3 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 04:30:53 ID:yPyecDsg
乙
1おつ。
いやぁ、異種姦ってホントに良いものですねぇ。
↑のオッサン追悼記念age
おちゅ
まさに触手評論業界のパイオニアだったな
死んだって誰が?
シベ超の人が
14 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 11:02:50 ID:PbycyuIC
保守
誰か、出だしにぶっといヤツを一発上げてくれ
ちょっと聞くけど、おまいら的におにゃにょこが触手ににょろにょろされてる場所で、一番好ましい場所はどこ?
色々あるが、俺はトイレだな。
無防備な状況下で、奇襲されてるのがいいね。
>>16 紳士な触手は、彼女の部屋のベッドの中で…
やっぱり巣かな
いくら叫んでも誰も来ないような場所で…
俺も巣、もしくは生命体の体内。無論消化なしで。
そのシチュを、さらってお持ち帰りするところからやってほしい。
街中だな
男はきれいサッパリお片づけされて
女達は床上浸水のごとく街中を覆い尽くした辺り一面の触手の洪水の中で
…腰の高さまで水没、ではなくスライム没した女だけの街ってのも良いかも、
常時犯されっぱなしでも送られる日常とか
>>20 それはいいな!
でも自分の好きな場所に限って、弾数が少ないのは気のせいだろうか…
姫巫女、巫女触手凌辱、トイレの触子さん、触手姦乱、と色々買ったけど…
他にはないだろうか?
触手好きの同士の力を借りたい。
>>16 体育倉庫でブルマとかレオタードのおにゃのこを
24 :
霜月:2008/06/22(日) 15:13:56 ID:CGTtnKO5
早朝のまだ薄暗い厩舎の隅に角灯がひとつだけ灯っている。
その橙色の暖かな光の下に、黒々とした重く頑丈そうな鉄ワクが置かれていた。
かなり大きな椅子に見えないこともないが、その背もたれには背板がない。
ぽっかりと穴の空いたワクがあるだけだった。
「ほら急げ。モタモタしてると昼になっちまうぞ」
威勢の良い声と共に、近寄る4頭の魔物が鉄ワクを囲んだ。
初夏とはいえ朝はまだ冷え、吐く息が白い。
魔物はいずれもヒトよりもふた回りは背が高く、胴まわりは倍ではきかない。
蹄のついた足、頭の上には2本の角…直立歩行する牛そのものだった。
一番最後にやって来た魔物は、擦り切れた手綱をしっかりと握りしめている。
そしてその黒い革紐の先には全裸の娘が繋がれていた。
重そうに揺れる乳房は頭ほどもあり、はちきれんばかりに張っていた。
黒革の首輪に両腕の手枷が繋がれ、口はハミを噛ませて閉じることができなくされていた。
両目も目隠しで塞がれていて、その足取りは右へ左へとふらついている。
艶やかな赤茶色の髪は、うなじの辺りでバッサリと切り落とされていた。
20代前半らしいが、むくみがちの肌からは既に弾力が失われ、下腹部にも僅かに弛みが出始めていた。
しかし脂ののったその肉体は、雄達の獣欲を掻きたてるには充分なものだった。
25 :
霜月:2008/06/22(日) 15:15:06 ID:CGTtnKO5
「いいか。まずメスを搾乳台に固定しろ。きちんと繋がないとケガさせちまうぞ」
かなり腹が出ているものの一際恰幅の良い魔物が、残りの3頭に指示を出す。
やや老いた感のある彼がどうやらこの場の古株で、新人に作業を指導しているようだった。
彼らは3頭がかりでもたつきながら、頼りない手つきで娘を鉄ワクにつないだ
椅子で言えば背もたれにあたる場所に身体を通して革帯で繋がれ、乳房が下に垂れ下がる。
前かがみで尻を突き出すという恥ずかしい姿勢で、娘は身動きが取れなくなった。
「手は洗ったな?乳房を拭く前に、手で前搾りをしろ。いきなり拭くと雑菌を押し込んで乳腺炎をおこすぞ」
ピンと張り詰めた乳房は抜けるように白く、実際青白い血管が透けて見えた。
老牛は重そうに垂れ下がった乳房の先を、おもむろに指でこね始めた。
その先端部分には褐色に染まった大きな乳輪があったが、肝心の乳首がない。
よく見れば乳首のあるべき所には、小さなくぼみがあった。
「もしも乳首が陥没してるメスがいたら、この時にしっかりと揉んで乳首を勃たせておけよ」
老牛の指は乳輪をグリグリとねじり、ときおりついばむように摘まんでは、強弱をつけて捏ね回した。
『ア〜、ア〜』
悲鳴とも嬌声ともつかない切なげな声が、閉じることのできない娘の口から漏れる。
26 :
霜月:2008/06/22(日) 15:16:12 ID:CGTtnKO5
手荒な愛撫に血行の良くなった乳輪に赤みが差し、中から硬くしこった乳首がようやく顔を出す。
その先端から真っ白な母乳が滲み出て、ポタリポタリと滴り始めた。
老牛はここで手の甲で受けた雫をペロリと舐めると、満足げに軽く頷いた。
「問題がないことを確認したら、乾いた布できれいに拭きとれ。
この時の刺激で乳が出始めるから、すぐに搾り始めろよ」
老牛は肌寒さに震える娘の尻を軽く叩きながら、若い3頭を後ろに回らせた。
「搾乳中のついでに交尾をしてやればもっと乳の出が良くなるから、余裕があれば犯ってやれ。
だがお前らがいくら若いからって、一日に撃てる弾数には限りがあるよな。
だから全部の相手なんぞしてられんから、発情期のメスを優先的にしろよ。
普段からよく観察して、どいつが発情しているかを常に把握しておくんだ。
タイミング外すと、ボーナスのチャンスが一ヶ月お預けになるぞ」
縮れた剛毛に縁取られた大陰唇は、押せばぐずぐずと汁が滲み出る熟れ過ぎた果物のようだった。
はみ出た小陰唇に至っては既に赤褐色に変色し、爛れた傷口のように生々しく醜悪だった。
しかし3頭の若い魔物の目には、それすらも至高の美と映ったようだ。
彼らは生まれて初めて間近に見る女性器を、固唾を飲んで食い入るように見つめている。
そんな雄の熱い視線を感じているのか、肉厚の土手からのぞく肉びらは恥ずかしげに身をよじった。
27 :
霜月:2008/06/22(日) 15:17:21 ID:CGTtnKO5
『ンアーーーーーッ!!』
いきなり娘が叫んだ。
老牛が両手の人差し指を肉の隙間に差し込むと、その限界まで抉じ開けたからだった。
くたびれた外見とは裏腹に、内側の粘膜は鮮やかな朱色で瑞々しさを保っていた。
「ちゃんと奥まで見えてるか?豆のそばの小っこい穴が尿道口…小便の穴だ。
膣の奥に見える火口みたいのが子宮口だな」
そのまま人差し指を一本、更に深く押し込むと無造作に中をまさぐり出した。
『ンア、ア〜、ンア〜ッ!!』
塞がれた娘の口から屠殺される家畜さながらの絶叫が上がるが、老牛は全く気にした様子もない。
固く締まった子宮口をゴリゴリと弄ってから、粘液に塗れた指を抜き出した。
「見分け方は指で子宮口を探って、汁の粘りを毎日確かめろ。
水っぽくなって、こんな風に糸を引くようになったら発情したサインだ。
まぁお前らの鼻の方がよっぽど確実だがな。よく嗅いでおけ、これが発情したメスの臭いだ」
透明な体液の粘りを確かめるように、3頭の鼻先で老牛の指が動く。
立ち上る淫猥な匂いに雄達の喉がぐびりと鳴った。
しかし一頭だけはかすかに怪訝そうに首をかしげるのを見て、老牛は笑った。
「まぁ、発情してないメスも嗅ぎ比べてみないと、違いはまだ分からんかもな。
それは後で確かめさせてやるから次に進むぞ」
その間も、娘の両の乳首からはポタポタと白い雫が滴り続けた。
28 :
霜月:2008/06/22(日) 15:18:24 ID:CGTtnKO5
「それじゃ乳搾りの練習に入るが、一緒に種付けの実習もするぞ。
そこのお前…そうお前からだ。ガンバレよ」
老牛は先ほど首を傾げた新人の頭を掴むと、手荒に娘の股間に押し付けた。
「見ての通りメスってのはちっこい。
こいつほど仕込んであればともかく、いきなりお前らの突っ込んじまったら普通はかなり痛がるぞ。
だからしっかり濡らしてやってから始めろ。いいなっ!
だがいちいちメスがその気になるまで待ってる時間はない。
お前ならどうする?」
少し迷った後、不安げな新人は老牛を見上げながら、娘の股間におずおずと舌を伸ばした。
「よし、正解だ。答えは単純明快、舐めろっ!
お前らのツバで濡らしてやれ。
外側ばかりじゃなく、しっかりと奥まで舐めて濡らしてやれよ」
29 :
霜月:2008/06/22(日) 15:19:21 ID:CGTtnKO5
若牛が恐る恐る指先で赤い草むらを掻き分けると、内側から朱色の花弁が開いた。
湿り気を帯びてフルフルと震えているが、濡れるというには程遠い。
魔物の太く筋肉質な舌が、柔らかな肉を押し開き内奥へと入り込んだ。
探るようにゆっくりと肉ヒダをまさぐりながら、糸を引く唾液を塗り付けていく。
気づけば若牛は鼻息を荒げて、娘の股間に夢中でむしゃぶりついていた。
「どうだ?発情したメスってのは熟したチーズより美味いだろ?
ここはもっと舐めていたい所だろうが、時間もないからサッサといくぞ。
さぁ元気になったお前のイチモツで可愛がってやれ。
ただし、ゆっくり優しくだぞ」
許しが出るやいなや若牛は立ち上がり、カエルのように娘の上に飛びついた。
雌が放つ甘い匂いに誘われて、彼の興奮は既に最高潮に達していた。
彼は初めての行為を前に、いきりたつ己の分身を御しきれないのか、今にも暴発しそうになっていた。
桃色のペニスの先端は角のように尖り、前腕ほどもある抜身を仰け反らせている。
その全体に赤紫の血管がミミズのように浮き立ち、ピクピクと蠢いていた。
若牛はもどかしげに脈打つ一物を握りしめ、手探りで涎にまみれた女芯にあてがう。
経験不足でよほど焦っていたのか、2度も入れそびれたが3度目にしてやっと娘の中へと突き進んだ。
30 :
霜月:2008/06/22(日) 15:20:30 ID:CGTtnKO5
『アッ…アアッ…ア〜ッ』
桶で手を洗っていた老牛が、娘の声を聞いて苦笑する。
「おいおいそんなにアセるなって…もうちょい押さえ気味でやってやれ。
じゃ残りのお前らは乳搾りの練習をするぞ。
指先でチョイと摘んで…あぁ乳首だけじゃなくて乳輪から…そうそういいかんじだ」
新人たちの拙い手つきで抓まれるたびに、白い乳房がゴム毬のように跳ねる。
そして白い飛沫が噴水のように噴き出した。
かなり周囲に飛び散りながらも、鉄ワクに下がった容器に母乳は少しずつ貯まっていった。
「最初は難しいと思うかもしれんが、慣れれば簡単なはずだ。
面倒でも最後までしっかり搾らんと乳房炎になるから、横着はするなよ」
『ンアアッ!…ンアアッ!…ンアアッ!…ンアアッ!…』
痛々しい娘の悲鳴と共に、若牛の鼻息も益々荒くなっていった。
圧し掛かる巨体に娘の身体は今にも潰れそうにみえるが、頑丈な鉄枠が支えて何とかそれを防いでいた。
しかしその激しい腰の動きに、流石の鉄枠もガタガタと揺れだした。
そして突然その動きが止まり、野獣の咆哮が上がる。
「グオォッ!…グオォ…ォォォ…」
31 :
霜月:2008/06/22(日) 15:21:51 ID:CGTtnKO5
「おいおい、だからもっと優しく…あん?…ありゃりゃ、もうイッちまったか?
これだから若い奴はせっかちでダメだな」
若い魔物は藁の敷かれた床によろめくように座りこんだ。
そんな彼を軽く手を振って追い払うと、老牛は苦笑しながら娘の後ろへと回り込んだ。
だらしなく開いた娘の膣から一筋の精液がトロリと垂れ落ちる。
ベットリと汚れたその娘の股間に、自らの股間をグリグリと押し付けながら老牛は言った。
「それじゃオレが手本を見せてやるから、よく見ておけよ」
半勃ちだった浅黒い陰茎が、ぬめる肉びらと擦れ合ううちにムクムクと伸び上がっていく。
先ほどの若牛よりも勢いがなく項垂れた感はあるが、大きさでは全く遜色はない。
黒ずんだ幹には節くれだった血管が瘤のように盛り上がり、むしろ凶悪さではこちらが上だった。
器用なことに老牛は手も使わなければ見もせずに、一物の感触だけで入り口を探り当てた。
その恐ろしげな肉の凶器を、十二分にほぐれた女陰は抵抗もなく易々と受け入れる。
ただ流石に大きすぎたのか、泡立つ精液がぶちゅりと音を立てて隙間から押し出されてきた。
やおら魔物は腰を使い出した。
焦らすようにゆっくりと半ばあたりまで陰茎を引き抜くと、奥に当たるまでトンと突く。
そしてまたゆっくりと引き抜いては素早く突き入れる。
力任せに突くのではなく、まるで扉を叩くような軽やかな動きだ。
短い毛で覆われた睾丸も揺れて、ワンテンポ遅れて彼女の陰核に当たる。
垂れ落ちる雄汁としなやかな毛に磨かれて、肉色の真珠が暗がりに妖しく輝いた。
32 :
霜月:2008/06/22(日) 15:22:48 ID:CGTtnKO5
『・・・アンッ…アーン…ンッ…アアン…』
くぐもった娘の声が漏れる。
しかし先程までとは明らかに違い、そこに苦痛の色はない。
甘く媚びるような声は快楽に打ち震え、さらなる陵辱を請い願っていた。
老牛は娘の背中に覆いかぶさると、彼女の耳元で囁いた。
「まだ乳が張って苦しいんだろう?今すぐ楽にしてやるからな」
魔物は大きな手の平で娘の乳房を包み込むと、ゆっくり柔らかく揉みほぐす。
そして指先で乳輪を摘むと、腰の動きに合わせて搾り始めた。
…クッチュ、クッチュ…チー、チー…
掻き回される膣と乳を受け止める容器の音が、軽快なテンポを刻む。
老牛の位置からは見えてはいないはずだが、指の動きにたどたどしさはない。
水鉄砲のように噴き出す幾本もの白糸は、全て容器へと命中し続けた。
みるみるうちに容器には白い母乳が貯まっていった。
その手際の良さに、周囲の3頭はただただ目を瞠るばかりであった。
「よし、これで乳搾りはオシマイだ」
容器にはなみなみと母乳が貯まっていた。
老牛は娘の乳首を爪の先で弾いて雫を払うと、乾いた布できれいに拭い取る。
しかし鉄ワクから容器を外す間でさえも、その腰はゆっくりと動き続けていた。
33 :
霜月:2008/06/22(日) 15:23:58 ID:CGTtnKO5
「いいか、お前ら。種付けってのは中に出して終わりじゃないぞ。
メスをきっちりイカせるまでが種付けだ」
しゃべりながらもその腰は止まらない。
「メスってのはイクと子宮口が弛んで、子種が吸い込まれ易くなるんだそうだ。
だから確実に孕ませたいならメスを悦ばせてやれ」
再び老牛は娘の上に圧し掛かると、彼女の股間に手を伸ばした。
そしてベトベトに張り付いた陰毛を掻き分け、充血した陰核をほじり出した。
娘の小さな耳を分厚い舌で舐めたくりながら、老牛は囁く。
「どうだ?気持ちいいのはここか?」
『アン…アン…アン…』
「それともやっぱりオッパイの方がいいのか?」
『アン…アン…アン…』
「何だ?両方いいのか?」
『アァン…アァン』
「そうかそうか。いやらしい奴め、それじゃ両方とも気持ち良くしてやるぞ」
巨大な肉塊が引き出されるや、すぐに真っ赤な大陰唇が美味そうにつるりと呑み込む。
その度にブチュブチュとはしたないおくびとともに、押し出された白い汚濁が飛び散った。
3頭の若牛は、剣を呑む曲芸師を前にした子供のように、ポカンと口を開けてそれに見入るばかりだった。
娘の下腹は外から見ても分かるほどに、へこんでは膨らむことを繰り返す。
今にも破裂しないのが不思議なほどであったが、それでいて弛みきっているわけではない。
陰核を指先が小刻みに弄るのに合わせ、しなやかな膣が男根をきつく締め上げるのだった。
やがて娘の足の親指が反り返り、痙攣でも起こしたようにプルプルと震えだした。
「んん?そろそろイキそうか?よしよし、それじゃ一緒にいこうな」
頬を上気させてカクカクと頷く娘に、老牛は優しく声を掛けた。
34 :
霜月:2008/06/22(日) 15:25:40 ID:CGTtnKO5
先程までとは打って変っていきなり腰の動きが激しくなった。
パンパンと柏手を打つような、キレの良い音が鳴り響く。
年齢を感じさせない激しい注挿に、搾られてなお豊満な乳房は前後左右に揺れ踊った。
やがて鉄ワクごとガタゴトと動きだし、娘の尻は宙に跳ね上がる。
その過激な突き上げにも関わらず、娘は一声もあげずに溺れたように口をパクパクさせるだけだった。
既に快楽に呑まれ、息も絶え絶えになっていたからだった。
「…よしイクぞ…うっ…」
老牛は娘の尻をがっしりと掴むと、奥深くまで己自身を押し込んだ。
尖った肉の穂先が痙攣する子宮口に突き立つと、一瞬ビクンと膨らんだ。
そして密着したままに、大量の子種を膣の中へと吐き出す。
老いてなお勢いの衰えない迸りは、先の若牛の精を洗い流すように膣の外へと押し出した。
ヒクヒクと震える子宮口は、膣一杯の白濁をじっくりと味わいながら吸い込んでいった。
不意に全ての動きは止まり、静かな厩舎の中に荒れた息遣いだけが響いた。
先程まで寒かった厩舎には熱気が篭り、雄の身体からはもうもうと湯気が立ち上っている。
しばらく動かなかった老牛がやっと動き出し、濡れた一物をズルリと抜き取った。
すぐに鉄ワクと手枷から解放された娘は、崩れるようにその場にへたり込んだ。
酸欠でも起こしたように娘が喘いでいると、老牛は口枷を外し、火照ったうなじに優しく口づけをした。
「お疲れさん、最高に良かったぞ。
あんまり気持ち良いんで、俺も年甲斐もなく頑張りすぎたかな。
今日もたっぷり中に出しといたから、頑張ってまた元気な仔を産んでくれや」
35 :
霜月:2008/06/22(日) 15:26:38 ID:CGTtnKO5
老牛は近くの干草の山に座り込むと、未だに呆然と見つめる3頭に向かって言った。
「以上が種付けの基本だ。
いいか?メスは唯のモノじゃなくて感情のあるイキモノだ。可愛がってやれよ。
愛情をもって大事に扱ってやれば、ちゃんとそれに応えてくれる。
こいつも来たばっかりの頃は反抗的で仕方なかったんだが、今じゃ見ての通り素直なもんだ」
そう言って足元の娘の頭を撫でた。
「それじゃ、今度はお前らが自分で発情中のメスを探して連れて来い。
この中にもう5,6匹いるはずだから、さっきのように目と鼻を使えよ。
さぁ行け…楽しいお仕事が待ってるぞ」
我先に慌てて厩舎に散る3頭を見ながら老牛は呵呵大笑した。
…ペチャペチャ…ピチャ…
その時、下から濡れた音がし始めた。
性交で汚れた彼の股間を、娘が舌を使って清めていたのだった。
娘は力尽きたペニスを恭しく両手で捧げもつと、性交の残滓を丁寧に舐め取っていく。
一滴残さず舐め尽くすと、白濁の飛び散った陰嚢やその裏にまで愛しげに舌を這わせた。
挙句にそれでも飽き足らないのか、袋の皺や毛に染み込んだものまでチュウチュウと吸い始める。
そんな娘の赤茶色の髪をくしゃくしゃと掻き混ぜながら、老牛はおどけて言った。
「おいおい、この年寄りをそんなに苛めんでくれ。続きはまた明日な」
36 :
霜月:2008/06/22(日) 15:27:34 ID:CGTtnKO5
…ジュルッ…ペチャペチャ…ジュルルッ…
目隠しされたままの娘は、ねだるように見上げながら、柔らかくなりかけたものを口一杯に頬張った。
この淫らな舌使いで醜悪な肉塊を啜りあげる娘が、一年前までは生娘であったと一体誰が思うだろうか。
魔物の精を平然と股間から垂れ流す彼女が、神に仕える聖女であったと一体誰が信じるだろうか。
誇り高き「冒険者」として魔物を狩った日々は、既に遠い記憶の影でしかない。
今では魔物達に犯され続けることに慣れ、乳を搾りとられる毎日を悦びと共に受け入れていた。
もはやそこに居るのはただの一匹の家畜でしかなかった。
全身全霊をもって続けられる娘の奉仕に、疲れきって項垂れたはずのものが再び隆々と起き上がってきた。
期待を込めて頬擦りする娘に、根負けしたかのようにため息をひとつつくと、老牛はにやけて言った。
「しょうがない奴だな…あいつらを待ってる間だけだぞ」
娘の顔に満面の笑みが広がった。
37 :
霜月:2008/06/22(日) 15:31:46 ID:CGTtnKO5
以上です。
少し長くなりすぎた感もありますが、お許し下さい。
リアルタイムで更新しながら読ませていただきやした。
GJです。
ただ人間を捕食・殺戮・繁殖のために狩るだけじゃなくて
こんな風に魔物にゃ魔物の暮らしがある、って話もいいもんだ。
オオ、オレの股間に第二東京タワーがブチ建てられたっ!!
ちょーーGJ!! !こういうの大好きだ
あと老牛さんがかっけえ
GJ
お見事、としか言い様無いぜ。
お、おにゃのこの!おにゃのこの台詞をもっと!!
私たちの生活は、3年前のあの日に一変した。
町を襲った大津波。
1人の例外もなく住民全てを飲み込んだそれは、一瞬で町の人口を半分にまで減少させた。
生き残ったのは全員女性。
もちろん、そんなことが普通の自然災害で起こるはずがなかった。
そう、その津波はただの津波ではなかったのだ。
今ではスライムと呼ばれている薄緑色の半固形状の何か。
津波を形作っていたのは、そんな未知の存在だった。
3年経った今でも、それがどこから来たのか、わかっていない。
中には魔界の門が開いたなんて言う人もいるけど、それもあながち間違っていないのかもと思ってしまう。
それぐらい、このスライムはそれまでの私たちの常識が通じない相手だった。
ちなみに、命こそ奪われはしなかったものの、私たち女性も全くの無事だったというわけでもない。
私の体の中、具体的には子宮の中には今でもスライムの欠片とでも言うべきものが残されている。
それは気味悪くはあっても、普段はその存在が全く感じとれないほど大人しい。
けれど一日に最低でも2時間、今でも町を覆っているスライムに接触させないと突如として暴れだすのだ。
それ故に、私たちは町から逃げ出すことも、家に閉じこもる事もできずにいた。
「お父さん、行ってきます」
いつものように仏壇の前で手を合わせてから玄関に向かう。
その途中、キッチンで朝ごはんの片付けをしているお母さんが忘れ物はないかと声をかけてきた。
ここでハンカチやお弁当ではなく、下着とスカートのことを心配されるのがこの町の珍しいところだ。
とはいえ、これから衣類を溶かすスライムを掻き分けながら学校に行かないといけないのだから、必然的にその間は下半身には何も身に付けられないわけで。
だから、学校についてから鞄の中に入れておいた下着とスカートを身に着けるという奇妙な行為が、この町では当たり前になっていた。
「だいじょうぶ、じゃ、いってきまーす」
当然靴も履かずに玄関を開ける。
と、そこには幼馴染の凛ちゃんがもう来て待っていてくれた。
「おはよう、凛ちゃん」
少し見上げるようにして挨拶を交わす。
同じ団地の2階上に住む彼女は、私にとって一番大事な親友で、憧れの対象だ。
美人だし、背はすらっと高いし、頭もいい。
ちょっと意地悪なところもあるけど、それは親しみの延長線上にあるものだとわかっている。
「おはよ、麻奈。
忘れ物はない? 下着とか、スカートとか。
また下半身裸で一日授業受ける羽目になったら大変だよ」
だから、そんなことを言われてもいちいち腹を立てたりしない。
しないけど――、
「もう、凛ちゃんもお母さんも心配しすぎ。
いくら私でもそう何回も同じ失敗しないよ」
一応頬を膨らませてそう反論すると、苦笑いを浮かべた凛ちゃんに、普通は1回もしないんだけどね、なんて額を小突かれてしまった。
そんな、いつものやりとり。
スライムに覆われるという未曾有の災害に襲われたこの町で、私たちはそれなりに何とか暮らしていた。
2階から1階に下りる階段の途中、5段目あたりまでがスライムのテリトリー。
その一段上で立ち止まり、凛ちゃんと視線を交わして頷きあう。
左手は彼女とつなぎ、右手は手すりを握った状態でゆっくり足を下ろしていく。
「ん……」
指先に感じるスライムの感触。
触れた瞬間、熱くもなく冷たくもないそれがぬるぬると纏わりついてくる。
ぞわぞわとした悪寒が這い上がってきて全身に鳥肌が立つ。
湧き上がる生理的な嫌悪感。
それでも意を決してさらに足を下ろしていくと、すぐに足裏が固い床に触れた。
この時点で、すでに足首の辺りまでスライムに包まれている。
まるで数え切れないほど多くの舌に嘗め回されているようなこの感覚。
これには、いつまで経っても慣れることができそうになかった。
それでも、いつまでもここで止まっているわけにもいかない。
スライムのぬめりで足を滑らせないよう気をつけながら、反対の足を次の段に下ろしていく。
そうすると今度はふくらはぎの半ばまでスライムに包まれた。
その次の段では膝まで、さらにその次の段では太ももの途中まで。
触れている面積が広がるにしたがって加速度的に嫌悪感は膨れ上がるけど、必死に我慢して残すところ最後の一段までやってきた。
そう、あとたった一段。
だけど、この最後の一段はそれまでとは比べ物にならない一段だった。
「あ、ぅぅぅ……」
表面が股間に触れた瞬間、膣の中をドロドロしたスライムが重力に逆らって這い上がってくる。
足の表面で感じていたそれとは桁違いの刺激の強さ。
しかもそれだけじゃなく、体内でぷるぷると震えて敏感なそこを責め立ててくる。
「ん、くぅ、ふぁ、ぁぁ……」
中まで侵入されてからスライムの動きが落ち着くまで、実際の時間にしたらせいぜい数分。
けれど体感的には何倍にも長く感じられるその間、遠のきかける意識をとどめていてくれたのは、しっかりと握られた凛ちゃんの手の温かさだった。
そうやってじっと耐えていると、ようやくスライムの振動が収まって多少の余裕が生まれてくる。
「麻奈、大丈夫?」
「う、うん、もう平気」
「じゃあ、行こうか」
もちろん異物感は拭えないけど、それでも私たちはもう一度うなずきあってから、学校に向けて歩みを再開させたのだった。
「あ……」
慎重に慎重に足を進めている中、学校まで後半分くらいと言うところで私は足を止めてしまった。
原因は、カーッと熱を持ち始めたお腹の奥。
「麻奈、もしかして、きちゃった?」
足を止めた私に気づいて、凛ちゃんが心配そうに眉を寄せながら聞いてくる。
「そ、そうみたい……」
それを受ける私の声も自然と泣きそうになっているのが自覚できる。
というか、これからのことを思えば本当に泣き出したい気分だった。
「ついてないね、とりあえずあそこの電柱まで行こ」
「う、うん……あ、はじまっちゃった」
そうこうしている内に膣の中でしばらく大人しくしていたスライムがぷるぷると震え始める。
「やば、麻奈急いで」
体内で一秒ごとに振動を強めていく異物に焦りながら、凛ちゃんに手を引かれて一番近くの電柱のそばまで移動する。
「じゃ、麻奈、先生には言っておくから。
鞄ももってっとくね」
「うん、おねが、あっ、んん……あくぅ」
もうまともに声を出すことも難しくなった私に最後に一言頑張ってねと声をかけて、凛ちゃんが行ってしまう。
遠ざかっていく背中に心細さを覚えるけど、凛ちゃんまで遅刻させるわけにもいかないし、何よりこれから自分が見せる姿を彼女にだけは見せたくないからここは我慢するしかない。
凛ちゃんの柔らかくて温かい手とは対照的に冷たく硬い電柱にしがみつきながら、私はぎゅっと唇を噛み締めた。
今起きているこれは、スライムの“食事”と呼ばれている現象だった。
本当にこれがスライムにとっての食事なのかはわからないけど、ここに住んでいる人は皆そうだと思っている。
前兆は、お腹の中が急に熱を持ち始めること。
これがスライムのいただきますの挨拶。
膣内に潜り込んだスライムから分泌されたある種の粘液は女性のそこを普段の何倍も感じやすくさせる――ようするに媚薬だった。
これが、いつ、誰を狙ってくるかは誰にもわからない。
運がいいと1週間以上来ないときもあるし、悪いと1日に何回も来たりする。
私の場合前回は3日前だったから、良くもなく悪くもない感じだろうか。
「んあっ!?」
不意にクリトリスを強く吸引されるような鋭い刺激。
反射的に腰を後ろに引いてしまうけど、いかんせん下半身が丸ごとスライムに飲み込まれているから意味はない。
「あっ、んくっ、くっ、んああ」
連続して襲ってくる快感に腰をビクッビクッと跳ねさせる。
上半身で電柱にすがりつきながら、お尻を後ろに突き出したような恥ずかしい格好。
声も動きも本心では我慢したいけど、もう全身にスライムの媚薬が回ってしまってどうしようもなかった。
通勤通学の時間帯だから、こうしている間にも背後からは人が通っていく気配がたまに伝わってくる。
皆、見て見ぬ振りをして通り過ぎていった。
その中にはもちろん知り合いもいたに違いない。
だけどそれは薄情でもなんでもなく、それが一番だとわかっているから。
この町に住む誰もが、これが来たときの辛さを知っているからだった。
死にたいくらいの恥ずかしさに脳を焼かれながら、私は必死に意識が飛びそうなほどの快感に耐え続けた。
いつ来るかわからないのと同様に、いつ終わるのかもわからない。
短い時は5分程度で終わる事もあるし、長い時は1時間以上続いた事もあると聞いたことがある。
もっとも、私の場合そこまで長くなると立っていられず完全にスライムに飲み込まれてしまうから、30分以上は経験したことがなかった。
実際、もう足はガクガク震えだしていて、凛ちゃんに電柱まで誘導してもらえなかったらもう今頃は――。
「んんぅ……」
以前首まで飲み込まれて全身を責め立てられた記憶がフラッシュバックして、背筋を一層強い快感が駆け抜けていく。
今は何もされていない胸をスライムのぬるぬるが這いずり回る錯覚を、私は頭を左右に強く振って頭の中から追い出した。
「お、終わった、の……」
膣内のスライムの振動が徐々に弱まり、やがて完全に動かなくなると、私は自然と長い長い息を吐いていた。
今回はどれくらい続いたんだろう。
時間を確認しようとして――、
「あ、鞄、持ってってもらったんだった」
携帯がその中にあったことを思い出した。
仕方ないので周りを見渡してみると、周囲に人の姿はない。
元々そんなに人通りのある道ではないけど、さすがにここまで人がいないってことは普通の学校や会社はもう始まっている時間帯なんだろう。
「学校、行かないと」
スライムの動きが止まったとは言っても、ずっと快感に晒されていた頭は熱があるみたいにボーッとしていて、体の火照りも全然治まっていなかった。
「そういえば、今日は1回もイッてない……」
こんなことは初めてだった。
それは普通に考えれば嬉しいことのはず。
こんな得体の知れないものにイカされて嬉しいはずがないのだ。
「なのに――」
思わず自分がすがりついている電柱をじっと見つめてしまう。
全身は汗びっしょりで、肌に貼り付く髪の毛や服の感触が気持ち悪い。
頭の中はいつにもましてあやふやで、こんな状態で学校に行っていいのだろうかと、そんなことを考えてしまう。
「一度、だけ……」
周りを見る。
人は――いない。
だけどこんな明るいうちに外でなんて。
わずかに残された理性がそう警告する。
その声を自覚しながら、それでも私は磁石に引かれる鉄のように、後ろに突き出していた腰をゆっくり電柱に近づけていった。
「誰も、いないよね」
口の中にたまった生唾をごくりと飲み込んで、最後にもう一度周囲を確認した。
「んっ――」
そっとあそこを電柱に押し付けると、敏感なクリトリスが押し潰されてビリッと電気が走ったみたいな刺激がくる。
スライムのぬるぬるに包まれているおかげで痛くはない。
そのまま上下に腰を動かすと、腰が溶けてしまうような錯覚に襲われた。
「ん、は、ぁ、ダメ、こんなことしてちゃ、ダメなのに」
もしこのタイミングで人が来たら――。
そう考えると冷水をかけられたみたいにゾッとする。
さっきまではあくまでスライムに責められているという言い訳ができたけど、今のこれは完全に自分からやっているのだ。
だけど一度動き出した腰は止められない。
「はやく、おわらせないと」
いつしか『早く止めないと』が『早く終わらせないと』にすりかえられて、それを言い訳に腰の動きを激しくしてしまう。
目の前がチカチカする。
声がどんどん大きくなる。
そして――、
「ん、あああああああ!」
私は今日最初の絶頂を、あろうことか自慰で迎えてしまったのだった。
なんというか生活感があってリアルだなぁ。
それにしても老牛さんカッコ良すぎw
猛烈な自己嫌悪を抱えながら学校に向かう。
一度達して多少頭が落ち着いてくると、自分がどれだけ恥ずかしいことをしてしまったのか嫌でも思い知らされる。
「はぁ、最悪……」
正直授業を受けたい気分じゃないけど、学校に行かないと凛ちゃんが心配する。
だけど、どんな顔をして会えばいいのか。
そう思うとただでさえ重い足取りがますます重くなる。
それが、致命的だった。
「え、あ、うそ!?」
一度イッて治まっていたお腹の中の熱がぶり返してくる。
スライムの食事は1日に何回も来ることがある。
それを知識としては知っていたけど、経験するのは初めてだった。
だから驚きのあまり、私はさらに致命的なミスをしてしまう。
「や、は、入って……」
ずっと意識して締めていたお尻から一瞬だけ力を抜いてしまったのだ。
その隙の逃さず、腸の中にまでスライムが雪崩れ込んでくる。
慌てて締めようとするけど、入り口を外と中から同時にくすぐられるとどうしても力が抜けてしまう。
そうやって悪戦苦闘しているうちに、腸の中まで熱を持ち始める。
そちらでも媚薬を分泌されてしまった。
それを理解すると同時に、腸内をスライムが這い回る感触が気持ちよくてしかたなくなる。
視線をめぐらせると、一番近くの電柱まではまだ数メートルある。
そこまで手を引いてくれる凛ちゃんはいない。
足を前に出そうとすると、膣と腸、両方の中で好き勝手に暴れるスライムをより意識してしまう。
結局、そこから一歩も動けなかった。
「私、バカだ」
さっき、スライムが止まった後すぐに出発していれば今頃もう学校に着いていたはずなのに。
後悔してもあとのまつり。
絶望に押し潰されるように膝が折れる。
こうなってしまうと、もう1時間程度では終わってくれない。
制服が下着ごと溶かされて、首から下をくまなくスライムに差し出してしまう。
そうやって、私は学校を目の前にして、再び快感に飲み込まれていった。
以上です。
イメージと全然違っていたらすみません >20氏
53 :
50:2008/06/24(火) 00:06:05 ID:XYPna9Pt
投下中に被ってスマソ
54 :
20:2008/06/24(火) 00:35:29 ID:ZqztwRLP
十分おk!!
つか実際文章になってみると結構エロい…のはあなたの文力だが
女の子は陵辱された際に、『そんなの入らない裂けちゃう』とか言いながら4〜5本は軽く一つの穴に収める場合が多いけど
実際に裂ける場合はあるのだろうか?
普通に裂けます
子供産む時とかでも普通に裂けちゃうこと多いから、危ないかなって時は軽くメス入れるそうだ
その方が傷口きれいだから、縫い痕とか目立たないらしい
裂けないのはゴム人間だけですね
海賊王に…
魔法少女の不思議パワーでなんとかしちゃうのさ。
一般人相手なら触手の不思議パワー(ry
61 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:14:02 ID:Gu6hfz4w
たまたまタイミングが悪かっただけなんだろ?
謝ってるんだし、そんな興奮しないでマッタリsageようぜ
>>52 うおぉぉーーー超GJ!
続きが気になって仕方がない…(*´д`*)ハァハァ
いろいろ妄想が膨らんでしまう…orz
短パンマン
てっきり街が丸ごと「いやー!やめてー!」されちゃうのかと思ってたら意地でも日常生活送ってやがる・・
こりゃツワモノたちだw
たしかに
男はみんな死んでるってのになかなかタフだよこの町の女性たち
だがGJ!!だ
>裂ける
なんか邦人女性がハワイかどこかで外人男性とヤったら
膣だか子宮だかの破裂で死んだって話を聞いたことがある
この街のオナゴ共なら、盛りの付いたトロルが攻めて来ようが
列島がワームに占拠されようが世界がデスパイアの手に落ちようが
フツーに写メとか交換してるんだろうな。きっと。
盛りのついたトロルと写メ交換を想像して吹いた。
むしろトロルだろうがオークだろうがドラゴンだろうが触手だろうがデスパイアだろうが
雄はみんなスライムにお片付けされて
サキュバスなどの女性型モンスターしか残れない気がする
そ……それは家に帰ればサキュバスとレズレズフラグでは……ッ!
確かに種族問わず雄が壊滅って、サキュバスにとっては死活問題だ…
心情的には理解できるが
雄が全滅したら雌雄同体以外の生命は滅ぶしかないぞー
野郎を迫害するのもほどほどになー
>>72 だが、滅びという名の救いは来なかった。
スライムにその身を侵され続けるうち、女たちは単為生殖可能に
改造されていったのだ…
おまいら、肝心なことをわすれているぞ。
触手やスライムが、雄にとってかわるという設定を。
以後、雄は人外、雌は人間というすばらしい世界に。
>>74 その場合、生まれた子供は雄なら人外雌なら人間になるのだろうか
何を言ってるんだ
当然じゃないか。
雄遺伝子の影響を受けたとしても、
雌は耳や尻尾などの萌え要素しか受け継がない
つまりスライム耳や触手耳・・・
あれ?
せめて尻尾といってくれ・゚・(ノД`)・゚・。
こうしてエマーン人が誕生した…
こうしてエレファントマンが誕生した…
大昔に
スライムと女だけの種族が星間戦争をしてスライムと女種族の間に生まれた男と女種族がアダムとイブであり火星と木星の間には惑星が有りました。
なアニメがあったのを思い出した。
では、今一度、
触手もしくはスライムと女のみの種族に回帰するのですね。分かります。
>>81 パソコン版ゲームで、主役がスライムに捕まるシーンがあったな。ゲームオーバーだけど
84 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:03:18 ID:dvY+aNOS
やっぱ魔法少女とかエンジェルとか退魔巫女が全滅しちゃうと
その街に暮らしてる一般人の女性もまとめて「らめぇぇぇー!」されちゃうのか
>>85 むしろ俺はそういうのが好きだ。
そして全滅した街で永遠に響き渡るエロ声……
>>81 宇宙船の中でクルーが次々とスライムの中に取り込まれ、孕まされる
たぶんあの作品が俺の人外姦好きの火種になったと思われ
スライムは下水道に逃げれば。『チッ逃がしたか』と居なくなったと思って油断したヒロインを闇討ちする事も可能な万能生物なんだよね
某ゲームの美少女グミを思い出すな
あれは異形化カテゴリだが
結論スライム最強
スライムはひんやりしているので冬は触手がいいです
そこで温感スライム
>>86 寧ろ、占拠された街を救う為に、たった一人絶望に挑むエンジェル、というのもいいかもな。
>>93 そしてエンジェルはエロ声をBGMに不利な戦いを強いられるわけですね。
ゆくゆくは、その街のコアとなってもらうために、
戦ってる間もたっぷりと聞かせて体に教育するわけですね。
寧ろ堕ちない程度に軽く嬲って戦線離脱を繰り返し体に覚えさせて
最後は自分から求めるのが俺の中で最高のシチュ
感覚転送能力で街中の人の快感を全部味わわされるとかがいいな
>>93 エンジェルが悶えながら必死に抵抗する様を慣れた住民達は醒めた目で視姦してるんですね
触手による世界滅亡ENDってのは、どうも落ち着かないなあ・・・
そこで世界が閉じてしまうというか・・・
んなら、俺達の触手責めはこれからだ!!でおk?
>>98 ……沙耶の唄っぽい意味ならむしろ世界始まった
>>100 化け物に見えるのではなく、化け物そのものになってしまうところだけ違うけどな。
もちろん化け物になるのは雄だけw
あーそういう世界で化け物が人間牧場運営してるとか妄想したことあるわ
>>103 寧ろ打ち切り。
今まで応援ありがとうございました、的な。
なんというか・・・
苦労に苦労を重ねてやっと捕獲した女戦士や退魔師をご機嫌で陵辱してたら、
脇役の男キャラに邪魔されたり、ちょっとした隙を衝かれて大逆転されるのが、
座りが良いというか、予定調和というか・・・
すっかり負け犬根性が染み付いてしまったニョロ・・・
>>105 だが、雄全てが化け物と化すこの世界では、
そのお邪魔男キャラも……w
>>97 いやむしろプラグよろしく股間に触手を挿し込まれた女たちが
敵の尖兵として襲い掛かってくるシチュなども
スライムの一部を常に子宮に寄生されられ操られる少女たち
んで触手を突っ込まれて人形にされたおにゃのこの中に
クラスメートとかの姿を見つけてだな
雄すべてが化け物になった世界…
三河屋の配達員、三郎は今日も軽トラで配達だ。
『奥さーん、毎度どーも。三河屋でーす』
勝手口からそう声をかけると、目元をほんのり朱色に染めた
吉村さんの奥さんが姿を現した。その肉体は熟れ切っており
エプロンの胸元を押し上げる双丘が印象的だ。
確か下の名前は弥生とか言ったか。
「あら三河屋さん、今日はお醤油とみりんとお豆腐をお願いね」
『はいよ!お代は…』
「あ…っ」
醤油を渡した触手とは違う方の手で、弥生の体を引き寄せその体を
思う様まさぐり始める。
スカートに触手を侵入させ、白くほっそりした足に触手を這わせた。
「んん…」
同時にエプロンとブラウスの隙間から触手をもぐりこませ
ブラジャーを引きずり下ろす。
桃色の乳首に触手を絡ませると、弥生は即座に甘い声をもらした。
「は…あんっ」
次第に固くなる乳首をしごき立て、ショーツの間に幾本もの
触手を潜り込ませる。
触手は絡まりながら、弥生の秘裂に殺到した。
そこはすでに潤いを含んで綻び、触手が齎す快感を期待して
ひくついている。
『お代はもちろん』
ぐちゅゅうっ!!
濡れそぼつ膣を極太の触手が刺し貫いた。
「ぉはあああっ」
『いただきますよ。奥さんのお体で』
「ああぁあっ払うぅっ払ううぅっ!」
激しい抽挿に、盛んに吐蜜しながら弥生は叫んだ。
「明日の分まで払っちゃうわぁあ…っ」
こうですか?わかりません><
>>「明日の分まで払っちゃうわぁあ…っ」
吹いたw
続き書いてくれー!
女の子視点のテキストに(*´д`*)ハァハァしちゃうのは自分だけですか?
>>112 触手たちは、自分たちの精液を(主に肥料に)用い、
時に自分の体を用い、
あらゆる女の子用の食物を作るのですね、わかります。
※需要供給による共生方法
♂ ← 女の子の体液全般、主に愛液、子孫、快楽 ← ♀
♂ → 精液を代表とする女の子用の栄養源、快楽 → ♀
それでもこの世界を拒む女の子には
直接、精液を飲ませる生活を強要するのですね'`ァ(*´Д`) '`ァ
それでは今適当に書いた、同じ世界観のモノで爆撃します。
「ふざけんな!クソ教師!その触手キモいんだよ!」
ユウカは叫んだ。
栗色の髪に白い肌。
ややキツメの顔立ちだが、ユウカは可愛いらしい少女だ。
しかし今回で三度目の万引き。
彼女は問題の多い生徒だ。
母親は匙を投げて捕まったユウカの引き取りを拒否し、担任である
橘が、デパートまで彼女を迎えに行ったのだ。
『ユウカ、お母さんがあまりに家に帰らず淋しいのは分かる。
だがこんな事をして傷つくのは自分なんだぞ』
「うるせーよ。化け物のくせに喋るな」
橘の説得もユウカには通じなかった。
三年前の大異変により、すべての男性が触手を持つ強靭かつ
異様な姿になって以来、その変貌を受け入れる女性と、受け入れ
不可の女性がいる。ユウカは後者のようだ。
受け入れた女性達は、触手が齎す快楽に浸り、何事もなかったかの様に
日常生活を送るが、受け入れられない女性はある種不幸であった。
『ユウカ…』
橘は触手でユウカの頭を撫でた。
「触るなよ!ヌルヌルが着くだろっ」
ユウカは怒りも顕わに橘の手を振り払った。
「説教は聞き飽きたんだよ!退学にするならしろよ」
橘はうなだれた。触手がだらりと下がる。
『ユウカ。先生は悪い教師だったな。いつも叱ってばかりだ』
「分かってんなら失せろよバーカ」
『だから、先生に出来るのはこのくらいだ。すまない』
「えっ、きゃあっ」
橘は触手を延ばすとユウカのブレザーを器用に脱がし、リボンを解き
ブラウスのボタンを外した。
同時に他の触手で細いウエストをがっちり捕らえる。
スカートのホックを外してジッパーを下ろすと、ユウカは
肌もあらわな下着姿に。生意気な口を利くユウカだが下着は
大人しめの白に水玉模様と言う愛らしい物だった。
「やめろよ!離せ変態教師!」
『ユウカ。我々が何故この姿になったか分かるか?』
「知るかバカっ」
橘は喋りながらもゆっくりとユウカの体を愛撫し始めた。
柔らかな繊毛が生えた触手がユウカの首筋を、お腹を、おへそを
優しく刺激してゆく。次第にユウカの頬が紅潮し目が潤む。
与えられる快感を堪えようとユウカは喚いた。
「早く離せっ!キショイっ」
『雄の容姿はほとんど差がなくなり、肉体は滅多な武器では傷つかず
女性に強烈な快楽を与える。抜群の生殖能力を持つ。これらは
大異変が起きる前の日本が抱えていたイジメや少子化等の問題を
一挙に解決したんだ』
そう言いながら橘はユウカのブラジャーを外した。
「いやあっ」
発展途上の乳房の先端は淡い桜色で、少しだけ固さを増している。
橘は触手で乳房を包みながら、桜色の先端を撫であげた。
「あくっ」
『どうだ?気持ち良いだろ?』
「良いわけないだろっ」
羞恥を隠してユウカは叫ぶ。
『良いんだ。先生には分かってる。乳首が固くなってるぞ』
『〜〜〜〜〜ッ!』
恥ずかしさに唇を噛むユウカ。
その間にも触手はやわやわと乳房を揉み解し乳首に絶え間無い
刺激を与え続ける。
「くぅうっ」
すでに隠しようもなく、ユウカは感じていた。白い肌を桃色に染め
薄汗を滲ませ、なすがままに乳房を触手に蹂躙される。
「悔しいっ。こんな化け物にぃ…」
涙を浮かべるユウカ。
「触手なんか大嫌いよぉ…」
『先生、ユウカにもっと楽になってもらいたいんだよ』
そう言うと橘はユウカのショーツを引き下ろした。
「いやああっ」
淡い茂みに縁取られた秘所が表わになり、ユウカは悲鳴を上げた。
『大人ぶってもまだまだ子供だな、ユウカは』
幼さを感じる秘所を眺めつつ、橘は触手を大切な部分に伸ばす。
柔らかい恥毛にヌメリを感じ、ユウカは必死で足を閉じる。
「触んないで!触んないでよぉっ。ひぐっ」
やわやわと乳首を攻めていた触手が、いきなり強く絡み付き
強烈に乳首をしごき始めた。
「ひぃっ。乳首いやあっ」
乳首への刺激に閉じた足が緩む。
その一瞬に、触手はユウカの足の間に入り込んだ。
「やだあっ!」
閉じた裂け目を触手が何度も撫でる。
ヌメリと繊毛が敏感な陰唇をこすりあげ、裂け目に浅く潜り込んだ。
「ひいっ!ゃめっ…あぎああっ」
触手は少女の感じやすい肉芽に絡み付いた。
丁寧に莢を剥き、赤くて敏感な肉の芽を露出させる。
そして
ぷすっ
触手の先端の繊毛の中の小さな針をユウカの肉芽に刺した。
「いぎゃあああっ」
身も世もない絶叫を上げるユウカ。
だが苦痛は次第に…
『心配いらないぞ。これは触手に嫌悪感を持ち、性交に精神的
負担を感じる女性を強制的に発情させる体液だ。すぐに楽になるからな』
橘の言葉は本当だった。
最も敏感なクリトリスに感じた激痛は疼痛へ、疼痛から痛痒さへ
そして痛痒さから…
「ああああっひぁはああっ」
強烈な快感へと変貌した。
「あああ何これぇっやだやだやだっ」
ぶしゅっと音を立て、ユウカの蜜が吹き出した。
クリトリスがびくびくと脈を打ち、未開の蜜壷ははしたない
くらいに開きヒクついた。
「嘘嘘嘘ぉっ」
『さ、気持ち良くなろうな』
狂った様に叫ぶユウカ。
乳首は小石の様に固くなって尖り、揉みくちゃにされた乳房は
パンパンに張り詰めて震える。
触手は敏感なクリトリスを擦り立てた。
「あひぃっひいいっ」
ぷちゃぷちゃと音を立てて吹き出す蜜が床に水溜まりを作る。
腰がガクガクと震え声が裏返る。
洪水と化した蜜壷を触手が這い回った
「クリトリスやめてへぇっもうおかしくなるぅぅっ」
『良いんだよ。おかしくなっても。人間じゃないか』
「いやあっいくッ。化け物にクリトリスいじられてイクぅっ」
盛大に潮を吹き、真っ赤なクリトリスを弄られユウカは達した。
「あふぇ…っ。ひあっ」
カクカクと腰を震わせるユウカ。その瞬間、陰唇を刺激していた
触手が固さを持ち、ユウカの膣を一気に刺し貫いた。
「あぎいいいいっ!」
ユウカの絶叫。
初めてを奪われた一瞬の激痛。
だが、激痛はじわじわと快感に取って変わり始めた。
すでに絶頂を知った体は、性感を貪ろうと動きつつあった。
「痛いのにっ。痛いのにどうしてっ。腰が動いちゃうぅっ」
ユウカは啜り泣きながらも、膣を埋め尽くす触手を締め付けていた。
敏感になった体はどこを触られても心地良い。大嫌いだった
ヌルヌルも、堪らなくなっていた。
「あああんっ。あはぁっ」
すでにユウカの表情は蕩け、破爪の血は自分の蜜で洗い流されている。
「はぅっ。あっあっ。乳首吸ってぇ。クリも弄ってぇぇ」
ユウカはじゅぶじゅぶと音を立てながら腰を振りたくり
触手の与える快感に溺れていた。
『よぉし。素直になったな。先生嬉しいぞ』
張り切った橘が触手の活動を活発にさせる。
耳、首筋、胸、乳首、太もも、クリトリス、膣。
全身を触手が多い尽くし、蠢めき、そのすべてが快感を与える。
「ひあっ。触手チンポぉっ中で膨らむぅ」
痴れ切った表情のユウカ。唇の端から唾液がこぼれ、つい先刻までの
怒りに満ちた顔の面影もない。
「はぁっ。あはあっ。ああっ」
自ら大きく足を開き、触手を加え込むユウカ。
クリトリスは肥大し、陰唇はめくれあがってドロドロになっていた。
断続的に白濁した蜜を吹き、太ももが痙攣する。
「おあ゛あ゛っ。あはっ」
少女とは思えない声が漏れ、全身が震え出した。
『よし、イクんだな?先生も出すからしっかり受け止めるんだぞ』
「あああ゛っ。はあんんっ。ああっもおっだめっ」
『おおおっ』
ユウカの膣に、大量の精液が叩き付けられた。
眼球が麻痺した様にくるりと白目を剥き、ユウカは絶叫した。
「ひぃっ、ぎっ、イッ、いくぅぅぅぅぅああっ」
ぶしゅうっ。
潮を吹き散らし、溢れる精液を垂れ流し、失禁までして、
ユウカは絶頂に次ぐ絶頂を繰り返した。
「触手はいやあああ…」
「いいよぉ先生。もっと掻き回してぇ」
数学の授業中、他の生徒が見る中、ユウカは大きく足を開いて
自ら乳房を揉みながら橘の触手に耽溺していた。
「もうユウカったら」
他の生徒たちの苦笑い。
中にはユウカの恥態を見ながら自慰に耽る女生徒もいる。
『全く、イッたらすぐに授業に戻るんだぞ』
橘は呆れた様に言った。
あれ以来、ユウカはすっかり従順な生徒である。
他の雌と同じ、触手の虜となって。
全男性の触手化。
それは調和をもたらしていた。
格差のない社会。快楽による平和的な洗脳。
性行為の日常化による人口減少の抑制。
そして今日も世界で、女達の悦楽に満ちた声が響き渡る。
おちまい。
こうですか?わかりません><
触手によるユートピアを見た・・・
123 :
116:2008/06/29(日) 23:55:54 ID:HrIlOnGz
どこがわからぬともうすのだ。
これは我の欲望が形となったSSである、すなわちネ申
これはもう、新生態系変換シリーズとして、登録せずばなるまい(゚∀゚)
この世界観で、色々なシチュを弄繰り回せそうな予感(´∀`)
じゃあ世の中の男が全員オークになっちゃった世界観で
その次は男が全員盗賊になっちゃった世界観とか
男全員ゴブリン
男全員ドラゴン
男全員スライム
男全員シェリーカー
男全員巨大イソギンチャク
男全員スラッグクロウラ
それでも女は人間!!これ触手族の絶対運命黙示録ね
せっかくだから俺は男全員ランドアーチンを選ぶぜ!
モンスターペアレンツもこれで解決・・・いや快尻か
妖獣戦記
>>127 まて、この場合父親が文字通りのモンスターでは?
でもお前ら、マーマン型は許さないけどマーメイド型は許すんだろ?w
ハーピー型は好みを分けそうだな。
マーメイドだろうとハーピーだろうとラミアだろうと半魚人だろうとクトゥルフだろうと全て許せる
お主こそ真の触国無双よ!!!
触王(ショッキング)
確かそんなタイトルのエロゲーかなんかあったよな
>>134 触国無双(しょこくむそう):数ある触手系の諸国の中でも、他に並びがないこと
2060年:触手怪物化した男と女性軍和解。
同年:紳士的な触怪に市民権が与えられる。
こんなエンドがあってもいいと思った。
・・・とは名ばかりで、実情は男性(触手)によるヒャッハー的不平等条約。
実際、不平等に見えても、その条約を飲まないと
ゆるやかな絶滅が待っているからなwwww
飲まざるを得ないwwwww
喜んで受け入れる女と、
断固断る女と、
泣く泣く受け入れざるを得ない女で
構成される世の中wwww
うん、すばらしい世界だwwwww
この設定でエロゲ作られたら凄いことになりそうだなw
純愛触手物語編
陵辱触手物語編
の2パターンが用意されてる
そして30年の歳月が流れ……触手は女房の尻に敷かれていた
>>140 つまり条約粉砕を掲げて抵抗する女を弾圧する楽しみが残るわけですね
おいしすぎるw
>>143 「子孫繁栄なんて関係ない!こんなんなってしまった人間に何の意味があるのっ!!」
「最後まで抵抗し尽くしてやるんだから・・・」
「みなさんおちついてくださぁい、みんなでがんばって
試験管ベイビー法を確立させましょう!」
「その手があったわね・・・相方愛が途絶えるのは仕方ないにしても、
親子愛だけは保存することが出来るという寸法ね」
「だいたい、何が穏健派よ!結局怪物化してしまった男どもに
こびへつらい、隷属してるだけじゃんよ!」
「そうよそうよ!」
「化け物にささげる体なんて1体もないわ!
私たち人間一番派は、人間にしかこの体を捧げないんだから・・・」
弾圧組
「ふっふっふ・・・俺たちも人間一番派だよ・・・
正しくは『人間の女の子しか犯したくない』派だけどねwwwww」
去年の異変により、一変したかに見えた世界も落ち着きを取り戻していた
人々はまるで、今の世界が元から続いているように、普通に呼吸し、普通に生活をしている
しかし、俺の中の暗い塵のような感情は確実にその量を増やしていた
今日も仕事が終われば、今はすっかり触手と化した同僚の久保が、憧れの白浜さんから『食事』をもらっている事だろう
あの日以来、多くの男性が触手となっていた
可笑しな事に、まるでアダルトゲームのように、触手たちにとって最も重要な栄養源は女性の性的な分泌物だった
その後の研究により、重いトラウマや精神的ストレスを抱えた男性は触手化に対する抵抗があるようで、実際にこの俺にも何の変化も起きていない
ラッキーだ
当初はそう思った
しかし、やがてその思いはすっかり打ち砕かれる事となる
モテる男というのは、例え触手になってもモテる。そんな現実を俺は目の当たりにする事になる
しかも、生きていくために複数の女性と関係を持つ事を誰も責めなくなったのだ
今まで、尻込みしていた女性達も勇気を出せば思い人(いや、触手か)と結ばれる可能性は高くなる
自然、彼らは更にモテる。
また、触手化してない男性も魅力的ならば、思慮深い、ナイーブなどの印象を与えるわけだ
しかし、俺にかけられた言葉は
「ふ〜ん、意外とネクラなんだ」
という一言だった
それだけなら、今までとは変わらないのかもしれない
しかし、今回の異変で触手化した者達は奇妙な自信と触手としての性的な能力を身につけて、それまで女性とろくに話した事のないような奴等までが、夜毎の相手に事かかないようになってしまった
俺は世界を変えてしまった神にそれでも祈る
元の世界に戻せとか、俺を触手にしろなんて言うつもりはない
ただ、来年の30の誕生日がきたら、魔法が使えるようにしてくれと願うだけだ
146 :
魔法使い:2008/07/02(水) 01:25:59 ID:cXUezlwL
魔法なんていらねえ。
触手がほしかった・゚・(ノД`)・゚・。
>146
つ蛸の脚
て146さん悪ふざけして、ごめんなさい
反省
エロがない事もついでに反省したので、おまけ
雨の日は嫌いだ
身体を濡らすのが嫌だから、そんな理由で彼が来てくれない
あの異変の後で、触手になった彼だけど、運よく元の姿に擬態する能力が身についたとかで、今では常にその姿だ
ところが、彼の身体は酸に対してかなり弱い。昨今の環境破壊による酸性雨を浴びると擬態がしばらく保てないらしく、天気の悪い日には出掛けなくなった
彼は母親と二人暮らしだから、押し掛けるのも気がひけるし
異変後、始めての梅雨を私は悶々と過ごしていた
でも、彼の気持ちもわかるんだ
母一人、子一人で生きてきた、その母親になるべく触手の姿を見せたくないっての
でも、ちゃんと栄養採れてるのかとか心配だし、同じアパートの人とかと何かないか不安だったりするんだよね
なんだか、私って自分勝手な嫌な子だ
と、自己嫌悪なブルーな気持ちを染め替えるような青空とともに、久しぶりに彼が来てくれた
心なしか、やつれて見える
だから、早速お食事を振るまわないと
もどかしく、破るくらいの勢いで服を脱ぐ私に彼は面食らっている
結局のとこ、本当に飢えて渇いているのは私だ
「心配かけて、ごめ……」
謝りかける唇に唇を重ねる
彼もやはり切迫してたのだろう。擬態を保つ余裕がないようで、私の口の中で唇と舌が不思議な柔らかい感触に変わった
彼は所謂、スライムのような不定形なタイプの触手だ
意思の力で形と色を変えている
いつもはギリギリまで人間の姿を保とうとしているが、今日は余裕がないらしく、そんな姿を可愛いと思った
変な話だけど、彼の欲情を確認するとあれほど大きくなっていた私の渇望は落ち着きを取り戻した
とはいえ、それは感情の事。身体はのっぴきならない状態になり始めていた
アメーバが獲物を包み込むように、彼の身体の中に私の首から下が沈んでいる
そして、彼の身体はズリズリと私の表面をすりつけるように動くのだ
たまらなく、なって私は空気の固まりを吐き出し続ける
合間に、彼のごめん、ごめんの情けない声の呟きが聞こえてくる
自分を抑える事ができないらしい
そんな風に彼が私に欲情してくれている事が嬉しいと伝えたいんだけど、嬉し過ぎて、気持ち良すぎて言葉をつむぐ事が出来ない
やっと、本当にやっと「う、うれしいっ、だ、だいしゅきぃ〜、い〜っ」と吐き出すのがやっとで、あとは悲鳴になってしまった
それも仕方ない
だって、私の必死の言葉と同時に彼が入ってきてしまうんだから
柔らかいゼリーみたいなぬるっていう感覚が、私の中でみるみる中の大きさにあわせて、固くなり、ズルズルと動きだすと、私の中の壁までもが動かされる
全体に刺激がきてしまうので、良いところが全部感じてしまって何がなんだかわからないのだ
いつもは情緒ある駆け引きなんかもあって、それも凄く良かったはずなんだけど、フリーフォールを高速で上下するような感覚の快楽に、私はすっかり魂を抜かれてしまって、発情期の猫以上に理性も何もかも手放しちゃった状態になってどうしようもできない
駄目、駄目、駄目
溶ける、溶けちゃうよ
熱くて白くて
何?何?何?
って状態なんだけど、それが思考にも言葉にも反映されてなくって、ただ死にかけの昆虫みたく、じたばたしているうちに……
爆発しちゃって、粉々になって天国に来たっていうか、自分が天国に吸収されたと思ったんだけど、どうやら、気絶というものをしていたらしい
目覚めると彼が擬態に戻って枕元で泣いていた
思えば、かける言葉はたくさんあるんだと思う
貴方は貴方だよとか、ありのままの貴方が好きとか
でも、その時の私は何も言えずにただ彼を抱き締めるしかできなかった
エロくない……orz
いやあエロいですって!マジで!
こうやって愛を育むパターンもあれば
無理やり愛を育むパターンも・・・
そして、男=化け物ゆえにソレが許されている世界・・・嗚呼・・・
GJGJ!!!
純愛触手
こんな世界もありだね
触手や怪物にとって捕らえてしまえば
戦乙女などの快楽を知らない穢れなき肉体で処女が大半を占めるヒロインは絶好のカモだよね。
そして、場合によってはスイートナイツのココノみたいに屈服とか無しで惚れられて良い感じになったり
屈服、洗脳なしで、しかたなく触手を受け入れてしまう、
ってパターンがあってもいいと思うんだ。
(凸)曹長「今年から春の月の第4週を【お花見週間】としその日は全ての雄種は求愛行動に属する全ての違法行為を無罪とし全ての雌種は雄種の強引な求愛行動に対しあらゆる手段(核や戦略級魔術を除く)で雄種を殺傷しても無罪とします」
>>143氏の設定で思い付いた。
触手化した男性に抵抗。
男性のみを死滅させるウィルスを開発してテロ行為を繰り返す
女性科学者と、彼女に敵対する触手男性(女性を確実に
堕とすために特殊訓練を受けた諜報員)とのせめぎ合いみたいな。
女性テロリスト達を次々快楽によって堕落(更正かな?)させた
ベテラン諜報員VS触手を憎む天才女性科学者。
憎しみや理性と、気が狂う程の快楽の狭間で悶え苦しむ女!
触手男性を次々殺害したテロリストを、絶望の果てに叩き落とそうと
触手の能力をフルに使い凌辱の限りを尽くす諜報員!
完オチと純愛エンドが選択可能です。
みたいな。
戦乙女は清純にして穢れ知らずの生娘(処女)は
触手の腕の見せ所だよね。穢れ知らずな肉体で簡単に何色にも染まる戦乙女を従順なメス奴隷にして苗床に仕上げれない触手は
一般人に罵倒される可能性があるし。これなら彼氏とした方が気持ち良いとか
キューンキューン、キューンキューン わた〜しの彼は 触手もち〜♪
わーたし触手のサウスポー♪
触手にも「利き腕」ってあるんだろうか
タコの生殖器みたいなもんじゃないか?
>>157 その彼氏、お前より自分の触手に熱を上げてるぞ
ここに投下された作品でヌコヌコしてる住人に
今までオカズにした作品を訊ねたい
触手には相手の膣内に産卵するタイプと精液をぶちまけて妊娠させるタイプ
の2パターンで子孫を残す場合が多いけど女性的に捕まって陵辱された上で産まされるなら、どっちがマシなんだろ?
どっちも嫌だって答えが返ってきそうだが
生理的に嫌なのは前者
体外に置き換えれば性別関係なく想像できると思う
背中に卵産みつけられるのと、体液ぶっかけられるのならどっちが嫌か
あのブツブツ感がたまらん
快感のとりこになっているからどっちでも関係ない。
女性の嫌がることをする。
それがデスパイアである俺の存在価値にして存在理由だ
どっちも同じくらい嫌だが
妊娠期間が短くて出産も快楽絶頂責めなら関係ないだろうな
精液ぶちまける方が嫌だと思う
卵なら寄生とかそんな感じだが孕ませられるのは……
そろそろ触手も避妊の時代に入ってもいいと思うだ。俺はね
男の俺には想像がつきにくいが
ようは男に掘られるのと顔射されるのとどっちがいいかってことだな
>>172 女「中は駄目ぇ!赤ちゃん出来ちゃうぅぅ!!」
触手「コンドームつけてるからおk」
女「それなら安心ね!いっくぅぅぅぅ!!!」
こういうことですね!
>>172 触手は自前でピルを作るくらい造作も無いと思うんだ。
すなわち、ゴムなしで手軽に明るい家族計画!
>>174 避妊してしまったら繁殖出来ないじゃないか!
子宮まで犯す派の触手としてはやっぱりそういうののコントロールも要ると思うんだ。
マジレスすると精液って体液+精子だろ
意図的に精子を混ぜるか否か選択できれば問題なし
179 :
175だが:2008/07/04(金) 21:56:02 ID:TX3ThEg0
>>178 なるほど、ピル以前に、触手はソレが出来るんだったな。
ピル作るまでもなく、明るい家族計画!
でも触手の体液臭そうでイヤ
甘い媚薬とか合成できるくらいだから臭くない体液も出来るんじゃね?
…甘い臭いの体液とかそれはそれで…(*´д`*)ハァハァ
どうせなら味も変えてくれるとイイね
練乳味とかマンゴー味とか…ぶっかけられても美味しそう(*´д`*)
女「君の精液おいし〜(味覚的な意味で)」
触手「今日はヨーグルト味なんだぜ?」
いいえ、ケフィアです
どーせそのうち臭さがむしろイイモードとかになるんだから、気を使う必要はなし
>>180 こらそこ。まっさらな身体を異臭漂う触手でホニャララしてこそry
>>174 コンドームに包まれた卵が子宮内に入り込んで残り続け
卵が孵って膣から大量の触手を産み出すんですね判ります
子宮で妊娠させ尻穴で卵を植えつけるハイブリット仕様な触手はいかがっすか?
>>185 しかし、そこで「美味しい体液の追求」に走ってしまうマニアックさが
日本人の民族性…
そして遂にはミシュランに怪しげな店が列挙され・・・いやゴメンナサイ。
連日の暑さで頭をちょっとやられ気味ですが、元からアレなので無問題という見方も。
前回の投下から早くも一月が経ちましたが、ナツメはん逝きます。
しかしあのミシュラン騒ぎって一体なんだったのやら。
〜粉砕天使ナツメ 第五話 後編〜
「…思ってたより広いな」
人差し指から出した小さな火の玉で辺りを照らしながらマルーシャは呟いた。
「おまけに壁がコンクリだ。なんかの施設か、ここ?」
最下層まで降りた彼女らを出迎えたのは剥き出しの岩肌などではなかった。一直線に伸びた明らかな人工空間である。それもかなりのスペースがある。
「…どうやら地下鉄みたいね」
エミリアが蒼白い光で足元を照らすと、そこには等間隔で敷かれた枕木と、その上を並行して走る鉄製レールが横たわっていた。
「地下鉄って大丈夫かいな?轢かれたりしたら笑えないっしょ…」
「杞憂ね。どう見ても廃線よこれ。それも相当古い」
なるほど。良く見ればレールは真っ赤に錆び付いている。試しに靴で軽くこすってみると、表面がスナック菓子のようにボロボロ剥がれ落ちた。
放置されていた期間は数年やそこらではなさそうだ。赤と青の光が交互に照らすトンネル内は、さながら朽ち果てた万華鏡のようである。
「そっか。んじゃ本題なんだが…」
そう言ってマルーシャは目の前に広がる闇を照らす。そして今度はその反対方向を。
「あの贅肉タワーと我らがトンカチ娘は果たしてどちらに行ったのかねぇ?」
誰も答えられなかった。前方と後方。そもそもどっちの方角が奥なのかすら分からない。
「エミィ、敵さんの気配の出処は分かるかい?」
「…無理ね」
トンネル内は空気の流れが一切無く、デスパイアの粘液から漂う青臭い匂いで充満している。連中がどちらに向かったのかは判断しようが無い。
頼みの綱のクリスタルも、敵が「この空洞内に居る」事しか示しさず、方角に関しては何の仕事もしてくれなかった。
「足跡は?」
「見ての通りよ」
エミリアが光の矢で地べたを指せば、そこにはピチャピチャしぶきを上げる水溜りが無数に。伯爵夫人が大穴開けてくれたお陰で何本もの水道管が破裂しているのだ。これでは連中の通った痕跡は残らない。
「天中殺もいいとこだな」
「ええ。ほんとに厄日」
「ったく。悪のアジトならさぁー、それっぽくデコっといてくれりゃこっちも助かるってのに」
「…どんな?」
「んー、暗雲を照らす怪しいサーチライトでしょ。あと用途不明のパラボナアンテナとか、悪魔の顔した正面玄関とか――――…って関係ないってば」
「自分で言い出して…」
「…あっ!そうだ!!」
暗闇を照らしながらブー垂れていたマルーシャがぽんと手を叩く。
「アンテナで思い出した。エミィ、あんたがナッちゃんをストーキングするのに使ってた例の発信機!今こそアレの出番っしょ!!」
「ああ、アレね。…なんか人聞き悪いのフレーズ混じってた気がするけど…」
「空耳、空耳。いいからはよせな」
エミリアは懐から携帯端末をごそごそ取り出し、せかす金髪娘に渡してやる。
「ん…なんだこれ?もしもーし。なんも映ってませんよー、エミリアさーん?」
「当たり前よ。もともと渡り鳥に取り付けるGPSだもの。こんな地下まで届くワケないわ」
「……………」
黙って突き返された精密機器をこれまたエミリアは黙ってしまい込む。
「ナッちゃんの携帯は?」
「圏外ね。仮に電波が届いても、上であれだけの騒ぎがあった直後なんだから、パンク状態だと思うけど」
「そうだな…。あの肉ダルマ、電柱とかもブッ倒しまくってたし…」
これだけ魔法少女が雁首揃えてテレパシーひとつ使えないというのも貧相な話だ。
ナツメがマーキングでも残して行ってくれれば万事それで解決したのだが、あの精神状態では無理な注文だろう。いや…平常心でも正直期待できないか。
「しゃーないね。二手に分かれるとしますか」
「敵地で上策とは言えないけれど、この際仕方ないわね。残る問題はどうやって私たちが連絡取るのかだけど…」
「あー…チョイ待ち。それならいいモンがある」
「…?」
首を傾げるエミリアの前で、マルーシャはコートの下から黒い筆箱のような物体を取り出した。いや、よくみればアンテナやらボタンやらが所狭しと取り付けられている。つまりこれは…。
「…トランシーバー?」
「いっえ〜す♪…ってもオモチャに毛の生えたようなモンだけどな。サバゲーに使えるらしいから、じゅうぶんイケるっしょ」
「随分とまた懐かしい物を…。相変わらず中途半端に用意がいいと言うか」
鼻高々の金髪娘から無線機を受け取ったエミリアは、右手を腰に当て呆れた様子で呟いた。
「む…中途半端と。このキリスト級のメシア様に向かって何て言い草かね」
「ナツメに渡しておいてくれれば全部済んだのに…」
「…う」
それきりメシアは沈黙した。
「で、バッテリーはどれぐらい持つの?」
「…え、ああ。ハイハイ。2時間は堅いと思うんだが…さっきも言ったけどあんまし本格的な奴じゃないからなァ。
どれくらい歩く破目になるのかも見当つかんし、常時電源入れっぱにするにはちょっと勇気いるかもね」
「そう…。なら5分置きに定時連絡ね。交互に掛けていって応答が無かった場合はアクシデントと見なす。それでいい?」
「ああ。あたしはそれで構わんけどさ…。大丈夫なのかい?さっきの戦闘で右肩に一発貰ってたように見えたんだが…」
マルーシャがエミリアの右腕を指す。突入直前まで眉間にシワを寄せながら押さえていたはずだ。
「問題ないわ。痛みは魔法で麻痺させたから、後は歩きながら回復していくわ。…ありがとう」
「オーライ。無茶だけはすんなよ」
「一番それを言ってあげなきゃならない子はここにいないんだけどね」
「全面同意だ。さっさと引きずって連れて帰ろうや」
二人は互いの時計を合わせると、軽く会釈を済ませ正反対の方向へ歩き始める。
この時、何の気なしに選んだ進行方向が、この先の互いの命運を分かつ事も知らずに…。
♯
「くうぁ…ああ…、あァ…っ」
「…あぁう!!」
ここは楽園なのか、それとも地獄なのか。
無機質な空間を満たしているのは場違いな肉臭と艶かしい喘ぎ声。ある者は極上の歓喜に乳房を振り乱し、ある者は耐え難い恐怖と恥辱に涙を流しむせび泣く。
「いやァ…あ、もう無理…。お願い…もう無理…ぃ…」
受け入れてしまった者と拒み続ける者。どちらを選んだ女たちも例外なく若々しい肉体を触手で嬲り回され、無様に開かれた股間には肉色のチューブが深々と挿し込まれている。
辛うじて手の自由の利く者は、自らの膣内に埋ずまった触手を懸命に引き抜こうとするが、ジェルと愛液にまみれた一物は手の内で滑るばかり。
顔を背け、せめて互いの痴態を目にせぬよう努めるのが彼女らの精一杯だった。
「う…うぅ…。あっ、はァう!!」
「う、うっぷ…!おえぇぇぇ…」
地上で捕獲され、結合したまま連れ去られた哀れな女達。公開陵辱の犠牲者一同を待ち受けていたのは、地上を襲った軍団に倍する数の凌辱者が待ち構える肉の宴であった。
彼女らは正にテーブルの上に並べられたフルコースの料理だ。一匹の触手がようやく抜かれたかと思えば、別の一匹の肉棒がグイグイと真っ赤に腫れた割れ目に潜り込んでくる。
秘部だけでは飽き足らずアナルや口腔にまで代わる代わる挿入される触手。限界まで白濁液を飲まされた胃は悲鳴を上げ、未消化物と一緒に怪物の命の素を吐き戻した。
「むぶ…ッ。げほっ…げほっ…。くァ…あ…ァ…」
トンネルの壁に磔にされた先客達の腹はラグビーボールのように膨張し、その肉体は栄養補給と舌噛み防止のため咥えさせられた触手によってただひたすら生かされている。
悪阻らしき嘔吐を繰り返す者も数名。化け物の子孫のその身に宿した彼女らは、今日連れこまれた娘達の半月後の姿である。
彼女らはもう人格を宿した人間として扱われていない。ローパーを大量生産するためのプラント。その一構成体と見なされていたのだ。
そして…新入生達の一角に藤沢ハルカの姿はあった。
「あ…ァ、あァう…!たす…け…、お…ねぇ…ちゃ…ん…」
野太い陰茎を彼女に挿入しているのは伯爵夫人ヒルバーツ自身だった。
下級のローパー達はお楽しみ中の親玉を囲むようにして、攫って来た女をそれぞれ組み敷き、リズミカルな抽送で穴という穴を蹂躙している。
宴には生まれたてのベビーも加わり、初めて味わう人間の女に舌鼓を打っていた。
順番を待ち切れない者たちは、脱がされたショーツやストッキングにわらわら群がり、わずかに付着した愛液を浅ましく奪い合っている。
『いいわ、いいわァ〜。バージンの初々しさも捨てがたいけれど、開発済みの身体ってやっぱり素敵。締まり具合から腰の粘りまで別格よねぇ…』
あふれ出る蜜を恍惚の表情で味わいながら、大きなストロークでじっくりと少女を堪能するマダム。
ハルカの下半身はまるで別人の物になってしまったように波打ち、程よく緩んだ下の口は極太の触手を拒む素振りすら見せずに頬張っている。
(やだ…。こんなのおかしい…おかしいよ…。だって…だって、パパとママを殺した奴らに、こんなバケモノにされてるのに…っ)
蹂躙されているはずの膣壁は大胆な締め付けで侵入者をもてなし、生命力の溶けた愛液をふんだんに迸らせる。
吸い尽くせなかった分泌液が滴るたびに、待ち構えていた下っ端たちがその少量の体液を巡り小競り合いを繰り広げた。マダムが飽きたその瞬間、ハルカの身はこの飢えた狼の群れに投げ込まれるのだ。
(あぁ…。酷い…、和美さんたちまで…あんな…)
ハルカの真正面で犬のような四つん這いにさせられている白衣の女は和美。その隣でM字に脚を開いているのは蛍子だった。
デスパイアにレイプされた同性の社会復帰を親身にサポートしてきた彼女らも、今やただの肉奴隷。片や桃色、片や紫の刺激的なパンティを愛液で汚しながら、病室で犯されていた時以上に二人は乱れている。
姉のナツメに負けないぐらいハルカを気遣い、支え続けてくれた大人の女性達。
そんな彼女らの目も当てられない姿は、この何ヶ月かで積み上げて来たリハビリの道が、ズタズタに引き裂かれて終わった事を、残酷なまでにハルカに突きつけていた。
(うぁ…熱いよ…。やっぱ私って…こうなっちゃう運命だったの?私のせいで、パパとママは殺されて…。和美さんたちまで、あんな格好にさせられて…)
ごぽりという音と共に、下半身の異物感が膨れ上がる。とてつもない量の何かが胎内に注ぎ込まれたらしい。意識はもうどこかに飛んでいってしまいそうだ。
(結局みんな…。みんな…こいつらのモノにされちゃうの?私たち、その為に生まれてきたの…?そんなのって、ありなの…?)
他の触手から飛び出した白濁液が泥パックのようにハルカの顔面を覆いつくす。唇の合間から浸み込んでくる生臭い液体を、ハルカはもう吐き出そうともしなかった。
『…おや?…この気配…』
不意に巨大ローパーの動きが停止する。まるで何かの違和感を察知した猛獣が耳をそばだてるかのように。
ピストン運動を唐突に中止され、高揚のやり場を失った女たちは、込み上げてくる切ない疼きを抑えきれずそれぞれ身悶えする。
(―――――あれ?)
睫毛にこびり付いた精液のお陰で視界はボヤけていたが…。ハルカの瞳には、確かに懐かしい人の姿が映っていた。
最後に姉と顔を合わせたのは、確か先週のお見舞いだったはず。なのに…なぜかついさっき会っているような…。
よくわからない。ナツメお姉ちゃんなのに、ナツメお姉ちゃんじゃない。ハルカの姉はあんな格好をしていないし、金槌みたいな武器も持ってない。
だったらどうしてなのだろう。目の前の人は、なんでハルカだけを見据えて立ち尽くしているのだろう。分からない。ハルカには分からない。
(おかしいよ…絶対ないって…。だって、あの人…クラッシャー…エン…じぇ…)
閉じゆく目蓋の向こうの天使は、ハルカの姿を見て悲鳴を上げているようだった。その理由に彼女自身が気付くのは、もう少しばかり先のことになる。
♯
「アロー、アロー。荘厳美麗豪華絢爛天使マルーシャさんより、ナイチチ天使へ。そっちは異常は無いかい?えみー、もしもーし」
『ないわ』
マフィアのボスも黙って受話器を置きそうなドスの聞いた声が無線機から返ってくる。
「おーし。んじゃ次の放送はまた5分後から。『ビリー隊長の銀河帝国軍式バストアップ講座』だ。チャンネルはそのまま。オーバー」
『……………』
通信は無言で切られた。
「ぬーん。ユーモアの通じないヤツ…。なんか姉貴に似てきたな」
少しでも緊張を解してやろうかと思ったのだが、ちょっとばかり意図が見え見え過ぎたかもしれない。…いや、単に怒らせただけなのかもしれないが。
(しっかし随分歩くな、これ。一体どこまで行ったんだよ…)
慎重に進んでるとはいえ通信はかれこれ5度目になる。三十分が既に経過したという事だ。ネタ切れ以上にナツメと妹の身が心配である。
だが歩けど歩けど景色は変わらず、真っ暗闇に浮かぶコンクリートだけが息苦しい旅情の全てだった。途中、壁のいたるとこに日本語の標識らしき物を目にしたが、いずれも朽ち果てており読解は不能。
少なくともここまでは確かに一本道だったと思うのだが、こうも何も無いと脇道を見落としたのではと気掛かりで仕方ない。
(妹にゃ悪いが…できればナッちゃんも迷子になってて欲しかったんだけどな)
振り返れば昨夜の出動からナツメは少しおかしかった。
無理もない。あのローパー型デスパイアは藤沢姉妹にとって親の仇そのものなのだ。
(……………)
恐らくナツメは気付いていないだろう。彼女はエンジェルとしての純粋な使命感が自分を突き動かしているだと信じ切っている。
だが、マルーシャは薄々感づいている。ナツメの使命感は半ば自己暗示なのだ。彼女の心の内には間違いなくデスパイアへの強烈な復讐心が渦巻いている。
天然ボケ少女丸出しの普段の素振りと、自ら進んで死地へ赴く彼女の悲壮な顔。その間に横たわる埋め難いギャップは、明らかに単なる庇護精神の域を越えている。
彼女にとってデスパイアとの戦いは、自身の復讐と同時に、かつての無力な自分を上書きする儀式でもあるのだ。
(エミィの奴は多分気付いてないんだろうな…。あいつ結構抜けてるし)
そう。エミリアは純粋な使命感から戦う娘だ。それだけにナツメの動機も自分と一緒なのだと簡単に処理してしまっている。
それに加え、幼い頃から戦いに明け暮れて来た彼女は優等生でこそあるが、その一方どこか人の心の機微に疎い。なまじ濁りが無いだけに、人間の心の深みに存在する黒い領域を感知できないのだ。
(困ったモンだな…。結局、戦いをやめさせらんないなら、ナツメは目の届くとこに置いとくしかない。酷いジレンマだよホント)
なにはともあれ、ナツメが貴重な戦力である事に違いは無い。今はメンタル的にもまだ脆い新入りをこれ以上追い込まないためにも、必ずや妹を取り返してやらねばならない。
だが…正直もうこれだけの時間が経過している。この間、捕まえた女に全く手をつけないデスパイアがいたとすれば、それはもう男色家か不能者のいずれかだ。
残念だが、ハルカが攫われた時点で大団円への選択肢は失われたと言ってよい。
(とにかく姉妹揃って苗床行きだけは断固回避だな。もちろんナツメの阿呆がまだ連中と接触してなければ、それに越した事は――――…ん?)
マルーシャの歩みがハタと止まった。彼女は指先の炎を消すと猫のように静かな挙動で壁に身を寄せ聞き耳を立てる。
「ん…ん、ぁ…ぃ…っ…。…す…けて…ぇ」
間違いない年端も行かぬ娘の喘ぎ声だ。
「もしもしエミィ。バストアップ講座は延期だ。敵さん発見だよ」
『こっちもよ。数は二匹。…訂正、三匹ね』
「親玉の気配は?居そうか?」
『…わからないわ。少なくとも今いる奴らは全部下っ端ね。そっちは?』
「同じさ。お仕事中だよ」
『いけるわね?』
「ああ。ノープロブレムさ」
息を殺した会話が締め括り無線を切る。
二人とも襲われているのが探し人でない事は確信していた。例え妹を人質に取られていようとも、並のローパーに後れを取るナツメではない。
(残弾は一発こっきり。三下相手にゃ使えんね)
冷え切ったコンクリートと一体化するように壁に添い、灼熱天使は音も無く歩みを進める。
周りを憚らぬ嬌声をたどり、虹のような緩やかなカーブを進んだ先。そこに陵辱者の姿はあった。
「ん…あっ、あっ、あぁっ!もう駄目!もう駄目ぇっ!!」
悲鳴の主はキャミソールの上に薄手のパーカー羽織った娘。肩の高さで切り揃えられた茶髪を闇に躍らせながら、彼女はテンポ良く腰を揺すらされていた。
「あっ、あっ、かは…ッ!あ、厚志ぃ…、あつしぃ…。助けてよォ…。助けてってばぁ…あ、あうっ!!」
焦点の定まらない目線を誰もいない空間に走らせながら、少女はしきりと男の名を叫んでいる。彼女を暴行しているのは幼体と成体の丁度中間あたりの若いローパーだ。
両手首を背中で組ませながら便座に座らせるような姿勢で獲物を自分に乗せ、リズミカルな反復動作で前後の穴を突き上げている。
(あー…覚えてる。確か彼氏の目の前でガンガン犯られてた娘だな。可愛そうに)
マルーシャは狩りに臨む猛獣のように確実に標的との距離を詰めていった。
巨大な銃器に分厚いブーツ。隠密行動に適しているとはとても言い難い装備なのだが、彼女の挙動は揺らぐ蜃気楼のように静かである。
哀れな少女と一方的行為中だったローパーは、忍び寄る天敵に露ほども気付いていない。
「もしもーし」
『ギ、ギイっ!?』
結局、ローパーが彼女の存在を察知したのは、当の敵に銃口でトントン小突かれてからだった。
―――――ザシュ。
全身の触手が一瞬痙攣し、やがて力を失う。
赤熱した銃剣は易々と柔肉を貫いていた。核を串刺しにしたバヨネットがゆっくりと引き抜かれ、肉塊はその場に崩れ落ちる。
「ふあ、あうぅ…」
被害者の娘は椅子から滑り落ちるようにして横たわり、長きに渡る辱めからようやく開放された。
マルーシャはすぐさまその子の首筋に手を当てる。昂ぶっていた呼吸と脈が落ち着いていく様子が手袋越しにも確認できた。
「ん、はァ…っ。大丈夫…、だい…丈夫だよ…。わたし、綺麗だもん…。汚されてなんか…ない、よ?ねぇ。…う、うっ、うあ…ぁ…」
命に別状は無い。ただ意識の方は混濁が激しい。残念ながら粘膜を通して相当な量の体液を摂取してしまったようだ。
少女は股間から溢れる精液を両手で拭いながら、ここにはいない誰かに向かってしきりに訴えかけていた。
(ごめんな。じき助けが来るからさ、もう少しだけの辛抱だ)
人差し指を額に当て微弱な魔法衝撃を加えてやると、少女は静かに気を失った。救護班の目印になるようマルーシャは近くの壁を銃剣で斬り付け焼いておく。
「もしもしエミィ。こっちは片付いたぞ」
『同じく。助けた人は?』
「とりあえずは無事だがな…。今は置いてくしかないね」
『…そう。…そうよね』
エミリアの返事は暗い。あちらも嫌な光景が広がっているのだろう。
しかし感傷に浸っている暇は無い。気持ちは即切り替えねば命取りになる。
「で、足取りは掴めたかい?」
『それもそっちと一緒よ』
「わーった。探索を続ける。なんかあったらまたな」
『ええ。恐らくもう敵のテリトリー真っ只中よ。気をつけて』
「おうよ」
通話機をコートの中に収め、寝かせてあったブラチーノを担ぎ直し、灼熱天使は再びブーツを繰り出す。灯りはもう落としてあった。
ここでお取り込み中だったということは、既にローパーどもの本拠地に踏み込んでるとみていいだろう。移動用に使う通路に過ぎない線もまだ残っているが、楽観は出来ない。
(増援呼ばれるのが一番困るからな。出くわしたヤツは先手打って残らず潰してかないと――――――…ん?)
再び前方から女の乱れる声。しかも今度は複数だ。
(やれやれだな、弾無いってのに…)
まあ、ブッ放せば他の連中にこちらの存在を教えるようなもの。撃てないのは弾があっても同じこと。そんな理屈をこねてマルーシャは幾らばかりか溜飲を下げるのだった。
♯
あれから六匹ほど仕留めた。助けた被害者は十人だ。いや、十一人だったか?
どっちにせよ、ナツメの姿も敵の親玉の影もその数には入っていない。なにかこう、まるで遠出して帰って来なくなった猫を探している気分だ。
『頑張りましょう。どこかにきっと居るはずよ』
無線機の向こうの隊長は言う。その声には連戦の疲れが滲んでいるが、本人が隠しているつもりなのだろうからマルーシャは敢えて触れない。
(後輩の事になるとエミィも意固地だよなー…)
彼女のそんな一面がユイの勘違いに拍車を掛け、結果あの事態を招いたのだが…。久々に再会した友人を見ているにつれ、結局何ひとつ改善されていないのだとマルーシャは確信した。
まったく大理石のように固い娘だ。あれだけの美貌で男が寄り付かないのも納得がいく。聞くところによると、手紙を貰う相手は女子ばかりだとか。…二度目の過ちも近いかもしれない。
(…くだらん愚痴を頭ん中で並べてる場合じゃなかったな)
デスパイアの核に突き立てた銃剣を滑らかに抜き去り、切っ先を軽く掃って焦げた血糊を落とす。これで七匹目。
十一人、いや十二人目の被害者はいかにも予備校生といった感じの娘だった。暴れる身体を押さえつけ、陰部から触手を抜き取りお決まりの手当てを施すと、マルーシャはまた歩き出す。
(ま、責任感じなきゃイカンのはあたしも一緒だね。あんとき偉そうに止めときながら、結局ナツメに押し切られてんだから)
暗闇と同化するような静かな息遣いで、周囲の気配を探りながら、金髪娘は奥へ奥へと進んでいく。
(ホントに殺風景なモンだ。よくもまあこんなムードの無いとこで女を抱けるというか――――――…おや?)
ふと行く手の風景に感じた違和感。炎は消してあるのにコンクリのヒビ割れまでがハッキリ確認できる。間違いない。灯りだ。
(エミィ…じゃないな。あいつの光は青い。こりゃむしろ電光系の明かりだ)
影から身を出さないよう、上下線を隔てる柱の間を縫ってその方角へと進んで行くマルーシャ。その進行方向から聞こえてきたのは―――――。
「ひ、あ…あッ、ひあぁぁぁああぁぁあぁぁぁん!!」
女のイかされる声。ビンゴだ。
♯
「ふぁッ!あ、あ、あ…っ、ああぁーーー!!」
「もうイヤ!も…もうイヤぁぁぁああ!!」
トンネルの先にあったのは地下鉄の操車場だった。
回転テーブルのような装置の上に線路が敷かれ、車両を交換できるアレである。円形の空間の奥には地下車庫と思われる穴がいくつも見られる。
どこから電気を引いてるのかは分からないが、この空間だけは照明がフル稼働で点灯されており普通に視界が利く。他の場所は非常灯ですら落ちているというのに、どういう原理だろうか。
(で、あのデブの玉座がここってワケか)
操車場の中央に鎮座している巨大な肉塊。見間違えようも無い。ヒルバーツだ。
その周囲には戦力になるのか微妙な大きさの幼体ローパーが十匹ほど。そして…穴という穴を蹂躙される生贄の女達。壁際には既に腹の膨れた者達が並べられ、野太い触手を口に咥えながら涙とヨダレを流し続けている。
(ナツメと妹は…クソっ!やっぱりアイツがお相手かよ!!)
伯爵夫人がホールドしている娘は今は二人だけだった。クラッシャーエンジェルとハルカである。
「聞こえるかエミィ!?」
マダムはこちらに気付いていない。放置されている旧型車両の後ろに潜り込み、マルーシャはエミリアに通信を入れる。しかしなかなか応答が無い。
「おいこら、エミィ!!」
語気を強めて再度コール。多少声を荒げても、これだけの喘ぎ声が周囲から上がっていれば敵も容易には気づけない。
『ごめんなさいっ。見つけたの!?』
ようやく返事が来た。エミリアの息は荒い。戦闘中だったのか…。
「ああ、最悪の一歩手前でな」
『誰を?』
「全員だ。いて欲しい奴から欲しくない奴まで」
『それでナツメは!?ハルカは、無事なの!?』
答えにくい質問だ。何をもって『無事』とするか。そこの線引きが正直きわどい。気を失っているようだが、とりあえず二人とも生きてはいる。
ハルカの方はどう見ても暴行されてしまっていた。パジャマは殆ど残っておらず下半身からはボタボタと白い液体が滴っている。
ナツメはどうやらこれからのようだ。純白のコスチュームは埃まみれでボロボロだったが、隠すべきところは隠されている。
察するにハルカを人質に取られて手も足も出なくなったところを滅多打ちにされたか、あるいは犯されている妹を見て逆上し突っ込んだところをズタズタにされたのか。
推測するマルーシャの頭上でナツメの胸元がビリリっと破かれ、マシュマロのような両乳房が躍り出た。やはり今からメインディッシュという訳か。
「残念だがハルカは犯られちまった。これからナツメの番だ。来られるかエミィ!?」
『…難しい注文ね』
事態は急を要しているのだが、エミリアの歯切れはすこぶる悪い。となれば考えられるのはたったひとつ。
「囲まれてンだな」
『ご明察。情けないわ』
援軍の望みは絶たれた。いや、どの道お互い相当離れている。妨害無しでエミリアの足で駆けつけても果たして間に合ったかどうか。
「こっち来るにはどんだけ掛かりそうだ?」
『幸い雑魚ばっかりだけど…あとどれだけ出てくるのか次第ね』
「オーライ。ナツメはあたしがなんとかする。…無茶すんなよ、エミィ!」
『ほんと迷惑掛けっ放しね、私』
軽い自嘲と共に通信は切れた。さて…どうしたものか。
(人質二人に弾は一発。冗談キツイね、こりゃ)
先手はこちらが一方的に打てる。その確証がマルーシャにはある。
自分の羽織っているコートはかつての戦友、バネッサ=リリーヒルより託された物だ。彼女のコスチュームでもあったこの外套は、行動時に外部に洩れるエンジェルの魔力を完全にシャットアウトする。
完全な奇襲を可能にする言わば魔法迷彩なのだ。その性能はデスパイア化したユイでさえ彼女の到着を全く感知できなかった事実が証明している。しかし…。
(…くそッ)
スナイパーは迷っていた。ハルカとナツメ。果たしてどちらを助け出すのか。
戦えるのは一人で弾もあと一発。エミリアの加勢なしで挑むには余りにもリスキーなミッションだ。
(畜生。…そうだよ。分かり切った事なんだよ)
どう考えても取り戻すべきはナツメである。理由は単純だ。彼女はまだ吸われていない。
ナツメを連れてこの魔窟から脱出し、体勢を整え、機会を覗い捲土重来を期す。それが今考え得るベストの選択だ。
犠牲者たちにしたって昨今のデスパイアは滅多な事では女を殺したりしないし、ハルカだって奴らの子を産まされるまでにはまだ時間がある。
「仕方が無かった」今まで通り、その一言で全て片付けられる事態だ。悪いのは勝手に先走った挙句にドジを踏み妹を攫われたナツメなのだから。…だが。
(……………)
マルーシャの脳裏を掠めたのは、妹が連れて行かれたときの…今にも泣き出しそうなナツメの顔だった。
♯
『ぬふぅ〜、漲って来るわァ。さっきの戦いもコレならチャラにできるわね。ぬふふッ』
ハルカの肉体を堪能した伯爵夫人は、その良質の魔力に恍惚の笑みを浮かべた。
これでもう少し味わえればもう文句なしなのだが、残念ながらこれ以上は危険だ。この娘は普通の人間。あまり犯し過ぎると使い潰してしまう恐れがある。
デスパイア同士の競争で勝ち組になる秘訣は、何よりも良質なハーレムの構築、その一点に限る。ここの娘たちは言わば貴重な資本なのだ。乱費は自殺行為に繋がる。
だが…今日は少しばかり違った。
『で〜も〜ね〜…。ぬふっ…、ぬうっふふふふ〜…』
込み上げてくる喜びを伯爵夫人は隠せなかった。そのハーレムに、ようやく『本気で犯せる娘』が加わったのだ。
エンジェルの入手。これが意味するアドバンテージは絶大だった。実際、過去に人類の天敵と目されたデスパイア達は必ずといって良いほど天使を自分の囲いにしている。
そして何よりも…今夜からはこの身に渦巻く欲望の全てをぶつけられる相手がいるのだ。今まで溜め込んできたフラストレーションも残らず吹き飛んでしまう。
ビリリーーーッ!!
真っ白な衣装と共に空色のブラジャーを引き裂けば、包装に見劣りしないくらい白い脂肪の塊がはじけ出た。実に良い身体をしている。
妹の姿を見て突っ込んで来たとこから察するに、まだ経験の浅いエンジェルなのだろう。だが、その張りのある肉体に漲っているエネルギーは相当なポテンシャルだ。
楽しみ方も自由自在。このハルカという娘の命を盾にすれば、自分から奉仕させる事だって簡単だろう。だが…何はともあれまずは…。
『味見といきますか。ふふ…♪』
乳房をいじくり回しながらスカートを大胆に捲り上げ、衣装の中に隠れていたショーツの股布に触手の先端を引っ掛ける。…と、その時!!
ズダアァァァーーーーーン!!
撃発音と共に目視不可能な速度の何かがヒルバーツ目掛け放たれた。逃げ場の無い空間で反響する銃声が、巨大ローパーの聴覚を打ちのめす。
『がぁッ!?』
高圧電線ほどもありそうな極太の触手が血液を噴射しながら宙を舞う。ブラチーノの砲火が撃ち抜いたのは天使を戒めていた肉縄…ではなく、ハルカを捕まえていた方の触手だった。
そして二発目の弾丸のように一直線に突っ込んでくる影。
空中に投げ出されたハルカの身を完璧なタイミングで抱き止めたマルーシャは、伯爵夫人の巨体を蹴り反転。銃剣付きの大型火器を片手で振り被り、今度はナツメの方に跳ぶ。
(―――――間に合うかっ!?)
宙吊りのナツメまで地上なら数歩の距離。背中まで振り被ったブラチーノを猛然と振り下ろす。
…ズシャア!!
「―――――いよしッ!!」
灼熱のバヨネットは見事触手を両断した。落下するナツメの襟首を左手で掴み、小脇にはハルカを抱えてマルーシャは着地。
三人分の体重に悲鳴を上げる脚をもう一度鞭打ち、最後の一蹴りでこの場から離脱しようとする…が。
『こォそドロめぇぇぇーーーえ!!』
怒号と共に唸る巨大な鞭。赤黒い血管の蠕動する打撃用の触手が、柱を次々と薙ぎ倒し大量の瓦礫を吹き上げながら迫って来る。その姿はまるで灰色の津波。
「………!!」
頭で判断したのではない。体が咄嗟に動いたのだ。
灼熱天使マルーシャは、左に抱えた二人の娘を庇うように右肩を突き出し、そのまま…土砂吹雪の中へと呑まれていった。
♯
「くっそ、…いっ…てぇ」
朦々と立ち込める粉塵の中、金髪娘は舌打ちしながら身を起す。
一瞬、意識が飛びかけた。どうやったのかは分からないが直撃だけは避けたらしい。コンクリ製の柱が数本へし折られ酷い埃が舞い上がっている点を除けば、先ほどと何ら変わっていない。
耳にねっとり粘りつくような女たちの喘ぎも健在だ。ただ…何かが足りない。
「…っ!ハルカ、ナッちゃん!?」
『ここよ、お馬鹿さん』
一番聞きたくない呼び掛けに視線を上げるマルーシャ。煤まみれの顔が悲痛な表情に歪む。
(ちっく…しょう)
お求めの二人は再び敵の手中に落ちていた。灼熱天使は砕けそうなほど奥歯を噛み締める。
『私の上前をはねようなんて、あなたホントいい根性してるわね。ロクな死に方しなくってよ』
「ちっ!!」
マダムの嫌味にジャキリと対戦車ライフルを構えて応じるマルーシャ。だが、先ほどの一撃が効いたのかブラチーノの遊底は開きっぱなしだった。
撃ってみなければ分からないが、銃身も曲がっている可能性が高い。いや、大体もうコイツの機関部に弾は入っていないのだ。
幸い目の前の肉饅頭にその事は理解できないだろう。せめて牽制になってくれればと一縷の望みを賭け照準だけでも敵の急所に合わせる。
『およしなさい野蛮人。この細首が飴みたいに曲がるわよ?』
「…っ」
威嚇は無駄だった。マダムに捕まった二人の首に筋肉隆々の触手が巻きつけられる。あれにかかれば人間の首などそれこそ小枝のようなものだろう。
とどめに人質は二人。つまり、片方を殺してしまってもデスパイア側にはまだストックがある。これの意味する所が完全敗北でなくて何であろう。
『あなたもつまらない欲を掻いたものねぇ…。片っ方だけなら簡単に助け出せたのに。二兎を追うものは一兎をも得ずってのは人間達のウンチクでしょ?』
「けっ…。全く以ってその通りだよ畜生め。肉の塊に説教とは落ちたモンだよあたしもさ」
バケモノに嗤われるまでも無い。普段の自分なら絶対やらないミスだ。強敵相手の単騎駆けで助け出せるのはどう考えても一度に一人まで。母性というのもとんだ落とし穴だ。
『ま、その蛮勇に免じて敢闘賞ってトコかしら。ご褒美にこれから始まる愛の儀式を特等席で観させてあげるわ。うふふ…』
「……………」
配下のローパー達がのそのそと背後に回り出口を塞いだ。そして伯爵夫人はマルーシャなど気にも掛けない態度で、ナツメのスカートの中に触手を忍ばせる。
撃ちたければ撃ちなさい、とでも言いたげなその様子。姉妹を人質にされたマルーシャが、ハッタリ以上の行動をとれない事を完全に理解している。
その上で彼女に二人の犯される様を見せ付けてやろうと言うのだ。
『もう一人の黒いエンジェルも今頃きっとお楽しみ中よ。あれだけの数、到底一人で捌けやしないわ。こぞって追ってきたのが運の尽きね』
(へっ…どうだか。アイツはナツメの為ならえんやこらだからね。わからんぜ?)
つい最近やってきたばかりのこのデスパイアには分かるまい。ナツメと自分が合流するまでの間、エミリアは一人でこの街を守護してきたのだ。
雑魚を山と積んで包囲したところであの女は追い込めない。その点、マルーシャは自信を持って断言できる。だが…。
スル…シュルシュル…。
ナツメが犯られるまでには流石に間に合わないだろう。スカイブルーのショーツが裏返りながら引き下ろされ、彼女の秘部は最後の守りを失う。
濡れそばった亀頭で陰唇を撫でられ、ナツメは意識の無いまま「うぅん」と呻いた。ありもしない伯爵夫人の顔が愉悦に歪んでいるように見える。
「……………」
決断するなら今しかない。「エミリアは絶対に来る」というのを大前提に、時間稼ぎの策がひとつだけある。
出来る事なら使いたくない。本当に賢く立ち回りたいのなら、今すぐ後ろの下っ端どもを蹴散らしてエミリアの加勢に行けばいいのだ。ナツメだって殺されはしないのだから。―――――でも…。
“そんときゃ責任持ってアタシが助けたる。新入りがそんな切羽詰った事考えるなっての”
ついこの間の事なのに、もう随分昔の出来事のようだった。だが、あの時自分がナツメに言って聞かせた言葉は色褪せる事無く今も鮮明に頭に残っている。
(らしくないかもしれないけどさ…。やっぱ自分で切った大見栄ぐらい、守ってやんなきゃなァ…)
♯
ガシャン…。
脈絡の無い金属音に伯爵夫人の挙動が止まる。何歩か先を見下ろせば、先ほどのコートの天使が構えていた馬鹿デカイ鉄砲を瓦礫の中に投げ出していた。
いぶかしむ巨大ローパーの元へ、彼女は空拳徒手のままツカツカと歩み寄ってくる。そして…。
「交代だ」
無骨に一言、彼女はそう告げた。
『…?』
「あたしがその子の代わりになる。だから片っ方は放せ。両手に華は変わらないだろ。いいな?」
饒舌な伯爵夫人も今度ばかりは黙り込んだ。この金髪娘は何を企んでいるのか。彼女はどう見ても丸腰だ。
『…何を画策してるのかしら。正直、興醒めなんだけど?』
「安心しな。あんたの低脳でも分かる範囲の事しか考えちゃいないよ」
自殺行為だ。自分が先に餌食になったところで、伯爵夫人がナツメを諦める可能性はゼロ。全員揃って触手を突っ込まれヒイヒイ言わされるのがオチだ。
要するにマルーシャの狙いは自分が身代わりになっている内にエミリアが到着する事だ。ナツメとハルカさえ助け出してくれれば、まだ逆転の手段がある。
『……………』
夫人もマルーシャの狙いに感付き始めていた。こいつはもう一人の仲間に賭けているのだと。だがそれが一体何になる。あの黒衣の天使にはこの場にいる者以外の全ての配下を差し向けてある。
仮に全ての手駒を潜り抜けても、来ると分かってる不意打ちを二度も三度も食う自分ではない。ましてや、あの弓使いはこの三人の中では一番攻撃力に劣っているのだ。
カチ、カチリ………バサっ。
あれこれと思考する敵の前で、マルーシャは何重ものベルトを外しコートを脱ぎ捨てた。
ミリタリー調の外套の下から現れたのは、意外にもダークブラウンと深い紫を基調としたロングスカートと、簡単なフリルを目立たない程度にあしらったタートルネックの衣装。どこか魔女を連想させるコスチュームだ。
そして…魔力を遮断するコートを脱ぎ捨てた彼女からは、息が詰まるほどの高濃度の力が迸っていた。弱いデスパイアなど触れただけで溶かされてしまいそうな凄まじいオーラだ。
手元のハンマー娘も相当なものだったが、はっきり言ってこちらは怪物である。一体なぜこれほどの者がこんな地方都市に?これだけの女なら十二天使に名を連らね、各国首都の警護に当たっているのが相当だろうに。
『ふ、ふふ…。見え透いてるわよ。頼みの綱はもう一人の子でしょ?彼女が私を相手に何が出来るって言うの?』
「そう思うんだったら早くしな。こっちだって正直まだ迷ってんだぜ?」
そう言ってマルーシャはスカートの両端を摘みゆっくりと持ち上げる。
『夢にも近い賭けをしてまで庇わなきゃならないような子なのかしら、このトンカチ娘って』
「さぁね。あたしにも今はまだ分からんよ。ただ…約束は約束だ」
いかついブーツと対照的な白く長い脚美線が徐々に現れる。この細い手足で、よくもまああれほどの重火器を振り回していたものだと思えるほどの、美しい脚が。
『なら…交渉成立よ…ッ!!』
「…くッ!!」
―――――パシィ!!
鞭を打つような音がトンネル内に響き渡る。伯爵夫人の触手がマルーシャの右足に勢い良く巻き付いたのだ。まるで飢えた狼が獲物に飛び掛るようだった。
あっという間にマルーシャの体は持ち上がり、逆さ吊りのままローパーの親玉と対面する。
「言ったハズだよ。あたしに手ぇつけるんならナツメは放せってな」
『それは今からの貴女の態度次第ってところかしら』
予想通りの答えだ。当然期待はしていない。天使との取り決めを守るデスパイアなど、交通マナーを順守する暴走族と同じくらいあり得ない。
ギリリ…ミシ、ミシ…。
「…っ痛!血ィ止める気かよ馬鹿野朗」
マルーシャの腕を頭上で組ませ、両手首をこれでもかと締め付ける伯爵夫人。よほど彼女を警戒しているようだ。
両手を起点に吊るされ、真っ逆さまだった体は180度回転して元に戻る。今度は左足にも肉縄が打たれ、マルーシャの脚をがばりと開かせた。
『震えもしないなんて大した度胸ね。それとも慣れっこかしら?』
新手の触手がススーッとスカートを持ち上げていく。程よい肉付きの太腿に次いで現れたのは、下腹部をピッチリと覆っている黒一色のハイレグショーツ。
戦うことを念頭に選ばれたその下着は、激しい運動でもズレることのないよう、まるで水着のボトムのように良く伸びる生地で随分と締め付けが強そうだった。
『うふふ。こんなにガード固めちゃったら、下のお口はさぞ欲求不満でしょうに』
「ご心配には及ばずだね。大体、年がら年中盛ってる誰かさんと比べられちゃ困るって―――――…んくッ!」
真っ白な太腿と強烈なコントラストをなす三角地帯にベトベトの亀頭が押し当てられる。精液の通り道から先走る液体が黒い下着に滲み、より一層深い黒の光沢を描いていった。
失禁してしまったような妖しいシミがショーツに広がり、マルーシャの股間に冷たいヌメリが浸透してくる。
『じゃあ、上はどうなってるのかしらねぇ…?』
腰の高さから潜り込んできた触手が、彼女の衣装を鎖骨の辺りまで一気に捲り上げる。
無駄肉のない身体にでんと乗っかった双つの白桃は、シンプルなストラップレスブラの中に窮屈に収納されていた。色は下と同じ半光沢のブラック。
谷間をぺちぺち叩いてみても振動ひとつしない。戦闘中に動いて集中力を奪わぬよう随分タイトな物を着用しているようだ。
「…っつ!もう少し手心加えろっての。…破けたら弁償させっぞ」
拘束具のように胸を押さえ付けていたブラジャーを、アンダーラインから滑り込んだ触手が力任せにめくり上げた。下着と擦れる乳房の痛みにマルーシャは唇を噛む。
『あらあら。窮屈そうだったから楽にしてあげたのに。こんなに締め付けられちゃって可愛そうにねぇ〜もう』
そんな彼女の抗議を軽くあしらいながら、ローパーは二本の触手でたわわな膨らみを揉みほぐしてゆく。
歯を食い縛り顔を下に向ければ、首元まで持ち上げられたブラの向こうで、自分のバストが水風船のように変形しながら玩ばれている。
ナツメにこそ及ばないものの、カップから解き放たれた白い果実は、服の上からでは想像もつかないほどのボリュームを誇っていた。
「…くっそ。そんなに弄りたきゃ猫でも飼え」
『強がらない強がらない。あんまりお手入れが行き届いてないみたいだから…御覧なさい、今日は特別サービスよ』
「ん、んだと…?」
グチュリと嫌な音を立てながら、先端のすぼまった怪しげな触手が一組マルーシャの前に現れる。やがてその責め具の頭部はゆっくりと花開き―――――。
「げ…」
出てきたのは人間の唇そっくりの吸盤だった。いや、そっくりどころではない。ご丁寧にイボだらけの舌を垂らし綺麗に並んだ前歯まで覗いている。これには流石の灼熱天使も顔色を無くした。
『ぬぅふっ♪まだミルクの出ない子にはちょっと勿体無いけれど…。不憫なオッパイを慰めるためだと思って奮発してあげるわ』
ヒルバーツの嬉々とした声は、新しい玩具を前にした女児そのものだ。
(ち…畜生。エミィの馬鹿!早く来いっての!!)
目の前でユラユラ揺れながら舌なめずりする肉のバキューム。一瞬、便器の詰まりを解消するあの清掃器具を連想してしまう。
正直、嫌なデザインの凌辱器官は今まで相当見てきたつもりだったが、獲物を前にニヤニヤ笑うリップ付き触手は生まれてこのかた初めてである。まるでナンセンスなドッキリグッズだ。
軽く血の気の引いた顔で何とか半笑いを保つマルーシャを見て、搾乳装置たちの唇がサディスティックに歪む。
『そーれーじゃ…。いーただーきまーす』
…ずちゅ。ぐぷ。ぶちゅり。
「ん…ッ、んくぅ…!あ…っ」
挨拶と共に大口を開けた触手が飛び掛り、Dカップのバストは一呑みでその表面積の大半を唇に含まれてしまう。
マルーシャの身体はビクンと跳ね、背筋を反らしたままの姿勢で強張っていた。取り付いた唇はポンプのように脈打ち、競い合うように互いの獲物である乳房を丸ごと覆い尽くそうとする。
バケモノに吸い付かれてしまった白桃は、吸盤の中に潜むザラついた舌に張りのある皮をくまなく舐め上げられ、サーモンピンクの突端を生え揃った歯でコリコリと転がされる。
(いよいよヤバくなってきやがった…。くっそ…。頼むナッちゃん、早よ起きてくれって―――――…んぐッ!?)
…くちゅり。
(上下同時侵攻かよ…。畜生め…底意地が汚ねぇ…)
へその下あたりを冷たい何かが撫で、続いて腰回りがグイッと前に引っ張られる。先端を細く尖らせた触手が、張りの強いゴムを強引に押し上げショーツの中に侵入してきたのだ。
窮屈な化学繊維は内側から盛り上がり、気色の悪いミミズ腫れを浮かべてモゾモゾ運動する。粘液をこすり付けられていなかった上の方にまで、黒々とした光沢が染み渡り始めた。
『汗に石鹸。ほど良く蒸れてていい匂いだわ。リンスは下にも使った方がいいわよ。うふふ…』
「ち。ド変態ここに極まれりだな…。スネ毛一本生えてねぇくせして一丁前に…語って、やがら…っ」
『心外ね。こう見えてもどんな人間の男よりも、見て来たここの数は多いのよ』
パンツの下で押し潰されたブロンドを粘液まみれの触手が愛おしげに掻き回す。中の様子を見ることは出来ないが、糸を引き合う自分の陰毛が容易に想像できた。
そして侵入者は黄金の茂みを掻き分けながら三角州を下流へと下り、遂にお目当ての亀裂を探り当てる。
「…んッ」
ほのかに綻び始めていた花弁を、ゆっくりと触手が撫で回した。駆け抜ける空気が喉をヒュッと鳴らし腰がピクリと動く。
クリトリスを、尿道口を、土手肉を…。まるで巣穴に帰ってきた獣が留守中の異常を確かめるように、性欲の化身はマルーシャの秘所をまさぐっている。
余裕を取り繕うのも厳しくなってきた。だが、折れてしまえばそれっきりだ。彼女をしゃぶり尽くしたヒルバーツは間違いなくナツメたちに襲い掛かるだろう。
『ふ〜ん…。見た感じ、ここ最近使われた形跡は無いわね。バージンではないけど人間の男が入った様子も無し…。ひょっとして貴女、デスパイアにしか抱かれた事ないとか?』
図星だった。マルーシャは男を知らない。知っているのはどれもこれも…おぞましい化物の一部が入り込んで来る悪夢のようなあの感触ばかりだ。
「へっ、そりゃなァ…。誰かさんたちが西で東でと悪さばかりしてくれるモンだから、こちとりゃ満足に男漁りさせて貰う暇さえありゃしない。いっぺんお互いバカンス取れりゃあ、こっちの人生もちっとばかり楽しくなるんだがね…」
事実、なぜ自分は女に生まれたのか。幼い頃のマルーシャは、あの化物の体内でずっとそれを呪っていたのだ。来る日も来る日も犯されながら。時間の概念さえ消し飛びそうなほど。
だが今は違う。今の自分には歩んできた道があり、培ってきた力があり、倒すべき敵がいて、守るべき仲間がいる。
こんなところで肉饅頭の子供を産み続けて終わるつもりは無い。
『そ。なら丁度いいわ。それならお望みどおり休暇をあげる。今から永遠の育児休暇をね。ぬぅふふふ…ッ』
「あ…こらテメっ。人が感慨に浸ってるとこを。そーゆう雑な神経、遅かれ早かれ命取りにな―――――…」
語尾は尻すぼみだった。彼女の目の前に首長竜の頭部を思わせる見事な一物が伸びてきたのだ。顔をしかめるマルーシャの前でニチニチと音を立てながら陰茎の包皮が裏返っていく。
「うっ…くさッ」
チーズのような不潔臭が鼻腔を突く。めくれた亀頭にびっしりこびりついた黄色い汚物。酷い量の恥垢だ
「…チンカス野朗って、罵って欲しいのか…?」
伯爵夫人は答えなかった。返事の代わりに触手がぐいんとしなり、獲物の下半身へと伸びていく。
(マジ…かよ。畜生。もう最悪だ)
先に入り込んでいた触手がショーツの前袋をグイッと引っ張り侵入路を確保する。タイトな下着が僅かにずり落ち、大福のような尻肉が上半分だけ露出する。
よりにもよって、あんな汚いモノを咥えさせられるのか。文字通り「とっておき」だ。笑えないにも限度がある。
(くそったれ…。できれば合体前に助けて欲しかったんだがなァ。チョットだけ恨むぜ、エミィとナッちゃん。チョットだけ、な。…んッ、んくぁ…あッ!!)
小康状態だった胸へのバキュームプレイがにわかに激しくなり出した。堅くシコった乳首を舐め回し、こねくり回し、唾液まみれの果実は変幻自在に形を変える。
海老反りになったマルーシャの腹部に悪臭のするスメグマを付着させながら、男根は下へ下へと這い進んでいく。
ショーツの中でクリトリスと戯れていた触手はウェストのゴムを強引に伸ばし、狭苦しい下着を膝の高さまで一気に降ろした。ギトギトの生地が乱暴に通過した太腿は摩擦で真っ赤になる。そして…遂に…。
(久々だな…。…耐えられるか…)
緩んだ秘部の入り口に真っ赤な大業物の切っ先があてがわれる。
『さぁ…。もう虚勢は要らないわ。何もかも脱ぎ捨てて、女を剥き出しにしてよがりなさい』
「…言ってろ…タコ」
『口の減らない事…。結構だわ。…そおーらァ!!』
グググ…ずにゅ!!
「んあ…あ…!!くああぁぁぁー…ぁ…ッ!!!」
目蓋の裏が一瞬スパークした。ずちゅ、ずちゅ、ずぶぶぶ…。焼けた鉄棒と、鍋の煮汁を同時に入ってくるようなこの感覚。頭では無駄だと理解しつつも腰は懸命に逃げようとする。
(だ…大丈夫だ…。これっくらいなら…まだ…。んぐッ!?)
粘膜の壁は分け入ってくる狼藉者を締め出そうとするが、その行為は却ってデスパイアの長大な前立腺に快楽を送るばかりであった。
一寸刻みに這い進み、尺取虫のように蠢動しながらマルーシャの奥へ奥へと侵攻する欲望の凝固物。触手の突き上げに併せてブロンド娘の白い身体は人形のように踊る。
(早く…早く止まれって…)
上下左右に飛ぶ視界が徐々に平衡を取り戻していく。触手の侵攻が急速に緩み始めたのだ。そして…。
「ふ…あ…あ…、は…ぁ…。く、そ…っ。どこまで、入れたんだよ…」
『わかるでしょ。一番奥よ、一番奥。私と貴女の赤ちゃんが育つと、こ、ろ』
運動が一段楽したその時、マルーシャの下半身にはさっきまでの身体とは思えないほどの異物感が誕生していた。
途轍もなく太くて熱い物体が足の付け根からヘソの下あたりにまで収納されているのが分かる。ゆっくりと視線を降ろせば、自分の股間から真っ赤なデロリとした物体が生え、ローパーの方へ伸びていた。
「…くっ…くそ…ッ」
『おめでとう。ドッキング完了ね』
分かってはいた。分かってはいたのだが…やはりキツイ。出来る事なら、二度とこの身体をデスパイアに触れさせたくなかった。
勿論、戦い続ける身にそれは叶わぬ事だ。誰だって、いつかは負ける。それは摂理でありこの世の法則だ。しかし…。
(そうだったな…。まださ…。これからさ)
マルーシャはまだ負けていない。この勝負はまだ道半ばだ。そして自分が諦めてしまった瞬間、この賭けは御破算になる。
それに…。デスパイアだってここで終わりにするつもりなど毛頭ない。地獄の扉はまだ開かれたばっかりなのだから。
支援
…やはりと言うか収まり切りませんでした第五話。延長戦突入です('A`)
おまけにツワモノを落とすには人質しかない!という安易な発想。あ、いえ王道です。多分。
早くも軽くグロッキー気味か。昨日は室温が37度とかヤバイ数字指してるし。
あ、でも人肌がべっとり張り付いてる温度って言ったら妙にエロく…。
やっぱ頭やられてるな。続く。
俺支援って言ったけどすげー恥ずかしいことしてるなw
リアタイで読んだ乙です!!
いえいえ。お気遣い頂きありがとう御座います。
毎度触手ばかっで芸が無いんで、マル者編終わったらまた産卵とか寄生とか亜人系も挑戦してみようかなと。
…このペースだと一体いつになる事やら見当も付きませんが。
乙であります!マルーはデカチチだと思っていただけに、
意外と小さくて物凄く嬉しい。
今後も股間にテント張りながら楽しみに待っております。
かけ合いの部分とかがちゃんと面白いつか、キャラが魅力的に立ってて好き。
その前置きがあって、後半が美味く頂けるつーか。
で・・Dで小さかったのかΣ(゚д゚lll)!?
Dは十分に大きいです><
GJっす
ハルカかわいそう可愛いハルカ
もっともっと追い詰めて壊して粉砕して
マルーが遂に…!
カラスはまだ来ないのか
よしっエミリアは存分に遅刻したまえ
続きがすげぇ気になる展開だ・・・!
カラスはスライムっぽいのかな
個人的に亜人系に期待したい
烏はきっとアレだな。
ごみ置き場でエロ本漁るために他の猫とか烏とか
追っ払うのに悪戦苦闘してるんだよ、きっと。
この人DLsiteに作品出してたような気がするが気のせいか?
なんか静かだな
ある意味で極限まで集中しながら魔力をチャージして発動には詠唱が必要な魔法が決め技な女性に取って触手は天敵だよね
一度でもズボズボ触手にハメられたら最後。二穴同時責めなど女なら感じる部分全てを一度に責められマトモに集中するのは並大抵な女性では不可能だし
後は詠唱のみって段階まで行けても口に触手がねじ込まれるし
一回でもイカされたら完璧に反撃不能にまで追い込まれるし
むしろイカされたのエネルギーに変換…したらエスカレイヤーになってしまいますねそうですね
あと荒巫女とか
そこで必殺技「快楽で気を練る」の出番ですね。またはイヤボーンでも可。
228 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:42:35 ID:q+aBek7m
個人的には、堕ちENDや世界滅亡ENDより、イヤボーンの二次元ENDのほうが好きだな
ここで空気を読めないHEROが颯爽と現れて
ヒロインを助ける俺達にとってのBADENDの出番ですね
だが、HEROは分解すると
H EROだ
すなわち、どっちみち触手なので問題なし。
まあエロはELOなんですけどね
あれだ、俺たちは日本人だ、だからLとRなんて些細な問題曖昧にしとけばいいんだよ
このデスパイアシリーズって原作「」あるの?信じられない完成度なんだけど
設定には原作あったんじゃなかったっけ?
多種多様な魔族や怪人が集まる組織だとヒロインを捕らえた後に
苗床にするにしても妊娠と産卵のどっちを主体にするかで揉めそうだよね。
妊娠は誕生するまでの妊娠期間には個体差や種族による違いがあるがヒロインの力も継承した即戦力が産まれる可能性がある
単に仲間を増やすだけなら卵を産みつける産卵が最適だが産卵の場合は良くも悪くも普通の魔族や怪人しか生まれないし、ほぼ昆虫系統に限定される繁殖方法と言う難点もあるし
原作は「魔法天使ミサキ」というエロゲのシリーズ
原作の世界観だけ借りてキャラクタとか残りはオリジナルだと思われ。
完成度に関しては原作並かそれ以上なんじゃないかと
>>239 でくの坊さんなら姉妹奈落編で一度だけ役立たずだった時があるからマシな部類だと思うよ。死んで復活するまでの間に
姉妹は二人揃って純潔を奪われて身も心もズタボロになったし
特にマジで挿入+中にだされた姉あいの精神的ダメージなんて甚大。妹がヤられるを見てるしか出来なかったし。
今までの恨み辛みを晴らして後は大王に捧げて淫乱化させるのみって段階で復活した、でくの坊さんが乱入して邪魔したとは言え
>>240 でも触手でヤられなかったかったんで正直評価は低い
お前らの触手は飾りかと…
つーか、なんで姉妹の相手が人間型と木馬だったのかね?
少なくとも麻衣は触手でアヘアヘになってよかったのに。
あれで一気に評価落としたような気がするんだが。
一般人は触手でアヘアへされたのにな
あのあたりでは、麻呂っぽい奴に御所車されてたメガネ姉ちゃんが一番だった
麻呂っぽいというか、あのキャラの名前ナントカ麻呂だったと思うぞw
やっぱりここは
終始触手で犯し、触手で虜にするべきだ
散々もてあそんではらませて子をひりださせてから
でくのぼーでもなんでも出ていただきましょう。
そうでないと納得いかん!
だって俺ら、触手だから!!
魂の叫び乙です。
>>246 まったくそのとおりだ。
マブ○ヴでも全キャラ触手ルートがないことに絶望したもんさ。
俺たちゃ触手!
女を可愛がっても殺したりはせん!!
おや、こんな時間に誰だろう?
>>248 >女を可愛がっても殺したりはせん!!
なんというすばらしい愛に満ち溢れた触手だ
女は殺すものではない、愛するものだ!!(合意だろうが強引だろうがw)
>>246の触手で徹底的に犯してから……にはさらに
イヤイヤでも屈服させてあきらめさせ(洗脳でないことがポイント)、
触手に嫁ぎ触手の子を産み続け
触手と共に生活することを受け入れさせてから
でくのぼー登場!!
これだ!これこそが真の触手NTRの正義の道だ!!
つまりでくのぼーは全触手の天敵ということですね。とてもよくわかりますッッ!!
>>248 触手シーンがあると聴いて買ってみたら
燃える展開のほうに気が散って……そのなんだ
困るwww
ツインドールズ改めツインエンジェル
久しぶりに見たくなったからツタヤあたりで借りてこよう
いや、ヨウツベ探せばおちてるか
その点、夜叉神先生はわかってるな
ひとしきりヤられるまで駆けつけてこない
ひとみが犯されてるのを分ってる上で放置もしてたしな
ほんとどっかのあいどのー!まいどのー!にも見習って欲しいものだ
ああ、あのエロすぐるやつか!
しかし、死人を生き返らすためとはいえ
女子高生の命を奪うのはいただけん……と思うニュロ
でくのぼーの活躍を横から見てたせいか、ピンパイ触手アニメは名作多かった。
淫獣家庭教師クラスの作品ってもう出来ないのかなぁ。
正直あれは最初のメガネッ子が一番触手としては濃かった
後も期待してたのに早々に触手男退場しちゃって残念だったなー
あれむしろ女子高生の命奪わず、廃人にするとか意識不明の重体にしておいた方が、
ひとみが明るいままどんなに辱められても友人の為に頑張る方向にもってけたと思う
特撮スレに触手服SSが投下された模様
>>257 書いてる人です。最初はこっちのスレに投下しようかと思ってました!
触手服シチュってあんまりないよね。
正義のヒーローを出すのなら、女性を攫って怪人産ませまくってる悪の組織もセットで・・・
前スレの最後らへんで聞いちゃったから誰も応えてくれなかったけど、桃肉屋ってもう見れないんかね?
あそこ好きだったのになあ
>>256 とりあえずだ
触手がみんなあの緑の主義だったら
あんな惨劇にならず
強姦あり和姦ありのエロスペクタクルになってたものを
なぜすぐに殺しの方向にもってくのかピンパイは('A`)
>>259 正義のヒロインも出して敵の武闘派幹部に目をつけられる展開とかも欲しいな
ピッチリスーツと触手って相性いいよね
>>261 前スレかこのスレかどっちかで行き方書かれてたような希ガス
むしろ触手と相性の悪いジャンルなどあるだろうか?
純愛モノの泣きゲーとかは相性悪いかも。
>>267 わからんにょろよ
もしかしたら触手主人公の純愛泣きモノが
まだ出てないだけの話かもしれないにょろよ
美女と野獣という童話も存在するくらいだ。
油断はできない……。
流れブッた切って悪い。
ちょっと保管庫行って触人方の作品をまとめ読みしてきた。やっぱり文力とか成長してるのな
初期の頃の作品と最新のやつを見比べ(読み比べ)たらよく分かる
改めて触人達GJ
人間だった主人公が寄生され、バケモノと化す
いちお人間に擬態はできるので中盤までは日常を送れるものの
徐々に人間離れしていく身体、薄れ行く記憶と人格。変わりにあふれ出そうとする怪物としての衝動
周りを巻き込むまいと一人消え去ろうとするも、寄生してる化物を抑えきれなくなり暴走
最期、ヒロインの腕の中で事切れた主人公の体から出てきたのは
ほんの小さな蟲だった、
「こんな…、こんなちっぽけなヤツに…っ!!」
とかか
>>270 さァはやくそのアイデアをSSにまとめるんだ
たまの休日なのにすることなかったので即興で仕上げた。
中身の品質、賞味期限、産地などに関する質問は一切答えられない(`・ω・´)
第一話【お約束の宇宙人襲来!!】
時は20XX年…。太陽系第三惑星…地球の極東に浮かぶ島国、日本国は重大な危機に瀕していた。
東京都心の空に突如として覆い尽くした邪悪な影。山の手線外周がスッポリと収まる巨大波確認飛行物体。
そう、外宇宙勢力の襲来である!そして…例によって多摩はまたもや蚊帳の外だった!
「…ホワイトハウスとはまだ繋がらないのか」
首相官邸に設けられた緊急対策本部。内閣総理大臣、大泉純二郎の眉間には深い皺が刻まれていた。
「はっ。大統領は現在エアフォース・ワン機内でテロリストと格闘中です」
「各国首都はどうなっている?」
「ワシントンDCを始め、ロンドン、北京、モスクワ上空にも件の飛行物体が確認されております。パリ、ローマ、ソウル、ウランバートル、ブラザヴィル、ワガドゥーグ、エロマンガ島からの通信も途絶しました」
総理はデスクに視線を落とし、深い溜め息と共に首を横に振る。
「総理、首都圏に展開中の自衛隊から緊急連絡です!!」
「なにっ!?」
ザー…ザ、ザッ、ザザッ。ノイズ混じりディスプレイに屈強な体躯の壮年自衛官が映し出される。
父性漂うダンディな髭面で何というか皮の腰巻が似合いそうだ。
「対策室へ入電!現在、未確認飛行物体からレーザー攻撃を受け…ぬわーーー!!」
通信は途切れた。所要時間わずか2.5秒。
「やっぱ自衛隊って怪獣と宇宙人には役に立たないんだなァ…」
総理ーっ!平成ガメラ、平成ガメラー!
「フハーハッハッハッハ!聞くがいい、愚かな人間どもよ」
なんとも非常識な第一声である。しかもなぜに日本語。
新宿西口駅の前。ロータリーに集った通行人の視線は、上空に映し出された巨大な黒い影に釘付けであった。
「我が名は暗黒騎士イーヤン・エッヂ卿!全宇宙を支配するドスケベニア帝国の誉れ高き戦士である!」
戦国時代の武将を連想させる漆黒の兜に、コーホーコーホーとか音の出てる妙なガスマスク。
風も無いのにマントをなびかせたその男は、今にもJ.ルーカスに訴えられそうな、別の意味で恐るべきオーラを発していた。
「我らが偉大なる皇帝ハーラー・マッセル三世陛下の命の下、今この瞬間より地球征服に着手する!!ゆけ、怪人スパイダーマン男!!」
なんとくどいネーミング。まさに頭痛が痛い。
なんの前置きも無しで始まった侵略にざわめく人々の目の前で、UFOから降り立ついかにもエレベーターっぽい光の柱。
誰が奏でているとも知れぬパイプオルガンをバックに降下して来たのは怪人スパイダーマ―――――。
「タコー!!」
どっからどうみてもタコ怪人だった!
その左右にいる全身タイツの覆面兄貴達はまごうかたなき戦闘員である。
「第一話は蜘蛛怪人だろ、常識的に考えて…」
恐れおののき声も出ない都民達の前で、直立歩行のタコは余った手足をクネクネクネクネ…。
「さあ、スパイダーマン男よ、我らが奴隷となる地球人を攫って来るのだー!ただし美女のみ!!」
「タァァァァコォォォォォオーーーーー!!」
微妙に噛み合っていない上司と部下。
タコ怪人…もといスパイダーマン男の雄叫びを合図に戦闘員達が一斉に散らばった。
モーリス・グリーンも真っ青の速力で疾走するタイツマン軍団は居合わせた何の罪も無い人々に無慈悲にも襲い掛かる!ただし美女のみ。
「きゃあ!!なんなのよっ!?」「ち…痴漢ーーー!!」「いやあ、やめてーーー!!」
次々と上がる黄色い悲鳴。戦闘員達は手近な若い女に組み付くと、彼女らの身につけていた衣服を片っ端から脱がし始めたのだ!
スーツがはだけボタンが飛び、シャツが裂けてブラジャーがちぎれ、スカートがめくられてはパンツが降ろされる。
人間離れした怪力の前に次々と剥かれていく美女達。露になった乳やら尻やら内股やらを、戦闘員達のテクニシャンな指使いが這い回る。
こいつら相当な手練れに違いない。
「なっなんてドスケベなんだ!!」「に…逃げろーーー!!」
都心のど真ん中で突如として繰り広げられるうらやま…おそろしい破壊活動。
人々は先を争ってその場から離れようとしパニックに陥る。
逃げ遅れた女子高生だか女子社員だかは次々と戦闘員に捕まり、助けを求める暇もなく彼女らの着ていた衣服がバサっと青空を舞った。
「たぁーこぉー!逃がすかーーー!!」
脱がされた衣服の散乱する駅前を我先にと逃げ惑う群集に憤るタコ怪…スパイダーマン男!
パンパンに膨れた風船のような頭部が一気に萎み、内部に蓄えられた恐るべき溶解液が噴射される!!
「きゃーーー!!」「ひゃあ!!」「うわ!なんだよこれえ!?」
タ…スパイダーマン男が吐き出したのは、某海産物の出す真っ黒な墨。ではなく、ほのかに黄ばんだ白い液体だった。
質感といい、匂いといい、どうみてもアレだ。
「なっ…きゃぁーーーーー!!」「う、うそ!いやァん!!」「助けてーーー!!」
そしてな、なんと!溶解液を浴びた人々の着ていた服は、ジュクジュクと音を立ててみるみる内に溶け始めたのだ。もちろん美女のみ。
大慌てで上着を捨ててももう遅い。ドロドロの泡になった衣服がボタボタと地面に落ちる。
ブラジャーのバンドが溶けて中の果実がブルンと飛び出し、大事なところを守るぱんつ(通称ファイナルフォート)は内股からドロリと滑り落ちていく。
「た〜こ〜!三鷹ァ〜、帝国の最先端変態技術の結晶を!俺様の吐く溶解液は、浴びた人間の身長性別年齢体重体型容姿血液型住所指名年齢電話番号生年月日出身地交際歴口座入金記録等を瞬時に判別し、
美女の身に着けている衣服だけを溶かして生まれたままの姿に変えてしまうのだぁー!!」
夢の積み過ぎで沈み始めている溶解液を事細かに解説しながらタコ怪…スパイダーマン男が胸を張る。
「さあ戦闘員どもよ!皇帝陛下に獲物の献上する前に俺達の分け前を頂くとするタコー!!」
「イー!」「イー!!」「イー!!!」
怪人の声を合図に戦闘員達は各自の捕まえている美女の股をグイっと開き自らの腰をグイグイ突き出す。
彼らの全身タイツは股間部だけが綺麗に開き、赤黒いネッシーの頭がビクンビクンと脈打っていた。
逃げることも忘れ、湿布のようにドロドロになってしまった下着で局部を隠そうと必死だった女性達も次々と餌食になっていく。
タ…スパイダーマン男は、服を溶かされ半泣き状態でうずくまっていた女の子をひとり吸盤つきの腕で絡め取った。
「ほ〜れほれほれ、ほれほれほれ〜!!俺様のスーパー触手責めオクトパスアタックはいかがタコ〜?」
「い、いやん!や…やめて。はう…!」
ぺったんぺったん。タコ怪人ではないスパイダーマン男の吸盤が柔肌に吸い付き、キスマークっぽい痕を全身に刻んでいく。
変幻自在の骨無しボディと八本の脚は、あらゆる角度から初々しい肉体を責め立て、少女の中に眠る欲望の火に薪をくべていった。
「おやおや〜、下のお口が随分だらしないタコ〜?」
「ひぁう!?」
濡れそばり緩み始めていた秘所をチョイチョイ突くタコ…スパイダーマン男。
少女の口からは驚きと羞恥を足して一で割ったはしたない声が洩れる。
「これは初物の予感だタコ〜」
くちゅり。いやらしい腕が蜜壷に先端を突き入れ、その奥にある膜をツンツンいじる。
「オマケに危険日の予感…丁度いいタコ〜。オマエには俺様の特性精液で次の怪人を孕んで貰うタコ〜!!」
「ひ…ひぃぃぃい!!」
首をぶるんぶるん横に振り猛烈な拒否サインを示す少女。
そのけなげな姿はタ…スパイダーマン男の加虐心をメガフレアの如く燃え上がらせた。
「さ〜あ!いーたーだーくータ〜コ〜!!」
「いやぁぁぁあーーー!!」
哀れ、少女の運命は…!!と煽ってみる。
「待ちなさい!!!」
「な、なにィ!?」「誰だっ!?」
ペットコーナーが廃止されて久しい小田急デパート屋上からの凛とした一喝。
戦闘員達はイー!しか口にしてはならない事を忘れ、口々にお約束の台詞を吐く。
「罪もない美女達の心と体を玩ぶ不埒な行為!それ以上の狼藉はこの『宇宙刑事リリカル・リリー』が許しません!!」
律儀に待ってくれる悪の帝国軍を前に、ビシッとポーズを決めて叫ぶ謎の少女。
「リリカル・リリー!?」「な…なんてリが多いんだ!!」「宇宙刑事つーか魔法少女まんまじゃん!」
その美しさに見とれた市民は言葉を発することも忘れていた。
「現れおったなリリカル・リリー!!今日こそは貴様の体をホニャララしてチョメチョメしてくれるタコー!!」
「イー!」「イー!!」「イー!!!」
百戦錬磨のベテラン軍人が醸し出す葉巻臭い威厳に満ち溢れたタコ…スパイダーマン男の号令を合図に、戦闘員達は一斉に駆け出した。
エレベーターとエスカレーター。常人ならどちらが早いか迷って手も足も出なくなるところだ。
「させるもんですか!必殺、ムーンライト・サンシャイン!!」
どっちだこら。
「ぐわー…じゃなくてイー!!」「イー!隊長ォー!!」
ロッドの先端から放たれる七色の光にドカドカと吹き飛ばされる戦闘員。中にはブッ飛んだ余り新宿駅に突っ込み中央特快青梅行きに轢かれた者までいる。
「おのれー…リリカル・リリーめぇ!!」
上空からの一撃で並み居る戦闘員を蹴散らしたピンクの少女は、盛大にパンチラしながら着地し、ロータリーを挟んで怪人と対峙する。
「さあタコ型怪人クモ男!あなたの悪行もこれまでよ!!」
「グ…グゥ!!」
リリカル・リリーは愛用のマジカルロッド、通称『ハートフル・ガトリング・ビームライフル』を太陽にかざし怪人に宣言する。…だがしかーし!
「待てぇ!この娘が孕んでしまってもいいのかァー!?」
「…なっ!?」
さっきからずっと居たような気もするけど、突き出された人質を前にリリカル・リリーは凍りつく。
「いいのかなァ〜?正義の味方が一般人を犠牲にしてしまってもタコ〜?」
「く…っ!卑怯な!!」
宇宙刑事は美しい歯並びを噛み締めながら愛用のマジカルロッド、通称『スターライト・ポジトロン・ソルディオス砲』を投げ捨てる。
「フゥハハハハハー!やったぞ、遂に帝国千年来の怨敵リリカル・リリーを討ち取ったぞー…ゲフン、タコ〜!!」
「えー!?」「そんな簡単に捕まるヤツ相手に千年!?」「あ…ありえねー!」
大ダコじゃなくて大蜘蛛の腕に絡め取られるリリー。
あってはならない光景を目の当たりにした無辜の民は枯れ果てた大地に泣き崩れ天を仰いで神を呪い絶望の叫びを上げる。
「さあ、他の雌犬たち共々きさまも可愛がってやるタコ、リリカル・リリー!!」
「そ…そんな!約束が…あっ、いやん!!」
まだ何の取り決めもしていない内に捕まったヒロインの体へ怪人の触手が殺到する。吸盤からにじみ出る便利な液体が乙女チックなコスチュームをあれよあれよと言う間に溶かし始める。
「ひゃん!ど…どこ触ってんのよヘンタ…あんっ!!」
「おっと失礼。じゃあここかなァ〜?…タコ〜!」
「あ…やめっ。そこは!」
そろそろ語尾が面倒臭くなって来た怪人が脇の下をチロチロ撫で回す。うなじに次ぐ弱点を責められ感極まった声を上げるリリー。
だが、どんなに足掻いても敵の触手は先回りし反転攻勢の糸口さえ彼女に与えない。
「むふふ…。タコの脚はなァ、一本一本の付け根に脳の役割を果たす神経の集合が存在し、周囲の生き物のあらゆる動きに頭部の脳で判断する前に対応する事ができるのだァ!…タコ」
「そ…そんな!恐ろしい事を…。あ…らっ、らめぇぇぇえ!!」
明日使える無駄知識に満足な返事をする暇もなく、吸盤付きの脚はボロ切れと化したスカートの中から下着をひきずり出していた。
雪山のような純白の生地にピンクの小さなリボンでワンポイントをあしらった可愛らしいローライズパンティだ。
「これは…とっておくタコ…」
そそくさと戦利品を仕舞い込む。
「ゴホン…。さあ準備はいいタコかァ〜!?」
「だ駄目!そっそこだけは…!!」
「問答無用ぉーーー!!…タコォ〜!!」
「ひ、ひぎぃぃぃぃぃい!!!」
穢れを知らぬリリーの秘所をドスケベニア怪人の触手が無慈悲に貫いた。
「いやぁぁっぁああぁぁあ!!抜いて!!抜いてー!!」
未体験の痛みに宇宙刑事のプライドも捨て彼女は泣き叫んだ。
「しっ死んじゃう!おかしくなっちゃうー!!」
それでもヴァギナは怒張を飲み込むのをやめない。男女の結合を目的とした器官は、前進してくるナイスな穂先のすべてを収めようと自らの垂れ流す粘液で抵抗を緩和し続ける。
…ちなみにおかしいのは元からだ。
「良い子を産もうぞ、良い子を産もうぞ〜」
「ひ、ひぃぃぃぃいいぃぃぃ!!…もぐう!?」
脇の下を撫でていた触手が口腔に挿し込まれた。狭い空洞の中を逃げ惑うリリーの舌を絡め摂り、アナコンダのように巻き付いて来る。吸盤から溢れ出る媚薬はロイヤルゼリーのように甘い。
「ふむむーーー!ふ…ふ…んんーーーーっ!!」(やめてーーー!や…や…ううーーーーっ!!)
「そうかそうか気持ちいいかァー。そんじゃあボチボチ仕上げかなタコ〜?」
「むぐ!?」(なに!?)
ずっくん。
「ふんーーーーーっ!ふ、ふむむむーーー!!」(いたーーーーーっ!お、おしりがーーー!!)
「三点責めの可能な優良種にのみ許された極上性技『トリニティスペルマン・カノン』とくと味わい妊娠してしまがよいわ!!…タコ!!」
ネーミングのヤバさに善悪の境界線はないらしい。語尾の安定しないタ…スパイダーマン男は全身の気を集め、オーラを練り、金運を上昇させ、スカラー波を股間に集中させる。
「…はァ!あ…ぁ…あー…ふぅ〜〜〜」
そして怪人が恍惚の表情と共に全身の緊張を緩めた次の瞬間、リリカル・リリーに挿し込まれた触手はビクビクっと震え…。
ブルブルブル…ドビュルルル〜!!…どくん、どくん、どくん…どっくん。
「むぶぅうーーーーーーー!!!」
ありったけの精液を彼女の三穴にブチ撒けたのだった。哀れな宇宙刑事はザーメンをひたすら吐き出しながら死ぬ気で呼吸を確保しようとする。マーライオンも真っ青だ。
「イィー!!」「い…イイ!」「あぁ…ホントにイイ…」
同時に、他の女性達とずっこんばっこんしていた戦闘員達も絶頂を迎え、哀れな一般人の胎内に己の精を放流した。
「げほっ、げほっ…むげほっ。あ…ああ。こんな…ひっく。こんなのって…」
怪人による拘束から解放されて道路の上に横たわる正義のヒロイン。
激しい咳き込みと共に口からこぼれる白濁液。股間からはほのかに赤く染まった精液が漏れ出し、尻穴からも生暖かくなった命の素が滴り落ちる。
「よくぞやったスパイダーマン男よ。ドスケベースに期間の後、存分に続きを楽しむが良い」
「ははー…タコ」「イー!」「イイー!!」「ああ…次はションベンだ…!!」
完全に忘れ去られていたダースベー…なんとか卿が怪人をねぎらう。戦闘員達も女と繋がったまま律儀にかしこまった。
「さあ愚かなる地球人どもよ。貴様らに与えられた選択肢は凌辱か凌辱のみ!命惜しくば早々に諦め、ドスケベニアが軍門に下るが良い!!ワーハハハハハハーッ!!」
ダー…イーヤン卿のバカ笑いがひとしきり続いた後、怪人一行は登場時と同じ光に包まれ帰還していく。
…捕まってしまった美女達と宇宙刑事はお持ち帰りだったそうな。
戦え、我らがリリカル・リリー!負けるな、我らがリリカル…ん。あれ?
…完璧負けとりますがな。
以上。とくに書くべき事はない。正直スマンカッタ(´・ω・`)
すばらしい!
これはすばらしい!
俺たち触手の夢が、まさしくかなった瞬間ではありませんか!
これはもう、彼らのアジトでのハーレム内シーン一部始終と、
美女&リリカル・リリーを助けるべく乗り込んで犠牲となる
第2第3の魔法少女とかも入り組んで、
さらにエロエロ博覧会といこうじゃないか(゚∀゚)9m
ここで宇宙刑事の支援ユニット、触手星獣が助けに来て
着床じゃなかった蒸着しちゃうんですね。
これは素晴らしい…!!
面白くてエロくて完璧ですっ…!!
素晴しい!触手の精神が形になったかのようなSSだ!!
ネーミングの頭の悪さが特撮らしくてワラタ
ウルトラマンでも自衛隊のF-15Jが活躍してたさ
いいこと思いついた、ゴジラを核で攻撃すれば倒せるんじゃね?
ダー…何とか卿、ぜひとも軍門に下らせてください!
しかも自衛官が何気にパパス
ニョ〜ロ ニョ〜ロニョロ 触手の子〜♪
289 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 17:33:32 ID:0xKPNBl3
GJ!!
俺の住んでいる多摩をよくも・・・
ゾルディオス・・・何これふざけてるの・・こんなものぶち込んで喜ぶか!変態ども目が!
>>271 >>270じゃないんだけど…職人の皆様はどうやって書き方身につけたのかなとか…
以前書いてみたことあるんだけど自分でも絶望する文章に永久封印 il||li ○| ̄|_
何を言うんだ!
お前の欲望のたけこそ!このスレの栄養!
溜まった欲望は吐き出すべきだ!
小説がだめなら、せめてプロットだけでも(゚∀゚)
>>270 テッカマンブレードのブレード対エビルのラストバトルの回で
事切れたシンヤのそばでうろついてたラダム獣を
タカヤが只管踏み潰すシーンが
頭をよぎった
透明人間のように姿を消せる触手モンスターと正義のヒロインの死闘
見えない相手に少しずつコスチュームや下着を引き裂かれながら
乳首やクリを少しコリコリっとして逃げるを繰り返しネチネチと責めて、上下左右・斜めを含めた全方位をどこから来るか予測不能なヒロインは防御出来ずに徐々に身体を火照らされ判断力が鈍り始めた時に
秘部にドスっという衝撃と共に触手が突き刺さり手足も拘束し本格的な陵辱を開始。こんな責めが理想
死闘も何も、一方的嬲りじゃないかwwww
だがそこがいいwwwww
触手「環境利用闘法」
乗り遅れましたが、触手純愛ゲームネタ
ネタなのに長くてすみません
今日のネタバレレビューは、同人サークルEPBさんの新作です
なんでも触手純愛ゲーとの事ですが……
思いっきり、主人公が触手さんでした( ̄□ ̄;)!!
と言っても、普段は人間の姿な上、正体も流氷の天使そっくりで、そこから海月みたいな腕を伸ばす姿もあまり不気味じゃないのが残念です
この主人公、実は銀河連邦政府から派遣されていて、地球を他の異星人から守ってます。ただのクリオネじゃありません
攻略対象は、アパートの大家さん、謎の美少女、隣に越してきたお姉さんの三人(絵はのり太っぽい)で、エンドはそれぞれのグッドとバッドの6つです
物語は主人公の任期が終わりに近づいたある日から始まります
地球人に紛れて暮らしている、アパートの大家さん(瑞〇お姉さまそっくり)の買い物に付き合った帰り道、記憶喪失の謎の美少女(沙〇の唄の沙耶みたい)を保護します
大家さんの部屋に彼女は同居する事になり、主人公の部屋の隣にも綺麗なお姉さん(ていうか、これOLのコスプレしたセ〇バーだろ)が引っ越してきます
この先で選択肢が別れますが、詳しくは攻略のページで
ところで、いろんな掲示板でも話題になってますが、このゲーム、攻略順を間違うと鬱になるかもです
おとボクで紫苑さんを真っ先に攻略した記憶が蘇ったので、ここは慎重にいきたいとこです
まず、最初に狙いたいのが謎の美少女
彼女のルートでは、紅髪の美女と変な凸凹コンビが追ってくるのをひたすら逃げるドタバタコメディになります
ところが、後半には更に不気味な組織に追われ、敵だった三人が命がけで助けてくれますが、主人公がダメージで人間の姿を保てなくなります
その姿を見た美少女が、自分が遭難していた異星人だと思い出し、主人公にエネルギーを与える為にエッチしようとします
しかし、彼女も怪我をしているため、紅髪の美女が代わりになります
体力を取り戻した主人公ですが、地球人同士の争いに力や権限を使うのは法律違反だったのですが、美少女は異星人だったので、場を切り抜け、任期の終わりを待って彼女と旅立ちます
ラストは宇宙船の中でのエッチですが、天使型の彼女の弱点が羽の付け根だとわかり、そこを攻めまくりです
次に狙うのは隣のお姉さんです
実は彼女は幼い頃に某国にさらわれ、日本に帰された後も、妹のように育った女性を人質にとられ、スパイとして働かされていたのです
彼女に拉致された謎の美少女を助けようとする主人公。
実は、人質だと思った女性が彼女を裏切っていた事を知り、主人公は彼女を陵辱。お姉さんと美少女を助けだします
その後、某国では革命がおこり、お姉さんは自由に
主人公との生活を夢見る彼女ですが、主人公の任期が終わりに近づきます
思いっきり、セブンのパクリで自分の正体を打ち明ける主人公ですが、彼女は受け入れてくれます
そして、別れ際に
「私はあなたを愛している」
と型月に訴えられそうななシーンの後で、主人公の再びの赴任が告げられす
さて、最後が大家さんなのですが……
大家さんルートでは彼女の昔話から、美少女は記憶を取り戻し、お姉さんも自分の人生を省みます
全てが丸く収まろうした時に、大家さんの病気が発覚します
実は、以前から自分の病気を知っていた大家さんは、残りの人生を誰かの為になる事をしたいと願っていました
彼女の親友で今は医者になった女性に、話を聞きますが、現在の技術では手が施せないとの事
友人を救えないストレスから、錯乱気味になる彼女を主人公は人間の姿で抱き、失神させた間にカルテや病気の資料を記録します
しかし主人公をもってしても、彼女を助けるには唯一つの方法しかありませんでした
それは、主人公の生体エネルギーを全て彼女に注ぎ込み、治療をする事
即ち、主人公の死を意味します
主人公は、自分の上司に後の事を頼むと、彼女が混乱せぬように眠らせたまま行為に及びます
行為の終わりが近づいた時、急に彼女が目を開き微笑むと、主人公の名を呼び再び目を閉じます
主人公は彼女の髪を優しくなぜ、幸せな気持ちのまま、永遠の眠りに入ります
その後、主人公の願いにより、彼女達の記憶が消されてエンドロールになります
って、これってバッドなんじゃ……と茫然としてると
ちゃんと続きはありました
テロップによると17年後、アパートの外観は変わっても何故だか殆ど老けてない大家さん(さては妖怪姉だな)の元に1人の少年が現れます
主人公の人間時の姿にそっくりな少年と、大家さんは、お互いに初めてあったのに懐かしさを覚えます
ここで本当にエンドなんですね
しかし、他の2人を選ぶと、大家さんの病気は治らないよな……
変身ヒロインの精神を陵辱して破壊する際には
せめてもの情けで好きな人と相思相愛になってセックスしてる幻覚を見せるのがプロの触手だよね。
そして快楽に溺れ帰れなくなり精神がボロボロになったヒロインは二度と立ち上がるのは不可能だし
最近の触手AVって結構出来いいな
三次は絶対笑えるだろwと思ってサンプル見たら
普通におっきした、、
>>299 注ぎ込んでる最中に幻覚解除ですね、わかります。
>>272 全然違うスレの孕ませ侍の臭いがする。
同じ作者・・・じゃないよなぁ。
>>277 気のせいか
別の趣味の怪人が混ざってるような
新宿から中央沿いに住むタコ三鷹?
うぼぁー。今まで何か書いたことなんかなかったんだけど、今日始めて挑戦して導入部だけ書き上げて力尽きそうになったよ・・・。
ヒロインは一応姉妹の二人を予定。容姿端麗にしてスポーツ万能だけど人との付き合いがちょっと冷たい姉と、優秀な姉に憧れる肢体が不自由で車椅子生活の妹。
人に冷たい姉も妹にだけは優しいです。静かな生活を送る二人ですが、突如現れた触手に快楽の虜にされちゃう・・・・・・予定。
完成できるかどうか不安ですよ。
>>306 応援してるニョロ。
僭越ながら経験者として語らせてもらうけど、書きたいシーン(えろシーンetc)から書くと筆の進みが速いニョロ。
でもってそれをうまく繋げていく、と
>>307 >書きたいシーンから〜
あるあるw
俺の場合エロシーンばっか書いて他はお粗末になったけどな
性欲がダウンして筆の乗らん時はどうすべさ?
311 :
306:2008/07/18(金) 14:51:29 ID:p+QjeygL
>>307=309
アドバイスありがとです。
とりあえず簡単なプロット作ってあるんでそれのエロパートだけ作っちゃいます。
ぶっちゃけ早くここを書きたくてしょうがなかったw
>>310 オナ禁なんてどうでしょ?エロ媒体は毎日見るかんじで。
エロいことしか考えられなくなりますw
>>311 溜まりに溜まって夢精を起こすんですね!わかります!!
そのエロシーンを書けない俺は…orz
そんな時は恥を捨て去るのだ。
>>313 そんな貴様にはこの触手を寄生させてやる
エンジェルレナ/スイートナイツのVFBがでたが
これらのエロゲのSSはないのか
316 :
ギン:2008/07/19(土) 06:26:06 ID:O4d8SQ4d
少々お借りいたします。
・PSP版発売記念でとあるSFネットゲーを題材として書かせて頂きました。
注1)少々長いです。元ネタが有りますのでご興味が無い場合は飛ばして下さい。
注2)文の途中に挿絵を3点ほど挟んでいますがイメージを大切にされる方は閲覧にご注意下さい。断面図の描写も有ります
注3)題材のゲームですが設定は前作と今作を合わせて都合の良い様に解釈しています。
注4)ゲームのオンライン上で同姓同名のキャラが居られましても本文とは関係ございません。
注5)ペルテのお話は次回までお待ち下さい(完成度は絵が完成していて文が40パーセントぐらいです)
以上ご注意下さいますようお願いいたします。
------------------------------------------------------------------------------------
1
イーニャは帰宅して自室に入るなり制服を脱ぎ散らかす。総督府に出頭するのに何時もの格好と言う訳には行かない。
(あー疲れた・・・あーゆう場所は苦手〜)
下着姿でぺたっと座りため息をついた。
@
ttp://cgupload.dyndns.org/~upuser/up2/img/1216414519563.jpg 今日わざわざ出向いた理由は二日ほど前に請け負ったミッションの詳細な説明とその内容を詰める事。
必要な仕事とはいえ朝一に登庁させられミッション内容を詰めて解放されたのが日も暮れたついさっきの事。
今回の依頼は総督府から出ているので仕方が無いと割り切っていたが流石に疲れた。
でも後は明日のミッション開始時刻を待つのみイーニャはこの時間が割りと好きだった。
-------------------------------------------------------------------------------------
都市移民船がこの惑星の周回軌道を回り始めてから数ヶ月、イーニァは惑星表面に降り立っていた。
今回のミッションは未開発地域の特定ポイントに境調査ユニットを設置すること。
「・・・ポイント設定完了っと」
薄いクリーム色の腰まで届く髪をツインテールに纏めて頭の左右で揺らしながら転送されてきた場所をあらためて見回す。
島の中心に向けて原生林が広がっている後ろ側は断崖絶壁の海で見渡す限りの水平線が広がっている。
海面までは約600メートル場所によっては1000メートルを越える断崖部分もある。
島全体の広さは南北に6000メートル東西に2000メートル、ほぼ全てが原生林に覆われていた。
317 :
ギン:2008/07/19(土) 06:30:21 ID:O4d8SQ4d
2
転送ポイントは島の南東部。崖から原生林までの10メートほどの平地空間。
人員輸送には本来シャトルが使われるが最低でも20メートル四方の平地が必要でそれを確保区不可能な場合はコストはかかるが転送装置を使用する。
総督府から出された依頼内容は未開島の正確な環境を調べる為、指定されたポイント3箇所に小型観測機器を設置すること。
船団が所有する各種探査衛星の不足により未開地の生態調査が事実上不可能となっていた。
現地調査には人が直接現場に降りて調べるしかなく専門の調査団が降りる前にまずガーディアンズと呼ばれる民間警護組織に危険度の調査を依頼する仕事が多い。
イーニァもそのガーディアンズのメンバーであった。
年齢は15歳。外見の特徴的は長く尖っている耳。少女は一般的なヒューマンではなく遺伝子操作で人工的に作られたニューマンと言う種族であった。
種族的にはヒューマンに次いで人口が多く権利や法的にヒューマンと何一つ変わらない。
イーニァのクラスを表すチョーカーの紋章はハンタータイプを表示していた、それに軽く指を触れると衣服表面に幾何学的なラインが浮き上がり淡い光を放つ。
「よし!」
自身に気合を入れ短めなスカートを風で捲くりながら慎重に一歩を踏み出す。
裾の短い上着に下半身はミニのプリーツスカートとニーソックス、身の丈ほどもある大剣を背負っていて歩くたびに剣先が地面に付きそうになる。
今回の様な人知未踏の僻地探索にはおよそ向かない格好だがシールドラインという装備を衣装に組み込む事によって防御から体温調節まで賄う事が出来る。
シールドラインのランクによって防御力を高めることが出来るので、高ランクのシールドラインを水着に施して任務に赴くガーディアンもいるイーニァはそこまで大胆にはなれないが。
------------------------------------------------------------------------------------------
人の手など入っていない原生林だが巨木の間隔が広く思ったほど歩き難くは無い。
「・・・よっと」
時たま行く手を遮る様に立ちはだかる倒れ朽ちた巨木や根などを乗り越えながら歩く・・・そんな動作をかれこれ3時間ほど繰り返して進んでいた。
依頼品である調査ユニットは後ひとつ、これを所定のポイントに設置したら終わりだ。
一つ目は降り立った平地部に、2つ目は原生林を北に3キロほど進んだ森が開けた場所、最後の一つが南西に1.5キロ戻った森の中。
額の汗を手の甲で拭い。
「このあたりで・・・いいかな?」
手元の電子マップとリアルタイムで送られてくる現在位置とを比べてみる。
「よしOK。ここだ」
318 :
ギン:2008/07/19(土) 06:41:20 ID:O4d8SQ4d
3
肩掛けの専用ホルダーから最後の一個を取り出し設置、規定通り信号を発信しているのを確認して・・・
「よし!終了っと」
専用ホルダーを小さくたたみ腰のポーチにしまった。
その時、風切り音を立てながら何かがイーニァ目掛けて飛んできた。
「くっ!・・・何ッ?」
咄嗟に背負っていた剣を前方に掲げて飛んできた何かを弾く。
イーニァの身長ほどもある大剣だが特殊軽量素材製なので両手で扱う分には問題ない。慎重に辺りを窺いながらスイッチを入れ刀身にフォトンの刃を形成させる。
「な、何なの?・・・え」
イーニァを取り囲むように触手が蠢いていた。気が付かなかったのは木に巻きついた蔦に擬態していたからだろう、先ほど弾いた物体もこの触手の攻撃だった。
徐々に何本かの触手が蛇の様に鎌首をもたげはじめる。左上方から一本の触手が急角度で振り下ろされた。
「はっぁ!!!」
それをぎりぎりでかわして大剣を振り上げる。触手は自らの降下スピードも加わって一気に二つに裂けた。
その下を一息に駆け抜ける。装置は全て設置完了。長く留まる理由もない。第一エネミー退治は今回のミッションには入っていない。
「!!」
足元をすくう様に横薙ぎで襲い掛かる触手をジャンプでかわし、着地後そのまま腰を屈めて左斜め上に切り上げ剣の軌道上の触手を2本切断。
左足を軸に体を半回転させ後ろから振り下ろされた触手を振り向きざまに空中で叩き切った。
だが数が多すぎた。左右から来た触手を屈んでかわしたまでは良かったが、立ち上がり距離をとる為のバックステップの空中で一本は剣で防いだが左からの横薙ぎをもろに腹部に受けてしまった。
「くっ!あっ!!」
ヒットした場所を中心にシールドの形が視認出来るほどの激しいフォトン光を撒き散らしながら背後の周りから見ても一際巨大な大木に背中から叩きつけられ崩れ落ちる。
「あっ!!・・つぅ・・・」
衝撃で一瞬息が詰まる。Sランクのシールドラインと言えどもダメージを0にする事は出来無い。
イーニァにとって最大に不利なのは周りの蔦のどれが本物でどれが触手なのか分からないことだ。
幾つかの触手が先端から淡い光を出しながらイーニァの周りを漂っているだけで襲ってはこない。
319 :
ギン:2008/07/19(土) 06:47:10 ID:O4d8SQ4d
4
(?フォトンの光?何か調べている?・・・こんなエネミーの報告は見たこと無い・・・この島の固有種?でもどっかに本体が居るはず・・・)
イーニァの推測は当たっていた。だが二つ致命的な勘違いをしている事があった。それは・・・触手は蔦に擬態しているのでは無い事。
後一つはイーニァを殺す攻撃から捕獲を優先した、急所を外す攻撃に変わっていたと言う事に・・・
巨木に背を預けながらゆっくりと立ち上がる。剣は正眼に構え油断無く左右を窺う。
「・・・何処かに本体が・・・いや、まずは今の状況をなんとかしないと・・・」
今の攻撃は自身の軽さで吹っ飛ばされたが、触手の攻撃自体はシールドを破る事は出来ていない、ならば連続で攻撃を受け続けなければ多少は無視してでも突破に専念した方が良いと判断した。
もしこの時背後を確認していたら勝機もあったかも知れない。シールドラインが起動中は受けた衝撃の大きさに因って防御力が増減する。
人に肩を叩かれるぐらいならばシールドは働かないが叩き付けられたりしてシールドが働くとそれが樹木ならば折れないまでも表皮のかなりの部分を衝撃で吹き飛ばしていただろう・・・
イーニァの背後の巨木は無傷だった・・・足元が軽く揺れだす。
「あっ!・・え?」
巨木からは根が放射状に伸びていた、地面から出ている部分は大体30センチほど、太さは一抱えぐらい。それが不自然なぐらい整然と等間隔に並んで伸びていた。
先ほど叩きつけられ崩れ落ちたのは地面ではなく一本の根。巨木を背に立ち上がる時、根の上はバランスが悪くなるので必然的にその根を跨いだ状態で立ち上がっていた。
余りにも意表をつき過ぎていた。跨いでいた根がいきなり膝上まで持ち上がったのだ。既にジャンプで飛び越せる高さではない。
(ええ?!・・なんで木が??)
走る?横に転がる?でも触手が・・・一瞬の逡巡が逃げる機会を永遠に失わせた。巨木の死角になっていた左右からイーニァの体に触手が巻き付いて動きを封じる。
フォトンの光が輝いて圧力に抵抗するがそのシールドごと巻き付かれているので動く事が出来ない。
「くっ!・・・えっ?いやッー・・・!!」
膝上まで一気に上がってきた根が徐々スピードを落としイーニァの股間にぴったりと密着した。下着越しに根の蠢く感触が伝わってくる。
気持ち悪さに咄嗟に足を閉じ様とするが地面まで厚みのある根に阻まれて足を閉じる事が出来ない。突然右肩と左太ももに僅かな痛みが走った。
「つっ・・・・?!」
見るとシールドに阻まれて触手自体はイーニァの肌に届いていないが激しくフォトン光を撒き散らす触手の口らしき部分から細長い針状の器官が僅かだがイーニァの肌に届いていた。
握って大剣を取り落としてしまう。
「ああ・・・あれ?か、体が?・・・し、しまった麻痺?!」
320 :
ギン:2008/07/19(土) 06:52:49 ID:O4d8SQ4d
5
何とか地面に突き立った剣を取ろうと震える右腕を伸ばすと触手が肘上まで巻き付いてきた。
一瞬シールドが機能して発光するが直ぐに輝きを失う、触手は圧力を加えることなく麻痺毒に犯され始めたイーニァの自由を奪う。
力が上手く入らない今の姿勢を維持するのは左腕にも巻き付いてきた触手だった。両腕を左右水平に開かされ両足にも巻き付いてきて完全に身動きが取れない。
「あぁ・・・ああぁ・・・」
跨がされていた根に亀裂が入り淡くフォトンの光が漏れ出す。程なく表面が全て剥がれ落ちると淡い光を纏わせた本体が現れた。
「くっ!!まさか木に擬態?・・・こんなエネミーなんて知らない・・あっ?足が!!」
そして、とうとうイーニァの両足がぎりぎり地面に着かない高さまで跨がされた状態のまま根が上がった。
やっと分かった・・・周りの触手は全て蔦でもありこのエネミーの一部だと言う事に・・・
ポーチの中には緊急医療用のキットが入っていた。大抵の毒なら治すことが出来るが今の状況での使用は不可能だった。
イーニァに今後の事を考えさせる時間をエネミーは与えない。
「・・・な、何とかっ・・・っぁああっ?!」
頭上からイーニァの様子を伺っていた触手が目の前に下りて来て先端から透明な筒状の器官が出て来た、さらにその中から多量の細い触手を吐き出し上着の前ボタンを全てむしり取った。
「い、いやゃぁぁーーーー!!」
そのままブラをずり下げて露出した乳房に一斉に巻き付く。両腕を開いた姿勢のまま押さえつけられているので身動きが取れない。
「何ッこのぉへんたぃ・いやぁッ〜・・・気持ち悪い・・・ッ・・・」
乳首にも巻き付かれ擦られると胸だけでなく背筋にも言い様の無い感覚が走り硬く充血する”くぅ・・あぁ・・・いやぁ・・・”頬を真っ赤にして目をきつく瞑る。
ミニのスカートも触手に引っ張られ捲くれ上がりパンツが丸見えになってしまっている。
「えっ?・・・やっやめっ!・・あぁぁーッ・・・」
スカートの中に潜り込んだ触手が腰の後ろとお腹側の前から下着に巻き付きずらし始める。意外な柔らかさと暖かさを持った根が直にイーニァの性器に触れる。
「ひっ!!・・・いやだぁ・・・いやぁぁっー!!」
性的経験は一度も無く自分でも洗う時にしか触った事が無い秘所周辺を蠢く嫌悪感。イーニァには見えないが股間周辺の根が割れていて無数の細い触手がまるで蟲の様に蠢いていた。
「あぁぅ・・あぁぁ・・・な、なに?何なの?」
321 :
ギン:2008/07/19(土) 06:56:23 ID:O4d8SQ4d
6
瞳に涙を溜め見下ろすが捲くれ上がったスカートで視界が遮られ何が起こっているのか股間に伝わる感覚でしか分からない。それが更に恐怖を生む。
性器周辺を極細触手が一斉に蠢き一本また一本と包皮をめくりクリトリスに巻き付き膣内にも潜り込みはじめる。
「!!?・・・やめてっ・・・いやっ・・・いやぁ・・・!!」
細い触手の群れが処女幕を突き破り徐々に胎内深く進入していく。
「いたぁっ?!やめぇっ!・・・いやぁぁぁあぁぁぁ!!」
(なんで!?犯されてるの??わたしが??なぜ??やだっ、やだっやだっやだぁ!!!)あまりに突然過ぎて思考が追いつかない。
腹部に一瞬痛みが走ったが思ったほどではなかった、それよりも腹部の中を奥へ更に奥へと蠢く異物感が半端じゃないほど気持ち悪い。
「そんなぁ・・・い、いやぁぁぁ・・・・うっ、ぅ・・ぅ、ぇぅ、うぅ・・・」
別に意中の相手が居るわけでは無い。だが稀にカップルで行動する同僚を見ると年頃の少女として自身に置き換えて見たり、自分は何歳ぐらいまでには結婚して・・・などと漠然と考えた事も一度や二度ではない。
それが得体の知れないエネミーに初めてを奪われ強姦されている現実・・・ショックと気持ち悪さがないまぜになって涙が溢れ嗚咽を漏らし泣き出した。
そこには先程までの気丈さは無く歳相応の少女だった・・・蟲の様な極細触手の一部が子宮口まで到達した。
「ひぃっ?!!うぁ・・・やぁ、めっ・・くッきも・・ち悪ぅ、ああぁぁ?・・・うぁ・・・あっ・・・」
お腹の奥・・・初めてのイーニァにとって在り得ないほどの深い場所に蠢きを感じて気が狂いそうになる。
「嫌ァ・・いあぁ・・・!!はぁ、あ、はぁ・・はっ・あぁ・・」
(嫌ァ・・いあぁ、いっそ・・・感覚も麻痺してくれたらよかったのに・・・)体が麻痺して動かなくても感覚は正常だった。
お腹の中の異物感が増してくる既に成人男性のペニスと同じぐらいの太さとなってイーニァの下腹部を圧迫していた。
しかも触手自体が粘液を分泌しているらしくヌルヌルと蠢き廻る感触が自分のお腹の奥から伝わって来るのが分かり、経験した事が無いほどの気持ち悪さに歯を食いしばり耐え続る。
「あぁ、はッ・・あんッ!・・ひあっ?・・おくぅ?・・奥にッ・・・さわってぇ・・やぁーッ!!・・あぁー・・・嫌ぁ・・あっ、はッ、はァ・・」
ゆっくりと這い進んでいた全ての触手群が子宮口付近に到達してそれ以上進めない膣奥で蠢き出す。
すると今度は気持ち悪さと同時に時折背筋を駆け上る腰を捩りそうな感覚・・・快感が湧き上がって来た。
(そんな・・・こんなことされて気持ちいいはずが・・・)イーニァは自分の体の反応に戸惑ったが、突然挿入している全ての触手が動きを止めた。
「と、止まった?・・・お腹・・・気持ち悪い・・・」
言葉にして出していた。お腹の中の蠢きが止まり苦しいながらも涙に濡れる瞳で周りを確認し何とか逃げようと・・・思ったときだった。逆に今まで動きを止めていた乳首やクリトリスに巻き付いた細触手が突然激しく動き出したのだ。
322 :
ギン:2008/07/19(土) 07:00:49 ID:O4d8SQ4d
7
「いやぁぁぁッ?!・・・もうっ・・いゃッ!!・・嫌ぁぁあぁぁぁッ・・あ!、はァ・・あッ・うんッ・やッ・・」
今までの刺激で乳首は十分に硬くなっているところを吸い付かれ、クリトリスも刺激されて小さいながらも目立つぐらいに勃っていた。
「あッ・・んッ、嫌ぁぁッ・・・こんなの嫌ぁ・・・あぁ、はぁッ・・はぁ、はッ・ひぃ・・・ッ!!や、やめッ・・あッ・・・」
苦しさとも快感ともつかない感覚に切なげに眉根を寄せて、自由の利かない体で悶える。
深くお腹の中に入っている触手は動くことなく今度は体中を弄られ続ける。
”・・・どのくらい過ぎたっけ?・・10分?・・・30分ぐらいは経った?・・・”そんな事を考えた時だった。
突然クリトリスに多量の細触手が吸い付くように巻き付き出した。
「あッ!!いあぁぁッぁぁああぁぁッッ!!ひぃッ・・やめッ・・・嫌ぁ嫌ッ嫌ぁぁあ・・・・ッ!!」
一瞬、本能的に足を閉じようと力が入るが、跨っている為足を閉じる事が出来ない。
股間の敏感な部位に集中する蠢きに鳥肌が立つほどの気持ち悪さとそれを上回る快感が混ざって腰が浮きそうになるが足に巻き付いた触手に阻まれる。
「いっ!?あぁあぁああぁぁぁぁぁーっ!!・・・はぁ、あっ、あっ・・・はっ、はぁ、はぁ、はっ・・・あ・・いやぁ・・・うぅ・・ぇぅ・・」
快感が脳の中を駆け回った。何もかも放り出して身を委ねたくなる様な気持ち良さに頬を染め泣きじゃくる。
恐怖により大量に分泌されるアドレナリンと刺激を受け分泌されたドーパミンにより、既にイーニァの体は恐怖以上に快感を感じ始めていた。
だがそれを認めない心が快感を感じる体・・・脳すらも否定して心が壊れるほどに辛く苦しい。
そして先程から腹部内の触手の存在感が増していた。その触手が思い出したように動き出す。
「あッ!!・はぁ・・あぁぁッ!!・・・あひっ!!・・・う・・ごかぁ・・・ぁ嫌ッーーー嫌、嫌ぁ!!いやぁ・・・ぁ、あッ、ひぁ・・はぁ・・んっ・・」
眉根を寄せ泣きながら苦悶の表情で喘ぐ。触手は自身の粘液よりイーニァの愛液で濡れていた。
徐々に性感を高められていた体に再びのお腹奥からの刺激、子宮口付近から膣のお腹側を無数の触手で撫でられ押されグニャグニャとその太さを変えながら膣内を刺激し上に下にと移動する。
「はぁ、あッー、あんッ・・はァ、んんっ!!あぁぁぁああッ!!!・・・」
そして触手群に紛れて更に細い触手が快感で緩んできた子宮口から内部に這い込み子宮壁に種子を植えつけ始めた。
だが入り込んだ触手が細過ぎた事と植えつけ始めた種子が小さ過ぎたせいでイーニァは自分の体の中の出来事に気が付かない。
だが・・・膣内をゆっくりと刺激を受け続けた事で徐々に高まる快感と激しい尿意が湧き上がる。
”・・・んっ、激しいと漏れちゃう、嫌ぁ・・・お腹・・暖かい?・・・こんなの・・あッ・気持ち良いはず・・はぁ、あっ・・・ない・・んんっ〜・・・”
323 :
ギン:2008/07/19(土) 07:06:24 ID:O4d8SQ4d
8
犯されて感じるとは認めたくない心がそれを全力で否定する。
子宮壁に植え付けられた種子は熱を持つ、その数が多量ならば分かるぐらいに暖かく感じる。既にイーニァの子宮内の3分の1程は緑色の種子が注ぎ込まれていた。
そのお腹の中心・・・子宮内の暖かさと膣前部の気持ち良く感じる部分が合わさって一気に快感の波が押し寄せて来た、同時に膣が収縮して触手を締め上げるその圧力で種子が更に注ぎ込まれる。
「・・熱つ?!!・・あッ、も、漏れっ・・・ひッ!んッああぁぁっぁあッーーー!!いッ!嫌ゃ、嫌ぁ・・・!!」
体中が痙攣して股間からも潮を吹き意識が白く跳ぶ、さきほど比べ物にならないほど激しくイった。
方尿感と腹部の温かさも手伝って、くわえ込んだ触手が気持ち良い・・・イーニャは無意識に腰を揺すっていた。
A
ttp://cgupload.dyndns.org/~upuser/up2/img/1216385798653.jpg 跨っている股間周辺はしとどに濡れたがそのイーニァの体液は地面に垂れずに全てエネミーに吸収された。
触手の支えが無かったら地面にずり落ちていただろう、涙が流れる瞳は快感に染まり突き出した舌からは唾液が糸を引き胸元を伝って落ちる。
体の気持ちよさと、それを拒絶する心・・・恐怖、嫌悪、快感、全てがないまぜになってもうどうでも良くなっていた。
-----------------------------------------------------------------------------------
根から触手によって地面に下ろされイーニァは四つん這いの姿勢で再び固定されてしまう。引っ掛かった袖口や下着は破れ、スカートも脱げてしまった。
体の麻痺はかなり弱まってると感じたが先程の絶頂で体が小刻みに震えて思う様に動かせない。股間から触手が抜ける。
「・・あぁぁっ!・・はぁ、はぁ、はぁ、はあっ、うっ・・んっ、あっ、はっ、はぁ、はぁ・・・」
触手が抜けた今も絶頂感が続いていて地面に倒れないように支えるので精一杯だった。
なんとか足を閉じようと力を入れるが巻き付いた触手に簡単に左右に開かされる。
背後の巨木の中から前方が大きく膨らんだ・・・まるで花を咲かす前の蕾の様な触手が2対出現してイーニァの前方と後方に下りて来た。
「な、なに・・・?」
快感で震える腰では力が入らない。まだ終わってないと直感し恐怖心が沸くが内股には愛液が垂れる。
後方の蕾が開き中から細長い触手群が溢れ出る。そしてその中心に人の男性器ほどの太さと人より遥かに長く自由に動く・・・まさに”おしべ”が現れイーニァのお尻から下腹部あたりまでを密着させた。
そしてゆっくりとイーニァの股間部分を上下に擦り始める。
「ひっ!!・・・や、やめてぇ!!!」
叫ぶが当然動きが止まるはずも無い。まだ体をうまく動かせないので背後の様子は分からず恐怖と不安を増加させる。
324 :
ギン:2008/07/19(土) 07:11:12 ID:O4d8SQ4d
9
おしべの表面には多数のこぶが浮き出ていて過敏になっているクリトリスや膣口を擦るたびに腰が浮きそうな快感が走る。
「!?・・もうやめっ!!・・・・・いや・・だぁ・・・嫌ぁーーっ!!」
股間を擦っていたおしべがイーニァの性器に入り込み始める。
「んぅッ!!!はぁ、あッ、うぅ・・ぅ・・・ぅっ・・・ぅう・・・ああぁぁぁぁ・・・ッ??」
お腹の奥に少しずつ入ってくるおぞましい感触に涙目で歯を食いしばり耐える。だがおしべ表面のこぶが膣内を内側から圧迫すると崩れ落ちそうな快感が走った。
目の前で揺れている触手も蕾が開き内側にびっしりと生えた繊毛触手とおしべが現れ伸びだした。
「ひっ・・嫌ぁ・・・こ、これが入ってるの・・・」
目の前で見せ付けられ気持ち悪さに顔を背ける。おしべが口元に伸びてきてイーニァの口内に入り込もうとするが口をきつく閉じ侵入を阻止する。
”んんっ〜〜・・・んっ!!お、奥にあたってる・・・”おしべ先端が子宮口に当たると開いた四枚の蕾で股間と腰までを覆いイーニァの下半身を包み込んだ。
内側の繊毛触手が蠢き陰核、尿道、肛門にまで這いこんでかき回し始める。
「いッ、あひッ!!!そ、そんなとこッ?!!・・・嫌ァああぁぁあぁあああぁぁぁぁーーーッ!!!嫌ッ・・んっむぐッ!!・・んんッ〜!!」
肛門、尿道の刺激に思わず叫んでしまい開いた口内におしべがすかさず入り込んできた。クリトリスからの刺激も手伝ってそれすらも気持ち良い。
そしてイーニァの下半身を覆った触手自体が上下に前後にとイーニァの腰を揺すり始めた。
「・・・んッ?!!うんんぅ〜〜〜ッ!!ん!ぷはぁ・・・けっほッ、うッ・・・ひぃいぃッ!!ぃやぁぁああぁぁぁーーッ!!ゆッ許してぇーッ!!いぁあぁぁあッー!!」
唾液の筋を引きながら口の中の触手を吐き出すと、痺れの残る体で這い進んで逃げようとするが下半身に覆い被さった触手は更に揺するスピードを上げた。
「ひあッ!!あッ、あッあッあっ・・はぁッ・・あぁ!あはッ・・・いやッ・・・あっ!あッ・・」
(ひあッ!!許してぇ・・・きもち・・・いいッ・あぁ!・・・・・・・・いやッおかしくなるッ・・・)
何度も打ち付けられ膣奥に当たる感触に、こぶが膣壁を擦る感触に、意識が飛びそうな快感の波が襲ってきた。
もう何度イッたかイーニァには分からない、考える為に脳は働かない、ただ与えられる快感を受け取るだけの入れ物になってしまっていた。
「・・・あッ・・・あはッ、やあぁ、ああぁぁぁ、はァ・・はッあんッ・・・いあッ、漏れッ、あッ・・」
高まった尿意を我慢する事も出来ずに失禁し、触手や内股を伝い地面に体液の水溜りを作った。
同時に挿入されてから最大の絶頂感に達して膣がおしべを激しく締め上げ精液を子宮口から内部に注ぐ。
B
ttp://cgupload.dyndns.org/~upuser/up2/img/1216414672608.jpg 「ああッ!!熱っ?!・・あッ!?はぁッ・はッ、はぁん、あひぃ・・ッ!!!あんッ、はぁん、やぁッ!!・・」
(・・・・あ!!熱っ?!・何ッ!?これって精え、あンッまた動きッ!!!・・もう嫌ッ・・・・いやぁッ!!・・)
325 :
ギン:2008/07/19(土) 07:17:38 ID:O4d8SQ4d
10
おしべは精を出し終わるとイーニァに考える余裕も与えずに再び動き出す。
もう逃げ出すことなど出来ない、あまりの快感に拒絶できずに泣きながら自からも腰を振っていた・・・
----------------------------------------------------------------------------------------
原生林特有の苔の絨毯にうつ伏せで倒れ虚ろな瞳から涙を流し、喘ぐ口元からは唾液が地面に流れ舌を突き出し酸素を貪る。そんな状態でもイーニァは気を失っていなかった。
「・・・うぅ・・・あぁぁぁ!!・・いや・・ぁ・・うあぁぁぁッ!・・あぅぁ・・あぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
腰を覆って揺すっていた触手が痙攣した。約20秒ほどで痙攣が終わるとイーニァの腰から離れていく、最後におしべが膣口から抜けると黄色の液体が流れ出て苔に染み込む。
「・・うぁあッ!・・・ハァ・・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
(・・うぁあッ!・・・お、終わった・・・の・・・・・・・・・・・・)
イーニァは20分近く犯され続けていた。出された精液は4回。このおしべは膣の収縮による圧力でしか射精出来ない、少なくとも今ので4回は意識が飛ぶほどの絶頂感を体験させられてしまった。
終わったと思った瞬間、気力が途切れて意識が遠のいていく・・・
意識を取り戻し周りを見渡すと背後に在った筈の巨木型エネミーは初めから無かったかの様に消滅していた。
麻痺は解けている。だが気を抜けば倒れてしまう程の疲労感に立ち上がるのがやっとだった。
衣服を着け・・・下着は横を結んで何とか着けた。剣を回収して今だ疼く体で何とか歩き出す。イーニァがそこまで急ぐ理由は・・恐れ。
快感の余韻が体の芯に残っている感じがしてまた襲われでもしたら拒む事も出来ず苦しい快楽を受け続ける・・・考えただけでも恐怖で足が竦みそうになる。
そして、重い体を引き摺りながら考える。なぜあんな事をされたのか、なぜ生きているのか・・・結論を否定したいが答えは多分一つ。
下腹部の残留間。今だ股間に何かを挟み込んでいる感覚は有るが、それとは別にお腹の奥に暖かい何かを感じる。
”早く戻って、検査と報告をしなきゃ”
だが・・・今までの事を報告する事が出来るの?検査は?犯された事を言えるの?更に考えると激しく感じてしまった自分の体が汚らわしく醜いものに思えてしまう。
色々な事が頭を巡るが当分先延ばしになってしまった。
「!!!・・・そんな!!」
設置した転送端末が破壊されていたのだ。駆け寄って確認するが修理出来る状態ではなかった・・・その場で両膝を着いて呆然とする。
転送される時には座標と特定の広さがあれば問題ないが、戻る時は設置した転送端末を起動させるしか方法は無い。
持っている食料は3週間分の携帯カプセル、環境的に水も問題ない、通信装置は有るが・・・衛星軌道上は無理しかも絶海の孤島。
ガーディアンズの規則ではミッション中のガーディアンが5日間連絡が取れない状態になると救助部隊が派遣されてくる。
イーニァは自分の下腹部を見下ろす・・・5日後にはどうなっているのだろう・・・・
326 :
ギン:2008/07/19(土) 07:19:29 ID:O4d8SQ4d
以上です。何時ものねちっこさは幾分控えめになってしまっていると思いますが、お付き合い頂きましたのなら幸いです。
次はペルテになりますが少々お待ち下さい。
では、ありがとうございました。
・・・1番で名前が間違えています・・名前はイーニァです。すみません。
GJ!
乙です。PSUネタは珍しいですね
・・・あれも色々見たら触手や怪物要素があるんだよね
乙としか言いようがない。
次のも気長に待ってます!
触手の諸君に聞きたい。
魔法の力など抜きで触手を倒すやり方とはいかなる方法があるだろうか?
切断は逆に増殖してしまいそうだし、やはりここは炎で焼却か?
>>330 超痴女が枯れ果てるまで触手を酷使し続けるに決まってるじゃないか
触手「もう止めるニョロー!!」
>>331 干乾びた触手を粉砕して飼料にすれば物価高騰緩和に貢献。
その肉を食べた女性は徐々に不気味なものに寄生されてスレ違いに。
触手=ちんこ
ならばつまり粘膜むき出しで、かつ粘液に濡れているわけで
冬になればヒビワレ、アカギレ、更には凍傷、凍結の恐れもあり
つか四六時中湿ってるなら水虫にこそ注意すべきじゃないか
つまり水虫女の足コキ最強と
触手も生物なんだから水酸化ナトリウム溶液ぶっかけりゃ溶けるぞ
旧版の鉄腕バーディーでスライム状宇宙人の犯罪者に台所用洗剤かけて弱らせてたことがあったな
平成版ではガソリンぶっ掛けたり火で焼いたりと更に情け容赦なくなってたが
石鹸でやられそうな気はするな。
あとは粘液纏ってる触手には…塩とかどうよ。
もはやナメクジ扱いwwwww
だがしかし、スラッグクロウラのシチュもあるくらいだから、
ありっちゃありかもしれないけどさwwww
>>333 そこはマンボウ同様、粘液に抗生物質的な効果があったりしてだなぁ…。
で、そのヒーリングパワーで内から外から内から内から癒してあげちゃうんですよ。
擦って揉んで擦り込んで。
触手マッサージ器新発売!
内から外からの美容効果!
価格はなんと!!9800円!!!
ジャーパネt(ryフゥフゥ!!
>316-326
GJ!!!エロいっす!!!
PSUの体験版落としたんでえろ妄想してくる!
広大な広さの遺跡に巣くうタイプは侵入者を攻撃して男は全員を殺傷
女相手でも強すぎて捕獲が困難な場合は最悪で被害拡大を抑える為には殺害を視野に入れ。可能なら弱らせ捕獲し最深部に監禁し
触手のマザー(本体)モンスターに死ぬか子供を産めない身体になるまで犯し続けるってのが多いよね。
捕獲した女性には倒した分の30倍以上はキッチリと新しい触手を産んで貰わないと商売が成り立たないし。遺跡住まいは新鮮な女性が次に手にはいるのはいつか分かんないし
>>326 これはエロい Gj
絵もありがたくいただきました
ペルテちゃんも楽しみに待つ
>>326 PSUやってるんでこんなSS読みたかった GJ!
次回連作SSも楽しみにしとります。
>>326 うわああ!
滅茶苦茶GJww
エロイッス!!
とても出産経験があるとは思えない程に若々しくムチムチでボインボインと言う肉体の女性を責めるなら
搾乳能力を持つ触手の出番だよね。
347 :
ギン:2008/07/22(火) 00:46:59 ID:NI/fEOq0
レスありがとうございます。
ペルテの話ですが絵とプロット(と言うほどの物ではありませんが)は完成しているのですが。
いざ終わらせるとなるとなかなか筆が進まないw
同時進行で違うのを書(描)き始めたら今回のSSが先に出来てしまいました・・・ペルテは紅葉が紅葉するまでには出したいと思います。
御一読ありがとうございました。
遅ればせながら
>>326 超GJ!GJ!
最後の一絞りは女の娘にやってもらうのが最高です(*´д`*)ハァハァ
>>326 久々に見たらペルテの人きてたwwwGJですw
5日間の間のことや、それ以降のことは脳内保管しておくべきですか?
それともこの続きを期待してもいいですか?
351 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 20:20:24 ID:GLyybPsa
そりゃ煩悩でしょう
352 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 13:52:20 ID:1Xm548EB
植物に擬態するタイプの触手モンスターって何気に最強クラスだよね。
綺麗な花には棘があるって感じに。お花を摘むのは大抵が女性だから
綺麗なお花って近づいた女性に麻痺するガスを浴びせ逃げれなくした後に本性を現し女性を陵辱するって感じだから
陵辱された女性に同伴者が居て逃げ切った場合のみ存在が認知されるし
ただ悲しい植物の生態か同族同士でか生殖不能で他の生物を妊娠させる能力は無く比較的、大人しい種類と言うのもあり
欲求不満な女性がペット感覚でストレス解消用に飼育する程
湖に擬態するスライムモンスターって何気に最強クラスだよね。
綺麗な水には棘があるって感じに。人間は水を浴びるけど男はスルーすれば良いし
綺麗な水って水浴びしてる女性に媚薬でできた体を使えば水の中だから逃げられなくなるし
陵辱された女性に同伴者が居て逃げ切った場合のみ存在が認知されるし
ただ悲しい水の性質か気を使わないと女の人が水の中でちっそくしちゃうんだよね。個数増やすのも単細胞分裂で解決だし
欲求不満な女性がお風呂感覚でストレス解消用に飼育する程
なぜ二回言う
いろいろな異種間シチュに変換可能、といったところだろう
もうこの人の文体でテンプレ作れそうだな・・・
シチュエーションとかエロ部分に入るまでの話は書けるんだけど、そこから手が止まる俺
女の喘ぎ声タイプしてると死にたくなるんだよな。
にょろ…だめにょろ…あはぁ…ぅん…
あっ…きちゃうにょろ…もうっっっ……にょろおおおおおおおおおおおおっっっ!!!
362 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 01:32:55 ID:W/pzpZrm
>>361 >>364 なんと
鶴屋さんは、触手する側と、触手に襲われる側、
両方出来るマルチ触手プレーヤーと申したか。
鶴屋さん触手に犯される
↓
受けにょろ〜ん
↓
……意外とイイ!!
↓
意気投合した触手と合体!!
↓
責めにょろれ〜ん
↓
朝比奈さん大ピンチ!!
「にょろにょろにょろ〜〜〜〜」
「だめー! 服の中に入ってこないでーー!!」
「くそう、オレたちには見ていることしかっ……!!」
「なにこれ凄い! 鶴屋家特製のSFX技術とかなの!?」
「どうやらそのようですね。かなりディテールに凝っていますが(ry」
「ごゆっくり」
「めがっさミルクが出るように改造してやるにょろ〜」
「ひやああああ、みないでええええーーーー!!」
みたいな感じか。触手陵辱搾乳みくるか。たまりませんな。
ぼくのかんがえたしょくしゅせいぶつ
名称:キマイラ・メーカー
タイプ:寄生
目的:強制妊娠・出産
外見:大人の親指ほどの芋虫。尾部から細い触手が二本伸びている。
生態:
1.雌の子宮に侵入・寄生し、周辺組織を強靭かつ柔軟なものに作り変える。
副作用として宿主は擬似妊娠状態となり、個体によっては乳腺が発達したり母乳を分泌したりする場合がある。
2.卵管に侵入させた触手を通じて宿主の卵細胞を取り込み、それをベースに『卵』を生成する。
3.『卵』は生物の種類を問わず雄の精子を取り込んで急速に成長し、『父親』と『母親』双方の特徴を持つ生物となる。
ぼくのかんがえたいしゅせいぶつ
名称:ぷるぷるー ぼく えっちなすらいむだよー
タイプ:スライム
目的:単細胞分裂・着床
外見:アメーバ
生態:
1.外部からの圧縮を受けない限り単細胞分裂を起こすことが出来ない。
よって女性がいった時の圧縮で分裂をしようとする
2.分裂して数週間外部での活動は不可能。よって女性の胎内で過ごす。
3.固体によってはその胎内を気に入った場合分裂→片方を体外へ分裂を繰り返すケースもある
出産時はアメーバの為母体に負担をかけることなく体外に少しずず出る。その時も性的快感を与える。
おまえら寄生するやつが大好きなんだなw
俺も大好きだがw
寄生も好きです。
でも、女の中に入るのではなく、女を中に入れる
強制共生はもっと好きです。
実のトモダチの新作を首を長くして待っているおいら
番組欄で打撃天使ルリなるものをハケーンして妙なの想像したのは俺だけでいい
まあ魔法少女○○とか○○天使とかいえば触手や化け物だからな
軟体のスライムや触手には得意の打撃技も通用しない!ですね、わかります
>>373 妙な想像はしなかったが最初CMを音だけ聞いてたとき体がピクッってなったww
377 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 12:17:39 ID:+SltRd9e
あ
なんてシンプルな保守www
あ
↑
十字架磔にされたヒロインに絡みついていく大蛇型触手の象形ですね!
日照ってるな・・・。SS乞いの踊りでもやるか。
\きゅいきゅい♪/ \きゅいきゅい♪/
/ ̄ ̄ ヽ, / ̄ ̄ ヽ,
/ ; / ',
{0} /¨`ヽ {0}.', ..{0} ../¨`ヽ {0}.',
l///ヽ._.ノ//// ', l///..トェェェイ ///'
リ `ー'′ ', リ `ー'′ ',
,' ⌒\ /⌒ ',
| 、 ) | |
', 、-^──ー´ / / ヽ、 /
、-^─ ', '-───ーヘ / /ノ /
'-──\ \ / / ノ
_ノ )' / ∠_
/` ̄ \ /| | | f\ ノ  ̄`丶
( _、 --─ー>、___//| | | | ヽ__ノー─-- 、_ )
', 丶 `ノノノノ | | | | / / .
', j ``` .| | | | ,' /
', | さわ ヽ \/ ノ | ,'
', | さわ .\ '; / | /
> ヽ _ノ\ '; ,ノ 〈
/ __.ノ ( 〈 > ) ヽ.__ \
(__/ ヽ._<_./ \__)
>>379 その発想は無かった
いや、ホントに無かったわ
つい、カッとなってしまった。今は反省している
触 俺の嫁(女の娘)をゲットしたぜー
娘「ぇっ。きゃー。イヤー」
後ろ手に縛って立たせる
触「さぁ、俺の家(穴)にようこそー」
娘「ひぃぃぃーーー」
触「塗り塗りしてあげるね」
体液(媚薬成分入り)を女の娘の胸や秘部に塗っていく
娘「いやぁ…」(胸がぁ…アソコがぁ…ウズウズするぅ)
触「もみもみしてあげるよー」
娘「ひゃん♪ あん や、やめてぇ…」
触「気持ちよさそうじゃないか。腰がうずいているよ」
下から太めの触手が性器を目指して上がってきて
クリトリスを刺激する
娘「んんんぁ〜…い、いやぁ…でも気持ちいいょぅー」
膝を閉じて我慢する女の娘
触「ほ〜ら、もう腰が上下に動き出したぜ」
娘「あぁぁぁ…ほ、欲しい…イヤなのに…入れて欲しいよう…」
触「ん?何か言った?」
娘「あ、あん。なんでもない!ひゃん」
…・・・・
娘「ぁぁぁん。が、我慢できない…い、入れてー!」
触「ん?どこに何を入れて欲しいのかなー?」
娘「あぁぁぁ…わ、わたしの…膣におちんちん入れてぇ…ひゃん…」
触「と言われてねぇ…おちんちんはここに無いぜ」
娘「んぁっ…ぇぇ…ぁ…何でも良いやら私の膣に入れてーーも、もうらめぇー」
触「そう?足の間で動いている、これでも良いなら入れてあげるよ?」
娘「ぇ…あん…ぁぁぁ…うん、そ、それで良いから入れてくださいー」
触「じゃあ、これを入れて上げるよ♪」
ゆっくり膣に触手が入ってくる。ずる…
娘「ひぁん、んぁぁぁ」
ずるずる
娘「ああぁぁぁっーーー」
ずるずるずるっーー
娘「ひゃーっーーーんああああぁぁぁぁぁぁっーーーーん」
体を反らして盛大に達してしまう女の娘
触「…ぉぃぉぃ。まだ入れただけなんだが…」
娘「ぁ、ぁ、ぁ…ぅ…・・・・」
触「お、俺の高機能な触手の出番はーっ!?!?」
…
触 焦らしすぎたぜ…反省…('A`)
プライドが高い女性はよく触手なんておぞましく醜い物に辱められ堕ちるくらいなら、いっそって
突然、舌を咬んで命を絶とうとする場合があるけど
この場合はどう対象するのが正しい触手なんだろうか?
口に触手を突っ込み、舌噛み阻止
それ以外にないだろ
舌を噛む間も与えず快楽責めで喘がせておけばいい
複数触手なら、予め穴と言う穴に捻じ込んどけば、桶
高性能触手なら、催淫剤ぐらい余裕で分泌出来るはず
最悪、顎の関節を外しとけば、舌は噛めません
幸運を祈る
>>388 口に触手を突っ込み噛みちぎらせる、しかし触手の体液に含まれた媚薬をダイレクトに飲み込む事になり即墜ち
394 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 22:57:35 ID:gPAiUQDI
>>388 気高いヒロイン死のうとする。妹でも姉でも母親でも、通りすがりの娘さんでもいい。
触手「お前が死ねば代わりにこいつらを犯してやろう。」
死ぬに死ねないヒロインをその女の前で快楽に狂わせ、最後に人質も一緒に可愛がってやる。
これがベストなセレクトです
395 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 23:04:22 ID:gPAiUQDI
>>388 追記
触手「死んでもいいぞ。お前の死体を大勢の前で公開屍姦してやるからな」
これでも気高いヒロインは死ねなくなるかもしれないw
ここって、長編連載みたいの書いてもいいんだろうか?
駄目な理由が繊毛の一筋たりとも見つからない
>>396 触手が全裸で待っていないと思ってたニョロか?
触手ってのは一般に全裸ではないかと愚考する
死んでも黄泉帰らせる。
単純なものだけと勘違いしている輩にはいい機会よ。
魔法少女のコスプレした乃木坂春香を触手で犯したい
ぶっちゃけ
舌噛みきっても、それが喉に詰まらなければ死なない
確か自分で舌噛み切ろうとしても本当は噛み切れないはず
頑張って痛くなるだけ
舌を噛むことによる自殺
時代劇などの創作物で「舌を噛んで自害」というようなシーンがあるが、舌を噛んでも
失血死に至ることも、舌筋が喉の方に落ち込み窒息死する可能性もほとんどない。
捕まった忍者のように舌を噛んで数秒後に死亡するようなことは実際にはありえない。
この説がいつごろから流布したかについては不明。
なお、2003年に福岡県で暴力団員が傷害事件を起こし、警察によって取り押さえられる際に
舌を噛み切り自殺を図り、窒息死した事件が発生した。
日本テレビをはじめとしてマスコミが「舌を噛み切ったことによる窒息死」と報道したが
実際は取り押さえられた際の胸部の圧迫によるものであり、舌を噛み切ったこととの因果関係はない。
以上、Wikipediaより
つまり、「舌を噛み切ったは良いけれど死ねなくて、しかもメチャクチャ痛い」
なんて涙目状態のおんにゃのこをニヤニヤしながら犯せ、ってことですね。
死ぬとか死なないとかどうでもいい
舌かみ切られたら、フェラしてもらえねーだろーが!
媚薬と強心剤、強精神剤、体力増強剤を盛ってひたすら快楽責め
イキそうでなかなかイケない。通常の何倍にも膨らむ快感
イキ出すと止まらない。でも気絶できない
みたいなのとか
>舌を噛むことによる自殺
おお、なんと惨いことを!
理想の触手は、
女性が自殺を試みても、優しく治療して(アフターケアばっちり)生きながらえさせると
快楽地獄に貶めるんですね!!
とりあえず細長い糸状触手で『子宮攻め』は基本でしょう。
子宮口をチュプチュプ擦ってあげて無理矢理オーガズム、
子宮壁を内側からツンツンスリスリして普通のセックスでは味わえない快楽を……
そして卵管から入り込んで卵巣をくすぐるんだ〜。
でもさ、ガン検診で子宮壁削られるときの地獄の痛みを考えると
子宮壁を内側から〜ってのも結構痛そうだよな
子宮壁は男で言うところのキンタマらしいしな
キンタマ削られると考えたら・・・・(ブルッ
神経が集中してる所こそ、優しく撫でてやると性感帯になるわけだが。
そりゃ削ったり抉ったりしたら痛いのは当たり前だ。
そこで改造ですか。簡単には死ねない体にしてから…
舌を噛みきってとかアフターケアとか触手とか言うから
おんにゃのこの舌の代わりに触手が寄生とか考えちゃったじゃないかwwwwww
>>416 「なんか、触手に寄生されてから口が上手くなったような…」
そりゃお嬢さん、俗に舌先三寸といいますが、貴女の舌先は八寸ぐらいありますもの。
触手の手に身も心も堕ちた巫女
かつての相棒であるくノ一の寝こみを襲い、八寸触手舌で昇天させる!
いや、そこは擬似声帯でも内蔵するか、いっそ声帯と肺と口に寄生してだな。
心にも無い事を突然言わされて赤面する少女をだな。
>>420 少女「セックス!セックス!」
こうですかわかりません><
>>420 少女「ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!(CV若本)」
こういう事か
>>412 なんでファンタジーにリアリティ求めんの?
少女が若本で触手が子安で
そこそこ強くて実力もあるヒロインなんだけど必殺技も決定打に欠けて触手側には負ける要素が無いってパターンは
少し遊んでヒロインの攻撃を受けて効いてるフリをして花を持たせるのも手だよね。
必殺の一撃が防ぎきられる時ほど、恐怖と絶望に染まる顔はそそるし。
強い敵が相手で自分が押せ押せムードの時は周りが見えなくなるから罠にもハメやすいし
後は、倒した触手分の倍は産んでもらえば+−はゼロどころかお釣りが来るし
そういうタイプの必殺技って大概
通常技のフルコンボとか
一発ずつはそこそこなのを無数に撃ち込むとか
「デカイの一発ブチカマス」じゃ無いから
実は肝心な所まで届いてませんでした、って堕ちだよな
正義のヒロイン相手はやっぱ人質だろw
「サァ、こいつの命が惜しければそこの触手でイクまでオナニーするんだな」
人質もろとも問答無用で真っ二つ!
「・・・すまないな、この状況からお前を救い出せる可能性が見出せなかった」
で済ませちゃう冷徹系ヒロインマンセー
実はその人質も触手が擬態したもので油断してるところを犯されるオチマンセー
>425
なんかしばらく
「鯖がメンテ」とか言って繋がらなかった挙げ句
復旧したらその辺がごっそり纏めて消えてるんですが……
それ以前は有るのに
>>431 >メンテナンスを行っております。11日朝にかけて順次復旧予定です。
>大変なご迷惑をおかけ致しました。深くお詫び申し上げます
だとさ
あれ
またメンテに入ったのか
マジ謎だな
対触手の為に改造された等の戦闘用アンドロイド少女みたいなタイプって
捕らえて陵辱しても一時的に下半身の感度などの神経の機能を停止させマグロ化して凌ぐなどの対策可能だから意外と難敵だよね
何より全身武器満載で超人的な怪力だから捕まえるのも苦労するし
改造しなおせばおk
システムをハッキングしてやれば一発で堕ちるな
ほら、全身の感度最大とか思考回路書き換えて逆らえなくするとか
それにそういうのは以前のデータをもとに対策をとるから、想定外の責めには弱そうだ
マ○コとア○ルが実は銃口だったら俺は逃げる
それは泣けるな
ワロタ
そんな展開あってもいいかもな
そもそも戦闘用アンドロイド少女に性感とか必要ないだろ常識的に考えて
きっと触手を油断させる為ほとんど人間に近い質感を持ち
喘ぐフリなんかもしてくるんだ
そんでもって勝ち誇った触手をズドンする訳ですよ
最高だね
009ノ1というのがあっておっぱいが仕込みマシンガンだったな
そういえばw
>>441 漫画版では男と抱き合った時に撃って殺したあれかw
石森先生・・・・合掌
ノ なんて知りません
>>440 ニョロニョロブルブル ∬
妖獣都市だったか何かでマンコが口って女(?)がいたな
あとは八房龍之介ので全身武器のカラクリ人形女がいた
>>441 でも、その人の場合は良くも悪くも
おっぱい以外は普通の女性の身体と同じの筈だから
触手の十八番、媚薬混ざりの精液飲み放題や三穴同時責め
触手殺法・穴の中で巨大化+超高速ピストン
などの触手ならではの特徴を生かせば何とかなりそうな気がする
それにあんまり人外の異形の生命体との戦闘経験も無いし
例え二穴が銃口だったとしても、
怒涛の如く卵詰めまくって弾詰まりならぬ卵詰まり起こさせればおk
喰われても喰われても触手は何千といるから大丈夫……と思ったけど、
ちぎっては投げ、ちぎっては投げという状況は、想像するだに鬱orz
さて、徹底的に和姦の人です。今回はむやみに長いので前置きしておくと、
メインのエロは 2.と、 4.になります。
テーマはお泊会。
「初めてのおとまり」のドキドキ感を、触手で再現しようと頑張る予定でした。
449 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 21:57:36 ID:owuQVYpR
野々宮恭子も、それが一級の殺し文句である事は知っている。
およそ全ての少年たちが、女学生から一度は言われてみたい言葉の一つ。そして、言う側の
娘達には、一般的にはまずあり得ない幸運、あるいは信頼が必要とされ、同時にあらゆる覚悟
が要求される究極のカード。しかしそれは、この上ない誘い文句でありながら、尚、初々しさや
清純さと言ったものを高めうる、魔法の言葉でもある。
ひるがえって、恭子も一女の子であるわけだから、それを使う未来について色々と妄想した
ことが無いわけでは無い。いつ、どんなタイミングで、相手はいったい誰なのか。そういう、
当ても無い物思いの記憶が、彼女の中に確かにある。
そんな、純情かりし過去の自分の全てを乗せて、恭子は思いっきり雰囲気を出して言ってみた。
「あの、ね。実は、今夜、両親が家にいないんだ」
“……それで触手に通じる訳ないだろ”
「……だよねー」
何とも形容しがたい複雑な溜息をついてから、恭子はバッタリとオクトルの触手に顔を埋めた。
1.
話は百時間ほど前にさかのぼる。
その日、期末考査という学生の本分をかなり満足な手応えで終えた彼女は、居間のソファー
にひっくり返って、久しぶりの怠惰を満喫していた。
まだ結果は出ていないものの、今回はちょっとした自信がある。何しろこれだけ根をつめたのは、
ひょっとすると受験以来かもしれないからだ。
勿論、それはミノリが宿主の勉強意欲を増進するよう脳ミソを弄った結果、ではなくて、恭子には
ちゃんとした理由があった。食後に惰性で見始めたテレビを意味も無くザッピングしながら、彼女は
ふと、手元の大学案内に目を落とす。その分厚い冊子の中で、端を折られたページ群には、幾つか
の共通項が存在している。
例えば、"生物学科"とか。
実のところ、まだ決心がついたわけでは無かった。しかし、二年の夏ともなると、仮にも進学校
たる恭子の周囲では、自然と進路の話が身近になってくる。そこで、彼女の生活を180度変えた
事柄が、インセンティブにならないわけが無い。特に、それまでこれといって強い志望を持って
いなかった彼女には、触手たちの存在は十分すぎる動機と言えた。
しかし当のミノリは、今のところ、進路について口を出すようなことはしていない。勿論、
彼女の勉強には惜しみない協力をしてくれているし、その分野にかけて、絶大な助けにも
なっている。だが、その将来の決定にはあくまで干渉すべきでないという考えのようで、
彼女の要請に従って手伝うという態度を崩すことは無かった。
ただし、彼は随分前にふとした雑談で、“私の『体』の理解には、君はどちらかと言えば、まず
物理と化学を専攻する必要がある” という趣旨のことを言った事もある。
そんなことを、つらつらと考えていると、流しの向こうから母親が声をかけてきた。
「恭子、あんた試験休みいつまでだっけ?」
「十七。それから、二日登校日があって、二十日から夏休み」
「いいわねえー、学生さんはお暇で」
その皮肉に「はいはい」と素直に身を起こし、恭子は大人しく台所へと向かった。流しの横では、
「あら、サンキュ」 と言いながら、既にしっかり両手の洗剤を洗い落した母親が待っている。
450 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 21:58:18 ID:owuQVYpR
恭子が洗い物を引き継ぐと、冷蔵庫のカレンダーを見ながら、彼女は言った。
「休み中の予定は?」
「今のとこないよ」
「夏休みからは?」
「うーん、まだそれはちょっと」 と、そこで少し口調を改め、「あー、でも。今年はそろそろ、その、
予備校の夏期講習とか、取ってみたい感じでは、あるんだけど」
それに、ふーんと、どちらにも取れそうな声で応じて、母親はカレンダーを見詰めている。
茶碗二つ分、洗う間待って、恭子は結局訊いた。「えと、いいの?」
「何が?」
「夏期講習の話」
「ああ、それ。別にいいわよ。後で申込用紙見せなさい」
「う、うん」
それから、再び押し黙る母。恭子は、何か腑に落ちないモノを感じつつも、言葉を繋げずに
洗い物を続ける。
一通り洗い終わって、流しを片すと、母親はまだカレンダーと睨めっこしていた。さすがに不審に
思った恭子が「何なの?」と尋ねる。すると野々宮家のドンは、しばし娘の顔を見詰めた後に、
しみじみと言った。
「いや、まったく色気のない予定だなぁと」
「……あのね」
思わず半眼で恭子が呻く。しかし母親の方はそれに全く構わずに、何食わぬ顔で赤ペンを
取ると、カレンダーに何やら書き込みを始めた。
さすがに馬鹿馬鹿しくなってきて、恭子はさっさとソファーに戻った。すると、すぐに母親の声が
追いかけてくる。
「まあ、安心ではあるんだけどね」
「そうでしょうとも」 ソファーに顔を突っ伏しながら、恭子は返した。「娘が品行方正で、野々宮家の
親御さんは全く幸せ者ですね」
「いや、そうじゃなくてさ。母さんね、十五日からお父さんと出張が被るのよ」
「へ?」
「それで、四日ほど家を明けるんだけどさあ」 そこで一旦、言葉を切って 「夜中や朝方にゴソゴソ
したり、最近、あんたどうも挙動不審じゃない。男の影があるような気もしないじゃないし、ちょい
心配で、カマをかけてみたってわけ」
その時、恭子がソファーの死角に転がっていたのは、全くもって幸運だった。うつ伏せの姿勢の
まま、彼女が棒のように固まっていると、母親は何気なく先を続ける。
「まあでも、それにしちゃ色気無い格好はしてるし、最近勉強熱心なのも確かだし。娘を品行方正に
育てたい親としては、色々と悩むわけですよ。わかる?」
勿論、分かる。これが、カマかけの本番だっていうことは。
「うーん、それは多分疑心暗鬼ってやつじゃないですかね、野々宮の奥方」
敢えてわざとらしい演技で、恭子は言った。顔の方は、いまだ誤魔化しきれる自信がないので、
ソファーのクッションに埋めたままだ。ボロを出すまいと背もたれの裏で、じっと固まることしばし。
いつの間にか台所を離れていた母が、テレビのリモコンを取りつつ言った。
「そうねえ。ま、第一審査は合格かな」
451 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 21:58:51 ID:owuQVYpR
六十秒後。自室のドアを後ろ手に閉めて、恭子はその場にぺたんとへたり込んだ。
“絶 対 ば れ た ”
“まあ、そうだな ”
さすがのミノリも、今回ばかりは一緒に苦笑するしかない。ヒトの母親の勘というものは、凡そ
科学的常識の埒外にある。そんな話は、研究所時代にも何度か耳にしたことがあった。だが、
現実にこう見せつけられると、その鋭さには全く舌を巻くばかりだ。
“しかし、具体的に夜の脱出等が発覚したわけでは無いだろう”
“うん。そこまでばれてたら、あんな感じで釘を刺すぐらいじゃ済まないよ。でも、今後しばらく、
夜中に抜け出すのも自粛した方がよさそうね”
“ちょうど長期休暇の迎えたのは不幸中の幸いだった。” そう言って、ミノリはしみじみとため息を
吐く。“昼間にいくらでも会えるからな。まあ、この対策は一夏かけてゆっくり考えることにしよう ”
それからしばらく、二人は今後の方針について話し合った。今のところ、母親の疑念は漠然と
したものに違いない。娘の隠し事に気付いた事は間違いないが、それをさほど問題視している
様子は見られない。恐らく、言葉通りに男でも出来たかと当たりをつけているのだろう。それは、
正解が余りに突飛なことを鑑みれば、かなり妥当な線だと言えなくもない。
ならば、今後はその方向で誤魔化してくのが順当だろう。つまり、巣穴への訪問は、その架空
の恋人との逢引に偽装する方向で──
“でもさ。でもさぁ、” 頭をゴリゴリ掻きつつ、恭子は言った。“相手、あの仔達だよ? そりゃあ、
大好きなのは勿論だし、ぶっちゃけ、ヤルことだってヤっちゃってるけどさ。でも、いっつも面倒
ばっかり見てて、最近じゃおっぱいまであげるようになって、わたし完璧にお母さんじゃん!”
“この際、実態はどうでもよかろう。とにかく、これが母君に対して一番都合のいい説明だ ”
“そうだけどさあ。わかってるけどさあ ” ベッドに身をどっさりと投げ出し、呻くように恭子は言う。
“現実にはいもしない恋人を偽装とか、しかもそれが親相手とか、おまけに実態は触手とか、
あ゛ーーう゛ーーもうっ!”
“そう、私に言われてもな。君の葛藤は、理屈で理解できなくもない。が、この同情の仕方では、
君は余計に怒るのだろう? ”
“分かってるなら言うな!”
しまいに、んがー、と恭子は唸って、ベッドの枕をぼすぼすと虐待し始めた。恐らく、今日一日の
色々な鬱積が、一気に爆発したのだろう。この場に連結した『体』があれば、その対象は間違い
なく自分であったことを思って、ミノリは静かに哀れな枕へと黙祷を捧げた。
結局、それ以上の詮索は無しに、恭子の両親は愛娘を残して会社の命令に従った。見送りに
立つ玄関で、母親は「ま、羽目外してもいいけど程々にね」というやや矛盾した日本語をのたまい、
それに対して娘はきれいに引き攣った笑顔で手を振った。彼女の真の心内は別として、それは
今後の偽装に望ましい影響を与えたと、ミノリは状況を評価した。
2.
そして今、七月十六日午前〇時三十分現在。恭子は全ての腹いせに、大胆不敵な計画を
実行に移そうとしていた。四体全ての触手を、自宅に招こうというのである。
発端は「折角の偽り間男疑惑、いっそ現実のことにしてやれ」という、恭子の完全なるヤケ
だった。当然、ミノリはそれを宥める役割に回ったのだが、途中でふと、考えを改めた。
今後、二学期が始まれば、恭子が巣穴を目指す事は難しくなっていく。それでも触手と彼女の
接触の機会を維持するには、どうすればいいだろう。その命題に、論理的に一番自然な回答は、
こちらが行けないなら向こうに来させる、ということになる。その方策と実現可能性を検証するのに、
今回はある意味最良の機会と言えるのではないか。
そんなわけで、話は冒頭に差し戻る。意地でも恋人っぽく迎えてみようという試みにさっそく
玉砕した恭子は、気を取り直して次の手順にとりかかった。
まずは四体の触手達を、速やかに室内に入れなければならない。しかしながら、オクトルで
すら入った事があるのはベランダまでで、他の三体はマンション近くに来ることすら初めてだ。
そんな彼らを収容するべく、恭子とミノリとは、今日まで色々と計画を練ってきた。
452 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:00:28 ID:owuQVYpR
ベランダの淵に立ち、例の犬笛を駆使して、恭子とミノリはまず、一体ずつ呼び寄せては、部屋
に入れるという作業を繰り返した。ベランダには一体分しか隠れるスペースが無いため、人目の
無いことを確認しつつ、三階分の建物の壁を登らせるには、この方法しかないのである。
ガラス戸を開けて、恭子はまず一番乗りのオクトルを自分の部屋へと導いた。なんといっても、
彼はマンションに一番慣れている触手であり、ここが恭子の自室である事をよくよく知っている
個体でもある。そのため、オクトルは彼女の誘導に従って、音も無くするりと室内へ体を入れ、
そしてがさりという足音にビクンと一時停止した。
そんな触手のうちの一本を引っ張って、恭子は小さく耳打ちする。
「あ、いいから、いいから。まずは、部屋の中に入っちゃお?」
触手の足音の正体は、床に敷き詰められたレジャーシートだった。森で生活する彼らの外肢は、
基本的に土だらけなので、それを洗うまでの一時的な措置である。
彼を室内に押し込めて、そこで大人しくしているよう言ってから、恭子は再びベランダに戻った。
そこから、例の犬笛を使って、残りの三体を自分の下に誘導する。
事前に、オクトルの進入を真似するよう言ってあったので、三体は皆、迷わずに彼女のベランダ
へやってきた。だが、やはり建物は木々と勝手が違うのか、よじ登るのに少しもたつくものもあり、
その度に彼女は冷や汗をかく。オクトルが初めての時は、"直結"の状態で前もって上り方を覚え
こませておいたのだ。
だがとにかくも、五分後には四体ともに、無事室内に収まった。恐らく、誰にも見咎められては
いないだろう。一番緊張する行程を終えて、恭子は一先ずため息を吐いた。
カーテンを閉めて電気をつけると、室内はそうそうたる状況だった。強引に押し込めた四体分の
触手は、恭子の部屋を端から端まで、アマゾンの密林もかくやという密度で埋めている。それも
そのはず、彼らは単純比較で恭子二十人分の質量なのだ。
「すっごー。なんというか、窒息しちゃいそうだよね」
“空気の循環量は巣穴より多い。マンションなど高級集合住宅における通風は、その密閉性の
高さに起因する中毒事故が過去に多数起こったため、現在は格段に改善されている”
「……時々思うんだけど、ミノリのその無駄知識っていったいどこから仕入れてるわけ?
もはや物理も化学も関係ないよね」
“一般教養”
「んなわけあるかいっ!」
そんないつも通りの無駄話にしても、今日の恭子は少しばかりアップテンポだ。ここまで来ると、
何となく小学生の頃の悪戯──例えば、親に内緒で部屋に猫を飼おうというような──のノリである。
それから彼女は、拾い猫同様に、触手をお風呂に入れようとしたのだが、これが中々に骨の
折れる作業だった。まず第一に、ノーナ以外の個体はどうやったって浴室に入らない。そこで、
ドアを開け放したまま半分ずつ、デッカに至っては三分の一づつ洗うのだが、当然浴室に続く
洗面所は、気を抜けば一瞬で水浸しになる。
おまけに、びしょびしょに濡れた彼女と狭い所くんずほぐれつしておいて、彼らが大人しくして
いる訳が無い。少なくとも、洗い終わるまではしないという意思表示のつもりで、恭子はぬれ鼠
覚悟でTシャツと短パンを身に着けていた。が、それでも悪戯半分、情欲半分で襲いかかる
触手達を完全にかわす事は、現実的には不可能である。
そんなこんなで、ミノリと二人で彼らを座敷犬ならぬ座敷触手に仕立て上げた頃には、もう
三時を過ぎていた。キレイになった彼らを一旦リビングに集めておいて、恭子は一旦台所へ
向かう。
「う〜、小っ腹空いた。なんか無かったっけ」
“流しの下の戸棚に即席麺・409kcal・三分。冷凍庫に焼きおにぎり・138kcal/個・二分。
夕飯のマーボー茄子の残りの温め直し・200kcal程度・味直し含め十分”
「……う゛〜む。聞いといてアレだけど、ミノリは時々物凄く勿体無い方向に便利デスネ。」
“単に君が勿体無い使い方をしているだけだと、私は考える。”
453 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:02:05 ID:owuQVYpR
精一杯、皮肉っぽい口調そういうミノリ。しかし冷蔵庫のメモ帳代わりされた知的寄生体の
愚痴は、宿主の空腹の前に敢え無く流された。用意も片付けも簡単なおにぎりを選ぶと、
恭子はいそいそとリビングへ戻る。
四体の触手は、部屋の中心でどこか所在無げに固まっていた。何分、初めての場所だから、
どうしても緊張が取れないのだろう。彼らは基本的に、恭子以外の人間の匂いがする場所では
警戒を解かない様、ミノリに刷り込みをされている。
しかしそんなことなどお構いなしに、恭子は指を差してくすくすと笑った。
「初めて上がった彼氏の部屋で、座る場所がベッドしかない女の子みたい」
“伝聞のみでしか知らない事例による当て推量は、適切とは言えない ”
「……笑っちゃ可哀想って思うんだったら、素直にそうと言えばいいのに」
そこで恭子は、一番大きなデッカをひっくり返すと、それをソファー代わりにして寝転んだ。
おにぎりの皿はそばの触手に適当に持たせて、仰向けのままむしゃむしゃと夜食を頬張り
始める。こうして寛いだ態度を見せて、彼らにここが無害な場所である事を納得させる作戦
である。
それは勿論うまくいった。が、やはり勿論と言うべきか、うまくいき過ぎて数瞬後には、少女の
身体は肉製ソファーに縫いつけられる。
「……おーいデッカ、わたしゃまだご飯の途中だぞー」
何となく予想は出来ていたものの、ついジト目になって恭子は言った。しかし最近は触手の方も
慣れたもので、素早く皿のおにぎりを取ると、「ささ、お姫様」とばかりに、彼女の口元に差しだして
くる。
それについ吹き出してしまって、恭子は大人しく負けを認めた。
「はいはい、ありがと。"いいよ"。ただし、エッチはわたしが食べ終わってからだからね」
お許しを出すと、他の三体も一斉に少女の体に群がってきた。Tシャツは一瞬で捲くり上げられ、
短パンと下着は呆れるほどの連携ぶりで、一瞬にして引き抜かれる。そして露わになった娘の
素肌に、四体の触手が思う存分に巻き付いた。
しかし、もはやそれぐらいで動じる恭子ではない。ゆったりと力を抜いて全身を触手に任せると、
目を閉じて「あーん」と口を開ける。すると、触手達は親鳥よろしく、小分けにしたおにぎりを
せっせと少女の口に運んだ。
この状況が、恭子には少し愉快だった。こんな風に餌付けする立場は、ずっと彼女のものだった
のだ。狩りもままならない頃は、恭子がせっせ運びこむ食糧で、彼らは命を繋いでいた。そして
最近では、ふとしたことから母乳を与えて事にもなった。
今日、その関係が変わったという訳では無い。が、妙なモノを飲まされた事はあっても、こうして
まともな食事を触手から食べさせて貰ったのは、今回が初めの経験になる。
それが少し嬉しいような、くすぐったいような。愉快な気分なのは確かだったが、そうと
意識するのはどこか気恥ずかしい部分もあって、つい恭子はミノリに無駄話を振った。
「はむ、んぐ……ん。美味しいけど、ちょっと塩気足りないなあ。柚子胡椒振っていい?」
“お好きにどうぞ”
「オクトル、向こうの棚の、左から三番目の黄色い瓶。お願ーい。……そういや、最近しょっぱい
ものがやたらと欲しいんだけど、塩分過多になんないかな?」
“問題ない。君の感覚は、体内のナトリウムバランスを反映した正常なものだ”
「そっか。やっぱ夏だから汗掻くのかな。ここんとこ試験勉強で引きこもり気味だったけど」
“半分だけ正解だ。汗を掻いたのは君では無く"体"の方だ。この暑さの中、一日中屋外で
活動しているからな。彼らの不足を補うべく、母乳の塩分濃度を上げておいた”
思わずもご、とおにぎりを詰まらせてから、半眼になって恭子は言った。
「……ちょっと、そういうことする時は前もってわたしにも相談してよ」
“体調管理は私に一任するんじゃなかったのか?”
「いや、そりゃそうだけどさあ。おっぱいとか、そういうの弄る時は……」
やや尻すぼみになりつつも、恭子はごにょごにょと愚痴を垂れる。それに対して、ミノリは
言葉を返さなかった。
彼女の不平は分からなくも無い。だが、母乳の生産と摂取栄養の関係性を説明した際、
「じゃあ、もうダイエットしなくていいのね!?」
と目を輝かして言われた彼の心情なども、少しは汲んでほしい所だ。
454 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:02:51 ID:owuQVYpR
しかし、ぶつぶつ言いながら、こっそり抜いた左手で恭子が胸のあたりを弄っていると、突然
触手に動きがあった。
「ふえっ?……わ、ちょっといきなりっ」
膨らみに食い付いた触手──恐らくはトリデスの口管とデッカの筒状の舌──が、いきなり
吸い上げを開始したのだ。そして周りの触手達も、彼女に催乳感を起こさせるべくふにふにと
乳房を揉みこみ始める。
焦らしすぎて暴走したか。最初はそう思ったものの、それでトリデスはともかくデッカまで
動き出すというのはちょっとおかしい。何なんだろうと悩んでいると、正解は例によって
胎の間借り人から勝手に届いた。
“おっぱいとか言いつつ胸元を弄っていたから、飲んでもいいと勘違いしたんじゃないか ”
「うぐ。それなら…っん……仕方ないか」
もともと、自分が一人で夜食をかっくらっていた分、恭子にも少し引け目がある。ここで彼らに
だけ「おっぱい飲むな」と言うわけにもいかず、彼女は夜食の方を切り上げることにした。
流石の恭子も、触手に胸を弄られつつ、食事を続けられる程の器は持っていない。
だが、それはそれとして、冷めていく焼きおにぎりは勿体無い。そこで、彼女は一計を案じて、
オクトルを呼び寄せた。それから、彼女の口元に触手で並べられたおにぎりの欠片の集団を
指し示し、言う。
「さっきのお礼、食べていいよ」
ところが、オクトルは動かなかった。恭子の目の前に頭を伸ばして、その頬や唇にペタペタと
触手を触れさせているが、おにぎりの方には見向きもしない。嫌いだから食べない、といよりは、
恭子の言葉が理解できていない様子である。何でも察しのいい彼には珍しいことだ。
そこで、ミノリがぴしゃりと言った。
“お礼という名目で残飯処理を企む、君の悪辣さに気付いたに違いない ”
「んなっ、適当な事……ぁんっ…言うなぁ」
彼の皮肉がかなり的を射ていることに、恭子は内心冷や汗をかく。だが、ここで引くとそれを
認めることにもなる気がして、彼女は必死に頭を巡らせる。
と、その時ようやく両方の胸から乳汁が出始めた。デッカとトリデスは待ってましたとばかりに、
赤ん坊のごとく吸い立て始める。
それで、恭子はふと閃いた。食べない理由はよく解らんがこいつらも所詮哺乳類、ということで、
赤ちゃんみたいに、口移しで食べさせたらどうだろう。
丁度よく、胸元の触手は一時的に大人しくなった。出初めは母乳にも勢いがあるので、彼らは
飲むのに必死になるのだ。これで終わりの方になると、また乳房で遊び始めたりするため、
計画を実行するなら今がチャンスである。
そこで、顔の周りのおにぎり達を、口に入るだけ頬張ると、恭子は目を閉じ唇を突き出した。
今度はオクトルも察しよく、彼女に向かって頭を落としてくる。元々がキス魔の彼であるから、
恭子に求められて機嫌よく大きな口を寄せ、上手に窄めて彼女の唇を吸ったところで、
恭子はそっとおにぎりを押し込んだ。
いきなり固形物を押し込まれて、触手は一瞬、ビックリしたように固まった。だが、目の前で
恭子がしてやったりという顔で笑っているのを見ると、徐に口を動かし、咀嚼して、飲み下し。
次の瞬間、少女の口へを無数の触手が殺到した。
「ほがっは、はっはりほひむっはあ(あっはは、やっぱり美味しいんじゃん)!」
元々、中いっぱいにおにぎりをつめた口であるから、喋ることなど叶うはずも無い。それでも、
恭子が無理やり笑いたくなるほど、オクトルは貪欲におにぎりを求めた。結果、少女の小さな
口腔は一瞬にして空になり、それでも僅かな味の残滓を求めて、幾重にも分岐した舌が彼女の
口を隅々まで這い回る。歯と歯の間、歯茎と頬の間を拭い切って、しまいには恭子の舌を扱き
始めた。一見するとディープキスに見えなくもないが、ここまでいくと単なる歯磨きの様相である。
455 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:04:11 ID:owuQVYpR
それをくすくすと笑っていた恭子だったが、彼女の余裕もそう長くは続かなかった。トリデスと
デッカの触手が、本格的に恭子の体を責め始めたのだ。
「ひゃぶ……はんっ…ほご」
不意を突かれてやや吃驚した声を上げたが、今度は彼女も不平を言う事はなかった。確かに
食事は終わっているし、彼らから見れば、勝手にオクトルと事を始めたように見えただろう。
それに、いい加減焦らすのが可哀想な頃合でもある。
「ほふ、はあー……んぐっ」
深呼吸と共に、全身の力をゆっくりと抜く。すると、そのタイミングに合わせて、早速トリデスの
生殖肢が入ってきた。中の状態はまだまだ準備不足だが、トリデスのものも同じく柔らかい状態で、
胎に収めたまま動かない。抽送よりも、こうして中に入れたまま色々するのが、彼の好みのようで
ある。
デッカはソファー役の地の利を生かして、身体の背面を満遍なく覆っていた。うなじから尾てい骨
に至るラインを、お腹に生えている細く繊細な触手で丁寧に刺激する。そしてちょうど頭に来た
娘のおしりを、その巨大な口でチュッパチャップスのように、丸ごとぺろぺろとしゃぶり始めた。
舌は時折前面にも回って、彼女の敏感な実をいたずらに摘んだり、或いは潤いを胎へ移したり
している。
そして二人は、胸での愛撫も続けていた。トリデスはいつも通り、口管を先端にある四枚の
花弁でしっかりと膨らみに吸い付かせ、右胸をぎゅっぎゅっと絞っている。もう殆ど母乳は止まって
いるものの、元々こうしておっぱいで遊ぶのが動きが大好きな彼は、特に気にした様子はない
ようだ。そして、左のデッカの分まで、隙あらば奪おうと食指ならぬ触手を伸ばしている。
デッカはデッカで、その長い舌を器用に使って、漏れた乳汁を舐めていた。彼はトリデスほど
徹底した搾乳手段を持っている訳ではないので、乳首や乳腺が刺激されると、未だ少し母乳が
漏れ出てくるようである。それがデッカには面白いらしく、乳輪に舌を張り付かせた状態で、
乳房をふよふよと揺らしている。
首から上は、完全にオクトルの独壇場だった。彼は体をくの字に曲げて、無数の触手が集まる
その中心に恭子の頭を掻き抱いている。頬や額では大小様々な触手がのたくり、閉じられた瞳は
繊毛触手が、優しく瞼越しに撫でていた。そして口では、外殻付きの触手を嵌めて、他の触手の
刺激で誤って噛まないようにした上で、相変わらず深い接吻が続いている。その下の顎には、
既に硬くなり始めた生殖肢がねっとりと押し付けられているものの、まだ口に押し込む段階では
ないらしい。
オクトルを除けば、全体的に触手側が楽しむ愛撫だった。だが、それでも恭子の身体は、彼らを
受け入れる牝として、徐々に火照りを帯びていく。
段々と呼吸が早まるにつれて、胎の生殖肢も次第に力を持ち始めた。それは静かに挿さったまま、
じわじわと体積を増していって、恭子の胎を内側からゆっくりこじ開ける。
「んぐっ……ぁ…はうぅ」
次第に高まる異物感。それは、自分が触手にすっかり貫かれている事実を、恭子に否応なく
認識させた。下手に激しく出し入れされるより、この方がずっと繋がっている感覚が強い。
そんな彼女の心内を知ってか知らずか、トリデスはゆっくりと生殖肢の蠕動を開始した。奥に
埋めたまま全体をゆったり波打たせてみたり、或いはぐりぐりと捻ったり。自分の形を、少女の
胎に覚えさせようというような動きだ。
「ぁぐう……はふ、…あぶっ……すん」
決して、強い性感をもたらすものでは無い。けれど、それは肉体と精神の両面から、娘の身体
を緩めていった。ぎちぎちと締め付けるだけだった膣に滑りが生まれ、トリデスの蠕動も少しづつ
スムーズになっていく。
恭子の変化に従って、他の触手も徐々に動きを変え始めた。デッカはちゅぱちゅぱとした
尻舐めをやめ、臀部全体を口に含んで、ねっとりとした愛撫に切り替える。胸部へ伸ばしていた
舌も一旦戻して、尻たぶと股座の間でのたくりだした。それらのうちの一本は、時々オクトル
と膣の間に差し入れて、彼女の濡れ具合を探っている。
空いた左胸には、既にトリデスの口管が食いついていた。そしてデッカの飲み残しを、好機と
ばかりに吸い上げている。無論、元いた方の右胸は、別の触手でしっかり確保したままだ。
456 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:05:05 ID:owuQVYpR
「はごむぅ……んく、んじゅるるぅ」
口にも、オクトルの生殖肢が入ってきた。口腔で大量に蠢く群れの中に、一つだけ違う
味のするそれを感じ取ると、恭子はほとんど反射的に吸い上げる。この辺りは、何も考え
なくても、身体がそう反応するように覚え込まされてしまっていた。
「れむ……あむむぅ………は、はふ」
同時に舌も絡めていく。しかしちゃんとした口唇愛撫をするには、いささか余分な触手が多すぎた。
恭子がいくら目当ての生殖肢を探ろうとしても、彼女の舌は他の触手に押し流されて、思うように
相手を探れない。
ややあって、それはオクトルがわざとやっていることに気が付いた。ので、恭子はうっすらと目を
開け、目の前の頭に唸りつける。
「んぱぁ……う゛ーー、ほぐほるー?」
するとすぐ、彼はごめんなさいと言うように他の触手を退散させた。そしてだいぶ固くなって
きた生殖肢を、ちゃんと舐め易い形で彼女の舌先に押し当てる。
「もー。あんま意地悪してると、してやんないぞ」
溜息交じりにそう言って、恭子はフェラチオを再開した。妙な所で妙な悪戯を仕込むのは、
オクトルの生きがいのようなものだから、こうぞんざいに扱うのは少し可哀想な気がしなくも無い。
が、今日の相手は彼だけでもないのだから、ここで疲れ切ってしまうわけにもいかないのだ。
そのことを恭子に思い出させるように、トリデスの生殖肢が抽送を開始した。
「あぶ……れるん……んちゅ、ふぁああっ!」
十分にほぐされた柔肉の中を、熱くたぎったトリデスのものが我がもの顔で行き来する。しかし
じっくりと慣らされた恭子の膣は、それがさも当然のように、触手の性器をもてなした。引き
抜かれれば縋り付くように襞を絡める。突き込まれれば歓喜の収縮を持って抱きとめる。
時間をかけて自分好みに仕上げた密壺を、トリデスは存分に楽しんだ。単純な出し入れに
恭子が段々慣れてくると、わざとペースを崩して呼吸を乱す。それにも息を合わせてくると、
今度は胸の触手を引き絞って少女の身体を跳ねさせる。上と下の敏感なポイントを全て
押さえたトリデスに、恭子は全く振り回されっぱなしの状態だ。
だが、それだけに触手の興奮も大きかった。抽送のペースはどんどん上がって、奥を叩き
付ける乱暴な突きが増えてくる。胸の触手は痛いぐらいに膨らみを締め上げ、口管から漏れる
荒い吐息が、左の乳首にかかっていた。トリデスらしくない荒い責めだが、それだけ彼に
余裕が無い証拠だろう。
途切れがちな思考の端で、そろそろ来ると思った瞬間。トリデスは恭子の下半身をしっかり
縛り直すと、ついに自分を終わらせる動きに入った。
「んああっ……はんっ!…あうっ…はんっ!…ひゃう゛っ……!」
一突き一突きが全部奥まで入ってくる、完全に出す事だけを意識した動き。それでも恭子の
口からは、甲高い嬌声が途切れなかった。トリデスが仕上げた少女の胎は、触手の攻めを全部
快感へと変えていく。
「はう゛うっ……あぶっ……んっはあぁ、…あんぅっ!」
ここに来て、さすがに恭子も他に気をやる余裕が無い。下手に銜えさせても噛まれるのがオチ
なので、オクトルは一旦口の生殖肢を下がらせた。久し振りに得た自由を使って、恭子の喉が
大きく息を吸いこんだ瞬間。
奥をこじるように突き拡げてから、胎の生殖肢が傘を開いた。
「やあぁっ…だめっ…んああぁああっ!」
一旦中ほどに身を引いて、トリデスは勢いよく歓喜の精を吐き出していく。十分に踏み拡げ
られた少女の奥は、その柔軟性を持って元の狭さに縮まる前に、触手の精液で埋められた。
太った亀頭を狭い入口に引っかけ、出口をきつく絞ったまま、トリデスは肉に覚えさせた自分の
型へ、白い粘液を満たしてく。
「はあっ…はあぁ……・はぁ…だめ……無茶だよ…トリデス、入んないよ…」
しまいに、そう恭子が呟くのを聞いてから、彼は満足げに触手を入口から引き抜いた。
457 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:05:48 ID:owuQVYpR
3.
恭子がまともな思考を取り戻したのは、五分後だった。高みに上げられた身体がようやく元へ
戻って来て、意識に掛った白い霞も晴れてくる。そこでふと、今は何時と時計を確認しようとして、
恭子は小さく声を出して笑った。
今日は初めから自宅にいるのだ。なのに家に帰る心配なんかして、馬鹿みたい。
それは、実にいい気分だった。夜明けの時間を気にかける必要は無い。終わったら人目を
忍んで山を下る必要も無い。何なら、ここで触手に抱かれたまま寝てしまったって構わない。
たったそれだけの事実が、恭子に意外なほどの幸福感をもたらした。事後の疲労にそのまま
まどろめる自由と言うのが、こんなに甘美なものだったとは。
勿論、今すぐにという訳にはいかないけれど。股間と口元に二人の生殖肢が押し当てられる
のを感じながら、恭子はそう思ってくすくすと笑った。それでも、たとえ途中で寝こけたりしたって、
心配することは何一つない。別に寝ながらされたっていいし、一眠りして、目を覚ましてから、
また始めたって構わない。
でも、デッカを入れたまま寝るのはさすがに無理かな。オクトルは寝ちゃったら、わたしに
気を使ってやめちゃいそうだ。人が寝てようが何だろうがお構いなしやりそうなのは──
「……て。あれ、ノーナ?」
ふと気がついて恭子はあたりを見回した。肌に触れている触手に、ノーナのものを感じ無い。
一見してリビングにいる様子もないし、耳を澄ましてもそれらしい物音は……
ガーー
「ガー?」
“……あ”
先に気付いたミノリが、非常に気まずそうな声を上げる。それに何なの?と恭子が聞き直そう
とした瞬間、台所の方から、チン、と小さな電子音が聞こえてきた。
より正確には台所に設置してある電子レンジの方向から。
呆気にとられて固まる恭子。その視界に、カウンターの死角からレンジの蓋へと伸びる幾本かの
触手が映り。
「のぉおおおーなあああぁーー! アンタ一体何やってんのっー!!」
夜明け前の集合住宅にて、非常に迷惑な甲高い悲鳴が響き渡った。
*
ミノリによる実況見分の結果は、以下のとおりである。
ノーナは群れで最も小さな個体であり、二番目のオクトルとも二倍近くの体重差がある。
よって、今回のように獲物を自由競争にて取得する現場において圧倒的に不利である事実は
否めない。そのため以前は、自らの欲求を通すため強引な行動をとることも多かった彼だが、
余り無茶をすると恭子に怒られることを学習した最近では、自制をもって好機を待つ忍耐を
憶えていた。
“而して今回。他個体の脱落を待つことを決めたノーナは、その持前の旺盛な好奇心を持って、
空き時間に君の行動、即ち『冷凍保存食品の解凍』という行為を解析することを決意し、”
「結果として、十二個もおにぎり焼いちゃったのね」
はあ、とため息をついて、恭子が結語を引き取った。彼女はデッカに乗ったまま、今は台所の
カウンターの前にいる。あの後、慌ててレンジに駆け寄ろうとした彼女は、腰砕けで立つことすら
ままならず、結局足場ごと移動してきたというわけである。
そして当のノーナは、おにぎりごとオクトルにしっかりと捕まえられていた。その捕縛は、一応、
恭子の意を汲んでのこととは思われるが、押さえつけ方から鑑みるに、もう少しオクトルの
個人的なものが絡んでそうだ。やっと自分の番いうところで、中断になった恨みとか。
458 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:06:47 ID:owuQVYpR
そんな殺伐とした感がしなくも無い触手達に対して、人間(?)サイドはどちらかと言えば、
事の顛末にほっとしていた。
“ま、大きな事故にならなくて良かったな”
「そーね。レンジは壊れず、ノーナも無傷で、被害総額は七百円。一歩間違えば、結構ヤバかった
感じだもんね」
焼きおにぎりで本当に助かった。卵でも入れていた日には、目も当てられないこととなった
に違いない。そう思いつつ、恭子は同僚に制裁を続けるオクトルの触手から、夜食の残骸を
拾い上げる。
おにぎりの状態は様々だった。すっかり水分が抜けて岩の様になっている物もあれば、中身が
まだ半分凍っているものもある。ノーナは、十二個すべての冷凍おにぎりを一度にレンジへ放り
込んで、適当にダイヤルを回したらしい。その結果、あまり高級でない野々宮家のレンジでは、
大幅な加熱ムラが出たようだ。これら全てを人間様にも美味しく食べられるようにするのは、
随分と手間を食いそうである。
なので、触手に食べさせることにした。先ほどのオクトルのがっつきぶりからして、彼らの舌に
合う事は間違い無い。そう思って、恭子が手近にあるデッカの口に押し付けたところ。
「……あれ。やっぱりだめ?」
オクトルの時と同じように、触手は全く反応しなかった。そこでふと思い出して、口移しで
食べさせてやると、これはおいしそうに頬張った。ところが、もう大丈夫かと再び直接食わせ
ようとすると、前と同じようにすぐそっぽを向いてしまう。
他の二体も同様だった。(トリデスは、飲むもの飲んで出すもの出して満足らしく、既に部屋の
隅で丸くなって寝ていた) あんなにがっついていたオクトルですら、恭子の口に収まったもの
以外は、絶対に触手を伸ばそうとしない。その癖、一度彼女の口の中を経由したやつであれば、
固かろうが半生だろうがそれはそれは美味しそうに咀嚼している。まるで、恭子が一度毒見
しなければ、食べ物だとは信じないというような態度だ。
「なんだろうね、これ」
口移しで三体に満遍なく分け与えながら、恭子は疑問を声に出して言った。甘え方の一種、
と言われて普段なら納得出来ただろう。しかし、今回はどうも様子が異なる気がするのだ。
以前彼女が食糧を巣穴に持ち込んでいた時、こんな事はただの一度も起こらなかった。
そして、何より不思議なのは、こう言う時は頼んでも無いのに率先して夢の無い解説を始める
ミノリが、ずっと黙っていることだ。
「ミノリは、何か思うとこ無い?」
“さあな。冷凍の癖に余計な添加物を使うのは、感心しないという事ぐらいか ”
「いや、そうじゃなくて……あ、実はミノリも食べたかったりして? 何なら、今度"直結"してる
時に試してみ…」
“結構だ。 ” 突然、ミノリが遮って言った。
「……ミノリ?」
“すまない、何でも無いんだ ” すぐに穏やかな口調に戻って、彼は言った。だが恭子に言わせれば、
それはいささかやり過ぎだった。
「あの。もしかして食べさせてるのまずいかな。なら、えと……」
“問題はない。"体"たちの……つまり、オクトル達も喜んでいる訳だし、君が良ければ是非
続けて貰いたい。何と言っても、貴重なデンプン質だからな ”
最後は茶化すように付け加えて、胎の寄生体は口を閉じた。これ以上、宿主の餌付けを
邪魔しては悪い、とでも言うように。
結局、恭子はそれに乗った。口のおにぎりをノーナに押し込み、両手でデッカとオクトルの
頭を抱き寄せる。食事が再開されたと気付いて、彼らは自分からおにぎりを割り、恭子の口に
差し入れた。一度口を閉じ、再び薄く唇を開ければ、迎えの触手がすぐさま口腔に入り込む。
それでも、相変わらず直接自分には運ぼうとはしない。
459 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:08:15 ID:owuQVYpR
「はむ……んごぉ……はふっ、いい加減口が疲れて来たよ」
半分ほど食べさせたところで、恭子は一度休憩を取った。今や握り飯を入れるのも出すのも
全部触手任せの状態だが、それでも七合分のご飯というのはかなりの量だ。口を開けている
だけでも疲れてしまう。
休んでいる間、触手は彼女の口の中に舌を入れて、執拗に後味を探っていた。そこまでする
なら自分で食べれば……と言うべきでないのは、先ほどのミノリの反応で何となく分かったが。
彼らしく無い、強い口調だった。実際には脊髄越しの疑似脳波だが、それでも言葉に感情が
入っているのがはっきりと分かった。大体、ミノリが恭子の言葉を遮るということ自体が、普段は
まず無いことなのだ。
それが、この触手の不可解な行動と関係あるのは間違いないだろう。だが、理由を興味半分に
知りたいと思う気持ちは、もう恭子には無くなっていた。
彼女は、明らかに地雷を踏んだのだ。実際は人一倍感情的な生き物の癖に、それを理知的な
知性体というアイデンティティーのために必死になって偽装しているミノリ。あれは、そんな人造
生命体が思わず本音を漏らしかける程の、地雷だった。
もちろん、だからと言ってそっとしておくつもりはさらさら無い。相手の脛に傷があるなら、見ぬ
ふりしないで治しにかかるのが野々宮恭子の信条だ。それに、彼らの関係において、恭子が
触手の行動原理を知っておくことは絶対の条件である。いくら脛の古傷だと言われても、放置
していい問題では無い。
だが、タイミングぐらいは選んであげるべきだ。こんな片手間の状況ではなく、じっくり座って
真剣に聞いてあげなくちゃ。
そんな事を、真面目につらつらと考えていたせいか、恭子はいつの間にか口周りから、
舌と焼きおにぎりが消えていることに気付かなかった。
4.
考え込んでいた恭子がようやく触手に気を戻したのは、デッカの舌が彼女の外襞をそっと
捲ってからだった。
「んぁ……あれ?」
顔の周りに残っているのは、彼女の首を支える触手と、ノーナの生殖肢一本のみ。触手の頭は
三つとも、下の方へと移ったようだ。
「ふぁっ……んっ…や……うぁ」
間もなくして、秘部の周りで本格的な愛撫が始まった。デッカは力強い太い触手で、膝から下
をしっかりと固定し、恭子の股を限界まで開かせる。そして太股から上には、やや柔軟で伸縮力
のある細めの触手を巻き付けると、ぎゅっぎゅっと筋肉を解すマッサージをし始めた。そして、
自然に蓋を開き始めた娘の貝へ、細い触手を丁寧に触手を当てていく。
オクトルは股間から胸部を覆っていた。いつも通り、多くの触手を割いて恭子の下腹をすっぽり
包み、冷えに弱いそこを保温している。顔はデッカと一緒に股座に突っ込んで、秘部へ繊細な
触手伸ばしていた。
「はん……ひゃ…んんー…」
二体の触手は、決して乱雑には動かない。繊細な触手で恥丘をそっと押し開き、膣前庭へ
柔らかな舌を押し当てる。陰核には繊毛状の触手を絡ませたま、動かさず静かに圧迫する。
まるで、トリデスに激しく踏み荒らされたそこを癒そうとするような動きである。
だが、触手の意図は治療ではでは無い。
「はふ……はぁー……っや」
内側に一本、細いが力のある、筋肉質の触手が入ってきた。一旦、奥まで潜ってから、
子宮口に頭を押し当て、体をグイとくの字に曲げる。それを、方向を変えて何度か試しながら、
触手は胎の状態を確かめた。
トリデスの激しい抽送を受けたそこは、少し時間がたったとはいえ、まだ十分に開いていた。
そして彼の出した大量の精液は、内側に十分すぎるほどの湿りを残している。
460 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:09:02 ID:owuQVYpR
「んぁ……あっ。…へぅ」
偵察の触手は割合すぐに引き抜かれた。次いで、オクトルの生殖肢が入口にぺとりと当て
られる。今日はいささか、彼に対して焦らし過ぎた自覚が恭子にはあるので、彼女は目を
閉じたまま、あっさりと首を縦に振った。
「ん。いいよ……ふあぁ!」
狭い入口を潜り抜けると、触手は一息に最奥まで入ってきた。恭子の中が出来上がっている
のに加えて、今回は大きくまんぐり返しにされたような体勢のため、膣道がまっすぐになっている
のだ。勢いよく入った反動か、中に残っていたトリデスの精が、ぐちゅっと若干嫌な音を立てて、
内襞の隙間から飛び出していく。
そこで一旦、オクトルは生殖肢の動きを止めた。恭子の息に特段乱れたところは無いが、
それでも必ず、彼のものが恭子の身体に馴染むまで一呼吸入れようとするのが、オクトルの
オクトルたる所以である。
「はふ……ん?…むぐぐぅ」
その隙を突いて、今度はノーナの生殖肢が口の中に入ってきた。彼はようやく空いた恭子の
膨らみに吸いついて、そこから上を支配している。母乳が出るにはもうしばらく時間がかかりそう
だが、それまではあまり独り占めする機会の無い乳房を、存分に楽しもうという構えのようだ。
いつものことながら、なんだかなあと溜め息をつきたくなる所ではある。が、
「むが……んく、んちゅ、あむ……」
今日の失態は、恭子が一人ハブられていたノーナを、ほっぽり出していた責任が大きい。
なので、彼女はお疲れ気味の舌に鞭打ち、触手の性器を舐め上げて行く。
「むぐ…あむ……んああっ」
ややあって、オクトルの生殖肢も上下運動を開始した。ゆっくりと奥に突きいれてから、傘の
返しの部分でもって、恭子の壁を掘り返す。特に浅いお腹側の部分をエラで擦ると、はっきり
とした性感が、少女の胎へ伝わった。
「はうっ……れるぅ……はんっ!……あむぅ……」
触手のペースに合わせて、恭子の息も上がっていく。それは徐々に規則的になっていき、
やがては生殖肢の抽送とぴったり一つに重なった。
この状態は、恭子が触手との交わりの中で、最も好きな瞬間の一つだ。イく時のような、
直接的な性感こそ少ないが、"一緒にしている"という感覚は何時よりも大きい。横隔膜の
上下に合わせて触手の先端が胎奥を叩き、単調ながらも確実なペースで、お腹の底に
快感の熱を溜めていく。どこか微睡みにも似ている不思議な興奮の中へ、恭子がゆっくり
意識を溶かしていったとき。
「あむ……んんぅ……やっ…へ?」
突然オクトルが生殖肢を引き抜いた。そして、彼女が疑問の声を上げかける直前、今度は
デッカのものが入ってくる。
「はぐぅっ……むぁあっ!」
突然、一回り以上大きな触手を挿し込まれて、恭子は危うく口の触手を噛みかけた。しかし
デッカはやはりオクトルと同じゆったりとした調子で、彼女の胎を押し開いて行く。
「へあっ……んんー……ゃ……あぅっ…」
すると意外にあっさりと、恭子の呼吸はデッカの触手にも順応した。びっくりしたのは心だけで、
身体の方はこの程度では冷めないほどに、高められているようだ。じわじわと押し上げられて
いったから、その自覚には乏しかっただけなのだろう。
「れるっ…んじゅる……ひゃぐっ!……すん…」
呼吸を合わせ、娘の身体が開いたところで、デッカの生殖肢が前後する。しかしその気遣い
とは裏腹に、彼の触手がもたらすものは圧倒的な支配感だ。体軸に打ち込まれた巨大な楔は、
恭子の身体に一切の自由を許さない。実際のところ、触手に全身を巻きとられた時点で自由など
何一つ無いのだが、この胎の重みは、その事実を彼女に、執拗なまでに再認させる。
だからこその、信頼。生殺与奪の権すら与えようという思いが、年若い娘の身体を奥深くまで
異形へと明け渡す。
461 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:10:18 ID:owuQVYpR
「ふぁあ…ぁ…はんっ……あんっ…ぅ…やあぁ……」
頭にかかる白い霞が、次第に濃さを増してきた。相変わらずゆったりして、それでいて酷く重い
抽送が、恭子をぐっ、ぐっ、と高い所に押し上げて行く。
周りの触手も、彼女に逃げ場を残すまいと、全身の愛撫を続けていた。手足の指は一つ残らず
細い触手で巻き取られ、触手流の握手でしっかりと娘を繋いでいる。腹を巻いた触手は呼吸に
合わせて緩やかに恭子の体躯を締めつけ、脚を固定した触手はがっちりと押さえ込みながらも、
感じそうな部分を狙って濡れた先端を這わせている。
そして秘部では、細い触手群が内外の襞を丁寧に挟んで広げていた。開かれた前庭では
二対の舌が、生殖肢の動きで溢れ出す密液を味わっている。敏感な実を覆った繊毛達は、
抽送に合わせて加える圧を上げていく。
「ひゃう……ゃ…んんっ…はあっ…うわ…あ…」
ついに、呼吸が乱れ始めた。お腹のあたりで溜まっていた快感が、どんどんとその水位を
上げて、恭子を溺れさせていく。デッカの生殖肢を銜え込んだ胎は不規則な収縮を起こし始め、
それに同調して全身の筋肉もピクピクと震えた。かろうじて口に含んでいたノーナの触手は、
反動で外に吐き出され、目鼻の上をヌラヌラとうねる。
身体は、もう半分以上イっているような状態だった。ただ、こうして穏やかな責めでゆっくりと
押し上げられた場合には、絶頂とその前の感覚の差など曖昧としてはっきりしない。後は、
触手が満足するまで、この快感の波の間で、ずっと溺れ続けることになるのだ。
その恭子の仕上がりに満足して、デッカはとうとう自らの生殖肢を引き抜き、代わりに目当ての
『モノ』を押し込んだ。
「はっ……ゃ…あは……ひぐう゛うぅっ!?」
軽い刺激で、恭子はあっけなく達してしまう。全身の痙攣に合わせて膣壁もピクピクと収縮し、
彼女の胎は詰め込まれたものを強く抱きしめた。
しかしそこで、恭子は違和感に気付いた。
これ、触手でも触手の精液でもない。中の感覚なんて無いに等しいけど、絶対違うって
事だけは分かる。なんで、一体、何が──
霞みかけた思考の端で、恭子が不審に思った瞬間。細いが強靭な触手が数本、膣口に飛び
込んで胎を開いた。次いで、デッカとオクトルの舌が一斉に膣の中に殺到する。
正確には、膣に埋められた焼きおにぎりの欠片へ。
「やっ、ちょっそんな……んあ゛ああっ!!」
絶頂中の、まだひくついている肉筒の中で、二体の舌が握り飯を求め暴れ回った。最初の
数掻きで大きな欠片は粗方掬い尽くせたが、娘の中に入るサイズまで前もって解された米粒は、
かなりバラけているものもある。そこで、より細くて繊細な分岐が、どこかに挟まっている食べ残し
は無いかと、襞の裏や奥の窪みをほじくり返した。それが終わると、膣壁に摩擦でこびりついた
後味を、舌で蜜液に混ぜて舐め上げる。
中の掃除を終えると、再びオクトルの生殖肢が入ってきた。そして、余りの事態にびっくりして
冷めかけた恭子の身体を、例のゆったりしたペースで元の高みへ押し戻す。ついで、デッカの
生殖肢が大胆な抽送で縮みかけた彼女の胎を開き直し、再び口を開けた膣の中へ、解された
米粒が押し込まれる。
「なっ、ほんと何なんっ……!…ぁうぁっ!」
そして、敏感な実を一捻り。恭子の身体は堪らずピクンと収縮し、中に入れられた焼き飯は
火照った密液と膣圧でもって蒸し上げられる。
ここにきて、性感に中てられた恭子の頭にもようやく事態が飲み込めてきた。要するに、口移し
で食べたいけれど、上のお口はお疲れだから、下のお口にお願いしようとか、そういうことか。
って、冗談じゃない。そんなエロオヤジの下ネタみたいな話、容認できるもんですか。
「や……っ!」
ところが、途中まで出かかった"やめて"という制止の合図を、恭子は思わず飲み込んで
しまった。ふと、先ほどのミノリの事が、頭の端をかすめたのだ。
こんな触手のトンデモ行動も、よくよく考えれば彼の激情の原因と関係するはずで……
462 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:11:51 ID:owuQVYpR
「って、今はそんな場合じゃ…っっ!あん゛ぁっっ!」
その一瞬の隙を突いて、二体の舌は再び少女のお櫃を開いた。炊き立ての釜飯を混ぜ返す
様に、恭子の中を掻き回してから、触手は代わる代わる口をつける。そして娘の味が浸み込んだ
飯を、卵ご飯でも掻き込む感じで、ズルリと口に吸い上げた。
あとはその繰り返しだった。中の米を食いつくしてしまうと、彼らはすぐに新しいおにぎりを
詰め直す。次いで恭子を軽くイかせて、彼女の蜜が馴染んだ飯を、触手は貪欲に頬張った。
途中で身体が冷めてきて、大事な米櫃が閉じてきてしまった場合には、二本の生殖肢と
無数の触手が、少女を高みへと押し戻した。
「あん……ひゃっ、ノーナぁ?」
この大騒ぎに、ノーナも二体の合間を縫って、恭子の腰元へやってきた。そして事の次第を
把握すると、彼は持ち前の発想力を持って、デッカ達のアイデアに一捻りを入れてくる。
「……っんな、おっぱいなんて……っひぅ!」
ようやく滲みだした母乳を口に含むと、ノーナはそれを膣の中へと注ぎ込んだ。噴きこぼれない
様に内襞をしっかりと閉じ合わせてから、少女の釜に火を付ければ、触手垂涎のミルク粥が
炊き上がるという具合である。
恭子の二種類の味がしみ込んだ"おじや"を、オクトルら三体は、実にうまそうに啜り上げた。
「ひぃうっ!…きゃんっ!やっ……はうっ!」
もはや、「やめ」と呼びかける時期は完全に過ぎていた。舌が内側を洗い上げるだけで、恭子の
身体は容易く上りつめるようになっている。異物を詰められる感覚には、まだ違和感が勝る
けれども、それで身体が冷めるということは無くなった。
加えて、お腹の中から食われているという事実が、恭子に歪な興奮を──勿論、本人は
絶対に認めないだろうが──もたらし始めていた。胸を吸われるのとは別の、より倒錯的な
快感が、恭子の意識を飛ばし始める。
だが、女体はそろそろ限界だった。これ以上、いきっぱなしの状態を続けると、明日以降に
障る恐れが出てきてしまう。なので、触手達は食事を切り上げて、性欲の方を満たす事にした。
「ふぁ……んん゛ーっ」
下にはデッカ、上にはオクトルの生殖肢が入ってくる。そのまま、胎の触手は早速抽送を
始めたが、恭子に方には触手へ奉仕する余力など残っていない。
そこで、オクトルは生殖肢以外に複数の触手を口の中に差しいれた。これらを器用に使って、
彼は恭子の顎や舌の動きを、マリオネットのように支配した。舌を亀頭の先端に巻き付けて擦り、
自分の先走りを少女の味蕾に擦りつける。また、鈴口に彼女の舌先を割り込ませ、射精を控えた
尿道口を掃除する。
こうなるとフェラチオというより、恭子の身体を使ったオナニーに近い。しかしデッカの抽送中に
彼女の口を味わう手段となると、これぐらいしか方法は無いし、それを気にするようなヒト的
自尊心は、幸い触手には備わっていなかった。
「んああっ……い゛いっ……あんっ!」
対する恭子は、完全な受け身だった。体奥に触手が打ち込まれる際に、思わず喘ぎが漏れ
出る他は、碌な反応を返さない。
しかし意識が朦朧としながらも、彼女は触手の動きをよく理解していた。
ようやく、いつものエッチに入ったみたい。
その安堵が、恭子の身体から余計な力を抜いていたのだ。今後も、イかされたり飲まされたり
と大変な事が無いわけじゃないが、基本的には触手を受け入れるだけでいい。それだけで、
自分は触手を抱き続けることが出来る。
彼らに、幸福を与え続けることが出来る。
「ふぁあっ!……やんっ!……やあぁっ!」
デッカの動きが大きくなった。膣の四分の三程度、ちょうどGスポットの辺りまで引き抜いて、
いっきに奥まで突き込んでいく。小柄な恭子をデッカが好き勝手に犯すには相当な準備が
必要だが、今回はそれが整った貴重な機会だった。亀頭が子宮口を突き上げる度に、無数の
触手で固定されたはずの身体がずり上がる。それでも恭子の表情に、痛みによる歪みは
見られない。
463 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:15:20 ID:owuQVYpR
「はぶぅっっ!……んごっ…ふあぁっ…」
次いで、オクトルの味も濃くなってきた。生殖肢は補助の触手に頼るだけでなく、自らうねって
少女の口の各所に敏感な部分を擦りつけている。耳裏近くの唾液腺や、硬口蓋にあるギザギザ
の皺、そして何よりも柔らかい舌。勢い余って、口蓋垂の先まで入り込むこともあるが、喉奥を
犯す気は無いようだった。恭子が半分気絶している状態なので、最後は胎にするつもりだろう。
「あんっ……あ゛んっ!…はぐっ…!はんっ……!!」
抽送のペースがまた一段と上がった。恭子の呼吸を完全に追い越し、激しいピストン運動で
彼女の秘部は白く泡立ち始めている。ずぶ、ぶひゅ、とかなり淫靡な音を立てて、蜜液や母乳、
そして唾液などの混合液が、膣口の隙間から溢れていた。
それをペロペロと舐め取っていたデッカの舌が、突然、陰核を捻り上げる。
「んああ゛──っ!」
性感と痛感の混じり合った刺激に、弛緩していた全身がぴくりと引き攣った瞬間。デッカの
生殖肢が、縮こまる膣壁を抉るようにして傘を開いた。
「ひゃっ……は…んむぅうう!」
大量の精液を吐き出しながら、デッカは膣の中程で、自分の触手を扱き続けた。奥に空いた
空間はすぐに白濁で満たされて、逃げ場の無い水圧が膣壁と子宮口に襲いかかる。しかし
後者は、ミノリが自分の脳組織に負担にならないよう、途中でしっかりと閉じてしまうため。
「や…漏れ…ぃ…っああぁぁっ!」
結局その大半は、二人のぎちぎちの肉の隙間を押し割って、膣口から勢いよく噴き出した。
それでも、デッカの射精は止まらない。
「んぼっ…ふぁ、オクトる…?……あぶっ!」
いい加減、待ち切れなくなったオクトルが、精を零し続けるデッカの触手を引き抜いた。代わりに
触手の精でぽっかりと白く口を開けた蜜壺へ、自分の生殖肢を沈めて行く。抽送を開始すると、
デッカの精が文字通りじゃぶじゃぶと溢れだした。
抜き捨てられたデッカの触手は、娘の体に精液を撒き散らしながら、のそのそと上へ移動する。
そして少女の口にたどり着くと、巣穴を見つけたウツボのように、ぬるりと中へ入り込んだ。
「んぶっ…ふぁんっ……あぶ…んく……」
流し込まれる触手の精を反射的に飲み下しながらも、恭子はかなり限界だった。意識は殆ど
無いと言っていい状態で、何回かに一度、体奥を強く突かれる瞬間にだけ、混濁の水面から
押し出ているという状態だ。
そんな中、彼女の思考を繋いでいるのは、止めさせたくないという思いだった。 触手に本当に
好き勝手させて上げる機会は、現実、とても少ないのだ。こんな所でお開きなんて、可哀想だ。
「んぐ…ふぁ……あん………うぅ……」
しかし、これ以上は本当に意識を保てない。思考は真っ白に塗りこめられて、全身の感覚も
曖昧だ。 最後に、このまま寝落ちしても続けていいよという意思表示のつもりで、恭子は
オクトルの頭を抱き締めた。
5.
目を覚ますと、恭子は文字通り、触手の繭の中にいた。
身体は、触手で編まれた寝袋の中にすっぽりと収まっている。頭だけ、その上の触手密度が
薄い部分に、ポンと置かれている状態だ。そのせいで、顔には涼しい風が当たっているものの、
全身はじっとりと汗ばんでいた。
そう言えば、冷房を切り忘れていた。触手のお陰で、風邪は引かずに済みそうだが。
「……あ」
そこらでようやく、恭子は昨日の事を思い出してきた。涼しげだった彼女の頬に、ゆっくりと
朱が差していく。
とんでもない夜だった。行為の激しさも、行為の特殊さも、今までとはまるで別格だった。
一通り、触手との交わりはやり通したと思っていた恭子だったが、あんなのは初めだ。
赤面する顔を隠す様に、恭子は俯いて身体の様子を探り始めた。別に誰に見られている
わけでもないのだが、場所が自宅のリビングと言うだけに、妙に気恥ずかしさが加速される。
464 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:16:38 ID:owuQVYpR
身体を雁字搦めにしている触手は、拘束力は自体は緩かった。身体を縛るというより、
包んでいるという感じである。恭子がごそごそと身を捩ると、四肢は簡単に自由になった。
「…んんーぅ」
両手を上げて、大きく伸びをする。すると、あんな無茶苦茶をした後なのに、股を除いて身体に
大きな違和感はなかった。あちこち精液やらなんやらが付いて、ニチャニチャだったりパリパリ
だったりするものの、筋肉や関節には特におかしい様子は無かった。
但し、股間の方は、
「……重い」
そう、言葉に出して、恭子は自分で吹き出した。あれだけの行為をした後なのだから当然
なのだが、これはまるで、胎に楔を打ち込まれているようだ。連結肢を入れられる瞬間と、
似ている部分があるかもしれない。異物感の大きさは、もちろん比較にならないけれど。
しかしいくらなんでもと思って股を探ると、本当に触手が挿さったままだった。調べると、
ノーナの生殖肢である。彼も触手を埋めたまま、眠ってしまったのだろう。しかし、膣に触手を
入れられたまま、ぐうぐう朝まで眠るとは、我ながら何だかなあ恭子が思っていると。
「わわっ。ノーナ?」
突然、胎の触手が固くなり始めた。てっきり眠っているものだと思っていた恭子は、ビックリ
して声をかけるが、やはり返事は返ってこない。そしてお腹の生殖肢も、僅かに蠕動する程度
で、大きく動く様子は無い。何だ何だと思っていると、
“ヒトの男子で俗に言う朝勃ちの現象だな。ノーナが意識している動きでは無い”
「あ、おはようミノリ。起きてたの?」
“今さっきだ ”
胎の中から勝手に返事が返ってきた。いつも通りの事なのに、今回はふと懐かしさと安堵を
感じてしまう。何故だろうと頭を巡らし、恭子は昨日の事を思い出す。
ぽむ、と一つ膝を打ち、恭子は言った。
「ミノリ、今ちょっと話しても大丈夫?」
“改まってどうした。無論私は結構だが、君こそ入ったままでいいのか?”
「いいよ。これちょっと抜けそうに無いし、みんなが寝てる今がチャンスだから。
……あのね、ミノリと邪魔無しで話したいの」
そう言うと、相手の気配が少し変わった。察しのいい(生理学的な意味で)ミノリの事だから、
彼女の言わんとすることがわかったのだろう。
それを敢えて無視するように、気さくな感じで恭子は言った。
「焼きおにぎり、あの仔達が『食べられない』のは、どうして?」
一瞬、決して軽く無い沈黙が、寄生体とその宿主の間に落ちた。だが、そんな事で引くような
人間でない事は、ミノリもよくよく分かっている。だからこそ、彼女は異形の生命体とここまで
付き合ってこれたのだ。
“敵わないな ”
「ごめん」
“いや、昨日も言ったと思うが、君に落ち度はなにも無い。問題は極々個人的な事なんだ ”
それから、あたかも深呼吸するかのように一息置いて、ミノリは言った。
“ "体"達の脳には、ヒトの食べ物がおよそ食べられないものと認識するように、フィルタリングが
施してある ”
「……へ?」
言われた意味が全く分からず、恭子は間の抜けた声を出した。
「えと。それってどういう意味?」
“そのままの意味だ。君たちが食用にしているものは、我々が食べると極めて不快なもの感じ
られるよう、そうだな、一種の洗脳がかけられている”
「そんな、だって。ちょっと前まで、私が買ってきたお芋とかさ。平気で皆食べてたじゃん!」
“生のジャカイモは、通常そのままではヒトの食用に適さない。私がいうヒトの食べ物とは、
君たちが口に入れる直前まで、加工ないし調理されたものを指す ”
それから、相変わらずキョトンとしている恭子に対して、ミノリはやや口調を和らげて続けた。
465 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:18:02 ID:owuQVYpR
“地方での猿害は知っているだろう。観光者や土産物屋が襲われて、最近問題なっている ”
「日光とか?」
“そう。あれの一番の問題は何だと思う?”
「……観光者のモラル?」
“ヒト側の視点ではそうかもしれない。だが、猿側の視点に立てば答えは異なる。問題は、
ヒトの食べ物が、猿やその他鳥獣にとっても十分に美味し過ぎるいうことだ。それは、我々
触手とて例外では無い ”
そこでようやく、恭子はミノリの言わんとする事に気が付いた。まともな狩りすら出来なかった
彼は、研究所時代、一体何を食べていたのか。
「ミノリ、まさか……」
“君の想像通り、あそこにいた頃は普通にヒトの食事を取っていた。培養槽における直接摂取
は、一般に考えられるほど効率のいいものでは無いんだ。生物としての設計図を元にしている
以上、摂食の形を取った方が、様々な面でバランスがいい。
まあ、そこでわざわざヒトの食事を与える必要はなかったわけだが、……結局は、彼らも
人の子だからな。人間の言葉を操る相手に、犬の餌を与える気にはならなかったということ
だろう ”
二の句を告げない恭子に対し、淡々とした口調で人造知性は言う。
“だから、昆虫や小動物の生肉は、正直かなり辛かった。一度は味覚を切ることも考えたが、
そこから得られる食物の情報は決して少なくないため、断念した。その代わり、私の脳から
分離した"体"側には、人間の食事の方が不味いと認識させるフィルタを施した。それで、
当時の未熟な脳機能に対しては、心的ストレスの軽減効果があると思ったんだが……
今回それが裏目に出たな。昨晩、触手達が焼きおにぎりを、君の口腔や膣に詰めてから
口にしていたことは覚えているか?”
「……そりゃ、忘れられるわけないけど」
“あれは恐らく、触手達がフィルタを回避しようとしたための異常行動だ。洗脳が邪魔して直接
口に入れられないから、一旦君の体に入れて分泌物扱いにしたのだろう。彼らの知能レベル
に合わない単純なフィルタ処理を放置した結果だ。この点は悪かった”
それにどう答えたものか、恭子が迷っている内に、ノーナの生殖肢が蠢きだして、会話は一度
中断になった。といっても、動きは単なる夢精の前兆だったらしく、二三度ぐりぐりと身を捩った
だけで、生殖肢はあっさりと射精した。お腹の奥に新しい熱がじんわりと溜まり、昨晩の精液が
身体の外にゆっくりと押し出されてくる。
眠ったまま、満足げに精を吐き出すノーナの触手を見つめて、恭子は考える。
ずっと、自分はこの仔達の母親代わりみたいなものだと思ってきた。人一倍身体を張って、
彼らの望みはみんな叶えてやったという自負があった。だが現実には、彼女は満足な食事すら、
提供することが出来ていない。総計八百キロ近い恒温動物を維持するだけの食糧を、恭子個人
がヒトの食事の形で用意することは絶対に出来ない。
でも、それで当然なのだ。彼女は触手の母親では無いし、触手側だってそんな事を望んだこと
は無い。母親だと思っていたのは、結局のところ、ただの彼女の独りよがりだ。
互いの幸福のために協力すると、ミノリと恭子は約束した。でもそれは、彼女が庇護者になる
という意味では決して無い。
ふと、ここ数日、迷っていた進路の問題に、恭子は答えを見つけた気がした。具体的に、どの
大学、どの学科に進むというレベルでは無く、将来を選択する上での前提のようなものだ。
ここが曖昧だったから、彼女はふらふらと迷っていたのだ。
「……んっ」
一つ深呼吸をして、恭子は柔らかくなったノーナの生殖肢を引き抜いた。触手のベッドを這い出て
床に降りると、気合いを入れて二本脚で立ち上がる。腰は多少ガクガクするものの、そのまま
歩けないほどではない。膣口からは一晩分の精液がだらだらと流れ出ていたが、全身を鑑みるに
そんな事を気にするレベルでは無いので、無視した。
466 :
実のトモダチ:2008/08/12(火) 22:20:32 ID:owuQVYpR
浴室でざっと汚れを落とし、Tシャツを着てリビングに戻ると、もう殆どお昼近かった。彼女は
ひとまずコーヒーを入れると、四人掛けのダイニングテーブルに腰かける。
その横では、四体の触手が絡み合ったまま寝息を立てていた。基本的に夜行性の彼らは、
昼過ぎまで寝て過ごすことも珍しくない。
そんな触手達を見ながら、恭子は言った。
「わたしの夢の一つはね、ミノリ。いつの日か、同じテーブルで、あの仔達と一緒の朝食を取ること」
“……キング牧師か?”
「あはは、それもいいね。 I have a dream that my friends, four feelers, will one day be able to
sit down at the breakfast table with me.」
“おいおい、ほとんど原型を殆ど留めてないぞ ”
「バレたか。ってなんで触手がキング牧師の演説なんか知ってるのよ 」
“一般教養 ”
「なるほど…………?」
思わず頷ずきかけてから、恭子は「やっぱり、何かおかしいよ」と言って笑った。それから、不意に
空腹を感じて、夕飯の残りを温め直そうと台所に立つ。
フライパンを揺すっていると、不意に胸に鈍い痛みを覚えた。一晩かけて溜まった母乳が、彼女の
乳房をパンパンに膨らましている。マーボーが出来たら、全員叩き起して、これで一緒に朝食に
しよう。今のところは、それで我慢するしかない。
でも、いつの日か。みんなで一緒に、美味しいものを腹いっぱい食べよう。そして、そういった
自分の夢の実現に、一体何が必要なのか、これからしっかり考えねばならない。
横目にテーブルほっぽり出された大学案内を見やってから、恭子は自作マーボーを味見した。
「うん。 我ながら、今日も美味しい」
“そうか。全く、羨ましい限りだ ”
以上です。
書いてみたら触手版フルハウスでした。炊き込みごはんおいしいです。
今回のエロはちょっと趣味に走り過ぎた感がありますが、まあマンネリ化するよりはいいかと、
はっちゃけました。
最近は巷でも、触手和姦がチラホラ見られるようになって嬉しいばかりですが、
それゆえ独自性を出すのに必死なこの頃。
おつー
長くてびびった(<そこか)
それはそれとして
結局
>425
ロストしたね
巨根…ゲフンゲフン、巨匠キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!!!
実のトモダチキ(Д゜)(゜Д゜((・∀・))(∀・)タ━━━━━!!!!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 ミノリ!ミノリ!
⊂彡
_ ∩
( ゚∀゚)彡 minori! minori!
⊂彡
実のトモダチ大好き
とくにデッカのファン
おれはトリデス
よし。今からデ○パイアの巣に殴り込んで真の純愛触手プレイを鉄拳指導だ。
大丈夫、このメンツならやれる。
普通に女の子を愛することを意識してしまうデスパイアか
新しいな
人の愛に目覚めたデスパイア
裏切り者の名を受けて全てを捨てて戦う(ry
スケコマシの力、身につけた
性義のヒーロー、ショクシュマン
>>476 そんなネタのSS考えて途中で挫折した俺
人身売買される奴隷が乗る馬車を襲い
相当、酷い虐待や乱暴をされトラウマとなり心を閉ざしたヒロインを捕獲した触手
最初は瞳に輝きは無くマグロだが犯せば犯すほど責めれば責めるほど
瞳に輝きが戻り人間らしさを取り戻し触手に心を開き始めるヒロイン
その後、ヒロインは病とセックスのしすぎで若くして亡くなるが触手の腕の中で
奴隷なんかの私に平和な一時と幸せを与えてくれて嬉しいです。大好きと言い残し安らかな顔で息を引き取る
なんて妄想したら何か良い話になってしまった
>>480 そして、奴隷商人を襲って歩くうちになぜか弱者のために戦う
「世紀末救世触手伝説」が
触手と女の子の和姦って俺、大好き
いいなあ、「人間なぞ、種族を増やすだけの存在」、または
「人間なぞ、性エネルギーをいただくだけの存在」でしかないはずの触手が
人間と触れ合ってるうちに人間を愛し、正義に目覚める
悪→善なパターンを行く触手
一度そんな作品にお目にかかりたいものだ。
ちょうど今、禁書目録の5巻読んでたらそんな展開があって想像の翼がバサバサしてる最中
そして凌辱派と和姦派の抗争のなか、
魔法少女は両方とも倒しちゃうんですね。
「早く俺ごとこいつを貫くんだー!」
「で・・・でも・・・そんなことをしたら君も・・・」
「俺のことはいい、短かったけど君と愛し合えた、それだけで十分だ・・・」
そして
>>485 しかし魔法少女のおなかには、始めてを捧げた正義触手の・・・
こうですね、わかります。
触手ファイブってのは昔投下があったな
>>486 正義触手って聞いて正義超人を連想した
「48の凌辱技の(ry」
正義触手……淫獣や悪の触手使いから一般人や魔女っ子、巫女さんなどを助ける(膣内に植えつけられた卵のお掃除とか)
ために戦う触手。一部人気のある正義触手はアイドル触手とも呼ばれ子供に大人気。
残虐触手……残虐レイプを売りとし、野外での犯し合いを楽しむ触手。
『前と後ろに挿入して200万パワー!、いつもの2倍の太さが加わって200万×2の400万パワー!!、
そしていつもの3倍のピストンで400万×3の1200万パワーだ!!!』
悪魔触手……悪魔に身も心も血も売り渡した触手。少女が廃人になるまで陵辱を止めない主義。
『地獄の九所弄りその1、大尻山おとしーー!』
「ああぁっ、お、お尻がぁ」
『女は体の内外に九箇所の性感帯を持っている。その一つを開発したまでさ』
『九所弄りその2と3、スピンダブルアームピット!』『その4と5、ダブルニップルクラッシャー!』
『その6、菊門割り!!』『その7、クリトリスクラッシュ!!』『その8、乳腺圧搾機!!』
『そしてラストワン、恥骨の断頭台!!!』
完璧触手……あまりのエロさに世間に見放され、魔界に籠っていた触手。
「媚薬を使ってはいけない」「敵に赤玉を見せてはいけない」「早漏は絶対に許されない」等厳しい掟がある。
『見よ、俺様が狩りとった……魔女っ子パンツの数々を!!』
「おーーーと、パンツ剥ぎ宣言だーーー!」
パンツよりも、この場合処女膜のほうがよくね?w
「バージン・ジ・エンド!!」www
かつて多くの女性を傷つけてしまった過去を反省し
現在は少女達が触手に襲われないように訓練する触手教官
494 :
一般触手:2008/08/17(日) 16:44:19 ID:VR7OY3KM
そしててめえ一人だけいい思いか・・・くそう、うまいこと取り入りやがって
対触手生物戦に特化した戦闘組織TACOSの訓練場では、今日も複数の嬌声が反響していた。
「どうした! 誰一人として反撃もできんのか、この牝豚どもめ!」
訓練場の中心で声を張り上げているのは、背中から無数の触手を生やした1人の男だ。
彼の背から海の如く広がる触手の中に、半ば埋没する形で十数人の女たちが喘いでいる。
「で、ですが、教官……手も足も動きません!」
女の1人が、快感に上ずる声で必死に弁明する。
実際、人間の筋力をはるかに凌駕する触手で手足を絡めとられれば、もう反撃など夢のまた夢だった。
そして、そんなことは彼自身が誰よりもよくわかっている。
それでも、彼は拘束を緩めるようなことはしなかった。
今日の訓練のテーマは『捕らえられてからの反撃』。
だが、それはあくまでも表向きだった。
「口答えする暇があったら、状況を打開する手段を考えろ!
罰として全員媚薬1リットルを追加する!」
実際には、捕まってしまえばもう絶望的だということを体で覚えさせるのが、今日の訓練の本当の目的なのだ。
「そ、そんな――あぷぅ!?」
全員の口に野太い触手がねじ込まれる。
必死に口を閉じて抵抗しようとするものもいるにはいたが、全身から送り込まれる限界を超えた快感の前では口を閉じ続けることなど不可能だった。
予め膣内と腸に潜り込んでいた2本も合わせ、3本の触手の先端から一斉に媚薬が流し込まれる。
そのあまりの勢いに幾分かはあふれ出したが、大半はすぐさま女達の体に吸収され効果を発揮し始めた。
「こ、こんな、ひああ、むりですぅ!!」
口から触手が抜かれると、一段と女達の声が高くなる。
目からは涙が零れ落ち、口の端からは媚薬と唾液の混じったものをだらだらと垂らしながら狂乱する十数人の女達。
と、その時だった。
「きょ、教官!」
突然ドアが開き、一人の少女が訓練場に飛び込んでくる。
触手に絡めとられている者達より幾分年若い彼女は、着ているものからして今年入隊したばかりの訓練生の1人だろう。
「なんだ! 今は訓練中だぞ!」
反射的に少女にも向かおうとした触手を押しとどめながら叱責する。
「も、申し訳ありません……で、ですが、ミハルが……」
ここまで全力で走ってきたのだろう、膝に手をつき肩を激しく上下させながら少女が口にした名前。
その名前に彼は心当たりがあった。
彼自身はまだ新人の訓練を担当してはいないが、そのミハルという名前の新人は史上最年少で入隊試験を突破したとマスコミでも騒がれていたのだ。
「ミ、ミハルが、教官の媚薬を5本も――」
「なんだと!?」
少女の言葉に彼は耳を疑った。
新人の訓練の中に、彼から採取した媚薬を摂取することで耐性をつけるというものがある。
もちろん使われるのは何十倍にも薄められたものではあるが、それでも5本という量は新人がいきなり耐えられるものではなかった。
「ちっ、仕方ない、こちらの訓練は一旦終了させる!」
「は、はいぃぃ! おねがいしますぅぅ!」
彼の宣言に対する女達の反応は2つに分かれた。
すでに快楽に浸りきっている者は歓喜の笑みを、まだかろうじて理性を残しているものは恐怖と期待の入り混じった表情を浮かべたのだ。
なぜならこの訓練の終了、それは彼の射精によってもたらされるからだった。
彼の媚薬を吸収した女は、彼の精液を受けることで最も深い絶頂を得る。
彼から伸びる触手が一段と太くなり、直後、訓練場を埋め尽くすその全てから濃厚な白濁液が噴射された。
「ひああああああああ!!」
体の内と外、余すところなく精液塗れにされた女達の大合唱が1人蚊帳の外にある少女の鼓膜を震わせたのだった。
支援?
497 :
正義触手:2008/08/17(日) 20:36:39 ID:E4Ffl/1s
>>494 さぁ、おまえもはやくこっちに来るんだ!
無理矢理じゃないのも良いもんだぜ
俺にも嫁さんができたしな
498 :
一般触手:2008/08/17(日) 20:56:19 ID:VR7OY3KM
てめえのお手つきにゃ興味ねえ
俺は・・・初もんが好きなんだよっ!
だ が 寸 止 め !
「ナツメどのー、ペルテどのー!」
>>498 じ、実は私、一般触手さんのことが・・・(\\\)
こうして一人、また一人、愛という名の罠にはまり
少女たちの手に落ちていくデスパイアたち
あれ?
502 :
サキュ:2008/08/18(月) 01:28:50 ID:VpIKp7mA
普段はROMなのですが思い切って自分も書いてみようと挑戦しました
ただやはりいざ書いてみるとすごく難しい…頭に描いた状況をうまく言葉に出来なかったり
全然リアルさが出なかったり
正直出来はかなりひどいですがせっかく書いたのでもし宜しければアドバイスなど頂ければありがたいです
名前欄に「サキュ」と入れておくので目障りだと思われたらアボンして下さい
わたしは美保、テニス部に所属する高校二年生です
わたしの学校のテニス部はかなり県大会でもかなり強い方なので大会前の今の時期は毎日練習練習の日々です
その日も部活があったせいで遅くなり、夜の誰もいない公園を歩いていたら道の脇からガサガサという音がしました
「んん?」
わたしは何かと思い携帯の明かりを頼りに覗き込んで見たのです
そこには蛇のようなヌメヌメとした物体が何本もうごめいていました
「ひぃっ…」
何かは分かりませんでしたが身の危険を感じたわたしはとにかくそこから離れようと思いました
振り返り走りだそうとしたわたしの足にいきなり何かが絡み付いてきました
いきなり足を掴まれわたしはおもいっきり転んでしまい、急いで足に絡み付いた何かを振りほどこうとしましたが
それはあっという間にもう片方の足にも絡み付きわたしは立ち上がる事も出来なくなってしまいました
よく見てみるとそれは予想通り先ほどの触手達でした、しかもどんどん数も増えてきています
504 :
サキュ:2008/08/18(月) 01:30:51 ID:VpIKp7mA
「いやあああああっ!!離してっっ誰か…」
パニックになった私は大声をあげ助けを呼びますが広い公園なので声が届かないのか誰も助けに来てくれる気配はありません
「そうだ…携帯で…」
手に持った携帯に今更気付いたわたしは急いで家に電話をかけます
プルルルル…プルルルル…ガチャっ
「はいもしもし…」
電話に出たのは姉の愛美でした、うちは両親共働きなので遅い時はまだ家に帰ってない時があります
とにかくこれで助かると安心した瞬間に触手がわたしの携帯を弾き飛ばしました
携帯は手の届かないところへ飛んでいってしまい、さらに触手はわたしの手にも絡み付いて来ました
いよいよ身動きの取れなくなったわたしは闇雲に叫びますがそれも口にまで入ってきた触手に呆気なく止められてしまいました
わたしの抵抗を完全に封じた触手は品定めをするようにジャージ越しに体を這い回り始めました
505 :
サキュ:2008/08/18(月) 01:32:03 ID:VpIKp7mA
その嫌悪感にただ涙を流し耐えていましたが急に予想外の刺激を体に受けてビクンと体が跳ねました
体を這い回ってした触手とは別の触手がジャージ越しに股間をグリグリと刺激し始めたのです
何とかその触手を止めようと足に力を入れますが完全に拘束されていてビクともしません
それどころかさらに足を広げさせられ無防備になった股間を激しく責めて来ます
上半身にもいつのまにか無数の触手がまとわり付き、ジャージとその下のTシャツの裾から進入してきて
直接体をなで回してきました、触手はヌルヌルとしていて背筋、お腹、首、胸を這い回る感触に悪寒が走ります
下半身の触手もズボンとパンツの中に入って来ます、身動きの取れないわたしは抵抗もまともに出来ずあっけなく進入を許してしまいます
触手はそのまま直にわたしの大切なところをなめ回し始めその刺激に触手に塞がれた口から艶っぽい声が漏れてしまいます
下半身の触手の動きに合わせ上半身の触手も乳房を中心に性感体を責めてきます
そのうちにパンツの中でうごめいている触手に何だか変化が起き始めました
506 :
サキュ:2008/08/18(月) 01:33:18 ID:VpIKp7mA
http://imepita.jp/20080818/049840 ズボンの中なので目では見えませんが何かもぞもぞとしています
そして次の瞬間予想外の快感に体がまたビクンと跳ねました
触手の形状がブラシのように変化しわたしの股間をゴシゴシと擦り始めたのです
クリトリスや尿道からお尻までズリズリと隙間なく擦られ無理矢理絶頂に追い詰められていきます
下半身の責めに合わせ胸を責めていた触手も胸全体を覆うように被さり内部の細かい触手で舐めまわして来ます
人間には到底不可能な異常な責め方にあっけなくその時はやって来ました
わたしは今までに感じた事のないような絶頂感に体を何回も痙攣させ失禁までしてしまいました
すかさず触手達は尿道からわたしの尿を吸い上げて吸収していきます
イッてしまい完全に抵抗の意志を無くしたわたしをそのまま触手はしげみのおくへ引きずって行きます
そこにはさらに多くの触手とその本体の巨大なウツボカブラのような怪物がいました
わたしの長い夜はまだまだ続きそうです
507 :
サキュ:2008/08/18(月) 01:36:33 ID:VpIKp7mA
以上です
携帯からのためかなり見にくい事になっているかもしれませんがお許し下さい…
あと1ページ目いきなり名前欄抜けていました…本当にだめだめです
もっと修業をつんで今度は妹を捜しに来た姉の愛美の話なんかも書きたいなと思いつつ…
それではお目汚し失礼しました
卑下しすぎは、どんなに作品が良くても読む気無くす。読む側にとって言い訳は要らない。
女の子同士だと、「そんなことないよ〜」って返すのが当然になってるけど、
ここは匿名掲示板だからそういう暗黙の了解はない。むしろうざがられる傾向にある。
「おととい来い、作者自身が自信持てないようなもんイラネ。
酷いって自分で分かってるなら直せ」
くらいは普通で言われるから、そのつもりで書き込んだほうがいいよ。
下手な保険は逆効果。
句読点が殆どなくて、切れ目がない印象で落ち着かない。
本来「。」が来るところに「、」が来てて、読んでて「?」と思う。
文章の終わりに「。」は必須。適当なところに改行があるともっといい。
例:下半身の触手もズボンとパンツの中に入って来ます、身動きの取れないわたしは抵抗もまともに出来ずあっけなく進入を許してしまいます
→下半身の触手も、ズボンとパンツの中に入って来ます。
身動きの取れないわたしは、抵抗もまともに出来ず、あっけなく進入を許してしまいます。
敬語文体は個人的にツボなので、このままでいい。
状況描写は分かりやすくて想像しやすい。
挿絵は…ぶっちゃけ、ある程度上手くないと逆に萎えるからいらないかも。
まぁ個人の好みにもよるから、いいって言う人はいるかもね。
見てるのは男性が多いだろうから、挿入・射精描写があったほうがいい。
精神的にも、最後の砦を壊されたって事項はエロ小説として重要。触手は陵辱が多いし尚ね。
それなしに巣にお持ち帰り、ってのは消化不良かなー。
寸止めを狙ってるのではないなら書いたほうが無難。
投下は嬉しいよ。やる気があるのはとてもいいから、がんばって。
さて、アドバイスになったかね…。
>句読点を正確に使わないと、小説やSS以前に日本語として成立しない
本題とは全く関係ないが、それは言いすぎなんだけどなw
句読点は本来、文章を読みやすくするためのもので
「なければ日本語として成立しない」というような物ではない
賞状の文面とか、ある種の文章では、逆に句読点を「打ってはいけない」場合もある
「句読点がなきゃ読めない」人用の配慮をするのは、かえって失礼に当たるから
まあ、小説としては、ないと読みにくくてしょうがないので、当然、打って然るべきだから
助言そのものには同意だが
語り形式にしても“です、ます、ました”の連呼ではやっぱ芸が無い。
と言うか句読点が無い事も相まって全体的に変な人の文章に見えてしまう。
真性というか話しの通じない人と見なされると、忠告は勿論、叩かれすらせず
スルーされたり、最悪スレが止まったりするので留意しよう。
>>511 ニ段落目の意図がわからない
別に相手を無視した事実があるわけでなし、不要な忠告じゃね?
Σ(゚д゚|||)思い当たる節が多過ぎて他人事とは思えない創作経験者。
貴重なアドバイスありがとうございます
区読点、基本ですね…勉強します
んでも自分の作品を読んでもらえるってすごくいい気分ですね
うおおお、痒い、その初々しさが痒い、ってか痛いッ!?
……なんだろう、この言いようのない気分は。
>>514 次はキャラの設定をきっちり作ってみると良いよ。
設定にも裏設定とか理由付けとか色々な要素があるんだけど、最初は深く考えないでOK。
「好きな異性の有無」→触手に処女を奪われる瞬間の反応が大幅に変わってくる。
「身体的コンプレックス」→そこを責められた時の反応に関わってくる。
「動物好き」→ガサガサ言う茂みを覗き込む行為が自然になる。
「機械オンチ」→携帯で姉を呼び出すのにワタワタして何度も失敗する様子に萌える。
設定を練りこんで行くだけで、それに従って表現の幅や物語の構成もグンと向上するものだ。
技術的なものは個人によって向き不向きもあるし、何より慌ててどうなるもんじゃない。
あと、個人的な意見としては、主人公視点は初心者にはハードルが高いと思う。
なぜなら、原則として「主人公が認識している情報」しか文章の材料として使うことが出来ないからだ。
よって、特にこだわりが無いのであれば、一度、第三者視点で書いて見ることをお勧めするよ。
第三視点の方が一人称より簡単だよな
とにかく触手ものが読めれば俺はそれでオケ
句読点や誤字・脱字ぐらいなら脳内で付け足しておく
上手くなろうと思ったら、色々なラノベやエロゲをやればいい
さすれば自分の脳が勝手に書き方を覚えるさ
三人称はついついいろんな視点が混入しちゃって困る
519 :
霜月:2008/08/19(火) 12:18:32 ID:x1GGSbhP
520 :
霜月:2008/08/19(火) 12:19:11 ID:x1GGSbhP
「きゃーーーーっ!!」
絹を裂く悲鳴が、のどかな畑に響いた。
その声を聞いて、とうもろこしの葉陰に屈み込んでいたものが身体を起こした。
茶色い毛皮と分厚い筋肉に覆われた、クマに良く似た魔物だった。
長い鉤爪の生えた手はヒトの頭程度は苦もなく握りつぶせそうで、鋭い牙の並ぶガッシリとした顎は背骨でも噛み砕けそうだった。
剣呑なその眼差しは他人を寄せ付けつけないものがあったが、どこかやんちゃな子供を思わせる雰囲気が漂っていた。
汗ばんだ白いシャツに土に汚れた青いツナギを身につけた彼は、軽く周囲を見渡すと畑の端に向かって駆け出した。
畑が見渡せる土手の中ほどに丈夫な十字架が立てられ、そこに両手足を革帯で繋がれた若い娘が絶叫を上げていた。
彼女は大きな日除けのついた帽子に、長袖長ズボン、軍手までつけていた。
その足元には首から布製のテルテル坊主をぶら下げた案山子が、裸に剥かれてグニャリと横たわっている。
どうやらその案山子が着ていた物を、娘はそのまま着せられているようだった。
そんな厚着をした娘に駆け寄ると、クマは怪訝な顔で尋ねた。
「おい、どうした?」
「いやぁ、いやぁ〜!」
「だから、一体何が?」
「ムシが、ムシが脚に〜」
息を弾ませて問うクマに、娘は悲鳴で応えた。
見ればタップリと大きめのズボンの右脚が、不自然に膨らんで動いていた。
紐をほどく時間ももどかしく、彼は手にした草刈鎌で断ち切ると一気に膝まで引きずり降ろした。
すると娘の太ももには、彼女のふくらはぎ程はあろうかという大きさの芋虫が張り付いていた。
それは大きさの割には小さめの頭部を彼女の下着のなかに潜り込ませて、モゾモゾと身体を震わせている。
しかし彼はそれを見て破顔した。
521 :
霜月:2008/08/19(火) 12:20:21 ID:x1GGSbhP
「ブハハ…なんだ青虫か」
「取って!!、早く取ってぇ!!」
娘は動かせない手足をジタバタさせながら叫んだ。
クマは無造作につまんで投げ捨てると、ビチビチと跳ねる芋虫に鎌でとどめを刺した。
「何が起こったかと思えば、ただの青虫に大げさだな」
「こんな大きいのが、ただの青虫なわけないでしょっ!」
「そうか?ここいらでは普通だぞ。
まぁ大事な野菜を食い荒らされても困るし、お前さんを案山子の代わりに立たせておいて正解だったな」
「…フザケないでよっ!!…怖かったんだから…本当に怖かったんだから…」
泣きそうな声で怒る娘をみて、彼は長い爪でボリボリと頭を掻いた。
「別にこの青虫は噛み付きやしないし、気にする程のものでもないんだがなぁ。
ただ汗や小便の臭いに集まる習性があるから、寄ってきただけのことなんだろうし…。
…もしかしてお前さんお漏らしでもしたんじゃないのかね?」
もちろん彼女は失禁したわけではないが、夏の日向に長袖長ズボンでいれば、絞れるほどの汗が出る。
現に芋虫を取った拍子にズリ落ちかけた下着は、流れる汗でぐずぐずになっていた。
薄い陰毛に縁取られた秘所が風に晒され、汗の蒸れた酸っぱい臭いと共にどこか甘い匂いが立ち昇った。
鼻腔をくすぐる濃厚なメスの体臭に自然と彼の鼻息が荒くなるが、降り注ぐ娘の罵声に我に返った。
「何してるのよ。このヘンタイっ!もうイイカゲン気が済んだでしょっ!
ちょっと黙って野菜を取っただけで、いつまで私をこうしておくつもりなのよっ!」
彼は内心の動揺を誤魔化すように、少し怒ったような目つきで彼女を見上げた。
しかしすぐに何かの踏ん切りがついたかのように、ニヤリと笑うと立ち上がって彼女に凄んだ。
「おやおや、全然反省してる様子がないな」
522 :
霜月:2008/08/19(火) 12:20:55 ID:x1GGSbhP
そもそもの始めは、昨日の朝、畑の野菜が盗まれているのに彼が気づいたことから始まった。
そこで今朝は早めに起きて見張っていると、夜明け前に畑に動く影を見つけた。
飛び出す彼が捕まえてみれば、その小柄な影はボロを何重にも身体に巻いた、まだどこか幼さの残る若いヒトの娘だった。
彼女は飼い主もいない野良のヒトのようで、ここしばらくはロクに食べていないようだった。
その証拠というわけでもないが、キュウリやナスにまだ熟れてもいないトマトまで齧っていた。
もっともヒトが「こちら側」で一人でまともに暮らしていけるはずもない。
多少同情を感じる所もないでもないが、彼としては畑を荒らされて放っておく訳にもいかない。
そこで彼はしばらく考えたすえ、オシオキとしてそこに立っていた案山子を外して、代わりに彼女を縛り付けておくことにした。
ただヒトは彼と違って毛がほとんどないので、長く日に当たっているだけで火傷になってしまう。
だから案山子が着ていた服を剥いて、彼女に着せてやった。
半月も野ざらしになっていた物だが、彼女の着ているボロよりはずっとマシだったからだ。
こうして娘は身動きひとつできない状態で放置されたが、少しも悪びれた様子もなかった。
それどころか畑仕事をする彼に、午前中ずっと罵詈雑言の嵐を浴びせ続けた。
もっとも彼の方も、それをどこ吹く風と気にもしてはいなかった。
むしろ小さな仔犬が吠えているようで、微笑ましいとまで感じてしまったほどだった。
彼女は昼には一度降ろされて、食事と水、そして用足しをする機会が与えられたが、またすぐに縛りつけられた。
流石に強気な娘も疲れが出たのか、午後は大人しいものだった。
そして静かに夕暮れも近づき、彼がそろそろ作業を終わりにしようかと思ったところで、先ほどの悲鳴が聞こえたという訳だった。
523 :
霜月:2008/08/19(火) 12:21:35 ID:x1GGSbhP
のっそりと立ち上がった彼は、彼女よりずっと背が高かった。
見下ろす視線と穏やかだが威圧的な声に、彼女は震える声で虚勢を張った。
「…な、何よ…何をしようって言うのよ」
「お前は今の自分が俺のナスガママってことに気づいてないんじゃないのか?」
彼が器用に爪の先で彼女のシャツのボタンを外すと、意外と大きく育った胸が飛び出してきた。
濡れた白い肌着が張り付き、桃色の乳首までが透けて見える。
「おやおや、びしょ濡れだな。こんだけ汗をかいたら、そりゃ虫も寄ってくるだろうさ」
そういいながら野菜の出来具合でも見るように、彼はたわわに揺れる胸を下からすくい上げて2、3度揉んだ。
「このエッチっ!、スケベっ!、バカっ!…そのコヤシ臭い手であたしに触るなっ!」
叫ぶ娘の声には耳を貸さず、彼は張り付いた肌着を桃の皮でも剥くように捲り上げる。
汗に光る白い乳房が、プルリと弾けた。
「例えば…だ。その気になれば俺はお前を喰っちまう事だって出来るってこった」
ゾロリと牙の並んだ口を見せ付けるように大きく開くと、彼女の乳房をベロベロと舐めた。
「いやぁーーーーっ!」
「ん〜、こりゃ美味い。塩味が効いてるなぁ。それじゃ反対側も…ん〜ん、美味いなぁ。この乳首の歯ごたえが堪らんぞ」
「痛い、痛いから…齧らないで…いやぁ…」
「どうやって料理してやろうかねぇ?
ステーキがいいかシチューがいいか、いっそこのまま丸齧りってのもいいかもな」
「どれもいやぁーーーっ!」
「ところでこっちはどんな味かねぇ?」
クマは軽く屈み込むと、娘の股間にパクリと噛みついた。
ハグハグと甘噛みする口の中では、ザラつく舌が彼女の柔らかな秘肉をゾロリゾロリと撫で上げる。
そして溢れ出る唾液と、わずかに滲み出る蜜が充分に混じりあった頃に、ジュルジュルと音を立てて吸いあげた。
「プハァ…こいつは青虫なんぞにくれてやるのは勿体無い。どれもう一口…」
彼がそう言って再びかぶりついた途端に、その鼻先に生温かい雫がポタリと落ちてきた。
見上げると更にもう一滴降って来た。
彼女の涙だった。
524 :
霜月:2008/08/19(火) 12:22:13 ID:x1GGSbhP
「おやおや、夕立かねぇ?テルテル坊主、テル坊主〜♪明日天気にしておくれ〜♪」
彼は足元の布人形を拾い上げると、調子を外して歌いながら、彼女の乳首に結びつけた。
身動きできない娘は、ポロポロ涙をこぼしながら呟いた。
「…もう…野菜盗んだりしないから…お願いだから…あたしを食べないで…」
「バ〜カ、喰うなんて冗談に決まってるだろ。
そんなつもりがあったら、メシなんか喰わせないで日干しにしとくぞ。
あんまりお前が可愛くないことばっかり言うから、からかっただけだ。
最初っから素直に謝ればここまでするつもりもなかったんだけどな」
「それじゃ、許してくれるの?」
「ん〜…かといって、このまま許すのもシャクだしな。
そうだなぁ、こいつを満足させてくれたら、許してやらんこともないぞ」
にやつくクマが、自分の股間をゴソゴソとしだした。
そしてツナギのボタンを外すと、窮屈そうに収まっていたイチモツを引き出した。
勃起しかけた桃色のペニスが毛深い包皮から顔を覗かせていたが、自由になるやいなやムクムクと伸び上がっていく。
つられて出てきた重そうな陰嚢も、やっと解放されて一息ついたかのようにデロリと垂れ下がった。
「…それ…まさか…」
「まさかも何も、ソレ以外ないだろ?」
怯える彼女の目の前には、先ほどの芋虫に優るとも劣らない大きさにまで膨れ上がった肉塊があった。
鮮やかな赤に充血したペニスの周囲には青や紫の血管が走り、鼓動に合わせてビクビクと揺れている。
「無理よ、絶対に無理。入るわけなじゃない、そんなの。裂けちゃうわ」
「試しもしないで分かるわけないだろ?ほーら、ご挨拶だ」
巨大なペニスの先端が、膨らみかけた小さなクリトリスをくすぐった。
彼は彼女の後ろに回ると、左の太ももをつかんでヒョイと持ち上げ、脚を大きく開かせた。
するとふっくりと肉厚の大陰唇と朱色の小陰唇、そして膣穴までが口を開けた。
あられもなく曝け出された彼女の股間に、彼は背後から腰を突き出す。
そして反り上がるペニスの背中で媚肉からクリトリスを撫で上げ、根元の毛皮で会陰をくすぐった。
刺激を受けて滲み出た愛液が、にちゃにちゃと音を立てて充血した茎にまぶされていく。
彼女はそれ見下ろしながらも、真っ青になった顔を震わす以外に出来ることはなかった。
525 :
霜月:2008/08/19(火) 12:22:48 ID:x1GGSbhP
「さぁて、今からこいつを入れるから、チョイと痛いがガマンをしてくれよ…うはっ、こりゃキツイ…」
ブチュリと音を立てて、彼女の中に肉塊の先端が押し込まれた。
「…うぎいいいいいいいい…」
「おいおい、何て声を出すんだね?力を抜かないとかえって痛いぞ」
「…いいいい…痛い、痛い、痛い…」
娘の悲鳴に腰の動きは一旦止まったものの、またすぐに動き出した。
それから何度か止まりはしたものの戻されることはなく、小刻みだか確実に奥へ奥へと押し込まれていった。
やがてペニスの中ほどまで入った所で、動きが完全に止まった。
「ん〜、これが限界かな?」
「…はひ…はひ…壊れちゃう…もう壊れちゃう…」
「じゃ、抜くか、よっと…」
「…ひいいいぃぃぃぃ…」
じわじわと抜き出されるペニスと共に、彼女は内臓を引きずり出されるような痛みと恐怖を感じた。
もう少しで抜けるという所で、またしても動きが止まった。
そして再度小刻みに押し込まれ始めた。
「…死ぬ…あたし死んじゃう…」
「こんな程度じゃ死なない、死なない。おっと、やっぱりここが限界だな。じゃ、また抜くか」
「……ぅひいいいぃぃぃぃ…」
絶叫する娘にニタニタと笑うだけで、クマは行為を止めようとはしなかった。
「なんか滑りが良くなってきたぞ。お汁の出が良くなってきたんだな」
「…死ぬ…死ぬ…死ぬ…」
「とか何とか言って、もしかしてお前さん感じていないか?これじゃオシオキにならんよなぁ」
「……はひいいいぃぃぃぃ…」
まるで成立してない会話に苦笑しながら、彼は腰の動きを段々と加速していった。
そしてついには目にも留まらぬ速さで腰を振りだした。
「…はひっ、はひっ、死ぬ、はひっ、駄目、はひっ、痛っ、はひっ、はひっ…」
「ハァハァ…そろそろ…ハァハァ…オレの方も…ハァハァ…限界…か?」
「ひっ、ひっ、ひっ、ひぃ…しぬぅ…ひっ…」
「ハァ…うくっ…くうっ…いぐぞっ…ぃぐぞおっ…ぐおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ…」
轟く雄叫びが畑に響き渡った。
526 :
霜月:2008/08/19(火) 12:23:31 ID:x1GGSbhP
急に脱力したクマは十字架にもたれかかると、娘を縛る全ての革帯を外しだした。
そして彼女を抱えこむと、後ろにゴロリと倒れこんだ。
貫かれたまま抱き枕にされた娘は、暴れもせずにされるがままになっている。
彼はそのまま土手に寝転んで、トロトロとした気分に浸りながら、真っ赤に染まった雲を薄目で眺め続けた。
空の半ば辺りまでが暗くなった頃、彼はいきなりパッチリと眼を見開いた。
そしてこのままいつまでも寝ていたい誘惑を振り切って上半身を起こした。
柔らかくなった一物をツルリと抜きとると、持っていた手拭いで処理して立ち上がった。
彼はツナギのボタンを止め直しながら、動かないままの娘に声をかけた。
「約束だからな。もう好きにしていいぞ」
引きずるような足取りで畑に向かい、先ほど放り投げてきた農具をまとめると、彼は再び戻ってきた。
するととっくに逃げていると思った娘が、いまだに土手に横になっていた。
ピクリともしないのにギョッとして、慌てて顔を近づけるとクゥクゥと穏やかな寝息が聞こえた。
それにホッとしたのも束の間、彼は少し困ったように彼女の寝顔を見つめ続けた。
そしてしばらく悩んだ末、彼女を起こさないように優しく抱え上げた。
「しょうがないな…とりあえず風呂入れてキレイにして、夕メシ食わせて…か?
明日も晴れなら畑は午前中に切り上げて、昼メシ喰ったら街まで出ることにするか。
要るのはまともな服と…首輪?」
帰り道の途中で自分に言い聞かせるように呟く彼に、揺れるテルテル坊主がニッカリと笑いかけた。
527 :
霜月:2008/08/19(火) 12:25:29 ID:x1GGSbhP
以上です。
時間がないので、このまま書き逃げ失礼。
実用的なエロさが素晴らしい
一日も早く規制解除されることを祈りつつGJといわせてくれ
なんかほのぼのしてるのが好きだw
\ ∩─ー、 ====
\/ ● 、_ `ヽ ======
/ \( ● ● |つ
| X_入__ノ ミ そんな案山子で俺様が釣られクマ――
、 (_/ ノ /⌒l
/\___ノ゙_/ / =====
〈 __ノ ====
\ \_ \
\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
男として育てられ男装して自称、自分は男だと言い張る女性って
触手から見れば堕落させるのは簡単だよね。男では無く女である事を思い知らせ今まで築いてきた自尊心から何まで崩せば勝手に屈服するタイプの典型的パターンだから
惜しむらくは、あまりにも完璧な男装ゆえ、触手すら彼女が女性だと気づかなかった
ことである。
女だと思ったら「付いてた」ってよりマシ
>>531 育てられた訳では無いけど洗脳されて男だと思ってる女が主人公で、触手とスライムを足したようなのが仲間なアニメが昔あったのを思い出した
536 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 05:07:43 ID:Hn5W2/sp
ボクは嗅覚がないので腋臭の雌でも平気ですにょろり
>>531 それすごいイイシチュだな
ぜひ読んでみたい
伝説のアイテム「触手ノート」
このノートに名前を書かれた者は一分後、エロ蛸やエロ海月やエロマンイーターに陵辱されると語り継がれている。
>>539 うっかり自分の名前かいて癖になるんだな?
>>538 つ.hack//sign
最初は男キャラになってるのかと思ったけどそんな事は無かった
断っておくがこのスレで期待するような要素は無いと思うぜ。結局は百合だし
触手って言っても流動体の魔物が攻撃手段として繰り出すくらいで、実際に魔物を操ってるのは主人公じゃないからそれを制御出来ない主人公達は襲われて触手突き刺されたりもしてた…
アレ?全然エロくない筈のアニメなのにこうして書くと妄想が広がるのは何でなんだ?
>>539 ニョロッ!ニョロッ!ニョロッ!ニョロッ!ニョロッ!ニョロッ!ニョロおおお!神ぃぃぃ!!
魅上自重しろwwwww
噴いたwwww
触手モンスターって稀にだけど
ヒロインを陵辱して散々、ぶっかけて中に出して液体まみれにしても
無意味に太くて触手以上にグロテスクな産卵管が伸びてきて初めて女性を繁殖の為に犯すって場合もあるよね
>>547 前半はより良い苗床を作るための下ごしらえです。この場合ヒロインは
内部から幼生に食われる、同化されるなどの危機に瀕していることが
しばしばあります。生き残った場合でも、さまざまな後遺症(場合によっては
異形化スレ送りの)に悩まされることが多いようです
549 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 11:06:51 ID:wRk0VmjI
相手が女だけとは言え軍隊が相手の場合はエイリアン方式で攻めた方が効果的だよね。
胎内に一定時間が立てば生体になって孵化する卵を仕込んだ女の子を二人〜三人、ワザと逃がして保護させて軍の本陣に侵入させ
後は誕生するのは人目についても良いから産まれた触手モンスターに暴れさせる
そして混乱してる本陣に、近隣の触手や魔族に応援を頼んで集めた仲間と一緒にいっきに攻め込んで壊滅させて
毎度湯水の如く溢れ出るアイディアは誠に結構なのだが…
その文体、いい加減そろそろ読み易くできないモンかね
一行目に「だよね」が入ってると自動的に目がスルーする俺
>>552 ダークなアイディアが多くて俺はそいつのレスは良いと思うけどね。
ヨロイの中に入り込んでどうしようもなくさせる触手とか、俺も好きだし。
ネコ耳娘の触手陵辱なんかもたまらんね。
40文字くらいで改行しろって事でしょ
プールにスライム混入!
媚薬たっぷりの液体の中で存分に、にゅるにゅるにゅる
前後の穴に染み入ってくる媚薬&スライムの感触に悲鳴を上げる女の娘たち
野郎は寝かしておくか、縛っておく
彼氏は起こしておいた方がお互いに精神的ダメージ増で良いカモ
最初から女湯に入れろよ。
野郎なんざ視界の中に存在する必要ない。
そこでTSですよ!!(ぉぃ)
生きたトロイの木馬か・・・
>>550 女性の軍人さん達が触手に犯されるのが見たいです
ミリタリーな描写ってオタ的に突っ込み受けやすいから
軍人さんは難易度が上がるんだよなー…。
巷のエロノベルの戦闘ヒロインに退魔師やら魔法少女、女騎士が多いのは
そんなとこも絡んでると思われ。
>>558 水着(着衣)のままにゅるにゅるが良いんじゃないか!
最近誰も口に出さないけど、エミィの活躍を待ち続けてたら夏が終わっちまった…。
あえて誰も口にしなかったんだろ…。
待ってるとも。ぶっちゃけ今一番応援したいのは恋に一途なカラスだが。
天然ハンマーと高火力ヤンキーのせいで空気っ子な地味リアさん。
良識派はツライな。
エミィは少数ながら精鋭揃いのファンがついてんだよ
ユイとか
ナッちゃんがトイレデスパイアにお尻をヤられちゃう外伝マダー?
嗚呼 窓に!窓に!
すみません誤爆したぬろ
ヒィ! 窓に触手の影が!!
>>572 落ち着け!おにゃのこを差し出してその隙に逃げるんだ
いや、
>>572が女の子だった場合は‥
誰かジブリールで書いてくんないかな
ジブリールと言えば、
>>568のシチュと同じものがジブリール3にあったな。
>>575 空中幼彩なんで劣化してしもうたん…(´・ω・)
568のシチュだとアイ2が思い浮かんだ
太い触手が更に二穴の中で大きくなり更に太さを増すって触手や魔物ならではの特権だよね。何気に
普通にキツい二穴責めに触手肥大化のコンボは媚薬と併用すれば並みの女の子なら一時間と持たずに壊れるか正気を失う危ない技だけど
精神力を高めるような薬を投与すればおk
触手「よし二穴責めと触手肥大化のコンボだ、これではこの女も耐えられマイ!!!」
ようやく規制解除・・・長かった
怪物、和姦物(?)です
妖魔の退治の為、町の神社から向かってきた美奈。
彼女は破魔の巫女で先祖代々から妖魔、妖怪退治をする家に育った。
今回は町から離れたところにある村の洞窟で妖魔がいるので退治して欲しいという依頼があったので向かってきた。
「ここかな」
洞窟の前に立つと大きな妖魔の反応がして、札で見てみるとそのようだ。
石ころをポンと投げ込んでみるが特に反応はない。
「入らなきゃ駄目かな・・・」
一歩足を踏み入れる。
中は薄暗く、足場もあまりしっかりとしてはいないので発光札で明かりを灯して進む。
お払い棒で周りの怪しいところを突っつくがこれといったものもない。
何もいないのだろうか。そう思った矢先に蛇の声がする。
シャーと叫ぶが小さい頃、蛇を飼っていたのでこういうのには慣れている。
周りの岩壁に発光札を貼り、広く見渡せるようにする。
「さぁ、来なさい・・・!」
美奈はどこから来てもいいように構えた。
足元を蛇の尻尾に掬われないように気をつける。
しばらく経ち、意外にも正面から妖魔の蛇はやって来た。
戦闘体勢に入る美奈だが、彼女はその姿を見て呆気にとられた。
「えっ・・・・・・く、九龍?」
彼女が幼少時代から小学卒業するまでずっと家で蛇を飼っていたのだが、突然姿を消してしまった。
親も余りにも長生きをする為怪しんだが、娘が可愛がるのでそっとしておいた。
高校に上がってからも九龍を探し続けたがまさかこんなところで再開できるとは。
喜んで寄る。
「九龍!良かった・・・ずっと、ずっと心配してたのよ!」
九龍と名づけられた蛇も美奈に寄りそい、足からするすると上がってくると舌でペロペロと頬を舐める。
6年間も野良生活が続いていたせいか、随分と大きくなった。
美奈は九龍との再会に喜ぶが妖魔は一体なんなのだろうと思った。
九龍でないことは間違いない。この奥にいるのだろう。
「九龍、ここで待っててね。すぐに戻ってくるから」
美奈はそう言って洞窟の奥へと進む。
「あれ、誰もいない・・・」
洞窟の最深部に進むが妖魔や妖怪の姿は見えなかった。
どこかに隠れているのかもしれないと思って壁や床を調べるがどうやらここが一番奥らしい。
札を見てみると、丁度発光札を設置したところに妖魔の反応がある。
あれ、と美奈は思うが九龍がいる。
まさかと思った。そんな事あるわけない。
美奈は急いで戻る。
「九龍!?九龍!」
戻ると九龍の姿は無かった。
美奈はますます不安感が募る。本当に九龍が妖魔なのだろうか。
「お願い、九龍出てきて!九・・・っ!」
思わず足を取られる。こけた痛みを我慢して振り向くと九龍の姿があった。
そんな、まさかと思う美奈。だが、九龍の反応は妖魔を示していた。
「ね、ねぇ・・・嘘でしょ。九龍!妖魔じゃないでしょ!?」
涙ながらに言う美奈。だが、九龍は尻尾を足に絡みつけて引き寄せてくる。
妖魔であれば九龍を殺さなければならない。
それだけはなんとしてでも避けたいがもう、決まっているだろう。
「・・・ごめんね。九龍」
美奈は破魔の術を唱えて九龍に向けた。
手から光球が発生すると投げつけ、辺りを凄まじい量の光が包む。
収まると九龍の姿は無かった。
「・・・九・・・龍・・・」
泣き叫ぶ美奈。自分で愛する者を殺した痛みはまだ高校生には重過ぎる。
そんな中・・・するすると何かが寄って来たが美奈は気づくことがなかった。
足に絡みついてくるがわからず、胴体部分までくると思いっきり引き寄せられ驚く。
慌てて振り向くと九龍の姿があった。
「えっ・・・ど、どうして生きてるの?やっぱり、妖魔じゃなかったの?」
札を見るがやはり妖魔には間違いない。
だとすれば・・・美奈には勝ち目がない。
ずるずると引き寄せてきて、美奈は恐れをなして逃げようとするが、向こうの方が遥かに力が強く今度は体を持ち上げられて、一気に九龍のところまで来た。
よく見てみると目は変わってはいない。だが、妖魔の証拠たる妖気を漂わせているのは間違いなかった。
「わ、わわ、私をどうするというの・・・九龍」
何も声を上げず、そのまま九龍の体に巻きつけられてしまう美奈。
今まで戦ってきた妖魔の中でもこの妖気はかなり濃い。息苦しさに妖気も吸ってしまい、美奈は意識を失った。
気がつくと美奈は九龍の巣だろうか。洞窟の奥に連れて行かれていた。
体はがっちりと巻かれていて身動きが取れない。
「九龍、お願い、離して・・・」
そんなことを聞くはずもない。
少しきつくなり、逃げれない。そう思うと九龍は頭をこちらに寄せ、首筋を舌で舐める。
「ひゃうっ!?」
思いがけない行動に驚く美奈。更に頬をペロペロと舐め、耳を甘く噛む。
「はうっ・・・!く、九龍!だ、だめ!そこは駄目なの!」」
何が目的なのだろうか。殺すつもりでもないらしい。
妖魔に襲われた者は殺されるか、それとも妖魔を産む母胎になるかのどちらかだ。
美奈は高校生ではあるが、彼氏もいなく、初体験すらしたことがない生真面目な巫女だ。
九龍が自分を求めているとは思いもしなかった。
「だ、だめよ九龍。わ、私まだ・・・」
初めてはやはり好きな人だと美奈は思っていた。
それを自分を求める妖魔に奪われるのは嫌悪感があった。
例え母胎に選ばず、愛されていても。
制止をするが向こうはそんなのお構いなしだ。
耳の甘噛みを終えて、今度は美奈の口に強引に舌を入れて、絡ませる。
「ん、はぁ、んくっ・・・はあぁぁぁぁ・・・・・・」
少し長いように感じが、妖気を注入し、美奈の感覚を敏感にさせるためだった。
肌から巻きつけられている感覚がひしひしと伝わってくる。
次に乳房をチロチロと舐めていく。
「はぁぁ!そ、そこ、おっぱいなのに!」
じろじろと見つめると乳首が勃起している。
それを舐めていくと美奈は声を上げて喜ぶ。
「ひゃあぁう!そ・・・そこはだめぇ!」
チロチロと繰り返し、飽きてきたのでちょっと咥えてみると嬉しさの混じった悲鳴をあげた。
肩で大きく息をしてぐったりとする美奈。
「も・・・もうだめ、おねがいやめて・・・」
だが、九龍は止めない。今度は股の部分に頭を持っていく。
どこだどこだといった様子で探していくとようやく見つかった。
「こ、今度はなにを・・・」
下着の隙間から入り、もぞもぞと動くと美奈の性器があった。
では早速といった風に突起を舌で舐めまわす。
「ひっ・・・!はああぁ!!」
いきなり舐められた事で凄まじい刺激が体を通り抜けていく。
美奈に気持ちよくなってもらう為、九龍は攻めているのだが本人には未知の快感で疲労の方が大きい。
「なにか・・・なにかひろがってるぅ・・・」
絶頂が近いようだ。更に攻めを強くする。
「くぅうん!!ひゃあぁぁぁぁぁん!!!!」
突起を甘噛みされると、体を強く痙攣させて顔一杯に喜んだ顔を作る美奈。
ぐったりするところを見るとこれが初めてのようだ。
「はぁー・・・はぁー・・・く、くりゅう・・・」
今ので体から力が抜けてしまった。それを九龍はしっかりとささえる。
まだ突起を攻めていて、その度に美奈は絶頂を繰り返す。
何回目だろうか。大分時間が経ったと思われ、美奈は意識が朦朧としている。
「ふ・・・ぁ・・・はっ・・・あ・・・」
何処を見ているのだろうか。九龍はそろそろ良い塩梅だと思って尻尾を下の方に持ってくる。
美奈は何をするのだろうと尻尾の方を見ると男性器を模したものが付いていた。
「やぁ・・・だめ・・・くりゅう・・・」
慌てて美奈は九龍が自分の中に入ろうとするのを止めようとしたが向こうは気にも留めず、逆に口の中に舌を入れられて2回目のキスをされてしまう。
美奈が大分弱まってきたところを勢いをつけて挿入した。
「あぐっ・・・いったぁい!」
いきなりの挿入で美奈は驚き、処女膜もその勢いで破られてしまう。
九龍はそのまま勢いに任せて動かし始める。美奈も痛みこそあったが腰の方から甘い疼きが広がり始めるのを体中で感じる。
(いやぁ・・・九龍・・・お願い・・・)
体に力が入らず、美奈はされるがまま。拘束も気持ちよく感じ始めているがこれではいけないと思い、何とか力をいれようとするがそれを九龍が感じ取ると強く巻きつく。
「はぁう・・・だ、だめだよぉ・・・」
自分の性器に九龍のものが出し入れされている音が聞こえてそれに伴い、美奈も恥ずかしさが増してくる。
拘束されて感じ、自分が余程求められているらしい。
舌を捻じ込み、美奈の舌に絡みつくのは放さないが為のものなのだろう。
美奈はこのままいくと、あることになると考えた。
「九龍・・・もしかして、私をお嫁さんに・・・」
そう言うと一層勢いが強くなった。そのつもりなのだろう。
(いやぁ・・・わたし・・・ママにされちゃう・・・)
いけないと思いながらも体は素直だ。
美奈の体には妖気が浸透していて陰部からでる蜜も初めてにしては多い。
九龍は一撫で一撫でを優しくしていき、美奈を可愛がる。
その刺激で軽く美奈は達する。
「ふわあぁぁ・・・だ、だめぇ・・・くりゅう・・・」
腹の中が疼いて疼いてしかたがないがペースは非常にゆっくりだ。
じっくりと性の刺激を受けて、美奈はその間何度も絶頂を迎えた。
「も、もう・・・だめぇ・・・おかしくなっちゃうよぉぉ・・・くりゅうぅぅぅ・・・」
切なさが腹一杯に広がっていく。九龍は睨みをつけて動きを激しくする。
「ふあぁぁ!はあぁぁぁぁ!!くりゅうぅぅぅぅぅぅ!!!!」
美奈は既に屈してしまっていて笑顔一杯で答える。
九龍は美奈を母親にするべく、尻尾で激しい刺激を与え続ける。
「き、きもちいいのぉぉぉ!!もっと、もっといじめてぇぇ!!」
これから何がおこるのか認識できているのだろうか。
もういいだろう。九龍は我慢していた分を美奈の中に凄まじい量の子種を出す。
「ふひゃあぁぁ!!!くりゅうぅぅぅぅぅぅ!!!!」
美奈は全身を痙攣させて達した。
九龍も体をぶるぶると震わせて美奈の中に出し続ける。
卵管まで精液で一杯になってしまうのではないかと思うほどの量。
挿入しているところからは徐々に溢れた精液がこぼれ始めていた。
射精が終わると九龍はゆっくりと引き抜く。美奈は気絶してしまっていたが軽く痙攣する。
流石に九龍は疲れたのか、動きが遅かった。だが、美奈の体を優しく支える。
(美奈・・・絶対に渡さぬ)
九龍の声が聞こえたような気がしたが美奈の意識は至高の快楽に沈んでいた。
それから3ヶ月程たつ。
度重なる妊娠と出産に美奈は、破魔の巫女としてではなく、妖魔の巫女に変わっていた。
「あはぁ・・・きもちいいよぉ・・・」
子供の蛇が美奈の体に巻きついていき、乳首から母乳を吸う。
下からも愛液を吸い、栄養を摂っていく。
腹は妊婦のようにボッテリと膨れ上がっていて、今にも産まれそうだ。
「あ・・・あなた」
外から夫が帰ってくる。シャーと言って妻にキスをする。
それに答えるかのように美奈は自分から舌を絡ませていく。
「んくっ・・・あむ・・・・ぷはぁ・・・」
そして巻きついて、妻の体を全身で味わっていく。
「だめぇ・・・あなた、あかちゃんがいるのに・・・」
妊婦である美奈は腹の中にいる赤子を心配するが感じてしまう。
九龍はおっと、と言った風に体から離れる。
「ごめんなさい、あなた・・・でも、あかちゃんがいるから・・・」
美奈は腹を摩る。九龍と自分の子だ。誰一人として死なせたくはない。
九龍は周りの子供達を連れて、巣の奥に美奈と共に入っていく。
「あなた、もうすぐ・・・20回目ですよ」
体の中に動く命を感じながら、美奈は幸せそうな顔をしていた・・・。
その後、町は無数の妖魔を連れた女性により壊滅。
廃墟となった町にある神社では巨大な蛇の妖魔と女性が見られたがそれが誰なのかはわからなかった。
以上です
元々ペットだったのが怪物になったら・・・と思い立って書いてみました。後悔はしていない
九龍(苦笑)
>>587 最初、九龍を思いきり「ガウルン」と読んでしまった俺は負け組
だから中国語なんぞ習いたくなかったんだ…orz
自分はクーロンって読んだ
これわかんっていうより定番の堕ちものじゃね?
エロイからよかったけど
某兄上の基準に則って和姦。誰が何と言おうとも和姦。
>>590 つ【愛してるぜカシィィ〜〜〜ム!のヒゲオヤジ】
>>588 GJGJ
>>593 その某方は今なにやってるんだろな。
エンジェルに狩られてなきゃいいけど…
エロかったし文章力もかなりあると思うんだけどさあ。
蛇って爬虫類なんだから母乳は吸わないと思うんだ。
蛇のチンコは二本あるんやで〜
正確には二又になってるんだけどな
触手を逆レイプする少女
600 :
588の人:2008/09/02(火) 20:51:03 ID:ceRjuWO5
レスどうもです
和姦というよりは堕ちでしたか・・・
>>596 初めて知りました。教えていただいてありがとうございます
母乳を通じて精気をすってるってことにしといてやれ。
妖怪なんだから普通の生物の法則は通用しなくてもいいと思うんだ
あんまり逸脱しすぎてるとちょっとアレだが・・・
《ジャンル》陵辱・伝奇・魔法・学園・オリジナル
《形式》長編連載形式?
やたらめったら長い上に、エロは最初と最後だけですので
めんどくさかったら途中は飛ばしてください
狭い個室の中で、少女が目を開けた。
くすんだ蛍光灯の明かりに照らされて視界に飛び込んできたのは、灰色の天井。
周囲から漂うのは、埃と鉄の匂い。
首を左右に傾けると、体育倉庫のマットの上に仰向けで寝ていることが分かった。
(あれ? 私、どうして、こんなところに……?)
霞がかった思考は、目をこすっても醒める気配がない。
それどころか、一夜漬けの朝のように、気だるい感覚が少女を包んでいた。
窓一つない倉庫からでは、時間も分からない。
ただ、身に纏っていたオレンジのユニフォームから、部活の前後に何かあったということだけは想像がついた。
「あ……」
ふと気づけば、目の前には初恋の相手。
長身にして顔立ちの整った男が一人、寝ている自分に覆い被さるようにそこにいた。
名前も思い出せないが、確かに好きだった男がいた。
「んっ……」
男が唇を寄せ、重ねてくる。
柔らかく、蜜のような味の口づけ。
「んっ……。あっ……」
求められるままに応じると、脳髄が痺れて、下半身まで疼いてくる。
十分以上もそうした後、やがて男の手がシャツをめくりあげる。
僅かな日焼けにも曝されていない胸のふくらみがまろびでた。
今なお成長を続ける果実のように、つんと張った双球が期待に震える。
ストライプのスポーツブラの上から、やわやわと乳房全体を揉みつつ、そしてすぐに尖り始めた先端をこねくり始める。
「あふっ……。いっ……んっ……」
少女は喘ぐ。
夢にまで見た、淡い光景。
男の手が、ユニフォームの下とショーツを脱がし、その中心にひたひたと舌を這わせる。
鼻息が繊毛に当たり、溢れた愛液が、唾液と混ぜ合わせられる。
(やだっ、先輩の前なのに、こんな……)
くちゅりくちゅりと、淫猥な水音が反響して、宙に浮くような気分になる。
「あ、ああ……う、はあうう……」
次々に与えられる羞恥と快感で、もはや舌が回らない。
「あ、う……?」
夢見心地で虚空を見ていると、男の影が動いた。
「あっ、やっ……!?」
(何これっ!? いつの間に、ズボン下ろして――)
つぷりっ。
「ひうっ……!?」
少女が気付いたときには、既にはめ込まれていた。
やや固めともいえる抵抗を弾いて、ずぶずぶと一物をねじ込まれる。
痛みの恐怖に顔をしかめるが、すぐにおかしなことに気付く。
(あ、あれ……? 初めてじゃ、ない……?)
「気持ちいいよ……明菜ちゃん。ううっ、くっ」
(ああ、そうか)
少女はここで思い出す。既に数日前、目の前の男に処女を捧げていたことに。
(なんだ、じゃあ。心配はないわね)
「ああっ、明菜ちゃん……」
「はあっ、気持ちいっ、はああんっ。先輩っ! あふうっ……」
身もだえしながら、快楽の波に身を委ねる少女。
肌に赤みが差し、スポーツで引き締まった筋肉が、柔らかくほぐれ始める。
「はっ、んっ……。先輩っ、先輩ぃ」
甘い喘ぎをあげながら、唇と腰の二箇所でつながる。
ぐちょぐちょと溢れた愛液が攪拌されて、
「あっ、も、だめぇ……イクッ、イキますっ!」
唾液と愛液でウェアをぐしょぐしょにして、少女の青さを残した体が激しく震える。
「うおっ、おおおおん」
「あっ、いああああーーーーーっ!?」
男は獣のような叫びを上げ、ぎゅっと締め付けられたペニスから、どぷりと大量の精液が解き放ち、少女の胎内を焼いた。
***
宴の開始から、早二時間が過ぎた。
「はふ……ああっ。あうっ……ううう」
深夜の体育倉庫の中で、断続的に少女の喘ぎが響いている。
そこに他人の目があったなら、たちまち顔を背けるほどの異臭と光景が繰り広げられていた。
「あふっ、あひぃ……んくぁ……」
焦点の定まらない目で天井を見続ける少女は、陵辱の限りを尽くされてなお弄ばれる人形のようだった。
つんとすぼめられていた唇は、だらしなく開かれ、唇の端から、泡だった唾液が垂れ続けている。
「うっ、ぐおおっ……!」
男が射精する度に、時折ぴくんと、全身を震わせる様は、さながら仰向けにされたカエルのようだった。
全身余すところなく、ヘドロのような精液に塗り込められ。常人なら吐き気を催す異臭を放っている。
トリートメントされていたショートの黒髪は、精液にパックされて、パリパリに固まっている。
男一人分とは思えない、異常な量だ。
この場に少女以外の人目があったなら、あるいは、少女が三日前の正気を少しでも保っていられていたならば、あるいはこの異常に気付けたかもしれない。
そもそも、少女とまぐわい始めたその瞬間から、男は人ではなかった。
精液の量でも、行為の回数と長さより先に気づく。絶対的な、姿という異常。
豚とアリクイを混ぜ、ふた周り大きくしたたような奇妙な生き物が、少女に覆い被さり、若い肢体を貪り喰らっていたことに。
「せん、ぱい……」
「おぉぉおん!」
豚のような生き物の長い舌が、生気を失った少女の健康的な胸をべろべろと舐め上げる。
ぬちゅりと、ドリル状に捻りのついた浅黒いペニスを引き抜くと、濃厚な精液が、少女のほぐれきった秘裂からどろりと溢れ出した。
「あ……う……」
ぴくりと、少女の体が思い出したように震える。
「おおおおおん」
獣はうなり声を上げた。
あらゆる欲望を満たした、絶頂と歓喜の叫びを。
***
「ふう……」
早瀬ミナミは憂鬱だった。
それはよくある思春期の少女のように、自分と周囲を取り巻く環境のこともあったし。 現在この場、放課後の生徒会室で行われている、数週間ぶりに行われた学年会議の内容についてもそうだった。
「で、あるからだな! もう少し厳しい罰則を与えるべきなのだ! 甘やかしては生徒は育たん」
ロの字型の長机を囲んだ、2学年全クラス、計7人の委員長たちの揃った生活指導室
その中心に陣取って、しきりに怒鳴り声を上げているジャージ姿は、先月四十路を迎えたばかりの体育教師にして、生活指導員の室田茂という。
会議の内容は、最近、行方不明や素行が悪化するを生徒が増えていることに対しての注意と対策だった。
その意見をミナミは律儀にメモしていたが、室井の自分本位な教育論の講壇と化してからは、もっぱらノートは落書き帳へと早変わりした。
(具体的な指導方法も挙げずに精神論を言われてもね……、私たちにはどうしようもないわよ……)
呆れた顔を見せないよう取り繕う。程なくして、会議は終わった。
「では、失礼します」
「おい、待て早瀬」
ミナミがいの一番に席を立とうとすると、室井に呼び止められてしまった。
(あちゃー)
捕まってしまったと、内心でミナミは歯噛みする。
どうも入学して1年と半、顔合わせから約半年はしたが、ミナミはどうも、この室田という男に対する嫌悪感を隠しきれないでいる。
潰れた鼻と耳、ニキビに覆われた醜顔はさておくとしても、自分や他人を見るときの視線と、そこに含まれる何か言いようのない粘度が、耐え難かった。
「何か御用ですか?」
真っ直ぐ見据えるのは苦痛なので、気付かれない程度に視線を逸らす。
開いた口から、黄ばんだ歯を見せて、室田が笑った。
「お前の素行については心配していないが――ヤツは大丈夫だろうな?」
「それは、そういう意味でしょうか?」
「お前のAクラスにも、最近問題が増えたろう?」
(はあ、気づかれちゃったか……)
登下校の記録データと、成績のリスト程度しか見てないくせに、偉そうなものだとミナミは呆れる。
「気をつけておきます」
この横暴な男に、むざむざ親友の心の傷を抉らせるわけには行かない。
そう意志を決めて見返すと、室田の大きな手が、ミナミの肩をつかんだ。
「そうか、だがくれぐれも言っておくが、ミイラ取りがミイラになるなよ。せっかくの我が校の逸材が失われるのは、慙愧に耐えんからな、ふははは」
しばらくそうして肩に触れられた後、ようやくミナミは解放された。
(うへえ。気持ちわるぅ……)
生徒会室を出ると、顔に全てが出てしまった。
廊下を歩きつつ窓から校舎を見下ろすと、白亜の巨大な建物が並んでいた。
聖宝学院。連立した高等部と中等部の校舎からなる地元でも最大の私立校だ
全寮制で、生徒は各学年男女合わせて五百人を超え、それゆえにその質もピンキリまである。
対外的には華やかで歴史ある学院も、いや、それだけに裏には様々な事情が隠されていることを、ミナミは知っている。
「はあ……。どうしたものかしらね」
「年頃の乙女がため息だなんて、似合わないわよ?」
「きゃっ!?」
ミナミの背後から、快活そうな笑みのポニーテールの女生徒がふわりと抱きつき、両腕を首に回してきた。
隣のクラス委員長にして、ミナミの昨年のクラスメートの橘茜(たちばな あかね)がそこにいた。
「にしても、さっきのセクハラよねえ。室田のヤツ、絶対あんたに気があるってー」
「ちょっと、冗談でもやめてよ! 鳥肌立っちゃうじゃない!」
「あっははは、ごめんごめん」
悪気の欠片もない笑顔を見せる茜と、そのまま長い渡り廊下へと歩いてゆく。
長引いた会議のせいで、6時を回っていたが、夏至から半月ほど経った太陽は、まだ高く上っていた。
「ところで、さっきの問題って、何のこと? まさかミナの成績が落ちるなんてないと思うし」
「杵島明菜って、あなたはクラスメイトになったことあったかしら?」
「んー、ないけど。確かにミナの親友でしょ? てことは、もしかして……」
「まさにさっきの通りなのよ。生徒会室での議題。生徒たちの素行悪化」
ミナミの言葉に、茜は意外そうに目を丸める。
「へえ、あの健全なスポーツ少女がドロップアウトなんて、意外ねえ」
「失恋よ、失恋」
茜の両手を振り払って、ずんずんとミナミは先を歩く。
昔のクラスメイトを邪険にしたいわけじゃなかったが、今はそれより気がかりなことがあった。
「どこのどいつよその、贅沢な相手は。あの子確か、結構可愛いかったじゃない」
「男子バスケット部の部長」
その言葉に、茜の表情が苦いものに変わる。
「あー、それはちょっと分が悪いかも……てかあの人、最近彼女できたんじゃなかったっけ?」
茜の言葉に、ミナミがうつむいてため息をつく。
「タッチの差だったのよ。あの子がもう少し思い切りが良ければ、先に告白できたかもしれないし、もう少し慎重にしていれば、負け戦にも挑まずに済んだかもしれないのに……」
当人のことのように項垂れるミナミとは対称的に、茜はけろりとして、組んだ両腕を頭の後ろに回していた。
「……ま、この年頃には仕方ない傷じゃない? あんたにとっちゃ、人ごとじゃないんだろうけどさ」
「全くもって悩みのタネだわ」
「それより、ミナミこそどうなのよ? 十七にもなって好きな男の一人でもいないわけ?」
「忙しくてそれどころじゃないわよ」
茜の悪戯っぽい視線をさっと受け流して、ミナミは目を閉じる。
「さっすが連続学年トップは言うことが違うわね。でも、もったいないなあ。あたしが男だったら、放っておかないのになー。メガネの隠れ美女ってすんごく好みなんだけど」
「バカなこと言ってないで、あなたも気をつけなさい」
大げさにため息をついてみるが、内心ミナミもどきりとしていた。
「おっぱいまた大きくなった? まったく、頭にも胸にも栄養が行ってるなんて、うらやましいことで」
「ちょっと、セクハラやめなさいよ!」
茜のスキンシップを振り払いつつ、ミナミは廊下を抜けていった。
***
ミナミが教室に戻ると、既に西日が教室を赤く染めていた。
放課後から数時間が経過しているとはいえ、気持ちのいいくらいの無人。
そこには当然、件のクラスメイトの姿はない。
相談したいことがあるなら、教室で待っていて欲しいと明菜には伝えておいたのだ。
「今日は学院に来ただけ、マシかしら」
明菜はつい先週に失恋して以来体調を崩し、数日おきに無断欠席を挟む日々を送っていた。
他のクラスメートはもちろん、ミナミと話す時でも、どこか上の空だ。
「素行不良、か……」
失恋でのやさぐれ。一時的な現実逃避。
(その程度であれば、いいんだけど)
ミナミの心配は、単なる友人の成績の低下ではない。
もちろん、大人数の学校ゆえ、ドロップアウトの人数もそれなりにいるが、数ヶ月前からその数が異常に膨れ上がっていることに由来する。
しかも、学生寮にすら戻らない、いわば《行方不明者》が多発しているのだ。
ついさっきの対策会議も、それが理由だ。
(何もなければいいけど)
おまけに最近、変なサークルや、薬を配っている人間がいるという話も聞く。
失恋の隙に付け込まれて、道を誤らなければいいのだが。
「早まっちゃ、ダメだからね」
明菜の机をそっと撫でて、ミナミも教室を後にした。
***
ミナミは学生寮に戻り、夕食と入浴を済ませた。
時計の針は既に九時を回っているが、相部屋の同居人はまだ帰ってこない。
門守夕里という、美しい黒い髪を持った寡黙で精悍な剣道少女だが、どこか得体の知れない雰囲気をもっているので、ミナミはイマイチ親しい仲になれずにいる。
彼女の帰りは基本的に遅いので、気を余り遣う必要がないのが唯一の利点である。
授業の予習復習の為にノートを開いていると、とんとんとノックの音が聞こえてきた。
(誰かしら? こんな時間に)
「やっほー。お姉ちゃん!」
ドアの覗き窓を見ると、パジャマ姿の幼顔がひょっこり顔を出した。
早瀬イリス。ミナミの妹にして中等部の二年生だ。
「あのねえ……。こんな時間に何しにきたのよ」
「ちょっと勉強教えて欲しくて、テスト近いんだあ」
「敷地内だからって、夜に出歩くのは危ないって言ってるでしょ。そうでなくても、最近は何かと物騒なんだから……」
そう言いつつも、冷蔵庫の中から麦茶を出してやる。
どうもミナミに比べると、イリスは決して頭が悪いわけではないのだが、根がおおらかなせいか、成績には大きな開きがある。
相方の寮生がほとんど不在のせいもあってか、イリスが勉強を見てもらいに訪れるのは珍しいことではなかった。
テーブルで向き合い、しばらく無言でペンを走らせると、次第に勉強の内容から、世間話へと移行した。
「そういえばお姉ちゃん。まだ悩んでるの? 明菜先輩のこと」
「良かったら相談に乗ってあげて。朴念仁の私よりは、あなたの方がよっぽど力になれるわ」
教科書を閉じて、ミナミは天井を仰いだ。
「あはは、無理だよ。あたしだってまだ彼氏いないもん」
そうおどけてみせるが。そんなことはないだろうな、とミナミは思う。
この鉄面皮な自分と違って元気で愛らしい妹を、周囲の男たちがいつまでも放っておくはずがない。
少なくとも、恋人候補のボーイフレンドはいくらでもいるだろう。
そう考えると、なんだか微笑ましくも羨ましいような、何ともいえない気分にミナミはなる。
「そういえばお姉ちゃん、占いの魔女って知ってる?」
「占いの魔女?」
勉強が終わると、途端に饒舌になるのはいつものことだが、そんな話は初耳だった。
「実は中等部の方でちょっとした噂になってるんだけど……。なんでも相談に乗ってくれてアドバイスをくれたりするの」
そのまま数分間、イリスは興奮気味に『占いの魔女の話』を続けた、が。
「私は、占いは信じない主義なのよ」
最終的に、ミナミはすぱっと断ち切った。
普段は周囲のみんなと話を合わせているが、どうしてこう女というのは益体もない占いが好きなのだろうとミナミはいつも思う。
ミナミは占いを信じない。
単に自分がリアリストだから、というだけではない。
『占いで出たから』とか『占いのせいで』というのが、何かどうも酷く他力本願な気がして、気に入らないのだ。
「でも、友達も悩みが解決したって話を、ちらほら聞くんだけどなあ」
「早く帰って寝なさい。寝坊してもあなたのとこまでは、起こしに行ってあげられないんだから」
「もう、遅刻はしてないよ。あたしにもルームメイトがいるんだし」
「迷惑かけちゃダメよ」
「うん、じゃあお休みなさい。お姉ちゃん」
寮部屋から出て行くイリスを見送った後、ミナミも二段ベッドの上に横になり、灯りを消した。
「占い師、か……」
暗闇の中、ミナミはイリスの話を思い返していた。
***
虫も寝静まった深夜、カチャリと開かれたドアの隙間から、かすかに光が差した。
霞がかった意識の中で、ミナミは光源にそっと目を向ける。
夜行性の獣のように鋭い赤い瞳と、しなやかなポニーテール。
間違いなく特進クラスの門守夕里だった。
見覚えのある洗練されたシルエットに、早瀬は安堵する。
例え女子寮にいるとしても、誰かに入ってこられるのはドキリとする。
「…………」
そのまま彼女がシャワーを浴びる音を聞いていると、ミナミの意識は再び闇に吸い込まれていった。
***
翌日、ミナミが登校すると明菜の姿はなかった。
「はあ……」
携帯電話にメールもしてみたが、反応がない。
明菜の寮部屋に直接訪れるべきだろうか。
不安で授業に集中しきれないまま、時間が過ぎていく。
(本当に、私はこんなことをしていていいのかしら……)
公式と英文を黙々とノートに刻みながら、ミナミは考えていた。
本当は自分も休んででも、明菜のそばにいてやるべきではないかと。
既に何日も、今でも説得は続けていたが、明菜の心は開かれなかった。
結局は私事を優先する自分は、あの無関心な先生たちと、何も変わらないのではないかと。
ため息を堪え続けたまま、放課後が来た。
(どうしたものかしら)
言葉と文字の説得は、一週間以上前に出し尽くした。
ミナミは攻めあぐねていた。
失恋の悩みや苦しみなんて、経験者しか――いや、本当の意味では当事者しか分からないのだから。
考えたって、何も出てくることはない。
ただ、それを言い訳にいつまでも傍観しているのも、ミナミには耐え難かった。
「よし……」
放課後。ミナミは意を決して中等部へと向かった。
***
学院の中には、1年前に新しく建てられた図書館棟がある。
中等部と高等部で兼用できる大きな建物であり、パソコンでの書籍検索や、ビデオルーム、学習机なども完備されている。
既に過去の遺物となった中等部校舎の小さな図書室に寄りつく人間など、今はほとんどいない。
その図書室に占いの魔女は出没していると、イリスは言っていた。
「…………」
閉館間際の図書室は窓から既に西日が差し込んでいた。
放課後の遅くにその魔女は現れるという。
だが、黒目がちの無表情な図書委員が1人、カウンターで本を読んでいるだけで、それらしい人物はどこにも見当たらない。
どこを探せばいいのやら、夕日に染まった黴臭い図書室で、しばらくミナミは赤茶色の絨毯をすり減らしていた。
(どうしよう。誰もいないみたいだけど。やっぱりタダの噂かも)
まさか図書委員の女の子に、「占い師を捜してるんですが」と尋ねるのもマヌケ過ぎる。
そうして十数分が過ぎた頃、ミナミはふと我に返った。
「何やってるんだろ、私……」
思わず独り言が漏れてしまう。
(占いの魔女? そんなものに相談して、本当になんとかなると思ってたのかしら)
そこまで考えてふとミナミは、自分が藁にも縋りたいほど困っている事に気づく。
(バカバカしいわね。帰ろう……)
踵を返そうとした、そのとき。
「何か……本をお探しですか?」
今まで沈黙を保っていた少女の唇が、綻びと共に開いた。
本を立てて顔を隠していたその少女を見て、ミナミは心臓を打ち抜かれたような衝撃を覚えた。
Sサイズの制服が大きめに見えるほど小さな体躯。しなやかなショートの黒髪。底なしの闇を映す瞳。
一見、どこにでもいるような風貌の少女だが、身に纏う空気は、得体の知れぬ異様さを醸し出していた。
(この感覚……前にもどこかで)
「どうかしましたか?」
「あ、いえ。私は本を借りにきたわけじゃ――」
しばし見とれた後、慌てて否定しようとすると、少女が机の下から本を取り出しカウンターの上に置いた。
「まあそういわずに、例えばこんなものなどは?」
少女の言葉に、ミナミは目を見開いた。
その本はただの本ではなかった。
大きさは美術部員の使っているスケッチブックほど、しかし厚さは国語辞書並みの分厚い本。
しかも相当な年代物らしく、表紙には銀箔の印が捺してある。
その印は六芒星――いくらミナミがオカルトの知識に疎くても、それが魔術において重要な意味を示すことくらいは知っている。
「まさか、あなたが――」
占いの魔女なのか、そう聞こうとしたとき、少女が立ち上がって室内に視線を走らせる。「失礼ですが、カーテンを閉めていただけますか?」
「えっ……? あっ、はい?」
一瞬意味が分からず、少女がカウンターの内側から“清掃中の”立て看板を取り出すのを見て、それが話をするための個室と暗幕を作る作業であることに気付く。
それを外に立て掛け、内側から図書室のカギを閉めると、少女はゆっくりと中央のテーブルに移動した。
「えっ!?」
指示された通り全ての窓をカーテンで隠した後、室内を振り返って、ミナミは目と口を丸くする。
少女の姿が、一変していた。
「えっ……!?」
「ああ、これですか? お気になさらず、ただの気分出し用の小道具です」
魔女帽子とでもいうのだろうか。先端が尖って少し折れ曲がった三角の黒帽子と、同じく黒のマントを羽織っていた。
ハリーポッターのコスプレと違うのは、帽子があることと、杖の代わりにどでかい魔術書があるだけだ。
しかしミナミが驚いたのは、その格好が滑稽には見えず、むしろ少女に不思議な雰囲気に異常なほど似合っていたことだった。
「さて、あまり遅いとうるさいですし、さっそく始めましょう」
魔女姿の少女は、暗幕の張られたカーテンの中で電気を消し、一本のろうそくに火をともす。そして、そのまま中央のテーブルに陣取って、少女は手を差し出した。
「それでは、寄付金をお納め下さい」
「…………は?」
たっぷり五秒ほどの間をあけて、ミナミは目と口を丸くした。
「ど、どういう意味よ? もしかしてこれ……」
唖然とするミナミに向かって少女は平然と言い放つ。
「なんだ、聞いてなかったんですか? 一回三千円になります」
それを聞いて、怒りと呆れがミナミの中でわき起こった。
「って、あなた! これでお金取るつもりなの!?」
そんな話は、イリスからも聞いていなかった。
「当たり前じゃないですか? むしろ安過ぎるくらいですよ。私の手間暇を考えれば」
さらりと言い放つ少女に、ミナミは眉をひくつかせた。
どうやら少女の顔色を見る限り、正真正銘の本気らしい。
「どうしました? まさかいい年したお姉さんが、三千円ぽっちも持ってないんですか?」
「あなたねえ……。学院内で商売していいと思ってるの?」
ミナミは呆れてぐうの根もでない。
が、少女は動じた様子もなかった。
「教会だって寄付をしないと、毒の治療すらしてくれない世の中ですよ? ギブアンドテイクです。ほら早く」
「ったく、もう……」
挑発されて、ミナミはしぶしぶ財布の口を開ける、そのまま紙幣三枚をテーブルに叩きつけた。
「ひい、ふう、みい。はい、確かに……。それで、相談内容は?」
(ほんとに大丈夫なのかしら、この子……)
なんか妙に不安になってきた。田舎の縁日のおじさんが、当たりくじを初めから作っていないような嘘くささだ。
不審に思いつつも、ミナミは明菜のことについて話した。
彼女の失恋と、最近の素行不良について。
「……ということで、どうしたらいいのかしら?」
「ふうむ……」
全く悩んでいるようには見えない顔で、少女は顎に手を当てる。
ミナミの中で、急速に気分が冷めていった。
妹と同級生のコスプレ少女に、友人の真面目な問題を話している。
(何やってるのかしら、私は……。こんな後輩のごっこにまで付き合って……)
ため息をつこうとした瞬間、少女が顔を上げた。
「彼女の体毛や皮膚の一部、着衣、もしくは最近の所持物などはありますか?」
真顔で、急に儀式めいたことを聞いてきた。
しかし、真剣な少女の口調とは裏腹に、ミナミの少女を見る目は急速に冷めていった。
(そういう手で来たのね……)
要するに、これはインチキなのだ。占いの内容を何も思いつかなかったから、他に適当な理由付けの材料を探しに来た。
ミナミはそう解釈した。
「……ノートでもいいのかしら?」
明菜の部屋に押しかける口実に、机から抜いておいた親友のノートをミナミは手渡した。
ここまで来たからには、中途半端な誤魔化しをされたくない。せめて、三千円を奪った償いをさせなくては。
「どうも……」
少女はそれを手に取ると、開いた本の上にのせ、念じるように両目を閉じた。
「“Analysis”」
分析、の単語を発すると共に。金属の平と、そこに浮かんだ魔法陣が一瞬赤く滲むように光った。
(何これ? 光って……これって、トリック?)
光ったのは一瞬だけで、ミナミが瞬きをすると、もう消えていた。
「……1日ほど時間を頂けますか? 少し調査をします」
目を開けた少女はろうそくを吹き消して立ち上がり、カーテンを開けていく。
「えっ? ちょ、ちょっと、占いはどうなったのよ!?」
何か置いてきぼりにされたミナミがくってかかると、少女は静かに視線を向けてきた
「少しやっかいですね。残り香があります。これは運良く――。いやあなたとお友達の方にとっては運悪くですが、当たりを引いたかもしれません」
どこかさっきより冷たい表情で、少女がつぶやく。
「ちょっ、ちょっと! どういう意味よ。変な言い方して不安を煽らないででくれる!
結果を先延ばしにされたミナミは、文字通り煙に巻かれた気分だ。
少女の肩をつかんで引き留めると、感情の見えない目でミナミを見つめてきた。
「っ……?」
その底なし沼のような得体の知れない黒の瞳に、思わず手を離してしまう。
「結果は私からご報告させていただきます。明日はこの部屋には来ないで下さい。そしてそれより重要なことは、お友達には絶対に近寄らないで下さい。話しかけられても無視して、人目の多い場所にいて下さい。では、失礼します」
少女がマントと帽子を脱ぎ去って鞄に詰めると、返事も待たずに出て行った。
「……どういう、ことよ」
ぽかんと口を開けたままのミナミが、無人の図書室に取り残された。
最後の問いを、ミナミは口にできずにいた。
その言い方はまるで、明菜が危険に晒されているのではないかと。
***
もやもやとした気分のまま一夜が明け、翌日ミナミが登校すると、昨日までの空席に親友の姿があった。
(よかった……)
ほっと胸を撫で下ろして、ホームルームが始まる前に穏やかな笑顔で声をかける。
ミナミが心底安心したのは、明菜が登校した事実もさることながら、その表情が、失恋以前の――いや、それより明るかったからだ。
「今日は、大丈夫なの?」
「うん、心配かけてごめんね、ミナ」
快活な返事。いよいよ吹っ切れたのだと思った。厚い壁を乗り越えたのだと。だが、その直後、ミナミは戦慄した。
「ちょっと、先輩が具合悪くて心配だったんだあ。もう、自分の食欲もなくなっちゃうくらいに」
「えっ……?」
「ほんと、恋は病って本当よね。でも、昨日看病したら、すっかり元気になったから。もう大丈夫よ!」
「…………」
先輩とは、誰を指しているのだろうとミナミは思う。明菜にとっての“先輩”とは、男子バスケ部のキャプテンであり、初恋の――乙女の傷そのものである。
まさか、明菜が欠席をしている間に、先輩を前の彼女から奪い取ったのだろうか?
それとも、何かの事情や勘違いで、和解を……。
いや、これは何か“そういう気配”とは違う。
(何これ、なんだか。何か、おかしい……)
真実ならば、暑苦しいほどののろけと、明菜の屈託のない笑顔。だがミナミはそれを見ているうちに、急速に不安が高まっていった。
明菜の上機嫌が、4時限目まで続く中、ミナミは喉に小骨でもつかえたような息苦しさを味わっていた。
(本当に、それって先輩なの? あなた、嘘をついてるんじゃ……)
幾度となくこみ上げてくる言葉を、吐き出せないまま。
「それでさ。もう、聞いてんの、ミナってば」
ミナミの緊張が、限界に達しつつあったそのとき。
「ミナミさーん。手紙が来てるわよー。中等部の子から」
教室の外のクラスメイトから、声がかかった。
「えっ!? あ、あ。うん……」
教室の窓際から離れて、手紙を受け取りに行く。
預けた人間は去っていたらしいが、心当たりはあった。
「なんか、不思議な感じの子だったけど……。それよりミナミって中等部まで顔が利くのね」
「う、うん。……まあね」
嫌な予感を押し殺して、ミナミは手紙を受け取った。
赤い蝋で封をされたそれには、『占いの魔女』と書かれてあった。
***
放課後。ミナミは明菜には委員会の用事が出来たと言い残して、教室を抜け出し、女子トイレの個室で手紙の封を開いた後、屋上に向かった。
ポールのバリケードを乗り越えて、カギの壊れた屋上への扉をこじ開ける。
「遅かったですね」
そこに、占いの魔女がいた。
昨日と違い、明るい空の下で見ると、少女は少し大人しそうなだけの、普通の女の子に見えた。
「どういうつもりなの?」
ミナミが見た手紙の内容は『件の友人とは一切関わるな。理由が欲しければ放課後、屋上に』とだけだった。
「どうもこうも、説明を聞いても正直どうしようもないと思いますが、聞きますか?」
「当たり前でしょ!」
ミナミは自然と声を荒上げていた。
それは、この少女の不可解さに対してというより、明菜の心情が一変している得体の知れない恐怖によるものだった。
が、魔女は何の感慨もない目で、さらりと言い放った。
「申し訳ないですけど、彼女が立ち直るのはしばらく無理ということです。諦めて下さい。後、私がいいと言うまで、彼女には近づかないで下さい」
「……どういう意味よ?」
ミナミの問いにも、少女は顔色ひとつ変えない。
「だから、“そういう意味”です。残念ですが、少しばかり手遅れでした」
その淡々とした区長が、更にミナミの不安を煽った。
「意味が分からないわよ!」
「ここ数ヶ月で、やたら素行不良の学生が増えているのは、ご存知ですよね? 2年A組クラス委員長の早瀬ミナミさん」
「…………」
「聡明なあなたに簡単にご説明しますと、“それ”は偶然や、ましてや流行病などではなく、ある意志に従って起きている現象なのです」
抑揚のない口調のまま、じっとミナミを見つめてくる。
「彼女は、“それ”にかかってしまったのです。それはもはや、あなたの手に負える代物ではありませんし、近づくだけ無駄というものです」
「遠まわしじゃなくて、はっきり言いなさいよ! どういうことなの!? クスリ? ヤクザにでも絡まれてるの!?」
まさか、覚醒剤などを流しているチームにも捕まったのだろうか。最悪の想定が、ミナミの脳裏をよぎる。
そこまで親友が危機に晒されていて、黙っているわけにはいかなかった。
「……頭いい癖に、バカなんですね、あなたは」
「なっ!?」
ミナミが目を見開いたのは、後輩の暴言だけではなく、その目が今までとは比較にならないほどの冷たさを宿していたからだった。
「もう一度言いますよ。“あなたの手には負えない”んです。すぐに始末はつけますから、大人しくしていてください」
そう言って、屋上と校舎を繋ぐ階段に向かう。
「あなたのちっぽけな正義感など、何の役にも立ちませんから」
「ふざけないでよ!」
その肩をつかんで引きとめると、涼しげな顔で、ミナミを睨んできた。
「分けわかんないこと言って! 逃げないでよ!」
だが、今度はミナミも怯まない。
「さっきの話は、言った通りにお願いします。そうでないと私も責任を持てませんので……」
ミナミの手を振り払って少女は去っていった。
「ったく! なんなのよ! あの子は!」
アテにしようとしたのがバカだった。
(やっぱり、私がどうにかするしかないわね)
決意を込めて、ミナミは屋上の階段を降り、リノリウムの廊下を歩き出した。
***
「あれ……?」
教室に戻って明菜を捜すと、何故かその姿は見えなかった。
周囲のクラスメートに行き先を聞くと、こっそり教室を抜け出てしまったらしい。
(まさか、入れ違いなんて……)
その胸に、一抹の不安がよぎる。
ミナミは小走りで、聖宝学院の敷地内を散策し始めた。
***
五時間後。
世界の終わりのような夕焼けが落ちて、巨大な校舎は薄闇に染まった。
「どこに、行ったのよ……」
もはやため息すら吐き尽くしたミナミが、高等部校舎の中庭でがっくりと膝をついた。
既に月が見え、寮の門限も迫りつつある。
それはどうでも良かった。
ただ、今は親友の明菜だけが。
「どこに……行ったのよ」
どこにもいなかった。
明菜の所属するバスケ部の部室と体育館から始まり、聖宝学園の広い敷地内と校舎、学生寮。挙げ句の果てに校舎外の遊戯施設やアーケードまで探したが、見つからなかった。
「もう、何が起きてるのよ……」
もしかしたら、人目のつかない場所にさらわれてしまったのかもしれない。
例の、薬を配っているような怪しげなグループに……。
「っ……!」
突如襲ってきた想像に、ミナミは身震いした。
そんなことをさせるわけにはいかない。
(このまま、諦めるわけにはいかない)
ミナミは知っていた。
本当は教師陣の、いや、同じクラスメイトだって、ほとんど、行方不明になった生徒の心配などしていないのだと。
ただ、対外的にまずいから。受け持っている自分の点数を下げられたくないから。
それが、我慢できなくて、だから……。
「…………」
闇雲に走っても仕方がない。
(部活は終わっている時間だけど、もしかしたら――)
一縷の望みを込めて、ミナミはもう一度体育館へと向かう。
(えっ!?)
既に戸締まりの終わった体育館が遠目に見えたとき、ミナミは驚愕と共に足を止めた。
いた。
暗がりで分かりにくいが、確かに明菜の後ろ姿だった。
(でも、何アレ? 様子が……)
探し求めていた親友を発見しても、ミナミは駆け寄るどころか、声すら発することができなかったのは、遠目に見ても明菜が虚ろな気配を発していたからだった。
しかし、このまま手をこまねいていて明菜を見失っては、元も子もない。
意を決して足を踏み出そうとしたとき、ミナミは明菜の少し前を歩く“それ”に気づいた。
(人影、それも、男の……)
一瞬ミナミは、薄暗さのせいも相まって、それが例のバスケ部の先輩なのかと思った。そうであれば一応の納得はいく。だが、それは見たこともない――いや、ほんの僅かに見え覚えがあった。
(2−Dの猪川君!?)
猪川治夫。同学年の人間であり、成績も容姿も性格も運動も光らない……どちらかといえば人気のない中肉中背の男だ。
A組のミナミが委員長であり、かつ几帳面な性格でなければ、とても気づかないであろうほど普通の、特徴のない男。
あえて上げる特徴といえば、顔の面積が微妙に大きいせいで、あまりよいルックスとはいえないことである。
しかし、何の接点も存在なかったはずの二人に、ミナミは違和感を覚える。
(どうして、二人が……)
そのまま、当然のように体育館の鍵を開け、中へ消える。
(何が、どうなっているの!?)
息を殺して、後を追う。
辺りは既に真っ暗で、素早く助けを求めにいけるような状態じゃない。
いや、そもそも“本当に危機的な状況”なのかすらも分からないのだ。
そんな躊躇が、ミナミの思考を鈍らせる。
(そうだ、まだ決まったわけじゃない)
ここは、確かめないと――。
二人が入った扉が閉まり、内側から施錠される音が聞こえる。
本来なら焦るべき状況だが、ミナミは落ち着いていた。
体育館に入るルートはひとつではなく、ほとんどの人間に知られてはいないが、校舎から繋がる道もあることを知っているのは、委員会の仕事上知った情報だった。
(これなら、気付かれないかもしれない!)
急いで回れ右をして、ミナミは高等部の校舎に駆け込んだ。
***
息を殺し、忍び足でミナミは急ぐ。
(あれ……?)
秘密の通路を通って体育館に進入すると、既に二人の姿はなかった。
館内に障害物はなく、差し込む僅かな月明かりだけでも、一目で全体が見通せる。しかし――。
(どこに、行ったの?)
少しの間、ミナミはさっきの目撃が幻覚だったのではないかと自分を疑い始めた。
が、暗闇に目がなれると、うっすらとした光の線が、壁から伸びていることに気付く。
(あれは、体育倉庫……)
二人の発見に安堵したのもつかの間、直後に妙な不安に襲われる。
男女が夜に逢引して、何故こんなところにいるのかと。
「…………」
一瞬、自分の行為がただの覗きではないかと躊躇したが、どうもあの男は、顔も性格も明菜のタイプとは程遠い気がする。
まさか、明菜は失恋のショックで別の男に付け入られたのではないか?
そんな不安がミナミを突き動かし、一歩、また一歩と僅かに開かれた体育倉庫の扉に近づいていく。
次第に声と、妖しげな水音が聞こえてきた。
***
「んぅう、じゅるじゅる……。あああ……明菜ちゃあん……ちゅぱじゅぱっ」
まずは盛って声の上擦った男の声、聞き覚えはないが、それが猪川のものであることは想像がついた。
(って、これ、まさか……!)
行為が既に始まっていることに気付き、ミナミの顔が熱くなる。
恐る恐る扉の隙間に顔を寄せて、中の様子を伺った。
「あっ、ううん……。んちゅ、せんぱ……ぃいよぉ……」
「……!?」
紛れもなく、明菜がそこにいた。
男に覆い被さられ、舌を絡めるほどの濃厚なキスをされながら、露にされた白い胸をくにくにと揉まれている。
「あふっ、やっ……ふあっ……いいっ……。そ、そこっ……ああ」
「ああ、明菜ちゃん……君は本当に可愛いよ……。俺はずっとこうしたかったんだ、でも……みんな俺のことを馬鹿にして……。んちゅ、れろれろ……」
二人の顔は、ちょうど用具の陰に隠れて見えない。だが、甘く上擦った明菜の喘ぎ声から、その行為に感じていることは、容易に予想がついた。
石にでもされたようにしばらく動きを止める。
いつの間にか、ミナミはごくりと、口内に溜まっていた唾を飲み込んでいた。
(な、何考えてるのよ! 私は……!)
親友の情事を想像しているうちに、なにやらむず痒いような感覚に襲われて、ミナミは戸惑った。
これでは本当に覗きではないか、立ち去るか止めるか、早々に決めなくては。
そうだ、仮にこれが和姦であれば、止めるミナミの方が滑稽になる。
(さ、最後に確認だけ――え?)
そうして、もう一度覗き込んだとき、ミナミは目を疑った。
ディープキスをしていると思った猪川の顔が、二十センチ近く離れていた。
離れたまま、舌を絡めあっていた。
「ああ、明菜ちゃん。君の体は最高だよ……うおっ、うおおおおっ!」
猪川の舌が、伸びていた。それだけでない。首にかかっていたカギのようなアクセサリーが光を帯びると。
「えっ……!?」
ミナミは危うく叫ぶところだった。
男の大きな馬面が更に浅黒く変形し、鼻が大きく伸び、耳は頭の上の方に。
制服を過ぎ捨てながら、あっという間に、まるで巨大な豚のような生き物へ変貌していった。
「おおおっ、んふおおおっ」
獣が、いや、バケモノがくぐもった声を上げて、明菜のスカートを捲くり、下着を剥ぎ取る。両足を開かせると、その中心にキリンのような長い舌をぺっとりと張り付かせた。「あ、ふあああっ、せんぱい、せんぱぃぃぃい」
「おおおん。ぐお、おおおお、じゅる、ぴちゃっ……」
唾液でぬめった舌が、明菜縦裂を這い回る。硬く閉じた割れ目を押し開いて舌を入れると、そのままぐちょぐちょと中でかき回し始めた。
「あああ、いあああっ。はくぅ……。んあああっ!?」
明菜は目を虚ろにしながら痙攣を始める。怪物に蹂躙されているとしか見えないその光景の中で、明らかにその声色は、快楽を帯びていた。
(な、何これ……。何が起きてるの? こんなことが……)
ミナミは現実を圧倒する出来事に夢を見ているのかと疑う。
助けにいくだとか、止めるという発想は既に消え、ただ目の前の光景に動けずにいた。「あふっ、ふああっ? せ、せんぱひぃ……。く、くらはい。せんぱいの、おちんちん……」
明菜の声にミナミは我に返った。
(先輩? そういえば先輩って……)
そう。猪川はそもそも同級生で“先輩”ではない。
それなのに、何故か明菜は歓喜の表情で、怪物を求めている。
何か異常があることは明らかだった。
「おおお……。げっげっげっげ……」
豚の化物が上擦った声を上げる。ねじれたような形の浅黒いペニスが、明菜の秘裂に押し当てられる。
「待っ――」
声を上げようとした瞬間、ミナミの口が背後から塞がれた。
「お静かに、私です」
ミナミは心臓が口から飛び出るかと思った。
ゆっくりと振り返ると、あの魔女の少女がいた。
以前と同じように何の感情も見えない、黒塗りの瞳。
「んっ、くっ……」
どうにか悲鳴を飲み込んで、後輩の魔女に視線を向けた。
「聞きたいことは山ほどあるでしょうが、今は私に従って下さい」
少女は小声でそう言いつつも、隙間の向こうの化物から視線を外さない。
「んはあああぁぁぁぁぁああっ!」
ミナミが平静を取り戻しかけた時、明菜が歓喜の悲鳴を上げた。
怪物の長い肉棒が明菜の中にズプリと根元まで埋まっていた。
「っ……!」
慌てて飛び出そうとするミナミを、強い力で少女が押さえつけた。
「まだです。敵を殺すにはタイミングがあります」
射抜くような強い目に、ミナミはどうにか自分を抑える。
「おおおっ、んおおおおっ!」
「ひいっ、せんぱい。あふあああっ!? んぐう、ひあああっ!」
豚の腰が卑猥に動く。じゅぽじゅぽと膣をえぐる音と、攪拌される愛液がかき混ぜられて滴るり落ちる音が、二人分の――いや、一人と一匹分の嬌声に混じって聞こえてくる。「あうっ、あいっ……! うあああっ。うううんっ……!」
不気味な獣に犯され、歓喜の声を上げる親友。直視し難い光景から逃れるように、ミナミは隣の少女に噛み付いた。
「なんであなたがここにいるのよ!?」
あくまで小声だが、怒気をこめたミナミの視線に、少女は呆れた顔を見せた。
「あれだけ忠告したのに……全くあなたという人は」
小さくため息をついて、少女はちらりとミナミを見る。
「前向きな足手まといほど始末に負えないというのを、あなたは実感させてくれますね」 少女の嫌味に反論している余裕はなかった。
「あれは――あの化物はなんなの!?」
ミナミの問いに、すぐに隙間の向こうの化物に少女は視線を戻す。
「“サタニック”」
抑揚なく少女が答える。
「そう私たちは呼んでいます」
ミナミが次の質問をかぶせる前に、少女が続けた。
「あれはただの化物ではなく、人の心と肉を生け贄に異界より呼び出された悪魔です」
「明菜は? 明菜を早く助けないと! さっきから様子が――」
「落ち着いて下さい。彼女は夢を見ているだけです。どうやらそれが、あのサタニックの能力のようです」
「……どういうことよ?」
「獏という空想の生き物をご存知ですか? ヤツはあの女生徒に夢を見せています。失恋した相手と結ばれている幸せな夢を。本来、獏は悪夢を食らうはずなのですが、あれはどうやら、性質だけ似通った別の存在のようですね」
あくまでも冷静な口調に、逆にミナミは苛立った。
「そんなことはどうでもいいわよ! 明菜を早く助けなさいよ!」
そう言っている間に、獏は腰の動きを早めている。
「んぐおお、おおおおおうっ!」
「あっ、ああああっ、ひいいぃ!」
腰をぶるりと震わせると、明菜が背筋をえびぞりに逸らして痙攣した。
「あふ、あふぅ……」
舌を突き出して、明菜は絶頂を迎えていた。
たっぷりと吐き出された獏の精液が子宮を叩く旅に、ひくひくと身体を震わせる。
「はひぃ!? やあっ、ひゃああああああっ……!」
円錐状に尖りきった乳首を獏の長い舌が弄ぶと、半ば意識を失ったような表情で明菜は声を上げた。
「ああああ、いいなあ。ぎちぎち締めてくるよ、明菜ちゃあん……」
獏が猫撫で声を上げつつ、射精を終えたペニスを挿入したまま、ゆるゆると腰を動かし、精液をかき混ぜてゆく。
「んひっ、ら、らめそれぇ……! あっ、うっ……ああああ……」
絶頂の余韻で敏感になっている明菜の体が、涙と涎を垂れ流して打ち震える。
「くっ……!」
あまりに悲惨な親友の光景に、ミナミは思わず引き戸に手をかける。
それを魔女の手がつかんで止めた。
「もう少しだけ、お待ちください」
「何言ってるのよ! 何か知ってるなら助けてよ! 早くしないと明菜が――」
ミナミが怒りと共に少女の手を振り払おうとした瞬間。
「え……?」
明菜の体が、紫とピンクの混じった光に薄く覆われていることに、ミナミは言葉を失った。
「な、何、あれ……?」
「蜘蛛などが捕らえた相手を喰らう際に、消化液を送り込むのはご存知ですか?」
隣の魔女が、静かにミナミの耳元に口を寄せた。
「サタニックは、人の精神を喰らって進化を遂げる化物なのです。その為にまず、性行為による絶頂を与え、相手の精神をドロドロに溶かします」
倉庫内の獏が、放心状態の明菜の身体に舌を這わせると、纏っていた光が泡を拭く様に舐め取られてゆく。
「そして、喰らう。溶け出した部分がなくなればまた犯して、何度も絶頂を与えます。餌の精神が、完全に溶けて自我を失うまで……」
「っ!? 早く行かなくちゃ!」
魔女の手が、ぎゅっとミナミの手首を握り締める。
「落ち着いて下さい。あの程度ではまだ、彼女の自我は崩壊しません」
獏は舌を伸ばして、明菜の脱ぎかけの制服に舌を入れていく。
同時にゆっくりと螺旋型のペニスを引きぬくと、ひくついた割れ目から、とろりと生クリーム状の精液がマットの上に水溜りを作ってゆく。
「彼女の精神は捕食されていますが、まだまだ浅い傷です。治療すれば数週間で自我を取り戻します。だから今はヤツを逃がさないように、少しこのままにしておいてください」「待ってどうするのよ!?」
「すべての動物にとって、食事中と性行為中は無防備だということはご存じですか? そこを確実に捕殺するためです」
「っ……!?」
と、一応は少女の説明に納得しかける。
「私の方も戦う体制は整えて来ました。後はタイミングだけです」
そう言って少女が魔術書を開く、表紙の刻印が赤く光って、今にも動き出しそうな禍々しさを帯びていた。
(待つしかないの……? 明菜があんな目に遭ってるのに……)
ミナミは爪を噛みながらもう一度明菜に視線を走らせる。
巨大な黒い豚の舌に舐め回されて、恍惚の表情を浮かべる明菜。
「あふ、せんぱ、い……」
明菜の顔に、つい最近までよく見せていた悲壮感はなかった。
今頃、失恋の記憶も抱かれて、甘い夢を見せられ快楽の海にたゆたっているのだろう。「でも……でも、そんなのってないわよ!」
「なっ――!?」
魔女の手を振り切って、ミナミは倉庫の中に飛び込む。
化物が人間なのか、その正体も未だロクに分からない。
だが、人の弱みに付け込んで、こんな非道な真似を、黙って見ていられなかった。
「明菜から離れなさい! この化物!」
巨大な豚は、一瞬顔を上げて、ぎょっとしたように目を見開き。
「げっげっげっげ!」
と、くぐもった不気味な笑いを浮かべた。
「コイツは驚いた。早瀬さんが来てくれるとはなあ……」
完全に自分を認識した言葉を発してきたことに、ミナミは逆に動揺した。
「あ、あなた、猪川君なの? 何でこんな真似を――」
「はっ! 分かんねえさ。あんたみたいな可愛い優等生にはさ。声をかけることすら憚られる、俺みたいな下々のことはよお!」
覆いかぶさっていた明菜から、離れると、獏はにやりと笑みを浮かべて、ミナミに向き直った。
「ちょうどいい、あんたはコイツを使って捕らえる予定だったが、手間が省けた。今すぐ脳がとろけるまで犯してやるぜえ……」
「なっ! ふざ――」
けるな。そう反論しようとしたとき、ミナミの四肢から力が抜け、白昼夢のように視界が真っ白に染まった。
(う、何これ、意識が――)
味わったことのない眩暈がミナミを襲う。神経の糸を切られたように五感が抜けて足元がふらついた。
「おっと、げっげっげ」
倒れかけたミナミを支えたのは、獏の頭だった。
(なんだろう、何か、何も分からなくなって――)
醜い顔と、生臭い獣臭。それすらが獏の瞳を見ているうちに何か初恋のような甘酸っぱさに変わって、ミナミの胸を浸していく。
「あっ……ん」
明菜の隣に寝かされ、獏の前足が制服越しにミナミの胸を押し潰す。
「ほほお。着やせするんだな委員長さんよお。あああ、ますます楽しみになってきたぜえ」
「や、いや……」
ぐにぐにと窮屈そうに押し込められた胸を揉まれ、でろりと伸びた舌が、太股の内側に這わされると、痺れるような快楽がミナミを襲った。
「おおお、最高だな。今夜はたっぷり楽しめそうだなあ……げっげっげ」
獏が悦に入った表情を浮かべたその時。
「お楽しみはそこまでですよ畜生」
冷たい声を聞いて、さすがの獏も余裕の笑みが消える。
魔女の格好をした少女が、いつの間にか体育倉庫のど真ん中に立っていた。
食事中で完全に油断していたさっきとは違い、ミナミを見つけた後は、鼻を利かせて周囲を警戒していたのだから。
「なんだぁ。お前は」
「あなたには名乗るだけ無駄というものですが、せっかくだからそこのおバカさんの為に教えて差し上げましょう」
「う、ん……」
霞がかった意識の中で、ミナミにも魔女の姿がはっきり見えた。
「アンチサタニックソーサラー。降魔六式委員会が一人、門守小夜音」
喋りながら、ゆっくりと巨大な魔導書を広げ、微笑む。
「“flamma”」
小夜音が魔導書のページに手をかざすと、獏の体が赤く光る六芒星に捕らわれた。
「なっ、これは、お前も、まさか……ああああっ!?」
喋り終える前に瞬時に青い炎に包まれ、燃えてゆく。
周囲のものには全く燃え移らない炎だった。
ぱくぱくと叫ぶように口を開けるが、もはや誰にもその声は届かなかった。
「おご、おごごごおがあああああ!」
やがて火が消える。黒こげで崩れかけた獏がどさりと床に崩れ落ちると、小夜音は魔導書を閉じて、そっと手をかざした。
「では、喰らいなさい。“グリモワール”」
小夜音の言葉と共に、本の表紙にギロリと赤い目が浮かび上がる。
そして、ひとりでに本が開かれると、分かたれたページの上下から、鋭い牙がびっしりと突き出した。
「しゃあああああっ!」
グリモワールが息絶えた獏を貪り喰らっている間に、小夜音はミナミの傍に歩み寄った。
「さて、意識はありますか?」
小夜音がぺちぺちとミナミの頬を叩く。
「う、ん……。あなた、さ、さっきのは、あれは……」
「どうやら、あなたまで送っていく手間は省けそうですね」
そうぼやきながら、小夜音は携帯電話を取り出して耳に当てる。
「う、あれは。あれは一体なんなの? あの化物は、あなたは――」
霞がかった意識で、ミナミは立ち上がり小夜音に食ってかかる。
「この町の行方不明者がここ半年で何人いるか知っていますか?」
そう言って、小夜音は静かに微笑む。
「私たちは、あれらの化物を倒すためにここに来たのです。探していたサタニックの巣窟である、この学院に」
ミナミが薄れた意識の中、ぐらりと体勢を崩す。
その背後で、小夜音の魔導書が化物を喰らう音だけが延々と響いていた。
夜が更けてゆく。
闇の住人たちの宴の、始まりの夜が。
Ep1 END
以上です。長くなりすぎてしまってごめんなさい。
何か要望を言ってくだされば、次回から前編後編とかで分けようと思います。
投下時間の長さとか容量とか、
その他色々反省すべき点がありますが今は眠いので寝ます。
長文失礼致しました。
NGIDにして一気にすっきり
>>636 >何か要望を言ってくだされば、次回から前編後編とかで分けようと思います
乙!つーか投下すんのも大変だったろこりゃ…。
読み終わる頃には「目が、目がァ〜!」状態だぜ。
掛け合いも上手くて文章綺麗なんだから勿体無いぞ〜!
あ、導入部分としては完璧だと思う。
ただ俺最近サタニックて聞くとクラウザくぁwせdrftgyふじこlp
乙ッ!これはいい長編物の予感
投下だけでも相当苦労してそうww
641 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 23:20:28 ID:DGOA4TqA
肉
GJ!たくさん謎がありそうで、続きが楽しみです
投下大変だったら分割でもいいと思いますよ
乙!
一気に読ませてもらったw
さすが神々の乱立する触手スレだぜw
触手の神ってやっぱあれか、多数の手を持つ者とかか?
いや、触手の太さで決まるのかもしれんぞ
>>639 それどこのムスカ?
斬られたら斬られたら分。
魔法で倒したら倒した分。
切断面や破片から再生するタイプは無敵だと思う。
この手のタイプは破片が一片でも残れば自己再生+増殖が可能だから茂みからの予想外の奇襲でヒロイン達を一網打尽も可能だし
>>636 確かに長いが文章が非常に読み易いのでスラスラいけるZE!!
使い古されたジャンルなのにこのスレだと舞野リティだから期待大
>教会だって寄付をしないと、毒の治療すらしてくれない世の中ですよ?
軽くフイタwww考えてみれば免罪符より悪質だよな
>>647 でも某ディーキューじゃ金さえ払えば人間すら生き返らせる教会なんだよなww
学校を舞台にした退魔モノか。
淫妖蟲プレイし終えたトコなんで何気にタイムリー⊂⌒~⊃。Д。)⊃
こっちは西洋風か。応援してるぜ、だっしゃぁぁぁあ!!
>646
再生のエネルギーが持つのかとゆー疑問が
バスタードのリリスネタで誰か御願いします
戦う人魚姫VS海の触手モンスターとか見てみたい
普通の人間なら息が続かない海の底でも偵察が可能で
私に任せてと討伐対象の居場所確認に向かったがって感じに
>>652 遊戯王のカードの人魚キャラが怪物に犯されて、卵植え付けられるSSをどっかで見かけたな。
まさにそんな感じだったよ。
人魚って股なくね?
どうするの?
>>654 イルカあたりをさんこうにすればいいとおもうよ!!
>>654 さっさと角煮のモン娘スレにでも行って勉強して来い
>>654 ていうか、おまいさんは人魚姫の話をよんでないのかね。
つまりだ、魔女と触手が結託すればいいだけの話だ。
魔女「ひっひっひ、足をあげる代わりにお前の処女をもらうよ?(もちろん触手で)」
某ネズミ所属の映画だと人魚姫の魔女は蛸だったから完璧じゃん
人魚姫とイソギンチャク?
イソギンチャクと戯れる、擬人化したクマノミとか、イソギンチャクカクレエビが脳裏に浮かんだ
>>654の妄想力の無さに唖然とした・・・
それにさ、穴が股の間にあるとはかぎらんだろ
毛穴という毛穴をイソギンチャクが陵辱するんですねわかります!
阿刀田高だったかの小説に、人魚とやる話があったな。
あれだと、腹側の腰の少し下くらいに穴があったはずだ。
星新一だと、鮭と同じ方式だったな。
魚でも、卵胎生のサメだつたりすると、ちゃんと○ん○があったりするからな。
海+触手=ルルイエ
こうですね!わかります!!
人魚姫や竜人(メス)みたいな卵生の種族と胎生の種族のハーフの場合って
卵生と胎生のどっちで繁殖するんだろ?それ次第で触手が陵辱した際の孕ませ方も変わって来るし
卵生なら脅威のどんな生物でも100%妊娠させちゃう精液君を注ぎ込んで強制受精
胎生なら産卵管をぶち込んで大量の卵を産みつける。もちろん抵抗したり暴れて卵が潰されないように拘束もあり
現実的に言うと魚類なんて体外受精だがなw
人魚姫と触手という新しいジャンルを
>>667には是非やってもらいたい
>>666 いや、御大が出てくると人類滅亡だから。
(そもそも人類には理解不能な『何か』だし)
眷属の、下っ端の下っ端の下っ端の更に下くらいでないと
交配までいかないのでは?
>>668 つまり触手を突っ込んで無理矢理卵子を摘出して触手側で受精。
んで異形に変化した受精卵を触手を通して胎内に入れるということか
素直に中出ししろという意見は却下
>>663 >腹側の腰の少し下くらいに穴があったはずだ。
これが普通だわな
さあ、卵を産め
ヌンサ(だっけ)乙
スレイヤーズかww
久しぶりにのぞいたら面白いネタを見て思わず勢いでかいた
いざ投下しようしたら規制…
携帯から投下なのできながにまってね
お姫様のヒミツ
「姫様ーっ!姫様ーーっ!」
大陸からそう遠くはない海の底
そこに魚人族の都はある。
貝殻などを積み重ねた宮殿の廊下を、一人の小太りの魚人がオロオロと叫びながら走っていた。
「またどこかへ……シズー!シズはおらんか!」
小太りの魚人は立ち止まると、エラを張らせてしきりにシズという名を叫ぶ。
手に持った木の棒をしきりにバンバンと壁に叩きつけ、いらだちを隠そうとはしない。
しばらくすると廊下の奥から、手に槍を持ち鎧に身を固めた女性が泳いできた。
人間の足に当たる部分は尾鰭になっており、器用に魚人の前で止まると直立状態になり位置を保とうと
尾鰭を小刻みに震えさせる。
しかし直立するのは難しいのか、槍を壁に押し当ててバランスを取っていた。
「グリューさま。いかがなされました」
「いかがもなにも、また姫様がいなくなられた!シズお前は何をしていたんだ!
姫の警護の身でありながら側にいないとはどういうことだ!」
凄い剣幕でグリューと呼ばれた魚人は、直立したシズをしかりつける。
「はっ…ハッ!申し訳ありません!
あの姫様はグリューさまと勉強があるから近寄るなt」
ビシッ
「あうっ」
持ってい木の棒で鼻先を叩かれ、シズは少しなみだ目になりながらも直立を保とうとする。
「姫が私と勉強しますなどといい出すわけがなかろう!
何年側についておるのじゃ!
いますぐ捜してまいれ!いますぐじゃ!
そして見つけたらすぐにつれてくるのじゃ!よいな」
「ハッ!」
シズは慌てて廊下を泳いで、廊下の角を曲がると急停止した。
「ふうぅ」
空いた左手でそっと胸を撫で下ろし、そーっとグリューがいた廊下のほうに顔を出してみる。
さっきまでグリューがいた位置にはもう誰もおらず、シズはそーっと顔を戻すともう一度大きく息をつ
いた。
「いったかな……」
バチーン!
「きひぃっ!」
突然背後からお尻の辺りを強く叩かれ、シズは飛び上がった。
お尻の部分には鎧は無く、むき出しの状態なのでシズは槍を落として叩かれた尻を押さえる。
「あぅぅぅっ……ひいぃっ」
なみだ目になりながらも、なにが起こったのか確認しようと顔を上げると
そこにはグリューがパシパシと木の棒を手のひらに叩きつけ、すさまじい形相でこちらを睨んでいる。
「あうぅぅ…ぅ」
「シズ。私がなんといったか覚えてるかい?」
そう引きつった笑顔で怒るグリューに慄き、シズは慌てて槍を拾い上げて逃げ出した。
「はぃぃぃ!すぐにみつけてきますぅぅぅぅ」
ものすごいスピードで泳いでいくシズを見ながら、グリューは逃げ出した姫の躾け方を思案するのであ
った。
「ひどいですぅ…私のお尻がぁ(泣」
強く叩かれた為、少し鱗が剥がれてしまったお尻をさすりながらシズは宮殿から少し離れた海溝に来て
いた。
「やっぱりここかなぁ………いくのやだなぁ…」
槍を両手で抱え、キョロキョロと背を丸めて奥へ奥へと進んでいく。
途中何度か横穴に入り、さらに奥へと進んでいくと奥から泣くような声が聞こえてきた。
(やっぱり……)
そーっと、そーっと音を立てないように近づき、岩影から顔を出してみる。
奥は行き止まりになっており、その奥には何体かの大き目のイソギンチャク。
その中心に、イソギンチャクの触手に身を任せて喘ぐ人魚の姿があった。
「あぁぁぁっ!いいぃっ!」
何十本の触手に身を任せ、人魚は気持ちよさそうに喉をそらして尾鰭を振る。
腹の少し下辺りにある生殖器には太い触手がねじ込まれ、ぐいぐいと激しく動いていた。
(どうしよう。止めたらまた怒られちゃうし。でもつれて帰らないと怒られちゃうし。うぅぅ〜)
シズはその場で頭を抱えて小さく唸ったつもりだった。
カツーン
「あぁぁ!」
持っていた槍が落ちて、岩に転がる。
「だれ!」
喘いでいた人魚はイソギンチャクの中に身を潜め、顔をだして叫んだ。
美しい顔立ちにはきつすぎるくらいの鋭い目。
流れるような黒髪はイソギンチャクの触手に絡み、黄色と黒のストライブを描いている。
シズがおずおずと岩陰からでてくると、きつい目を和らげて人魚はイソギンチャクの中から出てきた。
「あら、シズじゃない。もうグリューにバレたのかしら」
悪びれることなく姫は舌をちょんと突き出し、少し太めの触手の上に横たわるとヒラヒラと尾鰭を振っ
た。
「もういい加減にしてほしいのよね。毎日毎日花嫁修業って、私姫なんだから料理や掃除とか必要ない
じゃない!
それをグチグチとあーでもないこーでもないって、お前はお姑かっての!けっ」
姫とは思えないような悪態をつきながら、眉間に皺を寄せて不機嫌を隠そうともしない。
「それにまだこの子達満足してないんだもの。
まだ帰れないわよねぇ」
姫はそう言いながら細めの触手を手に取ると、先端を口に含んでいく。
「んっ…んっ」
喉を鳴らしながら、目を閉じ情熱的に舐めしゃぶる。
「ぷほっ、まだまだ元気♪」
側によってくる触手を次々に頬張り、頬を染めて熱心にしゃぶり続けていく。
そんな様子をシズは、オロオロと見守るだけだった。
「こっちにきなさい!シズ」
熱心にしゃぶりながら、姫はシズをイソギンチャクの側に手招きする。
「えぇえぇ…い…いやです」
シズは顔を真っ青にさせると、ジリジリと下がろうとする。
「なに?私の言うことが聞けないの?そんな事はないわよね?」
舐めていた触手から顔を離すと、とびきりの笑顔をシズに向ける。
「ひぃぃ」
笑顔の裏の顔にシズは慄き、慌てて姫の側へと近寄った。
震えながら姫の側によってきたシズを、姫はやさしく抱きとめる。
「いい子いい子。あらこんなに震えて…どうしたの?」
姫はシズの顔を両手で掴み、シズの目を覗き込む。
「わかってるくせにぃ…」
目を潤ませながら、シズは肩を落として視線をそらせた。
姫には兵士であるシズは逆らえないのだ。
「ほらっ、あなたも咥えて」
姫は触手の一本を掴むと、シズの顔の前に突き出した。
触手の先端は小刻みに揺れ、シズの閉じられた唇をそっとなぞる。
シズは目をギュッと閉じ、口を閉ざして抵抗しようとする。
チュプ
触手はゆっくりと閉じられた唇を割り開いていくが、歯は閉じられている為に葉をなぞることになった
。
ちょいミス一行訂正
触手はゆっくりと閉じられた唇を割り開いていくが、歯は閉じられている為に歯をなぞることになった。
「あら、生意気」
姫はそんなシズの様子が楽しくて仕方ないのか、笑みを浮かべた。
そしてシズのお尻のあたりにウロコが剥げた後を確認すると、そっと手をよせてさわさわと撫でる。
「ひぃっ」
痛みとむずがゆさにシズは目を開き、思わず口をあけてしまう。
「ほら!今よ!」
姫の声と共に触手はシズの口の中へと収まった。
「うぅぅうぅぅ」
喉を突かれた為になみだ目になりながらも、シズは口内の触手を舐め始めた。
(こうなったら早く終わらせて戻るしか…)
そう決意したシズは口内の触手に積極的に奉仕をはじめる。
「そうそう…いいわよ」
姫はシズのお尻を撫でながら、時折ウロコのない部分をつねりあげる。
「いたひぃ…やめてください、そこはぁ」
「悪い子にはおしおき。当然の事でしょ」
あまりの痛さにシズは涙を浮かべ、姫の体にしがみつく。
「私の楽しみを邪魔したんだから当然の事よ。
ガマンなさい」
「そんなぁ、私はグリュー様に……あぅぅ!ごめんさぁい!」
口答えをしようとしたシズは再びきつく抓られて、涙を浮かべて謝る事になった。
トントン
シズをいじめて遊んでいた姫の肩が叩かれた。
姫が振り向くと、肩をトントンと何度もイソギンチャクの触手が叩いている。
トントン トン トントントン
「ふんふんむ」
姫は思案顔で何度かうなずくと、シズを見てこう言った。
「あら、この子またあなたを孕ませたいんだって」
姫が優しく一番大きなイソギンチャクの触手を撫でると、触手が喜ぶように大きく震えた。
「えぇぇぇぇっ!いっ!いやですぅ!」
シズはブルブルと顔を左右に振り、さらに手を前に突き出して振って全身でNOと表現する。
「あら、もう何度も孕んでいるじゃない?ほらそこにあなたの子供もいるし」
姫は大きなイソギンチャクの影に隠れて、ゆらゆらと揺れる小さいイソギンチャクを指差す。
小さいイソギンチャクは3匹おり、波に揺られながら小さな触手を震わせていた。
「ちっ!ちがうんです。これは!えっと……あぅ」
シズはオロオロと小さいイソギンギャクを見やり、がっくりと肩を落とした。
「私またシズの出産が見たいわぁ、ねぇいいでしょ?ねぇ」
姫はニコニコとしながらシズの肩を抱き、前後に揺する。
「あぅぅぅ…だめっていってもやらせる癖にぃ……もう好きにして下さい」
シズは不貞腐れたように顔を背け、姫のなすがままにイソギンチャクに押し付けられる。
シュッ
両手尾鰭の付け根にビシッと触手が絡みつきシズの体が固定されると
イソギンチャクの中央から細い透明な触手が伸びてきた。
「はじまった♪はじまった♪」
「あぁぁ…」
触手はゆっくりとシズの生殖器にたどり着くと、なじませるように入り口をいじり始めた。
「あっぁ…あぅっ…あぁぁっ…」
もどかしい感覚に、身をよじろうとするものの、ガッチリと体は固定されており動く事は出来ない。
しばらくすると生殖器からは潤滑油がぬめりだし、触手をねっとりと濡らすことになった。
「相変わらず濃いわねぇ……ふふふ」
あふれ出た潤滑油を指に纏わせ、シズのエラに塗りつけていく。
「はうっ…エラはやめて……きゃうっ」
姫に舌を這わされ、シズは体をそらせた。
「ここが弱いのよねぇ、ほれほれぇ」
「あぁぁっ!やっ!うあぁぁあっ」
生殖器からはさらに潤滑油があふれ出し、海水をにごらせて行く。
シズの味が海水に広がり、イソギンチャクの触手は歓喜するように揺れ動いた。
ズブッ
「ああぁぁぁぁぁっっ!」
触手は止まる事なく進みついに奥深くまで突き刺さる。
ドプッ
「あうぅぁぅぅっ」
胎内に熱い粘液が吐き出され、シズは暴れるように体をゆすった。
固定されていなかったら、岩などに体をぶつけていたに違いない。
暴れるシズの頭を姫は優しく抱きかかえて、頬を撫で続ける。
「大丈夫…大丈夫よ」
しばらく吐き出され続けた粘液はようやく止まり、シズも落ち着きを取り戻した。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
荒い息を吐き続けるシズの頬は紅く染まり、目は空ろに天井を見上げていた。
「そろそろかしら」
姫は優しくシズのお腹を撫で始める。
「あぁぁっ!」
ビクッとシズの体が跳ね上がり、震え始めた。
「やあぁっ!いひぃっ!いいいっ」
シズは何度も何度も体を痙攣させて跳ね回る。
俗にいうイキっぱなしの状態になっているシズは、涙を流しながら顔を振り続ける。
「イクっ!あぁぁっ!らめえぇぇ」
生殖器に刺さっていた触手がほんの少し太く変化した。
「ふとくぅっ、くるしいぃの…ひめさまぁぁ」
シズは髪を振り乱し、錯乱したかのように叫び続ける
触手は徐々に徐々に太さを増し、限界いっぱいの太さになるとゆっくりと引き出されはじめた。
「ふぐぅぅ……うぅ」
ズボッ
深々と入っていた触手は、大きな音と共に引き抜かれる。
引き出される頃にはシズは完全に意識を失っていた。
引き抜かれた触手の先端は透明でコブのようにふくらみ、こぶの中央には小さな黄色の点が見える。
「きれい……」
姫はそっとコブを撫でて見た。
しばらくすると触手の根元から、白い線が触手内に走り徐々に先端に近づいていく。
白い線はゆっくりと先端までたどりつくと、黄色の点は白い線の中に沈んでしまう。
「ふふふ…さぁこれからよ…」
姫はコブを手に取り、シズの生殖器に当てるとゆっくりと押し込み始めた。
ビクン
挿入されたのを感じるのか、シズは奥へおしこまれる度に体を痙攣させる。
「うぅ……うぅぅ」
子宮の辺りまで触手が押し込まれると、触手の先端が口のように開き、子宮口にびっちりと隙間なく吸
い付いてしまう。
「ひぃっ!きゃああぁあぁぁぁああぁぁ」
強烈な熱感で意識を取り戻したシズは、姫が思わずエラをふさいでしまうほどの悲鳴を上げた。
目は見開き、口は半開き、手は力なく空を握る。
そんなシズの手を姫はギュッと握り締め、指先に口をつけた。
「もうすぐよ…もうすぐ」
姫は手を握り締めたまま、顔をシズの腹に押し付ける。
ドクッドクッ
シズの胎内でそんな力強い音が聞こえ、姫は思わず自分の股をおさえた。
触手は徐々に細くなり、少し太めの糸ほどの太さになると力なく引き抜かれた。
「おつかれさま」
姫は萎んだ触手を手に取ると、優しくイソギンチャクの中へと触手を戻してやる。
そうしている間に、イソギンチャクはシズの体の固定をはずし、何本かの触手で岩肌に向けて横たえた
シズはぐったりと体を伸ばし、完全に意識を失っている。
「はじまる……」
しばらくするとシズの生殖器からゴポっと粘液が溢れ、キラキラと光るナニかが出始めた。
姫はその様子を興奮を隠し切れない様子で見つめ続ける。
キラキラ光るナニかは広がり続け、しばらくするとシズの生殖器から金色の卵が生まれ始めた。
卵は外に飛び出るとふわふわと水の中を漂い、小さなイソギンチャクの側に着床する。
着床した卵は最初は震えるだけだったが、しばらくすると口を開き、小さな触手を伸ばした。
触手は必死にキラキラするナニかを捕まえ捕食していく。
姫はそっと小さなイソギンチャクの側までいくと、優しく触手を撫でてやる。
「かわいいシズの子……はやく大きくなりなさいね」
姫はそうつぶやくと、大きなイソギンチャクの触手に口付けをし、気絶したシズを抱きかかえた。
「ほんとに可愛い子」
完全に気絶しているのを確認すると、シズの唇に自らの唇を重ね目を閉じた。
しばらくそうしていた姫は優しくシズを背負うと泳ぎ始める。
「さて、グリューの愚痴を又聞かないといけないわね」
ややうんざりした表情を浮かべながらも、姫は穏やかな笑みを浮かべたまま帰途についたのだった。
おわり
ではよい夜を
おやすみ
>>675 ぶっ、ご存命でしたか。シロの続きまだー?
媚薬と催淫ガスだけでは、すぐに対策されるので触手にも属性攻撃をつけたい
触手から強烈な火炎弾や雷や吹雪に水流を出せるようにすれば
触手その物にはマトモな戦闘能力は無いとナメてるヒロインをきりきり舞いに出来るし
>>675 スレの流れに乗った投下GJです
女兵士なのにいじめられっこのシズさんかわいいよ
どうもごちそうさまでした
>>「姫様ーっ!姫様ーーっ!」
この台詞だけで木○の坊を連想する俺はもう病気
姫様ーっ!シズどのーーっ!
このスレには鬼獣淫界出身の触手はおらぬのか
亜衣?麻衣?
美衣?
優&魅衣?
♪レッツロックンロール
おじょ〜ずぅ〜
「エリー?エリーなの?」
「違うわよ!とにかく聞いて、この電話は盗聴されて・・・」
「今アニーもハンナも・・・あふん・・・きてるのよ・・・」
「だから話聞いてよ!この電話は盗聴・・・されて・・・」
「今からマリーが触手注文するんだって、それで、お金はおいてくって」
「この電話は、盗聴、されて、おおおおおおおおおおおおおおおい!」
〜〜〜
「ばか」
「にょろ」
「ばかばかばか」
「にょろにょろにょろ」
「ばかばかばか・・・・・ばかばかばか、ばか!」
「にょろにょろにょろ・・・・・にょろにょろにょろ、にょろ!」
「にょろ」
「にょろーん」
ちゅるやさん乙
本官は小悪魔にょろよ
触手の住処にして本拠地でもある魔界(淫界?)には
女神の一族を全滅させ全員、一人残らず犯し殺すまでは行かないにしても再起不能のメス豚にしたって言う武勇伝を持つ最凶の触手なんてのも居るのだろうか?
世紀末救世触手伝説
女神に敗北した世界
虐げられる触手達の前にあの伝説の触手が!
「お前はもうイッ(ry」
仕事中にこんな事考えているオレもうだめポ
>>704 田中さんは結婚して子供生まれてからは
すっかり丸くなっちゃったからなぁ・・
>>706 親バカで過保護気味だから息子には期待できないしな
ヒロインによってはかなりの負けず嫌いで触手に汚された事を人生最大の汚点として
リベンジで何度も挑んでは返り討ちにあって陵辱されるってパターンもあるけど
この手のパターンは最初はリベンジ目的だったけど何度も陵辱される内に徐々に心の奥底で何かを期待するようになりって最後には
って感じで本人も気付かない間に触手に調教されてるってタイプだよね
>>708 だから、襲う娘の性格によって、すぐに嫁がせるか、あえて放っておくジゴロ的触手もいるわけで。
その御仁にレスしてもキリが・・・
正直某同人STG見たせいで魔界が魔物が徘徊してる混沌とした世界ではなく平和でアットホームな世界にしか妄想できなくなった
落ち着け同志。あの弾幕を全て精○だと思うんだ。
そ、そうだったのか・・・
つまり、当たったら妊娠してしまい、怪物に嫁がされるのか
なんというすばらしい世界だ!
>>704 今じゃ元女神の奥さんの尻に敷かれてサラリーマンと言った有り様だ
痴漢電車ならぬ触手電車とかあったら都市伝説になるよね
神出鬼没で外見は普通の電車だが内部は触手がルールの異空間で足を踏み入れたら最後、無事で帰れた者は退治に来た女性霊能者も含め一人も居ない
>>715 地下遺跡とかの方が…
入ったら最後戻ってきた者はいない…
>>716 風頼のシレン外伝で階段を降りた先がゲイズハウスだったアスカと申すか
ガチであれは絶望する。
特に+40ぐらいまで鍛えた風魔の盾が変化の壺に入っていく瞬間を見た日にゃ……
>>717 逆に考えるんだ、アスカが混乱して変化の壺に入ると考えるんだ!
やり過ごしの壺とか、中に入れるのもあるからアリじゃね?んでもって中には触手がわさわさと
早速誰か書いてたも
満員触手電車
ターゲットの女性客以外は全員人間に擬態した触手怪物
阿部さんが乗って来た日にゃどうなるんだ触手電車
触沢村
入ると二度と戻れなくなる呪われた村。
廃墟から触手が…
赤い触手、青い触手
応えた色の触手が便器から伸びてくる。
触沢村ダム化計画
完成の際は、周辺地域のご家庭に洩れなく触手が便器から
こうしたネタから、新たなSSが……産まれるのか?
上の人魚ssはネタから産まれたものだし
書き手としてはネタが多いほうが嬉しい
規制きついっす…
>>725 逆に考えるんだ。
規制中に書き溜めておけば…
触手や怪物が捕らえ陵辱したヒロイン同士を
戦わせるコロシアムがあるらしい。ルールは戦闘不能にするか絶頂させるかで勝敗が決まり。負ければお決まりの陵辱
それでヒロインが何度も勝ち進めるくらいに強ければ、その分だけ強い女性を屈服させたランクの高い触手や怪物に認定って事になる
触手と女の立場が逆なら勝ったご褒美に朝までヤラせてくれたり
負けたら踏みつけられたり、叩かれたりするわけだね
特訓と称していろいろと…
触手ブリーダーとかシチュであってもいいよね
餌は基本的に愛液で飼い主がそのお相手になる
どっちがどっちに飼われているか分らない
触シュー、ゲットだぜ!
・・・枯れてきてるな。ガッデム。
去年の今頃はもっとこう、ニョロニョロニョロニョロしてたのだが。
ジブリール・ゼロ を つかまえてきました
コロシアム のしあいに しゅつじょうさせて よかとですか?
はい
>いいえ
しくしく…
さっき見たアニメ精霊の守り人
巨乳ヤリ使いと触手プレイ、美少年の産卵が観れた。
>>735 触手「尻じゃねーのに真っ二つになったじゃねーか!」
巧兄さん乙
触手の絞め上げ攻撃って一度でも巻き付かれたら最後
相当、馬鹿力で人間離れした怪力の持ち主でも無い限りは逃れるのは不可能だよね
男ならそのまま絞め殺し。女なら意識を奪う止まりでいただきます
>>738 「逃れることはできないが、食いちぎることならできるぅ!!」
と美味しくいただかれてしまった触手もたまにはいるかもしれない。
むしろ、力の強さには、繊維そのものの強さに関わってるかもしれないぞ
一本が象をも支えるほどの強度の繊維すら開発できるご時勢だ。
そんな繊維で出来ている海綿体で作られた男根は、容易には噛み千切れまい。
女を犯すには、そのくらいのたくましき触手でないといかんかもしれない。
弱い触手でも、一般モブ女性なら犯れる。退魔師や天使の目から隠れて
何とか目先の快楽をいただくんだ・・・何とか・・・。
>>740 しかし、その象をつるせる繊維は、ナイフ一本で簡単に切れたりするから
世の中奥が深いのです。
ダイヤモンドも切られるのならその硬度を存分に発揮できるけど
叩かれたら簡単に砕けるみたいだしな
最近は横斬りに対しても強い繊維とかもあるみたいだし、
噛み千切りや一般の切断程度だったらびくともしないというのが、
強い触手の条件なのでは?
ただ、天使や退魔師のカッターに対抗するとなれば、
やはり相当上位でなければいかんけど・・・
>>743 食いちぎって脱出したと思ったら、一部の組織が胃の中に潜り込んでいて…
(続きは寄生スレの守備範囲なので自粛)
食いちぎったら中から媚薬が!
投下来ないし完璧雑談タイムだなー…。
触手責めの主な流れって概ねこんな感じだよなあ。
1:「まさか!う、ウソでしょ!?…やだっ、やめてってばあ!!」
パンツを降ろされM字開脚。これから何をされるのか気付いちゃうシーン。
2:「い、嫌あああぁぁーーー!!抜いて!抜いてぇーーー!!!」
挿入&破瓜の瞬間。既に媚薬で出来上がっちゃてるケースも。
3:「ひっ、ああ!!やめてえー!おかしくなっちゃうー!!」
ズチュズチュとピストン運動。快楽系と苦痛系に大別される?
4:「ひぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあーーーー!!」
絶頂&射精。膣内はたまたぶっかけ、精力吸収etc…。
5;「な、中出し…された…の?い……っ、いやぁぁあー!!」
事後。妊娠、出産、卵孵化…。快楽墜ちや2クール突入も。
俺個人としてはもっと事後の充実した作品が流行って欲しいが住人的にはどうよ?
それには同意だが、事前の充実ももっと図るべきだ。
ていうか、モブへの充実もこのさいもっと図るべきだ。
ようは何がいいたいかというと、モブにも(強引な)愛を!
最近は(無意味な)雑談ばかりだな。
SS投下されても、数人がGJとだけ言ってその後は華麗にスルー
すぐにどうでもいい雑談でニョロニョロしだす
これじゃここに書いてくれる人が減るのも当然だよなw
マジレスだが俺もそう思ってる。
SSが投下されない間に雑談は構わない。むしろ歓迎だ
だが、SS投下直後に限って空気読まずに雑談振る奴がいるように思えるのは何でだろうな。
ふーむ。。俺はむしろ投下が原因でスレが止まるのが怖くって後書きに
次の話題へ繋げられるようなネタを入れようと苦心した事があるけどな。
…気の弱いエロ書きの戯言でスマソ。
あるあるw
つーかどっちもありすぎて困るorz
触手も嫌いじゃないけど人外の極太で犯されるおにゃのこが一番好きだから
ニョロニョロ言い過ぎて触手なしの異種姦系が場違いにされそうな気がしてちょっと困る
そんなことないぜ同士!
現状、雑談は単なる穀潰しにしかならないから、自重しようか。
このままだと雑談でスレ一つ終わりそうだ。
これを機に、おまいらも雑談でにょろるだけじゃなく
作品でにょろってみようぜ!
という元職人の戯言。
事後…
異種姦ならまだしも触手ネタ(こと通り魔的事故)だと難しいなあ
発狂堕ち系だとマジ無理
個人的には救出されるもまた襲われてしまい絶望ネタが好きだが
デスパイアの人の妹はすごい好きだ
雑談自重
1つ.雑談、スレ違い発言、なり茶の禁止
1つ.作者の邪魔になる展開予想は厳禁
1つ.作者叩きは勿論、過度の馴れ合いは愚者の諸行と知れ
1つ.「投下マダー?」「〜なんてSSどうだろう?」等の乞食レスをする案山子頭は規制されてろ
1つ.無理して面白い米をするくらいならまず書くべし
要約すると「空気読んでね♪」ですね。分かりました。
なんか奇妙なタイミングですが、出来上がってしまったので投下します。
短くしようとしましたが、あんまり減らせませんでした。
ま前回の2/3くらいの長さです。
後今回は【虫系】が登場しますので、苦手な方はNGIDなりスルーでお願いします。
ではでは。
水橋真帆がその夜、女子寮から抜け出して中等部校舎へと走ったのは、ただの偶然だった。
栗色のセミロングの綺麗な髪と、まだあどけなさを残した顔をキッと固めて、真帆は閉じられた校門を飛び越えた。
「きゃっ……?」
陸上部で鍛えられているため、アクションに問題はなかったが、人目がないとはいえスカートのまま開脚をしてしまったことに気付く。
着地に成功した真帆は左右を見回して、ほんの少し頬を赤らめた。
午後八時過ぎの中等部校舎には、宿直室の明かりがひとつあるだけで、他はほぼ暗闇に閉ざされていた。
(よりによって、やろうと思ってた日に忘れるなんて、あたしもバカだなあ……)
宿題をやるためのノートを、机の中に置き忘れていたのに気づき、慌てて舞い戻ったのだ。
せっかく寮の同居人が、難しい問題の答えを教えてくれるのだ。朝でもいいが、別のクラスなので寝坊したら忘れてしまう。
チェックのスカートをはためかせ、既に日の落ちた校舎の中に忍び込む
戸締まりはしてあったが、同級生が昨月窓を壊して以来できた秘密のルートを使えは、自分の教室に入れることを真帆は知っていた。
(それにしても、夜の校舎ってどうしてこう不気味なんだろう?)
そんなことを考えながら、目的のノートを手に入れる。
急いで校舎を出ようとすると、帰ろうとした出入り口の窓枠に、ふと奇妙な違和感を覚えた。
「やっ……。な、なにこれ……? 気持ち悪……」
それは虫だった。マカロニほどのピンク色のゼリー状の芋虫のような生き物が、無数に這っていることに気づいた。
まるでルアーのようでもあるが、それにしてはやけに艶めいていて、生き生きとしている。
「きゃっ!?」
入るときにいなかったその虫が、ノミのように跳ねて真帆の腕に触れた
慌てて平手を使って払おうとすると、幼虫はぷちりと潰れて、同色の体液が肌の上に染み出していく。
「いやあっ、もう、何よこれぇ……」
不快感に涙目になった真帆は、急いで窓をくぐり抜け、中庭に出て――
「えっ?」
真帆は自分の目を疑い、立ち止まった。
見慣れているはずの草藪のあちこちに、さっきの幼虫が、コードライトのように点在していた。
ふとさっき粘液のついた自分の腕を見る。ピンク色の液体は体に浸透し、既に跡形もない。
(何これ……? もしかして、毒でもあるんじゃ?)
真帆の推測は当たっていた。ただし、それはただの毒ではなく、人の性感を溶かす淫毒であった。
(なにこれ、なんか、体が熱い……)
突然下腹部のうずきを覚えて、真帆が立ち止まる。その機をついたかのように、大量の虫たちが、真帆に飛びかかってきた。
「いやああぁぁあぁ!?」
恐怖で我に返った真帆は、体に虫と粘液がつくのも構わず、中庭を突破しようとする。
「誰かぁ、助けてぇ!?」
ふと、草藪の向こうの街灯の下に、警備員の後ろ姿があった。
救いと見た真帆は必死に手を伸ばし、その肩に触れた。
「た、助けて下さいっ! なんか変な虫が、いきなり――え?」
「…………」
警備員は振り向かなかった。返事もしなかった。代わりにばさっと、まるで砂細工のように崩れ落ちた。
「え? あ、あああ……」
疑問が氷解した後、真帆の双眸が恐怖で見開かれる。それは、初めから人ではなく、人型をしたものだった。
制服の隙間から無数に出てきたのは、白っぽいカブトムシの幼虫にも似た大量の生き物。人の指ほどから、二の腕ほどまでのが、わっと大量に這い出てきた。
「ひ、ひあああああ――!?」
“それ”が、人の形を模していたことに気づき、真帆は絶叫を上げた。
この一連の動作で、既に真帆の抵抗意識は崩壊していた。
すとんと腰が抜けた真帆の上に、ヒタヒタと虫たちが襲いかかる。
体育座りを崩したような格好の真帆のふくらはぎから太股へ、制服の上と下から虫たちはその膨らみかけの胸まで登ってゆく。
「あ、ああ……んぐっ!?」
真帆が思い出したように悲鳴を上げようとする。
だが、首筋か顔にまで到達した人の指二本ほどのぬめった芋虫が、そのさくらんぼのような艶やかな唇を割り、ずるりと口内に忍び込んできた。
(あ、いやあ……)
その芋虫の頭が亀のように伸び、エラを張って。口腔内をかき回す。まるで、本体そのものでありながら、男性器を模しているように。
残りのワームは潰れたゼリーと同じピンクの粘液を吐き出しながら、真帆の制服の中を這い回る。
(あああ……、何これ。いやぁ……気持ち悪いのに……)
ぬるり、ぬるりと、まるでローションを塗った手に愛撫されているような快感と恍惚感が、真帆を襲う。
二匹の芋虫がストライプのスポーツブラの下に潜り込み、未発達な乳房に張り付き捏ね上げると、真帆はぴくんと身震いした。
(はあっ、何これ……、気持ちいいよお……)
そういう行為は知識としては知っているが、試しに何度か自分でした時とは、比較にならない快楽だった。
芋虫たちはけして噛みついたりなどはせず、あるときは下着や制服の上から、あるときは張りのある肌をぬめぬめと這い回り、時にはその脚や口吻で、少女を愛撫し、汚していった。
(あ、ああ、やだぁ……。なんか、変になりそう……。嫌なのに、なんで、わたし……)
真帆の体から完全に力が抜けて、草藪の上に仰向けになる。
全身を虫と粘液塗れにした真帆の肢体は、煌々とした月明かりを身に受けて、魔性を帯びたように光っていた。
「んっ? ふぐううっ!?」
太ももを愛撫していたワームがショーツの上から秘裂をなぞり、下着の内側に潜り込もうとしているのを感じて、真帆は我に返った。
(やっ!? そ、そこはあっ……!?)
陶然としていた真帆が恐怖に目を覚ます。
弛緩しきった体で最後の抵抗を試みようとしたとき。
「いぎっ!?」
ずるん、と幼虫が薄膜を破って胎内に呑み込まれた。
同時に、口を塞いでいた幼虫の先端から、ゼリーのような液体が溢れ、抵抗できないまま喉を落ちてゆく。
すると、秘芯を貫かれた痛みとショックもすぐに薄れ、全身が泡立つそうな快感に包まれていく。
(はあっ……、な、なんで? 怖いのに、痛いはずなのに……。も、もうだめ、おかしくなる……)
墜ちる。
そう思ったとき、小さな足音が聞こえた。
「夜分遅くとはいえ、貴様らも随分と節操のないことだ。こんな人目につく場所で捕食などと」
(……?)
朦朧とした真帆が見たシルエットは、剣道部の部活帰りの少女だった。
本来ならば既に部活は終わりの時間であり、通常それはありえないはずだったが、そんな些細な違和感に気を取られている余裕はなかった。
「キシャアッ……!」
数十匹のワームが、部活帰りの少女に襲いかかったその刹那。
「――“レーヴァテイン”」
大量に飛びかかって来る芋虫たちに動じた様子もなく、少女は腰に帯びていた竹刀袋から木刀で居合いを放つ。
ただの木刀であったはずのそれは、光を帯びる剣となって、紙切れのように幼虫たちを切り裂いてゆく。
二秒と持たずに、空中で無数の幼虫は切り裂かれ街灯の光に溶けて消えた。
「あ、うう……?」
光に反応して、真帆が虚ろな目をしばたたかせると、剣道部らしき少女が、木刀を納めて見下ろしてきた。
「ふむ。発見が遅れて済まなかったな」
真帆に見覚えはなかったが、一度見れば忘れられないほどの特徴があった。
強い意志を赤みがかった目に宿した、凛とした少女だった。
「しかし、まだ精神も食われてはいないようだし、問題はないな。すぐに回復するはずだ」
呟きつつ、弛緩した真帆の体を抱き上げる。そして、虫たちが消滅した辺りに視線を走らせた。
「“ゲート”が見あたらないということは、本体は逃した、か……。まあいい、とりあえずは保護と報告だ」
呟いて、木刀の少女は黒塗りの携帯電話を取り出した。
「あ、う……」
「大丈夫か? 待っていろ、帰ってから治療する」
「あ、あたしはどうなって……。あ、あなたは……?」
真帆の問いに、切れ長の目を赤く光らせて、剣道部の少女が答える。
「降魔六式委員会がひとり、門守夕里。だが、君の方は何も覚えておかない方が幸せだ」
少女が真帆を抱きかかえ、女子寮へと歩き出す。
その夜はそれ以上何も起こらず、幕を閉じた。
***
学院の敷地外、駅前のカフェテラスの一席で、聖宝学院女生徒の制服が並んでいた。
つけ加えるなら高等部と中等部、一人はいかにも真面目そうな、縁無しメガネと黒のロングヘアーの少女。
対面に腰かけているのは、気だるげな顔つきの黒のショート、小奇麗だが目立たなそうな雰囲気の黒髪の少女だった。
ミナミが目撃した事件の日から、早くも三日が経過した。
明菜は鬱病ということで一時的に自宅療養にしてもらい、徐々に快方に向かっている。
「結局、明菜は何も覚えてなかったみたい。あんなに酷いことがあったのに……」
ミナミが呆然と呟くと、小夜音が水の入ったコップに軽く口をつけた。
「それはそうでしょう。サタニックに精神を捕食される過程で、表層の記憶も削り取られますから」
「で、今日はやっと説明はしてくれるのよね?」
翌日以来、明菜の容態が安定してから、ミナミは真実を問いただす為に図書室に通い詰めた。
“占いの魔女”たる小夜音は酷く嫌がったが、根負けしてついに話をすることにしたのだった。
「その前におなかが減ったので、何か注文してもよろしいですか?」
メニューを片手に小夜音がちらりとミナミを見る。
わざわざ聞くということは、ミナミの奢りという意味だろう。
「いいわよ。でも私、今月厳しいから、お手柔らかにね」
「分かりました。ところで私はチョコレートパフェが好きです。注文は任せます」
「…………」
程なく、二人の席にウェイトレスがやってくる。
ミナミはメニューを開いてパフェの値段を見る。それなりに高かった。
「ご注文よろしいでしょうか?」
「チョコレートパフェとレギュラーコーヒーを」
ミナミが財布の中身を思い出しながら、ため息を吐く。
「あ、それとエスプレッソもお願いします」
「……ってえ! ちょっと何勝手に追加してるのよ!?」
ミナミが慌てて小夜音を睨むと、
「私の飲み物がありませんでしたので」
平然とした顔で返された。
「…………」
お金のことで小競り合いをしてる場合じゃない。
仕方なくミナミは折れることにした。
「で、どこまで話ましたっけ?」
「その、あの化け物は本当に猪川君だったの? それとも――」
「あれは紛れもなく本人ですよ。ただし、現実を捨てて闇に身を落とした召喚師(サモナー)と呼ばれていますが――」
といいながら懐に手を入れ、
「ところで、これをあなたは覚えてますか?」
小夜音は真っ黒な鍵を取り出して見せる。
「それは――」
「この鍵を、門(ゲート)と、私たちは呼んでいます。これに召喚師の身を生け贄に捧げることにより、悪魔(サタニック)を召喚します。まあ、化け物への変身プロセスはそんなところです」
「そんな鍵……どこで手に入るのよ?」
「ま、具体的に説明してもダルいでしょうから、まあとある宗教団体から盗み出されたもの、とでも言っておきます。そしてこれは変身アイテムと共に、サタニックの心臓も兼ねています」
「……ってことは、その盗まれた鍵の分だけ敵がいるだけで、増えることはないってこと? 時間さえあれば、あなたたちが倒してくれるってことかしら?」
「お待たせしました」
ウェイトレスがやってきて、注文の品をおいていく。小夜音は無表情のまま、スプーンをどでかいパフェに突き刺した。
「そのはずです……が。もしかしたら今回は、ちょっと事情が違うかもしれません」
「……?」
「気にしないでください。憶測でものを話しても仕方ありませんから」
パフェのチョコアイスを口に運びながら、小夜音は虚空を見つめる。
「何か気になるんだけど……っと」
さりげなくミナミはスプーンをパフェに伸ばすが、小夜音のスプーンにガードされ、小さな金属音を立てた。
「…………」
「なんですか行儀の悪い」
冷ややかな目で見られて、ミナミは呆れつつもレギュラーコーヒーに取り掛かった。
「それにしても、あの化け物たちの目的はなんなのよ? なんで猪川君は変わってしまったのよ?」
「彼らの目的は、破壊と快楽の享受。ただそれだけです。もともとこの門(ゲート)というアイテムは、そういう負の思念を色濃く持つ人間しか扱えないのですよ。ま、あなたみたいな顔も頭もいいリア充には、縁遠い話ですがね」
パフェを黙々と口に運びながら、小夜音は呟く。
「あの男は、自分の長所が一切無く、周囲に認めてもらえなかった。だからあのように他人に錯覚させ、夢を見せる能力が発現したのでしょう」
いいながら、“門(ゲート)”と呼ばれた鍵を、懐にしまう。
「彼らはおそらく、ゲートを十数個持ち出した人間から、何らかの形で受け取ったのでしょう。配布者の狙いは、自分の存在を眩ます為、私たちのような退魔の存在から……」
不思議なことに、喋りながら食べているようには見えないのに、小夜音のパフェはどんどん減っていく。
「そして、学園で精神を喰らいつつなりを潜めて成長し、いずれはこの土地そのものを支配するつもりなのでしょう。私たち対抗組織は、それを食い止めるために動いています」
言い終えて、小夜音は空になったパフェグラスに、スプーンをおいた。
「では、説明は以上でよろしいですか?」
すぐに立とうとした小夜音を見て、ミナミははっとした。
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ。その、退魔師みたいな人は、あなただけじゃないんでしょ? 教えてくれれば、協力して――」
ミナミの縋るような視線を、小夜音はあっさりと受け流した。
「助力を拒むつもりはありませんけどね、無理はしない方がいいですよ? 何せこの学院は中等部と高等部、教師、他係員含めて三千人近いです。
その中のたった十数匹など、私たち降魔六式委員会のメンバーでは、特定しきれませんし、カバーもしきれません。
どちらにしろ、後手になるのは避けられないんですよ」
「……でも、じゃあ事件が起こるまでは、私たちは何もできないわけ、そんなの――」
小夜音は思い出したように、エスプレッソにミルクとガムシロップを落とし、口元に運ぶ。
「だからああやって細々と探してるじゃないですか? 私は後衛ですから、まともに殴り合うとすぐやられるんですよ。ドラクエとかでいうと魔法使いのポジションです。分かりますよね?」
「いや、あの私、あんまりゲームとかは……」
「……そうですか」
しばらく沈黙が満ちて、小夜音がエスプレッソをちまちまと啜る音だけが聞こえる。
ミナミは焦る、何か質問をしなくては。
「じゃあ、つまり、この学院はあなたたちの抗争に巻き込まれたってことなの?」
「どこまで私にケンカを売れば気が済むんですか? 私たちは雇われて対処しに来ただけの者ですよ。ただのお仕事です」
「仕事って、そんなのあるの?」
「年収は八百万ほどですがね。全くもって、割に合わない仕事ですよ」
「ええええっ!? そんなにもらってるの!?」
椅子から飛び跳ねるミナミを、小夜音はジト目で睨め付ける。
「そんなに、って。むしろ全然割に合っていませんよ。定期的に化け物に犯されるわ、精神崩壊程度で済めばまだいい方で、常に殺される危険だってつきまといます」
「えっ……じゃあ、あなたも……その」
明菜のように、とその先に続く言葉を、ミナミは告げられずにいた。
「こんな商売を二年も続けていたら、誰だってこうなりますよ。ムツゴロウさんだってそりゃ指をなくすわけです。まあ、私たちの精神耐性は常人の五倍なので、そうそうおかしくはなりませんが。その分長くて酷い陵辱を受ける羽目になります」
「…………」
「では、私も暇じゃないので、そろそろおいとまさせていただくということで」
飲み終わったカップを置いて、小夜音は立ち上がる。
「ま、待って! せめて連絡先だけでも……! 私の周りに、また誰か被害に遭ったら――」
逃げてゆく制服の裾をミナミがつかむと、小夜音は侮蔑の目で見下ろした。
「偽善ですね。あなたを特別視して、守って差し上げるつもりはないのですよ。これ以上面倒な真似をするなら、あなたの記憶を飛ばしますよ?」
「……魔法って、そんなこともできるの?」
「私は魔法なんて使えませんよ。あの呪文っぽい喋りはただの命令で、使うのはこの子です」
小夜音がため息をつきつつ、小脇に抱えていたスケッチブック指でをなぞる。あの魔術の格好でならいざ知らず、普通の制服姿にそれは、全く似合っていない」
「それは――」
「この本、“グリモワール”は他のサタニックを喰らい、その能力を吸収して使用できます。まあ分かりやすくいうとFFでいう“てきのわざ”みたいな感じですね」
「……? 何の話、それ?」
「だんだんあなたと話すのが苦痛になってきました……」
露骨に嫌そうな顔を見せて、小夜音はエスプレッソを飲み終えた。
「まあ、そんなわけで攻め手は幅広いんですが。その分、後手に回るともろいんですよ。あと、魔力消費も大きいですしね。前回だってあなたを助けなければ、無駄に力を消耗することもなかった」
「でも、だからって……!」
「周囲の索敵、罠感知、サタニック本体の特定と、やることは色々あるんですよ。私が失敗したら、あなたが代わりに倒してくれるんですか?」
「…………」
そう言われればミナミは口を塞ぐしかない。
「では、そろそろ失礼します。連絡先はさっきの通りですけど、別件ではかけてこないでくださいね」
「ちょ、ちょっと……」
それだけ言うと、さらりと小夜音はカフェテラスから去っていった。
後にはただ、伝票とミナミが残された。
***
もやもやした気分で、寮の自室に戻り、家事と夕食を終えた午後八時過ぎ、女子寮のミナミの部屋に、いつものように妹のイリスが訪れていた。
テーブルで向き合い、グラスの氷が揺れる音と、テスト勉強と称した筆記の音だけが、静かに聞こえていた。
「はあ……」
「お姉ちゃん。どうしたの? また、明菜さんのこと?」
「あ、ううん、違うの……何でもないわ」
ため息は控えるようにしているつもりだが、思った以上にミナミは自制ができていないようだった。
「結局、分かったところで、どうしようもない、か……」
起こっている事件の謎が解けたところで、ミナミにできることは何もない。
自分は、無力。
それは確かに、あの小夜音という少女のいう通りなのだ。
(分かってる。分かってるんだけど……)
何かこう、放っておくことに抵抗があった。
「お姉ちゃん、そろそろ帰るね」
「あら? 今日は早いのね」
時計を確認すると来てから三十分も経っていない。いつもなら、もう二時間くらいはいるはずなのに。
「うん、ちょっと昨日から、真帆ちゃんの具合があんまり良くないから、早く帰ってあげないと」
ちなみに水橋真帆はイリスのルームメイトだ。
「風邪かしら? あなたも気をつけなさい。引き初めが危ないのよ」
「あはは、大丈夫だよ。真帆はちょっと、昨日夜に外出なんかするから、風邪引いちゃっただけだよ」
「えっ……?」
屈託のない顔で言われた瞬間、夜の学院。明菜に起きた悲劇が、ミナミの脳裏をよぎった。
「どうしたの?」
「う、ううん……なんでもないわ。それより、それっていつの話……?」
正体不明の恐怖に押されて、イリスから経緯を問いただすと、どうやらなんてことなさそうな話だった。
ただ、ノートを忘れた真帆が夜の中等部校舎に探しに行って、帰り道に疲れて眠ってしまったらしい。
「それでね、すっごい綺麗なおねーさんが連れてきてくれたのよねー。名前も聞いたんだけど、教えてくれなかったけど」
「へえ……」
「それじゃ、この話は真帆が詳しいから、また今度ね!」
イリスが笑顔で去っていく。
(女の人が連れてきたなら、サタニックってことも、ないわね)
戸締まりをしっかりした後、ミナミはぼうっと部屋の天井を眺める。
そうだ、三千人のうちの十匹程度なのだ。
女のみがターゲットだとしても百五十分の一、小夜音の話では、サタニックたちは、足がつかないようにあまり多くの獲物は現在手を出している様子がないらしいとのことだった。
「大丈夫よね、きっと……」
そう自答しつつも不安は消えない。
いつの間にか、小夜音にもらった緊急用の電話番号を、ミナミはしきりに見返していた。
***
「やっほー。真帆、ただいまー!」
イリスは、中等部の寮――といっても、渡り廊下一本隔てただけの距離だが。に、辿りつくと、元気よくドアを開けた。
「あ、お帰り、イリスちゃん」
昨晩遅かった時以来、微妙に体調の優れない真帆は、ベッドに半身を起こして、小説を読んでいた。
「今日もお姉ちゃんにばっちり教わってきたから、宿題は心配しなくていいよ」
「うん、いつもありがと」
そう笑みを交わした後、二人は仲良く宿題の書き取りを始める。
何気ない時間が過ぎていく中、話題は勉強から、次第に、今学院を騒がせている怪奇事件の話に移っていた。
「でも真帆、危ないから夜出かけるのはもうやめなよ?」
「うん、でも、生徒会の人も有志を募って見回りしてくれてるみたいだし、大丈夫よ。それに、昨日もあの女の人が助けてくれたでしょ」
「助けてくれたってことは、やっぱり何かあったの?」
「うん、よく覚えてないけど。なんか酷い目に遭った気がするから、大丈夫」
「やっぱり、思い出せないんだ」
「うん、なんでだろう。すっごく怖かったはずなのに……。んっく……。なんで、なんだろ?」
「どうしたの? 真帆?」
「な、なんか変、体が、熱っく……って」
「えっ……?」
急に顔を赤らめて悶え始めた真帆に、イリスは首を傾げる。
「ちょ、ちょっと真帆。どうしたの急に? 具合でも――っ!?」
最後の言葉を紡ぐ前に、イリスは息を呑んだ。
ピンク色のゼリー状の芋虫が、真帆の背後の壁を、ずるずると無数に這い上ってきたからだ。
「なっ、何これっ! 真帆っ! 後ろ!」
真帆が振り返りもせずに目を見開いて、震えだす。
「あ、あああ……。そうだ、思いだした……。これ、これが……あの時の」
「な、何? なんなのこれ?」
どこから入ってきたのだろうかと、考える間も無かった。
ピンクの幼虫がイリスに向かって飛び跳ねてくる。それを躱して立ち上がると、ボトボトと天井から、人差し指大から二の腕ほどまでの大きさの白い芋虫たちが降ってきた。
(て、天井にまで、いつの間に……)
悲鳴を上げるのも忘れてイリスが戦慄していると、真帆は既に虫たちに取り囲まれていた。
「いやあっ、こ、これぇ! これに私はっ……んぐっ!?」
真帆の悲鳴の出所を、群がった幼虫たちが塞ぐ。
数匹に張り付かれると、まるで抵抗の意志を失ったように、真帆は動かなくなった。
「ま、真帆……しっかりして……きゃあっ!?」
手を伸ばすと、自分の方にも群がってくる幼虫に、イリスは後退る。
(何、この匂い……? なんか、変な感じが……)
必死で振り払おうとするが、近寄れない。
その隙にも、部屋を覆い尽くさんばかりの虫たちはじりじりとイリスの周りを包囲していく。
「ごめんね、真帆! 少しだけ待ってて!」
イリスは飛びかかる幼虫をはねのけて、トイレに逃げ込んで鍵をかけた。「あ、ふあ……。ダメ……やめえっ……んぐっ……」
陶然とした真帆のあえぎ声が、扉の向こうから聞こえてくる。
「お、お姉ちゃん。早くっ、お願いっ!」
イリスは急いで携帯電話でミナミへコールをする。
ボタンを押す指が震える。既に扉の外を、無数の虫たちが這う音が聞こえていた。
(何が、何が起こってるの? こんな――)
二回目のコールで、電話がつながった。慌てて助けを求めようとしたその瞬間。手首に衝撃を感じて、イリスは電話を取り落とした。
「えっ……?」
「キシャァアア」
鈍い声を上げたのは、缶ジュースほどの芋虫だった。
その異形の赤い目と、イリスの目が一瞬合った。
既に自分で鍵をかけた密室。幼虫の落ちてきた天井を仰ぎ見ると、全ての謎が解けた。
(トイレの、換気扇の穴から……!)
一匹だけではなく、更に無数の幼虫がいつの間にかその通気口から続々と落ちてくる。
イリスの記憶が正しければ、ほんの数時間前まで、そこは壊れていなかったはずだった。
「い、いやああぁぁぁあぁぁあっ!?」
無数の芋虫に集られたイリスの絶叫は、長くは保たなかった。
「うう、ううう……お姉ちゃん……」
すっかり身動きのとれなくなったイリスの制服の上を、ずるずると芋虫たちが、まるで品定めでもしているように這い回る。
嫌悪感と恐怖は既に麻痺し、ああ、こんな変な液で濡れたら、洗濯して落ちるかな。などと現実逃避の思考が入り交じっていた。
「キシャア」
「うっ……」
表面を這っていた幼虫が、襟首や裾の隙間から制服の中に入り込む。ピンク色の液体を吐きながら、無数の繊毛と小さな吸盤のようなもので、張りのある肌に張り付き、じくじくと犯していく。
「ひぃ……」
白いイリスの小さな頬を、ナメクジのような虫が這う。
嫌悪感に声も出せないまま、静かな陵辱が続く。
(大丈夫、痛くない……。もう少し頑張れば、きっとお姉ちゃんが助けに――え?)
突然の変化に、イリスは目を見開いた。
(何、これ……)
祝いの席でアルコールでも呷った時のように、体が熱くなる。そして、下腹部の奥の辺りに、感じたことのない疼きが沸き上がった。
(な、何これっ? 何でこんな……)
「あふ、ふああ……いいよぉ……」
「真帆っ!?」
扉の向こうから聞こえてきた嬌声に、イリスは顔を上げる。
それは紛れも無く、真帆の、ルームメイトの快楽の享受した声だった。
(真帆、な、何をされてるの? も、もしかして――)
「キィィィ」
「いやあっ!?」
耳元の鳴き声に、イリスは我に返る。いつの間にか、全身を這っていた虫たちは奥に忍び込み、可愛らしいリボン付きのショーツや、ミニサイズのブラの中に忍び込んで、未発達の性器を愛撫していた。
「いやあっ、ダメぇっ!? ふあっ、あああっ……!」
恐怖と快感に翻弄されながら、イリスは泣きじゃくる。
細い太もも、小さな胸の頂、秘裂の入り口へと虫たちが張り付き、
不思議だった。本能しかない虫の集合に犯されているというのに、何故か人特有のねちっこさがあった。
赤い唇を舐め、胸の小さなつぼみに吸い付き、太ももの内側をさすり、頬を撫で、割れ目を筆先のような舌で、細かくすり上げてくる。
「ひああっ!? やめっ、やめれぇえっ!」
経験のない身体に、直接快楽を刷り込まれる感覚に、イリスは身震いした。
「も、いや。やめれぇ、それ以上されたら……わたしっ!」
快感のあまり、イリスの意志とは無関係に痙攣して、口の端から、無意識に涎が零れ始める。
だが、芋虫たちは手を緩めることなく、むしろ激しさを増した。
「はっ、はっ……ひいっ……んくっ。あああっ!? やだっ、やだやだやだあっ! 助けてええっ!」
迫り来る絶頂に怯えるように、イリスは強くかぶりを振る。だが、無情にも助けは来ず、ついにそれは訪れた。
「やあっ、はあああんっ! も、ダメっ、おしっこ漏れちゃうよおっ……!」
叫ぶと同時に、ずらされたショーツの奥から、透明に近い小水が漏れ始める。その一部に虫が吸い付いて、音を立てて吸い取った。
「あはあああっ!いや……あっ! 飲まれてる……わたしのっ……やあ……ふあ、ああ……」
絶頂の羞恥の中で、やがてイリスの声はやみ、喘ぎ声だけがトイレの中に木霊する。
「キシャアアアア……」
そして、固く閉じていたイリスの縦筋がほぐれたのを見定めて、指二本ほどの太さの芋虫が、狙いを定めて、一気に潜り込んだ。
ぬちゅり。
「あぐっ……」
既に虚ろな目を虚空に向け、放心していたイリスは、破瓜の痛みに、びくりと背筋を震わせた。
***
「な、何よ……これっ!?」
息を切らせて、イリスたちの部屋に辿り着いたミナミは愕然とした。部屋中に張り付いた無数の芋虫。篭もっていたピンク色の蒸気は、意識を遠くさせる。
イリスからのコールで危機を察知してから、ミナミはすぐ小夜音に連絡を入れた。
『分かりました。ここからでは遠いので少しかかるかもしれませんが、私の到着まで、絶対に部屋には入らないように』
数分間まで、ミナミは小夜音の指示を守っていたが、イリスの悲鳴を聞いて、ついに我慢ができなくなったのだった。
「あふあ、ああ、ああ……」
「真帆ちゃん!?」
既に無数の幼虫に犯され、はしたない顔をさらしている真帆を助けようと、周囲の虫を振り払いつつ足を踏み入れる。だが……。
ミナミの武器は、来るときに、護身用として勝手にもってきてしまった、ルームメイトの木刀一本のみ。
戦力差と形容するまでもない、あまりにも無謀な戦いだった。
「キシャアッ」
「きゃあっ!」
不意に飛んできた芋虫の一匹を、木刀で振り払う。
運動の成績は悪いミナミだったが、運良く一撃で虫を切り払った。
(や、やったの、かしら?)
ぴちゃり。
「んっ……?」
真っ二つになった芋虫の体から出たピンク色の液体が、ミナミの頬に付着する。
とっさに制服の袖で拭おうとすると、何も拭えなかった。
「えっ……?」
まさか、一瞬で気化したのかと目を疑うと、突然ミナミの膝がかくりと折れた。
(こ、これは……あの、獏の時と同じ……)
同時に、体の熱さと痺れるような快感に襲われ、ミナミは木刀を取り落とす。
(しまった、あの液体は……何かの……)
「キシャアアア」
致命的な失策を冒してしまったツケは、既に目の前に迫っていた。無数の芋虫たちが、狙いを定めて、ノミのように飛び跳ねた、その瞬間。
「“somnus”」
小夜音の声が聞こえた瞬間、白い霧が室内に満ち、幼虫たちがパタパタと倒れていった。
「ん、ううう……」
膝をついたミナミが顔をあげると、小夜音が呆れた顔で、動かなくなった芋虫たちを見回した。
「ふう、やはり虫退治はバルサンに限りますね。いい能力を持っていて助かりました」
「うう、小夜音……ちゃん?」
ミナミの声を無視して、小夜音は“グリモワール”を中空に放り投げる。 やはり開いたカバーを口に模したように牙が生え、虫たちをがつがつと喰らっていった。
「しかしまあ、あなたが先走ることは読めていましたが、よりにもよって、姉さんの“災いの枝”を勝手に持っていくとは……。
無知とは恐ろしいですね。万が一本物でしたら、今頃あなたは虫まみれどころじゃ済みませんでしたよ?」
「なんの、こと……よ?」
小夜音がよく分からないことを言っている。
だが、全身を包んでいる甘い疼きよりも強い眠気がミナミを襲い。意識が遠くなる。
程なくして、ミナミの視界は闇に包まれた。
***
薄闇の中に、小さな明かりを感じて、ミナミは目を開けた。
「んん……ん、あれ?」
「目覚められたようですね。一人で帰れそうならそうして下さい。あなたを運ぶのがめんどくさいので」
目覚めると、そこはイリスと真帆の部屋だった。
あの惨状がまるで幻だったかのように、室内には虫一匹見あたらず、落ち着きを取り戻している。
部屋は薄暗く、スタンドライトのほのかな白色が、室内を照らしていた
ミナミは二人がけのテーブルに小夜音と向き合うように座らされ、イリスと真帆はベッドで寝息を立てていた。
「い、イリスっ!? イリスは無事なの?」
「しっ! もう12時ですよ? 寮の管理人さんはあなたが退治してくれるんですか?」
小夜音の言葉に口を慌てて押さえつつ、ミナミはベッドを覗き込む、イリスも真帆も、無垢な表情で寝息を立てていた。
「記憶は消しておきましたから、まあ、さっきの恐怖は覚えていないでしょう」
「そっか……」
妹の無事に、ほっとミナミは胸を撫で下ろして、椅子に深く腰掛ける。
そして、珍しく疲れたような表情の小夜音に向き直った。
「ありがとう、あなたにはまた助けられちゃったわね……」
「気にしないで下さい。クライアントの無知と横暴の引き替えに、私たちに給料が支払われているのですから」
相変わらず捻くれた物言いに、ミナミは苦笑しつつ。部屋を眺める。
「でも、もうあの虫たちはやっつけたのよね。これでこの事件は――」
「がっかりさせて申し訳ないんですが、それは違います」
「え……?」
小夜音が“グリモワール”を手に乗せて。
「さっきの虫たちは、このところ委員会のメンバーが何度か交戦しているものと同じで、親玉の分身なのです。
逃せば本体を追うことはできるでしょうが、情報を取られた戦いになります。かといって全滅させればイタチごっこ。
まあ、敵もここまで慎重なくらいですから、念入りに罠を仕掛けてあるのでしょうが」
「そ、そうだったの。でも……何で、私に……」
ミナミは不可解に思った。何故あれほど自分が首を突っ込むのを嫌っていた小夜音が、こんなに現状を詳しく話すのかと。
答えはすぐに小夜音が告げた。
支援
「ところで、落ち着いて聞いて欲しいのですが、妹さんとそのお友達の胎内に、さっきの幼虫が寄生しています」
「――えっ?」
さりげなく放たれた衝撃の一言に、ミナミの表情が凍り付いた。
「既に肉体と一体化してる為、取り除くことは不可能です。解決法は、経験上、本体のサタニックを倒す他ないと思われます」
「じょ、冗談でしょ? だ、だって二人とも……」
「一見大人しいのは、寄生したサタニックが、本来の働きをしていないためです。ですが、彼女たちはこれから発作のように強い性衝動に襲われ、
時が来れば寄生虫に精神を支配され、宿主の餌として動くでしょう。
分かりやすくいうと、“ツバをつけられた”状態にされたわけです」
「じゃ、じゃあ! 早く本体を見つけて、倒さないと――!」
妹が化物にいつでも食べられる餌として確保されている。そんな現状を放っておくことなどできない。
「ですが、降魔六式委員会としては、この件を放置する予定です。
会議は明日になるので断定は仕切れませんが、まず間違いないでしょう」
「え……?」
意味が分からず、ミナミが間抜けな声を上げる。
「さっきの説明はそういう話です。つまり、“戦っても無駄なので私たちはもう、あの幼虫には関与しない”と言っているのです。その理由です」
「まっ、待ちなさいよっ!? 意味が分からないわよっ!? あなたたちはその為にいるんでしょ! なんで目の前にいる人を見捨てて――」
「大丈夫です。たぶんしばらくは、彼女は無事ですから」
「なんでそんなことが言えるのよっ……!?」
いきり立つミナミとは対照的に、小夜音はあくまで落ちついて、諭すような声を出す。
「餌が多過ぎるからです。基本的に、平常時のサタニックは、本体が特定されるリスクを増やしてまで、それほど餌の人間をキープする必要はありません。となればおそらく、彼女は祝いの酒として選ばれたのです」
「……選ばれた?」
怪訝な顔のミナミに向かって、小夜音は静かに微笑んだ。
「喫茶店でお話した“例外”ですよ。サタニックたちの進化と召喚にして、
ヤツらの姦淫の狂宴……八月の収穫祭、闇サバトの供物として――」
Ep2【worms】 END
以上。投下終了です。
最初の2回タイトル間違えたりgdgd……。
前回コメ下さった方ありがとうございますー。
分割はこれ以上伸びるようだったら分けることにしたいと思います。
暇が開いたときに書いてるので執筆速度はお察しください……。
雑談はどうなんでしょう。きりきりしすぎているのも緊張しますが、まあ。
次回そろそろ触手さんを登場させる予定ですー。
おやすみなさい。
GJ。
この時間に起きててよかった。
収穫祭まで全裸で待機します。
ハラショー!クオリティ高っ!
つーか小夜音ナチュラルに性格悪っ!!w
話の筋道から小ネタまでコンパクトに練られてて相変わらず読み易いな。
長さを感じさせないタイプの文章だから、分量にはそんな神経質にならんでええかと。
むしろこのサイズでお約束の冒頭犠牲者から本筋の会話、メインのえちぃ、
解決&次回への布石が打てるんだから構成力は二重丸だと思われ。
GJ
小夜音がヤられた過去回想編キボン
これはシグナム姐さんキター!なのか!?
あるいは淫妖蟲のヒロイン。
>>784 GJです!
次回の触手さんも楽しみに待ってます
戦闘能力を持ってないヒロインが今後どういう立ち位置になるのか気になるな。
・・・そしてどういう初体験を迎えるのかも気にry
投下直後の週末だってのに伸びねえ・・・
最近若干活力落ち気味で心配だな、ここ
気い悪くしないで下せえ職人様
だって雑談とか振ると手痛い言葉で叩かれちゃうもん><
ニョロニョロと雑談触手が地面の穴から伸びてくると
お札を貼ったハンマーでそれを叩こうとする対魔巫女の姿が思い浮かんだ
ゲーセンに置かれた触手叩きは一定のスコアを出さないと襲いかかってきます
今一応SS書いてるけど、大したもんじゃないんで、貼っても雑談してておけーよ。
少なくとも俺は
触手はより強くレベルが高い子孫を残す為に実力のある女性との闘いを繰り広げている
子孫は母体になった存在のポテンシャルで強さとレベルに大きく差が出るから。
例としては強い魔法使いを母体にしたら魔法を使える触手が誕生する
>>792 だから、投下直後に職人無視して雑談しようとするから叩かれるんだろ。
投下直後に他の話題に振られると確かにモチベ下がるけど。
ぶっちゃけ完全沈黙状態じゃ投下する勇気も湧かんがな。
関係ないが、このスレの作品って妹やったら不遇じゃね?
いやむしろ大歓迎ではあるが。
いや、きっと幸せですよ?
最近、俺は娘が触手にやられちゃってる妄想より、
触手娘がやられちゃってる妄想をよくする。
いよいよ俺は駄目なのかもしれん・・・。
>>797 姉のほうもだいたいエラい目にあうからイーブン
どうして雑談が嫌われるか?
それは他のスレでしても事足りる様な、中身のない雑談ばかりだからだ。
せっかく
>>797が、このスレならではの話題を振ったというのに、お前達ときたら自分の好みばかり。
そういうのは然るべきスレでやってくれ。
ははは、触手娘さんもいいものだぞお。
触手はもっと眷属を増やすのにも励むべきw
オリジナル触手ファンタジーです。
拙文ですが、大目に見てくれると助かります。
†「意識侵食」†
「ふっ!!」
ザンッ!
美少女の掛け声と共に白刃が光の軌跡を描き、「亜族」を両断する。
更に後方から迫る触手を感知し、長いポニーテールを揺らしながら振り向きざまに一閃。斬り払うと、隼の如き疾さで亜族の体へ接近し、中枢神経を狙い刺し貫く。
どす黒く凹凸のある球体に無数の触手を生やしただけの亜族の体は、身体の中心を捉えられて微痙攣を起こした後、派手に破裂した。
彼らを手をかけた少女戦士は、四散する亜族の身体すら手に持つ大剣で全て受け流す。
自分の身体が汚されるのが嫌なのだ。
「つ……強い。強すぎる……」
村の住人から洩れる自然な呟きは、本当に十七歳の美しい少女に向けられたものなのだろうか。
金髪碧眼に白皙の肌。身に纏うは、肌よりも白きレオタードただ一つ。携えるは、聖剣「フルンティング」。
孤高の女戦士――ソフィアは、今日も完璧な仕事を終え、目鼻立ちの整ったやや憂い無表情を虚空に向けていた……
大陸各地で出没する「亜族」は、いずこからか表れた亜族王ハスターが伴ってきた、異形の生物である。
人の頭より若干大きめの黒き球体に無数の触手を生やす、おぞましい見目を有している。
男は殺し、女は犯してイかせた後、意識を乗っ取って「亜人」と化させる人族の敵だ。
男には凶暴化して襲い掛かり、絶大な戦闘力を持ってして絞め殺そうとしてくるので、太刀打ちもままならない。
故にこの大陸では、うら若き少女達が日夜剣の修練や性欲の抵抗力を高めるための修行に精を出しているのだ。
ただし、彼女達が犯され亜人となると、人族としての意識はなくなるうえ亜族と同じように牙を剥いてくるので、もはや殺すしかなくなってしまう。
亜人の、亜族と異なる点は、
・人族(女)の見た目を持つこと。言葉は話せない
・女に凶暴化して襲い掛かり、男を犯そうとすること。ただし、男は最後には殺されるため、亜人にはならない
・触手は、手足を変形させて発する事ができる
の三点である。
腰辺りまである金髪のポニーテールと、程よい大きさの双丘を揺らしながら、ソフィアは町を歩み進んでいる。
とりあえず、といった感じで村長宅に招かれるや、一応、といった感じで報酬を手渡された。
女戦士ソフィアの名は大陸全土に伝わっていて、亜族王ハスターを倒す救世主としての呼び声が高い、孤高と言える存在であった。
「いやぁ、本当に助かりました。ソフィア様」
頭皮が若干薄くなり始めた長老が、目のやり場に困った様子で礼を述べる。
完璧なスタイルの肢体に、着ているのがボディラインが丸分かりな上露出も多い白レオタードだけとなれば、こうなるのは当然ともいえるが。
「……お礼はいりません。当然のことをしたまでです」
「そ、そうですか」
突き放すかのような断固とした口調に、村長は当惑する。
「どうです? 一晩だけでも……」
「ううん、私には課せられた使命がありますから……」
首を左右に動かしながら答えるソフィア。
断られれば、無理に引き止める必要はないな……
「そ、そうですか……では、お気をつけて」
面倒ごとが嫌いな村長は、むしろ嬉々とした心持で、ソフィアを送り出した。
「…………つまらない人ね」
村長宅を出て開口一番、ソフィアは毒づいた。
二言三言話しただけで結論付けるのは尚早だが、彼女のややしたたかな性格に至っては仕方のないことである。
じゃあ、行こうかしら……
言葉もなく、別れも告げず。
孤高の少女剣士は、密かに村を後にした。
ソフィアが何故そんなにも強いのか、疑問を持つ者は多い。
彼女自身が強いのは確かだが。
一番は、祖父の遺産の聖なる白刃「フルンティング」が要因である。
この剣に選ばれし者は、超人的な膂力・敏捷・剣技が身につき、容易に亜族を討つことが可能なのだ。
聖剣に付属されていた但し書きを見たソフィアは、肩と太腿が露出した白いレオタードで旅をすることにした。
‘肩と太腿を外気に晒すこと。そうしなければ、その力を最大限に発揮することができない’……但し書きにはそう記されていたからだ。
全身を純白に染めたソフィアは今、広大な翠の草原を憂い眼差しで見入っていた。
白昼の今なら、この草原の先にある「散霧の森」には、夕刻までには着くはず。のんびり行こうかな……
ソフィアはゆっくりと、優雅な足取りで草原を踏みしめだした……
ところが。
歩けど歩けど「散霧の森」は見えてこず、結局着いたのは小夜に至ってからのことだった。
私としたことが……計算違いだわ。
自分の悪癖――歩く速度は、常人の中でも遅いほう――が悪い方向に出てしまったのだ。
この森自体は狭く、抜けるのには一刻とかからないだろう。
しかし、夜になれば薄霧が発生するうえ、亜族の襲撃に抗せるかどうか。
となれば、当然退くという選択肢がよぎってもおかしくないのだが……
「急がなきゃ。時間が無いもの……」
寡黙な彼女が声に出すほどなのだから、本気でそう思っているのだろう。
整った面差しをいつも以上に厳しく律しながら、彼女は霧の煙る森へと足を踏み入れた。
霧は思ったよりも深く、道は暗黒に遮られていて、視界は乏しい。
聖なる白刃「フルンティング」は、所有者の意思で松明と同程度の光を発することが可能だが。
それでも中々周囲が明らまないのだから、この森が潜在的に持っている闇は相当に強いということだろう。
早く……早く抜けなきゃ……!
極めて珍しく、ソフィアは焦燥感を募らせていた。
出来れば、亜族に遭う前に抜けたい。
道に迷いさえしなければ、ここは容易に抜けられる森――
それは突然の出来事だった。
眼前の大木から黒い触手が飛来したのだ。
視界が悪いためか、全く反応出来なかったソフィアの首に巻きついた。
「ぐっ……!」
呻きながらも、背に帯剣している「フルンティング」の柄を右手で持つが。
その右手首にも、触手が巻きついてきた。
「ぐぅ……はぁぁああっ!!」
怒号一喝。
と共に振り上げた白刃が光を放ち、首に巻きついている触手を斬った。聖剣に与えられた、怪力である。
早業で左手に持ち替えながら右手首の触手を刻もうとしたら、後ろからむき出しの肩に触手が触れてきた……瞬間。
ソフィアの動きが、中枢神経を貫かれた亜族のように静止してしまった。
「………………え?……」
彼女は、何が起こったのかまるで分からなかった。
苦痛はないにも関わらず、完全に脱力し、「フルンティング」から手を離してしまった。
分かったのは、今、自分は四肢を捕らえられ、完全に身動き一つ取れないという事実のみ。
「なんで…………どうしてっ!?……」
ソフィアは疑念を混ぜて泣き叫んだ。
ここでもやはり、彼女の悪癖が災いしている。聖剣の但し書きの中の、最も重要ともいえる部分を読み飛ばしてしまっていたのだ。
‘肩か太腿を亜族に触れられると、剣の効力が一時間失われる’――
効力の中には、亜族を斬り払う力や、亜族から身体を護る力も含まれている。
その加護を失ったソフィアは、もはや一人の無力な少女に過ぎないのだ……
「ひっ……ひぃい!!」
蠢く無数の触手を目の当たりにし、今までに無い恐怖と悲痛に満ちた甲高い声を上げる少女。
碧い双眸から、涙がとめどなく溢れ出る。
黒く細い触手が、ソフィアに殺到した――
「いやあぁぁあっっ!!!」
うねうねとまとわりついてくる黒い‘つる’のぬめぬめとした気持ち悪い感触に、ソフィアは身悶えさせながら絶叫した。
ソフィアは処女なので知らないが、その感触はまさしく男根そのものである。
「や、やめ……やめてぇっ!」
白いレオタードを這い回る触手は、しかし留まるところを知る由もない。
露出した肩に伸びたものが、わきの下の辺りから布の中へと侵入してきて、少女の成長した乳房を巻き上げた。
「痛っ、あぁぅ!?」
ビリィ、と麻のレオタードはいとも簡単に破られ、ソフィアの形の良い乳房があらわになる。
「やだ……やだよぉ……」
上気した頬に半開きの目をあらぬ方向にむけながら、弱弱しい否定の声を発するソフィア。
犯され、イかされてしまえば、自分が自分ではなくなることの恐怖は何事にも代えがたい。
何より亜人になってしまうと、自分に亜族王ハスター打倒を期待する人々を裏切ることになるのだ。
絶対に、絶頂を迎えるわけにはいかない。
だが、しかし――
「ひっ、い…………はぁあんっっ!!」
ついに。
触手はソフィアの股間部の布をずらし、膣内(なか)への侵入を許してしまった。
「いやっ! やぁっ、んあぁぁん!!!」
一本の触手にぐちゅぐちゅと膣内を探られ、愉楽の嬌声を上げるソフィア。
四肢を固定され、脚を広げて秘所を露にされた姿勢で、いいように攻められる。
「駄目……いやぁ……はぅっ! あぁっ! はんっ! あぁん! くはぁぁっ……!!!」
出し入れされる触手に加え、敏感な突起まで擦られ、突き上げるような快感に抑えていた喘ぎ声が自然と漏れ出てしまう。
だが、これでも‘そういう類’の修行は欠かさなかったのだ。
感じることはあっても、そう易々と絶頂にまでとどきはしない。
だからといって抵抗する手段があるわけでもなく、達してしまうのも時間の問題だろう。
「あん……くっは、んっ、あぁっっ!! あん! はぁぁあ……」
ソフィアは、イきたいと思う欲求と、実際に迫り来る快楽の波に、必死にこらえていた。
亜人になれば、私の意識はなくなる。それは死ぬのと同義――いや、それ以上に悪い結。
だから、イくわけにはいかない……
けど、この状況でどうしろというの?
完全に身動きできない状態。ましてやこの時間、この場所、絶対人が通らない所で、私はどうすればいいの……?
いっそこのまま快楽に身を委ねたほうが、楽になれるんじゃ……
「はぁ……はぁ……――っくぅ! うぁっ、あぁぁ、ふぁあんっ!! あんっ、はん! イ、イく……」
――違う。イきたくない。
だが。彼女の思いを裏切るように。
触手が、ソフィアのクリを、膣内を、アナルを。同時に激しく攻め立て始めた。
「ひあっ――!!!!」
途切れる声。
ぐちゅぐちゅと激しくかき混ぜる水音に、秘部から大量に迸る愛液。
声を出す余裕すらない、絶頂の一歩手前の状態のソフィアのおもては、美しい容姿が見る影も無いほどに歪んでいた。
ぐちゅ、ぬちゅ、ぐちゃ、ずちゅ、くちゅ、ぴちゃ……
「いやあっ!! もうだめぇっ!!! イっ……――!!?」
どういうわけか。
絶頂寸前で、触手の動きが止まる。
それどころか退いていき、いや、その身体が朽ちてゆくではないか。
――破裂音。
いずこからか聞こえたその音は、間違いなく亜族の死を意味する音だった。
「ふう……危ないとこだったね、あなた」
独特な声色の、甘ったるい声。
ソフィアは悟る。奇跡的にも、通りがかった者に助けられたのだと。
闇に落ちた林の奥から、一人の少女が姿を表した。
山吹色を基調とした半そでチュニックに、萌葱色のタイトミニという、ちょっと軽めな容貌。
そのため、ソフィア以上かとも見て取れる彼女のスタイルの良さが浮き彫りになっている
かわいらしい童顔に飾った長い金髪は、二つに結って胸元に下げていた。
「あなたがソフィアちゃん?」
突然の問いに、ゆっくりと頷いた。
何しろ、自分は有名であるという自覚はあるし、伝聞で容姿も知られているだろうから驚きはしない。
「あの、あなたは……?」
少々息を荒げ、大きく息を吐きながらも、ソフィアは訊いた。
本音を言えば今すぐ自涜に及びたいのだが、相手のことを考えれば流石に失礼だろうと考え、自重する。
「わたしはセリカ。あなたを捜してたのよ」
セリカと名乗った少女に、ソフィアは大きな目を更に大きく見開いて凝視していた。
この少女こそ、ソフィアが捜していた者なのだ。
けど、聞いた話によれば彼女はこの森を抜けた先にある要塞都市・ケインズウェルにいるって話だったと思うけど……
「……それより、あなた辛そうじゃない。話は後にしましょ。わたしがしてあげるから、楽にして」
優しく話しかけられたソフィアは、自分の状態を察してくれたセリカに拝謝した。
同時に。
ソフィアの左頬に一筋の水の粒がこぼれるのが、童顔に飾られた碧眼に映された。
「……そうよね。辛かったわよね」
裸身の少女の側まで足を運びながら、穏やかに言葉を綴る。
「大丈夫。わたしがやさしく気持ち良くしてあげるから……」
双眸を閉ざしたソフィアは、安寧とした心持になれた気がして、思わず全身の力を抜いた。
良かった。あの時、気を抜いて亜人なんかにならなくて――
自分の花弁に入ってくるセリカの指の感覚に酔いながら、快楽の中でほっと胸を撫で下ろした…… FIN
矛盾点とかありそうでコワい。
GJです!
是非続きをば!
>>784 二話連続でストライプのスポーツブラであるあたり
作者はわかっていると言わざるをえない。
>>808 触手生物が蔓延っていようが太モモ触られちゃ駄目だろうがレオタード一枚。
まさに触手陵辱ヒロインクオリティ・・・
GJ!
だがなんだ、この焦らされっぷりは…
激しく続き希望なんだぜw
ハイリスクハイリターンというか、欠陥商品みたいな聖剣だなw
「亜族から身体を護る力」も弱点部分だけは効かないわけか。
まさに触手陵辱ヒロインクオリティ・・・
但し書きが鬼畜すぎるwww
この剣作ったヤツ、絶対精神だけ剣の中に入って持ち主視姦してるだろwwww
ちょっと体操服ブルマじゃないと威力発揮出来ない剣作ってくる
太股に巻き付かれたら力を失うって地面からの不意打ちに弱いパターンだよね。
そして続編があるなら何をすれば二人目のヒロインは力を失うのか期待してしまう。
二人とも共通ってパターンでも面白いから問題ないけど。
ちょっとウイゼル氏に魔剣の作り方を教わって来る
この剣をじいちゃんが使ってた頃の事を想像してしまったorz
ぬふぅ
TSしてヤられる主人公か
女の快楽に全く耐性の無い元男が攻められてどうなるか…
悪くないなw
822 :
808:2008/10/03(金) 08:18:47 ID:LvmuM0uR
思ってたより好評なようで驚喜しましたw
当初は一回で終える予定だったので適当に書きなぐってたんですが、
自分もなんとなくこの世界観が好きになってきたし、続編を望む声が多い様なので、続きを書こうかと思います。
他にも常に三、四作掛け持ってるんで、出来れば気を長くして待っていただけたらと……
>>822 なあに、待つのは慣れてる…
読子リードマンの活躍を待つのよりは楽だ
>>822 十二国記を待ち続けてる俺には愚問だぜッ!
6年くらい平気で待ちます
アナの書ドニの書待ちの俺もいけるぜ!
>>822 俺は田中芳樹のファンだぜ?
タイタニアとかもう半分あきらめてる(´・ω・`)
>>823-
>>826 同胞よ!
アル戦といい主上といいハルヒ(これはレベル低いけど)といい、読者をどう思ってるのやら……
俺はプロになったら四ヶ月刊行を目標にしてくぜっ!
……なんてゴチャゴチャ言ってないで続き書きます、はい
待たして悪いが仕事なんでな。
嘘ですゴメンナサイ。待ってねーよとか言われたらマジ泣きなので勘弁つかぁさい。
ヒロイン完全お荷物絵巻の第六話投下します。
〜粉砕天使ナツメ 第六話 前編〜
「シャギィィィィィィイ!!」
追い詰められた異形の咆哮が淀む大気を掻き乱す。
ほんの数瞬前まで奪う側だった者の最期の悪あがき。
渾身の力で振り抜かれた筋肉の鞭は、天敵の美しい銀髪を僅かに触れただけで通り過ぎていった。
―――――ザシュ。
滑稽なほど取り乱した怪物とは対照的な静けさで、エミリアの細腕が水平に走る。
彼女の手を離れた矢は音も立てずに虚空を駆け、寸分違わずデスパイアの核を貫いた。
平衡を失いグラリと揺れる腐肉の塊。息絶えたローパーは、一足先に転がっていた仲間の上へと折り重なるように崩れ落ちる。
制御を失った触手が、筋繊維の痙攣によりビクビクと震えていた。だがそれも長くは続かない。
息絶えたデスパイアは、葬られた順どおりに規則正しく光へ還ってゆく。行き先は…少なくとも天国でないのは確かだ。
「これで…全部?」
心持ち上がった息を幅のない肩で整えながら、エミリアは誰にともなく問いかける。
闇の中に凝らされる銀色の瞳は、例え勝利の後でも微塵の隙も覗わせない。
「んぁ…あ…、はあっ。あん…」
彼女の問いに応じたのは咽せ返るほどのエロスを湛えた女の吐息。
銀髪の天使の背後では、今しがた片付けた一団により犯されていた若い女たちが数名、薄紅色の肌に断片と化した衣服を付着させ転がっていた。
粘液の効用に意識を乗っ取られた者は、異物の除かれた己の秘部を一心不乱に慰め続け、わずかでも理性の残る者はその身に受けた凌辱の残滓にただただ涙を流している。
(捨て駒相手に随分時間を食わされたわね。マルー達、無事かしら…)
少女の顔は険しかった。先ほどから何度もコールしているのに相方からは応答が無い。
片時も手を離せない熾烈な戦いを繰り広げているのか、救出したナツメとハルカを抱え逃走中か。あるいは…。
「くっ」
案じたところで事態は動かない。今は一時一秒さえ惜しいのだ。
脳裏をかすめる最悪の予想を打ち払い、散りゆく骸を踏み越えようとしたその時である。
「…ひっ!?い、い、いや…。やだ、もうやだっ。もう嫌ぁぁぁあぁぁぁあッ!!!」
「ヌルヌルしたのが来るう!!ヌルヌルしたのがぁぁああ!!」
辛うじて意識らしい意識を保っていた何人かが、エミリアの背後を指差し狂ったように叫びだす。
一体何を見つけてしまったのか。…いや、この空間でその問いは愚問だろう。
ズル…ずる。ズチュル…ずぶぶ…。ずぷっ。ぬちゅる。ずずず…。ずぶ…。
闇の中で蠢く大小の影が、まるで誘蛾灯に惹かれる羽虫のように、エミリアの青い光を目指してゆっくりと這い進んで来る。
姿形は不確かでも、その不快極まりない足音が彼らの正体を何よりも簡潔に示していた。
この世の終わりとばかりに喚き散らす女達を小さなその背に庇いながら、天使は黙って弓を引く。
敵の数は十…いや二十。数えている間にも増えていく。
本当はこんな雑魚にかまけている暇は無い。事態は一刻を争う。だが…。
「来ないでっ!来ないでぇぇぇえ!!」
「やだぁぁあ、私もうやだぁぁぁあ!!帰してっ、お願いだから帰してぇっ!!」
真っ赤に腫れた陰部をボロ切れ同然の衣服で庇いながら泣き叫ぶ犠牲者一同。
無慈悲な触手責めで肉体を酷使され彼女らは、とても自力で逃げ出すことなど出来ない。
そして彼女達がいる以上、エミリアもこの場を離れる訳にはいかないのだ。迫り来る敵の、全てを殲滅することなくしては。
「嵌めてくれたわね。態のいい捨て駒だって事すら解ってない肉団子のクセに!!」
およそ似つかわしくない罵声と共に、蒼き閃光は重厚な包囲の真っ只中へ飛び込んでいった。
♯
奥へ、奥へ…。節くれだった侵入者は躊躇う事なく這い進んで来る。
「ん…ぐっ、はあ…ァ。くっ…そ、くうぅ…!!」
股の間からその身を裂かれるような拡張感。
どれだけ腰を引いたところでもう逃げ場は確保できない。
『あらやだ頑張っちゃって。久しぶりのセックスなんでしょ。もっと楽しまないと損よ?』
「ふ…ざけ…ッ。…んぐ!」
黄昏時のような薄暗い照明の下。メンバー随一の火力を誇る灼熱天使は、込み上げてくる鈍痛と疼きにその端正な顔を歪めていた。
厚手のコートを脱ぎ捨て一回りも二回りも細くなった背筋は、浮き出る汗で輝き、挑発的な微笑を湛えていたその顔は、キャンパスに淫らの彩り広げまいと防戦一方である。
『強がっても下のお口は正直ね。可愛そうに…随分欲求不満だったのね。私のモノをこんなに一生懸命しゃぶっちゃって…ほぉら』
結合部から溢れる透明な液体を、一本の触手が拭ってマルーシャの顔の前で見せ付けた。
「言ってろよ…。貧相だね…てめぇのナニは…」
『あらそう?ならお望み通りに』
「くっ…。ぐぅ!?あ、あ…あぁう!!」
強がるマルーシャの膣内で異物がボコボコと脹れ上がった。波打ち際を埋め尽くす巻貝のように触手の表皮を覆っていたイボたちが、グネグネと蠢き始めたのだ。
亀頭を包んで締め付ける洞穴を、内側からコリコリと刺激する無数の肉の粒。心地よい痛みと甘美な温もりが下腹部に広がり、溢れる愛液は幾筋もの白糸となって滴り始めた。
『調子が出てきたわね。それじゃあ、そろそろスイートルームに招待してあげようかしら…ぬふふっ』
「ん…だ、と…?」
何を言っているのか。潤んだ瞳で目一杯の睨みを利かせながらマルーシャは訝しむ。
そんな彼女の眼の前で…なんと伯爵夫人の腹がビチビチ音を立てながら縦に裂け、まるで女性器のような艶かしいクレヴァスが出現したのだ。
「…―――――なっ!?」
スプラッターな光景に言葉を飲む天使。まさかと思ったその瞬間、彼女の体は触手に貫かれたままガクンと引っ張られた。
無数の拘束具で戒められたマルーシャは、異臭を放つその空洞へゆっくりと手繰り寄せられてゆく。
「ま、マジか…。く、くそ…。んぁッ」
人間ひとりが優に納まるその空洞は、まるで巨大魚の口のようにくぱっと開き、彼女を丸呑みにしようと待ち構えている。
開かれされた脚をその外縁に突っかけ、なんとか抵抗を試みるマルーシャ。
だが…乳房に吸い付いた触手がその形良い果実をしゃぶり上げ、股間に潜り込んだ触手が一暴れすると、張り詰めていた両脚はいとも簡単に力を失い、膝から砕けてしまう。
つっかえ棒を失った体は、実に呆気なく地獄の釜の中へ引きずり込まれていった。
(ちィ…。やっぱ…デス公と体で張り合おうって考えが、無茶もいいトコだったか…)
救いは訪れない。肉の絶壁から見渡す下界では、下っ端のローパーに嬲られている娘たちが、陵辱者の触手を頬張ったまま恨めしげな目でこちらを見上げている。
乱入してきたマルーシャの姿を見て、助かるとばかり思っていたのだろう。
だが当のエンジェルは自分たちを助けるどころか、身内の救出に失敗した挙句、訳の分からぬやり取りを経て、あろう事か自分から体を差し出してしまった。
犯され尽くした女達の胸を、灰色の絶望と黒い怒りが駆け巡る。熱湯のような精液の注入と同時に搾り出される悲鳴は、まるでエンジェルへの怨嗟の喘ぎのようだった。そして…。
『さァ、いらっしゃい。今晩からはここが貴女のベッドよ』
「や、やめ…!う…ッ!!」
聖者に割られた海が元の姿へ還るように、肉の谷間が閉じていく。
徐々に細まってゆく外からの光。左右からジリジリと迫る赤黒い壁。
グチャグチャという粘着音を立てて肉と肉が癒合し、マルーシャは遂にその中へ完全に閉じ込められてしまう。
「あ、うあぁぁあぁっ…!!くぅ!くっ、そお…。や、気持ち…わりぃ…ッ!!やっ、やめ…っ!!」」
まるでハンバーガの具よろしく腐肉の布団で挟み込まれる戦乙女。
牢獄の内壁は膿んだニキビのような無数の突起で覆われており、心拍のように脈打つそのイボの頭頂からは、すえた匂いのする謎の液体がグジュグジュと溢れ出していた。
隠すべき場所を殆ど隠せないほど乱された衣服は、みるみる内にその粘液で浸蝕されて泡立ち、ベルトの金具や下着のゴムを残してその殆どが粥のように溶かされていった。
『アハハハハハハッ!いいサマになってきたじゃない。上で大砲振り回してた貴女より、よっぽど美人よ!!』
ドロドロになった髪止めがブツンと切れた。ポニーテールと呼ぶにはやや乱暴に束ねられていた金髪がふわりと広がり、マルーシャの顔を大人びた雰囲気に変える。
だがその美しい髪も、生臭いローションを即座に塗りたくられ、彼女のうなじや額へと汚ならしくへばり付いていった。
『さあ、お膳立てはこのぐらいでいいわね。今度は貴女が尽くす番よ。腰を振りなさい』
「だ、誰がそこまでサービスするって………うッ、んぐァ!」
大きなストロークで前進後退を繰り返していた触手がボコリと怒張し、マルーシャの陰部が悲鳴を上げる。
『口答えできる立場かどうか、よ〜く考えてから物を言いなさい。ヌルい真似してくれたら…わかってるんでしょうねぇ?』
拷問部屋の外でナツメとハルカの脚がガバッと拡げられた。同じポーズを取らされた姉妹の割れ目に触手の先端がゆっくりと狙いを定める。
二人の陰部に突きつけられた図太い生殖器は、銃口以上の強制力をマルーシャに発揮した。
「…クソッタレ」
拒否権は無い。肉の絨毯で挟み込まれたまま、彼女はゆっくりと腰を持ち上げる。
「ちく…しょう、こん…畜生……うっく!」
引き締まった下半身は緩やかな放物線を描いて上昇し、伸び切った触手を飲み込みながらゆっくりと降ろされる。
一振り腰を動かすたびに、怪物の一物を飲み込んだ下腹部は一層熱く昂ぶっていった。
「ん…んは…っ。くふ……、ふぁ…う…っ」
股間に突き刺さっていた異物感が、だんだん体に馴染んできた。
痛みと違和感は後退し…代わりにやって来たのは、うっかり気でも抜けば無意識の内に求めてしまいそうな快感。
まるで理性が下半身に引きずられていくようだ。心を確かに持たなければ、マルーシャの腰は勝手に動いてしまうだろう。
そして、行為が効いているのは彼女だけではない。
秘所に頭をうずめた陰茎はブルブル痙攣しながら膨張し、次第に硬さを増している。
マルーシャの腰使いがよほどお気に召したらしい。
『結構来ちゃうわ。男がいない割には随分お上手ね。もっとテンポを上げてみましょうか。それでこう、横にもぐりんぐりんって』
「ンな…馬鹿言うな…。こっちゃもう…ヤバいトコまでっ、来てるってのに………うぐっ!」
『あらあら。いいのかしら、そんな態度で?』
「…ちッ」
お約束の展開に歯噛みしながら、イグニートエンジェルはゆっくりと腰を横へスライドさせる。上下の動きと併せて8の字を描いてみせたり、平仮名の『の』を描くような円周運動を加えみたり…。
ぎこちないグラインドにその身を任せる触手は、並のコンドームならはち切れてしまいそうなほど膨張し、水揚げされたウナギのように時折膣内でのた打ち回る。
こんな化物が自分の中で暴れているというのに、エンドルフィンを分泌してしまう自分の頭が、マルーシャは心底恨めしかった。
―――――ズクン。
「んぐッ!?」
短い悲鳴と共にマルーシャの動きが止まる。
蒸気機関のように高鳴る心臓の鼓動が頭蓋にまで響いていた。
もうこれ以上は駄目だ。イッてしまう。
(…どうする?時間稼ぎも限界だ)
打開策は浮かんで来ない。
お預けを食らった触手は怒ったようにズクンズクンと跳ね、行為の再開を訴えている。
「ハァ…ハァ…、ハァ…っ。くそっ。くっそぉ…!」
『ふぅん。どうやらここまでね。まあ、これだけ出来れば上等でしょ。楽にしていいわよ』
「…―――な!?」
予想外の反応にたじろぐイグニートエンジェル。
次の瞬間、何かがチリっと肌を刺激し…。
バチッ!バリバリバリバリーーーーー!!
「うっ、ああぁぁあぁぁあぁあぁあーーーーーッ!!!」
マルーシャの喉から絶叫が迸り出た。頭の天辺から足先まで、全身の筋肉が残らず悲鳴をあげる。
この痺れ。焼け付くような感覚。間違いない。電気ショックだ。
(こ、こいつ…発電器官…持ってやがったのか…ッ)
電気の通っていない廃線で、この部屋だけ照明が点いているカラクリをマルーシャはようやく理解した。
そして、ナツメの衣装が煤けたように焦がされていた訳も。
『さあ、これでもうお人形さんね』
ヒルバーツは嘲笑う。その通りだった。手足の感覚は完全に吹き飛んでいる。
「く、くそ………あっ!?ちょ…っ!!」
麻痺した膀胱の筋肉が、勢い良く小便を開放してしまう。
止めようとしても体は言う事を聞かず、充満する腐臭に彼女は自身の尿の香りをブレンドしてしまった。
『ほほほほほほ…ッ!はしたないわねぇ。お漏らしするような悪いお人形さんは、こうしてあげちゃう』
ヌチュヌチュヌチュ…ビュッ!!
「…っ!?」
今度は何だ。されるがままのマルーシャの視界に、無数の赤い糸のようなものが飛び込んできた。
一瞬、血かと思ったが……違う、これは液体じゃない。
彼女を包み込んでいる肉のカーペット、その内側に生え揃った小さなイボたちが、無数の微細な触手となって皮膚組織から伸び、マルーシャに踊りかかって来たのだ。
「まっ、まて…っ!やめ…っ、うぁッ!!そこは…やめ…ッ!!」
水疱瘡のようなイボが次々と弾け、中から飛び出した数え切れないほどの触手が、マルーシャの性感帯を陥落させにかかる。
ヒザの裏を、ワキの下を、うなじを……エノキのように小粒の触手たちが這い回り、小突き、粘液を存分に刷り込んでいく。
「よせ…やっ!ん…あッ、あぁぁ!!」
鼻先を撫で回し、内股をなぞり、背筋をさすって、耳の穴を探り回し―――。
為すがままに嬲られる彼女の姿はまるでイソギンチャクに捕らわれた熱帯魚のようだ。
「あ…あん!やっ…くぅう、ん!」
半開きの口から、とても自分の物と思えない粘ついた声が溢れ出る。
語尾に全てハートマークが付くような、恥ずかしさと悦び、敵意と甘えの混じった混沌の嬌声。
死に物狂いで呼吸をしているハズなのに、生き延びようとしているだけなのに、感じ入る肉体はひたすら妖しい旋律を奏で続ける。
『んっふふふふ…。ようやく雌になってきたわね。そうよ。これが女の子の体の真実なのよ』
「な、なにが…ッ。んあ…。ふぁ……やあっ。あ…ああぁぁあぁッ!」
過去に幾度か穢された身ではあったが、こうまで徹底した辱めは流石に初体験だった。
自分の体にここまでの感度が、欲望が、官能が潜んでいたとは。
信じられない。もう何もかも悪い夢で終わらせてしまいたい。
『頃合ね…。貴女の力、たっぷりと吸わせてもらうわ!!』
「うあぁぁッ!ば…っ、とめ…っ、止めろ…!あ、あ……ひあうぅっ!!」
ズクン、ズクン、ズククン。あまねく性感帯に愛撫を加えながら、狂乱のベリーダンスが始まった。
8の字に振り回される腰に併せて、胎内の触手が膣壁をこすりあげ、ささくれ立ったコブが出入りするたびに陰唇を押し広げる。
暴れ馬を抑え込もうと、マルーシャの膣壁は侵入者をキュ〜ッと締め付けるが、その行為が却って快楽の炎に駄目押しの油を注いでしまう。
『アッハハハハハ!その子たちも一緒にイかせてあげなさい!!』
「へっ!?…ひゃっ。や、やっ、やぁぁあぁぁぁあああーーーーー!!」
「やめっ、やめ…いいいぃぃいあああ!!!」
伯爵夫人が呼びかけると、他の女たちを犯していた下っ端のローパーどもは、一斉に愛撫をトップギアへ切り替える。
しばしの休息から叩き起こされた彼女らは、太腿の間でビチビチのた打つチューブを必死で抑え込もうとする。
しかし天使の力を持たぬ一般人に、この状況で出来る事などあるはずも無かった。
地獄絵図のように広がる地帯の沼と、そこから湧き上がる喘ぎの混声合唱が、痩せ細ったマルーシャの理性に追い討ちをかける。
「畜生……ッ!!てめぇ、なんもできない素人相手に……うぐッ!!あ…あぁ、あぐ…!!」
怪物の腹を中から蹴飛ばしてやりたかったが、どんなに力を込めてもM字に開かされた脚は寸分とも動かず、指だけがブーツの中でキリキリと張り詰めた。
股の間からはジュルジュルと愛液の啜られる下品な吸引音が聞こえて来る。
滑らかな肌をくすぐり回す微細な触手たちは、流れ出る汗を一滴残らず吸い取り、エロスに火照る獲物の体に冷却時間を与えなかった。
この身の昂ぶりはもう限界一歩手前まで来ている。
(ナ…ツメ……。ナツメと、ハルカは…無事なのか……?)
駄目だ。もう助かる手立ては無い。残る選択肢は「耐える」の一択のみ。
だがそれは黙ってデスパイアの所有物になる事を、少しばかり綺麗に言っているに過ぎない。
「んはっ……はっ、はっ!んぐッ!?」
秘所に繋がる触手がひときわ大きなウエーブを描き、イボだらけの亀頭が膣内で元気よく跳ねる。
絶頂への階段を駆け上がろうとする自分の体を、危ういところで圧し止めるマルーシャ。
外からは小型犬の遠吠えのような切ない叫びが聞こえてきた。今の一発で、他の娘たちはもうイかされてしまったらしい。
「ふ、あ…あっ…!くぅ…あうっ!!」
ずくん……、ずくん……、ずっくん…。第一波を受け流された触手が立て続けに波を打ち、崖っぷちの理性を無慈悲に突き落とそうとする。
普段の啖呵も悪態も、今となっては出てくることは無い。唇の隙間から溢れるのは背徳の香りと悔しさに満ちた女の官能。そして淫らに尾を引く銀の糸。
勢いを増すピストン運動に、モデルのようなプロポーションは激しくうねり、乳房に吸い付く触手をぶるんぶるんと振り回す。
「ん…んぐッ!ふあ、あ…っ、あぁあぁーーー!!」
目蓋の裏に星空が見えた。シナプスがショートする。
マルーシャの穴がギュっと径を狭め、狼藉の限りを尽くす侵入者をひときわ強く締め上げた。伯爵夫人の巨体がブルルっと震え、気持ち良さそうな呻きを一声洩らす。
数秒前までの前後運動が嘘のようにやみ、堅くなった肉棒はブルブルと痙攣し…そして…。
「…んぅ!?」
ずっくん、とその先端が膨らんだ。次の瞬間…。
ごびゅ。ぶちゅるるるるるるる―――――ッ!!
「ひあッ…。あ、あ、あぁ…っ、あぁぁぁあぁぁぁあぁああああーーーーーーーァ!!!」
ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅ…。どくん、どくん、どくん…。膨大な量の流動する熱源が…天使の膣内に放出される。
流し込むなんて生易しいものではない。加熱した蜂蜜を風船になるまでパンパンに詰め込み、そいつを腹の中で破裂させたような。およそ人間同士の交わりでは永劫に味わう事のない中出し。
触手のバイブレーションで土俵際まで追いやられていた肉体は、下半身全体を揺るがす射精の衝撃と、注ぎ込まれた液体の熱さに敗北し、遂にオーガズムを迎えてしまう。
全身をくまなく愛撫する小さな触手たちもそれに倣い、素麺のように細いスペルマの糸がマルーシャの体中に降り注いだ。
抗う意志の最後の一欠片が視界を覆いつくす量の精液に洗い流されていく。
「ふあッ、あ…ぁ。かは…っ」
ごぼっ、ごぼぼ…、ごぷっ。ぶちゅ、ぶちゅ、ごぼぼぼぼ―――――…どっくん。どっくん…。
マルーシャの子宮は分銅でも詰め込まれたかのように重さを増していく。
まるで水飴のような、凄まじいネバつきを誇る体液。一体どれだけの精子が濃縮されているというのか。
命の塊を膣内に無事届け終えた亀頭は、心臓のように規則正しく脈打ちながら、自身の中に残留した白濁液を胎内にひねり出し続ける。
送り込まれる体液で、マルーシャの膣は一分の隙間も無く満たされ、もはや限界に達していた。
だが絶頂に達した彼女の陰部は、怪物の生殖器をギッチリと締め付け、注がれた精液を逃すまいとする。
絶頂の余韻に浸る女の体は、当人の意向などまるでお構い無しに、ありったけの命の素を摂り込もうとしているのだ。
「あ…あ…っ、あぁ…。か…。んぐ…ぅッ」
どびゅ、びゅびゅ…。ぶじゅーーーッ。噴き出す白濁液と共に、永遠にも思われた数十秒が終わりを告げる。
吊りそうなほど張り詰めていた四肢から力が抜け、マルーシャはその場に横たわった。
津波のようなエクスタシーが引き、緩んだ結合部から白く濁った鉄砲水が噴き出す。盛り上がっていた下腹部がゆっくりとしぼんでいった。
♯
『ぬっふぅ〜…。これが上級エンジェルの魔力……。流石ね、漲って来るわァ…』
射精後の陶酔に浸っていた伯爵夫人が、歓喜の名残をその声に滲ませながらマルーシャの金髪を撫でる。
彼女はもうそれを振り払おうともしなかった。
媚薬と精液で汚され尽くしたブロンド。もう、こんな物を触りたがるものなど、それこそデスパイアしかいない。
「ハァ…ハァ…ハァ。う…くうぅっ、ちく…しょぅ…!う、うぅ…」
カラカラに焼け付いた喉。桃色の肌を白濁液と一緒に流れる滝のような汗。指先の感覚はようやく戻り始めたか否か…。
かなりまとまった量の魔力を持っていかれてしまったみたいだ。
全身が鉛と化したような事後特有の倦怠感と疲労が彼女を包み込んでいる。
(……参ったな。一体どんだけ流し込まれたんだよ……)
そう、このデスパイアの精液は中出しされたが最後、卵子と結合するまで膣内を泳ぎ続ける。早いところ処置をしないと手遅れになってしまう。
汁の伝い落ちる肌が、液体のこびりついた睫毛が、無性にムズムズした。まるで白濁液の中で息づく精子たちの運動が、皮膚へと伝わって来ているようだ。
喉元までこみ上げてきた昼食を、マルーシャは危ういところで飲み殺す。だが………。
『ハイ。それじゃ二回目いっちゃいましょうか』
「…なっ!?」
園児にでも呼び掛けるかのようなその声に彼女はギョッとして顔を上げた。
「こ…殺す気かよ、テメェ…」
『だって、ヤワな人間達を守るのが天使の役目なんでしょ?だったらホラ、私の熱〜い視線が他の娘たちに向かないよう、精一杯ご奉仕するのもお仕事じゃなくって?ムゥフフフ〜…』
ヒルバーツは心底楽しげだった。天敵を思う存分に嬲り、犯し、孕ませる嗜虐の陶酔に酔いしいれている。
妊娠の心配なんてしている場合ではないのかもしれない。このまままじゃ本当に殺されかねない。
(くっそ…このド変態め……)
『そんな顔しないで。頑張れば何でも案外いけるものよ。ホラ、まだ使ってない穴だってあるんだし』
使っていない……穴?
「――――っ!!」
咄嗟の判断だった。ゾクリと走った悪寒に、マルーシャは顔を背ける。
その直後、マルーシャの口を狙って打ち出された野太い触手が、彼女の右頬にグニュっと押し当てられた。
(あ…危ねっ)
あと一歩のところで口を占領し損ねた触手が、腹立ち紛れに汚い亀頭を頬にこすりつけてくる。
精液の匂いをしこたま嗅がされて馬鹿になった嗅覚でも感じ取れるイカ臭さが、彼女の鼻腔を攻め立てた。
こんな汚い一物のイマラチオに自分の口が使われるなど堪ったものではない。
(へっ…。ざ、ざまみろ…)
そんな勝気な感情が幾らか戻ってきたかに見えた。だが…。
『あらあら…仕方ないわねぇ。だったら、こっちのお口から先に頂くとしますか』
その言葉を訝しがる暇も無く、下から飛び出てきた何かがマルーシャの尻肉を左右に押し広げた。
固くすぼまった菊門に、ビクビク痙攣する硬い物体が当てがわれる。
「んな…ッ!?やっ、やめ―――――!!」
慌てて腰を浮かす…が、間に合わなかった。
ズニュ。ぐいぐい、ぐいッ。
「う…ッ、うあぁぁああぁぁあああぁ―――――……んぐッ!?」
悲鳴は途中で途切れた。
目にも止まらぬ早業だ。アナルを貫かれ絶叫する彼女の口に、先ほどの触手が間髪入れず潜り込んだのだ。
三つの穴を残らず塞がれたマルーシャは、鈍色の両目のカッと見開いたまま、ガクガクと震える。
「ンんーーー!んぐっ、んーーーーー!!!」
『あら、お尻はバージンだったのね。ふふ…安心なさい。一番乗りの私が責任持って調教してあげるから』
アナルに潜り込んだ触手が、括約筋の締め付けを堪能するように前後運動を開始。
亀頭の先端をわずかに残すほどまで抜けたかと思えば、今度は抜けた分だけ潜り込み。
醜悪な異物を体外にひねり出そうと萎縮するマルーシャの肛門を、表皮に生え揃った硬いイボが強引に押し拡げていった。
「ふむぅーーーーーッ!!ん、んぐふう!ふむうぅぅぅぅぅうーーーッ!!!」
『あぁ…温かい。天使ってお尻の中まで魔力で一杯なのねー…』
直腸を掻き回されるグロテスクな感触に耐え切れず、彼女は両目を皿にしたまま三日月のように背を反らす。
口の中では、悲鳴を封じていた肉棒が熟れた果実のようにはじけ、無数の小さな触手となってマルーシャの舌へ襲い掛かった。
イソギンチャクのような、あるいは糸ミミズの大群のような…。
侵入者を押し出そうと奮闘していた彼女の味覚器官は、花開いた触手により即座に絡め捕られてしまう。
「んむふッ!?むぶ!!むぅー、むぐぅーーー!!」
振り解こうにも口の中に逃げ場は無い。蜘蛛の巣に囚われた芋虫のように、マルーシャの舌は無様にのた打ち回る。
鼻声の悲鳴を上げながら、悪魔のディープキスを一方的に強要される。
(く…狂う…!ホントに…壊れちまう…!!)
いくらエンジェルの体とはいえ、こうも激しい三穴責めが続けば本気で神経が飛んでしまう。
そんな懸念が相手に通じたのか、あるい単なる気まぐれなのか。
抽送を続ける触手のピッチが徐々に上がり、三つの秘所にねじ込まれている矢尻がぐんぐん脹らみを増していく。
『ちょっと気が早いかもしれないけど、いい事思いついちゃった。とりあえずこれで二発目ね』
ボコッと、気球が膨らんだような圧迫感に呼吸が止まりかける。
申し合わせたかのようにピストン運動が止まり、怒張した一物が力むようにブルブル震え…。
――――どぶちゅッ!びゅばっ!!ごびゅ!!!
口に、お尻に、女性器に。潜り込んでいた肉塊がほぼ同時に爆ぜた。
どくん、どくん、どっくん…という脈動と共に、真っ白な液体がまたもやマルーシャの中へ送られて来る。
「んぐ……ぐむむ…ぐっ。ぐうぅ…ぐ…!!」
注ぎ込まれる体液に直腸の内容物が押し戻され、下腹部からはぎゅるぎゅるという下劣な響きが発生した。
飲み干せど飲み干せど注ぎ込まれる白濁液によりマルーシャの頬は限界まで膨張する。
あわや顎が外れるか。限界に達しかけた瞬間、ねじ込まれた触手がようやく口内から引き抜かれた。
「――――がは…ッ!!んゲホっ…!ゲホっ、ゲホっ……かぁ…っ!」
唾液と精液の混合物をシャンパンのように放出しながら飛んで行く拷問器具。
噴射物を盛大に被り、マルーシャの視界はまたも不潔な銀世界と化した。
――――どくん、どっくん…、ど…っくん…、ど……く…。…ずぽッ。
破裂せんばかりの子種を膣内と肛門に流し込んだ触手もようやく抜き去られ、両太腿の間には精液のカーテンが出来上がる。
緩み切った秘所と菊門から命のスープが流れ出るにつれ、妊婦のように膨らんでいたマルーシャの腹も元へ戻っていった。
――――ぶり…っ。…べちゃ。
聴くに堪えない下品な音と一緒に、排泄物混じりのザーメンがひと塊飛び出し、二度目の射精は完結した。
両腕を頭上で組まされたマルーシャは、強がるわけでも泣き叫ぶわけでもなく、汚物臭と共に自分の足元に広がっていく濁った溜め池を、ただ無言のまま眺めていた。
♯
『んふふふふふ…。いかがかしら、二発目のお味は?』
マルーシャは応えない。
憔悴し切った美貌をゆっくりと持ち上げ、白濁液の滴る瞳にただ敵意を込めて、どこにあるとも知れぬ伯爵夫人の顔を睨みつけている。
うるさい。もうどうにでもしろ。壊したければ壊せ。
どこか気だるそうなその顔には、ハッキリとそう書かれている。
『あらあら、せっかちさんねぇ。せっかく人がいい事思いついたっていうのに』
(…人じゃねぇだろ)
一切を拒もうとするマルーシャの目の前に、握り拳ほどの大きさをした肉の塊がひとつ、触手に吊るされて運ばれて来る。
よく見ればソレは軟体動物のようにしきりと蠢き、弱々しくも確かな生命が宿っている事を自ら主張していた。
『これ、なんだかわかる?』
(…知るかよ…)
マルーシャは取り合わない。
『実はこれね…。昨日、他の人間のお腹から出て来ちゃった赤ちゃんなのよ』
赤ちゃん。その一言にマルーシャの眉がピクリと動いた。
なるほど確かに親に似て不細工な赤ん坊だ。
『体質が合わなかったのか拒絶反応起しちゃってね、未熟のまま外に放り出されちゃったのよ。可愛そうでしょ。で、そこでなんだけどー……』
ぞくッ。本日最大級の悪寒が背筋を走った。まさか――――…。
『…――――あなたの中でこの子を育てて貰おうと思うの』
「…ッ!!!」
マルーシャが何か言い返すよりも早く、両脚を拘束する触手にグンと力が入る。新体操のような大開脚に股関節がギリギリと痛んだ。
赤みの乗った太腿の付け根には、クリーム色の液体を今も垂れ流し続ける二つの穴が。
そして…ローパーの未熟児を吊るした触手はゆっくりとそこへ迫って来る。
「な……よっ、よせ変態野朗!!んなモン自分で育てやがれ!や…やめっ、来るなァ!!」
ぐにゅり、とその肉塊がマルーシャのお尻に押し付けられた。
すると驚いた事に、それまで意志の有無さえ分からなかったその塊が、まるで目を覚ましたかのように活発化し、体を伸ばして彼女の秘部を探り始めたのだ。
「ひぃ!?」
真っ赤なナマコか、はたまた巨大なヒルか。
環形動物を連想させるグロテスクな仕草で、ローパーの赤子は遂にマルーシャの肛門を補足する。
「て、てめ…!どこ狙って―――――」
『その子はお尻でお願いするわね。貴女の子が使うから…ふふ。女の体って便利よねぇ〜…』
「くっそ…、ゲスが…!!」
一方通行のはずの菊門は触手によって蹂躙され尽くし、門番を司る筋肉は完全にその役目を放棄していた。
どれだけ全身に力を込めようとも拘束具のはギシギシ鳴るばかりで緩む気配を見せない。
そして…無駄な足掻きをしている間にも、異形の胎児はとうとうその頭をマルーシャの排泄孔へと押し付け……内部へと滑り込ませ始めたのだった。
「んぐッ!?あ…あぁっ、が、んぬ…う!あぁぁぁぁッ!!」
想像していたほどの衝撃は無かった。じわりじわりと、まるで力加減しながら嬲ってくるような低周波の痛みだ。
緩み果てた尻穴から滴るスペルマが潤滑油となり、内臓色の赤子はさほど労せずして直腸内へ進むことが出来た。
楕円形の体をミミズのように伸縮させながら、のっぺら坊の頭で中の様子を丹念に探りつつ、天使のアナルをゆっくりと穿っていく。
侵入者が前進するたびに垂れ流す脂っこい液体が、彼女の粘膜を焦がし、焼け付くような熱さを体の芯へ直接流し込んでいった。
「あ、あぁ…かはっ!ぎ…ギブだ…!やめ…ッ、やめろ、やめろぉ…!!あ、ああ…ンあぁぁあああ!!!」
便意を何倍にも膨らましたような強烈な異物感。直腸がグイグイ押し拡げられているのが分かる。
ゾウリムシの化物は既に全長の半分ほどがマルーシャのお尻へと消え、残る半分だけが股から飛び出しクネクネ動いている。
どんなに小さくてもデスパイアはデスパイア。
下腹に力を込めて肛門から捻り出しても、次の瞬間には押し出された分の倍以上の距離を一気に進み、見栄も外聞も捨てた無様な抵抗を見事に嘲笑ってくれる。
(くそぉ、出てけ…クソ餓鬼っ!出てけよ……畜生…ッ!)
泣きたかった。一体これからどんな毎日が待ち受けているというのか。
巨大ローパーに捕り込まれて…魔力を供給し続ける動力炉にされ、こいつの子供を産み続ける子宮にされ、未熟児を育てる保育器にされ、尽きることない性欲の捌け口にされ…。
デスパイアの一臓器のまま、自分の守れなかったものが…ナツメや、妹や、この街の女たちが片っ端から犯されていくのを延々見せ付けられるのか。
敗者への罰にしても、幾らなんでもあんまりだ。
(まさかあたしが……こんなトコで終わりとはね…。ハ…ハハ…っ)
終わりとは天使として戦いに生きる日々の終わり。
正確な命の終わりは恐らくもっと…もっともっと先の事だ。
『入った入った。…どう坊や?エンジェルのお尻はいい具合でしょ?』
「ん…くふっ!は…あっ!う、動いてんじゃ…な―――――…あうッ!!」
マダムの呼びかけにグネグネと応じる幼体。
搾り出し切れなかった白濁液が羊水代わりの揺り篭の中で、怪物の赤ん坊は大変上機嫌であった。
繊細な粘膜の洞穴を内側から変形させられ、マルーシャの言葉は途切れ途切れの苦悶となって分解されていく。
触手の突き上げは腰使いで殺せても、こればかりはどうにもできない。
あと何日?あと何時間?一体…どれだけ耐えればいい?
『こっちの穴も、あと半月もすればパンパンに膨らんでくるわ。貴女との子供が何匹も揃えばもう、他の奴らに大きな顔はさせないもの』
悦に言った声でマルーシャに語りかけながら、今も白濁液を垂らし続ける陰唇を伯爵夫人は撫で回した。
『駄目押しにもう十回くらいシておこうかしら?月イチってのも何かと不便よねぇ…。もとっこう、ボトボト産んでくれれば―――――…』
浸り切った科白が唐突に途切れる。
「―――――!!!」
部屋の空気が一変した。意識の混濁しかけたマルーシャにも分かる。
俄かに殺気立つヒルバーツ。その周りで無茶苦茶に被害者達を犯していた下っ端までも、全員抽送を止め警戒態勢に入っていた。
(エミィ!!)
そう…。地下操車場の入り口からこちらを狙う高密度の魔力。
分かれてから一時間も経っていないのに、余りにも懐かしく感じるこのオーラ。
『来たわね………一番非力な娘がノコノコと、餌に釣られてグチャグチャにされに!!』
化物は舌なめずりを隠そうともしない。
ナツメとハルカを人質に取り、マルーシャまで取り込んだ自分には、もう敗北する要素は無いものと信じ切っている。
『お馬鹿さん、本当にお馬鹿さん!これでこの街のエンジェルは一人残らず私のもの…ッ!!!』
その巨体をブルブルと鳴らし、勝利宣言を下したその時――――。
暗闇を真一文字に引き裂くコバルト色の閃光が一筋、伯爵夫人の土手っ腹めがけ突進してきたのだ。
『甘ァいッ!!』
一喝と共に触手が唸る。
瞬きひとつで怪物の急所を貫くと思われた光の矢は、標的まであと僅かのところで肉の盾に阻まれてしまった。…しかし!!
ピシピシ…パリッ。シュバァァァァァァアーーーーーン!!
『!?』
矢が、破裂したのだ。
砕け散った矢から噴き出す真っ白な霧が、あれよと言う間に視界を覆いつくす。
消火器の中身を頭っから浴びせかけられたような、一メートル先さえ見えない霧地獄。
伯爵夫人は気付いた。エミリアの狙いは起死回生をかけた一発必中の狙撃ではない。
彼女の狙いは…人質の―――――。
『………!!ヌゥゥゥゥバァァァァァァアーーーーー!!』
霧の中に微かに浮かんだ影めがけ、先端の角質化した攻撃用触手を打ち出す。…だが!!
―――――ずしゃ。
湿った音と共に串刺しになったのはエンジェルではなく…。
囮として蹴り上げられた、哀れな若いローパーだった。
―――――ざくッ。
虫の息で痙攣する我が子を引き抜こうとしたヒルバーツの体に衝撃が走る。続いて何かの噴き出す音。
どさりと音を立てて、重そうな物体がふたつ転がった。それが自分の捕獲器官であることに、マダムは三秒ほどしてようやく気付く。
だんッ、と誇りまみれのコンクリを噛み締める音。
ようやく薄らぎ始めた煙幕の中から姿を現したエミリアの両脇には、気を失ったままのナツメとハルカが抱えられていた。
『…ぬゥ!!』
頼みの綱の人質を二人まとめて奪還され、伯爵夫人は苦々しそうに呻いた。
無理もない。手札から一度に二枚エースを持って行かれたのだ。してやられたとはこの事である。
だが…怪物は自らに言い聞かせる。それでも自分の優位は揺るがない。なにせこちらにはまだ切り札が一匹、ジョーカーが残っている、と。
―――――しかし。
「マルー、今よ!!」
ぐちゃり…ずる…。
「流石だな…エミィ…。この際遅刻は…大目に見たるよ。」
エミリアの声に応えるように、ヒルバーツの体内で何重にも拘束されていたマルーシャが動き出した。
あれだけ嬲られてもまだ抵抗する力が残っていた事に陵辱者は不快感を露にする。
『なんのつもりよ?そのザマで何が出来るって言うの?…大人しくしてないと、その細首へし折るわよ』
彼女の愛銃はおよそ手の届かない所にひん曲がって転がっている。
丸腰の天使に出来る事など何も無い。何も無いハズだ。供物は供物らしく黙って犯されていればいい。
だが…。伯爵夫人の体内に捕り込まれたマルーシャは、腐肉の更に奥へと腕を伸ばす。
そして、その指先には―――――…。
「へ…へへッ。騙して悪ぃな…。あたしのホントの武器は…この"アファナーシェフ"なんだよ」
血のように真っ赤な宝石を填め込んだ指輪が力強く輝いていた。
『!?』
「ま、ぶっちゃけ自分の魔法から自分を守るための"防具"なんだけどな…。実を言うと、あたしは魔力は激しすぎて殆どコントロールが効かなくってね。迂闊に使うと辺り一面、……焼け野原になっちまうんだわ」
『なんですって!?じゃあ、あの鉄砲は一体なんだって…っ』
「"ブラチーノ"はタダの銃さ。いろいろイジってあるけどね。魔力を弾に込めてぶっ放すための…言ってみりゃ補助器具だな」
あらゆる女を蹂躙し絶望に染め上げてきた化物は、この時、生まれて初めて戦慄を覚えた。
体内から込み上げてくる言い知れぬ恐怖と全身が粟立つような殺気。
便利な人質とばかり思っていた娘の正体はなんと、ナパーム弾を山と積んだ火薬庫だったのだ。
「残念だったな。ナツメとハルカを手放しちまった運の尽きさ。ぶっちゃけもう、意識…飛びそうだから、一発で決めさせて貰うぜ」
『こ…このッ!小娘!!』
この天使は自分の体内で攻撃魔法を発動させるつもりなのだ。
腹の底で鳴り響く魔力の大渦。あれだけ徹底的に凌辱したというのに、まだこれほどの力が残っていたのか。
正気の沙汰とは思えぬ大技に、ヒルバーツはベリベリとマルーシャの拘束具を引っぺがし、彼女を体外に吐き捨てようとする。
だが―――――…。
「これだけ食い散らかしゃ思い残す事もねぇだろよ!!焦土魔法"ヤーガの抱擁"、久々に解放させて貰うぜッ!!」
一足早く、真紅の指輪"アファナーシェフ"が輝いた。
『ぬあがぁぁぁああぁぁあ―――――……っ!!』
絶叫はそれを上回る轟音によって掻き消された。
丸々と肥えたヒルバーツの肉体はガスタンクのように膨張し……次の瞬間、無数の火柱に内側から食い破られ炎に包まれた。
巨体を循環する体液は次々と沸騰し、臓器や皮膚組織が水風船のような音を立てはじけ飛ぶ。
『ギィィィィィィィイ!?』
取り巻きのローパー達は、突如キャンプファイヤーと化した主人の姿に仰天し、獲物を放り出して我先にと逃げ惑う。
だが、ある者はエミリアの矢に貫かれ、ある者は火達磨になってのた打ち回るヒルバーツの巨体に巻き込まれ、断末魔の悲鳴を上げる間さえ与えられずに彼らは絶命していった。
『ひぃ!!ひぃぃぃぃいいい!!ぎィィィいィぃいぃーーーーーーっ!!!』
まるで太陽が吠えているような姿である。
怪物はなおも瓦礫の上で七転八倒し、地獄の業火を払い落とそうと足掻いたが、自身の腹の中から噴き出す炎の前では、それすら無駄な足掻きであった。
凄まじい早さで炭と化していく巨体はとうとう自重を支えきれずに足元から潰れ始め、焼け焦げたスクランブルエッグに変わり果てていく。
『え…え……んジぇ……ル…めぇ………』
呪いの言葉を一声吐き、伯爵夫人の巨体はぐらりと揺れ、朽ち果てた老木のように倒れた。
「へッ。ざまあ……見やがれ」
業火の中で、灼熱天使は一人会心の笑みを浮かべ中指を立てる。
焦げた肉のくすぶるジュウジュウという音を聞きながら、マルーシャの意識は深い闇へと沈んでいった。
化け物?とりあえず燃やしとけ!
ハリウッド的発想なマルーシャアッー!さんがガッツリ掘られて後編に続く。
…容量、死ぬほどヤバかった。気付かんで申し訳ない。