林トモアキ作品でエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
マスラも終了してしまうみたいだし立ててみる
2名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 21:43:04 ID:yKAjKPVl
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   ゆっくりしね!!!         <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
3名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:33:01 ID:jP59hQal
>>1
ラノベ総合から独立できるほど需要があると本気で信じているなら一度頭を医者に診てもらった方が良い
4名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:24:53 ID:L64Tpvzg
>>1
一人でチラシ裏にかいてろwww
5名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 08:26:42 ID:MeF48SSi
よくわからないんだが、長谷部将軍が自由の騎士にフリーダムにナニされるのを
書き込めばいいのかい?

「ボカシもなしかと人は言う〜♪」
とか言いながらヤるんかコラ
6名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 20:30:07 ID:nPB3VFuC
いや無理だろうw……そう言われながらも職人に救われ良スレになった例を俺は知っている
7名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 20:41:19 ID:jznC8MCF
バイオレンス☆マジカルまだー?
8名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 07:22:58 ID:bAB4thoh
ミウルス床上手編ですね、わかります
9名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 06:45:14 ID:vwuwL1KJ
保守する
10名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:33:25 ID:oRlZtEXr
良スレの予感
保守
11名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 05:25:44 ID:gzDhVCLY
ばいおれんすは原発とか火炎瓶とか色々やばいネタ多かったよなw
12名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 12:03:34 ID:PL3yUPai
鈴蘭スライム責め
鈴蘭1話の体売られる妄想ネタ
鈴蘭モンスター屈辱

さぁ!好きなのを選べ!
13名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 12:47:20 ID:gzDhVCLY
せっかくだから俺はこの体売られるネタを選ぶぜ!(ガチ)
14名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 07:07:21 ID:ww9bOYoR
しかも、その姿をあこがれの先輩に見せつけられるんですね
わかります
15名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 10:46:56 ID:mKQWJgEj
全部やれば?www
16名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:19:22 ID:B+VnYRd5
>>12
期待
17名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 07:07:49 ID:W5021vum
保守でありますっ☆
18名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 08:50:34 ID:x5YU2Xxx
「保守。――します」
 凶悪な目つきをした男は、がらーんとしたスレの隅っこで呟く。
「たとえ……、誰も居ないとしても」
19名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 14:22:08 ID:bk1lhFUd
保守なのですよーーっ!!
20名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 08:46:45 ID:9roguBt3
保守なの
21名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 12:39:23 ID:B9Ytq9nW
はーっはーっはーっは!!
怖い怖いクーガーおじさんの保守だぜ!!
22名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:20:00 ID:khouZEaz
保守
23名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 13:47:41 ID:KO+dHvEa
「残念だが、君のやってることは無駄だ。いずれこのスレは落ちる。」
壮年の、スーツを着た男はスレの隅っこにいる男に対して
拳銃を突きつけ言う。
「だが、諦めるわけにはいかない。保守する。」
「・・・そうか。本当に残念だ。」


タァンッ!
24名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 17:19:47 ID:1CJatWiW
ウィル子をあのごみ捨てに捨てた人は多分ゲイか不能
25名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 18:30:05 ID:KO+dHvEa
>>24
マスラヲ一巻より抜粋
「実は、人間に感染したのは今日が初めてです。
当然、電子の世界の外に飛び出したのも今日が初めてです。
ウィル子、すごい!」
26名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 09:32:52 ID:KSTKwOX5
トモアキ作品のヒロインズがアホみたいに強すぎるからネタが浮かばん。もう寝る。
27名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 10:08:30 ID:ws1QYm16
強すぎるんなら逆レだろ。

クーガーおじさんとセリアは犯罪くさすぎるな
28名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 17:20:36 ID:VbibmzH+
>>27
クーガーさんは紳士ですー!
そんなことしないんですー!!
みんなみんなお憑かれさまなんですー!!
29名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:17:46 ID:ya1T5bA5
>>25
…アナタはPCのディスプレイ中に自分の意思でおしゃべりする美少女が居てもデータを食べられただけで棄てると言うのか!?
30名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 16:57:25 ID:yDh0b1TV
>>29
ああ、オナニー用画像ファイル消されたら棄てるだろjk
削除するのはかわいそうだからまぁ棄てるな。
自分の意思でおしゃべりする美少女って言っても
セクロスできないならいらないね。
31名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:36:29 ID:2tlRqlt2
>>29-30
そこで「責任とってオカズになれ」と脅迫ですね、わかります
32名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:15:39 ID:VR/bpGK7
>>30
オナニー用画像は友達とかに漁られない様警戒してフロッピーに入れるだろ

友達居ないけど
33名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 08:01:59 ID:oUHHtYfg
>>32
USBメモリーぐらい使おうぜ、最近は安くなってきたんだし
覗きに来る友達なら、俺がなってやるから

フラグを折られまくった勇者殿はIFルートが色々考えられそう
あとは死霊輪姦プレイとか、スライムプレイとか
34名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 09:26:31 ID:92YTsJCm
>>33
勇者がスライムとかにやられるとな

勇者の子孫?ならまだわかるが・・・・・・
ああ、ハセベ将軍がスライムにリンカーンされるんですね、わかります
35名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 18:21:07 ID:zhzAct/P
>>34
混ぜるなwww
36名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 20:54:08 ID:xFhsGLh/
いおりんと勇者とかヒデヲとドクターとかそんなカプばっか妄想してる俺は
みーこ様に食べてもらってきます、性的な意味で
37名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 22:42:40 ID:flI2Bl7O
>>36
俺という先客を忘れるな!
ああ、俺食べられてるぅ!!
ノヅチぃ、ノヅチぃぃぃぃ!!
38名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 23:11:14 ID:Vpl7Rlgt
>>37
なんという命懸けのオナホールwww
39名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 02:57:44 ID:GL9TGMzd
>>36
女体化いおりんと勇者。性転換させられたヒデヲとドクターですね?わかります
40名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 07:27:42 ID:E7f+kggQ
伊織が暇つぶしに
「軍曹…オナれ!」
って命令する
41名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 08:22:04 ID:59++DhOZ
オナれとはなんでありますか?
42名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 15:45:24 ID:E5YIs1Zi
>>41
あ〜、すまん。俺が悪かった。
頼むから誤らせてくれ・・・
43名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 01:06:37 ID:qxpsRtS/
個人的にみーこは3巻以前のおっとりお嬢様型がよかったなぁ・・・
最強キャラとして定着している昨今戻ってきてはくれないだろうが
44伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/06/24(火) 05:09:58 ID:eyfdqNtr
>>40-41

「退屈だな」
 重厚な作りのマホガニーの机。“社長”と書かれたプレートの乗ったそれに、頬杖をついて座る青年はそう呟いた。
 耽美な美貌に怠惰を浮かべ、普段ならば攻撃的な光を宿した眼鏡の奥の瞳も、今は頼りない。
 青年――伊織貴瀬は傍らに立つメイドを一瞥すると、不意に何かを思いついたらしい。
「――軍曹」
 繊細な印象の可憐な少女――片目に嵌めた眼帯を除けばそう呼ぶに過分ない少女を、沙穂という本来のものではない呼び名で呼び、青年は退屈そうなままに命じた。
「オナれ」
 その言葉に沙穂は胡乱な表情で首を傾げ、主である青年に恥じる事なく問い返した。
「オナれ――とは何でありますか?」
「……ふむ」
 あっさりとそう返され、伊織は頬杖を外し、腕を組んだ。
「軍曹はそちら方面の情操教育に不備があったか」
 退屈しのぎにセクハラとして命じたが、まさかこの様なリアクションは想像していなかった。
 長い付き合いであり、彼女に戦いを教えたのも自分だったが成る程、教え子達に教育の一環として行ってきたセクハラも彼女のリアクションは薄かった。
 それも知識の欠如となれば、納得はいく。
 不意に伊織は何かを考え込むと、犬?
45伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/06/24(火) 05:11:36 ID:eyfdqNtr
「退屈だな」
 重厚な作りのマホガニーの机。“社長”と書かれたプレートの乗ったそれに、頬杖をついて座る青年はそう呟いた。
 耽美な美貌に怠惰を浮かべ、普段ならば攻撃的な光を宿した眼鏡の奥の瞳も、今は頼りない。
 青年――伊織貴瀬は傍らに立つメイドを一瞥すると、不意に何かを思いついたらしい。
「――軍曹」
 繊細な印象の可憐な少女――片目に嵌めた眼帯を除けばそう呼ぶに過分ない少女を、沙穂という本来のものではない呼び名で呼び、青年は退屈そうなままに命じた。
「オナれ」
 その言葉に沙穂は胡乱な表情で首を傾げ、主である青年に恥じる事なく問い返した。
「オナれ――とは何でありますか?」
「……ふむ」
 あっさりとそう返され、伊織は頬杖を外し、腕を組んだ。
「軍曹はそちら方面の情操教育に不備があったか」
 退屈しのぎにセクハラとして命じたが、まさかこの様なリアクションは想像していなかった。
 長い付き合いであり、彼女に戦いを教えたのも自分だったが成る程、教え子達に教育の一環として行ってきたセクハラも彼女のリアクションは薄かった。
 それも知識の欠如となれば、納得はいく。
 不意に伊織は何かを考え込むと、犬歯を剥き出しにし、所謂“悪どい笑顔”を浮かべた。
「軍曹、こっちに来い」
 沙穂は何も言わずに言葉に従い、手招きする伊織の座る椅子の傍らに立った。
「何でありましょうか?」
「軍曹はオナニーと言うものを知らないのか?」
 伊織の質問に沙穂は素直に頷いて答える。
「そうか――軍曹、僕の膝の上に座れ」
「了解であります」
 あくまで主の命に忠実に、沙穂は伊織の膝の上に、その小さな体をちょこんと乗せた。
「軽いな」
 呟いて伊織は沙穂の体を抱き寄せた。
「……ん」
 軽い締め付けに自然と沙穂の唇から声が漏れる。
「軍曹、命令だ。今より一切の抵抗と質問への虚偽、及び黙秘を禁じる」
「了解であります」
「よし。では手始めに感度を確かめるか」
 言って、伊織は背から回した手を沙穂の胸元に触れさせる。やわやわと布越しに弄り、反応を確かめる。
 少しずつ触れる力を増し、また動きも複雑化させていく。
「どうだ?」
「痛くないであります」
 微妙に的の外れた返答に、伊織は溜め息を吐いた。
「別に痛みに耐えるテストではないのだがな。まあメイド服の厚い生地越しではこんなものか」
46伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/06/24(火) 05:12:49 ID:eyfdqNtr
 そう呟くと一度、沙穂への刺激を止めて胸元のリボンに指先を滑らせる。
 しゅるり、という小さな音を立てリボンが引き抜かれる。次にエプロンの肩紐を外し、上着のボタンが外されていく。
「着替えなら自分で出来るであります」
「構うな」
 言葉で制し、作業を続ける。
 三つ目のボタンを外した所で胸元を開くと、シンプルなデザインの下着が上着の合わせ目から露出した。
「触るぞ」
 宣言して手のひらを滑らせる。特別大きくはない、手のひらに収まる程度の胸に触れると、下着越しの体温が伊織の手のひらを暖めた。
 先ほどと同じように、強弱緩急を巧みに変えて反応を確かめる。
「……ふ」
 しばらくすると沙穂が微かに吐息を零した。
「どうした軍曹?」
「何か……変であります」
「変? 変とは?」
「触られると……そこが熱くなって……呼吸もおかしいのであります……」
「そうか」
 口端に笑みを浮かべ、伊織は狙いを変えた。
「んくっ……!?」
 指先が沙穂の胸の先端を執拗にこね回す。
「どうした軍曹? 痛いのか?」
 意地悪い笑みを浮かべる伊織にも気付かず、沙穂は声を押し殺して答えた。
「痛はないので……ありますがっ、なにか……びりびりして……っ」
 伊織の指先が布地越しに突起を刺激する度に、沙穂は身を捩る。
「なかなかの感度だ。それでは次のステップに進むか」
 そう言うと沙穂の胸元を更に開き、ブラをたくし上げて乳房を晒した。
「ふむ」
 いくらか荒くなった呼吸に合わせ上下する胸。その先端では桜色の乳首がつんと上を向いていた。
 伊織はその突起に狙いを定めると、硬く尖ったそれをつまみ上げた。
「ひぅっ!」
 普段の沙穂からは考えられないようなか細い悲鳴が上がり、伊織は嗜虐的な笑みを浮かべた。
「素晴らしいぞ軍曹。なかなかの感度だ。やはり貴様は僕にとって最高の教え子だな。魔導猟兵としての才能もそうだったが、こちらも才能がある」
 くつくつと笑い、更に愛撫を強めていく。
「ん、ぅふっ……っは……ぁ」
 瞼を閉じ、唇を噛み締めて声を零さんとする様からは、彼女が屈指の使い手であることは想像できないだろう。
 指先が先端をこね、つまみ、弾く度にどんな激痛であろうと表情一つ崩さない沙穂が声を上げ身を跳ねさせる。
 それが伊織には堪らない愉悦を与える。本人ですら気付かない内に先まで感じていた退屈など忘れ、没頭していた。
47伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/06/24(火) 05:14:49 ID:eyfdqNtr
「頃合か。――軍曹」
「は……」
「スカートを捲ってみせろ」
「了解……であります」
 上気した顔で吐息混じりの返答をして、瞳を潤ませた沙穂は言葉に従う。
 編み上げブーツを履いた足が徐々に露わになり、白い太ももが覗く。更にスカートの裾が上がり、やはりシンプルなショーツが現れた。
 切なそうに太ももを擦り合わせる沙穂を見て、伊織は確信を得ながらも問い掛けた。
「どうした軍曹?」
「は……先ほどから、腰のあたりが変であります……」
「ほう?」
「何か熱くて……じれったいような感じがするであります」
 今までにない自らの変化に戸惑いを隠せない様子で沙穂は答える。
「成る程。では僕が確かめてやる」
 白々しくそんな事を言うと、伊織はショーツの上から沙穂の合わせ目に触れた。
「ひぅっ!?」
 伊織の指先が触れた瞬間、沙穂は今までになく大きく体を跳ねさせた。
「成る程、確かに熱いな。それに、湿っている」
「湿って……?」
「ああ」
 答えて、伊織は指を蠢かせる。
「ぅあっ!? ぁ……ぁくっ、ふ……ぅ」
「聴こえるか? 水で湿ったような音がするだろう」
 伊織が指先を動かす度にくちくちと音が漏れる。
 深く押し込むように指先を沈ませるとじゅく、と音を立てて愛液が染み出し、伊織の指先を濡らした。
「――見ろ湿っている証拠だ」
 濡れて、てらてらと光る手を沙穂の眼前に翳し、指の間に糸を引かせて見せる。
「答えろ軍曹。貴様は今気持ち良いのではないか?」
「……分からないであります。ただ頭がぼーっとして、ふわふわして……何も分からないであります……」
「これでもか?」
 言葉を口にすると、伊織はショーツの内側に手を滑り込ませた。
 薄くしか生えていない、愛液に濡れた毛が微かにに触れ、その下にある熱とぬめり、感触を指先で楽しむ。
「ぅぁっ……あぁぁ、はっ……ぁ」
「自分でも弄っていなかっただけあって相当キツそうだな……どれ」
 ぬかるみの中心を探り当てると、ゆっくりと指を進めていく。十分に濡れている筈のそこは、それでも頑なに伊織の侵入を拒んだ。
「指一本でこのキツさか……」
 少しずつこじ開けるように指先を沈ませていく。その度に沙穂は押し殺した悲鳴を上げ体を震わせた。
「軍曹、力を抜け」
「そん……なっ、むり……でありますっ。体が……っ、いうこと……きかなっ……!」
48伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/06/24(火) 05:17:39 ID:eyfdqNtr
 口をきく間にも閉じられた扉を開こうと伊織の指が入り口を押し広げ、その都度、言葉が途切れる。
「主人の言うことが聞けないのか? お仕置きだぞ軍曹」
「え……? ――ひぅんっ!」
 下半身へ移行した事により止んでいた胸への愛撫が再開され、沙穂は背を仰け反らせて反応する。
 意に反して跳ねる体と漏れる声を抑えようと、口に手を当て身を強ばらせてみるも思うようにいかず、小さな悲鳴と痙攣が絶え間なく繰り返される。
「む……ほぐれてきた、か?」
 膣中に侵入される感覚に収束していた意識が、胸先の敏感な部位を責められる事反応する。
 意に反して跳ねる体と漏れる声を抑えようと、口に手を当て身を強ばらせてみるも思うようにいかず、小さな悲鳴と痙攣が絶え間なく繰り返される。
「む……ほぐれてきた、か?」
 膣中に侵入される感覚に収束していた意識が、胸先の敏感な部位を責められる事で応する。
 意に反して跳ねる体と漏れる声を抑えようと、口に手を当て身を強ばらせてみるも思うようにいかず、小さな悲鳴と痙攣が絶え間なく繰り返される。
「む……ほぐれてきた、か?」
 膣中に侵入される感覚に収束していた意識が、胸先の敏感な部位を責められる事で拡散した為か、伊織の指への締め付けが若干緩んだ。
 その気に乗じ、慎重ながらも先までとは比べものにならない速さで伊織の指先が潜り込んでいく。
「ぁ、ぁ……ぁぁ、っは……ぁ」
 沙穂は細い喉を反らし、ともすれば詰まってしまいそうな息を吐き出す。
「……この辺りか」
 伊織はある程度、指先を埋めた辺りで触れる感触が変わった事を確かめると、前進を止めた。
 内壁を指の腹で撫でて刺激する。時折、押し上げるように関節を曲げると、沙穂の口から息を呑むような音が漏れ聴こえた。
「はっ……、そこ、だ……め……っ、でありま、す……っ」
 沙穂の制止する声を無視し、伊織は埋没した指先を少しずつ膣中を広げるように動かす。
 もう片方の手では意識の集中を防ぐべく、乳房を責め、沙穂を翻弄する。
「さて、もう一度聞くぞ。軍曹、今はどんな感じだ?」
「そん……、わから、な……っ、あたまも……からだ、もっ、あつく……てぇ」
 伊織の指先が敏感な部分に触れる度、沙穂は言葉を詰まらせ答える。
 本人の自覚はなくとも、初めて得る快感に呑まれて始めていることは伊織の目に明らかだった。
49伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/06/24(火) 05:19:38 ID:eyfdqNtr
 沙穂の意識とはかけ離れた場所で躰が異物への受け入れを始め、綻んだ秘部は締め付けを絞り出すようなものから、じんわりと捕らえるようなものに変えていく。
 それと同時に愛液の分泌が再開され、伊織の指の動きを助けだした。
「んっ……、んくっ……ぅ、は、ぁっ!」
 苦しみから解放されてしまえば後は一息に落ちるだけだった。伊織の多彩複雑な愛撫は沙穂の官能を容易く引き出していく。
 呑み込んだ指を誘うように肉壁がざわざわとさざ波を立てる。
「ふん、大分こなれてきたじゃないか」
 伊織が口端を吊り上げて笑みを浮かべた。
 レンズ越しに細められた目で自らの膝の上で身をくねらせる少女の痴態を瞳に焼き付ける。
 沙穂自身気付いていないだろうが、その腰は更に深くに伊織を受け入れようと、押し付けるように浮き上がり、より強い快感を得ようとしている。
 その様を確認すると、伊織は殊更ゆっくりと指を引き抜いた。
「ふぁ……っ?」
 細い糸を引いてぬめる指先を舐めながら伊織は嗜虐の笑みを浮かべた。
「なんだ軍曹。もっとして欲しいのか?」
 その問いに、今まで知識もなく唐突に強烈な悦楽を覚えさせられた沙穂は躊躇いなく何度も頷き返した。
「ダメだ」
 容赦ない一言に沙穂の表情に悲しみが宿る。
「だがな軍曹。話はここで最初に戻る」
「どういう事で……ありますか?」
「自分でやれ。それがオナニーという物だ」
 沙穂は言葉を返す事もなく、自らの細い指を秘部に近付けていく。
 恐る恐る距離を縮め、零になって指先が触れた瞬間、沙穂の体がびくりと揺れた。
「はふ……っ、ぅあ……ぁ」
 そこからは躊躇いなどなくなった。指先で自らの膣穴をほじくり、弱い部分を見つけてはそこを執拗に撫でる。
 しかし、伊織に与えられた悦びには遠く及ばず物足りない。それを補おうと試行錯誤を繰り返しながら動きを滑らかにしていく。
 ――もっと、もっと。
 初めに強い刺激を与えられてしまった体はなかなかもどかしさを消せはしない。まして太さも長さも違う指では納得できる快感を得るのは難しかった。
50伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/06/24(火) 05:20:42 ID:eyfdqNtr
 それでも尚、伊織に与えられた心地良さに近付こうと、ぐちゅぐちゅと音が立つのにも構わず、一心不乱に己を慰める。
「ん……、ん、んふっ……ひぅんっ!?」
 闇雲に掻き回して指先が、今までにない部分に触れ、今までで一番強い、電流にも似た刺激が駆け抜ける。
 指先での愛撫が一時止んだが、すぐにそれも新しい快感を貪る為に動き始める。
「ほう……敢えて触らないでいたが、やはり見つけたか」
 沙穂が闇雲にこね回すそれ――膣口の上に存在する陰核が包皮も被ったまま愛液に濡れ、てらてらと光る。
「軍曹、一つ良いことを教えてやる。今貴様が弄っているそれ、皮を被っているだろう? 剥いて触ってみろ。ただし最初は慎重にした方が良い」
 伊織の言葉に従い、たどたどしい手つきでゆっくりと包皮を捲っていく。やがて剥き出しになったルビー色のそれを、沙穂の指先が触れた。
「――――――――っっ!!!」
 既に言葉にならないのか、絞り出すような吐息を吐き出して沙穂は背を反らせる。
 酸素を求めて桜色の唇をぱくぱくと開閉させ、肺に少しずつ空気を取り込む。
 それが一段落すると、意を決したように曝け出されたクリトリスを弾き始めた。
 眉根を寄せながらきゅっと瞼を閉じ、声を漏らすまいと唇を噛み締める。
 耐えるような仕草とは裏腹に、手は更なる快感を求めて蠢いた。
 指先で突起を押し潰し、中指は内に潜り込み膣中を抉る。幾重もの快感の波に翻弄され、沙穂の体が跳ね回る。
 放って置けばいつまでもそうしていそうな様子だが、そうではない事を伊織は予想していた。
「んっんっん……ひぁぅっ?」
 ざわざわと背筋が粟立つのを、沙穂は感じた。何かが込み上げてきて、彼女をどこかに追いやろうとしている。
 瞼の裏でちかちかと光が瞬き、思考が白く染まる。
「や……っ、おち……っ、るっ」
「安心しろ抑えておいてやる」
 細い腹に伊織の腕が回され、抱き締められる。
 本能的な、抱かれることへの安心感が、沙穂の高まりをより早める。
「ん……っく、くふっ、ふ……ぅう、ぅあっ」
 沙穂が自らの指が一際強く締め付けられた事に気付いたかどうか――。
「は……っ、ぁ……ぁぁあ、んっ、んんっ……んんーっ!!」
 全身を緊張させ、沙穂が達する。生まれてから今まで感じた事のない強い絶頂感に溺れ、身を震わせる。
 数秒か、十数秒か。止まっていた呼吸を取り戻し、荒い息をつく。
51伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/06/24(火) 05:22:24 ID:eyfdqNtr
 じんわりと汗が滲み、顔を上気させた様は戦いにあっては見られない程に乱れていた。
 片方だけ覗いた目尻にうっすらと涙さえ浮かべながら、沙穂は意識を失わせた。
「くく……。軍曹、やはり貴様は素晴らしい」
 己に身を預けぐったりとする少女の重みを楽しみながら伊織は笑みを浮かべる。
「これを僕が作り上げたと考えれば、最高に良い気分じゃないか……」
 堪らない愉悦に酔いながら、伊織は呟く。
「だが、まだだ。まだ貴様には教えてやる事がある。全て教えて、貴様を僕の最高傑作にしてやる」
 言葉が届いていないと知りながら膝の上の沙穂に声を掛ける。愉快な予感に浸りながら伊織は小さく零した。
「まったく、しばらく退屈しないですみそうだ」
52伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/06/24(火) 05:25:21 ID:eyfdqNtr
 ――っていうとこまで妄想した。
 最初のは投下ミス。申し訳ない。
 今回はヘタレてないたぁくんだけどアレだ。これをきっかけに目覚めた沙穂に最終的に逆レイプされて良いように搾り取られるようになるんだきっと。
53名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 05:32:21 ID:rB1BkBVy
こんな時間にリアルタイムな俺
すげー良かった!!
やっぱメイドに悪戯するのは興奮するな!
54名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 07:52:12 ID:laCDWHOX
投下gj!!
55名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 20:54:06 ID:6NVjcvcy
ご苦労さまですー!
お憑かれさまですー!!
56名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 12:41:56 ID:2QQYt/5W
乙であります
57名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 20:54:53 ID:G5JAvcGa
さて、それでは次の作品が投下されるまで
保守といこうじゃないか。
58名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:29:49 ID:aAq5Dfrf
保守!保守ったら保守よ!保守するの!
59名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 17:24:27 ID:PJA6USsA
うふふ、ああ楽しい・・・
次は何を視せてくれるのかしら。
ねえ、そうでしょう?それまで保守してくれるのよね?
60名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:40:25 ID:tj+/Nksu
お憑かれさまでーす
61名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 21:59:44 ID:cwiH1Do4
書きやがったwww
すげぇww色んな意味でww
62名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 08:56:21 ID:QZxfcCSC
やっぱ書くとなるとおりがみになるかねw
最初にクラリカ×マリエッタとか思いついた俺はみーこさんに食われてくる
63名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 14:04:15 ID:tho7gQF+
>>62
触手プレイだと・・・!
クラリカ×マリエットか。
なかなかだな。妄想するだけしてみよう。
64名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:21:33 ID:UveshED9
エロパロだとたぁくん大活躍だな。
鈴蘭だろうが沙穂だろうがみーこだろうがOKだし!
・・・ただリップルラップルは駄目そうだ
65名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:35:45 ID:ZQQ7xXO6
>>64
フッ・・・粗末なの。
バイアグラでも飲んで、出直してくるの。
66名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:37:42 ID:UveshED9
>>65
全男性読者が泣いた
67名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 23:20:11 ID:77SBudJs
エロパロ書こうにもエロって難しいな・・・
正直>>44がクオリティ高すぎて手を出しにくいw
68名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 20:22:21 ID:pFK6rY1y
「諦めろ、お前ら!もう書き手がいないことがわからないのか!!」
「諦めろだと!?てめえそれでもチャネラーなのか!?ふざけるんじゃねえぜ!!
あんた、そう言われて諦めたことでもあるのか!?」
「ッ!!」
時間が経つにつれこみ上げてくる。
今まで相手にしてきた、どの悪党とも違う。
この圧倒的不利の中で、それでもこの男達は、書き手が来ると信じているのだ。
でなければここまでの気迫があるものか。何がそうさせる?
そうでなければ、諦めないことなど不可能だというのに。なぜ。
「なぜそこまで書き手が来ると信じきれる!?これだけ待っておきながら!
貴様らは・・・何のために・・・!!」
>>67に呼応し、男達が叫ぶ。
「俺達の、オナニーのためだッ――!!」
69名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 21:48:52 ID:6D7W84pP
勇者×睡連になると思ってた時代が私にもありました・・・
なぜ真琴なんだ。
まあ、妥当っちゃ妥当だが
70名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 23:13:44 ID:nCCaZwBX
>>69
睡蓮「ふん、小物が。ゆえに傍流のドラ息子なのです。
格の違いがわかりましたか。」
エロ勇者「わかったよ!どうせ俺は姉ちゃんにもポー○ビッツって呼ばれるほど小さいよ!」
睡蓮「それはただ単にお前の姉が正しいだけです。」


ここまで書いておいてなんだが、睡蓮ってミスマルカの長谷部将軍並なんだよな。
エロの耐性に関しては。
71名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 02:16:00 ID:mRi/WNZ7
>>64
金属バットぶち込んでやんよ!
72名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 13:59:14 ID:mHCZl6kY
まったく、長谷部君は役に立たないし・・・
保守しかないわねー。
73名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 15:56:02 ID:kBk3r0ST
みんなでこの小説を書くのですよ☆
保守するであります☆
74名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:45:40 ID://4Aeeoc
2 :名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 21:43:04 ID:yKAjKPVl
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   ゆっくりしね!!!         <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´



3 :名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:33:01 ID:jP59hQal
>>1
ラノベ総合から独立できるほど需要があると本気で信じているなら一度頭を医者に診てもらった方が良い


4 :名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:24:53 ID:L64Tpvzg
>>1
一人でチラシ裏にかいてろwww


良スレになってるw
75名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 09:05:07 ID:nuSbqq5K
>>74
軍曹のエロを書いてくれた人の功績だろうなw

「ひひっ、保守かい?保守なのかい!?やっぱり保守がいいのかい!?」
76名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 17:11:45 ID:Igd+Fr5M
チッ・・・それで局長。保守なのか?
77名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 22:47:06 ID:5CI0HcyK
保守一口ネタ

ある日の伊織家

「ドクター、これはなんでありますか?」
「ひひっ。これは僕がメカ鈴蘭を作るのを禁止された時の鬱憤で作った『伝導バイブ」さぁ!
持ち主の魔力に応じて強さが変わる優れ物だよ。」
ドクターはそう言って何時ものマッドサイエンティストの笑いを浮かべた。
「ドクター、使い方が分からないのでありますが。」

以下怒涛のネチョ
78名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 22:53:50 ID:A9tDEaGX
わっふるわっふる
79名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:13:11 ID:LSIDTPt8
wktk・・・かな。
80名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:21:03 ID:5CI0HcyK
私が続きを?
いえいえそんな畏れ多いことは
81名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:22:52 ID:LSIDTPt8
>>80
いいから続きを書いて参れこの阿呆。
神サマの目前で、見苦しいまねをするでないよ。
82名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 20:32:50 ID:OlH1y4OK
さて、保守だの。
83伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/07/10(木) 12:27:01 ID:tZ0PAMfz
 寝た子は起こすなとは言うが。まったく先人は正論を吐くものだと、伊織貴瀬は納得していた。
 ふらりと屋敷を歩いていると、沙穂の部屋の前に通りかかった辺りで声が聴こえた。
 何だ、と考える迄もない。こんな事は今回が初めてではなかったし、その原因だって理解している。
『……っ、…………っ!』
 扉越しに響く、くぐもった声にまたか、と嘆息する。
 十中八九、中では沙穂がお楽しみの最中だろう。ここの所毎日の事だ。
 どうにも今までが今までだった反動からだろうか、暇さえあれば己を慰めているらしい。猿のような、という形容がぴったりの溺れ具合である。
 そして伊織はその間――何もしなかった。
 全てを知りながら、手は出さなかった。手を出したのは最初の一度きりで、それからは業務上必要最低限の接触しかしていない。
 何故か?
 敢えて教育者風に言うなら「教え子の自主性に任せる」と言うことだ。
 平たく言えば沙穂が自ら肉欲に堕ちなければ意味がないと考えている。
 ――とは言え。
「そろそろ次の段階に進んでも良い頃合いだろう」
 にぃっと口角を吊り上げて嗤う。
 躊躇いはない。
 伊織は何一つ迷うことなく扉の取っ手に手をかけ、軽くそのノブを回した。

 † † †

 沙穂は今まで娯楽らしい娯楽を知らずに育った。
 戦いに生き、戦いを楽しむ生粋の狂戦士は、戦いがあればそれで事足りた。
 それ以外に何も知らなかったから。
 だが、沙穂は知ってしまった。
 戦い以外の悦楽を。それは彼女を蕩けさせるには十分過ぎる程に甘く、心地良く、魅力的だった。
 ただ、それだけの事――。

 † † †

「……っん!」
 強く陰核を抓る。
 痛み混じりの強い快感が身体の芯を駆け抜けて、気を失いそうな程に思考を白に染める。
 すっかり潤みきった秘部が切なげに収縮を繰り返して、また一筋愛液を零した。
 普段のメイド服を着崩し、ベッドに横たわり沙穂は下着を穿いたまま手を突っ込んで、自慰に耽っていた。
「っはぁ……!」
 吐息が漏れる。熱を帯びた呼気を吐き出し、肺に新たな酸素を送るために再び息を吸う。
 微かに鼻を愛液に特有の薫りが刺激し、それがまた沙穂の陶酔を誘う。
 胡乱な瞳は宙に投げ掛けられながら、何も映してはいない。
 ただ、己が内から湧き出る悦びを貪る為に、他の感覚を遮断する。
 だから、気付けなかった。
「すっかり気に入ったようだな」
84伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/07/10(木) 12:28:18 ID:tZ0PAMfz
 耳朶を擽る低い声。主――伊織貴瀬の囁きがすぐ傍から沙穂の思考にノイズを流し込んだ。
 驚きに体を硬直させると、伊織は意地の悪い笑みを沙穂に向けた。
「あぁ、別に続けてくれて構わないぞ。邪魔しに来た訳じゃない」
 だが、と付け加えて伊織は言葉を続けた。
「そろそろ物足りなくなって来た頃かと思ってな」
「……っ」
 図星だった。
 確かに以前よりも慣れた今では自分の指でも、より感じる部分を探れるようになり、快感は増した。
 しかし、それ以上に躯の求めが強くなりすぎていた。
「ふむ……予想は当たっていたみたいだな」
 的を射た事に気を良くしたのか、伊織は喜色を浮かべ笑みを強くする。
「さて軍曹。物足りないのならば、それを満たす方法を教えてやろうか?」
 それは最早条件反射に等しい。沙穂は考える間もなく、欲望に忠実に頷いて答えていた。
「くくく、素直な良い子だ。しかし、ただ教える訳にはいかない」
 伊織の意図が読めず、沙穂は視線で疑問を投げ掛けた。
「なに、簡単な事だ軍曹。ギブアンドテイク。ビジネスの、いや人生の基本だ」
 そこで伊織は鼻先が触れそうな程に互いの顔を近付けて言った。
「つまり、僕も何かしてもらわなければ割に合わないということだ」
 そう言うと伊織はベッドから離れ、部屋の椅子に腰掛けた。
「軍曹。ベッドを降りてこちらに来い。僕の前に跪け」
 沙穂は従順に言葉に従う。快楽に浸り、いくらかぐったりとした身体をのろのろと動かし、伊織の前にぺたんと腰を下ろした。
「ベルトを外し、中のものを取り出せ」
「中の……ものでありますか?」
「そうだ。ペニス、肉棒、陰茎。或いは可愛らしくおちんちんと言っても良いだろう。分かるか?」
「了解であります……」
 命令に従い、沙穂は伊織の股関に手を伸ばす。その指先は愛液に濡れ、てらてらと光っていたのが伊織には見て取れた。
「まったく。大した成長ぶりじゃないか。あの機械か狂犬のどちらかだった軍曹が今じゃすっかり牝の仲間入りだ」
 込み上げる笑いを抑え、沙穂が不慣れな手つきで自分という男の下半身を剥く様を見下ろす。
 乱れたメイド服。上気した頬。虚ろげな瞳。その全てが伊織の興奮を煽る。
 やがてベルトが外され、スラックスのホック、ジッパーが解放される頃には、伊織は半ばの硬度を手に入れていた。
「下着に小さく開く窓があるだろう。そこから出せ」
85伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/07/10(木) 12:30:30 ID:tZ0PAMfz
 沙穂は微かに頷くと、下着の内へと指先を滑らせる。ぬるついた指先が直に触れて、伊織の竿が僅かに震えた。
「取り出しにくいだろうが頑張れ。ああ、丁寧に扱うんだぞ」
 多少引っかかりながらも、どうにか指示通りに取り出す事に成功する。
「では軍曹。軽く触ってみろ」
 誘われるままに見るのも、触れるのも初めてのソレへと手を伸ばす。
 細い指先が触れ、恐る恐るといった風情で硬さを増していく柱の感触を確かめれ。
「どうだ? 触ってみての感想は」
「……温かいであります」
「そうだな。これは僕の興奮に合わせて熱を増していく。今よりももっとな」
 言う間にも硬さ、熱、吃立の度合いを高めていく幹に興味を引かれたのか。沙穂の手が徐々に無遠慮になっていく。
「あまり乱暴に扱うなよ。デリケートな部分だからな」
 忠告に、手つきに慎重さを戻して沙穂の掌が這いずる。曖昧な刺激が正直もどかしく、伊織は沙穂に指示を出す。
「握ってみろ」
 沙穂の指が絡みつきモノが包まれる。手の中で一度びくりと震え、手を離しかけたが結局、押さえるようにしっかりと握り込んだ。
「そのままゆっくり擦ってみろ」
「了解であります」
 言われた通りに手を幹に沿って上下させる。技術も何もあったものではない手コキだったが、それでも肉棒は快感に打ち震えた。
 白く柔らかな指先が滑る度、下半身に血液が収束していく。沙穂の方も勝手を掴んできたのか、リズミカルに扱くようになってきていた。
「良いぞ。その調子だ」
 伊織が完全な勃起状態になり、感覚も鋭敏になる。流石にテクニックを織り交ぜるまでにはいかないものの、十分に心地良い刺激に、先端から先走りが零れる。
「お漏らしでありますか?」
「馬鹿者、違う。……まあ似たようなものではあるが」
「……?」
 沙穂は首を傾げながらも手を動かし続ける。
「お前だって気持ち良いと濡れるだろう。似たようなものだ」
「気持ち良いのでありますか?」
「ああ。なかなか飲み込みが早くて助かる。まったく、大した才能だ」
 伊織がニヤリと口を歪ませ、押し隠した笑声を零す。
 指に絡んだ愛液と、零れ落ちるカウパーが沙穂の動きを助け、卑猥な水音を立てる。
 伊織の下半身は己の高まりを示すようにびくびくと震える。それに興味深い視線を送りながら沙穂は手の内の熱を楽しむ。
「軍曹、一度ストップだ」
 いっそこのまま果ててしまいたい欲求を抑え、伊織が制する。
86名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 12:31:56 ID:tZ0PAMfz
「次は口でしてもらおうか」
 沙穂は何も聞かなかった。ただそうするのが自然であるように、躊躇いなく舌で付け根から先端までを舐った。
 沙穂は知識よりも本能でそれを欲しているのか、一心不乱にそれを舐め上げる。
 鼻をつく淫臭にくらくらするような陶酔を感じながら、愛おしそうに舌の腹を這わせる。
「素晴らしいぞ。理解よりも直感でそこまでやれるとはな」
 確かに沙穂は戦士としても技術や戦法よりも直感に頼った戦い方をする。
 ならばこそ、こうした事にも直感が働くのかも知れない。
「は……やく……」
「ん?」
 不意に漏れた呟きに伊織が疑問の声を上げる。
「はやく……私も、気持ち良くして……欲しいであります……っ」
 その言葉に伊織は一瞬呆気に取られ――
「く、くくっ……。ははっ! あはははは!」
 ――笑い出した。
「素晴らしい。実に素晴らしいぞ軍曹! まったくもって貴様は“教え甲斐”がある。僕の要求を軽々と乗り越える最高の教え子だ」
 そう言って、伊織はすっと目を細める。
「良いだろう。軍曹、ベッドに移るぞ」
 口淫を中断させ、ベッドに身を預ける。
「僕の顔を跨いで、さっきのを続けろ。ご褒美をくれてやる」
 ご褒美という単語に期待を踊らせて沙穂は指示に従い、上下逆に身を重ね、口唇奉仕を再開する。
「しっかりと続けるんだぞ?」
 そう言って伊織は下着越しに沙穂の秘芯に触れた。先までの自慰で溶けたようになったそこから、じゅく、と淫液が染み出す。
 それを指に馴染ませながら、伊織は下着を押し込むように沙穂の膣口をほじった。
「んん……っ!」
 収縮する蜜芯と同期して沙穂の躯がいななく。堪らずに下半身から唇が離れると、伊織は押し込んだ指先を鉤型に曲げた。
「しっかり続けろ。でなければ止めるぞ?」
 本能の疼きに忠実に沙穂がより丁寧に、より執拗に、再び舌を這わせる。
「そうだ、それで良い」
 サディスティックな微笑を零し、沙穂の下着をずらし、蜜壺を露わにする。
 充血してピンク色を濃くしたそこからはとろとろと、官能の証である淫水が流れ糸を引いていた。
 過剰に溢れた蜜が零れる所を掬い取るように、伊織が舌を伸ばす。
「……っ!」
 今までに感じた事のない柔らかさと温かさが触れ、沙穂は身を震わせる。
87伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/07/10(木) 12:33:10 ID:tZ0PAMfz
 それでも今度は口を離さなかった。その事に満足を感じながら、伊織は舌を深く潜らせた。
 伸ばした舌先が肉の壁に締め付けられる。
 ざわざわと波打ち、止めどなく滴る愛液を喉に流し込んで伊織は愛撫を続けた。
 対して沙穂はまるで競うかのようにピンク色の舌を陰茎に絡ませる。だが、それだけでは足りない。
「軍曹、歯を立てずに銜えろ。吸い付いたり唇で扱くと尚良いな」
 そうすればこちらももって良くしてやると、そう言外に込めて伊織が言う。
 沙穂は無言で視線だけを送って肯くと、小さな唇を精一杯開いて伊織を口内に迎え入れた。
 熱と、柔らかさと、ぬめりに包まれて伊織の分身が震える。それを抑えつけるように沙穂は唇をきゅっと締める。
「ん……、んんっ」
 ぞわぞわとした快感が伊織の背筋を駈け、昴ぶらせていく。
 従順極まりない沙穂に、褒美とばかりに愛撫を加えていく。
 舌を深く挿し、指先は陰核を転がす。Gスポットとクリトリス。浅い部分と深い部分の性感帯を同時に卓越した技術で責められ、沙穂は軽い絶頂すら覚えた。
 だが、それで動きは鈍る事はなく、寧ろ陶酔した思考のせいか最早貪るような風情で奉仕を続ける。
 或いは対価としての愛撫を求めてなのかもしれない。そう読んで伊織は容赦なく絶頂にひくつく秘部を責め立てる。
 互いに舌を這わせる音と洗い呼吸音だけが空間を支配する。
 沙穂が裏筋を執拗に舌先でこねれば、伊織は陰唇を開いて深くをつつき回す。沙穂は呼応するように先走りを勢いよく吸い出し、伊織は突起を甘咬みする。
 そのようにして愛撫の応酬は激しさを増していき、二人を高みへとひた走らせる。
「良いぞ……もうすぐだ」
「ん……、っくぅ……! はふっ、んぅ」
 伊織は己と、沙穂の絶頂が近いのを悟り、仕上げにかかる。
「最後だ……軍曹、もっと強くしろ」
 沙穂は応えもせず、一際強く吸い付き、唇を締めて伊織を扱きたてる。
 わだかまる熱塊が解放されんとせり上がってくるのを感じて伊織は沙穂にもとどめを刺す。
 深く指を突き刺し、陰核に噛み付く。
 鋭い快感に沙穂が激しく絶頂し、堪らず唇を離す。
 ちゅぽんと音を立て唇から引き抜かれると同時、伊織も白濁を撒き散らして達した。
88伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/07/10(木) 12:33:51 ID:tZ0PAMfz
 勢いよく撒き散らされる精液が髪、唇、眼帯と満遍なく沙穂の顔を汚す。
「んく……っ! ひぁっ!?」
 噎せ返るような青臭さに、牝の本能を刺激されたか、沙穂がまた小さく達する。
 背を仰け反らせ、身を震わせたかと思うと、そのまま仰向けに倒れてぐったりとしたまま動かなくなった。
 胸の上で荒い呼吸を吐いたまま虚ろな瞳で天井を見上げる沙穂をそっと抱き締め、伊織は耳元で囁く。
「どうした軍曹? まだ終わっちゃいないぞ。まだ貴様には教える事が残っている」
 くつくつと笑う伊織に、沙穂は視線を送る。虚ろだった瞳に宿るのは微かな期待の光。それを認めて伊織また一段と笑みを深くする。
「本当に――本当に貴様は教え甲斐のある最高の、いや完璧な教え子だ」
 抱き締めた体をベッドに横たわらせ、自身は沙穂の上に覆い被さる。
 先とは逆の体勢を取り、伊織は小さく宣言した。

「軍曹、貴様を女にしてやる。どこの誰よりも男を満足させる、最高の女にな……」


 続く
89伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/07/10(木) 12:37:17 ID:tZ0PAMfz
 毎度、伊南屋に御座います。

 前回の投下は保守のつもりで書いたものだったんですが、再び保守代わりに続きを書いてたら……
 あれ? 続くの?
 自分でびっくりです。
 ともあれエロオンリーでは自身初の長編。最後まで頑張りたいと思います。

 それでは伊南屋でした。
90名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 18:19:19 ID:LWRpAjrm
お疲れ様です!続き期待してますよ!
さて、それまで我々が保守だ!いいか股間がまだむずむずしてる野郎共!
91名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 18:18:18 ID:kj9Ov0N4
にゃ〜〜んと!このヴィゼータ様の保守だにゃ〜ん!
92名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 23:48:23 ID:RnKSQL/F
センパイ、ここは保守かと。
93名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 12:00:15 ID:kBBVeZ+t
「保守するの」
「姉さんはいつもそれしか言いませんね。書いたらどうですか?」
「とんだナマチャンなの」
「やりますか」

以下魔王と天使の戦い
94名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 21:49:47 ID:nZqqsQoW
はあ、まったく。
暇だから保守でもするっすかねえ・・・
保守・・・っと。
もう終わったっす〜。ほんと暇っすね〜・・・
95名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 17:48:11 ID:KB5/Y9a3
お憑かれ様ですー!
保守しますよー
96名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 22:42:41 ID:/Nk2HZhj
「まったく・・・
私のセミヌードまであるのにここまで私のエロパロが無いとはどういうことよ!
ねえ律子!あなたちゃんと私を撮った!?」
「ハウハウやー。今書き手が頑張ってるから邪魔しんといてくれるー?」
「それにしてもあんた本当に緊張感無いわね!自分が男どもの
オカズにされるかもしれないのよ!?」
「大丈夫やてハウハウやー。自分もやけどハウハウそこまで人気ないねんから
心配は無用やー。なー?」
「それはそれでむかつくのよ!まったく、なんで大体あの伊織の当代と
導科猟兵のガキなのよ!そこがまずおかしいと」
「あ?」

97名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 00:38:09 ID:r1H1X+MC
クラリカと睡蓮はいたぶりがいがあるよな
98名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 02:57:05 ID:y1/F9wJC
「私とセリアいればロリ要員は完璧なの」
「そうなんです〜萌え萌えでドロドロな展開なんです〜」
99名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 19:42:51 ID:Poen0TZq
エロに登場できないので聖魔王様がご立腹のようです
100名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 22:41:12 ID:IUVQ1oWo
「結局私達ここでも出番ないんでしょうか・・・
ねえ、桃条さん?」
「・・・ラトゼリカさん。マスラヲ登場してるくせによく言いますね・・・」
「あっ、すいません!私、桃条さんがもう登場してるものと思って・・・」
「ハア・・・、そもそもなんでラトゼリカさん、あなたなの?
別に受付嬢ならマスラヲからの新キャラ使ってもよかったじゃない。」
「あの、それは私は使い勝手がいいし、トモアキさんの趣味とかも出てるんじゃないですかね・・・?」
「そうよね、導科猟兵とか関東機関なんて使い勝手悪すぎるものね。
だって翔希君の彼女の真琴局長も出てないもの・・・」
「あっ!すいません!ごめんなさい!・・・でも大丈夫ですよ!
コアなファンには桃条さんの魅力、ちゃんとわかってますから!ね?」
「あなたの言うコアなファンってもう相当じゃない・・・
しかも『お・り・が・み』読んでる人はみんなコアなファンだと思うわよ。」
101名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 22:58:06 ID:maHto+Bm
ゼンラーマンの衝撃のラストに全俺が泣いた
102名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 18:18:19 ID:XzC3KxVO
「・・・。」
「マスター、ここでも黙ってるつもりですか?
ここはリアルじゃなくて2ちゃんの、しかもエロパロですから
もう少し前に出てもいいと思うのですよー!」
「・・・だが。しかし。」
「駄菓子も菓子もありません!設定でも確か、というより確実に
マスターは元ニートのはずですが!?」
(・・・ROMるだけのニートだって。いる。)
103名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 05:07:56 ID:ADuzYgBn
誰か億千万の○○であるマーラーさんを連れてくるんだ!!
彼がいればきっとなんとかなる!!
104名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 23:03:29 ID:6o3qUGsg
>>103
は、は、は!彼は腰痛だそうだよ。
まったく、アウターともあろうものが、情けないじゃないかね。
そういえば君達は、彼を見た事があるかね?
105名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 20:23:46 ID:rI/nYQf0
コォオオオコハァアアアアアア!!!
保ォォ守ナノカァアアアアア!!??
106名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 04:22:47 ID:eFfM1M3A
もしマスラオに出演してくれたら睡蓮×ほむらで一本書く。
もし出なかったらほむら×睡蓮で一本書く。
107名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 08:19:43 ID:+UIu6aC4
メイドをやっているカッコがミスしてしまってみーこさんのヒルでネチョネチョされるとか、
イイね?
108sage:2008/07/29(火) 19:21:21 ID:W/DqXf+S
鈴蘭とカッコで睡蓮を…
無理矢理水着着せた時みたいなカンジで
109名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 00:54:00 ID:i3F7k8HH
これはVZちゃんの時代か
110名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 01:57:52 ID:F1Yn0mkJ
厨房すら来ないの見ると本当にマイナーなんだなと実感する
111伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2008/07/30(水) 17:22:10 ID:ZDi3w9E2
SSが完成しないから保守代わりにうろ覚えなみーこさん
http://imepita.jp/20080730/622890
こんなん描いてるからSSが完成しないんだってのは分かってる
112名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 18:32:22 ID:xfbm7W5y
保存した。
小説も書けるし絵もかけるのかよw
うらやましいことだ・・・
113名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 12:11:46 ID:9TVnSAce
「ご主人さま!な、なななななんとおりがみのエロパロスレを発見しました!」
「そうか。では喘げ」
「は!?」
「全国の貧乳好きという名の物好きにエプロンの裏表もわからない貴様の色気のない喘ぎ声を聞かせてやるのだ!」
「う、裏表って……失礼な、あれから私だってちょっとは成長しましたよ、私のけなげでいじましい成長具合がわからないなんてご主人様の眼鏡不良品じゃないですか、こないだリップルラップルちゃんにしこたまぶん殴られてひびが入ったまま……」
「喘ぐのが、喘がんのか、どちらだ」
がしっ
「うぅ………あ、あはーーーァん、うふン……?」
「わかった。もういい。興ざめした。なんだそのちょっと気分出した疑問符とまんざらでもなさそうな流し目は、色気のないクソガキが懸命に媚態を演じても痛々しいだけ……ぐふっ!!?」
「魔王になって 絶ッ対 言うこと聞かせてやる!!!!」
114名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 20:38:35 ID:NcAYaSer
さて、ここで話題提起を行おう。
実はこのスレで鈴蘭(でもリリーでもメイドのSでもいいが)が、
ネチョ対象になったのは>>113が初めてではないだろうか!
115名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 06:01:43 ID:PnY8VSPf
例のツールで作った・・・んだが似てないね。
さて、小説書く練習するか・・・

http://up2.viploader.net/pic/src/viploader729292.png
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader729293.png
116名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 15:05:08 ID:01CgNCbU
>>115
乙。レベルアップに期待
>>114
>>12
117名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 15:56:39 ID:YU3K9yxF
しかし期待するのは伊織の人の軍曹だというね・・・
軍曹はパワーアップ後でも前でもかわいいよね!
118名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 19:01:32 ID:s/UklNWa
なんだかんだ言いつつ初期鈴蘭と伊織のコンビが一番好きだ
119名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 19:08:56 ID:HejtwMp/
ミスマルカの話題があんまり出ない。これは俺がSS書いて盛り上げるしかないな。文才ないけど
120名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 19:48:34 ID:/Euo3S5p
後期鈴蘭は魔王として成長してるから隙がないイメージだな・・・
あんまり本質は変わってないんだろうが、貫瀬が勝てるイメージがない
121名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 19:49:21 ID:C0cryCec
期待して待ってるぜ。
SSなんて最初から上手い奴はいないんだから文才とか気にしなくてもいい。
エロでも非エロでもかもーん
122名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 02:43:08 ID:uZTRb87u
たーくんは完全にヒロインだしな
123名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 03:28:04 ID:RFeNZRzr
>>120
貫瀬っておま……たぁくんが貫かれるとな!?
124名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 19:38:23 ID:O15OQ2x1
「よい格好ですねご主人様」とかベッドでも魔王な鈴蘭想像した
125名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 23:38:57 ID:peJbBVXB
126名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 00:36:03 ID:JGXQK9iq
127名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 01:43:04 ID:Z/CRt+Xn
128名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 02:43:33 ID:Mp/F49Zr
129名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 23:55:55 ID:NCqBAiF+
ほむらさんをつなぐなwww
130名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:31:29 ID:HNUiwHve
131名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:34:26 ID:pI/gmjPS
僕はヴィゼータちゃん!!
132名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 02:41:48 ID:Efhi6FBr
じゃあ俺ガンダムな
133名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 06:34:27 ID:SJPF5Ail
じゃあ俺は金ジムで
134名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 16:22:07 ID:75jK+wxj
じゃあ俺は光龍
135名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 23:44:43 ID:9mETpfOu
ヒデオ「僕がガンダムだ」
136名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 01:33:30 ID:gSRN+g+H
ヒデオ「俺達がガンダム(ニート)だ!」
137名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 08:13:27 ID:9JzX9Khf
機動戦士ガンダムNEET DESTENY
138名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 11:27:15 ID:LyH8hjTc
お憑かれさまですー
「一本、書いたの。稚拙な上に特殊嗜好すぎて、とても全員にはお勧めできないの」
「futanariが駄目な人は見ちゃ駄目です、駄目です、駄目なんですー!!」
「それを無視して騒ぐような阿呆は、喰ろうてしまうよ」そんな感じで始めます。
140fool22 ◆AbBeLqrOiY :2008/08/21(木) 16:43:36 ID:LyH8hjTc
天との決戦が終わって二、三年。
聖魔杯開催よりもうちょっと前のお話です。

どんちゃん、どんちゃん。

その日、伊織の屋敷ではみーこ主催のアウターによる会合……とは名ばかりの宴会が開かれていた。
みーこ、リップルラップルは勿論のこと、神殿協会よりマリーチ、セリア、伴ってクーガー、戦乙女フローレンス。
いつぞやは敵だったアラン・マクレガーに、水無月の時雨。不参加だったシンデレラ、カナリヤ、トール、マーラー。
お馴染みのイワトビー、リッチ、ドクター。ほむらも睡蓮同伴で。更にもっと色々の、具体的には原作で名前が出てない方々も伊織邸へと押しかけていた。
別館のちょっとしたホールで、貴瀬や全身タイツ達をアゴで使い、運ばれる酒と料理。
カナリアという魔人が、自慢の歌声を――酒の勢いで1秒間15回のレ○プ発言を披露し、シンデレラがそれに合わせて踊り、マクレガーが暴走して、イワトビーがみーこのクッションになって。
そんな最高位魔人達の喧騒からだいぶ離れた所に、鈴蘭、カッコ、睡蓮の三人娘がいた。
141 ◆AbBeLqrOiY :2008/08/21(木) 16:44:41 ID:LyH8hjTc
「姉上?こんな所でなにがあるのですか?」
先を行く鈴蘭とカッコに、若干戸惑った睡蓮が続く形。やがて、広い屋敷の、いかにもな感じの倉庫へ辿り着いた。
「うし、それじゃ睡蓮」
ごく自然に、両の肩をガシッと。
「あ、姉上?いったい……」
「にゃ〜〜ん、いつ見ても可愛いな〜〜睡蓮は〜〜」
背後からの、カッコの甘ったるい声。
微妙に、嫌な記憶が蘇る。海で、無理矢理ひん剥かれて水着に着替えさせられた事。
このタイミングでやっと気付く。
「悪しき気配!?姉上っ!?」
見やると、鈴蘭の瞳が不気味にギラギラした光を湛えている。
加えて、興奮した荒い呼吸。
魔王の紅い瞳とは違う、強いて言えば錯乱したようなブっ飛んじゃった瞳。何かは分からないが、危険なのは間違いなかった。
鈴蘭の手を振り払おう。その予備動作に入った瞬間であった。
「にゃはは、そうはいかないよ!!一本が……」
カッコが剣を抜いた。みーこやリッチ、その他諸々のアウターに鍛えぬかれ、神速と言っても差し支えない域へと進化した抜刀。それは名護屋河家当代の力をもってして尚、速い。まして背後からの、不意打ちとなる一撃を到底避けれる筈もなく―――
「128本に!!」
刹那の間に、身体の表面を疾風が通り過ぎた。
142名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 16:45:50 ID:LyH8hjTc
「な……何を……」
驚いて目を見開く睡蓮。
チャキン。
控え目の連撃を終えたレイピアが、メイド服の腰の鞘に収められ音を鳴らす。
同時、睡蓮の巫女装束の背中側がバラバラになって地に落ち、引きずられる用に前半面も落ちた。
衣服としての用を為さなくなった布切れを足で蹴り除け、身を隠す一切を失った睡蓮へと鈴蘭が言う。
「睡蓮、すっごく可愛い。食べちゃいたいくらい可愛い。だから、ね……」
バサリとメイド服がまくれ、睡蓮の視界が塞がれる。直後に現れたのは……
「あ、あああ姉上ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?何ですかそれはぁぁぁぁぁ!?」
普段無表情でクールな睡蓮の、激しい動揺。それもその筈、何故なら、姉は、鈴蘭は―――
「あ〜、睡蓮、知らないんだ〜〜。チ○ポだよ、チ・○・ポ☆これで睡蓮を食べちゃ」
「そうではありません!?なんで姉上の身体にそんなものがぁっ!?」
割って入って叫ぶ。
瞬時に素っ裸になった鈴蘭の、足の付け根。そこから醜悪で見るに堪えないモノが、己が存在を誇示するようにそそり立っていた。
もう一度、布がたてるバサッという音がした。
「え――――ひゃわあっ!?」
姉の股間に視線が釘付けでいつになく無防備になった睡蓮に、背後からカッコが羽交締めをかける。その上で何か、熱くて堅いものが尻に触れた。まさか……
「にゃ〜ん、睡蓮にはこっちの剣術も教えたげよっかなってね☆」
「あなたもですかっ!?」
姉とその友人に犯されんとしている、この現状。
特にカッコはもう一介のアウターとしても十二分な力を備えていて、抜け出そうとしたら本気を――カッコを殺し、さらに鈴蘭をも巻込みかねない力を使わねばならない。
そんな事が、果たして出来ようか。否、出来る筈がない。
ならば、どう逃げ出すか。睡蓮が必死に思考を巡らしていると、突然、感じた事のない感覚が襲った。
143 ◆AbBeLqrOiY :2008/08/21(木) 16:48:18 ID:LyH8hjTc
「おやおや〜、にゃ〜んだか鈴蘭より大いぞ〜ほれほれ〜〜」
「ふわ、わ、わ!?」
背後から、カッコが胸を揉む。
「くそぉっ!?睡蓮、お前いったい何をどうしたんだ!?」
「やめ、そんな所、さわ、ひあぁっ!?」
前から、鈴蘭に股間をまさぐられる。
慣れない感覚に度々声を上げてしまい、その都度鈴蘭とカッコのボルテージが高まっていく。

「にゃにゃ、なんだかこの辺が硬くなってきてるよ?」
「あっ、くひっ!?そ、そこは……はああっ!?」

最初はやわやわと優しく揉んでいたカッコは、だんだん痛みを感じるほど強く捏ね回すような動きへと移行し、先端の桜色の突起を集中して責めるようになった。

「前も良いけど、こっちも良いんだって」
「だ、駄目です、姉上!!そんな、汚あ゛ぁぁぁぁぁ!!」
最初は割れ目を擦るだけだった鈴蘭も、軽く指を挿れたり、後ろの不浄の穴へ指を這わすようになった。
されるがままの睡蓮は、悍ましく、それなのに全身に甘く響く刺激を受け続け―――
やがて、恐怖に負けて、涙を零した。
頬を涙滴が伝い、鈴蘭がそれをいやらしく舐めとる。
その舌が、首筋を、胸を、腹を通り過ぎ、やがて下腹部の先にある秘部へと到達する。
144 ◆AbBeLqrOiY :2008/08/21(木) 16:50:33 ID:LyH8hjTc
ぺろり。
割れ目をなぞる、柔らかく生暖かい舌の感触。
「お、止め、ください……あ、………姉上………汚のう……ございます…………」
かつて、ここまで弱々しい己の声を睡蓮は聞いた事がなかった。
物理的には抵抗出来るだろうが、恐怖に屈した心にはそれをする気力が残っていなかった。
ぺちゃぺちゃと、跪く格好をした鈴蘭の舌が奏でる音が、どん底へ追い詰められた睡蓮をこれでもかと打ちのめす。
絶望。
その言葉の意味を、睡蓮は噛み締めた。そのつもりだった。
「そろそろ本番もイケるかにゃ〜ん?」
カッコの声。半ば以上思考を手放していた睡蓮が、その言葉の意味を理解し、より一層の――更なる絶望を覚える。
ズル、と。尻に当たっていた熱い"それ"が、不浄の穴へあてがわれた。
「あ、あああああ……………あああ……………………」
口から、意味を成さない音が漏れる。
ミリ、と。肛門が僅かに押し開かれ、途切れそうな意識に痛みが走った。
「えへへ、睡蓮の初めて、お姉ちゃんが貰ってあげるね……」
立ち上がった実姉の、ある筈のない肉棒が、自らの純潔へと狙いを定めた。
カッコのそれが、肛門を更に広げた。
もう、助からない。
打ちひしがれ、全てを諦めた。


かちこんかちこん!!!!

小気味良い音が響き、鈴蘭とカッコの身体が崩れ落ちた。自然、二人に支えられていた睡蓮もヘナヘナとその場に座り込む。
「まったく……やはりマーラーの仕業かい」
手に瀟洒なハンマーを持った、着物の女性。
「大丈夫かい、睡蓮よぅ……どうにも嫌な予感がすると思ったらなぁ……」
柄にもなく心配そうな、大柄な男。
絶望の淵から睡蓮を救い出したのは、みーことほむらであった。
145 ◆AbBeLqrOiY :2008/08/21(木) 16:52:44 ID:LyH8hjTc
取り敢えずこれでもと、みーこがどこからか取り出した真っ黒の衣装に、黒マント。オマケに黒い羽根付き帽子を着せられた――つまり魔人VZの装いとなった睡蓮に、みーこは語った。
これこそが億千万の眷属が最後の一人、"億千万の●●●"マーラーの力だと。
生やされたそれに意識を乗っとられた鈴蘭とカッコは、操られた間の記憶を一切持たずに完全治癒する事を語った。
そして、最後にぽつりと。
「あやつには、少しお灸を据えてやらねばならんかのう……のう、睡蓮」
ゆらり。不気味な影を帯び、黒尽くめの睡蓮が、立ち上がる。
「みーこ様、そのお役目……わたくしにお任せください……」
横で聞いていただけのほむらの腕に鳥肌が立つような、声音だった。
「ふん、構わんよ。好きにするといい」
それに、笑み混じりで平然と答えるみーこ。

「ほむら」
発狂寸前ものの精神ダメージから見事復活した睡蓮が、ほむらを呼ぶ。怒気を超えて殺気が滲むような冷たい声で。
思わず怖気付くほむら。
「みーこ様が仰ったマーラーとやらがどこのどいつか、教えなさい」
静かな、極々平静な声が、こんなにも恐ろしいとは……どんなに自分が怒ってもここまで恐ろしくはなかろうと"鬼神が"思う、それほどの怒り。ほむらはそれに従う他なかった。

そして巻き起こる、阿鼻叫喚の地獄絵図。最早、伝統ある『音声だけでお楽しみください』すら使えないほどの惨禍。居合わせた皆が、口を揃えて「何故マーラーが生きてるか不思議」と感想を漏らす。
元は酒宴の席であった伊織邸の別館ホールは、崩落以前に消滅してクレーターとなり、炎獄か何かの余熱で周囲が燃え上がって、みーこが炎を喰らわなければ本宅までもが危うい所であった。
他のアウター達が避難した中、最後までその光景を直接目にしたほむら曰く、
「もしかしたら……姫さんよりおっかねぇ……」
と、のたまったそうな。

《了》
146名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 20:04:25 ID:HwDueFuQ
本当に鈴蘭&カッコ×睡蓮だと!?
ありがたやー
147名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 20:05:07 ID:VHoaEFtM
よくやった! 家に来て弟をファックしてもいいぞ!
と、宮内庁にお勤めのお姉さんが言っていました。
148名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 19:55:07 ID:tTnYSd3Y
このスレにもまだまだ外側の人がいるんだな・・・GJ!
149名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 01:44:07 ID:GoOlOS9q
HGJ
マーラー様の能力マジパネェ
150名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 20:02:10 ID:V6x5Y3Ra
GJ
151名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 00:51:48 ID:17k0p3iv
マーラー様になら掘られても良い
152名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 11:26:00 ID:tpckyDRq
むしろマーラー様は象徴として男根を扱うだけで女性体。
ふたなりONOFFが可能な淑女と妄想。
153名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 18:53:06 ID:S/B7ZTOL
マスラヲ4巻発売してたんで買ったぜ!
とりあえず読んで投下に備えるしか・・・
154名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 09:58:07 ID:XnA7u/WT
四巻読了・・・
どうするか。
やっぱりレナさん?

個人的にはエリーゼの出番多くて嬉しい限りw
155名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 01:29:37 ID:iQL5pUcF
保守
156名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 17:05:23 ID:yyN+wp5N
157名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 21:45:05 ID:NCjy4VTG
158名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 23:22:37 ID:k5oWHWam
159名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 21:49:26 ID:k9vSfNtF
160名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 23:14:16 ID:eh3HsYOF
161名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 01:12:18 ID:evpFQ/+C
162名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 00:30:18 ID:GIqQVvfS
163名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 00:53:55 ID:uosLoI/8
164名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 16:22:29 ID:mFRijkUu
165名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 16:46:53 ID:rS5TDRSC
166名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 14:10:02 ID:FZGhtVVf
女体化ほむらさんを幻視した
167名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 17:49:19 ID:6CUHdQjZ
>>166
ほむらさんほどのアウターを女体化させるとかどんな奴だよw
168名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 08:52:19 ID:kFPchQ21
ウィル子ちゃんは力さえあれば何でも出来るってドクターが言ってた
169名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 09:53:15 ID:JjerZmqR
マーラーさんが奪っちゃったんだよ。
で、陰陽のバランスをとるため自衛手段として云々とか理屈をつければ……ほら、女体化ほむらさんのできあがり!
170名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 02:03:45 ID:n0QZcYRf
女体化鈴蘭見てみたい
171名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 03:03:04 ID:a1nprKLj
>>170が抉れてて見えないんだが
172名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 04:06:06 ID:DXs5572X
>>171
鈴蘭の胸のことですね、わかります
173名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 12:20:18 ID:TPwcX2CY
>>170-172
お前ら……消されるぞ……
174名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 17:53:37 ID:ZxGahNW7
このスレはリリー、ないしメイドのSに監視されています
175名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 20:10:30 ID:KSoS6Wyu
監視がばれたとか言って住人掃討計画とか動き出しそ。
176名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 04:09:04 ID:eEj+tIyg
お前逃げてー><
177名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 16:32:40 ID:2H4vwnQd
社長が居たら要注意
高確率で近くに居ます

あれ・・・伊織社長こっちに逃げてきてないか?
178名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 00:04:35 ID:zVyHjfnq
お前等死にたくなかったら早く下っ端スーツを着るんだ!
巻き込まれるぞ!
179名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 08:50:27 ID:m3CJHGpC
億千万のチ○ポと聞いて
180名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 02:22:39 ID:c8bQCmll
保守あげ
181名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 00:19:42 ID:0FHCnTUV
エロパロスレですが非エロのSS投下もいいですか?
182名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 08:32:15 ID:LkPTmj5I
イイヨイイヨー
183181:2008/11/02(日) 21:55:44 ID:0FHCnTUV
わかりました。
では今考えてるネタを文に起こしてみます。
184名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 00:46:02 ID:6tAGueVf
これは期待
185名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 17:19:43 ID:k8eQf4pj
期待してるよ〜
あととりあえずsageたほうがいいんじゃないかな?
186181:2008/11/03(月) 17:28:10 ID:u6c7cCBP
>>184
ちゃんとした文章にするのは久々なのでうまくできるかはわかりませんが…^^;
できるだけ早くお届けしたいと思います。

>>185
すいませんでした。以降気をつけますm(__)m
187名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 12:47:16 ID:pl5zHByE
wktk。
188名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 15:32:11 ID:dzsfQYWp
わぉ!
クラリカ
たん
かわいい
189名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 01:29:22 ID:/U5oJC3+
>>119
裸で待っているのだがまだかね?
190名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 15:23:58 ID:BRvNlII3
三番×マヒマヒまだー
191名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 23:57:18 ID:EXGBz6dO
二週間か……
だが>>186なら、>>186ならやってくれるさ!

それまで俺はE2とベットの上で引っ付いてる
192名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 21:31:52 ID:KNvzPI+o
>>191
残念、それは黒龍だ
193名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 18:13:56 ID:V92Q6AyP
社長ととは・・・
194名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 00:37:27 ID:7QsU6Bwq
さて、ミスマルカで新たにロリキャラとロリコンキャラが参戦した訳だが…
195名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 12:25:52 ID:dX9CGFuu
つまりチカ様は俺の物という訳か
196名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 00:10:11 ID:MT5A6xRd
>>195の家に爆弾が仕掛けられているという風の噂を聞きました
197名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 12:12:22 ID:+EjsKnQa
>>196
ロリ大君乙
198名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 01:44:36 ID:7LVWvbb9
やっぱりクラリカや睡蓮を苛め抜きたい
199名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 06:54:13 ID:mNhFR2TE
たまには性魔王のことも思い出してあげてください
200名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 16:46:56 ID:NQUT/IpJ
たぁくんは、昼はどつきまわされる、鈴蘭の夜のご主人様
201名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 17:59:55 ID:0YGkS9KC
ベッ〜ト〜の中では無敵〜なの〜
202名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 00:16:42 ID:wc1Z6KTk
社長「正直スライム居なくなってから毎晩は辛いです」
203名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 00:27:37 ID:tr4qpmzs
みーこ様「ほれ貴瀬や。さっさと立たせんか」
204名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 00:31:06 ID:BISr66ZF
無限に吸収されるたぁくん
205名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 23:28:22 ID:sD8Kc8OS
「鈴蘭とたあくんがいちゃいちゃネチョネチョしてるときに空気読まずに部屋に入ってしまうカッコ」
というのを幻視したが文章にする力が無かった!
206名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 11:42:04 ID:aSEJMnlC
リッチ先輩(アウター的な意味で)とカッコの個人授業
……ダメだ、どう考えてもエロより先にグロくなる
207名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 15:38:36 ID:037BdcdZ
みーこ×たぁくんでいいよ
208名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 15:47:08 ID:JJPxZC2B
ほむらさん×睡蓮派な私が参りました。
……需要、ある?
209名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 18:27:15 ID:s61ipx/+
>>208
もち。
210名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 01:13:59 ID:eYbw14a8
「はぁ〜〜」
「……どうしたのだ、いきなり盛大にため息などついて」
「いや、だってクリスマスですよ?
 世間ではあまーい一時を過ごす恋人同士であふれてるのに、こっちときたら……
 なんでご主人様なんかと一緒なんだか……はぁ〜〜」
「ええい、耳元でため息をつくな。
 そもそも、『今日はもうヤケだー! 朝まで付き合ってもらいますよご主人様!』
 などと宣言したのはお前の方だろうが。
 こんな状況でいまさら世間がどうもこうもあるまい」
「そりゃあ、そうかも知れませんけど。……んっ。
 私だって、たまにはロマンチックなものに憧れたりもするんですから」
「ほう、ロマンチックときたか。
 『愛してる』とでも言ってほしかったか?」
「んー、気持ちがこもってません。赤点です。
 もっと練習してくだ、ゃっ、ちょっとごしゅ、んんんっ」


保守
211名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 02:21:12 ID:zBLqQyEy
よし、これで今年一杯は戦える!!
212名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 02:35:41 ID:06y/f78g
新刊フラゲあげ
213208:2008/12/30(火) 01:42:47 ID:1qeUPoOl
マスラオ読了
……おいィ? 色々と書きかけのSSが困ったことになるんだが?
214名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 12:19:19 ID:0yU81EDz
>>213
多少のIFも関係ない俺に死角はなかった

まあ、まずは新刊から入手するよ
215名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 14:27:00 ID:rsdK1wxx
>>213
構わん、やれ
216名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 00:07:09 ID:nKDeBQqN
酔って神になったヒデオがウィル子を・・・、ってのを今考えてる
217名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 00:52:10 ID:RCV75b4r
>>216
……期待、している。
218名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 12:28:56 ID:xzPi2rWK
テキーラでトランスか
219名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 20:37:35 ID:U7eYEPNT
どうでもいいんだけど
ヒデオってぜったい童貞だよね
220名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 20:54:46 ID:1viC7uFC
当たり前だろ!あれで昔はヤリチンでしたとかやだよ!!
221名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 22:04:44 ID:J/5c5qoS
引きこもりのヒデオだと童貞でも納得するが、英雄になると納得できない。
なぜだ。
222名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 01:37:53 ID:YE+yfXy0
だがまってほしい
田舎時代の俺ならどうか
223名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 01:29:19 ID:uoo2V2ME
実は故郷に美人の幼なじみがいてとか言うんですね
224名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 08:50:35 ID:scZFvYRv
ウィル子や睡蓮とか勇者姉とキャッウフフしてる時点で勝ち組です本当に(ry

所でヒデオ君は結局一人称は「僕」なのな。
最後のキレっぷりから「俺」固定かと思ったから意外だったぜ。
225名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 14:17:52 ID:uTs7Borw
>>224
最終巻のラスの方で「俺、終了」ってなってたような>結局一人称は「僕」
226名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 15:03:18 ID:xJBi/+4y
フリーターが社長とイイ関係になったが、
彼は関東機関局長とつきあってたのではあるまいか・・・
流血必至だね!
227名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 22:25:51 ID:4f2Nm05i
>フリーターが社長とイイ関係
なんで翔希と貴瀬の名前が上がるんだと思ったが、翔希とエリーゼのことか。一瞬びっくりした。
228名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 23:25:13 ID:PRR0oobr
彼は『自分より強い女性に立てたフラグはベキベキ折られる』という呪いじみた実積があるからな
229名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 05:12:50 ID:xeCubNaY
みーこさん……(遠い目)
230名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 20:14:00 ID:EbU6bilF
お り が み もマスラヲも完結した今だから言うけど、みーこさん初期型大好きだったわ・・・あと、猫被ってるエリーゼ社長も。
今の状態が嫌いと言うわけでは無いんだが・・・

「おしとやか」系のキャラっていないよね
231名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 20:41:07 ID:DSnu/DjJ
トモアキの肩が凝るからつづけられないんだろ<おしとやか
232名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 20:42:41 ID:Ejq7e8YA
レミーナ先生は・・・レミーナ先生は・・・
233名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 00:08:27 ID:6zM+qnbS
マリーチっておしとやか系キャラになるんだろうか。
あとはマスラヲで完全スルーされたクラリカの後輩とか。

・・・どいつもこいつも一癖あるな
234名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 00:14:17 ID:OWH3ZQCd
E2が一部で大人気なわけがわかった気がする
235名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 18:24:48 ID:9zYVDKDe
E2ちゃんは出番がもう少し多ければ化けると思うんだがなぁ・・・
でも、イラストがない
236名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 16:14:55 ID:q0ZkhOnv
新刊買った。
読み終わった。
後書き読んだ。

期待していいのかな?
237名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 16:25:52 ID:hQzeXFuu
>>236
ツンツン巫女に期待しましょう
238名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 21:38:18 ID:AEqLUaka
あの流れからすると、きっと神霊班vs関東機関の神霊事件の手柄横取り合戦が繰り広げられると思うんだ。
そうすればツンツン巫女も大活躍だし、戦闘になれば関東機関の戦闘部隊だって大活躍、つまりE2の出番も増えると!
公式同人誌って言ったんだから、それぐらいやってくれると信じてる。
トモアキならきっと……!
239:名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 00:27:35 ID:ZJhghzXh
>>228
なら、聖魔王になるまではただのフリーターだった勇者は真琴に地位的に負けてるからフラグ折られたんだね
そして、今も実質的にはヒデオの方が聖魔王だしさ。
240名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 14:41:39 ID:0+7LRsed
だからあの時ドリル勇者になっておけと・・・!
241名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 18:47:36 ID:RdePqK7c
ヒデオとエリーゼの組み合わせが好きなんだが…
フリーターとくっつきそうで絶望した
242名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 19:45:50 ID:yFvre7Tq
勇者はなんか最終巻でエリーゼやら鈴蘭やらとフラグたってそうで困る。彼女いるはずなのに
でもエリーゼはヒデオを熱心に勧誘してたからきっとフラグは折れてないよ
243名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 21:40:00 ID:yAF7nZ7u
ヒデオなら、ここから鈴蘭フラグを立てる事だって不可能じゃないさ
……色んな意味で立てなくていいと思うけどな
244名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 23:34:00 ID:g8VNLF8e
>>242
エリーゼはヒデオが気になってるのか、ウィル子を気にかけてるのか分からないから困る。
245名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 00:36:15 ID:RRmT3xfF
よし、エリーゼがウィル子に先輩としてイロイロ教える話を希望するぜ
246名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 02:44:31 ID:upyAsQEu
「うちよウィル子、ヒデオと一緒にうちの会社に来なさいっ!!」
ここから妄想膨らませて、アナザールートでエリーゼ両手に花(?)エンドとかいけるかも。
というかあの辺は選択肢一つで天界ルート、魔殺商会ルート、エリーゼ興業ルート、アルハザンルートにも行けたと思うんだ。
今書いてるのが出来たら、天界ルートは書いてみたいかもしれない。
247名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 21:53:00 ID:wlY7Iv1L
一番可愛そうなのは間違いなく誰ともフラグが立ってないリュータ。
エルシアはどうもヒデオに興味が移った感じだし。

所で社長はみーこ様と鈴蘭どっちと付き合ってる扱いなんだろうか・・・
248242:2009/01/10(土) 23:03:09 ID:/hpxjCXA
>>243>>246でなんだかやる気がでた
>>245が言ってるエリーゼ×ウィル子とか
ヒデオ×エリーゼって言うのを妄想して、ここに投下してもおk?
エロを上手く書けるかは微妙だが、おkならやってみるつもり
249名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 23:18:03 ID:b2spui8+
>>247
つ【みんなのたぁくん】
『邪流の伊織は慰めに付き合うために元々房事に強い人間が選ばれる』説を提案する

>>248
全裸待機しとく。風邪ひかないうちに頼みたい
250242:2009/01/11(日) 00:44:51 ID:Q89C5l5e
とりあえず書いてみた
>>245の希望のエリーゼ×ウィル子
ss書くのは慣れてない&エロ初書きなんで、色々稚拙だと思うが楽しんでくれれば幸い
251242:2009/01/11(日) 00:46:00 ID:Q89C5l5e
クロスフラッグス開催前
エリーゼがウィル子に特訓兼タイガーもどき作成をさせていたときの話

深夜、人気も絶えた工場にウィル子とエリーゼはいた。
ヒデオに負担のかからない力の制御の特訓の為である。

「だいぶ形になってきたわね。この調子ならなんとか本番までに間に合いそうじゃない」
教師役のエリーゼからの言葉に、ウィル子が笑顔で答える。
「にはは。ウィル子にかかればこんなものですよー!」
調子に乗るんじゃないわよ、と一応釘を刺す。
そして、夜食にとエリーゼが持ってきてやったおにぎりを美味しそうに食べるウィル子を診ながら一言。
「あんた、ヒデオとはもうやったわけ?」
中途半端に01分解されたものを噴いた。
「なっ!ななななな何を!?マ、マスターとウィル子はそんなものではっ!」
「違うの?いつもいつもマスターマスター言ってるじゃない。てっきりそういう感情持ってんのかと思ってたわ」
さらりと言うエリーゼにウィル子は狼狽しながらも弁明する。
「いやいやっ!ホントに違いますから!だいたい…私はマスターと…その、そういうのは…」
その反応にエリーゼはニヤリ。
「ふーん、したくないわけじゃないのね」
ウィル子、真っ赤。いつかのように言語中枢に異常をきたしそうである。
「なら…練習、してみる?」
252242:2009/01/11(日) 00:46:27 ID:Q89C5l5e
ウィル子、フリーズ。
『Will.CO21は再起動中です。しばらく…って、何を言うのですかエリーゼ!」
「流石にその反応は予想外だったわ…。エロ画像とか食べる癖に、初心なのね」
そう言いつつ、ウィル子に手を伸ばすエリーゼ。
「ちょ、エリーゼ!?」
「いいから、黙って任せなさい。先輩の言うことは聞くものよ?」
服の上から胸に触りながら言う。
「だ、誰か…助けっ」
「あーもう、煩イ」
黙らせるために。自分の唇でウィル子の口を塞ぐ。
そのまま驚きで歯を食いしばっているウィル子の歯茎に舌を這わす。
「んむ…っ。んん…っ!」
できた隙間から舌を差し込む。
そのまま歯の裏を、舌を舐めまわす。
たっぷりと舐められた後、ようやく開放される。
息も絶え絶えになりながら一言。
「え、エリーゼ…こんなのどこでならったのですか」
「女にはイロイロ秘密があった方がいいのよ。覚えときなさい」
そしてまた口を塞ぐ。胸は優しく、触るだけの愛撫を続ける。
しばらくそれを繰り返すと、ウィル子の頬はほんのりと上気し、塞がれている口から熱っぽい吐息が漏れ出した。
そろそろ出来上がってきたか、とエリーゼはスカートの中に手を伸ばす。
だが、彼女の指にウィル子が反応することはなかった。
「?エリージェ…にゃにを…」
呂律が回っていない。そんなに気持ちよかったのだろうか。
ブレーキが効かなくなってきた自分を感じつつ。
「あんた、胃しかないんだっけ?」
「ふぇ?…しょうでしゅけど、しょれが…ひぃっ!?」
言葉は途中で途切れる。
エリーゼがウィル子の胸のささやかながら確かに自己主張する乳首を摘んだからだ。
「起ってるわね…そんなに気持ちよかったのかしら?」
「ひゃ、ひゃい…っ!…気持ち…いいでしゅっ」
強弱をつけながらの愛撫に喘ぎ声を上げながらウィル子が答える。
それを聞いたエリーゼがウィル子の耳に近づき、小さな声で、淫靡に問う。
――もっとすごいこと、してほしい?
253242:2009/01/11(日) 00:46:54 ID:Q89C5l5e
「すごい…こと?」
ウィル子が朦朧としながら訊く。
「ええ、あなたは中身がないから下の口は何も感じないでしょ?だから…」
乳首を強く捻って、続ける。
「あふっ…!」
「口と胸で、イかせてあげる…」

エリーゼはそう言うと、直に胸に触ろうとするのだが、服が邪魔でできない。
少し苛立ちながら、ウィル子に言う。
「あんたの服って、確か自分で好きなようにできるのよね…脱ゲ」
ウィル子に拒否権はなかった。
ノイズが走り、そこに彼女の生まれたままの姿が現れる。

「これで…いいですk…ひゃうっ!」
言い切る前に、片方の乳房に思い切り吸い付かれた。
その強すぎる快感に、思い切り仰け反る。
服越しではない直接の愛撫による快感は、ウィル子には強すぎた。
「敏感ねぇ…どうせ誰も聞いてないし、思い切り喘ぎなさい」
乳首を甘く噛み、優しく、時に激しく舐め、もう片方の乳房も激しく揉みしだく。
今まで外に出ていなかったウィル子には強すぎる快感。
それは彼女を未知の領域にいかせようとしていた。
254242:2009/01/11(日) 00:47:48 ID:Q89C5l5e
「あん…ぁ…あぅぅ…」
羞恥からか、エリーゼの台詞に意識したのか、ウィル子は声を抑えようとする。
それが、エリーゼに火をつける。
両手は乳房に、全力で愛撫する。
口はウィル子の耳や耳の裏、うなじなど、性感帯と思しき辺りを舐める。
一番反応が大きかったところを責める。ココが弱いの、と言葉を加えながら。

そう時間も経たないうちに、ウィル子の体が震えてきた。
「あっ!ああっ!エリーゼぇ!!」
「ふーん、ウィル子ったら、これだけでイっちゃうんだ…淫乱なのねぇ」
思い切り顔を振るが、上気しきった顔では説得力はなかった。
「ま、いいわ…イっちゃいなさい」
思い切り乳首を捻った。
「あっ!ああぁぁぁ!!!」
ビクリ、ビクリとウィル子の体が震える。
そのままウィル子は気を失った。
255242:2009/01/11(日) 00:48:46 ID:Q89C5l5e
「だーかーらー…そんなに恨めしげに見ないでくれない?
確かにちょっとやりすぎたけど」
「やりすぎです…うう、ウィル子は汚されてしまいました…」
バツが悪そうに言うエリーゼに、涙目で自分の体を抱いているウィル子が返す。
その様子にエリーゼはまた火がつきそうになるが、先輩としての自制心を総動員して抑える。
「それをヒデオにやってやればイチコロじゃない?あいつまだ童貞っぽいし」
それを聞いてウィル子の表情が和らぐ。その様を妄想したのか、段々顔がにやけていく。
その変化を見ながら、やはり気があるんじゃないか、と思いつつ。
「ま、とりあえずはクロスフラッグスが終わってからね。時間は少ないわ。
ウィル子、精々頑張りなさい。こっちのチームの切り札はウィル子、あなたなんだからね」
「にははははっ!任せるのですよー!勝ってマスターと…にひひ」

結局、クロスフラッグスに敗北、そのままヒデオはアルハザンにより失踪してしまう。
やっと再会できたと思ったら、今度はうっかりマリアクレセルの天界への誘いにうっかり乗ってしまい、
しばらくヒデオと会えなくなり、そうこうしている間にヒデオは就職。
なんとか時間を作って会いに行ってみると、睡蓮に美奈子、本当に遊びに来たエルシア達にに邪魔されなかなか二人っきりになれなくなってしまった。
せっかく体を有し、本番もできるようになったというのに…。
結局、ウィル子はそのテクを発揮するのはかなり先の話になる…。

256名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 00:51:34 ID:UV927bFi
スゴイよ仕事早いよ感動だよ
257242:2009/01/11(日) 00:51:41 ID:Q89C5l5e
以上でこの話は終了
エリーゼの口調を上手く書けてるだろうか…
もっと精進せねば…
258名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 01:00:14 ID:OxW4hj/e
GJ過ぎる!!
エリーゼ可愛いよエリーゼ。
まさか二人の百合が見れるなんて思わなかった。本当にありがとう!
259名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 01:00:40 ID:TlUr7Mv/
早ぇ!?
でもおかげで風邪をひかずに済みそうだ
GJ
260名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 01:13:06 ID:2xSOKCNL
なんというクーガー、仕事が速すぎるw
>>249が風邪引く暇もないな
261名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 10:38:16 ID:xyqIkJRL
っはっはっはっは
262242:2009/01/11(日) 14:04:00 ID:Q89C5l5e
>>246のいってたifルートのエリーゼ×ヒデオを現在執筆中
とりあえずエロはないけどルート確定まで書けた(分量はエリーゼ×ウィル子の3/4くらい)
投下ってどのくらい間隔空けた方がいいんだろう
263名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 14:15:23 ID:yjrvfwit
あなたが神か

どうせ他に書く人も少ないので出せるときに出してください
264242:2009/01/11(日) 14:39:20 ID:Q89C5l5e
じゃあ投下する
エリーゼ×ヒデオで、聖魔杯終了からのIf分岐
今回は非エロ、この調子でやると長くなりそうな悪寒がする

でもそんなの関係ねぇ!(ぁ
265242:2009/01/11(日) 14:39:42 ID:Q89C5l5e
聖魔杯が終了した日のパーティ。そのメインであるはずのヒデオは会場の隅に一人佇んでいた。
理由は言わずもがな、人ごみに慣れておらず、疲れてしまったからである。
そうしているとアーチェスとレナがやって来た。
二人が戻ると今度はエルシア、その後に鈴蘭。
(千客…万来)
鈴蘭から渡されたグラスに注がれていた酒をちびちびと飲みながら思う。
(つまみ。が…ない)
そう思い取りに行こうとする。すると、横から肩を叩かれた。
振り向く。
「はい。これが欲しかったんじゃない?」
聖なる銀の女神がそこにいた。
つまみの盛られた皿と、酒の瓶を持って。
266242:2009/01/11(日) 14:40:02 ID:Q89C5l5e
「……エリーゼ、社長。」
「しけた面してるんじゃないわよ。ウィル子はあっちで騒いでるけど、行かないの?」
首を振る。
「……苦手な。もので…」
ふぅん、と答え、杯を傾ける。
「つまみ、いらないの?」
「……いただき、ます」
しばらくお互い黙々とつまみを食べながら杯を空ける。
かなり度数の低い酒だったようで、あまり酔いは回っていない。
だからだろうか。
(沈黙が。痛い)
何か話題を振ろうかとヒデオが頭を捻らせていると、エリーゼがポツリと呟いた。
「…ありがと」
「……え?」
今、何と。
ヒデオの疑問に気づいた風もなく、彼女は続ける。
「聖魔グランプリの時…あなたのおかげで私は元に戻ることができた。
あなたがいなかったら、たぶん私は…」
顔を見る。その瞳に酔いはなく、真剣そのもの。
「あの時は、なんだか照れちゃって…上手く言えなかったから」
よく見ると、すこし頬が赤い。
照れているのだろうか。
267242:2009/01/11(日) 14:40:46 ID:Q89C5l5e
「……僕も」
「え?」
ヒデオは少し言葉を選ぶように間を空けてから続ける。
「貴女がいたから。ここにいる」
そう、助けられたのはエリーゼだけではない。ヒデオだって、彼女に助けられたのだ。
「……アカネとの勝負の時。色々と教えてもらった」
あの時、働くということに対する考えを変えさせてくれた。
それは、自分を少なからず変えてくれた。
それだけではない。
「……クロスフラッグスの時も、ウィル子に。色々と教えてもらった」
そうでなければ、もしかしたらヒデオは今ココにいなかったかもしれない。
だから、むしろ。
「……お礼を言うのは。僕の方」
エリーゼはしばらく無言だった。
沈黙。祝いの席の筈なのに沈黙が多いことだと、ヒデオは思った。
「そう…。なら、この話はお仕舞いにしましょう。
お互い謝りあって、止まらなくなりそうだし」
ヒデオは首肯。
また、沈黙。
268242:2009/01/11(日) 14:41:34 ID:Q89C5l5e
沈黙を破ったのは、またエリーゼの方だった。
「ねぇ、この後…どうするの?」
「……この後。とは」
それはもちろん、とエリーゼ。
「聖魔杯は終わったわ。あなたの今後の身の振り方を訊いてるの」
(それ、は…)
実はまだ全く考えていなかった。正直にそう答える。
「じゃあ、さ…あの時も言ったけど、うちの会社にこない?」
(……なぜ)
「あなたの話術って結構貴重だし…肝っ玉もあるし…
交渉とかやらせたら、化ける気がするのよね」
(……随分と。高い、評価だ)
「それに…」
言いよどむ。
「……それ。に?」
「貴方がいたら、歯止めになってくれそうっていうか、安心して色々やれるっていうか…その…」
(……これ。は)
なんだろう。もの凄くエリーゼがモジモジとして照れている。
もしかして、これが…。
(デレ…か)
そんなどうしようもないことを考えていると、キッと、エリーゼが顔を真っ赤にしてこちらを睨んできた。
そのまま勢いで叫ぶ。
「――ああもぅ!つまりね、一度しか言わないからよく聞きなさい!」
その勢いに身を引きつつも首肯。
するといきなり両肩を掴まれ、引っ張られた。
踏ん張ってたわけもなく、そのままエリーゼと…。
(…!?)
唇が、触れた。
「…っ!貴方が欲しいって言ってるの!察しなさいよ、この鈍感っ!死ネッ!」
その顔は本当に真っ赤で、でもとても美しくて。
ヒデオは真っ白になった頭で、ただ頷くことしかできなかった。
 
川村ヒデオ。
就職。
269242:2009/01/11(日) 14:42:53 ID:Q89C5l5e
(ここで出て行ったら私が空気読めてないみたいではありませんか)
そこには出るに出れなくなったマリアエクセルがいた。
周りの連中は酒が入って気づいていないが、ヒデオとエリーゼの周りだけ青春全開の空間が展開されている。
二人とも顔が真っ赤で、周りを見る余裕がないうようで、こちらに気づいていない。
邪魔したらミスリルの槍の雨とか、暗黒神のチカラで攻撃されそうだった。
(………)
とりあえず、彼女は日を改めることにした。
ちなみにウィル子はヒデオの就職を知らず、一人天界に行くことになってしまったことをここに記しておく。
270242:2009/01/11(日) 14:44:19 ID:Q89C5l5e
とりあえずここまで
ヒデオの口調が難しすぎる
こんなのエリーゼじゃねぇ!とかいうやつ、異論は認める
271名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 15:26:16 ID:v0EwZ/x1
>>270
仕事速すぎて吹いたわ! 俺全然進まないのに!
しかしそうか‥‥‥エリーゼ興業ルートはエリーゼ一択になるか。
‥‥‥問題は勇者との相性だな。
272名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 15:27:24 ID:v0EwZ/x1
ていうかエクセルじゃない、エクセルじゃないんだ‥‥‥
273名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 15:31:34 ID:i3aE5Onq
いいや自然だGJ!

お礼として君にはドリルをつけてあげよう。
274242:2009/01/11(日) 15:33:29 ID:Q89C5l5e
>>271
相性次第でネタになりそうだから今から考えるぜ
>>272
マリアクレセル…ッ!
畜生…間違えてしまっただと!?
スマナイ(;ω;`)
275名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 19:07:24 ID:+lH2EID+
>>270
なんというGJ。
特にキャラに違和感は感じなかったが、ラストシーンのヒデオにしては三点リーダー多すぎじゃないだろうかとは思った。
あと、化けるも何もエリーゼ視点だと最初から凄腕のネゴシエーターじゃないかなあ、と。
というか最後のヒデオは周りからどう思われてるんだろうか。
未来視信じてる人、ハッタリと気づいてる人、ヒキコモリとまで知ってる人で分類できないものかな。
円卓メンバーはGAIDENの頃には暗黒神のことも知ってそうだが。
276名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 19:43:09 ID:Q89C5l5e
>>275
エリーゼとは交渉は大してしてないから、凄腕と認識出来たろうか…?
クロスフラッグスの時も後ろめたい部分少し指摘しただけだし。とか思った。
ヒデオについてはハッタリだと気づいてる人とヒキコモリと知ってる人は一緒にしていいかもしれない。

ところで隔離都市の外ってエリーゼ興業はどのくらい展開しているんだろうか。
規模が掴めん
277名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 20:21:21 ID:TlUr7Mv/
>>270
ハハハ、仕事早ぇな、おい。
就職の字に主夫業に就くヒデオを幻視したのは俺だけだろうか?
とまれGJ

……フラグの立て方次第で、どのルートでもウィル子も一緒エンドに出来ると信じている
278名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 21:24:52 ID:5wMPBCi0
>>277
ウィル子は酔った勢いで神ルート選んじゃった気がするんだよなあ。
仮にヒデオが一緒に説明受けたとしたらどうなっていたか。
‥‥いや、ヒデオが反対するわけないか。
279242改め241:2009/01/12(月) 01:41:34 ID:A6OE+eg1
いまさらだが、>>242じゃなかった
自分は>>241なんだ、すまない
>>242の人、別に騙ったわけじゃない。
単純に間違えただけなんだ、迷惑を掛けていたら本当にすまない
280241:2009/01/12(月) 01:44:37 ID:A6OE+eg1
IDも変わって面倒なので、誰か酉のつけ方を教えてくれないか。
教えてくれたら、ssを投下する
281♯komekami:2009/01/12(月) 01:52:36 ID:tmeVsa7v
♯の後になんか付けるんだったっけ?
これで出来てたらそうだと思う。
282名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 01:54:22 ID:bAw9ojUr
#は半角で
283♯kamaitati:2009/01/12(月) 01:59:30 ID:tmeVsa7v
>>282
241じゃないが突貫してみる。
284 ◆Y6vNjUGw1c :2009/01/12(月) 02:00:41 ID:tmeVsa7v
‥‥‥‥orz
正直すまんかった。
285 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 02:06:45 ID:A6OE+eg1
これでいいのだろうか
すまないが予想以上に早いレスでまだ仕上がってないんだ
出来次第投下する
286 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 03:10:59 ID:A6OE+eg1
完成
>>265->>269の続き
ヒデオ×エリーゼ
若干エロ?
妄想が先行しすぎてキャラが壊れているかもしれない
287 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 03:14:32 ID:A6OE+eg1
聖魔杯終了のパーティの最中、ヒデオは隔離都市の中央区を歩いていた。
今度は人に疲れたわけではない。
ウィル子に呼ばれた先で皆に飲まされた酒が以外に強く、酔いが回ってきてしまったためだ。
さすがにあの場で神、再臨をやるのは気まずい。というか後で死にたくなる。
そんなわけで散歩である。
夜風は少々寒いが。
(でも…今夜は。月が…綺麗だ)

そんな他愛もない事を考えながら歩いていると、背中をポン、と叩かれた。
振り向く。
「なに一人で黄昏てるのよ。もうちょっとしゃきっとしなさい、しゃきっと」
女神が、そこにいた。
「……なぜ、ここに」
その当然の疑問に、彼女、エリーゼはボソボソと、恥ずかしそうに答える。
「それは…あんたが、その、一人で出て行ったから…」
(……)
追いかけて来たのだろうか。それは、なんというか…。
(すごく……照れる)
彼女もそうなのだろうか。ぶっきらぼうな調子で言い放った。
「ひ、一人じゃ寂しいだろうから…私が付き添ってあげるわよ!か、感謝しなさい!」
288 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 03:15:31 ID:A6OE+eg1
そんなわけで二人での散歩になったものの、お互い会場での口付けを思い出して照れたり先ほどの臭いセリフを思い出して悶えたりで会話はなかった。
小さな公園を見つけ、そこにあるベンチに腰掛ける。
当然のようにエリーゼが隣に座る。
(……近い)
お互い意識してしまう。近くからだからはっきりと顔が見える。
月に照らされた彼女の顔は、髪は、とても美しく、幻想的で。
ポスン、と。その女神が体を預けてきた。
(――!?)
「風が…寒いわね」
それは、人肌は温かいとつなげるつもりだろうか。
とりあえず、返事をしようと口を開く。
「あなたがいるから…大丈夫」
凄いセリフがでた。

羞恥に赤く染まる顔を、思わず抑える。
(……俺。自重)
だが、エリーゼはそれ以上に赤くなっていた。
「そ、そう?…うん、そっか…」
そう言うと、彼女は赤い頬のまま、微笑む。
その様に、思わずドキリとする。
第三者が見たら思わず砂糖を吐きたくなるような光景が、展開されていた。
289 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 03:15:52 ID:A6OE+eg1
お互いの頬の色が元に戻ったあたりで、ヒデオが切り出す。
「社長…さっきの。ことですが」
怪訝な顔をするエリーゼ。
「何?うちの会社に来いってとこ?本気だけど?」
そうではなく、とヒデオ。
「なぜ……キス。を」
ヒデオはこういうことに疎かった。
空気を読まず訊いてしまうくらいには。
エリーゼが息を呑む。しばらく言いよどんだが、言う。
「……だから」
「……え」
幻聴だろうか。今、信じられないようなセリフが。
「――っ!好きだからっつてるでしょ!?鈍感!
それとも何!?あんた私に恥をかかせたいわけ!?死ネ!」
そう言って、また唇を重ねられる。
ヒデオ、フリーズ。

「…これで分かった?この朴念仁。私はね、あんたが欲しいの。
……女にここまで言わせたんだから、責任取りなさいよね」
そういってまたキス。
「…んっ、ちゅっ、んん…」
(……!?)
舌とか入ってきてるんですけど!?
今度のキスはお互いが酸欠寸前になるまでに長かった。
290 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 03:16:18 ID:A6OE+eg1
「……ぷはっ」
体が酸素を求める。だが、お互いの唇に架かっている唾液の橋を見ていると、それ以上に。
「ははっ、結構、酔いが回ってたみたいね。私とあろう者が……んんっ!?」
荒々しいキス。ただし、ヒデオから。
(彼女が…欲しい)
どうやらヒデオはエリーゼ以上に酔っていたらしい。
それとも興奮で酒が回ってしまったのか。
元から物騒な目が、酒で座って、さらに危険な感じになっている。

川村ヒデオ。
暴走。
291 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 03:16:58 ID:A6OE+eg1
「ちょ、ちょっと、ヒデオ!?」
答えない。代わりにベンチに寝かせて(押し倒して)胸に手を伸ばす。
力加減が分からなかったが、衣服の上からなるだけ優しく揉む。
指が沈み、柔らかな感触を脳に伝えてくる。
「んっ…」
彼女の反応が脳を揺さぶる。
少しずつ力を込めていく。
「あっ…ぅぅ…痛っ!」
苦悶の声に慌てて力を弱める。
彼女を傷つけるのはいけない。濁った頭でも、それだけははっきりと理解できた。
292 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 03:17:41 ID:A6OE+eg1
彼女の衣服は聖魔杯の決勝戦の時のままだった。
胸の部分を少しずらし、乳房を露出させる。
綺麗な丸みを帯びたそれ、ささやかながら自己主張する乳首。
(本当に…)
「……綺麗。だ」
「なっ!?あ、ちょ、こら!」
驚いた風なエリーゼ、彼女の片方の乳房に唇をつけ、優しく舐める。
もう片方には手を、痛みを覚えない程度の力で揉む。
「くっ…あ…」
その反応を見つつ、もう片方の手を下に這わせる。
――クチュ。
本当に小さな、だけど物音の絶えたココでは確かに聞こえてしまう、水音。
「濡れて。いる」
「――っ!」
羞恥からか、顔を真っ赤に染めるエリーゼ。
だが、それすらも。
(綺麗だ…)
ヒデオの心を躍らせる。
「ヒ、ヒデオ…なんで、こんな」
息を切らせながら言う。
だが。
「嫌なら、嫌だと。言えばいい」
貴女にはそれだけの力もあるはずだ、と。
事実を口にする。
「そ、それは…」
口ごもっているエリーゼに構わず、膣に指を這わす。
数度なでて、直ぐに指を入れる。
「ひぅっ…!?」
優しく、かき混ぜる。もちろん、胸への愛撫はやめない。
淫靡な水音が響く。
293 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 03:18:01 ID:A6OE+eg1
それを数分続けていると、エリーゼの息が荒くなってきた。
(これが、いわゆる…)
「イキそう、ですか…」
その言葉に。
「だ…ひゃんっ…誰、が…はぅっ!」
膣をかき混ぜる勢いを少し強くするだけで言葉が切れ切れになる。
地下での労働で筋肉が付いていてよかった、と頭の隅で思いながら。
「イって…しまえばいい」
「え…ひっ!あああっ!」
思い切りかき混ぜる。
水が飛沫になってベンチを濡らす。
「あ、やだ、あ…ああぁぁぁぁ!」
体をのけぞらせ、グッタリと体から力が抜ける。
息もかなり荒い。
そのあまりに扇情的な様に、ヒデオは痛いほどズボンを押し上げているモノに気づいた。
だが。
(今の彼女に…これはいけるだろうか)
そういえば、彼女は決勝戦に闇と、力を消耗させきっている筈だ。
というか、消耗してなかったのは闇に復活させてもらった自分くらいではないのか?
なら、自分はかなり彼女に無茶をやらせたのではないか?
そう思うと、この先に進むべきなのか、ここでやめるべきなのか悩む。
(……)
自分のことを好きといってくれた少女。
その少女を前にして、ヒデオは…。
294 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 03:18:22 ID:A6OE+eg1
「ん…ここは…」
頭を振りながらエリーゼ。気がついたようだ。
「気がつき。ましたか」
「え、ヒデオ…?って、なに負ぶってるのよ!降ろしなさい!」
ヒデオはエリーゼの服をただし、背負ってパーティ会場まで歩いていた。
エリーゼの要求を聞かず、言う。
「先程は。申し訳ない」
「――っ!そ、そうよ!なんでいきなりあんな…」
声が尻すぼみになる。沈黙。
「あまりに、綺麗で」
自制できなかった、と。正直に言う。
「なっ、なななな…」
しばらくどもりながらワタワタとしていたエリーゼだったが、しばらくすると、ポスン、とヒデオに寄りかかる。
「まぁ、よく考えたら誘ったのは私だし…本番もしてないみたいだし…そ、そういうことなら」
許してあげる。そう耳打ちした。
その仕草に、また先程の興奮が蘇ってきそうで、ヒデオはこっそりと前かがみになるのだった。

「ところでヒデオ、あんたどこであんなテク習得したわけ?」
「それは…」
エロゲです、とは言えなかった。
295 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/12(月) 03:19:12 ID:A6OE+eg1
以上
本番はお預けでした
今後の展開にご期待ください

応えられるかは分からないけど
296名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 03:39:30 ID:EShBCsKY
>>295
うおおおおおおおおおお乙です!
貴方の仕事の速さには尊敬の念を禁じえない!!
俺も負けてはいられない‥‥‥なんとか明日の夜には‥‥‥!
297名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 10:56:32 ID:UBdCvwi/
>>295
ああもう仕事早ぇよなんなんだアンタ!
GJやるよGJ!

>>296
期待するよ?
298名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 21:25:11 ID:m9K6xxQZ
なんなんだこのペースはw


トモアキスレの夜明け…なのか?
299名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 21:43:41 ID:Bml5W+1U
ようやくこのスレにもSSが投下され始めたか。GJ!
300名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 08:05:20 ID:JrD66QC9
兎にも角にもエリーゼ社長多いなw

やっぱり魔殺協会勢は書きにくいのか(夜の強さ的な意味で)
301 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/13(火) 17:16:41 ID:1vtASHJs
>>300
自分がエリーゼ社長が好きなあまりに書きまくってるだけ
魔殺商会も需要があれば書くよ
自分でよければ、だけども
302 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/13(火) 20:22:57 ID:1vtASHJs
>>301
すまん、ちょっと調子に乗ってた
今見直してもう…orz
何様だ、って感じになってた
不快にさせてすまない
303名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:28:35 ID:wtuGwzhj
魔殺商会側、何本か分はネタあるから投下したいんだ。
ただやっぱり夜の強さ的な意味なのか、たぁくんヒロイン過ぎるからなのか、皆が求めるエロSSは書けないorz
304名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:39:28 ID:z61wEesf
個人的にはおりがみのラストバトルの
律子やアンドリューたちの激戦を読んでみたい


ところでたぁくんは童貞?
305名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 22:40:22 ID:9nTb0DOr
本編:みーこ様に食べられました(食的な意味で)
ココ:み〜こ様に食べられました(性的な意味で)

鈴蘭とたぁくんは何とも形容しがたい間柄になっててほしい
お互いの恋愛像からかけ離れているからときめいたりなんだりは全然無くて、
けど端から見てると新婚のじゃれあいか夫婦漫才に思えるような
306 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/14(水) 02:01:23 ID:WGio3npn
新作完成
投下するべきか、連投なので他の人を待つべきか
判断を仰ぐ
カプはエリーゼ×ヒデオ
一つ覚えですまない。だが好きなんだ…
307名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 02:26:59 ID:Dlc9OiJW
全裸待機ってこの時期だと辛いんだぜ?
308名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 02:30:25 ID:/Lj0HU3J
>>306
今まで書いてる書いてる言ってる者だが、俺としては是非やってくれと言っておく。
まあ、書き溜めるのもいいかもしれないけど。

>>297
期待に応えられず申し訳ない‥‥‥地道ながら進んではいるんだ。
しかし初心者なもんで作業の全体像が見えてこない。もう二度と完成予定とか言わないことにする。
投下宣言してるのは途中で投げ出さないためでもあるから、気長にお待ちください。orz
309 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/14(水) 02:32:33 ID:WGio3npn
じゃあ投下する
ヒデオエリーゼ興業入社Ifルート
一応>>265->>269、>>287->>294の続き
310 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/14(水) 02:34:25 ID:WGio3npn
エリーゼ興業に就職することになったヒデオ。
パーティが終わった翌日、初出勤である。
(……)
が、ヒデオは未だ家(ミッシェルが大家をしていたアパートで、結局ここに住み続けることにした)から出ていなかった。
それどころか、未だ布団の中だった。
その理由は単純。
(どこに…行けと)
そもそも就職するという話だけで、具体的な話は一切していなかった。
とりあえず本社ビルに行ってみようとも思うが、その後の行動が問題。
(誰に…訊けば)
エリーゼにアポをとっているわけでもないので、受付嬢などに話しかけないといけないわけだが、
ヒキコモリであったヒデオにとって、知らない人間に自分から話しかけるという行為に若干の苦手意識を持っていた。
また、就職したのですが具体的な話を聞いていなかったので社長にとりつないでください。というのも間抜けな気がする。
そんな思考が先程からループ。

そんなことを考えていると、インターホンが鳴った。
生産性のない思考を一旦打ち切り、出る。
「いつまで経ってもうちに来ないから心配したじゃない。何やってたのよ」
そこに、女神がいた。
311 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/14(水) 02:35:03 ID:WGio3npn
最近こんなパターンが多いな、と身も蓋もない事を考えつつ。
「どこに行けばいいか。訊いていませんでしたから」
その発言に形の整った眉をひそめるエリーゼ。
「なら電話なり、直接来て受付にでも訊けばいいじゃない」
至極ごもっともである。
故に、ヒデオはこう言うしか無い。
「……苦手な。もので」
「…ま、いいわ。朝食はとったの?」
呆れたような声。
ヒデオはそれに首肯。
「そ。なら行きましょう。仕事の内容とかはあんたの車の中でしてあげるから」

ヒデオの愛車は、聖魔グランプリで使用し、魔殺商会から譲りうけたランエボ[である。
ウィル子が天界に行ってしまっている為、神がかり的な運転は無理だが、まぁ通常時には何の問題も無い。
運転はもちろんヒデオ。助手席にエリーゼが座る。
「あんたには、しばらく私の傍で書類仕事とか、交渉事とかを見て色々学んでもらうことになるわ。
秘書というか、使いっ走りみたいな扱いになるけど…給料も出すし、頑張ればちゃんとした仕事も任せるから。
頑張りなさい」
運転しながらなのでエリーゼのほうは見ず、頷く。
その後も二、三事務的な話と、ヒデオの簡単な質問、エリーゼの応答が続く。
312 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/14(水) 02:35:41 ID:WGio3npn
それも終わった後、車内にはただエンジン音だけが響く。
既視感を感じるヒデオ。話題を作ろうとするが言葉が出てこない。
そうやって悩んでいると、エリーゼが熱っぽい調子で話しかけてきた。
「…ねぇ」
――この前の続き、しない?
313 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/14(水) 02:36:22 ID:WGio3npn
「……っ!?」
動揺で危うく事故を起こすところだった。
「ちょっと!危ないわね…殺す気?」
憮然としたエリーゼ。だがヒデオにも言い分はあった。
「……いきなり、何を」
頬が熱くなるのを抑えきれない。
そんなヒデオを見て、エリーゼは悪戯が成功した子供のようにニヤリと笑う。
「ふーん…想像しちゃったんだ。変態」
図星。ビクリと体が震える。
それを見てますます笑みを深めるエリーゼ。
ふわり、と席から浮く。
「……何を」
「イイコトよ。イ・イ・コ・ト」
言うとそのままヒデオの足元へ。
そのままジッパーを下ろし、ヒデオの逸物を出す。
それを軽く撫でながら言う。
「フフ…硬くなってるじゃない。
昨日のこと、思い出した?」
(……)
止めさせたいのだが、ハンドルから手を離すことも、顔を下に向けることもできない。
とりあえず、口頭で注意する。
「……何を」
それには応えず、逸物の先をペロリ、と舐めた。
(!?)
再び乱れるハンドル。しかしエリーゼは平然と言う。
「ほらほら、安全運転しなさいよ。」
そんな無茶な。こんな状況でどうやって…。
そう言おうとしたヒデオだったが……。
今度は逸物の先に軽く口付けをされ、言う。
「ちゃんとしないと…止めちゃうわよ?」
その快感に、ヒデオは逆らえなかった。
314 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/14(水) 02:37:05 ID:WGio3npn
「…ずっ、んちゅ…はぁっ…んむ…」
工業区へと走る車内に淫猥な音が響く。
その音源はヒデオの股間。逸物を熱心に吸い、ねぶっているエリーゼからだった。
(これは…つらい)
ヒデオは快感でクラクラする頭で必死に運転していた。
どこで覚えたのか、エリーゼの口淫はかなり上手かった。
実はもう、結構限界が近い。

「ちゅぷっ…ん…大きくなってる…」
どこか蕩けそうな笑みを浮かべながらエリーゼ。
「もう限界?」
ヒデオは首肯。我慢もやばい。童貞にこの口淫はつらすぎた。
そ、とエリーゼ。
「なら、次の信号で止まったら射精してもいいわよ。
それまで我慢してなさい」
そういってまた口淫を再開する。
脳内で地図を出したヒデオ。必死で信号の位置を思い出す。
快感で白くなりかけている頭を必死に動かし、そこまで何とか我慢しようとする。

(……!)
信号が見えた。幸いにして黄色。かなり削られている精神を総動員し、そこまで車を進め、停車する。
そこで力尽き、白い欲望をエリーゼの口内で爆発させる。
「…んっ!」
急な射精と勢いに驚いたエリーゼだったが、吐き出したりすることは無く。
「…ん」
コクリ、コクリ、と。液体を嚥下する音を車内に響かせた。
「濃いし…凄い量…」
どこか陶然とした表情でエリーゼ。
ヒデオはそれと対象に、悄然とした表情だった。
315 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/14(水) 02:38:04 ID:WGio3npn
その後はエリーゼも助手席に戻り、エリーゼ興業本社ビルまで普通のドライブとなった。
駐車場に停め、ヒデオはエリーゼに問う。
「……社長」
なぜ、あんなことを?
それに対してエリーゼはなぜか慌てる。
「そ、そそそ!それは…その…」
なんだか様子がおかしい。
おや?とヒデオが首を捻っていると。
「き、昨日のお返しよっ!わ、私だって恥ずかしかったんだから!
思い出させるんじゃないわよっ!この馬鹿ッ!死ネ!」
真っ赤な顔で怒鳴られた。その後、恥ずかしそうに俯く。
というか、勢いでやったのか…。
(……)
多分、自分も真っ赤になっているだろう。
ヒデオはかなり熱を感じる頬を押さえ、心になにかグッと来るものを覚えつつ、そう思った。

結局お互いその場で赤い顔で俯き続け、いつまで経ってもこないエリーゼを心配したライリーが来るまで
その状況は続いた。
316 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/14(水) 02:38:33 ID:WGio3npn
以上
社長も暴走してるがこんなのを書いてる自分はもっと暴走していると思った
317 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/14(水) 02:39:40 ID:WGio3npn
>>312がやたら短いのは区切るのをミスったせい
できるだけ区切りのいい部分で切って投下しているんだが…
そして連投すまない
318名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 02:54:50 ID:/Lj0HU3J
>>317
毎度ご苦労様です。俺もこういう風に書きたい‥‥‥。
しかし段々エリーゼ×ヒデオに目覚めそうで怖い。ウィル子派なのに。
319名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 09:16:58 ID:GggyBleC
>>317
ほんっとーに早いよなアンタ!!
雑談を確認しに来たら作品があったとか朝っぱらからどうしろと言うのだ
とにかくGJ


……どうか社長がエローゼなんて改名しませんように
320名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 12:00:52 ID:452LN6e0
今、エルシア×ヒデオ考えてんだがどうかなぁ?
ほら、四巻終わりでリュータがエルシアに酔ったらすごいとかいってんのを見てさ
たぶんでたらめだろうがそれで、さ
ちなみにヒデオってエルシアのこと呼び捨てだっけ?何て呼んでたっけ?
321名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 15:01:46 ID:MYsewgXq
>>320
あれはリュータが酔っ払いテンションで言ったことだし
「実は酔うとスゴイんだろぉ〜?」
って言ってるから、リュータも酔うとどうなるのかは知らないっぽい
だからすべては妄想で補えるということ

ヒデオはエルシアのことを…さんづけで呼んでた気がするが
名前を呼んでるシーンは見つからなかった。
見逃してるだけか、自分の妄想か…

つまりどうするかは、>>320の妄想次第ということだったんだよ――!!
322名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 15:09:28 ID:/NWsifEC
>>321
ΩΩ Ω < な、なんだってー!?

なんか宇宙規模で肯定されたし、>>320書いてみたら?
323名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 18:09:17 ID:452LN6e0
>>320です。やってみました
酔ったエルシアのヒデオ逆レイプ風のやつっす
エルシアの喋りがうまくないっすけどそれは、まぁ、ね・・・
上手くないですがいとひとつ
324名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 18:10:22 ID:452LN6e0
川村ヒデオは混乱していた
それは先ほどまで寝ていた、自分しかいないはずのこの部屋に人がいたこと
そしてそのひとが見目麗しい女性であったこと
そしてその女性が自分の知っている、エルシアという名の魔人であるということ
そして…、彼女が自分の股間、寝巻きの上からナニをさすっている、ということによって…

「…あら、起きたの」
このあまりにもありえないことにただぼーっとしている寝起きのヒデオにエルシアが話し掛ける
声はいつも通り涼やか。それはまるで今自分が行っている事を意識していないかのよう
「…エルシア、さん?その、いったい、何をして」
今の事態を徐々に飲み込み始めたヒデオが恐る恐る、自分のアレを触り続けるエルシアに赤くなりながら話し掛ける
「何をしているか、ですって?見てわからないの?」
「え、いや、その…」
「貴方の『熱』を見に来たのよ」
「………はぁ?」
至極当然、といった風に話すエルシア
「以前言ったわね。退屈になったらそっちに行くと。だから来た、それで…」
「熱…、それで何故、僕のこかn…」
ヒデオがエルシアの言葉をさえぎり疑問を口にする
すると…

ばぢんっ!!

「がっ…!?」
ヒデオは何が起きたかわからなかった。ただ、自分の右頬がじんじんと痛むのだけが感じられた
彼はビンタをされたのだ
エルシアはぐいっ、と覆い被さるように顔を寄せてくる
そして何時ぞやかのように吐息ののかかりそうな距離で、じ、っと目を覗き込む
「…私が話している時に喋るだなんて、貴方はそんな礼儀知らずな無礼者だったかしら。人の話は最後まで聞くものよ」
「っ…、すみま、せん…」
突然のことに、驚き、恐怖し、そして何故だか悲しくなるヒデオ
そこでやっとヒデオは気づく
エルシアの顔が前見た時よりも、ほんのりと朱がさしているということ。目が淀み、視線が微妙に合っていないこと。そして何やら強い酒の匂いが彼女の息から感じられることに
325名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 18:11:07 ID:452LN6e0
「まあ…貴方の疑問はもっともだものね。いいわ、教えてあげる。…私はとにかく、久しぶりに貴方のあの熱を感じたかったから来たの」
ヒデオの目を見ながら喋るエルシアはさっきまでよりも強く寝巻きの上から彼の股間を擦り上げる
エルシアの甘い息、そして股間への刺激により、こんな異常な事態にもかかわらずヒデオの陰茎は硬くなっていく
「だけど貴方は寝ていた。これでは熱は感じられない。」
彼女の手がゆっくりと下着の中に滑り込んでいく
「だけど私は今すぐ熱がほしいの。だから…」
ヒデオは抵抗しない。いや、抵抗できない
「すぐに、簡単に熱を感じられる方法を取る事にしたのよ」
ついにはエルシアの指がヒデオの硬くなった柱の先端に触れ、そしてそれを握りこむ
「く…、あぁ…!」
陶磁器のよに白く、滑らかな指が自分の逸物を撫で回す快感によって、エルシアのよく分からない、意味不明な言葉に対する反論はすぐさま彼の頭から消え去る
「熱い…。さすがね、川村ヒデオ。たいした熱ね」
下着の中でヒデオの陰茎をしごき上げる
エルシアは快感にもだえるヒデオの顔をじっと見ながら手の動きを早くする
しだいに陰茎を擦る音に加え、粘つくような水音が混ざり始める
それに気づいたエルシアは擦るのをやめ、おもむろに人差し指を鈴口に押し当て、こね回す
「!?…うくぁ、あ…かはぁ!」
突然の強い刺激に喘ぎ、涙を浮かべるヒデオ
「可愛いものね。暗黒神を退け、電神を従える貴方がこんな顔をするなんて」
顔色は変えずとも、息が次第に荒くなるエルシア。そしてそれと同時に愛撫する手の動きも激しくなる
「エ、エルシアさん。もう、…もう、で…」
「ダメよ。私が良いと言うまでダメ」
「ーーーーーーーーーっ!!」
ヒデオは唇をかみ締め、エルシアの言うとおり我慢をする
本能で感じていた。今のエルシアに逆らったらただでは済まされないであろうということを
326名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 18:11:43 ID:452LN6e0
だがしかし、そうそう我慢できるものではない。エルシアの愛撫は激しく、先端から溢れる先走りはぐちゅぐちゅと泡立ち、下着はもちろんパジャマにまでしみが浮き出るほど
ヒデオの体は限界に振るえ身を弓なりに反らし、口は閉じられることなくだらしなく涎を垂らす。その瞳はすぐ目の前にあるエルシアの目を見つめ許しを請う
「…出したいの?」
ヒデオの悶える姿を見るのに満足したのかエルシアがヒデオに話し掛ける
ヒデオはその言葉に必死に何度もうなずき返す
「そう、ならいいわよ。そこにたまった熱を出しなさい」
そう言うやエルシアはヒデオの唇へ自分の唇を合わせる。舌を入れ、口内を蹂躙し、ヒデオの唾液を啜る。まるでヒデオの中にある熱という熱を吸い出さんばかりに
「ーー!!んん!んっーーーー!!?!」
それと同時に、ヒデオは果てた
下着の中で自分の肉棒が爆発し、膨らんだ先端から勢いよく精子を吐き出す
体が快感に包まれ痙攣が治まらない。口から出る歓喜の声はすべてエルシアにそのまま飲み込まれていく
下着もズボンも、エルシアの美しい手をも汚す射精はすぐにはやまなっかた
327名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 18:12:03 ID:452LN6e0
「…ん…、…ぷはぁ、…はぁ、はぁ、」
全てを出し切って数分、そこでやっとエルシアはヒデオの唇から自分のそれを離した
エルシアの舌からは涎の糸がひく
彼女はそれをぼーっと見たあとゆっくりと精液まみれになった自分の手を見る
それを口に運び一舐め。そして身を震わせる
「…熱い。凄く、凄く熱いわ。さすがね、川村ヒデオ」
エルシアが満足そうにヒデオを見る
ヒデオは、ただただ荒い息を吐いて疲れた体をよこたわせていた
だがその顔はとにかくこれで終わるという安堵で満ちていた
(…よく、わからなっかたけど。これで、終わる。とにかく、おわ…)
「それじゃあ、続きをするわよ」
  






「……………え?」
ヒデオの顔が固まる
「当然よ。これからが本番よ。…まさか、嫌だとは言わないわよね」
寝ているヒデオの頭にそっ、と手を乗せるエルシア
「さあ…、夜は長いわよ」
ヒデオの耳朶にエルシアの声が響いていく
(あぁ…俺、オワタ……)


・・・その後、彼がどうなったかは誰も知らない













「鈴蘭や、お嬢がどこにいったか知らぬか?」
「え?エルシアちゃん?う〜ん、知らないなぁ。どうかいたの?」
「うむ、間違えてお嬢に酒を飲ませてしまったバカがおってのう。それで『熱が…』とかなんや言うてふらふらと外に出て行ってしまったらしくてのう」
「ふ〜ん。エルシアちゃんお酒に弱いんだ。けど大丈夫じゃん?ほっといても」
「まぁ確かにそうかもの。明日あたりふらっと帰ってくるであろう」
「ところでどんなお酒を?何かあたしもお酒のみたくなっちゃてきた。エルシアちゃんが飲んだんだからきっと高くて美味しいお酒でしょ?余ってないかな」
「余ってはおるぞ。この葉月の造った酒…」
「……やっぱやめとく」




終わり
328名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 18:15:12 ID:452LN6e0
かーダメくせー!!!
かなり無理矢理エロにもってったんよ、はい
エロまでが苦手でサー
本当はこの後ヒデオはいろいろエルシアに絞られるんだが時間が無いので今はここまで
機会があって需要があったら続き書こうかな
それでは失礼
329 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 18:20:09 ID:MYsewgXq
>>328
乙!
導入部もそんなに無理やりな感じはなかったぜ
エルシアの乱れっぷりもドクター製というだけで納得できるしw
エルシアはやっぱりドSだなぁ…w
個人的にはエルシアがどのようにしてヒデオを干からびさせるのか、ぜひ読みたい

さて、これ読んでたらモチベ上がってきたし、続き書くか
330名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 18:36:20 ID:TJU9AO76
>>328
GJすぎんだろ……エロシアさん可愛いよエロシアさん
激しく需要あるんでこのまま続きも書いちゃっておくれYO
331 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 20:53:51 ID:MYsewgXq
新作が完成したが…
エロいシーンがないうえに結構長い…

皆、エロがないと、ダメかい?
332名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 21:09:06 ID:8MjiSJ98
ハリー ハリー ハリー
333名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 21:11:38 ID:8MjiSJ98
Come On!
334 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 21:29:29 ID:MYsewgXq
おk、投下する
ヒデオ×エリーゼ
ヒデオのエリーゼ興業就職Ifルート
やっぱり以前からの続き
335 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 21:31:58 ID:MYsewgXq
就職後、ヒデオはエリーゼのすぐ傍で彼女の仕事を学んでいた。
時折、エリーゼが様々な書類の処理の仕方を―教師が生徒にするように―問題として訊き、答えられないと罰ゲームが与えられた。
罰ゲームといっても、食事抜き等の軽いものだったが。

そのような日がしばらく続くと、ヒデオはエリーゼに与えられっぱなしで、何もしないのが申し訳なくなってきた。
生来の真面目さのせいだが、何かできることはないかと訊くと、エリーゼには生意気、と一言で切って捨てられた。
最初のころこそ黙るしかないヒデオだったが、最近になると、流石に耐えられなくなっていた。
とはいえ、自発的に何かできるわけでもなく、なら状況を打開するために何をすればいいのか思いつくというわけでもなく。
それでも何もしないわけにはいかない。エリーゼ本人に訊くわけにもいかないので、側近であるライリーに訊いてみた。

「……と、いうわけなのですが」
ふむ、とライリー。
生真面目な顔でしばらく黙考し、言う。
「そうだな…何か、と言われても難しいな。
君は仕事を学ぶために社長の傍にいるのだから、それを放棄しては意味がないからね」
頷く。
「…社長と共にいてあげてくれ。
そして、社長が疲れたとき、そっと癒してくれればいい。」
だから、その具体的な方法を聞いているわけだが。
「ふむ…そういうのは、軍人畑の人間には分からないな。
君の知り合いには、そういうのに長けた、というか、心得ている人はいないのかい?」
336 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 21:33:21 ID:MYsewgXq
そういわれ、脳内にざっとリストアップしてみる。
(……傍に控えて、疲れを癒す…メイド)
知り合いのメイドといえば、鈴蘭、クラリカにノルカ&ソルカ
(……)
鈴蘭とクラリカは論外だった。
主人の疲れを癒すどころか、主人で遊んでいる。
ノルカとソルカにしても、果たして人間相手に真面目に教えてくれるかどうか。
よってメイドは却下。

(……執事)
次にブランケンとサンゼルマンが思い浮かぶ。
彼らは主人に仕えることに一身を捧げているようにヒデオには思えた。
人間もできており、こちらの願いを無碍にすることもあるまい。
幸い、主人であるアカネとヴェロッキアはまだ外の屋敷には戻っておらず、接触は容易。
となると、どちらに行くかだが…。
(……アカネ。は…無理)
ブランケンのところに行くとまず彼女と遭遇するだろう。
面倒が起きないとは思えない。
なので却下。
消去法で残ったのはサンゼルマンだった。
「一人。います」
そうか、とライリー。
「なら、君は明日は確か休日だろう。
明日会えるかどうか、アポを取ってみたまえ」
無論、そうするつもりだった。
携帯を取り出し、ヴェロッキアの住居の電話(何か困ったことがあったら呼べ、と教えられた)に掛けようとする。
おそらくサンゼルマンが出るだろうから、そのまま用件を言えばいい。
が、思い起こせば、彼と話をした時は酔っ払っていた時がほとんど。
しかもその時岡丸で殴ったし。
パーティの時も挨拶をした程度だったので、どうやって話を切り出せばいいのか分からない。
結局、ヒデオは電話を掛けるのをかなり躊躇し、ライリーを呆れさせた。
337 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 21:34:07 ID:MYsewgXq
「ひぇひぇひぇ…左様でございますか」
話を聞いたサンゼルマンは、愉快そうに笑った。
笑われるようなことを話しただろうか、とヒデオが内心焦っていると、サンゼルマンが続ける。
「いや、申し訳ございません。この老骨、ヒデオ様から頼られることがうれしゅうございましてな。
ただ、私めは若に仕える者ですので、若にお伺いを立ててみないことには…」
「……口頭で。構いませんが」
すると、サンゼルマンはひぇひぇひぇ、と笑い。
「こういったものは存外奥が深いものでしてな…。
生兵法ではかえって不快な思いにさせてしまうこともございます。
故に、やるのであればしっかりとお教えしておきたいと思いましてな」
そういうことなら。
「よろしく。お願いします」
「若に聞いてみないことには何とも言えませんがな。
ではまた後で」
ええ、と電話を切る。

ヴェロッキアから快諾を得た、という電話は案外直ぐに来た。
ヒデオがそういうことに興味を持ったのが愉快でしょうがなかったらしい。

次の日、朝早くからヒデオはサンゼルマンを訪ねていた。
挨拶を交わした後、サンゼルマンが訊く。
「では、やるからには全力でやらせていただきますが、よろしいですか?」
もちろん、とヒデオ。
多少きついのは覚悟のうえだった。
「ではこれを着ていただきます」
いきなり執事の人が着るような服を渡された。
(……)
何故?
「形から入るのも重要ですからな。
まずはこれで気持ちを切り替えてくだされ」
その後も、仕える者の心得から礼儀作法まで。
なぜか執事の訓練を受けたヒデオだった。
曰く、これをやらないことには始まらない、と。
「主人を見、何を望んでいるかを知るのは執事にとって必須でございます」
別に執事になりたかったわけではないのだが…。
だが頼んだ手前、そう言うこともできなかった。
結局、何かを教えられる事もないまま、その日は終わった。
しかも、また来いとまで言われた。
338 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 21:34:47 ID:MYsewgXq
翌日

(眠い…)
かなり遅くまでサンゼルマンに付き合わされたため、寝不足なヒデオ。
エリーゼは不審そうな顔で。
「何?遅くまでゲームかパソコンでもしてたわけ?」
と訊いてきた。本当のことは言えず、曖昧に濁すことにする。
「ええ。まぁ」
「ふーん…まぁいいけど、仕事中に寝たら殺ス」
実際、ヒデオが眠そうにすると殺気が飛んできた。
眠気どころか、生きている心地がしないヒデオだった。

夕方、ヒデオは寝てしまっていた自分に気づいた。
急いで時計を確認する。
寝ていたのは10分くらいだろうか。
慌ててもたれかかっていた壁から離れ、エリーゼの方を見る。
なんて謝ろう、とか考えながら。

(……?)
だが、お叱りは来なかった。
そっとエリーゼの顔を覗く。
(あ…)
彼女は寝ていた。
書きかけの書類とペンを持ったままであるから、相当眠かったのだろう。
思えば、ヒデオが就職してから、彼女は仕事を見せるためと、ほとんど休みなしだった気がする。
(……)
ヒデオは音を立てないように細心の注意を払いながら部屋から出た。
339 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 21:35:32 ID:MYsewgXq
「ん…」
エリーゼが目を覚ますと、もう夜になっていた。
慌てて身を起こす。と、肩から何かが落ちる感覚。
手にとって見る。
「毛布…?」
誰が掛けたのだろう。
「って、そうだ!ヒデオは!?」
そうだ。彼はどうしたのだろう。
寝ている自分に気づかぬはずはない。
彼が寝ていたなら、とりあえずお仕置きをせねば……。
寝ぼけ眼をこすり、部屋を見渡す。
彼は直ぐ見つかった。
「あ……」
彼は寝ていた。ただし、彼女がやるはずの書類を周りに置いて。

起こさないように、そっと近づく。
「これ…」
書類は、エリーゼが処理しないといけないものとそうでないものに分けられていた。
そうでないものも、どこに回せばいいのかで区別されている。
彼が寝てしまったのは、慣れない仕事に疲れてしまったからだろうか。
「……百年早いわよ、ヒデオ」
だが、その言葉とは逆に嬉しさで笑みがこぼれる。
「でも…ありがと」
おそらくは彼が掛けてくれたであろう毛布を掛ける。
「…誰もいないわよね?」
誰にともなく呟く。その顔は赤い。
キョロキョロと部屋を見回し、誰もいないことを確認。
そして…。
彼女の唇が、彼の頬にそっと触れる。

名残惜しそうに唇を離し、髪をなでるが、ヒデオは起きなかった。
エリーゼは、ここしばらく感じていなかった、とても優しい時間が過ぎるのを感じた。
「…ヒデオ、しばらく起きたらダメだからね」
寝ている彼に聞こえるはずもないのだが、恥ずかしさを紛らわせるためだろうか。
静寂。
340 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 21:36:08 ID:MYsewgXq
だがその静寂は。
「社長、この書類ですが――っ!?」
名もなき重役によって雰囲気もへったくれもなく打ち破られた。
「……」
エリーゼは無言でヒデオから離れる。
表情はいつもどおりだが、目が全く笑ってない。
それが重役の体を恐怖で支配する。
生存本能に従い、回れ右。
ダッシュで部屋を出る。

「申し訳ありませんでしたーっ!」
「待ちなさい!殺ス!絶対殺ス!」
遠ざかっていく足音、響き渡る悲鳴。
(……)
それをヒデオは目を閉じたまま聞いていた。

実はヒデオ、エリーゼが毛布を掛けた時点で目を覚ましていた。
が、エリーゼの言葉の雰囲気から起きたらダメな気がしたので寝たふりをしていた。
それが正解だったかどうかはともかく。
(さっき。は…)
彼女の行為を思い出す。
唇が触れた頬が熱い。触られた髪が心地よい。
危うく起きているのを悟られるところだった。
何とか気づかれなかったが…。
(彼女が戻ってきたら。どうしろと)
起きているのも恥ずかしいし、寝たふりも気まずい。
というか、寝たふりを仕切れる自信がない。
寝なおすことも、動揺している今では無理そうだ。

ヒデオは名もなき幹部の悲鳴をBGMに、ライフカードのCMを思い出すのだった。
(どうする…俺)
341 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 21:36:28 ID:MYsewgXq
ちなみに、ヒデオはその後サンゼルマンに師事するようになる。
サンゼルマン曰く、仕える喜びを覚えましたな、とのこと。
そして、彼は段々と家事スキルが上達。
主夫じみていくことになるのだが…彼は未だ、そのようなことを思いもしないのだった。
342 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/15(木) 21:37:43 ID:MYsewgXq
以上
ほのぼのでエロい話を書きたかったが、無理だったorz

次はエロい話が書けるように頑張る
でも次もこんな話になるかもしれない(汗
343名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 22:04:06 ID:/NWsifEC
ここも投下増えたなあ。善哉善哉。

>>328
今度リュータを足して三人とか、双子メイドによる事後処理&身支度とか是非

>>342
氏のシリーズはその路線でいいのでは?
GAIDENもそんな感じってトモアキが言ってたし(推定)。

両氏ともにGJ
344名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 19:07:36 ID:k4i9UDk4
携帯からなので見辛かったら申し訳ない。
ウィル子→ヒデオな小話。エロも何もないが、おつまみ程度になれば。
345344:2009/01/16(金) 19:10:12 ID:k4i9UDk4
 真っ赤な林檎を模した小鬢、透明な正立方体、ピンク色したハートに、平和の象徴の小鳥。
 大小様々ながらも、それらの中身には全て液体が篭められていた。ただの液体ではなく、強さに差はあれど全て香水である。
「むー……セクシーなのキュートなの、ですよー」
 実体を手に入れた電神・ウィル子。彼女は今、人差し指を唇に当てて悩んでいた。
 マスターであるヒデオが世界を救う際、ウィル子の容姿はそれまでとは違いぐっと大人びた。
 あれから色々試してみたが、ヒデオと出会った時の少女の姿と成長した妖艶な大人の女性の姿、二通りにならば姿を変えられることが分かった。
「まだ悩んでいたのですか」
「むー……乙女の一世一代の悩みなのですよ」
 悩むウィル子の隣に、真っ赤な髪の少女が突然現れた。
 しかしウィル子はそれに驚くこともなく、目の前の小鬢と睨めっこを続けている。
 マリアクレセルはそんなウィル子をいつも通りの無表情で見ている。
 少女の姿のウィル子は、可愛らしく眉間に皴を寄せていた。
 ウィル子が唇から指を離すと同時、ぱっと眉間の皴が消えた。
「決めたのですよー!今日はセクシーで行きますっ!」
 少女は叫ぶと同時、全身を01の光で包んだ。マリアクレセルが瞬き一つしない間に、少女は一人の女になっていた。
 大人の姿となったウィル子は、林檎の形をした小鬢を手に取った。
 ウィル子は香水を長い髪の毛先に軽く吹き付けた。周りに甘い香りが広がる。
「今日こそマスターにときめいてもらうのですよー」
 にひひっ、と笑い声に似合わない小悪魔チックな笑みを浮かべると、ウィル子は香水の小鬢を一瞬で消した。
 そして服も黒のロングドレスに、髮留めには真っ赤なリボン。お出かけ用の服装である。
 ヒデオとウィル子の関係が、神と使徒の枠に収まらないということはマリアクレセルも感じていた。
(だからといって、これは)
 くるくると回って身嗜みを確認するウィル子は、とても神の一人とは思えない。
 ただのデート前の少女だ。一人の異性に振り向いて貰おうと精一杯背伸びする、恋する少女。
「ではウィル子はマスターのところに行ってくるのですよー」
 鼻歌混じりに天界を下りていく少女。
 マリアクレセルは表情一つ変えず、しかし内心はため息一つはつけそうな程呆れながら、ぽつりと呟いた。
「これもあなたが望んだ新しい世界のカタチですか、鈴蘭」
346名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 20:41:04 ID:WZ4fgK6l
ヒデオと大人ウィル子がデートする本編ははまだかね?
期待させてもらおう

ところでマスラヲにフェリオールとマリエットは魔殺所属なのに出ないよね・・・つまり!
347名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 20:59:06 ID:UHgEC3lz
>>345
乙!
やっぱりウィル子いいなぁ
おつまみなんてとんでもない、ニヤニヤさせてもらいました
GJ

ちょっと誤字報告
>真っ赤な林檎を模した小鬢
鬢だと耳際の髪の毛、と言うことになるので、えらい不気味なアイテムになってしまいます
あまりに気になったので、報告
348名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 21:37:04 ID:ds42Ossx
>>345
ウィル子かわいいよウィル子
……続きが見えないけど食べられたのだろうか
可能なら復元たのむ
ウィル子かわいいよウィル子
349名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 09:26:04 ID:zfp3zlJI
>>345です。GJありがとう。
投下するの初めてだったから、GJいただけて嬉しいです。
あと小鬢の件も指摘されるまで気付かなかった……。
不気味この上ないものをウィル子の前に広げてしまい申し訳ない。
携帯の入力字数の関係で、あんな中途半端な形でぶち切りしてしまいましたが
今度投下するときは、もうちょっと頑張ってまともな形で終らせるよ。
大人ウィル子とヒデオのデート話書き始めたんで、書き終わるまでちょっと待っていただけたら嬉しい。
350 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/18(日) 00:57:03 ID:EjhFP20V
「うー借金取り借金取り」
今 重債務者を求めて全力疾走している僕は聖魔杯に参加しているごく一般的な引きこもり
強いて違うところをあげるとすれば勝ち星に興味があるってとこかナ――
名前は川村ヒデオ

そんなわけでアパートの前にある駐車場にやって来たのだ

ふと見ると駐車場の前に一台の車が停まっていた

ウホッ!いい車

そう思っていると突然その車は僕の見ている目の前でドアを開け始めたのだ…!

「(借金取りを)やらないか」
351 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/18(日) 00:58:04 ID:EjhFP20V
センター試験で疲れてむしゃくしゃしてやった
反省も後悔もしている

明日から真面目にネタ出しに戻るorz
352名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:59:20 ID:/ZNE00sJ
「(桁が)すごく……大きいです……」
353名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 07:59:31 ID:wl02IlR3
今真面目にやるべきは勉強だろw


いいから4月まで隠居するんだ、判ったな?
354名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 12:18:58 ID:ff/Vcmw+
後に>>351が魔眼王と呼ばれるとはこのスレの誰もが予想していなかった
355 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/18(日) 20:06:53 ID:EjhFP20V
>>354
僕は、信じる……!
僕ならできると!!

テスト中なのにネタ出しを無意識にしていた
数学オワタ

>>353
勉強の合間合間に投稿するぜ
356名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 20:14:16 ID:CZEPzHlZ
がんばれよ〜
……あんま煩いこと言いたくないがそういう年がばれることは言わない方がいいぜ? しかもここはピンクだ
357名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 20:21:54 ID:/ZNE00sJ
俺の記憶が確かなら、ここ21禁だったような

現役なら制限的に問題だが、浪人ならそれはそれで問題だw
とにかく、息抜き程度にな
358名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 20:43:17 ID:OS2Xnv1G
エロバロ板って21禁なの?
18禁じゃなかったか?
359 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/18(日) 20:51:25 ID:EjhFP20V
>>358
18禁だと思ってたんだが…

>>356
たしかに軽率だった
すまない

ドクターが主役のギャグしかネタが思い浮かばないとかどういうことだ
360デート 1/2:2009/01/18(日) 21:54:56 ID:rw0L4kb9
大人ウィル子とヒデオのデート話、書き終わったところまで投下。
地の文ばかりで申し訳ない。

――――――――――


 理想差は13センチ。
 01分解で作り出したパンプスのピンヒールは、その理想をそのままにウィル子の足をしっかりと支えていた。
 胃が出来たときよりも、今の自分は落ち着きがないに違いない。何度も爪先立ちでリズムを取っては、ヒールがカツンと鳴っていた。
 普通ならば何度も腕時計を確認するのだろうが、ウィル子の時計は体内にありどこまでも正確だった。
 理想の高さのピンヒールのパンプスに、地上に降りたときに見かけた黒のふんわりとしたワンピース。
 どれもこれもウィル子が自分で作り上げたものだ。
 どれだけ「普通の女の子」を目指して自分をコーディネートしてみても、時計が文字通り体内時計では可愛らしいとは言い難いだろう。
 そう思ったウィル子は苦笑一つ。ぱっと左手首にパールピンクの時計を作り出してみせた。
 カツン。ヒールがもう一度鳴る。
 作り出した時計の長針が一つ、体内の時計が一つ、時を刻んだ。
「……あ」
 ウィル子がぱっと顔を上げた先。
 人混みの中から、愛しい人がこちらに向かってくるのが見えた。
「遅いのですよー!」
「待ち合わせ場所が、よく分からなくて」
 ヒデオは息を切らしながら言った。
 ほんの少し、彼の感情がウィル子に流れてくる。その流れを読まずとも、ヒデオがここまで急いで来てくれたのは肩で息をする彼を見れば一目瞭然だった。
「だいたい」
 ヒデオは不満に思ったらしい。
 声も表情も、普段とは何一つ変わらないが、ウィル子だけが感じ取れる彼の波は揺らいでいた。
「遊びに行くだけなら。待ち合わせなんてしなくても」
「それではダメなのですよっ!」
 聞き捨てならないヒデオの発言に、ウィル子は彼に迫って自分の言い分を主張する。
「いいですかマスター! こんな可愛い女の子と!」
「……女の子」
「二人きりで遊びに行くのですよ!? そんな家で待ち合わせ、なんて、」
 ウィル子の言葉が不自然に途切れた。ヒデオはただ首を傾げる。
361デート 2/2:2009/01/18(日) 21:57:16 ID:rw0L4kb9
(家で待ち合わせなんて、デートの意味がないのですよーっ!)
 声にはしなかったが、ヒデオの感情をウィル子が読み取れるように、先程のウィル子の声なき声もヒデオに聞かれてしまったかもしれない。
 ウィル子、二重の意味で赤面。
 よくドラマで「この気持ちがそのままあなたに届けばいいのに」なんて台詞があるが、それは時と場合によると思う。
 少なからず、今のウィル子はその時ではなかった。通じすぎるのも善し悪しである。
 ウィル子は今日をデートとして捉えているが、ヒデオにしてみれば以前のようにスーパーに夕食の材料を買いに行く、そんなノリなのかもしれない。
 改めて彼の服装を見ると、張り切ってデート服を作り上げたウィル子とは対照的に、ヒデオはかなりラフな恰好だった。
 いつものスタイルに、今日は肌寒いからだろうか、ジャケットを羽織っているだけである。
 がっくりと落としそうになる肩を、爪先立ちすることで何とか持ち上げる。
 パンプスにかけた恋の魔法が、いつもよりヒデオとウィル子の顔の距離を近付けた。
 ただでさえ今のウィル子は、大人の姿形でヒデオの隣に立っている。これならば、いくら鈍い彼とてウィル子を意識してくれるだろう。
 ぐっと顔を近付けて、ウィル子はリップグロスを塗った唇に笑みを浮かべた。
「とにかく、今日は久々に二人で遊ぶんです。マスター、私のエスコートよろしくお願いしますね?」
 ウィル子はこの姿になると自然と一人称も変わった。大人びた見た目にピッタリの話し方、声、服装。
 ウィル子は周囲の自分達を見る目が気になった。少女の姿でいたならば、ヒデオとウィル子は兄妹にしか見られなかっただろう。ならば、今は?
 彼の隣を歩いていても自然な姿。めかし込んだ自分。
 どうかどうか、恋人同士に見られていますように。
「さあっ、行きましょう!」
 ヒールのおかげで、いつもよりもヒデオと手を繋ぎやすい。軽い力で彼を引っ張り、人混みの中へと潜り込む。
 これではいつもと同じだな、とちらと思いつつ、ウィル子はヒールを楽しげに鳴らしながら、いつもとは違う気持ちでヒデオの隣を歩いた。


――――――――――

とりあえずここまで。
今週中に書き上げて続き持ってこれると思う。
最初に謝っておくべきだった、エロなしの予定です。ごめん。
362名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 22:27:56 ID:/ZNE00sJ
>>361
ウィル子かわいいよウィル子
「あれ? 21禁は記憶違いだったっけ?」とか悩んでたけどもういいや
ウィル子かわいいよウィル子
363 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/18(日) 22:50:25 ID:EjhFP20V
>>361
GJ!
エロなしでもニヤニヤできるから全然問題ないと思う
見習いたい

ウィル子かわいいよウィル子
364名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 02:05:18 ID:H69qG8Zr
コテは、投下時以外控えた方が謙虚さが演出されて女性にもてる←リアル話
365名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 02:06:33 ID:g6sV9JVo
……コテとトリの違いもわからない新参は半年ROMってろ
366名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 02:15:55 ID:hmdSkeyw
この場合同義だろ
367名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 11:56:41 ID:DUrJjsQn
>>364 ->>366
やっちまった…
すまないorz
368名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 12:10:46 ID:i75GQxL/
>>355
パジャマ王にならんように頑張れよw
369デート2 1/4:2009/01/19(月) 22:26:29 ID:wiiMRPdY
大人ウィル子とヒデオのデート話、書き終わったんで投下。

─────────

 ウィル子があそこの店の小物が可愛い、と言えばその店に入り、あのクレープが食べたい、と言えば二人分ヒデオが買って二人で食べて。
 13:20。
 腕時計を作ったというのに、ウィル子はついついいつもの癖で体内時計で時刻を確認してしまった。
「ひ、」
「ひ?」
 ウィル子の声は上擦っていた。
 ヒデオがウィル子の言わんとすることを読み取ろうと、彼女の顔を覗き込んだ。
 言葉が続かず、どうにか次を紡いでも、ウィル子が言おうとしていたことは明後日の方向に飛んでいってしまう。
「昼ご飯はどうしますか?」
 お昼過ぎだから、飲食店はどこも込み入っているだろう。胃袋が空腹を訴えているが、この際無視。
 そんなことよりも、ウィル子は自分を叱る方が忙しかった。
 確かに自分はみーこの魔力に当てられて、相当な食いしん坊になった。だからといって、誤魔化すために「昼ご飯」はないだろう。
 内心泣きたいウィル子だったが、ヒデオにはそんな動揺は伝わっていないらしい。
 ヒデオに伝わる前に、無意識に自分の感情を塞き止めているのか。それともヒデオが気付いていないだけか。
 後者だとしたら、ウィル子は泣きたいような怒りたいような、それでいて情けない気持ちになる。
 ヒデオはウィル子だからこそ分かる程度に、小さく微笑んだ。どくん、と体の中にあるかどうかも分からない器官の音が聞こえた。
「ウィル子の食べたいもので」
 ヒデオはウィル子の気持ちなど気付かずに、会話を繋げる。
 自分を優先してくれたことが嬉しいはずなのに、この気持ちに気付いてくれないことは悲しい。
 ウィル子はもう一度、と意気込んで息を吸い込んだ。
「ヒ、」
「……ヒ?」
「ひ、広場で食べる、というのはどうでしょうか? ハンバーガーとか、その辺の軽食でも買って」
「でも」
「私だってそこまで食いしん坊ではありませんっ!」
 思わずウィル子は語気を荒げた。
370デート2 2/4:2009/01/19(月) 22:27:33 ID:wiiMRPdY
 相変わらずウィル子の気持ちは何一つ伝わらないが、ヒデオの考えや気持ちだけはウィル子に一方的に伝わるらしい。
 ヒデオが考えたのは、「君が食べる分のハンバーガーを持ち切れる自信がない」だった。いくらなんでもこれは酷すぎるのではないだろうか。
 元は電子ウィルスで今は電神だろうが、一応ウィル子は見た目相応には女の子である。遠慮とか人目とか、とにかく今日は人一倍気を遣っていた。
 ただし、肝心要の届いてほしい本人には何一つ伝わっていないが。
「君がそれでいいのなら」
 一度立ち止まった足が次の一歩を踏み出す際、今度はヒデオがウィル子の手を引っ張った。
 口を開き、息を吸い込む。しかし微かに吐息を吐き出すだけで、ウィル子の想いは声にならなかった。
 ヒデオはいつもよりもゆっくりとした速度で、ウィル子の手を引き歩いていく。元・引きこもりだというのに、ウィル子のマスターは人波を抜けるのが随分と上手だった。
(今日こそ、私も、ウィル子も、マスターのこと名前で呼びたいのですよー……)
 ウィル子は繋げた手をぎゅっと握り締めた。まるで、そうすることで自分の気持ちを逃すまいとするように。
(ヒデオさん、ヒデオ君、ヒデオ、ねえ、マスター)
 二人は無言でハンバーガーショップへと向かう。ヒデオは元々無口なので、ウィル子が黙れば二人の間には会話がなくなる。
 ウィル子は心の中で、愛しい人の名を呼んだ。周囲の人々が彼を呼ぶように、違う呼び方で何度も同じ人の名を。
 どれも自分の中ではぴったりと当て嵌まらない。だが彼の名を呼びたい気持ちだけが積もっていく。
 あれほど楽しげに弾んでいたヒールの音すら、重く引きずるような音に聞こえた。
 ハンバーガーショップの前に着いたところで、ヒデオがウィル子の手を離した。
「……あ」
 ウィル子は名残惜しさに、思わず声を出してしまった。指先に残った彼の熱が、少し寂しい。
 雑踏の中ではその声はヒデオに届かず、彼は何気なくウィル子の方へと振り返った。
「ウィル子」
 ヒデオは黙ってメニューを指した。ほんの少し前まで、あの指先には自分がいたのに。ウィル子はメニューにまで嫉妬してしまいそうだった。
 ヒデオと一緒に昼食を選ぶ。楽しいデートの一場面であるから、どれだけ苦しい心でも僅かに浮上した。
371デート2 3/4:2009/01/19(月) 22:28:32 ID:wiiMRPdY
 隣で笑い合えるだけでも、幸せ。一度は手放しかけた幸せなのだから。
 そう思えば、ウィル子の気持ちは苦しさすらも幸せに分解してしまった。
 彼がいなくなってしまっては、こんな悩みすら抱けない。贅沢な悩みなのだ。
 闇を打ち消すために、自分は一度この人を食べてしまった。この身に蓄えることすら叶わずに、全て光に変えて。
 一度離された手を、ウィル子は自然と繋いでいた。彼は確かにここにいる、ちゃんと自分の隣で、こうやって。
「あっ、あとポテトもお願いします」
 ご注文は以上ですか、と尋ねられる前にウィル子は元気よくポテトを注文した。
 お金を出すのはヒデオだが、ポテトの一つくらいどうということはないだろう。
 訳の分からない課に配属されても、一応ヒデオは公務員なのだ。あの頃と違って、ちゃんとした収入もある。
 ウィル子はにっこりとヒデオに笑んでみせた。
「いいですよね、マスター?」
「まあ」
 ヒデオは首肯。店員は微笑ましげに二人を見た。
「お会計、1240円になります」
 昼食を受け取ったヒデオの腕にウィル子が抱き付いた。一瞬ヒデオがよろめく。
「マスター、マスター」
「ウィル子、危ないから」
 ヒデオの注意を半分聞き流し──それでも抱き付く力は弱めたけれど──ウィル子はヒデオの顔を覗き込んだ。
 カツン!
 ヒールが楽しげに笑ってみせた。
「そのポテト、私が食べさせてあげますからね!」
 理想差13センチ。女の子が彼にキスしやすい高さ。
 しかしウィル子は唇を触れさせず、歌うように言葉を紡いだだけだった。
「ねえ、マスター!」
 大きな声で、自分だけの彼の呼び名を呼ぶ。他の誰が彼を呼ぼうとも、この呼び方はウィル子だけのものだ。
 先程まで彼の名を呼びたいと叫んでいた澱は、綺麗に宙へと舞ってしまった。あるいは空腹に耐え兼ねた自身が食べてしまったか。
 どちらにせよ、ウィル子は心も体も軽かった。今は実体があるというのに、ふわふわと宙に浮いている時と同じような感じがした。
「私、今日はいっぱいマスターとやりたいことがあるんです」
372デート2 4/4:2009/01/19(月) 22:30:17 ID:wiiMRPdY
 この呼び名は、ウィル子とヒデオの確かな絆だ。
 今日がデートでも、恋人のように見られたくても、ウィル子にとっては「マスター」が一番しっくりきた。
「そう簡単に離しませんからねっ!」
 カツン、とヒールが鳴ると同時、ぱちんと何かが嵌まる音がした。
 ヒデオの感情がウィル子に流れ、そしていつものようにウィル子の気持ちもまた、ヒデオへと流れていった。
 ラッピング一つしていない、剥き出しの恋心。いっそこの方が自分らしかった。
「だからマスターも、ウィル子の手を離すなんて許さないのですよー!」
 ヒデオは小さく苦笑した。表面上では分からない心地良い戸惑いが、ウィル子の中に流れ込んでくる。
 ありったけの気持ちを手の平に込めて、ウィル子は笑った。


終わり
373名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 22:42:48 ID:0n/qBs3v
GJ!

俺を萌え殺すおつもりなのかー
374名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 00:25:11 ID:Xw/vI6cz
GJ!

ニヤニヤがとまらない…!
ウィル子かわいいよウィル子
375名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 00:39:35 ID:PoXvFYoZ
ウィル子かわいいよウィル子
なんかひどく仕事が速いなww
とっても嬉しく羨ましい限りだ、ホント
GJです


大事なことなのでもう一度言います
ウィル子かわいいよウィル子
376 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/20(火) 02:41:31 ID:Xw/vI6cz
新作完成
以前からの続きで、やっぱりヒデオ×エリーゼ
翔希好きな人は読まない方がいいかもしれない
377 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/20(火) 02:43:16 ID:Xw/vI6cz
朝ヒデオが出社すると、社長室に珍しいことに翔希がいた。
彼は聖魔杯終了後、大抵は腕が鈍らないようにとダンジョンに潜るか、
魔殺商会とのトラブルが起こった時に荒事対策として行く、という生活を送っており、
エリーゼと行動を共にするヒデオは、最近では全く会わなくなっていたからだ。
(トラブルでの被害報告などはライリーが書類にして上げてきていた。)

元勇者であり、聖魔王でもある彼だが、今日の彼は一味違った。
なんというか。
(……暗い)
澱んでいるというのか、彼の周りが暗く見える。
ウィル子がいたなら、暗黒面ですよー!とか言っていたかも知れない。

よく見ると彼の口が小さくだがずっと動いている。
「……………」
なにかよく聞き取れないがブツブツと呟いている。
(……?)
集中して聞いてみる。
「何で何で何で何で何で何で何で何で…」
(……)
聞かなかったことにした。
378 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/20(火) 02:44:17 ID:Xw/vI6cz
扉を開けると翔希がすぐに視界に飛び込んできたため、エリーゼに挨拶をしていなかったことを思い出す。
見ると、エリーゼも妙な顔だった。
鬱陶しげというか、生暖かというか、そんな視線を翔希に向けている。

「……社長、おはよう。ございます」
挨拶ついでに、これは何ですか、と視線で問いかける。
エリーゼはげんなりした様子で。
「おはよう。ちょうどいいわ、ヒデオ。
あんた今日は仕事休んでもいいからこいつどうにかして」
と言ってきた。
状況が把握できず、頭の上にクエスチョンマークを浮かべていると、
翔希がヒデオに気づいたようで、こちらを向く。

「……何が」
あったんですか、とヒデオは思わず訊いてしまった。
目が死んだ魚か、ノコギリをもった鮮血の結末ヤンデレを彷彿とさせるものだったからだ。
ぶっちゃけ、目が死んでた。
だがそれは結果的に失敗だったかもしれない。
勇者の能力を無駄に発揮して回避する間もなくヒデオの両肩をガッ!と掴むと、唐突に泣き出したのだ。
「ヒデオ…頼むっ!聞いてくれ!」
(……えー)
379 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/20(火) 02:46:38 ID:Xw/vI6cz

場所は変わって、レミーナと歌合戦をした酒場。
エリーゼに部屋から追い出され、翔希に酒を飲みながらでいいから、と連れてこられたからだ。
正直朝っぱらから飲む気は起きなかったので、ヒデオはおとなしくコーヒーを注文していた。
翔希はかなりかなり度数の高い酒を頼んでいた。
マスターもどうやらあの目に負けたらしい。

注文してからしばらくは、翔希は浴びるように酒を飲んでいた。
話がいつまで経っても始まらないので、酔いつぶれてくれてもいいや、とかも思ったが
それでは根本的な解決にならない気がしたのでやめた。
急性アルコール中毒になられても困るし。
すぐに息がものすごい酒気を帯びてきたので、ヒデオは止めることにした。
マスターも心配そうに見てるし。
「……そろそろ」
「聞いてくれ、ヒデオ…俺、俺…」
止めようとしたヒデオを無視し、翔希はようやく喋りだす。
「彼女に…振られちまったんだ…」
沈黙。
(……どうしろと)

酒の勢いか、翔希は(訊いてもいないのに)理由を話してくれた。
なんでも隔離都市の外にいる彼女―真琴と言うらしい―は自分から告白して付き合ってもらうことになったのだが、
隔離都市に来てから(エリーゼ興業は工業区を抑えていたので、魔殺商会とほぼ同時期、つまりかなり初期から入っていたのではと作者妄想)
ずっと連絡をとっておらず、昨日別れを告げる電話がかかってきたそうだ。
なんでだよぉ、なんでなんだよぉ…、としばらく泣いていた翔希だったが、しばらくして酔いつぶれた。
特に何かをしたわけではないヒデオだが、原因も分かったし、話も聞いたし、これでいいかと自己完結。
後始末をマスターに任せ、ヒデオはエリーゼに報告に戻った。
380 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/20(火) 02:47:47 ID:Xw/vI6cz
「と、いうことでした…」
ヒデオからの報告を聞いたエリーゼは呆れ顔。
「それはまた、迷惑な話ね。私たちはとばっちりじゃない。自分の部屋でいじけてればいいものを…」
ですが、とヒデオ。
「それでは。自殺を、図っていたかも」
眉根を寄せる。
「どこまで迷惑なのよ…ま、分からなくもないけど」
(……?)
「好きだった人からそう言うのを告げられるって、あまり考えたくないわ。
あんたは違うの、ヒデオ?」
黙考。
だが、目の前の彼女を見て直ぐに答えは出た。
「それは。確かに」
でしょ?とエリーゼ。
「だから、ね…ヒデオ、あんたは――」

ずっと、傍にいなさい。
愛想を尽かす心配がないくらい。

あっけにとられた、とでも言わんばかりの表情のヒデオ。
それを見て、羞恥からエリーゼはヒデオから顔を背ける。
恐る恐る訊く。
「……嫌?」
その言葉に我に返ったヒデオは、首を振る。
「……まさか」

そう、とエリーゼはヒデオに微笑む。
つられてヒデオも。
その後は仕事や翔希の事は全く関係ない、恋人同士のような会話が続く。
穏やかな時間は、今度は誰にも邪魔されることはなかった。

翔希が見たら、嫉妬して黒の剣で切りかかって来そうな光景ではあったが。
そんな元勇者は、その日は一日中飲み続け、本当に急性アルコール中毒で病院に運ばれた。
聖魔王をも倒す勇者も、酒には勝てなかったらしい。
381 ◆qVkH7XR8gk :2009/01/20(火) 02:50:26 ID:Xw/vI6cz
以上

翔希ファンの人はすいませんでした
でも隔離都市の事を考えると
エリーゼ興業が隔離都市にできた時から翔希はいることになり、
本編終了時には一年以上は隔離都市にいることになると思うんだ

本編エピローグでも真琴には全然触れていないし
こんなIfがあったかも、と言う妄想
というか、噛ませ犬でした
382名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 08:28:00 ID:PoXvFYoZ
マコトに振られて鮮血の結末……酷い符丁だ

きっと真琴は誘い受けなので、自棄になって押し倒したら寄りが戻りそうな気がする
翔希にそれだけの勢いがあれば、だけど
383名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 11:46:28 ID:CoKhgy8o
真琴CCOという電波が
384名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 08:44:48 ID:HBgopS6e
自分を殺すのには慣れてるからナ、真琴
385名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 01:19:48 ID:8SBlia2O
この静寂…


俺の魔眼によると今日の昼の12時までに書き込み無かったらカッコが俺のモノになるらしい
386名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 01:20:25 ID:cwbu3l+p
ありえませんな
387名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 01:56:44 ID:vQ8+ZllW
>>385
つ【不完全性定理】
388名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 03:01:39 ID:kJhzEhZ7
>>385
彼氏じゃないよね?殺すよ?
389名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 14:35:25 ID:Zgm1+SR6
ここ最近やけに活発に投下されていたからなぁ。スレ進行も速かったし。

ところで皆の者。
書きかけのみーこ×貴瀬(幼少時)があるんだが、完成したら投下してもいいだろうか。
ちなみに初めてエロ書くんで、見苦しい可能性が高い。
390名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 15:57:11 ID:vQ8+ZllW
>>389
出来れば完成してから言ってほしかった……
早めに頼む
391エロ書き二等兵:2009/01/28(水) 02:13:51 ID:zz+Q9fKM
ウィル子×ヒデオもの
前後編の前半部分投下して良い?
それとも後半も完成さして一度に投下した方がいいのかな?
392名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 03:17:58 ID:xyaVmWIT
まかせる。
ただしこの時期は全裸待機が辛いから一気に投下してくれると嬉しいと答えておこう!!
393名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 10:09:09 ID:GSnh2M8K
モチベーション維持が必要なら、前半を落とせば反応するヨ?
出来によっては大興奮ですよマクレガーさんみたいな感じで
394名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 22:17:10 ID:GSUKGQXU
このスレに集う億千万の股間は何時でも臨戦体制だぜ
395名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 23:28:33 ID:mUoE+TwO
アヴェスタアヴェスタ
396名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 01:25:27 ID:3C/moUNv
セギホノセギホノ
397名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 21:48:54 ID:XcdUg9/K
なんかヒデオとウィル子の別離があっさりしすぎなのに違和感を感じるんだ。まあ、その後もちょくちょく会ってるみたいだけど

実はこのスレに記されるべき一夜があったんじゃないか?
398名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 00:45:55 ID:wZlq0VgI
>>397
それは君の執筆予告と受け取っていいんだな?

全裸で正座して舞ってるぜ
399エロ書き二等兵:2009/01/31(土) 01:59:27 ID:FR3SxK6D
前半部分を投下しますねタイトルは
マスラヲアフタ〜ヒデオ童貞卒業編
400マスラヲアフタ〜ヒデオ童貞卒業編:2009/01/31(土) 02:00:34 ID:FR3SxK6D
ヒデオが宮内庁神霊班に入る前の出来事
 不採用と書かれた紙を見て
「これで、十社目……」
 気構えが変わったとはいえ、生来の目付きの悪さは変わらない。
「終わった」
何が、人生が。
 ここで魔殺商会やエリーゼ興業へ行くというほど図々しい性格では無い。
「死のう」
「って、何故死のうとするのですかー!」
 ウィル子が思いっきり突っ込んだ。
401マスラヲアフタ〜ヒデオ童貞卒業編:2009/01/31(土) 02:04:22 ID:FR3SxK6D
「マスターは諦めが良すぎます!」
「ウィル子、何故ここに」
 天界に行ったウィル子が、何故、心機一転するために引っ越した自分の住所を知っている?
「マスターのパソコンのメールアドレスが分かれば電神であるウィル子は楽々来れます」
 なるほど、このパソコンは、もともとウィル子が餞別として作ったもの。メールアドレスなどはいわば、こちらに来るためのどこでもドア。
「マスター、魔殺商会やエリーゼ興業に入るというのは?」
無理です。あんなに格好良く啖呵を切ったけど『結局就職できませんでしたのでそちらのお世話になりたいのですが』なんて、言えません。
402マスラヲアフタ〜ヒデオ童貞卒業編:2009/01/31(土) 02:06:30 ID:FR3SxK6D
「マスターには、不屈の精神か図々しさが必要なのですっ!」
「これが、僕なので」
諦めて下さい
 するとウィル子の顔つきが作った様な笑顔になり背後にクリスタルが出現し光を収斂し始める。
「何を」
する気ですか?とは言いきれなかった。
 それよりも速く光がヒデオに命中した。
大の字に倒れるヒデオ
この全身がシビレる感覚は……
「にはは。マスターどうですか?ジャバンブラスターを複製したこれなら怪我はしませんし、動けませんよー」
403マスラヲアフタ〜ヒデオ童貞卒業編:2009/01/31(土) 02:08:42 ID:FR3SxK6D
「動けなくして、何を?」
「度胸をつける特訓です」
 そう言うとウィル子はイイ笑顔で、ヒデオのズボンと下着を脱がし始める。
「分かりやすく言うと童貞を捨てさします」
 そう言うとウィル子はヒデオの肉棒に奉仕を開始した。
 最初は亀頭にキス、次に鈴口にもキス、それからゆっくりと肉棒全体を舐めながら袋やさしく揉む。
「気持ちいいですか。マスター」
 あまりの快感に口を動かす事も出来ないヒデオ。
「マスターの考えは全部分かりますよー。『もっとして下さい』ですね!」
404マスラヲアフタ〜ヒデオ童貞卒業編:2009/01/31(土) 02:10:55 ID:FR3SxK6D
 そして肉棒を口にくわえる。温かい口内が亀頭を、そしてカリの部分を舌で執拗的に攻める。
 ウィル子の舌はまるで生き物の様だった。
 ウィル子の奉仕はとても上手で今にも射精しそうだった。
「はい、ここまでです」
(そんな)
寸止めにするなんて
「マスター。口でイケても童貞のままです」
 そう言うとウィル子にノイズが走り、一糸纏わぬ姿となり自身の薄い茂みで覆われた秘部をヒデオに見せる。
(濡れている?)
生まれて初めて見た濡れている秘部はとてもいやらしいものだった。
「マスターに奉仕していたら興奮したので責任をとって下さいね〜」
 そう言ったウィル子は笑みを見せる。
405マスラヲアフタ〜ヒデオ童貞卒業編:2009/01/31(土) 02:15:51 ID:FR3SxK6D
 初めて見たウィル子のそれはとても妖艶なものだった。
「では、始めます」
そう言うとウィル子はヒデオの肉棒を自らの秘部へと当てる。
(待っ)
ヒデオの意思を無視して挿入《いれ》る。
亀頭がウィル子の秘部へ侵入を開始する。
(これが女性の膣《なか》)
まだ先端部が入ったばかりだが絶頂《イキ》そうだ。そして……
ウィル子が腰を動かし奥まで深く挿れた瞬間
ヒデオの意思は真っ白けになった。
 すなわち、射精。
「マ、マスター?」
(暗黒神よ。この記憶を消し去って下さい)
 しかし、何も起こらない。
 いや、むしろ闇はwktkしている。

 いや、今、ヘンな電波が届いた?
「マスター。最初は失敗するものです」
現実逃避するヒマも無いようだ。
ウィル子の暖かい目で僕の心がイタイイタイ。
406エロ書き二等兵:2009/01/31(土) 02:26:36 ID:FR3SxK6D
前半はここまで後半は1週間後
次回予告
入れてすぐイってしまったヒデオは自信を取り戻せるのか?それとも…
1週間後に全てがわかる
407名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 14:59:22 ID:+MDVVUAw
どこからどうつっこんでいいのやら……
408名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 22:08:01 ID:NShd7zHs
暗黒神「いいよ。続けて続けて」
409名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 01:02:27 ID:7D24znP4
>>407
えっ?
ナニをドコに突っ込むとな!?
410名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 22:13:47 ID:ZGMmbn7x
鈴蘭の胸に
俺の神器を
411名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 23:12:08 ID:D7VuZiki
when 不問
Where このスレ
why  主に性的要求によって
who >>410(の神器)
what 鈴蘭の胸

さて・・・あとはHowがわかんないな〜
にゃ〜んごめんね鈴蘭?whatがもう少し別の単語なら書ける気がするんだけどね?
412名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 00:03:36 ID:Hsisf3HM
『神器を胸に』と聞いて、真っ先に連想したのが凶器が胸に吸い込まれていく光景だったんだが
413名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 02:35:03 ID:sUtFIvFS
>>410
> 鈴蘭の胸に

鈴蘭に胸…だと?
HAHAHAHAナイスジョーク
414名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 10:22:05 ID:BxiJiTpD
>>410-413が見えない…。
415名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 23:00:53 ID:fMPsJc5U
鈴蘭数学ボロボロで教科書参考書でカンニングしてもテストで点取れないのにどうやって進級したんだろう?

年末は最終決戦で忙しかったから多分冬休みの課題も正月時点で丸残りだったろうし
416名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 23:03:13 ID:xjUhE01v
試験の時にドクターやリップルラップルやラトゼリカといった頭脳労働担当が
隔離世から答えをこっそり教えていたんだよ。
417名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 02:08:22 ID:XzVDav+F
負位置の魔乳で(ry
418名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 03:33:07 ID:xNpKtxSI
>>415
つ 某関東機関局長
419名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 20:31:23 ID:O3m43M6+
>>413
鈴蘭、結構胸あるだろ。
420名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 23:06:47 ID:nyskadPG
たぁくんの基準はみーこ様だからねぇ、多分
421名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 06:42:57 ID:eDO8K7mY
それと勇者(笑)姉な
422名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 07:04:07 ID:1miRx3QN
思うんだが、たぁくんってかなりの面食いだよな。
年上のお姉様にみーこ様
幼なじみに眼鏡っ子の律子
同僚(同じ神殺しってことで)に勇者姉
自分を慕う妹に真琴
同じく妹のように接してきた沙穂
で、最後にロリコンには堪らないリップルラップル
正直鈴蘭が美少女枠に入れないのも仕方ないと思うんだ。
423名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 09:55:12 ID:57FygTF9
「あの、ちょっと気になったんですけど。
 ご主人様って、特定の誰かと付き合ったりしないんですか?」
「何だ、藪から棒に」
「ほら、ご主人様って、たまに誰かと『こういうこと』はしても、一人に入れ込んでる感じがしないというか。
 周りを見れば>>422ぐらい選り取りみどりなのに、アプローチしてる気配がさっぱりなのはどうなのかなーと」
「メタな表現をするな、メタな表現を。
 ……まあ、なんだ。
 美少女の中に自分を入れていない辺り、わきまえているようだな?」
「そっ、そりゃあ、客観的に自分がどのランクかぐらい分かりますよ。
 そんな中で動かないご主人様こそどうなんです。ヘタレじゃないですか」
「………………気付いても良さそうなものだがな」
「え? 何か言いました?」
「知るか。
 胸にも脳にも行ってない養分をまともに行き渡らせるようにしろPOPスタンド」
「う゛っ。そ、その平面に昨晩何をしたと思ってるんですかご主人様っ」
「言ってほしいか?」
「…………遠慮します」
424名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 13:23:34 ID:3JKd7oXk
ニヤニヤ
425名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 17:22:32 ID:X8l7JTvp
ウニウニ
426名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 20:30:41 ID:kEWZg7b6
クリクリ
427名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 21:08:07 ID:PrALXYH1
あふんあふん
428エロ書き二等兵:2009/02/05(木) 02:20:34 ID:WBii8B8G
流れぶったぎってごめんなさい
>>405の続き書けたので投下します
429名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:22:22 ID:WBii8B8G
しかし傷つくヒマもなく、
「では第二回戦」
 そう言うとウィル子はヒデオの肉棒を腰を上げ抜いた。そして、
 ウィル子にノイズが走り初めて会ったばかりの少女の姿になった。
もちろん服は着ており少しがっかり。
「まず、キレイにします」
ヒデオの精液などでドロドロになった肉棒に再びウィル子の奉仕が行われる。
肉棒についた精液を一滴たりとも残さず舐めとろうとし、さらには尿道に残った精液すらウィル子は啜ろうとする。
「にがー」
ウィル子の意思が自分に伝わってくる。
(でもマスターの精液だと思うとうまーっ)
 少女の姿で上目遣いにそのセリフは反則だ。
それに嘘などでは無い心の中のセリフ、これで興奮しないのは男じゃない。
430名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:23:51 ID:WBii8B8G
「マスター、こんなのはどうですか〜」
次の瞬間、ウィル子は全裸に白いハイソックスだけ、さらに秘部は無毛というマニアックな姿になった。
「おや〜っ、マスター、また元気になりましたね〜っ。実はこういうのが好みですか〜〜っ?」
また元気になったヒデオの肉棒を挿入《いれ》はじめた。しかし
「くっ、うう〜」
だが体が小さくなったので入れた時は苦しそうだ。
(さっきよりも、キツイ)
ふと、そんな事を考える余裕がある。という事に気付いてヒデオは驚いた。
431名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:25:40 ID:WBii8B8G
だからヒデオはウィル子が苦しそうだと気付いた。
だからヒデオは快感より罪悪感を感じた。それでもやめるとは言え無い。ウィル子の目が言っている。
やめないで、と
だから、目に言葉を込める。
 分かっている、と
テレパシーなど無くとも通じ会ってる。
ウィル子の中の奥まで挿入《いれ》た時、ウィル子の目から涙が一筋零れ落ちた。
「ウィル子、君は」
「そんなことより、マスター、一緒に気持ちよくなるのですよ〜」
 ヒデオは確信する。
 今のウィル子は普通の少女と同じように痛みを感じる体になっている。
 しかしウィル子が気にするなと言ったのだ。ようやく動せそうな体に命じて腰を動かす。
432名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:28:19 ID:WBii8B8G
「マスター、マスタ〜〜」
ウィル子はこちらの動きにあわせて腰を上下に動かす。
キツイと言うより狭い肉をこじ開けてゆく。どうやらウィル子は、一番奥まで深く入れられるのが好みのようだ。奥の何かを突く度にウィル子は可愛い悲鳴をあげる。
体を強引に起こし騎乗位から対面座位の様な体勢にする。
ウィル子を抱き締めるために。
ウィル子を抱き締めると入っている肉棒が今までと違う所を擦りはじめる。
ウィル子は擦られる度に呼吸が荒くなり、マスターと何度も繰り返し、膣《なか》がうねる。擦っているのはエロゲで聞くGスポットでは?とヒデオは思う。

その時、頭の中で種がはじけ、ヒデオの中のサド侯爵が目覚めた。
433名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:31:34 ID:WBii8B8G
ヒデオは肉棒でウィル子のGスポットらしき何かを擦りながら最奥の壁らしきモノを突く。
そのたびにウィル子は快楽で嬌声をあげる。
「マスタァァ、うぅ、あぁ」
しばらく続けると、ウィル子の様子がオカシイ。何かに必死に耐えるようにしている。
「ウィル子、いったい」
「イきそうっ、なんですっ!」
「ならば、イけば、いい」
「嫌です。一緒に気持ちよくなりたいんです」
ウィル子一人をイかせたくない。ウィル子を置いてイくわけにはいかない。
 必死にペースを調節する
434名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:32:40 ID:WBii8B8G
腰のペースを速める。奥まで入れて一番奥を突くとウィル子の膣《なか》がぎゅうぎゅうと締めはじめる。
 引き抜くこうとするとウィル子の肉襞は抜かないでと言う様に締めつける。
Gスポットにはあまり触れないように。
 しばらくそうしたら
「ウィル子、射精《で》る」
「ウィル子も、もうダメ、イきそぅ」
ヒデオはウィル子の最奥で射精《だ》した。ウィル子の絶頂《イッ》たあとの膣《なか》のうねりで射精《だ》した。
二人は一緒に絶頂《イケ》たことに、言葉にし難い満足感を感じた。
 ウィル子が幸せそうに呟く。
「マスタァ ずっと一緒なのですよ〜」
 しばらく後、ヒデオの意識は襲って来た睡魔によって失われた。





目覚めるとヒデオは一人ベッドの上で寝ていた。
(すなわち、夢落ち)
さあ、死のう、俺。未練は無いな。というより俺は生きる価値すら無いな。
435名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:33:41 ID:WBii8B8G
「マスター、朝ご飯が出来ました」
ああ、丁度いいウィル子(大人)から手に持っている包丁を貸してもらおう。そして、この何の価値も無い人生《ゲーム》をおわらせ……へ?
「ウィル子、何故?」
夢ではなかったんですか?
「ウィル子が朝食を作ることがそんなに意外ですか!」
いえいえそんな……じゃなくて
「夢、じゃ、無かった」
冷静になって考えると自分は下に何もはいてない…
「マスター、今まるで危ない人です」
それの犯人は、間違いなくウィル子だ。それに
「ウィル子、何故、居なかった?」
「ウィル子は汚れたままがイヤだからっ!シャワーを浴びていたんですっ!あっ、ちなみにマスターもちゃんとキレイにしました」
昨日のことは夢ではなく安心した。どうやってキレイにしたかは考えないでおこう。今度はウィル子にスゴいコトをして申し訳無いという気持ちで一杯になる。
ウィル子が性行為の時に幸せそうにしていた事は忘れている。
「マスター、とりあえず服を着て、朝食を食べましょう」
食事中もどう謝るかを考えるので頭が一杯でまったく味わえない。というか死にたい。
436名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:34:42 ID:WBii8B8G
ヒデオは食事中は一言も喋らなかった。
それを見たウィル子が「マスター、おいしくありませんか?」とたずねてもヒデオは返事すらしない。
ウィル子は心配でしかたがない。繋がっている心にヒデオがまだ死のうとしているのを感じた。
やはりエロゲの様にはいかない。ギャルゲみたいな朝ご飯イベントも効果無し。どんどん不安になる。
そもそもヒデオはなんとなく“童貞を捨てるのは好きな女性で”というタイプのような気がする。
 ひょっとしてヒデオは自分に好意を抱いていないのか?そういえばレナに好意を持っていたし、まだ好きなのかもしれない。いや、アカネや美奈子の可能性もある。
胸の中がモヤモヤする。最愛の人と結ばれたのに、何故こんなに不安なんだろう?
437名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:36:19 ID:WBii8B8G
食事中ヒデオはウィル子がモヤモヤした感情を抱いていると感じた。
やはりウィル子との性行為自体過ちだったのではと思っていると
「マスター」
ウィル子が話しかけている事に気付いた。しかも
「ウィル子の事嫌いですか」
ウィル子は泣いている。
「ウィル子が天界に行ったのは、マスターを捨てたつもりは、ありませんっ!」
ウィル子が勇気を振り絞って出た言葉は
「私を忘れないで」
ああ、そうか。
「私を置いて死なないで」
これがウィル子の不安の正体。
438名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:37:26 ID:WBii8B8G
一体どうして忘れてしまったのだろう。ここまで心配してくれる人がいる。昨日もウィル子なりに必死に元気付けようとしてくれたのに、自殺なんてダメだ。
「ウィル子」
 ここは、ごめんなさい、じゃなくて
「ありがとう」
ウィル子は満面の笑顔になって言った。
「マスター。ウィル子がマスターを養います!」
「いえ、もう少し、就職活動を頑張ってみようと」
ヒデオはウィル子がプロポーズのつもりで言った言葉に気づかなかった。
439名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 02:39:11 ID:WBii8B8G
ウィル子はヒデオが気付いていない事に気づかない。しかしヒデオが元気になった事が嬉しくて。
「それでこそ、マスターです!マスターが元気だとウィル子も元気になります!」

ヒデオは自分の目付きで無理と決めつけていた公務員の応募書類を手にとって
「まずは、これから」


その後、スゴいトコロに就職してしまった、とヒキコモリに戻った事は言うまでも無い。

end
440エロ書き二等兵:2009/02/05(木) 02:43:05 ID:WBii8B8G
駄文失礼しました。
なおこの作品は実体験をもとにしています。
それじゃ来週もハローワーク行ってきます。
441名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 05:53:33 ID:XIiVirsT
・・・・・・・・実   体   験   だ    と
442名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 07:11:45 ID:84F12DFA
・・・・・・・・実   験   体   だ    と
443名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 07:55:28 ID:Td8z6B6A
アラン・マクレガー少尉ですね
444名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 12:51:28 ID:8n+TuIM7
実験体に見えた

>>440
立派な公務員になってくれ
445名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 10:01:58 ID:Y9RUw8PC
多分夢落ちで死にたいってところかな?乙
446名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 02:50:08 ID:83w7Pp6P
にほほほほ
447名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 04:29:18 ID:S5APN/1M
なんだか、ヒデオとウィル子って心と心を隔てる壁が薄そうだと思う。
美少女なのに二人きりでいても緊張しないし何の抵抗もなく抱きしめるし思考や感情が筒抜けでも気にも留めないし。
親しすぎて男女の関係になるのは逆に難しいと思われる。幼馴染とか兄妹みたいに。
ウィル子も他の女に取られそうになるまでは"人間の形をしたゴミめ…"だったし。
448名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 14:20:55 ID:8oSE8ktc
相手を意識させるイベントが必要か
湯上がり姿を見られるとかどうよ?

ヒデオが見られる側だけど
449名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 17:09:36 ID:83w7Pp6P
>>448
言い出しっぺの(ry
450名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 23:58:21 ID:8oSE8ktc
>>449
書いてくれ、とは口が裂けても言えん
むしろ俺は何故ウィル子でそんなシーンが作れないのか嘆いている最中だ
代謝も排泄も着替えさえも必要ないなんて、ラッキースケベの75%が発生しないんだぞ!?
451名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 08:41:28 ID:TBNJi+wf
みーこさんと接触して胃ができたように!
マーラーさんの情報を食って生やしたウィル子ならあるいは……!
452389:2009/02/11(水) 11:38:56 ID:4CTEFZhe
先月「みーこ×貴瀬投下していい?」と尋ねた者です。
ようやくまとまった時間も取れて、どうにか投下できるくらいのところまで書き上げました。
このヒデオとウィル子の流れぶった切って投下してもいいだろうか。
話の導入部分までなので、エロはなし。
多分今週中に全部書き上げて、続き(申し訳ないことに、続きにエロ要素詰め込むんだけど)投下出来ると思う。
念のために言っておくと、貴瀬×みーこではなく、本当にみーこ×貴瀬少年。
あとエロパロというより二次創作の方が強いかもしれない。
それでもよれけば投下します。
453名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 12:06:35 ID:cpQrW6dH
おk
454名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 13:23:04 ID:9UotMpRQ
全裸で待っているんだが
まだかね?
455389 前半1/5:2009/02/11(水) 13:31:54 ID:4CTEFZhe
ではおKいただいたんで、みーこ×貴瀬少年投下します。
―――――――――――――――

 助けて、と微かに呟く声がする。
 この伊織の屋敷に来たばかりの少年は、与えられた部屋の片隅で膝を抱えていた。
 その姿を見て葉月は、何と声を掛けるべきかと思案した。
 きちんとアイロンをかけられたシャツの下には痣があり、剥き出しの膝には擦り傷もある。
 痛そうだとは思うが、治療してやろうとは思わない。仮にも自分は医者であるというのに。思わず自虐的な笑いが零れた。
 あの子供に構えば、痛い目を見るのは自分の方だ。自分の身を省みず相手に尽くせる程、葉月は人間らしくはなかった。
「馬鹿な子だねぇ。あのお方に逆らおうっていうのが、間違いの元なんだよ」
 葉月が声を掛けても、少年は無言。子の場にいるのが自分以外の屋敷の住人だったなら、この少年は骨の二、三本は折られていたかもしれない。
 相手をしているのがボクで良かったね。葉月は声にはせずに、小さく笑んだ。
「あのお方なりに、キミには愛情を注いでいるんだ。まあ、子育てというのは違うけど──あんなに楽しそうな顔、ボクは久々に見るよ」
 少年を拾ってきた億千万の口は、今地下でおやつをつまんでいることだろう。そうでなければ、こうやって葉月が少年に声を掛けることなど出来ない。
 億千万の口とも呼ばれる神、みーこが先日拾ってきたのが目の前の少年だった。
 拾ってきた、というのも語弊があるかもしれない。彼女は少年の家族を家ごと喰らい、目当ての少年だけをこの家に連れて来た。少年の行き場をなくして、自分のところに来るようにしたのだ。
456389 前半2/5:2009/02/11(水) 13:33:13 ID:4CTEFZhe
 ──葉月や、ほれ、新しい伊織の当代だよ。
 ある日ふらりと館を出たかと思うと、みーこは見知らぬ少年の手を引いて帰って来た。
 移動手段として彼女に連れ回されていたリップルラップルを見れば、その幼い容姿に似合わぬくたびれた様子で、やれやれと首を振っただけだった。
 だから葉月は詳しい経緯を知らない。当然のように少年は何も語らないし、みーこは少年を自分のものに出来たと満足している。
 第三者として現場に居合わせたリップルラップルは、「危うく状況Aになるところだったの。でも、やっぱり状況Cではあったの」とだけ。その言葉から、食欲魔人が暴れた、ということだけは分かった。
 暴れてまでみーこが拾ってきた少年。澱の世界とは無縁の所で暮らしてきた彼にしてみれば、この館に住む全てが敵に見えるのだろう。
 家族を喰われ、突然連れて来られた屋敷で「今日からお前がここの主だ」と言われても、誰も納得しない。少年が一日中膝を抱えているのも、子供なりの自衛手段なのかもしれない。
「貴瀬、あまりみーこ様を困らせないでおくれ。あのお方は、キミを大事にしているよ」
 ただ、今まで大事なものは全て喰らってしまった彼女は、喰わずに大切にするやり方を知らないだけなのだ。
 みーこは幼子のように、気に入ったものはまず口に入れる。そして飲み込めそうなら飲み込んで、自分の一部とする。
 彼女の場合、「喰えぬものなし」であるから、大切なものは全て腹に収めてしまっているが。
 目の前の少年は例外中の例外なのだ。あのカミが喰う事なく愛でている存在。少年はその凄さをもう少し自覚すべきなのではないか。
 助けて、と小さく呟く声がする。
「夜、いやだ……」
 葉月は初めて、少年がまともな言葉を口にするのを聞いた。
 この屋敷に来てから少年が発した音といえば、呻き声と泣き声くらいだ。平生はこのような声なのか、と葉月は少し感心する。
 葉月は少年の目線に合わせ、しゃがみ込んだ。頭を撫でてやれば、さらりと指通りのいい髪が心地良い。毎朝みーこが少年の髪を梳いてやっているからだろうか。
「ごめんよ、ボクはキミの力にはなれない」
 少年が黒く大きな目を見開いた。しかし瞳はすぐに諦念に染まる。少年の正確な歳は分からないが、十にも満たぬであろう子供が浮かべるべき表情ではなかった。
457389 前半3/5:2009/02/11(水) 13:33:59 ID:4CTEFZhe
 この屋敷に来てから、少年が知った表情だろう。そう思うと、同情せずにはいられなかった。
 日だまりが恋しいかい、家族が懐かしいかい。
 葉月は尋ねなかった。尋ねたところで、その問いは無意味なのだ。
 いくら葉月が人間側だとしても、彼女のお気に入りにまで手を差し延べようとは思わない。
 膝を抱えることでしか自分を守れない少年は、今夜名実ともに居澱の主となる。



 ぼすん、と白のシーツに飛び込めば、布の海はみーこの体を優しく包み込んだ。
 このベッドは先日拾ってきた少年の家にあったものだ。確か、彼の両親の寝室にあったのだろうか。
 過ぎたこと等どうでもいいか、とみーこは欠伸一つ。このベッドは伊織の館にあるし、少年はみーこのものだ。それでいい。
 三寸ばかり開いた戸の向こうには暗闇が広がっている。長い長い廊下だ。今夜は、その闇を越えて愛し子がやってくる。
 泣きながらくるだろうか。唇を噛み締めてくるだろうか。それとも諦め切った人形の顔で?
 どれでも楽しいことには違いない、とみーこは一人ごちる。
 泣いているならば更に泣かせるまで、唇を噛み締めているならばそこに舌を捩込んで、人形ならばとことん乱れさせてやろう。
 つう、と白い手を傍らに置いた竹籠に這わせる。自分が管理している龍の一匹だ。
「はよう来い、貴瀬。あまりわしを待たせると──」
 この世界、まるごと喰ろうてしまうぞ。
 真っ赤な唇に笑みを浮かべて、みーこはもう一度竹籠を撫でた。

458389 前半4/5:2009/02/11(水) 13:34:55 ID:4CTEFZhe
 コンコンコン、と控えめなノックが響く。うとうとと、夢と現をさ迷っていたみーこの意識が浮上した。どうやら彼女の愛し子が部屋に来たらしい。
「開いておるよ、入っておいで」
 戸は開いているのだから、何も遠慮せずに入ってくれば良いのに。自分は今きっと、慈愛に満ちた笑みを浮かべているのだろう。気に入ったものも気に食わなかったものも、全て腹に収めてきた自分には無縁だと思っていた。
 この腕で包み込んでしまいたい、温かな気持ち。愛しい、愛しいのだ。喰わずに、どうすれば自分のものに出来るか、あの少年をこの屋敷に招いてからずっとそれだけを考えてきた。
 古きカミである自分と、か弱い人間の子供。どう相手していいのか分からず、力の加減を間違えては子供に怪我を負わせてばかり。
 傷付けるつもりなど微塵もないのだ。だのに力を振るうことに慣れたこの腕は、愛し子を抱き締めることすら叶わない。
 昼間にみーこが軽く叩いただけで出来てしまった痣が痛々しい。みーこが家族を喰らったことにより、名しか残らなかった少年が、恐る恐る部屋に入ってくる。
「おいで、貴瀬」
 自分でも驚くくらいに優しい声が出た。
 みーこは横たえた体を起こし、貴瀬を手招きする。しかし貴瀬は、なかなかみーこの元へとやってこない。みーこの眉間に皺が寄る。
「貴瀬や」
 今度は力を込めてはっきりと呼んだ。
 意図せず、少しばかり魔力も込めてしまったかもしれない。少年はまだこの力に耐性がなく、みーこ程の力に当てられれば気絶してもおかしくはなかった。
 もともと白い肌を更に白くして、それでも貴瀬は動かない。気絶はしなかったが、恐怖で身体が動かないのだろう。小さく震える唇が、いっそ哀れに思えた。
 みーこはベッドから降りると、床に足を付けることなく、すーっと貴瀬の元へ移動した。みーこを目の前にしても、貴瀬は動かない。
 主に対して何たる態度、みーこは思わず手を上げそうになった。跪け、とまでは言わないが、主が「来い」と命じたならばすぐに動くべきだ。
 不愉快そうな様子を隠そうともしないみーこ。貴瀬はただ、恐怖しか映らない瞳で彼女を直視した。
 殴られると思ったらしい。貴瀬は身を固くして、ぎゅっと瞳を閉じた。
 感情のままに動いていたみーこの手が、ぴたりと空中で停止した。
459389 前半5/5:2009/02/11(水) 13:36:37 ID:4CTEFZhe
「……殴らぬよ、今夜はその為に呼んだのではないのだよ」
 ぴたりと止まった手は、貴瀬を優しく包み込んだ。本当に、本当に手を上げるつもりはこれっぽっちもないというのに。
 自分本位で力を振るってしまう。本当はこうやって、優しく子供を抱き締めたいのだ。甘やかして甘やかして、ぐずぐずに溶けてしまえと思うくらいに、みーこはこの子供を大切にしようと思っていた。
 自分が触れても傷付かない身体。自分が間違った愛情を示しても壊れない身体。
 この子供は見た目が可愛らしいから、他の奴らに手を出されるかもしれない。その時に、この子自身が自分を守れる力。
 それら全てを満たせるものが、今白い波に漂っている。
「おいで、貴瀬。今日はおぬしにプレゼントをあげるよ」
 殴られても痛まない身体。傷付いても傷痕一つ残らない身体。
 そして、もしかしたら自分と永久に近い時を生きられるかもしれない、その無限の可能性。
 自分よりも幾分小さな手を引き、みーこは再びベッドへと戻る。白い布の海に矮躯を横たわらせ、愛おしむように髪を梳いてやった。
 そこでようやく、貴瀬の中の恐怖が薄れたのか、少年は気持ち良さそうに目を細める。
「気持ち良いかの?」
 みーこの問いの意味が分からないのか、貴瀬は少し身じろいた。
 普段から夜眠る時、添い寝をしてやることすら稀なのだ。みーこの寝室に呼び出され、こうやって髪を梳かれる理由など、幼い子供には見当も付くはずがない。
「これからもっと、気持ち良くしてあげるよ」
 ふふっ、と笑ったみーこに、貴瀬は知らない女の顔を見た。


――――――――――――――――

とりあえず今回はここまで。
今までお待たせした分、続き早めに投下出来るように頑張るよ。
460名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 14:33:16 ID:cpQrW6dH
俺の黒の剣が元気になってしまった
早く続きを投下してくれ
461名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 16:49:36 ID:1tGnnJkl
おい、私のマーラー様がご乱心だ。早く解放してくれ
462名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 16:57:00 ID:i4Orx/9Q
統合すると
 
>460
の黒の剣が
>461
のマーラーを一直線に切り裂いた
 
463名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 22:55:38 ID:9UotMpRQ
俺のミズノが臨戦体制に
464名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 00:21:47 ID:9rFgVMVp
465名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 00:27:47 ID:KF7lmDOn
そりゃドラゴンのブツみたことあるんだったら
人間のなんて粗末に見えるだろな
466名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 00:36:42 ID:+hLS2k9F
ドラゴンなら二股だろうしなー
467名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 11:25:48 ID:tiz8tf1I
生物系、純粋にでかい、形もいろいろ
機械、触手、最高度。
黒龍、無限のデロデロでドロドロ
468389:2009/02/15(日) 19:09:58 ID:mcYuQ1vi
みーこ×貴瀬SSを投下している者です。
とりあえず区切りのいいところまでは書いたんだけど、これだけ書いてまだ書き終わってないんだ。
無駄に時間掛かってるのに、ちっとも終わらなくてごめんなさい。
今回は中盤ということで、書き上げたところまで投下します。
エロムズカシイヨーorz
469389 中1/6:2009/02/15(日) 19:11:09 ID:mcYuQ1vi
 みーこの細い指が、しなやかな貴瀬の髪を梳く。とろんと溶けた貴瀬の黒い瞳が美味そうだと思った。
 眠気からか涙で幾分潤んだ瞳は、大きな窓から差し込む月光を受けて美しく輝いている。
 みーこはそっと顔を近づけ、幼い顔に唇を落とした。初めは額に、次に鼻先、そのまま唇で撫でるように、唇と唇を合わせる。
 慈しみを手の平に込め、そっと貴瀬の顔を上向きに。
 唇を啄むようにすれば、貴瀬は何が起こっているのか理解できないらしい。みーこが薄目で貴瀬の様子を盗み見ると、子供は目を白黒させていた。
 みーこは笑みを深めた。貴瀬のような初々しい反応をする者を、ここしばらく見ていない。
 何も知らない子供に色事を仕掛ける背徳感だろうか。ぞくりと、しかしどこか快感さえ感じる何かがみーこの身を走った。
 貴瀬は指が白くなるまでシーツを握り締めている。それをちらと横目で見て、溶けてしまいそうだなと思った。シーツと貴瀬の指の色は、溶け合ってもおかしくない程だった。

「ん……!」

 まだ舌を絡めてもいないというのに、幼い子供は瞳に涙を滲ませていた。息もろくに継げなかったのだろう。みーこが一旦唇を離した瞬間に、貴瀬は大きく息を吸い込んだ。
 妖艶な笑みは苦笑へと変わる。みーこは貴瀬の髪を二、三回梳いてやった。

「息を止めるでないよ。鼻で息をして──」

 あとは実践、と言わんばかりに、みーこは貴瀬の薄い唇を軽く食んだ。
 アドバイスの途中で口付けられた貴瀬は、うっすらと唇を開けたまま。それに気付いたみーこは、ここぞとばかりに舌を捩込む。
 触れたままのみーこの手に、生暖かい何かが伝う。舌を絡めたまま、みーこは貴瀬の涙がついに零れたのだと分かった。
 互いの口内でくぐもる、貴瀬の幼い喘ぎ。それすら零すまいと、口内を蹂躙すれば、喘ぎは水音に塗り変えられる。
 貴瀬は舌を絡め返してくるどころか、みーこのそれから逃れようとする。
 もしかすると貴瀬は、この行為の意味すら分かっていないのかもしれない。
 それは当然念頭に置くべき可能性ではあったが、みーこの頭の中には存在しなかった。分からないなら分からないで、それでいいと彼女は思っていた。
 どうせ後にも先にも、この子供の唯一は自分なのだ。みーこ自身が貴瀬を他人に触れさせないし、貴瀬が自分以外の誰かに触れることも許さない。
 唇を離せば、どちらともなく熱い吐息が零れた。つう、と二人の間を銀糸が繋ぐ。
470389 中2/6:2009/02/15(日) 19:12:05 ID:mcYuQ1vi
「ぬしは接吻がほんに下手くそだのう」

 みーこが呆れ混じりにそう言うと、気丈にも貴瀬は睨み返してきた。みーこを映す瞳は涙で潤み、口元は互いの唾液で濡れている。
 ああ、屈服させたい。この子供のこの表情こそ、みーこが貴瀬を伊織の当代として選んだ最大の理由だった。
 初めから従順な相手では面白くないのだ。愛玩動物は、飼い主の手を噛むくらいがちょうどいい。
 敵わぬと知っても尚、相手を睨むのを止めない。自分好みの顔が、自分に敵意を剥き出しにしている。
 こういう顔をする相手を屈服させることが、みーこにとって強烈な快楽に繋がった。
 肌が粟立ち、身体がぶるりと震える。
 みーこの口から微かに声が漏れたが、ほとんど吐息と変わらなかった。
 この気丈な表情を涙でぐしゃぐしゃにしてやりたい。下手くそな接吻だからこそ、自分好みのやり方を叩き込める。
 これから白いシーツは、互いの体液で汚れるだろう。
 そしてまた少年も、みーこの望むままに染まるのだ。ただし飼い主を睨む瞳はそのまま、身体だけが敏感に反応するように。
 もう一度接吻を繰り返すのも、つまらないと感じた。
 焦っている訳でもなく、前戯をなおざりにするつもりもないが、何も知らない子供がこの先の行為を味わったらどのような反応を示すか、みーこはそちらの方に興味を惹かれた。
 薄い寝間着を開けさせれば、少し肌寒いのか、貴瀬は小さく身震いした。
 みーこの手はじわりと熱くなる身の内とは反対に、どこまでも冷たかったからその所為かもしれない。
 つんと尖った乳首の色は薄く、この子の色素は思いの外薄いのだと知った。

「み、みーこ……!」

 何をされるのか見当が付かないというのは、相当不安なことだろう。
 みーこ自身は味わったことのない不安だが、誰かに与えたことならば幾度となくあるものだった。

「さっきも言ったよ。怖いことなど何もないよ。ただただ、気持ち良いだけ──わしと共にあるために、まじないを掛けるだけだよ」

 ふわりと優しく笑んで、みーこは貴瀬を諭す。幼子に言い聞かせても理解するとは思えないが、何も言わずに事を進めるよりはいいだろう。
 具体的に何をどうするか、伝えたところで意味はない。順に流れを説明するよりは、これから訪れる快楽だけ目先に示せばいい。
 あまり感じすぎるのも恐怖にもなるだろうか。両刃の剣であることを急に思い出して、みーこは一瞬手を止めた。
471389 中3/6:2009/02/15(日) 19:12:57 ID:mcYuQ1vi
 みーこが手を止めた理由など貴瀬には分かるはずもなく、少年は不思議そうに自分の上に覆い被さる女を見上げた。
 貴瀬の顔には、訳の分からない行為が中断されたことによる安堵がある。
 ふっと緩んだ貴瀬の顔を見て、みーこの意地の悪さが顔を出した。
 それなりに自覚していたつもりだったが、これだけ長く生きていても、気に入ったものを虐めたくなる気持ちというのは色褪せないらしい。
 正直なところ、娘扱いされていた遠い昔の自分の方が、まだ素直に相手に好意を示せたのではないだろうか。
 そんな事を思っても、みーこの中の悪戯心を止める程に良心は痛まなかった。いたいけな少年を染め上げる、目の前の状況に比べれば、良心の呵責などちっぽけなものだ。

「っ、あ……!」

 力を抜いていた貴瀬の身体が大きく跳ねる。みーこの冷たい手の平が、貴瀬の胸部をゆっくりと撫でた。
 つんと尖った乳首を指の腹で柔らかくこねる。こりこりとした感触に思わず口元が緩んだ。
 しばらくそうしていると、弄っていた方の乳首がぷっくりと赤く熟れていた。白い肌の上、そこだけがさも食べてと言わんばかりに色付いている。
 みーこは誘われるがままに、それまで指先で愛撫していた乳首に噛み付いた。

「ああっ! やっ、や、だ!」

 甘噛み程度だったが、幼い貴瀬の身体には過ぎた快楽だったらしい。あるいは快楽と受け取れず、身体が痛みと捉えたか。
 ひゅう、と息を吸い込んだ喉をのけ反らせ、貴瀬は鳴咽混じりに泣き叫ぶ。
 軽く乳首を吸ってやれば、甘噛みした先程よりは大人しくなったものの、「やだ」と小さく首を横に振った。
 ぼろぼろと止むことを知らない涙は、貴瀬の強情さの殻を溶かしたままシーツへと落ちていく。
 どうにか貴瀬がみーこから逃れようと手足をばたつかせる。人外の膂力を持つみーこにしてみれば、抵抗とも呼べぬものだったが。
 暴れる貴瀬を見て、やはり過ぎた快楽だったか、とみーこは思った。
 熱らしい熱も溜まっていないだろうが、あの身体を走る刺激は訳の分からぬ子供にしてみれば持て余すものだろう。
 何事も試さねば分からぬ、という持論がある訳ではないが、ほんの少し、予想を裏切られることを期待していたのだ。
 もっと鳴かせてやりたいが、これ以上暴れられるのも面倒臭い。どうしたものか、とみーこは笑みを描いていた口元を一直線に結んだ。

「これ、貴瀬。暴れるでないよ」

472389 中4/6:2009/02/15(日) 19:13:40 ID:mcYuQ1vi
 暴れるな、と言葉だけで宥めてみても、組み敷く子供は聞こうとしない。
 これで大人しくなるのなら、みーこだって日頃からかっとなったくらいで手を上げたりしない。
 暴れる相手を屈させるのも楽しいが、この場合だと手加減を間違えてしまいそうで怖い。みーこが力加減を間違えれば、軟弱な人間、それも身体もろくに出来上がっていない幼子など簡単に潰してしまう。

「怖くない、怖くないから」

 まだ零れそうになる涙を必死に堪え、貴瀬がみーこを見上げる。噛み締めた唇は白くなっていて、今にも切れてしまいそうだった。
 訳の分からないことだから怖い。ならば一から説明すれば、どうだろうか。
 早く事を進めてしまおうと、自分は焦っているのだろうか。夜はまだまだ長く、夜が明けたとしても、この屋敷に昼夜の感覚はないに等しいというのに。
 疑問も恐怖も溶かしてしまえる愛撫を施したいと思った。あるいは、疑問も恐怖も喰らってしまいたかった。
 ああ、こちらまで情けない気分になってきた。
 涙腺が緩んではないが、矜持が絡んでいなければどうなっていたか。
 組み敷く少年とともに、ぽろぽろと涙を零していたかもしれない。
 しかしみーこが泣くには、彼女はあまりにも永く生き過ぎていた。涙の流し方も忘れているかもしれない。そんなもの、腹の足しにもならないから。

「どうすればぬしは、わしのものになるのかの……」

 やけに弱々しい声がみーこから零れた。自分の発した声とは到底思えず、それが逆に許せなかった。
 貴瀬の身体は、確かにみーこのものとなった。
 だが幼い子供の心は、みーこの腹に収まり憐れな口と成り果てた家族の思い出と共にある。
 身体さえ喰わなければ、愛情を示せると思っていた。自分は、貴瀬自身を一口も喰っていないのだと思っていた。思い込んでいた。
 気付いたときには遅いのだ。みーこは、自分が欲しがっていた少年の心を喰らってしまっていた。
 今度こそ、涙が落ちるのではないかと思った。
 みーこは俯いた。長い黒髪がするりと肩から滑り落ち、みーこの顔を隠してしまう。
 すると、みーこの黒髪を避けて、温かい何かがみーこの頬に触れた。大きくもないが小さくもないその存在は、みーこが驚き、顔を上げるには十分だった。

「母さんが」

 まだ震える声を振り絞るようにして、貴瀬が口を開いた。

「僕が泣きそうになると、こうしてくれたから……」

473389 中5/6:2009/02/15(日) 19:14:52 ID:mcYuQ1vi
 泣きそうなのは一体どちらか。みーこは泣きたくもないのに泣きそうで、貴瀬は泣きたいのに泣いていない。
 優しく頬を撫でる指先を、みーこはゆっくりと包み込んだ。
 自分が何をされているのか、この少年は分かっていないというのに。自分をこのような状況に追いやった本人を目の前にしても尚、この子は。
 みーこは貴瀬を抱き起こし、そのまま腕の中へと閉じ込めた。寝間着を開けさせたせいか、その身体は冷えており、冷たかった。

「貴瀬や、わしのことが憎いか?」

 貴瀬は答えない。

「殺したいほどに憎んでおくれ。でも、どうか、わしが澱に堕ちるまではこの暗闇を共に歩いておくれ」

 抱き締める左手はそのままに、みーこは片手で傍に置いていた竹籠を引き寄せた。
 貴瀬やみーこの黒髪よりも尚黒い、龍の一匹が月光を受けている。
 手の平に魔力を込め、竹籠を開ける。コールタールにも似た龍は、自身とは真逆の白い手に導かれるように、みーこの手の平の上に乗っかった。
 みーこが何かを囁いた。とても小さな声で、貴瀬は聞き取れない。
 自分を抱き留める腕の主に、どうしたのかと尋ねようとした。

「あ、ああ、ッ!!」

 みーこはその悲鳴を悲しそうに聞いていた。
 原因は自分の右手だというのに、右手の先からは自分のものではないのだと思っていた。思いたかったのだ。
 幼い唇から零れるのは、まるで獣の咆哮だった。
 ずぶずぶと貴瀬の背にみーこの右手が飲み込まれていく。その右手を中心に、貴瀬の白い背には黒が広がっていった。
 黒龍と呼ばれるそれを愛し子に押し込んで、みーこは一層きつくその身体を抱き締めた。
474389 中6/6:2009/02/15(日) 19:17:18 ID:mcYuQ1vi
 己のエゴを押し付けた。思い出せないほど遠い昔からエゴを押し通してきたというのに、この苦しみはなんだ。今更痛む心が、己に何の得がある。
 震える幼い存在を優しく撫でる。肩越しに聞こえる、声にならない喘ぎに、みーこはぎゅうと目を閉じた。
 この苦しみの声を聞いて、心は痛むのに、どうしてこうも身体はこの子供を欲するのだろう。
 苦渋、諦念、嘆息。どれも飲み込み、無理矢理笑みとした。
 この子供は、自分のものだ。自分が管理を任されている龍を内に秘めているのだから、この子自体が龍。だからこの子供の管理は自分がせねば。
 言い訳がましいと、自分でも思う。
 そこまで自分に言い聞かせなければ、当の昔に忘れ去った涙が頬を伝ってしまいそうだった。


――――――――――――

中途半端ですが今回はここまで。
次こそ書き終えて、全文投下するのでもう少しお待ちいただきたい……!!

475名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 22:23:01 ID:FSLJAlfA
ぐぬぬ……まだ全裸で待つ日が続くか……
出来れば風邪をひかないうちに頼む
476名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 00:13:35 ID:VzOSdSF5
全スレ住民ゼンラーマン化計画か・・・これは堪える・・・
477名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 10:05:31 ID:IbH+WkLq
(ΦωΦ)ニャー
478名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 10:01:43 ID:8MwJbNA/
猫でもないのにニャーとは
479名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 11:49:47 ID:V1LMeNza
大家さんとカッコがアップを始めたようです
480名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 15:26:14 ID:F5Jfuo9E
ちょっと猫の肉球とカッコのおっぱいどっちが気持ちいいか試してくる
481名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 00:01:08 ID:58CDKaZR
億千万の刃は聖魔王にも匹敵すると言われているのに……っ!
482名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 20:52:28 ID:ifSPaj7e
な に が ?
483名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 23:59:55 ID:b7sUPjSM
貧乳度・・・ん?誰か来た様だ
484名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 00:10:27 ID:DoBI8nGE
もちろん平…そう!平和を愛する心がだよ!
だから物騒な刃物はしまってくださいVZさん。
485 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/04(水) 00:53:00 ID:FEZ8FErV
お久しぶりです
まだ自分の書くエリーゼ×ヒデオに需要は…あるかい?

大雑把なシナリオしか頭にないけど
投下して良いなら早いうちに完成させて見せる
なかなかエロにいけないぜ…
486名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 01:12:44 ID:3OzYZcYK
例えそのまま死ぬことになろうとも、俺はパンツに手を掛けたままwktkしてるぜ
487名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 02:58:53 ID:uYit81ZH
>>485
あなたの作品をとても楽しみにしています。

覆面ネクタイのゼンラーマンより。
488名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 03:10:55 ID:GM2PnRHA
ハリー ハリー
489 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/06(金) 03:02:27 ID:k0sAtYmw
書いていたら全部でいつもの倍近くになるっぽいことが判明したので、
キリがいいところで一旦投稿

ヒデオエリーゼ興業入社Ifルートで相変わらずエリーゼ×ヒデオ
490 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/06(金) 03:02:52 ID:k0sAtYmw
聖魔杯が終わり、本来の役目を終えた隔離都市だが、活気は未だ絶えてはいない。
聖魔杯の参加者やスタッフが多く残っているからだ。
理由としては単に隔離都市の空気が気に入った。という場合もあれば、様々な豊富な資源利用するため、という場合もある。
エリーゼ興業は後者。魔殺商会は両方が当てはまった。
そして、この二つの企業が隔離都市に未だに居るということは、企業間での諍いも健在ということである。

センタービルの一室で、エリーゼとヒデオは、貴瀬と鈴蘭と向かい合っていた。
先日起こった諍いの落とし所を話す為…という名目の、けなしあいをするためである。
いつもなら翔希も居るのだが、今日は真琴とヨリを戻すため、隔離都市から離れていた。
おそらく数日は帰ってこないだろう。

「だからっ!あんたらいい加減にしなさいっつってんのよ!
邪魔するならこっちにも考えがあるわよっ!」
「ふん、おもしろいではないか。いっそのこと全面戦争でもやるか?」
物騒な雰囲気を周囲に撒き散らしているのはエリーゼと貴瀬である。
まさに一触即発といった感じである。
その様子を見て。
(変わらない、な…)
エリーゼの傍に立ってこの喧騒を見ているヒデオはそう思った。
そう、初めてこの二人と会ったときから、この二人はこんな感じだった。
懐かしく思いながらも、いつの間にか過ぎ去っていた時間に驚く。
あっという間に感じるほど、ここでの生活は充実していた。
491 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/06(金) 03:03:12 ID:k0sAtYmw
エリーゼとの話し合い―という名の口喧嘩―が一段落したところで、貴瀬がヒデオに向かって言う。
「話は変わるが、ヒデオ。エリーゼ興業などではなく、我が社に来ないか?
今よりよほど好待遇で迎えてやるぞ?」
「ちょっと、伊織貴瀬。うちのヒデオに唾付けるの止めてくれない?」
ヒデオがエリーゼ興業に就職してからも、貴瀬の勧誘は続いていた。
もっとも、その都度エリーゼが速攻で却下するのだが。

その様子を眺めていた鈴蘭が、ポツリと呟いた。
「うーん…エリーゼちゃんとヒデオくんって付き合ってるの?」
時が止まった。
492 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/06(金) 03:03:40 ID:k0sAtYmw
貴瀬はまさか、と一笑に付したが、エリーゼとヒデオを見て顔を強張らせた。
二人とも顔を赤くしていたからである。
「なっ、ななな、何言ってるにょ!そ、そんなわけ…な、ないじゃない!」
(社長、それは。墓穴…)
あまりにわかりやすい反応に、ヒデオは顔を抑える。訊いてきた鈴蘭も唖然としていた。
そして、ウィル子だったら叫んで反応するような暗黒面っぽいものを背負って、何かをぶつぶつ。
怖いからヒデオは彼女の呟きを聞かなかったことにした。

そんな鈴蘭を呆れたように見ながら、貴瀬は続ける。
「バレバレだぞ…。まったく、恋人ならもう少しそれっぽくすればいいものを」
ニヤリ、と犬歯をむき出しにして続ける。
「で、もうヤったのか?」

直後、顔を真っ赤にしたエリーゼの言葉にならない叫びとともに降り注いだ聖銀の槍の雨で、部屋は壊滅した。
493 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/06(金) 03:04:07 ID:k0sAtYmw
次の日、ヒデオが出勤すると、エリーゼはなにやら難しい顔で机を―入ってきたヒデオに気づかないほど―睨んでいた。
「……社長?」
ヒデオの声にエリーゼははじかれたようにヒデオの方を向いた。慌てて何か―紙切れのようだった―を机にしまいながら言葉を紡ぐ。
「ヒ、ヒデオ!?お、おはよう!」
動揺が全く隠せていない。
(怪しすぎる…)
「なにを。隠したのですか?」
そう尋ねると、しばらく黙っていたが、やがて観念したかのように目をそらしながら呟いた。
「これ、最近有名な遊園地のチケットなんだけど…」
チラ、とこちらを覗き見ながら、頬を染めて言う。
その様子に、ヒデオは自分の心音が速くなった気がした。
「一緒に…行かない?」
断る理由など存在しなかった。
494 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/06(金) 03:05:19 ID:k0sAtYmw
「神と人の恋…か」
その頃、伊織貴瀬は屋敷の自室で酒を飲んでいた。
杯を傾け、難しい顔で呟く。
「遥か昔から全くなかった、というわけではないが…」
口を閉ざし、沈黙。
「ご主人様、入りますよー…って、暗っ!?酒臭っ!?」
部屋に篭っている貴瀬を心配してであろうか、部屋に入ってきた鈴蘭だったが、
部屋の雰囲気と漂う強い酒気にたじろぐ。
「ん…鈴蘭か。どうした?」
ぼぅっとした様子で訊ねる貴瀬に、ハァ…と呆れながら答える。
「どうしたじゃないですよ…こんなに飲んで。
……まぁいいです。この前みーこさんが雑誌の懸賞で当てた遊園地のチケット、ご主人様が持ってるんですよね?
カッコと行きたいから貰っても良いですか?」
どうせ行きませんよね?と訊いてくる鈴蘭に、貴瀬は興味なさげに返す。
「アレか…。アレなら、もうないぞ」
「ちょ、なんでですかっ!?まさか捨てたとか!?」
驚いた様子で食って掛かる鈴蘭を気にも留めないように、酒を呷る。
「…やったのだ。不器用でしょうがない小娘にな」
たぁくんと呼ばないことを条件にな、という言葉は飲み込んだ。
(上手くやれよ…エリーゼ・ミスリライト……)
誰ですかそれ!とまだ突っかかってくる鈴蘭を無視して、貴瀬は思う。
そして――。
(ヒデオ…神との恋…いや、愛か?まぁ、いい…。失敗はするなよ……)

まだぼやいている鈴蘭を見て、ふとセンタービルでの鈴蘭の発言を思い出し、訊ねてみた。
「ああ、そうだ鈴蘭…あの時なぜエリーゼとヒデオが付き合っていると思ったのだ?」
鈴蘭は一瞬きょとんとしたが、直ぐに返す。
「うーん…なんといいますか。雰囲気がそれっぽくありませんでした?」
「そうか?」
別にそうとは思えなかったのだが。
鈴蘭は呆れたように続ける。
「…鈍ちんなご主人様には分かりませんよ」
その鈴蘭の表情に貴瀬は落胆も感じ取ったが、理由は全く分からなかった。
495 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/06(金) 03:05:55 ID:k0sAtYmw
遊園地に行く当日。
緊張から、前日は中々寝付けなかったヒデオは…。
今、全力で待ち合わせ場所に走っていた。
理由はもちろん。
(寝坊。した――!)
聖魔杯で鍛えられた足を全力で動かす。息が上がるが、無視。
気にしている余裕はない。

ヒデオが到着したのは、待ち合わせ時刻から大分過ぎた時間だった。
慌ててエリーゼを捜すが、誰も居ない。
(まさか…)
あまりに遅いので帰ってしまったのだろうか。
先に連絡すればよかったかもしれない、と思うが、直ぐに思い直す。
(携帯の番号を。知らない…)
今までよくそれで困らなかったものだと我ながら思ったが、今はそんなことを考えている場合ではない。
とりあえずもう少し捜してみようと決め、走り出そうとしたらいきなり何かに視界を塞がれた。
(――!?)
唐突だったので驚愕し、体が硬直する。が、それも直ぐに解けた。
この感触は…。
(柔らかい…手?)
そして、フワリと舞うこの覚えのある臭いは…。
臭いで直感するとは、我ながら変だとは思うが。
(……でも。これは)

「だーれだ?」
ああ、やっぱりだ。
間違えるわけがない。
だって彼女はヒデオの――。
「……遅れて申し訳。ありません。エリーゼ社長」
「正解。…遅いわよ、ヒデオ」
女神なのだから。
496 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/06(金) 03:08:50 ID:k0sAtYmw
以上
本当は遊園地に行くだけの話しだったのですが、予想以上に導入が長くなってしまいました。
反省

ssを書くのは久しぶりで、口調に違和感がないか若干不安です。
続きは書け次第投稿します。
数日以内にはできると思う。
497名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 03:33:22 ID:KQ4q2dY2
GJ !
498名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 03:40:54 ID:n0nbxybO
GJ、しかし早くエロにもっていって下さい。
風邪を引きそうな覆面ネクタイのゼンラーマンより
499名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 04:29:41 ID:PVR4/9hR
GJだ うちに来てセリアをファックしていいぞ

卑エロパートだろうがエロパートだろうが大歓迎だ
500名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 08:54:27 ID:vlFLgaDr
いいねえ、いつもながらニヨニヨできる。
このまま非エロでもそれはそれでいいかもしれん。
……で、後編ではヤるのか?


>>499
非エロって『卑エロ』って書くと隷属的でステキですよね。
501名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 21:18:42 ID:QeJmM3WZ
いまさらだが聖魔王様エロの対象にならなすぎだろwww
逞しくなって逆にいおりんを攻めてる印象があるからか・・・
502名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:39:04 ID:vxmnJHcg
目の前に裸の鈴蘭と睡蓮がいます

どちらを取るかなんて考えるまでもないだろう






取り敢えずハウハウは俺の嫁
他はくれてやる
503名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:40:03 ID:IGLUBB6z
今度ヒロインだしな・・・
俺りっちゃん貰うわ
504名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:43:22 ID:12vMa+GO
エリーゼは渡さない
新作はもうちょっと待ってください

聖魔王にあるのは女性としての魅力ではなくカリスマ的な魅力だと思うんだ
つまり性的なものは…
505名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:46:36 ID:IGLUBB6z
……まあ、仲間が強いのが聖魔王様だから

鈴蘭、カッコ、リップルラップルと女性的魅力がorzなメンバーが多いしな!
みーこ様?エロイのではなく、艶やかというべきですね
506名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 02:03:56 ID:tZqgEqHq
>>505の棺桶のサイズはどれくらいだ?
507名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 03:18:13 ID:8Go8u6mY
>>506
棺桶?
入れるものがまだ残っていたのか! すごいな>>505
508名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 15:02:51 ID:ibsfdVbt
ミズノのバット→1024本→タキオンだからな・・・

いや。貴瀬なら・・・貴瀬ならなんとかしてくれる!
509名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 07:13:06 ID:j4d8/QpU
ミズノのバットが1024本降り注ぐ姿を幻視した
510名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 13:20:06 ID:I0ZCQqUn
固有結界 Unlimited Mizuno Works
511名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 02:29:26 ID:vv8meO6Y
1024本なのにUnlimitedっておかしくね?
512名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 21:14:56 ID:ficG0XZq
ヒデオって引き篭もってた間、オナニーとかしてたのか?大会中はさすがにないだろうし
513名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 21:52:56 ID:F4uCMPDx
>>512
性欲がない・・・というか聖人っぽい勢いのキャラだからな

ウィル子に感染してからウィル子に全部性欲が流れてるに違いない!
514名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 21:59:34 ID:xfrsw/9n
>>513
聖魔杯の間に溜まった性欲の発散をヒデオに迫ってくるウィル子ですね、わかります
515名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 23:40:31 ID:whKEfvjx
性欲を01分解するんだ
516名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 00:09:13 ID:/QD1hbXv
>>515
ウィル子「うまー!性欲うまー!!」
この事によりヒデオに性欲を持たせようと毎夜迫ってくるんですね?
517名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 02:39:56 ID:zfb+Wuuv
>>516
むしろ自分以外の女に欲情しないように徹底的に01分解してヒデオから性欲をなくすんじゃね?
518名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 03:45:59 ID:q2/mPFPc
>>517
ん…?
519名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 14:03:29 ID:bUIk3NLt
だがちょっと考えてほしい。
欲求とは脳内の化学反応である以上、性欲を直接食べることは無理がある。
分解してウィル子の食事とするには物質的であるか、情報体であることが望ましい。

つまり、ヒデオの遺伝子情報がたっぷりの白い液体をだな
520名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 20:25:45 ID:zfb+Wuuv
>>519
脳から性欲関係の物質を分泌する器官を01分解するウィル子を想像した
必要な時だけ再構築…
521名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 04:46:21 ID:6Vke0Gn+
そんな事より婦警の妄想癖をだな…ん?こんな時間に宅配便か…。
522名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 12:31:25 ID:lMbBjhZx
そして、>>521の家は…
523名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 00:15:38 ID:DG8qMwCQ
この世から
524名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 19:12:56 ID:ER05Dbzv
だが消えん!
525 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/19(木) 03:10:58 ID:h7G0bfAa
大分遅くなったが完成
エロはもうちょっとまってくれ

で、投下してもいいかい?
526名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 03:33:15 ID:jsLxBzmf
私は一向に構わん!!
527 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/19(木) 11:09:52 ID:h7G0bfAa
じゃあ投下する
>>490 - >>495の続き
エリーゼ×ヒデオ
528 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/19(木) 11:10:27 ID:h7G0bfAa
「ふーん…意外と大きいのね、ここ」
「……そう。ですね」
こういったものに全く興味を示さない二人は知らないが、
この遊園地は絶叫系を中心に展開している、かなり大規模な遊園地であった。
人気もあり、人はかなり多い。
「……すごい。人ですね」
「そうね。ちょっと予想外かな」
そう言うと、エリーゼはいきなり腕を絡めてきた。
驚いてエリーゼを凝視するヒデオに、エリーゼは何よ、と恥ずかしそうに呟いて。
「はぐれたら…嫌だから。……ダメ?」
「……いえ」
エリーゼが微笑む。
「せっかく来たんだから楽しみましょう?」
ヒデオは頷くことしかできなかった。
(腕に。当たってる…)
色々精一杯だったから。

どこから行こうか、と楽しそうに歩いていく二人を少し離れた場所から見つめる影があった。
「うぬぅ…。ヒデオくんめ…エリーゼちゃんといちゃいちゃしやがって…」
前聖魔王、鈴蘭であった。
「にゃー、鈴蘭…私らなにやってるのさ」
呆れた様子で呟くのはカッコである。
貴瀬からチケットをもらえなかった二人は、(実力で)ヒデオとエリーゼのデートの為に渡した、ということを聞き出した。
そこで鈴蘭は、様々な思惑から元々一緒に行く予定だったカッコをつれて尾行することにしたのだ。
529 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/19(木) 11:11:21 ID:h7G0bfAa
「にゃー、鈴蘭…やめない?」
ヒデオたちの尾行を開始するまでは乗り気だったカッコだが、開始すると途端にやる気が失せてしまった。
「む…なんでよ、カッコ。あんただって乗り気だったじゃん」
不満気な鈴蘭に、カッコはいやー、と。
「あれはそのうちこっちがアテられるね。うん…きっとそうだ。
そうならないうちに私は帰るよ。また誘ってね、鈴蘭」
そう言ってさっさと帰ってしまう。
親友のあまりの対応に、鈴蘭は震えるしかなかった。
「後で覚えてろよ…カッコ」
そして元聖魔王は一人さびしくスニーキングミッションを開始する。
周りはカップルだらけ、おまけに服装はいつものメイド服(カッコが帰った原因でもある)なので、少しも風景に溶け込めていなかったが、
彼女は少しも気に留めない様子で二人を追いかけ始めた。
不審者がいるとの通報をうけた警備員が来るまで、後数時間。
530 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/19(木) 11:13:03 ID:h7G0bfAa
ヒデオとエリーゼはまずジェットコースターやお化け屋敷など、目玉とされているアトラクションに一通り行ったのだが、
その表情は憮然としたものだった。
(全然…怖くない)
そうなのである。
ジェットコースターもお化け屋敷も、客に与えるものはスリルからくる快感だ。
だが、二人は一般人と比べ、異常なまでにそういったものに対する耐性が出来上がってしまっていた。
結果。
「つまんないわね…」
返す言葉もない。
だが、このままで終わらせるわけにはいかない。
そう思い、ヒデオは何かないかと周りを見回す。
(あれは…)
そこにあったのは。
(アイス…クリーム。か)
とりあえずエリーゼにはその場で待っていてもらい、二つ購入。
近くのベンチに座り二人で食べることにした。

「平和ね…」
ポツリ、とエリーゼが呟く。
ヒデオは頷く。
隔離都市に居た時は、ここまでのんびりできる時間はなかった。
いや、隔離都市に来る前もここまでのんびりと時間をすごす事ができたろうか。
エリーゼは仕事が時間を奪い、ヒデオは生活面からのんびりする余裕はなかった。
だからこそ思う。
「……でも。悪く、ないと思います」
エリーゼは少し驚いたような顔をしたが、直ぐに微笑んで。
「そうね…。私もそう思うわ」
531 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/19(木) 11:13:33 ID:h7G0bfAa
「うぅ〜!いい雰囲気かもし出しやがってー!私への当て付けか!?」
それを遠くから監視している鈴蘭。
本人は隠れているつもりだったが、周りから見れば少しも隠れられていなかった。
もっとも、ヒデオとエリーゼは完全に二人の世界なので、鈴蘭に気づくことはなかったのだが。
鈴蘭の発するプレッシャーに一般客は何事か、と遠巻きに眺めていたのだが、本人は全く気づかなかった。
ある意味、幸せだったかもしれない。
不審者がいるとの通報をうけた警備員が来るまで、後数十分。
532 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/19(木) 11:14:31 ID:h7G0bfAa
そのままのんびりとしていると、いつの間にか日が落ちていた。
早いものだと思うが、それだけ有意義な時間だったのだろう、とヒデオは思った。
「もう終わりか…ねぇ、ヒデオ」
エリーゼも同じように思ったのだろうか。
満足そうな顔で話しかけてくる。
「最後にさ…あそこ、行かない?」
指さす先にあったのは。
「……観覧車。ですか」
お約束ではある。
「いや?」
「まさか」
断る理由など存在しない。

対面するように座り、静かに動くゴンドラに身を委ねる。
心地よい静寂が支配していた。
楽しそうな、でも少し寂しそうな顔でエリーゼは言う。
「ねぇ、ヒデオ…今日、楽しかった?」
答えるまでもない問いに、裏があるのではとつい勘繰ってしまったが、すぐにそんなことはないと思いなおし、正直に答える。
「ええ。とても」
そっか、とエリーゼ。
「この遊園地のチケットね…伊織貴瀬から貰ったの。
正直癪だったけど…やった甲斐はあったみたいね」
そのまま、ずい、と身を乗りだし、ヒデオにキスをした。
驚き固まるヒデオに、さらに積極的に唇を合わせ、舌を絡ませる。
一気に妖艶となった顔で、エリーゼは言う。
「今までお預けになってた…続き、しない?」
その提案に全力で頷きそうになったヒデオだったが、隣のゴンドラに目を留め、意思を総動員して首を横に振った。
途端にエリーゼの顔が曇る。
「私じゃ…ダメなの?あんたの一番に…なれないの?」
うっすらと涙を浮かべるエリーゼに、ゴンドラから飛び降りたくなるほどの罪悪感に駆られたヒデオだったが、そうではない、と踏ん張る。
「流石に…あの人に見られては。ちょっと」
と、エリーゼの背後にあるゴンドラを指差す。
振り向いたエリーゼの表情が、一瞬で修羅の形相になった。
「なんで…なんでここにアイツがいんのよー!」
そこに居たのは、明らかにヤバッ!?という感じの顔で慌てる鈴蘭だった。
エリーゼの手に聖銀の槍が現れる。
鈴蘭に逃げ場はない。
両手を合わせて詫びてくる鈴蘭に、エリーゼはにこりと笑って唇を動かした。
即ち、死ネ、と。
533 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/19(木) 11:14:54 ID:h7G0bfAa

慌てて止めに入ったヒデオにより、鈴蘭は一命を取り留めた。
が、ゴンドラを降りた後、警備員に連れて行かれた。
逃げるとはよほど後ろめたいことをやっていたらしいな。違うから!放してー!
とか聞こえてくるが、二人は無視することにした。

帰り道の最中で、エリーゼは残念そうに呟く。
「あーあ…最後のアレで、今日は台無しね」
だがヒデオは首を横に振った。
え?とこちらを見てくるエリーゼに答える。
「……社長の想いを。知れましたから」
嬉しかったです、と。
途端に真っ赤になるエリーゼだったが、直ぐに不満そうな顔になる。
「その社長、とか貴女とか、やめない?他人行儀で嫌いだわ」
いきなりの要求に戸惑うが、とりあえず訊いてみる。
「では。なんと」
さんづけが妥当だろうか?まさかちゃんづけではあるまい。
ヒデオの質問に、うっ、とエリーゼ。
恥じらいからだろうか。目を逸らしながら、言う。
「よ、呼び捨てで…だめ?」
こっちまで恥ずかしくなりそうな要求だった。
彼女の頬も赤く染まっており、破壊力も抜群だった。
色々耐えながら、言葉を紡ぐ。
「……ぷ。プライベートで。なら」
仕事で呼び捨てとか、死んでしまう。
つまりながらの返答だったが、パァ、と花が咲いた。
「…ありがと、ヒデオ!さ、帰りましょ!」
ヒデオの腕を掴んで走り出す。
その表情はとても美しくて。
(悪くない…一日だったな)
そっと呟いた。
「わかりました。……エリーゼ」
なんだか心が温かくなった気がした。
534 ◆qVkH7XR8gk :2009/03/19(木) 11:17:05 ID:h7G0bfAa
以上
前回から大分間が空いてしまった…申し訳ない
次こそエロを書く…!

カッコの口調が若干不安
535名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:16:55 ID:AEFh4Ean
>>534
乙乙! いいもん見せてもらいました。
536名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:53:37 ID:13rSnYEy
うひょうぞ!相変わらずあまずっぺいぜ!!
エリーゼも良いが鈴蘭×カッコも見たいな
537名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 13:20:00 ID:Gw3mozNx
さすがだぜGJ!

カッコって二巻くらいでいおりんを誘惑的なことをしてなかったか?
つまり、そういうことだ。
鈴蘭×カッコ×いおりん
538名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 12:06:58 ID:GIQ/CXVB
最近決定的に何かが足りないな
539名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 22:27:12 ID:gVMFrhBb
>>538
ミスマルカ分かな
エミットが出てくるなら俺としては何でもアリだぜ?
540名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 18:00:36 ID:nWmA0TFy
>>539
好みだろうけど、ばいおれんす分も…、けどマイナーだしなぁ…。
541名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 20:31:19 ID:uwdk4MxP
そもそも入手困難
542名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 20:35:54 ID:D91LfmNl
>>541
そもそもまだ売ってるのか?
一度も見たことないんだが…
543名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 21:49:27 ID:yrDMK2tH
俺の場合おりがみ初巻から入って、ばいおれんすは古本屋で探し回るも三巻が入手できず現在に至る。
今からだとさすがに厳しいのでは
544名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 21:52:14 ID:WsXDWg+j
俺のときはブックオフで3巻纏めて150円で売られてたんだが、存外に幸運だったみたいだな
545名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 22:52:22 ID:30Q46zjQ
半年くらい前にH県F市の古本屋にばいおれんす全巻置いてる古本屋はあったよ
持ってたから買ってないしそれ以来行ってないからまだあるかどうかもよく分からないけど
546名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 04:11:52 ID:vRmtNszl
おりがみ初版から入ったクチ。
ミスマルカは世界観違いそうな感じがしたからまだ未読。英雄アフターが出てから本気出す。
それにしても、ばいおれんす増刷してくれないかな…。
547名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 18:11:50 ID:5rh092mN
>>546
ミスマルカも結構世界が繋がってるのが見えて面白いよ。
ばいおれんすは確か3年以上前にブックオフで3つとも並んでて衝動買いしたな・・・。
548名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 19:28:17 ID:niixt2Cc
ss投下ないな…

皆でシチュ考えたら書いてくれる神光臨とか妄想してみる
549名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 19:35:28 ID:O77Lih4r
ヒデオアフターまでに睡蓮ものを書く……書けたらいいなぁ
550名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 23:54:01 ID:I4bsknbu
ぶつ切りで受信した電波を再送信

・クラリカおねーさん、翔希クンを大人にする
・人体を再現しすぎて性欲をもてあますウィル子
・「これだけ揉んでやっても尚変わらないとは……いっそ憐れみを覚えるぞ」
551名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 18:33:10 ID:yGuspn2e
言い出しっぺの(ry
552名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 02:10:56 ID:KPG4z50z
保守
553名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 11:25:34 ID:xsW2xfsV
554 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 18:57:38 ID:3HZlCyXG
久しぶり
>>550には悪いんだけど、婦警とのお話しかできなかったんだ
社長のエロが全然書けないんで、これを投稿してもいいかい?

ちなみにこれも本編後のIf話で長くなりそうなんだけど…
555名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 20:34:45 ID:4ZeFqwfT
さあこい!
556 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:01:34 ID:3HZlCyXG
>>264みたいな導入部だと思ってくれれば

美奈子×ヒデオ
本編終了からのIf分岐

導入部的なノリで書いたが…ヒデオアフターも出てないのに続くのかこれ
557 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:03:09 ID:3HZlCyXG
聖魔杯が終わり、ヒデオは表の世界でやり直すために以前住んでいたアパートへ戻ってきた。
聖魔杯でついた自信で、再び就職活動をするヒデオだったが…。
(また……ダメ。か)
その手にあるのは不採用という無情な結果の書かれた紙切れである。
やる気は自殺志願者だったころとは段違いなのだが、生まれ持ってしまった、相手に限りなく誤解を与える顔のせいで未だ再就職は成らないのだった。
そろそろ、せっかく変われた俺が僕に戻りそうである。

そんな日の夜。
今日はウィル子も居ないので寂しく独りである。
ここ数日、食事もする気が起きなかった。ストレスであまり寝ても居ない。
そのためか目は死に掛けており、子供が見たら泣き出しそうである。

ぼんやりと眺めるのは、机の上に無造作に重ねられた紙切れ。
桜が散りまくった結果である。
(……俺)
終了。と、脳内で続けようとしたらインターホンが鳴った。
(……はて)
こんな時間に誰が。と思ったヒデオ。
生憎とこんな時間に…否、時間に関係なく訪ねてくる知り合いは居ない。
ウィル子は気づいたらいつの間にかいて飛びついてくるからインターホンをならさない。
手紙なら聖魔杯で知り合った友人から時折来るが、インターホンを鳴らす必要はないだろう。
なにか荷物でも一緒なら別かもしれないが。
558 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:03:30 ID:3HZlCyXG
なら早く出ればいいのだが、栄養不足と寝不足、それによる回らない頭と底を突きかけている気力が邪魔をする。
すると、インターホンが再び鳴った。
ヒデオが出ないことを不審に思っているのだろうか、扉の外で話し声が聞こえた。

「おかしいなぁ……丸、……さん……のかしら」
"で……な。ヒデ……は……でござろうか"

距離のせいか、夢現な状態のせいか、会話の内容は虫食いでしか聞き取れなかったが、
その声はヒデオの記憶に鮮烈に残っていた。ここに来る理由はわからなかったが。
思わず二人の名前が口からこぼれた。
「……美奈子さんに。岡丸氏……?」
ヒデオの声が聞こえたのだろうか、二人が反応した。
ドアを思い切り叩きながら。
「ヒ、ヒデオさん!だ、大丈夫ですかっ!?」
"ヒデオ殿!気をしっかり持つでござる!死んではならぬでござるよ!"
よほど死にそうな声だったらしい。
559 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:03:56 ID:3HZlCyXG
「もぅ…驚かせないでくださいよ。ヒデオさん」
"うむ…息も絶え絶えで今にも死にそうな声でござった。思わず早合点してしまったでござるよ"
部屋に入れた二人に何度も大丈夫か、と何度も聞かれた後、無事だと判断した二人にそう言われた。
久しぶりの暖かい言葉に涙が出そうになったと同時に、そこまで酷かったのかと軽い自己嫌悪。

そんな美奈子は今、キッチンに立って夕飯の準備をしてくれている。
暖かい匂いと、隔離都市の外でも自分に優しくしてくれる美奈子の優しさにまたも涙が出そうになったのは秘密だ。

「こうしてヒデオさんとご飯食べるのも随分久しぶりですね…」
美奈子が嬉しそうにヒデオに話しかける。
それに頷きつつ。
「……まだ。それほど時間が経ったわけでも。ないのですが」
"それだけ聖魔杯での時間が濃密だった、ということでござろう"
岡丸の台詞に二人でそれもそうか、と納得する。
聖魔杯など、もう随分と昔の話のように感じてしまう。

美奈子は大変嬉しそうで、聖魔杯が終わってからの自分の話を語ってくれた。
それを聞きながら、ヒデオは自分と比べて美奈子の日常があまりに充実しているのにひそかに落ち込んだ。
それをどう勘違いしたのか、岡丸はまだ喋る美奈子を止めるようにヒデオに訊いて来た。
"ヒデオ殿は、聖魔杯が終わってからどうでござる?"

一番訊かれたくなかった。
560 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:05:06 ID:3HZlCyXG
どうしようかと悩む。本当のことを言うのは少し…いや、かなり情けない。
かと言って美奈子さんに嘘をつくのも…。

悩んでいるヒデオを訝しがる美奈子。
もしかして地雷だったろうかと慌て、何か話題はないかと無意味に部屋のあちこちに視線を走らせる。
すると、ゴミ箱に不自然に突っ込まれた紙を見つけた。
就職結果が書かれているようだったその紙を、美奈子は引っ張りだして見てしまった。
採用されていたらゴミ箱に捨てるはずがないと、落ち着いて考えれば分かったはずなのに。

美奈子の為に言えば、彼女はヒデオの人間性を、その能力をよく知っていた。
それゆえ、彼を断る企業などない、と決め付け、ヒデオのその目つきから来る写真移りの悪さも、慣れてしまっていたので考えていなかった。
つまり彼女は、ヒデオが採用されないということなど少しも考えていなかったのだ。
だから、その予想外の事態に声がこぼれてしまった。
561 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:05:28 ID:3HZlCyXG
「あっ…」
ヒデオと岡丸はその言葉に美奈子を見る。そして美奈子が持っている紙も。
「……見てしまい。ましたか」
「いえっ、その…あの…」
一気に気まずくなる食卓。二人が食べ終わるまで、会話は一切なくなってしまった。
"み、美奈子殿…その紙には何が…!"
唯一壁に立てかけられていた位置の関係で何も見えなかった岡丸を除いて。
562 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:06:35 ID:3HZlCyXG

気まずさに耐えかねたのか、帰るといった美奈子をヒデオは送っていくことになった。
二人の間に重苦しい雰囲気が降りる。
「ここまでで…大丈夫です」
そう言った美奈子に、じゃあこれで、とそっけなく言い、背を向ける。
とりあえず送ることにしたが、ヒデオは情けなさで一刻も早く美奈子と離れたかった。
そのまま帰ろうとしたら、美奈子に待ってください!と止められた。
「なんでですか…なんでヒデオさんが!」
意図を掴みかね、思わず振り向いてしまった。
視界に入った美奈子を見る。
(泣い。て……?)
「ヒデオさんはあんなに頑張ったのに…それなのに!こんなの…」
そのまま俯く。
どうすればいいのか分からず、ヒデオは軽くパニックになってしまった。
「ヒデオさんは…!無愛想だけど…優しくて…聖魔杯に参加したどんな人よりも強くて…かっこよくて…それなのに…。
こんなの…間違ってます!」
何その過大評価、とか思ったが、それよりもそこまで言ってくれる美奈子が嬉しかった。
だから。
「ありがとう。ございます」
「――っ!」
その言葉が引き金になったのか、小さいながらも嗚咽が漏れ出した。
自分の為に泣いてくれる人がいることを嬉しく思いつつも、なぜ自分をここまで慕ってくれるのかがヒデオには不思議だった。
自分にそこまでの価値があるように思えなかったのだ。
だから、つい訊いてしまった。
563 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:07:40 ID:3HZlCyXG
「なぜ…そこまで。言ってくれるんですか…?」
え?と小さな返事。だがそのまま続ける。
そして、そう。
聖魔杯であのアパートに住んでいた頃から不思議だった。
「なぜ…食事を作ってくれるんですか…?」
ああ、そんなことよりも。
もっと大事な問いがあった。
「なぜ…美奈子さんは。そんなに優しくしてくれるんですか…?」
美奈子の表情が呆然としたものになった。

その直ぐ後に、頬に熱い痛みを感じた。
ぶたれたということを理解するまで、しばらくかかった。

「なんで…なんでそんなこと言うんですかっ!」
目に涙を浮かべたまま美奈子は叫ぶ。
「本気で言ってるんですか!?ヒデオさんはもっと自信を持っていいんです!自分を過小評価しすぎなんです!」
ぐっ、と何かを堪えるように拳を握り、また俯く美奈子。
どう返答すればいいのか分からず、ヒデオも俯く。

すると、どっ、と身体に衝撃が走った。
564 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:08:12 ID:3HZlCyXG

抱きつかれたと理解するのに、ぶたれた時よりも時間が掛かった。

「わ、私が…ヒデオさんにそう言うことをするの、これでも本当に分かりませんか…?」
分からなかった。頭が真っ白になっているからそれどころではなかった。

「…好きなんです!ヒデオさんのことが!」
ようやく元に戻りかけた頭がまた真っ白になった。
今、なんと…?
え、なにこれ。ドッキリじゃないよね?

混乱してるヒデオの唇に、美奈子の唇が触れた。
もう何も考えられなくなってるヒデオに、美奈子は真っ赤になった顔で続ける。
「う、嘘じゃありませんから!本気ですからね!」
そう言って走り去っていく美奈子を、ヒデオは呆然と見送ることしかできなかった。
565 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:08:37 ID:3HZlCyXG
"美奈子殿…乙女でござるなぁ"
抱きついた時に落ちてしまった岡丸もまた、呆然と見送ることしかできなかった。

後日、実に気まずい―岡丸に言わせれば、初々しい―雰囲気で岡丸を回収しに美奈子が来るのだが、それはまた別の話。
566 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:10:12 ID:3HZlCyXG
>>564 - >>565
コピペミス…orz
一番いいところが抜け落ちた…

>>567 以降が本来の作品です
567 ◆qVkH7XR8gk :2009/04/07(火) 21:12:44 ID:3HZlCyXG
>>566
とか思ったらPCの読み込みミスでちゃんと書き込まれてた\(^o^)/
コピペミスはなくちゃんと書き込まれてました
お騒がせしました…
今回はここまでです

岡丸の扱いが酷かった
続くならもうちょっとかっこよく書きたい
568名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 01:25:47 ID:7UUEm7BI
GJ!!!
ウィル子派の俺が美奈子さんでも良いよね!!と思ってしまうなんて……◆qVkH7XR8gk、恐ろしい子!!
569名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 02:55:43 ID:y8PY4f/Y
>>567

GJ

エリーゼでも美奈子のどっちでもいい
続きを書いて下さい

なんなら他のキャラでも
とくにエロい作品だったら大歓迎!
570名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 01:12:59 ID:mLOyNJS3
GJ!
美奈子ルートもいいね

ちなみにマリアクレセル派が通りますw
571名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 02:54:05 ID:mEqDcFof
>>570
さぁ、その熱い思いを文章にするんだ…!
572名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 08:05:50 ID:13TZHZ9l
鬼才現る
573名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 01:38:56 ID:UkjmuClP
他の人はどうしたんだ…作品が全然投下されない

寂しい…
574名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 21:37:54 ID:bbTY6Hnj
もう少し待ってくれ
575名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 20:19:21 ID:CKAb8we2
みーこ×貴瀬を投下していた者です。
1ヶ月半以上お待たせしてしまいましたが、ようやく書き終えました。
全裸で待機していた皆さんに風邪を引かせてしまっていたら本当に申し訳ないです。
頑張ったんだけど、エロ書いたの初めてだから正直不完全燃焼気味……。
ラスト投下してもいいですか?
576名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:37:03 ID:g21HDyQG
>>575
是非投下してください!
577名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 00:43:50 ID:xhcUWd1B
>>575
2アマの電気通信術でぼろぼろになった俺の心を癒してくれorz
578389:2009/04/13(月) 07:04:37 ID:bKK6b8gj
投下遅れてすみません。
>>455-459>>469-474の続き。
これで最後です。
579389 後1/7:2009/04/13(月) 07:05:59 ID:bKK6b8gj

 震える肩を掴めば、面と向き合う形になる。
 か細く断続的な喘ぎを漏らす貴瀬の唇は僅かに開いており、そこから赤い舌がちろちろと見え隠れしていた。
 焦点の合わない瞳は、漆黒を失っていた。魔力を体内に取り込んだ為なのか、煌々と金色に輝いている。
 金鏡のように反射し、そこだけが周囲の闇の中でぽつんと明るかった。
 金の眼をみーこは舐めた。透き通っていれば飴玉のようだとも思えたが、妖しい眼は何の味もしない。
 しかしみーこの舌は確かに甘さを感じていた。

「飴玉のように舐めてしまいたいのう」

 みーこの呟きにも貴瀬は何も返さない。
 返せないのだとみーこ自身も分かっているから、先程とは違って相手の反応を期待することはなかった。
 黒龍を飲み込んだ胸は、寝間着を開けさせた時そのままに真っさらだ。魔力の塊を飲み込んだ跡など何もない。
 言葉での反応は、もう望むべきではないのだろう。
 強烈な魔力を飲み込んだショックから、貴瀬はしばらく自我を取り戻せないに違いない。
 ひょっとしたら、彼岸に行った意識が二度とこちらに戻ってこないということもあるかもしれない。
 そうなってしまえば、この綺麗な姿の子供は本当に人形になってしまう。
 黒龍を埋め込んだ手とは違う逆手で、みーこは貴瀬の胸をもう一度愛撫した。
 埋め込んだ手と同じ手を使うのは気が進まなかったのだ。
 ぷっくりと熟れた乳首を指先で軽く摘めば、茫然としていた貴瀬の瞳にゆらりと光が帰ってきた。
 そのまま捏ねくり続ければ、金の瞳にぽつんと点が生まれた。
 自我の光だ。瞳はようやく、みーこを映した。

「あ……っ!」

 意志があるかは別にしても、反応が返ってきたことにみーこは素直に驚いた。
 人形と貸した少年を抱くことになるだろうと覚悟していただけに、その驚きは大きかった。

「や、やだ! ああっ、あ、ア」

 一度声を出した貴瀬は、あとは崩れるばかりというように泣き叫んだ。
 思考らしい思考はろくに取り戻せてはいないだろう。
 それでも施される愛撫に体は素直に反応する。心と体がバラバラのまま、貴瀬はみーこにされるがままになるしかなかった。

「やだ、やだ、やだ、ッ……みーこ!」

580389 後2/7:2009/04/13(月) 07:06:34 ID:bKK6b8gj
 みーこの手が止まった。顔を上げれば、貴瀬の両目がしっかりとみーこを捉えている。
 はくはくと動く口の端からは涎が垂れていた。意思の戻った瞳からは涙が零れる。
 ずくり、とみーこの腹が疼いた。腹だけではない、蜜がとろりと溢れ出しそうになる。
 着込んだままの夜着に押し込んだ胸が苦しい。早く脱ぎ捨ててしまいたい。
 そろそろと興奮を吐き出すかのように、みーこは吐息を吐き出した。
 そのあまりにも熱い吐息にさえ、貴瀬は小さく感じ入る。

「ふふっ、お帰り、貴瀬や。今どんな気分かの?」
「あっ、あ……あつい、し、いやだ……」

 ぱさぱさと汗で張り付いた髪を振り乱して貴瀬は拒絶を示す。
 黒龍を埋め込んだばかりの時に比べれば、瞳の輝きは落ち着いている。
 それでも瞬く度に見え隠れする金は、月の隙間に隠れる月に例えられそうなほど美しかった。
 みーこの墨色の瞳が妖しく濡れる。

「止めぬよ。ぬしをぺろりと喰うのは勿体ないからの」

 軽く貴瀬の耳を噛みながら、みーこは囁いた。
 子供の肉は確かに柔らかく甘いだろう。ノヅチで喰らうことも一瞬考えたが、これは初めから決めていたことだった。

「わしの身体すべてで、ぬしの一生を、わしがずっと喰ろうてあげるよ」

 唇を合わせ激しく貪る。
 ノヅチを踊らせ、気に食わないものを屠る時以上の快感がある。
 排除することによって、清々しい気持ちになるのとは違う。
 屈服させることで自尊心が満たされるのとも違う。
 身体の奥底から湧き上がり、それでいてすっと落ちるべき場所へと落ちていく、不思議な感覚だった。
 待ち切れない、とでも言うようにみーこが自ら夜着を脱いだ。
 窓から差し込む冷めた月光を受け、ただでさえ白い肌がより冷え切った冷たさを湛える。
 白い裸体を見上げる少年は、月光を受ける女とは何もかも正反対だった。
 色に濡れたみーこの瞳は潤み、そこに億千万の口と呼ばれたカミの姿はない。
 ただ一人の女が火照る肢体を晒している。
 一方貴瀬の瞳は恐怖に染め上げられていた。
 金の瞳には憐れんでしまうほどの恐怖しかない。
 貴瀬には目の前のみーこに幸せを喰われる前、当然のように母親がいた。
 母にまだ甘えたい年であったから、一緒に風呂に入ったりもしていた。
 だから自分と異なる性を持つ人間の裸体を見るのは、これが初めてではない。
 母と同じように乳房があり、秘部は茂みに隠れている。
581389 後3/7:2009/04/13(月) 07:07:23 ID:bKK6b8gj
 記憶の中の母と目の前のみーこは、恐怖が横たわるほどに異なる存在だった。
 赤い舌で紅い唇を舐める仕種など母はしなかった。
 みーこの手と貴瀬の手を比べれば、まだ貴瀬の手の方が小さい。
 母と手比べした時も、母の方が貴瀬よりも大きかった。
 しかしその大きく温かな母の手は、貴瀬の小さな手を包み込んでくれたのだ。
 目の前の女のように、収まり切らない柔らかな乳房に幼い手を押し付けはしなかった。
 驚きと恐怖、戸惑いから貴瀬は動けない。
 泣き叫ぶこともできなければ、掴まれた手を振り払うこともできない。
 みーこは掴んだものの動かない貴瀬の手をつまらなさそうに見下ろした。

「……掴むも揉むもない。つまらんのう、形も大きさも申し分ないだろうに」

 みーこの指す行為は分かる。
 だが不満混じりにそう言われたところで、貴瀬はどうすることもできない。
 恐ろしくて恐ろしくて身体を渦巻く熱を自覚する余裕もない。
 固まったままの貴瀬の手を、みーこはそれでも離そうとはしなかった。
 それどころか貴瀬の手のひらをぐいと柔らかな胸へとさらに押し付ける。
 指と指の間から零れる肉。手首を掴まれたままずらされれば、つんと尖ったしこりに当たった。
 すると手首を掴むみーこの手に僅かに力が篭った。
 痛いと思うほどではないが、貴瀬は顔を顰める。

「ふ……っ、あ……!」

 みーこの口から小さな喘ぎが零れた。
 吐く息に混じるように零れた喘ぎは、貴瀬には聞き覚えのある声音だった。
 目の前で貴瀬の家族を屠った時、みーこは愉悦の中に艶のある笑みを浮かべていた。
 真っ赤な唇から零れた吐息はやはり、このように感じ入った様子ではなかったか。
 一度は静まったと思った恐怖が貴瀬の中で荒れ狂う。
 静まってなどいなかったのだ。
 心がこれ以上は受け入れられないと生まれる恐怖を拒否していただけだ。
 麻痺した心が正常に戻る。
 それは絶望だった。悲鳴すら零れない。
 みーこは右手で貴瀬の手首を掴み、左手でその小さな手を包み込んだ。
 みーこの手の平はいつの間にか汗ばんでいた。
 汗ばんだ手の平が貴瀬の手の甲に乗る。人肌が恐怖を膨らませる。
 いつまでも動くことのない貴瀬に焦れたのか、みーこ自ら積極的に動き出した。
582389 後4/7:2009/04/13(月) 07:07:59 ID:bKK6b8gj
 掴んだ手を胸へと押し付け、絡めた自分の指で胸を揉む。
 指と指の僅かな隙間で指を動かすものだから、生まれる快感は切ないものだ。
 制限のある愛撫では物足りなくて、包み込んだ貴瀬の手ごと激しく胸を揉み上げる。
 みーこが何か言いたげに貴瀬を見つめた。
 ゆらゆらと揺れるみーこの瞳は、何かを喰う時のように真っ赤に燃えていた。
 はっ、と息が弾む。
 みーこは興奮から、貴瀬はこの異様な空間に飲み込まれまいと喘ぐ。
 ぎゅうと眉を寄せ、みーこが何か囁こうとする。
 恐怖で停止した貴瀬の頭は、その顔が菓子を強請る子供と同じだと思った。
 一瞬のことだった。恐怖ががらりと反転した。怒りと衝動へと転じたのだ。
 この女は自分から何もかも奪ったのに、まだ欲しがるのか。
 すると、訳の分からない行為を強要され、自分の上で勝手によがる女がそれほど恐ろしいとは思わなくなった。
 求められることは分からない。
 ただこのまま自分が動かなければ、みーこは困るのだろう。
 自分の望むものが手に入らず、いつまでももどかしい思いをするに違いない。
 貴瀬はありったけの力を込めて金の瞳で真紅の瞳を睨み付けた。

「あっ、あああ、あー!!」

 睨み付けた途端、指先が何かを弾いた。
 真紅の瞳をかっと見開き天井を仰いだみーこは、信じられないほど大きな声を発した。
 常のつまらなさそうな顔は微塵も残っていない。
 何が起こったのかと、貴瀬はじっとみーこの顔を凝視した。
 しかし彼女の顔を見たところで原因は何一つ分からない。
 視線を掴まれたままの自分の手へと落とした。そして先程弾いたしこりの正体を知る。
 みーこの胸の飾りを貴瀬の指先が弾いてしまっていたのだ。
 貴瀬自身は全く意識していなかったが、睨み付けた拍子に僅かに手に力も篭ってしまったらしい。
 そして貴瀬の力を入れるタイミングとみーこが胸を弄るタイミングが合ってしまい、先程のみーこの絶叫に繋がったのだ。

「あっ……あ、アン、っ……ン」

 もどかしげな吐息を吐きながらみーこが身じろいた。
 ぱさりと衣類はどんどんベッドの下に落ちていく。
 その時ようやく掴まれたままだった貴瀬の手が解放された。
 くたりとベッドの上に落ちた手は力が入らなかった。僅かに痺れも残っている。
583389 後5/7:2009/04/13(月) 07:08:34 ID:bKK6b8gj
 貴瀬に覆い被さったままだったみーこが、身体を下にずらした。貴瀬の下肢を覆う邪魔な物一切を剥ぐ。
 片手でまだ立ち上がらない幼い欲の象徴を包み込み、空いた片手は自身の秘部へ。

「小さいのう。これなら銜えるのも随分楽だの」

 言うが早いか、みーこは貴瀬の亀頭をぱくりと口に含んだ。
 汚いところなのに。潔癖の気があるみーこが貴瀬のソコを咥える理由が分からない。
 混乱とショックは大きく、快感を拾い熱へと繋げる回路は壊れていた。みーこが咥え、舐め、軽く食み、吸っても、貴瀬自身は中々立ち上がらない。
 空いた片手で弄られる秘部からは水音がどんどん大きくなっていく。
 自分で動かす指がイイところを掠める度、みーこは眉間に皺を寄せ貴瀬のものを咥えたまま喘いだ。
 その喘ぎはみーこの咥内で響き、貴瀬自身にも伝わる。

「っ、ん! んっ、ン!」
「あ、ああん!! ふぁっ、いやだ!」

 伝わる振動が快感と熱を繋げた。
 喉をのけ逸らせ、湿った空気を吸い込む。空気はすぐさま喘ぎへと変わり、部屋の中に満ちた。
 みーこの口に収まった熱もどんどん大きくなっていく。
 自分で弄ったこともない場所を襲う強烈な快感に、もう貴瀬の意思はついていけなかった。



584389 後6/7:2009/04/13(月) 07:11:22 ID:bKK6b8gj

 助けて、と叫ぶ声がする。
 葉月は顔を上げると、僅かに斜め上を仰いだ。

「なぁんでえ、姫さんはお楽しみ中かい」

 ぼさぼさの乱れ髪に鋭い犬歯が覗く口。葉月と同じく上を仰ぎ見る瞳は暗く赤い。

「やけに楽しそうに黒龍を連れてったと思ったら、こういう訳たぁ……下の口も上手く食うのかねえ」

 ぎゃはは、と実に品のない笑い声を上げるほむらに、隣に立つイワンは嫌悪を隠せないようだった。
 珍しい、と葉月は思う。
 イワンは人を当然のように嫌っているし、みーこのことも好いてはいない。
 そんな彼が同じ魔人であるほむらに嫌悪を露わにするなど今までなかったことだ。
 気位が高いイワンは、ほむらの嘲笑につられて笑いはしないだろう。
 しかし鼻で笑うくらいのことはすると思っていた。

「姫さんもあんな坊主を可愛がろうって言うんだから物好きだよなぁ。普通に食った方が美味そうじゃねえか」

 心底不思議そうにほむらが言う。
 イワンが鈍い光を湛えた瞳で、何か言いたげにほむらを見る。
 口にしなければ、付き合いの長い友人のことでもその意思を読み取ることはできない。
 葉月は嘆息混じりに自分の考えを口にした。
 恐らくイワンが言おうとしていることも同じだろうと思って。

「みーこ様も貴瀬のことは今までにないくらい気に入ってらっしゃるからね……もしかしたら、今度こそあの方だって堕ちるかもしれないよ」

 そんな甘いもんかねえ、とどうでも良さそうにほむらが返す。
 イワンがひと鳴きした。相槌とも溜息とも言えない、曖昧なものだった。
 助けて、とか細い悲鳴が聞こえる。
 その声は、ずっとずっと昔から馴染みのある女の声とよく似ていた。




―――――――――――――――

コピペの計算ミスって、?/7表記したけど?/6が正しかった。
紛らわしくてごめん。
585名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 12:42:36 ID:YUyOOpij
GJ!

メイドやってる時のみーこさんもいいけど
カミのみーこさんもいいなぁ
586名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 08:04:04 ID:43juR6Yy
ほむらさん、発想がオヤジです。
とまれGJ
587名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 16:13:35 ID:G5yzTZXG
レナって本編終了した時点でヒデオをどう思ってるんだろう?
588名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 11:35:36 ID:oP9U1Ujb
レナの場合本編で2転3転してて微妙だけど、最終的には恩人とかその辺に落ち着いてる気がする。
589名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 12:33:38 ID:JV9eiinP
ねえパパ、どうやったらヒデオ君と結婚できるかな?
590名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 00:31:38 ID:ujed+03V
>>589
ヒデオ君みたいに諦めないことが肝要だと思う
後は障害が多いからそれを倒すこと
591名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 06:57:56 ID:2kOC388f
>>590
やめてー
ただでさえヤンデレ気質なのに、そんなアドバイスしたらマジ狩る展開になっちゃうー
592名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 09:58:33 ID:6W+ZmMXl
つまり、ミスマルカでキーワードのひとつになってる大破壊(大崩壊?)は
天(ウィル子)Vs魔(レナ)Vs人(美奈子、次点睡蓮)の三つ巴の戦いによって引き起こされたんだよ!!!(AA略
593名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 17:05:15 ID:nvkRXG03
大破壊…

人々は地上を失いレイヤードへの移住を強いられた
594名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 21:23:41 ID:SkVhXwry
>>591読んで
ばいおれんす☆マジ狩る!
とか浮かんだ俺は死んでいい
595名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 21:38:58 ID:2kOC388f
>>594
………死んでも。なにもならない。
596名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 21:41:34 ID:VYmfKing
ヒデオアフターはどう話が進むんだろう…
そしていつ出るんだろう…
597名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 00:18:46 ID:1P0WZDuJ
今月30日にスニーカーで公開予定らしいぜ兄弟
598名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 01:27:02 ID:tsXwAJMU
>>597
マジすか
ようし張り切って新作書き始めちゃうぞぅ
599598:2009/04/30(木) 00:45:46 ID:YpjHizku
パーツは出来てるのに書けない…orz
そんなこんなで30日になってしまった

もう少し待ってくださいな
600名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 19:51:35 ID:YpjHizku
6月からスニーカーで連載開始だそうですね
601名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 15:07:30 ID:tRjg5bJ5
>>593
貴様にはノーマルが似合いだ
602名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 19:53:35 ID:zOpf1hgB
さて、なぜここにはミスマルカの作品が投下されないのだろう
603名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 20:17:02 ID:jnmla+tm
パリエルがかわいくないから
604名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 00:39:55 ID:gUmAxunD
Z×カブトネタは同性愛板むけだから
605名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 00:50:34 ID:m06CXWmR
パリエルよりルナス
606名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 01:18:37 ID:gNJ63dIv
次の巻は期待出来そうだ。
主に三番×マヒマヒ的な意味で
607名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 03:43:17 ID:BjrYL1Tl
まて。
お り が みの主人公にしてヒロインであるあの人もネタにされにくいぞ!
その他のキャラはそこそこに書かれているというのに・・・
608名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 03:58:37 ID:gNJ63dIv
睡蓮の事かー!
609名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 04:00:54 ID:BjrYL1Tl
睡蓮さんはヒデオアフターでヒロインになるからいいだろ・・・
俺が言いたいのはリ(ryなんだ!
610名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 10:35:05 ID:75w21Sxb
負位置の魔乳ですね、わかります。
611名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 11:17:06 ID:gUmAxunD
リップルラップルは炉を通り越してペの領域だからネタにするのも難しいんだぜ?
612名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 16:30:35 ID:rEAcRnhw
お前らリップルラップルさんディスってんの?
初代魔王なんだから経験豊富に決まってるだろjk・・・
613名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 16:42:27 ID:oRmUMERA
性欲をぷるとかでろなスライムで解消するリプ……とかは思いつくが、
正直トモアキ作品はネタにしづらい。恋愛フラグ叩き折ってる気がする
マスラヲは別だが
614名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 01:06:27 ID:inCQ81Mn
ここまでカッコちゃんなし
615名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 10:36:03 ID:ZR8lox/J
VZちゃんは魅力的デスよ?
ただし、僕はみーこさんがだいすきですまる

そういやみんなはみーこさんとマリーチさんは前期型と後期型どっちが好きなの?
616名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 12:27:41 ID:45uCmZ9A
おっとりしてた方が好きだった
617名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 14:02:42 ID:YbESyczn
http://www.01-torte.com/aijo.html
ハカセのドリル勇者を思い出した
618名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 18:20:54 ID:CjOI/S0x
おっとりみーこさんと後半の険の抜けたマリーチさんが好き!
普段のみーこさんは俺が好きなキャラとは違うんだ・・・好きだけど

>>617
不覚にも吹いたw
これはネタにすべき
619名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 22:25:34 ID:yLtu6vKI
>>617
アウターならこんなのいそうだから困る
620名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 23:36:08 ID:sc0k4ms/
お・り・が・みに登場するキャラで
鈴蘭以上にここで扱いが酷いキャラはいるだろうか…
621名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 00:15:51 ID:rzEAbXXi
名前の後ろに必ず(笑)がつく人とか?
622名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 02:20:30 ID:gOXicVCW
きくたけ?
623名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 08:44:10 ID:Ip9vkdCW
クラリカ?

俺さ、読み直してる内に気付いたんだが、
みーこさん(前期)ってたぁくんにローリングソバットとかやられまくってもニコニコしてるイメージがあるんだ。

つ ま り、堕ちた後はMということ・・・ん?なんか周囲が暗いな。
624名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 20:19:41 ID:UtEp12kv
誰がなんと言おうと自分は記憶喪失状態のみーこさんが好きだった
…フラグ折りやがってあの勇者
625名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 07:14:13 ID:wSB7wHtv
みーこさん良かったなあ
あらあらうふふって感じで
626名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 07:52:02 ID:rNbN2gJE
火星在住のアウターがいると聞いて飛んできますた
627名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 20:01:04 ID:qam7Y1XD
>>626
すもーくのことですか?
628名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 20:18:07 ID:1fTN9dCV
レイセンではヒデオは活躍できるのだろうか…

睡蓮とウィル子と勇者姉に出番のほとんどを持ってかれる気がする…
629名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 20:22:26 ID:oKZADllB
理想的な展開じゃないか
630名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 20:23:25 ID:oKZADllB
うわ、途中送信。
睡蓮や姉やウィル子やアンリが前面に出てくるなんて実に理想的な展開じゃないか
631名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 18:22:48 ID:glvADbKY
セリアとリップルラップルの幼女エロが読みたい…。
セリアがしっぽでリプラプ攻めて、リプラプがでろでろスライムをセリアにくっつけてーみたいな。
ふわっふわででろっでろだな。
がっつりエロじゃなくていい。
二人とも遊びの延長戦みたいな感じで縺れ込むんだよ。
例えばどっちが我慢強いかとか、そんなくだらない勝負事が熱くなりすぎた結果の尻尾とスライム攻め。

妄想は出来るがSSに書き起こせない。
632名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 18:33:14 ID:oH+PR3JM
世界が滅ぶレベルだな
633名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 08:06:31 ID:je70g98d
エーデルワイスがマヒロを言葉攻めしながら足でするとかいう電波を受信した
634名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 10:12:20 ID:xc8A8BSx
過疎ってるな…
635名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 22:26:43 ID:QKXrK0Od
一巻のエミリオ雑貨店でのパリエルをハアハア言わせる電波を受信した
636名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 03:57:05 ID:0XeUrbpg
>>635
急いで執筆して下さい
この過疎を救えるのは勇者(パリエル萌的な意味で)であるアナタだけです
637名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 06:57:03 ID:0ud7jvX2
>>635
汝、執筆せざるなかれ
638名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 00:19:26 ID:4jKeJSB/
>>635

触手でハァハァさせられるパリエル…正座してお待ちしています。
639名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:40:21 ID:A6OE+eg1
レイセンを早く読みたいが雑誌を毎月買うべきか
文庫本が出るまで正座して待機するべきか…迷う
640名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 02:07:53 ID:5dQuhDH4
文庫じゃないと魔砲少女エルシアたんとかは無かったんじゃないっけ?そう考えると待機する方が良いかもしれない。
641名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 16:44:01 ID:DRkqiSeH
一応


保守
642名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 02:58:41 ID:eewsVKLP
ウィル子「ほら、マスターが仕事しないから心優しい>>641が保守してくれたじゃないですか!」
ヒデオ「……だが。ウィル子」
ウィル子「だが、じゃないですよ!」
 
ヒデオ「……ネタがあっても。ssにできないことも。ある」
643名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 01:54:32 ID:FiQ8wqYw
保守
644名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 10:31:07 ID:4kyCI181
ほむらさん
645名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 13:31:05 ID:hsNXNiv0
×
646名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 16:57:13 ID:OpQkF+1k
睡蓮
647名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 02:04:13 ID:ehlOLr1Y
=
648名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 10:37:07 ID:uQSYBWub
鬼巫女
649名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 12:03:59 ID:tLRCCB/4
ただ一つの誤算は……
650名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 18:45:49 ID:ARdZJWl2
偽乳PAD長の乱入
651名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:52:50 ID:tLRCCB/4
にわかニコ厨は死ね
652名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 00:18:25 ID:ylYQdGhE
当スレはニコ動の話をする所ではござらぬ

この>>652、ここがシグルイスレでもないことは計算にない
653名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 06:12:17 ID:qUQ5hxA2

現在、長期にわたって全規制の影響を受けている職人の皆様。
ただいま、こちらのスレ(したらば・エロパロ避難所)に置いて代理投下の以来が行えます。

書き込み代行スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2964/1060777955/

投下して欲しいスレの名前とアドレスを張り、その後、作品を書き込めば有志のかたがそのスレに作者の代理として投下いたします。
(数日ほど、時間が空くことがあります。できれば、こちらに書き込める方、積極的に代理投下のチェックをお願いします)

654名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 20:16:13 ID:w6Khp07T
保守

655名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 23:05:25 ID:mTfrZRNN
婦警さんの十手プレイま〜だ〜?
656名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 02:25:22 ID:2W0JJe81
すバスらしい
657名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 02:34:47 ID:kAxGD85O
>>655
十手て…岡丸?
酔った勢いで〜とかなら書けるんじゃね?
658名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 03:04:22 ID:6visldPo
普段はSだがいざ本番(性的な意味で)となると、ヘタレな闇理ノアレ
この電波はいったかい
659名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 14:00:54 ID:3/NaPcip
ばいおれんすマジカルは、やっぱ古すぎるのだろうか
好きなんだが

660名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 03:41:48 ID:8FefQQUl
古いと言うか売って無い…

増刷まだー?
661名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:03:36 ID:PGF5G2Nj
>>659
今さら手に入りにくいのもあって読んだ人がちょっと少ないだけだ
というわけで、遠慮せずにずずいと書いてくれ
662名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 02:06:18 ID:Q7qBAIkA
レイセンの文庫化は一体いつになるのやら…
663名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 03:15:08 ID:Z6zdNKOn
ノアレと睡蓮の触手プレイはまだかい?
664名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 01:39:54 ID:X6992Msl
みーこさんといおりんで不幸萌えに目覚めた。
665名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:45:32 ID:6wa0dWBp
ゼンラーマンをエロに持って行ける猛者はおりませんか
666名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:46:29 ID:sRnnM66t
長谷部将軍に罵られつつ足で、とかそういう電波は来たが文章に起こしきる自信がない
667名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 07:19:17 ID:7SaWRjc1
長谷部将軍を足蹴にする方かと思った
668名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 09:04:08 ID:L1bXd2LJ
三番姫の前でゼンラーやれば容赦なくエロにもっていってくれるよ多分
669名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 09:25:22 ID:+BeSaVV+
モザイク付き全裸主人公のTSが意外と良かった
マヒマヒももっとTSすべき
670名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 19:51:37 ID:LJysFMAT
手首を縛られて闇っぽい触手に責められる睡蓮に期待したい
671名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 10:23:45 ID:2C3fIdpv
YAのウィル子可愛いな ヒデオはなんか違和感あるけど
こんなのにご主人様とか呼ばれてたら理性がマッハだろ普通
672名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 15:14:01 ID:VSLDiLDs
ウィルコは元々かわいいよ
673名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 18:52:05 ID:99fXjBQb
性魔王様の事象の地平を撫で回したい
674名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 13:33:49 ID:RUA/kyaz
あれ、この前までこのスレは673まで進んでたと思ったのだが
今は672までしかレスがないような?
675名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 01:44:04 ID:XPpUZFn3
>>674
なぁによくあることだ、そうだろ?
性魔王様に胸の話題h(ry
676名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 02:46:21 ID:qi/IlpIh
馬鹿馬鹿しい、虚胸の話をしたから何だってn(ry
677名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 19:44:58 ID:1vxKGWag
性魔王様に色気を感じたシーンってないよな
睡蓮とかはこれでもかというほど在るんだが
678名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 01:28:35 ID:i8P/qUu6
こうなったら吾川さんを僕っこたぁくんに辱めてもらうしかないな
679名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 20:31:33 ID:05pTUTMN
睡蓮の睡は睡姦の睡だってばっちゃんが言ってた
680名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 02:45:31 ID:pmUQRLlH
お・り・が・みを読んでた途中では睡蓮×勇者とみーこさん×勇者カプが脳内で出来上がっていたのに…
トモアキはどこまで裏切る…
681名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 11:53:26 ID:ozFk+8Jc
>>680
>>228
翔希は被害者では? と思えてきた今日このごろ
682名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 00:25:39 ID:rI4VTgaz
エリーゼが居るじゃない
683名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 02:35:34 ID:UAABo0XJ
エリーゼと勇者は相棒的な存在で恋愛感情はないんじゃないかなぁ、とか思ったり
684名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 02:44:26 ID:CPO6Qcp1
てゆうか真琴とはどうなってんの?
685名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 21:13:30 ID:rI4VTgaz
正直暫くソレ誰だっけ?状態になった
686名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 02:01:21 ID:rOn9H6Gi
>>684
作者も忘れてる気がする
687名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 02:35:14 ID:0smEz/EM
だってトモアキの自己投影であるヒデヲの踏み台に、そんな彼女がいること書くの嫌だろう?
688名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 08:29:05 ID:2rGAGzck
考えて見ると、彼女持ち面接合格蹴り可愛い精霊付き実在勇者とか
闇を呼び起こしてけしかけても良いレベル
689名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 01:52:56 ID:J7j+9ejS
メイドを侍らせた裏社会を牛耳る組織のトップの彼も凄いはずなのに、あまり羨ましくはない気が……
690名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 03:01:07 ID:n/VV+s2V
>>689
だって肝心のメイドが侍ってねーは虚ny
691名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 18:27:58 ID:ImwT8AKv
>>689
手を出して助かる確率をロシアンルーレットで喩えると
勇者は1/6だけど
裏社会は6/6で不発弾狙いだもの
692名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 09:20:46 ID:ou+w1nca
たぁくんが手を出した場合

メイドのS→意外と上手くいくような・・・でも貧n(ry
みーこ→全部吸いとられそう
リップルラップル→たぁくんのバットが折られそう

あとなにはともあれみーこさんは隠れ巨乳だろ。
着物的な意味で
693名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 10:40:09 ID:1xKu1GQZ
軍曹も一応、メイド服じゃなかったっけ?
694名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 18:02:59 ID:kuC1Ug/y
カッコ忘れてるとか・・・
695名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 18:44:48 ID:mz88F3Va
「つまり、君は。僕の嫁」
ぬっぷぬっぷ
「素晴らしい、この世界・・」
びくんびくん
失神してしまったウィル子に、死者に鞭打つかのように腰を打ちつけ続けるヒデオ

動き続けていよいよ酒が回ってヒデオが倒れたのは、マリーチが子狐を下がらせた直後のことだった。
696名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 12:56:54 ID:5Usv1qri
泥酔ヒデオの強さが分からない
697名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 14:55:54 ID:moK7E8iN
ギャグ補正です。
698名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 00:45:48 ID:pBH4AYue
>>696
相手が勝手に強さを誤解して攻撃しようとしてこない
で、ヒデオは酔った勢いでまっくのうち!まっくのうち!

強くね?
699名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 10:58:54 ID:yseVtyK9
大人しいのが怒ると怖い理論の応用か
大人しいヒッキーが豹変するとヤバい
700名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 16:04:23 ID:75y5Cj/O
でも体力がないのでのされます
701名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 11:39:31 ID:B17FzoTQ
今のヒデオは酔った勢いで影召喚とかしちゃいそうで困る
702名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 12:56:55 ID:TzXFBX2o
レイセンって今ちゃんと連載してるのか?
スニーカー買ってないからわからんのだが
703名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 03:39:50 ID:MHSbr1F6
してるぜ次号で三話だ
704名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 08:35:15 ID:YGDL2FmC
良かった
705名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 03:01:19 ID:mVtRJbX/
ほう
706名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 14:59:07 ID:foqGDr0h
読んでみよう
707名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 20:33:23 ID:LSC0d0qb
板の最下層まで落ちてるとは‥‥‥
708名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 19:17:24 ID:7nVWlStF
ネタはあるだが相変わらず非エロな上にssまで昇華できない
レイセンの単行本化はいつになるのやら
709名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 14:59:39 ID:v3Gcw5Hn
ここが最後尾か
710名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 19:59:51 ID:RyyGHIki
なっつかしー
711名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 08:09:07 ID:4NZcQTZe
age
712名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 20:33:10 ID:c+14mgb6
ミスマルカ新刊まだ買えてないんだが、今回はどんな感じだった?
713名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 20:06:41 ID:HGAYoCdi
くびをはねられた!
※おおっと※
やくたたずここにねむる
714名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 01:30:14 ID:L/sEzccf
ほしゅ
715名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 19:52:30 ID:H4X5ShxW
ミスマルカの新刊読んだけどアレの子孫がアレとアレってなんかアレだな
716名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 02:28:20 ID:q8+zSLwh
かなり久しぶりにネタを作成中
出来次第投下したい
717名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 19:27:38 ID:rnEfw0oN
wktk
718名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 01:39:42 ID:ruT1AuN3
マスラヲで一番人気のカップリングって何かねぇ
やはりヒデオ×ウィル子かしら
自分はヒデオ×エリーゼも大好きだが
719 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/04(日) 19:35:22 ID:7ghShdIH
お久しぶり
>>716で言ってたネタが出来たよ
導入部な感じでエロなしになっちゃったけど5kbいったし、投下してもいいかな?
ちなみにヒデオ×ウィル子
720名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 23:50:55 ID:JGsFrLjB
どんと来い!!
といっても明日朝早いので読むのは明日の夜だがorz
明日一日の楽しみにしたいんで投下お願いします。
721名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 00:15:21 ID:8/AuuLYa
おう、久しぶりの新作
楽しみー
722 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/05(月) 17:19:10 ID:whT8E56f
じゃあ投下する
>>719でも書いたけどヒデオ×ウィル子
時間軸は二巻第七話「神々の分水領」のあたり
723 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/05(月) 17:27:03 ID:whT8E56f
みーこの強すぎる魔力に中倒れてしまったウィル子。
それを治療するためにヒデオはみーこと共にドクターのもとを訪れるのであった…。
内心に、誰にも気づかれないような焦りを抱えながら。
 
ドクターの診察の結果、ウィル子はみーこの魔力に中てられて倒れてしまったらしい。
神の雛形であると説明された時には驚いたが、特に問題はなさそうだと、ヒデオは人知れず安堵した。
一気に脱力し、横たわるウィル子を見る。
奇妙な出会いを果たし、今この聖魔杯を共に戦っている、相棒。
自分をマスターと慕い、一緒に戦ってくれる彼女。だが、そんな彼女に自分は…。
初日から彼女の意向を無視した三連戦、そして魔殺商会に頼らなければならない状況にしてしまった自分の不甲斐なさ。
(……迷惑を。かけっぱなし、だ)
 
先日の美奈子との会話で暗くなっていた心が、さらに沈む。
だが、彼の心は誰にも気づかれない。誰も気づいてくれない。
ただ一人、ウィル子を除いて。
(……ウィル子がいないと。僕は)
724 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/05(月) 17:27:24 ID:whT8E56f
それからしばらくすると、ウィル子が目を覚ました。
元気そうだとほっとしたヒデオだったが、目が覚めたウィル子は妙に落ち着かない様子。
「ウィル子」
「……?なんだかこの辺が落ち着かないのですが……」
と、お腹を押さえる。
「先生」
「んん〜?」
ウィル子の状態を調べるために使っていた、魔力等の見えない力を感知することが出来るらしい眼鏡でドクターがウィル子を覗く。
「胃袋があるねえ」
ウィル子と一緒にたまげた。
 
「ひひっ、他の臓器も大体揃ってるねぇ」
二度たまげた。

「ウィル子にどーしろとっ!?」
自分の身体の変化についていけてないためだろうか、ウィル子が頭を抱える。
「食べるかの?」
面白がっているみーこがウィル子に菓子を食べさせ、それを驚きながらも喜びながら食べるウィル子に場の空気が和む。
ドクターに聞くと、みーこの魔力の影響で属性が移ったのかもしれないとのこと。
特にウィル子に問題はなさそうなので、ヒデオはやっと落ち着くことができた(もっともヒデオの無表情は彼の混乱を誰にも悟らせることはなかったが)。
だが、そんな和みかけた空気をドクターは粉砕した。
 
「ひひっ、女性器もあるね…。これなら性行為も可能なんじゃないのかい?」
 
725 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/05(月) 17:28:17 ID:whT8E56f
シン…と一切の音が止んだ。
みーこは呆れ顔でドクターに視線を送っている。
ヒデオは投下された爆弾に思考停止。
そしてウィル子は――。
 
「…っな、ななななな!?」
顔を茹蛸のように赤く染めて慌てだした。
ドクターとみーこはニヤリと笑う。
玩具を見つけた子供みたいだ、とヒデオは思った。
「まんざらでもないようだの」
「ひひっ、好きな人でもいるのかい?」
二人からのからかいにウィル子は慌てて否定。
「そ、そんなことないのですよー。に、にはははは…」
説得力はあまりなかった。
(……なんという。セクハラ)
726 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/05(月) 17:31:00 ID:whT8E56f
その後もまだまだからかってくるかと思われたが、二人は意外にもあっさりとウィル子を解放した。
それからドクターがヒデオにアンテナをつけそうになる一幕や、聖魔グランプリについて貴瀬との打ち合わせ等あったものの、無事に帰宅。
さっさと着替え、敷きっぱなしの布団に倒れこむ。
エリーゼ興業での騒動もあり、疲労が限界だったヒデオの意識はすぐに落ちてしまいそうだった。
だが。
(…忘れて、た)
そうだ。
寝てしまう前に、まだ自分は言わなければいけないことがある。
「……ウィル子」
寝たかと思ったヒデオからの呼びかけに、少し驚いたウィル子。
「なんですか、マスター?疲れているでしょうから今日はもう寝たほうが…」
「……無事で、よかった」
ポカン、とウィル子。予想外の台詞に驚いているらしい。
「……お帰り」
それだけ言うとヒデオは満足したのか眠ってしまった。
727 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/05(月) 17:31:47 ID:whT8E56f
「ただいま、なのですよー…マスター」
眠ってしまったヒデオを起こさないように静かな声でそっと呟く。
無事でよかった、おかえり。
たったこれだけの言葉なのに、凄く嬉しい。胸が一杯になる。
「ウィル子はいい人に拾われた…そう、思うのですよー」
顔が綻ぶ。
ふと、先ほどドクターに言われた言葉を思い出す。
今思えばアレはセクハラじゃなかろうか、頬に朱がさす。
ヒデオを見ながらだと頬が更に熱くなった。
「なんなんでしょう…」
ウィル子はそっと胸を押さえる。
「なんなんでしょう…この気持ちは」
その問いに答えるものは、この場にいない。
 
ただ静かに時間が過ぎてゆく…
728 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/05(月) 17:33:09 ID:whT8E56f
「好き…なのでしょうか」
どれだけの時間が経っただろうか、ウィル子はヒデオの髪を優しく撫でながら呟く。
(どうなのでしょう…)
今までは少しも考えたことはなかった。
こんなことを考えてしまうのはやはりドクターのせいだろうか。
(私は…マスターのことを…)
好きか嫌いか、と言われれば、好きだと答えるだろう。
だが、それはあくまで親愛を意味するものであって、愛情を意味するものではないと考えていたのだが…。
 
(今は…どうなのでしょう)
分からない。
分からないが…。
(無理に今結論を出す必要はないですかねー…)
まだまだ自分たちは聖魔杯で忙しい。
答えの出ないことを延々と考えて現を抜かす余裕はないのだ。
だから今はこれでいい。
そう結論づけてウィル子はこの思考を止める。
729 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/05(月) 17:34:18 ID:whT8E56f
(そういえば…)
ヒデオから礼を言われたことで思い出す。
自分はヒデオに拾われてからこれまで、礼を一度も言っていなかったのではないかと。
(幾らウィル子でも、これは酷いと思うのですよー)
今日も顔にこそ出ていなかったが、ヒデオは倒れたウィル子のことをかなり心配してくれていた。
だから
「マスター…」
そっ、と髪をかきあげヒデオの息を感じられるほどの距離まで顔を近づける。
「今までありがとうございます」
そして
「これからも…よろしくなのですよー」
 
ヒデオの頬に、唇を落とした。
 
短い、触れるだけの接吻。
それが終わるとウィル子は急に気恥ずかしくなってしまった。
「に、にはは…ウ、ウィル子も寝ましょうかねー」
誰が聞いているわけでもないのに呟く。
そそくさとPCに戻って眠ろうとしたウィル子だった。
730 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/05(月) 17:34:38 ID:whT8E56f
だが。 
(は、恥ずかしすぎますっ!
 あ、明日からどんな顔をしてマスターと顔を合わせればいいのですかーっ!?)
と、先ほどの自分の行動を思い返し、あまりの恥ずかしさに悶絶。
結局、ウィル子は眠らずに一夜を明かしてしまうのであった。
731 ◆qVkH7XR8gk :2009/10/05(月) 17:36:17 ID:whT8E56f
以上
今回はウィル子にもし胃意外の臓器が出来ていたら、というif分岐でした
続くかも…続いたらエロも書けるかも

相変わらずキャラの口調が難しいなぁ
それから上手く区切れずに投下で使うレス数が増えるのもどうにかしないと…いいところで区切れないorz
ではまた
732名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 03:30:20 ID:UUjaVPIJ
久々に来たらキテター
これはいいものだ・・・
733名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 00:05:33 ID:Cp4plhrA
おりがみ天の門で鈴蘭が貴瀬に胸を揉まれてそのまま潮を噴く

そんな妄想をしたのは俺だけじゃないはずだ
734名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 09:33:50 ID:nIXxYtwK
おお、久方ぶりに投下が。
ウィル子可愛いよウィル子

>>733
たぁくん×鈴蘭は未だ執筆者なし。
さんざん平らだと言ってたから難しいのだろうか?
735名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 19:01:37 ID:XoJ6dza8
レイセンの単行本化はまだかねぇ…
そうすりゃ過疎ってるこのスレにも活気が…
>>734
性魔王様でエロってなかなか難しいのよ
736名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:09:17 ID:dZc3WKCc
レイセンで桃条さん出たそうだから、文庫化したら菊人×桃条さんでも投下したい。
前から書きたくて堪らないんだけど、おりがみで出番少ないから口調とか性格分からなくて書けないでいたんだよ。だからレイセン登場は嬉しい限り。

エロパロ板だから非エロは投下しにくいんだがww
非エロでよければ何本かネタはあるので暇が出来たら投下しにきます。
737名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 01:29:13 ID:2gLHHHa2
>>736
先生、そんなことを言ったら非エロばかり投下してる自分はどうなってしまうのでしょうか
投下は是非
738名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 19:06:55 ID:b2eKFEbQ
今マスラヲ五巻を読み直して気づいたんだが

クラリカ胸デケェ

え、ていうかなんでクラリカの服こんな開いてんの?
739名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 20:30:00 ID:MbcCwpf5
魔殺商会だからだ
740名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 08:50:17 ID:Z/PF8AbW
つまり、魔殺商会の女子制服は胸囲の小さい人用しか存在しないから
普通のサイズ以上は胸元を開かないと着られないのですね、わかります
741名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 07:36:16 ID:HjOJyyCq
SSなんてまったく書いたことないド素人だけど投稿してもおk?
742名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 09:45:26 ID:tKb84rOp
おkおk
743名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 18:31:58 ID:USBCgVLY
是非是非
744名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 05:04:22 ID:lSJgX+Gl
レポート作ってたら遅くなってしまった…

>>741です

注意
・SSなんて書いたこともありません
・睡蓮は出てきません
・ウィル子も出てきません
・エロなしラブなし
・律子って需要あるの?
・拙い文章です、すいません

どぞー
745名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 05:05:45 ID:lSJgX+Gl

 予言者の下に神殿協会を統べる実質の最高機関、選び抜かれた四人から成る枢機卿が一人、甲斐律子は愛用のトンボ眼鏡越しに黒い影が広がる空を見上げていた。
(こりゃごっついなー・・・・・・)

遠目ならば只の塵にしか見えないだろう、だがそれは湯水のように溢れ出た魔物群。
もしスライム程度の下級モンスターばかりなら問題はない、下級魔物如きに遅れをとるほど聖騎士団は柔でないし最悪自分一人でも何とかなるだろう。


問題はその数以上に中身。
既に肉眼でもはっきりと確認できるほど降下してきた魔物群には現代では神話の中の存在となったA級モンスターも多数見られる。
それらは普段なら三百人規模の大隊単位で討伐がやっと適う飛びっ切りの化け物どもだ。それも一匹相手に。
そんな連中がバカみたいに湧いているのだ、恐怖を覚えない方が狂っている。

746名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 05:06:27 ID:lSJgX+Gl

「枢機卿、魔物群はあと一分ほどで地表に到着します!」
焦りを僅かに臭わせる部下の一人が報告する。

さて、あの数の化け物相手にどれだけ持ち堪えられるだろうか。
今ここで撤退命令をだせば犠牲も出さずに逃げ切れるだろう。聖騎士団の連中も無謀な戦を挑んで命を散らすよりは、家族や友人と一緒に最期を迎えたいに決まっている。
どうせ滅びが避けられないならば大切な人と一緒に生きる時間は少しでも長い方が良い。


だがそうしたら地上で新年を迎えるのを楽しみに待っている人々を誰が守るのか。
いきなり人々に襲いかかってきた不条理を誰が防ぐのか。

自分たち以外の誰か? 神様の奇跡?

馬鹿馬鹿しい。神殿協会よりも力を持つ組織なんて存在しないし、神と呼ばれる奴らがどんな頭しているかは自分たちが一番よく知っている筈だ。


ならば答えは決まっている。自分たち以外に誰がいる!
747名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 05:08:56 ID:lSJgX+Gl
「どうするのだ、律子。主が総大将だ。」
甲冑を纏ったアンドリューが、居ても立ってもいられぬように聞いてくる。

彼は笑っていた。全く怖れていないのだ、いい歳したこのおっさんは。
とびっきりのオモチャを前にした子供のように眼を輝かせて、ワクワクしているのだ。
「しょーがないおっちゃんやなー・・・・・・。」

だがトチ狂ったアホはどうもこのおっさんだけではないようだ。整然と居並ぶ光の聖騎士たちは、皆生き生きとしながら獲物を握っているのだ。
剣を、槍を、盾を、或る者は銃を担いで今か今かと期待に満ちた目でこちらを見つめている。
まったく揃いも揃ってアホばかり、働く場所などそれこそ無数にあるというのに、どうしてこうも同類ばかりが一カ所に集まってくるのか。


「観測班より伝達、魔物の第一陣が地表に到着します!!」
律子は拡声マイクを勢いよく手に取った。
限界まで息を吸って、深く吐きだしマイクを口元へゆっくりど持って行く。
748名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 05:09:30 ID:lSJgX+Gl

《よっしゃああ、おどれら覚悟は出来とるかぁッ!!》

おおおおおおおおおっ――!!

大地が揺れ、空が震えた。
雪崩のように押し寄せる魔物たちの咆哮にも負けることなく、神殿協会聖騎士団の地響きの様な雄叫びが世界を塗り替える。

《準備は出来とるかー! 思い残したことがあんなら、ここにほかして行き! 戻ってから拾えばええ!
死に場所なんか考えんでええで、うちらは死なん! 死ぬのは――――》

そうや。
うちらは死なへん。神殿協会聖騎士団に敗北はない。

《あの化け物どもや! これが終わったらおどれら全員の名前、うちが教典に書き残したる!!!
ええかぁッ! うちらの最初で最後の聖戦やッ!》

うおおおおおおッ――!!

《全軍、突撃ぃいいいッ――!!!》



749名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 05:11:58 ID:lSJgX+Gl
 
 サイクロプスにコッカトリス、サラマンダー、吸血鬼、鬼、鵺、グリフォン、デュラハン……。
古今東西で神話や伝承と成り果てた化け物どもが並んで襲いかかってくる光景はある意味爽快だ。
どいつもこいつも人間とは桁外れの力を持つA級モンスター。一匹大暴れすれば大都市一つを丸々破壊し尽くせるだろう。

そんな戦略級の存在を相手に聖騎士団は良くやっている。
智略の限りを尽くして、己の武と魔力の全てを掛けて立ち向かっている。

だが現実は無情だ。奇跡など起こりはしない。
圧倒的な差という事実を映すだけだ。

無限対有限。
化け物対人間。

勝てる筈がなかった。持てる力も、数も有りと有らゆる全てが違い過ぎている。

戦況は致命的なまでに劣勢。不帰の客になる者も跡を絶たない。
死体など残る方が幸運だ。化け物どもの攻撃は強力で、"防ぐ"という選択肢は取ることなど不可能。
ドラゴンの火息は厚い騎士甲冑をも溶かし、人の体など半秒で灰にしてしまう。
五間以上の身の丈の鬼が振るう金棒は一振りで大地を抉り、騎士達を摺肉へと変えていく。


750名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 05:13:04 ID:lSJgX+Gl

ぎりっ……

噛み締めすぎた口から血が漏れる。握り込んだ掌に爪が深く食い込み肉を裂く。
もう我慢の限界だ。この惨状を黙って見ていられるものか。
この傾いた戦局を動かせるかもしれないだけの力を持っているのに、指揮官だからと言って後ろで下がっていられるか。

彼ら達は死んだのだ。親にすら見せられないような姿と成り果てて。
終わってしまったのだ彼らの生は。妻が、子供が、親が、彼らの帰りを待っている人がいるのに騎士達は帰らぬ人となった。

"本当の神さま"から貰った、たった一つの命を散らしてしまったのだ


うちのせいや。

彼らも常に死と隣り合わせの生活をしていた、覚悟はしていただろう。
だが彼らを死地へ追い遣ったのは間違いなく、この甲斐律子だ。
大口叩き、彼らを鼓舞して死地に駆り立てたのは、この自分なのだ


後悔はしていない。赦しは請はない。残された者達からの怨嗟も甘んじて受けよう。

だが責務は果たさなければならない
751名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 05:14:50 ID:lSJgX+Gl

 すっと足を前へ一歩進める。
「――おっちゃん、指揮は頼んだで。」
神器ミドガルズオルムを手に、放つ言葉はたった一言。
「……うむ、心得た」
返された言葉もまた一言。

にやり、笑みが漏れる。
これだけで全てが伝わった。


後顧の憂いは絶った。おっちゃんなら自分なんかよりよっぽど巧く軍勢を指揮出来るだろう。
後はこの手にある神器を全力で振るうだけだ。
オーバーロードする勢いで神器の力を全て解放すれば、戦局を覆すとまでは行かないまでも、天秤を水平に戻すくらいは出来る。

神器とは元来そういう物だ。
無論、人の身でそんなことをすれば負荷に耐えられず、待っているのは死か、運が良くて廃人状態と言ったところだろう。

「ああ、律子。」
征こうとした所で、アンドリューに呼び止められる。
「まだ何かあんの、おっちゃん?」

「わしは文字を書くのが不得手でな。新しい教典は主が書いてくれ」

……はは、そりゃないでおっちゃん。
こっちはやっとこさ覚悟決めたばっかや言うのに。
なんでそんなこと言うてくれるかなー。
そんなん、

――そんなん言われたら、死ねへんやんか。

752名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 05:22:15 ID:lSJgX+Gl
「当たり前や。自分の尻くらい自分で拭く! おっちゃんこそ気ぃ付けや、どっから攻撃飛んでくるか分からへんで!」

全く、無理難題を押し付けてくれるものだ。
死ぬ気で戦って死なないのが、どれほど難しいことなのか分かっているのだろうか。

だが、大口切ったからには仕方がない。
ここで約束守れんかったら関西人の恥や。

やったろうやないかい。
甲斐律子、一世一代の大一番や。

もう一度強く神器ミドガルズオルムを握りしめ、ありったけの魔力を込める。
思えば、自分がこの神器に選ばれたのも、今日この時ためだったのかもしれない。


ビュンッ、と一振り。

神をも殺す猛毒の大蛇は戦場を縦横無尽に駆け三百以上の魔物たちを切り捨てる。





……・to be continued
753名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 05:38:02 ID:lSJgX+Gl


人に文章晒すってこんなに恥ずかしいことっだったんですね
SS書き続けている人は本当に尊敬します

学校から帰ってきたらチャンピオンREDいちごとLOが机の上に平積みにされてたのより恥ずかしいですwww


次で終わりなので、続きはなるべく早く書き上げるよう努力します



それでは、スレ汚し失礼しまーす
754名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 11:16:01 ID:F8F0hj3Y
これだけの文才で初SS……だと!?
こういう穴埋め的な補完SS大好物なので続きすごい楽しみにしてる。
755名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 22:20:11 ID:BEvRR3qw
あるあるw
俺も引き出しあけられてメガストアを姉ちゃんが読んでるの見た時なんて恥ずかしかったなぁ
756名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 01:21:29 ID:fLgSPyq7
激しく乙!
いいなぁ、こういう熱くなれるss書ける人は尊敬する

自分のssとか見ててあまりの恥ずかしさに悶絶するからね!
757名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 20:51:51 ID:XN9FRITV
レイセンが発売されるのはいつになるのだろう…
ヒデオ×睡蓮とか書いてみたいんだけどw
758名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 06:47:42 ID:dC6XvonC
保守
759 ◆g6V0jYwopc :2009/11/06(金) 12:39:00 ID:SNdB3U8P
フォルダ漁ったらザスニでマスラヲ連載終了時に書いたやつが出てきた。
クロスフラッグス終了後の貴瀬とみーこ。
非えろだが投下してもいいだろうか。
760名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 13:12:10 ID:0L7FGoKN
是非是非
761 ◆g6V0jYwopc :2009/11/06(金) 13:25:47 ID:SNdB3U8P
じゃあ投下。
クロスフラッグス終了後・貴瀬とみーこ。
非えろな上に薄暗い話で申し訳ない。
762 ◆g6V0jYwopc :2009/11/06(金) 13:26:25 ID:SNdB3U8P

「祝杯の準備はいいか、野郎共ーッ!!」

 うおぉぉ……! と中央広場前は熱気に包まれていた。
 ステージ上にはいつものツインテールに伊達眼鏡、“カッコ”姿のヴィゼータと、珍しくミラーグラスを外し素顔を晒した鈴蘭がいる。
 クロス・フラッグス決戦後。勝利した魔殺商会側は勿論、敗北したアルザハン側も苦笑混じりに和気藹々と打ち上げパーティーに参加している。
 何年も前の天との戦いを思い出したのか、鈴蘭の闘志は凄まじかった。もし本当にヒデオが“未来視”の魔眼の持ち主であったならば――あの戦いを知るものであれば、誰でもその力を敵視するだろう。

 カラン、と氷が溶ける音がして、グラスから水滴がぽたりと落ちた。

「どうした、珍しいの。ぬしが中央に行かぬとは」
「……みーこ」

 人の輪から外れた所でぼんやりとグラスを傾けていた貴瀬のところに、ふわふわとみーこがやってきた。その手には日本酒が並々と注がれたグラスがあり、片手には料理を盛った皿がある。

「どうせならステージに上がって煽ってくればよいよ。“悪の組織”の社長が、こんな隅で一人ぽつねんとしていたのでは恰好がつかまいて」
「ああ、そういうのはあいつらに任せればいい。俺に煽動者の才覚はない。それに、今更ステージに上がって騒ぐような年でもないのでな」
「なんじゃ、急に大人ぶりおって」

 みーこがつまらなさそうにグラスを煽った。貴瀬もグラスに口をつけるが、その中身を飲もうとはしない。

「悪は悪らしく、輪から外れてそれを見ている方がらしいだろう」
「ぬしらしい美学だの」

 言い訳じみた貴瀬の言葉に、みーこは小さく笑った。
 みーことしては年甲斐もなく騒ぐ貴瀬の姿を見る度に、罪悪感が薄れるのは分かっていた。
 全ては自分の我が儘が原因で、彼の平穏を全て奪ってしまった。
 だからそんな中で、楽しそうにはしゃぐ貴瀬の姿を見れることが何よりも嬉しかった。
 笑顔が見れるだけで幸せ、とはみーこらしからぬ殊勝な心掛けに、思わず自分でも笑ってしまった。
 グラスに口をつけたまま、貴瀬はそれを煽ることはない。結局一口も飲まぬまま唇を離し、そのままぽつりと呟いた。

「ウィル子はカミになるのか」

 今この場にはいない電子の精霊を思う。
 彼女はパートナーと共に敗れ、今は葉月の病院で休んでいるはずだ。
 ふと貴瀬の横顔を盗み見れば、久方振りに見る陰欝な表情。

763 ◆g6V0jYwopc :2009/11/06(金) 13:27:13 ID:SNdB3U8P

 ああ、その顔は嫌いだよ、とみーこは内心で嘆息を漏らした。
 思い詰めた貴瀬の顔など、二度と見たくなかった。
 嫌でも自分の過去の行いを思い出してしまう。
 その影を追い払うように、みーこは努めて明るい声で言う。

「このわしの口を目の前にして、言い切りおったよ」
「なるほど、根性はアウターだな」

 くくっ、と貴瀬が喉の奥で笑う。そこでようやく彼は一口だけ、グラスを煽った。
 酒を飲んでも貴瀬の気分が高揚することはない。それどころか逆に、影が濃くなったような気がする。

「嬉しそうでないの。何を憂いておる」
「貴様のような化け物がまた一人増えるのかと思うと憂鬱になる。それに、」
「…………」
「あの子も、その内……堕ちるのだろう?」

 貴瀬の瞳の奥にあったのは憐憫だった。
 伊織として、澱に落ちゆくものたちを見てきた。そして居澱として、自身も澱に堕ちかけていた。
 あの闇の暗さと冷たさと、どうしようもない居心地の良さと虚しさを知る貴瀬だからこそ、浮かべられる表情だった。
 まさに居澱そのものの笑みは、見ているこちらの方が痛い。

「産声を上げてすらおらんよ。生まれてやろう、という意志が生まれただけに過ぎぬのに、ぬしは……考えすぎる」
「生まれれば、死ぬ。自然の摂理だ。なのにお前たちときたら、死なずに堕ちるだけだ。暗い暗い闇の底に、な。ただの魔人ならば死ぬかもしれない。しかし、カミだ。カミになると宣言してしまえば、堕としても堕としても、残る澱神だ。ウィル子が……あの澱に沈む」

 みーこも、恐らく貴瀬も、思い浮かべたのは彼女の底無しに明るい笑顔だった。
 その明るい笑顔が黒く塗り潰されていく。
 黒い手が彼女の笑顔に伸びるきっかけは些細なものだ。
 例えば──川村ヒデオの死。
 みーこと貴瀬のときのように、自分が愛する使徒にとどめを刺したとなれば、あとは真っ逆さまだ。

「俺よりも先の伊織家当代と彼女が出会わないことを切に願うしかないな」

 出来ることならば、自分達のような悲劇を二度と繰り返して欲しくない。
 ヒデオとウィル子の姿こそ、鈴蘭の言う「カミと人の共存」であり、正しい神と使徒の在り方なのだろう。
 捩曲がってしまった自分達には、あの二人は眩し過ぎる。

「ぬしは……やはり優し過ぎるよ」

 以前のみーこならば、自分以外の存在に気を取られる貴瀬を叱っていただろう。

764最後 ◆8LPqNE7kjc :2009/11/06(金) 13:29:00 ID:SNdB3U8P

 伊織は元々、みーこが堕ちるまでの間の慰み者だった。極端な話、みーこの為に生き、みーこの為に死ぬ、そんな存在。
 そんな存在が他の者に気を掛けている。叱るより何より、みーこは貴瀬のその優しさをいっそ哀れんだ。
 かつてはみーこを堕とす為に生き、「伊織は廃業」とみーこ本人が言ったにも関わらず、自分が直接関わる訳でもない未来のカミまで気に掛けている。
 この子が、自分自身の為に生きたことがあっただろうか。
 人の子であるというのに、自分に見初められたせいでいつまでも澱に囚われている。
 あの時解放したつもりでいたが、貴瀬が貴瀬である限り──その優しさがある限り、彼はこの澱から抜け出せないのだろう。
 酒を飲んでも味はしない。勿論酔えるはずもなかった。
 楽しそうに盛り上がる祭の中で、貴瀬とみーこの二人だけがどこか遠いところを見ていた。






…………………………

投下してから気付いたけど、1/3とか振るべきだったね。ごめん。
765名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 23:05:00 ID:A6OE+eg1
乙!
この二人の掛け合いは好きだw
766名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 01:27:06 ID:/sM5afy4
投下GJ
767名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 16:02:22 ID:Lpm74zln
褒美にみーこ様の夜食になる権利をやろう
768名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 15:52:22 ID:w6MijMrW
test
769 ◆qVkH7XR8gk :2009/11/19(木) 00:15:37 ID:HkpyBNy/
やぁ、久しぶり
今クラリカ×翔希のエロを書いているのだが、書き終わったら投下してもいいかい?
770名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 00:47:24 ID:rMUGbQ/D
カモンカモン
771名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 01:16:29 ID:1zgXmNie
寒空の下で全裸待機するのもそろそろきつい季節になったな…。
投下カモーン
772 ◆qVkH7XR8gk :2009/11/19(木) 02:18:24 ID:HkpyBNy/
やっと書き終わった。
一応見直したが、書いてすぐだから少しおかしかもだけど、そこは簡便

クラリカ×翔希で、7分割
773 ◆qVkH7XR8gk :2009/11/19(木) 02:20:02 ID:HkpyBNy/
これはまだ翔希が勇者に成り立てのころのお話。
 
深夜のレベル上げという名の戦闘が終わった後、翔希とクラリカは教会に来ていた。
今日の戦闘の反省会のためである。
遅い時間のためか、教会には翔希とクラリカしかいない。
 
「今日は割りと上手くいったな」
鞘に収めて持っていた剣を椅子に置き、その椅子に腰掛けながら翔希は隣に腰掛けたクラリカに話しかけた。
「そうっすねー。でも油断は禁物っすよ。汝、油断をすることなかれ」
初心者は慣れだしたころが危ないのだ、と戦闘経験では翔希の上を行くクラリカがたしなめる。
翔希は少し驚いた様子だったが、そうだな、と頷いた。
「最初はぶるってたけど…最近どんどんモンスターを倒すのになれていってる自分がいるんだ。
なんというか…勇者になる前と比べて、自分が変わっちゃった感じがしてさ…」
戦闘による疲労からだろうか、翔希は唐突にポツリポツリと呟き始めた。
クラリカはただ黙って聞いている。
 
「怖いんだよ。勇者だって言われても、正義だって言われても。
家では散々しごかれたんだ。腕に自信がないわけじゃない」
ぎゅっと、強くこぶしを作る。爪が食い込んで血がでてしまいそうになるほどに、強く。
「でも…命がけで…いつ死ぬかわからない戦いは、怖いんだ。
それに慣れようとしてる自分がなんだか…怖いんだ」
「翔希さん…」
クラリカは思う。今まで翔希が愚痴をこぼさなかったわけじゃない。
だが、こんな弱気になっている翔希を見るのは初めてだった。
もしかしたら、これが本当の翔希なのかもしれない。
「…すまん、愚痴だな。クラリカになら、と思ってつい言っちまった」
クラリカが気を悪くしたのかと思ったのだろうか、翔希が謝ってきた。
自分になら、というのはそれだけ信頼してくれているのだろうか、とクラリカは思う。
なぜか心が温かい。嬉しいと思ってしまう。
だがそれ以上に…。
7742/7 ◆qVkH7XR8gk :2009/11/19(木) 02:21:21 ID:HkpyBNy/
ぎゅっ…と。
気がついたらクラリカは翔希を正面から抱きしめていた。
「ク、クラリカ!?」
慌てた翔希の声がするが、気にせず話しかける。
「翔希さん、どうして今まで黙っていたっすか?」
え、と翔希。
意味が分からなかったのかもしれない。
悔しかった。翔希に今までそんな思いをさせてきた自分が。
そんな翔希の思いに気がつかなかった自分が。
「あたしは教会の人間っす。だから翔希さんも言いづらかったんでしょう?」
でも。
「でも…それ以前にあたしは翔希さんの相棒のつもりだったっす」
だから。
「今までそんな大切なことを黙っていられて…正直、悲しいっす」
いけない、泣きそうだ。
翔希の付き人はただの任務、最初はそう思っていた。今までも思っていたはずなのに…。
自分で彼との関係を相棒というなんて、クラリカ自信驚いていた。
 
そのとき、クラリカの体を翔希がぎゅっと、強く抱き返した。
「しょ、翔希さん!?」
慌てるクラリカだが、翔希は腕を緩める様子は少しもない。
「ごめん…」
え、と今度はクラリカが呟く番だった。
「クラリカを信用していなかったわけじゃないんだ…。
でも、他の教会の人がいる前では言えなかった。
彼らは俺のことを勇者としてしか見ていなかったから」
「翔希さん…」
「本当は愚痴なんて誰にも、絶対こぼさないと誓っていたんだ」
でも、と翔希。
「クラリカだけは…俺を翔希として見てくれた。
それが嬉しくて…だから」
それ以上は恥ずかしくて言えなかった。
7753/7 ◆qVkH7XR8gk :2009/11/19(木) 02:23:05 ID:HkpyBNy/
クラリカの涙は止まっていた。
翔希の言いたいことはわかった。その不安の理由も。
なら自分はどうするべきか。
そのとき、ふと思いついた案があった。
彼女はすぐさま実行することにした。
 
ちゅ、と。
クラリカの唇が翔希の唇をふさいでいた。
ほんの数秒の口付け。
「ク、クラリカ…?」
呆然とした翔希の声。
無視してクラリカはついばむように何度も唇を落とす。
「ん、ちゅ、…翔希さん…」
クラリカが口付けをやめたのはしばらくたってからだった。
互いの唇に妖しく光る銀色の橋がかかっている。
「ク、クラリカ。何を」
するんだ、と続くはずだったのにまた唇をふさがれる。
「翔希さんは難しく考えすぎっす。
勇者って言われたからって、もっと気楽にやっていいんですよ」
そういいながら翔希をまたぐように足を動かす。
普段の翔希ならばとっくにクラリカを止めているはずであったが、
戦闘の疲れか、唐突な行為に頭が追いついていないのか、クラリカのなすがままだった。
 
「でも、俺は…!」
「はいはい、そう気負わなくていいんすよ。
勇者といっても人間っす。一度や二度の失敗くらい神様は見逃してくれるっす」
そういって微笑むクラリカは、翔希には天使のように見えた。
心に溜まっていた澱が、綺麗に消えていく。
無言の時間が流れたが、その時間は翔希にとって優しい時間だった。
「翔希さん。あたしには翔希さんが背負ってるものはきっと理解できないし、
代わりに背負ってやることもできないっす」
「クラリカ…」
でも。
「その辛さを、一時的にでも忘れさせてあげることはできるっすよ」
そう言って、翔希の手を自身の胸へと導いた。
服越しでも柔らかい感触が伝わってきて、翔希は慌てる。
「ク、クラリカ!?お前、今日は本当に何を…」
「ここまでしてるのに、鈍いっすね…翔希さんは」
いたずらっ子のような笑みを浮かべて、言う。
そんな笑顔が翔希にはとても綺麗に見えて。
「お姉さんがイイコトしてあげる、って言ってるっすよ」
気づけば、また彼女に口付けをされていた。
7764/7 ◆qVkH7XR8gk :2009/11/19(木) 02:24:34 ID:HkpyBNy/
「ん…そうっす、上手いっすよ」
「そ…そう、か?」
こういったことがはじめての翔希は、おっかなびっくり彼女の胸を愛撫する。
そのぎこちなさや、痛くしないように気をつける配慮が、クラリカにはたまらなく愛おしかった。
そんなクラリカに反撃したくなったのだろうか。何を思ったか、翔希がいきなり彼女の胸の桜色の先端を口に含んだ。
「ちょ、翔希さん?!」
翔希は気にせず、そのまま先端を舌で舐め、勢いよく吸った。
「ひゃんっ!しょ、翔希さん…」
「やられっぱなしは嫌だからな、お返しだ」
胸から口を離し、してやったりと笑う。
元気が出てきた翔希に、クラリカは嬉しくなる。
ついでに悪戯心も芽生える。
「ならこれはどうっすか?」
さっと翔希の上から降り、翔希の股間の辺りにかがむ。
手は彼のズボンへ。
そのままベルトを外しだす。
「え、ちょ、おい!?」
無視してズボンを脱がし。
「ご開帳、っす」
パンツも脱がして彼の逸物を露出させた。
「んふふ、可愛いっすねぇ」
そのままクラリカは、ニヤニヤ笑いながら翔希の逸物をつつき、軽く扱く。
うっ、という翔希のうめき声を聞いた彼女は、そのまま彼の逸物を口に含んだ。
「っ!?」
驚く翔希だが、クラリカは我関せずとちゅぱちゅぱと音を立てながら先端を中心に舐め回す。
「うぁっ!」
小さく叫ぶ翔希。クラリカは目を細めるとわざと更に大きな音を立ててしゃぶりだす。
「じゅぷ…にち…んちゅ…」
「ク…クラリカ、俺、もう…っ!」
早いっすねえ、とは思ったが翔希の名誉のために言わないことにした。
代わりにストロークの速度を上げる。
「だ、だめだっ!」
すぐにクラリカの口内は、翔希の放った白濁でいっぱいになった。
 
量と勢いに驚いたクラリカだが、翔希の射精が終わるまで口に溜め、それが終わると逸物から離れる。
そして再び彼にまたがってから。
「…ゴクっ…ゴク…はぁ、濃いし多いし、ちゃんと定期的に出してたっすか?」
翔希の目の前でわざわざ分かるように喉をさらしながら嚥下した。
「なっ…」
突然の行為に驚く翔希。
そんな彼の耳元に顔を寄せてそっとささやく。
「でも…美味しかったっすよ」
とたんに翔希は顔を赤くする。
これじゃどっちが女の子かわからないっすねぇ、と苦笑。
「まだやるのか…?」
そんなことを言う翔希に、何言ってるんすか、と返す。
そのままどさり、と翔希を椅子に押し倒した。
いきなり押し倒されて驚いている翔希。
そんな彼を無視して彼女は言う。
「まだまだこれからが本番じゃないっすか」
そういってクラリカは、修道服のスカートをたくし上げてパンツを晒した。
「ちょ、クラリカ!それはまずい!」
さすがに慌てる翔希だったが、クラリカは上気した、だが若干泣きそうな顔をして言う。
「だって…翔希さんだけ気持ちよくなるのはずるいっすよ…。
あたしのだって…こんなに」
そういってパンツをずらし、己の恥部をさらけ出した。
そこは、誰が見てもはっきりと分かるほど濡れていた。
7775/7 ◆qVkH7XR8gk :2009/11/19(木) 02:29:44 ID:HkpyBNy/
「クラリカ、お前…」
「切ないっすよ…翔希さん」
クラリカは己の恥部に指を這わせる。
クチリ、と淫靡な水音が響く。
その音やクラリカの蕩けた表情で勢いを取り戻した逸物を、彼女はもう片方の手で優しく扱きながら。
「だから…ください」
そう言って、己の恥部をゆっくりと翔希の逸物にあてがった。
「…いいのか?シスターだろ?」
今更といえば今更な質問に、クラリカは艶然と微笑む。
そのまま一気に挿入した。
「痛っ!」
ミチリ、という何かを突き破る感覚が逸物を通して翔希にも伝わってきた。
さっと翔希の血の気が引く。
まさかこれは…。
「クラリカ、処女だったのか!?」
クラリカは脂汗をかきながら苦笑する。
「翔希…さんは、あたしをそんな…軽い女だと思ってたっすか?」
「いや、そんなことは…」
慌てて弁明する翔希。
見て分かるほどの動揺に、クラリカの表情が幾分落ち着き、和らいだものになる。
「あたしだって…これでも一応シスターっすからね。
操ぐらい、守ってたっすよ…」
「ならなんで…」
本当に分かっていないらしい翔希に、クラリカの笑みに呆れたものが混じる。
「ほんと、鈍感っすねぇ…」
口付けを落とす。
今度は深く、長く。
「好きだからに、決まってるじゃないっすか…」
「……本当に、いいのか?」
翔希の目にもう動揺はなかった。
ただそこには、真摯にクラリカを気遣うものしかなかった。
「大丈夫っすよ…。それに、勇者となら神様だって許してくれるっす」
そしてクラリカは自分から動きだす。
「んっ…」
「まだ痛いか?」
小さく痛がるクラリカを気遣う翔希。
こんなところがいいんっすよね。と思いながら、クラリカは強がる。
「全然平気っす…。動いて、欲しいっす…。
翔希さんに…感じて欲しいっす」
翔希はコクリと頷き、ゆっくりと挿入を再開した。
7786/7 ◆qVkH7XR8gk :2009/11/19(木) 02:31:58 ID:HkpyBNy/
ヌチュ、ニチャと小さいがはっきりと聞こえる水音が聖堂に響く。
お互い初めてで加減がわからなかったが、互いの体を気遣っているため激しいものにはなっていない。
翔希は挿入しながら胸を愛撫し、時折口付けを落とす。
クラリカは翔希の愛撫一つ一つに背を反らせ、可愛い声をあげる。
翔希にはそれが、たまらなく愛おしく思える。
「クラリカ…いい、すごくいい」
「あっ…あたしも、んっ、いいっ…すごく、ひゃんっ、気持ちいいっす…ひうっ!」
クラリカの嬌声に興奮を抑えきれない自分がいるのを翔希は自覚していた。
さらに激しく求めようとしたが、これ以上はクラリカが辛いと思い直し何とか自制する。
クラリカもその気遣いがわかるし嬉しいが、もっと求めて欲しいとも思う。
「んっ…翔希さん、もう大丈夫だから…っ、も、もっと激しくしても…大丈夫っすよ」
大分我慢していたのだろうか、翔希は無言で頷くとそのまま挿入の勢いを激しくした。
水音に加え、お互いの体がぶつかるパン、パンという音が聖堂に響く。
クラリカの痛みはすぐに快感が吹き飛ばした。
 
「あぅっ!こ、これすごいぃ…っ!ひんっ!す、すごいっすよ翔希さんんんんん!」
「お、俺もだ…!だめだ、止まらない…っ!」
二人は何も考えず、ただ快楽に支配されて、獣のように叫びながら交わっていた。
だが、そんな時間も長くは続かない。
「しょ、翔希さん!も、もうだめ!イきそうっす…!
あっ!あああぁぁぁっ!」
「ぐっ…!よし、一緒にイくぞ、クラリカっ!――っ!」
翔希はクラリカと同時に絶頂を迎え、彼女とともに果てた。
7797/7 ◆qVkH7XR8gk :2009/11/19(木) 02:33:56 ID:HkpyBNy/
しばらく無言で抱き合って余韻を感じていた二人だったが、いつまでもこのままでいるわけにはいかない。
後始末をしようとお互いが名残惜しく感じながらも離れる。
「……クラリカ」
翔希が話しかける。
「はい?どうしたっすか翔希さん。
あっ、2ラウンド目は流石に無理っすよ」
違う違う、と苦笑しながら首を振る。
「いや…ありがとう、ってね」
「え?」
その…、と恥ずかしそうに頭をかきながら翔希は続ける。
「クラリカのおかげで、俺はまだ勇者として頑張っていける、そんな気がするんだ」
だから。
「ありがとう。それから…これからも、よろしく」
そういって右手を差し出した。
ポカンとしていたクラリカの表情が、すぐに笑顔になる。
「はいっ!嫌と言われても付いていくっすよ!覚悟するっす!」
夜の教会で、二人は固い握手を交わした。
ステンドグラスに飾られた女神だけが、二人を見守っていた。
その女神の微笑みは、二人を祝福しているかのように見えた――。
780 ◆qVkH7XR8gk :2009/11/19(木) 02:37:11 ID:HkpyBNy/
以上ここまで
初めての最後までやるエロ描写だったけど読者様に満足してもらえる出来かどうか
クラリカも初めて書きましたがどうだったでしょうか
今回は今まで書いた作品の中でもっとも容量が大きくなりました(といっても10kbですが)

早くレイセンでないかな
781名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 14:41:53 ID:1zgXmNie
GJ!!
クラリカのイメージ一新したよ。
程よい甘さ加減ですごい好みだ。
素敵な話を有難う!
782名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 18:10:35 ID:2DOJR3ma
保守
783名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 02:32:51 ID:njdhtafJ
test
784 ◆qVkH7XR8gk :2009/12/15(火) 02:04:27 ID:ftxItuif
保守
次の作品書こうと思うがネタがない

マスラヲでだれかネタをください
785名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 02:07:15 ID:LF8q241z
ウィル子がエロゲを片手にヒデオにこんなのがいいんですか? とかいいながらコスプレエッチ。
ヒキニパ神に覚醒したヒデオの超ハーレム巨編
786名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 20:09:49 ID:XEZtKP1J
ここぞとばかりに自分の欲望を押し付けるぜ!

熱さを求めてきたとか言ってエルシアが魔法でヒデオを動けなくして逆レイプ
または巫女服睡蓮の足袋コキor素足コキ、とかどうですか



787名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 21:39:54 ID:Ne58ifoD
前者のシチュは上のほうにあるな
788名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 23:31:45 ID:oVo4/++q
岡丸×美奈子で
あれこれただの(ry
789名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 02:43:31 ID:PZLoAxFq
>>785>>786の反応が早くて吹いたw
骨子はできたので現在肉付け中
もうちょっと待ってね
790名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 03:18:11 ID:U0rlwkAk
待ってます
791名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 00:57:42 ID:hvfxgqAV
待ってる。
792名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 19:23:45 ID:ZrcE4SUN
二次創作はおりがみのキャラが多いな
やっぱイラストかイラストのせいなのか
793名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 00:08:04 ID:Hu9ClJ8f
マスラヲが一番好きだ。

エロパロは書けんが。
794名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 00:58:44 ID:L0ML4rLt
また今度マスラオでがろあ描いてくれないかな
795名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 02:43:46 ID:H48cNHlF
ヒマなんでマスラオを読み直してるんだが、
ラティさん×ヒデオなんてのもアリかと思えるようになってきた…

ホラあの二人趣味とか合うし。
デンドロビウムとか好きだし。
796名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 22:21:53 ID:Hu9ClJ8f
婦警一択派
797名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 13:12:42 ID:8YPdjKR8
本スレでみたこんなネタはどうだろう
英雄は───ウィル子を一番に思ってるよ
     │    ├─ウィル子が居るから頑張れるんだよ(本文準拠派)
     │    ├─成長を見守っているよ(兄妹派)
     │    └─むしろ守ってほしいよ(ヒキコモリ派)
     │
     ├─やっぱりレナが好きなんだよ
     │    ├─優しくされたら弱いんだよ(正統派)
     │    ├─むしろ殴られて目覚めたよ(邪道派)
     │    └─実は病んだ娘が好みだよ(同情派)
     │
     ├─なんだかんだで婦警を憎からず思ってるよ
     │    ├─会計課勤務がツボに入ったよ(青衣の天使派)
     │    ├─手料理にイチコロだよ(肉じゃが派)
     │    └─取調室で拷問されたいよ(マゾッホ男爵派)
     │
     ├─エリーゼ社長を尊敬してるよ
     │    ├─聖銀の輝きが眩しかったよ(名剣派)
     │    ├─ツンデレに萌えたよ(神棚派)
     │    └─実は女子中学生萌えだよ(ロリコン派)
     │
     ├─エルシアの魅力に参ってるよ
     │    └─見詰め合った時から魔法が解けないよ(欺瞞の魔眼派)
     │
     ├─実はリリーに憧れてたよ
     │    └─鈴蘭様に屈服したいよ(負け犬派)
     │
     ├─アカネがいいかなと思ってるよ(女子高生萌え派)
     │
     ├─ラティと一緒に居るのが落ち着くよ(ゲーマー派)
     │
     ├─レミーナとデュエットしたいよ(歌姫派)
     │
     ├─大家さんはツンデレだよ(妄想派)
     │
     ├─みーこさんを畏敬してるよ(アウター派)
     │
     ├─マリアクレセルが気になってるよ(天界派)
     │
     ├─ロソ・ノアレにちょっと萌えたよ
     │    └─ずっと一緒だよ(暗黒神派)
     │
     ├─睡蓮の嫁なんだよ(GAIDEN派)
     │    └─睡蓮のためにフラグを回収しなかったんだよ(未来視の魔眼派)
     │
     └─やっぱり三次元の女の子には興味ないよ
          ├─嫁なら二次元に何人か居るよ(真性オタ派)
          ├─モニター内のウィル子ならハァハァできるよ(電神原理主義派)
          ├─立体二次元な鈴蘭様なら守備範囲内だよ(鈴蘭過激派)
          └─そもそもロソたんは三次元とかいう存在じゃないよ(闇至上主義派)

ID分からんけど上げた人に喝采
ずれたらごめん
798名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 22:32:57 ID:7JLeCVx1
>>797
マリアクレセルが入っていることに感動した
799名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 08:29:57 ID:z+RAz/5N
保守
800名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 02:14:57 ID:jtIUzDm3
>>797
闇ルートで
801名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 20:37:11 ID:5CBmsGeM
新刊出たね
802名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 20:53:31 ID:7Vo/cunF
>>797
( ゚∀゚)o彡゚ロソ・ノアレ!ロソ・ノアレ!
803名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 21:18:03 ID:5CBmsGeM
>>802
( ゚∀゚)o彡゚睡蓮!睡蓮!睡蓮!
804名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 21:24:35 ID:KPfCuo2V
>>803
http://kineko.dyndns.org/~touhou/up/source/up3603.jpg
http://kineko.dyndns.org/~touhou/up/source/up3604.gif

今……気づいたんだが……
「レイセン」表紙 ロソ・ノアレのパn
805名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 05:49:14 ID:Phsjr8Wz
レイセン売れ杉。
発売を死ぬほど楽しみにしてたのに、どこに行っても見つからん。
806名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 01:18:07 ID:RDjxoCPH
ほしゅ
807名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 10:07:54 ID:4Nfb3kI7
レイセン入荷してすら無い俺の近所よりはマシ
808名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 18:07:42 ID:a73acO+l
睡蓮が可愛すぎてもうね
809名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 19:14:51 ID:Dc+odoEp
睡蓮も可愛すぎるがノアレタンが俺の好みにクリティカルヒットでもうね。

ロリでドSではいてないってどういう事だトモアキ――!
810797:2010/02/09(火) 21:03:03 ID:n4nK1Ouy
ここにいらっしゃる神のネタになればと張ったものが
いつの間にかリクエストに思われている・・・・

でも期待させたからとりあえず書いてみた
if展開+導入のみ 文才ゼロの私が書いた駄文
これを含めてみて欲しい(ハードル下がったよな?)

闇との会話、戻る寸前から

「そうか・・・君はどうしても帰りたくないというのだな?」
闇と口論を繰り広げ何とか帰さない方向にまでもってきた
あの状況であの場にもどるなんて喜劇でしかない・・・
「ということはやっと取り込んでくれるのですね・・・?」
「いや、君を取り込むことは先に言った通り不可能だ」
・・・・・
「ならば・・・どうするのですか?」
取り込めないならここにおいて置いてくれるのだろうか・・・・
「確かにそれもできなくは無いが、私は腹の中にそんな光を入れておくのは耐え難い、
 それにここでは君は何もせず怠惰に耽ってしまうだろう、私は君のようなお気に入りをそうして腐らせるのは耐え難い」
「ならば・・・・どうするのですか?」
別の世界にでも弾き飛ばしてくれるのだろうか・・・・?
「そんなことはしない、少しばかり君と遊ぶのさ」
「遊ぶ・・・・のですか・・・?」
こんな真っ暗というか彼?の腹の中でどうやって遊ぶのだろうか
「ああ、なに君にとっても、とてもとても楽しいことさ」
闇がざわめき哂っているような気がするのだが、
物凄く危険な感じがしてきた・・・やはりまだ怒っているのだろうか・・・
そのために僕の想像を超えるような拷問(遊び)でもするのだろう
「くくくく、そんな物騒なことはしない、そもそも私は見ているだけだ」
見ているだけ?ますます分からなくなってきた、
811797:2010/02/09(火) 21:04:02 ID:n4nK1Ouy
僕を元の場所に戻さない+ここから移動?させる+遊ぶ+闇は見ているだけ=?

意味不明だ。
「そろそろ・・・内容を教えてくれないか?いったい何をどうしたらこの4つの条件が揃うんだ?」
「考え悩む姿を見るのも実に楽しいが、そうだなそろそろ答え合せをしようか」
どうやらさっきの式は筒抜けだったようだ
「簡潔にいえば性交をする」
「・・・・・・・・・」
どうやらこの闇は頭がおかしいようだ
スパン
頭をはたかれたような感覚がする、そもそも頭があるのか分からないが
「冗談ではないよ、君は知らないか?性交というのが魔術と密接であるというのは知っているか?」
fa0eとか有名ですよね
でもそれで・・・?
「君にしては頭が回らないな、つまり

闇と性交する

ヒデオの精神内の光を闇でうすめる

取り込むなりなんなりと

ということだ」
なるほど・・・
「しかし・・・もっと他の方法は・・・な「無い」
せめてセリフくらい言わせて欲しい
しかし貴方なら絶対になにか方法を持っているはず
なぜ、こんな方法をとるのか・・・・?
「君のあわてる姿を見たいからだ」
・・・・・・・・
なんて野郎だ・・・・
し、しかし人の形でなければ!
「たしかに勃タ無ければ意味がないな」
そんな直接的に言わなくとも・・・・

周りのまっくらが少し晴れてくる
暗いのには変わりないが、自分の姿や先が見えるようになっている
もっとも、結局黒しかないのだが
「はぁぃ♪こんにちわぁ、お兄さん♪」
後ろから聞きなれない小学生のような声が聞こえ振り向くと

・・・・
なんとも倒錯的な衣装に身を包んだ本当に小学生みたいな女の子がいた

「ともかく、これで納得してもらえたな、では始めよう」
「ちょ・・・・まっ・・・」
まったく納得なんてしていない
まさかこの小さな女の子が僕とスるというのか
「「その通りだ(よ)」」
どうやら女の子も方もノリノリのようでした
「では私はしっかり見ているから、ゆっくり楽しみたまえ」
そういった途端闇は黙ってしまい幾ら声をかけても反応が無い

「さぁお兄さん、楽しみましょ♪」
女の子はそういって僕を押し倒した
812名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 16:13:32 ID:kQHicaJ7
>>810
GJ!

で、続きまだー AAry
813名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 17:02:56 ID:/q5GdIZQ
>>810

なんですか? なんなんですか? やっとこさ我らが超極絶神ノアレたんの作品が来て、wktkしながら読み進めて、
さぁリビドーが迸って来ましたぞというこんないいとこで、こんな生殺しの状態で放り投げるなんて一体なんだというのですか!?

ははぁん分かりましたよ、あれですね? 俺達を虐めて楽しんでいるのでしょう?
そんなに俺たちを虐めるのが楽しいですか? 悶絶しているのを見るのが楽しいですか?
そうですか楽しいですかそれはそれはノアレたんも吃驚のSっ気ですねぇ!! 

土下座ですか。続きが見たけりゃ土下座しろとでも言うつもりですか
そんなの既にやってるに決まってるじゃありませんか! 全裸で! 『GJ! GJ!』と叫びながら!!
え……? これじゃあまだ足りない……?
そんな! じゃあどうすれば続きが見られるんですか!?
教えて下さい! 何でもしますから! 何でもしますからッ―――!!


と叫びたくなる位、続きを楽しみにして待ってます、俺
814名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 21:52:42 ID:7V7+7jA3
>813
そんな気合入ったレスできるなら、その情熱をなぜ作品制作にむけないと言いたい
815名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 00:27:40 ID:nQUNVfgr
マスラヲの漫画版の単行本を買ったがやはり中々良い出来だな…

しかしウィル子のおっぱいには夢と希望と新世紀を感じるが
リリーのおっぱいには違和感しか感じねぇw
ウィル子可愛いよウィル子
816名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 00:48:40 ID:x1xMeyLn
漫画マスラヲは女キャラがロリっぽくていいわ
ウィル子かわいいよウィル子
817名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 02:45:34 ID:dTQa6VWG
                                                          ■
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    ■■■■■■■                ■■■■■■■            ////////////////
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この流れなら貼れる アッフン元に作ってみたはいいけどいまいちorz
みんな脳内補正頼む
818名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 03:52:19 ID:LVeFHv4v
とりあえず、WORNINGじゃなくてWARNINGな。
819名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 02:25:20 ID:2vOXqllB
ウィル子が自分のPCに入ってきてくれたら、
自分に感染してもらって実体化したウィル子とイチャイチャする以外に選択肢が浮かばない
820名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 22:15:29 ID:huVxbiuG
ウィル子に食い殺されて分解されるってエロスだよな…
ノアレに飲み込まれてズブズブに溶かされるってのもエロいものを感じるよな
ヒデオを二人が取り合って食い犯すってのもいいと思わないか
821名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 02:42:44 ID:cmzsLPKq
どっちにしても捕食かよwww
822名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 19:12:40 ID:4uSVnpet
「マスターマスター、バレンタインですね」
「……まあ」
あのリア充どもがまんまとお菓子業界の戦略に引っ掛かる実に愉快な行事ですね、分かります。
後ろ手にもじもじしているウィル子に期待するな、という方が難しい。
ヒデオはちょっと浮かれ気味な内心を懸命に押し沈め、どうでもよさ気に返答した。
「日本では女性から男性に贈り物が定番ですが、海外だと男性が女性に贈り物をするのですよ」
後ろ手にもじもじしているのにこの話の流れ。
自分がチョコレートを請求される側に回されると思っていなかったヒデオは、「ぎぶみーちょこれーと」の代用品になりそうなものはないかと急いで部屋を見回した。
彼女、激萌えハァハァ画像(゚д゚)ウマーみたいなこと言ってなかったっけ――ヒデオは収納にダッシュ。ウィル子本人から勧められたエ○ゲ数本を献上しようとして――
「ていっ」
首根っこ掴まれて床とキッスしてしまった。
鼻先を擦りつつ見上げた先には、ウィル子が可憐な笑顔を浮かべている。
「ウィル子がマスターにオススメしたもの貰ってどうするのですか」
「いや、誤解だ。実は収納の奥の奥には秘蔵のチョコレートが――」
「エ○ゲしかないのに見栄張らないでください」
撃☆沈。
「マスターが何も用意していないのは予想の範囲内でしたので、ウィル子が解決策を用意しましたっ!」
「え、ちょ、ま」
床に俯せに転がされていたのを仰向けにされ、ヒデオの上にウィル子が馬乗りになる。ものの数秒の出来事だった。
「マスターがウィル子にマスター自身をプレゼントしてしまえばいいのですよー!」
ハイテンションを突破したウィル子が01分解を発動。ヒデオの服が瞬く間に分解されていく。
分解された服が再構築。色とりどりのリボンとなってヒデオの体に巻き付けられていく。
「ハッピーバレンタイン!遠慮なくいただきます!」



こんなバレンタイン話が読んでみたいんだが、誰か代わりに書いてくれないか。
823名無しさん@ピンキー:2010/02/20(土) 10:02:40 ID:y18ebrw6
ユー書いちゃいなよ
824名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 16:34:47 ID:TFzT6dm3
>>822
まさかこれで終わり...なんて言わないよね?
ここまで書いたのなら最後まで書かないと

いや書いて下さいお願いします
825名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 18:43:05 ID:hFX8VVWP
ひそかにたぁくん×鈴蘭を期待していて新刊で絶望した俺が通りますよ……
826名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 19:54:44 ID:cvhMME45
えっ?

たぁくんとのセックスを勇者の目の前で見せつける鈴蘭とか妄想しない?
俺は普通に外道ドSな魔王鈴蘭の歪んだ愛情と性癖的な妄想余裕だったんだが
たぁくんはたぁくんで腹に色々あるけれど、建て前は鈴蘭には逆らえん的な……
何が言いたいかと言うと鈴蘭とたぁくんは肉体関係が普通にあると思うんだ、うん
827名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 20:14:12 ID:WvLy2E0t
さぁそれを文章にする作業を始めるんだ
828名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 21:31:33 ID:4b2civTW
たぁくんと鈴蘭は何か酒を飲んでほろ酔いな所で
どちらとは無しに一線を越えそうなイメージがあった
勇者?…………(笑)

そしてヒデオは酔えば誰とでもやりそうなイメージがある
起きたら裸の女の子が!ってのが、うん
829名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 21:05:48 ID:vay26s2s
>>797
一年ぶりに来たら、喝采を送られてて泣いた。
有効活用してくれてありがとう‥‥‥レイセンが完結したらまた作るよ。

ところで、マスラヲ完結時に書き出して筆の止まってたヒデオ×ウィル子があるんだが、投下して良いだろうか。
本スレの過去ログ漁った勢いで続きを書き出してるんだが、本当に書き切れるか自信がない‥‥‥。
一応そこそこの量はあるんで、お蔵入りするよりは投下しちゃった方がいいかなあ、と。
830名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 21:37:55 ID:BjJaDqEL
もう遠慮しないでどんどん投下してくだせえ
831名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 23:14:38 ID:vay26s2s
よし、では覚悟を決めて投下します。


「マスター」
 ごろごろ。
「‥‥‥マスター?」
 聖魔グランプリも終わり、ヒデオは部屋で布団に入ったまま、だらだらとエロゲーを楽しんでいた。
 とはいえ視線恐怖症の気があるヒデオにとって、顔見知りである魔殺商会傘下の店でそんなものを買うことなどできるはずもない。なのに何故そんなものを持っているかというと、ウィル子がネットから拾ってきたのだった。
 ウィル子としてはサーバーを買ってもらったお礼のつもりだったのだが、しかしこうも部屋に引き篭もったままのヒデオを見ていると不安になってくる。
 ‥‥‥ウィル子のご主人様は、ひょっとして駄目になってるんじゃないか、と。
「マスターッ!」
「っ!」
 ビクッとヒデオの肩が跳ねた。反応があったのでヒデオの横に姿を描き出す。慌てて横を向くヒデオに、数日前感じた覇気はない。
「マスター、そろそろ次の対戦相手を探しに行きませんか?」
「‥‥‥いや。それは」
 言いよどみ視線を逸らすヒデオに、ウィル子は嘆息する。勝負となれば戦士の眼光を放つ目、勇者や悪の組織の総帥さえ言いくるめる口も、こうして部屋に引き篭もっている今となっては見る影もない。
「聖魔グランプリで勝ち星とお金を稼いで余裕になるのは分かるのですが、今のままではまずいと思うのですよー‥‥‥」
 このままでは、またしてもヒキコモリに戻ってしまう。今更出会った当時の、ことあるごとに首を吊ろうとしたヒデオに戻られても困るのだ。それは聖魔杯を戦っていくための必要条件であり、勝負に臨むカッコイイヒデオが好きなウィル子の個人的な願いでもある。
 けれども対するヒデオは黙したまま、ウィル子と目を合わせようとはしない。‥‥‥いや、ちらちらとモニターを気にしている?
「‥‥‥」
 ウィル子もモニターを見る。映っているのは所謂エロCG。ああ、先ほど反応がなかったのはそういうことだろうかと考え、
「マスター、布団は汚さないようにして欲しいのですよ」
 別にウィル子が洗濯するわけではないにしても、一応。
「いや、そんなことは」
 ヒデオは弁明する。いくら布団の中とはいえ、ウィル子が居るのにそんなことをする気にはならない。気紛れな電子の精霊は、ネットサーフィンと称して部屋から居なくなることも多いが、帰ってくるのも唐突なのだ。
 もし『作業中』にウィル子がモニターから出てきたら、小心者のヒデオは明日から生きていけない。
 まあそれでも、サーバー機があるだけ以前よりはマシなのだろう。いくらなんでも、ウィル子の住んでいるノートパソコンでエロゲを起動するのは抵抗がありすぎる。
「‥‥‥まあ、その辺りはウィル子の配慮が足りなかったかもしれないのですが」
 ウィル子と出会ってから半月、ヒデオはほとんどの時間をウィル子とともに過ごしていた。その間ウィル子はヒデオが性欲を処理するところを見ていない。
 若い男なのだから禁欲生活も辛かろうと、ネット上に放流された古今東西のエロゲを100GBほど手早く集めてきたのだが‥‥‥そういったところまで気が回らなかったのは、やはり人間生活に疎い精霊だということなのだろう。
 なお、エロ動画ではなくエロゲを選ぶ辺りに、ウィル子の電子の精霊としての自負がある。別にヒデオを二次元嗜好に目覚めさせようとかいう訳ではない。ウィル子は2.5次元だから有利だとか関係ない。
832名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 23:18:56 ID:vay26s2s
「じゃあ、ウィル子は二時間ほど外に出ていることにします。その間にマスターは色々やりたいことをやっておくといいのですよー」
「それも、どうかと」
 親から見離されたヒデオにとって、今やウィル子は唯一の身内である。恋愛感情があるわけではないが、親しい異性、それも年下からそんなことを言われるのも成人男性としてどうだろうかとヒデオは思う。
「‥‥‥」
 だがしかし、正直な所結構溜まっているのだ。結構というかかなり溜まっているのだ。大人の男としてのプライドと、半月の禁欲生活からくる若い性欲の滾りの間で悶々とするヒデオに痺れを切らし、ウィル子は叫んだ。
「えーい! いい年した男がそんなことで悩んでどうするのですかーっ!」
 ウィル子は布団を引っぺがした。咄嗟のことに慌てたヒデオは掛け布団を掴むも、そのまま奪われてしまう。どころか、布団に引きずられるまま、ウィル子に激突してしまう。
 ぼすっ。
「‥‥‥う」
「‥‥ますたー、どこを触っているのですか」
 ヒデオが目を開けると、頭上に困惑気味のウィル子の顔。はて、と前を見ると、どうやら自分はウィル子の胸に顔を押し付けている事に気づく。
「いや、これは、その」
 思わぬラブコメ展開に、ヒデオは狼狽した。これなんてエロゲ?
 自分の身におきたことが信じられず、つい目の前のふくらみに触れてみる。
「ひゃんっ!? ちょ、ますたー! 何をしているのですかーっ!!」
 未知の柔らかさに感動を覚える間もなく、ウィル子のグーがこめかみを打ち抜いた。勢いで布団に倒れこみ、ずきずき痛む側頭部を押さえる。
「今、僕は何を‥‥‥っ」
「ああもうっ、やっぱりマスターも男の人だったんですねと今ので少し安心しましたがっ! 相手がウィル子では嬉しくもなんともないのですよー!」
 ウィル子はあくまで、ヒデオには普通に恋愛をして幸せになって欲しいと願っている。実際ヒデオが他の女にかまけていたら一抹の寂しさを覚えないこともないだろうが、少なくとも電子ウィルスに欲情するような人間は真人間ではない。
 このヒキコモリを更正させることこそ、自分が彼に対してできる恩返しだと信じているウィル子としては、それではまずいのだ。
(何という、ことを‥‥‥っ)
 対するヒデオはというと、自分の掌を見つめ、やってしまったことにガタガタ震えていた。
 申し訳なくて知り合いの女性をオカズにすることさえできない自分が、まさかウィル子にパイタッチとは。それほどまでに溜まっていたのか。いや、溜まっているのだろう。今なお股間のアレはギンギンに滾っているのだから。
「‥‥‥死んで、お詫びを」
「するなっ!」
 この状況下で勃起している自分に絶望して首を吊ろうとするヒデオを、ウィル子は殴った。というかいつの間にロープなんか買って来てたんだこのヒキコモリは。
「ああもう、ちょっと胸を触っただの揉んだだのでそこまで思いつめるなーっ! 婦警の時はあれほどやる気になっていたではありませんか!」
833名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 23:21:18 ID:vay26s2s
 そんなことを言われても覚えていないのだから仕方ない。
 だがヒデオにも言い分はある。現代社会ではセクハラで訴えられたら社会的に抹殺されちゃうのだ。こっちにその気がなくても、向こうがセクハラだと思えばセクハラなのだ。
 目つきの悪さのせいで他人に誤解されることの多かったヒデオは、そういったトラブルを過剰に恐れていた。
「ああもうウィル子がいいって言ってるのだからいいのですよーっ! それを言うなら、そもそもそんな格好で居ること自体セクハラではないですかー!!」
 言われてみればその通りだ。パジャマのズボンがテント張っている姿をウィル子の前に晒している自分に気づき、ヒデオは枕で股間を隠した。掛け布団は奪われている。
 自身の失態にうな垂れるヒデオを見下ろし、ウィル子は溜息をついた。
(マスターは、本当に女性に免疫がないというか‥‥‥端からはそう見えないのが救いといえば救いなのですが‥‥‥)
 あるいは、それが自分達の弱点となりえるかもしれないと思い至る。誘惑されてホイホイ付いていくヒデオではないだろうが、色仕掛けでペースを乱されたらどうなるか分からない。今までそういう手段に出る対戦者がいなかっただけで、今後も居ないとは限らない。
「ますたー?」
「‥‥‥」
 意気消沈している。これはまずい。聖魔グランプリが終わってからただでさえ駄目な感じだというのに、ここでさらに落ち込まれては、ヒキコモリ街道一直線だ。
(‥‥こうなったら)
 自分が何とかするしかないだろう。というか、自分以外に誰が彼を立ち直らせることができるのか。ここで支えられずして何がパートナーか!
 ウィル子は覚悟を決めた。先ほど考えたこととは矛盾するが、そもそもエロゲーで欲情できるなら、別にウィル子だって構わないだろうと思い直す。
「マスターっ!」
 ヒデオの頭を抱き寄せ自分の胸に押し付けた。突然のことに硬直するヒデオが窒息する前に体を離し、目線を合わせて口を開く。
「マスター、エッチしましょう」
「‥‥‥は」
 突然のウィル子の発言にヒデオは呆気に取られたが、例によって語尾に『?』を付けない口調と目つきの悪さから、一見してそういう風には見えなかった。相変わらず貫禄だけならば、とても彼女居ない暦=年齢の青年とは思えない。
 とはいえ、勿論ウィル子はそんなことは承知しているので怯んだりはしない。
「『は?』ではないのですマスター。ウィル子は冗談で言っているわけではありません」
「しかし。何故」
「マスターはもっと女の子に慣れるべきです。レナとのデートの時も思いましたが、何時までもウィル子が傍に居るわけではないのですよ」
「‥‥‥だから。何故」
「だからこそ! ここで一発童貞を捨てておけば! もしこの先女の子と戦うことになったとしても、冷静に対処できるようになるはずです!!」
 対戦の時はウィル子が傍に居るじゃないかとヒデオは思ったが、反論できる空気ではないので何も言わないことにした。
834名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 23:22:39 ID:vay26s2s
(‥‥‥というか、童貞‥‥‥)
「経験の有無は男性にとって精神的に大きな影響を及ぼすといいます。聖魔杯を戦っていくにあたって、ウィル子達もできる限りのことをしていくべきだと思うのですよ!」
(‥‥‥‥)
 容赦のない童貞扱いに結構ヒデオは凹んでいたが、反論する言葉は無かった。
 だがまあ、とりあえず。
「しかし、君は。電子ウィルス」
「良いではありませんか! 真性童貞よりは素人童貞の方がマシ! たしかにウィル子相手ではせいぜい人間童貞くらいにしかならないかもしれませんが、やらないよりはマシな筈です!」
(‥‥‥素人童貞の方がマシだなんて、そんなことは)
 ない。とヒデオは言いたかった。だがウィル子はそれを見通したかのように、ヒデオの肩に手を置いて語りかける。
「マスター‥‥リアル魔法使いを目の当たりにしておいて、今更魔法使い志願だなんて言わないですよね‥‥‥?」
「‥‥‥いや。それは」
「別に童貞じゃなくたって魔法が使える人は使えるのですよー! あの勇者だって使っていたではないですか!」
(‥‥‥!)
 そういえばそうだった。いやしかし、勇者は勇者であって魔法使いではない。それに、もしかするとあの顔あの性格あの実力あの年齢で童貞なのかもしれないじゃないか!
「‥‥マスター‥‥」
「‥‥‥くっ」
 哀れむようなウィル子の声に、ヒデオは奥歯を噛み締めて視線を逸らした。そんなわけ‥‥そんなわけないだろう‥‥‥!
(‥‥‥おのれ)
 勇者というのは一体どこまで腹立たしい存在なのだろうか。童貞でも無いのに魔法が使える? そんな非常識な存在、認められるわけが無い。二次元に純愛を誓い、日々プラトニックラヴを貫く全世界の童貞の希望を土足で踏みにじる輩め‥‥‥!
「ま、ますたー‥‥‥ますたーが、今まで見たことも無いほどの暗黒面を‥‥‥」
「ウィル子」
「な、なんなのですかー‥‥?」
「お願いしても、いいだろうか」
「え、えぇ‥‥? この流れは、ウィル子としては不本意なのですが‥‥‥ああいえ! 別に嫌だという訳ではありませんよ。じゃあやりましょうかマスター!」
835名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 23:27:33 ID:vay26s2s
とりあえず導入部分投下。
これで後戻りは出来ない。
836名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 23:40:41 ID:JDhGBSq6
不退転の決意に敬意を表して

>>835
ワッフルワッフル
837名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 23:48:44 ID:cCBPwk7e
>>835
さあ続きプリーズ
838名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 13:53:10 ID:Mk3lLbjW
>>835ッ!ぼくは敬意を表するッ!
839名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 19:43:33 ID:Upf8QZnp
>>835
乙!楽しみにしてる
840名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 19:09:31 ID:47tBanbq
>>835
ぐっじょぶでしょうとも!
841829:2010/03/02(火) 23:35:44 ID:FlwZW28j
>>836-840に、かなりビビっている俺が居る‥‥‥。
しかし今更引くにも引けず。第二大段落投下します。
842829:2010/03/02(火) 23:36:16 ID:FlwZW28j
 というわけで。
「うわ‥‥‥これが、ますたーのですか‥‥‥」
 布団に座ったままパンツを下ろしたヒデオの前に膝を着き、ウィル子は興味津々覗き込む。
「とりあえず触ってみるのですよー‥‥‥痛くないですか?」
(‥‥‥どうして。こんなことに)
 さわさわと勃起した陰茎を撫でられる感触を味わいつつも、ヒデオは今更我に返っていた。
「ウィル子、君は」
「大丈夫ですよますたー! ウィル子に任せていただければ! ウィル子も初めてですけど!」
 ウィル子はさっきから妙にテンションが高い。どこかバグってしまっているのではないだろうか。不安になる。
「‥‥‥本当に大丈夫ですよ? ウィル子は電子ウィルスなので、別に男の人のモノを恥ずかしがったりしません」
 そんなことは聞いていないが、ウィル子もいっぱいいっぱいなのだろう。とりあえず緊張しているのは自分だけではないのだと感じ、ヒデオは少し落ち着きを取り戻す。
「さて、それでは‥‥始めますよ、マスター?」
 ヒデオの反応を待たず、ウィル子は布団の上に座ったヒデオの太腿に片手をつき、もう片方の手で陰茎を握る。
「凄く熱くなっているのです‥‥‥すみませんますたー。ウィル子のせいで我慢させてしまいました」
「‥‥‥いや」
 正直謝られても困る。微妙な気分のヒデオを上目遣いに見上げ、ウィル子は手淫を開始する。
「んしょっ、ん‥‥しょっ、と。気持ちいいですか、マスター?」
 おっかなびっくり、という表現がしっくりくるような動きだった。頑張っているのは分かるし、不安そうに見上げる視線も、普段とのギャップを感じて中々そそるものがあるのだが、
(‥‥‥しかし。単調)
 妙に醒めた気分でヒデオは思う。いや、気持ちいいのは気持ちいい。なにしろ半月分溜まっているのだから、感度は非常に高まっている。ただ、先ほどの、主に勇者に対する激情が過ぎ去った反動で冷静になってしまっただけだ。
「‥‥‥ますたー、気持ちいいならもうちょっとリアクションを返して欲しいのですよー‥‥‥。それとも、気持ちよくないのですか?」
「いや、そんなことは」
 精神的に乗り切れないだけだ。そしてそれはウィル子の責任ではない。そうヒデオは思ったのだが、ウィル子はこの返答を、自分に気を使っているものだと解釈した。
「っ、ウィル、子‥‥‥!」
「んっ‥‥‥、どうですか、マスター?」
 先端にキス。びくっと震えるヒデオを見上げ、ウィル子は訊く。不意打ちの口撃と自分の股間近くから見上げる視線には、さしものヒデオもぞくりとした。
(く‥‥‥)
 一気に限界が近づいていることを感じる。ウィル子は上下運動を止め、ぎゅっと握ったまま黙ってヒデオの返答を待っている。流石に耐え切れなくなり、ヒデオは口を開いた。
「ウィル、子。手を‥‥‥」
「! はいっ!」
843名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 23:38:08 ID:FlwZW28j
 手の動きを再開する。スパートと言うにはややゆったりとした動きだったが、今のヒデオには十分すぎるほど。
「う‥‥‥」
 びくん、と腰が跳ねる。「あ‥‥‥」と呆然としたような表情で眺めているウィル子の顔に、ヒデオの精液が降り注ぐ。半月ぶりの放出を一しきり味わってから、ウィル子に顔射してしまった事実に気づき、ヒデオは謝った。
「‥‥‥ごめん」
「良いのですよー。ウィル子は電子ウィルスなので、髪が傷むことも目に入って痛むこともありません」
 それでも、何も言わずに顔にかけてしまったのは失態だろう。とりあえずティッシュを取ってウィル子の顔を拭ってやる。
「ん〜〜〜〜」
(‥‥‥‥)
 大人しくされるがままになっているウィル子の姿に、再び欲望がもたげてくるのを感じる。とりあえず股間を隠そうかと思ったが、手近に隠せるようなものも無く、結局不審を見咎めたウィル子に気づかれてしまう。
「ますたーの、また大きくなってるのですよー。‥‥‥もっとして欲しいのですか?」
「‥‥‥それは」
 して欲しい、とストレートに言うのも憚られ、ヒデオは口ごもった。だがまあ、“繋がっている”ウィル子でなくとも、こういった場合の沈黙は雄弁に男の心中を表現するもので。
「っ」
「別に遠慮する必要なんて無いのですよー。ますたーはウィル子の奴隷なのですから」
 男根を甘噛みし、にししと悪戯っぽく笑うウィル子は実に魅力的で、つい先ほどまでウィル子をそういった目で見たことの無かったヒデオも、一瞬見惚れるほどだった。
(だが。その理屈はおかしい‥‥‥)
 ウィル子が口にするのはいつもの矛盾。ヒデオが思うのはいつもの不満。こんな状況でもいつもどおりの会話が出来ていることに、ヒデオは新鮮な驚きを得た。
 ‥‥‥セックスというのは一大イベントだと思っていたが、案外大したことは無いのかもしれない。
「にひひ。で、どうするのですかますたー?」
(‥‥‥よ、し)
 事ここに至って、ヒデオも覚悟を決めた。人間ではないとはいえ、年下の女の子にここまでやらせておいて、自分が尻込みするのは格好がつかない。
 そもそも相手は電子ウィルス。外側と胃袋しかない、言うなれば立体二次元な存在ではないか。現実の女の子はともかく、二次元の相手ならば、ヒデオにだってそれなりの心得はある。
「では。口、で」
「はいっ! 頑張るのですよーっ!」
 言うなり、ウィル子は竿の付け根に口付ける。そのまま裏筋を舐め上げるようにして先端へ。
「ん‥‥、え、ろ‥‥‥」
 そのままかぽん、と先端を咥える。微妙に歯が当たったが、痛くは無く、かえってちょうどいいアクセント。
(く‥‥‥っ)
「ん、は‥‥‥ろうれうか? ひもりいいれうか?」
 気持ちいいかと聞かれても、良すぎて返答できないことがあると、ヒデオは初めて知った。口を開くと喘ぎ声が出てしまいそうで、日頃無表情な自分がいきなりそんな声を出したら、流石にウィル子もびっくりするんじゃないかと気が気ではない。
844名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 23:41:38 ID:FlwZW28j
 仕方ないので、無言でこくこくと頷く。返すウィル子は嬉しそうな顔。
「んくっ、れは、もっろいきまふね‥‥‥んっ!」
 舌がぎこちなくも亀頭に絡みつく。口腔内の熱さとぬるぬるとした唾液の感触に、ヒデオの脳裏によみがえる記憶があった。
(たしか、アミラーゼ)
 はて、ウィル子はデンプンを分解する必要があるのだろうか。
「‥‥‥何か変なことを考えてませんか?」
「‥‥‥断じて。そんなことは」
 わざわざ口戯を中断するほど気になったのだろうか。男というのは切羽詰ると妙な思考をしてしまうもので、AV男優なんかは髪の毛の本数を数えてイクのを堪えるって言うし。云々。
「‥‥‥まあ良いですけど。せっかくだから余計なことは考えないで欲しいのですよー」
「‥‥‥善処、する」
 ウィル子は再び口戯に戻る。今度は咥えず、指を絡めて撫でるように舌を這わせる。根元から先端へ、しかし亀頭までは辿り着かず、幹の部分だけを丁寧に舐め上げながら上目遣いにヒデオを見る。
 それほど強い刺激ではないが、時折絡めた指が僅かに滑り、それが不規則な刺激となってヒデオを襲った。
「ウィル、子。どこで、こんな」
「にはは。ネットにはあらゆる形のエロデータがあるのですよー。ウィル子にとってはご飯なのですが、それでもたまに内容は確認します」
 しかし、先ほどの手コキに比べ、口になった途端に上手くなったような気がするのだが。
「それは力加減が分からなかったからで‥‥‥って、何を言わせるのですか」
 照れ隠しなのかウィル子がぎゅっと握ってきた瞬間、ビクンと陰茎がはねる。唐突な刺激に、ヒデオは自分がかなり追い込まれていることを改めて自覚する。
「‥‥‥ウィル子。その」
「分かっているのですよー」
 ヒデオが言うより先に、ウィル子はヒデオを咥え込んでいた。先ほどより深く、喉の奥まで飲み込まんとする勢いで。
(‥‥っ、これ、は)
 たしか、ディープスロート。ここまでしてくれるのは嬉しいが、こういったことに慣れていないウィル子には辛いのではないだろうか。
「んぐっ、んっ‥‥‥んうっ!?」
「ちょっ‥‥‥」
 案の定、先端が妙なところに入ったのか、突然ウィル子が男根を吐き出した。
「えほっ、ごほっ、うぇ‥‥‥ちょっと、げほ、無茶だったのでしょうか。ごほっ」
「‥‥‥ウィル子」
 大丈夫か、と聞こうとしたヒデオを制し、ウィル子はえづきながらも健気に笑って見せた。
「げほ。大丈夫なのですよー‥‥‥というか、吐き気なんて生まれて初めての感覚でした。こういうものなんですねー‥‥‥」
 ヒデオは、そういえばウィル子が口に物を入れるようになったのは、つい最近のことだと思い出した。
「‥‥‥無理は」
「だから大丈夫なのですよー。せっかく胃が出来て物を食べられるようになったのです。フェラだって出来るはずです!」
845名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 23:43:36 ID:FlwZW28j
 01分解能とフェラの間には、明確な相関関係は無いと思う。というか、間違えて息子を分解されたりしたら‥‥‥。
「‥‥‥恐ろしい、話だ」
「いえ、そんなことはしませんから。一体ウィル子をなんだと思っているのですか」
 ‥‥‥。
 ヒデオはごまかすように話を戻す。
「だが。普通のフェラチオと、ディープスロートは。別の話」
「まあ、そうなのですが‥‥‥ウィル子は肺が無いので、なんとかなるかなーと」
「なって、いない」
「‥‥‥分かりました。無理はしないことにするのですよ」
 あんまりお待たせするのも悪いですしねー、と、ヒデオのモノをにぎにぎしながらウィル子は言う。先ほどより硬度の落ちたそれを申し訳なさそうに眺め、咥える。今度は深すぎないように。
「ん。じゅ、ぷ‥‥っ」
 舌を絡めて軽く吸い上げる。吸ったままゆっくりと頭を動かすと、絡んだ舌がずるずると表面を擦っていく。
(‥‥‥これ、は)
 気持ちいい。ヒデオが思わず頭に手を載せると、ウィル子はびくっと体を震わせた。一瞬奉仕が中断するが、安心させるように撫でてやると、再び行為に没頭していく。
(う‥‥‥)
 ちゅぱ、じゅぷ、というささやかな水音と、僅かにもれるウィル子の鼻声が、ヒデオの理性を侵食する。
 布団に腰を下ろして座る自分。その足の間に顔を埋めて奉仕するウィル子。霞がかった思考の中、実はこれ夢なんじゃないかと思い、しかし下半身の快感が現実逃避を許さない。
「んー? ろーれふか、ましゅたー?」
「‥‥‥つづ、けて」
「んー♪」
 それにしても、先ほどからウィル子の奉仕は派手さこそ無いが、実に的確に快感を与えてくれる。ネットから仕入れた情報に従っていると言っていたが、もしかすると才能があるのかもしれない。
「‥‥‥ウィル、子。そろそろ‥‥‥」
「んぅ? れそうなのれうか、まふたー?」
 こくこくと頷く。
「ん、らいろーぶれふよますたー。そのままらしてくらはい」
 本当にいいのだろうか、と一瞬ヒデオは躊躇したが、流石に抵抗する意思も持てず、ウィル子の奉仕に身を任せる。
「んっ、ちゅ。んぅーっ」
「‥‥‥う」
 一際強くウィル子が吸い上げたのに耐え切れず、ヒデオはウィル子の中に精を放つ。ウィル子は喉でそれを受け止め、ゆっくりと飲み下していく。
「んく。ん、く‥‥‥ぷは」
 全ての精液を飲み込むと、腰が抜けるような快感に荒い息を吐くヒデオを見上げ、ウィル子は言った。
「ごちそうさまでした、ますたーっ」
846名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 23:51:25 ID:FlwZW28j
とりあえずここまで。
‥‥‥いざ投下してみると、無駄に長いなこれ。
エロもパロも初めての分際で、スレの容量を無駄に食いつぶしてはいないかと心配になる。
おまけに続きを書いても書いても、ゴールが近づかないんだ‥‥‥。
ネタは浮かべど、形にするのは難しいもんだなあ‥‥‥。
847名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 23:51:36 ID:m9hYS5xF
支援?
848名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 00:02:04 ID:ajgSUwZo
乙!良い時にリアルタイム遭遇したわ
無駄に長い?いやいや必要な長さだと思うなあ
掛け合いのクオリティ高杉
849名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 17:26:45 ID:4R5HD4uR
いいよーいいよー乙だよー
850名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 14:25:51 ID:/3zPjDPp
わっふるわっふる
851名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 12:19:38 ID:vmoK724K
こんなスレあったのか!思わず全部読んじまったぞ!
沙穂×ジェス
マリーチ×クーガー
リップラップル×鈴蘭(スライム攻め)
とか考えてるんだが、さてはて需要はあるのか…?

>>846
ウィル子可愛いよウィル子ぉぉぉおお!!
ヒデオの微妙なズレっぷりとかが、本編ぽくてマジで良いわぁw
852名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 23:58:25 ID:8vWCcD66
汝、書かぬなかれ
853 ◆qVkH7XR8gk :2010/03/08(月) 03:46:16 ID:TInM6zdZ
みなさん、お久しぶりです…リアルが忙しすぎて全然来れませんでした
>>785>>786のリクエストしてくれたネタも二時間ほど前に書き始めたばかりです

とりあえずエルシア×ヒデオができたので投下してもいいですか?
854名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 04:01:18 ID:qciTaF+G
どうぞ投下してください
というよりはお願いします
855 ◆qVkH7XR8gk :2010/03/08(月) 04:24:56 ID:TInM6zdZ
じゃあ投下します
できて時間も経ってないので荒いかもしれませんが
時間軸は本編後、エルシア×ヒデオです
8561/5 ◆qVkH7XR8gk :2010/03/08(月) 04:27:31 ID:TInM6zdZ

聖魔杯が終わってからしばらくしたある日のこと。

「……いい。朝だ」
それがその日、川村ヒデオの起き抜けの一声だった。
普段は昼近くまで寝ているヒデオにとって、大変珍しいことである。
「……早起きは。三文の得と、いうけれども」
いい一日になるといい、そう思ったヒデオだったが。
「……っ!?」
ゾワリ。
突然背筋に悪寒が走った。
聖魔杯に参加する前ならいざ知らず、今のヒデオの危機察知に対する勘はちょっとしたものである。
その勘が訴えている。
危険だ、と。
「……」
嫌な予感しかしなかったが、とりあえずヒデオは朝食を取ることにした。
具体的に何が危険なのかわからなかったし、逃げるような事態になった時、動けないのでは話にならないから。

…無駄な努力だったのだが。
8572/5 ◆qVkH7XR8gk :2010/03/08(月) 04:28:42 ID:TInM6zdZ
同じ頃、展望階の君ことエルシアはとある河川敷を歩いていた。
理由は簡単。ヒデオと会いたくなったからである。
まだ早い時間のためか人通りは少なく、彼女に向けられる視線も少ない。
向けられる好奇の視線を気にすることなく、エルシアは考え事をしながら歩く。
考え事は、ヒデオは今どのようにしているかであった。

エルシアはヒデオに、正確にはヒデオの持つ熱に興味がある。
故に、ヒデオは聖魔杯の時の熱を持ち続けているのか、はたまた新しい熱を見つけているのか。
それを考えることはエルシアにとって重要なことであった。

また、ヒデオが熱を失ってしまっていないかということもエルシアは懸念していた。
その時はどのようにして再び熱を持たせてみようか。

考えは尽きなかった。

そんなことを考えながら歩いていると、エルシアの耳に不思議な声が聞こえてきた。
その声は二つ、男と女のものだった。
普段なら他人の声など無視しているが、エルシアは立ち止まった。
二つの声の両方から、熱を感じたからだ。

「…何かしら」
興味が湧いた。
声がする方に足を進める。
そこでは二人の男女が交わっていた。いわゆる青姦である。

「……」
二人組に気づかれていないエルシアはただじっとその行為を眺める。
寿命の長い魔族には、そういったことに対する興味も欲も薄い。
エルシアもこれまで関心はなかったのだが。

「…いい熱ね」
そう言ってエルシアはきびすを返す。
目的地へ行くために。

因みにこの声を聞いた当の二人組がパニックを起こすのだが、エルシアは全く気にしなかった。
8583/5 ◆qVkH7XR8gk :2010/03/08(月) 04:29:23 ID:TInM6zdZ
朝食を終えて一服していたヒデオ。
のんびりと茶をすすりながらこの後の予定を考えていたが、その思考は突然終わらされる。

ドバァン!!

という轟音と共に玄関のドアがブチ破られたからだ。
(…!?)
いったい何が、と慌てるヒデオだったが、ドアを蹴破った張本人は何事もなかったかのようにこう言った。
「久しぶり。前に言った通り、遊びに来たわ」

ヒデオは頬を引き攣らせることしか出来なかった。



粗茶ですが、と以前ブランケンから送られてきた紅茶を出す。
それには見向きもせず、エルシアは話しを切り出した。

「…随分なものね」
なんのことかわからないヒデオは当然どういうことか訊ねるが、冷めた返事が返ってくる。
「聖魔杯の時のあなたの熱は凄まじかったわ。
それなのに、今のあなたからは少しも熱を感じない」
「……それ、は」
ヒデオは連日の企業からの不採用通知で精神的にまいってきていた。
エルシアが熱を失ったと言うなら、原因はそれだろう。
自分が情けなってくる。

一人落ち込んでるヒデオに、エルシアは話しかける。
「今日ここに来るときにね、面白いものを見たの」
「……?」
なんのことだか全くわからないヒデオをよそに、エルシアは続ける。

「人間の二人組だったけど、すごい熱だったわ」
「……それが。なにか?」
疑問を口にするヒデオだが、エルシアは無視する。
「私はね、人の持つ熱を見るのが好きなの。そしてあなたのように熱を燻らせている人間を見るのが嫌い。
美しい熱を持っていた人間が、綺麗に燃え尽きるのではなく、中途半端に燻らせているのが、嫌いなの」
だから、と。
エルシアはヒデオをじっと眺める。
すると、

ガキン!

という音と共にヒデオの手足が魔法らしきもので拘束された。
「っ…!?」
「手伝ってあげるから、あなたの熱を私に見せなさい」
何を、と問う間もなかった。
問うこともできなかった。

いきなりエルシアの唇がヒデオの唇に重ねられたからだ。
8594/6 ◆qVkH7XR8gk :2010/03/08(月) 04:34:33 ID:TInM6zdZ
「…!?」
「ん…むちゅ…んん…」
混乱と驚愕で頭が回らないヒデオ。
そんなヒデオをよそにエルシアはたっぷりとヒデオの唇を愛撫する。

「ちゅ…ん…ぴちゃ…」
少しするとエルシアは舌を入れ、ヒデオの口腔を陵辱し始める。
(……!?)
頭が真っ白になるヒデオを無視してエルシアはヒデオの舌に己の舌を絡める。
「ぴちゃ…むちゅ、んは…はぁっ…」
それがしばらく続き、エルシアがヒデオから顔を離す時には唾液で橋がかかっていた。
再起動したヒデオは、その橋とエルシアの顔を見て、何をされたか再確認し顔を赤らめる。

「……な、何。を」
「…今日ここに来る途中に見た人間の真似なのだけど…不思議ね」
ヒデオの質問に答えながら、エルシアはヒデオの服を脱がし始める。
「ちょ…」
「不思議と、私も熱くなってくる。
…人間は本当に面白い」

手足を封じられて何もできないヒデオは、そのままズボンも下ろされ先程の接吻で滾った一逸物をエルシアに見せてしまう。
エルシアはその逸物にそっと手を這わす。
「う……」
「熱いわね…今朝見た人間は、こうしてたかしら」
そのまま強すぎず弱すぎず、絶妙な力加減で扱き始める。
心地よい冷たさの手での愛撫に、ヒデオの精神はかなり揺らぐ。

「うぅ…」
「あら、さっきより大きくなった…気持いいのかしら?」
図星のヒデオ。そんなヒデオにエルシアは顔を近づけてささやく。

「こんなことで喜ぶなんて…随分と変態なのね」
「そ、んな…」
「我慢しなくていいの。私はあなたの熱が見たいのだから」

そして一層愛撫を激しくする。
歯を食いしばって耐えるヒデオ。
エルシアはそんなヒデオを見た後、彼の逸物に顔を近づけ。

(……!?)
ちろり、と先端を舐め始めた。
たまらずビクリと身体をすくめるヒデオ。
8605/6 ◆qVkH7XR8gk :2010/03/08(月) 04:34:56 ID:TInM6zdZ
それでも我慢するヒデオを見たエルシアは。
「強情ね。我慢する必要なんてないのに」
と、一物を口に含んだ。
そのままフェラチオを始める。

「じゅぷ…ちゅぱ…じゅる…」
(これ。は…っ!)
手淫を遥かに上回る強烈な愛撫に、たまらずヒデオはエルシアの口内に白濁を放ってしまう。

「ん…ふふ」
だがエルシアは慌てず、その白濁を口内にためる。
射精が終わった後、逸物から離れ、ヒデオがエルシアの顔をよく見えるような位置に顔を動かした後。

コクリ、コクリと

ヒデオに見せつけるように口内に貯めた精液を飲み始めた。

(……!)
ゾクリ、と
その光景に快感じみた何かを感じるヒデオ。

「…苦いけど、悪くないわね」
飲み終えた後、チロリ、と唇を舐める舌が異様に艶かしく感じる。
おとがいに添わせた手を見ると、あれが自分の逸物を扱いていたのかと思い顔が赤くなってしまう。
ヒデオはまともにエルシアの顔が見れなかった。
8616/6 ◆qVkH7XR8gk :2010/03/08(月) 04:35:19 ID:TInM6zdZ

「…熱くなってきたわね」
そう言ったエルシアはおもむろに上着をはだけ始めた。
「な、なにを…」
驚きの連続でロクに頭が回らないヒデオを楽しそうに見ながら、エルシアはこう言った。

「まだ一日は長いわ…。川村ヒデオ、今日はずっとあなたの熱を私に見せなさい。」

そのままヒデオの胸にそっと手を這わせる。
今度は胸を愛撫するつもりなのだろうか。
そう考えただけで鼓動が早くなる。
(ああ、今朝感じた悪寒って…)

今更気づいたヒデオだが、もう遅かった。
結局エルシアが帰ったのは日が変わり、朝日が昇るころだったという。



ちなみにこの日以降、ウィル子達はヒデオの家にいるエルシアとよく遭遇することになるのだが、
それはまぁ、別の話である。
862 ◆qVkH7XR8gk :2010/03/08(月) 04:39:33 ID:TInM6zdZ
以上です。
リハビリを兼ねたssでしたが、いかがだったでしょう
途中で分母が変わったのはjaneに長文すぎると文句を言われたので…

本番を期待していた方、中途半端な終わり方ですいませんでした
エルシアさんは難しい…というかエロは難しい…
妄想が爆発すればまた書きたいな
863名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 02:22:54 ID:SCPBpp2B
エルシアさんキテター 投下乙っす!
ほぼ24時間耐久レースとか、ヒデオどんだけw
やはり魔法少女エルシアンコスとか・・・いや、なんでもない
864名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 10:09:50 ID:o4VBjvgB
ミスマルカ興国物語って一つもないのかな??
865名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 13:17:14 ID:XKKk5SFj
>>862
エルシアキター
GJ!!

さあ早く続きを書く作業に(ry
866ピンクスライム:2010/03/10(水) 15:53:40 ID:vy0lgvK4
書かぬなかれと神託があったのでとりあえず。
※おりがみ終了後 リップルさん(?)×鈴蘭 エロ無


 ある晴れた昼下がり。荷馬車がゴトゴト言うことは無かったが、鈴蘭は売られた子牛の気分になっていた。いや、よくわからない場所で身動きできない自分は、今や荷馬車の子牛以下かも知れない。
 そもそも、なんでこんな事になったのか? まだぼーっとする頭をフル回転。どうしてこうなったかと思い出そうとする。そうそう、昼食後の食休みに、のんびりお茶なんかをすすっていたんだ。そしたら、リップルラップルが現れて……



 壮絶な消耗戦となった数学との最終決戦。高校の卒業試験も無事(?)終わり、春からは聖魔王と魔殺商会の会長に専念という春休み。例の大会準備も問題なしと報告が来ており、何もかもが順調だ。
 あー、暇だなー。今度カッコや皆を誘ってお花見でもするかなー。等と益体もないことを考えていると、何時の間にやら現れたリップルラップルが、何時もの無表情につぶらな瞳で鈴蘭をじーっと覗き込んでいたのである。

 「睡蓮や真琴、ヴィゼータ達美少女組に比べて、聖魔王としてあまりに情けないの」
 「ん? リップルラップル、急にどうしたの?」
 「世界の頂点ならば、相応のカリスマ…… そう、魅力というものを身に着けるべきだと言っているの」
 「へ?…… って、ちょっと! それじゃまるで私に魅力が無いみたいじゃないか」
 「ふぅ、やれやれなの」

 そうして、肩をすくめたリップルラップルに、鈴蘭も黙ってはいられない。相手がいかに幼子のような見た目であっても、聖魔王にも、いや聖魔王だからこそ譲れないものもある。ドンと机を叩き、目一杯に顔をよせる。

 「なんだ、それ。 この花も恥らうピチピチとれとれ18歳の何処に魅力がないって? 」

胸だって順調にどうだかこうだか。

 「まあ、まあ。落ち着くの」

 まあまあ。だか、どうどう。だかは知らないが。そんなような感じにリップルラップルは手を挙げコクコクと。

 「私は鈴蘭が、もっと魅力的になるのをお手伝いしようといってるの。そう、コレは一種のプロデュースなの」
 「へ……? プロデュース?私を?」
 「私のプロデュースにより、聖魔王の名に相応しい完璧な女に変身するの。何、安心して任せれば良いの」

 そう言って、小さな胸をエッヘンと張るリップルラップルは可愛かったし、何より暇つぶしが出来たとばかり。
 かくして鈴蘭は、リップルラップルのプロデュースとやらを受ける事となったのである。


 「で、プロデュースは良いけど、私は何をすればいいの? あんま無茶な事はやめて欲しいというか、したくないというか…… ぶっちゃけ暇つぶしだし」
 「大船に乗ったつもりで全て任せておけば良いの」

 そういって取り出したのは、何の変哲も無いペットボトル。ラベルは何も貼られてないが、どうやら緑茶のようである。

 「まずはこのお茶を飲むの」

 どうぞどうぞ、と。
 受け取ったはいいが、なんとなく匂いを嗅いでみたりとか。

 「お茶なのに無味無臭なの。 化学調味料や防腐剤なんかの心配も一切ない、安心設計なの」
 「無味無臭って…… それってお茶なのかなぁ」
 「まあまあ、これがプロデュースの第1弾なの。グイッと行くの」

 何の効果があるのやら、とぼやきつつも意を決して一息。 確かに無味無臭。というか、あんまりに何の味もしないので、逆に変な感じがするのだが……。 そんな様子をじーっと見つめたリップルラップルが。

 「でも、睡眠薬は入っているの。それはもう、強烈なやつなの」

 って、ええぇえ!とリップルラップルを問い詰めようとした時には、時すでに遅し。抗えない程の強烈な睡魔に、一瞬で意識を刈り取られたのであった。

 哀れ鈴蘭。 ドナドナド〜ナ〜 ド〜ナ〜♪
867ピンクスライム:2010/03/10(水) 15:54:46 ID:vy0lgvK4

 さて、時は戻って。


 とりあえずは現状把握。

  ここは何処?
――「燃え盛るゴミ箱」のラベルが視界の端に。ああ、やっぱり。と
  手足動かないんだけど?
――思い出したくもない、クーガーさん絡みのアレっぽいベルトで。がっちりと。椅子の脚と肘掛に。着ていたメイド服と併せて、間違いなく相当に間違った格好だ。

 これはヤバイ、と頭の中で警鐘がガンガンと。ついでに冷や汗もダラダラと。

 脱出方法は?

  自力で?
――無理無理!こんなベルト絶対私の力じゃ切れない
  大声で人を呼ぶ?
――地下迷宮に人が居る可能性は低い上に、間違いなく犯人にもばれる
……炎獄とか覚えとけば良かったなぁ。

 そんな感じでドナドナ気分全開になった頃。

 「ようやく子猫ちゃんのお目覚めなの」
 「ちょっと、リップルラップル! これマジでシャレになってないよ!?」

 竹籠を抱えて現れたリップルラップルが、まあまあ。だか、どうどう。だか。
 ついでにコクコクと頷いて。

 「安心するの。鈴蘭には危害は加えないの。プロデュースの第2弾は、老いも若きも大好き。エステで完璧なボディーで魅力度大アップ作戦なの。」
 「いや、エステとか良いから。とにかくコレほどいてよ!」
 「ちょっと変わったエステ台なの。何の問題もないの」

 大アリだ――――っ!!とか騒ぐ鈴蘭に、フッと渋い笑みを送ったリップルラップルが、抱えた竹籠をひっくり返す。
868ピンクスライム:2010/03/10(水) 15:55:45 ID:vy0lgvK4


ベチャッ……!


 床に落ちたのは、でろだった。そりゃあもう、見事にでろだった。
 しかも、どピンクの。


 容積はバケツ一杯程もあるだろうか。重力に引っ張られ平べったくなる為、小さな水溜りくらいに見える。周囲の長さならぷるスライムの1.5倍はあろうか。
 それが太い触手のように腕を伸ばし、ベチャッと落ちる。次いで腕の落ちた先にじゅるりと。半透明の体からは床が透けており、それがピンク色の粘液を床に残しながらジリジリと近づく様は、なんとも言えぬ禍々しさである。
 きゃーだか、ぎゃーだか既に涙目な鈴蘭に、リップルラップルが無表情のままコクコクと。

 「このスライムはただのスライムではないの。人が作り出した、ミッペルテルトと並ぶ最高傑作。
億千万の眷属の使徒となった、偉大なスライムの末裔なの」
 「ミッペルテルトって…… じゃあ、みーこさんとご主人様みたいに?」
 「正確には少し違うの。このスライムは、スライムの形のまま使徒となったの。その能力は、女性の肌の老廃物を食べ、お肌をつるつるにするの。湯上り卵肌なの」

 いや、湯上りは違うだろう。湯上りは。というかどんな使徒だ。
 そんな事を話しているうちにも、じゅるり……じゅるり。とスライムは足元に近づいていく。

 「その上、女性ホルモンの分泌を促して胸やくびれがボン!キュッ、ボン! なの。フェロモンが、それはもう大変な事になるの。」

 涙目の鈴蘭に、一瞬の輝きが宿る―― ボン!キュッ、ボン! なんと甘美な響き。

  「まあ、少しの辛抱なの。これで鈴蘭も、魅力溢れる☆お・ん・な なの」
  「ひゃっ、冷たっ!! って、これ上って来てる、上って来てるよ!?」

 語る事は終わったとばかりに、スタスタと出口に向かうリップラップルが、扉を開けてクルリと振り返る。

 「そうそう、言い忘れていたの。そのスライムは億千万の眷属、マーラーの使徒だったの」

――バタン。
 一瞬の沈黙。そしてイヤーーーーッ!!と。続いて鬼だか悪魔だかと罵るが。

 「言ったはずなの、こう見えても私は血も涙もないの」





とりあえず以上です。エロは次回。
無駄に長い上、山・落ち・意味無しで申し訳ありません orz
869名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 16:06:12 ID:5fY1Le6F
だからコミック版マスラヲでああなってたんですね分かります。
870名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 00:14:28 ID:XNqbSu1M
>>868
GJ!
そして次回に期待
871797:2010/03/12(金) 13:14:09 ID:8IBW2qV7
久しぶりに来たら失敗してた
投稿して感想入れるの忘れてたよ・・・
投げたつもりはないんだけど、
こんな駄文でもよければ続き書うと思うのですが・・・需要ないよね?

>>829
なんとご本人様降臨・・・とな・・・
レイセンver+ssの続き期待しております。
これからも頑張ってください!
872名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 01:32:23 ID:KwtPsTkZ
>>871
需要ありますよ
ぜひ続きを
873名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 12:51:45 ID:EDcbNr4b
>>871
過疎スレだから見てる人は少ないかもしれん。トモアキにエロは期待出来んだろう?
……が、俺は待ってるぞ! この胸に溢れるwktkよ、>>871さんに届け!w

もしマスラヲアニメ化してたらここも賑わってたんかね?
(おりがみ・ミスマルカネタが非常に出し辛い状況になってそうだがw)
874名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 01:02:50 ID:quxdABxB
あえてのミスマルカアニメ化しねーかな…

ゼンラーマンとかゼンラーマンとか

あとゼンラーマン
875名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 10:36:52 ID:KZZuBI4q
ペンデュラムにモザイクかけられるだろうけどなw
876名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 18:04:22 ID:ANjms6Zr
ミコミコ睡蓮触手漬けーってヒデオ的には有りらしいが
ヒデオ自身と触手との感覚を共有とか出来るんだろうか?
    きっと出来るよね?
877797:2010/03/21(日) 00:51:45 ID:e2bx3aas
「くっ・・・」
 いかに願いのためといえ僕はまだ性犯罪者には成りたくはない!
「きゃん」
 僕は闇少女?をつきとばし逃げようとして
「ぐっ」
 何かに足を掴まれ転倒する
「こんなか弱い女の子を突き飛ばすなんてひどいわねー」
 少女はそう言って辺りの闇を動かし僕の両手足を拘束する
「かよわい・・・少女は大の男を縛ったり・・・しない」
「ふふっ、たしかにそうね。」
 そういって少女は僕の耳元に口をよせ囁く
「でもこれは貴方の望んだこと、それから逃げるのはいただけないわ。
 だから、いまからオシオキをしてあげる」
 その声はとてつもなく甘く逆らいがたいものだった
「さぁヒデオ、私を受け入れて」
 そして彼女は僕の一物を取り出した
878797:2010/03/21(日) 00:52:45 ID:e2bx3aas
「・・・・あら?まだおっきくなってないのね」
 ・・・・あたりまえだ何もされていないのに小学生?を見ただけで大きいなんて唯の変態ではないか
「でもヒデオは今からその小学生とエッチなことする変態になるのよねー?」
(・・・・)
「・・・不可抗力だ」
「そうやって逃げ道をつくる所も大好きよヒデオ♪」
 ・・・・・・・
「さぁそろそろ始めましょうか」
 そういうと行き成り彼女の小さな手は僕の一物を扱きはじめた
「くっ」
 黒いシルク・・・なのだろうか?その滑らかな感触が感じたこともない快感を生み出す
「ふふ、いい顔ね」
 こすこすこす・・・しゅしゅっしゅ
「どう?気持ちいいでしょ?」
「そんな・・・・ことは・・・な・・い」
 と精一杯の強がりを言ったものの
 童貞にはこの快感は・・・・!
「頭の中そんなにぐちゃぐちゃになってるのにまだ否定するの?」
 彼女は僕に身を寄せ
  ちゅっ
「!?」
 キスをした
 ・・・・・ファーストキスを闇に奪われてしまった・・・・
「ははっ♪なんだファーストキスだったのか!」
 ?
 なんだか凄く喜んでいる・・・・?
 というかしゃべり方がさっきまでと違う気がするが・・・・
「!
 そんなことないわ!
 まったくヒデオはこっちに集中すればいいのよ!」
 行き成り考えたことを否定するかの様に彼女は手の動きを早めだした
 しゅっしゅっしゅっしゅっ
「ほら、こんなに大きくなってきてる・・・・」
 今までのかすかな抵抗もむなしく僕の一物は彼女の手の中でいきり勃っていた
879797:2010/03/21(日) 00:55:38 ID:e2bx3aas
ほんの少しだけ書けたからうpしてみる・・・

一言で全てがわかってしまう複線とエロく無い文章・・・
エロさと文章力がほしいなー

また少し書けたら来ようと思います。
880名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 02:39:58 ID:0yofIR77
ゼンラーで待ってる
881名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 09:13:32 ID:ZvS/ku05
ペ、ペンデュラムが!
882名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 08:50:23 ID:KMSeOT/E
待ち長いな……
883名無しさん@ピンキー:2010/04/04(日) 23:01:31 ID:QI5eFnwg
ラティさんってどうよ?
おりがみの何巻で出たかわかれば
書きたいんだが
884名無しさん@ピンキー:2010/04/05(月) 19:44:55 ID:lZAptcqi
調べようとしたらおりがみシリーズを丸々家の何処に置いたか忘れたと判明した
885名無しさん@ピンキー:2010/04/06(火) 00:02:24 ID:t83VTkqe
んじゃとりあえず一週間待ってくれ
886名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 16:58:58 ID:67vjMblr
やっとレイセン見つけたぜ…

そうかそういえばもう睡蓮も二十歳越えなのかー
887名無しさん@ピンキー:2010/04/15(木) 00:32:43 ID:mZjM81dv
保守
888名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 14:21:01 ID:Uzij1OLa
ぺろっ・・・これは青酸カリぺろっ! 保守
889名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 22:29:28 ID:A4qUAJWQ
マスラヲとかレイセンとか
エロパロ要素あるとおもうのにのびないですな

睡蓮・エリーゼ・美奈子・ウィル子とかはガチだとおもうが

やっぱ鈴蘭がいけないのか
890名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 17:52:47 ID:OeRcQgSo
>>889
へんじがない ただのしかばねのようだ
891名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 19:02:41 ID:UadVoI49
今度、実家で資料が回収できるので、折を見てSSに挑戦したいと思ってる
このスレでの聖魔王様の扱いに一石を投じ……れたらいいなぁ
892伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2010/04/25(日) 01:09:09 ID:xEKrNYUi
 敷布に横たえられた肢体が揺らめくように動いた。
 ――沙穂だ。
 肌蹴られたメイド服に皺が付くのも気にせず、着崩れた衣装のままで朱に薄く染まる体を蠢かせる。
 立ち上る色香。欲情した女のそれは男の深い部分を擽り、煽る。
 伊織とて同じだった。
 目の前の牝が放つ性臭を鼻腔に吸い込むと、胸の奥から情念の炎が舞い上がるのを感じた。
 喉を鳴らすようにくつくつと嗤う。
「欲しいのか? 軍曹」
 片方だけ覗く潤んだ瞳をレンズ越しに見つめて問う。
「分からないであります。自分が一体どうして欲しいのか。何を求めているのか」
 浅く息を吐きながら沙穂は訴える。
「ご主人様はそれを知っているのでありますか?」
 それに伊織は口付ける程に顔を近付け答えた。
「そうだ。僕は知っている。お前に教えることが出来る」
 体を内側からくすぐるように低く響く声を受けて、沙穂は言葉を口にした。
「教えて欲しいで……あります」

 † † †

 最初に来たのは痛み。まさしく己を内側から喰い破るような破瓜の痛みが沙穂を責め立てる。
 みりみりと肉の壁が押し広げられ、肉の杭が打ち込まれていく。
 痛みには慣れている筈だった。
 身を切られ、地に叩き付けられ、魔の炎に身を焦がされようと、揺らぎはしなかった。
 ――なのに。
「いた……ぃ」
 声をあげていた。涙さえ零しながら痛みを訴えていた。
 身を貫く激しい痛み。しかしそれはどこか甘ささえ持っていて、それ故にどう処理すべきかを迷わせる。
 戸惑う内に甘さは濃くなり、身体の熱が増していく。それに翻弄されながら、必死に縋り付くように伊織の体に腕を回す。
「ひぐっ……っはぁ……」
 熱い。じっとりと汗が滲み、白い肌は薄桃色に染まっていく。
 一突きされる度に躯の内側から刷毛で擽られるような感覚が走り、総毛立ちそうな快感が広がっていく。
 痛みはある。しかし快感が強まっていくにつれ、それが気にならなくなっていく。
 自慰では得られない、深い部分への刺激。それをもっと感じたくて自ら腰を擦り付ける。
「くく……っ。ノってきたじゃないか沙穂」
 軍曹ではなく沙穂と、伊織の低い声が呼び掛ける。それだけなのに快感がじわりと増した。
 意識が真白にそまりそうになるのを堪え、更に深い繋がりを求める。
 知らない。分からない。
 だから――。
 知りたい。分かりたい。
893伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2010/04/25(日) 01:10:51 ID:xEKrNYUi
 もっと体にこの快感を刻みたい。それだけを思って沙穂は身をくねらせる。
「どうした? もう体が甘さを覚えたか?」
 返事すらまともに出来ない。答える声の代わりは蕩けた喘ぎ。
 だがそれで伊織には充分。
「くくっ……まったくお前は僕の期待を裏切らない」
 押し付けるように腰を蠢かす。
 ぐじゅ、と卑猥な水音がして接合が深まる。深奥を貫く肉の杭。それが沙穂の内を貫く度、華奢な身体はまるで言うことを聞かず、勝手に跳ねる。
「んくぁ……っ、ぁく……!」
 耳朶を擽る控えめな嬌声に伊織は気を良くし、更に深くを貫く。
 痛みは消えた。在るのは圧倒的な快感、酩酊感。どんな佳境であれ冷静を保つ鋼の意志も、今や千々に千切れた。
 それは最早、軍曹と呼ばれる最強の狂戦士などではなかった。唯、官能に溺れる沙穂という一人の女だった。
「どうした? こんなに蜜を溢れさせて。顔もすっかり白痴のようだぞ?
 まったく――無様だな?」
 伊織の蔑みすら届かない。身をくねらせ男を貪る事しか頭にない様な痴態を沙穂は躊躇いなく晒す。
「も……もっと。欲しいのでありま……す……っ!」
「良いだろう。存分に味わえ……!」
 沙穂の太股を掴み、膝を折って開脚させる。それがまた粘膜の接触を深める。
「あく……っ!」
 最奥も最奥。女体が最も深く性感を感じる部位を伊織の亀頭が抉る。
 絶頂など、既に何度迎えた事か。一度の絶頂の波が引く前に、次の絶頂に追いやられる。
 激しく収縮する膣壁と肉棒の隙間を満たす潤滑液が溢れ返り、ぐじゅぐじゅと猥雑な攪拌音が響く。
 打ち付ける腰に視線を向けることが出来れば、沙穂はその合間に濃密な淫液が太い糸を引いていたのを目の当たりにしただろう。
 もっとも、その余裕は沙穂にはない。
 既に声にすらならぬ叫びを上げ、ただ口をぱくぱくとさせるばかりの表情は、唯々悦楽に蕩けきっていた。
 自ら深くに誘うように脚を伊織の腰に絡め、自らも腰を浮かせ揺らめかせる。
 最早そこに意識は介在せず、本能のままに交歓を享受する沙穂だったが、不意に伊織の動きが止み、僅かながら意識が戻った。
 不満そうな瞳を向ける沙穂に、伊織は意地悪く嗤うと、ぐっと腰を押し付けた。
「そろそろ終いだ、沙穂。最後に貴様を“トバして“やる」
 凄惨とすら言えるような嗜虐的な表情を浮かべ、伊織が宣言する。
「これで最後だ。いくぞ……っ!!」
894伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2010/04/25(日) 01:12:00 ID:xEKrNYUi
 唐突に激しいピストンが再開される。今までで一番激しい抽送はしかし、更に勢いをます。体ごと揺さぶるような動きは、より激しく沙穂の最も深い場所を容赦なく抉る。
「っあぁ! あ、んはぁ!」
 体が痙攣するのを止められない。
 沙穂の快楽が加速度的に膨れ上がり、限界が近付く。何もかもを認識出来なくなり、己の内の熱と快楽だけが世界の全てになる。
 そのまま沙穂は一息に絶頂まで押し上げられた。
「――――っ!!」
 ずん、と最奥を刺し貫かれるような衝撃。何かが爆発するような感覚。
 背が弓なりにのけぞり、体が震えるのを止められなかった。
 自分の内で自分のものとは違う脈動を感じ、更にその脈動が一つ打つ度、灼け付くような熱が広がる。
 伊織の射精を膣に感じながら、沙穂の意識は闇に沈んでいった。

 † † †

 ――哄笑。
 愉悦に満ち満ちた伊織の声が部屋に反響する。
「最高だ、完璧だ……沙穂。お前は遂に完成した」
 裸のまま伊織の腕に抱かれた沙穂に、囁きかけるように伊織は続ける。
「これ以上ないオモチャだ……貴様は」
 慈しむように掌が沙穂の頭を撫でる。
 恋人のように。親子のように。とびきりの玩具に触れる子供のように。
 その手は慈しみに満ちていた。
「これからも楽しませて貰うぞ……沙穂」
 返答はない。
 しかし確信はあった。
 沙穂が自ら求めるであろうことを。鮮烈な快感を忘れられよう筈がないことを。
 昏い哄笑は、しばらく止みそうになかった。

895伊南屋 ◆WsILX6i4pM :2010/04/25(日) 01:16:39 ID:xEKrNYUi
久しぶり過ぎて二年経ちかけてたとか自分が一番びっくり。毎度、伊南屋です。

今更感が半端ないですが、一応これにて終了。多分今の読み手は知らないんじゃあるまいか。
知らない方はこのスレの最初の方から読めば全文ありますのでよろしければ。

また色々書きたいなと思ってますのだ宜しくお願いします。
以上、伊南屋でした。
896名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 12:49:58 ID:xyYxmdQj
うっ!…ふぅ

乙カレー
897名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 20:32:16 ID:1Aj/WXSF
みんな大好き睡蓮のノアレによる陵辱書いてみた。
期待には添えないと思う。あと続きもの。
後悔しない人だけれっつごーなの。
898名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 20:33:10 ID:1Aj/WXSF
「ヒマねぇ……」

 つぶやいたのは黒の少女。淫靡な色を隠しもせず、声音に倦怠をにじませて。闇の端末は、己が眷属の寝顔を見てそう言った。
 彼女は闇理ノアレと呼ばれる者。億千万の闇と呼ばれる暗黒神の一欠片。ちょっと本気を出せば神々の大戦争を引き起こせる力を持ちながら、今は一人の人間を面白く観察するためだけにここにいる闇の一部。
 その監視対象である『魔眼の王』もとい元引きこもりは今はとっぷり夢の中。日々の雑用のハードさの疲れを眠りで癒している。
 となれば、当然彼女はヒマになるわけで。
 枝毛をくるくるしながら、ノアレはため息をついた。

「あーぁ、何か面白いことはないものかしら。ないのなら作るまでだけど……」

 そう悪巧みしながら思考をめぐらせる。
 一番は、やはり己が眷属たる川村ヒデオが『面白く』なること。できるなら、あとあとまでイジくれるのが一番いい。心に闇を抱えそうなくらい。
 のちのちまでイジれるとしたら、やはり現在のヒデオの同僚である宮内庁心霊班の人間を巻き込んだほうが楽しくなるだろう。
 そして―――今現在ヒデオとの関係を考えるとしたのなら、面白くなりそうなのはやはりあの娘だ。
 くすり、と妙案を抱えたノアレは 嘲(わら)ってヒデオの部屋を後にする。
 楽しみに身をゆだね、夜闇の中を闇を統べる者が渡っていく。

「楽しみにしてなさい、マイマスター。一度は心に抱いた願いですもの、少しくらいはサービスしてあげる」

 ヒデオが聞いたのなら、間違いなく未来に少しだけくじけそうな言葉を口にして。


 ***

 同時刻。
 名護屋河家の一室で、姉妹のうち妹が床につこうとしていた。

「まったく、今日もヒデオは使えませんでした」

 あの姉は一体何を思ってあのような男を推薦したのか。今でもよくわからない、と名護屋河家当代・名護屋河睡蓮は思っている。
 やれ自分への敬意が足りない。やれ目を離せばあしき娘と話している。やれ動きがトロい。そんな感情で少しばかり最近の睡蓮は情緒を欠いていた。
 ヒデオが来てからというもの、名護屋河の家に男の話題が上がるようになったことで彼女の母親は少し喜んでいるくらいなのだが、そんなことは彼女の知ったことではない。
 姉については言わずもがな。睡蓮のヒデオのグチを楽しく聞いている。式であるほむらにいたってはヒデオを猫かわいがりしだす始末。
 そんな家族の反応も、睡蓮にとっては気に食わない。思い出したらさらに苛立ってきた。

「……仕方がありません。これも身の未熟、眠って忘れてしまうとしましょう」

 ぼやきながら、彼女は睡魔に身を任せる。
 一日働いたのだ、眠気はすぐにやってきた。
 明日はまたヒデオを顔をあわせるのだろうな、と思いながら。
 眠る寸前。

 ―――闇の中でくすり、と囁くように嘲う声がした気がした。


899睡夢闇獄(↑タイトル忘れてた):2010/04/26(月) 20:36:32 ID:1Aj/WXSF
 ***

 気がついてみれば、身が自由に動かない状況にあった。
 睡蓮は息を呑む。
 周囲を確認する。見えるものはなく、闇が広がるのみ。それなのに、やけにはっきりと自分の体だけは見えていた。
 寝巻きに着替えて眠ったはずなのに、いつもの巫女装束を身に着けている自分。
 そして両腕に闇が蛇の下のように絡みついて、両側から引っ張りあげられて立たされていた。
 己の不覚をかみ締めながら、怒りを込めて彼女は叫ぶ。

「炎獄、灼けっ!」

 黒い闇に蒼の獄炎が迸る。
 名護屋河の秘術、炎獄。ありとあらゆる魔と闇と澱とを、滅ぼすために創られたカミ殺しの炎。位の低い魔人ならば一瞬で焼き滅ぼすその一撃は、しかし。
 己を縛る戒めに触れても、なんの効果もでなかった。
 絶句する。
 その思考の隙間に割り込むように、声が返った。

『炎獄、か』

 声は周囲の闇すべてから聞こえてくるようだった。

『獄、というのならこの身すべてがそのようなもの。獄そのものを獄炎で焼くことはできない』
「何者です……っ!」
『ただの<闇>だよ、名護屋河睡蓮』

 年齢も性別も判別のつかぬその声に威圧感はなく。しかし、存在感だけで威圧に値する雰囲気を放っていた。
 闇というのならば、睡蓮は今闇に覆われている。このすべてが敵というのか、と彼女は焦りをにじませた。
 なに、と<闇>は言葉を返す。

『何も君を傷つけようというわけではない、そんなに睨まないでくれないか。
 そうそう、ほむら鬼を呼ぶのはよしておくといいと忠告するよ。この状況で彼が来て、私と君のどちらにつくかは微妙なところだと思うがね』
「世迷言を……っ、私を殺すつもりはないとでもほざくつもりですか、この状況で」
『もちろんだとも。殺すのならとっくに殺している。名護屋河の当代ならば、状況判断くらいはできるだろう?』
「ならば何をするつもりです。私を殺すのでなければ、何を」

 綿抜きならば葬れるかと、焦りの中で考える。そのためには相手の気をそらさねば、と睡蓮は話を長引かせた。
 <闇>は、案外親切にそれは―――と抑揚のない声で答えた。

『―――もちろん、こういうことさ』

 闇の中から、柔らかな質感をもった触手が二つ伸び、睡蓮のがら空きの両腋を撫でた。
 急な事態にくぐもった声を上げかけ、何とか唇を噛む睡蓮。それでも背筋がびくりと震えたのを見て、<闇>が笑った。

『なんだ、弱いのに出しているのか。君、意外と露出狂かな?』
「なに、をっ……して。ふっ、いるのです、この、っ外道……!」
『こういうことをするって言っているじゃないか』

 くすりと嘲う声に、歯噛みしながら睡蓮は<闇>に言い放つ。

「殺すならさっさと殺しなさいぅっ、この。下劣な……っ!」
『殺したりしない。君を殺すと後が怖いからね、だから死ぬほどの快楽に堕してあげるよ名護屋河睡蓮。
 まさか、名護屋河の当代はこんな<闇>との勝負に自決なんてつまらない逃げは打たないよね?』

 思考が読まれていることに、睡蓮は気づかない。あからさまな挑発に、彼女は顔を赤らめて激昂した。

「―――いいだろう、<闇>を名乗る者よ。カミを堕とすために作られた名護屋河。堕せるものなら堕してみるがいい」
『いい啖呵だ、名護屋河の当代。その言葉すぐに後悔させてみせよう』

900睡夢闇獄:2010/04/26(月) 20:38:13 ID:1Aj/WXSF
 秘めた笑い声。同時に、またも二つの触手が闇から伸びた。白衣の内に潜り込み、襦袢の上からこすこすと胸の尖りをこすり上げる。
 腋への愛撫に反応していたか、少しだけ硬くとがりだしていたそれをなぞるようにこすりながら、<闇>は告げる。

『言ったそばからすでに硬くなっているよ? とんだ淫乱生娘だな、名護屋河の当代は』

 言われた睡蓮は答えない。き、と目線だけを強めて唇を引き結ぶ。口を開けば喘ぎが出るのを押さえ込めないからだ。
 そんな無理を<闇>は正確に理解している。いつもの笑いと共に触手を緩めて白衣から抜き。
 ―――今度は遠慮なく襦袢の内側に突貫させ、乳房をぐるりと触手で縛り上げて揉みしだく。
 いきなりの衝撃に睡蓮は目を見開いて、しかし声を上げるのだけは我慢した。
 ここ数年で膨らんだ睡蓮の形のいい白い肌の乳が、黒い闇の縛り上げられてその形を翻弄される。捏ね上げられ、揉みほぐされ、こすりあげられる。
 睡蓮は<闇>の言葉責めと容赦のない腋乳愛撫にあいながら、それでも必死に口をつぐんだ。
 大波に翻弄される小船のようなその抵抗を、やはり闇は笑う。

『ふむ。なかなかに頑張るじゃないか名護屋河睡蓮。
 まぁ堕ちるというには、この程度では生ぬるいにもほどがあるがね。そら、今の自分の様子でも見てみるかい?』

 睡蓮の前に、闇の中から姿見のような大鏡が現れる。
 そこには鏡で見慣れた自分の姿がある。ただし、闇に食いつかれて身動きもとれず―――快感に浮かれて白痴のようにはしたなく叫ぶ睡蓮の姿が。鏡の中の睡蓮が熱に浮かれたように叫ぶ。

『あぁあっ! ちくびに、お慈悲をくださいぃっ……ちくびいじりまわしてぇっ! こりこりぃ、こりこりしてくらさぃいっ!』

 耳に堪えない淫語を叫ぶ自分を見て、睡蓮はその言葉にうなずきかける自分を自覚に愕然とする。
 先に襦袢の上からの愛撫を受けたこともあり、体がだいぶ高ぶっている。しかし内側に潜り込んだものは乳首にだけは触らない。この状態は、ひどく切ない。
 両腕が使えるのならば自分で触ることもできただろうが、あいにくと一番初めに拘束されている。これではいくら待っても開放の快感は訪れない。<闇>が囁く。

『あさましいだろう? 目の前のソレは君の心の本音だ。ソレを解き放つことができたなら、君にも同じことをしてあげるがね』

 鏡の光景が入れ替わる。
 襦袢が大きく開かれ、無数の触手によって乳首をなぶられて喘ぐ自分の姿。ごくり、と知らずノドが鳴った。
 <闇>はもう一押し、と言わんばかりにさぁ、と促す。
 睡蓮は、身の内に走る熱を押し込めて、一言言い放った。

「舐めるな、下郎。この程度で名護屋河が堕ちると思ったか。
 ―――まやかしよ、失せろっ!」

 睡蓮の気力を振り絞った力を込めた言葉に、鏡は破れ砕けて散った。
 息を乱しながら、それでも睡蓮は闇を睨めつける。

「名護屋河を堕とそうとするのがどれほど怖れおおいか、貴様に刻み込んでやりましょう」

 その言葉に、<闇>は心底の笑い声を上げた。
 狂ったような笑い声で、睡蓮に言い放つ。

『―――すまないな、睡蓮。君を見くびっていた。
 仕方がない。この<闇>もこれまで積み重ねられた性欲、その全力をもってお相手しよう―――!』

 闇の中から刃が奔る。一瞬睡蓮が身構えるが、何ができるわけでもない。
 次の瞬間。睡蓮の白衣と襦袢は残らず切り裂かれ、上半身は袖だけになり。闇の中から新たに伸びた四つの触手が、睡蓮の両乳と外耳に張り付いた。
 張り付いた、というのは語弊がある。
 正確には歯のない口のような先を持った触手が乳首と耳をくわえ込み、中にある舌のような器官でしゃぶりあげたのだった。

「くぅっあっ!? ひ、あぁっ!! あぁぁっ!?」

 一度落ち着いたところにこれまでの人生ではじめての許容限界を軽く凌駕する陵辱。
 睡蓮は我慢という言葉を思いつくまもなく一瞬で臨界点を突破した。

「きぁぁぁああああああああっ!?」

 びくりびくり、と背筋を震わせ、腰を震わせ、一瞬指先が冷たくなり、果てへとたたき上げられる。
 それが、名護屋河睡蓮が人生で始めて感じた他人の手による壮絶なまでの絶頂だった。
901名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 20:42:28 ID:1Aj/WXSF
>>898のタイトル忘れてた……orz
ともあれ、まだ続くけど次はもうちょっと先です
エロは人生で2〜3回しか書いたことないから下手なのは勘弁。
ノアレが少女口調じゃないのは睡蓮にバレないようにやってるだけです。

少しでも楽しんで下さる方がいらっしゃれば幸い。それでは、また
902名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 20:59:05 ID:F7T2LOLB
いいよいいよエロいよ〜

最近このスレも軽く活気が出て来た気がして嬉しい限りだ
903名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 21:48:17 ID:i4BdIDHn
GJ!睡蓮最高すぎるよおおおお
904名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 20:58:35 ID:XBeM+/Q3
ヒデオ×ノアレ 1巻の後の話です。
ssどころか書き込みさえほとんど初めてなので、形式的におかしいところがあるかもしれません。
その際はご指摘いただければありがたいです。


これは、誰だ?
眠りから覚めたヒデオがはじめに感じたのは、違和感だった。
昨晩は歓迎会の仕切り直し、という形での飲み会だったはずだ。
面子も前回と同じく翔香、睡蓮、千影にヒデオ。
途中で酔いつぶれた睡蓮を置いて、翔香、千影が帰ってしまったため、睡蓮とヒデオの二人しかいないはず。
そして睡蓮といえば、テーブルの反対側で何やら寝言を呟きながら寝込んでいる。
だとすれば、目の前にいる何者かは誰なのか?
酔いが残っているせいで、人影しか見えないが、相当小柄だ。小学生ぐらいだろう。
遊びに来る友達など、長谷部翔希ぐらいしかいないはず。だが彼の体格ではない。
さらにしばらく考えてみたが、やはりそんな人間には心当たりがない。
なんとなしに手をのばしてみると、「んっ」というかすかな声と柔らかな肌の感触が伝わってくる。
どうやら女の子らしい、というところで、閃いた。
そうか、これは夢なのだ、と。
訪ねてきてくれる女の子などいるはずもない。あまつさえ、自分が触れても抵抗一つしないどころか、喘ぎ声まで上げてくれる。
そんなことが現実に起こりえるはずがない。現実でなければなんだという。夢だ。
ヒデオの脳内において一つの証明が終了すると、次のことに思考が移る。
夢と意識できている夢、無抵抗な女の子、ならばやることは一つ。
ヤっちまおう。
非実在青少年?知るか。こちとらモニターの中の少女と何度戯れたと思っている。
それこそ下は1○歳まで数多の電影少女にキカンボウを向けてきたのだ。
そう、そもそもすべては僕の脳内の出来事。現実には何も起きはしない。
ゆっくりと手をのばし、目の前の女の子にもう一度触れる。
抵抗しないのを確認すると、力強くこちらに引き寄せる。
「あっ、ちょっ…」
今度は戸惑いの混じった声を上げてくれる。どうやら今夜の妄想の少女は、初心な子らしい。
ふむ。ならば男として、こちらからリードしてやらねばなるまい。
そう決意を固め、膨らみのあると思われるあたりに手をのばすと、かすかな、だが女を感じさせる二つの丸みがある。
丸みを覆うものをやや乱暴に剥ぎ取ると、ほかとは違う柔らかさを持つものが表れた。
両手にやや力をこめて、その二つの丸みを揉みしだく。
「んっ、あっ、あっ…」
ヒデオが手を動かすのにあわせて、声が漏れてくる。
しばらく揉んだ後に、膨らみの頂点に指を動かすと、そこには固くなった二つの突起があった。
突起それぞれを親指と人差し指ではさみ、優しくひねる。
「あんっ」
続けてこりこりとひねると、一際大きな声が上がり、女の子から力が抜けていく気配があった。
しばらく膨らみと突起を堪能したヒデオは、次のステップへと進むことにした。
905名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 21:01:08 ID:XBeM+/Q3
少女の下半身へと体を寄せ、足の付け根に意識を集中する。
肝心なところは布に隠されているが、それでも十分に興奮できるものだった。
布の上から弄り続けると、喘ぎ声と共に布が湿ってくるのを指先に感じる。
その湿り気を確認すると、ヒデオはするすると布を剥ぎ取っていった。
表れたのは、ぴったりと閉じた割れ目。
今まで見てきたどんな無修正ものよりも綺麗なその割れ目に、ヒデオはうっとりと眺めいった。
指で触れると、胸とはまた違う柔らかさがあるような気がするがが、毛は生えているかはよくわからない。
口をつけると、確かに濡れているのを感じるが、味もよくわからない。まあ、夢だし。
そう納得し、ヒデオは割れ目を開き、中のピンク色の肉にもぴちゃぴちゃと舌を這わせていく。
するとたちまち肉は濡れ始め、さらに大きな声が上がり始める。
「はぁっ、あんっ、ヒデオっ」
一声漏らす度に肉は濡れ、ヒデオの唾液と交じり合っていく。
口を離し、もはや水でもこぼしたかのように濡れきった割れ目を、満足げに目を細めて見やる。
ふっ、どうだこの反応は。こんな童貞のテクニックで感じるなど、まさに夢ではないか。
だが、夢ならばそれはそれで問題がある。覚めてしまえばそこで終わりなのだ。
いったい何度いざ、というところで夢が終わったことか。
そう、だからこそ早くことに移らなければならない。
そう決めたヒデオは、自らの股間を覆うものすべてを脱ぎ捨て、すでにいきり立っているものを少女の割れ目に当てる。
そのまま腰を突き出すが、つるりと滑ってしまい、上手くいかない。
何度かの失敗の後、ヒデオは片手で逸物を握り、割れ目の奥の穴に正確に押し当てようとする。
「くすっ、もう少し下よぉ。ヒデオ」
その声に促されるまま逸物を当て、腰を前に押し出す。
ずるぅっという感触と共に、亀頭が入り込んだ。
くっ、きついっ。だがっ、ここではっ、終われないっ。
断固たる決意と共に腰に力を入れると、わずかづつではあるが、ヒデオの逸物が少女の中へとめりこんでゆく。
そして腰に力を入れ続けるうちにやがて、ヒデオの逸物はすべて少女の中へと収まってしまった。
これはっ、きついっ…。
全力で手で握ったのに比べれば、きつくないとも言える。
それでも普段の自慰行為よりはよほどきつい。
しかも、全方位からぎゅうぎゅうに締め付けてくるのだ。
夢とはいえ、性行為とはこんなにも気持ちいいものだったのか。
余韻を味わい、刺激に身を浸しながらも、少しづつではあるが、ヒデオは腰を動かし始めた。
動かすとよりその内部の構造がわかってくる。
少女の中は逸物を締め付けてくるだけではなく、擦りあげてもくるのだ。
わずかに動かすだけでも逸物全体から快楽が送り込まれてくる。
入れた瞬間よりも強い快楽に身を委ねながらも、しかしその実、ヒデオの脳はある種の冷静さを保っていた。
さらに、胸に触れたらどうなるんだろう?どんなに気持ちよくなれるんだろうか?
そう思い、ヒデオが胸に手をのばそうとしたそのとき
906名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 21:05:06 ID:XBeM+/Q3

「あしきけはいっ!」
ビクゥゥッ!
一瞬にして背筋が伸びた。
余韻も快楽も興奮もすべてが吹き飛び、ヒデオの脳のすべてが急速に活性化する。
横に目をやると、相変わらず目を閉じたままの睡蓮。どうやら寝言らしい。
ほっとすると同時に、ヒデオの意識、視界、感覚が急速にクリアになってゆく。
クリアになってゆくが、ある一点だけが、夢の中と同じだった。いや、夢よりも気持ちいい。
己の股間から伝わる刺激を確かめようとヒデオが顔を正面に向けると。
「おはよう、ヒデオ」
闇理ノアレがそこにいた。ゴスロリのドレスをはだけさせ、女性器にはヒデオの逸物をくわえたまま。
「っ…」
間一髪、悲鳴を上げるのだけは避けられた。
大の男が小さな女の子にのしかかって、性行為をしている。こんな場面を睡蓮に見られればどうなるか。
悪しき気配。ばしゅっ。終了。
悪霊と同じ末路をたどることだけは避けなければならない。
「どうしたの?ヒデオ。ぜんぜん気持ちよさそうじゃないじゃない」
「大きな声を、出すなっ…。起きたらどうするんだっ」
「あらぁ、だからしゃべってるんじゃない。」
まずい。どうすればこの状況を切り抜けられる?この圧倒的に不利な状況を。
考えろ。未来視とも呼ばれた僕だ、できないはずがないっ。
この状況でもウィル子は助けに来ない。ならば対応できないか楽しんでいるか、いずれにせよ頼れはしない。
人間に助けを求めるか?否。この状況で誰が助けてくれるというのか。
つまるところ、自分で何とかするしかないのだ。
「ねぇねぇ、黙ってないで何か喋ってよ。確かに気持ちいいけど、それだけじゃ退屈でしょ?」
気持ちいい、という言葉を聞いて、再びヒデオの意識が股間に集中する。
そう、その逸物はノアレの中に挿入されており、ぎちぎちと締め付けられている。気持ちいいのだ。
一度意識してしまうと、もはやその快楽から離れることはできない。
しかも、ノアレの膣のあまりの気持ちよさに、わずかだが射精感が込み上げてきていた。
ヒデオは、さらなる快楽に浸りながら打開策を見つけねばならなくなってしまった。
やがて霞がかった頭で考えているうちに、一つの答えが出る。
「ノアレ」
「なーに?また私のおっぱいに触りたくなったの?こんなちっちゃなおっぱいを揉んで、乳首をこねくり回したいの?」
「もっと、近くに」
「何?キスしたいの?しょうがないわねぇ。んっ」
ノアレが上体を持ち上げ、唇を寄せてくる。
だがヒデオは唇を重ね合わせず、ノアレの耳元で呟く。
「僕の、勝ちだっ」
907名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 21:07:30 ID:XBeM+/Q3
勝利の笑みを浮かべながらヒデオは、自らの体を後ろに投げ出し、いわゆる騎乗位と呼ばれる体勢に持ち込んだ。
「この体勢は、男性側からだけではできない。つまり合意の上でか、もしくは君が無理やり僕を犯したか、どちらか、ということになる」
「ふぅ〜ん、それで?」
「少なくとも、僕が力任せに君を犯したのではないことだけは確かになる
 そして力任せでなければ、犯罪行為とは言えない。」
ノアレの変わらず訝しがる表情を前に、ヒデオは勝利の笑みをこぼしていた。
これで無理やりではなくなり、すべての問題は解決される。ヒデオの霞がかった頭は、そう結論付けていた。
「でも、ヒデオがセックスしてたってことには変わりないんじゃないの?」
「あっ」
ヒデオの顔が、真っ青になる。
「こんなちっちゃなおまんこにおちんちんを入れて、ずぼずぼ動かして気持ちよくなっちゃったのは確かよねぇ?」
そうだ、なぜこんなことを見落としていたのだ。合意であれば良いわけではないというのに。
小学生の女の子と性行為をしたと思われた時点で、社会的なあらゆる物を失うなど、自明のはずなのに。
「しかもこの体勢じゃあ、もう外に出すこともできないわよねぇ。んっ…」
そう言うと、ノアレは腰を動かし、ヒデオのものに新たなる刺激を与えてくる。
その言葉によって、さらに射精感は強くなった。
「ノアレ、もう、出そうだっ」
「いいわよ、出しても。ただし、妊娠しちゃうかもしれないけどね」
「人間と精霊で、そんなことあるはずがない」
「精霊だからこそ、よ。こうして実体化して、ヒデオのおちんちんを気持ちよくさせてあげられてるのよ?妊娠だってできてもおかしくないじゃない」
ヒデオの顔がわずかに青ざめる。
「私はいいんだけどねぇ、ヒデオの赤ちゃん産んでも。でもそうしたら、ヒデオはどうなっちゃうのかしらねぇ。こんなちっちゃな女の子を妊娠させたって世間に知られちゃったら」
小学生の女の子を無理やり妊娠させた、目つきの悪い男。
世間はなんと言うだろうか。そうして僕はまた居場所を失うのか。それだけは嫌だ。
「あ、はっ、びゅーびゅー出しちゃいなよ、ヒデオ。きっと気持ちいいわよぉ」
耳元で囁くノアレの声から、全力で意識を逸らそうとする。
だがそう思う気持ちとは裏腹に、逸物は擦り上げられ、今にも射精せんばかりに膨れ上がる。
「あんっ、あんっ、ヒデオっ、私も気持ちいいよっ」
耳元での喘ぎ声を聴覚からシャットアウトすることに集中しながら、せめて射精だけはすまいとこらえる。
「ふんっ、出す、ものか」
そう、僕は未来視とも呼ばれた男だ。射精の一度くらいこらえて見せる。
こんなときは数学を考えればいいと聞いたことがある。数学といえば証明だろう。
僕はここで、射精することと小学生の女の子を孕ませることとが一致しないことを証明しよう。
一点目、彼女はせいれいであり、人間の子供をはらむ可能性は100%ではない。
二点目、同じく彼女はせいれいであり、小学生ではない。
三点目、中で出したからといってにんしんするかのうせいは100%ではない。
いじょうのことから、僕が射精することが100%だとかていしても、小学生のおんなのこをはらませるかのうせいは100%ではない。
したがって両者のかくりつがいっちしないいじょうぼくがここでしゃせいすることとしょうがくせいのおんなのこをはらませることはいっちしない。証明終了
「えろくてんかとういつっ!!」
「くはぁぁっ!」
再びの睡蓮の大声が、ヒデオを数学の世界から呼び戻した。
908名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 21:08:57 ID:XBeM+/Q3
「あっ、あら、やっと、こっちの世界に戻ってきたみたいねっ、はぁん」
戻ってきてみれば、ノアレが腰を動かし続けていたせいで、射精感は限界にまで高まっていた。
もはや睡蓮の様子を窺う余裕さえない。
敏感になった亀頭が大きくなり、さらに強くノアレの膣壁を感じてしまう。
もはや精液の感覚さえ感じられそうなほどだ。
「あ、んしんしなさいっ。あの子はまだ目を覚ましたわけじゃないみたいだからっ、んっ」
それどころではない。敏感になった逸物は、ヒデオの支配を抜け出さんばかりだ。
「くっ」
最後の抵抗とばかりに、ヒデオはノアレの腰を押さえつけこれ以上動かないよう固定する。
「あ、らぁ。がんばるのねぇ、んっ。でももう、ヒデオのおちんちんは出したい出したいって言ってるわよぅ」
それでもヒデオは抵抗する。先程の自らの証明などどこかへ吹き飛ばし、必死にこらえる。
「はぁ、んっ。しょうがないわ、ねぇ、じゃあ、これならどうかしら?」
そういうとノアレは、いつの間にやらはだけさせていたヒデオの胸板に自分の乳房を当て、乳首を擦りつけていく。
固くなった乳首がヒデオの胸板を擦り上げ、同時に乳房の柔らかさが伝わってくる。
さらに潤んだ瞳と蕩けた口元、上気した頬、その妖艶な表情のすべてをヒデオに見せ付けた。
その妖しい表情と、ノアレの幼い顔立ちとのアンバランスさに、ヒデオの心までもか感じさせられてしまう。
「〜っ!」
ついにヒデオの腰はがくがくと震え、物音を激しく立て始めた。
もはや睡蓮が起き出してもおかしくないほどだ。
もう一押し、その瞬間に崩壊するのは明らかだった。
「あっあっ、んっ、じゃあっ、最後にこれで、どうだっ」
そう言うと、ノアレは自らの唇とヒデオの唇を合わせる。
「ん〜〜〜っ」
さらに自らの舌をヒデオの舌に絡め、ねっとりと嬲り尽くす。
同時に膣壁をきゅっと締め、更なる刺激をヒデオに与える。
ぬめりを帯びた粘膜にびちゃびちゃと口内を蹂躙され、反射的に口を閉じてしまいそうな快楽が与えられる。
新たな締め付けは、腰を動かしていたとき以上の気持ちよさだ。
未体験だった口唇、口内への刺激、さらに逸物への新たなる刺激によって、ついにヒデオが限界を超えた。
びゅるるるうぅっっ!!!びゅるっ!びゅっ!
「ああああんんっっっ!!!」
ヒデオの放った精液がノアレの膣奥を叩くと同時、彼女もまた歓喜の叫びを上げた。
909名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 21:10:03 ID:XBeM+/Q3

「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
「はぁっ、はぁっ」
両者は息を荒げ、ノアレはぐったりとヒデオの胸板に体を預ける。
「は、ぁっ、どうだった?ヒデオ。大人になった気分、は」
「はぁっ、はっ、気持ち、良かった」
「っ、そう、それだけ、っ?」
ヒデオは息を落ち着け、静かに答えた。
「うん、気持ち良かった。そして、ありがとう」
「…はぁ?あなた、何言ってるの?今ので頭でも打った?」
珍しく戸惑い気味のノアレに対し、ヒデオは落ち着いて続ける。
「いや、そんなことはない。その、初めてこういうことをして少し何かが変わった気がするんだ。
何かはわからないけれど。でもそれも、君がこうして居てくれたからできたことなんだと思う。そう思うと、
君に感謝したいという気持ちが自然と僕の中に出てきたんだ。だからもう一度言う、ありがとう」
ノアレがぽかんと口を開けた姿は、先ほどの戸惑いの表情よりも珍しかったが、ヒデオは気づかない。
「君とすることができて、僕は幸せだと感じている。だからやっぱり、君に感謝したい」
珍しく長々と、そして堂々と喋ったヒデオに対しノアレはしばらく黙っていたが、やがて口を開く。
「…あ〜ら、そう。じゃあヒデオは小学生に興奮して、襲って、孕ませるのが好きな変態さんだったのねっ」
「…いや、そういうわけでは」
「そうじゃなぁい。私とやれて幸せだったんでしょ?」
「…いや、そうじゃなく…」
すっかりいつもと同じ調子に戻ってしまったヒデオを見て、ノアレは腰を上げた。
「うっ」
二人の汁まみれになったヒデオの逸物が抜き取られ、ノアレの割れ目からも精液と愛液の混合物が流れ出してくる。
腰に感じていたノアレが離れたことで、脱力感がどっと押し寄せてきたヒデオの目蓋は閉じられようとしていた。
「なかなか良かったわよ、じゃあねっ」
その言葉こそ聞き取れたものの、かすかに頬を赤く染めたノアレの顔を見ることなく、ヒデオの意識は深い闇へと落ちていった。
910名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 21:12:22 ID:XBeM+/Q3

どがぁんっ!!
ヒデオの眠りは、何かが破壊される、そんな音によって中断された。
命の危機の回避という、生物にとって最も根源的な衝動の一つによって、ヒデオの意識は瞬時に覚醒する。
ヒデオの視界に映ったのは、真っ赤な顔をしてぷるぷると震えながら、こちらに向けて弓を構えた睡蓮。
しかもその弓は、いつぞや心霊班のドアを粉みじんに吹き飛ばしたものだ。
「お、お、お前というやつは、婦女子が横に寝ているというのに、なんという格好をしているのですかっ!おまけにその腰についているのは何ですかっ!」
そこでヒデオははたと気づく。上半身ははだけ、下半身には何も纏わず、腰の周りには昨夜の情事の跡がべっとりと。 
「何とか言ったらどうなのですかっ!?」
「…いや、その…」
そう言ってヒデオは視線を彷徨わせ、ある床の上の一点で視線が止まる。
つられて睡蓮も目をやり、同じように視線が止まる。
二人の視線の交点にあったのは。
パンツ。しかも明らかに子供サイズ。
「お、お、お前は…」
「落ち着いてください、名護屋河先輩。先輩が本気を出してしまうと、寮が壊れてしまいます」
自分が今なすべきことを瞬時に悟ったヒデオは、つとめて冷静な口調で語りかける。
「人は話すことで分かり合える生き物です。まずは落ち着いて話をしましょう」
「…そうですね。わかりました。寮を壊すのは確かにまずいでしょう。ですので、お前を壊すことにします」
その後ヒデオの部屋にて、入庁以来最も長く、最も厳しい稽古が始まった。
911名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 21:24:45 ID:XBeM+/Q3
以上です。
冒頭で睡蓮との絡みを期待した方には申し訳ありませんでした。
続きも書いてみたいのですが、…需要ありますかね?
既に、こんな駄文でもよかったのか不安です。

では失礼いたします。
912名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 21:33:37 ID:1r+g7KfD
ノアレひでぇww
913名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 23:05:05 ID:ScRo4gj0
何?何なのこの投下ラッシュ
明日辺りに死ぬの?
914名無しさん@ピンキー:2010/04/28(水) 00:12:32 ID:89OONZiK
ヒャッハー! 作品だぁ!
書き手が増えたり戻ってきたりするのは何よりです、はい
皆GJ
915名無しさん@ピンキー:2010/04/28(水) 21:34:43 ID:Rk9cK9wF
こんなに投下が続くから外はひどい雨なのか...
いいぞもっとやれ

>>895 >>901 >>911
GJ! 続く物はぜひ続きをお願いいたします
916900:2010/04/29(木) 00:51:47 ID:SThtSkks
>>915
ほんじゃま続き。あんまり長くはないから過度な期待はせんでくれ
917睡夢闇獄:2010/04/29(木) 00:53:48 ID:SThtSkks
 暗い闇の中に、熱い吐息だけが響く。
 絶頂によってしばらくふるふると震えていた睡蓮のあごを、一本の触手が持ち上げた。

『どうした? まだまだ、この程度で堕ちたなどとは言わないだろう睡蓮』

 まだまだ序の口だと、わき腹へと新たに触手が伸びていく。
 ぞろりぞろり、絶頂で敏感になったところに、とくに皮膚の薄い腋とわき腹の二重奏。思わず息が細く吐き出され、体がこわばる。

『後悔を刻むのはどちらか、とくと味わってもらおうじゃないか』
「よい、覚悟です。貴様程度の悪しき、の。戯れで堕す、はずもありません」
『くく。果てた身でよく吼える。
 では、戯れから少しだけレベルを上げてあげようか』

 触手が袴にもぐりこみ、内側から赤い布を引き裂いていく。
 布を引き裂く音は睡蓮の羞恥を煽るようにゆっくりと続き、やがて彼女は袖以外の布をまとわぬ姿へと変えられた。
 外気の違いにか、少しだけ背筋が震える。それを<闇>は笑った。

『なんだ、もう辱めを期待しているのか? 睡蓮、君実は苛められるの好きなのかな』
「そのような戯言、聞く耳持ちません」
『そうか。なら、君から求めた時が堕ちた時ということでいいかな? こういう区切りははっきりしておいたほうがいい』
「勝ち負けのけじめははっきりとしておいたほうがいいでしょう。成立です」

 睡蓮ははっきりとそう答えた。
 どんな辱めにあおうとも、自分から求めることはないと。どれだけなぶられようと、自分から求めなどしないと。
 <闇>は、その少女の決意を心中で嘲笑う。元来、人は痛みには堪えられても快楽には堪えられないようにできているのだ。
 この巫女がどれほどの屈辱を滲ませながら敗北を認めるか、それが楽しみで仕方がない。
 そんな弾んだ気持ちを悟られぬよう、<闇>は平坦に告げる。

『ふふふ、よく吼えるねぇ。ではまずは、こんな趣向からいこうかな』

 闇の中から、新たな触手が伸びた。
 黒い触手は睡蓮の腰にぐるりと巻きつき、地面に向けて二筋の触手を伸ばす。
 睡蓮がびくん、と背筋を振るわせた。細い細い黒の触手は、睡蓮のクリトリスを挟みこんで下に向けて伸びていたのだ。
 そしてその細い触手は更なる進化を見せる。左右の触手は双子のように同じ場所にごつごつとしたこぶを作りあげていた。
 頭に走る警告。それを、<闇>が解説してくれた。

『この触手はね、この<闇>の意志で地面に引っ張って吸い込むことができる。
 引っ張られた分は、そのまま君の腰に巻きついている触手へと巻き上げられて自転車のチェーンみたいにまた君のクリトリスに戻ってく

る。
 まぁ言われるよりやった方がわかりやすいよね、というわけだ睡蓮。思う様喘げ』

 ごしゅり、と生々しい音と共に細いこぶ触手が地面へと引っ張り込まれる。こぶがごりごりと睡蓮のクリトリスを圧し潰す。
 たまらず、衝撃が口をついてでた。

「あっ、ひぃっ!? ひぃぃあぁぁっ、あぁああっい、ひっ! ひが、ぁっ!」
『おや、強すぎるかな? じゃあ、これくらいで』

 その声と共に、ごしゅ、ごしぃっ、ごしゅぅっ、と今度はリズミカルにこぶが一組ずつ睡蓮の豆をなぶりだす。
 通過の度ぴくんっ、と背が震える睡蓮は、しかし声を出さないように唇をかんで耐える。
 ごしゅっ。ずるる、ずりぃっ。
 ずるり、ぐりゅっ、ごりっ。
 体が火照る。しかし、名護屋河の当代として啖呵を切った以上負けの二文字は許されないと、睡蓮は唇をさらに強く引き結ぶ。
 その抵抗に、愉快さをにじませて<闇>が答える。

『ねぇ睡蓮。君、豆に意識がいってるけどさ』


『乳と耳にも食いつかれてること、忘れてないかい?』
918睡夢闇獄:2010/04/29(木) 00:55:32 ID:SThtSkks
 睡蓮が自らの落ち度に気付くよりも早く。
 リズムの隙間を埋めるように、闇の舌での愛撫が耳と乳首を襲った。

「〜〜〜〜〜〜っ!!」

 声にならない。
 豆への圧撃。耳への甘噛。乳への吸引。その三種の三箇所責め。
 睡蓮の中で音楽を作り上げるように、それらはそれぞれの隙間を埋めながら彼女を高みへと一気に押し上げる。
 しかし、けして頂へは連れて行かない。
 あえて三箇所が同時にならぬよう、強弱緩急をつけて、上り詰めかけてはテンションを落とすのを繰り返す。
 生娘に対してあまりにも過酷な三点責めに、豆への攻撃を行っているこぶつき触手はすでに愛液によってぬらぬらと照りを放ち、水溜りができるほど。
 それでも<闇>はあえて焦らす。睡蓮の心が折れるその時を愉快に愉快に待つ。

『睡蓮、君が淫乱なせいで水溜りができちゃってるよ? この変態巫女』
「ふざ、け……き、ひぃあぁああっ、あぁっ!!」

 少しだけ答えが出せるくらいに責めを弱めては。

『あーあ。名護屋河の当代がそんな格好さらしてるの見たらみんなどう思うかな。
 長谷部の愚弟とか、邪流の伊織とか、鈴蘭とかさ。きっと幻滅するよねぇ? 楽しみだねぇ』
「っ! だま、れっ! だまり、なさぁぁぁあああっ、あぁんぅっ! うぅううう……」

 言い終わる前に強度を絶頂ぎりぎりまで上げる。
 その繰り返しが、どのくらい続いただろうか。
 少なくとも、睡蓮にとっては永劫に近いその責めに、とうとう精も根も尽き果てようとしていた。
 あと一押しあれば彼女の精神を崩落させることができるだろう、限界ギリギリの精神状態。
 汗が滝のように流れ、涙の筋がいくつもかかり、目は半分うつろになった睡蓮を嘲笑い。<闇>は告げた。

『くすくす。楽しかったけど―――このあたりでやめてあげるよ、睡蓮。
 君を壊してもつまらないし、これだけ焦らせば相当だろう。勝ち負けなんて関係なく、止めをあげるよ。
 どうせ抵抗する力なんかないだろうから答えは聞いてないけど、ね!』

 そう、<闇>が囁いた、その時。

「ひっ―――ひぃ、あっはああああぁぁぁあぁぁぁあっ!?
 は、ひ、ふっ! ひんれ、ひぃぃああああああああああああっ!
 あぁぁぁああう、うあうううぉああああああんっ! んんぅああああああああああああっ!」

 愛液まみれのこぶ触手はノンストップで高速回転し。
 耳を噛む触手は耳という耳をなぞり上げては噛みなぶり。
 乳首を内に含んだ触手はなめしゃぶりながら吸い潰し上げ。

 コンマ五秒ごとに襲う絶頂。
 弾ける閃光が多すぎて何処が感じているのかもわからず。
 落ちるよりも早くさらなる高みへ高みへ叩き打ち上げられ。
 言葉にならぬ絶叫でのどをからさんばかりに快感を現しながら。
 潮を壊れた蛇口のように噴出しながら、睡蓮は長い長い焦らしの末のようやくの果てを体中どころか心までもを犯されるように味わった。
919名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 00:57:40 ID:SThtSkks
えーろーくーなーらーなーいー。泣きてぇー……
二次ドリ展開狙いではあるけどそこまでうまく書けてない。ごめん。
あと1、2回でおしまい。付き合ってくれる人がいたらうれしいな
920名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 11:53:27 ID:wE7oU6LE
いやいや、十分エロいよ!GJ!
次も期待してる!
921名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 15:30:19 ID:PQZETZbv
>>919
GJ!
922名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 20:35:36 ID:aLdrbken
そろそろ次スレが欲しいところだな。
その前に誰か保管庫をまとめてくれ
923名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 08:00:38 ID:OVdXenMb
次スレはみための【マスラヲ】【レイセン】とかのキーワード
つけたほうがいいんじゃないか。
著者の知名度が云々ではなく、わかりやすさで。
本当はおりがみもつけたいけど長いので。
924名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 15:33:05 ID:D5Y0doOT
【レイセン】より【ミスマルカ】の方が良いと思うな
925名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 18:23:12 ID:0LGnlv/K
ミスマルカの投稿あったっけ
926名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 00:23:12 ID:GM46V8SF
ついにエリーゼがレイセンに登場したな・・・。
2年ぶりくらいか、ハァハァ。
エリーゼのエロパロも読みたいが作者もザ・スニ読んでるかな。
927名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 03:01:50 ID:clc4Yqm8
何気にミスマルカのが、作品として知名度が高い気がする?
全裸だし。このスレにミスマルカの全裸ネタはないが。

となると、
【ミスマルカ】林トモアキ【マスラヲ】
なの?

個人的には、ミスマルカも好きだけど、
おりがみ→マスラヲ→レイセン と来て、キャラを愛したので
そのエロパロがみたくて、四苦八苦なのだが。
928名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 00:46:48 ID:eD9fwh2D
「うー えろくてんかとういつ、えろくてんかとういつ」

今 えろくてんかとういつを求めて全力疾走している俺は、関東機関に勤める一般的な職員。
強いて違うところをあげるとすれば、元勇者(笑)って経歴があるところかナ。
名前は長谷部翔希。

そんなわけで、定時退社した僕は帰り道にとらのあなにやってきたのだ。

「サーセンwww、売り切れです」

・・・なんてむかつくバイトだ。接客と言うものをわきませていない。
棚になかったから、恥を忍んで店員に質問したと言うのに・・・。

半泣きで帰途につこうと思い、ふと見ると隣に1人の若い男が立っていた。

「ウホッ! 悪い目つき・・・」

いや!俺はこの男を知っている! このまなざしとを知っている!
そう思っていると、男は突然、俺の見ている前で紙袋を破り始め、
えろくてんかとういつを見せびらかしてきたのだ。

「いっしょに、やらないか」

そういえば、ヒデオはアキバの近くに住んでいることで有名だった。
早くプレイをしたい俺は、誘われるままに、ホイホイと付いていっちゃったのだ。

彼ー異常に目つきの悪い公務員で川村ヒデオは、こういうこともやりなれているらしく
アパートに入るなりPCを起動させ始めた。

「良かったんですか・・・、ホイホイついてきて。
僕は、隣に人がいても、かまわないでプレイできちゃう人間なんですよ」

「他人とエロゲーを一緒にプレイするのは始めただけど、いいんだ。
俺、ヒデオとは腹を割って話し合いたいと思ってたし・・・」

「うれしいこと、言ってくれる。
それじゃぁ、今夜はとことんプレイしてすごしましょう」
929名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 00:50:18 ID:eD9fwh2D
とりあえず、起承転結の「起」の部分。
ノアレかウィル子の乱入させるるか、友情エンドにしようかは考え中。

ていうか、俺のエロゲ・エロビ初体験はいずれも友達と一緒だったんだけど・・・。
複数人でのプレイは普通にやることだよな?
930名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 20:53:05 ID:i1s229Sa
友達?何処の国の言語だいそれは
931名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 20:53:44 ID:a9Zst/FF
ようやく今月のレイセンが読めたぜ
さすがに精霊を強制的に召喚は無理か…
するのかわからんがエリーゼが一人エッチしている時に召喚とかは無理か
いやしかしフォークをくわえたまま来たということはヒデオが助けを求めていれば
後先考えずに来てくれるってことだからありえるのか?
精霊は自慰はするのかどうかって問題があるけどな、まずトイレには行かないよな?
932名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 21:24:25 ID:xqmeX0wF
地下に行け
933名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 22:06:04 ID:Qv8fBwhv
>>932
落ち着け、地下はここだ
934名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 22:10:26 ID:l+KsbpXX
>>922
エロパロ総合保管庫に頼むというのはどうだろうか?
935名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 00:50:01 ID:NSppxC7d
ひきにぱー ひきにぱー
936名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 10:34:37 ID:Zz8rqz5g
素晴らしいスレを発見した
937名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 02:04:59 ID:Y/+gz2g6
保管庫作りました
おかしいところがあれば修正お願いします
ttp://www37.atwiki.jp/hayashi-eroparo/

事後承諾になりますが現在投稿されている作品はすべて保管しました。投稿者様から拒否されましたら該当作品は削除させていただきます。
938名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 02:17:14 ID:Y/+gz2g6
あと、投稿内容をコピペで保管してますので誤字脱字があっても基本的にそのままです
939名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 14:02:24 ID:7kO6U2K1
>>937-938
おおっ、乙なのですよ

改めて見るとけっこう投下あったんだなぁ
940名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 15:07:28 ID:I9sOvJxO
勢いも出て来たまとめも出来た

後は次スレと投下ラッシュで完璧だな
941名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 10:06:13 ID:Ct/xKU+9
>>2-4の流れからは想像出来ないな。
俺もまた何か書こうかな、何を書こうかな
942名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 10:53:36 ID:A8M0oIHC
エリーゼは可愛いな
うん
943名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 21:58:26 ID:QC/qbSfC
ロリコンは病気
しかも一生完治しない不治の病
944名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 23:53:26 ID:CMyFNZRk
病気なら仕方ないよね!
945名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 21:51:35 ID:6EX524xo
隔離されるべき重病
946名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 12:02:31 ID:fKQdNjCa
パリエル ヒロイン補正でミスマルカの希望その@。多分マヒロに関して満更じゃないだろうが……
エーデルワイス 無理。
シャルロッテ 無理。
ユリカ ジェス絡みだろ……。
ルナス マヒロに執着してるから或いはありかも。希望そのA
沙耶香 ゼンラーマンなら何とかしてくれるっ!!
シーナ 無理……だろうな、多分。
エミット ジェスと絡……む……?
チカ 薄いけどミスマルカの希望そのB


ウィル子 ヒデオの嫁候補その@
エリーゼ ヒデオの嫁候補そのA
美奈子 ヒデオの嫁候補そのB
アカネ ヒデオの嫁候補そのC
ノアレ ヒデオの嫁候補そのD
レナ ヤンデレ(ただし対象はパパ)
ラティ ヒデオの女友達@
レミーナ 少なくともヒデオに好意はある。
エルシア 少なくとも好意はある。
睡蓮 無理……かな?
翔香 無理……かな?


ヒロイン候補をピックアップしたらなんだこれ、マヒロは最初からパリエルがいるからか?酷い格差を感じだ。
947名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 15:59:21 ID:oGEO4t+e
ミスマルカはどっちかというとジェスくんのほうが強いハーレム属性を持ってるのか…な?

にしてもヒデオのsnegっぷり
948名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 00:26:49 ID:zonvcnpd
「『お・り・が・み』のヒロインは……鈴蘭じゃないのか……」
「見れば分かるはずだぜ。そんな役(もん)、ハナからねえのさ」
949名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 13:54:34 ID:VOHI2S7o
久しぶりに来たらなんか賑わってるな
なんか久しぶりにムラムラと創作意欲が湧いてきたなぁ・・・。だがネタが思いつかん
トモアキ作品って登場人物たくさんなのにエロ書けるキャラはかなり限定されるよな
950名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 01:31:07 ID:X24ioAWx
ここは陵辱ならどうだ。

@ラピティアが魔族に陵辱される。
A逆に、ラピティアが草食系を陵辱。
B精神に異常を来したマリーちゃん信者のみんなで陵辱
951名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 08:23:26 ID:oniVEmPM
凌辱って、ヒロインほぼ全員
勝 て る 気 が し な い

だってミスマルカの例だと、周囲の派手さに押されてる気はするけど、パリエルの時点でミスマルカ最高クラスの剣士だぜ。DBのクリリン級。
エミットもガード堅いし(魔法的な意味で)。
他は魔人とか妖怪とか勇者とか三剣とか将軍とか、明らかにパンピーじゃ敵わない。
で、凌辱する側に強いキャラを持ってこようと思うと、レイプとかしそうな下衆がいないという。

マスラヲレイセン勢
電脳神はじめミスリル神、婦警、爆弾娘、アウター、超音波人魚、アルハザンメンバー、最強の姉、最強の妹、暗黒神。ラティさんすら魔人だし、やはり勝てる気がしない。
おりがみ勢
聖魔王、サイボーグ、初代魔王、食欲魔神、関東機関の長、アウター候補、神殿教会最高級指名手配狐、最凶シスター×2、枢機卿×2、ワルキューレ、視姦魔神……

誰か一人でも押し倒せると思った奴は手を上げてみろ。
952名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 08:48:15 ID:grLJGqW1
>>950
半分以上ばいまじじゃねーかw
いやまあ他のヒロインは常時の戦闘能力的に手を出せないだろうが
953名無しさん@ピンキー:2010/06/01(火) 23:48:43 ID:GQqqR4F0
エーデルワイスで何かネタないかね?陵辱以外で
954名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 08:20:40 ID:tePeafuw
ハリセンを捨て鞭を手に取るエーデルワイス様とか
955名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 17:30:34 ID:9snGbn4h
関東機関の長とボケ後の視姦魔人なら可能じゃないか?
9561スレ目829 ◆.7t9sth1xk :2010/06/02(水) 22:23:12 ID:xW4kEjfa
なんか実家が大変なことになるわ、長きに渡り規制を喰らうわですっかり執筆意欲が萎えてるんだが、
とりあえず解除された隙に投下してしまえ畜生ー!


「ごちそうさまでした、ますたーっ」
 飲み込んだヒデオの精液がまだ体内に残留しているような熱を感じて、ウィル子は少々困惑していた。
(精液というのは、不味いものだと聞いていたのですが‥‥‥)
 あるいは、精霊である自分の味覚は、人間とは違うのだろうか。たしかに普通の食べ物のように味覚的に美味しかったわけではないが、しかし特別不味かったわけでもなく、それでいてお腹の中に感じるこの感触は‥‥‥
(‥‥‥もっと、欲しい‥‥‥)
 今までこういった経験が無かったから分からなかったが、ひょっとして自分はそういう性癖の持ち主だったのだろうか。
 そう不安に感じるほど、ウィル子はヒデオの精液を求めていた。精霊の矜持として、というか少女としてそんなことを表に出すわけにはいかず、しかし男根から手を離すことも出来ず、物欲しそうな目でヒデオを見上げてしまう。
 と。
「ウィル子」
「はい、なんでしょうますたー?」
 もう一回? と僅かに期待したウィル子を抱き寄せ、ヒデオは自分の膝に乗せた。丁度対面座位の体勢。
「ますたー? ウィル子は本番は無理なのですよー?」
「‥‥‥そうじゃ。ない」
「? ん、んぅ‥‥っ!?」
 唇を奪われた。ヒデオの方からそういったアプローチをしてくるとは思っていなかったウィル子は驚愕し、重ねた唇の感触を楽しむ余裕も無い。
「ぷは、ちょ、ますたー何を!?」
「何、とは」
「なんでいきなりキスなんかするのですかーっ! そもそもフェラの直後ではないですか! 抵抗ないのですかマスターっ!?」
「‥‥‥別に」
 正確には、そこまで考えていなかった。ヒデオとしては、ここまでキスの一つもしていないことに今更ながら気づき、つい‥‥‥といったところである。
「もう一回、いいだろうか」
「‥‥‥ますたーがいいなら、別にウィル子に異存はありませんが‥‥‥」
「では」
「んぅっ! ん、ふ‥‥‥」
 もう一度唇を重ねられる。何時になく大胆なヒデオに、何かあったんだろうかといぶかしみつつ、されるがままにウィル子は体の力を抜く。
「ちゅっ。ん、ぅ、あ‥‥‥」
 ヒデオの舌が唇に触れる。一瞬躊躇ったが、どうせ口内の精液は完全に01分解してしまっている。別にヒデオが嫌な思いをすることも無いだろう。
9571スレ目829 ◆.7t9sth1xk :2010/06/02(水) 22:25:55 ID:xW4kEjfa
「んっ! ちゅぶ、ぅあ‥‥っ」
 口の中に進入してくる舌にウィル子は目を白黒させつつも、無意識に舌を絡める。先ほどのフェラの経験から、無意識に唾液を啜り、口内に溜め、飲み下し、
(‥‥!? これ、また‥‥‥!?)
 胃で分解した直後、ヒデオの熱が全身を駆け巡るような感覚にとらわれる。あたかも先ほど精液を飲み下した時のような感覚に、ウィル子が覚えたのは疑問と恍惚。
(う‥‥‥こ、これはイイのですよー‥‥‥)
 この時点では二人とも知る由は無いが、後のヒデオが語ったように、精霊であるウィル子にとって最も効率の良い糧は、誰よりも彼女を信じるヒデオ自身ということになる。
 未だ未成熟の絆とはいえ、後にヒデオの全てを喰らい暗黒神すら退ける彼女が、その唾液によって恍惚となるのも無理からぬことだった。
「‥‥‥ふ、う。ウィル、子」
「‥‥ふぇ、なんなのですかー?」
 ヒデオは答えず、再び口付ける。心なしか先ほどより増えたヒデオの唾液を、ウィル子は懸命に啜り、飲み下す。
(か、体に力が入らないのですよー‥‥‥)
 くたり、とヒデオの腕にもたれかかる。嗚呼、この細腕がこんなにも逞しく感じる日がこようとは!
「ウィル子」
「はい、ますたー‥‥‥」
「‥‥‥触って、も。いいだろうか」
「んふ。おっけーなのですよー」
 ヒデオの右手が胸に触れる。どこか不安そうな触り方に、ウィル子は微笑を深くする。
「もっと大胆に揉んでもいいのですよますたー。狙い通り、もうウィル子は抵抗できません」
 甘えるような声でウィル子は言う。対してヒデオは僅かに視線を険しくする。ウィル子にだけ分かる驚きの表情。
「‥‥‥にはは、ウィル子に隠し事が出来ると思ったのですか、ますたー?」
「‥‥‥別に。そんな、つもりは」
 ウィル子だって分かっている。先ほどのキス、唾液の量が増えていたのは気のせいではなく、ヒデオがわざとそういう風にしていたのだと。そしてそれはウィル子を悦ばせるためであって、別に抵抗する力を奪うためではない、と。
(しかし何も言わなくてもウィル子の弱点を見つけて責めてくるとは、流石ますたー‥‥‥)
 勝負強さはベッドの上でも変わらないようだ。案外、性格さえ何とかなればプレイボーイで通るかもしれない。と、ウィル子は愉快になった。あまり女遊びが過ぎるようでも真人間とは言いがたいが、この男なら大丈夫だろう。
(‥‥‥まあ、道のりは遠そうですが)
 これをきっかけに、女の子を自分から食事に誘えるくらいにはなってもらいたいものだ。それくらいの男らしさを求めたって別にいいだろう。
「ウィル、子。‥‥‥服、を」
「あ、はい。分かったのですよ、ますたー」
 かけられた声に、ウィル子は益体も無い思考を打ち切り、上着を消して胸元をはだけた。思えば生まれてこの方肌を晒したことなど無かったことに気づき、若干の羞恥心を得る。
(‥‥‥むー。ウィル子はそこまで初心ではないと思っていたのですが‥‥‥)
 とはいえ何分初体験のことばかりである。露になった胸に感じるヒデオの視線がこれほど熱く感じるものだとは、知る由も無かった。
 恥ずかしさに震えるウィル子の姿をひとしきり堪能したのか、ヒデオの視線がウィル子の目を射抜く。真剣な眼光にぞくっとしたウィル子、たまらずに口を開く。
「ま、ますたー‥‥‥優しく、してほしいのですよー‥‥‥」
「‥‥‥大、丈夫」
 ヒデオは首肯。
「優しく、する」
9581スレ目829 ◆.7t9sth1xk :2010/06/02(水) 22:32:10 ID:xW4kEjfa
短いけどとりあえずここまで。次のパートで行き詰ってて‥‥‥。
それと名前は>>937が付けてくれたので使わせていただきました。
俺の書いた文章がネットに残るとか、胸が痛くなるな‥‥‥!


あと、前回投稿分のちょっとしたミスに後から気づいたが、触れないでくださいお願いします。
959名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 22:51:16 ID:FHbeHaJu
うひょおおおウィル子かわいいよおおおお!!!!11
>>958GJ!続き期待してる
960名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 23:20:45 ID:c8r0E60s
乙!
実生活も頑張って!
961名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 23:21:42 ID:cmBdF+0i
>>958
GJ!
962名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 10:34:26 ID:2TUeRyfu
ウィル子が可愛すぎて生きるのが辛い…
ヒデオは非常に相手を選ぶフラグ体質だもんげ


ミスマルカ読んだら、クーガーおじさん周りの女性関係が気になって仕方ない
外見的にはセリアとも釣り合っちまったし、マリーちゃんとかもね
963名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 01:31:27 ID:XpNqdoXv
>962
クーガーおじ様をマリーチに取られて悔しがるセリア
若返ったこの機会に今度こそクーガーを我が物にするためあの手この手で挑む
最終的に精一杯の色仕掛けをも仕掛けるのだが気付いてもらえず涙目!
その様子を笑いながら眺めるマリーチがセリアの目の前でクーガーさんを逆レイプ!!
クーガー最初は抵抗するが悲しきは男の性。薬や不思議魔法に結局抗えずマリーチに屈する!!!
そんで最後は泣いて悔しがるセリアも混ぜての3Pへ!!!!
さらにハウハウまでもが参戦だぁ!!!!!






・・・ふぅ。>962よ、素晴らしい妄想ネタをありがとう!!!!!!
964名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 06:36:44 ID:aQwikPMV
エローいエローいクーガーおじさん
965名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 13:30:30 ID:r1ZZY1mR
そろそろ次スレかな。10レスくらい使う作品がくるかもしれないし。
970か980くらいでやるとして、職人がくるまでスレタイでも考えようか。
966sage:2010/06/13(日) 11:37:14 ID:0iVjoQdy
無難に
【おりがみ】林トモアキ作品でエロパロ2【マスラヲ】
でよくね?
967名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 11:44:46 ID:0iVjoQdy
sageミスった
ビニール紐買ってくる
968名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 12:17:27 ID:oa1e4l11
【自由の戦士】林トモアキ総合【ゼンラーマン】
作品が多すぎるし、個々のあげるより『総合』のがいいんじゃね?
969名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 12:43:35 ID:0iVjoQdy
作品名入れたほうが検索で引っかかるから活気でる……かも
970名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 13:00:39 ID:6DMz2JqR
【オリガミマスラヲ】林トモアキ【ミスマルカ他】
971名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 16:08:41 ID:BSrHN+RK
案:【α】林トモアキ総合partN【β】

α、βには作品名(の略称)から2つ。
順番に回すなり、スレ立てした>>1の好みで替えるなり、臨機応変に。

……「ばいおれんす☆まじかる!」はどう略していいか解らん。
「ばじかる」と呼んでるのは俺だけ?
972名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 19:46:26 ID:vIyak1dB
エロパロスレだと分かる単語を一言入れたほうがいいんじゃない?
スレタイで本スレと区別がつかないと紛らわしいし
973名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 20:50:26 ID:2PozuQBP
>>971
「ばいまじ」じゃないの? 本スレではそういう感じだったと思う。

>>972
エロパロの一言ははずせないな。本スレと紛らわしくなる。
無難に、【レイセン】林トモアキでエロパロ 2スレ目【ミスマルカ】みたいな感じでどうよ。
築地みたいに作品ごとに独立スレがる場合は例外的だし、
>>1で軽く「マスラヲなども可」と注意書きすればその他作品も投降されるだろ
974名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 21:46:11 ID:y6/FwFVO
本スレと区別がつかんて…
専ブラどころかIEだってそれくらい簡単に整理できるだろ

作品名入れるとしたら字数制限あるしどれを入れるかねぇ
とりあえず「ばいおれんす☆まじかる!」は要らないと思うな入手難度的な意味で
975名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 22:15:30 ID:vIyak1dB
このまま案出してって980踏んだやつがよさそうなの適当に選んで決めるってのでいいのかな
今まで出た案はエロパロ板的にはそんなに問題なさそうだし

976名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 22:41:57 ID:aGxKmfUb
>>974
すいません、ばいおれんす☆まじかるしか持ってなくてすいません……
普通にエロパロスレッドあるかと思ったら総合だし、肝心のばいまじ作品は見かけないし。
そんなに供給量少なかったのか。
977名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 23:11:44 ID:2PozuQBP
>>974
すでにトモアキのスレは3本もあるからな。
エロパロだということをアピールしといた方がいいんじゃね。

>>976
ラピティアが仮面の軍団につかまってマワされるとか、
白熱する脱衣マージャンとかですか、わかりません。
978名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 15:14:32 ID:XGJTTv3q
>そんなに供給量少なかったのか。
公式のweb KADOKAWAでも在庫なし
Amazonでも中古品がすこし出回ってるだけ
もちろん一般書店には置いてない

979名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 00:20:03 ID:6XQijTk1
緋奈「エンジェルナイト・ラピティア! 天の光でイカせてあげる!」
980名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 13:09:55 ID:JbOdAb4a
学園小説大賞なんだから、供給量は少なくないだろ。
ただ、古すぎるだけで
981名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 20:15:10 ID:c46lkD9P
次スレ立ててきた。残りは適当に埋めてくれ。

【マスラヲゼンラー】林トモアキでエロパロ 2【ミスマルカ】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1276773187/
982名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 20:43:09 ID:3pAVRK9i
>>981
983名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 21:30:58 ID:fUIxFOYa
>>981
乙かれ様なのであります

スレタイに混ざるゼンラーと>2の再現に吹いた
984名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 14:44:49 ID:pJra0K8j
梅なの。おいしいの。
985名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 01:59:47 ID:w0WSglcO
>>981


埋めついでにこっそり小ネタ。
レイセン翔香の「貴瀬にもらってもらう」発言から妄想、会話のみ鈴蘭×貴瀬。



「…ご主人様がいけないんですよ」

「す、鈴蘭?何を…」

「長谷部先輩から聞いたんです。翔香と結婚するって言ったらしいじゃないですか」

「それは…確かに何時だったかそのようなことを言った覚えはあるが…」

「私、諦めたのに…。ご主人様が、みーこさんのことがあるからって、そう言ったから諦めのに。…なのに何で!私は駄目だったのに!」

「いや、それは…っ鈴蘭、とにかく落ち着っ」



そして貴瀬が押し倒されるっていう。
お粗末様でした。
986名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 13:30:38 ID:Xu+crtMK
>>985
ありがとう、超俺得
987名無しさん@ピンキー
押し倒される、が押し潰されるに見えた