【絶望先生】久米田康治エロパロ総合 Part17【改蔵】
――――――――――――僕はみんなが君を普通扱いするのが悔しくて、しょうがない・・・・・・・・・・
君は普通なんかじゃない。健気で可愛くて、頑張り屋で、優しい、魅力的な女の子だよ。
迷惑じゃなかったら、僕に君を特別扱いさせて欲しい。
こんなクサくて、恥ずかしいことしか言えなくて、悪いけど、
・・・・・・僕だけのヒロインになって欲しい。――――――――――
自分でも何でこんな事しか言えないんだろうと自分を呪いたくなる、恥ずかしくて、どうしようもなかった口説き文句。
しかし、奈美は涙を流して、青山の告白を受けた。
あれから半年、2人は周りから後ろ指をさされない程度にこっそりイチャイチャしてきた。
青山は奈美のことを名前で呼ぶようになっていた。
対する奈美はこっちの方がしっくりくると言って、相変わらず「青山君」と呼んでいたが、
その実、名前で呼び合うカップルと変わらないほど、甘えていた。
キスはもう済ませた。手を繋いでの下校もした。デートも幾度となく繰り返した。
そして、本日、奈美の両親は旅行に出かけ、翌日まで帰ってこないという滅多にない機会。
奈美はこの絶好のチャンスを生かそうと、デート帰りに青山を自宅に招いた。
奈美のおねだりから、2人で濃厚な接吻を行った後、
奈美は覚悟を決めて、本題に入ることにした。
「青山君・・・・・・私を・・・・・抱いて・・・・・欲しい・・・・・・・・・・・・・・・・・・、」
奈美は顔を真っ赤にしながら、そう告げた。
「―――――――――――――――――――――――――――――ッッッッッッッッ、」
青山は凄まじいまでの驚愕にとらわれた。
もちろん、青山も全く、予知してなかったわけではない。
その証拠に彼のバックには、避妊を目的とするゴムがいくつか入っていた。
「私・・・・・・・・・・・青山君が欲しい・・・・・・・・・、青山君に純潔・・・・・・奪って欲しい・・・・・・・・
青山君の貞操も私が奪いたい。私をもっと青山君の特別にして欲しい。・・・・・・・・・・・・」
奈美は偽りのない心の底からの覚悟を口にする。
青山は彼女の健気な覚悟に心を大きく振るわせる。
自分の特別になって欲しい、自分のヒロインになって欲しいと心の底から告げた少女、
自分にとっても初めての経験、上手くできるか、わからない・・・・・
でも、彼女を想い、愛する気持ちは本物だ。
自分は絶対に彼女を裏切ってはいけない。
青山も覚悟を決める。
「奈美・・・・・・本当に僕でいいんだね。」
真剣な顔で奈美の目をしっかり見つめ、最後の確認を取る。
「うん、優しくしてね。」
奈美は優しく微笑む。
「もちろんだよ、僕も初めてで不安だけど、出来る限りのことはする。」
青山は今一度、奈美の唇に自分の唇をあてがうと、ワンピース越しに奈美の右乳房を恐る恐る撫で始めた。
「あっ・・・・・・・ひゃう・・・・・・・ああんッ」
「柔らかい・・・・・・・・、女の子の胸触るなんて、初めてだけど、すごい気持ちいい、」
青山は初めての感触に興奮をかくせない様子で、息を荒げる。
「あッ・・・・・・私も男の子に触られるなんて、初めて、・・・・もっと強く揉んでいいよ。」
青山は奈美の言葉を受け、優しく撫でるようだった右手の動きをより大胆にする。
「ひゃうッ・・・・・・・・あんッ・・・・ああんッ!!」
奈美は可愛らしい嬌声をあげる。
やがて、左の乳房の愛撫も開始する。
「はあ・・・・・・・・・・不思議だな、まだ、直に揉んだことないからわかんないけど
服越しに揉んでるほうが直に揉むより、気持ちいいし、何倍もエロい気がする。」
「あッッ・・・・・・・私もそんな感じがする。服越しの方が肌を敏感に刺激される気がする。
でも、やっぱり、私は直に揉んで欲しい・・・」
奈美はそう言うと、ワンピースを脱いで、下着姿になる。
「――――――――――――――――――――――――――――ッッッッッッッッ、」
青山は初めて見る奈美のあられもない姿に言葉を失った。
スレンダーな体、綺麗でほっそりした脚、くびれた腰、豊かな胸、そして、初めて見る年頃の少女の下着
そのどれもが青山にとっては新鮮でまばゆいほどに光を放って、輝いていた。
「・・・・・・・き・・・・・・・綺麗だよ、奈美。」
「うれしい・・・・・・・・・・、青山君、」
奈美はブラを脱ぎ捨てると、ベッドに乗り上げる。。
「青山君・・・・・・・・・来て、」
「う・・・・・・うんっ」
青山はしばらく奈美の美しい素肌に見とれていたが、奈美の隣に移動し、あらわになった美乳を激しく揉みしだく。
「やんッ・・・・・・・あっ・・・・・・・・・・・ひゃうんッッ・・・・あんッ、」
「奈美・・・・・・・胸大きいね、」
「え・・・・・・・・本当?・・・・・・・・・アッ・・・・・・・・・あんッ、」
「さっきはああ言ったけど、やっぱり、直の方がエロいな、やっぱり、」
「そうだね・・・・・・・あんッ・・・・・・あんッ、」
青山はふくよかな乳房を存分に堪能すると、右の乳首に吸い付いた。
「ああんッ――――――――――――――、」
奈美は初めての快感に背筋をそり返らせて、甲高い嬌声をあげる。
青山は乳首を激しく吸い上げたり、舌先で転がしたりして、奈美に敏感な刺激を与える。
「ああああああああああッッッッッ、ダメッッッ!!!」
さらに左の乳首にも吸い付き、右と同じように愛撫を加える。
「あああああッ―――――――――――――、青山くんッ!!」
「気持ちいい?、奈美、」
「あうッ、う・・・・・・うん、すごく気持ちいいよ、」
青山は胸を愛撫しながら、さらに奈美の下着越しにスリットに触れてきた。
「やんッ!!」
「すごい、まだ、胸しかしてないのに、もうこんなに濡れてる。」
「ああッ・・・・・・・・・・・恥ずかしいよ・・・・・・・・・、」
奈美の恥ずかしがる様子に青山は一段と興奮を覚える。
「可愛いよ、奈美、・・・・・・・・・・脱いでくれるかな、僕も脱ぐから、」
そう言うと青山は身につけているものを全て脱ぎ始める。
奈美も自らの秘所を守る最後の布切れを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になる。
奈美はベッドの上に仰向けになり、青山を迎える。
「・・・・・・・・・・すごい、これが青山君の・・・・・・・・・・、」
奈美と同じく生まれたままの姿になった青山。その股間にそそり立つグロテスクな肉槐。
初めて見る男性の性器を興味深々な目で見る奈美。
そして、その興味はやがて、不安へと変わっていった。
あの肉槐が自分の膣内に入って、純潔の証を突き破る・・・・・・・・・・・・・・・
奈美は絶棒を実際に見ることで、畏怖の感情を抱いてしまっていた。
それを見越したように、青山は奈美の髪に手をあて、優しく撫で上げる。
「青山君・・・・・・・・・・・・・・、」
「大丈夫だよ、奈美・・・・・・・・・・僕も初めてだから、エラそうなこと言えないけど、
優しくするから・・・・・・・・・、痛いのなんて一瞬だからさ・・・・・・・
体の力抜いて、楽にして、」
青山は目を細めて、奈美を心から安心させようと精一杯の優しい笑みを見せる。
その優しい顔と声に奈美は包みこまれるような温かさと安心感を感じた。
「うん・・・・・・・・・任せるよ、青山君、」
青山は絶棒に慣れない手つきでゴムを装着すると、奈美の両脚を開いて、秘所に顔を近づける
異性の秘所を初めて目にして、最大限に興奮をつのらせる。
(こ・・・・・・・・これが奈美の・・・・・・・・・・・・・・)
「やだッッ、・・・・・・・・・そんなに見ないで、」
奈美は顔を真っ赤にして抗議する。
青山は充分濡れすぼった奈美の秘所に指を侵入させる。
「あんッ・・・・・・・・うぁ・・・・・・・・・・ああんッッ、」
昔読んだエロ本に書いてあった女性器の愛撫の仕方を頭で必死に思い出し、慣れない手つきで指を動かしていく。
奈美の、今まで彼女以外の誰の手にも触れられていなかった柔肉が青山の優しく丁寧な指使いにより、開発されていく。
初めて行う行為、だが、青山の奈美を想う気持ちがその指を慎重に動かし、確実に奈美に快感を与えていた。
奈美の膣内はとろとろに熱くなり、異物を迎え入れる準備を充分に整えていた。
そして、秘豆を親指で押しつぶす。
「ひゃうんんんッッッッッッ―――――――――――――――――――――、」
奈美の甲高い嬌声が部屋に響き渡る。
「大丈夫?・・・・・・・・・、そろそろいいかな・・・・・・・・・、」
「あ・・・・・・・・・・う・・・・・・・・・・・・・・・来て・・・・・・・・、」
奈美は快感に震えながら、今にも泣きそうな声で承諾する。
「いくよ・・・・・・・・大丈夫だからさ、リラックスして、・・・・呼吸を止めちゃダメだよ、息を吐き続けてね。」
青山はこれ以上ないほどに屹立した絶棒を奈美の入り口にあてがう。
「ク―――――――――――――――ッッッ、」
「うぁ・・・・・・・・・・・・あんッ、」
奈美の膣内はゴム越しに圧倒的なまでに絶棒を締め付けてくる。
窮屈な膣内を絶棒はゆっくり、ゆっくりと奈美に負担を与えないように最新の注意を払いながら、進んでいく。
そして、奈美の純潔の証の直前で止まる。
「この先を乗り切れば楽になるからね、・・・・・・・・・少しの辛抱だからね、・・・・・・・・・いくよ、」
直前まで自分への気遣いを忘れないその態度、その優しさが心の底にしみて、思わず奈美は泣きそうになる。
「つぁ・・・・・・・・・・・・・ッッッッッッッッッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、」
絶棒は少女の純潔の証を貫く。
鮮血が絶棒を覆うゴムを伝って膣口から流れ出す。
奈美の両腕は青山の背中に回され、爪が背中に突きたてられる。
青山は奈美の最奥まで絶棒を進めると、動きを止めた。
そして、奈美の唇を奪う。
奈美も痛みを紛らわせようと、唇に意識を結集させる。
だが、痛みは奈美の奥底に留まり、外に逃げようとしない。
奈美の瞳から水滴が流れ出す。
青山は奈美の背中に手を回し、優しく包むように抱きしめる。
「痛かったでしょ・・・・・・・・でも、もうすぐで気持ち良くなるからね、・・・・・・よくがんばりました。エライよ、奈美、」
「青山君・・・・・・・・・・・〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、」
青山の優しさが胸の奥底を刺激し、奈美の目からはさらに激しく涙が流れ出す。
「大丈夫?・・・・・・・・・・・・、奈美、」
青山は心の底から心配そうな目で奈美を見つめる。
「まだ、痛いけど、・・・・・・・・・痛くて泣いてるんじゃないよ・・・・・・・・・・・
青山君の優しさが心の底に染みてきて、それで嬉しくてたまらなくて、」
奈美は涙声で声を紡ぐ。
「奈美・・・・・・・・・・・・・・・・、」
青山もその涙声に尋常ならぬ愛おしさを感じ、胸を締め付けられる。
2人はしばらく無言で抱き合い、互いの存在を全身で感じていた。
「もう動いてもいいよ・・・・・・・痛みは引いたし、気持ち良くなってきた。」
奈美が沈黙を破った。
「よかった、じゃあ・・・・・・・ちょっと、引いてみるよ、」
青山は絶棒をわずかに後退させる。
「ッと、・・・・・うん・・・・・・・・・・大丈夫、もう痛くないよ、」
「よし、じゃあ、いくよ、痛かったら言ってね。」
青山はゆっくりとピストン運動を開始する。
「うぁ・・・・・・・・や・・・・・・・・・あはんッ・・・・・・、うわああんッッ――――――――――――――――――、」
「ック・・・・・・・・・・・・・・・・奈美・・・・・・・・・・・・・・・、」
奈美の膣内はやはり圧倒的な力で絶棒をきつく締め付けてくる。
青山は歯を食いしばって快感に耐える。
前後運動は段々と激しさを増していく。
「あんッ・・・・・・・・・うぁんッ・・・・・・あああ・・・・・・ああああんッッッ、」
奈美も快感を求め、自ら腰を振る。
「ック・・・・・・・はああ―――――――――――――――――、奈美・・・・・・・・大好きだよ・・・・・・・・・・、」
青山は再び、奈美を抱きしめ、口付ける。
奈美も青山を力一杯抱き返す。
じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ・・・・・・・・・・
結合部から湧き上がる卑猥な音がボリュームを増す。
「あああああああああああ―――――――――――――――――、青山君!!!」
「一緒にイこう――――――――――――――――――!!」
2人は全く同時に絶頂を迎えた。
青山は乱暴にならないように慎重に絶棒を引き抜くと、奈美の隣に仰向けに倒れ込む。
「はあ――――――――――――――――――――――――ッッッッッッッ、」
青山は全身の力を使い果たしたように、ぐったりと体を弛緩させる。
しかし、彼は、絶対に奈美を気遣うのを忘れない。すぐさま、起き上がって、奈美の顔を覗きこむ。
「大丈夫?・・・・・・・・、痛くない?」
絶頂の余韻にどっぷり使って、思考機能を停止させ、目を閉じていた奈美は、その声で思考を取戻す。
「・・・・・・・・・・・・・う・・・・・・・・・うん、大丈夫、何も考えられなくなるほど気持ちよかった・・・・・・・
おかしくなるところだったよ・・・・・・・・・・、」
奈美は目を細め、恍惚とした顔を浮かべる。
「よかった・・・・・・・・・・・でも、詳しく知らないから無責任で申し訳ないけど、後から段々痛くなったりするかも、知れないから、
何か、あったら、病院行こうね。・・・・・・・・・・・・ゴムは破れてないから、避妊の方は大丈夫だと思うけど・・・・・・・、」
青山は絶棒に装着されたままで、痛々しい奈美の鮮血がついたゴムを見て安全を確かめる。
「本当に優しいね・・・・・・・・・・・・青山君は・・・・・・・・・・・・・嬉しいよ、」
奈美は心から幸せそうな顔で青山を見添える。
「いや・・・・・・・そんなことないって・・・・・・・経験がない上に、全然無知で、適当なことしか言えなくて、ごめん、
いつ、こういうことになってもおかしくないように、もっと、勉強しておくべきだった。」
「いいんだよ、むしろ、常に準備が出来てる人の方がおかしいんだよ、
青山君、初めてなのに、あんなに優しくしてくれた、・・・・・・・嬉しかったよ、思わず泣いちゃったもん、・・・・・・」
奈美は起き上がると、青山の股間に手を伸ばし、絶棒に触れたきた。
「なっ・・・・・・・・・・・・・どうしたの!!、」
「お礼に、青山君のおちんちん、綺麗にしてあげるね・・・・・・・・・、」
そう言うと奈美はゴムを丁寧に外し、絶棒本体を露わににすると、なんと亀頭に吸い付いてきた。
「なッッッ―――――――――――――――――、」
まだ、精液がこびりついてる亀頭から、たどたどしくフェラを始める。
「そんな・・・・・・・・汚いよ!!」
青山は慌てて、奈美の頭を引きはがし、中断させる。
「じゃあ、精液を拭き取ったら、続きをしてもいいでしょ?」
奈美は期待に満ちた表情で聞いてくる。
その表情を見て、青山は、彼女にはかなわないといった様子で
「わかったよ、じゃあ、続きお願いするよ。」
ティッシュで亀頭にこびりつく精液と腺液を拭い取る。
奈美はベッドを降りて、ベッドの端に腰掛けた青山の絶棒への愛撫を再開する。
「んッ・・・・んむ・・・・・・・ふ・・・・・・・ふぁ、」
「うああッ・・・・・・・・くっ・・・・・・・・ふあああ、」
生まれて初めてする絶棒への愛撫。慣れないなかで、一生懸命に舌と唇を動かすその様子は、
青山に凄まじいまでの背徳感と同時に,とてつもない興奮を与えた。
青山にとっても、フェラを受けるのは初めてである。
快感が全身を駆け巡る。
1度放出を終えた絶棒は奈美の口の中で元気を取戻していく。
「うわ・・・・・っく・・・・・・・気持ちいいよ、奈美、」
「ぷはっ・・・・・・よかった・・・・・・じゃあ・・・・・・・・今度はさっき青山君が大きいって言ってくれたおっぱいで挟んであげるね。」
1度口を離して、そう言うと、奈美は自らの胸で充分、大きさを取戻した絶棒を挟みこんだ、
「えっ・・・・・・・・・・そ・・・・・・・・・そんな、」
青山は盛大に驚愕する。
奈美は両の乳房で挟んだ竿を激しくしごく、
「あッ・・・・・・・はあ・・・・・・・んんん〜〜〜〜〜〜〜、」
「うぁ・・・・・・・・ック―――――――――――――、んんんんんッッッッッ、」
奈美のマシュマロのように柔らかい乳房が絶棒に暴力的なまでの快感を与える。
さらに、奈美は谷間から生えるように出ている、赤い亀頭に吸い付く。
「はわ・・・・・あわわ・・〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッッッッッ、」
「んぁ・・・・・・・・は―――――――――――、むっ、んん〜〜〜〜〜〜、」
段々と激しさを増す胸の動き、亀頭への愛撫・・・・・・・、
「ああああああああああああッ――――――――――――、もうダメだ!!!!」
青山の絶叫と共に、亀頭から大量の精液が吹き出し、奈美の口内に入る。
「うぁ・・・・・・がほッ・・・・・・・・・・・・ッッッッッッ、」
「な・・・・・・・・・・・奈美!!」
青山はすぐさま、ティッシュを取り出し、奈美の口に当てる。
「飲んじゃダメだ!!・・ここに吐き出して、」
青山の言葉通り、奈美は精液を名残惜しげにティッシュの中に吐き出す。
「うぁ・・・・・・・・うぇ・・・・・・・かはッッ、」
「奈美・・・・・・・ごめん・・・・・・・我慢できなかった!!、本当にごめん!!!」
青山は奈美を抱きしめ、申し訳なさそうに誤る。
「・・・・・そんな、気にすることないよ・・・・・・・私が自分から勝手にやりだしたんだもん、
青山君・・・・・・・・ホントに優しいよ、それより、私の胸、気持ちよかった・・・・・・・・、」
奈美は無邪気な顔で聞いてくる。
「・・・・・・もちろんだよ、マシュマロみたいで、頭がおかしくなるくらい気持ちよかった。」
顔を真っ赤にしながら、青山は答える。
「よかった・・・・・・・・私、何でもかんでも、普通って言われて、すごく嫌だったから
胸が大きいって言ってくれて、ホントに嬉しかったんだよ!!」
奈美はとびきりの笑顔を向けてくる。
「―――――――――――――――――――――ッッッッッッ、
奈美・・・・・・・・・・胸の大きさなんか気にしなくていい!!
周りの人がいくら君を普通って言っても、僕にとって、君は大切な恋人なんだ、
かけがえのない、誰にも変えられない世界に1人の存在なんだ!!!
だから、もっと自分に誇りをもたないとダメだよ・・・・・・・・、」
青山は奈美を力の限り、抱きしめて、強い思いを告げる。
「・・・・・・・・・・・、青山君・・・・・・・・・ありがとう!!
そうだね、私は青山君の前では普通なんかじゃない、特別な1人になれるんだ・・・・・・
本当に嬉しいよ・・・・・・・・・・・・・、」
奈美も青山を力一杯抱き返す。
2人はいとおしげに、唇を重ねあう。
青山くん・・・・・・・・・もう1回・・・・・・・・・大丈夫?」
「え・・・・・・・・う・・・・・うん、予備のゴムはまだあるし、奈美が大丈夫なら、・・・・・・・」
「よかった・・・・・・・・・じゃあ、」
奈美は部屋の壁に手を突き、尻を青山に向け。突き出す。
「今度は後ろからお願い、」
「な・・・・・・・・・奈美・・・・・・・・・・、」
目の前でひくつく奈美の秘裂に青山の絶棒は驚くほどの速さで復活し、痛々しいほどに反り返る。
青山は我慢できない様子で、手早く新しいゴムを装着すると、獣のように奈美の尻に跳びつく。
「あっ・・・・・・・ひゃうッ・・・・・・・あんッッ、」
胸と一緒で、まるでマシュマロのように肉感的な尻肉を揉みしだくと、
ひくつく秘裂に絶棒をゆっくり挿入する。
先ほど、自分が処女を奪ったばかりの少女、興奮を抑え、傷つけないようにあくまで優しく膣内を進めていく。
「あんッ・・・・・・・・・んあッ・・・・・・・」
「大丈夫・・・・・・・・・痛くない?」
「うんッ・・・・・・・気持ちいいよ、」
膣内は先ほどの挿入で充分慣らされ、窮屈さを感じさせることなく、すんなりと絶棒を受け入れる。
絶棒は再度、奈美の最奥へと達する。
さらに、先ほど絶棒を挟み込んでいた豊満な乳房を後ろから激しく揉む。
「きゃうッ・・・・・・・うあ・・・・・・やん・・・・・ああんッ!!」
そして、うなじに唇を這わせる。
「ぁ・・・・・・・・・・・ぁ・・・・・・・・・・・ッッッ」
「今度はさっきより、激しくしてもいいよね?、いくよ・・・・・・・・・・・奈美!!」
勝 改蔵に搭載された推理エンジンは
垂直シリンダー型直列8気筒のDMH17Cであった。
この方式ではシリンダー点検蓋が設けられるため、
隙間風、エンジンの騒音、排気臭を完全に遮断できなかった。
改蔵の時代は設計がまだ未熟であり、
旧式の推理エンジンが普及していた時代のこともあって
やむを得なかった。搭載する変速機はTC-3Kであり、
変速/直結各1段を備え、コンバータ構成は4段8要素であった。
このため、低速域を重視しており、低速域からずば抜けた推理力が
出せるという計算で、後に製造された糸色 望と比較して低速域の
推理力では改蔵の方が断然有利である。
デスノートのLでは、シリンダー点検蓋の搭載を嫌い、
シリンダーを水平に寝かせて配置した水平シリンダー型
直列8気筒のDMH17Hが搭載された。また、勝 改蔵の
後期型もDMH17Hとなる。
糸色 望では、当然水平対向12気筒エンジンとして設計されており、
更に蟲師のギンコではDML30系エンジンを片バンク化し、
低出力エンジンとしてデチューンしたDMF15HSAを搭載した。
ギンコのDMF15系エンジンは水平シリンダー型直列6気筒という
配置である。総排気量は糸色 望が30リットルに対しギンコは
15リットルとなっている。当然、ギンコの方は糸色 望の
約半分の出力となる(最高出力250馬力)。
青山は腰を動かし始める。
ぱんッ、ぱんッ、ぱんッ、ぱんッッ・・・・・・・・・
太腿同士がぶつかりあう音が部屋に響き渡る。
「あああああああッ・・・・・・・ひゃう・・・・・・・、あはんッッ、うぁ・・・・・ッック・・・・、」
青山の激しい突きに合わせ、奈美も淫らに腰を振る。
「すごい・・・・・・・・イイ・・・・・・・良いよ、・・・・・素晴らしい腰使いだ・・・・・・気持ちいいよ、奈美、」
まるで獣のように求め合う男女、第3者が見たならば、誰もが目を覆いたくなるような淫猥な光景、
しかし、2人は互いのことを大切に思い、心から愛し合っている。
その結果である、この行為を誰が否定できよう。
「あああああああああああああッッッッッッッッッ、奈美――――――――――――――、愛してる!!!!!」
「あんッ・・・・・・・・・・あんッ・・・・・・・・・・・・うわああああああああああああ――――――――――――、」
2人は全く同時に絶頂を迎えた。
青山は力を使い果たし、崩れ落ちた奈美を優しく抱きしめ、介抱する。
「ごめん、ちょっと、自分を見失った・・・・・・・・さっき、処女を失ったばかりだってのに、乱暴にし過ぎた・・・・・・・
本当にごめん・・・・・・、」
申し訳なさそうな顔で声をかける青山に対し、奈美は優しく微笑む。
「そんなことないよ・・・・・・・・気持ちよかった・・・・・・・気を失うくらい。
あれくらいじゃないと、私も満足できないよ・・・・・・・・・・・、
それに挿れる時、すごい優しくしてくれたじゃない・・・・・・・青山君はやっぱり優しいよ。
私・・・・・・・・・青山君の貞操奪っちゃったね・・・・・・・・・、嬉しいよ、
青山君の一生忘れない存在に成れて。」
青山も心からの優しい表情で奈美を見つめ返す。
「奈美・・・・・・・・・・僕も君の特別になれて嬉しい。これから、2人でいっぱい思い出つくっていこう。」
「うん・・・・・・・・そうだね、デートでいろんなとこ行って、いろんなことして、いろんなイベントを楽しんで
それでたくさんエッチして・・・・・・・・、絆を深めていこうね。」
「た・・・・・・・・・・たくさんエッチって・・・・・・・、」
青山は照れ隠しに苦笑いをする。
「あれ・・・・・・・青山君は・・・・・・・嫌?・・・・・・・・・今日みたいなの、」
「や・・・・・・・・・・やっぱり、かなり抵抗がある・・・・・・・・・。」
「抵抗なんて、感じなくてもいいよ、2人が愛し合っているのなら、汚くもないし、醜くもないよ、
でも、今日は割かし普通だったから、私もっと、普通じゃないことしてみたいな・・・・・・・・、」
「普通じゃないことって・・・・・・・・?」
「やだ・・・・・・・・・そんなこと私の口から言わせないでよ、青山君のエッチ――、」
「ははははッ・・・・・・・・・・ホント、参ったな。」
仲睦まじそうに笑いあう恋人同士、
誰かにとっての特別な存在、なくてはならない存在。
そういう存在に成れることはどれだけ、嬉しいことだろう。
奈美と青山はお互いの特別な存在に成れた喜びに心の底から浸っていた。
END
本当は青山も名前で呼ばせてあげたかったッス
あああああ、最近、奈美の巨乳っぷりが気になって寝れない
寝不足da・・・・・・・あんな可愛い顔して、デカパイとかもはや犯罪だろ
次は念願の3Pもの書けたらいいなあ・・・・・・
というわけで、駄文失礼しました。
>482
青奈美激しくGJ!
初々しい高校生らしさが出ててすごく良かった!
最初の青山の告白の下りで、こっちまで照れたり泣きそうになったりした自分は奈美好きすぎ
GJ
ところでカフカと言えばリョナだけど、ここではまだリョナネタって無いの?
眼孔に突っ込んで脳に射精とか
>>482 "普通の高校生"たる奈美のらしさがひしひしと伝わってきたぜ!GJ!
>>484 >カフカと言えばリョナ
その発想がわからん
リョナって何?
ひゃう がゲシュタルト崩壊しそうだよ。笑った。面白かった。
今スレもまとい分多くて満足
まといちゃんは強い子なのよ、エロパロだと
490 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 23:15:35 ID:BwxWXKL9
まといは俺の嫁!
SZBHの「音量(怨霊?)ラジカセ」って、よもやここの職人じゃあるまいな…w
493 :
◆n6w50rPfKw :2008/08/14(木) 23:52:03 ID:l7GjB86F BE:1253081489-2BP(333)
ご無沙汰してます。
お盆の時期なので、ここは一つ納涼サイコホラーで逝ってみたいと思います。
糸色医院のナース達×望、霧・まとい×望。
96話の赤ちゃんポストの一シーンが下敷きになっています。
刃物・微グロ・微フェチ注意。
もし容量オーバーしてしまったらすみません。
(次スレが建てられない環境でして。)
494 :
踊る赤ちゃんポスト 1:2008/08/14(木) 23:53:52 ID:l7GjB86F BE:139231542-2BP(333)
もうすぐ夏になろうかという日のことである。
その日はからっと雲一つなく晴れわたっていた。
時折爽やかな風が通りを吹き抜けるうち、ようやく道行く人の影が長くなり始めた夕方のことである。
「もう飛び込みはないな。遅くなったが、そろそろ店仕舞いとするか」
ここは糸色医院。糸色家の三男、糸色命が若くして開業している小さな個人医院である。
最近、誰かがネット上で焚きつけてくれたおかげで客足は順調であり、新しくナースを雇う余裕もできた。
だが、今日もまともな患者は来なかった。
来る患者来る患者が特定の傾向を示す連中ばかりで、せっかくの新入りのナースの眉を顰めさせていた。
もっとも、以前からいる先輩ナースは、
「いいのよ。おかげで薬価が稼げてありがたいじゃない」
とさばさばしている。
「そんなもんでしょうか」
「そうよ。前は本当に患者さんが来なくてねぇ」
「へえぇ、そうだったんですか?」
やや小柄で丸顔の新入りが、大きな目をくりくりさせて先輩の話に耳を傾ける。
なかなか好奇心旺盛のようだ。
「ええ。もうね、毎日毎日暇でしょうがなくて、先生とにらめっこしたり、視力や血圧を計りっこしたり」
「へえぇ、本物のお医者さんごっこですねぇ」
二人の脇で命が渋い顔をしている。
が、彼女の言う事は本当だし、何よりも患者が寄り付かなくてともすれば沈みがちな命を、
このナースが献身的に――精神的にも、時には肉体的にも――励ましてくれたのも事実なのだ。
そのスレンダーながらも大人の色香を発散させている魅惑の身体で、
打ちひしがれている命を何度優しく包み込んだことだろう。
一方、新入りのナースは、小柄ながら白衣の下は出るところはしっかり出ているようだ。
昔で言うボン・キュッ・ボンのトランジスタ・グラマーである。
つつくとはじけそうなピチピチした肌をしている。
突然、受付から電子音のメロディーが鳴った。
火災報知器ではない。セキュリティ関連のものでもない。
「先輩、あの音って」
「赤ちゃんポストのじゃないかしら」
糸色医院に赤ちゃんポストが設置されて以来初めての利用だった。命がテキパキと指示を下す。
「赤ちゃんポストを見に行ってくれ。こっちも準備を始めておく」
「はい。あなたも一緒に来て頂戴」
「はい、先輩」
命を診察室に残し、ナース達がポストに駆け出した。
495 :
踊る赤ちゃんポスト 2:2008/08/14(木) 23:56:21 ID:l7GjB86F BE:1113850188-2BP(333)
新米ナースが逸早くポストの受け入れ口に駆け込んだ。
だが、どうもポストの様子がおかしい。ポストのベッドに何か大きなものが覆い被さっている。
そう、赤ちゃんポストに入っていたのは、赤ちゃんではなく成人男性だったのである。
思わず新入りが叫んだ。
「赤ちゃんポストに大人が入ってます!」
ポストに上半身を突っ込んでいたのはもちろん望である。
無邪気な顔をして赤ちゃん用のベッドを占領している。
あとから追いついてきたナースが院長の弟の背中を見下ろしながらボソリと呟く。
「成人は想定外ね」
そこへ新入りの叫び声を耳にした命がやってきた。
その場の様子を見て取ると、思わず頭を抱えた。
――この馬鹿、また恥ずかしい事を!
あとでどれだけ関係各所に頭下げる羽目になるのか、分かってんのか!
そんな兄の気持ちを知ってか知らずか、望は期待に胸を膨らませたように顔なじみの先輩ナースに訊ねた。
「赤ちゃんポストに入ったので、人生やり直せますかね」
「ません」
即答で却下した彼女は、さすがに困った風で命に指示を仰いだ。
「どうします?」
「妖怪ポストにでも入れとけ」
命は顔を顰めたままこう言うと、何やらひそひそと耳打ちをした。
ナースはしきりに頷いていたが、指示を受けるうちに顔色がやや紅潮してきた。
最後にはいたずらっぽい笑み――そしてぞくっとするような淫蕩な笑み――を浮かべて
「はい、分かりました」
と指示を引き取った。
そしてやはり後輩にさりげなく耳打ちをした。
指示を受けているうちに、先輩の肩ほどの彼女の丸い眼がますます丸くなり、おまけに爛々と輝いてきた。
「じゃあ、いいわね」
「はい、分かりました」
ここで先輩ナースが望に向かってこう言った。
「じゃあ、所定の手続きがありますので、どうぞこちらへ」
こうしてナース二人が望を医院の奥に連れて行った。
496 :
踊る赤ちゃんポスト 3:2008/08/14(木) 23:59:05 ID:l7GjB86F BE:139231924-2BP(333)
手術室へ向かいながら、医院に昔からいて望と顔なじみのナースが望の意向を確かめた。
「ええと、人生をやり直したくて赤ちゃんポストに入ったんですよね」
「ええ。もう、一からやり直したくて」
「なるほど」
「一から、ですか」
「ええ。それが?」
「いえ、何でも」
ナース達が顔を見合わせて頷き合っているのを不審に思った望が聞き返したが、それはさりげなく受け流された。
「では、望さんが人生を一からやり直すお手伝いをしますね」
「はぁ」
「望さん?」若いナースが先輩に尋ねた。
「そう、糸色望さん。院長の弟さんよ」
「へええ、そうだったんですか」
若いナースは風変わりな患者の素性に興味津々な様子だ。
一方、先輩のほうは淡々と手続きを進めていく。
「服を脱いでこちらに横になってもらえますか。あと、血圧を測りますから」
「はあ」
これまで何度となく横になっていて、寝心地を熟知している手術台。
勝手知ったる何とかとばかり、望はすいすいっと服を脱いで脱衣籠に放り込むと、
純白のシーツが敷いてある台に下帯一丁で横になり、腕を投げ出した。
「下着もお願いします」
「え、そうなんですか。では、ちょっと失礼」
望は素直に下帯も解き、これも脱衣籠に放り込んで再度横になった。
そこへ新顔のナースが上腕にカフ帯を巻きつけ、手順通りに血圧を測っていく。
「あら」目盛りを見つめていた顔なじみが呟いた。
「望さん、血圧が高いですよ。下が100、上が160も! これはいけないわ、ちょっと点滴の準備をしますね」
「え〜? そうなんですか」
自分ではまったく気づかなかった異常にびっくりするやら、医者に来て異常が見つかってどこか嬉しいやらの望である。
点滴をされるのにもまったく抵抗はなかった。
あれよあれよという間に点滴が始まり、
「じゃあ、30分ほどかかりますけど、ゆっくりしていてくださいね」
と、横になっている上から薄手のタオルケットをかけられた。
つい気持ちよくなってうとうとしているうちに、ことんと意識が途絶えた。
497 :
踊る赤ちゃんポスト 4:2008/08/15(金) 00:01:36 ID:l7GjB86F BE:1253081298-2BP(333)
命の指示はこうだった。
「今後恥ずかしくてウチに寄り付かなくなるようなことをしてやってくれ。
そうだな、『人生を一からやり直す』と言うんだから、下の毛を剃っちゃって、見かけを子供みたいにしてやろう。
これならヤツも君たちに会わせる顔がないだろうから、二度とウチに足を踏み入れないだろう」
ナース達は、この指示を嬉々として受け入れた。
今、目の前の手術台では、望が無防備な裸体を晒している。
先輩がシェービングクリームを泡立ている間、後輩が清浄綿で局部を丁寧に拭き清め始めた。
縮んでいる絶棒も、根元から丁寧に拭き上げる。
先っぽも包皮をムキッと剥いて、カリ首のあたりを新しい清浄綿で丁寧に拭ったり、溝を一周させたりする。
先輩が泡を下腹部に丹念に塗りつけながら新入りに訊ねた。
「そういえば、あなた、ここを剃毛したことあるの?」
「いいえ。看護学校では同級生と腕のうぶ毛で実習したくらいでした」
「そう。じゃあ、いい機会だから、やってみて」
「はいっ!」
――じょりじょり、じょりじょり。ぞりぞり、ぞりぞり。
新入りナースが細く可愛い指で望のそれを摘みながら、
白い泡で覆われている部分の左上から剃刀で少しずつ少しずつ剃り下げていく。
半分ほど剃り終えたところで、あろうことか摘まれていた絶棒がむっくり頭をもたげ、みるみるうちに硬度を増してきた。
「あらっ……先輩、どうしましょう」
「大きくなっちゃったわねえ」
以前からいるナースがひくついている絶棒に手を伸ばし、茎を指でつまんでみた。
「硬いわ……ずいぶん血液が集まってる。これじゃ危ないわ。剃毛は一時中止ね」
新入りも同じようにつまみ、さらには手でぎゅっぎゅっと握ってみた。
「硬いですね。うーん……院長のよりも固いです」
あっけらかんとした後輩のセリフに先輩は衝撃を受けた。
――院長のよりもって……院長、このコに手を出してたのね! ずっと私だけを見つめてるって言ってたくせに!
動揺を押し隠し、先輩として後輩に指導を続けた。
「あなた、こういう時はどうしたらいいか、分かってるわね?」
「はい、習ったことはあります。しばらく刺激を与えて柔らかくするんですよね」
「そうそう。じゃあ、丁度いい機会だからやってごらんなさい。手か口で」
「はいっ! えーと、ん――」
498 :
踊る赤ちゃんポスト 5:2008/08/15(金) 00:03:54 ID:fofP3c1s BE:417694346-2BP(333)
新人ナースは絶棒を握ったまましばらく考えたが、いきなりその先に顔を寄せた。
そして可愛い桜色の舌を覗かせると、裏筋をちろちろっと舐め始めた。
果たして、絶棒がぴくんっと痙攣した。
「いいわよ、その調子」先輩も励ます。
「はいっ!」
褒められて気を良くしたのか、今度は亀頭のあちこちにチュッチュッと可愛くキスを落とし、
カり下の溝に沿って舌を這わせていった。
「む」
望がかすかにうめいたが、まだ目を覚まさないようだ。
ここで先輩がさらにアドバイスした。
「とても上手だけど、もう少し強い方がいいかな。早く済むから」
「はいっ! えーと」
小首をかしげていた彼女が、今度は上半分をすっぽり飲み込んだ。
そして頬張ったものに舌を絡め、ねっとり舐め上げ始めた。
「ん……ん」
望がまたうめき、わずかに身を捩らせた。頬に血の気が差し、何かを堪えている様子である。
だが、新人は一生懸命に刺激を与えていく。
いったん口を外すと、改めて絶棒の張り出した鰓をとがらせた舌先でなぞり始める。
鰓の上をさっと軽く一周すると、根本に手を添え、下のくびれを念入りにたどる。
――んーと、もう少し強く、もう少し強く。
先輩の教えを念頭で繰り返しながら、まるで舌先で溝の掃き掃除をするように、舌先を小刻みに動かす。
時には強く押しつけて、堅くなった亀頭を舐めあげていく。
いくら寝ているとはいえ、この刺激は男にとって我慢できるものではない。
たちまち鰓が膨れ上がり、涙をにじませた。
ここで新人ナースが頬をやや紅潮させながら絶棒を握り直した。
そして舌を平らにして、亀頭の先をにじんだ涙ごとペロンっと舐めあげた。
握られたままの絶棒がたまらずぴくっと痙攣し、さらに涙をにじませた。
さすがに舌が疲れてつりそうになったので、今度は唇で亀頭を挟み、はむはむはむ……と繰り返した。
張り出している部分を唇に弾かれるようにされたのではたまらない。
望の絶棒がさらに硬くなり、新人の口の中でエラが膨れ上がった。
そこを彼女がちゅぱっちゅぱっと音を立てて吸い、最後にきつく吸い上げた。
――ちゅううううううううううううううっ!
「!」
499 :
踊る赤ちゃんポスト 6:2008/08/15(金) 00:07:01 ID:fofP3c1s BE:139231542-2BP(333)
新入りナースは一瞬目を大きく見開くと、吸い上げるのを中断した。
刺激に耐え切れなくなった絶棒が、思いっきり欲汁を彼女の口に発射したのだった。
だが、口は離さないまま、二本指で茎を下から上に丹念に扱き上げ、なお吸い続けた。
ようやく絶棒から口を離した後輩に、先輩がティッシュを差し出した。
だが、後輩は無言のままジェスチャーでそれを断ると、こくん、と喉を鳴らして飲み下した。
そして照れたように報告した。
「えへっ。飲んじゃいましたぁ」
「まぁ……大丈夫? 気持ち悪くない?」
「大丈夫ですよぉ」
「じゃあ、うがいしてらっしゃい。顎にクリームもついてるから、ついでに顔も洗って」
「はぁい」
洗面所に向かう彼女の背中をあきれた面持ちで見やりながら、先輩ナースはシェービングクリームを補充した。
十分泡立てて望の下半身に塗りつけていると、風もないのにふらふら揺れている絶棒に偶然手が触れた。
――あら!? まだ完全に萎れてないわ。まるで若いコみたいねぇ。
よっぽどあっちの方の経験を積んでるのかしら。
時折ひくつく絶棒をやはりあきれた面持ちで眺めていると、トテトテと足音をさせて新入りが戻ってきた。
「ただ今戻りましたぁ」
「今クリームを補充しておいたから、残りを剃毛しちゃいなさい」
「はい」
後輩が剃毛を再開しようと手を触れると、またしても絶棒に力が蘇ってきた。
絶棒から手を離すと、またもぷらんぷらんと揺れた。しかも揺れ幅が先ほどより大きい。
「まぁ」
後輩はその動きが物珍しいのか、頬をさらに紅潮させて凝視している。やがて、目を潤ませて言った。
「先輩……私、これ欲しいですぅ」
「はいはい。後でね」
「え――」
「ほらほら、先に済ませてしまわないと」
こうして望の陰毛はきれいに剃り落とされ、やがて二人の目の前に、輝く無毛の荒野にそびえ立つトーテムポールと、
脇を固める隕石二つ、というなんともアンバランスな光景が広がった。
望はまだ目を覚まさない。
哀れ、望は自分が意識の無い間に一本抜かれ、下半身だけがツルツルの子供状態にされてしまったのである。
500 :
踊る赤ちゃんポスト 7:2008/08/15(金) 00:10:26 ID:fofP3c1s BE:261059235-2BP(333)
「はっ!」
ようやくここで望が目覚めた。
すぐに下半身に残る射精後の感覚に気づいた。
おまけに絶棒が妙に熱っぽく力を帯びている。しかも誰かに幹を握られている気配さえある。
こそこそと身を起こして確かめようとした。そして自分の逸物に視線を遣った望は我が目を疑った。
「こ、これは?」
自分の下半身が、なぜかまっさらの無毛になってしまっている。
性に淡泊な質とはいえ、それなりに生えていたものが今やつるつるになっている。
それに、今日初めて見かけた小柄の可愛いナースが、上半身はそのままなのにスカート以下の下半身だけすっぽんぽんになっている。
そうして固くそそり立っている自分の分身に取り付いていて、今にも腰を下ろしそうにしているのである。
若いのに肉感的な腰つきやらジューシーそうな太腿やらその付け根の男心をそそる草むらに、望はすっかり目を奪われた。
すると、望の頭のすぐ横でパンストごとぱんつを脱ぎ捨てていた顔見知りのナースが望の顔を跨いできた。
ようやく我に返った望が思わず叫んだ。
「いったい、これは何なんで」
「しっ! 静かに」
望の大声を先輩ナースが遮った。
「望さんが人生を一からやり直す」
「お手伝いをしてるんですよぉ」
「お、お手伝いって」
だが、まさかの事態にうろたえる望が逡巡する暇は与えられなかった。
「じゃあ、望さん、いただきまぁす」
「い、いや、ちょっとぉ! やめ、わぐぅうう」
先に放出した痺れが残っている絶棒を、熱く滑ったものが包み込んできた。同時に先輩ナースが望の顔に腰を下ろし、唇に
「ん。全部入っちゃいましたぁ」
「これも人生をやり直す一環です。私たちを満足させてみて」
こう言いながら、先輩ナースが望に自分自身を押しつけてきた。
蜜で潤んだスリットが唇に触れた。若い女性のフェロモンが望の鼻腔に達した。
「む、むぐううぅぅ」
「ほらほら。どうしたの? 望さん」
腰で円を描くように催促され、仕方なく望は舌先でちろちろとスリットをなぞり始めた。
「ん、くぅ」
先輩が太腿で望の頭の両側を締め付けながら、髪に置いた手をしゃにむに動かし始めた。
その声を耳にしながら後輩も望の生白い腹に手を置き、ゆるゆると上下運動を始めた。
「ん、あん、奥まであたってますぅ」
501 :
踊る赤ちゃんポスト 8:2008/08/15(金) 00:20:23 ID:fofP3c1s BE:835387586-2BP(333)
絶棒の先が奥の感じるスポットをついているらしく、新入りの動きに淫らなものが加わった。
そのどん欲な動きに絶妙な締め付けが加わり、先ほど放出したばかりの絶棒は早くも追い込みをかけられていた。
追い込みから少しでも逃れようと、望は目の前のスリットに意識を集中して口撃することにした。
舌先をとがらせて内部の襞を丹念になぞっているうち、ジューシーな恥蜜があふれてきた。
それを丹念にすくい取ってから、赤く大きくなっている豆を徹底的に攻めた。
大きく周囲を舐め回してから、下から上に何度も弾き上げる。
「あぁん! それはダメぇ」
たまらず先輩ナースの腰が跳ね、逃げようとする。
そこをすかさず捕まえると形のよいヒップをがっちり抱え込み、なおも口撃を続行する。
今度は左右にレロレロレロレロと連続して心行くまで弾き、腰が浮ついたところを仕上げにちゅうううっと吸いつく。
歓喜を訴える先輩につられ、新人も動きが大きくなった。
バスンバスンと上下に激しく律動していたかと思うと、前後に激しくシフトし、回転も加え激しく快感をむさぼった。
望も時折下から突き上げ応戦すると、彼女の中が熱くたぎる絶棒にねっとり蜜を絡ませてくる。そして新入りは身体を弓なりに反らせながら震わせる。
「あぁン、それ、いいですぅ! もっとぉ!」
ナース達と望はこうして手術室で同時にめくるめく絶頂に達してしまった。
「望さん、あなた上手、もうダメえええぇぇ」
「先ぱぁい、もうダメですううううぅぅぅぅ」
「あぁ。あぁ。あぁ。はぅああああああああ」
――ガチャ。
「おーい、もう準備はできたか、あ!?」
そろそろいいかな、と処置室の中をのぞき込んだ命が、三人の痴態に気付いた。
新入りは望の下半身に跨ったまま望の腹に手をつき、荒い息をついていた。
先輩ナースは望の顔に跨り奉仕させ終え、望の頭を抱え込んでいた。
望は全身で糸色医院のナースたちに精一杯奉仕し終えたばかりで半ば放心状態である。
三人とも朦朧とした意識の中で、ようやく命の存在に気づいた。
「あっ」
「あん」
「あら」
「もが」
502 :
踊る赤ちゃんポスト 9:2008/08/15(金) 00:24:39 ID:fofP3c1s BE:1409716499-2BP(333)
手術台に寝たままの弟の枕元で、命が静かに切り出した。口元がひきつっていて、眉もややつり上がっている。
「うちのナースに手を出すとは、我が弟ながら許せんな」
望は黙りこくっていた。手を出されたのはこちらだと反論をしようとしたが、状況からみて無駄だと悟ったのだ。
「せっかく赤ちゃんからやり直すのに協力してやろうとしたのに、やることはすっかり大人だな。え?
じゃあ、体もそれに見合ったものにしてやろう」
「?」
「例の切除術の準備だ」
先輩ナースが思わず聞き返した。
「いいんですか?」
「構わん。いい薬になるさ」
「せ、切除っていったい、何を?」
困惑している望を他所に、新米ナースが空になっていた点滴液を取替えコックを開いた。再び点滴が始まる。
そして顔なじみのナースが無毛となった望の絶棒を清潔にすると、にゅるにゅると薄青色のジェルを塗る。
「え、え、え〜?」
いくら何でも兄の前で扱かれるのは、と思っていると、今度は上からシューッとスプレーを噴射された。
そしてすっかり力を失っている茎に白く細いテープを巻かれた。
「な、何なんですか、いったい?」
うろたえる弟を前に、すっかり手術用の出で立ちを整えた命がどこかのんびりとした調子で答えた。
「馬鹿だなあ、何変な気になってるんだ。麻酔だよ、麻酔」
「へ?」
「もう感覚がほとんどなくなってるはずだぞ。ほれ」
命が白衣の胸ポケットに刺さっていたボールペンの背でつんつんと突っつくが、なんら感触がない。
「あの、もしかして」
「うん。うちのナースでヤることヤっちゃったからには、体も大人にならんとな。
せめて兄である俺の手でお前を大人にしてやろう」
望は慌てた。
「ちょ、ちょっと待って! いくら何でも兄さんとえっちするのは嫌です! しかもギャラリーつきで」
「え、えっち?」
命は一瞬目を白黒させた。
望と顔見知りのナースは笑いを懸命に堪えている。新入りは堪えきれずにプッと吹き出した。
「な、何か?」
望は女性に笑われ顔を真っ赤にした。だが、兄は努めて冷静に弟に告げた。
「何を変なこと考えてるんだ。それはまた今度じっくりと」
「だから、そういう冗談は止めろって言ってるだろぉがぁ!」
ついに望がキレた。
「あらぁ、言葉遣いが悪いですよぉ」
横から新入りナースが望の前で指を振りながらたしなめる。実家なら時田の役目である。
「分かってると思ってたがなぁ。これからするのは、お前の包茎手術だ。さぁ、覚悟を決めろ」
「へ?」
望はうろたえた。
兄が「包茎」を心なしか強調して言ったのもしゃくに障る。
確かに余りものは大嫌いだが、何も手術をすることはないか、と思っていたのだ。
「ちょ、ちょっと待って……待てったら、おい!」
だが、命は弟の狼狽する姿にまったく頓着せず、小型で極薄のメスを手にした。
「こら、止めろぉ! てめええ」
「起きたら大人になってるぞ。……じゃあ、入れて」
思わず言葉遣いが荒くなった望をよそに、ここで新人のナースが点滴液に麻酔用薬剤を数滴垂らした。
間もなく望の意識が再び遠のいていった。
最後に望が目にしたのは、兄の手にしているメスが無影灯の光を反射してきらりと輝くところであった。
手術室に新たな人影が現れたときにはすっかり意識を失っていた。
☆
「はっ!」
望が目覚めた。彼の頭をマスク・キャップをした4人が囲んでいた。
――へ!? 4人? ナースさんは2人しかいなかったはず。あれぇ?
「おっ、目が覚めたか」マスクをとりながら、命が声をかけた。
「おめでとうございます。手術は成功でした」やはりマスクをとりながら、年上のナースだ。
「おめでとうございます。すっかり大人になっちゃいましたね」こちらは新入りナースだ。
「おめでとうございます。先生」
最後にマスクを取った女性を目にして望は驚愕した。頬をほのかに赤く染めたまといが、軽く微笑みながらじっとこちらを見つめていたのだ。
「つ、常月さん! もしかして……い、いい、いたんですか」
「ええ、ずっと」
「彼女のたっての願いでな。お前が麻酔にかかったすぐ後から、ずっと手術を見学してもらってたんだぞ」
「あう……あう……」
「ま、とりあえず今後の説明をしとくぞ。
鎮痛剤を出しておくから、痛み始めたらすぐ飲むように。
患部は清潔にしておく必要があるから、ガーゼと包帯をまめに換えて清浄綿で全体を拭くこと。いいな」
あまりのショックに望は放心状態だった。かまわず命が説明を続ける。
「だから、そういう冗談は止めろって言ってるだろぉがぁ!」
ついに望がキレた。
「あらぁ、言葉遣いが悪いですよぉ」
横から新入りナースが望の前で指を振りながらたしなめる。実家なら時田の役目である。
「分かってると思ってたがなぁ。これからするのは、お前の包茎手術だ。さぁ、覚悟を決めろ」
「へ?」
望はうろたえた。
兄が「包茎」を心なしか強調して言ったのもしゃくに障る。
確かに余りものは大嫌いだが、何も手術をすることはないか、と思っていたのだ。
「ちょ、ちょっと待って……待てったら、おい!」
だが、命は弟の狼狽する姿にまったく頓着せず、小型で極薄のメスを手にした。
「こら、止めろぉ! てめええ」
「起きたら大人になってるぞ。……じゃあ、入れて」
思わず言葉遣いが荒くなった望をよそに、ここで新人のナースが点滴液に麻酔用薬剤を数滴垂らした。
間もなく望の意識が再び遠のいていった。
最後に望が目にしたのは、兄の手にしているメスが無影灯の光を反射してきらりと輝くところであった。
手術室に新たな人影が現れたときにはすっかり意識を失っていた。
☆
「はっ!」
望が目覚めた。彼の頭をマスク・キャップをした4人が囲んでいた。
――へ!? 4人? ナースさんは2人しかいなかったはず。あれぇ?
「おっ、目が覚めたか」マスクをとりながら、命が声をかけた。
「おめでとうございます。手術は成功でした」やはりマスクをとりながら、年上のナースだ。
「おめでとうございます。すっかり大人になっちゃいましたね」こちらは新入りナースだ。
「おめでとうございます。先生」
最後にマスクを取った女性を目にして望は驚愕した。頬をほのかに赤く染めたまといが、軽く微笑みながらじっとこちらを見つめていたのだ。
「つ、常月さん! もしかして……い、いい、いたんですか」
「ええ、ずっと」
「彼女のたっての願いでな。お前が麻酔にかかったすぐ後から、ずっと手術を見学してもらってたんだぞ」
「あう……あう……」
「ま、とりあえず今後の説明をしとくぞ。
鎮痛剤を出しておくから、痛み始めたらすぐ飲むように。
患部は清潔にしておく必要があるから、ガーゼと包帯をまめに換えて清浄綿で全体を拭くこと。いいな」
あまりのショックに望は放心状態だった。かまわず命が説明を続ける。
>>504がだぶってしまい、すみませんでした。
____________________
「シャワーは明日から浴びていいが、浴槽には浸かってはだめだ。あ、それから」
ここでいったん言葉を切ると、まといをちらっと見遣り、再び説明を続けた。
「3週間は激しい運動、ならびに性行為は控えること」
「お任せください。私がずーっと見張っていますから」
まといが口を挟んだ。
「おお、それは心強い! じゃあ、よろしく。
でも、悪いけど一人だけだとなんだから、小森さんとかいう娘さんと分担して見張ってもらおうか。
あのコはずっと学校にいるから」
まといは一瞬露骨に顔をしかめたが、ことは望の身体と自分の将来に関わるだけに、しぶしぶと同意した。
「四週間経ったら、そろそろ解禁してもいい。
だが、激しくするのはもちろんご法度。
念のため、一週間ほどは一人でできそうな方法で試すといい。もちろん、柔らかく、柔らかくだぞ。
それで問題ないようなら、五週間目で全面的にオーケーだ。
よかったな、五週間経つうちには毛も生え揃うだろう。
晴れてどこもかしこも一人前の大人の身体になる訳だ」
兄の説明を聞いているうち、望はついに嗚咽を漏らし始めた。
「うぅっ。すんすん。すんすん。すんすん」
「なんだぁ? 嬉し泣きかぁ〜? そうそう、それからな」
「あのぉ」
どこか楽しげに術後の説明を続ける命に、まといが声をかけた。
「あの、例のもの、よろしくお願いしますね」
「ん? ああ、分かった。そっち方面の知り合いに頼んでおくよ。1週間もしたら出来てくるだろう」
☆
望とまといが帰りがけに、新入りナースが望の元に駆け寄ってきた。
にっこりと微笑み、頬を赤らめ、まといが側にいるというのにこんなことを望の耳元で囁いた。
「またこんど、ちゃんとえっちしてくださいねっ☆」
――ちゅっ。
「え」
「あっ、こらぁ!」
接吻を頬に落とされ望は驚き、まといは怒声を上げた。
「えっへへ、ごめんごめん。あれ、ちゃんとコピーしとくから許して。ねっ」
「ん、もぉ〜〜」
いたずらっぽくウインクをする新入りナース。まといはまだふくれっ面をしている。
そこへ、奥にいた先輩ナースから声がかかった。
「ほらほら。手術室の後かたづけ、まだだったでしょう。さっさと」
「は〜〜い。今行きまーすっ」
振り返って大声で返事をすると、二人に軽く手を振った。
「じゃあねっ」
すっと身を翻し、トテトテと足音をさせながら医院の奥へ戻っていった。
☆
新入りが後かたづけをしている頃、診察室の自分の椅子に腰掛け、背伸びをしていた命に先輩ナースが語りかけた。
「先生、手術お疲れさまでした」
「ん? うん。どうもありがとう」
日頃耳にしない言葉なので命は不審に思ったが、とりあえず礼を言っておいた。
「ところで、ちょっとお尋ねしたいことがあるんですが」
声の調子は柔らかだが、いつになく低い。命は気付かなかったが、やや目の端がつり上がっている。
「なんだい?」
「先生、ひょっとして」
ここでナースが命の耳を摘んで囁きかけた。
「あのコに手を出したんじゃないでしょうね」
一瞬の沈黙があった。その後、命は無理に冷静さを装った調子で返答した。
だが、視線が彼女の顔に向いていない。おまけに目が泳いでいる。
「な、何を言っているんだい? 君らしくもないなぁ。そんなこちょ、ありゅ……う」
とどめに、普通なら噛むはずのない言葉を噛んでしまい、後ろ暗い点があることを図らずも吐露してしまった。
「よく分かりました。続きはこちらで伺います」
先輩ナースは目を怖いほど光らせ、命の耳を摘んだまま彼を院長室に引っ張っていった。
「あい痛たたた、おい、痛いいたいイタイ、ちょ、ちょっと!」
命がつい泣き声を上げる中、ナースは命を院長室に放り込むと自分もドアの内側に滑り込み、内側から鍵を掛けた。
望は肩を落としてとぼとぼと宿直室へ向かっている。
その横をまといがしずしずとお供をしている。二人とも無言である。
――知らない間に剃られて貞操を汚されるなんて! ううう……
よりによってクソ兄貴の手でホ、ホーケ……あんな手術をされ、それをこのコに見られるなんて!
望は恥ずかしさとやり切れなさのあまり、いますぐ駆け出して川に身を投げたくなった。
が、いかんせん激しい運動は厳禁である。
しずしずと宿直室へ戻るしかなかった。
まといも、こんな時には腕を組もうとはしない。望に嫌われないよう、絶妙な距離感を保っているのだった。
☆
宿直室に着いてからもまといは帰らなかった。それどころか、部屋に上がり込んで早々に
「今日は泊まります」
と宣言する始末である。
霧と張り合う気満々だった。
ただ、霧は今日の経緯について、あらかじめ糸色医院側から連絡を受けていた。
なのでいたずらにヒートアップせず、結果として望の傷口が血を吹くことはなかった。
☆
さて、いつもながらの霧の手料理を皆で囲んでいた時のことである。
――なんだかんだと、まといも霧の手料理は口にするのであった。
突然、望の下腹部がかぁっと熱くなってきた。加えてじんじんと鈍い痛みが響いてきた。
「ぐ……」
望が食べかけのぶり大根を急に皿に戻し、箸を投げ出して顔を顰めたのに二人が気づいた。
「先生、大丈夫?」
霧が声をかけると同時にコップに水を汲みに走った。
「鎮痛剤ね、待ってて!」
まといが、糸色医院から貰ってきた大きな包みの中から鎮痛剤を取り出した。
そして、まといが望の口に薄桃色の錠剤を放り込むと、霧が望の頭を胸に抱え込み、コップの水をゆっくりと飲ませた。
望はされるがまま、素直に水と錠剤を飲み込んだ。
寝る前にも二人の連係プレーが光った。
手術当日はシャワーも禁止なので、まといと霧が分担して濡れタオルで望の全身を拭いた。
包帯を取り替える際にうっすら血の滲んだガーゼを目にすると、望の顔から血の気が引いた。
だが、女子二人は淡々と、こちらも血の気が引いて縮こまっている絶棒を清浄綿で拭き上げ、
新しいガーゼをゆっくりあてがい、新しい包帯を上から丁寧に巻いていった。
望が横になると、二人がぴったり寄り添ってきた。
仕方がないので、霧には左腕で、まといには右腕で腕枕をする格好になった。
年下の女のコの肌の温もりや息遣いを身近に感じながらも、かえって手出しをすることが出来なくなってしまった。
――もっとも、幸か不幸か、今日は糸色医院で心ならずも欲望を発散した後だったので、余裕がなくなって困ることはなさそうだった。
逆に言えば、霧とまといは望に手を出そうと思えばいくらでも出せるのである。
そこを二人が互いに牽制しているのだった。
☆
手術から丁度二週間後の夜、望は夢を見ていた。
今自分は白い雲の中、螺旋階段を登っている。どこまでもどこまでも上に登る螺旋階段。
建物は無い。ただ階段だけが、雲の中からはるか天の彼方にまで続いている。
――どこまで続くんだろう……
上を見上げた。階段の先が雲に霞むはるか彼方で小さな点となっている。あとどれくらい登れば辿り着くのか、見当もつかない。
――ヒュウウウウウウウウ……
不意に、下から風が吹き上げてきた。思わず下を見ると、抜けるような青空が広がっていた。
――ヒュウウウウウウウウ……
再び風が吹き上げてきた。自分の足から腹にかけて、爽やかな風が快い感触を伴って吹き抜けていく……
☆
「はっ!」
ここで望は目を覚ました。実に久しぶりの浮揚感だった。
そろそろと起き上がろうとすると、先が濡れている感触がする。――夢精したのだ。
――とほほほ……いったい何が悲しくて、いい年こいてこんな羽目に!
男の性とは言え、自己嫌悪に駆られながら後始末をしようとした。すると、望の手をそっと押さえた者がいる。
「!」
「いいんです、先生」まといだった。
「ちゃんと取り替えてあげるから、心配しないで」霧も優しく囁いてきた。
「い、いつの間に! まさか、ずっと起きていたんですか」
「いいえ、ちゃんと私たちも休んでましたよ。で、今ふと目が覚めたら」まといのセリフに霧が続けた。
「先生の様子がおかしかったんだよ。身体がぴくぴくってなったから」
そう、あれから二人が、ほぼ毎晩、望の両隣で休み、不測の事態に備えていたのだった。
「とほほほほ……」
自分の分身が吐き出した精にまみれて汚れたガーゼや包帯、それに下着を
異性の教え子二人に密着されて取り替えてもらうのは死ぬほど恥ずかしく情けなく、気が滅入った。
だが、二人がこれまでのバトルを封印してまで自分の世話を続けてくれているありがたさが分かるだけに、
どうしても抗う事がはばかられた。
清浄綿で丹念に拭かれ、ガーゼをあてがわれ包帯を巻かれる独特の感触がいつまでも絶棒に残った。
☆
その感触が手術後すっかり敏感になってしまった絶棒に残っていたのだろうか。
朝、ガーゼと包帯を二人に取り替えてもらっているうち、霧とまといの細い指が絶棒の回りを動き回る心地よい感触や、
ざらっとしたガーゼが亀頭をこすれる快感などを堪えていると、不意に腰の奥から何かがせり上がってきた。
そして鈍い快感が半勃ちの絶棒を駆け抜けていった。
そのまま再度吐精してしまったのであった。
後始末をしているうちに遅刻しそうになり、2のへ教室には予鈴が鳴った直後に望とまといが並んで入った。
幸い、まといが望に付き従っているのはいつものことだったので、今の望の絶望的な状況に不審の目を向ける者はいなかった。
また、まといがいつものように教卓の中から望を監視しているようでいて、
実は傷跡の様子を注視していたのも絶望少女達には気付かれなかった。
まといは望の授業を受けるだけでなく、糸色医院に追加の包帯や鎮痛剤を受け取りに行ったり、
霧に頼まれて夕食の食材を買ってきたりと、献身的な活躍をしていた。
なお、交は当番の家を泊まり歩いているので、今回の事態には気づいていない。
手術から四週間が経った。
気のせいか、日々の献立に精のつくものが増えている。
オクラ・モロヘイヤ・山芋・シジミ……食材の買出しはまといが行っている。
妙な連帯感が二人の間に生まれているようだった。
「ごちそうさまでした」
「ごちそうさま」
「お粗末さまでしたぁ〜」
いつもながら充実した食事のあとでまったりしていた時のことである。
茶を啜っていたまといがことりと湯呑みをちゃぶ台に置き、おもむろに切り出した。
「先生、今日で四週間ですね」
「な、何がですか」
空とぼけようとしたが、さすがに声が上ずっている。
――くっ、やっぱり忘れていないようですね。
「手術から四週間経ったんだよ」霧がずばっと切り込んでくる。
「ええ、まあ、そういうことになりますねぇ」
望は下を向いたまま煮え切らない返事をする。だが、二人の追求は容赦ない。
「今日はちゃんとしたお風呂に入れますね」
「はあ、まあ……でも、シャワーでもいいんですけ」
「ちょっとだけ湯船につかってみて、ダメだったら出たらいいよ」
「そうね。じゃあ、これから入りましょうか」
「うん。みんなで洗いっこしよ」
「もう、いい湯加減になってるはずですし」
「え……あの、あのぉ〜」
望の意志を聞かないまま、二人は気乗り薄な望を風呂場へ引きずっていった。
☆
いつものように望の身体を洗ったあと、局部を念入りに清潔にし、いよいよ湯船につけてみることにした。
望が湯船にそろそろと浸かっていく。
二人が注視する中、絶棒付近がゆっくりと湯に沈んでいく。
――大丈夫だ。
望も幾分安堵したかのように底であぐらをかき、壁にもたれかかる。特に傷口が開いたりはしないようだ。
女子二人も洗いっこしたり交代で湯船に浸かったりして皆が程よく温まった。
「先生、大丈夫? 痛くない?」
「ええ、大丈夫ですよ」
「疼かないですか?」
「ええ、おかげさまで、もう大丈夫なようです」
「じゃあ……」
ここで、霧とまといがいきなりジャンケンを始めた。
「「最初はグー! ジャンケン、」」
「「グー!」」
「「パー!」」
「グー!」「チョキ!」
「やったあ、勝ったぁ!」
「いやああああぁぁんっ」
風呂場で裸でジャンケンをする女子高生もなかなか元気があっていいな、などと場違いな感想を抱いているうちに、
話が何やら変な方向に進んでいた。
「じゃあ、最初は私ね」
霧が得意げに宣言し、椅子に座っている望の前に陣取った。
「ううう……明日はきっと勝つんだから」
まといは口惜しがりながらも、望の背中にピッタリと張り付き、美乳をぎゅうっと押し付けて肩越しに望の局部を覗きこんだ。
「あのぉ、いったい何を」
「じゃぁ、じっとしててね」
霧が両手で望の局部を包み込むように持った。
そして絶棒を指先でさわさわと刺激した。
たちまち頭をもたげた分身の頭に霧が顔を寄せていった。
「あの、あのぉ」
「ふふっ」
大体のいきさつが飲み込めたものの、なお心の準備ができないでいる望に、霧が優しく上目遣いで微笑みかけた。
そして小さな唇をゆっくりかぶせ、飲み込んできた。
「あぅ」
絶棒を包み込む温かい感覚に望は我を忘れた。思わず腰をせり上げていた。
そんな動きに合わせ、霧は実に優しく舌で亀頭を舐め回した。決して激しくは動かさないが、敏感な部分を丁寧にたどってきた。
途中夢精はあったものの、四週間の禁欲で望の感度は最大限に敏感になっていた。
もう腰の奥に発射の予兆が生まれていた。背筋をゾクゾクッとした電流が何本も伝わっていった。
――こ、こんなにお口でしてもらうのが気持ちいいとは!
望は感嘆しながら、無意識のうちにさらなる快感を追い求め、足をさらに広げてしまった。
事情は霧・まといも一緒である。はやく望と合体したいという思いでいっぱいであった。
まといが胸を望の背に擦り付けながら望の右手を自分の秘所に導き、その指で微かな水音を立て始めた。
負けじと霧も自分の大きな瑞々しい乳房を望の左手に持たせ、
優しく揉むようおねだりしてきた。
望が受け持ちの女生徒二人に快感を与えているうちに、
霧の唇が鰓やそのすぐ下のくびれを優しくはむはむっと甘噛みし始めた。
そうしながら指で幹を優しく扱き、もう一方の手は股の奥に向かった。
たまらず望はギブアップ宣言をした。
「あああ、もう、もう出ます。ああ、ああ、もう」
霧は、いっぱい出してねと言うかのように、やや強めにはむっとしたまま強力に吸い上げた。
そうして舌先で裏筋を何度もチロチロこすり上げた。
――ちゅううううっ! ちろちろ。ちろちろ。ちゅううううっ!
ついに望は霧の口中に大噴射を遂げた。噴射は長く長く続いた。
絶棒を通り抜けていく快感のラッシュに、
望は腰が抜けるとはこういうことかと実感として味わった。
白く細い指で最後まで絶棒を扱いて中身を絞り出していた霧は、
こちらも長いことかかって望が放出した毒液を全部飲んでしまった。
「ふぅ。いっぱい出たね」
涙目になりながらも笑顔で健気な報告をしてくれる霧を望は思わず抱きしめていた。
ややあって、まといも一緒に抱き抱えた。
☆
翌日の入浴時のことである。望の「慣らし運転権」を賭け、二人は「あっち向いてホイ!」で勝負をしていた。
「ジャンケンホイ! あっち向いてホイ!」
霧が上を指したがまといは下を向いた。続けて……
「ジャンケンホイ! あっち向いてホイ!」
「ジャンケンホイ! あっち向いてホイ!」
「ジャンケンホイ! あっち向いてホイ!」
「きゃあ! やああああん」
「やったああああ!」
まといの左を指す指に霧がつい釣られてしまい、見事に左を向いてしまったのだった。
昨日と同じく洗い場の椅子に腰掛けた望の前に、今日はまといが陣取った。
まといは望の足をぐいっと開かせると、自分の手のひら・指にシャボンをたっぷりつけ、
望の局部や絶棒をやわやわ、にゅるりぬらりと優しく妖しく刺激し始めた。
敏感なところをぬらぬらっと擦られる感触はたまらない。
たちまち絶棒が熱を帯びて固く大きくなった。
「先生、堅あい。それに、熱い」
まといが正直な感想を漏らしながら、指先で小さな輪を作って絶棒をその中に通し、そのまま上下し始めた。
上下する度にカリ首を擦られるので、たちまち反り返った絶棒が程なく先走りの涙を流し始めた。
「ふふっ。私で感じてくれてるんですね。嬉しい」
そのまま指の動きを続けながら、まといは望の乳首や首に次々に吸いついた。
そしてついに望と唇を合わせ、望の背中側にいる霧に見せつけるように互いに舌先を絡め合った。
一方、霧は自分の大きく柔らかい乳房にシャボンを塗りつけると、
望の首根っこに後ろからかじり付いてそれを押し当て、ぬるぬると上下に動かし始めていた。
そうして時折うなじや背中にキスマークのつくようなきつい接吻を繰り返していた。
望は身体の前後あちこちから与えられる快楽に我を忘れていた。
高ぶりが身体を突き抜けようとする際にも、まといがまだ口を塞いでいた。
「んん。んん――――。ん――」
望がもう発射直前であることをしきりに訴えようとしていた。
すると、まといは望に接吻したまま抱きつかんばかりに接近した。
そして硬化しきった絶棒を自分のスリットにぴったりあてがい、そのまま優しく扱き始めた。まるで、
――さあ、先生、ここに。この中に出して下さい。
とアピールしているようだった。
だが、フィニッシュの直前、あまりの気持ちよさに絶棒がいつもより急角度で反り返ってしまった。
さらに、霧が望のうなじへ渾身の接吻を落とした。
この双方が効いたのか、絶棒から放たれた男のエキスはまといの首筋から乳房、そして腹へと幅広く飛び散ってしまった。
――わむう! ん――!
思わずまだ口を合わせている二人から声が漏れた。
☆
さらに次の日。献立に卵や肉なども目立って増えてきた。
食後、いきなり霧がまといに出題した。
「どっちがまーえだ?」
「え!? ん〜〜〜」
まといは、かつて交が苦戦した質問にまんまと引っかかり、ぐるぐる霧の周りを回り始めた。やがて:
「こっちよ! こっちが前だわ!」
まといが自信を込めて一方向を指さした。
すると、霧がまといの方を向いている髪を掻き分けた。
「ブー。横でしたぁ」
「ひどぉい!」
「横でしたぁ。今日は私ね」
その晩の入浴で、霧はパイズリで望の分身から欲望をしぶかせた。もちろん、傷口はふさがったままだった。
こうした丁寧なリハビリが功を奏したのか、特に傷口が開いたり化膿したりすることはなかった。
さらに精のつくメニューが食卓を覆うようになる中、いよいよ全面的な「解禁日」がやって来た。
☆
その日の授業が全てつつがなく終わった望は、職員室でつまらない雑用を超特急で終えた。
あとは宿直室へ戻るばかりとなっていた望を、SC室の前で智恵が呼び止めた。
「糸色先生」
「おや、智恵先生」
「今ちょうどお茶が入ったとこなんです。よろしかったらご一緒に」
憧れの人から声をかけられ、望はすっかり舞い上がってしまった。
「いいんですか? じゃあ、お邪魔します」
☆
SC室で望は智恵と二人っきりでお茶の時間を過ごしている。
だが、対面していると目のやり場に困った。
今日に限って、智恵は大きく胸元の開いた薄手のブラウスを着ているのだ。
話をしながら智恵が姿勢を変えると、胸元が大きく動く。
ともすると、奥の淡い色合いのレースや、その奥の白い肌まで見えそうになる。
望は視線を引っぺがすのに苦労した。
そうこうするうち、
「先生、まだちょっと早いですが、水羊羹ってお好きですか。よろしかったら」
「ええ、大好きです。いいんですか? じゃあ、喜んで」
智恵が部屋の隅にある小さな冷蔵庫へ向かった。
中腰で中身を取り出そうとする姿勢を戸外から入り込んでいた陽光が優しく照らした。
望は何気なくその様子を見て愕然とした。
――し、下着の線が透けてるぅ!
たちまち絶棒がむくむくと頭をもたげてきた。喉がカラカラに渇いた。
その後、どんな会話を交わしたのかさっぱり覚えていない。
吸い込まれるような大きな瞳、艶かしい唇の動きや、髪の毛をけだるげに掻きあげる様子ばかりが目に付いた。
そうこうするうち、焦って手元が震え、匙を床下に落としてしまった。
「あっ、すみません」
慌てて机の下にかがみ込み、匙を取ろうと前に手を伸ばした。
その際ふと前を見ると、智恵の椅子に座った腰から下、足下までが丸ごと視界に飛び込んできた。
気のせいか、見えてはいけない神秘の部分までおぼろげに見えている。
――こ、これは!
その部分を凝視したまま固まっていると、智恵がゆっくりと脚を組み替えるではないか。
パンストに包まれたむっちりした太腿のなだらかな曲線を目で追っていくと、奥の奥がはっきり見えた。
そして翳りのシルエットまでが悩ましく浮かんでいた。
――ピ、ピ、ピンクだ!
ゴクリと生唾を飲み込んでいると、上から声がした。
「先生、スプーンありました?」
「うはっ、は、あいたっ!」
慌てて頭を上げて返事をしようとしたので、机の引き出しにいやというほど頭をぶつけてしまった。
「あいたたたた……ええ、ありました」
「あらあら、だいじょうぶですか? たんこぶできてません?」
机の下から這い出てきた望に智恵が寄り添い、頭に手を遣った。
ところが、智恵のあの巨乳が、服越しとはいえ望の腕に当たっているではないか。
その柔らかくて思わずふるいつきたくなるような感触に望の理性はあらかた消し飛びそうになった。
――お、おっぱいが腕に当たってるぅ!
その後、望はメロメロであった。
せっかくの水羊羹の味などまるで分からない。
おそらくは会話もまともに噛み合っていなかったに違いない。
ほうほうの体でSC室を後にした。
あたふたと宿直室へ向かう望を見送りながら、智恵が呟いた。
「いくじなしなんだから、もぅ」
☆
望がSC室で智恵に誘惑されていた頃のことである。
糸色医院から追加の包帯・清浄綿を受け取りに行ったまといがあるDVDを新入りのナースから受け取り、
その足で宿直室に持ち込んだ。
実は、糸色医院の新人ナースが、自己の看護師としての技術向上・研鑽の参考にするため、
自分が関わった診察や手術中の様子を録音・録画していたのである。
当然、望の包茎手術も完全にDVD化されていた。
そのDVDをコピーしてもらったのだった。
晩ご飯の支度を手早く終えた二人は、さっそく鑑賞会を催した。
(その際、まといが手術に立ち会った者として画面のそこここに注釈を付けては霧をうらやましがらせることが度々であった。)
興奮した面もちで鑑賞し終わった二人が、顔を見合わせた。
「傷跡がどうなってるか、確かめてみたくなっちゃったよ」
「私も。今日はあの日だから、注意してみてみましょ」
「そうだね」
そこへDVDの主演男優が戻ってきた。
「ただいまぁー」
「あ、お帰りなさい」
「お帰りなさーい」
DVD再生をオフにすると、慌てて二人で二人だけのスターを出迎えた。