エロパロでエロネタ書いて叩かれた

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1名無しさん@ピンキー
エロパロでエロネタ書いて叩かれた者です。
(正確には、この掲示板ではなくあるスレのまとめサイトに投稿しました)
最初のうちは、自分があんなエロいネタを投稿したから叩かれたんだとかなり反省しましたが、
よく見ると、他の人も程度は違えど同じような事(エロネタ)を書いていました。
よく考えるとエロパロ板のスレのまとめサイトですからね。

そうなると同じエロネタでも書いていいエロネタと悪いエロネタがある、
そして、私が悪いエロネタを書いてしまったから叩かれているという事になります。

では、その悪いエロネタというのは誰がどう定義づけているのでしょうか?
今の所、何も定義がありませんよね。
もし、あなた方の言う、悪いエロネタの投稿を禁止したいのなら、
どんなエロ表現が良くて、どんなエロ表現が悪いかを明確化して
LRとして提示するべきだと思います。

エロパロ板のガイドラインを見ましたが、そのような事は書いてありませんでしたし、
該当スレッドのLR、私が投稿したまとめサイトにもそのような事は書いてありませんでした。
2名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 19:48:58 ID:Ye6/aGfi
さらに、該当スレッドには

>スレがkskしているため、○○○○への収集が追いついてない状態です。
>可能でしたら、職人さん自身で保存していただくようにお願いします。

という事が書いてありました。
もし、それが無ければ私はそのまとめサイトに投稿する事も無く、
該当スレッドに書いて、反応が悪ければまとめサイトに投稿しないという選択ができ、
エロパロ板の現行スレ数レス分の荒らし扱いで済んでいたというのに…。

まあ、言い訳ばかりですが、私のような方を出さない為にも、投稿内容の規制の明確化、
おおまかなLRをテンプレ、ガイドラインに載せる等の処置をしていただけると助かります。
3名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 20:02:30 ID:CmyqGC/K
ドンマイ。









空気を読もう!
としか言えん。スマン
4名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 20:52:05 ID:7wFaFZ9A
ドンマイ

誤爆スレか書き手控え室あたりで愚痴るならともかくスレ立ては感心しないが
5名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 20:53:35 ID:HwZs1/ts
>>1
ンなくだらない愚痴の為にスレ立てんな馬鹿かお前は
6名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 21:46:05 ID:U1IdB0l0
>>1
君、空気読めないとか痛い子って言われてないか?
7名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 21:51:05 ID:gV8IwbWE
一度や二度痛い目にあってこそ、職人は成長出来ると思うんだよ。

まあ、>>1は問題のSSうpでおk?それがどんな感じかでだいぶ評価が変わるが
8名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 06:55:16 ID:Ns6PL9Yg
>>1の親が可哀想だ。
9名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 08:14:25 ID:qiuBqxuO
晒しage
>>1どこいった
10名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 08:38:53 ID:69Pdb58L
こんなことでスレたてるようなやつだから、相当空気の読めないSS投下したんだろーな
11名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 08:42:26 ID:cm2YOcr6
つか、このわかりづらい説明見るだけでSSの程度もお察し下さいだわな
12名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 12:20:00 ID:usDB1GJU
昔お前をVIPで見た気がする
13名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 15:16:29 ID:qiuBqxuO
なんだか>>1のSSが激しく読みたくなってきたんだが……
14名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 15:21:34 ID:a0WUtzil
同意w
愚痴スレなら特定するの御法度だけど、ここは違うからな
とりあえず誰か詳細希望
15名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 17:19:02 ID:JZ6VW+h/
>>2に書いてあるようなことはゼロ魔スレのテンプレか保管庫で見たような気がするな
16名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 17:35:32 ID:qiuBqxuO
>>15
違うっぽい
17名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:12:13 ID:kRU60z8L
スレ主です。
要望があるようですのでSS投下します。内容はひぐらしの罪滅し編の改造のようなものです。
一応、叩かれるような内容のSSなので読みたくない方はスルーして下さい。
18名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:12:35 ID:kRU60z8L
ロリ鷹野がロリコン親父の所に引き取られてアチコチ開発されて淫乱になったという設定で
SSを作ってみました。名付けて「ひな疼き編」

淫乱になった鷹野は、自分の少女時代のように、まだ何も知らない純真無垢な幼女の時に自分のつるぺたな体を弄られて、
初めての快楽に戸惑いながらも人に気持ちよくシテもらう素晴らしさを他の女の子達にも是非とも教えてあげたいと思っていた。
だが当然のごとく、少女達からは、なぜか「気持ちの悪いお姉さん」として扱われ避けられてしまっていた。
鷹野は途方に暮れ、どうやったら少女達を快楽に目覚めさせる事ができるのかを必死で模索していた。

そんな時、雛見沢症候群で喉が疼く事を発見し、
この症状を「喉」ではなく「ひな(女性器の隠語)」に置き換えるウィルスを開発して感染させれば、
新しい女性の快楽への道が開けると確信し、(枕営業で)政府から資金援助を受け
雛見沢に小此木機関を設立し、研究を続けた。

沙都子には、もうすでに新薬の臨床試験を行っており、
雛見沢症候群L5からひな疼き症候群(Excite Lolita Orgasm)ELO5状態に移行しつつあった。

その威力はすさまじく、大人の女にしか興味が無い鉄平まで欲情させ、
沙都子が受ける虐待の内容は全て性的なものへと置き換えられてしまった。
19名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:13:08 ID:kRU60z8L
その頃、レナはリナが父と毎日のようにセックスしている事に悩んでいた。
レナはリナをなるべく避けていたが、この日はゴミ捨て場まで付いてきていた。

リナ「ねえ、レナちゃんは私とお父さんのセックスに反対?」
レナ「反対です。父は私の大事な人なんです。あんたみたいなセックスしか脳の無い女に渡したくありません。」
リナ「あらら、驚いた。否定の言葉は覚悟していたけど。まさかここまではっきりと言われるなんて…」
レナ「もう私の父に二度と近づかないで下さい。」
リナ「うっせー!このクソガキ!」
リナはレナを押し倒して服を全部脱がした。
レナ「いやああああ!!」
リナ「私、女の子の気持ちい〜いトコロはちゃんと分かってるのよ。ほら。ココとか」
レナ「うああああー!!」
レナにとって、裸を他人に見られる感覚、乳首に舌がうごめく感覚、クリトリスの皮を剥かれる感覚、入口をやさしくこじ開けられる甘い痛み、
その全てが新鮮で、逆らう余裕など無かった。

レナ「うわあああ!うわああ!!あああああああああああああー!!!!!」
レナの女の子の部分が激しく痙攣し、中から色々な物が出てきた。
リナは、高速度カメラでその一部始終を鮮明に撮影した。

リナ「レナちゃんのイク所。よく撮れてるわねえ。これ、ネットで世界中にばら撒いたらどうなるかしら。」
レナ「う…うう。」
リナ「なら返事は分かってるよな。私がこれから、あなたの父とセックスを続けてもいいかのどうか。」
レナ「ううっ…分かりました。だから…その動画はばら撒かないで下さい…」
リナ「さあ、それはどうかしら。それはレナちゃんの態度しだいね。」
レナ「え?」
リナ「私、こう見えても両刀でさ。特にあなたみたいな可愛い女の子が好きでね。」
レナ「どういう事?」
リナ「動画をばら撒かれたくなかったら、今日みたいな事をこれからずっと…ずっと大人しく私にされてなさいって事だよ!このガキ!」

レナ「うう…うわあああんん!」
リナ「そうやって泣いてる所もかわいいねえ。よしよし。」

とリナがレナを押さえつけている手をどけて頭を撫でようとした瞬間、体の自由を得たレナはリナを押し倒した。
当然、ハイヒールなんかはいていてすぐに立ち上がれる訳は無く、
普段鉈で鍛えているレナの腕力で易々と取り押さえられてしまった。

レナは愛用の極太バイブを取り出すと、リナの濡れている股間にあてがった。
リナ「ちょっとソレ、洒落にならない…」
レナ「イけ!イってしまえ!」
20名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:13:43 ID:kRU60z8L
…もう何回リナをイカせただろうか。リナは死んだように気絶した。
あとは高速度カメラのメモリをぶっ壊せば…。
と思った、その時、近くに人影が見えた。
レナ「誰?誰かいるの?」
レナの声に反応してガタッ!と音がした。
レナ「やっぱり誰かいるのね?誰?」
レナはなるべく優しい声で話し掛けるが目が笑っていない。

その人達は観念したのだろうか、レナの前に姿をあらわした。
圭一「あ…ええっと…」
魅音「あ〜、私達ね、部活でレナが一番喜びそうな宝物を探すゲームをしてたんだよ。バレちゃしょうがないな〜。」

レナ「そうなんだ。みんな、ありがとう。」
レナは精一杯の笑顔で部活メンバーにお礼を言った。

レナ「………で…あなた達…いつから見てたの!」
レナは途端に恐ろしい形相になり部活メンバーを睨んだ。
圭一「さ…さっき来たばかりだよ。リナがレナをゴミ捨て場まで付きまとっていたからちょっと心配になってさ」
魅音「ちょ…バカ!圭一!」

レナ「へえ〜。助けてくれなかったんだあ。どうしてかな?かな?梨花や沙都子ならともかく圭一君や魅いちゃんが助けてくれないなんて。」

魅音「レナ、ごめんなさい。レナの可愛い所が見たくてつい…。ホントにヤバくなったら助けるつもりだったんだから。」
圭一「ごめん、俺、こういうの苦手でさ、助けに行けなかったんだよ。信じてくれ。俺は何も見てないし何も聞いちゃいないよ。」
沙都子「レナさん、私の力が及びませんでしたわ。ごめんなさい。」
梨花「レナさん、4匹の悪い猫さんを許してあげて下さいなのです。」

圭一「レナ、みんなを許してあげてくれ。そして俺達にやり直すチャンスをくれ。」
圭一達は手を重ね、レナに許しを求めた。

レナ「でも、レナは犯される所をみんなに見られたよ。きっとみんなに当たり散らすよ。」
圭一「それでもいい。俺達はそれだけの事をしたんだから。それで絆が戻るなら安いものだぜ。」

レナ少し考えた後、そっと圭一達の手の上に手を重ねた。
レナ「うわああああんんん!!!」
レナの美しい泣き声が雛見沢にこだました。

その後、圭一が高速度カメラをお持ち帰りした事は禁則事項である。
21名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:14:13 ID:kRU60z8L
その次の日に、鷹野はレナにスクラップ帳を渡し、わざとレナが雛見沢症候群L5になるように仕向けた。
案の定、度重なる不幸な偶然が重なって、レナが「宇宙人に犯される」という被害妄想を起こし、
親の金を数十万お持ち帰りして雲隠れしてしまった。

レナがゴミ捨て場に隠れている時、梨花があらわれた。
レナ「だ…誰!?」
梨花「怖がらないで」
梨花はおもむろに何かを取り出してレナに渡そうとした
レナ「は…!浣腸器!」
梨花「これをあなたの肛門に浣腸すれば、元に戻るわよ」
レナ「いやよ!そんな恥ずかしいお注射!」
梨花「私はあっち向いてるから、さっさと済ませなさいよ。」
レナ「そういう問題じゃないよ!」
梨花「そう。なら好きにするといいわ。この”ひな”に興味は無い。次の”ひな”を探す事にするわ」
そんな意味不明な事を言って梨花は消えた。

次に圭一が現れた。
レナ「次は圭一君?」
圭一「何で、何で俺達仲間に相談してくれなかったんだ。」
レナ「仲間?私とあなたが?」
圭一「どうしたんだよ!俺達、仲間じゃないってのかよ!」

レナ「圭一君、ここに来る前、幼女達にオナニーの仕方を教えてたんだって?
それで、偶然、幼女の処女膜が破れ、良心の呵責に耐え切れなくて警察に自首」
圭一「うわあああ!!!」
レナ「つるぺた幼女ばかり狙って何が楽しかったの?仲間ってのは隠し事は無しなんだよね。隠し事をする圭一君は仲間じゃないよ」
圭一「レナ、お前は幼女の良さを何も分かっちゃいない。あの華奢な体、モチモチで綺麗な肌、そしてまだ毛の生えていないアソコ、初めて性快感を覚えた時のあの目覚めた顔、
成長した大人の女にしか欲情できないような男は動物と同じだ。」
レナ「変態!変態!変態!変態!」
レナは身の危険を感じ、逃げてしまった。
圭一「逃げるな!まだ話は終わっちゃいない!」
22名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:15:01 ID:kRU60z8L
次の日、レナは知恵先生にカレーをご馳走するという約束をして学校をがら空きにさせ、学校に向かった。
レナは学校に着くと、女子を1人人質にした。
もちろん、鉈で脅すと言う物騒な方法ではなくまだ幼い女の子の性器に指を押し当てて、
「動かないでね。動くとあなたの大事な処女膜破れちゃうよ。そうなったらお嫁に行けなくなっちゃうよ?
それでいいのかな?かな?」
という脅し方だった。

レナ「は〜い、起立!起立!」
そう言われるまでも、そんな光景を見せられたら男子生徒は全員、別の意味で起立してるだろうが。
魅音「ちょっと何やってんの?レナ!」
レナ「魅音は、学級委員でしょ?みんなを教室の真ん中に集めるように指示して!」
レナはクラス全員の拘束を終えた後、圭一と魅音を半ば無理やり合体させて、圭一をイク寸前まで責め上げていた。
どうやらリナに襲われた時助けてくれなかった圭一と魅音を相当恨んでいるようだ。
「信じてたのに…信じてたのに…!」
レナは涙目で圭一のアソコを刺激している。
魅音「もうやめて!レナ!」
レナ「抵抗するな!これ以上抵抗すると…圭一の陰毛に点火するよ!?」
もちろん、そんな事をされたらアツーい刺激を受けた圭一のアソコは暴発し、魅音は中田しされてしまう。

鷹野「…点火されるのは、あなたの方よ」
突然鷹野があらわれて、手をレナのスカートに忍ばせて性器にライターを突きつけた。
レナ「なっ…」
レナは一瞬、自分がナニをされたのか分からず戸惑っていたが、
自分がとんでもなくやらしい脅しを掛けられてると分かった瞬間、涙目になり
「レナっ!レナが悪かったの!許して!許してえ!」と泣き叫んだ。
強がっていても所詮、思春期のウブな女の子。自分の大事な所が危険に晒されるのはとても耐えられないのでしょう。
鷹野「レナさん、よく頑張ったわねえ。続きは私がやるわ。小此木!レナと圭一と魅音を全裸にして甲羅縛りにしなさい!」
小此木「はっ!」
そして、鷹野はすでに縛られた雛見沢分校の女子生徒だけに雛疼き症候群ウィルスの注射をした。
たちまち、女子生徒達の顔が火照ってきてスカートに染みができていた。
女子生徒「縄ほどいてえ」
鷹野「どうして解きたいの?」
女子生徒「…触りたい!」
鷹野「ど・こ・を?」
鷹野は、恐ろしい形相で女子生徒を睨んた。
女子生徒「おめこ…おめこ触りたい…うわあああんん!!」
鷹野「ダ・メ・よ。後でいくらでも触らせてあげるから。それに我慢すればするほどイッた時、キモチイイのよ。」
鷹野「さて、お遊びはここまでよ。小此木!レナと魅音、女子生徒全員をトラックに詰めて東京の研究施設まで運びなさい。私たちもずらかるわよ。」
圭一「待て、これだけ生徒を拉致して警察が動かないとでも思っているのか!」

鷹野「確かに…これだけ大量に拉致したら、鬼隠しじゃ誤魔化せないでしょうね。私の実験材料達以外の雛見沢住人以外は全員、死んで貰うわ。
そうすれば、この子達を拉致してもバレない…!」
圭一「何だって!雛見沢は2000人以上、村人がいるんだ。園崎家もいる。お前らなんかにむざむざ殺されるかよ!」
鷹野「うふふ。それはどうかしら。」
圭一「何!?」
鷹野「雛見沢ダムはすでに建設中止になっているけど、建設途中の部分は解体されずに残ってるの」
圭一「だから、それがどうした!」
鷹野「圭一君、話は最後まで聞くものよ。今頃、山狗達が、ダムの中に大量のサンポール。ダムの下の湖には大量の六一〇ハップを入れているわ。
もし、ダムを開放したら、この雛見沢はどうなると思う?ねえ?」
圭一「混ぜるな危険。硫化水素…ガス災害!やめろおおお!!!」
鷹野「アッハッハッハッハッ。せいぜいここでわめいているがいいわ。」
圭一「うわあああああ!!!!!」

この後、雛見沢はガス災害で滅び、今日も東京の研究施設で雛見沢分校の女子生徒は鷹野の実験材料として性的な実験をされる毎日を過ごしているのであった。
23名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:15:23 ID:kRU60z8L
以上です。
お目汚しすみません。
24名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:27:25 ID:Buga5OI1
まあなんだ、エロいからじゃなくて単純に文章としても二次としても稚拙だから叩かれたとしか思えんよ
とりあえず半年おROMり

あと現地も覗いてきたが、自分の会話文にかなり特徴があることを自覚できないうちは自演はやめとけ

悪いことは言わんから、な
25名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:35:54 ID:usDB1GJU
こりゃだめだ
26名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:52:29 ID:SIfHR26a
age
爆笑したので、みんなにも読んでもらおう
>>1、おまいは何歳だね?
27名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:54:25 ID:qiuBqxuO
何処から突っ込んでいいかわからないが、これは……
読みたい読みたい言ったが、途中で読むのを投げ出さざるを得なかった
28名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 20:03:38 ID:QSD07klU
ネタが悪いんじゃなくて下手な部分が悪いんじゃね
あと態度な
29名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 20:24:47 ID:MQhdJXU1
これは真性だな
30名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 20:34:11 ID:fubxiSCM
SSに問題があるのは確かだけれど叩かれた原因をSSの出来のみに求めている
理解力のなさが>>1が叩かれた一番の原因だと思った
31名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 21:08:51 ID:GXLfXWSx
流し読みしても酷いことがわかる

もう半年ROMれとしか言えない
32名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 21:21:25 ID:GXLfXWSx
ていうか、酷いのを投下して叩かれるやつは何度も見ているが、わざわざスレ立てたのは>>1が初めてだ
33名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 21:21:51 ID:Ap4t0TOH
2レス目で読む気が失せた
エロパロ板で小ネタ以外の台本形式は叩いてくださいと叫んでるようなもの
34名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 21:34:19 ID:Z1Wp3GaA
>>1
お前もしかしてリボーンスレの奴か?
35名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 22:32:50 ID:Z1Wp3GaA
違ったわ。ゴメンね
36名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 23:17:08 ID:YpmuroKm
取り敢えず文章的にも精神的にも鍛えてこい。

一応真面目に読んだが、展開的に急、2レス目に入った途端にわけわからなくなる。そして、ラスト2レスくらいに読む気がなくなる。

あと地味なとこだが、「〜。」はやめとけ。国語の教科書じゃないんだから。
37名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 03:01:29 ID:wWrSvtuF
やたら作者が叩かれやすいエロパロ板にとって非常に貴重なスレ。
38名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 03:33:50 ID:Zg10NPdd
ひとまず目を通してみたが……妄想が暴走したんだな、わかるわかる。
あまりひぐらしには詳しくないんだが、あれこれ要素を詰め込もうとしてるのもわかる。
ただ人に読ませる文章ではない、というのが率直な感想。

○一文が長い
出だしの一文からして非常にわかりづらい。
一文が長いことが即悪ではないんだが、何か狙いがある時以外は
 分かりやすい文章を心がけるべき。
特に冒頭は人を惹きつけるような出だしにしないと読む気が失せる。

○展開が急&台本形式
「〜が〜した」の繰り返しがやたら目立つ上、展開の速さが異常。
 このレス数でしっかり抜かそうとするなら1エロが限界。
情景描写や心情描写をしないで「〜した」で済ますと読者置いてけぼり。

○キャラの行動が不自然
原作の有名なセリフを言わせておけばいいってもんじゃない。
 それぞれの性格を踏まえた上でキャラを動かさないと、特に二次の場合は
読者も原作に思い入れがあるわけだから反発を招く。
キャラの心情を無視して自分の展開に都合よい行動ばかりとらせるから
不自然になるし、読み物としても薄っぺらいものになる。

○レトリック
余裕があれば比喩表現や倒置法、体
39名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 03:41:49 ID:Zg10NPdd
……切れた。

○レトリック
余裕があれば比喩表現や倒置法、体言止めなどを勉強しよう。
ただし使いすぎるとウザくなる両刃の剣。使いどころを見極めて。

色々言ってすまん、野暮を承知でマジレスしてみた。
総じて「読み手を意識する」っていう視点をもつだけで
少しは変わるんじゃないかな。
40名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 06:45:08 ID:Pzr1f0Hw
ためになるスレだなw
このまま、叩かれたSS晒して何処が悪いのか評価してもらうスレになるかもw
41名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 06:49:14 ID:J6lA1lAJ
まぁ>>1に分かりやすく言うなら
本気のss書きたいなら台本形式はやめとけ

名前「」しないと誰が言ったか分からないような台詞とか
そんなものは、誰も読みたがらない。

ただし小ネタなどは別
42名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 09:18:11 ID:ZLL6IIkR
自ら進んで叩かれにくる人が続けば良スレになるかもねw削除依頼が出てるのが気になるとこだが

何が凄いって沙都子の設定垂れ流しが本筋に全然絡まないという斬新な構成
冒頭、鉄平が狂ったように性的虐待をくわえてるシーンの具体的描写から入って
鷹野「実験は成功ね…」で設定説明、本編へ。なら二度と沙都子出てこなくても
それはそれでアリだけどさ。ていうか、多分脳内イメージではそういうOPなんだよな
硫化水素どうこうの下らなくて悪趣味なネタを描写するぐらいならそっちに労力を割いてくれ
43名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 11:18:32 ID:Pzr1f0Hw
じゃあ宣伝あげ

駆け出し職人さんの成長の場となれば良いが
44名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 11:27:15 ID:0VriRxGb
スレタイで一句詠まれたらこれはスルーできませんな
45名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 11:30:04 ID:4CvNh8Ip
スレタイが五七五
46名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 11:35:59 ID:nLZwD+Zd
>>1
軽く流して読んでみたが、これはひどいなw
まあ、某スレの一万年みたいなことしない限りは応援するから頑張ってくれ
とりあえず叩かれたくらいでそこまでムキになるな
最低限のスルースキルを習得しろ
47名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 12:26:53 ID:xWsYPV49
叩かれた自覚もなぜ叩かれたかの理解もなしに
スルースキルだけ身に付けられたら周囲がたまらんわw
48名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 13:49:09 ID:r9u4ej9S
エロパロで
エロネタ書いて
叩かれた
それにつけても
金の欲しさよ
49名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 14:05:33 ID:Zg10NPdd
エロパロで
エロネタ書いて
叩かれた
割れて砕けて
裂けて散るかも
50名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 17:52:20 ID:NrLRxoAo
>>47
最強の邪ネ申様の誕生ですね、分かります
51名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 18:44:49 ID:BEZQzoB9
>>1の降臨マダー?
52名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 20:18:44 ID:LWgefO2u
>>24によると、これで自演までして自画自賛とかしてたんだよな?
それは・・・・・・・・致命的、だな
53名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 20:34:37 ID:TY3LHdXG
俺たちは新たな伝説が生まれる瞬間に立ち会ってるのかもしれない

または全然そうじゃないのかもしれない
54名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 21:50:37 ID:b7CvtETb
ここは駆け出し書き手さんを育成&駄目出しするスレでつか?

SS投下のダメだしは控え室では推奨されませんし・・・練習スレでは誰もダメ出ししてくれないので・・・
55名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 21:58:47 ID:sfvfMU7o
素人のダメ出しって、ぶっちゃけ害にしかならんことが多いからあんまりおすすめできない
自分で自分を磨く、これ一番大事
56名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:08:17 ID:Zg10NPdd
まぁこんだけ>>1を叩いてる中で投下する職人がいたら奇跡。
もっとも叩いてるのはSSの出来というよりは>>1の態度かもだが。
他の駆け出し職人なら良質なダメ出しをするんだろうか。
57名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:17:03 ID:b7CvtETb
>>55
ですが一度投下されたSSを投下するスレはありませんし。
自分で見直すにしても限界があると思うんです・・・
自分も叩かれた後何度も見直して、これで大丈夫!と思うんですが、また叩かれたら・・・と思ってまた見返す毎日です。

頼りすぎは毒ですが。こことここ。直せば見れるよ。みたいな区切りが欲しいんです。
まぁこんなこと考えてる事自体が所詮素人といえば素人ですが・・・
58名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:39:41 ID:Zg10NPdd
>>57の勇気に乾杯。
素人目でよければ協力させてもらう。
基準は「見れるか見れないか」でおけ?
ある程度の出来以上なら、迂闊なダメ出しはできないからさ。
59名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:55:48 ID:et0q0SAN
やるなら、批評に対する横レスを禁止にしたほうがいいような気がする
じゃないと、荒れてgdgdになるから
批評を受け止めるか、流すかは作者にまかせる
6054:2008/05/21(水) 22:58:36 ID:b7CvtETb
>>58>>59
ありでつ。ところで投下したSSを投下するのか改善したSSを投下するのかどちらがいいのだろう・・・?

どなたか回答求みます・・・あ、投下した方は過去ログのってるか。では改善した方のSSを投下します。
投下したスレは調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart22。628〜636、652〜672です。それの改善版
それではどうぞ。
6154:2008/05/21(水) 23:02:50 ID:b7CvtETb
ごめん改行規制を忘れてたOTZ
少しだけ待ってください><
6254:2008/05/21(水) 23:05:16 ID:b7CvtETb
カチャ。という音が、暗いじめじめとした密室で鳴る。その音を出した人物…木製の椅子に座っている女の子。
ショートの黒髪、長い睫毛に形のいい小鼻、麗しい唇に少し赤みがかった頬は恐らくかなりの美少女に分類される顔立ちだろう。
年齢は十四〜五、六だろう座高も高くなく、立っても百五十に届くか否かというぐらいだ。
しかし、なにより彼女の目を引くのはその服装だろう。一般の洋服ではありえない、奇抜な服だ。
黄を基調にした燕尾服を改造したものだろうか、インナーは白で健康的そうな魅力を醸し出している。下も白のミニスカート、だがその丈は短く少し翻るだけで少女の隠すべき下着が見えてしまいそうである。
そして、その女の子がいる暗室はとてもそのような女の子が居ていい場所ではなかった。
例えば、人がすっぽりと入れるような半分に割った張り型、その片側には何本も針がついている。
いわゆる「鉄の処女」である。その他にも何本もの針のついたバットのような木切れ、人が正座して座れるような形の幾重にも積み重なった石材。
極めつけは彼女の座っている椅子、手足を鉄の拘束具で椅子に拘束されている傍には椅子に向かって少し大きめのコードがついている。
そのコードの先にはなにやら分けの判らないレバーがついてある。つまり、あまり用途の考えたくないような代物が多くある所であった。
6354:2008/05/21(水) 23:07:46 ID:b7CvtETb
一瞬の逡巡の後、意識がはっきりした彼女…クレア…は一気に状況を理解する。
………ここは…?そうだ!私は悪の組織を潰す為に作られた対抗組織、「トゥルー」の隊士の一人。
この服も戦闘服で、最初にそれぞれにあった服を支給されたんだな、確か…。そうして今まで幾人もの敵を圧倒的有利で倒してきたのに…
目の前にいる黒ずくめの男…石英…が前線に出始めてから戦況は変わってしまった。
敵の作戦は周到さを増し罠に嵌った事もあった。だが、いつもそれを私達は危険に陥りながらもなんとか看破してきた。
それが今日という今日は…
「うん、理解してきたようだね。自分としても非常に心苦しいのだけど…人質を使わせてもらったよ」
そう、町中の至る所からスピーカーの声が流れ彼女を呼び出した。恐らく彼女にはそれが罠であると露呈していただろう。だが、重大なミスを犯してしまった。
罠にかかった振りをして一気に叩きのめそうとしてしまったのだ。密かに仲間と連絡を取り、一人で呼び出しに応じた後指定の場所に着いた瞬間。彼女の意識は途絶えてしまった。
今まで見たことの無いほどの大規模の敵が一斉に襲い掛かってきたのが、彼女の見た最後の景色である。
「そう。ここは私達のアジト。それも君にとって一番最悪な拷問室だよ」
そう石英が喋り終わると同時に目の前が一瞬にして明るさを増す。眩しさに目をくらませるが、徐々に慣れてきた彼女の目には先ほどの拷問具がよりはっきりと見えてしまった。
暗かった時はクレアと石英しか見えなかったが、今となっては出口を中心に何人もの下っ端戦闘員が壁際に並んでいる。
6454:2008/05/21(水) 23:09:13 ID:b7CvtETb
クレアは自らの現在の身辺を把握すると、諦めたようにため息をつく。
「少しは抵抗すると思ったんだけど…やっぱり冷静だね。怯えの声すら出さないとはね」
「ご期待に添えず残念ですが…こんなことをしてタダで済むと思ってませんよね」
そう、彼女自身今不思議なほどに沈着冷静に思考を保っている。訓練隊士の時のあらゆる状況に対応し戦闘できるように叩き込まれたのが功を奏していたのだろう。
クレアにとってはあまり喜ばしいものではないだろうが。
それに先程も言った通り望みはある。クレア達には自分達一人一人が今どこにいるかを確認することが潜在的に可能になっている。
つまりここに彼女がいる限り援軍が駆けつける可能性は非常に高い、というわけだ。
このことは極秘情報で、もし敵にさらわれたときのことを考えて搭載された機能のため知っているものはごく僅か数人である。
しかもこの状況はこれが始めて…つまりこの機能は今まで本格的に使われたことが無い=敵がこのことを知っている確率は極めて低いということだ。
そうとも知れず黒いフードの下で微笑を浮かべている口。クレアの脳裏にはこの後で地獄の苦痛を倍返しにして味合わせてやる…という感情が渦巻いていた。
「確かに君をさらっておいて何の代償も無い、ということは考えていないよ。ただ、今の状況を考えてみなよ?どういう事か…君にはわかっているはずだ」
6554:2008/05/21(水) 23:10:06 ID:b7CvtETb
黒ずくめの石英の言うとおり。後先考えずに現在を考えてみると非常にクレアにとって分が悪い。
両手足を拘束されて身体も動かず、手が動かないということは魔法の準備作業である印も組めないということである。
試しに無理矢理に印をすっ飛ばして発動しようとしたが不発に終わった。彼女に出来ることは実質何も無い。ということだ。
「さて、聡明なるクレア君が置かれた状況を確認したところで。一つ君に確認…いや、質問をしてもいいかな?」
あまりいい質問ではないことはわかりきっているが…
「許可します。なんでしょうか」
「何、簡単なことだよ。私達の陣営につく気「ありません」………そうですか」
全てを言わせずに即答する。クレアの表情には落胆の感情と共に俯きながら大きなため息をつく。
「全く…何の為に私を誘拐したかと思えば…こんな下らない事を聞くためですか?ならば貴方の足らない頭でも回答は得るでしょう」
瞬間にして場の雰囲気が凍りつく。まかり間違っても拘束された無力な女性が言うべき言葉ではない。
少しの後、シンとした密室の中でクツクツと彼女の気に触るような笑い声が漏れ出す。
「流石にトゥルーの癖のある人格の中でも一際抜きん出ている事はありますね。だからこそ欲しい人材ではありますが…。はてさて、困ってしまいました。私としても君にはうんと言って貰うしか無いのですが…」
かなり演技がかった口調に、拘束された挙句にわけのわからない質問をされて、なおかつ頭にくる笑い方をされてかなり不機嫌なクレアの堪忍袋の緒が音を立てて切れてしまった。
「だったら私を拷問なり調教なりすればいいでしょう!貴方の論評等……反吐が出ます!!」
物静かな人が怒ると怖い…という通説を地でいったようにきついイントネーションで罵倒する。
6654:2008/05/21(水) 23:12:21 ID:b7CvtETb
ごめん。ここまでしか書いてない。
まさかこういうスレが立って自分が二人目になると思わなかったんだ。
書けといわれれば書くが・・・とりあえず出来かけを投下してスマソ。
67名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:39:44 ID:Zg10NPdd
とりあえず40字くらいを目安にキリのいい所で改行しよう。
それから文法上のミスやわかりづらい文が多いかな。
例えば、
「用途の考えたくない」→「用途を考えたくない」
「回答は得るでしょう」→「解答は得られるでしょう」
「少しの後」→「しばしの静寂の後」?
「何より彼女の目を引くのはその服装」→「何より目を惹くのは彼女の服装」
改行して文法のミスをなくすだけで印象はまったく違ってくる。
68名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:57:01 ID:Zg10NPdd
それから、石英の口調が前半と後半で違ってないか?

ひとまず表面的なことですまん、もう少し考えてみる。
修正前のも読んでみたが、容姿の描写を追加したり視点のブレを直したり
確実に前よりは良くなっていると感じた。
ガンガレ。
69名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:58:11 ID:Zg10NPdd
あ、すまん。
石英のは「演技(芝居?)がかった口調」なんだな。
70名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 00:30:06 ID:aiiI2Jcn
>>66 書きかけでいいと思う。批評するなら正直3レス位で十分。

ちょっと序盤のつかみが長いね。始めで読む気なくす人も多いんじゃないかな。
服の説明の細かい点等は、その後の話の展開の中で出したほうがいいかも。

文法は他の方が言っている通り。色々首を傾げる点が多いから、読み直してみるといいよ。
あと、細かい点がいくつか。
「うん、理解〜」は一体誰が喋ったのか分からなかった。
「〜つく気「ありません」………そうですか」は、
「〜つく気……」「ありません」「……そうですか」にしては?
これは形式美だけど、三点リーダーの使い方。一応、2個づつ使うのが決まりらしい。

最後にこれは全くの主観だけど、状況説明が長くてテンポが悪い気がする。
少しエロ(>>65辺りで服の描写と石英の視線を絡めるとか)やギャグを入れて、
読者の興味を引くとかはどうだろう。

変な指摘と感じる点もあると思うので、その辺は取捨選択しておくれ。ノシ
71名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 01:50:53 ID:6GDjjtAi
ごめん、うまく表現できなくて序盤を自分なりに書き直してみました。
俺も叩かれまくり、駆け出しまくりの新人だから上手くはないけど、
それでも参考になればと思って投下します。
72名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 01:52:37 ID:6GDjjtAi
……カチャリ。
暗くじめじめした地下室に金属音が響く。
地下室の中央に置かれている木製の椅子には、一人の少女が
鉄製の拘束具で繋がれていた。
先ほどの金属音はどうやらこの拘束具が立てたものらしい。

少女の年の頃は十四、五歳ほどであろうか。
ショートの黒髪の下には長い睫毛に形の良い小鼻、
麗しい唇に少し赤みがかった頬。
おおよそ美少女と表現するに相応しい、整った顔立ちをしている。
しかし何より目を惹くのは彼女の服装だろう。
黄を基調とした燕尾服のようなジャケットに白のインナー、
白いミニスカートからは太腿がのぞく。
奇抜な服装ではあったが不思議と彼女にはよく似合っており、
明るく健康的な魅力を醸し出していた。

しばらく眠ったままだった少女は、眉をピクリと震わせると
ようやく意識を取り戻した。

「……ん……」
「お目覚めかな、クレア?」
「ここは……?」

クレアと呼ばれた少女は朦朧とする意識を首を振って覚醒させると、
目の前にいる黒ずくめの男を睨みつけた。

「石英ッ!! 人質を取った挙句こんな真似をして……。
 貴方も男なら、正々堂々勝負したらどうですか?」
「うん、さすが『トゥルー』の一員だけあって理解が早いね。
 自分としても非常に心苦しいのだけど、そういうわけにもいかないんだ」

「トゥルー」というのは悪の組織を潰すために作られた対抗組織であり、
クレアはその中でも急先鋒を務める隊士にあたる。
奇抜に見えるクレアの服は「トゥルー」公式の戦闘用スーツというわけだ。
彼女はそれを身に纏いこれまで何度となく悪の企みを打破してきたのだが、
今日に限って石英の卑劣極まる罠にかかり捕らえられてしまったのだった。

「そういえばさっきの質問に答えていなかったね。ここは……」

石英が喋りだすのを待っていたかのように天井の照明が灯り、
陰鬱な地下室は一転して明るさを増した。
あまりの眩しさに思わず目を瞑ってしまうクレア。
恐る恐る開いた彼女の目に映ったものは、
見るもおぞましい拷問具の数々と壁際に並んだ戦闘員の姿だった。

「君にとって最悪の場所、と言っていいだろうね」
73名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 01:58:13 ID:6GDjjtAi
こんな感じ? 
まぁ文体とかは個人個人で違うから無視してもらっていいですが、
俺の場合読みやすいように適度に改行して空白を入れてます。
会話の前後に空白を入れることが多いですね。
あと、キャラが心の中で思ったことは俺は( )を使って
表現することが多いです。
例:(く、悔しい……どうしてこんなに感じちゃうの……あはんうふん)

>>70の「状況説明が長い」というのは俺も読んでて感じました。
まぁ捕まるまでにヒロインの普段の活躍ぶりを描いておいて、
「そんなヒロインがなんとエロいことに!」というギャップを見せる
というのもヒロイン陵辱モノではテクの一つだと思うんですけど。
でも既に捕まっちゃってるし、その理由を詳しく書くより
さっさと拷問に入ってエロエロ展開にしてもいいのでは。
7454:2008/05/22(木) 23:47:26 ID:9FJYt6Oj
なるほど……色々勉強になります。
状況描写がgdgdなのは……すいません。自分が好きな小説が細く描写していたので、
それに影響されてしまったのかも。
無理に入れようと悩んでしまったのですが、あまり入れなくてもいいんですね。
次から筆が速く進みそうな気がします。

叩かれたSSを添削して書いて下さった方、勉強になりました。
ダメ出しをしてくれた方も本当にありがとうございました。
75名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 18:44:46 ID:LF31WrV+
ふと思ったんだが、このスレタイ5・7・5だな

エロパロで
エロネタ書いて
叩かれた
76名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:07:22 ID:pL1khORG
すずなすずしろ
春の七草
77名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 21:32:57 ID:aqDuV9Jk
高木デジャブー
78名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:03:18 ID:5RTHWeTH
批評してほしい職人さん待ってますよ、と
79名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:35:10 ID:1OhtyY83
エロパロで
SS書いて
叩かれた
げに愚かしきは
我が身なりけり

叩かれた後は死んでしまいたくなるorz
80名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:33:11 ID:bUI91V/G
そこそこ賛辞をもらったことのある者だが
ぶっちゃけ信者の十把一絡の賛辞なんて叩きと同じようなもんだ
81名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 01:14:16 ID:EUn9OGXy
>>80 そうか? 信者いるってのは単純に羨ましいけど。
むしろ神職人と同じスレに書き込む書き手はモチベーションの維持が難しいような。
「GJ! で、それはそうと○○さん早く続編書かないかな」なんてレスもらうと
「ぶっちゃけお前イラネ」ってのが透けて見えて激しく萎える。
そんなGJなんていらねぇよ、夏。
82名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 08:47:27 ID:bUI91V/G
>>81
俺も神職人とは程遠いし、それにしばらくご無沙汰してれば自分のことなんざみんな忘れる
いちいち脊髄反射でGJなんて言われても、得られるものは何もないという点では叩きと変わらない
ネタ雑談や人気キャラ使っただけの月並みな物に、自分の作品がかき消されることもしばしば
所詮連中は従順な少女がたくましい逸物によがるものさえ書いていれば大喜びするんだよ
もっと腹立つのは1レスくらいのネタ作品を単発で小出しにして、前の神職人の作品の流れを奪ったりとかな
83名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 08:59:54 ID:tNENoR1V
age
84名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 09:24:43 ID:t+smDIV3
なんか書き手スレみたいになってきたな
85名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 10:14:58 ID:/WqSC1B6
そもそもこの>>1が18になっているとは到底思えない
86名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:04:10 ID:C8A88I7O
>>1のあまりの馬鹿っぷりに吹いたww
87名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 00:58:50 ID:5e6+ybn5
もともと>>1の壮絶なる勘違いから始まったスレだからな。
批評されたいという勇気ある書き手が出なければ、あとは落ちるのを待つばかりだ。
果たして>>1は叩かれた本当の理由に気づいてくれたんだろうか?
このスレでも叩かれまくったし、もう降臨する気はないんだろうか?
88名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 14:52:33 ID:k0Ew00j+
>>1が出てこないなら邪神スレにしようぜ
あのスレROMってただけだったが大好きだったんだよ

強盗だ、おう
89名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 19:08:26 ID:k64HPnMv
賛成。邪神スレ自分も好きだったわ
90名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 19:55:03 ID:6p9ux4Nj
プツン!ズッニュー!
91名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:39:49 ID:th4qUHx0
オイラは反対だな。
今のままで添削するスレのほうが面白い。
邪神スレは新しく立てたらいいと思う。
92名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 01:21:41 ID:BO5xYohl
というか、スレタイ見てここが批評スレとか邪神スレとかわかるやついるんだろうか?w
完璧イッパツネタぽいしwww
93名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 03:01:03 ID:3rC+v+R3
まあ普通なら削除コースかねえ
94名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 11:48:58 ID:O+DUz/cK
結局、ここで批評はして頂けないのでしょうか?
自分の文に読む価値があるか、純粋に教えて欲しいのですが。
95名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 13:12:12 ID:NohN/eOU
おや、添削スレ意外に需要があるのか?
いいんじゃね? 優しい人が批評してくれるよ、きっと。
96名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 16:50:15 ID:iyO4N4QC
せっかくだから投下してみたら良いよ。
97名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 17:22:54 ID:Gqot/j59
ありがとうございます。内容は戦場のヴァルキュリアの二次、輪姦物です。
長くなるのも悪いので導入部分だけ晒させていただきますが、宜しくお願いします。


重く冷たい鉄扉が、鈍い音を立てて開かれていく。
(…来たか)
壁に背をもたれ膝を抱えたまま、セルベリアは視線だけをそこへ向けた。
捕らえられた当初より、既にこの来訪は予想していた。
だからこそ慌てるでもなく、冷静に、開かれていく扉の向こうをじっと見つめる事が出来る。
(思ったよりも、早かったな)
そして開け放たれた扉の向こう…そこには、ダモンと呼ばれた男とガリア軍のガリア兵達が佇んでいた。
灯りを背にしてたつ彼らの、その表情までを深く知る事は出来ない。
だが、そんな彼らから向けられる視線が、これから起こる全てを表現している。
「こうして見ると、この女がヴァルキュリアなんて、到底信じられねえな」
「全くだ。ただの、綺麗な姉ちゃんにしか見えないぜ」
まるで舐め回すかのように、下卑た視線を浴びせかけながら、ガリア兵達が口にする。
(…捕虜になった女の扱いなど、何処も似たようなものか)
その言葉にほとほとあきれかえりながら、セルベリアはリーダー格であるダモンに告げる。
「…将軍、何かようか?」
返ってくる言葉など、大方予想が付く。それでも、セルベリアはそう呟いていた。
戦場で敵に向けるそのままの視線を、今はダモンに注ぐ。
「分からんのか? 捕虜の牢でやる事など、たった一つしかあるまい」
「…分からないな。ガリアでは、捕らえた捕虜に、将軍自ら挨拶にでも来るのか?」
少しだけ馬鹿にした口調で、自然、セルベリアの口元も嘲笑うように綻ぶ。
98名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 17:23:38 ID:Gqot/j59
だが、そうやって余裕を見せた所で、何がどうなるわけでも無い。
「ふん…とぼけおって」
セルベリアを待つ現実は、ただ1つしかないのだ。それは、本人が一番良く理解していた。
「その余裕が何処まで続くのか…始めろ!!」
ダモンのその言葉を聞きながら、セルベリアは心の中でそっと、覚悟を決めていた。

その一方で、ダモンの声に従ったガリア兵達が、続々と牢の中へ歩を進める。
「戦場で命張ってんだ。これ位の役得はねえと、やってらんねーよな」
「ああ。今日は溜まってた分、全部吐き出させてもらうぜ」
「それは良いけどよ、一回だしたらまた並び直せよな?」
思い思いに欲望を語り合いながら、牢に入ったガリア兵達は、セルベリアに視線を浴びせる。
既に頭の中ではイメージが出来上がっているのか、気の早い何人かは早くも股間を高く隆起させていた。
そんなガリア兵達を一瞥してから、セルベリアは入り口に立ったままのダモンへ、ゆっくりと視線を戻した。
「…これが、ガリア軍の捕虜の扱いか?」
「そうだ。捕らえた捕虜を使い、ガリア兵の士気を高める。これほど有効な捕虜の使い方はあるまい?」
まるで自分のする事は全て正しいとでも言うように、ダモンは高く笑いながらセルベリアに答えた。
捕虜を性のはけ口にする事に、何のためらいも見せない。それは、何もダモンに限った話では無い。
帝国にもそういう輩は少なからず居るし、他の国もまた同様だろう。
そして、その不満をどうにも出来ないのも、敗軍の将を待つ現実である。
「…下衆が」
99名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 17:25:55 ID:Gqot/j59
敗北者の口から出る言葉など、何の意味ももたない。
そう分かっているからこそ、向ける矛先を持たない苛立ちを、セルベリアは小さく言葉にしただけで留めると、
全てを受け入れるかのように、目の前に群がるガリア兵達へと視線を移した。
「へへっ…戦場では、たっぷりと世話になったからな。ゆっくりと、お礼させてもらうぜ?」
それとほぼ同時だった。
待っていたと言わんばかりに、一人のガリア兵がセルベリアに近づく。
それから男は一言、「こっちに来い」と言い放つと、座ったままのセルベリアの手を掴み、無造作に引っ張った。
狭い部屋に密集する男達の中で、ほんの少しだけ空けられたスペース…おあつらえ向きに用意されたそこへと、
セルベリアの身体は強引に、半ば倒れ込むように引きずり出される。
「もう少し、丁寧に扱って欲しいものだな」
床に突っ伏したまま、誰に向けるでも無くセルベリアは低く呟いた。
「へへ、悪いな。女の相手なんて暫くしてねーからよ、扱い方なんてすっかり忘れちまってんだわ」
その言葉に、先ほどの男が答える。その言葉に続いてあがる、ガリア兵達の声。
「その通りだ。こんな時でもねーと、女とやる事なんて無いからよ」
「ああ。まあ、俺達なりに、丁重に扱ってやるよ・・・さあ、まずは立ち上がってもらうおうか」
その中で一人の男が、立ち上がる様に促した。
その言葉に従い、セルベリアは床に手を置くとゆっくりと立ち上がった。
「やっぱり、極上の女だぜ。見てるだけで、ムラムラしてきやがる」
ただそれだけで、ガリア兵達の間からは感嘆の声が上がる。
そして待ち侘びていたように、男の無骨な手が、セルベリアの身体へと伸びた。


正直スレ主さんより酷いかもしれませんが、正直なご意見をお願いいたします。
続けるなり止めるなり…それが止めるきっかけになると思いますので。
100名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 18:32:04 ID:FNcTTN5D
スレ主を超える文は現れることはないのでご安心を。
101名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:08:08 ID:aelSn49i
いや、>>1の書いたものより酷い文章も、俺は見たことがある
それも商業作家で

>>97
まず、ちゃんと読めます。少なくとも俺は面白いと思った。
ここからクリムゾンネタのコピペになったらがっくり来るが。
エロ的にはセルベリアというキャラにもう少し犯される恐怖というか、身に迫る危険の感覚みたいなものを描写して欲しいかもしれない。
気丈に振舞ってるけど、いざとなったら膝が震えるとか。いや俺の趣味だが。
102名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:52:13 ID:yW61pmoH
>>101
山田乙
103名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 20:02:09 ID:aelSn49i
山田誰だ?
104名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:50:51 ID:yU1WLWD4
普通。
105名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 09:57:47 ID:/lEpLafc
>>101 山田さん、ありがとうございます。
頂いたアドバイスを元に、書き直してみます。
お手数をおかけ致しました。
106名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 10:25:04 ID:qdHbhYZK
>>101が山田と命名されている件

>>97
少なくとも見れないということはない。
工夫の余地はあるだろうけど、それはスレの傾向・趣味嗜好・
創意工夫の範疇なので、文章としてはGJレベルだと思う。
気になった点を挙げるとすると、文を細かく読点で区切る傾向があるところ?
なんかぶつ切りな印象を受けるので、テンポを意識するともっと良くなると思った。
107名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 14:56:23 ID:SdiN30zh
山田さんwww
108名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 14:13:03 ID:RcEoD10X
さて、山田さんへの依頼はもうないのかなー
109名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 21:17:16 ID:1RsvTA28
スレがスレだし、定期的に宣伝あげしたらいいかな
110名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 04:45:52 ID:AxV1kfRA
こんや〜が〜や〜まだ〜!!!
111名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 23:38:36 ID:RO88hmkO
あー、尻込みする書き手に告ぐ
別にここは叩かれたSSでなければならんという規則はないので安心してほしい
未完でも1レスでも別に誰も気にしない
批評スレとかないし廃墟の跡に作ったらいいんじゃね、くらいのもん
山田さんたちに何か言ってほしい人はここに置けばいいんじゃないかな
112名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:27:43 ID:mwm6YUMW
以前評価して頂いたのですが、人が居ないようならもう一度お願いしてよろしいですか?
晒した所でエロくないとの意見を頂き、自分でもいまいちかなと思うのです。
が、どうしても上手くいかないので、可能ならアドバイス的な物を頂きたいのですが。
113名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:48:18 ID:mwm6YUMW
申し訳ありません。前レス読んでませんでした。
改めて晒しに来ようと思いますので、その時はお願いします。
114名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 01:49:36 ID:F3UJknDe
まってるぜ
115名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 13:25:45 ID:c42EuKh/
批評系でも殺伐としない良スレですね
116名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 16:28:01 ID:ei1HFQAG
作品自体が少ないからなw
117名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 21:22:55 ID:GVBTGFL6
スレタイを五・七・五で読んでしまう
もとい詠んでしまう
118名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 00:35:05 ID:JFn8hqP8
hosyu
119名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 13:36:59 ID:Vn45LvRx
エロパロで
エロネタ書いて
叩かれた
たった4レスで
夜も寝られず
120名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 21:49:03 ID:j3JmabNy
エロパロで エロネタ書いて 叩かれた
それにつけても レスの欲しさよ
121名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 02:22:40 ID:q+xjAO02
エロパロで エロネタ書いて スルーされ

↑こんな作品でもココで批評してもらっていいですかorz
122名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 03:45:36 ID:VZSg/U0T
カモン
123121:2008/06/14(土) 17:45:09 ID:q+xjAO02
それじゃあお言葉に甘えて晒し 小学生同士のものなので、嫌悪感ある人はスルーで

投下先:【みなみけ】桜場コハル【今日の5の2】:現行より1つ前のスレに投下
症状:反応は2レスだけ。
他のスレにも自分のSSを投下しているが、大抵0〜2レスの反応なので
コハルスレの住民が冷たいとかではないと思う。
原作:みなみけ
登場人物
南千秋:小学5年生 女 天下無敵のお利口さん
マコト:小学5年生 男 直情的なバカ野郎 とある理由で女装をし「マコちゃん」になる
あらすじ:女装していたマコト君に、「おちんちんを出せバカ野郎」とのたまった千秋嬢。
なんだかんだで、「おかしな事」(Hの事)を教わってしまう。

エロに入ったあたりの3レスほど、投下してみるので宜しく
124名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 17:45:54 ID:q+xjAO02
◆◇

 マコトは千秋ににじりよると、タンクトップに手をかけ、思いきって捲りあげた
 ブラを付けていないため、白い胸が直接視界にとびこんで来る。
 同時に、甘いミルクのような香りが辺りに漂った。
 千秋の胸はまだ薄く、ほとんど真っ平らといった感じだった。
 肌は硝子のように白く透明で、肌の下の青い静脈と綺麗なコンストラストを描いている。
 マコトは、純粋に――綺麗だ――と思った。
 胸の上の小さなふたつの突起は、心臓の鼓動に合わせて微かに上下していた。

 千秋は少し不安気な表情で、マコトの動きを見守っている。
 すると、突然彼は素っ頓狂な声を上げた。
「あれ!なんか、本と違う!」
「え、な、なにが……?」
「胸の膨らみが全くない!オレより小さいよ!」

――――バキ

 千秋の右ストレートが見事な軌跡を描いてマコトの頬に炸裂。マコトは涙を浮かべて膝を
屈した。
「さすがに、お前より小さいは失礼だろう」
「……は、はい。言い過ぎました……」
「やるなら早くしろ。風邪ひいちゃうよ」
 千秋はすっかり不機嫌な顔になって、先を促した。

「じゃあ、失礼して」
 そう言うと、マコトは千秋のほとんど膨らみのない薄い胸に両手の平をあてた。
 とくんとくんという心地よい鼓動が手に伝わって来る。
 マコトは慎重に手を動かして、そっと優しく肌を摩った。
 揉むというほどの肉もないため、やわやわと撫でるように何度も胸を愛撫してあげる。
 まだまだ、千秋の胸は固く、手に弾力を伝えてこない。

「ふふ……くすぐったい……」
 マコトの手の動きに対し、しきりに体をもぞつかせていた千秋は、耐え切れなくなったのか
含み笑いを始めた。
「気持ちいいとかは!?」
「全然ない」
 千秋は緊張感も解けた様子で、あっけからんと答えた。
 マコトは少し不満そうに唇を曲げたが、今度は指を伸ばし、千秋の小さな桜色の突起をつま
んでみる。何度も指の腹でゆっくり乳首を転がすように揉んでみた。

「これはどうだ?」
「少しピリピリするけど、くすぐったいだけだよ」
「そ、そっか……」
 マコトは困惑するように、千秋を見た。
125名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 17:46:23 ID:q+xjAO02
 彼が空き地で拾った漫画本では、この時点で女の子は気持ち良くなるはずなのだ。
 千秋は、少し顎を上げて、ふんっと鼻を鳴らした。

「……どうした?もう終わりか?大きな口を叩いといてその程度か」
「ま、待ってくれ。まだオレは終わったわけじゃない!次なる手がある!」
 どうも、胸は見込みがないようだ。しかし、ここで諦めるわけにはいかない。
 マコトはエロ漫画や伝え聞いた知識を総動員させ、次なる作戦行動へ向かう。
 手を下にすべらせて、千秋の白いパンツに手を掛けた。

 千秋は慌てて、マコトの手を押さえた。
「お、おい。どこ触ってるんだ、バカ野郎」
「次の戦場はここだ!南、臆するな!」
「で、でも……」
 千秋は目を宙に彷徨わせて、口ごもった。
 マコトは上半身を乗り出すようにして、千秋を覗き込んだ。
「う、うわ……」
 思いのほか、マコトの顔が近くまで寄って来て、千秋は慌てて顔を背けた。
「南!!ここで引き下がっていいのか!このままだと、オレ達は敗北者になってしまうんだ!!」
「な、なんだか分からないけど、分かったよ。そんなに興奮するなよ」
 鼻息荒く迫るマコトに、たじたじとなりながら千秋は頷いた。
 さっきまでとは、少し立場が逆転している。

 マコトは千秋のパンツのふちをつまみ、するすると脱がしていく。
 両膝をぐいとつかみ、両の足を大きく開脚させた。
「こ、これが……!」
 マコトは、神秘的な感動に打たれて思わず声を漏らした。
 もはや、理屈ではないのだ。千秋がマコトのアソコを始めて見たときと同様、マコトも
始めて見る異性の性器に圧倒されていた。
 千秋のあそこは、まだまだ発育途上……いや、発育前といって良いだろう。
 柔らかそうな白い股間には、スッとした割れ目が走っているのみで、発毛などは一切なく、
窓からの陽光を浴びて、産毛がきらきらと反射して輝いていた。
 マコトの熱い舐めるような視線を感じて、千秋は耳まで真っ赤になって顔を背けた。

 マコトは大きく喉を鳴らすと、勇を鼓して千秋の股間に手を伸ばした。
 ここで千秋に気持ち良くなってもらわないと、マコトの男としての沽券に関わる。
 躊躇っている場合ではない。
 そっと人差し指で切れ込みのふちをなぞってみた。
「痛くない?」
「別に……」
 千秋を見ると、顔を真っ赤にしながらも、好奇心のほうが強いらしく、息をつめてマコトの
動きを注視している。
 ぷっくり盛り上がっている無毛の丘を、幾度もなぞってくすぐっていく。
 こんな繊細に指を扱うのは、図工の時間に段ボールでロボットを作って以来である。
 ひとしきり割れ目の周辺をまさぐったが、千秋からはあまり良好な反応が得られない。
 思い切ってスリットを開いて、中を覗き込んだ。
 スリットの中を観察すると、そこはピンク色や濃赤の肉襞がひくひくと控え目に息づいている。
126名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 17:47:10 ID:q+xjAO02
 指を割れ目の中に差し込み、ゆっくりと動かしてみる。
「……ん」
 千秋が微かに呻きをあげた。
 マコトが心配そうに見上げると、
「いや、ちょっとびっくりしただけ」
と返してきた。
 マコトは千秋の返事を聞いて、少し大胆に指を動かし始める。
 指を埋めるようにして秘肉に押し込み、ぐりぐりと圧迫を加えてみた。
 指に柔らかな肉が絡みつくような感覚が指に伝わってくる。
 マコトはその感触がなんだか心地よく、さらにこねまわすようにして指を動かした。

「あ……んん……」
 それまで、声が出ないように必死で唇を閉じていた千秋が、思わず喘ぎを漏らした。
「なんか、むずむずする……」
「気持ちいいの?」
 マコトに問われて、千秋は少し首を傾げた。
 背筋がピリピリして、むず痒いような、熱いような感覚は、千秋にとっては初の体験である。
 これを『気持ちいい』というのか、千秋には少し自信がなかった。
 マコトは、千秋が反応した部分を指で更にグニグニと刺激すると、中の襞がきゅうと蠢いた。

「わかんな……あ、んん、き、気持ちいいかも……」
「よぉし。ミッション成功だぜ」
 マコトは、千秋の反応に気を良くして、唇を舌で薄く嘗めた。
 内側のピンクの襞に集中し、指で何度も擦っていく。
「あ、そこいいよ……うん、気持ちいい……すごいよ……」

――こ、声が出ちゃう……
 千秋は手を口に当てて、必死に声を押し殺そうとするが、股間から駆け上がってくる刺激が、
それを許さない。
 とうとう諦めて、白い喉を反らし、口を開くがままにしてはぁはぁと喘ぎ始めた。
 同時に、千秋は体の奥から何かが滲み出てくるのを感じていた。
 おしっこが出るのと同じような、違うような……。
 なんとか我慢しようとするが、どうにも力が全身に入らない。
――――トロリ
「……っ」
千秋が生まれて初めて分泌させた愛液は、マコトの指をべっとりと濡らし始めていた。
127121:2008/06/14(土) 17:48:40 ID:q+xjAO02
ここまでで。
お目汚し失礼しました。
128名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 18:10:37 ID:QrswHuBm
さらっとだけ読んだけど、これは硬いなぁ
語句も言い回しも硬くてイマイチこみ上げてこない
下手ではないと思うけど、みなみけみたいなポップな原作にこの文体は合わないと思う
129名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:17:22 ID:Z/8gBhCP
台詞はいいと思う、原作の雰囲気出てて
なんかこういうスカ、スカ、ズコーみたいなどっか抜けているリズムは確かにあるw

地の文が一行改行ばかりなのが気になるな
長い段落と短い段落を使い分けるようにしたほうが読みやすい
マンガでいうとコマの大きさみたいなもので、大ゴマを使うべき部分と小さいコマでいい部分とがある
ここは一行で短くサラリと流しておこうとか、ここは長い段落でみっちり描写を書き込みたいとか
そうすると強弱がでてリズムがつかみやすくなると思う

あとパンツ脱がしてるところから急に文章が生き生きしてきたように感じるのは俺の気のせいかお前の性癖のせいか
130129:2008/06/14(土) 21:37:34 ID:Z/8gBhCP
おせっかいしてみる
こんな感じでどうか



 マコトは千秋ににじりよる。
 タンクトップに手をかけ、思いきって捲りあげた。
 ブラを着けていないため、白い胸が直接視界にとびこんでくる。千秋の胸は、ほとんど真っ平らといった感じだった。肌は硝子のように白く透明で、皮膚の下の青い静脈と綺麗なコンストラストを描いている。
 マコトは、純粋に――綺麗だ――と思った。
 胸の上の小さなふたつの突起は、心臓の鼓動に合わせて微かに上下している。甘いミルクのような香りが辺りに漂った。
 千秋は少し不安気な表情で、マコトの動きを見守っている。すると、突然彼は素っ頓狂な声を上げた。
「あれ!なんか、本と違う!」
「え、な、なにが……?」
「胸の膨らみが全くない!オレより小さいよ!」

 ――バキ。

 千秋の右ストレートが見事な軌跡を描いてマコトの頬に炸裂。
「さすがに、お前より小さいは失礼だろう」
「……は、はい。言い過ぎました……」
 マコトは涙を浮かべて膝を屈した。千秋はすっかり不機嫌な顔になって言った。
「やるなら早くしろ。風邪ひいちゃうよ」
「じゃあ、失礼して」
 マコトは千秋のほとんど膨らみのない薄い胸に両手の平をあてた。とくんとくんという心地よい鼓動が手に伝わって来る。
 マコトは慎重に手を動かして、そっと優しく肌を摩った。
 揉むというほどの肉もないため、やわやわと撫でるように何度も胸を愛撫してあげる。千秋の胸はまだ固く、手に弾力を伝えてこない。
「ふふ……くすぐったい……」
 マコトの手の動きに対し、しきりに体をもぞつかせていた千秋は、耐え切れなくなったように含み笑いを始めた。
「気持ちいいとかは!?」
「全然ない」
 千秋は緊張も解けた様子で、あっけからんと答えた。
 マコトは少し不満そうに唇を曲げたが、今度は指を伸ばし、千秋の小さな桜色の突起をつまんでみる。何度も指の腹でゆっくり乳首を転がすように揉んでみた。
「これはどうだ?」
「少しピリピリするけど、くすぐったいだけだよ」
「そ、そっか……」
 マコトは困惑して、千秋を見た。
131名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:56:18 ID:Z/8gBhCP
いじくってみて思ったが、漢字をひらいたほうがいいかもしれんね
すっとんきょう、とか、ふきげん、とか、ふくらみ、とか
132121:2008/06/14(土) 23:51:16 ID:q+xjAO02
なるほど、勉強になるわ。全く意識してこなかった部分を指摘してもらってる。

文の硬さは、他の人のSSと読み比べると明らかに硬い……
段落の固まりは、漫画でいうところのコマの大きさか。考えたこともなかったよ。
一文毎にしたほうが、当然読みやすいと思い込んでた。

すごい参考になったよ。お二方とも、ありがとう!
133名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:33:31 ID:rmDgA6VU
住人が優しいので叩かれたことはないけど
最近どーも納得のいくものを書けない
そんな自分にカツを入れるために批評お願いいたします
漫画の二次、触手ものなんで苦手な人はスルー推奨
晒すのはだいたい4レスくらい

原作:魔人探偵脳噛ネウロ
人物:怪盗で殺人鬼で変身能力を持つ少年「サイ」と
    その従者「アイ」
 話:人間以外のものにも化けられるサイが
   触手うねうねの化け物になってアイを攻めてみるという触手もの
134晒し中1:2008/06/16(月) 22:34:35 ID:rmDgA6VU
「ねえアイ、気持ちいい?」
 耳に届いた主人の声はどこから響いたのだろう。
 普段の姿――二次性徴を迎えて間もない年の少年の体は、生々しい色の触手にすっかり埋もれてしまって
いた。あるいは人間の殻を手放して、完全な異形へと変異してしまったのかもしれなかった。
 尋ねながら主人はロングスカートの下で、アイの太腿の内側を撫で上げる。触手の表面から分泌される
粘液は、生臭いような甘いような、独特の香りを振りまきながら肌になじんでいく。
 触手の先は太腿の付け根、さらにはその奥を目指して這い上がる。下着と皮膚の間のごくわずかな隙を
ぬって入り込み、アイを女たらしめているある一点を目指す。とろとろと粘液の乗った先端で裂け目のふち
を刺激されると、足首の先がぴんと伸びきり別の触腕に締め上げられる。
 スカートに入り込んだ腕の中に一本、他より太く硬いものが混じっていた。あえて焦らすような
もどかしい動きで、その先がそっと入り口に当てられた。
 侵入される。
 体がわななく。期待が半分、そして恐怖が半分。どちらにしても受け入れるしかない。息を詰めて入って
くるのを待つ。
 くちゅ、と小さな水音を立てて、まず挿入されたのは細い触手だった。とうに濡れきった裂け目の奥で、
"それ"は蠢動した。姿は異様であっても主人の一部であるには変わりない"それ"は、彼女の体のどこが敏感
か、どこを刺激すれば反応を示すか知り尽くしていた。
 入り口からわずかに入ったところを優しくこすりあげられると、『あ、』と声が口から漏れた。
「気持ちいいんだ?」
 笑いを含んだ主人の声。
 頷くことはできなかった。すかさず規則的に何度も刺激された。
 臍の下が蕩けそうな感覚。これから襲いくるだろう快楽の予感に心臓が早鐘をうつ。
「あ……っ!」
 刺激は体中のそこかしこを襲う。
 脇腹。胸の先。首筋。無数の触手がアイの敏感な箇所を同時に撫で上げる。
135晒し中2:2008/06/16(月) 22:35:18 ID:rmDgA6VU
「あ、あ……ぁ」
 びくびくと震える腰。それを押さえつける触腕。けして逃がさないとばかりに締めつけ、中で蠢く触手に
彼女を貪らせる。
 柔らかな尻の肉にはきっと、締めた痕跡が鮮やかに残ることだろう。拘束の跡、いや所有の跡が。
 鼻を鳴らすような音とともに主人が言った。
「こんなエグイことされててもちゃんと感じるもんなんだね。女の体ってやっぱ単純にできてるな」
「っ、ん、くぅ、……ぁあぁ!」
 奥で蠢いていた触手が急に中で膨らみ、思いもかけぬ刺激にあられもない声が出た。呼吸を抑えて声を
呑もうとするが、どうにもならない。こぼれそうになる唾液を何とか飲み込むのがせいぜいだ。
 ――おぞましさを、気味の悪さを、感じていないといえばむろん嘘になる。
 正体不明のぬめりを帯びて濡れ光る無数の触腕の群れは、無意識領域の原理的な恐怖を誘った。自分は
今"これ"に犯されているのだと考えると、快感にさらわれたはずの嫌悪が思い出したように押し寄せる。
 薄暗い部屋の中で、わずかな光をてらてらと反射する"これ"は、食虫植物の触手に似ている。粘液で
獲物をとらえ、ぬめりながら肌の上を這いずって捕食する。
 首まで詰まった襟の端に触手がかけられた。
 上着の下には既に"それ"が侵入し、窮屈そうにうねうねと蠢いている。この上何をするつもりかと息を
呑んだ瞬間、音を立ててトップスが裂かれ、薄手のインナーが露出した。
 品よくフリルのついた黒のノースリーブに、見計らったように他の触手が群がる。
 ボタンが弾け、外気に晒されるシンプルな下着。ノースリーブの裾から這い上がってきた別の触手が、
その下にもぐりこんで白い乳房を捏ねている。人の手には不可能なうねりを加えた動きで、焦らすように
ゆっくりと。
 自分の体にまとわりつくグロテスクな"それ"を、直視したくなくてアイは顔を逸らす。
「着たままってのもフェチっぽくてそそるけど、やっぱり攻めてるところが見えないとね」
 くつくつ、とまた笑い声。
 吐く息はとうに喘ぎに変わり、敏感な部分をこすりあげられると高く甘い嬌声に転じる。本来桜色の先端
はすっかり充血して硬く尖り。温かく濡れた"それ"に撫でられるたび背骨を抜けるような痺れが走る。
 聴覚を支配するのは、主人の笑う声。"それ"が体を這い回りながら立てる卑猥な水音。耳の後ろで脈を
打つ血管の音。そしてアイ自身の息遣い。
「……ひ、ぁっ!」
 奥を弄ぶ触手の蠢動に腰が跳ねた。粘膜に快楽を擦りこむような、微細なそして絶妙な動きだった。
 肉襞に包まれた突起に触手の先が達すると、ぴんと伸ばされた脚先に力がこもりシーツに皺が寄った。
 あざ笑うようなその蠢きを最後に、中をなぶっていた細い数本はずるりと抜かれた。引き抜かれるその瞬間
にもその先は細かく震え、アイに悲鳴を上げさせていった。
 予期せぬ刺激に浮いた腰に、触腕の太く硬い一本がまた絡みつく。腿の内側を舐めるように這い、裂け目の
入り口に吸いつく。ひちゃり、と響くやけに大きい音。
136晒し中3:2008/06/16(月) 22:35:52 ID:rmDgA6VU
「んっ……」
 反射的に身を強張らせた瞬間、ひくつく裂け目に"それ"が侵入してきた。
 その太い一本は、生ぬるい粘液をまとっていた他の触手とは、明らかに違う異様な熱を帯びていた。
 巨大な雄の陽根の熱だった。
 先端の膨れ上がった形といいドクドクと脈打っていることといい、男のモノ以外の何物でもないそれは、
濡れそぼった肉の襞をかき分けながらアイの性感部を押しつぶした。
「あっ……あぁぁ、あ、―――っ!」
 じわじわとアイの最奥を目指し進む触腕。
 たくし上げられているとはいえ、肝心なところはスカートの中に隠れて、どんな状態かはまったく見えない。
だが緩やかなはずのその動きは、いっそ力強く突き上げるより饒舌に、内部の圧倒的な質量をアイに知らしめる。
 硬く熱いものが自分の中にずぶずぶと沈み込んでいく感覚に、背を反らしなすすべもなく喘ぐ。
 ベッドの上に押さえつけられた手でシーツを掴んだ。こもる力に指先が青白く変じると、手首を拘束する細い
触手がそっと伸びて指に絡み、宥めるようにさわさわと撫でさすった。
 陽根を模した触腕が奥に達した瞬間、脳が痺れるような甘い快感に震える。
「は、ぅっ」
 産道がみち、と押し広げられる感覚。ただでさえ太い触腕が、また一回りその太さを増したのだ。
 中でドクンとひときわ大きく、触腕が脈を打つのが伝わる。あさましく蜜をこぼす裂け目は、アイの意志とは
無関係にきつい絞めつけでそれに呼応する。
「っ、あ、ぅっ、やあぁ!」
 抜き差しが始まった。入ってくるときとは打って変わったように律動が激しくなった。
 愛でるような優しげな動きで細い触手に撫でられながら、太い触腕によって女の弱い部分を執拗にえぐり上げ
られる。アイは切なく喘いだ。喘ぎながら、悶えた。
 涙が零れる。涎も零れる。
 両手足と腰をベッドに縫いとめられた体では、頬をつたい落ちていくそれを拭うことすらままならない。
 と――
 胸の膨らみを捏ねていた"それ"が動きを止めた。
 鎖骨、首筋と這い上がり、虚ろな瞳で天井を仰いで喘ぐ、アイの顔へとのぼっていく。
 醜怪な触手の先がアイの目尻に伸びた。細い先端が蠢いて、流れ落ちる涙の粒を吸った。人の指が涙を拭う
のに似た動きだった。
「あ……」
 奥をぐんぐん突かれながら、潤んで半ば虚ろな瞳で、アイは触手の動きを眺める。
 溢れた涙液を、右目、左目と吸って口元へ。こぼれた唾液を拭って、またするすると胸へと戻っていく。
 体内で燃え立つ快感に合わせるように、太い触腕の動きは激しさを増した。最奥を力を込めてグッと貫かれると、
悲鳴とも嬌声ともつかぬ声が喉から溢れた。透き通った液体が結合部をつたって太腿にしたたり、スカートと
シーツに染みを作った。
137晒し中4:2008/06/16(月) 22:36:20 ID:rmDgA6VU
「可愛いね、アイ」
 主人が囁く。
「んっ、サ……」
「ちょっと待ってて。もっと可愛くしてあげる」
 ビリッと布地の裂かれる音が響いた。
 引きちぎられたのはスカート。そしてその下のショーツ。
 下半身があらわにされる。はっきり見えるように抱え上げられる。
「……っ! いや、ぁっ……」
 白い体に絡みつく無数の触手は、たとえようもなくグロテスクだった。
 割り開かれた脚の間に、肉の色をした太い触腕がめり込み、じゅぶじゅぶと音を立てて出入りをくりかえして
いる。花びらのように充血した裂け目も嬉しそうにそれを受け入れて、蜜をしたたらせながら時折ひくひくと
痙攣する。
 醜悪な異形に抱かれ、喘ぎ、悶え、快楽を求め腰を振る己の姿を、これ以上ないほど残酷に見せつけられる。
 見まいと顔をそむけようとすると、伸びてきた触手に顎を掴まれ固定された。
 直視しろ、と言いたいらしい。だがこんな光景を目前にしながら悦楽に耽れるほど、アイの神経は太くない。
 きつく目を閉じて見るのを拒む。
 だが。
「ちゃんと見なきゃダメじゃん、ほら」
「ん、くぅっ……!?」
 触腕がグリッと内側をえぐった。
 甘い感覚ばかりを湧き出させていたそこに、しかし今度は名状しがたい痛みが走る。
 硬く変化した先端が、敏感な部分を引っ掻いたのだ。
 とろりと溢れる蜜に、かすかに血のピンク色が混じった。アイは小さく呻き、吐き気がこみあげてきそう
なのをこらえて自分を犯す触腕を見つめた。
 言うことを聞かない従者に仕置きを加えた"それ"は、ひときわきつく腰を抱き締め、また抜き差しを
繰り返しはじめる。
 何度か姿勢を変えて貪られた。まず横向きにされて片膝だけを立てさせられ、次に四つん這いにうつぶせに
され、反応のいいところを集中的に嬲られる。
 犬のように這いつくばりながら達したときには、喘ぎ声さえ枯れ果てていた。喉からはただ、切ない息遣い
が漏れてくるばかりだった。
138名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:37:41 ID:rmDgA6VU
以上。

エロ部分ってあまり人様に見せて評価もらう機会ないですよね
どうか厳しめによろしくお願いします
139名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:42:21 ID:08XF+/A2
鍛錬場と化してきた件
でも向上心のある書き手は山田さん大好きだぜ


さて。
叩かれたことはない、ということだが確かに一定のレベルに達していると思う
きっちりと書けているという印象
さらに上を目指したいということであれば、小手先の文章論より物語としてのテーマに踏み込んでみるべきかもしれない

ネウロのキャラにはかなりブラックなバックボーンがあるし、多少強引な本歌取りにもじゅうぶん耐えるだろう
たとえばサイならば「自分自身が誰なのか」といった疑問を抱えている
アイは……えーと詳しく思い出せないが確か過去をすべて投げ捨ててサイに従った娘だったと思う
そのサイが「人間としての姿を捨ててアイを犯す」ということがどんな意味を持つのか
探求なのか、暇つぶしなのか、ごほうびなのか、はたまた別の何かの動機があるのか
またアイにとってその責めはサイトの関係においてどんな意味であるのか、あるいは何の意味もないのか
エロには直接関係ないこういった内面的なものを、行為と結びつけて盛り込むことができれば、さらに読者の感情移入を強めることができると思う

最後にいくつか細かいこと。

「犯される視点」か「犯す視点」どちらかに傾倒させたほうが興奮度が高くなる気がする
読者にサイに感情移入してもらいたいのか、アイに感情移入してもらいたいのか、意識的に選んで書くといいかもしれない

もうひとつ、折角だから「山場」を意識して、前戯部分から挿入、脱衣、絶頂へとだんだん盛り上がるように緊迫感を強めていくと傑作になるかも
贅沢なことばかり言ってみた
140名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 04:04:29 ID:AewflrNC
山田>>139号のお陰で言うべきことがなくなった
141名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 04:10:53 ID:yPbtRMDN
さすが山田さんだ
142名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 04:16:30 ID:/fiVgHT+
正統的二次元ドリーム小説の体裁は達成出来てるんではなかろか。良い意味で。

個人的にはエロとして見た時物足りない。
これだけ状況描写するなら(興味外かも知れないが)「身体」の描写がもう少し有っても良いんじゃなかろうか。
見た者に訴え掛ける劣情を催させるようなある種の。

もうひとつ。前の人の焦点の話と重複するかも知れないけれど一言で言って何を描写したいと言えるだろ?
一つである必要も片方である必要もないが例えばそれが「触手を使って犯す者の喜悦」であれば
それを表現/伝達/追求する為の状況描写が状況説明の為の状況描写とは別に必要なんではなかろうかと思う。
素人の雑感レベルですまソ。まあこんなのも。

143名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 04:18:34 ID:/fiVgHT+
むう山田さん失礼した
144名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 16:28:29 ID:GCVc2y0N
ここに投下すると批評が頂けると聞いて来ました。
初めてSSを書いていて勝手がわからないので不備や改善点を指摘願います。
非エロ、シチュスレ投下予定です。
前半部のみですが、お願いします。
145名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 16:31:54 ID:GCVc2y0N
共働きの両親と最後に朝食の席を囲んだのはいつだろう。
目覚めるとラップのされた皿が並んでいる光景が日常として焼き付いている。
しかし、孤独を感じたことはほとんどない。
多くの場合は姉の晶と一緒に食事を摂るからだ。
「……」
二人っきりの生活をほぼ毎日しているのだから話題のない日もある。
しかし、今日の沈黙は胸の奥を抉るように突き刺さる。
腰まで伸びた姉の黒髪も心なしか重たげで、前髪から覗いた充血した目と腫れた瞼が痛々しい。
僕はそれを見なかったように食物を口に詰め込む作業を続ける。
例えば。
音楽のプロを志す若者がいるとして、夢を叶える為に彼は自分の大切な人も巻き込む。
ところが彼に音楽の才能がなかったとして、その責任を誰が取れる?
叶う保障のない夢に大切な人を巻き込むぐらいなら……僕は夢を見ないことを選ぶ。
黄身が溢れ出す。思考に気を取られて目玉焼きを潰してしまった。
結局、朝食の半分も手を付けられずに残してしまった。
時間も差し迫り、すぐに身支度をして家を出た。
それから高校の玄関までの間、少し離れた後ろの方から足音がずっと付いてきていたが、会話は一言もなかった。
今日ばかりは僕らが同じ学校に通っていることを呪った。

「今朝も一緒に登校かよ、夕也くん」
僕のクラス内での印象は弱気で定着しているのか、妙な具合に絡む輩がいる。
普段なら作り笑いで流すのだが、今日の僕は余裕がないので無視して自分の席に着く。
「聞いてんのかよシスコン野郎。返事しないとお前の姉さん貰っちまうぞ」
反応のない僕に苛立ちながらもニヤニヤとからかうニュアンスで笑う相手を睨み付けた。
情緒不安定な人間の危うさを教えてやるよ。
「ぐぇ」
間抜けな声が漏れる。
僕の両手が彼の襟首を掴み上げ、喉を圧迫しているせいだ。
自分の状態をうまく理解できていない様子なので、僕がわかりやすく丁寧に話してやる。
「黙れ。殺すぞ。わかったら口を閉じてろ」
恐怖の色を浮かべ首を縦に振っているのでもう大丈夫だろう。
手を離すと彼は咳き込みながら異常者を見るような目をして僕から離れていった。
周囲の視線を痛いほど感じる。
まったく眠くなどないが机に突っ伏して視線から逃げる。
冷静になるにつれて自己嫌悪に陥り、ぐるぐると混迷する頭の中で件の記憶が舞い落ち始めた。
146名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 16:34:06 ID:GCVc2y0N
「夕也」
二週間前、姉は神妙な面持ちで僕の名前を呼んだ。
僕は最近、妙な行動の増えた姉を訝しんでいたので、多分、それに関係する話だろうと思っていた。
僕の顔をじーっと見詰めては急に逸らしたり、話し掛けようとしたら顔を真っ赤にして逃げ出したり、
思春期特有の奇病でも発症したのだと思うことにしていたのだが、しっかり者で通っている姉の奇行は悪化するばかりだった。
「なんだい、姉さん?」
焦らず、まずは姉の話を聞こうと続く言葉を待った。
五秒、十秒と時間が経っても姉は何も言わず、倒れるんじゃないかと思うほど頬を紅潮させていく。
心配になった僕は一先ず姉を落ち着かせることにした。
「ちょっと落ち着いて姉さん。はい、深呼吸」
すぅ、はぁ、と姉は子供みたいに大袈裟な動きで深呼吸をする。
大丈夫? と尋ねた僕に、うん、と姉は頷いた。
ようやく話し出した姉の言葉は今度は僕をおかしくした。
「わ、わたしは、夕也が好き、なの」
思考が止まった。次に論理的に姉の言葉を理解しようと試みた。『姉が夕也を好き』。夕也って誰だろ。僕の知り合いにはいないな。僕以外。
間違っていたら大変恥ずかしいのでもう一度冷静に考え直すが、三十秒ほど思考しても他の答えが出ない。
「ごめん、勘違いだったら悪いんだけど、姉ちゃんが僕を好き?」
ぶんぶんと頷いた姉は呆然とする僕に事の経緯を話し始めた。
「一ヶ月前、私が高校に行けなくなった時、夕也はすごく心配してくれて……」
回想の中とはいえ自画自賛めいてしまうのを覚悟で説明すると、今から数えて一ヵ月半前のこと。
部活内のイジメで姉は登校拒否になってしまった。
両親は放任主義の楽観主義で気付きもしなかったが……普通の家族なら心配くらいするだろ。
確かに少し過剰に心配した節はなくもないが、一緒に学校を休んで食事の世話をして励ましたくらいの話だ。
「それで、私は夕也と一緒にいたいの」
それは家族としてではなく、恋人として、ということだろう。
姉は相変わらず真っ赤に頬を染めて、緊張からか涙目で僕を見上げている。
ここ数年で抜いてしまった身長。
初恋も経験したことのない僕にはわからないけれど、姉はこの小さい体にどれほどの勇気を込めて告白したのだろう。
「僕は……まだ姉さんを姉さんとしてしか、見れない、だけど」
だけど、今、微かに芽生えている、この気持ちを恋と呼ぶのなら。
「僕も一緒にいたい」
147名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 16:36:05 ID:GCVc2y0N
以上です。
スレに書き込んでみると意外と文量がないとか
恥ずかしさで死にそうだとか冷汗が止まらないとか
手が震えているとか

批評願います。
148名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 18:42:37 ID:FJS9/6Gv
・主人公が邪鬼眼
・姉が惚れる過程が説得力無さすぎ
・主人公姉をあっさり受け入れすぎ
149名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 19:02:44 ID:GCVc2y0N
おk、出直してくる。
首洗って待っとけw
150名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 19:53:36 ID:YroMEECL

お姉さんのキャラクターが、良いですね。

>腰まで伸びた姉の黒髪も心なしか重たげで
この一節で、スッと眼前に立ち上がってくる。

語り手(弟)も、多面性があって面白い。

>情緒不安定な人間の危うさを教えてやるよ
一筋縄ではいかない性格が、出ていますね。

ただ、ストーリーの構成に、難点があります。

前半に、いい感じに盛り上がってきた切迫感が、
後半、時間を戻したせいで、断ち切られている。

時系列をいじるのは、リスキーです。

目玉焼きの黄身を潰すくだりや、首を絞めるのが、
強く効いているだけに、切ってしまうのは、惜しい。

それから、もう一点、これは細かいことですけど。

>共働きの両親と最後に朝食の席を囲んだのは
「共働きの」の部分は、カットしたほうが安全です。
読み手の注意が、一瞬、両親に向いてしまうので。
151名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:54:15 ID:16CtbPxM
>>148
邪気眼の意味わかってるか?
残り二つは同意。
152名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:56:21 ID:Sv+joqmp
姉妹との恋愛って法による葛藤とか、背徳感とか、そういうのに苛まれてこそ盛り上がると思うんだ。
153名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:38:13 ID:/fiVgHT+
このスレに
非エロ落として
゛よろしくね♪゛

何のスレだか
もはや分からず orz

154名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:47:54 ID:16CtbPxM
山田先生の添削指導 スレだよ
155名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:52:26 ID:/fiVgHT+
山田君座布団2枚持ってきなさい。
156133:2008/06/18(水) 00:21:58 ID:sK+idIIi
批評ありがとうございます
常駐スレにこもってると見えなくなるものも色々あるので
こういう場で見ていただけるのは大変ありがたいです

視点と山場は過去作思い返してみれば毎回そんな感じなので
次書くときは気をつけてみます

物語としてのテーマは、実はこのあと続く非エロ部分に詰め込んでしまってました
(プレイ中は理由や事情説明や深い部分の心理描写を全てカットして、
 二人がなんでこんなプレイしてたのか事後の会話で明らかにするという構成にしていた)
でもお二人の評価を見て振り返ると、エロ部分に絡めたほうがより感情移入して読めそうですね

男性向けのひたすらえぐいエロを目指してたんですが
何かが足りねーと思ってたらそうか女体の描写だったのか
「そうだ、触手、書こう」と京都にでも行くような勢いで書き始めちまったんで
確かに言われてみれば何を描写したいか曖昧だった気がします……
このへんも次回でリベンジ狙います

ありがとうございました
157名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:41:57 ID:NT4xMbYC
>>147
うん、読みにくいなあ
だけど初めてなのか、ほう……まぁ、まずは力を抜けよベイビー
山田さんはとって食ったりはしないぜ


初めての場合、出来がうんぬんよりもまず最後まで完成させることを考えたほうがいい
ラストまで行って、はじめて「ああ、俺が書いたのはこういう話だったんだ」とわかって書き直すところが見えてくる場合もある
不備や改善点を細かくあげつらってもあまり上達は望めない
むしろミスを怖れずどんどん書いて経験値をためたほうがいい

それでも指摘しろということであれば、最大の不備はおそらく説明が足りないことだろう
ただし、ここでいう「説明が足りない」というのは、「もっと説明しろ」という意味じゃない
説明されると読者は飽きるから
そうではなくて、描写やシーンの設定から自然に情報提供するようにすべきだ
まず何が一番重要なことなのか? 両親が共働きで放置主義なのは別に重要ではない、はずだ。
ここで描きたいのは姉と弟の関係だろう

冒頭のシーンで言えば、まず弟と姉が無言で朝食をとっている
姉はあまり眠れていない様子である
弟はその理由に心当たりがある、だが対策をとれない
これだけのことを丁寧に描写するだけで、読者は何がしかのドラマを想像する
さらにこの姉弟がふだん仲がいいのだという情報も与えられれば、何かあったに違いないと誰でも考える
もしここがキモ姉妹スレなら「あ、姉やらかしたなw」とニヤニヤするだろう
序盤で興味を惹くのは重要なことだから、ここで緊迫感を出すのは間違っていない
あとは二人に何があったのかを解き明かしていけばいい

それと、君も一行改行ばかりだな
掲示板で書く人の特有のクセなのかもしれないが、段落やリズムを意識するようにしたほうがきっと後々楽になる

あとは他の人のレスをみればおk
がんばー
158名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 04:16:50 ID:RYl1K6Tf
>>147
はじめてなら上出来だと思うなぁ。
うだうだ言うと長くなりそうなので箇条書きで。

・読みづらい
 でもこの主人公なら逆に味になってる
・文章のリズムに留意(声に出してみる)
 文章の読み上げやすさ≒読者の読みやすさ
・漢字を開くことも大事(主人公の性格に左右)
 ex)気難しい→漢字多め 陽気で元気ハツラツ→ひらがな多め

内容については、特にはないかな。
姉が弟を好きになる動機が弱いくらい。

あ、あとあれだ。
いろいろ小説を読んで自分がもっとも読みやすい(+おもしろい)と感じた作家の文章をめざすといいよ。
自分を魅了しただけの理由が必ずあるから。
159名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 05:26:03 ID:ZocgHATH
良くスレで揚げ足を取られている様な目立った文章上の誤謬は見当らないんじゃないだろか。
これなら初投稿とか断らない方がむしろ無難でないかと。

ただし絶讃されるとかとは思えない。こういう僕一人称で日常を語って行くやり方は
描写に書き手の感性が感じられたり、共感されやすい内容だったり、話の展開が優れていたり、
描写されたキャラの外見を含む何かしらに魅力があったりするのが普通と思われるのだが
そういう内容が見当らない。

幾つか具体的に挙げると
例えば、の以下は位置的に序盤の掴みでもあるし強調されているから重視しているのかと見える。
だけれど男子高校生が姉ちゃんに異性として告白されて
(それがこの時点で明確に出来ないにしても)それが音楽のプロとなる夢を持つのと同じと
「思う」と思っているなら
その感性は変でないかと思われる。

対面でクラスメートの首を締め上げる弱弱男子高校生とか、思春期特有の〜も同じ。
ここは突拍子もない食い物とかの例えで構わないにせよ別の例/表現を工夫したらどうだろか。

先に大した話の急展開はないと途中で想像出来てしまうので
その一方で話の説明が急がされている感じも戴けない。
特にキャラの外見描写がほとんど無いのが魅力を感じさせられない理由の一つでなかろか。

他に何も書けなくても外見が想起できる描写があればそれで良し。
他に書けるなら書けたで邪魔にはならんはず。
実際ここでも上で食い付きがあったのでは。

長いが大した話でなくてスマソ。
素人の言う事だからその辺は適当に。では。

160名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 14:06:47 ID:MxJ8EEd8
別に絶賛されなくてもいいじゃないか
絶賛されたいっていうなら、供給の少ないスレなら「空腹時の飯は美味い」の原理でGJの嵐ないしはスレ活性化の火種になる
供給高いと間違いなく有象無象の中に埋もれる
161名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 15:46:54 ID:XHdZdtpT
ここは愚痴を吐く所じゃないよ
書き手スレへ池


と、山田が申しております
162名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 03:55:34 ID:HwYz/UZW
山田君、お茶!
163名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 05:19:20 ID:MQjJdAiZ
つ旦

カフェイン摂りすぎるなよ……身体に悪いからね
164144:2008/06/19(木) 18:31:05 ID:ExscC+br
すいません、テンパってお礼を言うのを忘れていました。
ありがとうございました。
全ての意見が頷けるもので、大変参考になりました。
とりあえず何本か自分で書き上げてみますので、
そのうちにまた批評をお願いします。

本来なら個別にお礼を言いたいのですが、それはそれで邪魔になるなぁ、と思うのでこの辺で。
165名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 21:25:59 ID:IXpPBz00
山田君、お茶おかわり!

……いやこう暇で暑いとあれだねえ
エロパロ書いて叩かれる人も少ないのかもな。
山田君もそのブラウスの下の下着取っちゃっていいよ。暑いからね。
166名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 23:36:20 ID:+7Tq9Tye
山田君、女だったのか(゜Д゜;)
167名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 23:36:40 ID:uOdss9/k
梅雨時だからみんなやる気ダウンしてるんじゃないかね

てか山田さんはもともと着てないし穿いてないぜ
透けてないから分からないだけで
168名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 02:07:12 ID:1vgxJQrI
いや違うだろ。此所で批評をしてるのが山田さんで、
その山田さんの膝の上に横向きに座り、
同時に肩に手を回して寄り掛かり気味に白ブラウス着用のウエストから背中を反らせて
何か分からない良い匂いのするノーブラの胸元を見せ付けるようにしながら
もう一方の手に持ったお茶を優しく飲ませてくれるのが
山田さんの秘書の山田君。

時々湯呑みを持った手を滑らせてしまう明るい笑顔のおっちょこちょいさんだ。

……とかだったら山田さん希望者が続出か

169名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 02:38:37 ID:dBtFI6JB
もう山田君が萌えキャラにしか見えない
170名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 18:23:09 ID:Bp1pdvuB
山田君は着物ではないのか……
いや、あっちの山田君ではないのはわかってるんだが
文豪の先生お付きの秘書的なイメージなんだ、俺の山田君は
171名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 14:19:58 ID:FECnp99+
たまにはあげ
172名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 15:57:02 ID:naO/dU+B
言われてみれば、山田君て文豪の先生お墨付きのあの山田君でも納得
なんだかスレ読み返して和んだ
173名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 16:35:32 ID:OhAIZrZE
なんで山田スレになってんだよwwww
174名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 18:06:13 ID:v7gEY59U
おまいらそんなに山田さん×山田君を男×男にしたいのか?
つまらんエロくないレスすんなw
175名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 22:06:01 ID:y37v/A8p
先日こちらでネウロの二次晒して批評していただいた者なんですが
>>139や>142といったここの山田さんたちのご指摘を踏まえて一本書き上げたので
また一部晒しても構わないでしょうか
今回もまたネウロです

人物:悪の組織「新しい血族」の幹部の中年男「葛西」と
   同じく幹部の熟女系ねーちゃん「ジェニュイン」
 話:敵方(厳密にはもっと複雑ですがひとまずこれで)の女に惚れてて
   彼女が死んでなおその存在を忘れられない葛西と
   かなりS入った女ジェニュインの情事

本来非エロ部分を含む計12レスの話から
エロ部分の7レスのみ抜き出してきて晒しています
エロ部分だけでも内容的に区切りはついているので
単品で批評する際特に問題はないと判断しました
よろしくお願いします
176晒し中1:2008/06/22(日) 22:07:02 ID:y37v/A8p
 際どいドレスの裾がするすると持ち上げられた。
 現れたのは裸の脚。
 ほっそりとくびれた足首、柔らかに曲線を描きつつも引き締まったふくらはぎ。染みひとつない肌は
色白な中に、かすかに薔薇色をのぼらせている。普通ドレスの下にはストッキングを履くものだが、
この完璧なまでの美の前にはそんなものは不要、いや余計でさえある。
 ベッドに腰掛けたまま、ジェニュインは更に裾をたくしあげる。形のいい膝を通り過ぎ、むっちりと
柔肉を乗せた太腿にさしかかったとき、葛西は自分の喉が鳴る音を聞いた。
 思考するより先に左脚にむしゃぶりついていた。腰を抱え、腿を掴むように引き寄せ、絹のような
肌を舌先で舐め上げた。透明な唾液が部屋の灯かりを浴びて濡れ光った。
 ふふ、とジェニュインが息を漏らしたのは、愚かな男に憫笑を向けたのか。
 舌で執拗に内腿を攻める。そこが一番柔らかく心地いい。かすかに響く息遣いもまた、耳に
こころよい。犬の子のように舐めながら、徐々に上へと上がっていく。腿からその奥、今はまだ
慎ましく隠された部分を目指して。
 裾の隙間からドレスに手を差し入れ、下着を探り当てずり下げようとする。
 だが肉付きのよい腰をまさぐり、面積の少ない薄い布に指をかけた瞬間、ジェニュインの手が
葛西の頭を押さえつけた。
 頭蓋骨の薄い部分をピンポイントに押さえてくる締めつけに、舌の動きが思わず止まる。すると指に
更に力を込められる。
「いてぇよ」
「あなたが急ぎ過ぎるのが悪いのよ」
 唾液に濡れた唇を拭う葛西の前に、ぬい、と突き出されたのは手付かずだった右脚。たくし上げた
ドレスの裾をまとわりつかせながら、風に揺らめくように婀娜(あだ)めいて動く。
 欲しがるより先にご奉仕なさいと言いたいらしい。
 それなら望みの通りにしてやろう。ここで捧げた分はのちのち、お楽しみのときにたっぷり返して
もらえばいい。
 ため息をひとつついてそちらの脚に吸いついた。
 水蜜桃のような肌に舌を這わすと、頭蓋を締める指の力が弱くなった。軽く歯を立ててもてあそぶと、
ひくんと体が痙攣する感覚が伝わった。
 唾液を皮膚にすりこむように葛西は舐めつづけた。舐めながら指の先で愛撫を重ねた。
 指を蠢かせて太腿を捏ね、ドレスに包まれた腰を這いあがり、引き締まった脇腹を通って乳房を目指す。
大胆すぎるほどに開いた胸元、その隙間から無遠慮に侵入する。腿とはまた違った弾力が、ぷりんと
柔らかく反発を返す。
 更に深く指を差し入れ、先端を探してまさぐると、ジェニュインがくぐもった息を漏らす。
 ほどなく探し当てたそこは、乳房の大きさに比して慎ましいまでに小さい。
 まだ尖るには至らないそこを、ドレスの布地の下で刺激する。くりくりと。
 正解、とでもいうように、頭を掴んだ手が髪の毛を撫ぜた。三つの子供にでもなったような気がした。
177晒し中2:2008/06/22(日) 22:07:41 ID:y37v/A8p
 太腿が葛西の唾液で付け根まですっかり濡れきった頃、胸を揉みしだく葛西の手をジェニュインの
白い手が掴んだ。
 乳房の谷間から指を引き抜かせる。ドレスの胸元にゆっくりと導き、脱がせていく。
 下着は黒だった。薔薇色がかった白磁の彼女の肌に最もよく映える色だった。
 胸が良いならこちらも構わないだろう。腿を支えていた手を葛西は滑らせた。さっき拒まれたときと
同じように、たくし上げられたドレスの裾に手を差し入れ、ショーツをずり下ろす。
 腿の付け根にはふっくらとした丘。なぞるとしゃりしゃりとこすれあう控えめな毛の茂み。
 更に指先を蠢かせれば谷。かすかに温かい濡れた感触が伝わる。
 顔を近づけて息を吸い込むと、甘さとも生臭さともつかぬ女の蜜の香り。
 裂け目にそって指を動かす。中に指を差し入れ、陰核を探り当て捏ねくりまわす。
 指に蜜が絡んでくるほどに、なまぬるかったそこが次第に熱を帯びてくるような気がした。
 くふ、とジェニュインがまた息を漏らした。頭に乗せられた手がまた髪を撫でた。
「素敵よ、葛西……良い子ね」
 甘く囁く声は音楽的でさえあった。
 ゆうに十は年の離れた女に、まるで母親のような物言いをされる。普段なら反発せずにいられない
ところ、だが葛西は何も言わなかった。無言のままドレスを大きくたくしあげた。
 まろやかなラインを描く腰。
 未だ数で劣る彼ら血族は、いずれ旧人類に替わり地に満ちるために、繁殖力の限り子を産み
殖やさなければならない。
 純血の名を持つこの女も、いずれ血族の子を宿すはずだ。子宮の中で形をなし育った子は、そのうち
産道を通って生まれてくる。葛西が今慰めているこの場所を通り抜け、高らかに誕生の声を上げる。
それは間違いなく血族の歴史の新たな幕開けとなるはずで、そう考えると自分が今していることが、
神聖にも滑稽にも思えてくる。
「何を休んでいるの」
 ジェニュインの声が冷たさを帯びた。
「やるべき事は分かっているのでしょう?」
 無論だった。
178晒し中3:2008/06/22(日) 22:08:33 ID:y37v/A8p
 大気に晒された入り口に葛西は口を寄せた。粘液でぬるりと濡れた裂け目を、ぴちゃりと音を立てて
舌で舐める。腰骨に片手を添えて動かないよう支え、狙いを定めて奥へと侵入させた。
 口の中に広がっていく蜜の味。
「あっ……ん、葛西!」
 裂け目から入ってすぐ、小さく窪んだ箇所をひと舐めすると、赤い唇から常とは打って変わった
可愛らしい声が漏れた。
 驕慢そのもののこの女が、ふいに垣間見せた可愛げ。
 これが普段なら火火火とでも笑い、調子に乗って攻め立てるところ。
 しかし葛西はそこで動きを止めた。産道の入り口付近で舌は止まり、中途で絶えた刺激にジェニュインが
眉をひそめて彼を見やった。
「葛西?」
 眉根がきつくたわみ、濡れ場に見合わぬ渋面を作っていた。
 高く響いたジェニュインの声に、よく似た声をかつて聴いたことがあったような気がしたのだ。
 もっともその声は、これほど甘く上ずってはいなかったが。
 ――葛西。
 記憶の中でその女は彼を呼ぶ。冷たく透明な空気をまとわせて。
「何でもねぇよ」
 ぴちゃ、と葛西は舌を引き抜いた。
「……続けるぜ」
 谷のふちを丹念になぞるところから再開する。
 舐めながら抱え込んだ尻を揉む。弾力のある肉に指先が沈み込む。
 ジェニュインの顔は見えなかったが、息遣いから笑みを漏らしたのが分かった。爪の赤く塗られた指が
動き、奉仕する葛西の首筋をそっと撫で上げた。
 くっくっと声が響く。
「何を考えていたのかしら? 葛西」
 葛西は答えない。ただ黙々と舌を動かす。
 耳に一瞬よみがえったあの声を追い払うには、そうするしかない。
 だがジェニュインは、笑いの合間に小さく喘ぎを漏らしながら、首筋をくすぐり追及を続けてくる。
「当ててあげましょうか。……あの女の事?」
179晒し中4:2008/06/22(日) 22:09:14 ID:y37v/A8p
 葛西は今度は舌を止めなかった。
 止めればつけ込まれるだけだと分かっていた。
 濡れそぼった肉の襞をかき分け、舌で届く限りの一番奥を突く。『んっ!』とジェニュインが高く喘いだ。
同じ要領で繰り返し攻めると中がきゅっと細く締まり、背中が反るのにあわせて豊かな胸もふるふると
揺れた。
 しょせん情事の合間の戯言。快楽で押し流してうやむやにすればいい。
 だがジェニュインは流されなかった。
 息こそ荒いものの、唇から漏れた言葉はひどく冷静で残酷だった。
「女々しい男ね。死んだ女にいつまでも執着しつづけるだなんて」
 葛西は耳を貸さず、ただ尻を揉む手に力を込めた。柔肉に爪が食い込み、血が滲んだ。
 しかしジェニュインはかすかに眉根を寄せるだけ。
 瞳に宿る嗜虐の色は薄れない。
「『人間の脳は薄い鉄板のようなものだ。一度折れたらその折れ目はどう伸ばしても消えはしない』」
 撫でさすられる。不精ひげのまばらに生えた顎を。
 コケティッシュな唇が紡いだ言葉は、葛西も耳にしたことがあるものだった。
「『脳に折れ目がついた時点でもはや人間、私の同種たる資格はない』。シックスは確かこう仰っていたわね」
「………………」
「あの方が知ったら何とおっしゃるかしらね――あなたがあの女にご執心だと。その執着を未だに
 捨てきれずにいると」
 舌の動きがついに止まった。それは言葉による嬲りが真実と認めるのと同じことだった。
 高らかにジェニュインは笑い声をあげる。
「たかだか数ヶ月の潜入期間の間に、どんなロマンスがあったのかしら。キスは交わした? 抱擁はした?
 あの女の体は味わった? 地味で貧相な女に見えたけれど、工作員としての教育課程であちらの訓練も
 受けていたのなら、さぞかし具合がよかったことでしょうね。それともひょっとして強引に犯したの?
 あのお固そうな女が、自分から進んであなたになびくとは考えにくいものね。主人の助けを求めて
 抵抗するのを、無理やり押さえつけて貫いたのかしら?」
 限界だった。
 ジェニュインの言葉が途切れる前に、葛西は秘所から口を離した。粘液が細い糸を引いてぷつんと切れた。
 脚を大きく割り開く。腰をぐいと進め、ベルトを外して前をくつろげた。
180晒し中5:2008/06/22(日) 22:10:30 ID:y37v/A8p
「葛西、まだ……」
「うるせえよ」
 抗議の声を上げるジェニュインを一喝する。
 この女を黙らせたい。一刻も早く。
 男根はとうの昔に張り詰めていた。ジーンズの中から引きずり出し、蕩けきった裂け目に押し当てる。
 じゅぷじゅぷと湿った音を立てて奥へと飲み込まれていく。
「はぁっ、あぁっ……っ、くぅ……」
 突き入れながら、女の体をベッドに押し倒す。腰と腰が密着するのに飽き足らず、全体重でのしかかって
主導権を奪う。
 猛然と腰を動かすと、戸惑いを帯びていた喘ぎ声が、はっきりとしたよがり声に変じた。
 荒々しいピストンで子宮口を突くと、ジェニュインが悶えるのにあわせて内側がきゅっと締まる。
収縮を繰り返して葛西の射精感を煽る。
「あぁん、く、はっ……!」
 下着を引き剥がした。横たわった体勢でも豊かな胸は量感たっぷりに揺れた。
 舌を使うのにはもう飽きていた。じんわりと汗のにじんだ乳房に歯を立てる。ヤニで汚れた黄色い歯が
柔肉に食い込み、先端の周りに赤い歯型を残す。ひときわ強く噛むと、背中にまわされたジェニュインの
爪が逆襲のようにきつく皮膚を刺してきた。薄皮が破れて血がにじむ感覚があった。
 蜜がとぽとぽあふれてしたたり、ぶつかりあう二つの下半身を粘液まみれにした。先走りの液と
ジェニュインの愛液、どちらなのかはもはや分からなかった。
「か、さい……っ」
 ジェニュインの喘ぎがひときわ高く跳ね上がった。
「私のほうが……イイ、でしょう?」
「……っ、イイ、って、何がだよ」
「んっぁあ、ぁんっ……私、のほうが……あの女より、イイでしょう?」
 突き上げながら葛西は眉をひそめた。まるで意味のない問いだった。
 何もなかったのだ。葛西とあの女の間には。
 体の交わりどころか、甘い言葉ひとつ交わしはしなかった。彼女はいつだって警戒を込めた冷たい
視線を葛西に注ぎ、葛西の方も皮肉混じりの苦笑をもってそれに応えていた。
 自分が彼女を見つめる視線に特別なものが含まれていたことさえ、気づいてはいなかったに違いない。
 比べようがない。そもそも比較対象がないのだから。
 正直にそう答えれば済む話。
 しかしこのとき葛西の胸に、ささやかな嗜虐の火がぽっと灯った。
181晒し中6:2008/06/22(日) 22:11:28 ID:y37v/A8p
「調子に乗るなよ、このガバマンが」
 唇の両端に嘲笑を貼りつける。
 ぐい、とひときわ深く突き込んだ。
 奥で押し広げられる感覚に、ジェニュインが息を呑むのが分かる。
 彫りの深い顔を前に、真正面から言ってやった。
「あの女は、この倍は締まりが良かったぜ」
 沈黙があった。
 葛西はジェニュインの激昂を予想した。快楽に紅潮した顔を今度は屈辱で真っ赤にし、怒り狂って
喚き散らすのではないかと思った。それも一興と半ば期待さえした。
 実際の彼女の反応は、予想とはまるで違っていたが。
「そう」
 きゅうっと唇が歪められる。
「それは残念ね。……ではこれでどう?」
 腰に脚が絡められた。
 挿入が深くなる。奥へと導かれそして締め付けられる。
 予想外の強い刺激に、葛西の呼吸が一気に乱れた。思わず呻き声を漏らした瞬間、力の抜けた体を
下からぐっと押しのけられた。
 女とはいえさすがに新しい血族、葛西の体重を押し返す程度の力はある。あっという間に体勢は
逆転した。ベッドの上に倒された葛西の上に、ジェニュインがのしかかる形になった。
 顔の横に両手をつき、腰を激しく揺さぶられる。背骨を抜けるようなめまぐるしい快感が襲いくる。
 結合部から更に蜜がしたたった。葛西は歯を食いしばり、ともすればほとばしり出そうになる精を
必死に堪えるしかなかった。
「シックスに、教えてさしあげてもいいのよ。このことを」
 騎乗位で腰を振りながら、葛西の耳元でジェニュインが囁く。
 見下ろす顔に汗で濡れた髪が貼りついて、サバトの魔女を思わせて艶かしい。
182晒し中7:2008/06/22(日) 22:12:12 ID:y37v/A8p
「あの方は、折れ目のついた脳に価値はないと信じていらっしゃる。これを知られたら、きっとあなたも
 生きてはいられないでしょうね。死んだ女に、それも血族でもないただの人間に、女々しく未練を
 残しているだなんて。これが折れ目でなくて他の何だというの?」
「………っ」
「あの方は、さぞかし芸術的な死を与えてくださるでしょう。後世まで語り継がれるような、残虐で、
 そして苦痛に満ちた死を」
 ジェニュインの律動は、葛西で自分で動くよりはるかに強い快感だった。ぐちぐちと卑猥な音を
こぼしながら、男根を奥まで呑み込んで吐き出し、また呑み込む。
 目と目の間にちかちかと白い光が走る。到達はすぐそこまで迫っている。
「私がそれをしないのは、あなたにまだ利用価値があると思うからよ」
 ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅ。
 音が大きくなる。
「男としては無論シックスに遠く及ばないけれど、あなたの力と素質にはまだまだ役に立って
 もらわなければならない。現時点でまともに『使える』血族は百人にも満たず、その百人未満の血族も
 ネウロとの戦いで櫛の歯が抜けるように減っていく。この状況であなたにまで消えられては、困るの」
 ジェニュインの声と、結合部の立てる湿った音と。
 そして白い光だけが、葛西の世界を支配する。
「ご奉仕なさい、葛西。その体が腐れ落ちるまで。我らが血族とあの方の理想のために」
「ッ……、グ、ゥッ……」
 ひときわ強く内側が収縮した。
 それが限界だった。白の閃光がカッと広がり、膣の奥で抑えていた精が勢いよくほとばしった。
 強張った体から力が抜けるのを感じながら、葛西はジェニュインの哄笑を聞いていた。
183晒し中:2008/06/22(日) 22:13:51 ID:y37v/A8p
以上。

書き忘れてましたがジェニュインの台詞に出てくるシックスというのは
この二人の上司みたいなもんです
ワカメ髪のくせに処刑とか拷問とか好きな最低の人です
184名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:43:39 ID:ImSKzU5y
山田さん、先日のお客さまが
公開羞恥全裸露出状態で御待ちになってます。お茶用意しておきますね。
つ旦
185名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 03:02:24 ID:Pb7NiXpa

地の文に、ヒネリが効いていて、面白いですね。

>ぐちぐちと卑猥な音をこぼしながら、

こういう表現を見ると、嬉しくなってしまう。

ただ、数ヶ所、語尾が講談調になっていますね。

>息を漏らしたのは、愚かな男に憫笑を向けたのか。
>とでも笑い、調子に乗って攻め立てるところ。

どちらも、文章の流れに、乗っているように見えて、
実際には、作品のリズムを、乱す方向に働いている。

ストーリーについては、女の呼び声をキッカケにして、
死んだ女のイメージが甦る、というのが、良いですね。

顔立ちや、仕草を、キッカケに使う例は、多いけれども、
音声というのは、難しくて、それだけに、決まると強い。

ただ、残念なのは、首領の言葉の、引用があるんですね。

首領の言葉も、頭に響いてくる声、として定着するので、
食い合って、女の声の印象が、弱くなってしまっている。
186183:2008/06/24(火) 00:47:50 ID:Kj1lMmNN
>>185
山田さんありがとうございます

講談調、まったく意識してませんでした
というかそもそも講談調の文章というののイメージが湧かず
ググってみて「ああなるほど」と思った体たらくです
リズム崩れは結構アチャーだ……もうちょっと統一してみます

声をとっかかりにしているのにシックスの言葉を引用しているせいで
結果として声の印象が弱くなっているというのも気づきませんでした
やっぱり第三者の目で見てもらうって大事だなー
自分で見るとどうしても一文一文に目がいって全体が見えないので

このスレで指摘もらって書いてたら
今まで見えなかった色々なものが見えてきた気がするので
この勢いに乗ってどんどん書いてみようと思います
ありがとうございました
187名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 05:10:54 ID:9GKelWHX
まああれだよな。山田さんにはセミロングがすごく良く似合う可愛いのだがとにかく気が弱くて
慌て者でテンパり易く、しかも自分の健康的な色気に気が付いてない上、
男からの押しにとてつもなく弱いという新人女性編集者が居て、
その娘が文章表現の調査検討や校正チェックなんかを手伝ってくれているのでないかと思うのだ。

「あぁ…わたし…入れられちゃってる…
原稿の為とは言え…ほんとは…仕事のためにここまでしちゃうのは…もしかしたら…
間違ってることなんじゃ…
……
後ろから…秘裂を…熱い肉槍で…突かれ、口述筆記の体勢で…開かれた…ノートの上で…赤ボールペンを…握り締めたまま…
小さく…鳴きながら…後ろから身体ごと前後に…揺すられながら、…女は…真正面に…立てられた鏡の…髪の毛を揺らした…自分の瞳に…そんな…
後悔の想いを…読み取りながら…自分では止められない…収縮する熱い襞で…男の射精を…促していた……」

「山田君、リズム悪いよ。あと肉槍ってどう思う?間違ってる?」
「良いんじゃないかと……それより山田センセイ、…音読…止めて良いですか?
社に…帰ったあと…同僚と…編集長と…社主と…会長で…最終校正…音読で…する予定ですからぁ……」
「駄目だ。音読は基本だからな。何回しても良いのだ。
というか冒頭の避挿入感と被射精前の心理描写が陳腐な気がする。
も一度揺するから再検討を…そう…そんな目で……もちょっと締めて…やわやわと…………」
「!?センセイ?出すのはちょっと……センセイ!?……聞いてますぅ!?」
「…………」

のような。なんてうらやましい。
188名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 06:53:25 ID:qUx46AZy
ごくり…
189名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 08:04:02 ID:JW0AGnx1
執筆中のSSも見てもらえますか?
少し詰まってて、今書いてるとこより前(導入部分)を診断して頂きたいのですよ。
190名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 13:28:23 ID:FZaD0zGh
おkばっちこい
191ではお願いします:2008/06/26(木) 13:54:22 ID:JW0AGnx1
どこにでもあるような学校の、どこの学校にもあるような部室棟。その中の、どこの部にもありそうな部室――卓球部の部室に、ただ一つ有り得ない光景が広がっていた。
卓球台の上には、一人の女生徒が全裸でXの字に拘束されていた。
四肢を繋がれた上、睡眠薬によって眠らされている彼女は卓球部のエース、飛田 紅祢(ひだ あかね)。
県大会二位の実力を持ち、面倒見がよく、男勝りの性格と格好いいといった印象を併せ持つ美貌から男女問わず人気の高い娘だ。

やがてそろそろ薬が切れて紅祢が目覚めようという時になって、部室に別の女生徒が入ってきた。
彼女は両手に提げた手提げ袋を重そうに床に置くと、紅祢を揺り起こす。
パチリと目を醒ました紅祢は衣服を纏っていないこと、四肢が器具に拘束されていること感じて戦慄した。が、眼前でおはようございます、と声をかける少女を認識すると、見知った顔である事に安堵した。
192page2:2008/06/26(木) 13:56:37 ID:JW0AGnx1
ボーイッシュなショートヘアに、トレードマークの眼鏡を掛けた少女。名前は、鉄川 明日花(てつかわ あすか)。
紅祢の一つ下の学年の、彼女をよく慕ってくれる後輩で、部活での飲み込みも早いから何かと構っている子だ。
「明日花、いきなりだけどこれを外してくれ」
どういった経緯で自分が拘束されたのかは記憶にないが、明日花なら信用できる。その筈だった。
明日花はその言葉を無視して紅祢に覆い被さると、かねてから憧れる先輩の唇と自らのそれを躊躇う事なく重ね合わせた。
不意を突かれて紅祢が硬直した瞬間に、更に舌をねじ込んで貪る。舌を絡め、唾液を掻き取り、飲み込み、逆に自分の唾液を飲ませる。一連の行為を幾度となく繰り返し、明日花は紅祢を蹂躙する。
舌が口内を掻き回す度、紅祢の思考が掻き乱される。唾液と共に、冷静さが奪われていく。
程なくパニックに陥った紅祢が暴れ出すが、それはただ拘束具で手首と足首を傷付けるだけで明日花を振り払う事はできず、体力と精神を無駄に磨り減らす結果となる。
対して明日花は息継ぎを交えて口付けを続ける。
やがて後輩に口内を犯され続ける恐怖に屈し、紅祢が抵抗する気力を失った。
だが尚も明日花のキスは続き、漸く開放された時、紅祢の心は完全に折れてしまっていた。
193page3:2008/06/26(木) 13:59:15 ID:JW0AGnx1
「明日花……オレ……初めてだったのに……」
溢れる涙と乱れる呼吸の中、紅祢はやっとの思いでそれだけを絞り出す。
常の彼女からは想像もつかない弱々しい声は、しかし。
「え、先輩これがファーストキス?やった、嬉しい!」
明日花に"紅祢の初めての相手"という栄誉を与えて喜ばせるだけだ。
その無邪気な笑顔が常日頃自分を慕う少女のものとは思えず、更なる恐怖が紅祢を縛る。
しかし、明日花はそんな事お構いなしに紅祢を嬲る。
首筋を舐め、耳に息を吹き掛ける。
頬を伝う涙を舌で掬い、両腕で紅祢を抱きしめる。
紅祢は、それをただ泣き、呻きながら受け入れるしかない。

暫くして、少し疲れたのだろうか、明日花の責めが緩んだ。
それまで呻いて耐える事しかできなかった紅祢に僅かな余裕が生まれ、どうにか言葉を紡ぐ。
「なん、ヒッ、なん、で……こん、な事……」
しゃくり上げ、つっかえながらの一言。その瞬間、明日花の雰囲気がそれまでの無邪気な感じから一転し、シリアスなものへ変わる。緊張感に涙腺までもが引きつったかのように紅祢の涙が止まる。
顔が見えないくらいに俯いて、明日花は言った。
「………先輩は、卒業したら遠くの大学に行くんですよね………」
不用意に触れると切れてしまいそうな、限界まで張られた弦のような空気に気圧されながらも、なんとか頷き返す。
「先輩は、ボクの気持ちに気付いてましたか?今、こんな状況で言うのも変な感じですけど……」

一呼吸、明日花は全てに区切りをつけるように間を開け―――

――――ボクは、先輩を愛してます。絶対に、喪いたくないんです。
194名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 14:00:25 ID:JW0AGnx1
予想だにしない告白に、紅祢は唇を奪われた時以上の混乱の中に叩き込まれる。
「おかしいですよね、好きな人にこんな酷い事するなんて。いや、そもそも女が女に恋するのが間違ってるのかな?でも……こうでもしないと、絶対にボクは先輩を喪っちゃう。それだけは、どんな事をしても避けたいんです。」
口調は努めて落ち着かせていたが、それは張り裂けそうな感情の吐露。今の彼女の全てであった。
「そ、それが……どうして……」
必死に絞り出す質問に、答えが返る。
「考えて、考え抜いて、ボクが見つけたたった一つの道――それが、ボクが先輩にとって無くてはならないヒトになる事なんです」
返される言葉の中、紅祢は明日花の中に渦巻く感情の一片に気付く。

狂信的な、真直ぐなのに何かが歪んだ思い。紅祢を傷付ける為の、悲壮な決意。その根底にある、余りに多きすぎる恋慕。

気付いて、押し潰された。支えきれない感情の重圧に、意思が踏み砕かれる。
「だから、先輩がボク無しでいられなくなるように……調教します。ごめんなさい」
その言葉に対し、紅祢は何も反応できなかった。
195注意書き:2008/06/26(木) 14:08:17 ID:JW0AGnx1
すいません、注意書きを書き忘れました
上4つ
内容→百合、調教……の導入部。現時点でほぼエロ無し。
詳細→シチュスレ向けに執筆中のもの。キャラクターのモデル有り。
携帯執筆&携帯投稿の為、1レス辺りの分量の制限が通常とは違うっぽい(携帯のスペックの問題っぽい)
196名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 20:07:59 ID:OWyFFiEQ
>>191
最初に言っておくが自分は百合者ではない(特に抵抗や嫌悪感もないが)
同じ百合者から見てどうなのかといった指摘はできないので
その辺については百合好きな別の山田さんよろしく。

全体的に文章に具体性がないと感じた。
描写が大雑把で読み手に想像を委ねすぎている感じ。たとえば、

>どこにでもあるような学校の、どこの学校にもあるような部室棟〜
しょっぱなからこれでは手抜きかと呆れられてもしょうがない。
長々書けとはいわないが、情景描写は書きようによっては、かなり読み手の感情移入や
エロスの喚起を促せる意外に重要な部分。
こんな表現で省略してしまうのはもったいない。

>格好いいという印象を併せ持つ美貌
「格好いい」にも色々ある。どう格好いいの?
卓球少女らしくオリンピック選手のような健康的な中に毅然とした印象を持つ娘か、
宝塚の男役のようにキリッとしてるのか、それともスケバン系の一見こわもてだけどよく見ると
キレイな顔してるのか……
エロいことされる女の子の描写はエロパロ的にはキモなのでもっと頑張ってほしい。

>シリアスなものへと替わる
「シリアス」もやっぱり色々だ。怒った感じなの? 泣きそうなの? 無表情なの?
ここで明日香の描写に文章割くだけで彼女の狂気がスムーズに読み手に伝わるし
最後の台詞も印象的になると思う。
こういう特異な状況(エロパロ的には王道だが)から始まるロケットスタートは
読み手に先の展開への興味を植えつけるのには効果的な一方
キャラの性格描写がおざなりになりがちで、その結果作品に集中できなくなることも多い。
こういう行動の描写をうまく利用すれば、この欠点は充分に埋められるので
意識してみるといい。

読み手は書き手と頭の中のイメージを共有してるわけじゃない。
もっとしっかり書いてやらないと読み手は戸惑う。
戸惑う→情景がイメージできない→エロスに集中できない。

シチュスレということで妄想の共有性を高めるために
あえてぼかした表現をしてるのかもしれないが、
個人的には、その手法やって許されるのは星新一くらいなもんだと思う。
197名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 20:25:06 ID:OWyFFiEQ
続き。

シチュだけ見れば全裸拘束スポーツ少女+彼女を手に入れることを望むヤンデレ娘
というエロス最高潮な状況だが、自分は興奮できなかった。
ヤンデレも調教も基本的に大好物だから描写の問題だと思う。

理由は色々考えたんだがたぶん、
キャラクターの性格描写をおざなりにしてエロパートに入っちゃってるからじゃないかな。
紅祢という少女のことも明日花という子のことも
ろくすっぽ分からないままに「喪いたくない」とか「なくてはならないヒトになる」とか言われても
感情移入できない。ピンとこないんだな。
特にヤンデレって病むに至るまでの強い愛情のアレコレが重要だから余計にさ。
ビジュアルだけである程度エロくできる漫画ならともかく
SSなら、キャラクターに感情移入させるための努力が必要。

せめて紅祢と明日花が普段どんな関係なのか分かるよう具体的なエピソードを混ぜ込んだり、
そこまでしなくても何となく雰囲気で察せるような会話をさせてから、
明日花の告白→エロパートに入るようにすると
ぐっとエロさが増すような気がする。
これやっとくと完結まで持っていくのもやりやすくなるよ。
キャラ同士の関係性を明確にしとくと話をまとめやすい。

以上。ちょいと辛口な評価でした。
自分もよく詰まるから気持ちわかるよ。最後まで頑張ってな。
198名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:14:45 ID:kGgoGpND
うん。私も>>196の山田さんと同じ印象を受けた。
三人称で書いてるから視点が偏っていないか、ちゃんと平等な神視点かを気をつけるあまり
心理描写がおろそかになっちゃったのかも?

あと個人的な趣味で言うなら……
オレっ娘はギリギリまで気丈に振舞って、むしろボクっ娘を気づかうぐらいの男前っぷりだったのに
バイブ挿入されて気持ち良くなっちゃって自分に失望してポッキリ心が折れてしまえばいいと思うよ。

199名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:22:00 ID:9GKelWHX
さあどんどんお茶出ししますね。
つ旦旦旦旦旦
200名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:51:26 ID:qUx46AZy
自分は百合スキーだけどシチュとか設定は問題ないような
足りないのは描写かな、説明になってしまってる

文章はうまいと思うし、描写もあるにはあるんだけど大事な部分で抜けてる
特にこの場合の肝は先輩の心が折れるあたりだから、
抵抗→快楽→まだ抵抗→快楽→ぎりぎり抵抗→快楽→堕落、みたいに
心情も含めてねっとり密に書くとエロス100%ラブジュースになると思うよ
201191:2008/06/27(金) 00:20:40 ID:IJyfZYV8
山田の皆様、ありがとうございます。
課題として
@情景、容姿といった視覚的描写をもっと具体的に。
A心理描写、性格描写の付与。
B普段の関係をほのめかす文章。(これはプロローグ的な形で付け足す予定)

以上の点を踏まえて加筆修正、以降の話へと繋げようと思います。

批評を頂戴する事は、やはりかなりの力になります。また、行き詰まった時にもお力を分けて下さい。
最後にもう一度、ありがとうございました
202名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 02:12:44 ID:CrZqsbpD
さあどんどんお茶しまっちゃいますね
旦旦旦旦旦⊂
203名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 04:14:03 ID:4eK0GYHq
お茶しまわないでー!
204名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 04:56:23 ID:CrZqsbpD
じゃあどんどんまたお茶出しますね
つ旦旦旦旦旦
205名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 07:55:00 ID:nkUZoPJJ
ひ、批評する物がないと山田さんが……
206191 ◆AbBeLqrOiY :2008/06/29(日) 12:52:44 ID:PCyLvFVF
先日はどうもありがとう御座いました。
今度は即興の、短編の書き方についてご指南を頂きたく思い、推参した次第で御座います。
尚、作中に自分が過去に別スレに投下したSSを再利用した箇所がある為、それを投下した時のトリを付与致しました。


ではでは、宜しくお願いします。
207晒し@:2008/06/29(日) 12:54:15 ID:PCyLvFVF
カチ、カチカチ……
マンションの一室にマウスのクリック音が響く。

「さて、このスレは投下あるかな……」
独り言を呟きながらpinkのエロパロ板を巡回する女――齢20代半ば程だろうか。理知的な顔立ちに、黒髪を背中に流した、クールな印象の美人であるが、その身に纏うピンク色の寝間着がそこに可愛らしさをも加えている。
風呂上がりで、濡れた髪や、やや上気してほんのりと朱に染まった肌が艶めかしい。
「最近、どこの巡回スレも過疎っててつまんないのよね……」
ぼやきにクリック音が重なり、専ブラが動いて新たなページを開く。もともと痛い子が立てたスレの再利用で、新たにSS批評スレへと昇華、成長を目指しているスレだ。
そこには新しくSSが投稿されていた。
「お、また勇者がいる……どれどれ」
そのSSは正直、大したものではなかった。


―――長い長い口付けの合間に、リムがルルの寝間着を全て脱がした。
全身に感じるリムの肌はひんやりと冷たく、それが何故だか心地よく……そこまで考えて、ルルは自らの貞操の危機を思い出した―――


「ふん、こんなモノじゃ、まだまだ……」
ポツリと悪し様な評価を漏らしながら読み進める女。
コロリ、右手に包まれたマウスのホイールが回転し、ページがスクロールされていく。
だが、彼女の左手が、自然と自らの胸へと伸びているのは―――プライドからか、無理矢理に頭の隅へ押しやっていた。
208晒しA:2008/06/29(日) 12:55:46 ID:PCyLvFVF
―――ついにルルのショーツに手を掛ける。一切の抵抗はない。
露になったルルの秘所へ、リムの人差し指が、ズブリ、沈み込む。
「はっあぁぁぁぁん!!くぁぁぁぁぁぁん!!」
その刺激に悦び、嬌声をあげる―――


「ハァ、ハァ……」
だが、自らの事を無視などできる筈もなく、平均より幾許か豊かな乳房を左手が揉みしだく。
(誰かが、歌ってたっけ……どんなペテン師も、自分に嘘は吐けないって……)
明らかに下手糞なSSで柄にもなく興奮している屈辱を覚えながらも、彼女は左手の暴虐を止められない。


―――挿入された指が膣壁を抉り、そこから電撃のような快楽がルルの全身を駆け巡る。
二本目の指が挿し込まれる。
「いい、いいのぉぉぉ!!リムゥゥゥゥゥ!!」
増幅した異物感が心地よく、身体を翻弄する快楽に身を委ねる―――


いつしか股間へと伸びている左手が、SS内のリムの動きをトレースし、グチュグチュと腟を掻き回す。
(こんな……大した事ない……SSなのに……悔しい、でも……)
ビクリと身体が痙攣を起こし始めた。そして―――


―――「リムぅ、何か来る、来ちゃうのぉぉ!!」
指の動きが激しくなる。それと共にルルも絶頂へと登り詰め―――
「リムぅ、リムゥゥゥゥゥ!!イくぅぅぅぅ!!」―――


「ああ、イくぅぅぅぅぅぅ!!」
SSのクライマックスと同時、彼女もまた絶頂へと達する。キュンキュンと腟が左手の指を締め付け、震える身体が座っていた椅子から床に落ちる。
「う………手、洗わなくちゃ………あそこと、まだあそこも………全然できてない………こんなので………」
自慰の後の気怠い気分の中、それでも批評文を書こうと彼女は立ち上がる。

女の名は、山田。
スレタイが五七五のとあるスレッドで、>>102>>105の名付けの元に生まれた、迷える書き手達の導き手。その一人であった。
209名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 12:57:13 ID:PCyLvFVF
以上です。
では、宜しくお願いします。
210名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 17:08:03 ID:nkUZoPJJ
お茶出ししときますね
つ旦旦旦旦旦
211名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 22:15:24 ID:nkUZoPJJ
山田はオナニーに忙しいので来られないと申しております。
お茶ひとつ貰っときますね。自作自飲という事で。
旦⊂
212名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 22:58:43 ID:l0xfKXmj

メタ・フィクションというのは、洒落ていて、面白いですね。
オチも、読み手を満足させる形に、纏まっていると思います。

もっとも、惜しい、と思わせる点も、いくつか残されていて、
第一に、劇中のSSと、劇中の山田の、シンクロの問題です。

>(劇中のSS) 二本目の指が挿し込まれる
>(劇中の山田) いつしか股間へと伸びている左手が

この文章の流れだと、一瞬、時間が巻き戻されてしまうんです。
劇中劇を用いるなら、演者は一歩先を進まなければいけない。

第二に、これは、極めて繊細な問題なんですが、音について。
擬音は、人物のセリフよりも突出するので、取り扱いが難しい。

<劇中SSの擬音> 劇中の山田と、我々の双方が、受ける
<外枠SSの擬音> 劇中の山田が発して、我々が、受ける

これ、結論から言ってしまうと、劇中の山田の負け、なんです。
反応を発信するということは、無難な演者になるということで、
メタ・フィクションのキーとしては、機能不全に陥るわけですね。

もちろん、原理的に、セリフなども、同じ危険を孕むんですが、
小説が、目で読むことで、イメージを結ぶメディアである以上、
突出する音、これを抑えれば、誤魔化せる場合も多いんです。
213名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 01:15:05 ID:pcNHI2aY
お茶もひとつ貰っときますかね。
旦⊂

>>207
前回の冒頭部分はシチュ系短編の典型、
今回のはネタ系即興短編の典型、
として見ればかなり良く把握して書かれてあると言えるんではないですかね。両方とも。
前回は他の欠点が目立ったのか書出しに付いて別の種類のレスが付いてましたが、
私はこれはこれで典型みたいな物なのでこれでよろしいんじゃないかと思いますよ。
文章的にも前回指摘されていた作者の脳内設定直接説明が綺麗に無くなって描写に置換わってますしね。
具体的には前回の睡眠薬のくだりと今回の年齢描写のし方の辺りの事を指して言っていますが
変わり方が不思議な位です。

古いシチュ系スレを見ると、この同じパターンで数十本書いてたりする人が居ますよね。
ちょっと昔の話ですが。

一方で今回の即興短編て言うのはちょっと批評が難しいような。
即興というのはその場の流れで出てきていたネタが内容的にキチンと押さえられていて
後は最低限の小話的な落ちが付いていれば大抵が、まあよろしいんじゃないですか?という
物になるんじゃないでしょうかね。
一方でネタに関する部分は指摘しても他に適用しずらい話になるんじゃないかと。
ただし上を踏まえて限定して言えば内容的に変な所は幾つか在るかと思いますよ。

214名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 01:38:57 ID:pcNHI2aY
う、段落の切貼り漏れが……
まあ良しとしますか……山田君、お茶!
215名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 02:59:55 ID:a58bAoTD
もうおまいら山田さん@ピンキーになっちまえ
216名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 03:17:46 ID:pcNHI2aY
忘っすれられないの〜♪(忘れられないの)
あっの人が好きよ〜♪(あの人が好きよ)
青いシャツ着てさ〜♪
海を見てたの〜♪(見てたの〜♪)
217名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 10:34:05 ID:BlutZZc0
お茶いただきますわね


さっそく山田さんSSでお茶噴きかけたけど、けっこうよくできてると思う
最初の外見描写で艶やかなイメージが簡潔丁寧に作れているし、
粗のある文章で興奮してしまうのはリアルでもある(たまにあるよね、そういうの

即興ネタとしては充分だと思う
特に言うことが思いつかない
218191兼206:2008/06/30(月) 13:47:51 ID:3JhPasgl
>>212
なるほど……時系列をもう少し丁寧に見るようにします。
擬音は、やっぱり難しいですね。目立つせいで失敗すると安っぽく餓鬼っぽくなったりするんだけど、無いととんでもなく薄っぺらになったりで……精進します。
>>213
> 変わり方が不思議な位です。

それこそが山田さんマジックかと。前回のアドバイスに従ったもので、本当にもう、山田さん様々です。
細部の問題点は、なんと言いますか、恐らくは推敲不足ですorz
完成したからって落ち着けよ俺...
>>214
言い訳はありません。私めの失態です。
>>217
お褒め頂き光栄です。

山田の皆様、心よりの感謝を申上げます。どうもありがとう御座いました。
219名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 17:25:15 ID:pcNHI2aY
ピンキーとキラーズネタに誰も反応してくれない。orz
220名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 19:57:29 ID:BdFJ1Cjh
少々突っ込みようがないネタだからではないかと。
周りに何か一言を言わせたくなる『隙』に相当する部分が必要なのでは?

忘っすれられないの〜♪(忘れられないの)
あっのスレが好きよ〜♪(あのエロが好きよ)
青い気持ちでさ〜♪
Jane見てたの〜♪(見てたの〜♪)

くらいで。
まあ、実は私、元ネタ知りませんけど。
221名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:34:00 ID:Yc1ZEX2z
>>219
夜明けのコーヒーより、山田君のお茶、ということでは。
222名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 03:42:18 ID:UTLgd6Yc
ネタまで批評するなんて、山田さん……なんて怖い子(白目)
223名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 18:24:35 ID:5Ae9nrkh
>>222
それを言うなら「恐ろしい子!」じゃなかったかしら?

と、うちの山田さんが申しております
224名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 18:44:43 ID:VHGAB30z
元ネタは大御所の未完の少女漫画だっけ?
225名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:46:24 ID:UTLgd6Yc
>>220
こうですね。わかりますw
ありがとう山田さん!
226名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 04:36:25 ID:igCQYV86
>>224
たぶんそれで合ってる
というかあれ未完だったんだ
しっかり完結してるのかと思ってた
227名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 07:44:59 ID:Ojd/I3s7
>>226 ドラマ化とか舞台化のたびに、話題づくりにちょろっと復活しては、
また仮死状態に戻るとですよ。
228名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 16:19:40 ID:9A/FITG4
あれはもう完結させる気はないのかも知れないね。

既に売れっ子の作者だからギリギリ許されていることだとも言える。

ここに作品を持ち寄る全国の田中くんは、そんなことをしてはいけないよ。

エロパロ板投稿に限らず、どんなジャンルの作品においても、大切なのは『完結させること』。
言うのは簡単だけれど、ね。

どんな名作だって、途中で終わってしまえば、読み手は納得しない。

『まだ登り始めたばかりだからな・未完』でさえ、
『未完』というオチを付けることで完結させているんだから。
229名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 17:06:45 ID:igCQYV86
田中さんきたー
年上で美人な山田さんに原稿をわたしてびくびくしながら批評を待つ、いたいけな少女ということですね
230名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 19:07:51 ID:iEhtthcV
          , -‐=≧=i=‐- 、
       /            \
      , '               ヽ
.     /                小
    /          ハハ     小
    ,′  〃 ,イ / /    !ハハハ  iハ
.   i  / ,イ !|i l| i |i li|    i i i ! i  ! i
.   i ./il i| | i l| i |i li|    i i i ! i  ! |
.   iイiハ i| | 「从`ヽ从.   ノ イノノ/  i . |
   从{ {八{ { ヒ::ハ、      _二ムィjノ  |
   ,イ ! ! 人ハ       '´L::ノ i/   |
.  i | i||ハ{ {、\         /    jノ
.   乂 i八 \ \  、_ '  ー=彡//イi       こんにちは。
     `Viト、  ト、、    `  , ィイ/  从     山田です。お茶どうですか?
     } } \}ハ > ‐rf爪/ {rイ.  /
     リr川リi }     { { 从{{_r<、
      ,イ/{ jノイi ノ    八∨爪ハ≧ーュー- 、
.     /爪{ {        \     __ハ

来歴は忘れたけどなんかAAあったので貼ってみた。山田さんぽかったのでw
231名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 19:48:17 ID:aV64Kqsj
232名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 19:52:58 ID:iEhtthcV
>>231
あっ、コレだったか。見た瞬間わかった?w
233名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 19:56:26 ID:aV64Kqsj
>232

うん
買うかどうか、未だに迷ってる作品だからね…
234名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:00:21 ID:cBtlbMPt
いやでもあれだよな。持ち込みの田中さんは他の人にまかせるとして
どんな役にもなりきれる人間が身近に居てくれたら書くとき便利だよなあ。
山田さんのところにも住み込みの他称天才女優の卵の山田君が居て
状況描写のお手伝いをしてくれているんじゃないかと思うのだ。こんな風に。

「いいこと?ライバルに衣装と下着を隠されてしまったヒロインが
公開オーディション本選のステージでいつものタンクトップ未着用で上半身裸、
下はミニのベルトスカートだけ、後は腕のハンドタオル、黒ニーソックスだけのいやらしい姿で
ウマウマを踊る。バックダンサー付き衣装早変わりの長時間メドレーで。

ここはストーリーの山場なの。
記述ミスはひとつも許されないわ、お解り?」

(先生どうして女言葉を……
ううん、黒ドレスに前髪で片目を隠したこの格好、
……山田先生、本気なんだわ!)

「はいっ!」

(履いてない状態でウマウマ踊りながらこの笑顔……笑顔に隙がない。
山田君……なんて恐ろしい子)

「ダメよ。笑顔がなって無いわ!
もっと脳内ドーパ垂れ流しのあくまで幸福感全開笑顔でのキレの有る左右腰振りが
ウマウマのキモのハズでしょう?
それじゃ両耳に付けた両手が死んでしまっている。両手は笑顔を強調する為の物。いいわね?
それから……」

「あなたのおっぱいは完璧に近い半球形。
ただトップが若干ウエスト寄りの下側にあるからその分、励起した乳首が上向きになって
外側を向いているのが目立ってしまっている。

裸でおっぱいが剥き出しになってる事に集中しきれてないのではなくて?
もっと正面から見たとき自分のおっぱいがどのように揺れて他人から見えるのか
そこに意識を集中して頂戴。解ったわね?」

「……はぃ」
235名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:07:15 ID:cBtlbMPt
(他人の目。山田先生の言う通りにするのは難しいかも……
でもここで頑張ればあの紫のマラの人も何処かでこれを見ててくれるかも知れない。
……ううん、必ず見るわ。だって
山田先生はこれをビデオで撮ってネットで配布してるんだものっ……)

「先生!わたし頑張りますからっ」

「……仕方ないわね、やる気だけは見所があるようだけどね。でもまああなたがそう言うのなら……

さあ、じゃあ今度はこの猫耳衣装バージョンでもう一度。
さっき剃ったから上下なしでもヘアは絶対に見えないから安心して踊れるハズ。

設定通りあと4時間は踊って貰うわ。良くって?」

「……あぅ…あのぅ、これは……
上下なしじゃあ履いてないってレベルじゃあ……
いえっ……頑張りますぅ……」

みたいな。
なんて羨ましい話だ。

236名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:31:43 ID:Sayc9dLp
うーん、難しいね。
これも即興短編の部類になるのかな?

個人的な感想としては、名前はもうちょっと考えてあげたいよね。
『山田』が二人居ることに意味があるならともかく……「山田さん」と「女優の卵の山田君」、
同じ苗字では、どちらがどちらなのか、混乱してしまうかな。
せめて佐藤さんとか。


で、本題。

>(先生どうして女言葉を……
>ううん、黒ドレスに前髪で片目を隠したこの格好、
>……山田先生、本気なんだわ!)

これを読むまで、234の田中くんの中で「山田先生」が男であるとわからなかった。
ここまでのスレッドの流れで「山田さん=女」説が多かったから、だろうね。
でもせっかくのシチュエーションギャグなら、肝であるシチュエーションをもうちょっとはっきりさせてみよう。

上半身裸なら、「いつものタンクトップ未着用」って言葉は、いらなくない?元ネタに由来するのかな。
「ビデオで撮ってネットで配布」も「撮影してネット配布」で済んでしまう。

「セリフ」と(心の声)だけで進行するから、説明を増やしたくなる気持ちはわかるけど、
もう少し単語を絞ってみたらいいんじゃないかな。


全体として、同じ事を2回言ってることが多いんだけど、多分、キミの癖なんだと思う。
長文なら味になることもあるかもしれないけど、今回のは短編だからね。
これが直せたら、もうちょっとスッキリして読みやすくなると思うよ。
237名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:05:39 ID:cBtlbMPt

(屮゜Д゜)屮 カモーン

238名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 00:46:08 ID:ykpkl5I0
つ旦(屮゜Д゜)屮
239名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 00:49:27 ID:ykpkl5I0
つ旦⊂
240名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 00:50:59 ID:ykpkl5I0


(完)

241名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 03:28:28 ID:n8kCLy/V
第二部開始↓
242名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 03:43:02 ID:fFVQPhZU
さぁ俺達の戦いはまだ始まったばかりだ!!

六年間応援ありがとうございました。
243名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 05:10:16 ID:pkxxtd5I
今後とも、何とぞ宜しく御願い奉り御座早漏・・・どぴゅっ
244名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 01:21:12 ID:W8aY1/mH
でもまああれだよな……

……いや、やめとこう。
245名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 01:59:21 ID:+GPBgJbG
>>244
なんだよ!
言いたいことが有るなら、ちゃんと五七五で言えよ!
246名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 02:00:28 ID:bAj0aCdv
>>244
なんなんだ。
お前の言いたいことを言え。
247名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 09:20:24 ID:IjKUzDfO
でもまああ
れだよないやや
めておこう
248名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 10:24:47 ID:ZgdTTsAx
字数はあってたのか
249名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 22:30:30 ID:YtO4a84z
ここはエロ&二次創作でなくても批評していただけるのでしょうか?
もしそうなら是非とも山田さんの意見を、と思っております
250名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 22:38:42 ID:wMRsBge/
私は良いと思うな。
と、言ってる私も田中希望だけどね。

ひっそりやってる場所だから、いいんじゃないかな?
限定なんて、過疎スレで作るのは寿命を縮めるだけのことだから。
251名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:02:17 ID:YtO4a84z
賛成していただいたので投下させていただきます
苦手な方はスルーでお願いいたします

2レス エロなし 冒頭部分だけ 
252名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:03:32 ID:YtO4a84z
「何かやりたいものがある人いますか」

ざわついたクラスの中に溶け込んで、なんら影響なくかき消されていく自分の声が少し虚しく思えてくる。
ここでマジメに怒鳴りでもしたほうがいいのであろうか、そんな考えも浮かんでは沈んでいった。
そんな葛藤中に、気付けば状況一転。チラホラ会話内容が文化祭方向に向いていってるのが聞いて取れる。
そんなに問題児がいるクラスではなく、そこそこ信頼を築いてきた委員長としては有難い流れ。
高校生活最後の文化祭、これを乗り切れば委員長としての仕事からも解放されるのだ。
そして重くのしかかっていた肩の荷ともすっきりバイバイである。
ただ、

「はいはぁ〜い、出店出店」
「そ、それなら喫茶店で十分じゃぁ」
「じゃあオバケ屋敷に一票っ」

自分のトモダチだけが、少しアレな事を除いて。


「な〜んにも決まらなかったな」
「じゃあもう少しマジメに参加してよ」

大混戦となった帰りの、限られた時間の中で議論終了を密かに願ってはいたが、
到底無理な願いであることに遅まきながらではあるが気付かされた。
酷い有様だ、これじゃあ次の代表委員会までに間に合うかも心配になってくる。
ため息も止まることを知らず、もったいないくらい空に吸い込まれていく。

「わたしはちゃんと意見出しておいたよ」
「ありがとう、数少ないマジメな案だったよ」
「あたしだってがっつり発言したし、言いたい事は全部さらけ出しといたから問題ナッシィング」
「少しはストッパーを働かせてよ。あと、その発音うざったるい」

片方にはにこやかに、そして感謝の気持ちをこれでもかと注ぎ込んでぺこりと会釈。
残った方、何故か仲良くなってしまったわたしの人生の汚点、とは酷すぎるまでも、
いつまで仲良くやっていけるかは自信がない方にはそれなりの報いを受けてもらう。
下手したらあなたのせいでまとまるものもまとまらなかったとも言えるしね。

「なんだよぉ、今日は一段と冷たいな。あぁ、失恋ね」
「違うわよ」

唐突過ぎる戯言に呆れ返り、ため息すら漏れなくなる。
怒りもここまでカッカしてしまえばそのまま頭から抜けていくんだと体感できた。
貴重な体験をありがとうね、そんな言葉はもちろんノドまで上がってくることもなく、
即座に胃で溶けきってしまったように感じられたのは、こいつの日頃の行いであろう。
253名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:04:35 ID:YtO4a84z
「もっと気を抜けよ、せっかくの文化祭だし楽しいのが一番じゃね」

わたしの顔を覗き込むように訊ねる彼女の明るく、無垢で、無邪気な表情。
女の子であるにもかかわらず、思わずドキッとしてしまう。
その無邪気さ、しかも正当な意見を吹っかけてくれるのはとても嬉しい。
でも、一つだけ言いたい。

「あんたがかき回してるんでしょうがっ」
「いやいや、ないない。百歩譲ってもない。ってかあげるよ」
「少しは自覚してよね。ってかどうやって渡してくれるのよ」
「代わりに百歩歩く」
「ねぇ、お願いだから一発殴らせて」

そんなわたしの声を聞いてか聞かずか、気付けば彼女は駆け出していた。
もしかしたら代わりに走っているのであろうか。いや、逃げているのであろう。
もちろんそのまま放置で。面倒だし、疲れてるし。

「ふふ、やっぱり仲良しさんだよね」
「そんなことはないって。なに、いわゆるアレよ、犬猿の仲ってやつ」

まだ走り続ける後姿を眺めながら、隣から微かに聞こえてきた神経全てを和ませるような音色に癒される。
のもつかの間、今度は脳細胞が全否定するような暴言が直で頭を揺らした。
ないない、そんなことはあってはならない。
そう、わたしは学年中が認める優等生的立ち居地を頑張って確立したのだから。
まぁ気が付けばいつの間にかって感じで、特にこれといって何もしてはいないのだけれども。

「また言い訳、すぐにバレるんだから止めておけばいいのに」
「事実をそのまま、率直に口にしてるだけよ」
「へぇ〜」
「な、何か言いたいこととかは」

彼女の意味深な目つきに少し後ろめたさを感じていると語尾が濁っていた。
気付けばそっぽを向いてしまう自分。
こりゃ説得力の欠片もないな。
頭の中でさっきの笑顔がぱっと咲き乱れては、少しずつ修正されていっている。
おそろしやおそろしや。

「別に何も、ただね」

誰かさんとは対照的だった、ゆったりとした足並みを急に止められ、わたしは振り返る。
その言葉の続きが気になるな、とマジマジと目を見ていたのはまずかった。

「もっと素直になったほうがかわいいと思うよ」

わたしはアナタほどかわいくなれる自信はありません。
かなりの勢いで、
女の子同士もありかな
そんな馬鹿げた発言が脳内会議で可決される日が来そうでこれまたおそろしや。
254名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:06:16 ID:YtO4a84z
以上です
!、?、……を使わずにどこまで伝わるかと実験したかったもので

失礼しました
255名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:34:09 ID:hGKlYwwe
>>252
キャラの名前や容姿が一切描いてないのも「実験」?
というか、どこからどこまでが実験で、どこからが「人に見せる部分」?

256名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:58:41 ID:YtO4a84z
すみません、無駄に混乱させてしまいました
名前は……ないですね、気にしてませんでした
ただ、文として成り立っているか気になったもので
257名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 00:05:41 ID:upWPDFy2
とても興味深く拝見させていただきました。

文章として成り立っているかどうか、そこに主眼を置くと。
「ひとつひとつの文章は、成り立っています」。
ですが、
「物語を構成するための文章としては、成り立っていません」。


物語の展開のテンポはとてもいいですよね。
日常の1コマって様子がすごく上手く現れてる。
全員女の子なのかな?
男の子的な喋り方の女の子と、すごく可愛い女の子と、委員長、で合ってるのかな。
雰囲気はすごくよくわかる。

ただ、最初の「アレな事を除いて」あたりから、ちょっと状況が判りにくいね。
一人称だから、主人公の知りえることだけが描写される。
それは確かなんだけど、「アレ」って何なのか、読者にはわからないよね。
その辺りから、読者は物語に置いてけぼりを食らってしまう。
【実験的】な部分がそこにかかるなら、確かにそれも面白いかもしれないのだけれど。


もう少し、「自分しか知らない情報」を書いてみよう?
省略した文章はスタイリッシュに見えるけど、判りにくさとスタイリッシュはちょっと違うよね。


特に、「!」「?」「……」を省くというのは、ライトノベルよりも純文学とか、
そういう方面に多い手法だと私は思ってる。
のだけど……田中さんの文章自体は、とてもライトノベルチックな文章だよね?
(思い込みかとも思うけれど。もっといい表現があれば、他の山田さん、お願いします)


伝わりにくさは【実験】に入っているようだから、
次は「伝えるにはどうしたらいいか」を考えてみたらいいんじゃないかな。

あとは、一度、全部の文章を声にして読み上げてみよう。
大きな声じゃなくていいよ。
リズム感、テンポ感。
そういったものが、とくにこの場面の会話では必要何じゃないかと思う。
揶揄するときには、揶揄するリズムがあるし、
否定しきれない否定、ただ嬉しいだけの言葉、それぞれに似合ったテンポがありますよ。


独自表現の多用などについては、嫌う人もいますが、私はとても面白いと思いましたよ。
258名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 00:26:52 ID:T5HK6E7t
セリフ部分がだれの発言かわからないねぇ
二人だけならまだしも、「わたし」と「彼女」以外にもいると混乱してくる
会話の限定詞を使ってくれ
サウンドノベルじゃねーんだから声では判別できん

地の文の文体は面白いと思うけど、これをきちんと読ませるためにはまず主人公と「彼女」のキャラをきっちり立てる必要があるな
主人公が「彼女」を見つめる目線がたぶんこの話の主題だろうから、とにかく変な奴なんだというエピソードを主人公に語らせたらどうか
つーかさ、文体以前に、女子ふたりがなんとなく喋ってるだけって中身何にも無いに等しい
序盤だからこそ印象的なナニカが必要なのだ
文体は飽くまでも飾りであって、それだけでは成立しない
肝心のお話が面白くないと誰も読んでくんないぞ?
259名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 00:53:03 ID:T5HK6E7t
ん? 実は女子三人いるのか? わかってなかったよ……。
しかし、三人出すと決めた時点でなぜ名前をつけないのかと(ry
名前が無いことに特に意味があるとも思えないし、悪いが手間を惜しんだようにしか見えないよ
260名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:35:03 ID:Ng+GtQyb
百合ものいいね、大好きです

まず文章はうまいと思う
地の文も三人の会話もテンポがよくてスラスラ読めるし語彙も不足してるとは思わない(ひとつだけ、「足並み」は「足取り」では?
ただ気になったのは具体的描写がとても少ないこと
心情独白は描写にあらず、作者の脳内での自己完結にすぎない
キャラが確立しておらず予備知識もない読者には状況を想像できないわけね
「!」や「……」を使わない、という意味では文として成立してるけど、おもしろみが少ない

また↑の方が触れてたけど、ラノベチックなのは圧倒的な描写不足&心情を描写しすぎに原因があると思う
自分は文学とラノベのちがいは対象年齢層を考慮したための文体のちがいにあると思っていて、
徹底した描写で読者自ら心情を察せさせる余地を残したのが文学、
雰囲気が伝わる程度に描写して、あとは内面、裏面まですべて教えて読者に考えさせる余地を排した(手取り足取りな)のがラノベ、
というふうに個人的には考えてる(確証ないから参考程度にスールしてね
落ちついた雰囲気はあるけど、もし文学っぽい空気をめざすのなら多少の「!」や「……」はそれほど関係ないと思うよ

こんなところかな
ひさしぶりのマジレスで疲れましたわー
あと個人的に、百合もの作家さんはすごく応援しています(バリバリひいき
261名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 03:57:07 ID:MrHa2mAQ

落ち着いていて、雰囲気の良い作品だと思います。

>ざわついたクラスの中に溶け込んで
>もったいないくらい空に吸い込まれていく

特に、この二つの節で、トーンが決定していますね。
主人公が、消えたがっているような、印象を受ける。

だからこそ、人称代名詞が、ネックになっています。

一人が「あたし」と言い、もう一人は「わたし」と言う。
それなのに、語り手も「わたし」を、使っていますね。

>自分の声が少し虚しく思えてくる

語り手の一人称が、必要なのは、ここだけでしょう。
他は、受動の表現を用いれば、削ることができます。

あと、両方の女の子を「彼女」と呼ぶのも、危険です。
同じ呼称を、複数に対し、同時に使うべきではない。

人物の関係上、同等にする必要がある、というなら、
一方の呼称は、出さずに済ませたほうが、安全です。
262名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 07:45:34 ID:/pOm8084
まだお茶出て無いよ〜
つ旦旦旦旦旦旦旦


やっぱりキャラが分かり辛い点がネック。
例えば、地の文では一人称"わたし"さんを彼女、一人称"あたし"さんを―――そうだな、読んだ感じだと"あいつ"とか、もっと貶めて"あの馬鹿"とかなんとか、とにかく区別できる代名詞を使うべきかなと。
『片や彼女は、にこやかに中略。残ったド阿呆、何故か仲良く以下略』
って感じで二人のキャラに明確な境界を引いた上で
『わたしの顔を覗き込むように訊ねるアイツの明るく、無垢で、無邪気な表情。
女の子であるにもかかわらず、思わずドキッとしてしまう。』
とかすればぞんざいな扱いされてる"あたし"さんと、丁寧に扱われてる"わたし"さんにアイデンティティーが生まれるハズ。

自分も一介の田中さんに過ぎないので、的外れな事言ってるかもしれないけど、田中さん同士研鑽してこうじゃまいか。
263名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 12:10:01 ID:JvpLHD1g
書きたい世界や、キャラクターは固まってる感じだし、
この様子だと>>252の田中の頭の中にはキャラクターの顔も浮かんでるんだと思う。
個々の、たとえば>>261さんが言ってるようなトーンが(おそらく無意識に)
にじみ出てるのは、いい傾向だと思う。

それだけに、実験の意図がわかんないなぁ。
文章はかなり書けてるけど、文体がうまくハマってない、というのが私の読んだ印象。
実験的な文章を使う場合、書きたいものに合わせる場合がほとんどだよな。
今回のモチーフは、どちらかというとラノベ的だから、!、?、……他の記号は使ったほうが読み手が楽だと思う。
台詞を箇条書きにするやり方は、効果的に使うつもりならこの長さで1箇所くらいが限度だと思う。
逆に、台詞だけでぐいぐい持っていく手法をとるなら、地の文が多すぎる。

なんか苦言になっちゃったけど、オリジナルの文体を求める姿勢は好きです。
いっそ、「ライトノベル的文体」「純文学的文体」「記号排除文体」で何パターンか書いてみては?
264252:2008/07/10(木) 22:06:38 ID:CA+WkDgf
数々の貴重な意見ありがとうございます
そして、こんなにしっかりとした批評は初めて受けました
山田様方の温かさに感謝です

機会があれば是非またお願いいたします
265名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 22:32:02 ID:I5iEG4CU
でもまああれだよな
2レス目には「わたし」が5個位あるが1レス目には1個しかない。
それがむしろ実験的でないかと思えるのだが。
最初のレスを「あたし」(この手の物は「あたし」だと思う)を使って推敲してみる。
それも2レス目で使われているような形でなく
「あたしは〜」「それがその時あたしが〜」のようないわゆる「語り」を使って
誰かに「口で」(文章ででは決してない)説明しているつもりで。

それだけでかなり違うんじゃないかな。
まあ悪いけれど素人なので話半分で。
それから女の子の書き手だったら森奈津子の「先輩と私」と同じ書き方で書くととても(略

266名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 22:35:06 ID:I5iEG4CU
うおう遅れた。恥ずかしいじゃないか……
山田君、お茶!

267名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 23:46:45 ID:UAq8vevz
          , -‐=≧=i=‐- 、
       /            \
      , '               ヽ
.     /                小
    /          ハハ     小
    ,′  〃 ,イ / /    !ハハハ  iハ
.   i  / ,イ !|i l| i |i li|    i i i ! i  ! i
.   i ./il i| | i l| i |i li|    i i i ! i  ! |
.   iイiハ i| | 「从`ヽ从.   ノ イノノ/  i . |
   从{ {八{ { ヒ::ハ、      _二ムィjノ  |
   ,イ ! ! 人ハ       '´L::ノ i/   |
.  i | i||ハ{ {、\         /    jノ
.   乂 i八 \ \  、_ '  ー=彡//イi       普通のお茶と興奮しちゃうお茶がありますが
     `Viト、  ト、、    `  , ィイ/  从     どちらに致します?
     } } \}ハ > ‐rf爪/ {rイ.  /
     リr川リi }     { { 从{{_r<、
      ,イ/{ jノイi ノ    八∨爪ハ≧ーュー- 、
.     /爪{ {        \     __ハ
268名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 02:20:57 ID:JMXKZfmV
それはそれは、興奮しちゃうお茶をお願いします。

さて、過去に自分が投下したヤツでもよろしいでしょうか。
けっこう実験的なエロシーンなんですが。山田さん、お願いします。
3レスです。
269さらし中3/1:2008/07/11(金) 02:22:15 ID:JMXKZfmV
オトナになりきれていない君のオオカミは、わたしの口で弄られて音を立てて涙を流す。
じゅるうぅ。ちゅっ。
とっくに雨音はわたしの耳に入ってこなくなり、淫らな音だけが届いている。
「せん…せい…。ぼく…ああん…」
黙ってくれないか。君はウソが下手なんだから。
初めて味わう果実。不思議な感覚だ。わたしの頭の動きにあわせて、君は少女のような声を出す。
「あん!ふぁああ!せ、せんせええ!!」
何かに耐える君の顔をわたしは上目遣いで覗き込むと、孤独なオオカミは子犬のような顔をしていた。

「せ、せんせ…い。やめて…」
「………」
あまりにもわたしが弄りすぎたので、わたしの口の中は君の白く粘つく蜜でいっぱい。
唇からぽたりとこぼれる蜜に、手のひらを濡らしているわたしを君は見ているのか。
軽蔑するもよし、ひれ伏すもよし。君の好きな人なんだからどうにでもするもよし。
ジャージをずり下され、乳飲み子のように無防備な姿をさらけだす君。
わたしの名前の入ったシャツだけに包まれた少年が目の前で横たわる。
そうだ。わたしは君に全てを知って欲しい。

「ほら、太田くん。次は君の番」
異国の雰囲気漂うボヘミアンルックのワンピース。ふわふわとわたしを包み込むこの衣をたくし上げ、
純白のわたしのショーツを君のものにしてあげよう。さあ、どうする。
君の知っての通り、わたしは国語の教師。君にいつも教えたはずだ。そして、君はいつも聞きに来てくれたはず。
答えは君次第。数学と違って、幾つもの答えがあってもいいのだよ、国語は。
270さらし中3/2:2008/07/11(金) 02:22:52 ID:JMXKZfmV
「…どうするの…先生」
「……太田くんの…好きにして」
君はどうしていいのか分からない迷子のオオカミ。
まかりなりにもわたしは教師。生徒の問いに答えるしかない。
白いショーツをゆっくり見せ付けるように指で下ろす。
太田くん、これが君の大好きなより子先生なのだよ。きっと、委員長も飛鳥も知らないぞ。
君は恥ずかしそうに目を逸らせているけど、わたしが人間を好きになることなんぞ
めったにないんだから。この誰も踏み入れた事のない、未知なる草原に来てごらん。

「さわっていいの?」
「さわってくれなきゃ、だめ」
わたしは君の白い手のひらを握り締め、ゆっくりと草原に差し出し人を知らぬ草花を撫でさせる。
「あん…」
君はオオカミだったっけ。そうだ、この誰も狩りをしたことのない、豊かな大地を走るがいい。
オオカミよ、思いっきり走れ。君の大好きなウサギもいるぞ。怖がる事はない、さあ。
「ああん!ぬ、濡れちゃう…」
「こ、こうですか」
「う、うん。太田くん…。舐めて…舐めていい…よ。っひ!」
オオカミよ、今一歩踏み出せないのか。ウサギは穴に逃げ込むぞ。
ウサギの穴から、ケノモの香りがするからね。君の舌で確かめろ。
ぴちゃ。ぴちゃ…。
「お、太田くぅうん!」
「は、はう!」
さあ、君の獲物はもうすぐだ。
271さらし中3/3:2008/07/11(金) 02:23:22 ID:JMXKZfmV
太田はわたしのいやらしく濡れているウサギ穴の上にまたがっている。
ゆっくりと太田が腰を下ろすと、絡み合う液体のお陰かするりと太田のオオカミが穴に入ろうとしている。
「いたいっ!」
わたしの悲鳴に太田は驚き、泣きそうな顔をするがわたしは大丈夫。
でも、体がずきずきする…。悪い子になるための洗礼なのだろうか…。

「ああん!痛い!ひぃい!!いくっ、いっちゃう…」
言葉なんかもう要らない。太田の方も限界なのか、足が引きつっているようにも見える。
「せ、んせ…いい?」
「……」
「せんせの…中に…でちゃうよお…」
覚悟を決めたオオカミはウサギを追い詰める。さあ、後は一気に攻めるだけ。

「うぅう!」
「太田くぅん!!ああああん!」
ウサギをとらえ、ゆっくりとウサギ穴からオオカミが抜け出すと、
白いウサギの淫靡な羽毛がたらりと糸のように粘つきながら引いていた。ウサギの血も混じっている…。
君はオオカミ、獲物は美味しいか。
「ひっ、ひっ…痛いよお…」
痛さに耐えるわたしの姿は、太田にどう映っているだろう。
こぼれた白い物が、わたしの折角のワンピースを汚す。新しい物を買ったときは、いつもついてない。

太田もわたしも疲れ果て何時しか、雨音が再び耳に入るようになっていた。
272名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 02:24:01 ID:JMXKZfmV
以上です。
山田さん、いかかでしょうか。おねがいします。
273名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 03:30:48 ID:mcyG06Tu
これは本当に自作の物かな?
274名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 04:21:34 ID:8Q8hiKkP
ふつうのお茶をいただいて、と…

実験的な文章でおもしろかった
二人称的で新鮮だったかも
独白や比喩が多いけど、これを実験とするならば特に言うことはないような

あとあまりエロくないのも実験の範疇なのかな
2レス目後半から描写が少なくなるのがさびしい
ここからが本番なのになぁ…
275名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 09:14:31 ID:RBzPCQLh
たしかに、実験的だね。
比喩はおもしろいんだけど、全体的に淡白かな。
>>252と一緒で、文章自体は問題ないし、話の流れもわかりやすく整理されてる。
あえて言うとすれば、急ぎすぎ。
どこを狙うのかにもよるけれど(この文体なら笑いをとることも可能)、
エロを目指すならば、描写や台詞が淡白だし、
恋愛要素を強くするなら主人公の一人語りが弱いので、
もっと切なさみたいなものを出してもいいと思う。
あと、面白い暗喩を思いついたら、それを読者に伝える努力をしよう。
前後の文章は紛らわしくないか。それよりもふさわしい暗喩はないか。
言葉として間違っていないか。
案外こういう書き方は間違えやすいものだ。

時間をかけて推敲しなければ、実験作に意味は無いからね。
推敲したら、また見せてください。
276名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 14:53:51 ID:eeL1dUXb
読み手がいるスレで投下したモノなのですが、
文章としての感想を聞いてみたいと思い、投下することにしました。
どうか、よろしくお願いいたします。

※ 二次創作なので、キャラクターの描写などは省いています。
  世界観は現代より少しだけ未来の日本という設定、
  探偵という職業が警察の下請け的存在となっていたり、
  AIの一種「擬人」というのが一般的になっています。(文章中だと「かんこさん」がそれに該当します)
277晒 3/1:2008/07/11(金) 14:54:36 ID:eeL1dUXb
 今日は、現場での仕事がまた多かった。
 湿気の強い、すっきりしないのにじめじめとして、ひたすら蒸し暑い日。
 何箇所もの現場を回り、ようやく一息吐けた頃には既に20:00。
 これから書かなければならない報告書の概要を頭の中でまとめながら、識子は思う。
 充実している、なのに。
 なんだろう。この孤独感は。
 パソコンの駆動音は、BGMにするには無機質すぎる。
 鼻歌でも歌おうかと思って、やめた。
 最近の歌なんて、知らない。
 それに。

「そんな時に誰か入ってきたら、恥ずかしいわよ」

 声にしてみる。
 反響した自分の声の残滓が、僅かに耳に届く。
 孤独が、識子の心に強く染み渡っていく。
 最初の一年に比べれば、報告書の内容で怒られることも随分減った。
 カタカタとキーボードに指を走らせながら、思い出に耽る。
 最初の頃は何を書いて怒られたのか、何を書かずに怒鳴られたのかがわからなかった。
 よく、かんこさんに目を通してもらったりしたものだ……そこまで思い、ふと気付く。

「かんこさん」

 ぴろり、と軽快な音を立て、画面内に極端にディフォルメされた女性像が現れた。

『どうかされましたか〜?』

 識子はそのアイコンを見て僅かに絶句する。
 かんこさんは、織姫の扮装をしていた。

「かんこさん、どうしたの?その服……」
『今日は7月7日、七夕を意識して見ました〜』
「な、なるほど……」

 考えてみれば、かんこさんの通常業務には来訪した部外者の案内なども含まれている。
 中には依頼しにきた一般人も少なくないだろう。
 そうした人たちに安心感を与えるためのサービスだと思えば、そこまでおかしくはない。
 ……だが。

「もう、来客とかないんじゃないの?」
『そうですね〜。ついでに、現在科研内にいるのも、ごく僅かな関係者のみです』
「じゃあ、今日一日はその格好で?」
『もう戻してもいいかとは思っていますが、江波さんにお見せできていなかったもので』

 ディスプレイの文字に、微かに苦笑する。

「似合ってるわ、すごく」
『そう言っていただけると、トテモトテーモ、嬉しいですね〜』

 かんこさんは警察関係の擬人内で流行っているのだ、と、嬉しそうにそう言った。
278晒 3/2:2008/07/11(金) 14:54:59 ID:eeL1dUXb
 書き上げた報告書に目を通す。とりあえず問題があるようには思わない。
 それでも、一度気持ちを切り替えてもう一度見直そうと思い、識子は席を立った。
 いつもの癖で、足は自然に屋上へと向かう。
 識子は休憩室よりも、屋上の方が好きだ。
 煙草の臭いは好きじゃないし、いつでも誰かがいるような気がする。
 誰とも会わない場所の方が、不思議と落ち着くのだ。
 屋上の扉を開く。
 そこには、見知らぬ背中があった。

「……誰?」

 識子の喉から、思わず剣呑な声が出る。
 少しよれたシャツの男はゆっくりと振り向くと、銜えていた煙草を手にした。

「やあ。キミこそ」
「私はここの所員よ」

 やけに落ち着いた様子の男に苛立つ。
 煙草を吸っていることにも苛立つし、何よりこの場所に居たことが気に食わない。

「そうか……ぼくは、そうだなあ。牽牛とでも名乗っておこうか。
 キミは江波さん、だろう?よく警視正からキミの話を聞いているよ」

 眉を顰めた識子に、軽く笑って男は続けた。
 織るとかいてシキコ、だから、ぼくは牽牛でもいいんじゃないかと思ってね。
 識子は心底呆れた視線を投げる。

「知識のシキ、です」

 慌てて目を逸らした男の背中を、識子はよほど蹴ってやりたくなった。
 自分のことを探偵だ、という男には初めて会ったが、なんて胡散臭い職種だろう。
 識子はそう鼻白む。
 ライセンス制のことも知っているし、その男のことも確かにおばから聞いたことがあった。
 擬人の秘書と所員(所猫?)を抱えて、滅多に事務所から出ないとまで言われる探偵。
 腕は立つ。
 探偵事務所の近くにあるラーメン屋の店主ピラニア仮面からもそう聞いていたが。

「……胡散臭い……」
「え。おっさん臭い?」

 慌ててシャツの臭いを嗅ぐ姿からは、とてもそうは見えなかった。

「で、その探偵さんが、科研に何の用事ですか」
「七夕の牽牛って言ったら、決まってるじゃないか」
「織女でも探してるんですか」
「そんなところかな」

 じり、と後ろに下がり距離を取った識子に、慌てて、あ、キミのことじゃないから、と続ける探偵。
 識子としては睨むほかない。

「まあ、変な話をしたことはぼくが全面的に悪かった。
 だから、そこまで警戒しないでくれるかな」

 男は苦笑いをしながら、残り少なくなった煙草を携帯灰皿に捨てる。

「長年、実らない片思いをしてるせいかな。女性との会話ってのが得意じゃなくてね」
279晒 3/3:2008/07/11(金) 14:55:23 ID:eeL1dUXb
 彦星がうらやましい。一年に一度でも、愛する女に会うことが出来るのだから。
 そう言って空を見る男の顔は、嘘を言っているようには見えなかった。
 識子は少し距離を取って、手すりにもたれかかる。
 夏を迎える街の灯は、どこか滲んでいるようにも見える。
 男は新しい煙草に火を点けた。
 紫煙が風に乗る。
 車のライトが流れる町並みを漂うそれは、薄曇の空に掛かるきざはしのようにも見えた。

「片思いなら、いいんじゃないですか?いつか実るかも」
「まあ、そう思いたいものだよね」

 そう言って軽く笑う男の目は、柔らかい。
 何故だかその瞳の奥に吸い込まれるような気がして、識子は顔を背ける。
 こんな男は、好みじゃない。

「雨が降りそうだな……」

 呟いた男の声に、つられて空を見上げる。天の川は見えなかった。
 不意に識子は、空を見上げたのは随分久しぶりのように感じた。
 いつも、屋上に来ては街並みを見下ろし、この街の治安に自分も貢献しているのだと感じていた。
 それだけでも、自分の仕事に誇りが持てていた。
 それなのに。
 なぜ、こんなにも空は広いのか。
 まだまだ、自分の力が及ばない世界があるのだと突きつけられたような気がして。
 識子の目から、涙が溢れた。

「泣いてるの?」

 男の、戸惑った声が聞こえて。
 いいえ、雨ですよ。識子はそう答えた。
 どこからか、賑やかな音楽が流れ聞こえてくる。
 ――ささのは さらさら のきばに ゆれる――

「お星さま きらきら、金銀砂子……」

 節をつけて口ずさみ、男は手を伸ばす。地上の灯りへと。
 柔らかい声をしていると、識子はそう思った。

「今の世の中じゃ、人の暮らしが、これだけ明るくなってしまったからね。
 星はあんまり見えないけれど。
 こうして灯りを見てると、その灯りの数だけ人が居るんだと思うと。
 ぼくたちもこうして、多くの人の中で生きてるんだって思える」

 手の届かない灯りに触れようと宙をかいていた手を引き戻すと、男は識子へと視線を向けた。
 心配するでもなく、無理に媚びたものでもない、自然な笑顔で。

「だからまあ、キミも、あまり肩肘張らないで。
 悩み事があるなら、相談に乗るよ。
 こんなオジサンで良ければ、だけどね」

 識子は男の顔を、しっかりと見つめ返した。
 さっきまでは、そんな勇気も持てなかったというのに。
 些細なことで、こんなにもこころが軽くなるものなのかと実感する。

「ありがとう、彦星さん。
 心配してくれて、私、トテモトテーモ、嬉しいです」

 探偵はそれを聞いて、何故か盛大にむせかえった。
280名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 14:57:36 ID:eeL1dUXb
以上です。

実験的とかの意図はありませんが、
男の名前がないのは原作からの仕様なので、ご容赦ください。
281名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 15:24:58 ID:8Q8hiKkP
投下ラッシュだねぇ

おもしろかった
原作は知らないし人物描写も省いているとあるけど
この3レスで登場キャラの人となりはだいたい理解できた

文章はあまり読みやすいとは思えなかった
だけど言い回しがハードボイルドっぽいというか、独特な味が効いていて
読んでいて不思議とその世界観に取り込まれる気がした
これはこれで充分にアリだと思う

とくに言うことはないと思った
この空気感、すごく好き
282268:2008/07/11(金) 18:20:54 ID:JMXKZfmV
>>273
不審に思っても無理はないですね。失礼しました。
確かに自作のものです。
>>274>>275
山田さん、有難うございます。
確かに淡白でした。これからはもっとねちっこく書ける様に精進します。
自分の文によその風を当てるつもりで晒してみましたが、
貴重な意見が聞けてとても嬉しいです。ありがとうございます。
283 ◆uC4PiS7dQ6 :2008/07/11(金) 18:24:10 ID:c6OgfWzH
アドバイスお願いします。
今まで、十を超えるエロSSを投下して来ましたが、エロいと言う感想は殆ど貰えません。これは自分の書く文章に問題が有ると思い、エロの評価だけを頂きたく山田さんにお願いしに来ました。
 ※最後にエロいと貰えたSSの、エロパートのみです。
弟と幼馴染みがデートした後にセックスするのを、弟を好きな姉が、ヘビ(50cmぐらいの細長い黒蛇)に変身して、デート中に弟から精液を搾り取り、立たなくしてセックスできなくさせようとします。
284晒し:2008/07/11(金) 18:27:50 ID:c6OgfWzH
 満員御礼の恋愛映画。ホールに空席無し。
 そこの最後尾、最上段、一番左側に風斗(ふうと)と摩耶(まや)は居た。
 風斗が左端、隣に摩耶。風斗は左手にコーラを持ち、右手を下に垂らす。摩耶はその逆。互いに垂らした方の手は、初々しく繋がれている。
 その光景を、壁に引っ付き、嫉妬の炎を燃やしているのは風斗の姉。
 「おのぉぉれぇぇぇっ!! 風斗が誰のモノかハッキリさせてやるニョロ」
 薄暗いホールの壁を伝い、一番後ろの壁……を落ちて風斗の椅子下に潜り込む。
 風斗は白いTシャツにブカブカのハーフパンツ。
 ショタっ娘(こ)ふぅタンの魅力を存分に引き出す装備。
 「ふぅタン……ギザモエス! テラモエス!(*´д`)ハァハァハァハァ」
 もう辛抱たまらず、地香は風斗の左足を巻き付きながら這い登る。
 「っ!?」
 当然、風斗は気付き、驚く。ゾクゾクと身体に走る感覚が、姉によって与えられていると直感で理解。
 ここで風斗は選択する。この場所から逃げて姉を引き剥がすか、このまま何事も無い様に摩耶と手を繋いでいるかを。
 「♪」
 地香も理解して喜ぶ。風斗は、この場に残る方を選んだ。摩耶と手を繋ぎながらも、地香によって搾り取られる事を選んだのだ。
 だけれども、これは風斗の賭け。映画が終わるまでに精力を全て搾られなければ、摩耶とセックス出来る。我慢してイかなければ、映画が終わった後に姉を引き離せば良い。
 だから風斗は、何事も無い様に、左手にコーラを持ち、右手は摩耶と手を繋ぎ、映画に夢中……なフリをする。
 我慢するなんて無理だと、心の片隅で分かっているのに。

 にゅるにゅるにゅる……
 全身から媚薬効果の淫液を滲ませて、ブカブカのズボン裾から、精液を搾り取るヘビが入り込む。
 下着の中まで身を入れ、ヘビはまだ小さなペニスを、ヌメる身体でグニグニと押し潰して刺激する。
 「んっ!?」
 すると、勃起したくないと言う思いとは裏腹に、血液が次々とペニスに集まり、瞬く間でガチガチの棒状になってしまう。
 どんなに我慢しようと無駄。このヘビはペニスから精液を搾取する為だけの存在。故にヘビが滲ませる媚薬は、この世で最も強力。どんな男も我慢できる筈が無い。勃起を強要させられて、気付けば涎を垂らして虜。
 「ふぅぅ、ふぅぅっ!」
 ヘビは完全な勃起を確認すると、竿部分にグルグルと巻き付き、柔らかく絞め付け始める。
 にゅちゅぅぅぅぅぅっ……

 風斗は堪らずに、腰を思い切り打ち上げて海老反った。
 「どうしたの風斗君?」
 手を繋いでいた摩耶は、汗ばんで行く風斗の変化を感じ取って問うが、
 「なんでも、んっ……ない、よ。摩耶ちゃん」
 熱い吐息を繰り返して笑顔を向けるだけ。
 摩耶はそれで勘違いした。風斗が自分に欲情していると。だから映画が終わった後を妄想しながら、何も気付いてないフリをする事に決める。
 だが実際は、摩耶の愛する人は、
 隣に居ながら、手を繋ぎながら、
 違う女に、ヘビに、ペニスを嬲られてヨガっていた。

 ヘビは巻き付いた身体を器用に前後させてペニスを扱き、尻尾の先端を使って尿道の溝を撫で回す。
 にっちゅにっちゅにっちゅにっちゅにっちゅ……
 「んあっ……」
 カリや裏スジを重点的に、柔らかく温かな感触が纏わり付く。
 糸を引く淫液をペニスに染み込ませるかのように巻き付き、ぐっちゅぐっちゅと蠢いて絞め扱く。
285晒し2:2008/07/11(金) 18:29:46 ID:c6OgfWzH
 そんな快楽を受けても、風斗は目をつぶって息を殺し、迫り来る射精感に堪えるしかない。
 屈辱だった。人間の姿ならまだしも、ヘビにペニスを勃起させられ、射精に導かれるのが、風斗にとって何よりも屈辱。
 「はぁぁっ……」
 そうは分かっていても、粘度の高い淫液に包まれ、ヌルヌルの肉蔦に絡み付かれ、キュウキュウと甘く絞め上げられ、ペニス全体をじゅぶじゅぶと水音を鳴らして扱き立てられては我慢できない。
 快楽の波に流されるだけ。
 ヘビは風斗がイク瞬間、隙間無くペニス全体にグルグルと覆い巻き付き、極上の快楽と絞めつけを与える。
 「ひぐぅっ!?」
 びゅるびゅるぅぅぅぅっ!! びゅく、びゅくびゅく、びゅくびゅくびゅくん……

 一度目の射精。下唇を噛んで声を抑え、悔しさで目尻から涙を零し、頬を上気させて精を漏らす。
 「はぁっ、はぁっ、はぁぁっ……」
 そしてヘビは吐き出された精液を表面から吸収し体内に取り込む。
 びゅく、びゅく、びゅくん……
 吐き出し終えたのを察知すると、巻き付きを解き、服の中から風斗の身体を登頂。
 胸上まで来て、ヘビは襟元からヒョコっと頭を出し、涙ぐむ風斗と顔を合わせる。
 「もうっ、ヤメて、よ……おねえっ、ちゃん」
 ヘビは風斗の声が届いていないのか、赤く長い舌を伸ばして頬を伝っている涙をペロペロ舐め上げた。
 左右の涙を舐めた後、
 「ひっ……」
 ヘビは大きく、歯の無い口を開く。
 ぐちゃぁぁっ……と厭らしい音を響かせ、粘つく蜜に満たされた中を覗かせる。

 ピンク色の肉が擦れてヒシめき合い、穴の大きさもペニスが入るかどうかの狭(せま)さ。
 喉奥も無数のヒダが妖しく揺らぎ、ペニスに絡み付けるのを今か今かと待ち焦がれる。
 口元からは糸を引く蜜が溢れ、風斗の胸上を濡らし汚す。
 ヘビは見せ付けているのだ。これから精液を絞り取る器官を、孔を。
 お前はこれから、こんな悍(おぞ)ましい孔にペニスを挿れるのだと。
 こんなヘビの中で精液を撒き散らすのだと。
 「うぐっ……」
 ヘビは口を閉じると、再び服の中に潜り沈んで行く。
 風斗は動けない。知っているから。長きに渡るアクメ調教を施された風斗は知っている。このヘビの孔が、気を失うぐらいの快感を与えてくれる事を。
 期待と恐怖が半分ずつ身体を縛る。
 頭の中で、摩耶ちゃん、摩耶ちゃんと反芻させて、映画が終わるまで堪えるしかない。
 堪えるしかない……先程も風斗は思い、5分すら持たなかった。
 「ぐっ……」
 それでも堪えるしかない。
 目をつむり、下唇を噛み、繋いだ手をギュッと握る。

 しかしヘビは、そんな風斗の態度を嘲笑う。
 未だ萎えず勃起するペニスの先端に何度も接吻し、口を開いてカウパー溢れる尿道口へ咥内を押し付ける。
 ぐちゅぅぅぅぅぅぅっ……
 「ふぅっ、ふぅっ……ふぅぅっ!?」
 トロットロにヌメる先端。
 ヘビの口孔はじゅぐじゅぐに蕩けて熱く、ペニスがドロドロに溶けて無くなってしまいそうな、睾丸から直接精子を吸い上げられてしまいそうな、そんな倒錯した錯覚に陥る。
 恐らく、このままヘビが動かなくても射精してしまうだろう。それまでの快楽。
 「摩耶ちゃん、摩耶ちゃん、摩耶ちゃん……」
 そしてついに、
286晒しラスト:2008/07/11(金) 18:30:42 ID:c6OgfWzH
 じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶ……
 ペニスがゆっくりと、ヘビに呑み込まれ、包まれて行く。
 「まやっ、ちゃっ、んぎぃっ!?」
 押し殺していた声が殺せなくなる。口が閉じれないのだ。犬の様に舌をダラリと垂らし、ブザマなアヘ顔を晒す。
 ぢゅっく、ぢゅっく、ぢゅっく、ぢゅっく、ぢゅっく……
 媚薬の原液で満たされた肉壷。ヘビの口、ヘビの喉、ヘビの体内。その全てを用いてペニスから精液を搾取。
 先端を呑み込み、カリを呑み込み、竿を根元まで呑み込む。
 外観は、ペニスを呑み込んでいる部分までが一回り膨れて見え、ヘビが前後に動く度にその位置も前後する。全身を使ったヘビのフェラチオ。

 ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ……
 キツキツの咥内はペニスにピッタリと吸い付き、優しく肉壁で竿を擦り上る。
 更にキツキツの喉奥は、強気にキュウキュウ絞め付けるヒダ孔。
 カリが出入りするごとにイヤらしく引っ掛かり、凄まじい刺激をペニスに輸送する。
 舌はカリ首と裏スジの付け根に添えられ、ペニスを離さない様にカリの括(くび)れへ何重も巻き付く。
 そんなヘビに、精液を搾り取る搾精ヘビに、ペニスを上下に扱かれて、食道まで使ったフェラをされて、我慢できる男は居ない。この風斗と同じに、奇声を発してアヘ顔を晒すだけだろう。
 ずっぢゅ、ずっぢゅ、ずっぢゅ、ずっぢゅ、ずっぢゅ、ずっぢゅっ……
 「んひぃあっ!?」
 オルガの許容量が風斗の限界を超える。
 ヘビが動きを早めて、全力で精液を搾り取りに来ているのだ。
 こんな究極の快楽を受けての射精は、それこそ精子が空になるまで続く。
 しかしもう遅い。このヘビの誘惑に負け、ペニスに吸い付かれたが最後。気を失うまでの連続絶頂。
 「ちょっと風斗君!? 本当にどうしたの?」
 摩耶は気付かぬフリを続けていたが、流石にオカシイと悟り、風斗に声を掛ける。
 「まやっ、ちゃ……」
 風斗は左手のコーラを放すと、摩耶の背中に手を回す。
 「えっ!? 風斗、君……もう少し待って、ね?」
 戸惑って返すも、手はしっかりと風斗の背に回し抱き合う。
 映画は前半の山場。主人公とヒロインのラブシーン。
 「まやちゃ、まやちゃ、まやちゃ、まやちゃ……」

 じゅっぶ、じゅっぶ、じゅっぶ、じゅっぶ、じゅっぶ、じゅっぶ……
 好きな人の肩を抱き、
 好きな人の名前を耳元で連呼し、
 好きな人に抱き着かれながら、
 爆発寸前のペニスをヘビに扱かれる。
 罪悪感と射精感の板挟み。
 ヘビは風斗の絶頂を敏感に察知し、ペニスを一層にキツく絞め付ける。
 「っあぁぁあぁぁぁぁっ!! まやちゃぁぁぁぁぁん!!」
 びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるぅぅぅぅっ!! びゅくん! びゅくびゅくん! ドクドクドクドクドク……
 勝ったのは射精感。ペニスに残っていた精子を、全てヘビの体内に注ぎ込む。
 「ちょっと風斗君、声が大きいよ!?」
 辺りの席の人達が、一斉に二人を向く。
 抱き合ってるこの二人が、何か変な事でもしてるんじゃないかと疑っているのだ。
 摩耶は唯々、困惑するばかり。

 「ゴメン……摩耶ちゃん。ゴメンね……ひうっ!?」
 ずぢゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!
 ヘビが舌をペニスの尿道口に差し挿れ、睾丸の中にまで伸ばして精液の残り汁をジュルジュルと啜る。
 「げふっ……もうお腹いっぱいだニョロ。これだけ搾り取れば、後二日は勃起しないニョロニョロ♪」


こうして、風斗の最大の危機は救われた。
しかしいつまた、ドロボウネコの魔の手が迫るか分からないぞ。
頑張れ、霧野地香!
負けるな、ヘビお姉ちゃん!
287名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 18:32:37 ID:c6OgfWzH
以上です。
シチュは多少特殊な気はしますが、お願いします。
288名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 20:15:46 ID:aQKjtdvu
ごめんね、山田じゃないけど、一言だけ言うね。
よっぽど流れの早いスレじゃないかぎりは
前の人が投下してから、ある程度時間を空けた方が人気者になれるわよ。

あとは山田さんが的確なアドバイスをくれるはずだから、お茶でも飲んで待っててね。
289名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 20:27:44 ID:oNTDDtEb
つ旦旦旦旦毒旦旦旦痰旦旦旦旦舌旦旦旦

お茶出しておきますね
290名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 20:33:53 ID:Oz48fo6C
取り敢えず一つだけ言いたい。
>「ふぅタン……ギザモエス! テラモエス!(*´д`)ハァハァハァハァ」
こういうのが出た時点で俺は読むのを止める。
仮にギャグにしたって、他のアプローチの仕方があるんだからこういうのには頼らない方がいいと思う。
正直に言うと今投下された作品も全て読む気になれなかったからこれだけで。
291名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 20:58:50 ID:eeL1dUXb
>>288
私もそうですね…一日は空けたほうが良かったかもしれません。申し訳ないです…。

>>281の山田さん
貴重なご意見、ありがとうございます。
文章の読みやすさについては、もう少し勉強しなおしてみますね。
ありがとうございました。
292名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 21:26:23 ID:VhHMEUt+
君ら店開けるのも畳むのも早すぎ。
これでは平日の日中に暇な山田さんしか参加できんわ。
気持ちは解るが羞恥プレイじゃないんだからな。
293名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 22:02:34 ID:oNTDDtEb
まあ、別に遡ってレスつける山田さんがいてもいいんじゃないか?
294名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 22:08:23 ID:Di5m5i0B
それじゃあキリがなくなりそうだけどな
まぁ常識の範囲内で
山ほど作品が集中することはそんなにないだろうし
295名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 22:47:09 ID:VhHMEUt+
>>269
273だけど確認取れたので遠慮なくレスしてみるのだが
この実験作を投下したとしたら邪神または腐女子作品扱いされる可能性が高いのではないだろうか。
言うまでもなく大抵のSSは作者が自分の脳内に浮かんだ情景を読み手に伝える事を目的あるいは意識して
書かれている物と思う。全部を説明する必要は無いしまた読み手も全部を想像しながら読む訳ではない。
その辺はやり方の選択だが大概の書き手は伝わるかどうかを気にかける訳だ。普通だと。
ところが俗に言う邪神作品やそこに到らないまでもそれに近いSSの書き手は
読み手が状況を想像することを拒絶する。アンタ何ワタシの世界に入ってこようとしてるの?
まあ良いけどアンタには解りっこないわよワタシの世界はね、みたいな。
今回のSSは見事にそういう要素を満たしているのではないだろか。

具体的にはこういうことを指している。
冒頭のオオカミ。これがまず何故オオカミなのかさっぱり解らない。
オオカミの通常イメージは何だろうまあ色々あるだろなと考えてみたとしても
この「せん…せい…。ぼく…ああん…」とか言ってる推定ショタがオオカミとは
到底思えないというかそういう描写がない。このショタの何をどの様に想定してオオカミと表現したのだろう?
アタシがオオカミって書きたいからよ。表現のひとつよ当たり前でしょう。意味なんか何よ!
と邪神は想像を拒絶する。だが神であるからにはもう少し親切でも良いのではないだろか。
「性器を舐め上げられる感触に人前でヒトが決してしてはいけない様子で息を継ぐ君を私はオオカミと呼ぶ。」
とかなんとかかんとか。そうすると愚民は納得はどうか知らないが安心する。

>黙ってくれないか。君はウソが下手なんだから。
も同じ。これの前は例の
>「せん…せい…。ぼく…ああん…」
な訳だがこのぼく…ああん…で一体このショタはどういうウソを言おうとしたという脳内想定になっているのか
愚民には解らない。説明するやり方/しないやり方以前に理解できない内容だと
愚民はこの作者には説明する意志が無いと判断してしまうのではないか?
こういう事をキャラに言わせたいからただそう書きたいから書いているだけで
これは書かれている事柄に整合性のない脳内設定のSSだと。それではせっかく書いた物が勿体ない。
後は省略。

ついでだが最初の「オトナになりきれていない君のオオカミ」は推定するにちんちんで
次の「孤独なオオカミ」はショタ本人と思われる。邪神にとってはショタ本人=ちんちんなのかも知れないが
通常人には単語の意味を振らさないでもらえるとやはり安心する。
296名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 22:49:30 ID:VhHMEUt+
エロについても言っておく。男にとって射精は大事な物だ。「気をやる」という言葉が在るが
それは精液が一定量溜り物理刺激が閾値を超えると自動的に出るとかそういうものでなく
出すか出さないかは男にとってはもっと精神的なものなのだわ。いやこすれば確かに出るんだけどね。

なので
>あまりにもわたしが弄りすぎたので、わたしの口の中は君の白く粘つく蜜でいっぱい。
>唇からぽたりとこぼれる蜜に、手のひらを濡らしているわたしを君は見ているのか。
のような気がついたらいつの間にか精液がダダ漏れだった、みたいな描写には違和感がある。
興味上構成上重要でないなら全部書く必要はないがそれならそれで例えば
「オオカミが射精した。」とかの一文があるだけでも安心する。
ついでに言えば男は射精前に射精対象を視覚情報や匂いで確認しようとする習性を踏まえて
「わたしの胸から目が離せない様子のまま射精した。」とかなんとかかんとかを入れるとか
とにかくもっと男性に優しくても良いのではないか。

最後に言っとくとウサギ穴はエロくて良かった。ってこれではただの
感想で批評ではないではないかでもだがああ時間切れ。
297名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 23:13:27 ID:l/Rgr7WS
59 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/05/21(水) 22:55:48 ID:et0q0SAN
やるなら、批評に対する横レスを禁止にしたほうがいいような気がする
じゃないと、荒れてgdgdになるから
批評を受け止めるか、流すかは作者にまかせる
298名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 23:36:37 ID:FJdn5Gsk
通りすがりですが、手土産にお茶を持ってまいりました。
つ旦旦旦旦旦旦
299名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 01:12:19 ID:DCpgIlNX
お茶いただきますねー

>>287
いいシチュだね、興奮した

書こうとしていることはすごくエロい
その意気込みはちゃんと伝わってきた
だけど文章が洗練されてなくてあまりエロさを感じない
描写は悪くないからテンポが悪いのが原因じゃないかな
緩急のつけ方が変というか、言葉の選び方が不慣れな気がする
これは単純にもっと本を読んで練習すればすぐうまくなると思う

あと気になるのは体言止め・擬音・直接的すぎる淫語の多用かな
体言止めは強調するための技法だから連発すると単調になってしまう
擬音や淫語は読者が想像してエロさを感じる部分でもあるから使われすぎると萎える

そんなところかな



そういえば、よく描写じゃなくて説明になってしまう人が多いけど、
そういう人はエロ漫画を想像してみるといいかも
エロシーンで女の子が口でわざわざ説明しちゃうやつ、あれは小説における説明と似てる気がする
エロいと感じる人もいるのかもしれないけど、正直あまり萌えるとは思わない
300名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 14:56:19 ID:8WjjLi7d
旦⊂ やっぱお茶は静岡のお茶だね

>>284-286
擬音って、凄く難しいのね。
上手く使うと妄想を掻き立てるスパイスになるんだけど、失敗してると安っぽくなって萎えるんだよな。
悪いけどこれ、俺には後者の成分が多く感じられた。
それから半端な体言止めも読んでて引っ掛かる。
最後に、締めの部分。
人間って被害者側にシンパシーを覚え、更に文章の視点も風斗きゅんサイドの視点の方が多い。
それで最後のオチで唐突にお姉ちゃん側につく所に違和感を感じた。
最後あんな風にするなら『摩耶たん摩耶たん』言うセリフとかを削って、お姉ちゃんに『風斗きゅんはァァァァ!!絶対にィィィィ!!渡さァァァァん!!』とか言わせてお姉ちゃん視点を強くするべきだったかと思うぜ。
301名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 17:08:42 ID:DCpgIlNX
あ、ごめん、まちがえた
>>299の体言止め〜は倒置法の勘違いでした
体言止めに強調の機能はあったかな…
302287:2008/07/12(土) 18:21:49 ID:7+wA6+ZP
>>299
なるほど……確かに読み返してみたら、淡々とした文になっておりました。
>>300
擬音の付け方も考えたいと思います。
それと今回、セックス中にヘビのセリフは描写しないようにしてたんですが、やはりマズかったと分かりました。

これからは投下のタイミングも考えるようにします。
山田さん方々、アドバイスありがとうございました。
303268:2008/07/12(土) 21:39:49 ID:S8Y78dcL
>>295
山田さん。こんな丁寧に有難うございます。
304名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 23:06:45 ID:adwXWme+
旦⊂

>>276-280
山田さんも増えてきたので他の人が言わないような事もレスしてみる。
文章としてどうかと言われれば読点が多いと言われてしまいそうな文章だという点が
挙げられるのではないだろか。

読点の多い少ないについては検索すれば沢山のページがヒットするし
そこでは読点は少ない方がより文芸的であるという論調の物も見掛ける。
実際に此所の書き手スレでも読める文章を書く早道は音読して詰まらない文章を書くこと
という助言がされることが有ってその観点から言うと読点は邪魔になってしまうこともある。

いや一寸待て本読んだり文章書いたりするのに普通音にするか?
つうかそれは使っている脳の領域が違う領域になってしまってないか?
いやそれより書き言葉はそもそも話し言葉とは全然別の……

とか思うかも知れない。だがそれは別にしてもこの読点を嫌う人は実際多い。
そういう人にとっては文章の中で遭遇する読点はただの「ストレスの元」のであって
読点を好む人が時に読点の有る/無しの2文を並べ有る方の文章を選んでいるのだということを
決して理解することがない。病理の問題だと言う人もいる位で。

もしこちらのスレで読み難いと言われ他に心あたりがなくそれをどうにかしたかったならば
上の様な事を覚えておいて「間」と関係ないあるいは無くても許容出来る読点を
取って見ても良いのでは?
という話でした。
オヤジにいらん説教とかだったならば失礼。

305276:2008/07/12(土) 23:28:24 ID:8qQZ2eu2
>>304
山田さん。こんな丁寧に有難うございます。
306名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 07:12:31 ID:zaBhCG8b
旦⊂ お茶まだ有ったっけ?

>>283-286
金曜投下分でレスしてないのはこれだけなのでレス投下。

エロの評価お願いしますというのは難しい。嗜好や何より性別が有るから。
しなくても良い評価側の嗜好の公開をする事になるし
さらに性差にも個人差が有るから飽くまで個人的な観点からの話になるが
その点よろしく。

男向きとしてはエロくないと感じた。ジャンルの所為ではなく幾つかの点で失敗している様に思われる。
より具体的に書くと以下の通り。

まず言えるのは
ちんちんにヘビ皮は硬過ぎる
という事。

同化を要求される内容ではないがそれでも感触を想像してしまい引く。
いや俺のちんちんの皮はヘビ皮より硬いからという人も居るし
逆の大蛇と全裸女性と言うネタは割と目にすることが有ってエロく感じるから
題材としての爬虫類ネタが間違っているとまでは思わない。
ただ、ちんちんに巻き付かれる所を想像して気持ち良いと思えるかどうかは疑問符が付く。
男は女と違い大抵白くて柔らかい物が好きだから例えばここは爬虫類とはとても思えない
白く柔らかい女の子の指のような肌触りでそれがやわやわと締め付けてくる、そういう
有り得ない感触の白蛇とかの設定にしてしまえば馬鹿らしいと思うかもしれないが
反応が大分違うのではないかと思われるのだがその点どうだろう。

関連内容をもう一点挙げるとすると
男はしようと思えば大抵のものとセックス出来る。
白鳥、ヤギ、最近聞かないがちょっと前までこの手のネタとしてはニワトリが一般的だった様に思われる。
ただその場合でも名前を付けて愛でる位はするだろうがいたしている最中に
あああこの赤い鶏冠が鳥特有のぱっちりした目元があああ
とか思いながら射精するのは相当の強者だけで一般的とは思われない。
一般的にはやはり女性を想像しながらの射精となると考えるのが妥当と思う。

なので主人公が射精する際にも姉の裸を想像させ描写するのが読む側の官能を刺激する上で有効なのではないだろうか。
さらに、
この感じ…姉ちゃんが口の中でちんちんに舌を回す感じと一緒だ…でもいつもより
全部吸い付いて来ててヘビのくせに熱くて柔らかくて…姉ちゃんっ……
とかの有り得ない蛇の感触と絡める事が出来ればより以前の自作よりエロを想起させる事が可能かも知れないのではないかとも思われる。
307名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 08:43:50 ID:zaBhCG8b
長くなったので残りを急ぎ足で。

文中の
>アクメ調教
>アヘ顔
>オルガの許容値
は適切とは思えない。

ショタ書きの世界ではもしかさたらショタ=女か何かで
これらの用語が標準なのかも知れないが
一般の世界では男にはアクメもオルガスムスも存在し無い。
少なくとも余り見ない。

>実際にはその最愛の〜ヨガっていた。

の摩耶いじりのくだりは後半のショタの凌辱感と合わせてこのSSの女向けエロの
重要な構成要素だと推測するがエロとして踏み込みが優しすぎ物足りないと感じる。

原作とかの絡みがあるのか知らないがこの手の女の子は徹底的に天然で馬鹿で
そのくせ可愛いと周囲の男受けが良く無意識に男を誘う術に長けている
とかと描写するのが常道なのではなかっただろうか。
容姿を含めそうした行動描写が見当らない。

気が付かないまま隣りで男が射精してたというだけでは弄りとしても弱い。
精神的な弄りと同時にもっと実際的ないかにも女の子がされたくないだろう物理的な弄り
を混ぜてくるのが常道ではなかっただろうか。

具体的にはどんなものだろうか、
何回めかでバレそうになったショタに慌てて後ろを向かされてしまった為、
薄い生地のワンピースの背中に生暖かい精液を長々と射精されてしまったとか
ショタの誤魔化しでそのまま気付かないまま初デートを続行したのだが
目立つので居合わせた女の子全員から忍び笑いをされていたとか
洗っても結局落ちなく泣く泣く諦めてワンピースを捨てたとか
そうしたものが女向けエロのメイン以外の小物として必要でないかと推測されるのだが
どうだろう。

というところで時間切れスマソ。

308名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 10:01:53 ID:hDqk3WkL
こいつキモイ
309名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 11:13:48 ID:SX3TBCXg
>306 名無しさん@ピンキー mail:sage  2008/07/13(日) 07:12:31 ID:zaBhCG8b
まで読んだ。
310287:2008/07/13(日) 12:55:01 ID:pwJecZNA
>>307
男性向けのエロとして書いてみました。
確かに、ショタと女の人物描写は入れた方が良いですね。
その他、具体的なアドバイスありがとうございます。
311お願いします。:2008/07/13(日) 16:05:10 ID:5WcEZHiR
ちょっと前に書いたものですが、私が根本的な設定と考証のミスに気づいて、
結局投下せず、自サイトで地味に晒していたものですが、
ぜひ山田さん方のご意見を賜りたく、こちらに投下させていただきます。

元ネタは某超有名海賊映画でございます。
少々長いですが、よろしくお願いします。
312お願いします 1:2008/07/13(日) 16:07:51 ID:5WcEZHiR
 波に漂う。
 木の葉のように。
 ひらひらと、小さな船が。
 どうにか五人ぐらいなら乗れそうな漁船の帆柱に立ち、ジャックは水平線に眼差しを向ける。
 「キャプテン・ジャックスパロウ!!」
 苛立ちのこもった少女の声。
 「ごはん、まだ?」
 ジャックは面倒臭そうに飛び降りた。
 「アナマリア、この船の食料は、このひからびたパンが三つと、リンゴが五つ。
 俺達は、二人。
 いいか、公平に分けても、パンが1個半、リンゴはオレが3個でお前が2個。
 今日、昼飯にどれかを食べてしまったら、明日の食料はさらに減る。
 おわかり?」
 「リンゴは4個、もらうわ。
 だって、この船のオーナーは、私なのよ?」
 この十才にもならない少女が、今のジャックのただ一人の手下。
 父親と漁の最中、急な嵐にあったらしく、父親は海に転落、彼女は波間を漂っていた。
 ジャックはたまたま、そこを通りかかった。
 水樽をつないだ急ごしらえの筏に乗って。

 それにしても小生意気なガキだ。
 アナマリアは。
 ちょっとは不憫だとは思った。
 だが、このまだまだション便臭い小娘をどうこうする趣味はジャックにはないし、
トルトゥーガまでたどり着いたら、あとは解放するつもりでいた。

 だが、待て、オレは海賊だぞ。
 こんな時、海賊としてはどう行動する。
 目の前のガキ、ジャックの事を海賊として怖れるどころか、男としてすら警戒していない。
 この尊大な態度。
 ジャックはラムを煽った。
 その時、気づいた。
 ラムが空だ。
 ふと横を見ると、アナマリアが、いつの間にか捕まえた魚を火で炙っている。
 ……ラムを燃料にして。
 「このバカガキが〜〜〜!!
 ええい、許せん。
 お前なんか、売り飛ばしてやる。
 絶対に、売春宿に叩き込んで、とっとと一人前のあばずれになりやがれ」
 と叫んだ。声を出さずに。
 そして、気持ちを静めてから、云った。
 「アナマリア、魚を捕るのは上手なんだね」
 コロッと態度が変わった。
 「それは、…漁師だからね」
 「それじゃ、オレにも教えてくれよ、その、魚の取り方」
 信じさせる事。
 娘を売った金があれば、なんとかその、<フライング・ダッチマン>とかいう船の出るあたりに行けるだろう。こんな小船でも。

313お願いします 2:2008/07/13(日) 16:10:58 ID:5WcEZHiR
 トルトゥーガの港の、漁船桟橋の端に船を付けると、ジャックは云った。
 「船に乗せてくれたお礼だ。何かおいしい物を食べに行こう」
 アナマリアは微笑んだ。
 「結構。
 市場のお店に、三年前、従姉妹の姉さんが嫁いでるの。
 とりあえず、そこに行くから、あんたとはここでおさらば」
 警戒心が無いわけではなかった。
 アナマリアとしては、天然を装い、ジャックの下心を利用して、それなりに自分の思惑通りに事を運んでいたのだ。
 逃がすものか。
 ジャックは、自分が海賊らしく邪悪な笑みを浮かべているのに少し酔っていた。
 「なあ、ちょっと待てよ、えっと、アンヌマリ、アンメアリ…」
 自分に酔いすぎて、その糞ガキの名をど忘れしていた。
 「アナマリアよ」
 「市場までも危険だ。
 このジャック・スパロウ船長が、そこまで送ってやるからさ」

 しかし、アナマリアはまだ子供。
 しかも、トルトゥーガの地理には不案内なので、ジャックはたやすく計画を実行する事ができた。
 売春宿の裏口は、船宿街に面しており、その向こうが市場街。
 裏通りなので、少女は自分がどこを歩いているのか皆目見当もつかない。
 ジャックはその通りの扉の一つを叩いた。
 「誰だい?」
 小窓が開いて、女が顔を出した。
 アナマリアは、状況を察して駆け出そうとした。
 ……だが、ジャックはあらかじめ予測していたのか、少女が駆け出そうとした方向に立ち、
飛び込んできた小さな身体を抱き上げた。
 「コレなんだけど、買ってくれる?」
 ジャックの腕の中で、少女の身体がガタガタと震えた。
 ジャックの口の中に、苦いものがこみ上げた。
 だが、オレは海賊だし、これで当たり前なんだから……
 自分に言い聞かせ、暴れる少女を女将に引き渡した。

 銀貨が数枚。
 漁師の娘であれば、これくらいが妥当な値段。
 まあ、器量良しだから、これでも少しは色がついているんだろう。
 「ちょうど良かったよ、ジャック。
 出入りの海軍の将校さんが、生娘をお望みでさ。
 さっき軍艦が着いただろう?
 今夜あたりいらしたら、早速店に出してみようと思うんだよ。
 ほら、はやくその子に阿片でも吸わせて大人しくさせなよ。
 垢を落として、綺麗に着飾らせて、それなりに身支度させとくれ」
 女将の声が、店に響く。
 「まあ、彼女の値打ちとしちゃ、そんなもんだけどね、店としちゃ、とても助かった。
 今夜は、看板以外の子なら誰でも好きな子と寝ていいよ。
 あんたの馴染みは、……ルイーズだったね」
 女将は、いつもお茶を引いている、少し陰気な娘をジャックにあてがった。
 まあ、特に好みというわけでもないが、今のジャックには、売れっ子など抱けるわけもなく、
愛想のいい子はそれなりの羽振りの色男に。
 タダでやれるのなら、全然文句はない。
 ルイーズは良く見りゃ可愛い。
 ただ、無口で、愛想のないだけだ。それに、ちょっと受け答えもトンチンカンな事はあるが……。
 <い……イヤだよ……>
 アナマリアの声が、いつの間にか力無く淀んでいく。
 ルイーズは、ジャックの手を引くと、自分の部屋に導いた。
 ジャックは、少し立ち止まり、眉をひそめた。
 「どうするの?ジャック。
 綺麗な服着て、化粧して、お腹一杯食べて、飲んで歌って、
 この暮らしも、それほど悪いものじゃない……」
 ルイーズは、ジャックに耳打ちした。
 
314お願いします 3:2008/07/13(日) 16:12:11 ID:5WcEZHiR
 女将から出された料理は、コリアンダーの香りがした。
 ラムもあるし、女も居る。
 もっと楽しく気分良くなるはず。
 「……それで、な、ルイーズ、親父、その時、どうやって島から抜け出したと思う?
 ウミガメを二匹捕まえて、並べて結わえつけて、それに乗って船までたどり着いたんだと」
 昔、父親に聞いた昔話を大げさに脚色して喋る。
 ジャックは無理に笑おうとする。
 だが、目の前のルイーズはクスリともせず、ただ口の端に張り付いた微笑みを浮かべるだけだ。
 盛り上がらない。
 全然。
 気分が。
 もっと悪い。
 喋ろうとすればするほど、どんどん落ち込んでくる。
 外がにわかに賑やかになった。
 英国海軍の男達が、街に繰り出したのだ。
 「まあまあ、ノリントンさん」
 開け放した窓から、玄関で上客を迎える女将の声がする。
 「いい子が入ったんですよ。
 ちょっとまだ子供なんですけどね、旦那の好みにはピッタリじゃないかと」
 ジャックの背筋が寒くなる。
 罪悪感という奴か?
 「顔が青いわよ、ジャック」
 ルイーズは、こういう事だけは的確である。
 「なあ、ルイーズ」
 ジャックは突然女を抱き寄せた。
 「なんか肌寒くないか?
 オレを温めてくれよ」
 戸惑う自分を取り繕うように、唐突にジャックはルイーズをベッドに押し倒し、唇を重ねた。
 ティアダルマの手ほどきに従い、手順を踏んで優しく優しく……
 没頭しようとするが、イライラする。
 ええい、面倒臭い。
 ジャックはルイーズのスカートをまくり上げると、そこを露わにして口づけ、自分の唾液で濡らすといきなりぶち込んだ。
 逃げるように。
 耳を塞ぐように。
 ああ、オレにはもう何も聞こえない。
 <ほら、アナマリア、お客様にご挨拶を…>
 運が悪いのか、例の上客はこの部屋の上らしい。
 「ジャ、ジャック……」
 ルイーズが型どおりに喘いでいるようだが、そんなのもう見えも聞こえもしない。
 見上げるルイーズはとても優しく微笑んで、逃げまどう心持ちのジャックを抱きしめた。
 「ジャック……あなたが海賊なんてね……」
 甘く微笑んで口づけて、両手でジャックの耳を塞いだ。
315お願いします 4:2008/07/13(日) 16:13:12 ID:5WcEZHiR
 ルイーズの中で、無理矢理果てたジャックは、彼女の胸に頭を乗せ、荒い息をしていた。
 事後のけだるさが、全てを忘れさせるさ。
 ルイーズの指が、ジャックの髪を梳いた。
 「ねえ、ジャック、あなたは絶望を知っている?」
 唐突に女は云った。
 「絶望する奴はとっとと逝っちまえ」
 ジャックは、船乗り仲間の誰かの口癖を真似た。
 「絶望する事しか、できない事もあるのよ…」
 空気に消えるような声だった。
 「わたしはね、ジャック。
 さらわれて、売られたの。
 ………海賊に……」
 ジャックの瞳が、初めてまともにルイーズを見た。
 蝋燭の明かりに翳る女の顔。
 「珍しい事じゃない。
 この店にも何人も居る。でも、親に売られるよりはましなのかもね。
 海賊を恨む気力さえ失って、彼らの金で着飾り、食べている。
 出入りの商人が持ち込む生地やら、ビーズやら、白粉やらにときめく気持ちに、
ふと我に返る。
 男の腕の中で、いつの間にか本当に声を上げている。
 ならば、心を決めて、その事を楽しめばいい。
 なのに、楽しむことが出来ない私がいる。
 笑顔が凍り付き、言葉が凍り付き、いつか私は絶望を恋人にしてしまった……」
 ルイーズの囁きが、ジャックの魂をも凍らせた。
 「ねえ、ジャック、キスして。お願い」
 ルイーズが唇を重ねてきた。
 <それじゃ、旦那〜〜、ごゆっくり〜〜>
 接待していた女将が部屋を出ていったようだ。
 ルイーズは、ナイトガウンを羽織り、起きあがると、ジャックに服を着せた。
 「ちょっとした騒ぎを起こしてあげる。あなたが、あなたで居続ける為には、何をすべきか判るわね」
 ルイーズが微笑んだ。
 心の底から、微笑んだ。
 その瞳には、絶望の色は消え、ジャックに、煌めいた瞳を向けた。
 「大好きよ、ジャック。その<あなた>は、消してはいけない」
 女は果物籠に添えられたナイフを抱えると、廊下に飛び出した。
 
 
316お願いします ラスト:2008/07/13(日) 16:20:07 ID:5WcEZHiR
 ルイーズは廊下から、ホールの吹き抜けに走り出した。
 叫び声を上げ、泣きわめきながら。
 「いやーーーーー、もういやーーーーー!!!!」
 その女の絶叫に、客も娼婦もドアを開け、様子を伺いに顔を覗かせた。
 ジャックは、窓づたいに上の階に上りはじめた。
 その窓から、中を覗くと、まだアナマリアは服を着たままで、
海軍士官は何やら夢を語っていた。
 アナマリアを何かの練習台にしているのか?
 さて、どうしよう。
 士官は、廊下の騒ぎにも、全然興味がなさそうである。
 ここに飛び込んで、一戦交えるか?
 だが、アナマリアを抱えて、この男の従える部下がわんさかいるこの宿から無事で逃げられるのか?
 「キャー、ルイーズが!!!!」
 聞いたような娼婦の声だ。
 ドスッと、嫌な音がした。
 「ルイーズが落ちた!!!」
 ジャックは唇を噛み、蒼白になるのを感じた。
 だが、オレはどうすればいい。
 ルイーズが、
 でも、今やらなければ、せっかくのルイーズの気持ちが、
 ジャックの心臓の音が、嫌な感じに耳につく。
 息苦しい。
 「まったく、何だというのだ」
 さすがの士官も、舌打ちしながら廊下に出て行った。
 ジャックは覚悟を決めて、部屋に入った。
 美しく着飾ったアナマリア。
 浅黒い肌が美しい。
 ジャックは震える彼女の先ほどの感触を思い出した。
 ジャックは少女を背負うと、ルイーズが飾りベルトを繋いで作ったロープを使って、まんまと窓から逃げ出した。

 ジャックは、アナマリアが正気づいてから、彼女の従姉妹の家まで彼女を送っていった。
 一発殴られたが、アナマリアは、自分の従姉妹には、海の上で助けられ、
ここまで送ってくれたのだが、従姉妹の家を探している間に、悪い男に売春宿に売られたのを、
助けてくれたのだと話した。
 そして、いそいで行かないといけない場所があるので、お礼代わりに、しばらくアナマリアの船を貸すのだとも云った。
 アナマリアの従姉妹は、幾度も、幾度もジャックに礼をいい、そして港では、
船に積みきれるだけ一杯の食料を持たせて、見送ってくれた。

 太陽が西に傾き、紫と赤の美しい空の色をしている。
 帆柱の上に立つジャックの目に、白いレースの布が浮かんでいるのが目に止まった。
 飛び降りて、引き寄せて見る。
 見たことのあるナイトガウンだ。
 絶望の瞳を思い出す。
 亡骸は、深い海の底か、それとももうサメに食われたか。
 悔しさを噛みしめる。
 「ルイーズ、オレ、寒いよ。
 もっと、おまえの事、ちゃんと見ておけば良かった」
 声にならなかった。
 喉につかえる塊が痛い。
 潮風が髪を撫でる。
 唐突に、ティアダルマの託したオルゴールが鳴り出した。



※以上です。エロ無しに等しいのも、投下しなかった理由です。
317名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 18:11:56 ID:Fr+fikTt
>>311
ええと、コメント、要る?w
普通にうまいと思うよ。
ウェブで公開するSSとしては、充分に及第点だと思う。
エロの有無はこの際関係ないわな。
作品として、完成度は高い。
あえてつっこむなら、ジャックが若干気弱すぎる気がする。
有名な原作だし、キャラ性をもっと強調してもよかったな。
もっとひねくれ者だからね。ジャックは。
あえて弱い部分を出すなら、言葉でしゃべらせるよりも、
仕草で見せたほうが「らしい」し、かっこいいとおもうよ。
318名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 18:26:43 ID:gXPcrYOE
批評とは違うのですが…

サイト、思いっきり映画タイトルを書いてらっしゃいますね…

D社作品ですし、何らかの対策を採ったほうがいいのではないでしょうか?
319名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 19:33:21 ID:drmaigqc
>>311
原作を知らないので、そういう視点からの意見です

おもしろかった
海賊と助けた少女、娼婦の性格がわかりやすく、また描写に必要な言葉がちゃんと出揃っているように感じた
そういう意味ではセンスがあるし、筆力はあると言えるかもしれない

ただ、全体的に短文が多すぎて読みにくかった
短文ばかりで緩急がなく、細切れの文章を読むのは疲れる(また飽きる)
おもに短文は物語の核心を読み手に印象づけるときに用いると効果が高い
ムダな贅肉を削ぎ落とし、抜き身になった物語の骨子を読み手に刻み込む、という感じ(あくまでわたしの持論ですが

音楽にAメロやBメロがあり、サビで盛り上げて一つの歌を形作るのと似ているかも
Aメロばかりではおもしろくないし、サビだけだとバランスが悪い
一文内のリズムはもちろん、章内での行と行同士のつりあいも考慮したほうが格段に読みやすくなるはず

そんなところでしょうか
320名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 22:06:13 ID:WnQiJL3G
半端にぶつ切りの文章がってのはもう出てる意見か。
話も綺麗だし、構成は纏まってるし、描写も十分にある。私にゃ勝てないな。
あと言うような事って、最早感想だけどジャックの飄々とした感じが見えない…っていうかこんなシリアスな話になるキャラだっけ?と一応は原作を観た山田さんは思う。
クネクネした歩き方でタコとチャンバラしてるイメージが強いから新鮮且つ不思議な気分。
あ、でも色々失敗して悔やんでるキャラだかららしいっちゃらしいか。

D社は恐いから、対策しないとアッーだから注意。変な時間にお客さんが来かねない
321おねがいします:2008/07/13(日) 23:55:18 ID:5WcEZHiR
皆様、ご意見ありがとうございます。
ぶつ切り文ですね。
元々、とても一文が長い性質で、しかも話自体も長い軍事ファンタジーばかり書いていたので、
ここに投下するものは短文を心がけるようにしてきました。
あまり意識しすぎて、このごろは短文ばかりになっていますね。
気をつけます。

後だしになりましたが、ジャックが若いというご意見ですが、ジャックの設定年齢は、この時点で20才前後で、
第三次英蘭戦争に参加させようとシリーズ化を狙ったもので、これはシリーズの第二作になります。
時代背景やら、細かな設定は一作目にあります。
それで、設定段階のミスというのが、このへんの事です。

>あえて弱い部分を出すなら、言葉でしゃべらせるよりも、
>仕草で見せたほうが「らしい」し、かっこいいとおもうよ。

もっと本来のキャラに立ち返り、独白とかでなく、仕草や動きで表現することを、今後、意識していきたいと思います。

それから、親切な山田さんたちのご忠告に従い、ジョニーデップの総合SSサイトにすることにしました。
デップの他の作品も好きなので。
ほんとうに有難うございました。

ささやかなお礼に、旦旦旦旦
冷たいジャスミンティー、置いておきますね。
322名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 02:48:16 ID:HXwxLT+o
ジャスミンティーうまうま(`・ω・´)
323名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 00:27:47 ID:0n+j04Pb
旦⊂ 批評してないけどもらっとこ
324名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 19:21:40 ID:BIAZ7O5v
>>312-320
意味も無く一行空ける連中がごろごろいますが
この文体では一行空けの数をもっと増やして良いと思います
読み手のリズムが狂う場所があります

<>の使い方に小さな声、遠くの声、単語の強調の三つがありますね
別の括弧に置き換えた方が良いと思いました
325名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 19:26:55 ID:5eoPvef5
初めまして。

最近、壁に突き当たって悩んでいるところでして、山田さん達のご指導を頂きたいと思い伺いました。
現在某スレに投下しようと執筆中のSSの冒頭部分を投下させて頂きます。
12レス程度×4回まで書けていますが、ラストシーンで詰まっています。

ではよろしくお願いいたします。
326名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 19:29:11 ID:5eoPvef5

 ──なんと魅力的な人なのだろう。

 自らの胸に抱かれた女を見つめながらシャルル・マルソーは思った。
 エメラルドを連想させる透明感にあふれた瞳が、揺れながら彼のことをじっ
と見つめている。
 濡れた瞳は情感を漂わせ、シャルルは胸が苦しくなってくる。
 「マリー、愛してる」
 彼が囁くと、胸の中の女は微笑んだ。
 「私も、愛してる」
 マリーの言葉はシャルルの気持ちをどこまでも温かくさせた。
 彼が思わずぎゅうっと抱きしめると、マリーの身体は羽毛のようにふわふわ
として軽く、薔薇に似た官能的な香りが立ち上ってくる。
 「マリー……」
 シャルルはマリーの服に手をかけ、するすると脱がしていった。
 長く光沢のある金髪がさらさらと肩にかかった。
 下着を弾き飛ばしそうなほど、大きく盛り上がった乳房の谷間が姿を現す。
 ブラジャーのホックを外すと、たわわな水蜜桃が勢いよくこぼれ出す。
 シャルルは音を立てて生唾を飲み込んだ。
 彼は本能のままにマリーの乳首に吸いつき、舌でその先端を掃きまわす。
 彼女は息を荒くして、身体をよじり始めた。両脚をもじもじとこすり合わせ
る。
 「シャルル」
 とマリーが熱い息を吐き出しながら言った。
 「して……」
 ほっそりとした指がシャルルの股間の肉棒を握った。
 肉棒をピクッピクッ、と上下させて返事をする。
 マリーが彼のズボンに手をかけた──。


 「──少佐、少佐!」
 その時、陣幕を挟んだすぐ外から声がかかった。
 シャルルとマリーは飛び起きて距離を取った。
 一瞬で衣服を整える。
 「いますか!?」

     シャッ

 勢いよく野営テントの幕を引いて顔を出したのは、岩石のように武骨な顔を
した下士官であった。
 「少佐!」
 「──どうかしたのか?」

 下士官の呼びかけに応じたのは、マリーだった。
327名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 19:29:54 ID:5eoPvef5

 彼女は軍服の乱れを直し、威儀を正して下士官を真っ直ぐに見つめた。
 「お休みの所を申し訳ありません」
 「ジュノーか。用件を言え」
 マリーが下士官を一瞥する。
 「本国司令部からの伝令を伝えたいのですが……」
 ジュノーはテントの片隅にいたシャルルに気付いた。
 「おまえ、こんな所で油を売ってるんじゃねえ。さっさと持ち場に戻
れ!!」
 ジュノーが一喝すると、シャルルは、
 「サー、イェス、サー!!」
 と声を張り上げた。
 ちらりとマリーの方を見る。
 彼女は、
 「私の用事はもういいから、さっさと行け」
 と言った。
 「サー、イェス、サー!!」
 そう応えたシャルルの軍服の肩には一等兵を示す階級章が貼られていた。
 そして、彼がテントを出る前に後ろを振り返ると、マリーと目が合う。

 一瞬、マリーは寂しげな目をした後、すぐに少佐の顔に戻った。

 「ふん。ジュノー、報告しろ」
 「な、なぜそんなに不機嫌そうなのですか?」
 「うるさい」
 テントを後にしたシャルルの背後から、そんなやり取りが聞こえた。

328名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 19:30:23 ID:5eoPvef5

 シャルルは砲台の手入れをしていた。
 指令テントの前で将校達に命令を下しているマリーを見る。

 マリー・ベルナドット少佐は戦場においてはどこにいても目立つ人物だった。
 血と硝煙の支配する戦場に女性がいるだけでも特異な感じがするものだが、
マリーは男勝りの第二独立大隊隊長にして、世にも稀有な美女だった。
 腰まであるブロンドと、貴族的な顔立ち。名門ベルナドット家のひとり娘で
あるマリーは、生まれ持った気品を漂わせている。
 その気高さと軍服のアンバランスさが彼女に一種独特の雰囲気を纏わせてい
た。

 また、マリーを見た時にどうしても目に入るのが、その豊かな乳房である。
 まんまるに張り出した乳房は、まるで巨大なメロンがふたつ生っているよう
に見えた。
 マリーは意識して胸が小さく見えるように軍服で締め付けている。
 だが、それは胸ボタンを弾き飛ばしそうなほどに押し返し、歩くたびにぼよ
ん、ぼよんと弾んでかえって欲求不満な兵士達を懊悩させる結果となっていた。
329名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 19:31:42 ID:5eoPvef5

 「──マリー少佐、良いよなぁ」
 シャルルの隣に腰を下ろしている猟騎兵が呟いた。
 「あんなにでっかいオッパイしてエロいのに、俺達の上官なんだよな」
 露骨な表現を聞かされて、シャルルは昨日の少佐の爆乳奉仕を思い出し、勃
起を始めた。
 「一発やらせてくれるなら、喜んで少佐の盾になるんだがな?」
 「……おいおい。やめとけよ、もし少佐に聞こえたら大変だぜ」
 シャルルがたしなめると、彼は神妙な顔になった。
 「そうだなぁ。マリー少佐はとてつもなく気が強いからな……」
 「ああ、どんな目に遭わされるかわからない」
 「きっと這いつくばって靴を舐めさせられるな」
 猟騎兵は一体どんな妄想をふくらませているのか、ひとりで喋ってひとりで
興奮を始めたようだった。
 「少佐は絶対に天性のサディストだ。ハードなSMプレイが好きだ。間違いな
い」
 呆れながら聞くシャルルに対し、さらに猟騎兵は続ける。
 「まったく、けしからん。あんなにでっかいオッパイをしてるくせに触らせ
てくれず、虐めるのが大好きだなんて!!」
 さらに彼は、マリーの胸の少し上、金色の髪に目を向けた。
 「今日は、マリー少佐はストレートに下ろしているんだな」
 「ん。……そうだな」
 「後ろに結っている時も多いが、俺はストレートの髪型の時の方が好みだな。
なにかこう……、女っぽい気がする」
 猟騎兵は眩しいものを見るように目を細めた。
 「気のせいかな? 色気を感じるんだよな」
 「……気のせいじゃないか? おまえがストレートヘアを好きなだけだろ
う」
 シャルルが肩をすくめると、一等兵はふと真顔になった。
 「──だがな。今度こそ少佐も他人のものになるかも知れないぞ」
 「……? どういうことだ?」
 「視察に来ているタレイラン家の長男が少佐を見初めたらしい」
 シャルルはドキリとした。
 「外務大臣を初めとして、タレイラン一族は総裁政府の重要ポストを占めて
いるからな。
 ベルナドット家の娘として、少佐も無下にはできないだろう」
 「けっ」
 と、シャルルは内心の不安を押し隠すように言った。
 「あの少佐が、そんな政略結婚なんてせこい真似するはずがないだろう」
 「そうかもしれん」
 と猟騎兵は言った。
 「だがそうだとしても、いずれにしろ俺達には関係のないことかも知れない
な。少佐が政略結婚しようが恋愛結婚しようが、その相手が俺達のような平凡
な一兵卒になるなんて、奇跡でも起こらない限り無理なんだからな……」
 天を仰ぐ彼を見ながら、シャルルは呟いた。
 「そうだな。もしそんなことがあるなら、それはきっと奇跡に間違いないよ
な──」
330名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 19:33:05 ID:5eoPvef5
以上です。
お願いいたします。
331名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 20:55:52 ID:0c357j3S
>壁に突き当たって悩んでいるところでして

自分の書く文章について自分自身がどういう風に感じられて
(〜が足りないとか、〜にしたいけれどそれがなかなか出来ないとか)
壁に突き当たっていると思うのか書き添えて置いた方が
適切な答えが得られやすいと思うぞ。

>執筆中のSSの冒頭部分
>ラストシーンで詰まっています。

ラストシーンで詰まってるのは判ったがそれで冒頭持って来られても
推理が難しいぞ。と思うぞ。山田君もそう言ってる。

332名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 21:42:11 ID:5eoPvef5
>>331
伝わりにくいコメントになってしまって、申し訳ありませんでした。

自分は最近、擬音の多用など、描写能力の稚拙さを指摘されました。
そこで小説作法の本などを読んでいるのですが、自分で自分の文章を見直すだ
けではどのあたりが弱いのかが分かりづらく、客観的な評価やご指導を頂きたい
と思って伺いました。
また、一応SSの長さや進行状況もお伝えした方が良いかと思って書き添え
ましたが、かえって伝わりにくくなってしまったようですみませんでした。
冒頭での評価を頂ければ幸いです。


333名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 21:45:52 ID:1fwSlC4W
人物が現代語を話してるんで、18世紀とかの話ではないのはわかる。
一兵卒と佐官が周りにないしょで愛し合っているのはわかる。
少佐はいい体してるのはわかる。
兵卒は少佐と自分がナニしてて、内心鼻が高いのかもしれん。
フランス人名なのにイエッサーはどうかなと・・

それは本筋じゃないからいいとして

オレだったらば少佐に、ものすごい要塞にムチャクチャな突撃命令を出させるな。
上から言われて仕方なく。
メカの描写がないんで、兵卒は徒歩進軍だったらなお悲壮でよろしい。
「プライベート・ライアン」の冒頭でも観るといい。

兵卒を生かして帰すか死なせるか・・それが問題かな。
半死半生でも帰ってくれば少佐は嬉しいんだろうし。
334名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 22:50:50 ID:1fwSlC4W
シャルルの隣でカノン砲の砲口にブラシを突っこんでいた猟騎兵が、口笛を吹いてつぶやいた。
「くそッ。見ろよ。今日もたまらんオッパイしてやがる」
最前線の戦場にあって、軍服に包まれても色気を漂わせるマリーを、男は上から下まで視姦する。
「やめとけ。もしマ・・少佐に聞こえたら、ケツに砲弾をブチ込まれるぞ」

シャルルがたしなめると、
猟騎兵は砲口にガッシガッシとブラシを出し入れさせ始めた。
「いいねえ。そしたら・・オレも・・お返しに・・出したり・・入れたり・・して・・やるっての!」
露骨な表現を聞いて、前回の少佐との性交を思い出したシャルルの股間がおもわず勃起を始めると、
砲口からブラシを抜いた兵が、まったく理不尽だという口調でぼやいた。
「あんなエロいオッパイが、俺達の上官なんだよな」

「そうだな。おまけに・・とびきり気が強い」砲弾ケースを、砲兵の邪魔にならずに
取りやすい位置に注意深く置きながら、シャルルは話を合わせてやる。
「気が強いだと?あの女はドSだぜ。しかも超ハード好みのな。間違いねえ。昼飯を賭けてもいい。
ケツに砲弾をブチ込む?ぜひお願いしてえな。オレはあのブーツを舐めてきれいにしてやるよ」

あの最中のマリーは彼の妄想とはまったく正反対の女性なのだが、それは言えないことだったし、
シャルルがそれ以上その兵の妄想をたしなめる権利もない。
なんと言っても自分たちは、いつ死ぬかわからない場所にいるのだから。

一体どんな妄想をふくらませているのか、喋るのと興奮するのを1人でやってのけている兵は、
呆れながら聞くシャルルに対し、さらに妄想を披露しつづける。
「そうさ、ドSだ!毎日毎日でかいオッパイを見せつけて、オレたちゃ全員放置プレイで、
勃起したまま敵に突撃だ!これ以上のドSがいるか?」


>>329の前半に、兵隊の仕事ぶりと、
兵隊は口汚いもの、というパターンを入れてみました。
335名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 22:57:53 ID:1fwSlC4W
シャルルは兵隊にしてはきれいな言葉を使わせておけば、他の兵隊とキャラを差別化できます。
あと、多少のミリタリーなようすの描写。これがあると、メリハリついていかなと思いました。連投すいません。
336名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 23:11:13 ID:oINzvkRj
取り敢えず気になるのが>>326内で立て続けに"ふわふわ"、"するする"、"さらさら"が連続する事。
一部をふわり、するり、さらり等バリエーションを変えないとくどい&不自然な感じに。
もう一つ。
>  シャルルは砲台の手入れをしていた。

ここ、大砲をもう少し細かく(神視点で)描写すると時代設定を描写中に入れられるポイント。一通り読んでも時代考証が無いから光景を思い描けない。
"XX世紀前半に使われたなんちゃらと言う型の大砲でうんぬん"とか、それがあるともっと簡単に読者脳内にイメージが湧くと思う。
まあ、もう少し後の方まで読めば背景の時代も分かるのかも知れんが、現代以外が舞台ならできるだけ早いうちに背景世界を固めた方がいい。と思う。
337名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 23:14:38 ID:lzqWYwhz
私は戦争モノや軍隊モノのよさがわからない。
だから、文章について、の内容でいいかな。

文章自体は、悪くないね。
だけど、いくつか気になったことがある。

『     シャッ』
という効果音だけの一文があるけれど、ここの、冒頭の空白は何だろう?
一文一文が非常に短く、さらに改行のたびに1マス空白を空けているほど綺麗に整えた文章の中で、
ここにはどうしても違和感を感じてしまうよ。
まるで、下士官が中の状況を把握していて、服を直すのを待っていたかのようにも感じる。

あと、随分不思議な位置で改行をするね?
携帯でない限り、40文字くらいなら、ブラウザで普通に表示されると思う。
多分、使っているテキストエディタの問題なのだと思うけれど、

>「(中略)間違いな
>い」

は、いくらなんでもリズム感が悪いと思うんだ。
書き込みをする前に、一度読み直してみてはどうかな?
行末になるあたりの文節で改行しなおしたりして、読みやすさにサービスしてみるってのも、
読みやすさへのサービスだと思う。
行数も、細かくレスを区切るよりもう少し1レスを長くした方が、一息に読めるかな。
エロパロスレでは、60行が投下制限だから、意外と長く書けるよ。



あとは、これかなあ。

>するすると脱がしていった。
>さらさらと肩にかかった。
>乳房の谷間が姿を現す。
>勢いよくこぼれ出す。
>生唾を飲み込んだ。
>その先端を掃きまわす。
>もじもじとこすり合わせる。

冒頭の一部、連続する文章の文末だけを抜き出してみた。
これでは、まるで映画か何かの脚本のように見えてしまうよ?
文章の世界にも多種多様な表現方法があるのだから、いろいろと試してみよう。

文章力や描写力そのものは、言われるほど稚拙だとは思わない。
読み手に『読ませる』のではなく、『読んでもらう』のだと意識して、もう一度書いてみたらいいんじゃないかな?

あ、ジャスミンティー、ゴチソウサマでした。
338名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 23:21:59 ID:1fwSlC4W
          , -‐=≧=i=‐- 、
       /            \
      , '               ヽ
.     /                小
    /          ハハ     小
    ,′  〃 ,イ / /    !ハハハ  iハ
.   i  / ,イ !|i l| i |i li|    i i i ! i  ! i
.   i ./il i| | i l| i |i li|    i i i ! i  ! |
.   iイiハ i| | 「从`ヽ从.   ノ イノノ/  i . |
   从{ {八{ { ヒ::ハ、      _二ムィjノ  |
   ,イ ! ! 人ハ...      '´L::ノ i/   |
.  i | i||ハ{ {、\      ........ /    jノ
.   乂 i八 \ \  、_ '  ー=彡//イi とてもステキ・・・   
     `Viト、  ト、、    `  , ィイ/  从 こんなにおおぜいで>>332を・・
     } } \}ハ > ‐rf爪/ {rイ.  /   どんどんお茶がでちゃう・・
     リr川リi }     { { 从{{_r<、
      ,イ/{ jノイi ノ    八∨爪ハ≧ーュー- 、
.     /爪{ {        \     __ハ




339名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 23:41:35 ID:0n+j04Pb
旦⊂ ジャスミンの香りのする秘書の山田君の身体から出たお茶……
340名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 02:13:14 ID:Rv9k4f2h
sage
341名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 03:33:03 ID:Rv9k4f2h
ミスりますた orz
気を取り直して

>>325-330
良いんじゃないですかね。今のままで。

ただ描写が稚拙というような事を言われて気になると。
そうすると今回のには擬音が見つからないのでそれ以外で癖的に共通していそうで
稚拙と言われそうな点は推測するに
物になぞらえた描写の

>エメラルドを連想させる
>薔薇に似た官能的な香り
>たわわな水蜜桃
>巨大なメロン

の辺りでしょうかね。

単純に物になぞらえた描写は読み手のその物に対する連想に頼ってしまっていて
本来行われてあるべき書き手独自の描写が行われておらず
それを簡便なやり方で置き換えるものだ。その意味で稚拙と言える。
とかなんとかかんとかの。

気になるならその種の描写を抜き出して色名なり匂いなりを駆使して書き直してみて
様子を見るのも一つの手かと。
何となく例え方も古くてありふれすぎている印象もするので。

ただどうですかね推測するに全体が長そうで、描写を増やして行くと
読み進める上で邪魔になりそうな気がする上、そこに書く上での力点がありますかね。
力を入れる点と言うか、作法本で言う作者の視点というか立ち位置というかですが
密着した描写中心の作品というよりは、少し距離を置いた所からのストーリー展開で
読み手を引き付ける種類の作品な気がします。

もしそうであれば描写の細かさなどは必要以上に気にせず
ストーリーに力を注げば良いのではないかと思いますがね。
という事でどうでしょう。

342名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 04:36:54 ID:lYTCciOS
>>332

文章については、それほど悪くないと思った。
オノマトペの使い方を含めた文体は、本人の好みのスタイルでもあろうから、
自分の好きな作家の文体を徹底的に真似るなりして磨いてくれ。

強いて言えば、すでに指摘のあった箇所だが、
>
>     シャッ
>
は、前後に改行を入れてまでして強調する箇所ではないような気もするし、
> 濡れた瞳は情感を漂わせ、シャルルは胸が苦しくなってくる。
の「情感を漂わせ」という表現は、雰囲気に頼りすぎのような気がするので、
シャルルにどんな印象を与えたのか具体的に書いた方がよいような気もするし、
>歩くたびにぼよん、ぼよんと弾んで
とか
>爆乳奉仕
といった表現が、全体的に落ち着いた文体の中で浮いているような気もするし、
といったことはあるが。

改行についても、己はあまり気にしない。少数意見かもしれんが。

それより気になったのは、冒頭での掴みの弱さだった。身分違いの恋がテーマ
なのだろうと思うのだが、

・どうしてそういうことになったのか、二人の背景や性格、行動、そこに至る経緯
 などを細切れにでも示して、最初でガツンと二人の関係を納得させてほしい。
 できれば、今後のドラマで二人の間に緊張関係を生みそうな要素が提示されて
 いると、なお嬉しい。それに比べれば、ライバルの登場など後回しでよい。

・そういうことになった結果、周囲とどういう緊張関係にあるのか、もっと考え抜いた
 描写がほしかった。一応隠してるにしちゃあ白昼堂々にすぎるような気もするし、
 登場人物たちがもっといろいろ見たり聞いたり考えたりしているふしがないと、
 単なる脳天気揃いに見えて、キャラクターの魅力が薄くなる。

上記2点の結果、どうも登場人物にもストーリーにも興味が今ひとつ湧かんのう、
というのが、己の感想だった。

さらにいえば、そうしたキャラクターを立てる描写を紡ぐ上でベースとなるディテール、
例えば、
・マリーの部隊の中でシャルルはどういうポジションなのか
 そもそも、この時期のフランス軍に大隊とか一等兵とかあるのか
・部隊長であるマリーの周囲にいるべき従兵だの幕僚だのはどうなっとるのか
 部隊長が休んでいる幕営に下士官が了解もなく飛び込んでくるとはどういう状況
 ないし軍隊なのか
・この部隊はどこでどういう任務についているのか
 大隊に本国司令部から直接伝令が届くとはどういう事態なのか
・ジュノーは部隊内でどういうポジションの人物なのか
・猟騎兵が砲兵の手伝いをしているというのはどういう事態なのか
などを考えていくと、何を書くべきか(あるいは書かざるべきか)、いろいろと
アイディアが出てくると思う。わざわざ総裁政府時代のフランスを題材にする
以上、それなりのこだわりや知識はあるんだろうし。

冒頭部にそんなことは全部書けないって? そりゃそうだ。
冒頭部の段階で何が起こっているのか全部考え抜いた上で、何を書かずに
削ぎ落とすか、さらに考え抜いてくれ。これだけの文章力があるなら、結構
おもしろいものができると思う。

深夜に偉そうな長文スマソ。付け足しのようで申し訳ないが、心からエールを送る。
343名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 15:18:44 ID:lrgTMojV
麦酒(エール)よりも麦茶だと山田さんは申しております。
344名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 20:29:51 ID:GEiCjme0
  _,,_  パーン
( ‘д‘) オモロないんじゃ!
  ⊂彡☆))Д´) >>343
345名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:25:27 ID:5d0B7/WU
旦⊂ どうして 歴史の上に 言葉がうまれたのか
……うん。山田君。脱いでいいよ。暇だし。

346名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 17:56:12 ID:tiISWcqE
>>345
十分じゃなかったんだろ、きっと
あと、勝手に俺の山田君を脱がせるな
347名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 21:48:44 ID:YzqT69Q4
しごとおわた。
投下を正座して待機。
348名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 21:53:59 ID:dvVBKaeH

332です。


多くの貴重なご意見を頂き、とても勉強になりました。
どの方にも丁寧で熱心な指導を頂き、深く感謝いたします。
自分の甘かった点に気付かせていただくとともに、この先考えていくべき所の
ヒントを頂きました。
これから改めて書き直し作業に入りたいと思います。
本当にありがとうございました。
349名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 23:47:19 ID:5d0B7/WU
でもまああれだよな。
そんなに構えなくてもいんじゃないかな。批評側もたぶん素人ばかりだろし
批評希望の投下作の先が続かなくなっても暇でアレだし。

投下前の心の保険とか誤字校正の助けだとか
次回作を書き始める前ちょっと検討したいときの相談だとか、
あるいは過去の自信作を再評価して良点を自分の特色にしたいとか
過疎スレ投下ないし御蔵入りさせた自作に陰干ししたいとか
それで良いのでないかと。

350名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 01:22:04 ID:TURBCjni
てか、そうあるべきだろ。
最近は、最初期の『山田さん』という名もなかった頃のような、
前向きな批評がないように思う。
否定的というか、自分の読みたいエロを書けと要望するスレになってるというか。
351名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 01:57:59 ID:Xf/SwbUG
ここのコメントなんてどう持ち上げても参考以上の物にはならんでしょ。山田さん側も書き手さん側もそのへん踏まえてるなら問題ない。
352名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 08:22:23 ID:USJi9yrV
否定的って言うか、最近はそこまで文句の付け所の無い田中さんが投下してるから言うべき事が減って、だけど山田さんは何か言いたくて、その結果いくらか自分の要望を吐き出す事になってる……と推測してみる
353名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 21:09:24 ID:jbcrYIWf
>>352に同意
354名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 21:16:38 ID:7awlfzKx
つまりスレタイ通りの如何にも叩かれそうな香ばしいのを投下してもらって
フルボッコにしてあげたいと、こういうことですね。わかります^^
355名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 21:46:49 ID:5m5pHbJi
というかおまいら
投下者以外のレスに噛み付き横レスしてみたり
批評希望投下待ちの暇を持て余して山田さん同士でとも喰い開始したり
あるいは投下を手ぐすね引いて待ち構えているようなイメージを表に見せたりを
ここでしちゃ駄目だろw
投下者が引く。
例えその通りだったとしてもな。
356名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 21:55:21 ID:5m5pHbJi
つ旦旦旦旦旦旦

357名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 22:01:29 ID:lYhEmhyn
>>356
やあおいしそうな茶碗蒸しですね。
358名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 00:26:21 ID:4eOu4kAS
>>356
銀杏は抜いてくれただろうね?
359名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 04:55:32 ID:97Opmetl
旦⊂ どれどれ

……秘書の山田君の陰唇にあるのと
同じようなモノが中にっ!(・ω・;)(;・ω・)
360名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 21:40:19 ID:ah8nO1V8
>>359
SM調教師瞳自重
361名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 22:54:03 ID:jJg09vbP
(・ω・) ……山田君、僕ってS瞳?
362名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 00:55:31 ID:bfqGZkM1
いや、「赤貝」を思い出しただけだ。すまない
363名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 08:03:47 ID:LHgGoW7B
(・ω・)ノシ いぢめないよう
364名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 12:07:26 ID:8sYTQa+5
山田君、ちょっと上いこ?
365名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 15:32:02 ID:ueRBYsSX
二次創作ですが投下させてもらいます。
まだエロまで行ってないのですが、流れがgdgdになってる気がしたので、テンポ等のアドバイスを頂けると幸いです。
原作:ポケモン ギャラドス×ミロカロス
この二匹は竜みたいなもので、手足はありません。水中の生き物ですが陸でも呼吸できます。
366名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 15:38:08 ID:ueRBYsSX
※ミロカロスがギャラドスの援護に入ったところからです。

「ぐおおおぉっ!」
(私の波乗りに乗って…滝登り)
小柄な二匹の体が弾き飛ばされる。
「くっ…戻れサンダース!」「次は絶対に捕まえ…いや瀕死にさせてやる!」
捨て台詞を残し二人の男は湖を飛び出していった。

ギャラドスはミロカロスに向き直った。少しミロカロスが見上げる。
「泥遊び、それに波乗りか」
「迷惑でしたか?」
逆光がギャラドスを黒く映し出し、ミロカロスにはその表情が見えなかった。
「…私は彼らの卑怯が嫌だっただけです!」
ミロカロスは音も無く入水し、水中を突き進んだ。
(なぜあのような雄を助けてっ…!)

背後から凄まじい水音がした。
「おまえの波乗りに乗ってあいつらより速く動けたんだ。その…手間をかけた。」
さっきは見えなかった、照れたような表情が、今はミロカロスのすぐ傍にあった。
「ふふっ、手間なんて。そういうときは『ありがとう』ですよ。」
「…ありがとう。」

そのまま二匹で並泳する。が、ギャラドスは緊張していた。
(体は、敵を倒すためのもの…泳ぎは、敵に追い付くためのもの。)
しかし、今はミロカロスに合わせてゆっくりと体を動かす。その泳ぎでギャラドスは全身に、ひんやりと心地よいものを感じていた。
(俺に攻撃せず、媚びもしない…妙な奴だな。)

不意にギャラドスは全身に痺れを感じ、失速した。
「どうしたのです?」
ミロカロスが引き返してくる。
「麻痺、だ」
「…治せる木の実があります、こっちへ!」





367名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 19:32:18 ID:7dXWPbDw

並んで泳ぐ、というところが、良いですね。
水を通して、触れ合っているわけだから。

>逆光がギャラドスを黒く映し出し

この一節も、水上だからこそ、生きてくる。

難点は、話の運び方が、速すぎることです。

雄のほうが、水に入って、追いつく場面で、
直後の、視点移動が、間に合っていない。

その速度が、台詞にも、影響していますね。

>私は彼らの卑怯が嫌だっただけです

この手の、直訳のような台詞は、良くない。
もう少し、馴染んだ表現を、探すべきです。

>ミロカロスは音も無く入水し

この一節も、水に入って、で充分でしょう。
入水という語は、使うべきではありません。
368名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 20:58:18 ID:o7e/Lto5
> この一節も、水に入って、で充分でしょう。
> 入水という語は、使うべきではありません。
指摘は良いかも知れんが、断定はしない方がいいと思う。
入水って表現でも俺は良いと思うぞ。
369名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 21:16:30 ID:kmz156Cn
59 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/05/21(水) 22:55:48 ID:et0q0SAN
やるなら、批評に対する横レスを禁止にしたほうがいいような気がする
じゃないと、荒れてgdgdになるから
批評を受け止めるか、流すかは作者にまかせる
370名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 22:25:23 ID:CIBNpHW6
入水
(1)水にはいること。
(2)水中に身を投げて自殺すること。入水(じゆすい)。
「―自殺」

俺もとやかくいうほどではないと思ったが、気になる人には気になるな
371名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 22:46:10 ID:Tl5HPnhb
ポケモンか、懐かしいね。
黄色までしかやったことがないのだけど、みろかろす…とは、どこで出たポケモンなのかな?
メス、なのだよね?流れからすると。
いや、批評とはまるで関係がないのだけど、気になってしまったんだ。ごめんね。


流れがぐだぐだのような気がする、とのことだけれど、確かにそうかもしれない。
367の山田さんも言っているけれど、『視点』の移動が少し早いね。
二人(2匹?)の感情を描く上で、視点移動は悪いことだとは思わないけれど、
読者がもう少し感情移入するための時間が欲しいかな。

場面としては 『エロに持っていくための通過点』 だからだと思う。
だけど、このシーンはミロカロスがギャラドスに好感を持つ切欠になるシーン……だよね?
もうちょっと丁寧に描写をしてみよう。

>背後から凄まじい水音がした。
>「おまえの波乗りに乗ってあいつらより速く動けたんだ。その…手間をかけた。」
>さっきは見えなかった、照れたような表情が、今はミロカロスのすぐ傍にあった。
>「ふふっ、手間なんて。そういうときは『ありがとう』ですよ。」

ここなんかは凄く良いシーンだから、そのほうがキャラクターが生きるんじゃないかと思う。

テンポに絞った話をするなら、
「…ありがとう。」から『不意にギャラドスは全身に痺れを感じ、失速した』の段落までが、凄い急展開だね。
もうちょっとふらふらと泳ぐようなシーンが入ってもいいんじゃないかな。
372名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 00:00:48 ID:95dbuCHh
>>365-366
流れとテンポを意識しているのはそう言っているから解る。解るが
出来上がったコレは一種のワケの判らない文章でないかと思われるのだが
どうだろうかなあ。

具体的には以下のような事を言っている。

>※ミロカロスがギャラドスの援護に入ったところからです。
>「ぐおおおぉっ!」
>(私の波乗りに乗って…滝登り)
>小柄な二匹の体が弾き飛ばされる。

これで何が起こってるのか見えるのは書いている奴だけではないだろか。
おそらく「波乗り」「滝登り」が何かの「技」で、お決まりの映像があるのだとは
思う。2次だからそこを知っているのは当たり前としてテンポを重視して状況は
書かなかった、おそらくそんな所だろうとそこまでは解る。解るが、読み手は
何が起こったかの状況が説明書のように解ればそれで読む目的が達成されるワケではない。
映画だって何だって同じだが見て「味わいたい」のではないかな?

このSSにはそういう要素がほとんどない。起こっているシチュが最低限それだけ解って
後は気の利いたセリフだけの文章というのは無い訳ではないが、これは題材的にも
内容的にもそこを目指すのは難しいんじゃなかろうか。

>(私の波乗りに乗って…滝登り)
とか
>(なぜあのような雄を助けてっ…!)
とかの独白がテンポはともかく説明がなくセリフが強すぎ唐突過ぎて頭のおかしいキャラに見える。
〜と意外に思ったとか、〜という疑問が頭を離れないとか色々前後にあるはずで
全部を説明しようとする必要は無いが、ただ短くそう入れるだけで読み手の納得度が
かなり違うのではないか。テンポもそれでそれほど崩れるとは思えない。

それと段落が5個有るが文章の裏でそれぞれの心理の動きが繋がってるだろうか。
バラバラに見える。初めの2つの段落、3つ目、残り2つをそれぞれ丸で囲んで
その横にミロカロスの心理状態の1行説明をまとめて書いてみたとして、その3行が
流れとして無理なく流れているだろうか。あるいは描写/説明できているだろうか。
唐突と感じたならばその心の動きを補足する行を少し書き足しても良いのではないだろか。

というところかなと。
373366:2008/07/27(日) 17:47:39 ID:7m2dOzVs
入水、はちょっと迷ったのですが、やはりもう一つの意味もありますし変えることにします。
エロパロだしエロをメインに書かねば、と思い込んでいた部分もあります(それ以外の話はできるだけ簡素なほうがいいかと…)。
コメント、とても参考になりました。どうもです。
>>371
黄色の次の次のソフト、ルビーで出ました。公式ページで見れます。
374名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 23:26:54 ID:2CdV8EBl
つ旦旦旦旦旦

いやまあでもあれだよな。夏は毎年暑いね山田君。
昔ステルビィアスレであれがそう5年前の夏の話なんだけれど
というかこれ毎年暑くなってきてないかなあ……何の話だったっけ?
山田君、お茶おかわり!
375名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 16:28:51 ID:tUalP5z4
つ旦~

暑い時には熱いお茶をどうぞ。
376名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 16:43:09 ID:4e4toQYx
山田さん、センブリ茶美味しいですね
377名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 17:15:42 ID:OYfFiH3z
気分がエロくなる成分のお茶が欲しいな。
どこかに有る筈だと思うのだが。
378 ◆IyobC7.QNk :2008/07/29(火) 19:20:14 ID:Jh9+66dr
山田さんお願いします。
某スレに投下済み 長さは2レスです。
オリジナル 自慰ネタ 少女→ロボット
修正していて自分で引っかかりを感じるのですが分からなくなってきました。
流れが不自然でないか読みにくい点がないか等含め気になる点を指摘していただきたいです。
379 ◆IyobC7.QNk :2008/07/29(火) 19:20:58 ID:Jh9+66dr
人間が乗るには適さない凹凸のある肩から投げ出した少女の足の下には、いつもと同じ
ようにプララの手が添えられている。
自身が乗っている時はプララは決して動かないのを少女は知っていた。
「今日はね、またあの人が来てたのプララを売らないかって。……あの人の言う通り、
大きな町へ行けばプララも治るのかな」
肘を付き呟く少女にプララの視線は注がれている。
「ジ……ヴィ……」
少女の名前を呼ぼうとしたのか錆びた音がした。最近ではプララの発声器はすっかり壊れて
しまっている。昔のあの声でもう一度、名前をシルビアと呼んで欲しいとは思っていた。
「大丈夫、プララはわたしのトモダチだから誰にもあげないよ」
笑うシルビアに一瞬プララの目が嬉しそうに光った。
「わたしはプララが好きだから」
言って、大人は来ないはずの裏道で数日前に見てしまった行為を思い出し顔が熱くなる。
何故か見てはいけないものだと分かった。
わたしがプララを好きなのも、くっつきたいからだろうか。そう考えると同時に身体が熱くなる。
その熱を逃がそうと冷えたプララの首元へと移動中に手のひら程の出っ張りが膝に触れた。
シルビアの中で小さな欲望が首をもたげる。
身体が熱い。わたし、変なのかな。
「プララ、ちょっと目を閉じてて」
少し上擦った声だとシルビアも自覚する。
素直に閉じられたプララの瞼にシルビアは唇を触れさせる。
家族以外で自身から行う初めてのキスに、その冷たく固い感触に、熱は逃げているはずなのに
頭がクラクラする。
熱いから冷やさなきゃ。
ワンピースのボタンを外すと、まだ成長途中の膨らみが覗く。
白い下着を取り外し先ほどの出っ張りに跨がるように自身の秘所を合わせる。
「ひあっ」
プララに押し付けた冷たさに声をあげた。
380 ◆IyobC7.QNk :2008/07/29(火) 19:22:45 ID:Jh9+66dr
「……ジ……」
心配しているのだろうプララが音を発する。
「ん、大丈夫。プララ、何でもない……から」
なだらかな膨らみの尖端がひやりとしたプララに触れると更に声が洩れた。
「あん、んっ」
プララの頭を抱えるように腕をまわしゆっくりと腰を動かす。
「んっ、ふぁっ……プララ……っ、ああ……っ」
冷たかったプララがシルビアの体温で徐々に熱を帯びてゆく。
プララにはシルビアが何をしているか理解できていないだろう。
高まる快感に罪悪感がよぎる。
すがる様に添えていた腕が少し動いた様な違和感に視線を走らせると閉じさせた筈の
プララの目と合う。
「えっ? な、やっ! ……み、みちゃ、だめっ……、プララっ」
驚き引っ付けていた身体を放し慌てるシルビアの背中をプララの手が撫でた。
プララの予期せぬ行動にシルビア自身の意に反して勝手にガクガクと体が跳ねる。
「ひあ、ああああぁぁぁっ!?」
グラリと崩れた小さな身体をプララの大きな手が受け止めた。
静かに床に降ろされ震えが止まらない重い身体を移動させ見上げるとシルビアの欲望の
跡がプララの上で光っていた。
プララは軋む音をさせながら、それを拭き取る。
初めて知った感覚の余韻に浸りつつソレを眺めていたシルビアが呟いた。
「……ごめんね、プララ……」
作業を見ているとシルビアの頬を何故か涙が伝う。
身を屈めたプララにそっと手を伸ばし同じ言葉を繰り返した。
「ごめんね……」
傍で錆びた音が響く。
シルビアの頬に優しく、ひやりとした大きな手が触れた。
「でも、わたしはプララが……すき、なの」

よろしくお願いします。
381名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 23:33:39 ID:P5Sa08Sh
とても面白い題材だね。エロというより純愛物に近いかな。
いや、褒め言葉だよ。
全体的には殆どつまるところなくスムーズに読めたかな。
それじゃ、不自然だったり読みにくかったりする場所を重点的に見ていこうか。


>人間が乗るには適さない凹凸のある肩から投げ出した少女の足の下には、いつもと同じ
>ようにプララの手が添えられている。

 句読点を少なくしたほうがーという意見が、別の田中クンに出たことがあったね。
 キミの文章は、逆にもう少しだけ増やした方が読みやすくなると感じる。
 この文章は特に、最初に読者をひきつける場所である1行目に当たる文章だよね。
 キミの文章はいろいろな装飾を一文に入れる癖があるようだし、それが味なのだとも思うけれど。
 要素だけを身も蓋もなく書いてしまえば、これだけで納まってしまう。
「少女の足の下にはプララの手が添えられている。」
 この一文を飾るのに、全部一息で書ききる必要はないんじゃないかな。
 頭の中で読むのではなくて、本当に小声でいいから声に出して読んでごらん?
 詰め込み気味の文章では、息が切れてしまうよ。

>その熱を逃がそうと冷えたプララの首元へと移動中に手のひら程の出っ張りが膝に触れた。

 この文章をどうしても句読点なしで書きたかったのであれば、
『その熱を逃がそうとしてプララの首元の冷えた場所へと移動するとその途中手のひら程の出っ張りが膝に触れた。』
 の方が、誤読がおきないんじゃないかな。
 頭の中で何度も文章を読み返して状況を確認する必要があると、読みにくなりやすい。
 作者であり、状況を把握できている「自分」には、どうしても気が付きにくい部分だね。
 同じような状況は、この2つの文章以外にもいくつかある。
 全部書くと長くなるから、省略するね。

キミの文章自体はキライじゃないし、繰り返すけど題材は本当に面白い。
たくさん書いていけば、その分だけどんどん上手くなっていくと思うよ。頑張って!
382名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 10:12:14 ID:36WL2cZs
連載物の途中部分なのかな?
キャラクター描写が無くて、物足りない。これ一つで完結だとダメかなって。
相手のプララが某機動戦士みたいな巨大ロボットか、某アストロボーイか、燃えたり頑張る赤いロボットを想像すればいいかサッパリ分からん。
一応、イ○ヤに対するバー○ーカーくらいのサイズと見受けるけど、うん。
あとやっぱり句点が無くて、どう解釈するか迷う点が多々。でも読みにくいのはそれくらいです。

後続の為にセンブリ茶出しときます
つ旦旦旦旦旦
383名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 17:45:29 ID:bLaEGtxo

とても独特で、評を書きづらい作品です。

たとえば、主語をうしろに持ってくるのは、
悪文とされていて、マイナスのはずですが。

その、アタマの重い構文の、もどかしさが、
少女と、ロボットの、意思疎通の至らなさ、
薄い膜をへだてた感じを、よく伝えている。

また、ロボットの感情についても、同様で、

>プララの目が嬉しそうに光った
>心配しているのだろうプララが

これは、客観ではなく、強要というもので、
ロボットに対して用いるのは、危険ですが。

ロボットの意思が、不明瞭になるに連れて、
少女の一方的な動作が、生きてくるわけで、
これも、直すべきだ、とは言い切れません。

しかし、明らかに、まずい部分もあります。

>名前をシルビアと呼んで欲しい

名称の前に、普通名詞による補足を置くと、
その分だけ、読み手は、距離を感じるので。
384名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 21:26:05 ID:SGxyYH3N
適当に段落空け行を入れたほうがいい。
横書きの大量な日本語は、読んでいると心理的に疲れてくるから。

>言って、大人は来ないはずの裏道で数日前に見てしまった行為を思い出し顔が熱くなる。
>何故か見てはいけないものだと分かった。

ここはもっとネッチリと、とことん表現していきたい。
アシモフ的半SFテーマのせいか性的表現を出せるところが限られているし、
少女の体に火がつくスイッチになるところなので、
すみずみまできっちり思い出させて、炙り出してみたい。

>なだらかな膨らみの尖端がひやりとしたプララに触れると更に声が洩れた。
>「あん、んっ」
>プララの頭を抱えるように腕をまわしゆっくりと腰を動かす。

スレに合ったトーンということならこのままでもいいですが、
クリトリス、と書くことをためらってはいけない。
エロスを表現できるところには、とことん食いつくべきだと思う。

冷たいボディの、性愛を解さない無感情なロボットと、
未成熟な少女の青い性感の芽生え。
金属と肉の徹底的な対比がこの作品に重さを与える。気がするw
385 ◆IyobC7.QNk :2008/07/30(水) 23:45:16 ID:MNqz0QMv
378-380です。
山田様方ありがとうございました。

一発ネタのつもりで書いたので、ロボットの表現を『名前』+『各部位』と曖昧にして、
読み手の想像力に丸投げにしていました。
また少女からの一方的な思慕を表す事を、目標にしていたのですが、まだまだ力不足だった
模様です。

 1文章内の情報を整理し装飾を減らす。
 句読点の打ち方を直す。
の二点を重点に置き、指摘頂いた点を踏まえて、修正作業に戻ります。

句読点に関しては真面目に目からウロコでした。

レス本当にありがとうございました。
エロスが欲しい。
386名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 01:30:22 ID:dBegG6Ys
          , -‐=≧=i=‐- 、
       /            \
      , '               ヽ
.     /                小
    /          ハハ     小
    ,′  〃 ,イ / /    !ハハハ  iハ
.   i  / ,イ !|i l| i |i li|    i i i ! i  ! i
.   i ./il i| | i l| i |i li|    i i i ! i  ! |
.   iイiハ i| | 「从`ヽ从.   ノ イノノ/  i . |
   从{ {八{ { ヒ::ハ、      _二ムィjノ  |
   ,イ ! ! 人ハ       '´L::ノ i/   |
.  i | i||ハ{ {、\         /    jノ
.   乂 i八 \ \  、_ '  ー=彡//イi 
     `Viト、  ト、、    `  , ィイ/  从  おつかれさまでした。
     } } \}ハ > ‐rf爪/ {rイ.  /    がんばってくださいね。
     リr川リi }     { { 从{{_r<、
      ,イ/{ jノイi ノ    八∨爪ハ≧ーュー- 、
.     /爪{ {        \     __ハ
387名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 22:40:24 ID:Q7ANqeh3
堅すぎる文章がいやになり、一人称に改変等、大幅に改作して投下した作品の初期の導入部です。
山田の皆様、印象を聞かせて頂ければ幸いです。

388名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 22:44:33 ID:Q7ANqeh3
切れ長な瞳の上で揃った癖の無いストレートヘア。淫蕩さを感じさせる形の唇。
この少女には、その年齢にふさわしい赤いランドセルよりも、因習に縛られた旧家の奥座敷や、あるいは近未来の刹那的なフェティッシュさがよく似合う。

しかし、彼女の心はそんな退廃や倒錯とは無縁だった。

周囲が羨望する均整のとれた長身も、その個性的な美貌も、臆病で繊細な彼女を閉じ込める不自由な鎧に過ぎず、そして彼女は今日までこの鎧に全面降伏を続けてきた。

今日、彼女は自分がその鎧を脱ぎ捨て、恋い焦がれた日差しの下に躍り出ることをまだ知らない。

彼女をそう導く、強く強く優しい背中がもうすぐ目の前に現れることを、彼女は、まだ知らない。

389名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 22:44:38 ID:vYthA2jh
コンヤガヤマダ
390名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 00:41:56 ID:YsJXgmkF
うーん!
短い導入で、ちょっとコメントしがたいんだけれど、書きたい世界観の方向性は見えてくるよ。
イヤになってやめたというけれど、堅い言葉ってのも武器になるまで使い込めば面白いものになるからね。
ところで、これは<改変した初期の部分>なのかな?<改変する前の導入部分>なのかな?

で、申し訳ないのだけれど、キミの文章は、まだまだ『書き慣れていない』という印象が強い。
どこかで見た言葉を真似て書くのは、慣れないうちはとても大事なこと。
大事なことなんだけど……

『その文章で何を表現したいのか』を、きちんと頭の中で整理してみよう。
書いてから一度、全文を通して読み直してもいい。
その文章は何を読み手に伝えたいのか?
その文章は何を想起させ、どのような感情を読み手に抱かせたいのか?
それが読書感想文だろうとエロパロだろうと共通した『文章』の果たすべき仕事ですよ。
この導入部の文章たちは、その仕事を放棄しているような違和感を感じる。

もしもこの違和感が、キミの狙うところだとしたら、それは非常に面白い試みなのだけれど。

ごちゃごちゃと概念的なことを書いたけれど、
一言で言ってしまえば、「言葉が足りない」。
何を言いたいのかが判らない。

印象としては「続きが気にならない」。
世界観の方向性そのものは悪くなさそうなだけに、もったいないよ。
できたら一人称版を投下したというレスのヒントだけでももらえないかな。
黙って見に行くし、そちらでもこっちでも見てきた上での感想を書きはしないから。
391名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 06:01:23 ID:ND8hSLYX
>>390
ありがとうございます。
えーと、ご質問については後者です。
392名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 09:42:26 ID:ND8hSLYX
>>390
補足です。
投下先はシチュ系で文中にあるアイテムと乳がヒントです。ちょっと変わった経緯で書いた作品です。
393名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 16:02:16 ID:WVb0RSe2

たしかに、冷たく硬い表現が、多いようですが、
そこから、鎧のイメージも、生まれていますね。

>臆病で繊細な彼女を閉じ込める不自由な鎧

ただ、心理を表すのに、鎧という言葉を使うと、
その人物の、身体の描写に、制約が出てくる。

比喩に縛られるわけで、これが厄介なんですよ。
身体の表現が、抑制されると、人物は弱くなる。

処置としては、顔の描写を、補強することです。

>淫蕩さを感じさせる形の唇

具体的に、どんな形が、淫蕩を感じさせるのか。
昔風の仰月口か、おちょぼ口か、半開きなのか。

また、切れ長の目にしても、目の周囲はどうか。
赤みが残るか、青磁に透くか、睫毛は長いのか。

あと、目に関して、さらに細かい点を、ひとつ。

>切れ長な瞳の上で揃った癖の無いストレート

切れ長、という単語を、読み手が受け取るとき、
目頭から、目尻へと、イメージすることが多い。

目尻まで行った意識が、前髪のラインに乗って、
戻ってきて、おでこの中央で、迷子になるんです。

髪の毛の描写を、先にしたほうが、安全ですよ。
394名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 18:08:40 ID:NCb2tAB8
ビルヂングのように美しいレスだ
395名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 21:09:56 ID:mwX/ayfP
なる
紗英ちゃんか
保管庫で見たわ
あれはおもしろかった

マジで同じ話?
ベツモノに見える
396名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 21:37:16 ID:ND8hSLYX
山田の皆様、批評ありがとうございます。
「鎧」のあたり、執筆時の葛藤を思い出し、鋭い御指摘に驚きました。完成作見て下さった方も、ありがとうございます。
397名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 09:59:48 ID:7GQ5C5fc
          , -‐=≧=i=‐- 、
       /            \
      , '               ヽ
.     /                小
    /          ハハ     小
    ,′  〃 ,イ / /    !ハハハ  iハ
.   i  / ,イ !|i l| i |i li|    i i i ! i  ! i
.   i ./il i| | i l| i |i li|    i i i ! i  ! |
.   iイiハ i| | 「从`ヽ从.   ノ イノノ/  i . |
   从{ {八{ { ヒ::ハ、      _二ムィjノ  |
   ,イ ! ! 人ハ//     '´L::ノ i/   |
.  i | i||ハ{ {、\      /// /    jノ
.   乂 i八 \ \  、_ '  ー=彡//イi 
     `Viト、  ト、、    `  , ィイ/  从  おつかれさまでした。
     } } \}ハ > ‐rf爪/ {rイ.  /    がんばってくださいね。
     リr川リi }     { { 从{{_r<、
      ,イ/{ jノイi ノ    八∨爪ハ≧ーュー- 、
.     /爪{ {        \     __ハ

398名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 21:53:54 ID:8zVeZqma
このスレ部分抜粋が多いようだけど
ちょっと長いもの丸々一本でも見てもらえます?
数えてみたら全部で14レスあった……
399名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 21:59:34 ID:8b13rO67
レス数が14、か…
1レスが3行で14レス、とかだったら逆に見るのが怖いけれど。

20×20の原稿用紙換算何枚とか、メモ帳にコピペして何KBなのか、とかはわかるかな?
できれば、1レスごとの平均行数も。

1本丸々見ることに、「私は」抵抗ないのだけれど、中には長文が苦手な人もいるかもしれないからね。
400名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 22:24:47 ID:8zVeZqma
20×20で39枚になります
各レス平均行数は……キリのよさげなところで分けているので
まちまちなんですが、35〜45というところでしょうか

目が滑ったなどの理由で最後まで読めなければ
その旨書いていただいて、読むのやめたところまで
コメントしていただければそれでいいと思っています
401名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 23:23:56 ID:f+PQ/JIX
う〜ん……

抜粋+梗概、じゃ駄目か?
402名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 23:47:24 ID:cUUow6re
休みだし投下後48時間待てるかつ合間の別投下が許容出来るなら良いんじゃないかな
と言ってくれたまえよ山田君て山田さんは(略
403名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 01:38:28 ID:r0dn9/0u
もともとそんなに絶え間なく投下があるスレというわけでもないんだし、いいんじゃない?
まるごと投下して全体の構成とかを見て欲しい人もいるんじゃないかな
404名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 02:00:03 ID:SalQeBdt
どうやらOKの方向だよ、田中さん。
405>>398:2008/08/03(日) 02:16:31 ID:uZa6/gRC
>>398の田中です
ありがとうございます、山田さんたちのご厚意に甘えさせていただきます

二次凌辱ものですが、もともと原作では死亡したキャラクターの生存パロな上
固有名詞を変更・削除したうえで、必要と思われる説明を適宜加えています
オリジナルと同じ感覚で読んでいただいて結構です
殴る蹴る煙草押しつけるなど、軽いバイオレンス含むため苦手な方はお避けください
406晒し1:2008/08/03(日) 02:18:33 ID:uZa6/gRC


 長い髪を掴まれ引きずり倒された。
 一回転する視界。硬く冷たい石の床に、なすすべもなく叩きつけられる。
 どうにか肘で上半身を支え、うつぶせになった体を起こそうとすると、ぎりっ、と背中に痛みが走った。
 革靴の底だった。
 踏みつけてくる足に渾身の力で抗う。だが身を起こそうとすればするほど体重の負荷は増し、ユイの背に
ぎりぎりと食い込んでいく。
「………、っ」
 喉から溢れる苦痛の呻きを、歯を食いしばって噛み殺す。
 痛むのは、踏まれた背中だけではない。
 切れた唇の端には血がにじみ、服の下の肌には青黒い痣が浮いていた。
 口の中には苦い血だまり。さっき頭を鷲掴みにされ、壁に思い切り打ちつけられたとき、噛み破った頬の
内側から溢れたものだ。
 ふらつく頭をがくりと垂れると、床に投げ出した自分の腕が目に入った。
 すらりとした肢体に似合いの白く華奢な両手首は、黒光りする手錠で縛められていた。
「相変わらず可愛げのねぇ女だな」
「っ!」
 ぐいっ、とまた強く、ストレートヘアを引っ張られた。
 下を向いていた顔を無理やり上げさせられる。『人形のよう』『冷たそう』としばしば評される深い色の
目で、相手の顔を直視することを強いられる。
 溜まっていた血が唇の端からこぼれた。
「悲鳴のひとつも上げて怯えてみせりゃあ、ちったぁ優しくしてやる気にもなろうってのに。
 何をそんなに意地張ってんだ? 痩せ我慢してみたところでご主人様は誉めちゃくれないぜ」
 真杉は――ユイの生殺与奪を握る男は、唇を歪めてヒヒヒと笑った。
 嫌な笑みだ。高みから見下ろす傲慢さと、相手の反応を伺う卑屈さが半々の割合で見え隠れする。ユイは
この笑みが不快でならなかった。この中年男が主人の崇拝者を装い、協力者となることを志願したときから
神経に障って仕方がなかった。
 あれから数ヶ月。巨大な組織の命令のもと動いていたこの男の裏切りにより、ユイの主人は捕らえられ、
ユイ本人もまた虜囚の身となった。
 初めて男の笑みを目にした瞬間、ユイの胸に去来した暗雲は、今、最悪の形で現実となっている。
407晒し2:2008/08/03(日) 02:19:21 ID:uZa6/gRC
「おい、何とか言えよ。声も上げねぇ物も言わねぇじゃ、サンドバッグ相手にしてんのと変わりねえ
 だろうがよ」
 声が途切れると同時に、背中の重圧がふいに消えた。
「……?」
 嫌な予感に身を強張らせた次の瞬間、ズムッ、と再び踏みつけられる。
 さっきに増して強い力で、胃袋から肺にかけて圧迫が加わる。
「ガッ……ん、っく!」
 痛みに悶える余裕すら、真杉は与えてくれなかった。
 踏みつけては浮かせ、浮かせては踏みつけ、ユイの背に靴底を振り下ろし続ける。もちろん髪は掴んだまま。
 ズンッと衝撃が加わるたびに、不吉な音を立てて背骨がきしんだ。内臓が悲鳴を上げ、唾液とも胃液とも
つかない汁が喉の奥からせりあがった。
「そうだ、もっとでかい声で鳴け。犬みてえに床に這いつくばって、許してください真杉様って言ってみろ。
 そうすりゃ、ちったぁ紳士的になってやらねえでもねえよ」
 痛みにぼやけた視界に映る真杉の顔は、嗜虐の悦びに歪んでいる。
 普段は帽子の鍔で隠された両目が、鈍い光を放っていた。サディズムに身を任せた雄の目だった。
「遠慮すんな。取り繕う必要なんてどこにもねえんだぜ。泣き喚いて命乞いしたところで、お前のご主人様の
 耳には届きゃしねえさ。ほれ、言ってみろ。死にたかねえんだろ?」
 ヤニで黄色く汚れた歯を覗かせながら、真杉。
「…………は……」
 気管への圧迫と激痛が、ユイからまともな発語を奪っていた。さらに踏みつけられた衝撃で、口の中に
溜まった血が喉の奥へと逆流していた。
 息が苦しい。言葉らしい言葉を紡ぐには、まずこの機能不全の気管から宥めなければならない。
「ま、すぎ……、は……」
「ん? 何だ?」
 髪を掴む手に力がこもり、ぐっ、と更に高く上を向かされる。唇のそばに真杉の耳が寄せられた。
「年食うと耳も遠くなってしょうがねえんだよ。もっぺん言ってみろ、よーく聞こえるようはっきりとよ」
「は、……し……」
 小刻みに唇が震えた。
 途切れ途切れの息が漏れるばかりだったそこが、ようやく意味の通る言葉を紡いだ。
「恥を知りなさい。この、下郎が」
 流れた沈黙は、そのまま真杉の表情の変化にかかった時間だった。
 昂ぶった光が瞳から消える。引き上げられた口の端が、すうっと一直線に引き結ばれる。
 憤怒の形相に移行するかと思いきや、真杉の顔は無表情のまま凍りついた。
408晒し3:2008/08/03(日) 02:20:29 ID:uZa6/gRC
 続く言葉は、驚くほど滑らかにユイの口からすべり出た。
「私を支配できるのは、この世で我が主人ただひとり。あなた方の足元にすがるくらいなら死を選びます」
 低く掠れた声音は、普段の彼女の涼やかな声とは似ても似つかない。
 それでも真杉の耳に届くには充分だ。
 完全なる拒絶そして侮蔑を、彼の目の前につきつけられさえすればそれでよい。
「……そうかい。あくまで折れる気はないってかい」
「力で私をどうこうできると思っているなら、それは思い上がりです」
 無表情のまま真杉はユイを見つめた。
 黒い瞳に宿る強い光を、何の感情も読み取れぬ目で凝視する。
 一秒、二秒と時間が流れる。 
 五秒、六秒。
 十秒、二十秒。
 百秒近い時間が経過したとき、真杉が動いた。
「っ! ぁぐっ……」
 掴んだユイの髪を目一杯引き上げ、――反動をつけ頭を床に打ちつける。
 火花が散った。次に熱と衝撃が、それから割れた額から溢れる血が、最後にじくじくとした痛みがやってきた。
 石床の上で痙攣するユイの頭を、真杉は無造作に踏みつけた。
 血で汚れた額で床面を汚そうとするように、体重をかけてぎりぎりぎりと踏みにじる。
「ん、くぅっ……く、う……」
 きつく目を閉じ歯を食いしばり、声を出すまいと必死にこらえる。だが噛みしめた歯の隙間から、
血の味のする喉の奥から、どうしようもなく呻きは漏れる。痛みが走るたびビクンと震える、体の反応も
抑えることはできない。
「可愛くねぇ女だ」
 真杉は吐き捨てた。
「お前がそのつもりだってんなら、俺も手加減はしてやれねえな」
 頭がふっと軽くなる。靴の底が離れたのだと分かった。
 負荷が消え、うつぶせで床に倒れこんだまま荒い呼吸をくりかえすユイ。力が抜けると頬が石床に触れ、
冷たい感触が肌に伝わってきた。
 真杉はユイの脇に膝をつき、腰に手を伸ばしてロングスカートをまくり上げた。
 靴はとうに両方とも脱げ落ち、脚を隠すのはガーターベルトで吊られた黒ストッキングだけだ。薄手の布
ごしに触れるひやり、と冷たい外気の感触に、ユイは小さく痙攣する。
「なっ、」
「何意外そうな声出してんだよ。定番だろ?」
 ビリリッと生地が裂かれていく音。
「痛みじゃ折れねえってんならこっちでへし折ってやるよ。二度と生意気な口叩けなくなるようにな。
 ブッ壊れるまで突いてやるから覚悟しろ」
「……っ、ま、すぎ……」
 鍛えられた逞しい体が、背中から覆いかぶさってくる。
 首筋にぬるりと舌が這う感触に、ユイは身震いした。
409晒し4:2008/08/03(日) 02:21:24 ID:uZa6/gRC


 ショーツが乱暴に引きずり下ろされた。ストッキングとガーターベルトにはあえて触れず、剥き出しに
なった尻を真杉は感触を確かめるように撫でた。
 白い肌に指を這わせ、柔らかな肉の谷間にひそむ、男を受け入れるための場所を探す。
「……んっ」
 ほどなくそこは見つかった。
 控えめな茂みの奥にひっそりと息づく裂け目は、快楽の兆しをいささかも示さず渇いている。
 愛撫というには荒々しい手つきで、真杉はそこをまさぐった。
 敏感な粘膜に指の先が沈んだ。
「痛っ!」
「前付きか。後ろからはキツイかもしれねえな」
 節くれだった指が抉るように動かされる。濡れきっていない襞と擦れあって鈍い痛みが走った。
「ま、ヤる側からすりゃ関係のねぇこったがな。お前が痛ぇだけだ」
 指が引き抜かれる。
 消えた異物感に息をついた瞬間、カチャッという金属音がユイの耳をなぶった。
 ベルトを外す音だ。
 腰を抱え上げられる。うつぶせのまま尻を高く上げさせられ、膝をつくよう強いられる。
 猫の交尾のようなポーズ。
 体を突っ張らせて拒むと、床から浮いた無防備な腹にズグッと重い衝撃が走った。
 正確に胃の真上を狙った打擲(ちょうちゃく)。苦い味が食道からせりあがる。
「か……は」
「おいおい、ゲロは勘弁してくれよ。興が醒めるだろうよ」
 えずくユイに真杉が嗤った。
 口ではそう言いつつも、その心配がないことは彼にもわかっているはずだ。ユイが彼らの手に落ちて数日、
彼女はほとんど固形物を口にしていない。胃を満たしているのは酸っぱい匂いのする胃液のみだ。
 それでもこみあげる吐き気はどうしようもない。
 痛みに強張るユイの下肢を、真杉が再び抱えなおす。尖った爪の先が太腿に食い込み、
ピッと皮が破れる音がした。血の玉が浮き、膨れ上がってつうっと流れたが、今更そんなささいな傷に
反応する余裕は残っていなかった。
410晒し5:2008/08/03(日) 02:22:05 ID:uZa6/gRC
「ん、……っ!」
 脚を開かされる。
 閉じて抗おうと力を込めるも、ボロ切れ同然の体はやすやすと抵抗を封じられる。手首を縛める錠を
一方の手で押さえ込まれ、もう一方の手で腰をがっちり固定される。
 淫売そのものの体勢で、ユイは呻いた。呻きはほとんど声にもならず、冷たい石床に吸われて消えた。
「そら、入るぜ。準備しな」
「あ……」
 外気に晒された裂け目に、熱く硬いものが押しつけられる。
 グロテスクに膨れた雁首、先端ににじむ液のにちゃりとした感触――
「いや、……い、やぁ……ぁっ……ぁ、あぁ、やぁああっ!」
 杭は容赦なく打ち込まれた。
 予期せぬ巨大な質量の圧迫に、ほぐされていない場所が悲鳴を上げた。ユイの喉からも悲鳴が溢れた。
 投げ出された指の先が床に食い込んだ。
 悶えるユイに構わず真杉は腰を進める。渇いた狭い道を力任せに押し広げながら最奥を目指す。
「や、め……いや……抜い、て……抜いっ……、ひ、ぁあんっ」
 奥に先端が突き立てられた瞬間、しなやかな背がびくんっと反った。
 痛みと異物感。体の中心を抉られる感覚。
 ユイの腰に自分の腰を押しつけたまま、真杉がククッと声を漏らした。嘲笑とも憫笑ともつかぬそれは、
痙攣するユイの耳には届かなかった。
「いいねえ、この締めつけ。そのツラ、その声。なかなかオツだぜ」
「嫌、……あ、あ、ぁ、ああぁ、ぁ、ぅ……」
「『イヤ』じゃねえよ。まだまだこれからだろうがよ。――おら、動くぞ」
「っひ、ゃ、ぁああぁッ!」
 奥に納まっていた異物が、ずるっと後退する。間髪入れずまた一気に貫かれる。
 がくがくと脚が震えた。
 出入りを繰り返す太い杭は、ユイの柔らかな内部を容赦なく痛めつけた。擦り切れた粘膜に血がにじみ、
抽送とともに外へと零れだした。
 温かくぬめる血は皮肉にも、彼女を犯す真杉の動きを助ける。肉の襞を杭に吸いつかせ快感を高める。
「突っ込まれて出血たぁ、まるで処女だな。え?」
「っ、んぅ」
「まさかホントに初めてってこたぁ……いや、ねぇか。ご主人様にたっぷり可愛がられてたんだからな」
 べろ、と首筋を舐められた。鎖骨から耳の後ろにかけて、ヤニの匂いのする舌が這いずり上がってきた。
 首を振って逃れようとすると、髪を引かれて引き寄せられる。蜜の甘さでも味わうように、舌はゆっくりと
ユイの柔肌をねぶった。おぞましさに全身が総毛立った。
「……くぅっ……真杉、何、を……ぁうッ!?」
「そらっとぼけんじゃねえよ」
 膣奥でずぶずぶと、熱を持った真杉のものが蠢く。
 強引すぎる抽送に、熱湯の中の海老のようにユイはのけぞる。奥を突かれるたびしなやかな腰が跳ねるのを、
逞しい両腕がそのつど床に押さえつけた。
411晒し6:2008/08/03(日) 02:22:55 ID:uZa6/gRC
 柔肉を鷲掴む大きな手は、にじみ出る汗にぬめっていた。滑って離れるのを防ぐため、真杉はユイの肌に
爪を立てる。腰が揺さぶられるたび伸びた爪は、微妙に違った角度で皮膚に食い込んだ。
 髪を掴んでいたもう一方の手が、ふいに離れた。
 頭部を背中から引く力に、精一杯抗おうともがいていたユイは、勢い余って額を床に打ちつけそうになる。
 髪を放した真杉の手が次に掴むのは、崩折れたユイの華奢な頤(おとがい)だ。
 捻って無理やりに振り返らせる。血のにじんだ唇を指の腹でなぞる。
「この口で奴のモノくわえて悦ばせてたんだろ? さぞかしヨかったんだろうなぁ」
「あ……あの、方……はっ、そのような、」
「ほぉ、違うってのか? それじゃあ――」
「っ! はぁっ、ん」
 裂け目を埋める杭が根元まで引き抜かれ、ぐん、とひときわ強く貫かれた。
 ぬちゃ、と湿った音が大きく響いた。
 ユイの腰がまた跳ね上がった。
 唇から溢れた声は、悲鳴と呼ぶにはあまりに高く、そして甘かった。
「ゃ、やめ、動か、ないで……っやぁ……」
「ちょいと奥突かれただけでもう濡れてきてる、この反応は何なんだろうなぁ? 普通こんなには感じねぇぜ。
 よっぽどの売女か、日ごろ男に筋道つけられた女でもなきゃあよ。お前の身近にいる『男』なんて
 あいつくらいなもんだろうが」
「違……ぁ、あぁ、やめて、やめてぇっ」
 入り口から奥にかけて、熱をはらんだ性器でこすり上げられる。繰り返し与えられるその強烈な刺激は、
蜜をにじませはじめた膣にはたまらなかった。雌としての生殖の本能は、傷つけられた内側の痛みさえ
マゾヒスティックな快楽にすりかえる。太腿をつたう赤いしずくは、喘ぐ声の高まりに呼応するように
透明度を増していく。
 ユイの目尻からもしずくが溢れた。こちらは混じり気なしの無色透明だった。
 望まぬ行為で快楽のふちに追いやられる、屈辱と自己嫌悪の涙だった。
 涙は紅潮した頬にそって、すうっと流れて落ちていく。やがて顎に到達し、頤(おとがい)を掴む真杉の
手を濡らした。
 腰を動かしユイを貫きながら、真杉は涙の跡を注視した。
 酷薄な笑みのわずかな曇りに、犯されている女が気づく余裕はない。
 ひちゃり、と、分厚い舌がユイの頬を撫でた。顎から根元にかけて、肌に細く残った涙の跡を舐めた。
412晒し7:2008/08/03(日) 02:24:41 ID:uZa6/gRC
「ん……」
 加齢臭とヤニの匂い、ニコチンでざらついた舌の感触に、ユイは首を振って抗った。苦痛を快楽に
すりかえられても、本能に体の支配を奪われても、それでもなおこの感触は忌むべきものだった。
 真杉は舌を引っ込めた。揺さぶり続けるユイの腰をぐいと引き、自分の腰へと押しつけた。
「ぁあっ!」
 高まる密着の感覚に身悶えるユイ。
 真杉も鼻から抜けるような息を漏らす。
「っ、おい、そろそろイくぜ」
「!」
「たっぷり中にブチ撒けてやる。一滴残らず受け止めろよ」
「中、……っ!」
 望む望まざるにかかわらず、この行為の本質は生殖行動。
 ユイの顔から血の気が引いた。
 肘を床につき、体を突っ張らせてもがく。中で吸いついていたものが離れる感覚。
「駄目っ、真杉、それだけは……真杉!」
「うるせぇよ」
「真杉っ、お願い、お願いですっ」
「聞こえねぇよ」
「ひ、ゃっ!?」
 腰を引き寄せる腕に力を込める。にち、と膣の奥が押し広げられ、白い体が痙攣する。
「――そう嫌がるこたぁねえだろ。組織じゃ幹部扱いの俺のガキを孕めば、ちったぁココでの扱いも
 良くなるかもしれねぇぜ? 少なくとも、組織の『ボス』のオモチャにされて嬲り殺しにされるよりはな」
「ゃ、ぁあぁ、あ、あ、あああ」
「ふん、聞いちゃいねえか。ま、どうでもいいっちゃいい話だがな」
 息も絶え絶えの体に追い討ちをかけるように、突き上げる。
 淫らな音をこぼしてぶつかりあう、体と体。
 弱い部分を力の限り貫く。
「いや、ぁ、ああ、ぁ……あ…………―――――っ!」
 中の深いところで杭がわななき、どろりとした白い精が最奥めがけて吐き出された。
 傷ついた粘膜に、強アルカリの精液が染み込んでいく。身の内から溶かされるような痛みと、
それすら凌ぐ奔流のごとき快楽がユイを押し流す。
 のしかかる真杉の体の下で、ユイは高い声を上げて身悶えながら達した。
413晒し7:2008/08/03(日) 02:25:47 ID:uZa6/gRC


 こんな苦痛は何でもないことなのだ。
 ぼろ切れ同然の体を床に投げ出したまま、ユイは胸中で己にそう言い聞かせた。
 主人が置かれた苦境を思えば、こんなものは痛みのうちにも入らない。
 探し求めていたものは最初から存在しなかった。あてどなく彷徨いつづけてきた膨大な時間の全てが
無駄だった。残酷な現実を嘲笑とともにつきつけられ、最後の砦だった力さえ為すすべもなく封じられた。
その絶望はいかばかりか。幼少期を過ごしたという強化ガラスの向こう側で、今頃どのように扱われている
のか。
 この男に犯されることなど、それを思えば取るに足らない。
 所詮単なる生殖行為だ。精子と卵子を娶わせるただそれだけの話だ。肉体の痛みも快楽も要は付加物、
種を地に満たすためのただの餌。いちいち騒ぎ立てるのも馬鹿らしい。
 そのはずなのに――
「すっかり大人しくなっちまったな。そんなにヨかったか、俺のがよ」
 萎えてなお胎内におさまっていた杭が、じゅぽっと濡れた音を立てて引き抜かれた。
 カルキのような草いきれのような、独特の匂い。糸を引く粘液の感触に腰が震えるのも、さっきまで
それに食いついていた襞が寄る辺をなくしてひくつくのも、ただの反射でしかない。
 では、この胸の中の虚ろな感覚は何なのか。
 自分を犯した男の挑発めいた言葉に、ユイは反応しなかった。痣だらけの身を横たえ、頬をぺたりと
床につけたまま壁を見つめていた。
 シュッ、という音。燐の摺れる香りとともに、白い煙がたちのぼる。ほの暗く灯る電灯の周りに、
月を覆う雲のようにまとわりつく。
 煙草の煙。男のヤニ臭い唾液と同じ香り。
 横向きの顔を床に伏せ、鼻をつくこの臭気を遮断したくなった。だがたった今辱められた体には、
それすら拷問に等しい重労働だった。全身は絶頂後の気だるさを帯び、腰から下は鈍痛と子宮に注がれた
精のぬるみを持て余していた。
 息を止めたい。止まってしまえばいい、永遠に。どのみちこの命の目的は、すでに潰えているのだから。
 だが、その前に確かめておかなければならないことがあった。
「……あの人、は」
 声はほとんど吐息に近いほど掠れていた。
「私の主は……これから、どうなるのですか」
「知ってどうすんだよ」
 声とともに新たな煙の筋が上がる。
「教えたところで、それが何になる? これは自信を持って言い切らせてもらうが、お前らが顔合わせる
 ことなんざもう二度とねぇよ。感動の再会なんざ期待するだけ無駄だ。お前ら二人が揃ったらどんだけ
 タチが悪いか、一番よく知ってるのは俺らだからな」
「知りたいのです」
 縛められた手が、くっと拳を作った。
 しばしの沈黙が辺りを支配した。
「……あんな奴なんぞより他に心配すべきことが、今のお前には山ほどあると思うがね」
「話を逸らさないでください」
 両肘をつっかい棒がわりに、ユイはよろめきながら起き上がった。
 痣の浮いた皮膚が引き攣れ、痛めつけられた筋肉が悲鳴を上げた。骨が軋む音を聴いた気がした。
 脚の間からしずくがこぼれ、内腿をぬるりと伝っていく。血の赤がうっすら混じった、真杉の精液だった。
「私は、主人について聞きたいのです」
「……………」
「真杉。私は、彼の――、っ!?」
 だが苦痛をおして床から引き剥がされたユイの体は、次の瞬間また床に押し倒されていた。
 真杉が肩を掴んでのしかかってきたのだ。
「おいユイ」
「っぐ、むぅ」
「どうやらあれでお終いだと思ってくっちゃべってるようだが、あの程度で終わらせる気なんざこっちは
 毛頭ねぇんだぜ。お楽しみはまだまだこれからだ。お喋りする余裕を見せてくれてるってこたぁ、次は
 もっと酷くしてくれって意思表示だと取っていいな?」
「! ま、だ……」
「ブッ壊れるまで突いてやるって言ったろうが」
 仰向けに倒されたユイを、雄そのものの獰猛な笑みが見下ろした。
 見せつけるように目の前にかざしたのは、蛍火のような煙草の火。ユイが息を呑むのを待ってから、
すべらかな首筋に押しつける。
「……く、ぅっ……!」
 肌が焼け焦げるジュッという音がした。
 熱が疼く。押さえ込んだ体が跳ねるのも構わず、真杉は煙草を持つ手に力を込めた。そこが灰皿でも
あるかのように、赤く灯った先端をぐりぐりと押し潰していく。
415晒し10:2008/08/03(日) 02:29:06 ID:uZa6/gRC
「そんなにご主人様に逢いてぇんなら逢わせてやろうか」
 一方の手で火を押しつけながら、もう一方の手でユイの手錠を掴んだ。
 金属が床に当たる耳障りな音。
「手足ぶった切ってダルマみてぇにして、失血死するまで奴の目の前で犯しまくってやろうか?
 俺らのボスは最初そうするおつもりだったらしいぜ」
「な……」
「ボスの気が変わって、俺に払い下げられたのはラッキーだったな」
 熱でもなく焼け溶けた肌の引き攣れでもなく、激しい動揺がユイの肩を揺らした。
「あなた……がた、は……どこまで、彼をっ」
「まだ動くかこの口はよ」
 火の消えた煙草が落ちる。
「もう理解してんだろ、俺が満足するまで黙ってやられてるしかねえんだってよ。無駄なお喋りも抵抗も
 いい加減終いにしねえか? その方がお互い面倒がなくていいってもんだろう?」
 煙草を捨てた真杉が掴んだのは、ユイの顎。顎関節に指を押し当て力を込める。
 途端に走る激痛。頭蓋を通してミリッと響く不吉な音。
「ほれ、開けねぇと骨が砕けちまうぜ」
「!」
 ガコンと関節が鳴った。
 食いしばっていた上下の奥歯が離れた。理性というより自己防衛の本能によるものだった。 
 開いたわずかな隙間を、真杉は強引にこじ開ける。
 口内にねじ込まれるのは、まだ血と精液にまみれた彼のもの――
「とりあえず、汚れたところを綺麗にしねえとな」
 太い杭を咥えこまされ、雄の匂いにむせるユイ。その耳元に真杉がささやく。
「舐めたくねぇなら構わねえぜ。勝手にやらせてもらうからよ」
「くぅ……っん……」
 熱い亀頭が喉奥を貫く感覚。血のにじんだ唇を押し広げられる痛み。
 涙が湧く。なのに男の体重の下で、背を反らすことすらままならない。歯を立てて拒もうにも、
無理な力でこじ開けられた顎関節はもはや言うことを聞いてくれない。
 どうにも、ならない。
「待ってろよ。準備ができたら第二ラウンドだ」
 獣のように真杉は笑い、逞しい腰を揺すりはじめた。
416晒し11:2008/08/03(日) 02:30:25 ID:uZa6/gRC


 杭が完全に勃ち上がるまで上の口を犯し、間髪入れず下の口を犯した。もともと前付きの彼女の秘所は、
正常位での挿入をすんなり受け入れた。真杉が突き上げるたびその場所は嬉しげに蜜をこぼして収縮し、
悲鳴とも嬌声ともつかない声が上がった。上着を引き裂き乳房を揉みしだくと、拘束された体をよじり
拒絶になりきらない拒絶を返した。
 一度絶頂まで押し上げられた女は、二度目にはたやすくそこに達した。快楽と屈辱に震えるユイの中に、
真杉は再びたっぷりと精を放った。射精をその身に受ける瞬間、彼女が力なく主人の名を呼ぶ声を聞いた。
 三度目は床に膝をつかせ、手錠を部屋の壁に押しつけた。後ろに突き出させた尻をひたすら突いた。
自重を支えられなくなりずり落ちる上半身を、手錠を掴んで支えてやった。
 胎内で欲望を放たれること三回目、ユイは声もなくひときわ大きく痙攣した。裂かれた上着の切れ端を
まとわりつかせた上半身が、真杉が壁に押しつけた手錠から吊り下がるように力を失った。じゃらんっと
錠を引き寄せて覗き込んでみると、薄いまぶたを閉じて意識を喪失していた。
 呼吸はある。唇の間から浅い息が断続的に漏れている。
「……ふん」
 真杉は小さく鼻を鳴らし、虚脱しきった女の体から杭を引き抜いた。
 床に横たえ仰向けにさせる。自分の着衣の乱れを直し、次に手を伸ばすのは彼女の両手首。
 終始手錠で縛められていたそこには、丸い輪の形に無数の痣や傷跡が走っている。
 鍵穴の位置を確かめ、服のポケットから取り出したキーをあてがった。ガチャ、という音とともに解ける
拘束。一方を外してもう片方も。
 反応を見せないユイを真杉は無表情に見下ろした。両手の縛めを解かれても、意識を取り戻す気配はない。
きつく目を閉じ、剥き出しの胸をゆっくりと上下させている。
 羽織ったジャケットを脱ごうとしたところで真杉は手を止め、眉根を寄せて考え込む。
 視線を投げるのは部屋の隅。
 目を凝らして観察すれば気づくはずだ。わずかな灯かりを反射して輝く、隠しカメラのレンズの存在に。
 問題は、これがまだ動いているかどうかだが――
 険しい顔で様子を伺ったとき、思いもよらない方向から声が響いた。
417晒し12:2008/08/03(日) 02:31:49 ID:uZa6/gRC
「カメラなら、部下がたった今止めたところよ」
「!」
 振り返った場所には美しい影。
 肉感的な体に豪奢なドレスをまとった女は、気品すら漂わせる面立ちに嘲笑をひらめかせて促した。
「だから気にせずに、脱いで掛けてあげてはどうかしら。……随分とお優しいことね、真杉?」
「シルビィ」
 男の顔にさっと朱がのぼった。羞恥でも動揺でもなく怒りの色だった。
 年齢の浮いた唇が組織の女幹部の名を紡いだ。
「いつから見てやがった」
「ここに来たのは本当についさっきよ。二分と経ってはいないわ」
 白々しく首を傾けてみせる、その仕草にすら色香が漂う。
 そのくせ瞳にきらめいているのは侮蔑の色だ。
「もっともそれ以前から、別室のモニタで見物させてもらっていたけれど。そうね……
 『痛みじゃ折れねえってんならこっちでへし折ってやる』の辺りからかしら」
「悪趣味な女だ」
「最高の誉め言葉をありがとう」
 露骨な敵意も嫣然と受け流すシルビィ。
「でも正直言って期待外れよ。もっと過激でゾクゾクするようなマゾ調教が見られるかと思ったのに、
 どこを取っても甘いにも程があるわ。ボスや私には及ばないにせよ、あなたは私たちの中でも指折りの
 サディストだと思っていたのだけど、買いかぶりだったのかしら」
「お前の趣味に合わせてやる義理なんざねえよ」
「確かに、私の趣味にならそうでしょうね。――でも、ボスのご趣味にならどうかしら?」
 クスクス、と笑う。
 かつて銀幕の女王だったこの女が、当時映画評論家にこぞって『コケティッシュの極致』と絶賛された表情。
そこにどれほどの悪意と毒が含まれているか、彼らは知るよしもなかったろうが。
「あなた、ボスにわざわざ進言して、その女の処分を自ら買って出たらしいじゃないの。
 最初は切り捨てられたけれど、一部始終を録画してあの方にお見せするという条件で、ようやくお許しを
 いただけたのだそうね」
「…………」
「最初聞いたときは、自分で調教しなければおさまらないほどこの女を痛めつけたいのだと思ったわ。
 でも今の様子を見ていると、違う想像が頭をもたげてしまうわね」
418晒し13:2008/08/03(日) 02:35:03 ID:uZa6/gRC
 ピンヒールの踵を甲高く鳴らして、シルビィは倒れたユイに歩み寄った。
 手錠を外され、床に投げ出された華奢な手。体重を支えうるぎりぎりの細さの踵を手のひらに突き立てる。
「ん……」
 食い込む踵にひくりと痙攣するユイ。
 それでも意識は戻らず、細い体は力なく床に転がっているだけだ。
「! おいっ」
「ボスの手にかかれば、この程度では済まなかったでしょうね。あの方はこの世の何より嗜虐と苦痛と悲鳴を
 好まれる方、その女の行く末だって想像はつくわ。精神的にも肉体的にも、極限まで苦痛を与えられ続けて
 果てるかそれとも発狂するか。――まさか幹部のあなたが情にほだされて、自分が直接手を下すことで
 その女を庇っただなんて思いたくはないけれど」
 ぎりぎりと踵に体重をかけていくシルビィ。
 気を失っているユイの喉から、くぐもった呻きがかすかに漏れた。先が細いぶん、真杉の足で踏まれるより
はるかにダメージが大きいはずだ。
「……………。下種の勘繰りもたいがいにしろよ」
 乾いた声で真杉が言った。
「この女には、下手に痛めつけるよりこっちの方が効くと踏んだんだよ。外野でピーチクパーチク好き勝手
 さえずってるだけのお前にゃ、説明したって理解できねえだろうがな」
「あらそう、フフフ。そういう事情だったとは知らなかったわ。それならそうと早く言ってくれれば良かったのに」
 顎に手を当ててシルビィが笑った。
「あなたが思わせぶりなことばかりするから、妙な邪推をしてしまったじゃないの」
 ユイの手の甲を踏みつけていた踵が、ふいに浮いた。小さなピンヒールに包まれた形のいい足は、
また元通り床の上に戻されるかと思われた。
 現実には、そうはならなかった。
 持ち上げられた踵が次に着地を目指すのは、天を仰いで目を閉じた、ユイの華奢な喉。
 無防備に晒された首筋に、錐のように細い踵が迫る。
「シルビィ!」
 だが白い肌に先端が食い込む寸前、真杉がシルビィの腕を掴み、力任せに引き寄せた。
 宙を蹴るピンヒールの踵。踏みにじられるのをまぬがれるユイの喉。
「――やめろ」
 冬空に鳴りわたる遠雷のような声だった。
 同胞の腕を鷲掴みにした真杉の顔は、はっきりと険しいものになっていた。
419晒し14:2008/08/03(日) 02:35:56 ID:uZa6/gRC
 シルビィは驚かなかった。むしろ腕を引かれる以前より泰然と、女王めいた微笑をその唇にきざんだ。
 瞳に輝く嘲りの色も、より一層濃さを増した。
「気安く私に触れないで。卑しい男が」
 ぱしんと、腕が振り払われる。
「何であれ、肝心なのはボスが満足されるか否かよ。あのビデオの内容で、世界の頂点に立つサディストである
 あの方が果たして納得してくださるかしらね」
 ヒールの靴音。
 真杉に背を向けてシルビィが歩き出す。
「楽しみだわ」
 遠ざかっていく優美な肢体を、真杉は決して振り返らなかった。
 ドアが開いて閉まる音。靴音の響きが小さくなっていく。
 女の気配が完全に途絶えたとき、初めて真杉は浅く息を吐いた。全身が緊張に強張り、背中には汗が
にじんでいた。
 ユイは相変わらず目を閉じ、服を裂かれた半裸の体で冷たい床に横たわっている。
「………………」
 真杉はジャケットを脱いだ。
 痣がいくつも浮いた上半身を、覆い隠すようにそっとかぶせた。
「ん……」
 ごわついた布の感触に、かすかに喉から漏れる声。しかし意識はまだ戻らない。
 真杉はポケットを探った。シガーマッチで煙草に火をつけ、肺まで吸い込みフウッと吐いた。
 祈りにも似て細く立ち上った煙は、低い天井に阻まれて、ついに空には届かなかった。
420>>398:2008/08/03(日) 02:40:53 ID:uZa6/gRC
以上です

見てもらいたいのは主に以下の点
 ・序盤で伏せていた事実を終盤で明かす構成になっているので
  唐突でないか、伏線は充分か、分かりにくくなってないかなど
 ・主観的なご意見で構わないので擬音・喘ぎの印象と量
 ・軽すぎないけど読みやすい文章を目指したつもりだったので
  その試みが成功しているか否か
 ですが、他にもお気づきの点がありましたらお願いします

長いので最後まで読めなかったりした場合は
読むのをやめた部分までの評価で結構です
(○レス目まで読んだと書いていただけると大変助かります)
また、他の田中さんは気にせず晒したい作品を投下してください
421名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 03:04:14 ID:wZaFG05u
読了。良文なので苦になるほど長くはなかったね。
感想はまたのちほど。

422名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 03:08:04 ID:rFGNPcFU
実は完全に偶然なんだけど、投下時に読んだことがあった。
二次創作スレだったのか…
423名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 10:39:00 ID:Ou0NQEdF
いわゆる佳作、良作、ではないかと思います。

>・序盤で伏せていた事実を終盤で明かす構成
●416から、実はどうにかして助けたいと思ってるんだなと気付きました。
「そう来たか」と男の立場のリスキーさに盛り上がったところで417で危機を迎える。
いい筋だと思います。

>・主観的なご意見で構わないので擬音・喘ぎの印象と量
●作品の内容から質・量を考えるに、妥当と思います。

>・軽すぎないけど読みやすい文章を目指したつもりだったので
●読みやすくしていく工夫をさらにするなら、段落をあけることで読者に息継ぎをさせたい、ぐらいです。
文体の質感はコレでいいと感じます。モノの内容から言って、
文体が軽くてはいけないという意識がある時点でいい方向に行ってると思います。

424398:2008/08/03(日) 21:39:13 ID:11btl/z+
>>422
エロパロ板って広いようで狭いですね。
その節は読んでくださってありがとうございました。
レスを読む限り投下したスレの住人ではいらっしゃらないようですが、
どんな偶然が働いたんだろう。


>>423
段落をあけることで……というのは、改行を増やすということでしょうか?
一文ごとに改行するようにするとか、意味段落ごとに一行空けるとか。
確かに現状だと詰まっているような気がするので色々いじってみようと思います。

構成や擬音・喘ぎにもコメントしていただいてありがとうございます。
文体自体の方向性としては間違ってないようで少し安心しました。
長いものを読んでいただいてありがとうございました。
425名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 03:58:32 ID:qXgUBwHV

一回転する視界、という導入の巧さに、引き込まれました。
こういう大技を、最初に決められると、一気に読んでしまう。


―――― 物語について ――――

隠しカメラ、というのは、それだけを見れば、唐突に思えて、
部屋の隅を見る、という伏線を張るべきだ、と言いたくなる。

ところが、読んでいる間は、唐突さは、感じられないんです。
文章のトーンが、どんでん返しを、成立させているからです。

地の文が、抑えられているので、醒めている、という印象で、
作者は、真杉に対して、乗っていないのか、と思っていると、
やがて、真杉の葛藤、ユイに対する感情が、明らかになる。

文章で、納得させられるので、読んでいて、嬉しくなります。


―――― 音声について ――――

擬音も、抑えられている中で、マッチを擦る音が、生々しく、
そこに、電灯が浮かび上がる、一連の呼吸が、素晴らしい。

ベルトを外すシーンでは、カチャッ、という、平明な擬音が、
ユイの耳をなぶる、という、強い表現を、定着させています。

喘ぎ声については、ユイが、口を閉じている時間が、長くて、
つまり、カ行の音と、ウ段の音が、多くなっているわけでしょう。

嬌声と、呻き声が、不分明になって、凌辱らしいわけですが、
この流れにおいて、「!」という台詞が、浮いているんですね。

ユイの内面が、必要以上に、揺れて見えるようで、危険です。
426名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 03:59:52 ID:qXgUBwHV

―――― 言葉について ――――

折れる、という言葉の、独特な用法には、見覚えがあります。
ユイの、背骨のイメージと相俟って、効果を上げていますね。

それだけに、真杉が、四肢切断について、語り出すシーン、
切断、というのが、折れる、と離れているので、具合が悪い。

あと、シルビィの、外見に関する説明にも、問題があります。

銀幕の女王、は浪漫ですが、映画評論家、という語が出て、
これは、一般社会の語ですから、一種の異物になっている。


―――― 気付いたこと ――――

シルビィの履いている、ピンヒールが、意外に効いていない。
原因は、ユイが、どんな靴を履いていたのか、不明だからで、
ユイと較べて、鋭さが際立つ、という風に、ならないんですね。

あと、シルビィのピンヒールに対する、真杉の煙草について。

これは、ヤニの汚いイメージから、マッチの音、たゆたう煙、
ユイを痛めつける炎熱、という具合に、使い切っていますね。
こういう煙草の扱い方は、久しく見ないもので、堪能しました。

ただ、煙の流れる先、空間の造形については、疑問が残る。

>冬空に鳴りわたる遠雷のような声だった

冬空のイメージによって、低い天井の重圧が、抜けてしまう。
これは、真杉に覆い被さる、首領の影にも、影響を与えます。

ついに空には届かなかった、という、最後の一節を考えても、
空という言葉を、それ以前には、出すべきではない、と思う。
427398:2008/08/05(火) 01:57:21 ID:IpsDJy1G
>>425-426
ありがとうございます。
自分ではあまり気づかない視点で見ていただけて
とても参考になります。

ひとまず、
・隠しカメラの伏線
・「!」という台詞
・シルビィの描写(ピンヒール、銀幕の女王等)
・空のイメージ
これらについて手元のファイルでいじってみて、違いを見てみました。
話のイメージにまとまりが出て格段に良くなったと思います。
ありがとうございました。
428名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 05:00:03 ID:n6XrEP3f

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    ,′  〃 ,イ / /    !ハハハ  iハ
.   i  / ,イ !|i l| i |i li|    i i i ! i  ! i
.   i ./il i| | i l| i |i li|    i i i ! i  ! |
.   iイiハ i| | 「从`ヽ从.   ノ イノノ/  i . |
   从{ {八{ { ヒ::ハ、      _二ムィjノ  |
   ,イ ! ! 人ハ//     '´L::ノ i/   |
.  i | i||ハ{ {、\      /// /    jノ
.   乂 i八 \ \  、_ '  ー=彡//イi 
     `Viト、  ト、、    `  , ィイ/  从  おつかれさまでした。
     } } \}ハ > ‐rf爪/ {rイ.  /    がんばってくださいね。
     リr川リi }     { { 从{{_r<、
      ,イ/{ jノイi ノ    八∨爪ハ≧ーュー- 、
.     /爪{ {        \     __ハ
429かけだし:2008/08/09(土) 14:34:46 ID:mhBMSGk3
エロパロかけだしです。
はじめての長編に手を出し難渋しています。
同じ1本の中で自分の文体が変化し始めて前半と後半で
違う人間が書いた作品になってしまっています。
現在推敲加筆修正で大幅な改編を行っています。
またシチュ限定の為どう作品をまとめるか……

ともかく直前に書いた中篇を投下いたします。
自分でも後半のボリューム及びエロ分不足は認識しています。

よろしくご教授の程を。

元ネタ:プリンセスメーカー2
430晒し1/3:2008/08/09(土) 14:35:10 ID:mhBMSGk3
「よくここまで見事な超乳に育ったものじゃ。
これからはお前のことを『超!乳娘』と呼ぼう。」

「呼ばなくて結構です!!!!」

ここは龍の遺跡の最深部。
少女と老いた龍が漫才をしている。

「お前の親父はそれはそれは『すけべい』な男でなぁ、
その教育方針がその身体から滲み出ておってワシは嬉しいのう。」

「お父様はそんな人じゃありません!!!!」

そう言い返す少女はシルクの鎧を装備していた…
いや乳房が巨大すぎてそれ以外の鎧が装備できなかった。
それは巨乳と呼ぶにはあまりにもデカすぎた。
勇者である父がどこぞから調達してくる豊乳丸を毎月飲んでいるのが原因以外の何者でもない。
最近では乳房が邪魔すぎてついに剣を振り回せなくなり、徒手空拳でもっぱら闘っている。
シルクの鎧も乳首付近の布以外は紐で伸ばして取り繕っている有様だ。
既にこの少女の存在自体が著しく秩序良俗に反している。
老いた龍の言うことも尤も至極である。

「この素晴らしい超乳に敬意を表してお前にとっておきのプレゼントをやろう。
ほら、こっちにこんか。」
「え?プレゼント?」
プレゼントに興味を持って近寄る少女。
待ち構えていた老ドラゴンはおもむろにイボイボが付いた巨大な舌で、
股間から乳房まで一気に舐めまわした。
「きゃ!」
後ずさる少女。
「ん〜若いおなごの肌はええのぅ〜」
満悦至極の老ドラゴン。
「こ、こんなことするなら私帰ります!」
「正直すまんかった。あまりにもお前の乳が魅力的でのぅ。
プレゼントは本当じゃ。この『龍のレオタード』どんなプロポーションにも合うし、
その魅力でお前の親父もメロメロじゃろうて。」
「本当?」
「本当じゃ。ほれ、そこの壁の陰で着替えるが良かろうて。」
「こんな布切れ…本当かなぁ…?」

壁の陰で着替えだす少女。
しかし老ドラゴンが背伸びをすると壁の上の亀裂から丸見えなのであった。
巨大な乳房を何とかレオタードに納めようと悪戦苦闘する少女。
その乳房が様々に形を変える有様を舐めるように見つめる老ドラゴン。

20分に及ぶ試行錯誤の末に少女は敗北宣言をあげた。
「おじいさんの嘘つき!全然サイズが合わないし胸が入らないじゃない。」
「なんじゃってー?そんなはずは無いんじゃが、ちょいと見せてみぃ。」
確信犯の老ドラゴンに乗せられて両手で乳首を隠したまま少女が姿を現す。
「むぅ。確かに無理のようじゃのぅ。」
「じゃぁ私は舐められ損なの?」
「いやいや『龍のレオタード』が着れぬのなら、我々に伝わる秘宝『龍のボンデージ』を授けよう。
これならお前でも余裕で着れる筈じゃ。」
宝の山から怪しげな一品を掘り出した老ドラゴン。
少女に着るように薦める。
431晒し2/3:2008/08/09(土) 14:35:41 ID:mhBMSGk3
「本当に着れるかなぁ?」
疑念を振り切れないまま着替える少女。
老ドラゴンは再び覗きと言う名の鑑賞を始める。

5分後…
「ちょっと!これ何よ!!」
少女が怒りながら股間と無理やり両方の乳首を隠しながら姿を見せた。
それもそうだろう『龍のボンデージ』だけあって、胴はへそ丸出しのコルセットのみ。
ごつい首輪と拘束具付きのブーツと手袋以外は身に付けていない。
「なにも、それが『龍のボンデージ』じゃよ。お前の親父もそれを着て見せればメロメロじゃよ。」
「えっ、お父様が?」
この少女、15才を過ぎてもいまだに父親と一緒にお風呂に入る筋金入りのファザコンである。
父親と言う単語に素直に反応した。
老ドラゴンはそれに目を細めながら話を続ける。
「そうじゃのう。もういっぺん舐めさせてくれたらお前の親父がもっと喜ぶ秘密を教えてやってもいいんじゃが、どうかのぅ?」
秘密という言葉に逡巡する少女。
既に羞恥心は有って無きが如しのこの身体、もう一度舐めさせる程度なら…と、あっけなく結論に至る。
「……もう一度だけよ。」
「むぅ〜ん。本当によい娘じゃ。さぁ隠している手をどけておくれ。」
恥ずかしげな仕草で手をどける少女。
片手で両方の乳首を隠していた為、反動で思いっきり乳房が揺れる。
覚悟を決める少女。
老ドラゴンの舌が股間の秘裂に達する。
そして、
「くちゅ」
老ドラゴンの舌先が少女の膣内にめり込む。
「ああぅ…ああぁぁっ」
あまりのことに離れようとする少女だったが、老ドラゴンは狡猾だった。
長い舌先を膣に挿入したまま大きな顎で少女の巨大な左乳房を甘噛みしたのだ。
そのまま「舌の腹」を使って右の乳房や乳首を舐めまわす。
乳房を甘噛みしたまま吸ったり顎で潰したりなんでもし放題である。
逃げることの出来ない少女はそのまま何度も絶頂に引き上げられる…


2時間近くかけて老ドラゴンの賞味は終わった。
傍らには荒い息をした少女がべとべとのまま横たわっていた
「ぉ…お…じいさん…教えてくれるわよね、お父様が喜ぶ秘密って。」
「ん〜なんのことかなぁ〜」
「殺すわよ。ここに来るまでのドラゴン達のように…」
「いやぁ〜最近耳が遠くてなぁ、小さな声ではよく聞こえんかったわい。
秘密とはな、お前の親父はこの『龍のボンデージ』と対になる『龍の貞操帯』をもっとるんじゃよ。
このことを言えば、あいつもわかるじゃろぅ。」
「それだけ?」
「それだけじゃが…わわわわゎ、そ、そうじゃ舐めさせてくれたお礼にお小遣いをやろう。ほれ999ゴールドじゃ。」
身の危険を感じた老ドラゴンが色気に相応した金を渡すと少女は一路帰宅の徒についた。
432晒し3/3:2008/08/09(土) 14:36:03 ID:mhBMSGk3
父親が帰宅すると執事のキューブから娘が武者修行から帰宅し自室で待っているとの伝言であった。
娘の部屋をノックして入ると『龍のボンデージ』を身に纏ったみだらな姿の娘があった。
「お父様…」
「その姿・・・龍の遺跡に行ったのか?」
「ええ、お父様。あの汚らわしいドラゴンに辱められてしまいました…いつものようにお父様の力で穢れを祓って下さい。」
「……ああ。」
「それとお父様『龍の貞操帯』を持っていらっしゃるって聞いたのですけれど…」
「……聞いたのか。」
「はい。」
「それを使うには特別な儀式がいるが、お前に耐えられるか?」
「お父様にされるならどんな事でも耐えて見せますわ。」
二つの影が一つとなり、喘ぎ声でキューブが眠れぬ夜を過ごした翌朝、勇者の家の前に人影があった。


「ご主人様〜!大変です!!お嬢様にプロポーズしたいと玄関先に!!」
黄色い朝日に目をしばたかせる二人の前に老人の姿があった。
「いや、わしじゃよ、龍の遺跡のドラゴンじゃよ。
年甲斐もなくおぬしの娘に惚れてな、どうか嫁にくれんかのぅ。
持参金もほらしこtくぁwせdrftgyふじこlp;@:



龍の遺跡にて、
「酷いよ…グランパ…」
1匹の若い龍が泣いていた。
433かけだし:2008/08/09(土) 14:38:03 ID:mhBMSGk3
以上です。

稚拙な点は重々承知しています。
エロパロ書きとして次のステップに行く為にご指摘よろしくお願いいたします。
434名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 15:28:20 ID:6A8qHCTd
これまでのこのスレの流れとは違ったアドバイスしか出来ない者だが、文章自体は読みやすく、この点は別の山田さんが的確なアドバイスをくれると思う。
俺からの助言は昨夜からの流れで君が相談したがっている、エロやギャグの配分、そして切断描写等の作品の根幹即ち『作風』は他者の意見に左右されちゃならん部分だと思うのね。
書いてるスレの反応も大事だし、俺の経験でも書きたいものと需要とのバランスを取りながら、楽しく書くのは大変だ。しかし発表形態の性格上、試行錯誤しながら自分も読み手も楽しむ為には、必要な試練であるし。
この部分を指導してくれるスレは無いと思うし、また必要ないと思うのね。
頑張って書け。
深い思慮なしにこのスレの名前出した者からのアドバイスでした。
山田諸兄、失礼しました。
435名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 15:37:19 ID:pNkvtnq8
           シュッ  シュッ オコトワリシマス
    オコトワリシマス  ハ,,ハ シュッ   シュッ
            (#゚ω゚) シュッ  シュッ オコトワリシマス
            (つ と彡 / シュッ
             /// /
            /c□ /
          /旦  /
         //c□ ./
       /旦 Y  /
     旦~
    ∩∧_∧ ∧_∧旦~
   ∧ヽ∩旦ヘ_∧´∀`∩il  山田さん,オチャガハイリマシタヨー
  (´∀ |lヽ∩´∀`)   ノ     
.c□⊂二、ミヽ    ⊃c□~       旦旦旦旦旦旦旦c□旦旦旦旦旦c□旦旦旦旦
      / (⌒)  ノ彡∧_∧ミ     旦旦旦c□旦旦旦旦旦c□旦旦旦旦旦旦旦
     (_)~ し' ⌒つ´∀`)つ旦~  旦旦旦旦c□旦旦旦旦旦旦旦旦旦c□旦旦旦
436名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 18:47:50 ID:WpHAqCjq
こんにちわ。今日は外で雷がゴロゴロ言ってて、ちょっと怖いね。
そうそう、きっとこのスレの住人は、かけだし、大歓迎だよ。
なんせ、誰だってかけだしから始めるものだからね。

さて……私の場合は、全然元ネタを知らないので、文章としてのことしか言えないのだけど、許してほしい。
元スレの話もわからない。
悪いけど、飛び火した内容だと思う>>434の言う『作風』等については考慮できないからね。


文章そのものは、読みにくいか読みやすいかで言えば、読みやすい。
ただし、地の文章の中に発言者の説明が入っているから気が付きにくいけど、台本状態になってしまっているね。
そのせいかな?読みやすいのだけど、状況がまるで伝わってこない。
それだけになおさら、君自身が思いついた設定の説明ばかりが多いように感じてしまう。

すごい乳なのはわかる、でもそのせいで徒手空拳だという説明は必要だった?
壁の上から覗く為にどうするかの説明を入れてまで、上から覗く意味はあった?
特に、老ドラゴンが悪戯するあたりの描写。
ドラゴンの舌の描写もいいけど、女の子はどうしちゃったの?

なんだか全編そんな感じがしてしまって。
文字のインパクトに負けて、「どういう状態なのか」を想像してないのかな、と思ってしまったよ。

あと、エロパロ板では「〜〜〜。」といった形の、
カギカッコ最後の句読点は嫌われがちなようなので注意ね。
三点リーダ(…←これのこと)も、統一しておこう。
突然半角「・」3つとかが乱入してる。
プロとか目指してないなら、あまり深い意味のある問題ではないけど。

後半のボリュームについては自覚があるようだから、結論だけ。
まず最初に、『どこを書きたかったのか』を、はっきりさせてみよう。
最初に思いついた場面を書いてみるだけでもいい。

キミは最初の場面から順を追って書いていくと、文章力がスタミナ切れを起こすタイプに見える。
長文をしっかり書いてみたいと思うなら、プロットを勉強してみるといいんじゃないかな。
決して「プロット=あらすじ」ではないからね。

あとは……セリフの方向性が、同じキャラでも一定してないことがあるみたいだけど……
ギャグだから仕方ないのかなぁ?

ギャグとしては、結構面白かったよ。
ギャグを書くほうがシリアスを書くより難しいと思う私には、ちょっと羨ましいな。
437名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 12:41:05 ID:2Z5PeKKx
でもまああれだよな

今、短編をこれこれこういう風に書いているのだけれどこれを見て
それとは別の長編が面白く書けないのはどうしてなのだか何か言って欲しい、
というのに応えるのもなかなかに難しい。ある程度自分の考える長編書きに必要な事の雑談になってしまうが
つらつらと雑感を書いてみると以下になるんではなかろうか。

まず見せて貰った短編について言えば魅力があると言って良いと思う。

投下内容はこれまでこのスレで指摘されてきたような改善点を満たしていない。
例えば短編での序盤の上手なキャラ紹介であるとか、外見描写必須だとかの話であれば
巨乳という記号に頼り過ぎていて他の容姿がさっぱり解らないとか
文章で言えば重複する文末が回避されて無いとか
中盤エロ場面が2時間経過で省略されすぎ肌色を想像させられる描写なしはともかくとして
短編なのにオチが弱く、特に3レス目オチ前がアイテムないし義父の説明不足で意味不明気味なのは痛いとか
最後にこれまで出て来ないキャラで幕引はなんだろうとか
etc.etc.で色々言える様に思われる。

にも関わらず魅力があるとはどういう事だろうかという話なのだが

438かけだし:2008/08/10(日) 13:58:36 ID:ZcEXBCID
ご指摘ありがとうございます。

>>434山田氏
『作風』についてのアドバイスありがとうございます。
まだまだかけだしの段階なので試行錯誤ですが、
なんていうか…今の1本を完成させた後に他のスレで自分を表現してみます。

>>436山田氏
台本状態だったのは自分でも気がつきませんでした。
目が覚めました。
今後状況描写や感情にも注意して書きます。

スタミナ切れですが、これは自分でも痛感しています。
自分のエロ描写はまだ照れがあり、まだまだ勉強中です。
もっとはっちゃけられればいいなぁと思っています。

>>437山田氏
このエロパロの前提でありますが。
プリンセスメーカー2は1993年に発売された育成ゲームのさきがけです。
このエロパロを読んでいる時点でほとんどの読み手は
「かなり濃いプレイヤー」である事を前提に書いています。

養父については。「東方から来た流浪の剣士でこの国の救国の勇者」である事意外、
本編でも姿、性格に関しての描写は一切ありません。
少女を育成する「プレイヤー」が父親であると感情移入させるゲーム製作者の意図です。
実際のプレイヤー=父親であるのがこのゲームのツボです。

少女についての描写が少ないのも育成方法やプレイ開始段階で色々に変化する為
「自分の娘が爆乳だったら」と読み手に想像させる為です。

オチについてですが、
本来ならこのイベントの後、老ドラゴンに連れられて娘にプロポーズに来るのがラストの若いドラゴンです。
どんなに過去に倒しても、プロポーズに来るのは必ず老ドラゴンのイベントの後。
そのお約束を前提に執筆しました。

色々お騒がせして申し訳ありませんでした。
今後も努力していきます。
本当にありがとうございます。
439かけだし:2008/08/10(日) 15:15:13 ID:ZcEXBCID
ちょっと追加です。

あと、甚だしく板違いになりますが「読み手に如何に想像の余地を与えるか」が
商業作品&二次創作でも重要だと思っています。

某「痕」が長く支持されるのは、読み手に想像の余地がいくらでもあった事だと思います。
「エヴァ」も謎は謎のまま。
視聴者の判断次第や想像がないと「補完」できない。だからまだ続いているのではないかと。
「痕」リニューアルは、追加された部分で「オチ」が書き込まれた為、
全ての想像や今までの二次創作を否定されたことになり、
その珍化したビジュアルと共にファンには黒歴史扱いされつつあります。
まさに「蛇足」です。

また、長い製作期間をかけて作られたKeyの「クラナド」は、あまりにも作りこまれすぎた為、
二次創作が入り込む余地がなく、アンソロジー展開等で失敗しています。
読み手=ユーザーが想像する余地がなさすぎたのです。

ただ自分のエロパロでは読み手に要求する「想像で補完」する部分が大きすぎ、
もっとエロの勉強をしなければと痛感しています。

まぁ、このレス自体が蛇足なんですがw
440名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 16:49:56 ID:f9PYJ+Xp
本当に蛇足だね。
この場所でそんなことを語る必要はないよ。
その程度の基本的なことを偉そうに語る前に、
自作の至らない部分がどこかを洗い直したら?
主張したいことがあるなら自作で他人に痛感させなさい。

言い訳を使ってでしか伝えられないなら、
あなたに文書きの才能はないわ。
441名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 17:53:16 ID:2Z5PeKKx
いやまあでもあれからもう15年経つ訳なのかな。
本当の濃いユーザは今頃リアルお義父様エンドを迎えるのに成功しているだろうか
……まあ無理だろうけれど。

というかそれはどうでも良く上のレスで話が中途半端だったので続きを。

良く挙げられる改善対象が満載なのにも関わらず魅力が有る、というのには理由がある筈で
というのは一つには自賛している様に想像の余地が有るというのが効いているように思える。
まあ此所の過去ログにも再三全てを説明しようとする必要はないという書込みがあって珍しくはない筈。

具体的にはやはり上で挙げた2時間の省略の辺り。
触手物としてはやや外道気味だがそのぶん新味が感じられる幅広な龍の舌の卑猥な動きの描写がその前に有るため
薄いシルクの描写とあわせて白い生地の上からそれが動いている想像が出来る。

もしこのSSを本題に沿って長編に書き直すとしてエロ部分の増量を本人が言う様に望むなら
3レス目の養父絡みは明らかに主題外れに思えるので追加されるのはこの老龍絡みの場面に思える。
ただそうすると此所での想像補完の要素が薄まってこのSSの唯一の取り柄が無くなってしまう。
442名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 17:58:02 ID:2Z5PeKKx
後のオチは書いた通りR30になろうかというプリメのコアなファンが
今さらこんな拙いオチを見せられた所で何がどうなるというレベルの内容でもない。

どうして長編を書きたいのか何故長編で無ければいけないのか事情の想像が困難だが
もし長編を書いていてそれが面白くない内容で困っているという自己申告が本当なら、
可能性として上で言ったような同じジレンマがその別長編でも発生しているのではないだろか。

そうだとしたら無理に良点を潰した長編を書くより回想とかの別場面の短編エピソードを重ねて長編にするとかの
手法形式が調べれば沢山あるはずではないかしらね。

例えば闘技会最終戦の話なのであれば、前の人が言った様に書きたいものを仮に肌の露出を極端に嫌う女の子の話とかと決めた上で
冒頭睨みあいの場面から幼少時トラウマ原因のエピソードへ繋ぎ、
戻ってきたら2〜3合打ち合って今度は前日のエロい結果になった女剣士の試合観戦に繋ぐ。
その後、自分の試合で懸念通り読み手の期待通りトラウマや女剣士と同じ目に。

443名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 18:00:38 ID:2Z5PeKKx
後は試合後のエロとエピソードを加え全てを別短編のつもりで書けばそれなりな容量の長編が出来るのではないだろかな。
上手く行けば短編の長所を保ったままで。

長くなったけれどそういう方向もありではないかなという事で。
でわ

444かけだし:2008/08/10(日) 19:29:37 ID:ZcEXBCID
苦言痛み入ります。
自分の能力と相談して、今の1本を何とか仕上げてみます。
リクを受けた以上逃げるのは嫌ですので。

その後は諸先輩達の助言を基に、自分の文体や作風について最初から考え直すつもりです。
ボロクソに言われるのを覚悟で晒しましたが、正直キツいっす。
自分の能力不足と性格の問題点を本当に痛感しました。

ありがとうございました。
445名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 21:16:08 ID:lm1ncJeP
>>444
読者に想像力を要求するんじゃなく、読者の想像力を掻きたてるんだ。
具体的なテクは色々あるんだろうが、簡単にできる例を一つ。
まず、「伝えたい事」は直接描かないようにする事。
例えば以下の文。

 それは巨乳と呼ぶにはあまりにもデカすぎた。

リアル鬼並の一番酷い文を引き合いに出してすまないが、この文で伝えたい事は何か?
それは「少女は巨乳である」と言う一点のみ。
しかし、この文章には「少女は巨乳である」と言う情報が直接書かれているだけで完結している。
読者は「ふーん。胸がデカイのね」と思う以外に情報を得られないわけだ。
そこで、まず「デカイ」「大きい」「巨乳」などの単語を封印する。
例えば俺だったら・・・

 隠そうとした乳房はその両腕から溢れ、逆にその細腕を柔らかな肉で包み込んでしまい、
 少女の意思に反して、たぷたぷと自己主張していた。

こんな感じに書く。
ちっと長いが、この少女の最大の見所であり、エロのメインになるであろう身体的特徴なので
速い時点でクドいくらいに描いておいた方が良いと思う。
もっとアッサリした短文で書きたい場合には

 隠そうとした乳房はその細腕を包み込んでしまい、たぷたぷと自己主張していた。

これでもおk。
どちらにせよ、直接表現を避けた分だけ、状況や動きで表現している事に注目して欲しい。
こうする事で、単に「胸がデカイ」と言う説明だけでなく、それを少女がどう思っているのか、
そして胸がどんなに柔らかく、心地良さそうなのかを伝える事にもなる。
ついでに、胸の表現をする以上、読み手に「うおー揉みてー」と思わせなければならない。
俺の場合はその為の巨乳キーワードとして「たぷたぷ」と言う表現をしているが、まあこれは好みだw

この手法は台本状態にならないようにする練習にもなるで試してみると良い。
ただ、これだけで文章を書くと間違いなく「説明過多」に陥り、単に回りくどいだけの文章になるので
長文と短文のバランスを考えつつ、実際のSSに入れて行く必要がある。
446名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 11:19:02 ID:DgA+Pie8
>>444
内容とアイデアは面白いと思う。文章は特に面白いと思わない。
この二つをあわせて総合的には普通。と思いました。

後、「想像させる為」との事ですが、
真っ向否定して申し訳ないのでけど、非常に想像がし難い文章だと思います。
例えば436の人も言ってる「ドラゴンの舌の描写」とか、やたら細かくかつ具体的に描写されていて、読み手の側で想像する余地がありません。
他の部分に関しても多かれ少なかれ似た様な印象です。

想像の基点となる基本的な情報に対する描写が少ない理由は分かりましたし、読み手の想像力を重視するスタンスはとても正しいと思います。
が、その【スタンス】と【実際の文章】がすれ違っている様に見えました。

歯に衣着せぬ物言いで申し訳ありません。
ただ今までの遣り取りを見ていて、そうしないと伝わらない様な気がしましたので、遠慮抜きで書かせて頂きました。失礼致します。
447名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 12:26:33 ID:292Z6Cmz
山田さん方に御批評お願いしたく投下します
某スレに初出した短編に少し手を入れたものです
元はえらい評判悪かったヤツなんですが、自分ではお気に入りで……
ってか私、自分の作品が好き過ぎて、冷静な評価ができません
よろしければ、辛めの批評お願いします
448名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 12:30:03 ID:292Z6Cmz
深夜の公園
月明かりが、少女の白い肌を、闇より照らし出す
その身に纏うは、ただ一つ
細い首に嵌められた、大型犬用のゴツイ首輪
そこから伸びた鎖のリードは、男の手に繋がれていた
「お願い
もう、やめようよ」
耐え切れず漏らした泣き言を、完全に無視
引きずるように、植え込みに連れ込む
「さあ、いつものとおり」
冷徹な言葉が開始の合図
男は仰向けに寝転がり、己が一物をとりだす
少女は自ら男に跨がり、おずおずと腰を落としていった
「ハウッ」
媚声と共に、クチュクチュと水っぽい音が洩れる
動かない男の上で、少女は懸命に腰をふる
「クッ、フウッ」
辺りを気にして声を押さえた
しかし、漏れ出る淫声は、逆に嗜虐心を煽るかのようだ
「アアッ!」
ビュクビュク!!
暫く続いた激しい交合の後、ついに男が達した
その間、少女は何回イッたことか……
荒い息のなか、快楽に浸る身体を振り切るように懇願した
「約束だよ!これを外して!!」
必死の訴えを、冷徹なままアッサリ返された
「まだ、終わりじゃない」
ユラリと立ち上がると、公園の真ん中の水飲み場に向かった
「だっ、駄目だよ
見られちゃうよ」
抵抗するも、鎖で繋がれた身の上
街灯の下に、少女の裸身はさらけ出された
「これで最後」
言葉少なに促す
「でもっ!」
なおも食い下がるが、静かに見つめられる
その瞳に逆らえるのなら……
少女は、古びた街灯のスポットライトの下、新たな舞台と化した水道台に攀じ登る
開いた膝の間から、まだ熱い精液とそれ以上滴る愛液で、ドロドロに汚れた膣がさらけ出された
ゆっくりと慎重にしゃがみ込んでいく
チュプッ
「アッ」
上を向いた飲料水用の蛇口が、少女の膣に飲み込まれた
シンプルなスジがパックリ割れ、顕れるピンクの裂け目
慎ましやかなソコに、包み込まれる無機質な銀色
その隠微なコントラストに目を奪われる
「いくよ」
男の合図
背徳の刺激を覚悟した少女は、反らしていた瞳を男に向けた
涙と愛欲に濡れたその眼差しは、許しをこう奴隷の物だった

しかし、その許しとは、更なる高みへ誘う懇願に外ならない
ガクガクと小刻みに奮えながら、その瞬間を待っている
ついに、男の手が水道の栓を開いた
ブッシューーー!
「アヒィ!」
少女の膣内に冷水が、猛烈な勢いで流れ込む
狭い膣内を蹂躙し、吹出した水がさらに、淫唇や淫核を刺激する
冷水に支配された少女は、絶叫と共に、意識を失った
449名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 12:32:56 ID:292Z6Cmz
………………
…………
……



「起きた?」
目を覚ました時、少女は男の腕の内にいた
全裸の身体を、すっかり包まれるように……
何も言わず、ただその頭を男の胸元に擦り付ける
まるで、甘える猫のような仕種
ゴロゴロと、ノドを鳴らさんばかりだ
「……満足した?」
ぐりぐり
肯定の返事らしい
「じゃあコレ、外してくれるかな」

少女は首輪に隠した鍵をとり出し、リードの鎖の先、男の手首に嵌めた手錠を外した
男はすかさず上着を脱ぎ、少女の肌を隠す
さらに、自分の靴を、少女に履かせた
オズオズとした上目使いで、少女は尋ねた
「……怒ってる?」
「どう考えても、捕まるのは僕だからね」
男は無愛想に応える
知らぬ間に手錠をかけられ、少女の露出散歩に付き合わされたのだ
自分を平凡、かつノーマルな人間と位置付ける男には、好ましかろう筈のない性癖
しかし……、
「ゴメン……、ナサイ」
涙を滲ませてしょげ返る少女に、きついことなど言えはしない
確かに、露出の快感に酔いしれた少女は……
『僕も甘いよなあ〜』
頭を一つ振り、気分を入れ替える
覚悟を決めた
「もういいよ
さあ、家に帰ろう」
ジャラッ
リードを手にとり、少女を強引に引き寄せる
かつてない乱暴な行為に、少女は意外さを、そして微かな期待を表情に表した
男は裏切らなかった
少女から上着を毟りとる
白い肌、細い手足、控え目な胸、薄い尻、淡い茂み、幼い割れ目
全てが晒された
再び、そして初めて男から与えられた羞恥の快楽
少女は瞳を潤ませ、愛らしい顔に歓喜と媚態を滲ませた
透き通るように白い肢体が興奮にほてり、桜色に染まる
期待にジクジクと湧きたつ淫蜜の薫が、男を誘うかのようだ
『綺麗だ……』
男もまた、新たな世界へ足を踏み出した自分を感じていた
戻れない、戻る気もおきない世界に……



いわゆる、叙述トリックのツモり
前半のヘタレ発言は、男の物ということで

では、よろしくお願いします
450名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 15:45:50 ID:rnmHbB5C
前置きの素直さに萌えた
トリックの方はもう少し大胆にしないと目立っていない感じ
451名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 16:00:35 ID:3bonrbbI
          /               山ヽ
         ノ                _l,,,,,,,,,,,,___
           |           _,,,..-='''''~~~____::::::::::: ̄~~'''ュ
        |    _,,,...-='''''~~~:::::::::::::::::_,,-‐、ノノ 、〉::::::::::::::_,.=''
       _,,,|..-='''''~~~:::::::::::::::::::::::::::::r''''~,="ツ, 、_〈__,,..=''''~
 _,,,...-='''''~~~:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ~''~,ィ'~(i~  乂
(~::::::::::::::::::::::::::::r=~ _,,,_ :::::::::::::::::::    '  ̄ノ    ヽ
 ~''''''''''''''''''''''~(:::::(("~ヽ~ヽ :::::::::       ..:r   )
         ):::::ヾ、  l|_、_ :::::::        r`ー'f
          (:::::::::::`l、  _,-、         /  ヽ  わざわざ辛めにお願いしますとはいい度胸だ!
          ヽ:::::::::::ゝ,,_ ノ         '  ,イノ  気に入った!
          `i::::      :::l          .〈 〈   耳の穴カッポジってよく聞け、
           \     :::l          ヽ1  このファッキンニューガイ!
            \    ::ヘ       ノ    ソ  
              \   :::ヘ    /    f  
               \      _,,..=ー---‐ 


表現は悪くない。だけど、ひたすら読みづらい。

●、が入っているのに 。 が入ってない。もうこれだけで変です。詩でも書いてるつもりですか?
●改行が多すぎるし、一行が短いし、改行の位置が無意味にハンパ。
●擬音を一行で独立させる意味はない
●>前半のヘタレ発言は、男の物ということで と著者が説明している時点で、おそらくトリックは読みとれない事を意味するので、
  トリックは放棄したほうが無難です。

もうちょっと読みやすくしたほうがいいです。まずはそこからです。これでは評判悪いのもムリないです。


深夜の公園。闇のなかに、少女の白い裸身をほのかに浮かび上がらせる月光。

その細い首を締めつける大型犬用の首輪以外、少女の体を隠すものはなく、
そのそばには、首輪から伸びた鎖を握ったひとりの男が立っている。
「お願い。もう、やめようよ・・」
男はその哀願を完全に無視して、いやがる犬にするように、少女を植え込みに引きずり込む。


オレだったらこんな感じにします。


452名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 16:16:51 ID:LKEno7hz

こんにちわ。暑い日が続くね。

目は通させてもらったよ。考えたことも書きたかったこともわかる、うん。

けど、う〜ん……

と、とにかく、辛目に行くね?





状況は伝わってくるし、書きたいものもわかる。内容もおもしろい。

だけど、なんだろう?
物足りない。

叙述トリックにこだわったあまり、情報を削りすぎてないかな?

省略すべきところはどんどん省略していいと思う。

こうやってトリックを仕込んでいる場合は特に。

だけど、ちょっと省略しすぎたんじゃないかな?



例えば、季節はいつなんだろう?

少女の裸身が晒されているのは、昼のじめった空気が残る、悪夢にうなされそうな夜なのかな?

それとも、身を切るような冷たさに赤くなった裸足の爪先がぎゅっと小さな音を立てて雪を踏みしめているの?



一口に深夜と言っても、その時間は?

市街地にはちらほらと未だ看板を照らす店があり、酔いに身を任せたサラリーマンがふらりと立ち寄るかもしれないような頃?

月が高く上り、最終電車もとうに見送った駅の灯りも消えた頃?



目を覚ましたとき、男はどこにいたの?

ベンチに座って、その膝の上に少女の体をのせて抱き締めるように少女の目覚めを待っていた?

近くにあった滑り台の傾斜部に寝転んで、少女をあやすように抱きかかえていた?
453名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 16:19:30 ID:LKEno7hz


そういった説明がまるで無さ過ぎて、ちょっと読者が置いてけぼり。

叙述トリックも、この場合は特に読者へ想像と実際のギャップで驚かせるものなのだから、

想像の余地に全て委ねるのではなく、わざと想像の方向性を誘導してみよう。



あと、えっちぃ部分に関しても、露出調教(……S調教だよね、一応……)なのだから、

やはり露出モノの醍醐味である『誰かの視線』への感情がちゃんと欲しいよね。

今のままじゃ、本当に二人の世界。



例えば「見られちゃうよ」と気にする直前に「これを外して!!」と叫んでしまっているし、
その割に叫んだ自分の口を押さえるような場面もない。

誰も見に来ないのが判っているかのような感じ。

男も女も、セオリーの言葉だけを義務的に口にしているようにも見えてしまう。



アイディアは独創的とまでは言わないけどインパクトがあるし、オチも良い。

気に入っているのであれば、一度『官能小説』や『エロ漫画』の言葉ではなく、
しっかりと自分の言葉で書き直してみてはどうかな?



あとついでに、犬好きとして一言。
大型犬用の首輪では、小柄な女の子の頭は抜けてしまいます。
中型犬用がベスト。
454名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 16:23:32 ID:LKEno7hz
改行設定失敗。読みにくくてごめんなさい…
455名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 18:43:37 ID:/vQbAmjx
危うくお前の文も読みにくいんだよってレスしかけた。
456名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 18:55:32 ID:Yl8eEoyt
辛めを希望との事ですので辛めに。

テンポを重視していて、『。』の無さや改行の位置からも、それこそ詩の様に叙情的な作品を目指しているように見受けられます。エロ漫画なんかにも□で囲われたト書きの部分を詩の様にしてる作品結構多いですよね。それに近いモノを目指している様に見えました。
ですが、そう言う工夫は基本の文章力を安定させてからの方が良いと思います。文章全体が非常に読み難い。


それと、他の山田さんも言ってますが描写が足りません。
例えば前戯に一切言及せず、しかし既に充分濡れている事への言及も無い挿入シーンなどは、前後編の後編だけを読んでいる様な気分になります。

また、『覚悟を決めた』の部分ですが……何に対する『覚悟』なのかが曖昧です。
一応、後述の『かつてない乱暴な行為』などの描写から、【少女の露出趣味の背徳的な世界に、自分も能動的に潜り込む事を決心した】と言う意味での『覚悟』なのかな…?とは思うのですが………ともかく情報が足りなすぎて分かり難いです。

書き手の脳内には話の事前も事後も詳しい心理の推移情報も存在していますが、読み手の脳内にはありません。前の方と同じ物言いで恐縮ですが、読者を置いてけ掘にしないよう気をつけて見て下さい。


最後に叙情トリックについてですが、451さんに同意です。
あとがき(?)でわざわざ説明している辺り、あなた自身読み手にちゃんと伝わると思ってないと言うことですよね?
そんな致命的な問題点はちゃんと解決してから表に出すべきだと思います。
457名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 23:55:42 ID:v4oNvhsa
⊂ お茶出てないよ山田君。お茶。お茶あああああああ。

……でもまああれだよな流行ってるよなここ実にまあ。

仕事忙しくて夏休みもなくて毎日この時間だというのに連日叩かれても叩かれても
というよりつうかなんかいぢめられる投稿が出ると次が続く気がするんだが
同じM女の気がある山田君はそのへんどう思うね?
わたしはMぢゃありません?ああそう……まあそれはともかく……
458名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 00:10:12 ID:/8CUSIYf
    申し訳ありません。お茶入りました!
-= 、、∧,,∧ どぞどぞ!
-=≡(`・ω・)ζζζ
-= /、_〇=O旦旦旦
-=(_⌒)ニ‖_旦旦旦旦_
-(/し′∂ニ∂三∂ニ∂
- = ≡ グヮラ! ガラ ガラ!!

459名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 00:27:13 ID:z3me8HCm
旦⊂ ありがとう。でも君いつもの山田君じゃないね。山田君はお茶運んでるとコケるんだよ。
  いやどうしてってそういう決まりなんだから仕方ない。さあ君もコケて見よう勢いよく派手に。
  白いブラウスの上から胸にお茶コボす感じで。いやホラ見てるからね。ほらほらほらほらあああああ
460名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 01:14:02 ID:z3me8HCm
>>448-449
たまには題材の話もしてみる。エロパロ板なのだからそれも良いのではないかと。
以前投下したときどうして不評だったのか自己分析は済ませてあるだろうか?
当たっているかどうか神のみぞ知るだが私にも投下内容を見てひとつ思い当たる。
それは

書かれている題材がありふれすぎている

という事じゃないかと思う。

自分ではお気に入り/自分の作品が好き過ぎで冷静な評価が、の前置きを見た後なので
その分そういう印象が強く感じられるのかもしれないがまあそれを割り引いたとしても
どうみてもありふれすぎていると思う。公園の露出プレイ。無理やり/同意の上で。
いずれにしても小説/映画/同人漫画/商業漫画/AVビデオなんでも良いが同様のシチュを
題材にしたものは世間には実にあふれている。卑しくもエロパロ板に集うような
エロを知る成年紳士淑女の男女であれば例を挙げるのに暇が無いであろうと推測する。
今では中学生でもその気になれば色々情報入手可能であることだし。

事実かくいう私も公園水のみ場プレイの場面の例として詩織で検索可能な同人漫画を簡単に
挙げる事ができる。たいして見るべきものでもないが。それはともかく
そんなありふれきったものを思い入れたっぷりの文体と思わせぶり一杯の
展開その実ただ本人らが自らカミングアウトするだけのような内容で

どう?凄い?凄いでしょこのドンデン返し?
これドンデン返しじゃなくて叙述トリックって言うのよ!

と叫ばれても見せられた方は苦笑するしかない。まだ通常のスレなら良いが
露出系の嗜好のあるスレならさらに噴飯ものに受け取られてしまっても仕方ないように
思われる。違うかな?違わないように思うな。

文章そのものには異常はなく記述の飛躍等は見られないし描写も標準を満たしているように思う。
あとは文体を選ぶこと。思い入れの強いときには特にそれが適切かどうかを考えてみることではないだろか。
そして何よりも成年紳士淑女にふさわしいエロについての教養、エロを語るに相応しい素養をもう少し
身に付けることではないだろうか。
上記、自分で適時判断して適切と思われなければ忘れて貰っても良いと思う。
健闘を祈る。
461名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 02:13:35 ID:MIILidSp
・体言止めが多い上に句点が無くて読み辛い。
・それが一種独特の詩みたいなリズム感を出しているようだが、
 それも30行を超えたあたりからくどく感じる。
・作者がこういった書き方に酔っているような雰囲気が
 ぷんぷんと漂ってきて、読んでる方は逆に興醒め。
以上、参考になるかどうかはわからんが、率直な感想。
462名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 08:20:50 ID:+8iXX6R+
          , -‐=≧=i=‐- 、
       /            \
      , '               ヽ
.     /                小
    /          ハハ     小
    ,′  〃 ,イ / /    !ハハハ  iハ
.   i  / ,イ !|i l| i |i li|    i i i ! i  ! i
.   i ./il i| | i l| i |i li|    i i i ! i  ! |
.   iイiハ i| | 「从`ヽ从.   ノ イノノ/  i . |
   从{ {八{ { ヒ::ハ、      _二ムィjノ  |
   ,イ ! ! 人ハ//     '´L::ノ i/   |
.  i | i||ハ{ {、\      /// /    jノ
.   乂 i八 \ \  、_ '  ー=彡//イi 
     `Viト、  ト、、    `  , ィイ/  从    ああっ・・こんなにおおぜいの山田さんに
     } } \}ハ > ‐rf爪/ {rイ.  /      取り囲まれて責められる>>447さんが素敵です・・・
     リr川リi }     { { 从{{_r<、      お茶が・・抑えきれない・・・
      ,イ/{ jノイi ノ    八∨爪ハ≧ーュー- 、 おはぎも・・おはぎも出していいですか・・?
.     /爪{ {        \     __ハ
463447:2008/08/14(木) 00:00:00 ID:e+vv9Kj0
忌憚無いフルボッコ、どうもありがとうごさいましたww
だいたい
@見づらい
A描写が少ない
が、問題のようですね
@は、携帯厨なんで、チェック出来てませんでした
文が短いのも、改行が多いのも携帯仕様です
PCでの見た目を考える必要がありますね
Aは、ご指摘の通り
自分的には分かってるので、つい設定や描写を省きがちです
まして、視覚描写不足を誤魔化すような叙述トリックでは、顰蹙もかいますか……
本当に、参考になりました
ありがとうございます
464名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 09:38:27 ID:ZVkpLj8M
          , -‐=≧=i=‐- 、
       /            \
      , '               ヽ
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    ,′  〃 ,イ / /    !ハハハ  iハ
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.   iイiハ i| | 「从`ヽ从.   ノ イノノ/  i . |
   从{ {八{ { ヒ::ハ、      _二ムィjノ  |
   ,イ ! ! 人ハ       '´L::ノ i/   |
.  i | i||ハ{ {、\         /    jノ
.   乂 i八 \ \  、_ '  ー=彡//イi 
     `Viト、  ト、、    `  , ィイ/  从  おつかれさまでした。
     } } \}ハ > ‐rf爪/ {rイ.  /    がんばってくださいね。
     リr川リi }     { { 从{{_r<、
      ,イ/{ jノイi ノ    八∨爪ハ≧ーュー- 、
.     /爪{ {        \     __ハ

465447:2008/08/14(木) 14:37:27 ID:e+vv9Kj0
466名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 16:08:45 ID:ZVkpLj8M
なんで 。 を入れる事ができないの?小学生なの?アホなの?死ぬの?
467名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 16:46:32 ID:pgYQqDcs
>>465
と言うかそれは自虐なのか追加の批評希望なのか暑さで脳みそがやられてるのかどれだ。
小説も書き込みも共通して「何が言いたいのか」が難解過ぎるぞ。
468名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 23:49:00 ID:szuKjFoU
つ旦旦旦旦旦

フッ。お前らのパンチなんざちっとも効いちゃ居ねえよ!
そうだろ?そうだよな?>俺

……とかいうところではないかな。
だがそれで良いのだ。批評つったところで
別に大したモノではないからな。

だが批評ネタにしようにも全く代わり映えしないのは使いようがなくて困るな。
これなら一つ前の批評希望者の人の作品の方がよっぽど(略

469名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 00:46:50 ID:C3xWhw+v
@書き手の粘着が成りすましでここに投下
A書き手が天然
B巧妙な荒らし


好きなのを選んでくれ
470名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 19:07:00 ID:FQ3fcftJ
先日御教示頂いたものですが、注意点を心に留め、文章のリズム、描写のきめ細かさと説得力にこだわって、続編の執筆を楽しんでいます。
今回相談したいのは、そうした場合のボリュームの増加で、SSとして少し長すぎるものになってしまうのです。
作品も投下せず、それが冗長ではないかと尋ねている訳で申し訳無いのですが、単純に『SSのボリュームについて』という案件で山田さんがたの所見を聞かせて頂ければ、と思います。
471名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 19:44:13 ID:51r2/Tpm
>>470
どこに投下するのかな?
投下先で過去に投稿されたSSはあるのかな?
投下先の許容量という答えで終わる気がするよ。

それで、君は何を書きたいの?

単純に「こういうシチュ考えました」なら原稿用紙10枚以上は蛇足だし、
「こういう話考えました。これが第@章です」なら、あなたの文章が読み手
に飽きられない限り何百枚書いたっていいんじゃない?

ってか、それ聞いてどうするの?
472名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 19:51:13 ID:Ww6nUsOI
>>470
>>471も言ってるが、分量というのは投下する場所次第というのがFA。
過去作品の投下の仕方などを参考に、空気を読んで投下するべし、
くらいしかアドバイスはできないんじゃないかと思う。

具体的スレとかを明らかにできるなら話は別だけど、
そういうのはあんまりしない方がいいだろうしね。
473名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 21:44:51 ID:pp+upi13
あんまり短い行数で大量のレス消費は
どんなスレッドでも好まれないと思うけどね。

あとは本当にスレッドによる。
「長くなるなら外部スペースに投下推奨」
みたいなスレッドもあるし、
長文平気なスレッドもまたしかり。

その場所で今までに投下された他の人の作品を参考にしてみたら?
としか言えないな。
474名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 22:52:45 ID:xELXIq+4
具体的な容量(テキストファイルの状態で何KBとか、まだ3割位しか書いて
ないのにもう何KBとか)も書かずに「少し長すぎですか?」
なんて聞かれても「はい」とも「いいえ」とも答えようがないじゃん。

出来のいい話なら、連載形式で少しづつ落として行っても、
読んでくれるぞ。
出来が悪いのに長引くと、スルーされるか荒れる。
その辺は空気嫁、としか言えん。
475名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 02:47:39 ID:nw8zK9ww
皆様ありがとうございます。あまりに愚問でした。
根拠なく「簡潔に、短く」を心掛け過ぎて、描写不足に陥っていたのに気が付き、今後の不安から、つい血迷ったレスしてしまいました。
皆さんの御教示から汲み取ったことを生かし、精進します。
476名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 09:23:23 ID:BkW4/GHW
流すべき所とじっくり書くべき所を使い分ければいいんじゃね?
全てを簡潔に表現すると粗筋になってしまうし、
すべての描写に力を入れると、冗長でくどい文章になってしまう。
さらっ、と流す所があってこそ、細かく描写した所が相対的に生きてくる。
477名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 18:35:33 ID:8A00eHna
暑い日が続く中、書き手の皆様も山田様方も大変お疲れさまです。
この度一つだけ質問をしたく参上しました。
こちらではシナリオ形式の作品というのは、評価して頂けるのでしょうか?
場違いな質問なのは承知しておりますので、バカだと思ったら、スルーして頂きたくお願いしておきます。
478名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 18:55:44 ID:moWKYaKr
どういう理由でシナリオ形式にしてるのかにも寄るなぁ
納得できる理由があるならシナリオ形式でも評価貰えると思うよ
479名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 18:56:37 ID:JZ7kaW/0
シナリオ形式ってのは、つまりあれか

太郎「よいではないかよいではないか」
花子「いけませぬあーれー」

みたいな感じのか?
だとしたら評価以前の問題だと思うぞ?
480名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 19:04:12 ID:1ldrZEs5
質問者は、こんなにも卑屈にならないといけないものなのだろうか?
481名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 20:31:59 ID:nw8zK9ww
山田さんがみんな誠実な長文レスで答えてくれるから、質問者も丁寧に尋ねてるだけで、別に卑屈じゃないと思う。
482名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 21:12:02 ID:8A00eHna
>>378-379
大した理由ではないので、晒すのは止めた方がよさそうですね。
人に頼る前に、もう少し自分でなんとかしてみようと思います。
無駄にスレを使わせて頂き、本当にすみませんでした。
483名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 21:47:26 ID:fJ3g+uFu
>>481
卑屈にならなくていいから何か晒しなよ。
まってるぜい。
484名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 22:36:01 ID:JZ7kaW/0
それなりに経験値は積んでる自覚はあるのですが、良く耳にする
「文章のテンポ」とか「文章のリズム」ってのがイマイチ良く判って
ないんで、客観的に自分の文章はどうなのか判定してもらえますか?
まだ投下前なんで叩かれたと言う訳ではないのですが・・・。
485名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 22:45:52 ID:SMB4P0/3
つ旦旦旦旦旦
お茶出ししときますね
486名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 22:52:55 ID:JZ7kaW/0
それでは投下しますね。
ジャンルは異世界の一次、陵辱モノです。最後はハッピーエンドですが。
場面はヒロイン(貴族)の恋人(奴隷)に横恋慕した女がヒロインを監禁、
その間に男を口説き落とそうとして、失敗して帰って来た所です。
これから陵辱エロに向かうに当たり、読者のwktk感を刺激して引き付けたいと
意図して書きました

他にも気になった部分とかあったら指摘してもらえると助かります。
ちょっと長めで7レス(予定)です。
487486 (1/7):2008/08/16(土) 22:56:15 ID:JZ7kaW/0
「正直に言いますわ。……私は、貴女になりたい」
「……」
「でも、私は貴女にはなれません。全てを捨て去ったとしても、私の汚らわしさでは、
貴女の輝きには到底及びませんわ……だから私、考えて……やっと判ったんですの。
……どうやっても貴女の美しさに及ばないと言うのなら、」

 言いながら地下牢の扉を素通りし、向こう側の壁の鉄製のドアに近づく。
 地下室の扉はゴミを投げ捨てる目的で使用されるのが一般的であり、下水に通じて
いるはずである。その扉に何の用があると言うのだろうか?
 不安を隠せないルインの前で、内側からかんぬきを外した。

「貴女にも……私と同じくらいに汚れてもらえば済むのですわ」
「――――っ!?」
「さあ、お入りなさい」

 それを合図にしたように、ウルが取っ手を引くまでもなく扉が内側に開かれた。
 扉の向こうに居た何者かが、押し開けたのだ。ゴトンと音がして、すぐに扉は閉じた。
 そこに立っているモノを、ルインは一瞬、人間だとは思えなかった。
 まるで、古いカタコンベに住み着き屍肉を喰らい続け、自らも半ばアンデッド化して
しまった怪物、ワイトのようにさえ見える。
 背は男性としては明らかに低く、ルインと同じくらいか。手足は骨ばっており、その割り
に腹は摂生を怠った中年のように突き出している。
 栄養バランスに偏りがある食事を何年も続けた結果のような、無残な体形であった。
 ぶよぶよとした顔から突き出したような眉は落ち窪んだ目を更に陥没させており、
弛緩した頬肉からは年齢さえも推し量る事ができない。

「紹介しますわ。こちらはベスラ。今日から貴女の身の回りの世話をするようにと、私が
自ら処理奴隷地区に赴いて選りすぐってきたんですのよ?つまり、この地下牢の看守
と言う事になりますわね」
「な……っ!何を、何を言ってるの!?ウル、正気なの!?」

 処理奴隷とは、奴隷の中でも最下層に位置する階級である。
 奴隷社会の中で犯罪を犯したものや、戦争奴隷の中で最も蔑まされる行為、即ち
自分の挙げた首級を詐称した者達の成れの果てだった。
 しかし、それが、何故ウルの邸宅に?

「ふふ。だって、私の邸宅に滞在してくださってる大切なクラスメイトに、もしもの事が
あってはいけませんもの。食事の世話はもちろん、湯浴みやトイレの世話も。
……それに、体調を崩してしまったりしない様に、毎日、毎日、貴女の身体を隅々まで
検査する事……。何もかも、全部お任せしてるんですのよ?」
488486 (2/7):2008/08/16(土) 22:58:39 ID:JZ7kaW/0
 その言葉を最後まで聞かずに、ルインはついに恐怖の限界を超えてしまった。
 弾けたように鉄格子の扉に駆け寄り、ガシャガシャと揺する。

「出して!ルインをここから出して!ウル、貴女、自分で何を言ってるか判ってる
の!?」
「もちろんですわ。……これでも苦労したんですのよ?だって、どのくらい汚せば
良いのか判らないほどに貴女は綺麗なんですもの。だから取り合えず、可能な限り
最も汚らわしい奴隷を探してきたんですの」
「何言ってるの?気でも狂ったの!?ルイン、意味わかんないよっ!!」

 声の限りに叫んで正気を取り戻させようとするルイン。
 しかしウルはそんなルインの様子を見るほどに、澱んだ瞳に歪な笑みを浮かべる。
 ぞっとするような笑みを顔面に張り付かせたまま、自分のアイディアに酔うように
説明した。

「簡単なことですわ。白と黒の絵の具を交じり合わせれば灰色に……。ほら、これ
だけで貴女の美しさは半分になるでしょう?」
「そんなことしたって、意味ないよ!だって、ルインは変わらないもの!ベイガンが
好きな気持ちは、ぜったい変わらないもの!」
「ああ、駄目ですわ。そんな事言われたら……」

 ルインの言葉に、ウルはぞくぞくと我が身を抱くように身を震わせた。
 それは、これから自分がしようとしていることへの背徳感から来る恍惚に酔っている
ようにも見える。

「そんなに綺麗な心を見せ付けられると、何が何でも試したくなってしまうでしょう。処理
奴隷の中でもとびきり卑しく、汚らわしい汚物処理奴隷と交じり合ったら、真っ白な貴女は
一体どんな汚い色に染まってしまうのかしらね?」
「っ!?」

 汚物処理奴隷。それは、フォーシャス王国の下水道の掃除を生業とする、人間である
ことを放棄した者達であった。
 身分制度の残酷な一面として、身分が低くなるほどに階級は細分化される傾向がある。
誰もが“自分より下がある。自分はまだマシな方だ”と考えたいからだ。
 鉄格子で塞がれた下水道に押し込められ、太陽の下に出る事さえ許されず、食事も
労働報酬も与えられず、既に奴隷のシステムからも外された者達。
 各家庭の地下室に備えられているゴミ捨て扉から廃棄される生ゴミを食い漁る事で生き
ながらえる、ドブネズミにも等しい存在であった。
489486 (3/7):2008/08/16(土) 23:00:46 ID:JZ7kaW/0
 糞尿などの排泄物が流れ漂っている下水に腰まで、場合によっては頭まで浸かって
その流れの円滑さを維持すると言う、およそ非人間的な作業の担い手。
 作業を怠ると、真っ先に自分の寝床に糞尿が溢れ出すため、労働を放棄する事さえ
出来ずに、この地獄のようなサイクルに強制的に参加させられるのである。
 不潔な汚水の毒に侵され、女に触れる機会さえ皆無であるにも関わらず性病にかかる
者も多く、死んでも汚物と一緒に流され、誰にも省みられる事はない、人間であって
人間でない者達。
 その中でも最も醜く卑しい者を選りすぐってきたと、ウルは言う。

「さ、ベスラ。ご挨拶なさい。この子が貴方に預けるルインですわ」
「でひひ……べ、ベスラ、ですだ」
「ひっ!こないで!こないでっ!!」

 牢の扉の前に立ったベスラから少しでも遠ざかろうとするように、ルインは牢の一番奥まで
引き篭って拒絶の言葉を投げかけた。
 その様子に、当惑したようにベスラはウルの顔色を伺う。
 ウルは醜悪なベスラの顔を直視できないように眉をひそめつつも、牢の扉を開け、ベスラに
入るように促した。

「さ、最初のお仕事ですわよ?ルインを鎖に繋いで差し上げなさい」
「やだっ!ルインに近づかないで!こないで!離れなさいっ!」
「あらあら、ベイガンへの態度とは違って、随分と偉そうに喋るのね?やっぱり貴女も立派な
貴族女性ですのね。安心しましたわ。……ほら、ベスラ」
「……だ、だげどもぉ……」

 当然ながら、ベスラは尻込みした。
 奴隷から見たら女性は同じ支配階級である。その女性からの命令が、二通りに分かれて
いるのだ。どちらの言う事を聞けば良いのか判らないのは当然である。
 そこに、猫なで声でウルが囁いた。

「ベスラ、ご覧なさい。ルインの両手が自由だと、お世話して差しあげられないでしょ?
女性の手を食事や湯浴みで煩わせるなんて、良くない事よね。繋いであげたら、ルインは
自分で食事しなくて済むのよ?」
「でひひっ!それもそうですだぁね。さすがはウル様だぁ」

 馬鹿みたいな理屈で丸め込まれるベスラに、ルインは耳を疑う。この奴隷は白痴なのか?
なぜ、そんな理屈で納得できるのか?
 しかし、ルインの抱いた印象は、限りなく正確なものだった。実際、汚物処理奴隷には
後天的な白痴が多い。あまりに非人間的な作業に精神が耐え切れず、人格を放棄し思考も
退行してしまうのである。
 物事を深く追求することを放棄しているベスラに、ウルの言葉は明快に響いていた。
 早速、ウルに渡された鎖を持ち、その先端に取り付けられた手械を開いて、ずいとルインに
にじり寄る。が、
490486 (4/7):2008/08/16(土) 23:02:43 ID:JZ7kaW/0
「こ、こないで!来るな!来るなっ!ルインの近くに来るなぁ!」

 無我夢中で両手で宙に魔方陣を描き、呪文を紡いでいた。
 ルインの手が光り、瞬間、ベスラの顔面でバチンと魔力が弾ける!

「びゃひいいっ!」

 まるで猛犬に追われたネズミのように、鎖を放り出し扉のところまで逃げ帰ってくる。
 その様子にウルはやれやれと言った風に溜息をついた。

「はあ、はあ、ルインに、ルインに近づいたら、ただじゃおかないです!」
「あらあら。随分な事をしてくれますわね?直属の奴隷に手を出されたとあっては、
主人の私も黙ってるわけには行きませんわよ?……知ってますこと?奴隷への
仕打ちは、相手の奴隷に返す決まりになっていることを」
「関係ないもの!ルインには、奴隷なんていないもの!」
「いるじゃない。ステキな、貴女だけの奴隷が」
「――――っ!」

 ウルが言っているのはベイガンの事か?
 しかし、それではさっきと言ってる事が違う。
 ウルはベイガンを殺すことが出来ないと言っていたではないか?

「別に殺しはしないわよ?言葉通り、奴隷の仕返しは奴隷に受けてもらうだけですわ。
……そうねえ、ベイガンにも私と同じ汚いところへ降りてきてもらいましょうか。ベスラが
抜けた分、汚物処理奴隷の数が足りなくなる事ですしね?」
「やめてっ!」
「そうすれば、痛い目にあったベスラも気が晴れるでしょう?」
「でひ?」
「やめて、やめてっ!」

 ベスラは会話について来れていないが、しかし、この脅迫の効果は覿面であった。
 ベイガンが汚物処理奴隷に落とされる。ベスラとは何の関係もないのに、何も知らない
うちに人間とは思えない生きながらの地獄に叩き落される。
 ベイガンはルインのせいだと思うだろうか。けど――それでも、きっと笑って耐えるだろう。
ルインのためならばと、喜んで汚水に浸かるだろう。
 ――駄目!それだけは絶対に駄目!
 涙が溢れそうになるのを必死に堪えながら、言った。
491486 (5/7):2008/08/16(土) 23:05:07 ID:JZ7kaW/0
「わかったから……ルインを鎖に繋いで良いから……だから、ベイガンには何も
しないで……」
「うふふ。それで良いのよ?私も、できればベイガンに酷い事はしたくないですわ?
さ、ベスラ」

 再度促され、再び鎖を手に取るベスラ。
 しかし、先ほどの魔法の一撃が余程堪えたのか、おずおずと留まり、ルインに近づこう
としない。

「こんなに怯えちゃって……。仕方ないわね。ルイン、貴女のほうから手を差し出し
なさい?」
「……っ」

 ルインは唇を硬く噛んだまま、黙ってベスラの前に立ち、両手を揃えて差し出す。
 しかし、ウルに促されてもベスラは物怖じしていた。
 流石に苛立ち始めたウルだが、すぐに別の趣向を思いつく。

「じゃあ、こうしましょう。ルイン、貴女のほうからベスラにお願いしなさい」
「なっ!」
「考えてみれば当然ですわね?これから毎日お世話してもらうんだもの。……いい事?
まずは、さっきの仕打ちを謝るの。それから誠心誠意、ちゃあんとお願いするのよ?
でないと……」
「っ!……わかった……わかったから……」

 ウルがワクワクした表情で見物する中、ルインとベスラが向かい合って立つ。
 ベスタは汗と排泄物の交じり合ったような、吐き気をもよおすような臭いに包まれて
いた。
 ぶるぶると震えながら、ウルの言うとおりに謝罪を口にした。

「さ、さっきは、酷い事して……ごめんなさい。い、痛かった……でしょ」
「でひ……すごい、痛かったぁよ」
「もう、しないから、だから、手械を……お願い」
「でひひ」

 ベスラは卑屈に笑って手に持っている手械を開いた状態でルインの前に差し出す。
 ルインは少し躊躇し、しかし手械の上に自分の手を預けた。
 恐怖でガクガクと肩が震えるのが手の先まで伝わり、手首を預けた手械がカチカチと
音を立てている。
 それでも、目を背けながらも必死に歯を食いしばって恐怖に耐えていた。
492486 (6/7):2008/08/16(土) 23:08:24 ID:JZ7kaW/0
「うふふ。良いシーンですわね。まるで結婚式みたいよ?さ、誓いの言葉を聞かせて
もらおうかしら?誠心誠意、ね」
「――っ」

 ウルの悪趣味な言葉にルインの顔が紅潮する。
 しかし、ウルへの抗議の言葉は喉まで出かかって、消えた。
 その言葉を飲み込むように、代わりにベスラへの言葉を口にする。

「る、ルインを、つつ、繋いで……ください……これから、お世話を……お願い、します
……そ、その、出来るだけ、何も、しなくて良いですけど……」

 唇がわなわなと震えて、言葉が思い通りに出てこない。
 ばかりか、出来るだけ酷い目に合わないようにと本音が混じってしまう。
 しかし、ウルがそんな言葉を許すはずも無かった。

「何を言ってるのかしら?貴女、まだ判ってないみたいね……これじゃあ……」
「ふええんっ!わかったから!ぐす、わかったから、言うから、ちゃんと言うから!」

 声を上げて泣き出してしまったルイン。
 ウルはその様子に倒錯的な感動さえ覚えつつ、しかし飽き足らないように追い討ちを
かける。

「ふん。罰として、一つ一つちゃあんとお願いする事。私がベスラに依頼した毎日の
お世話。あれを一つ残らず、懇切丁寧にお願いするの。わかりましたわね?」
「ぐす、ぐすっ、わかったから、ルイン、言うからぁ……」

 ルインは泣きじゃくりながらも、再度、目の前の汚物処理奴隷に向かって唇を振る
わせた。
 さっきウルが言っていた自分の世話の内容を一生懸命に思い出しながら、言葉を
紡ぎ出して行く。

「ルインを、ルインを、鎖に繋いでください……こ、これから、毎日、ルインのお世話を、
よろしくお願い、します……その、お食事を、食べさせてください……えと……その」
「湯浴みとトイレでしょ?」
「うっ…く、ぐす、ゆ、ゆ、ゆあみを、手伝ってください……あと、と、トイレを、トイレの
お世話を……おねがい、します、ふ、ふえええんっ!」
「まだまだ。肝心の事が残っていてよ?心を込めて、丁寧にお願いするんですわよ?」
「ひっぐ、ひっく、ルインを……ルインが、体調を崩さないように……ルインの、か、
身体を、毎日、調べて……ください……ルインを、毎日……隅々まで、検査、して
ください……。これから……ずっと……よ、よろしく、お願いします……ぐす、えっく」
493486 (7/7):2008/08/16(土) 23:10:25 ID:JZ7kaW/0
「でひひ、でひひ、可愛いなあ、ルイン様、可愛いなあ。でひっでひっ、おで、一生懸命
お世話するだぁよ」

 ベスラはルインの言葉に感激したように興奮しながら、細い手首が預けられている
手械を、両手で閉じる。金属の錠が自動的に下りた。
 ガキンと硬い音が響き、この瞬間、ルインの自由が奪われた。
 これで、もはや魔方陣を組んでベスラを退ける事さえ出来ない。ルインはたった今、
気を失ってしまいたかった。
 目が覚めたら、ベイガンの腕に抱かれているんじゃないかと、逃避に近い考えまで
浮かんでくる。
 しかし、たった今架けられた手械の冷たさが、気を失うことを許してくれなかった。

「感動的ですわね。とっても素晴らしい誓いの言葉だったわよ?さ、ベスラ、式も済んだ
ことですし、早速お世話して差し上げなさい」
「でひっ!お食事?」
「それも楽しそうだけど、準備がまだなのよね。湯浴みするにもお湯も沸いてないし……
そうね。記念すべき一日目なんだし、取りあえずルインの体調が悪くないか、身体検査
してあげたらどうかしら?」
「っ!」

 ルインは息を呑み、ベスラから離れるように後ずさる。
 が、2mも無い鎖はすぐにピンと張り、ベスラとの距離はそれ以上にはならなかった。
 そんなルインの様子を楽しげに見ながら、ウルは残酷な言葉を吐き出す。

「さあ、お姫様、そろそろ覚悟を決めてもらいますわよ?愛しい旦那様に、たっぷりと
汚してもらいなさい?」

 ――愛しい旦那様。それは、ベイガンの事だったはずだ。
 そこまで先の事を考えては居なかったが、確かにルインはベイガンと結ばれる事を
望んでいた。
 本で読んだ昔話ならば、その名を呼べば、瞬く間にベイガンが助けに飛び込んでくる
ところだろう。
 ルインは、そんな有り得ない話にも縋りたい気持ちであった。
 ベイガンが仮に助けに来たとしても、それはウルに殺される事に他ならない。
 しかし、ベイガンなら、そんな絶望的な状況も何もかも軽く飛び越えて、自分を助けて
くれるような、そんな気がした。
 故に、祈るように呟く。

「ベイガン……ベイガン……たすけて……」

 しかしその声は、ウルが閉じてしまった扉の音に掻き消された。
494486:2008/08/16(土) 23:11:07 ID:JZ7kaW/0
以上です。
よろしくお願いします。
495名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 00:12:20 ID:5tGdeRze
来ないようだとどんどん飲んじゃいますね。
旦⊂
旦⊂
旦⊂
496名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 00:21:42 ID:Jd7yO1H8
ああん、がんばってるんだけどすごい長文になってるんだ!
私の分のお茶は残しておいて!!
497名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 00:53:11 ID:Jd7yO1H8
陵辱モノ、か。なるほど……
うん、うまいこと書けてるよ。
救いを求める少女の感情が痛切で、助けてやってくれ!みたいな願いが出てくる。
さて、リズムやテンポについて、話をしていこうか。


最初に、基本的なことを抑えておこうか。
「リズム・テンポ」については会話のリズムを思い出せばいい。
今までに何度か書いてきたことだけど、『実際に口にしてみる』というのは
人間が認識しやすいテンポかどうか、それを確認するための作業なんだ。
例として、このレスの一番上の文章を口にしてみてくれる?
こうなるはずなんだ。

「陵辱モノ■か■■なるほど■■■」

■の部分を、楽譜で言う休符のように、一度言葉を切ったんじゃないかな?
スムーズに読ませず空白を置くことで、
『陵辱モノであることに何かひっかかりを覚えているようだが、納得はした』
というのを表現しようとした文章になる。ちょっと拙いけどね。
リズムやテンポについては、こういった風に
単語だけで表現しきれないニュアンスを表すための手段だと私は考えているよ。
作者や読者の出身地、つまり方言などによって変化することもあるけどね。

ただ、キミは上で説明したことについては、一定以上の水準を満たしてる。
もしかしたら、何を今更って思ったんじゃないかな。
だから、もうちょっと違うアプローチから見てみようか。

>>488の終りから>>489のはじめ数行が顕著だけれど、少し目が流れてしまう箇所がある。

読み進めるスピード、これもひとつの『テンポ・リズム』の問題になるんだ。
目線がどんな動き方をして、どんな単語を拾っていくか?
これを制御できたら、キミの表現性はもっと跳ね上がると思うよ。

この掲示板という表現媒体では、文章は「左から右」に流れ、「上から下」に進んでいく。
私はAAは描けないのだけど……

\           大雑把に行けば
  \             こんな風に
    \            目線が進んでいることに
      \   なるわけだね

最後の「なるわけだね」は一瞬、読み辛くなかった?
そこまで斜めに視線が進んでいる中で、急に左に視線が引っ張られたんじゃない?
これは、よくない例。
文章内の「重要な部分」の配置がぎこちなく、目がつっかえる。
読者が読み飛ばしを起こしてしまったりすることがある状態だね。

漢字、ひらがな、記号。それぞれの文字には重さがあるんだ。
画数の多さだと思ってしまっても、間違いではないかもしれないね。
さて、いい表現が無いかと思って検索していたら、あるサイトの文章を拾ったので、
ここにちょっと転載させてもらうね。改行だけ追加させてもらって、っと…
498名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 00:53:49 ID:Jd7yO1H8
>>>>
普通、本や雑誌など活字を読むとき(縦組みの場合)、右から左へ1行ずつ、
そして上から下へと1文字ずつ活字を眼で追って行きます。

しかし、ある瞬間に視野に入る文字はけっして1文字だけではありません。
人間は一瞬でまとまった数文字の単語や熟語全体を読んで
(画像情報として)認識したりするので、素早く文意を掴むことができます。

また、読み進んでいる行の次の行や、さらにその次の行なども視野に入ります。
そこで、ある部分を読みながら同時に文章の先読みをして、
読んでいる部分の文意に関する最適な判断を下していきます。

さらに、例えば見開きの左ページを読み進んでいるときに、
ちょっと前の文章の内容を確認したければ、
一瞬視線を右ページに戻して既に読んだ場所を再読したりもします。

つまり読書という作業は、けっして「1文字づつ認識していく」作業ではなく、
視線をあちこちに飛ばしながら総合的に情報を読み取っていく作業です。
>>>>


ちなみに、最初の5行を原文にできるかぎり忠実にコピペすると、

普通、本や雑誌など活字を読むとき(縦組みの場合)、右から左へ1行ずつ、そして上から下へと
1文字ずつ活字を眼で追って行きます。しかし、ある瞬間に視野に入る文字はけっして1文字だけでは
ありません。人間は一瞬でまとまった数文字の単語や熟語全体を読んで(画像情報として)
認識したりするので、素早く文意を掴むことができます。

これじゃちょっと読みづらくない?
文章の中身をそのまま実践して、悪い例で教えてくれてる状態だね。
(勝手に借りてきました。原文を書いた方、もし見ていらしたら、申し訳アリマセン。)

さっきの『つっかえる』例と違って、この文章だと。
今度は「どこに重点を置けば良いのかが判りづらい」から、目が滑ってしまう。
これもやっぱり『目線の』テンポ・リズムが悪い状態なんだ。


どう説明すればわかりやすいか、私にはよくわからなかったから、実際の例を出してみた。
もっと上手い例を出せる人もいるかもしれないし、
もっと簡潔な言葉で伝えられる人もいるかもしれない。

随分長く書き連ねてしまったけれど、
表現力は申し分ないし、wktk感も充分あると思う。
もしこれで、キミの文章を流し読みしてる人の目線を釘付けに出来たら、
私はとても嬉しいな。

頑張って!
499名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 00:56:20 ID:39h7pyiM
いただきます
つ旦


テンポをよくしようとして一部表現を削ってないかな?
PCで自分流に直してみたら、だれが何喋ってるか一見分かりづらかった。
必要最小限の情報に絞れば当然スリムになるが、最小限の情報さえ削ってしまうと本末転倒になる罠。

それを踏まえてテンポをよくするなら、

・セリフは一行で間に合うようにうまくぶつ切りにする
(視覚的に会話文を追いやすくなる→テンポアップ)
・ぶつ切りにしたセリフの間に地の文で説明を入れるようにする。つまり、地の文もあまり長くし過ぎない
(画面が黒くなりすぎず、リズムよく読める)

……かな、と。
あくまでも我流なんでどうかとも思うけどこんな感じで。


携帯で長文つらい。規制よ早く解けろとチラ裏
500486:2008/08/17(日) 01:47:39 ID:BR9L6kDF
うおお・・・
自分でも何となく読み辛さを感じつつも、どこに欠点があるのか判らなかったのが
氷解する思いであります。
山田様方、感謝の極みです。

>>497
句読点によるテンポやリズムも意識した事はありませんでした。
一定のレベルに達していると言われたのは嬉しい限りです。
これからは意識して句読点も使っていこうと思います。

後半のお話、文字の重みと言うのは目から鱗な話です。本当にありがとうです。
指摘されたところを自分で見直すと「汚物処理奴隷」とか「身分制度の残酷な一面」とか、
確かに「目に入れててかったるくなる」単語や表現が目立つ事に気付きました。
この辺を、例えば同じ単語でも二回目では「彼ら」「それ」などの軽い単語に置き換えて
文章を整えてみるのが最初の課題になりそうです。

>>499
なるほど、台詞のキャッチボールが連続する場合には、途中で情景説明を挟んだ方が
かえってテンポを良くする結果になる場合もあるんですね。
この辺に勘違いと言うか、変な思い込みがあったようです。
私の文章のように長い台詞が続く場合は、その辺を工夫すると効果が高そうですね。

>>PCで自分流に直してみたら、だれが何喋ってるか一見分かりづらかった。
宜しければ、どの部分に最もこの傾向が現われているのか、教えていただけませんか?
何しろ自分の文章ってのは情景込みで脳内変換されるので、客観的に見れないので・・・


お二方の意見を参考にすると、497氏に指摘された>>488,489の中間辺りに台詞を
突っ込む事で、文章が重くなりすぎるのを中和する効果も期待できそうですね。
重ね重ね、ありがとうございました。
まだまだ改善の余地が沢山あることが判り、ホクホク状態です。
501名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 02:09:55 ID:5tGdeRze
でもまああれなので書いちゃいますね。
リズムがどうかと言えば確かに少し重い気がしますね。特に序盤の辺り。
まあ言われて見ればという程度ですが。

具体的にどういうところからそう感じるのかと言えば会話からそのまま地文での状況説明に入る所でないかと。
展開上、さあ怪物が現れたという場面で登場人物の直接の反応に触れる事なく
速やかに状況解説へ移行、そこで展開の流れが切れて感じます。
そこは目にした時の驚きとか登場人物の反応を書く所じゃないですかね。あまり関係がない様に思えるかもしれませんが
展開のリズムと地文の立ち位置とは密接に関係しているという話もあります。
リズムを考えるなら登場人物寄りに語るのが常道でないかと。
明らかに登場人物が驚愕しているべき時に強めの第三者的立場で
思いが回る筈もない怪物の栄養状態まで「切れ目なく」解説し始めるのはどうかという話です。
それでは先がどうなったか知りたがる読み手のリズムとも掛け離れる事になるでしょう。

だがそれでは先を続ける前にそこで済ませておかねばならない怪物の描写はどうするのか
という事ですがそこはセリフ上一旦詰らせておくという小技を良く見掛けるんじゃないですかね。
余り上手い例ではないけれども

>扉の向こうにいた何者かが押し開けたのだ。
>ゴトンと音がしてすぐに扉は閉じた。
>「まさか……そんな!?」
>ルインは大きく目を見張った。
>そこに立っているモノを人間だとは思えなかったのである。

みたいな。多用すればくどいしあくまでなるべく登場人物の見える物に合わ気味の
描写を心掛けて離れすぎないのが基本だけれどもこの手の小技で出来るだけ劇中の会話と解説描写を切ってしまえば
区切りなく解説に続く場合よりかえって強弱のリズムが付く気がしませんかね。

しなければまあいつも通りそういう事で。

502名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 02:14:05 ID:5tGdeRze
う…また締切り後の遅レス。
まあそゆことで……

503名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 02:14:08 ID:9QSmgyOR
他の山田さんも言っているが、リズムを良くしたいなら、自分の文章を音読する事を
お勧めします。
なぜなら、所々リズムが崩れているように見受けられるからです。

よくない理由のひとつとして、作者が頭の中で考えている設定や動きが、読者に伝わ
りにくい箇所がたまに見られるためだと思われ。

例として
>地下室の扉はゴミを投げ捨てる目的で使用されるのが一般的であり、下水に通じて
いるはずである。

>>486の頭の中にあるこの世界では「一般的」なのだろうが、そんな事読者は判らない
し、入れなくても話に齟齬が生じない情報はいらないです。
『地下室の扉はゴミを投げ捨てる目的で使われ、下水に通じている』だけで伝わります。

逆に、情報が足りなくて伝わりにくい箇所もあります。
>向こう側の壁の鉄製のドアに近づく。
次の文章で、かろうじて鉄製のドア=地下室の扉とわかるが、最初に鉄製のドアは地下
室に通じていると判った方がいいんじゃないかな。
>不安を隠せないルインの前で、内側からかんぬきを外した。
ルインとウルが同じ部屋にいるのだろうか?
最初の文章から読んでいて、同じ地下牢の中なのか、ウルは牢の外側なのか…
どんな状況でかんぬきを外しているのかが、正直伝わりにくかったです。


ご自身の頭の中でどんな立ち位置かなどの映像を思い浮かべ、それを描写してみると
その辺は上達します。

以下は強制ではありませんが…
大塚英二の「物語の体操」にも記述がありますが、ご自分が好きな漫画を小説に起こし
てみると、映像を小説に変える力が強化されるかと思います。
同じ著者の「キャラクター小説の作り方」共々、割と実践的ですので、もしお時間があっ
たら目を通してみるといいかもしれないです。
504486:2008/08/17(日) 03:39:15 ID:BR9L6kDF
>>501
ご教示感謝です。
確かに登場人物視点と神の視点がごちゃ混ぜになってて、「ルインがどう感じたか」が
疎かになってる部分がありますね。
「栄養バランス」とか、今見ると何ちゅー不自然な単語を紛れ込ませてるんだか・・・orz
「読者の意識がルインにリンクしてるのを途切れさせないようにする」と言うのがポイント
と言ったところでしょうか。
他にも>>500の最後の方で書いた事に近いかも知れませんが、情景や状況の説明に
台詞を挟み込む事はリズムやテンポを良くする小技として使えそうですね。

>>503
うう・・・激しく紛らわしくて申し訳ありませぬ。
誤解を招いてしまったようなので、弁解させてください。
>>501氏の指摘にもある事なんですが・・・

実は投下したのは第四話の後半部分でして、あの文章の前にもルインが地下牢で
物思いに耽っているシーンや、地下室や牢の内部の構造描写もあるのです。
ベイガンにフラれて憔悴したウルが帰ってきて、地下室入口の階段の途中で立ち
止まって、澱んだ目で鉄格子の中のルインを見つめて、心情を吐露するシーンが
あるのです。
当然、第一話の時点で世界観やこの国における常識(女尊男卑の奴隷制度とか)は
もちろん、ルインやベイガンの外見、髪の色、目の色や身長なども物語の中で描写
してるんです。

ただ、そこまで書いていくと20や30のレスじゃ済まなくなり、このスレで聞くには趣旨が
異なると思い、バッサリとカットして途中から投下したんですが、その事を>>486でちゃんと
説明した方が良かったですね。
そこらへんの前提を全部すっ飛ばして、意見を聞きたい部分だけを投下したので誤解を
招いてしまったようです。
「能書きは良いからとっとと投下しやがれコンチクショウ」と思われるのを恐れて、説明を
ろくにしなかったのが失敗でした。

本当にブツ切れ状態で申し訳ないです。
ただ、物語の前提を何も考えずに一場面だけを描いたわけではない事を、ご理解頂きたい
次第でして。

P.S>>503
もちろん「物語の体操」「キャラクター小説の作り方」「ハリウッド脚本術」、他にも
冲方丁先生の「冲方丁のライトノベルの書き方講座」も愛読書です。
エクセルマクロでプロット作成用のタロットを作った程w(←すごく便利なのでうpりましょうか?w)

個人的には後者の冲方丁先生の方がスタンス的に好きですね。
大塚英二先生は後になるほど文章に私情を挟みすぎで・・・
技術的にはすごく参考になるのですけどね^^;
505名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 03:51:41 ID:UjRxDj/f
>>503-504
おまえらやるおブログ読んだんじゃねーだろうなw
俺はよんで大塚英二の本買ったぜw
506名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 04:19:31 ID:BR9L6kDF
>>505
バレテーラw
507名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 04:34:13 ID:UjRxDj/f
>>506
個人的にはコレもオススメ
ttp://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31748197

あとタロットはうpれw
508名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 04:46:19 ID:BR9L6kDF
ほいw
大塚先生の本の奴からちょっとだけアレンジしてるけど、
気に入らなかったらマクロ弄って見てくだされ。

ttp://kissho.xii.jp/1/src/1jyou45404.zip.html
pass:eroparo
509名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 04:56:11 ID:UjRxDj/f
サンクス。
あとスレを私的使用しちゃって申し訳ない。お詫びします
510名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 05:06:23 ID:BR9L6kDF
あ、>>508はエクセル起動するとマクロ警告出るけど問題ないです。
(知らない人はビックリするけど、マクロが含まれてたら必ず出る警告です)
念のため、ウィルスチェックは各自でお願いしますね。
511名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 00:00:07 ID:yHRwrExw
つ旦旦旦旦旦旦旦旦旦
512名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 17:36:51 ID:CL3qu62Q
それにしても、よく鬱な話をみんな書けるよなぁ。オリジナルならなおさら。
私はどうにも苦手というか、嫌というか。


MGS3のヴォルギン大佐の拷問くらいが限界で、あれ以上だと手が止まる。やっぱ、これも慣れなのかな?
513名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 21:27:00 ID:ecSvaUC7
慣れよりも属性じゃない?アンテナの方向がそっちに向いてないって言うか。

俺の場合は、キャラに愛情を抱く程に滅茶苦茶にしたくなる二律背反な感じ。
でも愛してるから最後は必ず幸せな結末にする。多分これだけは絶対に変わらない。
必ず幸せになるって決まってるからこそ、思う存分酷い目に遭わせられるって感じかな。

要するに女の子がズタボロに犯されて、骨の髄まで調教されて恋人の前でイカされまくって、
それでも最後まで頑張って戦い抜いて幸せを掴み取る姿にフルボッキする次第でして。
514名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 22:37:11 ID:CL3qu62Q
>>513
そうなのか、私は逆だ。愛してるからこそ、そんなふうに動かすことができない。

やっぱ属性変えるか、その辺は目をつむって書くしかないのかね。
515名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 23:04:12 ID:NGRtA8Ak
む−・・
俺の場合は、必要は発明の何とやらって感じ。

それで話が面白くなる(盛り上がる?)のであれば、どうとでも料理しちまう。
ドロドロのボコボコにすることで完結するならするし、甘々のベタベタで表現できるなら、そうするだけ。

ただキャラの名前を書き換えるだけで転用出来るような話には絶対ならないように、原作の世界観
ならではの展開とか使用キャラの個性を重視して書くようにはしてるけどw
516名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 05:57:36 ID:Iz1fXHm3
つ旦旦旦旦旦

つうかなおまいら
ここはな、書き手スレではない。

というかおまいら自分についての話が出来そうなら
本当にどこででもお構いなしで
自分について語るのな。呆れる。

517名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 11:59:00 ID:2xB0WIj6
つうかな>>516
ここはな、雑談禁止スレではない。
そもそもテンプレもないノリだけで保ってるスレだろ。
雑談で消費しまくって良いとは言わんが、噛み付く程ではない。

おまいはちょっとでも叩けそうな気配があったら
手当たり次第に噛み付くのやめような。
そう言う奴が何て呼ばれるか知らない訳でもないだろ?
518名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 18:29:04 ID:77qpDHgc
まあ、お互いにちゃんとスレの使い分けとか、
注意の仕方とか、色々気をつけよう、って事ですな。
519名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 12:13:14 ID:uHzoqx4Y
兎にも角にも依頼が無い以上、山田さん達は暇なのであった。まる
520名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 13:10:57 ID:YcVXcdol
依頼です。批評願います。
二次創作、ボーカロイドもの。注意は凌辱、SM。
521名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 13:12:49 ID:YcVXcdol
 ようやく目を覚ましたリンに、私は椅子に背を預けたまま挨拶をする。
「おはよう、リンちゃん。気分はどうだい?」
「……最悪よ。早く私達を放しなさい」
 じゃらり、と鎖が鳴る。壁に縛り付けられたリンは、視線だけで私を殺そうとするかのように睨んでいる。
「君はもう少し会話を楽しむべきだと思うがね」
「そんなことより、レンはどうしたの」
 彼女達を拘束してから、二人を会わせた事はなかった。私はにやりと笑い、答えた。
「あぁ、レンちゃんなら扉の外で待ってるよ。……レン、入りなさい」
 振り返った私と、怪訝な顔をしたリンの前に現われたのは、間違いなく美少女である。
 薄く化粧をして、貴族の令嬢にも引けを取らない絢爛なドレスを纏った……鏡音レンである。 
「……レン?」
 あっけに取られたリンを無視して、レンは私に抱きつく。
「お父様、レン、一人で寂しかったよー」
「よしよし、ごめんよー、レン」
 膝の上にレンを乗せ、私はリンに向き直る。愉快なほどに呆然とする彼女に、私は一言だけ聞く。
「感想は?」
「……レンに何をしたの」
「仲良くしただけさ、君の代わりにね」
 彼女に噛み付かれた傷は、今もはっきりと残っている。彼女は本気で私を噛み殺そうとしていた。
 思い出すだけで憎悪が溢れ出す。私は気を静めるように、レンの背中を撫でた。 
「殺す、殺してやる!」
 リンは言葉と共に私に向かってくる。が、繋いだ鎖が軋みを上げ、彼女の動きを止める。
「怖いなぁ、レン。リンは私を殺すそうだよ」
「リン、あたしのお父様を殺しちゃダメだよ」
 のほほんとした空気の私とレンに反比例して、リンの殺意は膨らんでいく。
「絶対にお前を殺す、よくもレンを! 最低のクズ、死ね、死ね!」
 ヒートアップしていくリンに、私はレンを撫でる手を止めた。
「君にはお仕置きが必要なようだね」
 リンは私を蔑むような視線を向ける。
「やれるものならやってみなさい、今度は必ず殺してやるから!」 
 私はわざとらしく溜め息を吐いた。
522名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 13:14:11 ID:YcVXcdol
「レン」
「ん。なぁに、お父様」
 レンは私の首に回した手を一旦離し、私と顔を見合わせた。
「リンをお仕置きしなきゃいけないんだけど、リンは私が近付いたら殺すそうなんだ」
「えー、嫌だよ、お父様が死ぬなんて」
 ふるふると首を横に振るレンの手を握り、私は言った。
「だからな、レンが代わりに罰を受けてくれないか?」
 リンは、理解不能、といった目でこちらを見ているが、レンは少し困ったように首を傾げただけだった。
「痛いの、それ?」
「お尻叩き三十回だ。レンは優しい子だから、受けてくれるよな」
「……うん、わかった。お父様のためだもん」
「レン、何言ってるの!?」
 リンの叫び声を聞こえないかのように、レンはうつ伏せになって私の膝の上に乗った。
 ドレスをたくし上げ、リンとレンが向き合うように椅子の方向を変える。
「行くぞ、レン。ちゃんと自分で数えるんだぞ?」
「うん」
「逃げなさい、レン、何してるの!」 
 ばしんっ、と大きな音がした。一切の加減のない叩きに、レンの身体が小さく跳ねた。
「ぃひいっ!」
「ちゃんと数えなさい」
 リンが何事かの抗議の声を上げた気がするが、私には聞こえない。興奮が高まり、レンの姿しか見えない。
 振り上げた手に怯えるように身体を縮める。それを無視して思いっきり叩く。声が上がる。
 レンがまともに喋れたのは十回ほどまでで、残りは喘ぎ声にしかなっていなかった。
「レン、今は何回目だ?」
「にじゅう……なな?」
 本当はすでに三十回を越えていたが、レンの自己申告に従い残り三回とした。
「あと三回、しっかり数えるんだぞ」
「はい……」
 すでに真っ赤になっている尻を上げ、レンはぎゅっと目を瞑った。
 私も残り三回に全力を入れる。一回、「いっ、ちぃ!」、二回、「に、ぃい!」。
「よく頑張ったな、最後だ」
 一際大きな音が響いた。レンはあまりの痛みに身体を震わせ、小さな声で「さん」とだけ呟いた。
523名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 13:16:08 ID:YcVXcdol
「痛かったろう、ごめんなぁ、レン」
「あんたが叩いたんじゃない!」
 リンは私に怒鳴る。レンは朦朧として、支えていないと私の膝から落ちてしまいそうだ。
 私はレンを抱き寄せ、赤く腫れた小さな尻を撫でる。
「大丈夫か、レン」
「うん……あたし、頑張ったよ」
「レンは本当に良い子だ。リンが素直に罰を受ければ、私も可愛いレンを叩かずに済んだのになぁ」
 リンは一層怒りを深め、野獣のように唸っている。私は笑いを堪えるのに必死だった。
「リンが、悪いの?」「そうだよ」
「あたしが痛いのは、全部リンのせいなの?」「そうだよ」
「全部リンが悪いんだ」「そうだよ」
 私はレンをしっかりと抱きしめ、地面を蹴って椅子を回す。
「レンばっかり罰を受けるなんて、不公平だと思わないか?」
 くるくると回る世界。まったく愉快で堪らない。
「うん、リンも罰を受けなきゃダメだよ。あたしばっかりなんて、ズルイ」
 それから幾つかの言葉を囁き合い、椅子は回転を止めた。
 同時にレンは私を突き飛ばし、リンの鎖を解く鍵を奪っていく。私は腰から地面に落ち、痛みに顔を伏せる。
「信じてたわよ、レン!」
 リンが喜びの声を上げる。視線の先、久方ぶりに開放されたリンは、軽くジャンプをして手首をほぐしている。
「さぁ、死ぬ覚悟はいいかしら」
 鬼気を立ち昇らせ、一歩、二歩と、私との距離を詰めるリン。それでも私は余裕の笑みを崩さない。
「ふーん、もう覚悟は充分って、と、こ」
 リンは最後まで喋ることなく膝から崩れ落ちた。その首筋には小さな針の跡が残っている。
「よくやった」
 私はレンから注射器を取り上げ、頭を撫でる。レンはくすぐったそうに頬をすりよせる。
「リン、意識はあるだろう。……感想は?」
 リンは辛そうに顔を上げて言った。
「しね、くそやろ、う」
 ガン、とその頭が地面に叩きつけられる。
「お父様を馬鹿にするのは、あたしが許さないんだから!」
 レンの足が後頭部を踏み付けた。リンは地面と接吻をさせられ、何も喋れずにいる。
「その辺にしておきなさい」
「……はーい」
 レンは残念そうに足を除けた。私はリンの髪を掴み、聞く。
「最後に何か言いたい事は?」
「……」
 まだはっきりと意志を保った冷たい瞳が力強く私を睨み付けている。
524名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 13:17:28 ID:YcVXcdol
「ふむ、よろしい。……リンを抱き起こしなさい。そう、そのまま腕を抑えて」
 リンは地面に足を投げ出した状態で、それをレンが後ろから羽交い絞めにしている。 
 私は彼女のスカートに手を入れ、下着越しに愛撫を始める。指先が当たると、彼女は小さく息を呑んだ。
 薬の効果で敏感になっているのがよくわかる。すぐに指が湿り気を帯びて、リンの吐息は熱くなっていく。
 下着を脱がせ、私が直接そこに触れると、リンは「んぅ」と小さく声を上げ、屈辱に唇を噛み締めた。
 私はお構いなしに、狭い膣口に中指を軽く出し入れして、クリトリスを親湯と人差し指で弄る。
 そのたびに眉根を寄せて必死で快楽に耐えるリンに止めを刺すべく、私は手の動きを早めた。
「ひぅっ、やめっ、やだ、やだ、いきたく、ないのに……っ、いやぁ、いっちゃう!」
 リンは大きく仰け反り、何度も体を震わせた。はぁ、はぁ、とリンの呼吸音だけが狭い地下室に響き渡る。
 私はズボンのチャックを下ろし、興奮に勃起したそれを取り出し、ぼーっとしたままのリンの太ももを抱え上げる。
「えっ、なに? 嘘、ムリ、そんなの入らないぃ!」
 抵抗しようと暴れるも、薬で力の入らない体をレンと私に持ち上げられた状態ではどうにもならない。
 私は一気に腰を突き出す。みしっ、と何かを突き破る音がした。
「ひっ……!」 
 リンの喉から悲鳴じみた声が漏れる。その声もピストン運動を始めると、すぐに甘い声に変わってゆく。
「ん、ぅ、あっ」
「ずいぶん気持ち良さそうだな?」
「ちがっ、これ、はぁ!」
 リンの言葉は喘ぎ声でほとんど意味をなしていない。ふとレンに目を向けると、退屈そうにリンの腕を持ち上げている。
 私はレンに目配せをして、リンの腰を抱え上げた。
「やだぁ、これ、ふかい、ふかいよぉ!」
 リンは目尻に涙を浮かべて叫んでいる。最初の強気な態度はどこかに消し飛んでしまったらしい。
 彼女は私の首に手を回し、自分から腰を振っている。こうなっては快楽を貪るだけで、面白味は薄い。
「あはっ、もっと、もっと欲しいのっ!」
 そろそろリンの瞳の色が、正気を保っているのか怪しくなってきた。私は合図を出す。
 するとレンはドレスをたくし上げ、溢れる愛液を潤滑油にしてリンのアナルにあてがう。
「え、そこはぁ、ちが、うぅ!」
「違わないよ」
 リンの未使用のケツ穴に、レンの細長い陰茎がめり込んで行く。恍惚としたレンの表情に比べ、リンは苦痛に顔を歪めている。
「いたっ……い?」
「すぐに気持ち良くなるんだよ。お父様もレンにたくさんしてくれたんだから」
 その言葉を皮切りに激しくなるレンの腰の動きに、負けじと私も腰を速める。
 肉と肉のぶつかり合う音に嬌声が混じるようになり、リンの首が私の肩にもたれかかる。
 だらだらと垂れる涎と涙の混じった液体が服に染みを作っていく。
「うふ、ふふっ、ケツもぉ、ま○こもぉ、とっても気持ちいいのぉ!」
 焦点のずれたリンの目に、私はぞくぞくとした快感に背筋を震わす。
「お父様……あたし、もう」
「いいぞ、射精しろ」
 私とレンは腰が折れるほど、リンに全てをぶつける。
「いひぃ、あ、あっ、ああぁぁぁぁぁぁああ!!」
 リンの絶頂と合わせて、真っ白な快楽が頭を突き抜け、信じられないほど長く射精が続いた。
 意識を失って体を預けるリンから性器を引き抜くと、入り切らない精子が溢れ出した。
 レンの方も似たようなもので、失神寸前に疲れきった体を私に寄りかからせる。
 二人の娘を手中に収め、私はこれからの享楽の日々を想像し、笑みを浮かべた。
525名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 13:20:34 ID:YcVXcdol
以上です。
ボカロの設定はよく知らないので間違いがあったら指摘願います。

ところで、これってエロいですか? 正直、書いてる自分以外がまったく楽しめない気がして仕方ないんですが。
目標は『よりエロく』なので、そこらへんもお願いします。
526名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 17:53:50 ID:vto1aozJ
貴方も自覚しているようにエロさが無いと言うことだが、読んだ限りではエロさではなく、その土台となる
表現や描写が薄すぎると感じた。
全体的に漂う淡白さこそが(凌辱的に)エロくない理由の大半だと思う。
まずは地文の一行一行をもう少し丁寧に書くと良いと思う。
まあこの辺は他の山田諸氏の方が上手く説明できると思うので、俺は専門である凌辱に関して語りたい
と思う。
これが全てとは言わないし、結局は俺の個人的な解釈になるので異論は認める。

まず最初に、凌辱物が好きな人でなければ凌辱を書くのは難しいと思う。
>>512-513あたりのやり取りでも判るように、女の子が酷い目にあっている様子を見て楽しむ事ができる
神経の持ち主でなければ、本格的な凌辱物を書くのは不可能と言える。
ちょっと趣向を変えて凌辱物で…程度に書くのもチャレンジとしては悪くないが、中途半端な凌辱物に
付くGJは100%「お愛想」だと思って間違いない。

凌辱にも形態は幾つかあるが、そのどれにも共通している事は女の子の意思を無視していることだ。
つまり手中に収めた女の子を(性的な意味で)オモチャにする事にその興奮の真骨頂がある。
それは「思い通りにならないもの」を「思い通りにする」快楽であって、ツンデレに近いとさえ言える。
例えばツンデレ物の小説で、物語の最初でいきなりツン→デレに変化してしまったら、これはツンデレ物
と言えるだろうか?ツンデレ物ではなく、デレデレ物になってしまうだろう。
もちろん例外はあるだろうが、ツンデレ物である以上、ツンがデレに変化するのは物語の佳境、終盤の
クライマックスである事が望まれる。
凌辱物における「女の子の陥落」にも全く同じ事が言える訳だ。
そして、その変化が緻密に描かれるほど、興奮度は増していく傾向にある。

>524の最初の方でリンが愛撫されてイキそうになるシーンがあるが、ぶっちゃけ淡白すぎる。
「薬の効果で」とあるから「ああ、薬に催淫作用があったのね」と想像はできるが、だからと言って指で
ちょっと擦っただけでキモチ良くなるのは、少なくとも凌辱と言うジャンルの中ではあまりにも不自然に
過ぎると言うわけだ。
凌辱で肝心なのは、あくまでも「思い通りにならないもの」が「思い通りになる」様子を描く事だ。

つまり、リンは簡単に屈してはいけない。簡単にイッてもいけないし、簡単に快楽を認めてしまっても
いけない。最後の最後まで抵抗を続けなければならない。
主人公に触られて普段以上に敏感になってる自分に気付き、しかし、尊厳とプライドに賭けて気持ち
良くなんかないと全力で否定しなければならない。
その尊厳やプライドの殻を主人公のネットリとした指先や言葉でジワジワと剥ぎ取っていき、否定しながら
も快感に追い詰められて行く様子を描くのだ。
この否定が強ければ強いほど気持ち良さを我慢していたと言う事であり、最終的に無理矢理絶頂させられ
た時には否定の強さはそのまま開放感となってリンに襲い掛かり、その快感も何倍にも増してしまう。
そんな様子を楽しんでこその凌辱物な訳だ。

他の場面も同じ事が言える。
処女を奪われる場面やピストン運動も、この時点で既に完全に落ちているのは凌辱物としては頂けない。
何故ならば、「思い通りになるもの」を「思い通りにして」も、凌辱的には面白くもなんともないからだ。
ハッキリ言って、女の子が完全に陥落してアンアン喜んじゃうような場面にはいつだって持ち込めるし、
凌辱好きに言わせればその時点で凌辱属性から外れてしまい、殆ど「エピローグ」みたいな物なのである。

これらを踏まえて、貴方の文章は凌辱好きから見ると明らかに物足りない。
凌辱はその性質上、凌辱属性の無い人には受け入れられない性質が強いのだから、どうせ凌辱物を書く
のであれば、凌辱好きだけにターゲットを絞って徹底的にネチャネチャでドロッドロな凌辱物を書いた方が
良いだろう。
527名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 18:15:00 ID:3DilRcYb
>>526
横レスだけど、今レイプ物(最終的には助けられて和姦になるけど)を考えてる所なんで色々参考になった。

って、レイプも陵辱でいいんかな……?
528名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 19:10:01 ID:R/U/8oJQ
>>526じゃないが、ほぼ同じなんじゃないかな?
まあ、使い分けてる人もいるかもしれないが、
個人的には同じものだな、凌辱とレイプは。



やっぱりエロについては何に関してもそうだが、
面倒でも溜めをしっかり書いて、溜めに溜めてから
放出した方がエロくなるよな。凌辱に限らず、甘アマでも
羞恥プレイでも、何でもそうだと思う。

段階を踏む、というのを意識するといいのかもね。
529名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 22:34:27 ID:GeuMcbCf
>>525
>ボカロの設定はよく知らない

これだけで二次としてはアウトじゃないか?
ボーカロイド系は公式設定は無いに等しいが、それでもそんな言葉が出てくるって事は、何も調べて無いと見た
ニコニコなり何なりで概要をつかむべき
530名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 05:55:59 ID:Icqthmb7
こんばんわ。
とりあえず、何を言えばいいのか悩んでたんだ……
エロスに絞った話、文章に絞った話、展開に絞った話……
長くなるし、耳も痛いと思うけど、がんばって聞いてね?


最初に。エロいかどうか、と言われているから答える。
まったくエロくない。

前説には書いてないわけだけど、これって女装モノでもあるよね。
ホモ描写は、そういう関係を匂わせるだけでも嫌がる人が少なくありません。
多分に、倒錯したエロスを目指したのだと思うのだけど。
(近親相姦要素もあるのだし、レン洗脳はそういうことでいいんだよね?)
一応、これは最初に必要な注意ね。

かなり洗脳されきって痛々しいことになってるレンの描写と、
どうかと思うくらい直接的な描写とが同居してて、違和感が強すぎる。
直接的な卑語が後半急に多くなるけど、意味を感じない。

そんな中途半端な言葉攻めやら一発で落ちる薬物攻めとかより、いっそホンキで陵辱の方がまだいい。
倒錯や、耽美化した世界を描きたかったのなら、最初から薬使っとけよと思う。
最初あれだけ憎ませておいて薬であっさり陥落とか、書いてて楽しくなかったんじゃない?

卑語ばかり出したかったなら、言葉攻めにでもすればよかったんじゃないかな。
もしも人間が、卑猥な単語の連呼でエロスを感じるのならば。
その単語が世界共通語になっててもおかしくないでしょ?
それを卑猥だと感じる感情が、ヒワイさを醸し出すんじゃないのかな?

あとは、ぶっちゃけキミの経験不足が滲み出ているのではないかと推測します。
プロのおねーさん(ビデオも当然)と、本当の意味での素人では、色々まったく違いますよ。


文章の話。

ちょっと前、「セリフとセリフの間に文章を入れていくことでテンポがよくなる」と
他の山田さんに教授を受けていた田中君がいたね。
だけど、彼の場合、一度に書くセリフが長かったから通用することなのであって。
キミのように、短すぎるセリフの間に地の文章を書かれても、読みにくいだけになる。

あとは……これは、ちょっと判りにくいことを承知の上で言うけど。
キミの文章は、「台本」だ。
「台本状態」じゃない。本当の意味で台本そのものだ。
ト書きを書いて、セリフを書いて。その繰り返しになっている。

その上で更に、描写が足らなすぎる。
台本における「シーンの設定」が一切描かれていないからだね。
その場の状態だけを描写するに留まって、読み手にとって気になる部分を完全に黙殺。
一度、24時間くらい間を置いて、自分の文章だと思わずに読み返してみることをお勧めするよ。

もし何を言われているのかさっぱりわからなかったら、大きな本屋さんに行ってみてほしい。
TVドラマ脚本をまとめた本や、映画台本を掲載した「シナリオ」という雑誌も売られているから、
買うなり、立ち読むなりしてみてほしい。てか、「シナリオ」ならAmazonでも扱ってるね。

また長くなってしまったので、次レスへ。
531名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 05:56:48 ID:Icqthmb7
あまりこういうのは好きじゃ無いけど……
>>523の中盤の文章。私ならこうするってのを、書いてみる。

>>>>
 リンが喜びの声を上げた。私が顔を上げて彼女を見たときには、戒めはすでになく。
拘束されて凝り固まっていたらしい手首を、軽くジャンプしながらほぐしていた。
 鬼気を立ち昇らせ、一歩、二歩と、私との距離を詰めるリン。
「さぁ、死ぬ覚悟はいいかしら」
私は余裕の笑みを崩さない。
「ふーん、もう覚悟は充分って、と、こ」
 リンは最後まで喋ることなく膝から崩れ落ちた。
振り向き、信じられないものでも見たかのように凝視する彼女の視線の先で、
細いガラス製の器具を手にしたレンが微笑む。
リン首筋には、今生じたばかりの小さな針の跡。
「よくやった」
 私はレンから注射器を取り上げ、頭を撫でてやる。レンはくすぐったそうに頬をすりよせてきた。
「リン、意識はあるだろう。……感想は?」
「しね、くそやろ、う」
 辛そうに顔を上げて言ったその顔が、ガン、と地面に叩きつけられる。
>>>>

口下手な自分がイヤになるよ……言いたいことがキミに伝わるといいのだけれど。
状況を「ト書き」ではない方法で描写する方法を探してみて欲しい。
これは結局、最後には、自分のやり方を自分で見つけなければいけないことだから。


展開の話。

前半は「私」の感情を交えて書いているから、「私」に感情移入して欲しいのかと思ったけど、
後半になるとリンの描写ばかりで、「私」の感情描写も殆どなされていない。
どっちつかずで中途半端。
中途半端な状態のエロスは面白くなるかもしれないけど、
文章が中途半端では読者は感情移入の先も見つけられないよ。

陵辱展開については、私には陵辱耐性がないので難しいことはよくわからないけれど、
それでも、なんだか作業的になってしまっていることはわかった。
「私」のリンに対する感情が一度だけ、しかも<憎悪>しか書かれていないことも不思議。

「私」はどういう感情の動きをして、彼女に興奮したの?
「私」はどういう感情でもってこれからの享楽を浮かべたの?
破壊したいという願望からの享楽なのか、性的な悦楽のみを求めたものなのか?
まったくわからない。


実際、抜くためだけのものなら、これでも十分用は成している。
でも、それだけのもので終わらせたくないのだと思っているから、
キミはここに書き込んだと、私は判断してる。

そこまで深い意味がなかったのなら、きつい書き方になったこと、本当にごめんなさい。

ボカロの設定は確かに「深い設定」はどこにもない。そういう風にメーカーが言ってる。
でも、グーグルやウィキを使えば判ることなのだから、調べてからにして欲しかったかな……
532名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 10:30:44 ID:w1J/tnET
  ∧,,∧       
 (;`・ω・)_。_   山田さんたちのためにお茶注ぐよ!!
 /   oc(  アii  新人だけど頑張るんだからっ!!
 しー-J     .旦


  ∧,,∧
 (;´・ω・)_。_   アッ!!
 /   oc(  アii
 しー-J     .旦ヾ
         ゞ ⌒ζ
          ~⌒~
               
    ∧,,∧   ショボーン
   ( ´・ω・)
  c(,_U_U .旦ヾ
     (  ア ゞ ⌒ζ
          ~⌒~
533名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 10:32:05 ID:w1J/tnET
            よしバレてない
       クルッ ∧,,∧
        ミ(・ω・´ )
,    ゾウキソ→(フ∞⊂)
.         しi!ii.-J ζ~ζ
.          旦    ~ ~


 ∧,,∧    山田さーん、お茶ドゾー
( ´・ω・)つ旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦

534名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 12:20:53 ID:Icqthmb7
えっと……やっぱりキツすぎたのかな。
これ、そういうこと……だよね。

……も、もらう、ね……
・・・つ旦
535名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 12:30:53 ID:w1J/tnET
>>534
いえいえ、私ごときが山田さんたちに口出しするなど……。
山田>>459様がお茶汲み係りは、こける決まりなのだとおっしゃいましたので
わたくし今回は頑張ってお茶をこぼしてみたのです!
536名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 12:40:10 ID:wsxkWAPq
あ、いえ。自宅にネット環境がないので接続する時間が限られていて。

えー、はい。ごめんなさい。とりあえず、肝心なココロが書けてないみたいですね。
ロードローラーで轢かれながら>>503-504の本を読んできます。ありがとうございました。
537名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 16:40:39 ID:/rqt/TF3
>534
批評の内容に対する感想だけれども、短いSSにも関わらず、あまりにも多くの指摘をしているように思える。
もちろん、親切心から全ての点を指摘したいと思って書いているのだろうが、
書き手側にとっては、何から手をつけて良いのか分からない、という状態になってしまうような気がする。

もう少し、ポイントを絞って、簡潔に指摘した方が良いのでは?
538名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 20:16:06 ID:p7cjhGxH
確かに長文だが批評の横レスはやめた方がいい
荒れる
539名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 20:22:51 ID:36bL0Mri

 ii
 ii
 ii
 旦⊂ ハシッっとな。お茶貰った。
    それではと

>>520-525
文章について言えば読めると思う。むしろこの板で高濃度で分布しているような
意味の無い体言止め、訳の解らない文末の省略、といった悪癖が見当たらない。
その2点だけでも世間一般から見て普通の文章と言えるし貴重だとも思える。
無理をしてこの板でしか通用しない文章書きになる必要はないだろうと思えるのだがね。

描写少な目で全体を淡々と進めていく表現手法についても狙って書くのであれば
当然有りだろうと思う。実際に同様の物も世の中には有る。幾らでも例が挙がると思う。

例えば前のレスでは>>526が陵辱は「思い通りにする」快楽であると言った。
同じ様に仮に今わたしが陵辱は「理不尽な限界状況に置かれた相手をどうこうする快楽だ」
と考えたならばわたしは少なくとも加害側の男の心理等の描写は極力省く。

何を考えているか解らない相手だからこそ理不尽さが強調されるのであってそこを説明してしまったならば
元も子も意図も企画も表現もエロもパロも無い。
これは狙った物ではない様なので当てはまらないだろうが。

というようにどの辺りを狙うかによって適切な描写量といった物も当然変わってくる。
少なくとも一律に多ければ良いというものではないだろうから
その辺考慮しつつ推敲して見たらどうだろうか。

ちなみに内容にも触れておくと同人漫画等世間の標準的な結城リンは
もう少し酷い目に有っている様な気がするが如何であろうかね。
ぬるめに感じましたが。
540名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 20:25:09 ID:/rqt/TF3
>534 >538
ごめんなさい。
541名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 20:52:52 ID:I92LVbFp
>>534
俺は横でROMってて、すごく勉強になってるよ。
542名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 21:18:21 ID:fuBDr1d3
結城リンって誰?
ボーカロイドなんだから「鏡音リン」だと思うんだけど。
もしかして違うSSの話をしてるのか?
543名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 15:16:50 ID:0IyCYgrB
>>541
俺漏れも。

>>542
AV女優。わざとなのか天然なのかは天のみぞ知る。
544名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 03:34:13 ID:Tcg8C/1j
勉強になる人にはなるんだようがなー
指導者口調でいきなり何箇所も指摘された時点で
パンクする人のほうが多い文章だと感じた。
事実俺もパンクというかもう雰囲気だけでうへっとなったし。
545名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 09:06:18 ID:fSqWaXTt
>>544
特定の回答者に対する意見ならば>>59でFA。言い出すとキリがない。
逆に>>544が望むようなソフトな回答者がいても、俺は役に立たないと思うだろうね。
でもそのソフトな回答の方が良いと言う人もいるだろうから、思っても言わない。
結局、どの回答を参考にするかは本人次第。

あと、口調をいちいち気にしてるようではこの先生(ry
546名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 12:10:22 ID:Oe7eHwlT
 
547名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 21:24:58 ID:ZVlx7xb1
つ旦旦旦旦旦

まあ゛キミ゛はないかなと思わないでもないが
逝く夏を惜しみおまいらお茶飲め。
548名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 00:50:43 ID:QAXZNPu8
お前らは575が好きだなぁwスレタイがもうなってるもんなw
ここはもうアドバイススレ化してるのか?初心者に是非紹介すべき
まったりと過ごすスタイルのスレなのか?お茶も随分出てるようだし



ごめん短歌好きなんだ
549名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 01:13:32 ID:RHrjlFO8
やめてくれw短歌スレにはしたくない。カオス極まり滅茶苦茶になるw
既に2,3常駐スレには布教済み。初心者ビビッて尻込みしてる。

とりあえずお茶を沢山入れといた。田中さんそろそろ来ないかな。
つ旦旦旦旦旦 旦旦旦旦旦旦旦 旦旦旦旦旦
550名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 02:05:50 ID:z0cK8+/Y
旦⊂

秘書の山田君がその綺麗な胸もろ出しで踊れば
人なんかすぐに集まるのにな……
551名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 03:01:43 ID:JeAzMrfp
俳句スレになる可能性があるのなら山田さん×田中さんスレになったっていいわけだな
552名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 08:52:11 ID:ytaD1GtH
……。三点リーダの使い方はこれでよろしいかな。

お茶菓子置いてく
つ ■■■ガトーショコラ
つ ○○○南部煎餅
つ 。。。ハリボーグミ
お茶っ葉も
つ ♭♭♭ドクダミ
553名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 10:29:20 ID:UtVOZ1OS
ではお願いします。あるスレに投下済の作品です。
そんなに長くないと思うので丸ごと載せます。

個人的に、エロ部分の挿入〜フィニッシュまでがいつも短くなってしまい、
「これどんな早漏www」と気になっています。
本作は一応あがいたのですが、やはり物足りない気がします。
他、お気づきの点があればガンガン指摘してやってください。
よろしくお願いいたします。
554553-1:2008/08/26(火) 10:31:52 ID:UtVOZ1OS
 筆が紙を滑るにも、かすかな音が生じるもので。
 女は、長く動かずにいたためにきしりと鳴りそうな首はそのままで、黒々とした
眼(まなこ)のみをちろと動かし、一心に絵筆を握り続ける男を見る。階下のどこかで、
空々しく高い歓声があがった。べんと空気を震わせる三味線撥(ばち)、その遠い
喧騒が時折絶えて、紙に墨の滲みゆく音がする。あとほんの数刻で、これらは
甘くも実のない嬌声に変わるのだろう。此処はそういう場所だ。
 脇息に凭れ、帯も腰紐もなく着乱れた赤紫の長襦袢から、白い体を執拗な男の
目に晒し、女は肩も動かさぬまま静かに静かに息を吐く。細い肩とたわわな胸元、
きゅっと締まった臍周り、太腿と小造りの丸い膝、ふくらはぎと小さな足。手首を
返して構えた煙管に火は入っていない。赤く紅をひいた唇は吸い口も咥えず、
笑みをかたどったまま息をひそめて、紙の上に鮮やかに写されるのを待っている。
 ふと、男が顔をあげた。女の視線を捉えたわけではなく、女と手元の絵を
見比べるためであることは、行き来する視線でわかる。よくも飽きぬ、と女は微かに
笑った。
「おまえさま」
「なんだ」
「お疲れには、なりませんかえ?」
 いや、と男は言葉少なに答え、ふと気づいたように瞬いた。
「―――すまん。疲れたか」
 涼しくもいささか険のある目に女が映って、ぞくりとする。
 否、今までも映ってはいた。だがそれは透徹な眼差し、ただ対象を見つめるものだ。
物のように扱われるのは慣れているが、これはまた意味合いが違う。たぶん、路傍の
石とても、この男は描くとなったら同じ目を向けるだろう。それがいささか癪に障るのは、
姿かたちで生きてきた女の、愚かな虚栄心だろうか。
 いいえ、と女は男の目に映る己を意識したままおっとりと笑う。
「こんな楽なお役目でおあしをいただくとは、すこぅしおかしな気分がするほどで
ございますよ」
「楽か」
 男はまた紙面に目を戻し、首をひねった。ざっと描き出したその絵が、どうやら
気に入らぬらしい。
「絵を志す者は、互いに互いを写しあう。無論俺もだ。描いているうちはなんということも
ない時間が、ただ座っているだけの身にどれほどきついかは、承知しているつもりだが」
「おまえさまは、お優しいこと」
「優しかったら、止める二親振り切って、絵修行になど出ぬだろうよ」
 ふふ、と女は笑った。
「そうしてずぅっと御胸の内に、ててごははごを抱えておいでであれば、やはりお優しいと
あたしは申し上げますよ。さすが、当代随一の呼び声高い絵師さま」
「おだてても何も出んぞ。当代随一の太夫殿」
 男はべたりと墨を塗りつけて、また次の紙を広げた。これでもう、何度目か。
 構図を決め、何度も習作を繰り返し、決まったところで絹布に写し、色をのせていくと
聞いている。女が必要とされるのは習作まで。本番であるはずの絵は、男の中に
構築された、女自身ではない女が描かれることになる。
 ―――今とても。
 描かれているのは、女なのか。
 女の向こうに透ける、何か、なのか。
「おまえさま」
 女は手首を戻して、かんと煙管の火皿を煙草盆に打ちつけた。しゅっと絹が畳を滑る音、
描くを邪魔され眉を寄せる男の前で、痛む体の節々などおくびにも出さず女は立ち上がり、
前の開いた襦袢からまろい体の線を見せながら、男の隣まで歩くと座り込む。
「絵の中に閉じ込められる小鳥より、一言申し上げまする」
 なんだ、と男は不審と迷惑がないまぜになった顔をした。
「あたしは体を売る女」
 白い手が、無骨な男の手を握る。下から掬い上げるように、女の目線が男の首から
目元を撫でた。
「味も知らずにあたしの全部を写せるとは、お思いにならないほうがよろしい」
555553-2:2008/08/26(火) 10:35:26 ID:UtVOZ1OS
   ***

 柔らかな体が三つ組布団に沈む。絵筆しか握らない割に節のたった手が、乱雑に
女の襦袢を剥いだ。
「あ、」
 無意識に追った女の手を押さえつけ、男は口の端を歪める笑い方をした。
「―――見せろ」
 点いたままの行灯の光の中で、男の視線は女の体をとっくりと眺める。何が足りない、と
その目が言っていた。何度描いても、男が暴き立てたい女の本性に届かない。それは
男の矜持を著しく傷つける。何もかもを見透かしたような女の、意味ありげな視線が神経に
障る。その嫌悪がますます己の眼を曇らせるようで、男はことさら乱暴に女を組み伏せた。
 と、男の手が結い髪の髷から、幾本も刺さった簪の一本を引き抜く。明かりにかざして、
透かし彫りに浮く蔓草模様を指でなぞった。
「さすがに、上物だな。助平爺からの貢ぎ物か?」
「さて、どうでございましたか」
「冷たいことだ」
 とぼける女に、男は簪を遠くの床へ滑らせる。一本、また一本と引き抜くたびに、女の髪が
乱れて黒々と渦を巻いた。ふと思いついて、男は金属の簪の環細工で、女の顎から首を
なぞる。長いこと空気に晒されていた肌は冷たさも感じないか、女は震えもせずに男を
見上げた。気にせず、鎖骨のまんなかを辿って右の乳房の丸みを一周し、次に左、腹を辿って
臍を軽く掻く。ん、と女は軽く腰を泳がせた。女の髪を畳に縫いとめるように、男は広がる
黒髪の海のただなかへ、とすりと簪を突き立てる。軽く体を引いて全体を眺めると、ひくひくと
蠢きながら虫針で標本にされる、蝶を思わせてひそかに満足する。
 ならばと男は絵筆に手を伸ばし、馬乗りになった女の白い腹に滑らせる。くすぐったそうに
身をよじった女に一言、動くなと命じた。
「線が歪む」
 女は、無体なこと、と眉を寄せる。筆先の感触を堪えてぴくぴくとかすかに震える肌は、
かすかに汗ばんでしっとりとした手触りに変わった。ことさら細い線で蝶の羽模様を描き込み、
さらにその蝶が休む大輪の牡丹も咲かせる。さらと勢いよく枝葉を伸ばせば、ああと女の口から
吐息が洩れた。ふと気づいて男が背後の秘裂に左の指を這わせると、びくんと女が喉を反らす。
とろりと蜜がこぼれて、男の指を濡らした。それでも腹は動かさぬとは、天晴れと言うべきか。
ふむと男は唸り、そっと筆を持ち替えると水だけを含ませたそれで葉脈を描き込むふりをした。
あわせて左手で女の小さな突起を探り当てると、蜜を塗り込む。
「あっ、あぁぁ……っ」
 高く尾を引く声。ぐ、と女の体が張り詰める。ふるふると腹の筋が震え、振動が伝わって
乳房の先端も揺れる。吸い寄せられるように、穂先が薄桃色のそこを下から上へ撫で上げた。
「ひぁっ。お、おまえさま、おやめを」
「もう少し、辛抱しろ」
 ちろちろと柔らかな筆先で鋭敏な乳首を嬲り、必死にこらえる女の表情を堪能する。きつく寄った
眉根、潤む瞳に上気した頬。両手はきつく布団を握り締めていた。それでも懸命に男の言葉に
従おうという意思が健気だ。執拗に陰核と胸への愛撫を続けると、まず下腹がびくびくと震え始め、
腿が強張るのが触れた皮膚を通して伝わる。
 なるほど、見るばかりが形をとらえるということではない、と男はひそかに頷いた。女の腹で蝶が
飛び、牡丹が風に揺れるようで、なかなかいい。女の体は絶え間なく蜜を吐き出し、ついにびくりと
大きく揺れた。
「あっ、ああーーーーっ!」
 女が荒くなった呼吸を繰り返すと、牡丹は重たげに揺れる。浮いた汗に線が滲んだ。もう、と
黒々と零れそうな眼が男を睨む。
「意地の悪いことを、なさる……」
「よく、似合うが」
 男の言葉に女は俯き、腹の蝶を白い指でなぞった。汗に滲んでいた墨が掠れて、あ、と
残念そうに呟く。それが男の何かを刺激した。
556553-3:2008/08/26(火) 10:38:01 ID:UtVOZ1OS
 ぐいと全身を寄せると女の赤い唇を食む。ふっくらと柔らかいそれを甘噛みすると、
鼻にかかった吐息が男の鼻先をくすぐった。何を口腔に仕込んであるのか、甘い
匂いがする。女の白い手が伸びて男の首にまわった。くちゅと音を立てて、ぬるついた
舌が男の中に忍び込む。ざらりと男の歯の裏を舐め上げ、丁寧に舌を吸い、背に
回った手がついと指先で上下に線を描く。
 薄目を開けた男は負けじと女の体に手を這わせ、たっぷりとした胸の膨らみを
やわやわと左右から寄せ、押しつぶし、円を描くように揉んだかと思うと、触れるか
触れないかの指先で形を辿ってみせた。はぁん、と女が吐息混じりに啼いて、かすかに
体をくねらせる。男の指が秘裂を割り潜り込むと、くぐもった呻きが互いの口中に消える。
「んっ、ふむ…ふぅっ、ふ、ふぁぁ……ぁっ」
 ぐちゅぐちゅと掻き回す指、女は懸命に唾液を飲み込み少しでも呼吸を楽にしようと
足掻く。今度は男が女の舌を吸った。そこを押さえられると溢れる唾液を飲み込むことも
ままならない。女は苦しげに身をよじらせ、きゅっと目を瞑る。だがその腰は前後左右に
揺らめいて、もっともっとと男の指を求めるようだ。
「―――っは、はぁっ、は……っ」
 唇が離れると、女は空気を求めて金魚のように小さな口を開閉した。睨む目元が
ほんのり染まって、ひたむきに男を見る。男の口元にこぼれた唾液を、女の赤い舌が
舐めとって、かすかな熱い囁きが、おまえさま、と呼んだ。舌の動きは淫靡そのもの、
しかし眼差しは少女のようだ。多くの男を虜にするだけはある。
「媚態はいらぬ」
 男はぐいと女の細い顎を掴む。溢れた唾液がぬるりと滑った。もう一度唇の触れる
寸前で、ありのままを見せろと囁くと、嘘も女の一部にございますよと女が笑う。
「どうしてもとおっしゃるならば」
 お見極めなさいませ。
 たっぷりと濡れた唇が男の唇に触れ、顎に触れて首筋を舐める。男の指が女の脇腹を
たどって腰の丸みを撫で、内腿を上へ向かって撫で上げた。
「あ、」
 男がぐいと両脚を広げさせると、女の脚は逆らいもせず両側へ倒れた。ぐにゃぐにゃと
した関節は同じ人間ではないようだ。その中央へ、男は硬く屹立した陽根をためらいもなく
沈める。十分に濡れている割にそこはきつく、侵入者を押し出すように抵抗するが、
肝心の主が腰をくねらせて男を助ける。一旦引いてもう一度腰を押し出すと、女は深く
男を咥え込んで、ああと満足げに啼いた。
「おまえ、さまぁ……」
 白い脚は懸命に床を踏みしめ、腕で上半身を支えると腰を浮かせる。押しつけるような
動きに応えて男が腰の両脇を掴むと、安心したように女は腰を使い出した。とろりと女の
蜜が溢れて水音を立て、軽く内壁が擦れると、もう止まらない。
「あっ、ああっ、……はぁ、うん、あっ……おまえ、さまぁっ」
 ぐちゅり、ぐちゅりと男を貪る女は、熱に浮かされたような目をしていた。熱く柔らかい秘肉が
男のものを挟み、絞り、擦り上げる。ぬるりと滑るようで浅い部分の突起が男の根元から
中央までを甘噛みするように刺激する。蠢く襞が吸いついては解け、また別の角度から
絡みつく。ぞくりと男の腰に快楽が走った。背骨のつけ根が熱を帯び、荒くなった呼吸に
背を押されるように女の中を突き上げる。
「ああっ、あっ! あっ、いいっ、おまえさま、おまえさまぁっ!」
 女は頬を染めて首を振る。黒く長い髪がうねり、男に食われようとするように胸まで差し出す。
そこに男が顔を埋め軽く歯を立て、先端を吸い上げるとひときわ高い悲鳴が上がった。
結合部が泡だってこぽりと流れて、高価な絹布団に染みをつくる。
「こっ……これっ、が…ああんっ、あっ、ああっ! はぁっ……あ、あたしでぇ…んぁっ、は、
ふぅ、あたしで、ございま、すぅ…ぅんっ、あああああっ!」
「……なるほど」
 淫猥に乱れてみせる女を、男は見下ろす。上壁を擦りあげる角度で何度も突き上げると、
女の体がびくびくと揺れ跳ねた。併せて女の中も忙しなく収縮し、男の背筋が細かく震える。
557553-4:2008/08/26(火) 10:40:18 ID:UtVOZ1OS
 このまま終わることもできる、が。
「……もっと、見せてもらおう」
 男の手が先ほど畳に突き立てた簪に伸びると、それを引き抜き遠くへ放り投げる。
解き放たれた女を引き起こして、男の上へ馬乗りにさせた。ほどけた結い髪が白い
肌の上を流れて、ざらりと女と男にかかる。こすれた腹の絵は、もう子供が手習いで
こさえた汚れにしか見えない。下から突き上げると、女は素直に男の上で腰を振りたてた。
行灯の明かりにひらひらと黒髪がなびき、苦しげに寄せられた眉とぬらぬらに光る
唇を天へ向け、乳房を揺らして尻を突き出す弓なりの体。溢れる愛液が男のものを
伝っていくことすらわかる。頬をひとすじ滑る涙が、たとえようもなく―――そう、
「うつくしい」
 思わず零れた賞賛に、女は嬉しそうに笑んだ。その微笑に誘われて、男は自ら腰を
動かす。自重でこれ以上ないほど深く男を穿たれ、女はいやいやをするように首を振った。
幼げな仕草にさらに劣情を煽り立てられ、男は構わず女を責め立てた。ぐっと互いの腿に
力がこもる。
「ま…っ、まだ、まだだめぇ……っ!」
「許さん。果てろ」
 その様の隅々まで見せろ。
 何ひとつ見逃すまいという男の目の前で、女は高く啼くと爪先まで硬直して、男の精を
細い体に受け止めた。

   ***

 眼差しひとつ、煙管を支える指先ひとつ、はたまた何気なく流れる襦袢の裾にすら匂い立ち
滲み出るものがあると、傑作の呼び声も高い男の絵が、依頼主の気に入らず火にくべられたと
伝え聞き、女はたっぷりした袖で口元を隠し、ふふと笑った。
 原因は、依頼主であるところの助平爺が女に贈った簪を、男が頑として描かなかったから―――。
「……そうでなくては、太夫など務まらぬもの、でございますよ」




以上です。よろしくお願いします。
558名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 12:06:13 ID:mYVlWsqv
おお〜〜〜
好きな話だ。

さて、お茶出ししときますね。
つ旦旦旦旦旦旦旦旦旦

本日は、麦茶でドゾ
559名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 12:57:45 ID:dm0yVSDL
ぐっじょぶでした。
真昼間から、いいものを読ませていただきました。

登場人物の関係を、もっと早い時点で明らかにしても、いいような気がします。
現状では、話の顛末が、やや唐突に感じられる為です。
ただ、薄皮を剥ぐように、人物の関係性を明らかにして行こう
という意図があると思うのですが、
その趣向が削がれてしまうので、今のままでもいいのかもしれません。

あと、言葉遣いで気になった箇所が、1レス目の以下の二点です。

>すこぅし
作者の方が意図しているイントネーションは、なんとなく分かるのですが、
字面との間に齟齬を感じます。

>お思いにならないほうがよろしい
太夫の台詞として、語尾に不自然さを感じます。

偉そうに、他の人の批評が出来るような書き手ではないのですが、
好き勝手言わせていただきました。
せっかくなので、麦茶はいただいていきますよっ! っ旦ミ
560名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 13:35:43 ID:tmgYTnuS
ん 品もいいし、流れも自然。
この文体で必要以上にやらしくしないほうがいい気がするから、
早漏云々に関してはノーコメントで。
ただし、>>559の言ってることに近いかもだけど、時代物を書くには
少し勉強不足かな?
もしこだわりが無いなら、現代語で会話させてしまってもいいと思うけどね。
とくに郭言葉はまじめに勉強すると大変だと思う。
私事だけど、まったく同じような創作をしてるもので、気になった。
他のガジェットをうまく使っているだけに、惜しい気もする。

それ以外は、うらやましいぐらいこなれてるから、とくに言うことはないかな。
561名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 19:39:45 ID:LTcB9Vy5
>>553
なんだなんだ、言うところがないじゃないか。

指摘済みの箇所以外、気にならなかったからもっと自信持て。
562名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 20:07:21 ID:N4hIHbFO
田中さんのSSや山田さんの批評を参考にしているROMとして
大いに自信を失ったorz
563534:2008/08/26(火) 21:32:52 ID:WqAFHwr6
なんだか私のせいでややこしくなってしまったようだね。
本当にすまない。そして、ありがとう。
言い訳はしないよ。


今回は時代小説なのだね。なかなか楽しく読ませてもらえました。
正直、貴方の文章力は私などよりも遥かに高いと思います。
描写も丁寧で、安心して読めました。

気にされている「早漏」な部分についても、
前戯がしっかり描写されているので、物足りなさは感じませんでしたよ。
むしろ、あまりやりすぎてしまっては、
せっかくの物語を薄くしてしまうかと思います。
物語部分の描写については、最初の描写と顛末との意味を理解するのに
少々だけ時間を要しましたが、これは私の読解力の無さの故でしょう。

さて、気になった部分が少々。
少し前、目線のリズムなどについて書き散らしたことがありましたが、
やはり発表媒体が「エロパロ板」である以上は、もう少しだけ、
すっきりと表示できたら良いのではないかと思われますが、
いかがでしょうか。

紙媒体の表示であれば何も問題にはなりませんし、
「ここでだけ通用する書き手」になる必要はありませんから、
本当に少し気になった程度、なのですけれど。

それでは、麦茶を頂きますね。
564名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 23:44:12 ID:z0cK8+/Y
旦⊂

でもまああれだよな。こころざしはともかく
批評スキル的には少しあれな山田さんと愉快な仲間たちには
ちょっとあれな投下だよな。

まあこういうとき自分はお茶飲みながら山田君を弄ってるだけだが。

565名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 02:27:45 ID:2WJQyAlf
そりゃあ皆素人なんだろうし批評スキルが高いならこんな場所にはおらんだろ
てか素人の意見でも何人かがよってたかって意見出すことに意味あんじゃね?
見方考え方が人によって違うとか当たり前の事だが忘れちまうこともあるしな
566名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 04:56:02 ID:cxjMX+pj
スキルについてそこまではっきり言ってないから
何かあればそれは>>565のせいだがでもまああれだよな。
その通りだと思うし何か書かないのもあれだよな。

とりあえずお茶出ししときますね。
つ旦旦旦旦旦
567名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 07:18:58 ID:KM5Nov+U
俺は自分がまだまだ批評できるほどわかってないから人の作品の批評を見てても
ずいぶん参考になるな
自分のはこわくてだせねーけどw

やっぱりエロには溜めが重要だと再認識。
568553:2008/08/27(水) 10:11:52 ID:GbYjZGMF
遅くなりましたが、山田さん方ありがとうございました。

廓言葉については、ちらりと本を見て「ミセごとに言葉が違うだと!?やってられっか!」と
投げたのをものの見事に見透かされて汗顔の至りです。
また、自分でも「……黒っ!」と文字ぎっしりぶりには思うところがあったので、
すっきり表示についても考えてみます。

個人的には、もっと実用的なといいますか、平たく言うと『ヌける』話も
書いてみたいのですが、それには作風から変えなくてはならないということですね。
……どこから手をつければいいのか……。
ともあれ、頑張ってみようと思います。

お茶、ご馳走様でした。 旦⊂
569名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 14:10:32 ID:SPyOKDkU
>>568
これはこれで完成度高いし、行間が開けば良いというものでもないような。
PCからだと、黒さというか、そういうの、気にならないから。

言葉選び自体に無駄は無いし、足りない描写も無い。
きちんと着付けられた和装のようだ。
この手の、しっとりと、文章自体で世界観を作り上げ、
読ませる作品はなかなか無いので、下手にいじらなくていいよ。
新しい作風にチャレンジするのはいいと思うけど、自分の中の世界を大切にして欲しいな。

というか、凡才にはとてもとてもたどり着けない高みだと思う。
570名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 03:53:32 ID:+dgxnOak
つ旦旦旦旦旦
まあお茶でも飲め

でもまああれだな。現実問題理想の他者と自分との間には越えられない壁が存在するとは思うけれど
日々遭遇する物を良く読んで具体的に何がどの様に上手いのか一つ一つ自分に可能な範囲ででも
理解ないし解釈/把握する事を日々の自らの性と出来たなら
そこには新たな可能性の地平が広がっているのではないかね。
批評するとはつまり自分自身にとってそういう事ではないかと。それは闘いなのであると。

だが一方でそんな事をしてる間に人は飽きるかあっという間に老いてちんちんが立たなくなる訳で
つまり柔肌の熱き血潮に触れも未で働くおどれあの世いてまえとか命短しエロせよ乙女という事で、
だから言いたい事は解るよね、山田君。

571名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 04:51:42 ID:ivJCkIkn
おまえの言いたいことはさっぱりわかんねえよお経唱えてないでせめて句読点必要最低限入れろや
572名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 08:14:09 ID:Y6Loni9R
なも
573名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 10:55:17 ID:oB8LAsB4
先生、お茶には、その、利尿作用が……。飲みすぎで、あの。

……っ、お願いです、お手洗いに行かせてください……っ!
574名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 18:30:29 ID:xp4VegUb
それは大変。でも、今からでは間に合わないでしょう?
ここでしなさいな。
575名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 09:18:18 ID:291XRAnQ
先生方、女が男の一人称で書けるかな?
それがエロパロ処女作になりそうなんだよね。
やっぱ三人称にときどき一人称混ぜる方がいいのかな、でもわかりづらくなりそう…
大体射精の感覚が分からない時点でどうなんだろうか。
576名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 14:08:21 ID:WPthP8OS
>>575 できるっしょ。男でも、女性視点で書いたりするし。

話の中の状況と、作者であるあなた自身の萌えとを、
読者にいかに伝えるかって事が大事なんであって、
視点話者の性別は、実は大した問題じゃないんじゃまいか?

// おもいっきり我慢していたおしっこを出す時の感覚を
// 書いたらいいかもよ > 射精
577名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 14:11:42 ID:Wu/Tle2B
>やっぱ三人称にときどき一人称混ぜる方がいいのかな、でもわかりづらくなりそう…

これはうまく書ければ別だが、たいていアホっぽい文章になりがち
異性のイッた感がわからないのは男も同じだから関係ないと思う
578名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 14:48:18 ID:qRPhptVL
女だが男視点からしか書けない
また、この板で見た男視点の良作が女性作者で驚いたこともある

逆に、同性からしか書けない人もいるしな

参考にならないかもだが、ハーレクインってあるだろ?
あれなんか作者ほとんど女だが、男視点の本もあるぞ
(まあ、女性向け小説じゃんって言ってしまえばそれまでなんだが)
579名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 22:23:16 ID:6HSmDYev
>>575
ぶっちゃけ男だけど女の一人称書く事ありますよ、と。

リアリティとか気にしだしたらキリが無いので、
最低限の知識と学習でもって臨めばよろし。
580名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 22:43:28 ID:fi7K4N82
若い雄だが、レス数では、完全に女性視点>三人称>男性視点。
つまり俺が、「俺が…」って書き出すと、まずGJは貰えないw
581名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 12:12:38 ID:PgPjXlC2
>>576-580
レスどうもです。
異性視点で書く人多いんですね。安心しました。
まだ妄想文章に起こすのがちょっと照れ臭いのですが…
構想まとまったら書いてみます!
582名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 01:20:54 ID:FQGZyzXC
女性から見たこう、なんだ、中にバシャッとこうね、

噴射すると言うかこの、熱いものを浴びせられる、ぶちまけられる感じをもっとこうね、

表現として追求したいけど、わかんないんだよね〜、人に聞こうにも聞けないし。
583名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 01:27:28 ID:7xmK9Ve7
>>582
読む時にそういうリアリティは追求しないので、思った通りに書けばいいと思いますよ。
むしろ、そういう物の方が迫力ある場合もある。
584名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 20:34:41 ID:l+07FApj
そもそも体験した事しか書けなかったらリョナ系とか書ける人はって話にだな。
と、異性視点か神視点しかやった事ない人が通りますよ
585名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 21:59:18 ID:w//xgOY+
夏が終われば途端に静かだな
586 ◆MUMUMU4yyk :2008/09/10(水) 01:41:40 ID:Dm0L+BYk
一年前に書いたものですがモノが物だけにGJとか日本語でおkとかでなく、具体的に内容についての評価が投下してからずっと気になっていました。
他者から見ると自分の作品はどうなのか?
お願いします。
587:2008/09/10(水) 01:44:33 ID:Dm0L+BYk
今日はカリキュラムテストです。通称カリテ。今日もまたさんすうのテストの時は時間があまりました。
あのきかいな文章の鎌足をほーぅ!程式なしで一体どうしろというのでしょう。
暇でした。お口がさみしい……ので鉛筆をくわえてかじろうとしたその時、
瞬く間の出来事として、ボクは見たのだ。前に座っている牛気くんが消しゴムにシャーペンを突き立てるのを。そしてこともあろうにノックしたままシャーペンをヌいたのです!
ああああああああああああなんということでしょう!三分後には消しゴムに毛が茂りました。
ちょうどいい具あいに斜方状な芯。ボクは感嘆しました。まさしく消しゴムからシャー芯が萌え出たのです。
眼鏡をかけていた牛気くん。がんきょうの絃柄を逆さまにしたようなうねった髪を眺めながらボクは思い出しました、
小学校のとなりの花屋さんでうっていたしばかりくんを。
ボクはすっかりこーふんしてしまいました。たわしだとか私のぼろぞうきん、そんなヒワイなことが頭をよぎりました。
だからなんとボクも消しゴムをお菓子始めたのです。鉛筆を食べようとしていたあのボクが、鉛筆で消しゴムをいたぶりはじめたのです。
まず消しゴムを解答用紙の上に寝かせ、上から力をいれて押さえてろっ角形の鉛筆を転がしながら前後に動かします。
ごりゅごりゅむにむにと手から刺激がつたわります。解答用紙は少しズレました。
次に消しゴムの真ん中に鉛筆を突き立てました。少し刺したところで鉛筆をネジまげ芯をおりました。杭のように残った太い、鉛筆の芯。
黒鉛の黒みが回りに走り、芯にこびりついた木がまるで豆です。
ここでシャーペンを取り出しました。毛を生やすためです。牛気くんがよほど器用なのかはたまたボクが不器用なのかうまく放射状にはなりませんでした。ずいぶんと偏った毛並みです。
このなまことも毛虫ともとれる奇怪な生物をひっくり返してアシが何本もあるタコにしようと思いましたが、うまくタチません。どうしても斜めになってしまうのです。カタカタと揺れる。振動するタコ。まさしくタコアシ配線です。
グラファイトは横におっぱい結合した六角形の平面構造の繰り返しです。そして鉛筆は六角形です。ああなんと合理的な符合でしょう!
さて、うまく勃たないこの消しゴムちゃんの前傾姿勢は異様なほどこちらに迫ってくるのでボクは腹がたちました。
シャーペンで芯を回収します。ノックしたままシャーペンを芯にそって動かし粉を吹かせながらまずは一本抜きました。
脱毛は大変な作業でした。そもそも牛気くんのと違い、小さめの消しゴムを使ったのです。それでもシャー芯一箱使ったので毛は密生しています。テラジャングル。
5882 終わり:2008/09/10(水) 01:45:58 ID:Dm0L+BYk
ボクは直定規を取り出しました。ばきびきぶきべきぼき。ぶちぶち。定規を机に平行にし自分の方へ刈り上げます。
剃毛です。少し豆がじゃまでした。やっぱり消しゴムはヒワイな物体です。白、白濁、ゴム、シャー芯で穴を開けた。思わず使用ずみという余計な形容詞を付けたくなります。
毛はちょっと硬かった、共有結晶な剛毛だからしょうがない。ああ電子の共有輪姦! 電子の愛は踊るのです。

剃毛をされた毛虫は、見るも無惨に黒い切り株だらけでした。ボールペンのばねによるノック機構で机を走らせます。黒い軌跡が波打って痙攣していました。
もはや、たわしをこえてやすり。
ひどく長さが不揃いな毛をケースに戻しながら、ボクは思いました。
もうだめだ。こいつは消しゴムとしての生命を終えたに違いない! 消しゴムよ生まれ変わるんだ……。新たな生命よ、萌えい出るのだ!

それはどう見ても見まがうことのない女性器でした。女性器以外のものとはどうしたって思えない、正に女性器そのものだったのです。
そして女性器、そう彼女は鉛筆とまぐわることを望んだのです!
ボクは彼女の望みを満たすために鉛筆を取り出しました。お豆の下にまた鉛筆をつきたてます。机目指して貫通させます。姦通のよろこびなのか、摩擦による振動なのか彼女が痙攣します。
鉛筆が机に達したの確認してから上下に激しく動かします。激シクこすられて白い消しカスが飛びちります。
洗えば洗うほど垢が出るなんて皮肉な体質だなとボクは思いました。
それでもなにかが足りませんでした、消しゴムでも消せない色、破瓜だけでなく、月ごとに涎を排泄するあの色が足りない!もっと激しいプロメテウスの火がほしい!
ボクは当時流行り始めたゲルインクのボールペンを毛でかき回して逆流させ、彼女にぶっかけました。
解答用紙にも降り懸かりマーブル模様が出来上がりました。視線が定まらなくなるあの渦。迷ったような試験官の不審な目。
ああ、ボクは竿を突き立てながら“彼女”と共にオルガスムスに達したのだ、卵巣を失うような、去勢されて淫らなものを恐れるあの目が!
589名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 02:12:28 ID:fl/DPeyY
ようやく投下ですね。
お茶出ししときましょう。

つ旦旦旦旦旦
590名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 07:39:04 ID:5CX5kj22
こぶ茶吹いたwwwwwwwwwwww
なんぞこれwwwwwwwwwwww
いったいどのスレにこんな混沌としたシロモノ投下したんだ?下手糞スレか?
評価も何も吹いたとしか言い様がないが……俺は山田さんの中でも最も下っ端の一人、第二、第三の山田さんはきっと糞マジメに診てくれる筈。
591sage:2008/09/10(水) 10:11:22 ID:+4fC8vDi
作者は病(ry
こりゃまた難敵だなぁ……。
ウェブの隅っこでネタとして公開する分には言うことはないが、
誰かの評価が欲しいなら、外の世界を見たほうがいいとアドバイスする。

文体が特殊だし(どこがどうというのではなく、人に読ませるという工夫がない)。
日本語もところどころ怪しいし、言葉の選択が不統一。
自分の世界を持ってるのはよくわかったから、それを外界向けに翻訳した方がいい。
これは創作ではなく、脳内メモだ。
もっとも、「違和感」「不快感」みたいなものを読者に与えるためにこういう文を書いたんだとしたら、
20%くらいは成功してるんじゃないかとも思う。

で、どういう意図で書いたのさ。
592名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 10:12:06 ID:+4fC8vDi
そして名前欄にsageと書く阿呆……。吊ってきます。
593名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 10:37:01 ID:u7HRzdbY
林先生が読んだらどんな返答をくれるだろうか
594名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 10:59:27 ID:/1NAx7nk
「関節話法」の筒井康隆・・に近いものがあるような、
ないような。まあ、狂ってますね。

とりあえず帰ってもらって、山田くん。忙しいから。
595名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 14:26:23 ID:s7RgwYUI
独自の世界観で、インパクトがあって面白い作品だと思いましたよ。
40字位で改行してもらえると、もう少し読みやすくなりますよね。
あと、私はクトゥルーのラグクラフトが思い浮かんだけれど、どうでしょう。

一発ネタのSSでスレの反応を楽しむ位なら、十分すぎると思います。
でも、同じネタ&同じ書き方で続き物とかは書きませんよね?それが心配になった。
596名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 21:34:29 ID:UQxaPNUC
世界観に関しては凡人の私には理解できないとして、
やっぱり読みづらい。
もうすこし画面の半分くらいで途切れるように上手く調整願いたい。

それすら狙ってるならもはやあなたにアドバイスできる人間は……
林先生だけだ!!





……っていう反応が欲しかった、とかじゃないよね?
あまりに突飛過ぎて幾らでも深読みできてしまう
597名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 22:14:19 ID:COQLD8cG
流し読みして、西尾維新のニンギョウはニンギョウ(だったっけ?)を
何となく思い起こした。

ちなみに、最後まできっちりは読めてないw
心の準備無しじゃきついよw

これから心の準備をして、とりあえず最後まで読んでみる。



〜10分後〜


・・・に、日本語でおk?

どう評せっちゅうねん、これw

とりあえず個人的見解を評してみるが、まず文章としての読みにくさは
さておいて(置くのか・・・)、エロSSとして肝心のエロ部分で気に成る事が。
エロを想起させるには流れに難がある気がする。

毛を生やして剃毛、ってのはイメージがしやすい。
その後のまごう事なき女性器、の部分で(個人的に)飛躍を感じた。
それまでに、鉛筆の芯で豆を作っているから、それを含めて
剃毛した女性器という事にしたいのだろうが、そこまでの
間にシャーペンの芯で消しゴムを弄んだ描写が結構続いている為、
そちらの方に頭が行っていて、すっかり豆の存在が頭の中から
消えていた(俺は、ね)。

エロを想起させるには、女性器としてのイメージを読者の頭の中に
確固たる物として作らないといけないのに、その為のパーツが
分散して存在している為、何で女性器なの?と飛躍を感じたんだと思う。

あとは、やっぱり姦通するなら筋が欲しいという(ry


まあ、そもそもエロを感じさせようという意図自体が存在しないような
気もしないではないが、エロSSとしてはそこら辺が気になったという事でw
598名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 22:16:10 ID:qkpxxv69
こんばんわ。
えっと……がんばる。

不条理系ギャグとしてはぎりぎり成り立つけど、正直エロパロではないよね。
シモネタなだけで。
で、ギャグとしては、オチがない。
いや、必ずオチを書けというわけではないんだけど。
別の人が言うように、ラヴクラフト風を目指したのかと思わなくも無いけど、
それにしては、「あの目が!」は急すぎるし。

文章については、インパクトはあるね。でも、描写がインパクトに負けてる。
造語だらけだったり、わざとだろう誤変換が、わざとらしすぎてうっとうしくさえある。
比喩表現がおかしかったり、唐突だったり、あと、表現が足らないあたりで、
自分が実際にやったヒマツブシを書いてみてるのかとさえ思います。
描写が殆どの場合で後出しになるのは、多分あなたの文章の癖ではないかと思います。
場合にもよりますが、文章として書いていく上ではあまりいい癖ではありませんね。
599名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 23:42:30 ID:fl/DPeyY
旦⊂ 自給自足お茶貰た。
さてと。何か書いときますね。

>>586-588
>他人にとってどうなのか

まあ他の人のレスが沢山有るので省略。

>内容の評価
余り良く出来ているとは言えないのではないかと。以下、具体的に。

冒頭でカリキュラムテストという小道具を使って上手く状況説明とキャラ設定を済ませてますね、しかし
その後の文体がその設定したキャラになってないでしょう。違いますかね?

題材が題材であるだけに、そこにのみしか反応できず
「書かれたもの」と「素のレス」の区別がつかないレベルの読み手だけ
相手にしたいと希望/それが可能だと考えているなら別ですが
ROMを含む標準的能力の読み手は「書かれた物」としてこれを読むでしょう。
文中の語句の選択ひとつにした所で書き手≠登場人物でないのは明白なので。
ところが狙い所に迷いがあるのか単に失敗しているのか上手く行っていない内容と感じます。

この文章には全部で3人いないですかね?
主人公の中高生とそれを書込みしている大学生相当と本来の書き手であるあなたと?
頭の悪い感想レスが付くと思う事があったとしたらそのあたり検討したらどうですかねと。

まあそれはともかく
もちょいと語りの口調や豆とかの慣れた表現をそれなりなものにするか
あるいは一気に別方向に行くかまあお好きにと言う事で。
化学用語も入れ方は手慣れている感じがしますし個人的に好きですが
上の文脈で言えば余計というか滑ってるでしょう。

ネタ的についてはもう少しあるんですがまあこんな所でどうでしょうかね。
600 ◆MUMUMU4yyk :2008/09/12(金) 01:41:56 ID:Xg1knMEh
>>590
下手糞スレにしか投下したことないです まとも(?)なの書こうとしても自分の文章荒らしたくなっちゃう
>>591
作者は病気シリーズってそんなに狂ってないですよね。三日で飽きました。
翻訳かぁ…… 難しいなぁ
意図はそりゃもうじゃしnじゃなくて安易な擬人化萌えが許せないんですよ
どろどろスレとか端から見れば異常じゃないですか
>>592
読んで動揺して間違えたんだったらすごくうれしいです
>>593
この間投下したとき分裂病呼ばわりされました
>>594
調べたら文房具ネタあるんですね「虚航船団」
>>595
クトゥルーとかサイコホラーとか言われたことありますがそういうの読んだことないです
バタイユと安部公房ならちょっとだけ
文房具一式やってエロゲにしたいと思ったことなら何度も
601名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 01:51:35 ID:0yQ+m2Lm
まあなんというか、このスレで批評や指針を求めるのが難しい作風かと。
いちおうエロSSをエロSSらしく書く(ための批評)スレだし。
602名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 02:19:53 ID:VLrso+AW
どろどろスレで多い、適当な擬人化は確かにイマイチだし面白くも無い。
しかしあのスレは、時折ある、珠玉の出来の作品が放つ輝きが、私には心地よいな。
あのスレはあのスレで定着してるんだ、愚痴なら愚痴スレで吐くべきだったと思うのだがね。

とりあえず、「作者は病気」は褒め言葉で使われることもある言葉だ。
同じ言葉だと思わないほうがいい。
君は、本気で精神病院の受診をするべきだろうね。
翻訳というのは、ただの言語化に他ならない。
もしこれ以上の翻訳が難しいというのなら、
言語についての治療を専門にしている場所がいいかもしれないね。
603 ◆MUMUMU4yyk :2008/09/12(金) 02:28:51 ID:Xg1knMEh
ちょっと笑いと眠気の狭間で辛くなってきたのでまた後でレスします
>>601
いやいや参考になります
創作ではなく、脳内メモのまま、パーツが ちらかってしまってるなど鋭い指摘でくやしい
604名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 02:30:37 ID:RHl+ntRS
>>603
批評家の度肝を抜いてやろうという意図じゃないだろうな?
『どうだ俺の作品に評価を付けてみろ!無理だろプギャー』みたいな
605名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 11:35:33 ID:VfcqxXVc
まあ、不条理みたいなものにはじめて出会ったのだろう。
こんなに壊れた表現出来るかみたいな。

吾妻ひでお、読んでおけ。
最近の闘病記や失踪ものじゃなくて、
20年ぐらい前の作品を。

そんな頭の中を、見事に「漫画」として視覚化している。
606名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 19:26:26 ID:l6UoB1Jz
つ旦旦旦旦旦
盛況で何より。追加お茶出しときますね。

ネタ的には定型に落とそうとしているのでよりソフト路線の
「中2病的エロ妄想不条理系」とでも呼べる辺りを狙った形になるんじゃないですかね。

まんこちんこまんげのエロ下ネタからさあ持って来たぞという感じで経血下品ネタ、
最後がいつもの投げっ放しオチという定番構成はそうですねえ商業漫画で言えば
森山塔辺りが一般誌に移る前のエログロ書きだった頃にもう確立され済みと呼べそうな物で
こちらもまた20年位は経過していて手垢だらけの物でしょう。

付いたレスで勘違いされている可能性も幾分あるかも知れませんが
これほど作為感が強い文章と言って語弊があれば「書かれたもの」臭さが強ければ、
あるいはそういう形式を選択したのでは「本物」系を志向するのは無謀でしょう。
形式だけなら未だしも今回の場合、元々の書き手の精神世界の深度的に致命的な「健全」臭がするのでなおさらなのです。

なので基地外コピペに劣るのでは、と言った方が解り易いかも知れません。
皆あれに慣れているのだから同じ方向は自分には無理だろ、と。どう感じますかね。

一方でソフト路線も無謀かと思います。不幸にしてたまたま手垢付き過ぎなのは此所でのレス見れば解る通り
何とかなると解りますが、そうした「スレで自分がどうか」と言う処世術ではなく文章の話をすれば
下手くそなのです。文章上での主として上で書いた様な作為感の操り方が。具体的には前レスで挙げました。幾つかだけ。

まあでも証明された通りこの板の大概のスレで通用するのではないでしょうか。
反応レスという目で見える分には。
文に力がある気がするので余り変なところに長く関わらず
普通のスレで普通の作品を読んで見たい気がしますがね。
なのでこれは適当に読み流して自作に邁進下さい。
ではそういう事で。
607名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 08:07:55 ID:P6yMxAaa
捕手
608名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 16:54:25 ID:QKcnp3q8
          , -‐=≧=i=‐- 、
       /            \
      , '               ヽ
.     /                小
    /          ハハ     小
    ,′  〃 ,イ / /    !ハハハ  iハ
.   i  / ,イ !|i l| i |i li|    i i i ! i  ! i
.   i ./il i| | i l| i |i li|    i i i ! i  ! |
.   iイiハ i| | 「从`ヽ从.   ノ イノノ/  i . |
   从{ {八{ { ヒ::ハ、      _二ムィjノ  |
   ,イ ! ! 人ハ       '´L::ノ i/   |
.  i | i||ハ{ {、\         /    jノ
.   乂 i八 \ \  、_ '  ー=彡//イi 
     `Viト、  ト、、    `  , ィイ/  从  もう秋ですね
     } } \}ハ > ‐rf爪/ {rイ.  /    栗の美味しい季節です
     リr川リi }     { { 从{{_r<、
      ,イ/{ jノイi ノ    八∨爪ハ≧ーュー- 、
.     /爪{ {        \     __ハ
609名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 16:14:10 ID:HTXbkf2z
本物の文章ってマジでわかるからなー。
普通の人でもゾクッとする
そういうキチガイ臭って天然物でないとただ単にくさい、最初は良くても臭くてウンザリしてくる
610名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 19:36:53 ID:ajc8xzQr
プレコックス感ってやつか
611名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 08:58:50 ID:CKaapKZ7
そう言えばここってエロなしじゃ駄目なんだよな?
エロをエロく書くためには、ってスレだから
612名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 20:59:59 ID:b8uErsIA
んなこたない。すでにエロなしもいくつかある。
一部、キモイくらいエロに固執してるのがいるだけ。
613名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 04:10:24 ID:9jqb05p7
ho
614名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 15:32:46 ID:msXcWDzA
mo
615名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 18:45:29 ID:Kxl/cjSi
ya
616名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 21:15:25 ID:HU0o3PND
ホモや!

ヽ(`д´)ノ
617名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 22:28:54 ID:25JZ0TMy
もはや何をどうしようもないネタだなw
これでも飲んで批評希望投下作を待っとけ餓鬼どもめえ
つ旦旦旦旦旦

あるいは一列に並んで投下乞いのウマウマを踊るとか
618名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 21:07:27 ID:YjaqRUqP
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| Other Bands Play, Manowar Kill!
\_______________
  |/  |/  |/  |/
  入  入  入  入
 <○><○><○><○>
  □  □  □  □
 /\/\/\/\

踊ってみた
619名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 23:24:45 ID:oVXQh814
いや解らないから
620名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 23:35:53 ID:4GVuBDIy
エロパロ板でManowar見るとはwwww
621名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 06:02:10 ID:jzym8oR6
英語分からないからググってみたけど>>618って
「他のバンドは演るが、マノウォーは殺るのだ」って意味なのかー
excite翻訳にかけたら「他のバンドはプレーして、マノウォーは殺されます!」って
なってたから何事かと思った
622名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 23:21:59 ID:vZl89wZC
いや、却下というか欧米化の色物バンドの野郎どもの演舞よりは
ねーちゃんの裸踊りの方がマシだろ板的に言っても
623名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 23:55:59 ID:JO5UxVdW
どうかね
見てるのが野郎だと限らないで頂きたいものだな
624名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 12:34:56 ID:MCxAaoYI
おまえらこれ以上語るならHM板池
いや好きだけどさManowar
Hail, Hail, Hail and Kill!
625名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 22:19:05 ID:NVXbLQbD
ちと山田さん方のご意見を頂きたいと思うんだが、
最近投下したばかりのヤツをここに落とすのってマズイかな?
626名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 22:22:17 ID:qQbKkKGO
投下可。
627名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 22:22:25 ID:OkeEZPDN
1)ご本人か確認出来ない
2)トリ付きで落としたら元スレで晒されそう

後は自分で考えよう☆
628名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 00:03:30 ID:NVXbLQbD
回答ありがとう。
ちょっ早で驚いたw
特に問題なさそうなので晒そうと思ってるけど、
一応元スレでも確認とってるので1日程待ってみます。
629名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 02:07:33 ID:xcsbkAi2
いや確かに。
3日以上何の書込みもないのに
書いたら3分で返事が来るスレというのはなw
630名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 21:55:52 ID:UI9H8Wqm
山田さん方のお力をお借りしたく、投下します。
6レスなのでまとめて落とします。
ご意見よろしくお願いします。

注意事項は以下の通りです。
・一次
・ふたなり(♀)×ノーマル(♂)
・♂によるフェラ描写あり
・世界観のみ同一の2作目

コンセプト
・5、6レス程度
・ふたなり娘の射精が止まらなくなるエロエロ書きたい
・恋心を匂わせてエロとのギャップをつけてみたい

男女(ふたなりですが)の絡みを初めて書いたのですが、
思ったより上手くいかなかったなと、モヤモヤが残っているのでこちらに参りました。
ご指摘お願いします。
631晒し 1:2008/10/08(水) 21:56:37 ID:UI9H8Wqm
 砂に埋もれた世界で、生き残った人々は集まり、瓦礫と化した街の中で暮らしていた。
いずれは集結し、大規模な集団を形成するとしても、今はまだ小さな寄り合いが点在しているに過ぎない。
 
 少女がその集落を訪れたのは、少年が見張りの晩だった。
頭からすっぽりと砂色のマントを被った小柄な人影が男なのか女なのか、声を聞くまでは判らなかった。
少年は教えられた通り、人影に向けて小銃を構えた。
弾は入っていない。
威嚇に使うだけだ。
「水を頂戴。代わりに私をあげる」
女の声だった。
言ったきり、砂色のマントはその場に倒れた。
少年は手にした小銃を一度下ろしたが、思い直してまた構えた。
その動作を何度か繰り返した。
銃を撃った事は一度もない。
やがて少年は砂色のマントに近寄った。
抱き起こしてみると、とても柔らかい事に驚いた。
フードを脱がすと、赤茶色の髪が零れる。
少年の黒髪より短いが、顔つきは女だ。
年頃も彼とそう変わらないように見える。
「両性を見るのは初めて?」
いつの間にか少年の腕が、少女に握られていた。
慌てて身を引こうとする少年を、少女は強引にマントの内側に引き込んだ。
盛り上がった肉の谷間に、少年の指が挟まれる。
少女の手に導かれて、腕は彼女の身体を下降していった。
太股の間で、薄い布越しに少女の秘部を掴んだ時、少年は声を上げて飛びのいた。
「これが両性よ。判ったら水を頂戴」
632晒し 2:2008/10/08(水) 21:57:19 ID:UI9H8Wqm
 世界に生き残っている人間が何人いるのか、誰も知らない。
限られた人数の集落では、放浪の両性が残す種を大抵は歓迎した。
血が濃くなるのを避ける意味合いもあるが、表向きは妊娠率の低下に対する危惧、
後ろ向きには娯楽として受け入れる。
少年の集落も、水と食料を引き換えに、少女を迎え入れた。
少女は食事と一室を与えられ、そこで眠った。
カーテンの無い室内に日差しが差し込んだ頃、少年は食事を持ってその部屋に入った。
傾きかけたベッドの上で、少女はまだ眠り続けている。
シーツ越しに浮かび上がる少女の身体に、少年は視線を向けた。
まだ幼さの抜けきらない顔をしているのに、その身体つきは大人の女顔負けだ。
今までみた誰よりも大きく膨らんだ胸。
そしてくびれた腰の下には、普通の女には無いモノが確かにあった。
「何? 私としたいの?」
ベッドに横になったまま、少女が笑っていた。
シーツから伸びた腕が食事を要求しているのだと気付いて、少年は手にしていた物を突き出した。
少女はシーツを纏いながら身を起こした。
「慌てなくても夜になったらまとめて相手してあげる。
ああ、でも君にはまだ早いかもね。した事ある?」
「バカにすんなっ! それ位……」
少年の罵声は少女に遮られた。
人差し指が唇に押し当てられる。
シーツが落ちて、破れかけの下着姿が露出した。
「水。勿体無い」
手にしたままの水差しから、水が零れている。
少年は目を背けて水差しを突き出した。
「それ位経験済みだよ。バーカ」
「バカって何だ。お前にはヤらせてやんないぞ」
「運んでやったの誰だと思ってんだよ。
誰がお前みたいな男女としたがるか」
捨て台詞を残して、少年は部屋を出た。
「私だって産まれたくてこんな身体で産まれたわけじゃないやい。
バーカ、バーカ」
少女は水差しに直接口をつけると、残りの食料を胃に流し込んだ。
633晒し 3:2008/10/08(水) 21:58:52 ID:UI9H8Wqm
 その行為が目的で少女はここにいるのだから、別に昼間から事に及んだところで困るわけでもなかったが、
日が暮れてから誰とも無く彼女の部屋を人が訪れ始めた。
男女問わず、彼女の身体を求めに来る。
男が相手の場合、彼女は欲望を受け入れ、女の場合は相手に与える。
いつからか産まれるようになった、男女両方の性器を持つ彼女らは、飢えや渇きに強い。
そして体液の量が多く、性行為にも強かった。
常人よりずっと多くの回数をこなせるが、それでも限界はある。
集落にいるほぼ全ての男と、妊娠可能な女との行為を終えて、流石に体力も尽きた。
最後の女の相手が終わって随分経った頃、彼女の部屋を少年が訪れた。
彼がおずおずと扉を開けると、裸の少女がベットに横たわっている。
「来ないかと思ってた」
少女が頬杖をつきながら、入り口に顔を向けた。
汗に濡れた頬に幾筋かの髪が張り付いている。
剥き出しの胸が横に重なり、汗と白く濁った液体に塗れて、酷く艶かしく思えた。
「うん」
少年はそれだけ言って扉を閉めた。
「私とはしたく無いんじゃなかったっけ?」
「うん」
太股の間でそそり立つものが、否が応でも目に入る。
「私の身体が珍しい?」
少年が小さく頷くと、少女は寂しそうに笑った。
「してく?」
「……うん」
少年は服のまま少女の上に重なると、唇を押し付けた。
「靴くらい脱いでから……んっ」
薄く開いた唇から舌が伸びて、先端が少女をなぞった。
上唇と下唇を何度も往復しているうちに、やがて2人は舌を絡ませあった。
その間、少女のモノが何度か跳ねて、少年の太股を叩いた。
少女は性行為には慣れていたが、大抵はその大きな胸か、腰から攻められる。
長いキスには馴れていなかった。
「キスは、馴れてるんだ」
「うん」
「そこもうん、なのかよ。スケベ」
「だから経験済だって言っただろ、バカ」
「バカっていうな。年下のクセに」
「偉そうな事言うな、俺とそんなに変わらないクセに」
「あ、バカ。今は……ひゃうっ」
太股の下で反り返る少女のモノを少年が握ると、少女の腰が跳ねた。
透明な液体が零れて、少年の指をべっとりと濡らす。
少年は驚いて手を離した。
「両性って、こんなに感じやすいのか?」
634晒し 4:2008/10/08(水) 21:59:53 ID:UI9H8Wqm
「バカ。沢山した後だから敏感なの。
もっと優しく扱え」
珍しいものでも見るように、少年はじっと少女のモノを眺めた。
自分の股間を見つめられている事に気付いて、少女は恥ずかしくなった。
「じろじろ見るな。自分だってついてるだろ」
「うん。でも、両方ついてるのは初めてだ」
「やっぱり、気持ち悪い? こんな身体」
少年はしばらく考えた。
赤茶色の少女の髪。大きくて気の強そうな瞳。体勢によって時折形を変えるふくよかな胸。
くびれた腰と、小ぶりの尻。すり合わさった太股の間から伸びる異形の器官。
「ていっ!」
思い切って気合を入れると、目を瞑って少女のそれを飲み込んだ。
男性部分が突然ぬめりとした感触に包まれて、彼女は思わず悲鳴をあげた。
フェラチオされた経験くらい、山ほどある。
当然女か、同じ両性にだ。
男相手にされるのは初めてだった。
予期せぬ行動は、少女に未知の快感を与えた。
何度となく射精を終えた敏感な少女のペニスは、あっという間に決壊寸前となる。
少年の口の中に溢れた先走りが、唾液と混ぜ合わさってぬちゃぬちゃと音を立てた。
「バ、バカ。やめっ…離せっ」
この年下の口の中で出してしまうのは、少女のプライドが許さない。
自分に吸い付いてくる唇を、彼女は必死に押し返した。
しかし背徳感から来る刺激に、蕩けてしまいそうな程気持ちよくなって、力が入らない。
「お願い、もうイっちゃう。イっちゃうから」
無理矢理引き離してすぐ、少女の剛直が暴発した。
頭をどかす時、カリの裏に歯が当たってそれがトドメになった。
吹き上がった精液が、彼女の胸と少年の顔を汚す。
「苦しいんだな、フェラって」
感心したように呟く少年に対して、少女はバカ、バカ、と繰り返しながら、舌で少年の顔を清めた。
しばらくは息が上がっていて、それしか言えなかった。
「いきなりあんなにディープにやったら苦しいに決まってるでしょバカ。
男にされたのなんて初めてよ。気持ち悪くないの?」
「バカバカ言うな。イったクセに。
男には、無理。お前になら……、我慢は出来る」
バカ、と呟いて、今度は少女から唇を重ねた。
少年は素直にそれを受け入れた。
さっきより長いキスをたっぷりと交わしてから、少女は言った。
「しよ?」
少年は頷くと、服を脱ぐのももどかしそうに少女の中に突き入れた。
635晒し 5:2008/10/08(水) 22:00:38 ID:UI9H8Wqm
衝撃が2人の背筋を駆け抜けて、少年と少女は同時に仰け反った。
一突きで、お互いに達してしまいそうだった。
少年は少女の小さな尻肉を掴んで、少女は少年の腕を掴んで、
最も深い所で繋がったまま、ただ震えた。
歯を食いしばって耐えながら、少年が腰を動かすと、少女はまた声を上げた。
出したばかりの少女の男根が、2人の腹の間で固く持ち上がる。
「やっぱり、感じやすいんだろ? 凄く固くしこってる」
少年の言葉に、少女の顔が見る見る真っ赤になった。
「ば、バカ。お前だって同じだ」
「違う。こっちだよ」
柔らかく上下に揺れる乳房の先端で尖ったピンク色に、少年がしゃぶりついた。
「ひゃうううっ」
少女の背が反って、腰が持ち上がる。
繋がった部分の隙間から液体が吹き上がって、シーツに広がった。
流れ出すのではなく、噴き出した。
失禁したみたいに、愛液が少年の腰を打ち付けた。
両性は体液の量が多い。
「すご……イッた、のか?」
少女は、少年の頭を再び自分の胸に押し付けた。
多数を相手にして敏感になった身体は、彼の愛撫で強烈に反応していた。
性的に弱い部分を二ヶ所同時に責められると、もう耐えられない。
「うん。イっちゃった。イっちゃってるの。
おっぱい吸われて、イっちゃたのッ」
髪を振り乱して卑猥に叫ぶ少女。
その結合部で涎を垂らして揺れる男根を握ると、少年はがむしゃらに彼女の女を突きまくった。
「ダメッ、ダメッ。またイっちゃ、イっちゃうよっ」
言った傍から液体がドクドクと溢れている。
彼女の鼓動を手の平に感じて、少年も我慢が出来なくなった。
「俺も…、いい?」
「うん。イッて? 中で、私の中に……ひあっ!」
少女の身体が硬直した。
張り詰めた両胸を突き出すようにして、少年の手をドロドロに溶かしていく。
同時に少女の中がぎゅっと収縮して、捉えたペニスに向け、愛液の奔流を流し込んだ。
先端を刺激されて爆発した少年の精液が、流れを子宮まで押し返す。
2人はお互いの腕を掴んだまま、じっと快楽の波が収まるのを待った。
しかし、簡単には終わらなかった。
636晒し 6:2008/10/08(水) 22:01:22 ID:UI9H8Wqm
「イヤッ、止まらな……んで。なんで、止まら、ないのッ!?」
少年の射精はなかなか終わりをみせなかった。
少女の膣に全てを絞り尽くされるような、そんな感覚。
でも、それがたまらなく気持ちよかった。
それを受ける少女の絶頂も止まらなかった。
ペニスから溢れる精液はとどまる事を知らず、少女のお腹に溢れてどんどん面積を広げていく。
結合部からの失禁も、減らなかった。
プシュプシュと音を立てて、透明な液体が噴出し続ける。
その間、少女はずっとイキっぱなしだった。
目の前がぐるぐるとして、少年の顔もよく見えない。
「死ぬ……私、しんじゃう…」
口を開くと唾液が溢れて呂律が回らない。
溺れてしまいそうだった。
「気持ちいい…気持ちいいよ…」
涙と涎でぐちゃぐちゃになりながら悦ぶ顔は酷いものかもしれなかったが、
今はそれが甘美な輝きを伴って見えて、少年は彼女をきつく抱きしめた。
抱きしめられる事で、少女はまた射精した。
長い長い快楽の時間は、少女が気を失うまで続いた。
男女両方の性器で止まらない絶頂を味わわされては、流石の両性もたまらなかったようだ。
完全に白目を剥いて痙攣している。
少年は最初のうちこそ慌てたが、徐々に穏やかになる寝息に胸を撫で下ろした。
しばらく少女の隣でぐったりと寝そべって、それからその顔と身体を拭ってやった。
残りの体液がまだ時々吹き出している。
服を着て、部屋を出る前にキスしようかと考えて、やめた。
彼女は少年だけのものではない。
情が移りそうで怖かったが、既にそれが手遅れである事にも気が付いていた。
彼女を抱いた後では、普通の女はしばらく抱けそうにない。
この集落の、誰もがそう思っている気がした。
637名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 22:03:09 ID:UI9H8Wqm
以上です
638名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 22:24:32 ID:k9fIRB8H
うん、面白かったよ。
止まらなくなるエロスというのは、残念ながらもうちょっとかなって感じがするけど。
多分、そこを書きたかったらあと1レス増やして、
「他の人たち」と両性との、行為を書いてみたらちょっと違ったんじゃないかな。
せっかく「常人よりずっと多くの回数をこなせる」という設定があるのだし。

文章自体は及第点。
心情描写が時折、どちらのことについて書いてるのかわからなくなることがあるけど
少し考えればわかる程度だし。

ふたなりであることに意味があるってことに、少しだけ意表を突かれてしまった。
あと、2レス目、「表向き」と書くなら「裏向き」でいいなじゃないかな。
639名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 22:49:10 ID:xcsbkAi2
3分後には読んでいるのだが
批評は読むのと書くのでもう少し時間が掛かる。

なのでとりあえずお茶出ししときますね。
つ旦旦旦旦旦

640名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 04:32:50 ID:P94T2i3u
話の構成は、きちんと整理されていて読みやすい。描写も的確だと思う。
ただ仰々しい語り口の地の文と、会話文との雰囲気が合わず、チグハグな印象を受ける。

あと、視点のぶれが少し気になる。
登場人物の少ない短編(特にエロネタ)では、感情移入しやすい一人称or三人称一元視点
で統一してある方が、読む方としてはありがたい。
641名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 00:27:36 ID:p4IWae+8
山田さんのお2人ありがとう。
かなり参考になりました。
モヤモヤの原因が判って来た気がするよ。
こっそりお茶を頂きつつ、感謝。
642名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 01:20:09 ID:MP40/XyN
割と良い出来だと思うのにレスあまり付かないね。
やはりスレ的にふたなりは嗜好しない客層が中心だという事だろうか。
文章は他で指摘されている内容含め個人的には違和感が無いし
本人もモヤモヤが残っているとの事なのでネタ的というか内容についてのレスも一つ。
レスが少ないので遠慮なく長文で。

まずキャラについてだけれど冒頭のレスではコケティッシュ(死語か?)な少女の
印象を受ける。ふたなりというと何故か女性部分は豊満という印象が有って
その分新鮮な気がする。具体的には

>少年の黒髪より短いが、顔つきは女だ。
で想像する外見であるとか
>これが両性よ。判ったら水を頂戴
のキッパリした口調の辺り。
商業漫画で言えば古くて恐縮だが世紀末的雰囲気と併せて萩尾望都のマージナルに
出てきそうなタイプのキャラかな。

2レス目でやはりというか実際には豊満系である事が明かされる。
多分狙ってというか意図した物だと思われるがそれはそれで悪くないというか
むしろ個人的にはアンバランスさが強調された幼なキャラで豊満というのは萌える。
だがそれを示すのが2レス目の2行だけというのはどんな物だろう。

>まだ幼さの抜けきらない顔をしているのに、その身体つきは大人の女顔負けだ。
>今までみた誰よりも大きく膨らんだ胸。

明確にアンバランスさを強調してるのは此処だけのように思う。
赤毛の短髪で小柄だが他は豊満というのは外見の想像もしづらいが
何というか話の内容的に'危うさ'のある、外に滲み出てくるような不自然さが
このキャラに必要でそういう描写の工夫が有れば書いている自分的にも
もっと萌えたのになとかと思わないだろうか。
他で指摘のある口調などもその一環だとは思うのだが外観描写でもう少し対比する
内容の物があればもっと良かったのではと思う。
643名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 01:21:58 ID:MP40/XyN
同じような物足りなさを3レス目でも感じる。特にどういう種類の物足りなさかというと
一緒にするのは乱暴かも知れないけれど前に投下の有った厨二病的SSのと同じ感じの。
書いている設定や状況に比べて筆致が健全というか清潔だという印象を受ける。
あまり凄惨なものにするのは意図外ということではあろうけれども

>集落にいるほぼ全ての男と、妊娠可能な女との行為を終えて、

ということであれば、記述されている

>汗に濡れた頬に幾筋かの髪が張り付いている。
>剥き出しの胸が横に重なり、汗と白く濁った液体に塗れて、酷く艶かしく思えた。

よりはもう少し不健全な描写が足してあって良かったのではないだろうか。
設定は上手いと思うが状況や種族保存の為だけでなくて5人10人ではなく集落の全員が
男女問わず彼女の身体を求めに来ると言うに見合う何らかの外見的等の魅力を持たせる工夫、
その結果としての不健全な描写等が必要だったのではないかと思う。
たとえばそれが最初に言ったアンバランスさであったりするかどうかは別として
キャラを特別な物にする強いイメージ化の作業が書く時にされていただろうかとも
思ったりする訳なのだけれども。

でそうした前置きとしての描写があれば4レス目の場面が映えたのではないかな。
少女の口調からくる心理も一寸良く解らない。少年に対する優位性は年齢から来るものでなく
その特殊な生業と経験から来るべきものの様な気がするがそれはおいておくとして
凄惨な行為を当たり前に済ませた上でなお
「やっぱり、気持ち悪い? こんな身体」
と聞いた所にその心情を想像したときの強い萌えが発生するような気がするのだが。
残念なことに前置きが弱いために山場の此処がそうなってない様に思う。

少年の方も良く解らない。意図した物とは思うがやはりここで
「ていっ!」
は唐突過ぎるのではないだろうか。問いかけた少女の瞳を見つめるとか何とかしても
良いように思う。でもまあコイツは最後に
>彼女を抱いた後では、普通の女はしばらく抱けそうにない。
で終わる訳だから単に肉欲を感じて突っ走ったというだけで良いのかも知れないというか
こちらが意図を汲み取れないだけなのかも知れない。
通常だと冒頭の邂逅部分で少女の何かに惹かれてという描写があってそれで
餓鬼特有の世代の特徴で過剰な自意識で性欲を拒絶できるのにも関わらず
祭りの終わった後の彼女の元を訪れてしまったとかの展開になるものだと思われるのだが。

最後になったけれど本来モヤモヤしているというのは5レス目6レス目あたりで書いたエロが
ふたなりものとしてどうなのか知りたいということなのだと思われるが
申し訳ないが専門ではないので肝心のその知りたい事には答えられない。
せいぜい言えるのは、ふたなりものには女の子がちんちんで逝ってしまう事への罪悪感みたいな
ものが付き物なのではないのか?つうかこれはそれどころか6レス目あたりでは
女の子の側のちんちんがどうなっているのかさっぱり解らないぞという位の物か。
その辺りは専門の人にお任せしたいということで。
644名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 01:37:30 ID:MP40/XyN
そしてお茶出し。山田商会では投下をお待ちしております。
つ旦旦旦旦旦
645名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 07:37:24 ID:lUKkNlwu
毎度毎度キモいなお前
山田じゃなくて田村だろアンタ
コテハンでもつけてくれ
NGにするから
646名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 10:59:29 ID:RbBloUt7
MP40
弱いなm9(^Д^)
647名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 19:52:15 ID:CgGhdAZs
どうでもいいが、「バカ」とカタカナで書くと軽さが段違いなので、
できれば「ばか」と平仮名で書いてもらえると、
作風的にも合うんじゃないかな、とだけ思った。

全体的にはいいと思うよ。
648名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 23:54:04 ID:4uW/5ovW
>>646
いや、そのキモさで俺達のMPを40削るって意味じゃないか?
アラシの域に迫ってるよなそろそろ。
649名無しさん@ピンキー
>>648
同意
まさか「自分の萌えじゃない」と
9文字で済む内容を2レスとかもうね