてマイナーな武器使わせちゃってさぁ〜」
「さすがリナさん、あれを知ってるとは」
前にゼルに聞いたことがある。
レゾの研究には古代に使われていた爆弾、拳銃のほかに
スタンガンなる電撃ぐらいの効果を持つ武器があったことを。
「んなのどうでもいいのよ、何のつもりでこんなことをしてんのかって
言ってんのよ!」
私の質問にゼロスはいつもと変わらぬ口調で、
「いえいえ、実はですね、盗賊さんたちに頼まれちゃったんですよ。
リナっていう極悪な魔道師がこのあたりに現れたからどうにかしてくれって」
てっきり「「秘密です」」とでも言うと思ってたんだが…、
まあ、こいつの言うことが全部本当とは限らないし、
「へぇ〜…、それでゼロス、わかってんでしょうね。私にこんなまねして
どうなるかって事ぐらい」
「おや、強気ですねリナさん。まあそうでないとこちらも面白くありませんし」
そういうとゼロスは何かの呪文を唱え始めた。
私は聞き覚えのない呪文だが・・・
そう思っていると、不意に私の体に異常を感じた。
「ん、んな、これって、んぁぁ」
体の力が抜け、火照っていくのを感じた。
ふと腕を見ると腕輪についていた宝石が真紅に輝いていた。
「どうですか、リナさん、気に入ってくれましたかその腕輪、
どうやら魔法の道具らしいんですけどね、異界黙示録によると
女性に身につけて呪文を唱えると、すごい効果があるらしくて」
「そ…その効果って、なっ、んなのよ」
そう言っている間にも、私の体の火照りは増していく。
まるで体中が性感帯にでもなったいるかのように。
「何でも体中のいたる器官の感度をあげるらしいですよ。
まあ、人間の感度って物がどんなものか魔族の僕にはわからない
ですけどね」
「へ、へぇぇ、でもこっ、んんぁもの、ぜんっぜん効果ないわよ、
壊れてるんじゃないの?」
なんとか強がっては見るものの、自分の体の疼きはとまらない。
おそらく手足が拘束されてなければゼロスの前であろうと自分で触っているだろう.
つまり、それほどこの魔法の道具が強力ということだ。
「んん〜…そうですか、おかしいですね〜」
そういうとゼロスは服の上から私の胸を揉み始めた。
今の私にはそれだけでも十分な刺激だった。
「んんんっ、や、めっ・・・あぁぁぁ!!」
悲鳴とともに、私は、頂点まで上りつめるのを感じ、
気を失っていった。
スタンガンは、せめて電撃の魔法か、その魔法を込めた魔法のアイテムにしてほしかった。
銃はファンタジーにも出てくるが、スタンガンという名前が出てくると、いっきに現代になってしまうし。
古代のアイテムにするにも、ちょっとね。
ついでに、リナの一人称。
「私」じゃなくて「あたし」だ。
「んぁっ、ぁっんん、ぁっ」
すさまじい快感とともに目を覚ました私の目に飛び込んできたのは、
今まさに盗賊の頭に犯されている私の秘所と、私の体中を愛撫している
盗賊どもの姿だった。
「んぁぁ、な、にが、」
「おっ、ようやくお目覚めか、リナ=インバース」
こいつら、かすかに見覚えがある。
確か、この間潰した盗賊団の奴らだ。
しかし、そんなことよりも今の私にはこの快楽に身を任せるしか
なかった。
「んんっ、気持ちい、ぃ、もっと早く、うごい…て」
「へへっ、あのお方のいったとおりだったな」
「そうだな、しかし誰なんだあいつは…」
「さあ、神官みてえだが、そんなのどうでもいいさ」
「そうだな」
「あぁぁ、い、んぁぁぁ」
快楽を貪っているあたしに蔑んだ目線を向けながらつぶやく
盗賊達。
そして、遠くからその光景を見ている男と女がいた。
しかし、もうどうでもよかった、今はただ・・・
「んっ、…いいよぉ、イク、あぁぁぁぁぁぁっ!!」
ただこの快感がずっと続くことを祈るのみだった。
リナと盗賊達の様子を遠くで見ていた男女。
それは…、
「これでいいんですよね?、アメリアさん」
「ありがとう、ゼロス…これがあのリナ=インバースだってわかったら
ガウリイさんたち、どういう顔するかしらね」
「さあ、それは…」
「それより、あの腕輪の効果ってどれぐらい続くのかしら」
「半永久的ですね、僕が滅びるか、リナさんの魔力が尽きるか、
もしくはリナさんが死んだときに消滅するようになってます。」
「そう、つまりは、もうリナに会うこともないわけね、フフ」
「それじゃあ、もう僕は行きますね」
そういうとゼロスは闇の中へと消えていった。
「じゃあ、私もそろそろ行こうかしら、飛翔術」
そして、私はその場から立ち去った。
おそらくあの女は、私が仕組んだことだと言うことも知らずに
死んでいくことだろう。
それでもいいのだ、あの女には。
私のガウリイへの気持ちを知りながら、それを奪っていった
あの女には相応しい末路だ。
最後に私は、風の呪文を応用して、リナに向かってこう言った。
「バイバイ、リナさん」
そして私もまた、闇に溶け込んでいった。
宿に帰った私を迎えたのはリナのことを心配したゼルガディスとガウリイだった。
「どうだった、アメリア!?」
「いえ、リナさんはどこにもいませんでした。」
「あいつ、またどっかで盗賊いびりでもやってんのか?」
「いや、ガウリイ、それでも1週間帰ってこないってのは」
「まあ、いいじゃないですか。リナさんならきっとどこでも順応して
生きていけますよ。」
「まあ、確かにな。」
「そうだな、とりあえず、今日のところは寝るか」
……
そして、それから1年が過ぎた。
私は、リナを忘れられないガウリイをどうにか説得し、結婚した。
風の噂では、リナ=インバースに似た女があちこちの盗賊から
ペットとして飼われ、ただの性処理道具として使われているようだ。
だが今の私にはどうでもいい、欲しかった幸せは、今ここにあるのだから。
駄文ですいませんm(_ _)m。
もうちょっと勉強して、また投下させてもらおうと思いますので
そのときはどうかよろしくお願いします。
えーっと、飛翔術って何
えっと……これって、ゼロリナとかじゃなく、盗賊によるリナ陵辱モノだろ。
頼むから、そういう詐欺まがいのことはやめてくれ……セロス殆ど関係ないじゃん
恐らく、書いてるうちに最初に考えてた話からずれていったんだと推測する。
こういう危険があるから、全部書いてから投下する必要があるんだけど。
よし、妄想垂れ流すか。
夏のうちに1篇加工と思ったがオチも思いつかず文章もかけずじまいだったんで俺は諦める。
もう9月も半ば過ぎたよ…海にはきっとくらげが浮いてて泳げないよ…。
てわけでくらげの振りして下心と格闘するガウリイと、無防備すぎるやんちゃを繰り返すリナが夏の海できゃっきゃうふふ!
機嫌よく遊んでるリナを口説こうとする男どもをさりげなくけん制してるガウリイに、保護者引っ付きすぎだとクレームをつけるリナ。
ムッとしてお姫様抱っこで連行→→
で、どこに連行すればいいんだろう。この先のオチが思いつかんのだよ。
>370
連れ込み先→ガウリイとゼルで取ってる宿の部屋。
で、帰ってきたゼルが部屋の中の気配を感じて入れず、困ってドアの外で体育座り。
アメリア登場。
「どーしたんですか? ゼルガディスさん」
「……いや、ガウリイとリナが中に(げふんげふん)」
「え、それは困りましたね。じゃあゼルガディスさん、リナさんとわたしが泊まってる部屋に来てくださいよ」
「いいのか?」
「はい、全然構いませんから!」
2人で部屋に入る。バタン、カチャリ。
「どうして鍵をかけるんですか? ゼルガディスさん」
あ、あれ? 何故かゼルアメに?
>>371 さあ、早く二部屋同時進行の話を書く作業に戻るんだ
>>370 くらげの振りして
海の中にもぐってクラゲとみせかけ
リナにひわいなイタズラしかける
ガウリイを想像してたw
>>371 鍵のかかった音を聴いて、アメリアが背後に立っているゼルガディスを振り返った。
「ん?いや、さっき変な物音がした気がしたからな。防犯対策だ」
流れが上手く掴めないゼルガディスの言葉だが、アメリアは疑う事を知らない為あっさり信じる。
「そうなんですかー。でもリナさん達何してるんでしょうね?」
「…気になるか?」
ゼルガディスの瞳が、怪しく光った気が、した。
「もー!何するのよガウリイ!折角楽しく遊んでたのにっ」
腕の中で暴れるじゃじゃ馬にぽかぽかと殴られながら宿の部屋に戻ってきたガウリイ。
「お前を見ていた男共に文句言ってくれ」
「そんな事言ったって仕方ないでしょー、だってあたし美少女だもん♪」
「お前を見て良いのは俺だけなーのっ」
ベッドに腰掛けたガウリイは、リナをお姫様抱っこから膝の上に座らせてぎゅうっと抱きしめた。
既にガウリイに弄られてるリナの声から始めようと思ったけど流石に自重した。
二部屋同時進行難しいよ!
>>370 宿屋の方は他の書き手さんにまかせて
海での続きを妄想したので投下させてもらうよ
連行先→沖に浮かぶ小島とかで
「ちょっと!何すんのよ!」
「ジタバタするなって。危ないだろ。」
無粋な保護者にお姫様抱っこで拉致られた場所は、沖合いにあるちょっとした小島だった。
ごつごつとした岩が波で浸食されたのか、洞窟のようになっている。
「せっかく楽しく遊んでたのに!」
ぶーたれるリナにもガウリイはむすっとした表情を変えない。
「お前さんなぁ、ちょっとは警戒とかしろ。」
「は?なんかいた?」
きょろきょろと辺りを見回すリナに、呆れてため息が出る。
「いやだから、周りのだな、男の視線とか・・・・・・」
リナの姿は、白く華奢な体によく映えるオレンジのビキニ。
本人談の美少女という形容詞は間違いではない。
保護者としては周りの男どもの視線を遮るためなら、ちょっとくらい強引な手段は辞さない。
「おとこぉ?」
ガウリイの言葉になんだそれは、と言いたげなリナの言葉が返る。
「何言ってんのよ。あたしをどうこうできる男なんて、いるわけないじゃない。」
それはそうだ。
確かにそうだが、物事には例外というものがある。
「・・・・・・ほーお、なるほど。」
その例外は意外と身近にいたりする。
保護者のお面を被って。
「きゃっ!」
いきなり逞しい腕で抱き寄せられて、リナは狼狽する。
「な、な、な、なによっ!?」
「何って・・・・・・お前さんを、どうこうしようかと思ってな。」
「はああああっ!?何をバカな――――って、どこ触ってんのよっ!」
逞しくも意外と器用なガウリイの手が、リナのささやかな胸を隠していた水着をするりと外すと
外気に触れて硬くなった先端を指でつまんでこね回した。
「ちょ、あ、ああんっ!」
「相変わらず感度いいなー。」
「やっ・・・・・・ガウリイ、こんなトコで・・・・・・っ」
「いや、だって、オレもう我慢できないし。」
ビキニ姿に鼻の下を伸ばしていたのは、何も周りの見知らぬ男どもだけではない。
硬くなった自分自身をリナの体に押し付けながら、下の水着も脱がせてしまうと
一番敏感な部分に触れた。
「ああっ!」
のけぞるリナの体を左腕だけで支えて、右手で刺激を与えながら辺りを見回すが
どこも岩ばかりで横になれそうな所はない。
「仕方ないな、立ったままするか。」
「ふえっ?」
ガウリイから与えられる快楽のせいでいまいち頭の働かないリナが、ガウリイの
言葉を理解したのは彼自身が入り口にあてられたときだった。
立ったまま腰を左腕で支えられ、右足をガウリイの右腕で高く抱えあげられて――――
「え、ちょ、ガウリ――――」
文句を言う間もなく、ぐんっと硬く熱いモノが入ってきた。
「あああああああっ!」
「くっ・・・・・・やっぱ、いつもと、違うな・・・・・・」
「ああっ、ああん、ガウ、リイ、あっ」
「うっ、いいぞ、リナっ!」
「ああああんっ」
行為にふける二人の声は、波と海鳥の声にかき消された。
ちなみに。
終わって気づいた時には、二人とも脱いだ水着を波に流されて、呆然としたとかしないとか。
おわり
うっほほほう!GJ!
よくぞ妄想を文にしてくれた!感激した!
これはいい海物GJ!
唐突に書いてみたガーヴ×リナというマイナーカップル投下します。
注意
1.ガーヴリナというありえないカップルが嫌いな人は回れ右。
2.最初のほうにリナ陵辱あり。ついでに少々残酷な表現も。
3.エロシーンは期待しないでください。
ではどーぞ。
『それ』を見つけたのは、ただの偶然だった。
ただ、何となく夜の森を散歩し、妙な気配を感じ取り、興味半分で近づいていった。
音の正体がわかればよかった。ただ、それだけだったのだが。
「ん…んぁ……やぁ……」
「へっへっへ、ほらお口が留守だぜ。お嬢ちゃん」
『それ』は人間の男女間で行われる営み。本能で行われる一種の反応。
自分には関係ない。ただ立ち去れば済むことだ。
「次は俺だぞ。たーっぷりと楽しませてくれや」
「やっぱ幼いといいな。しまりが違う」
――その行為が一対一ならばの話だが。
まだ幼い少女を、数人の男が代わる代わる犯している。
元は活発な少女だったのだろうが、すでに瞳には光が灯ってなく、だらしなく開いた口に新たな男根が押し込まれる。
こげ茶の長い髪は白い液体にまみれ、傍には千切れたであろう髪も数束あった。
白い身体のあちこちに、切り傷や大きなあざ。そしてやはり白濁液。
必死に抵抗した結果だろう。だが、この大人数にかなうわけも無く、こういう結果になったというわけだ。
――人間の愚かな行動なんぞ、関係ない。
そう言いきってしまえばそれまで。そこで踵を返してしまえばよかった。
そうすれば、小うるさい部下に小言を言われる程度ですんだだろう。
だが……人間の血が混じってしまった結果か。人間で言う『好奇心』に負けてしまったのだ。
「ちょい、そこの小汚いおっさんたち。俺も混ぜてくんねぇか」
突然聞こえた声に慌てる盗賊達。見上げれば、木の上に立つ赤い髪の男。
木から舞い降りると、象牙色のコートがふわりと風に舞う。
ざわめく盗賊達。
当たり前だろう。そこには自分たちしかいなかったはずなのだから。
「ちっ、お前どこから!」
「いやねぇ、面白そうな事してるじゃねーか。俺も混ぜろよ。
ただし、俺の相手はお前らだが」
その言葉により、盗賊達は男を敵と判断し、襲い掛かる。
しかし、しょせんは烏合の衆。男の敵ではない。力任せに振り下ろされる剣をはじき、自らの剣で盗賊を払いのけ……
やがて、その場に立っていたのはその男と、少女の喉元にナイフを当てている禿の盗賊のみ。
男に襲い掛からなかった所を見ると、この盗賊団の頭といったところだろう。
青ざめた顔で、ナイフをちらつかせる。動けば少女の命は無いといったところだろう。
もちろん、男は動く気はない。
「へへっ、わかってるじゃねーか。悪いことはいわねぇ。とっとと消えればこいつの命は助けてやる。勝手にもって行けばいい。
もう俺らは十分に楽しんだしな」
下卑た笑い。それが妙に腹が立つ。
「俺はそいつの命なんてどーでもいいんだよ。俺はお前が気に食わないだけだ。
――ラルターク」
「わかりました」
男の背後から聞こえた声。その姿を盗賊は確認しようとする。が……
確認できたのは、血に染まった自分の姿。手首の先には何もない。先ほど持っていたナイフすらも。ただ血が噴出しているだけ。
首を動かそうとするが、それすらも不可能。イヤ、そもそも、男の後ろを見ていたはずだ。なぜ、首を動かした記憶もないのに、自分の姿が見える。
そう、自分の姿を。首すらない自分の姿を。
それを理解する前に、男の身体は力をなくし、床に横たわった。
「まったく、ガーヴ様は人使いの荒い……」
「まあ、あんな雑魚でも飯にはなっただろ。帰っていいぞ」
「相変わらずじゃのう。年寄りをもう少しいたわってくれると助かるんですがねぇ」
ラルタークと呼ばれた老年の男は一つため息をつくと、手にしていた杖を振り上げる。
その途中で、血の海に埋もれている少女を一瞥すると
「ところで……不用意に人間と関わるのはどうかと……」
「わかってる。うるせぇな。とっとと帰れ」
「御意……」
杖を地面に打ち付けると、ラルタークの姿はかき消えた。
そして、その場に残ったのは、男と血まみれの少女と……元盗賊団だった物体のみだった。
「さーて、どうすっかな」
血の中から少女を抱え起こす。
まだ幼さの残る体つきから判断するに、12.3歳という所だろう。
いたるところにつけられた陵辱の痕が痛々しい。
とりあえず、身体に残された男たちの形跡を消そうと、湖へと向かった。
膝丈程度の湖だが、水さえあれば用は足せる。
まだ春先だから、少々水は冷たいが、気つけにはなるだろう。
まずは手先に水を絡ませる。冷たさに反応したのか、指先がかすかに動いた。
指先から、徐々に身体全体に。全体の赤色は取れてきたが、独特の血の匂いと精液の匂いは取れそうに無い。
「しゃーない。ついでだ」
男も衣類を脱ぎ捨てると、少女を抱きかかえて湖の中へと入った。
肌に突き刺さるような冷たさ。それ以上に柔らかな少女の身体。
首筋から優しく指先でなで上げ、膨らみかけの胸をゆっくりと揉む。
ずり落ちそうになる少女の股の間に足を入れると、少女は甘い声を上げた。
男たちにやられた後遺症か。あるいは、変な薬を使われたのかもしれない。
うっすらと瞳を開け、刺激を求めるかのように身体を摺り寄せてくる。
――空ろな瞳のままで。
「普通の男ならば、『据え膳』って奴なんだろうが。俺はそんな趣味ねぇよ」
苦笑してつぶやくと、荒々しく少女の唇を奪う。
絡めてくる少女の舌を払いのけ、ただ自分だけの動きで口の中を蹂躙しつくす。
どれくらいの時間が過ぎた頃だろうか。男は唇を離すと、湖へと何か吐き捨てた。
湖に広がったのは黒い液体。すぐに清らかな水に溶けて、跡すら残らない。
「さ、これで薬は抜けたはずだ。次は……」
身体に残っている傷跡に唇を落としていく。
肩、首、胸元、腹、足。
男の唇が触れるたびに、ぴくりと反応し甘い声をあげる。今度は薬で支配された快楽ではない、自然な快楽だ。
だが、それと同時に、男たちにされた恐怖がよみがえりつつあった。
「んぁ、あぁぁ……やぁだぁ……」
「……大丈夫だ。もう怖いことは無い」
瞳からこぼれる一筋の涙。それも唇で掬い取ると、大きな手で頭をなでてやる。
大きくて無骨な手。それは父親を思い出させたのか、幸せそうに瞳を閉じると、男に身を任せるかのように寄りかかってきた。
「さあ、とっとと終わらせるか。こいつが完全に目を覚ます前にな」
傷跡はずいぶんと消え、元の白い肌に戻りつつある。
「女の身体に傷はのこせねぇからな。こんなもんか」
身体の隅々を確認する。こげ茶の長く柔らかな髪、触ったら壊れてしまいそうな華奢な身体。
発展途中だが、やわらかく整った胸。そして、まだ生えてもいない秘所……
「んじゃ、最後の仕上げだ」
少女の股を開くと、あふれ出している愛液に自らの肉棒を絡める。できる限り痛みを与えないためにだ。
「すまねぇな」
耳元でそっと呟くと、一気に奥まで貫いた。
「んんんんぁっ!」
「くっ……あれだけやられてもこんなとはな。こいつの初めてを奪う奴が羨ましいぜっ!」
締め付けてくる快感に流されぬよう、意識を集中する。
あれだけ乱暴にされていたのだ。中にも多数の傷がある。それを自らの男根によって接触し、治療しようとしているのだ。
ここで快楽に流されていては、盗賊たちと何の代わりも無い。
「はぁ……ん、やだ……動いてぇ……」
「馬鹿! お前を気持ちよくさせる気はねぇよ。おとなしくしてろ」
快楽を自ら求め始め、身体を動かす少女。その激しい刺激に耐えようと、少女の身体を抱きしめるが、それは逆効果だった。
身体に触れる少女特有の柔らかさ。汗と愛液の混じった濃厚な香り。どれも刺激だらけだ。
「やぁだっ! ずる……ぁっ、あたしも……はぁ、気持ち……ん、よくしてぇよ」
愛嬌に混じるはっきりとした自我。目が覚めるのもそろそろだろう。それまでに終わらせないと。
「ん…ひゃっ、あっ、いいよぉっ! こすれてぇ気持ち良い!
あっ、くっあぁっ……と、ところで、んっ、おじさんだれ……ああっ」
「おじさんはねぇだろ。たく、萎えるぜ」
「まだおっきい……ん、じゃ……ない。んっ!」
一足遅かったらしい。もうすでに少女は自我を取り戻していた。
しかし、この状況に取り乱しもしないところを見ると、かなりの大物か、淫乱なのか、それとも男を信じきっているのか。
まあ、どれでもいい。とっとと終えてしまえば、もうこの少女と会うことはないのだから。
「俺の名はガーヴだ。くっ……手前の名は?」
「ふぁ……あ、あたし……んぁ……リナよ。んぁ、もうダメもう飛ぶ!!」
「リナ……か忘れてやるよ。んな名前。行くぞ!」
少女……リナがイクと同時に、男も精を吐き出した。
とろりとした白濁液が少女の中へと進入し、奥底に侵入していた盗賊どもの精液を食い尽くす。
男根を引き抜くと、中の大きな傷……破壊された処女膜すらもゆっくりと回復していき……
そう、これが目的の一つ。――そして――
惚けた顔で寄りかかってくる少女を抱きとめる。
乱れた髪をなで上げると、頬に優しくキスを落とした。
「んじゃあな。もう会うことはないだろうがな。リナ……」
「はぁ……リナ=インバースよ。これから有名になるつもりだから、覚えておいて損はないわよ」
「そうか、リナ=インバースか。まあいい、大事な事、教えてやろう」
おでこをこつんと少女にくっつけると、瞳をまっすぐに見つめる。
「俺のような男はな、忘れるのが一番だ」
「おじさんを? なんで……んっ」、
深い深い口付け。今度は彼女に快楽を与えられるように。
突然の口付けに一瞬動揺を見せるが、瞳をつぶり、快楽を素直に受け入れる。
水音だけがあたりに響きわたり、不意に音が途切れた。
男の腕に力なく横たわる少女。男は優しい一人で唇を指でなぞる。
「俺に関わると不幸になるからな……じゃあな。リナ……」
何故か寂しげに呟く男の声が、冷たい空気の中に溶け……消えた。
「さーて、どこ行こうかしら」
少女は地図をひろげ、この先に行く場所を確認する。
この間、郷里を出発したばかりなのだ。だから、何もかも新鮮で。
――そう、盗賊なんかにまだ出逢ってもいないし、何も痛いこともなかった。
そう思っている。そう思うしかない。あの記憶は無いのだから。全てあの時の前に戻ったのだから。
「それでいいんだよ。お前は何も出会っていない……ただ、悪夢を見ただけだ」
遠くから見つめる一人の男。表情はわからない。だが、声はひどくさみしげで。
「んじゃ、ラルタークにお説教でもされに帰るとすっかな」
大きなあくびを一つ。そして、男は姿を消した。
――遠い昔の小さな出会い。それを覚えていたのは男のみ。
再び邂逅したも何も言えずに、言う気も無く、ただ敵対し……そして――
リアルタイムktkr
>>379 GJでした!!最後の終わり方が好きだ。
GJ!
おお、いかにもエロパロ板らしい投下きた!
ちゃんと最初に注意書きがあるのもグッド。
記憶は…覚えて…ない?読者の想像次第か?
GJでした!
ガーヴが傷と共に盗賊との遭遇からの記憶を全部消したんじゃ。
だから、盗賊にあった記憶もないし、ガーヴに会ったことすらも忘れ・・
過去に実はあっていましたってーの好きだな。
なんだか切なスGJ!
392 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 05:19:43 ID:vFfkL26m
リナもガーヴの事は、実は覚えていたけれど、
忘れた振り…ってか、敵対した以上は何も言わなかったっていうんだったら、
さらに切ないよね。
ごめんそれは引く
394 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 16:32:44 ID:xFV/WMWA
ガウリナの作品が出来たので、投稿させていただきます。
はじめて書くエロ作品で、作者は恋愛経験がほとんどないので、文章が稚拙かもしれませんが・・・
wktk
396 :
子供と大人(ガウリナ):2008/09/25(木) 16:41:41 ID:xFV/WMWA
あたしはガウリイに抱きかかえられ、ガウリイの腕の中でジタバタしていた。
「や〜だ〜っ!ちょっとなにすんのよ、ガウリイぃぃ〜」
「お前さん、飲みすぎだぞ・・・。もう子供は寝る時間だ」
「失礼な!あたしはもう一人前のれでぃよっ。まだ飲み足りないの〜」
そう言って、あたしの自称保護者ガウリイは、抱きかかえたまま酒場からあたしを連れ出した。
宿の二階にあるあたしの部屋に入り、小さなシングルベッドにあたしを降ろそうとした。その時・・・
ガターン
「うわっ!」
顔には出ないがどうやらガウリイも相当酔ってたらしい。
ガウリイは椅子の足に引っ掛かり、そのままあたしごとベッドに盛大に倒れこみ・・・
むにゅっ!
唇に何か柔らかいものが当たった。
こりはもしかして・・・
ハプニングキス!!??
(うひゃああああああっっっ!!??)
あたしに覆いかぶさっているガウリイを、渾身の力で引きはがそうとする・・・が、それを実行する前に、ガウリイはあたしの口を割って舌を入れてきやがったのだ!
(こ・・・こひつは・・・)
くちゅくちゅ・・・
(うう・・・)
体を密着しているので、抵抗もろくにできず、しばらくガウリイはあたしの口の中を味わっていた。
気持ち悪いだけのその行為も、だんだん快感になっていき、次第にあたしの意識はとろんとなってきたが・・・
(や・・・やだ・・・息できない、苦しい〜〜!!)
苦しくなってジタバタしだしたあたしの様子を見て、ガウリイの舌はようやくあたしを解放してくれた。
酸素を求めて大きく息をするあたし。
「〜〜〜〜〜〜っ、あんたねぇっ!なにどさくさに紛れて変なことしてんのよっ」
落ち着いたあと、あたしは盛大に怒鳴った。
ハプニングキスまでは許すとしても、ディープキスはガウリイの意思でやったことだ。
あたしの顔は、怒りなのか恥ずかしさなのか、真っ赤になってる。
「す、すまん、つい・・・。」
「ついじゃないでしょーが!もうこの馬鹿クラゲ、あんたあたしの保護者でしょ!!!」
397 :
子供と大人(ガウリナ):2008/09/25(木) 16:46:33 ID:xFV/WMWA
「ごめんなリナ。ああいうことするつもりはなかったんだが、一度唇に触れたら抑えが利かなくなった」
「お・・・抑えって・・・」
この性欲皆無みたいなガウリイが??
ガウリイの瞳が険しくなった。
「朝昼晩ずっと好きな子とずーっと一緒にいたら、俺だって男だし、我慢の連続だ。
しかもお前さん、こういうことに関してはほんと未成熟だしな。
俺からは近づくことができなかった。怖がらせると思ったからだ」
・・・・・・
この人は誰?
いつもひだまりのような笑顔で無邪気にあたしに微笑みかけ、のほほんとした雰囲気の自称保護者が、いままであたしに見せたことのない『男』を感じさせる表情、声のトーンで話してるのだ。
「が、がうりい・・・」
『男』を感じた怖さから、掠れた声でそう呟くのが精いっぱいだった。
ちなみにあたしはベッドに上向きになったまま、ガウリイはあたしと向かい合う形で、あたしのお腹あたりから下は身体を密着させている。
この態勢、やばくないか・・・?
って足のほうに何か固いものが当たってるんですけど〜〜、なんだろう、これは?
「お前さん、もう18だろ。出会った時はまだまだ子供だったが、もう十分大人だ。
だから、今ここではっきり言うぞ。俺はリナのことが好きだ」
そう言われて、あたしの胸はキュンとなった。
「なによこのクラゲ・・・いつも子供子供って言って、子供扱いするくせに」
嬉しいのに、感じてることと違うことを言ってしまう。
「本当は子供なんて思っちゃいないよ。つい、癖でああ言っちまうんだよ。
きっとリナが幾つになっても、そういうふうにしてしまうかもな」
「・・・・・・」
「リナ」
ガウリイのアイスブルーの瞳に吸い込まれる。
「リナを、抱きたい」
そう言われて一気に体の奥が熱くなってくる。いや、もうそれ以前から熱くはなっていたのだが。この感覚は一体・・・???
「や・・・やだよ、いきなりは・・・」
理性が勝ってるのか、身体の反応とは違うことを言った。
「そうか、ダメか・・・」
ガウリイが残念そうに呟く。
お預け食らった子犬みたい。
そんなに残念そうにされると、なんだか・・・
「・・・ガウリイなら、いいよ」
え?今なんて言った?あたし!!??(←無意識に言ったらしい)
ガウリイの瞳が優しく揺れて、考える間もなく彼があたしに再び近づいて、再び深い深い口づけをしてきた。
どうしようと思う時間がなく、だんだん頭が痺れてきて、ふわふわになって、わけわからなくなってきて・・・
「う・・・・ふぅっ」
洩れる声。
気がつくとあたしはガウリイから与えられる快楽にその身を任せていた。
398 :
子供と大人(ガウリナ):2008/09/25(木) 16:49:21 ID:xFV/WMWA
服の上から胸を揉まれる感触。そして、ガウリイはボタンや布を片手で器用に外していき、直接あたしの赤い膨らみに触ってきた。
「!!!っ」
びくんっと軽く、あたしの身体が跳ねた。
そして、ガウリイの大きい手はあたしの胸を上手に、そして優しく撫でていく。
互いの舌と舌は離れ、ガウリイはあたしの耳を、耳から首筋までゆっくり愛撫しだした。
あたしは初めて感じる強すぎる刺激に、声を必至で抑えようと奮闘していた。
「リナ・・・」
ガウリイがあたしの名を呼んだ。愛撫を辞めないまま。
「な・・に?」
「声を出した方が楽だぞ」
「やっ・・・やだ、そんな恥ずかしいことできるわけ・・・うぁっ・・・」
一度声を出してしまったら、もう止まらなかった。
こんなのあたしじゃない。
理性がだんだん溶かされていく。
「うっ・・・くぅっ、あっ」
「そうそう、我慢しない方がいいぞ〜」
「も・・・うっ、なに・・・よぉ」
余裕しゃくしゃくの自称保護者にムカっとしつつも、刺激が強くて反論の言葉がまともに出なかった。
気がついたらあたしの下着は剥がされ、ガウリイの指がそこに擦りつけられる。
強い刺激があたしを支配した。
「あうっ、うあっ、や・・・やんっ」
くちゅくちゅという音が聞こえてくる。
そしてあたしの中に、ガウリイの指が入ってきた。
初めて入るあたしの中は、ガウリイの指をギュウギュウ締め付けて、苦しいのと少しの痛みを感じたが、揉み解していくうちに次第に快感に感じてきた。
「リナ、すごい感じてるって顔をしているぜ」
「なに・・・よ、あ・・・はんっ」
恥ずかしいことを言われても、あたしにはもう余裕がない。
そういう刺激を繰り返すうちに、ふいにあたしの身体が奥から突き上げるような感覚に襲われた!
「ううっ・・・ああああああっ」
シーツを必死に握り、襲ってくる快感に身を任せ、あたしは一瞬真っ白になった。
「・・・大丈夫か?」
気がつくとガウリイが心配そうにあたしの顔を覗いた。
「な・・・んなの、よ、今の感覚・・・」
「おまえさん、自慰とかしたことないのか?」
「ばっ・・・そんな恥ずかしいことするわけないじゃないのよ」
「続けて、いいのか?」
ぶあっ。
顔が一気に真っ赤になるのがわかった。
つまり後はその、ガウリイのアレをあたしの身体の中に・・・
やだ、リアルに想像したら怖くなってきた。痛いって聞いたことがあるし・・・。
でも・・・もう後には引けない。
「ここまでやったんだし、ばーんと最後まで行ってやろうじゃないの!」
「リナ、こういう時はもうちょっと色気のある言葉を言ってくれると俺としては嬉しいんだが・・・
まぁ、お前さんらしいけどな。そういうところを含めて全部好きになったし、可愛いんだけどな」
「そ、そうなんだ(//////)」
可愛いって言われると、なんかくすぐったいなぁ〜。
399 :
子供と大人(ガウリナ):2008/09/25(木) 16:54:28 ID:xFV/WMWA
まずは了解の、やさしいキス。
そして、ガウリイがアレをあたしの間にあてがわせる。
「入れるぞ・・・」
あたしの中に、ゆっくり侵入してきた。
「あ、あうううぅぅ〜〜〜〜」
痛い!すごく痛いよ!!
ガウリイにしがみついてるあたしはたまらずに爪を立ててしまった。
「リナ・・・力を抜いたほうがいいぞ・・・」
あたしの中はキツイのか、ガウリイも少し苦しそうにしている。
まだちょっとしか入ってないのに、こんなに痛いなんて・・・うう。
それでもゆっくりゆっくり、ガウリイはあたしの中に侵入してくるのがわかる。
ちゅぱっ
ガウリイは、あたしの耳たぶを舐めはじめた。
「あ・・・はんっ・・・」
下半身の痛みとは別の、快楽。
そして、快楽によってあたしの中が緩むと同時に、ガウリイは一気に奥まで割ってきた!
「あああああああっっ!」
とてつもない痛みと圧迫感に、あたしはほんの一瞬だけ、気を失ったようだ。
「ばか・・・痛いじゃないのよ・・・」
「すまん・・・大丈夫か?リナ」
「一応・・・、大丈夫・・・だけど」
「動いていいか?」
う、動くぅ?!
入れる以外にまだ何かやるのか??
初体験は終わったことだし、もう抜いてほしいんですけど〜〜。
などど考えていたら、あたしの沈黙を了承と見たのか、ガウリイはゆっくり腰を動かし始めた。
「うぅ・・・くっ・・・」
痛い!痛いよ〜!!動くのやめてほしいよぉ〜〜〜。
世の中のカップルはみんなこんなこと平気でしてるのか〜。
・・・しばらく耐えていたら、痛みがだいぶ引いていき、だんだん気持ちよくなってきた。
「う・・・あん・・・ああんっ」
あたしの口から思わず、恥ずかしい声が出始める。
ガウリイは、最初ゆっくりだった動きを次第に早めてきた。
じゅばっ、じゅばっ
・・・いやらしい音が聞こえてくる。
ガウリイは奥まであたしの中に突き上げたり、入口近くまで引き抜いたり、いろいろな動きをしている。
あたしと言えば、なにかを考える余裕もなく、ただ快感に身を任せるままで、ガウリイに必死にしがみついている。
ふいに、あたしの身体がいままでにない快感に襲われ、ガウリイのものをぎゅうっと締め付けはじめた。
「リナっ、放してくれ」
ガウリイの言葉はあたしの耳には届かず、ガウリイに必死でしがみつくので精一杯だったのだ。
「う、あああああああああっっ」
どばぁっとなにか熱いものが体の中に注ぎ込んでいる感覚。
朦朧としている意識の中で、それはしっかり感じ取れた。
そして今度こそ、あたしは意識を手放した。
400 :
子供と大人(ガウリナ):2008/09/25(木) 16:56:26 ID:xFV/WMWA
どれくらい眠っていたのだろう。
一瞬だったかもしれない、1、2時間くらいたってるのかもしれない、あたしが目を開けると、ガウリイがじっとあたしの顔を覗き込んでいた。
「がうりい・・・」
子供が親に甘えるような言い方で、あたしはガウリイの名前を呼んでいた。
「リナ、すまない・・・中に出してしまった」
ガウリイはすまなそうに、あたしの頬をさすりながらそう言った。
「中って・・・」
意味がわからない。
「もしもお前さんに赤ん坊ができたら、ちゃんと責任取るからな」
―え?―
「ガウリイ、それってどーいうこと!!??」
「お前さん、そういう知識もないのかよ?さっき大人って言ったけど、やっぱりまだまだ子供だな」
「うるさいわね!
それよりっ、もしも赤ちゃんなんてできちゃったら、もう旅ができなくなるじゃないのぉ〜
まだまだ行ったことない場所、珍しい料理、まだ見ぬお宝があたしを待ってるのにーー!!」
いきなりじたばた騒いで暴れるあたしに、ガウリイは後ろから優しく動きを封じた。
「リナ、俺が一生保護者するから」
かあぁっ(//////)
みみっ、耳元で囁かないでほしいんですけどっ、もう〜。
「ちゃあんと責任とってよね」
それが、あたしの答えだった。
お・わ・り☆
401 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 16:58:59 ID:xFV/WMWA
子供と大人を書いた作者です。
うあああああ、やっぱりエロは恥ずかしいです〜。
みなさんから、いろいろツッコミどころはあるかもしれませんが。
お目汚し失礼しました。
えーと、素でGJとしか言いようがないのだが。まあしいて言えば、リナはそこまで性的に無知ではないだろうぐらいかと。根拠は原作1巻ね
すぺしゃるでもジョセフィーヌさんに、
「息子さんを男にするって……。あの〜、ナーガってこんな格好してますけど、
そういう職業じゃあないんですけど」
というセリフがあったしな。
あと、ナーガに惚れた男に橋渡しを頼まれた時に、
「あたしがナーガにスリーピングかけるから、そのあとあんたがやりたいほーだい」
とか言ってたし。
ともあれ、>394は乙でした。
でも、次に投下する時はもう少し落ち着いて、またメール欄にはsageと書いたほうがいいよ。
リナは典型的な耳年増なイメージだな
しかし
>>401のようなのもまた別腹でうめえ
リナ強姦ネタと、ハロウィンガウリナネタがあるんだが、ここに投下するとしたら
どっちがいい?
このスレ的には両方ぷりーずかな。
オレ的にはたまには和姦以外もいいものです。
そんなの両方に決まってるだろw
早くSSを書く作業に戻るんだ
どう考えても両方です。本当にありがry
409 :
405:2008/09/27(土) 23:34:49 ID:BTHqDFlg
助言ありがとう。
どっちかは明日くらいに投下できるよう頑張ります。
どっちも楽しみだー
両方にきまっておろうwww
土下座して全裸でまってるwww
412 :
405:2008/09/28(日) 18:28:27 ID:D79A/VRI
405です。とりあえず、リナ強姦ネタ出来たので投下します。
若干季節外れですが・・・。
リナがオリキャラに犯されているので、そう言うのがダメな人は注意。
ちょっと薬ネタも絡んでいます。
413 :
リナ強姦・1:2008/09/28(日) 18:30:06 ID:D79A/VRI
旅の途中、立ち寄ったリゾート地。
たまには息抜きをしようと、そこにしばらく滞在することを決めた。
日向ぼっこから始まり、ビーチバレーに遠泳と、これでもかと遊びまくる。
「あっ、リナさん、どこ行くんですか!!」
あたしの動きを目敏く発見したアメリアが、声を張り上げてあたしを呼びとめた。
「これからスイカ割りしようって言ってたのに!!」
「分かってるわよ!! トイレ行くだけだから、そんなに気にしないの!!」
アメリアに負けず劣らずの声で、あたしは叫び返す。
ホント、子供と言うかなんと言うか・・・。
一日であれだけ遊びまくって、尚尽きないアメリアの体力に、尊敬すら感じる。
こっちはもうへとへとで、休憩がてら、ちょっと離れたトイレまでゆっくりと歩いた。
用を澄まして帰ってくる途中、引き潮でできた浅瀬に目が止まる。
あたしの住んでいたところは山に囲まれたところで、たまに連れて行かれる海には感動を覚えた。
そうそう、それで、姉ちゃんと一緒に、カニとか取り残された小魚を、捕まえて遊んでたっけ。
昔のことを思い出し、なんとなしに、あたしの足は浅瀬へ向かう。
岩が剥き出しになったごつごつした場所。
なにか面白いものがあったらアメリアも呼ぼうと思っていたあたしに、
「君、一人?」
そんな声がかけられた。
振り返ったそこには、きっと地元の若者なのだろう。こんがりと日に焼けた男が二人、にやにやしながら立っていた。
下心見え見えの態度に、あたしの表情も自然と険しくなる。
「悪いけど、連れがいるわ」
「見た感じどこにもいないけど? あっ、もしかして、君のこと置いてどっかで遊び呆けてるとか?」
ツンケンとした態度にも、めげない男。
こう言う奴には虫唾が走る。
「あっちの島にさ、結構面白いもんがあるんだよ。良かったら行ってみない?」
「あたし、泳げないから」
分かり易すぎる嘘を吐く。
しかし、そんな嘘に、男たちは飛びついて来た。
「じゃあ、俺たちが泳ぎ教えてやるって」
「結構上手いんだぜ? 泳ぎとか教えるの」
あぁぁぁぁ!! しつこい!!
こうなったら魔法で吹っ飛ばしてしまおうと、小声で呪文を唱えようとしたあたしを、突然男たちが抑え込んだ。
「!?」
突然のことで反応が遅れた。
その隙を付いて、口にハンカチが押し付けられる。
甘い香りが鼻を付いた。
反射的にヤバいものを感じ、あたしは力任せに男たちを引き離す。
414 :
リナ強姦・2:2008/09/28(日) 18:31:11 ID:D79A/VRI
「な、なにするのよ・・・?」
膝が震えてる。
ゆっくりと、目覚めるように、体の芯が徐々に疼いてきた。
その時になって、あたしは何を嗅がされたのか、ようやく理解した。
「なにって、なあ?」
「そうそう、泳ぎ教えようと思ってさ」
言いながら、男たちが近付いてくる。
逃げようにも、背後は岩場。逃げ場所なんか、どこにもない。
伸びてきた男たちの手を振り払うことも出来ず、再びハンカチを口に当てられた。
頭をしっかりと固定され、これでもかと薬を嗅がされる。
鼻孔を通って肺を満たした薬は、ゆっくりと、しかし確実にあたしの頭を犯していた。
いつの間にか、あたしは砂浜の上に押し倒されて、上からは男たちが楽しそうにこちらを覗き込んでいる。
「はな、して・・・」
なけなしの理性が、拒絶の言葉を吐き出す。
「そんな怖い顔すんなよ。俺たちはただ、泳ぎ教えようとしてるだけで」
「そうそう。まずは準備体操だな。しっかりほぐしておかないと」
言うなり、男の手があたしのビキニに伸びた。
上に引き上げられる、それだけの感触に、思わず声が出そうになる。
「もう乳首立ってるぜ」
はっきりと自己主張をしているあたしの胸の頂点を、男の指が弾いた。
「はう!!」
殺しきれなかった声が、口を付いて出る。
男たちはそれぞれ別々に、両方の胸を攻め出した。
片方の胸は全体を揉みほぐされ、先端の固さを楽しむように押したり掠めたりするのに対し、もう片方の胸は先端だけを執拗に触られる。
「うっ、ううっ・・・」
歯を食いしばり、あたしは快感に耐えた。
それなのに、体は馬鹿正直に反応をして、下半身がじっとりと湿りだす。
無意識に太ももをすり合わせたあたしを見て、片方の男が突然、膝の裏に手を差しこんできた。
「そう言えば、ここもほぐしておかないとな」
言うと、そのまま足を持ち上げ、頭の方へと押し倒す。
「いやぁぁぁぁ!!」
大きく足を広げられ、熱の発信源が男たちの元に晒された。
水着越しに、男の指が中へと埋められる。
ぐちゅっと大きな水音がして、疼きが確かな快感へと変わった。
「やっ、だめぇ!!」
どうにか抵抗しようとするのに、体の力は抜けきっていて自分のもののように動かない。
男は二度、三度指を出し入れすると、無理やり水着を引き千切った。
外気に触れられて、熱を持ったそこがひんやりとする。
415 :
リナ強姦・3:2008/09/28(日) 18:32:37 ID:D79A/VRI
「うわぁ、ぐっちょぐちょ」
「へえ? まだ海にも入ってないのに?」
下卑た笑いを上げながら、男の指が直接あたしのそこに触れた。
「あん!!」
今度こそはっきりと、あたしは快感の声を上げる。
こんな奴らにいいように弄ばれてることに、悔しくて涙まで零れた。
それでも、あたしの声は止まらない。
「はっ、あっ、あぁん、」
中に差し込んだ男の指が出し入れされる度に、あたしの口からはあられもない声が漏れる。
指が一本から二本に増えると、ますます快感が増した。
中が勝手に収縮して、もっと快感を引きだそうとする。
意思とは関係なしに腰が動く様が、ひどく滑稽に思えた。
「見ろよ、もう掌までぐちょぐちょだぜ」
「塞いだ方がいいんじゃないか?」
「そうだな」
そんなやり取りの直後、腰が更に高く持ち上げられる。
十二分に濡れたそこへと、熱くて堅いものが押し当てられた。
ぞくりと、背筋が震える。
恐怖にじゃない。与えられる快感に、期待で背筋が震えたのだ。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
遠慮も配慮もなく、一息に挿入され、あたしの背中は弓なりに撓った。
「キッツ〜」
顔を顰めながらも、男は腰を動かし出した。
自分が気持良くなるためだけの乱暴な挿入なのに、あたしの体ははっきりと感じていた。
圧迫感に身を捩じらせ、込み上げてくる熱に翻弄される。
「じゃあ俺はこっちを、と」
髪を掴まれ引っ張られる。
半開きになった口へ、男のものが無理やり挿しこまれた。
「んっ・・・」
苦しくて、喉の奥でくぐもった声が鳴る。
逃げようともがくあたしを無視して、男は頭を押さえると、腰を動かし出した。
下から突き上げられ、口も犯されて、こんな屈辱的なことはないはずなのに。
込み上げる快感は、ますます強くなってきた。
ぐちゃぐちゃと卑猥な音が耳に届く。
もっともっと気持良くなりたくて、あたしは自ら腰を振った。
416 :
リナ強姦・4:2008/09/28(日) 18:33:09 ID:D79A/VRI
「こいつ、自分で、腰なんか、降ってるぜ」
さげすさむような男の声を聞いても、あたしはなにも感じなかった。
口の中にある男のそれに舌を絡ませると、一瞬、あたしの頭を掴む手に力が篭もる。
その反応が面白くて、満足に動かない口をどうにか動かす。
「くっ・・・」
男の動きが急に早くなった。
その時、口の中に苦くて生臭いものが放たれる。
驚いたのと男の手が緩んだのとで、あたしは顔を離した。
白濁した液体が、あたしの顔を髪を汚す。
ぼんやりとする頭で、あたしは口の中に残っていたそれを飲み込んだ。
・・・気持ち悪い。
「すっげぇ淫乱。薬使ってもこんなになるか、普通?」
「さあ、どうだろな」
下を使っている男も、これで最後と言わんばかりに腰を打ち付けた。
「うっ、ひゃぁぁぁぁ!!」
気を抜いていた体に、その刺激は強すぎた。
しがみ付こうと伸ばした手は、男の胸を引っ掻いて地面に落ちる。
「あっ、あっ、うっ、んっ!!」
乱暴なリズムに、喘ぎ声も途切れ途切れにしか出てこない。
「あっ、あぁぁぁぁぁん!!!!」
頭の中が真っ白になる。それと同時に、あたしの中が男のものを強く締め上げた。
直後、熱い欲望が、あたしの中に勢いよく満ちる。
体が痺れても、もうなにも考えられないあたしは、だらりと横たわったまま余韻に浸っていた。
男のものが引き抜かれる、その感覚すら快感で、あたしのあそこがひくひく引き攣る。
「まだ物足りなさそうだな」
ぼんやりとした頭に、男の声が響く。
ぐるりと体が反転されて、今度は四つん這いにされた。
なにをと訝しがる前に、再びそこに異物が挿入される。
「ふぁ、あぁん!!」
イッタばかりのはずなのに、遠のいた熱がぶり返す。
壁全体を引っ張る様に掻き混ぜられ、その新しい快感に、あたしはだらしなく喘ぐ。
「あん、ダメ、もう・・・」
「気持ちいいのか?」
「気持ち、いいの!! あぁん、やん、だめぇぇぇぇ!!」
犯されて、弄ばれて、喜びよがる。
あたしはこんな女だっただろうか?
一瞬頭をかすめた疑問は、しかし快楽の前に、すぐに流された。
「あぁん!! いいの!! もっと、あぁぁぁん!!」
417 :
リナ強姦・5:2008/09/28(日) 18:38:33 ID:D79A/VRI
気が付くと、知らない部屋の中にいた。
全身が気だるくて、特に下半身の痛みがひどい。
そのことが、あれが夢ではないことの証明のようだった。
泣くほどの気力もなくて、あたしは動かない体を無理やり動かし、どうにかその場に起き上がる。
辺りを見渡すが、薄暗い室内はここがどこなのか、判断できるようなものはなにもなかった。
潮の香りがするから、多分海の近くなんだろうけど・・・。
外の様子を伺おうとした、その時、
カシャ
重たい金属の音が響いた。
視線を巡らせると、地面に鎖がうねっていて、その先は朽ちた金属棒に括りつけられている。
もう片方の先っぽを辿って、あたしはそれが自分の首から出ているのだと知った。
手で触れれば、革製のバンドが巻き付けられていて、ご丁寧に鍵までつけられていた。
「なに、これ・・・」
異様な状態にぞっとしていると、突然、部屋のドアが開いた。
差し込む太陽の光に、眩しくて目を細める。
「おっ、起きたか?」
顔は見えないが、声に聞き覚えがあった。
あたしを犯した男のどちらかだ。
「友達にお前のこと話たらさ、是非会ってみたいって言うからさ」
狭い部屋に、次々と男たちが入ってくる。
にやにやと笑いながら、10人近い男たちがあたしを見下ろしている。
「ちょっと相手してやってくれよ」
男の台詞に、あたしの中がまたじんわりと熱くなった。
418 :
405:2008/09/28(日) 18:40:14 ID:D79A/VRI
以上です。ハロウィンネタは、またぼちぼち書いて投下します。
読んでくれた人、ありがとうございました。
Gj
甘さのない強姦も旨い〜!
ハロウィン投下まで裸で待機してます
ストレートな無理やり系だけど、意外に淡々とした印象かも。
苦手な人にはスルー推奨だけど、心理的なエグさが少なめでorzにならなくて好み。
書き慣れているのかなあ?
GJでした!
ポコたん絡みのSSってまだ無い?
>>421 前にゼルアメ←ポコみたいなのがあったぞ
ポコたんは体の構造が謎だからなあ…。
ぬいぐるみなのか生物なのか、毛皮なのか服なのか、ついてるのかなにもないのか。
ゼルと違って仮の体だから、レゾは生殖器なんて余計なもの、
付けてないかも知れないしなー。
425 :
ガウリナ:2008/10/04(土) 17:55:19 ID:751PG+dO
ガウリナを投下します。
・糖度高め
・Hな描写は少なめ
です。
では、まずはガウリイサイドから。
―ガウリイサイド―
最近、リナの体調がおかしい。
食事はいつも10人前食べるのに、今日も2人前しか食べなかった。
そして―
「うう、き”も”ち”わ”る”い”〜」
次の町に続く街道沿いの繁みで、リナは今朝食べた物を吐いてしまった。
俺はリナの背中をさする。
「おいおい、大丈夫か?次の町に行ったら医者に行った方がいいぞ」
「ガウリイ」
リナが真剣な表情で、俺の瞳を覗き込む。
「あたし、出来ちゃったみたい・・・」
今、リナはなんて言った??俺は耳を疑った。
「つわりよ、この症状は」
今度こそ、俺は目の前が真っ暗になったような衝撃が走った。
「〜〜〜リナっ、お前俺の知らない間にそんなことやってたのかっ!!
誰だ、父親はっ!!!」
俺はリナの細い腕が折れそうな勢いで思いっきり掴んでしまった。
ちなみに、俺はリナとそういうことをした覚えは全くない。
リナと旅して3年以上たってるが、リナが性の関心に疎いということもあり、俺はいまだ保護者の肩書きから抜け出せず、健全な関係なのだ。
「父親はあなたよ、ガウリイ」
「・・・はぁ?」
リナが嘘をついているようには見えない。
三年以上保護者をやってるので、嘘をつくときは勘でわかる。
「やっぱり覚えていないのかしらね・・・
2か月ほど前、セイルーンの北側に位置する小さな町で、私たちは魔道士協会の依頼で、とある遺跡の探索に出向いたでしょ?」
「そういえばそんなことあったな」
珍しいことに、俺はその遺跡の存在を覚えてた。
最深部に位置するだだっ広い部屋には、不気味な悪魔の像があったことまで覚えているんだが、紫色の甘い香りの霧が部屋に充満したかと思ったら、それから後の記憶がない。
気がつけば遺跡の外にいて、その後数日間、リナの態度が妙によそよそしかった。
顔を見るなり真っ赤になって俺から目を逸らしたり、肩に手を置いただけで悲鳴を上げたり、俺と距離を空けて歩いたり・・・。
「あんたはその遺跡の中で、無理やりあたしを・・・」
「すまん、思い出せない」
「魔風っ(ディム・ウィン)」
俺はリナの放った魔法によって、盛大に空高くまで吹っ飛ばされたのだった。
426 :
ガウリナ:2008/10/04(土) 17:59:14 ID:751PG+dO
―リナサイド―
わかっていた。
ガウリイが遺跡の中のあの出来事を覚えていないなんて。
だって、ガウリイはあの時脳を麻痺させる霧で、理性がなくなっていたんだから。
どうやらその霧は、男性しか効果がないようだったが。
『きゃあっ、なにすんのよガウリイ・・・』
『・・・・・・』
ガウリイは無言で乱暴にあたしの服をはぎ取って、強引なキスをして、無理やりあたしの中に入ってきた。
どんなに抵抗しても、あたしの力では彼には敵わなかった。
『やだあっ、痛いっ、やめてお願い・・・』
どんなに懇願しても、止めてはくれなかった。
ガウリイはあたしの身体のことなんて全くお構いなしで動いて、あたしの中で果てたのだ。
全て初めてのことだった。
ファーストキスも、SEXも。
怖くて恥ずかしくて屈辱で、それでもあの出来事は無かったことにして、あたしはガウリイの傍から離れなかった。
家族以上にかけがいのない大事な存在で、一緒にいるのが当たり前になってしまった。
ガウリイなしの毎日なんて、考えられない。
そして、まさか一回で出来るとは思わなかったが、あたしの中にガウリイの子供がいるのだ。
でも・・・
やっぱりムカつくもんはムカつくっ!!!
ちょこっとでもいいから思い出してよ。
427 :
ガウリナ:2008/10/04(土) 18:00:00 ID:751PG+dO
「リナ」
唐突に、後ろから声がした。
・・・気配消して近づくなよ。(あたしが逃げるとでも思ったんだろーか)
「すまなかった・・・」
そういって、ガウリイはあたしを抱きしめて、唇に触れるだけの軽いキスをした。
「ば、馬鹿っ、謝って済むと思うの?
いくら記憶がないからと言って、このあたしを強姦した上に孕ませたんだからねっ」
「じゃあ、なんでリナは俺から離れなかったんだ?
リナの性格からして、お前さんに手出しした男は即座にドラグスレイブで抹殺しそうなんだがな。」
うう、バレてる・・・
あたしがガウリイのことを、本当は大好きだということを。
「記憶にないのは申し訳ないと思ってる。
でもなリナ、俺はいつかおまえさんとそういう事をしたいと、ずーっと思ってたんだぞ」
「なっ!?、このどすけべっ」
あたしはガウリイにスクリューパンチを喰らわせようとした・・・が、ガウリイは難なくそれを掌で受け止める。
「いつか言おうと思ってたんだがな・・・
リナは俺の中で大事で特別な女の子なんだ。
ずっと傍にいたいと思ってた。一生な」
あたしの顔がみるみる赤くなるのがわかる。
「結婚しよう」
「う、うん・・・」
今度こそ、あたしは素直に頷いた。
「ううっ・・・」
あたしはつわりで再び吐き気を感じた。
「大丈夫か、リナ」
「し”〜ぬ”〜〜」
再びガウリイがあたしの背中をさする。
はぁ、少し落ち着いた・・・。
「リナ、つわりが収まったらHしような!俺、リナとやった記憶ぜーんぜんないんだもんな〜」
「こんのエロクラゲ~!!!」
でも、まあいいか・・・。
今度は優しくしなさいよ。
428 :
ゼルアメ0:2008/10/04(土) 21:36:39 ID:tfqTu1WY
GJ!
ガウリイ男らしくて惚れた
>>370-の海水浴ネタを拝借してみた。感謝!
夏は終わるが萌はいつまでも!新鮮なうちに使えなくてスマソ
ゼルアメで、出てこないけどガウリナ描写がちょっとだけあります
429 :
ゼルアメ1:2008/10/04(土) 21:37:48 ID:tfqTu1WY
ゼルガディスは浮かない表情で宿の階段を上っていた。合成生物となった体を
直すため、他の三人がバカンスのつもりで遊びまわる最中、ゼルガディスだけ
は古い寺や神殿、図書館を回っていた。結果は芳しくなかったようで、幾分普
段より垂れた頭には哀愁が漂っている。
「…と。ここか。」
宿の主から示されたのは、二階の隅の部屋だ。ガウリイとの相部屋は今に始ま
ったことではないから気にはしないのだが、如何せん寝相が悪すぎる。そんな
ところばかりリナと似なくてもいいだろうに。そういえば宿の主が、金髪長身
の男が茶髪の女を抱えてきたと言っていた。大方、怪我をしたリナに保護者っ
ぷりを発揮したってところか。リナが回復魔法を使えるってこともわすれてい
そうだ。忘れるのはガウリイの専売特許だが。
ドアノブに手をかけた瞬間、断続的に軋む音が耳に入った。その音と呼応する
ような、女の声も。
…これが何かわからない、などと言うつもりはない。
*********
「…何してるんですか?ゼルガディスさん」
一旦ロビーに戻ろうとしたゼルガディスに声をかけたのは、急にいなくなった
リナを探しに来たのだろう、アメリアだった。まだ泳ぐ気なのか、水着にシャ
ツを被った姿で小首を傾げている。海水のせいで肌に張り付いた服は、凹凸の
ある少女の体のラインを際立たせている。周囲からの視線に気付いてゼルガデ
ィスは呆れたようにため息を吐くと、自分のマントをアメリアの肩にかけた。
「あ、ありがとうございます。…で、何を?」
「ああ…リナとガウリイがな、」
そこまで口にして、ゼルガディスははたと言葉を止めた。あの状況を、この温
室育ちの子供に何と説明すればいい?いや、知識が無いとは思わないが、あい
つらが事を終えて部屋から出てくるまでの時間を居心地の悪いものにしたくは
ない。
430 :
ゼルアメ2:2008/10/04(土) 21:38:35 ID:tfqTu1WY
「二人がどうしたんですか?!」
ゼルガディスの真剣な表情での考え事を、アメリアは重大な事件だと勘違いし
たらしい、鬼気迫る顔でゼルガディスを問い詰めた。
「いや……リナが風邪を引いてな。ガウリイが部屋で看病してる。」
きょとんとした瞳を向けて、アメリアはまた首を傾げた。
「リナさん、さっきまで元気でしたよ?」
「喉風邪だ。声が枯れて、それが頭痛にまで来たらしい」
「じゃあ私も看病を…」
「お前よりガウリイの方が、リナにはいいかもしれん。」
「…そうですね!愛の力で風邪も吹き飛びます!!」
突発的でありながらなかなかいい理由だ。ゼルガディスは自分を心の中で誉め
た。しかしむしろ、愛の力とやらで風邪を引く可能性の方が今回は高いのだが。
「あれ?でも、それじゃあゼルガディスさんはこれからどうするんですか?」
ここにいるってことは回り切ったんですよね?アメリアが疑問を持ってようや
く気づいたが、そもそも休むためにここに来たのだ。体の疲れはそれほど無い
が、めぼしい情報が全く得られなかったことで疲労感が増している気がする。
「…わたしとリナさんの部屋、空いてますよ。使います?」
アメリアはチャリッと音を鳴らし、鍵を見せた。女部屋は男部屋の向かい側、
廊下を挟んだ位置にある。休むとしても、向かい側の情事が漏れてくることは
ないだろう。ゼルガディスは悪いな、とアメリアに声をかけ、鍵を受け取った。
「いえ。マントを貸してくれたお礼です!…というか、わたしも部屋に戻りま
す。ひとりで海辺というのも虚しいですし」
「そうか。」
前を歩き出したアメリアの羽織るマントがひらひらと揺れる。覗く白い足に、
何故か体が疼いた。
431 :
ゼルアメ3:2008/10/04(土) 21:39:29 ID:tfqTu1WY
*********
「わあっ!見晴らし最高ですよ!」
向かい部屋の声が聞こえないことを祈りつつ入った部屋は、海に近い部屋だけ
あって海辺を一望できた。子供の様にはしゃぐアメリアは、ぱたぱたと部屋を
歩き回る。
「あまり暴れるなよ。もう外に出ないなら着替えろ」
「はい。あ…あの、ゼルガディスさん。この水着…ど、どうでしょうか?」
荷物を下ろしていたゼルガディスが振り向くと、いつの間にかシャツを脱いだ
アメリアが不安そうにゼルガディスを見つめていた。
オレンジのツーピース型の水着は、健康的な肌を惜しげもなく露出させている。
童顔と相反した起伏のある体は、妙なミスマッチを感じさせ、大概の男ならば
目を離せないだろう。
「…布地が少なすぎるが、まぁ似合ってるんじゃないか。」
ゼルガディスがそっぽを向きながら言うと、アメリアはぱあっと表情を輝かせ
た。
「よ、よかった!リナさんとガウリイさんはかわいいって言ってくれたんです
けど、なんか他の人の視線が変な感じで…」
変な視線にどういう意味が込められているのか、この少女はわからないらしい。
余りにも無防備な少女に、ゼルガディスは急な嗜虐感のこみ上げを感じる。無
言でアメリアに近付くと、艶のある黒髪に触れる。アメリアは、不思議そうに
ゼルガディスを見上げていた。やはり無防備なまま。
「教えてやろうか?」
先ほどの体の疼きを思い出す。この素肌を、他の男も目にしたのだ。丸みを帯
びた肢体、白い肌、質量のある膨らみ、笑顔。
「え……」
何を?と言いたげな唇も、全て。ゼルガディスはアメリアの疑問に答えず背を
向ける。がちゃ、という音と共に、ドアの鍵が閉められた。再度向き直ると、
意味が分かったのだろう、頬を赤く染め、大きな瞳を見開いた少女がいた。や
はり、知識がないわけではなかったようだ。
「どうする?」
男の問いかけに、少女はこくんと頷いた。
432 :
ゼルアメ4:2008/10/04(土) 21:40:30 ID:tfqTu1WY
*********
そういえば電気をつけなかったな。ゼルガディスはアメリアに覆い被さった後
でそれに気がついた。浜辺の白砂の反射で、太陽の光はより強く部屋に降り注
ぐ。幸い、ベッドは陰になる位置にあったためにアメリアからの不満は出なか
った。
「ゼルガディス、さん。わたしはどうすれば…」
覆い被さられた体勢のまま何もしないゼルガディスに、不安の色を浮かべなが
らアメリアが問いかける。それを聞いて、ゼルガディスは何も言わずに額に唇
を落とす。
「したいことがあったら言ってくれ。オレが‘教える’のがメインだがな」
至近距離で囁いて、唇を合わせると、一瞬体が強張ったが、ゼルガディスが小
さな手のひらを覆うと安心したかのように力を抜いた。水着のラインを指で撫
でると、合わせた唇の間からかすれた声が漏れる。それを逃がさないかのよう
に角度を変え、舌を追う。
「んっ、ん、ん、」
アメリアが服を掴んできたので、一度唇を離す。すると、乱れた呼吸を整えな
がら「わたしも、同じことしていいですか?」と問うてきた。ゼルガディスが
薄く笑いながら「何をしてもいい」と返すと、嬉しそうに今後は自分から唇を
寄せてきた。啄むようなキスから徐々に深く。舌を絡めるのはやはり躊躇があ
るらしく、舌先でソロソロと触れてくる。慣れを感じさせない動作にゾクリと
背を走る背徳と幸福。それに押し流される前に、ゼルガディスは膨らみを覆う
布を持ち上げた。
「ふっ、あっ!」
唇を離し、名残惜しそうにする惚けた少女から目線を逸らすと、その先端に吸
い付き指先で弄んだ。一層高い声を上げたアメリアは瞳孔を開き、両手で口を
塞いだ。その反応に満足したように攻め立てると、びくびく体を痙攣させ、そ
の感覚に耐えている。
「んぁ、っふ、ふあっ…!!」
「…声、我慢するな」
一旦唇を離し、言うと、アメリアはふるふると首を横に振った。
433 :
ゼルアメ5:2008/10/04(土) 21:41:08 ID:tfqTu1WY
「は、恥ずかしいです、よ」
「…恥ずかしい、ねぇ……」
ゼルガディスは考えるように言うと、スルリとアメリアの下半身に指を滑らせ、
泳ぎだけで濡れたわけではない部分を布の上から強く擦った。
「あっ!!!や、なに…!?」
向けられた視線に満足そうに微笑むと、耳元に唇を寄せ、囁く。
「恥ずかしがってもいられないぞ。」
「ふぁっ!!」
耳を攻め立てながら、秘部を覆った布を下ろす。粘りのある糸を引いたそれは、
アメリアが幼いながらに感じていることを表しており、ゼルガディスはほっと
息を吐いた。
「あっ、やぁっ…!んんっ…!」
「…なんだ、耳弱いのか」
「しゃべらな、で…っ!!」
必死の声にゾクリと頭から爪先まで駆け巡る。下半身が熱い。それに呑まれな
いように、ゼルガディスはアメリアの全身に唇を滑らせながら下降していく。
既に力の入っていない膝を割ると、蜜の滴るそこに迷わず舌を伸ばした。
「ひっ…!!ゼル、ガっ…!何して…っ!」
恐らく引き離そうとしているのだろうが、ゼルガディスの頭に添えた手は全く
力がこもっていない。しかしそれでも、ゼルガディスの髪は針金でできている。
一旦頭を上げると、アメリアの手にはやはり傷が付いていた。
「アメリア。俺の髪に触るのは止めておけ」
「…だ、って…」
シーツを弱く掴み、アメリアは視線を自分の下半身へ向け、すぐに逸らした。
挙動不審に瞳を動かし、ゼルガディスと視線が交錯すると恥じらうように俯い
た。
「ああ、なる程な…どうしてこれをしたかわからないってことか」
ゼルガディスがチラリと舌を覗かせる。それを目にしたアメリアは、ついさっ
きまでの行為を思い出し、体を熱くし、壊れた人形のように首を縦に振った。
それを目にしたゼルガディスは、おもむろに腰のベルトを緩めた。
434 :
ゼルアメ6:2008/10/04(土) 21:41:48 ID:tfqTu1WY
「う、わっ…」
アメリアは思わず声を漏らした。その初々しい反応に満足しながらゼルガディ
スは聞く。
「初めて見るのか?」
「そ、うです。」
言いながらも視線はゼルガディスのモノに釘付けだった。はちきれんばかりに
立ちあがったそれは、初めて見るアメリアにさえ「苦しそう」という感想を持
たせるものだった。
「これを、お前のココに入れる」
「ひゃあっ!!」
不意打ちに近い刺激に高い声が上がる。聞こえないフリをして、ゼルガディス
は熱い内壁を優しく撫でた。指で触れるたびに体を反らせ、涙を散らせた。
「あっ、あ、」
「わかるか?ここにオレのモノを入れるんだ。相当慣らさなきゃならん。慣ら
しても痛みを感じる」
「で、もっ」
「?どうした」
刺激に呼吸のタイミングを奪われ、苦しそうにしているアメリアを開放してや
ると、虚ろな中に少しの決意を交えた瞳がゼルガディスを見据えた。
「ゼルガディスさんも、痛そうですから…無理しないで下さいね。」
痛くても平気です!場にそぐわないガッツポーズに目を見張りながら、しかし
心の全てを持っていかれた。怖いのも痛いのも、全てアメリアに比重がかかる。
分かっていないのかもしれない。けれど、覚悟ができた。アメリアの全てを攫
う、覚悟。
「なにか、してほしい事はあるか?」
優しい声に、アメリアは力を抜いた。そして、綺麗な笑みを浮かべ、口を開く。
「ゼルガディスさんがしたいことでいいです。」
435 :
ゼルアメ7:2008/10/04(土) 21:42:23 ID:tfqTu1WY
*********
辛そうなのに気遣ってくれる。そうだ、彼はいつも優しかった。仲間のために
傷付いた。だからわたしも、彼の代わりに傷付くことを厭わなかった。守りた
かった。それは仲間だから、だろうか。
「は、っ…!」
「っ…!アメリア……痛くないか?」
「だ、い、じょぶです、けどっ…!」
しつこすぎる愛撫を受け、アメリアは殆ど痛みを感じずにゼルガディスを受け
入れた。既に下半身に力が入らず、秘部の周りに妙な圧迫を感じる。皮膚に、
唇に触れられるだけで体が震える。触れてくるのは目の前の彼だ。それだけで
こんなにも。
動きが止まった時、ふとゼルガディスを見上げると、眉間に皺を寄せていた。
「ゼルガディスさん?!!何かありましたか?!!」
「いや……」
言い淀むが、アメリアがそれを許さない。ゼルガディスは観念したように口を
開いた。
「……お前が辛いとこ悪いが、気を抜くと危なそうでな。」
「…………きもちいい、ってことでいいですか?」
弱々しく頷くゼルガディス。予想外の可愛らしい面を見て、アメリアはゼルガ
ディスの首に腕を回した。体勢が変わり、アメリアの体がビクンと揺れる。ゼ
ルガディスは真意を掴めず固まっていた。
「じゃあ、ゼルガディスさんとわたし、両方を気持ちよくさせてください」
アメリアの大胆な申し出に一瞬呆けた後、ゼルガディスは不意にアメリアの秘
部に指を這わせ、腫れた突起を強く擦った。
「ひあぁああっ!!あ、あっ…や、いきなり…!」
「……悪いが、我慢できそうにない。」
先ほどまでの緩慢な動きと打って変わって、ゼルガディスは激しく腰を打ちつ
けだす。その衝撃と快楽に、首に回された腕が解ける。手を伸ばす余裕も無く、
衝動に耐えるようにシーツを固く握る。
436 :
ゼルアメ8:2008/10/04(土) 21:43:52 ID:tfqTu1WY
「っあ!」
ここか。ゼルガディスは小さな声で言った。そこを攻め立てると、アメリアは
抗うように首を振る。
「あ、あっ、だめ、へ、ん…!!」
「変で、いい」
「はぁ、あ…!!!」
快楽に支配される中、アメリアはひたすらに幸せだった。この人のモノになれ
る。いつも隣にいてくれた。守ってくれた。わたしも、守りたかった。だから
伝えなければ。一言、いつも不安そうにしている彼に。
(すきです、)
伝わったのか確認する余裕も無く、アメリアは意識を手離した。
*********
「え?気付いてましたけど。」
ケロッと言う少女はベッドから起き上がりもせずに言う。薄いブランケットに
くるまりながら寝返りを打つと、衣服を整えたゼルガディスが目を大きく見開
いていた。
「……旦那とリナのことか。」
「はい。ガウリイさんとゼルガディスさんの部屋の前を通るとき、急ぎ足にな
ってましたよ」
ゼルガディスさん、わかりやすかったです。アメリアはにこり、と普段と変わ
らない笑顔で答えた。日は傾き、部屋に注がれる光は白から橙に変わっている。
ゼルガディスは一瞬よろけながらもどうにか踏みとどまり、ベッドに腰掛ける。
437 :
ゼルアメ9:2008/10/04(土) 21:44:57 ID:tfqTu1WY
「ということは、わかっててオレを部屋に呼んだのか?」
「…?どういう意味ですか?」
「誘ったのか、と聞いている。」
「…えっ?!うわっ、そんな…!!……そうですね、そういうことになっちゃ
うんですかね」
実際この状況ですし。アメリアはゆっくりと上半身を起こし、弱い笑顔を向け
る。反論しようとしたことは見て取れたが、どうやらその元気も無いようだ。
ブランケットから覗く白い肩は、想像以上に細く、弱弱しい。そんな子供相手
に何をしたんだか。ゼルガディスは本日何度目かもわからない溜息をついた。
今回は自分自身に対してだが。
「あっ、まーた妙なこと考えてますね?」
「さあな。」
「謝ったら許しませんよ。」
アメリアのまっすぐな眼がゼルガディスを射抜く。気押されたゼルガディスは、
その言葉の真意を見抜けないまま無意識にシーツを掴んだ。
「受け入れたのはわたしです。ちゃんと、わたしの意志です。自分だけ悪役に
なってしまおうだなんてずるいと思いませんか?」
逃げるな、と。子供だと思っていた少女は瞳で語りかけた。謝罪を述べて、こ
の行為を無かったことにするな、と。
「……そうだな。オレも、自分の意志だ。」
自分でもわかる。頬どころか体全体が熱い。柄にもない、とゼルガディスは一
人ごちた。
「あは、照れてますねぇゼルガディスさん。」
「うるさい」
「大丈夫です。」
わたしも恥ずかしいですし。子供ではない、女の顔でアメリアは言った。他の
誰でもない、ゼルガディスのためにだけ向けられた笑顔。ゼルガディスは照れ
たように笑うと、傷ついた少女の手を取り、そっと口づけた。
終わり
438 :
ゼルアメ:2008/10/04(土) 21:48:01 ID:tfqTu1WY
投下終了です
読んでくださった方、ありがとうございました
ゼルは尻敷かれ決定。
強いオナゴが好きです
>>438 gj!
このアメリアいいなあ〜すんごいツボった。
二人とも乙!!!
萌えた!!!
>438
心理描写が素敵でした。
女は強し!こういうの大好き。
ゼルアメもガウリナもグッジョブ!
そういえばケロケロエースの漫画(たぶん1つ前の号)で、
ガウリイの腰のタオルが舞ってリナにふっとばされるシーンがあったらしい
リナ見てしまったのか…w
370&376
370&438
みごとなコラボだなー、GJ!
さあみんな脳内妄想を垂れ流せ!
そしてコラボだ!!
脳内妄想…
そういえば、本スレにレボのオゼルはキメラになったために相手に不自由なゼルへの
レゾからのプレゼントだったんじゃないかという説があったなw
ゼルは大激怒だろうけど、オゼルにそっち方面の機能が搭載されてるというのは
結構楽しいかもw
ゼルは大変態だろうけど
に見えた。
どんな変態プレイを…
人形なので多少の荒っぽいことは平気だからと
生来のSっ気を遺憾なく発揮してくれそうだ
>レゾからのプレゼント
…よくそんな非道な設定考えつけたな、そのレス主。
そういう趣味があるなら別だが、入れられりゃいいってもんじゃねえぞ。
>>447 そして物陰からアメリアが覗いてショックを受けるんですね。
わかります。
そこまでを想定した上での壮大な嫌がらせか。
じいちゃんテラ鬼畜だなw
生身の人間相手で不自由なことを
知ってたってことは・・・
試した(試させた)のか?
わーw
>>449 そして3Pになだれ込むのですね。
わかります。
むしろオゼルがリナかアメリアを攻めるの希望
パーツ取替え自由だし、人形だから性別ないし。
今スレから神坂作品総合スレになったということで、
「日帰りクエスト」のクルーガー×エリを投下させて頂きます。
「は?」
日当たりのいい王城のサロンで、紅茶が入ったカップを口に運んだポーズのまま、エリはかちんと固まってしまった。
「いや、だから、父王が亡くなったからファインネル国の次の王は俺なんだ。
国も落ち着いてきたし、伸び伸びになっていた即位を近々執り行うから、その時に……」
固まったエリを前にクルーガーはとつとつと語る。
淡くて長い金髪に空色の瞳という、いかにも王子様といった端正な顔立ちのクルーガーだが、
そのこめかみはひくひくと動いている。
クルーガーから漂う怒りなのか何なのかよく解らないオーラに圧倒され、
エリは引きつりつつ紅茶をすする。
「うん……で、えーとぉ、その、……何だっけ?」
ぷち。
気がついたらクルーガーがテーブルに手を付き荒々しく立ち上がっていた。
「何度も言わすな! お前を王妃として迎えたい、結婚してくれと言ってるんだ!」
耳まで真っ赤にしてふるふる震えるクルーガーを、エリも思わず真っ赤になって立ち上がる。
「けけけけけけ……くぇっこおぉぉぉん!? そそそんな、いきなり言われても!!」
「いきなりじゃない! 俺の気持ちは言ってあるはずだ!」
「だ、だってあたしまだ18才だし!!」
「こっちじゃ、18で結婚なんてザラだ!!」
ことの起こりはこうである。
竜人たちがファインネル国から去り、人々の生活が穏やかさを取り戻し始めた頃、
エリはクルーガーから告白された。
ガチガチに緊張して、つっかえながらのクルーガーの告白に、
嫌いじゃないし、一緒にいると楽しいし、よく見るとクルーガーってカッコいいし、彼氏がいる生活ってのにも憧れあるし、
よーしつきあってみるかあ!
……と、とっても軽いノリでクルーガーとエリが恋人同士というものになったのが、数ヶ月前のことである。
この世界に来るたびに、クルーガーとお茶を飲んだり町を歩いて買い食いしたり、時には弁当を持って遠出したり。
とても楽しかったが、お気楽なエリとは違いクルーガーには現実の壁が迫ってきていた。
この国を背負う者の義務として、王位を継ぎ王位継承者たる子供を作らなければならない。
共にこの国を統治し、人生の伴侶になる王妃を迎えて。
辺境の小国といえども正当な王子で、しかも美青年である。
クルーガーの執務室には、どこぞの王女や貴族の娘やらの肖像画が積み上がり、棒グラフのように日に日に高くなっていく。
それを見た彼の恋人は、
「クルーガーもてるじゃん、ひゅーひゅー」
……と、男の純情を踏みにじるようなことを平気で言うから、始末が悪い。
固まったまま動かないエリを見て、クルーガーはがっくりと肩を落とした。
仕方ない。
こういう奴だと、わかっていた。
惚れた俺が全部悪い。
「……返事は今じゃなくてもいい。次に来る時まで考えててくれ」
力なく椅子を引くと、よろよろとサロンを後にした。
後に残されたエリは立ち上がったまま硬直し、なかなか我に返ることができなかった。
お前を王妃として迎えたい。
結婚してくれ。
ファインネルの世継ぎを生んで欲しい。
先ほどクルーガーが言った言葉が頭の中でリフレインする。
(……世継ぎってのはえーと、次の王様になる王子や王女のことで、この場合はクルーガーの子供ということになり……、
その子供をあたしに生んで欲しいというのは、……えええええーっ!)
「あの……エリさん」
「ぎゃあああああああああーーーっ!!!!」
「わああああああああああーーーっ!!!!」
背後から声をかけられ、飛び上がらんばかりにエリは驚き振り返る。
「お、驚かさないでよ、レックス〜」
エリの声に驚き、へたりこんでいた王宮お抱え魔道士のレックスが、服のほこりを払いながら立ち上がる。
「それはこっちが言いたいですよ。どうかしたんですか?」
「へ?」
「エリさんの様子がおかしいと、侍女たちが知らせに来たんですよ。赤くなったり青くなったり、
うろうろ歩き回りながらブツブツ呟いてるって。何かあったんですか?」
「な、何かあったって……ええっとぉ」
言いよどんでいるエリの頭に、クルーガーの真剣な表情が浮かぶ。
世継ぎを生んで欲しい
ぼしゅっとエリの顔が一気に茹で上がる。
「エ、エリさん?」
同時に天井がぐるりと回り、エリの視界が真っ暗になって、後頭部をしたたか打った。
「エリさん! ちょっとエリさん、エリさーん!!」
薄れていく意識の中で、レックスの声がだんだん遠くなっていった。
気がつくとエリはベッドに横たわっていた。
「目が覚めたか……?」
枕元からの声に、エリはがばっとばね仕掛けのように起き上がる。
傍らにクルーガーがいることに気がつき、思わず身構えるエリにクルーガーはため息をついた。
「そんなに警戒しなくても、襲ったりしないから安心しろ」
「な、何で、どーして!」
「倒れたんだ。レックスがお前をここに運んできた」
見回すと、いつもエリが滞在のために使っている部屋のベッドにいた。
ゆるゆる記憶が蘇ってくる。
レックスが来る前にクルーガーとお茶してて、その時にけ、けっこ、けけけけ……!
「エリ」
「は……はひ」
「すまなかった」
「へ?」
「お前の気持ちを考えず、俺1人で突っ走っていた」
話が飲み込めず、エリは目をぱちくりさせる。
「お前も当然結婚まで考えていると思い込んでいたんだ。お笑い草だが」
「え? ちょっちょっとクルーガー!」
「倒れるほど嫌だとは思わなかった。すまない」
「いい加減にしてクルーガー、誰が嫌って言ったのよ!
嫌とかじゃなくて、……その、突然で驚いたっていうか。あたしは結婚なんて、ぜんぜん考えてなかったし。
そりゃ、あたしも……クルーガーとずっといっしょにいられたらって、考えたことない訳じゃないけど……」
だんだん声が小さくなり、頬を染めてエリは視線をそらす。
「じゃあ、嫌じゃないと?」
さっきまでのしょぼくれ顔はどこかに飛んで行ったように、期待を込めてクルーガーは尋ねる。
「う……ん、でも今は考えられない。もうすぐ大学受験だしさ、ごめん」
「いつだ?」
「え?」
「いつになったら考えることができる? その『だいがくじゅけん』が終わってからか? いつまで待てばいいんだ?」
そう返されるとは思わなかった。
いつもと違い鬼気迫る表情のクルーガーに、エリは思わず身を引いて逃げようとするが、肩を強い力で掴まれ止められる。
「ク、クルーガー……」
「答えろ、エリ!」
「痛いってば、離してよ!」
肩を掴む手を振り払おうとするエリの態度に、クルーガーの頭にかっと血が上り……。
気がついたら、エリをベッドに押し倒していた。
目の前に迫るクルーガーに、エリはきょとんとした表情でクルーガーを見つめていた。
部屋に2人きり、体のすぐ下はベッドで、両肩をシーツに縫い付けられて、この状況はもしや……。
「ク、クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルーー……っ!」
真っ赤になって慌てふためくエリに、クルーガーは勢いのまま口付ける。
いきなりの口付けにエリは目を剥いた一瞬後、目を大きく見開き猛然と暴れだした。
が、クルーガーはびくとも動かず、ばたつかせた足がかえって内股に膝を割り込ませるはめになる。
長い口付けからやっと開放され、ぷはっとエリは息をついた。
「息くらいさせてよ!」
クルーガーとの口付けは初めてではない。けど、今までのは優しく触れる程度のものだった。
顔を真っ赤にして抗議するエリにはお構いなしに、いつの間にか肩を離したクルーガーの手がそっとエリの頬に添えられる。
頬から首筋、肩の線を辿るように撫でてから、クルーガーの顔がエリの肩に埋まる。
「あ、あのあのあの、クルーガ……!」
「……不安なんだ」
耳元でクルーガーの声が聞こえて、エリの動きがぴたと止まる。
「お前が向こうの世界に帰るたびに、もうここに来ることはないんじゃないかと」
「クル……」
「危険な目にもあわせたし、お前から平和な世界の話を聞いてると、ここのことも全部忘れてしまうんじゃないかってな」
「……」
沈黙が落る。
頬に感じる柔らかい金髪の感触に、こわばっていたエリの体からすっと力が抜けた。
短気ですぐ怒るし、ぶっきらぼうで、不器用で、いわゆる王子様なのは外見だけだけど、
だけど……。
いつのまにか開放された手を、エリはすっとクルーガーの背中に回した。
「大好き、クルーガー」
満面の笑みで、エリは確かにそう言った。
再び唇が重なる。ゆるゆると角度を変えて啄ばむ様な優しい口付けに、エリの目がそっと閉じられる。
やがてゆるりと入ってきた舌に自分の舌を絡めて迎え入れたエリの耳に、クルーガーが掠れた声でささやくのが聞こえる。
少しだけ考えて、コクリと頷く。
それを合図に、ふわりと長い指がエリの胸元のボタンを外しにかかった。
ぱさりとエリの服がベッドの下に落ちると、クルーガーはエリの胸を覆っていた腕を取った。
現れたまだ育ちきってない乳房にそっと手を添えると、エリの体が緊張が走ったように強張る。
「あ……いや……」
まだ固さの残るそれを、下からすくうようにゆっくりと揉みほぐしていく。
クルーガーの手の中で形を変えていき、掌に当たる先端が徐々に固くなっていく。
首筋と肩の線に唇を当て、舌を滑らせるとぞくりとエリの体が震えた。
「なんか、くすぐったい……」
慣れてない感触のせいか、そんなことを言う。
それでも、体中のいたる所に手を触れ唇を寄せて舌を滑らすと、エリの呼吸が荒くなっていく。
「はあ、あぁ、あん……」
肌にじわりと玉の汗が浮かび、エリの息に甘い喘ぎがまじってくる。
「クルーガー……」
「なんだ?」
甘咬みしていた耳を開放して、そっとささやく。
「あのさ、クルーガーは経験あるよね? 大人だし……でも、あたし」
ぼそぼそと喋るエリにクルーガーは小さく笑う。
「心配するな、まかせとけ。気持ちよくさせてやるから」
「なんか、やらしい言い方」
「そうか?」
赤くなってぷいと横を向くエリが可愛いくて、立ち上がってきた乳首を軽く摘むと、エリが喉を反らせて声を上げた。
「あっ!」
「気持ちいいか?」
ぐっと言葉が詰まったようにエリは沈黙したあと、肩まで真っ赤になってコクリと小さく頷く。
「エリ……」
クルーガーは手探りでエリの下着を取り払い、自らの衣服も脱ぎ捨てていった。
「あ、あぁ、ク、クルーガー……、あう」
弓なりに背を反らせたエリの口から、悲鳴のような嬌声が聞こえる。
優しく時にきつく吸われ、肩と胸に花のような赤い痕が点々と付いていく。
赤い先端を口に含み、軽く歯を立ててからきつく吸われると、エリは一際高い声をあげた。
「あああ! は、はう……ん。……んんっ」
初めての快感に翻弄され、髪を振り乱して喘ぎ続ける。
やがてクルーガーの手が淡い茂みを掻き分けて秘所にたどり着くと、そこはすでにしっとりと濡れていた。
軽く触れるように入り口を撫でると、じわりと蜜がにじみ出て来きてエリの体がぴくりと小さく跳ねた。
「怖いか?」
顔を上げたクルーガーの問いに、エリはぶんぶん首を振る。
「だ、大丈夫。平気だか……ら」
言葉とは裏腹に顔は必死の表情で、おまけに体は小刻みに震え、
安心させるようにクルーガーは頬に口付けを落とす。
濡れたエリのそこは熱くて、指を浸すとぬめりがまとわりついてくる。
それに助けられ、狭い入り口に指を軽く差し入れてみる。
「あ!」
エリが小さな叫び声をあげた。
「痛いか?」
「痛くはないけど……なんか変な感じ」
「十分濡れてないとかなり痛むらしいから、我慢してくれ」
「う、うん……」
秘所をなぞるようにゆっくりと指を動かすと、エリの呼吸が速くなる。
指の動きがだんだん大きくなり、確かめるように徐々にエリの内壁を擦るように攻めていく。
茂みに隠れた腫れたように痛々しくなった肉芽を指の腹で擦ると、
叫び声とともにエリは仰け反るように背を反らせる。
「ク、クルー……ガー……、な、なんだか、変に……」
蜜がとめどもなくあふれ、クルーガーの指と内股を濡らし、シーツにしたたり落ちていく。
「あ、あああ、はぁ、うん、っく、はあああん」
切れ切れの喘ぎ声の中、すがるものを求めてエリはクルーガーの背に手を回した。
「そろそろ行くぞ」
「う、うん……」
クルーガーはエリの足を開いて、熱をもったそれを、すっかり受け入れが整ったエリの秘所にあてがわれる。
先端が当たるのを感じて、エリはぎゅっと目を閉じる。
エリの足を持ち上げ、クルーガーはぐいと分身をエリの中に沈めた。
「!」
声にならない悲鳴をエリはあげた。
「い、痛い、クルガー!!」
「くっ、エリ!」
いままで経験したことのない裂かれるような痛みに、エリは身をよじるがクルーガーにしっかり抱え込まれ、
逃げることもできない。
「ク、クルーガー、いたい……、ちょ、ちょっと待……」
涙の混じったエリの声もクルーガーの耳には届いていないようで、問答無用でクルーガーは腰を沈めていく。
エリの中は狭くてきつく、ゆっくりと進むのがやっとだったが、
それでも暖かくてとろけるように心地よく、クルーガーの分身を包み込んでいく。
「う、うああ! ぐ、クルー……ガ……」
エリの方は快感とはほど遠く、異物が進入する衝撃に歯を食いしばって耐えるしかなかった。
クルーガーの方も未経験ではないものの、エリを労わる余裕もなく動物的に腰を打ち付けていく。
苦痛からエリは首を振り、玉の汗が飛ぶ。
エリの手に力がこもり、クルーガーの肩に爪が食い込む。
それでも少したつと慣れてきたのか、痛みが薄らいできた。
「あ……ああ……ん、は、ふ、あん……」
痛みばかりではない声に、甘い艶が混じってきて、クルーガーは我を忘れてリズムカルに腰を叩きつける。
突き上げられる度にエリの体が跳ね、湿った水音が2人の耳を打った。
「エリ……っ!」
クルーガーの動きが速くなり、思わずエリはクルーガーにしがみ付いた。
「う……ああ、ああん、あああーっ!」
「……っ!」
短い呻き声と共に、クルーガーはエリの中で弾け開放された。
「大学受験だけどね、完全に終わるのは5ヶ月後ってとこ」
「5ヶ月か……」
隣で黒髪を撫でるクルーガーに、エリはベッドに横たわったまま答える。
「長い?」
「いや、今まで待ったんだ。5ヶ月くらいどうってことない」
「受験終わっても色々問題あるし、結構大変かも。子供ができたら向こうではあたしはシングルマザーの扱いになるしね」
そう言ってエリは笑った。
「すまないな」
いまさらながら、エリにとってここでの生活を選ぶことの大変さを思い知る。
「ううん、大丈夫! もううちの家族にも言おうと思ってるし、
反対されたら駆け落ちだから覚悟しててよね!」
エリは笑い、つられてクルーガーも微笑む。
その笑顔は、クルーガーが今まで見てきたどの時のエリの顔よりも綺麗だった。
「……本当に2週間も行って来るのか?」
「うん、大学の出席日数がヤバくてねー。友達も久しぶりに会おうって言ってくれてるし」
気の毒なくらいしょんぼりしたクルーガーの肩を、いくぶん大人びたエリがぽんぽんと叩く。
初めて結ばれてから間もなく、エリとクルーガーは結婚した。
クルーガーは即位しファインネル国王、エリはファインネル王妃になった。
一番心配だったエリの家族の説得であったが……。
考えてもしょーがない、案ずるより生むが安しと、こちらの世界に両親と弟を連れてきて、2人がかりで何とか説得した。
とっくみあいのような話し合いの末、駆け落ちされるよりはと条件付きでなんとか許してもらった。
もっとも、許してもらった大きな理由は他にもあったのだが。
「お母さんも孫連れて来いって、うるさいしね」
エリの腕の中で、最大の功労者たる小さな姫君がすやすや寝息を立てている。
「それじゃできるだけ早く帰って来てくれ……」
「わかってるって、じゃ!」
軽く手を振ると、エリは魔方陣の中央へすたすた歩いていった。
異世界で結婚生活を送るために、エリが親たちから出された条件。
せっかく受かった大学は必ず卒業することと、定期的に日帰りでもいいから里帰りすること。
かつて、ファインネル王国を救うべく異世界から召喚され、日帰りでこの世界にやってきた少女は、
今は日帰りで元の世界に出かけている。
以上です。読んで下さった方、ありがとうございました。
GJ!
おもしろかったです!!!
日帰り〜!!日帰り、読めて嬉しい!!
めちゃめちゃGJです。
クルクルクルクルクルわろたwwwとっても良かったよGJ!
日帰り大好きだ!GJ!!
なついのう感動したわいGJ。
楽しめたGJ!
GJ!
王子苦労したなww
470 :
453:2008/10/09(木) 22:55:35 ID:w94jRVs7
1日たったら沢山のGJが……。
ありがとうありがとう。「日帰り」好きな人がこんなに沢山いて嬉しい。
そういえば、ファインネル王国ではエリって教科書に載るような大賢者扱いなんだろうなぁ、きっと。
日帰りいいよね!
動揺するエリが非常に可愛かった、GJ!!
>>471 そのうち美化されてって、
美しい女賢者とか博識で正義感溢れると書かれてたりしてなw
しかし日帰りは女性キャラが少ないのが難点だな。
エリとラーディーと質屋の子とあと誰かいたっけ?
漫画版なら領主の娘(2種)とかも
連休なのに過疎ってるな。
投下します。
ガウリナ。ガウリイ一人称で変態くさい話。
リナのお尻はいいよね、というコンセプトです。
というわけで結論から言えば、目の前の酒場の惨状は、オレのせいではない。多分。
その日はリナが先に酒場に行って、オレが遅れていくと、命知らずな男がリナにコナをかけて酒を注文していた。
オレは、その男をそいつの人生と財布の平穏のために穏便に追い払ってやり、リナとそいつのために注文された酒を両方取り上げて飲んだ。
それが気に入らなかったのか、別の理由かよくわからないが、何かぎゃいぎゃい言い出したリナと、いつものようにボケた会話をしていると、ため息をついてリナが部屋に帰ってしまったのだった。
結論から言えば、帰ってくれてよかった。本当によかった。
男が自分の酒に入れていたのは精力増進作用のある興奮剤だったらしい。
リナの酒にも何か薬が入れてあったようだ。
そんなものを飲んだらどうなるか……。
オレはすっかり好戦的になったあげく体の奥から沸き起こる衝動を持て余し、折あしく起こった酒場の小競り合いに真っ向参加して、その場にいる人間をあっという間に一人のこらず叩きのめしてしまったのだ。
こんなことをしたのは、傭兵になってすぐの血気盛んだった頃以来じゃないかなあ。よく覚えてないけど。
というわけで、今この酒場で動いているのは、カウンターの中でおとなしくしていたおやじさんとオレだけだ。
今、おやじさんはオレを恐れて遠巻きにして見てるけど、やっぱり明日の朝になったら弁償を要求されるんだろうか。
……リナにバレたらやっかいだな。いつもこういうことはやめろと説教しているオレの方がこんな騒ぎを起こしたと知られたら……。
まあいいや。後で考えよう。忘れるかもしれないけど。
「いつまでもここにいても仕方ないし、部屋に帰るか……」
オレが呟くと、おやじさんは強張った顔で、それがいいですよと言って、ブンブンと頭を縦に振った。
というわけで、この惨状はあのナンパ男の身から出たサビなのだ。ちなみにそいつは部屋の隅のテーブルの上で早々に伸びている。根性なしめ。
汚い手を使ってオンナをモノにしようとした男の当然の末路である。
なんかこういう思考はリナの専売特許のような気がするが、まあ、どっちでもいいか。たまにはオレが責任逃れしたっていいだろう。
薬のせいか酔いのせいか、ちょっとふらつく足で自分の部屋へと戻る。
薬の興奮作用はまだ抜けていないらしく、全然眠れる気がしない。
この手の薬は切れた時に疲れがどっとくるから辛いんだよなあと溜息をついて、このどーしよーもない衝動をどうやって解消しようか考えていると、ノックの音がした。
止める間もなく、扉の開く音がする。
「ガウリイ、入るわよー。さっきの騒ぎは一体……って、うわ、あんた何やってたの!」
なんでオレは鍵を閉め忘れるなんてマヌケなことをしたんだろう。
扉を開けて入って来たリナに背を向ける格好になっていたのが、まだ不幸中の幸いだった。
「ちょっと、返事くらいしなさいよね。ナニ背中向けて突っ立ってるのよ」
リナが近付いてくる。まずい。
というか、衣擦れの音からして、リナ、お前またパジャマで人の部屋に来たな?!
そういうことはやめろと何度もオレは口をすっぱくして言ったはずだ。お前さんは記憶力がいいんだから覚えていてくれよ頼むから!
「埃まみれで……ちょっと、怪我してるの?!」
違うそれは返り血、と言いかけて、喧嘩してたことを知られたくなくて黙る。
……いや、さっきの騒ぎを知ってるということは、どうせバレるんだろうが、人間は無駄なあがきをやめられない生き物なのだ。
「別になんともないし、もう眠いから出てってくれ」
というか、出ていってくれないとホントにマズいんだけどなー……。
獣脂のランプで暗いとはいえ、多分見られたらオレの状態が一発でバレる。
つまり……オレは今ものすごく興奮してるわけで、ということは、オレのモノもすごく興奮してるってわけだ。
ズボン越しに見てもはちきれんばかりに大きくなっていて、たまにびくびく動く。
こんなものを見られたら、間違いなく変態扱いされて、悲鳴をあげられるに決まってる。運が悪ければ鉄拳制裁だ。
しかし、オレの願いを神様は全く聞いてくれなかったようで、逆にリナはつかつか、と近づいてくると、いきなりオレの脇腹を掴んだ。
「みぎゃあ!」
脇腹はそんなに弱い方ではないのだが、敏感になってたらしい。
びくんっ、と自分でもびっくりする程過剰反応してのけ反り……その拍子に足がもつれてバランスを崩した。
「え?や……ちょっと大丈夫なの!!」
脇腹についていた返り血とオレの反応を、怪我と勘違いしたらしいリナが、心配してオレの向かいに回ろうとする。
「うわ、見るなっ!」
「ちょ……っ!何すんのよっ!」
オレの前に回り込んだリナの肩をつかんで、強引に後ろを向かせる。
オレに背中を向ける格好になったリナは、当然のことながら理由がわからす、暴れ出す。
「何すんのよっ!」
「怪我じゃないから、安心してこのまま帰れ、な?」
オレはリナの肩を掴んだままくるりと回り、扉の方へとリナを押し出した。
「ちょっと、何触ってんのよ、離してよっ!それに、怪我してないって言うのなら見せられるはずでしょーが!」
しかし、納得するわけもなく、リナは更に暴れ続ける。
多分説得は無理だろう。
こうなった以上、リナの怒りはかうだろうが、力付くで部屋から追い出すしかない。
オレはそう決めて、リナの体に腕を回し持ち上げて部屋から放り出そうと……。
あれ?
普段ならなんなくリナを持ち上げられるはずのオレの体は、力を入れた瞬間に暴れたリナの勢いを殺しきれずふらついてバランスを崩し……。
ぼすっ、と鈍い音を立ててベットに沈んだ。
リナを、オレの体の下敷きにして。
マズい。
これではまるで、オレがリナを押し倒したみたいではないか。
「いやーーーっ!!離せへんたむぎゅっ」
宿の外にも聞こえそうなリナの叫び声に驚いて、反射的に口を塞ぐ。
オレの指に噛み付こうとしてか、なんとか口を開けようとするのを封じ込める。
ふぐふぐとオレの掌の中で叫びながら、必死に体をよじるリナの体を押さえ付けようと……あれ、何で押さえ付ける必要があるんだろ。
とりあえず、口を塞いだまま、自分の体を動かそうとして……。
「うっ!」
オレは思わず、背筋を駆け上がった感覚に、声を出して呻いてしまった。
オレのすっかりいきり立ったモノが、暴れるリナの動きに刺激されて、たまらない快感を生み出したからだった。
そう、今、オレのモノは、あろうことかリナのやわらかい尻の間にすっぽりとはまっていたのだった。
冗談でなく、ヤバい。しかし、信じられないほど気持ちいい。
「んーっ!うーっ!」
自分の尻に押し当てられているものがなんであるかくらい、リナにもわかったのだろう。
更に抵抗を強め、体をよじって暴れる。
リナの動きが激しくなればなるほど、柔らかい尻がオレのモノに擦り付けられ、たまらない快感を生み出す。
「くっ……、リナ、動くな」
動くなと言いながら、駄目だと思いながら、オレ自身の体はそれを裏切り始めている。
オレのズボンとリナのパジャマに隔てられて、なお感じられる柔らかい感触。
オレの腕の中にすっぽり埋まる、小さくて柔らかい体。
オレの顔の下で広がってうねる栗色の長い髪。
ダメだ。もう本当にダメだ。
そもそも、リナをナンパした男が変な薬を使ったのが悪い。
それから、男の部屋に夜、パジャマで来た上に、帰れと言われて帰らなかったリナが悪い。
そうだ、だから、オレは悪くないはずだ。
……少なくとも、オレだけが悪いわけじゃないはずだ。
オレは、リナの体を引き寄せると強く抱きしめ、能動的にオレのモノをリナの尻に上下に激しく擦り付けた。
自分の下着にこすれて多少痛いが、快感がそれを上回っている。
リナの弾力のある尻がオレのモノを挟み込み、身をよじる度に柔らかくしごく。
「んんーっ!ふーっ!」
暴れるリナを体重で押さえ付けて、腰に回していた腕をずらすと、捲くれ上がったパジャマの裾が手に触れた。
直接、リナのお腹の辺りを撫で回し、すべすべした肌の感触を楽しむ。
臍から上の部分へ手を滑らすと、びくりっ、とリナの体がはねた。
さらに抵抗が激しくなる。
「うはあ……あっ」
多分、今のオレは、とんでもないマヌケづらをさらしているのだろう。
あまりの快感に、ひたすらリナの尻にオレのモノをこすりつけ続け、たまらず喘ぐ。
「く…うっ、はあっ」
もっと強い快感が欲しくてリナを抱き込むと、オレの体の位置が上にズレた。
その拍子に、リナを抱いていた手の位置も上にずれる。
次に握りしめた位置は、ちょうどリナの胸の上だった。
「んーっ!んんんーっ!!」
リナの胸は、いつも誰にでもからかわれているように小さくて、背中側に親指を回したまま、余裕で全部包み込むことができた。
でも、やっぱりちゃんと胸で、たまらなく柔らかい。
指に力を入れる度に、ふにふにとした感触が返ってくるのがたまらない。
「ふ…っ、んぅ…っん」
オレの掌の中で、リナの声が甘みを帯びた、気がした。
たまらない。もっと触りたい。
「う…っ、ああっ…」
馬鹿みたいに呻き声をあげ、興奮にまかせて、ぐにぐにとひたすら胸を揉む。
「うは…あっ」
すっかりかたくなった乳首が指先に当たる。
胸を掴んだまま、人差し指と中指の第一関節でぎゅうっと摘み、ぐりぐりと刺激した。
「んん…っ!うぅんっ!」
身をよじって、リナが悶える。
気持ちいい…みたいだな。
オレも最高に気持ちいい。気持ち良くて…くっ!
「う…くっ、…!」
リナが悶えるたびに、オレのモノが揺らされ押し潰される。
ただでさえ興奮していたオレは、あっけなく。
脳天まで突き抜ける強烈な射精感に身を任せ、体重をかけてリナの尻肉にオレのモノが埋まりきるまで押し付けて。
呻きながらびくびくと体を震わせ、リナの頭に顔を埋めてリナの匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、イッてしまった。
以上です。
携帯からなので、改行がおかしかったら申し訳ない。
もうちょっとだけ続きます。
多分。
リナ尻GJ!!
裸で続き待ってます
GJ!
GJではないか!!
>>486が風邪を引く前に続き待ってるぜ!!
尻の続きを待っている間にひとつ。
3巻冒頭、ガウリイの脅しwが効かなかったら…のネタです
ネタなんで導入部だけですが、ちょっと陵辱系っぽいので苦手な人はスルーよろ。
「彼女に手を出すな。さもないと――病気がうつるぞ」
ガウリイの言葉に、部屋の空気が凍りついた――のはしかし、一瞬のことだった。
「……へ、へん」
多少引きつり気味ながら、笑いとばしたのは見張りA。
「何言うかと思えば、じゃあてめえはどうなんだ。どうせその女とさんざんヤってるんだろ?」
ちょっと待て!
誰が、誰と、ナニをしたって!!?
かあっと顔に血が上り、抗議の呻きを上げて暴れるあたしにAが近づいてくる。
「いいぜ、確かめてやろうじゃねえか」
た、確かめるって……
嫌な予感に、冷たい汗が背を伝う。
案の定、いまだどこかおどおどしているBを呼び寄せてあたしを押さえ込ませると、
Aはあたしのズボンに手を掛け、下着ごと一気に引き下ろした!
(嫌っ)
上げた悲鳴は、猿ぐつわに阻まれて、くぐもった呻き声にしかならなかった。
必死に脚を閉じようと抵抗しても、不自由な体勢の上、男の力には敵わない。
足首はロープで縛られたまま、膝をつかまれて割り開かれる。
敏感な場所が急に外気に晒されて、思わず身体が竦んだ。
Aは脚の間に顔を近づけ、覗き込んでくる。
「へえ、綺麗なモンじゃねえか。こりゃひょっとして初めてか?」
舐めるような視線をあたしのそこに這わせ、指で広げるように触れてくる、
その感触と、舌なめずりさえ聞こえてきそうな声音に、悪寒が背筋を走りぬけた。
頭に上っていたはずの血は、もうとっくにすっかり引いていた。
恥ずかしいとかそんなもんじゃない。これは恐怖だ。これからなされるであろう行為への。
凍りつき、動けなくなったあたしに気が大きくなったのか、あたしの肩を押さえ込んでいたBが、
気の弱そうな顔にいやらしい笑みを張り付かせて胸に手を伸ばしてきた。
「胸は小さいけど感度は良さそうだぜ」
いつのまにかツンと起っていた突起をいじりながら言う。
いつもならば問答無用で張り倒す台詞にも、猿ぐつわをかまされていては術を唱えることもできはしない。
そのうち布越しでは物足りなくなったのだろう、護身用に持っていたらしいナイフで
あたしの上着を切り裂くと、じかに胸を揉みしだき始めた。
その間にもAの指はあたしの股間をまさぐり、中へと侵入しようとしていた。
異物感に慄いて視線をそちらへ向けた瞬間、不意にガウリイの金髪が目に入った。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!
こんな連中にいいようにされている屈辱はもちろん、それを人に――ガウリイに見られているなんて、
なおさらいたたまれない。
怒りと恐怖と情けなさと、初めて感じるわけのわからない感覚が、
きつく閉じた目から涙になってこぼれ落ちた。
「泣いてやがるぜ、こいつ」
「は、お前らだってさんざん人様を泣かせてきたんだろうが」
Bの声に、嘲るようにAが答える。
「まあ、せいぜいイイ声で鳴かせてやるぜ……って、猿ぐつわされてちゃ声も出せねえか」
己の優位を疑わない、下卑た笑みを浮かべた目であたしを見下ろしながら、
男は自分のズボンのベルトに手をかけた。
以上。
ガウリイの「オレの目の前で連中におもちゃにされた方がよかったのか?」ってセリフが
生々しくてエロかったので。
やっぱ幸せな方が好きなんで、誰かガウリイに颯爽とリナを助けさせてやってくれw
>>478氏GJ!!
エロパロ板のガウリイって、男臭くて原作初期っぽいのが多い気がする
あの場面は、ガウリイの方法が効かなかったら大変だよな。
助けるのは無理っぽいかな?頭突きと両足蹴りしか使えないし、相手は二人。
>>490なら、男たちがリナに気を取られてしゃがんでいるところで隙をついて、
足で床を蹴り背中で滑って移動、頭と肩を支点にして頭を一発、一人リタイア。
間髪入れずアレを出してるやつの急所を蹴り飛ばして二人リタイア。
とかいう動きはできるだろうか。
>>492 頭と肩を支点にして、『足蹴り』で頭を一発
をいれ忘れてた。
>>491 そしてあまりにGJすぎて、GJを忘れてたぜ。
GJ!
>>491 ぬおおおこちらもGJ!!
こっちルートを見ると如何に危うい場面だったかがわかるなー
>男臭くて原作初期っぽいのが多い気がする
原作もアニメも、しだいに性の部分が削れていったよね
ほえほえーなガウリイもいいんだけど、生臭い感じも好きだったから少し寂しい。
特にアニメは男臭さがなさすぎてリアリティがない。
まさにファンタジー。
TVだからしょうがないんだろうけどね
GJくれててありがとう!
誰か〜と言いながら、思いついたので自分で書いてしまいました
3巻ネタ、ガウリイ視点です
途中でガウリイの助けは入るものの、陵辱系なのは変わらないので
ダメな人は引き続きスルー推奨で。
「彼女に手を出すな。さもないと――病気がうつるぞ」
オレの言葉に、男二人は顔を引きつらせ、あとずさった。
……リナの顔も引きつっている気がするが、しょうがないじゃないか。ここでやつらに犯されるよりはマシだろう。
しかし、危機を脱したかに思えたのは束の間。
「……へ、へん」
男の一人が引きつった顔を笑みに歪めた。
うーむ、オレに考えつく中で一番効果のありそうな脅しを選んだつもりだったんだが……
これでダメとなると、どうしよう。
「何言うかと思えば、じゃあてめえはどうなんだ。どうせその女とさんざんヤってるんだろ?」
こら待て。
ひとをお前らと一緒にするんじゃない。
からかうことはあっても、オレはリナを本気でそーいう対象として見たことはないぞ!
オレが否定の声を上げるより早く、真っ赤になったリナが暴れ出したが、
さっきから主導権を握っているほうの男――仮にAと呼ぼう――が再びリナに近づき、
「いいぜ、確かめてやろうじゃねえか」
もう一人の男――Bにリナを押さえ込ませると、いきなりリナのズボンに手をかけた。
下着ごと一気に引き下ろされ、白くて細っこい脚が露わになる。
くぐもった声がリナの喉から漏れた。おそらく悲鳴を上げたのだろう。
Aは構わず、足首を縛ったロープはそのままに、膝だけを割り開き、
リナのそこに指を這わせながら顔を近づけた。
「へえ、綺麗なモンじゃねえか。こりゃひょっとして初めてか?」
そりゃあそうだろう。
どんなにメチャばっかりして、気が強くても、リナは「人工呼吸」でからかっただけで真っ赤になるような娘だ。
男のねっとりした声音と指の動きは、こういう方面、殊に実践にかけては初心なリナを
脅えさせるには十分だったのだろう。リナは完全に血の気が引いた顔で身体を強張らせた。
それまでAに流されるまま従っていたBが、リナが動けなくなったのを見て取って、
自分からリナの胸に手を伸ばす。
「胸は小さいけど感度は良さそうだぜ」
服越しに先端を押しつぶしたりつまんだり、いじりまわしながら言う。
そのうちナイフを取り出してリナの上着を切り裂くと、じかに胸を揉み始めた。
控えめな白い膨らみが、男の手の中で形を変えられる。
ちょうど胸の上下ではさみこむような位置でかけられていた縄が、その様子を一層卑猥にしていた。
AはAでリナの股間をまさぐり、指を中に入れる動きさえ見せていた。
不意にそちらに向けられたリナの視線の端が、一瞬オレを捉えた――その瞬間。
リナは何かを堪えるような顔でぎゅっと目を閉じた。その目尻から、光るものがこぼれる。
――――っ!!
「泣いてやがるぜ、こいつ」
「は、お前らだってさんざん人様を泣かせてきたんだろうが」
お前ら……っ!本当にいいかげんにしろっ!!
「まあ、せいぜいイイ声で鳴かせてやるぜ……って、猿ぐつわされてちゃ声も出せねえか」
Aは胸クソの悪くなる笑みを浮かべ、ズボンに手をかけると、
自分のモノを取り出して、再び目を開けていたリナに見せつけるように突き出した。
「初めてならちゃんと教えてやらなきゃなあ。わかるか?コレがお前のココに入るんだぜ」
その前にしっかりほぐして濡らしてやらねえとな、とにやにや笑いながら、Aはまたリナの下半身に手を伸ばす。
すっかり興奮し、息を荒くしているBはリナの上半身を起こし、自分にもたれさせるような形で抱えると、
後ろから胸を鷲掴みにする。
「上の口を試せねえのはちょっと残念だな」
「さすがに猿ぐつわ外すのはヤバイからな……いや、どうせ塞いじまうんならおんなじか?」
下品な笑いを交わし合う。
「まあ、ちょっと我慢しろよ。こっちはちゃんと、お前にもしっかり楽しませてやるからよ」
こういうシチュエーションを好む奴もいるだろう。
だが、晒されたリナの身体はあまりにあどけなくて、こんな野郎共に弄ばれるには不釣合いで痛々しいだけだ。
腹の底から湧きあがってくるこの感覚は、怒りだ。
……それ以外のものではない。決してない。断じてない。
この間、オレだって見たくてただ見ていたわけじゃない。助けに入る隙をずっと窺っているのだが。
ふん縛られて転がっているオレには何もできないと高をくくっているのだろう、
連中の意識は完全にオレからは外れているようだが、
それでも視界の範囲内にいるこの位置で不用意に動けば、さすがにすぐに気づかれる。
慎重にやらなければ、一度失敗してしまえばリナを助けられるチャンスはほぼなくなる。
と、Aが動きを見せた。Bに指示を出して、リナをうつぶせにさせるつもりのようだが――
二人がリナを抱えるようにして、オレに背中を向ける。よし、今だ!
音を立てないようじりじりと這って近づき、射程圏内に入った瞬間、
肩を支点に身体全体を旋回させて、後ろからBの脚をすくうようにひっかけ転ばせる。
倒れたところへ、こめかみめがけて両足で蹴りをぶち込む。Bは白目をむいて動かなくなった。
これでまず一人。
間髪いれず、リナを嬲るのに夢中になっている間にBがうかつにも放り出していたナイフを口で拾い上げ、
こちらを向いていたAに向かって投げつける。
ナイフはAの腿のあたりを掠めて転がった。
本当なら奴のナニにぶち当ててやりたかったが、さすがにこの体勢ではそこまでのコントロールは難しい。
……ちっ。
ともあれ、Aをリナから離れさせるのには成功だ。
ひるんだ奴が反撃に出る前に、床を思いきり蹴って、滑るように頭から奴の足元にタックルをかます。
Bと同様、倒れたAのこめかみを蹴りつけ、ついでに金的にも一撃。
……なんとか、決定的なところに行き着く前にカタをつけることができたな……
ほっと息をつきながら、落ちているナイフの刃に縄をこすりつけ、自分の縄を切る。
手さえ自由になればあとは楽だ。足の縄も切ると、リナのほうを振り向かないままで声をかけた。
「リナ。縄切ってやるから……体、起こせるか?」
もぞもぞと動く気配がした。頃合を見計らって振り返る。リナはこちらに背を向けて座っていた。まあ、当然だ。
それでも下半身は脱がされたままだし、腕は後ろに回されて縛られているから、
胸だってどうかすると背中側からでも見えてしまう。
それらを極力目に入れないように、縄を切ることに集中する。
手が自由になると、リナは自分でズボンを上げ、比較的無事に済んでいたローブをきっちりと体に巻きつけた。
リナが足のロープを切っている間に、オレは猿ぐつわを外してやる。
リナはしばらくそのままじっと座っていた。
呼吸が浅い。猿ぐつわを外してやった時、ついた息に熱いものが混じっていたし、体も小さく震えていたから、
あんなことをされた恐怖ももちろんだろうが、中途半端に高められてしまった身体が辛いのだろう。
かといって、この状況で、オレがどうにかしてやるってわけにもいかないしなあ。
変な薬とかを使われなかったのが救いか。おさまるまで待つのが一番いいだろうな、うん。……お互いに。
ややあって、なんとか落ち着いたのだろう、リナが口を開いた。
「……忘れて」
思っていたよりしっかりした、気丈な声だった。
「今見たことは、全部忘れて」
背中を向け、うつむいたままではあったが。
「まあ、オレの記憶力はお前さんも知っての通りだからなあ」
努めて明るい声で、のほほんと言ってやると、リナが呆れた顔でオレを見上げた。
「……自分で言ってどうすんの。偉そうに言うことじゃないでしょーに」
……良かった。まだちょっとぎこちないけど、笑ってくれたから、大丈夫だろう。
何事もなかったように立ち上がる。
「さて、まずは剣をとりもどさなきゃあな」
「それに事情の説明をしてもらわなくちゃなんないしね」
――とは言え、本当に、都合よくすっぱりと忘れることなどできるはずもなく。
オレはうかつにリナをからかうことができなくなり、
本気でリナに惚れてしまってからも、手を出すのがためらわれて、
ずいぶんと長い間、忍耐を強いられることになったのだった。
終わりです。
ガウリイ視点だと、ガウリイじっくり見すぎw
エロパロ板的には、ガウリイがどうにかしてやったほうが良かったのかもしれんですが、これで。
>>492さん、おかげでイメージがわきました。ありがとう!
超GJだ。
492で自分の考えた拙いアクションがきっかけで、素晴らしい形になったなら、うれしい。
俺も頑張って尻の続きを書くぞ。
504 :
489:2008/10/17(金) 23:10:57 ID:/lJF6+43
おおっ、492さんは尻の人だったのか!
全身のバネを使っていきなり直接蹴り一発、もかっこよさそうだったんですが
確実性をとって、転ばせてから蹴りを入れてみました
ガウリイならこれくらいの動きやってくれると信じて!
では尻の続き楽しみに待ってます!
>504
GJ!
でも魔が差してうっかり、490の続きを勝手に書いちゃってたよ。
まだまだ途中なんだが、続き書いてもよいですか?
でも元ネタ(?)が492なんで、かなり類似品orz
506 :
489:2008/10/18(土) 00:10:14 ID:44txcw/o
構わんですよー
他の人がどんな風に書いてくれるのかwktk
続きが出来たので投下します。
ガウリナ、ガウリイ視点。
前よりも変態度アップ。
リナの尻はいいよね、という話。
目の前に火花が散るような射精だった。
荒い息を吐きながら、リナの頭に顔を埋める。
うー、こんなに気持ちいい射精は、初めてかもしれん。
まだヤッてもいないのに、これは一体どういうことだ。
やっぱり薬のせいだろうか……それとも、リナの尻でしているというのが、
相当興奮したんだろうか。
しかし、本当によかったなあ、リナの尻は。
柔らかくて、小さいけど弾力があって、あったかくて……。
「んー……」
自分でもびっくりするほど甘えた声を出して。
オレは、リナの頭に、自分の顔をすりすりした。
そして、ついでに、萎えたモノも、リナの尻にすりすりした。
射精後の虚脱感に襲われながら、それでも胸をまさぐるのはやめない。
だって、感触がすっごく気持ちいいから。
胸は大きな方がいいに決まってると思ってたが、
今度からは、見る分には、という但し書きを付けた方がいいかもしれん。
触る分には、小さいのもまた味があるようだ。
リナの体が小さいのもあるが、片手で二つの膨らみを隅から隅まで
堪能できるというのは、なかなか乙な感じといえよう。
うん。すっごくいい。なんか和む。ずっと、まったりとこうしていたい。
左右の胸を掌で円を描くように撫で、時折、固い乳首を指先で摘んで、
こりこりとしごいたり、伸ばすように引っ張ったりする。
その度に、リナの体がびくっとするのが面白い。
執拗に、リナの胸を弄んでいじくって撫で回す。
「んー、んー」
リナは、暴れるのが逆効果と悟ったのか、疲れたのか、さっきよりおとなしく
なって、オレに抱きしめられている。
オレの掌の中に吐き出されるくぐもった声が、熱い。
そうしながら、リナの尻に、もう一度オレのモノを擦り付けた。
そして、その感触が変わったことに気付いた。
リナのズボンは、オレが激しく擦り付けたせいで、半分ズリ下がっている。
自分の体が影になってはっきりとは見えないが、リナの尻が直接見えている。
……リナの尻、直接触ってみたいなあ。
オレは少し迷う。
なんで迷ったのか、沸き立った頭で少し悩み、さすがに脱がせるのはダメ
だろうか、というモラルの囁きを見つけだした。
でも、触ってみたいったらみたいのだ。
それに、ここまでやってしまった以上、オレは間違いなく、タダでは
すまないだろう。
いつまでもリナの口を塞いでおけるわけではないし、やったことの報い
を受けなければならない。
だからオレは、明日、呪文でバラバラにされて短い命を散らしても
悔いのないように、ちゃんと見ておかねばならない。
ほら、どく……えっと、ろく?六皿食えば全部食え、だっけ?
違うかもしれないが、そんな感じだ。
いや、違うのはもっと根本的な部分のような気がしてならなかったが、
今はとにかく、肌色の二つの隆起を撫で回すことしか、考えられそうになかった。
オレは、胸を触るのをやめ、そのまま、腹から脇腹へと手を滑らせて、
リナのパジャマのズボンを、全部ズリ下ろした。
もっと触りたくて、気持ちの高ぶりにまかせて、再び、リナの秘所へと
指を滑らせる。
今度は、割れ目の上、二つの花弁の上の突起に触れた。
「んぅっ?!」
驚いたようなくぐもった叫び声と共に、リナの体が揺れる。
そのまま、掌でゆっくりと撫で回すと、その動きを追い掛けるように腰が揺れた。
掌の中の、リナの声が、今までと違い、はっきりと甘い。
リナは、ここが好きなのか。じゃあ、いっぱい触らないと。
指で少し強く押し、摘んで引っ張って、ぐりぐりとこね回す。
何度も、何度も、指が愛液でどろどろに溶けてしまうくらいに、小さい突起を
攻めまくる。
「ん…ふっ……んぅう…ふぅんっ…んんっ」
声が甘い。もうすっかり喘ぎ声になっているのだろう。
少し指を離すと、自分から指に突起をすりつけるような動きをする。
そのいやらしい動きに煽られたオレは、熱に浮かされたように、
またしてもすっかり硬くなったオレのモノを、今度は、どろどろに濡れたリナの秘所に、押し付けた。
びくり、とリナの背が揺れて、そのまま全身が強張るのがわかった。
ぬちょぬちょと音を立てて、オレのモノにリナの愛液を絡める。
割れ目の上を滑らせるように、何往復もさせて、感触を楽しむ。
オレのモノとリナの秘所がこすれあって、ぐちゅぐちゅと卑猥な音をたてた。
花弁がオレのモノを包み込んで、ゆるゆると刺激する。
カリにリナの突起を引っ掛けると、強張ったままのリナの体が、ぴくんと
震えた。
引っ掛けて、離し、また引っ掛けて、離す。
何度か繰り返すと、リナの力が、ふっと抜けた。
腰を引いて、割れ目に亀頭を、くにくにと擦り付ける。
くちくち、といやらしい音がして、リナの体がまた、ぴくんと跳ねた。
このまま、挿入したら、最高に気持ちいいだろう。
挿入したい。
突っ込んで、めちゃくちゃに突いて、一番奥で射精したい。
そのまま、死んでもいい。
でも……それはダメだ。
どろどろに煮えたぎったオレの脳みそにも、一片の理性が残っていたらしい。
オレは、両手をリナの体から離し、リナの秘所から、オレのモノを引き抜いた。
ダメだ、できない。
だってオレには、まだ、言うべきこととするべきことが残っていて。
それは、今やっちゃダメなことなんだ。
「言うべきこととするべきことって、何よ」
言うべきことは言うべきことで、するべきことはするべきことだ。
昔、オレの近所のおじさんが、奥さんと喧嘩するたびに愚痴ってたアレだ。
なし崩しに手を出して、酔った勢いで、酒場で皆の前でプロポーズしたのが、
情緒がないと、子供が三人出来た今になっても、奥さんに喧嘩の度に
怒られると泣いてたっけ。毎回、毎回。
オレは、おじさんの話なんか聞く気はなかったんだが、駄菓子をくれるから、
早く喧嘩しないかなあと、いつも楽しみにしてた。
いやあ、オレが覚えるくらいだから、どれだけ聞かされたんだか。
おっちゃんの名前は覚えてないが、お菓子はいつもうまかった。
「……そ、それが今の話と何の関係があるのよ」
だから、おじさんは怒られて後悔してるから、やっちゃいけないぞと言われたんだ。
オレ、今、正気じゃないし。
リナが三人子供を産んだ後でも、怒られるのは困る。
「な、なななな、何の話してんのよーーーっ!!!」
って。
さっきから、何でリナにオレが思っていることがわかるんだ?
まさか、サトリ?
「……何言ってんのよ!さっきからずっと、人の頭の上で、ナンパ男の薬が
どうのとか、あたしの……その、やわらかいとか、尻がどうのとか、胸がどうのとか、
匂いがどうのとか、どうしたいとか、こうしたいとか、感動とかなんだとか、
全部、ぜーんぶっ!ぶつぶつぶつぶつ呟いてたくせにいぃっ!!!」
へ?
オレはモノローグのつもりだったんだが、全部言ってた?
何を?どこまで?
「大体、六皿食えば全部食え、じゃなくて、毒を食らわば皿まで、
でしょーがっ!」
もぞもぞ起き上がって、シーツを自分の体に巻き付けたリナは、びしっと
オレに指をつきつけて、言った。
以上です。
長くなりました。
もうちっとだけ続きます。
正座して待ってる支援
509と510の間が抜けてたので、補充します。
すみません。
「………っ!!」
オレの手が下着ごと、リナのパジャマを引き下ろす。
瞬間、リナの体が強張った。声も止まる。
構わず、ゆっくりと、あらわになった尻を撫で回す。
滑らかな肌は感動ものだ。
片方の尻の弾力を確かめるように、ぎゅっと握りしめて、離す。
また握りしめて、離す。
何度もくり返し、揉んで、揉んで、揉みまくる。
比喩でなく、オレの手に吸い付いて離れない。
いや、放したくないだけか?とにかく気持ちいい。
……やべっ、また興奮してきた。
硬さを取り戻してきた自分のモノを、今度は直接擦り付けたい思いに負けて、
オレは自分のズボンを下着ごとずらし、モノを露出させた。
そのまま、再びリナの尻の隆起に押し付ける。
敏感な肌と肌の接触は、ぴりぴりするような痛みをもたらすので、今度は
こすらずに、押し付けて体重をかけ、弾力を楽しんでみる。
「ふんぐっ!んぅぐっ!」
途端にリナが暴れ出す。
しかし、うつぶせの体制でオレに押し潰されているため、
たいした反撃にはならず、結局、腰をくねらせる形にしかならない。
そして、その動きに、リナの尻をつかんでいたオレの左手の親指が、ずるっと
滑って、足の付け根へと潜りこんだ。
ぬるり。
親指に何かが纏わり付く。
「……濡れてる」
それが愛液だと気付いた瞬間、オレの中で、何かが沸騰した。
手を前に回し、足の付け根をなぞる。びくっ、とリナの体が跳ねた。
そのまま手を滑らせて、さわさわと恥毛の感触を楽しむ。
悪戯心を起こし、毛をわしづかんで、軽く引っ張ってみたりもする。
そのまま、リナの秘所を覆うように、指でなぞり、割れ目へとたどり着く。
そこは確かに、濡れていた。
「おおー」
その時のオレの感情は、混じり気なしの感動だった。
それがリナの愛液だということが、なんだかとてもすごいことのように
思えてならなかった。
とともに、好奇心がむくむくと沸き起こる。
リナのは、一体どんな味がするんだろう?
「ふぐーっ!んぶーっ!」
思った瞬間に何故か暴れだしたリナの抵抗を封じ込め、リナの割れ目に
そって何度か撫であげ、指に愛液を絡ませる。
引き抜いて、口に含んだ。
しょっぱくて、えっちな味がする。
これがリナの味かあ……。
自分の指を嘗めながら、さらに感動にうち震えるオレ。
自分で言うのもなんだが、もう、完璧に、変態である。
乙です。ヘンタイガウさんいつパンツから出たんですか?
おお、書いてる間に過程が明らかに・・・サンクス
GJ!
ぶつぶつしまくりヘンタイガウリイワロタ
「勝手に盛り上がって、途中でやめるほうが、失礼ってもんでしょ!?」
と言う電波を受信しましたが、仕切直しでもんもんとするリナさんもおもしろそうだ
GJ!!
六皿食えば全部食えに笑ったw
続き待ってる!!
>>521幻視者あらわる。
さあ、その幻視を現実のモノにする作業に戻るんだ。
そろそろ続きをっ
裸で風邪引きそうw
続き待機中
もちろん新作もカモオオオン
神待ちついでにネタ振り。
ゼルって几帳面だし、縛りやプレイに芸術性を求めそうだと思った。
>>527 物凄く研究して、すごい技術を身につけそうだなw
誰相手に研究をw
誰でも好きな相手でいいが、アメリアなら超協力的な予感。
王宮の古い文書から、いにしえの縛り方を発掘。
体術に長けて堪え性があるから、最後までなんだってお付き合いします!
ノートとってそうだなw
行為中も思うところがあれば中断して
「…改良の余地あり・・・っと」とか言いながら書いてて
女の子に殴られる。
ゼルスレに書いてたんだけど、ゼルはキメラになる前好きな子がいたらしい。
ブラスターによるとレゾが原因で駄目になったそうだけど、
本当はそれが破局の原因?
これで最後です。
ガウリナ。ガウリイ視点。
変態度、尻率共に、残念なことに低下。
多分、悪いのはガウリイ。
なんだか、間抜けた空気が、場を支配する。
「なあリナ、まず、そこにつっこむのかあ?」
「……しまった。あまりにも気になりすぎてて、馬鹿な反応しちゃったわ。
あたしとしたことが」
リナは、頭をぶるぶると振り、オレを見て……目を見開いて固まった。
その視線は、元気よく反り返った、オレのモノに注がれている。
次の瞬間、火がついたように、顔が真っ赤になった。
「そ、そそ、そんなもの、出しっぱなしにするなあぁっ!今すぐしまえっ!」
そんなものって、汚いもののように……。
いや、まあ仕方ないか、なんか虚しいが。
「そんなこと言われてもなあ……。このまましまうのは、ちょっと」
勃ったままだと痛いんだよ。
さすがに口にだすのがはばかられて、オレは続きを飲み込んだ。
「……じゃあ、小さくしなさいよ」
飲み込んだつもりだったのだが、また無意識に呟いていたらしい。
思ってることと言ってることの区別がつかない状態ってのは、
実にやっかいだ。
それにしても、小さくするのは難しいな……。
そもそも、コレは、一回勃ったら、射精するか萎えるかするまで
このまんまなんだ。
オレとしても勃ったままってのは、かなり辛い。
というか、痛い。
しかし、リナの感触がまだ残っていて、興奮したまんまだ。萎えるわけが
ない。
また、さっきみたいにリナがしてくれたら、すぐイケそうなんだけど。
「……な、ななな、な、何言ってんのよ!
あたしは何もしてないでしょっ!」
しまった。これも言ってたか。
……しかし、聞かれてしまったからには仕方ないよな。うん。
オレは、にやりと笑った。
リナが、顔色を赤から青へと変える。
「な、な、何が仕方ないのよ」
そう、オレの腹はもう、据わりまくっている。
もし明日リナに呪文で、以下略。
毒は六皿全部食えって言うらしいし。
「近くなったけど、やっぱり、違うわあぁぁぁっ!って、そこに
ツッコんでる場合かあたしっ!」
オレは、真っ赤な顔で腕をぶんぶん振り回すリナに近づき、
シーツを引きはがして、押し倒した。
「な、さっきみたいに協力してくれよ、リナぁ」
「ちょ、ちょっと、冗談!い、いやあ、あ、ああ、んっ!」
柔らかい耳たぶをはみはみして、リナの大好きな股間の突起をいじる。
リナはすぐに、カワイイ声をあげながら、いやいやをするように
顔を振って悶え始めた。「あ、あんっ、はあんっ、いやあっ……」
オレを押し返そうと肩に置かれた手は、いつの間にか、しがみつく態に
なっている。
優しく、円を描くように撫でると、リナの腰が、オレの指についてくる
ように大きく揺れだす。
「あ、ああんっ、はあっ……」
感じて悶えるリナの顔を、じっくり観察する。
真っ赤な顔で、瞳を潤ませ、口を半開きにして、いやらしい声を出している。
リナって、こんなエロい顔もできるのか。
「あ……はんっ、うるさい、み、見るなぁぁっ!」
オレの視線から逃れるように下を見て……リナは息を飲んだ。
自分の股間で、オレの手が蠢いているのが見えたのだろう。
すぐに目を反らすかと思ったが、予想に反してリナは、そこに視線を注い
だままでいる。
自分がイヤらしいことをされているのを実際に見て、興奮しているのだろ
うか。
「リナ、いっぱい溢れてくるぞ、ここ、本当に気持ちいいんだな」
リナは、ぎゅっ、とオレの肩を掴む手に力を入れただけで、何も言わなか
った。
多分もう、リナは嫌がっていない。この行為を許容しているのだ。
仰向けになったリナの胸は、ささやかな膨らみが重力に負けて、実際より
ないように見えた。
……という感想は、口に出して言わなかったらしい。
偉いぞ、オレ。
乳首がぴん、とたっている美味しそうだな乳首も乳輪も、小さな胸ごと、
なめ回す。
たまに乳首に歯をたて、乳房のあちこちに噛み付く。
「あっ、あっあっ、だめぇっ!」
さっき、会話をしている間に、乾いてしまっていたリナの秘所は、さっき
よりもどろどろになっていた。
突起をいじくっていた指で、割れ目をくすぐって中に差し込んでみる。
「ひっ………!!」
驚愕の表情で目を大きく開き、びくんっ、と背を反らす。
さらにぐいっと指を進めると、涙目で怒鳴られた。
「い、痛い痛い馬鹿ぁっ!!」
うーん、痛いんならやめとくか。ここは、またの機会に。
「……なんか、とーぜん次があることになってるし」
「ダメなのか?」
「……知らないっ!」
プイッと横を向いたリナが、すごくかわいくて、ほっぺにキスをした。
「唇の方は、ちゃんと正気のときに、な」
「……知らない」
オレはもう一度キスして、体制を変えた。
オレのモノを、リナの秘所に擦り付ける。
ぐちゅり、といういやらしい音と共に、オレの背筋に堪らない快感が押し寄せた。
その後は、正直、凄かったとしか言いようがない。
そのまま、リナの秘所で一回。
俯せにして、尻を堪能しつつ、また一回。
リナを膝立ちにさせて、太腿の感触に感動しつつ、更に一回。
リナのお腹にも背中にも、オレの精液が飛び散っている。
胸や尻は、撫でたり噛んだり吸ったりしたため、いろんな痕で、すごい
ことになっている。
ぐったりとして、荒い息を吐いているリナを抱き起こし、ぎゅっと抱きし
めた。
すると、驚いたことに、リナもオレの背中に手を回して、ぎゅっと抱きし
めてくれた。
うあ、すっごく嬉しい。
「ガウリイ」
「なんだ?」
「……あ、あのね、何を言ったりしたりしたいのか知らないけど……その、
なるべく、早く、ね?」
赤い顔で、恥じらいながら。
欲望に潤んだ大きな目で、上目使いで。
喘ぎすぎてかすれた声で、ちょっと拗ねたように、リナは言った。
そのリナのかわいらしさと言ったら!
「ああ、なるべく、早く、な」
オレは、多分、今までの人生の中で一番幸せな気持ちで、腕の中のリナを
抱きしめていた。
というわけで結論から言えば、オレは今、ものすごく困っている。
というか、命の危険を感じている。
5日前、薬で興奮したオレは、宿屋の酒場を壊滅させ、リナに襲い掛かる
という、とんでもない行動をした。
次の日の朝、正気に返ったオレは真っ青になり、冗談ではなく死を覚悟した。
どういう理由があれ、オレがやったことには間違いない。
悪いのはオレだ。
だから、どんな報いでも、甘んじて受ける気でいた。
しかし。
酒場の修理代は、リナの交渉もあって、おとがめなし。
リナへの暴挙も、土下座して謝ったら、一週間の奢りで許してくれた。
オレは、どうやら、命拾いしたらしい。
しかし、しかし、だ。
あれ以来、日を追うごとに、リナの機嫌が悪くなっている気がする。
オレに突き刺さる視線が、ものすごく怒りに満ちている。
今日なんか、ほとんど口をきいてくれない。
なんで?オレが悪いのか?理由がわからない。
原因といえば、あの時のことしかないが、次の日は拍子抜けするくらいに、
リナは怒っていなかったのに。
やはり、許したはいいが、日が経つにつれて腹がたってきたのか?
というわけで、オレは今、必死に、ない頭を絞って悩んでいる。
あの時に、何をしたかは鮮明に細部まで覚えているのだが。
……実は、リナと何を話したのか、サッパリ覚えてなかったりする。
いつものことだとか言うな!普段なら、さすがに忘れたりしないぞ、勿体ない!
しかし、あの時オレは極度の興奮…というかセンモ…なんとか言う状態で
口に出して言っていることと思っていることの区別すらつかないような、
そんな状態だったのだ。
「あの時、何か、リナを怒らせるようなことを言ったのかなあ……?」
そうとしか考えられない。
しかし、それが何かわからないっ!!
このままだと、オレは、ゼフィーリアに着いて目的を果たす前に、リナに
殺されるか捨てられる!
それは困る。
ああ、オレは、一体どうしたらいいんだ。
なんで、なんでこんなことになったんだろう。
オレが悪いのか。
多分、オレが悪いんだろうな。
いや、絶対にオレが悪い
んだろう。
でも、何が悪いのか、それがわからーんっ!
えっと、スー……、スプー?名前忘れたけど、スーなんとかいう神様、
いや、シャブなんとかいう魔王でもいい。
どうかオレを助けてくれ!頼む!
誰か、誰か、オレに答えを教えてくれえぇぇぇぇっ!
以上です。
リナ尻の良さを広められたなら幸いです。
リナの立場からすると、とんでもない話のような気がします。
ごめんなさい。
ところで、祈られたシャブラニグドゥは、ルーク=Sだったりするのでしょうか。
それとも、レイ=Sでしょうか。
どっちにしても、叶えてくれない気がします。
一番乗りGJ!!!
すごい面白かったよ。リナ生殺しとか可哀想だなw
GJ!!
某お姉さんのスプーが頭に浮かんで吹いたw
変態っぽくてもイインダヨ! GJ!!
本編ラストも精神的にリナ生殺しなんだが
これは早めにガウリイがけじめつけないとリナ怒るわww
ガウリイは鈍感なんだか鋭いんだか分からない所が良いねえ
REVO1話の飼い主発言が謎だ。
リナが何の反応もしなかったのが更に謎だ。
いきなりテレビの前で固まってたよ。
スタッフはどんな意図で、一体…。
飼い主発言ってそんなのあったっけ?
どんなの?
「美少女天才魔道士、リナ=インバース」
「俺はその飼い主のガウリイ=ガブリエフ」
詳細は忘れたがこんな感じ。本当に誰からも何の反応も返らない。
逆じゃないんだww
「オレは、保護者…っていうか飼い主?の」って感じだったと思う。
いきなりの名乗りがそれかよ。
いつから保護者から飼い主になったんだ。
しかも何故に疑問形?
意味がわかんないと思った。
昼は保護者で夜は飼い主
>昼は保護者で夜は飼い主
リナがこっそり盗賊退治に行った事がガウリイにバレて、おしおきに帰り道は裸に首輪でリードをガウリイに引っ張られて帰る
っていう電波を受けた。
REVOは四人のそれぞれ特徴的なところを
新規掴むために誇張した結果、キャラ壊れてた感がある。
絵は変わってなかったのになあ。
誇張したとは思わなかったなあ。
リナはすぺしゃる寄りでアメリアは変わらず、
ガウリイとゼルは大人しくなった印象だった。
エボではどうだろ?
ところで、ズーマやオゼル好きなんだけどエロが皆無で寂しい。
やっぱりまだ背景が明らかになってないから、書きにくいのかな。
REVOの最初の方は、リナがガウリイの保護者みたいだった。
でも、二部の最初も、リナがガウリイの保護者みたいな感じだよな。
原作でも、ガウリイがリナを子供扱いしてたのって三巻くらいまで、少なくとも
二部ではしてない。
むしろ二部の最初は、リナがガウリイを子供扱いしてるような…。
いや、ボケ老人扱い?
いや、あれは世話のかかる亭主扱いというのだww
556 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 09:25:39 ID:VPKM6dkt
子供とダイヤモンドパール見ているせいかムサシとコジロウにしか見えなかった・・・
するとポコたんはニャースだな。はまりすぎw
wikiに緑川さんはコジロウのオーディション受けたと書いてたけど、
もし受かっていたらリナ&ゼルコンビだったんだな。
それは……聞いてみたかった気もするw
他の人だったらって考えてみることってあんましないから新鮮ではあるな。
それをネタに誰かSS頼む
>>557 ニャースの立ち位置で初回からドラグスレイブってことかよwwwwwwwwwww
ポコたんの股間もふもふ
>558
ゼルガディスは リナの ちくびを こうげきした
「あ……あん」
こうかはバツグンです
…俺が悪かったorz
ハロウィーンネタこなかった…
>>561 リナ「お菓子くれなきゃ、イタズラしちゃうぞ」
ガウ「お菓子ないから、イタズラでいいぞ♪」
こうですか?わかりません!
>>562 リナ「え…いたずらって、何をしろと?!」
ガウ「わからんのかー?仕方ない、オレが手本を見せてやるよ」
>>555 ものすごく目からウロコ。
そーか、二部リナは世話女房だったのか。
ポコたんもふもふ保守
現実では、科学の力を使ってバイブだのダッチワイフだの作ってるけど、
スレイヤーズ世界でも魔法を使って大人のおもちゃ的なものはあるのだろうか?
魔法で作ったらなんか凄いものが出来そうだが・・・
コピー人間作れる世界だからなあ
生臭く考えると本気でコピー性奴隷作ってるやつがいそうだ
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < くらげ男の続編まだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
>>568 かわいいw
大人のおもちゃね・・・・・・あってもおかしくないだろうけど。
性に関する情報皆無だけど、ゴムとかなくてあの世界大丈夫なのか?とは思ってた。
できたら生むんじゃないか?
結婚しなきゃ子供を持っちゃだめとか、処女性とかいう現代のような倫理感がないかも。
昔の庶民なんだからあまり気にしないと思う。
避妊魔法とか性病予防の魔法とか需要ありそうだけどな、
護符とか開発できれば、すけべえ屋さんに売れそうだ
ひょっとしたら避妊魔法くらいはあるかもね。
で、リナは攻撃魔法中心に習得してきたから覚えていなかったけれど、
ガウリイと恋人同士になってからあわてて習得するとか。
習得のタイミングは、恋人同士になってすぐに来たるべき時のためにこっそり覚えるでもいいし、
やるようになってから、中出しされて次のあの日までガクブルしたことがあって、それから必死に…でも可。
避妊魔法があれば、分類は白魔法だな。
リナ母が魔法を使えたはずだし、旅立つ前に安全のために、性教育と一緒に
教えてたかも。
使わないにこしたことはないが、自衛手段は必要だから。
避妊魔法とか教えるより、
「迫ってきたのが気にいらん男ならぶっ飛ばせ、気にいったなら連れて帰って来い」
のような気がする。
避妊魔法は確かにあっておかしくなさそう。
あと中絶魔法も。
盗賊とか普通にいる時点でレイプの可能性も今よりも全然高いと思う。
教会や魔道師協会がそういう女の人に魔術を施してもおかしくないでしょう。
で、気に入って連れて帰ったのがガウリイなんですね、わかります。
577 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 19:42:11 ID:8xvlW2I/
ガウリイを見て、リナのお母さんがどんな風に嘆くか見てみたい。
リナの姉ちゃんは、肉体労働が好きなガウリイを好きに使いそう。
リナの父ちゃんと変な友情で結ばれたりして。
リナ父「すまんなぁ・・・うちの女どもは人使い荒いだろう?」
ガウ 「・・・・」
むしろガウは年上の女性にウケがいいんじゃないかと思う
>575
そーゆーのは、教会や魔道師協会は倫理的な観点からやらないのでは…。
裏通りのまじないおばば等の出番でわ?
>>579 スタンプ・トゥ・キルで表向きにしないでスィーフィード教会にインク売ってたから
一般には知られてないけど娼館にそういうアイテムを売ってる魔道士協会もありそう
実は避妊魔法を使ってるリナ
実は子供が欲しいガウリイ(既成事実っぽく)
いつまで経っても妊娠の兆候が見えないリナに、ガウリイはあの手この手を試すが…
ごめん、こんな中途半端な妄想しか垂れ流せない。
後ろからのほうが妊娠しやすいらしいぞ!
逆立ちしたほうが妊娠しやすいらしいぞ!リナ!
…で、リナはリナで黙って避妊魔法使ってる、って何て誘い受けw
ガウリイはその手の情報もともと知ってたのか、それとも博識なゼルから色々教わるのか…
体温計…はあの世界にはさすがにないだろうな。
既成事実抜きにしても、ガウリイは子供欲しがりそうだ。
ところでキメラは子供作れるのかな?
ガウリイは、傭兵時代にいろいろ聞いて知識がありそうだ。
深入りしない男同士の会話なんて、ほとんど猥談だろうし。
まあ、覚えてるかが問題だが。
ゼルは、遺伝子までいじられてたらアウトだろう。
でも、あの世界のキメラ技術がどんなもんかわからんし、人間との間に子供が
できるなら、人間の子供だろうな。
むしろ父ちゃんの方がガウリイ使い荒そうだ。
なまじ外伝で出会ってるし、娘にくっついて来た男だし。
ゼルは遺伝子まではいじられてないから、人間の子供を作れるとブラスターで作者が答えてた。
でもそのこと知らなくて、避妊魔法も数%の確率で失敗するとかで、
アメリアに手を出せなくて耐えてるゼル。
遺伝子よりなによりナニはどうなってるのか
表面岩でザリザリしてると痛そうw
超合金娘なら無問題
木のてっぺんから頭から落ちても平気なアメリア
大砲の弾を頭に食らっても脳震盪程度のゼル
二人の子供は超頑丈だろうな
>587 ついでに針金のチン毛が刺さると相当痛いだろうな
その発想はなかったww
たぶん剃ってる。
痛いから。
>>583 うろ覚えだけど、体温計の代わりになる
温度によって色が変わる竹がすぺしゃるに出てた気が。
「測り竹」とかそんなような名前だったと思う。
ああ、あったあった。リナが風邪引いて入院した回に出てきた
風邪引いて入院!?リナが??
何巻ですかハァハァ
つかその巻のカラーページでリナの乳首が見えてるよな
やっぱあれは乳首だったのか・・・
うおおおおおお
>>595 すぺしゃる25巻「騎士道のススメ」の「病院奇譚」
>598
ありがと早速借りてくる!
>リナが入院
その場にガウリイがいれば…。
看病ネタ好きだ。
>>600 「風邪引いたときは、汗かくといいらしいぞ!」
「だからって、何故服を脱がす!?」
使い古されたネタだな。すまん。
カバー画像見てきた。メフィたんが想像以上に可愛い件について。
だれかエロ的なネタ頼む
14巻ミリーナの格好がエロいが、切な過ぎてネタにできない件について。
15巻が、『私達結婚しました!』にしか見えない件について。
コミックもエロいお。
>>603 何あのお揃い腕輪。
アレか、アレの代わりなのか。
ファルシェスの絵は品がなくて嫌いだ。久しぶりの漫画だったのに自分はガッカリだった。リナがリナっぽくないし‥
絵はともかくストーリーは良いと聞いたが、まだ購入ためらい中
ストーリーは、
>>607がガウリイ好きなら悩むこたない、買えって話
絵は、まあ、うん。
ルーク好きなら、更に迷うことない。
設定好きなら絶対買うべし。
職人カムバック!!
611 :
607:2008/11/20(木) 09:10:47 ID:IMOU9KDe
好きなキャラはリナとゼルだが、リナは当然活躍しているとしてゼルは…
設定厨だから買おうかなあ。情報ありがと。
自分はエロ以外は文句無しだなー>>砂時計
作画はあれくらい違ってた方が逆に別物って感じで楽しめる。
ガウリナ小説投下します。
飼い主発言に触発されて書きましたが、あんまり関係ない展開かも。
暇つぶしにでもどうぞ。
「だからさ、ごめんってば、ガウリイ」
部屋に入るガウリイの後を追って、あたしも部屋へと入った。
ベットと小さなナイトテーブルが一つ置いていある以外には、調度品らしいものはなにもない。
極々一般的な宿屋の一室だ。
ベットの脇に、腰に差していた剣を立てかけ、ガウリイはよくやくこちらを向いた。
「なんで一人で盗賊いじめに行ったんだ?」
うわ〜・・・なんか、本気で怒ってるし・・・。
普段温厚な奴なだけに、怒るった時は底が知れない。
なのであたしは、珍しく素直に謝ることにした。
「その・・・ごめんなさい・・・」
「自分の腕に自信があるのはいいが、万が一ってこともあるだろう」
ガウリイが言いたいことは分かる。
こんなに怒るのも、あたしを心配してのことだし、それは嬉しいんだけど・・・盗賊いじめはまた別なのよね〜。
ガウリイの説教を聞きながら、あれやこれやと考えるあたしに、
「お前さん、ちっとも懲りてないだろう」
ジト目で、ガウリイが問い掛ける。
げっ、鋭い・・・。
「そんなことないわよ!! ちゃんと反省してるってば!!」
突然図星を突かれ、妙に慌てるあたし。
あぁぁぁぁ、まずい!!
これじゃあ、その通りですって言ってるようなもんじゃない!!
ガウリイはあたしの態度を見て、深々とため息を付くとぽそりと呟いた。
「ちゃんと分からせないと、ダメみたいだな」
それはどう言う意味?
そう問い返そうとした、その時、ふいに伸びたガウリイの手が、あたしの腕を掴んだ。
「へっ?」
妙に間の抜けた自分の声が、耳に響く。
気が付けば、あたしは宿屋の床に、ガウリイの手で押し倒されていた。
「はっ、ちょ、ガウリイ!?」
声が裏返っているのが自分でもよく分かる。
ガウリイは、あたしの上に覆いかぶさるようにして髪に顔を埋めると、服の裾から手を差し込んできた。
おなかを撫でられ、びくりと体が震える。
「なにすんのよ、ガウリイ!!」
怒り任せに怒鳴れば、あたしの耳元で、ガウリイは涼しい声で答える。
「こうでもしないと分からんだろ? 盗賊に捕まったら、どうされるかとか」
「そんなの・・・って、耳舐めるな!! やっ、ちょっと、やぁん!!」
ガウリイの舌が耳の中に差し込まれる。
ふうっと息を吹きかけられると、それだけでもう頭の中が真っ白になって、全身の力が抜けてしまった。
押し返そうとガウリイの胸に突っ張っていた両手が、頭の上で一つに纏められる。
裾から入った手は、服を一気に捲り上げ、あたしの胸を外気に晒した。
「もう感じたのか?」
指でぐりぐりと、固くなった胸の先端を押し潰される。
息を吹きかけるように囁かれ、あたしは羞恥でその場から消えてしまいたくなった。
「これだけでこんなになったら、盗賊たちになにされるか分からんな」
「やだぁ・・・」
弱々しい声が、あたしの口から零れ落ちる。
「ごめんてばぁ・・・。もう許して・・・」
「そう言って、盗賊が放してくれると思うのか?」
ガウリイの舌が、首筋を舐め上げる。
喉元まで出かかった悲鳴を、あたしはどうにか押し殺した。
その間も、ガウリイの右手は休むことなく、あたしの胸の先端を弄んでいる。
摘まんだり、引っ張ったり、擦ったり、その刺激は強すぎて、声を出さないように堪えているだけで、あたしはもう泣きそうだった。
「なんで声を出さないんだ?」
あたしの顔を覗き込んだガウリイが、面白そうに尋ねる。
だってそんなの、出せる訳ないじゃない!!
宿屋の壁は薄すぎて、ちょっと大きな声を出せば、間違いなく宿中に聞こえるだろう。
そのことはガウリイだって分かっているはずなのに、それでもあえて聞いているのだ、この男は。
負けるもんかと気丈に睨み付けてやれば、ガウリイは、ふっと零れそうな笑みを浮かべる。
「そんな目をしたらダメだろ。もっと苛めたくなる」
そう言うや否や、乱暴に唇を重ねた。
唖然としているあたしの唇を割り、ガウリイの舌が侵入してくる。
喉の奥まで届きそうな深い口付けに、苦しくて大きく口を開いたその時、胸の先端が強く摘ままれる。
「ひやぁっ・・・!!」
離れた口の隙間から、あられもない悲鳴が飛び出た。
「どうしたんだ? 我慢してたんじゃないのか?」
言いながら、更に胸への愛撫を執拗に繰り返す。
「んっ、んん、ぁん・・・」
一度声を出してしまえば、もう耐えるのは難しくなる。
それでもどうにか堪えていると、今度はガウリイの口が胸の先端を口に含んだ。
「ふぁ・・・!!」
吸われて、甘噛をされ、舌で転がされる。
背筋をゾクゾクしたものが駆け上がった。
「やっ、やだぁ、ガウリイ・・・」
あたしの懇願も聞いていないフリをして、尚もしつこく胸に舌を這わせる。
吐く息が熱い。
いつのまにか、押さえつけられていた両手が自由になっていたが、すでに抵抗するだけの気力をなくしたあたしは、シーツを掴んで耐えるだけで精一杯だった。
「ひあっ!!!」
その時、いつの間にか下へと降りていたガウリイの手が、あたしのズボンを下着ごとずり下ろした。
隠すものがなくなった場所に、ガウリイの指が這う。
そこは、確かに湿り気を帯びていた。
「もう濡れてるぞ」
割れ目をなぞると、くちゃくちゃといやらしい音が耳に付く。
「うあ、あぁ・・・」
「無理やりされても感じるなんて、いやらしい体だ」
おかしそうなガウリイの声。
その台詞を否定するように、あたしは弱々しく首を横に振った。
でもそこは、ガウリイの指が動く度にますます蜜を吐き出して、ガウリイの言葉を肯定してしまう。
「ん、あっ、うぅん」
「気持ちいいんだろ? しっかりと指を咥え込んで、ここもぷっくりと膨れて」
いきなり指を二本差し込まれ、圧迫感にあたしは背の反らす。
親指で膨れた肉芽を弄ばれ、強すぎる快感に、喉を震わせてあたしは喘ぐ。
いつしか水音は、ぐちゃぐちゃととんでもないほどの音を立てるようになっていた。
溢れた蜜が、おしりを伝ってシーツに染みを作る。
「淫乱だな。どんどん溢れてくるぞ。ここもこんなに悦んで」
「あぁぁん!!」
言葉で嬲られながら、あたしは達した。
息を荒くし、ぐったりとしているあたしの足を、ガウリイが持ち上げ大きく開く。
「オレも満足させてくれよ、リナ」
十分に潤ったそこに、熱く滾ったガウリイのものが押し当てられた。
くちゃくちゃと蜜を絡ませるためにガウリイが動けば、達したばかりだと言うのに、あたしのそこは物欲しそうに口を開ける。
「ふぁ、がうりい・・・」
あたしの瞳になにを見たのか、ガウリイは楽しそうに笑うと、一気にあたしの中を貫く。
「ひゃぁぁぁ!!!」
いきなりの衝撃に、あたしはあられもない悲鳴を上げる。
ガウリイは構わず、あたしの中を激しく突き上げ出した。
「あっ、だめ、がうり、あん、あっ」
「なにが、ダメなんだ? こんなに締め付けて、くっ・・・」
「ふぁ、あぁぁぁん!!!」
ますます激しくなるガウリイの動きから生み出される快感を、あたしは髪を振り乱して貪る。
「いっちゃう!! いっちゃうよ、がうりい!!」
「いいさ、いけよ、リナ!!」
迫上がる快感に、あたしは体を震わせ絶頂を迎える。
ひくつき、収縮するあたしの中で、ガウリイが最奥へと自身のそれをぐいっと押し込んだ。
「出すぞ、リナ・・・!!」
「あぁぁぁぁぁ!!!」
その瞬間、熱いものがあたしの中へと叩きつけられ、呆気なく、あたしは気を失った。
「うっ・・・ん・・・」
気が付くと、あたしはまだ裸でベットの上に横たわっていた。
・・・・・・って、
「なによこれ!?」
両手首をベットに固定されていることに気付き、あたしは思わず声を張り上げる。
「おっ、気付いたか、リナ?」
「気付いたか、じゃないわよ!! なに縛ってんのよ!! 解きなさいよ、これ!!」
喚くあたしに、ガウリイはにやりと笑う。
なにか・・・激しく嫌な予感が・・・。
「だーめ。だって、あんなに気持ちよくなってちゃ、おしおきにならんだろ?」
「・・・・・・はい?」
「リナが、もう盗賊いじめをする気も起きないくらい、しっかり体に叩き込んでやらないとな」
「ちょ・・・!!」
抗議の台詞は、ガウリイの唇によってあっさりと遮られた。
その後のことは・・・ごめん。ちょっと言えないや。
おわり
おちんちんおっきした!!
ぐっじょぶ!
拘束後のきっついおしおきが気になる。
もう思い残すことは何もない・・・、かもしれない。orzイイネ
624 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 22:25:35 ID:xDR6+E+i
>624 エロ話ばかり読んでいる愚か者には読めないカキコですか?
カキコなついw
町長さんスナショあんだけあげまくってるのに取り巻きのとこにリボンおきにもいかず
投稿で自分はリボンかせぎって、さすがボログで「ぷぺ友もうイラネ」宣言しただけあるよね
とりあえずスナショあげすぎでうざいです町長さん。
恋人様を優先したいなら、退会すればいいのに。
ナニコレ。
何故か初めてモノが読みたくなる文章だな
リナは痛がるのか強がるのか
いっそ既に(激しい運動などで)破れてて全く痛くないとかだろうか
ごめんすごい勢いで誤爆した
630 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 23:05:34 ID:aR3Lx4PH
今夜なんか寒いな。
ニャラニャラ鍋食べたい。
アメリアにふーふーされながらニャラニャラ鍋食べたい。
でもアメリアにふーふーされながらニャラニャラ鍋食べるゼルを見てニヤニヤしたい欲求が勝つ。
ガウリイとリナなら、ガウリイがふーふーしそうだと思った。
食事バトルしてるときにおもわず「あつっ」とかいいつつ自分でフーフーしてるリナの
かわいらしさに保護者モードと周りへの牽制のためフーフーして食べさせてあげるガウリと
子供扱いしないでと思いながらうれしいリナの妄想が2秒でできた。
どうみてもばかっぷるです。ありがとうございました。
ゼロスにふーふーされたい
ゼロスの円錐の先でツンツンされたい
636 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 19:22:56 ID:eahH80Om
痛そう・・・
それともそれすらも別のものに変えられて・・・
ゼロスのふーふーで妄想ネタ
ゼロス 「はいフィリアさん、できましたよ」
フィリア「……何ですか? これ」
ゼロス 「僕の得意料理『雄羊のカオス風味マンドラゴラ添え』ですよ。
熱いからふーふーしましょうか。はい、あーんして」
フィリア「1人で食べれます!」
もぐもぐ
フィリア「うっ!」(フィリア昏倒)
ゼロス 「やあ、美味しそうな黄金竜が捕れましたね。さて、頂きますか」
…誰か続き書かない?
>>638 頂きますかってやっぱりアレな頂きますかですよね!?
イヤン。
>>639の板にそぐわぬピュアっぷりにドキドキしたw
少し前に原作エピのもしもな話があったが
二人だけの剣の練習、あれずっと続けてるんだよね
あれは夕食後の日課みたいになってるのかな
薄闇の中ガウリイ主導でびしばしと
リナが頑張り過ぎた時はガウリイが抱えて宿へとか
>641
そしてその夜、今度はベッドで
薄闇の中ガウリイ主導でギシギシと・・・
リナのライフは0だなw
やめて!リナのライフはもう0よ!(性的な意味で)
リナ「ちょっとガウリイ!なんでお尻ばっかりさっきからビシバシと。いくら木の枝だからってもう少し手加減してよね」
ガウ「いやあ、あんまりリナの尻がカワイイんでつい」
リナ「ななな何言ってんのよこのエロくらげー!」
ガウ「すまんすまん。乙女の肌に跡でも残ったら大変だもんな」
リナ「わかればいいのよわかれば」
ガウ「という事で跡ついてないか確認してやるよ」
リナ「へ?ちょっ、どこ連れてくのよっ!降ろせ〜!」
ガウ「どこってそりゃあもちろんベッドの上に。こんな所で確認するのは恥ずかしいだろ?」
その後部屋で違う痕を付けられまくるリナであった
ここまで妄想した!
違う痕の辺りkwsk
ガウリイがリナとの稽古に使ってるのは、よく撓る細い枝だっけ?
それでずっと絶妙な力加減でびしばしされたら、
そのうちリナの中でいけない感覚が目覚めたりしないんだろうか?
で、自分から故意に打たれにいってハアハアしたり攻撃されて変な声出したりして、
異変に気付いたガウリイに、部屋で本格的な稽古を教えられてしまったり……。
もしくは、アメリアと一緒の風呂で、稽古で出来た痣を見られて、
ガウリイとSMプレイやりまくってるんだと勘違いされる…とかありそう。
「ゼルガディスさん、私達もリナさん達みたいなことに挑戦してみませんか!」
「リナ達みたいなこと?」
「だから、リナさんとガウリイさんが二人で…」
「ああ、特訓のことか?」
「最近はえすえむぷれいのことを特訓って言うんですか〜」
>>645 早くその迸る素晴らしい妄想をライトダウン作業に戻るんだ。
剣術の次は体術ですね
わかります
あっ
ガウリイって結婚するまであんまりリナには手を出さなそうだが、
結婚したら豹変してすごいがっつきそうw
リナも最初は恥ずかしがりそうだが、慣れたら積極的でエロエロになりそうだな。
欲望が限りない人だし。
むしろアメリアの方が・・・
アメリアはまあ、どーぶつだから
エボは1月12日開始かあ。
見たいけど、月2000円はきついなあ…。
昨日あたりに発売されたマンガ買った人いる?
>>658 なぜここで聞く?
アニメのストーリーをなぞってるだけなので、スルーしても問題ないかと。
エロイ目線で見れば、リナ尻最高!一押しは56ページ。
月2000払わないとポコたんをもふもふできないナリか…(´・ω・`)
DVD! DVD!
頭に何か湧いてるみたいなんで投稿しときます。
そう…それは、ガウリイが自室のPCに向かい、日課のスレッド回遊をしているときだった。
どふぅっ!!
といきなり引き出しがあき、いーぐあいに腹に入ったガウリイは
椅子ごと転倒し悶絶していたところ―
誰かが引き出しからひょっこり現れ、すたっ!っと畳に降り立った。
「登場☆美少女ネコ型ロボット リナえもん!
これからよろしくね…ってなにもだえてんの?」
「な、なんだお前…?」
ようやく身を起こしたガウリイが見たのは、
なにやら趣味悪い青いスーツを身に着けた、栗色の髪の女の子であった。
「あんたがガウリイよね?」
「お、おう。そうだけど」
「あたし、あんたを更生させるために22世紀のあんたの子孫から送り込まれたの。
しばらく居候するからよろしく!」
「へ?22世紀って未来?未来の子孫から…ってなんで?」
「あんたの出来が悪すぎるからよ!
財産や家宝は騙し取られちゃうしヘンなのと結婚するし
ピーマンは食べないし花火で家を焼くし!
まともになるまであたしが見張りにきたの」
「そ、そりゃーどうも…というかネコ型ロボットってどこが?」
「ホラ、耳!頭にネコ耳がちゃんとついてるでしょ!」
「あーそれね…てっきりネコ耳つけてふざけてるのかと…」
「ふざけてないわよっ」
リナえもんがふんっと胸を張る。
「…お前さん、胸ちっさいなあ」
「なんですって…きゃっ、触んないで!」
「お♪ロボットでも胸は柔らかい!さすが22世紀!」
「妙なところで感心してないでよ!」
揉み合ううち、リナえもんの抵抗空しくあれよあれよとスーツが脱がされてしまう。
(背中にチャックがついていたらしい(笑))
「きゃああん!どこ触ってんのよおおお!」
「んー?四次元ポケットはここかあ〜?」
「だめ、そこは、ちがっ…指入れないでぇ!」
「指がどんどんはいっちまうぜ?もっと確かめなきゃなあー」
と言って、ガウリイは既に硬くなった、おのれの赤黒いブツを取り出したのだった。
「あ、だめ、待ってぇ!」
「待たない♪」
一気にずぷっと突っ込まれ、リナえもんが艶のある悲鳴を上げる。
荒々しく組み敷かれていたのに、いつの間にかリナえもんは顔を真っ赤にしながら腰をくねらせてたりする。
「なんだか、いーぐあいにきゅうきゅう締まってきたぜ♪」
「ひゃぁっ、あんっ、ああっ…奥に、あたって…」
「待ってろよ、濃い〜のを注いでやるからな!」
「あ、あんっvあんっvあんっvvv イっちゃうううっ!」
こうして、リナえもんはガウリイのよき相棒として
ともに暮らすことになったのであった。
「なんか間違ってない?」
「いやーいい子孫持ってオレ幸せだな〜」
未来は変わっていく…
おわり☆
いかん、この配役はパパと中の人がだぶってしまうw
あほすwww
笑った萌えた乙。
>財産や家宝は騙し取られちゃうし
事情知らない第三者目線で見ると、原作もこうなるなwww
あんっvあんっvあんっvにワロタ。
GJ!面白かった!
前スレのリナパンマンを思い出したけど、もしかして同じ人かな。
こういうの好きだw
GJ
猫耳リナかわいいだろうなぁ・・・
引き出し開けてみたけど猫耳リナちゃんいなかったぞ。
押し入れかもよ
取り寄せバッグに入ってる!
674 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 05:32:29 ID:iD2e/MyO
ポケットの中に…
ミニマムリナか
ぴこぴこリナかもしれん
ぴこリナはらめええええ!
ぴこリナをかたどった魔道こけしを見つけて、憤慨するリナ。
こっそり購入するガウリイ。
>>678 「誰よこんなモン作ったのはー!? 責任者でてこーい!」
「あらお久しぶりですリナさん。実は新たに淫邪神リナ=インバースを崇めるリナ=インバース性教を……」
「ウィレーネあんたかあああ!」
「ちなみに、こちらには同じくリナさんをかたどったオナホール、『ずこずこリナちゃん』も……」
「あ、それも下さい」
「ガウリイあんたも普通に買ってんじゃなーいっ!」
「そ……んなモノ入れてっ、あふっ、後で覚えて……んっ、なさいよ、ガウリイっ……」
「おー、リナにリナが入っていくぞー。すごいな。」
「ああんっ…ふあっ……抜き挿ししちゃ……やんっ」
「なんかこういう作りの人形あったよなー。リナの中にまたリナ……マト……
いや、まろ?なんだっけ?」
「マトリョーシカかい!……んあぁあっ!」
突っ込まれてツッコミ!
イクかツッコミ入れるかどっちかにせーいw
リナ「あんっ!ガウリイのっ、奥に当たって、あんっ、ああっ……」
「はぁ……はぁ……何で、やめちゃうの?」
ガウリイ「これもさっき買ったんだ♪」
リナ「何で抱っこ?それはネックレス?尻尾みたいなの付いて」
ガウリイ「ほら珠のひとつひとつにリナの顔が入ってるんだぜ」
リナ「……それ、どうするの?(汗)」
ガウリイ「どうするってもちろん後ろの穴にこうして」
リナ「んああっ!やあんっ!!」
ガウリイ「おー!どんどん入ってくぞ、リナがひとつ、リナがふたつ」
リナ「あたしは羊じゃなーいっ!ぁん……」
ガウリイ「リナ、羊じゃなくてネコみたいだぞ」
リナ「やぁ……取ってよぉ」
ガウリイ「すごく気持ち良さそうじゃないか。えーと尻尾の紋様をなぞるっと」
リナ「ひゃあうっ!!ああああっ!」
ガウリイ「すごいな俺にも振動が伝わってくるぞ」
リナ「だ、めぇ、がうり、動かさないでっ、いやあっ!ああああっ!!」
「ほら、リナ、あーんして。自分ばかり楽しんでないで、オレのもよくしてくれよ」
「うぅんっ!んうっ…」
「気持ち良さそーな顔しちゃって。あそこもお尻もぐりぐり動いてるな。
やっぱりリナがモデルなだけあって、動きが乱暴なのか?
暴れん坊こけし……っ!こら、歯をたてるな!」
「ふん、ふひはっへはほほはっかいっへ」
「危なかった……。うわっ!すごい、リナの舌も暴れん坊だな……うくっ!
お前さん、ほんとに上手くなって……!」
うおおなんというスバラシキショートショート!
ボケとツッコミが絶妙でした!
アメリア「ゼルガディスさん見てくださいっ、ガウリイさんの荷物にこんなものが〜」
ゼル「!!・・・お前、それが分かって言っているのか・・・」
アメリア「当たり前じゃないですか〜!私女の子ですよー」
ゼル「!!・・・・・・・・・そ、そうか・・・・・・」
アメリア「それにしてもガウリイさんってば、リナさん人形でお人形ごっこなんて・・・
なんだかリナさんが保護者みたいですねぇ〜」
ゼル「・・・・・・・・・・・・(なんだ・・・そういうことか)・・・」
アメリア「???」
ゼル「アメリア、それは人形遊びに使うものじゃない。あとむやみに人に見せびらかすな。
正しい使い方は今度俺が教えてやるから、使い方も他人に聞くな。いいな!」
アメリア「・・・え、はぁ・・・・・・はい・・・???」
ゼル「・・・・・・(全く、温室育ちが)・・・・・・」
ゼル教えちゃうのかww
ガウリイ「うーん……」
リナ「うげげっ!ガウリイが考え事してるなんて天変地異の前ぶれっ?」
ガウリイ「お前なあ……なかすぞ?」
リナ「……じょーだんよじょーだんっ!で、どーしたのよ?」
ガウリイ「ほら、この前使ったリナ型こkむぐふぐっ……いきなり何すんだよ?」
リナ「このバカくらげっ!アメリア達もいるっていうのに街道のド真ん中で何て事言い出すのよ!」
ガウリイ「あーすまん。この前のアレをな」
リナ「何よ?」
ガウリイ「落とした(てへっ)」
リナ「爽やかに言うなあああああ!何て事してくれちゃってるのよっ!
あんなもの誰かに拾われでもしたら……」
ガウリイ「リナ顔色悪いぞ」
リナ「誰のせいよっ!とっとと戻って探すわよ!
あ、ゼル、アメリアー!すぐ追い付くから先に次の街に向かっててくんないー?
あー忘れ物よ忘れ物。じゃっ!そーゆー事でっ!
さあガウリイ行くわよっ!」
ガウリイ「うーん……」
リナ「うげげっ!ガウリイが考え事してるなんて天変地異の前ぶれっ?」
ガウリイ「お前なあ……なかすぞ?」
リナ「……じょーだんよじょーだんっ!で、どーしたのよ?」
ガウリイ「ほら、この前使ったリナ型こkむぐふぐっ……いきなり何すんだよ?」
リナ「このバカくらげっ!アメリア達もいるっていうのに街道のド真ん中で何て事言い出すのよ!」
ガウリイ「あーすまん。この前のアレをな」
リナ「何よ?」
ガウリイ「落とした(てへっ)」
リナ「爽やかに言うなあああああ!何て事してくれちゃってるのよっ!
あんなもの誰かに拾われでもしたら……」
ガウリイ「リナ顔色悪いぞ」
リナ「誰のせいよっ!とっとと戻って探すわよ!
あ、ゼル、アメリアー!すぐ追い付くから先に次の街に向かっててくんないー?
あー忘れ物よ忘れ物。じゃっ!そーゆー事でっ!
さあガウリイ行くわよっ!」
リナ「で?どこらへんで落としたか心当たりないの?」
ガウリイ「うーん……おおっ!リナちょっとこっちに」
リナ「な、何よ?そっちの草むらなんて通ってないじゃない」
ガウリイ「いいからいいから」
リナ「いいからじゃなーーいっ!どこ触ってるのよ!やんっ、指、入れるなっ……んっ」
ガウリイ「ここじゃないか」
リナ「あたりまえでしょーがっ!こら指動かすなー!無いって言ってる、はぁ、はぁ」
ガウリイ「こっちは落としてないんんだけどな」
リナ「それアヌスビーズじゃないの!んなもん出してる場合じゃ、しまいなさいよ!」
ガウリイ「しまうのか」
リナ「やんっ、ああっ!しまうのはそこじゃなくてぇ……」
ガウリイ「しょうがないから前の穴はオレのを入れてやるな(はぁと)」
リナ「しょうがないからって何…んっふぅ……ああ、だ、め、すご、い……ああ」
ガウリイ「うっ、リナ、この前より、締まって、ヤバイ……」
リナ「あっ!ああん!がうり、あたし、もう立ってられな……」
アメリア「・・・・・・リナさんとガウリイさん、忘れ物だそうです。」
ゼル「・・・・・・らしいな。」
アメリア「忘れ物って、あのリナさん人形ですよね。」
ゼル「多分な。」
アメリア「・・・結局わたし持ってきちゃってるんですけど、やっぱりわたし返しに行った方が・・・」
ゼル「!!やめておけ!(リナにドラグスレイブくらうぞ)見つからんよう灰になるまでしっかり燃やしておけ。」
アメリア「リナさん人形、燃やすんですか〜・・・ちょっとかわいいのに、いいのかなぁ〜
・・・・・・って、ゼルガディスさんこの前この人形の使い方教えてくれるって言ったじゃないですかー!
これ、どうやって使うんですかー?」
ゼル「それをむやみに外に出すな(汗)、早く仕舞え。
・・・次の街でリナ型じゃないので教えてやるから、とりあえずそれは燃やしておけ。」
ゼル早く教えてやれw
リナ「ああ……はあ、はあ」
ガウリイ「うー、さすがに昨日の今日で頑張り過ぎたなあ」
リナ「……影縛り」
ガウリイ「うをっ?!おいリナ、何をいきなりっ?!」
リナ「昨日から、あたしを散々コケにして……。
あんなもの買って、人をよくもいたぶってくれたわね?!」
ガウリイ「リナだってものすごく喜んでたじゃないか。
昨日も、おかわりって言って……」
リナ「うっさい黙れ。ふっふっふっふっふっ。復讐してやる」
ガウリイ「お、おい、それ、どうする気だお前……まさか」
リナ「そのま・さ・か。あんたも後ろなら使えるわよねー?」
ガウリイ「おいやめろ!やめてくれリナ!」
リナ「大丈夫よー?ちょーっと勿体ないけど、ぬるぬるの魔法薬をローション代わりに使って
あげるから。ちゃーんとイカせてあ・げ・る」
ガウリイ「ま、待て!そんなことして、オレがそっちに目覚めたらどーするんだ?!」
リナ「そっち(お尻責め)?」
ガウリイ「そう、そっち(Mの方)」
リナ「……ま、いっか。いくわよー!」
ガウリイ「いいわけあるか!う、うわーっ!」
反撃キタwww
何この素晴らしき職人さんのチームプレイw最高すぎるwww
どっちのコンビも美味しすぎるぞw
リナ型だけに暴れん坊…
…暴れん棒リナか…
うまい棒の先がぴこリナ型?
アメリア「リナさんとガウリイさん、まだ戻ってきませんねぇ」
ゼル「まぁ、肝心の忘れ物はここで灰になったし、2〜3日は戻ってこんだろうな。」
アメリア「・・・ほんとに燃やしちゃってよかったんですかねぇ・・・。」
ゼル「構わん。」
アメリア「いいのかなぁ
・・・で、ゼルガディスさん。あのお人形の使い方って?」
ゼル「今教えてやる。今回はこれを使うぞ。」
アメリア「おぉ!さすがゼルガディスさん。あ、お人形、私型ですねぇ〜。ゼルガディスさんの手作りですかー?」
ゼル「・・・・・・まぁ。・・・市販のものを少し改造した。」
アメリア「相変わらず、何でもできますねぇ〜」
ゼル「・・・・・・・・・・・・昔、いろいろあってな。」
ちまちまとアメリアこけしを作ってるゼルを想像してしまいましたよw
ゼルって普通に器用だよな、ギターも彫刻もお手のものだし。
夜の指遣いもさぞや…アメリアがんばれw
同時刻某所
ジラス「姐さ〜ん、ゼロスの野郎から何か届きやしたぜ」
フィリア「捨ててしまいなさい!」
ジラス「姐さんの人形みたいですけど」
フィリア「何勝手に開けてるんですか! 生ゴミがくれるものなんてどうせ…え、人形?」
ジラス「結構似てるし、よくできてますぜ」
フィリア「…魔法の品ではないようですし、よく見るとちょっと可愛い…
い、いえ、ゼロスがくれるものが可愛いはずなどありません!」
ジラス「手紙が入ってましたぜ。
『使い方はリナさんかアメリアさん(アメリアさんはもう少し後がいいです)に聞いて下さいね』
だそうですけど」
フィリア「使い方? …まあ捨てるのもあれですから、今度ゼロスが来た時にでも叩き返してやりましょう」
ジラス「じゃあこれ、ヴァルの兄貴にあげましょうか。兄貴〜新しいおもちゃですぜ〜」
ヴァルガーヴ(5才)「わ〜い、うぃんうぃん〜」
子供のおもちゃになってしまったw
うわ、すごい嫌がらせwwww
一人身で寂しいから、一人遊び用具を送るってかwww
それで数十年後に
ヴァル「あの頃は知らなかったけど、本当はこうやって使うもんだったんだな…」
フィリア「あ…んっ、やめてヴァルっ!」
となるわけだな。
702 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 12:50:38 ID:Ok87bm/i
ヴァルが使う前に
ゼロス「リナさんに聞かなかったんですか?」
「なら僕が教えて差し上げます」
フィリア「あっ、あぁ〜ん」
となるような気が・・・
ゼロス「ほら、ヴァルくん、このおもちゃはこうやって使うんですよ?
フィリアさんもすっごく喜んでるでしょう?」
フィリア「いやっ、ヴァル、見ないでっ!」
ゼロス「ヴァルくんもやってみますか?フィリアさんを喜ばせてあげたいでしょう?」
フィリア「い、いや、子供になんてことをさせるの……あ、あ、あああっ!」
ゼロス「そうそう、お上手ですよ。他にもあるんで、僕はそっちも使ってみますか。
はっはっはっ、皆で一緒に遊ぶのは楽しいですねえ、フィリアさん?」
フィリア「いや、いやあああっ!」
>>692その後
ガウリイ「リナっ、考え直せ、な?」
リナ「嫌よ、昨日までのおかえしたっぷりしてやるから覚悟しなさい」
ガウリイ「ゴクリ……わかった。好きにしろ」
リナ「な、何よ。急におとなしくなって」
ガウリイ「だってこの状態じゃどうしようもないしな
それにこの体勢かなりエロイぞ」
リナ「……言われてみれば確かに」
ガウリイ「さあ早くリナをオレのケツにぶちこんでくれ」
リナ「ちょっ、何よその言い方はっ……何か滅茶苦茶恥ずかしくなってきたじゃない
言われなくてもやってやるわよっ」
ガウリイ「いつでもいいぞ」
リナ「(……何か全然おかえししてる気がしないのはなぜ?
でもここでやめたらもっと悔しいし
えーい!負けるなあたし!昨日散々やられたこのビーズを……
自分の顔が付いてるのをっていうのはかなり恥ずかしいものがあるわね)」
ガウリイ「おーいリナまだかー?」
リナ「うっさいわね!今やるわよっ!後で泣いて謝ったって途中でやめてなんてやんないんだからね!」
(う……ヒトのお尻の穴なんてマジマジ見るの初めてかも……って恥ずかしがってる場合じゃなーーい!
これをここに……いやあああっ!何ひくひくさせてんのよガウリイ)」
ガウリイ「リナー日が暮れちまうぞー」
リナ「ううううっさい!わかったわよ入れりゃあいいんでしょ?入れりゃあ。
……ていっ!」
ガウリイ「ぐおっ!」
影縛りは暗くなると効果なくなるんだっけ?
ゼロスは何出してくるのだ
ハァハァ
ゼル「じゃあ、これを使うか。」
アメ「はい!ばっちり教えてください!!」
アメ「って・・えっ、ゼルガディスさん・・・どうして服を脱がすんです・かっ・・・あっ・・・」
ゼル「お前はいちいち反応が初々しいな。そういう時に使う道具だからだ。」
アメ「えっ・・・って、あの人形を・・あぁっ・・・使うってぇっ・・・」
ゼル「多分お前の予想している通りだ。あれを中に入れる。」
アメ「えぇっ・・・でもあれ・・なんか振動するようになってたし・・・
・・・あっ・・あぁっ・・わた・・わたし、無理ですぅっ!」
ゼル「心配するな、痛くないようにする。今回も小さめのを用意した。」
アメ「ひゃぅ・・・あっ・・・でもぉ・・・怖いですぅ・・あぁっ・・」
ゼル「だいぶ濡れてきたな、ちょっとづつ入れるぞ」
アメ「えぇっ・・やぁっ・あぁぁっ・・ゼルガディスさぁんっ」
ゼル「大丈夫だアメリア。ゆっくり動かしていくから、感覚に身を任せろ」
アメ「・えっ・あぁっ・・・やっ・だめっ・・・ああぁっん・・・」
ゼル(・・・この調子じゃ俺の岩を挿入できるようになるのはまだまだ先だな
・・・嗚呼、早く人間に戻りたい・・・・・・)
ゼロス「ヴァルくん、いいですか?乳首とかクリトリスとか、出っ張っている
ところは、女性の気持ちいい場所なんです。ほら」
フィリア「あぁん、あはあぁんっ」
ゼロス「ね。じゃあ復習です。このおもちゃをテープでペタッと張ってあげましょうね」
フィリア「いやあああっ、全部ぶるぶるって震えて、おかしくなる、あああっあっあ」
ゼロス「さすが黄金竜。前と後ろに入れられて、乳首とクリトリスをローターで
責められ続けても、まだまだ正気を保てるとは。タフですねえ。
じゃ、そろそろ仕上げといきますか」
フィリア「あ……前、抜くの?……終わり?」
ゼロス「いえいえ、これからが本番ですよ。さあ、ヴァルくん、こっちへ来て」
フィリア「ま……さか、ゼロス、あ、ヴァル、あ、あ、いや、いやあああっ!」
ゼロス「精通が来てなくても、ちゃんと勃つんですねえ。
ヴァルくんのでは小さくて物足りないでしょうから、奥にローターを入れておきますね」
フィリア「ふあああっ!にゃひゃああんっ!」
ゼロス「さあ、ヴァルくん、フィリアさんを喜ばせてあげてください。ほらっ!」
フィリア「あ、あああああああっ!う、嘘、入って……ヴァルが入って」
ゼロス「今は小さいですが、そのうち、このおもちゃくらい大きくなりますよ。
いつもお世話してくれるフィリアさんに、たっぷりご恩返ししてあげてくださいね」
フィリア「あ、ああああああっ、あああああ……ゼ、ゼロス、ゼロスうぅぅ……!」
ゼロス「いえいえ、お礼なんて結構ですよ。
やっぱり女性では、男の子に性教育をするのは難しいでしょうし。
フィリアさんも独り身で寂しい体を持て余すこともなくなって幸せですよね。
もしかして僕って、とっても親切な魔族?
やだなあ。いいことしちゃいましたね。はっはっはっはっ」
なんという職人の連鎖www
いいぞもっとやれw
>>708 ちょ、最後吹いたwwww
アメリアの反応萌える(*´∀`)
ナーガ参戦きぼん
ゼロス「ああ面白かった。退屈な時はフィリアさんをからかうに限りますね」
ゼラス「ゼロス、私の所にこんなものが届いたんだけど」
ゼロス「何ですかゼラス様……うっ!」
ゼラス「下っ端魔族が私宛に獣人から託されたらしいが、これはお前の人形ではないか?」
ゼロス「……そ、そそそういえば僕に似てますねえええ」
ゼラス「添えてあった手紙には竜族の字で『使い方は獣神官ゼロスにお聞き下さい』と書いてあったのだが、
これはどう使うものなのだ?」
ゼロス「(フィリアさ〜ん!)い、いえ、獣王様がお使いになるような物では決して……っ!」
ゼラス「どう使うのだ?」
ゼロス「い、いえその……」
ゼラス「私には教えられないと言うのか?」
ゼロス「そ、そういう訳では……」
ゼラス「教えてくれるな、ゼロス」
ゼロス「………………はい」
ラギアソーン「さっきからずっと獣王様のお部屋からゼロス様の悲鳴が聞こえるのだが……。
一体中で何が行われているのだろうか」
ちょwwwww
どんどん波及していくwww
リナ「うわ……ぜ、全部入っちゃった。男の人のアノ中にいいところがあるって
読んだことはあるんだけど……ガウリイ、どんな感じ?」
ガウリイ「くっ……なんか変な感じだ」
リナ「……ガウリイの、凄く元気になってる。今、口でしてあげるからね」
ガウリイ「ううっ……」
リナ「ひもひいい?」
ガウリイ「ああ、いいぞ、リナ……はあ、うあっ、なんだかぞくぞくする。
気持ちいい、リナ……」
リナ「(うわあ、すっごく気持ち良さそう。……やだ、あたしも興奮してきちゃった)」
ガウリイ「はあっ……リナ!……?おい、そんな中途半端でやめないでくれよ」
リナ「違うわよ。あたしも我慢できなくなっちゃったの。
……あたしのここで、いっぱいしてあげる」
ガウリイ「ううう。ひどい、リナちゃんたらヤラしい。こんな野外で魔法で動けなくされて
後ろにつっこまれて犯されまくるなんて、僕もうお婿に行けないー!」
リナ「な、何人聞きの悪いこと言ってんのよ!だいたい、全部あんたがさっき
あたしにしたことと同じでしょーがっ!ちったあ反省しろっ!」
ガウリイ「しくしく。いーじゃないか。昼は基本的にはリナの方針に従ってるんだから、
夜くらいはオレのペースで行ったっていーじゃないか。しくしく」
リナ「むう……さっきは昼だったじゃない」
ガウリイ「今は夜だぞ」
リナ「……わかったわよ。ちったあ気も晴れたし、次はガウリイの好きにしていいから」
ガウリイ「本当かっ?!」
リナ「うっ、しまった!あたし大変なこと言った?!」
ガウリイ「いやあー、実はいろいろやってみたいことがあったんだよな。
他にもいろいろ買ったの試してみたいし。首輪と鎖のセットで
飼い主プレイとか。いやいや、入れたまま散歩ってのもいいな!」
リナ「いやーっ!取り消しーっ!!」
ガウリイ「取り消しはなしだぞー!あ、早速こけしのスペアを買わなきゃなー!」
リナ「いやああああっ!助けて、変態に壊されるうううっ!」
ガウリイ「あ、でも、さっきのはすごくよかったなあ……ちょっと病み付きに
なりそうだ。またやってくれよ、リナ」
リナ「………気が向いたらね」
717 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 11:28:02 ID:n5oAnHFl
GJX100!!
最近活気づいて嬉しい
同時多発エロすげぇww
同時多発エロwww
しかし、同じアイテム使ってんのにみんな違うテイストで
しかも面白いって凄いなあ。
あと>713のゼロスの悲鳴が気になる。
ゼロス「そ、それは秘密です」
そりゃきっとあれだろう
姿だけならどっちでもとれるんだしゼロスによる『実践!独り身の使い方講座』が
あ…何、これ、キリ…?
(通信が途絶えました)
722 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 11:07:14 ID:/VA5f126
ゼロスは口で説明してゼラスに入れてもらったのか?
自分で入れて1人実演したのか?
どっちだっっっ?
・・・ここだと「口」って言葉だけでいやらしさを 感じるのはなぜだろう???
ええい!上の口がいうか下の口がいうか!
そういやコピーレゾだったら上の口が三つあるな
・・・だからなんだと言われても困るが
つまり、エリスのオナペットとして、三つの口と長く延びる舌でなめなめ……。
エリスは本物レゾが死んだ時悔しさと寂しさのあまり
コピレゾに泣き付いてその時に命令して慰めさせたとか
両手で乳を揉みつつ
本来の舌で下の口のお相手
2本の長い舌で体中の性感帯を嘗め回して刺激
手よりも目のベロの方が器用そうだな
コミックス版ならそのまま殺されるわけだな。
ちょっと読みたいかも
コピレゾ×エリスも、コピレゾ→エリス→レゾと考えれば結構切ないなあ。
物として扱われて身代わり以上の存在にはなれないのはわかってて、
自我があることを隠してエリスを抱くコピレゾ。
なんて萌えるシチュエーション!
なんか3×3思い出すな
サザンとやらはシラヌシラヌ
731 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 22:19:53 ID:Yxj+ygq+
笑ってもっとbaby むじゃきに on my mind〜
子供の頃「on my mind」がおっぱいぱいだと思ってた
ラブホが満員になるクリスマスというのにクリスマスネタは無かったな
・・・えっ、オレが書けばいいって!?文才ないので無理です
>>733 ラブホがいっぱいになる時期だからクリスマスネタが無いんだろ!
ここの平均年齢考えてみろよorz
というより、キリストのいないスレイヤーズ世界は、クリスマスとは無縁だ。
去年はパラレルガウリナクリスマスエロがあったよ。
昨日から大掃除してるのにまだ汚部屋のままだ。
明日がゴミ収集最終日なのにどうしよう。
俺、汚部屋脱出できたらアメリアエロ書くんだ…。
俺も掃除の最中です・・・
やべえ・・・全然終わらない。本が多すぎ。
REVOだとポコたんが大はしゃぎとかありそうだけどなぁ。
むしろ一番はしゃぐのはアメリアかw
そして サンタ=盗賊 なリナ。
>>736 はっ、はやく汚部屋掃除に戻るんだ!!
そして一刻も早くアメリアを…ハァハァ
>>736 お前の掃除しだいだ。このスレの運命はな
741 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 23:35:01 ID:2BwieZVB
もう今年も後少しで終わりかぁ
姫始めはどのカップリングかな?
あけおめ。規制解除されてよかった。
あけおめー
姫始めはやはり本物の姫が始めるのがよろしいかと
てことはナーガか!
>>742 ここの板的には性的な意味で大凶ですね・・・。
リナ乙!
746 :
ゼルアメ0:2009/01/02(金) 14:54:02 ID:8/Qyxbx7
あけおめ!
>428-です
>743の言葉に後押しされつつ、とにかく新年一発目をGETするために推敲してないんだけど
見てもらえるとうれしい
ゼルアメで2レス消費予定
747 :
ゼルアメ1:2009/01/02(金) 14:55:14 ID:8/Qyxbx7
突然、だった。
「ひ、うっ…!」
アメリアのうめき声は闇に溶けていく。
暗がりの中蠢く影は2つ。
明かりの灯されていない部屋は月明かりで照らされてはいたが、余りにも心許なかった。
「ひぁっ!!や、ゼルガディスさん…っ!」
名を呼ばれた男は、既に蜜が滴り落ちている少女の秘部に舌をのばしている。
水音と、尖らせた舌先で優しく触れられる感覚に神経を集中させるよう仕込まれているアメリアは、すぐにその快楽に身を任せた。
しかし思考は妙に冷静だ。
そもそも数時間前に、年の暮れだと騒ぐいつもの仲間たちとの暴飲暴食を終えたところだった。
酔いが回ったガウリイをリナが運び、アメリアとゼルガディスは一足先に各部屋に散り散りになったはず。
なのに、何故。
「アメリア」
「っん、あ……ゼルガディス、さん?」
いつの間にか顔を上げたゼルガディスは、腕で濡れた顔を拭いながらアメリアに声を投げた。
それは、わたしの。アメリアは一気に顔を赤らめると、とっさにゼルガディスの視線から逃げた。
それに顔をしかめたゼルガディスは、堅くなった自身の先端をアメリアにあてがう。
つぷ、と飲み込まれた音に、アメリアの体はゾクリと疼いた。
「アメリア」
同時に耳元で囁かれる名は、アメリアを追い詰めるには十分過ぎた。
「っ!!お、おいっ!!」
急に起き上がったアメリアに押し倒されたゼルガディスは、マウンドポジションを取ったアメリアの内部にいとも簡単に入り込んでしまう。
「あ、あっ!!んんっ…!!」
「くっ…!!」
いわゆる騎乗位の体勢は、アメリアの体重と重力を受けてゼルガディスを最奥まで迎えた。
いきなりの衝撃に、行動を起こしたアメリア自身も戸惑いの表情と痛みに耐えている。
固い腹に手のひらを乗せ、耐える少女の痛々しさにやっと冷静になったゼルガディスは、アメリアの頬に手を伸ばした。
初めて、という訳ではない。
お互い、相手のどこが弱いか認識できる程度には体を重ねてきた。
「……どうし、たんです?」
弾力のある頬を一撫でし、首筋を指で追い、膨らみを包み込む。
ビクリと跳ねる身体は日の光がよく似合う。
(違いすぎるだろう)
対比された肌の色はゼルガディスに後悔の言葉しか浮かばせなかった。
「オレでよかったのか?」
さらけ出された不安の声は、アメリアの耳に一瞬遅れて届いた。今更何を言っているんだろう。
そのまま言葉にしようと口を開きかけたアメリアは、段々力を失っていくゼルガディスの手のひらを感じ、ため息をつく
(ばかなひと)
アメリアは胸に置かれたゼルガディスの手に自分の手を乗せると、優しく力を込める。
突然の温かさに目を見開いたゼルガディスと視線を合わせ、まっすぐ逸らさずにアメリアは言った。
「心配なら、試してみては?」
不敵に笑う妖艶な姿に、ゼルガディスはドクリと全身が高鳴る音を聞いた。
748 :
ゼルアメ2:2009/01/02(金) 14:56:50 ID:8/Qyxbx7
―――――
新年早々の朝焼けを、こんな状態で拝むことになるとは思わなかった。
アメリアはシャワーで濡れた髪を拭きながら部屋に戻ると、ゼルガディスがベッドの上で、背を丸めている姿が見えた。
反省。
犬の芸を脳裏に浮かべつつ、背中合わせになるようにアメリアは腰掛けた。
そもそも、不安に思う必要なんて無いのだ。
アメリアにはゼルガディスだけだったし、それはリナにガウリイしかいないのと同じように成り立っている。
改まって言葉に出すのはやはり恥ずかしいので、今まで口にしたことは無かったが。
アメリアは大きく息を吐き、ゼルガディスの隣に移動した。
「……ゼルガディスさん」
「…」
「わたし、あなただけですから」
こんなことするの。
アメリアは微かに視線を外しながら今し方まで肌を合わせていた男の反応を待った。
居心地悪そうに泳がせた瞳を床に固定しながら、ゼルガディスは知っている、とだけ言った。
ああ、幸せだなぁ。
アメリアはただそれだけを思い、ゼルガディスの赤い頬に唇を落とした。
end
749 :
ゼルアメ:2009/01/02(金) 14:59:54 ID:8/Qyxbx7
以上です
両想いなくせにすっごく不安に思うゼルと、前向きなアメリアが書きたかった
姫はじめだから新年にしてみたけど特に意味はない
(ばかなひと)がとにかく書きたかった
今年もみんなの作品期待してるぜ!
GJ!
姫で始める素晴らしき新年に乾杯!
原作っぽい凄みのある姫が色っぽい。
引きずるのはリナなのか(笑)
そして犬なのか(笑)
>酔いが回ったガウリイをリナが運び
↑のガウリイは絶対 狸寝入りならぬ狸酔っ払いだ!(笑)
その後の展開としては
1.
「まったくもうっ、しょーがないわね」とベッドに放り込もうとしたところを
間髪入れずガウリイに引きずり込まれる
2.
とりあえずベッドに放り込んだところで
「それで? わざわざ酔ったフリまでしてあたしに運ばせて、何を企んでるの?」
「なんだ、バレてたのか」
「とーぜんでしょ」
「それがわかってて部屋まで来たってことは、もうわかってるんだろ?」
「フフッ…鍵はちゃんと掛けてあるわ」
3.
ガウリイに肩を貸してようやく部屋まで連れて来たものの
ベッドに寝かそうとしたら巻き込まれてガウリイの下敷きに…。
「うぅぅ…重い〜!」
ジタバタともがくが非力なリナにはどうにもならない。
ならば呪文で、と思ったもののリナも少なからず酔っており
不自由な体勢で無駄に足掻いたせいで上手く精神集中ができない。
面倒になったリナはそのまま眠ってしまい
夜中に酔いから醒めて目を覚ましたガウリイは…
って感じのパターンが浮かんだのだが
>>749 の中ではどんなパターンだったのだろうか?気になる…
狸寝入りの男、ガウリイか
奴の狸寝入りには色々妄想の余地があるな
2もいいが、3が面白そうだ。
リナ「もう〜!くられのくせしれむらにおもらいのよ!自分れあるけ〜」
ガウ「んがー」
リナ「らにが『んがー』らっ!おもらい〜!や、やっろついらわよ、あんらのベッロ」
ガウ「ん〜!」
リナ「んにゃっ!むぎゅっ!……ぶはっ!!らにやっれんのよ、どけれー!」
ガウ「む〜」
リナ「うわにゃっ!どこさわっれんのよ!やめれー!あんっ!」
ガウ「む〜♪やわらかい〜」
リナ「ぁあんっ、や、めーこのえろくられー」
ガウ「ぐう」
リナ「……」
ガウ「くかー」
リナ「……途中れやめんらーーーーー!」
ガウ「じゃあ最後までな♪」
リナ「へ?ちょ、待っ、うわきゃっ待れー!」
以上ここまで想像した
>>756 さあ早くその続きを妄想して文章化する作業に戻っておくれ。
さぁさぁ!!!!
>749
ちょっと遅くなっちゃったけど、GJ!
原作っぽい二人がイイ!ゼル=犬はなんとなくツボだった
リナがガウリイを運んだ件に関しては、脳内で「ガウリイがリナを」に
変換していたので、なんでみんなが盛り上がってるのか一瞬よく分からなかったw
アメリア自慰物です。
時間はNEXT序盤あたり、アメリア→ゼルガディス前提です。
ハルシフォムの館の天井裏から、なめくじだらけの地下水道にまっさかさまに落とされた。
リナとガウリイが光とともに消えた後、暗がりの中でゼルガディスと2人きりになり、
じっと見つめられて心音が跳ねた。
実はゼルガディスが見ていたのは後ろの蜘蛛だったのだけれど、それはちょっと置いといて。
その時アメリアの中に未知の感情が生まれた。
その感情が何なのか、アメリアはまだ知らない。
早寝早起きがモットーのアメリアだったが、ここ最近なかなか寝付けない。
灯りを落としてからずいぶん時間が経った部屋の中、隣のベッドのリナはぐっすり眠っている。
眠ろうと一応は目を閉じるのだが、まぶたの裏にぼんやりとある男の姿ばかり浮かんで、
頭はどんどん冴えていく。
「ゼルガディスさん……」
無意識に名前を呟いた。
途端に胸がぎゅっと痛いくらい締め付けられ、口から息が漏れる。
布団の中で背を丸め、両肩を抱きしめた。
苦しくて、熱い。
胸の内は苦しいけれど体の中心が熱を帯びて、出口を求めて体内をぐるぐる駆け回っている。
そんな夜。
アメリアは最近覚えたある行為をしてしまう。
その行為の名と意味を、アメリアはまだ知らない。
布団の中でもぞもぞ手を動かし、パジャマの上からそろそろと豊かな胸を覆う。
そして頭の中で自分の手と岩肌の手をすり替えてしまう。
ゆっくりと力をこめる。
「ん……」
柔らかさを感じながら、指がふにゃと胸に沈む。
触れている手がゼルガディスのものだと想像するだけで鼓動が早くなり、
触れた部分が熱くなってくるような気がする。
「……あん」
思わず出た声に、慌てて口を塞ぐ。
リナはすでに眠りに落ちているが、万が一にもこんな声は聞かれたくない。
隣のベッドの主が起きた気配はなく、アメリアは再び胸の手を動かす。
手に余る大きさを回すように手を動かしていくと、中心が少しずつ固くなり立ち上がってくる。
(アメリア……)
頭の中のゼルガディスが優しく語りかける。
「ゼルガディスさん……」
すっとパジャマの裾から手を滑り込ませ、直に裸の胸に触れる。
「ん、ふ……ん」
声を殺しているつもりだが、少し開かれた唇から小さな喘ぎがつい漏れてしまう。
そのまますくい上げるように揉みしだくと、アメリアの手の中で白い乳房が淫らに形を変えていく。
目が潤んできて、顔が熱くなるのは羞恥心ばかりではない。
「ん……あ、あ、はぁん……っ!」
喉を反らせてアメリアが喘ぐ。
声を殺す気は失せてしまい、もう片方の手も空いている乳房に吸い寄せられるように愛撫を続ける。
強く、弱く。
肌が汗で湿り気を帯びていき、両方から与えられる快感と、
手に感じる柔らかい心地よさを同時に味わう。
指の腹ですっかり固くなった頂を潰すと、弱い電撃のようなものが背筋を走る。
「ひゃん!」
思わず喉の奥から高い声が出てしまう。
こりこりと、こねるようにリズムカルに刺激を与えていく。
「あ、あん、あ、ああ……」
ぞくぞくと体中に快感が走る。
片手をそっと胸から下ろし、腰の線をなぞる。そのまま腹を円の描くように撫で回す。
「ふぁ……っ!」
体がぶるっと震える。
腰や腹、首筋や太ももを撫でまわしていくと、ゼルガディスに体中を愛撫されてるような気分になる。
声も聞かれ全て見られていると思うだけで、火を吹くように顔が熱くなる。
「あ、だ……め、です……」
下着の中に手が入り込んでくる。
柔らかな茂みを越えて、幼さの残る亀裂に指を伸ばす。
そこはすでにすっかり潤って開かれており、暖かいぬめりが指にまとわりついてくる。
「いや……もう」
もうやめよう、やめたいと思うけれど止まらない。
急いたように指を差し入れると、何の抵抗なく飲み込まれていく。
「あ、あ、ああ……」
中で指を動かす度に、いやらしい水音が聞こえる。
乳房と秘所の同時の攻めに、背筋が反り返って腰が浮く。
「ふぁ……あ、だめ、あんっ!」
いつの間にか2本の指がアメリアの中をかき回している。
秘所からあふれ出したもので、下着はもちろん内股までぐっしょり濡らしながら、
アメリアは首を振って喘ぎ続けた。
「あ、あ、ああああ……」
覚えたばかりの快感がアメリアを翻弄し、絶頂へと導いていく。
「ゼルガディスさんっ!」
登りつめた瞬間頭の中が真っ白になり、アメリアは快感に飲み込まれた。
嵐のような高まりが過ぎても、アメリアは快楽の余韻に漂っていた。
心地よい陶酔感は去ると、喪失感と気だるさ、誰に対してかわからない苦い罪悪感と、
冷え冷えとした空しさがアメリアの心を苛む。
体を起こして汚れた下着を替え、パジャマのボタンをはめ直す。
ぽとっと涙が落ちた。
「わたし、どうしちゃったんだろう……」
どうしてこんなことを繰り返してしまうのだろう。
ゼルガディスへの思いと一緒に生まれた欲望と、それを満たすための行為。
リナやいなくなった姉ならわかるのだろうか。
乱れたシーツを整えると、すばやく布団に潜り込む。
「ゼルガディスさん……」
混乱した心を抱えたまま、アメリアは眠りに落ちていった。
一方、こちらは女部屋と、壁一つ隔てたゼルガディスとガウリイの男部屋。
ゼルガディスは起きていた。
ここは安宿にしては壁が厚く、防音効果はしっかりしていたのだが、
性能のいいキメラの耳にはアメリアの声は丸聞こえであった。
数日前、夜遅くに魔道書を読んでいて気がついたのが初めだった。
その時はアメリアとは思わず、声が似ている別の誰かだと思っていたら、名前を呼ばれて驚いた。
「まいったな……」
ゼルガディスは文字通り頭を抱えた。
アメリアのことは嫌いじゃない。出会った頃はまるっきり子供だったが、
あれから背も伸びてずいぶん女らしくなっている。
リナとは違って持ち物も立派なものだし。
キメラにされたとはいえ性欲は人並みにあるし、心まで石になった訳ではない。
夜な夜な聞こえる誘うような悩ましい声に、いっそのこと理性も自制心もかなぐり捨てて、
あっちに行ってやろうかと自棄になったこともあるが、リナがいるからそれも叶わない。
悶々とした気持ちを抱えたまま、ゼルガディスはため息をついた。
今夜も眠れそうにない。
764 :
アメリア自慰:2009/01/04(日) 12:06:35 ID:gFC+uBcN
終わりです。読んでいただいた方、ありがとうございました。
いい落ちしてんなオイ。
GJだぜ。
ちょ、GJGJ!!!
最後の悩ましいゼルがめちゃくちゃイイな!
是非個室を取ってやるべきだw
GJ!
ぜひとも続きを!
女の子の自慰ネタって切なげでいいなあ
GJでした!アメリアが報われますよーに!
グッジョブ!
アメリアもゼルも可愛いかった
>763
二人が報われますように・・・
と、みんなで初詣でねがおー!
GJ!
悶々としてるのがゼルだけじゃなく、実はガウリナも…
なんてことだったら行動に出られる日も近そうだ(笑)
リナをスリーピングで眠らせる、というのはどうだろうか?
773 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 04:15:38 ID:btk9H5Z4
>>772 リナの横で初Hかwwwいいなそれ!!
んで、途中で呪文が切れて目が覚めても起きられない状況でリナが悶々
二人が寝静まった後にガウリィのところへ夜這いする訳ですね、わかります。
途中で起きたが、隣でナニをしているため朝まで動けないリナ。
一日だけ我慢すればいいと思っていたら、三日連続。さすがに耐え兼ねてむくりと
起き上がり。
「ごゆっくり」
と一言冷たく告げて部屋を出ていく。
後には、すっかり固まって冷や汗をだらだら流すアメリアとゼルが残されたとさ。
そんで、ドア越しにガウリイにスリーピングをかけてゼルのベッドで寝ようとして。
ふと好奇心から、寝てるガウリイにいたずら。
寝てると安心して、どんどんエスカレート……。
とか想像した。
saa hayakusorewo SSnisurunnda
777 :
いたずらリナ:2009/01/07(水) 01:13:12 ID:UnHQMrBY
ではちょっとだけ。
ガウリイの寝顔を見つめる。
気持ちよさそーに寝ちゃって、まあ……。こいつ、ゼルとアメリアのことに気付いて
たんだろうか。
耳がよくて獣並みに気配が読めるこいつのことだから、気付いてただろーな。
さっきまで起きてたんだろうか。それとも、気にせず寝てたんだろーか……。
あたしと同じで、悶々としてたりしたんだろうか。
ちょっといたずらしたくなって、脇腹をくすぐってみた。反応がない。
むむむ、なんか悔しい。
がばっと掴んで、ぐにぐに揉むと、嫌そうな唸り声をあげて、体をよじらせた。
うむ。ちょっと満足。
満足ついでに、次は鼻をつまんでみる。
ガウリイの口がパカッと開いた。むぅ、生意気な。ちょっとは
苦しげにしたらどうだ。
そのまま、口も手で塞ごうとして、口の中に見える舌に、動揺する。
……さっき、布団に潜り込んでる振りをして見たゼルとアメリアが、夢中になって
舌を絡ませていたことを思い出す。
どんな感触なんだろう。
衝動的に唇を近付けて……寸前で迷う。
うーん、いくら興味があるからといって、オトメのファーストキスを、こんな風に
使っちゃうのはダメよね、やっぱり。
でも、唇を合わせるのはダメだけど、こっちなら……。
あたしは舌を出して、ゆっくりとガウリイの唇を嘗めた。
上唇をなぞり、下唇を軽く噛む。
そのまま、唇を合わせないように舌を突き出して、ガウリイの舌を舐めた。
ちょっとかさついてるけどやわらかい唇。舌は、濡れていて、味がするんだかしないんだか
よくわからない。いや、ガウリイ味なのか?
自分の考えに思わずあたしは、赤面した。
あたしだって、いくら奥手とはいえ、そーいうことだってちゃんと知ってるし
一人でしたことだってある。
アメリアが一人でしてたのも知ってるし、ゼルとの三日間の行為もばっちり見た。
二人の睦言を思い出す。
『一人でするのと、どっちがいいんだ?』
『ゼルガディスさんの指、全然違います……気持ち良くて溶けそうですっ!』
あたしはパジャマのズボンを脱いだ。わかっていたが、そこはすっかり濡れていて、
下ろされる下着との間に、透明な糸を引いた。
ここを、ガウリイの指で触られたらどんな感じなんだろう?
あたしは、ガウリイの大きな手を持って、その指を秘所に当てた。そのまま自分の腰を揺らして擦り付ける。
「……あっ」
気持ちいい。自分の指よりも太い指。自分の指じゃない、人肌を感じる。
迷わず、一番感じるクリトリスに当ててみた。
「……ひあっ」
なにこれ、凄い。凄く気持ちいい。本当に自分でするより気持ちいいんだ!
あたしは、夢中になって、腰を揺らす。
ガウリイの指ではあるが、動かしているのは自分……。ちゃんとわかっている
イイトコロを重点的に、とにかく快楽を貪ることを優先する。
パジャマの前をはだけて、空いている手で、乳首を摘んで愛撫すると、今まで
感じたことのないほど強い快感に襲われた。
ああ、こんなのすごい!ダメ、いっちゃう!
「………………………っ!」
さすがに声を出すのは憚られたため、背を反らし、唇を噛み締めて、喘ぎ声を
堪える。
はあ、はあ、と荒い息を吐いて、ガウリイの上に倒れ込む。
当たり前だが、ガウリイの指はあたしの愛液でどろどろ。シーツにも垂れている。
……ちょっといたずらが過ぎたかしら。
あたしは、まだ快楽の余韻でぼんやりとした頭で、そんなことを思った。
そして、この後ガウリイのモノを散々いじくって、白い液体の味まで確かめて
しまうリナちゃん。
ガウリイが狸なのか、本当に寝ているかは、ご自由に想像してください、ということで。
>>777 GJ!!
これで狸じゃなかったらもったいなさ過ぎだぞ、ガウリイ(笑)
あ、いや、狸だとしてももったいない…のか?
GJ!!
ガウリイのリベンジに期待ww
実はガウリイはキスの段階でばっちり目が覚めていて
リナには自分でしていると思わせておいてこっそり指を動かしてたり
弄られてる時もさり気に自分のイイところに誘導してたりして
味を確かめて「不味いっ」とほったらかしにされそうになって
慌てて反撃に転じるガウリイを想像した(笑)
アメリアの一人Hの波及効果はすごいなw
>>760にも改めてGJ!
突発的に思い付いたゼルアメネタ
人魚姫パロディなので注意。
海の神の次女アメリア姫は、嵐の海で助けたゼルガディス王子に恋をして、魔女マルチナの薬で
人間になったのでした。
しかし、王子は隣国の王女と結婚するという噂が……!
うちひしがれる人魚姫の前に、姉達が現れるのでした。
(リナさん!……どうしたんですか?あれ?手ぶらですか?短剣は?)
「アメリア、残念なお知らせがあるわ」
くうっ!と芝居がかって身をよじったリナは、涙を拭く真似をする。
「本当は、ここで短剣を渡して『むっつりすけべぇゼルちゃんを殺して戻ってらっしゃい!』
と言わなきゃならないところなんだけど……」
リナは、うるうるっ、とわざとらしく涙目になった。
「ゼルって岩だから、刃物が通らないのよね。だから、アメリア、もうアンタ
人魚に戻れないから」
(な、なんですってーーーっ!!)
アメリアは、衝撃のあまりのけ反った。
確かに、ゼルガディスを殺して自分だけ助かるなんて、そんな正義に反することをする気は
全くない。しかし、ここって一番の見せ場じゃないんですか?その葛藤こそが
人魚姫の切なさで、お話の中心部分じゃないんですか?
わたしの、わたしの立場は………。
そんなことを考えつつ、えぐえぐと泣き出すアメリアの脳裏に、聞いたこともないはずの
男性の声で、『刺したいけれど、刃が通らないだろう』という言葉がコダマした。
きっとその男性は、関西在住で腰が低い猫好きな作家に違いない。
「じゃ、そーいうわけで。あ、あんたの遺品は、ちゃーんとあさっといてあげるからー!」
安心してねー!と軽いノリで尻尾を翻して、リナは海へ帰っていった。
「あー、アメリア、その、なんだ、オレの話、聞いてくれるか?」
ぼーぜんと海を見つめるアメリアに、声をかけた者がいた。
「……ララァ姉様……」
「いや、オレはララァでも姉でもないんだが……しくしく、なんでオレがまた女装……」
(……!ララァ姉様、その髪は!)
「無視かよ。……ま、いっか。えーと、あのな、リナはああ言ったが、他の方法を
マルチナから髪と引き換えに聞いてきたんだ」
(他の方法?)
「つまりな、体液なら、血液じゃなくてもいいんだ。リナがいると言いにくいから
行くのを待ってたんだが、つまり、精液でもいいんだ」
ララァ姉様は、気まずそうに頬をぽりぼり掻き、ウブなアメリア姫は真っ赤になりました。
「その……アメリアはやったことないと思うから、簡単に口で説明するぞ?
リナと違って、胸も使えるだろうし、その方法も……」
そうして、アメリア姫はゼルガディス王子のベッドに潜り込んで、ズボンを脱がせ、
ララァ姉様から伝授された技で責めまくって、初心者とは思えない見事さで、
王子から精液をゲットしたのでした。
もちろんそれだけでは済まず、すっかり興奮した王子様に押し倒されて、名実共に
お嫁さんになり、人間として幸せになることができたのでした。
ちなみに、隣国の王女という噂のミワン様は、本当は王子だったということです。
人の噂とは、実に無責任なものですね。
どっとはらい。
以上です。
人魚姫ネタを見ていた時に、『刺したいけれど、刃が通らないだろう』という
名言が頭に浮かんで、こんな感じになってしまいました。
とwなwりwwwwwGJ吹いたwwwwww
GJwww
初心者とは思えないテクのあたりから興奮した王子あたりを
もっとこう詳細にだな・・・
GJ!
ガウリイが口で説明できたのかってとこに疑問を感じちゃイケないんだよな、きっと…
>関西在住で腰が低い猫好きな作家
ワロタよwww GJ!
アメリア声出てるしw
短髪のガウリイ…ろいやる2みたいな感じなんかなぁ。
エイジ買った。ちょっとネタばれ。
オゼル…はいてないんだな。人形ってわかっててもドキッとした。
等身大の人形相手に下着まで着せてやるご主人様も絵的にやだしな。
ところでオゼルって結局じいちゃん製なの??
じいちゃんは目が見えないから、あれほど人間そっくりな人形は作れないと思う。
エイジ読む限りこれからあのキャラやあのキャラ、アニメではあのキャラまで出てきたんだから、
製作者な新キャラは出ないんだろうな。
ところでここはエボの話題はおK?
ナーニたん萌えwww
ナーニって何さ?
すまん、ナーマだった。
ナーマちゃん可愛いけど、エロには最も向かないなwwww
ナーマってやっぱり白蛇の彼女ですよね
ノベルスレでナーガ・アーマーではないかという説が出てた。
なるほど。
まさかエイジでアメリアのアヘ顔が見れるなんて思っても見なかったんだぜ。
新しいOPの2番サビでニヤニヤが止まらない…
早くフルでききたい
人魚姫パロ今さらながら読んだけどグッジョブ!
>797
ナーマに限らず、レボエボの新キャラは微妙にエロに使いづらい。
ポコタとかナーマとかオゼルとか。
旧アニメはフィリスとかマルチナとかいたのになー。
フィリス…
鎧とヌイグルミとロボだもんな、
生身の奴といえばワイザーとかジョコンダとかズーマとかトラウマとか犬猫とか・・・色気ねぇ・・・
しいていうなら、ジョコンダは元夫とのSMが似合いそう、
オゼルは大人の玩具をたくさん装備していたりご奉仕が本物の女性よりうまかったりして
壷の持ち主にご奉仕するオゼルさん。
ダッチワイフとしても優秀です。
考えてみたら、腕がない時期や動かない時期のズーマの下の世話って、オゼルさん
しかできないんじゃ。体を綺麗にするのも。
807 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 19:56:22 ID:HYr8FRGr
ナーマ総受け
808 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 20:01:16 ID:hssX8a7z
ポコ太のファスナーあければ光の肉棒が…
TRYのフィリアたんのおっぱいと美脚は未だに最高だと思う
ジョコンダはご指名どおりガウリイと
色気ない新キャラばかりだけど、エボではガウリナ要素があるかどうかって感じだな
CDドラマではリナのデレが見られるか!?なんて煽ってたけど…
>>808 ファスナーだとどうしてもくそみそを連想してしまうw
やっぱお股にちっちゃいの付いてた方がいいなw
>>806 だからはいてないんだな、オゼルたんw
>>812 ポコ太がベンチに座って「○○○○○」と言うのを想像してしまったではないかw
なんか似合ってたのが怖いww
めちゃw似合っているじゃないかwwポコタん。
815 :
阿部ポコ和:2009/01/19(月) 21:45:19 ID:TInB52rq
俺の光の剣をみてくれ
こいつをどう思う?
とても偽物です・・・
>811-813
しょうもないもん思いついたから書いてみた
エロじゃない&稚文スマソ
「あ〜〜っ!!オレの剣がぁ〜〜〜!!!」
今魔法剣を求めて東奔西走しているオレは全国を旅するごく一般的な傭兵
強いて違うところをあげるとすればリナの保護者っていうか飼い主ってとこかナー
名前はガウリイ=ガブリエフ
そんなわけで通り道にある公国の町にやってきたのだ
小動物「ドラグスレイブ!!」ち ゅ ど ー ん !!
!?ふとみると塔の上に一匹の小さな動物が立っていた
ウオッ!リナそっくり・・・
そう思ってると突然その小動物はオレの見ている目の前で
腹部のチャックを下ろし始めたのだ
・・・ジジー・・・
彼はそこに手を突っ込むと、黒くて硬いソレを取り出した
彼が両手でギュッと握るとその先端から白く輝くモノが勢いよく溢れ出る
こ、これは・・・オレもちょっと前まではこの行為を毎日のようにやっていたような気がする・・・
どこか懐かしさを感じながら眺めていると、小動物はニヤリと笑いながら言った
「や ら な い ぞ」
以上です。後半はどっちの元ネタとも違っちゃっているからパロとしても微妙かも。
GJ!
とても……面白いです。
ばかやろうwwww 大好きだww
クソワロタwwwwwwwwwwwwwwww
ばかすwwwwGJ
すまっしゅ買ってきた
エロ祭のやつで、13歳?にしてあの下ネタを瞬時 に理解するリナは
うぶに見えて意外と進んでるのかもな>ぬるぬるした液体
リナって、故郷では言い寄る男は結構いたんだけど、
術の実験台にしたら皆逃げてったんだっけ?
もしかして乙女にあるまじき系の術だったのかも…ハアハア
アニメ版はウブな印象があるけど、原作版は結構耳年増であしらいも慣れてる感じだな。
>>824みたいな下ネタ情報をどうやって知ったのか気になるw
>>827 魔導士協会の図書館にエロ魔法の本とかもあったりするんじゃないだろうか
秘本があると見にいってみたら、そういう本だったりしてw
そうかも。賢者のエロ本騒動といい、結構「男ってこれだから!」と怒ってるよな。
頑張って秘本を見つけたらそーいう本、とかあったかも。
ゼルもありそうだな。
遺跡に潜って、命がけで見つけた魔道書がエロ魔法本だったとか。
「合成の秘技」だと思って探したら「合体の秘技」に関する本だったとか
マニアックな本で、捨てられもせず持ってたら、仲間に見つかって性癖を誤解されるゼル。
リナにひかれ、ガウリイに気の毒そうに見られ、アメリアは暴走する。みたいな。
>>832 それすごいおもしろい。
ぜひその話書いてください。
>>831 伝説の体位、四十八手について書かれた魔導書ですねわかります。
乙女の祈りの回みたいに「呪文の代わりに身振り手振りで印を結ぶ術」だと思い込んで
アメリア相手に実践して、四十七手目で2人ともぶっ倒れるんですねわかります
760です。
>>760の続き、夜這いゼル@ゼルアメを投下させていただきます。
できましたら>760から先にお読み下さい。
時間軸はNEXT中盤あたり、
>>772〜
>>778のネタ一部拝借してます。
夜半過ぎ宿の一室。ふとガウリイが目を覚ますと、部屋を出て行こうとするゼルガディスの後姿が見えた。
「んー、どこ行くんだぁ? ゼル」
「………い」
「あー、何だって」
「夜這いだ」
振り返りもせずゼルガディスが答える。
「そーかぁ、がんばれよ……」
語尾はむにゃむにゃとほとんど聞こえなかったガウリイの言葉には答えず、ゼルガディスは無言でドアを閉めた。
夜な夜な聞こえるアメリアの悩ましい声に、理性やら自制心やら色んな物が擦り減っていって、
ぶっつり切れた夜の出来事だった。
短いアンロックの呪文とともに軽い金属音を立て、女部屋のドアの鍵が開く。
キィときしんだ音をたててドアが開き、蒼い闇に満たされた部屋の中にゼルガディスは足を踏み入れる。
アメリアは手前のベッドで眠っているらしく、窓側のベッドの布団からはみ出たリナの栗色の頭が見えた。
ベッドの脇まで音もなく進み、眠っているアメリアの肩に手を置き耳もとで囁く。
「アメリア」
「ん……」
眉をしかめたアメリアが身じろぎする。
「俺だアメリア、起きろ」
薄く目を開いたアメリアは目の前にゼルガディスがいることに驚き、ばねのように跳ね起きた。
「ゼルガディスさん!」
寝坊してゼルガディスが起こしに来たのかとアメリアは思ったが、慌てて見回した部屋の中はまだ薄暗い。
首を傾げてゼルガディスを見ると、ゼルガディスは思いつめたような表情をしている。
「あの、何かあったんですか? こんな時間に」
「……」
無言のままのゼルガディスに、アメリアがきょとんとした顔をする。
「どうしたんですか? ゼルガディスさん」
「う……ん、何よぉ、さっきからゴチャゴチャうるさい……」
隣のベッドのリナがむにゃむにゃと起きかける。
「あ、リナさん。ゼルガディスさんが」
アメリアの背後から、ゼルガディスの呪文の詠唱が聞こえた。
「スリーピング」
途端にぽやぽやと白い光がリナを包み込み、ぱたっと倒れこみそのまま動かなくなってしまった。
さすがに驚いてアメリアがゼルガディスを振り返ると、
術を紡ぎ終えたゼルガディスは手を下ろし、ゆっくりとアメリアに向き直った。
「ゼルガディス……さん?」
さすがに不審に思ったのか、アメリアはベッドの上で後ずさりし距離をとろうとしている。
…………。
どこかに連れ出そうと思っていたが。
どうせリナは朝まで起きないだろうし。
衝動的にゼルガディスはアメリアの手首を取ってベッドに押し付け、小さな体に覆いかぶさった。
一瞬何が起こったのか解らないアメリアだったが、のしかかる固い体と頬に感じる金属の髪に、さすがに驚き身震いした。
「ど、どうしたんですか! ゼルガディスさんっ!」
「……お前が呼んだんだろうが」
低くくぐもった声が、アメリアの肩のあたりから聞こえる。
「よ、呼んだって……?」
アメリアが戸惑っていると、いつの間にか手首から離れた手がじわりと肩を登り、もう片方はアメリアの腰に回される。
「ま、待ってください! ゼルガディスさん!」
驚いたアメリアが身をよじろうとするが、岩が乗っているようなもので身動き一つ取れない。
「俺の名前を呼んでただろう……夜になると、何回も」
ゼルガディスの言葉にアメリアは硬直した。聞かれてた。アメリアの顔から血の気が引いていく。
アメリアを抱き込んだまま、ゼルガディスがゆっくりと顔を起こした。
間近で驚くほど真摯な目で見つめられ、アメリアの頬に血が上る。
「無理強いはしない、嫌ならこのまま引き下がる。……どうする?」
闇の中、ゼルガディスがおぼろげに光っている。
(ああ、あの時と同じだ……)
ハルシフォムの館の地下で2人だけになった時と。あの時自分の中で何かが生まれた。その正体が今わかった気がする。
アメリアの両手が、すっとゼルガディスの首に回された。
「……大好きです、ゼルガディスさん」
微笑みと共に返って来たアメリアの言葉に、ゼルガディスは口の端だけで笑い、再びアメリアに覆いかぶさった。
合わせるだけの口付けの後、急いたように入ってきたゼルガディスの舌にアメリアの舌が絡まる。
「ん……く、ん」
アメリアが息を継いだのを確かめてから、ゼルガディスはいっそう深く口付けた。
歯列をなぞり、絡めとりながら甘い唾液を味わう。
初めての刺激に頭が痺れ、顔が火を噴いた様に熱くなるのをアメリアは感じた。体の芯が熱を持って疼いてくる。
やっと開放され、ぼうとしたアメリアの目に、パジャマの合わせ目にかかる岩の手が見えた。
「あ、あの、自分で脱ぎますから」
「いい」
押し止められ、前のボタンが一つづつ外されていく。
白い豊かな胸が外気に晒された刺激に、アメリアはかすかに震えぎゅっと目を瞑った。
ゼルガディスが小さく息を呑んだ気配がする。
ざらついた冷たい指が乳房に触れると、びくと小さくアメリアが跳ねた。
「痛かったら、そう言え」
なるべく加減するから、と低い声がアメリアの耳に囁かれ、唇が首筋に降りてくる。
初めは遠慮がちだった手の動きが徐々に大胆になっていき、すくい上げるようにこね回し、肌を貪る。
静かだったアメリアの呼吸が、荒いものに変わっていく。
固くなった頂を摘まれると、痺れたような甘い快感が背筋を走った。
「あ……あん……ゼルガディス、さん」
切れ切れの声がアメリアの口から漏れる。
ゼルガディスが与える快感に翻弄されるアメリアがうっすらと目を開けると、銀の頭が視界の下にぼんやりと見える。
自分の胸にゼルガディスが顔を埋めているのだとわかり、アメリアが慌てる。
「ゼ、ゼルガ……っ! ……あ、はぁん!」
先端を口に含まれ、舌先で弄られる。
「あああ、ああん。ダ、ダメ……っは、あぁん!」
悲鳴のような嬌声をアメリアは上げ続けると、ゼルガディスがくすりと笑い声をたてた。
「そんなに大きな声出すな、リナが起きるぞ」
「だ、だって……あうっ!」
きつく吸われ、歯を立てられると、アメリアの体がいっそう大きく跳ねた。
そのまま肩や胸元、乳房を吸われていき、花びらのような紅い跡が点々と付いていく。
「はぅ、あん……あぁん……」
いつの間にかパジャマのズボンが下着ごと取り払われていることにも気付かず、
アメリアは甘い嬌声を上げ続けた。
ふと、ゼルガディスの体が離れた。
見あげると、上着を脱いでいる蒼い背中が見える。
石片が浮き出た蒼い肌が柔らかな白い肌に覆い被さる。肌と肌が密着し、何もしなくても抱きあってるだけで
お互いの熱が混ざりあい、体の奥から何かが高まってくる。
「ん、んく、んん……?」
何度目かの口付けの途中で、ゼルガディスの手がするっとむき出しの腿の隙間に入ってきた。
覚悟はしていても無意識に力が入るのか、アメリアの体がぎゅっと強張る。
「念のため聞くけど、お前、知ってるよな?」
一瞬、きょとんとしたアメリアだったが質問の意味がわかると、真っ赤な顔でぶんぶん頭を縦に振る。
(そういやこいつ自慰は知ってたんだな……)
馬鹿なこと聞いたと、ゼルガディスは苦笑した。
膝を割って内腿にゼルガディスの手が添えられると、かすかにアメリアは息を呑んだ。
濡れそぼって誘うように赤くてらてら光るそこに、静かに指が触れる。
「……んっ!」
「痛かったか?」
「痛くはないですけど……、なんか変な感じがして……うっ!」
ざらついた指が確かめるように、潤った部分の周辺をなぞるように、入り口をほぐしていく。
「あ、あ……ふぁ、ああん、はあん」
(自分で触るのと、全然違う……)
すがるものを求めて、アメリアの手がゼルガディスの肩にかかる。
ほぐされて、熱く溶けている部分に、ゆっくりとゼルガディスの指が入ってきた。
指が中で動く度に、恥ずかしい水音がアメリアの耳をつく。
「あ、あ……ん、ゼル、ガディス、さん……っ!」
肩の手にぎゅっと力がこもる。
柔らかい茂みの中に隠れた小さな芽を岩の指が探し出し、親指の腹で押すとアメリアの体が跳ねた。
「ひぁ!」
弱い電撃のようなものが体を走り、アメリアの頭の中が真っ白に弾け、全身からがくんと力が抜ける。
「イったか?」
「っは、ふぁ……」
大きくアメリアの肩が上下する。
なんだか楽しそうな声のゼルガディスに尋ねられても、
足を大きく広げられそのまま腰を抱え上げられても、アメリアは返事をすることもできなかった。
「挿れるぞ」
熱く溶けている中心に固いものがあてがわれると、アメリアの顔がさすがに少し引きつる。
「力抜け、ゆっくり行くから」
「は、はい……」
言葉通りゼルガディスがゆっくりと腰を進めていくと、肉が裂けるような痛みと共に、
異質なものがアメリアの中に入ってきた。
「っう……! い、いたっ!」
今まで感じたことの無い衝撃にアメリアの顔が歪む。シーツを掴んだ手が白くなるまで握り締められ、必死に痛みに耐えている。
まだ成熟しきっていないアメリアの中はきつくて狭かったが、それでも熱く飲み込むようにゼルガディスを迎え入れていく。
「……入ったぞ」
最奥まで来てゼルガディスは一旦大きく息をついた。
自分の下で歯を食いしばっているアメリアの額の汗をぬぐってやると、涙に濡れた目がゼルガディスを見る。
「痛むか、アメリア。もう少しで終わるから、我慢してくれ」
「…………さんは」
「アメリア?」
「……ゼルガディスさんは、気持ちいい?」
一瞬の沈黙の後、ゼルガディスの心に暖かいものが流れ込んでくる。
「……そうだな、とても気持ちいい」
「よかった、うれしい……」
起き上がったアメリアの腕がゼルガディスに巻きつき、口付ける。
舌が絡まり、唾液が混ざり合う。
繋がったままゼルガディスはアメリアを向かい合って膝に抱え、そのまま突き上げる。
「っは、は、はぁ、い、痛い、ああっ!」
激しい動きにアメリアはゼルガディスにしがみ付いた。岩の肌でなければ傷つくほど強い力で指が食い込み爪が立つ。
アメリアの体が跳ねる度に、ベッドが大きく軋む音をたてる。
荒い呼吸に混じったアメリアの声に、かすかに甘い声が混じる。
「あああ、ああん、ゼ、ゼルガディ……ス、あううーーーっ!」
ゼルガディスの動きがいっそう速くなり、揺さぶられて動くたびに、痛みも快感も体の奥で一緒くたに溶けて混ざり合っていく。
限界が近い。
「ああ、ああん、ゼル、ガディス、さん……っ!」
「アメリア、アメリア……」
お互いの名を呼びつつ登りつめ、ゼルガディスの欲望がアメリアの中に放たれた。
「あの……ゼルガディスさん?」
ことの後、毛布から首だけ出したアメリアが、傍らで頬杖を付いてるゼルガディスに尋ねる。
「ゼルガディスさんは……わたしのこと、少しは好きですか?」
ぼふっとゼルガディスの顔が枕に沈む。
「ゼルガディスさん?」
「お前……」
枕に面伏せたままの聞き取りにくい声に、アメリアは首を傾げる。
「……俺がどれだけ悩んでここに来たと思ってるんだ。しかもリナに魔法までかけて……。
言っとくが、俺は嫌いな奴のために、こんなみっともない真似しないぞ」
アメリアの顔が見る見る輝いてくる。
「じゃ、じゃあ、ゼルガディスさん。わたしのこと、好きなんですか!」
枕から上がったゼルガディスの顔が、少し赤らんでいる。
「……かもな」
「嬉しい!」
「お、おい」
飛びつくように首に抱きついてきたアメリアに、押し倒されるような格好になる。
「嬉しい、ゼルガディスさん大好き、大好き、大好き……」
涙声になっていくアメリアに、ゼルガディスの心が甘いもので満たされる。
そっとアメリアの頭を抱きかかえ、耳元でそっと囁いた。
「俺も……」
その言葉にアメリアは嬉しくて幸せで、涙がこぼれた。
高位魔族も裸足で逃げ出すような、こっぱずかしい会話が繰り広げられている隣のベッドで、
ぐっすり眠っていたはずのリナだったが、実はしっかり起きていた。
(あ、あ、あ……あいつら、一体なにやってるのよーーー!)
幸運か不運かゼルが放ったスリービングの掛かりが何故か悪く、リナしばらくして目を覚ました時は、
隣のベッドですでに激戦が繰り広げられていた。
傍若無人のリナといえどもさすがに起きるに起きられず、
布団を被ってひたすら終わるのを待つことしかできなかった、という訳である。
(……まあ、アメリアは嬉しそうだし、そういえば楽しそうなゼルの声って聞いたの初めてかもね。
ま、いいか。今夜くらいはね、許してやりましょ)
1時間経過……。
(一体いつまでいるのよゼル! 終わったんならさっさと帰りなさいよ! いちゃつくなら明日でもできるでしょーが!!)
「1人でするのと、どっちがいいんだ?」
「(ぽっ)ゼルガディスさんの指、全然違います……気持ち良くて溶けそうですっ!」
「こいつぅ」
(だ〜〜〜〜っ! ぬわ〜〜にぐぁ残酷な魔法剣士よ、このエロキメラ!!
あんたなんか女装してオカマにだまされて恥かきゃいーのよ!!)
何故か、実現率のやたら高そうな呪いの言葉を吐くリナであった。
結局、ゼルガディスが帰ったのは、空が白み朝が来る前のぎりぎりの時間。
「お〜い、リナ。目が赤いけどどうしたんだ?」
「うるさいわね、なんでもないって言ってるでしょっ!」
結局一睡もできなかった。
終わりです。読んで頂いた方、ありがとうございました。
GJGJGJ!!!!!!
ちょ、「こいつぅ」禿ワロタwww
ありがとう超GJまじネ申!!!!
全裸で続編待ってて風邪ひいた甲斐があったぜ
姫かわええ、岩微笑ましい(´∀`)
ガウリイはあの時覚醒してたのか寝ぼけてたのかが気になってるw
846 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 08:18:57 ID:ny3Cv0k5
今度はガウリイに夜ばいしてもらわねばっっ!!!
GJ!
勝手に続き書いた俺の台詞まで使ってくれてありがとう!
ライトマジックで、リナが風呂に入ってるのに、裸でガウリイが普通に風呂に
入ろうとしていたのに吹いた。
ライトは服着てたのに。
まさか、いつも一緒に入ってるわけじゃ…。
混浴プレイか
原作ゼルリナみたい
夜這いゼルアメ、素晴らしかったです!
可愛いよ二人とも可愛いよ…!
…G…J…!(萌悶え)
オゼルの正体ってやっぱりレゾかな?
OZERU→REZO
Uがどっかいっちゃうけどね。
>>852 いやー、私はてっきり江戸時代町娘風の着物を着たゼルガディスのコトかと…。
…えーと、おゼ(強制終了)
スペルがOZELだったら何のひねりもなさすぎだろいくら何で……
そうかありえるのか(今更ショック)
だがそれは辛すぎるのであえて
>>853で
>853
タリムあたりに「ええではないか、ええではないか」
と帯を引っ張られてクルクル回りながら服を脱がされるゼル
という光景が思い浮かんだ
今スレタイがエロイヤーズに見えた。あながち間違ってないと思った
ナーマの本体って今どうなってるのかね。
本体にいたずらするとナーマが感じる、とかあったら面白そうだ。
未熟ながら投下させていただきます。
ガウ×リナ←ゼルというなんだかややこしい話ですが、付き合って頂ければ幸いです。
─────────
【それを悲恋と呼ぶのなら】
「へー。ゼルはとことん器用なんだなぁ」
「そういう訳じゃない。器用貧乏、という言葉もある。俺からすれば、あんたみたいに突き抜けた才が欲しいよ」
「才〜?いや、別に俺は何も考えずにこう、剣をぶわーっ、とだな。それであとはこう…ずしゃーっ、と…」
「…それを才と言うんだ。……ああ、酒が切れたな。親父、同じ物をもう一つ。それでいいかガウリイ?」「ああ!美味い酒ならなんでもいいぜー」
旅の途中で立ち寄った宿場町の小さな酒場で、ガウリイとゼルガディスは談笑を楽しんでいた。もう夜も随分更け、二人が飲み干した酒瓶も一本や二本ではない。
リナとアメリアはこの町自慢の温泉をのんびり堪能したあと、湯中りしたのか宿で熟睡している。
残された男二人はそれならばと、酒場巡りをする事にしたのだった。
ガウリイとゼルガディスは剣士である。当然交わす会話もそちらへと流れていく。
普段ならばリナの突っ込みやアメリアの笑い声が混じってくる為、そんな話もじっくりする機会はなかなかない。
剣を捌く際の足運び。目線やフェイントを交えた相手との駆け引き。そしてかつての武勇伝。
ゼルガディスは真剣に。ガウリイは目を輝かせ。
肩を並べ、酒を交わしながら語り合うのは貴重で楽しい一時となった。
「…さぁて、そろそろ宿に戻るか?ゼル」
「そうだな。この一杯で終わるとするか」
至福幸福満面のガウリイとは対照的に、ゼルガディスはあくまでも静かに笑みを湛えながらジョッキに酒を注ぐ。しかし彼をよく知る者ならば、ゼルガディスがこれ以上ないくらいに上機嫌なのは明白だった。
リナと魔道理論の話題で盛り上がるのもいいが、こと剣技の話となるとやはりガウリイと話すのは楽しくてたまらない。
「…んー…。じゃあゼルガディス、あともう一つ聞いときたい事があるんだが」
「ん?なんだ?」
「なぁ、お前はリナが好きなのか?」
──口に含んだ酒をぶち撒けそうになる自分を、最大限の努力で押さえる。
「ッ…!…い、いきなり何を言いだすんだガウリイ…!」
「──好き、なのか?」
「…っ、嫌いなら行動を共になどしてない…!」
「そういう意味じゃないんだ、ゼル」
酔っ払いの絡みかとゼルガディスは狼狽したが、ガウリイの眼にはいつの間にか、冷えきった光が宿っていた。
「男として、──リナが好きなのか?」
それは、もはや質問というよりも確認だった。
ゼルガディスの心に、ちくりと痛みが刺す。
「…やれやれ。隠し通すつもりでは…あったんだがな」
ぽりぽりと頭を掻きながら、ゼルガディスは諦観めいた長い溜息を吐いた。
「──ああ。俺は…リナが好きだ」
ガウリイに殴られるくらいの覚悟を持って、ゼルガディスは凛と宣言する。
「……やっぱり、な」
だがガウリイは辛そうな、困ったような眼差しで、恋敵となった男を見た。
「でもなぁ、ゼル。リナはもう…」
リナは、すでにガウリイのものだった。ガウリイもリナを誰よりも愛している。そして、それをゼルガディスも痛いほどに知っている。
「いくらお前でも、これだけは譲れんぞ。──リナは、オレのもんだからな」
だから諦めろ──とは、ガウリイは言わなかった。ゼルガディスがどれだけの想いを持ってリナを見ていたか、随分まえから気付いていたからだ。
ただ、一歩も引かないという意思──いや、意地を持って、きっぱりと断ずる。
ガウリイの優しさと意地を、ゼルガディスも充分に感じた。いや、そんなことはとっくに解りきっていた。──だから、彼は。
「…ああ、そうだな。確かにリナは、あんたのものだ」
穏やかに、笑ってみせた。
「…へ?」
ぱちくり、とガウリイの目が見開かれる。頭の上に沢山の疑問符が浮かぶ。
「俺は確かにリナが好きだ。だがなガウリイ、俺はあんたも好きなんだ」
「はァっ!?」
何かとんでもない誤解をしたのか、ガウリイの顔がさっと青くなる。
「すすす好きって、おい、お前ってまさか両刀──」
「違う違う」
ぶんぶんと手を振ってみせると、ガウリイはさも安心したように胸に手を当てて息を吐く。
「つまりな。俺は、あんたらが幸せそうに一緒にいる所を見るのが、一番好きなんだ」
いつでもリナは輝くように笑っていた。笑っているリナを見るたびに、満ち足りた気分になれた。
そしてその笑顔はいつでも、ガウリイの隣にいる時に見られた。
リナを愛する気持ちは強い。だが、リナからガウリイを奪う事は、二度とその笑顔を見ることが叶わなくなるという事に他ならない。
だから、ゼルガディスは、『幸せなリナ』を愛している事に気付いた。
──例え、その隣にいる男が自分ではなくても。
愛する女が、幸せそうに笑っている姿をずっと見ていられるほうがいい──。
「……ゼル」
「約束してくれるか、ガウリイ?」
呆気に取られたままのガウリイにぐい、とジョッキを差し出す。
「リナを──誰よりも幸せにする、と」
挑戦的な笑みを浮かべて、ガウリイに問うた。察したガウリイもまた、不敵な笑みで返す。
「聞かれるまでもない。リナを取られるわけにもいかん。リナは、オレが幸せにする」
がちん、とジョッキが鳴る。
残った酒をお互い一息で飲み干すと、ガウリイとゼルガディスはさっきまでの緊迫感などなかったかのように笑い合った。
「──なぁ、リナ。お前は、幸せか?」
寝台の上でリナを抱き締め、激しく突き上げながら、ガウリイはその耳元に囁く。
「…んぅ、あ、…ッ何よ、こんな時に…っ!」
息も絶え絶えに喘ぎながら、リナは自分を優しく犯す男を見上げる。
「やッ…あ、あん!はぁ…あ──!」
愛液塗れの結合部から、濡れた卑猥な音が聞こえてくる。腰が自然に揺らめき、ガウリイの精を残らず吸い尽くさんと締め上げる。
「リナ、きついっ…!」
「無茶、言わないで…ッ!あんたの、あっ、でかすぎ…なんだから…ぁ!」
痛みは全て快楽に変換され、リナの呼吸とガウリイの呼吸が次第に合わさっていく。──果ては近い。
「んッ…!だめ、いく…ッ!」
「リナ、リナッ…!」
愛しい女の名を繰り返し、腕の力を込めた。熱い吐息を交わしながら、どちらともなく唇を求め合う。
「んふ、ん、んぅ──ッ!」
「く、おっ…!」
びくびくと痙攣じみた動きで震え、リナが絶頂に達する。同時にガウリイも、リナの中に熱い奔流を叩きつけた。
「ん──あ、はぁ…」
余韻に身体を震わせるリナから己を引き抜き、その隣に寝転がりながら、ガウリイは優しく笑ってリナの髪を梳く。
「…ね、ガウリイ」
情事が終わったあとの気怠く心地よい睡魔に身を任せつつ、リナはガウリイに囁いた。
「んー?」
「──…あたし、今すっごく幸せだよ」
照れ臭いのかぼそぼそっと早口で言ってしまうと、リナはくるりとシーツに包まってしまう。
その姿があまりにもいとおしくて、ガウリイは最高に嬉しそうに笑う。
今夜もいい夢が見られそうだ──。
ぽん、とリナの頭を撫でると、ガウリイも深く眠りの淵へと落ちていった。
心なしか頬を赤らめたリナと、のんきに笑うガウリイ。
朝ごはんは何にしようかとはしゃぐアメリアと、フードを被り穏やかに食卓を眺めるゼルガディス。
いつも通りの平和な朝が、彼らを迎える。
やがて運ばれてくる朝食を、凄まじい勢いで奪い合い始めるリナとガウリイ。
アメリアは被害に合わないようにテーブルの隅っこに陣取り、その隣ではゼルガディスが優雅に茶を啜る。
「…それにしても、リナさんもガウリイさんも、少しは落ち着いて食事をしたらいいのに…」
目の前で繰り広げられる激戦を呆れたように見ながら、アメリアは二人に聞こえないようそっと呟く。
「まあ、そうだな。しかし、二人とも楽しそうだからいいじゃないか」
ゼルガディスにしては温かみのある言葉に、アメリアは驚いて顔を見ると、彼は羨望とも憧憬とも思える眼差しで二人を見守っている。
「それに、下手に手を出して逆鱗に触れることもないだろう?」
皮肉げに肩を竦めるその動作にも、何やらいつもとは違う何かが感じられ、アメリアは首をかしげた。
「…ゼルガディスさん、…なんだか嬉しそうですね」
「そう見えるか?」
「はい」
それもそうかもな、とゼルガディスは笑った。
ガウリイの誓いは、違えられる事無く守り続けられている。
リナの笑顔が、眩しくて。
ゼルガディスは満たされていく。
手に入れることが叶わぬ想いを悲恋と呼ぶのなら。
ゼルガディスの想いは、決して悲恋などではない。
何故なら──既に手に入っているからだ。
了
以上です。
お目汚し失礼しました!
なんかじんわりきた。
GJとぅーゆー!!
ほっこりした!心理描写もいいね
おおぉおGj!
満ち足りたゼルいいねー
868 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 08:13:36 ID:0bRUlG2p
gj
GJ!いい話だなぁ・・・
GJ!
ガウとゼルの友情がいいなー
あったかい気持ちになったよ
ジョッキをがちんと合わせる所が男同士の友情って感じでいいなあ
4話、ストーリーはカオスだったけどガウリナっぽいシーンが見られてよかったw
そんなに父親願望強いならもうリナと子作りしちゃえよガウリイw
娘でも息子でも、ガウリイは最強の親バカになりそうだな。
個人的にはリナには男の子が似合ってて、ガウリイには女の子が似合う気がするんだよなぁ
ゼルやアメリアはどっちだろう
ガウリイは、息子とキャッチボール(スレイヤーズ世界にあるかは不明だが)したがるタイプなイメージ。
そして、アメリアに息子ができたら、フィルさんを理想として育てそうだ。
というか、隔世遺伝でフィルさん似だったらどうしよう……。
男の子なら、フィルさん似でもいいんじゃないかな、男らしくて
女の子はちょっと………と思ったが、アメリアも目元とか輪郭とかは父親似と言えないこともないような気がする
ゼルはアレだ、女の子が出来た場合、なんかもう触る事も抱っこする事もできないヘタレパパになりそうだ。
赤ん坊「うあぁああぁああん!」
ゼル「待て!落ち着け!頼むから泣き止め!あぁあもうどうしろっていうんだ…!(ベビーベッドの前でおろおろしながら涙目)」
で、買い物から帰ってきた奥さんに怒られてしょげるゼルガディス。
…夢見すぎですね、すいません。
エボ見てなくてDVD待ちなんだが、
あちこちのスレイヤーズ関係のスレ見てると
魚女「はいダーリン、産卵したから、ここにかけてねぇん(はぁと)」
ガウ(ゼル?)「……何を?」
という光景浮かんで頭から離れないんだが…。
フィルさんの鋭い目の感じはナー…グレイシアの方に受け継がれているじゃまいか。
アメリアのぱっちりお目々は母方か祖父・祖母の隔世ではなかろうか?
ナーマもガウリイさんの赤ちゃんが…なんて言ってたなw
>>878 魚女「あなたの子よ」
子魚「パパ〜!」
ガウリイ(もしかしてあの時…川に向けてフィニッシュしたのが偶然卵に…((((;゜Д゜))) )
>>878 寧ろガウは無邪気に
「よーし パパはりきっちゃうぞ」
が浮かんでしまったw
>>878 ゼルはともかく、ガウリイの場合、いそいそと醤油でもかけそうな気がしてしまった。
そしてその後ろでは炊き立てご飯を用意してるリナの姿が…(笑)
そして、アメリアはきっと既にご飯をよそっている。
いくらかー!?
このスレ的には間違っているw
イクラ丼で精をつけてリナとの夜に挑むんだよ
アニメヌンサは美味だったみたいだから、卵の味もさぞや(じゅる…)
煮てよし、焼いてよし
超爆魔道伝の方ではガウリイに喰われてたよヌンサ。
同じぶっかけるなら、胸とか尻とか顔とか髪とか…。
>>890 レボの巨大クラゲの回思い出した
アメリアはともかく、ゼルの粘液まみれはサービスなのかなんなのか…w
>>891 私にとっては超サービスですた>白濁液塗れのゼル
あとマッサージの時のあられもない声とかな!(笑)
893 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 21:45:37 ID:hU9GQ/2E
>>891 俺はあれでローションプレイ想像した
二人の体にローションべったり塗りたくってお互い体擦り合わせるんだ
ローションたっぷり塗れば岩肌をズリズリこすりつけても痛くないね
ていうか
>>890は誤爆なんじゃないかと(笑)
おもしろいからいいけどな
今月のエイジってリナのお色気シーンがあったの?
リナのキャラスレにそれっぽいこと書いててすげー気になるんだが…
あれは…
確かにすっぽんぽんではあるんだが
リナの精神体(魂?)みたいなものだからなぁ
お色気とは違うと思う。
あのぺたんこ胸かw
リナって胸も背も未発達なのに口は発達してるな
よく食べるしよく動くし…意外とフェラとか上手そう
以前inカタートを投下したものです
くらーいゼルリナを書いたので、よかったら
本当に暗くて救いが無いので、ちょっとでも
死ネタ、悲劇、アンハッピーエンドが苦手なひとは
全力でスルーお願いします
原作ベースのガウリナ前提ゼルリナで
しつこいですが暗いです
天蓋付きのベッドは、幕を下ろしてしまえば二人きりの世界だ。
「ん、ん、んん・・・・・・」
舌を絡めあう濡れた音だけが耳に届く。
「あ、ガウリイ・・・・・・」
男の手が小ぶりな胸を包み込むと、指先で色づいた先端をねぶる。
「ん、あっ・・・・・・」
かすかに背中を強ばらせたリナを、そのままベッドに押し倒して覆いかぶさる。
唇から離した舌で鎖骨の辺りを舐めると、サラリと男の黒髪がリナの頬にかかった。
「ん・・・・・・くすぐったい。」
サラサラと髪があたる感触と胸元を舐められる感触に身をよじりながら言うと
「じゃあ、コッチにするか?」
男は足の間に顔を埋めた。
「あああっ!」
濡れ始めていた敏感な部分に息がかかると、一気にソコに意識が集中した。
舌で突起をつつきながら、指が愛液を滴らせる秘裂の入り口を浅く出入りする。
「あんっ、あっ、あ、んんっ」
「すごいな、大洪水だ。」
「ちょっ、ああああああっ!」
揶揄するような男の声に講義しようと、身を起こしかけたところにスブリと深く指が挿入され
リナは再びベッドに倒れこんだ。
「なに、ばかなっ、コト・・・・・・言ってるの、よっ!」
「馬鹿なも何も、事実だしな。」
「ん、いやら、しいっ・・・・・・!」
「お互い様だな。」
男は小さく笑うと、顔をリナの体から離して、今度は自分の一物をリナの顔に近づける。
「ほら、いやらしいコトしてみろよ。」
「もう・・・・・・」
リナは半勃ちのソレを手で包みこむと、そっとさすりながら先端を舌で舐めた。
しばらく手と舌で刺激を続けていると、男の腰が引かれる。
「もう、いい。」
「ん・・・・・・」
その言葉が示すことを理解して、リナはこころもち足を開いた。
ぴたりと硬い先端を入り口にあてると、そのまま男は身をかがめて口付ける。
「んん、ふぅっ」
「ん・・・・・・」
濡れた入り口に一物を添えたまま、挿入することなく深い口付けを交わしていると
じれたようにリナの腰が揺れた。
「あ、もう・・・・・・」
「何だ?」
「わかってるくせに。」
「だから、何を?」
「・・・・・・ばか・・・・・・」
意地悪く笑う男の首に腕を回して引き寄せると、はずかしい気持ちを押し殺して耳に囁く。
「もう・・・・・・入れてよ。」
「仰せのとおりに。」
「ああっ!」
太く硬いモノがじりじりと挿入ってくる感覚に身を任せると、もうそのことしか考えられない。
「あっ!あっ!ん、すご、いっ!」
「・・・・・・リナっ」
「ああんっ!あっ!もっとっ!もっと、してぇっ!」
深く浅くえぐって、かき回して、大きく小刻みに揺らして――――何もかも忘れて快楽だけを追う。
この時だけは、何も考えなくていい。
ただ、二人で交わるだけ。
行為が終わって荒い息が整った頃には、リナはもう疲労のためにまどろみ始めていた。
その栗色の髪を梳きながら、額に口付けると安心したように眠りに落ちた。
穏やかな寝息を立て始めたリナを眺めながら、男も目を閉じて心地良い睡魔に身を任せた。
「良かったわね、ゼル!」
「ああ、あんたのおかげだ。」
「いやー、ほんとに良かったなー。」
「旦那にも世話になった。」
長い時間がかかったが、ゼルガディスはようやく人間の体を取り戻した。
魔族との戦いが激化する中、キメラの能力を失うことはプラスばかりではないはずだが、
リナとガウリイの二人はまるで自分のことのように喜んでくれて、それが少しくすぐったかった。
「よし、今日はあたしがオゴっちゃう!ぱーっとやりましょ!」
「おおおおおっ!リナ、太っ腹!」
「あんたの分は自腹ね。」
「うえええええええーっ!ヒドい、リナ!相棒なのに・・・・・・しくしく・・・・・・」
「ええいっ!誰が相棒よ!あんたなんか、どっちかってゆーとヒモでしょ!ヒモ!」
「くっ」
たまらずゼルガディスは噴きだした。
世界中が暗い雰囲気のこんな時代に、この二人は――――この二人だけはいつまでも変わらない。
「ちょっと、何笑ってんのよ、ゼル。」
「いや、あんたたちは変わらないな。」
「そりゃ、あたしは完璧な天才魔道士ですからね。変わる必要はないわ。」
「ああ、でも旦那の記憶力は変わった方がいいと思うぞ。」
「お前さんまでひどいこと言うなー、ゼル。」
「じゃあ聞くが、俺のフルネーム覚えたか?」
「・・・・・・・・・・・・」
「ま、旦那には期待してない。」
「・・・・・・この先一生かかっても覚えないんじゃないかしら、このクラゲ・・・・・・」
「あははー、照れるなぁ。」
「照れるところじゃないっ!」
「――――っ!」
はっと目を開くと、豪奢な作りの天蓋が暗闇に浮かび上がって見えた。
隣では、リナが静かに眠っている。
(・・・・・・またあの夢か・・・・・・)
繰り返し繰り返し見る夢。
一番幸せだった頃の。
全身にかいた嫌な汗を流そうと、ベッドから降りて部屋付きの浴室に向かう。
湯を浴びてタオルで体を拭いているときに、脱衣所の姿見が目に入った。
そこに写っているのは、無駄なく鍛え上げられた長身の青年だ。
かつてその体は蒼黒い岩で覆われていたが、今は違う。
金属の銀髪は元の黒髪に戻り、どちらかといえば色白の肌は人間のものだ。
「・・・・・・・・・・・・」
ゼルガディスはしばらく鏡に写った自分の姿を見ていたが、耐えられないように目をそらした。
服を着て部屋に戻ると、リナが寝ていることを確かめて、バルコニーから外に出る。
今夜は新月だ。
中庭の噴水に腰掛けると、きらめく星空を見上げた。
あの日――――
あの最後の戦いの日――――
カタートで乱戦になり、ゼルガディスはリナやガウリイとはぐれた。
敵味方が入り乱れる中で立ちふさがる魔族をなぎ払い、リナとガウリイが
戦っているであろう北の魔王のもとにたどり着いた時には――――もう終わっていた。
リナは髪を銀色に染めてうつぶせに倒れ、近くにはガウリイの剣が落ちていた。
ガウリイは――――どこにもいなかった。
昏々と眠り続けていたリナが目覚めた時、彼女は真っ先にゼルガディスに向かって言った。
「良かった。ガウリイ、無事だったのね。」
その時ゼルガディスとアメリアが受けた衝撃――――
「珍しいことでは無いそうよ。」
憔悴しきったアメリアが言った。
「あまりにも大きな精神的ショックを受けると、自分を守るために・・・・・・」
「自分の記憶を捏造するのか。」
「リナは、ガウリイさんを――――」
「知っている。」
もうきっと、リナは限界のぎりぎりにいたのだろうと、ゼルガディスは思った。
いつだったかガウリイが話していたことがある。
自分たちが再会する前に、もう一体の魔王を倒したこと。
その時にリナは、心に深く大きな傷をつくったこと。
もうそれで、限界だったのだ。
ガウリイが傍にいてこそ、ようやく保てる平静だったのだ。
それが――――
「無理に事実を認識させようとすると、本当に精神が崩壊する恐れがあるそうよ。」
アメリアの言葉を聞いて、ゼルガディスは決心をした。
リナはいたって普通だ。以前と何の変わりも無い。
ただ、ゼルガディスをガウリイと認識しているだけで。
「そうか。ならば何の問題も無い。」
「ゼルガディスさん?」
「俺が自分の名前を捨てればいいんだろう?」
「でも・・・・・・」
「リナの前では、もうゼルガディスとは呼ばないでくれ。」
「・・・・・・・・・・・・」
その日から、リナの前で、ゼルガディスは自分の名前で呼ばれることは無くなった。
魔族討伐の功労者としてリナを表舞台に出そうとする魔道士協会からリナを引き離すため、
アメリアはリナにセイルーンの宮廷魔道士となるように頼み、ゼルガディスには護衛を任せた。
これで、二人をセイルーンで守ることができるから――――
「わたしには、これくらいしか出来ませんから。」
もうリナには辛い思いをさせたくない。
戦いは終わったのだから、ゆっくりと休んで欲しい。
もう、いいから――――
アメリアは一度だけ、涙を流した。
ゼルガディスも本当は泣きたい気分だった。
生まれてから唯一人、親友と呼んでもいい男を失ったのだ。
自らの愚かさで失った人間の体を取り戻すことが本望だったが、今となっては
キメラの体に戻ったとしても、ガウリイがいた頃に戻りたい。
(馬鹿な考えだ。時間が戻せるわけもないのに・・・・・・)
うつむき、流れてきた黒髪をうっとおしくかきあげる。
ライバルでもある親友を失って、尊敬していた戦友の心まで失われた。
今となっては人間の体に戻れたことなんて、些細なことに思える。
満たされていたあの時間を奪われるくらいなら。
自分の名前で呼ばれることを奪われるくらいなら。
どこか、似ているところでもあったのだろうか。
自分とガウリイの間に。
それとも、傍にいた“人間”の男ならば、誰でもそう思ったのだろうか。
これは、ガウリイだと。
でも――――
俺はガウリイじゃない。
あんなふうに穏やかに笑えないし、体つきもガウリイよりは貧弱だ。
髪だってガウリイの太陽のような金髪ではなく、月の無い闇夜のような黒髪だ。
瞳だってガウリイの雲ひとつ無く晴れた青空のような色ではなく、深く冷たい海の色だ。
なのに、どうして、俺をガウリイと呼ぶ?
俺が人間に戻っていなかったら、間違えることもなかったのか?
キメラのまま、岩と金属の体ならば、間違えようもなかったのか?
俺が人間に戻っていなかったら――――
さくり、と草を踏む音が聞こえたが、振り返らなかった。気配でアメリアと分かったからだ。
「また、ウダウダ何か考えてるんですか?」
「ウダウダって・・・・・・ずいぶんな言い草だな・・・・・・」
アメリアはひょいっと肩をすくめた。
「昔からそうでしたから。」
「悪かったな。後ろ向きな人間で。」
ゼルガディスの前にグラスが突き出された。中ではブランデーが揺らめいている。
「どうぞ。」
「ああ。」
アメリアはゼルガディスの横に腰掛けると、同じように空を見上げた。
しばらく二人で黙って酒を飲みながら星空を眺める。
「わたし・・・・・・昔は信じてた。物語はみんなハッピーエンドで終わるんだって。」
父フィリオネルが聞かせてくれた御伽噺も、英雄譚もみな主人公は幸せになって終わった。
どんなに不幸な身の上でも、がんばれば幸せをつかめるのだと、物語はそう教えてくれた気がした。
「・・・・・・。」
唐突なアメリアの話にゼルガディスは何も言わなかった。
自分もつい最近までそう信じていい気がしていたのだ。
長く苦しい経験をしたが、望みのものは手に入れた。
だた、代償があまりにも大きくて、幸せになったとは思えないだけだ。
「ゼルガディスさん。」
アメリアの声が一段と真剣になる。
「リナには、今、あなたしかいないの。」
ゼルガディスはアメリアの顔をまっすぐに見た。
「お願い。リナのそばにいてあげて。わたしからのお願い・・・・・・」
「・・・・・・ああ、そのつもりだ。」
たとえ、偽りでも。
どうしてハッピーエンドにならないの?
リナはあんなにがんばったのに。
主人公はいつまでも幸せに暮らしました、で終わらないの?
アメリアの声にならない悲しみが聞こえた気がして、ゼルガディスは耳をふさぎたくなった。
部屋に戻るとリナはまだ眠っていた。
起こさないように、そっと体を隣に滑り込ませる。
「ん・・・・・・」
かすかに体が触れると、リナが目を開けた。
「悪い、起こしたか?」
「・・・・・・んー。」
まるで子供のように腕を伸ばしてリナがゼルガディスに抱きついてきた。
「そばにいて。」
「どうしたんだ?」
「夢を・・・・・・なんだか、怖くて悲しい夢を見たの。ガウリイが、いなくって・・・・・・」
「――――っ!」
一瞬息が詰まる。
「とても悲しくて、苦しくて・・・・・・」
「リナ!」
ゼルガディスは唇を重ねてリナの声を遮った。
「いるだろう?俺はここに。」
「・・・・・・うん。離れない?」
「離れない。」
「ずっと、抱きしめていてくれる?」
「ああ、ずっとだ。」
「ガウリイ・・・・・・」
小さく幸せそうな、どこか切なそうなリナの声を聞いて、ゼルガディスの中に様々な感情がわきあがる。
ガウリイ、お前のせいだ。
お前がいなくなるから悪いんだ。
リナをどうして置いていった?
お前じゃないとリナは幸せにはなれないんだ。
なのにどうして置いていった?
お前が帰って来ないなら、俺がリナをもらうぞ。
例え身代わりだとしても、偽りだとしても、俺がずっとそばにいる。
文句を言ったって知らないからな。
お前が悪いんだ。
いなくなった、お前が――――
「リナ・・・・・・」
自分の唇をリナの耳に、頬に、肩に、胸にと滑らせていく。
「ちょっと、ガウ――――」
その名前を聞きたくなくて、その名前で呼ばれたくなくて、深く口付けをする。
「んん、あ、ふぅっ・・・・・・」
下を絡ませて吸い上げると、リナの目はもう潤み始めていた。
「さっき、したばかりじゃない。」
「抱きしめて、って言っただろ。」
「そーゆーイミじゃ・・・・・・あっ!」
リナの足の間に手を入れると、さっきの名残でまだ濡れていた。
自分の放ったモノとリナの愛液が混ざったモノを指で掬い取って、リナの敏感な先端に塗りつける。
「あっ、あんっ・・・・・・。」
喘ぎ、のけぞるリナの足の間に体を入れると、すでに硬くなっている自分自身が見えた。
「待ってよ、ガウリ――――」
「そんな夢忘れるくらいにしてやるから。」
硬い自分の先端を、リナの秘裂にこすり付けると、ぐちゅぐちゅと音がする。
「欲しいだろう?」
「あ、ばかぁ!」
ゆっくりと、ゆっくりとリナの中に入っていく。
「んっ、んんっ・・・・・・」
全部納めきって小刻みに腰を動かすと、リナの喘ぎ声がいっそう高まった。
「ああっ、イイっ!」
「んっ、リナ、イイのか?」
大きく腰を振って奥を激しく突き上げる。
「ああっ!ガウリイっ、ガウリイっ!」
「リナ!」
違う、俺はガウリイじゃない。
やり場の無い怒り、悲しみ、嫉妬――――
ぐるぐると渦巻くどす黒い感情を叩きつけるように、ゼルガディスはリナを攻めた。
リナは自分じゃない愛しい男の名前を呼びながら、快感にうち震えている。
ぞくぞくとする慣れた快感に、ゼルガディスの思考も痺れてきて、何もかもどうでもよくなる。
このままずっとリナといて、リナを抱いて、快楽に溺れても、誰も文句は言わないはずだ。
俺たちの役目は終わった。
戦うことなく、穏やかに狂気の中で生きても、誰にも迷惑はかけないはずだ。
正気を失ったリナと、二人でずっと。
――――ああ、でも・・・・・・
リナ、お前はいつの日か俺を俺として見てくれるのか?
それを、せめてもの希望としてもいいのか?
達した疲労感に身を任せ、うとうとと薄れる意識の中――――
「ごめんね、ゼル・・・・・・」
誰かの声が聞こえたような気がした。
終わり
お粗末さまでした
後味が悪いので2〜3日後に
今度はハッピーなゼルアメを
投下する予定です
>>906 やべぇちょっと泣けた…。
切なすぎて悲しすぎてもうどーにも…。
これは、果たしてGJと言うべき作品だろうかなとかちょっと思ったり。
ただ感動しました、ありがとうございました…!
>>906 マジ泣きしてしまった・・・・・・なんていうか破壊力が凄かったよ・・・
確かに素直にGJとは言い難いが、でもGJだ!
>>906 GJ!!こう言う話も嫌いじゃないんだぜ!!
ゼルの葛藤や困惑やらがすごくいい味出してました。
ハッピーゼルアメとやらも楽しみにしてる。
inカタートのガウリナも読み返した。泣けた。
GJ!!
ちょ、あんた、褒め言葉的卑怯だ…っ!
カタートガウリナで泣いた身として、切なさと悲しさでうっかり号泣。
素晴らしいよ、まじすげえ!そして卑怯だ!
(繰り返すが、褒め言葉として。
純粋な賞賛に分類される言葉に、今のこの感情を表現できる言葉が見つからなかったんだ。ごめん)
同じ作者ってのが、本格的に、いろんな想像させてくれる…
スレイヤーズの音楽聞きながら読むと・・・涙だね。
みんな切ない…。
アメリアの声にならない悲しみが凄く心にきた。
ゼルリナの話なのに変だな自分orz
とにかくGJ。涙を流しつつGJ。
幸せなゼルリナ待ってる…!!
間違えたorz
幸せなゼルアメ待ってる!
同じく、幸せなゼルアメ待ってる。
ところで、もう480KBだからそろそろ次スレ立てた方がいいと思うんだけど、
よかったら立てて来るけど、テンプレはそのままでいい?
何か追加して欲しいことある?
>>906 切なくなってきたよ、GJ!
ゼルアメも楽しみにしてますw
テンプレは個人的にはこのままでいいと思うけど…
テンプレはこのままでいいと思いますよー。
よろしくお願い致します。
連レス失礼をば。
前回のガウ×リナ←ゼルが予想外に好評だったので、調子に乗ってまた書いてみました。
救いようがまるで無いBADENDモノです。駄目な方は回避してくださいませ。
…容量大丈夫かちょっと怖いですが。
───────
『…いつか、必ず…』
『──ああ、願いを果たせたら、な』
『待ってますから、何年でも、何十年でも、ずっと待ってますから…!』
『……、すまないな』
あの時、泣いていた少女の想いに答える事ができていたなら。
もっと早く、彼女への想いに気付き、その肩を抱いてやれたなら。
──何が、変わっていたというのだろうか──。
【霧狂い】
「──チ」
とどめを刺し、倒れ伏した魔獣の身体から溢れたどす黒い鮮血が、彼の白い装束に跳ねる。
──結局、此処もハズレだった。
「…何が、最高峰の技術だ」
ゼルガディスは苛立ちに再び舌を打った。
この程度、あの赤法師レゾの魔道技術に比べれば児戯も同然。造り上げた合成獣の肉体組織はあまりにもお粗末で、知能も低くただ馬鹿でかいだけの化け物がひしめくこの研究所には、目ぼしい資料は何も無かった。
あらゆる生物の性能を最大限に高め、かき集めた合成獣を造り出し、魔族の脅威に対抗するという名目によって建てられた研究所。今度こそはと足を踏み入れたゼルガディスの期待は、引き裂かれた檻の隅に転がっていた魔道士の腐乱死体を見た時に砕かれた。
そうして彼は、研究所全体に施術されていた魔術結界のおかげで外に出る事が出来ずにいた合成獣達の熱烈な歓迎を受けたのだった──。
「…自分で造り出した飼い犬に喰い殺されるハメになるとはな。さて、一気に研究所ごと片付けるか」
これ以上、此処を漁っても何の成果もあるまい。ゼルガディスはありったけの魔力を両の手に集め、呪文を唱える。
「──烈火球──!」
極限まで凝縮された炎は、あっという間に部屋じゅうを駆け回り煉獄となる。
凄まじい熱気に煽られながら、ゼルガディスは一つ溜息を吐くと踵を返して焼け爛れゆく建物を後にした。
──彼は知らない。
自らが放った炎が、岩壁の模様が如く巧妙に隠された封印符を事もなげに焼き払った事を。
瓦礫と化した建物の地下奥深くで、何かが蠢いた。
もうもうたる埃が降り注ぐ小さな部屋の中に安置された、真っ黒な壺のような、表面にびっしりとルーンの封印が施された棺。その重い蓋がかたかたと震え、ほんの少しの隙間が生じる。
刹那、辺りは深紅に染まった。
それは恐ろしい程に密度の濃い霧──まるで真っ赤なペンキが、そこらじゅうにぶち撒けられたかのように、小さな地下室を赤く赤く染め上げる。
『──ァ、アア、──ア』
引きつれた、か細い声がした。
『ア──ァア、ア、──ァ』
泣き声──ではない。それは紛れもなく、狂おしいまでの歓喜によって上げられた声だ。
真っ赤な霧が意志を持つように流れ、部屋の中心にわだかまる。
『ァ──アアあ、あァ、あああああ』
ごぶり。
赤い霧の塊は今や鮮血で満たされた沼のように成り果てていた。ごぼごぼと液体の溢れる音を立てながら、沼の中心で何かが隆起し始める。
『──あ、わた、私、私、は』
驚く事にソレは人の言葉を発し始めた。
赤い沼から産まれたモノはみるみるうちに明確な形を取り、やがて──。
研究所を後にし、街道から外れた森の中にて休息をとっていたゼルガディスは、ふと月を見上げた。
──あと、何度繰り返せばいいのだろう。
かつての仲間達と別れ──彼は随分と歩いてきた。いつか、人間に戻れたなら、帰ってもいい場所もできた。
しかし、望む方法だけが、見つからない。
繰り返される落胆に、心が疲弊していくのが解る。
「──駄目だ、まだ──」
月を睨み付け、剥がれ落ちそうな思いを止める。
──そう、諦める訳にはいかなかった。
「…?」
ふと。違和感に目を細める。
先程とは何かが明らかに変化している。
「──…ッ!?」
違和感の正体に気付いたゼルガディスは、剣を取ると素早く立ち上がった。
赤い。月が、──赤い。
朱月、などというレベルではない。禍々しい深紅に染まった月が、ゼルガディスを嘲笑うように照らしている。
いや、赤いのは月だけではない──。
「…霧…か!?」
いつの間にか、ゼルガディスの周辺はぞっとする程真っ赤だった。
「…これは…!」
赤い霧に囲まれたゼルガディスは、油断なく周りを見渡す。
どうやら赤い霧が出現しているのは彼の周りだけのようだ。
魔族の類か悪霊か。いずれにしても、この状況はまずいと本能が告げる。
魔術で薙ぎ払おうにも、相手の本体が何処にあるのか──。
(──甘、い)
赤い霧の力なのか、何か甘い匂いがする。
まるで食虫花の香りをイメージさせる、頭を揺さ振るような不快な甘い芳香。
「チッ…!青魔烈弾波──!」
こうなれば何処でも構わない。ゼルガディスは適当に当たりをつけて精霊魔法を放つ。
蒼い衝撃波は赤い霧を難なく貫き──。
「…効かぬ、というのか」
何もなかったかのように、再び赤い静寂が戻る。
「──ならば」
ここら一帯を丸ごと焼き払えばいい。そう考えたゼルガディスは、獄炎を手のなかに──。
「…ゼルガディス…さん?」
今まさに烈火を放とうとした瞬間、──聞いてはならない声を聞いた。
違う。そんな筈は無い。
『彼女』が、今この場に、彼の前に現れる筈が無い。
きっと、この霧には幻覚作用があるのだろう。
でなければ、あんなにも焦がれた女性が自分に笑いかけてくれているなんてあり得ない──。
「ゼルガディスさん?」
ソレは、きょとんとして、明るい蒼の瞳を丸くした。
白い法衣に飾られたアミュレットがしゃらりと音を立て、ソレは、ゼルガディスのよく知っている声で、姿で、彼のもとへと歩いてくる。
「久しぶりですね、ゼルガディスさん!」
──まるで、女神のように微笑んだソレは。
ゼルガディスの膝を折るのに、充分な力を孕んでいた。
「──アメリア」
ゼルガディスの震えた唇が、その名を紡ぐ。するとソレは、宝石のような煌めく笑顔でゼルガディスを見下ろした。
「そうですよ!覚えていてくれたんですね、ゼルガディスさん!」
堪らなく嬉しそうに、アメリアはゼルガディスに抱きついた。ゼルガディスが膝を折っているおかげで、ちょうどいい位置関係にある。
「──あ」
暖かい。柔らかい。
魔性のモノならば決して再現できない感触がゼルガディスを包む。
「ずっと…ずっと逢いたかったんです、ずっと──!」
力の限り彼を抱き締めながら、アメリアは涙声で訴える。ゼルガディスは、呆然とその肩に手を回した。
「…これは、夢か」
熱に浮かされたような頭は、もう何も思考を展開できない。
アメリアが、あの愛しい娘が、彼を抱き締めている。
夢だとしたら、それは奇跡のような悪夢だ。
「──夢なんかじゃ、ないんですよ、ゼルガディスさん」
アメリアは今までに見たことの無いような艶めかしい笑みを浮かべると、貪りつくかのように彼の唇を奪った。
「…んぅ、ん、ふ」
何度も角度を変え、舌を差し込まれる。唇を甘噛みされ、唾液を飲み干すたびにゼルガディスの喉が上下する。
──まるで甘い毒のような、身体をとろかす激しいキス。
「ん、…はぁ」
さすがに息苦しくなったのか、名残惜しそうに唇を離すアメリアの顔は、明らかに欲情している。
「ゼルガディスさん…」
悩ましく己の名を呼ぶ声に、ゼルガディスはとうとう理性を放棄した。
素早く体制を変え、アメリアを組み伏せるように押し倒し、シャツを捲り上げた。
ぷるんと震えた彼女の双丘を、掌で包み込むように愛撫する。
「あっ…」
岩で覆われたゼルガディスの手が、緩急をつけながらアメリアの乳房を揉みしだく。普通の人間では為し得ない快楽が、アメリアの身体を震わせた。
「ゼルガディスさんの手、気持ち、いい…」
うっとりとしながら、アメリアは快感にわななく。
その首筋に舌を這わせながら、ゼルガディスはつんと立った乳首を優しく摘み、爪弾いた。
「あ、…あんっ」
可愛らしく喘ぎ、アメリアの吐息は熱くなる。ゼルガディスとて、次第に身体の奥深くで情欲が熱を帯びていくのを止められそうになかった。
──止めるつもりもさらさらなかったが。
桜を散らしたかのようにほんのりと染まったアメリアの肢体。ゆっくりとアメリアの下衣を取り去り、下着の中に手を入れる。
「ひゃっ…!」
びくり、と震えながらも、アメリアの秘所はしっとりと潤い始めていた。ゼルガディスの顔に微かに笑みが浮かぶ。
「…濡れてるな、アメリア?」
「や、恥ずかしいです…!」
「すぐに良くしてやる…」
低い声で耳元に囁き掛けながら、指を蠢かせる。
くしくし。くちくち。
柔らかい襞を撫で、陰核をかするように。とろりとした愛液が、ゼルガディスの指をしとどに濡らす。
「んぅ…ッ、あ、は──」
愛しい人に秘所を弄られ、アメリアは息も絶え絶えになる。濡れた音が耳に届き、いっそう羞恥に顔を赤くする。
「ふ、…んぅ、ッん──」
アメリアの愛液で濡れた指を、ゼルガディスは見せ付けるように舐めてみせた。
「…ん、アメリアの味がするな」
「な、何やってるんですかー!」
ふとした遊び心だったが、アメリアには耐え難い恥ずかしさだった。がばっと身を起こすとゼルガディスを睨み付ける。
「……ずるいです」
「え?」
「…私だって、ゼルガディスさんの、…その、…見たいです…」
消え入りそうな声で、アメリアは拗ねたように口を尖らせた。子供のような言動に苦笑しつつ、ゼルガディスは自分の下衣の前を寛げる。
「…わ、ぁ」
目の前に現れたゼルガディスの陽根をまじまじと見つめ、意を決したようにアメリアが手を添えた。
竿をゆっくりと撫で、袋を拙い手付きで揉み始めた。先走りの液が滑る。
「…ん」
技巧など無きに等しいが、アメリアが己の為に手を動かしてくれているのが嬉しかった。
「…気持ちいい、ですか…?」
不安げに見上げてくるその顔が、堪らない。
「──ああ、とても」
今すぐ彼女を押し倒して乱暴に貫きたい。その胎内をこじ開けて中に入りたい。
ドス黒い欲望がゼルガディスを突き動かす。
「…アメリア、──いいか?」
細い肩を掴み、再びアメリアをそっと地面に横たえようとしたが、直では痛いかと思い至り自分の外套を下に敷いた。
期待に潤んだ瞳を瞬き、アメリアはこくりと頷いた。
「…はい、ゼルガディスさん。来て…下さい」
もうアメリアの入り口は充分に濡れている。ゼルガディスは安心させるように口づけを交わすと、アメリアを出来るだけゆっくりと貫いた。
…容量ヤバそうなのでひとまずこれで失礼します。
次スレで続きを上げたいと思います。
中途半端でごめんなさい…。
…全然足らなかった…!
924 :
915:2009/02/11(水) 21:47:58 ID:SgvmRxMg
もたもたしてたらSS投下来てた!
遅くなってすみません。次スレ立ててきます。
925 :
915:2009/02/11(水) 21:55:14 ID:SgvmRxMg
926 :
918:2009/02/11(水) 22:01:01 ID:JVw6dHWV
>>924 あぁあすいません…!
『あとちょっとだしー、レス埋めにちょうどいいよねー』…などと思って軽い気持ちでやらかしたらこの体たらく。
空気の読めない奴と笑ってやって下さい…orz
じゃあスレたて行ってみる。
930 :
915:2009/02/11(水) 22:41:29 ID:SgvmRxMg
>928
乙です。ありがとー!
リナ好き
ここ埋めなくていいの?
480KB過ぎて書き込みがなければ自然に落ちるよ。
じゃあ今のうちにこないだのゼルリナ読み返しとこう
じゃあ今のうちに魔道こけしシリーズ読み返しとこう。
937 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 11:40:58 ID:BP2mYXtv
梅?
うめ
梅といえばそろそろ吉野梅郷は綺麗かな?
中途半端に埋めてる奴らなんなの?
480過ぎたら落ちるというのは、480過ぎて一週間程度書き込みがなかったら落ちるということだから、
ちまちま書き込みしてたらいつまでたっても落ちないぞ。
埋めるなら埋める、放置なら放置しろ。
怒るなよ・・・・もう
じゃあ、埋めようぜ。
みんな埋め埋め。
地精道。
あ、掘っちゃった。
リナの貧乳
どなたか保管庫に追加しては下さらないか…。
ポコたんのスーパーウリアッ上
>>944 まとめwikiとかじゃないんだし、無理無理w
まとめサイトの管理人は、300スレの保管を1人でやってるんだから遅れるのは仕方ない。
さもなきゃ、このスレも独自の保管庫を持つとか。
今スレが生きてるうちにとっとけばいいじゃん
埋めがてら話題振り。
おっぱい占いの歌を、女性キャラのサイズにあてはめられないかな。
リナ…A、ナーガFは固定として、
B、C、D、Eをアメリア、シルフィール、フィリア、マルチナ(ルナの方がいいかな)
で誰かあてはめて欲しい。
え、L様? だって、リナより胸ないs
以上。もう書き込めないかテスト。
953 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 11:06:41 ID:DFoWMQZh
てす
954 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 17:15:44 ID:1gb2Rggw
t
次スレには、
※次スレは980が立てるか、495KBを過ぎたら立てること。
また、容量残りわずかで容量オーバーが心配な職人は、次スレを立ててそちらに投下しよう。。
を入れた方がいいと思う。
リナ、まじ鬼畜
958 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 15:04:14 ID:w5Vz1nI+
お
959 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 15:17:44 ID:w5Vz1nI+
っ
と