【アイドル】THE iDOLM@STERでエロパロ7【マスター】
「うー、もしかしてホントに無くしちゃったのかな〜………あ」
仮眠室、というカードが張られたドアの前に辿り着いた。
そういえば、空き部屋を改装して色々持ち込んで、疲れてたら寝られる場所を作ってくれたんだっけ。
まだここで寝た事は無いけど、今日、亜美と一緒にマンガを持ち込んだりしたのを思い出した。
ドアノブを回してみると、引っかかる感触は無く、カギは開いているようだ。
中に入って明かりを付けてみると、部屋の一角に置かれたテーブルの上に、探し求めていたものがあった。
「良かったー!ここに来ておきっぱにしてあったんだ!これで安心して帰れ………はっ!」
財布を握り締めると同時に遠くから足音が聞こえて、慌てて目の前に見えた半開きの扉を目掛けて駆け出した。
扉を通り抜けると、いきなり視界が真っ暗になって、壁にぶつかってしまう。
「(いたた……あれ、なんで?部屋から出たはずなのに…)」
周囲を見渡してみると、外側から光が差し込んでいるのに気づいた。
「(あれ、ここ…)」
どうやら私が駆け込んだのは部屋の入り口のドアでは無く、ロッカーか何かの中だったようだ。
新たに持ち込んだばかりなのか、中には何も入っていない。少し開いた扉の隙間から部屋の中が見える。
「あら?今物音がしたような気がしたんだけど…誰もいないわね」
律ちゃんの声だ。どうやらさっきの足音は、律ちゃんのものだったらしい。
いきなり出て行ったらビックリするだろうなー、と思いつつも、さっき事務所を出たのにここにいたら怒られそうな気もする。
律ちゃんがこっちの方に歩いてきた。私に気づいたのかもしれない。
「うーん、やっぱメイクしなおさくても良かったかも…どうせすっぴんも見られてるし…」
視線がこっちとは別の方向を見ている。鏡を見ているのかな。
「それにしても…ここで、かぁ……いくら時間が取れないとはいっても……」
ここで、って、ここで何かするのかな?
早く帰らなきゃと思う反面、ここで隠れて見ていたら『何か』が見られそうで、ちょっとワクワクしてしまう。
もうしばらく、ここで見ていてみよう。
しばらくして、もう一つ足音が聞こえて、部屋の中に誰かが入ってきたような気配がした。
「悪い悪い、待たせたな」
兄ちゃんの声だ。ガサガサというビニール袋の音と一緒に、ベッドに腰掛ける律ちゃんの方に近付いてくるのが見えた。
さっき財布が置いてあったテーブルの真向かいのロッカーからは、部屋の入り口からベッドの辺りまでが見える。
兄ちゃんが、律ちゃんの隣に座った。右手にビニール袋を提げている。
私たちのいない所で、律ちゃんと兄ちゃんはどんな話をするんだろう?
耳をよーく澄ませて、目をよーくこらして、扉の隙間から様子を伺う。
「……ねぇ、ホントに…ここで?いくらウチら以外誰もいないからって…」
「嫌か?なんなら別の場所へ行っても…」
「い、いい!値段見ると結構バカにならないじゃない、ああいうの。それに…」
「お互い、バレちゃったら困るもんな」
何の話をしているのか良く分からないけれど、バレたら困るような事らしい。
「あ、ちゃんと付けてるんだな、それ」
兄ちゃんが、律ちゃんの首元を覗き込んだ。よく見ると、律ちゃんの首にネックレスが下がっているのが見える。
普段、襟周りが隠れるような服を着ているから、そんな物を身につけているなんて初めて知った。
「ビックリしましたよ。いきなりプレゼントだって言うから何かと思ったら、こんな高そうなの…」
「てっきり値段の事とか聞いてくるんじゃないかと思ったけど、素直に受け取ってくれて良かったよ」
プレゼント?プレゼントにネックレスなんて兄ちゃん太っ腹…って、どういうプレゼントなんだろう…?
「…正直、値段は気になりますけど、流石に意図は分かるし、指輪まで貰っちゃったらそんな事聞けませんよ…」
ここからじゃ見えないけど、兄ちゃんは指輪もプレゼントしたらしい。付けてる所見た事無いけど、ネックレスに通してるのかな。
「重たいって思ったか?」
「そんなワケ無いじゃない。飛び上がりたいぐらい…理屈抜きに嬉しいですよ」
「そうか、安心したよ。まぁ、そいつが俺の気持ちだ。言葉で伝えるだけじゃ、足りないものもあると思うから」
「うん…」
兄ちゃんが、律ちゃんの手を重ねて、律ちゃんが応えるようにその手を握る。
目の前のやりとりに、どんどんどんどん甘くなっていく二人の雰囲気。
「(えー!どどど、どうしよう…こんな所に出て行けないよ〜…)」
マンガでも見ないようないきなりすぎる急展開に混乱しそうだ。二人がそんなカンケーだったなんて…!
家に帰らなければならないのに、出て行く事も、かといって二人から目を離すこともできず、私は胸がドキドキしっぱなしだ。
「好きだよ、律子」
「………うん」
スキ…そう言いながら、兄ちゃんは律ちゃんの腰に手を回して抱き寄せた。
思わず私は叫びだしてしまいそうだったが、頑張って我慢する。
兄ちゃんは律ちゃんが好きなんだ、というのはさっきのやりとりを見れば、子どもの私にだって分かる。
でも、『好き』というその言葉を聞くと、改めてビックリしてしまう。
「律子は?」
「え?」
「律子はどうなんだ?」
「い、言わせるんですかっ?」
「聞きたいなぁ、律子の口から直接」
「……んもう」
ぶっちゃけ、真面目でおっかない律ちゃんは、765プロの女の子の中で、男の人との恋愛とは一番遠いと思っていた。
私たちをプロデュースするようになって律ちゃんといっぱい話すようになったけど、そんな話はしたことも無かった。
それが、私も亜美も今では仲良しの兄ちゃんとめっちゃラブラブになってる。
今兄ちゃんが言ったような事を、その律ちゃんも言う。その瞬間を、息を呑んで私は待つ。
「…………わ、私も」
「うん」
「私も…ダーリンが好き…」
だーりん…って、初めて聞くけど、好きな人に使う言葉なんだな、っていう事はなんとなく分かる。
顔を真っ赤にしながらそう言った律ちゃんを見ていると、こっちまで顔が火照ってしまう。
身体が熱くなってカッカしているのに戸惑うヒマも無く、二人の顔がどんどん近付いていって、重なった。
「(わ、ちゅーしてる…)」
兄ちゃんと律ちゃんが付き合ってて、『好き』って言いあって。
それでもって、マンガやドラマじゃなくて、現実に目の前で、よく知ってる男の人と女の人がキスしてる。
亜美と駅で別れたのはついさっきなのに、それがまるで大昔の事のように思えてしまう。
「んっ…ん、あっ…」
「(舌入ってる…ディープキス、って奴だよね……)」
水っぽいような音が聞こえて目を凝らしてみると、赤い舌がねちねち絡み合っているのが見えた。
こういうの、パパの部屋にあったエッチな本で見た事ある。
ただチュッってするだけがキスじゃないって知った時は、びっくりだった。
他の色んなのも亜美と二人で見たけど、所々黒く塗りつぶしてある所を見て文句言ってたっけ。
何回かキスすると、兄ちゃんの指が律ちゃんのブラウスのボタンを外し始めた。
律ちゃんは、ちょっと身体をよじったけど、イヤがってる感じはしないように見える。
まさかまさか、もしかしてもしかしなくても、このまんま…セックス…しちゃうのかな。
どうしようどうしよう。外には出られないし、かといって音を立ててバレたら超大変なことになっちゃう。
こんな所見てちゃいけない、と思いながらも、この先の展開が知りたくて、食い入るように二人の挙動を見てしまう。
あれよあれよと言う間に兄ちゃんはすっかりブラウスを脱がしきってしまい、その下に着ているブラも、背中に手を回して外した。
「(うわ〜、おっきい……)」
『律ちゃんって絶対ダイナマイトだよねー』って亜美とたまに話題にしてたけど、ばっちりその通りだった。
オトナの体…って感じがする。それに引き換え、自分の胸は…なんだかちょっと空しい。
けど、亜美も私もまだ子どもだし、大きくなったらきっとあれぐらいになれるよね。
そんな、カッコよくてオトナなおっぱいを、兄ちゃんは律ちゃんの背中側から手を伸ばしてモミモミしている。
手をめいっぱい広げて指でもてあそんだり、持ち上げて落としたり、なんだか楽しそう。
律ちゃんは顔を下に向けてて表情が見えないけど、時々ハァハァ言ってるのがここまで聞こえてくる。
その息遣いを聞いていると、ドキドキがスピードアップするような感じがした。
「ん〜、なんだよ。変に声出すの我慢してるような感じだけど…?」
「だ、だって…ハァ…ここ、職場じゃない…ん」
「誰もいないんだから気にすること無いだろ?」
「そうはいっても……」
「よし、それなら、声出しちゃダメだぞ?」
そういうと、兄ちゃんは指をおっぱいの先っちょの方に伸ばしていった。
人差し指でそこをクリクリし始めると、途端に律ちゃんの身体が強張った。
ハァハァしてる息がさっきよりも荒くなって、その中にちょっとだけ声が混ざり始めた。
「っ…!ん…ぁ…」
「ん?ちょっと声出てるぞ?ダメだろ、ガマンしなきゃ」
「くっ……!…っぅ……」
>>790 GJ!!
しかし、千早に苛められたいと思ってしまう俺はもう手遅れだな・・・
律ちゃんは、時折身体をブルッとさせている。先っちょ触られるってどんな感じなんだろう?
試しにちょこっと自分のも触ってみよう。
「(っっ!?)」
え、何今の!?なんかビリビリって来た。
お風呂とかで触った時には何とも無かったのし、亜美にコチョコチョされてもくすぐったいだけだったのに、どうして??
驚いたけど、今の感触をもう一度確かめたくて、また私は自分のそこへと手を伸ばす。
「………っっ」
あぁヤバい。声が出ちゃいそう。声出したらここにいるってバレちゃう…!
上手く言い表せないけど、これってクセになっちゃいそう。律ちゃんは今、こんな感じなんだね…。
「…ようし、これならどうだっ」
後ろから律ちゃんのおっぱいをさわさわしていた兄ちゃんが、身体の向きを変えて律ちゃんの前面に回った。
そして、今さっきまで触っていった先っちょに口を近づけて行って、舌でペロペロ舐め始めた。
「〜〜〜〜っっ!!」
うつむいていた律ちゃんの身体がググッとのけぞって、息が詰まったような声を喉から漏らした。
兄ちゃんは、大きいおっぱいを両手で寄せて、両方の先っちょをいっぺんに舐めている。
律ちゃんは、頭を横に振りながら両手で口を押さえて、声が出ないように頑張っているみたい。
チラッと見えたその顔はトマトみたいに真赤で、メガネ越しでよく見えないけど目元がちょっと濡れているように見えた。
「(うぅっ…律ちゃんなんだか苦しそう…)」
でも、きっと律ちゃんは、さっき感じたビリビリのもっと凄い奴に襲われてるんだと思う。
舌でペロペロされるってどんな感じなんだろう…?それを想像すると、背筋がゾクゾクするのが分かった。
「(すっごくいけないものを見てる気がするけど、やっぱり気になっちゃうよ〜…)」
家に帰る事を一瞬思い出したけど、今はその事よりもこのロッカーの外で起こっている事に夢中だったし、それに…。
服の上から自分のをくりくりいじっていたら、私までエッチな気分になってきてしまった…ような気がする。
「うーん、結構頑張るじゃないか。じゃあこっちもするしかないな」
おっぱいを舐めていた兄ちゃんが口を離し、律ちゃんのスカートに手をかけて、ベルトを外し始めた。
律ちゃんは肩で大きく息をしながら、その様子を見ようとはしないながらも身を任せていた。
今兄ちゃんは、どんな気分なんだろう。やっぱりめっちゃ興奮してるのかなぁ…。
その兄ちゃんは、律ちゃんのスカートを脱がせると、その下のパンツもするすると下ろして、脚を広げさせている。
「あ、そこ、やだ…」
「ダメだね」
そういうと、兄ちゃんはスラッとした両脚の間に頭を潜り込ませる。
「(えっ?まさか、そんな所まで?)」
そのまさかだった。ここからじゃ手前側の脚にかくれちゃってよく見えないけれど、さっきキスしてた時みたいな音がする。
「ひぃっ!あ、あうぅ…!」
さっきまで一生懸命声を出すのを我慢してた律ちゃんが、こらえきれずに声を出した。
それと同時に、ちょっと開いていた両脚が閉じられて、兄ちゃんの頭が挟まれ、律ちゃんの両手が伸びてそれを押さえつけている。
「んんっ、は…んあぁぁん……」
「(す、すごい声……ホントにそんな所舐めちゃうんだ…)」
いつもキリッとしててカッコよくて、キツイ事もビシバシ言って、時々怖い律ちゃん。
その口から、こんなに甘くてエッチな声が出て来るなんて。
まるで全く別の世界に迷い込んでしまったようで…いや、ここと外は全くの別世界。
私がいるのはコドモの世界で、あっち側はオトナの世界。
亜美も私もエッチな事は知ってるつもりだったけど、オトナの世界のこと、なんにも知らないんだ。
「声…出ちゃったな、律子」
「だ、だって、こんなの、ガマンできるわけない…」
「なんかいつもより濡れてるぞ?ココ」
「そんなこ…とぉぉ…な、ぁ、んぅぅ……」
チュウチュウと吸い付くような音がすると、抗議の口調で喋っていた律ちゃんの声が急激にとろけた。
「はっ…あ、んん、んっ、ん…」
「(めっちゃえっちぃ声出してるけど、そんなに気持ちいいのかなぁ…)」
今現在律ちゃんがどんな事を感じてるのか、想像している内に段々足の付け根の辺りがムズムズしてきた。
何かをすする音と、ピンク色のエッチな声と、たまに聞こえる兄ちゃんの息の音に、頭がおかしくなりそう。
「い、あっ、は、あぁぁあぁぁーーっっ!!」
と、急激に律ちゃんの声が一際大きくなり、背中がぐーっと反って、そのままぐったりとベッドに倒れこんだ。
それを見た兄ちゃんの表情は、どこか満足げに見える。
倒れたままの律ちゃんの横で、兄ちゃんはシャツを脱ぎ始めた。
「(…兄ちゃんって結構筋肉あるんだ)」
クラスの男の子とは違う。兄ちゃんのタクマシイ感じの体に、ちょっとドキっとした。
「な、律子。今度は俺も……さ」
兄ちゃんはそう言いながらベッドに腰掛けて、ズボンのファスナーをじじじーっと下ろしていく。
「(な…何アレ…!?)」
マンガとかだと真っ黒に塗りつぶされてるけど、男の人の『ソコ』に、何があるのかは知ってる。
でも、お風呂でパパのを見た時は、あんなんじゃなかった。
天井を向いているそれは先っぽにいくにつれて赤黒くなっていて、蛍光灯の明かりを少し反射している。
でっかいキノコみたいで、ジャングルの奥深くみたいなアヤシイ所に生えてそうな感じがする。
身体を起こした律ちゃんは、兄ちゃんの大きくなったアレを目の前にして、戸惑った顔をした。
でも、それと兄ちゃんの顔とを何度か見ると、ベッドの下に下りて、右手を添えて口を近づけていく。
「うっ……」
ベッドに腰掛けた兄ちゃんが、ちょっと顔をのけぞらせた。
赤っぽい舌を出して、律ちゃんは、あのぐろぐろな兄ちゃんのアレを…舐めている。
「(ふぇ、ふぇらちお…って奴だよね。律ちゃん、イヤじゃないのかなぁ…?)」
まるで別の生き物みたいなそれは、兄ちゃんのちっとだけカッコいい顔にも、律ちゃんのカワイイ顔にも、まるで似合ってなかった。
けど、兄ちゃんは気持ち良さそうな顔をしてる。やっぱりアレは、身体の一部なんだ…。
「どんどん硬くなってる、これ…んむ…」
律ちゃんが、思いっきり口を大きく開いて…フランクフルトよりもぶっといアレをぱくっと飲み込んだ。
「あ…律子ぉ…」
切なそうな感じの、兄ちゃんの声。今度は、兄ちゃんがハァハァ言う番みたいだ。
さっき律ちゃんが兄ちゃんにしてたみたいに、手で頭を押さえて髪をナデナデしている。
律ちゃんの唇は綺麗な色をしているけれど、その綺麗な唇の中から、時々赤黒いのが見えている。
それにしても、男の人が気持ちいい所があんな気持ち悪いとも言えるような色と形をしているって、凄く生々しい。
ゲームに出て来るモンスターみたいに見えるのに、それが、兄ちゃんについてる。
「り、律子…もう、いいよ」
兄ちゃんが上ずったような声をあげた。
「んっ…止めちゃうんですか?このまま続けても…」
「…もうヤバいんだよ。律子の口、気持ちよくて…」
「…ふ〜ん…」
目を細めて笑った律ちゃんは…すごくエッチな顔になっていた。
舌なめずりをしてから、再びぱくりと兄ちゃんのアレをくわえて、頭を上下に揺すり始める。
「うぁ、り、律子!もういいって!それ以上したら……」
「(それ以上したら…したら…?)」
男の人のアソコからはせーし、っていうのが出てくるって、友達との内緒話の時に知った。
兄ちゃん、せーし出しちゃうのかな?本当に白くてドロドロしてるのかな?
「ま…真面目に、ダメだっ、口の中にっ…うぅっ」
兄ちゃんは呻いたきり押し黙り、律ちゃんの動きも止まった。
シーンとなった部屋の中に、兄ちゃんの荒い息だけが流れ出ては消えていく。
やがて律ちゃんが口を離すと、赤黒い兄ちゃんの先っぽに、白いのが少し見えた。
あれかな、あれだよね、せーしって…。
「ご、ごめん、ほら律子、ここに吐き出してっ」
箱からティッシュを取り出して手渡そうとする兄ちゃんの手を、律ちゃんは首を振って拒否した。
そして、律ちゃんは口元を手で押さえたと思うと…
――――ごくん。
ロッカーの中にまで、飲み込む音が聞こえてきた。
「律子…」
「…こ、これ…マズいわね…ドロッドロで生臭くて、喉に引っかかる…最悪の…味……」
「(え、そんなにげろげろなんだ……)」
そりゃあ、あんな気持ち悪い感じの所から出てくるものが、美味しいとは思えないけど。
そんなにマズい物が飲めてしまう律ちゃんの気持ちが、私にはよく分からなかった。
「だ、だから、吐き出していい、って言ったのに」
「……感想はそれだけなんですか?」
不機嫌そうに律ちゃんが兄ちゃんに詰め寄る。
「感想…あ、あぁ、そりゃ当然、気持ちよかったよ。律子を汚したみたいで申し訳ない気もするけど」
「…もうとっくのとうに汚れてますから、ご心配無く。まぁ…それなら、またしてあげない事も無いですよ」
「そ、そうか。だったら……あ、これ、飲めよ」
兄ちゃんが、ビニール袋の中から緑茶のペットボトルを取り出して、律ちゃんに手渡した。
蓋を開けてお茶を飲む律ちゃんの脇で、兄ちゃんのアレはまだ大きいままだ。
「ふぅ…さてと、…しますか?続き…」
ベッドの下に座っていた律ちゃんが、兄ちゃんの横に腰掛けた。
こくり、と兄ちゃんは頷くと、お茶を出したビニール袋の中から、何やら箱を取り出して、中身を開いた。
箱の中から、小袋を取り出して、一個を切り離してピリピリと破く。
「(あっ、あれ、コンドームって奴かな)」
『明るい家族計画』とか書いてある自販機の中で売ってる…ってあれのことだ。
兄ちゃんは、破いた袋の中から取り出したそれを、アソコに被せていく。その様子を、律ちゃんはちらちらと横目で見ていた。
マンガや本では黒い海苔みたいなので隠れていたとはいえ、ここから先がどういう展開になるのかは何となく察しがつく。
男の人のアソコが女の人のアソコの中に入る…っていうのは分かるけど…
「(あんな大きいの、入るわけないよ〜…)」
私も女の子だから、律ちゃんと同じ事ができるんだと思うけど、もし私が同じ事をしようとしたら…そう考えると、怖くなった。
兄ちゃんがベッドの側に腰掛けたままで、律ちゃんを手招きする。こっち側にお尻を向ける形で、律ちゃんが上になってまたがる。
さっきは見えなかった律ちゃんのアソコが、今度はちょっと見える。生の鮭みたいな赤っぽいピンクの溝が、脚の付け根の一番深い所にある。
腰の辺りから兄ちゃんの手がそこへ伸びてきて、両手の指でググッと広げると、そこがぬめっているのが何となく見えた。
溝の奥に穴があるみたいだけど、どう見てもその穴よりも兄ちゃんのアレの方がずっと大きい。
「(あ、またちゅーしてる……いいなぁ)」
上になった律ちゃんが兄ちゃんに抱きついてキスしているのに目を奪われた。
どうしてだか分からないけど、抱き合ってたりキスしたり、二人のそんならぶらぶな姿は羨ましく見えた。
ぽーっと眺めていて、二人の唇が離れた頃には、さっきまであった兄ちゃんのアレが見えなくなっていた。
「んっ、あ、深…あっ、あ…」
繋がった部分を見てみると、兄ちゃんのアレの太さはそのままに、根本までめりこんでいる。
ピンク色の溝は大きく広げられて、あの太いのをすっかり飲み込んでしまっていた。
「(すっごく痛そうに見えるけど、痛く無いのかなぁ…?)」
律ちゃんの表情は見えないけど、さっきアソコを舐められてた時みたいな、あの甘い声を出している。
私はそれを見ながら、思い出したように、胸の上にあった手を、身体の下の方へ、パンツの中へと滑り込ませた。
「(うひゃ…ぬ、ぬるっとしてる…!)」
未知の液体が、パンツの中にあった。これはきっと…さっき『濡れてる』とか言ってたアレの事だ…。
おそるおそる指にそのぬるぬるをくっつけてみると、胸の先っちょを触った時みたいにビリビリ来た。
そのビリビリをもっと味わいたくて、溝になった部分を何度も何度も往復させてしまう。
普段、亜美とバンバン下ネタは話すし、クラスの女の子にもイタズラしちゃったりはするけれど。
自分で自分のこんな所をいじるなんて、初めてだ。それも、知ってる人が目の前でセックスしている所で。
こんないけない事をしている自分は、きっと悪い子なんだ…と思った瞬間、背筋がゾクゾクしてしまった。
「はあぁ…ん、あっ…あ…あぁっ!」
上にまたがっていた律ちゃんを抱えてベッドの上に下ろして、今度は兄ちゃんが上になった。
さっきは動きづらそうな感じだったけど、兄ちゃんが勢いよく腰を振るのに合わせてぐちゅぐちゅ音が聞こえてくるようになった。
下になっている律ちゃんの声も、大きくなる。でも…二人の顔が見えなくなってしまった。
「……っぅ、……っっ」
ぬるぬるした所を指でこすった時のビリビリはどんどん大きくなってきて、今にも大声が出てしまいそう。
私は慌てて空いた手で口を塞いだけれど、指の動きが全然止まらなくて、足にも力が入らなくなってくる。
段々外の光景も二人の声も気にならなくなった頃…頭の中でバチンと何かが弾けた。
気が付いたら、外の二人はもう着替え始めていた。私が色々している間に、もう終わってしまっていたらしい。
最後はどうなったんだろう。それが気がかりで、ちょっと悔しいような気分だった。
一足先に律ちゃんは部屋の外に出て行って、兄ちゃんはまだ部屋の中を片付けている。
兄ちゃんも外に出たら、私もすぐに出よう。早く家に帰らなくちゃ。
『♪あ〜な〜た〜 だけに使える テークニックで とかちつくちて』
「(し、しまったあぁぁぁぁぁぁ)」
腰元でブルブル震える感触と、大音量でロッカー中に響く、聞きなれた着信音。
マナーモードにし忘れた、とか、ママからだ、とか、そういった事を考える前に全身からドッと汗が吹き出た。
「ま、真美!?」
「…兄ちゃん…」
ボタンを押して音を止めた次の瞬間には…ロッカーのドアが開いて、兄ちゃんが目の前に立っていた。
「………事情は分かった」
「ごめん兄ちゃん、真美…覗くつもりじゃなかったんだよぅ…」
ロッカーから出ると、私は兄ちゃんに事情を説明したけど、自分のをイジイジしてた事は言えなかった。
対面した瞬間、兄ちゃんは最初に驚き、次にこの世の終わりみたいな顔をしたけど、私を怒りはしなかった。
「いや、真美は悪くないよ。だって、忘れ物を取りに来ただけなんだから……ただ」
「ただ?」
「律子もすぐにここに戻ってくる。口裏合わせしよう。真美は財布を忘れちゃって、今取りに帰ってきたばっかりで、偶然ここに来た」
「う、うん。その方がいいよね」
何も知らないフリをしていた方が私は気が楽だし、きっと兄ちゃんもその方がいいんだと思う。
間もなく、兄ちゃんが言った通りに律ちゃんも戻ってきた。
「…まぁ、ミスは誰にでもある事だけど…次から気をつけなさいよ?ただでさえ夜は危ないんだから」
律ちゃんへの事情説明は、兄ちゃんがやってくれた。
さすがに律ちゃんには怒られるって思ったけど、仕事の時よりも優しい言い方で軽く注意されただけだった。
何もかもを見てしまった私は、それを黙っている事と、自分がこっそりしていた事と、律ちゃんの優しい言い方に罪悪感を感じた。
「うん…ちゃんと見つかったよ。これから帰るね。うん…うん。じゃあ、バイバイ」
さっきのケータイは、やっぱりママからだった。ちゃんと帰ると連絡を入れたけど、ママはちょっと怒っていた。
「よし!じゃあ帰るか。真美の家まで送っていこう」
事務所を出て鍵を閉めると、兄ちゃんと律ちゃんと私は駐車場に止めてある白い車に乗った。
たまに兄ちゃんは車で亜美と私を家まで送ってくれるけど、助手席に律ちゃんがいるのが、今日は違っていた。
窓を開けて、ビュービュー吹いてくる風を浴びていたけれど、まだ火照ったままの顔を冷ましてくれるわけではなかった。
「なんか元気無いわね。明日も仕事だけど大丈夫、真美?」
「だ、大丈夫だよ」
前の座席にいる律ちゃんの方を、どうしても振り向けなかった。
顔…特に唇を見たら、さっきの事を思い出してしまいそうだったから。
ただでさえ、あのエッチな姿と、自分でした時のビリビリがまだ頭に残っているのに。
どうしよう、明日から、律ちゃんに会うのが気まずくなっちゃうかもしれない。
それどころか、亜美に会った瞬間にキョドっちゃいそうだし、そしたらどうすればいいんだろう。
車はいつも送ってもらう時とちょっと違う道を走り、時計がちょっと進んだ所で、道端に止まった。
「じゃあ私はここで降りてくから。真美、明日は何時に事務所だったか覚えてる?」
「えっと、5時からレッスンだから、4時集合だよね?」
「そうよ。明日はちゃんと学校へも行けるはずだから、遅刻しないで、授業もちゃんと聞くのよ?」
「…は〜い」
「ははっ。まるでお母さんだな」
「もう、茶化さないでください」
呆れたような言い方だけど、そこには慣れみたいな物を感じる。
意識して見てみると、律ちゃんが兄ちゃんを見る目は、私を見る目とちょっとだけ違うように思う。
「じゃ、また明日な。お休み」
「お休みなさい。真美も、帰りは気をつけてね」
「うん、おやすみ!」
律ちゃんが曲がり角の先に消えていくのを、兄ちゃんはじっと見つめていた。
二人の間には強い結びつきのようなものがあるみたいで、それが私には羨ましい。
「ねえ兄ちゃん。席変わってもいい?」
後部座席を出て、いつもは座らない、さっきまで律ちゃんが座っていた助手席に座らせてもらった。
「…すまなかったな」
車を発進させながら、兄ちゃんが言った。
「律ちゃんとの事?」
「ああ」
「有名人だから、バレたら大変なんでしょ?」
兄ちゃんがちょっとだけこっちを見て、申し訳なさそうな顔をした。
「まぁ、そういう事だ。特にマスコミに知られたら、色んな所に押しかけられて私生活が台無しになってしまうかもしれない」
私にも、それは分かる。クラスの友達は全然そんな事無いけど、友達の友達ぐらいの人には、仕事の事とかよく聞かれるから。
全部が全部イヤなわけじゃないけど、喋っちゃいけない事も多いから、聞かれたくないこともある。
「律ちゃん、超売れっ子アイドルだったんだもんね。今でもテレビ局の人たちの反応凄いもん」
テレビ局で番組に出演する他のタレントさんたちが律ちゃんにペコペコしているのを見た時は、亜美と二人でビックリ仰天だった。
「…まだ、律子の分の稼ぎも無いと厳しいからな、ウチは…。でも、いつか真美達だけで律子の人気を抜けると俺は信じてるよ」
「ホント?でもどうして?律ちゃんの人気を作ったのは、兄ちゃんなんでしょ?」
「あはは。あれは律子が頑張ったんだよ。新米プロデューサーだった俺は、あいつに怒られてばっかりだった。真美達も分かるだろ?」
確かに、レッスン中もそうだけど、遅刻や忘れ物には、律ちゃんは特に厳しいし、時々怖かったりもする。
「でも、最初の内はおっかなかったけど…最近なんか優しくなったような気もするよ?」
「ん、そうなのか?」
兄ちゃんは何でもないような返事をしたけど、私はピンと、高木社長っぽく言うとティンと来た。
「あ、そっか!指輪とかもらったからなんだね!バイショーって奴だね」
「…買収だろ、買収。それじゃなんだか俺が金で解決したみたいじゃないか」
「じゃあ…やっぱり、兄ちゃんとらぶらぶだから?」
「ま、まぁ…そんな所だといいな」
わざとらしく兄ちゃんが咳払いをした。その横顔は、ちょっぴり赤い。
「んっふっふ〜。兄ちゃん照れてる〜!」
「うっ、うるさいな」
さっきの身体が火照るような感じはどうにか治まって、兄ちゃんと楽しく喋っている内に、家の目の前に着いて車が止まった。
「あ、もう家着いたね。兄ちゃんありがとう」
「ああ。今更だけど、財布見つかってよかったな。あと、そのー、なんだ」
兄ちゃんが、言いづらそうに言葉を詰まらせる。
「律子と付き合ってること、亜美にまで黙ってる事はないけど、なるべく内緒にしてもらえるか?」
「うん、いいよ。律ちゃんと兄ちゃんが大変な事になったら、きっと真美達も大変な事になるもんね」
私の返事を聞くと、兄ちゃんの大きな手が頭の上からやってきた。
「えらいな、真美は」
「エヘヘ、それほどでもぉ〜…」
頭を撫でてもらったのは初めてじゃないけど、今日は何だか、恥ずかしいような感じでムズムズしてしまう。
兄ちゃんは優しい顔をしていたけれど、何かを思い出したようで、またさっきの焦った顔に戻った。
「そ、そ…それとな。今日のことなんだが、アレは、アレだけは…!!」
何の事を言っているか瞬時に思い出して、私の顔はボンッと爆発しそうなぐらい一気に熱くなった。
「いっ、言わない!あの事は言わないよっ!真美はなーんにも見て無かったよっ!」
あの場で私が何をしていたか、それだけは。
「じじじじゃあ真美帰るねっ送ってくれてありがとうおやすみーっ!!」
私だけの秘密にしておきたい。
おわり
以上になります。最初はもうちょっと違う展開だったんですが、真美かわいそうです(´;ω;`)だったので今の感じに。
小6の言語感覚からして「肉欲」とか「淫○」とか「陰×」辺りは合わないだろうな、と思ってそこら辺の漢字は避けました。
書いてる途中では『頭が真っ白になりそうな』って文もあったんですが、どうしても某高級残飯レストランを思い出して笑っちゃうのでそれも削除。
書きかけで止まったまんまのネタもあるので、そういった物も仕上げていければ、と思います。
なんかニッチな物ばっかり書いてるような気もしますが、また感想ご指摘等頂ければ幸いです。
投下をリアルタイムで追いかけられて俺大歓喜!
真美!真美じゃないか!毎回律子とのセクロスの内容が違うのもGJ
クオリティの高い作品乙でした
>>779が辛いと言った直後にktkr!しかも真美付きとは…
>>812 律子のえちぃもそうだけど、ちゃんと真美の一人称として文章が作られてるのが上手いなぁ…GJ
>>812 GJ!
これで亜美より真美のほうが大人という脳内設定が確かなものになったw
後指輪とネックレスのエピソードもあっておもしろかった
>>815 まぁ春香千早小鳥さんのが多いけど、律っちゃんのが特別少ないって訳でもないしね
それはそうと挿し絵はまd(ry
まずは、なんと言ってもこの発想の鋭さに脱帽です。
まあ、こういうのの類似のネタはないわけではないのよ、といわれるかもしれませんが、私は見たことないので、とても新鮮でした。
真美(亜美)でこういうジャンルを書く、というのは個人的にはとてもハードルの高いものに感じられていたので、尚更そう思います。
しかし、真美も亜美より先に大人になってしまって…。そうかと思うと亜美は亜美で別の体験をしたりするのでしょうか、ね。
最初はどういう展開を考えていたんでしょうか。真美可愛そうです、という所からすると見つかってお仕置きとか?w
言葉の選び方は大事ですよね。気をつけていてもつい、すべったりすることもありますし。
そういう配慮を見習わないと…。
なんか臨場感すごかったwGJ!
これで真美はしばらくオナニーの虜になっちゃうな。
俺も真美ぐらいの年には猿のようにやってたもの。
>>812 律子ベストEND後の後日談を真美の視点で持ってく所が上手いとしか言いようがない。
GJ!!
肉まんが気になるんだがコテか?w
真SSの時から見てるけどしっかりレベルアップしてるのに感心するわ。
次回も待ってるよ!!
昼寝してたら、真とクリスティーン・ミャオ(ナックルヘッズ)が
アクション映画で共演すると言う電波を受信した。
エロいシーンだけ受信に失敗した……orz
格言や諺ってのは、言い得て妙な事を言うものだという気がする。
勿論、俺の今担当している娘にも「正しくそれだ」と言う言葉が有るのだ。
『バカな子ほど可愛い』
本当に上手い言葉だと思う、こいつは。
芸能界なんてのは、所詮、清濁併せ呑む世界。
小娘達の夢や希望なんて小奇麗な物で皆の腹が脹れるなら、初めから誰も苦労などしない。
売れなきゃ、少女の彼女達にとってはそれ相応の『ツライ営業』が待ってるし
かと言って才覚に恵まれて、よしんば低ランク時代にはそんな目に合わなくても、高ランクに上がれば上がったで『それなりの営業』ってのは待ち構えてるもんだ。
だって、そうだろう?
その時点で、彼女達は色々な意味で『商品』として『売れる』様になってるんだから。
そう言った視点から見ると、彼女は随分と幸せな性格をしていると思う。
こんな自分に慕い懐き、あまつさえ信頼まで置いてるんだぞ?
それこそ、俗に言う「恋は盲目」とかってヤツなのか?
尤も、お陰で、変に警戒される事も無いから俺としてはやりやすくて助かってはいるが。
その所為か、最近彼女が妙に可愛らしく見える。俺の言う事に何の疑いも無く従い従順に事をこなして行く姿を見ると。
会社にとって『商品』で有ると同時に、俺自身の評価を上げてくれる為の『商品』になって行くにも係わらずにな。
しかし、今日はちょっとばかり躾が必要だ。あんな馬鹿な事を言い出すんだから。
■
バスローブを纏った彼女の、艶やかな髪が規則的なリズムに揺れていた。
唇からは、漏れた空気が猥らな音を響かせている。
「…ん…、ぁ…」
と、ソファに腰掛ける俺の股間に顔を埋めていた彼女が顔を上げた。ペニスと彼女の唇の間に光る細い糸を描く、透明の唾液。
「…あ、あの…」
「ダメだ。続けるんだ」
哀願する様な表情で俺の顔と勃起を見る彼女に、にべも無く答える。
「あんな事を言ったバツだ、と言ったハズだぞ? 今日は、俺がいいと言うまで奉仕を続けるんだ」
「…」
哀しげな瞳で、又俺の顔とモノを見比べる。が、俺は視線で続きを促すだけだ。
沈んだ表情と共に、彼女の目尻に薄っすらと涙が滲む。それでも、俺は厳しい視線を緩めない。
やがて、彼女の頭が、又規則的なリズムを紡ぎ出し始めた。
股間から上ってくる快楽のシグナルが心地良い。
……サマになったもんだな…。
彼女の表情を見下ろすと、瞳には更に涙が浮かんでいた。しかし、上目で俺を見つめる瞳の哀願の色は変わらない。
勿論、口腔を性器で塞がれ息苦しいと言うのも有るのだろうが、俺の先の様子から、きっと今日は俺に愛して貰えないかもしれない…とでも考えているのだろう。
実は、この顔こそが彼女の最大のセールスポイントだ、と俺は思っている。
哀しげな、そして縋る様な表情と瞳。
俺は、これほどまでに嗜虐心を煽られ征服欲を喚起させられる女の表情は見た事が無い。
多分100%と言ってもいい、コイツには天性のMの資質が有る。
そして、きっとそれ系の輩には、まず外す事の無い『商品』となってくれる…とも。
ん…、この顔にも随分と磨きが掛かったな。これなら、『売り出し』もボツボツいける…か?
なら、この辺で…ムチだけじゃなくて…。
彼女の頬に手を伸ばし触れると、その頭の動きが止まった。
その手を顎に巡らせ口中からペニス吐き出させる。再び唾液が煌く細い糸を紡ぎだした。
俺はその手を離さぬまま彼女の顔を引き寄せ、耳元でこう囁く。
「もう、いいぞ。 さあ、キチンとバツを受けた良い娘には…今度は『ごほうび』をあげなきゃな…」
奉仕を開始してから、初めて彼女が嬉しそうな表情を見せた。
824 :
2/2:2008/07/11(金) 02:06:57 ID:5xL1kECI
熱っぽい視線で、彼女が待遠しそうに俺の勃起を見ている。
だが今日はあんな事を言い出しているのだ、幾らなんでも少しは慎重にはならざるを得ない。
傍らに有った避妊具を取り封の上から暫しそれを見る。
…ヘンな傷も…無いな。はは…、流石にそこまでは気にし過ぎか…。
その様子を、不思議そうな顔付きの彼女の視線が捕らえていた。
「…ん? ああ、何でも無い。 待ってろ、今付け(ry」
ふと、封を切り掛けた俺の手が止まった。彼女の手が俺の手に添えられている。
軽く彼女は首を振ると、俺の代わりに封を開け取り出した中身を口に含んだ。
ああ、なるほど…。
又、彼女が半開きの唇で俺の股間に顔を寄せると、口唇で器用に避妊具を被せていく。再び口腔から吐き出されたペニスには、透過性のあるピンクの薄皮が纏わり付いていた。
少し恥ずかしそうな表情の彼女。
ほう…。今晩は御主人様にお仕え致します…って事か…?
いい傾向だな…。
思わずニヤリと笑みが毀れる。
「よし、じゃあ『ごほうび』をやろう。 さあ、おいで…」
相変わらずソファに座ったままの俺の上を、向かい合う様に彼女が跨ぐ。
眼前に、薄い若草から顔を覗かせる初々しい桜色の秘唇が目に映る。それがユックリと、彼女の腹部、緩やかな胸、そして彼女の美しい顔へと景色を変えて行った。
「ふ…ぅう…、んぁ…ぁは……ぁ…」
切なげな吐息と共に胎内に飲み込まれて行く俺のモノ。彼女の顔が俺の視界を占領し切った時、その未だ狭い膣内はみっちりと俺ので埋め尽くされていた。
…相変わらずキツい…な。初めて抱いた時と殆ど変わらんぞ…?
思ったよりも未成熟な印象を受けるその狭さは、まるで彼女よりも、もっと小さな少女を陵辱している様なそんな背徳的なイメージさえ湧かせてくれる。
ま、それが逆に、ますます嗜虐心を煽ってくれるんだから、そりゃ贅沢な悩みってものか?
それに今日は、コイツにさんざん奉仕させてるしな。さてと…、たっぷりと…『愛して』やりますか。
「ひぁっ…!」
ズンッと突き入れると、悲鳴の様な嬌声あげた彼女の華奢でしなやかな肢体が一瞬強張る。
待ち焦がれた瞬間がやっと訪れたのだ。きっと、彼女も直ぐに達する事だろう。無論、奉仕を受け続けていた俺もだ。
「んぁっ! あ…っ……ぁっ…ん…、んっ…!」
それを合図の様に彼女の肢体が激しく上下に蠢きだす。
やがて部屋には、彼女と俺の荒い呼吸音と、繋がっている部分からの粘つく様な水音だけしか聞えなくなった。
しかし、途切れ途切れだった彼女の吐息は次第に甘さを帯びた吐息に変わって行く。上気した顔には愉悦の表情が浮かび上がって。
その快楽の頂点を求める様に。
■
「…んぁ…ああっ!」
「ぐっ!」
痺れる様な締め付けと共に、俺の性器から解放を望んでいた欲望が弾けた。ドクドクと脈動を続けるペニスと小刻みに震える彼女。
……何だ…?
放出欲を満たしている最中、不意に違和感に襲われる。付けていれば、吐き出されたモノが切っ先に纏わり付いてくるあの感覚が有る筈なのに…?
……っ!! ま、まさかっ!?
「お、おいっ! どけ、どくんだっ、千早っ!」
彼女を引き剥がす様に押し退け、慌てて膣内からズルリとペニスを引き抜く。
俺は引き出されたそれを見て呆然としてしまった。無い ──── 溜まりに残っているハズの精液が…無いのだ。
ふと、一滴の残滓が先から垂れ落ちる。
何っ!? ど、どう言う事だっ…!? …………あっ…!
俺は思い出す。彼女が避妊具を口に含んだ事を。そう、あの時に彼女は…彼女は俺に判らない様に『先を噛み切った』のだ。
く、くそっ! やられたっ…!
目の前が真っ暗になって行く感覚が襲ってくるなか、床に伏していた彼女の視線は、じっと俺を捉えている。
と、彼女に浮かぶ薄い笑い。
マスター
「…ありがとう…ございます…。 プロデューサー…」
白濁液が、秘唇の奥からドロリと零れ落ちていった。
GJ!!!
やべぇ!千早が一番妊娠を望んでいるキャラとして
俺の中で確立してしまった!
妊娠したら腹にパンチなんですね
って、これじゃ別のスレか
妊娠したらもう用済みとばかり
「子供は私一人で立派にそだててみせますから、空から見守っていてくださいね、お父さん……ふふっ……」
それ、なんて椎名林檎w
でもPが結婚したら、千早にはブチギレしてほしい
千早はあの年で家族関係荒れてるからなダダ甘になるか殺伐とするか両極端になりそう
逆に子供も含めて性的関係になったりとか
relationsもありだけどPの腰の上でトリオユニット内オデとか
ACMの誰が中田氏されるか声・動き・仕草で競い合う体で
どんだけ爛れてるのさ千早w
スレが終わる前にやっと全部書けますタハァハァ
>829
よっしゃ、いこかw
834 :
667:2008/07/11(金) 19:31:41 ID:KQHqzwP8
>>825 美希はエロス的要素は強いけど、子供に関しては
それほど興味なさそう。まだまだPとの時間が欲しいだろうし。
春香は子供そのものより「子供のいる生活」にあこがれてそう。
子供を含めた親子3人での幸せな生活を日々思い描く…
って、まるでどこかの事務員さんじゃないですか!
雪歩は出産に対して自分ができるか不安をもってそう。
「私が子供を生むなんて…そんなの無理ですぅ…」
ただ、いざとなると一番しっかりしてそう。
「プロデューサー…ぜったいに元気な赤ちゃん…生みましょうね…」
ちーちゃんは…
>>824-825のSSで、すっかり既成事実キャラが根付いちゃった。
千早宅では退院日に、家族全員で出産を祝うため
Pも家にて千早に奉仕していた。
千早「P」
P「はい」
千早「アイドルたるものマイクを見れば、そのマイクが
幾人どのように歌ったか、おおよその察しはつく。
ましてこれはわしの道具…儂が産休を取っておる間
手入れをしている者の姿が、よう見えるわ」
出来ておる喃 社長は…
千早「P、これへ。 …ちゅぱっ ちゅぱっ」
P「んっ…」
千早「ぷっは……よう見えるわ…Pは私の道具ゆえ喃」
P「痛ッ! ぐあああ〜〜」
三尺七寸のマイクを神速にて操るアイドルの腕は
無刀であろうと容易に陰茎を破壊しうる
やってくれた喃 美希!
>>835 このスレはシグルイをするところではござらぬ
伊達にして帰すべし
ぬふぅ
小鳥「なるほど…うまく噛み切るのがコツね。そうとわかれば!プロデューサーさ〜ん!」
P「小鳥さん、今後はアナルでやりましょう」
765プロの亜美と真美はその日も同時に達した(ry
小鳥さんは後ろの穴も十分に開発されてて気持ち良さそうだから困る
あと前の穴をヘタに使うとうっかり孕ませかねないから困る
小鳥さんは孕ませたいだろJK
音無小鳥の心は一つ。孕ませたい、孕ませたい。
事務所でつい
>>844を歌ってしまう小鳥さん
次の日には事務所中に「小鳥さんに近づくと妊娠する」と言いふらされ……
P「小鳥さんがそんな危険な下半身の持ち主だとは知りませんでした」
小鳥「ぴ、ぴよ」
てすと