【銃と】ブラックラグーンVOL.9【弾丸】

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746(684続き):2009/02/11(水) 23:32:03 ID:oti69JW7
レヴィの唇のやわらかさに驚く。
いつも乱暴きわまりない言葉しか吐かない唇なのに、触れればあまりにも頼りない…。
その心地よさに溺れていると、突然レヴィの腕が首に回され、身動きできなくなった。
思わず目を開き、レヴィを見る。
するとそこには、これまで見た事がない表情の「女」がひとりいた。
「レヴィ?」
そっと唇を離して、呼びかける。
レヴィははっと我に返り、少し目を伏せながら言った。
「あぁ…すまん。その、なんだ、ロックのキスが今までシたことない感じだったから…。ああいうの、日本風なのか?」
その時、俺の胸は何かに締め付けられるみたいにギュッと痛みを覚えた。
「…こんな風にキスするの、初めてなのか?」
「あぁ、すごく気持ちのいいキスだった」
少し力なく笑って、レヴィは何かを仕切り直すかのように俺の懐を抜け出した。
つい今しがたまでレヴィを捉えていた腕が空に放り出され、無性に寂しいと感じる。
――寂しい?
自分でも訳が分からない感情に戸惑って呆然と立ち尽くす俺の傍らで、
レヴィはソファーの上に放り出していたニット帽とカトラスを手に取った。
「ロック、お遊びはそろそろオシマイだ。姐御が待ってる。さ、出よう」
何事もなかったかのように言いながら、ドアの方に歩き出す。
けれども俺は、一歩も動かなかった。
「…いやだ」
ドアノブに手を掛けかけようとしたレヴィが、驚いたように振り返る。
「何寝ぼけたこと言ってンだよ。さっきのあたしの提案はやっぱりちょっとおかしかった。取り消すよ」
「…だから、いやだ」
「ロック!」
「レヴィを抱きたい」
気がつくと俺は、そう言い切っていた。
747(684続き):2009/02/11(水) 23:34:06 ID:oti69JW7
「…ロック。お前、気は確かか?」
レヴィがあきれたようにつぶやく。
「自分から誘っておいて言うのもなんだが、あたしはその辺に転がってるコークの空きカンよりゃあ、
カルくない女だぜ?」
俺は必死に言葉を探し、伝えようと試みる。
「…たんだ…」
「ん?」
「…だから…とき…」
「あー、うっとおしい。言いたい事ははっきり言いやがれ、このファッキン野郎!」
懐のカトラスに手を伸ばすレヴィに慌てて、俺は意を決した。
「だから!キスしてるときのレヴィ、めちゃくちゃ可愛いと思ったんだッ!」
「…は?」
驚きのあまり、なのだろう。
ホルダーに収まったカトラスに手をかけたまま固まっている。
「レヴィは跳ねっ返りでガサツで凶暴で、どう考えても俺の好みじゃないはずなんだけど…」
身じろぎもしないレヴィの手元から、カチリ、とカトラスを握り直す音が聞こえた。
ひしひしと生命の危機を感じ、冷や汗をかきながらも、俺は懸命に言葉を続ける。
「ごめん、キスまでは冗談のつもりだったんだ。でも、気づいた。レヴィのこと好きだ。抱きたい」
もう、迷いはなかった。
今ここでならレヴィに打ち抜かれても構わない…なぜかそう思えて、まっすぐに、レヴィの目を見て伝えた。
「…相変わらず、自分勝手な上に命知らずだな」
レヴィはカトラスから手を離し、参ったといわんばかりに片手を額に当てて天を仰いだ。
「張のダンナや姐御たちが、あんたの言い分を聞いてしまう理由、何となくわかるよ」
大きなため息をつくと、レヴィは身につけていた帽子とコート、カトラスを再びソファに投げ出した。
そして片手で束ねた髪をほどきながら立ち尽くす俺のところまで戻って来ると、ネクタイをひっつかんだ。
「まさか、床やソファでってのはナシだよな?ベッドの弾み心地、試させろ」
俺を見上げてニカリと笑うレヴィを、俺はめちゃくちゃに抱きしめた。
748(684続き):2009/02/11(水) 23:38:12 ID:oti69JW7
「なぁ、ロック?」
そう言ってレヴィが首を腕をかしげるものだから、何かと思えば「お姫様だっこ」の催促だった。
「あー…はいはい、お姫様」
レヴィを横抱きにかかえ、ベッドに運ぶ。
レヴィの身体は、思いのほかふわりと持ち上がった。
こんなに華奢な身体でいつも撃ち合いを、特に日本では俺のために全霊をかけて戦ってくれているのかと思うと
改めて愛おしさがこみ上げて来る。
レヴィの髪の毛にキスの雨を降らせる。
「やめろ、くすぐってー」
レヴィは猫のように目を細めた。
「そっと下ろせよ?そっと」
ベッドに到着し、言い付け通り壊れ物を扱うようにわがまま放題の「姫」を降ろすとブーツを脱がせ、
俺もベッドに上がる。
「ほら、レヴィ。服も脱がすからバンザイして」
「…バカヤロー。もうちょっとそれらしいやり方があンだろ」
「それは、もうちょっと色っぽいオネエサンとかの場合だな」
「あ、テメ、あたしのどこが色っぽくないってんだよ。目ぇおかしいんじゃないか?」
お互い、テレがあったんだと思う。
じゃれ合いながら、気がつけばセーターを脱がしていた。
その下のTシャツも頭から抜き取ると、黒いシルク地の下着が見えてくる。
ふちに沿って上品な赤いバラの刺繍が施してあり、鮮やかなコントラストが
シャープなレヴィの雰囲気に良く合っている。
「レヴィ、可愛い下着だね。こんなの、もってたんだ?」
「…姐御が揃えてくれた荷物に入ってたから着てみたんだ。文句あっかよ」
横を向いてレヴィがボソボソと答える。
「文句なんてないよ。最高に似合ってる」
今度は、レヴィの右手が俺のネクタイにかかる。
器用な指が結び目を素早くほどき、シュッ、と勢い良く抜き取った。
そのまま、テンポよくボタンがはずされていく。
一番下のボタンがはずれたのを見届けて、Tシャツと一緒に脱ぎ捨てた。
レヴィの手が、ベルトにかかる。
両手でバックルを外し、引き抜いたベルトはベッドから放り投げられた。
そのまま指がジッパーにかかり、ほんの一瞬、ためらってから下ろされた。
「ロック…サカってんじゃねぇよ」
レヴィの細い指が、下着の上から俺自身をすっとなで上げる。
「…誰のせいだと、思ってる?」
俺はレヴィのスカートのホックを一気にはずし、タイツと一緒にレヴィの足から抜き取った。
749(684続き):2009/02/11(水) 23:41:47 ID:oti69JW7
ブラジャーと同じデザインのショーツが現れる。
「…あんまり見るなよ…」
思わずしみじみと眺めていたら、苦情が来た。
「見なきゃ、いいんだな?」
言うなり俺はブラジャーの後ろに手を回し、ホックを外した。
「あ、ロック!」
「外しちまえば、見られることもないだろ」
「…ヘンタイ」
「何とでも」
自分のズボンを蹴飛ばすように脱ぎ捨て、仰向けに横たわるレヴィの上に移動する。
鍛え上げられたしなやかな肢体に無駄なぜい肉は一切なく、健康的に日焼けした肌が引き締まったラインを描いている。
けれどもヒップから足にかけての曲線と、半端に浮き上がったブラジャーの引っかかるバストの張りは、
目の前のカラダが女であることを主張していた。
レヴィのわき腹にそっと手を滑らせ、肌の感触を楽しむ。
「レヴィ…きれいだ」
顔の横に投げ出されたレヴィの両手が、シーツを握る。
俺と目を合わせないように横向けられた顔に、羞恥の色が浮かぶ。
「ん…ロック…。何、やってんだよ?ヤるなら、ヤるでとっとと済ませろ」
思わず、笑みが浮かぶ。
「そんな注文に応えることは、できないね。もっと、喜ぶレヴィが見たいんだ」
「…やっぱお前、ヘンタイだろ。日本人には多いって聞くけど、サイテーな野郎だな」
「言ってろ」
俺はゆるめたブラジャーを上にずらし上げた。
ピン、と尖った頂が現れる
両手で、レヴィの乳房をやんわりと包み込んだ。
「はぁッ…」
「気持ちいいの?レヴィ?」
「くッ…気持ちよく、なんか…」
「ま、いいけどね」
俺は「シンプル」なレヴィの身体に触れてみたくて、さっさとブラジャーを脱がせてしまった。
その勢いで、ショーツにも手をかける。
「我慢できねェのか、ロック?」
揶揄するようなレヴィのからかいに、素直に答える。
「うん。早くレヴィのこと、知りたい」
「…なんだよそりゃ。ハイスクールのティーンエージャーかよ…」
あきれた口調でつぶやきながら、レヴィが俺の首に腕を回す。
「でもな、ロック…」
覗き込むような姿勢で引き寄せられる。
「笑うんじゃないぜ。実はあたしも、早くあんたが欲しくてドキドキしてるんだ。
だから、さっさとしろ?」
耳元で囁かれた言葉に、全身がかっと熱くなるような気がした。
750(684続き):2009/02/11(水) 23:45:09 ID:oti69JW7
レヴィの肌を覆っていた最後の一枚をはぎ取ると、
同時にレヴィの手も俺の腰に伸びて俺の下着を強引にはぎ取った。
レヴィが、薄い毛布のなかに勢い良くダイブする。
「あ、ズルイ!」
何がずるいのかは自分でもよく分からなかったが、俺も毛布の端を跳ね上げて、
レヴィの横に潜り込む。
毛布とシーツをくしゃくしゃにしながらお互いの暖かさを確かめ合い、たくさんキスをした。
やがてレヴィが身体をすり寄せながら、ぼそりとつぶやいた。
「…ロック、あんたの、当たってる…」
「…ん」
俺は、レヴィの手を俺自身に導く。
やんわりと包み込まれ、ゆるやかな動きが始まる。
穏やかな波間をたゆたうような快楽に身を委ねながら、レヴィの唇を求める。
それに応えながらレヴィの手は、確実に俺の欲情を尖端に集めていく。
ともすれば揺らめきそうになってしまう腰にはレヴィの足が回され、
甘やかな枷のように自由な動きを封じられる。
「…ッく、レヴィ、いい加減にしとかないと、ヤバいよ…」
「ん?もう降参か?」
レヴィはとても楽しげだ。
「しょーがねーなー。もっといろいろ、エグいやつも知ってんだけど」
…恐ろしくて具体的には聞けないが、俺はレヴィの手をそっとどけると、
仰向けのレヴィの上になった。
751(684続き):2009/02/11(水) 23:47:32 ID:oti69JW7
長い髪の毛がベッドに散らばり、潤んだ瞳がこちらを見上げている。
片手をレヴィの顔の横につき、片手をレヴィの腰のあたりに下ろしていく。
足の付け根に、指をもぐり込ませる。
レヴィが深く、あえぐような呼吸をした。
そこは見事なほどに潤って、俺を迎え入れた。
谷間に指を滑らせる。
「あぁっ…」
「レヴィ、すごく濡れてる」
「言うなよ、ンなこと…」
与えられる刺激への本能なのか、閉じようとするレヴィの足の間に俺は身体を滑り込ませ、
さらに深部へ指を進める。
中指で、内側をくるりとかき回す。
「っく…」
俺の肩に置かれた手に、力が入る。
内側の熱を楽しみながら、親指で花芯を刺激する。
「あ…あぁ、ッはぁ…!」
レヴィの眉根がぎゅっと寄せられ、そこが快楽の源であることを告げる。
俺は、指の本数を増やしながら、ゆっくりと花芯へをすり上げ続けた。
やがてレヴィの呼吸のリズムが、短いものになってきた。
「ロッ…ク!いつまで、こんなこと…やってるつもりだ…!」
「さぁ?いつまでにしようか」
強気なレヴィが泣き言を言い出したのが面白くて、少し、意地の悪い気持ちになった。
「ロック…なんて、死んじまえ!このアクマ!ばかやろう!」
睦言の最中とは思えない言い草だが、頬を上気させ、
肩で喘ぎながらそんなことを言われると、まんざらでもない。
「それは穏やかじゃないね、レヴィ。どうしてほしい」
「…ッ!それを言わせる気か…っ!」
「イヤなら、別にいいんだよ?無理に、ってわけじゃない」
「…この、ド変態っ!」
目尻にうっすらと涙を浮かべながら、レヴィの体温はどんどん上昇していく。
さすがにそろそろ度が過ぎたか、と思った頃、俺の両肩にレヴィの爪が食い込んだ。
「ロック…頼むっ…。おまえの、イレ、て…ッ」
レヴィだけじゃない。
さんざん「女」を見せつけられ続けた俺も、限界だった。
俺は鎖骨のくぼみにキスを落とすとレヴィの両足を大きく開いた。
そして素早く準備を済ませ、俺自身を深く埋めた。
752(684続き):2009/02/11(水) 23:50:51 ID:oti69JW7
何も考えず、ただレヴィのなかの熱を貪った。
「レヴィ…レヴィ…!」
「…ロック…ッ!」
うわごとのようにただ繰り返されるだけのお互いの名。
これまで幾度も口にしてきたはずなのに、まだ呼び足りないと思う。
そして、まだ呼ばれ足りない。
レヴィの両足を肩に抱え上げ、もっと奥に届くよう、渾身の力を込める。
「くっ…はァっ…ァ!」
自分の下で、レヴィが大きくのけぞる。
無防備にさらされたのど元に、とどめを刺すように噛み付く。
背中に回された二本の腕に力が込められ、10本の爪が抗議するかのように突き立てられた。
まるで獣だな――。
ぼんやりとしたアタマの片隅で妙に冷静にそう思いながら、レヴィの唇を甘噛みする。
「ん…」
しばらく閉じられていたレヴィのまぶたが、うっすらと持ち上げられる。
あらわれたのは琥珀みたいに透明で、吸い込まれそうなブラウンの瞳。
その持ち主は、うるんだ瞳をそれでも強気な光で彩りながら、俺にこう告げた。
「あたしのなかであんたの、もう限界だって感じだぜ…。そろそろイっちまいな、
ベイビー?」
瞬間、俺の中の「何か」がはじけ飛んだ。
しなやかなその身体を強く抱きしめながら、俺はレヴィと同時に昇りつめた。
753(684続き):2009/02/11(水) 23:59:32 ID:oti69JW7
「…ロック、てめぇよくもこんなとこに歯形つけやがって。
こっちではまぁ隠れるとしても、あっちに帰るまでに消えなかったらどーすんだよ、コレ?」
シャワーから上がったレヴィは開口一番、のど元をなでさすりながらそんな文句を言った。
髪からしたたる水気が頬にかかる風情などはまぁ色っぽいものではあったけど、
備え付けのバスローブをざっくりと…というか、かなりだらしなくはおり、口にはくわえタバコ、
ビール片手に素足でぺたぺた歩く様子は、どうひいき目に見ても「艶やか」とか「せくしー」といった形容詞にはほど遠い。
「ん…ごめん。夢中だったからつい、さ」
「ほぉ、夢中、ね。まぁ、こんなに魅力的なレヴィ姐さんに溺れるな、って方が無理な相談だけどな」
まんざらでもなさそうにニヤリと笑うレヴィ。
「…とにかく、俺もシャワー浴びて来る」
やたらと金ピカな浴室に入りシャワーの栓を開くと、部屋からは大音量のイントロが流れて来た。
…今度は備え付けのカラオケが気になるらしい。
やがてレヴィの、音も歌詞もデタラメな歌声が聞こえて来る。
熱いシャワーを頭からかぶりながら、
もしかすると俺はとんでもない「懐刀」を手に入れてしまったのではないかという気になっていた。
レヴィはやはり同僚以上の存在で、こういう関係になったことは望んだことだし後悔もしていない。
しかし相手が相手。
その辺の「やんちゃなコ」なんかとはレベルが違う、
ちょっとした私設軍隊やゲリラ部隊ならほぼ一人でカタをつけてしまう「お嬢さん」なのだ。
「確実に俺、命、縮めるよなぁ…」
硝煙の臭いのするトラブルに関わる頻度が高くなるのはともかく、万が一浮気などしようものなら、
そして彼女チョイスのアロハを着ることを拒もうものなら…。
「あのセンスだけは勘弁してくれ…」
思わず頭を抱えてしまうが、苦悩の原因である当の本人はいたくご機嫌のようで、
部屋の方からは2曲目の「自由すぎる歌」が聞こえて来た。
あぁそうだ、レヴィがこの部屋をいたく気に入った理由。
俺はふと当然すぎる結論に至り、勢い良くシャワーの栓を止めた。

そいつは断然、彼女の趣味が「あんなアロハ」を気に入る趣味だからなんだ!

しかし1つの命題にすっきりと答えが出た爽快感とは裏腹に、
俺は根本的な問題がさらに大きく確かなものになったと気づいてしまった。
そして鏡に映ったこの上なく不安そうな風呂上がりの男の顔を、
まじまじと眺めるのだった…。
754(684続き):2009/02/12(木) 00:03:34 ID:oti69JW7
「…なぁ、エダ。『らぶほ』って知ってるか」
「んー、何だそりゃ。聞いたことねぇなぁ」
「結構、いいトコなんだ。ポップでキュートでタクシーの無料送迎もアリだ。
日本には、そんなものがたくさんある」
「何すっとこか知らないけどよぉ。なーんかアヤしいなぁ。ロックと行ったのか?ン?」
「まぁな。でもま、んなこたぁいいじゃねぇか。しっかし暑ッちィなぁ、この教会も!
やってらんねぇよ。もうひと勝負だ、せめてむしり取って帰らにゃ割にあわねぇ」
レヴィが、カード台にしている祭壇の上に無造作にドル札を放り投げる。
この勝負も頂きだ…エダは自分の手札を確認しながら浮わついたゲームを続ける腐れ縁の「相棒」の姿を眺め、
ラングレーで学んだ極東の項目の中から「らぶほ」についての情報を脳内で検索する。
…確か「らぶほ」とは、主に日本で見られる連れ込み宿のようなもののはず。
その「らぶほ」にロックと連れ立って行ったというのなら、
目の前の相棒はとうとうラグーン商会の「男前」とそういう仲になったのだろう。
そしてそれは、恐らく彼女の人生のなかで、初めての心あるやり取りだったはず…。
そう考えると諸事情をかかえながらのつき合いではあるが、
妙に気の合うことは事実である女友だちの幸福を、心から祝福したい気持ちでいっぱいになった。
しかし「らぶほ」はとにかく派手な外観という情報だったから、「ポップでキュート」はまだ理解できるが、
「タクシーの無料送迎」とは一体なんなんだろう?
「そんなデータ、ファイルには…」
思わず小さくつぶやいたエダ。
「ん?何か言ったか?お前ェの番だ。早くしろよー」
「いや、何でもない。お、迷える子羊チャン、おいしそうじゃなーい。
これでっと、今回もまるっといただきだねぇ」
「あー、エダ、てめぇ!」
今日のお前さんは「手のうち」が全部丸見えなんだよ。
でもま、言葉にはせずとも「おのろけ」を無理矢理聞かされたようなもんだから、
これくらいは頂いといてもバチはあたんないよな…。
そう考えながらエダはタメ息をつき、
性懲りもなく次のゲームを始めようとカードを切るレヴィの姿に思わず苦笑した。
755(684続き):2009/02/12(木) 00:07:49 ID:I9A4HxSb
-----------------------
以上です。
何だか予想以上に長くなってしまいすいませんでした…。
読んで下さった方、いらしたらありがとうございました。
756名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 00:42:20 ID:DOzVrKoU
超GJです
のろけ上機嫌レヴィ可愛すぎる
757名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 03:48:43 ID:mXUTZco5
キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!!
758名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 11:30:41 ID:/+Tfm6XS
最近は随分と乙女なレヴィたんが多いなwww
いいぞ、もっとやれ。


ところで、そろそろ次スレの相談なんだが…
スレタイどうする???案希望
759名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 22:35:43 ID:ectr/FY1
ラブホ乙女レヴィktkr
カラオケが気になるレヴィたんに全力で萌えたよ!GJ!

次スレのタイトルか…
このスレで一大ブームを引き起こした猫レヴィに一票ww
760名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 23:04:04 ID:i4q7VjUA
【お暇な】ブラックラグーンVOL.10【ロック】
【終らぬ】ブラックラグーンVOL.10【メイド話】
【アニメ3部】ブラックラグーンVOL.10【間に合うか】
761名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 18:14:01 ID:3pNID9OY
うああああああ!ちょwww
いつの間にこんな大作ラッシュwwwww
ずるいぜまったく!
◆SDCdfJbTOQ神、684続き氏、投下乙&激GJ!!!!!

だがしかしまだ読めてない。゚・(ノД`)・゚。
折角の超大作、休日にゆっくりじっくりマターリご賞味させて頂きたいと思うます。
楽しみだー
762名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 19:19:16 ID:RY5UOV9x
無人島SSでの後ロックは張の兄貴のとこい行ったろうな
「張さん…確かに報酬の上乗せの事はッダッチから聞いた。でもそれはラグーン商会としてのだ。
 まだ、俺個人としての落とし前は払ってもらってないぜ。俺の女の分もな。」
みたいな感じで。
763名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 19:22:27 ID:s3xdX9lE
バレンタインに期待して新スレ今夜中に立てた方がいいんでは?(捕らぬ狸の皮算用かもしれないが)
俺は規制中で無理なんだが…。
764名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 22:03:22 ID:fNCj9gS3
投下されたSSが多すぎるからそろそろ纏めた保管庫が欲しいところ。
765名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 22:05:31 ID:fNCj9gS3
あったスマン
766名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 23:45:26 ID:rKEG0iBW
現在471KB、エロパロは501KBだっけ512KBだっけ?
長編来ると落ちそうなんで、テンプレ用意。落ちたら速やかにスレ立てだ、兄弟。

-------
次スレは>>980よろしく。

前スレ
【銃と】ブラックラグーンVOL.9【弾丸】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1214670131/
【ずるいぜ】ブラックラグーンVOL.8【まったく】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203247517/  
【アミーゴ】ブラックラグーンVOL.7【タコス】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1184475016/
【尻か?】ブラックラグーンVOL.6【尻よ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173400775/
【今晩はが】ブラックラグーンVOL.5【抜けてるぜ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1167315026/
【言いたく】ブラックラグーンVOL.4【ねェな】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157639957/
【むしろアニメが】ブラックラグーンVOL.3【ブラクラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145776198/
【ふたりはブラクラ】ブラックラグーン vol.2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098608817/

ブラックラグーンでハアハア
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1067839049/


*保管庫
2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
ttp://red.ribbon.to/~storage/index.html
767名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 02:27:09 ID:cLTSiKIe
あ、だから新スレ急いでるのか。
まだ800レスもいってないじゃんとか思ってたw

スレタイ自分もぬこレヴィにイピョー
768名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 02:30:41 ID:uXENW7t+
【デレデレ】ブラックラグーンVOL.10【子猫ちゃん】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234546149/



スレタイへの苦情は受け付けない。
769名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 16:21:23 ID:Fo0QRENd
もう書き込めないの?
770名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 18:35:38 ID:/5SC629m
>>769
>>766と最新レス下に表示されている数字を見るんだ
771名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 13:05:02 ID:y75mof8j
>>770
専ブラだから表示されん
772提案してみたり:2009/02/16(月) 20:56:46 ID:TuJFB6VY
このまま放置するのもアレだし、途絶えたまんまで待機続行中の作品の感想書くってのはどうだろう(別に完結済みでもいいが)
スルーされたままだとモチベーション下がっちまうだろうし
待ってる人いるって分かれば書いてくれるかもというカムバックの期待を込めて

前スレVOL.8(331)のエダロク職人様…薬打たれてどうなったのか気になって気になって…待ってるんだよぉ・・・
773名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 09:51:02 ID:ycnZtOfB
自治厨イラネ
774名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 20:31:58 ID:ThawnUJh
まだ落ちないの?
775名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 21:24:52 ID:wEGyWTPO
落ちないでしょ、500までまだまだあるし
776名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 12:06:33 ID:qO/P4GM/
もう落とそうよ
777名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 23:06:45 ID:5V40PgJm


              /     /ヘ_,、,._ _ ヽ
              /     /      `ミ  ',
             /     :ト、.ノ 、_ _  i  |
             /     ド`  ン.:.:_: .` |: i        「もう落とそうよ」
.            /     ./    ´ ̄ ヽ./._ i        たった14バイトだけ書き込むしてスレを生きながらえさせるする>>775
           /      / ィ 、     /イi:|        何をしたいか意味がわからないネ。        
          /      /  _ _     / ./:|        落とすしたいなら落ちるのに足ります長い文章かAA書き込むするよろしいですだよ。
         /       i. ´ー `    /イ  !        それがいやですたら徹底的に放置がいいね。
        /        /  `    /:(_,):  |
       /        /\   ,.  ´| /:i |:  |
       /        /‐- 二 ___,| | :i. |:  |       わたし?
      /イ       /  ̄ Tir‐  ̄ト }|:.i: |  |       スレがいつ落ちるしても関係ないね。
      |/       :i    |i !   /´r‐〈\ー―― - 、
    _ ―|  i      :i r==Z=- / ´  i:  ';        ヽ
   ヘ   | :|      i   /´  .〈〈
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                  ですだよの口調は難しい
778名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 23:08:33 ID:5V40PgJm
あ、>>776だった
779名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 15:09:40 ID:32FKNNOV
ですだよって英訳するとどうなるんだろう
780 ◆3arsrYmGX2 :2009/02/22(日) 03:16:11 ID:zstqUTuS
スレ埋め立て支援でボツった話。
※前スレのアレほどじゃないですけどレヴィたんがちょっとだけ可哀想なコ

+++++++++++


…………ああ、まいったなぁ。

男は、そう思った。


言い訳するワケではないが、酔った勢いだったのだ。
同僚である女といつものように飲みに出、いつものように歓楽街を歩いていた。何度も歩いた道。
なのに、その日はやたらと客引きの娼婦に目がいってしまう。ああ、そういえば『ご無沙汰』だ、そうぼんやりと考えた。
これでもかとセックスアピールする娼婦たち。ご無沙汰だと意識すると、どうにも溜まってる気がしてたまらない。
女を買うという言い方は好きではないが、飲んだ後声を掛けてみようか。
だが、店に所属せずに客を取る彼女達の目は、皆ハッピーなドラッグをキメたようなそれで、とてもじゃないが近寄り難い。
…隣を歩く同僚。露出は激しいが色気は無い。品も無い。可愛いげだって、無い。おまけに人殺し。
だが、多少ゴツいとは言え体つきと顔は悪くは無い。
ヤニと酒と、極まれにチョコをヤってはいるが、オツムまでやられちゃいない。
そう、男は酔っていた。女だって、酔っていた。

部屋で飲もうと誘った男に深く考えずに着いて行った女は、なし崩しのように彼と身体を繋げる結果に陥った。
だが、それでも彼を憎からず想っていた彼女はその身に彼を受け容れたことにいたく満足だった。
一方の男はといえば、『キモチヨければそれでいい』とばかりに一時の快楽を共有し、明日からまたただの同僚。飲み友達。
そんな、その場限りのドライな関係のつもりでいた。
彼にとっての誤算は、彼女が彼との行為を極めて湿っぽく大切に想っていたことだ。
それに気付いたのは、散々汗をかいて酒が抜けた後。
今まで見たことも無い…幸せで満たされた寝顔を瞬間。
そういえば、突っ込んでる時にもやたらと自分の名前を呼び、局部の抜き差しによる快感よりも肌と肌との触れ合いを求めていたことを思い出す。
…冗談だろ…。
彼女は掛け替えの無い友人だ。しかし友情以外の感情を抱くなど想像も出来ない。
いわゆるセックスフレンドにはなれてもステディな関係になんてなれやしない。

出会って日も浅い頃。女は男にこう言った。
『仲間に淫売扱いされるくらい辛いことはない』
これまで、ただの比喩表現の一種と、そう思っていた。
だが、言葉のあやでも何でもなく、そのままの意味だったとしたら…。
まさか、道端の女を買うよりお手軽だったなどと口が裂けても言えるはずがない。
どうやらとんでもなく厄介なことになったらしいと気付いた男は、ただただため息とともに頭を抱えるしか出来なかった。


だが、二人はその後も行為を重ねた。
女を抱き続けてやらないと、きっかけの不純に気付かれてしまう気がしてたまらない。
そのくせ隙間無く身体を繋げたならば、そんな思惑すら見透かされるようで更に怖くてたまらなくなるのだ。

ところが、男は肉体交渉の回数を重ねる毎に素直になる女の態度に気付く。
初めて彼女と寝た夜以降、彼の頼みは基本断らない上、彼に尽くしている面すら見受けられるようになっているのだ。
やがて男は悟る。
確かに女はとんでもない地雷には違いないが、自分に縛り付けていれさえすれば実に都合のいい手足になることを。
そう、こうして自分の性欲処理も兼ねて定期的に抱いてやれば、そして微笑みかけてやれば、この女は自分のために自身の命すら賭けるのだ。
男がこの街にいるのは自身の人生を楽しむため。
出会いの日、突如始まった銃撃戦に狼狽する男に女は薄く笑ってこう言った。
『ハリウッドなんざよりエンターテイメント』
『人生は楽しまなきゃ損』
銃を持たぬ彼がそのイカしたショウの特等席の観客であり続けるためには、この女が絶対必要。絶対にだ。
友人としての彼女へ後ろめたさが無いわけではないが、抱き続けていればいつか情が湧くこともあるかもしれないではないかと、そう思う。
781 ◆SDCdfJbTOQ :2009/02/22(日) 03:18:00 ID:zstqUTuS
あ、鳥間違えた


白いシーツに日焼けて赤茶けた髪が広がる。
男が義務としてキスをしてやると薄く開く唇。
舌を挿れろということかと、いささかうんざりしながら突っ込んでやれば嬉しそうに喉を鳴らして女の舌が絡みついてくる。
煙草臭い。
他人の煙草の味など不快なだけなのに。
デリカシーの無い女に静かな怒りが湧くが、自分のためだと割り切り髪を撫でる。
唇を離すと名残惜しそうに溜息を漏らし、潤んだ目で彼を見る。
男の下半身に絡み付く、女の節ばった指。
本当は、抱けば折れてしまいそうな線の細い女が好きだ。
指だって、細く長い方がいい。白くて細くて品がある、そういう『女らしい女』にこそ、そそられる。
なのに、それとは掛け離れた相手だろうと、触られれば否応無く反応する自身。
生理反応とは言え便利に出来ていると、苦笑する。
おかげで、あとは女の股に突っ込んで、こすって、吐き出せば終わり。
幸い筋肉質であるこの女の股は実に締まりがいい。ヤるからには楽しまなければ損だ。
初めての夜以降欠かさぬ準備を済ませた男は、熱く潤んだ女の中へと分け入った。


女は気付いていた。
名前を呼ぶのはいつだって自分ばかりで、男の方から呼ばれたことなど一度も無いことを。
否、請えば呼んでくれる。
だが請わない限りは終始無言でコトを進める。
男はきっと自身の言動の機微になど気付いていない。
惰性で…いや、引っ込みがつかないまま半ば義務と割り切って女を抱いていることになど、彼女はとうに気付いているというのに。
女は男のことを頭はいいけど馬鹿なヤツだと思い、馬鹿は自分かと思い直す。
男と触れ合っていられるのならば、理由なんかどうでもいいと、そんなことすら考えている。
女は、いつか彼が自らの意志で自分を求め、自分の名前を呼んでくれることをどこかで期待していた。
だから、ちゃんと向き合って貰えるよう、自分という女を見て貰えるよう、自身でも笑ってしまうほどにかいがいしく男に尽くしていた。

女は、自らを貫き身体を揺らす男を見上げる。
少しだけ余裕を失いつつある顔。
手を伸ばして頬を撫でると、ほんの少しだけ、汗ばんでいた。
彼女の手に気付き、微かに笑い返される。
作りものめいた他所向きの笑顔。
自分のカラダでカンジてくれているのは馬鹿みたいにうれしいのに、喜んでいるのは男の身体だけなのだと思うと堪らなく寂しい。
身体だけの関係だと割り切れない。いつか気持ちってヤツが伴う日が来るんじゃないかと期待している。
来ないことを解ってて、こうやってあんあん喘いで、もっともっと奥まで犯してとばかりにいっそう大きく脚を拡げる。
女は知っている。
こんな風に浅ましく男を求める時、彼が一瞬野良犬でも見るような視線を寄越すことを。

だって、仕方ない、そんな風にしか相手を求める術を知らない。
こんな風にキモチヨク脳みそが溶けている時じゃないと、なりふり構うことなど出来ないのだ。
壊れたラジオのように繰り返し男の名前を呼ぶ。
二人分の濡れた吐息。
肉と肉が激しくぶつかる音。
その度にシーツへ飛び散る女の淫らな体液。
男が一際強く身体を打ち付けた瞬間、女の背中がしなり、絶頂を迎える。
薄い被膜越しでも強烈な、膣の収縮と筋肉のうねり。
原始的なその奔流に逆らうことなく、男もまたそのまま果てた。
782 ◆SDCdfJbTOQ :2009/02/22(日) 03:19:03 ID:zstqUTuS
吐き出した後、いたたまれなくなるのは男にとって、そして女にとって、いつだって同じことだった。
いわゆる満足感や幸福感とはどこまでも無縁。
荒い呼吸が整うのを待たずに、男はすっかり萎えた自らの性器を女から引き抜く。

鼻から抜けるような甘ったるい女の声。
きっと縋るような目で自分を見ているだろうことはわかっていた。
だが、だからこそ今は女の顔をまともに見ることが出来ない。

女は、自らに背を向けてコトの始末をする男の背中をぼんやりと眺める。
背を向けてくれるのは好都合だった。
身の内から彼がいなくなった喪失感で、今は自分がどんな顔をしているかわからない。

いつだって、これが最後かもしれないと、そう思う。
そう、このちぐはぐな行為に『次』があるようにはどうしたって思えないのだ。
なのに気が付けばまた身体を繋げている。
自分達の関係とは何なのだろうと虚しくなる、そんな時間。

二本の紫煙が天井へ昇り、空間に溶けていく。
煙草の煙はこんなに簡単に溶け合うのに自分たちはいびつでちぐはぐだ。
たまらなく憂鬱になって馬鹿馬鹿しいと小さく溜息を吐く。
いつまでもここに居たならば、湿っぽくなってたまらない。
女はベッドから降りると、床に散らばる下着と衣服を身に着け始める。男は何も言わない。
短く帰宅の意を伝える女に、一言了解の意が返る。
最近では、ポーズですら引き止められることもなくなった。
これが女の部屋であっても、男は理由を付けて帰ってしまう。
本当は、嘘でも引き止めて欲しい。嘘でもいいから自分を求めているフリくらいはして欲しい。
初めのころは、まだそんな淡い期待を抱いても許される程度の気遣いがあったのに、今はそれすら無くなりただセックスするだけ。
一度、どういうつもりかを問いただしてみたいが、返事如何では男を殺してしまいかねない。
どうせなら、昼間も素っ気無ければ割り切れるのかもすれないが、行為が絡まなければ男は実に気さくに女と関わる。
馬鹿な話にはジョークを交えて屈託なく笑い合い、たまには喧嘩だってして、仕事で怪我をすれば他意無く心配してくれる。
男の本心が解らない。
自分の望むものもよく解らない。
映画のような甘い言葉が欲しいわけではない。
女にとって気持ちの伴わないセックスはそれ自体問題になるようなことではない。
寧ろ気持ちの伴ったそれなど経験すらしたことがない。
けれど、いつだって相手だけでなく女自身にも気持ちは伴っていなかった。
だから、この男がどういうつもりだろうと、女に彼を責める道理などない。
なのにどうしてこんなに寂しいのだろう。
寂しくて、苦しくて、切なくて、どうしていいかわからない。

結局言葉を交わすことなく、女は男の部屋のドアを開け放つ。
ムワッとした熱気を帯びた空気が一瞬で全身に纏わり付く。不快でたまらない。
つい先程まで絡み合わせた身体の熱はこれよりもっと熱くて窒息しそうな程に濃密だったのに。

離れたくないと声無く悲鳴を上げ、彼の部屋を後にした。


女の去った部屋で男は一人煙草を燻らす。
以前は彼女に応えようと何度も試みた。
だが、女のことを嫌っているわけではないのに、愛することは出来ない。
行為の回数を重ねる度、あの友人をどう抱いてよいか解らなくなり、ぎこちなくなる。
女の様子を見る限り、男の意図までは知られていないにせよ、この浅はかな試みの一部が看破されているのは明らかだった。
それでも、女を絡み取る縄を解くわけにはいかない、『女としての彼女』をどれだけ傷つけようとしてもだ。
理由がどうあれ彼女が『必要』なのは事実なのだ。

離すものかと薄く笑み、煙草を灰皿に押し付けた。

783 ◆SDCdfJbTOQ :2009/02/22(日) 03:20:36 ID:zstqUTuS
そんなわけで、例のアレ。
「マスター真っ黒で愛のカケラもない打算のみのセクロス」。

時系列のイメージとしてはおっぱい編のちょっと前。

いつも台詞ばっかり延々と続くので、名前と台詞を書かない、そんなような誰が楽しいのかよくわからん試み。
結局消化不良で超グダグタ。
だからこっそり。
復讐編終わってロクレヴィに変化があれば再チャレンジ……はやめといた方がいいかもな…。


よし、あとはショタだけだ。
784名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 15:58:59 ID:j0SAVBSg
GJ
黒島さんと報われないレヴィもいいもんだと思う
785名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 17:08:49 ID:NZ1VRrT5
GJ
こういう切ないのもよいな
786名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 18:54:29 ID:D57YGk96
GGGGGGJ!!

不憫で報われなくて黒島さんの虜なレヴィたんが大好物です(;´д`)/ヽァ/ヽァ
787名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 00:11:54 ID:l68DE7KW
GJ!!!!
埋めには贅沢すぎる作品ありがとう

黒ロックもいいなあ
レヴィたん健気だよレヴィたん
788名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 01:23:54 ID:SiDgob87
GJです!
ほんと、埋め立て用には勿体ない〜。
堪能しました!
789名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 01:26:03 ID:SiDgob87
あ、下げ忘れてしまった…。
申し訳ないっす。ごめんなさい。
790名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 16:48:39 ID:7ULItMGo
じめじめと暗く腐った憂鬱な人生を俺は憎んでばかりいた
叩かれても突っ伏したまんまただ頭をひしゃげて生きてきた
えげつなさを引っかけられ横なぐりの雨が頬を突き刺したとき
我慢ならねえたったひとつの俺の純情が激烈な情熱に変わる
正義ヅラしたどこかの舌足らずな他人の戯言など叩きつぶしてやれ
眉をひそめられ、出しゃばりと罵られても、いい人ねと言われるよりよっぽどましだ
ガタガタ理屈などあとからついて来やがれ!街は自由という名の留置場さ
「あんな大人になんかなりたかねえ」と誰もがあのころ噛みしめていたくせに!!
Captain of the ship Oh!明日からお前が舵を取れ!
Captain of the ship Oh!生きる意味を探しに行こう
ヨーソロー 進路は東へ ヨーソロー夕陽が西に沈む前に
ヨーソロー 確かな人生を ヨーソロー俺たちの船を出す

こんな理不尽な世の中じゃ真実はいつもねじ曲げられてきた
だけど正直者がバカをみてきた時代はもうすでに遠い昔の戯言さ
だから差別も拾え! 苦しみも悲しみも拾え! ついでに神も仏も拾ってしまえ!
根こそぎ拾ったらあの巨大な大海原へすべてをお前の両手で破り捨てろ!!
ああ この潔さよ 明日からお前がCaptain of the ship
いいか! 羅針盤から目を離すなお前がしっかり舵を取れ!!
白い帆を高く上げ立ちはだかる波のうねりに突き進んで行け!
たとえ雷雨に打ち砕かれても意味ある人生を求めて明日 船を出せ!
Captain of the ship Oh!こんな萎えた時代だから
Captain of the ship Oh!噛みつく力が欲しい
ヨーソロー 進路は東へ ヨーソロー夕陽が西に沈む前に
ヨーソロー 意味ある人生を ヨーソローただ生きて帰って来ればいい

いつだってひとつの時代はたった一夜にしてすべてがひっくり返るものだ
たとえ不安という高波にさらわれても俺たちは生きる為に生まれてきた
上でもなく下でもなく右でもなく左でもなくただただひたすら前へ突き進め
馬鹿馬鹿しい幻に惑わされる事なくただただ前へ突き進めばいい
あらゆる挫折を片っぱしから蹴散らし 高鳴る鼓動で血液が噴き出してきた
俺たちの魂が希望の扉を叩くとき 太陽よ!お前は俺達に明日を約束しろ!
そうさ 明日からお前がCaptain of the Ship お前には立ち向かう若さがある
遥かなる水平線の向こう 俺たちは今寒風吹きすさぶ嵐の真っただなか
Captain of the ship Oh! 孤独などガリガリ食い散らかしてやれ
Captain of the ship Oh!吠える海の力を生命に変えろ
ヨーソロー 進路は東へ ヨーソロー夕陽が西に沈む前に
ヨーソロー 確かな人生を ヨーソロー俺たちの船を出す
ヨーソロー 進路は東へ ヨーソローお前が舵を取れ!
ヨーソロー こんな萎えた時代に ヨーソロー噛みつく力が欲しい

もっと心で話をしてくれ!もっと本当の事を聞かせてくれ!
怖がらず ためらわず 腐らず ひるまず自分を信じて自分を愛して
決して逃げるな 逃げるな お前がやれお前がやれ お前が舵を取れ
死んでるのか 生きてるのかそんな腐った瞳で人間を見るのはやめろ
生きてくれ! 生きてくれ!生きてくれ! おまえの命は生きる為に流れている
人間だ! 人間だ!たかだか俺もお前も人間だ
決して奢るな 決して高ぶるな決して自惚れるな 一歩ずつ一歩ずつ確かな道を
お前がどうするかだ!お前がどう動くかだ!
お前がどうするかだ!お前がどう動くかだ!!
決めるのは誰だ?やるのは誰だ? 行くのは誰だ? そう お前だ! お前が舵を取れ
お前が行け! お前が走れ!お前が行くから道になる
前へ 前へ 前へ 前へただひたすら前へ突き進めばいい
わかるか! わかるか!お前が決めろ お前がしっかり舵を取れ
人間をなめるな!自分をなめるな! もっと深くもっと深く もっと深く愛してやれ
信じてくれと言葉を放つ前に信じきれる自分を愛してやれ
感じてくれ! 感じてくれ! 幸せはなるものじゃなく感じるものだ
早く行け! 早く行け!立ちはだかる波のうねりに突き進んで行け
今すぐ 今すぐ 今すぐ 今すぐ白い帆を高く上げ
お前はお前の弱さを叩きつぶせ先ずは自分に打ち勝て 打ち勝て! 打ち勝て!
791名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 22:55:55 ID:tEvZeW3C
                                                                                                           

           /         イ      ト                                                
          イ        /ノィ/ノイ   `ヽ                                                                 
         彡   i  i ! i|ハ/ 'z云ぇ/     ト`    ./j|、   な…ガブチ…つよ…シなんテ…                         
         イ  :ハ  i;ハ|iハ     /イ :ト;   ハ   / /                            
         ノイ ヘ,| ミ`   `_    / iノ  く  ./i{//     きょウみ…ナい、のよ…                                          
          ノノィ |: え  `二´  イ /  人 ,/ / /                                               
           /イ:|  ゝ      イイ ハ ハ/-i{.j/  /       せ…めて、オジーで…も、                                        
            ハ| i| :|i`_ー-_イiLト;|i!,.-rf//     .i                                               
          / ̄`li ハォ|i'7/7/ /f ,..ィ,.ィj/      !       もっ…て、きなさイ…よね…                                        
        /   ./ヘi|、    /r ´ i//         ',                                               
      r ´   / /   ,./ /´イ:i/          `=ニン                                               
     / ィ' v´  { 'ー /‐v‐//                                               
    {ゝ´:| .:/   _`ー./(ノ{/イ/               /                                               
   / ヽ .:i:/   // /-、 //               / j|{                                               
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´ ̄ `ヽY i.>< /i/             イ i _ r:/ ` ´                                               
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´ ̄二>‐  ̄ォイ/            /j}:{./:Y                                  
:| (´ _ -‐イ/            イ!j ,.イ`i:/                                               
´ ̄i ̄ i´/           ,.ィ´ .ィ:r-Y                                               
  i|//           /ij|:!ィ/  ヘ、                                
                                               
                                                                             
792埋めようよ・・・:2009/02/25(水) 00:15:43 ID:/bEObbRT
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                         , Z´_≧Yニ..__` 、′   / ′  \  \    ヾ、 \
埋めましょうよ、兄様      / /::´¨¨ l:::|`¨  ―  ̄_才   l l   \ ヽ  ヽ   ヽヽ l
                    / /´ / / 'l:::l \\ \\\  l |    |ヽ、l    |    ハ リ    そうだね、姉様
                   / / / /'  l !Vヘ  ヽ \ ヽ \ヽ斗┴ 、 斗,、「从   |    ハ         
                     / .′' |  j l Vヘ   l 斗 l | |ヘ!_≦、\ヽ{ィォ‐ミ、| ハ    ハ
                  〃 | l  l  斗┴ 、::ハ l _LL 」 | |/z勹ハ    んリ }/ /   、ト ト|
                 /.′ ハ ヽ V ヘ 」 」 . ¬´ ィ孑yイイミ≦¨`  ,      '‐' }  |Wl l
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            /  /  ′ l  ミ≦      `   ハ ト、{ .ト、  ゝ .ソ . 仆‐z'_  }/
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793名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 09:19:25 ID:l3I6iDvM
Someday I want to run away
To the World of Midnight
Where the darkness fill the air
Where it'sicy cold

Where nobody has a name
Where living is not a game
There, I can hide my broken heart
Dying to survive

There, no one can see mo cry
The tears of my lonely soul
I'll find peace of mind
In the dark and cold world of midnight
794名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 20:59:44 ID:F4MlQevA
いつか、逃げたい
真夜中の世界へ
そこは暗闇が空気を満たしている
そこは氷のように寒い
そこでは誰も名前を持っていない
そこでの生活はゲームではない
そこでは私は私の壊れた心を隠すことができる
生き延びるため、死んでしまいそう
そこでは誰も私が泣く(叫ぶ)のを見ることができない
私の孤独な魂の涙(叫び)
私は心の平和を見つける
暗くて寒い真夜中の世界で
795埋めようよ・・・

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 ヽ ⌒  .. .:ノヽ                 , '´  ⌒ )
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 (  . ..:.::.::;:;;.;.. .`ヽ⌒ヽ       _r ´ . .:`ヽ ⌒丶  ノ ____
´  . . .: : .:.::.::;:;;:;:. .  /,≧ニヽ (⌒ . . ..:.::;:;;:. . :  . /´   ヽ      __
(⌒ . .. : . :. :.:.::;:;.:ノ‐/ /    ', ノ   . .:. .;.::. .丶 .: / , '   、ヽ. '    ´  ヽ
  `¨⌒ヽ : :.、 :.:..ヽ/ ,'      :i 、    ´ ..:.::. .    ,' / ,', :! ! :| :ト、    '⌒)
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`ヽ  r '    . ..  / / , ;  i  :!               __,エ_ー-‐く__
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