年末頃からお疲れ様でした。
ちなみに「別のゲーム」のスレはこの板でも、すでに立ってたり。はえーよw
某DSじゃない携帯ゲーム機のスレも割合早めに立ってた記憶がw
ウチのドク子と設定が近くて萌えたw
良いよね、ロリババアまで行かない「身体は子供、頭脳は妙齢」って
乙でした!
やっぱり職人さんも新作に移住しちゃうんですかねー
だってなー、アレはユーザーの期待値的には「世界樹3」も同然だもんw
このSSのおかげで某ゲーム買う決心がつきました
トンクス
>>556 むしろ「世界樹の迷宮Z」じゃね?
……カドゥケウスネタなんて通じないよね!チクショー!
559 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 18:58:51 ID:T8xvazWs
久しぶりに休みが取れた休日
でも明け方に帰宅して寝て起きたらこんな時間
私にできるのは保守くらいか
>>560 おお!続編待ってたよ!
………………欝になった
>>560 コレはひどい(褒め言葉)
しかもこの後どー見ても更なる欝です、本当にありがとうございました
ってか、今更気づいたけど、いつぞやの温泉慰安旅行のギルドなのね
投下乙です。
鬱具合が大好物ですbΣ
鬱神降臨ktkr
後半に救いがあることを祈る
566 :
560:2009/02/14(土) 03:14:17 ID:BgUCUhOB
なんという聖バレンタインデーの虐殺w
GJ!
これ読んでから公女の話読んだらなんだかものすごく微妙な気分になったww
にしても妙に公宮が黒い作品が多いな
まぁ半ば犯罪国家みたいな扱いのエトリアに比べればハイラガは大分マシだがw
570 :
560:2009/02/15(日) 15:06:09 ID:+ecy0h0z
微妙に燃え尽き症候群。SS書いて遊んでたぶん仕事しなきゃ。
それはそうとして「先輩と俺。」シリーズとか
「ファッキンガム宮殿」が読みたくて仕方ない今日この頃。正座して仕事しよう。
>>560 今更だが、保管庫の239を読み直してきた(元気な時のパラ子とメディ子を見たくて)。
パラ子どこ・・・・orz
地味子はキャラ立ってて可愛いな。
あんたの膝枕〜って言ってるドク子はツボ。
パラ夫(多分)には冥福を。ショタパラ(?)は別の意味でナムw
・・・で、引退のおねえ様はジョブどれ? 脳内では凛々しいブシ子だった。
>>566 長編とコレまでのネタ回収乙。もうちょっとだけ続くみたいだがw
青龍亭と読んで、即「manifest destiny」につながった俺乙。
オーナーのパラディンは「彼」か。初回は桃パラで読んでた。スマン。
姫子は敵討ちお疲れ様。あぁ。うん、ホントお疲れ様。
んで、毎度のスピード感溢れる戦闘は大好きだ。
愛情いっぱいの「馬鹿。死ね」はGJ過ぎる。嫁にくれ。
長文感想の俺乙。もう一回読み直してくるぜええええぇぇぇぇぇ
573 :
560:2009/02/17(火) 01:37:25 ID:YXG6lrOU
感想ありがとうございます。すべては読み手の妄想におまかせw
で、細かい表現・誤字脱字以外、現状UPしているものを最終稿にします。
ただでさえ詰め込みすぎなのに、これ以上詰めたらもうなにがなんだか。
575 :
574:2009/02/20(金) 00:41:40 ID:69mvqY9p
重要なことを書き忘れてました。
表示はFirefox3で確認しています。
ブラウザ依存はしないと思うんですが……
>>574 長編完結お疲れ様でした。
感想を書いたは良いんですが
ネタバレの上に、結構な長文になってしまったので、
以前そちらが晒していらっしゃったフリーのアドレスに
感想を送信させていただきました、ご容赦ください。
>>574 GJ!そして完結乙!
エロパロ板でこんな作品が読めるとは…!
長編書くだけでも才能っすよ。いいもん読まして頂きました。
>>574 完結お疲れ様でしたー。
うぐぅ。俺もフリーのアドレス覚えておくんだった。
ネタバレにならない程度に感想を。
長文で危うい表記もあるかもなので、未読の人は読み飛ばし推奨。
メタな子なのは了承した。OK。温泉偏のヒントと受け取る。
白記号と黒記号での違いは3回目に意識して確認。細かいw
某FOEの絶望感は異常 詳しく語られない所がさらに壮絶さを想像させる
コピーミスかと思った某箇所もちゃんと2度目に読み直してGJ。細かいw
いい奴な同居人はワロス。想像できんし、想像すると吹くw
俺の嫁が・・・嫁があああぁぁorz し、幸せになってくれ〜。
バード君は相変わらず影薄かったけど、ちゃんとつながったよ。うん。
んで、戦闘シーン。相変わらず心憎い演出しやがる。
マンセーで長文感想な俺乙。駄目だ賛辞しか出てこん。
あ、いつの間にか暇様が直ってるw
ご感想、ありがとうございます。各種ご連絡を。
・連載は完結です。外伝を1つUPする予定はありますが、先になりそうです。書きたい発作が起きれば来週。
もし「連載の合間にUPするのは……」と躊躇されていた書き手様がいらっしゃいましたら、お気兼ねなく。むしろ是非(←自意識過剰w)
・メアドは"Back to Heaven"の後半にメール・リンクが存在します(タイトル右側)。
頂いたメールには、可能な限りお返事を書きたいと思っております。
また何かの問題で筆者に連絡が取りたい場合(特に保管庫管理人様)もそちらにお願いします。
完結お疲れ様でしたー、同居人いい人だな…全裸カウンターで瞬殺してごめんね。
お言葉に甘え、続き投下。
とりあえず俺には女視点の本番?何それ美味しいの?って事が解った。
――一週間後。あの後、彼、ソーファのギルドに入ることになった。拾われた猫か。
ちなみにあの子守唄の様なものは“元”バードだった赤髪の少女――リフィが久しぶりに歌っていたらしい。イラッと来たのは僕だけだろうか。
後でリフィに教えてもらったのだが、このギルドは冒険者のはぐれ者の集まりの様な物らしい。
元々他のギルドに所属していたが、他のメンバーが皆死んだ中、唯一生き残ったはいいが行くアテがなくなった、あるいは最近問題化されている詐欺の被害者か、その辺りだ。
まあ、少なくともここは人として扱ってくれる。
まともな食事、衣服、部屋は用意される。少額だが、お金も配布。しかし、色々と馬鹿にならないよな。
――ただ。
あれ以来、ソーファと気まずくなってる。ほぼ裸で抱き締められたのが原因だと思うけど、ていうかそう。
そんな訳で、今日は副リーダー、デコがチャームポイントのドクトルマグスのナタールさんに相談に来ている……
「まあ襲っちゃえば良いでしょ。しちゃったっていう事実があればオーケー!」
親指立てないでください。……人選誤ったかな。
しかし、ナタールさん胸大きいなー。栄養みーんな胸に行ってるのかな。
「おじさんは牛乳を多く飲んでるだけさ」
心を読んだ!?
「ドクトルマグスを極めればこうなるのさ」
えー……
「ま、君は来たばっかりの頃に比べたら明るくなったよ。これが本来の君なのかい?」
顔を縦に振る。
以前は普通の女の子……だったと思う。
それが、あのギルドに入って狂ってしまった。
あの頃を思い出すと、吐き気がする。
そう考えると、ここは天国だ。
「んー、そうかい。じゃあ率直に聞くけど、君はソーファの事どう思ってるんだい? ……解りやすい子だなぁ、君は。顔赤いよ」
う……確かに熱い、それに正直ソーファの事は好き。
自意識過剰かもしれないけど、ソーファも少なからず思ってくれてる、と思う。
「ん、ソーファは君の事好きだよ。仲間や友達じゃなくて、異性としてね」
そう。解っている。だけど布団一枚で抱き締められたせいで何か気まずい。
「あ、抱き締められたのね……そりゃほぼ全裸の時に抱き締められたらね……向こうは多分片思いと思ってるだろうし」
……心読めるの忘れてた。
「あー、おじさんそろそろクエストに行く時間だよ。じゃ、恋に悩む若者に一つプレゼント」
そう言って放り投げてきたのは一つの鍵。
首を傾げていると、ナタールさんが何の鍵か教えてくれた。
「それはソーファの部屋の鍵さ。今日は部屋にいるって言ってたよ」
ソーファの部屋のか……ええっ!?
自分の耳を疑った。
慌てて何故こんな物持ってるか聞こうとしたが、手で制される。
「おじさんは魔法少女、さ。んじゃね」
そう言い残し、出ていった。
……その歳で魔法少女は無理がありません?
――ともかく、どうしよう。鍵は手の中にある。
後は部屋に行って押し倒せば良い様な気もするけど……ん〜。
流石に……無理矢理するのはされてたから抵抗が……
……話だけしてこようかな。
ナタールさんの部屋を出て、その右手の一番奥の部屋がソーファの部屋。その部屋の鍵穴に貰った鍵を差し込む。
小さな音と共に扉は開く。
――そこはシンプルで、簡単な部屋だった。
家具がいくつか並び、装備が置いてある。それだけの部屋。
その一角のベットに、彼は居た。
ただ……
「クゥ……」
寝てる……
アテが外れた。このまっ昼間っから寝てるとは……呆れる。
深々と溜め息を付き、ここで考えを改める。
でも、昨日遅くまで迷宮に行ってたし……冒険者って、いつ休めるか解らないから、仕方ないか……
「ん〜……ふにゃむ……」
ただ、寝言、寝顔、共に可愛いのは何故。今ならショタコンの気持ちが解る気がする。
「起こすのも可哀相だし、寝かせておこうかな……」
ゆっくりと扉を閉め、鍵を掛ける。
ああも…!…故襲わん!
ナ…ールさん落ち着いて!
――何か、呻き声が聞こえてきたが無視しよう。
部屋に戻って、本でも読もうかな…確かこの前買ってきてた筈だけど…
仕方な……薄めた…薬を使う…
――その夜。
夕食を食べ終え、部屋に戻ったのだが――突然、ソーファがやってきた。
そして……
口を塞がれている。無論、ソーファの口で。
「ん……プハッ、ごめん……」
彼の謝罪に対し、首を横に振る。
構わない。むしろ、嬉しい。
ソーファなら……ソーファになら僕の全てを……
……思っておいてなんだが、オーバーな気がする。
まるで何かされている様な。
「……その、さ。えっと……しない?」
そういう意味だろうか。まあそうだろう。
首を縦に振ると、ソーファがズボンを下ろした。
……ジャ、ジャイアントモア?
彼のアレは下着の上からでも解る程に大きくなっていた。入るのかな……
ともかく、下着を下ろして露になったジャ……アレを舐めると、途端に彼がうめき声を漏らす。初めてかな……
ソーファのモノを根本まで咥わえこもうとするが、半分程で限界。
このまま動いてもいいが、苦しいのには懲りたので、口を離すと、裏筋に舌を這わせ、そのまま亀頭部に移らせていく。
時には舌を巻き付けたり。時には卵巣を揉んだり。
多種多用に攻めていった。なんというか、反応が新鮮で、あの頃からは想像できないが、楽しんでしまっている。セックスを。
ピチャピチャと、嫌らしい音が絶え間無く部屋に響く。
時々、上目使いでソーファの様子を伺ってみたり。今の所は、満足させていられる様だ。
「ッ、ぅ……も、もうイきそ……」
その言葉を聞き、咥わえこむ。
途端に、口内でペニスが一瞬膨張したかと思うと、口の中に精液がブチ撒けられる。
しばらく出続けていたが、出終ったのを確認すると、口を離す。
……やっぱり、好きな人のでも不味い物は不味いか……
ああいう本で女性が精液を美味しいとか言う描写があったりするが、真っ赤な嘘。本当に酷い味。
心酔すると美味しく感じるのだろうか。よく解らないな。
「……よかったよ、凄く」
そう言うと、ソーファが僕の背中に両手を回し、ギュッ、と抱きしめてくる。
それに応じ、こちらも手を回し、抱きしめる。
暖かい……ソーファの温もりが感じれる……
幸せ。
今の感情を示すなら、この二文字につきる。
――だが、幸せは続かないものである。
「リリリリ……リーダー!? 何やってるんですか!?」
一週間前、ここに来て始めて聞いた声が響く。
そう、アホな子っぽくてリフィに引きずられてたメディックのシャル。
彼女が、間が悪い事に抱きしめ合ってる時に入室。
「え、えっと、これは…」
「言い訳無用です! ご自分の部屋に帰ってください!」
「は、はい…」
……リーダーの威厳とか、そんな物ないの?存在皆無?
うー、仕方ない、寝静まった頃に僕が向こうに…
「…さて。逃げようとしても無駄ですよ?」
シャルが指を鳴らすと、何故か腕が動かなくなる。
あれ?この子、メディックだよね?
「フフフ…たっぷり可愛がってあげますよ…(勿論性的な意味で)」
……へ?
BADEND…?
投下終了。酉は投下中面倒で付けてない。
とりあえずごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
gdgdだし、よく解らないオチだし、うわあああああ。
うん、気が早いけど次に書くので頭が一杯だったんだ。
そういや、輪姦+色んな奴から中出しは逆に妊娠しないらしいね。なんでかは知らんけど。
『おじさんはまほーしょうじょ』
褐色マグスで想像して吹いたじゃねえかw
投下乙ー。
TrueEndへのフラグはどこだwwww
>輪姦〜
んー。迷信のような気もするが。
とりあえず、一人目が中に出したとするだろ?
二人目がソコに突っ込んでしばらく出し入れするとだな、
二人目のカリ部分が一人目のを掻き出すようには出来てるようだな。
ただ、最終的に最後の人のは掻き出されないので、「逆に妊娠しない」わけではないと思う。
まぁ、一人分+掻き出されなかった分、と考え、
"多人数にされた割には妊娠しにくい"だけじゃなかろうか?
こっちの説も根拠は無く、俺の想像だがなー。
投下乙です!
一晩での回数と妊娠率との間にはあまりしっかりした関係がないと聞きます。4回以上はほとんど誤差とか。
曖昧な記憶で書いてるので根拠は皆無に等しいですが。
感想どうもありがとうございます。
>>586 俺も想像しちまったw
ちなみにナタールはデコの方だからな!?ロリババァじゃないぞ!?
>>587 シャル、ナタール、リフィを迷宮に行かせればオk。
ナタールとリフィは行ったと思っても実は擬態して残ってたりするから、どうにかして行かせる必要がある。フラグは現在調査中。
輪姦関係はどうなんだろうねー。
俺も前に本で読んだだけだから、覚えてない。
そういや地味子名無しだ/(^o^)\ナンテコッタイ
い、今ありのまま起こった事を話すぜ!
俺はBUMP OF CHICKENのKを聞いていたと思ったら
俺はその歌詞を世界樹っぽく書き変えていた…
な、何言ってるか(ry)
とりあえず、Kを聞いてから読んでほしい。エロ無し。
――ハイ・ラガード。
半年程前、世界樹の迷宮が発見され、活気に満ちた街。
そして今日はクリスマス。
その夜の街に、一人の少女がいた。
紫の髪の、少女。
ローブを身につけた、呪われし職業、カースメーカーの少女。
呪術を使い、人を操る事さえ可能な。
それ故に、忌み嫌われている。
生まれてすぐに捨てられた。
カースメーカーのギルドに拾われた。
カースメーカーにならされた。
何とか逃げ出した。
街を歩いていたら、何度も石をぶつけられた。
何度も罵声を浴びた。
そして今、街中を歩いている。
威風堂々と。
また石をぶつけられた、悪魔め、と、死神め、と。
誰かを思う事などない、煩わしかった。
孤独には慣れていた、寧ろ望んでいた。
――そんな少女を、抱き上げた変わり者の聖騎士がいた。
「こんばんは、素敵なおチビさん、君は僕と似てるね」
抱き上げた聖騎士の腕に、少女は噛み付いた。
聖騎士が怯んだ所を、逃げ出した。生まれて初めての優しさを、温もりを、信じる事が出来なくて。
逃げても、逃げても、追ってきて。すっと抱き上げた。
そして、抱き締めた。
それからその少女は、聖騎士と一緒に迷宮に行った。
たった二人だけのギルドで、何度も何度も迷宮を登った。
聖騎士は少女に名前をやった。ホーリーナイト、と。
少女は迷宮に行かない日は、聖騎士にたっぷり甘えた、ずっと甘えた、ずっとずっとずっと甘えた。
――一年が経った頃、聖騎士は怪物の牙に倒れた。
最後の手紙を書くと、泣いてる少女にこう言った。
「走って、
走って、
これを届けて。
迷宮を踏破したら、
迎えに来ると言った、
エトリアの恋人に」
貴方は、不吉なカースメーカーを、平然と連れて歩いた。
貴方は、そんな私を庇って冷たくなった。
手紙は確かに、受け取った。
山道を、少女が走る。
今は無き親友の約束を守る為。
「見ろよ! 悪魔の使者だ!」
石を投げる子供、なんとでも呼んで良い、私には貰った、消えない名前があるから。
ホーリーナイト、聖なる夜と呼んでくれた。
優しさも、温もりも、全部詰め込んで呼んでくれた。
忌み嫌われた私にも意味があるのなら、今日この日の為に生まれてきたのだろう、どこまでも走る。
――少女は辿り着いた、聖騎士の故郷エトリアに。恋人の家まで後少しだ。
走った、転んだ、すでに満身創痍だ。
起き上がる間もなく、襲いくる罵声と暴力。
負けない私はホーリーナイト、千切れる手足を引きずり、なお走った。
「見つけた! この家だ!」
手紙を読んだ恋人は、もう動かない少女の名にアルファベット一つ加えて、墓を立ててやった、聖なる騎士に墓をやった。
投下終了。
終盤がほぼ歌詞そのまんまになってる?アーアーキコエマセーン
最後の所は普通に埋めてやっただと恋人困るだろ?死体遺棄とかで。
とりあえずPVを見て涙腺崩壊したから書いた。今は反省してる。
うむ、キモイし、最高に厨二だな。
……でも、大好きだぜこういうの!
こういうのはキモくて厨二。改めて学んだからメモして黒歴史に入れておこう。死にたい。
>>594 チ カ ラ
それ…本気で言っているのだな…?『邪鬼眼』持つ者なら今すぐ示せ…
セブンスマインド ダークパワー
本気なら俺の中に眠る『7つの人格』総力あげて『闇の力』解き放つが────
コピペしてきただけでズレてるとかは知りません(´・ω・`)
いつも心に厨二病を。厨二病推進委員会からのお知らせです。
いつもながらおもしろい
短編集だと良くわかるけどやっぱ洗練されてるなあ
ブシドー父の理論の下敷きになってるってのは
スリーハンドレッドもどきのアレなのかしら
バード視点の短編にほろりときました。
本編のあの秀逸なラストも大好きなんですが、やっぱりこの二人には幸せになって欲しかったなー…。
それにしても、腰にこないエロにここまで萌えるとは思わず。
姫子もバド男もかわいすぐる。
読後感爽やかな話の後で恐縮ですが投下いきます。
某デスメタル漫画の露骨なパロディである
>>19-34の続きになります。
ながいこと書く書く詐欺状態でお待ちいただいてた方には失礼しました。
迷走に迷走を重ねた挙句
>>444の予告とも別物になったのも重ねてお詫びさせていただきます。
・固有名詞一覧
●『DarkHunter's Madness Club』
冒険者ギルドの皮を被った変態倶楽部。通称『DMC』
●クラウディアII世
金髪ダークハンター♀。ドS。ハイラガに降臨せし究極の女帝。
信者からは「クラウディアさん」の通称で畏敬される。
↑(同一人物)↓
●リザ
金髪メディック♀。クラウディアさんの世を忍ぶ真の姿。処女。気ィ弱い。
●アリス
眼鏡ガンナー♀。通称『敗北主義の牝犬』。ドM。
●ジャギィ
桃ドリルダークハンター♀。リザのツレ。
【注意属性】緊縛・陵辱・百合・異種姦、などなど……
相変わらずヒッデェ話です。
ギャグを期待してる方も多いかもしれませんが、たぶん今回のはギャグと違う気が凄くします。
「男は度胸!なんでも読んでみせるのさ」というオカン級の寛容度を持った方はどうぞ。
ダークハンターズ・マッドネス・クラブ。通称DMC。
ダークハンターを中心に多くの武芸者を抱える武闘派ギルドであり、
魔王クラウディアに忠心を捧げた信者どもが集う狂信的集団であり、
異常性欲者たちが秘めた思いを満たす為に群れる変態倶楽部である。
本日はそんな数多の変態たちの中でも一歩ぬきんでたマゾヒストとして一人の少女を紹介しよう。
重度の被虐性淫乱症である『敗北主義の牝犬』こと銃砲士アリス。
あらゆる苦虐を性的快感として享受する彼女こそ、ラガードのドMの頂点に立つ存在である。
魔王クラウディアとその家畜アリス。彼女らの出会いは敵対からはじまった。
♂♀
――DMCによる世界樹攻略からおおよそ一年前。
迷宮一層、第五階にて
「ゴートゥーDMC! ゴートゥDMC!」
「イッたぁ〜〜っ!! クラウディアさんの一秒間に十本のボンテージペニスだぁ〜ッ!!」
「ゴートゥーDMC! ゴートゥDMC!」
「続けて射精(で)るぞーッ! エクスタシーッ!!」
「ゴートゥーDMC! ゴートゥDMC!」
「輪姦(まわ)せ! 輪姦せ! オスメスオスッ! 輪姦せ! 輪姦せ! ♂♀♂ッ!!」
当時すでに『ラガード・クラウディアII世』はその圧倒的なプレイテクニックでもって
多くのM奴隷から崇敬の対象として信仰されつつあり、数多くの変態が彼女のもとへと集いつつあった。
皮装束をまとい妖艶な笑みをたたえた美しき金髪の『女王様』が、
「ファーック! 貴様らこの妾(オレ)自らが陵辱を賜らせてやっておると言うのに、
その程度の熱しか返せんのかぁ?! 鳴け! 喚け! この妾を濡らせてみせよっ!」
『ダークハンターのクラウディア』として変態どもを叱咤し、
(ううっ、私なんでこんな事にやってるんだろう……)
『メディックのリザ』として心中で悔やみ悩むも答えは出ない。
何故こうなったのか、どこでどう間違えたのか、自分のやりたかったのはこんな事じゃなかったのに。
ともあれ官憲の目を避け、キマイラの巣跡で行われた『クラウディア』のSMショウは本日も大盛況であった。
気弱で奥手なリザにとっては、暴力的でいやらしい『クラウディア』としての仕事は嫌で嫌で仕方なかったのだが、
飼い殺しメディックとしての収入だけでは食ってはいけず、ずるずると『女王様』としての稼業を続ける事になっていた。
しかし気の乗らない仕事ながらも、リザの――クラウディアの才能と実力は本物であり、彼女がムチを振るい、
縄で縛るほどに場の熱狂はいや増したのであった。
そしてショウは終り『客』もすべて帰ったあと。
「リザ、おっつかれー。今日もサイコーだったわよ」
リザが軽く放心しながら木の根元に座り込んでいると、ジャギィがねぎらいにやって来た。
「……ううっ、今日も最低だったよぅ」
「またアンタはすぐそんなこと言うんだから」
「だってぇ……」
「そんな声出さないの。こんなところファンの子に見られたら大変よー?
アンタ『女王さま』なんだからボンデージ着てる間はもっとシャッキリしといてよ」
「じゃあ脱ぐもん……今すぐ」
「ココで? 馬鹿言わないの。着替えなら帰ってから、ね?」
「……うん」
ジャギィにあしらわれながらも、どうにかリザは立ち上がり帰還の為に樹海磁軸へと歩き出した時。
ずどん。
腹に響く轟音が響き、さっきまでリザが座っていた樹木に大穴が開いた。
「な、なにっ、なんなのっ?!」
慌てふためくリザを手で押さえつつ、ジャギィが辺りを見渡して呟く。
「……やば、もう来たか」
「もうって……?」
ジャギィの様子からすると何か心当たりがありそうだったが、リザはその答えを得る前に、
「走るよっ! リザッ!」
「えっ、えええっ?!」
手を引かれるままに駆け出す羽目になったのだった。
「ジャギィちゃんっ! こっち磁軸じゃないよっ?!」
「あー、無駄無駄。磁軸とか絶対押さえられてっから、こーゆー場合」
「ど、どういうことよぅ……!」
「よく聞きな。平たく言うとわたしら襲撃されてんの」
「えぇええ?! 衛視の人に見つかっちゃったのぉ……?」
混乱しつつもジャギィに併走するが、少なくともリザ自身には襲われる様な真似をした覚えがない。
もちろん人を集めてのSMショウなどというのは公序良俗に反する行為であるが、だからといって、
基本的に治外法権である樹海内部に衛視を送り込んで首謀者を捕縛したりはしない。
「公宮もいちいちそんな暇じゃないって……来てる奴らはある意味もっとタチ悪いけどね」
「じゃあ誰が襲ってきてるのよぉ……っていうか、なんで私たち襲われてるのよぉ……」
「んー、アンタに言ったら泣くだろうから黙ってたけど」
「泣く様な話なのっ?!」
突っ込むリザの瞳は既に涙目である。
「わたしら『お店』から独立する時に、結果的にお客さんごっそり引っこ抜いていっちゃってるじゃん?
で、まあ、それが歓楽街のお偉方の不興をたっぷり買っちゃってましてー、
ケツモチしてるこわーいお兄さんやお姉さんが、わたし達の事を犯して殺して埋めようとしてるって訳。説明終り」
『クラウディア』に対する個人的なファンが激増したところで、ジャギィは『独立してもイケる』と判断し、
勤めていた倶楽部から半ば無理矢理リザを連れ出し“ダークハンターズ・マッドネス・クラブ”を立ち上げたのだが、
地回りのヤクザ連中とのみかじめの折り合いがつかず、結果生じた軋轢の数々をそのまま放置していたのであった。
「……はうっ」
リザは思わずくらりとなって、スっ転ぶところであったがどうにか体勢を立て直して走り続け、
「だ、だから私はこんな仕事ヤダっていったのにぃ〜ッ!」
「ボヤかないの、リザ。アンタ喧嘩嫌いでしょ?」
「うん……ケンカはヤダよぉ……」
「じゃあ、逃げましょ。こーなったのもわたしに責任あるっちゃあるし、
逃げ切ったらツテを使ってどうにかしてみるからさ、ね?」
「うん……」
ジャギィに励まされて足取りを速め、リザは怯えた顔を隠そうともせず樹海を逃げ惑う。
「しっかし、鉄砲使って襲って来たってこたァ……たぶん、金魂の奴等ね。もー、最悪じゃんッ!!」
逃走の足を緩めぬまま毒づくジャギィに、
「ダメだよぅ、ジャギィちゃん…お、女の子がそのキン…とか言ったらぁ……」併走しながらリザが続ける。
「そのキンタマじゃないっての! 金魂ガールズッ! 賞金かせぎっ! わたしら追っかけてきてる奴等っ!」
「……こ、怖い人?」
「本気出したときのアンタほどじゃないと思うけどね……。
わたしも噂でしか知らないんだけどサァ、連中とにかくしつこいらしいのよ」
襲撃者はおそらくバウンティハンターギルド“ガールズ・オブ・ゴールドソウル”通称『金魂ガールズ』
ガンナーの女性のみで構成されたギルドながらも、賞金稼ぎとしての実力は本物であり、
名のある賞金首の数々が彼女等の手によって捕らえられ――あるいは打ち倒されていた。
「んで、も一つ言っとくと、ヤクザ連中がアンタの首に賞金かけてんのよね。たぶんあいつらそれ狙い」
「わ、私だけぇっ?! ジャギィちゃんはっ?!」
「だってわたしはアンタに比べりゃキャラ薄いもん。いやー、アンタのサポートに徹してて良かったわー」
「ジャギィちゃんのバカぁっ!!」
樹海の魔物を避けねばならない逃走であり、更にはマップをいちいち見る暇も無く、
リザら二人は道を見失いつつあった。ついには袋小路に突き当たって行き止まり、
「っちゃー、参ったわね……この辺どこよ?」ジャギィがいったん足を止めて周囲を見渡せば、
「……わ、わ、私たち、迷っちゃったのぉっ?!」リザが不安げに訪ねる。
しかも磁軸から帰るつもりだった為、最悪な事に『糸』がない。
このままでは襲撃者をやり過ごしたとしても、帰還すら難しい状況になりつつあった。
そこに背後からかけられた声があった。
「迷子でしたら街までご案内しましょうか? そのまま怖いお兄さんのところまで直行させていただきますけど」
リザとジャギィが振り返れば、メガネをかけた幼いガンナーがこちらに銃口を向けていた。
「わたしら逃げてるつもりが追い詰められちまってた……って、ワケ?」
ジャギィが少女銃師をにらみつける。
さんざん追い立てられたのは、この場所へと誘導される為の罠だったようだ。
「ご理解いただけてるようで何よりです」華のような笑みさえ浮かべてメガネの少女は言う。
「なんで鉄砲こっちに向けるのよぉ……人に向けちゃいけないだよ、それぇ……」
状況が今ひとつ掴めていないという風のリザに向かって、少女は優しく解説する。
「大丈夫ですよ。ここで貴女を殺っても、ちゃぁんとヤクザ屋さんの方々が処理してくださいますから」
「え、ええっ……!」
リザの顔面が蒼白になる。
「そんな訳ですから、抵抗していただいても構いませんよ。こちらとしてもその方が面白いので。
むしろ、おとなしく捕まえられちゃうとあたしとしてはつまんないんですよね」
少女の物騒なセリフをじっと聞いていたジャギィが
「……そっか、アンタがアリスね」と、確かめれば、
「おや、ご存知で」少女は微笑みながら軽くうなずいた。
「人を撃つのが三度の飯より好きな変態だって聞いてるわ。賞金稼ぎども率いてンのもそれが理由でしょ」
ジャギィがにらんだとおり、少女の名はアリス。
金魂ガールズのリーダーであり、射殺の快楽に囚われたとして悪名をはせるガンナーであった。
「あはは、当たってます」アリスは悪びれもせずに肯定する。
「父の形見のコイツをね、ぶち込んでやりたいんですよ。
ずどん、って。男にも女にも、老いも若きも誰にも彼にも」
言って、いとおしそうに手にしたハンドカルバリンの銃身をべろりと舐める。
「ひぅっ……」
少女の異常性を目にしたリザは今にも卒倒しそうである。
「で、そっちの半泣きになってるのが『クラウディア』さん?」アリスは手にした手配書と本人を見比べ、
「人相書きとはあんまり似てませんけど、該当するのが貴女しかいない感じですんで……どうなんです?」
メガネの内側からの鋭い眼光で射すくめつつ、銃口の狙いをリザへと定めた。
「……あっはいっ! ええええと、その……そうですっ!!」気迫に押されリザは思わず返答してしまう。
「なぁに正直に答えてンのよリザ、アンタ馬鹿なのっ?!」
「ばかはそっちよぅっ! なんで本名言うのよおぉ!」
ジャギィの怒声にリザが反問するも時すでに遅し。
「あ……」
「本名はリザっておっしゃるんですか。なるほどなるほど『クラウディア』は源氏名なんですね」
「ぐぁ…ミスったわ……」ジャギィが頭を抱えて後悔する。
「――しかしまあ『クラウディアさん』の伝説は誇張もいいところだったみたいですね。
スキュレーを自身の触手で縛り返しただの、キマイラをシバいて調教しただのと色々聞いていましたのに。
色々と楽しませてくれると思ったのにガッカリですよ」
やれやれと嘆息しそのまま軽く嘲笑し始めたアリスに向かって、リザはおどおどと口を開く。
「あ、あの、それ……本当なの」
「……ハァ?」
アリスは理解できないと言うふうに片眉をあげる。
「だ、だからぁ……私、それ、やったの。スキュレーとか、キマイラとか。
あ、あのねっ! 別にやりたい訳じゃなかったんだけど、みんながやれやれっていうから仕方なく……」
「あははは、冗談キツいですよクラウディアさん――いや、リザさん? 貴女全然そんな風じゃありませんもの。
まあ、祭り上げられて仕方なく『女王様ごっこ』やってるって所だけは本当みたいですけど」
「……うん、もうイヤ。辞めたいよぉ…こんなの」
「じゃあ、わたしが辞めるチャンスを差し上げましょうか。
大人しく捕まって怖いお兄さんたちに差し出されるのと、ここで私に撃たれるのとどっちがお好みです?」
「それは、どっちもイヤぁっ!!」
とうとうリザの瞳ににじんでいた涙はあふれて、つうと一筋頬を伝い落ちた。
アリスは泣きの入ってきたリザを呆れた顔で眺めつつ、
「そんなワガママが通じる状況だと思っておられるんですか?」
「……ううっ」
「だいたい貴女、いい年こいてそんな子供っぽい喋り方して恥ずかしくないんですか。
精神的に自立できてない証拠です。正直キモイですよ」
「何でそんなひどい事言うのよぉ……それに私、まだ23歳だもん……」
「23でそれなら充分手遅れです、この年増」
(と、と、と、年増……ですって?!)
年増呼ばわりされたリザの表情がこわばり、彼女なりに精一杯の勇気を振り絞って反論する。
「私……年増なんかじゃないもんっ!」
「あら、ちょっと形相が変わりましたね、こわいこわい。
年増って言われるのそんなにこたえましたか、オ・バ・サ・ン?」
「おばさん……ちがう……」
リザの体が恐怖とは別の理由でガタガタと震え始める。
(……誰がおばさんだとォ? 小娘がァ…言わせておけばいい気になりやがって……)
「ちょっ……アンタ止めなって! マジヤバイから、それ!!」
急変しつつあるリザの様子を見とがめたジャギィが止めに入るが、
「年増を年増って呼んで何が悪いんですか」
アリスはまるで聞く耳をもたない。
(若けりゃいいってモンじゃねェだろ、ションベン臭いメスガキの分際でェ……)
リザは虚ろに中空を眺めつつ、口汚くぶつぶつと呟いている。
「ファック…おばさんだとォ……? 年増だとォ……?」
もはや、怯えの表情はどこにもなく、新たな感情が彼女を支配しつつあった。
怒りである。
高純度の怒りが、リザを悪魔へと変貌させつつあったのだ。
「あはははははっ! 怒っちゃいました? 怒っちゃいましたか、リザさんっ!
キレたんだったらちょっとは骨のあるところ見せて、あたしを楽しませてくださいよっ!」
「止めろつってんのに、何で挑発すんのよこのメガネっ子!
……し、知らないからねっ。リザここまで怒らして……アンタただじゃすまないわよっ?!」
がなりたてるジャギィの顔はすでに蒼白。今度は彼女がある種の恐怖に囚われつつあった。
「へぇ……どうタダじゃ済まないんです?」
アリスはいまだ気付かない。自分が地獄の蓋を開けてしまったのだ、という事に。
「せっかく忠告してあげたのにっ……アンタなんかもう勝手に逝けっ! わたしは逃げるからねっ!」
「……ああら、お友達置いて逃げるんですか? 貴女もけっこう薄情ですね。もっとも逃がしませんけど」
「――ク、ハハ、ク、ク、クハハハハハハハハハハハハッ!!」
びくり、と。
言い争っていたジャギィとアリスは、リザの口から
タールのように溢れ出したドス黒い哄笑に思わず身体を振るわせた。
否、嗤っているのはもはやリザなどと言う女ではなく――
「ファーック! この妾(オレ)をッ、ラガード・クラウディアII世を年増と呼ぶか、貴ッ様ァあぁッ!!」
♂♀
アリスは、気おされていた。
彼我の距離はおよそ15メートル。
銃を持ってすれば近接攻撃しか出来ない相手など圧倒できる距離のはずなのに。
「ハ、よくもまあ脆弱な雑種の分際で、そこまでほざいたくれた物よ」
リザとは声も同じ、顔も同じ、
「あ、貴女……誰です?」
だが、アリスがそう尋ねたくなるほどに、眼前の人物がまとう雰囲気は別人だった。
「ハァ? 我が名ならたった今名乗ったばかりであろうが。
ははァ……貴様、その歳で痴呆か! 哀れ、哀れ、哀れよなァ!」
傲慢な態度を崩さぬまま、女は大笑する。
「……なっ」
「ンッ、クククッ、良かろう……本来、貴様のような雑種に名乗る名など持ち合わせておらんのだがな、
あまりに痴呆の貴様が哀れゆえ、再度我が名を耳にする名誉ぐらいはくれてやろう。
妾はクラウディア! ラガード・クラウディアII世! 地獄を統べる魔王とは妾のことよッ!」
さっきまでは『綺麗だが冴えない女だ』と思っていたその顔は、内面に絶対の自信が宿る事によって真に完成し、
絶世の美貌と呼んでも差し支えないほどに高められていた。
「……地獄だか魔界だか知りませんけど、貴女の脳内厨二設定をベラベラ垂れ流さないでくれます?
聞いててイタいんですよ、この年増」
アリスは再度クラウディアをなじるが、さっきまでは声にこもっていた威勢が既に無い。
むしろ、虚勢の一つも張らなければクラウディアの前で自分を保っていられそうになかったのだ。
「ク、ク、ク……事ここに至ってまだそれを抜かしよるとはたいした胆力よ。
確かに妾(オレ)は当年とって10万と23歳。貴様ら雑種と比べれば永遠とも呼べる永きを生きる存在ではあるが……
貴様ごとき精虫一匹にも劣る未熟矮小な輩に年増呼ばわりされるほどには老けておらぬわ!」
クラウディアの怒号一喝。
アリスは自身が恐怖に震え上がっているのを自覚せずにはいられなかった。
熟練の狩人としての勘が相手が圧倒的な格上であることを告げてくる。
だが、熟練の狩人であるがゆえに、そのプライドがアリスに逃走を拒否させた。
クラウディアはアリスが構えるハンドカルバリンをゴミでも見るかのように一瞥し、
「ところで貴様、さっきから妾に向けているその筒だが、そんな玩具で一体何をするつもりなのだ?」
「玩具ですって……!」
「ファック、玩具を玩具と言って何が悪い。いかにも雑種が好みそうなくだらぬ道具よ」
「取り消しなさい、許しませんよ!」
このカルバリンはアリスにとって、父の形見であり、数々の戦いを共にくぐりぬけた相棒である。
アリスが若く、女の身でありながら男と同等に渡り合ってきたのは、銃と言う存在あってのこと。
それを愚弄するクラウディアに対し、怒りのあまりアリスはさっきまで感じていた恐れを忘れた。
しかし、クラウディアはアリスのそんな怒りを涼やかに無視しつつ問い掛ける。
「貴様、竜は何故強いと思う?」
「何故って……」
「ハ、答えは知れたこと。もともと強いからよ!」
「なっ……!」
「貴様はもともと弱いから、そのような玩具に頼らねばならず、しかも鍛錬までせねばならない。
まったくヒトとは哀れな生き物よなァ! クハハハハッ!」
「それ以上の侮辱をするなら撃ちますよっ!」
「ク、ハ、ならば撃ってみるが良い。『無駄』と言う言葉の意味を貴様に教育してやろう」
そしてクラウディアは躊躇わず歩み寄った。
それにアリスは躊躇わず急所に撃ち込んだ。
銃声三回。狙うは脳、心臓、脊髄。アリスの腕でこの距離なら外す方が難しい。
だがクラウディアは倒れない。
足をとめたかと思うと、上半身をブレて見えるほどの高速で動かし、
にい、と笑って歯を剥き出しにした。
アリスは美しく整ったクラウディアのその歯列に、なぜか悪鬼のごとき乱杭歯を幻視する。
そしてその上歯と下歯の間には3つの小さな金属片が挟み込まれていた。
「……なん、ですって」
自分が放った弾丸を歯で咥え止めたのだ――とアリスが気付くまでに数秒の時間を要した。
クラウディアは軽く口を開くと、三つの弾丸を舌先を伸ばして捕らえて飴玉のようにコロコロと転がす。
もちろん弾丸には発砲時の高熱が残されており、舌の粘膜と触れ合ってじゅうじゅうと白い蒸気を上げた。
「うぅ……」
光景の異常さにアリスはうめく事しか出来ない。
やがてクラウディアは舐めるのには飽きたのか、弾丸をすべて口内へと引き込むと――今度はガムのように噛み始めた。
ハンドカルバリン――先ごめ式の銃砲によって放たれた為、アリスが撃った弾丸は
いずれも一切ギルディング・メタルで覆われていない、鉛100%のトゥルー・ソフトポイント弾。
発射熱でたやすく溶融し、変形・破砕するのだが――だからと言って、もちろんヒトが噛めるほどには柔らかくない。
がり、がり、がり。
だがしかし、クラウディアの歯で押しつぶされ、舌で弄ばれた弾丸は確実にその形を変形させつつあった。
そして噛むこと数十秒。クラウディアが口内に指を突っ込み、唾液の糸を引きつつ唇から吐き出されたそれは――
「……ふむ、さくらんぼうの茎ほどには自在に行かぬが、我ながら上出来よ」
――針金のごとく細く引き伸ばされ『本結び』の形でその三本が連結されていた。
「ファック、かえすぞ小娘!」
クラウディアが(もとは弾丸であった)その針金細工を軽く放ると、
アリスの脇を通り過ぎ、背後にあった樹木に深々と突き刺さった。
「……な、なんなんですか、貴女ッ! 何なんですか今のはッ!」
「見たままであろうが。貴様が弾を撃ち、妾が加工した」
アリスが自分の正気を疑うほどの光景だった。
現実感覚は薄れ、視界はぐにゃりと歪み始める……だが、鍛錬に鍛錬を重ねた身体は半ば自動的に作動し、
手指は勝手に動いてハンドカルバリンへと新たな弾丸を装填しつつあった。
「クハ、今のを見せられてまだやる気か。その根性だけは褒めてやらんでもないぞ」
「黙りなさい……、この、悪魔ッ!」
「ク、ク、だから魔王であると最初に名乗ったであろうが。妾をそこいらの三流悪魔と一緒にするでない」
「減らず口を……っ! 今度こそ、撃つ……撃ち殺してあげますっ!」
「妾を殺すだとォ? ファーック! 面白い! 悪魔には『死』などという概念がないのを知らんのかァ?!」
アリスは装弾の終わったカルバリンを再びクラウディアへと向ける。
「黙れ……黙れっ!!」
「貴様こそいい加減黙るがいい! よもや妾を年増呼ばわりしたのを忘れた訳ではなかろうなァ?
その報いはた〜っぷりと受けてもらうぞ――とは言え妾はこう見えて慈悲深い。
いまならその玩具を下げ、妾の靴を舐めれば、通り一遍の仕置きで勘弁してやらんでもない」
クラウディアは輝くほどに磨き上げられたエナメルブーツに包まれた足を、ずい、と指し示す。
「……舐めなければどうなるってんです」
そして、実のところ既にアリスは攻撃を開始していた。
チャージショット。弾丸に気を込め文字通り爆発させることで射撃の威力を数倍に高めるガンナーの妙技。
『ため』に時間がかかるのが難点だが、慢心しているクラウディアと会話を続け、時間を稼ぐ事が出来ればあるいは――
「ハ、人の理性を残さぬ性家畜にでもしてくれるわ!」
「どちらもお断りです。死んでください」
「やれやれ。家畜化決定だな、クハハハハッ!」
そして再びクラウディアは無造作に歩み、間合いを詰める。
アリスとの距離、10メートル――9メートル――8メートル。
「ク、ハ、単に貴様を犯っても面白くも何ともないのでな、ハンデをくれてやろう。
先ほどと同じく妾(オレ)は口唇のみを使って貴様を封じてやる」
「……さっきみたいには行きませんよ、今度こそ、弾丸ァ咥えた口ごとブチ貫いてさし上げますっ!」
チャージショットの『ため』は充分、今こそ発射とアリスが判断した時――
「ファーック!!」
クラウディアが大きく踏み込み彼我の距離が一気に縮む
――いや、ただの半秒、僅か2ステップで一気に距離がゼロになった。
「ひっ!」
視認は出来ても目の前に突然出現したクラウディアに反応がまるで追いつかず、アリスがまごついていると、
「クハハハハハッ!」
哄笑と共にクラウディアはアリスの脇を通り、背後へと走り抜けた。
攻撃された訳でもなく、武器を奪われた訳でも無く、まるでワケがわからない。
――いや、相手は武器を持たぬ。
さっきまでのはただのハッタリ、ただのトリックで逃走するための隙を作っていたのだ、と、
アリスが自分の都合の言いように現実を捻じ曲げて認識する。
不安を感じながらもどうにかアリスも身体を反転すれば、
クラウディアは走り抜けた姿勢のままいまだ背を見せていた。
「……騙されたっ、逃がしませんよっ――そこおっ!」
絶好の、そして恐らくは最後の好機と見てトリガーに力をこめたのだが――
「あ、アレッ?!」
引き金がびくとも動かない。いや、動かないのは引き金だけでは無い。
トリガーにかけた指そのものが引くことも押す事も、そこから外す事もできなくなっていた。
よく見れば、いつの間にやらその指に、そしてカルバリンの機構の稼動部分に
ガッチリと金色の糸が幾重にも巻きついて、完全に動きが封ぜられていた。
「誰が逃げるか、馬ァ鹿が!」
背を見せていたクラウディアはやがてゆったりと振り返る。
「ク、ク、言っておくが約束どおり、口唇以外は使っておらぬぞ。唇で我が髪を数本引き抜き、
貴様の指とその下らぬ玩具を縛り上げてやった――強いて名づけるならフィンガーボンデージ。
斧や剣を振るう連中ならともかく、貴様ら銃砲師を無力化するにはただの指一本封じれば必要十分という訳よ。
理解したか? 貴様のご自慢の玩具がどれだけ下らぬモノか」
「……うぁぁああっ、とれないッ! とれないッ!」
アリスはいまだ自由に動く左手を使って、巻きついた金髪をかりかり引っかいて外そうとするが、
その髪は鋼線のごとくビクともしない。
「ハ、ハ、無駄無駄ァ! 本職闇狩人のボンデージケアでもそうは取れぬように縛っておる!」
「あ……あァ…あ、あ……」
己の武器ではクラウディアには毛ほどの傷をつける事もできない。
それを理解した時、アリスの魂は絶望と恐怖に喰らい尽くされそうになっていた。
「クハハハハッ、いい顔だ! その顔が見たかったぞ! 手加減しつつ弄んでやったかいがあったわ!
たまらんなァ……安心が恐怖に、希望が絶望に移り変わる瞬間の雑種どもの表情は!」
クラウディアはきゅうっと口角を吊り上げて、それはそれは楽しそうに嫣然と笑う。
呼吸と同じ感覚で悪意を撒き散らす、それはまさしく魔王の笑みであった。
クラウディアは歩み近づく。再び二人の距離はゼロ。
「ファーック、では躾の時間だ!」
クラウディアが右手を翻すと、アリスの着衣がずたずたに引き裂かれてひん剥かれ、
左手が踊ると、その引き裂かれた衣類が捩れ編み込まれて一本のロープと化し、
両手をひらめかすと、そのロープがアリスの全身を精緻でありながら堅牢に縛り上げていく。
基本のオールボンデージ、一秒未満で全てが終わった。
ただし、嬌声と言葉責めの興を楽しむ為に、あえてアリスの口唇の自由は残してある。
「ああっ……」
手足を封じられたアリスは、木の根の浮いた迷宮の床にダルマのように転がされた。
全身くまなく縄化粧を施されたその裸体は独特の芸術性すら感じさせ、邪でありながらも美しい。
「では雑種、逝け。逝き狂え」
「……い、いや、……いやあぁぁっ!」
続けて基本のエクスタシー。
クラウディアは己の淫気をアリスの全身にツタのように張り付つかせたロープに注ぎ込む。
悪魔の計算によって綿密に編みこまれた縄細工は回路となって膨大な淫気を循環させる。
「――――ッ!! ひあぁぁああっ! あぁぁあああぁぁぁぁっ!!」
流れる淫気はアリスの皮膚をくまなく撫で回し、神経細胞の一つ一つに快楽信号を送り込む。
まるで稲妻に愛撫されているようであった。アリスはたまらず叫び狂い、そして、果てる。
常態ではありえぬスピードで女の体が出来上がり、女陰からは放尿したかのごとく分泌液が溢れ出した。
「ごめっ……ごめんなさ……ひっ、ひぅぅううううぅううぅッ!!」
たまらず詫びを入れようとしたアリスの身体に、クラウディアは容赦なく更なる淫気を流し挿れる。
「ハァ? なんぞ抜かしたかァ! まだまだこれからであるぞ、こッれッかッらぁッ!!
貴様の脳髄には一片たりとも理性が残らぬと思うがいいわーっ!」
「――あぁぁぁぁぁっ! ああぁぁぁぁぁぁっ!!」
人類の常識と限界を超えた快感量に、アリスの顔面が七孔噴血ならぬ七孔噴潮する。
その後も絶命せぬよう最大限の注意を払われながら、アリスの身体は陵辱され続ける。
アリスは果てた。果てて果ててただ果てた。
強制的に発情させられているのはもはやアリスだけでは無い。
無尽蔵に撒き散らされるクラウディアの淫気に周囲の樹海が反応し、
草が、木が、ツタが、キノコが、生殖本能を刺激され――すなわち一気に開花し始めた。
コマ送りのフィルムを見るように、草木が次々につぼみを付け、華ひらき、気の早い物は果実さえも実らせた。
そして辺り一面、色とりどりの花園へと変貌していく。
のちにDMC信者たちによって『クラウディアさんの樹海レイプ』として語られる伝説がこれである。
そしてその花ばたけの中心では、少女が一本の凛花のごとく手折られつつある。
快感にのたうつアリスの手はときおり反射的に握り締められ、
いまだ縛られたままだったカルバリンが、がきり、がきり、と耳障りな音をたてていた。
「ク、ク、忘れておった。こォんな悪い玩具は没収せねばな」
クラウディアがカルバリンとアリスの指に軽く手を添えると、それだけで複雑に
結ばれていた金髪が魔法でもかかったかのようにするりと抜け落ち、
魔王はそのまま無造作に銃砲を奪い取った。
「おねがいしますっ、かえしてっ! かえしてぇっ!」
アリスは子供のように泣きじゃくってる自分を自覚した。泣く以外、もう何も出来そうに無かった。
しかし、そのアリスの声を聞いたクラウディアは『意外だ』と言う表情を浮かべる。
「……ほォ? とっくに心は壊したつもりでおったが、貴様まだ口がきけたか」
「おねがいします、そのカルバリンはパパの形見なんです……」
「ク、ク、よかろう、そんなに大事だと言うならば返してやろうでは無いか」
「え……?」
あまりにあっさりと返却の意思を示したクラウディアに、
アリスはかえって戸惑いを見せたが――すぐに魔王の真意はつかめた。
「や、止めてくださっ!! お願いしますっ!! お願いしますっ!! 弾丸入ったままなんですよそれッ!!」
「ファック。返せというから返してやるまでよ。それにタマ無しのイチモツで相手してはかえって失礼であろうが」
クラウディアは縄目の入ったアリスの腿を強引に割り開き、だらしなく愛液を溢れさせ続ける秘裂に
カルバリンの銃口をひたり、と当てがったのだ。
ほてった粘膜に冷えた金属バレルの筒先が擦り付けられるグロテスクな感触が耐えがたい。
「は、は、入らない……入らない、から…そんなのぉっ……!」
「犯る前から出来ない出来ないとネガティブな姿勢でおるから犯れんのだ――さァ、覚悟せェ」
「……やめっ…おねが……」
アリスの渾身の嘆願もむなしく。
「カルバリンなど、レイプしてくれるわーっ!!」
「ひぎぃぃぃっ!!」
ハンドカルバリンの黒く太く長い砲身が、アリスの肉孔に一気に捻じ込まれた。
「クハ! 『ひぎぃ』は良かったぞ! 『ひぎぃ』は!」
「ぬいて……ぬいてぇ……お願い…死んじゃう……」
装弾されたままの銃身であり、冗談ではなく命に関わる状況である――
「たわけが。こぉんな旨そうに咥えこんでおきながら言うセリフかァ?」
――にもかかわらず、おぞましいことに先ほどまでのエクスタシーによって
とっくりと開発されたアリスの身体は、鉄の砲身による陵辱をも快感へと換えつつあった。
「ファック。貴様、なかなか面白い素材だな。いくらこの妾(オレ)が
下ごしらえをしてやったとは言え、この状況で普通そこまでは感じぬぞ」
「違ぅ……わたしそんな、感じてなんか……」
「そんなセリフは股座から垂れ流す汁を止めてから言え。汁を。
なるほどなるほど……妾(オレ)が思っていた以上に貴様には家畜としての素質があるよォだ。
ク、ク、ク、決めたぞ。今から本気で犯してくれる」
まだ本気ではなかったのか。狂気を増していくクラウディアの言動にアリスはただ恐怖する。
「いや……いやぁぁぁ……」
「何を嫌がる? むしろ光栄に思うがいい。
妾(オレ)の本気の責めを賜る名誉に預かれる者など年に何人もおらぬのだぞ」
「――――」
あまりに深い絶望にアリスはついに絶句した。
入れてやる オレの魔物
入れてやる 今夜の生け贄
入れてやる ドス黒い息子
ブチブチ込め ケツにも口にも
ブチブチ込め 鼻にも耳にも
クラウディアは上機嫌で歌いながら、準備を進める。
ダークハンターの皮装束で強調された豊満な胸元。
自身のその谷間に手を突っ込めば、ず、ず、ず、ずずっ、と、長い荒縄が引っ張り出された。
明らかに許容体積をオーバーしているが気にしてはいけない。
更にその胸元は四次元にでも通じてるかのように、いくつかの滑車や留め金などが次々に取り出されていく。
そしてクラウディアは、ロープと滑車、それにそこらに転がっていた一抱えもある大石を組み合わせて
簡単な仕掛けを作り上げた。
「雑種、咥えろ。噛め」
アリスは差し出された縄の一端を素直に噛み締めた。もはやクラウディアに逆らう事など思いもよらない。
「――――――ッ!」
「落すなよ。落したらその場でサツガイしてくれるわ」
途端にかなりの重量が歯や歯肉にかかる。
咥えさせられた縄の逆端には、滑車と樹木の枝を経由して、縛られた大石が吊るされているのだ。
「さて、あの石にはさらに一本テグスがくくりつけてあってのォ、こいつを妾はどうすると思う?」
見えづらいが確かに細い糸が一本、別の滑車を経由し枝から垂れていた。
石が落ちればこの糸が引き上げられる、そう言う仕組みだ。
「――――ぁ――ッッ!」
アリスはすぐにクラウディアの邪悪な思考に気が付いたが、『落せばサツガイ』と言われて、
口を解答と言う機能に使える訳が無く、ただただ苦しげにうめくことしか出来ない。
「どうした雑種。答えてみせよ? 解答時間、残り三秒!
さぁん! にぃ! いち! ファック! 時間切れだァ!」
「――――うぅ――ぁッ!」
「こんな事もわからんのかド低脳が」
アリスの牝器官にいまだ捻じ込まれたままのカルバリン――クラウディアはその引き金にテグスをくくりつけた。
「平たく言うとだ、貴様はなんとしてでもその石の重量を歯で支え、万が一にも落としてしまえば
父の形見とか言うそのイチモツがずどん! ……と、まあ、そう言う趣向だ。どうだ、気に入ったか」
「――――ぁあ――っ――ぁッ!」
「ク、ク、解放されたくば責めに耐え抜き妾を楽しませ、見事に濡らしてみせるがいい」
コレはもはやただの陵辱にあらず。拷問――いや、処刑だ。
アリスは今、己がかけられたギロチン台の作動紐を握ってるに等しく、
そしてその紐は魔王の胸三寸で容易に、そして理不尽に落ちるのだ。
もちろん更なる責めは続く。
「ところで雑種、知っていたか?」
「…………?」
唐突なクラウディアの問いかけにアリスは『何を?』と思うが解答はすぐ与えられた。
「ここいらはキューブゼラチンの群生地でなァ」
「――ッ!! ――――ッ――ぁっ――!」
そして皆まで言われずともおよそわかった。何をされるのか、これからどうなるのかも。
石畳の隙間から、あるいは床に降り積もった枯葉を押しのけて、
粘液状の不定形生命体がじんわりと地下から地上へと染み出し、あらわれはじめていた。
突然、花園と化した地上の匂いに興味を引かれたのであろうか。
アリスの視界はほとんど自由にならぬが、それでも見える範囲だけで4塊程度のキューブゼラチンがいる。
「――あァ――――ぅぁ――!!」
ゼラチンたちは粘足を蠢かせて、性汁溢れるアリスの肉体へと這い寄っていく。
だがクラウディアはそれを許さぬ。
「ファーック! 無断で魔王の生贄に手を出せると思うな下等生物!」
クラウディアは地上に出現したゼラチンを次々と縛り、動きを封じる。
そう。
この魔王は半液体の存在すらも縛ってのけるのだ。
たちまちの内に、縄でくくられたゼリー状の物体が迷宮の床にゴロゴロと転がっていく。
「ク、ハ、『脳無し』だからといって甘えるな。貴様らも洩れなく逝かせてくれるわーっ!」
ずぶり、と。
クラウディアは皮手袋に包まれたその手腕を、縛ったゼラチンの体内に容赦なく突っ込む。
ゼラチンが暴れるのも構わず、魔王の指は『核』を探り当ててエクスタシー。淫気を注ぎ挿れる。
ゼラチンは強制発情させられ、粘液状の体から気泡をごぼごぼと吐き出しては逝き狂う。
そして過度に刺激された性本能は、強制生殖を行い――すなわち、ゼラチンは分裂した。
体積比で半分になったそれらを、また魔王は縛り上げ、また淫気を流し挿れ、またゼラチンは分裂する。
2体が4体に、4体が8体に、8体が16体に、16体が32体に――そのたびに一個体の大きさは縮小する。
――やがて、数百、数千に分裂させられたそれらは、1個体が小指の先ほどの大きさとなっていた。
うぞ、うぞ、うぞ、と蠢くそれらの小粒なゼラチンの群れをクラウディアは一掴みすくいあげ、
「ク、ク、待たせたな雑種。こやつらに可愛がってもらえ」アリスに向かってふりかけた。
「――ァぁっ――ッ―――! ――ぅウッ――っ!!」
べたり、べたり、べたり
小粒なゼラチンの数々がアリスの顔に、腹に、足に、張り付く。そして身体の上を這いずる。
アリスは一瞬の嫌悪感を感じはしたものの――
「――――ッ!! ――――――ゥッ!!」
あまりに壮絶な快感に、意識が白く染まりそうになる。
まるで数十枚の舌に全身をくまなく舐めまわされているようであった。
液体と個体の両方の性質を兼ね備えたゼラチンの身体は、時に硬く、
時に柔らかく、アリスの身体を刺激する。それだけならまだしも、
ゼラチンにはクラウディアの淫気の残滓が残っており、それがまた体表の神経を敏感にしてしまう。
しかしアリスは快感に屈するわけにはいかない。口を開けば、ロープを放せば、死ぬのだ。
全神経を縄を噛み締める事に集中させ、ゼラチンが這い回る感触をどうにかやり過ごそうと試みる。
だがそんな労苦を嘲笑うかのように、淫靡な声と匂いに反応し、
無数の小粒なゼラチンがアリスの体に向かって群れ集っていく。
アリスは緊縛された身体をにじらせて、張り付いたゼラチンの小粒を振り落とそうとするが、
その程度では粒の一つも剥がれ落ちなどしなかった。
「――ぅあぁっ――――ぁあっ!」
「ハ、そう嫌がるな。その大きさのゼラチンなら酸は作れぬ。溶かされることだけは無かろう」
だが、寸断されたゼラチンの身体は少しでも失われた体積を回復しようと養分・水分を求め、
アリスの身体から染み出る体液や劣化した皮膚組織を喰らわんとして吸い付いていく。
砂糖菓子に群がるアリの様にゼラチンの小粒はアリスの身体を埋め尽くしていった。
ことに、銃身に貫かれたままの女陰は濃厚な淫液を甘露のように流し続けており、
それを好んだ数十粒のゼラチンが敏感な粘膜上を蠢き、愛液を貪り喰らっていた。
やがて、染み出す愛液だけでは満足できぬと言うのか、数粒のゼラチンが陰唇のくわえ込んだ
カルバリンと膣口の隙間からずるりと胎内へと侵入したとき――
「――――――――――――――――ッ!!」
膣粘膜を内側からこすり上げる官能に、アリスの呼吸も、意識も、一瞬全てが停止した。
噛み締めたロープを放さなかったのは奇跡に等しい。
気付けば牝器官は激しく潮を噴いていた。
噴出した液体と逆流する圧力に胎内へと潜り込んだゼラチンは体外へと追い出されたが、
アリスはもはや、自分の限界が近い事を悟っていた。
分泌液の排出量が多い膣口・尿道・アナル周辺は言うに及ばず、
口腔・眼窩・鼻腔から流れ落ちる体液さえもゼラチンたちは争うように喰らい飲み干し、
それにすらあり付けぬものは、汗腺で妥協する為にアリスの全身の皮膚上を蠢いていた。
まさに、穴と言う穴は、毛穴一つに至るまですべて犯し尽くされていたのだ。
「ファック。頃合だな。そろそろ楽にしてやろう」
そして、ゼラチン責めを始めてから事態を静観していたクラウディアがついに動いた。
やめておねがいゆるして。
アリスは視線だけで懇願するも、魔王は気付いた上でそれを無視する。
これ以上なにをしようというのか。これ以上何をされてしまうのか。
もはや想像すらつかぬが、今以上に魔王の責めは苛烈になる事に違いなく、アリスの身体は恐怖に震えた。
――しかしそれは同時に、調教に調教を重ねた身体にとって甘美な望みですらあったのだ。
これ以上なにをしようというのか。これ以上何をされてしまうのか。
それを想うだけでアリスの身体の奥底は疼き、刺激を欲するあまり淫靡に幼い肢体をくねらせていた。
「ク、ハ、貴様はまったく度し難い変態よな。汁がまた溢れてきておるわ」
クラウディアは再び己の胸の谷間に腕をうずめ、今度は一条のムチを引きずり出す。
レザーウィップ。交易所で普通に売買されているごくごく一般的な武器ではあるが、
それも魔王が振るえば最悪の淫具と化す。
「――ぅ――ぁ――」
アレで打擲されてしまうのか。
ゼラチンに埋もれ、半ば酸欠状態にあったアリスの脳髄は、ただそれだけをぼんやりと思った。
喰らえば、今度こそ自分はたぶん耐え切れまい。
そして間違いなく噛み締めたロープを放し――そこで至るは絶命だ。
でも、もう、それでいい。
アリスの意思は半ば投げやりだったが、ある意味ポジティブな面も持ち合わせていた。
どうせだったらこの後に襲いくるだろう最大最高の快楽を全身を持って味わおう、と。
「……ふむ、覚悟でも決まったか? 貴様、なかなかに良い目もできるではないか。
ならば妾もその目に応え、全霊を持って責めてやらねばなるまいなァッ!」
文字通りの土壇場で腹の座ったアリスの様子を見て、クラウディアも気息を整え精神を集中させていく。
「――うぅ―――ぁあ―――」
恐れと、歓喜と、相反する思いに囚われ、アリスは己の身体がどうしようもなくガクガク震えるのを自覚する。
見やれば、自分の身体に張り付いた小粒なゼラチンの群れも
ブルブルと身を揺すり、その振動がくすぐったくも心地よい。
ゼラチンには脳は無く、よって感情もまた持たないはずだが
――アリスはゼラチンのその『畏敬』に深く共感した。
先ほどまで自分の体を深く苛んでいた存在ではあるが、今の今だけは共に仕置きを食らう仲間であった。
そして、彼女等を陵辱せんとする絶対者クラウディアはムチを振りかぶる。
「行くぞ。ヒトも、ゼラチンも、貴様らまとめて逝かせてやろう――」
溢れんばかりの淫気が黄金の気焔となって魔王の身体から噴出し、立ち上った気焔は渦を巻く。
『渦』の回転数はますますあがり、ゴゴゴゴゴゴゴと周囲の大気を震わせた頃――
「とくと味わえ。コレが魔王の陵辱――王流慧苦須蛇死畏(オールエクスタシー)よッ!!」
空を切る音と共にムチがアリスの肢体に、そしてそれを覆い包むゼラチンの群れへと打ち込まれた。
それは。
激痛であり、灼熱であり――そして何より官能であった。
「――ぁ―あぁ―――あぁあああっ! ああ、あぁぁああぁああっ!!!」
ひとたまりもなかった。
叫び狂うアリスの口からは当然ロープが放され、テグスが伸び、ついに銃砲の引き金は引かれた。
アリスは、かちん、と撃針が落ちてフリントロックが当り金を叩く音を聞き。
――あ、今、死んだ。
アリスが自らの『死』を知覚したとき――魂が肉体から引きずり出される感覚があった。
肉を離れた魂は、暴嵐のごとく荒れ狂うクラウディアの淫気の『渦』に巻き込まれ、
そして天空へと跳ねあげられる強烈な浮遊感を感じた。高く、高く、ひたすら高く。
ひかりをみた。
死後、自分は絶対に地獄行きだと思っていたが、何かの手違いがあったらしい。
やわらかな光と、あたたかな大気に満たされたここは天国だとしか思えない。
自我は薄れ、意識は拡散する。
自分が自分でなくなっていくほどに、逆に世界との一体感が増し、
アリスは全てを見た。全てを知った。そこには全てがあった。
満たされないものは何もなかった。
全てが満たされると同時に、今まで感じていた浮遊感は消えうせ、
代わりに今度は背筋が凍らんばかりの落下の感覚に襲い掛かられた。
アリスの魂は、落ちて、落ちて、落ちて。
『ああ、やっぱりさっきのは手違いで今から地獄へ落ちるんだ』と思ったとき――
「……すごいわリザ。やっぱりアンタはボンデージモンスターよ」
――聞こえてきた人の声で、アリスはようやく意識を快復した。
いきてる。
気づけばアリスの魂は慣れ親しんだ自らの肉体へと舞い戻っていた。
どうやら壮絶なまでに果てさせられてしまい、しばらくの間、意識を失っていたようだ。
先ほどまでのは極限状態で見た幻覚だったのだろうか。
わからない。わからない、けど、気持ちは最高にすがすがしく晴れやかであった。
「ううっ……ジャギィちゃん…あの子、し、死んじゃったらどうしよぉ……」
「……ま、息はしてるみたいだけど、マトモにモノが考えられるようになるかどーかは微妙よね」
薄目を開けて様子を探れば、アリスをさんざんに苛んでくれたあの『魔王』が
ドリル桃髪の女にすがり付いて泣きじゃくっていた。とばっちりを恐れて逃げていたジャギィだ。
「ご、ごめんなさぁい……許してぇ……」
「わたしに謝ってどーすんのよ……まあ、ケンカ売って来たの向こうからだし自業自得よ」
続けて、恐る恐る自分の体を確認すれば、爆裂しているかと思った腹部は無事だった。
カルバリンは不発だったのだ。
恐らくはさんざんに垂れ流した牝の分泌液がバレルを逆流し、火薬を湿気らせてしまったのだろう。
先込め式の銃砲だからこそ助かった、と言うべきだろうか。
気づけば、全身を縛りくくっていたロープもまた、クラウディアの淫気が薄れ、
ただのボロ布へと変じてアリスの体からほどけていた。
ゼラチンも、もう一粒たりとも張り付いていない。
アリスと共に果てさせられたあげく、再び地下へと逃げてしまったのだ。
そういえば体がスッキリする。ゼラチンに体表の老廃物を吸い尽くされたからであろうか。
心身をすっかり浄化され、あれほどの陵辱を受けてなお――いや、受ける前以上にアリスの脳髄は冴えていた。
「そう言えば、あの子以外に追っかけてた人たちは……?」
「アンタが大暴れしてるの見たら逆に逃げちまったわよ。『バケモノだー』って」
「バケモノって……そんな、ひどい」
どうやらアリスの仲間は逃げてしまったようだ。
まあ、金やその他の利害関係だけで協力し合ってた連中だ。薄情なのも仕方がない。
「つーか、あんたケンカ嫌いってぇんなら、ちょっとは手加減してやりゃいいのに」
「なんか……カーっとなっちゃうとついやりすぎちゃって……ううっ、どうしよぉ……」
「気付け代わりにリザレクションしてやれば? アンタそれ『だけ』得意でしょ」
「『だけ』を強調しないでよぉ……」
今や『魔王』は嵐のごとく荒れ狂っていたのが嘘のように意気消沈している。
そしてアリスは観察するうちになんとなく理解した。
あの女は今は『クラウディア』ではない。『リザ』であると。
己がアリスを責め苛んだ事を悔やみ、自己嫌悪しているのだ、と。
なんと甘く――そして自分勝手な女か。
恐らくは、なんらかの精神的なスイッチで『魔王』へと変ずるのだろう。
アレほどまでに強烈だった威圧感はまるで感じず、『リザ』である今は隙だらけだ。
ジャギィも泣きじゃくるリザをなだめるのに手一杯で、アリスが目覚めつつある事に気付いた風は無い。
――今なら殺れる。
その思考に、アリスは自分自身で驚いた。
更にはその思考すらも置いてけぼりにして、手が信じられないほど滑らかに動いていく。
気付けば右手は未だ女陰に咥えこんだままだったカルバリンを引っこ抜いていた。
引き抜く際に官能の残滓が甘く神経をくすぐったが、どうにか声を出さずにやり過ごし、
同時に空いた左手は(元はアリスの衣類であった)ボロ布を漁って、弾薬を探し出していた。
愛液で糸引くほどにじっとりと濡れたバレルに込め矢を突っ込み、不発に終わった火薬と弾を
掻き出せば、やはりそれは淫水で湿気て粘っていた。これで火が付く訳が無い。
そして入れ替わりで新たに装弾し、リザに照準した。ここまで銃を引き抜いてからわずか5秒程度。
不安定な姿勢ながらもありえぬほどに狙いは安定し、心は止水のごとく澄み切っていた。
先ほど『天国』で視せられた知識の一端を、身体は忠実にトレースしていたのだ。
精神が研ぎ澄まされるほどに、世界から色が薄れて――やがて、モノクロに。
そして引き金を引いたその指は、ただ、無心であった。
銃声。
弾丸が放たれ、必中を確信する。
撃ってようやく気付いた。
自分がまさに今、銃砲士の奥義『至高の魔弾』に開眼したのだと。
時間の主観が間延びしている。空気は粘りを持ったかのようにアリスの体にまとわりつき、
放った銃弾が大気を切り裂き、クラウディアへと近づいていくのが間違いなく視認できた。
――そこで発砲音に反応したリザと目が合った。
「ほぉ、貴様、まだ動けたか――嬉しいぞ、犯り足らんと思っておったところだ!」
否、すでにリザでは無い。瞬時に邪悪な笑みを浮かべたその顔はもはや『魔王』だった。
「――あ、ぁぁ、嘘、また、悪魔に」
アリスと魔王は、発射から着弾までの瞬きにも満たない寸毫の時間で確かに会話していた。
身に染み込んだ魔王への恐怖によって、極限まで研ぎ澄まされたアリスの集中がほどけていく。
「ファァァァァァック!!!」
そして『クラウディア』は大喝し――いつの間にやら手にしていた、白く、長く、美しいムチを振るって、
超高速で飛来する銃弾を叩き落した。すさまじい衝撃波が発生し、吹き飛ばされたアリスの意識は
急速に現実感覚を取り戻していく。
世界に色彩が戻り、緩やかに動いていた周囲は一気にその速度を増していく。
強烈に変動する思考スピードの触れ幅に、脳髄の処理が追いつかず、アリスの意識が一瞬白く染まる。
「――まったく、妾もまだまだ精進が足りん。まさか雑種相手に我が神器“白氷の蔦鞭”を抜く事になろうとはな」
そしてアリスの止まった意識が復活した時、眼前に魔王が立っていた。
完全に心折られていた。
今の攻撃は自分の――いや、ガンナーと言うクラスの成し得る最大最強の一撃だったはずだ。
それすら通じぬ相手に、一体どう接すればよいのであろうか。
「見事だ――今の一撃、濡れたぞ」
「……はい?」
だが、畏れるアリスの意を逸らすように、クラウディアは賞賛の言葉をかけ、続けて問う。
「――貴様。果てに果てて果てた先で何か見おったな?」
「え、えぇ、ええ、その……はい」
戸惑いつつもどうにか肯定する。アリスはあの時、確かに人知を超えた何かを『見た』。
「そうかそうか……なるほどなるほど、ク、ク、ク、ク……」
含むかのようなクラウディアの嗤いは、爆裂するかのような哄笑へと変じていった。
「クハハハハッ!! おもしろい! クハ、実におもしろいぞ! ヒトと言う種は
追い込めばここまで妾に迫るか、クハ、クク、クハハハハハハハハハッ!!」
ひとしきり笑い終えたクラウディアが、ムチでアリスを指す。
「思っていた以上の素質だな、貴様。妾と来るが良い。手元で飼ってやりたくなったぞ」
その言葉に、アリスは躊躇する。
気弱なリザにして最悪の魔王クラウディア。
何を考えているのか今ひとつ理解できず、ふとしたきっかけで大爆発する。
それどころか、リザ本人が自身の力に振り回されているフシすらある。
こんな不安定な女について行ったらどんな目にあうかわかったものでは無い。
――だが。
傲慢な嗤笑を浮かべたその女は、強く、美しく――そして最高の快楽を与えてくれる存在だった。
この偉大なる魔王の所有物になりたい。
そんな想いがアリスの胸を占めていき――気付けばクラウディアの靴にくちづけしていた。
「ハハ! 良し! わかっておるではないか!」
クラウディアは爪先でアリスのおとがいを、ぐい、と引っ掛けて上を向かせる。
「もはや貴様は雑種にあらず。そう、純血。純血のマゾヒストだ!!
本日これより『敗北主義の牝犬』を名乗り、妾の性家畜として生きるのだ。
貴様にはいずれ性の快楽の窮極を魅せてやろうではないか、クハハハハハハハッ!!」
♂♀
……うわ。すみません、足りると思ってたらスレの容量計算失敗してました。
あとエピローグだけですが、ちょっとここで切ります。ホント申し訳ない。
とりあえず、次スレ立てなきゃですけど、
テンプレとかは
>>1のままで良いんでしょうか?
保守。
打ち捨てられたここなら言える
ドリルダク子は眼鏡メディの嫁
いいや、俺のだ。
ってかこのスレ、DMCパロに始まって、DMCパロで終わってんのなwww
何の作品を扱うスレなんだかww
お、俺達のリビドーがDMCを再びエロパロへと喚び覚ましてしまったんだ・・・(ガクガク
次のスレも最初からクラウディアさんにレイプされてるんだぜ!
きっと最後もクラウディアさんがSATUGAIするに決まってるだろ!
クラウディアさん超サイコー!
今更ながら過去作品を読んだぜ
ふたなりショタパラの小説が素晴らしかった
アレはいいものだった
ロリなのかショタなのか、判別しがたいところがすばらしい
続きを必死で探しているわけですが
ずいぶん長生きしたスレだったな、と思ったら
保管庫直投稿が多いからなのね