いいね!スクライドは大好きだ!
4 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:44:32 ID:bDOFEgEm
カズマ×クーガー
僕の玉は8つ! か
竿は4本か
そうですか
みのりさあぁぁん
みもりです!!
カズマ×かなみに期待
ボク×理想の女の子
何やってんだお前ら〜〜〜〜
12 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 12:58:23 ID:wls9A0qw
保守!保守!保守!
シモライド・・・結局どうなったんだろう
カズ君がお仕事に行ってから今日で3日か……今度はちゃんとやってるかな?
私はお風呂で天井を眺め、一人考えていました。
早く帰ってきてほしい……でも、早く帰って来る事は仕事が上手くいかなかった事を意味するんだよね。
はあーぁ……本当は一緒に仕事して欲しいんだけど、どうして牧場は嫌なのかなぁ……?
皆いい人ばかりなのに――――
――――ガラッ……
「あれ? かなみ、入ってたのか?」
お風呂のドアが開く音と聞きなれた声、そちらを向くとそこには裸のカズ君が……
「カ、カズ君?! えっ、あっ……ちょっと、閉めて! 早く閉めてよ!!」
「ん? あぁ、わりぃわりぃ」
――――ピシャッ
まったく、いくらなんでもデリカシーが無さ過ぎるって言うか……って言うか――――
「どうしてお風呂の中に入ちゃってるの?!」
「どうしてって言われても……汗を流すためだろ?」
そう言う事じゃなくて、今は私が入ってるのに……
なのにカズ君は、シャワーを浴びると私のいる浴槽に入って来てしまいした。
お風呂はそんなに大きくありません。いくら私が小さくても二人入るとギュウギュウ詰めです。
「かなみ、狭いからオレに寄りかかる様にして座れ」
「で、でも……そな事したらカズ君と体がいっぱいひっついちゃうでしょ?」
「あははっ! 心配すんなって、かなみみたいな子供に手を出したりしないって! ほら」
カズ君はそう言うと私をヒョイと持ち上げ、私を自分の前に寄りかかる様に座らせたのです。
背中にはカズ君の体が……それにお尻の所には……・その、えっと……
とにかく、カズ君にその気が無くても、私がどうかしてしまいそうで――――
「カ、カズ君。やっぱり良くないよ、こんなの……私、これでも女の子なんだよ?」
「女? 何言ってんだよ、その体で。そら、胸だってまだぺったんこじゃねーか」
そう言うとカズ君は後ろから手をまわし、悪戯な笑顔を浮かべて私の胸を触るのでした……
確かに私の胸は小さいけど、大好きなカズ君に触られたら私は……
「くっ……んん、ダメ……カズ君、そんなに乱暴にしちゃダメだよ……ッ」
「えぇ?! あっ、いや、そんなつもりは無かったんだ! すまん!」
私の反応を見て、慌てて手を離すカズ君。
でも、スイッチが入ってしまった私は、カズ君でも止める事は出来ないのでした。
だって私にはアルター能力で見えるんだから。この後、私たちがどう言う事をするのか……
だから私は念入りに体を洗います。
この後の為に――――
誰も投下してくれないからついカッとなってやった。
後悔はしていない
>>14 GJだ!だが続きはどこだ!
まさか途中で諦めたってのか?小ネタで終わらせて本番はなしにするってのかよ!
ないなら見つけてやる!なくても見つけだす!
>>15速く続きを!
続き投下したら一回だけAnikiって呼んであげるから!
ただし、投下しなかったら文化的二枚目半、あるいは蛇野郎って呼びます
私のアルターは人の心を知ってしまう能力。
その能力に気が付いたのはまだ最近、だから使いこなせる訳も無く、
時々こうして人の考えている事を、無意識に読み取ってしまう。
そしてカズ君が今、私とどんな事をしたいと思っていたかも――――
「さぁーて、んじゃ風呂上がるか」
「え? でも、……ちょっと待って!」
「なんだ? 真剣な顔して?」
そりゃ真剣な顔にもなるよ……私たちこれから、そう言う事するんだから、
カズ君にも綺麗に体洗ってもらいたい。だから私は言いました。
「ちゃんと体洗ってくれなとヤダ……」
「あー、……いいよ。 疲れたから早く寝たいんだ」
そう言ってお風呂場を後にしようとするカズ君。私は手を引っ張り引き止め、
カズ君に何度も体を洗うようにお願いします。
「わかった、わかった。 ったく、なんでそんな必死なんだ?」
「ほら、私……なんでも清潔にしてないと嫌なの!」
「はぁ? んな事初めて聞いたぞ?」
文句を言いながらもカズ君は体を洗い始め、
そしてほぼ全てを洗い終えると、私にタオルを渡し、
「そうだ! かなみ、せっかくだし背中洗ってくれよ」
と言いました。
タオルでゴシゴシ……丁寧にカズ君の背中を洗っていきます。
いつもケンカばかりして怪我が絶えないカズ君の体は傷跡だらけ……
なのに背中は凄く綺麗で傷一つありません。
「カズ君って怪我ばっかりする割に、背中は意外と綺麗なんだね」
私がそう言うと、カズ君は自慢げに胸を張り、話を始めました。
「ッたりまえだ! いいか、かなみ。俺は強い、だから負けない! もちろん逃げたりもしない!
例えどんなに喧嘩が強い相手でも、一歩も引かねぇ。倒れる時も前のめりだ! まぁ倒れる予定なんて無いけどな!
万が一隕石が落ちてきても、俺が受け止めてかなみを守ってやる! ……ははッ! どうだ、惚れたか?」
「惚れ……うぅ…………もぉ! け、喧嘩はダメっていつも言ってるでしょ!!」
いつも通り大きな事を言って大きな声で高らかと笑うカズ君。
もちろん喧嘩は嫌いだけど、守ってやるなんて言われると……私もちょっと嬉しくなってしまいます。
お風呂を出ると、カズ君はそのままベッドへ向かい、寝転がってしまいました。
私は緊張で胸がすごくドキドキして、顔が熱くって……
これからする事を考えるだけで、私の体は火照って落ち着きません。
だから私は『その時』に備えて心の準備をしておきます。
いつカズ君から声がかかっても良いように――――
すまん、1レスだけの小ネタのつもりだったから続きなんて考えて無かったんだ。
とりあえずセクロスフラグだけは立てておいた。
もちろん、かなみ攻めで
20 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 23:35:38 ID:dqw1WHlg
>>19 貴方なら私の渇きを潤おしてくれるかもしれなイィッ!!
>>19 もっとだ…もっと!もっと!
もっと続きをぉぉぉぉぉぉッ!!
「かなみ、ちょっといいか?」
「な、……なに? どうかしたの?」
平静を装って返事をしたものの、胸はさっきよりもずっとドキドキしていて
カズくんとは少し離れているのに、心臓の音が届いていないかと私は心配になってしまいます……
「悪いんだけど飲み物取ってくんない?」
「え? 飲み物? ……う、うん! わかった。ちょっと待ってて」
カズくんの口から出た言葉は私が想像していた様な事とは違い、
私は少しホッとした様な、ガッカリした様な……変な気持ちでお茶を入れに行きました。
ベッドの上でお茶を一気に飲み干すと、そのまま手を頭の後ろに組んで目を瞑ってしまうカズくん。
心の準備も済ませ、私はカズくんの隣で声がかかるのをジッと待っていました。
それなのに隣から聞こえてきたのは……
「ぐぅ……がぁ――――……」
と言う、大きないびき。
「……カズくん?」
私の問いかけにカズくんは答える事無く、大きな口を開けたまま寝息を立てています。
でも、確かに私はあの時……お風呂でカズくんがふざけて胸を触ってきた時に聞いたんです!
『お風呂を出たらえっちな事がしたい』
と言う心の声を。
でも、今のカズ君からは何も聞こえてきません。
それじゃあ私がお風呂で聞いたあの声はなんだったの?
この少しえっちな気持ちと、熱く火照った体はどうすればいいの? ……苦しいよ、カズくん――――
どんなに問いかけてもカズくんは何も答えてくれなくて……
だから私はこの気持ちを抑える為に、自分の部屋へ向かいました。
服や下着を脱いでベッドの中へ潜り込み、カズくんが触っていた胸へ手を当てると、
お風呂での事を思い出してどんどん体が熱くなっていきます……
「カズくん……もう少し乱暴に触ってたよね…………これくらい……かな? ……あっ、……んんッ」
少し痛みが体に走るけど、それはあの時カズくんに触られた時と同じ痛み。
ずっと触れているとだんだん気持ち良くなって、股の辺り……恥ずかしい部分がムズムズとしてきます……
「ぁ……あん……っ、カズくん……カズくん…………!」
何度も愛しい人の名前を呼びながら、私はその恥ずかしい部分へ人差し指をゆっくりと挿れていくと、
そこはすでにお漏らしをしたようにびしょびしょに濡れていて、
私の人差し指を拒む事無く、あっという間にすべてのみ込んでしまいました。
……と、その時、またあの声が聞こえてきたのです。
『えっちな事がしたい……』
私は飛び起きてカズくんの寝ている部屋を覗き込んでみました。
でも、そこにいたのは相変わらず気持ち良さそうに寝るカズくん。
とてもそんな事を考えているようには思えません。
なのに、何度も何度もその声は私の頭へ届いてくるのです。
辺りを見渡してもここには私とカズくんしかいません。
そう……私とカズくんしか…………私と…………私……?
私は胸へ手を当てて、自分に問いかけます。
「私は……どうしたいの?」
『えっちな事がしたい…………大好きなカズくんとえっちな事がしたい……』
その声を聞いて私はようやく理解しました。
お風呂場でえっちな事をしたいと思っていたのは自分であった事、
そして、その気持ちはどんどん強くなって……もう我慢が出来ないと言う事……
気づくと私は裸のままカズくんの寝ているベッドの横に立っていました。
「カズくん……大好きだよ……」
私がカズくんの寝ているベッドへ潜り込み、そう言いながらギュッと抱きつくと、
カズくんは目を覚まし、私の姿を見ると驚いて飛び起きてしまいました。
「か、かなみ?! お……お前、何してんだ?!」
「体が熱くて胸が苦しいの……カズくんがお風呂であんな事したから…………カズくん、助けて……」
「助けてって……俺にどうしろってんだよ?」
「こうしてくれたら……少し楽になるかも……」
カズくんの手を取って、そのまま恥ずかしい部分へ持っていく私。
(――――カズくんに触られてる……カズくんにえっちな事されてる……カズくんに……ッ!)
そう思うだけで気分が高揚し、口からは卑猥な喘ぎ声が出てしまいます……
「かなみ、こんなんで本当に楽になるのか?」
「あっ……う、んあぁ! 気持ち良いよ……カズくん、もっと、もっとして欲しい……ぁん……ッ!」
「もっとって言われてもなぁ……何をどうすればいいんだ?」
「……れて…………中に、カズくんの指……いれて…………それからキスも……カズくん、お願い……」
私がそう言うと、カズ君は恥ずかしそうにしながらも、私にソッと優しくキスをしてくれました。
「んっ、……カズくん、大好き……大好きだよ……」
「……は、はぁ? バーカッ! ガキが何ませたこと言ってんだよ」
少しバカにした口調で私の事をそう言ったカズくん。でも、私は笑ってカズくんに抱きつきます。
「嬉しい……カズくんが好き! 大好きだよ!」
「んだよ、おかしな奴だなぁ……」
おかしくなんてないよ……口で何て言っても、さっきキスをした時に唇を伝ってカズくんの本当の気持ち、聞けたから……
『――――あぁ、俺もかなみの事が大好きだ』
保守がんばったよね……
もう、ゴールしてもいいよね?
わっふるわっふる
>>24 一度書こうと決めたら、自分が選んだんなら決して迷うな!迷えばそれが他者に伝染する!選んだら書け、書き続けろ!
なんという良スレ
>>24 カズヤ、保守は俺に任せてお前は続きを書きな
最後の頼みくらい聞いてくれよ…
カズマがらしすぎて吹いた。下心のカケラも無かったのか。
やっぱり精神年齢ではかなみ>カズマだよな。
あ〜テステス
こちら本土で精製された
変態だ
なんかグッと来てるぜぇ…!
スクライドってどんな作品?
くそ熱い神アニメだ!
37 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:52:43 ID:9bFoAXXX
男の子の意地が見れるアニメ
38 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 14:52:55 ID:sPf6n83x
意地がある男の子達の熱い話
主人公「衝撃のぉぉぉぉッ! ファァストブリットォォォォォッッ!!」
師匠「ぬははははっ! 遅い! 遅過ぎる! だからお前は阿保なのだぁッ!!」
って熱いアニメ。
セカンドブリットはいらない子
けどそんなセカンドが大好きです
今更立てても…と思って覗いたら投下があるじゃないか!
とりあえず
>>1乙
この前スクライドラジオで、かなみ派の保志さんも言ってたけど、かなみのブカブカプーツが可愛い
カズマは中の人までロリコンなんだな!なんか燃えてきた!
カズマって性欲とか無さそう
つか性欲あるのきっくんだけじゃね?
>>44 たしかに。カズマ性欲なさそう
あんだけ体力あるのにもったいねーw
ちょっwww
エロパロスレで主人公が性欲無いとか絶望的な事言わないでくれww
確かになさそうだけど
劉鳳はみのりさんとセクロスしたらしいし性欲あるんじゃね?
え?なにそれ?マジで?
漫画版で匂わすこと言ってたな
もうどれくらい時間がたったのかな……?
私はベッドの上でカズくんの首に手をまわし、何度も何度も飽きる事無くキスを求めていました。
「カズくん……もう一度キスして欲しい」
「はぁ? まだするのか? もうこれで何度目――――」
「だって! ……だって…………ずっとカズくんがいなくて淋しかったんだもん……」
私が少しシュンとした態度を見せてみると、カズくんは頭を掻いて慌てだします。
カズくんを困らせる事をするなんて、私は少し悪い女の子になってしまったのかもしれません。
でも……それでもカズくんにキスをして貰いたい。もっと愛してもらいたい……
「あー……すまん! 俺が悪かったよ! なっ、だからそんな顔するな!」
「……じゃあ、キスしてくれる?」
「あぁ、キスでも何でも! 今日はかなみの言う事何でも聞いてやる!」
カズくんが私の言う事をなんでも……?
その言葉を聞いた私は嬉しくなって、思わず落ち込んだ演技を忘れ笑みをこぼしてしまいました。
するとカズくんはすぐにその事に気付き、
「あーッ! かなみ、お前まさかさっきのは演――――」
「ダメだよ、『俺は一度言った言葉は曲げない』って、カズくんが言った言葉だよね?」
私がそう言うと、カズくんは困惑した表情を浮かべながらも、
「うぅ……それは…………」
と言ったきり、黙りこんでしまいました。
「ほらほら、早くキスして?」
「くそっ……かなみ、覚えてろよ!」
そう言いながらも、さすがはカズくん。
私の唇へキスをして、約束はしっかりと守ってくれます。
大好きな人と口づけするだけで、こんなに幸せになれるなんて思わなかった――――
そう、気持ち良くて幸せで…………でも、時間が経つにつれキスだけでは我慢が出来なくなって……
私の体はもっと強い刺激を求め始めたのです。
それはカズくんが手で触れている私の秘所。
『指を入れて』とお願いしたその恥ずかしい場所には、
未だ指は入れられていなくてずっと触れられているだけの状態。
どうやらカズくんはキスで手一杯になって忘れてしまっている様なのです。
今言えばきっとカズくんはしてくれると思う……でも、その勇気が出ない。
もう一度「私の中へ指を入れて」……と言う、恥ずかしい台詞を言う勇気が……
だから私はカズくんの手が気持ち良い所に当たる様に、キスをしながら腰を動かし始めたのです。
カズくんに、今の私はどう映っているんだろう?
いっぱいキスをするように求めて、自分で腰を動かして恥ずかしいな所を触らせて……
私の事、やっぱりエッチな子だって思ってるのかな?
カズくんの気持ち……知りたいけど集中できなくて分からないよ。
そんな事を考えながらも、私はもっと刺激の強い場所を探します。
恥ずかしい場所の入口あたり……そこにある少し硬い所――――
「んんっ……んあぁ…………ッ!」
カズくんの指がそこに当たると、私はキスの最中に喘ぎ声をあげて唇を離してしまいました。
「どうした?! かなみ、大丈夫か?」
「う、うん……平気だよ。ハァ……ッ……ふぁ……ッ、ちょっと…………んっ、あっ……」
「平気って言ったって……顔も真っ赤だし息も荒いぞ? いいから少し寝てろ。大丈夫、何所にも行かねぇからさ」
カズくんはそう言って、私のソコから手を離してしまったのでした。
もう少し……あと少しで何かがきそうなのに――――
私はベッドから降りようとするカズくんの手を掴んで引き止めます。
「カズくん……! お願い、お願いだから……ッ」
「……な、何がだよ?」
私はベッドの上に膝をついて少し股を開き、その間へ再びカズくんの手を運び、
「カズくんの指を……ここへ入れてください……そうすればきっと良くなるから…………」
そうハッキリと言いました。
「よし。んじゃあ、これで良くならなかったら今日はもう休むって約束できるか?」
「うん、約束する。……でも、私が良いって言うまで、絶対に途中でやめちゃダメだよ?」
「あぁ、分かった。約束する」
カズくんはそう言うと私の前に座り、ゆっくりと中へ指を挿し込んでいきます……
「ひゃ……あぁっ! んっ、あっ……ぁッ……」
まるで体を突き抜けるような激しい快感。
カズくんの指は私の指より少し長くて、自分では届かない所まで達して……
私は耐えきれず、カズくんの体にすがる様にして抱きます。
「カズくん、凄いよ……ッ、あっ、んんぁっ! 気持ち良すぎて……私、……どうかなっちゃうよ……ッ」
「それじゃあもう止め――――」
「ダメッ、絶対止めちゃダメ……お願い、もっと……もっとして欲しいの……ッ」
今止めたら本当におかしくなっちゃいそうで……私はカズくんに必死にお願いしたのでした。
かなみのブカブカブーツが可愛くてついやってしまった。
けど後悔はしてないさ
55 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 18:10:40 ID:J2urWJPv
素晴らしい!なんというかなみ攻め!いいぞもっとやれ!
GJすぐる
続き待ってるぞ!!
かなみんかわいいよかなみん
>「それじゃあもう止め――――」
吹いたわww カズマ空気読めないな。それでこそカズマなんだが。
かなみも苦労するなぁ……
ハァンマァァァァァ!!(訳:GJです)
保守だ!もっと…もっと保守しろォォォ!!
60 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:57:49 ID:IZc3bL2Z
ほすぅ
>>59 ああ、勝手に保守するさ。ずっとそうしてきた。だからこれからもそうする。
62 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:14:23 ID:sBwHgYmN
63 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 18:29:37 ID:yPBCBEyS
職人さん戻ってきて〜
ただいま!
65 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:25:42 ID:n1MhvyAv
「なぁ……かなみ、本当に大丈夫なのか? さっきから震えてるぞ?」
「だ……大丈……夫、だから……ひぁ、んっ……絶対止めないで、私がダメって言っても続けて……ッ!」
「ダメって言っても続けろって……どう言う事か良く分かんねえけど……とにかく続ければいいんだな?」
「うん……っ」
カズくんにこう言う事を説明するのは一苦労です。
年頃の男の子なら誰でも知ってそうなものなのに……良く言えば純粋って事なのかな?
たぶん喧嘩ばっかりしてて、そっちまで頭が回らないだけなんだろうけど……
でも、これで何を言ってもカズくんは止めたりしないんだよね?
だったらもう少しだけ……えっちな声出ちゃっても大丈夫かな……
「カズくん……ダメっ……気持ち良すぎるよ……ッ、体の中が熱くて……焼けちゃいそうなの」
「ん……あぁ、ダメって事は続けるんだな?」
「……うん、そうだよ。あと、キスも忘れちゃダメだからね……もっと……私の事気持ち良くさせてほし……ぃ」
「めんどくせえなぁ…………あっ! んじゃあこう言う風にすればどうだ?」
私がそう言うと、カズくんは唇を重ねたまま、
恥ずかしい部分をさっき以上の勢いで掻きまわし始めました。
そりゃこうすればキスは一回で済むけど……ずっとくっつけたままなんて余計には恥ずかしいよ。
それに、カズ君ってばキスの最中も目を開けちゃってるんだもの……
結局、恥ずかしさに耐えきれなくなった私は、
自分で言っておきながらキスを止めてカズくんの胸元に沈んだのでした。
「ん? うわっ、な、何してんだ?!」
「私は裸なんだから、コレくらいいいでしょ?」
カズくんの服を少し捲りあげて素肌に抱きついてみると、そこには無数の古傷が。
これも……これも……、全部私たちを守る為に戦って出来た傷なんだよね。
カズくんは「仕事だ!」って言って隠してるけど、私全部知ってるんだよ?
いつもありがとう……ごめんね、私は役に立てなくて…………
「ふ……ふははっ、やめろ、かなみ! くすぐったいって! あははっ」
気がつくと私はカズくんの傷に舌を這わせていました。
別にこうする事で傷が言える訳じゃない……そんな事は分かってる。でも、
「んっ、……カズくん、……ごめんね、いっぱい無理させてごめんね…………」
「なに謝ってんだ? ほら、元気出せよ」
カズくんはそう言うと私のあごを上に向け、自分からキスをしてくれました。
どうやらキスをすれば私が元気になると思っているみたい……。
これからは、時々元気が無い振りでもしてみようかな?
そんな事を考えていると、私の体に異変が起き始めたのです。
「カ……カズくん、何か変なの……お腹の中が、ギューってする……」
「ん? なんだそれ?」
分からない。自分でも分からないんだけど……とにかく何かおかしい。
自分でする時はこんな事無かったのに。無意識にカズくんの指が入ってる所に力が入って……
「熱い……熱いよ、何かきそうなの……何か……ッ、あっ、ぁ……んんっ!」
ダメ……ッ、もう我慢できない…………これって我慢しなくてもいいのかな? ……いいよね……?
私はカズくんの背中に手を回して、力いっぱい抱きつきました。そして――――
「っく……んんっ、もうダメ、カズくん、カズくん! カズくん!! あっ、……んあぁぁッ!!」
体中が痺れて……頭の先まで気持ち良くなっちゃった……
意識も少しボーっとして、なんだろう……すごく幸せな気分。
ずっとこの余韻に浸っていたい――――
しかし、そんな風に思っていた私を、すぐに次の衝撃が襲います。
「カ、カズくん?! もういいよ、これ以上されたら私、」
「あぁ、分かってるって! 何を言っても止めるな……だろ? 任せとけ!!」
「そ……そうじゃなく……ひゃ、んっ……ダメ、本当にダメなの! もう、や……んんっ!」
ど、どうしよう。カズくんは全然手の動きを止める気配がありません。
『何を言っても止めないで』……確かにそう言ったけど、いったいどこまで従順なの?
もうスッキリしたのに……これ以上されても何も…………何も……
あれ? なに……? 何か……おかしいよ。さっきとは違う、何かがきそうで……
「カズくん、ダメっ……あっ、ん……何かきちゃう、さっきとは違う……もっと凄いのが、ダメッ、ホントに……」
「望むところだ! この手が動かなくなるまでとことん付き合うぞ!!」
「だ、だから……違うんだってば、ぁんっ、あっ、……もう…………」
何かが違う。それは分かっているんだけど、何がどう違うのか分らなくて、
私は、とりあえずさっきと同じようにカズくんの体に抱きつきます。
「くっ……んあぁ、……やぁ、ダメっ、ダメっ……あっ、んん――――ッ!!!!」
「――――ッ!!」
一瞬歪むカズくんの表情……もしかして、私の爪が背中に?
そんなに強く抱きしめちゃってたなんて……ちゃんと謝らないと…………
「ふぁ……あぁっ、ハッ……あっ、……あ…………ッ」
な、なに……? 謝りたくて口を開いたのに言葉が出ない……?
それどころか、今度は体中の力が抜けて……頭が真っ白に――――
――――シャアァァァ……
次の瞬間、私の股からは何か温かいものが溢れだし、
それと同時に私はその場に倒れこんでしまったのでした……。
猛烈にageてしまって、すまんこってす
かなみの失禁に悶えました、GJ!
かなみんえっちくて凄くGJなんだが……なぜだ、どーしても抜くより先に笑ってしまうww
これは……いったい何なのかな…………?
体の力が全然入んないよ……それに、なんだか気持ち良いな……我慢してたものが全部出ちゃう感じ。
「かなみ? どうした?」
カズくんに声をかけられ、ハッとした私は一番にカズくんの顔をみました。
私が倒れちゃったからカズくんも慌てて手を離した様で……
……ん? カズくん、なんだか困った顔してこっちを見てる……?
「あのよ、かなみ……それってやっぱ――――」
カズくんの視線の先は、さっきまでカズくんが指を入れていた私の恥ずかしい場所。
私がソコに目をやると、何やら透明の液体が流れていました……。
「な……何、これ? ……ダ、ダメ…………カズくん、見ちゃやだよぉ……ッ」
私はカズくんに見られるのが恥ずかしくて、思わず両手でソコを塞ぐ様に押さえつけました。
なのに……股の間から溢れるお水は私の指の間を縫うようにして、どんどん溢れてしまいます……
こんなのヤダ……恥ずかしいよ、……止まってよ…………ッ
「あ――っと、ほら! かなみはまだガキなんだからさ、おねしょくらい――――」
「ちがっ……、おしっこじゃないもん……いいからカズくんはあっち向いてて!」
……とは言ったものの、やっぱりコレっておしっこなのかな……?
気持ち良くなるとおしっこが出ちゃうの? わかんないよ……お願いだから止まって――――
結局私の願いも空しくカズくんの目の前で全て出し切り、大きな水たまりを作ってしまった私は、
カズくんの誤解を解くために必死に弁解しました。
「カ、カズくん。違うんだよ? これおしっこじゃないの。本当だよ?」
「んー……あぁ、分かった!」
ダメ……カズくんの顔、全然分かってない表情だもん。
愛想笑いなんてして、完全に誤解したままだよ。
「んじゃあさ、さっさと風呂に入っちまおうぜ! かなみも気持ち悪いだろ?
おしっこ――――じゃなくて、その……変な汁がついたままじゃさあ!」
うぅ……カズくんの気遣いが痛いよ……。
「そ、そうだね……それじゃあもう一度お風呂入ろっか……」
「そんな気にすんなって! 俺だってガキの頃はしょっちゅうしてたからよ! ガッハッハッ」
それって、やっぱりおしっこだと思ってるんじゃ……
とにかくこのままだと気持ち悪いのは事実なので、私はカズくんとお風呂へ向かったのでした。
今日二度目のカズくんとのお風呂。嬉しいんだけど、……ちょっと複雑な気分。
先に入ってシャワーで綺麗に洗おうとすると、ソコはまだビリビリしていて――――
「っ……や……こんなんじゃ……んっ、綺麗に……洗えない……ょ、……あッ」
触れるたびにエッチな声が出て、私は床に腰を落としてしまっていました。
はぁ……こんな所、カズくんに見られたらまた勘違いされちゃ…………!!
このお決まりの展開に私が扉の方を振り向くと、そこにはカズくんの姿…………は、ありません。
思わずホッとする私。でも、それと同時にまだお風呂に入ってこないカズくんを不思議に思い、
私は逆に扉を開けて脱衣所の方を覗いてみました。
「カズくん、まだお風呂入らな……い…………の?」
扉を開けた私は、驚きのあまり思わず固まって、ある一点を凝視してしまいました。
だって、ソコが最初にお風呂に入った時とはあまりにも違う形をしていて……
「カズくん、ソレ……どうしたの?」
「あっ、ん……良く分かんねえけど、生理現象……ってやつか? たまになるんだよ。朝とかさ」
生理現象? ……でも、それって男の人がドキドキした時になるって聞いた事がある。
カズくん、今ドキドキしてるの? どうして……?
「あのよ、かなみ。悪いんだけど風呂に入っててくれるか?」
「どうして……かな?」
「んー……、上手く言えねえんだけどさ、かなみがいるとなんか落ち着かないって言うかさ……治まらないんだよ」
それって、私の裸をみたからそうなったって事なの? それともえっちな事をしたから?
どっちにしても……カズくん、私の事を見てドキドキしてるんだ…………
だったら、私がちゃんと責任とらなきゃダメ……だよね?
「ほら、俺もすぐに入るから先に――――」
「ダメだよ!」
私は話を途中で止め、そのままカズくんの足もとにしゃがんでソレを手で軽く握ると、
まるでそこに心臓がある様にドクドクと波打っていて、カズくんのソレは苦しそうにしています。
「私のせいでこうなったと思うから……今度は私がカズくんの事を楽にしてあげるね……」
「楽にって……どうやって……?」
私も詳しい事は分からないけど……この前、牧場に忘れ物を取りに帰った時、偶然見てしまったんです。
道具置場の扉が開いていて、そこで男女がしている事を。
女の人が大きくなったコレを手で擦って、咥えて……すると男の人はすごく気持ち良さそうで……
だから私も同じようにご奉仕して、カズくんに気持ち良くなってもらいたい。
その一心で私はカズくんのソレをゆっくりと擦り始めたのでした。
貴様!俺の頭の中の妄想を見ているなっ!
罰としてもっとやれ
誰も投下しないなら、このまま1000まで突っ走る所存です
かなみ×カズマとか、シェリス×劉鳳とか……みのりさんは出てきませんけどね。
アニキ×みのりだろ、そこは。JK。
75 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:02:24 ID:EsOjmbbD
かなみんとカズマの続きを!早く!!
アニキ×カズヤ
無常×あやせ
サエキリューコ×カズヤ
雲慶×初夏
カズかなの続きをおねがいします。
81 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 22:58:28 ID:TcXy55Os
職人さん戻ってきて〜
このスレに雲慶が居れば…!
83 :
偽雲慶颯爽登場:2008/06/24(火) 18:37:51 ID:NjQKRHC9
職人がいない? エロSSがない?
そんな現実真ん前から打ち砕いてやる!俺の自慢の妄想で!
理想のSSがないなら書くっ!力がなくてもひねり出すっ!それがエロパロってもんだろう!?
さあトキメイて死ねッ!
84 :
偽雲慶:2008/06/24(火) 18:49:42 ID:NjQKRHC9
カズマが日用雑貨のたっぷり入った袋を土産に持って帰ってきた。
石鹸だとか化粧品だとか、ムースにシャンプー、櫛・カーラーなどの妙に説得力のある使用感を携えた雑貨品が手当たり次第ぶち込まれている袋。
かなみはそんなものをカズマが持っている訳も聞かずに消耗品と、使いようがなくて綺麗な物・そうでない物に分けて今度のバザーで売るためにもう一度袋に詰め直した。この家の経済状況、推して知るべし。
次の日の朝、その袋の中身を整理するためにかなみが検めると、チェックのポーチから薄いピンク色のグロスが出てきた。製造年月日を見れば本土で今年作られた物で、ますます元の持ち主がどうなったのか気になる。
かなみがそのグロスの容器を手に取り、ふと目に留めた鏡の前で唇に乗せてみようかという気になったのは、多分そのグロスがキラキラ光っててキレイだったからだろう。
たどたどしい筆遣いで刷かれるピンク色は光沢があって妖しく輝き、唇は我が物と思えぬ程おとなっぽくて何とも言えず胸が躍った。
かなみはしばらく唇を尖らせたり、ニィーっと笑ってみたり、ツンとすましたり、割れた鏡の前で百面相を楽しんでいたが、そのうちに飽きてきたようだ。……正確に言うなら、一人遊びをするのに。
「ねぇねぇカズくん見て見てぇ!」
ばん!と治療室(カズマの寝てる部屋)のカードが掛かったドアを蹴破る勢いであけた。
「ねぇねぇ!カズくんったら!」
いつもならば例え二人しか居ないと分かってたって、聞き分けの良い彼女はこんな風にはしゃいだりはしない。
「カズくーん!ねぇってばー!起きてぇー」
だが、診察台で丸まって寝ているカズマの上にどーんと飛び乗るという大技まで繰り出して、かなみは心の底から興奮した様子で騒いだ。
そして肝心のカズマはというと、昨日の引越しの仕事の疲れが祟ってぐっすり眠っていた所にかなみのボディアタックが決まって、声を出すことすらままならない。
『なんかテンション上がっててめんどくさいから寝たふりしとこ』
そんなことでも思ったか、静かに呼吸を整えてカズマは起きる様子を見せなかった。それに不満なのはもちろんかなみをおいて他にない。
しばらくポコポコと背を叩いたりほっぺたを抓ったり、瞼を押し上げたりとカズマを起こそうと四苦八苦をしていた。
が、あんまり好き放題に弄られてもはや意地になっているカズマを起こす事も出来ず、カズマの腹に馬乗りになったまま膨れっ面をしているのにも飽きてきたようだ。
「……んもう。せっかくチューしてあげようと思ったのに」
キラキラ光る唇を尖らせて、素知らぬ風に眠るカズマのだらしのない寝顔を一瞥して溜息をついた。
「――――――やっぱり大人の女の人のほうがいいのかな?」
ここんとこ帰ってくるの遅いもんねぇ。ぽそぽそ独り言を呟くかなみはだんだん自分が惨めに思えてきた。こんなに近くに居るのに、まるで置いてけ堀を食ったような気持ちだ。
切ない。こんなに好きなのに。
涙を食いしばるように彼女はカズマの胸に伏した。泣くのは違う気がする。でもこの心細さに耐える為にはカズマが必要だった。どうしても。
カズマの匂い、カズマの胸、カズマの首筋、カズマの顎先、カズマの……
這わせたかなみの視線の行き着いた先は、うるおいのないかさつく唇だった。のろのろと身体を起して、かなみは自分の唇を重ねる。
いつもするのはほっぺたとかオデコで、いつもされるのはオデコか手の甲で……そんなことをふと思い、かなみは自分の頬が染まるのを自覚した。
85 :
偽雲慶:2008/06/24(火) 18:50:15 ID:NjQKRHC9
それドコロではないのはカズマだ。
いきなり大騒ぎで部屋に入ってきて自分を散々いじくりたおしたかなみが、ふっと静かになったかと思ったら口にどー考えてもあのちっこい唇以外でないものがくっ付いているのだから、混乱しない方がどうかしている。
あまり強度のパニックを起こすと人間何の反応できないもので、カズマも例に漏れず硬直し、ようやく呼吸だけが自由になるという有様のまま、ただただ白く点滅する頭の中がてんやわんやになっていた。
そんなカズマのことなどお構いなしで、かなみはグロスでヌルつく唇を滑らせて過剰なファーストキスを赤い顔のまま楽しみ続けた。
背筋が騒いでいる。首の後ろがザワザワいきり立っている。まるで燈が灯ったように。
熱いと感じさえする過敏なかなみの唇は、カズマの唇を貪り尽くさんばかりの勢いでぬるぬると角度を変え、深さを変えて陵辱し続けた。到底抱きあう悦びも知らぬ幼き少女の所業とは思えない。
「……ぷは……」
快感に耐え、震えに震えて動悸が止まりそうになる寸前でカズマは開放された。
薄目で素早く視線を走らせると、ぼんやり夢見心地で恍惚としているかなみが天井を見上げている。それは愛らしくも妖艶で、男ならばリビドーを感じずにはいられないような表情だった。
カズマの背筋に鋭いものが走り抜け、みるみる自分がその“何か”に支配されていくのが手に取るように解った。例え世界がひっくり返えろーが裏返えろーがかなみに絶対向けてはいけないもの、今それに自分が覆われようとしている。
「かじゅくん……」
蕩けそうな甘い声でかなみが自分の名を呼んだ。
正直、挫けてしまいたい。
いっそ何もかも捨ててしまおうか。
ずっくんずっくんと痛みを伴いながら猛る血の巡りをどうにかこうにか騙して、カズマは震える声を押しとどめながらゆっくりゆっくりと瞼を開いた。
「……なんだよ、今日はエラく過激な起こし方すんじゃねぇか」
その声をきいてかなみは飛び上がった。無理もない、めくるめく幻想の世界から急に現実に戻されたのだから。
「〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
元々赤かった顔をさらに真っ赤にして、恐慌状態のかなみは口をパクパクと動かす事しか出来ない。
「……うわっなんだこりゃ」
わざとらしくカズマが唇を手で拭い、指にべったりついたグロスとかなみの唾液とかなみの顔をしげしげとみつめ、焦らすような仕草で舌を伸ばして朝日にキラキラ光るそれを舐め取った。
「――――――次する時はこの変な味のやつナシで頼む」
にや、と笑ってそう言ったとき、既にかなみはドアに飛びつくようにして部屋から出て行こうとしていた。何たる早業、なんたるグッドスピード。
ばたん!ばたん!と二度ドアが閉まる音がして、カズマは細く長い溜息をつく。
これが朝でよかった。
服を着込んだまま寝てて良かった。
理性が保って本当に良かった。
「――――――便所いってこよ……」
その日、かなみは部屋から出てこなかった。
その日、カズマはトイレからなかなか出てこなかった。
86 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 21:00:23 ID:Ks47sjxK
GJGJ!!!超おつ
ぜひまた書いてくれ
カズマがかなみに手を出すのが見たいけど見たくないというか…あーもどかしい
続き書くぞー……と来てみたら、SS投下されとる!
ちょ……超GJ!! どきがムネムネした!!
かなみ可愛いよかなみ!
ちょっとカズマと一緒にトイレ行ってくる!
88 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 20:08:15 ID:IwsIVNRj
SS投下待ち
89 :
偽雲慶:2008/06/25(水) 23:22:03 ID:m5L8TG/L
すごい勢いでマッドスクリプトが暴走してしまった。反省はしていない。
90 :
偽雲慶:2008/06/25(水) 23:22:27 ID:m5L8TG/L
いい子にするから
さてここで問題です。
何故唐突に俺の下半身は如何ともし難い状況になっていて、その上その如何ともし難いモノをマイエンジェル・かなみ嬢(8)が一心不乱に手当しているんでしょう。シンキング・タイム、スタート。
「ぅおぁあああぁああ!」
ぽたぽたっとかなみの服に唇から垂れた液体が音を立てた。
俺に肩を押えられてきょとんとした顔の赤い少女が、うっとりと夢見ごこちの目で俺を見る。
どっと汗が出た。
嫌な種類の。
例えるならそうだな、手ごわい喧嘩相手に背中を捕らえられたってぇ直感、アレに似てる。でっかい一発を食らうの必至っていう時の肌の粟立ちがしていた。
かなみの身体の何処にも力が入っていなくて、ふにゃふにゃと鼻を鳴らして甘える子犬みてぇだ。それか、風呂に入ってしばらく話相手してもういい加減眠たくなった時。
「おっ、おまっ……ぁ、かな、みっ!……なっなに…っ…!……?」
しゃっくりの最中に無理矢理喋ろうとしたみたいに、きちんと言葉が出ない。喉の奥でどれもこれも我先に出ようと大渋滞を起こしてやがる。
頭の奥が痺れてた。身体も上手く動かない。何を言えばいいのかも解らない。
なのに
なのに
ああ、なのに
俺の股間は何故萎えないのですか。むしろさっきより幾ばくか元気になってないか?
かーっと顔に血が上る感覚がわかった。やばいやばいやばいすげーハズかしいぃっ!!
よく見れば上着を脱がされてるしアンダーウエアも胸んとこまで捲り上げられとる!ズボンのチャックはだらしなく開いていて、トランクスなんか無理に引っ張り下げられてて、まるで強姦にでも遭ったみてーじゃねぇか!
……いや、実際いま正にレイプされかけてんだけども!
「カズくん……かわいい……」
あのトロけるよーな甘い声がくすぐったいほど間延びして俺の耳を這い回る。背筋が問答無用でゾクゾクした。
俺の手の力が抜けるのを予測したかのように、かなみが俺の腕からするんと抜け落ちて腰のあたりに手をついて体重を思いっきりかけた。当然、俺は成す術もなくばたんと倒れる。
「なななななななな」
混乱に混乱を極める頭はもう焼き切れる寸前で、まともな発音もままならない。そんな俺の引きつった口に、あのめくるめく快楽を俺の下半身に与え給うたちっこいクチビルが近づいてきて……
「んぁ……っ」
91 :
偽雲慶:2008/06/25(水) 23:22:53 ID:m5L8TG/L
おいお前ら、ディープキスってされたことあるか?
ありゃ、すごい。
どう表現すりゃいいのかさっぱり解らない。ぬるぬる滑る粘膜のテレパシー。
かなみの体温と、吐息と、唾液の味、それからたぶん自分の精液の味。そんなもんがぐちゅぐちゅに掻き混ぜられてやわらかくてぷるぷる弾けるちっこいクチビルで塗りたくられてゆく。
かなみの前髪が頬やら鼻先やらをちらちら横切るたびに、子供特有のあまったるいイイ匂いがして、かなみのシャンプーの匂いでくらくらする。ぞわぞわ首の付け根ンとこに異様なものが走り回っていた。
痺れる舌が上手く動かない。がちがちに固まっているその舌に、かなみの熱い舌が絡みつく。
……あたま、ヘンになりそぉ……
ジンジン煩い頭の端っこ、ビリビリ痛い指先、ジクジク痒い腰の辺り。
……舌も歯も小さいなぁ……
ぼんやりそんなことにしか頭が回らない。
「うふふ……カズくんったら……」
ちゅく、と小さな音を立ててさくらんぼのよーな赤い唇が離れてしまう。名残惜しげに見つめる俺の視線を笑ったのだろうか?かなみが俺の心臓を止めかねないような表情で笑った。
「お腹のとこ、くすぐったいよ」
唇と頬、それと顎のところをヌラヌラ光らせたかなみがちょっと下を向いて口角を持ち上げる。
言われたところに目をやると、びったり臍にへばり付くまで反った……その、ナンだ、ナニがだな……かなみのつるーんとした腹に押し付けられているのによーやく気付いた。……普段なら激痛レベルだぞコレ……
「……ね、出したい?出させてあげよっか?」
自分が震えているのか分かった。だが何故震えているのか分からない。ただガクガクと膝が笑う。手から力が抜ける。全身がずっしりと重く感じた。
なんだ?なんだこれ?かなみ?これがかなみ?こんなこと言うかなみだと?
ふざけんな!
頭ではそう思っているのに、かなみの舌が俺の歯を舐め上げるのを止められない。
「カズくん震えてる……こわいの? 大丈夫、痛くしないよ。力抜いてて……」
唇を一度少し強く吸われて、そのキスが丁寧にゆっくり首筋を伝い、胸に下り、腹に降った。
「……やっ……!」
やめろ、と言うつもりだったのに。
どうして体が動かない。なんだって言葉が出てこない。何故……拒否しないんだ俺は。
少し不安になる不穏な雰囲気とか腹の下がちりちりする感覚がとかさ、いっそ懐かしい。俺、この感覚知ってるよ。怖いっつーんだ。
かなみの手、体温たけぇ……なんか自分でするのとはまた違う、なんだ、その。
小さな手が、小さな舌が、細い髪が、細い首が。まるで跪くように微かに踊っている。
耳を澄ますと静かに喘ぐかなみの呼吸が聞こえた。
あたま、くるいそう。
92 :
偽雲慶:2008/06/25(水) 23:23:14 ID:m5L8TG/L
そう思った瞬間目が覚めた。
見慣れた崩れかけの天井、窓から差し込む太陽の光、埃っぽい治療室跡の空気。雀の鳴く声もする。
俺は暴れっぱなしの心臓のどきどきを確かめるように胸に手をやった。
手の甲が規則正しく上下するのが見える。
「……っ……!」
ぎゅっと胸元を掴んで、アンダーウエアがぐっしょり濡れているのに気付いた。尋常じゃない寝汗だ。
まだ心臓は治まらない。ひどく喉が渇いてやがる。
「……か……勘弁しろ……ッ……!」
わあああ!
しにてええええええ!
よりにもよってなんでかなみなんだよ俺の脳!
なんだそりゃ!なんだそりゃ!ナンなんだよそりゃぁああああぁぁあぁっ!!!
頭を抱えてもんどりうってジタバタしかすることがない。なんたってまだ頭には鮮明に人生で見たこともないような色っぽい顔して微笑むかなみの顔が浮かんでるし、夢とは思えないほど生々しいあの感触はまだ肌に残っているんだ。
そんで、そんで。
そのクサレ記憶に律儀にも程があるほど呼応している自分の体が憎い。憎たらしい。
朝とかそういう問題じゃない。絶対にコレは生理現象と違う。完全に性欲に反応しているっ!
「…………俺はロリコンじゃねぇ……」
「――――――めずらしぃ、カズマから仕事するなんて言い出すとは」
明日は雨かな?君島がわざとらしく車から手を出した。
「今回ちょっとばかり長い仕事だ、二日三日じゃ帰れないけどいいのかよ?」
いつもは嫌がるくせにと俺の顔を横目で見て、その先は口をつぐんだ。よほど俺がふてくされ不機嫌な顔をしていたのだろう。
「いーんだヨ! 黙って運転してろ。」
「……いいっつったって、おめー……かなみちゃんは……」
「ううううるせぇな!」
挙動不審に慌てる俺を一瞥して、君島はふうんとため息とも返事とも突かないものを吐いた。
「……家出る時『いい子にしてるから早く帰ってきてね』って言ってたぞ」
ほら、それ弁当。俺の分まで作ってくれちゃってさ、ほんと8歳とは思えねーほどよく出来た子だよ。君島が足元に置いてあった紙袋をあごで指して、うんうん、と何度か頷いた。
「――――――いいこ、だから家に居づれェんだよ――――――」
ぼそりと言って、そっぽを向いた。
君島はそれが聞こえたのか聞こえなかったのか、何も言わなかった。
93 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 23:38:13 ID:caBdWMqA
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 + GJ!!カズヤ可愛いよカズヤ!
〈_} ) | 夢から覚めて初めてかなみと顔を合わせた時の事を考えると
/ ! + 。 + + * 笑わずにはいられないwww
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
――――――――――――
まじGJGJ!!!
カズヤがかわいいのに違和感を感じなかったんだぜ!
と言うか夢オチじゃなくてもアリだとry
95 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 12:24:17 ID:K7snRBzS
偽雲慶、超GJGJ
カズヤかわいいよカズヤ
俺はロリコンじゃねえに吹いたw
>>71の続きを3レス程投下します。
とぎれとぎれですまんこってす。この次で終わりにします。
「カズくんのここ……すごく硬くなってる…………」
私が手で擦り始めると、ソレは更に大きく、そして硬くなって、
それと同時にカズくんの表情も少し強張っていきました。
「なぁ、か……かなみ、やっぱり止めようぜ。こんな事」
「ダメだよ、このままじゃ体に悪いから……」
カズくん、口ではそう言ってるけど、すっごくドキドキしてる……
だから止めるわけにはいかないよ。もっと、もっと気持ち良くなって欲しいから。
確かこの後、あの女の人は口で……こうかな…………?
「あむっ……ん、んんッ――――」
んー、喉につかえて全部入りきらないよ。こう言う場合どうしたらいいんだろう?
私はカズくんのソレを半分ほど咥えた所で立ち往生。
自分の口が小さいと言うのもあるけど、カズくんのコレ、大きすぎじゃないのかな……?
とにかく何とかしなくちゃ。
私は考えた結果、入るだけ口で咥え残りは手で握って頭と一緒に動かし、カズくんの様子を見る事にしました。
――――ちゅぷっ、ちゅぷっ……
「ちゅっ、……くちゅっ、んんっ…………ぷはぁっ。ハァ……ハァッ、……カズくん、どう? 気持ち良い?」
「んー……よくわかんねぇけど、何か変な気分だな」
変な気分かぁ……カズくんらしいと言えばカズくんらしいかな。
それって、気持ち良いって事だと受け取っても良いよね? だったら――
「それじゃあ、もっと変な気分にさせてあげるね……」
私はさっきよりも、もっと激しくソコを刺激します。
頭も手も、さっきよりずっと早く動かして……
――――じゅぶっ……じゅぶッ!!
さっきよりも大きな音が私の口元から響き、徐々にカズくんの息も上がっていきます。
カズくんは今どんな顔をしてるの? 気持ち良さそうな顔をしているの?
ソレを咥えたまま見上げても、カズくんの顎が見えるだけで顔がよく見えません。
どうしても気になった私は、一度口からそれを出して手だけで擦ってカズくんの顔を見てみました。
「カ……カズくん、大丈夫?!」
「んん? な、何がだよ?」
私はカズくんの顔を見て驚きました。
だって、顔は凄く真っ赤で、肩で息をしていて、まるでシャワーを浴びた後の様に体中汗だくです。
「カズくん、顔……真っ赤だよ? 息だってあがってるし、汗もすごい……」
「あぁ、これくらい平気だ。なんともねぇよ。それにお互い様だろ?」
「お互い様?」
カズくんにそう言われ、鏡で自分の姿を見てみると確かに顔が真っ赤。
息だって少しあがってるし、額に汗が滲んで……
なんでかな……鏡に映っているそんな自分が凄くエッチに見える……。
「かなみ、今日は何か変だぞ?」
「変?」
「上手く言えねぇけどさ、何か妙に大人っぽいって言うか……と、とにかく変なんだよ!」
私が大人っぽい……?
それって、私がエッチになっちゃってるからカズくんにそう見えてるのかな?
もしそうなら、もっといっぱいエッチな私を見てもらいたい。大人っぽい私を――
そうすればカズくんは私を、子供じゃなくて『女』として見てくれるかもしれないから……
「く……ッ、かなみ、その音止めてくれ。何かダメなんだよ」
「その音って?」
「だから、そのクチュクチュいってる音だよ」
クチュクチュ? ……あっ、ここからなってる音の事だね。
そっか、カズくんこの音がダメなんだ……だったら――――
――――んー……、ぢゅぶっぢゅぶっ!
「お、おい! だからダメだって言って……あっ、う……」
言う事を聞かず、私はカズくんのソコに沢山の唾液を垂らして、わざと大きな音を立てます。
だって、カズくんの『ダメ』は気持ち良いって事だから。
その後も、カズくんのソコがビショビショになる程唾液を垂らし続けました。
でも、それもずっと出続けるものではありません。もう少しでカズくんがすごく気持ち良くなりそうなのに……
私は何か代わりになりそうなヌルヌルするものを探し、そしてある事に気づいたのでした。
(――――私の恥ずかしい所からまたいっぱい溢れてる……)
ソコを手で触れてみると、ヌルヌルした液体がいっぱい出ています。
私はそこから出る液体を手に付け、カズくんのソレに塗る様にして擦り始めました。
(――――カズくんのおちんちんに私の恥ずかしい所から出た汁が付いちゃってる……)
そう思うだけで気分は高揚し、私の体をますます熱くしていきます。
そしてそれはカズくんも同じ。
「か……なみ、何……付けて……」
「これね、私のエッチな汁だよ。カズくんのおちんちんに付けちゃったの……ヌルヌルしてて気持ちいでしょ?」
「なっ、なに言ってんだよ! や……ぱり、変だ……ぞ…………くッ」
そう、私……さっきから変。えっちな事……恥ずかしいのにいっぱい言っちゃう。
なんでかな? そうするとドキドキするの……
唾液の時とは違い、私のソコから溢れる液体は、止まるどころか勢いを増すばかり。
もうカズくんのおちんちんは、私のエッチな汁でビショビショなのに……止まらないよ。
そんな事を考えていると、私はある事に気づいたのです。
――――くちゅっ……くちゅ…………
あきらかにさっきから小さくなっているエッチな音。
気づくと手を動かすスピードが、今にも止まってしまいそうな程ゆっくりに。
そっか、ずっとしてたから腕が疲れてきちゃったんだ……
もうそろそろ良いかな? カズくん、いっぱい気持ち良くなったよね?
私は手を止めて、カズくんに言いました。
「はい、おしまい。……いっぱい気持ち良くなれた?」
「え? あっ、あぁ、うん……サンキューな」
なんだか微妙な反応をみせたカズくん。
もしかして、あんまり気持ち良くなかったのかな……?
ごめんね。今度はもっと上手に出来るように頑張るから……
私はそう思いながらお風呂に入ろうとしました。……と、その時、
「かなみ!」
後から肩をつかまれ振り返ると、カズくんの口から思いがけない一言が飛び出したのでした。
「なんてーか、上手く言えねぇんだけどさ……もうちょっとで何か、こう……」
「?」
「だから……その、もうちょっとだけ……続けてくれねぇかな……?」
それを聞いた私は、思わず目を丸くして喜んでしまいました。
だって、カズくんがこうやって私にお願いしてくるのはご飯の時以外初めてだったから。
それでも、私の腕はもう疲れきってしまっていて動きそうにはありません。
口でするにも入りきらないし……
でも、カズくんのおちんちんに付けて、えっちな音を立てる為の汁だけは沢山溢れています。
そう、その恥ずかしい場所にある穴からは溢れて…………穴?
そう言えば、さっきまでカズくんの指が入ってたこの穴に、
カズくんのおちんちんを入れたらどうなんだろう……?
入るのかな? でも、もし入ったら私もカズくんも気持ちいんじゃないかな?
だって、指であれだけ気持ち良かったんだもん……きっと――――やる価値はある……よね?
「カズくん、そこに座って……ちょっと動かないでね……?」
私はカズくんを風呂場に座らせ、その硬く反り立つおちんちんを自分の恥ずかしい所へ入る様に合わせると、
恐る恐るゆっくりと腰を降ろすのでした。
かなみは8歳なのに自重しろって言われても、
そんな自重なんて物は、とっくの昔に捨ててきました。
101 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 18:22:37 ID:K7snRBzS
GJすぐる
カズかなの合体が早く見たい
続きヨロ!
神が光臨された!!ああ〜カズマえろいよえろいよカズマ!
八歳と十六歳のセクロスなんてPTAが許さなくても俺が許す!
続けろこの毒虫が!(誉め言葉
103 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:56:18 ID:lqvyuurL
続きマダー?
神よ、飢えたる民にお恵みを…!
104 :
偽雲慶:2008/06/27(金) 23:46:03 ID:1LaMLi1L
アホみたいなラブラブ、しかも俺でいいのなら。
Scope gate
カズくんは癖っ毛です。
前髪にちょっとウェーブが掛かっています。
カズくんには時々指で前髪を弄ぶ癖があって、本(大抵女の人の写真がいっぱい載ってる)を読み
ながら無意識にくるくるしています。
わたしはそれを見て、可愛いなと思います。あまりじっと見ると気付かれてしまうのでちょっとだ
け身体をそっぽ向けて眠った振りなどしながら眺めます。
カズくんの髪はサラサラでつるつるしています。
きちんと頭を洗った次の日の午後は、太陽の匂いがします。
私はその匂いがとても好きで、時々わがままを言って買い物帰りにおんぶしてもらいます。
カズくんのジャケットは古いし雑に扱うから所々擦り切れているけれど、背中はきれいです。その
本当の意味をわたしが知るのはもっとずっと後なのだけれども。
カズくんの背中は広くて温かくて、とても好きです。眠った振りでもしない限り、背負ったりして
はくれません。だから、背中に触っていられる時は思う存分満喫します。
でも、こうやってちょっと離れた所からカズくんを見ているのも好きです。
ゆるゆるの顔で優しそうに私を気にかけてくれるあの目が好きです。
かなみ、と甘えた猫撫で声で呼びかけてくれるのが好きです。
ゆっくりゆっくり頭を撫でてくれる大きな手が好きです。
「だいすき」
眠った振りのまま、腕とソファの間からカズくんを見ていると。
きょろきょろあたりを見回して、はっと気付いたのか照れた風に頭の後ろを掻きました。
彼の逞しい腕に触れてる癖っ毛がゆらゆら揺れています。
カズくんは照れ屋さんです。
おほっ!GJ!
なんだこのかわいすぎるカップルwwwwwwwノロケ自重www
カズかなかわいすぎだろ妬けるわw
106 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:24:12 ID:XbD12p/o
ほのぼのSSに癒された
かなみにだけは背中を許すカズマ…いいねえ
俺の汚れきった煩悩だらけの脳みそに…なんかこう…グッときてるぜえ…
つーか続きたのんます
>>100 みなみけスレにも戻って来て下さいよ先生!
なにこの良スレ…今になってこの二人のSS読めるとは
職人さんGJGJGJ
109 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:56:28 ID:EpoEwFvO
続きをくれー!続きをー!
だ、誰か…クーガー×水守を……ッ!
シェリス×劉鳳おねがいします。
カズかなの続きください
カズマ×クーガーなら投下してやろうか?
>>110 クソッ、足もいてぇし瞼も重くなってきやがった。
まぁ俺はずっと最速で走って来たんだ。疲れるのも仕方無い。
カズマ、劉鳳。勝負の最中で悪いが、俺は先にちょっと休ませてもらうぞ……
俺は二人の戦いの途中、目を閉じた。
体の力が一気に抜ける。体が軽くて足が痛いのもわからなねえ。
そうか、これが死ってやつか。随分生き急いじまったからな……
出来ればもっとみのりさんの傍にいたかったが、
まぁ、これからはじっくり天から眺めさせてもらうとするか。
「――――……さん、……ク…………ガーさん」
ん? なんだ、天子様のお向かえってやつか?
へぇー、こりゃ驚いた。みのりさんそっくりじゃないか。
やっぱりあの人は天使みたいな人だったんだな。こりゃ天国も悪い所じゃなさそうだ。
「ど・う・も、はじめまして、愛くるしい天子様! 私、ストレイト・クーガーと申し――――」
「そんな事知ってますよ! そんな体制で寝てちゃ椅子から落ちちゃいますよ?」
「はい? あのー、失礼ですが天子様、お名前は……?」
「なに訳の分からない事言ってるんですか! みもりです、み・も・り!」
名前までみもり? って事は、こりゃますます俺の天使じゃないか!
そうか、これは恋が報われなかった俺に対する神様からの慈悲!
今まで必死に最速で駆け抜けた俺へのサービス!
そうと分かればありがたく頂こうじゃないか! 遠慮なく最速で!!
「み・の・り・さぁ〜ん!」
「キャッ、…………キャー!! 私はみもりです――!!」
――――バシッ!!!!
ぐふっ……おいおい、そりゃないぜ天子様。
右頬に走る鈍痛。あぁ、バッグでひっぱたかれたのか。
ってか、何で天使がバッグを持ってるんだ?
それによく見りゃ頭にワッカも無い。服だって普通の服だ。
こりゃ……もしかして、…………まさか!!
「ま……まさか、本当にみのりさん……なんですか?」
「そうですよ。さっきからなに訳の分からない事を言ってるんですか?」
「そんな……」
何故だ……何故みのりさんが天国に……
まさか本土からの攻撃で? いや、劉鳳とバカがいる限り、そんな事ありえん。
なら何故? どうして?! why!!
「みのりさん! なぜあなたは死んでしまわれたのですか!」
「はい? クーガーさん、本当に大丈夫ですか?」
「俺の事はいいんです! それよりも、なぜあなたが天国に――!!」
「あの……ここ、天国じゃありませんよ?」
? ここは天国じゃない? そんな……俺は確かに力尽きて……
周りを見渡すと、近くではさっきの坊主たちが騒ぎ、空では二人が戦っている。
そして隣には愛おしのみのりさん。
だが体が軽いのは変わっていない。足の痛みも消えて……
こりゃまるでシェリスのエターナル・デボーテでも使われたみたいだ……
が、シェリスはもういないはず。ならこれはいったい……
「あの、さっきから何を一人でぶつぶつ言ってるんですか?」
……そうか、分かったぞ! これは愛の力に間違いない!
きっとみのりさんが俺の傷を癒やして……
くうぅ〜!! さっすがみのりさん! やっぱり俺の事を大事に思ってくれていたんですね!!
これは俺も最速でその気持ちに答えねば男がすたるってもんだ!
そうだろ? ストレイト・クーガー!!
「みっのりさぁ〜ん♪ ……ギュッと――――……ん?」
「………………」
抱きついたのに無反応? ……おかしい……実におかしい。いや、おかしい訳では無いんだが……
なぜみのりさんは何もしてこない? いつもならビンタの一発でもお見舞いされてもおかしくない筈。
「クーガーさん、少しお話……よろしいでしょうか……」
「はあ……」
みのりさんの様子がなんだかおかしい。何かあったのか?
もしそうなら俺は少しでも役に立ちたい。命の恩人の為に!
この後、俺はみのりさんに連れられ、彼女の暮らす家へ招かれた。
この日、俺が最速で大人の階段を駆け上がったのは…………言うまでも無いよな?
おしまい
やってしまったものはしょうがない……と、
反省はしていない。
大人しくかなみ×カズヤの続き書いてきますorz
GJ!!!!
ところどころギアスのロリが出てくるのが気になる
子だろうが使だろうがGJだよ!GJ!!!
>>114 あ……あなたが神かっ!?すばらしい!ワンダフル!ありがとう!愛してる!
あまりの感動に取り乱した。失礼。だが愛には愛で報いる!それが俺の流儀。
かがんでね
八つも違えば身体のつくりも全く違うわけで、オレは男で、かなみは女で、当然成長度合いも違う。
「カズくんまた背ぇ伸びてる」
「わりぃな。成長期なもんでよ」
オレが事も無げに取り上げたタオルを悔しそうに睨んでいるかなみがテーブルに手を掛けぶー垂れる。
「顔拭いてあげるって言ってるのにー」
「自分で拭くっつーの!おめーは俺のかーちゃんか!」
「それがちっちゃい子みたいに顔中ベタベタにしてる人のセリフ?」
ねぇ貸してよぅ。かなみが一杯に伸ばした手をぶんぶん振り回す。
「だぁめ。おら、食事中に席立つな。行儀わるいぞ」
これでもオレはかなみの教育にはちょっとうるさい。なんたって女の子だからな、嫁の貰い手がなくなっちまうと困る。
「じゃあもうちょっときれいに食べてよ。一生懸命作ったんだからね」
おいしい?なんてもう訊ねない。いつもオレがマズイ、と返すから。
特別美味い訳ではもちろんないが、別にかなみの作る食事が特別不味いって訳でもない。そもそも材料の乏しいこの土地で整った味を出すこと自体が至難の業。
六つの頃から必要に駆られておさんどんしている小さな女の子が、加減できるような基礎的味覚を持ってる筈もない。だから美味くも不味くもない。素材の味しかしない。
でもマズイ、と言われるとやっぱ悔しくて努力するじゃねーか。
だからオレは滅多にかなみの作る食事を褒めない。これも教育の一環なのだよ。
「あ、ちょっとこっち向いて」
なんだよ、と手招きをするかなみに顔を近づけたら、電光石火の早業で首根っこを掴まれて。
「ほら、付いてるでしょ」
頬に付いてたらしいスライス胡瓜を唇で、マヨネーズを舌で拭い取った自慢げな彼女の顔が見えた。
「子供なんだから、カズくんは」
……このムスメはこのままだと将来とんでもねー悪女になってしまうかもしんない。
オレはまだかなみの舌の感触が残る頬に手をあて、心の底からもっと厳しく育てようと思った。
カズくん、志を新たに教育方針の更新をするのはいいけど、顔赤いよ。……そんなヨタ話。
>114
アニキ!アニキだ…!
文章力たけえwまさにアニキでワロタGJ!
>>120 うおぉおおぉ!!俺もかなみんにチュウされてえ…
カズマ、教育しようとしてるんだw
けどなんだかんだでやっぱりカズマのほうが教育されてるよなw
>>120 スライス胡瓜を〜がスライス西瓜を〜と読んでしまった
ば、馬鹿な…この俺が…遅い?俺がスローリー!?
今更だが偽雲慶、
>>114の人 GJ過ぎる!!
このスレがこれ程の勢いで伸びると誰が予想できただろうかw
これはPart2も夢ではありませんぬぇw
職人さんカズかなの続きまってますよ!
126 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 20:27:47 ID:6AEURT1V
職人さん本当にありがとう
まだ、期待していいですか…!
カズかな待ち
128 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 23:28:12 ID:09A4pDWq
なにこの神スレ
>>99の続きを3レス程。これでおしまいです。
カズマ、ちゃんと責任とってね。
――――ズチュッ……
「あっ……んんーッ!」
カズくんのおちんちんが入ってくる……
私の中を無理やり広げて……お腹の中がカズくんでいっぱいになってる。
こんな大きなの入んないと思ってたのに、案外簡単に根っこまで入っちゃった。
この前、興味本意でナスを入れた時はすごく痛かったのに……
あの時はビックリしたけど、その練習のおかげで痛くないのかな?
「か、かなみ……動かしてみても良いか?」
「あっ、うん。平気だと思うけど……ちょっと怖いから私が動くね」
私はゆっくりと腰を浮かせて、カズくんのソレを引き抜きます。
カズくんのソレが私の中を擦ると、
まるでお腹の中が焼ける様に熱くて……でも、それがすごく気持ち良くて……
なんとも言えない気持ち……もしかして、これが快感って言うのかな?
私は少しの間、その快感(?)を味わうように、
腰を上下に動かしてみたり、奥まで差し込んでグリグリ動かしたりしていました。
「ふあぁんッ、……あっ……す、すごいよカズくん」
「……ん? な、なにがだ?」
「あのね、こうするとカズくんのおちんちんが『気持ち良い』ってお返事してくれるの……」
私がそう言って、お腹の中にギュッと力を入れると、
カズくんのソレは私のおなかの中でピクンッと反応して返事をしてくれます。
「きゃ……あぁん、……ね? 今、気持ち良いってお返事したでしょ?」
「そ……そうなのか?」
「うん。それでね、おちんちんが気持ち良いって言うと、私の中も気持ち良くなるの……」
「あー……よく分かんねえけど、とりあえず中で動いてりゃ、かなみも俺も気持ち良いって事だな? ……じゃあ」
カズくんはそう言うと、今度は自分から腰を動かし私の体を強く突き上げ始めたのです。
さっきまで一番奥と思っていた、さらにもっと奥までカズくんのおちんちんがとどいて……
私は喘ぎ声を我慢する事が出来ませんでした。
「うっ……あっ、あっ、ダメ、えっちな声……いっぱいでちゃう……」
「いいよ。我慢すんな。全部出しちまえ」
「う、うん……わかった。いっぱい……んぁっ、……だ、出すね。えっちな……あっ、んんっ! 声……」
私はカズくんの体に抱きついて、いっぱいいっぱいエッチな声を出しました。
最初はすごく恥ずかしかった……でも、途中からは恥ずかしい気持ちではなくて、
カズくんにえっちな声を聞かれてると思うと、逆に興奮して……
もしかして私って、えっちな子なのかな……?
「ひぁっ、あっ、やっ……んんぁっ、気持ちいぃよ、カズくん、気持ち良いの! んあぁっ!!」
突き上げられる度に喘ぎ声が漏れて、一度出してしまったえっちな声はもう止まりません。
制御の効かなくなってしまった私の体は、ずっとカズくんを求め続けてしまいます。
でも、カズくんはそれとは逆で、だんだんスピードを落として……少し苦しそう?
そしてついには、その動きを止めてしまったのでした。
「ふ……ぁっ、カ、カズくん……もう……おしまい?」
私が物足りなさそうな顔でそう聞くと、カズくんも困った表情で、
「いや、なんかさ……こう、よくわかんねぇけど、これ以上すると我慢できなくなるって言うか……」
「我慢? ……どうして我慢するの?」
私はさっきまで散々えっちな声を出していたのに、カズくんだけ我慢するなんてだめだよね?
だから、私は――――
「ちょっ、か……かなみ! 今動くとマジでやば――――」
「大丈夫。私も我慢してないから、カズくんも我慢しないで。……ね?」
「でもよ……んっ――」
まだ迷ってるカズくんにそっとキスをしながら、私は腰を上下に動かします。
するとカズくんは少し震えて……
「……かなみ!!」
カズくんは私の名前を大きな声で叫ぶと、次の瞬間、私の体を強く抱きしめたのでした。
今までで一番強く、カズくんの心臓の鼓動が聞こえるくらいにギュッと――――
それと同時に私の体の中に注がれる熱い何か。
「カ、カズくんのおちんちんから……何か出てる……熱いの、奥にいっぱいかかってる……」
ビュッビュッ――――っと4回ほど何かを出すと、カズくんは少し落ち着いた様子で私の顔を眺め、
私がお願いしなくても、優しくキスをしてくれました。
「んっ……ぷはぁっ。…………カズくん、どうしてキスしてくれたの?」
「……さぁな。ただ何となく。したかったからした」
「そっか……えへへっ、なんだか嬉しいな……」
私はそう言って、カズくんにキスのお返しをし、体を綺麗に洗ってお風呂を出たのでした。
「カズくん、ごめんね。背中の傷……せっかく綺麗な背中なのに……」
私がベッドで付けてしまった背中の爪痕の事を謝ると、カズくんは笑顔で
「気にすんなって。むしろ誇れ! このカズマ様の背中に傷をつけた唯一の女なんだからな!」
と豪快にガハハッっと笑って許してくれました。
これからもずっと綺麗な背中でいてね? 他の女の人の爪痕……つけちゃヤダよ?
その日の夜、私はカズくんと一緒に寝ました。
と言うのも……私のせいでカズくんの寝る所、ビショビショになっちゃってたから……
でもちょっと嬉しいかな。こうしてカズくんと寝るのって久しぶりだし。
カズくんは疲れていたのか、ベッドに入ると凄いいびきをかいてすぐに寝てしまったけれど、
私はしばらくの間起きてカズくんの寝顔を眺めていました。
そして翌朝――――
「う〜ん…………ん? あれ……カズくん?」
目が覚めると、私の横にはカズくんの姿は無く、代わりに置手紙が一つ。
『おっす! なんか今日は体が軽いから、ちょっと早いけど仕事いってくる! 夕飯よろしく!』
元気に出かけて行ったカズくんとは違い、私はすごい寝不足。
結局朝方までドキドキして眠れなかったから……
鏡の前で自分の姿を見ると、目の下にうっすらと隈ができていました。それに首元にも……ん?
「あれ? ……こんな所にアザ? でも昨日寝る前はこんなの無かったのに……」
何か少し気になったものの、眠気に負け私は再び布団の中へ。
今日はお仕事もお休みだし。たまにはゆっくりやすもうかな…………むにゃむや――――
「……なみ、……い、かなみ!」
「んん〜……カズくん? え……どうして? …………え、えぇー!!?」
時計を見ると、もう夕方の5時。ど、どうしよう、なにも用意してないのに……
「カズくん、ごめんなさい! 私、ずっと寝ちゃってたみたいで……」
私が謝ると、カズくんは文句を言う……と思いきや、妙に機嫌良さそうに
「あぁ、かなみだって疲れてんだ。たまにはゆっくり休めって!」
だって……。なんだかちょっと不気味だなぁ……
「カズくん。今日なにか良い事あったの?」
「いや、特別変わった事は無かったけど……今日はスッゲー体が軽かったんだよ!」
カズくんはそう言うと、ピョンピョンと辺りを跳ねまわります。
「コレもさ、昨日かなみがしてくれたセックスのおかげだな!!」
「そ、そうかな…………え? カズくん、今なんて……」
「ん? あぁ、アレな、セックスって言うんだってよ。君島が言ってた」
君島さん……って、え、えぇ――??!
もしかしてカズくん、仕事場で昨日の事言ったの……?
「そしたらよ、君島の奴が『お前はロリコンの王様だ』って言うんだぜ! すげーだろ?」
「う……うん、そうだね……」
やっぱり言ったんだ。……それに、良く分からないけどそれ、褒められていない気がする……
「よし! それじゃあさ、昨日のやつ今日もやろうぜ!」
「え?! そんな……」
「頼むよ! あれするとマジ体が軽いんだって! な、いいだろ? セックスしようぜ!」
「あっ、うぅ〜……してあげるから……あんまり大きな声で言わないでよぉ……」
恥ずかしくて小声で私がそう言うと、カズくんはニコッと笑って私の服を脱がすのでした。
それから毎日毎日……カズくんは仕事が終わると私を求めて……もうクタクタ。
カズくん日に日に激しくなってるし、私の体もつかなぁ…………。
なんて、幸せな悩みなのかな?
おしまい
途中から呼んでくれた方、最初から読んでくれた方。ありがとうございました
このSSを読んで、一瞬でもオッキしてくれたなら自分は満足です。
それでは ノシ
シェリス×劉鳳→かなみ×シェリス(百合注意)→etcな順で2スレ目目指して書きます
>>130-133 ネ申降臨キター!
全力でおっきしました…
何このかなみ、可愛いにも程ある。
そしてカズ君w
GJ&乙でした!!
次も期待してお待ちしております!
カズかなキタ━━━━━━━━!!!!!!!!!
カズマ最高wwww毎日ww
恥ずかしがるかなみんかわいすぎて興奮した
職人さん本当にありがとうございますぜひまた作品を!!
ヽ、;,.r''" ̄`゙ヽ,`ヽ.;;;;;,r'"{´ ̄`゙`ヽ、;/:/
、/,.r'"´ ゙̄ヽノ ,}二! \ ,j l/l、__,.
/{ (、 ,./ ,ノj;;;;,'`ヽ、,_` ̄ ̄_,ノ /,'"´
l `'‐--‐''" _,.-'"イ ;;、;:} : ̄ ̄:/〈/r"
ヽ、'‐--‐_,,.-‐'"_,.! ヽ.゙、.,___;;;;::,ノ /::/´
:::ノ` ̄´__,,.、-'''゙、.___,. `'---‐'"、 l:::l
`''=-‐''" __,,,...,_ヾ、==ァ' _,.‐''"゙ヽ,ヽ!r';
゙, ,r''"o_,.、-`'' '=,-‐'・'-、,._l! l,.'、!
::〉 -‐'"´,. : '''"/ ヾ:、``''‐-、__,. }r:} なにやってんだロリコンの王様〜〜
:l ヽ‐''" ゝ:::; ゙'‐i::::.. ' , ゙V _,.
:l U ; :::; r / l 、:::.. ',=゙, ,r-''゙´
=ヽ : l' r' ', j=〉'゙
:==\ u ヽ、::', ,':=:/
、:===ヽ u ヾ゙、 ';゙ / ,r'"´ ̄
::ヽ i;;:: U , ` /l /
:::::゙, : !/
、_::;'、 u u ,.r‐''"゙'''''""´`'、._
`l. ,' ,.r'‐''"´二二´゙ヽ,、/ 、
ヽ. ; / ,,.-'"ニ---、 ゙̄''-、 ヽ
l!ヽ、,' / ,.-'゙/´:::;;;;;;;:::`ヾ,‐''゙ , '
l!: ヾ'-'゙ /´ .,;;::゙、: /´ , ,
r-''"l!: `'‐‐'、 ,゙;:: ` ./ r'゙ ,' .,'
j 、.l!::::: \ ,゙;: / rァ' l j
'´゙、 l゙、::::: ヽ、.,__,,./ //'"゙' /!'"゙' l
゙、 l `ヽ、 ,.、‐''" / / / l l
゙、l:::::::::゙ヽ、 r''"´ ,.r''゙ノ'" ゙' ./ ! l
ヾ、::::::::::::゙ヽ, ゙'‐--‐'"r'"´ヽ、 / / !
゙ヽ、::::::::::::::`''‐---、ヽ、.__,,..-'゙ :/''"゙ヽ、j
:: ::::::/::::/::::::::::::::::::、:::::`ヽ、:::::::::::
.:.:〃::/::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::、:::ヽ::::::
.:.:///イ::::::::,:::'´:::,ィi、:::::::::::::、:ヽハ:::
...:://:::::〃:::/:::::/彳个i:::::::::::l::::!l:ハ::
::://:::::/::/::::;ィ´⌒`ヽl lレ1:::::::l:::i:l::::!:
://::::::,::':::::::,个! ノノ l!:::::::l:::l:!:::l:
:〈:::::/:/ ::::/ ノ l i / ´ |l:::::イ:::!ト、l:
::::::/ノムイヘヘl ト、 / / !lレ´|:::l,イl:l:
::;イl:レ´\、ヘハl! ! l 〃/ ノリ ノノ ノノ
,'::トリl 1ト、\l ! ハ∠彡 ィノ'´/ u
ヽlノ ! キ tu、{ ,イム=''"´ __ノ<´
ハ、>ー→ミ≡彡二 ̄ tテ ム` いいから出ていっとれ〜〜〜〜〜〜
ハ、´ ̄` }/⌒ヽ、` ー‐┬ィ^ヽ〃
ヽ u / u }ミヘ、 ! ι
| ヽ r‐' 〃´ `\ || /
\ || ヽ`ヽ / ─=※=─
-─ ※‐-、ヽ{ u / || \ U
::::::/ || \:_.ニTニュ、 u ! ,.-'´
::r'´¨7⌒7´7´¨`}ァ‐ ,. -''´::::::;;;
:ハ {{ l ヽ=ノ、_,,. -‐'i´;;::''''"´
::/ >=''ニ¨´ (  ̄ `ヽ、_〉 u メ
〈 `''ー-、___ノ \. | /
/ =、__ }::\:::\_※___ノ
{ ` ̄`T´::::::::\::/:::|::\::_ノ
ヽ /::::::::::::::::::` ̄ ̄ ̄::::::: というわけで
>>130-133 (゚∀゚) GJ!
職人様待ってました!
神投下ありがとうございます。かなみかわいすぎです
カズかな ごちそうさまでしたぁぁぁーーーー!
おかわりくださいいいい!!
140 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 21:14:30 ID:jqWTmP2b
職人さん激乙です
やっぱりカズかな大好きだ
カズかなでまた書いてほしいです!
えっちな体のシェリスと劉鳳のSSを書こう……自分にもそう思った時期がありました。
でも出来たのは……保守がてら2レス投下します。
前回の続き
超幼な妻かなみ×カズマです。
――――PiPiPi!!!
「ふあぁ〜…………んっ、カズくん。起きて、……ねぇ、起きてってば!」
時計が指す時間は朝の六時半。
眠い目を擦りながら、今日も朝から私は隣で寝ているカズくんを叩き起します。
あの日以来、毎日私とえっちな事をして、私と一緒に寝るようなっちゃったカズくん。
と言うか、私がカズくんのベッドでそのまま寝ちゃってるんだけど……
だってだって、カズくんがすごく激しくするから……私、疲れてそのまま寝ちゃうんだもん。
……と、そんな事はさておき、早くこのねぼすけさんを起こさなくちゃ。
「カズくん! ほ〜らぁ! 起きてー!!」
「……んんー……なんだ、もう朝か……」
「そうだよ。今日はお仕事の日でしょ? 早く仕度して!」
実はカズくん、はじめてえっちをした日以降はご覧の通り。元に戻ってしまったのです。
初めての日は私より早起きして仕事に行ったのになぁ……
「わりぃ……やっぱ今日は休みだ。まだ……体が…………」
「『今日は』って、昨日お休みだったでしょ? 今日は頑張るって約束したよね?」
「…………スー……スー……」
結局私の言う事なんて聞かずに、カズくんはそのまま寝息をたてはじめてしまいました。
でも私は少しも慌てません。何故なら、こんな時用の魔法を手に入れたから。
その言葉を聞くと、カズくんが慌てて飛び起きて仕事に行く……そんな凄い魔法。
それは――――
「そっ。じゃあ、カズくんがお仕事してくれないなら、私も今日はセックスしてあげない」
――――ガバッ!!!!
「かなみ、飯は!?」
「机の上にパンがあ……」
私の言葉を最後まで聞かず、カズくんは急いでパンを咥えて走って行きました。
ふふっ♪ ね? 凄い魔法でしょ?
ちょっと言うのが恥ずかしいけど……
こうしてカズくんの背中を見送った後、私は牧場へ。
コレがあの日以来、私たちの日課になっていたのでした。
夕方、カズくんは町の外まで働きに出ているので、帰りは私の方が少し早く、
家に着くと二人分の夕食を用意します。
最近はカズくんがちゃんと働いてくれるので、今日の夕食はちょっと豪華にお肉を使った料理です。
フライパンでお肉を焼いて、後はスープを作って……と、
そうこうしていると匂いに釣られて私の旦那様のお帰りです。
「たっだいまぁー。……おお! いい匂いがするじゃねえか! なんだ? 肉か?」
「うん、最近はカズくん真面目に働いてくれてるからね……って、うわぁっ!」
カズくんは帰ってくるなり、料理の火を止めて私を抱きかかえ自分の部屋へ。
「ちょ、ちょっと、カズくん? 何してるの?」
「何って、ほら? 仕事に行ったらするって約束だろ?」
――――ポコッ!
「イテッ! な、なにすんだよ?」
私は手に持っていたオタマでカズくんの頭を叩いてやりました。
「『なにすんだよ』……じゃないです。せっかくご飯作ったのに冷めちゃうでしょ?」
「でもよぉ……」
「ダメなものはダメ! 私だってお腹が空いてるし、それにお風呂だってまだ……だからご飯食べよ。ね?」
不満そうな顔をしながらも、なんだかんだで私の言う事を聞いてくれるカズくん。
イスに座ると、出来た料理を凄い速さで食べていきます。
「そんなに急いで食べてると喉に詰まっちゃうよ?」
「もぐっ、んっ、でもよ、さっさと食って……もぐっ、ふぇっふふふぇ」
「も……もう分かったから、食べながら喋らないの」
せっかくちょっと豪華な夕食なのに……全然味わって食べて無いなら、明日からまた野菜とお魚で良いかな。
私がそんな事を考えていると、カズくんはあっという間に夕飯を食べ終えてしまいました。
「ごちそう様! いやー、食った食った。超美味かったぞ」
「嘘ばっかり。味なんて考えないで詰め込んでただけでしょ?」
「んな事ねぇよ。かなみの料理は世界一美味い。だからこれも美味かった筈だ!」
美味かったはず……って、やっぱり味わって無かったんだ……
でも、私の料理は世界一美味しい……か。……えへへっ、ちょっと嬉しいかも。
この後、私は期待に目を輝かせたカズくんの視線に耐えながら、ゆっくりと夕食を食べ終え、
そして洗い物済ませ……れる訳も無く、そのままカズくんに抱きかかえられてお風呂へ。
今日はいっぱいカズくんに我慢させちゃったから、きっと激しいんだろうな……
そんな不安と、ちょっぴりの期待を抱き、
私は今日もカズくんとお風呂に入りベッドへと向かうのでした。
魔法少女かなみ。
魅惑の一言でカズマを馬車馬の如く働かせることが可能です。
ちょwwwカズ君wwww
かなみテラエロスだな!GJでした!
魔法少女と書くと某白い魔王が浮かぶんだが…
はいはい、なのは厨
オレ達の最速のSSは無いんですかね?みのりさん。
あやせすわぁ〜ん!
はまだですか。
151 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:12:21 ID:GesgXEwp
良スレage
職人さん最高ウゥゥゥ!
かなみんかわいいよかなみん
「おーい、かっずまくぅ〜ん」
「ったく、その呼び方止めろつってんだろ!」
「んまぁそう怒んなって。良い仕事の話持ってきてやったんだから」
あっ、また君島さんが来てる……実は私、君島さんがあまり好きじゃありません。
だって、君島さんがお仕事の話を紹介してくれる時は、カズくんが何日も帰ってこなくなるから。
それに怪我をして帰ってくる時もあるし……
面白くて良い人なんだけど、そう言う意味で好きになれないって言うか――――
「で、今回の仕事はなんだよ?」
「なんと! 寺田あやせさんからのお依頼だ!」
「あやせ? ……って、確かこの前の――――」
……え? あやせ? この前の? カズくん……そんなの私、何も聞いてないよ?
女の人とする仕事だったの? どんな仕事なの? なんで君島さんはそんな仕事をカズくんにさせるの?
カズくんには私がいるのに。知ってる筈なのに。ねぇ、どうして?
「って事でかなみ、しばらく――」
「ダメッ! 絶対ダメ!! 君島さんも今日は帰ってください!」
「え? あの、俺なんかまずいこと言ったかな?」
――――ピシャッ! ……カチャッ。
窓を閉めて鍵も閉めて……大丈夫。これでカズくんは出ていかない。
その女の人とも会わない。……ううん、会わせない。
「かなみ、どうしたんだよ急に?」
「大丈夫だよ。私が守ってあげるから……」
「え? 何言って……お、おい!」
「私はご飯作ってくるから……カズくんは部屋で大人しく待っててね。……絶対に家から出ちゃ……ヤダよ?」
私は台所でカズくんが大好きな料理を作ります。あやせって人なんかじゃ作れない……
私がカズくんの事を一番よく分かってるんだから。カズくんだって私と一緒にいたいはずだもん。
誰にも邪魔させない。君島さんにも、あやせって女の人にも……
ずーっと甘甘書いてたのに、急にヤンデレフラグを立てたくなった。
でもかなみはシッカリしてるから病まないと思う。
何となくダブルキャスト思い出したな…
かなみ怖いよかなみ
まだ規制中かっ
シェリス×劉鳳×みのりさんマダー?
記憶喪失リュウくん『いえボクは、かなみさんのような護り甲斐のある優しい子が…』
本土側との長年の戦いで荒れ果てた地。
いつ攻撃が始ってもいい様、そこにある廃屋で劉鳳は一人で暮らしていた。
一週間に一度、保存のきく缶詰等を水守が持ってくる時以外はずっと一人。その筈だった――
「んっ、……んッ…………劉鳳、……どう? こうやって挟むと、……気持ち……いいでしょ?」
「あぁ…………しかし、……やはり俺には君とこんな事をする資格は――」
「ストップ! ダメだよ。今日は……朝になるまでは私の言う事聞いてくれるって言ったでしょ?」
中から聞こえるのはベッドの軋む音、そして劉鳳と女性の声。
それは確かに、あの日消えてしまったシェリスの声だった。
シェリス! おっぱい! ワッショイ!!
GJ
だがいったいどういう展開なんだ
160 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 19:18:30 ID:yXVWaO0F
なんだこの良スレは……思わず全部見てきてしまった
青春時代のいい思い出の作品!DVD-BOX欲しい!
「かっずまく〜ん?」
「んだよ…こんな時間に……君島かぁ?」
「お目覚めかい、カズマくん?せっかく仕事持って来てやった………!?」
裸でベッドに寝ているカズくんとかなみを見て絶句
「ん……誰か来たのカズくん〜?」
「ななななな、な!?何でかなみちゃんと寝てんのぉ!?」しかも何で裸ぁ!?」 「あぁ?…………何でだっけかなみ?」
「もう、やだなカズくん……昨日あんなにしたのに忘れちゃったのぉ?」
「!?まさかカズマ、お前っ!?」
「……あぁ、そういやそんな事もあったな……」
「もうっカズくんたら……」
「う、嘘だぁ!脳みそ筋肉のバトルマニアの反逆者カズマが一緒に暮らしてる年端もいかないロリっ娘とそんな関係になるなんてー!?」
「…わりぃな君島…一足先に大人の階段登っちまったようだぜ…」
「っ…意地があんだよ男には!!
俺だって俺だってぇ!あやせすわぁ〜ん!!」
絶叫しながら部屋を飛び出して行く君島
「……何だったんだあいつ」
「さぁ……そんな事より…カズくん?」
「何だ?」
「…昨日のつづきは?」
「ん…そうだなぁ…とりあえず飯食ってからな?」
君島に愛の手を…
……カズくんが大人の階段云々かんぬんより
君島君がナチュラルに部屋入っているところにエロスを感じた。
いいぞ……もっと……もっとだ……!
165 :
偽雲慶:2008/07/12(土) 00:12:12 ID:LQz8ZdfH
我輩もいっちょ盛り上げに参加するのであーる
開いた胸元に指を滑り込ませた。すっかり冷えてしまっている。細い首筋も、ひんやり冷たい。
どくどくと鼓動が指先に伝わってきて、その力強い脈がくすぐったくさえ感じられた。
星明りは弱々しくてよく見えない。
ただ簡素なベッドで毛布に包まって一人眠るかなみの目尻に光るものは見えた。
……胸クソの悪ぃモンだきゃぁキッチリ見えやがって……
冷たい肌はなかなか暖かくならない。
手の平で包むように服の下の肩を触った。きめの細かい子供の肌はさらさらすべらかで、触ると心地いい。ふにゃふにゃで柔らかいのかと思ったら、意外に強い弾力があって面白かった。
そんな風に触っても、冷たい肌は温まらない。
余程長い間この格好のままで居たのか、自分の手が冷たさにジンジンと痺れてきやがる。
――――――ちがう。
指に鼓動が移ったように指がどっくんどっくんうるさい。
柔らかく冷たいかなみの肌、触れている自分の手、薄く沈んでいる自分の指。
あるかないか、見ただけじゃわかんないかなみの乳房。
気が付いたら触ってた。
まだ全然膨らんでないし、独特の弾力もないし、さきっちょだって触ったくらいじゃわからない。
なのに、そこは不思議と柔らかくて温かかった。
「……成長……してんだな」
ゆっくり無粋な手を抜いて服の襟を正し、毛布を胸元にしっかり押し込んで、部屋を出た。
薄暗い廊下に忍び足で音を殺しながら、オレは土産がごっそり入っている袋をそっとかなみの部屋の前に置いたまま自分の部屋に滑り込む。
冷たい自分の布団がイヤでかなみの布団にもぐりこもうとした事も忘れた指がまだドキドキとうるさくて、あんまり喧しいから折ってやろうか。
節くれだった指はかなみの肌の柔らかさに歓喜している。
二・三度指を動かして
握るまねをした。
「……ガキの癖にやるじゃねぇか……へっ」
いっちょ前にオレを興奮させやがるなんざ、さ。
荒野をとぼとぼ歩いている君島
「カズマの奴、1人で勝手に逝きやがって……」
「はぁ…あやせさんはいつの間にか本土に行っちゃってるしなぁ……」
などとぼやいていると
「おい、そこのお前」
「はい?……どわぁぁ!?ほほほほ、ホーリー!?」
「お前は…確かカズマと一緒に居た…ちょうど良い、カズマはどこだ?」
「……カズマくんはですね…自宅で幼女と戯れてオリマス」
「何っ!?かなみと!?…おのれカズマァ!」
絶影とガッ身し、カズマ宅へぶっ飛んで行く劉鳳
「……何だあいつは」「はぁあ〜…」
「あら、君島君じゃない?」
「!…その声、その姿…まさかあやせさん!?」
「ええそうよ。久しぶりね君島君」
「ええ…でも確か本土に帰ったんじゃ…」
「そうなんだけど…少し、やり残した事があってね…」
「そうなんですか……あのもし時間あったらちょっとだけ俺と付き合ってくれませんかね〜?」
「そうね…うん、良いわよ。私も貴方と色々話したいし」
「うは…本当でふか」
君島ぁ!
>>163 >>166 GJ
最近カズマが変態過ぎるから君島がすごくまともに見えるw
でも劉鳳までロリコンだったとは……ゴクリ
所でこの二つは同一作者でFA? もしそうなら何かコテを付けてもらえるとありがたいです。
>>165 GJ
……通報しました(カズマを的な意味で)
カズマがただのロリコンから完璧に変態への道のりを歩んでますなw
支援支援!
シェリス×劉鳳
3レス程
毎日続く本土側からの攻撃。もう何日もまともに睡眠をとっていないな。
夜中になれば奴らの攻撃は止み眠りにつくのだが、
万が一に備え気を張っているからかまったく寝た気がしない。
だが、今日は違う。
何が何でも眠らなければ……何故なら明日はカズマと決着をつける日。
別にあいつと約束をした訳じゃない。ただ、何となく……そんな気がするだけだ。
しかしこう言う予感は大抵当たる。だから俺は気を落ち着かせ、ゆっくりと瞼を閉じた。
しばらくすると、目の前に広がるのは眩しいほどの真っ白な世界。
ここは……夢の中か? 夢を見る程眠るなんて久々だな。いつもは風音だけでも目が覚めると言うのに。
「……鳳…………りゅ……う…………」
どこからか俺の名を呼ぶ声が聞こえる。
上か? 下か? 前? 後?
必死に辺りを見渡すが誰もいない。
慌てる理由。それはその声はかつて同じ部隊で親しんだ彼女の声に似ている気がしたから……
…………いや、間違いなく彼女だ。
もしそうなら夢の中でもいい、一言……一言だけでも謝罪をしなければ……
「どこだ!? 頼む、姿を見せてくれ! 俺は君に言わなければいけない事があるんだ!」
俺は必死に名前を呼び名がら辺りを見渡す。
「劉……鳳、……りゅう…………ほう……」
やはり姿はどこにも見当たらない。しかし、その声は確実に俺に近づいてくる。
まるで頭の中で囁かれるように。声がどんどん大きくなって……そして――――
「劉鳳……やっと会えたね」
すぐそばで聞こえる声。今度は頭の中じゃない……その声は間違いなく俺の後ろから聞こえてくる。
思わず唾を飲み込み、深呼吸をする。夢の中だと言うのに何を緊張してるんだか……
意を決して振り向くと、そこには思った通りの彼女の姿が。
「シェリス……」
「えへへっ…………久しぶり♪ ……って、なんか照れちゃうね」
思わず思考回路が停止する。固まってる場合じゃない、言わなくてはいけない事が沢山あると言うのに。
「シェリス、俺は――――」
「またこうして会えて良かった……」
「あ、あぁ……俺も嬉しく思う。だが、その前に君に言わなければいけない事が……」
『――――ガタガタガタッ!!!!』
「くっ……!! 」
突然頭の中に響き渡る轟音。なんだ?! この大事な時に!
「りゅ……ほう…………」
それと同時に目の前のシェリスの姿が薄れてゆく。
そうか、わかった……風だ。いま寝泊まりしている家はもはや廃屋と言っていい。
故に、少し風が吹いただけで窓はこうして大きな音を立ててしまう。
つまり、俺はその音で目を覚まそうとしているんだろう……
「シェリス! 待ってくれ!!」
慌てて肩をつかもうとすると、そのまま体をすり抜けて向こう側へ。
「大丈夫……また……すぐに……会…………か……ら……」
「頼む、待ってくれ、シェリス……シェリス!!!!!」
――――バサッ!
目を覚まし慌てて体を起こすとそこはベッドの上。思ったとおり窓がガタガタとうるさい音を立てている。
「くそっ……! なぜもっと早く言わなかったんだ……!」
あの時、ちゃんと言えていれば……
などと後悔した所でもう遅い。夢は覚めてしまったんだから……
「ハァ……」
俺はガラにも無く深いため息をつき、再びベッドに入った。
もしかしたらまた夢で会えるかも知れない……そんな淡い期待を抱いて――――
「あれ? また寝ちゃうの?」
「あぁ……明日はカズマと決着をつける日だからな」
「カズマって確か……あのNP3228だったっけ?」
「あぁ。だが今は犯罪者とは違う。カズマは俺と共に闘う…………ん?」
待て、今俺は誰と話をしていたんだ?
いや……カズマをNP3228と呼ぶ女を俺は一人しか知らない。
「シェリス!」
「ん? どうしたの? そんなに驚いて……」
そこにいたのはやはりシェリス。なんだ? ここはまだ夢の中なのか?
それを確かめるべく俺は手を伸ばす。
――――柔らかく温かい肌。間違いない、触れている。ならこれは……
「ぁんっ、……劉……鳳? くすぐったいよ……」
「なに……とっ! す、すまない!」
俺は彼女から慌てて手を離した。
妙に柔らかいと思ったらそこは……女性の一番柔らかい所であって……と言うか、
「何故、服を着て無いんだ?」
「だって、エターナルデボーテを使った時に脱げちゃったんだもん」
そう言えば、彼女が消えてしまった時服だけが残されていたな。
……と、納得している場合じゃない! もっと肝心な事を聞かなくては。
「どうして、なぜ君がここに……確かあの時消えてしまった筈では……」
「消えてなんてないよ。あの時、劉鳳の傷が表面だけじゃなくて内臓の損傷まで酷かったから、
今まで劉鳳の中からその傷をずっと回復させていただけ」
彼女が言うにはエターナルデボーテはその名の通り、永遠の献身。
自信の身体組織を分解して俺の体内へ入り、傷を塞ぎつつ治療を行っていたらしい。
ただ、肉体の損傷が激しく思いのほか治療に時間がかかり彼女自身も力を使いきってしまった為、
こうして戻ってくるのに今日まで時間がかかってしまったそうだ。
「シェリス……本当にすまなかった」
「そんなの気にしないでよ。私はずっと劉鳳といられて幸せだったんだから。 文字通り身も心も♪」
「そうか……と、とりあえず何か服を着てくれ。……そうだ、確かあの時の服が……」
ベッドの近くにある机の引出しの一番上、そこに俺はあの日のシェリスの服を保管していた。
それを持ってシェリスに手渡す。
「へぇー、こんなのまだ持っててくれたんだ!」
「その……一応遺品だと思っていたからな」
「えぇ?! ちょっと、それってシャレになってないよぉ! ……でも、大事にしてくれてありがとね♪」
そう言って服を広げるシェリス。だがよく見ると服はボロボロ。
「うーん……ちょっとこれは着れないかな」
「すまない……」
「もう! 劉鳳、さっきから謝ってばっかりだよ? そうだなぁ……よし! これでいいや」
彼女はそう言うと、ベッドのシーツを体に巻きつけ満足そうにポーズをとる。
「どう? 結構可愛いと思うんだけど」
「そうだな。……すこし目のやり場に困るが、あの服よりはいいんじゃないか?」
俺がそう言うと、彼女はニヤッと笑みを浮かべてこちらへ寄り添い、
「劉鳳、なんならもう一度触ってみる? 劉鳳なら……私、平気だよ?」
「なななっ、何をいって――――!」
「アハハッ、冗談だよ、冗談♪ それに劉鳳にはあの人……水守って人がいるもんね…………」
彼女が何を言っているのかよく分からない。
もしかして俺と水守が交際していると思っているのか? そうなら誤解は解いておかなくては。
「シェリス、一応言っておくが俺と水守は……その、特別な関係では無いからな」
「え?! あの人、まだ劉鳳に何も言って無かったの?」
「いや、まあなんだ……俺の心中にはある女性がいる……それだけだ」
適当に言葉を濁してはぐらかしたつもりだった。すると彼女は、
「ねぇ、劉鳳の心の中にいる女性ってだれ?」
と訊ねてきた。
本人を目の前に言える訳が無い。とにかく誤魔化さなくては……
「だ……誰だって構わないだろ?」
「構わない事ないよ! だって……私は劉鳳が好きだから! 知りたい、あなたの好きな人が!」
彼女の勢いに、またも止まってしまった思考回路。俺は頭の中を整理して答えを探した。
いや、答えは決まっている。ただ、答える言葉を探していた……と言うべきか……
172 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 21:45:01 ID:4b0MefuI
つ、続きが気になりまくる…
職人さん本当ありがとうございますTT
君島×あやせ、劉鳳×シェリス期待あげ!!
>>165>>168 GJ
相変わらずこの2人は良い仕事をする
>>165 ここからカズマの淫逆が始まるんですね わかります
>>168 続きを期待しても良いですか…
劉鳳の具合がイイ!
>>167 >>163>>166 書いた者ですが
一応酉付けときます
とは言え…本格的なSS、しかもエロって書いた事無いんだよなぁ…
ネタは色々妄想出来てるんだけどそれを文章にする作業が…
男は度胸、書いてみますか
職人が3人も。。。
俺の理論が正しければこのスレは間違いなく伸びる。
175 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 11:19:48 ID:OM0VLLBz
スクライド最強
職人さん最高
神スレage
176 :
偽雲慶:2008/07/15(火) 00:08:54 ID:H1Tnb0ay
>>173 “カズマの淫行生活”より“カズマの押し倒され生活”の方がときめくだろう?JK。
地上最強のDQNが年端もいかないちっこい女の子にいい様にあしらわれるとかロマンじゃよね。
かなみがオレを見ている。じっとオレの挙動を見ている。
「な、なんだよ」
「別に」
背を向けて用意されたキレーに畳んであるシャツにおずおずと手を伸ばし、くたびれた寝間着代わりのTシャツを脱ごうが脱ぐまいか一瞬迷って、もう一度かなみの方を向いた。……やっぱり見てる。
「スケベ!」
おどけてみせてもクスリとすら笑わず。不発。
ため息付いてTシャツを脱いだ。サラサラのシャツに腕を通して、いつものジャケットに着替える。……流石にかなみの目の前でズボン脱ぐ勇気はないからコイツは後回しにしとこう。
「……怒ってる?」
「別に」
ツン、とあからさまにそっぽを向いて、抱きしめたままの枕に顎を埋めた。……怒ってんじゃねぇか。
「ごめんな。わりぃ。すまねぇ、許せ。うちに居るって約束の日に仕事入れて悪かった」
いつものセリフ、いつもの謝罪。これ以上ないオレの精神的土下座。最大級の謝辞。
「許して欲しい?」
「ほしい」
「なんでもする?」
「するする」
思いっきり眉を下げたオレに毅然とした態度でかなみが自分の蹲ってるベッドの隣りを叩いた。スゴスゴとその場に向かい、ベッドに腰掛けた途端、ちょっと驚くぐらい凄い力で引き倒されてしまった。
朝日の刺す窓辺、目の前に埃の影が舞う。のっしりとかなみがオレの腹の上に陣取って、腰と首にあのちっこくて短い手を廻し……
「ちょちょっ……おいっ!?」
否応無く少女の顔が近付いてくる。オレは慌てて顔の前に手の平を出し、ぎゅっと目を閉じてしまった。人間、本当に怖いときって消極的になるもんだなぁ。
「何でもするって言ったぁ」
「だ、だってでもお前……ッ」
「言ったぁ」
あとはもう、覚えてない。いつの間に手がどっかに追いやられたのかも知らない。気が付いたら君島の車の助手席に居た。
「――――――カズマぁ……お前、口んとこ涎ついてんぞ。」
君島がオレの昨日と同じズボンを一瞥して何もかも見透かしたように笑ったよーな気がした。
……仕事?手につくわきゃねーだろそんなモン。
おお!また神がご光臨されておる…!!
カズマかわいいよカズマ
俺も積極的なかなみに迫られたい
携帯からスマソ
176GJ!!!!
>>176 ときめいたwwwGJ!
かなみ相手だとすこぶるへたれなカズ君
愛し過ぎるぞJK
仕事が入ったんでカズマを誘うと思いヤツの家へ行ったら…
「カズマく〜ん仕事持って来てや」
「かなみ…」
ベッドですやすや寝ているかなみちゃんの服に手を入れようとしてた…
何やらアヤシい雰囲気だなおい…
「お〜い…カっズマく〜ん?」
「…!?き、君島ぁ!?い、いいつからそこに…ってか勝手に入ってんじゃねぇよ!」
「カズマ先生…かなみちゃんにナニしようとしてたお前?」
「ばっ…な、何もしてねぇよ!布団かけてやっただけだろうが」
「はぁん?俺にはかなみちゃんの小さな膨らみを揉んでいたように見えたんだけどなー」
「っ…かななみの胸なんかきょーみねぇよ…第一揉む程ねぇ…」
等とカズマと話してるとゴソゴソと布団が動き
「…ふーん…カズくんそんな風に思ってたんだ…」
いつの間にかかなみちゃんが起ききて…ってか多分最初から起きてたなこりゃ…「かなみ!?起きてたのかよ!?」
「話は全部聞かせせて貰いました…君島さん、悪いんですけどカズくんとちょーっとお話したいのでまた後で来て貰って良いですか?」
にこやかにそう良い放つかなみちゃん…何か後ろに黒いオーラが見えんだけど…
「いやちょっと待てかなみ、話は仕事終わってからな?」
「ダメ♪」
笑顔で拒否
>>181 うおーこえー8歳女子おっかねえーそして16歳男子自重しろGJ。
最近このスレのせいで俺の邪な妄想が止りやがりません責任を取ってください。
>>182 お前は俺かwww
このスレのせいでロリに目覚めたかも試練w8歳児に萌えるなんて…
職人さんいつもありがとうこれからも楽しみにしてます
車で荒野を駆け抜けるカズマと君島…
「カズマ…かなみちゃんに手を出してどれくらいたった?」 「そうだなぁ…あれから……っておい!手なんか出してね…」
「知ってんだぜ?毎夜毎夜かなみちゃんと一緒に寝てんの」
「…しょーがねぇだろ!…かなみのヤツが一緒に寝たいって言うから…」
「はぁ…それで発育途中のちっさな胸揉んだりちっさな唇を…」
「うるせぇよ!(シェルブリット)」
「ってぇな!シェルブリットはねぇだろ……」
「ふん…お前こそあやせとはどーなんだよ」
「よくぞ聞いてくれました!どーもこーも……」
だらしなくにやけた顔になる君島
「…まぁその顔からすりゃあうまくいってんのか…」
「まぁな〜今日もあやせさんと……」
君島とあやせさんのラブいちゃが!
185 :
偽雲慶:2008/07/19(土) 01:27:53 ID:8SMbBOA3
>184貴様……久しぶりに来てみれば素晴らしいシチュエーションを展開しやがって……ッ
カズマが毎夜毎夜かなみの発育途中のちっさな胸揉んだり
ちっさな唇を陵辱したりするSSのアップロードを希望します!
……ええいまどろっこしい俺に書かせろ!いえ書かせてくださいお願いします!
こいつは手土産代わりにお納めください……へっへっへ……殿もお好きですなぁ〜
かなみの髪は長い。
絡まったりヨレたりするから切ればいいのに、と勧めるけれど、相変わらず。
重くないのかね。あんだけ長いと手入れも大変だろうに。
「カズくん、髪の毛梳いてぇ」
お気に入りのポーチから取り出したるはこの前露天で土産に買ってきてやった、歯が一本欠けてる櫛とコンパクトのセットと、かなみが何処からか見つけてきたブラシ。
「ん」
ブラシを受け取って髪を結んでいるリボンを解き(毎度思うけどリボン外すのって妙にこそばい)毛先から少しずつ上にずらしながら梳いてゆく。(そうしないと髪が傷むからってうるせェんだ)
ちょっと遠くに視線をやると、青い空と目を刺す様な白い雲、キラキラ光る水面に、銀の水平線。
カモメの鳴く声、潮騒、風の音。
いい天気だ。穏やかで何も言う事がない、平和な風景。
胸が塞がりそうだ。
涙が出るちょっと手前の感じ。
手が震えてブラシに力が伝わらない。かなみの後ろ頭にこれほど感謝することもねぇ。
緑と潮の香りと、土とシャンプーの匂い。たったそれだけで全身が痺れて動けない。
なんて間抜けなオレ。なんて単純なオレ。なんて安易なオレ。
震えるブラシをもう一度確かに持ち直して、オレは髪を梳いた。サラサラと草が風に撫でられる。
ふと気付いたら海のほうを向くかなみの頬が濡れていた。食いしばるように顎に力を入れて。
「ど、どうしたかなみ、どっか痛いか?」
声を出した途端、ふにゃぁと情けない声を上げ振り向いたかなみがオレの胸で泣いた。
カズくんが頭よしよししてくれるから我慢できなくなっちゃったよう。
寂しかったか?と訊ねる代わりに、かなみの長い髪を引き攣る指で梳いた。……何度も。
>>185 GJ
良し、かなみのちっさな胸や唇を陵辱するカズ君16の夏なSSは任せました!
かなみも、ものそごく可愛いのだが…
カズ君もだんだん可愛いくなっちゃって…
良いぞ、もっと、ももっとだ!もっと、輝けぇ!!
>>184 GJ!君島とあやせのSSきぼんぬ
>>185 GJ!かなみんとカズマがいとおしいじゃねーかこの野郎…
このカップル好きすぐるわ…最高!俺もかなみの髪を(ry
期待age
189 :
偽雲慶:2008/07/23(水) 21:55:07 ID:E5g5SmVM
チト短くてカユい話を乱発しすぎた。
チト長くてエロい話を発射してみたい。
具体的には
カズマが毎夜毎夜かなみの発育途中のちっさな胸揉んだり
ちっさな唇を陵辱したり未成熟な肉体をおっかなびっくり開発したりするSS。
あ、我輩は別にロリコンじゃないよ?ホントダヨ。
190 :
偽雲慶:2008/07/23(水) 21:57:31 ID:E5g5SmVM
悪魔とワルツ
1
この家は隙間風が多くて冬はすごく寒い。だから診療所跡に住み始めた最初の年の冬、ベッドには二人で寝ていた。家中のシーツと毛布、麻袋やビニールシートなんてものまで全部引っ張り出さないととても眠れたものじゃないくらい寒かったもんだから。
「大丈夫か?寒くねぇか?」
「暑い……」
「バカ言うな、夜中はこんなもんじゃねぇぞ」
「去年と違って家だいぶ修理したし、いざと言う時はストーブもあるんだよ」
「ダメだ!去年の大風邪を忘れたとは言わせねぇ」
……アレはカズくんの寝相が悪くて毛布取っちゃったんじゃん……と、かなみは反論しない。人を追い詰めるようなことをしない心根の優しい子なのだ。
「あの頃は食べ物悪かったし、ちっちゃかったから」
「……今だって満足に食わしてる訳じゃねぇし、ちっこいだろ」
後ろ頭を掻くしぐさは決まりが悪い時の癖。カズマは実際、かなみを飢えさせたことはない。何だかんだと言ってちゃんと最低限の日々の糧はちゃんと持って帰ってくる。……貯蓄とか栄養バランスという概念がないだけで。
「とにかく、お前に風邪引かれるとおちおち仕事にも行けねぇんだよ」
猫みたいに首根っこを引っつかんでかなみを布団の中に押し込めたカズマの手を、まるで最初からそうされることを知っていたかのような身のこなしでかなみが受け流し、カズマの背後に滑り込む。
「ぎゃははは!かなみっヤメロ!わき腹は反則だテメェ!」
「人のこと物みたいにしたぁ!」
「ゴメンナサイもうしませんイヒヒヒちょっ、おまっ!ヤメレ!そんなとこ弄ったら勃つだろアホ!」
「なによばかーっ!風邪でも引かなきゃ碌に家いないくせにーっ」
「スイマセンスイマセンこれからなるだけ早く帰ってきますからっヤメーッ!」
じたばたもがきながらカズマが身を捩り、ようやく捕らえたかなみの一掴み分の服を引っ張っては七転八倒する。
「絶対ー!?絶対うそつかない!?」
「やくそくー!やくそくーッ!」
わざとらしくハァハァ息切れの真似なんかしちゃって、といった表情でかなみが一睨みすると、案の定うそっこの荒い息を静めたカズマがため息を一つ。
「――――――何度も男の体を気軽にさわんなつっただろうが。オレじゃなかったらギャグじゃ済まねーんだぞ」
「カズくん以外触らないから大丈夫」
「……どーゆー理屈だヨ……」
「ふぅ〜ン……じゃぁカズくんの理屈ってどんなの?」
「――――――な、なんの話だ?」
「わたしが知らないと思ったらおーまちがいだよぉ」
「だ、だからっ……な、に、が」
カズマの体にぎゅーっと抱きついたかなみは着古しのアンダーウェアをゆっくり捲り上げながら、古傷だらけの肌に舌をあてがい、臍の少し上をぺろぺろ舐めた。
「〜〜〜っ!!?」
背筋が蕩けるんだか粟立つんだか総毛立つんだか、ともかくカズマは声にならない悲鳴を上げて全身がフリーズしてしまう。
「なんだよーせっかく帰ってきたのに寝てんなよ〜相手しろよ〜」
それに追い討ちをかけるように、かなみは唇をカズマの肌に微かに当てたままでそう低く絞った声を出し。
「〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
ついに口どころか喉まで引きつって呼吸すら儘ならないカズマの腹を舌でくすぐり続けた。
「このまま寝たら怒るかなー怒るよなーぬくいなーさらさらだなーむにむにだなーきしょくえー」
「〜〜〜ぃっ…!!」
「あーぐりぐりぐりぐり〜」
ちなみにこの『ぐりぐり』というのは顔を全部腹部に押し付けて左右に頭を振るしぐさをしながら喋っているため、かなみの声はかなり間延びした間抜けなものになっている。
お待ちしておりました
G J !
子供らしいかなみ
凄く可愛い
そして小悪魔かなみ
堪らなく可愛い
続きが気になって
眠れなそうだw
192 :
偽雲慶:2008/07/24(木) 19:33:50 ID:PPtfB499
2
「……って、よくやってるよね。お酒のにおいさせた日に」
顔を上げたかなみがもう一度にこっと笑ってカズマに問いかけた。
「これってわたしの『カズくんなら触っても大丈夫』って理屈と同じじゃないだ?」
じゃあどういう理屈でやってるのか教えて?かなみが脂汗をたらしながら顔面蒼白になっているカズマに詰め寄るような格好で乗り出している。
「あ、あ、あ……」
「あ?」
「だからぁっ……だから…!…そのっ、……まぁなんだ!と、とにかく落ち着けっ!なっ!」
頭の中から一切の言葉の抜け落ちたカズマが意味のわからない事をとにもかくにも声に出してなんとか宥めようとするが。
「落ち着くのはカズくんだよ」
当然地雷を踏んづけて盛大に負傷しているのはカズマだけなので、取り付く島もないかなみの言葉に継ぐべき反論などあろう筈もなく。
「――――――すんません――――――」
「謝らなくてもいいよぉ。どういう理屈でカズくんがぐりぐり〜ってやってんのか知りたいだけだもん」
進退の窮まったカズマの渾身の謝罪にすら、かなみは言葉尻を可愛らしく持ち上げてうふふと笑うだけ。
逃げ場などない。
(先ほど『人を追い詰めるようなことをしない心根の優しい子なのだ。』という不適切な表現があったことを謹んでお詫び申し上げます)
「……いや……だから……なんつーか……」
「なに?」
「夜道長いこと歩いて帰ってきてサ、かなみ寝てたりすっと……なんちゅーか……起こすのもナンだし」
「うん。」
「……ちょこっと寝てるかなみいじって遊んだりしてました!無断で!すんませんでした!」
もうヤケクソになったのであろうカズマが悲鳴を搾り出すようにして、ベッドの中で土下座をした。
「それって他の人にもしてるの?」
「するかっ!…………っ!」
にやーと笑った少女が声にならない声を必死で押し殺しながら、ちょっと首をかしげてカズマの顔を覗き込む。もちろんしてやったりという意味で。
二の句どころかリアクションすらする術のないカズマが歯軋りとも照れ隠しともつかない不可解なしぐさをなんとか押しとどめようとしているが、元々の不器用が祟って全く何の意味も無い。そのしぐさがなんとも言えず、かなみには嬉しいのだろう。
「……さわっていい?」
返事も聞かずにカズマの懐に潜り込んだ。
カズマはだらしなく緩みそうになる頬を引き締め、何とか苦虫を噛み潰した顔を探し出すのに苦労している。
「なんでカズくんにぎゅーってしたらだめなの?」
不意に胸から篭ったかなみの声がして、カズマは薄く息を呑んだ。……理由をどう説明したものか。どう教えたものか。
もちろん誤魔化すという選択肢も思い浮かんだ。だがこの聡明な少女を上手に騙し切る自信もなかったし、なによりもどう誤魔化して良いものだかさっぱり見当もつかなかったカズマは、仕方なくのろのろと口を開いた。
「……ワリィ。オレ、かなみのことがどうこうっつうんじゃねぇの。
子供自体がさ、スゲー苦手なんだよ。悲鳴とか涙とか我慢してる顔とか謝ってる素振りとか、そういうの見ると吐き気するんだ。
お前のそういうの、考えただけで胃がムカムカする。だからあんま、触りたくねぇ。……どう触っていいかワカんねぇし」
ぼそぼそと低いかすれた声がかなみの頭の上に降っている。カズマの、声が。
「……んでも、寝てるかなみはなんつーか……泣きはしねぇからさ、触っても平気なわけ。……や、起きてても触ったくらいじゃ泣かねぇのは知ってっケドよぉ。
小さいカタチが動いてるのがダメなんだわ。なんか、思い出す。――――――気持ち悪くなる」
193 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 20:05:34 ID:5b1w71z2
おおぉぉぉおおぉ!!!!!!
GJ
期待してますよ!
かなみ凌辱期待age
偽雲慶さん、GJです!
続き楽しみにしてますね
195 :
偽雲慶:2008/07/25(金) 19:40:24 ID:zywN6JcH
3
「…………ちっさい子、泣いてるとこ、みたの?」
「知ってんだろ?昔から多いんだよ、この辺」
「可哀想だったんだね」
「…………。」
「カズくん、かなみに触るの、こわい?」
「――――――自分でもよくわかんねぇ」
カズマの後ろ頭を掻く動作を見逃さなかったかなみが、その手を掴んだ。
手首のちょっと上、掌の下半分にも満たないかなみの手がカズマの腕をベッドに押し付けている。
「じゃあ、わたしがカズくんに触るのもダメだったらどうしたらいい? 隣りに一緒に居るだけで我慢しなくちゃだめ?
そんなのやだよ……さみしいもん……」
「………………。」
バンダナの解かれた長い髪がカズマの肌に流れていて、その冷たい髪を彼は触りたいと思った。小さな手で封じられている腕を振りほどいて、何の意味も無く引っ張りたいと。
「……そんな顔すんなよ」
結局カズマはかなみの手を振り解きはせず、手を掴んだまま腕を広げた。短いかなみの腕がぴんと伸びて自重を支えることが出来なくなり、結果としてかなみはカズマの胸の上に倒れ込む形になってしまう。
「胃がキューってなる」
二人は何も言葉を発せず、そのままの形でカズマはかなみの髪の隙間から崩れてすす汚れた天井を見ていた。かなみはカズマと自分を結んでいる手の先にある、窓から差し込む鈍い星の光が作るひび割れた床の四角いスポットを見ている。
空気は張り詰めたように冷たくて、息を吸い込むたびに鼻先が痛んだ。瞼や耳たぶも冷たく乾き始めたカズマは、それでも微動だにしない。
「かなみ」
「……なに」
「お前オレが怖くねぇのか?」
「全然」
「……ふぅん」
「カズくんはわたしのこと怖いんでしょ?」
「……さぁな」
「――――――――――――怖くなくしてあげる」
腕の戒めを解き、かなみが上半身を持ち上げてずるずるカズマの頭にまで上り始める。普通ならやめろとか面倒くせぇとか文句の一つも言いそうなものなのに、黙ってされるがままのカズマにかなみは訳もなく少し胸が痛んだ。
「ね、こわくない。こわくない」
小さな女に子に頭を抱かれ、後ろ頭をぽんぽんと軽くなでられるというのがこんなに恥ずかしいものだとは知らないカズマは、カッと頭に血が上るのにも似たような気分。
しかしそれは彼によくなじんだ怒りや憤怒などではなく、どこか懐かしく甘い寂しさを連れてくるものだった。
『女ってのは……』
それから先は単語にすらならなかったが、カズマはその崩壊した言葉の先を探すことをしない。
「かなみ」
「……なに」
「そおゆうのは、あと5年経ってからやってくれ」
196 :
偽雲慶:2008/07/25(金) 21:12:46 ID:zywN6JcH
4
「――――――悪かったって」
「知らない。」
「だってよぉ……」
「なによっ!カズくんが泣きそうな顔してたからよしよししてあげたのに!もーいいもん!カズくんなんかきらい!あっちいって!」
完全に臍を曲げたかなみはあからさまに背を向けて丸まってしまった。こうなるともはや手の施しようがないことをカズマはよく知っている。
可憐で丁寧で親切な外面とは裏腹に、このムスメは頑固で一途でおまけにカズマに感化されたのか、意外に気分屋なのだ。
「どーせ胸ないわよっ!」
「いや、そういう意味で言ったワケじゃ」
「カズくんの巨乳マニア!いやらし星人!エッチ三等兵!」
意味はよく解らないが罵倒されている事はよくわかる。ちっとも腹が立たない上に、あまりにも馬鹿馬鹿しい単語がポンポン出てくるので逆に笑いそうになるだけだが。
「……すんません……」
なんだかさっきから謝ってばかりだな、とカズマが苦笑いを噛み殺した。実の所、彼はこういうのが好きだ。
頭ごなしに怒鳴られるのはもちろん勘弁願いたいが、かなみに拗ねられたり怒られたり叱られたり注意されたりされるのをいつも悪くない気分で聞いている。
「心から謝ってない」
ふん、と鼻息も荒くかなみが背を向けたままきっぱり言った。
「ごめんなさい」
眉を下げたカズマはただただ畏まった声を出すしかない。
「……すっごい傷付いた……」
丸まっていた身体を解いたかなみが顔だけをカズマの方へ向けて、絡まった髪の隙間からぽつりとそう零す。
「遺憾でス」
それに気付かないカズマは同じ調子で知りうる限りの謝罪の単語を頭の中から探している。
「……なぐさめて」
その言葉にカズマは初めてギクリとなった。
声の調子、言葉の種類、イントネーションのテンポ。その辺の女が『いいこと』を自分に誘う時と変わらぬ言い方。
背筋が嫌な具合に痙攣している。とても恐ろしいものを見たときのように。
少女が手に触れた瞬間ビクッと大袈裟に驚いた。本当に何の予想も出来なかったのか、カズマは思わず飛びのく動作までしてしまう。それが結果的に単なる動作で終ったのは重たい布団の恩恵でしかない。
「……そんなにや?人に触られるの、そんなに気持ち悪い?」
「――――――ちっげぇよ!」
「じゃあ、どうして……」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!……笑うなよ……絶対笑うな!」
「えっ…………あ、うん。笑わない」
人間、あまりに唐突で突飛な事が起きると精神状態の落差により普段なら絶対に笑わないような場面で吹きだしてしまう事がある。
「かなみのイロっぽい声で……勃った。」
「ぶはっ」
かなみにしてみれば普段見たこともない真剣な表情のカズマが真顔のまま少し俯き加減で告白する場面で、まさかいつもの使い古したシモネタを放つとは思わなかったが故のことだろう。
が、カズマにしてみれば言い出しにくいことをやっとの事で話したというのに、あまりに無体なリアクション。
「わ、笑うなっつったろうがーっ!!」
ゴクリ。さすがです偽雲慶さま
…エチーが早く読みたいいぃぃ
198 :
偽雲慶:2008/07/26(土) 21:30:54 ID:RemxLfi6
5
「ごめーんカズくーん」
「知らん」
「機嫌直してー」
「……あっちいけ」
カズマがこういう見え透いた拗ね方をするのが珍しいので、かなみはどうしても笑いを止める事が出来ない。くすくす笑いが混じった声で様子を伺えば伺うほど逆効果。余計にカズマの機嫌を損ね続けている。
「だってぇ……いきなり笑わそうとするんだもんズルいよぅ」
「……約束したくせに」
「いつものギャグで笑うなとか無理だよ」
「…………じゃねぇ」
「はい?」
「ギャグじゃねぇっつって――――――」
はっとカズマがそこで言葉を止めた。
かなみが両手を頬に当て、言葉にならない言葉を目で訴えていたから。
「……それ……、カズくんわたしにドキドキしたってことだよね?」
薄暗くて寒い部屋のベッドの中。
「――――――そぉだよ。悪ィか」
埃の匂いと、女の匂い。
「…………嬉しい……」
カズマは随分久しぶりだなぁと思った。殴りあいだの私刑だの化かし合いだの、血生臭いこと以外でこんなに胸がどきどきとうるさいのは。
「笑われて傷付いた。慰めろ」
「……うん」
胸を触るとどきどきしている。服の上からでもその鼓動は驚くほど力強くて、確かな存在感を放っていた。手を通して自分の全ての細胞に刻まれてゆく小さな女の子の生命の音。尊い音楽。心地良い振動。
カズマは小さな胸に耳をあてるように伏し、目を閉じる。うるさいほど聞こえる血のビートに自分の中のコントロールできない焦燥感を煽られている気がして、かなみの手を探り出して握った。
「お…………ムネ、なくて……ご、めん、なさい……っ」
ユデダコのよーに真っ赤な顔をして、処理速度の限界を突破してしまったかなみがようやく言えた言葉などカズマは最初から聞いていないのか、それを受けてのことなのかは本人にもきっとわからない。
ただ胸のところ、つまりおっぱいにカズマが服の上から口をつけた。
「〜〜〜〜〜っ〜〜〜!?」
かなみの声にならない悲鳴にも負けず、執拗にちゅーちゅーちゅーちゅーと音がするまで吸い続けるものだから、そこのとこだけ濡れて色が変わってしまっている。
「や!やっ!やぁ〜!」
「んぁ」
我慢の限界に達したのだろう。かなみが必死にカズマの額を片手で押し上げて自分の胸からぬるい唇を引き剥がした時、ピンク色のTシャツには濃い水玉模様が出来上がっていて、そこからカズマの舌まで伸びる唾液の筋が一瞬だけ光って途切れるのが見えたような気がする。
「……ちくび、たってる……」
ぼそっとカズマが独り言みたいに、濡れた部分に人差し指をあてがいスイッチを押し込むみたいに指の腹を沈ませて言った。
「エロッ」
「ばかああああああああ!」
のおおお!!!!
なんというエロス
すごく…興奮しています
ひさびさに来てみたら、再び神が…!
カズマえろいよカズマ
201 :
偽雲慶:2008/07/27(日) 22:57:49 ID:5XlENmn1
6
ぶるぶる小刻みに震えるかなみの肩が身を捩って悶えているようにも思える。もちろんそれは単なるカズマの希望的欲求から生まれた妄想でしかないのだが、この状況で冷静に観察・判断しろというのも無茶な話だ。
「ふ、普通キスからじゃないの!? なにイキナリおっぱいって! 意味わかんない!」
「やー、口は割りと頻繁にヤッてるからー、普段触れない所をー」
「ヤッてるとか言わないで!」
「……顔赤ぇな」
「赤いよ!いけない!? ……き、きもちよかったんだもん!」
「――――――気持ちいいのに何怒ってんだ?」
唇を塞ぐ。小さな唇がびくびく蠢いているのを、カズマは少しの違和感と説明できない鼻腔をくすぐる甘ったるい匂いに飲み込まれながらも感じていた。
思えば自分からこうするのはいつ振りだろう。自発的にこうしたいと思ったのはどのくらい前だったか。
カズマがそんな思いをめぐらせるのには訳がある。彼は彼女とキスをするのは別にこれが初めてというわけではない。もちろん頬っぺただとかオデコだとかというかなみの歳に相応しいキスをカウントしないで、だ。
おそらく両手両足の指で足りないほどはこなしているが、その殆ど全てといって遜色が無いほどかなみから一方的にされるものだ。
『やべぇ……』
吐きそうだとカズマは思った。身体が言うことを聞かない。胸はムカムカと気持ちが悪いのに腰に鈍い痛みまで走るほどズキズキ猛っている。上半身と下半身がばっさり切り取られて別々に動いているかのように。
「んん……っ」
ちゅくっと小さな水音を残し、かなみの唇からカズマの唇が離れた。
「……もう、寝ろ。オレももう寝る」
背を向けてそっけなくそれだけ言うと、彼は眉を顰めて必死に吐き気をなだめようと細く深い呼吸を数度繰り返した。少しでも身動きすれば胃の中の物を全てぶちまけてしまいそうになる。
「――――――カズくんっていっつもそう。
わたしの身体、ちょっと触っただけで気持ち悪くなっちゃうんだよね。
ほんとは触りたいのに、ほんとはぎゅってして欲しいのに……怖いんだ」
背中で篭って聞こえるかなみの声は柄にもなく低く沈んでいて、カズマはそれがひどく心地悪かった。自分がそうさせている事実と共に、胸を掻き毟りたくなる。
「……そうだよ。ダメでクズでウスノロの根性なしカズマですよぉーだ」
「意気地なし」
昔、少なくともこの少女に会うずっと前なら、カズマはきっとここから逃げ出すか、もしくは力でかなみを黙らせただろう。
「あァ怖いね!……お前なんか大して力入れなくても捻り殺せんだよ、オレは。……ツブせるんだよ、人間を!」
だがカズマは君島と出会い、かなみと出会い、穏やかに生きてゆくことの難しさと喜びをもう知っている。そして、かなみが自分を大切に思い、自分もまた同じだということも。
「よかった」
「……ハァ?」
「わたしが怖いんじゃないんだ……よかった……」
盛大に眉を歪ませたはずなのに、カズマの口角は引きつりあがって頬がだらしなく緩んでいる。もちろんこれを渋い顔、などとは呼ばない。普通は泣き笑いと表現する。
「――――――怖くないよ」
筋肉で締まった左肩を力強く押し倒すかなみの濡れた目は、いくつも修羅場をくぐったカズマから見ても揺らがぬ強い意志が存在している。
「カズくんのこと怖くなんかない。全然、ちっとも、怖くなんかないもん……だから、にげないで……」
たどたどしい唇が祈るようにカズマの尖った唇に重なった。しばらくうっとあごを引いていたカズマだったが、かなみが少し深くくちづけしたのを契機に自ら力を入れて少女の口内に侵入した。
202 :
偽雲慶:2008/07/27(日) 23:04:54 ID:5XlENmn1
7
泣いている少女の目というのは、どうしてこうも男の本能を著しく揺さぶるのだろう。
かなみが真剣なのは解っている。もちろんその真摯な態度によってカズマは性根を据える覚悟をしたのは間違いない。
「な、泣くなよ……ほんとに、ソレ、だめなんだっつったろ……」
「だってぇ……カズくんがぁ……」
可哀想だと言いたかった。不憫だと言いたかった。でもそれは言葉にはならず、してはいけないような気がした。だが、言葉を飲み込めば飲み込むほど涙があふれ出てくる。
「だぁあぁ!泣くな!」
目じりに溜まりとめどなく流れる涙に噛み付くがごとく、カズマはかなみのまぶたに口をつけた。一瞬こわばったかなみの身体に全身が軋む。
舌が小さな頬に這う。ぬるい温度が冷たい肌に軌跡を作った。
途切れ途切れの吐息がかなみの耳に届く。はぁ、はぁ、と短い呼吸を繰り返すカズマの様子は、今まで見たどんな彼よりも重苦しく、昏い目をしている。
怖ろしい。かなみが震えるのも無理はないのに、小さな少女は彼の目に映る自分の顔が歪まぬように必死に笑い顔を作った。
「カズくん……カズくん…っ…!」
突き動かされるような本能に比べ、なんと弱弱しい理性だろうか。だがカズマは初めてソレに縋りつきたい、しがみ付きたいと心から願う。
荒れ狂う衝動ではなく、頭の隅に縮こまっている理路整然とした理由で行動したいと心のどこかが欲していた。……もちろんそんなことを的確に表現できるような脳みそは彼にありはしないが。
「かなみィ……覚悟はあるか?
これからお前の身体を全部まるごとオレに預ける覚悟はあるか?
痛いのキライなお前が……明日も明後日もその次も、もっとその先も……イタイのを強いるオレとずっと顔を突き合わす覚悟があるなら」
オレはお前を抱く。
カズマが呼吸を整えてから断言した。視線はまっすぐで、どこにも迷いがない。
「覚悟がないならもう寝ろ。オレも寝る」
「……ずるい」
静かにかなみが続けた。
「カズくんはある?……わたしが泣いても、怖がっても、わたしを放さない覚悟はあるの?」
凛とした声は震えもせず、胸や頭を貫いてなぎ倒すような衝撃をカズマに与えた。その衝撃に驚く暇も与えずただただ血の気が引いてゆく。
「わたし、カズくんが怖いからとか、守ってくれるからとか、助けてくれたからここに居るんじゃない。強いから、かっこいいから、優しいから……そんな理由でカズくんと一緒に暮らしてるんじゃない。
ちがうんだよ。……わかってるよね?」
徐々に崩れてゆく声が、どんどん歪んで震えている。たまらなく、切ない。
「嘘つきでも、約束破りでも、不真面目でも、生活能力ゼロでも――――――」
「オッケー解った。それ以上は言うな。……心が挫ける」
「だめ!ちゃんと聞いて!わたしはカズくんが――――――」
それ以上は無言。
無音。
彼女がそれ以上何を言おうとしたのか、彼は知りたくない。カズマの言葉を借りるならば『心が挫ける』からだ。萎えるのではなく、ぶれるのではなく、挫けてしまう。
小さな守るべき被保護者を性の対象とする。たった一人の大切な家族を欲望の対象とする。数少ない心開ける人間を非日常の対象とする。
そんな恐るべき結果を連れてくる行為を、それでも欲している自分の心が挫けてしまう。
好きだななんて、聞いたら。
だからカズマはかなみの口唇を塞いだ。唇と、舌と、唾液……そして体温で。
不思議と吐き気は感じなかった。ただ少し、心臓の奥の方がシクリと痛んでいる。
GJすぎてどう言えば良いやらGJGJ!!
内面とか描写がうまいってかまんま脳内再生される
ありがとう生きててよかった!!www
神過ぎる……
ひたすらGJ!
エロいもエロいけどカズマの葛藤とか
凄いリアルだ…
ここがお前等のテリトリーって事はわかってるんだが
こっちにも事情ってモンがあるんだなあ!
悪ィが宣伝させてもらうぞ!!
全スクライダー強制参加 第七回納涼スクライダー廃人大会
日時 7月29日(火)午後22時スタート
場所 スクスレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1217272770/ ルール
まずは21時から22時半までエントリーを開始します。
この間に書き込みをしたトリップ付きの人は全て問答無用で参加とします。
点呼を呼びかけてから30分以内にトリップ付きで書き込みをしなかった人は失格です。
これを最後の一人になるまで続けます。
ただし点呼と点呼の間隔は30分以上とし30分未満の点呼は無効です。
点呼をする人は以下のトリップを付けて下さい。点呼人は参加者以外の人でも参加者でも自由にやって下さい。
ただし被った場合は早いほうの点呼を有効とします。
206 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 19:09:18 ID:6DqIL57+
神スレあげ
カズマ…
迷うな、迷ったらそれが他者に伝染する!
かなみが好きなら迷うなっ…!
207 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 22:06:27 ID:IcdVytuN
ハァァァァァァンマァァァァァァァァ!!!
208 :
偽雲慶:2008/07/30(水) 12:33:19 ID:tC4U5ReO
8
後ろめたい気持ちと、捨てきれぬ罪悪感、まだ燻っている吐き気。カズマは必死にそれらを無視し、目を見開いて確信の漲る全身の手綱を引き締めていた。
ピンク色のパジャマに包まれている小さな身体は温かく、少し痩せてはいるけれど子供らしい柔らかさと少女らしい優しい匂いに満ちていて。布団の中でカズマが組み敷いている人間は紛う方無き女性の形をしていた。
「……髪の毛、踏んづけるから……頭上げろ」
いつものように髪を一まとめに持ち上げる。
「アァ……っ」
鼻に掛かる甘い悲鳴に耳がこそばゆい。ぞくぞくっと首筋に悪寒とも興奮ともつかぬものが走った。
「な、なんだ……?」
「……なんでもない……!」
のぼせたような赤い顔のかなみがぎゅっと身を縮めた。カズマの指が触れている首筋を隠すように。
「………………。」
カズマは不思議そうにその様子を見て、人差し指をコの字に曲げて第二間接の背で薄い産毛の首筋を撫でた。
「いや……っ」
もう一度。
「やぁん!」
せっかくなのでもう一度。
「だ、めぇ……!もうっカズくんわざとやってるでしょう!?」
流石のかなみも涙目でキッとカズマをにらみ付けた。そこに鋭さはなく、せいぜい子猫が威嚇している程の迫力しかない。
それが悪かったのだ。
それこそがいけなかったのだ。
「気持ちいいと目ェ閉じるんだな」
一言それだけを残してカズマはかなみの首筋に唇を近づけて舌を伸ばした。ザラザラとした感触と、強い弾力が舌に未知の感動を与える。かなみの肌はひどく美味そうで、やたらに唾液を誘う。
「ひやぁぁ〜!」
耳元で啜り上げられる水音と微かに当たる硬い歯が交互に迫っては鼓動を狂ったように早める、カズマの荒い息。全身がビリビリと震えてどうにかなってしまうそうだ。頭の先から足の爪まで、どこもかしこも緊張と快感で弾け飛ぶんじゃないだろうか!
「は、はずかしいよぉ……あた、まおか、し……あひっ!?」
情けない叫びとも我慢が出来ない喘ぎともつかないかすれた声が暗闇に広がっていく。
ゾクゾクゾク
ざわつく背筋のおかげで、カズマはようやく全身が統一されたような気がした。頭も、心も、身体も、そして魂も、全てがこの少女に焦点が合う。奇蹟のような、当たり前のような……カズマには珍妙で不思議に思えた。
『かなみを抱くなんて、考えた事もなかったな』
冷静な頭の中がそうカズマ自身を嘲う。だが彼はその自らの嘲笑にさえ胸を張った。
「目ぇ……ちゃんとこっち見ろ」
枕代わりのタオルの束の上に一まとめにした長い髪、それに隠れる事も出来ずに両手で自分の顔を彼の視線から遮るかなみに、カズマは少し強い口調で言った。
「オレを一人にするな」
胸が破れるかと思った。喉が裂けてちぎれるほど歓喜の叫びを上げたい。なのに身体は言うことを聞かずにガクガク揺れて涙だけが溢れていく。
「……うん……!」
209 :
偽雲慶:2008/07/30(水) 12:48:12 ID:tC4U5ReO
9
「はひぃ……んぁぁっ……!あっ……いっぅ……ぅン……」
ぴた、ぴた、ぴた。ひたひたに潤った右の乳房を口で、左の乳房を右手でカズマが執拗に愛撫している。
ピンクのパジャマは左肩がまろび出るほど無理矢理にめくり上げられ、乱暴に脱がそうとしたのか、固まったパジャマの布でかなみの右腕は殆ど動きが取れないほど固定されていた。
動かないほどパジャマが絡まった右腕と何とか自由になる左腕で必死に紅潮した顔を隠そうとするかなみを、カズマは熱心に舌と指で愛撫し続ける。
「きもちいいか?」
意地が悪い、とかなみは泣きたくなった。いつもの彼なら彼女が少しでも嫌がることはしない。それが当り障りのないことであっても。だが今のカズマは違う。かなみが一番困る質問だけを選んで一番答えにくいことだけを聞きたがった。
「いっ……い、い、よぉ……きもち、いいで……す……ぅっ」
「どれくらい?」
「――――――もっと……してぇ……!」
満足そうに口元を歪ませて、カズマはぷくんと立ち上がっている赤く腫れ濡った先端を放し、ぬるぬると滑る舌を肌から放さぬまま、ゆっくりと腹の方へ移動させた。
そして彼自慢の右手はそろりそろりとなだらかで木目の細かいウエスト・ラインを柔羽で擦るかのような慎重さで滑ってゆく。そこにいつもの粗暴さも荒々しさもない。価値の高いガラス細工でも扱うかのようだ。
「ぃアッ……!?」
思わずかなみが嬌声を上げた。臍にカズマの舌が到達したのと同じくして、滑っていた右手が下着ごとパジャマのズボンをずり下げるようにして肌を伝ったのだ。
「あひぇぇ〜!!あだ、あやぁぁ!やぁあ!」
パニックに陥ったかなみが必死で右膝を持ち上げてズボンがそれ以上下がらないように阻止する。……が、それに関しもせずカズマの右手はしっかりとかなみの左の尻肉を掴みながら、舌で臍のくぼみを弄んでいた。
水音がする。
くちゅくちゅと擦れるような小さく他愛無い音。
だがそれにかなみは戦慄し、カズマは更に興奮する。
「いひぃ……あぅ、あう、くぃぅゅぅー!あハぁぁぁ〜っ!」
もうだめだ。頭が狂ってしまう。もうこれ以上はどうにかなってしまう。くすぐったいのだ。こそばゆいのだ。たまらなくむず痒いのだ。……そういう事を伝えたい。それをもたらす手や舌を押しのけ振り払ってしまいたい。
そう思っているはずなのに、とかなみは荒く短い呼吸の中で何度も言い訳のように思っている。だがその燃えるような紅い唇には崩れて意味をなさぬ獣の鳴き声にも似た音しか乗りはしない。
いとしい名前すら、彼女の口は紡げなかった。
恐怖と快感と名も知らぬ多幸感、高揚するのに何処か頼りなく、混乱している筈なのに何故か正気のままこうしている。ただ、ただ、彼の体温が、素肌が、行為が、嬉しい。カズマが貪るように自分を求めていることが誇らしく、いとおしかった。
背中、わき腹などは下から上へ滑らせるように慣れた手つきで擽り続けていた。極力重さやスピードを控えて、つるりとしたボディ・ラインを何度も行き来するのはとても楽しい。
ぴくぴくと無意識に腰を跳ね上げ身を捩りながら痙攣するかなみの身体は、薔薇色を遠に越えて珊瑚色に妖しく輝いていた。
ぬるぬると自分の唾液にまみれた身体は強烈にカズマの劣情を刺激して止まない。荒い呼吸に合わせて上下する薄いバストさえも今の彼には過去に見たどんな妖艶な女性よりも魅力的に違いない。
女性はなまめかしい仕草こそ相応しいという持論を変えねばならぬとカズマは心のどこかで笑った。
ぎこちなく縮こまるかなみのなんと美しい事か、……なんと離し難いことか。
210 :
偽雲慶:2008/07/30(水) 12:51:45 ID:tC4U5ReO
10
つややかな肌の全てをこの目で見たい。贅沢は言わない、月明かりでも星明りでもなんでもいい。この目に焼き付けたい。
普通の男ならそういう欲求はあって当たり前だ。もちろんカズマに在っておかしい理由などどこにもない。だから彼はそうしたのだ。誰がそれを責めらりょうか。
「……だ、だめ!」
もはや掛けていたとは言い辛いほど押しやられていた布団を、カズマは全て引き剥がしてしまった。辛うじてかなみの顔や下半身を覆っていたものが取り上げられて、もはやかなみを守るものは身に付けている乱れた衣服だけ。
「はぁっ、はぁ、はぁ……」
「……さ、さむいよぅ……」
鮮やかな色彩ではなかった。部屋の中は暗く、窓から差し込む月光からは遠く離れている。
それでもカズマはどうしようもないほど全身が震え、昂ぶり、狂う。
荒い息に塗れたかなみの周りは白く濁っており、この部屋がどれだけ寒いのかを初めてカズマに知らせた。それに似合わぬほど紅く火照るかなみの頬や顎、鎖骨や額の何処にも玉の汗が浮かんでおり、いく筋かはシーツに垂れている。
髪はまるっきり乱れ絡まって額や顔に張り付き、涙と涎で輝くかなみの顔は絶頂に達した娼婦のそれよりもカズマの平常心を激しく揺さぶった。
『だめだ やべぇ これ以上は 潰れちまう オレが 狂って壊れてしまう』
見え透いた言い訳だと自分でも思う。安い狂気だとも思う。呆れるほど下らない本能だとさえ。
かなみには向けたくなかった。……いや、己の中にある事を知られたくなかった。
カズマは別に本能の虜という訳ではないし、自制心がないわけでもない。だが己のどことも知れぬ奥底から沸きあがって来る昏く澱んだ感情は、確かに自分の原動力の一つではあったのだ。それに抗い、逃れ、反逆することこそが彼を彼たらしめていた。
だからこそ彼女には向けられない。
なのに、今はこのどうにもならない猛り狂った衝動をぶつけたい。このちいさな少女に。弱々しくふるえるかなみに。
ゾッとする。同時に血が踊った。そんな自分に忘れていた吐き気が戻ってくる。
そんな茫然としたまま跪くカズマの表情をかなみは焦点が合いそうで合わない歪んだ視界で捉えていた。少し呼吸を整える時間があったことも幸いだった。
細く白い腕をやっとの事で伸ばして、かなみは言う。
「……カズくん、一人にしないで」
解っているとは言わない。けれど彼女は知っている。目の前で泣きそうな顔で力なく佇む彼を。カズマを。
甘えた声ではなかった。泣き声でも欲求でもなかった。命令ですらなかった。それが彼を救う。かなみの声が破壊衝動に溺れかけたカズマを救う。
「……するわきゃねぇだろ」
精一杯の力で吐き気を飲み込み、笑った。そうすることでせめて彼女と形だけでも対等でありたかったから。
自分に伸ばされた白い手を取り、少し力任せに引っ張り上げて冷たく濡れたかなみの身体を抱きしめた。力を入れて抱きしめれば抱きしめるほど不思議なほど温さが増し、安堵する。
そしてたまらなくドキドキとした。さっきの血の気の失せる心臓の脈動とは違い、胸が赤い血の温度で掻き混ぜられているようだとカズマは思った。
「――――――ほんと?信じていい?これから絶対、ちゃんと家にいてね?」
かなみの少し調子外れに笑う明るげな声が、深く深く耳の奥に沈んだ。たまらなく心地良い刻印だ。
「――――――善処、しまス」
んもう!拗ねたような呆れたような、そしてどことなく満足げな溜息が二人の顔をほころばせた。柔らかく笑うかなみの唇に、なんの衒いもなく純粋に欲求に任せて深く口づける。
むねが、どきどきする。
ただ素直に、狂おしいほど。
211 :
偽雲慶:2008/07/30(水) 13:08:17 ID:tC4U5ReO
212 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 22:12:50 ID:L5hkJbqo
神キターー!!!!!!
ついにエチーキター!!!!
カズマいいぞ!もっとやれ!
神キター!!
乙過ぎます!
エロいよ…エロ過ぎるよかなみとカズマ!
214 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 11:37:21 ID:lNvkoFw3
劉鳳×シェリス期待
215 :
偽雲慶:2008/08/01(金) 12:56:23 ID:7wAmtSIh
11
随分前から裏腿のあたりまでずきんずきんと痛みのように血液が滾り巡っていた。もういい加減我慢の限界というやつだ。ここでズボンを脱いでもこの流れ上なんらおかしくない。はずだ。
つーかもうダメ、はっきり言って壊死する寸前。幾重も弁解を巻きつけた手をカズマはズボンの金具にかけた。
かけた。
が、手が動かない。
我ながらアッパレだぜ、この極限状態でもまだチンケな自制心が残ってやがるなんざ。
彼の大雑把な性格を知る人物は意外に思われるかもしれないが、カズマという男は風呂でもない限り家で上半身を裸にするのさえ躊躇う。怪我の手当ての為にかなみの前で胸をはだけるのすら嫌がるのはもはや異常とも思える。
異常ともいえるほど、カズマはかなみに裸を晒すのがキライだ。
アレだけいたいけな少女の身体をいいように弄り倒した男の思考回路とは到底思えない。……だがどうにもダメなのだ。どうしても彼女の目の前で自ら服に手をかけることが出来ない。自分の戒めを解くことに恥じらいを越えて恐怖すら感じる。
それでも、それでも同じくらいかなみを求めているカズマが、中断することを許さない。
かなみはズボンの金具に手をかけたまま固まって動かないカズマの意図を察した。それはかなみにとってある種の追体験に近く、自分と同じようにされたがっている、と理解したのも彼女の年齢はさておき、自然とは言えまいか。
――――――否、言わざるを得まい。
だから彼女はそうした。
驚き戸惑う固く結ばれ錆付いたように動かないカズマの手をかいくぐり、ズボンの金具を外す。
それが最後の封印とは理解しないまま。
「――――――っっ!!」
「ズボン、脱ぎたいんだよね?ボタン外してあげる。
それから――――――どうするの?どうして欲しい?……カズくん」
跪いたままの格好で膝までズボンを容易く下ろされ、下着と捲れ上がったアンダーウエアだけという、きょうび三歳児でももうちょっとまともに着るだろうにという間抜けにも程がある格好でカズマはめでたく顔面蒼白となっていた。
なに?なに?何が起こっちゃってンの?混乱の極みに、感情の錯綜に、肉体の限界に、ついに最後の審判を下した。カズマが自らの力と意思で。
「……触ってくれ。手で、ここを……」
せめてもの抵抗だったのだろう。かなみを胸に掻き抱いて視界を限定し、カズマは白くか細い腕を掴んだまま自分の硬く直立する器官に誘導した。
かなみにちんこ触れってなに?バカなの?しにたいの?柄にもなく真っ赤な顔のカズマは自分のセリフに目を廻しかねない発狂寸前。
≪どうするの?どうしてほしい?カズくん≫
アレはもしかして脅し文句だったんだろォか。カズマはどうにもならないことに思考を向けて我が身の望んだはずの事態から目をそらすのに全力を傾ける。
そんなことを気にも掛けない少女は、初めて与えられた自分の仕事に目を輝かせて言われたとおりに遂行した。
「お、おいっ!か、かなみ!」
小さな手が下着を伝いその中に差し込まれ、花弁のように可憐な人差し指でそっとその剛直に触れる。ぬめぬめと粘つく粘液がかなみとカズマに橋を架けているのが解る。
「……ぬれてる……」
「〜〜〜〜〜〜〜ぃっ!!」
「熱いね……」
まるで子供が発熱した時のように火照るカズマの肉体はこの部屋の寒さすらものともしないほどだ。だがそれを踏まえてもかなみの触れている部分の熱量は異常ともいえた。
216 :
偽雲慶:2008/08/01(金) 12:57:00 ID:7wAmtSIh
12
カズマにしてみればいきなりチョクで触られるなどとは全くの予想外。絶対に躊躇うか、さもなくば嫌がるか、最悪泣かれるものと思っていたのだ。なんたって自他供に認める“汚いとこ”だから。下着に触れさせるのさえ大きな賭けだったというのに。
「…………あー」
「なに?」
「…………べつに」
カズマがもうどうとでもなれという表情とは裏腹に、諦めきれぬ頭の中で何度も何度もみっともなく悲鳴を上げていた。
確かにちょっと触ってとは言ったけど、誰も直接扱けなどとは言ってない。……言ってないよな?……うん、言ってない。言ってない。
≪どう触ったらいいの?≫
≪……だから、こう、手で、擦る≫
ズボンを下着ごと脱ぎ捨てて実演している間抜けなカズマを心配そうに見守るかなみ。
≪だ、大丈夫?そんなに強くして痛くないの?≫
≪ちょっと強めにする方が、その、なんだ……イイんだヨ≫
カズマはつい3分ほど前に交わされた短い会話を思い出しながら、せっせと言われた通りに小さな両手で自分の局部“一番ココチヨイトコロ”を弄るかなみのつむじを見ている。
もうオレはだめかもしれんね。
上手いのだ。気持ちいいのだ。熱心なのだ。たどたどしいおっかなびっくりの手つきではあるが、自分の腿と腿の間でダンスを舞うかなみの手はじれったくて慎重で引っ込み思案で……非常によい。
全身が一つの鼓動に統制されて動いているみたいだ。ありとあらゆる皮膚に甘痒くも強烈な電撃が逐一走り抜けてもう何も考えられない。激しい頭痛にも似た眩暈だけがカズマの神経を支配していた。
「…ァ…うぁ……うっく……!」
聞いたこともないような艶めいた声が彼の口から漏れている。
ぬめぬめと粘つく感触がドンドン増え、握っているそれは最早かなみの手には余るほどに膨張していた。
『……指が……もうどれも届かない……』
最初は中指と薬指の感触が親指にちゃんと感じられていたのに、今はもう親指と人差し指の間の水かきが引き伸ばされているくらい。かなみは不安だった。一体この状態は正常なのか?異常なのか?
幾度声をかけようとカズマの顔を覗き込んだろう。だが、かなみは結局一度も声を掛けなかった。……掛けられなかった。
カズマの貴重な赤面シーンに水を差す気になれなかったし、唇を食いしばって必死に何かに耐えている彼の表情は何物にも替えがたく――――――いとおしかった。
きもちいい?
そう訊ねられたら、どんなにか良かっただろう。困った顔でいいよ、と答えてくれたらどんなに満たされたろう。
八歳の少女にそんな娼婦的悦びを理解できる筈もなく、説明の出来ない満足と把握できない欠乏に喘ぐその表情はカズマの庇護欲と嗜虐欲を同時に誘う。
「かな、み」
「なっ……なに?」
「――――――口でしてくれるか?」
「く、くち?」
「舐めてくれ、かなみ」
217 :
偽雲慶:2008/08/01(金) 12:57:57 ID:7wAmtSIh
13
倒れ込む背中にベッドの軋む音を聞き、カズマは咄嗟にかなみが突き立てた手でへこむ枕の感覚を耳元でくすぐったく思っていた。
覆い被さる真っ赤な顔のかなみの腹部には突き刺さるように己の肉体が存在している。まるで、これから行なう事を予言しているかのように。
「んぁぁ……!」
後頭部を盗み取るような俊敏さで押えながらかなみの唇を塞ぐ。何度も何度も丁寧に、ドロドロの唾液を塗りつけるが如くプクプクの唇を舌で擦り上げた。すべすべで熱い粘膜が擦れ合って鋭敏になってゆく。
にじり寄ってくる悪寒、衝動、精神薄弱。押し流されてどうにも止まらない。
「……ぷゅ……」
ゆっくりと唇が離れ、しばらくしてカズマの顎と胸の上に一本の冷たい感触が生まれた。途切れない涎が道を作ったのだろう。
小さな手がゆっくり、ゆっくり、カズマの身体の周りをなぞるように下がってゆく。
そして急にひどく冷たいものとやたらに熱いものが同時に性器を覆った。
「っ!?」
手だ。冷たいのはかなみの手の平と指。じゃあ絹のようにすべるこの熱いのは……
温かく柔らかい口内にヌルっとくわえられる感触。鈴口に無遠慮なほど強く押し付けられているザラザラした舌の襞さえ明確にイメージできた。
「い……ヒっ!」
声が出た。思わず声が出た。止めようとか我慢しようとか思う前に裏返ったアホ声が出た。
「ひ、ひらかっひゃ?」
「くっ咥えたまま喋るなーッ!!」
「が、がえんなひゃひ……」
「っぉおぉぉぉ……!」
脂汗がだらだら出て背中に焼け火箸でも突っ込まれたみたいな顔のカズマが思わす腰を跳ね上げる。
たまらない。蕩けるとか力が抜けるとかそーゆーレベルじゃない。即出そう。
ひとしきりのじれったくも絶妙な刺激でギリギリチョップ(古語)になっていたカズマの男性器はもはや安全装置どころか撃鉄は起こされ、トリガーの遊びも極限まで引き絞られたよーな状況だったのだ。
それをなんとか騙し騙し我慢できていたのは、かなみの不慣れな奉仕技術のほかには。
根性。
それ以外にない。
子供、しかもかなみにあっさりイカされてたまるかという見栄だけがカズマの忍耐の理由だった。
なのに、ああなのに。何故斯くも世の理とは無慈悲なのだろうか。
かなみの眉が思い切り顰められて、瞼は固く結ばれている――――――それを見た瞬間、カズマの中で彼が必死に隠してはぐらかしてきた物が牙を剥いた。
「ふ……ゅーっ!?」
かなみの髪を掴み上げて乱暴に大きく揺する。なんども、なんども、なんども。
息を吸うことも出来ない激しい揺さぶりはかなみの唇や舌、喉さえ強く押し付けて犯し、嬲る。
そして辛うじて押し付けていた唇に急性的な痙攣が伝わり、舌先に今までとは比べ物にならないような圧力が生まれたかと思うと、掴まれていた髪から手が離れたのか、頭がふっと自由になった。
これ幸いとかなみが慌てて頭を振り上げるようにカズマの性器から逃れた瞬間。
どろりと糸を引きながら、独特の臭気を巻き上げてかなみが今まで見たこともない粘液がさっきまで口に含んでいた部位から吐き出されていた。
218 :
偽雲慶:2008/08/01(金) 12:59:29 ID:7wAmtSIh
ごめんねごめんねカズかなでごめんね
あと7レスくらいで終わるからごめんね
キター!!!!!!
偽雲慶さまは仕事が早い…!感涙
8歳のいたいけな少女がフェ○なんて……俺が許す
自分はカズかなが三度の飯より好きなのでうれしすぎます
GJ!
攻速の乙ブリット!!!!!
>>218 ときめいて死んだ
さては俺にマッドスプリクトを使ったな!
なにを謝るか!すんばらすぃです
カズマとかなみの会話とかやりとりがキャラ違いすぎなくて良い
223 :
偽雲慶:2008/08/03(日) 09:16:46 ID:4y1kB5iJ
14
「ぇほっげほっ……げほ、げふ、げふ……」
「ぁっ……はぁ、ハァっ、ハァっ……!」
暗くよどんだ空気の部屋で、二人がそれぞれに胸を大きく上下させて嘔吐いている。かなみの咽るような吃音に頭の中が今だ真っ白なカズマが弾ける栗がごとく身体を動かした。
「わ、ワリィ!すまん!かな、み、かなみ!」
「えほっ……えほっ……」
「ごめん、ごめん、ごめん……!」
小さく折りたたまれたかなみの背を何度も何度も摩りながら、搾り出す声でカズマは狂ったように謝った。
しばらくそれだけが続き、じきにひゅー、ひゅーという風を切るような虎落笛が聞こえ始め、真っ青になったカズマがかなみの肩を掴んで勢いよく持ち上げた。カズマはこの嫌な音を知っている。喉が詰まったりして、呼吸が出来なくなった時に聞こえる音だ。
「くひゅひゅひゅひゅ……」
「……はへぇ?」
だが、そこにあったのは両手で口を押さえて一生懸命に笑いを堪えているかなみの顔。
「ぷはっはははははは!もうだめ!もうだめぇ!!あはははははははははははははははははは」
いつものえへへへとかうふふふとかじゃない。イヒヒヒヒ、というような見たこともないかなみの大爆笑。しかも性の悪そうな。
カズマが呆気に取られて茫然としている間に、彼の手から抜け落ちたかなみはベッドの上を七転八倒の大騒ぎで転げ回って笑う。
「カズくんが、カズくんが、すっごい困ってる!」
「……てっ……てめぇ!こらかなみィ!!」
今日のベスト3入りするような真っ赤な顔でカズマは吊り上げたての魚のように暴れ回るかなみの身体を捕まえようとした。が、目の前がふらついて思うように身体が動かない。当たり前だ、かなみに体力値を著しく低下させられた直後なのだから。
「はぁ、はぁ、はぁ……ねぇ、きもち……いかった?」
ようやくかなみの両手を押えて身動きが取れないように捕まえたカズマが、腹立ち紛れて口を開こうとした隙を突くようにしてかなみが悪戯っぽく訊ねた。出鼻を挫かれ、言葉を失い、カズマは複雑な表情を浮かべながらもまるで罪を告白するかのような神妙な面持ちで述べる。
「〜ぅ……っ!……あ、ああっ!気持ちよかったっ!最高に、頭がおかしくなるかと思ったっ!腰が思いっきり浮いたぜ!!」
「……怒ってる?」
「怒ってねぇよ!情けなくて泣きてぇだけだ!」
「……怒ってるよぅ……」
「怒ってねぇ!断じて怒ってねぇ!これは……ぅその、なんだっ!照れ隠しだっ!」
普段のカズマなら或いは気付いたのかもしれない。かなみの泣き顔には散々振り回された彼の事だから。しかし今の彼は半ばヤケクソで大部分が錯乱状態といって差し支えない状況だ。半笑いでうそっこ泣きのかなみの仕草の差異など気付こう筈もない。
「ほんと?」
「嘘なんかついてどーする!」
「でもカズくんすーぐ約束破るし〜」
「ウソじゃねぇよ!怒ってねぇし…………とにかく信じろ!」
「じゃあ、わたしのことあいしてるって言って?……そしたら信じる」
所謂、王手、という奴だ。
224 :
偽雲慶:2008/08/03(日) 09:17:12 ID:4y1kB5iJ
15
「うぐっ……!」
「言ってくれたら頭を掴んでおえってさせたのも、ベトベトしたのいっぱい掛かったのも、ぜーんぶゆるしたげる」
ねっ?と可愛らしく首を捻る顔にはそこここに“べとべとしたもの”が付着したままだ。鈍く光る床に反射した外の明かりで微かに把握できるかなみの姿は、髪はぐしゃぐしゃ、服はめためた、顔はドロドロ。どう見てもレイプ後です。本当にありがとうございました。
「……言って?」
なんという迫力。凄まじい覇気。出来る事なら逃げ出したい。
「――――――言ってくれないの?」
眉を思いっきり下げて、かなみが手に入れたての無敵スキル、うそ泣きの体勢に入った。彼女にしても別にカズマを脅そうとか強制しようという意図はない。ただ、いつも踏ん反り返ってワガママ放題の彼をちょっと困らせてやろうというささやかなイタズラ心だ。
この要求には流石のカズマも絶句してしまった。ただし、唐突な命令そのものにではなく、頭の中では答は出来上がっているのに身体が言う事をきかないという状態に対して。
あんだけ好き放題やったのに許してくれるってんだ、なんだよ、一言ぐらい二秒で済むじゃねぇかよ。ナニ固まってんだよオレは!
「あー……あー……あ、あ、あ……」
喉の奥、胸の奥、腹の奥から限界ギリギリの力で押し出すように必死な面持ちでカズマがあーあーと唸る。
かなみは知っている。カズマがとんでもなく恥かしがり屋な事を。なにせ人前で愛称を呼ばれるのも嫌がるぐらいの筋金入りだ、例え簡単な文字列と解っていても“あいしてる”だなんてコッパズカシイ台詞を言うはずがない。
それでも何とかその苦手な言葉をかなみの為に形作ろうとしている様子だけで、彼女は十分に満足だった。少し意地悪をし過ぎたかも知れないと、破顔してカズマの手を握った。
「もういいよカ――――――」
カズくんごめんね。かなみが言おうとした言葉に被せるように、カズマが喉の奥から小さな掠れるような声を引っ張り出した。
「……あ、いして、る」
「ふぁ?」
「愛してる!」
今度は割りと強めに、はっきりと聞こえた。
「――――――――――――あ、わ、わたしも……ああ、あいしてる!」
ベッドの上で下半身素っ裸の男と、ベロベロに伸びたパジャマ姿の無残な少女が手を取り合って愛してると叫び合っているというのは実にシュールな光景だ。一歩間違えればコントと笑われても文句は言えなかろう。
幼い二人に愛など理解できる筈もない。かなみは小耳に挟んだ聞きかじりの言葉として、カズマは行きずりの女が使う簡単な言葉としてしか愛という単語を知らなかった。その意味さえも。
それでもその短い言葉は二人の胸にあった不安と翳を砕き、か細くはあったが、光をもたらした。
「あいしてる」
「うん」
「あいしてる」
「うん」
「あいしてるから」
「……うぇ?」
「続き、やっていいだろ?」
にやーっと笑ったカズマの顔には、先ほどの神妙さなどさっぱり残っていない。罪悪感のきれいに払拭された傍若無人な口元にはいつもの不敵な笑みが浮かんでいる。
「……カズくんってほっっんとーに……デリカシーないよねぇ……」
225 :
偽雲慶:2008/08/05(火) 07:01:08 ID:ul66lPGp
16
少量の酒か、風邪薬、もしくは発熱による酩酊によく似ている。フラリ、フラリと目の前が揺れているところなんて、実にそうだ。
「あんっ……あぅぅ……!あっ!?あっあっ!」
首の後ろと背中に必死にしがみつく少女の力加減が不安定でちょっと切ない。
彼はぱんつの中にいきなり手を突っ込む彼女ほど、度胸はない。ないから、遠慮がちに布の上からこすってたらなんか指がぬるぬるになってきた。……いや、触る前から布は湿っていたのだが。
コットン100%の子供用ぱんつ。吸水性に優れ、生地も厚いし余裕もある。それが、カズマの指が動く度にくしゅくちゅと音をさせるというのは、彼の経験上相当な潤沢でなければありえない。
『……ガキがこんなに濡れるモンなのか?』
かなみは推定八歳前後である。当然生理もまだ始まっていないし、毛なんぞ影も形もない正真正銘の“こども”だ。
人並みには経験があるとはいえ、カズマだってそんな年令を相手にしたことはないし、興味もないのでこの状況が正常なのか異常なのかは分からない。
『こんだけ濡れてりゃフツウ簡単に入るんだが』
カズマもそれが容易だとは考えなかった。バカにでも理解できる身体のサイズの違い。かてて加えてこの年令差。おまけにかなみが経験豊富などとはどーしても思えない。
厄介に厄介が重なったその上に立つ困難が、佃煮になってカズマの脳内にずらりと並ぶ。
『……どう考えても突っ込んだら泣くな……』
想像するだけでゾッとした。ただでさえ大の苦手なかなみの泣き声を聞くのがよりにもよってベッドの上、しかも自分が下半身裸で彼女を押し倒している状況で、ときたもんだ。
……この格好のまま窓をぶち破って宛てもなく走り出すのも吝かではない……カズマは冗談でも何でもなくそう思う。
そんなカズマの苦悩など知る由もなく、両手をカズマの首と背中に食い込ませたかなみはと言えば、ズボンと下着の間で繊細で大胆に動く三本の指の虜となっていた。
ずきん、ずきん、と煩わしいほど鼓動するそこは、未知の感覚でかなみの脳味噌を撹拌し続けていて、その暴走する自分の身体に甘い鞭を入れるがごとく煽る三本の指。
変化自在に強さを、角度を、深度を、動きを変えて蠢き続けるのをやめない。
そして何よりかなみをワナワナと震わせているのは、下着だ。粘液によってずるずると粘膜を滑る布の肌触りさえも操って、かなみがどんなに身体を動かして逃げようとしても三本の指は執拗に一番痺れる突起を追いかけてくる。
「か、かじゅく、ん、も、だめ……らめ、めへぇ……」
「……だめってなんだよ」
「やなの、おかしいのぉ……おしり、とか、こしとか……へんになっちゃ…うぅ…」
「かまわねぇ。なっちまえ」
「やだぁ、やだぁ……!」
「――――――ヤならヤメとくがよぉ……」
腕をズボンから抜き取とったカズマが、ぐっしょり濡れてうっすら湯気の立った左手をかなみの鼻先に突き出した。
「指、ふやけちまってっケド?」
指と指の間にいくつもの泡が弾けずに残ったままつり橋になっている。ヌメヌメと鈍く光る指をカズマがかなみの目を見ながら舌で舐めて見せた。じゅる、と音をさせて吸い付き、舌が指を伝う。
「……嫌ってンじゃねぇな。早くってツラだよ、そりゃ」
じんじん痛痒く痺れる腿の内側の余韻が、カズマの意地悪げな三白眼を見た瞬間に震えた。ブルブルと細かだった振動が何かに揺すられているみたにがくがくと大きくなって全身に伝播してゆく。
「やめ、ないでェ……!もっといっぱい、カズくんの指でこすってください……っ!」
226 :
偽雲慶:2008/08/05(火) 07:01:56 ID:ul66lPGp
17
「お―――お前、自分でナニ口走ってるか分かってる……?」
「だってカズくんちゃんと言わないとしてくれないんだもん!」
自分で言わせたはずのカズマの動揺は、無理に言わせられたはずのかなみのそれとは比べ物にならないほどデカい。やはり度胸勝負はかなみのほうが一枚上手のようだ。
「……もっとこう、恥じらいをだなぁ……」
グローブ付きの右手で顔を覆ったカズマが溜息に近いセリフを吐き出した途端、左手にぬるりとした感触が帰ってきた。
……何処で育て方を間違ったんだろーか……女の子っつーのはだな!お淑やかで、優しくて、控えめで、はにかんで静かにうっとり笑う――――――
身勝手で押し付けがましい割りにどこかで拾ってきたような理想論を展開し始めた高潔な脳内とは裏腹に、かなみに誘導されたカズマの指はちゃっかり動いている。
『なんかさっきと感じが違う』
動かす手の不自由さに、カズマは自分の左手の行く先に視線を走らせた。かなみの両手に支えされて消えてゆく闇のトンネル向こう側。
そこは、下着の中でした。
「うぉわぁああぁ!」
「くあっ……あァぁ……ッ」
力加減を失敗して思わず指を握るように折り曲げていたカズマの中指の在り処について深く問い質しますまい。
わーすげぇ。あわ立ってる。
突然の訪問者にうろたえる様子もなく、かなみは唇の奥で聞き取れぬほど小さな何かを呟きながら、カズマの最後に残った衣服であるアンダーウェアに取り付くようにしがみ付いていた。
その格好が弱々しく、なのにどこか扇情的で、鳴りを潜めていたカズマの男性を揺り起こしてしまう。
『ハハ……ゆ、指がちぎれそう……』
事故で突き刺さった第一間接までが締め上げられ、とてもこの先に余裕などあるようには思えない。だがカズマはそのまま全神経を集中させてそろりそろりと中指を押し通らせる。
「ひ、ひたぁい……!かずっ……ひた、イタイぃ!」
「だろーな」
「やだ、やだ、もっとゆっ……痛!ゆっくりしてぇ!」
悲鳴に近いかなみの嬌声だというのに、彼女の彼を見据える涙のいっぱいに溜まった目がカズマの下半身をスケベのことしか考えられないようにしてしまう。
「――――――痛くされたくねぇんなら……んなエロい顔でこっち見んな……」
蠱惑という概念そのものが固まったような碧色の大きな瞳はうるうると揺らめいていて、赤く腫れぼったい瞼や目尻は涙の跡でキラキラ光ったりなんかしていて、力加減なんか出来ない。
男を誘う術を生まれながらにして持ってる女というのに歳は無意味なのだそうだ。誰かが酒の席で言ってた意味が今わかった。
「なぁ、まだ痛いか?」
「痛いよぉ……カズくん爪切ってないでしょ?」
「……はィい?」
「つ・め! 引っかかれるみたいでスッゴイ痛いんだよ!?」
…………………………指が入ってるのはいいのか……
喜びとも渋いとも呆れとも愉しみともつかない複雑極まりない表情のカズマはしばらく無言でかなみの中身をぐりぐりと弄っていた。
これは別に安心感の為に口が利けないほど感激している訳ではない……と本人は言うだろう。さもなくば、かなみの声のけしからん色っぽさに夢中だったとすら言い訳するかもしれない。
227 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 12:28:43 ID:SVt8BG8R
ま、まだか?
228 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 17:14:30 ID:OX2g8q23
まだでぇす。まぁだまぁだでぇす。
落ち着け無常w
生殺しって何だ!?
神は…もしや規制に巻き込まれたのかな
足りない!足りないぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
お前らに足りないもの、それは
情熱
思想
理念
頭脳
気品
優雅さ
勤勉さ!
そしてェなによりもォ−−−−−−−!!
我慢が足りない!!
サーセン兄貴w
234 :
偽雲慶:2008/08/11(月) 04:55:07 ID:uTAViXoz
18
「ヤダッ!あっヘンな声あッ……んっ!で、でちゃあ……んッ!……うっあいっあいっあっあっ!」
苦しそうに眉間のしわを深め、圧迫感を吐き出そうとするかのようにてらてらと光る舌を唇から垂らすかなみの表情はもはや未経験者のソレではない。最初のうちは痛みと恐怖からか厳しく眉を吊り上げていたというのに、今では虚ろな目でここではないどこかを彷徨っている。
「あぅ!あっあっあっ!なんか!スゴいっ……スゴいぃぃ……なんかスゴイぃよぅ〜!」
カズマが喘ぎ疲れて抵抗をやめてしまったかなみの身体に、生肉を与えられた肉食獣がごとくに貪りついていた。もはや性欲から離れてしまっているのではないかと言うほどただ無心に、無邪気に、かなみの性感帯の発掘と仕込みに余念が無い。
「コドモの癖に中で感じるたぁナニゴトだよお前は」
中指をかなみの秘所の内部で折り曲げ、そのゆるいカーブを維持したままに軽く揺すってやる。時々指の腹でまさぐる緊張した膣の内部はピンと張っていた。
「カ、カズくんも随分とお上手じゃないっ!」
反論にもならない蕩けた声はその言葉の内容とは裏腹にカズマを乞うていることは明白だ。
「バッ!馬鹿にすんな!……オレぁこれでも街行きゃあ、ちょっとしたモンだぜ?」
演技でも強がりでも反射でもなく、かなみに向かって本来気まずがるであろう本音が出てしまった。……全く、不覚にも。
「あーっ!帰りが遅くなる時ってそういう……!?」
目の動きでソレを察したのか、少女が身体を浮かしてカズマの目を覗き込む。
「……金出してまでゲロ吐く程マゾじゃねぇよ……」
フン、と鼻を鳴らして軽く受け流すカズマの顔を見たかなみは、ふうんとどんぐり眼を半分にする。
「わたしのことあいしてるからじゃないんだぁ?」
挑発とも取れるそんな言葉に露骨なほど嫌そうに顔を歪めて慌てふためくカズマ。
「お、お前が昔のことなんか聞くからだろ!?」
「あいしてないんだったらやめちゃおっかなー?」
うふふふ、と鼻先に拳を当てて意地悪をこれからしますよ、とでもいいたげなかなみが嘯く。
「つまんねぇ言葉覚えやがって……」
両手でかなみの頬と頭をぎゅっと掴んだカズマがゆるく頭突きを繰り出して搾り出す切なげなくせに揺るぎの無い声が少女の心臓を小さくした。
「今さらやめられっか!」
どちらからともなく唇が合わさり、舌が絡んで、唾液を嚥下する音が静かな部屋に妙な迫力をもって響いてゆく。
カズマはかなみを女として認識することをずっと恐ろしいと思っていた。こんなにも簡単で、こんなにも取り返しがつかないことだと彼はよく知っていたから。
かなみはカズマを男として認識することを自分が心から望んでいたのだと考える。形にする方法がわからなくてもどかしい日々に終わりがやってきたのだと知った。
「カズくん」
「……あんだよ」
「わたしね、時々カズくんがいつか居なくなるような気がするの。それがずっと怖くて、悲しくて、嫌だった」
「――――――――――――」
「でもね、今はそれでもいいって思うんだよ。……変かな。会えなくても帰ってこなくても、ずっと一緒に居るような気もするからかな。自分でもよくわからないけど……なんとなくね、カズくんとこうするの、初めてじゃないみたいな感じ……」
自分の胸の中で欲の無い想像で安らぎに満ちているかなみの表情は、どこか悟っていてどこか諦めきれない風にも見えた。そのあえかな少女のそぶりがカズマの胸を激しくかきむしる。
カズマの動揺を敏感に感じ取ったのか、かなみがふと顔を上げた。二人の濡れて揺らめく視線が絡んで、心臓の鼓動がシンクロしたような気がした。
「――――――最後までしてもいいよ」
「……ば、馬鹿かおまえは!」
235 :
偽雲慶:2008/08/11(月) 04:56:07 ID:uTAViXoz
19
乱暴にかなみの腰を掴んで自分の腰の辺りに押し付けた。妖しいまでの白さで仄々と光を放っている幼い少女の股座から、カズマの怒張が隆々とそそり立つ光景は卑猥以外に形容のしようがない。
「おら! 見ろ! お前のちっちぇーハラん中にオレのビッグマグナムが入るわけねーだろが! ちっと考えりゃワカんだろ!?」
「は、はいるもん!」
「中指一本でビービー泣く奴が大口叩いてんなー」
「だって、カズくん入れたいんでしょ?顔に書いてるよ!」
「かっ……かかか、かいてるわきゃねーだろ!どんな猥褻物だよオレのツラぁ!?」
「でも、でも、でもぉ……」
かなみは引かない。本能か、知識か、体験からか、それはどちらにも解らなかったが、相手の求めるものに殉ずることも厭わない強い瞳にさすがのカズマも器用に誤魔化すという選択肢が最初から存在しないことは解る。
女の欲望を得たかなみにとっては、もちろんそれだけではないが。
「〜〜〜〜わぁかったぁ!かなみがイタくなくて!オレも楽しい!そおゆう秘儀を教えてやる。だから今回はそれで納得しろ!」
それでもカズマは最後の一線を越えることを己に禁じた。ただしこれを理性と呼ぶにはいささか勇気の要素が絶対的に足りないが、そこを今指摘するのは野暮というものだ。
腰をむんずと掴み直し、カズマがそのまま自分の胸の方へとかなみの身体をずらした。
「ひぁぁぁ〜……!」
「このままお前が棒に跨って腰を前後に動かすの」
「こ、これぇ……なんか、ヘンだよぉ?おまたがムズムズするぅ……」
「ソレで正しい。むしろソレが正しいんだヨ」
「すごいえっち……動くとカズくんのがビクビクしてて……ずっと見えてるぅ……」
「詳細な実況中継はせんでよろしい」
ずっしりと充血したカズマの硬くて太い暴れっぱなしな例のヤツは、ぷっくりつややかな双丘に押しつぶされて無残な姿を晒してはいたが、少しも不憫には見えない。
懸命によく見知った少女が腰を前後にゆるりゆるりと揺すっている光景というのは不思議なもので、カズマは胸がいっぱいになるのと同時にどこかへ置き忘れられた様な妙な気分になった。
自分の知っている行為を、自分の知らないかなみが熱心に繰り返している。
抱きしめたいと思った。もういいと言いたい。腰を下から突き上げたいと思った。もっと強くと言いたい。
「……かな、み……っ!」
結局カズマのどの欲望も叶うことはなく、ただ白濁した体液がかなみの赤く濡れそぼったスリットに浅く突き刺さっている張り詰めたものから吐き出された。
「あっ……やだ、なんか、すごく……動いてるよぉ……!」
ひく、ひくと身体を薄くくねらせてかなみが自分の跨っている物の変化を申告する。
「最中にヤダなんて言うなよ……心が折れちまうだろ……」
「…………よく分からないけど、こうしていたいってこと?」
「もっとしたいって言ってンだよ」
たすったすっと肌を打ち付ける音だけが続く。
あばら浮いてんな。……もっと太れ。
ま、まだこれからおっきくなるんだもん。
耳に直接舌を入れられてゴロゴロビチャビチャと大きな音がする度にかなみの身体が跳ね上がる。クラクラする。
いつの間にかカズマの胸の上に寝そべるようにしていたかなみがカズマの頬に舌を這わせて、何を思い直したのかおずおずとキスをした。
「カズくんのほっぺたって思ったより柔らかいんだね」
「……そうかい」
そういってカズマは笑った。
236 :
偽雲慶:2008/08/11(月) 04:56:34 ID:uTAViXoz
20
――――――あーあ。ヤッちまった。……いや正確にはまだヤッてはないんだけど……いや、ヤッたも同じか。
かなみの荒い息が落ち着いて身体の冷えにやっと気付き、布団だの毛布だのを慌ててかぶったカズマが心の中で超弩級のため息をついた。こんなちっこい子供相手に何本気で入れ込んでんだオレは。
だがその一方で彼自身はようやく不安に浮ついていた自分が地に降りたような気がした。人に愛されて人は始めて人足りうるという言葉が真実だとすれば、カズマはかなみに愛されて獣から人間に進化したのだろう。
……でもそんなことがあるのだろうか?浅はかだ、哀れみすら感じてしまう。たったの10年すら生きてない未発達な生き物に自分の根拠を背負わせるなどとは。
「……お前が愛とか言うから……混乱しちまうだろぉが」
月の光の照り返しはぼんやり眩しくて、冬の冷たい空気はシンと静まり返っていて……温かなかなみの身体だけが現実のよう。
カズマは少し思案した後、髪に鼻先をつけて思い切り胸に吸い込んだ。すー。はー。ひゅー。ふー。
「ふぁ……っ」
やべ、変な声でた。
頭の中が警告に似た羞恥を発したのに。
髪を少し口に含んで歯でゆるく噛んでみた。ぐちゃぐちゃ唾液の音をさせて甘く潰れる髪の一房は限りなくかなみ自身の味がして、ひどく征服欲が満たされる。カズマは実現できない陵辱を存分にしている想像をしながら静かに浸っている。
ちゅうちゅうと唾液を啜って唇から濡れた髪をぽとりと離した。シーツの上に自分のよだれに塗れたかなみの髪が水玉模様を形作る。それがまるで強姦された後に打ち捨てられた女のようだという感想を持った。
馬鹿げた己の欲情に従がわされ、哀れに崩れてゆくかなみの姿を夢想しながら、身体を駆け巡る吐き気を伴わない劣情の全てが呪わしく切ない。
「さっさと寝やがって……全然抱き足りねぇヨ」
乾いた唾液で引きつる肌と肌を、カズマが力いっぱい抱き潰す。
身体をくっつける刹那は、かなみを抱く間は、彼女のことだけに集中している時間は、自意識なんぞにかまけてゲーゲー言ってるより濃厚に自分と対峙していた。かなみが望むカズマでありたいと願ったからだろうか?
その答えをカズマはいまだ的確に掴めないで居る。かなみの予言に漠然とした肯定も否定も全く出来ないのと同じように。
「じゃあもっかいする?」
「……起きてやンの、このムスメ……」
「あんなにぎゅってされたら誰でも起きちゃうって」
困り顔の癖に笑っているかなみが目を閉じてカズマの胸にうずもれた。
「カズくん今度はいつ仕事から帰ってくるの?」
「……三日くらい、北の方に行くって君島がこないだ言ってた」
「そうやっていつもちゃんと前もって言ってくれたら寂しくないのになぁ」
「――――――三日後にプレゼント山のように抱えて帰ってきてやるよ」
「それってリクエストあり?」
「なんか欲しいものあるのか?」
「爪きり。ヤスリの付いてるやつ」
「……なんで?」
「カズくんの爪、伸びてるから触られると痛いんだもん」
そっぽを向いたその先に何かを見るように、かなみが呟いたのをカズマが眉を顰めて聞いていた。
さて、笑っている悪魔はどっちでしょう。
237 :
偽雲慶:2008/08/11(月) 05:03:36 ID:uTAViXoz
もうね…
スーパーGJしか無いよ神。
カズマかなみ空前絶後のエロすぎカップル有難う!
かなみの悪魔っぷりにカズマの生き様しかと見届けた
そして長編お疲れ様でした!!
スクライドは不滅…無くても見つけ出す!
GJ
台詞以外のとこが若本声で脳内再生されたのは俺だけでいい
GJありがとう生きていける!
>>239 そんなん言われたらこっちにも若本きた。
どうしてくれるw
241 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 10:59:33 ID:IUzM+OSA
さあ次はどいつだ!?
エロパロだ!エロパロをやってやらぁ!!
ならば君島×あやせしかない!
君島とあやせが好きだ…2人共アニメじゃ……だったから
是非ともエロパロでは活躍させたい
しかし漫画読んだら箕条にも激萌した…
ハーニッシュとの初夜が見たいなぁ
ああいう娘さんは大概エロいんですよ
>242
ふむ、心擽られるシチュエーションだ
あやせはカズマ贔屓だったから君島の奮起が期待できる
だがしかし悲恋系といえば、俺の一押しである
クーガーと水守も忘れてもらっちゃ困るぜスクライダー職人
おそらくこのスレではクーガー×水守サンもしくは水守サン×クーガーを望んでいる人がほとんどではないでしょうか?
あくまで私個人の意見ではなくスレッドの流れがそういう風潮かな…と感じました。
いつか毎日のように私…じゃなくてクーガーと水守サンのSSが投下される日を夢見てます。
>>242 粋でいなせなあの男ですね、忘れてません
「みのりさん、俺は貴女に伝えなければいけない…」
「水守です……」
「俺は…貴女が」
「ごめんなさい、クーガーさん…」
「…えぇ、分かってますよ…貴女の気持ちが誰に向かっているのか…」
「ごめんなさいっ…」「謝る必要は無い…俺は俺の言いたい事を言ったまでです」
「……本当に…」
「おっと、それ以上は言う必要は無いですよ」
「クーガーさん…」
「劉鳳に泣かされたら迷わず俺の所へ…最速で蹴り飛ばしますから…ね?」
「…ふふ…ええ、その時は」
「やはり貴女は笑顔の方が素敵だ………劉鳳を頼みます、水守さん」
「水守で……っ…はいクーガーさんもどうか…」
「ふっ…俺は速さを求める男…誰にも俺の速さについてこれはしない」
「…大丈夫です、みのりさん。じゃあ次に逢えたら
今度こそはデートをしましょう…では…」
兄貴の涙が見えた気がする……
>>243 そうなのか…でも無くても見つけだすぜ君島×あやせ……
兄貴の思いは実らないから美しいんじゃないかとも思うんだけどね…。
>>245 うおっやべぇクソ燃えるぜそのシチュエーション!!
クー×水、範疇外だったのに・・・俺にも書かせろ!
>>246 夢ぐらい見させてくれ…
>>248 後ろを振り向くな…前だけを見てクーガー×水守を書くんだ!
スクライドの漢達はああも雄々しく
女の子達はああもエロいのか……
エロパロだ、エロパロをやろうぜ!んでもってエロパロだぁっ!
250 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 19:58:23 ID:D1xL2RvT
アニメブックでナチュラルに性的な意味で堕落したカズマとかなみの絵が載ってて
カズマがりゅーほーとかホーリーとかに関わらなかったら
それこそ26話の夢みたいにそれなりに穏やかで幸せな生活してたのかと思うと
なんだか涙がとまらねぇのは俺に男性ホルモンが足りないからですかage
アニメブック…どこにも売って無いんだぜ…くそ、速さが足りなかったぁぁ!!
>>250 キムタカが描いたイラスト?あれは萌えたな!
小説も狂ってて良かったがw
裸で胸にはカズマの手、目閉じて頬染めてるかなみが可愛すぎるやつだな
小説のほうは倉田が暴走しすぎw
空気も読まず脇目も振らずに投下
君島×あやせ
嫌いな人は最速でスルー
分割で間が結構空くけど御了承下さい
その日…いつになく張り詰めた雰囲気がカズマの家を支配していた…
「君島ぁぁっ!!」
「カァズマァッ!!」
ピンとした空気が2人の漢の雄叫びによって破られる…
空間が歪むかと思われる程の凄まじい勢いでで2人の拳が振り下ろされ
「じゃあんけぇんっ!!」
「ほぅぉいっ!!」
何物も打ち砕くカズマの拳(グー)と何物も断ち切る君島の拳(チョキ)が激突する
「よっしゃぁっ!俺の勝ちだな君島ぁ」
「だぁぁっ!また負けたぁっ……」
嬉しそうにガッツポーズを決めるカズマと頭を抱え悔しそうに
その場にへたり込む君島…そんな2人を呆れつつ楽しそうに眺めるかなみ
「んじゃ、今日の買い出し宜しく頼むぜ、君島くん?」
「トホホっ…分かりましたよ…負けは負けだ…」
カズマは余裕綽々と言った面持ちでソファーに座り
負けた君島は立ち上がり今一度肩を落ととし盛大な溜息をつく
そんな君島を気にかけおずおずと言った様子で礼を言うかなみ
「あの…君島さん、いつもすいません…」
「ん?気にしないでよ、かなみちゃん。どうせカズマは運転できねーしな」
「うるせーよ!」」
かなみの頭を軽く撫でながら、ひらひらと手を振る君島
「さて、じゃ行って来るぜお二人さん」
ソファーに置いてあるヘルメットと車の鍵を取り上げドアに向かう
「おぉ、気付けてな君島ー」
「はい、行ってらっしゃい君島さん」
見送る2人に軽く手を振り家を後にする君島。表に止めてあった何台目かの愛車に乗り込む
「さぁてと、ちゃっちゃっと済ませてきますか」
エンジンキーを回し軽快なエンジンをならせながら荒野へと走り出す…
きた・・・きやがったぜ・・・
ワクワクすんなぁオイ?
ーーしっかしカズマの野郎すっかりかなみちゃんの尻にしかれてんなぁ
相棒の事をぼんやり考えながら車は荒野を走り行く
ーーーあぁっ…俺も綺麗なお姉さんの尻に敷かれたいぃなぁおい!
等と考えている内に車は目的地へ到着する
着いた場所はいつも食糧や備品をを買いにに訪れるバザーのような所だった
「…相変わらずだねぇ此処も…あぁやっぱり市街に生まれりゃ良かったかなー」
多くの人が行き交い賑わうその場所に適当に車を停め
「ま、愚痴は置いといて…今日の品物はーっと……」
かなみに渡されたメモを取り出し買う品物を確認する
「ふんふん…アレとコレとソレか…よし、行きますか」
メモを確認し車から降りると目的の物を買うため店へとくり出して行く
露天には様々な物が売り買いされ中には怪しげな店も沢山あった
「よぉ兄さん、どうだい掘り出し物だよ」
「おぉっ!?こ、これは……って高すぎるぜおっちゃん…」
「そうかい?なら…」
などと怪しげな露天商の男と話し込んでると不意に後ろから声をかけられる
「ねぇ君…もしかして、便利屋の君島くん?」
「はい?……ええ…そうですけど……貴女は?」
声をかけて来たのは見知らぬ女性だった。年の頃は君島よりちょっと上…
ややきつそうな雰囲気を出しているが、結構な美人である
「やっぱり!良かった…ここら辺に良く来るって聞いてたからもしかして…と思って…」
君島だと分かるとぱあっと顔を輝かせる女性…
ーーーおいおい、超綺麗なお姉さんじゃないですかっ!?
しかも何、俺を待ってたって?いつの間にか俺の名前も…くぅっカズマ様々だな!
これはもしかしてアレか俺にもやっと春が〜!?
女性の自分に対する嬉しそうな態度を見た君島は
見当違いな妄想を広げ、顔をにやつかせながら用件を聞く
「で、俺に何か用ですかお姉さん?…デートのお誘いだったりして?」
「いいえ…実は…と挨拶がまだったわね。私は寺田あやせ、あやせで良いわ」
「あやせさんかぁ…で、そのあやせさんが何用で?」
「ええ…実は貴方に仕事を頼みたくて」
「…そう言う事なら是非とも!で、どんな仕事ですか?」
「弟を…助けて欲しいの。ホーリーに捕まってしまった…」
真摯かつ憂いを帯びた表情で伝える…それを聞いた君島は
ーーーホーリーっ!!そういや最近人間狩りやってるって話だったな……
こんな美人のお姉さんの弟をかっさらうなんて…許せんホーリーぃっ!
と大分個人的見解が入ったーー怒りを燃やし
「アナタの相棒は凄腕のアルター使いって聞いたから…」
「…そりゃあもう、ヤツの強さは天下一!なんせ単身ホーリーに
殴り込み2、30人の隊員をぶちのめして生還した男ですから!」
身振り手振りの誇張気味かつ大袈裟なジェスチャーを交えた説明する
「ふふ…それは頼もしいわね…正式に依頼しても良いかしら?」
「はい勿論。カズマにも後で伝えておきます」
「ええ、お願い。さて、とりあえず今日はこんな感じかな…」
これで仕事の話は終わりっとばかりにあやせはその場を離れようとするが
何かに気付き立ち止まる
「っと報酬の話がまだだった、ごめん」
「いえいえ…報酬はあやせさんの好きな額で良いっすよ」
「そう?…じゃあとりあえずは…これぐらいでどう?」
提示された金額は正直言うとかなり魅力的な額で合ったが
「こんなには貰えません…これぐらいで良いです」
だが何を思ってかその金額を元の半額ぐらいに修正する君島。
「ありがたいけど…本当にこれで引き受けてくれるの?」
「ええ…その代わり、これから付き合ってくれませんか?」
?」
ニヤリとだが決して嫌な感じでは無い笑みを浮かべ尋ねる
「そういう……良いわよ、付き合ってあげるわ」
しばし考えを逡巡した後、にこりと微笑みながら承諾するあやせ
ーーーまじか!?駄目元で言ってみたけど…!まさかの展開…くぅっ!
等と色々モヤモヤ考えている君島をあやせは急かすように手を引き
「さ、早く行きましょ君島くん?」
「あ…は、はいぃ…ってどちらに…?」
「んー…こっちに丁度良い場所があるからそこに、ね?」
そうして君島はあやせに案内されるがままその場所へと向かって行った
「ここは…」
「さ、入りましょ…」
あやせに連れてこられたのは所謂1つの男女が蜜月を過ごす憩いの場…
とは言え此処はロストグラウンド…簡易式のシャワーと質素なベッドがあるだけで
市街にあるようなそれとは比べるべくも無いが、今の2人には問題では無く
「あ、あやせ…さん…本当に…っ」
部屋に入ったは良いがいざ嬉し恥ずかしのこの状況に身を置き固る君島
ーーーをいをい……どうしょう…どうすりゃ…えぇい頑張れ俺!
「…此処に来たって事はそう言う事よ…?」
君島の緊張感を察知したのか、ぞくりとするような
それでいて憂いを帯びたようなあやせの表情を見た君島は
「……っ」
弾かれるようにあやせを抱き寄せる
「あやせさん……っ」
「ん…っ…!」
そのまま抱き締めあやせの唇に自分の唇を重ね合わせる…
「ちゅっ…ちゃぷ……くちゃ…っ」
「んぷ……ふぁっ……ちゅ……ん…」
始めは軽いキスだったが…君島が強引に舌を突き入れるとあやせもまた
舌を絡み付けていき淫靡な水音を立てながら互いに唾液を
流しこみ、吸い合う
ーーーちくしょー…可愛いなおい!もう辛抱出来ません!
しばらく濃厚なキスをし互いの唇を離すとツウっと銀色の糸が引く
と今度は細いしなやかな首筋に吸い付き舌を這わせる君島
「…ちゅっ…ちゅう…は…っ…ペロッ……」
「うぁ…ゃん…はぁっ…んぁ…!」
首筋への愛撫を続けるがあやせの口から断続的に漏れる吐息と甘い声が
君島の本能を揺さぶり
「はぁ……あやせさん…舌、出して見て?」
「んっ…え……こ、こうかしら…?…んぁ…っ」
唾液でぬらぬらと光る舌を突き出すと君島の舌があやせの舌を絡めとり
「……っ」
絡めとった舌を勢い良く吸い尽くす君島
「ひっあ…!…何…これ……んんっ!」
「ちゅ……ぢゅぢゅる…ちゅうっ…」
未知の快楽にピクピクと肩を揺らし惚けていくその姿は君島を更にたぎらせる…
259 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 23:47:10 ID:7gBtRwB0
まだか・・・まだなのか!?age
水守さんはまだなのか!?
劉鳳とでもクーガーとでもいいっ!!
ふふ、そうあわてなさんな
意外に難しいんだよ水守とクーガー
クーガー自身実らない感情だってわかってるからな
そこを曲げて書くんだから難しいよ。
なにかこう、設定を一個ひん曲げたら何とかなりそうな気がする
1水守の貞操観念
2クーガーの優しさ
3水守の頑固な性格
4クーガーの生真面目な生き方
……だめだ……どれをひん曲げてもキャラが変わっちまう……
つ 夢オチ
ごめん。
「兄貴は下半身も最速」
という妄言が浮かんでしまった;;
誰もが一度は思い浮かべてしまうネタだと
その後に「ここに速さは必要ありません」が頭を過ぎる
268 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 20:56:09 ID:hjhq2EPI
職人さん帰ってきて〜
269 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 12:43:38 ID:8cJYZQfW
あげてみる
まだ規制中か
271 :
偽雲慶:2008/09/17(水) 22:03:39 ID:XFrfcu5w
お、解けてるな
じゃあさっそくカズマとかなみが永遠にキャッキャウフフし続けるだけの話でときめいて死ねぃ
272 :
偽雲慶:2008/09/17(水) 22:05:30 ID:XFrfcu5w
しあわせごっこ
外で見るカズくんの手は大抵ポケットに入ってます。
でもうちに居るときは結構無防備です。
てゆーか隙だらけ。
なので、いたずら心を擽られます。
何の気なしにベッドから垂れ落ちている右手をつついてみました。
無反応。
人差し指を掴んでみました。
かすかに動いたような気もしなくはないけど、やっぱり特に反応はありません。
思い切って親指と小指以外をぎゅっと握ってみました。
いままで死んだみたいに自由になってたカズくんの右手が瞬く間もないほどの速さで私の手首を掴
み上げてベッドの上に一本釣りよろしくそのまま引っ張り上げられてしまいました。
「うひゃー!」
「……なんだ、かなみか」
「――――――誰だと思ったの?」
しわだらけのシーツをぐちゃぐちゃにひとまとめにして、わたしを腕を掴んだまま軽がるとベッド
の上にかいた胡坐の上に乗せました。
「久しぶりに帰ってきたんだからゆっくり寝かせろよおめーは」
ぐた、とうな垂れるカズくんがわたしのお腹に顔をうずめたまま唸ります。
「もうお昼だよ。お腹減ってない?」
「もー眠くてダルくてメシどころじゃねーんだっつーのー……」
「珍しい、カズくんの優先順位の一番って絶対ゴハン……――――――カズくん?」
ぐーぐーぐーぐー。
お腹の上でいびきが聞こえました。……し、信じられない!ふつう喋ってる途中に寝る!?
「おーいカズくーん、離してー」
ゆるく手足をばたつかせてみたものの、お腹にずっしりカズくんの上半身が乗っているので身動きが取れないのは考えなくてもわかったので、上半身を反らしてベッドから反転した窓を眺めました。
真四角に少し足りない歪んだサッシに切り取られた青空にはところどころ白い雲が浮かんでいます。
どこからか鳥の鳴き声が聞こえて、しばらく耳を澄ましてみました。
……ぐぅ〜……
「やだ、鳴っちゃった」
照れくさくて顔を元に戻したら、意地悪そうなニヤニヤ顔がお腹の上に乗っていました。
「かなみの腹の虫すげー音」
ひゃっひゃっひゃっひゃ、と含み笑いみたいな引き笑いみたいな変な声でカズくんが笑い声を上げました。
「だ!だって!もうお昼なんだもん!お腹も鳴るよ!」
「ぐるぐるぐるーっつったぞ、腹」
「もー!そんなとこ耳つけてたら大きく聞こえて当たり前なの!カズくんのばかっ!」
いひゃひゃひゃひゃ。
カズくんが掴んだままのわたしの腕をぶんぶん振り回して笑い続けます。
その大きな手の暖かさが、なんだか無性に切なくなったのは何故なのでしょう。
新作キター!カズかな大好きだ
いちゃいちゃ系もっと読みたいです
274 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 22:48:14 ID:MCop2qEr
ひさびさの作品投下ありがとうございます
祝いage
おお、投下きてた
GJやっぱカズかなは癒される
最近投下が少ないので初めて自分で書いてみてます
需要あるかわかりませんが近いうちに投下します。ちなみにカズかなです
277 :
偽雲慶:2008/09/21(日) 22:18:15 ID:yiiMHhoo
>>276 おおっ 救 世 主 来 る !
共にクススレを盛り上げようジャマイカ!
カズくんが家にいると台風が来て雨漏りしたって嬉しい。
カズくんが家に居ないとどんなに晴れて暖かでも悲しい。
かなみ、って、あの声で呼ばれたら頭の奥がジーンと痺れて背筋がゾクゾクいうの。
わたしはカズくんのことをあまり知らない。カズくんは自分のこと喋らないから。
わたしはカズくんに自分のことをあまり喋らない。カズくんがわたしに訊ねないから。
でもわたしはカズくんが好きで、カズくんはわたしのことを守ってくれている。
だからわたしもカズくんを守れて、カズくんに好きでいてもらえたらいいなって思っている。
あなたのことを夢に見るとき胸が震えて涙が出てくる。あなたの心に触れた瞬間がいちばん好き。冷たくて素っ気無くてガラスの欠片みたいに鋭い切っ先に、あなたの全てが乗っている。それで傷付けられても、突き刺されてもいい。
知ってるわ、わたしの知ってるカズくんが臆病で弱虫で情けない甲斐性なしってこと。
知ってるわ、わたしの知らないカズくんが短気で傲慢で気取り屋の激情家ってこと。
知ってるわ。優しくて強くて、どんなに悲しくても負けない凄い人ってこと。
あなたの心に触れていたい。もう、一人でいることが孤独の条件じゃないって解ってるあなたには、わたしが邪魔なのかもしれないけれど……
それでも一緒にいたいの。
あなたの側で眠りたいの。
……だから、たまには一緒に寝ようよって言っただけでそんなに怒らなくてもいーじゃん。
278 :
偽雲慶:2008/09/24(水) 21:16:41 ID:K+CsazkO
ダレモイナイ……カキコンデニゲルナライマノウチ……
背中だしてごらん
ひやりとした汗を拭う。小さなうっすら傷跡の残る背中の汗を拭う。
「寒いだろ」
返事はない。簡単に握りつぶせそうな肩は火の様に熱くて、次から次へと汗が吹き出している。
気付いてからもう半日、かなみは変わらずこんな調子だ。
医者に見せたら風邪だと言う。栄養不良で飲み薬の効きが良くないそうだ。君島に点滴とか注射とか、そういうものを頼もうとしたオレを医者が止めて「とにかく解熱剤を飲ませて一日様子を見よう」というので家に連れて帰ってきた。
汗をこまめに拭いて、よく水を飲ませ、果物のすりつぶしたものを与えろというので、かなみが寝たらリンゴでもパクってこよう。
ぐったりとして反応しないかなみの小さな腕を持ち上げてタオルで拭う。
女の癖にあばら骨がごつごつういてて、自分がガキだった時を思い出す。一日一食、食えりゃ御の字だったあの頃を。
「……気持ち悪くねぇか?」
やっとのことでこくんと頷いたかなみの生気のない視線はいつも彷徨っている。
ああ、これは何かの報いだろうか。オレが今まで踏みつけてきたものの呪いだろうか。
弱々しく儚いささやかな生き物。オレの腕の中でやっとの呼吸を続けている。
「だいじょうぶ」
かすれた声でかなみが精一杯の強がりを言った。目はまだ虚ろだと言うのに。
「……じゃ、着替えて寝ようぜ」
あれだけ固く絞った濡れタオルが心なしか重くなったように感じる。さぞ寝間着もシーツもびしょびしょだろう。かなみが胸の前に抱えるようにして持っている寝間着がわりの古いTシャツを引っ張ったオレに、かなみがまたあのやっとの声で囁くように言った。
「じぶんで、する」
「……体支えてなきゃ倒れるのにか?」
「だって、はずかしいもん」
なんだか驚いてしまった。こんな時でも、こんな小さくても、女なんだなぁと。
「風呂と同じだろ? 恥かしがる事ねーって、病気なんだぜ」
「明るいから、やだ」
結局なんだかんだで追い出されて、部屋の前に置いてある腰掛に座りながら無性に、失敗したような、悪いことをしたような、何ともいえない嫌な気分になった。
「体拭いてやるなんて言って、悪かったかな」
シェリス×劉鳳で誰か書いてください!
お願いします!
281 :
276:2008/09/29(月) 01:10:20 ID:PHpxZji9
カズかな書きました…初めてなんでもうあうあうあ
長いのに内容薄いと思いますスミマセンスミマセン
びくびくしながら投下します…お手柔らかにお願いします
私は毎朝カズくんを起こすのが好きです。なかなか起きないし、寝起きも悪いけど…。
顔を洗って、髪を梳かして、朝ご飯の用意をして。今日もカズくんを起こす時間がきました。
「カズくーん、起きてー」
そう言ってカズくんの部屋に入りベッドに近付きます。
私はカズくんの寝顔を見るのが好きです。カズくんの寝顔は穏やかだったり厳しかったり幸せそうだったり辛そうだったり…
穏やかなとき幸せそうなときは、私まで幸せな気持ちになります。そして元気にカズくんを起こします。
厳しい顔、泣きたそうな顔のときは私も胸が苦しくなって…カズくんは私にあんまり弱いところを見せようとしないから、切なくてきゅんとなります。切なくて、でもすごくいとおしくて。カズくんをやさしくそっと起こします。
(今日はどんな顔で寝てるのかな…)
そう思いながら近付きます。
カズくんは幸せそうな顔で…でも今日はそれだけじゃなくて、たくましい両腕で枕を抱き締めて眠っています!
ぬいぐるみを抱き締めて眠る子どもみたい。
282 :
276 A:2008/09/29(月) 01:16:16 ID:PHpxZji9
(わあっ、カズくんかわいい…!)
できることならもっとこのかわいい、いとしい姿を眺めていたい。…でも、今日はお仕事だもの…!
「カズくん、カズくん。起きて!今日は牧場のお手伝いしてくれるって約束したでしょー」
「…うーん…ムニャムニャ…」
「もうっカズくんったら…」
そう言ってベッドに乗ってひざをついて、カズくんの体をゆさゆさ揺さぶる。
「カーズーくーん、起きてってばあ…」
そう言って、腕の隙間から抱き締めている枕を勢いよくガバッと引き抜きました。すると、
「きゃっ!」
カズくんは寝ぼけて、私の体を抱き締めてきました。私を枕と勘違いしてるみたい…。
「んー…」と言ってまたすぐ規則的な寝息をたてはじめました。まだまだ目を覚ましそうにありません。
私は、横向きのカズくんの両腕に抱かれている状態になりました。
腕まくら(左腕)はうれしいけど、私の体に乗ってるカズくんの右腕、重いよう…
動かせないなんてことはないけど、でも、カズくんの鍛えあげられた腕が重いのを言い訳にして、このままカズくんと密着していたかった。
カズくんに抱き締められるのは初めてじゃないけど、やっぱりドキドキします。
283 :
276 B:2008/09/29(月) 01:20:02 ID:PHpxZji9
ふと気付くと、カズくんの口もとはちょうど私の耳のあたりにあり、カズくんの寝息が私の耳にかかってきています。
「あっ…あ…」
やだあ…感じちゃうよう…私、えっちだなあ…
そんなことを考えていると、
「きゃっ」
私の耳にカズくんが涎を垂らしちゃったみたい。それだけじゃなく、カズくんは私の耳をぱくっとくわえてきました。カズくんたまにお布団噛む癖あるから間違えてるのかな…。お耳にキスなんてされたことないし…ドキドキするよお…。
耳をやさしく噛まれたまま、カズくんの吐息も耳にかかります。
「あ…はあ…カズく…」
私はドキドキがとまらなくなってしまいました。(ずるいようカズくん…私の気持ちも知らないで…こんなことされちゃったら私…)
そんなことを考えていると、カズくんの唇は私の耳を離しました。
ちょっと残念だけど、やっぱり少しホッとして。私は赤い顔のまま、少し上にあるカズくんの顔に近付きました。幸せそうなカズくんの寝顔。少しかさかさの唇にキスしました。ほんの5秒くらい、唇が触れるだけのキス。
「カズくん…好きだよ…」
カズくんの顔を見つめ、苦しい程いとおしくい想いが自然と言葉に出ていました。
284 :
276C:2008/09/29(月) 01:24:35 ID:PHpxZji9
そしてまたカズくんの頼もしい腕に抱かれる格好に戻りました。
そうしたらなんだか、カズくんがやさしく抱き締めてくれたような気がしました。
カズくんと添い寝できてることがうれしくて、安心して……お布団の匂いでちょっと眠くなってきちゃった…少しだったら、カズくんと一緒に眠っても大丈夫かな…?
「………わかってる」カズマはぼそりと呟いた。いつもは戦うための右手で、小さな寝息をたてるかなみの長い髪をやさしく撫で続けた。
(こんなことするガラじゃねえけどよ…)
オレはかなみの寝顔を見るのが好きだ。
カズマは、幸せそうなかわいい寝顔に、触れてるだけのやさしいキスをした。
おわり
どうもすみませんでした
おおおおおおおおおお!
きたよ
きたよ
きましたよ
286 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 21:48:23 ID:OQ4pmk0g
間違えた
乙です!
288 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 20:55:20 ID:0z9hD1+z
お前らどうしたんだよ!下がってるぞ!
289 :
偽雲慶:2008/10/12(日) 00:55:16 ID:IrMxBNV7
あいよ
キター!!
スクライドスレにいらしたんですね。まさかまさかレスを読んでてくれるなんて…
291 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 08:34:49 ID:6jeiq8bn
随分寂れてるあげ
過疎ってるね…
あげます
293 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 09:59:06 ID:gnUsOxU+
age
ロストグラウンド
あ〜テステス
う
久しぶりになんか書くかな
ネタくれ
カズかな
投下待ち
>>297 カズかなください
あやせさんが絡んでるのがいいなあなんて…
お願いします
ネタだーネタをくれー
橘みてみたい
303 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 17:50:10 ID:9vr7tw4I
ほしゅ
304 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 20:03:25 ID:RbdaJYIP
すくらいど幼稚園
幼稚園のエロパロw
保守
シェリ劉でシェリスが自重しないのお願いします
308 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 00:23:53 ID:8ohTredO
宣言どおりに来てて吹いた
その男らしさ山の如し!
俺は、サンタを信じる…!
過疎ほす(´・ω・`)
7年前の劉鳳と水守のロリショタエロが見たい
スクライド幼稚園
あやせ先生「さあみんな、お昼寝の時間よー」
かずま「ぐおー。すぴー」
りゅうほう「かずま君のいびきが大きくて眠れない…」
かなみ「すみません、かず君がめいわくおかけして…」
みもり先生「劉くん、絵本を読んであげるわ、一緒にお昼寝しましょう」
くーがー「りゅうほうばっかりずるいぞ、みのり先生はおれとねるんだよ」
しぇりす「どこがいいのよあんなおんなー。みのり先生キライ」
うりざね「あんまりさわぐなよ。あやせ先生もつかれてねてるんだぞ」
君島先生「あやせ先生の寝顔ハアハア」
313 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 19:41:45 ID:J946bIO3
もっと輝けえええええええええぇぇぇ!!!!!!!!!!!!
スクライドようちえん、なかなかイイ
投下してもいいですか?
317 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 01:41:17 ID:JY8ibjDo
いよっ!待ってました!
保守
我輩のマッド・スプリクトを以てすれば、女体化すらお茶の子さいさいなのである
とか思ったんだが、どうでしょう
321 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 14:58:04 ID:78RAeIhY
ほしゅ
ロストグラウンド
保守
誰か兄貴をかいてくれ・・・
324 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 19:06:47 ID:P/iN/Ayv
兄貴は難しすぎる・・・誰か・・・だれか・・・!
325 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 13:41:03 ID:RM4gX5qG
ほしゅあげ
職人さん来てください…!!
じゃあリレー小説にしようぜ!
だれも来ないなー
ところで皆どんなのが読みたいんだ?
329 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:40:28 ID:a37mijBa
oi間違い、おい、誰も書かないなら俺から始めるぞ
保守
332 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 16:54:54 ID:d0u6MID1
aaaa
333 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 17:22:41 ID:ydyIRTcp
>>14から何度か投下したけど、リレー誰も投下しないんだったら先陣きっちゃうんだからねッ!
どうぞどうぞ
>>333 職人さんキタ!やった!
やっちまえ、カズヤ!
スクライドで学園物
ほす
【スクライド学園ホーリー生徒会】
劉鳳「シェリス会長!シェリス会長は何処だ!」
イーリャン「副会長、会長は『塾があるから帰ります』だそうです」
劉鳳「なッ!?文化祭が二週間後だというのに何も決まってないんだぞ!」
イーリャン「会計の僕に言われても」
劉鳳「会長はいつも忙しい時は父が危篤だの、お腹が痛いだの言って仕事から逃げられる、こんなことではリコールされてしまうぞ」
瓜実「そのための副会長なんだろうよ」
劉鳳「くッ、顧問のクーガー先生は何処だ!?」
イーリャン「『ドライブに行ってくる』と言って出かけました」
劉鳳「またか!?全くどうなってるんだこの生徒会は!?」
瓜実「まぁ頑張れ副会長」
イーリャン「ファイトですよ副会長」
340 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 02:08:37 ID:3idDijSQ
【スクライド学園お料理クラブ】
かなみ「えーと、それでは私たちお料理クラブの文化祭での出し物についての話し合いを始めたいと思います」
カズマ「めんどくせ……」
カナミ「カズくん!」
君島「でも部長ぉ、時間も無いし部員も俺達三人だけだしあんまり凝ったこと出来ないよぉ?」
かなみ「ん〜」
カズマ「あれだ、殴られ屋やろうぜ?一回三分五百円でその間に俺に当てられたら賞金一万円、ただし副会長の劉鳳に限り俺も殴りかかる、どうだ?」
かなみ「何でお料理クラブが殴られ屋なの!ちゃんと考えてよカズくん!」
君島「もうかなみちゃんのクッキー売ればいいんじゃねぇ?あれスゲー旨いじゃん、ただし五千円上乗せでかなみちゃんに食べさせてもらえてさらに一万円上乗せすればコスプレしたかなみちゃんに食べさせてもらえる」
かなみ「いやですよ〜」
君島「あ、やっぱり?でもクッキー売るのはいいんじゃない?あとカズマくん?何で君右腕アルター化してんの?何で無言なの?背中のプロペラすごいヒュンヒュンいってるよ?それで俺を殴るの?」
カズマ「バァストォーーッ!!」
君島「アーーーッ!!」
ええwちょwワロタw
ドラマCDを彷彿とさせるwGJ!!!
【スクライド学園2年X組】
「前から言ってたが今日は席替えするぞ〜、じゃあ橘委員長あとよろしく俺は保健室に行ってくっから」
「クーガー先生また水守先生を口説きに行くんですか?少しは仕事してください」
「硬いこと言うなって社長」
「委員長です!」
「じゃあなぁ」
「まったく、では誰かクジを作ってくれる人はいませんか?」
「ハイッ!ハァーーイ!」
「えーと、他にいないようですし君島くんお願いします」
「まぁかせてください!」
(シェリスと君島は小声で話してます)
「君島くん君島くん前に計画したとおりにちゃんと細工してね」
「分かってますって会長、俺が綾瀬さんの隣で会長が劉邦の隣ですよね?」
「よろしくね」
「了解、ついでにカナミちゃんもカズマの隣にしといてあげるか」
「はい、ではクジに従って席に着いて下さい」
「………ねぇ君島くん?」
「………はい?」
「なんで貴方が私の隣にいるの?なんでカナミちゃんの隣に劉邦がいるの?カズマ後ろからスゴイ睨んでるわよ?」
「ん〜……細工間違えちゃったwww」
「デボォテェェーーーーーッ!!!」
「アーーーッ!!」
完
セリフだけの駄作ですが職人さん達の呼び水になれれば幸いです
というかここエロパロスレでしたね完全に失念してました
すいませんでした
作品投下してもらえるなら自分はエロなしでも歓迎です
ありがとうございます
睨むカズマカワイス
346 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 14:12:54 ID:1+RwlRtD
エロじゃないとダメとか考えたらそこでゲームセットですよ!
もうカズマはロリコン一択ですな…
いいの世界一かっこいいロリコンだから。
「カズくん! 今日こそはお仕事手伝ってもらいますからね!」
「ああ、わかったわかった。後で行くから先に行っといてくれって」
「またそんな事言って、いっつも来てくれなくせに! バカバカ、カズくんのバカ! もう知らない!」
いつも帰ってきたらいないくせに……それである日ひょっこり帰ってきて……
カズくん、いつも何処へいってるの 何をしてるの? どうして何も教えてくれないの?
「おっ、か〜なみちゃ〜ん♪」
「あっ、君島さん……うぅー、またカズくんを何処かに連れて行くつもりでしょ!」
「おわっ、そんなおっかない顔しなくても……今日はカーズマくんにお仕事の中止を伝えに来ただけだよ♪」
え? お仕事の中止? って事は……
「今日はカズくんと何処へも行かないんですか?」
「ああ! 最近忙しかったから……たまにはあいつも休みがいるだろうし」
やった……! 今日はカズくん何処へも行かないんだ。
お仕事手伝いに来てくれるかな? ……ううん、家居てくれるだけで良いの。
帰ってきたらカズ君がおかえりって! それから、一緒にご飯食べて、いっぱいお話しして!
でも本当なのかな? 今まで何度も期待して帰ったらいなかったって事はあったし……
だからちょっとだけ。ほんの少しだけ期待して、私はお仕事に行ったのでした。
「ハァー、やっぱりカズくんは来てくれなかったなぁ……」
そんなため息をつきながら家の前に立ち、私は一度大きく深呼吸してからソッと家の中を覗き込みます。すると――
「……カズくん!」
「むにゃ……スー…スー…」
朝と同じ体制で、椅子にもたれかかって寝息を立てているカズくん。もしかしてずっと寝てたの?
でもそんな事はどうでもよくて、ただそこにカズくんがいてくれただけで私は幸せで……
「カズくん? もう夕方だよ?」
「う、うーん……後少しだけ……」
――ぐうぅ……
突然地鳴りのような大きな音が鳴ったと思うと、カズくんはスクッと置きあがり
「腹減った! かなみ、めしにしようぜ!」
そう言っておはようの挨拶も、おかえりの挨拶もなく、私の肩に手を置くカズくん。
まぁ一日中寝てたならお腹もすくよね。
私の知らない所でとは言え、最近はよく働いてくれてたみたいだから今日だけは大目に見てあげようかな?
私はカズくんを家に残し、急ぎ足で買い物へ。
今日はちょっと奮発しちゃおうかな? うーん、カズくんはお肉とか好きだし……二人でバーベキュー?
ちょっと淋しいかな? でも……カズくんとならきっと楽しいよね。
買い物を済ますと、私は行きよりも急ぎ足で家に向かいました。
だって、ゆっくりしてたらカズくんまた何処かへ行っちゃうから……
「ただいま! カズくん、おまたせ……」
私が家の中に入るとそこにはカズくんの姿は無くて、寝ていた椅子にはカズくんが座っていた後だけが残されていて……
「うそつき……君島さんも今日はどこにも行かないって言ってたのに……」
椅子の上に座るとそこはまだ温かくて、ついさっきまでカズくんがそこにいた事を証明してくれていました。
もし、このお野菜を買いに行かなかったら……私がもっと早く走れていたら……
そんな事を考えていると、なんだか悲しくなってきて……
「カズくん……淋しいよ…、カズくん…カズくん……帰ってきてよ…」
気がつくと私はカズくんが寝ていた椅子で、涙を浮かべながら眠ってしまいました。
仕事での疲れなんかより、ずっと…ずーっと疲れちゃったな……
もうお夕飯もいらない――――
「おい! かなみ! なんで寝てるんだ!? めしは!?」
「へ…? カズくん? どうしてお家に?」
「どうしてって……風呂に入ってただけだけど? って、どうした? 泣いてんのか!?」
そう言って心配そうに私の顔を覗き込むカズくん。なんだかちょっと照れくさいかな……
でも私がカズくんのおでこに自分のおでこをひっつけて
「なんでもないから大丈夫だよ」
って言ったら、今度はカズくんが照れて離れちゃった。
カズくん、大好き。今夜はずっと一緒にいられるね…♪
リレー小説と聞いて飛んできました!
ルールが良く分からなかったけど、1レスバトンタッチで良かったのか!!
351 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 13:03:07 ID:/Wdjb3bq
YES I DO
本土からの軍事介入を退けた後カズマはどうなったんだ…?
ロストグラウンド各地を転々としてるのか?
嫁のもとには帰ってこないのか…?
>>353 その時かなみは何歳ぐらいになってんだろうな?
>>352について
本スレに書きこんだやつ、怒らないからちょっとこい
521 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/05/17(日) 13:50:01 ID:???0
むしろ
16くらいになってもまだ手を出してくれないことにやきもきするかなみ
↓
がんばってアプローチかけるもカズマが絶望的に鈍感なため悉く失敗
↓
最後の手段として泥酔させ、逆レイプ
↓
が、かなみが大事なあまり数年来にわたって抑圧され続けてきたカズマの性欲が暴走
↓
シェルブリット・バースト!シェルブリット・バースト!シェルブリット・バーs(ry
↓
水守ら周囲の人々がカズマが避妊の知識なさそうなことを憂慮して、何かとかなみを支援する。
夫婦間では急きょ明るい家族計画が話し合われる ←今ここ
カズくんは興奮するとすぐ周りのものをアルターにしてしまうのでえっちが大変です
でも多分かなみも興奮が過ぎるとアルター粒子化させてる気がする。
358 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 23:28:49 ID:o+k0rl4H
カズくん、私全部分かってるんだよ?
だって私のアルターは人の心を知る事の出来る能力だから…
正直に言ってほしい。聞きたいの、カズくんの口から――
私は準備は出来てるんだよ?子供だからって遠慮しなくていいんだよ…?
……もう、本当に意地っ張りなんだから。
どうして正直になってくれないのかな?
さっきからずっと思ってるくせに…。
キスだけじゃ…我慢できないって――――
カズくんの口から聞くまでさせてあげないんだからねっ
水守って処女?漫画だと恋仲とか言ってるけどアニメだとどうなんだろ
360 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 14:17:14 ID:PCPCKYSb
愚問だな俺は誰よりも最速で駆ける漢だ
しかし、下半身の一部は若干スロゥリィの方が男として最良らしい…
ここに早さは必要ありません。じっくりと味わい楽しみましょう
クーガー×かなみが読みたい!
アニメでは全然絡みなかったけど
ほう、ではこのかなみに指を突っ込んでグリグリするのが好きなカズマの話は後にしよう
なん…だと…?それは直ぐに見れるタイプのアレなのか!?
>>364 お願いします
読ませてくださいお願いします
>>363-
>>366 この流れ おまえらおもしろすぎ
じゃあ俺
>>364が投下してくれたらクガかな書くわw完成するかは別だがな!!!
>>364さんマダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
370 :
364:2009/06/08(月) 22:10:30 ID:YroYhUSJ
歯が浮きそうなラブラブと
胸が悪くなりそうな殺伐と
二択
>>370 カズマとかなみで殺伐ってレア感も気になるんだが
ここは読後感優先で
歯が浮きそうなラブラブ を押させてもらう
どっちも読みたいです!!読ませてください!
佐々木竜子とかは?
374 :
364:2009/06/09(火) 19:08:05 ID:7bJrOZC+
| | | | |┃| :|
| | | | |┃|i | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | |┃| <
>>371 わかりました。ではssを書いている間
| | | |______|┃| .i.| | どうか「マダー?ry」などといって部屋を覗かないで下さい
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |┃|:. ,| \____________
| | | | |┃| i|
| | | | |┃| :|
| | | | |┃|i |
| | | | |┃|, :.|
|_|============|_|______|┃| i|_______
最終回後のクー水を考えてみたら誰も幸せになれなかった件
『分かってる。』
決して広くもない寝台(正しくは診察台)の上で、ふたり、寄り添う。時刻はちょうど11時を回るところだった。
隣で目をつむっているカズくんの体温がなんだかくすぐったくて、私はどうしようもなく口許がゆるむのが分かった。
人前では滅多に甘えさせてくれないカズくんも、ふたりきりになると接触を許してくれるようになる。そんな、どこか照れ屋なところがなんだか、可愛いなぁ、なんて思ってしまう。
自惚れでもなんでもなく、私はカズくんにとって特別なんだと実感できて。そんな自分にとっての特別な人に、自分と同じように想ってもらえるのが幸福なんだって、カズくんに出会って初めて気付いた。
「…何変な顔してんだ?」
不意に目を開けたカズくんは、そんな私の様子を察知したのか、訝しげな顔を少し傾けてくる。
「変な顔なんかしてないよ。幸せだなぁって思ってたの。」
「なんでだよ。」
「私、カズくん、大好きだなぁって。」
照れ臭いから視線を落としたまま、私は正直にそう呟いた。
「…そいつはどーも。」
ほら、また照れた。
口調はとてもつっけんどんな様子だけど、私の言葉に少なからず動揺しているのが伝わってきて、思わず笑ってしまった。でも今度は、こっそりと。
「ねぇカズくん。手、繋いで寝よう?」
「手ぇ?それじゃ寝にくいだろ。」
「そんな事ないもん、平気だもん。ねぇ、いいでしょ? 手。」
「…分かった、分かったよ。どうぞかなみちゃんの気が済むまで握っててクダサイ。」
「うん、…えへへ、ありがとう。」
私の、気が済むまで?それなら…―――
「カズくん、」
手を繋いでからすぐに、私は10秒間程じっとカズくん見つめた。これはある意味恒例ともなった、私からの合図。そして、少しずつ顔と顔の距離を縮めていく。
カズくんはギリギリまで、引っ切り無しに瞳をうろうろさせて、どうするべきか迷っているようだった。
「っ…」
たどたどしく唇を重ねれば、柔らかい感触に少し体が熱くなる。こんな風にカズくんに触れられるなんて、今でもどこか信じられなかった。
仕掛けたはいいものの、カズくんと同じくこういう事に不馴れな私は深い接吻なんてとても出来やしなかったので、名残惜しくもパッとすぐに顔を離し、そのまま少し強引にぐりぐりと、自分の顔を目の前の胸元にうずめた。
カズくんは、私がどんなことをしても一切抵抗をしてこない。死ぬほど恥ずかしいようだけれど、それでもぐっと我慢してくれている。それが、ただ振り払うのが面倒だからなのか、…私のことを思っての行動なのかは、分からない。
だから、最近なんかはそこに私が付け込んで、そして、どんどん調子にのっていっている、…ような気がする。
けど、どうしようもないの。
「カズくんが好き。」
貴方がこんなにも好きなんだから。
こんなにも、愛しいんだから。
「……………。」
カズくんがそっと呟いた言葉は、くぐもっていてよく聞き取れなかったけれど、何故だか私には解かってしまった。
「おやすみ、カズくん。」
「…おう、おやすみ。」
それがなんだかとても嬉しくて、更にぎゅっと、手を握り締めた。
―――――それなら私は、アナタの手を一生離さない。
貴方への想い、もっともっと。
嗚呼、どうか伝わりますように。
かなカズが好き過ぎて、待てずに投下。
しかしえろくないただのほのぼので、しかも携帯から…
読みにくかったらすんまそん。
職人さんキター!!!
読んでいてドキドキうずうずしました。
ありがとうございます
これはキュンキュン
橘 「ちょっと、声が大きいですよ」
クーガー「『ラディカルグッドスピード舌部限定』とか出来りゃあな」
立浪 「早口とアレにしか役立たねぇだろうが!」
橘 「シェリス達が凄い顔で見てますけど」
瓜核 「クーガーは色々速すぎて役に立たないんじゃないのかぁ?」
クーガー「分かってないなぁ瓜核…三大欲求に速さは必要ないのだと!
仕事をさっさと片付けるのは、常に素早く行動するのは何故だ?食事をゆったりと楽しむ為だ、上質の睡眠をとる為だ!
そして相互の濃厚で上質でゆったりとした育みの為には非常に残念な真理だが速さは必要とされていないっ、だから」
立浪 「わぁかったつーの!うるせぇな!」
橘 「ここまで徹底的な無視はいっそ清々しい…」
立浪 「なんだ橘、いつから居た」
橘 「居ましたよ!さっきから!全く…コーヒーでよくそこまで盛り上がれますね」
クーガー「うっすいアメリカンだからこそ濃い話に花が咲くってもんだろ。交じるか?」
橘 「いえ……人通りもありますし。そもそも食堂だし」
立浪 「あぁん?タマタマ言ってる割につまんねぇ野郎だな」
橘 「エタニティ・エイトは生命を司る宝玉です!下世話なナニとごっちゃにしないで欲しい!」
瓜核 「仕方ねぇなよぁ、下世話なもん持っちゃってるもんな、お互い」
クーガー「まぁまぁこっち座れよ橘。4人になれば、なぁ立浪」
立浪 「おうよ、4人の宝玉でまさに」
「「「エタニティ・エイト」」」
橘 「っふーざーけーないで下さぁいっ!!!」
立浪 「真剣ですがァ」
橘 「だいたい、僕は猥談なんかしませんっ。僕にはキャミィが居ますからっ!」
クーガー「はっはー、さりげなく卑猥なセリフを言ったなぁ」
橘 「ええっ!?」
瓜核 「お熱いなー。スイカが傷む」
立浪 「ま・ま・ま・まぁ座れってタチバナァ。じっくり聴こうじゃねぇか。イロイロとよぉ」
橘 「しっ、失礼します!!」
クーガー「あーららぁ。肴逃したなぁ」
立浪 「HOLYになってからじゃ女も面倒くせぇのによくやるな」
クーガー「恋愛はスポーツ、そして勝負だからな。男は常にするべきだと思うぜ」
瓜核 「しょうぶだぁ?」
クーガー「真正面からアタックするのも意表をついてクラッとさせるのも全ては頭の回転の速さと行動の速さに委ねられる!
靡かない女、無理にこじ開けるか?いやいや一歩引いて紳士的に?あぁ難しい選択だここで時間の浪費の危険もある!
また相手にもよるな、脈がなければ意味もない、ちょっかい程度が関の山、しかしこっちが本気になったりしたら!?
何が起こるかわからない難しい恋に殉ずるこれぞ男の勝負、そしてロマン!なぁキゲツキ?」
来夏月 「…何故僕に振るのか理解に苦しむね」
立浪 「人形相手のごっこ遊びじゃ刺激が足りないだろうって事だろ」
瓜核 「つーかお前も居たのか」
来夏月 「彼女達は理想の頂点なんだよ?欠点だらけの本物の女より最高じゃないか」
クーガー「ははは。比べる経験もないくせになぁ」
来夏月 「さっきからなんなんだクーガー?」
瓜核 「そういえば常夏ってあんのか?」
来夏月 「は?」
立浪 「アソコが」
来夏月 「ぼっ、僕の女の子達は理想な女の子なんだよ!イチゴの香りを纏い優雅で美しく献身的でトイレにも行かない、夢を食べてるんだ!」
クーガー「はー。入れる場所はないと」
瓜核 「形を知らねーんじゃねぇか?」
立浪 「なんでぇやっぱり童貞か」
来夏月 「なっ…聞き捨てならないね!?」
クーガー「そうかい。じゃあ大事に持っときな」
立浪 「そもそも可愛くねぇしな三人とも。勃たねえんだよ、照準定まらねーんだよブレッブレのブラブラなんだよ」
瓜核 「おいおいー、みんな思ってた事をわざわざ言うのかぁ?」
クーガー「言ってやるな、本人が一番分かってるさ」
来夏月 「粗暴な君達には僕の優美な女の子達の素晴らしさが理解出来ないようだねぇ!?」
クーガー「攻略しがいのない女性には燃えないんでな」
立浪 「結構Sだよなぁクーガー。良い御趣味だ」
瓜核 「色々と立浪には言われたくないと思うぜ」
来夏月 「燃えなくて結構!僕の女の子達は僕だけの女の子なんだ!僕だけが燃えれば!」
クーガー「聞いたか?自分のアルターに興奮するらしい」
瓜核 「そりゃあ流石に引くなぁ」
立浪 「あぁ、キツい野郎だ」
来夏月 「ああ言えばこう…!!」
劉鳳 「そこのテーブル、公共の場所で迷惑だ」
エロスと下ネタを取り違えた。誰かホーリー陣の話も期待。でもカズかな好き。
ホーリー暇すぎるw
790 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/06/12(金) 23:50:07 ID:???0
かなみの体がカズマみたいに線だらけになったら嫌だな
抱く気になれなくなる
791 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/06/12(金) 23:58:18 ID:???0
その線に沿って舌を這わせる
わかっていないな
381乙
エタニティエイト!でフイタwwww
386 :
368:2009/06/17(水) 15:49:46 ID:UMb5AKAF
水守「劉鳳待ち疲れたんで合体しましょう」ていうクガ水と
かなみ「らめぇええ文化的すぎるよぉお」ていうクガかなとを書こうとしたが
またもエロスと下ネタを取り違えて頓挫した。解ってたけど兄貴難し過ぎだろうよ…
387 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 11:49:23 ID:CHw3F4+S
いいから書いて投下する作業に戻るんだ
388 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 14:09:52 ID:1HhFddcj
誰か劉鳳×シェリスでエロいのお願いします
劉鳳「シェリス…さすがにもうこれ以上は無理だ」ぐったり
シェリス「まだ5回しかしてないじゃない!もうっ!エターナルデボーテ!」
劉鳳「…うっ、やめろシェリス」
シェリス「ほらほら、もう元気になってる♪」
劉鳳「(ムラムラ)…ハアハア…シェリス!」
がばっ
パンパンパンパン
シェリス「あぁんっ!すごいっ!気持ちイイっ!」
シェリス好きな人すまん
シェリスw
かなみたんハアハァな絵が見たいがどこ行けばありつけるの?
かずかなならpixivに割とあるでしょうなぁ
絵なら見かけない君島あやせとか話題だけ出るクーガーかなみとか箕条とか見たいな
描くのが難しくても絵なら簡単そう。まぁ絵とか無理だけど
396 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 10:49:44 ID:v3Xh0Do2
>>395 そのどれか見れたら何かにやにやするもの書いてくれる?
見れるなら見るけどな。スクライドなら絵でも良いのか?このスレ
401 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 12:13:24 ID:Ja9TLXZo
2枚目が本当に犯罪な件www乙!
ちょ!神絵キタww ありがとうありがとう!
久々に来たら絵がうpされてるしw
下がりすぎ上げ
405 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 20:06:57 ID:wK6JihFx
カズ君、下がり過ぎだよう
406 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 02:03:01 ID:5TZ6kGDS
下がる方向には行きたくねぇ!
407 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 23:05:45 ID:eE12kh05
(スレの)元気が足りない!!
408 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 01:27:34 ID:vuCYnnjW
シェリス復活しないかな・・・いっそ、朝と夜で劉鳳と中身入れ替わっちゃえばいいのに
>>409 ほほー、そんなキャラが・・・
まぁ、
体はシェリス、中身は劉鳳
心はシェリス、身体は劉鳳
↑こんな状況でエロく遊びたいわけだがw
断じて劉水萌じゃないけれど、心シェリスの身体劉鳳で水守さんに襲われるシェリスとか見てみたいんだぜ
ほす
なんとロリィなスレw
ホシュ