戦国乙女でエロパロ

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1必殺乙女チャンス
パチンコで話題沸騰!
漫画化もする戦国乙女でのエロパロです。
ふたなりもOK。エロい話しを待ってます。
2名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 07:01:33 ID:4HXFp5Jx
ほし
3名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 15:47:51 ID:4HXFp5Jx
即死回避!
4名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:10:55 ID:nX3TV/E5
パチンコやった人いる?
おもしろかった?
5名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:32:08 ID:El7BHJhF
ホームページ貼ったほうがよくね?
6名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:08:01 ID:4HXFp5Jx
公式
ttp://www.heiwanet.co.jp/latest/sengoku_otome2/
平和(パチンコ)
ttp://www.heiwanet.co.jp/

>>4 羽デジ乙女は面白いよ。一番の萌えキャラ、オウガイタソの「ぎゃはははははッ!!」って喘ぎ声がたくさん聞けますwww
7名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:47:05 ID:pf3IFN25
フタナリのノブナガを、後ろから突きたい。
8 ◆uC4PiS7dQ6 :2008/06/21(土) 09:26:11 ID:0kH4elJC
ここまで6レスが俺……
そんなに人気無いのか?

取り敢えずスレ立て責任として投下。
9名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 09:29:47 ID:0kH4elJC
ああn……
ふたなりノブナガ×ヒデヨシ書いたけど消えた。
たいして長い話しでもないし良いんだけどさぁ〜。
もうどうにでもなーれー!
10名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:02:06 ID:NQYq/KkV
パチンコでは知ってるけど、これって何かのアニメとかゲームとかなの?
それとも平和のオリジナル?
11名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:29:50 ID:0kH4elJC
平和のオリジナルで、漫画はそろそろ始まる予定です。
12名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 02:08:06 ID:zsPGnG8+
パチンコと言う時点でマイナーだろ・・・
普通にエロゲでいいのに
13名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 15:20:23 ID:8nFpZqm7
イエヤス×ノブナガがみたいぜ
14名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 18:42:05 ID:7wHNF+aZ
元気があれば
   保守もできる!
15名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 20:44:42 ID:6Q2JAXD7
曲もいいね。
16名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 23:45:29 ID:a+e/HoZt
いつか立つとは思ってたが
パロも可なんだから板違いでいつまでも機種板でやってないでこっちでやればいいと思う
17名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:22:50 ID:e0DseAcl
オレ的には、コーエーに信長の野望みたいにシュミレーションゲームとして作ってほしなぁ
18名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:33:12 ID:UouKuyh5
2,3時間で適当に書いた奴だけど、うp。ついでにage

こんにちわ。私はこの世界のことをみなさんに伝える女・・・名前はまだ名乗れませんが・・・
ここは我々の知らない世界の日本・・・まあ戦国乙女の世界なわけです。
そして尾張、桶狭間の地にて大合戦が行われました。世に名高い桶狭間の合戦です。
攻めるアホの子・・・じゃなくてヨシモト軍は4万の大軍。迎え撃つノブナガ軍はわずか2千でした。
ヨシモト「4万と2千の兵力差なら負けるわけありませんわ。おーほほほほ!」
と油断して気持ちよく昼ごはんを食べていたヨシモト軍は、ノブナガ軍に奇襲され、こてんぱんにやられてしまったのでした。

敗軍の将は当然引っ立てられます。ヨシモトは縄で縛られ、ノブナガの前に現れました。
ヨシモト「うう・・・不覚でしたわ・・・」
ノブナガ「ふははは。残念じゃのう、ヨシモト。こうまでうまくいくとはな」
ヨシモト「こ、殺すなら早くしなさい! 今川家の名誉のために、ここで死にます!」
ノブナガ「ふむぅ・・・だがお前を殺したところで、『蛆が湧いた』とかいう奴のファンしか喜ばぬ。それよりも・・・」
ヨシモト「な、何をなさるおつもりですか!?」
ノブナガ「ふふふ・・・それはお主の目で見るが良かろう! 敗軍の末路をな!」

ヨシモトを抱えて陣幕を開け、ノブナガが見せたもの。
それはノブナガ軍の将兵(もちろん皆女)に犯されるヨシモト軍の将兵達(もちろry)だったのです。
嫌悪の表情を浮かべている者もいれば、恍惚の表情を浮かべている者。
まだ無駄な抵抗をしている者や、必死に逃げようとしている者もいました。
お互い心を通わせていた将兵達があんな無残な姿に・・・
ヨシモト「ああ・・・みんな・・・酷い・・・」
ノブナガ「くくく・・・名家のお嬢には刺激が強すぎたかの。まあ、貴様もああなる運命じゃな!」

ノブナガは後ろからヨシモトの豊満な胸に手を伸ばしました。そしてねちっこく揉んでいきます。
ヨシモト「あ・・・ぐぅ・・・いやぁ・・・」
ノブナガ「ほほう、幼げな顔のわりには大きな乳じゃのう・・・」
ヨシモト「いや・・・おやめになって・・・こんなの、将のすることでは・・・」
ノブナガ「黙れ! ならば、わしが将の嗜みを教えてやるとしよう」

ノブナガは力を込めてヨシモトの衣服を引き裂きました。ヨシモトの豊満な胸が露になります。
そしてノブナガは直接その胸と、乳首を攻め始めたのです。
先端を摘み、ひねるように弄びます。そして小刻みに指を動かし、さらに乳首に刺激を与えていきます。
初めての経験に、ヨシモトは泣きそうになりながらも、体を震わせていました。
ノブナガ「くくく・・・どうだ? ここを攻められる気分は?」
ヨシモト「いああ・・・あっ・・・うあぁぁ・・・」
ヨシモトの顔は赤く火照っています。ヨシモトは屈辱を感じながらも、その奥に快楽を秘めていたのです。

ノブナガ「どうした、ヨシモト嬢・・・興奮しておるのか? まるで盛りの犬のようじゃな、ははは・・・」
ヨシモト「あ・・・あんっ・・・(く、悔しい・・・こんな人に・・・いいようにされて・・・)」
ノブナガ「おや・・・どうやらここが・・・」
ノブナガはヨシモトの甲冑を外し、下着(褌です、もちろん)を晒させました。
その白い褌はかすかにしめって、温みを帯びていました。

ノブナガ「どれ・・・ほほぅ・・・敵に辱められてこんなに濡らして。ヨシモト嬢は淫乱じゃのう・・・」
ヨシモト「そ、そんなの、知りません・・・/// いやぁ! 擦らないでぇ!!」
ノブナガは褌の上から、ヨシモトのアソコをいやらしく攻め立てます。
その攻めには、未経験のヨシモトでもそっと快感を感じるほどでした。
19名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:33:43 ID:UouKuyh5
ノブナガ「ふふふ、喜んでいただけて重畳・・・だが、わしだけでは心もとないな。おい! ヒデヨシ!」
ノブナガが大声で叫ぶと、砂煙をあげて一人の乙女が走ってきました。
ノブナガから重宝されている乙女、ヒデヨシです。
ヒデヨシ「はい! 参上しましたよ、ノブナガ様!」
ノブナガ「来たか。ヨシモト嬢が愛汁をにじませてお苦しみじゃ。お前の舌で、気持ちよくさせてやれい!」
ヒデヨシ「ははっ! がってん承知!」

ヒデヨシは無邪気に笑って、ヨシモトの褌を一気に外してしまいました。
ヨシモト「やぁ! こんな子供まで・・・」
ヒデヨシ「私、子供じゃないもん! ノブナガ様にいっぱい教えてもらったんだからね!」
ノブナガ「そうじゃヒデヨシ。たっぷりと舐めてやれ!」
ヒデヨシ「は〜い! ぺろぺろ・・・」
そうして、ヒデヨシの攻めが始まりました。ヒデヨシは慣れた舌使いで、ヨシモトの秘所を攻めていきます。
それに付随するいやらしいピチャピチャという音が、ヨシモトをさらに興奮させます。

ヨシモト「あっ! ああっ! いやぁぁ!! 頭が・・・おかしく・・・なりそう・・・!!」
ノブナガ「そうじゃ。おかしくなってしまえ! では、わしは上の口をいただくかのう!」
ノブナガはヨシモトに口づけすると、そのまま舌を挿入していきます。
ヨシモトは為す術もなく、快楽に従い、自分の舌を絡めていきます。
ヨシモト「(口の中が・・・熱いよぅ・・・)クチュクチュ・・・ちゅぷぅ・・・)

そのままどれくらい時が流れたでしょうか。快楽に溺れたヨシモトは、自分から性感帯を刺激します。
ヨシモト「はぁっ、はぁっ・・・うあぁ・・・」
ヒデヨシ「ぺろぺろ・・・ん? どうしたの、ヨシモトちゃん?」
ヨシモト「なんだか、おかしい・・・変になりそうで・・・」
ノブナガ「ふふふ・・・どうやらイキそうらしいな」
ヨシモト「イク・・・?」
ヒデヨシ「そうだよ、ヨシモトちゃん! イキそうなら、イクって言うんだよ!」

ここぞとばかりに、ヒデヨシはさらに舌をいやらしく動かします。
ノブナガは快楽に震えるヨシモトを見て、さらに乳首を攻め立てます。
ノブナガ「さあ! イクがよい!」
ヒデヨシ「ぺろぺろ・・・ぐちゅぐちゅ・・・」
ヨシモト「いやぁ!! 私・・・イク! イクぅぅ!!!」

一瞬、白みがかった感覚の後、ヨシモトは天に浮かぶような快感に震え、倒れてしまいました。
ヒデヨシ「あ〜あ・・・ノブナガ様。どうします、ヨシモトちゃん?」
ノブナガ「殺すのもなんだし、破れた服を着せて放り出して来い。勝手に駿河に帰るであろう」
こうして、しばらく後に気が付いたヨシモトは、四散した将兵達とも合流し、
なんとか駿河の自分の城に帰り着いたのでした。

ヨシモト「うう・・・あのスケベ武将めぇ・・・! 今度会ったら、やっつけてやります!」
ヨシモトの部下「でも、戦で負けて、どうやって勝つんです!?」
ヨシモト「・・・じゃあ、ノブナガの好きな鷹狩で勝負しましょう! お金に物を言わせて、いい鷹を連れてきなさい!」
その後ヨシモトの復讐がどうなったかは・・・確変突入時のCGでお分かりでしょうね。
しかし、今でもヨシモトはノブナガに復讐するため、色々なキバを必死に研いでいるのでした。ちゃんちゃん。
20名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:56:27 ID:JB7JyTaH
(*´д`)ぐっじょ!

桶狭間とか着眼点もステキ過ぎる。
これで、戦国時代の戦いを色々と妄想できるわww
21名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 03:23:45 ID:TDeIjDZ9
挿絵師さんも来ないかなぁ・・スレ違いかw
22名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 18:30:02 ID:UouKuyh5
二作目投下。ついでにage

こんにちわ。私はこの世界の事をみなさんに伝える女・・・名前はまだ教えてあげません。

ある日のこと。ついに甲州の主、シンゲンはノブナガを倒すべく、大軍を持って出陣しました。
そしてその大軍は、イエヤスの領地・三河を通過するのです。
もちろん、ノブナガの同盟者であるイエヤスはシンゲンと一戦交えるつもりで準備してたのですが・・・
シンゲン「いたいた、あれがイエヤスか。だが所詮はお子様。あの娘は無視して京に急ぐぞ!」
と、完全無視を決め込んだのでした。

イエヤスの部下「あ、シンゲン軍があっちに行きます。助かりましたね、イエヤス様・・・」
イエヤス「助かった・・・わけない・・・!」
部下「な、なぜです!?」
イエヤス「許せない・・・お子様だからって、無視するなんて・・・やっつける・・・!」
部下「し、しかし、シンゲンの軍勢はこちらの数倍ですよ!」
イエヤス「・・・・・・乙女は度胸。いきます・・・」

シンゲンの部下「親方様! イエヤス軍が突っ込んできます!」
シンゲン「ふふふ、バカな奴め! 叩きのめせ!」
こうしてイエヤス軍はシンゲン軍に向かって突撃していきました。世に名高い三方が原の戦いです。
イエヤス軍は最初は勢いそのままに攻撃していましたが、やがて戦上手のシンゲンの采配が光り、
段々と押されだし、ついには総崩れしてしまったのです。

部下「このっ! このっ! イエヤス様! 味方は総崩れです。退却してください!」
イエヤス「う、うん・・・えいっ、えいっ!」
部下「(うわ〜あの杖で殴ってるよ)シンゲンに追いつかれる前に、速く城へ!」
イエヤス「・・・! ど、どうしよう・・・」
部下「どうなさいました、イエヤス様! 何でもおっしゃってください!」
イエヤス「おしっこ・・・したい・・・」
部下「・・・城に戻るまで我慢してください! ああっ!」
その時、一閃とともに、部下の体は軽く吹き飛ばされ、岩に叩きつけられてしまいます。
そのまま彼女は気絶してしまいました。
イエヤス「ああ、部下さんが・・・」
シンゲン「ふふふ、部下の心配をしている場合か?」
イエヤスが空を見上げると、シンゲンが風林火山の軍配を持って待ち構えていたのです。
シンゲン「さあ、我が陣に来てもらおうか」

イエヤスは肩を落としながら、シンゲンの陣に入りました。
シンゲン「これで我が軍の勝利だな。まったく、愚かなお子様よ!」
イエヤス「うう・・・おしっこが・・・」
シンゲンの罵詈雑言を聞くよりも、今のイエヤスにとって大事なのはトイレに行くことだったのです。
イエヤス「あ、あの・・・シンゲン様・・・」
シンゲン「ん、なんだ!? くだらぬことほざくと、いくらお子様でも承知しないぞ!!」
イエヤス「ひっ!(ビクッ!)」
思いもかけず、シンゲンが大声を出したため、イエヤスは一瞬力を股間に込めるのをやめてしまいました。
こうなれば、セキを切った川のごとく・・・・・・
イエヤス「あ・・・ああ・・・あああ・・・・・・」
・・・ぷしゃああぁぁぁぁ・・・・・・
大洪水です。
23名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 18:30:35 ID:UouKuyh5
シンゲン「ふはははは! こいつ、漏らしたぞ!」
シンゲンは水溜りの中に座って泣いているイエヤスを嘲笑します。
イエヤス「う・・・ううっ・・・」
シンゲン「まったく。戦国乙女の名が聞いて呆れるわ!」
イエヤス「ふえ・・・えぐっ・・・ひぐっ・・・言わないでください・・・」
シンゲン「お漏らしするようなお子様には、お仕置きせねばならぬな。覚悟しろ!」
そう言ってシンゲンはイエヤスを抱え上げ、お尻を露わにしてしまいました。
イエヤス「う・・・ぐぅ・・・何を・・・!?」
シンゲン「決まっておろうが。お子様にはこうやってお仕置きするのだ!」
バシッ! バシッ!
シンゲンは丸出しになったイエヤスのお尻を平手で何度も叩きました。
イエヤス「うあっ! ああっ! 痛い・・・!」
イエヤスは痛みと恥ずかしさに必死に耐えます。

シンゲン「うん・・・? お前、ここを良く見ると、まだツルツルだな・・・」
シンゲンは興味深そうに、イエヤスの秘所に目を向けます。まだ毛も生えていません。
イエヤス「・・・見ないでください・・・」
シンゲン「ふん。こっちの方はたわわに実っているのにな」
そうしてシンゲンはイエヤスの胸を覆う甲冑を外してしまいました。
その外見には似つかない、大きなおっぱいがポロリとこぼれます。
シンゲンはそのおっぱいを包み込むように揉みあげます。
シンゲン「ほう。尻もおっぱいも柔らかいな・・・」
イエヤス「いやです・・・やめてください・・・」

イエヤスの言葉など歯牙にもかけず、シンゲンは黙ってイエヤスの体を弄びます。
シンゲン「ふふふ・・・こうして見るとお前の体・・・柔らかくて美味そうだな・・・」
イエヤス「ひぃっ!! 私なんて・・・美味しくないです・・・!!」
シンゲン「いや、そうとは限らないぞ・・・味見させてもらおうか!」
シンゲンはイエヤスを仰向けに寝かせ、衣服を全て剥ぎ取り、全裸にしてしまいました。
体に吹き付けてくる冷たい風が、イエヤスに羞恥と恐怖を与えます。
そんなイエヤスの両手両足も、自由が利かないように縛ってしまいました。準備完了です。

シンゲン「さあ、味見といくか・・・」
そう言ってシンゲンは、イエヤスの体のありとあらゆる所に舌を這わせていきます。]
顔や首筋。動かせない両手両足。おっぱいや乳首。秘所の奥までも、舌を侵入させていきます。
イエヤス「う・・・あっ・・・うああっ・・・」
気持ち悪いような、いいような・・・おぞましいような、嬉しいような・・・
初めての感触に、イエヤスは戸惑っていました。
シンゲン「ふふふ、お前の体は美味いぞ、イエヤス。汗と小便の匂いがプンプン漂っているな・・・」
イエヤス「い、いやぁ・・・恥ずかしいです・・・!」
シンゲンはたっぷりとイエヤスの肉の感触を楽しみました。そして・・・
24名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 18:31:06 ID:UouKuyh5
シンゲン「こんな美味なもの、私一人でもらうのもな。おい、兵ども!」
周りでこの様子を見ていた兵士達数名は、さっとシンゲンのもとに集まりました。
シンゲン「このような美味いもの、私だけで独り占めしようとは思わぬ。お前達にも与えよう」
兵士達「は、はい。ありがとうございます・・・」
兵士達は顔を真っ赤に染めながらも、どこか虚ろな目をしていました。
きっと、イエヤスとシンゲンの痴態に興奮していたのでしょう。
シンゲン「しかし、小便の匂いはきついだろう。私が味付けをしてやろう」
そう言ってシンゲンは物資の中から酒を取り出しました。
ケンシン印の銘酒、『ときめき』です。
シンゲン「これはケンシンからもらった奴でな。こうしてと・・・」
シンゲンは震えるイエヤスの体の隅々まで、『ときめき』をかけていきます。
イエヤス「あっ・・・あんっ・・・冷たいです・・・」
シンゲン「ふふふ、だがもっと美味そうになったぞ。皆の者、たっぷりと味わえ!」
兵士達『いただきま〜す!!』

こうして、数多くの舌による攻めが始まったのです。
イエヤス「あっ、あっ、うああっ!! き、気持ちいいですぅ!!」
イエヤスは顔を真っ赤に紅潮させながら、体を震わせています。
それに答えるように、シンゲンや兵士達がイエヤスの敏感なところを更に舐め回します。
腕から指の先。太ももから足の先。首筋から顔全体。お腹や背中。
そして、おっぱいや乳首。秘所のデリケートなところまで、満遍なく舐められています。
まるで全身が性感帯になったかのように、イエヤスはいやらしい声をあげ続けていました。
イエヤス「あっ、あううっ、あはぁっ!!! 私・・・もう・・・」
シンゲン「さあ、イってしまえ! そうすればもっと良くなるぞ!」
イエヤス「あっ、あっ、ああんっ!! 私・・・イク! イキます! ふああああっっ!!」

・・・ぷしゃああぁぁぁぁ・・・・・・
二回目のお漏らしとともに、イエヤスはぐったりと気絶してしまいました。
その後、イエヤスはなんとか敵陣を脱出。自分の城まで逃げ帰ってきたのでした。
イエヤス「ふう・・・生きて帰れてよかった・・・」
部下「そうですねぇ。気付いたらイエヤス様がいなくて・・・やられたのかと思いましたよ」
イエヤス「でも、どうしよう・・・我が軍はシンゲン軍にほとんど無傷のまま、通してしまいました・・・」
部下「そ、そうですね・・・ノブナガ様からお叱りを食うかも・・・」
ドンドン! 「やっほー! ヒデヨシで〜す!」
イエヤス「あっ、来ちゃった・・・」
部下「と、とにかく中へ・・・」

ヒデヨシ「どうも〜使いのヒデヨシで〜す!」
イエヤス「ご、ご用件はなんでしょうか・・・?」
ヒデヨシ「ノブナガ様からの伝言です。読むね!」
ノブナガ『おい、イエヤス。お前、漏らしたらしいのう。あまりにも可哀想なので今回は不問に付す。以上じゃ!』
ヒデヨシ「と、言う事だよ!」
イエヤス「ああ・・・もうこんなに広まっちゃってる・・・」
こうしてイエヤスはしばらくの間、「お漏らし乙女」なる不名誉な称号で呼ばれたとのことです。
みなさんもトイレは我慢せずに行きましょうね。ちゃんちゃん。
25名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 19:01:20 ID:kjhCuzoj
>>22-23 GJ!次は山崎の戦いキボンヌ
26名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 21:17:16 ID:m10sRMNO
本スレから誘導されてきましたw
さすがにエロパロ板にあると気がつかんw
まぁ文才皆無なんで基本ROMですが
挿絵師ならお絵かき掲示板の絵師に頼んであそこで描いてもらえばいいんじゃね?
27名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 22:54:39 ID:/Fd/ptNa
むこうも戦国流行ってるね。結構結構
28名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 23:11:56 ID:JB7JyTaH
>>24Gj!!
はぁはぁしますた。
29黒い魔物・・・1(修正版):2008/06/24(火) 12:31:06 ID:d7PPVu/K
ある夏の夜。
縁側に胡坐をかいている男が独り。
男、傍らに句帖と筆を置き、腕を組みながら天を仰いでいた。
その夜は雲の流れが速く、月が見え隠れする様は、我が戦国武将マサムネの性格や様相を現しているのかのようであった。

俺「こんな日は、創作意欲がわくんだよな」

ヤスヒロは筆を取り出し、句帖に文字を載せ始める。

『マサムネの ムネの大きさ Gカップ ああ揉んでみたい 揉んでみたい』

・・・はふぅ、最高の出来だ。ヤスヒロはただただ自己陶酔し、筆を置いた。

そのとき、風がぴたりと止んだ。
いや、風だけではない。空間が固定し、軒先の風鈴はその仕事を忘れ、庭の鈴虫は息絶えてしまったかのように静まったのだ。

ととと、とはるか彼方から足音が聞こえてきた。
?「ヤスヒロ! ヤスヒロはおるか!!」

慌てて句帖を胸元にしまったヤスヒロはゆっくりと振り返った。
そこには、息を弾ませ、目を潤ませ、浴衣の胸元が少しはだけた格好になっているマサムネの姿があった。

俺「どーした?」
マサムネ「で、出たのだ!!!!」
俺「出た? 何が」

マサムネは明らかにろれつが回っていなかった。だが、普通「出た」と言うならば、はたして何を想像するだろう。
夏の夜の怪談の定番、幽霊。それが妥当であろう。
しかし幽霊? そんなものはこの世に存在するのだろうか。

幽霊の正体見たり枯れ尾花、と言う言葉がある。

つまり、怖い怖いと思っていれば、枯れ木さえも幽霊に見えるものなのだ。

俺「幽霊が出たのか?」
マサムネ「ち、違う! あれは・・・黒い魔物だ!!」
俺「黒い、魔物?」

ますます理解不能だ。幽霊を色で形容するならば「白」が常套句。しかし、「黒」とは?
もしや「黒光りする拳銃」か。だとしたら、マサムネのこの「容貌」も納得ができるというものだ。

俺「くそう。俺も混ぜてくれればいいのに」
マサムネ「混ぜる? 何を訳の分からんことを言っておる!! さあ、来い」
俺「ぐわっ! そんなに強く腕を引っ張るなぁ〜!!」

マサムネはヤスヒロを掴み、まるで今宵の雲の流れのように、走り出した。
30名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 22:54:00 ID:ilolyTPW
パチンコまことちゃんで1000嵌まりして台パンするノブナガハァハァ……
31名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 00:15:54 ID:FFy74tBR
ゴンゾでアニメ化してくれ
32名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 18:50:01 ID:wrFl7tVA
回転開始。

兜揺れ+乙女赤フラ
33名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:50:47 ID:yqheGr3r
ミドルと甘がごっちゃになってるけど、気にしないように。ついでにage

こんにちわ。私は戦国の世を人々に伝える女。名前は(ry

さて、ここはおなじみオウガイ城です。ここを攻め落とさんと、8人の乙女達が作戦会議をしています。
それではちょっと覗いて見ましょう。
ノブナガ「さてと、どう攻め落とすかのう?」
ヨシモト「毎回毎回失敗してばかりですから、外の人が全然箱を積めていませんわ」
シンゲン「そうだな。このままでは乙女アタックスルーでまた終わってしまう」
ミツヒデ「人気がなくなったら困るな・・・」
イエヤス「みなさん・・・私にいい考えがあります・・・」
ケンシン「どんな考えだ?」
イエヤス「単発で終わるのは確定キャラのシロが出てこないから・・・だから、あの三人が出陣できなければいい・・・」
ヒデヨシ「なるほどね! で、どうすんの?」
イエヤス「私の魔法を使って、ちょっと細工をしてやります。そうすれば・・・」
マサムネ「じゃあ、ここはあなたに任せたほうがいいな。頼むぞ、イエヤス」
イエヤス「分かりました・・・えいっ・・・!」
そうして、イエヤスは魔法の杖を振り回しました。ぴぴるぴるぴる・・・

そして、ここはオウガイ城の中。オウガイ、ムラサメ、コタロウの三人が待ち構えています。
オウガイ「ふふふ。性懲りもなくまた来おったわ!」
ムラサメ「またホールのため・・・じゃなくて、オウガイ様の天下統一のため、奴らを引き裂いてくれましょう」
コタロウ「僕もがんばります。必ずや勝利を!」
オウガイ「うむ、皆の者、頼んだぞ!」
ムラサメ「ははっ!」
コタロウ「承知いたしま・・・ううっ!!」
どうしたのでしょうか。コタロウが突然お腹を押さえて苦しみだしたのです。
オウガイ「むっ、どうした、コタロウ?」
コタロウ「いえ、なんだか、体が熱くて・・・・・・っ!!」
ムラサメ「大丈夫!? コタロウちゃん?」
コタロウ「は、はい・・・ちょっと、疲れただけです。少し休んできます!」
そう言って、コタロウは自分の部屋にこもってしまいました。
ムラサメ「あ〜あ、どうします?」
オウガイ「調子が悪いなら仕方が無い。とりあえず我らだけでも配置に付くぞ」

部屋に戻ったコタロウは、布団の中に入りました。なんだか体がおかしいのです。
さっきお腹の辺りをさすったところ、覚えのない硬いものが手に当たったのです。
コタロウ「なんだろう・・・変な病気とかじゃないよね・・・」
そうして、コタロウはそっと自分の下半身を見てみました。すると・・・
コタロウ「・・・・・・こ、これは・・・男の人の・・・!!!」
なんということでしょうか。コタロウの下半身には、それは立派なイチモツが生えていたのです。
その小さな体に似合わない、どこぞの傾奇者のような大きなイチモツでした。
コタロウ「そんなバカな・・・僕、女の子なのに・・・とりあえず、このまま黙って医者に見せた方が・・・」
しかし、好奇心には勝てず、コタロウはそっとそのイチモツを触ってみました。
コタロウ「・・・うあぁっ・・・」
ついコタロウはいやらしい声を漏らしてしまいました。
イエヤスの魔法により生えてきたそのイチモツは、普通のものよりも感度が上だったのです。
コタロウ「どうしよう・・・触ると、ビクッてする・・・」
女所帯の場所で生活してきたコタロウにとって、男のイチモツを触るのは初めてでした。
ちょっと触れただけでも、この快感です。もし、もっと激しくいじったら・・・
コタロウ「ちょ、ちょっとくらいなら・・・」
34名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:51:40 ID:yqheGr3r
一方、ここは城の城門前・・・ただいま突然確変の戦国モード中です。
頑張って乙女達が城門をボコボコやってますが・・・
オウガイ「・・・我が城ながら城門がびくともせんな」
ムラサメ「不調のときのあの子達なら、確変中でもこんなもんですよ。
      作者なんかオウガイ釘でスルー鬼〆で300まではまりやがって単発引いてどちくしょうがぁ!」
オウガイ「・・・よく分からんが、奴らが城門を破るまではまだ時間が掛かると言う事だな」
ムラサメ「そうですね。ちょっとコタロウを見てきましょうか?」
オウガイ「そうだな。あいつも未熟とはいえ我らの仲間。少し気になる」
そうしてこの場を部下に任せ、二人はコタロウの部屋へやってきました。

オウガイ「おい、コタロウ。入るぞ」
ムラサメ「コタロウちゃん。元気にしてた・・・」
その時二人が見たものは、大きくなったイチモツを握って恍惚の表情を浮かべているコタロウだったのです。
コタロウ「あっ! ムラサメ様、オウガイ様!」
オウガイ「・・・・・・(茫然自失)」
ムラサメ「あらら・・・そんなに元気にしちゃって・・・」
ぽかんと口を開けているオウガイとは対照的に、ムラサメは興味深そうにコタロウに近付いていきました。
ムラサメ「コタロウ。いつの間にこんな立派なのを付けちゃったの?」
コタロウ「し、知らないんです・・・突然こうなってて・・・ちょっと触ってみたら・・・つい・・・」
ムラサメ「きっと乙女達の仕業ね。それにしても、立派・・・」
ムラサメはじろじろとイチモツを凝視して、つんつんといじります。それにコタロウがピクッと反応します。
コタロウ「んっ・・・うぅ・・・んぅっ・・・!」
ムラサメ「コタロウ、そんなに気持ちいいの? 可愛い声出しちゃって・・・」
コタロウ「な、なんだか・・・熱くて・・・変なんです・・・」
ムラサメ「そっか・・・じゃあ、お姉ちゃんが一発抜いてあげる」
コタロウ「えっ!? 抜くって・・・」
ムラサメ「一回出しちゃえば楽になるわよ。私も久々にしたいし・・・あ、オウガイ様もしません?」
二人の様子を顔を赤らめて見ていたオウガイは、震える声で応えます。
オウガイ「ふ、ふざけるな! お前達だけで勝手にしてろ! 私は戻るからな!」
そうして城門前に戻ろうとするオウガイでしたが・・・
ムラサメ「お待ちくださいオウガイ様。私がこう申し上げているのは、オウガイ様のためであります」
オウガイ「ど、どういうことだ!?」
ムラサメ「いずれ戦国乙女どもを倒し(何度も倒してるけど)、榛名を手にすれば、オウガイ様は日本の覇者。ということは・・・」
オウガイ「と、いうことは・・・?」
ムラサメ「権力者として、はぁれむ(大奥)の一つくらい持たないと示しが付きませんわ。それで、オウガイ様が未経験だなどと言ったら・・・」
オウガイ「そ、そういうものなのか・・・?」
ムラサメ「そうです。それに大切な仲間であるコタロウが苦しんでいるのですから、協力していただけてもいいのではないですか?」
オウガイ「だ、だが・・・我は・・・」
ムラサメ「そうですか。まあ、乙女達のシバキ方は知ってても殿方の扱いは知らぬオウガイ様ですから、仕方が無いかもしれませんけどね・・・」
この発言にはオウガイもちょっとムッときたようです。
オウガイ「な、なんだと! 我でも少しくらいなら心得があるわ!」
ムラサメ「そうでございますか。では、この機会にぜひ拝見いたしたいものですわ・・・」
オウガイ「ふんっ! やってみせるわ!」
35名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:52:14 ID:yqheGr3r
オウガイとムラサメは、二人でコタロウから生えているイチモツを優しくさすります。
2つの柔らかい手に奉仕されているコタロウは気持ち良さそうに喘いでいます。
コタロウ「んぁぁ・・・はぁ・・・ああっ!」
ムラサメ「あっ! ちょっとさっきのは強く握りすぎですよ、オウガイ様」
オウガイ「そ、そうか。すまんな・・・今度はもっと優しくしてやる・・・」
オウガイはさっきは強がって見せましたが、本当はイチモツへの奉仕の仕方など全く知りません。
ちゃんとムラサメはその点を気遣って、教えるように奉仕していきます。
ムラサメ「基本的に優しく、時には強く。上下にこすってあげるのです。そうしてあげると喜ぶと思いますわ」
ムラサメがその通りにすると、コタロウはいやらしい声をまたあげます。
コタロウ「はぁ、はぁ・・・ムラサメ様ぁ・・・」
オウガイ「ほほぅ・・・コタロウ。私もやってみるぞ・・・どうだ・・・?」
ぎこちない手でオウガイも奉仕してあげます。
コタロウ「は、はい・・・オウガイ様のも・・・ちょっと痛いけど・・・気持ちいいです・・・」
オウガイ「そ、そうか。気持ちいいのか・・・」
オウガイは顔を赤らめながらも、積極的に奉仕していました。

ムラサメ「さて、次は口を使った奉仕をしましょう」
コタロウ「ええっ!?」
オウガイ「く、口だと!? ど、どうするのだ?」
ムラサメ「これは難しいので、私のをよくご覧くださいませ・・・コタロウ、いくわよ」
そういってムラサメはコタロウのイチモツを口の中に沈めていきます。
コタロウは今まで感じたことのない快感を受け止めていました。
コタロウ「ふああっ! やぁ・・・ぬるぬるして・・・ああんっ!」
くちゅ、くちゅ、ちゅぷぅ・・・ムラサメは音を立てて、丁寧に奉仕します。手馴れた感じです。
オウガイはそれを黙って見ていました。
ムラサメ「くちゅ、くちゅ・・・ちゅぷっ。さあ、オウガイ様も・・・」
オウガイ「だ、だが、まだ良く分からん!」
ムラサメ「とにかく歯を立てずに、舌で包み込むようにすればいいのですよ。コタロウが苦しそうに待ってますよ」
オウガイ「わ、分かった。コタロウ、痛かったら言え」
コタロウ「は、はい。オウガイ様・・・」
そうして、オウガイの不器用なフェラチオが始まりました。
オウガイ「んっ・・・ちゅ、ちゅ・・・ちゅぷぅ・・・」
先っぽを舐め、イチモツ全体を口で包み、舌を全体に這わせます。
そうして、さっきのムラサメの奉仕を見よう見まねで繰り返します。
コタロウ「はっ、ああっ・・・ふああっ!」
オウガイ「ちゅくちゅく・・・コタロウ・・・気持ちよいか・・・?」
コタロウ「は、はいぃ・・・オウガイ様の舌・・・温かいですぅ・・・」
このいやらしい光景を、ムラサメは恍惚の表情で眺めていました。
ムラサメ「(いつも強気なオウガイ様が、イチモツをあんなにいやらしい顔で口淫なさるなんて・・・萌えますわ・・・)」

ムラサメ「それでは、私はこちらの方を・・・」
そう言って、ムラサメはイチモツの下に残っている、コタロウの秘所に舌を這わせました。
経験豊富なムラサメだけあって、的確にコタロウの感じるところを刺激していきます。
コタロウ「うああっ! ム、ムラサメ様! そ、そこはぁぁ!!」
ムラサメ「うふふ・・・おまんこ舐められて感じるコタロウも可愛いわ・・・」
オウガイ「むぅ・・・コタロウ! 我のも感じるがいい!」
妙な対抗心をむき出しにしたオウガイは、顔全体を大きく動かし、一気に吸うように奉仕します。
いわゆるバキュームフェラって奴ですね。
コタロウ「ふああっ!! ぼ、僕・・・もうダメです!!」
快感が一気に押し寄せてきたコタロウに、もう耐える力はありませんでした。
コタロウ「僕! もう! イク! イキます!! ふあああぁぁっ!!!」
そうして、コタロウは体をビクンと震わせ、イってしまったのでした。
もちろんこの位置からでは・・・
オウガイ「うああぁぁっ!」
オウガイの口と顔に、コタロウから出た精液が掛かってしまったのです。
オウガイ「な、何だこれは・・・に、苦い・・・」
ムラサメはそれを舌で舐めとります。
ムラサメ「んんぅ・・・これは精液ですよ。殿方が絶頂に達すると出るのです。これを美味しいと感じられれば一人前ですよ」
オウガイ「そ、そうなのか・・・」
36名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:52:44 ID:yqheGr3r
さて。快感の余韻を味わっていたコタロウに、意識が戻ってきました。
コタロウ「・・・ああっ! オウガイ様! こ、こんなものを掛けてしまって・・・も、申し訳ございません!」
オウガイ「まあよい。今日は無礼講だからな。それよりも・・・」
ムラサメ「まだ、大きいままですね。イチモツは・・・」
確かに一回イかせたのですが、イチモツはまだ大きいままです。
ムラサメ「どうやらまだ足りないようですね」
コタロウ「ま、まだしなきゃいけないのですか・・・」
ムラサメ「そうですわ! でしたら、せっかくですから・・・オウガイ様の処女を奪っていただきましょう!」
この提案に驚いたのはオウガイです。
オウガイ「な、なんだと! 我の最初の相手はコタロウになるのか!?」
ムラサメ「まあまあ。オウガイ様はご存じないでしょうが、イチモツを秘所に入れてもらうと、とても気持ちいいのですよ」
オウガイ「だ、だがな。我にも心の準備が・・・」
そんなオウガイの乙女心を無視して、ムラサメは勝手に話を進めます。
ムラサメ「コタロウ。あなたもオウガイ様に気持ちよくなっていただきたいわよね?」
コタロウ「・・・オウガイ様がそうお望みでしたなら・・・」
ムラサメ「だ、そうですよ、オウガイ様・・・」
オウガイ「・・・わ、分かった・・・だが、我は・・・」
ムラサメ「分かっております。コタロウ、オウガイ様が気持ちよくなられるよう、頑張るのですよ!」
コタロウ「は、はい・・・僕、頑張ります・・・」

そうして三人は全裸になり、オウガイは畳の上に仰向けに寝ました。
戦で鍛えた張りのある肉体は、コタロウのイチモツを更に硬化させたような気がします。
コタロウ「オウガイ様・・・失礼します・・・入れますよ」
オウガイ「う、うむ・・・来るがいい・・・」
ムラサメ「(わくわく)」
そうして、コタロウはオウガイの秘所に、ゆっくりとイチモツを挿入していきました。
オウガイ「はぁっ! あ・・・あああ・・・!!」
コタロウ「うっ・・・ううっ・・・あはぁっ!!」
二人とも快楽の声を出して、気持ち良さそうにしています。
そこにムラサメが割って入ります。
ムラサメ「うふふ・・・今日はオウガイ様の記念日ですね。私も微力ながらお手伝いいたしますわ・・・」
そう言って、ムラサメはオウガイの大きな胸に吸い付きます。
乳首をいじり、こねくり回し、いやらしく舐めまわします。
オウガイ「ああ・・・ム、ムラサメ・・・」
ムラサメ「ちゅ、ちゅ・・・いつでもおイキになってくださいね・・・」
コタロウ「はぁ、はぁ・・・う、動きますよ、オウガイ様・・・」
コタロウはゆっくりと腰を動かし、イチモツを出し入れします。
オウガイ「ああっ! す、凄い!! 腰が・・・溶けそうだ・・・!!」
ムラサメ「(ああ・・・オウガイ様がまるで少女のように・・・萌えますわ・・・)」

そうして、コタロウの攻めが続き、そろそろオウガイの目が虚ろになってきました。
オウガイ「ああ・・・我は・・・もう・・・イクぅ!」
コタロウ「ぼ、僕も・・・イっちゃうよぉ!!」
ムラサメ「二人とも激萌えですわ! このまま三人で・・・!!」
オウガイ「ああ・・・うああ・・・い、イク!! あああぁぁっ!!!」
コタロウ「ああっ! また・・・イク! イクぅ!! うあああっ!!」
ムラサメ「はぁ、はぁ・・・わ、私も・・・あはぁぁっ!!」
こうして、三人は同時に快楽の絶頂を迎えたのでした・・・
37名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:53:41 ID:yqheGr3r
しばし後・・・
オウガイ「はぁ、はぁ・・・初めてしたが、イチモツとは気持ちいいものだな・・・」
コタロウ「ぼ、僕も・・・疲れたけど、良かったです・・・これもしぼんで消えちゃったし・・・」
ムラサメ「喜んでいただけで、良かったですわ・・・あら?」
外からうるさい音が聞こえてきました。やっと乙女達が城門を突破したのでしょう。
ムラサメ「オウガイ様、コタロウ。敵が来ましたわ!」
コタロウ「よし・・・更に絆を強くした我が軍の強さ、見せ付けてやりましょう!」
オウガイ「うむ、そうだな・・・早く着替えて、出陣だ!」

やっとハマリを抜け出した乙女達。さっそく乙女アタック突入です。
ヨシモト「今回は楽に突破できそうですね」
ケンシン「ああ、イエヤスの魔法が効いてればな」
イエヤス「失礼な・・・ちゃんと効いてます・・・」
ヒデヨシ「じゃあ、早速いっくよ〜! ・・・・・・いった〜い!」
イエヤス「あれ・・・?」
あっという間に一番手のヒデヨシは吹っ飛ばされてしまいました。そこには・・・
オウガイ「ふはは! 待っていたぞ貴様ら!」
ミツヒデ「ああっ! オウガイ!」
ノブナガ「おい、イエヤス! これはどういうことじゃ!?」
イエヤス「・・・どうやら術があっさり破られたようです・・・コタロウはこのまま城内で陵辱の限りを尽くすはずだったんですが・・・」
ムラサメ「ふふふ・・・切り刻んであげる!」
シンゲン「ああっ! あっという間にケンシンもやられた!」
マサムネ「おい! どうするんだイエヤス!」
イエヤス「立場が悪い・・・こうなったら・・・」
コタロウ「次は僕です! えいっ!」
イエヤス「やられちゃいました・・・」
ヨシモト「あっさり負けないでくださいよ!!」
オウガイ「ふふふ・・・貴様ら、覚悟するがいい!!」

こうして、またもや乙女アタックは単発でスルーしてしまいましたとさ。ちゃんちゃん。

ミツヒデネタは次書く。すまん。
38名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 06:45:42 ID:l3YADKsL
ぐっじょ!
(*´д`)オウガイタソハァハァ
39名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 07:04:28 ID:LI39bXuP
コタロウはあれだね、男なら竿要員、女なら唯一の蓋。
オウガイものGJですた。
40名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:21:45 ID:niNzEBcg
よし、盛り上げよう。
5分後に投稿する。
41名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:37:52 ID:niNzEBcg
すまん、遅れた。
シロ×ヨシモトの獣姦


犬武将×お嬢様

ヨシモトは山林を走っていた。
「はあはあはあ・・・・・・」
息が切れかけながらも彼女は走っていた。
「はあはあはあ・・・」
しかし彼女の場合体力が他の乙女に比べ劣っている。
さらに高下駄まで履いているのでうまく走れない―

「きゃあっ!」
ズデッ!
ついには転んでしまう。
「いたたたた・・・」
すぐに起き上がろうとするが―

サクっ・・・
「はっ・・・!」
後ろで物音がし気配を感じる。まさか、もう追いついたのか?
既に弓矢は自分の手元には無い、ヨシモトは残った武器の短刀を取り出す。
そして、物音の正体が近づいてくる・・・



わふ?



白い犬、それも兜を被った犬、右手に白い骨を握った犬である。
この犬はオウガイ達と共に行動する犬武将「シロ」である。
そのシロがオウガイ達の城に攻め込んで返り討ちにあったヨシモトを追いかけていたのだ。
シロは武器らしい骨を構え、ヨシモトに近づく。
「こ、来ないで!来ないでください!」
必死になって短刀を振り回すが・・・

キイィィィィンッ!
「ああっ!」
あっけなく、骨に弾かれ遠くへ飛ばされた。
「あ・・・ああ・・・あ・・・」
武器を全て失った、その事実がヨシモトを絶望させた。
そして―
42名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:38:52 ID:niNzEBcg
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
鎧を力ずくで引き剥がされ、たわわな胸やあまり鍛えられていない腹筋。
そして汗ばんだ股間の下着。
その汗の匂いに「ハッハッ」と息を荒げるシロ。
シロは下着を銜えると、一気に引きちぎった!
「だめえぇぇぇぇぇぇぇっ!」
ついに露になってしまった女性の聖域、そこ光景にヨシモトは顔を背ける。
「み、見ないでください!」
あわてて両手で隠そうとしたが、既にシロが股間に顔を埋めていた。

そしてシロは舌を巧みに使い、ヨシモトの股間を舐め始めた。
「や、やあっ!や、やめてください!」
シロを引き剥がそうとするがうまく力が入らない。
その間にもシロは一心不乱に舐め続けた。
「やだぁ・・・もう、やめて・・・」
徐々に力を失い、抵抗すら出来なくなってきた。
それを察知したシロはついに「ソレ」を挿入しようとした。

「ひっ・・・!」
ヨシモトは絶句した。
シロの股に生える巨大な肉の棒。大きさは30センチはある・・・
「ま、まさか・・・それを・・・?」
次の瞬間、肉棒はヨシモトの「膣」へと入っていった。
「いやあ!痛い!痛い!」
抵抗するひまもなく入れられ、激しく上下に動かされる。
「ああ・・・いやぁ・・・ああ・・・だめぇ・・・」
入れられた途端、体がじわじわと熱を帯びていく。
「それ以上、されたら・・・私・・・」
すぐに体の異変を感じた。



「あん、ああんっ!あぁ!」
ヨシモトの顔が徐々に赤くなって行く。
「ああ・・・もう、イってしまい・・・ますわ・・・!」
抵抗も考えず、流されるままになっていた。
「だ、出してください・・・私の中に、沢山・・・!」
その言葉と同時にシロは射精した。

ビュクビュク!ドピュッ!
「い、イクぅ!イってしまいすわぁ!」
ヨシモトは大声で叫んだ


「はぁ・・・はぁ・・・」
絶頂の余韻に浸っていたヨシモト。
同時にシロは肉棒を引き抜き、大量の精液がこぼれ出した。
「もう・・・終わりなんですの?」
ヨシモトの表情はどこか、妖艶な笑みだった。
43名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:40:58 ID:niNzEBcg
つたない文章ですが、終わりです。

実際はシロが出れば確実に勝てます。
だがあるゲームでは今川義元は戦に勝利した後、犬に負けました。
そこで今回のSSが誕生しましたw

確実に「あのゲーム」分が戦国乙女には入ってるw
そういうわけで「あのゲーム」のノリで行きましょうw
では
44名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 08:30:32 ID:QuTzKmyS
想像したらワロタwww
Gj
45名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:18:11 ID:1b0565LP
いぬいいな
46名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 14:37:16 ID:O5CI9xVN
あっ、戦国RUSH!!
47名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 09:52:07 ID:Z9XEFtW+
昨日打つこと四回目で初めて当たったよ。打ちながら色んな妄想しちまった。 
これから妄想を書いてみるつもり。今月中には投下できたらいいなぁ。
48名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 22:42:25 ID:F9vwbLbx
まってるからん
49名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 13:28:26 ID:O/2ryGW1
今夜、9時頃にノブナガSSを投下OK?
弟ノブユキ(オリジナル)待ち伏せ事件を妄想した奴w
50名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 19:15:59 ID:7+wA6+ZP
wktk
51名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 20:50:45 ID:O/2ryGW1
ちょっと早いけど投下するよん。

ノブユキ(オリジナルキャラ)待ち伏せ事件をアレンジしました。
52名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 20:52:42 ID:O/2ryGW1
弘治3年11月2日(1557年11月22日)

その日、織田ノブユキは尾張国愛知郡鳴海荘末森村の居城・末森城にて自身の懐刀である家臣からとある報告を耳にする。

「姉上が……風邪?」

なんとも次元の小さい病にかかったと家臣であり姉のような存在の柴田カツイエから聞かされてノブユキは信じられないといった表情で聞き返す。

「はい、清洲城にてノブユキ様の名を連呼して寝込んでおられると……。」

「姉上が風邪……ね。」
カツイエからの姉の様子にますますノブユキは信じられなくなり。
腕を組んで怪しそう推測する。

うつけ。って言われてても姉上って頭良いからな……。病を装って僕を呼び寄せて殺すのもわけないかな。

ま、仮にそうだとしても姉上に取っちゃ僕は邪魔な存在だろうし。
カツイエだって姉上と密通してそうだ。

何となしにノブユキは自分の置かれている状況が四字熟語で理解できた。

四面楚歌だ。と
まあ、それが天下泰平への近道になるなら喜んで僕は死を受け入れるかな。

短い時間の中であったにも関わらず、考え込むと何故か時間が長く感じるのは不思議だ。と錯覚に陥ったことを噛み締めながら。
ノブユキは決断する。

「解ったカツイエ。姉上の見舞いに行ってくるよ。」



※清洲城
同じ尾張国であるが歩くだけでかなり時間は掛かる。
同じ国で織田家を二分させてしまっていることを考えれば遠くもあり近いとも思える距離だ。


なんとも不思議な錯覚に陥る。

そんな感覚を噛み締めながらノブユキは姉、織田ノブナガの居城・清洲城に赴いた。
城の造りはかつて母ノブヒデが生きていたころに暮らしていた為に酷く懐かしく思える。
姉の家臣に案内されゆく中でノブユキは城での記憶が自然と振り返っていく。
ふと庭先にあった木を眺めた瞬間。
姉に手を引かれ、無茶をした小さい頃。共にその木を昇り、柿をとって貰った……。

なんとも懐かしい気分になる。
死ぬ前に見れるなんて幸せなのかもしれないな……。
53名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 20:53:49 ID:O/2ryGW1
そう思っているうちにノブユキはノブナガの寝所に通された。
開け広げられた引き戸の奥の間には敷かれた布団。
その布団に横になって、口元まで着物をかけられた姉の姿があった。

「姉上、具合が優れぬとカツイエから聞き及び。織田ノブユキ参上しました。」
廊下にしゃがみ込み、姉上への礼を取るノブユキ。
「ん……ノブユキか。よくきた。」
彼の声が耳に入り、ノブナガはゆっくりと顔こちらに向け。身体を起こそうとする。

そんな姉の姿に慌ててノブユキは歩み寄って彼女を制した。
「姉上、ご無理をなさらないで。」
「ふん。わしは無理なんかして……おらん。
ノブユキと二人で居たい、おまえ達は下がれ。」
ノブナガの言葉に、ここまで弟君を案内した家臣は「はは。」と答えて寝所に姉弟だけを残して退散する。
彼女達の立ち去る足音が廊下に響き、聞こえなくなるとあらためてノブナガは弟に声をかけた。

「わしは風邪を引いた……。」
「カツイエから聞きました、姉上。」

「そう……じゃな……。」

力無い姉の返答にこの時まで抱いていたある考えがノブユキの中から次第に霧散していく。
かけられた着物から紅潮した顔を覗かせ、眼はとろんと呆けている。
これは本当に風邪かもしれない……。

「姉上、失礼します。」
「うむ?」
ボーっとしている姉の額に手を置くと、熱は湯を沸かしている茶釜のような温度であり。
風邪という報告は確信に変わる。

「薬は飲まれましたか。」
「ちょ、調合して出された分は……な。」

「なら、無理して僕を呼ばなくてもよかったのでは?」
ノブユキの尋ねにノブナガは怒りを孕んだ眼で睨みながら答える。
「バカもの……察せ。
今ではわしも当主、おまえも当主で敵同士に等しい。昔みたいに仲良くは出来ん。」

気のせいか、より頬に赤みがさしたような……。と思いながらノブユキは「申し訳ありません。」と頭を下げる。

54名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 20:56:19 ID:O/2ryGW1
「じゃが……このような時だからこそ。互いに姉と弟に戻るのも……そにょ」
「そにょ?」
熱で呂律が回らなかったのか変な日本語を発した姉を可笑しく感じ、笑い声を押さえながら反復する。
「う、うるさい……悪くはないじゃろう。」
「ええ、姉う「昔のように呼べ。ノブユキ。」

再び『姉上』と呼ぼうとした弟を遮りノブナガは呼び方を強要した。
その呼び方は小さい頃に使ったもの……懐かしそうに微笑み、ノブユキは頷く。
「……そうですね、姉さん。」
「うむ……ノブユキ。ん……」
「は……むっ……」
横になっていたノブナガの顔が視界を遮った。

姉……上?
突然のことにノブユキは何が起きたのか理解出来ずにいた。

『静かにしろ』と言うように僕を捉えている眼は愛おしさの情を発し、薄い襦袢越しではっきり解る豊かな双球を胸板に押し付けながら激しく抱きしめて口付けあう。
浅い攻めはすぐに深く、情熱が篭ったものになっていく。舌を絡ませられ、ノブナガの唾液が流し込まれる。

「ふ……ん…ちゅ、あふ…」

しばらくして接吻をやめ、ノブユキは気恥ずかしさから両手で姉をゆっくり押し倒す。
「姉さん、風邪を引いているんだから……ダメだよ。」
「うるさい、寂しくてどうもいかん……。病人のわがままを聞くのも弟の勤め、だぞ。」

まるで駄々をこねるこどものようで悲しげな表情をノブナガは弟に向ける。
その表情にノブユキは心を揺れ動かされ、姉へと尋ねた。
「分かったよ。僕に任せてくれたら、良い。だから姉さんは無理をしないで……。」

しかし、膝で立つ形だったノブユキの股間に彼女の手で撫でられる感触があった。
既に海綿体には血が集まり硬くなっている。袴を張っている棒をぐにぐにと弄くってから褌ごと袴を脱がす。

「相変わらず立派じゃのう。 さすがわしの弟よ。」
「ね、姉さん……」
うっとりとした表情を浮かべノブナガは弟に口元まで腰を近づけさせるように指示し、眼前にそそり立った肉棒の先端の割れ目に「ちゅ」と接吻するように音を立てて口づける。
「う……」

55名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 20:58:02 ID:O/2ryGW1
なんとも甘い痺れが神経を突き抜け、思わず。声を出してしまった。

「汁が出てきたぞノブユキ。姉に犯されて気持ち良いか?」
「う、うん。」

「我が儘を聞け。」
「な……何?」
「精を、飲ませろ。」
「……ああ、良いよ。」

そう許可を下すとノブナガはなんとも嬉しそうに亀頭から口を離し、竿の部分に舌を這わせ甘く噛む。

今の口づけとは違う衝撃がノブユキに波紋として伝わせていく。
感じている弟の顔を見つめながら、ノブナガはモノを右手で優しく握り。上下に緩急をつけて扱き始める。

「ね、姉さん……くっ」
「早く飲ませよ、わし口に玉袋の中の精をぶちまけるのじゃ……」
亀頭の割れ目に舌先を挿入し、ノブナガは彼のモノ全体がビクビクと脈打ち。持ち上がるのを感じ……絶頂くんのだと理解して。
口に含んで雁の部分を下の口のように締め付けた瞬間。

「くっ、射精る!!」
ドピュン! ドピュッ!

ビュー!ビュー……。

「んぶ、う、んふああぁぁ!あはぁ……んんっ!!」
精が咥内に放たれ、どろどろとした熱いものが喉奥にぶつかった瞬間。ノブナガは我慢しようとしたが嬌声をあげながら達してしまう。

「まだ、まだのこっておる……。」
彼の物に残る精を吸いあげて喉をならして飲み込んで開放し。
音が立つように口の中で転がして飲み込む。

「はぁ…はぁ……んく。 美味じゃ」
口に出されただけで気をやってしまうとは……。
射精してもその覇気が衰えていない弟の男に。
ノブナガは我慢という結界が崩れていくのを感じながら寝間着を脱ぎ去り、何も着用していない下半身から愛液が溢れていたその源泉である股間を指を這わせて掻き回す。
とたんに淫靡な音がくちゃくちゃと響き渡った。

「はぁ……」
ふふ、子宮口も開いて精を望んでおる……わしが我慢できなくなった……。


「ノブユキ、挿れてくれ……。もう我慢がならん。」
「姉さん……」
いけない。と頭で解っていたがノブユキも姉の美しい身体にもはや我慢が出来なかった。
体勢を変えてノブナガの片脚が抱えられる。
曝された姉の股間に自分の男を侵入させていく。
ノブナガの膣内の襞が絡み付いてきた。

56名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 21:01:11 ID:O/2ryGW1
「くはあぁ……。」
もうそれだけでノブナガは達してしまいそうになる。が、ゴツンと膣内の奥……子宮口に肉傘が突き付けられた瞬間。
「あぁあぁあっ!」
「ぐっ、姉さん締めすぎ……。」
ちぎってしまいそうな程に膣内がノブユキを締め付けてきた。
姉がまた絶頂したんだと理解しながらも先程から自分ばかり気をやっている彼女に少し憤りを感じてノブユキはそのまま突き上げるように抽送をはじめ、小刻みに姉の子宮口に亀頭で接吻を繰り返す。
「がはっ!? やめっ、ああぁっ!」
途端にノブナガは白目が向きそうになるほど喘ぎ始め。酷くそれがノブユキには快感変わって燃えあがらせた。

「形が!!形がわかるぅ……きゃふっ!」
膣内で力強く逞しい形がわかるほどに自分は弟の肉棒を締め付け。それがゴリゴリと襞をこすり、子宮口を攻めてくる弟の戦法に気が狂ってしまいそうだった。
「さ、さっき、絶頂ったはあんっ!ばかり、だから…ふぐあっ!」
「姉さん、僕も、もう……ぐっ、射精るよ。外に「膣内ぁ……子宮に注いでくれ……」
遮るように耳元でノブナガがそう囁いた瞬間。
膣奥で熱い精が放たれる。
「っああああああ!!」
ッピュン! ドクンっ!

ドピュ、ビュー! ビュー!

死んでしまうかのように嬌声をあげ。ノブナガの体が痙攣し、子宮口を突いてきた亀頭に吸い付き精液を飲み込んでいく。
絶頂の余韻に浸りながらも卵巣が漬かるほどに精が音を立てて子宮に溜まっていったのを感じていた。


「はぁ……はぁ……姉さん。ごめん、やり過ぎた。」
「ん…んはぁっ、さ、囁くな。また気をやって……はあぁんっ!」
びくびくと痙攣しる身体をどうにもできず。ノブナガはただ眼の前の弟を愛しく抱きしめる。
それが何故かノブユキにはもう心残りさえ無くなっていた。
……十分生きた、もう僕は戦国の舞台に不必要だ……。

57名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 21:06:53 ID:O/2ryGW1
「姉さん、殺すなら殺してくれ。僕は天下泰平の為に死を受け入れる。だから姉さん、後は−−」
「うるさい、おまえも魔王の血が流れているのじゃ。
これからもわしに抗え。簡単に死ぬのは許さん。」

ノブナガのその言葉の意味がノブユキには解らなかった。
「え……姉さん。いった……い。」
「……すぅ。」
絶頂による疲労感からか、睡魔が襲い……姉弟は眠りにつく。


そして翌日、ノブナガは嘘のように体調が全快し。政策に勤しむようになる。
と同時に清洲城には見舞いにきた弟が風邪をひいて残ったとか。
「ははは。染して悪かったな。」
自分が寝ていた布団にノブユキを寝かせ。
笑い飛ばしながらノブナガは彼の額に手桶から水に浸した手ぬぐいを乗せる。
その手ぬぐいが上昇した体温には冷たく心地良かった。
「いや、空気に流された僕も悪い……だる……。少し熱が下がったら末森に帰る。」

「いや、おまえが帰る場所はない。」

「へ?」

「今日、織田ノブユキは死んだ。今からおまえは太原セッサイとして駿河に行け。」
姉から述べられた言葉を、ノブユキ……いやセッサイは理解出来なかったが、その次に述べられた名前に今回呼び出された真の意味を知る……。

続く?
58名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 21:09:31 ID:O/2ryGW1
以上です、オリジナル嫌いな方すいません。

評価が良かったら続き書こうと思います。
59名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 21:33:08 ID:7+wA6+ZP
超Gj!
(*´д`)はぁはぁしました。
続き楽しみにしてます。
職人さんが15R引けます様に……
60名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 22:49:48 ID:7FVOgYhs
乙、面白かったよ。

次回は傲慢なヨシモトにあれこれされるんですね。
期待してるよ。
61名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 00:37:48 ID:pwJecZNA
GJ
エロくて面白かった
62名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 16:56:58 ID:xko+lcJk
でげでげでん でげでげでん 好機!
コンコン、ピシャ!
悲しき隻眼 伊達正宗 
「私は、人の心が見える!」

   6 6 6 <バシーン! 大当り〜♪
63名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 18:15:55 ID:RWgnaeEC
そろそろアゲとこうか。
64名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 22:20:29 ID:c0YYIWgG
少し書けましたので投下します。 
なお、台詞の口調が不自然かもしれませんので注意してください。
65榛名の力 ノブナガ編:2008/07/20(日) 22:22:29 ID:c0YYIWgG
「ハハハハ!榛名は我のものじゃ!」

 薄暗く、不気味な雰囲気さえ漂う封印の塔の一室。
ここに封じられていた伝説の勾玉、『榛名』。
戦国時代を争う8人の乙女たちが、われ先にと競い、争い続けてきた神秘の勾玉。
その勾玉を手に入れた者は、天下の覇権を握ることが出来る……そんな伝説を持つ奇跡の勾玉。
戦国の乙女達が争い、奪い合ってきた榛名を手に取り、高笑いをあげる乙女が1人。
その手には、とてつもなく巨大で、天下布武と書かれた大剣が握られており、
キセルを銜えたその唇は、榛名を手に入れたためか、何かを見下すかのような笑みを浮かべている。

「この榛名を使い、戦国の世を全て平らげてくれるわ!ハッハハハハ!」

 榛名を手にした彼女は、その手に握られた榛名を頭上に捧げ、自信に満ち溢れた表情で口を開く。

「榛名よ!……このノブナガに力をよこせ!天下の覇権を握る力をよこすのだ!」

 そう、戦国時代の申し子、戦国乙女達が先を争い手に入れようとしていた神秘の勾玉、榛名。
その榛名を手に入れたのは……織田ノブナガであった。
伝説の勾玉榛名は、ノブナガを主と認めたのか、ノブナガの手の中で微かに震えだした。
66榛名の力 ノブナガ編:2008/07/20(日) 22:24:09 ID:c0YYIWgG
 それは日本であって日本ではない、戦国時代の物語。
この世界では、華麗なる乙女たちが武器を手に取り、戦い続けていた。
しかしそんな戦国の世も、伝説の勾玉、『榛名』を手にした1人の乙女、
織田ノブナガの手によって、終わりを迎える……はずだった。
 
「ノブナガ様!ヒデヨシが国境まで軍を進めてきているとのことです!」
「シンゲンとケンシンは互いに譲らず、今だ川中島にて対峙しているとのこと」
「マサムネとイエヤスには動きは見当たりません。
ただ、ヨシモトが全軍を集結させるように指示を出しているとの情報が。おそらく狙いは、わが国にございます」

 各国に散っていた密偵からの報告に頭を掻き毟り、不機嫌な顔を見せるノブナガ。
その唇に銜えられたキセルをギュッとかみ締め、イライラを紛らわせているようだ。

「……で、ミツヒデはどうした?あの裏切り者の動きはつかめぬのか!」 
「はっ、申し訳ありません!ミツヒデはお館様が榛名を手に入れてから姿をくらまし、行方知れずとなっております」

 部下からの報告を受け、一瞬何かを悟ったかのような顔を見せたノブナガ。
しかし、次の瞬間には元の表情に戻り、再びキセルをかみ締める。

「……ちっ、あのクソ女め、いったい何を考えていやがる?まぁいい。とりあえずは目先に迫った敵を討つ!
出陣の準備だ!我が軍は……恩知らずのサル、ヒデヨシを討つ!」

 ノブナガの号令に沸き立つ兵士達。そのノブナガの首には、榛名がかけられている。

「貴様等は戦の準備をいたせ!我は風呂に入り身を清める。熱い湯に浸かり、前祝の酒でも喰らうとするわ!」

 大剣片手に高笑いを上げ、風呂場へと向かうノブナガ。
もちろんその首には伝説の勾玉、榛名がかけられたままだった。
67榛名の力 ノブナガ編:2008/07/20(日) 22:25:47 ID:c0YYIWgG
「ふぅぅ〜、熱い湯に浸かりながら酒を飲む、いい気分だ。……次はサルの首をあてに飲みたいもんだな」

 美しい裸体を隠そうともせず、酒瓶片手に湯に浸かるノブナガ。
その首には伝説の勾玉榛名が妖しく光っている。

「どうせサルの狙いはこの榛名だろう。ミツヒデも闇に潜んで狙っておるに相違ない。
……しかしこの榛名、どう使えばいいんだ?」

 榛名を片手で弄りながら、酒瓶に直接口をつける。
ゴクゴクと喉を鳴らして酒を流し込み、一気に酒瓶を空にする。

「……ハハハハ!所詮は伝説か?だが我は、伝説の手など借りずとも我が力で戦国の世を平らげてくれるわ!」

 そう、ノブナガは榛名を手に入れた日から毎日、榛名をどう使えばいいのかを試していた。
しかし、細かく振動する以外特に目立った変化はなく、部下を相手に洗脳が出来るか試してみるも、効果はなかった。
今、ノブナガは榛名を手に入れたことにより、戦国の世を統一するどころか、
榛名を狙う他の乙女達に狙われるという苦境に立たされているのだ。
そのノブナガは、その苦境を楽しむかのようキセルを噛んでいる唇を歪ませながら、湯船から立ち上がる。

「さて、と。震えるしか脳のない榛名でも、虫けらをおびき寄せることは出来る。
ミツヒデのヤツ、我が城を空けるのを待っておるに違いない。あやつは抜け目のない女だからな。
なら、作戦は決まっている。確実にミツヒデを引き寄せる為に、この榛名をエサにしてやる。
ヒデヨシを討つと見せかけて、榛名をエサにミツヒデをおびき寄せて……ぶった切る!」

 そう力強く宣言した瞬間、榛名がその力を使い、細かく動き出す。
風呂に入っていたために裸だったノブナガ。その首にかけられていた榛名。
また意味のない動きをしおって……そんな飽き飽きした顔を見せていたノブナガだったが、
次の瞬間、今まであげたこともないような、声をあげてしまう。
68榛名の力 ノブナガ編:2008/07/20(日) 22:27:32 ID:c0YYIWgG
「ひゃう!な、なんだ、今の感触は?」

 榛名が震えだした時、入浴中であったため、もちろんノブナガは裸であった。
そして、榛名は首からかけらてたままであり、ノブナガが動くと榛名も揺れてしまう。
揺れながら振動していた榛名は、ノブナガの、ある部分に当ってしまったのだ。

「さ、さっきの衝撃はなんなのだ?確か、榛名が胸の先に当った時に……」

 初めて感じた感覚に戸惑いながらも、先ほどの感覚がなんなのかを確かめようとするノブナガ。
振動する榛名を手に取り、恐る恐るそのピンク色をした胸の先端に当てる。

「んっひゃう!な、なんだ?これはいったい、なんな……ん、んああ〜!」

 榛名を胸の先端に当てた瞬間、ガクガクと膝が揺れ、お腹の中心が熱く疼いてくる。
初めての衝撃に戸惑いながらも、何故か胸から榛名を外す事が出来ないノブナガ。

「ん、な、なんだ、これは?あああ!すご……こんな、こんなことがあるのか?」

 風呂場の床にへたり込み、榛名の振動によって初めて味わう感覚に戸惑うノブナガ。
あまりの衝撃に慌てて榛名を胸から離す。
榛名を胸から離しても、まだ鼓動は早まっており、お腹の中心も疼いている。

「お、おかしい!我の身体はおかしくなってしまったのか?
たかが振動する榛名を胸に当てただけど、こうまでも動揺してしまうとは!ま、まさか、これが榛名に秘められた力?
……え?ま、まさか、我が……漏らしてしまったのか?」
 
 その時、ノブナガは自分の身体に起こった不可解な異変に気づく。
お風呂の湯とは明らかに違う、液体にまみれた自身の股間。
榛名によって感じてしまい、濡れてしまったのだが、
戦の知識のみ求め、性的な知識は必要としなかったノブナガには、自身の身体に何が起きたのか分からなかった。
69榛名の力 ノブナガ編:2008/07/20(日) 22:29:03 ID:c0YYIWgG
 股間より太ももを伝い垂れている液体を指ですくい、確かめる。
小水とは違い、粘り気があり、匂いもあまりしない。
自分の身体から出てきた、初めて見る液体に戸惑い焦るノブナガ。

「い、いや、違う。小水とはちがう。小水と違い、粘り気がありすぎる。これはいったいなんなん……ふあぁぁぁ〜!」

 自身の股間に起こった不可思議な現象。
股間より分泌されたヌルヌルとした液体に戸惑い、その液体を分泌している股間を手で触る。

「いひゃう!な、なんだ、我の身体はどうなってしまったんだ?」

 すると、偶然そこに触れてしまい、体中に電流が走る。
普段はそこに触れてもいっさい電流が走るようなことはなかったが、
榛名によって、高ぶってしまった身体は反応してしまう。

「こ、この感触はいったいなんなんだ?」

 初めての快感に戸惑うノブナガ。
そんなノブナガを急かすように激しく振動する榛名。

「な、何故激しく揺れだす?……ま、まさか、ここに当てろと言うのか?……ゴクリ。
少し触っただけでもあの感触なのに、こんな激しく揺れている榛名を当てたらどうなるのか……」

 頭の中ではダメだと分かっていながらも、好奇心が勝る。
普段の冷静なノブナガなら部下に試させているところだが、快楽を知ってしまったノブナガにはその考えは浮かばなかった。
70榛名の力 ノブナガ編:2008/07/20(日) 22:30:41 ID:c0YYIWgG
「あ、当てればいいんだな?……で、では、当ててみるぞ?」

 一段と激しく振動する榛名を股間に持っていき、触れると電流が走る小さな突起に押し当てる。
その瞬間、今まで感じたこともないような凄まじい快感が全身を貫く。

「ひぎぃ!ん、きゃう!ス、スゴすぎ……や、っくぅ……い、いぃぃ!」

 榛名が起こす振動により、ビクビクと全身を痙攣させ、悶え狂うノブナガ。
彼女の部下がこの姿を見れば幻滅するかもしれない。
しかし今のノブナガにはそのようなことを考える余裕もなく、ただ一心不乱に榛名が起こす振動に狂っている。

「ひ、ひぎぃ!す、スゴイ!これ、いい!すごいぃぃ〜!」

 片手で股間の突起に榛名を押し当て、もう片方の手は、自然とその豊満な乳房を揉みくだしている。
自らの乳房を押しつぶすかのように激しく揉み、股間に当てた榛名をさらに強く押し付ける。
もはや快楽に狂い、今自分が何をしているのかさえも分かっていないようだ。

「た、足りぬ……もっと、もっと激しく動け、動くのだ!」

 初めての快楽にも徐々に慣れてしまったのか、股間の榛名の動きに不満を感じ出す。
もっと激しく動いて欲しい……ノブナガがそう考えた瞬間、榛名は赤い光を発しだす。
赤く光る榛名は、ノブナガの命令を理解したのか、一段と激しく動き出し、ノブナガを快楽の泥濘に引きずり込んだ。

「ヒィ!こ、これぇ!これ凄いぃぃ〜!い、いい!激し……ひぎぃぃぃ〜!」

 股間に埋められた榛名は、そこにある小さな突起に押し当てられている。
その突起は、今の今まで弄られることなく、刺激らしい刺激を受けることがなかった。
そこに、人の手では起こすことのできない、激しくそして細かい振動を起こす榛名が押し当てられているのだ。

「死ぬ!しぬ!シぬ!しヌ!ひ、ひっ!ヒィ!ひぎぃ!」

 ビクンビクンと体中が痙攣し、普段はキセルを咥えているその唇は、だらしなく開き、ダラダラと涎を垂れ流している。
榛名が押し当てられた股間からは、ブシュブシュと小水とは違う液体を噴出させ、風呂場の床を濡らしている。
もはや快楽しか考えられなくなったノブナガの意識が真っ白に染まろうとした瞬間、榛名はさらに激しく動き出した。
その動きがトドメとなった。
自らの意思で股間に押し当てた榛名によって、人生で初の、
そして、今後の人生でもそうは味わえないであろう快楽に沈むノブナガ。

「ひぎぃい〜!ぐるぅ!なにかがぐるぅ〜!い、ひぃ!……ひぃあああああ〜!」

 生まれて初めての絶頂。榛名によっての常人では耐えれないほどの快楽を与えられたノブナガは絶叫し、意識を失った。

 屋敷中に響いたであろうノブナガの悲鳴を聞き、慌てて駆けつけた部下達が見たものは、
体中をほのかに赤く染めながら痙攣し、しかし手にした榛名は決して離そうとしない意識を失ったノブナガであった。
71榛名の力 ノブナガ編:2008/07/20(日) 22:32:15 ID:c0YYIWgG
「あぁ〜……ヒドイ目にあったな。……今日は疲れた、出陣は取り止めじゃ」

 意識を取り戻したノブナガは、出陣準備をしていた部下達に指示を出す。
あまりにも激しく感じてしまった為に、腰が抜け、まともに立っていられなくなってしまったからだ。

「ええ?と、取り止めですか?しかし、ヒデヨシ軍は国境を越え、我が領内に侵略してきています!」
「……そうじゃな、ならサルめが攻め込んでくるルート上の城や砦に詰めておる者共を全員引き上げさせよ。
城に砦を無人にして、開門させておくのじゃ」

 部下の当然の言葉にめんどくさそうに答えるノブナガ。
ノブナガの発した言葉の意味が分からずに首を傾げる部下達。

「……なんだ?我の意見に文句でもあるのか!」

 大剣片手に立ち上がり、意見を言った部下の首に目にもとまらぬ速さで大剣を振り下ろし、首を切り落とす寸前で止める。

「ひぃ!あ、ありません!申し訳ございませんでした!」
「ならさっさと伝令を走らせ、城から兵を引き上げさせろ!」

 イラつく表情を見せたノブナガは、榛名を片手に立ち上がる。

「我は寝室に篭り、榛名についてもう少し研究をいたす。何人たりとも我が寝室へ来るでない。
例え、我の悲鳴を聞いても、じゃ。もし寝室へ来る者があれば……その首叩き落す!分かったな!」

 部下達に脅しをかけ、寝室へと向かうノブナガ。
その表情は期待に満ちており、足取りも何故か軽い。
そして、寝室に入り、扉を閉めた時、ボソッと呟いた。

「ふ、はははは!そうか!これだったのか!伝説の榛名の力とは、これだったのか!
いける!この不可思議な力を使えば、我は全てを手に入れることが出来る!
……まずは榛名を狙い、身を隠しているミツヒデめをおびき寄せるか」

 そう呟き、布団に寝転がる。

「ミツヒデに使う前に、もっと榛名の使い方を熟知しておかなくてはならんな」

 そして下着を下ろし、股間に榛名を当てる。

「さぁ榛名よ。秘められた力、解放するがいい!そして、我に快楽を……んん!ひぃ!い、ああああ〜!」

 その夜、屋敷には一晩中ノブナガの喘ぎ声が響いたという。
72名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 22:33:15 ID:c0YYIWgG
以上です。
73名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 17:02:44 ID:hvQey5k2
大人の玩具かよwGJ

ミツヒデ逃げて、早く逃げてw
74名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 15:30:57 ID:ic121iUo
Gj! あの形だとローターかwww

続き待ってまつ!
75オウガイ夢想:2008/07/23(水) 02:10:00 ID:hVPzu6j5
突如お邪魔します。妄想スレからの出張です。
──────────────────────────────

俺はその柔らかそうな乳房に手をやった。これは…ものすごく気持ちがいい。
ゆっくりと力をいれ、乳房を揉みしだく。あえて乳首には触れず、じらすように揉む。
オウガイは目を固く閉じ、口は真一文字に閉じている。未知の領域に戸惑っているのかもしれない。

俺「オウガイ…こっち向いて」
オウガイ「ふぇ…あっ…んむぅ…」

オウガイの舌に自分の舌を絡ませる。二人の唾液が混ざり合い、淫靡な音を奏でる。
そのまま、じらしていた乳首を強めに摘む。

オウガイ「んんんぅーっ!!ぷはぁっ、や、いやぁ…」

今度は胸に舌を這わせ、その大きな胸で存在を主張している桃色の乳首を吸い上げる。

オウガイ「ひゃあっ!あ、だ、だめぇ…そこは弱いのだ…んぁっ!!」

着物の裾から、オウガイの太腿に手をやる。ほどよい筋肉の付いたそこは、しっとりと汗ばんでいる。
撫でるたびに、オウガイは足をよじらせ、俺の手を擦り上げる。

俺「…脱がせるよ」

俺は帯を全て解き、秘所を攻めんとすべく、着物をはだけた。
一体この時代の女は何を着けているのだろうと思ったが…これは…まるで紐パンだ。

俺「コレは…」
オウガイ「あ…その…ムラサメが用意してくれたものなのだが…外国の下着で『ぱんてい』という
      ものなのだそうだ…。男はこういった趣向が好きだと聞いた…。…ヤスヒロはこういうのは嫌いか?」
俺「いや、すごく扇情的だ。特にオウガイがこういうのを穿いていると…」

俺は布越しにオウガイが守り通した秘所に触れた。

オウガイ「あ、そこは…ひやぁっ!」

くちっ…と水っぽい音がする。どうやらすでに出来上がっているようだ。

オウガイ「し、死ぬほど恥ずかしい…!」

俺はそのまま指で擦り続ける。水っぽい音が増し、布が湿り気を帯びてきた。

オウガイ「はぁ…はぁ…ふぁっ!い、いやぁ…!んんっ!せ、切ないよぉ…!ヤスヒロぉ…」

両サイドの紐を外す。戦国乙女の最終砦は今まさに落城せん…
76オウガイ夢想:2008/07/23(水) 02:37:50 ID:hVPzu6j5
粘着質な糸を引き、独特の香りを放ち、ついにそこは顕わとなった。

オウガイ「やぁ…っ」

顔を手で押さえるオウガイ。

オウガイ「…へ、変ではないか…?」
俺「全然。すごく綺麗だよ…」

オウガイの上からどき、顔を秘所に近づける。

オウガイ「な、なにを…!そんなところを…、っああぁぁーーーっ!!!」

舌を割れ目に沿ってなぞる。途端に湧き水のように溢れてくる愛液…

オウガイ「い、いやぁっ!おかしくなりそうだぁっ!!ああっ!ふぁっ…!」

音を立てて、全てを吸い取るように舌を這わせる。

オウガイ「ひぐぅっ!ヤスヒロぉっ!ヤスヒロぉ…!な、なにかがぁ!くるぅっ!!ふああああっぁっぁ!!!」

…どうやら気をやったようだ。初めての快感を知ったそこは、物欲しげにひくついている。
あまり刺激を与えすぎるのも、つらいだろう。放心状態のオウガイの髪をなでる。

俺「落ち着いた…?」
オウガイ「はぁ…はぁ…少し…。これが…達するということか…なんだか幸せな気分だ…」
俺「これからもっと、すごいことになると思うけど…」
オウガイ「そ、そうなのか…はぁ…想像も出来ぬ…」
俺「じゃあそろそろ…」
オウガイ「あ…待て!次は我が…ヤスヒロを気持ちよくさせる番だ」

そういって起き上がるオウガイ。

俺「え?でも…大丈夫?そういうのしたことないんじゃ…」
オウガイ「…ムラサメから教わった。それに…共に気持ちよくなりたいのは、我の本心だ!」
俺「う、うわっ!」

そう言うやいなや、俺の下半身にズイと詰め寄り、袴を脱がした。
すでにガチガチな愚息は、ふんどしを突き破らんかという勢いでそそり立っていた。
ふんどしをずらすと、ボロン!とオウガイの顔の前に飛び出る。

オウガイ「!!…これが…男の…想像以上に大きい…それに…この匂い…脳がやられそうだ…」

おずおずと肉棒へ手を伸ばし握り、少しばかりこすってみる。

オウガイ(こんなものが…我の中に入ったら…一体どうなってしまうのだろう…)
     (えっと…確か、口でするとか言ってたな…そして反応を見て…)

あぁん…と俺の肉棒を咥え込むオウガイ。
くっ…暖かい感触に包まれる…気を抜けば発射してしまいそうだ…!
たどたどしいが、吸ったり舐め上げたり、色々試しては、俺の顔を見るために上目遣いになる。
その顔を見ているだけで、もう…!

オウガイ「ろ、ろうら?ひもひぃか…?」

咥えたまましゃべるとは!これが決定打となってしまった。

俺「ご、ごめん!もう…射精る…!」
オウガイ「…ふぇ?」
77オウガイ夢想:2008/07/23(水) 02:55:28 ID:hVPzu6j5
びゅくっ!!びゅーっ!びゅっ!

オウガイの口の中に、思い切り射精してしまった…。

オウガイ「むぐっ!ん、ごほっごほっ!!うぇ…こ、これは…」
俺「ご、ごめん!つい…!」
オウガイ「これが…ヤスヒロの子種…んくっ、んは、はぁ…」

なんと、飲んでくれるとは…
せっかくなので再び咥えさせ、綺麗にしてもらうことに。

俺「まだ残ってるから…もうちょっと吸ってごらん」
オウガイ「ん…く…じゅる…ずず…」
俺「あぁ…すごく気持ちよかったよオウガイ…」
オウガイ「ん、そ、そうか…しかしこの子種…変な味がするな…すごくむせるような匂いだ…。
      それに…なんだか身体も熱くなってきた…」

またムクムクと大きくなってきた。オウガイの膣に入れたい…しかしその前にどうしても試したいことが…

俺「もっとオウガイで気持ちよくなりたい…ちょっと寝てくれる?」

横にさせたオウガイのうえに跨り、胸の間に肉棒を差し込む。

オウガイ「あ…これもムラサメが言っておった…。挟んで擦ってやると気持ちよいのだろう?」

柔らかいオウガイの胸に挟み、腰を前後に動かす。
オウガイは言わずとも、舌や唇で先端を刺激してくれる。

俺「はぁっ…はぁっ…」
オウガイ「あ…先が…膨らんで…また射精そうなのだな?いいぞ、我の口に…」
俺「くっ……!」

再び、オウガイの口に精を流し込む。最後まで吸い取られ、腰が砕けそうになる。

オウガイ「んはぁっ…多いぞ…んんっ…はぁ…なんだか…癖になりそうだ…」

トロンとした目で俺の精を飲み込むオウガイは、とても扇情的だ。とても初めてとは思えない。

オウガイ「はぁ…ヤスヒロ…もう我慢できぬ…こちらにくれぬか…」
俺「いいよ…俺の子種を受け止めて…俺の子を孕んでくれ…」
78オウガイ夢想:2008/07/23(水) 03:19:57 ID:hVPzu6j5
若さか、それとも危機を身体が感じているのか…既に愚息は復活している。
指でオウガイの秘所を弄る。もうトロトロで、準備万端のようだ。

俺「いくよ…痛かったら我慢しないで…」

コクン…とうなずくオウガイ。それを見届け、侵入を開始する。

オウガイ「う…くっ!あぁっ!!うぎぃ…」

やはり痛いようだ。いくら濡れそぼってるとはいえ、初めての抵抗がある。
しかも、鍛えてるだけあって、締め付ける力も半端ではない。

俺「ぐっ、締め付けが…!」
オウガイ「だ…だが…痛くて…!」

俺はオウガイの耳元で囁いた。

俺「大丈夫…力を抜いて…愛してるよ…俺に身も心も任せて…」
オウガイ「あ…あぁぁ…」

次の瞬間、一気にオウガイの膣内を貫いた。

オウガイ「がああっっ!!!!!」

血がつたうのが感じられる。ついにオウガイの純潔を俺は奪ってしまった。

オウガイ「う、うぐぅ…痛いではないか!ばかぁ!」

俺の身体をギュッと抱き、オウガイは涙目で怒る。可愛いものだ。
しばらくは痛いというので、そのまま繋がった状態でいた。
だが、入れているだけでイッてしまいそうなほど、膣内のうねるような締め付けがすごい。
ほどなくして、和らいできたというので、動かすことにした。

オウガイ「あぁあっ!はぁっはぁっ!ひあっ!」

奥の子宮口に届こうかという勢いで突き上げる。何度も奥をノックしては、引き抜く寸前まで…を繰り返す。

オウガイ「うが…!お、奥に…!あぁっ!ヤスヒロォっ!またくる!何かくるぅっ!」
俺「俺ももう…射精すよ!オウガイの一番奥に!俺の子種を注ぐよ!!」
オウガイ「ああっ!子種ぇ!我にぃ!っあああぁぁぁ!!!!」

ドク…ドクン…ドクン…

ものすごい締め付けに耐えられず、ありったけの精をオウガイの膣内に流し込んだ…。
また気をやったようで、身体は痙攣し、俺を抱きしめたまま放さない。

優しくオウガイと唇を重ねる。まるで魔法がとけたように、オウガイの力が抜ける。

──────────────────────────────
妄想スレへ戻る
79名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 13:51:31 ID:PG7997tc
ぐっじょ! オウガイがかわいすぐるなW

ぎゃはははは! と8人斬りする姿からは、連想できんwww
80名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 02:40:56 ID:Pwqpn9KJ
保守
81名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 02:56:23 ID:3c7BfclY
保守
82名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 23:47:06 ID:gn+2P5R5
戦国RUSH!!
83名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 21:34:58 ID:HWKBta1K
ほぢ
84名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 21:44:34 ID:RoJHhOjF
age
85名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 08:35:22 ID:3HEP8SxE
保守
86名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 01:16:10 ID:EW9pPpN+
保守
87名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 17:58:16 ID:bHFnvA85
ボッキアゲ
88名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 18:07:24 ID:lHUxARG0
ボーナス確定じゃ〜!!
89名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 02:17:04 ID:zSFK3/YJ
保守
90名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 17:05:29 ID:oEYuvaSx
そうりゃあっ〜 突っ込めぇっ!!
91名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 18:53:44 ID:7v1TT4p3
ほしゅ
92名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 01:52:19 ID:ZjkPLO3x
保守
93名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 22:47:35 ID:fD4IxLFf
保守
94名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 20:05:59 ID:DCggNbHa
ssにオウガイ達は出てきたほうがいいのかな?
95名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 16:23:42 ID:3FuFh12b
良いんじゃね?
96名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 18:39:45 ID:uMKEQL1q
出したほうがいいのか…史実にいない武将だからなんか書きづらいんだよね。
97名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 20:17:30 ID:3FuFh12b
いや、書きやすい様にどうぞ。って事。
98名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 20:55:50 ID:36T9/2JO
保守。ヒデヨシタンとイエヤスタンは俺の肉奴隷
99名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 22:33:54 ID:EqGDIIR5
ノブナガとミツヒデはチンポ奴隷。
100名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 06:58:43 ID:Vkvl4Y9K
マサムネは獣のように激しい
101名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 21:38:31 ID:cQsGFp/B
長篠の戦いで破れた(勝頼でなく)シンゲンをノブナガとイエヤスで林間して欲しいなぁ
102名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 03:11:22 ID:TNxAi8q6
>>65-71の続きです。
103榛名の力 ミツヒデ編:2008/08/25(月) 03:12:17 ID:TNxAi8q6
「皆の者……我は今より出陣し、裏切り者のサルめを討つ!今宵はサルの首を肴に大宴会じゃ!」
「おおー!ヒデヨシなんかぶっ倒せー!」
 大剣を手にした長身の武将はその手にした大剣を天に掲げ、配下の兵達に檄を飛ばす。
檄に答え、剣を振りかざし、『ヒデヨシを倒せ』と声をあげる兵達を満足気に見渡し、ニヤリと笑みを浮かべ煙管を噛みしめた。
笑みを浮かべる武将のその首には、つい先日手に入れたばかりの榛名がかけられており、青白い光を放っている。

「ヒデヨシごときに榛名の力など必要ない。榛名は我が寝室へとなおしておけ」

 その榛名を首から外し、配下の兵に自室へと持っていくように指示を出す。
指示された兵は、恐る恐る榛名を受け取り、ノブナガの自室へと向かった。
指示した人物はその後ろ姿を意味ありげな笑みで見送る。
榛名を持った兵が城へ入ったのを見送った後、再度剣を振りかざし、号令を発した。

「これより戦勝祈願のため、熱田神宮へ向かう!者ども、我に続け〜!」

 馬に飛び乗り手にした大剣を手に号令をかける。そして兵士たちが声を上げるまもなく馬を走らせる。
慌てて後を追いかけて、集まっていた兵士たちは馬の後を追いかけ走り出す。
慌ただしくも、ノブナガ軍はヒデヨシ軍討伐のため出陣をした。

 だが、慌てる様子もなく、ただその様子を眺めていた人物がいた。
木陰に隠れるようにして、その慌ただしい出陣の様子をを眺めていた兵士が一人。
警戒のため、その手にしたクナイを懐にしまい、人差し指と親指でL字を作りあごに当て、ニヤリと微笑む。

「ふっ……相変わらず物事を深く考えずに行動する人だ。そのような考えだから……榛名を奪われるのだ」

 誰に聞かせるわけでもなくそう呟き、ゆっくりとノブナガ軍のいなくなった城へと歩き出す。

「せっかくの榛名もノブナガのような考えなしに使われてはもったいない。
戦国の世を収める力を持つという伝説の榛名……このミツヒデが有効利用してやろう!」

 そう、ミツヒデはノブナガの隙を突き、榛名を強奪しようとノブナガの近くに潜伏をしていたのだ。
ミツヒデは元主であるノブナガの愚かさを笑いつつ、歩みを進める。
わずかに城に残された兵たちでは、ノブナガと肩を並べる7人の戦国乙女の一人であるミツヒデに敵う訳もなく、
ほとんど抵抗もできず、ノブナガの寝室へと侵入を許してしまった。 
104榛名の力 ミツヒデ編:2008/08/25(月) 03:12:48 ID:TNxAi8q6
「かつては私もこの城に勤めていた。勝手知ったる清洲城……相変わらず整頓されていない部屋だな」

 守備の兵たちを打ち倒し、ノブナガの部屋へと来たミツヒデ。
その室内を見て、嫌な顔をした。
床には無造作に転がっている、ノブナガが中身を飲み干したであろう酒瓶。
気分によって使うものを変えるため、いろいろな種類が揃っているの煙管。
そして、ノブナガ自身が着る衣装肌を隠す面積の少ないと、雑兵が着る鎖帷子。
これらの品々は、整理されているという印象はなく、ただ無造作に置かれているといった感じだ。

「相変わらず煙管を吸っているのか。酒も止めていない様子だし、これでは早死にしそうだな」

 部屋に置かれている酒瓶や煙管、ノブナガの衣装を手に取り何かを思い出すかのような呟きをもらすミツヒデ。

「……相変わらず大きいな。胸に栄養が回るから考えなしに行動してしまうのだ。
フフッ、考えなしなのは今も昔も変わらないな。おかげで楽に榛名を手に入れることができる。
せっかく手に入れた榛名を使わずヒデヨシを討とうなど、バカの考えることだ」

 ノブナガの衣装を手に、胸のサイズに少し嫉妬しながらも部屋の中を捜索する。
目指すはノブナガに奪われてしまった伝説の勾玉、『榛名』だ。

「その榛名はどこにあるのだ?ノブナガの性格からすると、布団にでも放り投げていてもおかしくはないのだが……なんだ?
何故このような物がここに置いてある?」

 榛名を探しながら、昔を懐かしむように部屋に置いてある品々を手に取っていたミツヒデ。
しかし、その部屋には不釣合いな雑兵が着るような安物の鎖帷子を手にした時、その表情は一変した。

「これは……かなりの上背のある兵が着る大きさだ。
このような物が何故ここにある?まるでノブナガ自身が着るようなサイズだ……ノブナガが着る、だと?」

 ノブナガが着る……その考えを浮かべた瞬間、全身を悪寒が走りぬける。
ミツヒデの直感が知らせた。『今ここにいるのはマズイ。早くここから逃げるべきだ』と。
その直感が正しいことを証明する声が背後から聞こえる。
105榛名の力 ミツヒデ編:2008/08/25(月) 03:13:32 ID:TNxAi8q6
「胸がデカくて悪かったなぁ。だが、昔のように考えなしというわけではないぞ?」

 ミツヒデの脳裏に浮かぶ、この声の主。
忘れたくても忘れることができない、浪人として仕官先を探していた自分を採用してくれ武将にしてくれた恩人。
しかしその暴虐無人な行いのせいで袂を分かち、今ではお互い戦国乙女と呼ばれ、敵対するかつての主人。

「貴様……何故ここにいる!貴様は先ほどヒデヨシ軍討伐のため、出陣したのではなかったのか!
……そうか。罠、か。このミツヒデをおびき寄せるために仕組んだ罠か!
姑息な手を使うようになったものだな……ノブナガぁ〜!」

 懐から特殊クナイを取り出し、背後の声の主に投げつける。
しかしそのクナイは声の主に届くことなく、その主の手にした大剣にすべて払い落とされた。

「ひさしぶりの主従の再会に、いきなりクナイはないだろう?なぁミツヒデ」

 雑兵が着る鎖帷子に身を包んだ、大柄な兵士。
だが、その口元には一般兵には不釣合いな煙管が銜えられ、手には雑兵では扱えるわけもない大剣が握られている。
そう、そこに立っていた人物は、先ほどヒデヨシとの戦のために城を後にしたはずの、ノブナガであった。

「久々で忘れたのか?貴様は我の下僕……犬だということを!飼い主に逆らう犬には躾をしてやらねばいかんなぁ」
「ぬかせ!貴様など榛名の力を借りずとも倒してくれるわ!くらえ!わが必殺の……朱雀剛爆砕!」

 気合一閃!ミツヒデは手にした特殊クナイをすべてノブナガ目掛け投げつける。
クナイはミツヒデの魔力に呼応するように数を増やし、1本が3本に、その3本が9本へと無数に増殖し、ノブナガを襲う。

「は〜っはっはっは!何故我が貴様ごときをこのような手でおびき寄せたと思うか!
この狭い空間では、貴様の技など、我の技の敵ではないわ!……食らえ!非情ノ大剣!」

 襲い掛かる無数のクナイに慌てる様子もなく、手にした大剣を振り上げ気合一閃振り下ろす!
『天下布武』と大剣に書かれた文字が光りだし、ノブナガの魔力に呼応し炎の衝撃波を作り出す。
その衝撃波は、飛んでくる全てのクナイを弾き飛ばし、その先にいるミツヒデへと襲い掛かった。

「お、おのれぇ……ノブナガぁ〜!」

 ギリギリと歯を食いしばり、搾り出すような声を上げたミツヒデ。
次の瞬間、ミツヒデの体を炎の衝撃波が襲う。

「ひぃ!きゃああぁぁぁぁ〜!」

 狭いノブナガの寝室。
出口はノブナガに押さえられ、逃げ場のないミツヒデは、
ノブナガが繰り出した技を避けるすべもなく、炎の衝撃波に吹き飛ばされ、壁に叩き付けられた。

「さて、これより我はミツヒデに榛名を使い、我が下僕へと仕立て上げる。
ミツヒデが下僕となるまでの間、どのような手を使ってでもヒデヨシを食い止めよ!」

 ミツヒデは薄れ行く意識の中、ノブナガの声を聞いた。
そして、自分自身の身にどのようなことが起こるのか考える間もなく、ミツヒデの意識は闇の中へと落ちていった。
106榛名の力 ミツヒデ編:2008/08/25(月) 03:14:46 ID:TNxAi8q6
「う……うぁ……うぅ……あ、うぅ」
「やっと目が覚めたか。水を持て!こやつに水をたらふく飲ませてやれ!」

 ノブナガの一撃で意識を失っていたミツヒデ。
ノブナガの強烈な一撃を喰らったため、体の節々が痛む。

「うぅ……な、何をするつもりだ」
「やっと目が覚めたようだなぁ。お主、相変わらず弱いな。ま、我が強すぎるだけか?はぁ〜っはっはっはぁ!」

 意識を取り戻したミツヒデの目の前には、煙管を銜え大声で笑うノブナガの姿が。
その姿を見て怪我の痛みも忘れ、目の前にいる憎き敵、ノブナガに襲いかかろうとするミツヒデ。
しかし、体が動かず襲うことはできなかった。

「私を縛りつけ、何をするつもりだ!私は何をされても貴様などには屈しない!……殺せ。今すぐ殺すがいい!」

 ミツヒデは自身が置かれている状況を把握し、戦うことも逃げ出すことも不可能だと悟った。
ミツヒデの体は、両手を万歳のポーズにした状態で縛られ、右足首も天井から下がっている荒縄に縛られ持ち上げられている。
体も柱に縛り付けられており、自由に動くのは首から上だけという状態だ。

「はははは!情けない姿だなぁ、ミツヒデ。下着を丸見えにし、お主、恥ずかしくはないのか?」

 水壷を持ってきた兵士に部屋を出て行くよう指示を出し、柄杓で水を汲み、ミツヒデの口に近づける。

「……何のつもりだ?殺す前に慈悲でも見せたつもりか?貴様からはそのような施し、受けん!」
「クックック、飲まぬというか?なら……無理にでも飲ますだけだ!」

 ミツヒデの鼻を摘まみ、無理やり口の中に水を注ぎ込む。
最初は抵抗し、口に入ってくる水を吐き出していたミツヒデだったが、炎の衝撃波にヤラれたせいもあり、
徐々に水を飲み始めてしまう。

「ハハハハハ!さぁ、飲め!飲み干せ!もっと飲むがいい!」

 喉が潤った後も、次々と水を注ぎ込んでくるノブナガ。
ミツヒデは、柄杓の水に溺れそうになりながらもなんとか耐え切る。

(くっ、水攻めのつもりか?私を拷問にかけ、何をするつもりだ?)

 ゴクゴクと注がれる水を飲みながらノブナガの考えを探るミツヒデ。
水壷の中が半分になろうかとした時、ノブナガは柄杓から手を離した。

「さぁ、たっぷりと飲んだようだな?ではしばらく体を休めておけ。まぁその格好では休めぬか?」
「ゴ、ゴホッ!な、何をするつもりだ?水など飲ませ、いったい何を企んでいる!」

 縛られながらも鋭い目つきでノブナガを睨み付けるミツヒデ。
そんなミツヒデにノブナガは胸にかけている榛名を見せ、ニヤリとほほ笑むだけだった。
107榛名の力 ミツヒデ編:2008/08/25(月) 03:15:39 ID:TNxAi8q6
「はぁはぁはぁ……く、私をいったいどうするつもりだ?いつまでこうさせる?何か言ったらどうなんだ!」

 縛られたままのミツヒデが痺れを切らし、問いただす。
それもそのはず、先ほど大量の水を飲まされてから数刻が経過していたからだ。
その間ノブナガは、ミツヒデに何をするでもなく、ただ寝そべって本を読んでいた。

「んん〜?そうじゃなぁ、そろそろ頃合か?」

 呼んでいた本を床に投げ捨て立ち上がる。
投げ捨てられた本は、開いた状態で床に落ちた。その開いたページに書かれていたものがミツヒデの目に入る。
その本に書かれていた絵を見て息を呑むミツヒデ。
その絵とは、男女のまぐわいを解説している絵であり、ノブナガが読んでいた本とは春画集であった。

「な、なな、なんて物を読んでいるんだ!貴様は気でも狂ったのかぁ!」

 生まれて初めて見る性行為を描いた春画。
戦いに明け暮れ、相手を倒すことだけを考え続けてきたミツヒデは、男女のまぐわいなど想像したこともなかった。
そのまぐわいを描いた春画が目の前に置いてある。
そんなことをしている場合じゃないとは分かってはいたが、視線が外せない。
そんなミツヒデを見て、ニヤリと笑うノブナガ。

「んん〜?どうせするなら気持ちよくしてほしいであろう?なぁ、ミツヒデよ」
「なな?な、何が気持ちよくだ!き、貴様、私にいったい何をするつもりだぁ!」

 春画を食い入るように見ていたため、真っ赤な顔でノブナガに問いただす。
しかしノブナガは、そんなミツヒデの必死の問いかけにも返事をせず、ただ、胸にかけられた榛名を見せる。

「その榛名がなんなんだ!いったい何をするつもり……きゃ!」

 『ビリ!ビリビリ!』

 ノブナガは何も言わず、ミツヒデの衣服を破り捨てる。
服を破られ、胸があらわになる。ノブナガほどではないが、豊満な胸が空気に晒される。
胸を隠そうとしようにも、両手は縛られたままなので隠すこともできない。
羞恥心で顔を赤く染めるミツヒデ。いくら戦に強い戦国乙女とはいえ、ミツヒデは年頃の娘なのだ。
108榛名の力 ミツヒデ編:2008/08/25(月) 03:16:22 ID:TNxAi8q6
「ほぉぉ〜、なかなかの大きさをした乳房だな。ま、我ほどではないがな。はぁ〜っはっはっは!」
「くぅ……なぶり殺しにするつもりか!武士の情けはないのか?ひとおもいに殺せ!」

 羞恥心からか、目に涙を浮かべ、殺せと迫るミツヒデ。
ノブナガはミツヒデの願いを無視し、首にかけたままの榛名を外し、ミツヒデに見せつける。

「そう焦るでない。貴様には今から我の下僕になってもらう。この……榛名の力を使ってな!」

 そう言った瞬間、榛名が青い光を放ち、微かに振動を始めた。

「は、榛名を使う、だと?ふん!たとえ榛名の力を使われても貴様の下僕になどなってたまるか!」 
「ははははは!なら耐えてみるがいい!
もし長時間耐えることができるなら、ヒデヨシがこの清洲城に攻めてきて、混乱に乗じて逃げることができるやもしれんなぁ」

 ミツヒデに一筋の希望を与えるノブナガ。
ノブナガは知っていた。絶対に耐えることなどできないことを。自身の身をもって確かめたことだ。
さらに知っていた。ミツヒデという武将は、どのような危機に遭遇しようとも、希望がある限り決して諦めない事を。
その証拠に、ミツヒデの瞳には希望の光が差していた。
そんなミツヒデのことを心の中で笑うノブナガ。

『榛名の快楽に耐えれるのは、魔物くらいなものだ』と。

 それを証明するため、微かに振動する榛名を、ミツヒデの晒された乳房に当てた。

「きゃあ!な、何をした!貴様、いったい何を……きゃん!」  
「何をした?榛名をお前の乳首に押し当てただけだ。それがどうしたんだ?んん?」
「や、やめ……ああ!い、いたい、そんなに強く揉まないで……きゃん!」

 煙管を銜えたまま、ニヤリと笑い、右胸に乳首に榛名をあて、左胸はノブナガ自身が揉みくだす。
榛名の振動と、ノブナガの荒々しい愛撫により、徐々に立ってくるミツヒデの乳首。
それはミツヒデ自身が感じてきていることを示しているに他ならなかった。
榛名が当たる度、乳房の頂点のピンクの突起に振動を伝えるたびに体を震わせ、声にならない声を上げるミツヒデ。
両手は万歳の形で縛られたまま、片足は天井からつるされた縄で縛られ下着を晒しており、体は柱にくくりつけられている。
そのように身動きの取れない状態で、榛名の振動を使い、ノブナガの好き勝手にされるミツヒデ。
どうにか逃れようと体をねじってはみるが、縛られたままなので逃げることもできない。
目に涙を浮かべ、必死に抵抗するミツヒデ。
しかし、榛名の生み出す振動が、ミツヒデに生まれてから一度も感じたことのない感覚を感じさせ始めた。
109榛名の力 ミツヒデ編:2008/08/25(月) 03:17:13 ID:TNxAi8q6
「や、めろぉ……んん!や、めて、あん!」

 ミツヒデの叫びなど無視し、榛名で乳房をいたぶるノブナガ。
榛名が触れるたび、その豊かな乳房は榛名が作り出す振動でフルフルと揺れ、ミツヒデに快楽をもたらす。
身動きが取れないように縛られているため、逃れることができず、快楽に身を任せるしかできない。
この快楽を耐え切ることができれば、ヒデヨシ軍が襲来し、その隙に逃げ出して、助かることができる。
逃げ出すことに成功すれば、いつか必ず復習をしてやる!
その思いだけで必死に絶えるミツヒデ。
しかし、その重いとは裏腹に、榛名によってもたらされる快楽は、ミツヒデの体を弄び始めた。

「おお、下着が濡れてきおったな。胸の先だけで感じてきたのだな?ミツヒデ、貴様は随分とイヤらしい女だな?」
「だ、れが、イヤ、らし……んん!や、やめ、て……んあ!あ、あた、まが、ま……しろに、やめ……ああ!」

 体が一瞬強張ったかと思うと、ガクリと力なくうな垂れるミツヒデ。
息荒く、うつろな瞳で床を見つめ、口元からは、だらしなく一筋の涎が垂れている。
その股間の下着は、中心が濡れて色が変わっており、ミツヒデの身に何が起きたのかを物語っている。

「お、おねが……もう許して……胸が、頭がおかしくなるぅ」
「はぁ〜っはっはっはぁ!主もようやく感じてきおったな?どれ、一度気をやってみるか?」

 榛名の力により、胸の先を甚振られただけで達してしまったミツヒデ。 
ノブナガは、息荒くぐったりとしているミツヒデを満足げに見下ろしながら榛名に命令を下す。

「さぁ榛名よ。ミツヒデは刺激が足りぬそうだ。もう少し力を解放し、もっと快楽を与えてやれい!」

 ノブナガの命令が分かったのか、榛名は一段と青き光を輝かせ、先ほどよりも激しく振動を開始した。
そんな榛名を見つめ、ミツヒデは怯える。
先ほど自分の体に起こった現象が何なのかを理解する前に、一段階上の刺激を与えられようとしているからだ。
あの程度の振動で体が真っ白になったと感じてしまうほどの衝撃があったのだ。
それよりももっと激しく動いている榛名を押し当てられると、どうなってしまうのか?
そう考えるだけで、足ががくがくと振るえ、恐怖からか、唾を飲み込んでしまう。

「や、やめて……わ、分かった。再びお前の配下になろう。だから、これ以上榛名を使うのはやめ……」
「はぁ〜っはっは!そうか、我の下僕になるか?だがなぁ、そうは簡単に信じられんな。
だからな…ミツヒデ、主が心の奥底より下僕になりたいと思うまで、榛名で甚振ってくれるわ!」
「い、いや、やめてぇ……ひぃ!きゃぁぁ〜!」

 激しく震える榛名が先ほどまでの攻めですでに立っているミツヒデの薄いピンク色をした乳首に当てられる。
その瞬間、体全体がビクンと跳ね上がり、ガクガクと痙攣を始めた。
普段は凛々しいその顔も、今は頭を振り乱したため、メガネがずり落ちようとしている。
その奥にある瞳は、視線が定まらずに、空中を見つめている。
普段は的確な指示を出し、部下たちの信頼を一身に集めているその口は、だらしなく開き、訳の分からない言葉を発している。
そして、涎が流れ落ち、自身の胸を汚していた。
110榛名の力 ミツヒデ編:2008/08/25(月) 03:17:48 ID:TNxAi8q6
「ひああ!むねぇ!むねすごいぃぃ!あたま!しろい!もうまっしろい!いやぁ〜!」
「そうかそうか、そんなに気持ちいいか?ではそろそろ……達するがいいわ!」

 榛名で胸を存分に甚振ったノブナガは、ピンッと乳首を爪弾き、ミツヒデに甘い声を上げさせる。
そして、その手の中にある榛名をミツヒデの乳房に押し付け、もう片方の乳房を口に含みその先の突起を噛締めた。

「ひぎぃ!いやだ!もう、いや……や、ああああああ〜!」
「ははははは!敵に捕まり甚振られ、挙句の果ては達してしまう。惨めなものじゃなぁ、ミツヒデよ」

 全身がガクガクと揺れ、その瞳からは屈辱からか、涙があふれ出す。
しかしノブナガは涙を無視するかのように濡れて用を成さなくなっている下着を剥ぎ取った。

「ほぉ……主のここは薄い毛しか生えておらんのだな。おかげで……濡れて光っておるのが丸分かりだ」

 両手を万歳の形で縛られたまま、柱に括り付けられ、
片足は天井よりつるされた縄で高く上げられており、股間が丸見えとなっている。
我ながら酷いことをしているなと、ニヤリと笑い、しばらくその様子を眺める。
縛られ下着を剥ぎ取られ、全てをさらけ出しているミツヒデは、体を震わせ、屈辱に耐えていた。
しかし、ミツヒデの思いとは逆に、体は榛名の振動を欲しており、ミツヒデ自身もそれに気づき戸惑っている。
まさかこの私が、あのような物に心を乱されるとは、と。
ミツヒデの心の葛藤を知ってか知らずかノブナガは、
片手でミツヒデの豊満な胸を揉みながら、もう片方の手は、濡れて光っている下半身へと持っていく。
ヌルリ……ミツヒデの股間に指を這わす。その指にはぬるぬるとした液体が絡みつく。

「ほぉ!初めてのクセにこれほど濡れるとは……どれ、ここに榛名を使えばどうなるのか試してみるか」

 青く光る榛名をゆっくりと、恐怖を煽るかのようにミツヒデの濡れた股間へと持っていく。
恐怖からか、ガタガタと体を振るわせるミツヒデ。
もはやノブナガに憎まれ口を叩く元気もなく、ただ、許しを請うだけであった。

「や、やめて、もう止めてくれぇ!配下になる!お前の配下になるから!だから、もう許してくれ!やめてくれぇ〜!」
「……お前?やはり躾がなっていないようだな。お主は我の下僕だ。
下僕らしい口が利けるようになるまでは躾を続けなければならんなぁ。
その生意気な口が治るまで……達し続ければいいわ!」
「ノ、ノブナガさまぁ!許してください!これ以上はもう無理……あああああ〜!」
 
 ブ、ブブブブブブ……細かな振動を繰り返す榛名がミツヒデの濡れた股間に当てられた瞬間、声にならない大声で叫び、
全身をガクガクと震わせ、口からは涎が、瞳からは涙が溢れ出し、まるで気が狂ったかのような動きを見せるミツヒデ。
胸を散々甚振られ、体が高まっていたせいであろうか?榛名が少し股間を攻めただけで達してしまう。
111名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 03:19:58 ID:UGiWkx6s
支援
112榛名の力 ミツヒデ編:2008/08/25(月) 03:20:08 ID:TNxAi8q6
「ゆる、じで……でるぅ、これ、いじょ感じ、た、でるぅ……もれるぅ、ゆるしで……漏らしだくないいぃぃ」

 快楽でガクガクと揺れながらも、最後の一線で踏みとどまるミツヒデ。
そんなミツヒデを面白い見世物を見るような目で見つめるノブナガ。
快楽で暴れるミツヒデの股間に春名を押し付けながら、耳元で囁く。

「んん〜?どうだ、気持ちがいいであろう?気持ちよさのあまり、漏らしてしまいそうであろう?」
「あ、ア゛あガがかあ゛、もれる、ア゛ア゛……あがぁあ、もらしだくない、いやだぁ……ああぁぁぁぁ〜!」
「はっはははぁ〜!もはや快楽で頭が狂ったか?なら狂い続けるがいい!
狂い続け、人前で漏らし、人としての威厳を無くしてしまえ!」

 ミツヒデの人としての一線を崩壊させようと、張るなに新たな命令を下す。

「さぁ榛名よ。お遊びはここまでだ。これからが本番……貴様の真の力、ミツヒデに味わわせてやれ!」

 その言葉を待っていたかのように、榛名の振動が止まり、青い光が消える。
自分を責め続けていた振動が止まり、ぐったりと力なくうな垂れるミツヒデ。
ノブナガの榛名を使っての攻めが終わったとでも勘違いをしたのだろうか?
助かったといった安堵の表情を浮かべ、イキ疲れたのか瞳を閉じようとした。
しかし、ミツヒデが目を瞑った次の瞬間、榛名は赤く光を放ちだし、再び振動を開始した。
……先ほどとは比べ物にならない速度で振動しながら。

「ひがぁ!あ、あがああがあががああ!いぎゃぎゃぎゃ!ひぎぃ!あ……い、いやぁ〜!見るなぁ〜!」

 赤く光る榛名の激しい振動が止めとなったのか、ミツヒデの下半身から、ジョロジョロと我慢できずに小水があふれ出す。
榛名を持つノブナガの手を汚し、床に水溜りを作りながらも続けられるミツヒデの小水。

「はぁ〜っはっはっはぁ!漏らした漏らした!水を大量に飲ませただけあって、ようジョロジョロと出よるわ」
 
 自身の手が汚されるのも気にせず、榛名で攻め続けるノブナガ。
ミツヒデは漏らしながらもイキ続け、いつしかその表情は、先ほどまでの屈辱にまみれた表情ではなく、
快楽に落ちた、一匹のメスの顔をしていた。

「あ、ああ!きもちいい!ぎもちいい〜!ノブナガさまぁ!気持ちいいですぅ〜!」

 瞳から快楽のあまり、涙をポロポロと零しながら、ただひたすらに快楽をむさぼっている。
つい数刻前までの凛々しい表情はなく、つい先ほどまで見せていた、屈辱に震える表情もなかった。
そこにあるのは、与えられた快楽に狂い、ただひたすらに快楽を求める飢えた女の顔だけであった。

 ……戦国の世を争う8人の乙女、戦国乙女の1人明智ミツヒデ。
彼女は同じく戦国乙女の1人、織田ノブナガの手に落ち、快楽の底へと沈んでいった。
113榛名の力 ミツヒデ編:2008/08/25(月) 03:20:58 ID:TNxAi8q6
「も、申し訳ありませんでした!ノブナガ様の目の前であのような……申し訳ありません!」
「はっははは!もうよいもうよい、それよりも我はこの後片付けをしておく。
お主は体を休めるがいい。……我の技を喰らっておるのだ、ゆっくりと休んで回復に専念せよ」

 床一面に広がる水面。
これは全てミツヒデが快楽のあまりに出してしまった小水や体液であった。

「し、しかしノブナガ様のお手を汚すようなこと、下僕であるミツヒデには出来ませぬ!」
「かまわんと言っているであろう。……主のためだ、いくらでも汚れてやろう」
「ノ、ノブナガさまぁ……ミツヒデは、ノブナガ様の為ならこの命、いつ捨ててもかまいません!」

 ノブナガが見せた優しい行動に、昨日見せた屈辱の涙や快楽の涙、そのどちらでもない涙を流すミツヒデ。 
感動のあまりに泣きじゃくり、床を掃除しているノブナガの背中に抱きつく。

「ノブナガさまぁ!ノブナガさまぁ!」
「こら、よさんか!……まったく主は手のかかる下僕だな。では、二人で掃除をし、風呂にでも入り汗を流すといたそう」
「え?私ごときがご一緒してもよろしいのですか?」
「あぁ、かまわん。我の背中を流すがいい」
「ノ、ノブナガさまぁ……ありがとうございます!このミツヒデ、ノブナガ様の為ならどのような敵をも打ち倒します!」

 ノブナガの優しい言葉に涙を零し、忠誠を誓うミツヒデ。
ノブナガはそんなミツヒデを見つめ、改めて榛名の威力を思い知る。
もし、この榛名を他の誰かが手に入れて、自身に使われていたら逆らうことが出来たであろうか?と。

「ではさっさと片付け、風呂に入るとしよう。
……今日は特別だ。このノブナガ自らが貴様を洗ってやろう。この……榛名を使ってな」

 首にかけられている榛名を見せつけ怪しくほほ笑む。榛名を見せられ真っ赤になり、コクリと頷くミツヒデ。
そんなミツヒデを見て、ノブナガは思う。
はたしてこの榛名に逆らえるのか?……否、逆らうことなどできぬ。
我もきっとこのミツヒデのように快楽に狂い、忠誠を誓ってしまうであろう、と。

「風呂を浴びたら今日はゆっくりと休むがいい。明日はサルめを……ヒデヨシを討つのだからな!」
「はは!ヒデヨシごとき、ノブナガ様の手を煩わせることもありません!このミツヒデが必ず倒します!」

 ノブナガは思った。この榛名さえあれば全ての戦国乙女を従え天下を統一できる、と。 
このノブナガでさえ逆らえぬと思ってしまうのだ。他の誰が逆らうことが出来ようか!と。

「はっはっは!頼もしいものだな。では期待するとしよう。……さ、あらかた片付いたな。
では、ひとっ風呂浴びるとするか!」

 封を開いていない酒瓶を片手に風呂場へと向かう。その背後には寄り添うようにミツヒデがついてくる。
ノブナガは、風呂場でミツヒデを相手に榛名の実験をし、次はヒデヨシを榛名の餌食にしてくれようと考えを巡らせた。
114名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 03:23:52 ID:TNxAi8q6
今回は以上です。

尼乙女でコタロウに連続で負けるようなミツヒデはダメな子。
だからお漏らししてもらった。
俺は悪くない。負けるミツヒデが悪いんだ。
115名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 16:35:20 ID:SLJhwkVK
逃げて・・・逃げてと言ってたのに・・・

今度はヒデヨシ・・・
逃げてー!逃げてー!

GJ!そしてwktkしてるぜ。
116名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 13:57:30 ID:VafVW3CS
投下来てたー!!
Gj。続きwktkしてまつ
117名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 18:54:27 ID:0RN4EEAY
超GJ!!!!!・・・・・・・・・フゥッ
不覚にも俺の火縄銃が暴発した
118名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 23:43:05 ID:+j1rwxjC
秘嬢の体験保守
119名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 13:10:54 ID:eliLKXv3
保守〜
120名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 18:35:12 ID:M6sXdH4e
エロゲっぽいがエロゲじゃない!
もっと濃厚な奴こい〜
121名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 19:58:17 ID:R0C1mYnO
モコーリボッキアゲ
122名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 20:02:39 ID:RTXBmXCv
クールなマサムネやケンシンを
ボッコボコに泣かせるのもいいが
ヒデヨシたんイエヤスたんも捨てがたい
123名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 22:40:02 ID:GW8A0U7F
ノブナガだけ三十路に見えてしまうw
20は超えてるのは間違いないからw
124名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 08:35:58 ID:QotnXH3C
おいヒデヨシはまだかヒデヨシは!
125むらさめむそー!:2008/09/04(木) 09:25:34 ID:rJf3ha3M
ムラサメは初めて触るにしては、そうとは思えないほどの指使いで亀頭や裏筋を巧みに攻め立てる。
緩急をつけてシゴき、さらにはシャツの中にまで手をいれ、俺の乳首を弄り始めた。
耳も甘噛みされたり息を吹きかけられたりで、もはや達する寸前まできている。

「ふふ…すごく固くなって脈打ってるわよ…出したい?」
「う、うん…でも、できればムラサメの膣内に出したい…」
「もう、本当に正直なんだから…」

ムラサメは手を離して立ち上がり、おもむろに着物に手をいれ、スルー…ッと穿いていた下着を脱いだ。
裾に隠れて大事なところは見えないが、下着の中央にはシミらしきものが確認できた。
ムラサメも、俺のを弄っているうちに感じてくれたんだ…そう思うと感慨深いものがある。
ついにムラサメと一つになれる…と興奮に打ち震えていると。

「でも今はダメ…その代わり…」
「う、うあぁっ!」
「この西洋下着の中に出させてあげてもよくってよ」

ムラサメは脱いだショーツで俺のペニスを包み込んだ。そして勢いよく上下にさすり始める。
さっきまで穿いていたため、温もりが感じられる上、柔らかいその感触に我慢汁が溢れてくる。
達しようかと言うところまで来ていたうえに、こんなフェチ心をくすぐる様なことをされては…!
さらに、左手で玉をフニフニといじられる。
手だけを使ってイカされるなど恥辱的この上ないが、10日も溜めただけあり、背筋を物凄い勢いで射精感が走る。

「お露も沢山出て…うふふ、下着がグショグショになってしまうわ」
「む、ムラサメ…!もう、もう…!」
「んん…更に固くなって…いいわ、ヤスヒロが達する時の顔を見ていてあげる…さぁ、イキなさい!」
「はぁはぁ…あぁ…うっ、くあ゙ああぁぁっ!!!!」

ムラサメがより一層シゴくスピードを増した瞬間、脊髄から脳までシビれるような感覚が走り、足の指は硬直し、
目の前が白くなるほどに、ムラサメの手にした紫色のショーツの中に溜めに溜めた彼女への想いを吐き出した。
それはショーツに収まりきらず、彼女の手へ、そしてソファーにまで飛び散った。

「きゃっ!すごい…こんなに沢山…それに、今あなたすごく素敵な顔してる…んっ、はむ…」

腰が砕け、何も考えられないほどの射精感を味わい、だらしなく空いた俺の口にムラサメは唇を重ねた。
射精した後もシゴき続け、全て出し尽くされた。

「はぁっ…はぁっ…ムラサメぇ…」
「こ、これが本物の精液ね…すごくねっとりしてて…このむせるような匂い…」

ムラサメは手に飛び散った俺の欲望の権化を、おそるおそる舌で舐め取った。

「んっ…こくん…すごい…喉に引っかかるぐらい濃いわ…ふふ、癖になっちゃいそうね…
それにこの量…これじゃあこの下着はダメね…穿いたら妊娠しちゃうかも…うっふふふ」

なんてエロい表情をするんだ…出し切ったはずの欲望が、どこからかまた湧いてくる。
ムラサメもその変化に気付いたのか、ペニスを一瞥すると、いたずらな笑みを浮かべた。

「汚れちゃったから洗わないとね。さ、いきましょう」
126むらさめむそー!:2008/09/04(木) 09:51:26 ID:rJf3ha3M
風呂場に入ると、ムラサメは俺を先に中にいれた。
そして遅れて中へと入ってきたのだが…

「振り向いちゃダメよ」

もう良い仲になったのだから、見たっていいじゃないか…。
そう思っていると、目の前が暗く…またタオルで目隠しをされてしまった。

「え、また目隠し…?もういいじゃないか…」
「贅沢言わないの。文句の多い男は嫌われるわよ?」
「は、はい…」

ぬるま湯で身体に付いた精液を流し落とす。
ひととおり綺麗になったところで、ムラサメは身体を洗ってくれると言う。

「この私がここまでしてあげるんだから…本当にヤスヒロは恵まれているわねっ」
「そう嬉しそうに言われても…」

ムラサメは俺を後ろから抱えるように洗ってくれているわけで…当然前のほうを洗うときに
背中に例の感触がちょいちょい感じられる。やばい、さっきは少し勃っただけだけど…
ムラサメがペニス周辺を洗い始めたときには既に遅し、完全復活を為していた。

「あら…?ふふ、もうこんなにしちゃったのぉ?」
「お、お恥ずかしい…」
「でも洗いやすくて助かっちゃうかな〜」
「うぁ…こ、これは…」

目には見えないが、石鹸をつけてタオルでしごかれているのはわかる。先程の情景を思い出すほどに。

「本当に節操のないこと…もう、特別よ?」
「え?お、おわっ!」

ムラサメはその豊満な胸を俺の背中に押し付け、両手で竿を勢いよくシゴき始めた。
目隠しをされているせいか、胸の感触が余計に感じられる。さらに石鹸のヌルヌルで比べようがないほど気持ち良い。

「んっ…出したばかりなのに…もうこんな固く…今にも出そうなくらい、ビクビクいってるわ…」

まさにご名答というわけで、我ながら早いとは思うが、敏感になりすぎて今にも射精しそうなのだ。
そしてあっけなくその瞬間は訪れる。目隠しされたまま、後ろから手でシゴかれてイッてしまうなんて…
傍から見れば、非常に情けない姿であろう。

ビュッ、ブビュッ…

「あぁん…すごい…まだこんなに出るのね…ふふっ、とんだ色欲魔だこと…」
「くっ…あぁっ…だめだ…ムラサメの手が気持ちよすぎて…」
127名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 16:49:28 ID:Rnxv5/2w
夢想さん万歳(o・ω・o)ノ゛
もうね・・・・・我の愚息がはちきれんばかりにチャージされますた
夢想さんの文庫本あったら即買いです
ムラサメがヤスヒロと合体しますように
128むらさめむそー!:2008/09/04(木) 16:56:22 ID:rJf3ha3M
すっかり腰砕けになってしまった…。とほほ、全て手でイカされるとは情けない…。
だというのに…まだまだ出し足りないのか、未だ半立ちでひくついている我が息子。

「はぁ…信じられないわね…じゃあこういうのはどうかしら?」
「うわっ、いてて…」

風呂場のマットに押し倒されてしまった…。そして下半身にかかる体重。
こ、この感触…太ももかっっ!!俺の大好きなムラサメの柔らかそうな白い太もも…
念願の太ももでしてもらおうというのに、目隠しされていては楽しめる物も楽しめない。
外そうと手を伸ばすと、両腕をまとめてつかまれてしまった。

「ふふ…おいたしちゃだめよ?」

くちゅん、にゅぐ、にゅるん…容赦なく繰り返される上下運動…射精しすぎで痛くなっていたペニスも
また快楽のみを感じるようになっていた。

「はぁっ…はぁっ…どう?ヤスヒロ…気持ち良い…?」
「す、すごく…気持ちよすぎる…!ムラサメ…ムラサメ!好きだ、好きだぁ!!」
「ふ、ふふっ…可愛い声出して…んんっ!はぁっ…すぐに…イカせてあげるっ…」

視覚を封じられたためか、音がよく聞こえる。太ももでこすりあわされる石鹸交じりの音に隠れて…
くちゅくちゅと水っぽい音…そしてムラサメの荒ぐ息遣い…まさか!じ、自分で慰めながら!?

「あっ…はぁっ…また…こんなに脈打って…んっ、出そう…なのね?」
「ぐっ…も、もう…出る!ムラサメの太ももに出すよ!」
「んんっ!あ、ぁ………〜〜〜〜っっっ!!!!」

ムラサメが声にならない声を出し、一段とペニスが締め付けられる。
それを合図に、堰を切ったようにムラサメの太ももに降り注ぐ彼女への想い…。
気を失いそうなほど、全てを出し尽くした…。

「ぁ…はぁ…はぁ……。もう…また汚れちゃった…」

 ──────────────────

その後、全てを洗い流し、目隠しが取れたのは彼女が着替えてからだった。
そして、彼女の要望どおり、一緒に寝ることに。
久々の自分のベッド。そのうえ、可愛い女王様まで付いている。
流石に手を出すと後が怖いので出さなかったが、ほんのりとした幸せの中、眠りに落ちていった。
129名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 17:30:49 ID:Rnxv5/2w
ムラサメ女王様のいけずwww
中でムラサメ無双はさせてくれないけど、どSパワーをフルに発揮されたらたまりませぬ
ヤスヒロ、寝てる女王様なら無防備だぞ!
130信玄編 その1:2008/09/06(土) 01:15:32 ID:3fMyc3a7
正直、戦国乙女かどうか疑問。だが、後悔はしていない。


 「おい、飯はまだか!」
 「は〜い。ただいまお持ちします!」
 「早くせんか!!」
 俺は夕餉のご飯桶を三つほど持って急いで信玄様の部屋へと走り出す。
 半年前の桶狭間の戦いで今川義元様を失い、織田勢から逃げていた所を信玄様に拾われて以来
、信玄様の食事係を命じられている。
 「お待ちしました!」
 「遅い!何をしとるか!!」
 ゴツン。
 拳骨。めちゃくちゃ痛い。見上げると顔が修羅のようになっている。
 「すいません。」
 急いで大茶碗にご飯を盛り付け差し出す。すると、うって変わって満面の笑みに変わる。
 この無邪気な顔はいつ見ても見とれてしまう。
 「いただきます。」
 信玄様は健啖家で、そりゃあもう食べる量が凄まじい。あっという間に一杯目を平らげて二杯
目を寄越せと茶碗を突きつけてくる。
 「お、おい。」
 六杯目に突入した頃、信玄様が恥ずかしそうにこちらを向いた。
 「なんですか?」
 「お、お前は私のような女をどう思う?」
 「素敵だと思います。」
 的を得ない質問。とりあえず思ったとおりに帰すと信玄様の顔が真っ赤になった。
 「そ、そうか・・・。」
 「はい。」
 「ヤスタカ、お世辞はいかんぞ、お世辞は。」
 ふすまが開いて見慣れた女性が入ってきた。信玄様がムッとする。
 「お世辞ではありません、山県さま。」
 「ヤスタカ、お前も真に御館様の事を思うなら、言ってやれ。毎度毎度食べすぎだと。」
 「昌景(まさかげ)!」
 部屋が響くような大声。ついでにご飯粒飛び散ってるんでやめてください。
 「おお怖い。私も馬には蹴られたくないんでね。さっさと退散しますよ。」
 「昌景!!」
 だからご飯粒飛んでますって。山県さまは何をしにこられたんだろうか?
 「・・・。」
 気まずい。
 「あの、食が細いよりはいいと思いますよ?」
 ダンッ!!
 乱暴に置かれる茶碗。
 「・・・食事はもういい。下げてくれ。」
 「あ、あの・・・。」
 「下げろ!!」
 まずいことを言ってしまったのだろうか?どうしよう、信玄様を怒らせてしまったようだ。
 本当にどうしよう。とりあえず、食後にお茶とお茶菓子でも持っていこう。
131信玄編 その2:2008/09/06(土) 01:16:54 ID:3fMyc3a7
お茶に御菓子。信玄様もこれで機嫌を直してくれればいいのだが・・・。
 「ヤスタカ殿、ヤスタカ殿。」
 チョイチョイと手招きするのは・・・馬場様か。
 「なんでございましょうか?馬場様。」
 「いやなに、ヤスタカ殿が御館様を怒らせたと聞いてな。」
 「怒らせた・・・のでしょうか?」
 「親父は一度怒ると中々機嫌が直らん。そこでお主の為にいいものを持ってきたのよ。」
 「いいもの?」
 「高坂の作った薬だよ。なに、これを呑むと気分が良くなって気軽に相手に話しかけられるよ
うになるだけの薬だ。飲んでみな。」
 「・・・はぁ?」
 丸い丸薬を口に入れる。嫌な臭いがしたので一気に飲み干した。
 それを見て笑う馬場様・・・なんで?
 「そら行った行った。御館様の機嫌が直らなきゃこっちも困るんだ。よろしく頼むよ。」
 「はぁ。」
 一体何なんだろうか?とりあえず信玄様のところに行こう。
 「信玄様、ヤスタカです。お茶とお菓子をお持ちしました。」
 「や、ヤスタカかっ!?ちょ、ちょっと待て今は入って――」
 ガラ。
 「やぁ、丁度いいところに来たねヤスタカ君。それじゃあ私は失礼しますね御館様。」
 「あ、秋山!貴様謀ったな!!ってヤスタカ見るな、見るんじゃない!!」
 秋山様が去った部屋には綺麗な着物を着た信玄様がいた。
 「し、信玄様。その着物は」
 「こ、これは秋山が俺にどうしてもと言うからせっかくだから着てやろうかと・・・」
 きちんと着こなす前だったのか肌蹴て扇情的な格好に・・・
 ドクン!!
 あ、あれ?頭がぼーっと・・・
 ドクン!!ドクン!!
 信玄様って元々可愛いお人だったけどこんなに可愛いお人だったっけ?
 ドクン!!ドクン!!ドクン!!
 「お、おいヤスタカ?どうした。」
 そんな格好でそんな可愛い顔されたら・・・
 気付いたら信玄様を押し倒していた。
 「お、おいっ!ヤスタカ、大丈夫か?」
 「綺麗です。」
 「・・・は?」
 「綺麗です信玄様。物凄く綺麗です。」
 「な、ななな、なにをんんうぅ!!?」
 唇柔らかい。もっと、もっと欲しい。
 ニュル。
 「んんっ!!」
 信玄様の唇、歯、歯肉、涎、舌。全てを感じたい。
 れろっぴちゃにゅるれろぬる
 「お、おいんっ・・・あっ・・・ヤスんんぅっ・・・はぁ。」
 開放してあげたら顔を真っ赤にしてぽーっとしている。可愛い。
 
132信玄編 その3:2008/09/06(土) 01:17:56 ID:3fMyc3a7
そういえば、信玄様の胸・・・けっこうあるよなぁ。
ムニュ。
 「あっ・・・。」
 柔らかい。世の中にはこんな柔らかいモノがあるのか?
 「はぁ・・・んっ、やぁ・・・やめぁあっ!・・・っくぅ!」
 結構大きいなぁ。柔らかくて張りが合って、この乳首おいしそうだなぁ・・・。
 チュパッ。
 「んはあはぁっ!!ヤスタ、カ・・・な、何、を・・・」
 ついでに舐めちゃえ
 「や、やぁっダメぇ、それダメぇ!!あ、あぁっダメダメダメぇ!!」
 もう片方はいじっちゃえ。どんな反応するのかな。
 「りょ、りょうほ、う・・・いじ、るっなぁ・・!」
 かわいいなぁ。信玄様可愛い過ぎるよ。乳首甘噛みしちゃえ!
 こりっ。
 「ひぐぅっ!!か、噛むなっあぁ・・・んっはぁ。」
もしかして乳首弱い?このまましたらどうなるんだろう・・・。
「だ、ダメダメダメダメ!!そ、そんなに乳首、っばかりいじったらぁああぁぁ」
もしかしてイキそう?もう一押し。
「だ、だ、ダメだって言ってるだろうがぁあああ!!!!!」
「ぐばあぁっ!!?」
信玄、巴投げ。ヤスタカ壁に直撃の後仰向けにぶっ倒れる。
「ゴホッ!!エホッ!!」
ドスン!!
「ごほおっ!!」
ん?あれ、俺どうしたんだ?何か今まで凄いことしてたような・・・
「ヤ〜ス〜タ〜カ〜!!!」
し、信玄様!!?な、なぜに馬乗り!?
「主君の俺を押し倒して、あまつさえ俺に・・・す、すけべぇなことをして・・・覚悟は出来ているんだろうなぁ。」
「す、すいませんっ!!言い訳は色々あるんですが、兎にも角にも信玄様が綺麗で、可愛くて愛おしく思えて、気付いたら・・・すいませんすいません!!」
「なっ、き、綺麗!?可愛い!!?い、いい、いと、愛おしい!!!?」
「は、はい!!なんていうか大好きです信玄様!!」
やべっ!俺何言ってんだ。相手は大名だぞ!!?殺される。確実に殺される!!
 「や、ヤスタカ・・・。」
 「はいっ!!」
 「・・・お前、初めてか?」
 「え?」
 「だ、だから、よ、よと、よと・・・じょ、女生と枕を共にするのは初めてか聞いている!」
 え?なに?どういうこと?
 「む、昔に義元様とそのような約束を交わした覚えはありましたが」
 「なっ、初めてじゃないのか!!?」
 「約束は交わしましたが、果たす前に義元様亡くなられましたので、ど、童貞でございます。」
 「は、初めてなのか!?」
 「はい。」
 「そうかそうか。いいかヤスタカ、俺がお前の初めての女になってやる。光栄に思えよ。」
 「そ、そんな信玄様と交わるなんて恐れ多い!!」
「と言っている割には、お前の息子は喜んでいるようだが?」
するっと股間を握られる。やばいっ!握られるだけで気持ちいい!!
「ん〜?どうした?」
「し、信玄様。その、そのようなことをされてはお、お手が汚れます。」
「なにヤスタカが汚さないように我慢すればいいんだ。」
「そ、そんなむ、無茶、な。う、動かさないで!!」
「ん〜、いい声でなくなヤスタカは。・・・俺の中にいれたいか?」
133信玄編 その4:2008/09/06(土) 01:18:43 ID:3fMyc3a7
いれたいいれたいいれたいいれたい!!信玄様の中を、信玄様を感じたい!!
「いれたい、です。」
「誰の何処に誰の何をいれたいのかくらいはっきり申せ。俺には良く分からんよ。」
顔を真っ赤にさせながらニヤリと笑う顔。ずるい。
すでに股間を這わせ、焦らしている状態。いつでもいれられるのにいれられない。
ここまでされて生殺しはあんまりだ。
「お、俺のチン○をし、信玄様のお、おま、おま○こにいれたいです。」
「あっはっはっは!よく言えた!」
ずるりと棒が一気に暖かい何かに包まれる。
「あっ!!!」
びゅくっ!どくっ!どくっ!とくっ!とく!
「んっ、んんっ!!?あ、あっはっはっはっは!!入れて早々に果てるとはさすが童貞!
 ま、まぁほ、本番はこれからじゃ。動くぞ。」
「あっ、ああっ。し、信玄様、激し、っいぃ!」
脳がとろけるような刺激。こんな、なにも考えられない。気持ちよすぎる。
「んっくぅ。いいかヤスタカ、お前は俺のもんだ。これから何があってもお前は俺だけを見ろ。
 俺以外の女に目がいったら承知しないからな!」
「は、はいっ!信玄様、だけを、見ています!!」
「そ、それで、・・・いい!」
ぐりぐり。
そ、そんないろいろと刺激されると、また。
「し、信玄様。ま、また、また出ます!!」
「少しは我慢しろ!俺はまだだ。」
「そ、そんなこと、言われて、あああああ!!」
びゅるるっ!!びゅく!どくっ!どくっ!どっく!どっく!!
き、気持ちよすぎ、あ、あああああああああ!!
「し、信玄、様な、何を!!?」
「何をも何も俺がまだ気持ちよくなっとらんだろうが!!」
「そ、そんなこと、いわれても、射精した後に、そ、そん、な、激、しくはあああ!!」
「呆けきった顔をして、俺も、そろそろ・・・・」
「ま、また!また射精します!すいません射精してしまいます。」
「こい!」
ビクンッビクンッ!! どくっ!びゅる!どくっ!どくっ!
「も、もう無理、です。もう・・・出ません。」
「・・・情けない男だ。俺が一回果てる間に3回も果てて。・・・っんぅ。」
抜いた膣からごぽっと精液と血が・・・血?
「あ、あの信玄様?こ、この血は・・・?」
彼女の顔が一瞬にして真っ赤。
「は、初めてじゃ・・・悪いかよ。初めては、好きな人と俺は決めてたんだ。」
そのままそっぽを向く・
「信玄様。」
気付いたら押し倒してた。
134信玄編 その5:2008/09/06(土) 01:19:42 ID:3fMyc3a7
「なっ、お前!もう出ないんじゃなかったのか!!」
「信玄様が可愛すぎるのがいけない。」
俺はそのままイチモツを彼女の膣へ挿入していく。
「い、いきなりっ。んぅっ!」
「俺が一回果てるまでに最低3回は果てて貰いますから。」
「そ、そんな、んうぅ!?」
舌を絡めながら口付けをしつつ、胸を弄る。
「信玄様は胸が弱点のようで。」
「そ、そん、な、に、する、はぁっ!!」
じゃぁこことかどうだろうか?クリトリスをつついてみる。
「そ、そこはもっとダメぇあっ。あっ、だめだめだめ、いく、いく!」
「いってください。」
ビクンッビクンッ!!!
「あ、ああああああああ!!!・・・・・はぁーー、はぁーーー、はぁーーー。」
「二回目いきますよ。意外と信玄様は敏感ですね。」
「ちょ、ちょ、ちょっと、す、すぐはら、らめええぇぇ・・・。」
「呂律が回ってませんよ。」
「ら、らめっ!すぐはダメらのぉっおお!」
「じゃぁ止めます。」
ピタリ。
「・・・。」
「・・・。」
「お、おい・・・。」
「何ですか?」
「う、動かない、のか?」
「信玄様を怒らせたくはないので動かないことにします。お手数ですが自分で動いてくれませんか?」
「・・・むぅ。ふ、ふん。急に生意気になりおってからに!よかろう。勝手やってやる。・・・
 んっ。あぁ。んうぅっ!あはぁ。」
暫く自分で動くがどうも上手くいかないようでモジモジし始めた。昂ぶっているのに思うよう
に快楽を得られない。そのフラストレーションは溜まっている。
腰が引けたのを見計らって、一気に肉棒を中に突き入れる。棒の先が壁のようなモノを叩いた。
135信玄編 その6:2008/09/06(土) 01:21:15 ID:3fMyc3a7
再び膣が痙攣を起こす。
ビクンッ!ビクンッ!ビクンッ!
「い、いきなりいぃぃ!!・・・はぁーーー、はぁーー。」
「あと一回ですね。一緒に行きましょう。」
乱暴に腰を動かす。ギリギリまで引き抜き一気に奥の奥まで突き入れる。荒々しく乱暴に、貪るように腰を振る。
「ちょ、だ、だめ、もうダメ!!」
「信玄様好きです!!」
「お、お前ここで、そんな事言われたら!!!」
きゅっと膣が締まった。
「愛してます!!」
「ダメ。ダメ!!幸せでいっちゃ・・・も、もう・・!」
「お、俺ももう・・・信玄様は、俺のこと好き、ですか!?」
今まで以上に激しく突き入れる。肥大していく肉棒。限界まで溜められた精液が噴火する。
「す、すきぃぃぃいいいいいいいいい!!!!!!」
びゅるるる!!びゅぅっ!!びゅぅっびゅくっっ!!ビクンッ!!ビクッ!!ビクン!!
「・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・。」
「はぁーーー、はぁーー、はぁーーー。」
そのまま倒れこむ。
「信玄様、愛しています。」
「お、俺も愛している。」
幸せの中二人は無意識のうちに抱き合って眠っていた。

余談だが、この日の前日にヤスタカに告白するはずだったのに、結局告白できなかった
信玄公を見兼ねた山県と馬場、高坂に秋山が結託して今日の事を仕組んだと知ったのは
次の日の朝だった。
滅茶苦茶からかわれたのは言うまでもない。

この後、@上杉謙信への間者潜入→捕縛、誘惑、開放編
A織田信長から拉致→監禁調教編→軟禁中に何故か明智光秀に見初められる
B織田信長の本能寺の変の際、明智光秀に捕縛調教再び編
C調教中白昼夢→今川義元との過去→約束とかラブラブ編
D豊臣秀吉から開放→ついでに介抱→ラブラブ編
E徳川家康に一目ぼれされ秀吉との取り合い編。
F伊達政宗との和平使者として使わされる→正宗修行の一環編
Gホトトギスを泣くまでまった家康とラブラブ編

と続いていくと考えた俺はそうとう救えない。

136名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 01:24:19 ID:44AH9aDf
名前は信玄じゃない、シンゲンだぁぁぁぁ!
137名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:23:43 ID:0rOqps1w
信玄編さんグッジョブ!!!
ケンシンもいじめてほしぃな!
138名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:34:27 ID:MEXbIcY4
ミツヒデが戦国BASARAの光秀のごとく変態になってノブナガを陵辱しまくる展開をキボンw
139名無し:2008/09/06(土) 23:43:05 ID:AIGgHcd9
才能がないからみんなの読んで楽しんでマース^−^
もしよかったらネタに使ってください!!
上のほうの激やバ情報ってとこをクリックするといっぱい出てくるよ。

http://www.h01.i-friends.st/?in=a2185v
140名無し:2008/09/06(土) 23:45:45 ID:AIGgHcd9
俺このサイト知ってる!!
確かにやばいよ。
必見だね^−^
でも携帯じゃないと見れないよ!!
パソコンだと違うとこにトンじゃうんだよ・・・。
141名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:48:42 ID:dpGavgBR
どう対応すればいいか困る
142名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 09:30:33 ID:sqcqrcBT
ここまでしょーもない小細工自演しなきゃならんとは業者にも同情するわ
143名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 13:13:05 ID:AxAfxtuS
>>139-140
志村〜 ID! ID!

釣りにしても、もう少し工夫が欲しいな
144名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 13:05:03 ID:ptNulpuH
これはどうやってかまってあげれば良いのか困るな
145名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 15:58:54 ID:tXEcCUyL
とりあえず名前の部分はカタカナがベターというのを教えてくれたことにしとこうジャマイカ


艶乳軍配撃保守
146名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 00:54:13 ID:UXOttMuA
新しい物語を書いてくれる兵がいると期待アゲ
147通りすがりの童貞:2008/09/13(土) 01:03:58 ID:4ZTgGkj9
世は戦国。
数多の英傑達が見果てぬ夢を追い、求め、そして消えていく時代…

ここに一人の青年がいる。どこにでもいるような普通の青年。戦で家族も友も失ったことも、この時代では普通の、一人の男。ただ一つ違うのは…


「ざっと500人ってとこか?」
眼下に広がる草原。そこで行われている戦いを見て男が呟いた。
「結構消耗してきてんじゃん?汗水垂らして作ったあたし達の罠が功を奏したようね」
男の呟きに隣にいた少女がそう返す。淡い栗色の髪に整った顔立ちの少女である。一見、美を付けていいほどの少女なのだろうが、右目に付ける眼帯がその魅力を半減している様だ。
「あたし達ぃ?サソリ、お前はただ見張っていただけだろう?」
あれ?そうだっけ? サソリと呼ばれたその少女はおどけた声でそう言って舌を出す。
しかしそれも一瞬で、直ぐに少女は真剣な表情となって呟く。
サソリ「そろそろ頃合じゃない?あっちも準備万端みたいだし」
少女の言葉を聞き、男は周囲に目をやる。
草原を見渡せる崖の上。その崖の林の中に数人の人影を見つける。彼らは一様に頭に鉢巻を巻いている。
それを確認した男が、そうだな と言い、自らも腕に布を巻きつける。
「そんじゃ、行きますか!!」 いうやいなや男は林の草むらから飛び出した。

林には葉の揺れる音とセミの鳴き声だけが鳴り響いていた。…季節は夏…

148通りすがりの童貞:2008/09/13(土) 01:04:51 ID:4ZTgGkj9
「突き進めぇー!!」
「槍を持て!中央より突き崩す!!」
「負傷者は下がれ!動けるものは弓を持って援護に回れ!」
戦場には怒号が響き渡っていた。
戦闘が始まって一時間。両軍共すでに半数以上の兵が戦うこともままならない状態だ。
「くそ!このままでは勝ち目は薄いか…伝令を!城に戦況を伝えよ!!」
一人の将がそう叫び、すぐさま一人の兵が駆け出す。だがその兵士が乗った馬は数十メートルも行かないうちに矢を受け転倒した。
「なんだ!?」矢の飛んできた方角には崖。その崖へ目をやり、そこでようやく武器を掲げた集団が現れたことに気がついた。
「て、敵襲ぅ!!」
その言葉に戦場にいた兵士達に動揺が走る。それは両軍どちらに対してでもである。
「ちっぃ!このタイミングまで兵を伏せているなど!?直ぐに兵を引けぇ!たいきゃ…く?」
指揮を採っていた将が言葉を濁らせた。それもそのはずである戦場に現れた集団は、味方だけでなく敵兵をも攻撃していたのである。
「山族か!?ぐはぁっ!…」胸に刀が突き刺さる。
サソリ「悪いね。…でもあんたらが悪いんだよ?戦なんてするからさぁ!!」
「たっ!隊ちょ、うわぁっ!!」眼帯の少女は瞬く間に間合いを詰め、周囲の兵を切りつける。
「絶好調だな…あいつ」少女と共に飛び出した男はその動きを見て、素直な感想を口にする。
「まぁいいや、目的のブツわっと?…。」男の足が止まる。進路には十数人ほどの兵。
「貴様らぁ!我が軍にこのような真似をして命があると思うなよ!!」
兵士の一人が声を挙げ、一斉に切りかかってくる。全く、先程まで戦いあっていたというのに二つの勢力の兵が混ざり合っている。混乱の極みか?生きる本能か?
どうでもいいさ。そう頭の中で結論づけ男は刀の柄を握る。

それは男からすれば当然の結果。周囲の兵からすれば信じられない出来事。
刀を抜き一体何分?何秒?の時間の出来事だったのか、切りかかった兵士は一人残らず地に倒れ、そこにはただ、何事も無かったかの様に男が立っているだけである。
「ば…け…物…」どこからか兵士の呻き声が聞こえる。
「失敬な、お前らの主だって似たようなもんだろ?」男はそう言って刀を鞘に納める。
「榛名は…俺が頂く…」
キンという刀と鞘とのぶつかる音を聞き、兵士の意識は途絶えた。


ここに一人の青年がいる。どこにでもいるような普通の青年。ただ一つ違うのは、彼が榛名の光を浴びた人を超えた人であるということだけだ。
149名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 14:18:17 ID:MJyIdegd
>>148
wktk
150名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 19:42:29 ID:9IypwRvJ
童貞さんの続きがワクテカする
151通りすがりの童貞:2008/09/15(月) 01:48:22 ID:7NvlyZVI
「ん…ぁ…んちゅ…う…ん」
薄暗く静かな室内に液体の交わる音が響いている。その中心に裸の人影が二人。一人は右目に眼帯をつけている。
「ね…ぇ…ひもち、んちゅ…いい?」
「そりゃ…もちろん」
薄暗い室内で淡い栗色がかった髪の少女に上目使いにそう問われ、俺は正直な感想を口にした。
「ふふっ、もっと良くしてあげる♪」
にぃっとイタズラな表情を見せると少女はその華奢な指で俺のモノを掴み前後に擦り始める。
「うっ…」思わず声が漏れてしまった。それほど絶妙なタイミングで指と舌を使い刺激してくる。
「ふふふっ、射精(だ)しちゃえ、射精(だ)しちゃえ。」
イタズラな表情のまま少女は指の動きを加速する。…ヤバイ。
「このっ…!」
「っひゃぅ!」
やられっぱなしは性に合わない。俺は少女の股に素早く手を差し入れその先にある割れ目を摩ってやる。
「ひっ…ん!っや、やめ…な…ひゃい…よ、んんっ!」
少女の体から瞬間、力が抜ける。それを俺は見逃さない。すぐさま体勢を変え少女の太股の間に顔を突っ込む。
152通りすがりの童貞:2008/09/15(月) 01:50:47 ID:7NvlyZVI
「っ!?やっ、らぁ…み…ないでぇ…!」
やはり、さっき触ったときも感じたが、そこはしっとりと濡れている。俺はそれを確認すると割れ目に舌を宛がう。
「ひぃん!?」
反応良し。そのまま割れ目を上から下まで舌でなぞる。どんどんと愛液が溢れてくるがその都度舐めとってやる。
「んんっ…!や…ぁっ!っだ、だめっ…ひゃうっ!感…じ…ちゃうのぉ…!」
溢れる愛液を舐めきれず、既に顔がベトベトになりつつあるが俺は攻めの一手を変えない。このままイカせてやるつもりだ。だが
「っ…こにょ…やろう〜〜〜っっ」
少女が決死の反撃を試みる。一時止まっていた手の動きをさらに加速させ、頬いっぱいに俺のものを咥える。
「〜〜〜っっ!!」
元々俺も限界近くまで来ていたがこの少女の反撃で一気に射精感が込み上げてくる。少女の舌のざらつきも口内の温もりも、とても気持ちのいいものだった。
こうなりゃ最後の悪あがき。とっておきの切り札。俺は割れ目の上部にある小さな豆を甘噛みした。
「!!!そこはっ!っ〜〜…もう!…だ…めっ!!んっ!んっ!…きゃっ…ぁぁぁあああああ!!!!!」
「俺も…限界っ…!」
少女の膣から大量の液体が噴き出す。それと同時に、俺も達した。肉棒の先から大量の白濁液が吐き出され、少女の整った顔を白く汚す。
頭の中が真っ白になる。

「はぁっ…はぁっ…引き、分け…だな」
「う"う"〜〜」
少女は少し悔しそうな顔をしていたが、やがて「ふふっ」っと笑みを見せると、静かに眠りについた。



昼の戦いが嘘のような、静かで、虫の鳴き声だけが聞こえる、夏の夜…
153名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 01:58:33 ID:BPZcsHT4
ハァハァ(;´д`)
童貞さん最高っす!!!
つ、続きが気になる!!!!
154通りすがりの童貞:2008/09/15(月) 08:06:49 ID:7NvlyZVI
エロパロなのにエロが無かったということで、今回ムリに入れてしまった感じです。すみません。
しかもカキコしてから気づいたのですが、SS板が他にある模様で「やべ、このまま行くとスレチじゃね?」ってことで困ってたりします。
今後ストーリーを展開していくなかで、今回のような濡れ場は入れようと思えば入れられるんですが、正直少なくなると思うので、ここでもう板を変えた方が良いかどうかをお聞きしたいと思います。

155名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 20:56:41 ID:BPZcsHT4
>>童貞さん
楽しく読ませてもらってます(´・ω・)b
とある巨匠さんは、通常中は普通の板で、濡れ場はここに来て書いてます
んで濡れ場が終わったら通常の板へ戻られてるので
童貞さんもそんな感じでよろしいかと思います
童貞さんの作品楽しみにしてます!
156名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 08:06:46 ID:4VAOrgXD
なんか話のつながりがまったく見えない話ですな。
原作?にはないキャラを使ってるところもおかしいと思うし、そのキャラが最強っぽいのも萎える。 
エロがない話を書くつもりなら、別の方で書いたほうがいいよ。 
今回のような無理矢理エロを書くようならこの板にはこないほうがいい。 
157名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 08:38:08 ID:ZnfjZv3K
一応原作?にはいるけど、名前は想像だな。SU2の娘だろう?
そんなこと言ってたらヤスヒロとか男全般死亡w
158名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 08:53:25 ID:4VAOrgXD
>>157
いや、女は忍者かな?って分かってるんだけど、男はダメだろ? 
男が盗賊で、女忍者が襲われるとかならまだ分かるけど、味方で、なおかつ無敵っぽいだろ? 
どんだけご都合主義の設定なんだって思っちゃうんだよ。 
あとヤスヒロってあれダメだろ?セリフの前に名前を書いてるなんて、あれはギャグなのか?
ギャグなら笑えないし、真剣に書いてるのなら笑ってしまうww 
あんなのを褒めちぎってる奴らは誉め殺しのつもりでしてるのか?
159名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 08:57:46 ID:ZnfjZv3K
そうでもしないと女だけのエロなんてネタが…
あれか?乙女が輪姦されるのがご所望か?
ヤスヒロはまぁ、エロにゃあ向いてないな。
160名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 14:46:23 ID:pMwRO+iG
( ^ω^)とりあえず文句言う前に書けお
161名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 08:25:22 ID:NkjnzbYd
( ^ω^)もっこす
162名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 01:45:14 ID:kWR5+sFa
まあ乙女たちのエロいのを期待してる人間が多いだろうしね
男はどんなでもいいが肝心の乙女たちがいないと
163他力本願:2008/09/23(火) 21:27:47 ID:IiMdB3S8
ここは美目麗しき乙女達の通う国立学院。
俺はこの学院において居ても居なくても同じ様な空気青年。ただ少し性欲が強いだけである。
俺は探す、この性欲を満たす乙女を、俺は探す、欲望のままに蝕む可憐な花を、そして…見つけた。
ターゲットは…オマエだ…ヒデヨシ。

彼女の名前はヒデヨシ。俺より二つ程下の学年である。
活発な少女であり、男女問わず人気が高い。グラウンドではブルマを履いた彼女がそのいたいけな笑顔を振りまいてる。
俺もそれを見て笑顔になる。だがその笑みは彼女の周りに溢れているクラスメートのものとは違う、下卑たものだ。
肉棒がはち切れそうだ…さぁ戦を開始するとしよう…

ヒデヨシはバスケ部に所属していた。その運動神経を生かすには最適そうである。
俺が目を付けたのは彼女が毎日、早朝行っている自主練習である。ヒデヨシは登校と同時に着替え、朝授業が始まるまでの間、体育館にて自主トレーニングを行っているのだ。
これは彼女が一人だけが行っているものであり、他の部員は誰も居ない。…これを生かさない手は無い。
俺は予定どうり、彼女が現れるより速く登校し、「仕込み」を行う。そして…ヒデヨシがやって来た。

何も知らない彼女は、いつも通りに着替えを終え、ボールを取りに体育倉庫の中に入る。
俺はずっと体育倉庫内に隠れていた。そして…彼女がボールを手に取り倉庫から出ようとした所で男は襲い掛かる。
「キャッ!…んう!?」
「騒ぐな」

…とここまで書いて飽きた。スク水とかブルマ姿のイエヤスたんを犯したり。純真なお嬢様のヨシモトたんをぼろ雑巾になるまで犯したりとか考えたけど、後は誰か書いてください。
正直、ヒデヨシ、イエヤスはブルマが似合うと思う。ヨシモーは普通に清楚な女子高生(ワイシャツにスカート)がいいな
164名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 22:03:58 ID:4FdTF/v9
>>163
(´Д`)ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ
頑張れよぅ・・・
165名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 11:46:54 ID:LMkuD38l
マジでがんがれ……
166名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 00:00:05 ID:B5ZVy9WN
>>163
パンツから取り出してreloadしてた俺のバットはどうなるんだ(´・ω・`)
167名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 02:18:43 ID:EwsQUDqq
>>163アンタ絶対確信犯だろ!
168他力本願:2008/09/25(木) 20:40:02 ID:Rx8gf5kM
以外にもガンガレという声があるので、今続きを書き始めています。
過度な期待はしないで下さい。
169名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 04:35:52 ID:qQb3Gi9F
>>168
(*´▽`)頑張れ〜
170名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 20:28:24 ID:bCrl6GPp
( ^ω^)もっこす上げ
171他力本願:2008/09/29(月) 19:35:47 ID:nLzCiubp
とりあえず書き上げました。…が、かなり凌辱色が強い感じになってしまいました。
なのでそういったものが好きではない方はスルーしてください。
感想とか、今後書くならこれの続きが良いか、エロの系統、等などレスしてくれると参考になります。(書く書かないは別ですよ?)

乙女最近打ててない…orz
172他力本願:2008/09/29(月) 19:36:30 ID:nLzCiubp
突然の事態にヒデヨシは頭がついて来ていない様だった。
俺は両手でヒデヨシの口と体を拘束する。後ろから抱き着いている形だ。
自分の胸元にあるヒデヨシの頭からは、シャンプーの良い香りがする…たまんねぇ。
俺は逸る気持ちを抑え、足で倉庫の扉を乱暴に閉めるとヒデヨシを倉庫の奥へと連れて行く。
「んんっ!ん〜!!」
ようやく事態を少し呑み込めてきた様子のヒデヨシは俺の腕の中で暴れたが、所詮は女。俺の腕を解くこともできない。
「騒ぐなっつってんだろっ!!!!」
ビクッ、とヒデヨシが縮こまる。俺は一気にヒデヨシを奥に運ぶ。ヒデヨシの体は軽かった。

体育倉庫の奥。幾つかの跳び箱の影に隠れて、マットを置く小さなスペースがある。俺が最初に隠れていた場所だ。
「痛い目にあいたくなかったら騒ぐんじゃねぇぞ!!」
俺は念を押し、ヒデヨシをマットの上へ突き飛ばす。
「きゃっ!」
体をぶつけ少女は小さな声を漏らす。そして脅えた目で辺りを確認する。自分が倒された場所はマットの上だが、いつもと感

触が違っていた…シーツが敷いてある。
そして目の前には見知らぬ男。
「なっ、なに?なんなの?」
「クククッ、さぁー?何でしょうねぇ?」下卑た笑みを浮かべる。
俺は改めてヒデヨシを観察する。女の子らしい小さな体はまだ発育途中なのか胸はあまりないようだが、運動により引き締ま

った太股や腕は性欲をそそる。
そして大きな瞳の輝く顔も、幼いながらも整いとてもかわいらしい。理性を保つのが難しい…ヨダレが垂れそうだ。もっとも

、息子の方はヒデヨシの脅えきった表情を見てからは、いまかいまかと先走り汁を垂らしているが…
「はじめまして、ヒデヨシちゃん」
「あっ、あなた誰?なんなの?」
俺はヒデヨシを優秀な肉壷候補として知っているが、ヒデヨシは俺のことなど知りもしない。
「俺か?俺は君が大人になるのを手伝う為に来た紳士さ」
「なに…言ってるの?」
「ククッ、言葉じゃ理解できないか?なら…直ぐに体に教えてやるよっ!!!」
言い終えるより早いか、俺はヒデヨシの体に覆い被さる。もう我慢の限界だ。
「きゃっ!んんっ!?」
声を上げるより先に俺は両手でヒデヨシの首を固定し唇を奪う。とても柔らかい唇に興奮も高まる。
んちゅ…れろ…ちゅっ、んちゅ…はぁ…ちゅ…ぴちゅ
「〜〜〜っっ!!!」
ヒデヨシは体全体を動かし抵抗してくるも俺はビクともしない。ただ両目を閉じ、閉ざされた唇をただひたすらに貪った。
「はぁ、はぁ、美味しいぜぇ、ヒデヨシちゃん」
唇を離すとその間に、唾液の糸が繋がり倉庫の窓から指す光がそれを光り輝かせる。
「嫌ぁ、なんで…こんなことするの?離してよぉ」
「何でだぁ?決まってるだろ、ヒデヨシちゃんが可愛いからだよ…壊したくなる位になぁ。それになぁ離す訳ねぇだろ、まだ

まだこれからなんだぜぇ」
「くっ、う〜、離してよぉ!!」
ひと際大きく抵抗する。ヒデヨシの性格からある程度の抵抗は予想はしていたが、このままだと面倒だ。
俺はなわとびを取り出す。二本に折られた紐は跳び箱の隙間を通っている。
「やだ!離せぇ!!!」
俺はヒデヨシの両手を持ち上げ、バンザイをしているような格好にするとなわとびで縛り付けた。
「っ!やだ、動かない…解いてよぉ!」
跳び箱は重い。それに今のヒデヨシの体勢じゃ力も入りにくい。これで両手は使えなくなった。
「全く手間の掛かるお嬢ちゃんだなぁ。でも益々魅力的な姿になったよ」
ニヤッと笑いながら俺はヒデヨシの胸元に触れる。体操服の上から小さな膨らみの感触を確かめるように捏ねくり回す。
「やだっ!触らないでっ、この変態っ!!」
両足を動かそうとするも、俺が馬乗りになっているためどうにもならない。されるがままだ。
俺は服の上からの感触を十分に堪能すると体操服の裾をスッと上にあげ、ブラもずらしてやる。二つの小さな山とその頂上に

あるピンク色の突起が目の前に現れる。
「ッ…うっ…見ないでよぉ…」
ヒデヨシの目から涙がこぼれ始める。しかし俺はかまわず目の前のごちそうにしゃぶりついた。
173他力本願:2008/09/29(月) 19:41:16 ID:nLzCiubp
「ひゃぅっ!んっ…やだっ…気持ち…悪いよぉ」
んちゅっ…ぺちゃ…あむ…レロ、ちゅっ
俺はヒデヨシの片方の胸を口に含んで舌先で突起に刺激を送る。脇から、上から、時には甘がみして。刺激を与える度に、ヒデヨシはそれに耐えるように苦痛の表情を浮かべる。
口で刺激しながら、もう片方の胸も手で楽しむ。服の上からとは違う、スベスベでとても柔らかい。
「にゃうっ!」
乳首を軽く摘んでやるとヒデヨシは可愛らしい声を漏らす。押し付けたり、回したり、いろんな表情が見たくて俺の手に自然と力が入る。
「いや…そ…こ、弄らないでぇ…うっ…ヒック…もう離してぇ」
俺はヒデヨシの胸を思う存分堪能する…そして顔をあげた
「はぁぁ、ぁはぁ…美味しいよヒデヨシちゃん…さぁ続きをしようか。」
言い終えると、俺は手を胸から股へとシフトする。ヒデヨシが慌てた声を出す。
「いやぁっ!そこはダメェ!お願い、触らないでっ!!」
ヒデヨシが拒否の顔をするたびに俺は笑みを浮かべ、その願いを無視する。
ブルマの上からゆっくりと、隠れた秘所を上下になぞる。
「っん〜!やだぁっ!!」
上下に摩りながら、秘所の上部にツンッと力を加える。するとビクンッとヒデヨシの体が反応する。
「ひゃぁあ!」
「クククッ、いい反応だね、ヒデヨシちゃん。もっと良くヒデヨシちゃんのここを見せてね」
俺はなぞっていた手を止める
「…いや…脱がさないで」
「何でブルマがこんなデザインか知ってる?」
下着ごとブルマを内側に丸める。度重なる刺激により湿り気を帯びた秘所が眼前に晒される。ヒデヨシの顔に赤みが差す。
「答えはね、脱がさなくてもずらすだけで簡単に交尾ができるようにだよ。ブルマが食い込みやすいのも、おま○こを刺激して交尾ようの体を作るためさ」
全く自分で言っててバカらしく思える位、俺は変態だな。だがヒデヨシにはバカにしてる様子はない。むしろ恐怖の感情の方が強いようだ。
俺はヒデヨシの太股を掴むと左右に開く。
「やぁ、だぁぁっ!」
その見せたことも触らせたこともないであろう秘所に顔を近づける。純情な乙女の匂いがする。
はむっ…大口を開けしゃぶりつく、舌を使い膣口を押し広げると中も舐めまわした。
「〜〜〜っ!!やだぁ!きたないよぉ!…ひゃうん!なめちゃやだぁ!!」
今までで一番の反応。ならこれはどうかな?…俺は秘所の上部にある小さな豆を軽く噛む
「ぁああぁぁぁあああ!!!」
ビクンっ!
ヒデヨシの体が大きくしなり、膣口から愛液が出てくる。どうやら軽くイッたらしい、ヒデヨシは肩で大きく息をしている。
「おいおい、俺をおいて先にイクなんてヒドイじゃないか」
「はぁ…はぁ…もう…辞めて…おねが…い…はぁ…します…」
「俺がオマエの言うことを聞くと思うか?」
俺は得意の笑みを浮かべる
「さぁっ!!メインイベントだ!!!貫通式を執り行なうぞ!!!」
貫通…その言葉の成す意味をヒデヨシは瞬時に理解した。途端、顔色が青ざめたものに変わる。
「いやっ!お願いっ!それだけはっ…許してっ!お願いっ!!」
俺は服を脱ぎ捨てる。手や口だけじゃない、全身の肌を使ってヒデヨシを感じたい。
下着を脱ぎ捨てると俺の息子が外気に晒される。ヒデヨシが一瞬目を見開いてすぐに顔を背ける。初心な奴だ、息子が益々元気になる。
暴れたせいで戻りかけてたブルマをもう一度ずらすと、俺はヒデヨシの片足を脇に抱え固定した。
「やだぁっ!おねがい!やめてぇ!そんなの入らないよぉっ!!」
イチモツを秘所にあてがう。…にちゅ…先程までの俺の唾液と、先走り汁、そしてヒデヨシの愛液が混ざり合って卑猥な水音が鳴る。
愛液を良く塗すように、そしてヒデヨシの恐怖が増すように、ゆっくりと膣の周りをイチモツでなぞる
「さぁ、いよいよだぞ。」
「やだやだやだやだぁ!もういやぁ、もう大声だすから!直ぐに離れて!!」
「いいぜぇ、もう騒いでも」
ヒデヨシが驚きの表情を見せる
174他力本願:2008/09/29(月) 19:44:21 ID:nLzCiubp
「助けが来る頃にはめでたく合体中だ。学生ってのは噂好きだ、一気に広まるぜぇ。ヒデヨシが体育倉庫でレイプされてたってなぁ!さてオマエは周りからどんな目で見られるかなぁ?」
「そ、そんなことないもんっ!あたしの友達は変な目でなんて見ない!!」
「オマエのと・も・だ・ち・はな。なら先生は?親は?その他の男子学生は?そもそも助けに来たのが俺と同じ性欲を持て余した学生なら…輪姦だろうぜ」
ヒデヨシは自分にとっての希望の光がどんどんと弱くなっていくのを感じた。100%助かる保障のある道なんて無い。
「そ…そんな…」
「二人だけの秘密が一番なのさ、オマエが黙ってるだけで此れまで通りの生活が送れる。(クククッ無論、俺の精液便所としての生活だがな)」
…にちゅ…
「さて…」
「やだ…やだ…やだ…やだ…」
ぐぐっ、っと腰を押し出す。イチモツが少しずつ膣口に飲まれていく
「あぁ!ぃ…たい…よう…ヒック…やだぁ…ヒック…」
なきじゃくるその姿を見て、俺は腰を一気に押し出した
「ひっ!あぁぁぁぁああああああ!!!!!」
ぷつんっと僅かに何かを破る感触のあと、一気にイチモツが奥へと滑り込む。
「やったね、これでもう立派な女だよ」
俺は腰を引く。イチモツには赤い液体…破瓜の血だ。
「ああああっ!!!動かないでぇ!イタイのぉ!!!」
一度引いた腰をもう一度押し出す
「やぁああああっ!!!ぁあ!い…たい…よぉ!!!!」
ヒデヨシの膣内は外見どおりかなり狭かった。気を抜けば直ぐに達してしまいそうになる。
「あっ、あっ、あっ、〜〜〜っう!!ぬ…い…てぇ…」
腰をひたすら前後に打ち付ける。ざらざらした肉壁がイチモツに絡み付いてこれ以上ない快感が伝わる
「はははっ!いい名器だ!立派な壷になれるぞヒデヨシぃ!」
「ヒック…ぁああ!!やだぁあ!!だれか…助けて…ぇ…!!」
激しい痛みと恐怖。ヒデヨシはただ泣き叫ぶ。
「まだまだこれからだろう?」
俺は空いている手でヒデヨシの胸を揉む。力を込め、突起を刺激する
「やだぁあ!摘まないでぇっ!い…たいぃ…のぉ!!」
膣内がさらに狭くなり、快感も倍増した。俺は手を止めることなくさらに腰を奥に打ち付ける
「ひぎいいいっ!!!おっ、おく、あたって!!!!」
イチモツが子宮口にぶつかり、ヒデヨシは声を上げる。その苦しそうな表情を見て、今度はもっと強く打ち付ける
「ぎぃぃぃぃっ!!も…う…いやぁ…ヒック…なんで…こんな…ヒック…苦しい…」
「ヒデヨシちゃんっ!!可愛いよヒデヨシちゃんっ!!」
ヒデヨシの唇を奪う。今度は唇だけじゃない、舌を淹れ口内を隅々まで堪能する
倉庫内に愛液の混ざる水音と腰を打ち付ける音、くぐもった声が響く
「〜〜〜っ!!っはぁ!…はぁっ…」
長いキスを終え、顔を離す。ヒデヨシの顔は涙と唾液でグチャグチャになっている
「ヒデヨシちゃん!俺…そろそろ…イキそうだっ!!」
「ぁあっ!んぅっ!はぁっ、はぁっ、はぁっ…えっ…?…イ…ク…?…」
息も絶え絶えになっていたヒデヨシだが、イクという俺の言葉に反応を示す。
「いいよね!?ヒデヨシちゃんっ!!このまま膣内に出すよ!!」
ヒデヨシの目が大きく開かれる
「いやぁ!!!おねがいっ!!それだけはっ!!やめてぇっ!!」
「もう、腰が止まらないよ!」
さらに腰を速く動かし、強く奥まで押し付ける
「ぐぅぅぅ!!!あっ!はぁっ!ぁんっ!…やっ、だっ!…膣内で…んぁっ!…おおきっ!…く!?」
もう限界が近づいていた。あまりの快感に目の前がチカチカしはじめる
「もうっ!イクよっ!」
「やだぁ!やだぁ!やだぁ!やだぁ!やめてぇぇええええ!!!!!」
「…うっ」
ドクンッ
ヒデヨシの最奥まで突きいれ、俺は達した
「いやぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!!!」
体の中にアツイものが侵入してくる感触に、ヒデヨシは何が起こったのかを悟り、絶叫した。

「最高だったぜぇ。じゃあな!」
ヒデヨシの拘束を解くと男は倉庫から出て行く。ヒデヨシは自由になりながらもただ呆然と動けずにいた。
ただ目の前に写る、自身の中から出てきた赤と白の混じった体液を見ると涙が止まらなかった。
175名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 19:55:11 ID:Yph8U5ZK
これは…!
期待以上だった。
お前みたいな変態…嫌いじゃないぜ。
176名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 22:21:57 ID:KWigldOd
こ、こんなけしからんど変態・・・・・・・・すばらすぅい(´・∀・)
このままの路線でも良いと思います!
177名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 22:30:17 ID:/vXWfKaf
実際あの乙女たちにこんな事出来ないだろうけどね。背後からでも裏拳一発気持ちよかった。
178名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 01:23:11 ID:9ZvegFBZ
GJ! 良い話しでした。
このままの路線で良いんじゃね?
179名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 23:50:00 ID:ZEHjSNtc
GJ!
このままの路線でどんどんみんな陵辱希望
180他力本願:2008/10/02(木) 19:48:02 ID:9Hq5zFTT
レスどうもです。
一応この続きで書くつもりでいます。ただ…パチで負けるとイマイチ進みが悪い。逆に勝ってるとテンション上がって文章も浮び易いんですけどね…

なのであまり早い書き込みはできないかも知れませんがご了承下さいませ
181名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 23:33:33 ID:fzI3UUcO
ほっしゅむらむら
182名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 19:39:28 ID:HIbyZVlj
あげようか
183名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 10:37:23 ID:3c/MvMpK
あげましょう
184名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 15:58:43 ID:3mUouWBi
りぃぃちじゃあぁ〜〜〜〜っ!!

棒名リーチへ
185名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 22:31:38 ID:RYOHiWeu
>>65-71
>>103-113 の続きです。

186榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:32:35 ID:RYOHiWeu
 城門が開かれた城の前にひしめき合っている軍勢。城の中には人の気配はなく、静まり返っている。
しかしひしめき合っている軍勢は、攻め込む様子もなく、ただ、時を無駄に過ごしていた。
その軍勢の先頭には、小柄な女の子が立っている。
しかし彼女のその手には、小さな体には不釣合いな少し大きな…否、巨大なハンマーが握れらていた。
自らの身長以上ある巨大なハンマー。そのハンマーには百貫びょうたんと書かれている。
そのハンマーを片手に、開けられた城門の先をじっと見つめる小さな少女。
この百貫びょうたんを持っていなければ、誰がこの少女のことを、8人の戦国乙女の内の1人だと思うであろうか?
彼女こそ、巨大なハンマーをいともたやすく操り、全てを粉砕する戦国乙女の一人、豊臣ヒデヨシその人である。
そのヒデヨシはいったい何をしているのかというと……ただ、開けられた城門の先をじっと見ているだけである。
かれこれ3日間、彼女の軍勢はこの城の前で足止めを食らっている。
そう、3日も前からこうして開いている城門を見つめているだけなのだ。

(ねぇ、そろそろヒデヨシ様に言ったほうがいいんじゃないの?)
(う〜ん、でも怒られるのヤだしなぁ)
(どう考えたって、城の中には誰もいないわよ。この3日間、炊飯の煙も上がってないんだし)
(こんなところで時間を潰してる暇はないんだけどなぁ)

 背後で囁かれる兵士達のヒソヒソ話。もちろんヒデヨシも気が付いている。
『言われなくても城の中に誰もいないことくらいは、とっくに気が付いているわよ!』
と、声を大にしていいたいところだ。
が、しかし!……開かれた城門を見て、『これはワナだね!突入しちゃダメだよ!』
と、突入しようとした兵士を止めたヒデヨシには、自らの考えを否定することとなるため、突入命令を下せないでいた。
素直に過ちを認め、誰もいない城を攻め落とせばいい。
しかしヒデヨシは、攻め込んだらなんか悔しいという幼稚な考えのため、攻めこめないでいたのだ。
彼女は幼い容姿そのままに、考え方もまだまだ幼い様だ。

(ああ〜!もう!どうしたらいいのかな?こんなことならさっさと突入しちゃえばよかったよ。
あのおっぱいお化けめ……こんな手でアタシを足止めするなんて卑怯だよ!おっぱい垂れちゃえばいいんだ!)

 以前に仕えていた主。今は敵である織田ノブナガに八つ当たりするヒデヨシ。
ノブナガが聞けば、『簡単に騙されるお前が悪い』と言いそうな、八つ当たりである。
187榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:33:10 ID:RYOHiWeu
「ああ〜!もう!さっさと出てきなさいよ!メッチャメチャにやっつけちゃうんだからね!」

 誰もいないと分かっている城に、大声で出て来いと叫ぶヒデヨシ。……空しいだけである。

「あの〜、ヒデヨシさま?」

 見るに見かねた兵士の一人がヒデヨシに話しかける。

「なに!今アタシ、忙しいんだけど!」

 頬を膨らませ、むくれ顔のヒデヨシ。忙しいも何も、彼女は誰もいない城を見ているだけである。

「いや、あのですね、もしかしたらなぁ〜?って考えなんですけど……この城って誰もいないんじゃないんですか?」

 勇気ある部下が、ヒデヨシに意見を述べる。周りの者たちもウンウンと頷く。

「……もし伏兵がいたらどうするのよ!矢をビャビャー!って射られたらすっごく痛いんだよ?」
「し、しかしですね、炊飯を炊く煙も上がっておりませんし、人の気配がまったく感じられませ……きゃ!」
「みんな危ない!敵襲だよ!」

 むくれ顔で部下の意見をはねつけるヒデヨシ。
そのヒデヨシに食い下がろうとした部下が突然悲鳴を上げた。
その部下の足元には、クナイが突き刺さっており、どこからともなく飛んできたクナイに驚き悲鳴を上げてしまったのだ。
しかしヒデヨシは、してやったりといった顔で嬉しそうに手にした百貫びょうたんを構えた。
彼女にとっては、敵襲はどうでもよく、むしろ自分の意見が正しかったんだと嬉しくさえ思っているようだ。

「……フン!よくもまぁこんな雑魚どもを集め、ノブナガ様にたてつこうと考えたものだな」

 クナイが飛んできた方向から聞こえてきた、聞き覚えのある懐かしい声。
この声の主はかつては同じ主に仕え、お互いに切磋琢磨し、出世を競い合ってきたかつての同僚。
今はヒデヨシと同じくその主の下を去り、自らの一軍を率いて戦国の世を戦い抜いている戦国乙女の一人。

「なんでアンタがこんなところにいるの!ここはアタシが攻め落とすの!さっさと帰りなさいよ……明智ミツヒデ!」

 先ほどまでの子供っぽい表情は消え去り、キッとクナイが飛んできた方向を睨みつける。

「攻め落とすも何も……ノブナガ様の策にはまり、足止めを喰っていただけであろう?このバカサルめ」

 ヒデヨシの視線の先には、クナイを両手に持ち、皮肉たっぷりの笑みを浮かべた明智ミツヒデがいた。
188榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:33:50 ID:RYOHiWeu
「フフッ、久しぶりだな、ヒデヨシ。相変わらずおチビさんでなによりだ」

 中指でメガネを持ち上げ、見下したような笑みを見せるミツヒデ。

「な、ななな!そ、そういうアンタも変わってないじゃないの!その変なメガネ!」
 
 ヒデヨシはチビと言われ動揺したのか、嫌味を言い返したつもりなのだろう。
しかし、変なメガネと言われても、ミツヒデはまったくこたえた様子を見せない。
 
「ふん!相変わらず頭が足りないおサルさんのようだ。……頭だけではなく、胸まで足りぬとは、哀れなサルだな」

 またまたメガネを持ち上げ勝ち誇ったような笑みを見せる。
ミツヒデの容赦ない口撃に、フルフルと肩を震わせ、怒りに震えるヒデヨシ。

「ウ、ウルサイ!この根暗メガネ!」
「だまれ貧乳」
「ひ、ひんにゅう?!い、陰険メガネ!」
「うるさい貧乳」
「ひっ、イジワルメガ…」
「哀れな貧乳」
「ん〜!んん〜!」

 ミツヒデの見事な連続口撃で、かなりのダメージを負ったヒデヨシ。
今にも泣き出しそうな顔で、唇をギュッとかみ締めながら部下達を振り返り、
『ん!んん〜!』と唸りながら、ミツヒデを指差しながら何かを訴えている。

「大丈夫大丈夫!ヒデヨシさまはカワイイです!」
「そうそう!ヒデヨシさまはカワイイから大丈夫なんです!」

 部下達の暖かい声援に勇気をもらい、視線をミツヒデに戻した瞬間、再度涙を堪えながらミツヒデを指差す。

「んん〜!んんん〜!」
「ひ、卑怯だぞミツヒデ!ジャンプするなんて反則だぞ!」
「そうだそうだ!ジャンプして揺らすなんて禁じ手だぞ!」

 涙目のヒデヨシの前でピョンピョンとジャンプするミツヒデ。
ジャンプするたびに連動してタプタプと揺れる乳房。
ヒデヨシのささやかな胸では決してすることは出来ない胸の動きに、ヒデヨシは涙を堪えることに精一杯だ。
ジャンプしながらヒデヨシを見下すその顔は、とても悪い顔をしており、まるでいじめっ子のようだ。

「ひ、ひんにゅうじゃないもん」
「だまれ貧乳」
「ひ、ひっく、アタシ、ひんにゅうじゃ……」
「哀れな貧乳。むなしい貧乳。惨めな貧乳」

 容赦のないミツヒデの口撃に、もはや泣き出すのは時間の問題かと思えた。
しかし、苦し紛れに出た言葉にミツヒデの様子が変わる。
189榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:34:22 ID:RYOHiWeu
「う、うるさい!アタシは貧乳じゃないやい!このお漏らしメガネ!」
「お、お、おお、お漏らしだとぉ!」

 苦し紛れに出た言葉、『お漏らし』という言葉に明らかに動揺するミツヒデ。
その様子を見ていた、ここにいる兵士全員が思った。
『え?もしかして、明智ミツヒデともあろう武将が……お漏らししたの?』と。
それはヒデヨシも同じで、先ほどまでの半べそ顔はどこ吹く風、ニヤリと悪戯っぽく笑みを浮かべ、口を開く。

「おっ漏らしお漏らし〜、明智『お漏らし』ミツヒデ〜」
「だ、誰がお漏らしなどするか!黙れこの貧乳め!貧乳貧乳貧乳貧乳貧乳〜!」

 同じく苦し紛れに貧乳を連呼するミツヒデ。
貧乳と連呼しているその顔は、真っ赤に染まり、お漏らししたことが事実であると言っているかのようだ。

「んな!うるさいお漏らしメガネ!」
「黙れ貧乳チビサル!」
「お漏らし!」
「貧乳!」

 戦国の世を争う8人の戦国乙女。その8人に名を連ねる2人が、『貧乳』『お漏らし』を連呼して言い争っている。
傍から見れば、馬鹿馬鹿しく見えるのだろう。しかし当の本人達は必死だ。
その証拠に鬼気迫る表情でお互いを『貧乳』『お漏らし』と罵りあっている。
……その様子を傍から見ている人物が一人。
煙管を咥え、呆れ顔でその様子を見ている。

「確かにヒデヨシの気を引きつけておけと命令はしたが……まぁよい、結果的には準備は出来た」

 ……ヒデヨシは疑うべきだった。何故ミツヒデが軍を率いずに、一人で現れたのかを。
彼女は疑うべきだった。なぜミツヒデが、憎き敵であったはずの織田ノブナガを、ノブナガ様と呼んだのかを。
何故あのノブナガが、自国の領土に攻め込まれても、一向に迎撃に現れなかったのかを。

 二人の言い争いを見物していた人物は、手にした大剣を振り上げ、背後に控える大軍に命令を下す。

「これより我らは……ヒデヨシ軍を蹴散らす!狙うはヒデヨシただ一人、必ず生け捕りにせよ!
皆の者……このノブナガに続けぇ!全軍、突撃じゃあ!」

 織田ノブナガは気合一閃、大剣を振り下ろし、背後に控える大軍を引き連れ、一気にヒデヨシ軍目がけ突撃を開始する。
その大軍の勢いに、完全に不意を疲れたヒデヨシ軍は、なすすべもなく、壊滅した。
……主である豊臣ヒデヨシを生け捕りにされて。  
190榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:35:01 ID:RYOHiWeu
「な、なに?なにしてるの?いったい何をしてるのよ!」
 
 ヒデヨシは目の前で行われている行為が、いったいなんなのかを理解できないでいた。
ミツヒデと罵り合っているところを急襲され、壊滅させられたヒデヨシ軍。
その際にミツヒデとの一騎打ちとなり、戦っていたのだが、
突然襲い掛かってきた炎の衝撃波に、ミツヒデもろとも吹き飛ばされ意識を失った。
そして、気がついたときには、両足を開脚させられた状態で、机の上に寝転がされたまま縛られていた。
しかしヒデヨシを一番混乱させているのは、身動きが取れないことではなかった。
今、目の前で行なわれている、不可思議な行為にであった。

「あ、あ、あ、ノ、ブナ、さまぁ……ミツヒ、デは、もう、もうぅぅぅ〜!」
「我慢せいミツヒデ!サルの目の前で無様に達するつもりか?達したら、貴様とはもう二度と湯に入らんぞ?」
「ひ、ひぎぃ……ゆるし、も、ダメで……漏れるぅ、もう、でるぅ」
 
 ヒデヨシの視線の先には、床に両手を付いて四つんばいになり、辛そうな声をあげているミツヒデがいた。
その四つんばいになっているミツヒデのお尻辺りに、何か赤い光を放つものを押し当てている人物がいる。
キセルを咥え、不敵な笑みを浮かべながら時折ミツヒデのお尻を叩き、愉快そうに笑っている。

「なにしてるか答えなさいよ!このおっぱいオバケ!」

 お化け呼ばわりされたノブナガは、面倒くさそうにヒデヨシを見る。
その手に握られた榛名はミツヒデの股間に当てられたままだ。

「何をしているか、じゃと?……褒美じゃ。
ミツヒデがキサマの意識を引き付けておったおかげで、我が軍はほとんど損害が出なかったからなぁ」
「ぐくぅ……ひ、卑怯だぞ!ノブナガ!正々堂々と戦え!」
「戦え、だと?……はぁ〜っはっはっはぁ!キサマごときが我に戦えと言うか?
無様に捕えられ、縛り上げられた分際で戦えと?」

 ミツヒデから離れ、ヒデヨシの前に立つ。
そして、榛名を見せつけニヤリと笑みを浮かべる。

「お主のそういう強気なところを我は買っておった。どうじゃ?再びこのノブナガに仕えんか?」
「だ、だれがアンタなんかに仕えるもんか!アンタにされた数々の非礼、忘れてないんだからね!」
「数々の非礼?……覚えておらんなぁ。我はお主に何かしたのか?」

 首をかしげ、思い出そうとするノブナガ。
しかし、心当たりがないのか、全く思い出せないようだ。
そんなノブナガの様子を見て、頬を膨らませ、怒り出したヒデヨシ。
ノブナガにされたことを思い出したのか、少し涙目になっている。
191榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:35:43 ID:RYOHiWeu
「あれだけヒドイことやっておいて、忘れちゃったの?このオッパイお化け!」
「オッパイお化けとは酷いことを言う。お主の方が酷いのではないか?」
「忘れたとは言わせないからね!……恩賞でなんでアンタの胸のサイズの甲冑をよこすのよ!」

 戦で手柄を立てたヒデヨシに与えられたもの……特注で作らせた甲冑であった。
どこが特注かというと、胸のサイズだけがノブナガと同じもので、ヒデヨシが着込めば、空しさ漂う一品となる。
そんな甲冑を渡されても困るわけで、むしろバカにされたと思うのも当たり前の話だ。

「あぁ、あれか?あれはじゃな、お主の胸が大きくなればいいとの親心じゃな」

 家臣一堂の前で着させたことを思い出したのか、クククと笑みを浮かべるノブナガ。
それを見たヒデヨシはますます怒りに頬を膨らませる。

「なにが親心だよ!あれのせいですっごい傷ついたんだからね!……ブカブカにも程があるよ!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!よう似合うておったぞ?クックック、饅頭でも胸に詰めておけば着込めるであろう?」
「ほらぁ!やっぱりアタシをバカにしてたんじゃないの!」

 悔しさのあまりか、涙が零れそうになるヒデヨシ。
ノブナガはちょっとしたイタズラ心でしたことが、ここまでヒデヨシを傷つけていたとは思っておらず、少し動揺している。

「い、いや、確かにあれはこのノブナガが悪かった。ちょっとした冗談のつもりでしたこと何じゃがなぁ」
「他にもいっぱいあるんだからね!例えばね、えっとねぇ……ん〜っとねぇ」

 他にもあると、必死に思い出そうとしているヒデヨシ。
しかし、思い当たることがないのか、ウンウン唸るだけで、全く出てこない。
それもそのはず、この甲冑事件があるまでは、2人はまるで姉妹のように仲がよく、常に行動を共にしていたのだ。
ヒデヨシが謀反を起こし、ノブナガの下を去った時は、さすがのノブナガもしばらくは落ち込んでいたという。

「なんじゃ?いっぱいあるのではないのか?」
「うるっさい!黙れこのオッパイお化け!」
「オッパイお化けとは酷いいいようじゃ。どうじゃ?久しぶりに風呂を共にし、我の胸を揉んでみようとは思わぬか?
お主のその小ぶりな胸を久しぶりに触らせ……なんじゃ?今はヒデヨシとの会話を楽しんでおるところじゃ。
邪魔をする出ない、ミツヒデ」
 
 久しぶりのヒデヨシとの会話に、自然と頬が緩むノブナガ。
ヒデヨシとの会話は、ノブナガにとっては心を癒す一服の清涼剤のようなものなのだ。
そんな会話を楽しんでいるノブナガのマントを掴み、引っ張る人物が。
榛名であと少しというところまで攻められたまま、ほったらかしにされているミツヒデであった。

192榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:36:30 ID:RYOHiWeu
「はぁ〜はぁ〜はぁ〜……ノブナガさまぁ、お情けを、このミツヒデにお情けを下さいませぇ」
「なんじゃ貴様は?まるで盛りのついたメスネコのようじゃな?」
「あぁぁぁ、言わないでくださいぃ……ミツヒデはもう、ミツヒデはぁ」

 ハァハァと息荒く、自らを慰めつつ、涙を溜めた瞳でノブナガにすがりつくミツヒデ。
そんなミツヒデを見て、面倒くさそうに足で蹴り倒すノブナガ。

「ええい!離れんか!……欲情しきったメスネコには、お仕置きが必要じゃなぁ」

 ノブナガの顔は、先ほどまでのヒデヨシとの会話を楽しんでいた表情とは一変する。
そこには残酷な表情で、舌なめずりをするノブナガがいた。
そんなノブナガの変わり様を見て、ゴクリとツバを飲み込むヒデヨシ。
ミツヒデは期待からか、ごくりとツバを飲み込み、自ら四つんばいとなり、ノブナガにお尻を見せる。

「雌猫でございます。ミツヒデはノブナガ様の雌猫でございますぅ」
「そうか、メスネコか。ならば……ネコらしく泣くがいいわ!」

 その手に握られた榛名が青く光り、振動を開始する。
激しく振動する榛名をミツヒデの濡れて光っている股間に押し当てる。
その瞬間、背筋を伸ばし、まるで悲鳴のような声をあげるミツヒデ。

「ひぎぃぃぃ!い、いいい〜!スゴイィィ〜!ノブナガ、さまぁ、ミツヒ、デ、っクゥ!あ、いいぃぃぃ〜!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!もはや何を言っておるのか分からんな。それ!達するがいいわ!」

 背中を反り、快楽の声をあげるミツヒデに、ノブナガは呆れ顔の笑みを浮かべ、さらに榛名を押し付ける。
その様子を何も言えずに見守るヒデヨシ。
……ただ、苦しそうに泣き叫んでいるミツヒデの様子を見ていると、下腹が熱く、熱を持ってきているのが分かった。
何故お腹が熱くなってきちゃったんだろ?そう思うヒデヨシであったが、それが何を意味しているのかは分からない。
そんなヒデヨシの目の前で行なわれている不可思議な行為も、終わりを迎えようとしていた。

「あ、アアガアアガガガァァァ〜!ノブ、ナガさま、も、で、出るぅ……イグ!も、わた、し……イグゥゥゥ〜!」

 プシュ!プシュ!プシュー!

 背中をそらし、大きく開けた口からは涎をダラダラと垂らし、奇声を上げたミツヒデはガクガクと震えた後に倒れこんだ。
榛名を当てられていたその股間からは、ジョロジョロと小水が流れ、ミツヒデが失禁したことが分かる。
193榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:37:04 ID:RYOHiWeu
「ふぅ……ミツヒデよ、いい加減に失禁癖は直せ。お主を攻める度に手を汚されてはかなわんわ」

 ノブナガの手は、ミツヒデが漏らした小水で濡れており、榛名も小水で汚れていた。
 
「は、いぃぃ……漏らさないよう、に、注意を……しますぅぅ」 

 倒れこんだまま、肩で息をし、時折ビクビクと痙攣をするミツヒデ。
股間からはまだジョロジョロと小水が止まらずに溢れている。

「ふぅ、仕方のないヤツじゃな。我は風呂に入り、お主に汚された手を清めてくる。
ミツヒデ、お主は後片付けをしておけ、よいな?」
「ノブナガさまぁ、私もご一緒してよろしいでしょうか?お背中をお流しいたしますぅ」

 虚ろな眼差しでノブナガの足にすがりつき、共にお風呂に入る許しを請うミツヒデ。
体に力が入らないのか、這うようにしてノブナガの足にすがり付いている。
そんなミツヒデは、頬をほのかに赤く染め、風呂以外の何かを期待しているかのようだ。
しかし、そんなミツヒデを面倒くさそうに見下ろすノブナガ。
足元にすがり付いているミツヒデを蹴り飛ばし、冷たい眼差しで口を開く。

「……聞こえなんだか?我は後片付けをしておけと言ったはずじゃがな?」
「も、申し訳ございません!綺麗に片付けます!」

 ノブナガの冷たい言葉に一瞬青ざめたミツヒデ。
ノブナガが自らの言動により、機嫌を損ねてしまったと理解したようだ。
そんなミツヒデの髪を掴み、ミツヒデの眼前まで顔を寄せ、言い聞かせるようにゆっくりと話すノブナガ。

「ミツヒデ、キサマは我の下僕じゃ。下僕は命ぜられたまま動けばいいのじゃ。勘違いをするなよ?」
「は、はは!申し訳ありませんでした!」

 ゆっくりと話すノブナガのその表情は、怒りに満ちており、その怒りはミツヒデのみに向けられている。
ノブナガの怒りに当てられたミツヒデは、ガクガクと震るえ、額を床にこすり付けるように土下座をし、謝罪した。

「……ふん!分かればいいよいわ。では、ヒデヨシ。風呂上りにゆっくりと話すといたそう。
ミツヒデ!綺麗に片付けておけ!よいな!」

 土下座をしたままのミツヒデに怒声を浴びせるかのような命令をし風呂場に向かうノブナガ。
その顔は、なにかを企んでいるかのように皮肉の笑みを浮かべていた。

 縛られたまま部屋に残されたヒデヨシは、今、目の前で行われた行為がいったい何なのかを理解出来ないでいた。
なにか、青く光る物体を押し当てられたミツヒデが、狂ったような声を上げ、最後は失禁しながら痙攣して倒れこんだ。
自身と同じくノブナガを恨んで謀反を起こしたはずのミツヒデが、ノブナガに嫌われることを恐れているような振る舞い。
いったいなんなんだろ?なんでミツヒデはあんな感じになっちゃったんだろ?
あの光ってた物って、いったいなんなのかな?
縛られたまま、頭の中に『?』が次々と浮かんできたヒデヨシ。
好奇心旺盛な彼女には、考えるなというほうが無理な話だ。
そんな頭を捻らせウンウンと考えているヒデヨシの側に、冷たい殺気を放つ人物が立つ。
……この部屋には先ほどまで3人の人物がいた。
そのうち一人は汚れた手を洗いに風呂場へと向かい、もう一人は縛られたまま頭を捻り考え事をしている。
最後の一人……明智ミツヒデが特殊クナイを片手にヒデヨシのすぐ側に立つ。
冷たい殺気を放ち、狂気に満ちた瞳でヒデヨシを見つめながら。 
194榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:37:40 ID:RYOHiWeu
「ねぇミツヒデ、さっきノブナガに何されてたの?
ああ!もしかしてあんたがお漏らししたのって、ノブナガに何かされたから?」

 狂気に満ちた瞳でヒデヨシを見下ろしているミツヒデ。
しかしヒデヨシは好奇心からか、そのことに気が付いていない。

「そういえばさっきも漏らしてたよね?やっぱりあんたはお漏らしメガネなんじゃないの」
「……どうしてこんな馬鹿をノブナガ様は配下にしようとなされるのだ?」
「な?バ、バカってなにさ!お漏らしメガネのくせ……に?ど、どうしちゃったの、ミツヒデ?」

 ゆっくりとクナイが握られた右手を上げるミツヒデ。
ヒデヨシを見下ろすその瞳は、狂気と憎悪に満ち溢れていた。

「貴様は昔からそうだ。たいした武功を上げずとも、可愛がられ……そして、今も可愛がられようとしている」

 高く上げた右手に左手を添える。
両手で高くクナイを持ち、ヒデヨシを見下ろすその瞳には、狂気と憎悪と……激しい殺意に満ちていた。
その狂気と憎悪と殺意に満ちた瞳は語っている。
『何故このようなサルにノブナガ様は目をかけるのだ?私ではなく、何故このようなサルなのだ』と。
その狂気と怒りと憎悪がミツヒデを狂わせた。

「貴様などノブナガ様に必要ない。ノブナガ様にはこのミツヒデさえいればいいのだ。
貴様など、ノブナガ様の邪魔にしかならぬ。貴様のような貧乳のチビでは役に立たんのは明白だ。
貴様などおらずとも、このミツヒデがいればいいのだ。そう、貴様は邪魔なのだ。
貴様はノブナガ様と私との間を邪魔する不届きな奴だ。そのような不届き者は……」
「さっきから何をブツブツと言ってるのさ!そんなクナイで脅されても、アタシはノブナガなんかに仕えないんだからね!」

 振りかざされたクナイに、ゴクリを唾を飲み込みながら、ミツヒデに言い返すヒデヨシ。
しかしミツヒデは、ヒデヨシの言葉など耳に入っておらず、ただ小声で己の考えを言うのみだった。

「貴様のような不届き者は……死ね!」
「だから何をブツブツと言って……きゃあ〜!」

 ミツヒデは狂気と憎悪と殺気に満ちた目で両手で高く掲げていたクナイをヒデヨシの心臓めがけ振り下ろした!

「死ね!死ね!しね!しね!シね!シネ!貴様は邪魔なんだ!
ノブナガ様には私さえいればいいのだ!側には私だけがお仕えすればいいのだ!
死ね!死ね!しね!しね!シね!シネ!死ねぇぇ〜!」

 ヒデヨシの心臓めがけ、何度も何度もクナイを振り下ろすミツヒデ。
その表情は狂気に染まっており、ただひたすらにクナイを振り下ろしている。

「あっはっははははははは〜!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!」

 ただひたすらに死ねと叫び、クナイを振り下ろすミツヒデ。
その顔は普段の冷静な表情ではなく、もはや狂人の顔としか思えない。
195榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:38:13 ID:RYOHiWeu
「はぁ!はぁ!はぁ!何故だ!何故死なぬ!何故死なぬのだ!……そうか、鎖帷子を着込んでいたのか。
ふ、ふふっ、私としたことが、少し焦っていたようだ」

 しばらくの間、一心不乱にクナイを振り下ろしていたミツヒデ。
しかし、いくら振り下ろしても、ヒデヨシの心臓に突き刺さることはなかった。
それもそのはず、ヒデヨシは衣服の下に、鎖帷子を着込んでいたのだ。

「ふふっ、そうか、貴様は心臓を貫かれる死に方は嫌なのか。……喉を切り裂かれたいのだな?」

 恐怖で声の出ないヒデヨシに見せ付けるように、クナイに舌を這わせるミツヒデ。
狂気に満ちたミツヒデの行動に、全身が震え、ガチガチと歯を鳴らすヒデヨシ。
ヒデヨシは、『アタシ、ここで死んじゃうんだ』と、覚悟を決めて目を瞑る。
その様子に満足げに笑みを浮かべたミツヒデは、左手でヒデヨシの髪を掴み首を反らせ、
右手に持ったクナイでヒデヨシの細い首を掻っ切ろうとした。
首筋に当てられた冷たい金属。ヒデヨシがその死の温度を感じた瞬間、部屋中に殺気が渦巻いた。

「な、何奴!」

 その殺気に反応したミツヒデが、殺気を放つ人物にクナイを投げつける。
続けて投げようと両手に特殊クナイを構えた瞬間、先ほどまで狂気に満ちていたその表情は、恐怖に染まる。

「ノ、ノブナガ様!……こ、これは、その……」

 ノブナガは、投げつけられたクナイを大剣で払い落とし、何も言わずにミツヒデを睨みつける。

「……誰が殺せと命令した?」
「い、いえ、その、これは……」

 怒りに震えるノブナガの声に、ガタガタと震え、視線を会わせる事もできない。

「下僕の分際で、よくもこのノブナガにクナイを投げつけおったなぁ?また謀反でもするつもりであったか?」
「む、謀反など!も、申し訳ありません!ですが、わざとではありません!」
「……消えろ」

 土下座で謝るミツヒデに、手のひらをシッシッと振り、消えろと命じるノブナガ。

「え?消え……ろ?」
「今すぐこのノブナガの目の前から消えろと命じておるのじゃ!貴様のような下僕はもういらん!さっさと出て行け!」
「も、申し訳ありません!この償いは必ず戦場でいたします!ですからお慈悲を!ミツヒデを側に置いてください!」

 必死の形相でノブナガの足にすがりつくミツヒデ。
そんなミツヒデを蹴り飛ばし、汚物を見るような眼差しで、シッシと手を振り、言葉なく出て行けと命じる。
そんなノブナガの様子を見たミツヒデは、フラフラとおぼつかない足取りで部屋を出て行く。
涙をボロボロと零し、虚ろな目でフラフラと部屋を出て行った。
その後姿を見て、舌打ちをするノブナガ。

(嫉妬心を煽りすぎたか?嫉妬させてしまえば、ヒデヨシに何かをするとは思うておったが……
まさか我の命なく殺そうとするとはな。……どうやら部屋の外で弁明の機会を待っておるようじゃな、気配を感じよるわ。
ヒデヨシを攻め落とした後、ミツヒデも可愛がってやればよかろう)

 ノブナガは首からかけた榛名を片手に、まだ震えているヒデヨシに近づく。
そして、ヒデヨシの縛りを解き、震える小さな体を優しく抱きしめた。
196榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:38:54 ID:RYOHiWeu
「もう大丈夫じゃ。ミツヒデめは下がらせた。もう安心するがいい」

 ガタガタと震えるヒデヨシの縛りを解き、優しく抱きしめるノブナガ。
狂気に満ちたミツヒデに殺されかけたヒデヨシは、ノブナガの胸に顔を埋め、ガタガタと震えている。

「ヒデヨシ……こんなに震えて、よほど恐ろしかったのじゃなぁ。ミツヒデめには、後でお仕置きをしてやらねばいかんな。
お主も共にしてみるか?この……榛名を使ったお仕置きを」

 カタカタと震えていたヒデヨシは、榛名と言う言葉に反応し、顔を上げる。
その顔は恐怖に震えていた顔ではなく、興味津々といった、いつものヒデヨシの顔に戻っている。

「ははは、榛名に興味があるのか?よし、榛名の使い方を特別に教えてやろう」

 ヒデヨシの耳元でそう囁き、優しくヒデヨシを机の上に寝かせる。
縛りも解かれ、逃げようとすれば逃げることが出来るのだが、榛名についての好奇心が勝り、素直に寝転がってしまう。
その様子を見てニヤリとほほ笑むノブナガ。
寝転がるヒデヨシの頬を優しく撫で、語りかける。

「我はな……お主が羨ましかったのじゃ。お主の様な、カワイイ女子に生まれたいと思っておったのじゃ。
だからお主にいろいろなちょっかいをかけてしまった。それがお主を傷つけておったとは、夢にも思わなんだ」

 思いもしないノブナガの言葉に目が丸くなるヒデヨシ。
意地悪をされていたのは、嫌がらせとばかり思っていたので、驚きを隠せないようだ。

「ヒデヨシよ、今すぐに返事はせずともよい。……我に至らぬ点があったことは認めよう。
そして、改めよう。だから……戻ってきてはくれぬか?」

 真剣な表情でのノブナガの願いに戸惑うヒデヨシ。
ヒデヨシは、ノブナガが大好きだった。自分にはないものを全て持っていたノブナガ。だから憧れた。
まさかその憧れていたノブナガが、ヒデヨシのような女の子に生まれたいと思ってたなんて想像したこともなかった。
ノブナガの告白に動揺するヒデヨシ。
ノブナガはその様子を見て、見やりと笑みを浮かべ、榛名に命令をする。
『榛名よ、その力を解放せよ』と。

「きゅ、急にそんなこと言われても、信じられないよ。今はアタシにも大事な部下がいるんだし、やっぱり無理……きゃ!」

 戻ってきてほしいと言われ、ノブナガから視線をそらし、真剣に考え込んでいたヒデヨシは、断ろうとした。
それもそのはず、今や彼女は8人の戦国乙女の1人で、ヒデヨシにも彼女を慕う沢山の部下がいるのだ。
しかし、断りの言葉を口に出そうとした瞬間、今まで感じたことがない衝撃が、ヒデヨシの胸を襲った。

「な、なに?今なにをしたの?」
「答えはそう焦らずともよい。今はお主との再会を……この榛名で祝おうではないか」

 ヒデヨシは思った。青く光る勾玉を手にしたノブナガの表情、前にも見たことがあるなぁ、と。
どこで見たんだっけ?思い出そうとした瞬間、また衝撃が走る。
しかも、今度は一瞬ではなく、衝撃が持続してヒデヨシを責めてきた。

「きゃ!な、なに、これ?これ、なんなの?ノブナガ、やめ……ん、やぁぁぁぁ〜ん!」

 胸に押し当てられた青く光る榛名。その榛名からもたらされる衝撃に、下腹が熱くなり、頭の中が真っ白になる。
体がビクビクと痙攣を起こし、縛られてもいないのに、自由が利かなくなった。
思考が白く染まる瞬間、ヒデヨシは思い出した。
『あのノブナガの笑みって……アタシにイタズラをするときに見せてた顔じゃないの』と。
また、イタズラされちゃうんだ……そう思った瞬間、胸の衝撃とは比べ物にならない衝撃が、下半身から全身を襲った。
197榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:39:30 ID:RYOHiWeu
「ひぎぃ!や、やあぁぁぁぁ〜!おかしい!頭がおかしくなちゃうよぉ〜!」

 下着の上から押し当てられた榛名。下着の上からでも十分にヒデヨシを狂わせている。
鎖帷子の上からでも、十分に感じさせることが出来た。
ノブナガは、ビクビクと反応しているヒデヨシを見下ろし、ニヤリと笑みを浮かべる。

(くっくっく、我を裏切ったのじゃ、そう簡単には許してはやらんぞ?今日はたっぷりと……泣かせてやる!)

 先ほどまで見せていた優しい表情とは一変し、残酷な笑みで榛名をヒデヨシに押し当てる。
押し当てられた榛名が動くたび、ヒデヨシは背中をそらせ、下着には染みが広がる。
今、ヒデヨシは、自身の体に何が起きているのか、まったく理解できないでいる。
理解しようとするも、全身を襲う、白い波に思考が押し流されてしまっている。
しばらく榛名を股間に押し当てて、ヒデヨシの初心な反応を楽しんだノブナガは、一度榛名の動きを止める。

「な、に?これ、なんなの?体が、おかしいよぉ」

 榛名の動きが止まり、一息つくヒデヨシ。ハァハァと息荒く、グッタリと机の上に寝そべる。
彼女は自身の体に何が起きたのか、まったく理解できないでいた。

「おかしくなどない。これが正常な反応じゃ。ほれ、その暑苦しい鎖帷子など脱いでしまえ。服など脱いでしまえ」

 榛名を軽く押し当てられただけで、達してしまったヒデヨシ。
朦朧とする意識の中、ノブナガに言われたとおりに身に着けている物を全て脱いでしまった。
……それが、本格的な榛名での攻めの開始の合図とも知らずに。 

「おお、何度見てもお主の胸は小さいな。……どれ、大きくなるように榛名で鍛えてやろう」

 しばらくの間、ヒデヨシの胸の感触を懐かしむかのように揉みくだしていたノブナガ。
抵抗することすら出来ず、胸をもまれていたヒデヨシは戸惑っていた。
昔はいくら揉まれても平気だったのに、今は揉まれるのが辛い。辛いというか……気持ちいいというか。
アタシの体、いったいどうなっちゃったの?……どうなっちゃうんだろ?
ノブナガが胸を揉むことに夢中な間に、抵抗すればもしかしたら逃げることが出来たかもしれない。
しかし、彼女の好奇心がそれをさせなかった。否、彼女の体がそれをさせようとしなかった。
一度、軽くとはいえ知ってしまった榛名の力。
その力をもっと知りたいと体が求めてしまっているのだ。

「ヒデヨシよ、仲直りに記念に、気持ちいいことをしてやろう。……いくらでも達するがいい。
榛名よ……その力を解放せよ!」

虚ろな瞳でノブナガを見つめるヒデヨシの目に、赤く光る不思議な勾玉が映る。

『あ、これが榛名なんだ。榛名って赤く光るんだ』

 朦朧とする意識の中、ぼんやりとそう思った瞬間、体全体を白い衝撃が走る。
彼女の目には、イタズラをするときに見せる笑みを浮かべたノブナガが、
赤く光る榛名を嬉しそうにささやかな胸に押し当てているのが見えた。
それが本日、ヒデヨシが覚えている最後の映像となった。
198榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:40:04 ID:RYOHiWeu
「やぁぁ〜!胸!おかしいよ!頭が!しろいよぉぉ!」

 激しく振動する榛名を押し当てられ、プルプルと揺れる小さな胸。
ミツヒデのように激しく揺れることはないが、それでも榛名の振動に合わせるかのように揺れている。
その様子が面白く、つい長い時間押し当ててしまうノブナガ。

「ひゃん!や、やぁぁん!むねぇ!おっぱいがぁ!おかしい!おかしいよぉ〜!」

 背中をそらし、榛名から逃れようとするヒデヨシ。
逃れようとする小さな体を抱きしめ、さらに胸を攻め上げる。

「ひぎぃ!くるぅ!なにかがぁ〜!あたまがぁ、からだがぁぁ〜!」
「そうかそうか、そんなに気持ちいいか?……やはりお主は可愛いな。可愛すぎてつい意地悪をしたくなる」

 涎をたらし、頭を振りまくるヒデヨシ。
そんなヒデヨシを見て、疼いてきたのか、自信の胸を揉みながらヒデヨシの唇を貪る。

「ん、んん〜!んんんん〜!んっくぅぅぅぅぅぅ〜〜!」
「ん、ちゅ、ちゅる……ふ、ふふふ、久しぶりに口付けをしてしもうたわ。昔はよう酔った勢いでお主にしたものよな?」
「ん、っかはぁ……はぁはぁはぁ、はぁぁぁぁ〜」

 口付けをしながらの榛名の攻めで、一気に達してしまったヒデヨシ。
もはやノブナガの言葉は届いていないようだ。

「……やはりお主は可愛いな。もっと見せてくれ。お主が乱れ、喘ぐ姿を」

 グッタリと力なく息をしているヒデヨシの両足を開け、その中心にある彼女自身を見る。

「はっははは!やはりまだ生えてはおらぬか?……こんなところまで可愛いとは、さすがは豊臣ヒデヨシじゃな」

 何も生えていないヒデヨシ自身に手を這わせ、ヌルリとした粘液を指で掬う。

「生えておらずとも感じることは出来るか……さぁ、見せるがいい、お主が狂う姿を!」

 ノブナガの手にした榛名が再度赤く光りだす。

「ミツヒデ!お主も来るがいい!共にヒデヨシを攻め落とそうぞ!」

 部屋の外で聞き耳を立てているミツヒデを呼び寄せるノブナガ。
目を真っ赤に腫らしたミツヒデが、急いで駆けつける。
199榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:40:37 ID:RYOHiWeu
「ノブナガさまぁ……ひっく、ミツヒデはぁ、ミツヒデはぁ〜」
「泣くのは後でよい!この、榛名でいくらでも泣かせてやろう。今は……ヒデヨシを攻め落とすのが大事じゃ」
「ノブナガさまぁ……ぐすっ、はは、かしこまりました!」
「では服を脱ぎ、ヒデヨシに覆いかぶさり口付けをするがいい。ヒデヨシの唇は柔らかく、なかなかの美味じゃぞ」

 いそいそと服を脱ぐミツヒデ。しかしその表情は冴えない。冴えない表情のミツヒデをいぶかしむノブナガ。
せっかく独断でヒデヨシを殺そうとした罪を許してやったというのに、まだ不満に思っているのかと、沸々と怒りが湧いてくる。
 
「ミツヒデ、お主なにやら不満げな顔をしておるなぁ?我が命に従うのがそこまで不満か?」
「い、いえ!そのようなことはありません!ただ、その……ミ、ミツヒデは、まだ口付けというものをしたことがござません」

 真っ赤な顔で俯きながら話すミツヒデ。ミツヒデが何を言いたいのかがよく分からずに首をかしげるノブナガ。

「わ、私は、は、初めての口付けは、その、ヒデヨシなどではなく、その……」

 一段と真っ赤に染まったミツヒデの顔を見て、彼女が何を言いたいのかを悟ったノブナガ。
赤い顔でモジモジとしているミツヒデを強引に引き寄せ、耳元で囁く。

「そうかそうか、貴様はこのノブナガに初めての口付けをささげたいと言うのじゃな?
よい心がけじゃ、褒めてやろう。では、褒美じゃ……ん」

 潤んだ瞳でまっすぐにノブナガを見つめるミツヒデの唇を強引に奪うノブナガ。
一瞬目を見開いたミツヒデはうっとりと瞳を閉じ、ノブナガの背中に両手を回し、ギュッと抱きついてくる。
しばらくの間、唇と舌でミツヒデを犯したノブナガは、唾液の橋を架けながら唇を離す。
激しい口付けを終えたノブナガは、榛名を片手に再度命令を下す。

「満足したか?ではこれよりヒデヨシを攻め落とす!早く裸になり、ヒデヨシに覆いかぶされ!」

 うっとりとした虚ろな眼差しでノブナガを見つめるミツヒデ。
よほど嬉しかったのか、その目からは涙がポロリと零れてくる。

「か、かしこまりました。ノブナガ様の仰せの通りにいたしますぅ」

 ふら付きながらも服を脱ぎ、全裸になるミツヒデ。
そんなミツヒデを見てノブナガは、思う。もはや完全に我の操り人形だな、と。

「覆いかぶさり口付けで攻めればいいのですね?」

 まだグッタリとして動けないヒデヨシに覆いかぶさったミツヒデ。
その大きな胸が、秀吉の胸の上で押しつぶされ、お互いの乳首を刺激しあっている。

「そうじゃなぁ……榛名を使いやすいようにヒデヨシの両足を貴様の足で広げるようにいたせ」
「はは!かしこまりました!」

 ノブナガに言われるがまま、覆いかぶさった状態で両足を使い、ヒデヨシの両足を広げる。
自身の股間も丸見えになっているのだが、気が付いていないのか、まったく気にする様子もない。
200榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:41:14 ID:RYOHiWeu
「では、我が貴様にしたように、口付けで攻めるがよい。我は頃合を見て榛名で攻めるとする」
「はは!では、この明智ミツヒデ、豊臣ヒデヨシを攻撃開始いたします!……ん、んちゅ、ちゅちゅ」

 ミツヒデの口付けを逃れようと身をよじるヒデヨシ。
しかし上から覆いかぶされており、先ほど強烈に達したため、力がまったく入らない。
最初は抵抗していたヒデヨシだったが、いつしか彼女も舌を使い出し、ミツヒデの胸に手を伸ばしてその感触を楽しみだした。
ノブナガは、今目の前で行われているみだらな行為を皮肉な笑みを浮かべ、眺めている。
かつては両名共に謀反を企て、ノブナガの命を狙った裏切り者だ。
その2人が、今、目の前でお互いの胸を揉みながら口付けをかわし、お互いの唾液を飲み込んでいる。
丸見えになっている下半身は、2人共にドロドロに濡れており、2人が性的に興奮しているのが分かる。
ノブナガは改めて思う。榛名の力の凄さを。
散々榛名の力を試すために使ったミツヒデはともかく、少しの時間しか使用していないヒデヨシでさえ、
股間をドロドロに濡らし、ミツヒデと一心不乱に口付けを交わしているのだから。

「さて、そろそろ頃合か?」

 楽しそうに2人の行為を見ていたノブナガは、榛名を片手に立ち上がり、2人の丸見えになっている股間に榛名を近づける。

「ではそろそろ本気を出せ、榛名よ!ヒデヨシを落としてしまえい!」

 赤く光を放ちだした榛名は、低い音と共に細かく、そして激しく振動を開始した。
その榛名を、濡れて光っている何も生えていないヒデヨシの股間に近づける。

「ヒデヨシよ、我に忠誠を誓え。我の配下となり、一生を尽くせ!」

 激しく振動する榛名を股間に当てた習慣、まるで雷に打たれたかのように全身を痙攣させるヒデヨシ。
上に乗っているミツヒデを振り落とそうかという勢いだ。

「んん〜!んんん〜!んっんん〜!ふぐぅぅぅぅ〜!!」

 しかしミツヒデがその体を抑え、口付け続けている。
ヒデヨシは榛名の衝撃から逃れることが出来ず、叫び声を上げることすら出来ず、全身を痙攣させ、全身を快楽の海へと沈めた。

「はぁっはっはっはぁ〜!派手に達しおったわ!ほれ!もっといけ!どんどんいけ!」

 榛名からもたらされる強烈な快楽に沈んだヒデヨシ。しかしノブナガはそのまま沈んでいくことを許さなかった。
ヒデヨシが涙を零し、全身を痙攣させて意識を失っても、榛名を当てることを止めなかった。
何度も意識を失っては起こされて、また意識を失わされる。
何度も何度も繰り返され、快楽に支配された思考で、ヒデヨシは自分がノブナガのペットなんだと悟った。
アタシはノブナガ様のペットなんだ、ノブナガ様のために働かなきゃいけないんだと悟ってしまったのだ。

「はっははははは〜!もはや抵抗する力も無い様じゃなぁ?」

 視線の定まらない瞳で、宙を見つめるヒデヨシ。
その耳にはノブナガの言葉は入ってこず、ただ、快楽に支配された思考がアタシはノブナガ様のペットなんだと繰り返していた。
201榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:42:04 ID:RYOHiWeu
「これにてヒデヨシは陥落したようじゃな。ようやったミツヒデ!褒美をとらすぞ!」

 ヒデヨシの愛液でドロドロになった榛名を手にミツヒデにほほ笑みかけるノブナガ。
ミツヒデはその笑みの意味を理解し、自ら四つんばいとなり、尻を振る。

「お願いでございます……早く、早くミツヒデにお慈悲を!」
「はっははははぁ〜!お主は本当に手のかかる下僕じゃな。では、褒美を取らせて……なんじゃ?」

 ミツヒデに榛名を使おうとしたノブナガの手が止まる。
尻を振り、榛名を求めるミツヒデの横に、虚ろな目をしたままのヒデヨシが座り、ミツヒデと同じく四つんばいになったからだ。

「くっ、くくっ……よかろう、貴様ら2人に褒美をくれてやるわ!」

 視線の定まらない瞳でミツヒデに向かい、ニッコリとほほ笑み、ミツヒデの手をギュッと握るヒデヨシ。
ミツヒデも握り返し、ほほ笑み返す。
その様子を満足げに眺めていたノブナガは、赤く光る榛名をミツヒデの股間に押し当てる。

「ひぎぃ!い、いいい!ノ、ブナガ、ざま!ミ、ミツヒデは!ミツヒデはぁぁ〜!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!次はサルじゃ!」
「んあああ〜!ノブナガさまぁ!い、いい!気持ちいい〜!ヒデヨシはぁ〜!ヒデヨシはぁ〜!」

 交互に代わる代わる2人を攻めるノブナガ。
ミツヒデがイクとヒデヨシに移り、ヒデヨシが達すると、ミツヒデを犯す。
ミツヒデが失禁をし、意識を失い、ヒデヨシが泣きながら全身を痙攣させ意識を失った時、ノブナガは榛名を止めた。
お互いの手をギュッと握り締めたまま榛名で攻められ、ほぼ同時に意識を失ったミツヒデとヒデヨシ。
こうして、豊臣ヒデヨシの長い一日が終わった。

 ……戦国の世を争う8人の乙女、戦国乙女の1人豊臣ヒデヨシ。
彼女は同じく戦国乙女の1人、織田ノブナガの手に落ち、明智ミツヒデと同じく快楽の底へと沈んでいった。
202榛名の力 ヒデヨシ編:2008/10/17(金) 22:42:36 ID:RYOHiWeu
「ねぇノブナガさま〜?一緒にお風呂はいってもいい?」

 ノブナガの寝室で、ノブナガに寄り添うように布団に入っていたヒデヨシ。ノブナガに腕枕をしてもらい、ご機嫌のようだ。

「わ、私もご一緒させていただきたいです!」

 同じく寄り添うように布団で寝ていたミツヒデが言葉を挟む。
ノブナガに腕枕をしてもらい、うれし泣きをしていたのか、目には涙の後が残っている。

「そうじゃなぁ……では共に入り、一汗流すとするか?」
「やったぁ〜!アタシ、お背中流しま〜す!」
「抜け駆けとは卑怯だぞ!ノブナガ様の背中は私が流すと決まっているんだ!」
「あああ〜!うるさい!耳元で騒ぐでないわ!」

 あの後、意識を取り戻した2人を連れて、寝室で仮眠を取ったノブナガ。
ヒデヨシが配下に加わったため、機嫌がよかったのか、2人に腕枕をしてあげるというサービスまでしたようだ。

「ゴ、ゴメンなさい……」
「申し訳ありません……」

 ノブナガに一喝されたことにより、シュンとする2人。
そんな2人を見てノブナガは思う。さすがは榛名だ、ヒデヨシもミツヒデ同様に我の虜だな、と。

「交代で流せばいいだけの話であろう。ではさっさと湯につかり、汗を流すとする……」

 布団から起き上がり、湯船に向かおうとしたノブナガ。その時、大慌ての伝令が寝室に駆け込んできた。

「も、申し上げます!駿河の今川ヨシモト、軍勢3万を率い、進軍しているとのことです!
狙いは……おそらく榛名とのこと!我らを攻めるつもりです!」
「ば、馬鹿な!3万だと?そんな桁外れな軍勢を、率いて攻めてくるだと?」

 ミツヒデが信じられないといった表情で声を上げる。

「イエヤスは?徳川イエヤスはどうしたのよ!まさかもう滅ぼされちゃったの?」

 ヒデヨシも驚きの声を上げる。
駿河から攻め込んでくるには、途中にある三河を通れなければいけない。
三河には、戦国乙女の一人、徳川イエヤスがいる。そのイエヤスはどうしたのか、と。

「そ、それが……イエヤスは城から出てこず、ヨシモト軍の進軍を許した模様です」
「……くっくっく、それはそうであろう。3万の大軍、普通なら相手になど出来ぬわなぁ。
しかしあのヨシモトに、そこまで力があるとはなぁ」

 煙管を咥え、一息吸い込み白い煙を吐き出すノブナガ。
その表情はまるで、3万の軍勢が迫っていることを楽しんでいるかのようだ。 

「ヒデヨシ、ミツヒデ。風呂は後じゃ。まずは……ヨシモト軍を打ち倒し、今川ヨシモトを生け捕りにいたす!
……この戦で武功を立てた者に、我が背中を流す権利をくれてやろう。2人とも、我が背中を流したいのであれば、励むがいい」

 大剣を手に取り、寝室を出て行くノブナガ。
ノブナガの背後では、ミツヒデとヒデヨシがお互いを睨みつけ、ライバル心をむき出しにしている。
その様子を背中で感じ、ノブナガは思った。
ヨシモトよ、3万でも5万でも引き連れてくるがいい。雑魚をいくら率いてこようとも、我らを倒すことは出来ん!と。

 ノブナガは、今川ヨシモトを迎え撃つために軍議を開き、決戦場所を定めた。
そして、すぐに出陣をし、今川軍との決戦の地……桶狭間へと向かった。
203名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 22:43:25 ID:RYOHiWeu
今回は以上です。
ヒデヨシは俺の嫁、異論は認めます。
204名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 23:01:12 ID:2eaB9FIJ
桶狭間へと向かった。まで読んだ。

この変態め!
205名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 09:39:24 ID:lSVXfmdQ
ぐっじょぶ!
気付いたら悶えてたわ。

普通に、話しとしても面白いよ
206名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 10:30:29 ID:5nvrerMD
超絶GJ!!!

素晴らしかった
207名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 14:53:49 ID:Zn4R90Dk
股間が烈風真空波しそうです保守
208名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 15:01:16 ID:yQG689Mz
単なる萌え歴史じゃなくて壮大なif歴史になってきてる!

もはや天下を阻む奴は居ないのかw
209名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 20:59:54 ID:/AmAE4NA
GJ!
ああ、ヒデヨシもミツヒデも堕ちた後が可愛いくて仕方ないww
210名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 06:56:12 ID:8U/9IGLa
いよいよ1位と2位とが激突するんですね!?

という期待保守
211名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 22:44:41 ID:sRBc4r1h
保守
212名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 00:15:12 ID:J+112Omn
テス。
213名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 00:32:51 ID:cE8lswIF
>>65-71
>>103-113
>>186-202 の続きです。かなり長いので読むのが面倒な方はスルー願います。
214榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:33:43 ID:cE8lswIF
「ふぅ、暑いですわね〜。こう暑いと縁側で葛切りでも食べながら、涼みたいものですわ」

 兵士達が担ぐ輿に乗り、パタパタと扇子を仰ぐ武将が一人。
その艶やかな黒髪をなびかせ、扇子を仰いでいる。よほど暑いのか、その豊満な胸元には汗が少し滲んでいる。

「ヨシモト様、やはり徳川イエヤスは城から出てくる様子はありませんね。
我らの軍勢を見て、もはや天下を諦めているのではありませんか?」
「そう、分かりましたわ。ですが、油断は禁物、くれぐれも油断はしないように、兵士の皆さんにおっしゃって下さいな」
「はは!分かりました!」

 伝令はヨシモトの指示を、彼女が率いる全軍に伝達に走る。
そう、この輿に乗った武将こそ、戦国乙女が一人、今川ヨシモトである。
ヨシモトは、前代未聞の軍勢3万人を率い、伝説の勾玉、榛名手に入れた織田ノブナガを打ち滅ぼそうと立ち上がったのだ。 

「ふぅ、ホントに暑い……いっそのこと奇襲でもしてこないものかしら?
この軍勢相手にいくら榛名があろうとも、ノブナガ軍だけでは太刀打ちできないのは分かっているはず……どう出てくるのかしら?」

 パタパタと扇子を仰ぎ、手ぬぐいで胸元の汗を拭う。ふと何かを思いついたのか、扇子を仰ぐその手が止まる。

「ふむ……出てこないのなら、おびき出せばよいのです。
木陰に隠れた子猫を誘い出すのと同じく、美味しいご飯を用意してあげればいいだけのこと。
……うん、そうしましょう。みなさ〜ん、少し休憩しますわ〜。どこか休める場所を探してくださいな」

 3万の軍勢を率いるヨシモトは、ノブナガの領土への進軍の途中、休憩のため、進軍を止める。
そして彼女は、桶狭間という場所にある小さな寺で、しばしの休息をとることにした。

「ふぅ……やはり日陰は涼しいですわね。……皆さんに注意するように伝えてくださいな。
お行儀の悪い野良猫ちゃんが襲ってくるかもしれないので、準備に怠りなく有事に備えるように、と」
「え?襲ってくる?どういう意味ですか?」

 首をしげる伝令兵に、ヨシモトはニコリとほほ笑み、口を開く。

「ノブナガという野良猫ちゃんが、ヨシモトという可憐な小鳥を狙ってくるということですわ」
「え?えええ!ということは……この休憩はノブナガを誘い出すために?」
「そ、この軍勢を相手に勝つ方法はたった一つ。それは、このヨシモトを倒すことですわ。
ですが、篭城戦では、わたくしを倒すことは出来ませんわ。
わたくしを倒すには野戦……しかも数の違いもあり、まともには戦えないノブナガは奇襲を選択するに決まってますわ。
ならわざと奇襲する隙を作って差し上げて……あとはお分かりになるでしょ?」

 ニコリとほほ笑むヨシモトに、伝令兵は寒気を覚える。
世間でヨシモトは、世間知らずの苦労知らずなお嬢様。天下など取れる器ではないと噂をされている。
しかし実際は、育ちがいいためか少し世間に疎いところもあるが、このように策略にも長けており、
彼女が本気を出したのなら、榛名などに頼らずとも天下を統一できる器があると信じている。
あの甲斐の虎、武田シンゲンと同盟を結び、3万もの軍勢を集めることに成功したのだ。
伝令兵は誇らしく思う。世間の無知な者どもよ、戦国を統一するのはこの今川ヨシモト様だ!と。
ヨシモト様が本気になられたのだ、例え榛名を手に入れたといえ、この軍勢相手にノブナガだけで何が出来るものか!と。

「はは!かしこまりました!奇襲に備え、準備に怠りないように活を入れてまいります!」
「野良猫退治を終えた暁は、ここ桶狭間で大宴会といきましょう」

 伝令兵はニコリとほほ笑むヨシモトに、このお方の配下でよかったと心から思う。
ノブナガを討ち果たした後での大宴会を楽しみにし、伝令兵は全軍に指示を出しに走る。
しかし、彼女は知らなかった。そして、ヨシモトも知ることが出来なかった。
ノブナガに新たな2人の武将が配下に加わったことを。
そのことをヨシモトが知っていれば、攻め込もうとは考えはしなかったのかもしれない。
知ってさえいれば、桶狭間という奇襲にうってつけの場所で、罠を張ろうとは考えなかっただろう。
その情報を知ることがなかったために、この会話が、ヨシモトと伝令兵との間での、最後の会話となった。
215榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:34:24 ID:cE8lswIF
 最初、ヨシモトはその光景を、まるで悪夢を見ているかのような感覚で見ていた。
次々と吹き飛ばされる自軍の兵士達。次々と無数のクナイが突き刺さり、悲鳴を上げながら倒れこむ兵士達。
先ほどまで会話を交わしていた伝令兵が、敵将が打ち出したであろう衝撃波に吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。
輿を担いでくれていた兵士達が、次々とクナイに襲われ、うめき声を上げて倒れこむ。
ヨシモトは混乱をしていた。目の前で起こっている現実が、信じられなかったからだ。
しかし、次々と伝令が伝える事実が、ヨシモトを現実へと引き寄せる。

「……では、ノブナガの配下に、明智ミツヒデと豊臣ヒデヨシがいるということなのですね?
で、その2人が軍を率い、我らを急襲してきた、と。……被害はどうなっているのですか?」
「被害は甚大!ほぼ半数の部隊が壊滅的な被害を被りました!ですが、明智軍はほぼ壊滅!
残るはわずかな手勢を率いているミツヒデ本人のみです!」
「豊臣勢も同じくヒデヨシとわずかな手勢のみです!」
「……そう、分かりましたわ。ノブナガに降った哀れなミツヒデとヒデヨシは、このヨシモトが討ち果たしますわ!」

 フルフルと肩を震わせ怒りに震えるヨシモト。
自らが率いてきた3万の軍勢が、予想だにしなかった2人の戦国乙女の手によって、半壊状態へと追い込まれた。
ノブナガの奇襲の備え、万全の体制をとってはいた。
天下に名高い戦国乙女、織田ノブナガを相手にするのだ、ある程度の損害を受けるとは考えていた。
しかし、まさかノブナガ以外の戦国乙女が攻めてくるとは予想もしていなかった。
……2人の戦国乙女が攻めてくるなどと、想像すらしていなかった。
ヨシモトはこの苦境に、思わず笑みを浮かべてしまう。

(さすがは世に名高い明智ミツヒデと豊臣ヒデヨシ、やりますわね)と。

 怒りに燃える瞳で2人の敵を探すヨシモト。
その怒りに燃える視線の先に、空中高く舞い上がり、無数のクナイを投げつける敵将の姿が映る。

「……見つけましたわ!明智ミツヒデ……よくもわたくしの可愛い兵隊さん達を!くらいなさい!」

 ヨシモトの左手が光を放ちだす。光りが収まったかと思うと、その手には弓が握られていた。
そして、視線を憎き敵、明智ミツヒデから逸らすことなく、華麗に宙へと舞い上がる。

「兵士の皆さんのカタキ!決して許しませんわ!喰らいなさい!……烈風真空波!」 

 宙に舞ったヨシモトの右手が光る。
その光の中心には光の矢が握られており、その光の矢が明智ミツヒデに目がけ、気合一閃!打ち放たれた!
ヨシモトから放たれた光の矢は、光の衝撃波となり、ミツヒデを目がけ一直線に飛んでいく。
しかし、ミツヒデも戦国乙女の一人、気配でその攻撃を感じ取り、かわそうとした。
だが光の矢は、かわす事すら許さず、直撃を避けたはずのミツヒデを、周りにいた配下の兵もろとも吹き飛ばした!
砂煙を上げ、地面に突き刺さった光の矢。
砂煙が収まった時そこに残っていた物は、えぐれた地面と、その中心に突き刺さった一本の矢。
その矢の周りには、ミツヒデが率いていた一群がうめき声を上げ、倒れこんでいた。
地形が変わるほどの衝撃。まともに直撃を喰らっていれば、いかに明智ミツヒデといえ、死を逃れることは出来なかったであろう。
しかし直撃を避けたとはいえ、ミツヒデは甚大なダメージを負っていた。
かすっただけなのに、そのかすった右腕が使い物にならないほどのダメージを負ったミツヒデ。
骨折した右手をプラプラとさせながら、まだ戦おうとクナイを手に構える。
自らを襲った矢を放った人物を探しているようだ。しかしその足元はおぼつかなく、深刻なダメージ受けたことが分かる。
その様子を見たヨシモトが、ニコリとほほ笑み口を開く。

「手ごたえあり、ですわ。さ、皆さん、明智ミツヒデを捕まえてきてくださいな。
何故織田ノブナガに組しているのかを、問いただしますわ」

 ヨシモトの周りにいた兵達はゴクリと唾を飲み込んだ。なんて威力の攻撃を放つんだ、ヨシモト様にお仕えしててよかったと。
ヨシモトの力を見せ付けられた兵達は、士気が上がり、一気に明智ミツヒデに襲い掛かる。
……士気が上がり過ぎたためか、そのミツヒデの様子がおかしいことに気がつけないでいた。
もちろん、遠方から攻撃したヨシモトに見えるはずもない。
ヨシモトの攻撃を受け、瀕死の状態に追い込まれたはずのミツヒデが笑みを浮かべていたのだ。

「ノブナガ様、今川ヨシモトの居場所、このミツヒデが掴みました」と呟きながら。
216榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:35:13 ID:cE8lswIF
 ヨシモトが光の矢を放ち、ミツヒデを攻撃した時、少し離れた高台から、その様子を見ていた軍勢があった。
その軍勢の先頭に立つ、大剣を手に持ち煙管を咥えた人物が、皮肉な笑みを浮かべながら白い煙を吐く。

「ふぅ〜……ようやったわ、ミツヒデ!よう囮としての役目を果たした!」

 手にした大剣を天高く掲げ、背後に従う軍勢に命令を下す。

「駿河のお嬢様はあそこにいる。たかが3万の兵で、このノブナガを倒そうとしたことを後悔させてやるわ!
皆の者!ヨシモトを……今川ヨシモトを生け捕りにせよ!全軍、突撃じゃ〜!」

 気合一閃、大剣を振り下ろし、突撃命令を下すノブナガ。
ミツヒデやヒデヨシの戦いぶりを見ていた兵達は、我も我もと士気高く、次々とヨシモト軍に襲い掛かる。
ミツヒデ隊を壊滅させたヨシモトは、油断をしていた。
否、油断ではなく、ヒデヨシ隊に意識を集中させていたのだ。
いくら壊滅状態とはいえ、ヒデヨシが健在であれば、戦況はどう転ぶか分からない。
だからヨシモトはミツヒデ同様に、遠方からの攻撃でヒデヨシを討とうと隙をうかがっていたのだ。
そこへ不意を付いてのノブナガ本軍の奇襲攻撃。まさかの奇襲で浮き足立つヨシモト本陣の兵士達。
それに呼応するかのようなヒデヨシのヨシモト本陣への攻撃。
もはやヨシモト軍は混乱をし、軍としての機能を失った。
いくら東海一の弓取りを歌われた今川ヨシモトとはいえ、一度崩れてしまった軍勢を立て直すことは困難であった。
  
「き、きぃぃぃぃ〜!ふ、不本意ですが、撤退しますわ!一度領内に戻り、軍を建て直しますわ!」

 伝令兵に指示を出し、自らが小刀を持ち、襲い掛かるノブナガ兵を打ち倒す。

「皆さん、撤退ですわ!戦場を離れ、駿河まで撤退ですわ!」

 自ら両軍が入り乱れる戦場へと駆け出し、撤退を叫ぶヨシモト。
一人でも多くの兵を逃がそうと、自らが敵兵に襲い掛かり、次々と打ち倒す。
慣れない小刀で襲い掛かるノブナガ兵達を打ち倒し、配下の兵達を逃がすヨシモト。
何十人と打ち倒し、全身で息をするほどに疲労したヨシモトの前に、2人の敵が姿を見せた。
その2人を見て絶望し、手にした小刀を落としてしまう。

「ね〜ノブナガさまぁ、アタシが倒してもいい?」
「いや、このノブナガに弓を引いたのじゃ。ならばこのノブナガ自らが打ち倒してやらんとなぁ」
 
 ニヤリと笑みを浮かべたノブナガは、手にした大剣を高く掲げ、ヨシモトに話しかける。

「3万の軍勢を集めるとは、さすがは東海一の弓取り、今川ヨシモトじゃな。
だが、この織田ノブナガを打ち倒すには、3万では少なすぎたようじゃなぁ」
「お、のれぇ……おのれノブナガぁ!」

 落とした小刀を拾い上げ、ノブナガに襲い掛かるヨシモト。
ノブナガはそんなヨシモトの姿を見て、愉快そうな笑みを浮かべ、大剣を振り下ろす。

「くっくっく……はぁっはっはっはぁ!負け犬の遠吠えが聞こえよるわ!
貴様も榛名の力を使い、我の配下としてやろう。しばらくは大人しく寝るがいい!喰らえ!非常ノ大剣!」

 ノブナガが放った炎の衝撃波がヨシモトを襲う。
衝撃波に吹き飛ばされ、地面に叩きつけられるヨシモト。
薄れいく意識の中、高笑いを上げ、歩いてくるノブナガの姿が目に入る。

 こうして、今川ヨシモトの、天下統一の野望は散った。
そして……ヨシモトにとって、人生で一番長い、夜が始まるのであった。
217榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:35:47 ID:cE8lswIF
「ミツヒデ、ヒデヨシ。3万の軍勢相手に、両名ともよう戦った。
とくにミツヒデ!お主の働きのおかげでこの通り……今川ヨシモトを生け捕りに出来たわ」

 満面の笑みを浮かべるノブナガが煙管で指し示した先には、グッタリとして動かない人物が。
机の上に、両手両足を広げるようにして縛られているヨシモト。
ノブナガの技をまともに喰らい、今だ気を失ったままだ。

「では、両名に恩賞を与えよう。まずはヒデヨシ!」

 ニコニコと笑みを浮かべノブナガの前に進むヒデヨシ。
そんなヒデヨシを立たせ、ギュッと抱きしめるノブナガ。

「よう戦ったなヒデヨシ。その激しい戦いでかすり傷一つ負わなんだことは、さすがは豊臣ヒデヨシじゃ」
「エヘヘヘ、ありがとうございます!ノブナガさま!」
 
 ナデナデとノブナガに頭を撫でられ、嬉しそうに微笑むヒデヨシ。
ノブナガもまるで妹を褒めるかのように嬉しそうな顔をしている。

「褒美はそうじゃなぁ……今宵の夜伽の相手をしてもらうとするか」
「いやったぁ〜!ノブナガ様ありがとうございます!」
「ま、待ってください!ではこのミツヒデへの褒美はどうなるのですか!」

 ヒデヨシへの褒美を聞いて、慌てるミツヒデ。
今回の戦では自分が武功一番だと思っていたのだから当たり前だ。

「あぁ?ミツヒデ、貴様……この我に文句を言いたいのか?」
「い、いえ、そのようなことは決して……」

 怒りに震える表情で、ミツヒデに近づくノブナガ。
怒りに震えるノブナガを見て、ミツヒデは震え上がっている。

「ミツヒデ貴様、このノブナガの下僕の分際で、いつもいつも文句を言ってきよるな」

 ミツヒデの胸元を掴み顔のすぐ側まで引き寄せる。今にも殴ろうとする勢いだ。

「も、申し訳ありません!出すぎたマネをいたしまして、申し訳ございません!」
「謝れば許されると思うたか!貴様のような下僕は、こうじゃ!」

 怒りに震える表情で、固めた拳を振り上げる。
殴られる!そう思ったミツヒデは両目をギュッと瞑り、歯を食いしばった。
しかし、予想していた衝撃は来ずに、唇に甘い感触が触れた。
何が起こったのかと目を開くミツヒデ。
目を開いたそのすぐ先に、ノブナガの顔があり、唇を割ってなにか柔らかいものが口内に入ってきた。
クチュクチュと口内で蠢く柔らかい物体。
その物体が蠢く度、ミツヒデの力は抜けていき、ノブナガに抱き支えられる。
ノブナガは殴ると見せかけて、先の戦いのように奇襲で口付けをしたのだ。
その攻撃に不意を突かれたミツヒデは、完全に攻め落とされた。
攻め落とされたミツヒデは、口内をノブナガに蹂躙され、されるがままになっている。
218榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:36:22 ID:cE8lswIF
「……ん、ちゅ、んん。はぁっはっはっは!どうじゃ?驚いたか?」

 突然の口付けに訳が分からず唖然とするミツヒデ。
その様子を見ていたヒデヨシは、羨ましそうにノブナガを見ている。

「では、ミツヒデへの恩賞を授けよう。……では行くぞ、ミツヒデ」

 恩賞を授けると言ったノブナガは、どこかへ向けて歩き出す。
今だ口付けの衝撃から立ち直れないで居たミツヒデは、その後姿を見て我に返り、慌てて後を追いかける。

「ど、どちらへ行かれるのですか?」
「湯じゃ。戦で掻いた汗を流すのじゃ。……ミツヒデ、背中を流すがよい。それがお主への恩賞じゃ」
「わ、私ごときがお流ししてもよろしいので?あ、ありがとうございます!」
「はっはっは、貴様も手が折れて不自由であろう?お主の背中は我が流してやろう」

 そう言ったノブナガは笑みを浮かべ、榛名をミツヒデに見せ付ける。
榛名を見て、顔を真っ赤に染めたミツヒデは、コクリと頷きノブナガの背中を守るようにあとに続く。

「おぉ、そうじゃ、忘れるところであったわ。ヒデヨシ、我等が湯から上がるまで、ヨシモトを温めておけ」
「温める?……あ、そっか!分りました、ノブナガさま!」

 ノブナガの意図することが分らず、首をかしげたヒデヨシであったが、
すぐに意味を理解して、分りましたと大きく頷く。
それを見たノブナガは、満足げに頷いた。

「湯から上がればすぐにでも始める。では、頼むぞヒデヨシ」

 ヒデヨシに謎の命令を出し、ミツヒデを連れて風呂場へと向かうノブナガ。
命令を受けたヒデヨシは、部屋の中を物色し始めた。
そして、小刀と一本の筆を手に取りヨシモトへと歩み寄る。

「へっへっへ〜、実験実験、大実験〜」

 嬉しそうに無邪気な笑みを浮かべながら、ヨシモトの衣服を切り裂くヒデヨシ。
甲冑を剥がし、衣服を切り裂き、何も身につけていない状態へとする。
染み一つない、見事な体に感嘆の溜め息を漏らすヒデヨシ。
寝た状態でも形を崩すことのない見事な胸を見て、自らの胸を触り、ガックリと肩を落とす。

「……アタシは普通だもん。みんながおっぱいお化けなだけなんだもん」

 ノブナガが聞けば、大爆笑するであろう言い訳をしながら、ヨシモトのその見事な胸に筆を走らす。
ノブナガにも勝るとも劣らない見事な巨乳。ヒデヨシでなくともその大きく、そして美しい乳房に憧れを抱くであろう。
しかしその美しい乳房は、ヒデヨシの玩具と化している。
ヒデヨシが手にする乾いた筆が触れる度、ピクリと反応するヨシモト。
自分の胸と比較をしてしまい、落ち込みながらもその乳房に筆を走らせていたヒデヨシは、
その反応が面白いのか機嫌もよくなり、興味津々といった表情で、さらに筆を走らせた。
先端の桃色の突起を重点的に攻め始めた時、ヨシモトが意識を取り戻した。
219榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:37:03 ID:cE8lswIF
「あ、ん……んん?んな?な、何をしているのですか?あん!おやめなさい!こら!ん、やめなさい!」

 ムズムズとした、甘い感覚に目を覚ましたヨシモトは、驚きを隠せない。
ノブナガにやられて意識を失い、気がついてみれば……縛られており身動きがとれない。
それだけならまだいい。何故か裸にされ、胸にイタズラをされているではないか。
筆で胸の先端を刺激され、今まで感じた事のない、妙な感覚が身体を駆け巡る。

「コ、コラ、止めなさ、あん!つ、摘むのはダメですわ!ひゃ!お腹をくすぐらないでぇ〜!」
「あ、やっと目が覚めたんだ。えへへへへ〜……よかったね、ヨシモト。ノブナガさまがお風呂上りに苛めてくれるんだって!」

 ヒデヨシはニコニコと嬉しそうな顔で、筆で刺激された為に大きくなってきたヨシモトの乳首を引っ張り、
筆は胸からお腹へとゆっくりと下ろしていく。

「ひゃう!い、苛める?苛めるとはいったい……きゃ!」

 ヒデヨシは筆でおへそをコチョコチョとしながら、乳首を口に含み、軽く歯を当てる。 
時折吸い付き舌で転がし、転がしては歯で軽く噛みつく。
噛み付きながら筆でおへそ、わき腹太ももへと刺激を与え、ヨシモトの反応を見る。
 
「あ、ん……な、何故このような破廉恥なことを……んん!」
「ノブナガさまはねぇ、もっと上手なんだよぉ?ミツヒデなんて、毎回お漏らししちゃうくらい感じちゃうんだから!」

 筆で刺激され、ツンと上を向いた乳首を指で挟み、クニクニと押しつぶし、時折舌で舐めあげる。
これはヒデヨシ自身がノブナガにしてもらったことなのだが、思いのほか効果はあったようだ。
乳首を摘む度に背中をそらし、押しつぶす度、苦しそうに声をあげる。
舌で舐めあげると息が荒くなり、甘い声をあげる。
ノブナガに命令された通りにヨシモトの体は、ヒデヨシの拙い前技でも、徐々にだが、温まってきたようだ。

「あ、はぁん!や、やめて、お願い、もうやめて……」
「うわ!すっごい濡れてきたよ!ねぇヨシモト、アタシにオッパイ舐められて気持ちいいの?ねぇ気持ちいいの?」
「お、おやめなさい!ひゃ?こ、こらぁ!そんなところイタズラしてはいけません!」

 指に付いた粘液を見て、満面の笑みを浮かべるヒデヨシ。
これでノブナガさまの命令は果たした事になるのかな?
そんなことを考えているのだろうか?ヨシモトを攻める手が止まった。
その隙を見て、逃げ出そうと暴れ出すヨシモト。
しかし、体中を縛られていては逃げることなど出来るはずもなく、一段と縄が体を締め付けるだけだった。

「あはははは!逃げれるわけないよ、もう諦めちゃえば?」
「い、いい子だからこの縄を解いてくださらないかしら?美味しいお菓子を買い与えますわよ?」
「……いい子?おかし?」
「そ、とても美味しいお菓子ですわ。京の都のお菓子はとても美味ですわよ?」

 暴れたことで縛りがきつくなり、痛さに顔を歪めながらヒデヨシに話しかけるヨシモト。
お菓子でヒデヨシを買収しようとしているのだろうか?そんな哀れなヨシモトを鼻で笑うヒデヨシ。
220榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:37:44 ID:cE8lswIF
「あはははは!お菓子なんかでアタシを買収しようなんて、バカなこと考えない方がいいよ」
「いい子だからお姉さんを逃がしてちょうだい。
貴女の様な子供を戦に巻き込むノブナガに味方をしても、いいことなんてありませんわよ?」
「子供?お姉さん?ねぇヨシモト、さっきから何を言ってるの?アタシ、意味が分からないんだけど?」

 ヨシモトの言葉の意味が分からずに、頭の上にはてなマークを浮かべるヒデヨシ。
そんなヒデヨシにヨシモトは優しく語り掛ける。

「きっと食べていく為に、嫌々ノブナガなんぞに仕えているのでしょう。
お辛いでしょうに……わたくしは貴女のような子供が、笑ってすごせる様な平和な国を作りたいのです」
「子供?え?ええ?アタシが子供?」
「そう、貴女のような幼子を健やかに育てることができる、平和な世を作りたいのです。
お願いしますわ!平穏な世を作る為に、この今川ヨシモトを助けてくださいな!」
 
 ここに来てやっとヒデヨシはヨシモトが何を言っているのかを理解した。
理解した瞬間、怒りで頭の中が沸騰しそうになる。
ヨシモトは、目の前にいるこの少女のことを、自身と並び称される戦国乙女の1人、豊臣ヒデヨシとは思っておらず、
ノブナガに利用されている哀れな子供と思っていたのだ。
だからヒデヨシに語りかける口調も、年下に話しかけるようにお姉さん言葉で話していたのだ。

「んっふっふっふ……ヨシモト!アタシ、怒っちゃったもんね!怒ったんだからね!」

 ギュウっと強く乳首を摘みあげ、キッと睨みつけるヒデヨシ。
いくら幼く見えてしまう体型をしていても、子供と間違えるなんて、許せない!
そんな怒りの表情でヨシモトを睨みつける。

「イ、イタ!こら!そのようにしてはいけません!いい加減にしないとお姉さん、怒りますわよ!」
「怒るのはアタシの方だよ!このアタシを……豊臣ヒデヨシを子ども扱いして……もう怒っちゃったもんね!
後悔しても知らないんだから!泣いても許さないんだからね!」

 頬をぷくっと膨らませ、怒りを表しているヒデヨシ。
その仕草はとても可愛らしいものであり、ノブナガが彼女を妹のように可愛がる要因となっている。

「え?豊臣……ヒデヨシ?えええ?あ、あなたが?貴女があの豊臣ヒデヨシなのですか?」
「そうだよ、アタシがヒデヨシだよ」
「た、確かに噂では幼子のような身体をしていると聞いてはいたのですが……本当だったんだ」

 オドロキの眼差しでヒデヨシを見るその視線は、主に胸に注がれている。
その視線を感じたヒデヨシは、一段と怒りを露わにした。

「……あったまきた!カチンと頭に来ちゃったんだからね!」

 頬をぷくっと膨らませ、プンプンと怒りを露わにするヒデヨシ。
そんなヒデヨシを見て、ヨシモトは混乱をしている。
このような小さな体の少女が、豊臣ヒデヨシとは信じることができないでいた。
確かに戦場にて遠目で見たときも、小さな身体だとは思っていたが、このような幼い体つきとは思いもしなかったようだ。 
221榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:38:36 ID:cE8lswIF
「今川ヨシモト!アタシを怒らせたことを後悔しても、もう遅いんだからね!泣いても許さないんだからね!」

 筆を手にしたヒデヨシは、残酷な笑顔を見せる。
その笑顔に背筋が寒くなるヨシモト。そんなヨシモトに手にした筆を見せつけ、それを下半身へと持っていく。

「あ〜あ、さっきまで濡れてたのにもう乾いちゃってるよ。……また濡らさなきゃノブナガさまに怒られちゃう」
「んな?ぬ、濡らすとかはもういいのです!それよりも何故あなた達がノブナガなどの配下になっている……ひゃん!」

 自らの下半身からヒデヨシの興味をそらそうと話しかけたヨシモトであったが、
ヒデヨシはそれを無視して筆を股間に走らせる。
柔らかい筆先が一番敏感な突起に触れる度、背筋をゾクゾクとした感覚が走り、声が出る。
先ほどまでの乳首攻めとは比べ物にならない快楽で、徐々に下半身が濡れていくのがヨシモト自身にも分かった。

「あはははは!また濡れてきたね!筆でコチョコチョされるのが気持ちいいんだ?
敵に捕まって、筆でイタズラされて気持ちよくなっちゃったんだ?」
「き、気持ちよくなんか、んん!あ、あり、あん!ありません、わ!」
「あはははは!じゃあさ、なんでこんなにヌルヌルなの?ほら、触ったらグチョグチョ音を出してるよ?」

 筆先が濡れてしまい、使い物にならなくなったため、自らの指でヨシモトを攻めるヒデヨシ。
突起を触る度、入口を弄くる度にクチュクチュと音を出し、溢れ出てきた粘液がお尻を伝い、机を濡らす。
ヨシモトは歯を食いしばり、感じまいと必死に耐えているが、いつまでも続くヒデヨシの攻めに、音を上げそうになる。

「ん、あん!ま、待って!少し、少しお話をしましょう!ですから、あん!手を止めて!」
「え〜?お話したいの?う〜ん、ど〜しよっかなぁ?」

 ヨシモトの提案に、指が止まるヒデヨシ。
股間を蠢いていた指が止まり、ホッと一息つくヨシモト。
しかし指を止めたヒデヨシの顔は、イタズラを思いついたような、少し悪い顔をしている。

「アタシは話す事なんてないんだけどなぁ……うん、じゃあね、指は止めてあげるね?」
「は、話すことはいっぱいありますわ!わたくしの国、駿河についてお話しましょ……きゃん!」

 どうにかヒデヨシの意識を違う方向へと持っていこうと話しかけるヨシモトであったが、
彼女の股間を指ではない、筆でもない何か柔らかく、蠢くものが這い出した。

「んな?な、何をしたのですか!豊臣ヒデヨシ!あなた今、いったい何をしたのです!おやめなさい!
お願い、やめて……きゃん!いやぁぁ〜!」
「えへへへへ……ちゅ、ぺろ、ずずず……気持ちいいでしょ?」

 股間に顔を埋めたヒデヨシが、濡れて光っているヨシモトを舐めあげる。
小さな舌がチロチロと舐めあげる度、背中をそらし、声をあげるヨシモト。
小さな唇が突起を吸い上げる度、泣きそうな声で許しを請う。

「ごめんなさい!ごめんなさい!もう許して!お願いだからもう止めて!」
「ちゅ、ずずずず……レロ、なんで?気持ちいいんでしょ?だってスッゴク濡れてるよ?もう机の上まで垂れちゃってるよ?」

 もう許してと懇願するヨシモトを無視して舐め続けるヒデヨシ。
その小さな舌がペロペロと蠢く度に、顔を左右に振り、もう止めて、もう許してと涙声で懇願をする。
先ほどまで指で攻めていた時には見せることのなかったヨシモトの行動に、
興味を覚えたヒデヨシは攻めるのを止め、問い質す。

「ねぇなんで急にそこまで嫌がりだしたの?さっき指や筆でしてた時はそんなにも嫌がってなかったよね?」
「ひっく、ぐす……もう、許して、こんな恥ずかしいこと……ぐす、嫌ですわぁ」

 涙を浮かべ、恥ずかしいのは嫌だと言うヨシモト。
ヨシモトの言葉を聞き、ニヤリと笑みを浮かべるヒデヨシ。また何か悪巧みを思いついたようだ。
222榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:39:11 ID:cE8lswIF
「えっへっへっへ〜。ヨシモトは恥ずかしいのが嫌なんだ?いいこと聞いちゃったぁ〜」
「他人に見られるなど嫌ですわ。ましてや舐められるなど……正気の沙汰ではありませんわ」
「じゃあさ、こんなのはもっと嫌なんじゃないの?」

 ヒデヨシはそう言ったかと思うと再びヨシモトの股間に顔を埋めた。
否、股間よりも少し下に顔を持っていき、その小さな舌を尖らせて、まるで槍のようにしてそこをつつき出した。

「え?ふわわわわ!んな!あ、あなたおバカじゃありませんの!そんな汚いところを舐めるなんて!」

 尻の穴に舌を這わされて慌てふためくヨシモト。
そんなヨシモトを無視して、ひたすら舐め続けるヒデヨシ。
最初は罵詈雑言をヒデヨシにぶつけていたヨシモトであったが、次第に口数が少なくなった。

「ちゅ、ちゅちゅ、ねぇヨシモト、お尻気持ちいい?スッゴク濡れてるんだけど?」
「んん〜!き、きもぢよくなんかありまぜんわ!」
「そっか、気持ちよくないんだ?なんかね、お尻の穴がヒクついてて何かを入れてほしがってるみたいに見えるんだよね」

 尻の穴から舌を離し、ヨシモトの反応を見ながら指で揉み解す。
ヒデヨシの指がそのキツク絞められているお尻の穴を解す度に顔を歪め、必死に耐えるヨシモト。
キツク歯を食いしばり、お尻にも力を入れて必死に抵抗をしている。
少しでも緩めれば、指をねじ込んでくるのは目に見えている。
それだけは阻止しないと……お尻に指を入れられるなんて、死ぬよりも恥ずかしいことですわと、必死に耐えている。
そんな必死なヨシモトに、これでは埒が明かないと判断したヒデヨシは、少し攻め方を変えることにした。

「お尻で感じちゃったんだぁ。今川ヨシモトともあろう武将がお尻を舐められこんなに濡れちゃったんだ」

 そう囁いたヒデヨシは、お尻から指を離し、先ほどまで使っていた筆を手に取る、
そして筆を持ったまま股間に顔を埋め、どんどんと粘液が溢れ出てくるヨシモトの入口に舌を這わす。

「ちゅ、ぢゅちゅ、ぺろ、いっぱい濡れてるねぇ。お尻、そんなに気持ちよかったんだ?」

 小さな突起をレロレロと舐めあげ、時折吸い付く。その動きにヨシモトは声を上げ感じてしまう。
もはやヒデヨシの問いに答える余裕もなく、必死に感じまいと耐えている。
しかし、キツク吸い上げられ、尚且つ舌で弄ばれた瞬間、ヨシモトの体全体の力が抜けた。
223榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:39:50 ID:cE8lswIF
「あ、あああああ〜!おかしい!体がヘンですわ!頭が!おかしくなってしまい……いやぁぁぁ〜!」

 ヒデヨシは待っていた。ヨシモトが達して力が抜ける瞬間を。
自身の経験で、達した後は全身の力が入らなくなり、何も出来なくなる。
その瞬間を作り出すためにただひたすらにヨシモトを攻め続けたのだ。

「いっただきぃ〜!」
「は、はう、う、はぁぁぁ〜……え?えええ?い、いやぁぁぁぁ〜!」

 体中を駆け巡った快楽に、頭が真っ白になり、全身の力が抜けたヨシモト。
……違和感を感じた。何かが体に入ってくるような違和感。
白い靄のかかる頭で、気のせいかしらと思った。
しかしその違和感は、徐々に動き出し、それが違和感ではないことを示した。

「ヤダ!やめて!もういや!いやぁぁぁ〜!」

 その違和感の理由を知った瞬間、再びヨシモトの身体を白い快楽が駆け巡った。
最初の快楽は、ヒデヨシが舐め続けた小さな突起からもたらされたものだった。
しかし、2度目の快楽は……お尻に入り込んだ異物によりもたらされた物だった。

「おおお〜?スゴイよ!筆が抜けそうにないよ!これ、もしかして中で折れちゃうんじゃないの?」
「あ、あ゛あ゛ア゛あ゛ア゛がぁぁ〜」

 お尻に入り込んだ筆により、無理やりに達せられたヨシモト。
そのあまりにも強烈な快楽に、口をパクパクとさせ、声にならない声をあげる。
お尻に筆を刺したまま、ヨシモトの意識は白い海へと落ちようとしていた。
……ヨシモトにとってはそのまま落ちたほうが幸せだったのかもしれない。しかし、落ちることは出来なかった。
何故なら途中からヒデヨシの攻めを面白そうに見守っていた人物がいたからである。
その人物がヒデヨシに話しかける。

『ヒデヨシ、ようやった!後はこのノブナガが仕上げてやるわ』と。
224榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:40:30 ID:cE8lswIF
「あ!ノブナガさま!いつから見てたの?」
「あぁん?お主が子供と間違われた時くらいからじゃな。はっははは!ヨシモトはお主の胸を見て話しておったな」

 愉快そうに笑うノブナガ。ヒデヨシは頬を膨らませむくれ顔になり拗ねている。
そんなヒデヨシを引き寄せて抱きしめるノブナガ。

「例え小さくとも感度はいいんじゃがなぁ。それがヨシモトには分からんと見える。のう、ミツヒデ?」

 抱き寄せたヒデヨシの胸を弄びながら背後に控えるミツヒデに話しかける。
そのミツヒデは目がうつろで、頬も赤く、足元が覚束ない。
そんな少し様子がおかしいミツヒデに気がついたヒデヨシは、ノブナガに尋ねる。

「あん、ノブナガさまぁ、ミツヒデの、んん!様子、少しヘンだよ?」
「あぁん?あぁミツヒデはほうっておけ。あんな恥知らずはもういらぬわ」

 なにかヘマをしたのか、ミツヒデに対し、怒り心頭のノブナガ。
ヒデヨシは何を怒っているのか気になってはいたが、胸をもまれてそれどころではなくなってくる。

「あ、んん……ノブ、ナガさまぁ、榛名、ちょうだい?」

 潤んだ瞳でノブナガを見上げるヒデヨシ。
片手は自らの股間へと伸びており、くちゅくちゅと音を出し動いている。

「なんじゃ?お主も榛名が欲しいのか?じゃが今日はダメじゃな。今日の榛名はヨシモトに使うと決めておる」

 ヒデヨシにそう囁くと、軽く口付けをしてヒデヨシを離す。
唇に指をあて、残念そうに俯くヒデヨシ。そんなヒデヨシを燃えるような目で睨みつけるミツヒデ。
その瞳にはまるで嫉妬の炎が宿っているようだ。

「さて、このお嬢様をどう料理してやろうか。
……先ほどまでのヒデヨシとのやり取りからして、辱めを与えてやるのがよさそうじゃな。
どう辱めを与えてやろうか……ふむ、これでいくか」

 煙管を咥え、少しの間考え込んだノブナガは、何かをひらめき、煙管を一息吸い込む。
そして白い煙を吐き出し、背後に控えるミツヒデに手招きをする。

「ミツヒデ、来るがよい。貴様が我の唇を奪おうとした罪、ことによっては許してやらんこともない」
「え?ゆ、許していただけるのですか?あ、ありがとうございます!
罪を許していただけるならこのミツヒデ、どのような命令にも従います!」

 どうやらミツヒデは、風呂場でノブナガに口付けをしようとして、ノブナガの逆鱗に触れたようだ。
見捨てられると思っていたミツヒデは、慌ててノブナガの足元に駆け寄り跪く。
そんなミツヒデを見てニヤリと笑みを浮かべ、命令を下す。
225榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:41:14 ID:cE8lswIF
「ではミツヒデ。裸になり、ヨシモトの顔を跨ぐ形で膝で立つがいい。ヨシモトにキサマの股間を見られるがいいわ」
「え?そ、そのようなことするのですか?
いったいどのような理由があって……も、申し訳ありません!今すぐ命令に従います!」

 よほど恥ずかしいのか、真っ赤な顔で服を脱ぎ、素っ裸になりヨシモトの顔を跨ぐ形で机の上に立つミツヒデ。
片手は包帯で縛っており、ヨシモトの攻撃で受けた傷が生々しい。

「ふむ、先ほどまで軽く榛名で苛めていただけあって、まだ濡れておるな。
……今後勝手に我に口付けをしようなど考えるな。キサマは我の下僕じゃ。
下僕は何も考えず、我の言うままに動けばいいのじゃ。よいな、ミツヒデ」
「は、はは!かしこまりました!」

 かなりの酷いことを言われているが、許してもらえたのが嬉しいのか、嬉々とした表情で喜ぶミツヒデ。
そんなミツヒデにさらに命令を下す。

「ふむ、立っておるだけでは芸がないな。……よし、見やすいように自らを指で広げておけ」
「え?ひ、広げるのですか?」
「そうじゃ、広げておけ。ヨシモトにお主の子宮が見えてしまうかのように広げておけ」
「わ、分かりました。ご命令とあらば、従います」

 羞恥のため、真っ赤に顔を染めてノブナガの命令どおりに自らを広げ、その桃色をした入口を見せ付けるミツヒデ。
かなり恥ずかしいのか、広げる指が震えている。 
その様子を興味津々といった表情で見つめるヒデヨシ。
命令に従うミツヒデを見て満足したのか、笑みを浮かべるノブナガ。
そしてミツヒデの股間の下に寝転がり、時折痙攣をしているヨシモトの頬を叩き意識を取り戻させた。

「起きろ、お遊びはこれまでじゃ。ここからが本番じゃ。我はヒデヨシのように甘くはないぞ?」
「う、うぅぅぅ……う、んん、あぁ、こ、殺しなさい。この首、刎ねるがいいです、わ」

 ヒデヨシによって、強制的に達せられたヨシモトは、意識朦朧としながらも殺せと訴える。
隙を見て逃げ出そうと考えていたが、逃げることは不可能だと悟ったのであろう。
しかしそんな覚悟を決めたヨシモトを鼻で笑い飛ばすノブナガ。
残酷な笑みを浮かべ、手にした青く光る勾玉に命令をする。

「はん!殺せじゃと?ある意味殺してやるわ!榛名よ!その力、駿河のお嬢様に見せ付けてやるのじゃ!」

 ノブナガの命令に従うように振動を開始する榛名。低い振動音を出しながら蠢き出す。
その蠢く榛名を縛られたまま動けないヨシモトの股間へと近づける。
お尻にはまだ筆が刺さったままの状態で置かれており、ヨシモトの入口はドロドロに濡れて光っている。
 
「くっくっく……はぁ〜っはっはっはぁ!そうかそうか、尻に刺さった筆が気持ちいいのか!
ならばその筆に榛名を当てればどうなるんじゃろうなぁ?……夜は長い。いくらでも達するがいいわ!」

 低い振動音を出しながら震える榛名は、ノブナガの手によって、お尻の穴に突き刺さったままの筆に当てられた。
その振動は、筆を伝い、ヨシモトのお尻へと伝わる。
そして、お尻から身体全体へと伝わり……ヨシモトは狂いだした。

「ひぎぃ!やぁぁぁ〜!いやぁぁぁぁ〜!た、助けて!誰か!誰か助け……ウソ、こんなのウソですわ!
こんな!お尻なんかでこのヨシモトが!お尻なんかで!そんな!イヤ!ウソ!ひぃ!あ、ひぃっきゃぁっぁぁぁぁ〜!」

 筆を伝いもたらされた榛名の振動。その振動がヒデヨシによって温められていたヨシモトの快楽に火をつけた。
ビクンビクンと何度も痙攣し、叫び続けるヨシモト。
叫ぶ度、痙攣をする度に揺れるその綺麗な巨乳。
ノブナガの攻めに狂うヨシモトを面白そうに見ていたヒデヨシは、その揺れる胸に口付けをする。
そして、チュウチュウと吸いだし、さらにヨシモトを狂わせる。 
226榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:41:52 ID:cE8lswIF
「お、しり!熱い!むねぇ!とけるぅ〜!ひぃやぁぁぁ〜!」

 ビクビクと痙攣し、叫び声を下げるヨシモト。
お尻を筆で犯され、胸を吸われて狂い続ける。
そんなヨシモトの顔に水滴のようなものが、一滴二滴と落ちる。

「はぁ〜っはっはっはぁ!狂いよる!こやつも榛名に狂いよるわ!のう、ミツヒデ!
……見ているだけではイヤか?見ているだけで濡れてしまい、ヨシモトの顔を汚すか?キサマは恥知らずな下僕じゃなぁ」

 榛名に狂うヨシモトを見て、自身が狂わされたことを思い出し、濡れてしまったミツヒデ。
そのあふれ出した愛液がポタポタと、よがり狂っているヨシモトの顔に落ち、ヨシモトを汚す。

「ひ、ひっく、申し訳、ありません。ミツヒデは、恥知らずな下僕でございます」

 涙もポロポロと溢れ、愛液と共にヨシモトを汚す。
その様子に満足げな笑みを浮かべたノブナガは、榛名を筆から離し、ミツヒデの股間へと近づける。

「ではもっと恥知らずなところを見せてやるがいいわ!」

 青く光る榛名を涙を零すミツヒデの股間に押し当てる。
押し当てられるとは想像していなかったミツヒデは、突然の衝撃に叫び声を上げ、へたり込んでしまう。

「ひぎぃ!お、おおぅ……お、ノブ、ナ……あ、あはぁ」
「はぁ〜っはっはっは!もう達したのか?この恥知らずな下僕め!」

 ヨシモトの顔の上で、ガクガクと振るえ、快楽に酔うミツヒデ。
風呂場では、口付けをしようとしたためにノブナガを激怒させ、榛名で快楽を与えられなかった。
中途半端なままに終わっていたために、体中が榛名を待ちわびていたのだ。
そして、その強烈な榛名の快楽は、ミツヒデの理性を崩壊させた。

「あ、あはぁ……でるぅ、ノブナガさまぁ、ミツヒデは漏らしちゃいますぅ」
「はぁ〜っはっはっは!やはり漏らしよるか!漏らせ漏らせ!漏らすがいいわ!ヨシモトの顔に漏らしてしまえ!」

 快楽に蕩けた顔をしたミツヒデは、一瞬、ブルルと震え、ジョロジョロと小水を漏らしだした。
顔の上に乗られたヨシモトは、その漏らした小水をまともに顔に浴びてしまう。
そのことが、最後に残っていた、わずかな理性を壊してしまった。
敵に捕まり辱めを受け、お尻で感じてしまい、真っ白になるまで好き勝手に犯された。
挙句の果てに顔の上で小水を漏らされてしまう。
このわたくしが……今川ヨシモトが汚された。汚されてしまった。
汚された……わたくしは汚れてしまった。そう自覚した瞬間、ヨシモトの理性が崩れ去った。

「……っと。もっと!もっともっと!汚して!わたくしをメチャクチャに汚してぇ〜!」

 お尻に筆が刺さったまま顔に小水を浴びながら、もっと汚して欲しいと暴れだしたヨシモト。
その瞳は、快楽に狂った光を宿しており、それを見たヒデヨシは怯んでしまう。
227榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:42:25 ID:cE8lswIF
「はぁ〜っはっはっはぁ!堕ちたわ!堕ちよったわ!今川ヨシモト!堕としたり!」

 ジョロジョロと小水を漏らし続けるミツヒデの股間から榛名を離し、ヨシモトの股間へと当てる。

「ひぎぃ!い、いい!いいですわ!ノブナガ様!きもちいいぃぃぃ〜!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!どうじゃ!気持ちいであろう!」
「お尻!お尻も攻めて!お尻も気持ちよくしてぇ〜!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!尻も攻めてやる!キサマが失神しようとも叩き起こし、攻め続けてやるわ」
「あがあああ!のぶながざまぁ!ありがどうございまずぅぅ〜!ひぎぃ!いっぐぅぅ〜!」

 言葉通りにお尻に刺さったままの筆に榛名を当て、その振動でお尻を攻めるノブナガ。
その様子を羨ましそうに指を咥えて見るミツヒデとヒデヨシ。

「いい〜!すごいぃぃ〜!イグ!お尻で!お尻なんかで!わたくしは!わたくしはぁぁ〜!あああああ〜!」

 ビクビクと痙攣し、絶頂を迎えたヨシモト。しかしノブナガは攻める手を休めはしない。
お尻で達した次は、股間の突起に榛名を押し当てる。突起で達すると、再度お尻の筆に教えててお尻に快楽を与える。
お尻と股間の突起で交互に達せられたヨシモトは、最後は奇声を上げ、全身を痙攣させて動かなくなった。
そんなヨシモトを満面の笑みで見下ろし、失神しているヨシモトの手足の縛りを解くノブナガ。

「さて、ヨシモトが目覚めるまで、榛名が空いておるな。……両名とも四つんばいになれ。
今日はすこぶる機嫌がよいわ。……特別じゃ。お主達にも榛名を使ってやろう」

 一度達して漏らしたはずのミツヒデは、嬉々として四つんばいとなった。
それを見たヒデヨシも慌てて服を脱ぎ去り、四つんばいとなる。
その様子を満足げに眺めるノブナガ。
四つんばいの2人と、グッタリとして動かないヨシモトを見比べて呟いた。

『今川ヨシモト、堕としたり』と。

 ……戦国の世を争う8人の乙女、戦国乙女の1人今川ヨシモト。
彼女は同じく戦国乙女の1人、織田ノブナガの手に落ち、
そのノブナガの目の前で四つんばいになり、尻を振っている2人の乙女、
明智ミツヒデ、豊臣ヒデヨシと同じく快楽の底へと沈んでいった。
228榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:43:00 ID:cE8lswIF
「あ、おはようございます、ノブナガ様。今日はとてもよい天気ですわぁ」

 祝い酒をあおり、二日酔いのノブナガを迎えたのは、配下に加えたばかりの今川ヨシモトであった。
そのノブナガの布団では、ヒデヨシとミツヒデが、裸のまま眠っている。
否、失神しているといった方が正解かもしれない。

「おお、お主は朝が早いな。他の2人はまだ寝ておるぞ」
「ええ、小鳥さんに御飯をあげようと、頑張って早起きをしたんですわ」
「小鳥?ふん、物好きなものじゃな」
「うふふふふ、とってもカワイイ小鳥さん〜。お歌が上手な小鳥さん〜。
ピピピピピ、チチチチチ、ピチクリチ〜」

 何故かご機嫌なヨシモトは、自作の歌を歌い、ノブナガに擦り寄る。

「うふふふふふ……」
「なんじゃ?何か用でもあるのか?」
「……次に攻め落とすは、イエヤスと考えておいででしょ?」
「まぁな。国力を考えれば、伊達マサムネか、徳川イエヤスじゃ。しかしマサムネの領地は遠い。
ならば近くの弱き敵、イエヤスを滅ぼすが得策であろう」
「……次は上杉になさいませ。上杉ケンシンがお薦めですわ」

 ノブナガの腕に抱きつき、甘えるような声で話すヨシモト。
そんなヨシモトを怪訝な顔で見るノブナガ。
上杉ケンシンといえば、軍神と言われ、戦国乙女の中でも一番強いと噂される強敵だ。
そのケンシンと戦えと言うとは……コヤツ、実は堕ちていなかったのか?
このノブナガをケンシンと戦わせ、隙を見て我を倒すつもりか?
ならばこの場でその首、刎ねてくれるわ!
そう思い、行動に移そうとした瞬間、ヨシモトが嬉しそうに話しかけてくる。

「実はですね、ケンシン軍は今、消耗しているんですわ。ケンシンは軍を立て直すのに精一杯なはずですわ」
「……なんだと?ケンシンが消耗しているだと?」

 驚くノブナガを嬉しそうに見つめるヨシモト。

「ええ、ケンシンはとあるお方と戦っていましたの」
「……武田か!武田シンゲンか!」

 嬉しそうに笑みを浮かべ、コクリと頷くヨシモト。
ヨシモトの言葉にノブナガは、そういえばケンシンは川中島でシンゲンと対していたなと考えを巡らせる。
229榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:43:48 ID:cE8lswIF
「わたくしが3万の軍勢を率い、出陣できたのはシンゲンと同盟できたからですわ。
その武田シンゲンと同盟が出来た理由……それはシンゲン、ケンシンが川中島で戦い、痛み分けに終わったからですの」
「……なるほど。それで国力の弱ったシンゲンと同盟が結べたという訳じゃな?」
「その通りですわ。でなければシンゲンがわたくしと同盟など結ぼうとは考えませんわ。
彼女は海が欲しいんですの。海を手に入れ、海の幸をたらふく食べたいんですの」
「海の幸?……よくは分からんが、ケンシン軍が弱っておるということは分かった。
ならこの隙を見逃す手はないな。……ヒデヨシ!至急軍を整え戦に備えよ!」

 いつの間にか起きており、ノブナガの背後で2人の会話を聞いていたヒデヨシに命令を下す。 

「軍が整い次第、出陣する!」
「お待ちになってくださいませ。もう1人もこの際落としてしまいましょう」
「もう1人?……シンゲンか?」
「はい、武田シンゲンでございますわ。彼女とはとても仲良しになりましたの。
わたくしが卵から孵した可愛い小鳥、氏真をさし上げて仲良くなりましたの。
彼女はとても嬉しそうに貰ってくださいましたわ。時折書状でまた小鳥が欲しいと言ってくるほどですわ。
氏真のおかげでとても仲良くなれましたの。
ですからわたくしがノブナガ様へ下るように説得すれば、きっと分かってくださると思いますの」

 両手の手の平を胸の前で合わせ、シンゲンとの会話を思い出したのか嬉しそうに話すヨシモト。
その様子を怪訝な顔で見るノブナガ。

「……ふん、そう上手くいくとは思えんな。が、いいであろう。
ではヨシモトはシンゲンへの使者として、すぐにでも甲斐へと向かえ。
お主が戻り次第、ケンシンを攻める!ヒデヨシ!準備を怠るでないぞ!」
「はは!かしこまりました!」
「ではわたくしはすぐにでも甲斐へと発ちますわ」

 ヨシモトがもたらした情報で、慌しく動き始めたノブナガ達。
しかし、そんな彼女達の中にもすることがなく、行動を起こせない者がいた。
230榛名の力 ヨシモト編:2008/10/25(土) 00:44:22 ID:cE8lswIF
「ノブナガ様!私は、ミツヒデは何をすればよいのでしょうか」
「お主は怪我を治すことに専念せよ。片手では雑兵にも不覚を取るやもしれんからなぁ」
「し、しかし私は働きたいのです!ノブナガ様のため、例えこの身が朽ちようともお役に立ちたいのです!」
「お主の忠心、見事なり。しかしだなぁ、その腕ではろくな働きは出来まい?」
「いいえ!このミツヒデ、必ずやお役に立ちます!」
「う〜む、しかしじゃなぁ……ふむ、ではお主にしか出来ぬ仕事を与えよう」

 必死に食い下がるミツヒデに根負けしたのか、とあることを思いつき、命令するノブナガ。

「明智ミツヒデ……お主のその智略と策略に長けた頭脳を使い……伊達マサムネを探って来るのだ」
「……え?だ、伊達マサムネを探る、ですか?」
「そうじゃ。噂によるとマサムネもお主と同じく切れる頭脳の持ち主らしいのじゃ。
……あやつの情報のみ、なにも入ってこぬ。いったい何を考えておるか、探りを入れてくるのじゃ」

 ノブナガの命令に、少し不満げな表情を見せるミツヒデ。

「……不満か?お主の事じゃ、一時的にとはいえ、我の元を離れるのが嫌なのであろう?」
「……は、はい。ミツヒデはノブナガ様のお側で働きたいのでございます」

 叱られるのを覚悟でノブナガの命令に背こうとするミツヒデ。
そんなミツヒデをグッと抱き寄せ耳元で囁く。

「……お主だけじゃ。このノブナガの下僕はお主1人だけなのじゃ」
「ノ、ノブナガ様?」
「お主だけがノブナガの下僕じゃ。お主以外の下僕はいらん。だから、安心するがいい。
お主以外の者を下僕とはせん。……下僕にとって、主の命令はどうじゃったかなぁ?」
「ノ、ノブナガさまぁ……ひっく、絶対でございます。下僕であるミツヒデにはノブナガ様の命令は絶対でございます!」

 ノブナガにとって下僕はミツヒデ1人でいい。
他人が聞けば、酷いことを言っているとしか思えないノブナガの言葉も、ミツヒデにとっては愛の囁きにも聞こえるようだ。
感動のあまり、涙を零し抱きついてきたミツヒデ。
そんなミツヒデの頭を撫でながら、優しく口付けをするノブナガ。
その様子を歯軋りをして見守るヒデヨシ。
そんなノブナガ達を仲がよくてよろしい事と、少しズレた考えで眺めるヨシモト。


 こうして、ノブナガの命により、ミツヒデは伊達マサムネの動向を探るために、奥州へと旅立ち、
ヨシモトは同盟者である武田シンゲンを味方に引き入れる為に甲斐へと向かった。

 織田ノブナガの次なる敵は、越後の龍、軍神上杉ケンシンとなるはずだった。
231名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 00:45:14 ID:cE8lswIF
今回は以上です。

ちなみにこのお話にはオムコシは出てこない予定です。申し訳ありません。
232名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 01:07:28 ID:xnT765A5
>>231
GJ!!!
233名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 10:00:49 ID:yviFDy+l
おもしれーよー!!! いや、マジでさ!!
ぐっじょ!!
234名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 12:44:14 ID:+ZXSrjyM
この変態め!
旗八本立ったわ!
235名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 18:01:26 ID:07iVueGM
股間がfullボッキとスピンフラッシュしますた
いい、すごくいい〜の(´・∀・)
236名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 18:28:12 ID:e5ndYkdI
俺のヨシモトが・・・初めて甘打って2回もバトロワ勝ったヨシモトが・・・
次回は必殺でムラサメに勝利したケンシン・・・?
いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
なにはともあれGJ。

最近妄想が激しく直江カネツグなるケンシンの側近を考えたw
もしかしたら、オリキャラSSとして書くかもw
237名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 08:55:31 ID:IyIpe6H1
春 画 化 希 望
238名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 00:57:27 ID:q9X6+Zcx
>>236
それはオリキャラなのだろうか?
戦国乙女化はしてないからオリキャラか
239名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 22:26:32 ID:q+DJvEFB
期待保守
240名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 19:02:52 ID:7FOMW/TP
>>236
超 期 待
241凌辱!乙女学院。 ヒデヨシA:2008/10/30(木) 20:22:03 ID:CY6XPJYa
>>174の続きになります
内容は前回と似たようなものなので、凌辱キライな方はスルーでどうぞ

タイトルなんてもんを付けてみました。…戦国なんて跡形もないですね、スイマセン。
242凌辱!乙女学院。 ヒデヨシA:2008/10/30(木) 20:23:53 ID:CY6XPJYa
ヒデヨシを犯してから数日が経過していた。

俺はいつものようにボーッと講義を受けつつ、たまに黒板を見てそこに書かれた文字を一気にノートに書き写す。
我ながら効率がいいぜ。

そんなことを思いながらノートに書き込んでいると、数学教師が黒板消しで文字を消していく。
(…ゲッ、まだ写してねっつーの)

テストが近いからってペース上げんなよ…いい迷惑だ。
溜息をつく。

(パサッ)

…ん?
隣からノートが投げ込まれたらしい。俺は隣の席に視線を送る。
薄い水色のロングヘアーの少女がこちらを見ていた。

「(早く写しなさい)」
小声で俺に話しかけてくる
「お、おう」

俺は隣から送られてきたノートを自分のノートにいそいそと書き写す。
その作業中、俺は隣の少女について少し考えた。

彼女の名前は伊達マサムネ。
こないだの席替えで俺の隣になったロングヘアーの少女だ。
背は女子の中でも平均くらいだが、スタイルは良く、出るとこは出て締まるところは締まってる。
顔は美人とも、可愛いともとれる感じだが、何より注目を引くのはその右目に付けられた眼帯である。
初めて見たときから眼帯は付けていたが、それがケガなのか病気なのかもわからん。

…まぁ何でもいいや。
俺自身、彼女の事は気にはなっていたがそれは可愛いからで、眼帯を付けているからではないからだ。

「(サンキュ)」
小声で礼をいいながらノートをマサムネに渡す。
「………」

彼女はノートを受け取ると何事もなかったかの様に授業を受け始める。
クールというか、なんというか、ストレートに感情を表に出さないヤツだ。
一応学院内でも人気のある少女なのだが、この性格もプラスに働いてるのかね?
243凌辱!乙女学院。 ヒデヨシA:2008/10/30(木) 20:27:00 ID:CY6XPJYa
学院内に鐘の音が鳴り、授業の終了を告げる。
本日の学務は終了だ。
「さてと…」

俺はカバンを手に教室を出る。楽しい楽しい放課後の始まりだ。


今日の俺には向かう場所があった。
―四階のトイレ―
その前に立つ小柄な人影を見つけて、俺はあの笑顔を見せる。

「…中には誰もいないです…」
女子トイレ前にいた人影。ヒデヨシがそう告げる。
「クククッ、それは好都合。じゃあ入ろうか?」
「…は…い」

女子トイレに入る俺の後ろを、ヒデヨシは暗い表情でついてきた。

ヒデヨシを呼び出すのは今回が二回目である。
あの日、ヒデヨシの処女を頂いた日、俺は行為の後ヒデヨシにある物を見せた。それは跳び箱の中に仕込んで置いたビデオカメラの映像である。倉庫内だけあって光が足りず、映像はクリアではなかったが、ヒデヨシを従わせるには充分な映像が写っていた。
(あのときの彼女の青ざめた顔は芸術だったな)
その後、ケータイで何枚か写真を撮ったあと、今後の連絡用に番号とアドレスをコピーした。


俺が最初に彼女を呼び出したのはその二日後である。
用件は二つ、一つはあの日のことがバレないように周囲に気を配ること。
まぁ行為の後にも言ったが念のため、意識のハッキリしているときに注意しておいた。

二つ目は…そうだな…息子を落ち着かせてから説明しよう。


俺は一番奥の個室に入ると、蓋の閉じた便座に腰を下ろした。
「早く中に入って鍵を閉めろ」

後ろについてくるヒデヨシに命令する。
ヒデヨシは苦い表情をするが、命令どおり俺と同じ個室に入ると鍵を閉めた。

「何の…用?」
脅えの中に僅かな怒りの光を宿した瞳で問いかけてくる。
「この間のお願いの結果を聞きたいと思ってね」
ヒデヨシが言葉の意味を悟り、制服のポケットに手を入れるが、俺はそれを止める

「だがその前に」
「……?」
ヒデヨシが疑問の表情を浮かべる

「わざわざこんな場所に呼び出して、何もないと思うのか?」
瞬間、少女の瞳の中で脅えの色が強まった
244凌辱!乙女学院。 ヒデヨシA:2008/10/30(木) 20:29:32 ID:CY6XPJYa
「…ぃ…や……なに…を」
あの日のことを思い浮かべているのか少し後ずさる。

「そんなに脅えなくて良い。なに、ちょっと息子を気持ちよくして貰いたくってね」
「ふざ…け…ないで…っ!!」
脅えながらも怒りの声を上げる。精一杯の抵抗らしい、実にそそられる
「いい抵抗だよ、ヒデヨシちゃん。でもね、俺にそんな口叩いていいのかい?」
「…っ!」
ビデオと写真の事が頭を過ぎり、ヒデヨシは言葉を詰まらせた

「クククッ、良い子だねぇ。そうやって黙っているのが一番なんだよ」
「…ぅ…ぅう」
なす術のない自分に大きな憤りを感じてるようだが、そんなもので結果は良い方に変わることは無い。
「さて…」

俺はヒデヨシの表情を愉しむと、腰を掛けたまま低い声で命令した
「まずは息子を取り出して貰おうか」
「…ぅ…いやぁ…」
「早くしろっ!!!!」
「…(ビクッ!!)……は、い…」
鈍い動きをするヒデヨシを俺が一喝すると、一瞬驚いた後おずおずと俺の股間に手を伸ばしてくる

「ひざをつけ」
トイレということもあり躊躇した様子だったが、俺が睨むとヒデヨシは大人しく膝をつき息子を取り出す作業に戻る。
ヒデヨシの子供の様な指で、ゆっくりとズボンのチャックが降ろされ、間もなくパンツから俺のイチモツが勢い良く現れた。
ヒデヨシは目の前にそそり立つ、赤黒く、血管の浮き出るグロテスクなモノを見て目を見開いた後、すぐに顔を背ける。

「クククッ、あのときは暗かったものなぁ、ちゃんとコイツを見るのはこれが初めてか」
少女の初心な反応に俺のイチモツはさらに元気になり、今か今かと待ちわびるかのようにビクン、ビクンと脈打っている。
「さぁーて、俺の息子がお待ちかねだ。今日は…お口で気持ちよくさせて貰おうか」
「口…で?」
このグロテスクなモノを口で…そう考えただけでヒデヨシは気持ちが悪くなったように顔色を悪くするが、俺にはそんなことは関係ない。むしろ興奮が増すような気さえする

「咥えろ」
俺の命令にヒデヨシは頭を小さく振り僅かな抵抗を見せたが、僅かな沈黙の後、ゆっくりと唇をイチモツに触れさせる
「おい。んなもんで良いと思ってるのか?もっと深く咥えろ」
「…ぅ…ぅぅ…」

ゆっくりと、俺のイチモツがヒデヨシの小さな口に収まっていく。
(おぉぅ)
俺は心の中で歓喜の声を上げる。少女の口は熱く、まるで脳が蕩けそうなくらいに気持ちが良かった

「クククッ、いいぞ。もっと深く咥えてそのまま頭を動かせ」
「…ふぁ…い」
ヒデヨシはイチモツを口いっぱいに頬張ると、ゆっくりと頭を前後に動かし始める。
(…最高だ。)

少女の口は小さく、膣とはまた違った感触に理性が飛びそうになる。
「手も休めるな。大事な肉棒様だ。しっかり両手を添えて奉仕しろ」
「…ん…ぅぷ…は…はい…」
小さな指が俺の肉棒に添えられ、前後に扱き始める

「…んちゅ…ぅ…ちゅ…ぴ…ぅん…は…ぶ…ちゅぅ…」
口と指。その二つの刺激に俺は思わず息が抜けてしまう。
「舌も使って刺激しろ。先っぽだけじゃなく竿もしっかりしゃぶれ」
「…ぅ…うう…ちゅ…」
ヒデヨシの目から涙がこぼれ始めた。やはりこれがなきゃ面白くない。
245凌辱!乙女学院。 ヒデヨシA:2008/10/30(木) 20:32:46 ID:CY6XPJYa
「…ぅ…っぐす…はむ…」
涙を流しながら、ぎこちない舌使いで俺の肉棒に奉仕する。
静かな個室内で、そこに響く水の音。さらに俺の興奮は高まる。
耳を澄ませば鼓動が聞こえるのではないかと思うくらいに心臓が脈打っているのがわかった。

「ぴちゃ…れろ…く…ふ…ぁ…はぁ…んちゅ」
亀頭、カリの裏、竿と、ヒデヨシは満遍なく刺激する。
お世辞にもうまいとは言えないのだろうが、このぎこちない動きが堪らなく心地いい。
(ダメだ、もっと…)

「…ペースをあげろ」
「…ふぁ…ック…い」
泣きながら俺の命令を実行する少女。頭の動きを少し早くし、奉仕する
(ダメだ…モットオカシタイ!!!)

強烈な性衝動に理性が吹っ飛ぶ
「きゃっ!?」

俺はヒデヨシを突き飛ばした。小柄な少女は壁にぶつかり、小さな声を挙げそのまま壁にもたれかかる
「っ!…んむう!?…んっ!!んっ!!」
「ハァ…ハァ…可愛いよ、ヒデヨシちゃん」

俺は勢いよく立ち上がり、壁にもたれかかった少女の口へ肉棒を突っ込む。
ヒデヨシは突然のことに混乱し、じたばたしたが、俺は両手で少女の小さな頭をガッチリ掴むと、腰をひたすら突き出し口内を犯す
「んぅ!!ぁ、ぶちゅ…っはぁ!!んん〜っ!!は…ぁ…んっ!!」
腰の動きに合わせてヒデヨシの頭を前後に振る。あまりの気持ちよさに眩暈がしそうだ。

「やっ…たす…け…て…んっ!!」
俺の激しい動きのなか、ヒデヨシは僅かな息継ぎの間に助けを請う。
無論こんな気持ちのいいことを止めるつもりは無い。俺は肉棒でひたすら少女の口内を蹂躙した。
「…びちゅ…じゅ…むぐぅ!!……っえ゛ぁ…んむぅ!!」

角度を変え、腰を突き出す。
肉棒が頬に当たる感触と共に俺の前にしゃがんでいる少女の頬が膨らむ。
俺の肉棒が少女を犯している。その視覚的にも楽しめる行為を俺は夢中で続ける。
「キモチイイ、最高だ!」

熱い口内、時々あたる歯の感触、ざらついた舌。少女の小さな口を汚す全ての感覚に俺の限界が近づいてくる
「イ…キ…そうだ」
「うぐぅ!!…んっ!…?…〜〜っ!!!」
「このまま…だすぞ…」
ヒデヨシは口内を犯されながら必死に目で拒否の意思を示す。
頭を激しく揺さぶったせいか、意識がハッキリしていないらしい、俺を引き離そうとする両手には力が入っていない

「イク…全部…飲み込めぇ!!」

―ドクンッ!!

「〜〜〜〜っ!!!!!」
俺はヒデヨシの喉奥で欲望を爆発させる。

―ドクンッ、ドクッ――ドクンッ!!

二回、三回と大きな快楽の波が押し寄せ、多量の白濁液がヒデヨシの口内へ注がれていく
「〜〜〜っ!!!〜んっ!!…あ、ぶ…ぐぅ、ぅ…」
口内に注がれる熱い液体。苦く…気持ち悪い。ヒデヨシはそれを吐き出そうとするが、俺がそれを許さない

「飲め」
頭を横に振って拒否の意思。
すでに口内に収まりきらなかった精液が口端から溢れている。白い涎だ。
246凌辱!乙女学院。 ヒデヨシA:2008/10/30(木) 20:33:56 ID:CY6XPJYa
「オマエに断る権利があるか?」
俺の言葉にヒデヨシは目を見開き、大粒の涙が零れる。自身の立場を再認識しての絶望の涙。

―トクンッ

その涙を見て、竿に残った最後の精液が搾り取られた
「ふ…ぅ。咥えたまま飲み込め」
「…ぅ…んっ………ゴクッ」

ヒデヨシの喉が大きく鳴る
その瞬間、口内が縮まりイチモツにさらなる快感を運んでくる
(い、いい)

「ん…く…んぐ…ぅう…んぐっ…」
少しずつゆっくりと、ヒデヨシが俺の精液を飲み干していく。
ゴクゴクと喉が鳴るたびに、口内が動き快感が伝わる。
「…っく…ふ…んん…ひっく…んぐ…ゴ、クッ…」

一際大きく喉がなる。全ての精を飲み干したことを確認して、俺はイチモツを引き抜く
「かっ…はっ!ぅう…ごほっ!…けほ…」
ヒデヨシは地面に両手を付き、大きく咳き込む。

「げほっ、げほっ…う…グスッ…に、がい…よぉ…ひっ、く」
しずかな個室に、ヒデヨシのすすり泣く声だけが響いていた
247凌辱!乙女学院。 ヒデヨシA:2008/10/30(木) 20:38:59 ID:CY6XPJYa
…俺は服装を整え、再び便座に腰掛け、ヒデヨシはその俺の目の前で、正座をしている。
服装は整っているが、涙を流したせいか目元は赤くなっていた。

(全く、また犯したくなるじゃないか。)
俺は性欲を理性の檻に押し込むと静かに口を開く。
「それで、俺のお願いは実行できたのか?」
お願い…最初にヒデヨシを呼び出したときにだした、二つ目の命令だ。
「………」
「どうした?」

ヒデヨシは俺の問いかけに答えず、何か言いたげな様子でこちらを睨んでいる。
「本当に…なにも…しない…?」
明らかに疑いの念を込めて、問いかけてくる
(ちっ)
俺は心の中で舌打ちをした。

そろそろ俺が何をヒデヨシに命令したか教えなければいけないな。
それは…ヒデヨシのあるクラスメートの連絡先を聞いて来いという、単純かつ簡単な命令だ。
ヒデヨシを最初に犯した日、アドレスのコピーついでに電話帳を覗いたが、目的の人物の名前は無かった。
そこで俺はヒデヨシにそいつの連絡先を聞き出させようとしたのだが…ヒデヨシは首を縦には振らなかった。
まぁコイツの性格と、俺の行いを考えれば当然なのかも知れないが。

ようするに、純真なる少女ヒデヨシは、自分が性の玩具になろうとも友達を巻き込みたくないと考えていたのだ。(…まったく、壊し甲斐があるヤツだよ。クククッ)

だが、俺がこのまま引き下がる訳がない。
「勘違いしているようだから言っとくぞ。俺は彼女に手を出す気は無い」
「…どーゆうこと?」
「この頼みは俺自身じゃなく、俺の友人の頼みだからだ」
ヒデヨシはこちらを窺うように話を聞いている
「俺の電話帳にヒデヨシの名前があることが知られてな…ああ、安心していい関係については知られていない。…そいつがお前のクラスメートに惚れてやがって、俺にお前を通じて、彼女の連絡先を聞いてくれと言ってきた」

「………」
(…そりゃまぁ信用できないだろうな。つーか嘘だし)
「鬱陶しいが、仲間の頼みだ。頭も下げられたし、なるべくなら叶えてやりたくてな」
これまでの人生で、最高の演技をする。

「それを全部…信じろって言うの?」
「まぁ信用できんだろうが、俺自身、やろうと思えば彼女を直接襲うことは出来る。それをしないで、こんな回りくどいことをする時点で、嘘かどうかはわかるだろう?」
僅かだが、ヒデヨシの心が揺れているのがわかった。
俺は最後の詰めに入る

「お前から手を引いてもいい」
その言葉にヒデヨシは目を見開く
「但し、直ぐじゃない。まだ俺の相手はしてもらうぜ。…が、この件が落ち着いたらあの日の記録は全て消去しよう」
いいながら俺は携帯からSDカードを抜き、ヒデヨシに渡す。

「前払いだ。全部じゃないがあの日の写真が入ってる。好きにするといい」
ヒデヨシは渡されたカードをじっと見つめる
「あくまで一部だ、それを忘れるな。…また数日後に呼び出す。それまでに答えを用意しておいてくれ」
言い終えると俺はその場を後にする。

目の端に一瞬、俺を引き止めようとするヒデヨシの手が見えたが、俺はそれを無視した。

命令の返事は聞かなかった。
反抗心を持つヒデヨシに俺が答えを聞くより、心を揺らし、適度に餌を与え、自分で判断させた方が成功率は高いと判断したからだ。

それから数日経った今日、ヒデヨシを呼び出し今に至るわけだが―

248凌辱!乙女学院。 ヒデヨシA:2008/10/30(木) 20:40:38 ID:CY6XPJYa
「俺の本心はこの間話したとおりだ」
「………」
ヒデヨシは答えることなく俺の目をじっと見つめる。
その瞳は僅かに揺れ、まるでヒデヨシの心を写しているようだ。

俺の本心を見抜こうとして、逆に自身の心の揺らぎを見せるとは…やはり子供だな。
それにさっきのセリフ…―「本当に…なにも…しない…?」―…。100%ではないが、これは任務を果たしたからこそ出てくる言葉じゃないか?
心の中でふっ、と息をつく。どちらにせよ、もう一押しが必要だ。

しばらくの間、個室内は静寂に包まれた。俺はただ、黙ってヒデヨシを見つめる事だけをした。

…果たして、どれくらいの時が経ったのだろう。
この気の参るような沈黙を破ったのは…やはり、心の乱れのあるヒデヨシの方だった。
「…約束して」
「………」
俺は黙って次の言葉を促す

「彼女には絶対に手を出さないって」
…すぐに返事をすると軽く聞こえそうなので、少し間の空けた後
「…約束…する。俺は何もしない」
そう答えた。


個室を出る頃には、すでに辺りは静かになっていた。
元々このトイレは使用する者も少ない。まして、放課後部活で残った生徒が使う確率は、さらに低い。
ヒデヨシは部活に出るべく、足早に駆けていった。
遅刻の理由は、まぁそれくらい何とか誤魔化せるだろう。

しかし、この放課後の成果は上々と言えるな。
ケータイの電話帳を開きながら、俺は独り言を呟く

「息子も満足したし、連絡先も聞けた。まぁ、またSDカードはくれてやったが。」
そう、今回の件の褒美として、俺はあの日の写真データを全てヒデヨシにくれてやったのだ。
後一押しのところで、これを渡せばもっと早く話は付いたかもしれないが、それだと調子に乗る可能性がある。
なので、連絡先を聞いた後で、これを差し出すことにした。
一見、無駄な行為なのだが…

「ちょっとでも信頼度を上げておいた方が、後々の為になるからな。」
俺は近い未来を想像して笑みを浮かべる。
下卑た顔。嘘をついてる最中、決して出さなかった、心の歪んだ笑み。
その笑みは、ケータイの画面を見てさらに醜く歪んだ。

メモリNO33 徳川 イエヤス

そう…次のターゲットだ…
249凌辱!乙女学院。 ヒデヨシA:2008/10/30(木) 20:52:33 ID:CY6XPJYa
ここまでです。

またしてもヒデヨシです。次回は嫁のイエヤスで書いてます。
オチとして…この変態主人公に与える、罰を考えねば…

他キャラですが、
マサムネ→ツンデレ同級生
ヨシモト→お嬢様
ムラサメ→保険医
コタ→入学に憧れる、近所の娘or妹
てな感じで考えてます。
250名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 23:22:32 ID:MzfNZahG
まったくけしからん! ハァハァ……
251名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 09:33:13 ID:S00KS9wj
本当に日本人は狂ってますね
日本を作っていった先人達に申し訳が
もっとやれ
252名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 14:27:37 ID:Q3qa84dF
>>249
グッジョブ(ノ・ω)ノ〃☆
先生質問です。拳お・・・・じゃなくてオウガイ様はターゲットにならないのですか?
253249:2008/10/31(金) 19:28:03 ID:Bkq18CyT
>>252
取り合えずオチとして考えた事はあります。(膣圧でナニが潰されて…いやまて、それはないなw)

ですが以前書かれていた方もいますし、需要有りっぽいので書いてみようかと思います。
…が、時期は未定ですのであしからず。

脳内イメージ。 オウガイ→体育教師 …戦国時代じゃなくても勝てる気がしねぇ
254名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 19:50:15 ID:Q3qa84dF
>>253
レスサンクス〜膣圧ナニ破壊ワロタw
この主人公は最終的に地獄に落とされそうなので、
留めの時が来たら鬼の体育教師オウガイ様にこっぴどいお仕置きをぶちかまされてほすぃ・・・・特にナニに
イエヤス編も楽しみにしてますお( ^ω^)
255名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 12:49:08 ID:lC66Cf0D
ノブナガ様の活躍に期待保守じゃけん
256名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 00:23:31 ID:zue0imsp
ミツヒデたんの活躍を願う俺ガイル
257名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 04:42:42 ID:iY2Z25tG
256に同じ!

ミツヒデたんが学級委員長で出てくることを期待しつつ保守。
258名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 20:41:58 ID:fGgyk423
ミツヒデ人気に嫉妬保守
259名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 19:26:01 ID:7j5bIICd
オウガイのマンリキに捻りつぶされる雄豚の断末魔が聞きたい(・∀・)
260名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 19:24:16 ID:aj6pFom3
フヒヒほす
261名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 19:36:54 ID:do64Wbn3
ボッキアゲ(´・∀・)
262名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 20:18:00 ID:PN2kb4AB
榛名の力の続編が書けましたので投下します。
今回もかなり長くなってしまいましたので2回に分けて投下しようと思います。
今回はエロなしです。エロナシが嫌な方はスルー願います。
263榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 20:19:04 ID:PN2kb4AB
 桶狭間での今川ヨシモト大敗から数日後。甲斐の国、躑躅ヶ崎館には、そのヨシモト本人が出向いていた。
突然のヨシモトの来訪に、甲斐の人々は『再度の織田ノブナガ征伐のための助力を願いに来たのだろう』と噂をしていた。
そして、助力がなれば、織田ノブナガなど相手にならないとも噂をしていた。
ヨシモト様とお館様が共に戦えば、あの越後の龍、軍神上杉ケンシンでも太刀打ちできないだろう、と。
お館様……甲斐を治める戦国乙女、武田シンゲン様がお力を貸せば、織田ノブナガなど相手にならない、と。

「お久しぶりですわね、シンゲンさん。川中島では大変だったそうですけど、お体は大丈夫ですの?」

 躑躅ヶ崎館の一室。豪華な屏風が飾る部屋に通されたヨシモトは、この館の主と向かい合っていた。
その人物は、顔にはいくつもの傷が付いており、せっかくの美貌を損ねているように見える。
が、一度でもその人物と話せば、その傷も彼女の魅力を際立たせる化粧の一つに過ぎないと感じてしまう。

「おう!さすがはケンシンだな!こっぴどくやられちまった!わっはははは!」
「あらあら、やられたなどと、冗談を言って……兵隊さんたちの話では、判定勝ちだと言うことでしたが?」

 ニコリとほほ笑み、そう答えるヨシモト。
やられたと言った本人が、そうは思っていないことはその態度を見れば一目瞭然である。

「はっははははは!そうだな、あれは判定勝ちだな!まぁケンシンもそう言ってるんじゃねぇかな?わっははははは!」

 大きな口をあけて膝を叩き、豪快に笑う人物。
彼女こそが越後の龍、軍神上杉ケンシンと互角に渡り合う戦国乙女、武田シンゲンその人である。

「そういうおめぇこそ、織田ノブナガにコテンパンにやられたというじゃねぇか。
3万連れてったんだろ?それでやられたって本当か?」
「……えぇ、完膚なきまでに負けちゃいましたわ。さすがはノブナガ様でしたわ。
わたくしなどが、戦いを挑んだこと自体が間違いでしたの」

 頬を赤く染め、ほぅっとため息を吐き、何かを思い出しながら話すヨシモト。
今まで見たことのない彼女の表情に、怪訝そうにじろじろと彼女の顔を見るシンゲン。
その顔は、『コイツ、負けて何で嬉しそうな顔してるんだ?』と言いたげな表情だ。

「ふぅ〜ん、ノブナガに負けを認めちまうってのか。……ま、いいや。
で、そのぼろ負けした今川ヨシモトさんが、この武田シンゲンになんのようだ?」

 赤い顔をして何かを思い出し、ほぅっとため息をついていたヨシモトは、シンゲンの言葉で我に返る。

「……ところで氏真はお元気?今日も元気に歌っているのかしら?」

 我に返ったヨシモトは、以前にシンゲンへプレゼントした小鳥に話題を移す。
そんなヨシモトにますます怪訝な眼差しを向けるシンゲン。
 
「うじざね?そんなヤツ知らねぇな。おい!ウチにうじざねとかいうやつ、いたか?」

 首を捻りながらシンゲンは、廊下に控える部下に問いかける。
するとそのような者は、我が軍勢には属しておりませんとの返答が。

「お前の気のせいじゃねぇか?ウチにはうじざねなんてやつ、いねぇぞ?」
「あらあら、イヤですわねぇ。わたくしが差し上げた可愛い小鳥さんのことですよ。
今日も元気に歌っているのかしら?」

 小鳥?小鳥と言われたシンゲンは、首をかしげて考え出した。
そんなシンゲンを無視して話すヨシモト。彼女はここへ来た目的を果たそうと、話を進める。
264榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 20:20:04 ID:PN2kb4AB
「ねぇシンゲンさん。氏真のような小鳥さんは、人間の手で育てないと厳しい自然界では生き残ることが厳しいのです」
「小鳥小鳥……あああ!あの鳥かぁ!」

 首を傾げてウンウンと唸りながら思い出そうとしていたシンゲン。
やっと思い出したのか、拳で手のひらを叩き、ウンウンと頷く。

「小鳥さんたちが生き残るためには、主となる人間に巡り合わなければいけないのです。
氏真にとってはその主がシンゲンさんなのです。シンゲンさんの元にいるからこそ、安心して歌を歌えるのですよ。
……それは、わたくし達も同じこと。この戦国の世を生き残るためには、すばらしい主に仕えることが一番なのです」

 頷くシンゲンを無視して話し続けるヨシモト。
ノブナガにほめて貰う為、シンゲンを口説き落とそうと必死のようだ。

「おお、やっと思い出した!前にもらったあの鳥か!」
「そう、その小鳥さんですわ。その小鳥さんの氏真のように、わたくしは素晴らしい主となるお方を見つけたのです。
シンゲンさん、あなたもそのお方の下でお働きになられてはどうでしょう?」

 ヨシモトはニッコリとほほ笑み、シンゲンにノブナガへの服従を促した。
しかし、シンゲンの口から出た言葉は、予想だにしない言葉だった。

「あの鳥な、美味かったぞ!」
「上杉ケンシンとの戦に明け暮れているようでは、いつまで経っても甲斐の国も栄えませんわ。
ですからわたくしと共に、ノブナガ様に仕えて天下を統一し、平和な世を作り上げ……う、美味かった?」
「おう!美味かった!小さい割には肉汁がたっぷりと出て、メシが進んだぞ」
「に、肉汁?ご飯が進んだ?」
「また美味い鳥を送ってくれよな!はっはははは!」

 豪快に笑うシンゲンの目の前で、大きくアングリと口を開け、呆然とするヨシモト。
まさか卵から孵した可愛い小鳥が、食べられているとは思いもしなかったようだ。

「今度は2,30羽送ってくれよな。一羽だけだと喰い足りないんだよ」
「き……きぃぃぃぃぃぃぃぃ〜!この野蛮女!バカ女!大食い女!バカバカバカバカ!大バカ〜!」 

 豪快に笑うシンゲンの前で我に返ったヨシモトは、怒りを爆発させ、シンゲンに飛び掛る。

「お、おわ!なにしやがる!」
「うるさい!このバカ女!底なし胃袋!あなたなんてノブナガ様にやられちゃえばいいんですわ!」
「いってぇ!よくもやりやがったな!この世間知らずなアホお嬢様め!」

 顔を引っかいてくるヨシモトの髪を引っ張り、押し倒すシンゲン。
馬乗りになり、お返しとばかりにヨシモトの顔を引っかく。

「いきゃ!よ、よくもこのわたくしの顔に……きぃぃぃぃぃぃぃ〜!許しませんわ!」

 馬乗りのシンゲンを振り落とし、再度飛び掛るヨシモト。それを迎え撃つシンゲン。

「やるかぁ!このアホの子め!」
「うるっさいですわ!田舎者!甲斐の山奥でのたれ死ねばいいんですわ!」
「い、田舎者だとぉ〜!このやろおぉぉぉぉ!」
「氏真のカタキぃぃぃ〜!」

 爪を立て、シンゲンを引っかくヨシモト。それに応戦するシンゲン。
8人の戦国乙女に名を連ねる2人の戦いとは思えない、まるで子供のような喧嘩をするシンゲンにヨシモト。
お互いの顔が引っかき傷だらけになったところで、呆れ顔のシンゲンの部下が2人を引き離す。
265榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 20:20:38 ID:PN2kb4AB
「はぁ!はぁ!はぁ!よ、よくも氏真を、お食べになりましたわね!」
「うるせぇ!貰ったもんをどうしようが勝手だろ!」
「きぃぃぃぃぃぃ〜!ゆ、許しませんわ!わたくしはあなたを絶対に許しません!同盟なんて破棄ですわ!
ノブナガ様に言って、上杉よりも先にあなたを攻め滅ぼしてもらいますわ!」
「おう!いつでもかかって来い!甲斐の武田シンゲンは逃げも隠れもしねぇぞ!」
「泣いても許しませんわよ!覚えていらっしゃい!」

 床をダンダンと蹴るように踏み鳴らし、屋敷を出て行くヨシモト。
その背中を見ながら、2人の喧嘩を止めた部下に話しかける。

「……なぁ、ヨシモトは織田ノブナガのことをノブナガ様と言ってたよな?」
「えぇ、そうおっしゃってましたね」
「ってことはあれか?桶狭間で負けて、ノブナガに降ったってことなのか?」
「そのようですね。噂によれば、明智ミツヒデ、豊臣ヒデヨシの2人もすでに降っているとか」

 部下の話に両腕を組み、何かを考え出した。

「う〜ん、さすが榛名を手に入れただけはあるな。こりゃ早めに叩かなきゃ私も危ないな」
「……ですね。もはや上杉ケンシンに拘っている場合ではありませんね」

 シンゲンの意図を汲み取り、ニヤリと笑みを浮かべる部下。
それにつられてシンゲンも笑みを浮かべる。

「……ヨシモトに同盟破棄されちまったな」
「されましたね」
「……ということは、ヨシモトとは敵同士ってことだよな?」
「そうですね。おまけに今、駿河にはろくな備えもありませんね」

 部下の言葉に体をブルリと震わせて、ニヤリと笑い、命令を下す。 

「……いっちょ攻め取るか!おし!出陣の準備をいたせ!動ける者どもだけでいい、今すぐ出陣じゃぁ〜!」
「ははぁ〜!」

 こうして武田シンゲンは、主のいない駿河の国をいともたやすく手に入れた。
その主はというと……ノブナガの元へ帰る途中に寺により、シンゲンに食べられた氏真の供養をしていた。
そして位牌を抱きしめながら虚ろな顔で輿に乗り、ノブナガの元へと帰っていった。
ヨシモトがノブナガの元へと帰り着いたのは、シンゲンが駿河を攻め落としてから3日後のことだった。
266榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 20:22:06 ID:PN2kb4AB
「……ただいま戻りましたわ」

 位牌を胸に抱きしめ、沈んだ面持ちのヨシモト。
そんな彼女の様子に首をかしげ、何があったんだといった表情で出迎えるノブナガ。
背後に控えるヒデヨシも首を傾げている。

「で、どうだった?シンゲンは我の配下に降りそうか?」
「ノ、ノブナガ様……ノブナガさまぁ〜!ひぇぇぇぇぇ〜ん!」

 大粒の涙を零し、ノブナガに抱きつきその豊満な胸に顔を埋めるヨシモト。
ノブナガはヨシモトの突然の行動に驚き、咥えていた煙管を落としてしまう。

「おわぁ!き、貴様突然なにをするか!」
「シ、シンゲンなんて、やっちゃってくださいな!あんな田舎者、ノブナガ様の配下になんかいりませんわ!」
「あぁ?貴様がシンゲンを配下にしようと持ちかけてきたのであろう?それが何故急に倒せと言うのじゃ?」

 甲斐に行くまでは、シンゲンとの再開を楽しみにしており、共に戦えると嬉しそうに話していたヨシモト。
そのヨシモトが帰ってくるなりシンゲンを敵視している。
ノブナガでなくても怪しむのは当然であり、ヒデヨシも頭の上にはてなマークを浮かべている。

「だって、だってシンゲンは、わたくしが卵から孵したカワイイ氏真を……ひぇぇぇぇぇ〜〜ん!」

 大きな口をあけ、ワンワンと泣きじゃくるヨシモト。
自身の胸に顔を埋め、泣きじゃくるヨシモトに、呆れ顔のノブナガ。
そろそろ面倒くさくなってきたのか、ヨシモトの髪を掴み、引き離そうとしたその時、
大慌ての伝令がノブナガの元に駆け込んできた。

「も、申し上げます!す、駿河の国が、せ、攻め落とされました!」
「なんじゃと!イエヤスが動いたのか?あの狸めぇ〜、動きを見せずにいたのは我の隙を伺っていたか!」

 抱きついていたヨシモトの髪を掴み、引き離すノブナガ。
引き離されたヨシモトは、目を大きく開けたままキョトンとしている。
伝令が何を言っているのか理解できていないようだ。

「違います!駿河を攻め落としたのは……武田です!武田シンゲンが駿河を攻め落としたのです!」

 伝令の報告に、顔を青ざめるヒデヨシ。
ただでさえあの軍神上杉ケンシンと互角に戦えるシンゲンが、
先の戦いで疲弊しているとはいえ、3万もの軍勢を集めることの出来る駿河を手に入れた。
国力だけで言えば、ノブナガを上回る力を手に入れたシンゲン。
そして、駿河を攻め落としたとなると、ノブナガとは敵対するという意思表示でもある。
思わずヒデヨシはゴクリと唾を飲み込む。
シンゲンとケンシン。強敵2人を相手にどう戦えばいいのかと、ノブナガに視線を移す。
そのノブナガは、ニヤリと笑みを浮かべ、その表情は伝令がもたらした凶報を、まるで吉報かのように喜んでいるかのように見えた。

「え?シンゲンさんが?わたくしの国を?……うっきぃぃぃぃぃ〜!ノブナガさまぁぁぁ〜!ふぇぇぇぇ〜ん!」

 再度抱きついてきたヨシモト。ノブナガは笑みを浮かべたままヨシモトを引き剥がし、命令を下す。

「くっくっく……はぁ〜っはっはっはぁ!面白くなってきたわ!我らの次の敵は、武田じゃ!武田シンゲンじゃ!
皆の者、出陣の準備をいたせ!ヨシモト!いつまでメソメソと泣いておる!泣くほど悔しければシンゲンを打ち倒すがよい!
ヒデヨシ!我らがシンゲンを打ち倒すまで、留守を守っておれ!……シンゲン、我を敵にしたことを後悔するでないぞ!」

 こうしてノブナガは、守将としてヒデヨシを残し、
復讐に燃えるヨシモトを引き連れ、シンゲン討伐のため、甲斐へと出陣した。
 
267榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 20:22:59 ID:PN2kb4AB
 駿河の国を攻め落としたシンゲンは、ヨシモトの居城だった駿府城に入った。
今川家が先祖代々築き上げてきた、駿河が誇る名城、駿府城。
新たな城主として、駿府城に入ったシンゲンは、長年の夢でを叶えるために、配下の兵に命令を出した。
そして、その夢は、今、彼女の目の前にある。
シンゲンは、長年の夢であった大量の海の幸を目の前に並べ、朝食を楽しんでいる。
大きな丼に山のように盛られた白米を、新鮮な海の幸と共に次々と口に運び、そのたびに膝を叩き美味いと声をあげている。
程よく油の乗った焼き魚を口に入れては美味いと感動し、新鮮な刺身を口に入れては幸せそうに頬を綻ばせる。
そんなシンゲンの様子を見て、思わず頬が緩む兵士達。
彼女達はそんな気取らないシンゲンが大好きで、彼女のために戦に明け暮れているのだ。

「も、申し上げます!お、織田ノブナガが甲斐に攻め込んできました!」

 そんな幸せなひと時を終わらせる伝令兵の報告。しかしシンゲンは慌てることなくご飯を食べ進める。

「おう、やっと攻めてきたか。……やっぱ新鮮な刺身はうめぇな!おかわり!」

 山のように白米が盛られた丼を空にして、満面の笑みを浮かべ、おかわりと丼を差し出す。

「で、ノブナガの兵力はどのくらいなんだ?」
 
 シンゲンの顔が隠れるくらいに白米が盛られた丼を受け取り、醤油をつけた刺身をその白米の上に乗せる。
醤油が白米にしみるのをしばらく待ち、頃合を見て一気に口の中にかきいれる。

「は!軍勢自体は1万と、たいしたことはありません。しかし……」
「うめぇ!醤油が染み込んだら美味さ倍増だな!」

 刺身を堪能したシンゲンは、焼きたての油の乗ったアジの開きに箸をつける。
丼を持ったままアジの身を取ろうとするも、なかなか上手く取ることが出来ない。
業を煮やしたシンゲンは、アジの開きを頭からガブリとくわえ込み、むしゃむしゃと噛み砕く。

「その軍勢の中に、織田家の旗以外に、今川家の旗があるのを確認しております」
「ヨシモトか?……う、うめぇぇぇぇぇ〜!っくぅぅぅぅ〜〜!海の幸、最高だな!おめぇらも喰えよ!」

 ノブナガ軍が攻めてきたというのに、食事を止める様子がまったくない。
部下もそれが当たりのように、次々と新たにおかずをシンゲンの前に差し出す。
それを次々と口の中に放り込み、そのたびに美味いと声をあげ、膝を叩くシンゲン。
彼女の朝食が終わったのは、もうお昼近くになった頃だった。

「ふぅ〜、ちっと足りねぇが、ま、こんなもんだろ」

 重なり合った空になったおひつを前に、満足げな表情でおなかを叩くシンゲン。
今まで食べていた物が、その細いおなかのどこに消えていったのだろう?
シンゲンと食事を共にした者は、必ず疑問に思うことだ。
しかし配下の兵達はもはや慣れてしまったのか、誰一人として疑問に思わない。

「おっし、いっちょノブナガと戦るか!」

 爪楊枝を、シ〜シ〜と咥えていたシンゲンは、膝を叩き立ち上がる。

「さっさとノブナガを潰し、ケンシンとの決着をつけなきゃいけねぇしな!
ヨシモトも一緒ってのが、少しやっかいだが、どうにかなるだろ?はっはっは!」

 豪快に笑うシンゲンにつられ、兵たちも笑みを浮かべる。

「では、これより我が軍は織田ノブナガを迎え撃つために甲斐へ戻る!……昼飯は寿司がいいな。いっぱい作ってくれよ?」

 今、朝食を食べ終えたばかりだというのに、もう昼食の心配をするシンゲン。
彼女にとっては、ノブナガ軍よりも昼食のほうが重要なようだ。
268榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 20:23:35 ID:PN2kb4AB
「お主がシンゲンか?我の配下、ヨシモトが世話になったそうじゃなぁ」
「お前がノブナガか!よく甲斐に攻め込んできたな、根性だけは認めてやらぁ!
だがなぁ、ここから先は一歩も踏ませねぇ!ぶっ倒してやらぁ!」
「ぬかせ!この田舎侍が!」

 甲斐に攻め込み、抵抗らしい抵抗を受けずに次々と支城を攻め落としたノブナガ軍。
シンゲンの居城、躑躅ヶ崎館へあと少しといったところで、ついにシンゲン本軍と遭遇した。
ノブナガ軍1万に対し、シンゲン軍は6千。
数の上ではノブナガ軍が有利なはずだったのだが、いざ戦ってみると、ノブナガ軍は攻め込まれ、劣勢に立たされた。
幾度となく軍神、上杉ケンシン軍と戦い、生き残ってきた強兵ぞろいのシンゲン軍に、ノブナガ軍は歯が立たないかと思われた。
しかし、この戦いからノブナガ軍の一員として戦うことになったヨシモトの活躍で、どうにか総崩れとはならずに戦っている。
その激しい戦の最中、ついにノブナガとシンゲン、両雄が会い見えた。
互いに挑発をし、ノブナガが先手必勝とばかりに、その手にした大剣を振り下ろし攻撃!
しかしシンゲンはなんなく軍配で払いのけ、その勢いで、ノブナガ目がけ軍配を振る。
軍配により作り出された竜巻が、ノブナガを襲い、その突風により、吹き飛ばされたノブナガ。
唖然とするノブナガに対し、軍配を肩に担ぎ、豪快に笑うシンゲン。
もはや勝負は付いたと言わんばかりの笑いようだ。

「はっはっはっは!どうしたノブナガ!榛名の力を手に入れたのではなかったのか?
手に入れてその弱さか?そんな弱さでこのシンゲンに挑もうとは片腹痛いわ!」
「……くっくっく、はぁ〜っはっはっはぁ!さすがは武田シンゲンよな!こうでなくては面白くないわ!」

 唖然としていたノブナガは、シンゲンの挑発に笑みを浮かべ、再度大剣を構え、担ぎシンゲンに襲い掛かる。
シンゲンはもはや勝負は付いたとばかりに、襲い掛かってくるノブナガに対し、再度軍配を振るい、竜巻を浴びせる。
これで勝負あり、だ。シンゲンがそう思った瞬間、ノブナガを襲ったはずの竜巻が2つに切り裂かれた。
竜巻を切り裂いたノブナガは、その勢いのままにシンゲンに襲い掛かり、シンゲンの頭上に大剣を振り下ろす!
思いもしないノブナガの攻撃に、間一髪で軍配で防ぎ、お互いにらみ合う2人。

「くっ、よくぞ防いだなぁ。さすがはシンゲンじゃな」
「くっ、まさか私の作り出した竜巻を切り裂くとはな!切り裂かれたのはケンシン以来だ!」
「はぁ〜っはっはっは!では今日はこのノブナガが、ケンシンでさえ出来なかった敗北を味あわせてやろう」
「ぬかせ!貴様を血祭りに上げ、その勢いでケンシンを倒してやるわ!」

 軍配に渾身の力を込め、ノブナガを弾き飛ばす。
弾き飛ばされながらも、見事に着地をし、視線はシンゲンから外さないノブナガ。
いつしか2人の周りを、お互いの配下の兵士が囲み、主を応援しだした。
269榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 20:24:31 ID:PN2kb4AB
「ノブナガ様!シンゲンなんてやっちゃってください!」
「シンゲン様!勝てば今日の晩御飯はイノシシのおなべですよ!」

 応援を背に、にらみ合う2人。
お互いに隙をうかがっていたが、シンゲンが構えを説き、話しかける。

「さっき言ったな、切り裂かれたのはケンシン以来だってのはな……ありゃ嘘だ」
「……ほう?我とケンシン以外にもいると申すか?」
「いや、正確にはな、ケンシンが切り裂いたのはお前が切り裂いたのとは違う。
……今から見せる技を切り裂きやがったんだ!この私の!一番の技を切り裂きやがった!
あんな屁みたいな技を切り裂いていい気になってるんじゃねぇぞノブナガ!
お前みたいなヤツがな、ケンシンと肩を並べようなんて……10年早いんだよ!」

 怒りに震えるシンゲンが、ゆっくりと軍配を構える。
その尋常じゃない雰囲気に、ノブナガも大剣を構え、迎え撃つ用意をする。

「お前ごときが……ケンシンの名前を出すな!ふぅぅぅ〜……喰らえ!炎竜軍配撃!」

 気合一閃、軍配を振り下ろしたシンゲン。
その軍配から繰り出された竜巻が、否、炎を纏った竜巻がノブナガを襲う。
全てを巻き込み、ノブナガを目がけ進む炎の竜巻。
この技を喰らい、今まで無事だったものは、軍神上杉ケンシンしかいない。
これで織田ノブナガも終わりだ。シンゲン軍の兵士は、誰もが皆、シンゲンの勝利を確信した。
しかし、次の瞬間、ノブナガの叫び声が戦場に響き渡る。

「うおおおおお〜!させるかぁ!非情ノ大剣〜!」

 炎の竜巻に襲い掛かる炎の衝撃波。2つの炎はぶつかり合い、お互いを消し飛ばした! 

「な?バ、バカな?この私の炎竜軍配撃が、弾かれただと?」
「はぁ!はぁ!はぁ!さすがはシンゲンじゃ。この我の技と互角に渡り合うとはな」

 渾身の力を込めたためか、肩で息をするノブナガ。
必殺の技を弾かれたシンゲンは、慌ててもう一度、技を繰り出そうと軍配を振り上げる。
……丘の上から軍配を振り下ろすタイミングを計っている人物がいた。
一度目はタイミングが合わず、ノブナガを危険に晒してしまった。
しかし、一度見た技。次はタイミングを外すことは決してない。
彼女の自信の通りに、彼女の手から放たれた矢は、シンゲンが振り下ろそうとした軍配に当たり、その手から軍配が弾かれる。
一瞬、己の身に何が起きたのか分からずに、手から弾かれた軍配を見るシンゲン。
その隙を見逃すノブナガではなかった。
シンゲンが我に返った時には、すでに宙高くに舞い上がり、シンゲン目がけ、大剣を振り下ろしていた。
丘の上から、シンゲンが炎の衝撃波に襲われる様子を見て、ほほ笑むヨシモト。
倒れるシンゲンを見て、ヨシモトはニコリとほほ笑み、呟く。

「武田シンゲン、討ち取ったり」と。
270名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 20:25:13 ID:PN2kb4AB
以上です。続きは今夜にでも投下します。
271名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 22:17:18 ID:PN2kb4AB
>>263-269の続きです、投下します。
272榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:18:24 ID:PN2kb4AB
「ヨシモト、貴様はよくも我とシンゲンの戦いを邪魔したなぁ?」
「んんん〜!んぐ!ふぅんん〜!」

 暗い……暗く虚ろな意識の中、シンゲンは誰かの話し声を聞いていた。

「せっかく戦いを楽しんでおったというのに……この、馬鹿者がぁ!」
「ふぐぅ!んぐふぅぅ〜!ん、んんんんん〜!」

 熱く、体を焦がすような衝撃を受け、シンゲンの意識は闇に落ちた。
……熱い衝撃?あれ?私は確か……何をしてたんだっけ?

「はぁ〜っはっはっはぁ!また達しおったか!貴様は罰を受け、達するのか?とんだお嬢様もいたものじゃなぁ?」
「はがぁ……もっほぉ、のふははふぁまぁ、もっほふははひまへぇ」

 今日は確か……誰かと戦ってたような?ケンシンか?いや、ケンシンとは違う、別の誰かだったはずだ。

「ほぅ?まだ欲しがるのか?貴様はまだ榛名を欲しがるのか?はぁ〜っはっはっはぁ!ヨシモト、貴様は淫乱なお嬢様よなぁ。
猿轡をされ、自由を奪われたまま好き放題に犯され、まだ快楽を求めるか?」 

 ……ヨシモト?そうだ、ヨシモトが攻めてきたんだった。
ヨシモトの旗が軍勢にまぎれていると伝令が報告してきたんだった。
……軍勢?ヨシモトは誰の軍勢にまぎれてたんだっけ?
徐々に明るくなるシンゲンの意識。体中に受けたダメージから徐々に回復をしてくる。
ぼんやりとだが回復してきた頭で、自身の身に何が起きたのかを思い出そうとする。

「……いいだろう。欲しいのならくれてやろう、榛名の快楽を。
このノブナガが慈悲深き主でよかったなぁ、ヨシモトよ。ほれ、存分に味わうがいい!」
「ふぁぁ……ひ、ひがぁぁぁぁぁ〜〜!ひぐぅ!ひぐぅ!ひぐ、ひぎぃぃぃぃぃ〜!」

 ……ノブナガ?そうだ、私はノブナガと一騎打ちをしてたんだった!
ケンシンをバカにしたノブナガをぶったおさなきゃいけないんだ!
ノブナガなんかにてこずってたら、ケンシンにバカにされちまう!
……私と互角に戦えるのはケンシンだけなんだ、ケンシンだけでいいんだ!
ケンシンが戦うのは私だけで十分だ!ノブナガなんかを、ケンシンと戦わせてたまるか! 
ケンシンは……ケンシンは私の物なんだ!誰にも渡さねぇ!
ケンシンの名前が頭に浮かんだ瞬間、シンゲンは意識を取り戻した。
取り戻した瞬間……目の前の光景に絶句し、また混乱してしまう。

「な……んだ?これはいったい……なんなんだ?」

 目の前に広がる光景……それは、宙吊りにされた全裸のヨシモトが、喘ぎ苦しんでいる様子だった。
全裸でつるし上げられ、猿轡で口を塞がれて、まるで拷問を受け、苦しみもがいているかのようだった。
否、苦しんでいるのであろうか?ヨシモトは自身を攻めている人物に、懇願するかのように悲痛な声を上げ、訴えている。
シンゲンにはヨシモトが何を訴えているのか分からない。
しかしその人物が奇怪な光を放つ何かをヨシモトの股間に押し当てた瞬間、ヨシモトの全身が激しく痙攣し、叫び声を上げる。
その叫び声は、シンゲンの耳には苦痛の叫びではなく、何か別の……そう、喜びに似た叫びのように聞こえた。
狂ったかのように叫び声を上げ、全身を振るわせるヨシモトに見入っていたシンゲンは、
いつしか自身の身に変化が現れたことに気が付いた。

(なん……だ?お腹が、熱い?いや、お腹だけじゃねぇ、股間も熱くなってきた。これはいったいなんなんだ?)

 熱くなった股間に何が起こっているのかを確かめようと手を伸ばそうとする。
手を伸ばそうとしたその時、シンゲンは初めて気が付いた。
自分が両手両足を広げるような形で縛りつけられていることに。
そして、ヨシモトを攻めている人物が、憎き敵、織田ノブナガであることに。
273榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:19:18 ID:PN2kb4AB
「くっそぉ、解けねぇ!くそ!くそぉぉ〜!」

 目の前にいる憎き敵、ノブナガに襲いかかろうとするも、両手足が縛られており、いくらもがいても身動きが取れないでいた。
そんな暴れまくるシンゲンに気が付いたノブナガ。
手にした榛名の動きを止め、ヨシモトの元を離れ、シンゲンに近づく。

「ほぉ?死ななかったようじゃなぁ。さすがはシンゲン。あっぱれじゃな」
「誰が死ぬか!お前のあんなへなちょこな技、痛くもなんともねぇよ!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!3日間も意識を失っておった者の言葉とは思えぬなぁ。
なぁ、ヨシモトよ。貴様もそう思うであろう?」

 ノブナガが向けた視線の先には、吊るされたままぐったりとし、猿轡をされた口からは、大量の唾液を零すヨシモトの姿が。
そんな見たこともないヨシモトの姿に唖然とするシンゲン。
シンゲンにとってヨシモトは、自分にない物を持っている、一目をおいていた人物であった。
いつも優雅な振る舞いで、穏やかな表情で話しかけてくるヨシモト。
琴の腕前もかなりのもので、がさつな自分とは違い色々な教養も持ち、可憐なヨシモト。
そのヨシモトが、今目の前で何かに狂った瞳でノブナガを見つめている。

「お前、ヨシモトになにをしたんだ?何をしたらこんなに狂っちまうんだ!」

 そう、今のヨシモトは狂っている。
シンゲンの知っているヨシモトじゃない。何かに狂っているヨシモトが今目の前にいる。
シンゲンの言葉にニヤリと笑みを浮かべるノブナガ。その笑みに背筋にゾクリと寒気が走るシンゲン。

「何をしたか、か……言葉で語るよりも、その身をもって教えてやろう。
ヨシモト!貴様もいつまでも感じておらずに、シンゲンを攻めるのを手伝え!」

 ヨシモトを吊るしている荒縄を大剣で切り、ヨシモトを自由にする。
自身を縛っていた縄が解け、自由になったヨシモトは、そのまま床を這うようにしてノブナガの足元にすがりつく。

「ノブナガさまぁ……お尻で、次はお尻を攻めてくださいませ。お尻にも榛名をくださいませ!」
「貴様は我の言葉を聞いておらないんだか?……シンゲンを攻めるのを手伝えと申し付けたのじゃ!」

 足にすがりつくヨシモトを蹴り飛ばすノブナガ。蹴り飛ばされてもまたすがり付こうとするヨシモト。
その様子を見たシンゲンは、自分の体全身に鳥肌が立つのが分かった。
その全身の鳥肌がシンゲンに訴える。『今すぐここから逃げなきゃヤバイ!早く逃げなきゃやば過ぎる!』と。

「くそ!離せ!縄を解きやがれ!くっそぉぉぉ〜!」

 全身を使い、逃げ出そうと暴れるシンゲン。しかし暴れるたびに縄は彼女の体をきつき締め上げ、さらに逃げづらくする。
そんなシンゲンを見て笑みを浮かべるノブナガ。その笑みのまま、足にすがりつくヨシモトに話しかける。
274榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:20:12 ID:PN2kb4AB
「くっくっく……いいじゃろう、もう一度、榛名の快楽を与えてやろう。筆を持って来るがいい」

 ノブナガの言葉に目を輝かせ、走って筆を取りに行くヨシモト。
そして、筆を持ってきた彼女は、四つんばいになり、両手で自らお尻を広げる。

「シンゲンよ、どうじゃ?ヨシモトの尻の穴はなかなか綺麗な色をしておるじゃろう?」
「な、なんてもん見せやがる!ヨシモト!お前も何をしてるんだ!お前は清楚なお嬢様じゃなかったのかよ!しっかりしろ!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!見てるがいい!その清楚なお嬢様が尻に筆を突っ込まれ、喘ぎ悶える姿を!」

 ヨシモトから渡された筆を、ヨシモト自らの手で広げられている肛門にゆっくりと差し込んでいく。
ゆっくりと、まるで焦らすかのように徐々に肛門の中へと消えていく筆。
自身のお尻の中に筆が沈んでいくたびに体を震わせ、まるで泣き声のような声を上げるヨシモト。

「ノ、ブナガ、さまぁ……あ、んん!き、もちいい、ですぅ……はう!あ、あはぁぁ……お、お尻が熱いですぅぅ」
「くっくっく……入れただけで満足か?では榛名はもういらぬなぁ」

 ゆっくりと筆を沈めていたノブナガは、その筆を引き出し、さらに沈める。
出して入れる。入れては出す。その単純な作業でも、ヨシモトは全身を振るわせ、涙声を上げる。
しかし、ノブナガの言葉に首を振り、その綺麗な黒髪を振り乱しながら更なる快楽を求めた。

「お、お願いでございますわ!ヨシモトに、お慈悲を!榛名を……榛名をお与えくださいませ!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!いいだろう。憎き敵、シンゲンの眼前で、尻に筆を差し込まれたまま喘ぎ達するがいいわ!」

 ヨシモトの懇願に、その手にした勾玉……榛名をお尻に刺さったままの筆に当てる。 
そして、笑みを浮かべてその榛名に命令を下す。『榛名よ、貴様の力、解放せよ』と。
命令が下された瞬間、榛名は青い光を放ちだし、『ブブブブ……』と振動を開始した。
その振動が筆を伝い、ヨシモトのお尻に伝わる。
お尻に榛名の振動が伝わった瞬間、ヨシモトは崩壊した。

「ひぎぃぃぃぃ〜!あ、あああああ!イ、イイ゛!ノブナガざま!きもぢいい゛〜!じぬ!じぬぅぅ〜!」

 四つんばいのまま、その綺麗な黒髪を振り乱し、床を掻き毟る様に喘ぎ叫ぶヨシモト。
その姿を見て、シンゲンは呆然とし、ゴクリと唾を飲み込む。
ヨシモトが奇声を上げながら倒れこみ、全身を痙攣させ、動かなくなるまでその狂気に満ちた宴は続いた。
その間、シンゲンは逃げることすら忘れ、その圧倒的な光景に見入ってしまっていた。
シンゲンが我に返ったときにはヨシモトは床に倒れこみ、ビクビクと痙攣をしていた。
そして、ヨシモトを狂わせた人物、織田ノブナガは、その手に青く光る榛名を持ち、
縛られたままのシンゲンを見下ろし、ニヤリと笑みを浮かべていた。
275榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:21:14 ID:PN2kb4AB
「な、なにをしたんだ?ノブナガ、貴様ヨシモトになにをしたぁ!」

 お尻に筆を挿したまま床に倒れこみ、ビクビクと痙攣し、時折意味不明の声を上げるヨシモト。
そんなヨシモトを見て、その瞳に怯えの色が見えるシンゲン。

「何をしたか、じゃと?う〜む、言葉では言い表せぬなぁ……言葉では伝えにくいのでな、貴様の体に直接教えてやろう」

 ニヤリと笑みを浮かべ、青く光ったままの榛名を手に、シンゲンへと近寄るノブナガ。
そのノブナガの不気味な笑みにゾクリと寒気が走り、必死に逃げ出そうとするシンゲン。
しかしきつく縛られた縄が、彼女の自由を奪っている。

「や、やめろ、来るな!近づくんじゃねぇ!それ以上近づくと、ぶっころすぞてめぇ!」
「ほう?この我を殺すとな?その縛られた体でか?はぁ〜っはっはっはぁ!それは怖い怖い」

 シンゲンの言葉に大声で笑い、怖い怖いとバカにするノブナガ。
そして、笑いながら床に倒れたままのヨシモトに近づき、その体を蹴り飛ばす。

「いつまで快楽に浸っておる!起きよ!起きてシンゲンを攻めるのじゃ!」
「はぐ!……い、痛いですわぁ。もう少し優しく起こしてくださってもよろしいんじゃありません?
優しく髪を撫でながら口付けなどして下さったら、ヨシモトは張り切ってお仕事しますのに……」
「いいから早くシンゲンを攻めぬか!」
「分かりましたわ。その命令、確かに承りましたわ」

 ノブナガの命令に、ニッコリとほほ笑み、立ち上がるヨシモト。
しかしその瞳は普段の物静かで知的な彼女の瞳ではなく、狂気に満ちた、何かに狂っているかのような色をしている。

「よ、よせ、止めろ!正気を取り戻せ!お前はノブナガに操られているんだ!」

 狂気に満ちた瞳で近づくヨシモトに、恐怖を覚えるシンゲン。
しかしヨシモトはシンゲンの言葉など無視し、そのシンゲンの綺麗な足に指を這わせる。

「操られている?うふふふふ、それがどうかしまして?
ノブナガ様に操られるのであれば、このヨシモト、喜んで操られますわ」 

 足首からふくろはぎ。ふくろはぎから太もも。太ももから内ももへと指を這わせるヨシモト。
ヨシモトの指が足を這うたびに体をゾクゾクとした何かが走る。

「よ、せぇ、やめ、ろぉ」
「わたくしも、ミツヒデさんも、ヒデヨシちゃんも。全員ノブナガ様に操られることが喜びですわ。
ノブナガ様の為になら死んでも構いませんの。……あなたも、きっとそうなるはず。そうしてさし上げますわね」

 ニッコリとほほ笑むヨシモト。
普段のヨシモトの笑みを知っているシンゲンは、その笑みに恐怖を覚える。
普段見せていた、見ているものを幸せにするような、彼女の人柄が出た笑みではなく、狂気に満ちた、何に狂っているほほ笑み。
ヨシモトはその微笑を浮かべたまま、シンゲンの足に口付けをし、そのまま舌を這わせ出した。
276榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:21:51 ID:PN2kb4AB
 シンゲンの引き締まった足をぬめぬめとした感触が這い、徐々に股間へ近づく。
内ももをなぞるように這っていたかと思うと、再び足首へ向け降りていく。
太ももから膝頭。膝裏を伝い、ふくろはぎへと続く。
ふくろはぎについばむように口付けをしたかと思うと、そのまま足の指まで唇を進め、一本ずつ丁寧に口に含み、
まるで赤子が母親の乳房を吸うようにちゅうちゅうと音を立てながら愛撫する。
そして、指への愛撫がすんだかと思うと、再度ふくろはぎへの口付けを開始し、それが終わると膝頭、膝裏への愛撫へと続く。
そして太ももに顔をすり寄せ、時折強く口付けをし、赤い印をつける。
ヨシモトの執拗なまでの足への愛撫。
何度も何度も繰り返されるうち、シンゲン口から、声が漏れてくる。

「あ、く、はぁ……ん、も、う、やめろぉ」

 先ほどまでの威勢のよさは消え去り、弱弱しくも声を上げるシンゲンがそこにいた。
その弱弱しい声を聞いたヨシモトは満足げな笑みを浮かべ、太ももに顔をすり寄せた。
その時、シンゲンの体に起こっている異変に気づく。

「あぁん……シンゲンさんのここから女の子の匂いがしてきましたわぁ。
服の上からでもいい匂いがしますわぁ……感じてらっしゃいますわね?うふふふ、口では強がりを言ってても、体は正直ですわ」
「お、んなの子の、匂い?……お、おわ!や、やめろ!お前バカか!そんなところの匂いを嗅ぐな!」

 太ももに顔をすり寄せていたヨシモトは、股間に顔を埋め、クンクンと匂いを嗅ぎだした。
ヨシモトの突然の行為に慌てふためくシンゲン。
しかしヨシモトは慌てるシンゲンを無視し、クンクンと匂いを嗅ぎ続ける。
クンクンと匂いをかぐヨシモトの整った鼻が、時折暴れるシンゲンの股間に当たる。
当たる度に背中を逸らし、自身が意図をしていない声が出る。

「あ、はぁん!や、やめ、やめろ!そこ、やめて!」

 突然体を走る電流のような衝撃。
その電流は体中を駆け巡り、シンゲンの隅々にまで広がる。
股間にヨシモトの鼻が当たる度にその電流が走り、そのたびに頭の中が白くなり、何も考えられなくなる。
シンゲンは今、自分の身に何が起きているのか理解できないでいた。
考えようとするも、ヨシモトの鼻が当たる度にその考えは消え去り、ただ、頭が真っ白に染まる。
いつしかシンゲンは、考えること自体を思いつけなくなり、
ただひたすらに、ヨシモトがもたらす謎の電流に翻弄されるだけとなった。

「あ、あ、ん、ひゃ!ふぁ!あ、んん!や、はぁん!」
「クンクン……あぁ、すごいですわぁ。ものすごく濃い匂いになってきましたわぁ」

 ニコニコとほほ笑み、その細い指で弾くようにシンゲンの股間を触るヨシモト。
指が触れるたび背中を逸らし、撫でるたびに声をあげるシンゲン。
シンゲンは自分がどうなっているのか、何をされているのかまったく分からなくなっており、堕ちるのも時間の問題かと思われた。
ヨシモトの愛撫に反応し喘ぐシンゲンを見て満足げに笑みを浮かべるノブナガ。

「……そろそろ頃合じゃな。ようやった、ヨシモト。あとで褒美を取らせようぞ」
「ありがとうございます、ノブナガ様。では、今宵の夜伽の相手はこのヨシモトを」
「くっくっく、先ほどあれだけ乱れおったのにまだ足りぬか?まぁよい。シンゲンと一緒に相手をしてくれるわ」

 ヨシモトの頭をグシャグシャと撫でながら、手にした榛名をシンゲンの股間へと当てる。
そして、はぁはぁと肩で息をするほど感じているシンゲンの耳元で囁く。

「さぁ、準備運動は終わったぞ?貴様は我をぶっ殺してくれるのであろう?
どう殺してくれるのであろうなぁ?楽しみじゃ。……榛名よ、力を解放せよ」

 股間に当てられた青く光る榛名が振動を開始した瞬間、シンゲンは全身を痙攣させ、絶叫した。
277榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:22:33 ID:PN2kb4AB
「ひぃ!な、なんだ、これ!これ、なんなんだぁぁ〜!いやぁぁぁぁ〜!」

 先ほどまでのヨシモトの手による、まるで琴を奏でるかのような優しい愛撫。
その愛撫とはまったく違う、まるで暴力のような激しい動きをみせる榛名。
その動きにシンゲンは抵抗も出来ずに、ただ体を震わせて喘ぎ叫ぶことしか出来ない。

「あああ〜!い、うあああああ〜!」

 カグカグと全身を痙攣させ、暴れるシンゲン。
その縛られた手首はあまりにも暴れるために縄が食い込み、血が滲んでいる。
そんな暴れるシンゲンを見て、笑みを浮かべるノブナガ。
喘ぎ暴れるシンゲンを見て、これで甲斐の虎、武田シンゲンも我が軍門に下った、そう考えていた。
そして、天下統一のために戦う次の相手を考える。その考えを意識せず、つい口に出してしまった。

「次なる相手は引きこもっておる徳川イエヤスか、ミツヒデが探っておる伊達マサムネか。
それとも、当初の予定通りに越後の龍、軍神上杉ケンシンにするか……どれにするかじゃな」

 ノブナガがつい口に出した言葉……上杉ケンシン。
その言葉が出た瞬間、喘ぎ叫ぶだけだったシンゲンの様子が一変した。

「ケン、シン?おま、え、ケンシンにも……こんなことを、する、つもり……か?」
「んん?まだ意識を保っておるのか、さすがは武田シンゲンじゃな。褒めてやろう」
「ケン、シンは、わ、たしが、倒す……んだ。ん、くぅ!き、さまのよ、うな、ひ、きょう者は、んん!
ケンシンの、名前、を……出すんじゃねぇ!」

 榛名の力で喘いでいたシンゲンが見せた、最後の抵抗。
ケンシンの名前を出すなと大声で叫び、その勢いで、右手を縛っていた縄を引きちぎり、ノブナガを殴りつける。
まさか縄を引きちぎり、殴られるとは思いもしなかったノブナガは、吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。
体は縛られたままの体制で、右手一本でノブナガを吹き飛ばしたシンゲン。
ヨシモトはそのあまりの攻撃力にゴクリと唾を飲み込み考える。
もし縛られていなければ、ノブナガ様はどうなっていたのかしら?と。
そして、最後の抵抗にしては派手でしたけど、これでノブナガ様も本気になっちゃいますわ、と。
ヨシモトの思いの通りにノブナガは立ち上がり、嬉しそうに口の端を持ち上げ、シンゲンを睨みつける。
殴られたために口の中を切ったのか、時折血を吐き捨てながら笑みを浮かべ、シンゲンへと近づく。
そんなノブナガを睨みつけるシンゲン。その眼差しには、お前の思い通りにはならないと強い意志を見ることが出来る。

「ヨシモト!縛りが甘かったようしゃなぁ。もう一度縛りなおせ!」
「も、申し訳ありません!今すぐ縛りなおしますわ!」

 怒りに震えるノブナガの声に恐怖を感じながらも、慌ててシンゲンの右手を縛るヨシモト。
抵抗しようとするも、まだ完全に力が戻っておらず、再度縛られてしまう。
しかしその瞳には強い意志の力が見えており、先ほどまでとは違い、そう簡単に堕とせそうにない。
しかしノブナガは知っていた。榛名の力は強い意思でも抵抗できるものではない。
睨みつけるシンゲンを見下ろし、ノブナガは考える。
まぁ抵抗すればするほど楽しめるか。武田シンゲン……一度は榛名の力を振り払い、抵抗するとは噂にたがわぬ武将よ。
だが……無駄な抵抗であったと思い知るがいい!と。

「さぁ榛名よ。そろそろ本気になって攻めるとしようぞ!
ミツヒデを、ヒデヨシを、ヨシモトを堕としたその力、存分に味合わせてやれぃ!」

 ノブナガの叫びと共に赤く光り、一段と激しく動き出した榛名。
その榛名を前にしてもシンゲンの瞳から強い意志は消え去らなかった。
278榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:23:18 ID:PN2kb4AB
「ノブナガ様……ヒデヨシちゃんから書状が届いておりますわ」
「あぁん?ヨシモト、見て分からぬか!今は忙しいのだ!後にせよ、後に!」
「は、はい!申し訳ありません!では後ほど、シンゲンが堕ちしだいお持ちいたしますわ」

 ノブナガは苛立っていた。
シンゲンを捕らえてから早一週間。榛名で攻めだしてから4日も経つ。
それなのにいまだシンゲンを堕とせないでいる。
ノブナガがシンゲンを榛名で攻めている間、軍勢を率いたヨシモトが、甲斐を攻め落とし、駿河も取り戻した。
しかし肝心要のシンゲンを攻め落とせないでいた。
何故こうまでも抵抗できるのだ?こやつは化け物なのか?
ノブナガは、シンゲンのあまりにも強い意志に恐怖すら覚え始めた。
もはやシンゲンを配下に加えることは諦め、首を刎ねるしかないのか?
ノブナガがそう考え始めたその時、シンゲンの呟きが聞こえた。

「ケ……シン。ケン……シ……ン」

 虚ろな瞳でブツブツと呟くシンゲン。
連日深夜まで及ぶ榛名での激しい攻めで、シンゲンの精神は崩壊寸前まで追い込まれている。
しかし、いくら攻めても決してノブナガに許しを請うことはなく、快楽に堕ちることもない。
榛名でイキすぎて疲れ果てた虚ろな眼差しで『誰がお前なんかに降るか』と、吐き捨てるのだ。

「ふぅ〜……こやつ、何故ここまで耐えられるのじゃ?
いくら攻めても、達しても、ケンシンケンシンと呟いてばかりじゃ。
よほどケンシンと戦うことばかり考えておるようじゃな。……こやつ、本当に戦うことばかりを考えておるのか?」

 ノブナガは、ふと疑問に思い、今までのシンゲンの言動を思い出す。

(シンゲンは、ケンシンの事を特別な存在と考えているようじゃ。
このノブナガを殴りつけた時も、確かケンシンの名を出し、お前のような卑怯者が名前を出すなと激怒をした。
榛名で攻めている時も、ケンシンの名前をよく呟いている。……呟いている?いつ呟いていた?
今では常に呟いておるが、攻め初めの頃は……そうじゃ、達する時に叫んでおったわ!
まるで攻めておるのがこのノブナガではなく、ケンシンであるかのように叫び、達しておった。
我に榛名で攻められておるミツヒデ達が、我の名を叫び達する時のように……まさかこやつ、ケンシンの事を?)

 ふと思いついた小さな疑問。その小さな疑問は考えれば考えるほどに大きな疑問になり、ある考えを確信へと変えていった。
その考えを確かめるために、もはや狂う寸前のシンゲンの耳元で囁く。

「あ〜あ、お主のこんな乱れた姿をケンシンが見れば、お主はケンシンに嫌われるであろうなぁ」

 ちょっとした疑問から浮かんだ確信的な考え。その考えが正しかったと目の前のシンゲンが示している。
耳元で囁かれた『ケンシンに嫌われる』という言葉。その言葉でシンゲンはボロボロと涙を零し始めたのだ。

(やはりそうか……こやつ、ケンシンを敵だと言っておったが、好いておるんじゃな。
そうかそうか、シンゲンはケンシンを好いておるのか。ケンシンに何度も戦いを挑んだは、好いた相手に会いたいがためか!
……なら、今までのような攻めでは逆効果じゃな。ミツヒデ達とも扱いを変えねばならんな)

 何かを思いついたノブナガは、シンゲンを縛っている縄を解く。解いた後に優しく抱きしめ耳元で囁きだした。
279榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:23:59 ID:PN2kb4AB
「シンゲンよ、我に降れ」

 口を半開きにし、その口からは涎をたらし、しかしシンゲンは虚ろな眼差しのまま首を振る。
ノブナガは今まで気が付かなかったが、シンゲンのその様子は、必死に何かを守っているかのようだ。
その姿を見て、自分の考えが正しかったとさらに確信し、ノブナガは囁き続ける。

「我に降れ、シンゲン。我の配下になれば、褒美も思いのままじゃぞ?」

 それでも首を振るシンゲン。もはや逃げ出す力も気力もなく、ただ首を振る事しか出来ないようだ。

「次の攻める敵は、上杉ケンシンじゃ。……我に降ればそのケンシンを生け捕りにし、お主に与えようぞ」

 フルフルと力なく振られていたシンゲンの首が、止まる。
ケンシンという言葉に止まったのか、それとも、お主に与えるという言葉に止まったのか。
それを確かめるために再び耳元で囁く。

「どうじゃ?我に降ればケンシンに好き放題にできるぞ?口付けをするもよし、我がそなたにしたように、体を求めるもよし。
ん?どうじゃ?我に降らぬか?」

 ノブナガの囁きに、シンゲンの意識が少ずつ戻ってくる。
もはや涎を垂らすだけだった口が、言葉を発する。

「……ケ、ンシ……ン、好き……に、なって……くれる……の、か?」
「んん?ケンシンがお主を好きになるかじゃと?そうじゃなぁ……ケンシンのためにこうまで榛名の攻めに耐えておるのじゃ。
このことを知ればケンシンはお主を好いてしまうじゃろうなぁ。
お主が耐えておったのは、ケンシンのためじゃな?我がケンシンを攻めるのを遅らせるために耐えておったのじゃな?」

 コクリと頷くシンゲン。
抱きしめられたまま頷くその様子は、まるで母親の胸に抱かれた子供のようだ。

「すまなんだなぁ、もっと早くに気が付いておれば、ここまで攻めはしなかったのじゃがな。
……我の配下になり、共にケンシンを打ち倒した暁には、褒美としてケンシンをお主にやろう。
自分のものになれば好き放題できるぞ?たとえば……このように口付けも」

 ちゅ、ちゅちゅ……虚ろな眼差しで見つめるシンゲンに、優しいキスをするノブナガ。
そのキスをうっとりと受けるシンゲン。まるで愛する人にキスをされる一人の乙女のようにキスを受けている。
 
「口付けの後は愛し合うのじゃ。……このようにな」

 そう囁いたノブナガは、シンゲンの首筋に唇を這わせ、赤い印をつけていく。
印が付く度に体を震わせ、その口からは『ケンシン……あぁ!ケンシン』と呟きが漏れる。

「もちろん胸も愛したい放題じゃ。……このようにな」

 すでに大きくたっている桃色の胸の先端に唇を付け、軽くキスをする。
その軽いキスで全身を震わせ、『ああ!ケンシン!』と声を上げながら達するシンゲン。
もはやシンゲンの頭の中では、ケンシンが抱いてくれているんだと思い込んでいるようだ。
280榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:24:38 ID:PN2kb4AB
「ケンシンのここを触りたいであろう?ケンシンにお主のここを触って欲しいであろう?」

 胸の先端を唇ではさみ、舌で嬲りながら手を下半身へと持っていく。
そして、次々と溢れてくる愛液を指につけ、そのまま愛液があふれ出ている源泉へと指を這わせる。

「はぁん!い、いい!ケンシン、気持ちいい!」
「くっくっく、だいぶ意識が戻ってきたようじゃなぁ?気持ちよかろう?
じゃがな、ケンシンとすればもっと気持ちいいはずじゃぞ?」
「あ、あ、ああ!ケ、ンシ……っくぅ、も、わた、し、わたしぃ!イグ!イックゥゥゥ〜!んぁぁぁぁぁ〜〜!」

 ノブナガの指の動きに、絶頂に達するシンゲン。初めてイクと口に出し、ノブナガにもたらされた快楽を受け入れた。
軽く弄っただけの、簡単な愛撫で激しく達したシンゲン。
全身を痙攣させ、ノブナガに強く抱きつき絶頂し続ける。

「どうじゃ、シンゲン?我に降らぬか?どうせ気持ちよくなるなら、このノブナガでなく、ケンシンと達したいであろう?」
「あ、あぁぁ……あ、うあぁ……ケン、シン、と、気持ちよく……あふぅぅ、なり、たいぃぃ」

 ノブナガの胸にぐったりと倒れこむシンゲン。
そんなシンゲンを優しく寝かし、足を開かせその中心に榛名を当てる。

「シンゲンよ、この榛名でケンシンと共に気持ちよくなりたいであろう?」
「はぁはぁはぁ……ケンシンと……気持ちよく、なれる、のか?」
「あぁ、なれるとも。このノブナガに降ればそうさせてやろう。ケンシンにはこのノブナガは手をださぬ、約束しよう」

 シンゲンは力なく寝そべりながらも首を起こし、ノブナガを見る。

「……はぁはぁはぁ、ケンシンに酷いことしたら、お前のその首、叩き切るからな」
「うむ、切り落とせばいい。ケンシンはお主に任せよう。ただ……この榛名で少し、手伝いをしてやるがなぁ」
「はぁはぁはぁ、て、手伝い、だと?」
「そうじゃ、お主とケンシン。ともに達することが出来るようにこの榛名を使い、手伝ってやろうと申しておるのじゃ。
……このようにして、な。榛名よ、その力、シンゲンに教えてやれ」

 ノブナガの命令に呼応するかのように青く輝きだし、振動を開始する。
ここ数日、榛名の力を身を持って知っているシンゲンは慌て、榛名を止めるように声を上げる。

「んな!ば、バカ止めろ!私は知って……んあああ〜!」
「どうじゃ、シンゲン?この快楽をケンシンと共に味わいたいであろう?
快楽を共にしながら口付けをし、抱き合いたいであろう?」
「あああああ!ケ、ケンシン!いぐ!わ、だじ、イグゥゥ〜!」

 ここ数日の榛名での執拗な攻めで体が感じやすくなっているシンゲンは、
榛名の振動に抵抗することなどできずに、ビクビクと痙攣し、声を上げる。
そんなイキ続けるシンゲンの耳元で囁くノブナガ。

「ケンシンと快楽を共にすればさらに気持ちがいいであろうなぁ?どうじゃ?このノブナガに仕えんか?」
「あがあああ〜!あ、あ゛あ゛あああ゛〜!つ、仕える、づかえまず!わた、しはぁ、おだ、のぶな、がにぃ……
あ、ああああああ〜!」

 一度快楽を受け入れてしまったシンゲンは、榛名のもたらす振動に抵抗することが出来ず、達し続けた。
涎を撒き散らし、白目をむいてケンシンの名を叫び、達し続けるシンゲンを見て、ノブナガは呟く。

『武田シンゲン、堕としたり』と。

 ……戦国の世を争う8人の乙女、戦国乙女の1人武田シンゲン。
彼女は同じく戦国乙女の1人、織田ノブナガの手に落ち、上杉ケンシンへの愛を叫びながら、
明智ミツヒデ、豊臣ヒデヨシ、今川ヨシモトと同じく快楽の底へと沈んでいった。
281榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:25:26 ID:PN2kb4AB
「んぐんぐんぐ……っかぁぁぁ〜!うめえ!おかわり!」
「……はしたない事。それでも貴女は女の子なんですの?ねぇノブナガ様、そう思いませんこと?」

 一人でおひつを一つ空にしたシンゲンだが、まだまだ食べ足りないようで、大きな丼を差し出しおかわりと声を上げる。
その様子を面白そうに見物するノブナガに、まるでけだものを見るような視線を向けるヨシモト。
榛名での拷問に近い攻めを受けていたシンゲンは、体が衰弱し、まともに動けない状態になっていた。
ノブナガに降ってから3日後、全快したシンゲンは待ちに待った食事を楽しんでいる。

「やっぱお粥は腹に溜まらないからダメだな!喰い応えがないとやっぱ喰った気がしねぇな!」

 大きな口をあけ、わはははと豪快に笑うシンゲン。
そのシンゲンの食欲をはじめて見たノブナガの兵士はアングリと口をあけ、次々と食事を追加するしか出来なかった。

「食え食え、好きなだけ喰らうがいいわ!……で、ヨシモトよ。確かお主、ヒデヨシから書状が届いたと言っておったな?」
「あ、そうでしたわ。ヒデヨシちゃんから緊急の要件と届きましたの」
「緊急?どこぞの輩が攻め込んできたのか?」
「いえ、そのような情報は入っておりませんわ。……いったいなんなんでしょうね、ノブナガ様?」
「っっかぁぁぁぁ〜〜!うめぇ!美味すぎる!やっぱ朝飯は腹いっぱい喰わねぇとな!おかわり!」

 山盛りの丼をあっという間に空にするシンゲンをよそに、ヨシモトからヒデヨシよりの書状を受け取るノブナガ。
その書状に目を通し、一瞬驚きの表情を見せ、そして笑みを浮かべた。

「く、っくっくっく、はぁ〜っはっはっはぁ!なるほどのぉ、奥州の独眼竜は、なかなか策士じゃな」

 ノブナガの笑いに意味が分からず首を傾げるヨシモト。
一瞬箸が止まったシンゲンであったが、我関せずといった表情で、再びご飯を口にかきこむ。

「これを見よ。ヒデヨシの困った顔が目に浮かぶわ。はぁ〜っはっはっはぁ!」
「では拝見いたしますわ。……ふむふむ、伊達マサムネが、ノブナガ様の配下に加わりたいと言ってきた……ええええ?
マ、マサムネが降ってきた?これは一体どういうことなんですの?」

 予想だにしない出来事に、慌てるヨシモト。さすがのシンゲンも箸が止まり、考え込む。

「う〜ん、そのまんまじゃねぇのか?
榛名を手に入れたノブナガ様に勝ち目ナシと思って、配下になるために降ってきたんじゃねぇのか?」
「ですが、何もせずに降ってくるというのは考えにくいですわ!」
「……くっくっく、何かをしながら降ってきおったのやもしれんなぁ。
まぁよい、労せずとも奥州を手に入れることが出来るのじゃ。断る理由もなかろう、伊達マサムネを配下といたす!」
「おう、よかったじゃねぇか!天下統一まで残すはケンシンとイエヤスか!ケンシンは私に任せな!
この武田シンゲンが決着をつけてやらぁ!おし!そうと決まれば前祝いだ!がっつり喰うぞぉ!おかわり!」

 笑いながら丼を空にするシンゲンを横目に、ノブナガはヨシモトに小声で話しかける。

(ミツヒデからの連絡はないのか?)
(えぇ、ありませんわ。書状の文面から察するに、ヒデヨシちゃんにも連絡は入ってないみたいですわね)
(……ふん、ミツヒデめ、下手をこいたか?もしくは……マサムネの何か大きな尻尾を掴んでまだ探っておるのか?)
(どう、なさいますの?このままマサムネを受け入れるおつもりですの?)

 話し合う二人の横で、ガツガツとご飯を口の中にかきいれ、次々と丼を空にするシンゲン。
そんなシンゲンをチラリと見て、ノブナガは囁く。

(シンゲンに知られては怒られるであろうが、マサムネをケンシンに差し向けてやれ。
マサムネが打ち倒せば儲け物じゃ。……ま、マサムネごときに負けるようなケンシンではないであろうがな)
(分かりましたわ。手柄が欲しくて先走ったマサムネの独断として、話を進めるようにヒデヨシちゃんへ書状を送りますわ)
(ふむ、万が一にもマサムネがケンシンを倒したとしても言い訳ができるな)

 ノブナガはさっそくヒデヨシへの書状を出し、伊達マサムネに対し、上杉ケンシン討伐命令を下した。
282榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:26:03 ID:PN2kb4AB
「ヒデヨシさま、書状が届きました」
「ありがとー。……あ、ノブナガさまからだ!やっと返事が届いたよ。
だいぶてこずったみたいだね、やっぱり武田シンゲンは強かったのかな?」

 書状を受け取ったヒデヨシは、その書状をフムフムと読み進め、伊達マサムネを呼び出した。
しばらくしてヒデヨシの前に現れた人物は、その美しい顔に似つかない眼帯で、片目を隠している。
そして、彼女の細い腰には、吊り下げられている2本の剣が。
その剣を自在に操り、近隣諸国を制覇して、今や奥州をその手におさめる戦国乙女の一人。
この人物こそ奥州の独眼竜、伊達マサムネその人である。

「お呼びでしょうか、ヒデヨシ殿。ノブナガ様からよい返答があったのでしょうか?」

 ノブナガがシンゲン討伐に発ってからすぐに奥州から伊達マサムネ自身が尋ねてきた。
想像すらしていなかった出来事に、ヒデヨシは驚き戸惑ったが、マサムネはヒデヨシの前に跪き、こう切り出した。

『伝説の勾玉、榛名を手に入れた織田ノブナガ様こそ、この乱世を治めるのに相応しいお方です。
この伊達マサムネ、ノブナガ様の手となり足となるために参上しました。ノブナガ様へのお目通りをお願いしたい』

 突然のマサムネの来訪、そして、ノブナガへの降伏宣言。
まさかの出来事の連続のため、ヒデヨシは判断が付かず、指示を仰ぐためにノブナガに書状を出した。
その返事がやっと届き、マサムネにノブナガの意思を継げる。 

「うん、それがね、マサムネの忠誠心を見てみたいんだって」
「私の……忠誠心、ですか?」
「うん、忠誠心。でね、上杉ケンシンを、マサムネだけで倒して来いって書いてあるの」

 すまなさそうにノブナガからの書状をマサムネに見せるヒデヨシ。
そこには確かにマサムネに対して、ケンシン討伐の命令が記されていた。

「……承知しました。伊達マサムネ、織田ノブナガ様の命令に従い、越後の龍、上杉ケンシンを打ち倒します」
「頑張ってね!ケンシンなんかやっちゃって、ノブナガさまを一緒に守り立てようね!」
「はは!ありがたきお言葉。では、さっそく領地に戻り、上杉ケンシン討伐のための準備に取り掛かります」

 ヒデヨシに頭を下げ、足早に領地へと引き上げるマサムネ。
無表情なその顔は、何を考えているのかよく分からない。
その何を考えているのか分からないマサムネを不気味に思っていたヒデヨシは、厄介払いが出来たとホッとしている。
安心してホッとため息を吐き、ぼそりと呟く。

「マサムネかぁ、なんか企んでるような気がするけど……ま、いっか。それより早くノブナガさま帰ってこないかなぁ?
頑張ってお留守番してたんだから、いっぱいかわいがってもらうんだもんね!
あ……帰ってくるといえば、ミツヒデは何やってるんだろ?
マサムネがノブナガさまにお仕えするんだったら、もう偵察する必要はないんじゃないかな?
……ま、いっか。帰ってこないほうが色々と都合がいいしね」

 口を押さえ、にひひと笑みを浮かべるヒデヨシ。
その表情は、ミツヒデが帰ってこないほうがノブナガを独り占めできるかも?と、邪な思いが表れているようだった。
283榛名の力 シンゲン編:2008/11/10(月) 22:26:46 ID:PN2kb4AB
 そして、そのミツヒデに自らの行動を探られているとは知らないマサムネは、
ノブナガの領地を出たところで、腹心の部下に小声で話しかける。

「……予定通りだ。我らでケンシンを討てとの命令が下った。……分かっているな?」

 その短い言葉だけで全てを理解した腹心は頷き、マサムネに答える。

「は、では早速出陣の準備を……出来るだけゆっくりと、のんびりと行うように指示を出します」

 腹心の答えに、表情を変えずに頷くマサムネ。
はたから見れば、2人が会話をしているとは思えないであろう。
よほどこの会話を他人に聞かれたくないのか、さらに小声になり話し続ける。

「……時間は稼げれば稼げるほどいい。まだ使者を出して一週間も経っていない、出来るだけ時間を稼ぐのだ。
時間を稼ぎ……援軍が到着次第、ノブナガの隙を突き、討ち滅ぼしてくれる」
「しかし、マサムネ様、異国の軍勢を信用してもよろしいのでしょうか?」
「ふん、信用などしておらぬわ。この国を手に入れたら用済みだ。このマサムネ自ら討ち滅ぼしてくれる」
「さすがはマサムネ様。まさかノブナガも、いすぱにあ軍の連中も、マサムネ様がそこまでお考えとは思いもしますまい」

 あまり感情の出ないマサムネの横顔を見て、部下は背筋に寒気が走るのを感じる。
このお方に一度味方だと思っていただければ、とてもお優しいお方だ。
しかし、敵と認識されると決して容赦はされない。……ノブナガも可哀想に。
敵と認識されたからには、どんな手を使ってでも討ち滅ぼされるであろう。
それが例え……異国の軍勢を使うとしても、だ。

 マサムネが領地に戻り、一ヵ月後。伊達マサムネ軍が上杉ケンシンの領地、越後へと進軍を開始した。
それはゆっくりとした進軍であり、そのあまりにも遅い進軍速度のため、ケンシン軍は万全の迎撃体制をとり、待ち構えていた。
284名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 22:27:21 ID:PN2kb4AB
今回は以上です。
285名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 02:39:45 ID:iSPM49f3
榛名の力キターー(゚∀゚)ーー
今回も僕の股間が烈風真空波しました
286名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 10:04:02 ID:lKMZyG2v
シンゲンきゃわえぇー!!

ぐっじょ!!
287名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 23:28:15 ID:gPDEIwVs
ほすするお
288名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 00:47:22 ID:mHmbmXI1
ほす
289名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 14:06:04 ID:V+L6lbVu
(・∀・)
290名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 14:06:55 ID:fSOr0qSD
モッコリアゲ(・∀・)
291名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 23:22:21 ID:+R1tltTP
榛名の力の続編が書けましたので投下します。
今回もかなり長くなってしまいましたので読むのが面倒な方はスルー願います。
292榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:23:29 ID:+R1tltTP
「……何故だ。何故攻め込んでおきながら動きを見せぬ?……マサムネめ、いったい何を考えている?」

 背後に軍勢を控えさせ、その手には朱槍を携えて凛とした姿勢で敵軍を睨みつける人物が一人。
彼女こそが8人の戦国乙女の一人、軍神の異名を持つ越後の竜、上杉ケンシンその人である。
ケンシンが睨む先には、彼女が治める所領に攻め込んできた伊達マサムネの軍勢が。
しかし、マサムネが軍を率いて攻め込んできて早一週間。
お互いに向かい合うだけで、小競り合いすら起こらず、ただ時を無駄に過ごしているだけだった。 

「……やはり妙だな。何故マサムネは攻めてきた?
何故攻め込むぞと言わんばかりの、ゆっくりとした進軍速度で攻めてきた?」

 部下に問いかけているのか、それとも自問しているのか。マサムネの怪しい動きに疑問の声を漏らすケンシン。

「……どう考えても理に適わぬ。
我が軍がシンゲンとの戦いで消耗している隙を突いての進軍なら、このように時間をかけるのは愚の骨張だ。
ならやはり他に狙いがあるのか?……まぁいい。もはや考えるのは止めだ!」

 ケンシンはそう呟くと、手にした朱槍を天を指すように高く掲げた。

「我が屈強なる兵士達!今こそ我らに戦を挑んできた愚かなる伊達マサムネを打ち倒そうぞ!
毘沙門天の加護は我らにあり!者ども……我に続け……」

 手にした朱槍を振り下ろそうとした瞬間、大慌ての伝令兵がケンシンの目の前に駆け込んできた。

「も、申し上げます!甲斐の、武田が!武田シンゲンが!」
「なに?シンゲンが懲りずに攻めてきたのか!」
「い、いえ、シンゲンが……あの甲斐の武田シンゲンが!……せ、攻め滅ぼされました!」

 伝令兵の思いもしない報告に、振り下ろそうとしていた朱槍がその手から落ちる。
ガランと音を立て、地面に落ちる朱槍。その顔は青ざめており、伝令兵がもたらした知らせが凶報だと物語っているようだ。

「……戦場でのくだらぬ冗談はよせ。シンゲンが私以外に不覚を取るわけがなかろう」
「い、いえ、最初に情報を掴んだ時わたしもそう思い、自ら甲斐に潜伏いたしました。
……やはり、甲斐の国は攻め取られておりました」
「……間違い、というわけではないのだな?」
「は、この目でしっかりと見てまいりましたねで間違いございません!」
「そなたがシンゲンが仕掛けた偽の情報に騙されたということは……」
「それもございません。この目でしかと見てまいりました!まるで家臣のようにとある武将に付き添うシンゲンの姿を!」

 フルフルと肩を震わせ伝令の知らせを聞くケンシン。
唇はギュッとかみ締め、その知らせが凶報かのような態度を見せている。

「シンゲンを打ち倒し、従わせたは……ノブナガです!
榛名を手に入れた織田ノブナガに武田シンゲンは敗れ、配下に降ったのです!
そして、今対峙している伊達マサムネも、自らノブナガに降ったとのことです」 

 伝来の知らせを聞き、ざわめく兵士達。
それもそのはず、ケンシンと互角の戦いを繰り広げていたシンゲンが敗れ去り、ノブナガの配下に付いた。
しかも、今対峙しているマサムネもノブナガに降っているとなると、もはやケンシンに勝ち目がないように思われた。
そんな動揺する兵士達を尻目に、知らせを聞き終えたケンシンは、目を瞑り、ふぅ〜っと息を吐き出した。
そして、その目を開けたとき、彼女の目には、何かの決意を秘めた光が宿っていた。
293榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:24:15 ID:+R1tltTP
「……そう、か。シンゲンはノブナガに降ったのか。……ならば目を覚まさせてやらねばいけないな」
「……は?目を覚まさせる、ですか?」
「そうだ、目を覚まさせるのだ。あの単純な性格のシンゲンのことだ。
きっと榛名の怪しげな力を使われて、操られておるのだろう。……目を覚ませと横っ面を引っぱたいてくれるわ!」

 知らせを聞き、動揺してその手から落とした朱槍を広い、再び高く掲げる。

「皆のもの!……私はこれよりマサムネ軍を一蹴し、その足で甲斐に攻め込みシンゲンの顔を引っぱたく!
……連戦になるであろうが、私の我儘に付いてきてくれるか?」

 ケンシンの言葉を物音一つ立てずに聞いていた兵士達。
一瞬の静寂の後、その静寂を破り、咆哮するかのように声を上げる。

「ケンシン様やりましょう!シンゲンを引っぱたいてやりましょう!」
「私たちはケンシン様の行くところ、どこまでも着いていきます!」
「さっさとマサムネを倒してシンゲンの目を覚まさせましょう!」

 まるで咆哮するかのような兵士達の声。
その声に後押しされるかのように、ケンシンはマサムネ軍に向かい、手にした朱槍を下ろす。

「……ありがとう。毘沙門天の加護は我らにあり!ノブナガに降ったマサムネなど我らの敵ではない!
全軍……突撃!マサムネ軍など蹴散すのだ!」

 まるで津波のような進軍で地鳴りを起こし、マサムネ軍に襲い掛かるケンシン軍。
しかしマサムネはひるむ様子もなく、冷静に指示を出す。

「ふん、やっと来たか。……では伝令を走らせよ。手筈通りにいたせ、とな」

 配下に指示を出し、両手に刀を携えて立ち上がる。

「しっかりと伝えよ。手筈通りに、とな」
「はは!かしこまりました!」
「では私は、餌となるか……ふ、軍神上杉ケンシン、いかほどの者か試させてもらおう!……ゆくぞ!」

 両手に剣を携えて、ケンシンは先頭に立ちケンシン軍を迎え撃つ。
そのケンシン軍の先頭には、朱槍を携え駆けてくる、ケンシンの姿があった。
お互いに先陣を駆る者同士。ぶつかり合うには時間はかからなかった。
294榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:24:50 ID:+R1tltTP
「我はケンシン!名を名乗れ!」

 次々と襲い掛かるマサムネ軍を蹴散らし、同じく自軍の兵士を難なく倒している双剣の武将に名を名乗る。
それに答えるかのように、手にした剣を突き付け名を名乗るマサムネ。

「……我はマサムネ。貴様がケンシンか?ノブナガ様の命により、その首貰い受ける!いくぞ!」

 先手必勝とばかりに天高く飛び上がり、手にした双剣を振り下ろす。
振り下ろされた双剣から発した衝撃波は、空気を切り裂きケンシン目がけ襲い掛かる! 

「……ふん、甘い!」

 襲い掛かる衝撃波を手にした朱槍で難なく打ち消し、着地したマサムネに襲い掛かるケンシン。

「ふ、さすがは軍神と言われるだけはある。……が、力だけではこのマサムネは倒せぬ。……今だ!合図を出せ!」
  
 マサムネの支持を受け、側近兵が陣太鼓を打ち叩く。両軍入り乱れる戦場に響く陣太鼓の音。
その音と共に、撤退を始めるマサムネ軍。

「臆したか、マサムネ!追い討ちだ!追い討ちをかけよ!」

 撤退するマサムネ軍に追い討ちをかけようとするケンシン軍。ケンシン自身もマサムネを追いかけ、追撃をする。
しかしケンシンは気づいていなかった。
撤退を開始したはずのマサムネ軍。しかし撤退を開始したのは中央のマサムネ本軍のみ。
残る両翼の軍は進軍し、ケンシン軍を包むような形で取り囲んんだ。
そして、2度目の陣太鼓が打ち叩かれた時、撤退をしていたマサムネ本軍が反転をし、反撃を開始した。
その反撃に呼応するかのように、ケンシン軍を取り囲んでいた両翼の軍勢が、一斉に矢を射る。
左右から降り注ぐ矢の雨に打たれ、反転してきたマサムネ軍から反撃を受けるケンシン軍。
普通の軍勢なら、この一手で総崩れとなり、敗走を開始するであろう。
この策が決まった瞬間、マサムネは勝利を確信した。
取り囲み、矢の雨を浴びせ殲滅する。ここまで上手く決まれば逃れるすべはない。これで軍神上杉ケンシンも終わりだ、と。
後はケンシンの首を挙げ、ノブナガに取り入ればいい。
そして、従順していると思わせておき、いすぱにあ軍が到着すれば、いすぱにあ軍を利用し滅ぼしてくれる!
勝利を確信したマサムネは、両翼からの矢を浴びているケンシン軍に襲い掛かる。混乱の中、ケンシンの首を取るために。
……マサムネはまだ理解をしていなかった。何故ケンシンが軍神と呼ばれているのかを。
その軍神に率いられた軍が、どれほどの強さを発揮するのかを。
混乱しているはずのケンシン軍に襲い掛かったマサムネが見たものは、
矢の雨を無視し、マサムネ本軍に襲い掛かるケンシン軍の勇姿であった。
295榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:25:45 ID:+R1tltTP
「ば……かな。そんな馬鹿な!何故混乱をしない?我が策の通りに事は進んだのだぞ!」

 マサムネの目の前で、自軍の兵士に次々と襲い掛かるケンシン軍。
軍を本体と両翼の3隊に分けたマサムネ軍は、一丸となって攻めてきたケンシン軍になすすべもなく次々と討ち取られていく。
マサムネにとって、ケンシンとの戦いは予想外の戦いであった。
だからこの戦いで損害は出さずに、来るノブナガとの決戦に備えたかったのだ。
だからこそ彼女は、損害を少なくするために策を講じた。しかし、その策を破られ、マサムネ軍は甚大な損害を被ってしまった。
例えこの戦いに勝てたとしても、軍を立て直すのには時間がかかるであろう。
マサムネは、軍神と称えられるケンシンを甘く見てしまった己の愚かさに唇をかみ締め、肩を震わせた。

「策士策に溺れる、とはこのことだ。……マサムネ、貴様の命運はこれまでのようだな!」

 自らの策が簡単に敗れたことにより、呆然としていたマサムネ。
その彼女の目の前に朱槍を手にした一人の武将が立ちはだかる。

「ケンシン……おのれ、よくもやってくれたな!我が軍をこうまで叩いてくれるとは……その首叩き落してくれる!」

 激情に駆られたマサムネが、ケンシンに襲いかかろうとした瞬間、突然戦場に炎の竜巻が舞い起こる。
炎の竜巻に飲み込まれ、次々と吹き飛ばされる両軍の兵士達。

「な、んだ?これはいったい……何が起こっている?」
 
 一度はケンシンに襲い掛かろうと双剣を構えたマサムネであったが、突然の出来事に唖然とし、その双剣を下ろしてしまう。
同じく炎の竜巻を見て、構えた朱槍を下ろしたケンシン。
しかしその顔は唖然としているマサムネとは違い、笑みを浮かべていた。
そして、笑みを浮かべたまま大声でこの竜巻を起こした人物の名前を叫ぶ。

「どこにいる!ケンシンはここだ!貴様の探す上杉ケンシンはここにいる!出てくるがいい……武田シンゲン!」

 大声でシンゲンと叫ぶ彼女の前に、現れた一人の人物。
その手には巨大な軍配が握られており、その軍配を振るうたびに竜巻が舞い起こり、次々と両軍の兵を吹き飛ばす。
両軍の兵を吹き飛ばしながら、ケンシンの目の前に現れたその人物。
彼女こそ、軍神上杉ケンシンが唯一ライバルと認める、戦国乙女の一人。甲斐の虎、武田シンゲンである。

「おう!待たせたな、ケンシン!今日こそ決着をつけようぜ!」

 ケンシンの前に現れたシンゲンは、嬉しそうな笑みを浮かべ、軍配をケンシンに向ける。
それに応じるかのように朱槍をシンゲンに向けるケンシン。
2人が対峙したのを知ったケンシン軍は、逃げ惑うマサムネ軍に追い討ちをかけるのを止め、2人を取り囲む。

「ケンシン様!今日こそ決着をつけちゃってください!」
「そんな大食い女、倒しちゃってください!」
「顔をひっぱたいて、目を覚まさせましょう!」

 配下の兵の応援に、朱槍を掲げ答えるケンシン。
シンゲンはそんなケンシンの前で屈伸をし、戦いに備えている。

「よっと……おっし、準備運動完了っと!ケンシン、お前とも長い間戦ってきたが、そろそろ決着をつけようぜ!」
「ふん!それはこっちの台詞だ!今日こそは貴様を打ち倒してみせるわ!」
「おう!やれるもんならやってみろ!」
「では行くぞ、シンゲン!」
「……待て。貴様ら、この私を無視して戦うなどと……私をなめるなぁ〜!」

 お互いに武器を構え、襲いかかろうとした瞬間、2人の間に割り込み戦いを止める人物が。
その人物の手に握られた双剣は怒りで震え、その表情は、自分を無視している2人の武将への怒りに満ちている。
それもそのはず。先ほどまでケンシンと刃を交えていたのに、今はケンシンの眼中には入っていない。
奥州を統べる独眼竜マサムネの異名を持つ戦国乙女。伊達マサムネが、まったく相手にされていない。
これほどまでの屈辱は生まれて初めてであり、マサムネにとっては我慢できることではなかった。
296榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:27:17 ID:+R1tltTP
「シンゲン……無様に敗れた貴様はノブナガに媚び諂っておればいいのだ!私の邪魔をするな!
上杉ケンシンの首は……この伊達マサムネが取る!」

 マサムネが双剣を構えた瞬間、戦場の空気が張り詰める。
その空気を読み取ったケンシンが朱槍を構えた瞬間、気合一閃、マサムネの必殺技がケンシンに襲い掛かる。

「喰らえ!……双竜連斬!」

 マサムネの双剣が、残像を残しながらケンシンに襲い掛かる。
残像が見えるほどの速度で打ち込まれる必殺の斬撃。
その一刀一刀が必殺の威力を持ち、並の武将であれば、すぐに細切れになる……はずだった。
マサムネの必殺の間合いから放たれた、彼女の必殺技。
だがその技はケンシンを切り刻むどころか、彼女に触れることすら出来なかった。
今まで無敵を誇ってきた必殺の斬撃。
その必殺の双竜連斬が、軍神上杉ケンシンの前ではいとも簡単に弾かれ、いなされる。

「そ、そんな馬鹿な!こんな馬鹿なぁ!」

 残像が残るほどの速度で打ち込むマサムネの必殺技、双竜連斬。
しかし、いくら打ち続けてもケンシンには届かず、マサムネの体力を削るだけだった。

「いい加減に……諦めろ!」

 打ち込まれ続ける双剣での斬撃を弾き飛ばし、槍の柄でマサムネの腹を突き、マサムネの動きを止めたケンシン。
柄の部分とはいえ腹を突かれたマサムネは、お腹を押さえて蹲り、胃液を吐き出す。

「ふん、さすがは独眼竜と言われるだけはある、なかなかの攻撃だった。……だが、まだまだだな」

 涼しげな顔で、蹲り、胃液を吐き出すマサムネを見下ろすケンシン。
同じ戦国乙女と謳われる伊達マサムネを手玉に取るこの強さこそが、彼女が軍神と言われる所以だ。

「己の力不足を認識したのなら国に帰り、力をつけるがいい。このケンシン、いつでも相手になろうぞ!」

 自分を見下ろし……否、見下しているケンシンに、マサムネは怒りで頭が真っ白になる。
見下されている……この、奥州の覇者、伊達マサムネが!いずれはこの戦乱の世を統べるこの私が……見下されている!
297榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:27:54 ID:+R1tltTP
「がは!ごほ!ぐほぉ!こ、この私を、伊達マサムネを馬鹿にして……ふ、ふざけ、ふざけるなぁ〜!」

 自身を見下ろすケンシンに、飛び掛るマサムネ。再び双剣を手に、ケンシンへと襲い掛かる!   

「……未練がましいぞ、独眼竜!その未練、断ち切ってくれる!」

 朱槍を構え目を瞑り、ふぅ、と息を吐くケンシン。
そして目を見開いた瞬間、彼女の持つ朱槍が輝きだした。

「……勝負あり、だな。どれ、準備運動の続きでもすっかな?」

 ケンシンの朱槍が輝きだしたのを見たシンゲンは、再び屈伸を開始し、ケンシンとの戦いに備える。
その輝く朱槍は、ケンシンに襲い掛かるマサムネに向かい、構えられた。

「喰らうがいい。我が必殺の……雷光連撃槍!」

 ケンシンの手から放たれた、朱槍での連撃!
その一撃一撃には強烈な電流が帯びており、双剣で受けようとしたマサムネの体を電流が駆け巡る。

「かはぁ!ぐ、きゃあぁぁぁぁ〜!」
「トドメだ!……ふん!」

 気合一閃!ケンシンの放った渾身の一撃がマサムネの双剣を砕く!
剣を砕かれ吹き飛ばされたマサムネは、地面に叩きつけられて意識を失った。
298榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:29:15 ID:+R1tltTP
「フッ、相手にならぬ」

 地面に叩きつけられ意識を失ったマサムネを一瞥し、台詞を吐くケンシン。
慌てて気絶しているマサムネを抱きかかえ、逃げ出すマサムネ軍の兵士達。
ケンシンは追撃をしようともせず、そのままシンゲンと向かい合う。
 
「さて、待たしたな。今日こそ私とそなたの因縁の決着をつけようぞ!」
「おう!今日こそは勝って、ノブナガ様に褒めてもらうぜ!」

 シンゲンの口からノブナガの名前が出て表情が曇るケンシン。その様子に気づいたシンゲンが戸惑いの声を上げる。

「え?ど、どうしたんだ?何か変なこと言っちまったか?」 
「……シンゲン。ノブナガに負けて降ったというのは本当なのか?」

 構えを解き、シンゲンに話しかけるケンシン。その顔は、まるで親友を心配するかのような顔をしている。

「え?いや、まあその、なんだ……ま、負けたよ。確かに私はノブナガ様に負けた。負けてノブナガ様の配下となった」
「……そう、か」

 シンゲンの言葉に視線を逸らし、唇をかみ締めるケンシン。周りを囲むケンシン軍の兵士達も、黙ってしまう。
そんなケンシンの様子に、シンゲンはどうすることも出来ずにオロオロと狼狽をしてしまう。
しばらくの間、唇をかみ締めたまま俯いていたケンシンだったが、
ふいに顔を上げ、何かを決意した表情で、シンゲンをまっすぐに見つめた。

「……なら、目を覚まさせてやらねばいけないな。今のお前は自分を忘れている。
ノブナガに破れ、自らを見失っているのだ。……引っぱたいて目を覚まさせてやろう!
私が勝てば……ノブナガの元から去れ。そして天下統一の野望を捨て、甲斐で平穏に暮らすのだ」

 元気のないケンシンの様子にオロオロと狼狽していたシンゲンだったが、ケンシンの言葉を聞き、明るく頷き軍配を構える。

「おう!私が負けたらケンシンの言うとおりにしてやろうじゃねぇか!
だからなぁ、お前が負けたら、その、なんだ……わ、私の言うことを聞けよな!」

 何故か真っ赤な顔になるシンゲン。ケンシンは何故赤くなるのか訳が分からず首を傾げる。
299榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:30:53 ID:+R1tltTP
「何故赤くなる?……私が負けるなど、ありえない話だ。お前が勝てば何でも言うことを聞いてやろう。好きにすればいい」
「好きにしていいのか?ホ、ホントだな?ホントにホントなんだな?」

 目を輝かせ、ケンシンに詰め寄るシンゲン。

「な、なんだ?今日の貴様は何か変だぞ?」
「ウソじゃないだろうな?約束したからな!私が勝てば絶対に言うことを聞けよな!」

 ケンシンの両手をギュッと掴み、目を輝かせ詰め寄るシンゲン。ケンシンは驚きのあまりに突き放すことが出来ない。

「あ、ああ、分かった。だが、私が貴様に負けるなどありえないこと……」
「おっし、お風呂に一緒に入るとか、背中を流しあうとかさせちゃうからな!」
「……はぁ?シ、シンゲン、お前何を言っているのだ?」
「ご飯を『あ〜ん』とか、食べさせあいっこもするからな!」
「シ、シンゲン?」
「もちろん寝る時は一緒の布団だぁ!」
「ちょ、ちょっとシンゲン?」
「もちろん枕は……ケンシンの腕だぁぁ〜!」
「……は、早く引っぱたいて目を覚まさせないと!く、狂ってる!」

 ギュッと握り締められた手を振り解き、間合いを取り朱槍を構えるケンシン。
その顔は青ざめており、よほどシンゲンが恐ろしかったと見える。

「シンゲン!やはり貴様は狂ってる!ノブナガに狂わされたのかは知らぬが……この私が目を覚まさせてやろう!」
「おう!じゃあ私がお前を狂わしてやる!……私のように目覚めさせてやるぜ!」

 噛み合っているようで、噛み合っていない両者の会話。
いったい何に目覚めさせられるのか、シンゲンは何に目覚めたのか。
何か得体の知れない恐怖に震えるケンシンは、その恐怖を振り払うかのように朱槍を振り回し、シンゲンを挑発する。

「シンゲン!永きに渡る我らの戦い……決着をつけようぞ!」
「……おう!行くぞケンシン!」

 ケンシンの言葉に軍配を振りあげるシンゲン。そのシンゲン目がけ、突進するケンシン。

「いっくぞ!喰らえ!炎竜軍配撃!」
「その技は見飽きたわ!消し飛べ!雷光連撃槍!」

 互いの手から放たれた、渾身の一撃!炎の竜巻と、電撃の連撃が交差する!
……ケンシンは気がつけないでいた。いつもの彼女なら、気が付いていたであろう。
しかし、今日の彼女は、シンゲンの言動に、言いようのない恐怖を感じていた。
その恐怖が、彼女の感覚を鈍らせていたのかもしれない。
普段の彼女であれば、自分の手足と言っても過言ではない、朱槍に入った僅かなヒビを見逃さなかったであろう。
それを見逃してしまうほどに、シンゲンの言動に恐怖を感じてしまっていたのだ。
幾多の戦いを、ケンシンと共に潜り抜けてきた彼女が手にする朱槍は、
マサムネの必殺技、双竜連斬により、微かな傷跡を残した。
……その微かな傷によって、ケンシンとシンゲンの、長年続いたライバルの戦いに終止符が打たれた。
互いの必殺技が交差した瞬間、微かなヒビの入ったケンシンの朱槍は、その威力に耐え切れず、砕け散った。
……ケンシンの天下統一の野望と共に。
ケンシンは、己の武器である朱槍が砕け散るのを見ながら、炎の竜巻に巻き込まれ、吹き飛ばされた。
こうして、武田シンゲンと上杉ケンシンの長年にわたる戦いは終止符を打った。……武田シンゲンの勝利によって。
300榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:32:21 ID:+R1tltTP
「ケ、ケンシン?だ、大丈夫か?しっかりしろ、ケンシン!」

 自身の技により、吹き飛ばされ、地面に叩きつけられたケンシンに駆け寄るシンゲン。
その表情は勝利の喜びよりも、何故か悲しみが見て取れる。
ケンシンに駆け寄り、グッタリとして動かない彼女を抱きしめ涙を零す。

「おい!しっかりしろ!死ぬな!死なないでくれ!医者、医者はどこだぁ〜!」

 ケンシンを強く抱きしめ、医者はどこだと叫ぶシンゲン。
その様子に、ケンシン軍の兵士達は動けずにいた。
冷静に考えれば、兵士を一人も連れずに参戦してきたシンゲンと一騎打ちをする必要もなく、討ち取ればよかっただけのこと。
しかしケンシンはあえて一騎打ちをし、そして敗れ去った。
そんなケンシンだからこそ、兵士達は何も言わずについてきたのだ。
そんなケンシンを打ち破ったシンゲン。
普通なら、敵討ちだと一斉に襲い掛かるところだろうが、シンゲンの必死の叫びに誰もが動けないでいた。
ケンシンのために医者はどこだと涙を流しながら叫ぶシンゲンの姿に、
『シンゲンは私達の誰よりもケンシン様が好きなんだ』と悟ってしまったからだ。

「……うる、さいな。煩くて気絶も出来ない」

 医者はどこだと泣き叫ぶシンゲンの腕の中で、意識を取り戻したケンシン。
しかしその体は所々が火傷を負っており、シンゲンの技の威力を物語っている。

「ケ、ケンシン?大丈夫か?怪我は……怪我は大丈夫なのか?」
「フ、フフフ……大丈夫、と言いたいところだが、さすがはシンゲンだな。気を抜くと意識を失いそうだ」
「す、すまねぇ……」

 意識を取り戻したといっても、声にはいつもの張りが無く、弱々しく感じる。
いくら一騎打ちの結果とはいえ、ケンシンをこんな状態にしてしまったことを悔やむシンゲン。
そんな落ち込むシンゲンを見て、ケンシンは笑みを浮かべた。

「フフ、この私に勝ったというのに何を落ち込んでいる?貴様はおかしなヤツだな。
……肩を貸して欲しい。兵達に……皆に、最後の命令を下さなければいけないからな」

 シンゲンの方を借り、よろめきながらも立ち上がるケンシン。
そんなケンシンの姿を兵士達は涙を流しながら見守っている。
シンゲンの肩を借りて立ち上がったケンシンは、折れた朱槍を杖代わりにして、自らの足で立ち、
兵士達一人一人の顔を見るように、ゆっくりと見回した。 
301榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:33:34 ID:+R1tltTP
「……私の力不足のせいで、この戦、破れてしまった。皆、すまない」

 よろめく身体を杖代わりの折れた朱槍で支え、今までケンシンを支えてきた兵士達に深々と頭を下げるケンシン。
そんなケンシンの姿に兵士達は声も出せずにただ涙を流し続けるだけだった。

「……私は、シンゲンに負けた。幾多の戦いを共に潜り抜けてきた朱槍を折られ、不様にも負けた」

 その折られた朱槍で身体を支え、肩で息をしながら兵士達を見回す。
まるで今生の別れを前に、皆の顔を覚えようとしているかのようだ。 

「……私はシンゲンに降る。一騎打ちで負けてしまったのだ、降るしかあるまい」

 ケンシンの言葉にシンゲンは満面の笑みで喜びを表現し、兵士達は俯き涙を流し続ける。

「皆、今まで共に戦ってくれて、本当にありがとう。皆が共に戦ってくれて、とても心強かった」

 兵士達は、ケンシンの言葉に堪えきれずに声を上げて泣き出してしまう。
そんな泣きじゃくる兵士達を優しい笑顔で見回し、ゆっくりと頷く。

「だが……これが最後の命令だ。皆……私の分まで国を守って欲しい。
国を、仲間を、家族を守って欲しい。これが……上杉ケンシン、最後の……めい……れ……い」

 ゆっくりと、まるで大木が倒れるかのように崩れ落ちるケンシン。
そんなケンシンを、抱きしめるように受け止めたシンゲン。
その顔は、涙でグショグショになっており、ケンシンの言葉に感動をしていたのを物語っている。

「ケンシン、立派だったぜ。……じゃ、行こうか。お前ら!ケンシンの命令、しっかりとこなせよ!」

 気を失ったケンシンを担ぎ、歩き去るシンゲン。
残された兵士達はそれを止めることも出来ず、見守るしかなかった。
302榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:35:35 ID:+R1tltTP
「はい、あ〜ん……あ〜ん!なんで食べてくれないんだ?……ぐすっ、私のこと、嫌いなのか?」

 ケンシンとシンゲンとの戦いに終止符が打たれてから3日後。ノブナガの本拠地である尾張に2人の姿はあった。
体中を包帯でぐるぐる巻きにされ、まるで縛り付けられているかのように布団に寝かされているケンシン。
その傍らには、粥の入ったお椀を持ち、ケンシンに食べさせようとしているシンゲンの姿が。

「……何度言えば分かる?もう傷は癒えた!食事も自分で食べられる!
……心配してくれるのはありがたいが、私はもう大丈夫だ。だからいい加減、世話をしようとするのを止めてくれないか?」
「……ぐすっ、やっぱり私のことが嫌いなんだな?ひっぐ、ケンシンに嫌われちまったぁ〜!」

 上杉ケンシンは戸惑っていた。
彼女が知る武田シンゲンは、大雑把な性格ではあるが、兵達からも尊敬され、なによりも互角に戦える数少ない武将だった。
だから敵とはいえ、尊敬の念を抱いてもいた。
戦場で会う度に、戦う度に、友と会うような感覚にもなっていた。心のどこかでは、敵とはいえ、友と認めてもいた。
そのシンゲンが……まさか目の前で大きな口をあけ、ワンワンと泣くなんて想像もしたことがなかった。

「わ、分かった、食べるから。食べるからそんなに泣かないでくれ」
「ひっく、えぐ……ぐすっ、ホントだな?ホントに食ってくれるんだな?」
「あぁ、食べる。だからそんなに大声で泣かないでくれないか」
「へへへへ……はい、ケンシン。あ〜んして?あ〜ん」

 先ほどまで大きな口をあけ、ワンワンと泣いていたシンゲンは、
満面の笑みを浮かべながら粥をレンゲで掬い、ふぅ〜ふぅ〜と息で熱を冷ましてケンシンの口元へと運ぶ。
そんなシンゲンの様子に戸惑いながらもレンゲを口に入れ、粥を食べるケンシン。

「えへへへへ……どうだ?美味いか?」
「うん、美味い」

 粥を一口食べて美味いと頷くケンシン。そんな彼女を頬の緩んだ笑顔で見つめるシンゲン。
そんなシンゲンに言いようのない恐怖を感じながらもケンシンは、
『私を看病をしてくれているんだ。敵であった私の怪我を治そうとしてくれているんだ』と、言い聞かせている。

「へっへへへへ……どんどん食ってくれよな!いっぱい食べて、汗を掻いたら怪我もすぐに治るさ!
……汗を掻く?そ、そうだ!ケンシン、お前汗かいてるだろ?そ、そろそろ風呂に入ってもいい頃合じゃないか?」
「ま、まぁ確かに湯船につかり、のんびりと体を休めたいという思いはあるが……シンゲン、何故鼻息が荒くなる?」

 鼻息荒く血走った目で、ケンシンに詰め寄り、風呂に入らないかとしきりに勧めてくるシンゲン。
ケンシンも戦いの後、尾張に運ばれてからは怪我のせいもあり、軽く体を拭く程度しかしていなかったので、
湯船につかり、のんびりとしたいと思っていた。 

「おし!ならこんな包帯取っちまって早く風呂に入ろうぜ!」
「元からこのような包帯、必要ないと言っていたではないか!それをお前が大げさに巻きつけて……いい迷惑だ!」
「……ゴ、ゴメンな。良かれと思ってやったんだけど、迷惑だったんだな。……ぐすっ、ゴメンなぁ」

 あっという間になみだ目になり、今にも泣き出しそうなシンゲン。
俯いて肩を震わせ、膝の上においている両手はギュッと強く握り締められている。
その両手にポタポタと涙が零れ、声も涙声に変わっていった。

「だ、だっで、ケンジンが、火傷しで、いだぞうだったがら……でもわだじ、どうすればいいかわがんないがら……ひっく」
「す、すまぬ、強く言い過ぎた。……お前は私にために一生懸命看病してくれたんだった。
そんなお前に感謝の言葉も言わずに、貶してしまうとは……私は恩知らずだな。すまなかった、許してほしい」

 泣きじゃくるシンゲンをそっと抱きしめ頭を撫でる。その様子はまるで姉妹のようで、妹を慰める姉のようだ。

「ケ、ンシン……ケンシン〜!」
「こ、こら、いい加減泣き止まないか……何故鼻息荒くなる?おい、シンゲン、お前ウソ泣きしてないか?」

 泣きじゃくっていたシンゲンは、ケンシンの胸の顔を埋め、ギュッと抱きつき泣きじゃくっているように見えた。
しかし、何故かハァハァと息荒く、顔をケンシンの胸に押し付けるようにグニグニと動かしている。
ケンシンはおかしなヤツだと思いながらも、シンゲンを抱きしめ続けた。
303榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:36:15 ID:+R1tltTP
「……で、ケンシンはどうなっておるのじゃ?今だにシンゲンは手を出せぬのか?」

 咥えた煙管を一息吸い込み、ふぅ〜っと白い煙を吐き出すノブナガ。
ケンシンにマサムネを差し向けたことを知られ、怒り狂ったシンゲンが出て行ったかと思うと、
傷だらけのケンシンを連れて戻ってきた。
ケンシンを連れてきてからは、片時も側を離れず、献身的に看病を続けている。
それをノブナガは苦々しく思っていた。
ケンシンが動けない間に榛名で攻め抜き、さっさと堕として忠誠を誓わせた方がよかっただろうに……
シンゲンはよほどケンシンを好いておると見える。我が手を出そうものなら、襲い掛かってきそうじゃな。
そう考えながら、ノブナガは煙を吐き出した。

「それが今日は一緒にお風呂に入るそうなんですの。嬉しそうな顔で、お風呂の準備をしていましたわ」
「ほぉ〜、進展があったのか?好いておるのならさっさと犯してモノにすればよいのに……シンゲンは物好きじゃな」
「えぇ、でもケンシンさんが羨ましくもありますわ。そこまで好いてもらえているのですからね。
ヒデヨシちゃんもそうお思いになりますわよね?」

 ノブナガの言葉に、ニッコリとほほ笑むヨシモト。ヒデヨシも同意するようにウンウンと頷く。

「アタシもノブナガさまに優しくしてもらったら、すっごく嬉しいもんね。きっとケンシンも嬉しいはずだよ」 
「はん!貴様らも物好きじゃな。まぁよい……で、マサムネはどうなっておるのじゃ?」

 本来、ここにいなければいけない、最近配下に加わったはずのもう一人の戦国乙女の名前を出すノブナガ。
配下になったとはいえ、一度も会ったことはなく、ノブナガはマサムネの顔さえ知らないのだ。

「それなのですが……ケンシンさんにやられた傷が思いのほか酷く、しばらくは国にて静養したいとの書状が届いておりますわ」 

 ヨシモトがマサムネから届いた書状をノブナガに見せる。
その書状に書かれたことに疑問の声を上げるヒデヨシ。

「う〜ん、それってホントなのかなぁ?アタシのカンはマサムネがウソを付いてるって言ってるね!」
「ですが、ケンシンさんにやられちゃったのは確かなことですし……一概にウソとは言えませんわ」
「でもアイツは何を考えてるのかよくわかんないんだよ?あれはきっとなんか企んでるね!」

 直にマサムネと話したヒデヨシには、マサムネが何かを企んでいるように思えたのだろうか?
しきりにマサムネは何かを企んでいると口に出し、信用できないと警戒をしている。

「ヒデヨシちゃん、決め付けはいけませんわよ?もしかしたら、とてもいい人かもしれませんわ」
「い〜や、マサムネはきっと陰険でいけずでイジワルなんだよ!」
「あら?そんなことはありませんわ。きっと子犬が好きなとてもお優しいお方のはずですわ」

 マサムネについて意見を言い合うヒデヨシとヨシモト。
途中から何の話をしているのか、分からなくなっているが、2人は気づいていない。 
そんな2人を面倒くさそうに見ていたノブナガだったが、いい加減聞き飽きたのか、2人に命令を出す。

「もうよい!……ヒデヨシ!マサムネに今すぐ挨拶に来いと書状を送れ!
ヨシモト!お主も書状を書くのだ。……降伏せよとの書状をな」
「降伏、ですの?……分かりましたわ。書状を送る相手は……イエヤスですわね?」  
 
 皮肉を感じさせる笑みを浮かべ頷くノブナガ。
ケンシンがシンゲンの手によって降ってき、マサムネも配下になった。
残る敵はすぐ近く、三河を統べる戦国乙女、徳川イエヤスのみである。
ヒデヨシとヨシモトはついに戦乱の世が統一されるのかと身震いをし、
やはり天下を統一されるのはノブナガ様だったんだと目を潤ませて感激をしている。
ノブナガ自身ももはや誰もこのノブナガに抵抗は出来まいと考えていた。
この時点では、誰もがノブナガによる天下統一は、もはや時間の問題だと考えていた。
304榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:37:33 ID:+R1tltTP
「ふんふふふ〜ん……どうだ?気持ちいいか、ケンシン?」

 湯煙漂う露天風呂で、上機嫌に鼻歌を歌いながらケンシンの真っ白な背中をゴシゴシと擦るシンゲン。
ノブナガが湯船につかりながら酒を飲むのが好きなだけあって、かなり立派な露天風呂だ。
そんな豪華な露天風呂に驚きながらも背中を流してもらい、気分がよくなってきたケンシン。
先ほどまではシンゲンの怪しい態度に警戒心を抱いていたのだが、その警戒心も薄れてきたようだ。

「ああ、気持ちいいな。久しぶりの湯だけあって、心まで洗われる気分だ」

 シンゲンに背中を流してもらい、本当に気持ちよさそうにうっとりとして表情で目を瞑っている。
ケンシンが気持ちよさそうにしているのが嬉しいのか、ますますやる気になるシンゲン。

「ふんふふふ〜ん……おしっと!これで背中はピッカピカだ!しっかしケンシンの背中は白くて綺麗だな」

 ケンシンの綺麗な背中に感心したのか、何気なく人差し指で首筋から腰骨当たりまで、つつつと指を滑らせる。

「うひゃ?こ、こら、シンゲン!悪戯は止めないか!さ、次は私がお前の背中を流してやろう」

 背中を撫でられ妙な声を上げてしまったケンシンは、照れ隠しのためかシンゲンの手から手ぬぐいを奪い取り、
次は私が背中を流してやると言い出した。
しかし、シンゲンは背中を向けるとこなくはぁはぁと息を荒くし、獣のような目になる。

「シ、シンゲン?お前、いったいどうしたのだ?急に息が荒くなるなんて……のぼせてしまったのか?」

 視線を一箇所に固定し、はぁはぁと荒い息のシンゲン。
ケンシンはのぼせてしまったのかと心配をしていたのだが、その視線がどこを見ているのかに気づいてしまった。
荒い息のシンゲンの視線はケンシンの胸をじっと見つめており、時折唾を飲み込んでもいる。
それに気づいた瞬間、ケンシンの全身を悪寒が走り、思わず手に持つ手ぬぐいをシンゲンの顔面にたたきつけた。

「ど、どこを見ている!この、変態め!」
「いでぇ!ゴ、ゴメン、つい柔らかそうで桃色で綺麗で美味しそうだったから、つい見とれちまって……
け、決していやらしい事なんか考えてないから!揉みたいとか顔を埋めたいとか吸い付きたいとか、考えてねぇから!」

 ゾワゾワと全身を走る悪寒。戦場でも感じた得体の知れない恐怖はこのことだったのか!
ケンシンは今さらながら、自分が戦場よりもはるかに危険な場所にいることに気が付いてしまった。

「き、貴様、私に、そ、その、あれだ……よ、欲情しているの、か?」

 顔を真っ赤に染めながら、顔に手ぬぐいを貼り付けたままのシンゲンに問いただす。
自分の勘違いであってほしい。そう祈りながら。

「え?……い、いや、その、あれだ……え〜っとな、なんて言えばいいのかわからねぇんだけど……そうだ」

 手ぬぐいで顔を隠したまま頷くシンゲン。
きっとその隠された顔は真っ赤に染まっていることだろう。

「そ、そうか。やはりそうなのか……い、いつからだ?お前はいつから私にその、へ、変な感情を抱くようになったのだ?
私の知る武田シンゲンという武将は、がさつで横柄で、知性を感じさせない無礼なヤツだったが、少なくとも変態ではなかった……」
「へ、ヘンな感情じゃねぇよ!わ、私は、武田シンゲンはな!お、お前が、上杉ケンシンのことが……し、死ぬほど好きなんだよ!」

 顔に張り付いた手ぬぐいを剥ぎ取り、真剣な眼差しで見つめるシンゲン。
その心のそこから出たようなシンゲンの叫びに、ケンシンは戸惑いながらも先ほどまで感じていた、
恐怖感が消え去っていることに気づいた。
305榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:39:13 ID:+R1tltTP
「す、すまない。変な感情と言ったことは謝ろう。しかしだな、私たちは女同士だ。
お前が望む私との関係は、そ、その……れ、恋愛関係、というやつであろう?」
「そ、そうだ。私はケンシンと……こ、ここここ、恋人同士になってだな、その……いろんなことを、したいんだ」

 チラチラとケンシンの裸を横目で見ながら話すシンゲン。
そんなシンゲンの話しに少し混乱しながらも、真剣に考えるケンシン。
しかし出てきた答えは、シンゲンの想いを否定するのもであった。

「や、やはり変だぞ?そもそも女同士が恋人となるなど、聞いたことがない。
それに女同士では子供が産めず、生産性が皆無だ。恋人となる意味がないであろう?」 

 まるで駄々をこねる子供をあやすかのように、優しい口調で話しかけるケンシン。
先ほどまで恐怖に染まっていたその顔は、口調と同じく優しい表情に変わっている。

「ケンシンが生むのがイヤなら、私が生んでやる!ケンシンの子供を何人でもいい、生んでやるから!」
「い、いや、だからな、シンゲン。それは無理な話なんだ」
「なんで無理なんだよ!私は、わたじはぁ……ひっく、ケンシンが大好きなんだよぉ。
愛しているんだ、ケンシンの為だったら死んでもかまわねぇとも思ってるんだ!子供くらい生んでやるさ!」

 シンゲンの熱い心からの言葉に、私の子供を生んでもらえるのかと、一瞬考えてしまったケンシン。
しかしすぐに我に返り、慌てて否定の言葉を口に出す。

「いやいやいや、だからな、シンゲン。子供を産むのには男と体を重ねなくてはいけないであろう?
女同士では子種がなく、子を孕むことなど出来ないのだ。それは分かっているな?」
「あ……う、うぅ、た、確かにそうだった。ぐすっ、じゃあ、私たちには、ひっく、子供が出来ないのか?」 
 
 ケンシンの丁寧な説明にやっと理解したシンゲンは、肩を震わせ涙を零し、がっくりとうな垂れる
そんな落ち込むシンゲンの様子に慌てたケンシン。
シンゲンを泣かせてしまったと慌てたケンシンは、どうにか励まそうと考えを巡らせ、思いついた名案を口に出す。

「そ、そうだな、私たちはお互いの子を生むことは出来ぬが、養子を貰い、育てることは出来る。
永きに渡る戦乱の世のために、戦災孤児がたくさんいる時代だ。戦災孤児を養子に貰い、育てるのもいいのではないか?」
「お、おおお!そうだな、その手があったか!やっぱケンシンは頭がいいな!それでこそ私が好きなケンシンだな!
戦災孤児を養子でもらうかぁ……いい案だな!これで私たちにも子供が出来るんだな!」

 ケンシンと子供を育てることが出来る!
感動したシンゲンは、ホッと胸をなでおろしているケンシンに、満面の笑みでギュッと抱きついてきた。

「まったく、お前は泣いたり笑ったり忙しいヤツだな。さ、このまま話していたら体が冷えて風邪を引いてしまう。
湯船につかり、体を温めてのんびりと体を癒そ……って待て待て待て待て!おかしくはないか?
いつの間に私たちで子供を育てることになっているのだ?」
「え?ケンシンはやっぱり孤児を育てるのがイヤなのか?」
「え?い、いや、それは嫌ではないが……むしろ前から育てたいと考えていた」
「そっか、ケンシンも子供が欲しかったんだな!たっくさん育てような!ケンシンみたいにまじめに育ってくれたら嬉しいなぁ」
「あ、ああ、そうだな。子供は真面目が一番だ」
「さ、湯船に使ってのんびりとしようぜ!この露天風呂はノブナガ様のお気に入りでいい湯加減なんだぞ〜」

 元気になったシンゲンに手を引かれ、湯船に体を沈めるケンシン。
何かとんでもなく間違っている方向に話が進んで、大変な方向に流されてしまっている気がするが、
シンゲンの嬉しそうな顔を見ていると、それがとても些細なことのように思えてくる。
こうしてケンシンは、シンゲンの強い押しに流されるままに湯船に入り、今まで知りえなかった体験をすることとなった。 
306榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:39:52 ID:+R1tltTP
「ん……こ、こらシンゲン。何故胸を触る……あん!す、吸い付くな!」

 湯船につかり、ゆっくりと体を休めるはずが……何故かシンゲンに胸に顔を埋められ、桃色の乳首を吸い付かれている。
しかし、何故か乳首をチュウチュウと吸うシンゲンのその様子が、ケンシンの心を揺さぶり、強く止める事が出来ない。
何故止める事が出来なのだ?どうしてこんないやらしいことをされても腹立たしくないのだ?
ケンシンは自分の中で変わったなにかに戸惑いながらも、乳首を吸い続けるシンゲンの頭を優しく抱きしめてしまう。

「ああ、ケンシン……すっげぇ柔らかいおっぱいしてるなぁ。ずっと顔を埋めていたいよ」
「あ、んん……お、お前の胸こそ柔らかそうではないか。その、さ、触ってもいいかな?」
「お、おう!私はケンシンの物なんだから、好きなだけ触ってもいいぞ」

 暴飲暴食を繰り返しているとは思えない見事な体を持つシンゲンは、
顔を真っ赤に染めながらその胸をケンシンに差し出す。
ケンシンはその綺麗な胸に、ゴクリと唾を飲み込みながら手を伸ばした。

「あ、んん……ん、ど、どうだ?わ、私の胸は気持ちいいか?」
「あ、ああ、柔らかいな。物凄く柔からかい……ん、んん!わ、私の胸も柔らかいだろうか?」

 シンゲンの胸を揉むのに夢中なケンシンの胸に手を伸ばしたシンゲン。
お互いの胸をまさぐりあい、乳首を摘みあう。
いつしか2人は無言でお互いの胸をまさぐり合い、広い露天風呂には2人の荒い息しか聞こえなくなった。

「は、んぁ、あん!……ケ、ケンシン、ケンシン」
「あ……だ、ダメだ、シンゲン。それはダメ……ん、ちゅ、んちゅ、んむ……あん、シンゲン……んん」

 興奮し、頬を上気させたシンゲンがケンシンの唇を奪う。
言葉ではダメだと言いながらも、素直に受け入れるケンシン。
2人はお互いの唇を吸いながら、強く抱きしめあい、いつしか舌でお互いを絡めとり、唾液をすすり合う。

「ちゅ、ちゅ……ん、ケンシンの唇、甘い気がする……すっごく美味しい」
「あ、ん……ん、ちゅ、ちゅば……シンゲンの唇は甘い気がするな。頭まで蕩けてしまいそうだよ」
「ケンシン……嬉しい!ケンシン、好きだ、ケンシン!」
「こ、こら、吸い付くな!……んん!す、吸い付くなと、あん!言っているのに……あ、んぁ、シンゲン、あん!」
  
 興奮したシンゲンが、ケンシンの細い首筋に、耳たぶに、頬に、額にと次々と口付けをし、
肩に、鎖骨に、胸にと赤い印を付けながら、徐々に口付けを下げてくる。
ケンシンはそれに抵抗することなく、むしろ協力するかのように立ち上がり、
シンゲンの頭をそっと抱きしめ、体への口付けを受け入れる。
307榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:40:30 ID:+R1tltTP
「ん、ちゅ……ケンシンのおへそ、可愛いなぁ」
「こ、こら!そんな恥ずかしいことを言うな!……ふぁ?え?ちょ、ちょっと今何をして……ひゃん!」

 おへそに舌を這わせながら、空いている手はお尻に回し、その引き締まったお尻を撫で回す。
そしてその手を足の間から股間へと進め、ケンシンの中心を軽くタッチする。
自身の一番大事なところを初めて他人に触られたケンシンは、ビクリと反応し、驚きの表情でシンゲンを見つめる。

「い、今のはなんだったんだ?いったい何をしたのだ?」
「わ、悪い、驚かせちまったか?」
「あ、ああ、少し驚いた。その、なんだ……た、他人に触られるのは初めてなんだ。その……や、優しく、だな」
「は、初めて?私がケンシンの初めての相手なのか?……お、おう!優しくだな?優しく舐めてやるさ!」
「え?な、舐め?お、おいシンゲン!舐めるなんてそんな恥ずかしいこと……ひゃあ!な、なんだ、これ、んああ〜!」

 ケンシンの初めては私なんだ!
……興奮したシンゲンは、優しくするといった側からケンシンの股間に強く吸い付き、むしゃぶるように舌を這わす。
その強引な愛撫に、ケンシンは抵抗も出来ずにガクガクと膝を揺らし、喘ぎ続ける。
まさか自分がこのような声を上げ、喘ぐことがあるなんて想像すらしなかったケンシンは、
シンゲンの強引な愛撫によって、今まで感じたことのない感覚を、一気に頂点まで上り詰めさせられた。

「あ、や、やぁぁ……シン、ゲン、ダメ、そこダメ、それおかしい、おかしいから!」
「はぁはぁはぁ、ちゅ、じゅちゅ、……ずずず、じゅちゅ、はぁはぁはぁ、すっげぇ濡れてる、美味しいよ、ケンシン」
「あ、はぁぁ〜……や、んん!あん!ひぅ!シ、ゲン……シンゲン、シンゲン、やぁ、ひぃ、いっ……あ、あああああ〜!」
「ここも桃色で綺麗なんだな。まるでケンシンの生きかたの様だ……あぁ、好きだ、ケンシン」

 一心不乱にただケンシンを味わうために、股間の小さな突起に吸いつき舌で転がし、
そして濡れている入り口に舌をねじ込み、あふれ出ている愛液を舐め取るシンゲンの強引で不器用な愛撫。
彼女の性格を現したその愛撫で、ケンシンは一気に上り詰め、体全身をガクガクと痙攣させながら、
股間に埋まっているシンゲンの髪の毛を強く掴み、初めての絶頂に酔いしれる。

「あ、あぁぁ……あぅ、うぁぁ、あ、ふぁ、あふぅぅ」
「す、すげぇ……いっぱい溢れてきた……ちゅ、じゅちゅちゅ、れろ、ちゅぢゅ、美味しい、ケンシンの味がするぅ」

 絶頂に達したケンシンを離すことなく、舐め続けるシンゲン。
彼女はただ単にケンシンの味を味わいたかっただけなのかもしれない。
しかしその行為は、初めての快楽に酔いしれるケンシンを再び上り詰めさせるのには十分な行為であった。

「あ、またぁ、くるぅ、やぁ、すご……ひぃ!い、あ、あああああ〜!」

 こうしてケンシンは、シンゲンが満足するまで味わい続けられた。
こうして上杉ケンシンは武田シンゲンによって、性の扉を開けられて、快楽という名の魔物を知ってしまった。
そして、その魔物に蹂躙されることとなる。……ケンシンが愛してしまったシンゲンと共に。
308榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:41:07 ID:+R1tltTP
「……まぁ何じゃ、2人共よかったな。こういう場合はおめでとうと祝福すればいいであろうなぁ?」

 イジワルな笑みを浮かべたノブナガは、目の前で正座をしている2人に祝福の言葉をかける。
その言葉に顔を真っ赤に染めながらも、お互いの手をギュッと握り締めるシンゲンとケンシン。
2人が露天風呂を占拠していたおかげで、なかなか風呂に入ることが出来ず、
業を煮やしたノブナガは乱入するかのように、榛名を手に取り風呂場に乗り込んだ。
するとそこには、2人仲良くのぼせているシンゲンとケンシンが倒れていたのだ。

「ふぅ〜、のぼせるまでヤリあうとは……越後の龍もスキ者だったんじゃなぁ」

 煙管を咥える口から白い煙を吐き出し、ニヤニヤと2人を交互に見るノブナガ。
からかわれている2人はますます顔を赤く染め、お互いの手をギュッと強く握り締める。

「で、シンゲンよ。前に言っていたように、2人の行為に協力してやらんでもないが、どうするのじゃ?」
「協力?何を協力してくれるんだ?覚えてないなぁ、そんな話、いつしたっけ?」

 頭を捻り考え込むシンゲン。考えている間もケンシンの手を握ったままだ。

「はぁっはっはっは!まぁ覚えておらぬのは仕方がないことじゃなぁ。
お主が榛名で狂い、ケンシンの名を叫んでおった時のことじゃからなぁ」
「榛名で狂う?私の名を叫んだ?それはいったいどういうことだ?」

 キッとキツイ目つきでノブナガを睨むケンシン。
睨みつけながらもシンゲンから手を離そうとしない。

「んん〜?それはじゃなぁ、この榛名を使い、一種の拷問に近い形で快楽を与え続けたのじゃ。
シンゲンはミツヒデ共とは違い、なかなか音を上げずになぁ、苦労をしたわ」
「ご、拷問だと?榛名とは拷問道具だったのか!……それを、シンゲンに使ったのか?
ノブナガぁ、キサマ……命がいらぬようだな!」

 シンゲンが拷問されたと思い込み、今にも殴りかかりそうな勢いで立ち上がるケンシン。
つられて立ち上がってしまう困り顔のシンゲン。

「ケンシン、お主は勘違いをしておる。拷問に近いとは言ったが、与え続けたのは快楽じゃ。
シンゲンは快楽に狂い、お主の名を叫び続け達し続けたのだ。……ケンシン、いっくぅぅ〜!と叫びながらなぁ」

 ニヤニヤと笑みを浮かべ、シンゲンの乱れ具合を教えるノブナガ。
それを聞いたケンシンは、殺気を振りまきシンゲンを問い詰める。

「シンゲン、お前……私の事が好きだと言っていたではないか!それなのに、ノブナガなどに……身体を許したのか!」
「い、いや、それはだな、え〜っと、なんだ……そう、不可抗力ってヤツだ!
したくてしたんじゃないんだ、信じてくれ!」
「シンゲン……問答無用〜!」
「へっぷぐぅ〜!」

 怒りに燃えるケンシンの拳が、シンゲンのお腹に突き刺さり、崩れ落ちるシンゲン。
それを見て大爆笑のノブナガ。腹を抱え、指を刺して笑い続ける。

 シンゲンの浮気?の代償は、かなり痛いものとなった。
309榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:41:46 ID:+R1tltTP
「イ、テテテテ……さすがはケンシンだな、いいのを貰っちまったぜ」
「す、すまない。話を聞こうともせず、暴力を振るうなんて……私は最低だな」

 自身が殴りつけたシンゲンの細いお腹を擦りながら、唇を噛み締め、落ち込むケンシン。
そんなケンシンの肩に手を乗せ、何事も無かったかのように、明るい笑顔を見せるシンゲン。

「いいっていいって、気にすんなよ!だってさ、ケンシンが嫉妬してくれたってことだろ?
確かに殴られてイテェけど、ケンシンが嫉妬してくれて、私はすっごく嬉しいんだよ」
「シンゲン……私を許してくれるのか?ありがとうシンゲン!愛している!」
「私も愛している、ケンシン!」

 愛し合う2人の熱い抱擁。お互いに唇を求め合い、舌を絡ませ深く求め合う。
美しき愛の形……素晴らしきはお互いを愛する心かな。
ケンシンの誤解はすぐに解け、2人は今、熱烈な仲直りをしている最中である。……ノブナガの目の前で。
まるで茶番劇のような、2人の愛を見せ付けられているノブナガは、
顔を引きつらせ、煙管をギリギリと噛み締め甘い茶番劇を耐えている。

「あぁ、ケンシン……こうしていると、お前と一つになれたようで、すっげぇ幸せだよ」
「私もだ、シンゲン。フフフ、つい先日までいがみ合っていたというのに……お前と引き合わせてくれた神仏に感謝だな」
「ホントだな。ケンシンに合えたことを感謝しなきゃな。愛している、ケンシン……ん」
「ん……私も愛している、シンゲン」

 何度目か分からない、見詰め合っての甘い愛の言葉に、愛の口付け。
まるで何かの罰を受けているかのように、2人の愛のささやきを一部始終を見せ付けられているノブナガは、
我慢の限界を向かえ、頭を掻き毟り奇声を上げた。

「うがあああ〜!貴様等いい加減にいたせ!我の目の前でチチクリ合うなどふざけおって……罰を与えてやる!
服を脱げ!榛名で罰を与えてやるわ!」 

 怒りの炎が宿った目で2人を睨みつけ、榛名を手に持ち、服を脱げと命令するノブナガ。
邪魔をされたことに怒ったのか、シンゲンを守るように自分の背後に回し、ノブナガを睨みつけるケンシン。

「私は愛するシンゲンに降ったのだ。ノブナガ、貴様に降ったのではない!
よって、貴様の命令など聞く義務も無いわ!どうしても私に命令をきかせたいのなら……私を倒すことだな!」

 拳を固め、戦闘態勢を取るケンシン。
そんなケンシンを背後から抱きしめ、耳元で囁くシンゲン。

「あぁ、ケンシン……すっげぇカッコイイな。惚れ直しちまったぜ」
「よ、よせシンゲン。あん!こら、こんなところで胸を触るな。んん!う、うなじに口付けは反則だぞ!
ん、そ、そんなにされると……私も我慢できなくなるではないか」 
「うっがああああああああ〜〜〜〜!無視するでない!」

 ノブナガの存在自体を無視ししているかのように、また2人の世界に入ってしまったシンゲンとケンシン。
しかも今度は口付けだけではなく、お互いの身体を弄りあっている。

(お、のれぇぇ〜……このノブナガをよくもここまでコケにしよったな!)

 怒りに震えるノブナガであったが、お互いを求め合うことに夢中な2人には関係のないことであった。
怒りで全身を震わせているノブナガの目の前で、ケンシンを強く抱きしめ、唇を奪うシンゲン。
くちゅくちゅと音を出しながら、互いの舌を絡めとり、唾液を送り合う。
お互いの味が交じり合った唾液を、コクリと飲み込み、見つめあい、嬉しそうに微笑みあう。
今の2人には、他人の存在はどうでもよくなっていた。
そのどうでもいい存在のノブナガは、榛名を使っての、乱入の機会を窺っていた。
2人に存在を無視され、コケにされた仕返しを、榛名でするつもりのようだ。
310榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:42:34 ID:+R1tltTP
「あ、んん……シンゲン、舐めて、私の、胸を……舐めてくれ」
「ああ、言われずとも舐めるさ。その、私の胸も、その……」
「うん、私も舐めたい。シンゲンの綺麗な桃色の乳首に吸い付きたい」
「あぁ……嬉しいよ、ケンシン。いっぱい、いっぱい吸ってくれ!私の胸はケンシンの物だ!」
「フフフ、胸だけなのか?……ここは私の物ではないのか?」

 くちゅ……ケンシンの細い指が触れたそこは、既に滑っていた。

「んん!そ、そこも、ケンシン、の……はぁ!あ、や、あん!」
「はぁはぁはぁ……感じているシンゲン、すごく可愛い……あぁ、シンゲン、愛している」
「や、んん!そ、そんなに触られたら、立ってられな……ふあああ〜!」

 くちゅくちゅくちゅくちゅ……まるで壊れ物を扱うような繊細な指の動きで、しかし激しく蠢くケンシンの指。
先ほどまで風呂場にてシンゲンにされていたことを体で覚え、お返しとばかりにシンゲンを攻める。
小さな突起を撫でるように指で愛撫し、時折シンゲンの入口を指でクチュクチュとかき回す。
激しい攻めで、立っていられなくなったシンゲンは、ケンシンに寄りかかり、ケンシンの耳元で喘ぎ、愛の言葉を口に出し続ける。

「あ、はぁ!んん!ケン、シン、すきぃ……んあ!あいし、て……ひゃん!い、あ、んあああ!」
「はぁはぁはぁ……シンゲン、私も、私も愛してる!シンゲンと一緒に気持ちよくなりたい!
一緒に……一緒に気持ちよくなろう、シンゲン」

 ケンシンはそう囁き、一段と激しく指を動かしシンゲンを攻め始めた。
その激しい攻めに、シンゲンは耐え切れなくなり、ガクガクと膝を揺らし、崩れ落ちた。
その崩れ落ちるシンゲンを優しく抱きしめ、そっと床に寝転がすケンシン。
そして、シンゲンの愛液で濡れている自身の指をペロリと舐めあげる。

「美味しい……シンゲンの味がする。こんなに濡れて……もっと気持ちよくなろう。一緒に気持ちよくなろう」

 はぁはぁと息荒く、言葉が出せないシンゲンの足を手に取り広げるケンシン。
そして、その綺麗な太ももを抱きしめるようにして、自身の股間をシンゲンの股間に当てるように持っていき、
その引き締まった太ももに舌を這わしながら、お互いに濡れた股間を重ね、擦りあう。
ケンシンが動く度にお互いの愛液が混じりあい、クチュクチュと淫靡な音を奏で、お互いの性感を高めあう。

「あ、は、は、あはぁぁ〜……き、気持ちいい!いい!か、感じる!すごく感じるぅ〜!」
「あ、ん、んん!んんん〜!ケ、シン……わ、たし、わた、しぃ〜!」
「あ、あ、んん!シンゲン、イきそうなのか?シンゲン、もう少し、もう少し待って!一緒に、一緒にイきたい!」

 グチュグチュと愛液の混じりあい、体がぶつかり合う音を出しながら、2人で絶頂を目指し、高まりあう。
しかし、2人同時にというケンシンの願いは叶わず、攻め続けられていたシンゲンに限界が来る。

「む、りぃ……も、きもちよすぎ、て……あ、ケンシ、ひぃ!い、あああああああ〜!」

 ビクン!ビクビクビク!

 まるで海岸に打ち上げられた魚の様に、全身を痙攣させ、口からは涎を垂らし、絶頂に達したシンゲン。
あと少し……あと少しで共にイけたのに。
残念そうな顔のケンシンは、ビクビクと痙攣を続けるシンゲンに口付けをするために、
覆いかぶさるように抱きつき、身体を重ねる。
ケンシンが抱きついた瞬間、この情事を一部始終見ていた人物が呟いた。

『榛名よ、その力を解放せよ』、と。
311榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:43:15 ID:+R1tltTP
 ケンシンとシンゲンはお互いの事だけに夢中になり、とある人物を蔑ろにしていた。
本来なら、2人の主君にあたる人物を無視し続けていたのだ。
その人物は、無視されたことにかなり怒っており、仕返しを考えていた。
シンゲンが先に達してしまったことで、終わったかに見えた2人の情事。
情事の終わりに口付けをしようと身体を重ねたことにより、2人の下半身が無防備となった。
そのシンゲンに覆いかぶさるように抱きついたケンシンの体勢は、
その人物にとって、またとない仕返しのチャンスとなった。

「シンゲン、感じているお前は凄く綺麗だった。次は、共に達したいな」
「はぁはぁはぁ……ケンシン、すげぇ気持ちよかった。死ぬかと思っ……ひぎぃ!あ、いがあああ〜!」
「シ、シンゲン?いったいどうしたの……え?ひぃ!な、何これ……ひぎゃ!んあああああ〜!」

『ブ、ブブブブブブブブブ』

 2人の下半身から聞こえる何かの振動音。
その音を出す勾玉を、シンゲンの股間に当てて、シンゲンが泣き叫んだかと思うと、
ケンシンの股間へ移動させ、守るかのように皮に包まれている小さな突起に当てる。
その突起に振動が伝わり、ケンシンは今まで感じたことがない快楽に身体を震わせた。
シンゲンとの情事では感じえない、暴力的な快楽。
求めていないのに、無理やりに与え続けられる、一方的な快楽。
シンゲンとの心から感じる快楽ではなく、無理やりに押し付けられ、しかし抵抗することが出来ない、
否、そんな考えが浮かぶ暇もないほどの圧倒的な快楽。
シンゲンと共に達したい……そんな考えを無視するかのような、力ずくの快楽に、ケンシンはあっという間に達してしまう。

「や、いやぁぁ〜!シン、ゲ、たすけ、あ、いやぁぁぁ〜!」
「ケ、ンシ……あ、あああ〜!いくいくイくイクいぐいぐイぐいぐぅぅぅ〜!」

 2人の股間を交互に攻める、激しく震え、赤く光る勾玉。 
その振赤く光る勾玉を手に持つ人物は、不敵な笑みを浮かべ、パシンとケンシンの引き締まった白いお尻を叩く。

「よくもこの我をコケにしてくれたなぁ?シンゲンと共に達したいのか?ならこのノブナガが達しさせてやるわ!
いくらでも達し続けるがいいわ!達し続け、泣き叫ぶがいい!はぁ〜っはっはっはぁ!」
「くっ、この、ノブナガ貴様……ひゃあ!や、ああああああ〜!」
「ケ、ンシ、ン……ノブナ、ガ、止め……ひぎぃぃぃ〜!」

 ケンシンが達すれば、シンゲンを攻め、シンゲンが達すればケンシンを攻める。
ノブナガの気が済むまでこの榛名での攻めは続けられ、
榛名が動きを止めた時には、2人ともグッタリと動かなくなっており、ただ痙攣をするのみであった。

「ふふふ、はぁ〜っはっはっは!堕としたり!上杉ケンシン堕としたり!」

 虚ろな目で涎を垂らし、痙攣を続けるケンシンとシンゲン。
そんな2人を見て、ノブナガは大声で笑い、『上杉ケンシン堕としたり』と叫んだ。

 ……戦国の世を争う8人の乙女、戦国乙女の1人上杉ケンシン。
彼女は同じく戦国乙女の1人、武田シンゲンとの愛に堕ちていき、
明智ミツヒデ、豊臣ヒデヨシ、今川ヨシモト、武田シンゲンと共に、織田ノブナガに仕える事となった。
シンゲンと共に戦えることを毘沙門天に感謝し、2人で暮らせることに幸せを感じながら……
312榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:44:20 ID:+R1tltTP
「……我の負けじゃ。負けじゃ負けじゃぁ〜!」
「ノ、ノブナガ様、落ち着きになってくださいませ!」
「これが落ち着いていられるかぁ〜!」

 ケンシンが配下に加わってはや一ヶ月。
ヨシモトは、いつノブナガが爆発するかとハラハラしていた。
それもそのはず、ケンシンとシンゲンは、榛名の力を使い、堕ちたはずだった。
心が折れて、堕ちたはずたったのだが……

「やはり子供は女の子だろう?私としては女を貰いうけ、立派な武将に育て上げたいと考えているのだが……シンゲンがな。
ヒデヨシ殿からも一言言ってくれぬか?」
「おいおいおいおい、子供はやっぱり元気な男がいいだろうが!
元気でヤンチャで暴れん坊な子がいいんだよ!な、ヒデヨシもそう思うよな?」

 ヒデヨシは、今日もシンゲンとケンシンに捕まり、貰い受ける養子は女の子がいいのか、
男の子がいいのかと、言い争う2人に巻き込まれる。
2人に挟まれ困った顔のヒデヨシは、助けを求めるようにノブナガとヨシモトを見る。
そんな助けを求める視線から目を逸らし、そ知らぬふりをするノブナガとヨシモト。
冷たい主君と同僚に、世間の厳しさを感じながら、涙目になるヒデヨシ。

「そ、そだね。やっぱりさ、2人の子供なんだから、立派な武将にしなきゃいけないんじゃないかな?」
「んだとぉ!じゃ、何か!私達の子供は男じゃダメだってのか!」
「お、男がいいよね!やっぱり子供は元気よくなくちゃいけないよね!」
「……では何か?ヒデヨシ殿は私達の技を引き継ぐ武将など要らぬと?我等の跡取りは要らぬと言うのか!」
「や、やっぱさぁ、子供は武将にしなきゃいけないよね!」
「なんだとぉぉ〜!」
「やっぱ男!」
「なにぃ〜!」
「女!」
「「どっちなんだ!」」

 戦国最強と謳われた武田シンゲンと上杉ケンシンの痴話げんかに巻き込まれ、涙目になるヒデヨシ。
唇をギュッと噛み締めながら、ノブナガに助けてと視線で訴えかけている。
しかし、やはり視線を合わそうともしない主君と同僚に、世の中の無常を感じるヒデヨシであった。
313榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:45:21 ID:+R1tltTP
「あの、助けなくてよろしいんですの?」
「……我の手にも負えぬわ!ヒデヨシに任せ、放っておけ!
……榛名を使っても思い通りにならぬとは、さすがは甲斐の虎、武田シンゲンと、軍神上杉ケンシンじゃな。
我の負けじゃ。負けじゃ負けじゃ!」

 2人が思い通りにならないのがよほど悔しいのか、昼間だというのに酒をあおるノブナガ。
ヨシモトは2人の言い争いを見て、平和でいいですわね〜、と、他人事のように思っている。
何故か常に巻き込まれるヒデヨシにとっては、たまったものじゃない。
 
「それよりもノブナガ様。マサムネより書状が届きましたわ。『後日お伺いに参ります』と。
……顔を見せに来ないと敵とみなし、全軍を率いて攻め滅ぼすと脅したのが効きましたわね」
「はん!……マサムネめ、いったい何を考えておるのやら。
戦の準備に1ヶ月も要したケンシンとの戦振りといい……まるで時間稼ぎをしておるようじゃな」
「まさか!時間をかければかけるほど、ノブナガ様の天下統一は確実になりますわ」

 煙管を加え、ふぅ〜と煙を吐き出し考えるノブナガ。
確かにヨシモトの言うように、時間を稼いでも無意味である。
逆に時間が経てば、ノブナガの領地支配も磐石となり、マサムネの勝ち目はなくなっていく。
ノブナガにはマサムネの行動の意味が分からず、やはり何の意味も無い行動だと結論付けた。

「ま、奥州の独眼竜はもうよいわ。……もう1人の方はどうじゃ?何か反応はあったのか?」
「は、それなんですけど……必ず返事を出すとの連絡はあったのですが、それ以降の連絡はありませんわ」

 チッ、と舌打ちをし、再び考え込むノブナガ。

(今、この状況で、このノブナガに戦いを挑んでも勝ち目が無いのは分かりきっている。
きっとあやつも分かっているはずなのに……いったい何を考えているのだ、イエヤス?)

 幼き日、互いに天下統一を誓い合った間柄。
人質として尾張に来ていたイエヤスを、子分にしていろいろと連れまわった仲だ。
だからこそ、あえて最後まで攻め込まず、イエヤスから降伏してくることを待っていたのだ。
しかし、それももう時間切れ。ケンシンとマサムネが降った今、残る敵は三河を治める戦国乙女。徳川イエヤスのみとなった。

「ふぅ〜、仕方あるまい。これ以上は待てぬ、三河を攻める準備をいたせ。イエヤスを滅ぼし天下統一じゃ!」

 ついにこの時が来たかと目を輝かせるヨシモト。
子供の教育方法にまで話を広げだしたシンゲンとケンシン。
その2人に挟まれ、青い顔をしているヒデヨシ。
ノブナガは、この戦国乙女と呼ばれる屈強な武将達が揃って戦えば、勝てぬ戦などこの世にはないと確信をしている。
それはつまり、織田ノブナガの天下統一は確実な物だということを意味していた。

 そんな天下統一に向け、最後の戦いの準備をしているノブナガの元に、
とある密書を奪い取ることに成功した乙女が、馬を走らせていた。
密書を運ぶ船に潜入し、密書を奪いその船を沈める。
そんな大仕事をたった1人で成し遂げた彼女は、久しぶりに会える自身の主人に褒めてもらえる事を励みにし、
一睡もせずに馬を走らせ続けた。
そんな彼女がノブナガの元にたどり着いたのは、奥州の覇者、独眼竜と呼ばれる戦国乙女。
伊達マサムネが初めてノブナガと謁見する前日であった。
314榛名の力 ケンシン編:2008/11/30(日) 23:46:13 ID:+R1tltTP
「イエヤス様はどこにおられるか!」

 大柄で屈強な武将が、ノブナガから届けられた書状を握りつぶすように持ち、主君であるイエヤスを探している。
あのノブナガよりも、頭一つは大きいであろうその鍛え抜かれた巨体を揺らし、イエヤス様はどこだと城中を探し回っている。

「は、少し前にムラサメさまの寝室へと入られました」
「ふぅ〜、またか。いい加減、イエヤス様自らが率先して戦の準備をしてもらわねば、我等も戦えぬというものだ」
「あ、あの、オウガイさま……やはり、ノブナガと戦うのでしょうか?」
「戦わずしてどうするのだ?心配せずともよい!貴様等雑兵はイエヤス様をお守りしておればいいのだ。
ノブナガの首など、このオウガイがもぎ取ってくれようぞ!はぁ〜っはっはっはぁ!」

 豪快に笑い、兵士に教えられたムラサメという名の武将の部屋に向かう。
最近イエヤスの配下に加わった3人。
その実力は、戦国乙女と呼ばれる8人の武将に引けを取らず、
とくにこのオウガイという巨体の武将は、何故イエヤスの配下になったのか、兵士達が不思議に思うほどの強さだ。

「まったく……確かに今日はムラサメの日だが、いくらなんでも昼間からはないだろう?
……私のときは夜だけだったのに。不公平だ、次は朝からしてもらうぞ。
ムラサメ、入るぞ。イエヤス様、失礼します」

 ムラサメの部屋に着いたオウガイは、軽く扉を叩き、返事を待たずして開けた。

「イエヤス様、いい加減ノブナガめに返事の書状を送らねば、兵達も安心して戦いに……ん?イエヤス様がいない?」

 部屋に入り、イエヤスに話しかけたオウガイだったが、イエヤスはいなかった。
そこにいたのは、全裸で倒れており、ビクビクと痙攣しながら虚ろな目で宙を見つめ、
股間からは愛液を垂れ流している1人の女性。
オウガイと共にイエヤスに降った武将で、この部屋の主、ムラサメだった。

「おい、ムラサメ!イエヤス様はどこにいった?……ダメだ、イキすぎて話ができんな」

 オウガイの問い掛けにも、意味の分からない笑みを浮かべる。  
口からは涎を垂れ流し、股間からは愛液が止まらずに痙攣し続ける。
何をどうすればこうなるのか?初めて見た人は、皆がそう思うであろう。
しかしオウガイは身をもって知っている。だからこうなってしまっては、しばらくは会話も出来ないと分かっている。 

「さて、イエヤス様はどこに行かれたのか……コタロウの部屋だな」

 共に降ってきたもう1人の武将、コタロウの部屋へと向かうオウガイ。
そのコタロウの部屋からは、か細い女の喘ぎ声が聞こえてくる。

「まったく……1日1人と決めていたのに、2人も相手するとは!……ついでだから3人目も相手をしてもらうか」

 そう呟き、身を包んでいる鎧を脱ぎ去り、裸になるオウガイ。
その彼女も3時間後には、ムラサメと同じく虚ろな目で痙攣し続けていた。
315名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 23:47:04 ID:+R1tltTP
今回は以上です。長々と投下をしてしまい申し訳ありませんでした。
次からはもう少し短くまとまると思います。
316名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 00:50:02 ID:7C90Mdot
うひょーーーう!ぐっじょ!!
物語りも後半戦ですな……
いすぱにあにオウガイ……楽しみに待ってます。
317名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 13:24:17 ID:cr1z+aU4
ふぅ…昨晩から朝にかけて雷光連撃槍だったぜ…

いよいよ色々出てきましたか
318名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 23:54:34 ID:Ls0Q0z7v
グッジョブ!!!!!
まさかあのイエヤスがオウガイ一味を手込めにするとわ(*´Д`)=з
マサムネの動向も気になる!わっふるわっふる
319名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 00:47:37 ID:poiKRsak
>>317
おれのバットからも色々出てきたお( ^ω^)
320名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 14:35:43 ID:p34euY01
ぼっき上げ(´・∀・)
321名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 20:52:46 ID:k76T931K
ぼっき上げ(´・∀・)
322名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 02:06:23 ID:jekLXxDp
( ^ω^)支援だお
323名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 20:56:54 ID:zxYi6bDk
支援(´・ω・)
324名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 19:58:42 ID:ZsZD8qfn
Merry christmas!
325名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 22:11:19 ID:L5XTe7Md
メリークリトリス!!!
326名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 05:41:14 ID:pnwiO/hS
ほしゅ
327名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 18:49:45 ID:Qh01UVQV
圧縮回避
328名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 00:21:56 ID:l3yD/2bz
かなりの期間が空いてしまいましたが、榛名の力の続きが書けましたので投下します。
329榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:22:38 ID:l3yD/2bz
 奥州の覇者、伊達マサムネが居城、米沢城。
ケンシンとの戦いに敗れたマサムネは、軍勢を率い、この居城に戻っていた。
ケンシンとの戦いで傷ついた自身の体を癒し、軍勢を立て直すためだ。
その傷を癒しているはずのマサムネは、米沢城の厨房で双剣を包丁へと持ち替え、獲れたばかりの魚と格闘をしている。
流れるような手さばきで魚を捌き、夕食の支度をしているようだ。

「見よ、ノブナガから送られてきた書状だ。
すぐにでも挨拶に来ねば全軍を率い、攻め滅ぼすと書いてある。
……さすがはノブナガだな。このマサムネを疑っていると見える」

 手にしたマサムネ専用の包丁で魚を捌き、野菜を刻みながら、背後に控える部下に書状を読むように促す。
書状を手にした部下は、やれやれといった表情で、その書状に目を落とす。

「ま、疑ってはいるでしょうが、何を考えているかまでは分からないようですな。
此度のこの命令は、マサムネ様に何故領地に篭るのか、問いただすのが目的と思われます。
でしたら、素直に応じ、顔を見せに行くが得策でしょう」

 書状を一瞥した部下が、マサムネに進言する。
進言されるもなく、マサムネは一度、織田ノブナガという人物をその目で見てみたいと考えていた。
このマサムネを子供扱いにした、あの上杉ケンシンを配下に加えたのだ。
名立たる戦国乙女達が、次々とノブナガに降っている。
それが伝説の勾玉、榛名のなせる力なのか、それとも、ノブナガ自身の力によるものなのか。
一度この独眼で見て、確かめてみたい。会って、その力を確かめてみたい。
あのケンシンが、ノブナガに降ったと知ったその日から、マサムネはそう思うようになっていた。
……いずれは戦場で合い間見える者同士。その敵将の顔を知っておくのも悪くない、と。

 しかし、今のマサムネには時間がいる。もはやマサムネ単独では、ノブナガには歯が立たない。
だから、密使を送ったのだ。……異国への援軍要請。いすぱにあ国への日本への派兵要請の密使を。
密使がいすぱにあに辿り着き、軍勢を率いて戻って来るまでは、のらりくらりと時間を稼がなければいけない。
その為に再三に渡るノブナガからの出頭命令を、ケンシンとの戦いで受けた怪我のせいにして断り続けた。
だが、それも時間切れのようだ。ならばノブナガの懐に飛び込み、臣下の礼を取り、油断をさせればいい。
例え今はノブナガに降ったとしても、最後に笑えばいいのだ。
過程などどうでもいい。結果さえよければそれでいい。
最後はこの伊達マサムネが、天下を手に入れるのだ。天下を手に入れるためならいかなる手段も使ってやる。
それが例え異国の軍勢を、この国に招き入れることになってもだ。
……いすぱにあ軍など、ノブナガとの戦いで疲弊したところを打ち破ってくれるわ!
マサムネはそう考え、部下に書状を書く準備をするように命令する。
330榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:23:09 ID:l3yD/2bz
「ふむ……返答の書状を書くとするか」

 沸騰したお湯の中に、捌いた魚と野菜、それに味噌を入れて味を調える。
匙で一掬いし、味を確かめ、鍋に蓋をしてコトコトと煮込み始める。

「『ご命令どおり、ノブナガ様の元に参上します』とな。……セキレイの目を忘れぬようにせねばな」
「セキレイの目、でございますか?」

 表情を変えずに淡々と語るマサムネ。その視線は鍋の火加減を確かめるようにジッと火を見つめている。
命令を受けた部下は、マサムネの口から出た『セキレイの目』という言葉に、疑問の声を上げ、首を傾げる。

『マサムネ様の書かれた書状には、マサムネ様本人が書かれた証明として、
鳥のセキレイを模した花押(サインのようなもの)が、書かれている。
しかし、その花押のセキレイに目など入れてあったか?新たに入れるようにしたのか?』と。
 
 そんな首を傾げる部下に答えることなく、鍋の蓋を開け、一口大に切った豆腐を放り込む。
そして軽く煮詰めてから火を止めて、匙で味見をする。
納得のいく味に出来上がったのか、軽く頷き、同じ厨房に置かれている桶の中に手を突っ込む。
そして、その桶の中のぬか床より、2,3日漬け込んだきゅうりを取り出し、その出来栄えにニヤリと笑みを浮かべる。
どうやら今夜の夕食は魚の味噌汁に、野菜の煮物。あとはマサムネ特製のぬか漬けのようだ。
マサムネが作る絶品料理を想像し、思わずツバを飲み込む部下。
そんな部下の期待を知ってか知らずか、手を抜くことなく夕食を作り上げたマサムネ。
自身が作り上げた手料理を我先にと平らげていく部下達を見て、無表情ながらも頷き、追加のぬか漬けを取り出す。

 こうして夕食を終えたマサムネは、その日の深夜、ノブナガに向け書状をしたためた。
その書状をノブナガの元に送り、その日から10日後、伊達マサムネは織田ノブナガに謁見するために、領地を出立した。
331榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:23:42 ID:l3yD/2bz
「ノブナガ様……お久しゅうございます!ミツヒデは、片時もノブナガ様のご勇姿を忘れた事はありません!」
「よう戻ってきたな。伊達マサムネの動向を探る任務、ご苦労であった。
……が、遅いわ!もはやマサムネは我に降ったわ!」

 明日、マサムネが尾張に到着し、ノブナガと謁見する。
そんな慌しい日の前日に、とある武将がノブナガの元に帰って来た。
ヨシモトを降した時に、ノブナガ自らが命じた、密偵として伊達マサムネを探る命令。
彼女はその命令を忠実にこなし、マサムネの尻尾を掴み意気揚々と帰ってきたのだ。
これでノブナガ様に褒めてもらえる!もしかしたら抱きしめてもらえるのではないか?
いや、夜を共にしてもらえるのではないか?
イヤイヤ、もしかしたら、その……は、働きを認めてもらい、妾にしてもらえたりして?
ノブナガから与えられるであろう褒美の事を考え、頬を緩め、せっかく手に入れた密書をその胸に抱きしめクシャクシャにする。
そんな妄想をしながら寝る間も惜しみ、ノブナガの元に戻ってきた戦国乙女……明智ミツヒデは戸惑っていた。
褒めてもらえるどころか、『遅いわ!』と一喝されてしまったからだ。

「な?お、遅いとはいったいどういうことでございましょうか?」
「……これを見るがいいわ!」

 驚きの表情を浮かべるミツヒデのその顔に、まるで叩きつけるように手にした書状を投げつける。
あまりにも酷いノブナガの扱いに、何故か恍惚の表情を浮かべ、目が潤んでしまうミツヒデ。

「で、では拝見させていただきます。……これは、伊達マサムネからの書状!ま、まさか、マサムネが降っていただと?」

 顔に叩きつけられたその書状を、隅から隅までじっくりと舐めるように読むミツヒデ。
時折明かりに照らすような仕草を見せ、なにやら笑みを浮かべる。

「……なるほど。この書状を信用すると、マサムネはノブナガ様の臣下になったということですね。
ですが、このミツヒデめが手に入れたこの密書を読むと、とてもそうは思えませぬ。
ノブナガ様、ミツヒデが手に入れし密書、お読みください!」

 そう言って、懐からその密書を取り出すミツヒデ。
クシャクシャになっているその書状を受け取り、読み進めるうちに険しい表情になるノブナガ。
読み終えた時には何故か笑みを浮かべ、これでマサムネの時間稼ぎをするかのような行動に対する、
疑問が解けたといった表情をしていた。

「よくもまぁこのようなくだらぬ策を思いついたものだ。……ミツヒデ、ようやった!褒めてつかわす!
明日、マサムネにこの書状を突きつけてやるわ!……くっくっく、独眼竜め、この書状を見てどう出ることやら。
明日が楽しみじゃな。はぁ〜っはっはっは!」

 高笑いを上げるノブナガ。
ミツヒデはそんな主君をまぶしそうに見つめながら、
『まだご褒美を下さらないのか……あぁ、ノブナガ様ぁ!』と身悶えていた。
332榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:24:13 ID:l3yD/2bz
「お初にお目にかかりまする。伊達マサムネにございます。
此度、ノブナガ様からの出頭命令に応じ、はせ参じましてございまする」

 背後に腹心の部下を一人だけ従い、ノブナガと謁見するマサムネ。
その付き従っている部下は、その場に居並ぶ武将の顔を見て、緊張のあまり、ゴクリとツバを飲み込んでしまう。

『もし何かあれば命に代えてもマサムネ様を守る!』

 そう意気込んでこの場に乗り込んだ部下であったが、
この場に集う面々を見て、自分ではどうすることも出来ないと悟ってしまった。
マサムネが臣下の礼を取る、そのノブナガを守るように、ノブナガの両脇に立つ2人の武将。
まるで子供のような背丈をしているが、その手に持つ大槌は、自分の背丈ほどある。
その大槌を自在に操り、大地を揺るがすと謳われた戦国乙女、豊臣ヒデヨシ。
そして、優雅なたたずまいと、にこやかな笑みを浮かべる武将。
しかしその手に持たれた豪華な弓と華麗なたたずまいが、彼女こそが戦国乙女の1人、今川ヨシモトであると語っている。
そして、謁見の間の入り口にたたずむ2人の武将。
まるでマサムネがこの場から逃げ出すのを阻止するかのように、ジッとこちらの動きを窺っている。
彼女達は一度、戦場で目にした事がある2人だった。
そのうちの1人は、自身の主君、伊達マサムネを子ども扱いにし、苦もなく打ち破った戦国乙女。
その手に持つ朱槍を操り、軍神の名を欲しい侭にしている越後の龍。上杉ケンシンその人である。
そして、その軍神を打ち破ったという戦国乙女。
その手にした巨大な軍配で、全ての敵を吹き飛ばすと言われている、戦国乙女。
彼女こそ甲斐の虎と称される、武田シンゲンである。
居並ぶ武将達の威圧感に、緊張のあまり、息をするのも苦しくなる。
そんな部下の心を知ってか知らずか、マサムネは何事もないかのように、ノブナガに話しかける。

「幾度に渡る召還の呼び出しを断わり、申し訳ありませんでした。
此度は傷も癒え、ノブナガ様の手となり足となることが出来るようになりましたので、はせ参じた次第であります」
「ほぉ?傷は癒えた、か。……時間稼ぎは諦めたようじゃなぁ」

 ノブナガの『時間稼ぎ』と言う言葉に、一瞬身を強張らせてしまう部下。
そんな部下とは対照的に、マサムネは動揺する様子もなく、ノブナガを見上げ、口を開く。

「時間稼ぎ、ですか?フフ、そのような意味のないことをして、どうなるというのでしょう?
時間が建てば経つほどノブナガ様の天下統一は磐石なものとなります。
このマサムネ、遅ればせながら、ノブナガ様の天下統一へのお力になりたく……」
「はぁ〜っはっはっはぁ!もう猿芝居はやめい!……この書状を見てみよ」

 高笑いをしたノブナガの手から、まるで叩きつけられる様に投げつけられた一枚の書状。
その見覚えのある書状を見て、マサムネの表情が一瞬曇った。
が、すぐに元の表情を出さない顔に戻り、何食わぬ顔をしてその書状を広げ、目を落とす。

「……ほぅ、なるほど、よく出来た書状ですな。
この書状によれば、このマサムネが異国に援軍を要請し、異国の軍勢と共にノブナガ様に戦を挑もうと考えていると。
フフ、くだらぬ偽書ですな。ノブナガ様、よもやこのような現実味のない話を、信じられるのですか?」

 マサムネの背後に付き従う部下は、その書状を目にした時、全身が硬直し、何も考えられなくなってしまった。

『あれは確かに『いすぱにあ』へ送ったはずのマサムネ様直筆の書状!
それが何故ここにある?何故ノブナガの手に渡っているのだ?』と。 
 
 だがマサムネは、部下とは違い、驚きと動揺を表情に出さず、
この書状には書いた覚えもなく現実味もない偽物であると語っている。
予想もしなかったこの事態にも冷静なマサムネを見て部下は、
『やはりこのお方は凄い!マサムネ様こそ天下を手に入れるお方だ!』と内心感動してしまう。
そんな部下の感動を知ってか知らずか、ノブナガは不敵な笑みを浮かべ、口を開く。
333榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:24:57 ID:l3yD/2bz
「ほう?これが偽物と申すか?……キサマより送られてきた書状と、同じ文字、同じ花押が書かれておったのじゃがなぁ?
いくら見比べても偽物とは思えなんだが?」
「精巧に作られた偽物です。この偽物をノブナガ様に届けた物こそが、ノブナガ様に反旗を翻そうと考えている不届き者です」
「ほぅ!そうかそうか、ミツヒデこそが我に反旗を翻そうと考えておるとな?
……面白い。ではどちらの言い分が正しいか、証明してみよ!ミツヒデ!ここへ参るがいい!」

 ノブナガに呼ばれ、謁見の間の入口の襖が開く。 
開いた襖から入ってきた人物は、不敵な笑みを浮かべ、マサムネを見下ろす。

「フフ、くだらぬ言い訳、天下に名を轟かす独眼竜とは思えぬ話だ。
いい加減自らのくだらぬ策略を認めたほうがいいのではないか?」
「……お初にお目にかかる、お主がノブナガ様を裏切り、出戻ってきたという明智ミツヒデ殿ですな?」
「フフフ、くだらぬ挑発はヤメにして、貴様がノブナガ様に届けたこの書状と見比べて見るがいい。
文字の一文字一文字も同じ、花押も照らし合わせたかのように同じでは、言い訳は出来ぬであろう?
何度も見比べ、書状のスミからスミまで見比べたが、どう見ても貴様が書いた本物だ」
「……ミツヒデ殿がこの書状を手に入れたのですかな?」
「フフ、その通りだ。貴様がいすぱにあへ派遣した船に忍び込み、書状を奪い、船を沈めてやったわ。
残念だったな?貴様の待ち焦がれている異国からの援軍は、永遠に来ない。……天下はノブナガ様の物だ!」

 ミツヒデの言葉に、マサムネの背後に従う部下は、頭が真っ白になる。
まさか……まさかあの船を沈められ、密書を奪われているとは。
……もはやこれまでか?ならばこの一命にかけてもマサムネ様をこの場より逃がさねば!
覚悟を決め、出口を固める2人の戦国乙女、シンゲンとケンシンに切りかかろうと考えた時、マサムネが笑い出した。

「クックック……天下に名を轟かす明智ミツヒデともあろうお方がこのような偽書を作り出すとは。
落ちたものですな、ミツヒデ殿」
「フフフ、落ちたのは貴様だろう?まさかこの書状を私が書いたとでも言うつもりか?」

 ミツヒデの言葉を無視して、手にある2つの書状をノブナガに差し出すマサムネ。
ニヤニヤと笑みを浮かべながらもその書状を受け取るノブナガ。

「ノブナガ様。このマサムネが書いた書状には花押がございます。……セキレイの花押が」
「見れば分かるわ。両方の書状に書いてあるのだがなぁ?寸分違わぬセキレイの花押がな」

 下らぬことを言う……そんな顔をして2つの書状を見比べるノブナガ。
言われるまでもなく、何度も見比べた書状だ。 
ミツヒデが言うように、どう見ても2つの書状に書かれた文字と花押は、同じものにしか見えない。

「……私が書くセキレイには『目』がございます。目の無い花押は偽物でございます」
「目、じゃと?」
「は、目でございまする。このような下らぬ偽書を防ぐ為、セキレイの花押に小さな穴を開けてございます。
明かりに透かしてみれば、一目瞭然でしょう。この書状が、功を焦るミツヒデ殿によって偽造された偽物である、と」
「ほぅ!さすがは独眼竜!書状一つにそこまで気を配っておるとはな!
……穴が空いておれば貴様が書いた書状ということじゃな?」

 『セキレイの目』……マサムネの部下は、その言葉を居城、米沢城で聞いていた。
ノブナガへの返答の書状を送る時、マサムネが呟いたあの言葉だ。

『……セキレイの目を忘れぬようにせねばな』

 そうか、あの言葉の意味は、こういうことだったのか。
万が一、いすぱにあへの書状が敵の手に渡ったとしても、言い逃れが出来るように、
セキレイの花押に目を……穴を開けていなかったのか。
きっといすぱにあ以外への書状には、セキレイの目に穴を開けていたのだ。
……凄い!やはりマサムネ様は凄いお方だ!このお方こそが天下を統一するべきだ!

 マサムネの先を読んだ行動に感動した部下は、尊敬の眼差しでマサムネを見つめる。
しかし、書状を手にし、明かりに透かしてみていたノブナガの口から、思いもよらない言葉が出てきた。
334榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:25:41 ID:l3yD/2bz
「目が開いておれば本物の書状か……なるほど、確かにしっかりと開いておるなぁ。セキレイの目が」
「……は?目があると?その書状に?まさか?ご冗談にも程が……」
「なら自らの目で見てみるがいい。……セキレイの花押に開いた目を、な」

 ニヤニヤと笑みを浮かべ、書状をマサムネへ投げつけるノブナガ。
受け取ったマサムネが明かりに照らすように書状を掲げてみると、
セキレイの花押には、針で突いたような小さな目が開いていた。

「な?バ、バカな!こ、こんなはずはない!何故穴が開いているのだ!」
「フフフフ……隅々まで調べたが、まさかセキレイの花押に穴が開いているとは気がつかなかったな。
さすがは伊達マサムネだ。……自らの書状であると、証明をしてくれたのだからな」

 メガネを中指で持ち上げ、笑みを浮かべるミツヒデ。
その笑みを見て、マサムネは全てを悟った。
開いているはずのないセキレイの目が、何故開いていたのか、を。

「明智ミツヒデ……貴様か、貴様がこのセキレイに目を開けたのだな!おのれ、ミツヒデぇ〜!」

 自らの策を破られ、尚且つ利用されたマサムネは逆上し、ミツヒデに襲い掛かる!
しかし襲いかかろうとした瞬間、背後に控えていた2人の戦国乙女に取り押さえられた。

「フフフ、不様なものだな。ノブナガ様、マサムネめの処分、このミツヒデめにお任せください」

 ケンシンとシンゲンに取り押さえられ、身動き一つ取れないマサムネを見下ろし話すミツヒデ。
その手にはクナイが握られており、怪しく光っている。

「おのれぇ……よくも謀ったな!このマサムネをよくも……ミツヒデぇ〜!」

 シンゲンとケンシンに取り押さえられ、身動きが取れないマサムネの頭上にクナイを振りかざすミツヒデ。
マサムネはその殺意溢れるミツヒデの行動に怯え、助けを求めようと腹心の部下に視線を向ける。
しかし、すでにその部下はシンゲンによって昏倒させられており、ピクピクと痙攣し、白目を剥いている。
戦国の世を代表する2人の戦国乙女に取り押さえられ、
唯一連れてきた部下を気絶させられたマサムネは今の状況に絶望し、目の前に仁王立ちするミツヒデを見上げる。
そんなマサムネを見下すような笑みを浮かべたままミツヒデは、マサムネの首筋目がけ、クナイを振り下ろした!

「待てぃ!ミツヒデ、貴様、誰の許可を取り、マサムネを殺そうとしておる?
相変わらず貴様は言う事を聞かんヤツよのぉ……ミツヒデ!下がれぃ!」

 しかし、その瞬間、その凶行を止める声が。
ミツヒデはその怒声に打たれるように、慌てて飛び去るがごとくマサムネから離れ、
額を床にこすりつけ、自身の主君に土下座をする。
335榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:26:15 ID:l3yD/2bz
「も、申し訳ありません!ノブナガ様を想うあまり、つい……どうか、お許しくださいませ!」

 額を床に擦り付け、声を震わせて土下座をする。
その体はガタガタと震えており、ミツヒデがいかにノブナガの怒りを恐れているか、表わしているようだ。

「貴様は、まだ分かっておらぬのか?ミツヒデ、貴様は……我の下僕じゃ!勝手に行動するな!」

 額を床に擦り付け、土下座をするミツヒデの頭を踏みつける。

「あ、あぐぅ……あはぁ、ノブナガさまぁ」
「ヒデヨシ!ヨシモト!マサムネを我の寝室へと運び、縛りつけておけ!
……そうじゃなぁ、そこで気を失っておるマサムネの配下もついでに連れて行け。そ奴は裸で縛り付けておくのじゃ」
「はい、かしこまりましたわ。では連れて行きましょうか、ヒデヨシさん」
「ねぇ〜ねぇ〜ノブナガさまぁ、マサムネで実験してもいい?」
「ダメじゃ。マサムネはこのノブナガ自らが、体に分からせてやるわ。貴様等は2人で楽しんでおけ」
「ええ〜!ダメなのぉ?ま、いっか。じゃ、ヨシモト、2人で楽しんじゃおうね?」
「ええ、楽しみましょうね?うふふふふ、ヒデヨシさんのお相手できるなんて、とても楽しみですわ」

 にこやかに微笑み、暴れるマサムネを連れて、ノブナガの寝室へと向かうヒデヨシにヨシモト。
2人を見送った後、自身の足の下で、体を震るわせたままのミツヒデに話しかける。

「ミツヒデ……貴様も来い!言う事を聞かぬ愚かな下僕には、折檻をせねばならんからなぁ」

 頭を踏まれ屈辱に塗れている筈のミツヒデが、何故か甘い、まるで喜んでいるかのような声を上げ、体を震わせている。
ノブナガが発した『折檻』という言葉を聞き、体全体を震わせ、まるで泣いているかのようなか細い声で答えた。

「ノブナガさまぁ……かしこまりましたぁ。ミツヒデは愚かな下僕でございますぅ。
ミツヒデの体に、分からせて下さいませ。ミツヒデはノブナガさまの下僕であると、この体に分からせて下さいませ!」
「ふん!貴様のような性癖の愚か者を下僕に持つと苦労するわ」

 グリグリとミツヒデの頭を踏みつけ、笑みを浮かべるノブナガ。
そして、頭を踏みつけられるといった行為が、まるで褒美かのように体を震わせ喜んでいるミツヒデ。
そんなミツヒデを見て、ケンシンは『世の中には変わった愛もあるものだ』と呟き、シンゲンの手をギュッと握り締めた。

「ミツヒデってのは変わったヤツなんだな。……そろそろ私たちも行くか?」

 ケンシンの手を握り返し、頬を赤く染めて呟くシンゲン。ケンシンは答えることなくその手を強く握り返した。
336榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:26:51 ID:l3yD/2bz
「はぁん!ヤ、いやぁぁぁぁ〜!」

 柱に縛られた裸の女が、ビクビクと体全体を痙攣させ、絶叫する。
その股間には赤く光る榛名が押し当てられており、押し当てているノブナガはニヤリと笑い、
その笑みを浮かべる唇に咥えた煙管を一息吸い込み、白い煙を吐き出す。

「貴様も馬鹿な主君に仕えたおかげで大変じゃなぁ?のう、ミツヒデよ?」

 榛名がもたらす逃れようのない、まるで暴力のような快楽にビクビクと痙攣を続け、白目を剥き、口からは涎を垂れ流す女。
この女は先ほどまでは、主君であるマサムネを身を挺して守ろうとしていたマサムネ腹心の部下である。
そのマサムネの部下を裸にし、柱に縛り付け身動きできないようにした状態で榛名を使い、蹂躙する。
まるで、同じく柱に縛り付けられ、猿轡で口を封じられたマサムネに見せ付けるように。
長年共に戦ってきた信頼の置ける部下が、奇怪な勾玉により、気が違ったかのような声で泣き叫び、体を震わせている。
マサムネは言いようのない恐怖に震え、恐怖に満ちた目でその光景を見ていた。

「ひっ……ノブナガ、さまぁ……そのような雑兵に何故榛名をお使いになられるのですか?
お願いでございます!ミツヒデに!ミツヒデにも榛名のお慈悲を!」

 床に正座で座らされ、目の前でミツヒデが待ち望んでいた榛名の力を、マサムネの配下ごときにお使いになられる……
このミツヒデは手柄を立てたのに、褒美を下さる事はなく、まるでお仕置きのようなこの仕打ち。
フルフルと体を振るわせ、ギュッと唇をかみ締めるミツヒデ。
しかしその表情は、屈辱に耐える表情ではなく、まるで、愛しい人に愛されているかのような表情だ。

「ミツヒデよ……貴様は何度言えば分かるのじゃ?
下僕の分際でこのノブナガに意見を言うとは……貴様はもはや用なしじゃな」

 シッシッと、まるで野良犬を追い払うかのように手を払うノブナガ。
ノブナガのその行動に絶望したミツヒデは、泣きながらノブナガの足にすがりつき、懇願をする。

「ノ、ノブナガさまぁ!お、お許しを!愚かなるミツヒデをお許しください!」
「貴様……我の体に勝手に触れるとは、誰が許可をした!」

 足にすがりつくミツヒデを蹴り倒し、その涙を零す顔を踏みにじる。

「お、お許し、お許しを……何でもいたします!ミツヒデは、ノブナガ様の下僕です。
いかなる命令もいたしますので、お許しを!愚かなるミツヒデにお慈悲をくださいませ!」 
 
 グリグリと頬を踏まれ、泣きながら許しを請うミツヒデ。
しかしその表情は、恍惚の表情をしており、彼女の股間を覆う肌着の色が変色をしている。
それに気づいたヒデヨシは『ミツヒデはホントに変わり者だねぇ』と呟き、
ヨシモトは『……羨ましいですわねぇ』と呟いた。
337榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:27:29 ID:l3yD/2bz
「ではノブナガ様。私とヒデヨシさんは隣の部屋でいたしますので、御用があればお呼びくださいな」
「ノブナガさま、今度はアタシ達にも榛名ちょうだいね?」

 2人仲良く腕を組み、部屋を出て行くヒデヨシとヨシモト。
それを見送ったノブナガは踏みにじっているミツヒデに非情の命令を出す。

「ミツヒデよ……許してほしいか?」
「お、お許しを!愚かなるミツヒデをお許しください!」

 グリグリと顔を踏まれながらもハァハァと息荒く、潤んだ瞳でノブナガを見上げる。
その美しい脚線美を下から見上げ、もはやミツヒデの我慢は限界近くに達していた。

「ならミツヒデよ……今から我はこのマサムネの兵士を榛名で責め上げ、企みのすべてを吐かせる。
その間、貴様は……全裸になり、マサムネに見せ付けるように一人でいたせ。自慰行為を見せ付けてやれ」
「え?マ、マサムネに見せ付ける、のですか?」

 予想外の命令に、戸惑うミツヒデ。
そんなミツヒデの戸惑いを無視し、ノブナガはマサムネの部下に榛名を押し当てる。

「ミツヒデよ、貴様の痴態を見せ付けてやるがいいわ。このノブナガに逆らうと、このようになるとな」
「あ、あぁぁ……か、かしこまりました。ミツヒデはマサムネの眼前で……じ、自慰行為を見せつけますぅ」

 ノブナガの命令を理解したミツヒデは、全身を軽く震わせ、喘ぐような声を上げた。
その様子に見下すような笑みを浮かべるノブナガ。

「せいぜい貴様の痴態を見せ付けてやるのだな。お前を陥れた明智ミツヒデは、人前で喜んで自慰行為をするような変態だとな」
「あ、ああああ!ノ、ノブナガさまぁ……ミツヒデは、ミツヒデはぁぁ〜」

 ノブナガの見下すような視線と、情け容赦のない言葉に全身を震わせ、恍惚の表情になるミツヒデ。
しばらく震えていたミツヒデは、よろよろと立ち上がり、いすぱにあへの密書を利用して、
マサムネを陥れた時のような皮肉の見える知的な顔ではなく、快楽に溺れる痴女の顔をしていた。
その変わりように驚き、片眼を見開くマサムネ。
そんなマサムネの前で身に着けている衣服を一枚一枚脱ぎ去り、全裸になるミツヒデ。
その引き締まった見事な裸体をマサムネの眼前にさらけ出したミツヒデは、床に座り込み、
その豊満な胸を揉みだし、自ら股を広げ、股間に手を這わせ出した。

「あ、ああ!あはぁ……のぶながさまぁ、のぶながさまぁ」

 ノブナガの名前を口に出し、自らの胸を強く揉み、時折先端の突起を強く摘む。
その度に体を跳ねさせ、ノブナガの名を口に出す。

「あ、あん!のぶ、ながさまぁ……のぶながさまぁ!あ、ああ!」

 股間に這わした指は、クチュクチュと蠢き、まるでそこから水が湧き出ているかのように、淫らな水音を奏でる。
自らの胸を口に含み、一心不乱に股間に這わした指を動かすミツヒデ。
その圧倒的な光景に、思考が止まり、ただただ呆然とする事しか出来ないマサムネ。
ミツヒデの喘ぎ声に混じり、自らに付き従ってきた部下の泣き叫ぶ声が聞こえるが、その部下に視線を送る事すら出来ない。
マサムネは知らず知らずのうちに、目の前で行われているミツヒデの痴態に心を奪われ、体を熱くしていた。
338榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:28:09 ID:l3yD/2bz
「ふん!やはり雑兵よな。すぐに喘ぎ懇願しながら全てを話しおったわ」

 マサムネの配下に榛名を使っていたノブナガは、愛液にまみれた手を拭きながら、マサムネの前に立つ。
そのマサムネの前で自らを慰め、喘ぎよがり狂っているミツヒデを蹴り飛ばし、マサムネの眼前に立つ。

「マサムネよ。貴様の配下の者が全てを話しおったぞ?
異国の兵を借り、このノブナガを倒そうなど、よくもまぁそのような姑息な手を考えるものじゃなぁ?」

 ミツヒデの痴態を呆然と眺めていたマサムネは、目の前に立つノブナガの言葉に我に返った。
慌てて部下の姿を探すと、ノブナガの後ろに、ビクビクと痙攣をしながら、視線は宙を彷徨い、
時折意味不明の言葉を発する変わり果てた部下の姿があった。

「んんん!んんんん〜!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!どうした?何を騒いでおる?クックック……腹心の配下を壊され、悔しいか?」

 マサムネに見せ付けるように、再度、倒れ、痙攣をしているマサムネの部下の股間に榛名を当てる。

「さぁ榛名よ……その力を解放し、この雑魚を狂わせてしまえ!」

 ブ、ブブブブブブブ……ノブナガの言葉に反応し、低い振動音を出し、震えだす榛名。
震えだした榛名を股間に当てられた部下は、ビクンビクンと激しく痙攣し、奇声を上げた後、ぐったりと動かなくなる。

「愚かな策を練る、お主の主君を恨むのじゃな……さぁマサムネ。次は貴様の番じゃ」

 自らの部下が、榛名を使われよがり狂う様を見て、マサムネは理解をした。
どういう理屈かは分からないが、伝説の勾玉、榛名を股間に当てられると、気が触れるようだ、と。
そして、目の前でノブナガの足にすがりつき、『榛名の御慈悲をくださいませ』と哀願しているミツヒデも、
その榛名を使われて狂ってしまったのだと。

「んんん〜!んんんん〜!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!暴れよる!暴れよるわ!ミツヒデ!こやつを抑えよ!
これより一晩榛名で攻め抜き、榛名の虜にしてくれるわ!」
「のぶながさまぁ、榛名を、榛名をこのミツヒデにも……御慈悲をくださいませ、榛名の御慈悲をくださいませぇ」

 もはやノブナガの言葉が耳に入っていないのか、ただひたすらに自らの股間を弄りながらノブナガの美脚にすがりつき、
涙を流しながら榛名を求めるミツヒデ。
その姿に舌打ちをし、『少し苛めすぎたか』とすがりつくミツヒデを蹴り倒すノブナガ。 

「貴様は本当に手のかかる下僕じゃな。そんなに欲しいのなら……くれてやるわ!榛名よ!その力、全てを解放せよ!」

 蹴り倒したミツヒデの首を片手で締め付け、もう片方の手では榛名を濡れそぼっているミツヒデの股間に当てる。
ノブナガ言葉に反応し、青い輝きを放ちながら激しく振動する榛名。
首を絞められながら、榛名で攻められる……ノブナガの元を離れ、一人でマサムネの動向を探っていたミツヒデは、
そのノブナガの行為に深い愛を感じ、何度も、何度も絶頂を迎えた。

「のぶ、ながざまぁ!ミツヒデ、はぁ!ミツヒ、でぇはぁぁ〜!あ、あがががが!ひぎぃ!イ、いっきゃぁぁぁぁ〜!」
「はぁ〜っはっはっはぁ!達するがいいわ!貴様のような淫乱な下僕はさっさと達するがいい!」
「あ、ああああああ〜!イグ!イグゥゥ〜!のぶながざま、イギまず!みづひでは、イグ、イッグゥゥゥ〜!」

 首を絞められながらの激しい榛名の攻めで、ジョロジョロと失禁し、快楽に沈んだミツヒデ。
口はだらしなく開いたままで、涎がその整った顔を汚し、メガネは曇り、歓喜の涙も止まらない。
部下を榛名で壊されたマサムネは、どうにか逃げ出そうと暴れていたが、
ミツヒデの、その喘ぎ悶える圧倒的な姿に、見入ってしまった。
そして、妖しい笑みを浮かべながら、ミツヒデの愛液と小水で汚れた榛名を手に近づいてくるノブナガ。
理解不可能な光景を見たマサムネは抵抗することが出来ず、
ビクビクと痙攣し、妖しい笑みを浮かべるミツヒデを凝視しているその片目を、手ぬぐいで塞がれた。
339榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:28:41 ID:l3yD/2bz
「ん、んんん〜!んっんん!んんんん!」

 柱に縛り付けられ、衣服を全て剥ぎ取られた一人の乙女に群がる、三人の乙女。
一人はその豊満な右胸に舌を這わし、時折尖ってきた胸の先端を指で挟み、引っ張っている。
もう一人は左胸に口付けをし、チュウチュウとまるで赤子のように吸い付き、時折、甘噛みをして縛られた乙女を攻めあげる。
そしてもう一人は、その縛られた乙女の股間に顔を埋め、薄い陰毛に守られた性器に舌をねじ込み、
時折その性器のすぐ上にある小さな突起に舌を這わせ、舌でコリコリと刺激をし、その乙女を攻めあげる。
目隠しをされ、身動きが取れないマサムネは、猿ぐつわをされたまま、ヒデヨシ、ヨシモト、ミツヒデの三人に弄ばれていた。
両胸を吸われる度に、噛まれる度に今まで体験したことのない感覚が体中を駆け巡り、
股間に顔を埋めた乙女が舌を這わす度に、声を上げ、突起に吸い付く度に身体全体を震るわせる。
何度も何度も身体全体を激しい電流に似た、しかし、苦痛ではなく、むしろ天にも昇るような、例えようのない衝撃が走る。
マサムネは戸惑っていた。このような理解不能な感覚に逆らうことが出来ず、否、むしろ求めてしまっている自分自身に。

「んん!ん、んんん!」

 唯一自由に動く頭を左右に振り乱し、猿ぐつわで口を封じられた口で、くぐもった喘ぎ声を上げる。
マサムネは徐々に思考が正常な状態ではなくなり、今の自分がどうなっているのか、
どうなってしまうのかを、考えることも出来なくなっていた。

「ん、ちゅ、ちゅぱ……あらあら、マサムネさん。綺麗な桃色の乳首が立ってきましたわよ?」
「こっちも立ってきたよ!マサムネ、もう感じちゃってるね。ねぇミツヒデ、そっちはどうなってるの?」

 マサムネの胸から顔を離したヒデヨシとヨシモトが、下半身に顔を埋め、攻め続けるミツヒデに問いかける。

「フフフフ、こちらは凄いことになっている。白く濁った愛液が次々と溢れでて、飲むのも一苦労だ」
「わわ!ミツヒデの口元、物凄く濡れてるよ?こんだけ感じちゃってたら、もういいんじゃないのかな?」
「そうですわね、あとはもう仕上げという段階ですわね」
「……ノブナガ様、準備万端整いました。あとはノブナガ様の手で、マサムネに止めを」 
「では、私たちはこれで失礼いたしますわ」

 ヒデヨシ達三人は、自分達の攻めでヒクヒクと身体を痙攣させ、グッタリとうな垂れるマサムネから離れる。
そして、後ろで三人がマサムネを攻める様子を眺めていたノブナガの足元に跪いた。
頭を下げ、準備は整いましたと報告し、寝室を出て行く。
三人が出て行った後、ノブナガの寝室に残されたのは縛られたまま軽く痙攣をしているマサムネと、
そのマサムネを皮肉を込めた笑みで見下ろし、その手に持った榛名をマサムネの胸に当てようとしているノブナガだけになった。
340榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:29:17 ID:l3yD/2bz
「さて、マサムネよ。準備運動は終了じゃ。これより本格的に貴様を壊してやるわ。
くっくっく……先ほどまでの攻めのように甘くはないぞ?覚悟をするがいいわ!」

 目隠しで視界を奪われたマサムネは、先ほどまで自身が何をされていたのか見ることが出来なかった。
しかし、今までの人生で感じたことがない、今のマサムネには言葉に表すことが出来ない行為を受けていた。
その妖しげな行為がやっと終わったと思ったところに、ノブナガの言葉だ。

『先ほどまでの行為よりも、もっと凄いことをされてしまう?』

 マサムネはノブナガの言葉にゾッとし、身体を震わせた。
否、ゾッとして震えたのだろうか?マサムネ自身、己の身体の変化に戸惑い、理解できないでいた。
ただ、塞がれた視界では見ることが出来ないが、耳に入ってくる、『ブブブブ……』と何かが振動する音。
マサムネはこの音が、いったい何の音なのかを理解していた。
先ほど目を塞がれる前に見た、榛名が振動する時に発した音だ。
そして、その榛名を股間に当てられた時、部下も、ミツヒデも気が違ったかのような奇声を上げ、失神をした。
その様子を思い出したマサムネは、ゴクリとツバを飲み込み、熱く滾ってきた己の体に戸惑う。

『いったい私はどうなってしまったのだ?』

 徐々に大きくなる榛名の振動音に心が躍り、息も荒くなる。
己の身体の理解できない変化に戸惑いながら、マサムネはまるで榛名を受け入れるように動けずにいた。

「んん、んんん〜……んん、んん〜」

 モジモジと太ももをすり合わせ、何かを心待ちにしているかのようなマサムネ。
マサムネ自身、何故このような行動を取ってしまうのか分からずに戸惑っていた。
しかし、ヒデヨシ等三人に攻められ、理解不能の感覚に支配されたマサムネの思考では、
その行為が何の為の行為なのか理解できず、ただ、太ももをすり合わせ、甘えるような声を上げるだけだった。

「榛名よ……その力、全てを解放せよ!」

 ノブナガがそう呟いた瞬間、榛名は赤く光を放ち、そして振動音がよりいっそう激しくなる。
その激しく動く榛名をマサムネの胸に押し当てた瞬間、マサムネの意識は一気に飛ばされた。

「んんん!んん!んんんん〜!」

 ビクンビクン!……縛られたまま、激しく痙攣し、髪の毛を振り乱しながら頭を激しく振り、榛名の振動に狂うマサムネ。
目隠しに隠された瞳からは涙が零れ、猿ぐつわに塞がれた口からは涎があふれ出す。
何をされたのか?何をされているのかを理解できない、否、理解しようとすることすら出来ない圧倒的な榛名による快楽。
胸を激しく攻められ、痛いほどの立った桃色の乳首は押しつぶされるかのように攻められている。
激しい榛名の振動は、マサムネの豊満な胸を弛ませ、そして、マサムネを快楽という名の沼地に沈める。
どのくらいの時間、榛名を胸に当てられていたのか?
何度も何度も意識が白く塗りつぶされた時、榛名は動きを止めた。
朦朧とする意識の中、マサムネは悪魔の囁きを聞いた。
341榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:29:50 ID:l3yD/2bz
「さて、マサムネよ。これよりが本番じゃ。泣け!叫べ!もがくがいい!喘ぎ、悶え、堕ちてしまえ!」

 ……否、それは天使の囁きだったのかも知れない。
恐怖からか、それとも違う何かからなのか。
涙で目隠しの手ぬぐいを濡らすマサムネは、その声を聞いた次の瞬間、全てを理解してしまった。
私はこの感覚に逆らえない。否、従わなければいけないのだ、と。
濡れそぼった股間に当てられた榛名は、マサムネの愛液を撒き散らしながら激しく振動した。

「お、おぐぅぅぅ〜!ん、んんぐぅぅぅ〜!んん!んぐ、んんんんん〜!」

 天を仰ぎ、全身を硬直させたマサムネは、グッタリと動かなくなり、
猿ぐつわされた口から、止まる事のない唾液を垂らし続けた。

「くっくっく……派手に達しおったなぁ」

 マサムネの目隠しと猿ぐつわを取り、失神したマサムネを無理やり起こす。
意識を取り戻したマサムネは、虚ろな瞳でノブナガを見上げ、こう呟いた。

『のぶな、がざまぁ……くださ、いませぇ。まさむねにぃ、まさむねにぃ』

 快楽に狂い、虚ろな瞳で見つめてくるマサムネにノブナガは高笑いをし、再度榛名を股間に押し当てた。

「はぁ〜っはっはっはぁ!堕ちよった!伊達マサムネ、我の手に堕ちたわ!」
「い、いい!のぶな、が、ざまぁ!いいですぅ!ぎもぢいいぃぃ〜!イグ!マサムネは、いぎまずぅぅぅ〜!んあああ〜!」
 

  ……戦国の世を争う8人の乙女、戦国乙女の一人伊達マサムネ。
異国をも利用して天下を手に入れようとしたマサムネの野望は、ノブナガの手によって砕け散り、潰えた。

 こうしてノブナガの元には、明智ミツヒデ、豊臣ヒデヨシ、今川ヨシモト、武田シンゲン、上杉ケンシン。
そして、奥州の覇者。独眼竜伊達マサムネが集うことになった。
この六人の戦国乙女を配下に治めたノブナガに手により、天下統一はもはや確実かと思われた。
残る一人、最後の戦国乙女。徳川イエヤスなど相手にならないと思われていた。
342榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:30:33 ID:l3yD/2bz
「出立の準備を急げ!グズグズするな!時間はないのだぞ!
我等三人はイエヤス様のお供をし、会見に同席する。
何かあればノブナガの首をもぎ取り、ついでに天下をもぎ取ってやるわ!」
「そうよ、貴方達はもしもの時にイエヤス様をお守りすればいいわ。あとは私とオウガイ、コタロウに任せなさい。
ウフフフフ、イエヤス様の邪魔をする者は、この私が切り刻んであげるわ」

 慌しい城内、一人の武将がその大きな身体を慌しく動かし、配下の雑兵たちに指示を出す。
そして、その傍らに寄り添うもう一人の武将が手にした刀を振り上げ、士気を高める。

「オウガイ様!出立の準備、整いました!馬廻りからの選りすぐりの兵、百名、準備は整っております!」
「よし!貴様等はいざという時にイエヤス様をお守りすることが任務だ!
敵を打ち倒すのは、このオウガイに任せればいい!
イエヤス様をお守りする、それのみを考え、行動せよ!」

 眼前に揃った屈強な兵士達。
その一人一人がイエヤスのためならば命を惜しまない忠臣達だ。

「ではムラサメ。私はイエヤス様とコタロウを呼んでくる。貴様等、今のうちに別れの挨拶をしておくがいい。
これが今生の別れになるやもしれんからな」
「すでに終わらせております!我等全員、イエヤス様の恩ためなら命などいりません!」

 兵士達の覚悟に、満足げに頷き、イエヤスの元に向かうオウガイ。
兵士達は今回のノブナガとイエヤス様との会見は、ノブナガの罠だと思っている。
その罠にあえて飛び込むイエヤス様をお守りするのは我等だと、士気も高い。
お互いに『イエヤス様をお守りするぞ!』と固く誓い合い、イエヤスが来るのを待ち続ける。
一時間ほど待ったであろうか?頬を少し赤く染めたイエヤスがその手に杖を持ちフラフラと現れた。

「……ではノブナガさんに会いに行きましょう」

 ニッコリと微笑むイエヤスの側には、イエヤスを呼びに行ったはずのオウガイはいない。 
コタロウの姿もない。いったい二人はどうしたのかと、首を傾げる兵士達。
何が起きたのか察したムラサメは額に手をあて、ため息を吐く。

「はぁぁ〜……イエヤス様。これから大事なノブナガとの対決だというのに……
オウガイとコタロウ、二人も使い物にしなくてもよかったのではありませんか?」
「……ゴメンなさい。ですが、二人の代わりにシロがついてきてくれます」

 白い犬を抱きしめ、ニッコリと微笑むイエヤス。
その緊張感のかけらもない姿を見て、頭を抱え、ため息を吐くムラサメ。

「……オウガイもコタロウも連れて行くのは無理ね。こうなれば私一人でやるしかないか。
イエヤス様、そろそろ出立しないと約束の日時に間に合いません。
急いでノブナガの元に向かいましょう」
「はい、とても楽しみです。ノブナガさん、きっとお綺麗になっているでしょうから」

 ニッコリと微笑むその姿。
イエヤスを知らぬものが見れば、誰がこの少女が乱世を争う八人の戦国乙女が一人、徳川イエヤスだと思うであろうか?
今は付き従っているムラサメも、最初は思いもしなかった。
思いもしなかったせいで、あんなことになり……初めての時の事を思い出したのか、頬を赤く染める。
343榛名の力 マサムネ編:2008/12/31(水) 00:31:05 ID:l3yD/2bz
「……ムラサメさん?どうかしましたか?」
「……は?い、いえ、何でもありません。では、参りましょう」

 頬を染め、イエヤスとの行為を思い出していたムラサメは我に返り、兵士に指示を出し、出立をしようとした。
しかし、そのムラサメの手を握り、フルフルと首を振るイエヤス。

「イ、イエヤス様?急にどうなされたのですか?」
「大変です……どうしましょう、ムラサメさん」

 頬を赤く染め、ぼそりと呟くように言葉を発したイエヤス。
イエヤスの言葉に、何か緊急事態が起きたのかと慌てるムラサメ。
しかし、そのムラサメの耳に聞こえてきたイエヤスの言葉は、信じられない言葉だった。

「頬を染めてるムラサメさんを見ていたら……したくなっちゃいました」
「……は?イ、イエヤス様?何を言っておられるのですか?これからノブナガとの会見に……」
「ムラサメさん、参りましょう」
「え?いや、その、イエヤス様?参ると言われても、何故城に戻るのですか?ちょっとイエヤス様?え?えええ?」

 頬を染め、ムラサメの手を握り城内へと戻るイエヤス。
しばらくしてイエヤスが戻ってきた時には、妙にすっきりとした顔をしており、ムラサメの姿はなかった。

「では皆さん、ノブナガさんに会いに行きましょう」

 ニッコリと微笑み、兵士達に命令するイエヤス。
兵士達は、ムラサメにオウガイ、コタロウがどうなったのかを想像し、羨ましいなぁと、悔しがる。
しかし兵士達はこの後、満足することになった。
尾張までの道中、休憩をする度に一人、また一人とイエヤスに呼ばれ、暗がりに連れて行かれる。
その後、満足した表情のイエヤスは戻ってくるが、連れて行かれた兵士は戻っては来なかった。

 イエヤス一行がノブナガとの会見の為に尾張に到着した時、
イエヤスに付き従う者は、兜を被った白い犬、シロのみとなっていた。
そのシロをギュっと抱きしめイエヤスは呟く。

「ノブナガさんとお会いするのは、本当に久しぶりです。とても楽しみです。
……どうしましょう?昔を思い出したらしたくなっちゃいました。
シロさん、ノブナガさんに会うまでは、我慢した方がいいのでしょうか?」

 胸に抱きしめているシロに問いかける。
そして、『ノブナガさんとするまでは、我慢しましょう』と呟き、清洲城へと向かった。


 ノブナガは、自身の身に、人生最大の敵が、恐怖が迫っていることを知らなかった。 
344名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 00:31:37 ID:l3yD/2bz
今回は以上です。次回で最終話になります。
345名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 08:26:22 ID:bKdcjt7G
ぐっじょ!
おおっ……次で最後か。楽しみにしてます。
346名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 00:46:06 ID:RYK1bAbX
乙でございます
そして皆あけましておめでとう
347名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 10:14:18 ID:q/M+Bun/
ほしゅあげ
348名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 07:18:11 ID:F6hKkAQQ
あげ
349名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 16:15:09 ID:YGcohJYx
もっこす( ^ω^)
350名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 23:27:47 ID:+ChebkbM
大河ドラマもっこり
学園ドラマもっこり
351名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 11:45:44 ID:mPA8br10
別に大河ドラマと学園ドラマの続きなんか待ってないんだからね!
352名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 20:04:51 ID:pcGHhmsc
↑どの作品を指しているかはわからんが、とりあえずドエロイのを待ってる
353名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 21:37:25 ID:h7m1Zg3o
>>352
そんなドスケベなお前に激しく同意
354名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 23:10:40 ID:CuWthYZ0
わ、私が我慢できずにセルフキュインなんて、するわけないんだからね…///


キュイン! (あんっ///)
355名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 22:49:12 ID:BpaiJg3q
新刊チェックあげ
356名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 23:23:56 ID:Z+VcAjao
武将が乙女だとやはりその正史での妻が旦那だったりするんだろうか。

だとしたらねね(男)とヒデヨシでラブいのを書いてみたい。
357名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 11:15:55 ID:LuWJluoK
榛名の力の最終話が書けましたので投下します。

かなり長いので、読むのが面倒な方は榛名の力をNGにしてください。
358榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:16:39 ID:LuWJluoK
「ほぉ?供を連れずに一人で乗り込んでくるとは……見上げた度胸よなぁ?」

 尾張の国、清洲城。この城の天守閣で、二人の戦国乙女が再開を果たしていた。
一人はこの城の主。尾張の国を統べる戦国乙女。
彼女は天下布武を掲げており、伝説の勾玉榛名を手に入れて、
その力により敵対する戦国乙女達を次々とその毒牙にかけ攻略し、配下に治めていった。
もはや彼女の手によって天下統一されるのは時間の問題だ。……誰もがそう思っているであろう。
その手に握る青く輝く榛名を使い、天下を掴み取る寸前まで上り詰めた彼女の名は……織田ノブナガ。

「お久しぶりです……ノブナガさん、とても綺麗になっています。……興奮、しちゃいます」

 そのノブナガを頬を少し赤く染め、潤んだ眼差しで見つめている武将。
今までノブナガからの呼び出しに応じず、此度その重い腰をやっと上げ、ノブナガと再開した戦国乙女。
幼い頃、彼女は人質として尾張に差し出されており、ノブナガとは面識があった。
否、面識があるどころか、何の知識もないノブナガの手により、彼女は……

「はぁ〜っはっはっはぁ!興奮、だと?クックック、相変わらず訳の分からぬ事を言うものじゃなぁ?
我も興奮しておるわ!どうやって貴様を屈服させるかを考えたらなぁ?
……で、貴様はこのノブナガに降るのか?それとも一戦を交えるか?
ん?どうするつもりじゃ?答えるがいい……徳川イエヤスよ!」

 ノブナガの殺気のこもった言葉に、首をかしげ、『う〜ん、どうしましょう?』と呟く。
その姿には緊張感のかけらもなく、周りで見ているノブナガの配下に収まった戦国乙女達は拍子抜けをしている。
ただ、唯一彼女との面識があるヨシモトは、『相変わらずですこと』と呆れているようだ。
ノブナガの殺気のこもった言葉にも怯まずに、否、殺気に気づいておらず、
ただニコニコとノブナガを見つめ、頬を赤く染める戦国乙女。
彼女こそ、ノブナガの天下統一への最後の障害であり、無限の魔力を持つと謳われている戦国乙女。
見た目はのほほんとしており、とても武将とは見えない彼女こそが、三河の国を統べる戦国乙女……徳川イエヤスである。
359榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:17:14 ID:LuWJluoK
「う〜ん、どうしましょう?オウガイさんや兵隊さん達には、ノブナガさんと戦いましょうと言われているのです。
ですがわたしは昔のようにノブナガさんと仲良くしたいと思っています。……う〜ん、どうすればいいのでしょうか?」

 首をかしげ、困りましたと呟くイエヤス。
しかしその視線は決してノブナガから外されることはない。それに気づいたノブナガは、心の中で呟く。

(クックック、警戒しておるな?やはりそう簡単には配下に収まらぬか。ならば榛名を使い、心から屈服させてやるわ!)と。

 しかし、ノブナガは勘違いをしていた。
イエヤスはノブナガを警戒し、視線を外さなかったのではない。興奮して、凝視してしまっていたのだ。

「まぁ、よいわ。そう簡単に答えは出せぬよなぁ?……イエヤスよ、幼き頃に別れてからの、久しぶりの再開じゃ。
二人きりで再会を喜び合い、これからの事を語り合おうではないか」
「……二人きりで、ですか?」
「そうじゃ、二人きりで、な。これより我とイエヤスは寝室へと篭る!
例え何が起きても、叫び声が聞こえようとも入っては来るな!よいな?」

 ノブナガがその手に持つ榛名を掲げながら笑みを浮かべ、配下の戦国乙女達に命令する。
ノブナガの意図を察した六人の乙女達は、頭を下げ、次々と去っていく。

「さて、これで邪魔者はいなくなった。さ、ついて来るがいい、我の寝室へな。
そこで二人きりでゆっくりと話し合おうではないか。
……いくら騒ごうとも邪魔者は来ぬ。ゆっくりと、朝まで語り合おうぞ」

 ノブナガは不敵な笑みを浮かべ、イエヤスを見る。そのイエヤスは、嬉しそうにニッコリとほほ笑み返す。
……ノブナガは勘違いをしていた。イエヤスが凝視していたのはノブナガではない。
正確にはノブナガであるが、ノブナガではないと言った方が正解であろう。
イエヤスが視線を逸らさずに凝視し続けていたものは……戦国乙女達の中でも一番の大きさであろう、その胸である。
供を連れて来なかった訳ではない。供をするはずだった兵士達がついて来れなかったのだ。
その供をするはずだったオウガイやムラサメにコタロウ。それと屈強な百名の三河兵達。
その全員がイエヤスの毒牙にかかり、来れなくなってしまったのだ。
そして、最もしてはいけない勘違いは……榛名を使えば、イエヤスもすぐに堕ちると考えていた事だ。
ノブナガは知らなかった。自身が幼き頃にイエヤスにした行為により、イエヤスが変わってしまっていたこと。
否、バケモノといっても過言ではないほどの、成長を遂げてしまっていた事を。

「ノブナガさんと二人きり、ですか?……とても、嬉しいです」

 頬を赤く染め、その手に持つイエヤスの武器である錫杖をギュッと抱きしめる。
ノブナガはその様子を見て心の中で呟く。

(クックック……快楽地獄を見せてやるわ!榛名の力、とくと味わうがいい!)と。

そして、イエヤスを引き連れて寝室へと向かう。
イエヤスは、錫杖を抱きしめノブナガの後を歩く。
……頬を赤く染め上気した顔で、潤んだ瞳でノブナガの、引き締まった尻をジッと凝視し、息を荒げながら。
 
360榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:17:46 ID:LuWJluoK
「は、あ……す、すごい、です。アソコが、ビリビリして、とても気持ちがいい、です」

 ノブナガの寝室。布団の上で縛られた体をくねらせ、喘ぐ一人の乙女がいる。
頬を赤く染め、控えめな喘ぎ声を上げ、快楽を貪る。
股間に押し当てられている赤く光る勾玉に、自らの股間を押し当てるかのように腰を浮かせ、快楽を求める。
そして、時折体を軽く痙攣させ、満足げにほほ笑むと、再度求めるかのように腰を浮かせ、股間に押し当てる。

「あ、あ、ああ……ノブナガさん、気持ちいいで、す。イキそう、ああ……ふぅ、イッちゃいました」

 何度目か分からない絶頂に達したイエヤスは、自身を縛りつけ、伝説の勾玉榛名で弄んでいるノブナガにほほ笑む。
そして、再度腰を持ち上げて股間を榛名に押し当て、再び快楽を求める。 
……ノブナガは戸惑っていた。かれこれ数刻は榛名で攻め続けている。
イエヤスを引き連れて寝室に入ったノブナガは、イエヤスを押し倒し、両手足を縛り、体の自由を奪った。
そして、体の自由が利かないイエヤスを、他の戦国乙女達と同じく、快楽へと堕とす為に榛名で攻め続けている。
しかし、相手のイエヤスは、堕ちるどころか、榛名を求めるかのような動きを見せている。
……それも、何度も何度も、だ。
こんな動きは、今まで堕とした他の戦国乙女達には見られなかった動きだ。
ミツヒデやヒデヨシにヨシモト。シンゲンとケンシン。そして、マサムネ。
いずれの乙女たちも榛名を当てられた瞬間は、その圧倒的な快楽に驚き、抵抗をしようとした。
しかし、抗いようのない圧倒的な快楽に抵抗出来ず、快楽の海へと意識を沈めた。
ノブナガ自身も榛名を経験した事がある。
その圧倒的な、抗うことすら無意味に思える快楽に、ノブナガも狂いそうになった。
自ら榛名を使ってたために堕ちることはなかったが、もし他人の手で使われ、
攻められていたのなら、快楽に堕ち、榛名に狂っていたであろう。……ミツヒデのように。
そんな恐ろしいまでの快楽を与える榛名で攻め続けても、堕ちる様子もなく、それどころか、何度達しても、求めてくる。
ノブナガは、そんなイエヤスに恐怖すら覚えていた。

「……チッ、しばし休憩じゃ」

 いっこうにに堕ちる様子のないイエヤスに戸惑い、言いようのない恐怖を感じたノブナガは、
榛名の動きを止めて、酒瓶に手を伸ばす。
そして、酒で喉を潤した後、縛り付けたままのイエヤスを観察する。
瞳を潤ませノブナガを見つめるイエヤス。
その表情は、ミツヒデやヒデヨシ。ヨシモトが榛名を求めてくる時に見せる表情と似ている。

「……どういことじゃ?何故榛名で堕ちん?何故平気な顔をして求めてくる?」 
「榛名?それが伝説の勾玉の榛名、ですか?とても、綺麗です。ノブナガさんによく似合っています。
そうですか、榛名とは大人の玩具のことだったのですね?とても……気持ちいいです」 
 
 ニッコリと微笑み、榛名が気持ちいいと言い切るイエヤス。ノブナガはその笑みを見てゾッとする。
この榛名が……気持ちいい、じゃと?ヒデヨシが狂い、ヨシモトが泣き叫ぶ榛名が気持ちいいじゃと?
あのシンゲンでさえ、最後には榛名の快楽に堕ちた。
戦国最強と謳われたあのケンシンも、今や快楽に溺れてしまう。
マサムネなど、ミツヒデと同じく、榛名の奴隷じゃ。
その榛名の快楽を一方的に与えられておきながら、笑みを浮かべ気持ちがいいじゃと?

「榛名も気持ちいいですけど、もっと気持ちいい物があります。ノブナガさん、一緒に気持ちよくなりませんか?」

 ニッコリと微笑み、ノブナガを見つめるイエヤス。
ノブナガは、その笑みを見て、体全体に悪寒が走るのを感じた。
こやつと一緒にいてはマズイ!こやつはバケモノじゃ!
ノブナガの本能が、今直面している危機をノブナガに知らせる。しかし、ノブナガには意地があった。
あと少しで乱世を統一できる。残された敵は徳川イエヤスただ一人。
幼き頃は、手下として手足のようにこき使っていたヤツじゃ。何故そのような者にこのノブナガ様が恐れを抱かねばならぬ?
手足を縛られ、されるがままになっているイエヤスを何故恐れる?イエヤスなど、叩き潰してくれるわ!
イエヤスを叩き潰すと決めたノブナガは、恐怖を感じていると悟られるのを嫌い、余裕を見せるかのように笑みを見せた。
361榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:18:20 ID:LuWJluoK
「ほぉ?この榛名よりも気持ちがいい物があるとな?ウソを申すな!そのような物、この世にないわ!」

 内心抱くイエヤスへの不気味な恐怖感を押さえ込み、笑みを見せる。
そんなノブナガの動揺を知ってか知らずか、イエヤスはニッコリと微笑み首を横に振る。

「榛名の振動も気持ちがいいですけど……足りません。ですから、わたしが持ってきた物で楽しみましょう」
「……なんじゃと?貴様、何か隠し持ってきたのか!」
「錫杖を……わたしの錫杖を取ってください」

 床に置いたままになっている、魔法を詠唱する時に使用する錫杖を持ってきてほしいと言い出したイエヤス。
ノブナガは一瞬、警戒をした。魔法を唱え、我を倒すつもりか?と。しかしその考えも、すぐに間違いだと気づく。
錫杖を持ってきたとしても、イエヤスは縛られたまま身動きが取れない。
このような状態で、このノブナガを倒すなど出来るはずもない。
先ほど感じた悪寒のせいで、少し臆病になっておるな、と。
動揺を悟られないように笑みを浮かべ、錫杖を手に取り、イエヤスの目の前に差し出す。

「で、この錫杖をどうするつもりじゃ?縛られたまま、魔法で我を攻撃するか?」
「柄の下の部分を回せば、中から取り出せるようになっています。次はそれでお願いしますね」
「柄の部分を回す、じゃと?このようなところに何を隠しておるのやら……おわぁ!」

 ノブナガは言われるがまま、錫杖の下部の太くなっている柄の部分を回してみた。
少し力を入れて回してみると、柄の部分がクルクルと回りだし、二つに分離した。
すると分離した柄の部分から、何かがゴトリと床に落ちる。
その何かに視線を向けた瞬間、ノブナガは驚き叫んでしまった。

「な?んな……なんじゃこれはぁ!」

 そこから出てきたものは、どこかで見たことがあるような、不可思議な物であった。
長さが一尺弱、太さが一寸半ほどの、歪な形をしている木製で円柱状の棒で、特筆すべきはその奇妙な形であろう。
円柱状の棒の両端に、奇妙な形をしたものが彫られており、棒自体は少し反り返っている。
先端は亀の頭のような形に彫られていて、色は少し黒く光っており、これがよく使い込まれているのが分かる。
一本の棒のように見えるが、真ん中でつなぎ合わされており、真ん中を中心として、グルグルと回ることも出来るようだ。
例えるのならば、真ん中部分から二匹の亀が両端に向かい、頭を伸ばした時のように少し反り上がっているようなものだ。
初めて見るこの奇妙な棒に、戸惑い、動揺を隠せないノブナガ。
……否、これとよく似た形はどこかで見たことがある。
ノブナガは、この奇妙な形をした棒を、どこで見たのか記憶の糸を手繰る。

「ノブナガさん、その張形……とても気持ちがいいんです。
榛名もいいですけど、入れてもらったほうがとても気持ちいいんです」
「い、入れるじゃと?このような歪な物をどこに入れるというのじゃ?
気持ちがいいとはいったいどういうこと……あああ!こ、これによく似たものを見たことがある!そうじゃ、春画じゃ!」

 手にした二匹の亀が、頭を伸ばしているような歪な形をした木製棒。
ノブナガはこれとそっくりな物を一度見たことがある。
否、正確には『よく似た物の絵』を見たことがあったのだ。

「そうじゃ!ミツヒデめに榛名を使う前に春画で研究をした時、このような物が男の股間より生えておったわ!」
「そうです。これは男性器を模った張形。これを膣内に出し入れすれば、とても気持ちがいいんです」

 ノブナガは初めて見る男性器(正確には模った張形で、偽物である)にゴクリと唾を飲み込み、
このような物を膣へと入れるのかと、未知の知識と経験に少しの興味を抱いた。
362榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:18:55 ID:LuWJluoK
「男性器という物は、このような歪な形をしておるのか……両端にある亀の頭のような物は、いったいなんじゃ?
このような物を股間に忍ばせて、男という生き物は動きにくくはないのか?」

 初めて見る男性器を模った張形に興味津々といった様子で、手で触り、指で突いて感触を確かめるノブナガ。
その様子はまるで、子供が初めて見る玩具を与えられ、おっかなびっくり触っているかのようだ。

「いいえ、本物は亀頭が一つだけです。実はわたしも本物は見たことがないのです」
「亀頭?あぁ、この亀の頭のような物のことじゃな?はっはっは、確かによう似ておるわ」

 張形の亀頭部分を触り、よほど興味を持ったのか、
配下の者達にも滅多に見せない、皮肉のこもっていない、心からの笑顔を見せる。

「……で、これを膣に入れると気持ちがいいというのは本当じゃろうな?」

 手にした張形を興味深そうに見つめ、つい尋ねてしまう。
無理のないことであろう。初めて見た張形。
この歪な形をした物を膣内へ入れれば、榛名よりも気持ちがいいと、
榛名と張形の両方を経験しているイエヤスが言っているのだ。
しかしノブナガには、榛名以上の快楽があるとは到底思えなかった。
あの圧倒的な快楽。自らで使用したから止める事が出来た。
もし他人に使われていたら……榛名以上の快楽など考えられない。
だからイエヤスの話に興味が湧いた。もしかすると、この張形も、天下統一の為に利用できるかもしれない、と。
……興味を抱かなければよかった。自らの本能で感じた悪寒を信じ、イエヤスと係わり合いにならなければよかった。
ノブナガは、自らの本能が発した危険信号を無視し、なおかつイエヤスの無意識での誘いに乗ってしまったのだ。
このことが彼女を地獄へと叩き落す事になる。……否、天国だろうか?

「ええ、とても気持ちがいいのです。
初めてノブナガさんに入れてもらった時は、痛くて泣いちゃいましたけど、今はとても気持ちがよくて……最高です」
「あぁん?我が入れたじゃと?貴様にか?このような物を見たのも触ったのも今日が初めてじゃ。嘘を申すな」

 幼き頃の記憶をたどり、思い出そうとするも、こんな歪な物を見たこともなければ触った事もない。
知らない物でイエヤスを攻めるなど、到底出来るわけがない。
ノブナガは、イエヤスがまた勝手な勘違いをしていると考えた。
幼い頃、ノブナガはイエヤスののほほんとした緊張感のかけらも感じられない性格に苦労をしていた。
だから、イエヤスを鍛えるためと、色々な無茶な事をやらせもした。
……当のイエヤス本人は、ノブナガに遊んでもらえたと喜んでいたのだが。

「いいえ、ウソではありません。ですが、入れてもらったのは張形ではなく、木刀でした」
「木刀じゃと?木刀を貴様に入れたというのか?」
「覚えていませんか?幼き頃、わたしはノブナガさんの子分でした」

 遠い昔を懐かしむような表情で語りだすイエヤス。ノブナガもつられて昔を思い出す。

「そうじゃったなぁ。貴様はいつも我の後ろを着いて来よったわ。ドジで鈍間で役立たずな子分であったわ」

 戦に明け暮れて、最近は思い出し、懐かしむことのなかった幼い頃の、つかの間の平穏な日常。
その記憶が蘇ったのか、笑みを零すノブナガ。
ノブナガの言葉に抗議するためか、少し頬を膨らませるイエヤス。

「そういうノブナガさんこそ、我儘で横暴な親分でした。……よく二人で遊んだものですね。
覚えていませんか?武将になった時のためと、遊びを通してわたしを鍛えてくれたのです」
「そうであったかな?昔の事じゃ、もう忘れたわ」

 忘れたといいつつも、その表情は誰にも見せたことのないような優しい顔で、
ノブナガ自身、その遊びを懐かしんでいる事は明白であった。  
363榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:19:28 ID:LuWJluoK
「敵に捕らわれたとき、拷問に耐えられるようにと、拷問遊びをしてくださいました。
拾った鳥の羽で、両手足を縛ったわたしの体をコチョコチョとくすぐって……クス、ちょうど今のような感じでした」
「昔も今も、貴様は縛られてばかりじゃな?クックック、よほど縛られるのが好きと見える」
「はい、ノブナガさんに縛られちゃうのは大好きです。
ですが、もっと好きなのは、あの時のように、ノブナガさんに入れてもらうことです」
「あの時、じゃと?嘘を申すな、我はくすぐる以外、何もしておらぬわ」

 首を捻り、もう一度よく思い出そうと考え込むノブナガ。
しかし、いくら考えても、イエヤスの言うように、何かをイエヤスの膣内へと入れたという記憶はない。

「忘れちゃったんですか?仕方がありませんね。あの時のノブナガさん、隠れて飲んだ初めてのお酒で、酔っていましたから。
クスッ、昔からノブナガさんはお酒が大好きでしたね」
「むむ?酒を初めて飲んだ日じゃと?……次の日は二日酔いで寝込んでいた事は覚えておるのじゃがな」

 ノブナガは、初めて酒を飲んだ日のことを思い出していた。
否、思い出そうとするが、初めて酒を飲んだため、自分の限界が分からずに、酔いつぶれるまで飲んでしまった。
おかげで次の日には地獄のような頭痛に悩まされ、一日中布団で唸っていたのだ。

「あの日、相談に行ったのです。拷問遊びをすると、必ず下着が汚れてしまってたんです。
今思えば、あれは気持ちよくなっちゃって、濡れていたんだと思います。
でもあの頃のわたしは、お漏らししたのかと不安になったのです。
ですので、親分であるノブナガさんに、どうすればお漏らししなくなるか教えてもらおうと、相談に行きました」
「……まったく記憶にない、覚えておらんわ」

 酔いつぶれているところをイエヤスに見られていたのかと恥ずかしくなり、少し頬を染めるノブナガ。
イエヤスは、そんなノブナガを無視して話し続ける。

「酔っていたノブナガさん、わたしの話を聞くなり、下着を脱げ、確かめてやると言ってくれました」
「そ、そうか、それでどうしたのじゃ?」

 記憶にない自身の行動を聞かされるノブナガは、どのような行動をとったのか不安になり、イエヤスの話を真剣に聞く。

「下着を脱いだ後、確かめてやると羽でくすぐられました。すると、すぐに濡れてきちゃったんです」
「ほ、ほぉぉ〜、で、それからどうしたのじゃ?」
「濡れたわたしを見てノブナガさん、『すぐに漏らすようなヤツは子分失格じゃ!』と言って、
わたしを追い出そうとしたのです」
「フン!それは当たり前であろう?武将ともあろうものが、すぐに漏らすなど、言語道断じゃ」
「わたしは子分のままでいたかったので、クビにしないでくださいとお願いをしました。
するとノブナガさん、『では漏れて来ぬように蓋でもしておけ!』と、木刀でわたしに蓋をしようとしました」
 
 その時のことを思い出したのか、頬を赤く染めるイエヤス。
ノブナガは、イエヤスの話を聞き、全てを理解した。
酔った勢いで、イエヤスの膣内に木刀を突っ込んでしまったのだ、と。
 
「とても痛くて、血も出ちゃいました。でも、子分をクビになりたくないので、我慢して毎日蓋をする練習をしたのです。
三河に帰ってからも毎日。……練習すればするほど、濡れてきちゃいました」
「な、なるほどのぉ。それで貴様は性に目覚め、今に至るという訳じゃな」
「はい。……練習の時、いつもノブナガさんのことを思い出し、練習してました。
ノブナガさん……あの時のように入れてくれませんか?」

 イエヤスの様子に少し怯みながらも笑みを見せ頷く。……それが、本当の快楽地獄の始まりとも知らずに。
364榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:20:00 ID:LuWJluoK
「で、では入れるぞ?こ、ここでいいんじゃな?」
「はい、そこです。ガンガン入れちゃってください」

 双頭の張形をイエヤスの股間に当て、ゴクリとツバを飲み込むノブナガ。
桃色をしたイエヤスの入口は、少し開いており、まるで張形が入ってくるのを今か今かと待ちわびているようだ。
ヒクヒクと動き、張形が入ってくるのを待ちわびているイエヤスを見て、ノブナガはゴクリとツバを飲み込む。

「い、入れるぞ?止めるなら今じゃぞ?本当にいいんじゃな?」
「クスッ、ノブナガさん、緊張しているのですか?緊張しているノブナガさん、可愛いです」
「か、可愛いじゃと?き、貴様ぁ!……喰らうがいいわ!」

 ズブ!ズズズズズズ……グチュ!

 可愛いと言われ逆上したノブナガは、手にした張形を一気に濡れて光っているイエヤスに突き刺した!

「あ、ああ!……入って、きました」
「はぁ!はぁ!はぁ!ど、どうじゃ?どうなのじゃ!我を可愛いとぬかしおった罰じゃ!突きまくってやるわ!
泣くがいい!狂うがいい!泣き叫び、達し狂い、我に跪け!はぁ〜っはっはっはぁ!」

 怒りに任せて張形を突き入れたノブナガ。
入れた瞬間、背筋を逸らし、榛名の攻めでは上げなかった大きな喘ぎ声を上げたイエヤス。
その声を聞き、ノブナガは勝ち誇った表情でイエヤスを見て、大声で笑う。
榛名でも堕ちなかったイエヤスだが、この双頭の張形があれば堕とすことが出来る。
イエヤスめ、このような道具を持ち出して、わざわざ我に堕とされるとはとんだうつけよな、と。
グチュグチュと、イエヤスの中をまるで子宮を壊すかのような勢いで突き上げ、
膣壁を擦るように引き抜く。

「あ、ん、ああ……ノブナガさん、気持ち、いいで、す。気持ちいい……あ、ああ」
「はぁっはっはっはぁ!喘げ!達するがいい!達し続けるがいい!」
「あ、あ、ああ!イ、イキそうです……ノブナガさんに攻められながら、イッちゃいそうです」
 
 グチュグチュと張形でイエヤスを攻めるノブナガ。
その激しい攻めで、イエヤスの声にも余裕が消えていく。
余裕のなくなったイエヤスの表情を見て、逆に余裕が出てきたノブナガ。
小さく喘ぐイエヤスの顔を見ながら、ノブナガは思う。
榛名でも堕ちなかったイエヤスが、このような奇怪な物で攻めると堕ちよるのか。
……これを入れるとそんなにも気持ちがいいのか?と。
しかし、そのイエヤスは、張形で犯されながら、潤んだ瞳でノブナガを見つめ、信じられない言葉を口に出した。

「ノブナガさん……イケそうでイケません。もっと激しく突いちゃって下さい。ガンガン突いちゃって下さい」 
「はぁ〜っはっは……はぁ?は、激しく、じゃと?もっと激しく、じゃとぉ?」

 予想外の言葉にノブナガの手が止まる。
イエヤスはどうしたのですかと言いたげな表情で首を傾げる。

「ノブナガさん、手が止まっちゃってます。どうしたのですか?」
「こ、これ以上、どう激しく突けというのじゃ……貴様は化け物か?」

 イエヤスの底なしの性欲に恐れを抱いたのか、あれほど嬉々として激しく突いていた手を止める。
そんなノブナガを見て首を傾げていたイエヤスは、ある事を思い出し、声を上げた。

「ノブナガさん、大変です。わたし、忘れちゃってました」
「ば、化け物じゃ……コヤツは化け物じゃ……」
「いつもこれを使ってるときは、動かしていたのです。止まっている張形ではイケません。
ノブナガさん、縄を解いてもらえますか?」

 イエヤスのあまりにも規格外の性欲に呆然とするノブナガに、縄を解いてほしいと申し出るイエヤス。
呆然としていたノブナガは、よく考えもせずにそれに応じた。
イエヤスを自由にする……その意味を深く考えもせずに。
365榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:30:05 ID:LuWJluoK
「ふぅ、やっと自由に動けます。ノブナガさん、ありがとうございます。
では早速……一緒に気持ちよくなりましょう」
「化け物じゃ、コヤツは化け物……な、なに?一緒に気持ちよくなる、じゃと?」

 ニッコリとほほ笑むイエヤスを見て、ノブナガは自分が犯した過ちを悟る。
バケモノを解き放してしまった、と。  

「ではさっそく、えい!」

 目を輝かせながら、ノブナガを押し倒すイエヤス。動揺しているノブナガは、隙をつかれ押し倒された。

「な、なにをする!貴様!その首叩き落してや……ひゃあ!」

 圧し掛かるイエヤスを振り落とそうと暴れるノブナガだが、
イエヤスの手が、下半身へ伸びた瞬間、まるで町娘のような、悲鳴を上げた。

「ノブナガさん、濡れちゃってますね。クスッ、わたしと同じ、お漏らしちゃんです」
「き、貴様触るな!ひゃう!ゆ、指を動かす……んあ!」

 ノブナガが好んで身に纏っている、生地の少ない衣服が災いした。
いとも容易くノブナガの衣服の中に指を滑り込ませ、その濡れている股間に指を這わす。

「や、やめ、止めろ!イエヤス、貴様殺してや……んん!」

 抵抗し、暴れるノブナガを押さえ込み、クチュクチュと指を動かすイエヤス。
ノブナガは、榛名を使っての攻めには長けていた。が、自身が攻められる事に関しては、経験がなかった。
時折、夜、一人の時に榛名を使い、自らを慰めるくらいだ。しかし、それも数回しか経験していない。
最近は一人になれる時が全くなく、自らを慰める暇がないのだ。
そんなノブナガが、自らが率いる三人の武将、オウガイ、ムラサメ、コタロウ。
そして、兵士六千人の全てを、その毒牙に掛けているイエヤスの性技に、抵抗できるはずもない。
例えるのなら、一人竹やりで篭城している城に、十万の鎧武者の大軍が襲い掛かってきたようなものだ。

「あ、あ、うぁ……んん!や、やめ……ああ!」
「ノブナガさん、とても気持ちよさそうです。
……気持ちよさそうなノブナガさんを見ていたら、わたしも気持ちよくなっちゃいます」
「や、いや……ああ!ん、んんん〜!」

 人差し指と中指で微妙な振動を起こし、ノブナガの股間の小さな突起を刺激する。
まるで榛名のような振動で攻められ、喘ぐノブナガ。
時折あふれ出る愛液を掻き出すように中へと進入し、ノブナガの硬く閉まっている膣を解す。
膣を解している間も、親指で突起への刺激を続け、喘ぐノブナガの首筋から鎖骨、脇の下まで下を這わせる。
まるで体全体を愛撫するかのようなイエヤスの動き。その動きに翻弄され、喘ぐしか出来ないノブナガ。
そんなノブナガを見て、満足げにほほ笑んだイエヤスは、その手の動きを止め、ノブナガに話しかける。

「ノブナガさん、おっぱいも触っていいですか?」
「は、はぁ、はぁ……っあ、はぁはぁはぁ、も、もうやめ……」
「ノブナガさん、辛そうです。イキたいんですね?分かりました、思いっきりイッちゃってくださいね?
では、ノブナガさんの大きなおっぱい触っちゃいますね?えい!」

 イエヤスの激しい攻めで、息も絶え絶えなノブナガはされるがままになり、その豊満な胸を晒された。
寝転んだままでも形が崩れず、なおかつ戦国一と言われるその大きさの胸に、ゴクリと唾を飲み込むイエヤス。
そして、嬉しそうに微笑み、その豊満な胸に顔を埋めた。
 
366榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:31:22 ID:LuWJluoK
「あ、ああ〜!あアアあア〜!」
「ちゅ、ちゅちゅ……ふぅ、とても大きいです。ノブナガさん、羨ましいです」

 チュパチュパとノブナガの豊満な胸に吸い付き、手は下半身をまさぐる。
桃色をした乳首を口に含み、上唇と歯で甘噛みをし、時折強く吸い付く。
そして、下半身を攻めている指は、濡れて愛液にまみれているノブナガの入り口を、優しくこじ開けるかのように掻きだしている。
今、ノブナガは、自分が何をされているのか、何を叫んでいるのかを、理解できていない。
ただ、体中を駆け巡る白い稲妻のような感覚に、必死に抵抗し、足掻いているだけだ。

「……大変です、ノブナガさん。気持ちよさそうなノブナガさんを見ていたら……疼いてきちゃいました」
「あ、あぁ……あああぁぁ」

 ビクビクと痙攣し、虚ろな眼差しのノブナガ。
いつもは煙管を咥え、皮肉な笑みを浮かべているその口は、だらしなく開き、涎を垂らしていた。
軽々と大剣を振るい、幾多もの大軍を蹴散らしてきたその両腕は、力なくダラリと布団に投げ出されている。
そして、引き締まった美しい足は、はしたなく開かれており、時折痙攣をする。
その足の付け根からは愛液が溢れ出し、寝室を女の匂いで充満させていた。
その愛液に塗れた指をペロリとひと舐めし、ニコリと微笑むイエヤス。
ノブナガの味を確かめてから一度離れ、床に投げ出されている先ほどまで自身の膣内に収めていた双頭の張形を手に取った。

「ノブナガさん、初めは痛いですけど、すぐに気持ちよくなります。少しだけ我慢してくださいね?」

 双頭の張形を手に、ニコリと微笑むイエヤス。
そして、その張形片方を自身の膣内へ手馴れた手つきでずぶずぶと埋め込む。

「うふふふ、おちんちんが生えちゃいました。まるで男の子になったみたいです」

 自らの膣に双頭の張形を埋め込み、男の子になったみたいと喜ぶ。
そんなイエヤスに気づくことすら出来ず、ただ、ハァハァと荒い呼吸を続けるノブナガ。
ニコリと笑みを浮かべたイエヤスは、ノブナガの力なく投げ出された足を広げ、自らの身体を割り込ませる。
そして、ノブナガの股間を守る少ない布地を横にずらし、股間から生えている双頭の張形の片方を、
ノブナガのピタリと閉じている入口に当てる。

「気持ちよくなって虚ろな瞳のノブナガさん。とても綺麗です。……ますます疼いちゃいます」

 そう呟きゆっくりと腰を進める。
ピタリと閉じたノブナガへの入口をこじ開けるかのように進む張形。
入口を少しこじ開けた時になって初めて、ノブナガは我に返った。

「な?こ、これは?イエヤス!貴様、何をするつもりじゃ!」

 自らの足の間に割り入り、その股間より生えた張形を自身の中へと入れようとしているイエヤス。
ノブナガは、そんなイエヤスを見て、必死の抵抗をしようと試みた。
しかし、先ほどまで意識が飛ぶくらいの快楽を与え続けられていたのだ、すぐに体に力が入るわけもなく、
イエヤスに抵抗らしい抵抗も出来ずに、ゆっくりと身体の中に入ってくる張形の感触に、恐怖を覚えことしか出来なかった。

「イ、イエヤス、止めよ!止めるのじゃ!」
「どうしてですか?とても気持ちがいいですよ?」
「め、命令じゃ!貴様は我の手下であろう?主からの命令じゃ!今すぐこのようなことは止めるのじゃ!」

 ノブナガの必死の命令に、イエヤスの動きが止まる。
動きが止まったイエヤスに、ホッとため息を吐くノブナガ。
しかし、次の瞬間、イエヤスは微笑み、ノブナガにとっては残酷な言葉を口に出した。

「……では下克上です。ノブナガさんに下克上しちゃいます」

 そのニッコリと微笑んだ優しい笑みは、ノブナガには地獄の鬼のような顔に見えた。
イエヤスの笑顔に体中に寒気が走った次の瞬間、その寒気を追い払うかのように、股間より体中を鋭い痛みが駆け巡った。
367榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:32:35 ID:LuWJluoK
「あ、あああああああああ〜〜〜!!!」

 ズブズブと自らの体に進入してくる異物。その異物に身体を貫かれるかのような感覚。
身体を貫かれ、鋭い痛みに悲鳴を上げるノブナガ。
幾多の戦場を駆け巡ったノブナガだが、このような痛みは初めてであった。
身体の中心を貫くような、鋭い痛み。
戦場で受けた傷とは種類の違う痛みに、悲鳴をあげ、頭を振り乱す。

「ノブナガさん、とても痛そうです。でも、大丈夫です。コタロウさんも初めは痛がっていました。
でも今では、毎日欲しそうにしています」
「い、イヤ、やめ、て……もう、抜いて……」

 激痛のあまり、ぽろぽろと涙を零すノブナガ。
その涙を口付けで吸い取り、ニコリと微笑むイエヤス。

「大丈夫です。すぐに慣れちゃいます。コタロウさんもそうでした。
一晩中頑張ったら、気持ちよくなってくれました。ですからわたし、頑張っちゃいますね」
「やめ、ろ……いぎゃあ〜〜!」
 
 ズグン!……ノブナガの子宮を壊すかのような激しい動きで腰を振るイエヤス。
ノブナガの一番奥に張形が当った瞬間、イエヤスの体内の張形にもその当った振動が来るためか、
腰を振り、ノブナガを攻める度にとても気持ち良さそうな顔をする。
しかし攻められているノブナガは、自身の腹の中で暴れる張形に、苦痛しか感じておらず、
イエヤスが腰を動かし攻めて来る度に悲鳴を上げる。

「ああああ……とても、気持ちがいいです」
「も、もうやめ、ろぉ……あ、っぎゃあ!」

 グチュグチュグチュ……寝室に響く淫らな音とノブナガの悲鳴。
いつもなら寝室の外には、ミツヒデやヒデヨシが詰めており、不測の事態が起こればすぐにでも駆けつけてくる事になっていた。
しかし今日はノブナガの命令により、誰もこの寝室付近にはおらず、ノブナガの悲鳴にも気づいていない。

「いっ、ああああ〜!いぎゃ!あ、んん!んぎゃ!」
「はぁ〜はぁ〜はぁ〜……ノブナガさん、気持ちいいです。……最高です」

 喘ぎ涙を零すノブナガを無視し、ズブズブと一心不乱に腰を振り、快楽を貪るイエヤス。
ノブナガは、自身を攻め続けるそんなイエヤスを、苦痛のあまりに零れる涙をそのままにしながら睨みつける。

「こ、殺してやるからなぁ……イエヤスぅ〜、貴様は必ず殺してやるぅ〜」
「わたし、殺されちゃうんですか?残念です。……では最後の思い出にもっと楽しみましょう」
「な、なに?楽しまなくてい……え?あ、あああ!な、なんだ、これは?腹の中で、何かが蠢いて……う、うあっぁぁあ〜!」
 
 ノブナガには恐怖の対象でしかない優しい笑みを見せたイエヤスが、『楽しみましょう』と呟いた瞬間、
ノブナガの体の中で、何かが蠢きだした。

「んあ!な、なんだ?あ、んん!いったい何が、あ、んん!起こっている?イ、イエヤス!貴様いったい何をしたぁ!」
「あ、あ、ああ!き、気持ちいいです!お腹の中で張形が暴れています……最高です」
「は、張形が、あん!暴れている、んん!だとぉ?な、なんなんだ、これはぁ〜!あああ!」

 突如として蠢きだした、ノブナガの膣の中にある張形。
真ん中のつなぎ目を中心とした双頭の張形は、イエヤスの呟きに呼応するかのように、グルグルと蠢きだした。
ノブナガは突如として動き出した張形に驚き、そして自身の体に起こりつつある変化に戸惑い始めた。
368榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:33:16 ID:LuWJluoK
「あ、んん!どう、ですか?気持ちい、あん、いいですよね?」

 イエヤスは腰の動きを止め、張形の動きを堪能している。
自らの魔力で動く、双頭の張形。イエヤスは自らが作り出した魔力を動力とした特製張形で、幾人もの乙女達を堕としてきた。
ただし、支配するために快楽を与えてきたノブナガとは違い、相手にも気持ちよくなってほしい、そんな親切心での行為だ。
イエヤスの親切心に堕とされた者達は、イエヤスに忠誠を誓い、張形で攻めてもらうのを順番待ちしている。
幾人もの屈強な兵士達が耐え切れずに、快楽の底へと堕ちていったイエヤス特製の張形。
榛名での攻めには長けているノブナガではあるが、圧倒的なイエヤスの攻めに耐えられるわけも無かった。

「あ、うぁ……ああああ!こ、これは、なんだ?いったいなんなんだぁ!や、あああ〜!」

 自身の腹の中でまるで蛇がのた打ち回るかのような動きを見せる張形。
その動きに驚き戸惑っていたノブナガの表情に変化が見え始める。
苦痛に染まっていたその顔は頬が赤く染まり、屈辱で涙ぐんでいたその瞳には、屈辱とは違う、何の色が浮かんでいた。
苦痛のあまりに悲鳴を上げていたその口からは、悲鳴ではない、意識していない声が漏れ出している。
ノブナガは、自身の体に始まった変化に戸惑い、恐怖した。

「や、やめて……んんん〜!もう、やめてくれ!イエヤス、お願い、これ以上はもう、やめ……あ?あ、あああああ〜!」
「ノブナガさん、大分慣れてきたみたいです。……もっと気持ちよくなりましょうね?」

 張形を動かしてからは、腰の動きを止めていたイエヤス。  
ノブナガが張形に感じ始めたと察したイエヤスは、ゆっくりと腰を動かし始めた。
イエヤスがゆっくりと腰を引くと、張形はノブナガの膣内をかき回しながら引き抜かれる。
そして、再度腰を進められると、グルグルと回転しながら膣壁を擦り上げ、突き進む。
その張形の動きに、ノブナガは頭が真っ白になり、幾度も体を痙攣させた。
ゆっくりと引き抜かれ、ゆっくりと貫かれる。
……その単純な行為の繰り返しが、ノブナガの思考を白く染め、声にならない声を上げさせる。

「ああ、ああああ!いやぁ!もう、止め……や、ああああああ〜〜!」
「あ、気持ちいいです。ノブナガさんの気持ちよさそうな顔を見て感じるのは……最高です」
「ああ゛〜!あアアア゛〜!あ、あがががあああ〜!」
「凄いです、感じているノブナガさんのおっぱい、タプタプと揺れています。食べちゃいますね?えい!」

 ゆっくりと腰を振りつつ、豊満な揺れる胸にしゃぶりつくイエヤス。
膣は張形で犯され、胸は口に咥えられて舌と唇で犯される。もはやノブナガは、快楽の底に向け、沈むだけだった。

「うううう゛〜……う、うあぁぁぁぁあぁぁ」
「あ、気持ちいいです、凄くいいです……最高です」

 グチュグチュと腰を振りながら、ノブナガの胸に顔を埋め、その豊満な胸の感触を楽しむ。
イエヤスが好き勝手に楽しんでいる間、ノブナガは、地獄にも似た快楽を与え続けられている。
自身が今まで他の戦国乙女達にしてきた行為をされているようなものだ。
快楽に思考まで犯されたノブナガは、イエヤスが満足し、動きを止めるのを待つしかなかった。

「あぁ、わたしもイッちゃいそうです……あ、イキます、あ、あああ!」

 ゆっくりと腰を動かしていたイエヤスは、ノブナガの一番奥に張形を突き入れた瞬間、ブルブルと体を痙攣させた。
そして、ふぅとため息を吐き出し、満足げにほほ笑む。

「……ふぅ、とても気持ちよかったです」
「あ、あぅ……うあぁぁ、あふぅ……」

 口からは涎を垂れ流し、ビクビクと痙攣するノブナガ。
ノブナガは、快楽に支配された意識の奥底で、これで終わったと思っていたのかもしれない。
……しかし、この程度で終わるのであれば、あのオウガイやムラサメ、コタロウが堕ちるであろうか?
その証拠に、イエヤスはニコリと微笑み、死刑宣告よりも残酷な言葉を口に出した。

「ではそろそろ本格的に楽しみましょうね?ノブナガさん、もっと気持ちよくなりましょう」

 ノブナガは、快楽に支配された思考でも言葉の意味を理解できたのか、ボロボロと涙を零し、許しを請う言葉を口に出した。
369榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:34:24 ID:LuWJluoK
「む、りぃ……もう、むりぃ……ゆるじ、でぇ〜……も、むりぃ〜」

 ビクビクと痙攣し、涙を零しながらの許しを請う言葉。
あのノブナガが泣きながら許しを請うている。他人ならここで攻めるのを止めたかもしれない。
しかし、イエヤスは違っていた。イエヤスの性格が災いしたのか、ノブナガの言葉に首を横に振った。

「ダメですよ、ノブナガさん。これからが本当に気持ちがいいのですから。
ムラサメさんも最初はそうでした。泣いちゃって、許してと言ってました。
でも、しばらくしたら、もっともっとと喜んでくれました」
「むりぃ〜……しぬぅ、しんでしまうぅぅ」

 虚ろな目で宙を見つめ、これ以上は無理、死んでしまうと訴えるノブナガ。
しかし、そんな悲痛な言葉をイエヤスは首を横に振り否定する。

「ノブナガさん、安心してください。今まで何人も死ぬと言っていましたが、誰一人として死んじゃった人はいません。
ムラサメさんなんか、毎回死ぬと言っていますよ?ですから、大丈夫です」

 イエヤスは絶望の言葉を口に出し、ニッコリとほほ笑む。
 
「ですから、ノブナガさんもたくさん気持ちよくなってくださいね?……では、気持ちよくなりましょう」
「あ、もうゆるじで、いやだぁ……あ、あ゛あ゛アアあがががががあがががが〜〜〜!!」

 涎を垂らし、泣きながら許しを請うノブナガを無視し、股間より生えている双頭の張形をノブナガの中に埋める。
そして、先ほどまでのゆっくりとした遠慮がちな動きとはうって変わり、
激しく、まるで突き壊すかのような腰の動きを見せるイエヤス。

「ああああ〜!あがががが〜!ううう゛〜……あがあああ〜!」

 涎にまみれている口を大きく開け、絶叫するノブナガ。手は床を掻き毟り、頭は振り乱し涙は流れ続ける。
人格すらも破壊し、犯されているかのような激しいイエヤスの攻め。
股間より溢れる愛液はグチュグチュと攻め続けられているせいか、白く泡立ち、溢れ続けている。
子宮を壊すかのような激しい動きと、膣内をかき回すような激しい動きを見せる張形。
その2つの動きでノブナガは、底のない快楽の海へと沈んでいく。
抵抗しようにも抵抗できず、終わることが無いように思える与え続けられる快楽。

「じぬぅ〜!じぬぅ〜!イヤだぁ!じにだぐないぃぃぃ〜……あ、あがぁぁぁぁぁぁ〜!」

 イエヤスの激しい動きに、ノブナガは、泣き叫び、ついには快楽に意識をのっとられ、気を失った。
しかし、意識を失ったノブナガを無視し、ただひたすらに腰を振り続けるイエヤス。
もはやイエヤスは、自分の快楽しか考えておらず、失神しているノブナガのことなど気にも留めていなかった。

「あ……いい、です。お腹の中で張形が暴れて、子宮に響いちゃいます。ノブナガさんも気持ちいいですか?」

 白目を剥き、ビクビクと痙攣を続け、股間からは小水を漏らしているノブナガに訊ねるイエヤス。
イエヤスはそんなノブナガを見て、嬉しそうに微笑んだ。

「ノブナガさんも気持ちよさそう……あ、大変です。
気持ちよさそうなノブナガさんを見ていたら、もっと気持ちよくなりたくなっちゃいました」

 そう呟いたかと思うと、動きを止め、ノブナガから張形を抜くイエヤス。
完全に意識を失い、ビクビクと痙攣するノブナガをそのままに、先ほどノブナガが張形を取り出した錫杖を手に取る。
そして、上部にある徳川家の家紋、三葉葵紋のすぐ下にある膨らんだ部分を、先ほどノブナガがしたのと同じくカチリと回す。
するとそこにも一本の張形が隠されており、今、自身の膣内に埋め込んでいる双頭の張形よりも、
少し細いが同じく双頭の張形が出てきた。

「ノブナガさん、たくさん気持ちよくなりましょうね?」

 もう一本の張形を手に、ニコリとほほ笑むイエヤス。
その笑顔に反応するかのように怪しく蠢く取り出した張形。……イエヤスの本気の攻めは、これから始まるのだった。
370榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:35:34 ID:LuWJluoK
「ではノブナガさん、やりやすいように四つんばいになっちゃってくださいね?
……どうしましょう?ノブナガさん、すぐに崩れ落ちちゃいます。
……いい考えを思いつきました。さきほどまでわたしを縛っていた縄、これで崩れ落ちないように縛っちゃいましょう」

 ビクビクと痙攣し、意識がないノブナガを四つんばいにしようとするイエヤス。
しかし意識のないノブナガは、すぐに崩れ落ち、四つんばいにはならない。
そこでイエヤスは、先ほどまで自身を縛り付けていた縄で、意識のないノブナガの両手足を縛りつけ、
四つんばいになっても崩れ落ちないように身体を固定させた。
……後ろから見れば、激しい攻めで愛液が白く泡立ったノブナガの入り口が丸見えになっており、
その少し上にある、排泄のための穴も丸見えになっている。
イエヤスはその排泄のためにある穴に、指を這わせ、ゆっくりと、まるでほぐすかのような動きを見せる。

「ノブナガさん、知っていましたか?実はお尻も気持ちがいいのですよ?今日はたくさん感じちゃいましょうね?」

 クニクニと指を動かし排泄のための穴を解すイエヤス。
その指の動きに意識のないノブナガの身体は、ビクビクと反応し、愛液がどろりとあふれ出る。
その白く濁った愛液を指に絡ませ、つぷりと穴の中に進入させる。
一瞬ビクリと反応するノブナガであったが、意識のない身体では痙攣をするだけで、イエヤスの行為を止める事は出来ない。
イエヤスの指が一本、二本と増えていき、三本目が入った時には、ビクビクと痙攣を続け、
意識の無いまま、うわごとの様な喘ぎ声を発していた。

「う゛〜……う゛う゛〜……」
「……ふぅ、そろそろ解れてきました。ノブナガさん、お尻はとても気持ちがいいですよ?
オウガイさんも、初めての時はものすごく嫌がっていました。
ですが今では自分から解して入れてほしいと言ってきちゃいます。
お尻と膣に一緒に入れるのが一番気持ちがいいのです。オウガイさん、二本同時に入れるとすぐにイッちゃうんですよ?」

 ニコリと微笑み、錫杖より取り出した、細めの双頭の張形を手に取る。
そして、躊躇することなく、自らの尻に差し込み、軽く震える。

「あ……大変です。入れただけで気持ちよくなっちゃいました。
ノブナガさんと一緒に入れたら、もっと気持ちよくなっちゃいそうです。……ものすごく、楽しみです」

 ニコリと微笑み、尻を高く上げたまま四つんばいになり、意識を失っているノブナガに自らの尻を合わせる。
そして、その染み一つない白い尻より突き出ている二本の張形を、ノブナガの膣への入り口と、尻への入り口に合わし、
ゆっくりと尻を押し当てるように進める。

「うう゛〜……うう゛〜……あ゛?あがぁ!イッぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!」
 
 唸り声を上げていたノブナガが、叫び声を上げた。
ズブズブと自らの膣と尻に進入する張形に抵抗するかのような絶叫。
まるで断末魔のような叫びは、イエヤスの耳のは届かず、イエヤスの尻と、ノブナガの尻がぶつかった時、
その二本の張形により、二人は一つに繋がれた。

「あぁぁ……とても気持ちがいいです。では、張形を動かし、腰も動かしますね?」

 縛られたままビクビクと痙攣するノブナガを無視するかのように、
二本の張形に魔力を送り込んで動かし、さらに腰を前後に動かそうとするイエヤス。
しかし、そんなイエヤスの目に、ある物が映る。それを見たイエヤスは、動きを止め、その物に手を伸ばした。 

「……あ、いいことを思いつきました。ノブナガさん、榛名をお借りしますね?」

 そう言って、床に投げ出されたままの榛名を手に取り、榛名に話しかける。

「榛名さん、動いてくださいな?一緒にノブナガさんを気持ちよくしちゃってください」

 イエヤスの願いに反応し、赤く輝き振動を開始する榛名。
イエヤスはニコリと微笑み、その榛名をノブナガの股間に当てながら尻を前後に動かし始めた。
371榛名の力 イエヤス編:2009/01/28(水) 11:37:06 ID:LuWJluoK
「あああああああああああああ〜〜〜〜!ぎゃあああああああああああああ〜!!!」

 絶叫……そうとしか例えようのない叫び声を上げるノブナガ。
縛られた身体を激しく動かし、頭がもげてしまうのではないかというくらいに激しく振り乱す。
止まることなく溢れ続ける愛液のため、『パチュンパチュン』と淫らな音を出し、イエヤスの尻とぶつかり合う。
そして、股間にある小さな突起には、イエヤスの手により伝説の勾玉榛名が押し当てられており、
その激しく蠢く振動により、よりいっそうにノブナガを狂わせる。

「はぁはぁはぁ……あ、ああ!ふぅぅ、イッちゃいましたぁ……ん、んん!気持ちいいです……最高です」

 イエヤスは、何度も絶頂に達しながらもその攻めを止める事はない。
腰を前後に動かし、ノブナガの尻に自らの尻をぶつけるように押し付け、快楽を貪る。
ノブナガより溢れ出た愛液と、イエヤス自身の愛液とが混ざり合い、パチュンパチュンと尻がぶつかり合う。
イエヤスが動く度、ノブナガは絶叫し、身体全体を振るわせる。
時折、ジョロジョロと小水を漏らすノブナガ。
そんなノブナガの様子に変化が現れたのは、この激しい攻めが行われ始めて、半刻ほど過ぎた頃であった。

「え、えへへへへ……あははは」

 何度達しても止まることなく尻を振り続けるイエヤス。
最初のうちは絶叫し暴れていたノブナガであったが、いつしか笑い声を出すようになっていた。
しかし、その視線はどこを見ているのか分からなく、虚ろな視線のまま笑い続けている。
笑ってはいても感じているのか、ビクビクと痙攣し、小水を垂れ流している。
そんなノブナガの笑い声を聞いたイエヤスは、一度動きを止めて、ノブナガに話しかける。

「ノブナガさん……とても楽しそうに笑っちゃってます。負けてられませんね、わたしも楽しんじゃいますね?」

 ノブナガの笑いの意味を勘違いしたイエヤスは、さらに尻を振る速度を速め、張形をいっそう激しく動かし始めた。
パチュンパチュンと愛液で濡れた音を出し、激しくぶつかり合う尻。
そして、膣内と腸内ををかき回す張形。さらには激しく振動し、小さな突起を責め続ける榛名。
この三方向からの快楽攻めにより、ノブナガの意識は、理性という太陽の光が届かない、快楽の深海まで沈んでいった。

 無限の魔力と性欲を持つ戦国乙女、徳川イエヤス。
その彼女が満足し、ノブナガを攻める激しい動きを止めたのは、鶏も鳴き出す朝方であった。
イエヤスが満足した時、その相手を務めていたノブナガは、意識があるのかないのか分からず、
ただ、愛液を溢れさせ、ビクビクと痙攣するだけであった。


 こうして乱世の巡る乙女達の戦いは、終わりを告げた。
戦いに明け暮れる戦国の世を統一したのは、無限の魔力を持つと謳われた戦国乙女……徳川イエヤス。
徳川イエヤスは、配下に加わった他の戦国乙女達の力を借り、全国統一を果たした。
こうしてイエヤスは、関東の中心、江戸の町に武家政権の徳川幕府を開き、以後数百年間も続く、平和な日本を作り上げた。
372榛名の力 天下泰平編:2009/01/28(水) 11:38:09 ID:LuWJluoK
 それは日本であって日本ではない、戦国時代の物語。
この世界では、華麗なる乙女たちが武器を手に取り、戦い続けていた。
戦い続けた8人の乙女達が求めていたもの、それは戦いを終わらせるという伝説を持つ勾玉『榛名』ではなく、
戦の無い、誰もが笑ってすごせるような平穏な日々であった。
徳川イエヤスの手により、終わりを告げた乱世。今、彼女達はやっと手に入れた平和をゆっくりと味わっていた。


「将軍様!将軍様はどこにおられるか!」

 イエヤスの手により天下統一がなされて早一年。
徳川幕府を開いたイエヤスは、江戸城に住まいを移し政務に励んでいた……はずだった。

「オウガイ様、将軍様はその……一人で例の場所へ行かれました」
「また大奥に行かれたのか?貴様、なぜお止めしない!」

 イエヤスの小姓の首根っこを掴み上げ、今にも殺す勢いですごむオウガイ。
その目には嫉妬の炎がメラメラと燃えさかっている。

「ははは、イエヤスさまらしいなぁ。昨日はムラサメさんがお相手をしたというのに、もうしたくなっちゃったんですね」
「黙れコタロウ!貴様は一昨日、夜伽のお相手をしたから余裕があるのだ!私など、もう一週間も……グスッ」
「オウガイさん、大丈夫ですよ。大奥と言ってもイエヤスさまがお相手するのは一人だけです。
戻ってきたらきっとオウガイさんのお相手をしてくれますよ」

 がっくりと肩を落とす大柄な武将の肩を慰めるように叩く小柄なコタロウと呼ばれる武将。
目に涙を浮かべ、その武将を見る大柄なオウガイという名の武将。

「……本当だろうな?嘘だったらその首、もぎ取ってやるからな」
「はははは、物騒な事を言わないでくださいよ、きっと夜には戻ってきますって。
今夜一晩はオウガイさんが可愛がってもらう番ですよ」
「……ちょっと風呂に入ってくる」

 コタロウの励ましに元気になったのか、いそいそと風呂に向かうオウガイ。
まだお昼過ぎだと言うのに気が早いなぁと少し呆れるコタロウ。

「まったくオウガイさんは……はぁ〜、今頃イエヤスさまはあの人としてるのかな?
あの人はイエヤスさまにとって特別な人だからなぁ……羨ましいな」

 コタロウはイエヤスと今頃肌を合わしているであろう人物を思い描き、ため息を吐いた。

「さてっと!いつまでもこうしてはいられない!イエヤスさまの代わりに僕達が政務をこなさなきゃ!
……って、オウガイさんはお風呂だし、ムラサメさんは今日一日は無理だろうなぁ。
ということは今日は僕一人で政務をしなきゃいけないのか……はぁぁ〜」

 がっくりと肩を落とし、ため息を吐くコタロウ。
コタロウは頑張ったらご褒美を貰わなきゃと自分を励まし、政務に励む事にした。
373榛名の力 天下泰平編:2009/01/28(水) 11:41:03 ID:LuWJluoK
「こんにちは、ヨシモトさん。その傷はどうされたのですか?」

 本丸の奥にあり、許可なく立ち入る事を禁じられている場所……大奥。
天下統一を果たし、徳川幕府の初代将軍になったイエヤスは、その大奥に来ていた。
大奥に入ってすぐに目に付いたのが、顔に何かに引っかかれたような傷を作り涙を零している、
元8人の戦国乙女の一人、今川ヨシモトであった。

「ひっく、こんにちわ、イエヤスさん。この傷は鷹狩で付けられたんですわ。
ノブナガ様が鷹をけしかけてきて……ノブナガ様、酷いですわ」
「鷹狩で、ですか?……ふふふ、ノブナガさんらしいです」

 ノブナガの名前が出た瞬間、ニッコリとほほ笑むイエヤス。
そんなイエヤスにヨシモトはノブナガの居場所を教える。

「今日もノブナガ様にお会いに来られたのでしょう?ノブナガ様はお腹が空いたと食べ物を探しに行かれましたわ」
「食べ物、ですか?ヨシモトさん、どうもありがとうございます」
「ノブナガ様に、あまり苛めないでくださいませとおっしゃってくださいな。では、ごきげんよう」

 さわやかな笑顔を残し、自室へと向かうヨシモト。
イエヤスはそんなヨシモトに頭を下げ、ノブナガを探しに食堂へと向かう。

 その食堂には、小柄な少女が目の前のお皿に山のように積まれた饅頭を、むしゃむしゃと口に運んでいた。

「あら?ヒデヨシさん、ノブナガさんを見かけませんでしたか?」
「んぐ?んぐぐぐぐぐぅぅぅぅぅ〜〜!」

 背後から突然声を掛けられて驚いたのか、饅頭を喉に詰まらせた小柄な少女。
何を隠そうこの少女こそ元8人の戦国乙女の一人、豊臣ヒデヨシであった。
慌ててお茶を飲み、饅頭を流し込むヒデヨシ。
そんなヒデヨシの前で、饅頭をパクパクと口に運ぶイエヤス。

「こら!なに勝手に食べてんのさ!せっかく次の食べ比べ、イエヤスに勝とうと秘密の特訓をしてたのに……」
「ごめんなさい、美味しそうだったからつい食べちゃいました。ところでノブナガさんを見かけませんでしたか?」
「ノブナガさま?さっきお饅頭を一個食べた後に、喉が乾いたってお酒を飲みに行ったよ?
シンゲンとケンシンが朝から飲み比べをしてるから、それに混ぜてもらうって言ってたよ」
「シンゲンさんとケンシンさんのところですか?ヒデヨシさん、どうもありがとうございます」

 ヒデヨシにペコリと頭を下げてシンゲンとケンシンの元に向かうイエヤス。
その手にはヒデヨシからくすねた饅頭が二つ握られていた。

「ああ!お饅頭が取られちゃってる!イエヤスめぇ〜……この饅頭ドロボウ!」

 ヒデヨシがそれに気がついたとき、イエヤスはすでに食堂を出て行った後であった。 
374榛名の力 天下泰平編:2009/01/28(水) 11:43:22 ID:LuWJluoK
「ヒック、ケンシン、いい加減負けを認めねぇか?」
「ヒクッ、シンゲンこそ負けを認めるのだ。あまり飲みすぎると身体に毒だぞ?」
「え?ケ、ケンシン……私の体の心配をしてくれたのか?ケンシン……ケンシン〜!」
「こ、こら!よさぬかシンゲン!まだ日が高い、夜になるのを待つのだ!」
「ケンシンケンシンケンシン〜!」
「こんにちは、シンゲンさん、ケンシンさん。ノブナガさんを見かけませんでしたか?」

 巨大な杯を手に、酒の呑み比べをしていたシンゲンとケンシン。
しかし勝負はシンゲンの暴走により引き分けに終わった。
そんな二人の会話に割ってはいるイエヤス。
ケンシンは慌てて乱れた浴衣を直し、シンゲンははだけた胸元を直そうともせずに面倒くさそうにイエヤスを見る。

「こ、これは将軍殿。今日はいったい何の用でしょうか?……もしや、また戦が始まるのですか?」
「ははははは!ケンシン、イエヤスが大奥に来るってことは、ノブナガ様に用がある時だけじゃねぇか」
「はい、その通りです。ノブナガさん、ここにお酒を飲みに来ていると聞いたのですが、いませんね。
どこに行っちゃったのでしょうか?」

 シンゲンとケンシンの部屋を見回すイエヤス。しかしそこには捜し求めている人物の姿はなかった。

「ノブナガなら酒を一口飲んだ後、暇つぶしをするかと言って、どこかに歩いていきました」
「多分ミツヒデとマサムネの所じゃねぇかな?あの二人、縁側で将棋を指してたから、冷やかしに行ったんじゃねぇかな?」
「縁側のミツヒデさんとマサムネさんの所ですか?どうもありがとうございます。では、失礼しますね」

 頭を下げ、二人の部屋を出て行くイエヤス。
イエヤスが部屋を出たすぐあとに、どたばたと何かが暴れる音がし、すぐに静かになった。


「ミツヒデさん、マサムネさん、こんにちは。ノブナガさんを見かけませんでしたか?」

 縁側でウンウンと唸り、将棋盤を睨みつけるミツヒデ。対するマサムネは余裕の表情でお茶をすすっている。

「き、貴様はイエヤス!いったい何しに来た!」
「何しにも何も、ノブナガ様にお会いに来られたのであろう」
「うるさい!そのくらいは分かっているわ!」

 敵意むき出しのミツヒデに、落ち着いた様子のマサムネ。
ミツヒデはイエヤスから視線を逸らすことなく将棋を指し続けている。

「ノブナガ様のおられる所は貴様などには教えん!教えてたまるか!」
「ミツヒデさん、イジワルです。イジワルしないで教えてもらえませんか?」

 イエヤスを睨み続けるミツヒデに頭を下げるイエヤス。そんなイエヤスを鼻で笑うミツヒデ。

「フン!誰が貴様などに教えるか!教えてほしくば……」
「……王手」
「貴様が作り上げた幕府をノブナガ様に……え?お、王手だと?」

 冷静なマサムネの王手の声に慌てふためくミツヒデ。
将棋盤を睨みつけ、どうやってこの難局を乗り切るか必死に考え込んでいる。

「……イエヤス殿。ノブナガ様は、我等の対局をしばしご観覧なされたが、飽きられたのか、部屋に帰って寝ると仰られていた」
「ノブナガさんのお部屋、ですか?ありがとうございます、マサムネさん」

 マサムネに頭を下げ、ノブナガの部屋へと向かうイエヤスの耳に、『参りました』とミツヒデのか細い声が聞こえた。
どうやら二人の対局は、マサムネの勝利に終わったようだ。
375榛名の力 天下泰平編:2009/01/28(水) 11:45:19 ID:LuWJluoK
「ノブナガさん、いらっしゃいますか?」

 通いなれたノブナガの部屋の襖を開けた瞬間、イエヤスの首元に何か巨大な物が突きつけられた。

「くっくっく……はぁ〜っはっはっはぁ!よくもぬけぬけと顔を出せたものじゃなぁ?
今日こそはその首、置いていくか?なぁイエヤスよ!」

 『天下布武』と書かれた、幾多の戦を共に駆け抜けた大剣を、イエヤスの首筋に押し当て凄むノブナガ。
その鋭い視線はイエヤスを突き刺し、少しでも力を入れると、イエヤスの首が飛んでしまいそうだ。

「ノブナガさん、お久しぶりです、4日ぶりですね。……とても寂しかったです」

 イエヤスの寂しそうな表情に拍子抜けをしたのか、大剣を下ろすノブナガ。

「ふん!寂しければ会いに来るがよかろう。手下の我儘、少しは聞いてやらんでもないぞ?」

 咥えた煙管を一息吸い込み、白い煙を吐き出すノブナガ。イエヤスはそのノブナガの言葉に目を輝かせ頷く。

「ノブナガさん……では早速我儘です。新作、出来ちゃいました」
「ほぉ?つまらぬ新作を持ってきおうものなら、その首置いていってもらうぞ?」

 イエヤスの言葉にニヤリと笑みを見せるノブナガ。
イエヤスはそんなノブナガにほほ笑んで見せ、手にした錫杖から、新作の張形を取り出す。

「で、どこが新作じゃ?申してみよ」

 少し頬を赤く染めたノブナガが、イエヤスに問いかける。
真新しい張形を見た瞬間、ノブナガは唾を飲み込んでしまったようだ。

「では説明しますね?この張形は、たくさんのイボイボがついています。
このイボイボが動かすとお腹の中の気持ちいいところに当たっちゃいます」

 手にした双頭の張形、しかし以前の物と比べ、表面に数多くの突起がある。
そんな歪な張形を手に、ニコリと笑みを浮かべるイエヤス。
ノブナガはゴクリと唾を飲み込み、その首に掛けられた勾玉……伝説と言われた勾玉、榛名をイエヤスに見せ付ける。

「くっくっく……では早速新作の性能を確かめるとするか?今日こそは榛名で貴様を堕として見せるわ!」
「はい、ノブナガさんとなら、どこへでも堕ちちゃいます」

 ニコリと微笑み、ノブナガの腕に抱きつくイエヤス。
ノブナガは、そんなイエヤスを引きつれ、自室奥にある防音が整っている特別あつらえの寝室へと連れ込んだ。

 こうして大奥ではいつもの日常が繰り返された。



 
                     長きに渡った戦乱の世も、今は昔の話。世はまさに、天下泰平の世である。 


   

 
                                       榛名の力 完
376名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 11:46:48 ID:LuWJluoK
以上で榛名の力は終了です。
長々とスレをお借りして申し訳ありませんでした。
戦国乙女スレの更なる発展を祈り、読み手に戻らせて頂きます。
377名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 12:05:59 ID:alJtpcKl


これ以上の言葉は見つからねえ
378名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 13:17:13 ID:AJ/QR5YM
すげぇぜ……
乙以外の言葉が見当たらない。
全編通して、とても面白かったです。
379名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 18:34:58 ID:2AK6TfET
乙!!

最後までめちゃくちゃ面白かった。
感動したぜ。今までありがとう!
380名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 22:35:04 ID:JwRqjLCy
完全勝利、やはりイエヤスは天下を狙える器だったか。
なんたって声優がメインテーマ唄ってるからなw

そして、乙カレー!
381名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 00:58:22 ID:pQsugOL1
超乙。本当に乙です
ストーリーがしっかりしててスゴく面白かったです
こんだけ続きをwktkしながら待つって何以来だろって感じでした

ありがとうーーー!!
大河ドラマ万歳

382名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 17:42:29 ID:Wk3kQrR/
しかし大奥が女ばっかりで、イエヤスも女だと後継者問題がw
383名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 21:54:12 ID:OtChF2hh
ホントに乙でした。
ケンシン、シンゲンの飲み比べはやっぱこうなるよな−w 
みんな幸せそうで何よりだ。
384名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 02:22:40 ID:XYLQnEH+
一応保守
385名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 15:44:46 ID:in3tCOVM
新作出ることを期待して保守(´∀`∩)↑age↑
386名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 16:49:10 ID:N/frGohC
保守保守
387名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 00:15:30 ID:UEHeom/+
保守
388名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 10:06:32 ID:QKodKrym
今更だけど榛名の力に感動した!

これが公式ストーリーで良いんじゃないかな?
389名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 23:32:17 ID:RsDd6jHW
結構有名なSS書きだからな>榛名の力の作者さん
390名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 02:05:31 ID:QeXB2zpc
だれ?
391名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 15:47:06 ID:zekLs/qt
>>390ツクバ屋さんでググってみ
392名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 00:30:31 ID:GKnYgrK6
酉付けてないし、文章の書き方も違うから、まず別人
393名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 07:56:49 ID:S0DdDSQj
もっこす( ^ω^)
394名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 22:23:11 ID:PbWKHIkx
>>392
隠しページ探せばわかる
395名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 03:00:41 ID:k0+ieTHM
おっおっお( ^ω^)
396名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 22:59:52 ID:KtGlYncO
くーるー、きっとくるー
397名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 20:08:11 ID:KBMYYQ8v
保守ageage
398名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 12:54:48 ID:zORcaXoH
(U^ω^) わんわんお!
399名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 05:44:12 ID:SXoohtC5
定期ほしゅ
400名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 18:48:31 ID:1iKf4LbD
ほしゅ
401名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 01:23:08 ID:bKGNYeDu
定期ほしゅ
402名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 19:36:52 ID:DqHfY1Rd
ほしゅしゅщ(゚д゚щ)シンサクカモーン
403名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 14:48:06 ID:Zp4UZglQ
ホス
404名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 01:43:06 ID:xn/M/QHC
hosyu
405名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:25:27 ID:f1CVn1SY
わけも分からず初打ちしてきた
1パチで17000発くらい出た
とりあえず、素直な感想

確実に処女=1、2、5
多分処女=3、6、7
経験一桁=4
ヤリマン=8

良い意味でオマンコ臭そうなのは1だね
3は多分パイパンだから、スジに舌を這わせてほのかな牝の味を堪能したいタイプ

ヒデヨシの脱ぎたてパンツは嗅ぎながら自分でしごきたいが、
イエヤスの脱ぎたてパンツは包まれてしごかれたい

結論=ヒデヨシは俺の嫁で、ピースしてる指にイチモツ挟みたい
406名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 01:19:03 ID:9aLbxphu
俺いつ書き込んだんだ
407名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 18:54:45 ID:4jf0T7oG
ヨシモトも処女
408名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 00:45:08 ID:1EX7eXnc
ヨシモトの戦い終えてムレムレになった肛門の匂いを嗅ぎまくりたい
409名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 19:24:24 ID:QAfMeGoS
変態!
410名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 23:24:20 ID:gCBYFneH
ミツヒデは確変ストッパーだが、初当りもよく引いてくれるな

イエヤスたんの上目遣い涙目萌え
411名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 00:46:49 ID:UsNTydUF
それヨシモトじゃね?

ヒデヨシたんのきっつきつおまんちょにちむぽぶち込んで泣き叫ばせながら中田氏したいお
412名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 20:03:15 ID:4vjVyDOf
乙女チャンス外して泣きそうになってるヨシモトのホッペタを両手で思い切りつねりたい
413名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 18:51:51 ID:TwEeIVmF
泣きながら申し訳ありませんって言ってくるイエヤスたんにキツイオシオキをしたい。
正座させて両手押さえて思いっきり口にちむぽぶち込んで一心不乱に腰動かして口の中に出したい
ちゃんと飲み込むまでちむぽは口の中に突っ込んでおきたい
414名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 22:25:52 ID:pmsShPSv
俺は、泣きながら謝っているイエヤスが失神するまで往復ビンタを繰り返したい
415名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 14:37:57 ID:JkMCCo2h
ヒデヨシの膨らみかけの胸をプニュプニュしたい
416名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 23:27:35 ID:e7DrrZxF
泣きながら申し訳ありませんって言ってくるイエヤスたん

漏れなら微笑みながら優しく抱きしめて耳元でそっとささやく。
「次はね〜ぞ」
417名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 15:40:48 ID:F0jyKWxO
俺なら、オデコに優しくキスする
418名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 20:03:44 ID:W2JFNDH/
>>414
失神するまで往復チンポ
 
に見えた
419名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 00:05:30 ID:xrFHV3ba
ヒデヨシたんの一日穿いてたムレムレパンツ嗅ぎながら昇天したい
420名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:45:48 ID:BbYfqv7j
泣きながら謝るイエヤスの額に思い切りザーメンぶっかけて、
ドロドロと垂れてくるのを拭かせず、そのまま謝罪を続けさせたい
421名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 16:06:54 ID:BZ7sL8dK
イエヤスたんの朝一番のオシッコを直飲みしたい
422名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 21:23:58 ID:x6yvrMxm
イエヤスはおしっこしませんよ
423名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 01:23:10 ID:CW/E2xAw
イエヤスたんのきっつきつおまんちょに限界まで張り詰めたちむぽぶち込みたい。
泣きながら嫌がるイエヤスたんを無視して中に注ぎ込みたい
中に出されて絶望状態のイエヤスたんにちむぽ突っ込んだまま「膣掃除してやんよ」って言ってそのままションベンしたい
424名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 23:55:20 ID:LGO3LRlX
ヒデヨシと繋がったままイチャイチャしたい
425名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 00:17:06 ID:KZX1T4fp
hoi
426名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 22:16:07 ID:5waV4Hmr
イエヤスの身体中を舐め回したい
427名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 13:59:13 ID:e+BsuiHo
嫌がるイエヤスたんの顔面ペロペロしまくりたい
428名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 21:04:08 ID:y3AJmk9T
右手でイエヤス、左手でヒデヨシを手マンしたい
429名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 23:19:52 ID:NrvcYJfi
イエヤスたんに肉棒注射したい
430名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 15:16:06 ID:I7hHwVR4
見事にロリコンばかりが集まりましたねwww

イエヤスとヒデヨシを丼にして、交互に挿入しながら、さぁーてどっちに出そうかなぁー?と勿体付け。
嫌だ嫌だと泣いてる二人に半分ずつ中だししてやりたい
431名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 21:14:39 ID:NHjP6DaB
>嫌だ嫌だと泣いてる

俺の時は、「私に下さい」と二人とも懇願してきたぞ
432名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 00:39:21 ID:sWM3BVVv
今日は久々にヒデヨシが必殺技出して当ててくれたな
ご褒美をやらなきゃな
433名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 17:04:55 ID:S9ueyVQO
ケンシンの太ももにむしゃぶりつきたい
そして、「ちょっ、何をするんだ、やめろ!」とか言われて、
思い切り蹴りをくらいたい
434名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 17:07:21 ID:dNK5q633
ケンシンとノブナガを娶りたい
そして毎晩エロエロなまでに調教して昼間にも求めてくるくらいにしたい
435名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 22:53:28 ID:AJsz89Cp
今日のヒデヨシは珍しく大活躍だったな
いつもは堅い八を3回くらい壊してくれた
そのせいで、すっかり汗臭くなっちまって
お風呂に入ってキレイキレイしないとな
その前に、汗臭い身体をたっぷりと堪能させて貰おうかな・・・
436名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 00:35:36 ID:U0jBVrWJ
ヒデヨシのやつめ
すっかり味占めやがって、三回も求めてきやがったよ
ガキだと思ってたら、結構女らしい表情も見せるのな
また今度可愛がってやるよ
437名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 00:39:39 ID:JLY0f4jZ
まったくケンシンは…
俺がもう干からびてきてるのに朝から晩まで求めてきやがったよ…
まあ、あの強気な顔があの時だけ悦楽に囚われてるのを見たらたまらんけどさ…
438名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 20:20:21 ID:wRsF8eCJ
イエヤスのロリマンコにむしゃぶりつきてぇ
439名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 15:51:47 ID:ujZ0SPr5
ヒデヨシちゃんの可愛いオマンコ
オシッコと汗の味がして凄くおいしいよ
440名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 09:08:47 ID:kRSGSdb4
みっちゃんを

くりくりして
むぎゅーってして
むにゅむにゅして
うにゅうにゅしたい

正室はみっちゃんで側室はノブナガだけどね
441名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 22:59:40 ID:CIsomkOk
今日はみんな良くやってくれた
中でも特に頑張ってくれたのは、
ノーマルビタ止まりと復活、いきなりコタをしばいてくれたヒデヨシ
シロをしばいて、封印の塔や弱い予告からでも当ててくれたヨシモトだな
二人にはタップリとご褒美をやることにしよう
442名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 03:47:47 ID:g5RZoHkC
あぁ〜
ヒデヨシちゃんのVサインが可愛すぎるよぉ・・・
指の間をペロペロ舐めて、チンチン挟みたい
443名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 01:49:17 ID:Z048B8fF
あぁー、イエヤスたんのおまんちょキッツキツだよおー。
いっぱい中に出してあげるから、いっぱい孕んでねイエヤスたん
444名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 03:22:40 ID:RWlhIa4T
ヒデヨシお姉ちゃん…
そんなとこ触っちゃダメだよぉ
変な気分になっちゃうよ
445名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 15:54:06 ID:UItCT6gf
シンゲンは臭そうなのが良い
446名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 16:31:44 ID:q2mDAblH
イエヤスはカットインの胸の大きさがいい。あえてあれでパイズリさせる。

きっつきつマムコにチムポぶち込んで、腰押さえて逃がさないようにしつつガンガンピストンして中に出す。これが本能の美学
447名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 00:32:10 ID:4lVN9mQp
ヒデヨシのマンカスを舌で舐め取ってあげたい
448名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 02:48:50 ID:xiF+Z9Hd
何度もイかせてへとへとになったヒデヨシを尚も攻めるノブナガ
自分以外の者にそんな顔を見せたらとヒデヨシに脅しをかけるノブナガ
そしてそんな日が来た時に痛さを伴う残酷な快楽を与えるノブナガ
薄暗いダーク仕様でおながいします。

俺は要らない、ただノブナガ×ヒデヨシ妄想が止まらん(;´Д`)ハァハァ
449名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 23:11:49 ID:In6nMy5/
ケンシンとシンゲンにW逆レイプされたい
450名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 16:26:34 ID:kpM0ycnO
ヒデヨシちゃん
チラッとでいいからオメコ見せてくれへん?
451名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 18:42:23 ID:N/6dhIoD
無理やりが一番に決まってる
ヒデヨシたんとイエヤスたんのちっさいオメコに無理やりぶち込んで中だししたい
452名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 17:08:20 ID:PtPraHjk
イエヤスたんの唾液をジュルジュル吸いたい
453名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 16:29:18 ID:TqQt2EcU
イエヤスのキツキツマンコをこねくって、
愛液塗れの指を目の前で思い切りいやらしく舐めたい
454名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 02:42:53 ID:j1Mqb14i
乙女8人に周りを囲まれて、
「誰のオッパイがいいのぉ〜?」とか罵られて、
あえて、ヒデヨシちゃんの発展途上の青臭いオッパイにむしゃぶりつきたい
455名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 12:11:31 ID:iMa+UcSO
456名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 02:00:39 ID:Q/129L5c
今日はヨシモーとシンゲンが大活躍だったな
ヨシモーは8人の中で一番いい匂いがしそう
457名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 22:37:53 ID:H268ya8T
今日はヨシモーリーチばかり異常にかかる日だった
10回以上連続を含む、全体の1/3はヨシモーリーチだったんじゃないか?
1階も当ててくれなかったけど
これはまたお仕置きが必要だな
458名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 00:31:46 ID:oudpcMcF
ヒデヨシ=幼馴染で喧嘩相手
シンゲン=生徒会に属する先輩
イエヤス=後輩
ヨシモト=彼女
シンゲン=運動部キャプテン
マサムネ=ちょっと高嶺の花的な同級生
ノブナガ=隣に住む気さくなお姉さん
ミツヒデ=家庭教師
459名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 19:09:03 ID:uJtkhB7+
>>458

じゃあケンシンは俺のものってことで。
460名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 23:49:06 ID:0504+NFd
ヒデヨシ=奴隷。精液便所
ケンシン=いらない。つ あげる
イエヤス=奴隷。精液便所
ヨシモト=奴隷。精液便所
シンゲン=いらね。つ あげる
マサムネ=たまになら使ってもいいオナホ
ノブナガ=いらね。つ あげる
ミツヒデ=いらね。つ あげる
461名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 00:10:14 ID:L3X01HYJ
ミッチー人気無いな……
デジハネだと最後の砦なのになぁ……
まぁ、いらないなら私が貰います
ある意味そういった事には一番初心だと思うミッチー
異論は認める
462名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 16:28:29 ID:VYirrsGV
ヒデヨシがノーパンだと思うと凄く興奮する
463名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 17:39:05 ID:1o//ldUY
ケンシンとマサムネは俺の嫁だ
464名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 04:30:07 ID:ve06eTRu
ノーパンじゃダメダ。無理やりひん剥いてチンポぶち込むくらいが丁度いい
465名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 16:46:41 ID:FhRblC0+
うむ
ノーパンより穿いてた方が興奮する
466名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 22:01:26 ID:rs/ONoGA
穿いてるパンツを横にずらして挿入。これは脱がすより萌える。
中にだすのも基本だぜ
467名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 17:28:53 ID:zgY7cuVI
>>466
お前はエロというものをよく分かっているな
もちろん、上も脱がさずにな
468名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 18:13:48 ID:w3Uek/dI
みっちゃんとマサムネは俺の嫁だから。
469名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 01:59:34 ID:R/y3k0//
>>468は俺の嫁
470名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 17:17:29 ID:oR6QUk5K
ヒデヨシ=生えかけ
イエヤス=天然パイパン

これだけは譲れない
471名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 22:01:21 ID:r/Lxn88o
陰毛なんて人類に必要ないと思うんよ
472名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 04:27:33 ID:rFtaEN37
ケンシンは剃毛でガチ
473名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 15:51:42 ID:b/P4ipEd
コタロウ=生えかけ
ムラサメ=剃毛
オウガイ=天然パイパン
474名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 21:06:03 ID:GwgrYAQB
オウガイは生えてるだろjk


ぶっといキノコが一本
475名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 14:31:19 ID:/yEkjz61
あぁ・・・ヒデヨシちゃん
今日も汗臭くて最高だよ
476名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 14:21:26 ID:xW55L+Py
早く続きが読みたいですね(_´Д`)ノ~~
477名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 16:05:36 ID:F08QQJpw
どうしようもない変態さんですね。
478名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 16:30:04 ID:hgzwS4J6
変態は正義
479名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 06:36:50 ID:5XiDuMF7
その通り・・・・・・です(笑)
480名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 00:48:27 ID:cGfsxKJA
ヒデヨシちゃん・・・
汗臭いよ
たまらないよ
481名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 01:13:58 ID:HQ9ZHHnX
汗の良さはわかりません。女の子は甘い香りがすると思います
482名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 15:47:03 ID:g4eve5sV
パンツ越しにイエヤスのメコスジ擦りまくりたい
483名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 19:41:20 ID:+ifwtt3R
色ハ匂エド
イトエロシ
有為ノ奥方
今日コマシ
浅キ夢見シ
自慰モセス………ン?
484名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 16:09:57 ID:voOh2Wlt
ヒデヨシお姉ちゃんのおっぱい飲みたい
485名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 19:40:28 ID:ojxzR1oa
イエヤスたんと一時間くらいベロチューしたい
そのあとヒデヨシたんを一時間くらい手マンしてイカせ続けて、マンコぐちゃぐちゃにしてピクピクしてるところでセックスしたい
486名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 14:44:03 ID:rL9vQse9
ヨシモトたんに一方的に攻められたい
487名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 23:49:47 ID:DtYFYfyG
ヒデヨシにブラジャー買ってあげたい
488名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 01:20:26 ID:MAthSXtl
ヒデヨシのブラジャー剥ぎ取ってあげたい

ヒデヨシ イエヤス ヨシモト を裸で並べて、それぞれのおっぱいの味を堪能したい
したの穴にも舌突っ込んで、愛液すすりたい
ソムリエになりたい
489名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 13:54:32 ID:E/mtTe4Z
もっこす( ^ω^)
490名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 17:16:04 ID:rHCsL3FM
ヒデヨシのブラの裏側の匂いを嗅ぎたい
491名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 14:53:50 ID:jpb3VMTO
くんくん
492名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 19:14:21 ID:K4L1BP6F
ヒデヨシたんを監禁して成長記録を取りたい
レイプして孕ませて、どんどんでかくなるお腹を見て絶望するヒデヨシたん可愛い
飯には常に精液ぶっかけ。
でも他に食べ物もなく、泣きながら精液まみれの飯を食べるヒデヨシたん萌え
493名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 21:06:54 ID:c+vnsVXe
もいんもす
494名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 13:52:59 ID:pFzzCeeG
ヒデヨシたんの膨らみかけのおっぱいだけを一日中弄繰り回していたい
495名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 16:24:13 ID:C08yZ2kc
ヨシモトたんに立ちクンニしたい
496名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 00:22:42 ID:HWQSn+wN
シンゲンは汗臭い。
これでイケる!
497名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 02:30:54 ID:bqEqW/3r
久々に、ヒデヨシの膨らみかけの胸でもまさぐるとするか
498名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 17:46:46 ID:c2vPnVID
ヒデヨシ興奮しすぎだ
499名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 18:24:02 ID:/CuYbuMb
ヤスヒロスレが詰まった訳だが、新スレはいるのか?

個人的に、エロパロは別だが、パチ萌えキャラ全般のSSスレが有ってもいいと思うんだが
500名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 23:34:12 ID:Fu4aLzko
あげ
501名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 19:25:36 ID:OI2hqqwK
モッコリあげ
502名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 20:36:51 ID:a6LmNOyC
良いナニ持ってんじゃねぇか…
503名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 23:13:53 ID:Y78IHrUJ
ヒデヨシを、もう生きているのが嫌だと言う位レイプしたい。
そこまで落としたら少し開放してやって、また元気になったら死ぬ寸前まで犯したい。
ヒデヨシの泣き顔と悲鳴でゴハンが食える
504名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 11:49:39 ID:c0BgkTkY
ノブ様を、着衣・立ちバック・アナル中出し。

お清めFをイエヤスに。
505名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 01:10:12 ID:ayL3qrR5
ヒデヨシリーチ、ハズレ後。

「だぁー!何で今ので当たんねーんだよ!くそー!」

俺の財布の中身はもはやスッカラカンである。

頭を抱えている俺の横で、ヒデヨシが声をかけた。

「ど、どんまい!次は大丈夫だよー。こんな日もあるって!」

「はぁ…だいたい、お前のリーチで当たった事ねーんだよな…頼むぜ、全く」

散財してしまった俺の言葉は次第に悪くなる。

「むぅー!私のせいじゃないもん!……なんだよ、人がせっかく励ましてあげてるのにさ!だいたい、普段の行いが悪いから当たらないんだよ!」

と、ヒデヨシが抗議する。

「なんだとコラぁ!」
「え、うわわわ!」
その抗議の言葉にイライラが頂点に達した俺は、その場にヒデヨシを押し倒した。

「な、なにするんだよぉ!」
「黙れ貧乳!当たらなかった分、お前の体で償え!」
「なんでそうなるんだよぉー!離せバカ…んっ!んっー!」

うるさい口をキスで塞ぐ。

ちゅぷっ…ちゅる…ちゅ…ちゅ…。

俺は貪るように舌を絡ませる。
抵抗していたはずのヒデヨシも、いつの間にか舌を絡ませてきた。
もう少し、味わっていたかったが、一旦唇を離す。

「ぷはっ…。はぁ…はぁ…うぅ…?」
ヒデヨシは涙を浮かべながら息を荒くしている。
いきなりキスを止めたので、少し驚いている様子だ。

「ん?どうした?もっとして欲しい顔してるぞ?」
「そ、そんな事…ない…もん…」
「あんなに嫌がってたのに、もしかしてその気になってきたのか?」
「ち、違う…うぅ…」

ヒデヨシは答えないまま顔を赤くしている。

「違うなら、抵抗してみろよ貧乳」

そう言って俺は今度、ヒデヨシの胸の辺りの服をずらし、赤く自己主張している乳首をペロペロと舐め始める。

「にゃ…あ…そんな所…」

猫みたいな声を出しながら、胸にほとばしる快感に悶えるヒデヨシ。

自分が襲われている事など、すっかり忘れてしまっているようだった。
506名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 22:37:38 ID:LKnCwSjg
( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
507名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 22:43:06 ID:Xkugnr60
>>505
新たなる執筆者なのかっ!?
続きを早く!
508名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 23:55:31 ID:S7ekr3F+
( ゚∀゚)o彡°レイプ!レイプ!

( ゚∀゚)o彡°凌辱!凌辱!
509名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 02:31:54 ID:+nIub9IC
汗まみれになったヒデヨシの身体を洗ってあげたい
510名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 19:26:55 ID:V1cRWWNH
511名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 00:09:08 ID:0Xpi1naF
乳首きめえ
512名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 00:17:56 ID:uLoYJwmH
2ヶ月ぶりで打ったら、封印からヒデヨシで当たった

久々にたっぷりとご褒美をやった
513名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 00:25:32 ID:gYQg2Ogv
イエヤスの全身の匂いを嗅ぎ回したい
特に脇と髪の毛
514名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 23:36:14 ID:2axADgyh
ヒデヨシの貧乳にむしゃぶりつきたい
515名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 00:50:54 ID:qwE5Jc7k
乙女全員に首輪つけて散歩したい。もちろんリード持って、乙女はまっぱ。
四つんばいで犬みたいに散歩させたい。
気が向いたら犯してやる。イエヤスたんとヒデヨシたんのロリマンコがいいなぁ。ボテ腹になるまで何度でも中田氏してやりたい。
泣き叫ばせてやりたいお
516名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 00:59:16 ID:mVtRJbX/
そうかお
517名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 02:04:36 ID:xCIU3Hk4
ヒデヨシとオナニーの見せっこがしたい
518名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 14:53:02 ID:foqGDr0h
いいね
519名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 11:00:29 ID:b6b6f3RP
どっちが早く逝くか勝負
520名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 16:45:10 ID:exBfmY/A
全く、ヒデヨシはいけない子だな
521名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 22:02:08 ID:ZCIpdklm
>>519
おまえ…IDが震えてるぜ?
522凌辱!乙女学院。 イエヤス@:2009/09/03(木) 01:10:48 ID:SlmNgxLF
一年近く間が開いた気が…。
でもイエヤスたんを犯すまでは最低でも終わらないお!
っと思い立って、性衝動が湧き上がるたびに妄想を書き溜めて今に至る。
プレイの内容は良く思いつくのですが…。如何せん文章力が幼稚で…。
書き方とかも変わってるかもしれません。セリフ前に名前を入れてみました。多少見やすくなるかも知れません
××としてあるのでお好きな名前を。
凌辱キライはスルー推奨


なんにせよ、今から2が楽しみだ

523凌辱!乙女学院。 イエヤス@:2009/09/03(木) 01:12:17 ID:SlmNgxLF
今日も、授業は退屈だ。
役にも立たない知識を頭に入れるのだ、退屈なのは当たり前だな。
窓際の席に座る俺は、頭の中で授業を放棄。暖かい陽気に照らされた校庭を眺めていた。
××(ん?)
ふと、正門に一台の高級そうな車が止まり、俺はそちらに視線を移す。
運転席のドアが開き、姿勢良くスーツを着こなした白髪の老人が出てくる。その姿から、どこか品の良さを感じさせた。
××(あれは…)
俺の見つめる中、老人は後部座席の前まで歩き、そのドアをゆっくりと開ける。
開け放たれたドアから、一人の乙女が降りてくる。

サラサラの長い黒髪、長く引き締まった足、そして膨らんだ胸。
モデル体型の理想とも言える体つきの乙女、今川ヨシモトだ。
実際、まだ、さほど知られてはいないが、彼女は若い娘向けの雑誌のモデルをやっている。
××(これは朝から運がいい)
俺は正門に向かって歩いているヨシモトを、まじまじと見つめる。
そのプロポーションもさることながら、顔もかなりの美少女だ。
モデルという職種上、彼女は色々な服を着るが、大人っぽい洋服を着れば美人に、逆に今のように、制服を着れば可愛く見える。
まさに、モデルは彼女にとってうってつけの職種と言えるだろう。

しかし、朝から堂々遅刻か…。仕事でも有ったのか?
…まっ、どーでもいいけどね。朝からあのエロイ体を見れたんだ、ラッキーだろう。
俺はヨシモトを見つめ続け、その体を見て想いを巡らせる。
あのでかい胸はどれだけ揉み応えがあるだろう?パイズリもいいな。
唇も柔らかそうじゃねぇか。

…ドクンッ

俺の中で黒い感情が湧き上がってくるのを感じた。
泣き叫ぶ顔が見てみたい。あの清潔な体を無茶苦茶に汚したい!
××(…っく)

股間はストレートに感情を読み取り、主張を始める。
俺は周囲に悟られないように前屈みになりつつ、気持ちを落ち着かせた。
(まぁそう焦るなよ。いずれはあの女も犯してやるからよぉ。まずは狙いをつけた獲物が先だ)
誰でもない、自分にそう言い聞かせ、落ち着いた俺の顔には暗い影が落ちていた。
524凌辱!乙女学院。 イエヤス@:2009/09/03(木) 01:14:25 ID:SlmNgxLF
××「さぁーて…狩りの再開だ!」
放課後ほど心躍る時間はない。その辺の一般学生とは違う、授業から開放されたからじゃない。
俺にとっての放課後は…雌の涙と悲鳴のカーニバルだからだ!!!

俺はケータイを取り出す。開いた電話帳メモリはもちろん、ターゲットことイエヤスだ。
(クククッ。まぁーた俺の変態的、いや天才的演技のお披露目だぁ。メス穴のためならいくらでも道化を演じてやるよ)
この先の展開を予想して思わずにやける。
しかし、今回は運の要素も強く、電話のタイミングも重要だ。まぁその辺は、後に結果で分かるだろう。


××「さて…そろそろか?」
俺は時計を見ながらイエヤスのおおよその行動を予測し、運命の電話をかける
プルルルル…プルルルル…プルルルル…プルル、プ
イエヤス「はい」
(きた!!)
数回のコールの後、か細い声がケータイから聞こえてくる。イエヤスの声だ。俺が間違うはずもなぁい、クックック

××「あ、もしもし。突然のお電話申し訳ございません。私○○警察署の××と申します。徳川…イエヤスさんの携帯電話で間違いないでしょうか?」
イエヤス「え…?はい…」
××「落ち着いて聞いて頂きたいのですが…」
声色を変え。完全に別人になりすまし。全神経を傾けて演技する
××「実は、…あなたのお母様で交通事故に遭いまして…」
イエヤス「…ぇ?」

××「お母様の持ち物から身元を調べさせていただいて、お父様の方には既に連絡をしてこちらに向かうようにお願いしてあるのですが」
イエヤス「ぇ…は…、はい…ぁ、あの…母は?」
(食いついたぁ!!)
××「それが…詳しくは直接医師に話を聞いて頂いた方が宜しいかと思い、電話した次第でして…。今直ぐに駅前の病院まで来て頂けないでしょうか?」
一瞬の間の後
イエヤス「…はい。わかりました…!」
 フヒヒ、第一段階終了、後はあの部屋に連れ込めばいい。
俺はとある施設の出入り口を見張っている。そして間もなくイエヤスが飛び出てきた、思ったよりも早い。
(さぁ、イこうか!)

××「あっ、あの!徳川、イエヤスさんですか?」
俺は飛び出してきたイエヤスに声をかける。気持ちの悪いくらいのさわやかさを演出して
イエヤス「!はい、そうですけど。あの、いま」
××「スイマセン。さっき先生に言われて、何かイエヤスさんをもし見かけたら直ぐに連れてきてくれって。何か

警察から電話がどうのこうのって慌ててて」
イエヤス「!!…えっ!?…わかりました。ありがとうございます、それで先生はどこに?」
××「こっち!4Fの視聴覚室!」
頼まれてもいないのに俺はイエヤスの前を走り先導する。
(クククッ…ひゃぁーっひゃっひゃ!!!)
うまく行き過ぎる!俺は走りながらそう思う
以前ヒデヨシとの会話で分かったことがあった。それは彼女達が精神的にもまだまだ子供だということ。
少し混乱させるようなことを吹いてやれば、面白いように冷静さを欠く。大人ならこんな陳腐な手に騙されることもないだろう
イエヤスとヒデヨシは同い年。俺はそこを突いた

階段を一気に駆け上がり、人気の無い方向へどんどん進む。そしてたどり着いた部屋の前
××「ハァ、ハァ、ここだよ」
大分息が切れた、イエヤスもぜぇぜぇ言ってる。
呼吸を整えつつそのまま、ドビラに手を掛ける
525凌辱!乙女学院。 イエヤス@:2009/09/03(木) 01:16:46 ID:SlmNgxLF
××「あれぇ?」
予想通りの光景。そこには誰もいない。
元々、ここ4Fは前回ヒデヨシにフェラさせたとき言ったとおり、人など殆どこない。まして放課後などいるはずもなく…
××「おっかしいなぁ。先生居ない…トイレかもしれないね。探してくるよ」
そういうと俺はイエヤスを部屋の中央へ誘導する。
イエヤスはまだ肩で息をしていた。
俺はそのまま、先生を探しに行くかのように出口に近づき

ガチャ

トビラの鍵を閉めた

イエヤス「はぁ…はぁ…ぇ…?」
イエヤスはキョトンとした目でこちらを見ている
××「んん?どうかしたのかい?イエヤスちゃん」
俺は笑いながらイエヤスに歩を進める
イエヤス「…ぇ、…あの、先生…は?」
××「んー?いないみたいだねぇイエヤスちゃん。二人きりだよ」
イエヤス「それは…どういう…?」
イエヤスが後ずさりながら小さく声を漏らす。薄々気付き始めたのだろう。この状況に…俺の異常に

××「どういうことかって?誰もいない部屋にオスとメスが一対。ならやることは分かるでしょ?」
イエヤス「わかりません…何を…言ってるのですか?」
××「つまり…こーいうことだろぉ!!」
俺は全力でイエヤスに駆け寄るとそのまま手首を掴み、足を引っ掛けて床に転ばせる

イエヤス「イタ!ぅ!…いや!…いや、んぐううう!!!」
押し倒すとそのまま口を塞ぐ。イエヤスはヒデヨシ以上に非力だった。抵抗しているが、俺からすれば子供の駄々も同然

××「静かにしろっ!!騒ぐんじゃねぇーよぉ…このまま窓から突き落とすぞ?なぁおい?」
馬乗りの体勢で脅し、イエヤスの手首を掴んだ手に力を込める。
細い手首をギチギチと締め上げる、ホンキで死の恐怖を与えるかのように
イエヤス「ぅぅ…ふぅ…すぅ…」
痛みに顔を歪ませながら、イエヤスはやがて大人しくなった

××「クククッ。良い子だ。命を繋ぐ、いい選択だ…ヒヒッ」
馬乗りのままだが、イエヤスの口と手を開放してやる。
イエヤス「けほッ…けほっ…ぅう…これは、どういうことですか?」
息苦しかったのだろう、イエヤスは咳き込むとこちらを見つめ説明を求める。
睨んでるつもりなのかもしれないが、ハッキリ出ているぞ…脅えの色が…良いメス穴の色が!

××「朗報だよイエヤスちゃん。君のお母さんは無事だ。いつもと変わらない日常を送っているよ」
イエヤス「え?…なんで…?」
イエヤスの目が丸くなる
××「クククッ。始めまして、私○○警察レイプ課の××です」
イエヤスの中で糸が繋がっていく
××「いい顔だぁ。お母さんが無事で安心した?良かったねぇ。…俺にもいい思いさせろよ!」
俺はイエヤスの制服に手をかける
イエヤス「!!いやっ!…離して!…くださっ!いっ!ぅぐ!ヵは!」
騒ぎ出したイエヤスの、今度は喉を掴み、少し力をいれてから解放してやる
××「うるせぇな。まだ騒ぐ時じゃねえだろ。」
睨みを利かせる。イエヤスは小刻みに震えていて、小さくひっっという声が聞こえた気がした
乱暴にブラウスのボタンを外していく。むしろボタンが吹っ飛ぶ勢い。そしてスカートを下にそのまま下ろす。
××「うーん!予想通りだよイエヤスちゃん」
イエヤス「…ぅう…あ…」
脱がされた制服。その下は紺一色だった。下着ではない…スクール水着だ
526凌辱!乙女学院。 イエヤス@
これが電話のタイミングが成功だったという証!
イエヤスは水泳部だった。泳ぎも含め、運動そのものが得意という訳でもないらしい。なんで運動部になんか入っているのか謎だった。
それも、いま解けた。レイプされるためだよ。俺にその魅惑のスク水姿で犯される為にイエヤスちゃんは水泳部に入ったんだ!
電話はばっちり、着替え直後を捉えたらしい。変態的な感覚の勝利だ。

××「さぁて」
俺はイエヤスの胸に手を這わせる。スク水独特のすべるような手触りが心地良い
イエヤス「ひっ!…や…だ…」
イエヤスが俺の手を払おうとする。だがその力はあまりにも非力だ。
××「可愛いよイエヤスちゃん。柔らかいんだね、イエヤスちゃんの体」
手の動きを止めない。スク水の上部、二つの山を鷲掴みにする。
ヒデヨシよりはボリュームがある。そして水着の上からでもわかる柔らかさ。手の中で変幻自在に形を変えやがる
イエヤス「いや…や、めて…下さい…」
小刻みに震える小動物のようなイエヤスちゃん
イエヤス「お願い…します…もう…んぅう!?」
俺はイエヤスの唇に吸い付く。抵抗する頭を押さえつけ、硬く閉じた唇に無理やり舌を入れていく

んちゅ…じゅるる…ぶちゅ
甘い!イエヤスちゃんの唾液は甘いぞ!俺は濃密な唾液交換を終えると口を離す。

××「もしかして、初めてだったかな?美味しかったよ…」
イエヤス「はぁ…はぁ…ぅ…ぐす…ひど、い」
イエヤスの目から涙が零れる。一気にスイッチが入った
××「っはっはっは!何言ってやがんだ!これからだろう!?楽しみは!」
俺は手をイエヤスの恥部に持っていく
イエヤス「っ!!そこは!やめて…おねがいします…!くぅう!!」
静止など聞くはずもない、俺はイエヤスの恥部を水着の上から執拗に撫でる。上下に指を動かすたびにイエヤスの体は正直な反応を示す
イエヤス「ん…あ…い…やぁ…ひぐっ…」
××「いい反応じゃねーか。それに…うちの教師陣も変態だな。この時代に旧スクとは」
スク水には二種類ある。詳しくは最寄の変態へ。簡単に説明すると旧スクール水着は、下がスカートのようになっている。
パンツの上にピッチピチの短いスクール水着を着ていると思えばいいだろうか?つまり
××「この水着はなぁ。こんなことができるエロエロ仕様なんだぜ?」
俺は手をスカートの中に突っ込み、さらにパンツ部の中に手を進めていく。旧スクは脱がせることなく、恥部に直接触れることができるのだ!

俺はイエヤスの恥部に直接手を添える
イエヤス「ぁっ!いや…ぁ…触らないで!!…くだ、さい!」
水着の上からではわからない。膣の温もりを感じる。そこはまだピッタリと閉じられていた
××「柔らかい…柔らかいよ!イエヤスちゃん!」
スジの、周りを丹念に擦り、その上部にある突起を軽く突く
イエヤス「きゃぁ!…ぁ…うっ…そこは…ぐすっ…やめて…」
たまんねえ
俺は恥部への愛撫をしつつ、イエヤスの胸に吸い付く。
すべすべの水着に柔らかい胸。気が遠くなりそうだ!俺は唾液をまぜ、音をたてながら水着の上から胸をしゃぶった
イエヤス「ぅ、ぐすっ、いやぁ、あああ」
イエヤスの泣きっぷり。そろそろ本番だな

××「さぁ、貫通式だ」
俺は最大にまでいきり立ったイチモツをとりだす
途端、イエヤスの表情が凍りつく。
イエヤス「い…イヤ…それだけは…私、まだ…!」
問答無用。
俺はイエヤスの脚を小脇に抱え、股を開かせる。水着に指をかけ横にずらすと、ピンク色のキレイな穴が現れた。
××「メス穴。犯す穴。肉穴。」
美少女に泣き顔。そして眼前に広がる汚れをしらないメスの穴。これで入れないヤツはオスじゃねぇ!