無かったので立てました
スレタイに長過ぎて入らなかったけど、
銀と金、黒沢、天、辺ちゃん、零と
福本漫画なら何でもOK
煙草屋のおばちゃんで妄想すればいいんですか?
女キャラなら結構出ている
カイジ・・・美心、西尾
アカギ・・・タバコ屋のお婆ちゃん
天・・・嫁さん2人、クリスマスの話の幼女
黒沢・・・しづか、スタイリストの姉ちゃん
銀と金・・・ポーカー勝負に出てきた女衆、看護婦の伊藤
こうして振り返ってみると結構多いもんだ
よし、
>>3はその女キャラ達でエロを書いてみるんだ。
接客の苦手な俺は、客の少ない深夜をメインにシフトを入れていた。
どのシフトに入れたって、借金取りに怯え、しかも店長に
目を付けられている俺にとっては、神経をすり減らして働くことに変わりは無いのだが。
しかし深夜にシフトを入れたことを、俺は今この瞬間、激しく後悔していた。
「あっ、あっ」
「西尾ちゃん、スゲーよ……最高だよ…」
出勤したばかりの俺は、制服に着替えようとコンビニの控え室のドアノブに
手を掛けたところで聞こえた、あからさまな声と音に固まってしまった。
西尾ちゃん、ってことは女は西尾で、相手の男は……この声、佐原か。
おいおいマジかよ……勘弁しろよ、こんなところで何やってんのコイツら……。
呆れ返るも、まさか今この控え室に入るわけにもいかず、俺はドアノブから手を離して引き返そうとした。
面倒なことに巻き込まれるのは御免だ。
ただでさえ、抱えきれない程の悪夢に悩まされているというのに……。
そんな風に考え事をしていたせいか、ドアノブから手を離す際にガチャッと音を立ててしまう。
あ、マズイッ……!!
猛烈に焦るも時既に遅し。
中の声がぴたりと止んで、「誰?」「確かめてくる」という会話……
それを理解する暇もなく間髪入れずに、こちらに足音が近づいてくる。
逃げる間もなく、ドアが開かれた。
全開ではなく、お互い顔が確認できる程度に開かれた扉の隙間から、
佐原が驚いた顔で俺を見ていた。俺だと確認するなり安堵の溜息をついている。
「やっぱり、カイジさんでしたか」
「おま………」
「いや〜マジ店長だったらどうしようかと思いましたよ!
ま、店長、今日は休むって言ってたからソレは無いんスけどー」
へらへらと笑う佐原。
その佐原の後ろに、服を乱して顔を赤くしている西尾が見える。
清純そうな西尾も、一皮剥けばソコらの女と一緒だったのかと思うと、
やっぱりと思う反面、どこか残念なような……。
「ね、カイジさんもどうっスか?」
「……あ?」
「だから〜、一緒に食べましょ〜よ。西尾ちゃんをっ……!」
何言ってんだよコイツ……。
キレ気味に佐原を睨み、「ざけんなっ……!」とフザケタ提案を一蹴する。
だが、それをまるで意に介さず、佐原は尚も馴れ馴れしい語りで俺の腕を掴み、
「ねっ!?」と引きずり込もうとしてきた。まるで客引き……!
「馬鹿っ……!お前らヤりたいモン同士でヤってりゃいいだろうがっ……!
大体、西尾の気持ちも確かめねぇで何が一緒に…だっ……!さえずるなっ!!」
佐原を振り払い、怒鳴りつける。
だが俺はそれ以上、二の句がつげなかった。
西尾が乱れた着衣を更に肌蹴けさせ……まるで大福のように、
白くたわわに実った乳房を見せ付けていたからだ。
「嫌じゃないよ、カイジ君のこと……。
カイジ君っ…!一緒に食べませ〜〜んっ……?」
接客用のスマイルとは明らかに違う、淫靡さを持つ微笑み……。
俺は引き込まれるように控え室に入り、後ろ手に扉を閉めたのだった。
言いだしっぺなりに書いてみたんだけど、
もっと他の人の書いたのが見てみたい
皆も頼むっ……書いて、書いてくれっ……
7 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 16:09:15 ID:nBJPzbkN
ところがどっこい…!!私ら書きません…っ!!
これが現実……!!!
,.へ /`',
//ヽ.\ (二二 .二二二)
.// \ヽ._ / ./
` ' \_`, .// ∩∩ ,へ
/_,-‐−‐‐- 、 ∪∪//
-=ニ ̄ \ // O O O
/ l__
/ __ /| _\
( i'^'l r‐ ' ̄| .| i / | 、\ ̄ 嘘だ…
//-iノr-'⌒ヽ|/ / /二|/ l |ヽ|
_< ((/((._ ,@ v, =、、 |/| | |i |
< / u_ιu~= u/_ @ ヾ//| |l/ 夢だろ…これ…
< ̄ l/ニヽ-、_r _ {ι、,-'´/ レ
─┬─ | /ヾニヾ、ヽ、\J /
./ // / `i v ヾ ニ、_ノノ 夢に決まってる…!
/ / // / ヽ ミ u,/'//
' ̄i/ // /`-'/´///
1が意外と頑張ってて吹いた
さぁ、次は美心で書くんだ
10 :
美心×カイジ:2008/06/08(日) 17:33:19 ID:ov8KgDb/
○月×日
今日はミココBlogの管理人、美心のビッグニュースがあるんだぞっ……!
なななななんと、大好きなカイジくんととうとう結ばれちゃったのダ!
あ〜〜〜今思い出すだけで、美心うっとりしちゃうっ……!!!!
いつも通り、家で寝ているカイジ君を起こしてデートに行ったんだけど、
帰りに寄ったバーで……仕掛けちゃいました(*^−^*)
キャッ、恥ずかし〜〜〜〜……!!女の子から、こんなこと……!!
でもカイジ君たら、すっご〜〜〜く美心を大事にしてるからぁ、
全っ然迫ってくれないんだもんっ><
待ってるだけが、お姫様じゃないんだ……ぞっ………!!!
あらかじめバーの店員さんにチップを払って、カイジ君のカクテルに
睡眠剤と、痺れ薬と、それからバイアグラみたいな効果の薬をたっぷり入れて貰ったんだ☆
カイジ君たら、すぐ薬が効いて眠っちゃったから、店員さんにも手伝ってもらってバーの休憩室へ………
え?どうして美心がこんなお金、持ってたのかって?
パパが宝くじを当てたとかで、すっごくたくさんお金持ってるから美心もお小遣いが多いんだぞっ……!
カイジ君をベッドに寝かせてから、店員さんには出てってもらって二人の濃密な愛の時間が始まったんだ☆
まずカイジ君の服を脱がせてったんだけど、キャッ…やっぱり逞しかった〜!
最近寝てばかりだから、ちょっと弛んでたケド(笑)
指とかほっぺたとか耳とか、とにかくカイジ君の体は傷だらけってのは知ってたんだけど、
腕の21って妙な痕を見た時は、美心……すっごくカイジ君が可哀相になって……
美心が守ってあげなきゃ!って胸が一杯になって、思わずカイジ君にKISSしちゃった……!
カイジ君たらその瞬間起きちゃってぇ……何だかコレって、御伽噺の恋人みたいなんだぞっ……!
「ちょ、おま何」ってサプライズにビックリしてるカイジ君は、痺れ薬で動けないから
美心が残ってたズボンと、トランクスと靴下とかも脱がせてあげて……
生まれて初めて、パパ以外の男の人のおちん…コを見ちゃった……!
カイジ君たら恥ずかしがり屋さんで、やめろやめろって騒いでたけど、
美心がペロッペロッて舐めてあげると、むくむく大きくしちゃって(*>_<*)
===============
美心ネタ頑張ったけど限界っ……狂気の沙汰っ……
誰かっ……誰か俺の意思を継いでくれっ……
アカギ×たばこ屋の婆ちゃん書こうと思ったが一行目で挫折。
勇者よ、あとは任せたぞ・・・・・
>>10 仕事はええwwサンクス
てか美心×カイジかよw逆じゃねーのかよwww
最近、妙な青年が現れるようになった。
妙な、というのは1つ目が外観。
二十歳前後だろうに、真っ白な頭髪がまず人の目を引く。
だが私にとって髪よりも目をひきつけるものがあった。
シャープな輪郭と鼻筋……それは戦争で亡くなった夫を思わせるものだった。
「婆さん、ハイライトふたつ」
想いを馳せていた私の元へ、当の本人がやって来た。
商品を用意しながら、ついつい青年を盗み見てしまう。
日本人の平均身長を遥かに越えていて、すらりとした体躯。
しかし頼りないという感じは無く、力強く引き締まって見える。
ああ……あの腕に抱き締められたら、なんと幸せなことだろう。
馬鹿な。有り得ない。
私と彼は、孫と祖母ほど歳が離れているというのに……。
「はい はい」
馬鹿げた想像を振り払い、彼にハイライトを2つ手渡した。
その時、指と指が触れ合う。
「あ」
「………」
意識した声を出してしまう私に、青年は一瞬驚いたような表情を浮かべたが
すぐにいつもの涼しい顔に戻り、私の元から去って行った。
嗚呼……危ないとこだった。
彼に感づかれたりしたら、なんと色狂いな婆と軽蔑されることだろう。
その夜、妙な夢を見た。
夢の中の私は16歳の少女で、目の前にはあの青年がいたのだ。
一瞬、夫の若い姿かと思ったが、夫の髪は白くは無かったし、
ましてやあのやうな何処か人間離れをした様は持ち合わせてはいなかった。
青年は私を抱き締め、髪を撫でている。
いつもいつも願っていた状況に、私の心は見た目に釣り合った心を取り戻していた。
胸がどきどきと高鳴り、顔が紅潮していく。
夢だというのに、彼の体温を現実のやうに感じるではないか。
「……アンタの想いが俺を呼び寄せたんだ、さゆりさん」
これだから人の心は面白い。
唇を吊り上げて笑う彼は私の首筋に口付け、着込んだ着物を肩からずり落とす。
する……する……と着物が肩から滑り落ちると、現実の皺だらけの乳房とは違い、
ハリのある瑞々しい乳房があらわになった。
「ああ……」
確かに夢ではあるが、それでも羞恥心が芽生えてくるのだから不思議だ。
乳房を彼の掌が優しく揉みしだく。
現実と同じ、長くて細い彼の手は、巧みに私から性感を引き出していた。
こんな素敵な指を持つ彼は、きっとピアノ弾きだとかの、ハイカラな仕事をしているに違いない。
さすがに婆さんのままではエロパロは無理っ…
正気の沙汰ではないっ……!
とにかく職人が来るまで書き続けるっ……!灰になるまでっ……
ラーメン吹いたwwwww
即死はしなさそうだけど、絶対に抜けなさそうなスレですね。
このスレ神がいらっしゃるwww
シャープな輪郭と鼻筋wwwハイカラな仕事wwww
,. -─────- 、
/ __ ,リ 間違いなくこのスレ
. i. / `ヽ.、 ノ∨ 将来 とてつもない
. ! l u `フリ′ ヽ 名スレになる…!
| L. ─‐- 、 ,. -ー| しかし………
| r,=i.| ==。=.. く=。==! 今なら潰せる…!
|.|に|| u  ̄ u :l ̄ l オレはこのスレの
|.ヾ=ll ┐ r __ :| ,' ウィークポイントを
/| / :l -----ニ’/ 知っている…!
-‐'f.l..l.| / :i. -- ./ 需要と供給に対する誤解…
.l..l.|..l..l.|' ::! .ハ`''ー- その無知…!
.l..l.|..l..l.| :::゙ー──ァ'.l..|.l..l..l..
.l..l.|..l..l.| ::::::::::::::::|.l..l..|.l..l..l. みてろっ……!
.l..l.|..l..l.|─‐- 、 ,. -‐|.l..l..|.l..l..l. あと数レス後──!
.l..l.|..l..l.ト、 ノ|.l..l..|.l..l..l このスレから人気が引く…!
.l..l.|..l..l.|:::::`::ー----‐:':::::|.l..l..|.l..l..l
応援するっ…!
>>1の漢気っ…!
坊ちゃん×取り巻きでお願いします。
「ハイライト・・・」
「はいはい」
タバコ屋の番をして数十年、その青年が現れたのは何の変哲もない平日の昼下がりだったか。
そばかすの友人を脇に、ふらりとやってきた男。
白髪に欧米人を思わせるくっきりした鼻やあご・・・・・・・・見た目だけでも十分に人目を引くが、
それ以上に彼独自の不可視な雰囲気が印象に残って、その晩床についても彼のことを
思い返したものだ。
ーふふふ、伊達に70年も生きてないよ。彼はきっと生死の修羅場を潜り抜けてきたんだろう・・・
ーでなければ、あのような雰囲気はまとえない
ー一昔前ならそういう輩もいなかったことないが、戦後、食うにも困らなくなったこの御時世に
ああいう男がいるとはねぇ・・・・・
くつくつと愉悦に浸って後はた、と思う。
そういえば、一人の男性を夜中に思ったのは夫が死んで以来だ。
別に特にやましい想いはない。相手は下手すれば半世紀も歳の離れた男。
婆から見れば鼻たれ小僧もいいとこなんだ・・・・・・・・
・・・・・・・そう、いま布団からでて隣の部屋にある遺影・・・・夫の顔をふいにのぞきたくなったのも
特に深い意味はない。・・・確か朝方、遺影の額縁に小さな傷があった。
あれが気になるのだ。白髪の男の幻惑を降りがたいがためとか、そんな理由ではない。
その夜、さゆりは亡き夫の顔をぼんやりと見続けた。
柔和な瞳に丸い輪郭、内面が外見を作るのか。心優しい、十数年寄り添って一度も拳を振り上げた
記憶もない出来た夫を。亡くなってからは心の一部である夫を。
ーおかしい。なんで哲さん、今日はくすんでみえるんだろう
・・・・・・・・・・・ここで限界っ!!
本当はこの後何回かアカギがタバコ買いにくる→婆惹かれる→ある嵐の夜、アカギが突然家に押しかけてくる
→鷲巣麻雀で血を抜かれ死に態ゆえに生存本能の高まったアカギが婆を・・・という展開に
持っていきたかったが、MP(アルコール)が切れて目が覚めてしまった。
>>15 さゆりという名前借りました
>>20 その勝負(エロ)が険しければなお・・・逆に好ましいという・・・因果な血・・・!
圧倒的至福……僥倖っ……至福の書き込みっ……!
GJ!!!!婆ちゃんの心理描写が自然でエロ抜きにしても面白い
是非また気が向いたら続き書いて欲しい
、、v、
r――--Σ:::::::::::::::N、
_ | ir―――Ζ;::::::::::::::)
,..、 r――' `' '===、 ̄ Ζ::::::::::::ミ 美しいエロパロスレの
/ \ゝ、_ '´ ) Z::::::::::::::ミ 流れ・・・展開が・・・・・・
/ \ ヽ_, じ〜=='" ミ::::::::::::::N
( ' , \ ( / ̄ ̄::::::::::::N
\ ' , \ `i ,/<) ,)::::::::::::::ノ ここにあるっ・・・・・・!
\ ' , ´ ,,..イ(つ-'" '::::::::::/
\ _,,. - ''"´ /::`'''''´:::::::::::/
7 イ:::::::::::::::::::N´
〈 ,. . :'"´!:::i::::::::::::::ヾ
i ,. '": : : :,.r''ヘ;|i:::::::::::::::i
/': : : :,.: :'" :|: : : : i::i!::::::::::i
/: : / : : : : |: : : : :ヽ\ヽ::ヽ
i/: : ;.: :'"´ ̄`゙ ヽ、: : : ヾYヽ
/: : :/: : : : : : : : : : : :\: : : :ヽ
乙女になんてもの見せるんだwwwww
誤爆乙。面白かったから許す、もっとやれ
乙!と言いたいところだが何でわざわざ煙草屋のおばちゃんとかレベルハードな
題材ばかりに挑戦してるんだw
もっと銀金の女とか天の嫁とかあるだろ‥‥?正気な題材が‥‥!
このスレ抜けないがおもしれえw
この流れにワロタw
おそらく今エロパロ板で一番面白いスレだと思うw
これは良い1
1さんマンセーっ…!
30 :
1:2008/06/09(月) 22:40:28 ID:qlV4YRXa
ひどい・・・・・・!
ひどすぎるっ・・・・・・・・!
こんな話があるかっ・・・・!
命からがら・・・・・・・・
やっとの思いで・・・・スレを立てたのに・・・・・
やり遂げたのに・・・・・・
アクセス規制っ・・・・・!
アクセス規制がもぎ取ってしまった・・・・・・・・・・・・・!
せっかく職人もきて盛り上がってきた・・・・
このスレの未来・・・・・希望・・・・・
その先にあったかもしれない次スレを・・・・・・!
1はちょっとおもしれーから頑張ってほしいのと
他のエロ職人も集まってくれたらいいのにね。
次やってほしいのは一条のなじみのキャバ嬢とカイジあたりで。
スロにでてきたバニーちゃんでもいいな
全身ビールかワインまみれになってた女の子
>>1のセンス普通に好きだからがんばれ
他の職人も来たらいいね
あえて難易度の高いキャラで挑んでほしいけど、そのハードルの高さゆえの即dat落ちという展開は最悪っ・・・!
なんというジレンマ
35 :
カイジ×会長:2008/06/10(火) 00:22:34 ID:OoN5yXhs
「カイジ君 とても残念な結果だ」
まさか、まさか、まさかまさか
「どっちだよ当たりかはずれか、
どっちでも取れるような言い方をしやがって」
「どっちでも取れるはないだろうカイジ君、
わしが残念な結果と言えば言葉通りに受け取ればいい」
会長の手の中から出てきたのは
「これじゃ、カイジ君」
結婚指輪
「なっ!」
「では、これより夫婦の儀式を行う。
おいさっさとカイジ君を連れていくんだ」
そしてカイジは黒服たちに連れ去られていった。
風の噂では南の島で顎のとがった少年と老人がとても仲良く
暮らしていたそうな。
めでたし めでたし
=====================
書いたはいいけど妄想が思い浮かばんかった
正直済まんかったorz
アカギはモテると思うんだ
ただアカギが全く興味を示さなさそうなんだ
カイジはたまにフラグ立ちかけてもバッキバキに折り倒しそうだな
それこそ美心くらい積極的な子じゃないと
顎の尖った少年ワロスwwww
美心×カイジの着想がすげえwww
OK・・・逝こうじゃないか・・・
>>10の示した道を・・・
カイジ君・・・なんだかとっても苦しそうで・・・息も荒いし・・・
オチン・・・(キャッv)チン・・・の先からトロトロしたのが出てきて・・・
美心、もっとペロペロしてあげたの・・・そしたら・・・急に・・・
「びゅっ」って・・・白くてねばねばする液が美心の顔にかかったの〜
おせーし・・・っていうの・・・?びっくりした〜!(*><*)
それで美心「カイジくん・・・今度は私の番だゾ☆」って思って・・・
服を一枚ずつ脱いで・・・その間にまた・・・カイジ君の・・・おっきくなって・・・
最後にパンティを・・・もう、全部見せちゃった・・・ありのままの美心を・・・
カイジ君の耳のところに・・・美心の胸を・・・重ねたの・・・
「カイジ君、聞いて・・・美心のドキドキ・・・すごいでしょ・・・大好き・・・なの・・・」
カイジ君が呟いた言葉はなんだったカナ・・・ドキドキしすぎて聞こえなかった・・・
でもきっと「俺もだぜ、美心・・・。」じゃないかなって思うの・・・v
カイジ君の心臓も・・・すごいドキドキしてたから・・・
もう・・・美心もカイジ君も・・・我慢の限界だったの・・・
美心・・・おマタがすごいことになっちゃって・・・洪水・・・みたいに・・・
カイジ君の・・・おっきいの・・・上手に・・・挿れられるカナ・・・
練習通りにいくカナ・・・もう・・・心臓が破裂しそうだった・・・
でも・・・美心が動くしか・・・ないモン・・・カイジ君のために・・・
ホントは・・・カイジ君にリードしてもらいたかったんだゾ・・・?
次からは・・・ちゃんと迫ってもらうんだから・・・カイジ君・・・
「・・・んっ!」(ズッ・・・)
------------------------------------------------
※カイジの鼓動は鉄骨渡りで死神に心臓つかまれてる時のアレです
※呟いてたのは「よせっ・・・やめろよっ・・・!」です
なんかもう書いてる間にエロの意味がよくわかんなくなってきた。
この後の展開は普通のエロ漫画の喘ぎになるので寸止め。
なんだこの生ぬるい美心妄想orz
都合の悪いことは聞こえない美心ワロタ
笑っちまってエロどころじゃないんだけど
もしかしてそれがこのスレの正しい楽しみ方?
ぎええええwwwwwwwww
このカオス具合にあえて酔うスレなんじゃないかと思った。
マジで
>>39書いてて狂気の側に逝きかけた。
美心×カイジなら書けるわ
ギャグとして書ける
46 :
禁断の 1/2:2008/06/11(水) 22:29:46 ID:otfyyTD/
割り込んでごめんよ
>>43 勇者テラ乙w
美心の練習中のblogもすごいことになってるんだろうな
この炎を…絶やしてはならないっ…!
美心の「練習」に励む様子を偶然目にしてしまう坂崎
悶々とする日々…
悩みに悩むが、ある日ついに決心した
「カイジのような汚いクズ男に娘をやるくらいなら…!
いっそ生物の禁忌を超え獣以下に成り下がろうとも…!
みここを汚さぬためならワシの魂なぞ魔にくれてやるわ…っ!」
真っ暗な廊下に息をつめ潜む
その形相は獲物を狙う獅子のごとく
全神経が意思とは関係なく研ぎ澄まされていくのを感じる
目線は暗闇に差す一筋の光の先の、天女の遊戯…
「…んっ…んっ…」
みここの唇から漏れいづる吐息
我慢できない声を必死に押し殺そうと努力する姿はいじらしく、初々しく…
そして溢れる快感の大きさが推し量れる…
いつのまにか坂崎は涙を流していた
目の神経よ、耳の神経よ、鎮まれいよ…っ!
ワシは…ワシの心はそんな命令出してはいないはずだ…っ!馬鹿野郎…っ!
見たくない…っ!本来なら見たくないハズでなくてはならないのに…っ!
今からすることは…!下衆男の汚らわしい欲望からみここを守るための聖なる儀式であるはずなのに…っ
ワシは…っワシという男は…っ!
情けない…
あまりにも情けないがこれは動かざる事実…!真実…!
美心は…うつくしい…っ!
少女として…人間として…そして…女としても…っ!
そしてワシは女としてのみここを欲しているっ…!
下衆…っ!下衆以下…っ!獣以下…っ!カイジ以下…っ!
すまないみここ…ワシは…っ!ワシは…っ!
「美心ーーーーーーーーっ!」
47 :
禁断の 2/2:2008/06/11(水) 22:30:57 ID:otfyyTD/
ドアを叩き開け、みここに向かって飛び掛かる
みここの時が瞬間止まる
その瞳に映る獣一匹
獣の、跳躍…
「痛っ」
みここが我に帰った頃にはすでに欲情した獣がのしかかり、ネグリジェのボタンに手を掛けていた
ブチッ…ブチッ…
ネグリジェが、下着が、空を舞う
「…っ?!」
ありえない状況を理解できず身じろぐこともできない
固唾を呑みただただ、父親だったはずの獣の所業を見つめるみここ
「みここっ…!みここっ…!」
坂崎ももはや自分が何をしているのかわからなくなっていた
ただひたすら己の欲望にまかせ、聖地を暴き出すことに夢中である
たおやかな肢体を割り、茂みをかきわけ、ついにたどり着いたサンクチュアリ…!母なる道…!観音様・・・!
「おお…おお…美しい…美しい…!」
「いっ、いやっ……パ…パ…っ!?」
みここがようやく足掻きはじめるが、坂崎の意識にはもう届かない
「もっとよく見せておくれ…お前の純潔を…」
枕もとのスタンドを強引にたぐりよせ照らし出す…
「おお…っ!おお…っ!」
「っ?!…パパッ…!なんで……!?なんで……!?」
「や…やめてぇっ!」
「愛しているよワシのみここ…永遠にワシのみここ…」
「まさか…みこことカイジくんを引き離すため…なの…?」
「みここ…ワシの可愛いみここ…」
「ひどいっ…いくらカイジくんが気に入らないからって、こんなことっ…!」
「今お前の清らかさを永遠にしてやるからな…」
「………っ!!!」
「……私はね、もうパパだけのかわいいお人形さんじゃないんだからっ!」
「わたしっわたしっ…!」
………
坂先は絶望した
美心の乙女は既に散らされていたのだ…!
唇を噛みしめ、涙をいっぱいに溜めた目で精一杯の抵抗するみここ
有り得ない事態に呆然とする坂崎…
どうすることもできない異様な空気と、若い娘の裸体の刺激に、
坂崎の精神は得体の知れないドス黒いものにのまれていった…
==============================
ぐえっ…ぐえっ…
無駄に長くてごめんね
ミ::::::、:::ト、lVヾ.i/ _
.ミ:\、|ヽ! | ,、 / \ | 電 住 ス
〃}ハ「ヾ::::::ゞ ∨ `ー '´ | 流 人 レ
:::〈{::::|L__ミ / ,.u.-─ │ 走 に.
:::::::〉::: ̄:> /`ヽ、 r'´ / る
:::〃::::::::三__ l== 、 _. ==== °
:::{[:::::::::::> l ー゚-ノ " ー゚-‐ ' |. |_.| | |
v/∠::::∠_ l./ v __ |.|_// │
≦::::::∠._ / __-, ij j「 |し' |
1ィトヽ::::::::/ ‘ー /:l. |
く:::::::::::∠ -ァ'´ l (二ニ二つ /: l. l
/::::::::::::::::::フ.ィ l __ u /:: :l ,'\
L_::::-:=-:三, ,.ィ _」  ̄ /:: :l /: : :
√´::::::::::::://レL -‐'7¨ /l u /::: :l/: : :/
_ゝVレ/∠ -‐:7: :/: :/: :/: :`ァ┬─‐::'::: /: : :/:
>:-‐:7: :/: :/: :/: :/: :/: : :/ : :|:::::::::::: /: : :/:
50 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:04:10 ID:Lap/4zn4
それでもカイジなら‥‥カイジなら何とかしれくれる‥‥!
>>47 レベル高ぇwwww
一言の台詞も無いのに既に散々なカイジ吹いた
倍プッシュだ…
だれかコンビニ3Pの続き書いて
ヤバいwwwこのスレ開いてから笑いが止まらないwwwww
このスレは鷲巣麻雀よりやばい・・・
全俺に電流走る・・・!
すげえ、すげえよ
>>46-47!
アンタ・・・神域だ!
コンビニは西尾さんのキャラがイマイチ把握できないので書けない・・・。
>>31の一条×キャバ嬢×カイジの場合
金持ってる一条がまず主導権を握る
↓
レズビアン用オモチャを装着したキャバ嬢がカイジを掘る
↓
後ろからキャバ嬢を一条が犯る(3P)
↓
一回戦終わった時点でカイジが覚醒、ギャンブル吹っかけて一条をフルボッコに
↓
キャバ嬢に一条を掘らせる
↓
後ろからキャバ嬢をカイジが犯る(3P)
っていう流れしか浮かばない。
間違いない・・・全てを文章にしたら・・・とてつもない長さになる・・・!
---------------------------------------
直腸から食道まで・・・臓腑を貫くような痛みの中、カイジが呟く・・・
「ゆ・・・夢だろ、こんなの・・・」
「ところがどっこい夢じゃありませんっ!
君(キャバ嬢)、もっと腰振ってあげなさい。」
愉悦の表情を浮かべる一条。
「野良犬は野良犬でも・・・スカンピンの負け犬・・・雌犬にはこれが相応しい・・・!」
カイジは悔しかった。
女に掘られているからではない・・・。
何よりもカイジにとって屈辱なのは、背中に当たる柔らかな乳の感触・・・
荒い息遣い・・・それに・・・自分の中の雄が反応してしまっていることだ・・・!
「畜生、畜生、畜生っ・・・!」
涙を流しながらも勃起しているカイジを存分に眺めた後・・・
ゆっくりと・・・一条が立ち上がった。
「さて・・・そろそろ私も参加しますか。」
---------------------------------------
キャバ嬢が「カイジさんも来てえv」って一条のおこぼれもらう的な
展開にしちゃうと、カイジはきっとフラグをバッキバキに折り倒(ry
>>58 今すぐ一条×キャバ嬢×カイジの続きを書くんだっ…!
無茶言うなっ・・・!
間隔空けなきゃこっち(の心)がオチちまう・・・!
ちょっとでも油断したが最後、一条×カイジorカイジ×一条の地獄・・・地の獄行きだ!
一条はあくまでドS・・・血のマニキュアの路線から外れちゃおしまい・・・!
間に入るキャバ嬢の動き・・・それが大事なんだっ・・・!
お前プロ根性あるな…! 感心した…!!
普通に美心好きなのでエロSS書いてみようかと思ったが、ここで普通にエロってなんかKYっぽくて困る
エロパロだというのに、普通の投下が引かれそうな…なんだ、この奇妙な感覚っ…!
>>61 構わん。もはや何でもアリだ
というか俺も美心好きだから頼む
>>61 OK、OKっ・・・!
美心は・・・プロポーション未知数・・・!
だから・・・どう楽しむかは・・・読み手の解釈次第・・・!
何気に美心大人気だな。
64 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:14:59 ID:fpMhSw9X
>>63 顔はあれだが体はいけるって抜いたスレでも評判だぞ。
顔想像せずに体だけ妄想して抜こうと頑張っているようだ。
美心のマンコ舐める話は無理
導入部からエロを入れるのは難しい・・・。
連載エロ作家さんってホントすごいな。
==============================
「どういうことだっ・・・!一条!」
「随分と威勢がいいですね・・・この無銭飲食者が・・・!」
都内某所・・・帝愛グループ傘下のキャバクラ・・・VIPルーム・・・
カイジはそこにいた。
それも・・・己の意思ではなく・・・!
一条の配下の者たちによって・・・手足に枷をはめられ・・・首輪を付けられ・・・
両ひじと両足はそれぞれ鎖によって繋がれ、ある程度までしか開くことができない。
さらに、カイジの両手は・・・VIPルームにしつらえられた特製ベッドに繋がれていた。
なぜか部屋の、ドア以外の三方向には分厚いカーテンがかかっていた。
ベッドの横には・・・羽毛・本革張りの高級ソファ・・・。
そこに座ってカイジの様子を眺める一条の手には・・・
首・両手足に電流を流すためのリモコン・・・。
「私は確かに『キャバ嬢はご自由に』・・・と言ったが・・・
ドンペリとキャビアをはじめとする飲食費は・・・タダとは言っていない・・・。
さあて、では・・・じっくりと楽しませてもらいましょうか・・・。」
一条は部下達を退室させ、奥のカーテンに向かって声をかけた。
「こちらに来なさい・・・真理亜。」
カーテンを開け、カイジ達のいるところに歩み寄って来たのは・・・
先ほどまでカイジの隣で酌をしていたキャバ嬢・・・ただし・・・ほぼ全裸・・・
胸には小さな赤いニップレスのみ・・・そして・・・何よりもカイジを驚愕させたのは・・・
キャバ嬢の装着している皮製の下着に装備された・・・赤い巨根っ・・・!
「帝愛グループのモットーは慈愛・・・クククッ・・・
今夜・・・君を天国へと誘うのは・・・聖母の名を冠した彼女・・・真理亜と・・・
彼女が自由自在に操るバイブレーター・・・またの名を『赤い殺し屋』っ・・・!」
一条が説明をしている間、真理亜はそのしなやかな肢体をくねらせ、
カイジにねめつける様な隠微な微笑を送っていた・・・。
「ま・・・まさか・・・」
「ふふ・・・そんなに怯えることはありませんよ・・・。事前のケアは万全に行う・・・。
そう簡単に気絶されてはこちらが楽しめない・・・。」
そして・・・おもむろに立ち上がり、閉ざされた右のカーテンを勢いよく開ける一条・・・
そこにはっ・・・!
ローション・洗浄器・浣腸器・手袋・アナルビーズ・・・
禁忌のプレイに目覚めるための・・・数々の品ッ・・・!
「ではまず・・・邪魔なモノを全て取ってあげなさい、真理亜。」
一条が・・・ジャケットの裏ポケットから・・・鋭く光る鋏を出した・・・。
「う・・・うあああああ〜・・・」(ぐにゃあ・・・ボロ・・・ボロ・・・)
カイジの運命や如何に・・・!
==============================
※ナレーション:立木文彦
※ドンペリとキャビアフリーオーダー:ダメカイジ
※邪魔なモノ:服
利根川先生の歌「負け犬達のレクイエム」を聞きながら書いてみたが
普通のSMエロになった件。
お前らこんなスレより福本のサイト見たか!カイジ連載再開だぞ!内容は
IDの数だけ腹筋らしい
68 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:35:04 ID:0Jow20s5
>>67吹いたwww
腹筋らしいってどんなんだwww
(´・ω・`) この後キャバ嬢×カイジで調教になるけどいい?
美心のあたりからずっとカイジの呻きが聞こえるんだけど。
_ なんで・・・ こんな・・・
/ _/|/ 理不尽なことが
|○| オレの身ばかりにっ・・・・・・!
>>70 当店はどんなプレイもウエルカム…!
今日は13日の金曜日…!なにかとてつもない波が来る予感がする…っ!
抜くスレも小学校スレもfkmt関連全部落ちてて俺涙目www
==============================
「やめろおおおおお!いいっ・・・一条!やめてくれ!お願いだから・・・」
(ボロ・・・ボロ・・・)
カイジの脳裏に浮かぶあの夜の・・・指四本を切断された恐怖が蘇る・・・
しかも今回は博打で負けたわけではない、あくまで無銭飲食の罪・・・
無論、高額なメニューにたじろぐカイジを、ドンペリキープなどという暴挙に出させたのは
一条と真理亜だが・・・『言葉巧みに陥れた』などという言い訳を
利根川と同じ帝愛の人間が・・・聞く耳など持っているはずが無い。
鋏は一条の手から真理亜へと移り・・・ゆっくりと・・・カイジの股間に近づく・・・
「うう・・・ううっ・・・!」(ガタ・・・ガタ・・・)
顔面蒼白のカイジの耳元で真理亜が囁く。
「あんまり動かないで・・・手元が狂っちゃうから・・・ね?」
まるで赤子に言い聞かせるような・・・優しい声色だった。
真理亜は・・・カイジに酌をしている間も、物欲しげに媚びる態度は取らなかった。
かといって、女王のように振舞うわけでもなかった。
例えていうなら居酒屋のママ・・・
疲れた男たちに束の間の安らぎを与える・・・そんな雰囲気を醸しだしていた。
だからこそ、カイジは気を緩め・・・次から次へとオーダーをしてしまった・・・。
しかし、真理亜のその態度の裏にあったものは、男たちへの優越感・・・
自分のテクニックに対する・・・圧倒的な自信っ!
カイジはもはや、震えることすら出来ずに硬直していた・・・。
『手元が狂う』これがどんなに恐ろしい結果を招くか・・・想像もできない・・・
「カイジ君・・・いい子ね・・・。今、楽にしてあげる・・・」
ジャキッ・・・!!
音と共に遠のくカイジの意識・・・!
「クククッ・・・何をやってるんですか?まだ・・・何もしていないのに・・・」
上から嘗め回すような一条の視線。
カイジが気絶していたのは・・・ほんの2、3秒・・・。
「えっ・・・あっ?」
不意打ちを突かれたカイジは・・・キョロキョロと目の届く範囲を見回した・・・。
カイジの目に映ったのは、切断された自分のベルト・・・
そう、カイジは、服を脱がずに拘束されていたのだ。
真理亜のバイブを目の当たりにし、一条に鋏を出された瞬間から・・・
そのことをすっかりと忘れていた。
「いっ・・・一条!てんめええええ!!」
勘違いした自分への羞恥心・・・愚かな自分への怒りの矛先は・・・一条に向かった。
「ふん・・・どこまでも愚かな野良犬ですね。
言っておきますが・・・下手に動いたら・・・その醜い体にさらに傷が増えますよ。
私の鋏は全て・・・よおく・・・切れますから・・・ね・・・ククク・・・。」
そんなやり取りをしている間にも、真理亜は手際よくカイジの服を切っていく。
臀部・腿の付け根・足・・・背中・腕・・・そして・・・下着。
「カイジ君・・・可愛いわね、ここ・・・」
「うあっ!?」
不意打ちで菊門をつつかれ、カイジは思わず声をあげた。
「一条さん・・・この子・・・」
「無論・・・処女。彼にとっては・・・これから起こる何もかもが・・・
初めて味わう感覚・・・クククッ・・・」
「うふふ・・・優しくしてあげなくっちゃ・・・ね・・・。」
「さえずるなっ!お前ら、ヘンタ・・・うあっ!!!」
リモコンを持った一条の手がかすかに動き、カイジの首と両手足に電流走る・・・!
「新世界への招待、と言って欲しいですね。
まあ・・・世界は広い・・・君が望むなら・・・最後のカーテンの中にも・・・
素晴らしき世界への招待状があります・・・いつでもウェルカム、カイジ。
ククク・・・フハハッ!」
「う・ご・い・ちゃ・ダメ・・・よ?」
手袋をはめ、洗浄器と浣腸を手にした真理亜が微笑んだ。
「さて。
残念ながら・・・穢れた穴の掃除見物は・・・私の趣味ではないのでね・・・
ワインを取ってくる間に済ませておくように・・・。」
「はい・・・。カイジ君、おねえさんは大丈夫よ・・・キレイにしてあ・げ・る・・・v」
禁断の扉が・・・今・・・開かれる・・・。
==============================
※ナレーション:立木文彦
※一条の世界はドSの方向にしか広がりません
('A`) 誰か天の嫁さん二人の健全なエロ書いてー。
頼むからある程度まとめてから投稿してくれ…
引きがもどかしすぎる。そういうプレイか?
うはwwwww
キャバ嬢最高にいいwwwwwww
しかしカイジは性的にそんな妄想しか出ないな確かに
カイジが積極的に女に迫る所も見たいからそれ関係将来的に希望
(美心以外で・・・高校時代の初体験とか・・・)
今は艦長済んでからの続きに期待っ・・・!
ギャンブルをエロい内容にすればいけると思うんだ
限定ジャンケンで野球拳とか・・・ないな。
>>79 パチスロカイジで玉乗りでビールの時があってだな
81 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:40:01 ID:GQZqZj6O
ビッチすっこんでろwww
誤爆っ…許してくれ
キャバ嬢×カイジの続きに期待っ・・・
カイジ×バニーも良いっ…!!
カイジ常にディフェンスだなw
カイジばかりがいい目を見るのはずるいので、誰か平田女房×涯を書いてくれ。
>>77 ククク・・・正解っ・・・!そう、そういうプレ・・・
・・・イではないごめんよorz
最初に書いたあらすじを元にぶっつけ本番で書いてるぜ・・・?
一日一エロ・・・一日一シーンが限界っ・・・!
>>81 ビッチ(キャバ嬢)ある意味間違ってないwww
零と涯の童貞喪失の話読みたいなー。
でも二人とも相手が皆無…。同級生の女子か、在全や平田の取り巻きの女くらいか…。
89 :
美心×カイジ:2008/06/14(土) 13:53:03 ID:E4uD8US2
>>39続き
「あぁぁぁぁあんっ」
↑これ、カイジ君のオチン☆ンを中に入れた時の美心の喘ぎ声・・・だゾっ
カイジ君のを中に入れて、美心・・・腰を振り捲くったの
もう、幸せ過ぎて死んでもイイって思っちゃった(//^∇^)テヘヘ
カイジ君も同じ気持ちだったみたい・・・
ぼろ・・ぼろ・・・涙を流して、咽び泣いてた
男の人なんだから、こんな時に理性なんか吹っ飛んじゃうハズなのに
「せめてゴムっ・・・ゴム付けてくれぇっ」って・・美心のこと、心配してるんだから・・・。
カイジ君って・・本当にやさしーっ・・・・!
パパに呼び出されて、「美心に相応しくない」「美心が欲しければ働け」って
よく怒られてるから、生のオチン☆を入れて・・・愛の結晶ができちゃうことに
こんな自分じゃ申し訳ないって遠慮があったんだよね、カイジ君・・・。
バカっ・・・カイジ君のバカバカッ・・・。
働いてなくったって、ニートだって・・・・・・
美心は今のカイジ君が・・好きなんだゾっ・・!
「いいよカイジ君、中にイッパイ出してっ・・・!赤ちゃん、赤ちゃん生んであげるっ・・!」
一層激しく腰を振りたてると、カイジ君はますます幸せに涙ぐんで
オチン☆ンをビィンビンにしちゃってた・・・。
お酒に入れた精力増強剤も効いてるだろうケド、でも美心への愛が一番の源だよね(*>v<*)
「らめっ・・・中は駄目っ・・・・!赤ちゃんできるぅ!!!」
舌が回らないほど気持ち良かったみたい・・・
しきりに「らめっ・・らめっ」って泣き喚いてたけど、カイジ君はその内にイッちゃったんだv
美心の中にあったかいカイジ君のお精子が注ぎ込まれて、ゾク・・ゾク・・しちゃった・・!
美心は妊娠してカイジあぼん…
ヤバイ、マジで美心怖いwwww
>「らめっ…らめっ」
wwwww
>>89 「らめっ・・・」カイジテラ乙女www
「あぁぁぁぁあんっ」もカイジだろwww
(´・ω・`) もうカイジは前も後ろもチェリーとしか思えなくなってきたんだぜ・・・?
>>94 ( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
・・・俺、キャバ嬢×カイジの続きをどうしたらいい?
今日の分までなら後ろの貞操は守れるwww
キャバ嬢×カイジは是非最後まで見たいが、あまり顔文字とか全レスっぽいのは
叩かれるもとになるから控えたほうがいいんでは。
あまり馴れ合いみたいになるとスレが荒れてくるからなぁ
叩きたいのではなく、貴方の小説楽しみなんで好意からの言葉と受け止めて貰えれば幸い
西尾かいて
>>96 ありがとう・・・優しい
>>96さん・・・。
面白いモノには素直にコングラッチュレーションするが、AAは控えるよ。
あんたの書いた美心×カイジ・・・面白かったぜ。
>>94 このスレにまだ居たら、せめてID確認作業はしてほしい。
「前後処女」発言=「そのキャラはホモで相手は男のみ」発言=発言者は腐女子
これもまあ・・・もしそう思ってたら、思うだけにしておいた方がいい・・・。
ガチでゲイorレズ・腐女子・レズシチュ好き・SM・ロリショタ・健全エロ
・・・人の好みは千差万別・・・誰かの嗜好をキモいと思うのは自由だが・・・
それぞれが平穏なPINKライフを満喫するために・・・住み分けは・・・大事だ。
で・・・ネタを書くからにはそのスレの制約の中で面白いモノを書きたい。
そのために・・・あえて
『俺が言ってる前後チェリーは801スレに相応しいホモカプではなく
「一条×キャバ嬢×カイジ」の「キャバ嬢×カイジ」等だが何か問題が?』
と、確認のためのレスをした。
狂気の沙汰・・・無意味なエロパロを・・・スカッと書きてえんだwww
==============================
一条が部屋を出て行ってから、どれほど時間が経ったのか・・・
真理亜の指の動きに翻弄されるカイジには・・・すでにわからなくなっていた。
たまに我に返ったかと思うと、即座に快感の波に襲われる。
視界は霞み・・・全身の力が奪われていく・・・!
「ね・・・?ちゃんとやれば、気持ちいいの・・・。男も女も・・・。」
「あ・・・ああっ・・・!あああ・・・」
『この女は侮れない』・・・腸内で指を動かされるたびに・・・
腸洗浄の際の直感が・・・確信へと変わる・・・。
本来、様々な感染症を防ぐための腸洗浄の時すら一切・・・
相手に快感を与えるための手間を惜しまないっ・・・!
(間違いない・・・こいつ・・・男という男をウォシュレットに目覚めさせる・・・!
・・・・・・アナルプレイの魔女・・・!)
洗浄終了後・・・真理亜はカイジの背中に体全体を密着させ・・・
左手でペニス部分を少しさすった・・・。
これがまず・・・カイジにとっては不意打ちっ・・・!想定外・・・!
完全に守りに入っていたカイジに・・・発射準備を要求・・・!
同時に肛門部分にローションをたっぷりと塗り、マッサージ・・・
そして・・・ぺニスから手を離さずに・・・右の人差し指の挿入・・・。
「ふ・・・うっ・・・あ・・・!」
(なんだよこれっ・・・なんで・・・女みたいな声出してんだよ・・・俺はよぉ!)
「ん・・・カラダが挿れて欲しがってるの・・・わかる?さっきと違うでしょ?」
さっきとは・・・服を切られた際、準備もなしに入り口をつつかれた時である。
確かに・・・先ほどとはまるで違う・・・。
カイジの男としてのプライドは・・・今も・・・わずかだが・・・ある・・・
しかしっ・・・!
真理亜は両手をカイジのペニスと秘所にあて、ほぼ全体重を乗せている・・・。
これは・・・カイジの背に全てを委ねる姿勢と取れなくも無い・・・。
そして何より・・・真理亜は止めない!カイジの武器の・・・手入れを!
この快感が・・・前のものなのか、後ろのものなのか・・・カイジにはもはや区別する思考力は残されていない・・・。
「でね・・・v一番気持ちいいのはココ・・・前立腺のところ・・・v」
前立腺・・・男にとって・・・無くてはならぬ場所・・・!
しかし同時に・・・掘り当てられてしまったら・・・
「あっ・・・ああああああ!」(がく・・・がく・・・)
カイジに・・・今だかつて無い快感走る・・・!
前立腺の刺激は・・・とんでもない快感をもたらす!
止まらない・・・快感の連鎖!
「あ・・・ごめんね、イッちゃった?・・・出ちゃったかな?」
真理亜がペニスを確認する。
「ん、出てはいないのね、大丈夫。」
真理亜の両手は一旦秘所から外され・・・カイジを包み込むように腕が回される・・・
(何が・・・何が大丈夫なんだよっ・・・!)
カイジの痙攣、止まらず・・・!
そして・・・カイジの武器はすでに準備完了していた・・・にもかかわらず・・・
出すことが出来ないっ・・・!
「どうして・・・どうしてっ!ああっ・・・あああ・・・!」
「カイジ君・・・コレね・・・すごく気持ちいいけど、出るとは限らないのよ。
よかった・・・。出しちゃったら・・・一条さんに怒られちゃう・・・。」
抱きしめられたまま・・・痙攣することしかできないカイジ・・・!
快感の波が去って放心状態になり・・・何分経ったのか・・・カイジは背中をなぞられた。
「そろそろ・・・いいかな?
指の数を増やすのと、アナルビーズとどっちがいい?
私、本当は・・・急ぐの好きじゃないのよねえ・・・。
気持ちよーく慣らすのが・・・イ・イ・の・・・v
バイブまで何週間か・・・時間を割きたいんだけど・・・一条さんが・・・」
バニッ!
「私が・・・何です?」
勢い良く扉が開かれた。
扉の向こうに、一条が立っていた。
==============================
次回「ドSコートの悦楽」
なんだかカイジに泣けてきた‥‥。
まともな女に恵まれてる森田が憎らしくなってきたぜ。
まぁカイジに何やってもあんま罪悪感ないよな
ひでぇw
スレが立った当初はネタのみですぐ落ちると思ったが
M男にはたまらない展開になってるな
Mじゃないがカイジがいたぶられてると何故かワクワクする
誰か、森田×ポーカーの女達の4P書いてくれよ…
ノーマルそうで面白くない、か?
==============================
「一条さんっ・・・!」
勢い良く開かれた扉・・・その向こうに立つ一条・・・。
赤ワインとグラス、何種かの肴を並べた皿・・・。
それらを持ったまま・・・一条は張り付いたような、氷の微笑を浮かべていた・・・。
(にこ・・・にこ・・・)
「真理亜・・・君は実に優秀だ・・・完璧な調教を施すためのこだわり・・・テクニック・・・
ただ・・・そこのゴミに対して・・・そこまで優しく振舞う必要はない・・・
君も・・・あとで私が直々に躾をしてあげましょう・・・久しぶりにね・・・。」
カイジが一条を睨む。
「何だよ・・・随分と遅刻じゃねえか・・・?
芝居は・・・遅刻したら入場禁止じゃなかったっけ・・・!?」
不思議な事に、これだけ快感の海に沈められてもなお・・・
一条の顔を見た途端・・・カイジの意識は闘志と共に覚醒した・・・。
圧倒的に不利な条件下でも・・・挑発せずにはいられない・・・性っ!
否、逆境に置かれれば置かれるほど・・・抗わずにはいられない!
一条は張り付いた笑みのまま・・・ソファ横の小さなテーブルに酒と肴、
そして・・・先ほどのリモコンを置いた。
ソファにゆっくりと座り・・・足を組む・・・。
「クククッ・・・!劇団四季と見世物小屋を同列にするとは・・・。
バカにも程がある!
カイジ・・・お前が無様に痙攣する姿はしっかり見させていただきましたよ、カメラで。
猫ならマタタビ・・・犬なら何でしょうね・・・いずれにせよ、
酔わされてあえぎ・・・あっさりと降伏する犬は・・・生で見る価値などない
私が・・・。」
バニッ!!
前に身を乗り出し、壁に手を叩きつけ・・・カイジに顔を近づける一条・・・。
その顔に・・・ついに表れる・・・ゆがんだ笑み・・・!
あまりに無力なカイジに対する・・・嘲笑・・・
これから行われることに対する・・・期待・・・
度を越えたサディスティック・・・嗜虐の笑み!
「私が生で見たいのは・・・ここからです。クククッ・・・!
美酒には・・・それに相応しい肴が要る・・・そう・・・
負け犬の悲鳴・・・断末魔の叫びという最高の肴がね・・・!!!」
(まだだ・・・まだ何も始まっちゃいねえ・・・落ち着け!)
「へっ・・・お前だって・・・所詮兵藤の飼い犬じゃねえかっ・・・!!
ちょいとミスしようモンなら・・・すぐさま煮て食われるぜ!
・・・利根川みてえに・・・焼肉も・・・アリだろ?」
正直・・・あの時の利根川の姿を思い浮かべるのは・・・あまり良い気がしなかった。
が、背に腹は変えられぬというか・・・襲い来る恐怖に抗い、一条に逆らうために・・・
思い出すっ・・・!鮮明に!
表現不可能な苦痛の中・・・焼かれた・・・土下座をやり遂げた利根川を!
「・・・他に・・・言いたいことは?」
(にこっ・・・)
一瞬の微笑の後・・・パチン、パチン、と、一条の指が鳴った。
「ぐあっ・・・あああ!!」
カイジに・・・激痛走る!
真理亜が、人差し指と中指を同時に挿れたのだ。
しかも、ローションは一切無し・・・!
達してすでに数分後・・・カイジのそこは・・・渇ききっていた。
「あっ・・・う・・・ああああ!やめっ・・・」
カイジ、必死の抵抗!異物を入れるまいと・・・入り口を閉ざすっ!
だが・・・湿らせた綿棒のようなものを刺され・・・こじ開けられて・・・再び挿れられる指!
「うわ・・・ぁぁぁ・・・うぅ・・・」
(ボロ・・・ボロ・・・)
先ほどとは打って変わった乱暴な指使い・・・腸内をかき回される痛みにもだえるカイジ・・・
一条が自分の顔を覗き込み、肩肘を壁につけていなければ・・・
「真理亜ではなく一条が手を下した」と思わせるほど・・・苦痛のみを目的とした挿入・・・!
一度流れ出したカイジの涙は・・・止まらない・・・
「本数・・・。」
愉悦の表情を浮かべた一条が・・・ふいに呟く・・・。
整った顔立ちを持ってしても・・・もはや隠しきれない・・・下卑た笑顔で・・・
「え・・・?」
(ボロ・・・ボロ・・・)
「私が鳴らした数だけ、指を挿れるように躾をしてあるんですよ。
ウチの飼い猫は・・・お前のような野良とは違う・・・ククク・・・。」
真理亜が・・・カイジの耳元で
「ゴメンね・・・。」
そっと呟いた。
それを見た一条の顔が・・・さらに歪んだ・・・そして・・・その瞳に宿るは狂気・・・
「素晴らしい・・・素晴らしいっ・・・!
こんなに短時間で・・・真理亜の情け心を刺激するとは・・・
お前は・・・つくづく惨めな負け犬だな・・・褒めてあげようっ・・・!」
(パチ・・・パチ・・・)
一条、拍手・・・!
そして・・・次の瞬間・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・!」
今度は・・・声をあげることすら出来なかった。
「・・・拍手は・・・アナルスティック挿入の合図・・・!」
痛みを通り越した・・・焼けるような感覚がカイジを襲う・・・!
「ち・・・く・・・しょ・・・あ・・・お・・・覚えてろっ・・・」
必死に声を絞り出すカイジ・・・
一条が次に取った仕草は・・・【壁を指でつつく】だった・・・
それは・・・
『ピストン』の合図・・・!!
「あああああああああああ!!」
「クク・・・クククククッ・・・!!
本当に天国へ逝けるとでも思っていたんですか・・・?
負け犬にも夢を見る権利はある・・・いくらでも・・・見るがいい・・・
ただし・・・・・・全て・・・私が食らい尽くす・・・!
フィーバータイムはもうおしまい・・・地獄に案内してさしあげますよ・・・
・・・この俺のエスコートでな・・・!
ヒャハハハハッ!!」
悲鳴が・・・VIPルームに響き渡る・・・!
==============================
次回「執行」
マリア・・・いいっ・・・・・
カイジと代わってやりたい・・・
ネタスレと思って覗いてみたら・・・
何だ・・・一体何なんだこの神はっ・・・!?
FUCKME・・・
>>112 だが待って欲しい。
おまえはこのスレで本当に抜けるのか?
エロパロ板のはずなのにオカルト板よりゾッとするレスが多い不思議
抜けるかどうかは別としてこのスレなにげに神ぞろいだよな
美心が孕んでボデ腹になったのを想像して泣いた
萌えないのに読んじゃう…くやしい…
カイジはせっかく適応能力に定評があるんだから
いっそ美心に慣れてしまったお話を見たい
ああ、今そんな感じの話書いてるわ
美心マンセーな俺が自重せずに美心可愛いよ美心って思いながら書いてるから、ぞっとするほど楽しみにしてろ
怖いよー
でも読んでしまうんだろうな…まさに怖いものみたさ…
美心って喘ぎ声じゃなくて呻き声をあげてそう
それか雄叫び
>>120 言ってみるもんだな。ぞぞぞは読んだ時のためにとっておくよ
>>124 文章だけなら想像で美化できるからなんとか抜けそう
パンドラの箱だな
>>123 SSの段落ごとに美心のAA貼ってやろうか
==============================
「ぐあ・・・ああああ!」
のけぞりながら悲鳴をあげるカイジ!
その声を聞きながら哄笑する一条!
くっくっと笑い声を漏らしながら、一条が再びソファに戻る。
「ああ・・・前菜としては・・・なかなか良いじゃないですか。
そうですね・・・このくらいの評価をあげましょう・・・。」
生ハムメロン包みを、ワインと共に味わう一条。
「・・・このワインと・・・この肉は・・・本当に相性が良い・・・。
ま、この程度の刺激なら・・・普通はアスパラのベーコン巻きクラス・・・。
良くてもカマンベールチーズ・・・。
だがこれなら・・・メインは・・・フォアグラが期待できそうだ・・・。
・・・真理亜。」
一条の指が・・・銃の形を取る・・・。
「はい・・・。」
アナルスティックを抜き・・・装着した真紅のディルドを・・・カイジの入り口に当てる・・・。
真理亜は・・・一条が合図を出し始めてから・・・態度が豹変した・・・
もはや人間ではなく・・・一条の命令に従う・・・操り人形と化している・・・!
おそらく・・・今の一条の指示に含まれているのだろう・・・苦痛に歪むカイジの顔を・・・真理亜が覗き込む・・・
二人の目が合った。
カイジ・・・戦慄っ・・・!
真理亜は・・・無表情っ・・・!
一瞬にして吹き消された・・・カイジの闘志!
困惑・・・痛み・・・恐怖・・・それらに飲み込まれてゆく理性っ・・・!
「え・・・え・・・?まっ・・・一条っ・・・!」
「執行。」
カイジを襲う・・・直腸から食道まで・・・臓腑を貫くような痛み・・・!
赤い殺し屋・・・任務遂行!何一つためらうことなく・・・ターゲットを撃ち抜く!
「ゆ・・・夢だろ、こんなの・・・こんなのっ・・・!」
(がく・・・がく・・・ボロ・・・ボロ・・・)
度重なる苦痛の連鎖に・・・カイジの意識は遠のき・・・感覚と乖離していく・・・
「ところがどっこい・・・夢じゃありませんっ・・・! ククク・・・。
・・・まだ人間の言葉を真似る余裕があるのか?負け犬・・・
真理亜、もっと腰を振りなさい。悲鳴が・・・足りない・・・。」
真理亜が・・・しっかりとカイジの背に両手をつき・・・動き始める・・・
部屋に響き渡る絶叫・・・!
もはや・・・己の悲鳴すら聞こえていないであろうカイジ・・・!
カイジが認識できるのは・・・ただ・・・触覚・・・全身の皮膚・・・そして内臓を貫かれる感覚のみ!
一条、愉悦の表情を浮かべ・・・自分の膝を叩きながらの哄笑・・・!
「そうっ・・・これ!スカンピンの負け犬には・・・これが相応しい・・・!
フフフッ・・・ハハハハ!
これこそ・・・フォアグラ級の・・・最高の肴っ・・・!」
真理亜の責めは30分以上に及んだ・・・。
一条の合図が入らない限り・・・中断は・・・許されない。
流石に疲労が溜まってきたらしく・・・真理亜はカクンとひじを曲げ・・・再び・・・カイジに体重を乗せる・・・。
背中に当たる柔らかい乳房・・・激痛の中・・・カイジに差し伸べられたそれは・・・
ほんのわずかな救いの手・・・
そして・・・
腰を動かし続けたための疲労と・・・調教時の快感の入り混じった荒い息遣い・・・
それを受けて・・・カイジに表れる・・・わずかな変化っ・・・!
雄としての目覚め・・・海綿体に満ちる血液・・・その、脈動っ・・・!
真理亜はそれを知ってか知らずか・・・さらに体重を乗せる・・・
しかし・・・激痛のため・・・完全に勃起するには至らない・・・!
「畜生、畜生、畜生っ・・・!」
(ボロ・・・ボロ・・・)
カイジにはもはや・・・とめどなく溢れる涙の理由すらもうわからない・・・
一条は・・・悶え・・・泣き・・・よがるカイジを存分に眺めた後・・・
ゆっくりと・・・立ち上がった。
「さて・・・そろそろ私も参加しますか。」
真理亜の後ろに回り・・・ズボンの前を開ける・・・。
一条のそこはすでに立ってはいた・・・が・・・まだ・・・何か足りない様子・・・
それを補うように・・・真理亜の姿を舐めるように視姦し・・・ふ、と目を留めた・・・。
視線の先には真理亜の尻・・・そこを見つめる一条に・・・侮蔑と嗜虐の感情、宿る・・・!
「・・・これは何ですか?」
真理亜の着けている下着は・・・アナルと秘部が見えるように・・・そこだけ開いている。
其処から腿に垂れる愛液・・・それを指ですくって・・・ペロリと舐める一条・・・
「誰がいつ・・・楽しんでいいと言いましたか・・・?」
「ごめ、ん・・・なさ・・・いっ・・・一条・・・さん・・・!」
一条・・・氷の微笑、再び・・・!
そして・・・つかつかと・・・部屋の左側・・・
カイジの眼前に迫る・・・閉ざされたカーテンに歩み寄る・・・。
「ごめんなさいで済んだらコレは要らないんだよっ!」
一条が・・・勢いよくカーテンを開けるっ!
残されていた最後のカーテン・・・そこにあるものは・・・
真理亜はもちろん・・・カイジも・・・部屋の説明を受けた時に・・・予想していた通り・・・
SMを通り越した・・・拷問具の数々ッ!
まさに・・・中世ヨーロッパの拷問部屋!
「・・・!」
カイジに電流走る・・・!
そして・・・カイジ、二度目の覚醒っ・・・!湧き上がる・・・一条への怒り・・・!
「よせっ!この人はちゃんと・・・アンタの命令に従ってただろうがっ・・・!」
「濡れていいとは・・・言っていない・・・。
それに・・・先ほども言ったが・・・お前に対する扱いが丁重すぎる・・・
ケダモノは・・・間違いを起こすたびに罰を与えないとね・・・覚えないんですよ・・・。
さ・て・と・・・。」
(ニヤ・・・ニヤ・・・)
慣れた様子で器具をもてあそぶ・・・。
シチュエーション自体は俺的にもろにツボ
あとは脳内の絵さえなんとかなれば抜ける!
真理亜は・・・再び・・・無言になっていた。
操り人形は・・・腰を・・・動かし続ける・・・!
合図が・・・出ていないから!許されていないから!
その様子をチラチラと見ては・・・顔を歪める一条・・・。
その顔を・・・否がおうにも見せられるカイジ・・・。
(コイツ・・・このツラ・・・兵藤と同じ・・・吐き気がするっ・・・!
帝愛の人間の面がまえ・・・!)
「カイジ・・・。お前と会ったのは・・・私のカジノ・・・これが・・・相応しいですかね・・・。」
一条が出したのは・・・巨大なペニスサック・・・側面にはびっしりと・・・無数の鋭利な突起!
「パチンコ玉の『玉』に・・・『入』る、と書くんですよ、これは。『玉入』・・・クク・・・!」
巨大なサックが・・・一条の股間に装着される・・・。
「所詮・・・メスはメス・・・はめられる側・・・まずは・・・カイジと同じ所に・・・・・・。」
(ズッ・・・)
真理亜越しにカイジに伝わる違和感・・・振動・・・
カイジと同じ所・・・アナルに・・・挿入された異物・・・!
カイジは当然・・・真理亜の悲鳴を予想した・・・。
だが・・・
「あ・・・ふあっ・・・ん・・・」
真理亜が漏らしたのは・・・快感のあえぎ!
・・・慣らされている!
ローション無し・・・愛液も塗らない・・・!
それなのに・・・カイジの耳元で聞こえるのは・・・甘い吐息!
真理亜はすでに・・・何度も・・・この恐ろしい道具で・・・調教されている!
それに気づいた時のカイジの驚愕は・・・計り知れない・・・。
(ど・・・どれだけ・・・どれだけやったら・・・あんな声が出るんだ・・・!?)
「あ・・・ん・・・いち・・・一条様っ・・・!」
真理亜の腰に爪を立て、激しく揺さぶる一条の動きは・・・カイジにも伝わる・・・。
その分・・・真理亜の動きは・・・少なくなっている・・・ゆえに・・・
カイジの苦痛は減り・・・快感が増してゆく・・・!
(あ・・・あああ!嫌だ・・・!やめてくれっ・・・!俺は・・・こんな方法で・・・)
「イキたくないッ・・・!」
「ん?負け犬が・・・何か吼えましたかね・・・。
人間の言葉で喋らないと・・・聞き取れないなあ・・・クククッ・・・!」
「ふぁ・・・あっ・・・」
「よがるなっ・・・!全く・・・お前はどれだけ咥えこめば気が済む・・・?」
・・・まあいい。お前には・・・別のプレゼントを用意してある・・・」
(ズル・・・)
一旦・・・真理亜の中からペニスを抜き・・・再び拷問の間に近づく一条・・・。
そして・・・何か・・・手のひら大の・・・電球のような物を手に取った・・・。
カチャン。
金属音が・・・響いた・・・。
悪夢の夜は続く・・・
==============================
次回「狂宴」
改行多すぎて2レス内に入りきりませんでしたサーセン。
あんた最高!
続き楽しみにしてるよ!
なんという神・・・・
間違いなくこの小説は抜ける
ふぉお、続きが楽しみ!
福本でエロパロとか都市伝説だろjkと思っていた時期が私にもありました
一条KOEEEEEEE!!!!
==============================
カチャ・・・カチャッ・・・。
軽い・・・金属音・・・一条が手を動かすたびに響く音・・・。
痛みのために視界が霞んでいるカイジには・・・一条が何をしているのか・・・わからない。
だが・・・カイジは不意に感じる・・・かすかな振動・・・真理亜の・・・腰の動きとは明らかに違う・・・全身の震えを・・・!
震えているっ!
真理亜が・・・震えている!
それは・・・恐怖で・・・操り人形が・・・人に・・・心を持った人間に戻った・・・証拠っ!
(何を・・・何を持っていやがるんだ・・・一条っ・・・?)
カイジ、困惑・・・!
巨大サック付ペニスを挿入されても・・・喘ぐことの出来る真理亜ですら恐怖するもの・・・
それが・・・一体なんなのか・・・カイジには見当もつかない・・・。
「あ・・・あああっ・・・ごめんなさい、ごめんなさい一条様・・・それだけはっ・・・!」
「そこのゴミ穴に・・・棒を突っ込んで発情していたメスが何を今更・・・
血が・・・足りない・・・全く足りない・・・やはり・・・カイジだけでは・・・駄目っ・・・!
真理亜・・・お前にも・・・血を流してもらう必要が・・・ある・・・。」
恐怖に耐え切れないのか・・・真理亜がカイジの胸に手を回して・・・しがみついてきた・・・。
腰の動きも・・・止まっている・・・。
「誰が・・・止まっていいと・・・」
「いっ・・・一条!」
半分は一条の注意を真理亜から逸らすため・・・もう半分は・・・得体の知れない何かの正体を確認するため・・・
「それ・・・何だよ・・・。今度はどんな悪趣味を披露するつもりだ・・・?」
狂気の宿る一条の目・・・これから執行する刑を想像したのか・・・少し・・・淫らに潤む・・・。
「ああ・・・そうそう、お前にコレの魅力を伝えるのを・・・忘れていましたね・・・。
・・・ヨウナシ・・・そう・・・ヨウナシ・・・!」
「用無し!?用無しって・・・あんまりだろっ!?こ、この人は・・・真理亜さんは・・・」
言った途端に一条に鼻で笑われた。
「・・・無知・・・愚か者・・・バカの極みっ・・・!
それとも・・・犬語で説明しないとわからないか・・・?
フフ・・・ククク・・・
じゃあ・・・・・・もっと近くで見せてあげましょう・・・ホラ・・・
形をよく見なさい・・・それとも・・・視界が霞んで見えませんか・・・?
果物の・・・洋梨・・・ですよ。」
言われてみれば、確かに・・・洋梨にも見える・・・。
カイジ、またもや勘違いっ・・・!
「う・・・ううっ・・・!」
羞恥心と悔しさで・・・また流れ出す涙・・・!
「これが・・・なかなか美味でしてね・・・。
・・・下の口で味わうと・・・・・・たまらない・・・。
誰もが・・・声をあげずにいられない・・・極上の一品っ・・・!」
カチャン・・・カチャン・・・カチャン・・・。
カイジは・・・あることに気づいた・・・音の鳴る場所と・・・一条の手の動き・・・
一条は『洋梨』の・・・細くなっている部分・・・電球で言うと根元部分・・・
そこを持っていて・・・手を握り・・・緩めた瞬間、カチャン、と音がする・・・。
握って・・・緩める・・・それを繰り返している・・・。
音が鳴るのは・・・一番膨らんでいるところ・・・
否・・・膨らんでいるのではなく・・・泡立て器のように・・・
中心に向かってカーヴを描く・・・細長く薄い金属片・・・
花びらのようなそれは・・・一条が手を握るたびに開き・・・
手を緩めた瞬間・・・その・・・鋭利な先端が接触し・・・鳴る・・・。
カチャン・・・カチャン・・・カチャン・・・カチャン・・・カチャン・・・カチャン・・・
『下の口』・・・『味わう』・・・『声を』・・・『血』・・・『足りない』・・・『ごめんなさい』
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
・・・カイジの中で・・・全てが一瞬にしてっ・・・繋がる!
「・・・!!」
洋梨の為すべき事は一つ・・・
鋭利な金属片による・・・膣・・・もしくはアナルの・・・破壊!
「嫌・・・嫌・・・」
(ポロ・・・ポロ・・・)
カイジの背中に・・・雫が落ちる・・・。
・・・泣いている。真理亜が・・・初めて・・・滴らせた真珠・・・。
たとえほんのわずかでも・・・カイジに快感と気遣いを与えてくれた女・・・
その女が泣いている・・・なのに・・・カイジには・・・何も出来ない・・・!
惨め・・・この状況こそが・・・まさに惨めな負け犬!
これこそ・・・カイジにとって最大の拷問・・・!
「クク・・・クククク・・・ヒャハハハッ!!
何だあ〜?ん?その・・・情けない顔は・・・?
ようやく・・・自分が負け犬だと・・・悟ったか・・・?
だが・・・もう・・・遅いんだよ・・・最初から・・・
お前は負け犬なんだから・・・!」
カイジの・・・無力感と・・・屈辱と・・・怒りと・・・嘆きと・・・痛み・・・そして快楽・・・
それら全てが入り混じった表情を・・・堪能した一条は・・・再び・・・真理亜に歩み寄る・・・。
「洋梨・・・用が無い・・・でも・・・いいですかね・・・
ゴミに群がるような・・・卑しいメス猫は・・・いらないなあ・・・」
完全に・・・酔っている・・・。
赤ワインにではない・・・己の快楽の海に溺れ・・・酔っている・・・。
「あ、ああああ・・・やめて・・・お願いです・・・いちじょ・・・」
(ゴリュッ・・・!)
嘆願が終わらぬうちに・・・洋梨を・・・真理亜の秘部にねじ込む・・・そして・・・
(ガチャ・・・カシャッ・・・カシャッ・・・!)
「・・・っああああああああああああああ!」
真理亜、絶叫・・・!
先ほど愛液が滴り・・・作り出した道を・・・今度は鮮血が伝うっ・・・!
カイジの背中に食い込む・・・真理亜の爪・・・!
「こっちの穴も・・・塞いであげないといけませんねえ・・・ね・・・?
だって・・・そうしないと・・・
広がるから・・・お前の・・・卑しい○○○は・・・いくらでも・・・。」
(ゴリュッ・・・!)
・・・腸壁をはさんで・・・『玉入』『洋梨』が・・・ぶつかる音・・・。
ぞっとする・・・音・・・
昂ぶる・・・一条の狂気・・・。
「真理亜・・・負け犬への腰使いはどうしたっ・・・!続けろっ・・・!
もっと・・・もっとしてやろうかっ!?ちゃあんと役目を果たせるように・・・!」
(ガシャガシャガシャ・・・!)
「ああ!ああ!あああああ!ご・・・ごめんなさいっ・・・!カイジ君・・・ごめんなさい・・・!」
苦痛を逃れ・・・気をまぎらわそうと・・・腰を振る真理亜・・・!
「まだ言うか・・・!?まだそこの野良犬をかばうかっ!?」
洋梨を操りつつ・・・真理亜のアナルを攻める一条!
真理亜を通してカイジに伝わる・・・一条の動き!
(畜生・・・畜生・・・!俺は・・・こんな時まで・・・なんで・・・なんで勃っていやがるっ・・・!)
真理亜と一条・・・二人が絡み合い・・・カイジと真理亜の絶叫の中、生まれる・・・狂気の振動・・・!
カイジが未だかつて味わったことの無い・・・サキュバスとインキュバス・・・二匹の夢魔の誘惑!
支配されてゆく・・・カイジの下半身・・・!
(出せば・・・俺が出せばいいのか・・・?それで・・・終わるのか・・・?)
前立腺への刺激・・・激痛の中から・・・どうにかして・・・快楽を見出せば・・・
精液を搾り出すことが出来るかもしれない・・・その思いから・・・
カイジは・・・
自ら・・・腰を振りはじめた!
「ヒャ・・・ヒャハハハハッ・・・!犬っ・・・!発情したメス犬っ・・・!
ああ・・・フフ・・・フフフ・・・それでいい・・・それでいいんですよ・・・
よくできました・・・!あとで・・・ごほうびを・・・あげよう・・・。」
VIPルームに監禁されてから実に2時間・・・
カイジは・・・ようやく・・・果てた・・・・・・。
==============================
次回「マリア」
一条…なんという鬼畜
真理亜に優しく抱かれたい。
(;´Д`)ハァハァ
一条酷すぎる・・・
鬼っ・・・悪魔っ・・・・・・('Д`;)シコシコ
ひぃい、いたぃいぃぃぃ
まさにこれは狂気の沙汰
容赦ない一条イイ…!
福本絵で想像しても充分抜ける
誰かここで萎える美心小説を
ドSコートタイム終了・・・今、本日分書いてます。
マリアタイムもうちょっと待っててくださいサーセン。
続きwktk
==============================
カイジが目を覚ますと・・・横に、真理亜が寝かされていた・・・。
肘と両足の鎖はすでに外されているが・・・首輪と手足の枷はそのまま・・・
「おはよう・・・負け犬君。」
真理亜の後ろに・・・何事も無かったかのようにソファに座り・・・
接客用の張り付いた笑みを浮かべる一条が居た・・・。
カイジは・・・一条の頬を全力で殴り飛ばしたかったが・・・
痛みで体を起こすことすらできなかった・・・。
「お前の鳴き声は・・・とても・・・美味でしたよ・・・。
ご褒美に・・・そこのメス猫をあげましょう・・・。
それから・・・あと一時間だけ・・・この部屋にいることを・・・許可します・・・。
置いてある道具も・・・ご自由に。
その後は・・・野良同士、路地裏ででも・・・仲良く傷を舐めあえばいい・・・
ククク・・・。」
「・・・どういうことだ・・・?」
一条に疑問を呈したカイジの頬に・・・柔らかな手が触れた・・・
「・・・えて・・・あげ・・・から・・・さんに・・・ちゃ・・・メ・・・。」
真理亜が・・・囁いた・・・。
『教えてあげるから一条さんに聞いちゃダメ』
と・・・一条には・・・届かないように・・・かすかな声で・・・
それを聞いた直後、カイジの目から零れた涙・・・
真理亜は・・・指でそっと拭いた・・・
「ん・・・?
短い時間で・・・随分と仲良しになったじゃないですか・・・。
では・・・リミットは60分きっかり・・・延長ナシ、です・・・。」
一条は・・・カイジに見えるようにタイマーをセットした。
焼き土下座の時の・・・利根川の姿を思い出す・・・嫌なタイマー・・・
「では・・・私は・・・これで・・・。」
パタン。
開けるときは随分と派手な音を立てたが・・・閉まるときは・・・静かだった・・・。
(・・・一条のヤツ・・・自分が満足しやがった、からっ・・・!)
「うあ゛・・・あああ・・・」
(ボロ・・・ボロ・・・)
「ごめんね・・・一条さん・・・今日は少し・・・荒れてた・・・みたい・・・。」
「あ゛れで・・・だっで・・・れべる・・・がよう・・・。」
ようやく・・・半身を起こすことができたカイジ・・・
視線の先には・・・
今にも端から雫が滴り落ちそうな・・・じっとりとした血染めのシーツがあった・・・
「一条さんには・・・もう何も言っちゃダメよ・・・
でね・・・私・・・わかりやすく言うと・・・一条さんに・・・捨てられたのね?
時間がきたら・・・このまま・・・カイジ君と一緒に・・・外に出されるの・・・
さっき切っちゃった服は・・・返せない・・・ごめんね・・・。」
「捨てっ・・・」
カイジの声は・・・柔らかな唇で・・・遮られた・・・。
「カイジ君・・・好きなように・・・していいから、ね・・・。
かばおうとしてくれて・・・ありがとうね・・・。」
先ほどまでは・・・カイジの背中に当たっていた真理亜の乳房・・・今は・・・・・・カイジの・・・胸に・・・
「〜〜〜〜〜〜っ・・・!」
背中に回された真理亜の手を乱暴に解き・・・しゃくりあげながら・・・膝を突いて・・・
血まみれのシーツの上の・・・真理亜の秘所を・・・カイジは・・・舐めた・・・。
飼い主の怪我を案じる犬のように・・・
「ごべ・・・ばりあさ・・・おれ・・・ごんなごど・・・しが・・・。
いだ・・・いだくないが・・・?
ぐずり・・・ごご・・・ないがなあ・・・。いだみどめ・・・でぼ・・・。」
(ホントに・・・犬並みじゃねえかよ・・・俺・・・俺よう・・・。)
「大丈夫・・・気持ちいい・・・。」
小さな手で・・・頭を・・・撫でられた・・・。
「塗り薬とか・・・痛み止めなら・・・あるから・・・
あとで・・・持ってきてあげる・・・奥に・・・」
「・・・!」
(・・・ある!薬が・・・ある!手当てができるっ・・・!)
カイジは・・・涙をぬぐい、気力を振り絞って起き上がり・・・真理亜を抱えて・・・部屋の奥へと・・・進んだ!
「きゃ・・・カイジくっ・・・?」
「その薬は・・・何処にある・・・?教えてくれよ・・・真理亜さん・・・。」
真理亜は・・・カイジの行動に戸惑いつつも・・・薬のある場所を示した・・・。
ただし・・・あくまで・・・応急処置・・・気休め程度のものしかなかったが・・・。
消毒液・・・血止め・・・痛み止め・・・塗り薬・・・
互いに気遣いながら・・・出来る限りのことをした・・・
だが・・・破壊された真理亜の膣に関しては・・・どうしようもなかった・・・。
一通りの処置が終了し・・・二人は・・・分厚い絨毯の上に横たわった・・・
血染めのベッドには・・・戻りたくなかった・・・
真理亜は・・・唯一無事だった・・・カイジのペニスを撫でながら・・・
・・・言った・・・。
「挿れて・・・いいのよ・・・?」
「できるわけないだろっ・・・!?」
カイジの答えを聞いた真理亜は・・・どこか遠くを見つめながら・・・呟いた・・・
「カイジ君は・・・いい子ねえ・・・。
私みたいな卑しい女のことはいいから・・・これから出会う女の子達に・・・優しく・・・してあげて・・・。
時間をかけて・・・気持ちよく・・・してあげて・・・
傷・・・早く・・・治ると・・・いいわね・・・。」
・・・赤子に言い聞かせるような・・・優しい声色・・・。
聖母マリアの・・・子守唄・・・。
頭を・・・頬を・・・性器を・・・カイジの全身をくまなく撫でながら・・・
やわらかな歌を・・・旋律を・・・奏でる・・・
「私はいいの・・・。
私は・・・沢山の男たちに・・・血を流させた・・・だからきっと私は・・・血を流しながら死んでゆく・・・
このあたりには・・・誰でもいいから・・・ヤりたいって・・・ どんな女でもいいっていう子たちが・・・たくさんいるから・・・
彼らに犯されて・・・そのまま・・・出血多量で死ぬ・・・それで・・・いい・・・。」
「死ぬとか言うな・・・!簡単に・・・そんなこと・・・口に出すなっ・・・!」
(ボロ・・・ボロ・・・)
真理亜の手が・・・止まり・・・しばしの沈黙の後・・・
「だってもう・・・私・・・女の武器も・・・ダメになっちゃったんだもの・・・!!」
・・・涙声だった。
「違う・・・違うっ・・・!
こんなに・・・痛めつけられても・・・
ついさっき知り合ったばかりの俺を・・・ 心から案ずることのできたあんたは・・・
人として・・・上等だっ・・・!
聖母マリアの名は・・・汚れちゃいねえんだよっ・・・!」
(ボロ・・・ボロ・・・)
カイジは・・・あの日のことを思い出していた・・・。
人として・・・立派に生きた・・・矜持を示した人間に・・・
そのことを伝えられなかった・・・あの夜を・・・。
「言えた・・・
今度は・・・ちゃんと・・・伝えられた・・・!言えた・・・!」
(ボロ・・・ボロ・・・ボロ・・・ボロ・・・)
その思いが・・・カイジに力を与えた・・・。
まだ・・・出来ることがある・・・道は・・・・・・ある!
カイジは・・・今までかいくぐってきた・・・!
数々の修羅場をっ・・・!!
地獄から這い上がる唯一の方法を・・・カイジは・・・知っているっ!
カイジ、覚醒・・・!
==============================
博打の話はどうやっても真の神ことfkmt先生に勝てるはずも(ry
上記の理由により、勝負はまるっとすっとばして普通にエロパロ書きます。
エロ無しで博打をふっかけるところだけ、明日うp。
3レスにすらおさまりきらなくて、文章削ったYO!
最後まで書ききれるといいな自分(*゚∀゚)アハハハハ/ヽ/ヽノ \ノ \
大儀
マリアたんカワユス・・・
福本漫画のSSとは思えないほどの神ですね
凄かった、感動した!
たとえ抜けなくてもこれは素晴らしいと思うぜ!
チキショウなんていい女なんだ真理亜っ…!
なんという聖母っ…!!
カイジ幸せにしてやってくれ…!!
切ない…。
殺那的に生きるカイジに相応しい…。
エロパロで初めて泣いた
原作でもこれくらいの描写があれば地下1050年行きも頷けるな
==============================
カイジの瞳に・・・戦士の輝き、宿る・・・。
「カイジ・・・君・・・?」
真理亜が思わず『君』と呼ぶのを躊躇ったほど・・・
カイジは精悍な・・・男の顔になっていた・・・。
真理亜の身を起こして、両肩を抱きながら・・・カイジは叫んだ・・・
「生きて・・・くれ・・・頼むから・・・生きてくれ・・・
女として役に立つとか・・・そんなのは・・・必要ないっ・・・!
・・・まだ・・・あんたは生きてるんだ・・・終わりじゃないんだ・・・!
だから・・・絶望するのは・・・やめてくれ・・・!
・・・諦めないでくれ・・・!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・!」
(ぽろ・・・ぽろ・・・)
カイジに抱きつく真理亜・・・
カイジは・・・真理亜をしっかりと抱きしめ・・・タイマーを見ながら・・・待った・・・。
一条の来る・・・その時を・・・!
ガチャッ・・・
きっかり56分にドアが開いた。
一条・・・続いて・・・黒服が入室・・・
「・・・あと・・・3分です・・・。おそとに出る用意はいいかな・・・?」
言い終わった時点で・・・タイマーは57分00秒・・・
(なんで・・・帝愛の連中は・・・どいつもこいつも秒単位で人を追い詰めるんだよ・・・)
真理亜とカイジは、黒服たちによって一度引き剥がされ・・・
カイジは・・・ようやく首輪と枷を外された・・・そして・・・部屋の最奥部のドアが開け放たれ・・・
「あと・・・1分30秒・・・」
(ニヤ・・・ニヤ・・・)
虫唾が走る顔で・・・カウントダウンする一条に向かって・・・
分厚い絨毯に渾身の力で手を叩きつけ・・・
カイジ・・・叫ぶ!
(バニッ!!!)
「待てっ・・・一条・・・!」
「何です・・・?まだ・・・遠吠えが足りないんですか・・・?」
(ジロ・・・)
「真理亜を・・・医者に見せてやってくれっ・・・!
俺の指をくっつけたあの医者だ・・・!請求書は全部・・・俺に回せっ・・・!」
もはや侮蔑を通り越して呆れ顔の一条・・・
「スカンピンの・・・お前に・・・?正真正銘のバカだな・・・そんなことが・・・」
カイジはもう一度・・・全力で床を叩いた・・・!
「できるっ・・・!
俺と医者の間に発生する未払い分の治療費は全て・・・
帝愛への・・・借りになるっ・・・!!!
兵藤は・・・俺の借金が増え・・・俺が苦しみもがくほど・・・喜ぶはずだ・・・!
・・・手を叩いてっ・・・!違うか、一条っ・・・!!」
兵藤の名前を出した瞬間・・・一条の頬がピクリと動いた。
「ふん。
ま・・・コレは修理すれば・・・まだ使えるか・・・
・・・お前達。・・・真理亜を・・・医者へ・・・」
「・・・お前・・・使えるって・・・まだ・・・この人をいたぶり続けるつもりかっ・・・!?」
・・・先ほどまで自分が使っていた道具・・・モノ・・・拷問具と同じ扱い・・・。
「とんでもない・・・。
与えるのは・・・快楽・・・ですよ・・・。
今までと同じようにね・・・クククッ・・・。
ただ・・・躾は・・・もう一度しないと・・・いけませんね・・・。」
有無をいわさず・・・黒服が・・・真理亜を連れて退室・・・。
「カイジ・・・く・・・ん・・・」
カイジと目が合った瞬間・・・真理亜がかすかに・・・微笑んだ・・・。
(待ってろ真理亜さん・・・必ず・・・逃がしてやるから・・・!解放して・・・やるから!)
「で、ゴミはゴミ捨て場へ、と・・・
やれやれ・・・ゴミ捨ては・・・時間厳守が私のポリシーなんですけどねえ・・・。」
「まだ、話は終わっ・・・」
言った瞬間、カイジの即頭部に一条からの回し蹴りが飛んできた。
「いい加減にしろっ・・・!鬱陶しいんだよ粗大ゴミがっ・・・!
これ以上・・・苛立たせるな・・・!」
倒れこんだカイジを、さらに蹴り続ける一条・・・。
だが・・・これは・・・カイジの計算・・・!
カイジ・・・挑発成功っ・・・!
「・・・なんだよ。イライラするのかよ・・・
じゃあ・・・拷問したらどうなんだよ・・・楽しく・・・
でも・・・俺はさっき・・・無銭飲食の代金は払っちまったんだよなあ・・・。
何にもしてないヤツを拷問ってのは・・・いくらなんでもマズイんじゃないの・・・?」
「抜かすなっ・・・!」
この流れならいける・・・カイジは・・・確信した・・・!
「一条・・・勝負だ。 俺と勝負しろ・・・!
お前の得意なモノでいい・・・俺とサシで勝負・・・!
俺が負けたら即、拷問の上・・・地下行き・・・
勝ったら・・・逆にお前が俺と真理亜さんから拷問される・・・
それで・・・どうだっ・・・!?」
一条のこめかみは・・・怒りで引きつっていた・・・。
「・・・いいだろう。受けてやる・・・。
もう一度・・・地獄を見るがいい・・・クククッ・・・!」
男たちの長い夜が・・・始まった・・・。
==============================
次回「祝福」
おお、続き期待!
続き楽しみだ!カイジにはとことん報われない恋が似合う。
==============================
一条とのギャンブルから数日後・・・
手術を終え・・本日退院予定の真理亜を病院の入り口で待つカイジ・・・。
「真理亜さんっ!」
(ぶわっ・・・ボロ・・・ボロ・・・)
真理亜の姿を見るや否や・・・顔を赤くして泣きながら駆け寄るカイジ・・・。
痛くないようにと・・・加減しながら抱きついたカイジの頬と・・・左耳の古傷を・・・撫でる真理亜・・・。
「カイジ・・・君・・・よかった・・・無事で・・・よかった・・・。」
(にこ・・・にこ・・・)
「真理亜さんこそ・・・!」
(ボロ・・・ボロ・・・)
カイジが言い終わらないうちに・・・真理亜はまたもカイジの唇を塞いだ・・・
「あの・・・それで・・・例の・・・来てくれるかな・・・。」
(もじ・・・もじ・・・)
しきりに指をもてあそびながら目を合わせないカイジに・・・真理亜は苦笑した・・・。
『例の』とは、カイジがギャンブルを挑んだときに出した条件・・・
『勝ったら真理亜による調教&カイジによるいじわる』のこと・・・。
どこの世界に・・・照れながら復讐劇への参加の是非を問う者がいるのか・・・。
どうも・・・最初は『真理亜とカイジによる拷問』だったのを
『土下座して謝れ』に変更し・・・その後なぜか土下座を取り消して
最終的に・・・今の形になったのだと・・・仲介役の黒服から聞いた・・・。
そして・・・
「あの・・・結局、時間空くことになっちゃって・・・そしたらなんか俺・・・冷めたっていうか・・・
真理亜さんが・・・このまま・・・無事でいてくれるなら・・・俺だけで・・・いいかなっ・・・て・・・うん、別に・・・」
(もじ・・・もじ・・・)
受けた屈辱をギャンブルで勝って清算し・・・数日経ったというだけで・・・復讐相手への憎しみが薄れる者もまず居ない・・・。
「・・・一条さんは?」
呼び捨てでも誰も文句を言わない・・・酷い仕打ちを受けたにもかかわらず・・・真理亜は『一条さん』と呼んだ・・・。
「・・・待ってる・・・っていうか・・・待たされてる・・・。
俺・・・真理亜さんの手術代の他に・・・帝愛からいくらかぶんどったから・・・
一条は・・・兵藤のジジイにむかつかれたらしくて・・・監禁されてる。
まあ・・・逃げようと思っても逃げられねえし・・・ あいつは・・・多分・・・逃げねえよ・・・逃げるヤツじゃねえよ・・。
俺に負けて・・・泣いてやがったぜ・・・ざまあみろ、一条っ・・・!」
カイジ、両拳を握り・・・胸の前に持ってきてガッツポーズ・・・
まるで・・・子供同士のケンカで・・・一度負けたライバルに再戦を挑み・・・見事に逆転勝利したような・・・無邪気で晴れやかな顔・・・。
真理亜は思わず吹き出してしまった。
「真理亜さん・・・何・・・?」
「何でも・・・ない・・・」(くす・・・くす・・・)
「・・・じゃあ・・・何で笑ってんの?」
「男の人は・・・いくつになっても変わらないのねえ・・・。男の子のまま・・・」
カイジは・・・あからさまにすねた顔・・・。
「・・・お姉さんが・・・女の子のコト・・・教えてあ・げ・るv」
二人は・・・病院からは少し遠い・・・ホテルへと向かった・・・。
「ふぁっ・・・あ・・・!」
真理亜の指示通りにローションを塗っていくカイジ・・・
正直・・・カイジは今まで、こんなに長い前戯が要るとは思っていなかった・・・
真理亜曰く・・・『少なくとも30分ぐらい・・・経験の少ないコなら1時間はかけなさい』とのこと・・・
「そう・・・カイジ君・・・今・・・手が・・・ふっ・・・・あ・・・あったかい・・・でしょ・・・?
このローションはね・・・肌に塗ると・・・あったかくなるの・・・自分でも・・・好きなトコロに塗っていいのよ・・・?」
確かに・・・カイジの手には熱が宿っていた・・・ペニスに塗ろうかとも思ったが・・・
すでに勃っているのに塗ったら・・・我慢できなくなる気がして・・・やめた・・・。
「あ・・・あの・・・手術したトコ・・・大丈夫・・・?」
散々あえがせてから、カイジ、ようやく気づく・・・『ローションや愛液で傷口が化膿するかもしれない』ことに・・・。
「んもぅ・・・このタイミングで・・・そんな事聞かないのっ・・・!ちゃんと・・・こまめに消毒するから大丈夫・・・・。
ホラ・・・もうちょっとだから・・・頑張れっv
いい・・・?女の子はね・・・ アソコに触れられなくても・・・全身でキモチよくなれるの・・・
・・・指から・・・アソコの入り口まで・・・全部・・・もっと・・んんっ・・・
ホントは・・・中まで・・・やって欲しいんだ・・・け・ど・・・また・・・ね・・・」
カイジ、理性崩壊っ・・・!
ついうっかり・・・塗っていた箇所を舐めてしまった・・・。
(ペロ・・・ペロ・・・)
「ひゃっ・・・!」
真理亜がのけぞった。
「あ・・・ごっ・・・ごめんなさ・・・」
「じゃなくて・・・ローションの中には・・・食べられないのもあるの・・・。良かった、ちゃんと選んでおいて・・・
・・・おあずけしすぎちゃったかな・・・?じゃあ・・・交代・・・。」
カイジは・・・ローションを全身くまなく塗られた後・・・上の口、乳房、素股、アナル・・・それぞれ一回ずつ・・・。
「う・・・おおおおおっ・・・」
(ハァ・・・ハァ・・・)
「そう・・・自分から・・・どんどん動いて・・・わ、私の場合は・・・ね・・・相手によって・・・希望を聞いてあげ・・・
ああっ・・・!あげ・・・て・・・ね・・・カラダの相性って・・・とっても・・・大事よ・・・?ん・・・んっ・・・!」
一通りの・・・レクチャー終了後・・・
「・・・どれが・・・イチバンよかった・・・?」
(にこ・・・にこ・・・)
「ろっ・・・ろれがっていうか・・・ぜ・・・ぜんぶ・・・」
実は・・・ローションの時点ですでに一回達していたため・・・計5回・・・カイジは・・・とんでもないスピードでイカされたことになる・・・。
ろれつが回らなくなるほどの・・・圧倒的快感っ・・・!
そんなカイジを見て・・・微笑む真理亜・・・。
「・・・私のことはいい、って・・・言ったのに・・・
私は・・・あの一条さんの・・・道具になるような・・・女なんだから・・・
カイジ君は本当にいい子だけど・・・人を信じてばっかりじゃダメよ・・・。裏切られて・・・酷い目にあっちゃう・・・。」
カイジは実際、何度も酷い目というか・・・死にそうな目に遭っているのだが・・・
「いや・・・あの・・・オレ・・・う・・・うん・・・。なんかそういうところは・・・ホンッッット、懲りないみたいで・・・ダメ・・・なんだけど・・・その・・・」
(もじ・・・もじ・・・じた・・・じた・・・)
「真理亜さんは・・・だ・・・大丈夫・・・だって・・・ちゃんと・・・言ってくれた・・・から・・・。
ごめんね、とか・・・今まで・・・散々男に血を流させた、とか・・・」
その後・・・カイジは・・・夜が明けるまで何度も何度も・・・幾度果てても・・・
光に満ちた微笑・・・キスの雨・・・胸の果実・・・全身が奏でる柔らかな音楽・・・
それらの惜しみない祝福を・・・受けた・・・。
==============================
※ずっと真理亜のターン!
次回「慈愛」
('A`;) 改行エラーに気を使ったとはいえ4レス消費ってどんだけ(ry
アカギVS鷲巣様を数年かけて描いてるfkmt神の心がちょっとわかりかけました。
自分も黒沢ならできる…!シチュがいっぱいある!
黒沢×美樹・美沙
黒沢×5000円の女
黒沢×しづか
仲根×美樹・美沙
仲根×しづか
坂口×坂口姉
黒沢×坂口姉
小野×ピンサロの女
小野×太郎
でも今はカイジ神を邪魔したくないから、投下が
全部終わるまで待とう。
がんばれカイジ神!
あかねさんは?
真理亜っ……!
なんて良い女……!
…これ…福本作品なんだぜ…?
>>167 自由に・・・書いてくれていいんだぜ・・・?
応援・・・圧倒的感謝っ!!
あと、今日明日とニコニコ愛されキャラ選手権でアカギさんに投票するので、
続きがうpされる・・・確証はない・・・ないが・・・
どっちも熱い三流で行こうと思う・・・!
続き間に合いませんですた、サーセン。
あと2回で終わるから・・・虫のいい話なんだが・・・
これを・・・皆に・・・託す・・・
('A`)ノ【ミツルの願い】
皆・・・書ける人間なんだからっ・・・!
繋いでくれっ・・・!
オレの意志っ・・・!
美心神は空気読んでんのか?待ってんだぜ
__=`ヾヽ/〃‐=__
彡 ミ
Z /⌒''ー''"´⌒ヽ ミ バカがっ・・・・・・!
_〃 ヽ、.__ /⌒ __l l 足らんわっ・・・・・・ まるで・・・・・・!!
|l \ヾー一 //´ l. |
l' _ヽ` ̄´∠ __ |j 〉__ l わしは・・・ もっともっと・・・ エロパロが読みたいんじゃっ・・・・・・!
{.ヾ ̄o> <o ̄ フ u| h.l l カイジで・・・! アカギで・・・! 黒沢で・・・!
i `三.( l! )ミ.三彡e,,| Fリ | 邁進せよっ・・・・・・!
ヾヽ|.e〜( l! " )ヽ三.シ/リ‐′ ゝ 掻き集めるんじゃっ・・・・・・! 福本漫画のエロパロをっ・・・・・・!
>、 ̄`_>r<_ ̄´_ <メ||`ヽ、_ ゝ
7 |l工LLl⊥LLl工Lン´タ|l::::::::|... ̄ ``'' ‐- 人間の欲望は つまるところエロにつきるっ・・・!
_Z..|ltゝェェェェェェェェタ/.||::::::::|:::::::::::::::::::::::: それをうpする職人こそ・・・・・・ 王っ・・・・・・!
/⌒l´\ ̄.......::::::| ヽ、〜 ≡ 。U u /ll/|::::::::|::::::::::::::::::::::: 築くんだっ・・・・・・! 神スレをっ・・・・・・!
/ /⌒l、._):::::::::::::::|1 lll  ̄「「 ̄「「 ll / |::::::::|:::::::::,(⌒ヽ::: 容赦なく書けっ・・・! 次スレ実現のためっ・・・・・・!
.( u /⌒l::::::::::::::::::::|::1 lll lll ll lll / /|::::::::|::::/(´\ \
ヾヽ /⌒l:::::::::::::::::::::|::::Vl lll ll lll/ 〃|::::::::|::(._,(´\uヽ )
ヽ u イ ノ::::::::::::::::::::::|::::::| !ルリw,/ 〃 |::::::::|::::::( \ ヽ /
会長なにしてんすかwこんなところでwwww
>人間の欲望は つまるところエロにつきるっ・・・!
会長、激しく同意です!w
==============================
真理亜が退院し・・・傷が癒えた頃・・・
カイジたちは、再び・・・あのVIPルームに足を運んだ・・・
『真理亜の手術代以外は要らないから一条を渡せ』というカイジの要求に応えて・・・
黒服がドアを開け、足を踏み入れるカイジと真理亜・・・
二人が陵辱されたベッドの上・・・
一条はそこに居た・・・
首輪や手足の枷はもちろん・・・ペニスその他に荒縄をくいこまされた状態で・・・
それでも・・・震えながらではあるが・・・不敵な笑みを浮かべ・・・
「やっと来たか・・・カイジ・・・真理亜・・・。」
(がく・・・がく・・・)
続けて・・・
「やりたいんだろっ・・・!?
俺の・・・何もかもを壊したいんだろっ・・・!?
尻の穴もペニスも精神も金も・・・全部っ!
・・・やれよ・・・俺は・・・どんな屈辱も・・・ウェルカムッ!」
一条は・・・はっきりとそう言った。
その時・・・なぜかカイジは・・・理由のよくわからない涙が出そうになった・・・。
(あれ・・・おれ・・・またかよっ・・・!やっ・・・やめろよっ・・・俺!)
首を何度も振ったあと、真理亜に向けて・・・
「・・・真理亜さん・・・。」
真理亜はこくん、と頷いた。
真理亜は・・・おそらく一条自身の手で・・・丁寧に研がれた鋏を手に取った・・・。
ゆっくりと・・・一条に近づく真理亜・・・。
見据える・・・一条!
「一条・・・君・・・?お姉さんが・・・とぉっても気持ちいいコト・・・教えて・・・あ・げ・る・・・v」
(くす・・・くす・・・)
「よせっ・・・!!罵倒しろっ・・・!善人ぶるな・・・そういうのが・・・一番腹が立つ・・・!」
「だよなあ。・・・安心しろよ、一条・・・。
俺が・・・そこに置いてある金棒でケツバットしてやるから・・・!
楽しみにしてろ・・・!」
金棒というか・・・カイジの指差す先にあるのは・・・太い木の棒に、無数のクギを打ちつけたモノだった・・・。
「最初は・・・私から・・・。」
淫らな視線をおくる真理亜・・・。
それを見据える一条・・・。
ジャキッ・・・!!
「・・・・・・!
・・・・・・・・・!
おま・・・お前はどこまで俺・・・私を・・・バカにす・・・」
真理亜が切ったのは、きつく締め上げていた荒縄・・・!
「当たり前じゃねえか・・・。これも・・・すげえ屈辱的だろ?
さっきまで『どんな屈辱もウェルカム』とか言ってたのはダレだよ。
恥ずかしいだろ・・・今、ものすごく恥ずかしいだろ・・・?」
(ニヤ・・・ニヤ・・・)
先ほど・・・潤んだカイジの目は・・・ようやく・・・渇いたようだ・・・。
そして、カイジはあるものを取り出した・・・
それは・・・
秒単位ストップウォッチ付のタイマー!
そう・・・一条とカイジが雌雄を決した日に・・・使用された・・・タイマー・・・!
「タイマー代と・・・この部屋のレンタル料っ・・・!
お前の身柄引き渡し代に・・・追加しておいたんだよ・・・俺は!
きっちり60分・・・!
俺・・・今度からゴミ捨ての時間守れそうだ・・・!」
「・・・野良犬っ・・・!死ねっ、死ねっ・・・!
真理亜・・・!お前も、素直に痛みを与えたらどうだっ・・・!!」
「・・・お断りしまぁす・・・v私は・・・キモチイイのが、好き・・・v」
(にこ・・・にこ・・・)
真理亜はテキパキと・・・腸洗浄の準備を整えはじめた・・・。
そして・・・それは、カイジとしては決して見たくはないシロモノなのだが・・・
(これも・・・いじわるの一環だっ・・・!とことん恥ずかしい目にあわせてやるっ・・・!)
そう言い聞かせながら、一部始終を見た。
「さあーて、俺の・・・番だな・・・?そのまんま、ケツこっちに向けておけっ・・・!
見ないほうが・・・いいぜ・・・?どうせ、よけられねえんだから・・・」
バァニッ!!
「ぐっ・・・!!」
骨盤から、腰椎にまで響く衝撃っ・・・!
だがそれは・・・一条の予想したものではなかった・・・思わず・・・後ろを・・・ギリギリいっぱいまで首を曲げて・・・見た・・・。
カイジは・・・『何か』を掴んだ手を・・・後ろに回している。
『それ』が何なのかは・・・確認できない、が・・・。
「・・・木製バット、か・・・!?」
サディストの経験が・・・瞬時に『答え』を見出した・・・。
「あーん?何にも・・・聞こえねえなー・・・?」
バァニッ!!
「ふっ、ふざけ・・・ちゃ・・・!」
バァニッ!!
「う・・・ああうっ・・・!」
一条、三度目の衝撃っ・・・!
「これで・・・口も聞けねえだろっ・・・!まあ・・・このくらいが丁度いい、最初はな・・・!」
(ニヤ・・・ニヤ・・・)
そう・・・カイジが使用したのは・・・あらかじめ用意しておいた、木製のバット・・・。
情にもろくツメが甘く・・・しかも、散々一条のみっともない姿を見ざるをえなかったカイジに・・・釘付きの棒など・・・使うことなど出来はしない・・・。
一条が繋ぎ止められたベッドは・・・激痛のせいではなく・・・『情けをかけられた』との思いから来る、悔し涙で濡れていた・・・。
「次・・・ローションねv」
終始、にこ・・・にこ・・・しながら見守る真理亜に少し不安を覚えつつ・・・
カイジが・・・非常に嫌そうな顔で・・・
「・・・言っとくけど、その腫れ上がったケツに塗るのは・・・俺だから。」
そう言って、そっぽを向いた・・・。
「なっ・・・!?」
一条に電流、走る・・・!
「俺だって・・・野郎のケツになんか何にも塗りたかねえよ・・・。
ケツバット・・・の、他に・・・特に思い浮かばなかったんだよっ・・・!
いいか、これ、ハバネロ並の唐辛子入り湿布薬だからな、覚悟しとけよ・・・!」
「中は・・・私が・・・ちゃんとしたのを塗ってあげる・・・・・・v
だって・・・そうしないと・・・一条君が痛いじゃない・・・ディルドも・・・小さいのにするからね・・・。」
部屋に響き渡る一条の悲鳴・・・・・・
何故か涙ぐみながら・・・それを悟られまいと必死で作業するカイジ・・・。
いわゆる『メインディッシュ』はまだ先だが・・・カイジは・・・帰っていいかと・・・真理亜に聞きたい気分だった・・・。
(こっ・・・こんな悲鳴聞いて・・・どこがどう楽しいんだよ・・・一条・・・。)
ハバネロ湿布は・・・5分もかけず塗り終わった・・・。そして・・・
真理亜が・・・ちいさなディルドを・・・そっと胸元から出した・・・。
「あ・・・!あああっ・・・う・あっ・・・!」
カイジは・・・嫉妬と・・・羞恥心と・・・その他もろもろの感情がないまぜになって・・・また涙が零れてきた・・・。
真理亜は魅力的っ・・・!バックから拝もうと・・・横のソファに座って観ようと・・・圧倒的魅力っ・・・!
だが・・・一条・・・真理亜の手によって・・・今、まさに・・・快感のあえぎを堪えることができず・・・犯される一条っ・・・!
カイジの中に渦巻く・・・様々な思い・・・!
(俺も・・・真理亜さんに・・・優しく気持ちよくして欲しかったよ・・・畜生っ・・・!)
(お、俺もあんなになってたのかよ・・・?)
(あ・・・俺のケツバット、地味に効いてる・・・。)
(よせ俺っ・・・やめろよっ・・・そんな目で見るのは・・・!)
(ええと・・・これ・・・俺へのいじわるにもなってるんじゃ・・・)
(ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・)
「あああっ・・・!もっ・・・もう・・・!」
「・・・いいよ・・・我慢しないで・・・びゅっ・・・て、して・・・」
真理亜は見事に・・・制限時間内に一条をイカせることに成功し・・・
一条とともに・・・最後まで見届けたカイジも・・・力尽きた・・・。
結局・・・一条は真理亜の希望により・・・現在の彼女の住まいで調教&飼育されることになった・・・。
首輪を・・・たいそう可愛らしいモノに付け替えられる一条・・・。
先ほどのダメージにより・・・かなりフラフラしていたカイジだが・・・その様子を見て・・・
「待てっ・・・!」
声を・・・かけた・・・。
「どうするよっ・・・!
犬のままで・・・いいのかよっ・・・!お前は・・・人間だよな・・・!?
お前は・・・とんでもない人でなしだったけど・・・でも・・・だから・・・人だよなっ・・・!?
地下懲役1050年をチャラにして・・・這い上がったお前なんだから・・・!」
何かを確信した顔だった・・・。それは・・・少しだけ・・・カイジが成長した証・・・。
「当たり前だ・・・!
必ず・・・戻ってくるから・・・待ってろっ!」
涙でグシャグシャになった顔のまま・・・不敵に笑った・・・。
過去、二人の間に、何があったのか・・・真理亜は知らないが・・・
(やっぱり男の子なのねえ、二人とも・・・くす・・・くす・・・)
「じゃあ、行きましょうね、一条君・・・。」
一条の首輪に繋がれた紐を握り・・・真理亜は夜の闇の中に消えていった・・・。
('A`;)ノ 色々・・・色々すいません・・・。
1/5に1/5という表記を入れ忘れたことに送信してから(ry
5/5に次回予告を入れ忘れたことに送信してから(ry
日をまたいでやっとうpでき(ry
ついにレス5消費(ry
待っててくれる皆・・・ありがとう・・・!
一条かわいいよ一条
真理亜いい女…っ!
何となく叶美香のイメージ…。
カイジも可愛いな
いじわる って…
原作でもカイジは急に可愛い言葉遣いになるから吹くwwwww
特にこの二つはワロタな↓
意地悪されるに決まってる
あれからコンコンもないし・・・・・
バァニッ!!wwwすまんw
(;´Д`) もうしわけありません・・・!
うpどころか原稿すら終わるませんですたっ・・・!
orz アシタノヨルニハ うp シマス
皆・・・自由に・・・エロパロを解き放ってくれ・・・!
謝ることはないっ・・・!
投下は義務じゃないから、余裕のある時にすればいいさ
==============================
数週間後。
「ピンポーン・・・」
インターホン越しの会話を経て・・・ドアが開いた。
「いらっしゃい、カイジ君・・・!待ってたの・・・。」
(にこ・・・にこ・・・)
繁華街とは少し遠く・・・あまり目立たず、しかし・・・シンプルかつ住み心地の良いマンションが・・・現在の真理亜の住居・・・。
無論・・・セキュリティも万全・・・マンション自体の入り口もそうだが・・・各屋へのオートロック機能付だった・・・。
真理亜は、すこしだけ胸元の露出が高いワンピースを着ていた。
絹織で・・・5万は下らない高級品・・・。
ただ・・・カイジには・・・安い1000円のワンピースとの違いがわからないだろうが・・・。
「真理亜さん、あの・・・ええと・・・」
(アセ・・・アセ・・・)
真理亜を見た瞬間・・・カイジの視界の端に映ったモノ・・・。
・・・モノ・・・では・・・ないのだが・・・。
なんとなく・・・
置物か何かと認識していた方が・・・いい気がした・・・。
・・・が・・・
「ごめんねえ、まだ、このコは、私以外の人に『お迎え』はできないの・・・。
マンションの管理人さん以外でここに来たのは・・・カイジ君が初めてだから・・・びっくりしてるのよ・・・。
イチ君、この人はお客様だから・・・吼えたらダメよ・・・?」
(にこ・・・にこ・・・)
『それ』は・・・首輪に繋がれ・・・大きな犬耳カチューシャを付けられ・・・犬のしっぽを紐で固定された・・・
悔しさと怒りで震えながら・・・こっちを見ている・・・
全裸の・・・一条の姿っ・・・!
「いや・・・えーと・・・えーと・・・」
(もじ・・・もじ・・・)
「どうぞ、あがってv」
(にこ・・・にこ・・・)
「・・・はい・・・。」
とりあえず・・・その姿をなるべく見ないようにして・・・シャワールームその他の位置を案内してもらった後・・・
カイジは、真理亜の部屋に入った・・・。
「ここが・・・今日の・・・楽しい遊び場です・・・v
カイジ君・・・私・・・先にシャワー浴びるね・・・。
イチ君も・・・洗わなきゃいけないし・・・一緒に入るから・・・。」
カイジに電流、走るっ・・・!
「ちょっ、ちょっと待って真理亜さん、あの、あのさ・・・今日でなくてもっ・・・!」
(なんで・・・なんで・・・なんでアイツばっかりっ・・・いい思い・・・!)
(どうして・・・こんな理不尽なことが オレの身ばかりにっ・・・・・・!)
「毎日、一緒に入ってるから・・・。」
カイジに・・・再び、電流走るっ・・・!!
(うああああぁぁぁぁ〜・・・)
この一言で・・・カイジはかなり深く落ちた・・・底なし沼へと・・・
その後、真理亜と一条がシャワーを浴びている間・・・
「犬!犬!アイツは・・・犬っ・・・!あくまで・・・ペットのイチ君!」
と・・・呟くことで・・・必死に己を納得させるカイジだった・・・。
だが・・・・・・
「ごめんねえ、まだ、このコは、私以外の人に『お迎え』はできないの・・・。
マンションの管理人さん以外でここに来たのは・・・カイジ君が初めてだから・・・びっくりしてるのよ・・・。
イチ君、この人はお客様だから・・・吼えたらダメよ・・・?」
(にこ・・・にこ・・・)
『それ』は・・・首輪に繋がれ・・・大きな犬耳カチューシャを付けられ・・・犬のしっぽを紐で固定された・・・
悔しさと怒りで震えながら・・・こっちを見ている・・・
全裸の・・・一条の姿っ・・・!
「いや・・・えーと・・・えーと・・・」
(もじ・・・もじ・・・)
「どうぞ、あがってv」
(にこ・・・にこ・・・)
「・・・はい・・・。」
とりあえず・・・その姿をなるべく見ないようにして・・・シャワールームその他の位置を案内してもらった後・・・
カイジは、真理亜の部屋に入った・・・。
「ここが・・・今日の・・・楽しい遊び場です・・・v
カイジ君・・・私・・・先にシャワー浴びるね・・・。
イチ君も・・・洗わなきゃいけないし・・・一緒に入るから・・・。」
カイジに電流、走るっ・・・!
「ちょっ、ちょっと待って真理亜さん、あの、あのさ・・・今日でなくてもっ・・・!」
(なんで・・・なんで・・・なんでアイツばっかりっ・・・いい思い・・・!)
(どうして・・・こんな理不尽なことが オレの身ばかりにっ・・・・・・!)
「毎日、一緒に入ってるから・・・。」
カイジに・・・再び、電流走るっ・・・!!
(うああああぁぁぁぁ〜・・・)
この一言で・・・カイジはかなり深く落ちた・・・底なし沼へと・・・
その後、真理亜と一条がシャワーを浴びている間・・・
「犬!犬!アイツは・・・犬っ・・・!あくまで・・・ペットのイチ君!」
と・・・呟くことで・・・必死に己を納得させるカイジだった・・・。
だが・・・・・・
「いいのかよ・・・俺・・・こんなんで・・・」
つい・・・首をもたげる疑問・・・
「俺・・・一条のことも・・・見に・・・来たんだよな・・・?
アイツが・・・どれだけ・・・調教されてるかとか・・・ ・・・どんな風に・・・何をされてるのか・・・とか・・・確認しに・・・」
カイジは・・・下を向いて考え始めた・・・しかも・・・真面目な顔で・・・
「カイジくー・・・!?」
部屋に入ってきた真理亜が、一瞬固まった。
「うわっ・・・え、あ、はいっ・・・!?」
(ドキ・・・ドキ・・・)
「どうしたの・・・?具合、悪くなっちゃった・・・?」
・・・下着姿でカイジを心配する真理亜・・・
カイジは、自分がどれだけ長い間・・・深刻な顔で悩んでいるのかすら・・・気づいていなかった・・・しかも・・・部屋の隅で体育座り・・・これでは・・・真理亜が心配するのも、当然っ・・・!
「だっ・・・大丈夫!大丈夫!」
(オロ・・・オロ・・・)
顔を覗き込まれ、豊かな胸元が迫ってきて、赤面するカイジ・・・大きくかぶりをふって、引きつった笑顔を浮かべる。
「そう、よかった・・・また何か・・・抱え込んでるのかと思って・・・」
「いや、そうじゃなくて・・・うん、全然カンケーねぇこと考えてたんだ・・・。
そんなことないから、安心してくれていいっ・・・!
シケた顔見せちゃって・・・あの、ごめんなさい・・・。」
ちなみに、この時点でカイジは・・・別の面倒事を思いっきり抱え込んでいる・・・。
それを見透かしたような顔で・・・微笑みながら・・・
「そう・・・なら、いいの・・・。今日は・・・三人で・・・楽しみたかったから・・・。」
「えっ・・・?えっ?」
そう・・・全てを見透かしたような顔で・・・
「イチ君、おいでーv」
しばらくして・・・
わずかに開いた部屋のドアを・・・頭で押して・・・四つんばいのまま・・・一条が入ってきた・・・
その時っ・・・!
カイジの衝撃は如何ばかりであったろうか・・・!!
あまりのことに・・・声が出ないほど・・・カイジは動揺していた・・・!!
(なんだコレっ・・・何なんだ一体っ・・・!?)
何が・・・起こってる・・・!?さ・・・さんにん、って・・・さんにんって・・・アレ!?・・・こないだの・・・アレか・・・!?あの・・・ええと・・・)
(俺が出して終わったヤツ・・・!?い、一条・・・が・・・出るまで・・・あれ!?)
(えええっ・・・!?そんな・・・ふ、ふたりなんじゃ・・・一条は・・・見るだけなんじゃ・・・!)
(ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・)
そして・・・カイジは・・・あることに気づいた・・・。
今回・・・カイジが真理亜の部屋に行く目的・・・それを・・・カイジは・・・
『真理亜さんが元気に暮らしているかどうか』
としか・・・告げなかった・・・それを聞いた真理亜が・・・
『完全に傷が癒えたかどうかカイジ自らに確認して欲しい』
と、艶のある声で囁いた・・・。
(まさか・・・見破られて・・・いたっ・・・!?)
カイジは・・・ウソは一切ついていない・・・。ただ・・・
『一条がどのような扱いを受けているか』
これを・・・言わなかった、だけ・・・。
真理亜が一条から受けた酷い仕打ちを考えると・・・一条は・・・何をされていても文句は言えない状態・・・
だから・・・言わなかった・・・。ただ、自分がしたことの結果は、目を背けず、見たかった。
・・・自分が地獄に突き落とした人間が・・・どうなったのかを・・・確認したかった。
(・・・ああ、そうか・・・。そうだよな、真理亜さん・・・。)
今まで・・・数多くの男たちを魅了し・・・『いい子』として調教してきた真理亜には・・・カイジの本心など全てお見通し・・・。
「そういうことか・・・真理亜さん・・・。」
苦笑しながら真理亜に視線を送ると・・・ウインクが返ってきた。
一条は・・・手足を地に着け・・・カイジをにらんだまま、ピクリとも動かない・・・。
「あれぇ・・・イチ君・・・まだ怖いのかな・・・?大丈夫よ?」
先ほどカイジにしたように、真理亜が一条の顔を覗き込んだ・・・
カイジが表情を確認すると・・・一条は・・・すでに涙目になっていた・・・そして・・・。
「ヴーーーーッ!」
犬が、警戒心をあらわにしたときの声を・・・あげた・・・そしてまた・・・涙目でカイジを睨む・・・
カイジは・・・目も口も思い切り開けたまま・・・また・・・声も出ない状態になった・・・
(おっ、おいおいおい一条っ・・・!え・・・?それ・・・鳴き声、鳴き声っ・・・!)
しばらくして目をこすり・・・何度も確認し・・・一条を指差しながら口をパクパクできるようにはなったが、まだ声は出ない・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
(ざわ・・・ざわ・・・)
「威嚇もしないの!この人は怖くないって言ったでしょう・・・?ほら、イチ君、ごめんなさいは?」
一条、止まらぬ涙っ・・・!
(ぶわっ・・・ぼろ・・・ぼろ・・・)
「クゥン・・・」
(ぼろ・・・ぼろ・・・ぼろ・・・ぼろ・・・ぼろ・・・ぼろ・・・)
「いいい、いち、いち・・・」
(オロ・・・オロ・・・)
カイジがここでうろたえる必要は全くないのだが・・・体の奥からこみ上げるざわめきに・・・うろたえざるを得なかった・・・
「はい、よくできましたぁ・・・。じゃあ・・・今日はとっても素敵なごほうびを・・・あげちゃうv」
うろたえるカイジをちらりと見つつ、一条の頭をよしよししながら・・・
「魔女の真理亜が・・・イチ君を・・・人に変身させちゃいまぁす・・・v」
「え・・・?」
「ヴ・・・?」
「いち・・・一条っ・・・!驚いたときも・・・鳴き声なのかっ・・・!?」
真理亜と一条、二人に連続で仰天させられたカイジ・・・・・・。
「イチ君はー・・・今のままだと、人の言葉が話せません。
でも・・・今日は・・・喋れるようにしてあげる・・・vただ・・・真理亜は・・・人間の女の子にしかできないの・・・。
見た目は男の人にできるんだけど・・・どうしても・・・アソコが女の子になっちゃうの・・・。
今日は・・・みんなで仲良く楽しもうね・・・v」
首輪・・・。
しっぽ・・・。
カチューシャ・・・。
全てを取り外し・・・一条の両手を握って・・・
「・・・はい、これで・・・後ろ足で立ってみて・・・?ぐらぐらしても・・・こうして前足を持っててあげるから・・・。」
顔を赤くしながら・・・一条が・・・立った。
「お話もできるよね・・・イチ君?」
「一条・・・。私は・・・い・ち・じょ・う・ですっ・・・!ごしゅ・・・真理亜っ
・・・・・・・・・さん・・・。」
そう言った後・・・ますます赤面しつつ・・・スネた・・・。
どうやら『真理亜』と呼び捨てにすらできないほど躾られたらしい・・・。
「よう一条・・・久しぶり。女かー・・・そうだなあ・・・元々・・・顔は女だしなあ・・・」
(ニヤ・・・ニヤ・・)
「うるさいっ・・・!」
またもや一条、涙目・・・
「こぉら、ケンカしないの。カイジ君・・・と、イチ君改め、一条君・・・vそう・・・本名は一条だったのね・・・。言いたかった・・・?」
「あた、あたりま・・・き、聞こえてた・・・だろう・・・?」
「ごめんね・・・『わうっ!わうわうっ!』にしか・・・聞こえなかったの・・・。」
さらっと言って・・・
「じゃ・・・ローション塗ってあげるね・・・二人いっしょに・・・」
豊かな胸の谷間から・・・陰部にまで・・・大量のローションを垂らした・・・
「あ・・・うぁっ・・・!あああ、あ・・・ハァ・・・ハッ・・・!」
一番下は・・・一条。
四つんばいではなく・・・仰向けの状態で・・・真理亜がつけたディルドをアナルに挿入されている・・・
『赤い殺し屋』のような鋭い突起はないものの・・・下手をすると腕の太さまでありそうなモノを・・・くわえ込んで・・・
「は・・・ハッ・・・んむっ・・・」
突かれる度に声をあげる・・・
顔の付近に真理亜の胸があるため、たまに・・・呼吸困難にもなっているようだ・・・
「今日のローションは、いちご味・・・ナメても大丈夫だから・・・好きなだけぺろぺろしてね・・・一条君・・・。」
真ん中は・・・当然・・・真理亜。
一条が言っていたように・・・何も入れていないのに・・・愛液が腿を伝う・・・
しばらくバックから拝ませてもらった後・・・カイジが上に乗り・・・ヴァギナに挿入・・・
「は、入ります・・・真理亜・・・さん・・・」
「ん・・・いいよ・・・いつでも・・・」
ズッ・・・
「・・・!!!
んっ・・・あああ、あ・・・ああ・・・」
この声は・・・真理亜ではなく・・・カイジの声である・・・
挿入した途端、きつく締め上げられ・・・思わず声が出てしまった・・・
真理亜の『いいよ』は・・・
『挿入するに十分な潤い』ではなく・・・『相手に快感を与える用意』・・・!!
カイジは一瞬・・・体全体が痺れ・・・たまらず・・・真理亜の背中にもたれた・・・。
ローションでべたついた髪が・・・カイジの額を・・・鼻を・・・顎を・・・頬を・・・耳を・・・
まさに・・・魔女っ・・・!アナルのみならず・・・男の全身に快感をもたらす魔女・・・!!
「うっ・・・あ、あああ・・・!」
次にあえいだのは・・・一条っ・・・!
カイジが・・・真理亜を挟んで犯されたときのように・・・挿れただけで・・・伝わる振動っ・・・!!
カイジが動く・・・その動きに合わせて・・・
「ハッ・・・ハッ・・・ハッ・・・ハッ・・・」
規則正しい・・・呻きが聞こえる・・・
「ふっ・・・あん・・・あ・・・
ん・・・キモチ・・・いい・・・?二人、とも・・・。」
ここまで来て・・・真理亜、未だサービスっ・・・!自身の快感より・・・二人の快感優先・・・。
「あ・・・い、いいよ・・・聞こえない、のかよ・・・真理亜さ・・・うぅっ・・・こ・・・の・・・こ・・・え・・・ああっ・・・」
「ご主人・・・様・・・やめて・・・く、あっ・・・いつも・・・わた・・・しの・・・聞いてる・・・クセに・・・ハァ・・・ハァ・・・」
もはや一条は・・・完全に・・・Mモード全開・・・!
ドSから・・・Mへのモードチェンジ・・・!しかもおそらく・・・時と場合によって・・・自由に切り替え可能っ・・・!
「そっ・・・そうだよな一条・・・うあっ・・・!い・・・いいよな、十分だよな・・・!?き・・・キモチ・・・」
「あっ・・・ああ!こ・・・これ以上は・・・もう・・・うっ・・・!」
それを確認してから・・・
「よかった・・・私も・・・今、すごく気持ちいい・・・
ん・・・じゃあ・・・私と一緒に・・・もっといっぱいキモチよくなろ・・・?
ずーっと・・・たくさん、やろうね・・・v」
直後・・・真理亜の動きがさらに激しさを増すと同時に、叫びにも似た大きな喘ぎが聞こえてきた・・・
「じゃ・・・真理亜さん、元気で・・・」
「・・・カイジ君も・・・いつでも来てね・・・。疲れたら・・・いつでも・・・」
帝愛との繋がりは絶ったが・・・真理亜は、今までの貯蓄を資本にして風俗店を開き、ひっそりと営業している。
繁華街からかなり離れたところに・・・ひっそりと・・・隠れ家のように・・・存在するその店は・・・
立地条件の悪さにも関わらず・・・今まで築いた人脈によって、そこそこ繁盛しているようだ・・・
無論、真理亜による調教がメインの・・・事前予約が必要な店・・・。
「よかったら・・・お店のほうにも顔を出してね・・・v」
「え・・・。あ、うん・・・はい・・・。」
内心・・・ガク・・・ガク・・・しながら・・・どっちつかずの返事をした・・・。
(俺・・・俺・・・、行ったら・・・行ったら一条の二の舞に・・・なるっ・・・!確実に・・・。)
「一条君、ご挨拶は・・・?バイバイは・・・?まだ・・・魔法がとけてないから・・・人の言葉で言える・・・よね・・・?」
一条は・・・あからさまに冷たい視線をカイジに送り・・・
「きをつけておかえりくださいかいじさま。」
・・・見ているカイジの方が・・・いたたまれなくなってしまった・・・。
「いやっ・・・!言わなくていい、言わなくていいから一条っ・・・!
棒読みしなくていいからっ・・・!なっ・・・!?」
「ごしゅじんさまにおそわるまえからきをつけておかえりくださいはおぼえています。」
半ば意地になって、一条が言い返した・・・。
「カイジ君・・・一条君が・・・気をつけてって言ったの・・・あなたが初めてよ・・・?
マンションの管理人さんにも・・・警察関係の人にも・・・言わなかったのよ・・・。」
(くす・・・くす・・・)
「・・・・・・・・・。」
何も言えないカイジ・・・。
あからさまに嫌そうな顔をする一条・・・
「なんですかかいじさま。」
「いや・・・ごめん、今・・・なんか微妙な気分になった・・・。」
(ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・)
「ふん。せいぜい拉致されないよう気をつけろっ・・・!」
よっぽど苛立ったのか、高慢な口調が・・・戻った・・・。
それを見て・・・カイジはようやく・・・
「うるせえっ・・・!余計なお世話だよ、イチ君っ・・・!」
笑顔で憎まれ口を返せた・・・。
そして・・・今も・・・真理亜の店には・・・毎夜・・・社会に揉まれ、戦い・・・疲れきった男たちが来る・・・
店の名は・・・昔、流行った・・・歌のタイトルと・・・同じ・・・。
【聖母たちのララバイ】
終
199 :
後書き:2008/06/25(水) 01:35:11 ID:LCXsUdyv
最終回ということで、倍プッシュで書かせていただきました。
見てくれた・・・
感想を書いてくれた・・・
待っていてくれた・・・
優しい言葉をくれた・・・
皆に・・・圧倒的感謝っ・・・!
・・・書いてて・・・ものすごく楽しかったんだぜ・・・?
イチ君www
一条にとってはハッピーエンドだな…
地下より飼われる方が。
真理亜たんに調教されてみてぇっ…!
面白かった! 乙でした!
あんた・・・最高だっ・・!
乙・・・圧倒的乙っ!
ぱち・・・ぱち・・・
素晴らしい・・・!
福本色を残しつつ・・・ここまでの作品を完成させるとはっ・・・!
拍手っ・・・!
ただ拍手しかないっ・・・!
なんというGJっ・・・!
ネタに笑おうと思って来たのにハァハァさせられてしまった・・・・!
侮れない、福本漫画も・・・・!
205 :
イチ君の願い:2008/06/26(木) 14:26:51 ID:9ex9v+j5
つ【当スレは誰でも投稿ウェルカム】
最終話の2/8・・・二重になっててごめんな・・・。
また、時間ができたら今度こそ短く終わる場面だけを書orz
誰か・・・
スレを・・・前へ・・・
dat落ちしないよう・・・前へっ・・・!
そして・・・感想・・・ありがとう・・・ありがとう・・・!!!
エロいのに読後ほんわかしてしまったのは何故だろう。
書いてくれてありがとう! すごく良かったよ。
そして美心の方、待ってます。全裸で。
美心自慰ネタで書くかと思ったが一行目に
「カイジ・・・くんっ・・・!」
と書いて以降筆が全く進まない・・・
俺には福本作品は恐れ多過ぎたのかっ・・・!
208 :
美心×カイジ:2008/06/29(日) 14:50:55 ID:5KenSaww
>>89の続き
恐怖の夜が明けて半年が経った・・・・
あまりにも現実離れした出来事ゆえに、本当にあったことなのか・・・?
そう思う・・・いや、思いたかったカイジは絶望の渦中にいた・・・。
(俺は駄目っ・・・駄目なのかもしれないっ・・・)
単なるデートのはずだった・・・あのバーでの出来事っ・・・
あれが・・・カイジにとって恐ろしい悪夢を引き起こしてしまった・・・
今思えば罠・・・明らかに罠っ・・・
大口開けたワニの口の中へ、自ら進んでいった鼠に他ならない
悔い・・・単に悔いと言うには余りに重い・・・
身がちぎれるような悔い・・・・・
(くそっ・・くそっ・・・よりによってデキちまうなんて・・・)
美心はアレからますますカイジにベッタリだった
それだけでも疲労困憊だというのに、
「私、デキちゃったみたいだ・・ぞっ・・・・v」
という、死刑にも等しい宣告にカイジはぐにゃぐにゃとした眩暈・吐き気に襲われたのだ。
もしかしたら美心のブラフでは・・・?
そう考えたカイジの読みは、時が経つとともに打ち砕かれることとなる
腹の膨張っ・・・膨らみ・・・・・
明らかに妊婦・・・・・・妊娠の証っ・・・
日に日に大きくなるお腹に、坂崎は怒髪衝天、美心は恐悦至極
カイジといえば艱難辛苦・・・・・・・
カイジは疎ましい・・・が、可愛い一人娘を未婚の母にするなど言語道断・・・
カイジとしても逆レイプであったとはいえ、女を孕ませて放置など出来るはずもない
坂崎・カイジ・・・両者は苦渋の決断を迫られていた
美心が中絶すれば一応は丸く収まる話ではあるが、美心本人が
おろすくらいなら死ぬっ・・・・!!と断言・・・
これでは無理・・中絶という手段は不可能・・・
選ぶしか無い
結婚・・・・この二文字が意味する行動を・・・
エロパロで泣き笑いしたのは初めてだ
カイジ報われねえな
カイジ・・・ごめん・・・逆レイプなのに放置できないお前を見るときだけ・・・
ほほえましいものを見るみたいな目で見ちまったんだぜ・・・?
カイジ、無職脱出おめwww
誰か別の男を赤ん坊の父親に仕立てるんだ!
‥‥‥カイジにゃ無理か。
カイジは自らの優しさというか信じられないお人好しっぷりにいつだって足元を掬われるっ…
だがそこがいい
「そんなカイジくんが・・・美心、大好きなんだ・・・ぞっv
赤ちゃんが生まれたら・・・カイジくんにも美心のミルク・・・飲んでもらう・・・ぞっv
だって、美心、いっぱい・・・飲んだモン・・・カイジくんのミルク・・・v」
_| ̄|○ノシ <なんで・・・なんで俺ばっかり・・・こんな目にっ・・・!
カイジがかわいそう
ほんとかわいそう…
カイジって人に流されている人生だったって自覚しているし、この展開笑えない。
でも不幸のどん底まで行くカイジにドキドキ…
娘は美心にそっくりで可愛くないな絶対
娘はともかく、息子はどっちに似てても目つきがヤバくないか。
娘は男親に似ると言うからカイジ並の顎メンになるんだろうな
カイジ似の泣き虫娘だと萌えるな。
何とかそれで一本出来ないだろうか?
邪道といえばそうだけどさ
カイジ夫妻のシーンがあるならいいぜw
224 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 03:14:13 ID:Ondys0K/
二人目が…欲しいのっ!
とかか?
よく考えたらカイジ似なら、ニコ動にいたカイ子みたいな娘になるんじゃないかと思えてきた。
カイ子なら・・・カイ子ならアイドルになれるぜ?
美心分が微塵も入ってないだろあれw
そんなのが許されるなら幼女鷲巣の方が…孫娘とかいないのかなあのじーさん
そこで和也女体化ですよ
1ミリも勃たんが
和也が女だったら良かったのに…。妄想は尽きなかったな。容姿あのままでも。
流れが腐女子臭くなってきてるぞ…
まぁでもよく考えたら和也が女だったら堕天は一気につまらなくなるよな…
やっぱりカイジ×美心しかねーな
ギャンブルに女性は(ry
>>231 それを言ったら‥このスレの意味がないだろうが‥‥!
ギャンブルしてなきゃいいんだよ
実際日常のシーンでは女キャラ出てるということはそういうこと
誰かアカギ×美心お願いします
やめてえぇえぇぇ
アカギは性的なイメージ無いけど老アカギはたまに風俗行ったりしてそうだな
237 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 01:59:22 ID:83s96BKz
銀と金の看護婦さんかしづかが見たいな
しづか×黒沢が見たい
結局、やらせてやるって言った約束は守ったのか気になるんだけど…
二人は確実だよな
どうなんだろうなあ、結局再登場するかと
思われたしづかはあれ以来出てこないまま
連載終了しちゃったし…
カイジ×スロバニーで
カイジ玉乗り勝負に勝利→観客に色々ぶっかけられるバニー
→カイジかばってバニーを助ける→「カイジさんありがとう…お礼にHさせてあげる」
みたいなのはどうか。
真理亜×カイジとかぶっちゃうか…
でもフラグクラッシャーのカイジから積極的に攻めるのはあまり想像できない。
しづかがレイプされるのは?
>>241 バニーいいな可愛いし。カイジを絡ませるのは難しそうか…
個人的にシチュ被りはそんなに気にしないでいいと思うけど
○月×日
今日はミココBlogの管理人、美心のビッグニュースがあるんだぞっ……!
なななななんと、憧れのアカギくんと脱衣麻雀しちゃったのダ!
あ〜〜〜今思い出すだけで、美心恥ずかしくなっちゃうっ……!!!!
見たくないからわざと負けるアカギ
「そんなの関係ねー」で普通に勝つアカギ
どちらのパターンか
見たくないからわざと負けるアカギに吹いた
しかしそうするとアカギが脱ぐことに…
>美心恥ずかしくなっちゃうっ…!
に綺麗につながるじゃないか
アカギくんったら、かなり弱くて連敗だったからとうとう脱ぐとこまで脱いじゃったのっ…!
でも美心はそれだけじゃ終わらせないゾ!
倍プッシュで美心も脱いじゃいましたっ!
アカギ×美心期待っ・・・!
圧倒的期待っ・・・!
しかしアカギはそう言うのに興味はあるのか?
また美心がアカギの上に乗って腰を降るのか?
×降る
○振る
orz
アカギだったらやられてもカイジと違って妊娠はしなさそうな気がする。
アカギって女の趣味悪そうなイメージあるから
最初引いてても「いいんですか?」とか言って途中から普通にガンガン攻めそうだ
というかやられるアカギが想像できん
美心っ…アカギを汚さないでくれっ…!
バニー×アカギがいいっ…!
アカギくんったらはじめは緊張でおち○ちんが勃たなかったのっ…!
でも美心がナメナメするとアカギくんもそのうちノリノリになってきて
バックで何回も気持ちよくなっちゃったっ…!
美心がもう足ガクガクなのにアカギくんったら
「まだ終わらせない」
って美心を眠らせてくれないのっ…!
誰かが続き書いてくれてる…
アカギは「狂気の沙汰ほど面白い」の人だから
美心でもきっと勃起すると思ったんだ…
美心「できちゃったみたい…赤ちゃん」
アカギ「面白い…狂気の沙汰ほど面白い…!」
狂気の沙汰ってレベルじゃねーw
アカギ「寝呆けるな!ブスのあそこに挿す気なし」
いや、アカギならきっと・・・脱衣の時点で
「ククク・・・狂気の沙汰ほど面白い・・・」っていいながら
生死をかけた脱衣麻雀をやってくれそうなんだぜ・・・?
周りが美心の姿に動揺する中、平然と打つアカギ。
むしろ、美心がアカギのスルーっぷりに機嫌悪くするんじゃないかと思う。
美心、脱衣麻雀時にお弁当を作ってくる
↓
アカギ、ポリビタンDとおにぎり(持参)しか摂取しない
美「せっかく作ったのに・・・!」
ア「ふーん・・・でも関係ねぇな、そんなこと。」
美心、バスト強調も兼ねてアカギの鼻をつっつく
↓
アカギ思いっきり「バシィッ・・・!」
美心、アカギの頬についたご飯つぶを舐めようとする
↓
アカギ「フワ・・・」
老アカギなら機嫌損ねないようにあしらえるかもしれないけど、
アカギ19は誰が相手だろうとしげりまくりだと思うんだ・・・。
鷲頭麻雀<<<<<<<越えられない壁<<<<<<美心麻雀
>美心、アカギの頬についたご飯つぶを舐めようとする
> ↓
>アカギ「フワ・・・」
ちょw 吹いた
13アカギなら好奇心が先にたって美心を攻めてくれる筈。
坂崎のおっちゃんはアカギでも猛反対しそうだが。
南郷「アカギ!美心だけはやめとけ!」
13アカギ「そんなにヤバいことなんですか?」
南郷「美心の裸を見た奴はみんなインポになるんだぞ!」
13アカギ「ふーん。でも関係ねえな。そんなこと」
精子を賭けた麻雀対決っ…!
狂気の夜が始まるっ…!
精子を賭けた麻雀…鷲巣麻雀ならぬ美心麻雀とでも命名しようか
さあ…誰かこれで一本書く猛者はいないかっ…!
読んでるだけで萎えてくるスレ
なのに読んじゃう…くやしい!
偽装の白濁っ・・・!
赤木しげるのイクイク麻雀に酔うみここ
雨が降りしきる。黒沢はふと目を覚ました。宿舎にたたきつける雨音のせいではない。
黒沢には持て余すものがあった。
「性欲を持て余す……っ」
独り身で長らく感じていなかった欲望が黒沢の中で渦巻いていく。横の人影を見た。隣の布団に包まっている太郎だ。
それを見た時、股間にたぎりを覚えた。
「やばいんじゃないか…それ?」
あわてて起き上がると布団の上に座り込み思案に暮れた。
―なぜ俺は太郎におっ勃っているんだ―
宿舎の部屋は黒沢と太郎しかいない。二人きりーそれだと行き当たった。人形とはいえ、他人と一つ部屋にいるということ
が黒沢を興奮させているのだ。それは黒沢にとってまったくなかった状況だった。
「やばい…」
つぶやきつつズボンを下着ごと下ろし、下半身むき出しのまま座り込んで肉棒を握る。太郎に背中を向け、いったん振り向いた。
「こっち…見ちゃいやん…」
ずっ…ずっとゆっくりとしごき始めたが、黒沢は快感を覚えることが出来ない。視線が気になるのだ。
「いやん…いやん…」
まだ行為に没頭しようとしたが、
「アッー!!俺は何やってるんだ!」
思い切り歯を食いしばった。
「情けない…太郎に勃ってしまうなんて…太郎をおかずにするとは…俺は人間だ!!」
下半身むき出しのまま太郎に向きなおり、太郎をしげしげと眺めた。
「うーん、太郎になぜ…しかしいい体しているよな…」
布団越しでもわかる肉付きのいいたくましい体を凝視した。
「太郎でもいけるんじゃないの?」
黒沢の口元が緩んだ。しかし激しく首を振る。
「いかんいかん…いくら人形でも男だろ…俺はノンケだし…人として道は間違えたことはしたくない…」
そのまま思案に暮れる。しかしニカッと好色な笑みが瞬時に浮かんだ。
「いやいや、あいつの中に女の霊が宿っていたらどうなんだ?」
「そうそう、エロ漫画や小説には女の幽霊をイかせて成仏させるというのがある…俺はそれをやっているだけなんだ…」
欺瞞である。しかしすでに黒沢はこの欺瞞に夢中になっていた。記憶の中の妄想のすべてをあさり始める。
「…昔ボーナス出た時ビデオデッキ買ったのは幸せだった…あれは人間の叡智というか…Hだよなー」
「アニメを試しに借りた時はカルチャーショックだった…あんなかわいい妹が…俺にもいたら…ロリで…」
「お兄ちゃん…亜美…飛んじゃう…っ!」
野太い裏声が部屋に響いた。妄想にふけるあまり無意識に声に出していたのだ。だが黒沢はまだ自分のやっていることの
意味に気づかない。
「いや…これはいいが…俺の年じゃ…お兄ちゃんといわれても嘘っぱちなんだよな…」
肩を落とすが、またひらめいたというようにまた声がほとばしる。
「人妻…いいねーいいねー男の味を知らない新妻…なんていうのはどうだ?」
ニカッとたるんだ笑みを浮かべ、ひとりごちる。
「そう…清楚な人妻…新婚したばかりで男の良さを知らない…それに俺が手ほどきするの言うのは…どうなんだ?」
「いやっ…黒沢さん…こんなの初めて…いやんいやん…」
腰をくねらせ野太い裏声であえぐ。
「うんうん、そうだよ。新婚したが不慮の死を遂げた新妻…二十歳ぐらいかな?旦那はさっさと新しい女作って忘れられている…
しかし女のほうは忘れられなくてこの世をさまよい…たまたま太郎に宿った…それを俺が成仏させてやる」
うんうんひとりうなづき、勝手に結論を出す。そのまま微笑みかけながら太郎に話しかけた。
「大丈夫さ…俺が忘れさせてやる…優しくするから…」
「本当?黒沢さん…」
そう裏声で一人芝居しながら布団をはいだところで黒沢はまた考え直した。
「いや…太郎にも合意というものが必要だ…相通じるからこそ愛あるせっくしゅなんだ…俺はもてはしないが無理やりということはしない…
いつも人の道に外れたことはしない…それが俺の誇りだった…」
腕を組んだまま太郎を見つめる。
「そうよ…私いつも黒沢さんを見ていたわ…あなたのこと…」
また一人芝居の再開である。
「そうだ…俺はずっとやってきた…雨の日も風の日も…風邪以外は休まず遅刻早退も一切しない…若手が持てん分は俺が
率先して抱えてきた…俺は…俺は…ずっと…ずっと…やりおおしてきた…しんどい安月給でも…」
黒沢はぐっと唇をかみ締める。
「そうだ…アジフライだって…みんなのためじゃないか…せめて監督だから気の利いたことやろうと思って…」
声がこわばり、黒沢は押し黙ったまま太郎の見開いた目を見つめた。
「俺は俺なりにやってきた…なのに…ぐっ…ぐっ…」
その結果一人で宿舎に取り残された。思わず黒沢は太郎にしがみつく。
「見てきただろ…俺のやってきたこと…お前なら…」
「そうよ…ずっとみてきたわ…だから黒沢さんならいいの…こんな体でよかったら黒沢さんに…」
その声が黒沢の声なのか妄想の中で響いている声なのかわからない。涙がにじむ目で太郎の唇に唇をそっと押し当て、
硬質樹脂の滑らかな胴体をなぜ回す。
「ああ…いい…黒沢さん…」
黒沢の野太い裏声があえぎとなってもれる。やはり黒沢は妄想の中にいた。妄想に逃げ込みたかったのだった。
「黒沢さん…」
「いくぜ…」
なぜかニヒルな笑いを浮かべると黒沢は肉棒に手を添えて太郎の股にすべりこませた。
「アッー」
瞬時に白濁が散った。
「早すぎる…早すぎる…今のタンマ…ねっ、ねっ」
あわてて黒沢は手を振ったが、やがて力なくうなだれた。
「早いのか…やはりせっくしゅでもだめか…ぐっ!ぐっ!」
そのまま顔を覆う。涙が頬を伝わった。
「情けない…妄想なんて嘘っぱちで…太郎とやろうとするなんて…お、俺は大ばか者だ…」
そのまま黒沢は嗚咽を漏らした。
太郎は目を見開いたまま無言のままだ。
雨はまだ降り続いている。夜明けまでまだ時間があった。
(完)
まさかの黒沢で俺に電流走る
この無理して抜こうとする黒沢に
妙に感情移入してしまった俺って…
>>271 せっくしゅに吹いた後泣いた。
抜けはしなかったが素晴らしい話だ。
ナイス太郎・・・素晴らしい太郎っ・・・!
すげえ・・・!
黒沢×太郎(♀)・・・まさかのコラボっ・・・!!
最初笑ってたけど読み返すうちに切なくなったんだぜ・・・?
無機物相手でもいけるのなら涯のb‥いや、なんでもない。
美心モノを書いていたんだが、筆が進まない…美心の可愛らしさを上手に表現できないっ…!
ぐっ…息抜きに書いてた涯モノのが早く書きあがりそうだなんてっ…!
というわけで、近いうちになんか投下しにくる…約束しよう…!
それまで持っていてくれ、このスレ…!
>>280 サンドイッチ作って・・・待ってる・・・ぞっ・・・♪
まさかこのスレがこんなに盛り上がるなんて・・・
そろそろマトメサイトがあってもいいな
>>283 8月以降でいいならPC用とモバイル用両方作るよ。
是非頼む
286 :
284:2008/07/13(日) 17:15:17 ID:n7RzKDCc
圧倒的多謝!わく…わく…
ダメギ×女用心棒(戦闘訓練受けてて、戦後に用心棒に転職)投下していい・・・カナ?
「え?」を連発するダメギが浮かんでるんだが・・・。
さあ、急いで投下するのだ
おk
ドキ・・
ドキ・・
第一話「重さ」1/2
ひた・・・ひた・・・
気配を消し去り・・・監視カメラの目をくぐり・・・
遺体安置所に近づく少女・・・。
もう少し時間があれば・・・少女ではなく、女になれたかもしれない。
今も・・・胸に巻いたサラシの下と・・・太ももギリギリのところまで短く切ったズボンの中が・・・疼く・・・。
だが・・・・・・
「お前は・・・『普通』でいいっ・・・!!」
最後に言われた言葉が・・・少女の耳に焼きついている・・・。
離れない・・・おそらく・・・もう一生、離れないであろう言葉っ・・・!!
決して消えることのない刻印・・・!
後悔とやるせない思いを抱え、少女はそっと・・・部屋に忍び込む。
無論、明かりはついていない・・・が、少女には、どこに何があるのか、手に取るようにわかる・・・。
遺体に近づき・・・
顔に被せられた布を・・・そっとめくる・・・。
「ゆき お さん・・・。」
そう・・・そこにあったのは・・・司法解剖後の・・・
ニセアカギ・・・平山幸雄の死体・・・。
第一話「重さ」2/2
サラシを外し・・・ズボンを脱いで・・・
少女が・・・平山幸雄であったモノに・・・体を寄せる・・・。
唇同士を近づけ・・・
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・くちゅっ・・・
教えられた通りに舌を入れ・・・絡ませる。
言われた通りに肌をさすり・・・舐め・・・
言われた通りに自分の体にも快感を与え・・・
言われた通りに自分の体を押し当て・・・
言われた通りに・・・己の局部に、平山のそれをあてがい・・・激しく腰を振るっ・・・!
ぐちゅっ・・・くちゅ、くちゅ・・・ずちゅ・・・
「っ・・・!あっ・・・ん・・・ああっ・・・!」
いくら声をあげても、声は返ってこない・・・
熱も・・・伝わらない・・・少女はすでに全身が火照っているというのに・・・!
「ゆきおさん・・・。」
(もう、教えてもらえない・・・何もっ・・・!)
頬を伝う涙をぬぐうこともせず・・・
ためしに持ち上げてみた頭は・・・
とても・・・重かった・・・。
乙。
誰かパチンコ版カイジのバニーさんでエロパロ頼む
乙。いくらダメギだからって冒頭からそれか…!
>>295 俺も見たい
第二話「想定外」1/2
「え?」
起きて早々、平山幸雄は想定外の事件に巻き込まれた。
平山の横に・・・女が寝ている・・・。
しかも・・・全裸・・・!
(・・・ないっ・・・!ありえない・・・!この状況は・・・どういうことだっ・・・!)
平山は昨夜「アカギ」として・・・代打ちの仕事をしていた。
仕事の前に酒を入れるわけにはいかない・・・。
勝ったとしても、自分の身の安全を完全に確認するまでは、決して油断はできない・・・。
帰宅途中で・・・相手側の三下に返り討ちに遭う可能性は、少なくない・・・。
用心深い平山は、安岡刑事と打ち合わせをしていた。
帰りの車は・・・平山と安岡の他に・・・運転手ともう一人、警察関係の人間が警護のため乗っていた・・・。
車を降りてからも・・・誰にも平山の住所を割られぬよう、遠回り・・・。
「なんで・・・なんで俺の部屋に・・・俺以外の人間が・・・!?」
ざわ・・・・・・・・・
ざわ・・・・・・・・・・・・
ざわ・・・・・・・・・・・・・・・
脳内を駆け巡る、得体の知れない不安・・・
そして・・・横の女の正体をはっきり思い出した途端・・・
平山は震撼したっ・・・!
(昨日の・・・用心棒・・・!!)
そう・・・女は、相手方の組の雇われ用心棒だった・・・。
第二話「想定外」2/2
「起きろっ・・・!おい、起きろよ・・・!!やめろー!俺のベッドで寝るなーぁぁぁ!」
平山の動揺は計りしれない・・・。
圧倒的理不尽っ・・・!
何もかも・・・何もかも想定外・・・!
・・・局部は・・・女のそれだった・・・
女、というより、娘と言った方が正しいような童顔・・・。
綺麗に刈り上げた髪・・・形の良い小さな胸・・・
すこし大き目の服を着れば、少年にも見えなくは無い・・・。
だが・・・この女は・・・
「おい・・・頼むから・・・起きてくれっ・・・!クソッ、どうしたらいいんだ・・・!」
肩を揺すって起こすことすら、平山にはできない・・・
相手方にいた、というだけではなく・・・。
「ん・・・」
瞼が、かすかに開いた。
「うわー!」
思わず声を上げ・・・後ずさる・・・
起きぬけの女の目は・・・潤んでいる。
「ごめんな さい・・・。あり が とう・・・。」
「え?」
女はそう言って・・・平山の胸に・・・柔らかな体を寄せた・・・。
可愛いなダメギ…
わく…わく……
刈り上げカワユス
腐女子が自己投影したオリジナルキャラと好きなキャラ絡ませた妄想願望みたいな
腐女子の小説投稿スレになってるな
そこで美心かバニーですよ
カイジが美心にレイプされたネタが一番好きだな
あれは良かった
第三話「ほのか」1/2
細い手足・・・
寝ぼけた目のまま・・・女がつぶやいた・・・。
「あか ぎ さん・・・。」
「ぐっ・・・!」
そう・・・昨晩の平山は、確かに『アカギ』として打っていた。
そして・・・郵便受けにも玄関にも、表札の類は一切・・・かけていない・・・。
どうやって平山のベッドにもぐりこんだかは知らないが・・・この女・・・
(俺を・・『アカギ』として認識している・・・)
アカギとして在ること・・・自分で選択した道ではあるが、なんとなく・・・腹立たしかった・・・。
「お、お前っ・・・!」
「・・・はい・・・。」
「え?」
素直な返事・・・。
「ど、どうし・・・いや、俺はアカ・・・いや、昨日・・・、向こう・・・」
(どうして此処にいるっ・・・!?)
(俺はアカギじゃない・・・!!)
(昨日と・・・口調も態度も違いすぎるっ・・・!)
(そもそもお前・・・向こう側の人間だろうがっ・・・!!)
疑問は矢継ぎ早に浮かぶが、肝心の言葉がうまく出ない・・・。
必死に動揺を隠そうとして・・・余計オロ・・・オロ・・・する・・・
そんな平山をじっと見ている、大きな・・・潤んだ目・・・。
平山は・・・うっかり魅せられた・・・そして・・・
「んっ・・・?」
想定外・・・!
それは・・・・・・
平山自身にとっても、想定外の行動っ・・・!
普段の平山なら、決してしない事・・・!
「ん・・・んんっ・・・っ!」
女を抱き寄せ・・・唇を奪い・・・そのまま吸い上げたっ・・・!
ぺちゃ・・・ぺちゃ・・・ずちゅっ・・・ずっ・・・
女は・・・抵抗しない・・・。
昨夜は・・・異様な殺気を漂わせていたというのに・・・!
今は、それがまるでないっ・・・圧倒的無防備っ・・・!!
「う・・・う・・・」
平山は・・・女の苦しそうな・・・窒息しそうな声で、ようやく我に返った・・・。
第三話「ほのか」2/2
「尾けてきやした・・・。」
「え?」
「尾行・・・。」
横を向いて遠くを見つめながら・・・低い声で女は言った。
口調は先ほどとは全くの別人・・・それでいて、やはり・・・同じ女・・・。
今、平山の隣に寝ている・・・雇われ用心棒・・・
「そ・・・そんなはずは・・・無いっ・・・!俺は・・・」
万全に万全を期したっ・・・!ありえない・・・あってはならない事・・・!
「気配を殺すなんざあ簡単ですよ、旦那。旦那は・・・スキだらけでしたし・・・。
クルマは俺も持ってやしてねェ・・・サツの経路は簡単に割り出せまさァ。
あとは・・・旦那の後ろに張り付いて歩くだけ・・・。」
女の名は・・・『ほのか』・・・
火柱の火に・・・植物の花と書いて、火の花・・・。
ほのか曰く、平山が「アカギ」かどうかということは関係なかったとの事・・・。
ただ・・・
「俺は・・・ちょいと前まで、諜報員をしてましてねェ。
日本が負けた途端に用済みになったモンだから・・・今度は組やら・・・金持ちやら・・・
日雇いで・・・色んな仕事を請け負ってたんで・・・あァ、昨日の仕事はマトモでしたねェ・・・
殺し・・・趣味の悪い見世物・・・そんなモノよりは・・・多少マトモ・・・
もう・・・長いこと狂気の中に居て・・・『普通』がどんなものだか・・・
・・・わからなくなっちまったんでねェ・・・。」
だから来たのだと、ほのかは言った。
「どういう・・・意味だっ・・・!」
「旦那は・・・あの場で一人・・・まとってなかったんでさァ・・・。
・・・狂気を・・・。」
ここで・・・悔しがるべきなのか・・・喜ぶべきなのか・・・平山には、わからない・・・。
「だから・・・きました・・・。」
ほのかの声が・・・おねだりをするような甘い声に変わった・・・。
「・・・ねかせて・・・もらえますか・・・?」
寝かすも何も、すでに寝ている。
「何を言ってる・・・!赤の他人を・・・タダで寝かせられるわけねえだろっ・・・!?」
「からだではらいます・・・。」
(体って・・・コイツの場合、売春じゃなくて・・・用心棒の仕事で払うんだろうな・・・)
そんなことを思っている間に・・・ほのかはもう寝息を立てていた・・・。
ブログでやれ
このスレ面白いんだが絡みがほとんどオリキャラ女と美心と煙草屋のおばちゃんしか
いないのはどういう事だ。
銀金の女とか辺ちゃんの女とか天の嫁とかしづかはどこへ行った?
オリキャラ女は個人的には別に問題無いんだけど
妙なキャラ付けされるとちょっと萎える…
でも贅沢言ってたら職人はやって来ないというジレンマ
黒沢×太郎に感動した
オリキャラ女でもカイジと絡んでた女はよかった
一条が出てきたやつ
しづかがあの厨房達に輪姦されるんじゃないかって、例のコマを見てからずっと思ってた…
場所は車ですよね
しづかが約束を守るとは思えないがな
個人的にマリアからなんか少しキモいっつーか違和感を感じてたんだが。
カイジみここはエロパロしてて笑えたんだが。
>>241 カイジが攻めなくても
カイジと勝負して負けたら凌辱賭けてるとかでもよくね?
おい、なんだよ…この空気…! やめろよ、気軽に投下できるスレでいてくれっ…
まさに北風と太陽っ…! 口を開いて不満を並べたところで、お前の好みに合致するSSは降って来ない…!
エロパロ板に来れる年齢で、判らないとは言わせない…! それでは腐女子以下…最下層の性癖……!
そういうわけで…好かれる類のものではないが、SSを投下しにきた…!
最初に言っておく…一応性描写と呼べるものはある…しかし、抜けるかどうかは別問題っ…!
更に言えば、結構中途半端なところで終わる…何せ涯だからな…! 打ち切りだ…!
しづか×涯……投稿しよう…スレ存続のために…!
……鈍い頭痛と共に、ゆっくりと意識が戻ってくる感覚。
目を覚ました自分を迎えた顔に見覚えがなくて、不信感に涯は眉間に皺を寄せた。
「……誰だ、お前ら」
「え、ご挨拶じゃね…? 忘れたってのかよ、俺達のこと…!」
「そうそう、あんなに熱心に勧誘したってのによ…!」
熱心に勧誘…そのキーワードを頼りに、記憶を探索する。
…あの人間学園からの脱出の後、手首の怪我の治療のための入院をした。
前の学校では騒ぎになるし、何より長期欠席という事で、転校生として復学したのが、つい先月だ。
「思い出したかよ…?」
ニヤニヤと笑う目の前の三人の男をぐるりと見渡してから、涯はようやく彼らの事を思い出した。
例に漏れず、自分も転校生の宿命として「不良に絡まれる」というありがたくないイベントに遭遇した。
…確かその時に、絡んできた奴らだ。記憶にも残らないほどあっさり片付いたので、すっかり忘れていたらしい。
「…汚ねえぞっ…! なんだっていうんだ、お前ら…!」
目の前の人間を思い出すと同時に、霞がかっていた記憶が徐々に甦り始める。
確か自分は下校途中だった。三人の中で唯一面識のなかった…年上に見える金髪の男に、道を尋ねられたのだ。
男が手にしていた地図に視線を落とした瞬間、後ろに襲い掛かる気配を感じたが…間に合わなかった。
二度と味わうのは御免だと思っていた、あの感覚。おそらくスタンガンで襲われ、無様にも昏睡した…!
「ぐっ…!」
身体が重い。頬に当たる布の感触から、おそらく自分は大の字でベッドに拘束されているようだ。
久しく忘れていた、己の迂闊さに歯噛みする。成長していないのか、俺は何も…!
…悔しさに目を伏せて、その時ようやく涯は重要なことに気が付いた。
「っ…は、裸…! 裸ぁっ…!?」
珍しく取り乱した様子の涯を見て、三人の男はさも愉快そうにげらげらと笑った。
あの場所を彷彿とさせる展開に頭痛を感じながらも、涯の胸に、ぞっとした空気が流れ込んでくる。
男を剥いて、あまつさえ拘束して…何が楽しいって言うんだ、コイツら…!!
「…何が目的なんだ、俺の写真でも撮ってバラ撒こうって魂胆か…!?」
「わりぃけど、そんなんで済ませるようなつもりねぇし…?」
「そ、それじゃまさか…強姦なのかっ…!?」
涯の言葉に三人は顔を見合わせ、更に笑い声の音量を上げた。
肯定の言葉も否定の言葉も得られず、得体の知れない恐怖に、自然と涯の身体が強張る。
笑いすぎで滲んだ目元の涙を拭い、黒髪の男がようやく口を開いた。
「まぁ…強姦、かもしれねぇよな、うん…!」
「なっ……!?」
「ああ、レイプだな…! カカカカカ…!」
涯が絶句し、再び三人が笑いの渦に飲み込まれようとした瞬間、閉ざされていたドアがガチャリと音を立てた。
開いた隙間から、するりとこの異様な空間に滑り込んできた存在に、涯は反射的に身を捩る。
…女だった。茶髪のセミロングとセーラー服、ピンクの可愛らしい色のパーカー。
愛らしい印象の背格好の中、射抜くような鋭い眼光だけが異彩で、そのアンバランスさが彼女の魅力だった。
「……本当に捕まえたのか」
「言ったろ…! やる時はやるんだって、俺達…!」
「なぁしづか、約束は…」
「まあ、待てって…アタシが楽しんだ後でいいだろ、待ってろ…!」
しづかという名で呼ばれた少女は、少年たちを適当にあしらいながらちらりと涯に視線を向けた。
思わず背けた顔の先には、煙草を燻らせる年上の男がいた。
涯の視線に応える様に、男はニヤニヤとした笑いを崩さぬまま口を開く。
「強い男をいたぶるのが好きでね、うちのお姫様は…! お前はそのための貢物、生贄って奴だよ、キキキ…!」
「二時間後」とだけ告げ、部屋から男連中を追い払うと、しづかは改めて涯に向き直った。
値踏みするような眼光を避け、涯は目を閉じ、ひたすら沈黙を守る。
枕元に立ち、見下ろす。初めて涯にかけられた言葉は、意外に普通で涯を拍子抜けさせた。
「…誘われたんだろ、あいつらに。なんでチームに入らないんだよ?」
「あ…?」
「ナルミをボコッたんだろ…? 腕っ節に自信があるんだろ…?」
…暫しの逡巡の後、涯はぽつりと口を開いた。
「…俺の拳は、そんな下らない事のために使いたくない…」
「…下らない…ね」
言葉の続きを促すように涯の顔を覗き込んだまま、しづかはひらりとベッドの上に飛び乗った。
スカートの短さを意にも解さずしゃがみこむ。一瞬だけ揺れる布に気を取られそうになり、涯は意識してしづかの顔を睨んだ。
言うべきかどうか迷い、結局涯は、しづかを激昂させるであろう次の言葉を舌に乗せる。
「アイツらのように、アンタみたいののお守りも御免だ…俺は、できるだけ孤立していたい…」
「……。ククッ…! 言うじゃないか…!」
…涯の予想に反して、しづかは逆に上機嫌のようだった。どことなくほっとした、弛緩した空気が流れる。
パーカーのポケットからキャンディーを取り出して咥えると、しづかはベッドの上にすっくと立ち上がった。
「生意気な方が遊びがいがあっていいよな、うん…!」
「は…?」
「仲間にならないなら、多少の無茶もできるし…ククク…」
ざわっ…!
得体の知れない奇妙なざわめきが、涯の胸を支配した。
女手一つでは、大したことは出来ない筈…その認識が甘かったのではないか、と今更ながらに思い至る。
数時間後に三人が戻るその前に、ある程度この女の鬱憤を晴らさせて、男達への飛び火を防いで……
…うっすらと考えていたその算段が、非常に甘いものだったと認めざるを得ないような、不気味な悪寒…。
「せいぜい、楽しませろよ…!」
にっこりと笑って涯を見下ろすと、しづかはルーズソックスに包まれた爪先をゆるく持ち上げた。
爪先の向かう先を見て、涯の背を恐怖が撫でる。昔、戯れに澤井が言った台詞が脳内をぐるぐると駆け巡った。
……股間にある…大事な玉の一つを、こう、パチンとっ……!
…そんな野蛮な私刑を…我々はしない… …我々はしない… 「我々は」しない……!
「ぐっ…!」
…強い衝撃を覚悟していたが、爪先は意外にゆっくりと涯の中心に下りてきた。
撫でる…とまで優しくはないが、蹴り潰すような勢いはなく、柔い布の中でしづかの足がグリグリと蠢く。
拍子抜けして思わず涯がしづかを見上げると、しづかの足先に力が篭った。急な圧迫に、反射的に涯の目は閉じる。
「なんだって言うんだ、よせっ…!」
「うるせぇなっ…! 本当に踏み潰されてぇのかよっ…!」
口調とは裏腹に、しづかの表情は非常に楽しそうだった。
足の裏で転がすように踏みつけては、触感を確かめるように指先で突付いて弄ぶ。
やばい…と思う暇もなく、踏まれる場所にはどんどんと血液が流れ込み、涯は羞恥と屈辱で歯噛みした。
「抵抗するのは口だけみてぇだな…! ククッ…」
思わず目を閉じた涯を見下ろし、しづかは満足げに鼻を鳴らす。
緩急を付けて弄ばれ続けた涯自身は、既にしづかの靴下を汚し始めてすらいた。
爪先で先端をトントンと刺激され、涯は呻き声を漏らす。
「踏まれて、イイんだ?」
「っ…! ふざけろっ、てめぇっ…」
「ククク…ほら、アタシにおねだりしてみろよ…! 情けなく、浅ましくさぁ…」
「誰がっ…するかっ…! 踏み潰されても、御免だっ…!」
腰をガクガクと戦慄かせながらも気丈な涯の言葉に、しづかは更に機嫌を良くした様だった。
先刻、口に含んだばかりのキャンディーを床に放り捨て、涯の頬に唾を吐きつける。
甘いミルクの香りが、更に涯の屈辱を煽った。
「いいなぁ、アンタ…! 本当、遊びがいあるって言うか…最高っ…! ククッ…!」
「………」
「睨むなって…! いいこと、してやるから…!」
涯を見下ろした姿勢のまま、しづかはするりと、実に器用にルーズソックスを脱ぎ捨てた。
白く小さな爪先は、また先ほどと同じように涯の中心を嬲り始める。
しかし…布越しではない指の凶悪さは、先ほどとは想像以上に段違いだった。
「っ、…」
「へぇ、先っぽがいいんだ?」
「違っ」
「珍しく返答とは……焦ってるねぇ、図星だろ…!」
少年の敏感な身体は、既に「天を仰ぐ」という表現では足りないほどに屹立していた。
腹に付きそうなほど反り返ったモノは、時折ビクビクと跳ねてしづかの足を押し返そうとする。
足指で器用に先端を挟み込むたびにねっとりした先走りが吐き出され、恥ずかしい音すら立て始めた。
「っ、あ、ぐっ」
…ひたすらに堪え続けていた涯だったが、崩壊したのは僅か数分後だった。
悔し涙に濡れ、唇を噛み締めつつも、腰は自分の意思を解さずに動き、まるでしづかの足に擦り付けるように吐精する。
迸りを足裏で存分に堪能し、しづかは一度ぞくりと身体を震わせた。
「どうよ…辱められながら、射精しちまう感覚っての…!」
「っ…」
「そう、その悔しそうな顔が見たかった…! 最高…!」
「最悪だっ…てめぇ…! この性悪っ…!」
「ククッ…! 悔しそうな顔も堪能したし…次は、泣き顔なんかも見たいかなあ…!」
全裸、しかも腹に己の体液を溢した状態の涯とは対照的に、しづかにはほぼ着衣の乱れは無い。
パーカーすら羽織ったままのそのセーラー服、そのミニスカートの中へ、しづかはゆっくりと手を差し入れた。
僅かに裾を持ち上げ身を屈めて、傍目には全く変化無く、一枚だけを脱衣する。
「これで終わりとか、甘いこと考えてんじゃねぇぞ…!」
今脱いだばかりの布を、しづかは涯の顔面目掛けて放り投げた。
…体温をそっくり残したままのショーツ。中央はじっとりと湿り、僅かに色が変わっている。
その生々しい香りに、涯の身体が無意識で反応した。…喉まで勝手に音を立て、涯の自己嫌悪は更に深まる。
恥ずかしく、なんと浅ましいのだろう。辱められて尚、甘い刺激を期待している自分は…!
「さーて、次はどうしてやるかな…!」
涯の葛藤を知ってか知らずか、しづかは無邪気にスカートの裾を揺らして機嫌よく笑う。
悪夢は、まだまだ終わらない…。
おしまい。
逆レイプ注意書きをしようかとも思ったが、足コキだけなんでまぁいいかと思った。
ちょっとだけ反省している。
福本節が弱かった事に関しては、非常に反省している。
SS書きがダラダラ喋るのもどうかと思うのでもう帰る。
そのうちまた来る。本命、美心でリベンジしたい。
自分の好みじゃないssはスルーすべきじゃないか?
逆レイプされる涯良かった。今度はしづかが零に犯されろ
('A`)ノ とりあえず淡々とあげていくよ。
天の嫁はともかく、銀金としづかはよく知らん・・・。
>>321 GJ!しづかかわいいよしづか
次はしづかが犯されるのも書いてくれw
>>321 パチ・・
パチ・・
意外な組み合わせだが実に良かったっ・・!
美心も楽しみにしてるよ
第四話「イチ」1/2
「小指だけでいいんですかい・・・?
小指一つなくなったって死にゃあしねえでしょう・・・。」
「なっ・・・!?」
平山に電流走るっ・・・!
(何を・・・言ってる!?何だ・・・コイツは・・・?)
昨夜の事・・・負けた側の雀士及び、それを推薦した組の者が小指を詰められることになった・・・。
その際のほのかの台詞・・・。
ゴツイ男たちの中で一人、小柄な女がサラシを巻いて待機していた・・・。
何一つ勝負には関係ない・・・むしろ・・・そちらに注目していると肝心の仕事に支障が出る為、
勝負にケリがつくまではあえて見ないようにしていた・・・存在・・・だが・・・
決着後にそのような事を言われたら・・・動揺は隠し切れないっ・・・!
「ああ・・・これは、殺すのが目的じゃない・・・。
ケジメ・・・落とし前ってのは・・・殺すことじゃねえんだ・・・。
そうだな・・・お前がつけてた襟章みたいなモンだ、イチ。
一生消えないように・・・外せないように・・・刺青や指切りをするのが、この世界の掟・・・。
それから・・・生き地獄を味あわせる・・・・・・特高※がやってたことと・・・同じような仕打ちだ・・・。
やくざ絡みの仕事をするときゃあ、覚えておいたほうがいい・・・。」
「へい、若頭。」
イチは・・・火の花の火のもじり・・・『ひ』・・・
ひぃ、ふぅ、みぃ、よ、の・・・『ひぃ』で・・・『イチ(1)』・・・。
それが・・・ほのかの通り名らしい。
その時のほのかの目は・・・何も映していなかった・・・負けたら死、それが当たり前・・・
そういうことっ・・・!
なのにっ・・・!
「え・・・と・・・えと・・・寝ているあいだに・・・なにもしなかったのですか・・・?てごめは・・・」
目覚めたほのかは・・・そう言った。
※特高=特別高等警察の略称。
第四話「イチ」2/2
「そ、の・・・その喋り方は・・・やめろー!」
ほのかが寝ているあいだ、平山は一睡もできなかった・・・。
『指だけで』発言だけではなく、平山は・・・ほのかが、相当な手練れであることも知っている・・・!
幸い、今日は代打ちの仕事は入っていない・・・
(今日中に全部聞き出すっ・・・!吐かせるっ・・・!)
「自分は・・・ここで極道の喋り方は・・・なるべくしたくないのであります・・・。
この口調でよろしいですか、アカギ殿。」
「よせっ・・・!」
「自分は戦時中、こう喋るように教育されたのであります。」
またも困った顔で見つめられ・・・平山はなんとも妙な気分に襲われた・・・。
「・・・わかった・・・『はい』と『いいえ』だけでいい・・・。
・・・お前・・・手込めって・・・いつの時代の言葉だ。『犯す』でいいだろうが・・・!」
「はい。」
(駄目っ・・・駄目っ・・・!)
(これでは何も聞き出せないっ・・・!)
(単語を元に・・・一つ一つ暴いていくしか・・・ないっ・・・!)
寝不足のため、隈のついた険しい目で・・・強気で尋ねた・・・!
「犯して、欲しいのか・・・!?ん・・・?」
「はい。」
「え?」
「『はい』『いいえ』ならば『はい』。」
また一瞬で・・・終わった・・・。
「そうかよっ・・・!!」
平山のメーター、またもや振り切れっ・・・!
ほのかの肩を押さえつけ・・・脚を無理やり開かせたっ・・・!!
涯、平山と同日に続かせて貰います
福本作品の世界観が出ていないのに、少しストーリーの様なものがあり、
越境物でアカギ(13歳)×美心なのに、そうギャグでもないのでご注意下さい
白髪の男が口の端を上げ、笑った。
彼は今日も勝つのだ。
対戦相手はもう、白髪の男に払う金、負け代が底をついていた。
「アカギ、もう終いだ。これ以上は出せねぇ」
白髪の13歳、その男はアカギと言った。13歳よりは随分年かさに見えるものの、少年アカギはこう答えた。
「俺は金以外の賭けでも、別に構いませんよ」
「………女は?」
「構いません。その人見せてくれませんか」
アカギが座る雀卓、その対面から美しい黒髪の女が現れた。
(……あらら)
これはまた狂気の沙汰。爽やかな程の醜女である。
アカギは哄笑した。対戦相手の挑むような顔。アカギがこの手の冗談が解ると賭けている様が男らしい。
「どう言う事だ」
と、アカギはまだ快闊に笑っている。
「乗ってやるか。いいよその人で」
醜女はこの事態が良く飲み込めない様子で、アカギとその対面の男をキョロキョロと交互に見やっている。
「おいで…」
アカギがその女を呼び、自分の傍らに控えさせた。
「一緒に帰ろう」
その甘い蜜のような声に、女は気が遠くなる。
アカギは最後の賭けにも勝ち、金と一人の女を連れ、賭場から夜道へ出た。
一方賭場の対戦相手は…
「あれだけの醜女だ…何かの役に立つと思って、取って置きたかったのに…」
金の事は勿論、女の事も悔やんでいた。
確かに醜女として利用したかった女だ。だが、アカギの傍に立つと良い女に見えたのだ。後ろ姿など、吸い付きたくなる程に。
あのアカギの魔力は底が知れないと思って…今更ながらに、勝負があれだけで済んで良かったと、胸を撫で下ろしていた。
夜道を、13歳の男と20歳程の女が連れ立って静かに歩く。
「大丈夫かい」
「はい。…あ、私坂崎と言います…」
男の問いにも、女はまだ少し呆然としている。
「名前は美心」
「下の名前は覚え易い。どうして、あんなところに居たの」
「そうだ…そうだ! ありがとう!…今思うと美心、変なとこに売られるところだったのね!
ちょっとお給料の良いバイトしてて…その関係からあそこに居たの。騙されるところだったわ!」
「気を付けなきゃ駄目じゃない…」
「はい…」
こんな得体の知れない包容力のある少年に会ったのは初めてで…さすがの美心も大人しくなってしまう。
「アカギさんね! 何かお礼したいよ、美心」
「礼ね…。泊めてよ美心さん。行くところないんだ」
「え……それは…」
今彼女は父と共に暮らしている。彼女自ら連れて来た男を泊めるなど今まで一度もないが…。
(美心を助けてくれた人だもん…いいじゃない!)
そう思っても…このアカギの色気では言い訳も通用しないように感じる。あの父には。
「ね、ね、それ以外なら何でもするから。そうだ」
と、美心はその顔をアカギの鋭利な顔に近付け、そのたわわで瑞々しい唇を、アカギの薄い唇に押し当てた。
美心は恥じらいもなく街なかで少年にキスをしたものだから、その様子を後ろから見ていた人間からアカギは羨ましがられ、美心の顔が見える位置からの傍観者には驚かれた。
アカギはその間、ずっと目を見開いたまま、少し狼狽していた。
唇が離れると、アカギは言う。
「俺初めてだ…」
「ええ!? キスしたの美心が初めてなの?」
「うん」
「じゃあ、女の子とロクに手も握った事ないとか?」
「いや、抱き合ったりとかはしたよ。それはもう何人か覚えてない」
「え、ア、アカギ君」
「来な」
と、美心の手首がアカギの利き手に掴まれた。
「ど、どうしたの?」
「するんだよ」
「え…え…」
アカギの腕力の強い事。そしてしなやかで、美心は彼の手から逃れる事が出来なかった。
アカギの興奮した背を見ているうちに、美心の体がゆっくり熱くなる。
彼と共に、人気のない所を探している自分に気付く。
「アカギ君駄目よ…」
「何言ってんの。さっきまでからかってたくせに」
「あれは、かわいいって思ったからよ。もうかわいくないもんっ」
美心は男の力で狭い林に押し込められた。公園だろうか、美心は太い木に体を預ける事が出来る。
アカギは片手で美心を木に押し付けたまま、片手で自分のベルトを器用に外している。
「アカギ君…そんな、美心は……!」
美心が初めて見る男性のそれ≠ヘ、なんと反り返って彼自身の腹に張り付いていた。
「構わないだろ」
「アカギ君……何だか怖い、美心…」
「怖いかね…触っても良いけど」
「それ≠ェ怖いんじゃなくってっ……美心はアカギ君の、全部がっ……」
胸を高鳴らせる美心の手と指が、アカギに向ってピクリと動こうとしたが、彼女はその手で自分の唇に触れ、押し止めた。
「じゃあ、俺が触るから」
と、アカギが美心の上着を、彼女の首まで押し上げた。
美心は男の手の動きと同時に鋭く息を吸い、顔を赤らめた。見事な乳房があらわになる。
柔らかい乳房の、一点だけが硬く、興奮して浮き立っている事が彼女自身も解る。
その乳首に、甘い息がかかるような距離でアカギは言った。
「やっぱりね…」
「?」
「美心さんみたいな顔の人って体の格好良いよ。俺の少ない経験からだと、そうだ」
そう言ってアカギの指が、美心の唇に触れる。
「気持ち良いじゃない。美心さん…」
さっきの口付けの事を、男は言っていた。
「他の場所はどうなんだろうね…」
体を見られ、アカギに言葉を掛けられている美心が、彼に心を乱しているうちに
男の手が女の体を自由に滑り、下着も剥ぎ取られてしまった。
男女の濡れた粘膜が触れ合う。
「あっ…!」
と、美心の顎が小さく跳ねた。アカギも初めて、目蓋を深く落とす。
(大きい……)
そう思っても、彼と自分の結合部を見ていると、言葉は出て来ない。
(あ…少しだけ…擦れてる…)
(どうしてこんな事に…)と困惑しつつ、美心は異常な快感に体を委ね始めた。
「アカギく、ん…痛い…」
それを聞くアカギは、美心に引っ掛けながら上方向に抜くものだから
腹まで反り返っているアカギのそれ≠ェ、美心のクリトリスを弾くように掠めて行き、美心は快感で叫んだ。
「声が大きい…。誰か来たら…」
アカギのその囁きを、美心はハァハァと黙って聞いていた。
「俺は、誰が来ても続けるけどね」
アカギの高い鼻と、美心の低い鼻が上手く交差して、男女は興奮のままに口付けあった。
アカギの頭が美心にぐっと近付く。彼の白と、彼女の漆黒の髪が触れて、深く交じり合う。
嬌声を上げながら美心はうっすら涙を浮かべ、アカギの腰付きはもう何度も美心を求め続けて男女の時間は続いていた。
美心は初めてだったが…男が奥当たる快感も覚えて、絶頂は何度も味わった。
「あ、イク、またイッちゃう…」
美心の絶頂で締め上げられる度、アカギも動きを止めて表情を少し歪める。
「アカ、ギ君…駄目…」
と、美心は少し痙攣して振るえた。
「千切れるかと思った…」
うっすら汗をかいたアカギが、乱れた白髪の下でそう笑みを見せた。
美心は泣いて恥かしがる。
「もう駄目、アカギ君。美心、頭おかしくなっちゃう…」
「そうかい、少し待ってな…」
アカギが強く動くと、美心はまたすぐにも快感に落ちた。
「あれ…」
女の体を頬張るように、貪るアカギだったが怪訝そうである。
「ハァ」
と、イケないアカギは美心の乳房に倒れた。
「駄目だ」
「…美心のせい?」
「いいや……俺自分でやらないと、イケない時があって」
「…ねぇ、アカギ君いくつなの?」
「13」
「ちょっと、中学生?」
「うん」
と、アカギは美心の乳房を鷲掴みにして、そのまま半身を起こすから、美心は「あん」と鳴いた。
「美心さん、あんたのせいじゃないよ」
「いいの…。それに…」
「なに」
「中に、出さないで…ね」
「?」
「赤ちゃん出来ちゃう…」
「おいおい、中に出さないで、何の為に入れたんだよ」
「アカギ君ってなんだか、強いのね…」
「…ん、あれ、出てた」
「あ、じゃあ、さっき」
美心が乳房でアカギを感じた時、体内で感じた熱いざわめきはやはり。
「美心さんずっと気持ち良かったから、わからなかったよ」
「アカギ君…」
この人の精を受けたんだと思うと、美心は振るえ出しそうだった。
「どうしたの」
「だって美心…こんなの初めてなの…」
アカギが美心から離れても、白濁した流れが美心の外部に流れる事はなかった。
彼はしっかりと彼女の奥へ注ぎ込んだのである。
「もっと、ちゃんとするかい?」
アカギの意外な提案だった。
「一度も二度も同じでしょ」
そう言って、アカギは美心に何度も注ぎ込もうとしている。
「駄目なの! 全然違うんだから!」
「なぜ」
「今のは、アカギ君に無理矢理、美心が奪われたって言っても良いけど」
(あらら)
「今度からは違うもの。アカギ君が何をしても、もう無理矢理じゃなくなったのっ。
だって美心、アカギ君の事…。そして美心はアカギ君の……アカギ君は美心の…」
「……」
「ごめんね、アカギ君にこんな話…」
「どんな話さ?」
「女の子が喋る、女の子らしい話よ。好きじゃないでしょ?」
「アハハ、結構鋭いじゃない美心さん。長々喋んないでくれればそれで良いよ」
「産む。アカギ君の子供出来たら、美心絶対に産む」
「なんだ、そう言う事か」
「なんだ、って…重大な事なんだ、ぞっ!」
「ふぅん。やっぱり美心さんの家、教えてよ」
「え?」
「俺の子供は産む相手の、家くらい知っても良いだろ」
眠たげな妖しい少年を連れた美心が、自宅へ帰って来た。
この少年を今、眠たくさせたのは自分のお○ただと思い返す度、美心は体の芯が熱くなって深く濡れる思いがした。
その、美心の自宅の前に、黒い眉毛が凛々しい、長髪の青年が居る。
その青年を見た美心は、咄嗟にアカギを自分の背で隠そうとした。
そんな美心に気付かず、黒髪の青年は坂崎邸の門を開けようとしている。
「お兄さんじゃあ、ないね」
アカギは青年の事をそう言った。坂崎の人間ではないだろうと。
「うん、ウチに居候してる人…」
「だから、俺を泊めさせられないわけだ」
そう言うと、アカギは美心の家に背を向けて歩き出した。
美心はその背に声も掛けられず、黙ってただ見詰めるしか出来ない。
「あれ?」
と、アカギと少し声の似た青年が、美心に気付いた。声は似ていても、喋り方はやはり別人である。
「おかえり」
「カイジ君…ただいま。あの…」
「ん?」
「あのね」
「なんだ。もう門限だけど大丈夫か?」
自分に初めて男の精を与えた13歳の男を偲び、美心は駆け出した。
走る美心のしなやかな足は止まり、出会った時と同じようにアカギ少年の傍らに立った。アカギは美心に言う。
「なるほど。そう言う事か」
「……」
「気にしてたのは、親父さんじゃなくて、あの男の方なんだろ」
「………」
「あんたの産む子だ。父親をどっちにしたいかはあんたが決めれば良い」
「アカギ、さん…」
「あいつを選ぶなら、眉の細い奴が産まれても上手く凌げよ」
ヒールを履いた美心より背が低い、13歳の少年は、美心とカイジを振り向かずに歩き出した。
少年は、土の方がずっと歩き易いと思いながら、アスファルトの上を一人で進む。
(一人で行くのは、好きな方だよ)
と、白髪の男が口の端で、少しだけ笑った。
大体書き終えていて、年代や時代を飛び越えない アカギ×カイジの姉 の話や
越境から抜け出した カイジ×西尾 も、今度があれば投下したいと思っています
>>336 すげえ…
美心好きとしては、美心を過度に不細工扱いされるのっていい気分じゃないんだが、
「醜女」って言い切っちゃってるのに、美心可愛い…
表現とか、会話の流れとか、心情描写とか…とにかくすげえ、本当凄え…
いいもん見せてもらって幸せです、ありがとうございましたっ…!
アカギ×美心か… 乙!!
想像すると嫌な絵ヅラになるがそれがクセになるwww
なんというチャレンジャーな組み合わせwww
初めて美心が可愛く見えたぜ…アカギカッコ良すぎだろ…
19じゃなくて13にしたのが良かった
書き忘れた
美心って乳輪でかそうだよなwww
これはすごいwwww
だがすごく好きだ!GJ!!
>>336 激しく乙!
その世界にグッと引き込まれる、とても良い作品でした。
他の作品も是非読みたいです。
ちょ、アカギ13、すげえええかっけええええ!!!
GJ、GJ・・・!
344 :
336:2008/07/16(水) 23:43:46 ID:5mIfkwpf
僥倖です。ありがとうございます。頂いたお言葉に、今後書く物でも答えて行きたいです
福本作品は全て好きなので、エロパロとはこのスレ良すぎです。皆様の作品、雑談、ネタ、AA楽しみです
カイジと美心だとひたすらカイジが可哀想になるんだがアカギと美心だとアカギが
ひたすらかっこよく見える‥‥。
しかしカイジ×美心×アカギの嫌な三角関係を思い浮かべてしまった自分を殴りたいw
美心が脳内で美女に変換されてしまった…
アカギかっこいいよ…かっこよすぎだよ…
羨ましいだろうが…!!
アカギがか…
うちの美心は美人でスタイルもいいからな…
カイジの人生オワタフラグが立ってるなww
GJでした!!!
天才が舞い降りすぎだろこのスレ…
美心の人すごいな。
圧倒的美心っ・・・!
いいもの拝ませていただきました。
アカギ13も美心も何故こんなかわいく見えるんだ。
ダメギ×用心棒と平行して書いてた黒沢×茜ショートが
アカギ×美心の神と赤ん坊ネタ被りっ・・・!
俺の馬鹿っ・・・!!
orz カキナオシマス サーセン
>黒沢×茜ショート 書いて行こうぜ…!
このスレの美心モノ凄ぇぜ。カイジ×美心も恐怖系で良かった。
美心が出ただけで、いずれの文もカイジ終わっちゃったフラグが立ってるけどw
('A`;)ノ 今、黒沢投下するとダメギが色々ダメギなので、
ダメギが終わってから黒沢×茜投下します。
第五話「誤作動」1/2
改めて見ると・・・ほのかの体には、いくつもの古傷があった・・・。
戦場に立った時についたであろう、決して消えない傷・・・。
ナイフでえぐられた跡・・・銃で撃たれた跡・・・。
(・・・なんだ・・・こんな大量の傷・・・!)
平山の疑問は増すばかりだが・・・
(もうどうでもいいっ・・・!イライラするっ・・・!)
両足をこじ開けて・・・そのまま無理矢理挿入っ・・・!
・・・しようとしたのだが・・・
「あれ・・・。」
入らない・・・というか、平山のそれは勃ってすらいない・・・。
衝動で接吻はできても・・・勃起と挿入はできない・・・
焦りと苛立ちとバツの悪い思いで・・・顔が赤くなる・・・
「あか・・・ぎ・・・さん・・・?」
「うるさいっ・・・!!ちょ・・・お前・・・舐めろ!!勃たせろよっ・・・!犯して欲しいんだろ!?」
「は・・・い・・・?」
「勘違いするなよ!?別にお前が怖いわけじゃない・・・!
お前に・・・キスも満足にできないお前に、テクニックを教えてやると言ってるんだっ・・・!!」
「はい・・・。」
一度、脚を支えていた手を離し・・・ほのかの手首を掴んで、人差し指、中指、薬指を握り・・・
「いいか・・・舐めるときはこう・・・くわえるときは・・・歯をたてるなよ・・・!」
「・・・あっ・・・」
ビクッ・・・!
羞恥心をごまかしながら指を舐めてやった途端、ほのかの体が震えた・・・。
第五話「誤作動」2/2
牌を整え続けた指で、全身をなぞる・・・。
それは・・・間違った使い方・・・雀士として、間違っているっ・・・!
雀士の手は女を喜ばす為にあるのではない・・・
麻雀という博打をするために、あるっ・・・!
誤作動・・・!
だが、平山は・・・度重なる理不尽と、想定外の連続に、冷静さを欠いていた・・・!
指で・・・手足を、首筋を、顔を、胸を、腹を、ふとももを、尻を・・・局部を・・・
なぞって・・・無理矢理、サオを立てたっ・・・!
そして再び脚を開かせて・・・今度こそ、挿入っ・・・!
「い・・・痛っ・・・!」
「バカなこと言うなっ・・・!銃で撃たれた時より痛いのかっ・・・!?」
「・・・・・・!・・・いい・・・え・・・!」
選択肢は『はい』か『いいえ』・・・
体を貫く痛みに体をのけぞらせ・・・涙を流すほのか・・・!
それを見て・・・ピストン運動にさらに拍車をかける平山・・・!
「やめるかッ・・・!?」
「・・・いいえ・・・!」
壊れた歯車のように・・・ベッドの軋む音と男女の営みは続いた・・・
第六話「平凡な幸い」1/2
ほのかが平山の家に居候を始めてから数ヶ月・・・
何度犯しても・・・
「痛いか」「はい。」
「やめて欲しいか?」「いいえ。」
「じゃあ何で此処に居る・・・?『はい』『いいえ』でなくていいから答えろ。」
「あなたが・・・狂っていないから・・・。」
それしか言わなかった。
平山は・・・問うのをやめた・・・その代わりに・・・男を喜ばせる技を教え込んだ・・・。
正確には・・・男ではなく、平山のためだけに・・・教え込んだ・・・。
本名は、明かさない・・・。
『アカギ』として認識させておく・・・。
そのうち・・・『本物』になるはずだったからだ・・・
だが・・・
神域の男はふらりと現れて、凡才を、そこに何も無いかのように踏みにじりながら去った・・・
凡才にとって一度目の運命の夜は明けて・・・
憔悴しきった顔で、玄関のドアを開け・・・部屋に入った途端、思い切り壁を殴った・・・
「ああそうだ!俺は・・・アカギじゃ・・・無いっ・・・!!勝てないっ・・・!」
「え・・・」
知っていた・・・。
あえて聞かないことにしていた。
あえて、何も知らないことにしていた・・・
・・・知ってしまったら・・・また・・・狂気の中に引きずりこまれる気がしたから・・・。
神域の男は・・・アカギは・・・常に狂気の中にいる・・・
そう聞いていたから・・・
「・・・でも あなたは・・・あなた だか ら・・・私は・・・」
「お前には良くても俺には大問題なんだよっ・・・!!クソッ・・・!!」
バシィッ!!
また、壁に腕を叩きつける・・・。
「・・・ほんとうの・・・なまえは・・・。」
破れかぶれになりながら・・・平山は叫んだ・・・。
「『ヒラヤマユキオ』だよ、畜生っ・・・!
平凡の平に、山に、山の幸の幸に、オスメスの雄だっ・・・!
どうしようもない・・・そこいらじゅうにある名前だ・・・!」
「・・・ゆきお さん・・・ 平凡な 幸せ・・・
それ・・・は・・・わたし には ない・・・ から・・・ わたし・・・ここ に・・・」
「だからっ・・・それじゃダメなんだよっ・・・!!」
言い終わるや否や、そのまま押し倒して、初めてそうした時のように・・・何度も犯した・・・。
後盾も信用も何もかも失った平山は・・・フリーの代打ちとして、かろうじて糊口を凌いだ・・・
無論・・・一切の命の保障は無い・・・そんなものは誰も恵んでくれない・・・
平山が打つ、その後ろには常にほのかが居て、護衛をしていた。
いつ、どこでのたれ死ぬかわからない・・・『まとも』な人間を・・・
・・・失わないために・・・。
そして訪れる、二度目の運命の夜・・・。
第六話「平凡な幸い」2/2
「もう、俺の仕事場には・・・来るな・・・。」
すっかり自分のイロ(情婦)と化したほのかに、ある日突然、平山はそう告げた。
「お前は・・・『普通』でいいっ・・・!!『平凡』でいいっ・・・!!
だけど、俺はそれじゃあダメなんだよっ・・・!裏で生き延びるんだ・・・俺は・・・!
お前はここで普通にやってろ!俺は、これから仕事があるっ・・・!!」
バンッ!!!
音を立ててドアが閉まった。
ほのかは、出かけた平山を・・・こっそりと・・・尾行した。
白服にサングラスをかけた数名の男と・・・平山が話しているのを見た・・・
追いかけはしなかった。
平凡な日々の中・・・ずっと・・・待っていた・・・。
警察手帳を持って、安岡という刑事が・・・平山の部屋のドアを叩くまで・・・。
しばらくして・・・
『偽物の』アカギと・・・遺体安置所で再会した後・・・
『本物の』アカギが・・・『吸血鬼』を殺したと・・・
『凡才』の血を吸い尽くした『吸血鬼』を・・・『神域』が・・・殺したと・・・
風の便りで聞いた・・・
ひら・・・ひら・・・
とめどなく・・・舞い落ちる・・・雪・・・
とある組の・・・庭の見える廊下にて・・・おそらく組を束ねている男が・・・煙管の火をくゆらせる。
後ろに控えていた・・・サラシを巻いた女が・・・ふいに呟いた・・・
「・・・旦那ァ。綺麗な・・・雪ですねェ・・・」
「そうだな・・・イチ、お前も何か羽織っとけ。仕事前だ、気合いれろよ。」
いくらなんでも、雪の日にサラシと切ったズボンだけというのは・・・
旦那と呼ばれたほうは、七輪から離れないほどの寒さ・・・だが・・・
「俺は、火の華、ですよゥ。これぐらいのユキなんざ・・・どってこたァねェ。
俺を震え上がらせるユキはね・・・いえ、何でもありやせん・・・。」
そういいながら、ひょい、と、裸足のまま庭に降りた。
平らな雪に・・・いくつもの足跡がつく・・・
「おいおい、何をやってるんだ・・・。」
「大丈夫ですって、旦那。」
ほのかは・・・空を見上げた・・・
(ユキは・・・ずっと・・・降り続いて・・・降り続いて・・・これから先も・・・)
「さっさとあがれっ・・・!」
わかりやした、といいながら、廊下に戻る・・・
「・・・『ひら』・・・。」
「ん・・・?」
「旦那、俺の名前なんですがね・・・イチ、じゃあ無くて・・・
火で・・・良いと書いて・・・火良・・・そう呼んでもらえやせんかねェ。」
「ヒラ?なんだそりゃあ・・・。えらく地味な・・・」
「いいんです。『イチ』なんざあ、もったいない。
神域の一流も・・・熱い三流も・・・俺にゃあ要りやせんよ・・・。
凡才・・・二流・・・それで・・・」
俺は満足です、そう言って笑った。
【凡】
1.ぼんやりしているさま。ほのか。
2.おろそかであるさま。いいかげん。
3.普通であるさま。平凡。
〔「おぼ」であった可能性もあり「おぼろ」「おほろか」の「おぼ」「おほ」と同意。「おほ(大)」と同源〕
皆、華麗なスルースキルセンキュウッ・・・!
一度ここに出しちまったら・・・戦争だったんだ・・・!
圧倒的感謝っ・・・!
超乙
平山もほのかもかわいいよ
わかっていたが切ねえな…
おめでとう… 完走おめでとう…!
乙。
あなたの話は好きなので、次はメモ帳に書きためてまとめて投下してくれると嬉しい。
叙情的な作品は、ブツ切りだともったいない。
このスレ腐った女ばっかだな
ん?
腐った女ってのは会長×社長とか投下するんじゃ?
そういう意味で言ってるのかw
でもまぁスレ見たけど、ソコまで躍起になって言うほどでも無いんじゃないか
よそのエロパロスレでもこんなもんだし、過度の馴れ合いで他の人が投下しにくいとか
人を不快にさせる嗜好を撒き散らしたりしてる訳でも無いしな
気持ちはわらかないでもないが疑っていたらキリが無い。
いちいち引っ掻き回すようなこと言うくらいなら腐臭くない作品とやらを投下したらいいんだ
我が儘だな。
気に入らないならスルーしろよ。書き手は一人のの為に話作ってるんじゃないだろ。
嗜好が合わない話も当然出てくるだろ。
我が儘言ってる奴は自作の話投下してから言えよ。
折角良スレなのに投下しにくくなって過疎って欲しくはない。
>>368 既存キャラじゃないなら個人サイトでやってもらいたと思ってたが
無理みたいだな。
嫌ならお前がやれってお決まりの典型も出た。
おまけにマンセーしか受け付けない馴れ合い。
悟ってた反応来て良かったな。
腐った女とか書かずに初めから既存のキャラだけでってそう書けよ。
男が圧倒的に多いという漫画の性質上ある程度仕方のない事なんじゃないのか?
俺も正直オリキャラあんまり好きじゃないけど実際受容してる奴がいるんだから。
嫌いだからって文句垂れるだけの奴なんて害にしかならんよ。
作品じゃなくたってアイデアだけでも出せばいい。建設的になれ
俺もオリキャラ苦手な方だけど福本漫画の場合は仕方ないな
特にアカギなんて煙草屋の婆ちゃんしかいないから、アカギキャラを
使おうとすれば自動的に婆ちゃんと絡ませることになるw
まぁ作品の世界観を壊したり、原作キャラを踏み台にしたり
食いつぶすようなオリキャラはイヤだけど、
今までに出てきているようなオリキャラならイイんじゃないの。
ニセアカギの話が凄く腐女子の書いた話に見えた
全福本漫画から引っ張ってきたら少ないといっても遊べるんじゃないか?
アカギとみここ書いた職人いたろ。
例えばみここにしたって男の数が圧倒的だからこそ何通りも遊べそうだが。
別に美緒でも由香理でも色々さ。
俺もオリキャラは苦手だ
しかもそのオリキャラに変にキャラづけされてたら腐女子乙と言われても仕方なかろう
つまりしづかや田中沙織のエロパロが読みたいんです。お願いします神様。
そういえば茜ってどこのキャラ?
既存キャラのみで書く人が沢山いたらそれもすんなり通ると思うけどな
贅沢言って過疎るよりとりあえずこの状態がいいよ。
つまり嫌オリキャラの人は書き手になってくださいお願いします
オリキャラを全面禁止しなくても最初にオリキャラ注意と
書いとけばスルーできると思うが
なんでもかんでも気に入らないから却下はなぁ
とりあえずオリキャラ嫌い派は、投下をネチネチ叩いて
スレの雰囲気を悪くするよりも、既存キャラ同士の話を投下して
流れをそっちに持っていった方が得策だぞw
>>372 このスレの最初の方にアカギ×婆ちゃんで書いてた猛者がいた訳でな‥‥。
というかここまできて一番まともに女キャラが出ているであろう銀と金の話が
一つもないのに吹いたw
皆もっと第一話で競馬場で森田を馬鹿にしてた女とか使って書いていこうぜ!
てかこのスレってネタスレじゃなかったのかw
利根雄に借りた音声複製装置で、カイジのふりをした黒服に、みここを犯させる利根川の電波を受信した…。
このスレのせいで変な妄想スキルがついたぞ!
オリキャラは福本キャラより個性が薄くて例えば通行人Aとか
でばらない役ならまだしも、
あまり合理性のない設定のオリキャラが
メインで福本キャラと恋愛するとドリ厨臭さが大幅うpして拒否反応おこす読者が多いのでは
と言ってみる。
Σ(;゚Д゚) えっらい進んでるなオイ!!
確実に自分のダメギ話から発展したっぽいので「腐女子の言い訳乙ww」を想定しつつ、自分のスタンスを書いておく。
個人的には、こういう意見交換はガンガンやっていけばいいと思う。
確かに議論は荒れるが、もうすぐ400レスに到達しそうなこのスレの発展につながると思う。
自分の投下ネタに対する反応は何であろうとウェルカム・・・!だが、
それを見るのは自分だけじゃないので、他のスレ住人の迷惑にならぬよう
荒らしに繋がる口調ではなく、あくまでも批判でお願いしたい。
・自分は「腐女子=男同士の絡みに萌える女」と、思っていた。
・「腐女子=エロ創作をする女・自分の願望をモロにキャラに投影させて、創作する女」という見方もあることを知った。
・腐の定義を自ら広げまくる人もいてもはやカオスwwwなので、淡々と投下することにした。
・fkmtテイストは「ギャンブル系」「人情モノ系」があり、後者の方が自分は書きやすいと思っている。
・アドバイスはありがたくいただいて「ドリームっぽい描写自重」「人情系はまとめて投下」は肝に命じる。
>>381 あの、1コマしか出てない名前も無い二人かwww
森田キレる→銀さんにそそのかされて女をおびき出す→犯すorしつける
の、流れしか浮かばねえwww
ギャンブル系fkmtテイスト、女のキャラづけ全く無しで面白そうだから視野に入れておくけど難しいなwww
そして・・・遅くなったが・・・ダメギ×女用心棒に感想をくれたみんな・・・!
圧倒的感謝っ・・・僥倖・・・!
当自分はマンセーもキモイもスルーもウェルカム・・・!
>>385 事実としてはそういうことだよな
オリキャラ嫌いでも比較的無個性なら許すって奴が大半じゃないか?
>>386 顔文字は本人にそのつもりがなくとも馴れ合い臭いとかで荒れるから控えた方がいい…
勘違いしてた。
>>385的にはオリキャラを相手役に据える時点でアウツなわけか…
( ´∀`) では、スタンスを明確にした上で、改めて黒沢×茜を投下させていただきます。
若い連中とやりあい・・・致命傷を負った黒沢・・・
薄れゆく意識の中、その耳にかすかに届いた声・・・
「黒沢しゃん、黒沢しゃん・・・」
「茜・・・ばーちゃん・・・?」
あたたかかった・・・。
手だけではない・・・頭も・・・頬も・・・!
「黒沢しゃん・・・勃っとるよ・・・ほしたらまだ・・・大丈夫やけん・・・
元気にしちゃるから・・・な・・・じっとしててな・・・」
「俺らも手伝いますっ・・・!手当て・・・一緒にやらしてくださいっ・・・!」
手のぬくもりは全身に広がった・・・
黒沢の意識が遠のく・・・そして・・・
走馬灯の中に・・・若かりしころの茜の姿がちらついた・・・
きっとこんな人生を送ってきたのだろうと・・・黒沢が想像した茜の姿・・・
「あんた・・・帰ってきてね、きっと、帰ってきてね・・・」
もんぺ姿で、黒沢に抱きつく10代の茜・・・黒沢の新妻・・・
「ああ・・・帰ってくるさ・・・!!あ・か・ね・・・!」
ちゅっ・・・
ちゅう・・・
「あんた・・・あたしの惚れちょう人・・・たった一人・・・
欲しいのは・・・『おかね』じゃないって・・・言うてくれた人・・・!
欲しいのは・・・『あかね』だって・・・!!」
薄い布団の中で愛し合う二人・・・
じゅう・・・じゅう・・・ちゅるっ・・・
茜の乳房を吸う黒沢・・・処女の茜の身を気遣いながらも・・・
体の芯からこみ上げる衝動は抑えきれないっ・・・!
「い、痛くない・・・?大丈夫・・・?」
目を潤ませながら微笑む茜・・・
「だいじょぶやけん、気にせんといて・・・嬉しい。
約束な・・・絶対帰ってきてな・・・!また、あたしの乳、吸ってな・・・!」
「うん・・・!」
暗がりの中、茜の秘所を探りあて・・・いきりたった巨根をそっとあてがう黒沢・・・
(こ・・・これっ・・・!この・・・指一本も入らなそうな穴に・・・!?入れちゃうの・・・?俺・・・!)
「こ、壊れちゃうっ・・・!茜が・・・俺の大事な茜が・・・壊れちゃうよっ・・・!?」
「うふふ・・・今さら何じゃね・・・あたしのオメコは・・・あんたの為にあるんじゃけん・・・。」
茜の小さな手が、巨大なサオを握っている黒沢の手と・・・重なった・・・
「あうっ・・・あああっ・・・!」
茜が苦しそうな顔をする度に、動きを止める黒沢・・・
「あ、あの、ちょっと・・・休憩・・・しよっか・・・?」
「嫌じゃ!ほんとに・・・夜が明けたら・・・あんた・・・居なくなるじゃろっ・・・!?」
赤紙の届いた黒沢の出陣は・・・明日に迫っていた・・・!
婚礼の儀もそこそこに・・・黒沢は戦地へ向かわなければならない・・。
二人に許された・・・たった一夜の契り・・・!
「もっと・・・もっといっぱいこすってっ・・・!ああ・・・!この感覚・・・一生忘れん・・・!
帰ってきたら・・・また・・・してな・・・!でないと・・・股がうずいてどうにもならんよ・・・!」
そう・・・犯しているわけではなく・・・!
愛を注ぐ・・・そのための行為っ・・・!
「うん、うんっ・・・待ってろっ・・・!
相手が鬼畜米英だろうが・・・なんだろうが・・・お前は俺が、必ず守ってみせる・・・!
それで・・・必ず・・・お前のところに帰ってくるっ・・・!」
『黒沢万歳!』『大日本帝国万歳!』『立派にお役目を果たして来い!』
(帰ってこよう・・・必ず、必ず・・・!)
他の兵士達と共に汽車に乗り込んだ黒沢は・・・
泣きながら旗を振る茜が見えなくなるまで、じっと・・・笑顔で手を振りつづけた・・・。
「黒沢しゃあん!!」
「・・・・・・・・・・・・?」
(茜・・・そんな他人みたいな呼び方しなくてもいいじゃん・・・夫婦なんだ・・・か・・・?)
自らの血でふさがれた視界に映ったのは、星空と・・・ほとんど髪の無い老婆の姿・・・
懸命に・・・黒沢の股を両手でこすっていた・・・
「・・・茜・・・ばぁちゃん・・・?」
「黒沢しゃんっ・・・!」
周りには・・・やはり、黒沢の全身を温めようと必死になっている男たち・・・
若者の集団に立ち向かい、追い返したは良いものの・・・命の灯が消えかけている自分・・・
(あ・・・そうか・・・さっきのは・・・夢・・・そうだよなあ、俺にあんな・・・いい思い出あるわけ・・・)
だが・・・
「兄貴ィィィ!!!」
「あ・・・。」
全身を包む人の温もり・・・雨の様に降り注ぐ涙・・・
黒沢は、それを感じて・・・あることを・・・確信した・・・!
前言撤回っ・・・!
(・・・あれは、夢なんかじゃないっ・・・!・・・俺は、特攻したんだ・・・世の中ってヤツに・・・!みんなと、一緒に・・・!)
「あったけえなあ・・・・・・・・・ホントに・・・あったけえ・・・!」
(うん、そうだ・・・。やっぱり・・・俺は、お金なんかいらない・・・本当に欲しかったのは・・・)
「ただいま・・・『あかね』・・・。ありがとう、みんな・・・。」
(守るべき者・・・大好きな人、それから・・・勇者であろうとする全ての者・・・戦友っ・・・!!)
ぶわっ・・・
ぼろ・・・ぼろ・・・ぼろ・・・ぼろ・・・
黒沢自身も・・・喜びのあまり、溢れる涙を止めることができない・・・。
「なんで・・・泣いてんの・・・?帰ってきたよ、俺・・・ちゃんと・・・。」
「うれし泣きじゃ・・・ばかっ・・・!」
ぽこぽこ自分の体を殴る小さな手が・・・愛おしかった・・・。
「そっか・・・なら・・・良かった・・・」
(かわいいなあ・・・今まで会った、どの女の子より・・・かわいいなあ・・・うん・・・!決めた!)
ニコッと笑って・・・泥と血にまみれた手で、茜の涙をぬぐった・・・。
「これからは・・・ずっと一緒・・・置いていったりしないよ・・・!
茜ばーちゃ・・・『あかね』ちゃん、俺の、お嫁さんに・・・なってくれる・・・?」
「え・・・」
「うまく言えねえなあ、俺・・・なにせ・・・プロポーズなんてしたこと無いから・・・」
えへへ、と、舌を出しながら、照れ笑いを浮かべた・・・。
「・・・黒沢しゃん・・・!」
黒沢に抱きつく茜・・・それを受け止めて、大きな手で包む黒沢・・・
パチ・・・
パチ・・・パチ・・・
パチ・・・パチ・・・パチ・・・パチ・・・パチ・・・
・・・黒沢の耳に拍手の音が届いた・・・それは段々と大きくなり・・・
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・!
「おめでとう・・・!」
「結婚おめでとうございます、兄貴っ・・・!」
「サイッコーの嫁さんじゃないスか、兄貴!」
「茜ちゃん、よかったのう・・・!よかったのう・・・!」
「さっそく、二人の結婚式だっ・・・!!」
上には満天の星空・・・
下には沢山の笑顔の花・・・
皆が見守る中で・・・二人はキスを交わした・・・。
>>390 すまない。
>>391書いてリロッたら顔文字注意が・・・。
アドバイスとして追加しておく。
・・・タバコ屋の婆ちゃんと一緒で、流石にばーちゃんのままの茜で全部書ききるのは無理だった。
乙!
ほのぼのしたぞ…っ!
茜がおかね婆ちゃんだと気がつくのに一日かかったw
乙!
しづかと涯の話の続きを熱烈に待ちつつ保守
茜と黒沢に感動っ・・・
だが絵面で考えるとすげえw
>>168であかねさんを示唆した者だけど、
本当に見れるとはっ・・・!
可愛いいよ茜可愛いいよ
403 :
385:2008/07/20(日) 22:01:44 ID:+MI7qeva
>>390 それは深読みしすぎる。
もっとオリキャラを広い意味で捉えれば作品に出ながらも書き手の解釈が必要なキャラ(煙草屋のばーちゃんとか)も含まれると思う。
誤解のないように弁解するけど、福本先生の設定を借りることなく100%書き手純正のキャラを使ったもの
に向けて>385を書いたつもり
>>403 や、オリキャラの定義というより
>>385のレスの主旨自体を最初読み違えてた
言い方がややこしかったな。あと流れ止めてすまん
>400
ドM…いや、足コキ好きか? 奇遇だな、俺もだ
あれ続きあるの?だったら俺も読みたい
打ち切りだよ、涯だから
職人GJ!正直、福本作品でここまで出来るとは思わなかった。
商業誌ならともかくここは無料の匿名掲示板だし、職人が好きなモノを書けばいい。
オリキャラに限らず特殊傾向には注意書きをすればいいよ。
自ら作品を投下もせずに相手を勝手に腐女子よばわりして文句しか言わない
人間の言うことなんぞ聞く必要はない。
腐女子乙w
呼ばわり…小学生かよ
腐女子って言われてもおかしくない原因があったからだろ
てかfkmtとか使ってる時点で腐女子丸出しじゃねーかwww
腐女子乙ww
fkmt=腐女子と勘付いた
>>411もまた腐女子なのであった
今黒沢×赤松妻+赤松×赤松妻を書いているところだけど、赤松妻や坂口姉のように
名前がない場合自分で名前をつけてはまずい?いちいち赤松の妻とか書くのは読んでいて
うっとうしいと思うので、名前をつけたらかなり自然な描写ができるのだが、それはどうなんだろうか?
仲根とハワイの女たちの3Pも書いてみたいが、名前がないと不自然になるな。
当たり障りのない名前ならいいんじゃないか?
煙草屋のお婆ちゃんも名前は付けられてたしな
うん。そこまで神経質になる必要はないと思う
>>412 お前の腐認定はお門違いだぞwww
腐用語とかとりあえず晒されてる
いろんなスレで腐がきめぇ用語つかったり、汚物撒き散らしたりするから特徴晒されるわけだ。
スレにどの程度潜伏してるかわかるだろ。
必死に否定する
>>416はやはり図星をつかれた腐女子なのであった
いやまぁネタなんだけど魔女狩りみたいになって
気楽に書き込めない=スレが廃れていくのは勘弁てことw
>>417 そういう言動がアンチや嵐を生むってわかっているのなら
もうこの件はスルーしとけ。
端から見ると必死なのはお前に見えるよ。
>>405 しづか可愛いよしづか
そうやって煽る
>>418も自重しとけ
スルーしろと人に言うやつに限ってスルー出来ないのは何故?
スルー検定5級問題
田中沙織でエロパロ書こうと思ったが
思ったより難しいな
神威家にレイープされる田中沙織
止めようとしながらも興奮しちゃう森田
>>422 犬も手錠もあるしちょうど良いじゃないかww
興奮要素たくさんあるぞ
>>413-415 ありがとう。なら来週の月曜に投下する。
前回は太郎なんてネタに走りすぎたから、正攻法のエロをやってみる。
幽霊が出たり、基本的に男(利根川)が なぶられる話なので、苦手な方はご注意下さい
帝愛グループは稀に、女ばかりを集めたギャンブルを開催する事がある。
借金で固めた女達を…風俗へおとす前に、ギャンブルをさせて面白い女かどうか、審査する幹部達がいた。
そのトップに長く君臨した男が、利根川幸雄。
利根川の眼鏡にかなった女の中から、ギャンブルの道を自ら選んだ者が賭場に集められる為、開催の回数も高が知れているわけである。
女に命を賭けさせて面白いギャンブルは多々あるが、鉄骨橋渡りが実に見物と言われている。
観賞する招待客にも絶大な人気があった。
男はやはり陽性の生き物なので、追い詰められると叫んだり、覚悟を決め過ぎて爽やかな最期だったりするのだが、
女は大体、命が消える瞬間こそ腹をくくり、終焉に近付く程水を打ったように静かだった。
または、見物客を呪い殺すような眼差しと威圧を残して消えていく。
その刺激が忘れられないと言う、物好きの観賞者がいるのだ。
どこか霊感の強い利根川は…男の橋渡りは見れるが、女のそれは苦手だった。ホスト役を終えた時は吐きそうになる事もある。
だが、利根川はある時から、女の橋渡りに燃えるようになった。
夜、彼の傍らに、橋渡りで死んだ女の霊が立つようになった時から。
ベッドに横たわっていた利根川は、死霊の女に首を絞められ殺されかけた。
女の体を蹴り上げようにも、実体がない為に当然空振りとなる。
やれる事は何でもやってみた。女の二の腕に触れ、利根川の手が乳房にスルリと滑り込んだ時、死霊の動きは止まった。
(この、色情霊か!)
利根川は相手に息も吐かせず、その死霊の女を思い切り犯した。
生きている女など、全く問題にしない快感である。
いや、死霊と交わる時は自分の体さえ変っている。射精でこんな快感を得られる筈がないのだ。
利根川は死んだ女の持つ深い海、至極の悦楽へ落ちていった。
利根川に絶頂を味わわされている幽霊の爪が、彼の肩を思い切り引っかく。
利根川流血。彼はしかし、それに気付かないくらいの強烈な快感の中にいた。
女の顔が見えて来た。見覚えのある顔、橋から落ちた女だった。
最近の事だったし、良い女だったから覚えている。
彼女は利根川の事が好きで、彼の声、がっしりした体躯、白髪混じりの髪や少し垂れた双眸の全てに、自分の中の女を刺激されて、泣きそうな程好きなのだとか。
これだけの上玉が、男を知らずに死んだらしい。
それがまた、今の状況を情けなく感じさせる。
「お前は生きている間、賭場で勝負する以外の能力がなかっただけだ。
ジメジメと恨みがましい。 男を上手く動かせない、利用出来ない女など、ゴミ!」
そう言いながら利根川は女の顔のすぐ横、硬い枕を思い切り叩いた。
利根川の頑丈な顎の下で、フッと女は消えて行く。
(クズがっ、クソにもならん事を言わせおって)
利根川は静かにベッドへ倒れ、天井を仰ぐ。彼の肩は本当に傷を負い、赤く流血していた。
利根川に纏わり付く女の死霊はいつからか、数が増えていた。
怨みつらみを持って利根川に憑く者も居たが、相変わらず利根川に情欲を覚え、色情霊として現れる者もいる。
仕事中、急に射精を促がされ声を漏らしそうになったり、無人の車に轢かれそうになったりした。
夜は甘い刺激と喜びが延々続き、眠れない。余りの快感に雄叫びを上げたり、失神する事もあった。
利根川は誰にも、何も言わず、その日々を一人で耐えた。
呪われ続けている利根川だが、鉄骨橋渡りのホスト役をこの後も、何度も務める。
不思議と、利根川が生身の女達に橋を渡らせると、彼を取り巻く幽霊の数が減って行くのである。
だから利根川は女達の橋渡りや、ギャンブル斡旋に燃えた。
(ククク……雌狐どもめ…俺が、女の死や死霊に動じなくなって来たと見ると 諦め出したな)
利根川は白い歯を見せ、それを光らせて妖しく笑った。
今日はスターサイドホテルでパーティーが開催された。ギャンブルの駒は全て男。
7月13日。この日の鉄骨渡り参加者の中、利根川は霊感の強い男を一人だけ見付けた。金髪の佐原。
その佐原青年の方も自分と同じものを利根川に感じたのか、彼だけが利根川の意見にいちいち噛み付いて凄んで来た。
(この男、見るぞ、霊を)
佐原が橋渡りに参加したなら、彼が死ぬその時まで、この日の死者の霊を見続けるだろうと利根川は思った。
(俺と同じ。いや、このガキ 俺より感覚は鋭いようだな)
その佐原、鉄骨渡りに参加する事になったようだ。
地上74m、落ちれば即死の命懸け、自分を落とそうする敵は無いが、皮膚で触ると電流の流れる細い橋渡りに。
佐原のすぐ前を歩いていた男、太田が橋から落ちた。本日最初の犠牲者。
佐原の運命に笑みが押さえられず、利根川は言った。
「ひとー…り……」
橋渡りで生還者が一人出た。その黒髪長髪の男を、帝愛トップの兵藤和尊会長は気に入っており、利根川は会長の思いから、その青年とギャンブル…Eカードで戦う事となる。
時計は14日の午前1時30分を回ろうとしていた。
黒髪の青年と、兵藤会長、利根川、そして複数の黒服はEカードを行うプレイルームへ移動する。
エレベーターを使ってその階へ到着。長い廊下を渡って行く。
鉄骨橋渡りは…地上10mの、橋に乗った参加者同士の落とし合いレースも行っていた。
黒髪の青年は本日、地上74mの歩みを制した唯一の男だったが、この10mレースでは生き残りが居たわけで…
その生き残りの負傷者が、この長い廊下の後半、暗い通路にバタバタと倒れているのである。これも会長の計らいだそうだ。ゲスト料を払っているからだと。
その暗い通路に明かりが点き、負傷者の姿が披露された時、利根川の不調が来た。
いや、不調ではない。それどころか声にならない程の快感。
利根川は一人、踵を返してエレベーターへ戻って行く。黒服が利根川を咎める。
「先生?」
「すぐに戻る」
エレベーターを閉め、停止させ、利根川は暗闇の中一人、壁に片腕を付いた。いや、本当は一人ではない。
今日74mの橋から落ちた男と同じ数だけの、9人の女が利根川の周りを囲んでいた。
利根川は生きている女相手に一度に6人ならあるが、9人はない。10P、つまり9人の女と一時にセックスした事など。
しかも相手は生身の女ではない。死霊。この世のものとは思えない程の快感をくれる魔物。
だが、
「どうした?…ただ突っ立っているだけか」
利根川の艶かしい声が逆に女達を煽る。
「お前等など、死んだ後でさえ俺と同等の位置には立てんのだ」
利根川の体が持つ性的なもの、性的な突起は、全て女達に咥えられ、愛撫される。
「ぐぅっ」
利根川は獣の声を上げる。それが女達の欲情を煽ってしまうと知っていても、押さえる事は出来なかった。
「お前達は怨み事でしか物を語れない、劣悪な色惚けだ」
そう言って、利根川は二人程の女の手首を掴む。
感覚が異常に研ぎ澄まされている今の利根川には、遠くの兵藤会長の声さえ聞こえた。
「折れた足をいじられると彼は痛いが……儂は痛まない」
その声が聞こえる中、利根川は女に挿入する。
女の肢体が、利根川の前で何度も揺らぎ、艶めいて、入れ替わり立ち代り全員が利根川に子宮と膣を差し出す。
「あぁぁ…」
時折漏れる男の唸りが、一層エレベーター内を艶かしくさせた。
女の手は、人の男性が最も快感を得る個所を触って来た。
「ぐっ!」
利根川は…こんなに陵辱されたのは始めてだ。
(こんな、屈辱っ、…)
しかし快感は素晴らしい。利根川は自身の白歯を噛み締め、軋ませた。
優しい手で利根川のネクタイを外す者が居る。彼の頭髪に指を入れ、掻き乱す者も。
一人は利根川の首筋に唇を押し当て、一人は彼の胸に口付けている。
胸へのキスで服越しだろうと、死霊の(しかし女の)温かさが深くはっきり伝わる。
短時間にこれ程射精したのは、利根川生まれて初めてだった。実に10回。利根川自身が白く染まってしまいそうな快楽の吐露だった。
利根川の前に裸の女達が、髪を乱しぐったりと横たわっている。
利根川自身が選んだ、勝負強い美女達が、利根川の足元に倒れている。
死霊の女との逢瀬は、これが最後だと利根川は感じた。
女達もそこはかとなくそれを伝えて来る。
「どけ、クズども」
一人立つ利根川は、もう女を見ていない。
女は一人ずつ利根川に口付けて行き、まるで成仏でもしたように彼の前から消えて行った。
乗り切った、耐え抜いた。
青年達が負傷し、苦しんで横たわっている廊下を利根川は渡る。
青年達は一瞬、疲労困憊の利根川の表情と体の運びを見たが……次の瞬間にはそれが見間違いだったと思える程、利根川の歩みは堂々と重厚なものとなっていた。
プレイルームに入ってしまえば、利根川の少し乱れた前髪など、誰も注目しまい。
(今日の仕事はもう、楽なものさ…)
あとは目の前に居る小僧一人、Eカードの餌食にするだけ。
簡単。簡単過ぎる。なぜなら利根川は今までずっと、耐え抜きながら、走り続けて来たから。
何の為に。
出世の為だ。身を削ってでも得たい、彼の唯一の砦、「権力」を目指して。
アカギ×美心 書いた後、皆様のお言葉に感激
今度の自作内で アカギ(52歳)×美心 を一瞬だけ書こうと思っています
なんか淡々としてて好きだ。GJ
赤木美心はアカギ13の時からちょっと期待してたから楽しみ
圧倒的期待っ…
19アカギと美心もぜひ書いて頂きたいっ…
>>432 とても楽しみなんだが52赤木ってよく考えたらアルツ発症してねーか?
いやそれはそれで面白そうだがw
おおおおお、女幽霊(複数)×利根川先生、乙!!
ヤバイ・・・耐える先生がこれまたかっこいいっ・・・!
いや・・・先生はいつでもどこでもかっこいいな。
利根川の話官能小説みたいで良かった。
原作とリンクしているのも良いな。
うまいなー
利根川かっこいいいよ利根川
GJ!
面白かったGJ!
最後は焼き土下座中の利根川を女たちがぐるり囲んでるシーンで終わるんだろうとか
予想までしながら読んじまったぜ・・・
440 :
432:2008/07/23(水) 03:13:24 ID:Y9bXWKL1
>426-431は、焼き土下座をご存知の方に、話しの全てを委ねたい形だったので、
7月14日の利根川のラストと、それ以降の利根川を知らない方に向けて発表するのには、不十分過ぎる書き方をしていました。
注意書きに相当するものでしたので、その旨、この場を借りてお伝えします。
皆様お言葉 ありがとうございます。色々な読み方して頂いてある意味 桃源郷。
19アカギと美心 は一つネタがあり、52アカギのアルツについては触れようと思っています。
それぞれ、書く機会がありましたら よろしくお願いします
せっくしゅせっくしゅ
思ったんだが福本作品と別の漫画のクロスオーバーというのはどうだろうか…
某所でアカギ×別の漫画のキャラの絵を見て俺的には「これもありかな」と思ったのだが…
このスレを読んでるみんなの意見を聞いてみたい。
それは別のスレでやった方がいい気がするぜ
>>443 早速意見どうも、やっぱスレ違いか・・・アカギでSS書きたい…が、ダメ・・・!俺には書けない…アカギのキャラだけで話を展開させるのは…
女性がちゃんと出てくる銀と金も最近読み始めたばっかりだから書こうにもキャラの解釈間違えてたら不快に思う人もいそうだし…
とりあえずやはり自分は大人しく神の投稿を待っておりますっ…
>>444 ちなみに何とクロスさせるつもりだったんだ?
貧乳キャラなら多分俺と同じもん見たな
どうしても書きたいなら別スレで書いてみるとかどうだろ
閑古鳥が鳴いてるクロスオーバースレがあるからそっちでやってみては。
時間軸が大幅にズレてるのを承知で、アカギ13×しづかチキンレースネタはOK?
アカギ×不良少女Aでもいいんだが、書きづらい・・・。
俺は時間軸は全然気にしない。むしろそういうの待ってた
零×在全の取り巻きの女を書こうと思うんだが…
連投スマソ
台詞無しで性格がわからんから、オリキャラ臭くなりそうで難しいな。個性を出しすぎなければ良いかな
福本先生の設定借りてるから抵抗はあまりないな
454 :
444:2008/07/24(木) 22:50:07 ID:DG1KWpvf
>>445 詳しくは言えないが「BLACKLAGOON」って言うガンアクション漫画のキャラクターとのクロスオーバーだったわ。
「BLACKLAGOON」の舞台が無法地帯で賭博とかもありそうな雰囲気だからアカギとのクロスオーバーを考えたんじゃないかな?
まぁなんでそのSSを書いてみようかなと思ったかというと絵の作者さんが詳しくアカギとそのキャラの組み合わせの設定を書いてたからなんだよね。
だからその設定を少し拝借してSSを書いて見たいなと思ったわけ。
>>446 「BLACKLAGOON」の貧乳キャラだったらたぶん同じ絵だと思う。
違ったとしてもそれはそれで絵についてはもうここらへんで終了にしておこうと思う。
>>447 >>448 どうしても、と言うわけでも無いので保留にしておこうと思います。
それに自分が考えたクロスオーバーじゃないので。
ブラクラだったのか。クロスオーバースレに投下したら見に行くのに
456 :
444:2008/07/25(金) 00:13:37 ID:24cCiTRI
というかアカギ×ブラクラってなんか万人受けしそうに無いと思うんだよね(汗
ちなみに絵を見て無い人のために一つだけ言っておくとその絵はエログロ絵。
正直耐性無い人にはかなり厳しい内容だわ。
クロスオーバースレ検索したんだが…内容が先ほど言ったようにエログロなんでエロパロ板じゃないと不味いんじゃないかな?
俺の探し方が下手なのかエロパロ系のクロスオーバーが見つからんのだが…
457 :
444:2008/07/25(金) 00:14:09 ID:24cCiTRI
すまん、下げ忘れてた、誠に申し訳ない
クロスオーバーネタを見る度にあの顎と鼻が相手にお痛をしないかハラハラしてます。
他作品のキャラ同士で〜ってスレなかったっけか
460 :
444:2008/07/25(金) 00:54:02 ID:24cCiTRI
>>459 「クロスオーバー」でスレタイ検索してたから検索結果に引っ掛かって無かったわ。
一応向こうのスレでも確認を取って、許可が出たら書いてみようかと思います。
意見やスレ紹介してくれた方々ありがとうございます。
その絵の詳細を俺にだけ教えてくれ
利根川から連投で失礼します。ov8KgDb/さんの
>>5 に続かせて頂きます
カイジの一人称ではなくなってしまいました。やられるカイジと、Sのカイジがあります
目の前には服の肌蹴た西尾。隣には息と制服の襟を乱した佐原。
カイジの抱える日常の緊張が、溶けて行きそうな弛緩した時間。男女の匂い。
コンビニの控え室でイチャついていた佐原と西尾が、カイジも混ぜて今ここで3Pしたいのだそうだ。
(俺は意外と、この二人に親しみを持たれていたのか)と、カイジはその驚きも持った。
誘われるまま控え室に入り、自分の手で扉を閉めたカイジだったが…
「落ち着けよ。客来たらどうすんだ」
「その時は、俺が出ますよ。西尾ちゃんはそのまま。カイジさん来るこの時間で西尾ちゃん上りですしね。
でも。その客帰って、また客が来たら今度はカイジさんが店に出て下さいよ」
「……あのな…盛り上がりってあるだろ。俺だろうが、お前だろうが、途中で抜けられない事もあるだろうが」
さり気なくこの場に広がるカイジの貪欲さに、西尾の体が熱くなった。
「スケベだな…カイジさん」
佐原に笑顔でからかわれ、この場で一番3Pに飢えているのが自分だった事をカイジは思い知らされる。
「そこはスリルと引き換えの枷って事で」
「……」
佐原の明るい声に、カイジはもう何も言い返せなくなってしまった。
その頑固な唇が、西尾の唇で溶かされた。
余りの柔らかさと、痺れるような刺激にカイジの瞳が濡れそうになる。
西尾がカイジの胸に触れる。カイジは(今風呂入って来て良かった…)と思いつつ
「…駄目だ、やっぱり駄目だ」
抗うカイジの艶かしさに、西尾も佐原もドギマギした。このカイジと言う人は、ほんのちょっとの事でも悩み深い様子で、真摯な時があるから見ていて妙な興奮を覚える。
「カイジさん…キスしてあげてて…」
と、佐原が西尾のスカートと下着を剥がし、彼女の潤んだ粘膜に 自分の濡れた舌を這わせた。
「あぁっ…」
西尾の吐息混じりの声が、カイジの唇に当たった。
そして西尾の手も、カイジの熱い下半身に触れた。
「やめろ、ここからはもう…」
「カイジ君の…見せて…ね」
と、西尾が佐原の舌に身を任せたまま、店長の長い机の上に体を倒す。そしてカイジのベルトを外し、ジーンズと下着を少し下ろした。
「カイジさん…でけぇ…」
佐原が口元を西尾から離し、カイジに賛辞を聞かせる。そしてその指で西尾のグチャグチャと濡れた音もカイジに聞かせた。
西尾は先程からずっと、時折「あっ」と目を閉じて喜んでいる。
「西尾ちゃんも凄げぇや…凄くなってる」
佐原の指が激しく動き、
「あぁぁっ!」
と西尾は奔放な声を上げた。西尾は佐原に揺らされたまま、すでにそそり立っていたカイジを咥える。
(やめろって! くそ!)
カイジは声が漏れてしまいそうで、顔を歪めてしまいそうで嫌だった。そしてその両方をしてしまった。
その反応を、西尾は喜ぶ。
カイジは頭を垂れ、長い黒髪を少し靡かせて、辛そう、悩ましそうだった。
西尾は佐原に攻められ、店長の机に寝転がろうとも、そのカイジを口から離さずにいる。
「西尾ちゃん、カイジさん…オレから行って良い?」
「うん……」
西尾は頷いているが、カイジには佐原の言葉の意味がすぐにはピンと来なかった。佐原が西尾に挿入する。
カイジはこんな目の前で、女に挿れている男を初めて見た。カイジは腰の辺りに艶かしい熱を覚える。
西尾の嬌声と、佐原の吐息や漏れ出る声が、控え室の音を支配した。
西尾は時にカイジを手で舐めるように擦りもしたが、彼女は唸り、篭った声を上げながらも、カイジを咥えて愛撫し続けている。
カイジは西尾に止まってもらい、自分で動きたい衝動に駆られたが、西尾の途切れ途切れの震える動きを見ていたくて動かずにいた。
カイジは西尾がかわいいと感じた。頬が染まっていて綺麗だとも思った。
佐原と西尾が濡れて擦れ合い、その西尾がカイジを音を立てて咥えている。
三人が繋がって、熱い吐息のまま蠢く時間が続く。しかしそれも束の間。来客があった。
佐原は粘つく水音を立てて西尾から抜き去る。西尾が名残惜しそうな声で「うんっ…」と唸った。
「顔になんか付いてません!?」
佐原は店に出る前に必死にカイジに聞いて来たが、カイジの瞳を見て興奮。失敗したと思った。
カイジの快楽の表情は、佐原を煽って圧倒した。
(くそ、気持ち良さそうじゃねぇか…)
店になんか出たくなかったが、佐原は一人で鏡を見て、行った。
「もう、無理だよ、客来てんだから…」
カイジは肩で息をして、吐息を混ぜながらそう西尾に言った。
「お願い…カイジ君…」
西尾は泣きそうな顔でカイジに嘆願して来る。
そして大胆な程 大きな音を立ててカイジに吸い付いて来た。
そして佐原が抜けた熱い女の入り口を、少し上の突起を、自分自身で塞ぎ、愛撫し出した。
彼女はカイジに快感を与えながら、自分の手で自身の快感を得る。
自分の動きに、彼女自身が耐えられなくなって声を上げている。
カイジの頭は今 火のように熱く、女を見る事に没頭していた。
西尾は快感に耐えられず、カイジを口から外し、彼を指で愛撫し始めた。
自分の性器と男の性器を、ただ一人で愛撫し、快感を何度も引き出す。
西尾の肌を、体を、刺すようなカイジの迸りがあった。
彼女を貫くような鋭い放射と、その量で西尾の顔、首、胸元を白く染める。カイジの雄々しい若さが溢れて飛んでいた。
カイジは黙って、西尾の肌を拭い出した。
器用と言えないカイジの思いやりに、西尾は体を任せている。
「駄目駄目、カイジさん」
佐原が慌てて控え室に戻って来た。
「そのまま、かかってる西尾ちゃん」
と、佐原が衣服を下げ、西尾に挿入した。
西尾は頭を振り、悩ましい大きな嬌声を上げた。
「いい…佐原くん…」
涙目で佐原を喜ぶ西尾を、カイジはぼんやり見ていたが、新しい客があって店へ出た。
長い黒髪が流れる頭を両手で押さえ、男らしい手櫛で整えるとレジの前に立った。
客は一人。しかし先程の西尾の後に見るのは過酷な、男の中の男と言った風貌の客で、明らかに不審者だった。
「○○ちゃん…」
「……○○くん」
なんて、下の名前で呼び合う男女が、一人、客と言う名の世間と戦っている男を置いて、控え室にいる。
挙動不審な男を少し鋭い目で追うカイジをよそに、佐原がイッていた。
不審な男は帰り、カイジは軽く息を吐き、西尾が帰った。
「お疲れ様です」
すっきりと発散し、明るい佐原がカイジに笑顔を見せた。射精したばかりの男二人がコンビニのレジの前に立つ。
「西尾さんの事、どう思います?」
「はぁ?………エロいんじゃねえ…」
「そうですよね」
カイジの低い答えに、佐原は嬉しそうに微笑む。
「俺はお前を褒めてんじゃねぇ。どうせ付き合ってもいないんだろ。
お前のもんじゃないだろうが」
「そりゃそうですけど、何すか、ひでーな」
そして空気が止まる前に、カイジは表情もなく「わりぃ」と言って、他の仕事をしだす。
カイジは主のようだと、佐原は思う時がある。人間関係、社会生活の暗部の主である。
愛想だけの為には喋らない、笑わない、なのに存在感だけが異様に凄い。
稀に喋ってみると、実に頭の良い人だなと思う事もある。
コンビニバイトの、くだらねぇ雑務の中で、ハッとするような発想力を見せてくれる。
この人は凄ぇ。
でも俺の方が、勝負事でも社会でも凌いで行けるぜ。あんた偏ってんだよ、凄さが。
佐原は主のようだと、カイジは思う時がある。明るいし勘が鋭い男で、女の西尾よりも華やかな人間だ。
店長よりずっと優秀な店員だとも思う。
カイジは佐原の勘の良さが気になる。他人を見抜き、カイジを見抜こうとするところが嫌だった。
しかし佐原はどこか、舌先三寸で上手く生きているようにもカイジには感じられて、
その軽さじゃな……ギャンブルでも麻雀でも、俺が勝つさ。
そんな事を思いながら棚の整理をするカイジに、レジの佐原が誘いかけて来た。
「カイジさーん、この仕事明けたら麻雀でもしません?」
その勘の良さ、霊感の強さと言うべきか、カイジは佐原にギョッとする時がある。
「金賭けるか?」
とカイジはいきなり物騒だった。遊ぼうと言う気がない。
それでも佐原は乗って、面子も揃い麻雀は始まった。
洗牌の時、カイジは
(あんな事させられた後に、その男と俺は何やってんだ)
と、対面の佐原と自分自身に呆れていた。
(あ。あのまま俺 西尾とやってたら、こいつと兄弟になったわけだ)
世に言う穴兄弟。(冗談じゃねぇ。あのままで良かった)と思いながら、その佐原から
「それロン」
と、カイジが上がった。
夏の始まりのある日、コンビニ勤務中のカイジは何とも調子が悪かった。
前に一度、店長と軽く言い争いしかけた時から、カイジの勤務は過酷になる一方である。
帝愛に押し付けられた借金は、当たり前のようにある。
(途中、途中…)
確かにこの若者、人生の途中だが…少し心が病み出していた。
「店長、お茶入りました。大福もあるし」
「食べませ〜〜ん?」
佐原と西尾が店長を誘っている。カイジは否応なしに、あの夜の事を思い出した。
西尾も思い出したらしく、少し恥かしそうにカイジに笑みを見せる。
そしてカイジもその席に呼ばれて大福を食べたわけだが…
「あれ? カイジ君」
控え室で二人の時に、西尾がカイジに近付いて来て言った。
「ほら、手に大福の粉付いてるよ」
「あ、別に。こんなもん…」
そう無骨に言うカイジの指に、西尾は唇を当てた。
あの脈打ち律動し、濡れたものを咥えられた時と同じように、カイジの肩がじわりと熱く蠢いた。
(感じてる…)
西尾はカイジの指を見詰めていたので定かではないが、彼の射精直前の静けさに似た緊張を感じた。自然に、カイジの指の股にまで唇を滑らせて行く。
「仕事終わったんだろ。俺ならすぐ帰る」
西尾から上手く指を離し、少しだけ息を荒くしながらカイジは静かに言った。
「あたしは居たくて」
あの時だってそうだったのだから。居たくて居た。
「カイジ君ももうすぐ上がりなんでしょ? 一緒に帰ろう」
(や、やれる…)
即物的に、そして感動的にカイジはそう思ったが
(あんたには悪いが…それだと俺が佐原と兄弟か……上手く行かねぇ、俺は運がねぇ…)
そんな考えを発端に、カイジは軒並み暗い事を考え出した。
考えながら私服に着替え…帰ろうとした時、店長とカイジの最後の諍いが始まった。
店の外でカイジを待っていた西尾は、佐原に押されながら外に出て来るカイジを見た。
カイジは激昂しており、佐原はそれを宥めている様子。
佐原は店に戻り、カイジはそのまま店の外に立っていた。そして何事か吼える。
あまりの事で、西尾はカイジに近付けなかった。
長く時間を置いてから、カイジに歩み寄りたずねる。
「……どうしたの?」
振り向いたカイジの顔の、余りの鋭さに西尾はアタフタして
「良い、大丈夫、店で聞いて来るから」
と、カイジの元から去ってしまった。そんな酷い顔してたのか俺……と、カイジは顎を撫でたが、
(あーあ……)
別に、どうでも良いやと、帰宅の途に就いた。
西尾とはもう、会う事はないだろうとカイジは思う。
乳房に触っておけば良かったとか、彼女一人の動きに終始するだけじゃなく、
好い加減のところで、俺が指でも舌でも何でも使って…やってやれば良かったかな…と千々に思いは巡った。
カイジと店長の言い合いから数ヶ月経ったある日、カイジと西尾は夜の道、暗い高架下でばったりと出会った。
こんなところで会うなんて……西尾は引越しをしていたようだ。
カイジは何があったのか、住所不定無職だった。
「来るな」
カイジは帽子を深く被り、西尾から距離を置いた。
「あんた今、俺の女だと勘違いされたら、大変な事になるから」
「なによぉ、ヤクザみたいな事言って。
それに勘違いじゃないでしょ。覚えてる? あたしカイジ君の女じゃん」
西尾は酩酊していた。
「カイジ君も佐原君も居なくなっちゃって、あたしもそれからすぐバイト辞めちゃった。
前から店長にも言ってた、引越しと、就職も決まって」
たったこれだけの事なのに、カイジから物凄く遠い人になってしまった西尾。
西尾がカイジに近付く。カイジはまた(さっき風呂入っといて良かった)と思った。
あろう事か、西尾はカイジの左手を取り、その指に口付ける。
暗がりだったから、西尾はカイジの指の傷に気付かない。
せっかくの西尾の唇だが、触覚を通じての快感はなかった。
ただカイジは片目から一筋、涙を零しただけ。
(懐かしい…10年前くらいに感じる…)
そう。西尾の唇が もう取り返しの付かない程の、遠い昔に感じられた。
「どうしたのカイジ君」
「何でもない」
カイジの涙が、西尾に悟られた。
「…佐原君と連絡取れなくなっちゃったの。カイジ君知らない?」
「佐原は…帝愛でさ…」
「帝愛? あの有名な会社?」
「ああ、あんたも覚えておいた方が良い。危ないぜあそこ」
そう言うとカイジが去ろうとするから、西尾は呼び止めるように言う。
「泣いてどうしたの?」
「は?」
「さっき泣いてたでしょ」
「そんな事…」
表情も変えないのに、カイジは両目からボロボロボロボロと涙を零した。本人がその涙に気付くのに時間が掛かっている。
一度は男女関係にあったと言える人が…こんな状態になって、このままでは返せないと西尾は思った。
「じゃあな」
「カイジ君、あたしの家に泊まりなよ」
「…いいんだ。俺本当にヤバくて、言っちまうと…追われてる」
「待って、ねぇカイジ君、あたしカイジ君の事好きだったの」
「………嘘付け」
カイジはこの日、初めて真剣に凄んだ。
「あの頃の俺に、冗談でも惚れる女なんて居るか!」
「本当だって」
「嘘だ。言うな」
「ねぇ変だよカイジ君」
「嘘と言え」
西尾は首を振った。
「言ってくれ」
ボソリとそう言うカイジの中で、何かがフッと切れた。
カイジは西尾を強く抱き締めて、その肩の上で泣いた。
「もう帰れない」
グスグスと息をする中、西尾にも聞こえない声でカイジはそう言った。
「戻れない、戻ってたまるか」
今度は西尾の耳に届く大きな声で少し、叫ぶように言った。
「よし、泊まる。どっち」
と、カイジは西尾の肩をグイと掴んだ。
「こっち…」
と、西尾が驚きながら自分の家をカイジに紹介する。
「俺を部屋に呼んだらあんた、佐原の事も思い出すと思う。でも遠慮するな。
佐原の良いところは何でも喋ってくれ。俺を貶める事になっても」
「カ、カイジ君…」
「解ったか」
「は、はい」
電灯の下に二人が差し掛かった時、西尾はカイジの顔を見て息を呑んだ。
大きな傷が、カイジの頬、横一文字に走っていた。
その西尾の反応に気付いたカイジは、自分の左指、四本の付け根を彼女に見せる。
一度指を落として、くっ付けた様な治療の痕。傷。
「な、もう戻っちゃ来ないんだ」
カイジの声に今度は西尾がボロボロと泣き出した。カイジに攫われるような感覚を覚えた。
男女が暗い部屋に入り込んだあとは、カイジに奪われるだけの西尾。
「やっぱり、自分でやってるあんたが良かった。見たいんだ俺」
男女の始まりは、あの日のコンビニの再現から進められた。
西尾が立ち姿のカイジを咥え、自分はしゃがんで自身を愛撫しだした。
西尾はまた奔放に声を張った。あの時のような、耐え切れない様子の、切ない声。
見慣れた自分の部屋に、濡れた音が響き続けている。
それはどれくらいだったか…それほど間も経たずに、カイジが西尾を床に倒し、上に覆い被さって来る。彼女のスカートと下着を剥ぎ取った。
「舌でイッた事ある?」
「……ない…」
「イかせてやろうか?」
カイジの舌が、西尾の勃起に触れた瞬間、西尾は少しイッた。
「……あっ……あぁ……洗わなきゃ、カイジ君…」
カイジに会う少し前に、トイレで洗えていたけれど、西尾は少し心配した…
しかし西尾は自らの愛液で既に濡れすぎていた。それも西尾を安心させ癒したが、
予想以上の獣と化していたカイジにこそ、西尾の心は奪われた。
「気持ち良い……カイジ君、いい…」
カイジの口のまわりに、彼女の潮のようなものが、少しだけ溢れた。
「こんな事、ないよ…めずらしい…」
西尾は甘い吐息と共に言う。
「自分じゃ、わからないんだけど……たぶん…すごく、気持ち良い時…」
西尾は自分の潮の事もロクに喋れず、カイジの舌、唇、歯に泣かされている。
西尾の瑞々しい肢体が弓のように反った。
しばらくして、耐え切れないような短い、女の唸りが響く。
「ホントに、いっちゃったぁ……」
西尾は泣き笑いで、カイジの肩に手を添える。
「あんた良いな」
「……いや…」
カイジのはっきりとした声と好意を受け、西尾はかわいらしい声で、その後黙ってしまった。
下半身は全てさらけ出しているのに、上半身はまだ上着すら着込んでいる西尾。
カイジはその上着を肌蹴させ、西尾のシャツのボタンを素早く外す。
暗い部屋の中で、カイジは西尾の乳房を見た。美しかった。
カイジは持っていた重い煙草の箱を、電気のスイッチに向けて投げ飛ばし、灯りを点けた。
今夜カイジの神技が連発している。
西尾の美しさと共に、カイジの大きさも灯の下で露になった。
「カイジ君の…入るかなぁ…」
「これだけ濡れてて、佐原のも入ったんだし」
「佐原君…大きかったけど、柔らかかったから…」
「フフ…フ…じゃあ佐原の方が良かったか。柔らかいほうが気持ち良いんじゃないか」
「人によるよ。わからないそんな事。試してみて……」
カイジと西尾は口付けあった。そのまま進入する男。男女が同時に短い声を上げた。
西尾が乳房を上下させ、何度も深い息を吐きながら言う。
「カイジ君で…いっぱいになってるよ…あたし…」
「カイジ君、の、熱い。……熱いよぉ」
「俺の何が、あんたのどこが熱い」
「……いやぁ…」
と西尾は小さな声を上げて首を振った。
「言ってみな」
と、カイジは動きを止めた。乳房からも手を離している。
「お○○○○熱くて……○○の○○○こが…」
「聞こえねぇよ。何が?」
西尾の途切れ途切れの、はっきりした声が聞こえるとカイジが動き出す。快感に落ち、西尾は絶叫した。
「やらしいね、西尾さん…」
西尾を広い胸で包み込みながら、カイジは言う。
「激しいの好き?」
「…う…っ…」
「ん?」
「好、き…」
女のその声を聞くと、若い男女にしか許されない(不可能な)強さと長さでカイジは西尾に迫る。
「あぁぁぁっ」
女は途中から声も無くなり、息も出来なくなる。
西尾は全身をしならせ、反らせて、快感の中 何度も絶頂へ行った。
動く男にキスした後、西尾も動きながら言った。
「…中に出さないで、カイジ君」
「なぜ」
短く強く、カイジは言う。カイジは濡れた、真剣な瞳で西尾を凛々しく見ていた。
(そんな目をされたら)
カイジは駄目な男。いけない男。でも強い男だった。他者を圧倒するところがある。
「ダメだってばっ…」
西尾も泣いていた。この人の精を拒まなければならない事自体と、拒んでしまう自分のまとも振りが歯痒くて、涙を流した。
しかし受け入れてしまえば、カイジと共に社会の地下、奥深くに落とされてしまいそうで、怖くて。
「わるいな……最初からっ、知ってた事なのにっ……」
そう言うと、カイジはさらに激しく動いた。そして西尾がまたいきそうになった時に、音を鳴らして抜いた。西尾の奥から離れた。
西尾の腹に出そうとしたのだが、少し方向がずれただけで、彼女の顎、顔にまで吹っ飛んでかかってしまった。
(あっ!…)
とカイジは勿論、抱かれる西尾の方も恥かしくなるようなカイジの勢い。
カイジはすぐに西尾の肌を拭った
「カイジ君、優しいね…ありがとう…」
「顔とか腹に出された状態なんて、女の方は良いもんでもないだろ」
「私は、そうでもないけど」
「ったく、あんたね」
「男の人……って言うより、カイジ君はそのままの方が良いんだ。じゃあしばらくこうしてようかな」
「やめろよ、そんな事」
カイジは恥かしそうに西尾を嗜めた。カイジの鋭い熱が引いている。
コンビニで会っていた頃の、西尾の方が犯してしまった頃の、普通のカイジに戻っていた。
「このかかってるの、佐原君も好きだったじゃない?」
「あ、そ、そうか……」
その西尾の言葉一つで、カイジは子供のような顔を見せた。
(もう…佐原君と何があったのかな)
あんまりカイジが従順でかわいいので、西尾は佐原に嫉妬すら覚えた。
西尾はこんなに良いように男に扱われたのは初めてだ。こんな良いようにいかされた事も初めて。
気持ち良いカイジの事が、西尾は以前よりもっと…。
「好きだったけど、触ってみてそうでもない人はちょっとガッカリ来るよね。
カイジ君と佐原君は良かった。最高だったけど、店長は…」
「て、店長と?」
「ほらカイジ君と佐原君が辞めた日…店長がお金盗まれたとか騒いだ日ね。
佐原君とあたしの二人で店長襲っちゃった」
(俺、あの店長とも兄弟に)
今度はカイジ、大笑いしたせいで涙が零れた。
「西尾さん凄ぇよ」
カイジの事も、佐原の事も、店長の事も好きだった西尾。過激な癒しをくれる女だとカイジは思った。
「またおいで。カイジ君が来ても良いって自分で思えたらね」
「…うん」
(や、やれる…)
とカイジはまた即物的…云々。とにかく追われている今のカイジは、西尾からすぐにも離れる事に。
「佐原君と何があったのカイジ君」
「…俺、ある所に佐原と行ってよ。それっ切りだ。佐原は、凄い奴だったな」
西尾は、佐原の身に相当の惨事が起こったのだと悟った。
それくらいでなければ、カイジが佐原の事を凄いなんて言わない気がしたからだ。
「好きになっちゃった?」
「うん、嫌いではなくなった」
西尾は驚いて、カイジに「まさか」と聞いて来る。
「そう言う意味じゃない。エロイ事ばっかりやってるわけじゃねぇよ、俺ら」
カイジはまた、笑顔らしいものを見せる。
「佐原の知り合いが、佐原の顚末を知ったら戦争になる。あんたには詳しく言えねぇよ。
あんたは戦えないと思うし、戦う事もない。夫婦でも恋人同士でもないんだからな。
仮にあんたが強くて、帝愛を追い詰める事が出来たとしても、今の生活は失う筈だ。危ない事はするな。
でも俺は、俺なりに戦える。普通の人間と、戦い方は違うかも知れないけど」
「…カイジ君に取っても…ちょっと理解し始めた 普通の友達でしょ、佐原君」
「いいや戦友かな。色々あった。それに兄弟にもなれたしな。西尾さんのおかげで」
西尾に明るい顔を見せたカイジは、傷付いた左手を振って別れの挨拶をした。
それは、カイジと佐原がコンビニを辞めた次の週の出来事だった。
カイジは鉄骨を渡った。地上から遥か上空を渡っている、頼りない一本の鉄骨。
帝愛グループが主催したギャンブルだった。橋を渡ると金が貰えたのだ。
とても高く、落ちると死ぬから 人が何人も死んだ。カイジの目の前で。
佐原もその橋のせいで消えた。
しかしそんなカイジは変装して帝愛の借金から逃げ…その帝愛に噛み付くために新しいギャンブルの期を狙うだけ。
俺は間違っているのか、
(すまん)
俺はギャンブルでしか、戦えない
そう心の中でカイジは唸る。ギャンブルの中で命を失っていった男達へ向けた言霊。
カイジの自由、苦しみ、幸福はもう、ギャンブルの中にこそある。
指の快感を失くしてもそう。
西尾をかわいがった口周りの筋肉が疲れている…
(高校の時以来だからな…あんなの…)
高校時代、女と喧嘩に関しては常時覚醒していたようなカイジであった。
中学の時はたまに喧嘩で負けたが、高校ではどちらの道も全勝だった。
西尾はカイジの経験の中でもかわいい方で、美人だと思う。
(処女だったらもっとこう…)
自分でも悪癖だとわかっているが、カイジは処女がどうやら気に入っている。
処女の体で自分の相手をしてくれた女性の事は、いまだにちゃんと覚えている。全てが良い思い出だ。
これから後、カイジは「鉄の処女」に出会うわけだが…まだ先の話である。
死者の声が聞こえる感覚の鋭さを、カイジは持ち合わせて居ないが……
(兄弟になっちまったよしみでよ、佐原の声くらい聞こえるかな…)
耳を澄ますときっと聞こえる。お互いの存在だけが生きる拠り所だった時の、橋の上での佐原の声。そこに在(い)るかと。
カイジー! 在るかー!
「在る、在るぞ佐原」
西尾と別れてからしばらくの後、変装し隠れ続けていたカイジは、帝愛の遠藤を見つけ出していた。
新しい戦いに挑もうとするカイジ。飛び出す前にぼそりと言う。
遠藤に対して、橋で死んで行った者達に対して、帝愛に対して、そしてギャンブルそのものに対してカイジは言った。
「俺がここに在るぞ」
ov8KgDb/さん 遠慮もなく、失礼致しました
素晴らしい…っ!
一気読みした!
このスレ上最高傑作だと思う。
この三人は、福本キャラでもエロパロにおいて一番リアル感が有る。
原作の世界観やカイジと佐原のキャラも良く知り尽くしてるな。
店長と迄関係を持つ西尾にはワロタ。
良いもの読ませてもらった。乙!
素晴らしい…っ!
一気読みした!
このスレ上最高傑作だと思う。
この三人は、福本キャラでもエロパロにおいて一番リアル感が有る。
原作の世界観やカイジと佐原の人物像も良く解ってるな。
店長と迄関係を持つ西尾にはワロタ。
良いもの読ませてもらった。乙!
大事な事だかr
いやしかし素晴らしいっ…!感動しました!
482 :
1:2008/07/28(月) 03:11:52 ID:MjLsiA06
>>478 す・・すげぇ・・・
エロだけじゃなく心情面の描写もぐっときた
三人のやり取りとか、カイジがどんな風に佐原に「匂いが違う」と思われてたのか違和感がなくてイイっ・・・
西尾がパチンコで図柄の一人だったのも納得できそうだw
ネタ的な投下だったのに、ここまで素晴らしい萌えに書いてもらって圧倒的至福
……圧倒的大福っ!!
カイジのキャラが凝縮されてて良いな。美心も無視してないしw
>>483 おいww
485 :
478:2008/07/28(月) 11:23:08 ID:fQwY27NY
本当、皆様の感想やお言葉に感動。僥倖。ありがとうございます…!
>1さん ありがとうございます。ホッとしました
>5で書かれたシチュエーションを制作する力と話の引きに、便乗したい、続きたいと初見から思っていて、拝借してしまいました
カイジの話は >5-8と >54 が無ければ書く事の無かった話です。深く感謝
アカギと美心も >234-269 の流れを見て書いたものでした。別領域からの雑談に感謝
皆様のレスと作品に期待
とりあえず全体の流れを追わせてもらったが、それだけでも凄いとわかる・・・!
カイジが鉄骨編で流した涙が西尾との行為の中で重みを増してる。
・・・正直、神の才能に嫉妬っ・・・!
あと、店長散々だなw
・・・神の後でかなり勇気がいるんだが・・・
アカギ×しづか 投下させていただきます。
舞台は雀荘。
南郷が・・・刺激と言うには激しすぎるアカギの言動に対して一言・・・
「最初から外す気はなかったって、お前っ・・・!!」
「・・・死ねば助かるから・・・」
アカギが雀荘に逃げてきた理由・・・ゴロツキ連中とのチキンレース勝利・・・。
その時の様子を聞いて・・・南郷と安岡は戦慄した・・・。
まず、チキンレースの内容が、他のそれと大きく異なっていた・・・!
【鳴かせチキンレース】
女を使い・・・どちらが長く快感を与えられるか・・・競うレースッ・・・!!
・・・ルール及び禁止事項について・・・
1.お互いに勃起してから挿入(スタート)
2.長時間射精を我慢できた方を勝者とする
ルール違反:中出し
このルール・・・
13歳のアカギには、圧倒的不利っ・・・!!
足りない・・・経験も・・・性欲も・・・そもそも・・・
狂気を求めて彷徨う少年は・・・「人に快楽を与える」ことなど・・・
考えたことすら・・・無いっ・・・!!
アカギとさほど年齢は変わらないにせよ、相手はそれなりに経験を積んでいる・・・
しかも、女二人は向こう側が用意している。
場所は、人気の無い林の中にある廃屋・・・
しばらくして・・・フードを被った二人の女が姿を現した・・・。
何故か・・・二人の女の扱いには差があった。
女はそれぞれ、ピンクと黄色のフードだった・・・。
だが、明らかに、ピンクのフードの女の方が優遇されている・・・。
ゴロツキの一人が、その女をアカギの前まで『案内』したことも、優遇されている証拠・・・。
「お前の相手は・・・この人だ。・・・無礼なマネしやがったら、タダじゃおかねえぞ・・・?」
少し間をおいてアカギ・・・
「・・・犯すんだろ・・・それ・・・無礼なん」
バシィッ!!!
『この人』と紹介された女が、アカギの頬を平手打ち・・・!
フードを脱ぎ捨てた、その中は・・・
ロングスカートのセーラー服に茶色い髪・・・釣り目がちで、その目に宿るのは攻撃的な感情・・・
だが、端正な顔立ちと豊かな胸、くびれたウエストが服の上からもわかる・・・美女・・・
彼女の目はそれらをさらに引き立て、女豹のごとき淫らな雰囲気を漂わせていた・・・
「・・・犯すのはアタシの方だよ・・・!アタシは『しづか』ってんだ。
アンタの腰を砕いた女って思い出す時の為に・・・覚えときな・・・クククッ・・・!」
「ふぅん・・・」
バシィッ!!!
アカギのそっけない返事への答え・・・今度は、先ほどと反対の頬・・・。
「ふーんじゃねえよ・・・!テメーも名乗りやがれ・・・!いちいちイライラするんだよお前っ・・・!!」
「・・・アカギ。赤木、しげる・・・。」
ほぼ無表情で名乗った。
「あーあ、怒らせちまったよ、しょっぱなから・・・ククッ・・・!」
「しづか様に相手してもらえるだけで、幸せじゃねえか・・・ヒヒヒ・・・。」
ゴロツキ連中から上がる声・・・
それを聞いてアカギは・・・『しづか』という女が、どのポジションにいるかを把握した・・・
(・・・この女は、ゴロツキ連中よりも高みにいる・・・ただ、気まぐれに降りてきただけ・・・)
「ま・・・関係ねぇか、そんなの・・・」
連続でビンタされながら・・・アカギは呟いた・・・。
まずは、前準備・・・勃起の段階・・・
しづかともう一人の女が、廃屋の中に敷かれたマットと毛布の上で、淫らなポーズでもって誘い・・・
アカギと、対戦相手の男も、自力でしごいて勃たせる・・・
しづかは、スカートをめくって腿まで見せ・・・時に舌なめずりをするだけ・・・
もう一人の女は、ほぼ全裸になって、自慰をしている・・・
ここでアカギ、驚異的なスピードで勃つ・・・!
ゴロツキ連中はもちろん、女達も目を丸くした・・・だが、しづかはすぐに持ち直し・・・アカギに罵声を浴びせる・・・。
「・・・何だい、随分早いじゃないか。これじゃ挿したって1分持たねぇな・・・!!」
「・・・だって・・・挿れたら気持ちよさそうだから・・・あんたの・・・中・・・」
「ハッ・・・今のうちにさえずっときな!!」
相手の男は仲間たちにせかされ、黄色いフードの女にいじられ、
トドメにしづかからの『早くしな!この×××がァ!!』の、一言で勃起・・・
というか・・・しづかの口から命令が下った途端、勃った・・・。
アカギ、それを確認するや否や
「・・・はじめていいか・・・?」
「へぇー・・・チキンレースでフライング・・・よっぽど自信があるんだねぇ、やってみろよ、クククッ・・・!」
次の瞬間・・・
音もなくしづかに近づき、股を開かせるアカギ・・・!
驚いて固まっているしづかに向かって
「・・・濡れてる・・・なら大丈夫・・・」
そのまま突っ込み・・・アカギ、アクセル全開っ・・・!!
「あ、や、ちょっ・・・お前っ・・・!」
流石に慌てるしづかと、平然と事を始めたアカギをゴロツキ達が取り囲む・・・
横目でちらりとそれを見つつ、
「・・・そういうルールだろ・・・?そっちは、始めなくていいのか・・・?」
「このガキッ・・・!お前ら、さっさと始めな!コイツはアタシがシメてやるよっ・・・!」
相手の男女があたふたしながら、セッティングをしているうちに・・・
しづかはアカギの顔を引っ掻き、ペニスを膣で締め上げた・・・!!
「・・・あ・・・ギュっ・・・て、来た・・・。」
「ふざけるなッ・・・!涼しい顔も大概にしろッ!!」
両手をアカギの背中に回し、のどぶえに食らいつくしづか・・・
だが・・・彼女の下半身にはもう、アカギのピストン運動による快感が押し寄せていた・・・
締め上げたことが・・・逆効果っ・・・!!
すぐに勃起したとは言え、小さな少年のペニス・・・入れただけでは大きすぎる膣が・・・締め上げでジャストフィット・・・!!!
「っ・・・!く・・・!」
「・・・多めにイカせたほうがいい・・・確か、そういうルール・・・」
のど笛に食らいついた口は無意識に外れ、よだれを垂らしながら今度はアカギの背中に爪を立てるしづか・・・
だが・・・そこにもう攻撃の意思はない・・・あるのは・・・快感への抵抗っ・・・!!
「お・・・前・・・さっさと・・・イケよっ・・・!!ちくしょうっ・・・!!」
「うん・・・イケる・・・あんたとなら・・・」
その場にいたゴロツキ達の目は、しづかに釘付けになった・・・そして、無意識に視姦をしてしまった・・・!
アカギの対戦相手もそれは同じこと・・・初めての・・・爽快感・・・!
なにしろ、しづかが男にいいように扱われていることなど・・・今まで一度たりともなかったのだから・・・
「あ・・・あっ、ああっ、出るっ・・・!」
女からペニスを抜くことも忘れ、そのまま中出しっ・・・!
まさかのクラッシュ・・・!!
もはや、レース場にはアカギ、そして車であるしづかしか存在しない・・・!
止まらない、アカギの猛攻・・・!
何事も無かったかのように、しづかの体を探り、快感の源泉を掘り当てる・・・
「へぇ・・・ここを押すと跳ねるんだ・・・」
Gスポットを見つけ、そこを押すように上方向にペニスを動かすアカギ・・・
しづかも最早、レースの事はどうでも良くなっていた・・・。
「うあ・・・うるさいっ・・・!よ、あんっ・・・あ・・・よけ・・・い、な・・・事言うなっ・・・!」
「・・・独り言・・・。」
言うや否や、同じところを突いた。
「っあ・・・ハッ・・・ハッ・・・あああっ・・・!」
しづかに・・・電流走る・・・!
止まらない、快感の連鎖・・・!
「もっと奥っ・・・奥にいれられないのかよ!」
「・・・奥・・・じゃあ、後ろから挿れればいいんじゃない・・・?腿が・・・邪魔だから・・・」
「わかったよっ・・・!!」
快感の虜になったしづかが、自ら尻を突き出したっ・・・!
女王の零落・・・だが、アカギはそのことについて、一切関心を抱くことなく、よがるしづかを観察しながら・・・己の快感も探っていた・・・
膝を立て、むき出しになった秘所を後ろから攻める・・・
しづか「あっ・・・ああああっ・・・そう、それっ・・・ああんっ・・・!あっ・・・!」
しづかはもはや、アカギという雄を求めるだけの雌と化した・・・!
「・・・足りねえな・・・。行くとこまで・・・行く・・・」
アカギは・・・
なんと・・・しづかの両足を持ち上げた・・・!!
それは・・・アカギが知っていようはずも無い・・・性戯四十八手のうち・・・
第二十手 抱き上げっ・・・!
奥に侵入し、なおかつ、膣の締まり具合を良くするための技・・・!
「・・・倍プッシュだ。」
アカギが両足を持ったまま立ち上がり、そのまま前へプッシュ・・・!
これもまた四十八手の一つ・・・第五手 押し車っ・・・!!!
「ん・・・そうっ・・・!これっ・・・これだよぅ・・・!!もっと!もっと!」
「・・・オレ、もうすぐだけど・・・」
「いい!いい!ああっ、もうダメっ・・・もっと来たら、イクからっ・・・!!早くっ・・・!」
狂乱の宴・・・狂気の快楽・・・それにようやく終止符を打つ時が来た・・・
「・・・いくよ・・・。1・・・、2・・・、3・・・」
アカギのカウントダウン・・・そして・・・
「ああああああああああっ!!」
しづかの体が激しく揺れ・・・その拍子に、アカギと繋がっていた部分がはずれた・・・
「あらら。こぼれちまった・・・。」
しづかは、きっちり避妊のための処理をしていた・・・。
そして、もし孕んだとしても・・・堕ろす事をためらわなかっただろう・・・。
だが・・・意識朦朧としたしづかが、アカギにすがりつき・・・
「アカギ・・・だっけ・・・?ねえ、アンタさ・・・アタシと・・・」
「・・・やめてくれよ・・・。俺に・・・そういうの・・・要らないから・・・。」
無理に体を引き剥がし、しづかに駆け寄るゴロツキをちらりと見て、その場を後にした・・・。
そして・・・舞台は再び雀荘。
『アカギを探せ』とのしづかの命令・・・
そして、ゴロツキ連中の『しづか様を汚した』という逆恨みから逃れるため・・・
闇に舞い降りた天才・・・
「・・・なんてことすんだ、お前・・・。」
開いた口が塞がらない南郷・・・
それに続いて、安岡・・・
「最初から・・・チンチンを外に出す事なんか考えていなかった・・・。
激しく動けば外れる・・・それを確信して・・・最後まで挿れていやがった・・・。
そうだろ、アカギ・・・」
アカギは・・・かすかに口元に笑みを浮かべながら
「別に・・・コレと変わらない・・・うん・・・ギリギリの・・・生き死にの博打・・・」
雀牌を一つ取り上げ、パシィと卓に打ちつけた。
「・・・でも・・・こっちのが・・・面白いんじゃねえかな・・・」
南郷が卓からアカギの顔に目線を移動させると・・・
じっと牌を見つめる、無邪気で、綺麗な目がそこにあった・・・。
比較的軽めかつ、19歳時の台詞をちりばめたネタものとして書きました。
せっかく(?)時代考証無視なので、しづかはスケ番っぽいロングスカート。
ネタスレかと思って覗いたらあなどってた
みんな頑張ってるな
>>495 乙!アカギかっけええええええ!!!つか羨ましい!
アカギと絡むとしづかも美心も凄く可愛く見えるのが不思議だ。
しかもどっちも13アカギでw
吹いたwwwGJ!!
聞きたいことがあるんだけど、いいかな。
「アカギ」スピンオフの「ワシズ」は、福本系列としてカウントされるのだろうか?
プロフィール年表が「ワシズ」の方に載ってたから、
「ワシズ」のワシズ=「アカギ」の鷲巣
と考えると、プロフを元にエロパロを書くのも可能じゃないかなと思った。
・・・薩摩出身だったんだな、ワシズ様・・・。
原作と食い違う描写があったら原作を尊重するけどなければ公式としてとってもいいと思う。
まあ、個人によっては嫌な人もいそうだけど、とりあえず自分の意見では違和感がなければOK
ワシズっても結局鷲巣様だからいいんじゃないかと思うが
なぜか市川が孫娘を襲う夢を見た。最悪です
ロンロンじいちゃんと、誘ってないのに常に女が寄ってきそうな閻魔ワシズが
同一人物だと自分の中で未だに思えないのがネックかなあ。
どっちもいい具合に狂っててネタに尽きないあたりは大好きだ。
一瞬だけ全盛期の狂気に戻って、吉岡に女連れてこさせて犯しまくるけど
精力が無くなってて腹上死しかける鷲巣75歳が浮かんだ。
鷲巣「ククク・・・もっとあがけ・・・あがけ・・・!カカカカカ・・・うっ!?」
一瞬硬直し、女の乳房に顔をうずめる鷲巣。
すぐさま吉岡が駆け寄り、白服数名とともにソファに運ぶ・・・。
ぐったりとした鷲巣の顔面は・・・まるで死人・・・!
吉岡「鷲巣様!鷲巣様ー!!」
>>503 ふいたwwwwwwwwww
鷲巣様ってなんでこんなに可愛いんだろうなwww
市川は大丈夫そうなのに鷲巣だとすごく可哀相な事になる想像しかできない…w
市川はそっち方面異常に強そうだな。
盲牌だから、マッサージとかできそうだし。
孫娘・・・何歳かにもよるが・・・10代後半もありうる・・・。
506を読むまで502の孫娘が襲われる夢を見たのかと思ってた
孫なんてまだ生まれてねーよww
こんな板にそんなこと書き込む祖父は嫌だwww
市川は考えたら色々シチュ的にはおいしいな。
まぁあてがうとしたらオリキャラになっちゃうんだろうけど
そんな祖父、狂気の沙汰にもほどがあるww
盲目ってエロいよな・・・!!
アカギに銃を咥えさせるシーンを脳内変換すると
抜ける
腐女子は巣にお帰りください
どちらかと言えばこう…世話係的な子の弱みにつけこんでだな
なんなら
>>502の孫娘でもいい
目で楽しめない分、触覚や聴覚や嗅覚、味覚が研ぎ澄まされるわけですね
わかります
アカギは設定だけなら色々とおいしいキャラは結構いる。
が‥‥!女が‥女がタバコ屋のおばちゃんのみ‥‥!!
せめて道端歩いてる時とか店に入ってる時の背景にでもいないかと探してみたが
見事にいなかった。何のいじめだ。
背景ww
居たとしてもアシスタント作画だろwww
アニメカイジには、脇キャラが女にフラれる回想シーンあるんだけど、
リンクさせようがないよなあ、さすがに。
そこがリンクできるんだったら57億の孤独に出てる背景キャラでもできる・・・。
アカギには勝利の女神という、究極の美女がいるじゃないか。
残念ながらアシスタント絵だけど。
アカギ×勝利の女神か‥‥新しいな。
腕ずくなのか口説き落とすのか…
鷲巣からの略奪愛なんじゃね?
神域のアカギ相手だと勝利の女神すら勝てない気がする。
そこで勝利の女神を賭けて死神VSアカギの展開に。
俺には無理なんで誰か書いてくれ。
死神の股間をどうするのかと一瞬思ったが、
アカギが女神とやってる時に首を狩ればいいのか。
・・・死神からアカギを守る勝利の女神が浮かんだ。
相変わらずすごい事やってんなこのスレ
只でさえ女が少ないんだしょうがない
その中でも女が少ないアカギでエロパロなんぞやろうとするのが狂気の沙汰なんだ。
辺ちゃん読んだ。みな子可愛いな。書いてみようかな。
辺ちゃんの女の子かわいいよな。
最初に出てきた女の子が、いつのまにかどこいったのかが気になる。
辺ちゃんもやっぱりひろゆきと一緒で、大学卒業したら麻雀の世界にはいるんだろうなあ・・・。
でも辺ちゃんはひろゆきと違って9年も人生を無駄にしたり目付きが異様に悪く
なったり髭が生えてもっさりメンになる事はないと思うんだ。
宣言・・・!
dat落ち回避のため宣言っ・・・!
市川×孫娘 で、今書いてます。
市川は男(少年)と女(少女)で扱いを明確に分けてそうだから、
その辺意識しつつ、オリキャラの個性出しすぎ自重で。
孫娘とは期待せざるを得ない
誰か既存の女キャラで書いてくれw
男のエロなんていらねえっ…!
市川に限りシチュ萌えできそうだから俺は期待している
あと赤木と美心のやつも何気に待ってる
だからバニーがEカードで利根川と戦って負けたら性奴隷でいいんじゃね?
>>533 >>536 今まさに「男のエロ」書いてるとこなんだ。
利根川による利根川のための、利根川のエロファンタジー。
カイジ姉と絡ませてるんだけど、需要ありなのか?
ooari
>>537 バカな・・・利根川先生のエロを表現するだとっ・・・!?
楽しみにしてます。
カイジの存在しない昭和39年で、平山(ニセアカギ)×美心の越境物です
(あ、アカギ君だ…)
美心はすぐに気がついた。
彼がいつも寝ている公園のベンチに今、彼が寝ているからだ。
薄い上着を額にまでかけて寝ているが、アカギに間違いないだろう。
20歳くらいなのに白髪。そしてなにより、彼の鼻と顎のラインを、美心が間違える筈もない。
(あれ? なんで作業着じゃないんだろう…)
それは不思議だったが…沼田玩具工場の女子工員として、美心は同僚のアカギに声をかける。
「アカギ君。もう休憩終わるよ。仕事、仕事」
「う…」
ベンチに寝る男は、女の声に少し呻いた。
「アカギ君」
「なんだよ、うるせぇな」
ベンチの男は鬱陶しそうに起き上がる。そして
(うわ、なんて顔していやがる)
女の顔を見詰めたまま、表情を止めた。
ベンチの男、かなりの美男である。彼自身、その自分の美貌に得心していない、
心からは気付いていないところがあるものの…
自分の端正な顔を見慣れているせいで、あまり美人を求める本能を持ち合わせていない。
それでも美心の顔にはびっくりした。
「アカギ君…?」
美心と言う女が求めているそのアカギより、この男は透明感のある美しい容貌だった。アカギより瞳が幼いところも特徴的。
だがアカギに良く似ている。
「アカギだと?…俺は」
「ごめんなさい。よく顔見せて…」
(う…)
美心の声と、迫って来た乳房に、男はドギマギした。
男の名は平山幸雄。しかしまだ美心に名乗れずにいる。
この女、香りも良いな…と、平山は思う。
(なんとか、やれないものか…)
美心に見詰められて(彼はその彼女の顔を見ていないが)平山はそう考えるようにもなっていた。
「凄く似てる。びっくりしちゃった。ごめんなさい、ジロジロ見ちゃって…」
「なんだお前…」
「あ、私、坂崎と言います」
「名前なんかどうでも良いんだよ」
そう苛々と、冷たく言う平山だったが、何か考え事をしているのは美心にも伝わる。
「あんた…そのアカギって男の事が好きなのか?」
「え?…ぅ…なによぉ。言わなきゃダメ?」
「答えろよ。寝てる人間を勝手に起こしやがって」
「好きです……もう。…私が悪かったから、ごめんなさい」
「待て」
平山の美しい手が彼女に伸びる。美心をちゃんと掴めていないのは寝起きだからか、彼が凡夫だからか。
「やりたいか、アカギと」
「えぇ?」
「代わりにやってやろうか」
「ちょっと、やだ、離してっ」
美心の腕を、今度はしっかりと掴んで平山は彼女を値踏みする。
(そうだ、体を見れば、ポルノ映画の女優…その外国人の中でもなかなか
お目にかかれない様な体付きじゃねぇか。
そうさ。顔さえ見なきゃ 震い付きたくなる様な良い女なんだこいつは。人柄も温厚)
「俺がアカギで結構だ。そいつに似てると思ってるんだろ?」
「違うもん、あなたはニセアカギ君!」
美心は横抱きで平山に抱えられ、両足をバタバタと動かして抗った。
「離して…離して…(美心の初めては、アカギ君にって思ってたのに…)」
公園の垣根で自分達を隠すように、その垣根を越えて美心を林に押し込む平山は…
土に倒した彼女の胸を、作業着越しに揉んだ。
「や、……あっ…やめて…」
美心の声と吐息で、平山の全身が熱くなる。
平山は美心の作業着を捲くり、その捲くった部分で彼女の顔を隠してしまった。
男がきつく巻き付け、解けない状態。布に遮られて美心の声が小さくなる。
平山は素肌の美心の乳房に触れる。触る平山の方も、声を漏らしてしまうほどの触り心地。
自分のそれ≠ナこそ、美心の乳房に触れたいと思った。
(両方の、それで、挿むっ……あっ!)
平山…自分の下着やら何やらでそれ≠艶かしく擦ってしまい…
(やめろっ、まだイキたくないっ)
こんな早さで昂ぶるのは初めてで困惑する。絶頂を防ぐ為に、それを自分の手で掴んだ。それでまた、少し擦られてしまう。
(イキたくない! イキたくなーーい!!)
美心の乳房に…平山の熱い精、精と言う白濁が、ぼたぼたと零れ落ちた。
平山はその恥かしさと、一応は目的を達成している体の爽快感にも助けられ、その場を全速力で走って逃げた。
(勘違いするなよ。手錠や縛が怖いんじゃない。無意味な後撫は御免だと言ってるんだ!)
「うーっ うーっ」
顔を隠され、胸に出されてしまった散々な姿で蠢く、ふら付く美心だったが、
「もう、なによ、えっち!」
乳房を隠し、顔を大気に開放し、元気に復活した。
平山のナイス漏れ、素晴らしい漏れが、美心を守ったのだった。
前作ではご感想、恐れ多いお言葉も頂きました。ありがとうございます
「アカギ×カイジ姉」「赤木(52歳)×美心」と、
「天+ひろゆき ×天嫁(二人)」「天+赤木 ×天嫁(二人)」の2つの4Pも
今書いています
同時に色々執筆しすぎだろwww
スゴスwww
凡夫わろたwww乙!
547 :
537:2008/08/10(日) 22:08:16 ID:YSd2u/6T
>>542-543 >(イキたくない! イキたくなーーい!!)
秀逸ww
利根川による利根川のための利根川のエロファンタジー、完成しました。
お題は「利根川×カイジ姉(でマスかくカイジ)」です。
下記に当てはまる方は12レスほど飛ばしてください。
※オリキャラ要らない方
※いなかっぺカイジに違和感を覚える方
※ある意味で近親相姦描写ありなんで、そういうのがダメな方
東京に来て三年、伊藤カイジは最悪だった。
正月が明けてからびた一日も働いていなかった。
しょぼい酒、しょぼい博打の日々……。
外出するのはせいぜいコンビニ目的か、もしくは高級外車にイタズラするため、遠出といってもパチンコ屋ぐらいだった。
そんなカイジだが、今日に限っては駅前に来ているのだった。
一週間伸ばしっぱなしだったヒゲを剃り、こざっぱりとしたカジュアルな服装で、メインストリートにやってきたのだ。
カイジは辺りを見回し、ジーンズから携帯電話を取り出した。
「南口ドーソンの隣のビルの地下、"エスポワール"という喫茶店にいます」とメールが入っていた。
―引きこもり気味だった彼がなぜ駅前くんだりまで来たかというと、思いがけない人物から上京の知らせを貰ったためである。
カイジの姉、アキコからだった。
アキコは地元の大学を卒業後、市役所の年金課に二年ほど勤めている。
上京はしてみたものの定職に就かず、挙句ニートになりつつあるカイジとは正反対で、着実に人生という駒を進めているのだった。
カイジが上京してから親とのやり取りはほとんど無かったものの、アキコとは数か月に一回、電話やメールを交わしていた。
といっても、接触は毎回アキコからだったのだが、着信履歴がバクチ友だちで埋まっているカイジにとって、それは心が安らぐひとときでもあった。
「カイジ、元気にしとる?おねえは来週末、東京に遊びに行こうと思ってます。
なんかご馳走しちゃるけん、話でも聞かせてなー(^-^)v」
こんなメールを受信したのも先週のこと。
地元や親とも疎遠になったなかで親しくしていた姉と、三年ぶりに顔を合わせることができる。
(久しぶりに、コンビニ弁当以外の食い物にありつける……)
そうひとりごちながらも、カイジの胸の中は、アキコと直に話したいという思いでいっぱいだった。
小さい頃ぜんそく気味で孤立しがちだったカイジの面倒を、毎日見てくれた姉。
公務員試験にストレートで合格し、内定通知を実家のリビングに飾っていた姉。
大学の頃から付き合いを続けていた恋人との結婚が決まり、電話口の向こうではしゃいでいた姉。
自分とは違い真っ当な、いわゆる「勝ち組」の道を進んでいる人間なぞ、負け組の代表例であるカイジにとっては
嫉妬と羨望の対象でしかないのだが、アキコは別だった。
己の達成することの出来なかった進路を歩んでいる肉親の一人として、エールを贈りたいカイジであった。
件のビルの地下には小さなテナントがいくつかあったが、喫茶"エスポワール"以外はどこもシャッターが下りていた。
"エスポワール"の窓には濃いスモーク加工が施され、店内にアキコがいるのかいないのかはよく見えなかった。
窓に貼られた「ブレンド 400円」という黄ばんだ短冊にせよ、蛍光灯の切れかかった行燈看板にせよ、
20代前半の女性が待ち合わせ場所として選ぶのにはちょっと相応しくない所ではなかろうか。
カイジはそう違和感を覚えつつも、ニスの禿げかかった扉を押し開けた。
調子外れのチャイムが鳴ると同時に、年季の入ったいがらの臭いが鼻を衝く。
入口のすぐ側には背広を着た客が一組、カウンターには中年の男性店員が一人。
そして奥まった場のソファーセットに、アキコが座って居た。
「姉ちゃん、久し振りやな」と、カイジは店内を進んでいく。
アキコはカイジと目が合うと安心したような笑みを見せたが、それはどこか作っているようにも見えた。
アキコの様子がカイジの何かに引っかかったが、
(肉親とはいえ三年ぶりに会うのだから、ぎごちなく見えるのも気のせいだろう)と思い直した。
ソファーの向かいに腰掛け、「新幹線で来たんか?それとも飛行機で?」とカイジが尋ねると、
アキコは「のぞみで三時間半。座りっぱなしだったけえ、若いウチでも腰が痛くってなぁ」と大げさに腰をさすった。
「お母さんが"大手だいふく"持たせてくれとるよ。あんたの好物でしょ」と手土産を置き、
「そのうち三個は新幹線の中で食べてしもうたわ」と箱を開けておどけるアキコを見て、
(のん気なところ、やっぱり姉ちゃんは変わってないな)とカイジはほっとする。
カイジはブレンドコーヒーを注文した。
印字のかすれたメニューをテーブルの端に置き、煙草を取り出す。
「どうしてこんな所で待ち合わせたの。もっとオシャレな店もあったじゃない」
一瞬口をつぐんだのち、アキコは「寒いし荷物が重たかったけん、改札からすぐのここに入ったんよ。」と答えた。
店員がコーヒーを運んできて、カップと伝票を置いていった。
アキコは伝票をチラと捲ると、声にならない声で(どうして……)と呟いた。
目が伝票に釘づけになったアキコを見、カイジの疑念は頂点に達し、伝票を彼女から取り上げた。
「古畑武志の負債385万円、
連帯保証人として上記を伊藤カイジに請求する
株式会社 帝愛キャッシング」
カイジに電流走る。
「なんだよ……これっ………!」
「カラニッ……」
ドアチャイムが鳴り、背広姿の男性が5、6人入ってきた。
黒いスーツにサングラスを身に着けた男が複数人いるのを見る限り、まともな筋の輩ではないのだろう。
「実に良いホームドラマだった。ご苦労様です、伊藤明子さん」
ロマンスグレーで角ばった顔つきの中年が進み出、パニパニと乾いた拍手をアキコに贈った。
入口の客も店員も連中の身内なのか、無反応である。
「姉ちゃん、何が起こっとるんな。こいつら、姉ちゃんと何の関係があるんじゃッ……!」
カイジは事の経緯が把握できず、ただアキコと連中とを見比べるしかなかった。
「初めまして伊藤カイジくん。私は帝愛グループの利根川という者です」
ロマンスグレーの中年はそう挨拶し、「キミの債務についてお姉さんを交えて話そうと思ってね」と続けた。
アキコは眉をしかめ、利根川という中年を見据えた。
「この伝票はどういう事ですか。弟が背負わされた債務については、いま私が弟と会った時点で片がついたはずですが」
「債務って何のことだよ」と言いかけたカイジの脳裏を、平謝りする古畑武志の姿が横切った。
カイジは一年前に勤めていたバイト先で古畑に泣きつかれ、彼の借金の保証人になっていたのであった。
「古畑の借金は30万円だっただろうが。なんで385万に跳ね上がってんだよ……古畑はどうした」と、利根川を凄むカイジ。
「古畑くんは行方知れずでね。姿の見えないうちに利息が積もりに積もって、この金額になったというわけだ。
そうなれば連帯保証人のキミに払ってもらうしかないだろう」と利根川が答える。
カイジは立ち上がった。
「なら、どうして姉貴が『片がつく』と言っている?連帯保証人の俺に直接請求しない?」
利根川は「まず一つ目の質問に答えようか」と溜め息をつき、黒服に視線を寄越した。
黒服の一人がハンディビデオカメラをテーブルに置く。
黙っていたアキコが「ダメ……っ」と反応したのを、他の黒服が取り押さえる。
「カイジ見ちゃいけんっ……、あんたはもう関わらんでええ事やけえ」
事態をよく飲み込めないカイジは、アキコの意図を察する事ができず、ハンディカムのディスプレイを見つめる。
「キャッシングの者がキミの実家からの電話を傍受しててね……お姉さんが今日いらっしゃると分かったんだ。
キミと待ち合わせるまでにお姉さんと話をした結果がこれだよ」と利根川が口角を上げた。
黒服が再生ボタンを押したその瞬間、女が男に組み敷かれた図が目に飛び込み、カイジは顔を背けた。
視線を外せども、音声が店内に空しく響く。
卑猥で機械的な、粘っこい水音……、汚らしく漏れ出る、男の息の音……、女の悲鳴とも嬌声ともつかない嗚咽……。
そのむせび声に、カイジの心臓は締め付けられるようだった。
姉のものだった。
「やめろ……っ」カイジは両耳を塞いだが、猥雑なノイズは頭の中に響き続ける。
残響がカイジの涙線を刺激し、大粒の涙が目に浮かぶ。
自分の借金のスケープゴートとして、姉が名乗り出た。
立派な職に就いているというのに、婚約者もいるというのに、彼女自身を犠牲にした。
揺るぎのない事実を突き付けられ、カイジの頬筋を涙がぼろぼろと滑ってゆく。
「もう沢山だ!テープを止めろっ」とハンディカムに触ろうとするカイジを、黒服が力で制する。
「おや……せっかくお姉さんが身体を張ってくれたというのに、キミはその苦労を足蹴にするんだな。
30分ある作品なのに、10秒も鑑賞しないとは」
利根川はハンディカムを取り上げ、停止ボタンを押した。
「姉貴は関係ないだろ……汚ないぞ」。
涙と鼻水で顔を歪ませたカイジが呟いた。
「汚いのはどっちだ、ゴミめっ……!」利根川は唾を飛ばして激昂した。
「いいか、二つ目の質問に答えてやろう。
古畑くんが見つからないのでここ数週間お前の行動を監視させてもらったが、
385万の負債を肩代わりできる能力があるとは、到底判断しがたい物だった!
働きもせず、することといえば仲間内でのヌルい博打。何と非生産的なことか。
仕舞い目にはグループの車に何台も傷をこさえおって……なぜにお前らクズは徹底してクズなんだ」
自分の怠惰な生活が、こんな顛末を迎えることになろうとは。
勉強をサボった故の赤点のテストも、前日に飲み過ぎた故に無断欠勤でクビになったバイトも、
これ程までにカイジの身を摘ますものでは無かっただろう。
「もう止してください……そのテープでカイジの負債は片付いたはずです。
早く領収書を切ってください」アキコがしゃくりながら開口した。
(まだ、返済証は切られていない)
愕然としかけたカイジの目先に、わずかだが明かりが灯されたように、アイデアが浮かんだ。
「ダメだ……」。
カイジは喉の力を振り絞り、「テープはこの場限りで破棄だ。詰る所俺が買い取るっ……!」と宣言した。
利根川は片眉をつり上げ、「お前が買い取るとはどういうことだ?」と尋ねた。
カイジは顔を拭いながら説明し始めた。
「あんた、俺にはまともな返済が出来ないと言ったよな」。
そして続けた。
「姉貴が身体を張った作品を鑑賞することで、苦労が報われるのではとも指摘したな」と。
利根川は目を見開き、「まさか肉親であるお前が、お姉さんのテープでマスをかくという事か?」と問いただした。
「それこそ『鑑賞』というもんだろ」と、カイジは不敵な笑みを浮かべた。
奇抜すぎるアイデアに驚くあまり、利根川の顎は今にも外れそうである。
「狂気の沙汰だ……!それにお前のセンずりなんぞに、どれだけの金銭的価値があるというッ」
「"エスポワール"のオーディエンスは、そうは思っていないようだが」と、カイジは店の奥を指す。
「……けっ……!」
奥一面に貼られた鏡から、何かが聞こえてくる。
「ぬ、けっ……!」
「抜けっ……!」
「弟が姉のビデオで抜けるかどうか、賭けてみたいものですナァ」
「果てるまでの時間を賭けると、もっと興味深くなるかと」
奥の鏡はマジックミラーになっており、大勢の人間―おそらく利根川が招いた悪趣味な富豪たちであろう―がこちらを観察していたのだった。
カイジが妙案を提示したことで、ミラーを通してどよめき、ざわめきが聞こえ始めていた。
アキコはただ目を丸くし、黙っているしか無かった。
「市井の姉弟による悲劇を見世物にしていたようだが、さすが目の肥えた方々は凡人とかけ離れているな。
お涙頂戴では飽き足らず、弟が姉で抜くまでの時間に賭けたいようだ」。
カイジはミラーを一瞥した。
「狂気の沙汰ほど面白い……とは」。
利根川は呆れたような、好奇に駆られたような表情で頷き、ミラー向こうでのオッズの調整を仕切り始めた。
そしてボソリと呟く。
「さしずめ『限定マスターベーション』といったところか」
カイジと利根川、双方の合意ののち、限定マスターベーションのルールが決定した。
オカズは姉アキコのハメ録りビデオ、30分間。
カイジがヌいたのを目視できた時点で終了。
終了した時点のテープの残り時間10秒ごとに4万円が、カイジに与えられる。
(テープの残り時間が970秒になるまでに、つまり830秒以内で終了できれば、
385万円の負債が帳消しとなり、マスターテープ含む全てのテープを破棄できる)
なお、アキコは本人の希望により、店員控え室で待機することとなった。
カイジは「観客席」のどこからでもよく見える椅子に座らされ、遮蔽物となるソファやテーブルは黒服の手によって片づけられた。
カイジの目前には、ハンディカムに接続された17型のモニター1台のみ。
2メートルほど離れた場所に、立会人として利根川と黒服二人が残った。
店員が店のシャッターを下ろした。
マジックミラーの向こう側に数十の瞳が透けて見えるような錯覚を、カイジは覚えた。
衆人監視の中の自慰行為……。
加えてオカズは姉……。
夢ならば醒めてほしいところだが、どんなに狂っていてもこれは現実。
姉のビデオなど、絶対に世間に晒すわけにはいかなかった。
カイジは深呼吸の後、下着をジーンズごと下ろし、利根川を睨みつけた。
「始めてくれ」
テープは、アキコが"エスポワール"に入店した部分から始まっていた。
ビデオ内のアキコの顔には、うっすらとボカシがかけてあった。
しかし、すっきりとした鼻筋、奥二重のアーモンド状の目、わずかに上がった口角は、家族や知り合いからすれば本人だと見て取れる。
アキコは白髪の男(顔の輪郭と服装からして利根川だろう)に頭を下げて挨拶していた。
「弟がお世話になっております。ミスばかりでご迷惑をかけてませんか?」
おそらく、カイジの勤め先の者だ、といった嘘で連れて来られたのであろう。
カイジが真面目に働いているか、職場の人間に迷惑をかけていないか。
何も疑わない様子で弟を気にかけるアキコを見て、カイジはやるせない気持ちになった。
利根川が早々に事実を切り出す。
「実は……くんの事なんですが、私は職場の関係者などではありません」と、鞄からA4サイズほどの紙を取り出した。
個人名については音声加工が施してあるらしい。
アキコは紙を手にしたまま数秒間硬直したのち、利根川に尋ねた。
借金385万円がどういう経緯で発生したのか、古畑本人はどうしているのか、カイジはどこで何をしているのか。
利根川の答えは落ち着いた調子である事を除けば、先ほどと同じものだった。
それを受け、アキコはうつむき、こう口を開いた。
「私の貯蓄が200万円あります。それを元金に何とかできませんか」。
(200万円って……姉ちゃんが大学時代からコツコツ貯めてきた貯金じゃろうが。結婚に備えてる、って言うとったのに)
カイジは自身を情けなく思うあまり、手を動かせずにいた。
「ふふっ……」利根川が腹を揺すった。
「お姉さんの左薬指を見るに、その200万円は他に費やすべき所がある。そうでしょう」と、アキコをなだめすかす。
その後は温厚な様子とはいえ、利根川の話術が展開されていった。
385万円を即時に返済しなければ雪ダルマ式に負債が増えていく、このままではカイジが強制労働せざるを得ない、
自己破産が成立したとしても危険な目に遭うかもしれない……。
利根川は姉が弟を想う気持ちにつけ込んで、アキコに精神的に詰め寄っていった。
一通り説明を終えると、利根川は「私の意図していることがご理解頂けたでしょうか?」とくくった。
アキコはどう反応すべきか考えているのだろうか、利根川を見据えたまま黙っていた。
利根川は組んでいた脚を下ろし、「お姉さんにここまで心配してもらえるなんて、なんと羨ましい弟さんだ」と呟いた。
「わたくし一人っ子だったものでね、こんなお姉さんがいたらなあ、と思った事が何度もありまして」
そう語り、アキコの左手に、両手でそっと触れたのだった。
利根川は、物理的な距離も詰めていた。
―ここまでの再生時間は7分。カイジのペニス、未だ勃たず。
(気分悪っ……)
テープが黙々と再生される一方で、カイジのモチベーションは激しく削がれていた。
姉が貶められているからというだけではなかった。
ビデオの中で姉を懐柔しようとしている男、利根川がこの場に同席していたためである。
モニター内のアキコが、「何のつもりですか、放してください」とうろたえた。
利根川はアキコの手首を掴み、一喝した。
「分かっている癖にいつまでとぼけるつもりだ、この非処女がっ……!」
その一言を皮切りに、店内の黒服が集まってきてアキコを取り押さえた。
利根川は立ち上がり、上着を脱いだ。
「オボコならば舌を噛み切らんばかりに抵抗する所だが、お前はどうだ。
どこか肝が据わっている……差し当たり婚約者とは身体のお付き合いも済ませているんだろう」
「そんなの貴方とは関係ない事ですっ」アキコは黒服に押さえつけられながらも、身をよじった。
「大いに関係するとも。男と女、二つの生物の問題としてな」
ネクタイとカフスを外しながら、利根川は続けた。
「女は一度経験したが最後、セックスに対して打算的な考えを持つようになる。
男を繋ぎ止めておくための手段、カップルの相性を測るものさし……」
利根川はシャツを肘まで捲ると、テーブルセットを脇に動かした。
アキコの全身が映った。
左右の肩を黒服一人ずつに押さえられていたが、脚は頑なに閉じていた。
「そしてこの問題を解決するための手段、として捉えるのはどうかね?」
利根川はアキコの前で膝を付き、ストッキングを破った。
「ひ……っ」
アキコの抵抗が控えめになりつつあるのを確認したかのように、利根川はジッパーを下ろした。
「これで弟くんの385万円が帳消しになるなら、安いもんだろう?」
利根川のそれは、反り返っていた。
―ここまでの再生時間は10分。
385万円分のタイムリミットまであと230秒だというのに、カイジのそこは萎えたまま、右手は動かないままだった。
(よりによって利根川が男優なんて……)
俳優が赤の他人だからこそ、AVビデオは抜けるのである。
(これで抜けないのを見込んで、利根川はギャンブルを承諾したんだろうか……)
ビデオの出演者をよく確かめずに勝負を申し出たことを悔いながら、突破口の出現を願うカイジであった。
利根川はアキコの脚を無理やり開かせた。
「学生時代は柔道に興じていてな」という利根川の力を前にして、アキコは人形のように無力だった。
自身をアキコの太腿にあてがい、利根川は彼女に語りかけた。
「……くんとの相性が良いものかどうか、これを機に判断してみるのも悪くないぞ」
「……くん」という名を耳にした、正しくは想像した瞬間、カイジが反応した。
アキコの婚約者、青木しげるの事だった。
カイジが上京して半年が経った頃から、アキコと青木の交際は始まっていた。
それまでカイジの生活を気にかけるばかりだったアキコからの連絡は、
青木がどんな青年だとか、どこにデートに行っただとか、青木に関する内容で占められるようになっていた。
アキコの幸せそうな様子は微笑ましかったのだが、連絡のたびにカイジは疲れを覚えるようになった。
世間では「スイーツ脳」にうんざり、といったところだろう。
カイジもそんなつもりだったが、実のところ、青木に無意識のうちに嫉妬していたのだった。
「その名前……なぜ知ってるんですか」とたじろぐアキコを、利根川が貫いた。
「ファック・ユー、ぶち込むぞ非処女め……ッ!!」
「ぐっ……」と顔をしかめるアキコを見下ろし、利根川は腰の位置を調整し始める。
「お前の経験人数など知ったことではないが、若いだけあってきついな。
だが……くんと違って中年はあっさりいかん。お前が立てなくなるまで続けることができるんだ」
「やめて、その名前だけは!」アキコは首をいやいやと振った。
カイジは、自身に血が熱くたぎってくる感触を覚えた。
幼い頃から親身になって自分に接してくれていた姉も、結局は一人の男の女である。
カイジには見ることのできない姿、聞くことのできない声を、青木の前で晒しているのだろう。
青木に接する姉を垣間見ているような気がして、罪悪感も覚えたが、
今までの鬱憤が昇華していくような気持ち良さがそれを上回った。
そして、姉はやがて一介の妻になる。
他の家の姓を名乗り、妻として主人を愛し、母として子を愛するようになる。
詰まる所、自分とは他人となるのだ。
いずれ他人となる姉が辱められているのを凝視するうち、カイジのそれは天を仰ぐ形となった。
モニターの中の利根川が腰を打ちつけるのに合わせ、自分の右手をスライドさせる。
(姉貴はもう、俺とは関係ない)
(姉ちゃんはもう、俺の姉ちゃんじゃないっ……)
カイジの視覚・聴覚はビデオから遮断され、頭の中を、姉との思い出がめまぐるしく駆け巡った。
385万円まで、あと10秒、9、8、7、―
「がっ……!」
カイジの背筋に熱いものがほとばしったその瞬間、彼は果てた。
「829秒87か」利根川が黒服のストップウォッチを確認した。
カイジは両手いっぱいの白濁液を利根川のほうへ見せつけ、「テープをよこせ、あるだけ全部だ」と息巻く。
利根川は、「そんなものなど見たくない、さっさと拭け」と吐き捨てるようにいい、カイジにティッシュを寄越した。
その後は何も無かったように、あっさりと返済証が発行され、テープが手に渡った。
テープはマスターの一本だけだったので、キッチンで燃やした。
店を出るまでの間、カイジは両手に残った感覚を反すうしていた。
知らない人間に見世物にされながら、借金返済を賭け、姉をおかずにしてマスターベーション。
人間としてありえないことをやってしまった感はあるが、カイジは、重い荷物を捨てたような爽快さも感じていた。
これで心の底から、姉を祝福できると。
"エスポワール"を出たのち、アキコはカイジを遅めの夕食に誘った。
いい具合に汗をかいた生ビール、熱々の焼き鳥、控え目に盛られたフグ刺しが卓上を彩っていたが、
二人の箸も、グラスも、あまり進んではいなかった。
「これ、アオキさんが大好きでな……」。
喫茶店を出てから言葉少なだったアキコがそう呟き、フグ刺しを口に運んだ。
カイジはうつむいてビールを飲んでいる。
アキコが続けた。
「えれえ勉強代じゃったな、カイジ。真面目に働かんといけんって、よう分かったろ」
カイジがアキコを見つめ「ごめんな」と言いかけた拍子、
彼女はグラスを強引に彼の口元に寄せ、「他に言うことがあるじゃろう?」と微笑んだ。
カイジはビールを飲み干すと、「姉ちゃん、結婚おめでとう……」と言い、瞳を潤ませた。
「あんたは小せえ頃から泣いてばっかりじゃのお。もっと強うならんと女の子にモテんで」
アキコはそうたしなめると、カイジの肩をバニッと叩いた。
―それから数週間後、カイジはドーソンの制服に身を包み、黙々とごみ袋を引き摺っていた。
(途中……途中……)
任される仕事といえばゴミ捨てに雑誌の配列、バックヤードの掃除など地味なものばかりだったが、
佐原とかいう茶髪の青年や西尾という女性のように、フレンドリーに接客ができるわけでもない。
人見知りのカイジにとっては、ある意味適職だとも言えた。
また、"エスポワール"での出来事を二度と招くわけにはいかなかった。
その一方で、カイジの胸中には一種の昂ぶりが、しこりのごとく残っていた。
限定マスターベーションを思いついた時の、雷に打たれたような痺れ。
385万という負債を一晩にして覆した時の達成感。
あの晩ほどの刺激は、ドーソンの仕事には微塵も感じられなかった。
カイジの思惑を知ってか知らずか、終業後店を出た彼に、一人の男が声を掛けた。
「きみの"独演"ビデオ、買い取るつもりは無いか?」
ホテルスターサイドへの道が、いま開かれた……。
-----------『自慰黙示録カイジ』限定マスターベーション編・完-------------------------
青木しげる吹いた
>>547-558 「カラニッ……」
「パニパニ」吹いた。
すごく面白かった!!
姉ちゃんのなまり萌え。
>>542-543 イケメン凡夫www
薔薇の精の手とイケメンの無駄遣いにもほどが(ry
もう俺、このスレの狂気で美心=美人に見えてしょうがねえ・・・!
カイジがもたついてるせいでアカギとダメギが自ら穴兄弟になりかけたwww
>>547-558 利根川先生は言い終わる前にぶちこむのが基本なんですね、わかりま
・・・・・・なんかもう1レス読むたびに腹筋壊されたwww
GJ、GJっ・・・!
姉ちゃん、肝座ってんなあ。
肝心のエロが始まるまでが長かったのに、付き合ってくださった方ありがとうございます。
>青木しげる吹いた
ビールと焼き鳥の他にもう一品……と考えていた時に、彼の存在を思いつきますた。
後藤利根雄程度のパラレルキャラだと思ってくだちい
>「カラニッ……」 「パニパニ」吹いた。
>姉ちゃんのなまり萌え。
福本漫画の画でストーリーを想像してほしかったので、擬音も忠実に書いてみた。
(・・でなく……を使ったのは、小説だからということで)
姉弟に方言を喋らせたのは、アニメのカイジがちょっと訛ってるのを観、「西のほうの出身か」と思い。
>利根川先生は言い終わる前にぶちこむのが基本なんですね、わかりま
ねちっこい言葉責めというか、くどくど説教しながらのセックスがトネっぽいと感じてくだされば幸い。
次は「人間競馬」編のキャラ達がオナニーでタイムアタック。
というストーリーしか思いつかないのですが、どうしたものか。
>>566 ネタが浮かんだので良かったら。
【人間オナニー猿】
佐原・カイジ→西尾
石田→女房
中山→キャバクラの女その他
この場合他人を引っ張るのは「言えっ・・・!」か?
「いい年して何やってんだ?」「俺の卒業相手は化け物みたいな女でな」とか。
カイジ「言わない・・・俺は言わないんだっ・・・!!」
中山「バカヤロウ、言えっ・・・言わなきゃ言われるんだぞ!」
カイジ「お前だって・・・言いたくないはずだ!言うな!」
>>567 「オナニー猿」吹いたw確かに競馬というより猿レース・・。
オカズをばらしちゃうことがどのくらい精神的ダメージになるのかを書けるかどうかがミソっぽい。
おかずは一切なしで、しかも目を閉じれないように強制開眼マシーン(時計じかけのオレンジみたいな)を
着けさせて、野郎のオナニーを見ながらのオナニー……というのを考えてたりする。
佐原がカイジにうっかり欲情して、「ヤオイは要らん!」と失格になるオチとか考えてみたり。
利根川「別室行きだ・・」
(佐原、腐のつく生き物がいっぱいの部屋に閉じ込められる)
佐原「助けてー!」
メタフィクションでスマソ
(良い女で、精を 出したいものだ…)
今にも、男として枯れそうな市川はそう思っていた。
彼は老人である。しかしまだ女が言い寄る男前の、本物の無頼だった。
その彼が男としての最後を飾ろうとした時…彼の思うような女で達したいと思っていた。
美人でなくても良い、自分の感性が刺激される女であるなら。
そんな時……麻雀の負け代として、市川に女を差し出して来た対戦相手がいた。
市川は彼女を頂く前に、その女振りを調べる。
主に手と耳で判断する。彼の瞳に視力はない。光を感じる事さえ出来ない盲目である。
女の声は素晴らしかった。艶かしく鳴かせてみたいと…老人で女性経験も多い彼がそう思うほど。
市川はその指の長い手で…女の体、足の先から首元まで調べ上げて行った。
その艶かしさと言ったらなかった。市川は勃起する。
男前の老人に調べ上げられ、しかもその男が自分の体で勃起している様子を見せられ…女の肌が熱く高まっていた。
その淡く赤く染まった肌を、市川は見る事は出来ないが、手で十分に感じていた。
女の興奮を感じる。女の欲情を受け入れてやりたいと思った。
最後に女の顔に触れる。市川が一番拘らないのが顔である。美人であれば少し満足感、充実感が増すだけのものだった。
市川は勃起している。この女に挿入する事も、気持ち的に出来るだろう。
しかしこれでは、この顔では…
「運命は…出ないと言っておる!」
平山の時はお言葉ありがとうございます。他に書いてるものも仕上げたいです
なんだか浦部×美心も書きたい気がしてます。皆様の作品や投下予告を、楽しく見ています
>>569 ちょっ・・・出ないのか市川さんwww
美心逆ハーレムが形成されつつあるなこのスレww
>>569 美人じゃないとイヤなのかww
わがままでかわゆいお爺ちゃんだ。
それにしても、美心を差し出したのは誰なんだろw
ひでえよそこまでしといて
抱いてやれよ市川さんw
なんだかんだ言って美心大人気だなwww
まあ女キャラでは一番キャラ立ってるもんな
アカギのおちんこ舐めたい
それかブチ込まれたい
市川×孫娘、書き終わりましたんで投下します。
注意
※オリキャラ孫娘
※市川による性感マッサージ(本番なし)
都内某所にある、庭付き一戸建ての日本家屋。
「元」代打ちである、市川の住まい・・・。
市川には妻と息子がいたが、妻は、先の戦争であっけなく逝った。
息子はどうにか戦地から帰ってきた。
だが、市川のいる裏社会に入ることを拒んで家を飛び出し、表の世界でごく普通の会社員として生きている。
息子に家族ができてからは、ますます疎遠になった。
義理の娘も、孫も、市川の本業は知らない。
盲目であることから、按摩屋としてひっそり暮らしていることになっている。
ただ・・・家を飛び出したといえど、そう距離が離れているわけではない。
盆や正月にはそろって市川宅に挨拶にくる・・・それぐらいの付き合いはある。
そして盆も正月も関係なく、孫娘だけはしょっちゅう市川の家に来た。
「おじいちゃんと遊びたい」というよりは「お母さんに怒られた」「もうあの家には居たくない、家出する」などという理由で・・・。
ひっそりと言うにはあまりにも広すぎる自宅で一人、今夜も杯を傾ける市川。
肴は煮干しを胡麻と共に炒ったものや、きんぴらなど・・・全て自分で作ったもの・・・。
縁側に腰掛け、緑の匂い、それを運ぶ風の音を愛でる・・・。
「あァ、良い風だ・・・。」
そういえば、と、市川は思い出す。
「・・・そろそろか。・・・今日は・・・うまいこと出来るかわかんねぇなァ・・・。」
勝手口の方から、緑の匂いに混じって運ばれてくる『女』の匂い。
気配が近づく。女の気配とミルクの匂い。まだ幼さを残した、少女の匂い。
市川は、わざと気づかぬフリをする。
布が擦れる音。髪の音に混じって細い布の音。
(今日は・・・シャツとズボンで来たか。髪はずいぶん伸びた・・・三つ編みだ。)
「・・・じいちゃん・・・」
「おう、よく来たよく来た。ま、座れ。」
気配との距離が1メートル程度になったあたりで、市川は気配に向かって手招きをし、肴を寄せて縁側をすこし空けた。
「今日はがんばって忍び足で来たのに、すぐわかっちゃうんだね、じいちゃん。」
言いながら、とすん、と、市川の隣に座る。
「そりゃそうさ。目が無え上に耳も聞こえなくなっちまったら、俺の商売あがったりだ。
まして自分の孫がわからねえようになっちゃ、いよいよおしまいだろうよ。」
ぽん、ぽん、と、大きな手で頭を撫でると、心拍数が少し遅くなる。安心している証拠・・・。
だが、しばらくすると・・・早鐘のように鳴りだす・・・。
「・・・じいちゃん。」
「ん?どうした。また例のアレかい?」
トボけた顔で聞く。
「・・・うん・・・」
市川の孫娘は実に運動神経がよく、各種のスポーツ大会では学校どころか、地方大会でトップを取るほどだそうだ。
健康的な娘だがすこしやんちゃなところがあり、それが原因で親と揉めるたびに、市川の家に来た。
大概、拗ねたり泣いたりした後は眠ってしまうので、市川が抱きかかえて家まで送っていった。
たまたま「なんとなく遊びに来た」時に市川が一人で牌をいじっていたら興味を示した。
せっかくだからと、打ち方を教えてやった。
だが、中学生になった頃から、別の事も教えるようになった。
きっかけは、市川による按摩。
『肩を揉んであげる』という孫に対し『俺はそんなに老けちゃいねェよ。』と、逆に按摩をしてやった。
常日頃のハードな鍛錬による反動が見事に消えたのに感動し、それ以来市川にちょくちょく按摩を頼むようになった。
・・・それだけで済んでいればよかったのかもしれない。
しかし、少女はいつか、女になる。
月のものが訪れ、性衝動が訪れるようになった自分に戸惑いを隠せない・・・が、誰にも相談はできない・・・
それで・・・衝動に襲われるたびに、市川の所に来るようになった。
『そういう時』は、いつもと同じマッサージをされているのに、腰のあたりを揉まれた時の感覚が違うからだ。
≪気持ちいい≫
そしてそれは当然のごとく、市川に伝わった・・・。
(おいおい、参ったな・・・。)
そろそろ潮時か、そう思ってわざと按摩の途中で途中で手を離した。
「じいちゃん、なんでやめるの・・・?」
返ってきたのは、自分の心を見透かされているかもしれないという羞恥心と、快楽を突然奪われたことに対する戸惑いを含んだ声。
うっかり漏れそうになる吐息を必死に押し殺しても、下半身の僅かなひくつきと、体温の上昇は隠せない・・・。
(ああ・・・ダメだ、おさまらねぇな、こりゃあ。)
「・・・ちょいと待ってな。手ぬぐいと水持ってくらあ。」
そして、今に至る。
障子を閉め、布団を敷いて準備する。
何枚かの手ぬぐいと、滑りをよくするための油、そして水を張ったタライ。
客用の布団など用意していないから、市川が普段から使っているものを敷く。
まだ服も脱がないうちに布団にうつ伏せになり、枕に顔をうずめて嬉しそうな顔をする孫。
「えへへ、じいちゃんの匂い。」
幼い頃からよくこの言葉を聞いていたが、最近は別の意味も含んでいるので市川としては非常に複雑である。
「・・・今日は自分で脱ぐか?」
「えーやだ、じいちゃん、脱がして。」
バッと起き上がり、市川のほうに向き直る。
こうやって駄々をこねるところは昔と変わっちゃいねェのにな、と思いながらブラウスのボタンに手をかける。
途端に、娘の全身に緊張が走るのがわかる。
唾を飲み込む音もハッキリと聞こえる。
恥ずかしいからと瞼を閉じる・・・そのかすかなまばたきの音まで、市川の耳には届く。
「先に髪の方ほどくか。どうせ乱れっちまうし・・・じいちゃんが後で結いなおしてやるから。」
「い・・・いいよ。私、三つ編みの練習中だから、自分で結う・・・。」
「そうかそうか、じゃあ、ほどくだけな。」
シュルッ・・・
(いい布だな・・・そうか、こんなモノつけるトシになったか。)
そう思いながら、取ったばかりのリボンを慎重に布団の脇に置いた。
慣れた手つきで髪をすきながら、心の距離を測る。
自分はあくまで孫に甘い、世話焼きの爺でなければならない。
どこかで線引きをしておかないと、何も知らぬ孫を市川のいる裏社会に引きずり込んでしまう。
そんな事をしたら、実の息子であり孫の父である男にとんでもない借りを作ることになる・・・。
何より・・・『一度家を出て行ったならば、父でも息子でもなく、男同士』という思いが市川の中にあった。
一人の男の、下手をすると己の命よりも大事かもしれない娘・・・それを奪うことなど道義に反する。
裏社会に生きる者にもそれなりの道理というものがある。
そこから外れてしまえば、人でなしですらない、ただの屑。
そんな市川の思いを知らぬ娘は、両手をだらん、と下げてうつむいている。
緊張で喉が渇くのか、時折生唾を飲みこむ音が聞こえる。
うなじに市川の指が触れるたびに・・・体がピクン、と震える・・・。
「ほれ、次はシャツな。あー、なんだっけっか、女物は『ぶらうす』とか言うんだったか?」
まだ『女』になられては困る。ボケたフリで陽気に冗談を言う。
くす・・・くす・・・あははっ・・・
「えー、そんなのどっちでもいいよー。」
緊張が取れた時の笑い声を聞いて、市川自身も少しほっとする・・・。
「どっちでもいいか、そうか。じゃあじいちゃんが外すからよ、もうちょっと頭を上げてくれぃ。」
「うん。」
とても無邪気な笑顔・・・頬が吊りあがり目は細くなって、大きく開けた口から漏れる嬉しそうな声。
市川はこの顔も『聞きなれている』『嗅ぎ慣れている』はずだが、どうにも胸のあたりがむずがゆい。
またすぐに緊張するのがわかっていながら、やはり一呼吸置かざるを得ない。
案の定、ブラウスの釦に手をかけた途端に脈は速くなり、市川のむずがゆさは、さらに増した。
いつも、いきなり全裸にはしない。下着を着けたままで、さらに手ぬぐいを布団に敷いて、胴体にもかける。
両手で胸や局部を隠されたり内股になられると、最初に揉みたいところが塞がれてしまうからだ。
まず、足のツボと背中全体を押してやり、その後両手足の指から順に中心へと遡る。
足裏から足の指・脛の按摩及び背中をほぐすところまではリラックスしているのだが、
腿をとばして手の五指にとりかかったあたりで腰が反応しだす。
「んぅ・・・」
手の平を丁寧に揉み解し、指の根元から弾くように爪の先へ抜く。
「・・・じいちゃんの手・・・あったかい・・・大きい・・・」
「ああ、じいちゃんの商売道具だからな、この手は。」
「うん・・・もっと、して・・・ぎゅっ・・・て・・・して・・・。」
「手の平をか?」
また、一呼吸置いて距離をとる。
「・・・ぜんぶ・・・」
すでに、祖父におねだりをする孫ではない。
男にねだる女の声。市川はやれやれ、と思いながらも、それほど悪い気はしない。
女房が死んでからというもの、女を傍に置くことは無かった。
貧乏生活の頃も、代打ちとして裏社会に生きる術を見出したあとも、息子の気持ちを重んじた。
(雀牌だったら、触ってくれってェのにいくらでも答えられるんだがなァ。)
「あ・・・んっ・・・。」
腕、肩と来て、うなじの辺りを触る段になると、手ぬぐいの下の肌がじっとりと汗ばむのがわかる。
手ぬぐいの湿り具合が指を通して伝ってくる。
「相変わらず首だの肩だのこってんなァ。ほら、もうちょい力抜け。」
「んー・・・。」
生返事。本人は力を抜こうとしているらしいが、すでに意識が朦朧としているから、うまくできない。
仕方がないのでうなじを少し力強く押して一瞬覚醒させ、頭のツボを押した後再度背中へ。
「・・・ん・・・んー・・・あぅぅっ・・・」
ゆっくり背中全体を押してゆくと、腰のあたりで必ず反応がある。
(・・・さて、本腰入れるか・・・)
臀部・・・骨盤・・・恥骨の穴の周辺を、丁寧に内側に押していく・・・。
「あっ・・・あ、あ・・・ち、力抜ける・・・」
その言葉と裏腹に、ぎゅう、と、膣と菊座が締まる。
「言ったろ?こういう時は、ちょいとばかり力抜かねえと、うまくいかねえんだって。お前は親父に似て、マジメだな。」
「ご、ごめ・・んね・・・?じいちゃん・・・?」
「・・・そういう所がマジメなんだよ。ちったあ、この不良ジジイを見習え。ほれ。」
「ひゃっ・・・!!」
パァニッ・・・!
不意打ちで軽く尻を叩かれて目を丸くしている間に、素早く抱き上げて仰向け状態にしてやった。
手ぬぐいをかけなおし、へその中心から脇にかけて・・・触れ・・・なぞる・・・。
「ああんっ・・・あ、はぅ・・・」
(・・・今日は・・・意外に派手に和了れそうだな・・・いい鳴きだ。)
女、しかも血の繋がった孫娘の体と、麻雀を重ね合わせる自分はつくづく狂っていると、市川は思う。
ポン。カン。チー。リーチ。ツモ。ロン。
(・・・引いちまったよ、ハハハ・・・。)
最初に手を出した時点で、もう先は見えていた。自明の理・・・そんな言葉も浮かんだ。
快感に耐え切れず、時折、無意識に孫娘・・・女の手は、市川のそれに重なる。
さまざまな鍛錬で程よく筋肉のついた・・・だが、やはり柔らかな少女の手。
重ねたまま、ぎゅう、と握って、離さない。
「おいおい、その綺麗な手ェどけてくれねえと、じいちゃん動けねえぞ。」
「でも・・・私、じいちゃんの手・・・好き・・・」
「じゃあ、じいちゃんが体中いっぱい撫でてやるから、離しな。」
汗ばんだ手が震えながら離れたのを確認して、また愛撫する。
ざわ・・・ざわ・・・
女の体の奥からざわめきが聞こえる。
市川の手がもうすぐ己の乳に触れるのだと、期待している。
たまにそれを裏切って、顔などを撫でて反応をみるのも市川にとっては面白い・・・が、今日はやめておく事にした。
「・・・ぁ・・・」
乳房のふくらみの外から、円を描くように。
呼吸はさきほどから早く短くなり、手ぬぐいの下は全身じっとりと濡れている。
・・・乳輪を、わざと布越しに擦る・・・
ざわっ・・・
全身の痙攣と、ざわめき・・・。
内側から外に押し寄せる快感の波を、声を、必死に押し殺す。
「・・・声、出していいんだよ。じいちゃん以外には誰も聞いてやしねえ。あと、もう、動いていいからな。」
左手で片方の乳房を揉みながら、右手で頬を撫で、耳元でささやく。
「い、いい・・・?いい・・・?」
「・・・好きなだけ鳴いちまえ。」
嬌声が溢れた。
「あ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハッ・・・あああ・・・あんっ・・・!!」
あくまでも丁寧に、しかし少しずつ速度を上げる。
手の動きを呼吸と合わせ、胸と腿を揉み、同時に手ぬぐいを外していく。
足を閉じようとしたら、無理に開かせない。手を止め、市川を求めて体が開くのを待つ。
「続き・・・続き、して・・・!」
そう言いながら胸から手を離し、閉じた腿を開く。布と手によって、秘所だけが隠されている状態・・・。
やがて最後の一枚を残して、全ての布が外れた。
吸い付きたくなるような肌の匂い。感触。ざわめき。
それでも、舐めることは決してしない。蛸の吸盤のように、指を吸い付かせる。
市川の商売道具に、口八丁はあっても舌技はない。
「じいちゃん・・・私、いやらしい・・・?いやらしい・・・?」
涙声。羞恥と快感の混じった声。
「そんなこたァねえよ。女に生まれりゃあ、みんなそういう体になっちまうんだよ。
男に生まれりゃあ、俺みたいなエロジジイになるさ。成長するって事ァ、そういう事だ。」
「じいちゃ・・・は・・・やらしくらい・・・よ・・・。わら・・・あんっ!」
あえぎの中からようやく紡ぎだした言葉を、肌をつついてあえて遮る。
(エロジジイでなけりゃあ、いくら按摩の延長ったって孫を素っ裸にひんむいてイジったりしねえよ。)
「ん・・・んんーっ・・・!はう、あっ・・・はっ・・・」
愛液がつぅ、と秘所から菊を伝い、下に敷いていた手ぬぐいにこぼれ落ちる。
伝う途中のところを指でひとすくいして、ペロリと舐める。
「ああぁ・・・」
自分で自分の肩を抱き、息を荒くしながらもじっと待っている様子を見ながら、
「待たせちまったかい。そいつぁ・・・悪かった。」
最後の手ぬぐいをゆっくりと外し、零れた愛液を秘所全体に塗る。
「あうっ・・・」
たっぷりと塗りつけたあと、ひとさし指を膣に挿入し・・・親指でクリトリスに触れた。
「ひいぁっ・・・!あっ・・・!」
触れた瞬間、娘の腰が大きく跳ねた。
そのせいで、挿入した指が外れる。
「あ・・・あっ・・・ごめんあさい・・・ごめ・・・」
「気にすんな気にすんな。豆は後にするか・・・挿れるほうは二本なら抜けねえだろ。」
くちゅっ・・・
「ん・・・」
人差し指と中指を、ゆっくりと挿れなおし、その状態で動かせるかどうかを確認する。
(十分だ。俺の指を・・・根元まで咥えてら。)
抜き差しを何度か行い、今度は根元を固定したまま内部で円を描く。
「ハッ・・・ハッ・・・ハッ・・・あうぅ・・・ああ・・・いっ・・・」
突起も直に触るのではなく、周りをゆっくり撫でていく。
しばらく円を描いた後、奥まで入っていたのを少しだけ戻し、入り口近くのふくらみを指の腹で押した。
プシャッ・・・
「やぁ・・・これ、何っ・・・!?」
「お。」
シャァァ・・・
勢いよく出つづける大量の液体には愛液の粘つきが無い。
「・・・・・・やだっ・・・おしっこ・・・!?」
手ぬぐいに沁みた匂いを確認しながら、
「こりゃ、小便じゃねえよ。」
「・・・?」
「『潮吹き』だぁな。女が感じると出るモンなんだよ。そうか、お前も潮吹きできるぐらいのいい女になったか・・・。
俺がもっと若けりゃあなー・・・恋文の一つや二つ送って、交際申し込みするんだがなあ。」
「え・・・じ、じいちゃん!?」
「半分は嘘、だが半分は本気だぜ。お前は・・・俺の自慢の孫娘だ・・・。
ま、老い先短ェジジイの身なんでな、この先何年相手してやれるかはわかんねえが・・・」
「じいちゃん!冗談でもそんなこと・・・言わないでよ・・・。」
孫に戻った娘の頭を撫でながら笑う。
「ハハ・・・悪かった悪かった。でもな・・・お前ももう、男を知っていい頃だ。誰かに惚れたら・・・迷うなよ。
親のいう事なんざ聞くな。その時だきゃあ、この不良ジジイを見習って悪い事しちまえ、ハハハハッ・・・!」
事後は風呂にいれ、自分の浴衣を着せて髪を結わせ、精神的に十分落ち着いたのを確認して帰らせた。
さすがに家まで抱き上げて連れて行くわけにはいかない。
市川が背負っただけで心拍数が上がる・・・それほどに成長したのだから。
自分以外誰もいなくなった家で、再び縁側に腰掛け、酒を飲む。
卓を囲む面子が欲しい、強くそう思った。
結局のところ・・・アカギに己の理論を壊されたとしても・・・牌の魔力には勝てない。
裏の世界ではもう・・・生きていけない。
だが・・・
「逃げられそうにねえな・・・ククク・・・。アイツラが呼んでる・・・。
・・・やっちまったなァ。あんないい女どもに手ェ出すんじゃなかったぜ・・・!」
市原の自宅から雀荘までは決して遠くない。
ただ、その道のりの間に・・・何が待っているかはわからない・・・。
くしくもその日は、満月・・・人の心を狂わせる夜。
市川の目には決して届かない光・・・・・・だが
「狂気の沙汰ほど、面白い。」
狂気の光の中で・・・狂気だけを纏い闇を進む者、一人。
オリキャラ無個性の場合、あえぎ声バリエーションが重要なウェイトを
占める事に途中で気づいて、自分の語彙の少なさにorzしました。
最後まで書ききれたのは市川さん本人の個性のおかげです、ありがとう市川さん。
そして、読んでくれた方々に多謝。
一箇所単語が被ってたのを発見orz
すいません。
挿入なしでエロく書けるのってすげぇよ!
官能的でした。
すごく読みやすい文なだけに、本番見たかったという気も…
いやでもGJでした
感想ありがとうございます。
市川はかなりスジの通った男だと思うので、せがまれても
孫娘相手に本番はしないだろうな・・・と思いつつ、
盲牌スキルを応用する形で描写させていただきました。
自制してるだけで、やろうと思えば下もバリバリの現役な気もします。
市川っ・・・いい男すぎるっ・・・
何故か心があったかくなったんだぜ・・・!
GJ!!素晴らしいスレだ!ここは!
次はアカギ19×西尾キボンヌ!!
(;´・`) ぁ、ぁぁ……ぁ
キャラだけ投下になるけど『無頼伝 涯』に安部警部がらみで女がいた。
・同じ部署の「幸子ちゃん」
・ショバ代取り立ててる風俗店の未成年二人(面接中)
・離婚した女房
だれか「奥さんハァハァ俺もう我慢できないっ・・・!」をやれるキャラは
いないだろうかと思ってたら、コンビニバイト経験のある佐原・カイジと
安岡にセッティングされる前のダメギが浮かんだ。
598 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 05:20:09 ID:Jk1mB5Ak
田中沙織の母、田中香織+アカギ(肩切られて入院中)
でもやってみたら?
計算的には香織(20〜22)、アカギ(19)
になるね。
アカギ19と美心大人気だな。
だが俺はダメギ×安部警部の元女房を書いている途中っ・・・!
>599 お先に投下を失礼します
>597 「奥さん…」系なら
「赤木×カイジの母」とか。お互い同年代くらいの設定で
>571-573
>569の市川に続きあったとしたら…あのまま去ったのか、美心だけは喜ばせたのかは、ご想像にお委ね致します
美心を差し出した人は前にも出したので、自分でも何者として位置付けようか実は少し考えていた存在でした
このまま書いて行けば、美心逆ハーレムを強めてしまいますが、
13アカギ、中年アカギ以外とは本番なしの美心で、失礼しようと思っています
20レス程、失礼します。カイジの父母も書いてしまっています
アカギとカイジの繋がりや、アカギと兵藤家の接触があります
越境のそうした描写があり、その上での捏造ストーリーが進められています
これらが苦手な方は、ご注意をお願いします
越境物で「アカギ×カイジの姉」と「アカギ(52歳)×美心」の暴打連打です
赤木しげるの20代が終わる頃、
彼の麻雀を気に入った不動産が、彼のために用意した家があった。
赤木自身がその佇まいについて注文をした、普通のマンションである。
どこか一般庶民の空気を吸いたいところが赤木にはある。10代の頃住み込みで働いた「沼田玩具工場」などその典型。
そして赤木は思い出したかのように、たまにしかそのマンションに帰らなった。
マンションと言えども部屋は狭く、右隣は空き部屋、左隣に三人親子が住んでいた。
三人親子の夫婦は、その隣人がアウトロー≠セと感じている。
見るからにヤクザと言った風の男や、黒尽くめ姿の男達が隣室に訪れるからだ。
そしてヤクザ達の顔はどれも、異常な緊張感を湛えているのである。
見えない隣人のその迫力を、訪ねる人々が表情で教えてくれた。
三人親子の一人娘が、誤って小さなボールを隣人のベランダに入れてしまった。
彼女は少し色っぽい普通の女の子だが、閃光のような好奇心を持つ時がある。
遊んでいた友達と別れ…ボールを取ろうと一人、正体不明の隣室を訪ねた。
赤木宅に入った娘は、そのベランダから、隣のベランダに居る自分の母に呼びかけていた。
娘と共にベランダ居た隣人の男も、その母に向かい「どうも」と、開けた窓を閉めぬまま、ゆっくりと自分の部屋へ戻って行く。
身重の母は…隣の部屋から娘の楽しそうな絶叫や笑い声が聞こえると
(カードゲームをしてるんだ)と、何故かホッとして、娘が帰るのを黙って待つ事にした。
白髪の隣人が、母に向かって6歳の娘の勝負強さを褒める。
白い男と黒髪の母娘が、マンションの通路で立ち話である。
「主人がこうしたゲームを昔からこの子と…」「母さんも教えてくれたよ」「そうだったっけ?」
「フフ…」
親子の会話を楽しそうに聞く男の、甘く低い声に、女二人の腰の辺りがズン…と刺激された。
「おじさんまたね」
「ああ…」
背の高い男が白い残像を残して、自分の部屋へ戻って行った。
娘に向い、母が楽しそうに隣人の男振りを褒める。娘は濁った声で「うん…」と頷くが、
(でも…かわってると思う…)
この言葉は飲み込んだ。あのおじさんと自分の時間、空気を守りたかったからだ。
少女がボールを取りに訪ねると、手にトランプを持っていた男は初対面で部屋に入れてくれた。
話の流れで遊ぼうとなった時、赤木は少女にこう言ったのだ。
「遊ぶだけかい? 何か賭けないか」
「かけ…」
「あんたが勝てば、俺があんたの言う事を聞こう。
ただしあんたが負けたら…何かを諦めるって言うのはどうだい。何か損をするのさ…」
少女は取りに来たボールを賭ける。こうして、赤木と少女の勝負の日々が始まった。
少女の父親が家に帰ると、三人親子の食卓は赤木の話題で華のように盛り上った。
父母は「やっぱりマジシャンなんじゃないの?」と娘に聞いて来る。違うとの事。
隣人が越して来てから3ヶ月経つ土曜の夜。
今日も娘は彼と戦ったそうで、父はフと弟の言葉を思い出した。
少し危うい生き方をしているその弟が
「100年に一人の男だ。鬼みたいなギャンブラーだ」
と、何者かを評し騒いでいた事があった。その博徒は白髪だったと言う。
その鬼の名前も覚えている。「赤木 し××」そんな名だった。
三人親子の父もギャンブル好き。打った回数は少ないものの、一度も負けた事がなかった。
隣人の事を考える父は落ち着かず、ベランダに出てその様子を窺いたくなった。
簡単だった。白髪の男はベランダで煙草をふかしていたのである。
一家の父が自己紹介をすると隣人も名乗る。
「……赤木です」
無人のような家に住んでいる謎の男。その「ぬるり」とした迫力。
白髪のインパクトは彼の年齢をぼかしてしまい勝ちだが、赤木の顔を良く見ると…30歳代だと感じる。
この人がギャンブラーの赤木かどうか、聞いて確かめるのはやめよう。
(俺が、俺の力で判断する。100年に一人の男かどうか)
男は微笑みながら赤木に勝負を挑む。その笑顔に、甘い笑みを返しながら赤木は言った。
「何を掛ける?」
「え?…」
「あんたは俺が何者なのか、薄々気付いてるようだし。それなりの物をお互い賭けようぜ」
この赤木の声によって、男が本物のギャンブルに触れたその時、妻が産気付いて一家は騒がしくなった。
土曜の夜が深まった頃、一家に生まれたのは男の子だった。
その男児を見詰めた父は、疲労から寝入った妻の側を去り、赤木の家へ向かう。
日は変り日曜。赤木のリミットは今日の朝。これきりで部屋も引き払ってしまうと言う。
つまり、男と赤木の勝負はこの夜だけとなる。一晩、一時ながら…彼の息子が生まれた時。
「俺は指4本と、この部屋を賭けよう…あんたは何」
「俺が負けたら、赤木さんに俺の息子の名付け親になって欲しい」
どんな名前にされるかわからないまま、ギャンブルの負け代に投じると言う。
息子のゴッドファーザーを赤木とする。息子の人生、初の門出を、赤木に委ねる。
「いいよ」
赤木は二つ返事で承諾した。
いいさ、くれてやる。あんたの息子の人生、それで後悔は無しだぜ。
男は赤木の抱える闇に酔わされていた。積極的に酔ってもいた。
たぶん昨日出会った時から勝てないと、どこかでわかっていたのかも知れない。
彼はただ闇に触りに来た者。
父が自宅へ帰ると眠っていた娘が目を覚ます。日曜の朝日が昇り始めていた頃だった。
土曜の夜に生まれた、間の良い弟を姉は喜ぶ。弟と一緒に居たがるその娘に父は伝えた。
「名前決まったぞ。それからな、隣の赤木さん今日で引越しするんだって」
少女は家の外へ飛び出した。赤木の家の前には黒服が三、四人たむろしている。
少女は衣服を乱したまま、恐れずに赤木が現れるのを待った。
朝のマンション、その通路を白い麻糸のような頭髪が渡る。
「おじさん」
「あぁ」
「………いつか、遊んでくれる?」
「そうだな……今で良い」
そう言うと、赤木は黒服を待たせる事にした。
少し騒ぐ黒服に「いいから」と言って、赤木は少女を部屋に入れる。
ボールを巡っての、赤木と少女の最後の戦いが始まった。
「あんたは俺に勝てなかった。だからもう駄目だ。これは貰って行くぜ」
そのボールはたった15円くらいの、緑色のスーパーボールである。
しかし少女には掛け替えのない物だった。赤木の家を訪れる理由だったのだから。
思い出の品と赤木本人がいきなり、どちらも無くなってしまう。
「そんなにこのボールが惜しいか」
「うぅん…賭けたんだからいい」
「そんな顔してどうしたい」
「思い出…なにか残る物があればいいのに…」
「…形のある物は壊れる。ボールよりも魔法をやろうか。あんたの弟の名前に魔法をかけた」
「まほう?」
「忍法みたいなものかな」
子供に対して用意した言葉なのか、まるで言霊のような計り知れない台詞と声を残して赤木はマンションから去って行った。
女伊藤27歳の、弟はギャンブル好きで…
彼女は特に弟だけに限らず、ギャンブラーと言う人種に溜息とも叱咤とも付かない熱い吐息を吐きながら、公務員の仕事を真面目にこなしていた。
恋人はない。仕事は好き。金が溜まっては酒を飲むくらいしか楽しみはない。
彼女は、たまにしか飲まない高い酒を求めて店の扉を開けた。
滅多に足を運ばない店だが…いつものようにカウンターに座る。
その彼女の視線が、茶色のソファーに座る一人の客を捕らえた。
白髪。あの白さになるにはまだ若い顔付きに見える。
「赤木さん」と呼ばれている。まさか。
白髪の男の元へ向かおうとする、自分の足取りがなんとなく覚束ないと彼女は感じた。
落ち着くために彼女はまずトイレへ立った。豪奢で大きな洗面所の鏡に自分を映す。
懐かしくて、女の頬に笑みが浮かぶ。
魔法を使うおじさんと、本当の自分を…久しぶりに見てみようと思った。
「失礼します」
ソファーの男達は、その女の声に一斉に顔を上げた。女を見遣る。
「赤木さん…少しお話して下さい」
五十絡みの白髪の男は、振り返る肩越しにじっと女を見た。
女もその男に視線を預け、男女は少し長く見詰め合った。
男に許されて女はソファーに座る。
「お前達はもう帰りな」
黒服達はざわめくが、白髪の男に言われるまま席を立った。
「いい女…赤木さんの女かな」
得体の知れない凄みがあったから、そうかも知れないと黒服達は言い合った。
白髪の赤木は、女が喋る20年前の話を…時に頷き、聞くままにしていた。女はたずねる。
「また…お手合わせして頂けますか? ブラックジャックでも、麻雀でも…」
「クク…まだ好きなのかい…」
こうした男女の会話はどう言う進展を迎えたのか、伊藤は翌日、赤木と共に賭場へ発っていた。
赤木は勝負に勝ち、大金を手に入れる。
「あの車ごとやるよ…金…」
「私お金より、赤木さんとの時間が欲しいです」
伊藤は言った。まるで10億で赤木の体を買うよう。赤木は言う。
「俺は勝手に、好きな機会に時間を使うから…あんたと合わないぜ」
「私、仕事辞めて来ました。自由な時間はあります」
赤木は哄笑した。
「ムチャだな。仕事辞めて、金も要らないか」
赤木との一晩には、それでも廉価だと女は思っている。
伊藤は、赤木の明日の予定を聞かないまま、彼に脱がされてその背を晒した。
長くうねる黒髪を前に落とし、豊かで滑らかな乳房の上に掛けている。
彼の指が自分の背に触れるだけで、女は吐息を乱した。
指を赤木に触れられると、声を漏らす。
「今度勝負が出来たら…指でも賭けるかい、姉さん」
その指に口付けられると、女は短く呻いて男に快感を知らせた。
女はベッドに倒され、衣服を全て剥ぎ取られた。明るい部屋の中、女は蛇のように蠢きうつ伏せになると、男を振り向く。
「脱がないの?」
「歳を考えてくれ、俺の」
近付いて来た赤木の胸をシャツ越しに触ると、しなやかで逞しい気がした。
「指も賭けさせて。私、赤木さんの様になりたいんです」
衣服を着込んだ男に、裸の女は触れられて喘ぐ。
「あんた女じゃないか、俺のようにはなれないよ」
最も男女の差が現れている今この状態で(私は女だから無理かも知れない)と思う女は、思わせる赤木は、冗談めいているが、
今の瞬間に時間も、自分の鼓動も止まって感じたのは彼女の中で確かだった。赤木と言う人に圧倒されたのは本当だった。
着衣の赤木が、女の心を煽って…体ごと彼の世界へ堕とす。
赤木は思わぬところから触れて来て、女を驚かせた。
そして彼の真域≠ェ、大いに彼女を喜ばせる。体の相性の良い男女だった。
昨晩、赤木と女はソファーの上でこんな会話をした。
女はギャンブラーになりたいそうで、赤木のような闇まで持ちたいそうだ。赤木は言う。
「俺はもう………長い勝負は出来ない……勝負するには妙な頭になってる」
艶っぽい唇の女がそれを半開きにし、目を皿のようにして赤木を見る。
「そうなったのは……年の所為もあるだろうが…
若い頃無茶した所為……それでも俺のようになりたいか」
「もちろん」
女は昂揚し、迷いなく即答した。
興奮したその目には、涙も浮かんでいる。
赤木の全てに泣きたくなった。赤木のようになりたい。そして赤木の全てを任されたいと思う、この胸狂おしい感情は。
赤木は若い頃、思考し過ぎたとか…殴られる的に頭を使ったとかで枯れるのが早いのか…。
女はたぶん、トランプの散らかった部屋で一緒に遊んだ時から、この人を愛している。
「やれやれ…」
赤木は女に溜息を吐く。こうした話から、赤木は賭場に女を誘った。
服を着た男の下、裸の女は快感に落ち過ぎて失神していた。
男はその間に煙草を吸い、服を脱いで灯りを消した。
薄く覚醒した伊藤は、闇の中 月明かりに浮かぶ、赤木の肩の傷を見た。日本刀で押し斬られたような、深い古傷。
この傷が付いた20歳くらいの頃から、赤木は走り続けている。この世界に走り込んで来たのは、もっと前かも知れないが。
暗闇で女の肌と肌を合わせる赤木は、さっきとはまるで違って感じた。
(なんて、変る人だろう…)
赤木はまた、女に深く進入してくる。
女は頭(かぶり)を一度大きく振り、低い声で悶える。
伊藤は赤木の頭部を、腕と乳房で抱きしめ、目を閉じた。
「あなたの所まで、私の力で行く………行きたい…」
女の体が長く仰け反った頃…男の粘りついた白が、熱い闇の中で迸る。
気が狂って居るわけでもない、破滅に酔うわけでもないこの女の真摯な願いに、赤木は虚を衝かれた感覚を一瞬味わった。
ベッドに座っていた赤木は、女の寝入っている隣で自分の肩を少しだけ掻く。
(若いなぁ姉さんは…)
黒髪をうねらせて眠っている女を、赤木は振り返る。
この肩を、刀で斬られたあの頃、あの頃が一番体の動いた時期だ。
それを失くし始めた頃の俺を…見てたんだあんたは。
「おい…おい…姉さん」
艶かしい女が、悩ましく目を覚ます。男の低い声に呼ばれて少し顔を上げる。
「あんた確か一晩って言ったけど…一回とは言ってないな」
「え…」
「倍プッシュだ」
その朝には、赤木の影は女のそばに無かった。
伊藤と赤木が、肌を合わせて別れてから2年後…ある依頼が赤木の下に届く。
「その者にはギャンブルしかもう残されていない。
そいつから全てを奪って欲しい。
生きていても死んでいるような…完璧な負け…そう心の負けと死を…与えて欲しい」
それが出来る対戦相手は「赤木しげる」しか居ないと、兵藤和尊の判断だった。
「神域の赤木……人の心こそ美味いと…言ったそうじゃのお…
…奴の心は…気に入ると思うがのう、神域は」
兵藤はそう言ったそうだ。
「兵藤…初めての依頼だな…自分でやれと伝えておけ」
赤木は無下にそう言うが、兵藤はこうも言ったらしい。
「儂は駄目じゃよぉ…神域赤木より優しいから、人の心に止めなど刺せんのじゃ」
(クク…何を言うかね……あんた悪鬼羅刹の類だろ…)
「で、そいつの名前は」
「××××」
「なに?」
「えぇと…」
赤木の乗り出すような態度に、黒服はたじろぎ、その名を言い直した。
赤木はいきなり帝愛に乗り込んだ。対戦相手の情報を聞き出す。
(……来たぜ、姉さん…!)
20年前、赤木が去った後、女伊藤の周辺には様々な事が起こった。
(父さんはきっと…赤木さんとギャンブルで戦った…)
そう、父がああならなければ…自分は公務員なんて堅い仕事には就いていなかっただろう。
見事な反面教師だった。
そして久し振りに、東京にいる弟に電話でもしようと思った。
赤木と別れてすぐの頃である。弟を思いながら、赤木が静かに、熱く思い出される。
女伊藤のギャンブラー人生が始まった。赤木との仲は一晩。それ切り2年会って居ない。妊娠はしなかった。
母には、職を変え羽振りが良くなった事を伝え、定期的にかなり纏まった金銭を送り続けた。
そうすると母はパートをやめてしまい、友人と共に、または一人でマカオやラスベガスに行くようになった。
そして大体勝って帰って来るのだ。母も飛び立ちたかったのだろうか。
弟との通信は、彼からの一方的な電話だけとなっていた。どこに住んでいるか言えないと、一年以上前から毎回言う。
そのうち連絡先を言うから…なんていつも。
だから、姉が弟を求め一人で、目ぼしい地域を捜索しおうと思った時である。
「伊藤さん。ちょっとあるきっかけでよ。あんたを思い出してさ」
2年の時を経て、いきなり52歳の赤木が伊藤のもとに現れた。
伊藤は赤木と行動を共にする。ほんの数日だったのだが
「赤木さんが女連れてるなんて…珍しい」
そう言われた。その筈。赤木は日本で、自分の決まった女をそばに置いた事が一度もない。
赤木は女の唇も好きだが、言葉の通じない、会話の出来ない女との関係も好むようだった。
「ずげぇ良い女…」
そう噂され、伊藤の顔も広くなった。まず、赤木の傍らに立つと、女性は女振りが上がると言われている。赤木の魔力の一つである。
「戦いたい奴が居てね…でもそいつとの勝負の依頼をして来た兵藤ってのが、断ってきやがった。
何の事情かは知らねぇけど…俺とそいつを戦わせたくなくなった事は確かだな。
だから嫌がる兵藤の心ごと、その男の負けを頂いちまおうか……」
仲間や女に見せる物とは異質の艶かしさで、赤木は笑顔を見せた。
これが本当の赤木だと女は知っていた。その彼が言葉を続ける。
「それからな…そいつが勝ったら、俺は姉さんに近付かないようにしよう。
姉さんの方からも俺に近付く事が出来ないようにする」
「赤木さん……」
赤木の戦いたい相手を悟り、伊藤は高くか細い声で泣き出した。
絞られ、引き裂かれるような魂を震わせて、男の名を呼んだ。
「俺に関わる事、そいつの姉さんである事、
両方である事は、あんたには出来ねぇさ。そんな器用には見えないぜ」
赤木の命はあと一年半。そんな未来をこの男女は知らないが
つまり赤木が勝てば、彼女が赤木に近付ける時間があと一年半と言う事になる。
赤木が負ければその場、その賭場で二人の会う時間は終わる。
赤木が伊藤に語りかけた。
「これが俺の、大きな賭場でやる最後のギャンブルだと思う。それなりの相手と戦いたい」
「…弟は…それなりですか…?」
「あぁ」
嘘か本当か、その淡いで赤木は笑みを見せた。
女はこんな時に(…生きてて良かった)と思った。そして、弟の全てが奪われる危険がすぐ隣にある事を理解する。
赤木がその、伊藤の弟と戦う為、練馬に来た時である。
大きな公園の駐車場近く、ネクタイを着けないスーツ姿の赤木が歩んでいると、
「見て…あのおじさん素敵…」
と、親戚の子供と連れ立って公園を歩いていた女が、赤木にときめいていた。
(お…)
と、赤木は自分に視線を投げた醜女にフワ…と近付く。
「きゃっ、こっち来る…」
子供の肩に手を乗せて、醜女は体を跳ねさせた。
「赤木さん、ちょっと!」
黒服は驚いて赤木を止める。この勝負の為に赤木が雇った二人の黒服である。
「あんな女どうしようって言うんですか」
「良さそうな唇じゃねぇか」
黒服達はびっくりして、とにかく赤木を止めようとした。
「お前ら、一目見ただけで「あんな女」とはなんだ。無礼はよせよ」
(あんただって、あっちに好意があると解ったら、唇見ただけで寄ってってるじゃねぇか!)
赤木の「女の唇好き」は、そこいらの黒服もつっ込む程自由なものだった。
赤木とその女はすぐにも仲良くなって、一緒に噴水で遊びだした。
その遊びっ振りと感じの良さから、まわりがざわめく男女である。
実に楽しそうで、女の親戚の子を始め、見も知らない子供達も一緒に遊び出している。
相変わらず、赤木のそばに居るだけで、女は随分魅力的に見えていた。
女は合流した親戚達から上手く別れて、一人で赤木の下へ戻って来た。彼に誘われたからだ。
赤木は公園のベンチに座っていて、女を見上げた。
「よお…戻って来てくれたか」
先程噴水の前で跳ねていた時は、青年のように、蝶のように軽やかに見えていたこの男が、
今はその木の座席に根を張っているような、座ったらもう立ち上がれないんじゃないかと言う程の 静けさと重さの中に居た。
「うん…」
「あんた優しそうでさ……別に好きな男は居ないのかい?…」
「居たけど…もう会えないかも…」
「ふぅん…」
そしてその男は、今赤木が座っているベンチでよく昼寝をしていた。
「美心を置いて居なくなっちゃった…美心、子供じゃないのに。もう子供じゃないもん」
赤木は美心の手を取った。美心はこんなに美しい人を見たのは初めてだ。
いや、見たとは言わない。美心は感じた。
赤木の涼しい風。鳴り止まない風。
「俺も子供じゃないから…丁度良いな…」
ヒールを履いた美心より背の高い赤木が、ゆっくり立ち上がって美心を見おろす。
そして自分の泊まっているホテルの鍵を彼女に渡し、車に向かって歩き出した。
美心は赤木の影を踏まないように彼に続く。
「何をしようか…あんたを部屋に入れて…その先どうするのか、まだ考えてねぇ。
何も賭けないでカードゲームはどうだ…それともギャンブル好きかい」
「もう」
美心は明るい笑顔を見せる。赤木も笑った。
「美心…駄目な事かも知れないけど…ギャンブル…
ギャンブル好きな男の人が気になっちゃう。居なくなった好きな人も…そんな人」
「あらら……駄目だね」
「赤木さん賭け事好き?」
「俺もバカだから」
好きなようだった。賭博が好きで狭い考えを持つ自分自身をバカだと言った。
「何も考えてないって言ったけど…部屋にあんたを入れる前、車に乗せるより前に、
したい事はあった」
駐車場に止めてある車の前で、赤木は何の淀みもなく若い女に口付けた。
見ている者に、すぐにも野生を取り戻させるような赤木の動き。空気が一瞬で暗く変ったかの様に扇情的だった。
その口付けを見ていた傍観者は二人の黒服だけだったが、黒服達はこの歳になって……
キスを見ただけが原因で、女やら自慰やらを求める今日だとは思わなかった。
「美心…初めて……」
「なにが…」
「こんなにドキドキしたの……」
「じゃあ、俺も同じくらいにしてくれないとな……」
「ドキドキしなかった…?」
「もう少し欲しい」
美心は高鳴る胸を、全く押さえる事が出来ないまま、息も切れ切れに、赤木に抗議した。
「えっち…」
「ハハハッ」
なじられた赤木は快闊に笑う。
ベッドの上とは言え、胸が肌蹴ているだけの美心の上でスーツを着たままの赤木。
その彼がいきなり昏倒する。いや、しそうになって、美心に全体重を押し付ける事を防ぐ為、自分の体をその腕の力で支えた。
「赤木さん…?」
美心は赤木の目に宿る影を、初めて見た。
(どうしたんだろう。心配……)
どうしたの? と、言葉ではなく瞳で語る美心。
「悪いな…」
赤木はぼそりと言った。
「こんなおじさんでよ……」
美心はフルフル…と首を振った。
日の光が揺れて当たり、女の白い肌を、乳房を、更に白く光られた。
(綺麗だ……)
昏倒は……セックス中のあの、ゆるゆると染み込んで来る眠気ではなく、
判で押したように性急な、当然意識を絶たれる、怖い程の睡魔だった。
(来年くらいには…)
来年には失うかも知れない「俺」の可能性を、赤木は考えた。
うな垂れた赤木の白い髪が、ちょうど美心の乳房をかすめるように落ちる。
「…フフ…赤木さん、くすぐったい」
赤木は頭(こうべ)を上げ、美心の目を見詰めた。
男女は見詰め合った。もうすぐ雄ではなくなってしまう彼の最後の眼光。
そんな眼差しを向けられた美心の恥かしそうな瞳と、先程の笑い声に誘われて
「あらら」
と、赤木も少しだけ笑った。
美心は赤木の肩を、下から両腕で抱いて、自分に引き寄せる。
「これから…どうするんだったの?」
昏倒する前の続きを、美心は望んでいた。
「さっきから俺の勝手ばかりじゃねぇか…美心さんは、何かして欲しい事あるかい?」
「…なでなで、して」
「…ククッ」
赤木は吹き出すように少し笑った。美心は照れてジタジタしている。
「なによぉ」
「フフ、わかったよ……」
赤木の指が美心の額をすべり、その髪の生え際から中へ入り込んで、彼女の黒髪を内側から愛撫した。
それはただの なでなでとは程遠く、美心は嬌声を漏らした。
髪でこんなに感じる事が出来るなんて、美心は想像すらした事がなかった。
赤木は美心の体を、自由に開発して行く事が出来る。
しかし今は、女の体を育て上げるとか発見するとかではなくて、違う閃きが欲しかった。
「……あっ……赤木さん…」
彼女の髪の先や、髪の内側を指で撫でながら、赤木は美心の耳、首筋に口付ける。
次に彼女の瞼に唇を押し、唇に唇を合わせた。
彼女も唇で赤木を求めて、ゆっくりと吐息も一つになっていった。
赤木は前戯で美心を高め過ぎ、初めて挿入する時、その進入の途中で美心は絶頂を迎えていた。
「赤木さんっ…美心イク、…イッちゃう」
挿入前、赤木が全裸の美心の腰を抱いた時、彼女は息を切らしてそう訴えた。
その後体を跳ねさせ、あとは鮮魚のように痙攣して赤木を長い時間締め上げた。
美心は初めてだったが、赤木を受け入れる事が出来た。
男を迎えやすい体。しかし締まりや濡れ方、形などが優れているのは…
赤木の手腕と、経験が少ないと言う理由だけから来る物ではなく…つまり名器だった。
彼女は少し痛みを訴えて来たが、そこは赤木の工夫で和らげ、どうにでもなって行った。
スーツを着たままベッドに座る赤木に、素肌の美心が座り、彼女の背が彼の胸に抱かれ。
美心は艶かしい体を仰け反らせる。または愛らしく丸めて、快感と絶頂を隠さなかった。
赤木は時にフッと軽く目元を歪める。それは眠気のせいではない。
「エヘヘ……美心、また赤木さんでイキたい…」
処女がそう言う程の快感を、赤木は何度も引き出した。
元々、美心は快感を得やすい、感じやすい体だったので、男女はどこまでも行ってしまいそうだった。
限度もなく、処女と50代の男の、地獄の淵が見えるまで。
「赤木さんも…美心でイッて……中に、欲しい」
赤木の射精感は、普通一般の男のものとは違っていて…手応えのないものであり。
世界が裏から表に裏返るような、あの、はっきりとした放出を迎える事はあまり無かった。
しかし、今は足の裏やふくらはぎが攣りそうになるほどイッた。
(俺があんたの事を好きだから?)
それとも
この頃…赤木は漠然と物足りない気持ちを抱く事がある。
そんな時、似合わないが体を動かしていた。
しかし動かしても、朝に腹筋運動した事を忘れて、夜にもしてしまう日々が続いた為に、腹筋が薄っすら六つに割れていた。
(なんで朝した事を忘れるんだろう…)
赤木はそうも思うが…奇しくも、若い女に見せるのにあまり抵抗が無い体になっていた。
赤木はバスルームで一緒に湯に浸かっている美心に言った。
「よく言うだろ…男は女の最初の男になりたくて…女は男の最後の女になりたいってな」
「なんだかえっちよね。美心恥かしくなっちゃう」
「おいおい…俺達がモロにそれだなって話なんだぜ」
「赤木さん…美心が…最後?」
「ああ」
赤木の最後の女になる…美心はしかし、悲しそうな顔で言った。
「そんな、そんな、赤木さんまだまだでしょ。赤木さんはまだずっと、
男の人として生きるんだからね…! まだまだ だぞ!」
「フフ…美心さんやっぱり優しいな…ありがとよ…」
そう、赤木はまだ若い。こうして女を抱く事も、問題なく出来るのだから
「赤木さん、何か困ってる? そう思うから美心、さっきおっぱい見せたんだよ」
「何かね…俺、こう言うのから随分離れててよ。今日は取り返そうと思ったんだ。美心さんを見た時に…」
「ドキドキ出来た…?」
「あぁ、したよ」
「赤木さんっ」
美心が笑顔で赤木に抱きつく。赤木も笑顔で美心を迎えた。
赤木はこのホテルで生活していた。彼の日用品が部屋の所々に見られる。
「赤木さん…何で冷えピタ…」
「おぉ…頭に張ると気持ち良いだろ…それ」
「うん……でもいっぱいだね…こんなに…」
「買った事、何回か忘れてよ…」
「えへへ…物忘れなんてするんだ…凄く頭良いのに」
「だから…ジジイで悪かったな…」
珍しく赤木が少し拗ねて、美心は胸が引き裂かれそうになるほどかわいいと思った。
その冷えピタがはみ出して入っていたビニール袋。または封の開いた封筒。
その封筒だが…表には何も書かれておらず、裏に判で押した住所が印されていた。
封筒のデザインの美しさと、住所の「岩手県 紫波町 清寛寺」の文字を美心は何気なく見ていた。
「封筒凝ってるよな…そこの住職不良だぜ…」
「知り合いなの?」
「うん」
(あ…、この電話番号で赤木さんと連絡取れる)
美心はそう閃いて、住所を覚えよう、電話番号も書いて控えようと思ったが…書き留める事が出来なかった。
こんな心の動きを覚えるのは、美心は本当に珍しい事だった。
(美心…図々しいのに…)
なにより、こんなに赤木が好きで、又会いたいと思っているのに…。
寺の住所を書いたら、完全に覚えてしまったら、何かが終わってしまう気がした。
ただの勘なのだが、赤木と終わってしまう方へ、自分から手を染める事が美心には出来ない。
「赤木さん」
「あぁ…」
「赤木さん」
「なに…」
「……キスして、お願い…」
美心の顔はとても明るかったが、深く悲しそうに見えた。
赤木は、ベッドに座る美心の唇に、唇を重ねる。
(赤木さんとずっと居たいの…だって…赤木さんは美心の、美心は赤木さんの…)
赤木は大人の色気で、時に子供のような表情で、不思議そうに美心を見詰めた。
なぜ美心は赤木の聡明さを良く知っていたかと言うと、本当に赤木とカードゲームに興じたのが大きな理由だった。
赤木の計り知れない強さと頭の良さを、まるで魔法みたいで素敵だなと思っていた。
「家まで送るよ美心さん」
赤木の運転は静かだった。静かなのに速く、鋭い。堂々たる無免許。
出会ったばかりの赤木と美心が、公園の噴水で遊んでいた時。
ふら付いた美心が赤木に抱き止められて笑い合っていると、赤木の側にもの凄い美人が通りかかった。
その時、美心は自然に赤木から離れて親戚の子や周りの子供達と遊んだ。
美しい彼女と赤木は知り合いだったようで、軽く会話を交わすと別れていた。
「俺…色んな人間と手分けして、ある男を探しててよ。この公園にも居なかったみたいだな」
そう言って赤木は平気で美心のそばに戻る。美心が赤木の知り合いを褒めた。
その美しさはまるで賭博勝利の女神。人の女と思えない、まるで自然神のように見えたその存在は…、赤木とは手を組み、その男の事は探した。
「格好良い人。美心じゃ赤木さんに似合わないね。美心、知ってるもん美人じゃない事」
「俺は美心さん好きだね。色気あるよ」
「嬉しい…でも…本当?」
「ヘナヘナすんな」
と、男女は笑い合って、水と遊んでいた。
「美心さん…」
「赤木さん…」
心細い美心を赤木は呼んだ。もう美心の家…坂崎邸に、車は到着している。
「本当は、あんたを攫っちまいたいな…
でも、何もわからなくなった俺があんたに頼りっ放しになる可能性を思うとゾッとしねぇ…
あんたを得る事に時間を掛けてる間に…あんたを得るのと交換みたいに…俺は、俺自身を失くしてるかも知れないから
だから…行かなきゃな…」
「赤木さん……」
美心は…男の名前は呼べても、引き止める方法がわからない。感じる事すら出来ない。
黒服達が赤木の運転に追い付き、坂崎邸の前にもう一台の車を止めた。
良い女や絶世の美女と話したと思ったら、こうした女とまで…黒服は赤木の自由さに驚き、なかば辟易していた。
そしてこの家…赤木が探しているあの男が住んでいた家ではないか。しかし赤木はそんな事を忘れていた。
「赤木さん、この家、伊藤が住んでた所ですよ」
黒服は赤木に、ひそやかに言う。
「そうだったかぁ?」
黒服は(あれ? 大丈夫か?)と、今度は本当に赤木を心配し出した。
もう一人の黒服が身を乗り出して赤木に言う。
「赤木さん。この勝負が終わったら病院に行きましょう。すぐ」
「おぉ……そうだな。実はそうしようと思ってたんだ……」
「手配しますね」
(優しい兄さんだな、おい)
赤木は黒服にそう思った。伊藤と接触した事がある帝愛の黒服だった為、赤木自らから彼を抜擢したのだが、心ある男でもあったようだ。
赤木から見たら「優しい兄さん」だが、20歳代の青年から見たら「おじさん」くらいの歳の黒服。
美心はバスルームで赤木を見た時は彼の体と、肩の大きな傷に圧倒されたが…
家に帰った今、好きだった青年にもあんな傷があった事を思い出す。
彼には、指と耳と顔に傷があった。
(赤木さんの肩…ギャンブルで付いた傷なの?)
と、思いがまた赤木に戻る。
もし青年伊藤がこの美心の家にまだ住んでいて、出て来たら赤木に言うかも知れない。
「あんた美心と付き合えよ。だって、あんたみたいな目で美心を見た男、俺初めて見たからさ。
あいつには、あんたが最高のチャンスだと、俺は」
「へぇ。優しいじゃないか美心さんに…だが、失礼な事を言うなよ。
美心さんがあんたの物でもないんなら…あんたから俺に託す筋合いじゃねぇな」
「いや…それは……。いやそんな事は良いから、嫌じゃないならあんたがさ」
なんて、赤木と伊藤の会話があっただろうか。
美心の唇や優しさに、欲情したり、好意を感じる男と、
美心の幸せを考える男。
美心に取って、どちらが喜ばしい男か。
しかし、彼女を考えてくれる優しい男はこの場に居ない。あの優しさはもう帰らないかも知れない。
そして、彼女を感じてくれる温かい男も、もうすぐ彼女の元を去るだろう。
この二人の男は、大切なものがあった。その場所へ二人、向っているだけ。
優しい黒服はもう、赤木に運転の面倒をさせない為に、彼を後へ招いた。
背筋の美しい赤木が車を出て、後部座席に座る。車が動き出した。
(冷えピタ買おう)
赤木を見送る美心はそう思った。彼との思い出を、品物として持っていたい。
そしてなにより、また会った時にまず、
彼の熱くなっている額を、それで冷ますために。
美心、知ってるもん美人じゃない事。
(あらら)
そんな事、気にしてたっけ。じゃあ俺の仲間内では美人にしてやるぜ。
おれの最後の女は良い女だったってな。言ってやる。
バイバイ
車中の赤木は美心に小さく手を振った。ほとんど指だけで交わす軽い合図。
車は進み、美心は小さくなる。坂崎家も もう見えない。
もう休憩は終わり。しかし休んだ時間も、悪くはなかった。
この時赤木は気付いた。女はもう駄目。口付けだけで、相手の女や傍観者たちを酔わせる扇情的な動きが出来ているのに。
いや、出来ていても、彼が決めたならもう終わりなのだ。
バイバイ…
誰にとは言わず、赤木はぼんやりと、車の中で手を振った。
公園を探した翌日、赤木は青年伊藤の足取りを掴んだ。
赤木に狙われていると知った伊藤の連れが、伊藤を乗せた車で逃走していると言う。
黒服が車で追跡すると、酷いスピードで逃げるのだそうだ。
先回りしていた赤木は車から降り、伊藤の車が通るだろう(対向車線もない)一本道に一人立った。
迫り来る車との距離70mで現れ、50mとなっても赤木は静止しており、眉一つ動かさない。
「なんだこの白髪!」
車の中の兵藤和也は叫んだ。もうブレーキだけでは男を撥ねてしまう。運転手はブレーキと共にハンドルを切った。
車は一回転とさらに半回、空を切った。その側面を赤木に見せて停止する。もう車体が赤木のスーツに触れそうな距離。
「失礼」
赤木は止まった車を覗き込んでそう言った。
兵藤は少し喜んでいるような顔で、赤木を見る。
「よぉ、大人になったんだな」
と、兵藤の隣に座る黒髪長髪の男、伊藤に、赤木は話し掛けた。
伊藤は真っ青な顔で固まっている。言葉を話せるレベルではない。
赤木だけが、淀みも無く言葉を続けている。
兵藤和也は、目の前でこの男の胴や頭が千切れ飛ぶ様が見たかったな…と惜しい思いと射精感を抱きつつも、冷静に何かに気付いて行く。
真っ青の伊藤だけが、一人残されている。自分がこれからギャンブルするのに。
「…あー………!」
兵藤和也、気付く。
(俺があの時、後部座席から乗り出してアクセルを踏んで居たら、
赤木しげるの肉体が道路に飛び散って、車のボンネット、窓ガラスに血も肉片も付いていた!)
そう思うと、兵藤和也は勃起してしまった。
(あんたの血を、想像すると…。赤木しげるの惨死なんて、いくらの金が動くのかな。
でも俺は金より、血が良い)
「こんな路上で自分から…死んで良かったんですか赤木しげるが…」
赤木の轢死に劣情を燃やしながら、怖いもの知らずに喋る兵藤である。
その言葉に透明感すら持った笑顔で答える赤木の方が怖いと、兵藤は思うかも知れないが。
「あんたの親父から依頼があってよ。その話は流れちまったんだが…俺が伊藤と戦いたくてね…逃げられちゃ追い駆けるさ…」
兵藤和也は(勃起しつつ)勇気を出して赤木に抗議した。
「駄目なんですよ。この人は今大事な身で…」
「良いんだよ。賭けるのは伊藤の金とか、腕とかじゃねぇ。
おい…お前の姉さんな…俺が預かってるんだ。
色々あって……身を預けたのは姉さん自身なんだが」
この赤木の声に、伊藤が始めて人間らしい反応を示した。
「久し振りに姉さんに会いたいだろ…ほら…声が低くて、この辺にホクロのある姉さんだ」
赤木は別に大した事は言っていない。だがもう…言葉の全てが艶かしくて…。
車の中から、伊藤が腕を伸ばし赤木の襟首を掴んだ。力強い。伊藤、腕っ節は良い。
「…こんな勝負じゃ、お互い燃えないな。そうだろ?…」
「てめぇ!」
赤木に対して強気の伊藤に、兵藤和也がハフハフしている。
「待て、離れろ」
と、黒服が赤木から伊藤を引き離す。
「おじさん…? 「沼」の時の…おじさんか?」
顔見知り…そして彼との優しい思い出にも支えられ、緊張が一気に溶けた伊藤は泣き出した。
(しかし…よく泣く姉弟だ…)
と、赤木。
「姉ちゃんが、拉致されたとかだったら、俺…」
「そう言う事じゃない。俺よりもこの人を信じる事だな。俺が言いたいのはそれだけだ」
優しい黒服は赤木しげるを伊藤に紹介した。
「はじめまして…」
伊藤に挨拶する赤木の声は低く…やはり怪しかった。
赤木と伊藤の勝負の地、地下カジノの入り口で伊藤を待っている女が居る。
伊藤は戦慄した。自分の姉だ。しかし姉とは思えない程に、彼女本来の、男をえぐって迫るような色香が開花していた。
弟の彼が、身震いする程に。
姉は弟を引っ張ろうとしたが、逆に弟が姉の手首を掴んで男性用のトイレに引っ張り込んだ。
「このまま帰るぞ!」
この姉弟、昔から泣き虫だったけれど、今弟は泣いていない。
赤木と対峙して、彼は最初凄く凛々しかった。しかし、赤木に惚けて少しだけだらしない顔をした時もある。
彼にもわかったのだ。目の前の男が神の域にいると。
自分のそんな弱い心の流れに気付き、気を取り直してはキリッとし、しかし安定はせず妙な繰り返し…。キッとしてはグズッ…。ギラッとしてはジタッ…。
姉は…赤ん坊だった弟があんまりかわいくて、耳たぶを噛んだりキスしたりしたものだ。
今、その耳には痛ましい傷がある。彼自身が、ギャンブルで勝つ為、勝って生きる為に裂いた耳の痕。
(ごめんね…ごめんね…)
と、姉は弟の耳に触れ、耳ごと彼の頬を包んだ。
この場を動こうとせず、ただ弟を懐かしがり傷を労わるだけの姉に…弟は当惑して言った。
「…俺と帰るより、あの男の方が良いのか…」
彼のしょんぼりとした、そして、今まで聞いた事のないような真面目な声を聞いて、姉は感情的になってしまった。
「あんたが負けたらどうしようって…」
男は姉を強く見た。彼に火が点いてしまった。まわりの空気、その温度が上がる。
「あたしは勝負を見に来ただけ。勝敗はどうだろうと、今日はあんたと一緒に帰るよ」
「いいや、俺が勝つなんて思えないから助けに来たんだろ。手助けなんて要らねぇ」
弟は戦場に出る男として、目覚めてしまった。
姉の弟への愛情は、裏目に出た。零れ落ちたのだ。失言は防ぎようがなかった。
(あなたは、ギャンブルは家族で一番弱いと思ってる。
でもあんたが本気出したら、皆絶対勝てない。あんたの強さは、私が一番知ってる。
でもこの人とだけは……神域とだけは、当たったら潰される!)
弟の人生、その未来と覇気が、暗闇に落とされ折られてしまうくらいなら…
自分が赤木に会えなくなる方が良い。
赤木のそばで強靭に研ぎ澄まして来た筈の彼女の牙は、弟にあっさり折られてしまう。
姉は自分の事は考えていなかった。弟が愛おしくて、心配で、心配で。
「姉ちゃんが初めて会った時、あの人30歳くらいだったんだろ」
「…うん」
「今はもうジジイと言われても良い見た目だ。年取ってるじゃねぇか。そんな神が居るか。
人間だ。人間の中に、神なんか居ねぇんだよっ
俺が勝つ可能性はある。神じゃねぇ、隙はある」
赤木には隙がある。それが病から来るものだと気付いた時、勝負中の伊藤はどう言う反応を示すだろう。余りに人間臭い伊藤は、赤木に何を思うだろう。
弟に牙を抜かれた姉が、ソファーに座る赤木の側に来た。
「姉さん来てたのかい。
あんた女っぽい見た目なのに、中身は漢気のかたまりだよな。
俺はもう、あんたの女っぽいところは要らねぇ。
今度からは、その漢気と博才だけ持って俺に会いに来な」
「はい」
「はい、じゃねぇだろ」
伊藤弟の低い声が、赤木と姉の間の空気に入り込んだ。
赤木の声が、また空気を生み出す。
「よお…腹は決まったかい…。
この勝負、俺が負けたら姉さんと俺はもう会わない。
でもお前が負けたら、名前を捨てろ。俺の息子か弟になって、伊藤の名を捨てるんだよ」
「何でも良いぜ。俺はあんたに負ける気がしないんでね」
伊藤の声が、また空気を引き裂きに来る。
赤木が立ち上がると、まわりの空気が変った。
静かだ。少しのざわめきもない。
赤木が「ギャンブルをしよう」と心に決めた時、いつもこうなっていた。世界はいつも赤木に風を送り、辺りを無にさせる。
「俺より背がデカイんだな。あの時産まれた奴がねぇ…。ま、そう言う事もあるか」
その白い奇跡が、ゆっくりと伊藤のそばで止まり、彼を見上げてそう言葉を発していた。神経を研ぎ澄ました者にしか感じ取れないように、静かに。
この頃 記憶力が少し頼りない赤木。だが今…二つ彼の過去が、一つに繋がった。
「坂崎美心と、一緒に住んでたろ」
赤木の言葉に伊藤はびっくりして頷く。
「坂崎の家に居候してたけど…(ああ、俺の身辺を調べてたならあの家知ってるか…)」
「お前に惚れてたのかな」
「…どうだろう…」
「良くはしてくれたろ?」
「まぁ…」
「働きもせず…ギャンブルで付いたらしい傷を、顔と指に持ってる男に良くしてくれるなんて
優しい子じゃねぇか…。なんにしろ勿体ない事したな」
「あんた美心が好きなのか!?」
伊藤は嬉しそうに言う。それは伊藤本人のためか……。いや確かに、美心の為に喜んでいる。
(へぇ…本当に情の深い男だな…)
と、赤木は伊藤に思いつつ
「駄目さ俺は……女はもう駄目なんだ。
最初は麻雀で、次は女が駄目になった」
麻雀も打てないわけではない。女も抱けないわけではない。
しかし赤木自身が納得の行かなくなったものは、もう…。不本意なものはもう。
赤木は確かに天賦の博才を持つが、彼をギャンブラーと呼ぶ者は居なかった。
雀士なのだ。13歳の時も19歳の頃も、闘牌の神。
麻雀をする人こそ赤木だった。
その彼が麻雀を降りると言う。今日の勝負も、それだけは出来ないと。
普通、こう言う事を口にしている時、男は小さく見えるものだが…
赤木は逆。大きく見え、自らの世界を営々と広げているように見えた。
どこへ行くのか赤木しげる。
伊藤が生まれて初めて見る神域。本物の博徒…その中で最強の男だった。
伊藤は唇を噛む。伊藤だって、いや伊藤こそ、手痛く負けた時こそ胸を張って、大きく生きて来た男なのだから。
心身に刻まれた数々の傷と喪失は、結果的に伊藤の勲章となっていたのだから。
灰色のスーツ、その上着を脱ぎ、黒いシャツ姿となった赤木が、ジャケットを脱ぐ伊藤を招いてイスに腰掛ける。
しだいに起きて来た喧騒の中、最初に赤木が誘う。
白髪の男が、黒髪の青年に低い声で呼びかけた。
「さぁ始めよう、開司」
賭場に、これから最も静かな時が流れる。
練馬の公園に出た人は、勝利の女神でした
次は終始エロの「天+ひろゆき(18歳と19歳) ×天嫁(二人)」「天+赤木(43歳) ×天嫁(二人)」の投下を
と思っています。数日後と思います
「鷲巣(52歳)×茜(23歳)」の越境もちょっと書き始めています
GJ。赤木とカイジの対比が面白いな
あと優しいおじさんの出演に笑った。
ワシズは楽しみだったから期待します
あぁ、ありがとうございます
そして、そうでした「ワシズ」よりも、
アニメや原作アカギに出てる「鷲巣」の若い頃のイメージで書きます
人間の感じとか、白髪多くて灰色の頭髪とか
>>600 「赤木×カイジの母」・・・そいつはいい・・・いいっ・・・!!
おもわずバニ・・・バニ・・・したくなった・・・!
そして「伊藤家の嘱託」グッジョブ。
嘱託本人も超グッジョブだと思った。
もうこのままカイジが赤木開司になるか、アカギが伊藤しげるになるかして、
「しげる」に家族ができれば、少なくとも死ぬ前の無念は1パーセントくらい
減るんじゃないかと思った。
ゲプッ…
ごちそうさまですた……
>>602-616 美心の唇も作品も、すごいボリューミーだ!
>>615まで読ませて頂きました。
アカギの飄々とした感じも、美心の原作どおり純粋(おバカ?)な所も、とても魅力的だと思います。
妄想レスを含めるともはや何番煎じか分からんが、佐原×西尾×カイジを投下。
とりあえず切りの良い所まで。
以下ご注意
※タイトルは「3Pもくじろく・かいじ」と読んでください。
凌辱ではありません。
※西尾が既婚者という設定です。
いちおう「浮気ダメ、ゼッタイ」派。でも書く。
「今度、三人で飲みませんか?」
佐原が指した三人とは、以下のメンバーのことだった。
ドーソン昼勤の西尾と、夜勤のカイジ、そして同じく夜勤の佐原。
三人のうちカイジが進んで関わってくる事はなかったが、彼等はシフトが被っていて、年齢も近かったためか、よく話をする仲だった。
職場以外の二人の顔を見てみたい。
三人の仲をもっと円滑にしたい。
そんな気持ちから、佐原はカイジと西尾を誘ってみたのだった。
―しかし当日、佐原と西尾の仲は「飲みニケーション」以上の刺激的なものになりつつあった。
(予想外の収穫だなぁ)
佐原は、アルコールのためかフワフワした心地で、思いのほかの成り行きを見つめていた。
西尾が佐原のそれを、丹念に舐め上げていた。
「佐原くん、痛くない?」西尾が動きを止め、佐原を見上げた。
「いえ。もっと続けてください」。
いつもは明るく、通った声で接客をしている佐原が、くぐもった声色で答えた。
(飲むだけのつもりだったんだけどな……)
佐原は、腰から下が溶けていくような感覚に身を委ねているうち、今日の本来の主旨は考えないことにした。
居酒屋で三人で飲んだ後、佐原と西尾はカイジの部屋に押しかけた。
カイジは当初かたくなに拒んでいたが、ろれつの十分に回らなくなった西尾を心配してか、二人の訪問を渋々受け入れた。
男二人は、部屋に上がってからも酒を飲んだ。
肴は、西尾のとりとめの無いお喋り。
そんな中、アルコールのストックが切れてしまった。
自分が調達してくる、と佐原は申し出たが、カイジは「タバコも切れたし」といって出かけてしまった。
カイジが部屋を出てから、佐原は西尾のおしゃべりに付き合った。
ドーソンの時給がもう20円上がればいいのにとか、
結婚してから女友だちと出かける機会が減ったとか、そんな他愛もない愚痴だった。
聞き役に徹していた佐原は、こんな質問を投げかけてみた。
「旦那さんはどんな人なんすか?」
「アイジくん……ううん、旦那とはね、大学生の頃からの付き合いなの」。
西尾は旧姓を名乗っており、夫は加藤アイジといった。
二人は大学の同級生だった。
加藤は学生時代に博打で破産しかけたが、西尾の支えを受けつつ負債をのり越え、サラリーマンとして就職。
1年前に結婚し、共働きの今に至るという話だった。
「実は結婚指輪も、先月買ってくれたばかりなの」西尾はそう言うと、か細い左手を佐原に見せた。
「ラブラブじゃないスか、熱いっすね」。
佐原は感心してみせたが、「そうかな」という西尾の笑顔には、どこか陰りが見えた。
「具合でも悪いんですか?」と佐原は心配したが、西尾はかぶりを振った。
辛かったらカイジのベッドで横になればいい、と言いかけた佐原を、西尾が遮った。
「結婚したら、女としての魅力って減ると思う?」
西尾は、はっきりとした語調で尋ねた。
―「カイジさん帰ってきたら、どうしようかな」。
西尾に下半身を任せながら、佐原は慣れた手つきで彼女のスカートを下ろした。
「やだぁー……、スカート脱いでたら、バレバレじゃない」。
西尾は口を離し、もともとピンク色だった頬をさらに赤く染めた。
言葉の内容とは裏腹に、今にでもカイジが現れまいか、という期待が見て取れる。
「というか、匂いで分かっちゃいますから」と、佐原は西尾の秘部をそっとなぜた。
西尾がため息を漏らし、そこを益々潤わせた。
「西尾さん、こんなに可愛いのに」と、佐原は西尾を抱きすくめる。
力を入れれば折れてしまいそうな腰も、柔らかい胸も、ちょっとした仕草も、じゅうぶん魅力的なものだった。
けれども加藤は、西尾を週に一度も抱かなくなったらしい。
(仕事で疲れているとはいえ、勿体なさすぎるよなあ)
佐原は、西尾の形のいい耳に口を寄せ、「カイジさんも絶対、同意するだろうな」と囁いた。
西尾の酔いは醒めつつあった。
また、自分が直面している状況を理解すると同時に、その状況に溺れ始めていた。
夫以外の男に抱かれている、しかも第三者のアパートで。
冷静に考えてみれば昼ドラのような話だが、今はなし崩しになってしまいたい気持ちでいっぱいだった。
女としての自分の存り方を認めてくれる男が、ここにいる。
放っておかれた身体と淋しかった心が満たされているという実感のあまり、自制など忘れていた。
佐原が西尾の身体を解きほぐした頃、彼女の太腿は汗と愛液で濡れぼそっていた。
酒では顔色を変えなかった佐原が、額に汗をにじませながら西尾に質問する。
「西尾さん……いいですか?」
西尾にブレーキを踏む余地など無かった。
「佐原くん、来て」。
佐原はシガレットケースからゴムを取り出し、淀みなく自身に着けた。
そして西尾をかき抱くと、身を深く沈めた。
「んふぅ……」西尾は一瞬力んだが、その一瞬は吐息とともに溶けた。
表面はやわらかく、しかし芯のある佐原のそれが、西尾の内側を優しく貫いたのだ。
「西尾さんの中、熱いです」。
佐原は西尾の呼吸と自身を引き寄せるタイミングとを合わせながら、目を細めた。
佐原を受け入れる悦びを感じる一方で、まだ戻ってこないカイジのことを西尾は考えていた。
カイジと夫は似ている、と。
名前のことではなく、漂わせている雰囲気が似ていると思った。
真面目に働いていながら店長に目を付けられてしまう要領の悪さとか、世間話に積極的に溶け込まない所とか、
カイジの不器用な人間性を垣間見るたびに、学生の頃の夫にそっくりだと感じていた。
以前の夫はいわゆるダメ人間だったけれど、嫌いとは言いきれない味わい深さがあった。
背負い込んでいる荷物を下ろしてあげたくなるような、道を照らしてあげたくなるような、そんな魅力が。
今は文句の付けようがない真人間になったけれど、却ってそれが不満とも思えることがある。
夫が無くしてしまった「らしさ」を持ったカイジに、西尾は興味を抱いていたのだった。
(カイジさんも絶対、同意するだろうな)。
佐原の一言が、西尾の頭から離れない。
女としての西尾を、カイジにも認めてもらいたいと考えていた。
(カイジくん、アイジくん、カイジくん、アイジくん……)
自分と佐原、二人の呼吸に合わせながら、西尾は心の中で呟いてみた。
―アパートの近くの河辺に佇みながら、カイジはタバコをふかしていた。
あのぬるま湯みたいな場に戻りたくないな、という気持ちが、彼の足をとどまらせていた。
今日の一次会も、好んで参加したわけではなかった。
「既婚者と俺の二人きりじゃ風が悪いでしょう?」という佐原と、
「シフトはどうにかしておくから楽しんできなさいよ」という店長の押しに負けて、厭々出向いたのだった。
部屋に二人を上がらせたのだって、西尾が電車で帰れなそうだったから仕方なく許したのだった。
パアニ……
破裂音のした方を見やると、若い男女が花火を楽しんでいた。
見た目と人数からして学生だろうか、夜更けだというのに屈託なく喋り、笑っている。
佐原と西尾が談笑する姿とだぶり、カイジは居場所の無さに歯がゆくなった。
(西尾さんが心配だし、そろそろ戻るか)。
カイジはアパートに向かって、重い足取りで自転車を漕いだ。
アパートに着き、コンビニ袋を携えて2階へ上がる。
ドアを開けると、佐原と西尾がカイジを出迎えた。
しかし、カイジが想像していたような明るい雰囲気では無かった。
「カイジくん、おかえり」。
そう迎える西尾の上気した様子、ねっとりとした声がひっかかった。
何より、部屋の中に甘ったるい汗というか、果物の熟れたような匂いが満ちているのが気になった。
GJ…!
激しく続きが気になる…!
この三人の絡みは生々しさが合って良いな。
西尾はカイジとも佐原とも似合うよな。
3人とも同年代だしな・・・
続き楽しみにしてる
sageでも保守ッ……!
銀王や森田のシャワーシーンを見たんだが、あれはギャランドゥなのか?影なのか?
>>637 ご指摘乙。
つまりこういう事ですね?わかります。
------------------------------------------------------------------------
女は、銀次との濃密な時間にすっかり満足した様子だった。
銀次の腹部を愛おしそうに撫でると、「平井さんのお腹、ハリウッド俳優みたいでセクシーですね」とほほ笑んだ。
煙草に火を点けた銀次は、ふっ……と笑うと、「何て言うか知ってるかい?」と女に尋ねた。
女は「ギャランドゥ、ですか?」と上目遣いで答えた。
銀次は上を向き、一筋の煙を吐いた。
「西城秀樹という歌手がへそを出して歌っていたからそう呼ばれるようになったんだがね。
元々はGal and Doって歌詞の歌だったのさ」
女はプッと吹き出し、「意味が全然分かりませんね」と応えた。
銀次は女に向き直った。
「作詞者の意図では、行動的な女の子ということさ……お嬢さんのようにね」
表情は柔らかだが眼光の鋭い銀次に見つめられ、女は顔を真っ赤にした。
639 :
638:2008/08/24(日) 16:36:35 ID:CXY5aPKk
銀二の名前を間違いおった。決定的凡ミス……!
ちょっと焼き土下座してくる・・λ
>「ギャランドゥ、ですか?」
ここで腹筋が割れた
>>638 ワロタwwww
しかしなかなか良いっ・・・!
>638
ナイスプレイ・・・ナイスプレイっ・・・!
繋いでくれてありがとう・・・!
天の銀次思い出して変になるとこだった
今更ながら伊藤家の嘱託の人、ホント良かった!素晴らしかったよ。
福本作品のレズが激しく見たい
女が少ないだけに
美心×しづかは許さない
美心×煙草屋の婆さんならおk?
レズの流れを遮って投下させていただきます。
時代も作品も越境したダメギ×安部の女房(涯に登場)です。
-注意書き-
※奥さんハァハァ系テンプレ通りの展開
※安岡と安部、とばっちり
※ちょっとカッコつけてみたダメギしげらない
時刻は午前10時。
彼は何の前触れもなく、石川の住む安アパートの戸を叩いた。
石川は、生活費を稼ぐためのバイトは深夜と早朝に入っているため、息子を送り出して一息ついたところだった。
(これから寝ようと思ってたのに・・・もう)
てっきり新聞か何かのセールスマンかと思い、そっと玄関近くの窓から外を覗いて、石川は仰天した。
白髪に近い銀髪のオールバック、サングラス、胸元の開いた派手なピンクのシャツ、縞模様のスーツにジュラルミンケース。
どこからどう見ても怪しいことこの上ない風体の青年が、玄関の前に立っていた。
「よう、安部さんトコの元・奥さん。」
「だっ・・・誰!?」
「自分の子供の家庭教師を忘れてもらっちゃ・・・困る。」
「・・・えっ・・・」
そこで石川は、青年の声に聞き覚えがあることに気づいた。
「平山。平山幸雄。ちょっと前まで、あんたの子供に勉強教えてやってたんだぜ?」
「平山・・・くん・・・!?」
動揺したのも無理からぬこと。
以前の平山幸雄は、伸びた黒髪を下ろし、よれたTシャツとGパンで家にやってくる貧乏学生だったからだ。
石川が『安部』という男と離婚し、引っ越してきた近所に住んでいた学生。
挨拶まわりで知り合い、何度か顔を合わせているうちに
『子供の家庭教師をやらせてくれ。報酬は食事だけでいい』
と言ってきたので
子供を塾に行かせるどころか小学校の学費すら工面するのがやっとだった石川は、平山の条件を飲んだ。
実際、家庭教師に平山がついてからは、子供の成績、特に理科や算数が上がった。
「開けてくれないか。」
状況把握こそしていないものの、玄関の向こうにいるのは知り合いだとわかって、少しほっとする石川。
だが、開けてくれと言われても困る。今の平山は・・・サラ金かヤクザ絡みの人間にしか見えない。
まさかとは思うが・・・可能性はないわけではない。
「俺はもう、そろばんの先生じゃない。」
胸の内ポケットからわざわざもったいぶって出した札束をちらつかせる。
「いい仕事を見つけたんだ。」
「・・・・・・!!」
石川は、それまで『札束』を見たことがなかった。
目の前にあるそれは、明らかに銀行から引き落としたばかりの・・・白い帯で包まれたシロモノ・・・。
札束に注目した石川の中にある『欲しい』という思いを見抜いた平山は、口元に卑猥な笑みを浮かべて言う。
「開けてくれ。・・・信用できないなら・・・」
カタン。
新聞受けから音がした。
石川が目を向けると、先ほどの札束が落ちていた。
「やるよ。・・・コレの中にはもっとある。」
ジュラルミンケース。
一体、どれほどの大金が入っているのだろう。
これがあれば、養育費はもちろん、服も靴も沢山買ってあげられる・・・。
石川はごくりと唾を飲み・・・戸を開けた。
その代償として何があるのかはうすうすわかってはいたが、
眉間にシワを寄せながら息子に九九の説明をしたり、自分の出した食事を笑いながら食べていた彼の姿が忘れられなかった。
戸を開けてすぐさま後ずさる石川と、わざわざ靴を脱いでからゆっくり近づく平山・・・
耳元で囁いた。
「なんで俺が今まで、タダ同然で勉強を教えてやってたと思ってる?
・・・アンタがいたからだよ、元・奥さん。・・・そそられるんだ・・・。」
狭い廊下の壁に片手をつき、もう片方の手を石川の腰に回す。
「あんたの料理、美味かったよ。・・・今度は、あんたを味見させてくれよ・・・。」
「や・・・やめなさい・・・!」
「カネは出す。」
三文芝居だと、お互いわかっているのだけれど。
やめるキッカケが作れない。
「やめて。警察を呼びますよ。」
「・・・あんたの元旦那を、か?警部だっけ。・・・管轄外区域外でも来てくれんのか?」
「バカなこと言わないで!誰があんな人・・・!!」
「そんなに嫌なヤツと寝てたんだったら・・・俺とも寝れるだろ・・・?」
やりとりを続けるうちに・・・平山が焦りだした。
石川を壁に寄せるようにして、両手を壁につき逃げられないようにする。
サングラス越しの目は、以前となんら変わりない青年・・・ただ、息は荒く、何かを隠すように腰を引いていた。
「俺のほうがずっと若いんだ!金もある!なあ、枯れた中年より、俺のほうがいいだろ!?」
ゴツン。
平山の上半身・・・口付けをしようとする顔を近づけまいと、両手でブロックしていた石川の腹に固いものが当たった。
(・・・ああ。)
石川は理解した。
彼は今、必死に堪えているのだと。
石川が首を縦に振るまで、耐えるつもりなのだと。
「・・・本当に、出してくれるの・・・?」
「出す!さっきの金は前払いだから、とっておいてくれ!」
「・・・私、もう、男の人と暮らすのは・・・疲れたの・・・」
平山の目つきが一瞬鋭く・・・同時に何かを恐れるような色が宿った。
「バ・・・バカ!俺なんかと結婚したら・・・いやその、家庭を背負うのが怖くて言ってるんじゃない、
あんたと俺の将来を考えると、金だけ出してヤるほうがお互いのためだと言ってるんだ!」
「・・・・・・・・・。」
石川は抵抗をやめた。
せめてお風呂に入らせて、という石川に対し、
銭湯なんか行ったらきっとやりたくなくなる、濡らしたタオルで拭けばいいという平山。
仕方なく、洗面器と石鹸、そしてタオルを用意し、平山を玄関に待たせたまま、トイレで局部を洗った。
部屋に入れた途端、仮眠を取ろうと敷いていた布団に押し倒された。
平山は、待っている間にさっさと上着を脱いでシャツのボタンを外し、ズボンのチャックも開けていた。
さっきの金で新しくいいのを買えよ、と言いながら、石川のシャツを破く。
「ああ・・・これだよ、シャツ越しにいつも見えてた。あんた一年中、安くて薄いシャツしか着てないからさ・・・。
夏は汗で、冬も料理作ってる時の湯気で、ブラジャーが丸見えだったんだ。
暑いときにはそれすらつけてなかったろ?あんたの乳をしゃぶりたくてしょうがなかった・・・!」
爪を立てんばかりの力で揉みしだき、舌で石川の乳首を貪り食らう平山。
「あうっ・・・い、痛い・・・!・・・もっと・・・優しく・・・」
「ヤラしく?」
調子に乗った平山の頭を思い切りはたいた。
「なんだよ・・・あんただって、もうこんなになってるじゃないかよ!」
くちゅ・・・くちゅ・・・
平山の指二本が、石川の濡れた女陰に絡みつく。
スカートの下には何も履いていなかった。下着は、局部を洗った時に脱いだまま。どうせ、何をされるのかはわかっていたのだから。
「さっさと挿れるからなっ!!」
(SEXなんて何年ぶりかしら・・・しかも、こんな年の離れた子と・・・)
離れたとは言っても、石川はまだ20代後半であった。
ただ、石川の最初の相手であり、元夫の安部は石川よりかなり年上であったため、年下の男に激しく攻められたことはない。
それを思うと石川も気分が高揚しはじめて、自然と、挿入された瞬間にきつく締め上げる形になった。
「おうっ・・・!あ、ああ・・・あん・・・」
(え?)
平山の喉から女のようなあえぎ声が漏れた。
自分の口から出たそれらの言葉に驚きを隠せない平山・・・。
「ああ・・・あ〜、あぅ・・・」
声を止めようと頭ではわかっていても、下半身は更なる快楽を求めて走り続ける。
息も絶え絶えになりながら、言い訳を捻りだす。
「か・・・勘違いするなよ、俺が女々しいんじゃない、あんまり気持ちいいからだっ・・・!!」
(何を言ってるんだ、俺は・・・?)
「そ・・・その、あんたの○○○がきついから、声がいつもと違うだけだ!つまり、俺は・・・あっ・・・・・・!」
言いかけた言葉を自ら遮り慌ててペニスを抜いた途端、平山の精が爆ぜた。
勢いよく暴発した散弾の欠片が、石川のスカートにかかった。
石川が突然のことに驚き瞼を開くと、平山は顔を紅潮させて、そっぽを向いていた。
下に血液が集まっていたにしては、赤すぎる。
「・・・平山くん・・・?」
「・・・さんだっ!平山さんって、よっ・・・呼べ!」
ますます顔が赤くなる。
「平山くん・・・ひょっとして、初め・・・んっ!」
強引に唇を塞がれた。
しばらく口を吸った後、一方的に唇を離し、石川を睨みつける平山。
顔は相変わらず赤いまま、そして、先ほど射精したにも関わらず竿の方には一向の衰えも見られない。
どうやら、石川が言ったことは図星だったらしい。
「いい加減にしろ!そっ・・・それ以上言ったら、もう金はやらないからな!」
ここで石川はピンと来た。
つまり、平山は童貞卒業の相手として、石川を選んだのだ。
考えてみれば、顔立ちこそ整っていたものの、平山はあくまで貧乏な学生に過ぎない。
新聞配達のバイトなどをしながら、公立大学で真面目に勉強に打ち込んでいた、と聞いていた。
『カクリツどうの』とやらの勉強で、暗記能力も優れていて、荷物持ちとして買い物に行った時もそれを発揮していた。
『この空模様なら4時には何パーセントのカクリツで雨が降る。雨の日の安売りを常にやっているのは○○スーパーだ。』
『このスイカは3日前にも見た。明らかに賞味期限ラベルを貼りかえている・・・痛み具合を考えるとやめておいたほうがいい。』
などと言って、安く安全な食材の仕入れを手伝ってくれた。
だから、今まで『それ』に至るまでの恋愛経験も、風俗を訪れるための資金も無かったのだろう。
・・・そんな青年の身に何が起こったのかは知らないが・・・
服装といい、所持金といい、騙されたか何かで危険な世界に足を踏み入れたとしか思えない。
家に押しかけて来たときの強引な態度はブラフ・・・・・・自分を『金にも女にも余裕のある男』として見せたかっただけである。
平山のほうも・・・確かに石川の体目当てであったが・・・経済的に逼迫しているにも関わらず、
食事をほぼ毎日提供してくれたことを忘れてはいなかった。
自分が、代打ちとして裏社会に足を踏み入れてしまった以上「結婚してくれ」とは、もう言えない。
だからせめて、体目当てという体裁で金を渡す事で自分なりの恩返しをするつもりだったのだが・・・ことごとく裏目に出る。
(タチの悪い人にでもひっかかったのかしら・・・?)
(タチの悪い男にひっかかる前に俺が会えてたら・・・!)
それぞれをひっかけた男が似たような人間性の持ち主であったことは、彼も彼女も知らない。
平山はしばらく石川の唇をむさぼり、石川のほうもそれに積極的に応じて、お互いに頭の中を心地よい感覚で満たした。
「脳内物質」というもので表現するなら、β-エンドルフィン・・・。
接吻を終えた後、息を荒くしながら念を押すように
「わかったかっ!」
今度は石川の目を見つめたまま。
サングラスはとうの昔に外れている。
威圧的な口調にもかかわらず、お願いをするような、困っているような・・・見慣れた青年の顔があった。
「・・・ええ、もう・・・言わない・・・。」
何よりも彼の顔が全てを表現しており、それ以上、聞く必要はなかったから。
「入れるぜ、石川さんっ・・・!」
此処に来るまで我慢していた思いとともに、猛る平山の硬いペニス。
一度射精したくらいでは、体の芯に宿った熱が冷めない。
一方、石川も初めての激しいSEXに戸惑いながらも襲われているという感覚は無く、
抱かれるというよりは、童貞卒業の相手として受け入れる形に自然となった。
自分が初めて抱かれた時の感覚を今、平山が体験していると思うと、背筋にえもいわれぬ快感が走る・・・。
(あの人の時は一回だけで、痛くてしょうがなかったけど・・・今なら・・・今の私なら・・・)
「あんっ・・・あ、う・・・奥さん・・・すごい・・・おぅうっ・・・」
「もう・・・あの人の女じゃないわ、私・・・平山君こそ・・・あはぅ・・・見て、私の感じて・・・あっ・・・かんじ・・・て、る顔、見てぇ・・・」
ピストン。かき回し。若さゆえの激しい腰の動き。同時に唇や耳や首筋を責める。
平山は本番こそしていなかったが、安岡に連れて行かれたキャバレーの女に教わったことを何度もシュミレーションしてきた。
その全てを、ここで出し切るつもりだった。
石川も腰を振る。背中に爪を立てる。思い切り声を出す。
平山が息切れしたり、顔色が悪くなったら、安部に仕込まれたフェラチオや騎乗位を積極的にやった。
「あ、熱いィ・・・いぐぅっ・・・!!とっ・・・とろけ・・・あ、ま、また・・・いぐっ・・・!!」
「うぐっ・・・ああ・・・締め・・・締めて・・・もっと・・・もっときつく!」
「----さんっ・・・!!」
最後の最後に、平山は、石川の名前を呼んだ。
石川が目を開けると、スーツ姿に戻った平山が消臭スプレーのようなものを部屋にまいているのが見えた。
(あ・・・私・・・失神してたんだ・・・)
「・・・起きたのか。俺も、そろそろ仕事に向かう準備をしなけりゃいけないんだ。
あんたがあんまり起きないようだったら、無理矢理起こして服着てもらおうと思ってた。」
時計を見る。午後4時。
もうすぐ子供が帰ってきてしまう時間。
「悪いがさっき破いた服は捨てた。別の服、着てくれないか。」
「・・・とりあえずパジャマでいいわ。今日は・・・夕ごはんは外で食べるから・・・あのお金で。」
『夕ごはん』という単語に、平山が反応した。
「・・・そうか。ステーキでもなんでも、いくらでも食わせてやれよ、元・奥さん。」
サングラスの中の瞳は窓から入ってくる光に遮られて見ることはできなかったが、少し濡れているような気がした。
「あと、これ。」
平山はあっさりとジュラルミンケースを開けた。
「・・・・・・!!!」
そこにびっしりと詰まった札束、そのあまりの量に石川は戦慄さえ覚えた。
札束を取り出し、偽札でないことも説明した後、平山が言った。
「もし・・・もし、さっきのでガキができたら・・・この金を使ってくれ。堕ろすか育てるかは、あんたに任せる。」
また来る、その時はまたカネを払う・・・そう言って、平山は去っていった。
それきり、平山は二度と石川の前に姿を現すことはなかった。
今回は王道(多分)の人妻モノに挑戦しました。
安岡と安部に色々な罪を被せましたサーセン。
ダメギはおいしいポジションを与えつつ、
ダメギしげらないオチに持っていく気いっぱいでした。
乙!
石川と聞いて思い浮かべたのが
アカギの髭ヤクザだったのは俺だけでいい。
このスレはなんだってこんなレベル高い作品がごろごろしてるんだ…。
しげらないがかっこよく見える…最後の方…!
感想、多謝っ・・・!!
>アカギの石川
・・・顔だけ覚えてて失念してました。
うっかり「アッー!!」が浮かんで死にそうになったのは俺だけでいい。
661 :
660:2008/08/29(金) 22:11:14 ID:Au7f5yaI
日付またいだからID変わっているのに気づかず。
>>649-656です。
本日、実写版アカギを初めて見ました。
ダメギの胡散臭さと食い倒れ人形風の浦部にどうしようかと思いました。
最初にネタ風味の一作を投下したものですが、まさか数ヵ月後に
ここまでレベルがあがるとは。ひたすらぐっジョブです!
何気に「銀王さんの知恵袋」みたいなのがスゲーすきだ。うますぎる
昔ラブコメスレってあったよね
衣和緒が可愛くて好きだったな(´-`)
保守
667 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 10:37:38 ID:xD4fjW9H
女体化はやめてくれ
腐女子臭い
保守
天、赤木(43歳)、天嫁二人の4人です。天の嫁、茶色い髪の方が一子(いちこ)
黒い髪の方が次子(つぎこ)と、名前を捏造してしまいました
天貴史は ひろゆきが麻雀で稼いだ140万を、勝手に使って花火を上げた。
その後…自分の嫁二人と共に、ひろゆきとの4Pにわきあいあいと挑んでいる。
「あの少年どうしてるの?」
天の嫁、茶色の髪で目の大きな一子が、ひろゆきの事をたずねた。
「ほら一年くらい前、俺のケガ見舞いに来てたろ…
その日の勝負が終わって別れて、それ切りだな」
天は答える。
見舞いの後…その当日。天と井川ひろゆきは室田と言う関西の雀士を相手に、共闘して勝っている。
ひろゆきが途中で天と交代、天の力で室田に勝った。
その戦いの前、さらに天がケガをする以前に…花火があり、4Pがあった。
つまりひろゆきと天の家族が交わったのはもう一年前になる。
「俺より良い男に会ったらお前らどうする」
明るい天である。本気と冗談の間(はざま)で軽やかに言った。
「天さよなら」
「さようなら〜」
一子と共に、黒髪で目の細い次子もそう明るく言った。
「僕どうしよう…」
天は悲しがって部屋に転がった。
(一子め…ひろゆきの事を思い出したな…)
確かにひろゆきは天より美男だ。天と違って優男だ、インテリだ。そして18歳の青年だった。
(くそ、子供とも言えるけど…良いところあるんだよなあいつ)
弱気になった天の脳裏に、ある男が浮かんだ。闇が染み入るように、その男の面影に天の思考は支配される。
(まずいって、あいつはまずいって! オッサンだけど)
あのオッサンに、嫁の一人、いや二人共攫われたらどうしようと、天は悲しくなって来た。
その染み入る暗闇の男は…室田の次に天の相手をした雀士だった。
天はその男に勝った。天が勝ったのだ。しかし勝者が強者ではない事を痛感させられた相手でもあった。
(あの赤木しげる)
また敵として会ったら…。その男との相克が、天に耐えられるだろうかと思う。
思い出すだけで凍りそうな闘牌の記憶。
しかし柔らかく快闊な表情で、天の想い出に居る男だった。
(なんだか懐かしいところに住んでやがるな…)
終戦の数ヶ月後に生まれた赤木は、天和通りが醸し出す空気に少年時代を思い出しながら、人を探していた。
「天って男を知ってるかい?」
「天って男を」
狭い町とは思えないのに、二度ほど人に尋ねただけで…天貴史の居所、塩田荘は見付かった。
「よお」
自分の家の…扉の前に立つ男に、天はまた凍った。
「ちょっと野暮用さ。まだはっきりとはしてなくて…まぁ半年後くらいの話だが…」
「おいおい、いきなり来てそんな先の話すんのかよ。
わからねぇよ、俺死んでるかも知れねぇだろ」
「ハハ…全くだ。お互いな」
赤木しげるである。雀ゴロを連れて旅行でも行こうと言う事らしい。
自分を負かした男を連れるなど、旅行中の話のネタとしては面白いと赤木は思っているらしかった。
そんな事を話そうと思っている赤木に対し、天は言う。
「あのさ、あんたにして貰いたい事があるんだけど…赤木さん…女なんて居るか」
「いいや。作る気がねぇ」
「よし、男に二言はないな」
「おお。…なんだよ…俺は」
「いらっしゃい」
と、扉を全開にまで開け放つ天に歓迎された赤木の体は、女の婀娜な腕力で敷居の中へ引き入れられた。
「おっと…」
嫁達の嫋やかな力で部屋へ引き込まれ、座らされる。
女二人の柔らかい腕に捕らえられて、赤木のスーツが剥ぎ取られてしまった。
(あらら)
「おい、天よ…」
「あんたは…俺が嫉妬してしまう男かも知れない。でも、あんた俺達に合う気がするんだ」
「そりゃ全部気のせいって奴だ。なぁ?」
と赤木は女の一人、一子に聞いて来る。
「え…うん…そうよねぇ」
と、今まで天が連れて来たどんな男よりも自分に馴染んで感じる赤木に…一子は同意しか出来なかった。
「一子! 赤木さんと仲良く出来ねぇのか!」
「え、だってぇ…」
一子の隣に居た次子が、赤木に近付いて言った。
「急に…ごめんなさいね赤木さん」
「へぇ…二人とも良い女じゃねぇか…あんまり迷わせるなよ…」
立ち上がろうとする赤木の色付いた生温かい言葉に、二人の嫁は胸を鳴らした。
「さっき偶然、天から赤木さんの話聞いたんだ。
だけど…天がこんな格好良い人を、ここまで部屋に入れたの初めて」
「私もそう思う」
二人の女が、赤木を覗き込んでしみじみと言う。
「俺の嫁、二人ともあんたが良いってよ、赤木さん」
「やれやれ…」
と、赤木が一子と次子の手の甲に触る。一子はそれが別れの挨拶に感じられたから…
彼女は動く赤木の進行方向とは逆に、彼を押し倒す。
「ハハ」
若い女があんまり元気なので、赤木は明るく笑う。
次子に口付けて、彼女を腕に抱いていた天がちらっと、もう一人の妻 一子を見る。
一子は仰向けの赤木に唇を当てている。彼女だけが動いているその時間が続くと、
赤木の手が一子の動きを助けているようにも見えた。
「あっ…」
と、天と次子はいつも通りに始まった。しかし刺激を求めたのか、お互いが服を脱がずに抱き合う事は珍しかった。
一子が赤木の前で服を脱ぎ出し、ゆっくりと一糸纏わぬ姿となった。
彼女は悪戯に蠱惑的な女性だった。子供っぽい顔をしているのに豊満な肉体で、胸が大きい。
「あぁ……」
声を漏らす彼女のその乳房が、男の上でフルフルと揺れる。
うす桃色の先端と、白いたわわな乳房が、何度も跳ねて赤木のために揺れている。
仰向けの赤木の上で腰を動かしていた一子。しかし挿入したまま赤木が上体を起こして来たので、お互い座って向かい合う形となった。
床に両手を付き、一子を見る赤木。
「は、はずかしい…」
自分の中に入っている男に対し、一子は乳房を隠した。
「えぇ?」
と赤木が色っぽい顔で、少し笑みを見せながら一子を攻めて来る。
「赤木さんに見られてると…わたし…」
それに反抗するように、赤木が一子の奥に打ち付ける。
「やぁっ…奥だめぇっ…」
一子は赤木を貪るように腰を艶かしく振り、動かし、少し狂い始めた。
赤木は一子の腰を掴んで自分に、奥まで強く引き付ける。
仰向けの赤木は、絶頂に陶酔して倒れた一子を胸に上に置きながら、自分に声を掛ける天を見た。
一子は目を潤め熱い息を乱しながら、赤木の頬にキスする。
「ありがとう、赤木さん…」
そして赤木からジュルッと離れた。
(おいおい)
赤木も気にするほど足元の覚束ない一子が、フラフラと歩いて天のあぐらの中に倒れるように座った。
そして夫婦で口付けあっている。
服を着た次子が、服を着ている赤木のそばに来て、膝を揃えて座った。
「なぁ…こんなのいつも?」
「たまにです」
話す赤木と次子の前で、天と一子が音を立てて混じり合っていた。
「あ…いつもより硬いよ……」
一子が言う天のそれは、赤木(いつもと異質の人間)が居る所為だが、その赤木の前で天は一子を貪る。
硬いそれを、女の柔らかさに何度も入れ込んでいる。
「なんの為?」
赤木は次子に聞いている。
「赤木さんと仲良くしたいのよ、天も、私達も」
「他の方法じゃ、駄目なんだな」
「…わかってくれますか?」
次子が言う。一子が天の体に鳴かされている。
「私……」
そう言うと次子は赤木の着るシャツに触れる。
赤木は、その少し動く次子の指先を見ている。女の指はシャツのボタンを外せない程欲情して、動きがまともでは無い。
白髪と黒髪の男女はお互いの唇を吸い、重ね合った。
服を脱いだり、互いが相手の服を脱がせたり、無言の男女はとにかく素肌を求めた。
音を立てて熱い唇同士が絡まり、うごめき合う。
次子はスタイルが非常に良く、乳房は赤木の手にぴったりの大きさで 形がすこぶる良い。
腰から臀部、足にかけてのラインもしっとりと艶かしい。
ヌルヌルと良く濡れたその中へ、抵抗も無く入る。彼女の締まり、絡まりが熱い。
「んん…」
と、仰向けの彼女は目を閉じている。そして密着したがり、赤木を抱きしめた。
赤木が動く度に男女の肌が擦れ、女の乳房と男の胸が擦れ合う。
次子は赤木の耳や首に口付けながら揺れている。
自分自身でも腰を揺らしている。
「○○良いか…」
「はい…」
と、赤木と次子は何やら相談しながら、自分達の時間を高めている。
どちらからと言わず、自然に口付け合っても居る。
「次子と赤木さんって……やらしい…」
天に絡まっている一子が、赤い顔で溺れるように、悶えるように天に言う。
次子は細い目を閉じ、赤木の下で揺れている。
そして長い長い絶頂を迎えた。その間、時に悲鳴のように、笛のように次子のノドが高く鳴る。
必死で赤木の肩を握る次子の手、そして悶える声と表情が天を煽る。
天は一子を抱きながら服を脱いで行って全裸となった。これで服を着ている者はこの場に一人も居ない。
強いて言うなら、天だけは着ている。ある箇所にゴム製のものを。
射精を遅らせる為に着けたのだが、天は既に一度取り替えている。次子でいっていた。
そして一子を抱く今、また。
「赤木さん交代」
赤木は、その天の声が聞こえていないようにさえ見える。
「ただ離れろって言ってんじゃねぇ。一子と次子がそれぞれ交代」
赤木は次子の体を抱き、美しい黒髪の頭部を片手で包んでいる。次子が、
「赤木さん…」
と、押し寄せる赤木の肌を惜しんでいる。別れ難かった。
「赤木さんよぉ」
天の声があっても赤木は少し動き、次子は「んっ…」と呻いた。
赤木はいきそうだったが…自身の遅漏の弊害、その流れに身を任せ戻って来る。
「はぁ…なんだって?」
「だから…」
話しかけていたのが男で、しかもその腕が自分の近くにあると解った時、赤木は天のその腕をグッと押した。
この男の妻である女達にはわからないように拒んだ。興がそがれるからだ。
(今、邪険にしたな赤木、要らねぇって!)
そして赤木の腕力の強い事…。最も野性的で、簡単に味わえる男としての敗北に、天は熱い溜め息を吐いた。
「天…」
「赤木さん…」
女は二人して、自分から離れる目の前の男を惜しんでいる。
(こりゃ凄いな…)
赤木はこのカオスを気に入り始めている。
一対一の二組。仰向けの女二人が隣り合って床に並び、上体を上げた男達が女達の上で好きなように体を動かしている。
「綺麗なもんだ…」
女二人が二枚の花びらのように見えた赤木が、ボソッと言った。
「天はこんな事言わないね…」
「新鮮…」
と、思い思いに嬌声を上げたり、息や髪を乱しながら快感の中に居る女達が言う。
「女に関しちゃ軟派なんだな、赤木さんはよ」
「軟派ねぇ…本音を言ってるだけなんだが…」
「きゃっ…」
と、赤木に抱かれている一子が、軽く両手で顔を覆った。
「はずかしいよぅ…赤木さん」
「綺麗だって…」
「やめてぇ…」
と乳房の大きな一子が、それを赤木に揺らされながら恥ずかしがって言う。
赤木は少し…女をからかうように言った。
「綺麗だね…一子」
「きゃあっ、いやぁっ、! アハハ」
低い囁きで名を呼ばれた女は、恥かしさで身の置き場もない様子。びっくりして笑いすらある。
赤木も一緒に「ハハ」と笑う。
「あっ…あっ…」
と一子の声が低く濁り、
「アカギさん…いく…」
「バカ、赤木でいくな」
天はからかい半分で言う。
「あん……あん…いくよぉ…」
と、体を丸めて小さくしている一子を見ながら…次子への攻めを強める天は言う。
「お前もいってたよなぁ…赤木さんで…何回なんだか」
次子が…一回はいったと知っている天だったが
「三回くらい…」
「てめぇっ」
「あっ………」
と天の動きに次子が目を閉じて震えた。
「交代! 交代! 赤木さん!」
「お前の独壇場かよ……」
赤木は大騒ぎする天に呆れている。
「じゃあな…」
と赤木が、再度彼によって絶頂を迎えたばかりの一子の額にキスする。
すると一子は「赤木さん…」と呟き、涙を一すじ零した。
「赤木さんっ」
と、次子が彼に抱き付き、その黒い髪を赤木は撫でる。
「いいかい…」
「はい…」
その男女の囁きの後、赤木が一気に次子の体、その奥まで貫く。
「あぁぁ」
地獄に近付くような快感の中で、次子は身悶えた。天国のような快感もくれた赤木だったけれど。
「もっと……もっと下さい……っ」
次子が発した言葉らしい言葉はこれだけだった。
赤木が強く奥まで打ち付け止まった時、次子は彼から離れる温度を感じた。彼から放たれた粘りつく波。
(赤木さんの…嬉しい…)
天との交わりの熱が冷めた一子が、赤木の一呼吸を知り「ヤダ、ヤダ…」と小さく赤木と次子に迫った。
「一晩に二度はちょっとな…」
そう赤木が言うと、一子の声色はがっかりと、大きくなった。
「えぇ!? 次子にだけぇ!?」
次子は小さく、女らしくガッツポーズをしている。
「もう! なによぉ!」
と、一子は赤木と次子に布団のシーツを引っ被せた。
天は嫁二人に二回ずつ、計四回いったのだが、どうも赤木には引けを取ったと頭を掻く。
天が塩田荘を気に入っている事の一つに「風呂あり」と言う条件があった。
4人でいっぺんに入る。
「狭いって」
赤木の少し吼えるような声。その白髪が這々の体で憔悴したように浴室を後にする。
一子が赤木の濡れた白い髪と上半身を拭く。
次子は赤木にゆるゆると服を着せる。それは天の服だった。優男とも言われた赤木だが、別段過不足なく着こなす。
赤木は着痩せする男だ。腕力、体力も天より優れているようだし。
「赤木さん…ねぇ…」
と、一子が赤木の肩に近付く。
「…しよう…出来る?」
とたずねる。
「行ける時は行けるんだが…今日はなぁ」
「もう、どうして意地悪言うの?」
「意地悪じゃねぇって、本当に無理っぽいんだ」
赤木の肌蹴た胸に、裸の一子がタックルする。
「だめだめ、そんな事しても…寝る」
「ひどーい!」
布団越しに一子にポカポカ叩かれても、赤木はクークー寝だした。
「静か…」
そう次子が呆れる程、赤木は静かに美しく眠った。
赤木は変な時間に寝たせいで、夜中に目を覚ました。部屋の中は真っ暗だが、天が起きているようである。
煙草を咥える赤木。
「暗くないか」
「いいや」
火が着いて、暗い部屋の中で赤木の頭髪が白く閃いた。
赤木の光に照らされている天は、今更ながらある考えに辿り着く。
(そうだ…俺、この人に麻雀で勝ってたんだ)
赤木が今夜の事を強者から女を分け与えられた≠ニ感じていたらどうしようと心配しだした。
(あらかじめ気付けってのは無理な相談だ。勘弁してくれ)
そう、天は扉を開けた時に立っていた赤木を見て…自分に負けた男だとは、どうしても思えなかった。
そんな、天に取って不確かな過去は吹き飛んでいた。
その時の現実は一つ。自分より強い男が目の前に居る
(俺は挑むような気持ちだったぜ。強者の胸を借りるつもりで、嫁さん達と裸になったんだ)
「お前は、他人の事を考えすぎるぜ…」
今の自分の心でも読んでいたかのような、赤木の言葉に天は戦慄した。
赤木の今の言葉には深意があるのか。
暗い部屋だからと気遣う、天の心配りを言ったのか、
先程の異常な親しみからこれ以降、馴れ合う人間関係に否やを持ったのか、
天から憐憫の混じった愛情を掛けられようと、赤木自身はそこから無関係で居たいとの意思か。
「赤木さん、すまなかった。
他人の事考えすぎたって…それが結局無礼になったりな。
俺、あんたに失礼しちまったよ。
だから……身投げみたいなナシの付け方じゃなくて
赤木さんも納得してくれそうな…。
…あんたの為を思うなら、あんたの為だけは、もっと地味な責任の取り方をしなきゃ」
「…」
「いつか必ず、真っ当な道で、真っ当な理由で、あんたをこの家に呼びてぇ」
「俺とお前は違うさ。芯のところこそ合わないだろうぜ。
俺に無礼と思って、俺におもねても、俺達はきっと最後に食い違う……だから止そうや。
だけどお前良い目してるよ。こう言う生活をしてるからかな…」
「どうだ、そう思うならこの辺に住むか?」
「…お前……お前は…」
赤木は天に呆れて少し微笑んだ。
男同士の暗闇の会話から、もう一度寝入った赤木が、今度は朝に目を覚ます。
赤木のシャツがなくなっていて、天が釈明している。
「さっき裏のじいさんにあげた。代わりこれやるよ。じゃあ俺出かけるわ」
元々は誰の物なのか…赤木は天から貰った派手なシャツを黙って受け取り、スルスルと袖を通した。
「ん? 赤木さん帰ったのか?」
次子しか居ない部屋に帰った天は、彼女にたずねる。
「うん、一子もちゃんと抱いて」
「え!?」
一眠りして食事も取った赤木は、一子の中にも濡れ与えて帰ったと言う。
「お、俺の居ない間には酷い! ただのせっくすじゃねぇか! おのれ赤木ぃぃ!」
「今度は私が見てるだけだったの…切なかった…」
本当は見ているだけの次子ではなかった。一子を抱いた後の赤木と二人で浴槽に入った。
彼の体を洗い、背中を流しながら、男女の色々があった。
赤木は手や唇を使って、次子の熱い体も慰めたであろう。
「ごめんなさいね…天も一子も、赤木さんの事好きなのよ。許して」
「謝らなくてもいいさ…最終的には俺が決めたんだ。で、あんたはどうさ」
「え?」
「俺が好きじゃねぇの」
「私が自分で言ったら、天に怒られちゃう」
「…怒られるほど好きかい」
「…意地悪だわ、赤木さん」
そう言って、明るい表情だが少し泣きそうな次子に、赤木は時間を掛けて長く口付けた。
赤木43歳の4Pは、この口付けで幕を閉じる。
朝から赤木と濡れ乱れた一子は、彼を見送る。町の中を少し二人で歩いて行った。
「ふぅん…赤木さんしげるって名前なの」
「うん」
「あだ名でね、イケイケ麻雀≠チて、呼んでいい?」
「駄目」
「私の事、バシバシ荒立てる≠チて呼んで良いから」
「いやだ」
珍妙な会話をする男女は、話の終わりに我慢が出来なくなり二人で吹き出した。
天和通りを抜ける別れの時、
「かわいいよ…一子」
赤木はわざとらしく、異常な程 男前の声を出して一子に囁いた。
あんまり良い声で自分の名を呼ぶので、一子はまた笑ってしまった。恥ずかしくて嬉しくて、彼女は涙目で笑った。
ここまで来て…別に用と言う事はなかった。ただ…ここ数ヶ月堪らない思いで学生生活を送っていたのは確かだ。
本物の麻雀がしたい。天や赤木のような実力者と当たりたい…そう、ひろゆきは思っていた。
だから、天貴史の住む塩田荘の近くまで来ると、彼の足は止まっていた。
(強い打ち手と当たりたかったら、雀荘に行けと天は言ったけど…)
「少年か!? 井川ひろゆき?」
「あ、おじさん」
ひろゆきはこの塩田荘に住んでいた時期がある。この辺りに知り合いは多い。
もちろん彼は、天やその嫁達の人間性を気に入って暮らし始めたわけだが…。
天の様々な面で発揮される共有財産的な考え方が、ひろゆきの理解を大きく超えたものだったから…早々に引っ越していた。
「今、天のところに一人男来ててよ…俺、出掛けるわ。
俺の部屋で留守番してみな。声聞こえるぞ」
「え?」
最初、何の事だかわからなかったひろゆきだが…懐かしい声を不意に思い出す。天の妻達の声。
今、しているのか。天の言うところのせっくしゅを…!
19歳のひろゆきは、ここ数ヶ月の堪らない思い…もう一つの方を今思い出した。
一年前の4P。至福の、圧倒的4P。
(うぐぐぐっ……)
ひろゆき、片手で頭を抱えた。
ゴム越しに次子に咥えられ、愛撫された事を思い出した。裸の一子に跨がれた事も。
避妊のゴムは着けていたが…女二人の熱い中の記憶。童貞から別れたあの瞬間。
その時、天はひろゆきの未熟さと、センスの良さ、鋭い素質に騒いでいたものだ。
童貞とは思えないテクニックがあったひろゆき。
「でも技ばっかり目立つぜ、少年」
と天はひろゆきに言った。昔も今も、天に喧嘩を売りたい体温のひろゆき。
「ちょっと待ってよおじさん、俺は!」
「それから、ひろゆきの時は最後まで世話になったんだ俺。ごちそーさん」
男は、赤面で立ち尽くすひろゆきに 無人の自室を託して夜の街へ消えた。
(思い出させるなよ……くそっ…)
ひろゆき、おじさんの部屋に一人で入り込んだ。座布団に頭を突っ込んで、天の部屋の音声をわざわざ遮断する。
部屋に4Pの蠢きが伝わる。ひろゆきは自分の思い出を揺り起こして、自身の熱い体温、粘膜に触れた。
若い白さを悪戯に何度も散布する。
当事者の天の回数を凌ぎ、何度も起こる後処理に追われる。
そんな消耗をしたものだから、座布団だらけのひろゆきはすぐ、夜のうちに寝入ってしまい、おじさんの帰宅の気配で目覚めた時はもう次の日の昼だった。
おじさんがひろゆきに留守番の礼を言っている。
そしてちょうどその頃、赤木が天の部屋の扉を開け、一子と塩田荘の階段を降りていた。
(あ…男が帰る…)
だから自分も帰ろうと思った。男が路上を行く後ろ姿を、ひろゆきは開け放った玄関の扉から見た。
(赤木!? 赤木しげる!?)
まさか昨日の男は……
帰り掛けていたひろゆきは振り向き、部屋に居るおじさんに聞いた。
「昨日の天のところに居た男って、40歳くらいで、白髪で、鼻高くて、目が…」
「うーん、見たわけじゃねぇからわからん」
誰に聞いても分らなかった。赤木が昨夜 行為した男≠セったかどうかは誰も見ていなかったのだ。
ひろゆき、今は慌てて赤木と一子を追った。
昨夜、天の部屋へ行っていれば…彼には未知の領域、5Pがひろゆきを待っていたのに…。
(くそ! 何を恐れていたんだ俺は!)
ひろゆきは走る。今度赤木の足取りを掴んだら、意地でも付いて行こうと。
「赤木さん!!」
ひろゆきは、一子と別れたばかりの赤木に追いついて呼び止める。
「1年以上前に一度、俺、赤木さんと会っています。室田さんと打ち合った井川です」
「おぉ、天の仲間だった兄さんか」
「赤木さんどうしてこの町に…?」
「天をハワイに誘おうと思って…ま、暖かい国にな」
ひろゆきはこの時…他に代え難い貴重な情報を得た事に、今はまだ気付いていない。
「もう良い…あいつを連れると…嫁さん二人も連れてく事になりそうだから…」
共に旅行に行く予定の金光や鷲尾に、天の嫁をやりたくない気持ちが…赤木はした。
赤木のサディスティックがいきなり顔を出す。金光や鷲尾に対してのものだった。
ひろゆきは、そんな加虐の人について行く。
「赤木さん…一子さんや、次子さんに会いましたか?…天と暮らしてる女の人達…」
「おぉ」
今の赤木の声が、少し重く生温かいようにひろゆきには感じられた。
彼女達を悪く思っていないからこそ、ハワイに連れて行けないらしい事も。
(やっぱり赤木さんは次子さん、一子さんと……)
ゴムで遅れを取っているひろゆきだが、同じ女を抱いたと言えるだろう。
ひろゆきの欲情したような顔、そして親しみと驚きを宿した瞳から赤木は見抜いた。
「ん? お前、俺の兄貴か」
「…え?、あぁ、あの兄弟って事ですか…その…」
「兄さん…熱いじゃねぇか。上等だ」
ひろゆきの背をバンッと叩く赤木。その力の強い事…。
痛みが酷いわけではない。潜在能力を感じさせる、叩かれた方の男を跪かせるタイプの、赤木の腕の運びと手の平だった。
「兄さん、年は」
「19です」
「二回り下の兄貴か。話のネタにされそうだな」
赤木は被虐にも加虐にも、華やぐ人である。
ハワイにも女性は居るわけで…今度は赤木がひろゆきの兄になったり、
赤いサングラスを着けた赤木が「俺のニセモノ」と謎の言葉を吐いて、古く微かなその記憶さえ引き出せる能力を示したり、
目くるめく南国の時が実現するのだが、まだ先の話である。
「赤木さん!」
と、彼を探していたらしいヤクザが天和通りで車を止めた。
だからひろゆきはこの日、赤木と麻雀が出来ない。
「車には乗らねぇ。この近くだろ。俺も望む所の勝負だ…行くからよ」
そう赤木に言われてヤクザが控える。
そして赤木と面識のあるヤクザが彼のシャツに目を止めた。
(こんな服着てる赤木さんは初めて見る。こう言う趣味なんだろうか)
赤木がヤクザや雀ゴロから貰う服、その特徴が、一貫性を持ち始めたのはこの頃である。
「じゃあな」
その赤木の声の前で、ひろゆきの頭の中は忙しかった。世話になったヤクザの沢田や、天から言われた言葉を想う。
「オレ達と手を切った方が良い。お前は裏の世界から、まだ戻れるんだ」
二人が勧めてくれたその道を、俺は行きたいのかと。
大学を出て真っ当にやって行ける、いわゆるまとも≠ネ人生を。
それとは別の悩ましさもある。
今日の赤木の勝負に付いて行っても、また見るだけだ。自分と赤木の勝負ではない。
どうしたら赤木と戦えるのか。滞りなく赤木と勝負するには。そんな事を…考えている間に、全てが終わっていた。
自分の迷いの他には、路上になにも存在していないのである。
ひろゆきはこうして赤木を見失う。
立ち止まった事への後悔、鬱屈を深めたひろゆきは麻雀を求め、しばらくして後 大阪へ旅立つ事になる。
ひろゆきが西へ行っている頃、誰もが赤木を見失っていた。
大阪で偶然、ひろゆきと2年振りに顔を合わせた天も、赤木を探しあぐねて右往左往。
これから麻雀界の機構そのものを賭けた大勝負、東西戦がある。東の力として赤木が欲しいのに。
赤木を東西戦へ呼び込んでみせるのは俺だと、ひろゆきは思った。
どこまでも赤木を探すつもりで、一人 ハワイへ飛ぶ。
ひろゆきは動いた。命の最も根源的特長。活動…動くと言う事を、若い力で瑞々しく示す。
灼熱の国で初めて実現する赤木との燃えるような闘牌。
赤木は追いかけて来た彼を「熱いぜ、ひろ」と、本当に熱い国で明るく迎えた。
「そう言えば、赤木さんの用事なんだったか聞いたか?」
赤木が部屋を去って間もない頃、天は一子と次子に言った。
「あら、そうだ、何だったんだろう」
「…部屋に入ってしばらくしたら赤木さん、用事を言う素振りもなくなったよね。それから二日間ずっと言わないで」
塩田荘の部屋の中、それ以降は三人で赤木の事ばかり話していた。
「赤木さん今頃何してるんだろう…ちゃんと食べてるかな…」
と、赤木を思い出して一子は涙を零した事がある。
次子は赤木の話題が出た日、それだけで、いつも女振りを上げた。
しかし…赤木の事も、嫁二人の事も憎めない天は、身を斬られるように悶えるだけだった。
赤木を混ぜた4人での交わりを、後悔していないからこそ、更に天は苦しくなった。
嫉妬と焦躁の…思いのやり場が今の所は無い。
無いけれど
「お前達も妊娠してないよな。あの人、子供出来る体なんだろうか。
避妊嫌いだったろ。でもあの人の家族の話…他人からも聞いた事ない。たぶん居ねぇ…」
ひろゆきの時は、ひろゆきに避妊を教える一つのテーマもあった4Pだったが、
赤木との交わりで避妊に頓着しなかったのは…そう言うところもあったからだ。
赤木は一人でこの世に現れ、一人でこの世から去ってしまう人に思えた。
「あの人死ぬ時は、一人じゃないと思うし…一人にさせたくないと思うけど…」
嫁が惚れちゃったから嫉妬とか、そう言う思いも天にはある。
しかしこの夫婦は三人で赤木に惚れているだけ。一人が男惚れと言うだけの。
町を抜けた車が、徒歩の赤木を勝負の地で待っていたその日。
赤木は歩き続けて、天和通りはもうその目に望めなくなりそうだった。
(俺は一人さ。もし一人で歩いて行けなくなったら俺は)
そう赤木は
「だから、俺の勝手なんだけどさ、赤木さんの事をそこまで思ってくれたら…俺……
次子、一子…」
天和通りを望める穏やかな坂を、
身のこなしの軽やかな、服装はいかにもヤクザと言った白髪の男が、ゆっくりと下って行った。
天16巻、赤木の○○式の参列者の中に、カイジと森田っぽい姿の人が居て
そこから「伊藤家」書いてしまいました。お言葉、ありがとうございました
今回の10年後で
喪服(一人ドレス、一人和服)の天嫁二人と、赤木で3Pを書いています
53歳赤木は19歳アカギに近いので変わった3Pになるかも知れませんが、もし書き上げられたら、投下をと思っています
素晴らしい!素晴らしい!!
あなたの目の前でバニバニをおくりたい!
切ないなあ・・・と思って読んでたのに
赤いサングラスに吹いた自分をどうしていいかわからない
orz
素直に「ちょ、アカギwww」していいですか。
次スレが立ちますようにとの思いをこめて保守。
カイジ×美心をぼちぼち書いてます。
堕天録のラストシーンから始まる予定だけど、エロ部分に苦戦しているので
間に別キャラのショートを書くかもしれない。
保守するためにカキコッ!
>>691 カイジのエロ、難しいよね。
うちも3Pの続き書いてるけれど、ヤツがフラグをバッキバキに折りたがるんだ……。
693 :
691:2008/09/13(土) 10:49:17 ID:tAz3LvxN
ああ・・・折るよな・・・。
「ボロ・・・ボロ・・・」か「博打なめんなっ!!」モードじゃないと
フラグは折りまくるよなカイジは・・・。
保守
ほしゅ・・ほしゅ・・
保守。
697 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 05:13:07 ID:8EQ+9ixz
保守
>>691 カイジ×美心みてえすぎです!!がむばってくださいッッ!
699 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 02:08:16 ID:4/jpfCgC
保守
保守・・・!
701 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 14:39:28 ID:jdHPnhrn
保守…
702 :
688:2008/09/25(木) 00:57:19 ID:OVJrFhKq
目の前でバニバニも「ちょwww」もすごく嬉しいです。ありがとうございます
保守!
老アカギ×ミココに萌えた。
ミココは実際より美形で想像してしまったが。
705 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 22:19:58 ID:GG9upaW4
生きるために保守っ・・・!
「なんだ、もうおしまいかよ…」
最後の一滴まで飲み干そうと未練がましく黒沢はさらにビールの缶を首ごと傾けてすする。
しかし、ずずっとすする音だけだった。
「はあ…せっかくの晩酌だぜ…まだから騒ぎ終わったばかりなのに…もっと買えばな…」
嘆きながら、ビール缶を机に転がす。これで4本飲み干したことになる。しかし飲み足りないのだった。
ため息をつきながら身を投げ出すように寝転がる。酔いが回ってきたのだ。つけっぱなしのテレビのしゃべりも
黒沢にはぼんやりと聞こえるだけで、天井をぼんやりと見上げるだけだった。
「しっかしあちいよな…」
電気ストーブだけなのだが、春の夜は生暖かい。黒沢は蒸し暑さをこらえながら、まどろんだ。
暑い―初夏―夏―とりとめもなく黒沢は連想をめぐらす。
夏―海辺―プール―水着
黒沢の連想がぴたりと止まった。そのまま意識を集中させる。
水着の女―ロングヘアで目はくりっと大きいがほっそりとした顔立ち、そしてビキニからこぼれるほどの豊かな乳房、
ヒップを申し訳程度に覆うTバック―
「ううん、いいねえ」
にやけた笑みとともにそのビキニの女を妄想のなかで操る。
そのビキニの女はプールサイドのデッキチェアに座り、アイスキャンデーをなめている。
アイスキャンデーにちろちろと舌を這わせては一気になめ上げ、こぼれるジュースをすすり上げる。すすり上げては
また舌を這わせ、そして先端を軽く口にくわえ込む。
「う…う…いいじゃねえか!」
黒沢は飛び起き、戸棚の上のティッシュを足元の床に放り出すと、ズボンを一気にずらし下半身をむき出しにした。
「よし…これでいくか!うひ…うひ…」
そのままあぐらで座り込み、ティッシュをぐいと引き寄せると肉棒を握り締めた。
―よろしい。ならば妄想だ…口内ジューシーだ…―
妄想―黒沢はそれが嘘でしかないことはわかっていた。しかしアダルトDVDにも風俗にもないものが妄想にはあるのだ。
それは、妄想の中では女は黒沢の思うままということなのだ。アダルトDVDの男優は黒沢ではない。あくまでも他人だ。
そして風俗では女たちは黒沢をみると引きつった愛想笑いを浮かべる。所詮金だけだということはむなしいのだ。
―そうだよな…妄想の中では俺は愛あるせっくしゅができる!―
そのまま妄想の世界を広げる。どこから妄想の女を攻めるかしばらく思いあぐねたが、やがて背後から忍び寄り、黒沢に
気づかずにアイスキャンデーをなめている女の胸をビキニ越しにわしづかみにした。手に余るほど豊かな胸の重みだけでも
黒沢は快感を感じる。
「ひゃん…」
胸をわしづかみにされ女がもがく。しかし黒沢の腕力には勝てず、もがくだけで逃れられない。
「おい…俺だよ、俺…忘れたのか…俺だよ、俺」
背後から女の耳たぶを甘噛みすると、女の力が抜けていく。
「ああ…んやだ、黒沢さん?」
右手にアイスキャンデーの棒を握ったまま女が振り向く。軽く眉をひそめているが、媚びた笑みが浮かんでいる。黒沢は
すかさずその唇を吸った。
「あっ…んん…んん…」
女がゆるやかに首を振り、黒沢の唇を吸い返す。
そのまま黒沢はビキニの中に手を滑らせ、乳首を摘むとこりこりと軽く絞り上げた。
「やっ…そんなこと…ふうっ…」
乳首が硬くしこっていく。女の感度のよさに黒沢はほくそ笑んだ。軽くねじっては優しく指の腹で撫ぜ上げ、時には乳房ごと
ぐいと揉みあげる。
「んんあっ…」
女は背後からの黒沢の腕に捕らわれたまま、思いのままに快感をむさぼる。
そのまま、黒沢は左手を乳房からわき腹を滑らせ、Tバックの中に滑り込ませる。
「んんんーっ」
アイスキャンデーはとっくに女の手から転がり落ちている。しかし女はこのことなどもう忘れて、身をよじって黒沢の手の動きに
身をまかす。
さりさりとしたヘアの感触を楽しむと、一気に指をスリットへと滑らせる。すでに襞は濡れそぼり、ゆっくりと指を受け入れる。
「あっいやっ…そんなにしないで…んんん…」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「おい…さっぱりいかねえな…」
黒沢は肉棒をしごく右手を止め、ぼそりとつぶやいた。
黒沢の出来る限りで妄想を膨らませるだけ膨らまして楽しんでいるはずなのに、いっこうに絶頂を迎えられないのだ。
しごいている快感はあっても、射精ができない。妄想と絶頂を同時に楽しみたいのに、黒沢の肉棒は先走りをてらてら垂らしながら上向いた
ままだ。
「おい…これって俺の早漏が治ったということ?なら、俺もゴルゴなみになってもいいじゃねえか…」
ぼそぼそとつぶやいたが、らちのあくものではない。女にやらせたいことを黒沢は妄想し始め、また肉棒をしごき始めた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
女は黒沢の足元にひざまづき、黒沢の肉棒に舌を這わせている。
「ん……うっ…」
先走りをなめ上げ、そのままごくりとのどを鳴らして飲んだ。ふっと欲情に潤んだまなざしで見上げる。
「黒沢さんのって…おっきい…」
そのまま亀頭に軽く摘むようなキスをする。ちゅっちゅっとついばむように何度も繰り返す。そのまま舌で亀頭をつつき始めた。
「もう、こんなにおっきくなってる…食べてもいい?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「で…口でやるのってどうだっけ?」
黒沢の妄想はそこでぴたりと止まった。黒沢はフェラチオの経験がない。元風俗の女と関係したが、フェラチオをしてもらったことはない。
風俗でゴムをつけてフェラチオというのは聞いたことがあっても、頼む勇気がなかったのだ。明らかに笑みが愛想笑いとわかる女に無理強い
することはできなかったのだ。
「口でやるって…歯が当たんねえのか?」
AVでも女がフェラチオする場面を見るたびに、純粋にそればかり気になってしまうのだ。
「どうやればいいんだよ?」
肉棒を握り締めたまま思いあぐねる。しばらくするうちに数ヶ月前古本屋で買った時代劇漫画の一場面が蘇った。
それは侍が自分の股ぐらに頭をうずめて自分を慰めている場面だった。その侍は惨殺された美少年の弟弟子を恋い慕っていたのだ。
「そうか!自分でやればいいんだな…!あいつは侍だ!俺だって…男なら…出来る!出来るのだ!」
黒沢は立ち上がると体育すわりして、頭の分だけ足を広げた。肉棒めざし腰をかがめ頭を沈める。
「ぐっ…」
鈍い痛みが響いた。一瞬悪寒が走ったが、黒沢はフェラチオへの欲望しかなかった。
「ぐっ…ぐっ…出来る!出来るのだ!侍なら!」
そのまま勢いをつけて頭を沈めた。
鈍い音だった。黒沢のまぶたに激痛の火花が散り、うめき声とともにそのままひっくりかえった。
勢いをつけたばかりに黒沢は自分の亀頭に歯型がつくほど前歯を食い込ませてしまったのだ。
むき出しの股ぐらに頭を沈めたまま、ヒューヒューとつぶれるような息だけもらし、ピクリとも黒沢は動かなかった。いや動けないのだ。
ぎっくり腰を起し、無様な体勢のまま微動だにできない。
転がったままうめく黒沢の脳裏で、黒沢を見下ろしたまま笑みを浮かべ女がまたアイスキャンデーをなめ始める。笑みを浮かべ、ちろちろと
舌を這わせる。
「おい…」
かすれた声でつぶやくが、やがて女はアイスキャンデーをなめたまま立ち上がり、身を翻すとすっと闇の中に消えてしまった。
後は死んだ蛙のようにひっくり返った黒沢が取り残されたままだった。
(完)
GJ
滑稽なのに物悲しくなるな
黒沢・・・・・
OK・・・OK・・・っ!!
それでこそ黒沢さんだ・・・!!
なぜ私はこんなことになってしまったの。
女はただ快感の波に耐えて、唇を噛みしめた。
「どうしたの?」
切れ長の瞳をうっとりとけぶらせて男は問いかけた。
私がどんな状態か分かっているくせに聞いてくるなんてズルい。
「ん んん。」
「声 出して良いのに。」
男は顔を近づかせると、尖った鼻で女の頬を撫でた。
熱い息を間近に感じて 女は歓びに震えた。
この人、私で興奮している。私に欲情している。
「お、お客さん」
「アカギだ。赤木しげる。」
「アカギさんっ 気持ちいいっ・・・!」
「クククッ・・・!」
アカギと名乗った男はすらりとした腕で女を引き寄せ腰を強く打ち付けだした。
「激しいっ・・・!」
女の単調なあえぎ声とパニッパニッと腰を打つ音がシンクロする。
「いくときが来たなら ただいけばいい。地獄の縁が見えるまで。」
「あ いっ」
「それだっ・・・!」
アカギの吐精に同調するように女は全身を痙攣させた。
−−−終わった。
倒れ込んだアカギの下敷きになり女は幸せを噛みしめていた。
無条件に思う。私はアカギさんが好きだ。
素性は知らないし、親しく話したこともない。
それでも今こうして肌を合わせて無防備にまどろんでいるこの人を
手放したくなくて 仕方ない。愛しい。
女がその白髪を撫でるとアカギはうっとうしいと言わんばかりに首を横に振った。
そう、本当は直感でわかっている。
アカギが一人の女に 一つの場所に留まることの出来ない男だということを。
女にとって永遠とも呼べるこのひとときが アカギにとっての息抜きでしかない。
でも。
女は小さくため息をついた。
それでもいい。一瞬だけでも同じ時間を共有できたことを喜ばなくては。
さっさと洋服を着ていくアカギが上着をポニポニと払うと
ナフタリンの移り香が仄かに鼻腔をくすぐった。
アカギが咳払いをして横目に言う。
「タバコ。」
「はい はい。」
女はさっき脱ぎ捨てたシュミーズを着てよろよろと立ち上がった。
「ハイライト 2つ・・・だったね?」
「金、持ってないよ。」
「お代はいいよ。もっておいで。」
女はタバコを手渡すときに、たばこ屋の広告マッチをそっと添えた。
アカギを引き留めることは出来ない。でもせめてもの再会の期待を込めて。
アカギは軽く頭を下げて礼をすると、何事もなかったかのように店を出て行った。
女は何万回と言い慣れた台詞をその背中に向かってつぶやく。
「ありがとうございました。」
昭和39年 ウメ(72才)。アカギと同じ白髪をこれほど誇りに思った日は無い。
白昼夢のごとき思ひ出は 秋風に揺れ、そして去っていった。
完
このスレの正しい在り方を示す良い作品だ
嵌められた気分だ
716 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 00:07:58 ID:BnIy7VgB
興奮を返せ
煙草屋の婆さんを田中沙織に変えてやるから
>>712を許してやれ
なぜ私はこんなことになってしまったの。
田中沙織はただ快感の波に耐えて、唇を噛みしめた。
「どうしたの?」
切れ長の瞳をうっとりとけぶらせて男は問いかけた。
私がどんな状態か分かっているくせに聞いてくるなんてズルい。
「ん んん。」
「声 出して良いのに。」
男は顔を近づかせると、尖った鼻で沙織の頬を撫でた。
熱い息を間近に感じて 沙織は歓びに震えた。
この人、私で興奮している。私に欲情している。
「か、患者さん」
「アカギだ。赤木しげる。」
「アカギさんっ 気持ちいいっ・・・!」
「クククッ・・・!」
アカギと名乗った男はすらりとした腕で沙織を引き寄せ腰を強く打ち付けだした。
「激しいっ・・・!」
沙織の単調なあえぎ声とパニッパニッと腰を打つ音がシンクロする。
「いくときが来たなら ただいけばいい。地獄の縁が見えるまで。」
「あ いっ」
「それだっ・・・!」
アカギの吐精に同調するように沙織は全身を痙攣させた。
−−−終わった。
倒れ込んだアカギの下敷きになり沙織は幸せを噛みしめていた。
無条件に思う。私はアカギさんが好きだ。
素性は知らないし、親しく話したこともない。
それでも今こうして肌を合わせて無防備にまどろんでいるこの人を
手放したくなくて 仕方ない。愛しい。
沙織がその白髪を撫でるとアカギはうっとうしいと言わんばかりに首を横に振った。
そう、本当は直感でわかっている。
アカギが一人の女に 一つの場所に留まることの出来ない男だということを。
沙織にとって永遠とも呼べるこのひとときが アカギにとっての息抜きでしかない。
でも。
沙織は小さくため息をついた。
それでもいい。一瞬だけでも同じ時間を共有できたことを喜ばなくては。
さっさと洋服を着ていくアカギが上着をポニポニと払うと
ナフタリンの移り香が仄かに鼻腔をくすぐった。
アカギが咳払いをして横目に言う。
「ポリビタン。」
「はい。」
女はさっき脱ぎ捨てたスリップを着て立ち上がった。
「2本でいいわね?」
「金、持ってないよ。」
「お代はいいわ。」
沙織は栄養ドリンクを手渡すときに、病院の地図をそっと添えた。
アカギを引き留めることは出来ない。でもせめてもの再会の期待を込めて。
アカギは軽く頭を下げて礼をすると、何事もなかったかのように病室を出て行った。
沙織は何万回と言い慣れた台詞をその背中に向かってつぶやく。
「お大事に。」
昭和××年 田中沙織(27才)。
白昼夢のごとき思ひ出は 秋風に揺れ、そして去っていった。
完
これでおk?
GJwwww
看護婦大好き
誰か19アカギと田中沙織の長編エロを書いてくれる奴はいないか?
19アカギ読みてぇwww
ミココblogの新作来ないかな…
712っていろんな意味で上手いよねw
19アカギは風俗とか行ってるのだろうか…
特定の女を持たないだろうから風俗行ってそう、トルコ風呂の時代かねw
大金を即使い切ってしまう遊び方ってのも、エロ方面混じってそう。
727 :
691:2008/10/11(土) 21:33:41 ID:/JvUz9BR
カイジ×美心、書きあがりました。
【注意書】
・カイジ+超有名漫画サブタイトルパロ
・堕天録最終回直後
・甘酸っぱい青春
・20スレ消費
おk?
黒く、異様なほどに長い外車が、ガクン、と派手な音を立てて止まった。
「うわっ!?・・・何やってんだお前!!」
坊ちゃんこと、兵藤和也の声が車内に響いた。
夜も更けた車道に、突然飛び込んできた人影。
『それ』を轢いてしまうのを防ぐために、急ブレーキがかけられた。
車を止めたのは、運転手ではなかった。
兵藤和也と共に決戦の地に向かう途中の、伊藤カイジである。
フロントガラスに、小さな人影が浮かび上がった。
とっさに身を乗り出し、逆さまに倒れこむようにして、手でプレーキを押した。
「チッ・・・こんな夜中に車の前に飛び出すなんて、自殺に決まってるだろ、自殺!」
和也は、他人を人間扱いすることはあまり無い。彼にとって、ほとんどの人間は『モノ』である。
だから『それ』を避ける理由も、車を止める理由もなかった。
「だからって轢いていいっていう理屈はねえだろう!」
急いでドアを開けて、人影に歩み寄るカイジ。
「大丈夫か!?」
小奇麗な服を着た華奢な女が、車の前に倒れこんでいる。
抱き起こそうとした瞬間、女の顔がこちらを向いた。
「カイジ君っ!!」
「え・・・。」
カイジ、固まる。
固まったときの表情は、怪談噺の【のっぺらぼう】に遭遇した時のようなそれだった。
もっとも相手はのっぺらぼうと違い、実に個性的な顔のパーツを持ってはいたが。
「美心さっ・・・!!なっ、なんで、こんなところにいるんだよ!」
小さな目、異様に大きな鼻、厚い唇。見間違えるはずもない。
坂崎の娘、美心であった。
(よりによってこのタイミング・・・最悪っ・・・!!・・・なんで・・・いつもいつも俺だけ・・・!)
先ほどまで漲っていた闘志と帝愛への怒りが、見る間にしぼんでゆくのがわかった。
カイジは、またもや己に降りかかった理不尽に泣きたくなった。
「み・・・美心ね、仕事で遅くなって、電車もバスもなくなって・・・タクシーも見当たらないし、
・・・っていうか・・・パパが『早く帰って来い』ってうるさいから・・・帰りたくなくて歩いてたの・・・。」
「あ・・・そう。・・・で・・・なんで、車道へ飛び出したの・・・?」
美心の肩を抱えつつ、大きくため息をつきながら尋ねてみた。
カイジの知る限りにおいて、美心は間違っても衝動的な自殺など考えるタイプの女性ではない。
「黒い服とサングラスの人・・・パパが出入りしてたカジノで見たことあるの。
美心、カイジ君が黒い服の人たちと会ってるところ、窓から覗いちゃった・・・
・・・それから、カイジ君は何にも言わずに出て行っちゃったきり。
・・・美心、カイジ君がどこに行ったのかも教えてもらえなくて・・・
でも、今日・・・さっき・・・
やくざの人とか、お金持ちの乗る大きな車が見えて・・・ひょっとしたら、
カイジくんが・・・いるかもって・・・。体を張ったら止められるかもって・・・」
カイジは、喉まで出かかった『こっちが避けてクラッシュしたらどうする気だったんだ』を呑み込みつつ
「体を張るって、何て事するんだよ!あいつら平気でひき逃げする気だったぞ!?」
真面目に怒鳴った。
「・・・会いたかったんだも・・・。」
ふええええん、と、美心が泣き出した。
(・・・挑戦かよ、これは。)
カイジの心の声は、全身の脱力感で表現された。
「カイジィ!!」
「・・・わかったよ。」
車の窓から顔だけ出している和也に呼ばれて、しぶしぶ向かうカイジ。
和也の『状況を説明しろ』という視線が痛い。
「でかい声で名前叫んでたってことは・・・お前の知り合いだよな?」
和也は珍しい動物を見るような目で、美心を眺めていた。
美心はまだ目に涙を浮かべつつ、カイジの方を見ている。
カイジの方は、しばらくモゴ・・・モゴ・・・していたが、仕方が無いので紹介した。
「あー・・・、えと、俺の・・・知り合いの娘さん・・・」
坂崎父をワンクッションとして置いてみた。
「コレじゃなくて?」
ニヤニヤしながら、和也が小指を立てる。
「違う!!違う違う違う!!だから、知り合いの娘さんだって!」
(確信犯っ・・・畜生、コイツは確信犯・・・!おっちゃんと違って・・・!!)
「ふ〜ん・・・(ニヤ・・・ニヤ・・・)じゃあ、俺にとってもお前にとってもジャマな女にはどいてもらおうか。」
確かに、これから勝負というカイジにとっては、この上なくジャマなのだが。
和也が、運転手と、前の座席の黒服に合図をする。
「あ、おい、ちょっと!!」
カイジの言葉には耳を貸さず、男二人が泣いている美心の両腕をがっちりと掴んだ。
「きゃー!離して!離して!助けてカイジくーん!!」
和也も、車から降りてきた。
「はいはいお嬢さん、帰った帰った。カイジのコレだか何だか知らないが、俺たちは忙しいんだよ。
これから俺とカイジがやることは、女子供は見ないほうがいい事だ・・・ククク・・・。
飛び出たことは多めに見てあげるから・・・さっさとおうちに帰りな。」
「イヤ!美心、帰るんだったらカイジ君と一緒に帰る!カイジくーん!!」
カイジはしばらく見ていたが、多分、自分が出なければ場がおさまらないだろうと思い、前に出た。
「美心さん、その人たち、何にもしないから。美心さんが大人しく帰れば。」
「イヤ!美心・・・」
いつになく険しいカイジの目つきに、美心、黙る。
「俺が説得するから、離してくれないか。」
和也にも視線を送り、了承を得る。
両腕の自由を取り戻した美心は、いったーい、などと言いながら掴まれた部分をさすっていた。
「あのさあ・・・美心さん、なんで俺を連れて帰りたいの。俺、おっちゃんの家に出す顔なんかまるっきりないんだけど。」
カイジにとって致命傷になる答えが返ってくるかも知れなかったが、
それならそれではっきり関係を断ち切るいい機会になると思い、聞いた。
「カイジ君、やさしー、から・・・。美心を・・・キャッv・・助けてくれたし・・・。」
(・・・なんでおっちゃんもこの人も、行動パターンはわかりやすいのに、訳のわからない勘違いとか思い込みが多いんだろ・・・)
内心の疲れを悟られぬよう、真剣な表情のまま、誤解を解こうと試みるカイジ。
「俺は悪い男なんだぜ、美心さんが知らないだけで。
まあ・・・悪人を目指してるわけじゃあない・・・けど、無頼漢ではあるんだよ。
相手の裏をかく、イカサマをする、勝ったら金はきっちり貰う・・・そういう事で生き延びてきた。
おっちゃんはそこんとこをよーく知ってるから、俺を美心さんに近づけないようにしてたんだ。」
そこまで聞いて、ようやく美心は真顔になった。
両手をすこしだけ後ろに向けてきちんと立ち、下から覗き込むようにカイジを見た。
「カイジ君はー、悪い人にー・・・なろうとは・・・思ってないんだよね。」
「ないけど、なる。結果的に。さっきも金貸しから全財産ぶんどってきた。」
「なら、いいよ。」
「よくない。ダメ人間だ。」
「でも、やさしー。」
「甘やかされたら、つけあがる。」
「美心がカイジ君に甘えた覚えはあるけど、逆はないもん。」
押し問答になったが、ここで説得を諦めてしまっては前に進めない。
「見てたろ?俺が美心さんの家にいた時さ、散々タダ飯食らってたの。
しかも、おっちゃ・・・美心さんの父さんから300万借りっぱなしなんだぜ、俺。」
「えっ・・・」
バラした。
『きっと何か訳があるのよね、どうしても必要な・・・』などと、
ナナメ上の解釈が飛んできたなら『アンタとの手切れ金。』と、坂崎父の勘違いをそのまま言うつもりだった。
そこまで言っても『信じない』『パパの馬鹿』と言ってくるなら仕方ない。
女相手には誰であろうと決してやりたくなかったが・・・坂崎父曰く「美人」の顔に手をあげるつもりだった。
だが、数秒後に返ってきたのは予期せぬ反応だった。
「お金なんか・・・どうでもいいんだ・・・ゾッ☆」
指を唇(というか歯の部分)にあてて、笑顔でウインク。
「え・・・?」
よくない。よくないはずだ。
少なくともカイジの経験から言うなら、美心の言葉は利根川に一蹴されてしまう。
やはりこの女性は世間知らずなのだ、と、カイジが手をあげる決意を固めたその瞬間。
「カイジ君は、やさしー・・・人。
自分以外の人が幸せになったら喜ぶし、誰かが酷い目にあったら、泣くでしょう。
美心、パパからいーっぱい、カイジ君のお話聞いたんだよ。
パパを助けてくれた時も、沢山の人のために頑張ったんだよね。
そんなカイジ君だから・・・美心も幸せになれるんだぞv」
微笑みながら、つん、と、カイジの額を人差し指でつつく。
手を出すどころか、言葉も出ない。
「美心はー・・・カイジ君みたいな人に出会えて、すっっごくラッキーだったと思うの!
カイジ君みたいな優しい人、美心、会ったことなかったヨ・・・。
カイジ君がいてくれて、美心はとっても幸せな気持ちになれたし・・・
たくさんの借金を作って、ママを困らせたパパの事も許せた・・・。
一緒に遊んでご飯食べて、優しくしてもらって、美心、楽しかった。
・・・また会えてよかった・・・!」
そこまで言って、自力で立てなくなったかのようによろめきながら、カイジに抱きついた。
ざわっ・・・
「・・・美心ね、カイジ君が美心の家を出て行った時、嫌な予感がしたの。
・・・美心とカイジ君がもう会えない・・・とかじゃなくて・・・
カイジ君が・・・
死んじゃうかもしれないって・・・思ったの・・・何で、かな・・・。」
ざわ・・・
ざわ・・・ざわ・・・
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
カイジは、美心の頭を(ごく自然に)撫でながら思った。
自分は、彼女の顔をまっすぐに見たことが、一度でもあったろうか。
いつもいつも、目をそらしていて気づかなかった。
彼女がとても優しい表情を浮かべること。
自分といる時の彼女が本当に幸せそうに笑っていたこと。
そして今、カイジを見上げた美心の瞳は、きらきらと光を放っていた。
カイジは彼女の頬に両手を当てて、とめどなく零れる光を受け止めた。
カイジの心に満ちたざわめきも、大粒の涙となって溢れ出した。
「ひ・・・兵藤。頼みが・・・あるっ!!」
一旦美心を離し、泣き顔のまま振り向いて、煙草をくゆらせながらくつろいでいる和也に言った。
「ん〜?何かな?そこの、顔をぐしゃぐしゃにして泣いてる不」
すかさず歩み寄り、和也に向けてナックルを放ち、鼻のところで寸止めした。
「・・・言うな。」
(どんな女だって、テメェだけにはその台詞言われたくねえだろうよ・・・!)
「一晩・・・一晩だけ、俺に時間をくれ!
夜が明けるまでには戻ってくるから・・・なんなら、時限爆弾付のGPSをつけてもいい!」
「首輪ねえ。つけるまでもねえな。ただ、一晩は無理・・・せいぜい、三時間だな。」
おもむろに和也は携帯電話を取り出し、1分ほど話して切った。
「待ってろ。」
ほどなくして、エンブレム付の黒い車がやってきた。
偶然にも、それはカイジの好きな外車だった。
美心とカイジ、黒服の運転する車内にて、無言。
『一晩だけ時間を』の台詞の後、美心が何度もその意味を確認しようとしたにも関わらず、
カイジは美心に何も言わずただ赤い顔で目を逸らしていた。
その癖、車に乗り込むとき『あの、ええと、その、美心さ・・・イヤならあの・・・』と、
モゴ・・・モゴ・・・していたので、美心が先に乗り、隅のほうで縮こまった。
15分もしないうちに、車は中世の古城をモチーフにしたビルにたどり着いた。
黒服にエスコートされ、豪華な扉の前に立つ二人。
「では、3時間後ににお迎えにあがります。」
一礼。
去ろうとする黒服を、乱暴な仕草で引き止めるカイジ。
「ちょっと待ってくれ、俺はそれでいいが、この人はどうなるんだ!?」
「こちらの女性は、民間のタクシーでご自宅までお帰り願う予定です。
無論、送迎の際の費用は、我々の負担とさせていただきます。」
「そうじゃない!この人は・・・少なくとも和也の顔は見てる!」
(帝愛グループに関わって無事に済むのかって事だよ・・・!)
「ご安心ください。我々は帝愛グループの品位を落とすような真似はいたしません。」
「俺が・・・アンタ達の居ない間に何を言ったとしてもか?その可能性はゼロじゃないんだ。」
「このホテルも、我が帝愛グループ傘下でございます。カイジ様、それをお忘れなく。」
再度、滑らかな仕草で礼をして、黒服は去っていった。
カイジは拳を握り締めた。
「そういう、コトかよっ・・・!!」
(ホテル側の人間は全員信用できない。)
首輪をつけるまでもない、と言った和也の真意が読めた。
カイジは、美心もろとも檻に入れられたのだ。盗聴器も隠しカメラもつけ放題の檻に。
「カ、カイジく〜ん・・・美心、怖い・・・。」
カイジの後ろには、眉を八の字にした美心がピッタリしがみついている。
「大丈夫。何も心配しなくていいよ、美心さん。」
和也との勝負の際に、録画・録音したものを全て破棄させる意志を固めつつ、肩を抱く。
(バレたら終わりだな・・・おっちゃんに会わせる顔が・・・あ、それは元々ないか・・・ハァ・・・)
二人は、ホテルの門をくぐった。
エントランスはきらびやか・・・それでいて下卑た感じではなく、
ラブホテルではなく三ツ星の間違いではないかと思うほどに質が良かった。
受付の男もちゃんとした服装で丁寧な対応だった。
二人には、最上階の部屋をあてがわれた。
カイジはこの部屋について、普段は和也が使用しているか、もしくは一般の人間は行くことのできない
和也専用特別VIPルームの一つ下か、そのどちらかだろうと思うと複雑な気持ちになった。
さらに、部屋に入った瞬間、さらに複雑な気持ちにならざるを得なかった。
「きゃあ〜〜〜〜〜〜〜!すごいっ・・・見て見てカイジ君!竜宮城みたい!」
「あ・・・うん・・・。」
先ほどの不安はどこへやら・・・大はしゃぎの美心に対し、カイジは顔を赤くしつつ、げんなりしたような呆けた顔をしていた。
絵本の人魚姫が座っているような巨大な貝殻の上に、豪華なベッドがしつらえてあった。
こういうところだけはしっかりラブホテルなのだなと、カイジは思った。
(アイツ・・・いっつもこんな所に女連れこんでんの・・・?シュミ悪・・・)
だが、すぐに気を取り直す。二人に与えられた時間は短い。
「きゃ〜v」
歓声のした方向を見ると、美心はいつのまにかベランダに居た。何かを見つけたようだ。
「カイジ君カイジ君、お風呂、露天風呂みたいになって街が見え・・・きゃっ!?」
「・・・ごめん。時間無い。」
広いベランダに設置された、花びらの浮いた湯船に見とれている美心を、後ろから抱きしめた。
(あ・・・腰、細・・・いい匂い。)
「俺の方が髪乾かすの時間かかると思うから・・・先、入っていい?」
「・・・美心・・・カイジ君と一緒が・・・」
「俺、ガマンできないから。多分。」
実際、カイジは我慢できそうになかった。
後ろから抱きしめている間、汗とシャンプーの混じった髪の匂いや、
回した腕に乗ってくる胸の柔らかさが、カイジの躯の芯を刺激しはじめていた。
時間的な余裕を考えて、湯船には浸からなかった。
シャワーを浴びて長髪と局部を丁寧に洗い、タオルを腰に巻いて部屋に戻った。
美心に『きゃあああ』などと叫ばれつつ、目を覆った隙間からチラチラと見られたので、バスローブを着た。
美心が浴室に向かった後、カイジはどうにも居心地が悪くて、貝殻ベッドの上にちょこん、と体育座りした。
腰のあたりはムズムズするのだが・・・ちゃんと機能してくれるかどうか心配になってきた。
一応目で確認すると、すでに勃ちはじめてはいる。
15分後。
美心もやはりバスローブではなく、タオル一枚で出てきた。
「カイジくん・・・まだ、見ちゃダメv」
先ほどカイジにクレームをつけたと思ったら、今度は自分がタオル一枚で出てきて、しかもカイジに非があるような発言。
乙女心とやらは、カイジにはよくわからない。
「あ・・・うん、ごめんなさい・・・。」
スイッチが入っていないカイジは、こういう場合、すぐに卑屈な態度に出る。
体育座りから正座に切り替え、ナナメ下に顔を向けつつも、チラチラと目線を美心に向けた。
簡単に巻いただけで胸の上でしっかりと止まっているタオル。
肉付きの良い太もも・・・弾いてもすぐに元に戻るが・・・きっと、弾いたところだけ薄紅色に染まるのだろうと思われた。
ベッドにゆっくりと近づく美心。
後ろ向きで一旦座り、その後、カイジに身を寄せた。
「?」
大きく膝を曲げてベッドに乗ろうとすると局部が見えてしまうので、脚は閉じたまま後ろから。
それがわからずきょとんとしているカイジに『もうっ・・・ダメだゾ☆』などと言いながら、
頬をつつく美心。
もし周囲に人がいたなら、二人は『実にほほえましいものを見る目』で見られたことだろう。
「え。・・・ダメ?え?」
(つんってされて、ダメって聞いたら首を横に振られてえーと・・・何、すればいいの?)
素人童貞、カイジ。
当然、リードの仕方などまるでわからない。
美心と向き合ったはいいが、その後どうしたらいいのかわからず、うつむいてもじ・・・もじ・・・していた。
(ちゅ・・・ちゅーかな、やっぱり。最初はそれかな・・・。歯に当たったらどうしよう。)
自分の鼻とアゴのことは棚にあげている。
オロ・・・オロ・・・していると、いつのまにか美心が目をつぶり、カイジに向かって唇を突き出していた。
「み、美心さっ・・・」
「女の子をあんまり待たせちゃ・・・ダメだゾ、カイジ君・・・。」
(そそそ、そういえば美心さん、こういう時は超積極的なんだった・・・!)
余計オロ・・・オロ・・・した。
「お、俺、まだその心の準備が・・・」
「もう・・・美心はとっくにしてるよっv・・・ここに入った時から・・・」
カイジに電流走る。
背筋に走った青い稲妻の所為で、一瞬、先ほど燃え上がった炎が消えそうになった。
(ここで・・・ここまで来て引き返す・・・?無理だ!そんな事・・・無理に決まってる!)
「あのさ!その・・・電気消そうか!あか・・・明るいから!
ベッド脇のライトだけつけたまんまで・・・ね!?俺、消すから今!
ちゃ・・・ちゃんと、二人でベッドに横になってからにしよう!美心さん楽にしてて!」
(前へ・・・一歩でも、前へ!)
挙動不審なことこの上ないカイジ。
ロボットのようにギクシャクしつつ、部屋のドア付近にある明かりのスイッチに近づく。
全ての明かりを操作するためのリモコンは無論、枕元にある・・・だが、混乱した頭を冷やすために、動きを必要とした。
カイジはゆっくりと・・・メインの明かりを消した。
振り向くと美心がベッドに横になっていた。
縮こまるようにしてシーツを被り、顔も半分以上隠していた。
「い・・・いい?美心さん。」
うなずいたのを確認し、カイジは、シーツをめくって中に入った。
めくった瞬間、息を飲んだ。タオルが巻かれていない。
胸と局部に手があてがわれている。
「あああ、あの」
「カイジ君も・・・脱いで・・・欲しい、ナ・・・v」
あわあわしながらバスローブとタオルを取り、ベッドの下に投げた。
やわらかな色のライトの下で、改めて見る美心の全身。
顔を見ていようと思ったのに、自然に豊満な胸に目が行く。
(マシュマロっていうか・・・なんか、おっきな蒸しまんじゅうとか・・・雪見大福・・・?)
胸を隠す細い手。
隠し切れず、溢れてさらに白玉のような柔らかさが強調された乳房。
カイジ、凝視に注ぐ凝視。
(ちっきしょ・・・なんか悔しい、なんか自分に負けた気がする、俺ッ・・・!!)
「カイジ君・・・そんなにおっぱい見つめられたら・・・美心、恥ずかしい・・・」
先ほどのバスタオルの時とは違い、今度は本気で恥ずかしがっているようだった。
「あ!ごっ、ごめん!!」
慌てて目を逸らす。
そのまま十数秒、固まる。
ぺろっ・・・
「うわ!?」
不意に頬に感じた生暖かい感触に、思わずバランスを崩しそうになる。
「もう、いい、よー・・・。カイジ君、びっくりしすぎだゾ☆」
美心に舐められたのだ。
急に腕の力が抜けたカイジは、うっかり美心にもたれかかってしまった。
美心が息苦しくならないように、膝は立てたまま。
ただ、美心の大きな胸は思い切りカイジの体に当たっているので、ひょっとしたら苦しいかもしれない。
そろそろと横を向くと、上を向いたまま目を開けて、微笑んでいる美心がいた。
「美心、これ、前にもやったことあるゾ☆」
「あー・・・うん・・・公園行った時・・・か・・・」
(ついてない!今は食べかすとか全然ついてないぞ!)
「・・・楽しかった、ね・・・」
「・・・・・・。」
カイジにとって、それは一つも楽しい思い出ではなかった。
だが、あの日の事を振り返った瞬間、カイジ自身にも理由のわからない涙が、目から零れた。
そのことに気づいた美心が一瞬うろたえ、大丈夫?と言いながら、ぺろぺろとカイジの頬を舐めた。
もう、何の抵抗感も無かった。
カイジはごく自然に、美心の頭に手を回して、美心の舌を己の唇に導いた。
ディープキスの仕方もよくわからなかったが、入ってくる舌の動きに合わせた。
味覚に例えるなら、甘い。
「美心・・・さ・・・重いだろ・・・体勢・・・変えよ、う・・・」
美心の顔を抱えたまま、ゆっくりと右に移動して、寄り添う形になった。
全身の血液が頭と腰に集中して、目の前に白い靄がかかった。
手も、胸も、脚も、背中も、自分ではどう動かしていいのかわからなかったが、自然に動いていた。
触れた場所、全ての感触は伝わってくる。伝わったと同時に、自身の感覚は無くなってゆく。
初めて味わう甘美な痺れに、カイジは成す術もなく身を任せた。
「・・・くん・・・
ィ・・・ジ・・・君・・・
当たって、る・・・・・・ねえ・・・」
「あ。」
白く霞がかかった頭から、さーっと血が引いた。
それと同時に、ペニスが暴発するような感覚に襲われた。
血液が充満しすぎて熱くなったそれは、痛いほどに膨張している。
「・・・・・・!」
慌てて腰を引き・・・美心の様子を見たカイジは、自分のしたことを把握した途端にまた眩暈に襲われた。
目を閉じている美心の体に、いくつもの指の跡がついていた。
上半身だけでなく、太ももや尻にまでそれは及んでいて、腿の付け根は・・・少し濡れていた。
繁みにまとわりついた露がてらてらと光っている。
(いつっ・・・いつの間に俺・・・)
「い、痛くなかった!?」
「おっぱい・・・揉まれた時・・・少し・・・」
カイジの呼び掛けに答え、薄く開けた美心の目は潤んでいる。
「・・・でも・・・美心も・・・カイジ君の背中、引っ掻いちゃった・・・」
ごめんね、と言いながら、カイジの頭を胸の果実に押し付けた。
「んっ・・・!!」
1度目の絶頂感と共に、腰のピストルが爆発したことによる爽快感がカイジを襲った。
「ハッ・・・ハッ・・・ハァ・・・・・・」
息を整えているあいだに、下半身の惨状を見る。
直前で腰を引いたため美心の体にはほとんどかかっていなかったが・・・その代わり、シーツにベットリと粘ついた液がついていた。
「タ・・・タオル、タオル・・・」
ベッドの下に投げ捨てたタオルを取ろうとするカイジ。
「いいよォ・・・美心まだ・・・大事な所触ってもらってないもん・・・」
また、カイジの顔が、たわわな果実に押し付けられる。
剥きたてのライチのようなその色と、女の匂いに堪えきれなくなって、乳房を吸った。
「んむぅ・・・ん・・・」
「あっ・・・んぁ・・・」
「・・・美心さ・・・」
横向きになっている美心の右足が、カイジの左足に絡む。
カイジの腿に、美心の愛液が擦りつけられる。
今度は、美心の方が意識朦朧としてきたらしい。
カイジも、尖った欲棒の先から汁がこぼれはじめていた。
「カイジ君・・・おマタが熱いよ・・・触って・・・キャッ・・・!!はず、恥ずかしい・・・。おマ・・・」
「・・・いいよ。言ってくれなきゃ、俺、どこだかわかんないよ・・・。」
言われるままに花弁に手をやると、とろりとした蜜が中心から溢れてカイジの指を濡らした。
「み、美心さん・・・俺・・・いれて・・・いい・・・?」
「・・・ん・・・」
あらかじめ箱から出して、枕元に置いてあったスキンを手に取る。
いつものカイジであれば『その』可能性に気づいていた。
だが・・・今日のカイジにとって『それ』は予想外の事態だった。
細い指先が、カイジの指にまとわりついた。
「え・・・?」
美心の指はカイジの指を辿って、ゴムの部分にたどり着く。
そのまま爪の先で薄いゴムの膜に傷をつけようとする美心を、慌てて止めた。
「美心、カイジ君の・・・」
カイジは、美心の手首を強く掴んだ。
「ダメだ。それだけはやっちゃダメだ、美心さん。」
まるで、何かに怯え、それを隠すために必死で強がっている獣のような目。
「どうして・・・?」
カイジの脳裏には、石田とその息子の顔が浮かんでいた。
父母に愛され、父母を愛している美心にはきっとわからない。
父の後姿を見て育ち、それゆえに愛想をつかしていたにも関わらず、父以上の借金を作って地の獄に堕ちた息子。
お人良しで意気地なしで臆病で、それでも最後の最後に息子や嫁を、そしてカイジの事を思って、無言で落ちていった父親。
その事を思うと、カイジにはどうしても『子供を作る』という選択はできなかった。
「もし・・・子供ができたら・・・
俺でもない、美心さんでもないその子を、俺たち・・・もとい、俺のイザコザに巻き込めるか?
美心さんはさっき、ダメな俺を受け入れてくれた。でも、子供は・・・ちゃんと育てなきゃいけない。
どうして美心さんの母さんが、おっちゃんに愛想をつかして美心さんを連れて家を出て行ったのか、覚えてる?」
「・・・! 美心・・・そんなつもりじゃ・・・」
ぐすん。
ぐす・・・ぐす・・・。
ぶわっ・・・ボロ・・・ボロ・・・。
「・・・ごめん。わざと言った。・・・わざと言ったんだ。・・・だって・・・」
そう言いながら、カイジ自身も泣いていた。
先に涙を止めたのは美心だった。
泣き続けるカイジを見て、
「・・・いいよ、カイジ君。ごめんね。カイジ君は、やっぱりやさしーね。」
「ごべ・・・ごべん、みごござ・・・」
枕に顔をうずめて鼻水をたらしながら、子供のように泣いた。
コツン。
カイジの頭に、小さな何かが当たった。
「んもう、カイジ君・・・いつまで美心にこんな恰好させておくつもり・・・?美心・・・何回も言うのイヤなんだからっ・・・v」
美心の小さなグーの手が、カイジの頭を何度か叩いた。
その一言で、カイジは自分の両足が美心の脚の間にしっかり挟まっているのを確認した。
女性にこの体勢で長時間しがみついていたことを恥じるとともに、
帰れない思い出の中の戯言を思い出し、言った。
「お・・・おまた・・・せ///」
「もーう・・・美心待ってたんだゾ・・・?早く・・・食べて・・・。」
「うん・・・」
素直に食べた。
(食べられたのかもしれない。)
子供の頃に眺めることしか許されなかった、甘くて柔らかそうなムースやババロアやプリンはきっとこんな味なんだろうと思った。
触れては溶けていく柔らかな蜜壷の中で、カイジ自身も溶かされてゆくような感覚を味わいながら・・・果てた。
「これ・・・おっちゃんに渡して。」
「え・・・」
部屋を出て、フロントで迎えを待っている間に美心に差し出したのは、最中の菓子箱が入った紙袋。
ラブホテルへ向かう車に乗り込む前に、こっそりカイジはささやかな、そして贅沢な頼みごとを和也にしていた。
『この俺をパシリに使う気が知れない』そう言われた。
それはそうだろう。
帝愛グループの御曹司に何かを頼むという発想自体、普通は出てこない。
「おっちゃんから借りた300万。・・・ちょっと箱がデカイけど、許して。最中に混ぜてあるから。」
実際は利子として700万プラスしたので、合計1000万。最中もちゃんと入ってはいるが、金額をごまかすためのブラフである。
真夜中に贈答用最中を求めること自体がそもそも贅沢であり、だが、和也ならば自分の肥大したプライドにかけて
必ず用意すると踏んだカイジの読みは当たった。
「い、いいよカイジ君・・・いらない!美心、受け取らないんだから!」
両手を突き出しながら首をぶんぶんと横に振る美心。
「美心さんにじゃないよ、おっちゃんにだよ。・・・美心さんには・・・これ。」
縦長の、可愛らしくラッピングされた箱が差し出された。
やはり、和也に依頼して急遽用意してもらったものである。
「女の子が喜びそうなモノが売ってて、夜でもやってる店、さっきの茶髪知ってるからさー、行ってきてもらったんだよ。」
実際に業者を叩き起こして無理に用意させたのは、もちろん黒服である。
「あの・・・今日は、ありがと。ホントに・・・ありがとう。」
カイジはうつむいて、もじもじしながら言った。顔が赤い。
美心は、何度目かわからない『カイジ君、やさしー・・・!』を、心の中で呟いた。
「これ、何・・・?開けていーい・・・?」
どき・・・どき・・・しながら、貰ったプレゼントとカイジを交互に見る美心。
「・・・いや。家に帰ってからじゃないと、意味がないものも入ってるから。」
「え?」
「ああ、迎えが来たみたいだよ、美心さん・・・。」
手を繋いで、ホテルの玄関を出た。歩きながらこっそりと美心に耳打ちする。
「さっきの包みの中に・・・美心さんがどこにいるか、一発でわかるGPSが仕込んである。・・・無事に家に帰れたら、壊していい。」
言い終わるころ、カイジは真顔になっていた。
美心に、不安というざわめきが静かに、しかし何度も何度も押し寄せた。
「・・・また、会えるよね・・・?」
十数秒の空白。
「・・・俺が、今日一日生き延びられたら、多分。おっちゃんの家にはもう顔出せないけど。」
「美心、探していい?」
「いいよ。今日で全部、ケリがつくはずだから。・・・つけるつもりだから。
何の手がかりも保障もないけど・・・そのかわり俺を探しても、もう、怖い目に遭うこともないだろうから。」
カイジがぽん、と、美心の両肩を優しく叩いた。
美心は肩に手を置かれたままゆっくりとタクシーの方向に誘導され、後部座席に座るように促された。
ぶわっ・・・
「・・・あんまり泣くと目が腫れちゃうよ、美心さん。そんな目で帰ったら、坂崎のおっちゃんが仰天するんじゃないかな・・・。」
「だ・・・だって、止まらないんだもん・・・!」
嫌。離れたくない。別れたくない。このまま一緒についていきたい。
パパに家を追い出されてもいいから、カイジ君と一緒にいたい。
カイジへの思いでいっぱいの美心だったが、カイジが自分の身を案じてしてくれたことを、無下にはできなかった。
ここでいつまでも駄々を捏ねていては、カイジの優しさを裏切るような気がした。
(美心は幸せものなんだから・・・わがまま言ったら、神様から怒られちゃうゾ・・・?)
二つの包みを持って、大人しくシートにおさまった。
「元気で。」
べそをかいている美心の頭を撫でながらそう言ってドアを閉め、満面の笑顔で見送った。
家に帰った美心は玄関に座り込んでいた父に最中を突き出し、ひとしきりモメた後、こっそり小さな包みを開けた。
発信機の他に、メッセージカードと、二種類のプリザーブドフラワーが入っていた。
鮮やかなオレンジ色の、幾重にも花びらが重なった方には
【ラナンキュラス】
花言葉:美しい心
暗めの紅色で、つくしのような形をした方には
【吾亦紅-ワレモコウ-】
花言葉:感謝、移ろいゆく日々
そう書いてあった。
メッセージカードには、サインペンで書いた短い文章が一つだけ。
【未来は僕らの手の中】
「・・・・・・。
・・・カイジ君・・・。やさ、しー・・・。
美心、忘れない。また、探しに行くからね。
・・・美心・・・カイジ君を・・・捕まえちゃう、ぞ・・・v」
どこまでだって探しにいくんだから。
涙をぬぐって発信機を握り締め、鏡の前でニコッと笑った。
顔さえ……顔さえ、想像しなければっ……!!
書いてる途中でニコニコ動画見たりして
何がエロパロの定義なんだろうと混乱しつつ
なんとか最後まで書けました。
読んでくださった方、ありがとうございました。
あと、タイトル元作品の主人公の少年にも
お礼を言っておこうと思います。
彼の優しさがカイジとかぶらなかったら、
美心が動きませんでした。
おお…ブラボー!!!
ちと目頭が熱くなった。
751 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 23:22:52 ID:Azw+tcei
美心よ…顔をチラつかせるのはやめてくれっ…!
/ /ノ ト i
,' _,. ‐'´ ヽ、.___ l
. i / /´ ̄` ´ ̄`\`i !
| ,/ ‐++++、 ,:++++‐ ヽ !
| ,r‐、 l. "ヽ、._゚ノ , 、ヽ.゚__,ノ゙ .| r‐ 、 .!
| ! r、| !. / ヽ .| |,ヘ | |
もっちょい表情かわいくしてやれよwww
美心はキラキラの瞳がチャームポイントだろwww
美心の笑顔は可愛い
零の1巻読んだとこなんだけど、彼はいくつなんだろう。
20未満っぽいけど。
しかし零でエロは思いつかないな、さすがに。
/ /ノ ト i
,' _,. ‐'´ ヽ、.___ l
. i / /´ ̄` ´ ̄`\`i !
| ,/ ‐++++、 ,:++++‐ ヽ !
| ,r‐、 l. "ヽ、●ノ , 、ヽ●,ノ゙ .| r‐ 、 .!
| ! r、| !. / ヽ .| |,ヘ | |
>>755 17歳
お姉さん系が好きそう
沙織とか
まさかカイジ×美心でこんなに胸を打つ作品が読めるとは…!
しかし…美心の顔っ…!!
保守
誰かアカギ19よろすく頼みます
761 :
749:2008/10/23(木) 18:33:23 ID:uDJGxWQQ
過分な感想ありがとうございます。
美心に関しては、あの容姿のギャップがないと
物語がとてつもなく重くなってたと思うので
全部含めて彼女のチャームポイントということで。
保守
保守
美心はあの顔を生かした二次制作したいですよね
アカギの19歳完成しました!
スレの穴埋めにするには短いと思うので、次スレがもし立ったらそちらで投下しようと思ってます
765 :
764:2008/10/27(月) 11:53:14 ID:PbjJBqio
穴埋めは語弊がありました。今スレを消化させるには中途半端って感じです
投下すればしたで、他の書き手さんが続いて書き込めない感じの微妙な容量
このスレがこんなに伸びるとは…
>>764 福本先生によると、美心はキムタクの娘さんから
名前(心美→美心)を取ったそうです。意図的に。
※先日の講演会レポより
・・・福本先生らしいなあ。
768 :
764:2008/10/28(火) 00:24:03 ID:2BQ2UbSV
やっぱり心美からですか!
つーかここぞ言うキャラに対してのネーミングが絶妙な作家ですね
赤木しげる(平仮名!)しかり、カイジなんてえらいカッコイイ
美心は得難い存在だと思って、気に入ってて堕天録笑うけど
コンビニに古い福本作品が何点も並ぶようになって読むと、
これらの女性キャラも良い。のり子とか
のり子可愛いよね、大好きだ。
保守
福本氏の描く女性って可愛いんだよね。
ていうか、面白い漫画描く人って、ヒロインも魅力的に描くよね。
ミココも顔はさておいて魅力的だし。
おまた…、何を言ってるんだこいつは…の下りが絶妙でおもしろい。
カイジとミココのデートは何度も読み返してしまうw本当にいいセンスしてるなあ。
保守
773 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 11:45:52 ID:y5WGH2ux
保守
774 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 00:39:48 ID:yXfrWL7E
生きるために保守っ・・・!
アカギの色気は異常
13歳時点ではとっくに経験済みなんだろうな、年上の女と。
母親がいなさそうだから、若いうちは年上好みなんじゃないかという気が。
その辺誰か書いてくれませんかね。
アカギ13は同年代でも
あのきれいな瞳で落っことしそうなんだよな・・・。
キスくらいなら普通にやりそうだ。
(あの時代、13歳でキスは早いんじゃないかと)
777ゲト
アカギパチで勝てますようにw
アカギって描かれなかった10代半ばころは、スナックで働いている女のアパートに
転がりこんでたイメージがあるわ。
777げっとずさーーーーーッッ!!!!11!!!1
>>778 ちょwwwwww
アカギパチ打ちに行ったら、おばあちゃん率割と高かった。
新台だからだろうけど、何となくタバコ屋のおばあちゃんネタ思い出してしまった。
たくさんのばあちゃんの相手を一人でこなすアカギか
781 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 22:51:42 ID:pDu/zrdD
零6巻発売あげ
782 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 10:16:44 ID:G2I+DeV+
保守
783 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 20:03:24 ID:Ryfzde4w
コンビニ廉価版コミックスアカギの新刊発売だよ〜!
辺ちゃん買い逃した…。
784 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 21:47:40 ID:V0JcoAPG
保守っ・・・
保守
786 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 13:06:49 ID:4yema4QE
ここは保守っ・・・
エロ無しでも良いから、カイジとアカギと銀さんのギャンブル勝負とか読みたい。
おいここエロパロスレだぞ…!
789 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 05:05:15 ID:s6LfhX5l
浦部「兄さんの細い○○○じゃここは通りきらん・・・!
細いんよ、おんどれの3Pは・・・。
ワイは太くイカせてもらうで・・・!」
ダメギ脱落。
アカギ「治、お前俺の代わりにヤってこい。」
治「えええええ〜っ!!」
治、ここで意外にも強気の攻め・・・!
ごめん保守がてら狂気の沙汰に走ってみた。
>>787は大家族スレに池。
おいw
では便乗して、続いて浦部。かなり前に書いておきながら乗せ辛いと思っていたものを…
当時の3200万は現在の3億2千万以上です。
藤沢組の代打ち浦部は、川田組の代打ちアカギと高レートの麻雀で勝負しアカギを死に体に追い詰めていた。
しかし、川田組の若頭が「本物のアカギを出す」と息巻いて、料亭の中をバタバタと走り回る。
それを受け入れた藤沢組。浦部も思いもよらぬ休憩に、料亭の電話に向って歩いた。
すると…様子の良い仲居が居る。
後ろ姿だが…あんな腰、臀部のラインは、まず見た事がない。
(はぁ、こりゃ大したもんや)
そんな彼女が振り向く。
(あちゃ〜、なんちゅう顔や)
目は可愛いが、口元は浦部と似たインパクト。
(わいも人の事は言われん顔やが、はぁ、御見逸れしましたわ。……せやけど!)
暗い中で抱き合う分には、問題ない。
剛腕、同時に捨て身。これが浦部の色事。
薄い障子で仕切られた部屋の中に、今、浦部と仲居が居る。その部屋に近付く二人の男。
「どうしたら打つんだアカギ。3200万掛かってる。お前の力が必要だ」
苛々と話す川田組若頭の石川と、悠然と廊下を歩むアカギの二人だった。
「そうですね…」
と言い掛けるアカギが歩みを止めた。そして障子に向かって話しかける。
「あんた浦部さんか?…」
「誰や?」
「赤木。…あんた、こんなところで女か…」
「元はお前のせいやないか。なんやワレ」
「ククク…そうだな」
落ち着いて話すアカギだったが、彼の中で何かがフッと切れようだった。
もっと切れたのは石川。
「女だとぉ…浦部の野郎」
「石川さん。良いですよ俺…打っても」
「本当か」
「その代わり…」
「おい、浦部」
石川が気分悪そうに話かける。
「なんでしょう。再開ですか? その本物のアカギさんと」
「いや、その…あれだ」
石川が二の句に詰まっている時、アカギが口を開いた。
「違う…そこに女が居るだろ……もっと良いのが居たら…?」
「はぁ?」
「今居るその女…あんたは本当に良いと思ってるか?…」
「思っとるわ! 散れ!」
浦部の決意と潔さ。そして自分を選んでくれた事に、仲居は少しときめいた。
「こっちは本当に良いぜ。…あんたのそばに居る女を見たわけじゃないが…
こっちが用意したのに、自信があるんだ…」
浦部は障子を開けて廊下に出た。その激しい出っ歯の男に開口を許さず、アカギは妖艶な声で囁く。
「……そいつと俺と…3人でやらないか……」
「…3人!」
浦部の声も小さい。密やかだ。
「クク……」
今笑みを見せるアカギがなぜ、浦部を誘って来たのか。
闘牌の前に…対戦相手を精神的に懐柔するのがアカギの目的か…。
(わいが乗ったフリをするも一興やな…しかし何か狙いがあるとは言えこいつ…
わいと女を共有して良いんかい…許すんかい…)
こんな刃の切っ先みたいに鋭い男前と同室で、同等の条件で女を嬲れる誘惑…。
廊下で語る男同士だったが、どうやら話は纏まりそうである。浦部の心が傾いた。
(男二人で女一人を! こりゃあ…)
「姉ちゃん、お姉ちゃん…」
「はい…」
「わいの事、悪くは思っとらんやろ? な?」
仲居は小さく頷いた。
「よっしゃ、ほな麻雀終わったらおいで。堪忍な」
石川と別れた背の高いアカギの後ろを、浦部はノソノソと後を付けるように続く。
「兄さん色気ありますな」
男色の経験が無いにも関わらず、好色な浦部はアカギに対してすらそう言った。
「男にそんな事言われるようになっちまったか。何年も女とやってないからかな」
「そないな、勿体無い」
「色事で誰かと関わるのが面倒でよ…あんたと女と三人でそんな事するとしたら……もう何年振りか…」
(数年振りの若い男て…どんな反応するんやろ…いやこらえらい事に…
面倒って事は、あれへん。良いエロを知らんで今まで来たんやろ兄さん。教えたるがな)
「で、そのもう一人はどこや。どんなんや」
「この障子の中。ソバカスが特徴でよ…目が大きい」
(なんや聞くだけで愛らしいな)
アカギが精悍に障子を開ける。部屋にはアカギと一緒に拉致されて来た玩具工場の同僚、治が座っていた。
「男やないかい!」
浦部は動転し、障子に歯をぶつけた。
「……アカギ!」
「良いのが居ると言っただけだ……女とは言ってない」
「聞かんぞ そんなペテン」
「ちゃんと話を聞いてない方も悪いさ…さっきまでのお前の対戦相手と同じ」
「この…」
浦部は今夜、詐欺まがいの弁舌で川田組(とニセアカギ)に高レートの麻雀を承諾させていた。
「この治と少し打ってくれ。俺が言った「良いの」ってのはこれさ。
お前も代打ちなんだろ。女より好きな筈さ麻雀が。違うのか?……」
「ぐっ…」
アカギの誘いを女だと思った浦部。
新しい誘いがあると とりあえず止まって…。
“さっきの娘には気に入って貰ったから、いつでもモノに出来る”なんて理屈。
「そんな保留……この後、牌に触れてからはもう無しだぜ」
「保留やてぇ?」
「…こっちの話さ…来いよ」
浦部はアカギに騙された憎々しさも相まって、廊下でアカギを追い抜き、音を立てて卓に付いた。
アカギと先程の仲居が廊下ですれ違う。
アカギは女と一度目を合わせただけ。次の瞬間には、アカギの視線は誰の物でもなくなっていた。
(早よ終わらして、さっきの姉ちゃん こましたろ!)
そう、その時まで浦部の両手が無事なら、こます事も出来るだろう。
795 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 01:51:51 ID:pDWHz+Be
乙!浦部いいね。
アカギに出てくる男、仲井・川島以外は結構いい。
顔関係なくね。
投下キテルー!GJ!
797 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 09:28:03 ID:1/waSt6r
投下GJ
アカギ格好いいな
俺も浦部と同じように3Pの誘いで、
なおかつ治とウホッな展開なのかと思ったw
798 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 16:56:35 ID:OQFGKuEl
>刃の切っ先みたいに鋭い男前
ワロタwwwww
こう書くと福本漫画のアカギやカイジ系の顔立ちは美形に思えてくるw
話も浦部の保留癖とエロネタを上手く絡めてて面白かった
GJ
ほどよいエロスで面白かった!
GJ!
802 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 02:55:40 ID:gyNBHCUz
803 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 05:43:45 ID:FisYpf3u
カイジが大好き。カイジに逢いたい…心美さんが羨ましい。(涙)
804 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 21:11:59 ID:RhG84TJt
ここは保守っ・・・
805 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 14:36:00 ID:Fl/mCDRL
保守
806 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 20:21:23 ID:J6JfxxbY
ほす
, -‐、 , -.、
/ ノ ノ ノ
/ 、_.ノ ./ 、_.ノ´
/ ノ / .ノ ,,-‐'⌒i 生
. / __ノ / /⌒ii´ /、_ .ノ´. き
l. `iノ / / |/ ,.'~´ . る
| ,,,|./ ``´.丿 、_ノ ,-‐'´⌒) 為
. l. |``''' / .ノ ./ 丶,-‐'´ に
| ,___l |、. / / 、,,/ 保
. | ノ | `` '´-、 ,ノ 守
| _/ |` ‐、__ ) っ
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808 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 02:51:52 ID:ssqz5qyy
腐女子スレ
809 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 23:49:37 ID:b2ejphhB
西尾ちゃんにカイジ似の旦那がいる設定のやつ面白かったのですが
続きはないのでしょうか…。
福本で創作する人間には神しかいないのか…
うすら寒くなってくるやら
萌えるやらで忙しいわ
童貞・非童貞、処女・非処女スレは落ちたのか…
明けましておめでとう
おめでとう。
今年はRUDE39で誰か書いてくれますように
814 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 10:42:46 ID:9w+bEj1N
ほ
普通にアカギに負けた代打ち(女)が金を払う代わりに体を…とかでいいんじゃないの?
816 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 09:00:39 ID:S9C0rC3P
一条がスロットのバニーこましてるのとか誰か書いてくださらんか・・・。
圧倒的保守っ……!
818 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 10:42:03 ID:SyVvP2kw
南郷さんのエロが読みたいです…
相手がいない
保守がてら
>>809 覚えてくださってて恐縮です。
文章の骨格はできてますが、エロい味付けが途中の状態です。
長編が投稿されない限り、850までには投下できるかと。
相変わらず、カイジを性的にageさせるのは難しい。
824 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 21:28:49 ID:jBK8oHxS
>>821 おおお!楽しみにしております!
カイジ西尾の組み合わせ、好きなんだな。
ワクワク
826 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 00:18:12 ID:4N/z4OY0
カイジみたいに精神的に喪だとエロにつなげにくいよな。
一条に女勧められても揺らぎもしなかったし。
アカギなんかだと排泄、食事なんかと同レベルでこなしそうだけどw
ほしゅうぅぅぅぅ
828 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 03:09:55 ID:PkoQ8bCz
上でアカギ×煙草屋ネタを書いたとき
田中沙織バージョンに書き換えてくれた人がいて
なんか面白かったからアカギ×沙織ガチで書いてみた
倉田組での丁半博奕で負傷したアカギが運び込まれた病院では 田中沙織が働いていた。
午後3時
沙織が病室に入るとアカギはベッドで眠っていた。
肩に刀傷を負って運び込まれた怪しい患者 赤木しげる19才。現住所・職業不明。そういう背景からは想像もできないほど 見た目は普通の青年だし、静かに眠る姿なんかは無垢な少年のように感じるのに。不思議な人・・・。
「清拭して包帯を取り替えますね。」
沙織が眠っているアカギの腕をポニポニ叩くと アカギはゆっくりと目を開けた。
「ん・・・。」
アカギは短く唸ると上半身を起こす。
「気分がすぐれないなら横になったままでもいいわ。」
「いや、大丈夫。」
「それなら・・・ちょっと失礼するわね。」
沙織がそう言って浴衣をはだけさせると アカギはほっそりした手首を掴まえた。
鋭い視線が沙織を射抜く。
「あんた・・・いい女だね。 添い寝してくれよ。」
さらりと言うアカギに沙織は面食らってしまう。
「えっ・・・」
「いいだろ。」
好意を寄せられて悪い気はしない。でも患者だし、なにより仕事中だ。
「ふふっ こらこら、ケガ人が看護婦口説いてどうするの。」
沙織はアカギの手を払うと包帯を解き、てきぱきと身体をぬぐっていった。
肩の傷は痛々しいけれど、伸びやかな骨格に質の良い胸筋がついていて色気がある。
(綺麗な身体 うっとりしちゃうな・・・。)
ついつい男を意識してしまい よこしまな目で見てしまう。
(添い寝・・・うん、こんな状況じゃなければ・・・したいかも)
仕事熱心な沙織はそれでも清拭する手を休めたりしなかった。
その真面目な態度の下に隠れた情欲を、誰が見抜くことができようか。
これ以上は考えては仕事に支障をきたす。沙織は浮ついた心を戒めて真新しい包帯を巻いた。
「はい、巻き終わったわ。」
「じゃ・・・するか、セックス。」
アカギはそう言っておもむろに沙織をベッドに組み倒した。
「キャッ なにするの!」
「え?・・・あんた、俺と寝たいんだろ。」
「ま、まさか! なんでっ・・・!」
「そんな気配がしたからさ。」
アカギの視線に釘付けにされる。身動きがとれない。関わらない方が良いに決まっているのに・・・!危険だわ・・・。
「いい加減なこと言わないでっ 私は仕事中なのよ。」
「関係ねぇな、そんなこと。あんたは欲しいと思わない訳ないのさ。」
「・・・やっ!」
アカギは透明な目つきで沙織を見つめた。
そんな目で私を見ないで欲しい。全て見透かされてしまいそうで目まいがする。
自分を取り繕ったり飾り立てても全て無意味。きっと真実の姿を見抜いてしまう・・・!
「あんたは目をそらそうとしている。生きること、その本質。
生物はただ一つの原理に基づく。
欲望。
生物は欲望のみで生きている。
少しでも豊かに暮らしたい 種を増やしたい。原始よりいつの時代も何かを欲する心が生物を進化させてきた。物言わぬ赤ん坊でも、食べたい 眠りたいなどという欲望はあるのさ。決定的に。」
アカギがゆっくりと沙織の後頭部に手をかけ 引き寄せる。
「つまり 欲望が生物を支配している。
最もシンプルな本能。
生きている以上それを否定することは出来ない。あんたも 俺も。」
アカギの声を聞いているだけで脳の中心から痺れてくる。何が正しくて何が狂っているのか だんだん分からなくなる。くらくらする。
「欲しいよ、俺は。 さぁ欲しいと言えよあんたも。」
「物事はそんなに簡単ではないわ。」
「簡単さ、従うだけだ。・・・俺の声にじゃない。あんたの心の声に・・・従えよ。」
目が危険・・・。心臓が早鐘を打つ。
「認めてやれっ・・・自然な欲求を。」
アカギはそう言ってさらに距離を縮めた。吐息すら感じる距離。こんなに間近で見つめられたら息も出来ない。
「お・・・お願い 近づかないで。」
頭の中は必死で警鐘を鳴らしているのに身体の奥の方ではアカギを欲している。 心が・・・身体が・・・アカギに抱かれたがっている!
もうダメ、 キスされちゃう・・・。
口づけの予感に沙織は瞳を閉じた。
しかし、いくら待ってもその瞬間はなかなか訪れない。
「・・・・・・?」
不思議に思い沙織が薄く目を開くと アカギはその様子を見て急に笑い出した。
「クククッ・・・!ははははっ!」
かぁっと頬が熱くなる。
思わせぶりにキスするふりなんかして! 私をからかってたのね!?
沙織は平然と笑うアカギをキッと睨み付けた。
「このっ・・・ 不良患者っ・・・!」
「クククッ 不良で上等だ。」
「大人をからかうなんて良い趣味ねっ・・・!はぁ馬鹿らしい・・・もう仕事に戻るわ。さっさと放して。」
沙織はいらだち紛れにアカギの胸をぐいっと押した。しかしアカギはまるで動じない。
「本当に放して欲しいの?」
「そうよ。 放し・・・・・・んんっ!」
沙織の言葉はアカギの唇でふさがれた。沙織は一瞬抵抗したものの、すぐにアカギのキスに応じるようになっていた。熱い唇を食み、舌を絡ませあう。アカギは沙織の服のボタンを外しブラの中に手を忍ばせた。もったりと白い乳房が顔を出す。アカギは揉みながら唇を押しつけた。
「あん。」
アカギの手は魔法の手。ひとたびその手で撫でられると 簡単に、冷静が狂熱にひっくり返る。
もう引き返せない。そもそも抗うなんて無理な話だったのかもしれない。
沙織は自分の胸元をさらさらとくすぐる白い髪をじっと見ていた。
「あんた・・・初めて?」
「いいえ、残念ながら。やっぱり初めての娘のほうが嬉しい?」
沙織は苦笑いした。
「ふふ・・・いや、そうじゃない。まったくの逆。」
「ん?」
「嫌なんだよ。・・・痛がったり 血が出たりするのは。」
アカギの舌の上で乳首が一層硬くなっていく。
後に神域テクニックと呼ばれるアカギの病室プレイ。しかし、この時まだその片鱗は見えない。平凡な内容。
アカギは手を伸ばして沙織の白いスカートをまくり上げると 太ももから尻を撫で上げた。ストッキング越しにむっちり成熟した女を感じる。柔らかいマンズを指でなぞり上げると沙織の唇から吐息が漏れた。次第に小さく突起してくるイーピンを優しく引っ掻く。
「んっ・・・あっ! そこ!」
「ここがいいの?」
アカギが乳首を舐めながら上目に問う。沙織はうなずいて身をよじった。
「そんなにいいなら・・・。」
アカギは沙織の白いストッキングをひっちゃぶき、ショーツの端から指を滑り込ませた。
「あん!もう 乱暴ねっ・・・あっ あっ!」
アカギはマンズの中に指を差し込む。掻き混ぜると、くちゅくちゅと卑猥な音がアカギの指に絡みついた。
甘い電流が背中を駆け抜け、沙織はアカギの長い指を締め付けた。
この男はただ者じゃない。まるで静かで深い闇・・・底が知れない。関わると向かうは地獄。知りながらその安らかな闇の中に沈みたくなる。破滅を求めてくらくらと吸い込まれてしまう まるで魅入られたように。
快楽という名の地獄への一本道・・・!
繰りかえされる指技に沙織は身を強ばらせた。
「・・・ おっ、来たぜ ぬるりと。」
「はっ はっ あ いっ!」
もう イクと言いかけた言いかけたその時、アカギの指がマンズから引き抜かれた。
アカギ、沙織のモーションを把握。絶頂を阻止する。
「まだだ。まだイかせない。」
「っ・・・! 意地悪。」
行き場を失った熱は沙織の身体をのたうち、意識を朦朧とさせた。
「そうね・・・私ばっかり熱くても ね。そのクールな表情の奧の顔・・・覗かなきゃ。」
沙織は息を乱したまま アカギを寝かせ下着をとった。出てきたのはアカギの鬼っ子、ドラのイーソー。腹部を滑り降り、イーソーを手に取ると、唇を押しつけた。
若いアカギの肉体は十分に反応している。興奮するアカギが嬉しくて、柔らかい舌で刺激していった。最初は裏スジ、次に雀頭。次第に唾液をたっぷり浸らせて口をすぼめじゅるじゅるとアカギを追いつめていく。
「こっから見ると、いやらしい看護婦だね。」
胸を揺らしてイーソーにしゃぶりつく沙織の髪を、アカギはそっと耳にかけた。
「誰かさんがいやらしくさせてるのよ。」
時折 舌を尖らせてチロチロと雀頭裏のひきつれをくすぐると髪を撫でるアカギの手に力がこもった。
硬くそそり立つイーソーがピクリと揺れるのを見るだけで、マンズがきゅぅんとうずくのを感じる。限度いっぱいまで高められた快感のエネルギーがはけ口を求めていた。
「もう我慢できない。・・・欲しい」
甘えた訴えに、アカギは体位を入れ替え、沙織の足の間に身体を滑り込ませた。
抱き寄せる腕があまりにも力強くて 沙織はアカギの腕に手をかけた。
「肩大丈夫なの?痛かったら言ってね?」
「大丈夫。 傷は浅いだ・・・」
アカギはマンズの入り口でイーソーをなじませると、ぐっと先端を挿入させた。
「が・・・そいつは俺の台詞だな。」
「ううっ!」
「クククッ・・・!『痛かったら言ってね』」
その圧迫感に沙織は全身から汗が滲むのを感じた。息苦しさからあうあうと喘いだ沙織の頬をアカギは指先でピトピトする。その冷静さは今の沙織にとっては救いだった。
涼しげな瞳に促されて呼吸を開始すると、息を吐くタイミングでズクズクと奧を目指すアカギ。根元まで収めると、感触を確かめるように腰を揺らしだした。
「んっ んんっ!」
アカギのしなやかな躍動に身もだえする。圧迫感は薄らぎ、じわじわと快感が支配した。
アカギは実践の中で少しずつ沙織の性感帯を把握していく。
「ふーん。なるほど。」
アカギは細い腰を掴むと深めに打ち付けだした。
「あっ!・・・ああっ!」
沙織の口からあえぎ声が漏れだした。
アカギのイーソーはマンズの良いところをピンポイントで狙ってくる。
「あぁっ! あぁあん!」
沙織はあまりの快感にあえぎ声をおさえられない。ここが病院であることを考え、これではいけないと腰を捻ってポイントをずらそうとするも、追いかけてきてはポイントを捉えた。
まるで追尾ミサイル。逃げようとしても必ずつかまえられる。
(なんて感性!悪魔じみている!)
「やっ!気持ちよすぎるっ・・・!これ以上されたら死んじゃう!あっ あっ!」
「死ねばいい、何度でも。はっ はっ・・・ 俺が連れて行ってやる。」
まるで死神の誘惑。
「来いっ・・・!」
「いっ・・・イクっ・・・!」
沙織は幾度となく甘美な死を迎えひくひくと恍惚にたゆたった。
享楽っ・・・!快感っ・・・!愉悦っ・・・!狂乱の宴っ・・・!
ほどなくアカギの熱はマンズに溶け 天に昇った。
「・・・すっかり汗だくね。体 拭いてあげようか。」
沙織は重い身体を起こし アカギの額に張り付く前髪を除けてキスを落とした。
「いや、いい。」
アカギはぶっきらぼうに言うと、沙織の頭を引きつけて唇を重ねた。事後のけだるいひとときを口づけで楽しむ。すると、アカギの唇 何か言いたげに力がこもった。
「ん?なあに?」
「・・・あんたのマンズ見せてよ。見たい。」
「プッ!」
アカギの無邪気なお願いに沙織は思わず吹き出した。
「ねぇ、いいじゃない。」
「急に何をいうかと思ったら・・・ふふふ 意外と子どもね。」
「そうかな。」
「そうよ。」
「子どもかどうか・・・試してみるかい?もう一回。」
アカギは震えるマンズに唇を寄せていった。
完
836 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 06:09:35 ID:Ze2q4xWo
乙!乙!
麻雀用語とエロを重ねてくるなんて…っ!なんて神がかった発想っっ!!
乙……っ!
圧倒的乙…っ!
クソ吹いたし興奮した。沙織いいよ沙織
839 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 18:18:19 ID:1LvTVSew
過疎スレだけど、執筆者は神だらけだね。
これならきっとまだ新作来るよね? この勢いのまま次スレ立ててOKですか?
484 KBか……
480KB超えた状態で放って置くと落ちるんだっけ?
アカギやカイジでエロパロがあるとはっ…!
一気に読んでしまったじゃないかっ…
アカギはどの年齢でもモテモテだけど
ダメギはどんな状況でも童貞っぽくて…
これが天才と凡夫の差か
スレの最初のほうでもあったけどアカギの2、3日で
2000万とか使ってしまうような遊びは
やっぱりおねえちゃんがらみだと思います。
かといって
芸者遊びで野球拳とかしてるのはいまいち想像つかない。
844 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 21:29:46 ID:/k5Sq384
買春旅行に行くアカギとか嫌だなあw
ま、そんな時代じゃないだろうけど。
芸者相手の野球拳でも賭け事となれば
アカギは負けないで全員丸裸にしちゃうんだろうな…
でもそんなんで嬉しそうなアカギは嫌だW
846 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 22:31:20 ID:Vbmky+oQ
野球拳はさておき、芸者遊びはやってそうw
わざわざ祇園の花町とか行って散在したら確かにすぐなくなるかもな。
実は芸者相手は緊張して負けまくりのアカギとか
>>842 カイジとか零とかならあるかもしれんがカイジに限ってそれは無い
無表情で全部むしり取るに決まってる
「ホラ・・・アンタの負けだ・・・もう一枚脱げよ・・・」
「もう・・・下着だけしか残ってまへん・・・」
「クク・・・何を言ってるんだか・・・元々和服ってのは下着を穿かないそうじゃないか・・・」
「ううぅ・・・」
胸だけなら手で隠せる・・・隠し切れなくとも最低限のラインは・・・矜持は守れる・・・
しかし・・・全部となるとそうはいかない・・・到底手だけで隠しきれるものではない・・・
ざわ・・・ ざわ・・・
「さぁ・・・最終戦と行こうか・・・」
「堪忍しておくれやす・・・う、うぅ・・・」
ざわ・・・ ざわ・・・
「さぁ次だ、次の芸者はまだかー」
まぁこうやって遊んで勝っててもお座敷代はどんどん溜まってくんでしょうがね
それに俺芸者遊びどころか芸者さんを見た事が無いよ・・・(´・ω・`)ホントに関西弁なの・・・?
結局カイジはあるのかないのか
ぐはっ・・・アカギだよ・・・アカギに限ってそれはな・・・大人しく樹海でヒキやってくる
>>848 毟れるだけ毟るんですねw
でも芸者は東京での呼び方
関西弁つーか京都弁だと舞妓はんどすがな。
まあわざわざ関西方面まで行って料亭を貸し切ったりすれば
当時でも1000万とか散財できたかもしれん。
ひそかにお座敷遊びに憧れていたアカギ。
ほら、それがルールだろ?あんたが自信まんまんに吹っ掛けてきた勝負だ。なに?もう脱ぐもんがない?…まだ皮膚があるだろ?
>>852 そんなの恐すぎる〜
アカギは勝負ごとに関係ない女性にはやさしいか無関心かって気がするな。
そもそも関係ある女性が出てこないけど。
原作でも女雀士との勝負くらいあっていいのに。
脱衣麻雀とか一晩賭けて、なんて。
積む事を嫌うアカギが子作りに繋がる行為を好むとは思えない・・・
そして相手が男だ女だは普通の人間の考えること・・・
ここから導き出される心理は・・・アカギはアナル派ッ・・・!
ヤオイなんてチンケなものじゃない・・・
女でもアナルオンリー・・・むしろ処女をアナルだけ開発ッ・・・まさに異端の戦略ッ!!
さすが天才は凡夫とは考えが違うなぁ
856 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 21:03:49 ID:LwdjlxJ5
カイジって童貞…?だよね?
プロットだけなら、いくらでも思いつくんだけどな。
・お金持ちになった独身女性が、子供いる主婦に高利貸しをしている。
で、貧乏になるなら子供なんていらないわ。といいつつ掛け事をする。
アカギかカイジに完敗。お金をむしりとられ、セクロスさせられ
子供ができるかどうかは運だなと。で子持ち貧乏女に転落。
・負けた母親を助けるため娘もやるが技にはめられて敗北親子丼
とかそんな感じ?よくあるかw
>>858 つーかそれ以前にカイジもアカギもその子供が育つ前にくたばる希ガス
アイツらどう見ても安定してるとは思えないぞ?
特にアカギなんか平然と命捨てそうだ
カイジに至ってはちゃんとセクロスに辿り着けるかも怪しい
勝負には勝ったけど何もやらせてもらえなかったとかだろ、カイジは・・・いや常識的に考えて
カイジは性格があれだからなぁ
でもカイジみたいのはけっこーモテると思うよ。
母性本能をくすぐる社会不適応者というか、やるときはやるしほっとけないタイプだとオモ
カイジってイケメンなのかな
あの世界じゃわりと見れる部類だと思うけど
863 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 15:35:10 ID:flhA2jL5
要潤くらいのイケメンレベル
864 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 19:20:03 ID:iBGoPNsO
要潤!?
やほー知恵袋でカイジとアカギと零はイケメンですかって問いに、
福本ワールドではカイジとアカギは女子高生がわざわざアパートの前を通学路するくらいのイケメン。零はジュノンで賞を取れるくらいの美少年
って解答があったよ。
そろそろやばいな
次スレ立てないと
このスレ、保管庫はあったっけ?
確かまだないよ
エロパロ総合保管庫に登録して貰うのがいいんじゃないか?
申請してみるか
保管依頼を出しておいたぞ
872 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 23:54:52 ID:2zMdfnaw
圧倒的乙・・・っ!
感謝っ・・・!圧倒的感謝っ・・・!
ネタスレwww
と思って一気に読んだがカイジ×みここ決闘前夜に萌えた上に感動して感心した。
>>859 天を知らないやつがこんなディープな国までわざわざ…
美心がいい女に思えてくるな
877 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:03:35 ID:gGgNurwj
赤木とか銀王で書きたいが
達観した悪オヤジ連中のエロが想像できない
貧困な想像力っ・・・!
878 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 01:06:45 ID:PJMlddc6
誰か森田と美緒か森田と沙織ネタ書いて
別に徹底したエロパロじゃなくてもいいから
やべぇ面白い
880
エロパロ…カイジで書いてみたい
_,,.-z
_ i'":::::::: ゙̄''‐-、_
>:ヽ:'":::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ,
/::::::;;;;:::;;;;::::::::::::::::::::::::::::::_;;i 、ノ゙''‐''"
7,;::::::i!!!Y!!!!:::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:/::|、 u !;::i、::i::;::::::::::_ノ. もういいっ・・・・!
/ムY、、ヽ、 y"Vヾ'',,-,:7 御託はもういいから・・・・
|゙'ヽ、,,! /,.-‐''"~ }∠、
|、 o ). o ノ.|::;;;::) 書けっ・・・・!
|゙〒‐" u ゙==" |:i/
| ヽヽ _,,,-'工]/-‐、 今書け・・! すぐ書け・・!
| |コココ工!┴ '" | |''":/ さあ書け・・!
| |,, -‐-,-――--! |:::/_,,,
!.!工エココココエ工ソノ:::7::::::!/"''V⌒
」ヽ、 ‐≡‐ v. ,.イ:::://:::::::::::::::::::::
,r''" ̄ヽ:::!ヽ、,,_,,.::'" !/!/:.i:::::::::::::::::::::::
/ L -‐''" !N ト、 /: :i:::::::::::::::::::::::
. / .:::! ... :::|: \/: : : i::::::::::::::::::::::::
/ ... :::! ......::::::::::|: :/ ヽ : : /:::::::::::::::::::::::::
/ .. :::::::! ..:::::::::::::::::::::::|/! ノヽ /:::::::::::::::::::::::::::
そうだぞ!
書け!
>>881だけど15レスくらい書いたけどまだエロ描写がない
最終的にはエロになるんだけど
なんかカイジとパチスロのバニーが勝負してて
いまの流れでは健全スレっぽ…
こんなSSでもよいですか
自分は楽しみにしてます
ぜひ完成させてください
未完成でも初めの部分くらい読みたいです
楽しみにしてるよ
パチスロバニーktkr!!!
889 :
881:2009/03/31(火) 02:07:54 ID:1W3+iJRd
おk
15レス分、次スレのほうに投下してくるノシ
890
決着を付けよう……
俺とお前の腐れ縁!!
オープン!オープン!!
なんぞ
/: ̄`¨''''ー-..、 />
/::::::/ ̄`¨'''ー-く っ
. /::::::/ u \ っ
. /:::::::L.__  ̄``ヽ / 実は
. /::::r'ニ>:/゙ ̄ご゙丁Tl、
/:::::|.に'/  ̄ |」:ヽ その…
/::::::ヽン/ U ‘ - ._j
/ ::::::/:| r─‐┬->
/`く`':く ::|. u ` ̄ ̄_〕 尽きかけています…!
. / \ \::\ :l 「
/ ./\ ヽ;::\ト、.__.」
. / / ̄`\ヽ.ヽ::::ハ
/ / |│ レく_|
./ 〉 |⊥」::::| |
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____`ヽ:::::::`ヽ'´ ̄¨,Z.._
. >ー::::`三:::::::::::::::三:::::<
∠´ッ‐::::::::::::彡'ノ川ヾミ ::::::::::ミ、
. /:彡;;::::::::::::::;ィ::::::::::::::::::::ミミ:l
. /:/:::"彡::;.イ/ ヽ::ト、:l、::::ミミミ::::|
l/./:/::;.べ`ぐ 、>',.ヘ「ヾ、:::::::|
. l/./:/キ¬fjゥ、 ゞ=fjデflニヽ|
l/ l:^ー_ッ′ `ー '^ ||うリ|
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ヽ ヾフ / _>、N
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〈 ':─‐〈_,ハ )) / ´ ヽ
{ ',二¨jソ /. | / \ ハ
ヽ,゙ー')、,イ | / リ |
. ト ′!. /| ト /| |
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ミ::::::、:::ト、lVヾ.;|::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::|
.ミ:\、|ヽ!; |;;_;;_;;;|_;;;_;;;_;;;_;;;_;;_;;| 電 麻 し
〃}ハ「ヾ::::::ゞ |__|_______| 流 呂 か
:::〈{::::|L__ミ / u │ 走 に し
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1ィトヽ::::::::/ ‘ー /:l. |
く:::::::::::∠ -ァ'´ l (二ニ二つ /:: l. l
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r'ニニヽ._\. ¨/ ;;
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