アーマードコアでエロくて熱い妄想を依頼【4】

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1名無しさん@ピンキー
貴君らの途方もない妄想を書き綴ってほしい。
任務の成果に応じ追加報酬として
他レイヴン&リンクスから賞賛が与えられるだろう。
良い返事を期待している。


フロムソフトウェアからシリーズ発売中のアーマードコアでたくましく妄想をするスレです。
凌辱、死姦など癖のあるものは投下前に注意を促すようお願いします。


【過去スレ】
アーマードコアでエロくて熱い妄想を膨らませるスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124517439/l50

アーマードコアでエロくて熱い妄想を膨ら(ry 2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1159524817/l50

アーマードコアでエロくて熱い妄想を(ry 3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1201695535/
2名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:43:55 ID:H+5DJbmD
1乙樽
3名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:46:41 ID:L2sOdNvu
テンンプレに追加忘れてたおrz
次スレは>>980がお願いします
4名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:59:31 ID:SqSYDOUG
wikiにも世話になるんでな。貼らせてもらおうか
ttp://wiki.livedoor.jp/raven3700000/d/
5名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 01:04:12 ID:7BonELIa
( 'A`) <>>1ウワアアアオオオオツ
(乙 )乙
 ┛┓
6名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 01:24:50 ID:KaAHulUb

   \
    \
      \ハ,_,ハ,
      ,;゙ ・ω・;, あんっ
      ミ,;: ~ ̄~ミ
     .c( ,_UU,;ノ
7名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 14:46:42 ID:xuwORQE5
新スレの喜びの余りつい書いてしまった。
別に後悔して無い。

これはかつて企業の支配体制から抜け出そうとするも失敗し、
その首に首輪がつけられてしまった哀れなリンクスのお話である。


エイ=プールの場合
「⊂二二( ^ω^)二⊃」
「ミサイルカーニバ…のぁ!!!!」
「ノーカウント、ノーカウンぶぼrV」
「…ッ…!!…!!!!」
ちゅどーん、どんがらがら…がっしゃーん……
もくもくもくもく…けほけほ。

Reward 600000C
Basic 600000C
Special 0C
________________________
Cosut
Ammo 0+319800C
Repair 0+298000C
-617800C
________________________
Total Balance
-17800C
________________________
RANK D
「………(汗」
「………(メ-_-)」
「えーと、けがなくてよかったね?」
「FU☆ZA☆KE☆RU☆NA 今月入って3回目の赤字だぞ!
いい加減弾幕自重しろとあれほど言っただろ!?」
「だって大規模火力は小規模火力を兼ねるって悪徳金貸屋もいってるのに」
「どんな金貸屋だそれは!?インテリオルの仲介人が泣きながら『エイをお願いします』
っていってきた理由がよく分かってきたわ!!?」
「…!…!!…!!!」
「…!?…!!?…!!!?」

夫婦間は概ね良好。
ただし金銭的に崖っぷちに追い込まれるのも時間の問題である。
8名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 14:50:32 ID:NTb3JEPD
エイプルたんは買い物でも必要以上に買い込んでしまうタイプ
9名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 14:59:35 ID:KaAHulUb
ウィン・Dはすぐ落ちるし。あのミッションで一番安定してるのはロイかね・・・男だけど
10名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 15:16:18 ID:Idgt6Ccn
遅れてスマン。これより1乙を開始する。
11名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 16:35:28 ID:ZYIXGM8o
たった5年で恐ろしくマイナス方向に成長した黒魔術師噴いた
12名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 16:56:34 ID:o9ttVFBa
>>9

落ちないように守るのが漢ってもんだろ?
13名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 17:21:05 ID:lkB2jTaT
>>1

ウィン・Dって、そんなに弱かったけ!?と、Hard不明ネクスト+ノーカウント撃破(Ver 1.1)に行ってみた...
ロイ:鎧土竜と刺し違えた様に終了。
エイ:こっちが、鎧土竜とノーカウントを倒し終えた頃、ズッパを倒していた。
そして、
ウィン・D:開始と同時にズッパに突貫してコジマの餌食に...
14名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 17:22:36 ID:g57UY5pX
スッパ・ガ・ブン?
15名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 17:31:19 ID:BPelpDeG
ウィンDは機体が脆いからあっさり落ちる時が多いな
16>>13:2008/05/14(水) 17:32:44 ID:lkB2jTaT
ブッパ・ズ・ガンだった...orz
暫く僚機無しでHard周回してくる...orz
17名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 17:33:45 ID:g57UY5pX
>>15
一度、ワンダフルボディに負けた事がある
18名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 17:38:16 ID:o9ttVFBa
遅ればせながら>>1
19名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 18:01:05 ID:hMXhSmO1
1VSなら拡散バズ補正で結構やれるドン・カーネルによるウィンD、エイプール陵辱が始まる!
20名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 18:47:12 ID:KaAHulUb
ドン・カーネルとは誰かと真剣に考えてた
21名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 18:57:16 ID:WN0FAL2E
下の方もワンダフルって言わせたいわけか
22名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 19:53:04 ID:VlC7kHWa
エイ&リリウム「「ミサイルカーニバルです」」
PQ     「・・・・・・・」
23※注意書き※:2008/05/14(水) 20:24:27 ID:dh90gOyt
とりあえず完成しました…
前スレで水没させるなとあったので水没しない水没王子に (・ω・;)

・前スレの続きになります。
・主人公が♀です。
・ゑロはありますが、とってもぬるいです。
・輝美と乙樽は多重人格ではないという方向で書いています。
・イランイラン(精油)はストレスを和らげたり、官能的な高揚感を与えてくれる花です。

以上です。苦手な方は読まないことをオススメします。
24名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:25:13 ID:dh90gOyt
ラインアーク襲撃は成功した。
オーメルの誇るリンクス、オッツダルヴァと新参の傭兵ながらカラードランク上位に匹敵する実力を持ったストレイドのパイロットによって。
だが、時同じくして世界各地のアルテリア施設は奇襲を受ける。

『To Nobles welcome to the earth. 』
マイクを通して聞こえる声はまるで違う人物のようだ。
そう、オッツダルヴァ、否…マクシミリアン・テルミドールは思う。
 ――人類を生かせるための犠牲か。
喉の奥でテルミドールは嗤った。
 ――刹那の夢に酔った結果がこれだ。
ある意味でテルミドールは人間と言うものを嫌悪していたのに違いない。
暗く、危うい感情に嵌りそうになる。
「……こわい」
ハッとテルミドールは現実に帰る。
後ろを振り向くとストレイドのパイロットが立っていた。
「私は大義を振りかざして惰弱な人間を死なせる悪魔でしかない…君とはもうお別れだ」
嘘を吐く。
触れたくて、触れたくて堪らない。
その儚い生命がとても愛おしい。
テルミドールの瞳からほろりと何かが零れる。
 ――嗚呼、何故こんなにも…!
親や兄弟、師と仰いだ人が亡くなっても寂しいだけであったのに。
「さよなら、したく…ない」
少女は今までにない強い意志を持った瞳でテルミドールを見た。
「…ありがとう、の…きもち、いっぱい…ある」
鍛え上げられた逞しい躯に少女は抱きつく。
ふわりとイランイランの香りがテルミドールの鼻をくすぐる。
「…私は……私はせめて君といるときは人間でありたい」
身体の奥で燻ぶる熱にテルミドールは吐息を漏らした。

「ふぅ、貴様といるときはこっちの方が落ち着くな」
キレイに整えられた髪を手で無造作に乱す。
あまりの変貌振りに少女は驚きを隠せない。
「完璧な自分は貴様の前では見せたくない」
「うん…?」
不思議そうに見つめる少女に“オッツダルヴァ”はそっと桜色の唇に口付けた。
ただ触れるだけのそれに少女は戸惑う。
父親との経験しかない彼女にとってそれは信じられない行為だった。
「もっと触れていいか?嫌だったらすぐに止める」
オッツダルヴァに触れられる。
そう考えただけでじわりと秘部が湿ってくる。
「…さわって」
「辛かったらすぐに言え。いいな…?」
25名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:25:50 ID:dh90gOyt
「アアァ、ああっ、はぁ……!」
何度イッたか分からない。
テルミドールの私室にある備え付きのベッドに二人は居た。
オッツダルヴァは指を蛇のように動かし少女の内壁を弄ぶ。
「貴様に、溺れそうだ」
自分だけが聞ける少女の嬌声にひたすらに酔うオッツダルヴァ。
「き、て…っく…」
「今、行く…」
既に硬くなった陰茎を取り出すとゆっくりと少女に侵入させる。
幼すぎる入り口にはそれは大きすぎた。
鋭い痛みが少女襲う。
「…い、いた…い」
「止めるか…?貴様が望むなら私はそれでいい」
ふるふると少女は首を横に振った。
オッツダルヴァだって辛いはずなのだ。
少女にあわせて行為を進めているため散々、焦らされているのだから。
「すまない」
先ほどよりずっと力強く挿入を早めると見る見るうちに膣内に収まっていく。
根元まで入ったそれをオッツダルヴァは少女の手に触れさせる。
「安心しろ、私は此処にある」
「…ぁ…はぁ、うっ」
ゆっくりと腰を動かし始める。
少女の手が彷徨うように空を切る。
オッツダルヴァは何も言わずその手と自分の手を重ねた。
白く脆い手に日に焼けた浅黒い手。
「好き、だ…っ…ぐ…!」
返事をする代わりに重ねられた手を握る少女。
今、この時ばかりは二人しか感じられない。
そして、オッツダルヴァが少女の胎内で爆ぜた。
少女の瞳から初めて、悲しみではなく喜びの涙が零れた。

 ――ベルリオーズ、私は私の道を行きます。
二人は歩き出す。
躯を蝕む毒が命を絶つまで答えを求める。
パンドラの箱の底にあるものを鷹達は未だ見つけられない。
殆どの絶望と僅かな希望を抱きながら世界は動き出した。

Pray for Answer.....
26名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:32:16 ID:dh90gOyt
かっこいい乙樽になれなかったよ orz
自分で書いていて何ですけど、コジマ汚染とかでこの二人…先が短そうだなぁ、と。
それでは、またいつの日にか (・ω・*)ノシ
27名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:36:58 ID:DKFtujwS
ハラショー!
28名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:45:18 ID:lkB2jTaT
>>23-25
いや、十分カッコいい乙樽だった。
29名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:47:03 ID:/Lmkemd5
いい仕事だ。
だがしかし、

>「貴様に、溺れそうだ」
狙ったか、貴様w
30名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:17:01 ID:ZYIXGM8o
あー、あー、あああ……。
箱とACが今日届くはずだったのに、手元にあるのは不在通知……。

それはそれとして渋い乙をありがとう。
幼女と乙の絡みはもっと見てみたい。出来ればまた書いて欲しい。
31名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:38:20 ID:RsdONVqI
良いね
32名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:58:20 ID:RsdONVqI
突然だが、fAのミッションにAC4風の名前をつけてみた。
フロム脳とAMS光に任せて書き殴ったので暇つぶし程度に。
スレ違いだったら謝る。

【Chapter 1】
ラインアーク襲撃 -STRAY CAT-
ミミル軍港襲撃 -SNEAK THIEF-
スフィア侵攻部隊反転迎撃 -U TURN-
リッチランド襲撃 -HARVEST PARTY-
AFギガベース撃破 -PILE BUNKER-
レッドバレー突破支援 -CHICKEN RACE-
ワンダフルボディ撃破 -FIRST EXPERIENCE-
B7襲撃 -SUDDEN DEATH-
旧チャイニーズ・上海海域掃討 -FARCE-
クレイドル21奪還 -ASSAULT CELL-
AFカブラカン撃破 -SKIRT TURNING OVER-
AFスピリット・オブ・マザーウィル撃破 -LIGHT A SIGNAL FIRE-
33名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:59:53 ID:RsdONVqI
【Chapter 2】
GA輸送部隊救援 -FERMI ENERGY-
PA-N51襲撃 -FOG SHADOW-
AFスティグロ撃破 -SURF FISHING-
プロキオン排除 -SHARP REFLEXES-
ミミル軍港脱出支援 -RELUCTANTY WORK-
不明ネクスト+ノーカウント撃破 -DEAD OR ALIVE-
不明ネクスト撃破 -MACH BEEHIVE-
AFグレート・ウォール撃破 -PRESIDENT OFFICE-
メガリス防衛 -SUBSTITUTE DUTY-
レッドラム+スタルカ撃破 -BLOODY MARY-
ホワイト・グリント撃破 -WHITE GLINT-
ラインアーク防衛 -SUBMERSION-
34名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:00:26 ID:RsdONVqI
【Chapter 3】
未確認AF撃破 -MAD ART-
第8艦隊撃破 -TROUBLESOME NEIGHBOR-
B7破壊 -LEAKAGE WATER-
サイレント・アバランチ撃破 -SILENT OLD SOLDIERS-
メガリス破壊 -HOLE IN ONE-
アルテリア・ウルナ破壊 -ENLISTMENT-
アルテリア・カーパルス防衛 -GO EARLY-
アルテリア・カーパルス襲撃 -CURTAIN RISE-
クレイドル03防衛 -PROLONGAST LIFE-
ORCA旅団特殊AF部隊撃破 -KING WORM-
衛星破壊砲基地襲撃 -DESTROY THE EVIDENCE-
ORCA旅団本隊撃破 -FOUR SECRIFICES-
35名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:00:51 ID:RsdONVqI
【Chapter 4】
衛星軌道掃射砲防衛 -BURY THE PAST-
クレイドル03破壊 -EUTHANASIA-
AFアンサラー撃破 -FRAGARACH-
アルテリア・クラニアム防衛 -DOUBLE TEAM-
アルテリア・クラニアム襲撃 -STAND ALONE-
アルテリア・カーパルス占拠 -STRAYED-
36名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:01:40 ID:KaAHulUb
>アルテリア・カーパルス占拠 -STRAYED-
これがやりたかっただけだろw
37名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:02:05 ID:n4V6zA94
ですよねー
38名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:03:57 ID:o9ttVFBa
>ORCA旅団特殊AF部隊撃破 -KING WORM-

王蟲かwww
3923:2008/05/14(水) 22:10:35 ID:dh90gOyt
>>29
水没しない水没王子ですからw

あと書けなかったのですが、首輪つきケモノのぬいぐるみを贈ったのは乙樽です。
首輪つきケモグルミはバカ売れ商品でとっても稀少とか考えていたんですけどね。
後々に補足して行こうかな −−;
40名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:23:01 ID:o9ttVFBa

いくらなんでも最近wikiおかしくないか?

サーバーの問題とか言われてるけど
41名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:31:57 ID:xuwORQE5
さり気なく、メガリス防衛のサブタイがホールインワンになってるのに笑たwww
42名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:33:40 ID:xuwORQE5
↑シマッタ防衛じゃなく破壊だったwwww
43名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:44:52 ID:1SaZrS+q
>>23
GJ過ぎる。
さりげなく続編を希望する・・・この二人で!
エロは無くてもかまわないからぁ!
44名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 01:28:13 ID:wMS+yhZ/
>>40
fAはこれまで以上に「萌え度」が高いから…その為多くの神作品が投下された結果だと思う
毎日のように小説やイラストが増えてるんだよ、以前はそうでも無かった筈なのに
45名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 02:38:48 ID:xKiispdX
遅レスだが、>>7-19を読んで
『fA主と結婚したのはいいが、ミッションを失敗してfA主におしおきプレイを受けるウィン・D』
を妄想した俺は...深刻なコジマ汚染患者ですか、そうですか。

そして、何はともあれ>>23、GJです!
46名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 04:01:27 ID:OHUqnqTs
fA主が風穴を晒してる横でド・スにえぐられるメイをですね
47名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 09:41:39 ID:YgpAx6Wh
例によって勢いあまって書いてしまった。
むろん後悔もして無いし反省もして無い、ただVOBで離脱するだけである。

これはかつて企業の支配体制から抜け出そうとするも失敗し、
その首に首輪がつけられてしまった哀れなリンクスのお話である。

リリウム・ウォルコットの場合
「全目標の撃破を確認ミッション完了です」
コクピットにいつもと違う声で、いつもと違う口調で任務完了を告げる声が響く。
それが彼の新しいパートナー、リリウム・ウォルコットだった。
件の首輪騒動の後、彼女は一線を退き彼専属のオペレーターとして第二の人生を歩みだしたのだ。
その事については彼を含め、多数のリンクスや企業から惜しむ声が上がったが
『共に戦場である事だけがあの人を支える全てではないと思いますので…』
そう言って彼女は自ら不慣れなオペレーターに専念する事にしたのだ。
「ただいまリリウム」
「お帰りなさい旦那様」
軽く唇を合わせる。
無事に任務を終えた後にこうすると言い出したのは彼だったのか、はたまた彼女だったのかは、
共に覚えていないが、今となっては欠かすことの出来ない重要な決め事である。
「今日のミッションも何事も無かったよ」
『何事も』の部分を強調する。
実際彼女がオペレーターを勤め始めてからは、以前のような整備不良ブリーフィングの食い違い、
果ては騙して悪いが…といった依頼は一切来なくなった。
「これもリリウムのお陰だ」
背中に優しく手を回し耳元でそっと囁く。
みるみる間に顔が林檎のようになってくる。
褒められるのになれて無いな…そう思と同時にイタズラ心が芽生える。
「いいお嫁さんを貰った…愛してるよリリウム」
止めとばかりに褒めてみる。
「つつつつ妻として、ととと当然の……きゅう」
顔を真っ赤にしてのぼせてしまうリリウム。
何時までたってもウブな彼女が可愛く思う。
こういう幼妻を思う存分可愛がれるのはやはり役得だな…そう考えるのも無理は無かった。
「とは言え全てこいつ任せというのもな…」
のぼせてしまった幼妻をベットに横たえる。
実際のところ怪しげな依頼は来なくなったが、同時にそれは依頼の激減を意味していた。
騙まし討ちと高額依頼は紙一重。緊急の入用が何時あるとも分からない。
多少の危険を冒してでも稼ぐべきだ。そう考えメールのチェックをする。
「珍しい…結構来てるな」
最近途切れがちな依頼が珍しく複数来ていた。
ならば後はリリウムと相談して依頼を受ければ良い。
先にシャワーでも浴びて後で相談でもするか…そう考えバスルームに向かった。
48名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 09:44:43 ID:YgpAx6Wh
「おーいリリウムもう起きてる……」
『……支援機の採用を認めています。必要であれば採用して』
「削除」
『……きな臭いついでに、この作戦では支援機の使用が』
「削除」
『ウィン・D』
「削除」
『……』
「削除」
………
……


「まったく盛りのついたメス猫ぶぜいが…人の旦那様を篭絡しようなんて……身の程を弁えなさい」
「(((( ;゚Д゚)))」

次の日
「な、なぁリリウム……き、昨日ミッションの依頼は来てなかったかい?」
「はい、昨日は『一件も』来ておりませんでしたわ」


教訓
子は親に似る…血の繋がりの有る無しは関係なく。
49名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 09:49:28 ID:fw+dIaNI

>>47GJだ。
是非他の場合も頼む
50名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 10:00:41 ID:qU9k+O4o
だが、ちょっと待って欲しい。
俺はこれは血のせいでもあると思うんだ。

なぁ、ユージン。
51名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 11:59:46 ID:xKiispdX
>>47
GJ!一層、シリーズとしてやって欲しいw

しかし、ウォルコット家の場合、血と教育の両方ではないかと...
おや、誰か来たようだ!?チョット行って来る。
52名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 12:04:13 ID:OjfteZoE
ユージン「ん? 姉さんに依頼?」

『差出人:王小龍』

ユージン「削除」
53名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 13:05:42 ID:dilN3z3M
SSも面白いが、そこから盛り上がるお前らがもっと面白いw
54名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 13:15:39 ID:fw+dIaNI
>>53それがフロム脳というやつさ
55名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 15:43:15 ID:1YSu7ybz
全スレから見れるとセレンが、ババァババァと言われてるが、個人的には
2のレオスクラインみたいに、企業が稀少なリンクスを長く使うために
体を弄られていて、肉体年齢は若いと妄想してる
俺たちリンクスは若い時間が長いんだ。
56名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 15:45:22 ID:P3RPwgYN
闘うためか
57名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 15:51:27 ID:/f7h2QwF
真剣には言ってない。ただ落ち込んだセレンさんを見たいだけだ
58名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 16:28:09 ID:sIGWzwHX
王子乙

だが同意する
59名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 17:12:17 ID:ZjZwMf0q
ところでウィンディーの影が
薄い気がするのは気のせいか?
60名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 17:22:29 ID:8Mxn4tUr
ウィンディは飛びぬけた個性がないのが厳しいよな。

今、ウィンディとロイで書いてるが
ロイの性格は掴みにくくて書きにくい。
61名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 17:23:54 ID:UwRFsNg+
ウィンディはどうしてもイメージが少佐になってしまう・・
62名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 17:36:40 ID:P3RPwgYN
荒巻は有澤社長で
63名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 17:47:16 ID:SniMP48u
じゃロイがバトーさんたな
64名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 18:38:36 ID:Q/9jESkS
ロイにバトーを充てるのはちと違う気がする。
65名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 18:59:13 ID:71WCa5CT
アグラーヤ「…ん?ジノーヴィーに依頼?」

『モリ・カドル』

アグラーヤ「削除」
66名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 19:21:00 ID:ZjZwMf0q
>>45を読んで

「ウィンディー・・・」
彼が恨めしそうな目線で睨み付けてくる
「お前、今日のミッション失敗したな?」
ギクッと体が硬直する。
「い、いや、あれはブリーフィングに間違いがあった訳であって・・・。」
「問答無用。」
そして彼がベッドに私を押し倒してくる。
「罰として、今日は後ろな。」
「だ、だから・・・」
「安心しろ前も塞いでやる。」
そういって彼はアレの形をした玩具を出した。

こんな感じか?
67名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:01:35 ID:q1v0B5dz
 「すまない。ドジを踏んでしまった」
申し訳なさげに主を見るウィンの顔には、痛々しい絆創膏が数枚貼り付けられていた。
撃墜されたときに、衝撃で歪んだコックピットに打ち付けた傷だ。
 ウィン・D・ファンションは単独で出撃したミッションを失敗したのだ。
 「……」
主は無言で、ウィンの両腕に包帯を巻く。両腕もまた同様に骨折を負っていた。
彼女は当分の間、出撃できないだろう。レイテルパラッシュの修理にはさらにそれ以上の時間がかかる。
 夫婦となった二人の寝室、そのベッドの上で主は湯上りのウィンの両腕の包帯を取替え、巻きつけている。
彼が今、どんな表情をしているのか、見えない。
ウィンはベッドの上に腰をかけ、主はそれに対して跪くような姿勢でその作業をしている。
その間、一言も言葉を発さない。ウィンにはそれがたまらなく不安だった。
リンクスとして、傭兵として生活してきたというのが信じられないほど甘く優しい男。
 その彼がこんな反応を見せるのは、初めてなのだ。
「……頼む。何か、答えてくれ。怒っているのか……?」
おずおずとそう口にする。反応が怖い。
「……ああ、怒っているよ」
ようやく発したその言葉に、背筋が冷たくなり、胸の奥が締め付けられる苦しみを感じた。
その間も彼の手は休まず包帯を巻き続けている。
「すまない。怪我が癒えたらすぐにこの損失は取り戻すから」
「そういうことじゃないんだ、ウィンディ。……わからないのか?」
ようやくその手を止め、顔を上げたかと思った次の瞬間には唇を奪われ、ベッドへと押し倒されていた。
怪我を負った両腕では、抵抗する術はない。
「君が撃墜されたと聞いたとき、不安でたまらなかったんだ」
ああ、やはり甘く優しい男なのだ、とウィン・Dは思い知った。
 両腕の包帯で抵抗できないウィンの衣服を器用に脱がしながら、主は意地悪げに微笑んだ。
「僕がどれだけ不安だったか、思い知ってもらう」
「うあっ!」
 微笑んで露わになった胸元、乳房の合間に口付けをする主人公。
予想以上に敏感になっていた身体がそれに反応して、無意識に声を漏らしていた。
ウィンは自分の顔が見る間に熱くなっていくのを感じた。
きっと、主の目にも急速に赤く染まっていくのがわかったのだろう。
もう一度、意地悪い微笑みをウィンに向けてこう言った。
「今夜も、明日も、明後日も。その怪我が治るまでずっと、お仕置きだ。ウィンディ」
68名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:02:24 ID:q1v0B5dz
連鎖反応した。
69名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:07:23 ID:1YSu7ybz
>>62
荒巻が社長で、ウィンディが少佐の9課って情報戦が苦手そうだな
なにがあっても正面から行きそうだw


70名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:08:47 ID:q1v0B5dz
荒巻「正面から行く。それしか能がない」

確かに困るわ、これw
71名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:12:43 ID:YgpAx6Wh
>>69-70
…正直書きかけのSSかまさにそんな感じなんだよね。
少し手直しが必要かorz
72名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:16:54 ID:0Y9pXkws
社長「シーザーを理解するのにシーザーである必要はない。正面から行く」
73>>45:2008/05/15(木) 20:36:37 ID:xKiispdX
おお、何時の間に!!
最初は>>66の様なシチュ(コノ後アレヤコレヲ入レタママオ茶会ニ参加)を考えていたけど、
>>67の様な甘々な『お仕置』も大好きです!!
二人の職人さんに、感謝!!
74名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:40:27 ID:/f7h2QwF
>>71
言葉を飾ることに意味はない。君の投下を待つだけだ
75名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:50:47 ID:5P+qMXJV
嫌われドミナントの一生
7人のドミナント
沈黙の排除
76名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:48:43 ID:MU5ybz3o
>>70
荒巻「正面から行く。それしか能がない」
       _,,..,,,,_
      ./ ,' 3 `ヽーっ
      l   ⊃ ⌒_つ
       `'ー---‐'''''"



だめだwwwwwどうしてもこいつが出てくるwwwwwww
77名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:55:55 ID:HJJ3MKfD
「正面から……
                               ::.∩∩::
                          :: _,,..,,n,r'゙ <く:: 
.                          :: / ;' 3  ヽ )) ::
                         :: l    ∩ . ノ ::
                             :: `'ー---‐' '::  ググッ…





「行く。それしか能がない」
              _,,..,,,,_             (´⌒
             ./ ,' 3  `ヽーっ  ≡≡  (´⌒(´
             l   ⊃ ⌒_つ ≡≡ (´⌒;;; ドーン
             `'ー---‐'''''" ≡≡ (´⌒(´⌒;;
78名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 01:32:17 ID:5Pji1oNR
荒巻が荒垣に見えた


ちょっとバス停もってくる
79名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 01:54:21 ID:7gW9QSl7
このスレを読んでて
「お許しください、王大人。リリウムはご信頼に背きました…」

この台詞が

「私はBFFの女王ではいられません。私は主のほうについていきます」

的な意味に変換されるようになった。俺も汚染が進んできたな
80名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 01:56:56 ID:u09HWz68
「全部飲み干せとのお言いつけを果たせませんでした。どうかお仕置きしてください」

に聞こえることもある。
81名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 10:19:57 ID:ev9rR8zw
有澤重工第43代社長であり、カラードNo.16 有澤隆文は、新型コジマグレネードの視察の為、地上の工廠に訪れていた。
しかし最悪の反動勢力ORCA旅団の襲撃にあい、あえなく捕虜となってしまう。
また、襲撃の際心臓近くに突き刺さったグレネードの破片により、余命いくばくも無い社長。
しかし、そんな彼が天才的発明家であることに目をつけたORCAの首領は、心臓の手術をする代わりに新兵器の開発をさせることを要求する。
生きるためにその要求を受け入れた社長だが、新兵器を開発すると見せかけて敵を一網打尽にし、且つ自身の心臓のペースメーカーとなるネクストを、
同じく捕虜として捕まっていた天才的設計者のアブ・マーシュの協力を得て開発をする。

コジマ式ペースメーカーを主動力とした、装着型ネクストを駆り、ORCAを一蹴し、首領を海に沈めた有澤社長。しかし脱出の際、アブ・マーシュは、コジマペースメーカーの最後の充電時間を稼ぐ為命を落とす。
もはやネクスト無しでは生きられない躯体となった社長は、G.A.のボディガードと称し、GAマンとして新たな人生を歩むのだった。
82名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 12:14:28 ID:d8YD74RG
>>81
せめて有澤城にしてやれよwww
83名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 16:19:27 ID:kojyFrtK
(´王`) < 乙樽がfa主(♀)に「首輪つきケモノ」のぬいぐるみを贈った話はまだかね?
84名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 18:06:12 ID:+lT+ZEYn
>>82
なぜか風雲有澤城を幻視した俺オッサン。
85名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 18:10:55 ID:vxiWoIoQ
長官がコジマパワーで宙に浮くわけですね。わかります。
86名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 19:08:02 ID:Y639z7PW
ヴァオー×メルツェルの話はまだか
87名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 19:13:29 ID:u/hG2Cga
うっかりするとヴァオーがメルツェルに見出されて
ネクストを得てORCA旅団に加わるまでの熱い話になる可能性
88名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 19:13:58 ID:HOy315pw
>>83
某所ネタの
ttp://www.armoredcore-wiki.net/upfiles/file0027.jpg
を思い浮かべてしまった濡れのコジマ汚染はきっと末期。
89名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 19:21:45 ID:2ez+L7Yl
>>83よ。
前スレと、>>23-26では不足かね!?

それよりも、>>7>>47-48氏の新作はまだか!?
9047:2008/05/16(金) 19:27:06 ID:HOy315pw
>>89
スマン只今ウィン・D編を鋭意執筆中だ…
↑2に書き込んでたりするのは気のせいだwwww
91名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 19:32:27 ID:eKT+Hyij
なん…だと…?
久々にこのスレに来てみれば
何時の間にここはこんなにkskしだしたのだ…
俺がいた頃はまだまだスローペースだったのに。
畜生…つまり俺は色んな良作を見逃してしまったということか…(´;ω;`)
もしメイやリリウムのエロSSとかが過去にあったのなら悔しさのあまりコジマ爆発しそうだ…
92名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 19:39:56 ID:2ez+L7Yl
>>91よ。
すまん、ソノなんだ...既に前スレで二人とも...
と、言う訳で...
つARSENIC(チャージ済)
使い道は判るよな!?
93名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 20:14:37 ID:brAt7kIq
つまり、ピンク色のネクストで抜いて来いと?
94名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 20:52:24 ID:SEvNsm4q
>>90よ、期待させてもらうぜ
95名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 21:08:54 ID:vxiWoIoQ
前スレは投下増えてたもんな
見逃した人達の為に保管庫の更新を願うばかりだぜ
9623:2008/05/16(金) 21:37:04 ID:EIrLyBqb
>>83
お風呂から上がったら投下するつもりです。
フランス人ってハグしたり、キスしたりするのが上手そうだなとヘタリア見ながら思うこのごろです…
97※注意書き※:2008/05/16(金) 22:24:33 ID:EIrLyBqb
いろいろ書き直していたので投下遅れました orz

・主人公が♀です。
・ゑロはありません。
・精神的にキツイ表現があります。

以上です。苦手な方は読まないことをオススメします。
98名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:25:52 ID:EIrLyBqb
ぱぱ、はろるどがいないの。
ねぇ、ぱぱ?
わたしのはろるどは…?
ごめんなさい、ぱぱ。
ちゃんといいこにするから、ぱぱのことだいすきだから。
おこらないで…おこらないで…!


いつの頃だろうか。
少女が言葉を凍らせたのは。
何も映らないガラス玉の瞳になったのは。
「これ以上は近づかない」
一人の男の声を少女は捕らえた。
ゆっくりと男を見据える。
父親と同じく、打つのだろうか。
父親と同様に、身体を玩具にするつもりなのか。
どっちでもいい。
早く終わってストレイドとLinkしたい。
それが彼女の唯一の我が儘だった。
「覚えていないか。まぁ、これをだな」
ゴソゴソと男は脇に抱えていた袋から何かを出した。
可愛いらしい猫のような犬のようなぬいぐるみ。
首輪つきケモグルミ。
大人気商品で子供なら誰でも欲しがるものだ。
といっても、品薄でクレイドルの上流階級しか買い求められない。
「貴様の趣味に合うかわからんのだが……むぅ、どうなんだ?」
男が少女に意見を求める。
少女は答えない。
何も、何一つ反応を示さない。
ただ、そこにいるだけ。
「すまない。私の顔を見るのも嫌か。今回の件、貴様は悪くない。
カラードもそう判断した。許してくれとは言わん……」
男は申し訳なさそうに言うと少女を刺激しないようにそっと部屋を出た。
――ぱぱ、とおなじ
少ししたら鬼の形相で拳を振り上げ、無抵抗な身体を凌辱するつもりなのだろう。
諦めていた。
愛されること、好かれることなど得られないものだと。
だから、ご機嫌取りの醜悪な贈物を見てやることにした。
「……!」
首輪つきケモグルミの、首輪についていたメッセージカードに延々と謝罪の言葉が述べられている。
――うそ
そうやって父親に何度も裏切られて来た少女には、誠実に書き綴った文章もミミズが這ったような汚らしいものでしかない。
少女は首輪つきケモグルミを放り捨てた。
汚い、汚い、汚い。
少女を支配しているのは先入観からの嫌悪だった。
99名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:27:09 ID:EIrLyBqb
「どうだった?ふ、まともに喋れなかっただろうがな」
セレン・ヘイズは嘲笑うように言った。
オッツダルヴァは少し疲れたような声で言う。
「他もそうなのか?」
「もっと酷いな。部屋にも入れさせない」
セレンは少し表情を和らげる。
「利用するだけなら諦めろ。あいつは私でさえあまり信用していない」
「一人か」
怪訝そうにするセレンをオッツダルヴァは鷹のように鋭い目で見た。
「あれでは駄目だ……もう一度逢わせてくれ」
賭けをした。
これで変わらないなら振出に戻るだけだ。


「おい」
声をかける。
怒気を含めたような声に少女は震える。
オッツダルヴァはずかずかと少女の部屋に入る。
さっきと違う行動に戸惑う少女。
「貴様を嫌っているわけじゃ無い。傷つくだろうから、触れなかっただけだ」
そっと手を伸ばし少女の頬に触れる。
少女は頑なに目を閉じた。
「見たくないなら、それでいい。だが……」
少女の脆い身体を温かいものが包む。
それは全く未知の経験だった。
「あまり人を拒むな。本当に孤立するぞ」
嫌悪しか抱かないはずなのに。
何故、こんなに暖かくて心地よいのか。
訳も分からず少女は嗚咽をこぼした。
それにオッツダルヴァはほんの少しだけ困惑する。
女の泣き顔にはとても弱いらしい。
「泣いてもいい。笑ってもいい。貴様の好きなように生きろ。
もう、貴様を忌む奴はいない」
少女は口を動かす。
小さく、弱弱しい声で言った。
「…あた…たか、い」
「やっと声が聞けたな」
少女はゆっくりと目を開ける。
恐ろしくは無かった。
銀に青を溶かしたような髪色に少女は顔を埋めた。
安らぎだ。
少女は生まれて初めて安らぎを感じていた。

 ――オッツ…ダル、ヴァ
男はそう名乗った。
少女の手には投げ捨てたはずのぬいぐるみが在る。
 ――くびわつき、いっ…しょ
寝るときも、何をするときも一緒にありたい。
いつでもオッツダルヴァを思い出せる。
あの温もりも、心に響く低音の声も。
そして、何よりあの空の色が。
 ――ぱぱ、ちがう…すき
少女は人間を好きになった。
父親という獣ではなく、たった一人の男を。
100名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:33:09 ID:EIrLyBqb
退いてダメなら押してみろという乙樽さんです。
ラインアーク後の話ですが、全然考えていません。
いっそのこと間を抜かして、クラニアム制圧を書いてしまうのもありかなと思っているんですが。
それでは、またの機会に (・ω・*)ノシ
101ID違うが83:2008/05/16(金) 22:55:49 ID:2pGST+3B
(;王;) < 目から汁が・・・


相変わらずGJデアリマス
カンドーシタ

ところで「今回の件、貴様は悪くない。」とか
「カラードもそう判断した。許してくれとは言わん……」 とか
「延々と謝罪の言葉が述べられている。」とか、なんぞ?何かあったっけ?
俺には、読解力と想像力が足りないみたい・・・
102名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:59:40 ID:xKuH7m2v
>>101
ミッションで乙がツン過ぎた
103100:2008/05/16(金) 23:03:23 ID:EIrLyBqb
>>101
今回の件→理由はどうあれ裸のおんにゃのこ抱きました。
カラード→リンクス同士の諍いを仲裁したり、お金で解決!
謝罪→裸見てゴメンねの文。
仮にもオーメルの代表なので、紳士的に振舞ってもらわないと困るわけですよ。
あまりにも説明不足でしたね…ごめんなさい ;w;
104101:2008/05/16(金) 23:42:11 ID:2pGST+3B
なんかミッションでやらかしたのかとw
まさか更衣室の一件でカラードが介入するとは思わなかったので吹いたwww
説明thxデス
105名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 01:38:54 ID:zKZ4N1so
ついかっとなって書いてしまった。
後悔もして無いし反省もして無い、ただウィンDの難しさをかみ締めてるだけである。

これはかつて企業の支配体制から抜け出そうとするも失敗し、
その首に首輪がつけられてしまった哀れなリンクスのお話である。

ウィン・D・ファンションの場合
PAの減衰/燃える空気。機体の装甲が/皮膚が。BLADEを掴むARM/灼熱の剣を受け止める腕が。
溶けていくコア/貫かれる体。
彼の駆るネクストのダメージがAMSを通じて彼の体にフィードバックされる。
「退がれェェェ―――!!!」
自律型ネクストのロングブレードを掴みブーストを吹かす。
S08-MAXWELLにレッドアラーム。オーバーヒート寸前、迷わずリミッターカットを指示。
自身の容量を顧みない勢いでENとKPを回復させていく。
PAが回復その隙を逃さず通常ブーストからオーバードブーストに切り替える。
徐々に下がっていく自律型ネクスト。
キン、乾いた音を立てて消えるロングプレード。すかさず自律型ネクストに抱きつくようにして左の
07-MOONLIGHTを突き刺す。
胴体部分の大半を抉られ機能停止する自律型ネクスト。
そしてオーバードブーストの勢いを殺せずクレイドルから飛び出す2機のネクスト。
「チッ!」
舌打ちをしてオバードブーストを解除しクレイドルに戻ろうとするが、先のリミッター解除の反動でENが切れる。
一瞬の浮遊感、次に急激な落下。
「しまった!!」
慌ててブースターを吹かす、手応えなし。クレイドルは既にはるか上に。掴めない。
これが自分の最後か。心の中でスマナイと一言だけ謝っておく。
「勝手に堕ちるな。その……なんだ、いろいろと無駄になる」
意外な所から救いの手が差し伸べられる。インテリオルY11-LATONAベースの機体レイテルパラッシュ

106名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 01:41:35 ID:zKZ4N1so
「…アイツはどうした?」
「奴ならばそこだ」
遥か下方を指差す、古き王の名を持つネクストが僚機として連れて来た自律型ネクストと共に紺藍の
空に堕ちていく。
「連れもいることだ、奴も寂しくは無いだろう」
もっとも無人だがな…と乾いたジョークを口にする。
「しかしクレイドルを護るためとはいえ、あれのブレードを掴むか?」
「あれが最後のエンジンだったんだ…でなければこんな事はしないさ」
虚をつかれたか沈黙するウィン・D・ファンション。次にたまらず吹き出してしまう。
「普通のリンクスなら始めからそんな事はしないさ。例えクレイドルが堕ちようともな」
ホント甘い男なのだな、と続けられる。
「………」
「まあ良い。それよりも聞こえるかこの通信が?」
回線をオープンにする。耳をつんざく程の歓声にコクピットが包まれる。
オペレーターと思わしき女性が、技術者と思われる男性が、夫婦から子供から感謝のメッセージが届く。
それを聞いて肩の力が抜ける。そしてようやく実感が沸く1億を超える人々の命を護れたのだと。
レイテルパラッシュに抱きかかえられクレイドルの高さまで上昇する。
いつか聞いた言葉で一言だけパートナーに礼を言う。
「済まないな…結局貴方任せだ」
「………バカ」
わずかな沈黙の後に一言だけ返ってきた、きっと顔を真っ赤にしているのだろう。
107名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 01:46:27 ID:zKZ4N1so
自宅兼ガレージ、正確にはガレージ兼自宅であるが…
ガレージ一室でACの破損状況を書き出したファイルを確認する。
「……」
眉間にしわが寄る。やはり酷い、覚悟をしていたとはいえ機体の損傷が酷すぎた。
一瞬触れただけでも致命傷になりかねないブレードを掴んで押し返したのだから当然といえば当然だ。
ARMの大半とCOREの一部が融解、GENERATORにいたっては完全にスクラップ状態、BOOSTERにしても
同様の状態だ。
こうなっては機体をリペアするよりも新しく組み直したほうが安く済む。
「機体の方はどうだった?」
レイテルパラッシュの整備を終えたウィン・Dが様子を見に来る。
首を振って返答する。
「そうか、乗り換えるのか?」
「それも止む無し…だな」
「その事で少し考えがあってな…」
懐からPDAを取り出し手渡す。そこには機体図面が表示されていた。
HEAD ARGYROS/H
CORE ARGYROS/C
ARM  RAIDEN-AW OR SAUTEES-ARMS
LEG  GAEN01-SL-L
「内装や肩武器についてはミッションによって変更していこうと思うがどう思う?」
頭の中で機体を組み立ててみる。
機体としては重量級よりの4脚。腕武器を採用することで豊富なペイロードを確保する完全な支援機体。
王小龍とコンセプトは同じだがRAIDEN-AWやSAUTEES-ARMSなら中距離戦もこなす事ができる。
まさにレイテルパラッシュとの共同を前提とした機体だ。
「確かに悪くは無いな…」
前の機体への愛着もある。培ってきた戦術を捨てるのにも抵抗はある。だがそれ以上に考慮しなけれ
ばならない事がある。
108名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 01:49:54 ID:zKZ4N1so
パートナーだ。
自分達は僚機になったのだ夫婦という名の。もう一人だけで出撃する事はあるまい。
ならば新しい機体、新しい戦術を編み出してもよいのでは無いか?
そう考えるとこの選択も悪くは無い。
「実を言うとCOLORRINGはBLUEの255にしようと思ってるのだが」
「青の255?」
「そう255」
再度機体を色つきで組み立てて見る。
「つまりこうい事か、丸胴・丸頭で4脚…腕は武器腕の腕グレか3連ショットガン?」
「そう、そんな感じ」
「…でカラーリングは青」
「………」
「………」
何となく流れる沈黙。
「どこの思考戦車だ俺は!!?」
「だってそう囁くのよ私のAMSが!!!」
「それはコジマ汚染だ!このメスゴリラ、section9でも立ち上げる気か!!?」
「何ですって!こうなったら全身サイボーグ化させて義眼つけてやるー!!」
「―!――!!―――!!!」
「―!?――!!?―――!!!?」


教訓
僚機の決定は計画的に。無理のないASSEMBLYを。
109名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 01:54:48 ID:dohU7l5A
ちょうどナインボールエンブレムもあることだしな

それにしてもなんだこの落差w
110名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 02:11:46 ID:ns1/tM0b
なんてこったwwwww
111名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 02:12:52 ID:GsYOlQUG
>>105-106で、持ち上げて>>107-108で落とすとは...GJです!!

しかし、タ○○マなら
腕:XAM-SOBRERO
脚:DUSKAROR-LEGS
では!?と思う私は駄目ですか、そうですか...
112名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 02:17:52 ID:CmbgeKRa
でも、「カ○キ製AC」に乗って、コジマブレード両手に装備するよりは
格納武器はハンドガン、背中武器は追加ブースターで

そして「2番目」「3番目」と合体して…「ACX」またの名を「フロムロボ」に
レイテルパラッシュ?…ACXの手持ち武器に変形ですよ
113名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 02:32:36 ID:pU/x6zQu
少佐が乗るわけか。
114名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 07:20:44 ID:9Jo31ajv
>>111のタ○○マがタマタマに見えた
ちゃんとタチ○○って分かってたのにタマタマに見えた
115名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 12:45:54 ID:CmNLh4tb
うちのストレイドは両肩ガトリング、両腕ガトリングだからなぁ。

「レェェェェェェェェッツ!パァリィィイイィィィィィィィッ!!」

とか叫んで突貫しちゃってる馬鹿モノだし。
116名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 15:44:16 ID:9CQtAWfS
>>114
え、それが正解か
タマタマしか思いつかなかった俺は、トーラスコアにタマタマのデカールを張るべき
117名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:16:09 ID:knpz88pp
投下してみる

・オペ子と主です
・オペ子が随分弱気?です
・ヱロはしばらくなし
・というかあるかもわからん

駄文でもいけるぜメルツェェェルな方はどうぞ
118名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:17:01 ID:knpz88pp
乱暴にドアを開け、部屋に入ると直に鍵をかける。
自分でも何故、これ程までに動揺しているのかが解らなかった。
「何故、あんなものを見たくらいで・・・・・・」

「ふぅ、こんなところか。」
腕には大量の生活消耗品があった。
友に生活しているパートナーとは当番製での買出しが決められていたが、
今日は彼女の日だった。
・・・世界を震撼させたORCA旅団による、世界各地へのアルテリアの
襲撃事件から数ヶ月がたった。
ORCA旅団によってもたらされた傷跡も徐々に癒えつつあった。
あの一件以来、企業はクラニアム攻防戦での英雄の一人である彼を、
血眼になって手に入れようとしたが、彼は元来の独立傭兵の立場を貫いていた。
「・・・フフッ。」
弟子であり、弟のような存在であり、そしてパートナーである、
彼のことを考えると自然と笑みがこぼれてくる。
だが、顔に出てしまった事を恥じるかのように頬を染めると、いつもの顔に戻る。
だが、心中ではやはり彼のことを考えていた。
(このところ、ハードな依頼ばかりだったからな。・・・少し奮発してやるか。)
浮かぶのは彼の笑顔。
ならばまずは食材だな、と思い足を進めた。
その時だった。


119名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:17:31 ID:knpz88pp
ギリギリで視認できる距離。
そこに居たのはパートナーである彼と・・・
「・・・・・・ウィンディー?」
自分の後輩であり、現役のインテリオル最強のリンクスだった。
楽しそうに話をしている彼と、それを微笑みながら聞き入ってるウィンディー。
あれではまるで・・・・・・・
「っ!!」
その思考が頭をよぎる前に駆け出していた。

買ったものを投げ出し、そのままベッドに倒れこむ。
幸せそうに並んで歩いている二人。
誰が見てもあれは、恋人のようだった。
クラニアムでの一件以来、あの二人が何度か連絡を取り合っているのは
知っていたし、ここ最近、彼は頻繁に外出していた。
・・・恐らく彼女に会うためだったのだろう。
二人が一緒にいるのを見ただけで、胸が締め付けられるようだった。
今までの関係が、崩れ去ったように思えてしまった。
知らずの内に目頭が熱くなり、雫が頬を流れていった。
(涙など・・・当の昔に枯れた筈だったんだがな・・・・・・)
いつから、自分は弱くなってしまったんだろうか。
いつから、彼はこんなにも大きな存在になったんだろうか。
自分に問うが、その答えは返ってこない。
ただ、嗚咽のみが部屋に響いていた。
120名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:18:04 ID:knpz88pp

後悔はしてない

反省と逆流はした
121名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:23:55 ID:HZMvQ0BD
ここで終わりだというか!?
認めん!認められるか!
122名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:48:22 ID:Ibs6dr4T
駄文じゃないぜメルツェェェル!
ここからオペ子が猛然とアタックするわけですねわかりま
123名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:50:48 ID:WKI7bdEk
角煮みてむらむらして書いてたらすでにオペ子ものが

・というわけでセレンと主
・ワンシーンもの
・ムラムラして書いたけど、エロに入るまでの過程のワンシーン
・主もムラムラ
124名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:52:03 ID:WKI7bdEk
 糸の束が引きちぎられる音とともに、ジャケットとワイシャツの下に押し隠していた
熟しきった豊満な乳房を収めている黒いブラジャーが天井から下がる照明のもとに晒された。
セレンがベッドの上に倒れ込むと、二度、その弾力を証明するように弾む。
ベッドのシーツに右手の平を突いて立ち上がることを試みるその前に
細く白い腹の上に、主が馬乗りになる。
若々しさに満ちたその逞しい右腕が、起き上がろうとするセレンのか細い肩をベッドに押し付けた。
「貴様! なにを考えている!」
その腕を掴みつつセレンは主を睨み、吠えた。激情を装いつつ、
もう一方の腕はベッドの下へと静かに忍び込んだ。指先に冷たい金属とプラスチックの感触を見つける。
「僕が気に入らなければ、それで撃ってください」
セレンの指先がベッドの下の銃を把握した時、主は平然とそう言い放った。それでいて、
その指先はセレンの下着をずりあげて母性の塊のような魅惑的な
乳房の全容を主の眼前に暴いたところだった。
 ハンドガンを引きずり出し主を威嚇して、レイプまがいの馬鹿げた真似を
やめさせるつもりつもりだったその出鼻をくじかれた。銃による脅迫は意味がないということだ。
「くっ」
対応を思案しているところへ、熟しきった柔らかな胸に、遠慮なく主の指
が突き立てられると飲み込まれるように沈んでいく。
五本の指は蹂躙しながら、人差し指と中指の間に挟まれた乳首が根元から先端へとしごかれるように刺激される。
深い赤色をした乳首からなにかを搾り出そうとするかのように先端へ向かってやわらかく押しつぶされる。
一人で慰めているのとは違う、全身の快楽の神経を胸の先端に向けて引き絞れるような感覚に
セレンは思わず息を呑み、目を細めた。かろうじて、漏れでそうな声は殺すことはできた。
「嫌なら、撃ってください」その言葉が、刺激に溺れそうになっていたセレンの意識を引き戻した。
自分を組み伏せ馬乗りになりながら、主は見下ろし笑っている。
「少し充血して……、膨らんできましたよ」
自らの手元に視線を下ろしてそう告げた。
「あまり調子に乗るなよ……」
残された理性が、そんな言葉を吐き出させるが拳銃を向け、引き金を引くことなどはできそうもなかった。
指先から鉄とプラスチックの感触が離れていく。
頬が熱い。潤む瞳で主を睨みつけながら、肉体と情欲が理性を誘惑していた。
もはや冷静な思考は堕落の淵にある。
 主の唇がもう一方の乳首を嬲り、口に含んでそのややざらついた舌先が巧みに刺激を与える。
あるいは時に滑らかな乳房を吸引して、愛の痣を残す。
 今ならば、体勢は崩れている。組み伏せている主を跳ね飛ばし、ベッドから突き落とすこともできるだろう。
しかし、セレンはしばしじっと乳房を貪る主人公の顔を見つめていた。
 情欲に突き動かされた男というよりは、飢えた子供のようだ。そう見えた。
結局、セレンは主をベッドから突き落とすことをしなかった。
代わりに、自らの理性が情欲の底へと落ちていった。
125名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:41:23 ID:AHBWUVc8
>>124
俺もムラムラ
126名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 23:18:14 ID:+Ngbdf2u
コジマチャージ完了
127117:2008/05/18(日) 00:15:35 ID:/4cONHva
翌日の朝食は只ならぬ雰囲気に包まれていた。
「・・・・・・セレンさん?」
あまりにも重苦しい雰囲気を発している本人に尋ねる。
「何だ?」
「い、いや何でも・・・・・・。」
先ほどから数回このやり取りが続いている。
しかし、いつまでもこのままでは埒が開かない。
意を決して尋ねてみる。
「あの、もしかして・・・・・・怒ってます?」
「何にだ?」
「できれば、それも含めて教えて欲しいんd「怒ってない。」」
しばし、沈黙が訪れる。
「・・・・・・依頼がいくつか来ている。早めに目を通しておけ。」
彼女はそういって朝食の席を立ち、自分の部屋に戻ってしまった。

部屋に入ると彼女は自己嫌悪に陥った。
(全く・・・・・私は何をやっているんだ・・・・・・)
只の八つ当たりじゃないか、と己を恥じる。
「・・・少し頭を冷やそう。」
そう言って彼女は逃げるように意識を闇に沈めた。

目が覚めると既に日は真上に達している時間帯だった。
部屋から出るが、彼の気配は無い。
ふと、テーブルの上の何かが目に入った。
どうやら書置きらしい。
そこに書かれていたのは、外出してくるという簡潔なものだった。
浮かぶのは、彼と自分の後輩の微笑ましい光景。
その瞬間、自分の中で何かが溢れてきた。
しかし、それを辛うじて押しとどめると、心の中で呟く。
(所詮、私はオペレーター。・・・・・・いいんだ、これで。)
くしゃくしゃになった書置きと共にそれを・・・・・・捨てた。
128117:2008/05/18(日) 00:16:02 ID:/4cONHva
それからまた数日、あの時の様な重苦しいものは消えたが、
やはり、彼とは距離が出来てしまった。
そして、今日は朝食後に
「最近、働きすぎなんですから今日は気分転換でもしてきて下さい。」
と言われて外に追いやられてしまった。
せっかくなので彼の好意を受け入れ、久々の休日を楽しむことにしたのだが、
(さて、どうしたものか・・・・・・。)
突然のことだったので、何も予定が無い。
(彼が隣に居れば・・・)
そんな思考が頭をよぎるが、必死に振り払う。
とりあえず町をぶらついてみようとしたところで、
携帯型の通信端末に通信が入る。

「久しぶりだな、ウィンディー。」
「そうだな、霞スミカ・・・いや、セレン・ヘイズ。」
先ほどの通信は、ウィンディーからのものだった。
内容は、久しぶりに会って話をしないか、と言う誘いだった。
一瞬、あの光景が蘇るが、
(もう・・・アレは関係ない)
そう自分に言い聞かせ誘いを受けることにした。
会ってからは、取り留めのない話をしていた。
リンクスを辞めてからのこと、彼を育てているときの事、現在の企業連について、など。
カフェで昼食を挟み、気が付くと陽は既に傾きかけていた。
そこで突如、ウィンディーが質問をしてきた。
「しかし、あなたは結婚は考えていないのか?
現役を引退して、静かなところにでもにでも移り住めばいいだろうに。」
「こんな時世にそんなことをする必要もあるまい。」
「まぁ、・・・・・・それはそうだが。」
ウィンディーが口篭る。
「全く・・・相手が居る奴は気楽でいいな。」
129117:2008/05/18(日) 00:16:24 ID:/4cONHva
「どういうことだ?」
ウィンディーがまるで解らないと言う様に尋ねてくる。
「とぼけるなよ。・・・いつだったかあいつと一緒に歩いていたじゃないか。」
「!!!」
ウィンディーの顔が変わる。
「・・・・・・見たのか?」
沈黙でその問いに答えを返す。
「別に黙っていることでもないだろう。そうと言えば祝福してやったのに。」
嘘だ。祝福なんて出来るはずがなかった。
「あれは・・・・!」
そこでウィンディーは押し黙ってしまった。
溜息をつき、時間を確認する。
「ん、もういい時間だな。今日はありがとう、楽しかったよ。」
カフェでの代金をテーブルに置きそのまま立ち去ろうとする。
途中でウィンディーが何か言いかけたようだったが、そのまま逃げるように立ち去った。

「・・・・・・見られているとはな、予想外だった。」
そう呟くと通信端末で彼に通信を繋ぐ。
「彼女は今帰ったよ。程なくそちらに着くと思う。
それともう一つ、どうやら見られていたらしい」
『・・・それはマズったな・・・。』
「だが、バレてはいない。問題ないだろう?」
『まぁな。時間稼ぎ、ありがとよ、ウィンディー。』
「ふっ、気にするな。じゃあ成功を祈ってるよ。」
『ありがとな、じゃあ。』
そういって通信を切る。
「・・・・・・全く、不器用なコンビだな。」
そう呟いてウィンディーは人ごみに姿を消した。
130117:2008/05/18(日) 00:17:20 ID:/4cONHva
フロム脳からネタが逆流してる内に書き上げてみた

続きます
131名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:58:48 ID:8aed0H66
SSは素晴らしいものだ。
投下が無ければスレは死ぬ。

しかし投下するリンクス達も暗黙のルールに目を通すくらいしても罰は当たらない。
書いたSSを死なせない為にも、互いにタイミングを読んで貰えるとレスもしやすい。
これは一人に向けて言ってるわけではないぜ。

最近勢いがあって嬉しいんで、老兵からのお小言だ。
そして敢えて言おう。

GJ
132117:2008/05/18(日) 10:05:08 ID:/4cONHva
>>131そうだな
善処させてもらおう
133名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 11:35:08 ID:HMPfxHXK
GJ!今日はセレン祭りだ!
134名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 14:19:12 ID:BaY4/G2v
な、なんだってー!?

じゃあ投下されるまでwktkしながら4やってくるわ
135名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 14:55:01 ID:Q0RuEpPx
まあ、GJじゃないか、>>117
136名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 15:33:20 ID:I106QGqJ
>>124
前振りもその後も是非読んでみたい
137名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 21:10:09 ID:FWlYY+ET
セレン「(APが)2のつく数の時と、2人きりのときだけデレになります」
138117:2008/05/18(日) 22:03:44 ID:/4cONHva
「ただいm「パァーン!!」
家に入った瞬間けたたましい音が彼女を出迎えた。
わけも解らず、その場で硬直する。
「…プッ……アハハハハ!何て顔してるんですか、セレンさん。」
どうやらその音を出した張本人らしい彼が出迎える。
彼の手にあるのは、少し大きめのクラッカー。
そして自分に、色とりどりの紙吹雪や何やらが被さっていることに気が付く。
「……おい、これは何のつもりだ?」
混乱状態に陥っている頭から、やっと一つの指令が届いた。
すると彼は、キョトンとした表情になり、やがてそれは呆れへと変わっていった。
「………もしかして覚えてないんですか?」
その言葉にやはり理解不能といった雰囲気を出していると、彼が呆れた口調で話す。
「……今日は誰かの誕生日じゃなかったですか?」
「……………あ。」
今日は彼女、セレン・ヘイズの誕生日だった。
全く、と彼が呟く。
「……まぁ、いいです。それより早く来てください。料理が冷めちゃいますよ。」
「お、おい。」
まだ、よく状況を理解できないまま手を引っ張られる。
「さぁ、早く座ってください。」
ダイニングに着くとそこには、数々の料理がテーブルの上に所狭しと並んでいた。
そこでようやく、冷静な思考が出来るようになった。
「……これは、お前一人で作ったのか?」
「まぁ、そういうことです。作り方とかは
ウィンディーに教えてもらったりしましたけど。」
「………何?」
「その事については、料理を食べながら話しましょう。」
座って、座ってと促されそのまま席に着く。


139117:2008/05/18(日) 22:04:49 ID:/4cONHva
「で、ウィンディーとの事なんで何ですけどね。」
「…………」
料理をとる手は休めずに彼の話を聞く。
「最初に言っときますけど、ウィンディーとは
付き合ってるとかそういう関係じゃありませんよ。
最近、彼女と連絡を取り合っていたのは、セレンさんについて色々と聞くためですよ。
ほら、俺ってセレンさんと一緒に過ごしてきた割に、
セレンさんのこと、何も知らないじゃないですか。
だから、セレンさんの後輩だって言う、ウィンディーに色々聞いたんですよ。」
確かに、今食卓に並んでいる物は、いずれも彼女の好きなものだった。
「まぁ、料理が思いのほか難しくて、プレゼントは用意できませんでしたけどね。」
乾いた笑いをしながらそう言ってくる彼の手には、何枚かの絆創膏が貼られていた。
(………私の為、だったのか………)
そして、自分がこの数日間、彼にとってきた態度を思い出す。
祝うべき相手に冷たくされながらも、彼は懸命に努力してきたのだった。
そう思うと、急に涙が溢れてくる。
見せるまいと必死に堪えるが、それは決壊したダムのように溢れてきた。
次第に嗚咽が口から漏れ出す。
それに気づいたのか、彼が慌ててくる。
「ど、どうしたんですかセレンさん!?ま、不味かったですか!?」
嗚咽の中から必死に言葉を搾り出す。
「そん…な、わけ無いだ…ろう……馬鹿、野郎が……。」
涙がとめどなく溢れてくる。
しばらく、あたふたしていたがそんな彼女を彼は、優しく抱きしめた。


140117:2008/05/18(日) 22:05:41 ID:/4cONHva
「いやー、セレンさんでもあんなに泣くことがあるんですね。」
夜、寝室。
時刻は深夜だが、二人とも寝る気になれずにベッドの上で談笑していた。
「……そのことは、もういいだろう。」
少し、頬を染めながら呟くが、彼は
いいもの見させてもらいました、などと言ってさっきからずっと茶化してきていた。
「でも、すみませんね。プレゼント用意できなくて。」
「いいんだよ、あの手料理だけで十分すぎるほどさ。」
彼はそれでも、納得できないというような顔をしている。
そこで、しばし沈黙が訪れるが、不意に彼が思い出したかのように尋ねてくる。
「そういえば、セレンさん、ウィンディーと一緒にいるのを
目撃した辺りからなんか、冷たかったですよね?」
「あ、あれは………」
顔に血液が集まってくるのを感じた。
それを見て何か察したのか、少しニヤけながら
「もしかして………妬いてたんですか?」
「な!!そ、そんなことは………」
顔が真っ赤になり言葉も尻すぼみになってしまう。
「ぷっ、アハハハハ!」
どうも、今日は彼のほうが、一枚上手らしかった。
そんなことが堪らなく悔しく、堪らなく嬉しかった。
更に、さっきの一言で、彼女の中で必死に押し殺していたものが、
洪水のように溢れかえった。

141117:2008/05/18(日) 22:06:37 ID:/4cONHva


彼をベッドの上に押し倒し、そのまま唇を自分のそれで塞ぐ。
「!?」
彼の困惑など気にも留めず、そのまま舌を滑り込ませ口内を蹂躙する。
そして一旦唇を離し一言、
「………妬いて悪いか………」
蚊の鳴くような声で呟いた後、すぐさま先ほどのような濃厚な口付けをする。
彼に嫌われてしまうかもしれない。
それでも、彼女は止めることが出来なかった。
ただ、愛する人に触れていたい。それだけだった。
………くちゅ………
その時、彼女は己の舌に何かを感じ取った。
気が付くと彼の手が後頭部に周り、押し付けられるようになっている。
どちらからともなく唇を離すと、唾液が糸を引いて切れた。
「…悪いなんて言ってないですよ。
むしろ好きな人に妬かれるなんて嬉しいじゃないですか。」
一瞬その言葉の意味を理解しかねるが、本能は理解していた。
涙が、数日前とは違う涙が溢れてくる。
「……愛してるよ、セレン。」
「……馬鹿野郎が……。」
「さ、セレンさんはどうなんですか?」
「そんなの決まっているだろう。」
再び口付けをする。もっと深く、お互いを感じるように。
「………愛しているよ。」
142117:2008/05/18(日) 22:07:29 ID:/4cONHva
「セレンさんって綺麗な体しているんですね。」
「……あまり見るな。その、恥ずかしい…。」
「これから、もっと恥ずかしいことするのに?」
ただでさえ、赤かった顔に更に赤みが増す。
やはり今日の彼には勝てないらしい。
そこにはベッドの上で、一糸纏わぬ姿で寄り添っている二人がいた。
「ここもすごい綺麗ですよ。」
そう言って下半身、またの間にある割れ目をそっと指でなぞる。
「あぁっ!!」
彼女の体が、電気が走ったかのように跳ねる。
そんな光景を楽しむかのように、徐々に中へと指を沈めていく。
「ふぁぁぁあああ!!」
徐々に溢れ出す愛液。それを手にとって彼女に見せる。
「ほら、もうこんなに濡れちゃいましたよ。」
「……そんなもの、見せるな。」
「ふふっ、可愛いですよ。セレンさん。」
それじゃいきますよ、と言って彼女の秘部に肉棒をあてる。
だが、いつまで経っても何の感覚も来ないことに、彼女は疑問を抱いた。
「どう、した……早くこい…。」
既に彼女は我慢がきかなくなっていた。
「何をどうして欲しいのか言わないと解りませんよ?」
「!!」
確信犯のような彼の笑み。
だが、彼女は限界寸前だった。恥も何も忘れてしまうほどに。
「…………お前の、その…………が………欲しい………」
「解りました。それじゃいきますよ。」
唇に軽くキスをして彼は肉棒を彼女の中に挿し込んでいった。

143117:2008/05/18(日) 22:08:17 ID:/4cONHva
「ひゃぁう、んんぁああ!!」
前後のピストン運動をひたすらに繰り返す。
抜ける寸前まで引き、次の瞬間には奥を突いている。
「はぁんっ、ひゃう、ひぃあ!!!」
彼女の喘ぎ声が一段と激しさを増してくる。
そして彼女の甘い声が彼に興奮をもたらす。
「あぁくぅ!あ、あ、あ!」
それが中を擦る度に、奥を突く度に甘い声が口から出てくる。
「!?」
突如、彼は彼女を抱きしめそのまま身を反転させる。
彼女が馬乗りになっている状態だ。
彼に質問を投げかける前に行為が再開される。
「!?あぅぅっ、ひぃあ!!」
先ほどまでとは違う下から突き上げられる感覚。
「はぁっ、ダメ、だ、もう…!!」
「中に、出します、よ」
「な、中に来てく、れ、…も、ダメ……イ、く!」
熱い、彼自身が流れ込む。
彼女はそれを全て己で受け止め、二人は果てた。


自分の脇で眠りこけている彼を見つめる。
「私を………こんな風にしたのはお前だ。」
―――これから先、覚悟しろよ―――
そう呟くと、答えるかのように彼が寝返りを打ち、こちらを向いた。
(…夢の中でも会えるといいな…)
セレン・ヘイズは彼に包まれるように、そのまま意識を手放した。

144117:2008/05/18(日) 22:10:08 ID:/4cONHva
終了です。
読んでくださった方、ありがとうございました。

濡れ場がちょっと短かったですね
スマソ
145名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:28:55 ID:6hZwwTjc
>>144
GJです!セレンさん、可愛すぎるww
146名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:31:33 ID:tT/zvI1t
俺のKIKUのブレードレンジが20になった!
GJ!
147名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:34:45 ID:PUqUmDN4
声を大にしていいたい!
GJであると!
148名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 23:29:39 ID:Q0RuEpPx
乙樽風に行こうかと思ったがヤメだ!

ひたすらにGJ!
149名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 00:23:56 ID:EPZ7/xjz
アルテリアのエネルギーを充填する前にエーレンベルク発射してしまった

GJ!!
150名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 00:45:09 ID:Juh/0+h1
俺のドーザーの射程が100に!
151名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:15:20 ID:wFYrZyU7
新ジャンル「変態貴族」

アルテリア・カーパルス。
クレイドルを支える要の一つである。
ここをORCAが襲撃するという情報が入り、ジェラルド駆るノブリス・オブリージュが防衛に向かった。
こそで待ち受けていたのはジュリアス・エメリーだった。

ジュリアス「一機か……警告はしたはずだが。舐められたものだな、私とアステリズムも」
ジェラルド「フ……匪賊など私一人で十分だ」

ノブリス・オブリージュのレーザーキャノンが空高くそそり立った。

ジュリアス「なっ……あんな、たくましいものが六本もだとっ?」
ジェラルド「行くぞ」
ジュリアス「速いっ! あっ……あんあんっ!」

ジュリアスの淫乱な部分はレーザーキャノンに貫かれてしまった。

ジェラルド「口ほどにもない。ん、そこにいるのは誰だ!」

物陰からこちらを見ている人影を見つけた。
それはメイ・グリンフィールドだった。

メイ「はわわ……私何も見ていません、さようなら」
ジェラルド「逃がすわけにはいかないな」
メイ「ああ、駄目です。私たちきっと相性悪いです……きゃふんっ!」
ジェラルド「おやおや、随分とすんなり入るじゃないか」

メイの恥ずかしい割れ目も無惨に引き裂かれてしまった。

ジェラルド「こうなれば残りの四本も全て埋めたいものだ」

ジェラルドはレーザーキャノンに女を二本指したまま飛び立った。
そして街へくり出し、エイ=プール、フィオナ、シャミア、霞スミカと次々に女たちを毒牙にかけた。

ジェラルド「ふふ、これで六本全て埋まった。まるで生け花のようだ。これではセクロス・オブリージュだな」

ジェラルドの頭上では六人の喘ぎ声が響いていた。
「あんあん」
ジェラルドが動くたびに愛液がしたたり落ち、大きな水たまりが出来そうだった。

ジェラルド「いやらしい汁がこんなにも集まるとは。被災地に行けば水不足を解消できるな。常に弱者の為を考えるとは、さすがは貴族だ」
152名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:15:42 ID:wFYrZyU7
ジェラルドが自分に酔いしれていると、目の前をとて美しい女が通った。
リリウムである。

ジェラルド「むぅ。なんと綺麗な人だ。だがもう六本とも埋まっている。はっ、そうだ! まだ一本残っているではないか」

ジェラルドは服を脱ぎ捨て裸になり、リリウムへ近づいた。
そして股間で固くなった立派な棒を突き出し、紳士的に挨拶した。

ジェラルド「初めまして。私の名前はジェラルド。あなたのあまりの美しさに勃起してしまいました。どうか七本目の女になっていただけませんか?」
王小龍「なんだ、貴様。リリウムの知り合いか?」
ジェラルド「老人には下がっていてもらおう。私はそこのご婦人とお話しているのだ」
王小龍「ふん。生意気な小僧め。リリウム、可愛がってやれ」
リリウム「……王大人のご命令とあれば」
ジェラルド「では突っ込んでもよろしいでしょうか」
リリウム「はい、どうぞ。リリウムを使って気持ちよくなって下さい」

ジェラルドは早速リリウムのおまんこにぶち込んだ。
ところがどうだろう。
これまで六人の女をやすやすと潮吹きに導いたジェラルドだったが、リリウムは一向に喘がない。
それどころか、リリウムの締め付けが気持ちよすぎて、先に果ててしまいそうだった。

ジェラルド「くっ……なんだこの快感は! このノブリス・オブリージュが、こうまで抑えられんとは……貴様一体?」
リリウム「ふふ……貴方にはここで果てていただきます」
ジェラルド「くぅっ……いかん、出る!」

ジェラルドは余りの快感にリリウムに中だししたばかりか、そのまま失神してしまった。
白目を向いて泡を吹くジェラルドを、リリウムは冷ややかに見下した。

王小龍「やれやれ。口ほどにもない奴じゃったな」
リリウム「ですが中々濃厚な汁を出すお方でした」
王小龍「孕むんじゃないぞ」
リリウム「では後で王大人の肉棒で掻き出してくださいまし」
王小龍「冗談を言うな。ちゃんと洗ってからにしろ。それからならいくらでも相手をしてやるぞ」
リリウム「ふふ……心臓マヒをおこしてもしりませんよ」


153名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:26:35 ID:oHX+G4gl
なんだこのカオスw
154名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:40:44 ID:p1lg9eBf
また重態患者が出たか
155名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:44:26 ID:G7pT1QVT
貴様…あのコメント内容から察するに「らめぇ」か…
これは…成る程、ガチで18禁だな
156名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:47:16 ID:v+W7VGtW
完全に病気だw
157名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 03:28:10 ID:GfjTMy5k
汚染されてるんじゃない
お前こそが汚染源なんだ
158名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 07:20:07 ID:yJbEbYLa
ゆ、夢ならさめ
159名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 08:40:45 ID:IsAeiLYD
じょ、冗談じゃ……


最近あなたは頑張りすぎだと思う
少し休んでコジマをチャージするといいんじゃないかな?かな?

GJ
160名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 09:14:24 ID:49f1N9gw
そうだよなぁ、wiki掲載作品も誤字が酷かったからなぁ...
少し休んで、文章をageる前に一度チェックした方が良いと思う。
161名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 10:16:51 ID:vyykus+b
ホントに「らめぇ」の人なのかなぁ?
162名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 11:41:38 ID:EPZ7/xjz
どっちにしろスフィアの中で眠ってくれ
163名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 12:19:22 ID:iqcnrPsY
システム 妄想モードに移行します
164名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 12:24:38 ID:49f1N9gw
...しかし、>>91の様な不憫な奴も居るんだからさ。
いい加減、纏めサイト更新マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
165名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 12:26:53 ID:/RUBKogc
wikiにも書いたが、長期休暇とってくれよな?
B7の最奥でwwww
166名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 12:51:46 ID:fS0mNIFS
・ここまでのあらすじ
 ミッションで撃破寸前のところまで追い詰められたショタfA主人公。
帰還後、セレンに必要以上に罵倒されて(例:「積極性が足らなさ過ぎる。
去勢でもしたのか? この女男め!」)、
逆上した主人公は感情に任せてセレンを押し倒して犯してしまう。
そして数日後、「お仕置きをしなければならん。私の部屋へ来い」という
セレンの指示で、ガクブルしながら部屋へ向かう主人公の運命やいかに

・セレンが攻め、fA主人公(イメージはショタ)が受け
・フェラのワンシーンもの
・ムラムラしてやった。今は反省している
1671/2:2008/05/19(月) 12:52:33 ID:fS0mNIFS
 「どうした? 私を押し倒したあの夜の勢いはどこに行った?」
ベッドの上で、二人分の白い裸体が絡まり、蠢いている。
両腕をベッドのフレームにビニールでコーティングされたワイヤーで縛り付けられ、
身動きできないまま大の字を描くように仰向けに天井を見上げる主。
その胸の上に背を向けて馬乗りになり、豊満な自らの乳房越しに主の股間の怒張を見下ろすセレン。
「あの夜と同じく勢いがあるのは、お前のここだけだな」
どことなく中性的で幼げな彼の姿に似つかわしくない、雄々しく荒々しい昂ぶり。
セレンのしなやかな指先が、主の肉の怒張を包み込むように絡みつく。
「うあっ!」
幼い少年のように細い身体を弓なりに反らせて、主は自らの股間が包み込まれる感覚に声を上げた。
10本の指先の動きがまるで手に取るように分かるほど、主はセレンの指先の動きを敏感に感じ取っている。
「いい反応だ。ミッションでもそれぐらいの反応の速さと、
あの夜のような押しの強さがあってくれるといいんだがな」
自らの肩越しに振り返って、セレンは意地の悪い笑い声とともに主にそう話しかけた。
黒い髪に黒い瞳。白い肌。そこに浮かぶ笑顔はまるで絶望的に弱い獲物をいたぶって
楽しむ肉食動物のようだ。あるいは、魔女か。
「あ、あれは、……あの夜は僕はおかしくなってて……!」
主は可能な限り上体と頭部を起こしてセレンに反論する。
縛られた両腕がベッドへとつながるワイヤーを引いてベッドが僅かに軋んだ。
 ある夜、興奮した主は自我を失い、セレンを押し倒して犯したことがあった。
そのことを言っているのだ。そしてその罰として部屋へ呼び出され、現在に至っている。
「言い訳など不要だ」
そう冷たく突き放しつつ心の中でセレンは舌を出し、再び前を向いて主の股間の肉に指を這わせた。
なぜなら、主のドリンクに気づかれないように興奮剤を混入させたのは、他ならぬセレン自身なのだから。
「でもっ」
さらに弁明をしようと主は無理矢理に首を伸ばして頭を上げるとセレンの細い肩から綺麗にくびれた腰が目に入る。
視線を再び下へと巡らせると、腰から美しい曲線を描いて大きく広がる尻の肉が
自らの胸の上でセレン全体の体重でやわらかくつぶれているのが目に入った。
息を吸うと鼻腔に欲情する雌の匂いを嗅いだ気がした。その後に続いて仄かな汗の匂い。
不意にセレンが僅かに腰を上げた。その尻と内股、そして主の胸の上に零れ落ちた
僅かな液体が照明を反射しててらてらと輝いているのが目に入る。
 弁明することを忘れ、主はその光景と香りに心を奪われてしまっていた。
「なんだ? まだ膨らんだぞ。やれるじゃないか、お前」
セレンの声と、股間に走る快感で現実へと引き戻される。
自らの股間が、激しく脈打っているのが分かる。大量に血液を吐き出す傷口か、
もしくは心臓になってしまったかのような激しさだ。
その脈打つ血管に沿って、セレンの指が這う。
「だめ……、だめです、セレンさん……!」
股間をセレンの指先が嬲るたびに、あるいは胸の上でセレンの尻肉が形を変える感触を
感じるたびに身体中の血が沸き立つようだ。
「あ……、あ……」目を見開き、天井と照明を視点の合わない目で見つめる。
身体中が痙攣してびくびくと震える。そのたびに胸の上のセレンのやわらかい肉が揺れるのを感じる。
「すごいな……。私の想像以上だよ、お前は」
そう言って一瞬だけ、ちらりと主を振り返ったセレンの頬は紅潮していて、瞳は潤んでいたように思えた。
また前を向いたかと思うと、セレンはわずかに腰を浮かせて、代わりにその背を丸めた。
細い背中に背骨の綺麗なラインが浮かび上がり、少し突き出された尻の合間から、
肛門と膣口が垣間見えた。今、そこから、液体が筋を残しながら主の胸の上へと垂れる。
1682/2:2008/05/19(月) 12:52:58 ID:fS0mNIFS
「うあぁ……」
怒張全体が、暖かく湿った粘膜に包まれる感触。
「(これは、セレンさんの口の中……)」
その事実に気づき、それを実感した途端に無意識に肉棒がセレンの口の中で暴れて打った。
予想外の反応にセレンはビクリと驚いたように身体全体を震わせた。
頬の内側の温かさと湿り気、小さな歯の硬さ、唇の柔らかさ。それらがすべてわかる。
 やがて尿道から主の精髄すべてを吸い上げるようとするような吸引が始まるとともに、
怒張の周りを這う舌の感触が加わる。
「セレンさん、それは、駄目……!」
唇が包み込むように根元から先端までを愛撫し、
あるいは舌先が尿道口を分け入って犯そうとするかのように突付く。
セレンは身体全体を激しく上下させて、主の怒張を攻め立てていた。
ますます突き出された尻が主の眼前にまで迫っていた。
胸板の上でセレンの尻肉がぶつかって音を立て、こぼれた愛液が飛沫を飛ばす。
そのたびに、セレンの白い背中がうっすらと赤く染まってきているような気がする。
まるで主の胸から目に見えない男根が突き出していてセレンの秘所を犯しているような光景だった。
「セレンさん、僕はもう……っ!」
一方的に加えられる暴虐的な快感が嚢から精子を精管へと引きずり出し、
それとともに世界全体が粟立ち、熱く沸き立つような錯覚。主は自らの限界が近いことを告げた。
「ぷはっ……。構わん。存分に出せ」
一瞬だけ肉棒から唇を引き離して許可を下すと再びくわえ込んだ。
唇はよりきつくすぼまって締め付け、より強い吸引で垂れた唾液が派手な音を立てて吸い上げられた。
「うあああぁぁぁっ!」
悲鳴に近い声をあげて、主は絶頂を迎えた。
両腕を拘束するワイヤーはベッドごと激しく軋り、下半身のすべての筋肉が痙攣して引き締まる。
無意識に主は腰を突き出してセレンの喉もと深くまで自らを突き込んでいた。
怒張はセレンの口の中で膨れ上がりながら激しく暴れ、何度か口腔内に叩きつけられた後、
セレンの喉のもっとも深いところで白く熱く爆発する。
「うぐっ」
予想外の深さで予想外の量で吐き出された精液をなんとか口腔へ含みつつ、
鼻腔に充満する雄の性欲そのものの香りに、女の奥底がさらに熱く火照りだすのを感じていた。
 余りにも濃いその精液は、舌に喉にと絡みついたが、それでも一口飲み下すたびに
舌に残る味と鼻腔に広がる香りがセレンの劣情をますます煽るのだった。
「はぁ……」すべて飲み切り、息をついて惚けたように天井を見上げる。
そしてふと自らの胸元を見下ろした。気づかない間に数滴、口の端から毀れて乳房に垂れていた。
それを指先で弄ぶように乳首の先まで延ばし、掬い上げて口元へ運ぶ。
乳首と指と、唇の間にてらてらと光る糸が伸びて消えるのをうっとりとした表情で眺めている。
 「はぁ……っ、はぁ……っ、セレンさん、もう許してもらえますか……?」
柔らかな髪が汗でじっとりと濡れて額に張り付いている。主の呼吸は荒く、汗は額だけでなく
全身に浮かび上がっていた。
新鮮な空気を求めて収縮する胸に、セレンがそっと手を置いた。
「何を言っている」
仕草は優しく、しかし口調はネクストの操縦を覚え始めた頃の、主を叱責するときの厳しい硬さがあった。
一瞬、主の呼吸のリズムが乱れた。それとともに、主の股間が脈打つたびに再び膨らみ始める。
「お前のお仕置きは、これから始めるんだ」
 意地悪げなセレンのその言葉とともに、主は肉棒に再び10本の指が這う感触が戻ってくるのを感じていた。
169名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 14:08:05 ID:NsLeAyjQ
時代はワンシーン物なのか
170名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 14:54:25 ID:wE6mQIKC
続き物読みたきゃwikiにあるよ
171117:2008/05/19(月) 18:43:01 ID:O0DViQV0
今、シャミア物を書いているんだが、
こんな短期間に投稿するのはマズイだろうか?

まだ、書き始めだが・・・
172名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 18:55:40 ID:qDpgyemj
>>171
よろしいんじゃないかい

>>169
この分量で1エピソード書いたらレス数が2桁になる予感!

ワンシーンはフェチ的な描写をするのには向くけど
ストーリーを書くのには向かないから使い分けじゃあないかね。
173名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 00:00:25 ID:GfjTMy5k
>>171
お前、凄く素敵だぜ
174名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 00:03:41 ID:wE6mQIKC
ラヴィのssだと!?
くっ駄目だ。wktkがとまらねえ
175名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 00:09:56 ID:Ge7zsjQ0
>>171
話逸れるかもだけど、投下の間隔は他SS投下から一日空いてれば十分なんじゃないかね
176名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 00:13:35 ID:tT41bLki
ところで今、このスレは何人見てるんだ?
この一週間ほど急に静かだが。
177名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 00:16:34 ID:vml6xMAF
嵐の前の静けさ…であって欲しい。
wikiの方のSSは繁盛してるみたいだけど。
178名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 00:21:58 ID:Ge7zsjQ0
そんなに静かかな
自分は今書いてる最中だけど、投下自体は増えてるし以前に比べたら賑わってる様に感じるけど
179名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 00:26:09 ID:lkluXv8w
wikiのssだとforAnswer~答えのために~が好きだ。あのフラグ立ちまくりなとことか。
180名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 01:26:36 ID:wqKDGdVb
ああ。あれも「熱い」な。
俺も楽しみにしてる
181名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 06:42:44 ID:G6QUefxU
>>176
前スレよりは賑やかだと思うが
182名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 11:46:35 ID:uquOs5QS
>>180
良ければ他の熱いヤツも教えてくれ
俺は面倒がk(ry
183名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 12:14:08 ID:lWe4S5Bz
>>182
>>180ではないが、格の違う私がお勧めを教えてやろう。
つ『Roadie's circumstance』
熱いGAの“漢”の話だ...

え!?『所属企業が違うお前が紹介するな』って!?
184名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 12:14:59 ID:znrZ/A20
>>182
社長…もとい有澤が行く。
なんかはどうかな?
185名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 12:17:07 ID:uquOs5QS
お前らありがとう
早速行ってくるわ
186名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 12:20:03 ID:1WJI7xKW
>>183
オービエが活躍する話ですね。分かります

彼だけじゃないか。レイレナで喋ってないのは・・・
187名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 13:26:44 ID:KqssM2pD
>>166
ちんちんおっきした
188名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 13:27:56 ID:XWTmm0kO
なん・・・だと・・・

いつの間にか前スレが落ちてこんなところまですすんでやがる
AMSからログが逆流してくればいいのに
189名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 14:30:23 ID:Ph/+wQIT
今更ながら>>151の汚染度がひでぇw
190180:2008/05/20(火) 14:32:29 ID:etSw2B/3
>>182
シリアス路線が好きなら「for Life」もオススメ
191名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 15:07:35 ID:VydRU9A+
for Life、いいよな
192名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:12:20 ID:Vy5eeT/T
DAYBREAKDOWNってやつ、やたらと長いみたいだけどあんなの読んでるやついるの?
193名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:21:20 ID:etSw2B/3
活字嫌いでは無く、内容が面白ければどんなに長くたって読むんじゃね?
194名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:26:10 ID:jK751pUn
コメント付いてるんだから読んでる人がいるってことだろ
195名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:01:15 ID:Gy5VqmX+
それじゃ、ACwiki以外のACサイトでオススメの小説ってある?
196名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:05:01 ID:etSw2B/3
これはちょっと違うかもしれないが・・・VIPのノリについて行けるならどうぞ。
(割と読んだ事のある人多いかも。既出だったらスマン。)

ttp://www.geocities.jp/local_boon/boon/Raven/top.html
197名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:07:51 ID:K+xGt+dq
VIPACwikiにある奴じゃね?
198名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:23:57 ID:BfuHvJwu
>>195
vipACwiki超オヌヌメ
割と洒落にならんクオリティの作品があるよ
199名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:36:09 ID:Vy5eeT/T
>>193
活字は嫌いじゃないし、ACwikiの小説は全部読もうとしたんだけど、パソコンで長い文章はうざくて、途中で投げたんだよ
200名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:59:42 ID:o8FjGtwT
>>199
じゃあ印刷すればよくね?

俺は長文ダラダラと読むのも書くのも好きだが、「俺の中のAC像」と食い違うのが怖くて、半分も読んでないがな
201171:2008/05/20(火) 22:03:52 ID:12c127kb
目の前のディスプレイを見つめ唸る。
「行くべきか行かざるべきか……。」
もともとオーメルグループの資本で傭兵稼業を始めたのだから、
オーメル系列の依頼を優先的に受けるのは当然のことだろう。
しかし………
「GAだけか………。」
現在手元に来ている依頼はGAからのものだけ。
しかも、オーメルと協力関係にあるアルゼブラのネクスト、
レッドラム&スタルカ撃破のミッションと来た。
「どうした、難しい顔をして。」
不意にオペレーター、セレン・ヘイズから声がかかる。
そしてディスプレイに表示されているものを見て察したらしく、
「いいんじゃないか。奴等、最近調子に乗っている節があるからな。
 ここいらで暴れれば、奴等からの待遇もよくなるやも知れんからな。」
それもそうだ、特に企業の意思を代弁する仲介人。
アレは調子に乗りすぎている。目にモノを見せてやるのも悪くない。
「よし、この依頼受けた!」
GAの仲介人に了承の返事を送る。

吹雪の中にあるPA−N51。
そこに一機のネクストが舞い降りた。
「作戦目標は敵ネクスト2機だ。ぬかるなよ。」
しかし、そこであることに気が付く。
「……?セレンさん、僚機のセレブリティ・アッシュはどうしたんですか?」
「…………ふぅ。こんな吹雪の中でやってられるか、だそうだ。」
「……………はぁ?」
「安心しろ、今度私が生まれてきたことを後悔させてやる。
……………………っ!!熱源反応確認!右だ。」


202171:2008/05/20(火) 22:04:57 ID:12c127kb
だが一瞬反応が遅れた。
クイックブーストで後退するが、射突型ブレードによって
右腕のレーザーライフルは、腕と共に抉り取られていた。
更に、衝撃で体を派手にぶつける。
続けざまに逆から散弾がとんでくる。プライマルアーマーが一気に減衰し粒子が乱れる。
「一旦退け!挟まれていては危険だ!!」
オペレーターの指示に従いオーバードブーストを点火。
超加速するが先ほどの攻撃でプライマルアーマーが大きく削られていたので、
数秒進んだところで通常ブーストに戻ってしまった。
「糞ッ!!!」
自分の不甲斐無さに怒りがこみ上げてくる。
「……先ほどのはオペレーターである私の責任だ。」
すまない、とその言葉を聴いて思考がクールダウンしてくる。
「………今は現状をどうするか、ですね。」
先ほどの攻撃で右腕部は破壊され格納武器も使えない。
現状での使える武器は左腕のレーザーブレードと
右背中のレーザーキャノンのみだった。

吹雪中に目を凝らす。
レーダーにも反応は無かった。
だが次の瞬間左の視界にブーストの噴射光が見えた。
すぐさま逆方向にクイックブーストを噴かせて敵の間合いから逃れる。
そのままターンし敵が空振りしたところにレーザーブレードを横薙ぎにはらった。
「ッッ!?」
スタルカの右腕は焼き切れコアにも深い焼き傷をつける。
すぐさまレーザーキャノンを打ち込む。
「スタルカの撃破を確認!あと一機だ。」

203171:2008/05/20(火) 22:05:59 ID:12c127kb
すぐさま向きを反転させる。が、
「終わりよ。」
そこにはショットガンを構えたレッドラムがいた。
プライマルアーマーが薄い今、この距離で直撃したらひとたまりも無いだろう。
だが、
「………早く行きなさい。」
構えた銃を下ろしながら、レッドラムのリンクス、シャミアが呟いた。
突然のことに、オペレーターも驚きを隠せない。
「どういうことだ?」
「上から来てるのよ。大切な戦力だからくれぐれも殺さないように、ってね。」
蜂の巣にしてやりたいところだけど、と続ける。
「………どう思います、セレンさん?」
「本当のようだ。ついさっき、とっとと帰還しろとの連絡が来た。」
「…………了解。ストレイド帰還します。」
爆音を置き去りにして、ストレイドは吹雪の中を駆け抜けていった。
「……………あれが、噂のルーキーね…………」

帰ってからはそれは大変だった。
射突型ブレードの衝撃でコックピット内で体を打ちつけたので検査をしたり、
オーメルの仲介人に散々罵倒されたり、アルゼブラから苦情が来たり、
セレンさんがダン・モロを病院送りにしたり……。
ただ、こちらの意思も汲み取ってくれたのか、今回の依頼の修理費、
並びに新たなパーツをオーメルが送ってくれた。
セレンさんはこれで満足したらしい。

それから数日後、新たな依頼が来る。

204171:2008/05/20(火) 22:06:52 ID:12c127kb
とりあえずこれだけ

絶対クオリティ低くなってるな

ちょっと長めなので気長に?待ってください
批評は全て受け付けます
205名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 22:11:24 ID:wqKDGdVb
広島弁の人はどうなった!?w

続きwktk!
206名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 22:16:13 ID:mfgDD47H
ダン・モロwww
207名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 22:28:56 ID:lkluXv8w
モロボシの扱いに吹いたww
GJ!
208名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 11:54:57 ID:uLqnzJqE
前スレからの続投も期待している
209名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 13:29:46 ID:8OkN6RWT
上の方で話題になってたwiki落ちすぎワラタ
210名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 16:17:42 ID:6P8xgUyr
>>190
遅くなったが、ありがとう
深夜に読んでみたけど思いっきり好みでした
211名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:28:28 ID:uhOiKM/I
かあさんや、らう゛ぃのssはまだかのう。
212※注意書き※:2008/05/21(水) 22:37:46 ID:ESe4pg6D
いつもとは違う風味のSSにしてみました。
たぶん、次かそのあたりで完結するかと。
「Daylight-朝に光の冠を」の???の声が乙樽過ぎるのはどうでもいいことですね。

・主人公が♀です。
・PQが変態です。
・前の続きというより閑話な感じです。
・ゑロはありませんが、下品な表現があります。
・ベルリオーズが生存しています。
・今回はAMSから光が逆流しまくっています… orz
・ハロルドは音楽家のベルリオーズの作品の一つ「イタリアのハロルド」から。

以上です。苦手な方は読まないことをオススメします。
213名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:38:58 ID:ESe4pg6D
「珍しいな」
メルツェルが意外そうに眉を上げテルミドールを見ていった。
「お前がそこまで心を砕く人間がいるとは」
「PQに預けたんだ…心配するに決まっているだろう」
PQと言えばORCA旅団の中でも屈指の変人である。
鎧土竜××××という虫をペットにして可愛がっている。
あのテルミドールが泣き目になって、殺虫剤を片手にPQの部屋に突っ込んだのはいい(?)思い出だ。
「…蟲ヲタクめ。彼女に悪戯したらクラニアム送りにしてやる…!」
「多分、それは無いと思うぞ」
メルツェルが少しだけ言うか言うまいか悩む。
テルミドールの目は続きを促しているように見える。
仕方なく、語るメルツェル。
「お前のアンサングの脚部で自慰していたからな」

『た、堪りません…ぁ、は…き、れい…ですねぇ』
などと言いながらアンサングの逆関節脚をおかずにシコシコしたらしい。
ACで発情する変態は前代未聞だろう。
気持ち悪いを通り越して殺意を抱くテルミドール。
ORCA旅団には変人は多いが、変態は少ない。
そう、PQは数少ない変態だった。
それも筋金入りの変態。
「メルツェル、私のメインブースターが」
テルミドールはバタリと気を失う。
ロマンチストが現実逃避するくらいダメージがあったらしい。
「こ、こら!クレイドル03行きの旅客機に乗ってから気を失えーー!」
メルツェルの叫びはある映画よろしく虚空に消えた。

一人の少女が人工的に作られた窓から空を見た。
見えるはずがないソレを捜す。
「今頃は快適な空の旅をしているんでしょうね」
後ろで一緒に空を眺めていたPQが少し羨ましそうに言った。
快適どころか混乱状態である。
『わ、私のアンサングがァァぁっ!』
と叫ぶ旅団長とか
『助けてください!テルミドールを助けてください!』
と泣き喚く副旅団長などで旅客機内は混沌としていた。
「おるすばん」
そんな事を知る由もなく少女は首輪つきケモグルミを抱きながら、テルミドールの言い付けを忠実に守っている。
最近は彼女の対人恐怖症も改善されつつあり、触ったり不用意に近づかなければそれなりに会話が出来るようになっていた。
セレン・ヘイズはこの事に関してはオッツダルヴァを評価している。
「気になっていたのですが…その首のガーゼは」
少女の白い首筋に貼られた物にPQは疑問を抱いた。
とても違和感がある。
「かまれた」
誰にとは聞かなくとも分かる。
幸いにも傷はAMS接続部分とは反対だ。
理性を無くした獣でもそれぐらいはわかっていたらしい。
「ち…のむ」
「旅団長の嗜好は理解できませんね」
少女は首を横に振る。
「オッツダルヴァ」
彼女を愛してくれるのはマクシミリアン・テルミドールではない。
一人の男、オッツダルヴァだ。
「さびし、い」
あの男の温もりを思い出し縋りたくなる。
「直ぐに帰ってきますよ」
ただの慰めでしかないのだが、少女にそこまで意を汲み取る力は無い。
分からないということはある意味で幸せなことだ。
214名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:40:28 ID:ESe4pg6D
一人には広すぎる病室に頁をめくる音と美しい交響曲が満ちている。
初老の男性が本からふと顔を上げた。
「マクシミリアン、それにメルツェルか…」
微笑む男性の顔は限りなく優しい。
「先の声明は聴かせてもらった」
テルミドールは気恥ずかしそうにそっぽを向いた。
「ベルリオーズ、これからはあなたの安全は保障出来ません」
メルツェルは直立不動で言う。
「まぁ、そうだろうな。このご時世だ…覚悟は出来ている」
ふぅっと溜息をつくと、ベルリオーズは天を仰いだ。
「彼女は元気か?」
「…精神的にはまだまだですね」
テルミドールが言うと、ちらりとベルリオーズが見る。
「あの男が生きているなら私は彼を殺していた。
今更、父親面するつもりはないんだが、困ったものだ」
「逢わない、のですか?」
恐る恐るテルミドールはきいた。
ベルリオーズは先程の優顔とは反対に厳しい顔をした。
「遭ってどうなる?最初からやり直せ無い。もう、得られんのだ。
当たり前の幸せも安らかな時間も」
一度だけ彼女に遇ったことがある。
遠目だが、自分に似ている顔立ちにベルリオーズは胸を揺さぶられた。
リンクス戦争がもっと穏便に行われれば手放すこともなかった。
――日常を失う。それが私に与えられた罰だ。
毎日、願っていたこと。
それを本人に話す機会は遥か昔に失われた。
「……マクシミリアン」
ベルリオーズが静かに言う。
「我々という存在は“道”に反している気がしてならない」
人間は未だ幼すぎると彼は嘆いた。
人類を殺しすぎた男の告白であった。

「オッツダルヴァ」
少女が弾んだ声でテルミドールに抱き着いた。
「いちばん……すごい?」
「あぁ…旅団長。有り得無いですよ!彼女、いつも一番なんです」
以前、カラードから持ってきた人生ゲームを二人でしていたらしい。
どうやら、留守番中はなにも無かったようだ。
「PQ、どさくさに紛れてヨロモグ持ってくるな…」
「おじちゃんは嫌いでも、彼女は気に入ってくれましたよ」
ヨロモグーと言いながら少女はPQの鎧土竜××××を愛でている。
「首輪つきケモグルミのほうが何十倍も可愛いだろ!?そんなの触っちゃいけません!」
テルミドールは慌てて少女から鎧土竜××××を引き離そうとする。
蟲好きなPQのお気に入りのアニメのワンシーンが目の前で繰り広げられている。
「ウフフ、蟲に魅入られている…ですか」
やはりPQは変態だった。
完全に蚊帳の外のメルツェルは次の算段を考える。
――そろそろ、王手か
疲弊を隠せないORCA旅団。
不安定な足場に怯える空に逃げた人々。
そして……
「反抗的な山猫の牙を抜いてやるだけか」
終わりが近かった。
戦乱も、このささやかな幸せも。
永遠など無い。
全て、いつかは終わる。
215名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:40:52 ID:ESe4pg6D
「ハロルド」
暗い闇の中、ベルリオーズが呟く。
もう二度と呼ばれることのない一人の子供の名前。
「私の…娘」
肩が震える。
怒りや悲しみ、憎しみ……悔やむ気持ちで居た堪れない。
だが、首輪が外れない。
老いすぎた山猫に抗う力は残っていなかった。
「Amen amen gospel amen. Amen amen gospel amen.」
ベルリオーズは歌う。
「So I scare it. So I scare it.」
広すぎる部屋に低音の声が響く。
「Order can see. Now one can see.」
手には黒いハンドガンが握られている。
「All is fantasy. All is fantasy.」
歌い終わった後、一発の銃声が部屋を埋め尽くし…しばらくして寂静が訪れた。
216名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:43:15 ID:ESe4pg6D
ベルリオーズ大好きですよ (・ω・;)
父の日にはベルパパのSSを投下したいと思います。
ギャグなのかシリアスのなのかよく分からないブツでごめんなさい。
217名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:52:01 ID:7tpv090r
GJ
ベルリかっこよすぎて愛液が止まらない
♀主の実父がベルリで虐待は義父にされたってことでいいんだよね?
218名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 22:52:24 ID:7tpv090r
ごめんあげちゃった
219名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:09:02 ID:ESe4pg6D
>>217
ベルリオーズを空気にしたくなくてそんな設定にしました。
何故、義父が♀主を虐待したのは皆さんのご想像にお任せしたいです。
(私としては正常な愛を知らない父親というイメージなのですが)
220名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:58:04 ID:hDOsrrAX
人生ゲームはwikiのあれですか?
ともかく毎度ながらGJなのでございます・・
221名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 00:22:02 ID:S/oJy7az
GJ!


変な電波を受信して「走れジョシュア」なんてふざけたパロ(?)書いてる俺がいる。
222名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 00:33:55 ID:F21Sbqk3
GJです...(´;ω;`)ぶわっ...

願わくは、乙と♀主に幸あらん事を...
223名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 01:35:03 ID:0ttWiMT8
あ〜、PQの事、好きになっちまったwww
もう撃てないwww
224名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 07:40:14 ID:H34DpEt4
「騙して悪いがこれも仕事なんでな イッてもらおう」
「つまりブースト状態での挿入は厳禁ということ スミカ・ユーティライネンです(´・ω・`)ノシ」
「あまり無理をされては困ります」
「てこずっているようだな 手を貸そう」
「じょ、冗談じゃ…」
「ちゃんと援護しろよぉ!」
「アレは俺のモノだ…俺だけのモノだ!」
「慌てるな、次も犯すとは限らんだろう」
「大きすぎる…修正が必要だ」
「本気モードか!」
「イヤん!」
「いかん! そいつには手を出すな!」


どうやら俺もコジマ感染症らしい
225名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 12:27:16 ID:drk2k5lm
>>224
間違えるな、コジマ汚染では無い。
コジマ粒子そのものだwww
226名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 14:30:03 ID:VuN2y/W1
ヨロモグー
227171:2008/05/22(木) 21:03:12 ID:QKG03Nrr
「僚機の要請?」
「はい、要請しているのはランク15、レッドラムです。
目標はPA−N51を襲撃するGAのネクスト二機です。
まぁ、あんな失敗をしでかした後ですし、
そちらにとっても悪い話ではないと思いますが?」
お決まりの皮肉を言ってブリーフィングが終わる。
何故?と思考を張り巡らせていたのも束の間、通信が入る。
「はぁい、こんにちは。」
「………シャミア・ラヴィラヴィか?」
「そうよ。シャミアって呼んで頂戴。」
「………で、どういうつもりだ?」
「ド・スがいなくなっちゃったから代わりが必要なのよ。」
「そう、か………。」
自分が倒した軽量ネクストを思い出す。
レーザーブレードでコアの装甲が焼き切られた後に、レーザーキャノンが直撃したのだ。
恐らく生きてはいまい。
「……わかった………受けよう。」
「ふふっ、そう言ってくれると思ったわ。じゃあね。」
そう言って通信を切られる。
その時、後ろから声がかかる。
「まぁ、奴には色々と借りがあるしな。今回ばかりはいいだろう。」
「借り、ですか?」
確かに命は助けてもらった、がそれだけだ。
「知らないのか?検査の手配をしたり、送られてきたパーツの中の
アルゼブラ製のものは奴が手を回したらしい。」
初耳だった。
だとすると、何が目的なのかがますます解らない。
(……本人に聞いてみるか……)
そう思いつつ、承諾の通信を仲介人に繋いだ。


228171:2008/05/22(木) 21:03:53 ID:QKG03Nrr
二度目の吹雪、白銀の世界。
PA−N51に到着すると、先行していたらしいレッドラムがひらけた場所にいた。
すぐさま通信が入る。
「はぁい。支援、感謝するわ。」
「いや、元々自分が原因だ。俺にはここに来る義務がある。」
向こうでクスクスと小さく笑っているのが解った。
「………それで、俺を選んだ目的は何だ?」
「そんなに疑わなくてもいいわ。期待のルーキーの腕前ってやつを見たかっただけよ。」
「……………嘘だろ?」
その一言で沈黙が訪れる。
「………ふぅ、さすがね。……強いて言えば、見てみたかったのよ。」
「そこまでだ。熱源反応確認。来るぞ。」
オペレーターの声が会話を制する。
「俺が前に出る。後ろは任せる。頼りにしてるよ。」
「頼りにしてる、か……ふふっ。それじゃ、お仕事ね。これが終わったら一緒に飲まない?」
「………奢りならな。」
そう言って吹雪の中を駆け出した。


病室は無音だった。
目の前のベッドに横たわってるのはシャミアだった。
PA−N51での戦闘は勝利に収まったものの、
敵ネクスト、雷電による超火力のグレネードでレッドラムは中破していた。
リンクスのシャミアには目立った外傷は無いものの
被弾時の衝撃で、コックピットに強く体を打ち付けていて意識不明の状態だった。
「僚機である俺の責任だな、すまない。」
目の前で眠り続けている彼女に話しかけるが、応答はない。
ひたすらに目覚めるのを待つ。
しかし、いつの間にか疲労で自分の意識が遠ざかっていってしまった。

229171:2008/05/22(木) 21:04:49 ID:QKG03Nrr
目が覚める。
瞼が重くなっていることが、長い時間眠ったことを示していた。
「……起きたのね。」
目の前を見ると、シャミアが上半身だけを起こしこちらを見ていた。
「………起きたんだな。」
先ほど受けたセリフをそのまま返す。
「ずっといてくれたのかしら?」
「まぁな。お前が撃墜されたのは、僚機である俺の責任だからな。
………だが、それ以前に怪我をしてる奴は誰であろうと見過ごせないんだ。
それに、……………いや、何でもない。」
「…………随分と優しいのね。」
その言葉を聴いた瞬間に、なんとも言えない感覚が体を巡った。
「………それが、性分なんでな。……さてと、俺は失礼させてもらうよ。
退院したらまたその時にな。今はゆっくり休め。」
そう言って病室を後にした。

「ふふっ……」
病室で自嘲めいた笑みを浮かべる。
「ゆっくり休め、か………。」
彼は今まで会ってきた誰とも違う。
そんなことを本能が感じ取っていた。
「一目惚れなんてベタ、かしらね…………」

230171:2008/05/22(木) 21:05:30 ID:QKG03Nrr
PCに少しの間触れなくなるかもなのでうp
やっつけ気味でスマソ

もう少ししたらまた投下予定
231名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 21:06:54 ID:TUq3uXIs
>>230
GJ!続きが楽しみです >w<
232名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:02:12 ID:S+W12Poy
GJ……ハラショー!!!!!
233171:2008/05/22(木) 22:27:20 ID:QKG03Nrr
うなじに感じる生暖かい感触に思わずぞくりとする。
「………何のつもりだ?」
「ふふっ。女の部屋で飲むってのはこういう事よ。」
シャミアが首に手を回し囁いてくる。
そこから感じられるのは少量の酒の匂い。
自身も酒が入っているせいか、雰囲気のせいか一つ一つの言葉が、甘美に聞こえてくる。
「こういうことを、予想しなかったの?」
「……堅物なもんで。」
暖かい感触、唇が交わり舌が口内に侵入してくる。
無意識に本能が反応し、舌を絡める。
「んっ……くちゅ…んぐっ……」
シャミアから断続的に聞こえる甘い音。
唇を離した時、お互いの液が交わった糸が切れた時、理性も同様に切れた。

「ふふっ、もうこんなに硬くなってるわよ」
そう言って肉棒を口の中で弄ぶシャミア。
「人のことはいえないんじゃないか?」
下から彼女の徐々に湿ってきた秘部に舌を這わせ、陰核を指で愛撫する。
瞬間、生暖かい感触に包まれている性器に刺激が走る。
現在、彼女は正反対の向きで上に跨り、
お互いの性器をお互いの顔の前に持ってくるような姿勢になっている。
「くっ……」
彼女の舌から伝わる快楽に、思わずうめき声が出る。
絶頂を迎えるまでにそう時間はかからなかった。
「っ!!」
彼女の口の中で爆ぜ、そのまま全てを吐き出す。
「………大丈夫か?」
咳き込んでいた、彼女に声をかける。
「当たり前よ。………それじゃあ、本番行きましょうか。」
一滴残らず飲み干したシャミアは開始の合図とばかりに軽く口付けをしてきた。
「今度はリードしてくれるかしら?」
234171:2008/05/22(木) 22:28:12 ID:QKG03Nrr
「はぅっ、ひゃん、あぁぁん!」
四つん這いになっているシャミアを背後から激しく突く。
その度に聞こえる喘ぎ声が、よりピストン運動に拍車をかける。
「はぁんっ!もっ、と、激し…く、ひゃぁあぁ!!」
言われるままに力強く、より奥まで到達するように勢いをつける。
膣内の締め付けも徐々に強くなってくる。
「イイ!イイのぉ!あぁん!!」
手で体を支えることも出来なくなり自分に向けて下半身を突き上げる形になる。
「イク、イク!ダメぇぇぇ!!」
肉棒を包むように秘部から愛液が噴出してきた。
それを確認すると、彼女の体を抱え自分に寄りかからせるように座らせる。
勿論、挿し込んだままだった。
そして、そのまま今度は上下に腰を動かす。
先ほどまでとは違う、突き上げられる感覚がシャミアを襲った。
「んぁ!!あ!あ!あ!」
だらしなく開いた口から唾液と共に断続的に声が出てくる。
勢いよく下から突き上げている為、子宮口をこじ開けるような感覚が伝わる。
「そろ、そろ……」
爆ぜる寸前、引き抜こうとしたが、途端に締め付けが強くなる。
「はぁぁぁぁぁ!ぁ……ぁ」
突然の刺激に耐え切れず、シャミアの中で快楽は爆ぜた。


「……初めてはリンクスになったばかりの頃だったわ。」
事が終わり半刻が経った。
落ち着きを取り戻したらしいシャミアがポツポツと話してくる。
「上位ランクの男がね、気に食わないと言って無理やり押し倒してきたの。
その時以来、男が嫌いになったわ。
実際それから寄ってくる男は、全員が体目当てだった。
ド・スはそういうのじゃなかったけど、
女は向かないとか言って、戦場でも頼る様な事は一切しなかったわ。」
人は見かけによらないと言うが、彼女はまさしくその通りだった。
軽い言動の裏には忌々しい過去があったのだ。
「とにかく、それからはその男よりも強くなることだけ考えて生きてきたわ。
でも、結局そいつは戦死。それで、私には虚しさ以外何も残らなかった
235171:2008/05/22(木) 22:28:36 ID:QKG03Nrr
「戦う意味も無くなって、ただ生きているだけの時に、
あなたの噂を聞いたの。依頼の成功率100%のルーキーがいるってね。」
そこまで言って言葉を切る。
そして意を決したかの様にシャミアが口を開く。
「…………その強さで、あなたは何のために戦うの?」
「………」
直に答えられるわけがない。むしろ、
「俺は……それを探すために戦っている。」
思いがけない言葉にシャミアは振り向く。
あの驚異的な強さは何かの為の強さだと思っていたからだ。
「…………それじゃあ、私も一緒に連れて行ってくれないかしら?」
「何故だ?」
「私を、対等な立場で扱ってくれたのはあなたが初めてだったわ。それに……」
言葉が続かないことを不振に思い、顔を向けると、
「……一目惚れってやつかしらね。」
そう言われるのと同時に、唇が交わった。
「………奇遇だな。俺も一目見た瞬間に何かを感じた気がする。」
今度はこちらから口付けをする。
「ふふっ。蜘蛛の糸ってのはね、一度獲物を捕らえたら離さないものなのよ。
だから………ずっと傍にいてもらうわ。」
「ったく……わかったよ。」
「………ありがと。……実は、今日は危険日なのよ。
そっちの責任もとってもらわないとね。せっかくだから、
今度は顔が見えるように抱いて頂戴。」
「お前…図ったな。」
文句を言おうとしたその唇はシャミアのそれで塞がれた。
そのまま二人はベッドに倒れこみ口付けを繰り返す。
「なんか、理由なんて直に見つかりそうな気がしてきたな。」
「やっぱり気が合うみたいね。………私もよ。」
そう言うシャミアにはいつもの嘲る様なものではなく
本物の笑みが浮かんでいた。
236171:2008/05/22(木) 22:30:36 ID:QKG03Nrr
終わりです

強引なところは皆さんの妄想で
補完していただければ幸いですw

あと間が空くような変な投下でスマソ
237名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 23:41:29 ID:CypFUtuM
>>236
超問題NOTHINGGGGGGGGGG!!!!
ついにラヴィたんの時代が来た!!!!
…ってあれ?名前これで良かったっけ?
238名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 23:43:38 ID:LtmBIm/B
シャミアはもっと病んでるイメージがあるな

つまり変態プレ(
239名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 23:51:57 ID:xiZ+dYBE
(゚∀゚)ラヴィ!!

くそ・・やられたぜ・・・ラヴィ可愛いじゃないのさ。
でもやっぱ正常位がいいよね〜
240名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:43:39 ID:AEyFfPUb
(゚∀゚)ラヴィ!!
241名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 04:00:28 ID:pF0SGy+2
(゚∀゚)ラヴィ!!

そしてド・ス さすがド・ス(?)だ…シャミアに手を出さない所に漢を感じたぜ
242名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 12:11:51 ID:k3zk9lM6
>>238
つまり、ラヴィ姐さんが変態プレイで攻めていたのがいつしか...って訳ですね、判ります。

何はともあれ、>>171の人、GJです。
しかしこのラヴィ姐さん可愛いなぁ。
243名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 12:27:35 ID:iRsUcixy
シャミアを撃てねえええ
244171:2008/05/23(金) 12:46:08 ID:GXyFvKdy
>>242
イメージはwikiのイラストにある
某絵師が書いたものです
245名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 16:30:19 ID:n1wUNI9s
>>244
常時ノーブラ、踏んで欲しい人No1の絵師のことが〜!!
246242:2008/05/23(金) 16:58:10 ID:k3zk9lM6
>>171の人よ、やはりあのラヴィ姐さんか...
それは確かに可愛いよな、うん。
あの顔でこのSSのような事を言われたら...(妄想中)...ブッ(鼻血)
しかし、フロムよ...何故ラヴィ姐さんとの共同ミッションを作らなかったんだ!?
247名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 23:40:45 ID:3zbuYNyr
>>244
wikiって何処のwikiのことなんだろう(´・ω・`)
248名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 23:44:23 ID:gRXQQmyq
ac wiki netだとおもう。
249名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 00:19:34 ID:mTAzMhs1
このあとオペレーターのおばちゃんがどう出てくるかが気になるな!



おや、宅配か?
頼んでいたファシネイターがやっと届いたみたいだ
250242:2008/05/24(土) 05:06:12 ID:smadA0vK
>>247よ、>>248の言う通り、ac wiki netに行って、常時ノーブラで踏んで欲しい人No1の
絵師のラヴィ様に触れて来ればよい。そうすれば、全てが判る...
ぇ!?リリウムの方が琴線に触れたって!?
その、なんだ...実は私はネコリリウムの脇に居た首輪付獣の方に...
おや、誰か来た様だ、朝早いのに!?ちょっと、行ってくる...
251名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 20:37:51 ID:VNzK7+ac
wikiがイカレただと!クッ、ダメだ、飛べん!
…浸水だと? 馬鹿な、これが私の最期と言うか!
認めん、認められるか、こんなこと
252※注意書き※:2008/05/24(土) 21:06:22 ID:QcwuYpRS
(´乙`)と(´輝`)どっちがいいかという投票をWikiでやっているみたいですね。
どっちも好きなので選べないという…… orz

・主人公が♀です。
・とってもぬるいゑロあり。
・アンサング強すぎ…ごめんよ、ウィンディ
・一応、完結。
・アルテリアクラニアム襲撃(ノーマル)以外のEDは皆さんの妄想に委ねます。

以上です。苦手な方は読まないことをオススメします。
253名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:07:12 ID:QcwuYpRS
朧月夜。
二人は淡い銀光に照らされながら影を一つにする。
自分に跨がり自ら動く少女にオッツダルヴァは興奮する。
少女が思い思い動けるので騎乗位は気に入っていた。
一番の理由として負担もあまりない。
「出す、ぞ」
滴る淫液。
少女は苦しげにオッツダルヴァの胸元に引き寄せられるように倒れ込んだ。
「…へ、ん…いっ、ぱ…い」
本来、騎乗位とは女性が支配できる体位なのだが、彼女は逆に支配されてしまったようだ。
可愛いとオッツダルヴァは思う。
まぁ、十五やそこらの少女が上手くやれることのほうが可笑しいが。
「まだ、いけるだろう?」
オッツダルヴァは不敵に言うと、少女の尾底骨の辺りを摩った。
ビクリと少女の肩が震え、口からは言葉になっていない声が漏れた。
ふたりきり、身体を重ねる。
こんな二重生活を始めてどれだけ経つのか。
アルテリア施設は殆ど壊滅しORCA旅団も疲弊していた。
「あっ…ァ、あ……ぅ、ん!」
少女が締まりが無くなった口から涎れを零れさせ、鳴く。
正常位にしたオッツダルヴァが激しく抽出を繰り返したのだ。
そして、少女の白くて折れそうな首に噛み付く。
口を赤に染める鉄の味にオッツダルヴァはカタルシスを感じる。
彼女を外に感じることはできても、内で感じると言うことはできない。
血を啜るという行為がオッツダルヴァにとって彼女を内で感じられる唯一の方法だった。
「…愛して、いる」
そう言えばすべてが救われるような気がした。
254名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:08:00 ID:QcwuYpRS
アルテリア・クラニアム。
最大級のアルテリア施設。
今頃、同志達は激戦の中、命を散らしているだろう。
人の世は一酔の夢のようなもの、遊戯の場所にしか過ぎないと咏った者は誰だったか。
「…アンサング、行くぞ」
命を削るコジマ粒子を撒き散らしながら黒い獣は咆哮した。
アンサングはレイテルパラッシュと対峙をしていた。
どちらも機動性に優れている機体だ。
決定打がなかなか与えられない。
「人類の為に人間を犠牲にするか!オッツダルヴァ!!」
「黙れ…」
咆る、テルミドール。
「貴様とてその人間を喰ってきたではないか!」
近距離でアンサングのプラズマ砲がレイテルパラッシュに直撃する。
「私が間違っていると言わせん!」
翡翠の爆発をさせ、翔駆するアンサング。
そして、かつてのベルリオーズがしたことを再現した。
レイテルパラッシュのコアにレイレナードの傑作が突き刺さる。
血の代わりにオイルがライフルを濡らす。
この状況では生きてはいまい。
うかうかもしてられない…真改の援護をしなければ。
だが、かつての同胞を屠ったアンサングがぐらりとよろめいた。
「……ロイ・ザーランド、か」
テルミドールは忌ま忌まし気に呟いた。
アンサングの右腕部は吹き飛ばされていた。
激痛がテルミドールを襲う。
耐Gジェルの中でテルミドールは右手を押さえ呻る。
「あばよ、酔っ払い」
テルミドールの身体に灼熱感が走ったのと、マイブリスに紫電の閃光が奔ったのはほぼ同時だった。
痛みの中で見えた少女が微笑む。
生きたかった。
生きて、生きて…一人の男して愛していたかった。
「……!」
届かない福音の名前を呼ぶ。
言葉はもう、消えていく。
光と闇の中、テルミドールは意識を失った。
255名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:09:16 ID:QcwuYpRS
どれだけの時間が経ったのだろうか。
見えない。
聞こえない。
感じない。
これが死なのだろうか。
なんとも寂しいものだ。
思い出そう。
喩えば、あの笑顔。
喩えば、あの美声。
喩えば、あの体温。
欲しい。
想い出ではなく、今、欲しい。

「……ぁ…?」
オッツダルヴァは白の世界で目が覚めた。
右手を誰かが握っている。
見知らぬ女性だ。
何となくベルリオーズに顔が似ている。
「オッツダルヴァ」
女性が嬉しそうに名前を呼ぶ。
「きこえる…?」
「何を言って…」
オッツダルヴァが何か言おうとしたが泣き声に掻き消された。
ぎょっとしてオッツダルヴァは女性を見る。
「さびし…かった…ひとり、さびしい、よ」
思い出せ。
彼女もこうやって泣いていたじゃないか。
「貴様は、貴様…は」
「オッツ、ダルヴァ」
少女と重なる。
泣き止む方法は分かっている。
「すまない……」
謝る。
舌で零れ落ちる涙を舐めとる。
何度も羽のように軽い口付けをした。
「おかえり…なさい」
「責めはいくらでも聞こう」
時間は有る。
ごく普通の人間に比べたら刹那とも思える時間。
すぐ後ろに死が迫る。
それでも、二人は笑うのだ。
美しい世界、刹那の日常に二人はいる。

 ――君は愛されているだろうか?
 ――今日も幸せであるように、そう願う。
レイレナードの英雄と讃えられた男のちっぽけな願い。
それはひっそりと叶えられた。
256名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:15:05 ID:QcwuYpRS
完結です。
AC4のOPをゲーム中で再現できると思ったのは私だけではないはず… ^^;
時間の流れ的に主人公がアンサラー撃破している間にクラニアム制圧と言う感じです。
古王のクレイドル03襲撃は銀翁とPQが阻止。

で、PQが好きな人向けに後日談SSを書いてみました。

PQは地平線の向こうを見た。
「何だかんだ言って、お前さん…あの娘っ子が好きなんだろう?」
「ええ…好きですよ」
ネオニダスの問いに素直に答えるPQ。
「人間なんて腐るだけでしかない汚物だと思っていたんですが…」
虫は綺麗だ。
人間のようにただ生きるだけということをしない。
きちんと役割を果たして逝く。
彼女もそんな雰囲気があった。
だから、好きになってしまった。
当然と言えば当然なのだ。
「まぁ、この気持ちは最初で最後でしょうね」
PQは苦笑した。
もともと人間という物に嫌悪を抱いていた。
それが、一時でも好感を抱けたのだ。
非常に有意義であったのではないだろうか。
「あ……さようならを言い忘れました」
思い出したようにPQは言った。
「また、逢いに行くつもりなんじゃろ?」
ネオニダスの言葉にPQは微笑む。
いつか、逢いにいこう。
あの笑顔を見れば、この醜く腐臭のする世界で生きるのも満更でもないと思えるから。

それでは、またの機会に (・ω・*)ノシ
257名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:16:31 ID:CJovXv4T
いかん!俺のコジマカウンター兼萌えカウンターが振り切れた!
氏の乙は格好良すぎて別人みたいだ。GJ
258名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:27:28 ID:346ogKq6
あえて言わせてもらおう

GJであると!
259名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 22:10:34 ID:MA7nGoc/
ハラショー!!!!!
260名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:51:49 ID:yDVHsL4V
>>256
あんた、GJ!GJだよう!
乙もかっこよかったし、他の作品ではスルー気味のPQも素敵だ。
ハラショー!!!!!
261名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 01:47:48 ID:FAcjIKv6
この乙樽には「Thinker」の曲がよく似合う気ガス
完結との事、次回作も楽しみにしてます。
262名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 13:49:52 ID:m+e5tjYr
>>256
さすが銀翁、空中戦でも何ともないぜww
それはともかくGJ
263名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:51:56 ID:oPW/f+QV
纏めサイトじゃないが↓に前スレのログがうpされてるぜ
ttp://mahoraga.s11.x-beat.com/acmoe/index.php?FrontPage
264名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 05:52:22 ID:3j5I7ESe
こちら前スレ308だ。投下を開始する。

注意点は
・fa主×セレン
・マザーウィル撃破からの続き物
・エロまでの前置き長め

以上だ。


いくぞ。全てを汚染し尽くすだけだ。
265山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 05:52:49 ID:3j5I7ESe
 何事も、覚えたてというものは時間の経過というものを忘れて熱中してしまうものだ。
「これが若さ、か・・・・・・」
 呟いて、セレンが咥えていた煙草に手を沿えて気怠げに煙を吹かす。
 既に見慣れてしまった天井の模様に目を走らせながら、彼女は部屋の主のタフさを再確認していた。
「セレンさん、こういうのはどうですか?」
 愉悦の響きを声に滲ませた青年の指が新たな軌跡を描き、惚けていた彼女の思考を追い立て始める。

 青年が掌の下に広がる突起を両の指でリズミカルに叩くと、それは常に一定の力で押し返してくる。
「んっ―――わるく、ないな」
「ようやっと、コツが掴めてきたって感じですね」
 感触を忘れぬ内に、と青年に強くせがまれたのを断りきれなかった、自分が悪い。
 そうは思いながらもセレンは心の中でついつい、ぼやかずにはいられなかった。
 ―――本当に良くも飽きないものだ。
 
 その行為の妨げにならぬ様に心の声を再び紫煙に乗せて、セレンはストレイドのチューンナップ
 設定を表示したディスプレイとキーボードを打ち続ける愛弟子の横顔を交互に見つめ続けていた。
266山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 05:53:26 ID:3j5I7ESe

 マザーウィルとの戦闘で得た教訓と経験を直ぐにでも活かしたい。
 先日のミッション終了後、ネクスト搭乗後のお約束である精密検査を済ませた青年の申し出を受け
 セレンは急遽本日のスケジュールを組み、必要な資料と機材を揃えて彼の部屋へと出向いていた。

 そしてその結果、セレンは今現在大いに時間を持て余している。 

「にしても・・・・・・何時までも経っても片付かんな。お前の部屋は」
 既に短くなった煙草を灰皿の上で捻り潰し、セレンが呆れ顔で呟く。
 時間にして6時間半。分にして390分。
 その間殆どディスプレイから目を離さず作業に没頭する青年を見守り続けるのにもいい加減飽きを
 感じ始めて、セレンはきょろきょろと部屋の中を見回していた。

「え・・・・・・あ、部屋の事ですか。でも、セレンさんがここに来るのってまだ3回目じゃないですか」
「次に来た時には片付くとでも言うのか。全く、こんな状況下でよく作業に集中していられるものだ」
 集中力ゼロといった感じで手近に落ちている物体を物色し始めながら、セレンは文句を言い続ける。
「折角のアセンブル資料もこの扱いでは到底―――こら、覗くなよ」
「それはこっちの台詞です。人の部屋を勝手に漁り始めないで下さい」
 椅子から半ば腰を浮かした姿勢で床に手を伸ばしていたセレンが背後にいる青年の視線に気付く。
「どうだかな・・・・・・お前は思っていた以上に目端が利く。侮れん」
 上は黒のノースリーブに下は紺色のジーンズという格好の彼女だったが、それでも一応は突き出した
 ヒップが気にかかるのか、チラリと肩越しに青年の方を振り返りながら睨みを効かせていた。
「言葉の使い方、間違っていますよ。先生」
 ―――口の減らない奴だ。
 自分のミスを棚に上げて青年の抗議の声を黙殺すると、セレンは得意の捜索作業を続行し続けた。
267山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 05:54:01 ID:3j5I7ESe

 埃を被った床の上で乱雑に散らばる雑誌類と衣服。
 所々生地の破れた狭苦しいシングルのベッドに茶色く染みのついたシーツ。
 戸が開け放しになったまま、本来の役目を果している様には見受けられないクローゼット。

 散らかり放題の部屋の中、そこだけが異様な程丁寧に整理された青年の専用端末の設置スペース。 

「―――む? これは・・・・・・」
 混沌を極める捜索状況の中、彼女は一つの異変を探り当てる事に成功していた。
 クローゼットからベッドに一直線に続く床板の上のみ、そこに積もった埃の量が僅かに少ない。
 一見何の法則も無く無軌道に乱れた部屋の中にあって、セレンはその形跡を見落とさなかった。
 相も変わらず机の前で黙々とチューン作業に打ち込み続ける青年を、ちらりと片目で確認すると
 セレンは部屋の奥へと気配を殺しながら、一歩ずつそろりそろりと足を踏み出していった。

「ここも既に、この有様か」
 汚染が酷いな。
 そう付け加えてから覗き込んだクローゼットの内部をセレンは己の目で以て細かに調べ上げていく。
 開いたままの引き出しの中に投げ散らかされた人工革製のジャンパー。
 片隅に転がる、出鱈目な時間を指し示したまま針の動きを止めた黒い腕時計。
 季節外れの防寒着に何故だか存在するスノーゴーグル。
それら、全く使用されていないと思われる物体が辺りを所狭しとばかりに占拠していた。
268山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 05:54:38 ID:3j5I7ESe
「故人曰く。宝を隠すにはガラクタの中、か」
 今度は青年の声が飛んで来ないのを確認したセレンが、細く白い腕を伸ばし周囲を探り始める。

「本当にガラクタばかり―――ん?」
 調べる続ける事、数分。その腕と目の動きを、はたと止めてセレンが呟く。
「これは・・・・・・」
 その手が触れたのは、スペースの最奥部に積み上げられた分厚い数冊の本だった。

「ネクストとAMSに関するマニュアル全集―――随分と、使い古された手を使う」
 言うが早いか、セレンは左手で本の背表紙部分を押さえ、残る右手をその下へと差し込んでいた。
 ―――ざっ。
 短い摩擦音を立て、本と本の間から1冊の雑誌が抜き取られる。
「――――――ふむ」
 肌も顕な成人女性の痴態が堂々と表紙を飾った雑誌が、そこにはあった。


「君のOIGAMIから溢れるコジマ粒子を解き放て! ・・・・・・誰だ、こんな記事を書いた奴は」
「ちょ、待っ・・・・・・セレンさん! 何しているんですかっ!?」
 突如、抑揚の無い声で特集ページの見出しを朗読し始めたセレンに驚き、青年が素っ頓狂な叫びを上げ
 勢いよく振り向く。
「こういったものが趣味なのか。お前は」
 その所業を見咎められて尚、別段慌てた素振りも見せずに彼女は手にした雑誌の1ページを椅子から
 立ち上がって身を乗り出してきた青年へと向けて開いて見せる。
「――――――!」
 眼前に飛び込んできた一番のお気に入りであった一枚絵に、青年は水面に浮かぶ餌を求める金魚の如く
 パクパクと口を動かしながら、その全身を硬直させていた。
269山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 05:55:10 ID:3j5I7ESe

「私としては、重量級に偏った選定をするよりは中量級を軸に―――」 
 ばしっ。
 その発言が終わるよりも一瞬だけ速く、我に返った青年が乱暴な手付きで雑誌を奪い取っていた。
「・・・・・・そんなに、それが大切というわけか」
 場所の薄暗さ故か、呟いたセレンの表情が微妙な変化を見せていた事に青年は気付けない。
「本当に、何しているのですか・・・・・・」
「そう恥ずかしがるな。お前くらいの年齢の男性には良くある事なのだろう」
 苦悩の表情を浮かべて深く溜息を吐く青年へと向けて、セレンは慰めにもなら無い言葉を返していた。

「勘弁して下さいよ―――って、セレンさん?」
 またいつもの調子で自分をからかって遊んでるのだ。
 そう考え、彼女のにやけた顔を覗くつもりで視線を動かした青年の視界に予想外の結果が飛び込む。
「何だ」
「いや、何だか・・・・・・少し―――怒って、ます?」
 この手のやり取りの後に彼女が毎回見せてくる余裕の表情とは掛け離れた、憮然とした表情と態度に
 遅まきながら気付いた青年が、恐る恐るといった感じで質問を投げ掛けた。
「・・・・・・私が何故、お前の趣味に対して怒らねばならんのだ」
「趣味に怒ったんですね。わかりました」
 暫しの間を置いて返ってきた彼女の言葉の響きの中から明らかな怒気を感じ取り、青年が頷く。

 ―――セレンさんが、怒った。
 その事実を認識して青年の意識が一瞬遠くなりかける。
「・・・・・・明るいところで、話しましょう」
 まずは、時間を稼ぐんだ。打開策は、その間に考えればいい。
 内心の動揺を必死に抑えながら、青年はクローゼット内を足早に後にしていた。
270山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 05:55:39 ID:3j5I7ESe

 セレンは、かつて感じた事のない感情に強い困惑を覚えていた。
 長時間に渡るネクストのチューン指導。
 異性の部屋で独り時間を持て余すという状況。
 大量のピンナップが掲載された男性向け雑誌とその内容。
 その全てが彼女にとって初めての事尽くめであった。

 ―――私は、怒ってなどいない。
 青年に対して怒りを覚える明確な理由など自分にはない。
 そうは考えても全身を走り続ける不明瞭で煩わしい感覚が気に掛かり、それが止むことは無かった。
 
 故に、セレン・ヘイズは己のとった行動に困惑していた。


「セレンさん、俺が悪かったです。機嫌直して下さい」
 そう謝ってしまえば、彼女を宥める事は可能だったのかもしれない。
 だがそれだけでは急場凌ぎの無計画な回避行動に過ぎない。
 戦場に措いて、仕掛けてきた相手の意図を掴めぬままに状況に流されるのは愚の骨頂。
 青年はそう考える。
 ―――陽動を仕掛けてみるか。
 眼前で微動だにせず佇む女性に気圧され、焦燥に駆られた思考が慣れもせぬ虚偽の一手に指を伸ばす。
271山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 05:56:09 ID:3j5I7ESe
「セレンさんが怒るのは、俺にだってわかりますよ」
 薄皮一枚で作られた余裕の笑みを浮かべて青年が口を開き、セレンの眉がぴくりと反応を指し示す。
 ―――私には、見当も付かないのだがな。
 その呟きを何故だか言葉にはできずに、セレンは沈黙を守り続けた。
「仮にも職場を兼ねる場所に、品の無い私物を持ち込んだのは認めます」
 直球。
 何の捻りも無しに持って回った事実確認でセレンの神経を逆撫でしながら、青年は「陽動」を続ける。
「でも・・・・・・俺にだってプライベートってものはあるんですよ」

 ―――プライベートだから、立ち入るなという訳か。
 青年の放った一言に己の感情の揺らぎが強まったという事だけは、セレンにも理解できた。
「セレンさんにだって、他人に知られたくない秘密の一つや二つはあるでしょう?」 
 無言の重圧に心のPAを削り取られながら舌先を回し続ける青年には、それが理解できていなかった。
「だから今回の事はお互い水になが―――」
「わかった」
 締めの言葉を遮り、セレンが口を開くと青年は知らずの内にほっと胸を撫で下ろし。
「今日からお前と私は、単なる部下とその上司の関係だ。それを肝に銘じておけ」
 そのままの姿勢で、全身を凍りつかせていた。
272山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 05:56:55 ID:3j5I7ESe


「セレンさん、俺が全面的に悪かったです。本当にゴメンナサイでした」 
 すぐにそうして謝っていれば、彼女の怒りを爆発させる事も無かったのかもしれない。
 恐ろしいまでの衝撃力を伴った絶縁宣言に依る硬直から何とか復帰し、青年は頭を垂れ続けていた。
「謝る必要など、ない。いいからそこをどけ」
 目の前に立ち塞がる青年の身体には指一つ触れようとせず、セレンが淡々とした口調で告げる。
 ―――本気だ、この人。
 冷ややかな眼差しで自分の背後にある部屋の出口をじっと見つめる彼女の様相に、青年は戦慄を覚え
 思わずごくりと生唾を飲み込んでいた。

 如何な理由であれ宣告通りの結果に辿り着くのだけは、何としても避けたい。 
 そこに至るまでの手立てを求め、青年は気後れした身体を引き摺る様にしてセレンに詰め寄る。
「・・・・・・せめて、セレンさんがそうまで怒る理由だけでも」
 食い下がる。例え打つ手が無くとも、そうする事だけは徹底的に叩き込まれてきていた。
 しかし今回はその指導役が相手。薄い望みとは知りつつも、青年は尚も粘りの姿勢を取り続ける。
「さあな。お前は知っているらしいが、私には見当も付かんのだ。答えようもなかろう」
 だが、必死の思いで縋りつく青年に対し、セレンは取り付く島も見せない。
「うっ―――し、失言でした・・・・・・お願いですから、教えて下さい」

 それは青年が精神的に追い詰められた末に、反射的に洩らした一言に過ぎなかった。  

「―――」
 仕方が無いな。
 は、と口を開きかけてセレンの動きがそこで止る。
 ―――何だ。私は今一体、何を言おうとしていた。
 喉元まで出かかって来ていたその言葉にセレンはかぶりを振って抵抗する。
 
 これだ。これが、突破口だ。
 直感が彼の頭上に舞い降りる。
 大した期待すら持たず。むしろ諦めに似た感情を織り交ぜて口にした、嘆願の言葉。
 それに対してセレンがほんの僅かな瞬間見せた、素そのものの表情を青年は見逃さなかった。
「教えて下さい。セレンさん」
 最小限の言葉を選び、真摯な口振りで青年が追撃を開始した。

「自分で考えろ」
 変化。無関心から、明らかな反応に変わったそれを青年は見逃さない。
『有効な攻撃手段を見出しても、戦果に逸った不用意な濫用は避けろ。まずは相手の隙を窺え』
 了解。
 脳裏に蘇ってきた師の教えに、青年は心の中でだけ短く返答をする。
 平静を装う彼女の言葉尻に隠しきれぬ戸惑いを嗅ぎつけた青年が、左の掌で自らの口元を覆って
 神妙な面持ちで以て思案顔をしてみせる。
「・・・・・・怒っているわけではない」
 暫しの間二人の間に流れた沈黙を破り、セレンが口を開いた。
273山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 05:57:37 ID:3j5I7ESe

 怒っているわけではないのだ。
 真剣な表情で考え込む青年を目の前に次第に心の平静さを取り戻して、彼女は自らが告げた言葉を
 反芻するかの様に心の中で呟いていた。
「怒っているんじゃないのなら、何で、部下と上司だなんて言い出すんですか。教えて下さい」
 何故だろうな。
 ずっと覗く事のなかった、もう一つの自分の心の奥底で燻る気持ちに向けてセレンは自問する。
「俺は、セレンさんと他人同然になるなんて嫌です。だから、理由を教えて下さい」
 青年の口調に熱が篭ってくる。
 
 その熱にあてられ、火がつくのがわかる。
 青年の手から離れた雑誌が、とさりと乾いた音を立てて床の上へと着地する。
 肩に掛けられたその両腕を馴れ馴れしいとは、セレンは思わない。
 嫌悪感は、ない。
「―――だったら」
 あるのは、幼い子供の様に全てを欲しいと願う衝動だけ。


「だったら、私以外の女に興味を向けたりするな!」
274山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:02:50 ID:3j5I7ESe
「は―――?」
「は、じゃないだろう。この、朴念仁が」
 間の抜けた声を上げた青年のシャツの襟首を掴み上げて、彼女が前に詰め寄る。
「い、いや、セレンさん。ちょっと話が見えな―――」
「まだ言うか。なら望みどおりに教えてやろう。私を他人ではなく、恋人として見ているのなら
 こんな低俗な雑誌に掲載されている、胸が大きくて頭の薄そうな胸ばかりデカイ牝犬に向けて
 この節操の無い代物をおっ勃てているんじゃないと言っているんだ。わかったか!」
「ちょ、待っ、握らないで! 潰さないでセレンさん!」
 特定の形容詞を繰り返しながら、青年の重要器官に手を伸ばしたセレンが一気に捲し立てる。

「大体、朝から日が暮れるまでレディをほっぽり出して仕事の虫とは何だ。何時から私はお前の
 付属品になったというのだ?」
「いや、だって、何時もやれるところまでは一人でやってみろって口癖の様に」
 必死の抵抗で彼女の細腕を抑え付け、青年が抗議の声を上げる。
「少しは初心者らしい所でも見せて上役の顔の一つも立てろ。馬鹿野郎が」
「セ、セレンさん実は寂しかっ―――ノゥ! ストップ、ストップです! 捻らないでぇぇっ!」
「女の恥らいという物も理解させねばならんか。全くそういった事ばかりに手が掛かる」
 ぎりり、と更に腕に力を込め、出来の悪い生徒を叱り付ける様な口調でセレンが呟いた。

 ―――このままじゃ、嬲り殺しだ。
 過去経験した事のない恐怖と激痛に身を悶えさせながら、青年は何とかこの窮地を脱するべく
 一つの賭けに出る事を決意していた。
「じゃ、じゃあ、セレンさんに質問があったので、教えて下さいっ」
「ほぅ。聞くだけは聞いてやろう。精々、辞世の言葉にならない様に注意はしろよ」
 苦し紛れの感が拭いきれない青年のその言葉に、優しげな声音でセレンが返す。
 当然その目が笑っていないのを確認し、青年は喉を大きく鳴らしながら慎重に言葉を選び始めた。
275名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 06:03:14 ID:3j5I7ESe


「何故、私がこんな事をせねばならんのだ・・・・・・」
 黒のノースリーブの裾に手を掛けたセレンが、無数の皴が刻まれたシーツの上でぼやく。
 そんな彼女の様子を横目で窺いながら、青年も彼女に倣って同じベッドの上に腰掛ける。
 まさか、本当に聞いてもらえるとは。
 内心の動揺を悟られぬ様に表面上では真剣な表情を保ったまま、青年はつい先程彼女に投げ掛けた
 質問とそれに対して出された返答を思い返していた。

「パイ―――なんだ?もう一度言ってみろ」
「や、名称はどうでもいいです。重要なのは中身ですから」
 釈然としない。
 そんな表情で自分を見返してくる彼女に向け、青年は床から拾い上げた雑誌を開いて見せていた。
「む・・・・・・」
「おっと、セレンさん。タンマです。まずは冷静になってこのページを見て下さい」
 明らかに不機嫌さを増したセレンに静止の声を掛けて、青年が説明を開始する。

「ここに写っている女の人、何をしている様に見えますか?」
 青年の右の人差し指が示したのは、肌と言う肌を露出させた女性が無駄に逞しく鍛え上げられた
 肉体を持つ男性の股間に在るモザイク部分を、その豊満なバストで包み込んでいる光景だった。
「な、ナニをしているか、だと」
「まあ、ナニしてますね。見ればわかると思いますが」
 チラ、チラと雑誌の男性と自分を見比べるセレンを無視して青年が言葉を続ける。
「これをですね。実際にやってもらったら、一体、どんな感じなのかなー・・・・・という質問なんです」
 その質問に一瞬きょとんとした表情で青年を見返し、はっと我に返ったセレンが首を振る。

「そ、そそそ―――そんな、そんな恥ずかしい事ができるか!」
「・・・・・・そうですか。残念です」
 狼狽しながらいつもより声のトーンを高くして拒否反応を示すセレンに対し、青年は至極あっさりと
 諦めの声を上げて見せた。
「え、あ―――いいのか?」
「先生ができないと言うのなら、仕方がありません。この行為は通常の性行為よりも格段に難易度の
 高い、高等技術ですし・・・・・・経験の浅い先生には、無理もありませんね」

 ―――なんだと。
 気に入らない。視線は合わさずに、自分に向けられた青年の落胆の様子が気に入らない。
 気に入らない。胸ばかりが極端に発育した小娘にできて、自分にできないというのが気に入らない。
「・・・・・・? セレンさん?」
 俯き加減になって肩を小さく振るわせ始めた彼女の様子に気付き、青年が声を掛けた直後。
 

 セレンの右の親指が、その背後に設置されたシングルベッドを指し示していた。
276山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:04:29 ID:3j5I7ESe
 
 ダウンライトに照らされた部屋の中で響く、生地と合成繊維の擦れる僅かな音が青年の耳を打つ。
 ぎこちない手付きでジーンズのジッパーを引き下げ、細く引き締まった両脚を抜き去るとセレンは
 微かな溜息を吐いて全身の硬直を解いた。
「・・・・・・お前も脱げ!」
 既に上着を脱ぎ終えて下着姿になっていたセレンが、惚け顔でその光景を見つめ続けていた青年に
 向けて呆れ気味に催促の声を上げる。
「セレンさん・・・・・・」
「言うな。いいから、お前が脱がんと話が進まんだろうが」
 ごもっとも。そうは思いつつも青年はセレンの白い肌を僅かに覆う衣類に目を奪われていた。

「シリエジオカラー・・・・・・」
 無地のシャツを脱ぎ捨て中腰になってズボンを引き摺り下ろしながら、思わず青年が口を動かす。
「婉曲な表現でも同じだ。ストレイドも同じカラーリングにされたいか?」
 珍しくむくれた様な表情で脅しを掛けてくるセレンに、青年が首を横にブンブンと振って答えた。
「いや、でも―――うん。可愛いですよ、セレンさん」
「そうか。だが、お前のここは可愛くないぞ」
 素直に感想を述べる青年のその下半身に視線を注いだセレンが、存在を主張し始めた男性の象徴を
 左の人差し指でツンと軽く弾く
「元気なものだな。全く」 
「そりゃあ、期待しちゃってますから」
 御期待に沿えるといいがな。
 声には出さぬ様に口中で呟き、セレンがソフトワイヤーのブラのホックを外していく。 
「じろじろと見るな。後、もう少し照明は絞れ」
 肩紐外し終え、両腕を胸の前で交差させてブラと二つの重みを支える様な姿勢を取ったセレンが
 トランクス一丁になって自分を見つめ続けていた青年へと、いつもの如く指示を与える。
「えー・・・・・・偶には明るい所でセレンさんの身体、眺めて見たいんですけど」
「物好きだな、お前も。・・・・・・兎に角、今回は暗くしてくれ」
 ブツブツと抗議の声を上げながらも青年がベッドの脇に据付けられた小型のテーブルの上にあった
 リモコンを手に取って光源を調整すると、セレンは息一つ吐いて両腕の緊張を解いた。

「準備ができたぞ。そちらも開始しろ」
 心なしかその視線を宙に彷徨わせて、セレンが青年を急かす。
「了解。おりゃっ」
「―――っ!?」
 青年のトランクスがズバッという音を立てて勢い良く引き下げられ、その直ぐ傍らにいたセレンの
 鼻先僅か5cm程の位置に男のシンボルが躍り出る。
「お、驚かせるな。・・・・・・それにしても本当に元気なモノだな。昨日のミッションで少しは身体の方も
 疲れてはいないのか」
 一瞬、身を仰け反らせて息を呑んだセレンが今度は青年の方をまじまじと見つめて感想を洩らす。
「そういえば、目の前で見られるのは初めてですね。普段は出したらすぐに埋めちゃいますし」
「―――と、兎に角だ。始めるぞ。ええ、と・・・・・・」
 青年の何気ない言葉を聞いて、思わず頭の中に浮かんできた「普段の光景」を振り払ったセレンが
 身を乗り出して、そこでピタリと硬直する。
 
 先ず、非我の戦力差を計算する事。それは戦場に於ける情報収集行動で第一に優先する事であった。
 ―――正面から行くのは、得策ではないな。
 暫くの間そそり立つ怒張と己の胸元とを見比べていた彼女は、そう判断すると青年に視線を移した。
「もう少しだけ、小さくして貰えないだろうか」
「またそんな無茶を・・・・・・」
 唐突に無理難題を吹き掛けられて困り顔を浮かべる青年に、セレンはチッと舌打ち一つして両手を
 自らの乳房へと添えて再び怒張と向き合った。
「仕方が無いか。―――いくぞ」
 数秒置いて、ようやく覚悟を決めたのか。セレンが腰掛けた位置から身体を前にずらして移動する。
 そのまま青年との距離を詰めると、顔をやや横に背けながらおずおずとした動きで以て自らの乳房を
 天を仰ぐ怒張に差し出す様に近づけていった。
277山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:05:07 ID:3j5I7ESe

 ヤバイ。これはくるものがある。
 慣れない様子の彼女のその動きを見下ろしながら、青年はごくりと生唾を飲み込んでいた。
「ん・・・・・・」
 小さく声を洩らして、セレンが白く柔らかな乳房で青年の怒張の先端に触れる。
「っう、わ・・・・・・」
 ひやりとした感触が一瞬で広がり、それが視覚的な興奮と相まって青年は小さく声を上げていた。
「こ、こんな感じでいいのか?」
 恐る恐る、と言った口調でセレンが尋ねてくる。
「あ・・・・・・は、はい。できたらもう少し、こう、包み込んでくれる様にして―――っ」
「こうだな。何だ、意外に簡単なものだな」
 青年の反応に気を良くしたのか、自らの乳房を掌で左右から揉み上げる様にして剛性を増した怒張を
 責め上げながらセレンが独りごちた。

「すごっ・・・・・・う、く・・・・・・」
「どうだ? 感想を聞かせてみろ」
 堪える様な表情をして息を荒げる青年に対し、セレンが早くも余裕の笑みすら浮かべて問いかける。
「え、と・・・・・・なんていうか、刺激そのものよりも、この状況がエロいです」
「む・・・・・・気持ち良くはないのか?」
 微妙に手と指の動きに変化を付けながらも、青年の答えにセレンが不服そうな声を上げる。
「うー・・・・・・気持ちは、いいですよ。でも何だかこうい―――うぁ!?」
 弁明じみたその言葉を突如下半身を襲った強烈な快感に遮られ、青年は激しく身を震わせた。
「す、すまない。刺激が、強すぎたか?」
 急変した青年の様子に驚き、セレンが顔を見上げる。
 その口元には、室内を薄暗く照らすダウンライトの光を鈍く反射する一筋の軌跡。
278山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:05:44 ID:3j5I7ESe

 ―――咥えたんだ。セレンさんが、俺のを。
 その行為の正体に辿り着いた青年の息と鼓動が、自然と乱れていく。
 くらりと眩暈がする様な陶酔感。頭の芯が沸騰するかの如き高揚感。
 その二つと今しがた感じた快感とが混ざり合い、青年の意識を支配する。
 支配する。幼い子供の様に、欲しいと思うモノをそうする為に。

「すまん、調子に乗っていた。酷い事をしてしまったな・・・・・・」
 沈黙を続ける青年に、しゅんとした様子で謝罪の言葉を述べたセレンがその身を離そうとする。
 ―――ヒドイコトをした?
 それを阻む様に青年の両手が疾り、垂れ下がろうとする彼女の左腕と右肩を押し留めていた。
「なっ・・・・・・」
 予想外の力強さで身体の自由を奪われ、セレンが反射的に顔を見上げる。

「安心して下さい。酷い事なんて、セレンさんはしていませんよ」
 滾るのがわかる。心と身体の両方が。
 整った顔立ちに、怯えの色を入り混じらせて見上げてくるセレンに青年が宣言する。
「ヒドイコトをするのは―――僕の方です」
 
279山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:06:15 ID:3j5I7ESe

 まずい。不味い。マズイ―――。
 セレンの頭の中に人生最大級の警鐘が鳴り響く。
 窮地を窮地足らしめるのは、それを回避する事自体が困難であるからだ。
「先に感想を言っておきますね。―――最高ですよ、セレンさんは」
 避けられない―――否、避けてもコイツは絶対に諦めてくれない。
 一度獲物を定めた肉食獣のそれに類する瞳の輝きを青年に見止めて、セレンは微動だにする事すら
 できずに息を震わせ続けていた。

「そうか。ならばもう、満足しただろう」
 恐怖に屈するよりも速く、セレンが口を開く。
 攻守の選択ではなく、退避する事を彼女は即座に選んでいた。
「ええ。しました。だから次は、僕がセレンさんを満足させる番です。月並みですけどね」
「・・・・・・遠慮しておこう。身体が保ちそうにないのでな」
 嬉々とした口調で語る青年の申し出を断ってセレンが腕に力を入れるが、びくともしない。
「そう言わずに。セレンさんがお望みの通りに、セレンさん以外の女性に興味を向けたりしないのを
 是非証明して見せたいんですよ」
 優しげな口調で語りかけてくる青年の瞳に宿る暗い情欲の炎に己の肌を照らされ、ぞくりと彼女が
 背筋を震わせたのは恐怖故か。
280山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:06:46 ID:3j5I7ESe

 息を吐けば、それを咎める様に青年の指が白く透ける肌と乳房の上で踊り、彼女の思考を狂わせる。
 肩を戦慄かせれば、すぐさま唇を奪いあやす様に黒髪を撫でつけて、その心を満たしてくる。
 
 舌を這わせれば、苦鳴の声の中から押し殺した吐息が微かに洩れ、青年の欲望を満たしていく。
 腰を引き寄せれば、身をくねらせてそこから逃れようとする肢体に、その渇きが増してゆく。

 青年の掌の間から零れ落ちる様にその姿を覗かせた乳房が、ダウンライトの光を妖しく照らし返す。
「もうこんなに、汗掻いちゃいましたね。ここなんて・・・・・・ほら、特に酷いです」
 正面からセレンを寝台の上に組み伏せた青年の指が彼女のうなじから脇の下へと奔り、そのまま
 下腹部に到達して跳ね回り始めた。
「や、め・・・・・・あ、く―――っ」
「そんなに締め付けないで下さいよ。僕の指までずぶ濡れになっちゃうじゃないですか」
 指先でその抵抗とぬめりを愉しみながら、青年が苦笑混じりにセレンを非難する。

「おま、え・・・・・・あ、とでおぼえ、て―――ぁあ!」
「後で、何ですか? そんなに言葉を途切れさせていたら、オペレーターなんて務まりませんよ」
「こ、の・・・・・・あっ、はぁっ・・・・・・や、めっ・・・・・・ろ」
 未だその気丈さを失わせていない彼女の燃える様な瞳に睨まれても、まるで臆した様子も見せずに
 青年が指の動きの激しさを増していく。
 じゅぷ、じゅっ、ちゅくっ・・・・・・。
 その責めに彼女の秘裂を濡らしていたぬめりが湿り気の域を通り越し、卑猥な水音を立て始める。
「凄い音ですね、セレンさんのここ。案外、喋り声よりこっちの方が大きく出せるんじゃないですか?」
「―――なっ、なにを・・・・・・っあ、ひっ・・・・・・やぁ・・・・・・」
 声を殺し、身を強張らせて必死に耐える彼女の耳元に顔を近づけて、くすくすと笑い声を上げながら
 青年がそう囁きかけると、セレンは頬を一瞬で紅潮させて再び戦慄くように身体を震わせ始めた。
281山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:07:37 ID:3j5I7ESe
 甘く痺れる様な感覚が、徐々にセレンの全身を支配し始める。
「ひっ、あ、ぁ・・・・・・いやぁ、いやあぁ!」
 青年の若くしなやかな力を蓄えた指先がもたらすそれが、激しく水音を立てる秘裂から囁き声を吹き
 かけられた耳元へと向けて細波の様に広がっていき、全てを狂わせる。

 怖い。これまでの彼と違う、目の前の男が怖い。
 恐い。今までの自分の殻を優しく溶かしていく、甘いさざめきが恐い。

 肩が抱き寄せられ、それにしがみつく。唇と唇は触れたか触れないか。
 互いの手が互いの首筋の消える事の無い傷跡へと伸び、それを覆い隠す。
 ―――僕がついています。
 流れ込んできた暖かな声に最後の畏れを奪われ、セレンの意識は弾け飛んでいた。
 


「全く・・・・・・何につけても強引すぎるぞ、お前は」
 いつの間にか逞しく成長した青年の胸板に埋めた顔を、拗ねた様に背けてセレンが溜息を吐いた。
「セレンさんは、頑な過ぎるんですよ―――いてっ!」
「生意気な口を叩くのはここか。それとも・・・・・・ここかっ!」
 満足気な表情で目を伏せて自分に肩に右腕を回してきた青年の口元をセレンが小突き、続けて元の
 パルス砲サイズに戻った局部へとターゲットを移す。
「わ、ちょっとセレンさんっ!今こっちPA展開してないんですけど!」
「好都合だ。今後迂闊に悪さができない様、動力源を潰してやろう」
 慌てふためく青年にニヤリと笑みを浮かべて見せて、セレンが執拗に竿の直下にあるタンクを狙う。
「こらっ、暴れるな。大人しく―――」
 もがく青年の腕を押しのけて目標へと顔を辿り着かせたセレンが、そこにあった光景に絶句していた。
「・・・・・・おい。これは一体、どういう事だ」
「いや、だって俺、射精した訳でもありませんし・・・・・・仕方ないじゃありませんか」
 それまで二人の間に流れるムードを読んでその身を潜めていた男性の象徴が、セレンに与えられた
 刺激に反応して再び大きく起立していたのだ。
「まあ、な・・・・・・」
 その言葉に納得し、呟いたセレンが何かを思案するかの様に俯く。
282山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:16:38 ID:3j5I7ESe

「・・・・・・たいのか」
「え?」
 彼女にしては珍しい、蚊の鳴く様な声を青年は聞き取る事ができていなかった。
「セレンさん、今なんか言いま―――」
「お前もちゃんと満足したいのか、と聞いているのだ!」
 がば、と勢い良く顔を上げたセレンが、青年に向けて大音声で問いかける。
「ええと・・・・・・取り敢えず。顔、真赤ですよ」
「うるさいっ。したいのか、したくないのかだけを答えろ」
 睨みを利かせ、しかし頬は見事な朱色に染めたセレンが青年を睨み付けた。
 ―――可愛いなぁ、セレンさんは。
 口に出すと余計に怒り狂うのが目に見えていたので、心の中だけでそう呟くだけに留めて青年は
 その問いに対して大きく頷き返していた。


「あ・・・・・・やぁ、あっ―――や、止めろ。もう十分だぞ」
 濡れた声が再び室内に響き渡り、そしてそれがすぐに制止の声へと変わる。
「ん、りょーかいです。・・・・・・なんかセレンさん、感じ易くなっていません?」
「ば、馬鹿な事ばかり言ってないで、少しは真面目にやれ」
 つい今しがたまで胸に舌先での愛撫を受けていた彼女が、青年のその指摘に狼狽の声を上げた。
「真面目に、ってのも何だか可笑しいですけど―――やっぱ、もうちょい続けさせて下さい」
「こ、こら。話が先に進ま―――あぁ、もう、おま、え・・・・・・という奴はっ・・・・・・・!」
 青年が一旦離したその舌先を目の前で揺れる柔らかな乳房の先端へと、再びちろちろと這わせ始め
 それに呼応するかの様にセレンの黒髪が乱れ、息が瞬く間に弾む。

「おっぱい、ふにょふにょになっちゃいましたね」
 言いながら、青年が空いていた左の掌で彼女のほんのりと朱に染まった乳房を優しく捏ね回す様に
 撫でつけ、もう片方から零れ落ちてきた唾液を丹念に塗り込んでいく。
「おまえが、す・・・・・・っ、きな・・・・・・ぁは、ぅ―――っ」
 二つ揃いの柔肉を責め上げられたセレンが、襲い来る温かな快感の波にその吐息を途切れ途切れに
 させながらも夢中で愛撫を続ける青年に、問い成りきらぬ言葉をぶつけた。
「―――俺が好きな胸は、セレンさんのおっぱいだけですよ。大きさなんて関係ありません」 
 かりっ。やや憮然とした響きを声に含ませ、返答を伝え終えた青年がその口先に僅かに力を込める。 
「っひぅ!」
 突如、それまでの柔らかな愛撫とは一転した強すぎる刺激を乳首へと与えられたセレンが、甲高く
 鳴き声一つ上げ上半身をびくりと反り返らせた。
283山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:17:20 ID:3j5I7ESe

「―――はぁっ、はぁ、はっ・・・・・・」
「少し、刺激が強すぎましたね。でもセレンさんが悪いんですよ。他の女性には興味が向かないって
 ついさっき教えてあげたばかりでしたよね」
 悪びれた様子も見せずに肩で息をするセレンにそう告げて、青年が穏やかに微笑む。
「はぁ、は・・・・・・ふ、うっ、あっ、あっ! ああっ! ひぅ!」
 落ち着きを取り戻しかけていたセレンが責め立てられ、いやいやする様に激しくかぶりを振る。
「下の方もびちょびちょじゃないですか。・・・・・・丁度いいや、こっちも使わせてもらいましょう」
 その反応にさも驚いたという風に声を上げた青年が、指先にぐっちょりと纏わり付いた粘り気のある
 液体を固く猛り狂った自らのペニスに塗りつけ、軽くゆっくりと上下にしごいて見せた。

「見てくださいよ。セレンさんと俺のが混ざり合って、ほら」
「・・・・・・ぁ」 
 青年がセレンの手を取り、右手の中で熱く脈打つ剛直に寄り添わせる様に重ねさせる。
 その光景を惚けた様な眼差しで見つめていたセレンが、暫しの間瞬巡する様に頭を垂れたかと思うと
 ゆっくりと汗に濡れた上体を起こして始めていた。
「満足させてくれるんでしょう? どうしたらいいか、わかりますよね」
 その動きに合わせてベッドの上で膝立ちの姿勢になった青年の怒張がセレンの眼前に突き出される。
 ―――こくり。
 生徒が師の教えに従う様に小さく頷いて、セレンはその唇を青年の熱く滾った怒張へと寄せていた。
284山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:18:04 ID:3j5I7ESe

 艶やかな黒髪を愛おしむ様に両の手で撫でつけ、青年はその瞬間を心待ちにする。
 ちゅ―――っ。
 小さく閉ざされたセレンの薄い唇が脈打つ亀頭の先端に触れ、微かに濡れた音を立てた。
「ん・・・・・・む」
「っ、くぅっ!」
 外気に晒されていた怒張の頭頂部にぬめりとした感触と跳ね返してくる様な柔らかな抵抗を感じた
 その直後、ずるりっと亀頭全体をセレンの咥内へと呑み込まれ、青年が思わず呻き声を上げる。

「くっ・・・・・・ふふ、やっぱりセレンさんはっ、う、くっ・・・・・・最高、ですね」
 ぎこちなく動く唇の挙動に合わせて揺れるセレンの黒髪を、青年が指で鋤く様にして弄ぶ。
「最高で、そして綺麗ですよ。・・・・・・はっ、ふ・・・・・・っく!」
「ん、ぅ―――んむ、んっ・・・・・・ン、あ・・・・・・」
 ゆっくりと蠢き、吸い上げられるその快感に、下半身ごと呑み込まれそうになる様な錯覚すら覚え
 青年が腰を引いてその怒張をセレンの咥内から逃がすと、彼女が空虚さに喘いで小さく声を上げる。
「―――く、ぅ・・・・・・駄目だなぁ、セレンさん。そんなに美味しそうに頬張っていたら、一体どっちが
 気持ちいいのかわからないじゃないですか」
 精一杯の余裕を見せようと憎まれ口を叩く青年を見上げていたセレンの口元から、つぅっと一筋の
 きらめきが疾り、それが彼女の胸元へと流れ落ちていく。
 その淫猥とも神秘的とも思える光景が、青年の中で燃え盛る情欲の炎を更に煽っていった。
「さて、と。折角準備してくれたんですから、そっち方でも愉しませて下さいね。セレンさん」
「・・・・・・ん」
 青年の要望の声に、セレンがぼうっとした眼差しのままで頷き返す。
 そしてぬらぬらと淫靡な光を照り返す自らの濡れた乳房を、まさぐる様な手付きで以て怒張の前に
 差し出し、彼女は自ら知らぬ内に艶然とした微笑を浮かべていた。
285山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:19:04 ID:3j5I7ESe
 
 ぬぷっ、ちゅ、ちゅぱっ、くちゅ―――。
 指。唇。乳房。
 その全てを淫猥な埋没音を奏でる楽器として、セレンが弾き続けていく。
「っ、だいぶ・・・・・・コツが掴めて、きた・・・・・・っみたい、ですね・・・・・・」
 こっちも大分、余裕が出てきた。
 何かに得体の知れないものに魅入られたかの様に、一心不乱になって行為を繰り返すセレンの責めを
 受け続けていた青年が、声には出さずにそう呟いて息一つ吐く。

 今度は彼女にも―――いや、彼女と一緒に快楽を貪りたい。
 余裕が出てくると、そう考えて青年は息を弾ませながら思考を巡らせた。
「ぅん・・・・・・んぅ、んむ・・・・・・っ」
 その間にも青年の亀頭から溢れた透明な液体を、セレンがその舌先ですくう様にして舐めとりながら
 両の掌で押し上げたやわらかな乳房で残る竿の部分を包んできていた。 
「っ、ぅく・・・・・・ダブルトリガー顔負けってところで―――そうだ、それがあったか」
 痺れる様な快感を陰茎全体で享受しながら、青年が一つの妙案を思いついて声を上げた。
「セレンさん、ちょっと失礼します」
「っ、ん・・・・・・? あっ―――」 
 ぎゅっと下側から乳房を押し上げてその行為に没頭していたセレンの細く滑らかな指先を青年が手に
 掴んで強引に中断させ、新たな形を作り上げていく。
「指でですね。こう、挟んで・・・・・・良し。できましたね」 
 彼女の胸の中央で桃色に染まりぷっくりと大きく腫れ上がった二対の突起を、淫靡な雫で白く濡れた
 人差し指と中指の間の付け根の部分にすっぽりと挟ませると、青年は満足気に頷いていた。

「そのまま自分で気持ちよくなる様にしながら、俺のも責めてみて下さい」
「―――ん・・・・・・わかっ、た・・・・・・っ、んっ、は、ぁ・・・・・・」
 青年のその指示に答え終えぬ内に、セレンは自らの乳首をひっぱる様にして乳房を蠢動させ始める。
「んぅっ、ぁ・・・・・・ふ、ぅ、は―――あ、ぁあっ」
「自分で弄るのも、中々に巧いもんですね。流石にポイント探しにかけてはセンス抜群ってとこですか」
 自らの手によって生み出される甘美な感覚に酔い痴れ、瞬く間に息を荒げさせるセレンの頭をまるで
 いい子いい子する様にして優しく、ゆっくりと撫で付けながら青年が褒めちぎっていく。
「でもね―――こっちの方が疎かになっちゃっていますよっ!」
「・・・・・・え―――んぅっ!?」
 その台詞を言い終えると同時に、半ば自慰行為に耽る形になっていたセレンの唇へと放置されていた
 青年のペニスがぐぼっと大きな音を立てて、勢い良く突き入れられる。
「っぷぁ! はぁっ、はっ、あ―――」
「難しいとは思いますけど、同時にこなして下さいね。それまでは何度でもおしおきしちゃいます」
 唇を解放され、喘ぐ様に空気を求めるセレンへと向けて青年が愉しげに微笑みながら忠告を行う。
「セレンさんの良く通る声、俺大好きなんです。だから、頑張って下さいね」
 彼女の頭部を抑え付けるその手にぐっ、と力を込めてみせて青年がおねだりを開始する。

 口内を犯されその都度上がり続ける彼女の苦鳴には、何時しか悦楽の響きが混ざり始めていた。
286山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:20:14 ID:3j5I7ESe

「・・・・・あ、ぅぁ―――っく」
 二人の汗と体液を吸い込み、ぐしゃぐしゃになったシーツの上にセレンが闇色の黒髪を広げながら
 背中から崩れ落ちる様に倒れこむ。
「すみません。体力の限界まで苛めちゃいましたか」
 部屋の天井を見上げる形で、しかしその顔を右腕で隠したまま息も絶え絶えにその身を戦慄かせる
 彼女に、青年がゆっくりと覆いかぶさっていった。
「・・・・・・てくれ」
 できる限り自分の重みを掛けぬ様に、彼女と身体を重ねていく青年の耳にか細い声が届いてくる。
「もう一度。聞こえるようにお願いします、セレンさん」

「―――お願い・・・・・・だ、・・・・・・頼むから、もう、いかせて・・・・・・くれ」
 それは、懇願の声だった。
「了解ですよ、セレンさん。正直言って俺の方も、もう限界でしたから」
 表情を隠したまま、肩を震わせるセレンの濡れた下腹部へと青年が左の人差し指を這わせ、答える。
「今から、お望み通りにセレンさんのここを使わせて貰います。覚悟して下さいね」
 その言葉と青年の指先に込められた圧力に、セレンの顔を覆っていた腕が静かにおちていく。
 青年が、それ以上の返答を待たずに彼女の腰のくびれに手をかけて引き寄せる。

「いきます」
 一声。今にも暴発しそうな程に反り返った自らの分身を薄い、襞を覗かせる彼女の芯へと宛がうと
 青年は一気にそれを衝き入れ、根元まで埋めさせていく。
「――――――っ! ぁあ! ひ、あっ、いぅ! ぁぁあああっ!」
「っくっ!」
 歯を食いしばり、かき鳴らされる嬌声にも耐え、青年がセレンの最奥へと休む事無く腰を打ち付け
 その顔を眼前で乱れ跳ねる乳房の元へと運んでいく。

 じゅっ! じゅぱ! ぐぽっ! ぐちゅ!

「んっ! ぐっ! くぁっ! ―――セレンさんっ、セレン、さん!」
「あっ、ひぅ!あ、やぁ・・・・・・やぁっ!あ、あ、あ―――っ!」
 滾る欲望を何憚る事無く、愛しい人の膣内へと叩き付けて青年が叫び続ける。
 愛する人の顕れを無我夢中で受け入れ、想いを溢れさせてセレンが鳴き声を上げ続ける。

「ぁあ! ひっ! やぁ・・・・・・ひ、ぃっ!」
 流れ落ちる汗と情欲の飛沫に二人がまみれる程に、その交わりは激しさを増す。
 男と女。牡と牝。人と獣。
 意味を成さぬ言葉と、解さずとも伝わる一揃いの鼓動。
 止る為には走り続け、到達する他無い太古からの摂理。

 ぱんっ! ぱちゅ! ぐちぃ! ずちゅ! じゅちっ!

 激しさの余り、セレンの指が握り締めていたシーツから引き剥がされて、宙を彷徨う。
 ―――がっ。
 視線を虚ろにしてその指先を眺めていた彼女の上半身ごと抱きしめ、青年が最後の力を振り絞る。
「うくっ―――ぐっ! はっ! セ、レンッ、さんっ!・・・・・・セレンッ!セレン!」
「ぁ―――ひぅ!ひ、ぁ、あぁ・・・・・・っ―――ああああああああぁぁっ!」
 どくんっ! どくっ、どくん! どく、どぷぅ・・・・・・。

 伸ばされた腕にしっかりと抱えられた肢体を弓なりに反らせてセレンが到達した直後。
 青年はその熱く煮え滾ったもの全てを彼女の膣内へと注ぎ込んでいた。
287山猫師弟の「一日目」:2008/05/26(月) 06:21:06 ID:3j5I7ESe

 
「・・・・・・覚えているか?あの時、私がお前に言った事を―――」
 膝を抱える様にして背を丸め、吐息が微かに漏らされる。
 その横に並んで微笑み、頷く。
「お前に―――後で、おぼえておけ。そう言った事を」
 セレンが、背を丸めたままで全身を恐怖に震わせ続ける青年に穏やかに呼びかけた。

 怖いもの見たさ。
 そうとしか言えない理由で、ちらりと彼女の顔色を窺った青年は即座にその行動を後悔した。

 それまで見せた笑みの中でも極上の笑みを浮かべ、セレンは顎から下を親指で掻っ切って見せた。 




「マザーウィル?あんな骨董品、本物の恐怖の前にはまるで子供騙しでしたよ。HAHAHA」
 後にその勇名を馳せた伝説的リンクスは、当時の思い出をまるで魚が死んだ様な目で語ったという。
 
 

                                       
   < 完 >
288名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 06:23:36 ID:3j5I7ESe
投下の完了を確認。

システム、惰眠モードに移行する。
289名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 06:53:48 ID:kO7d3YZ4
GJ!!
残り四日に期待させてもらうぜ
290名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 08:02:30 ID:dEW1Yl9W
投下乙樽。
セレンが可愛らしいなあ

>時間にして6時間半。分にして390分。
うさんくささを感じてしまったw
291名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 08:11:46 ID:BvSDFWK5
GJ!
これが後4回分あるなんて、最後にセレンがどうなるのか楽しみだ。
292名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 10:03:12 ID:GiaF56lj
良い
293名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 10:32:00 ID:/prwgdXg
セレン姐さんかわえぇなぁ(;´Д`)ハァハァ
294名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 11:36:39 ID:UlgUxQQx
GJ!

SとMが逆転するんですね、わかりまAMSから光が逆流する!
295名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 18:16:10 ID:FS5Ohb2n
姐さん成分分析
セレンの60%はツンでできています
セレンの20%はデレでできてます
セレンの20%は大人の事情でできています
296名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 18:36:45 ID:FS5Ohb2n

     ,―-y-―-' ,,|      ハ,_,ハ   /^i,,、,、/^i  
     ヽ.       ヽ     ,;゙・ω・;,ヽ'       ツ,
     ,'   ・ ω ・ i  ∧∧,;:~~, ミ ・ ω ・   彡
      |====つ[==] つ (・ω・ヽ ハ,_,ハ         ミ;;,,,
    ミ|   ,-、     |  し u |,:'  ・ωっと      ミ ゞ
   ミ,,;ヽ、__ノ__、⌒)と,,_とノミ;:,っu_,,っ,、_、、,,,_,、,,;;,sk  ミ

山猫師弟の「X日目」:たくさんこどもがうまれました
297名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 19:00:56 ID:Bzgk9HJk
うあああ!うまれすぎだよww
298名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 20:07:38 ID:V5/2B7fL
>>296
なぜかアイレム社員を思い出した
299名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:44:47 ID:55sxJuW0
ドラゴンスレイヤーで母ちゃん倒してきた……。マトモに戦うと母ちゃんつええよ。

VOBパートで「主砲なんてどうせ当たらんから直進したれ」とやってたら母ちゃん地味に当ててきて
「義母さん義母さん、当たってます!」
「ウフフ……あててんのよ」
とか思わず連想してみたり。

経験豊かなお義母さんはその後着衣(砲台)を一つ一つ剥がしていって自慢のドラゴン殺しで昇天させてあげました。
300名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:47:28 ID:3VogULaq
前スレ308です

読んでくれた人達ありがとう
残り4日は軽い短編だったり、非エロ入ると思いますので
その時はどうか生暖かい目で見てやって下さると嬉しいです

>>299
抜いた
301名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:53:27 ID:r4REIgpN
>>300
GJ!です。
セレン姐さんが可愛くて、読みながらニマニマさせて頂きましたw
ゆっくりで構いませんので、頑張って残り4日間を書いて下さい。
302名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 11:59:30 ID:r6gqDJWn
ちょっと虐殺ルート行きになりそうだなと思っているのは俺だけなのだろーか
303名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 12:21:49 ID:uEzblAbQ
主人公が企業ルートでメイやウィンDともいい関係になるのを見て世界中の女を虐殺するセレンさんですねわかります
304名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 12:26:00 ID:QWdhC5kw
ババァ(;´Д`)ハァハァ
305名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 13:11:57 ID:I24i4wFV
パパァ(;´Д`)バァバァ
306名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 13:39:55 ID:c0T9J75E
ハハァ(;´Д`)バァバァ
307名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 13:56:53 ID:QyIujBto
>>299
俺の早漏居合いブレードが〜まで読んだ
308名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 14:20:31 ID:hBkJsSxE
中々の汚染具合だ
309名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 22:41:24 ID:uEzblAbQ
つまりリザイアは早漏
310名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:22:52 ID:f6Y61Lcf
セレンとエイ、どちらかに
「おい、ババァ。」
と話しかけるとしたらどっち?
311名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:24:24 ID:29V6+qet
>>310
まだエイのほうがきのこれそうなのでエイで
312名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:29:32 ID:sI7zdZTw
エイは辛く当たられたら泣きそう
313名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:29:52 ID:ABX2YSEB
どっちも生き残れないだろjk
314名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:45:56 ID:26i2SiKE
セレンに行った場合肉塊にされる

エイに行った場合無言で涙流されて罪悪感で死ねる

うん、どっちだろうな……
315名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 01:55:36 ID:251d4NBa
ババァと呼んだ後のセレンさんの表情に興味がある

スマンが、先に逝かせてもらおうか
316名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 02:38:20 ID:SJpmYOLD
必要以上に美容に気を遣うセレンさんが浮かんだ

すまんな皆。>>315の後を追わせてもらおう
317名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 12:54:46 ID:3RGhZJPU
だが考えすぎではないか。同じオペ子のラナニールセンは100歳や200歳ではすまないだろう。
318名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 12:56:47 ID:Z5Afeyme
あれ人間じゃないし
319名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 16:17:34 ID:CCBtgdLy
あああああああああああああああああああああああああっ!

オペ子にミンチより酷くされたいよぉぉぉぉぉぉぉっ!
320名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 18:17:51 ID:IEo4lD7Z
>>318
…気をツケロ…
赤いACが…お前の方に…(ザザー)
321名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 20:00:57 ID:HvSd6SJh
なんだローディ先生か…
322名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 20:06:21 ID:h+rH4kKv
>>321
素敵な風穴よ、貴方
323名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 21:19:00 ID:Q2w+HW5J
分かったぜ、実は「技術者」は変声機使ってた女の子でラナはそれを知っていたから嫉妬したんだな

そしてVSセラフとの勝敗で
勝利:技術者 「計画通り彼は私の物(ニヤリ)」
敗北:ラナ 「まだ経験が足りなかったな」…お持ち帰って教育

え、ラナに出来る体は無い?…はっはっは「セリオ」や「マルチ」や「美春」とだって出来たじゃないか
H作れるのに「ロボ娘ボディ」作れない訳無いだろうが

セレは…実は主人公の部屋にあるカメラハックして四六時中「注目」してたとか…もちろん「一人」の時も
324名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 12:04:49 ID:/NP7XzZr
>>256
乙かっこいいよ乙
黒い獣も格好良かった

>>263
遅くなったが教えてくれてありがとう
325名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 12:34:15 ID:fXsnXJRq
セレンさんと風呂に入りたい
326名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 13:57:01 ID:7kZI07Gw
>>325
風呂いいな
そのネタ頂きだ
327名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 14:59:15 ID:s14E6oif
セレンさんが体洗ってるときはfA主が湯船に浸かってるよ
もはや色気もへったくれもない
328名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 15:38:51 ID:2kHJxvyB
>>325
俺的には「『首輪付獣』型スポンジで身体を洗うセレンさん」か、「覗きがばれ
て三助の様(なのにエロい事をさせて貰えず)に酷使されるfa主」の姿が...
329名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 18:37:24 ID:DVToJKnx
俺は浴槽の中でいぬかきで泳ぐfa主を幻視しちまった

そこに姐さんが話は聞かせてもらったの如くざぶーんとね
330名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 18:51:12 ID:4IretlR3
※入浴直前

霞「(浴槽を覗く)……よし、オッツダルヴァはいないな」
331名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 20:07:16 ID:1oTpmWXw
>>330
浴槽からフェルミといっしょに浮き上がってくる
サー・マウロスク「貴様には女湯がお似合いだ」
332名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 20:23:55 ID:jdN7xfT4
残念だが(小型)ステイシスが既に水没済みだwwww
333名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 20:26:47 ID:X93M0cVs
>>331
(´乙`;)『マズイ…登場するタイミングを外してしまった!
      …慣れん伏兵などするものではない、か』
334名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 20:37:11 ID:umtqBOSG
風呂場でセレンにちんちん弄られる首輪付きウラヤマシス
335名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 20:50:40 ID:DVToJKnx
ちんちんにも首輪がついていてお預けですね。マゾイです。
336名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 21:00:04 ID:iCKG54QT
我慢の限界を超えて首輪を引きちぎるケダモノと化し、
セレンを押し倒してぐちゃぐちゃのどろどろに犯し抜く主人公。

だが、実はセレンはそれを計算に入れて主人公を責めていた隠れM。
主人公が浴室を出た後も精液と血と愛液が入り混じった液体が浮かぶ湯船に浸ってで惚ける。
337名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 21:17:48 ID:FY0wH0lG
ところでセレンが処女かどうか話し合おうか
338名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 21:40:21 ID:jdN7xfT4
>>337
ならば問うが、あのAC史上最凶のオペ子に手を出せる奴が居るかどうか考えてみろ。
答えはおのずと出てくるだろ?
つまり霞はあの年でもバージンなんだよwww
もっともカビがはえてる……
おっとこんな時間にインターホンが…後は適当に議論してくれ。
339名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 21:43:43 ID:iCKG54QT
国家解体戦争以後、fAの時代まで霞スミカは
コールドスリープ的なもので肉体的にはまだ20代という仮説を立ててみた。
340名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:32:49 ID:/Fmy3jvS
なぁ、お前ら
ウィンディーを看病するのと
看病されるのどっちがいい?
341名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:45:42 ID:fXsnXJRq
fA主はセレンさんに背中流してもらってるんだよ。もちろんおっぱいでな

>>340
お粥を口移ししてもらうに決まってるじょのいこ
342名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:52:01 ID:2kHJxvyB
>>340
マジレスすると、(長期入院経験ある身としては)看病はする方がいい。
(結構、病院の看護士って能率優先でドライだから)些細な行動でも
看護される側に感謝をされ易いってのがある。
...それに「主導権があるのは、実は看護する側にある」と言う真実が...

>>341
それも悪くは無いが、看護する側だと「背中をタオルで拭いてあげる」
や「(寝汗でびっしょりになった)着替を手伝う(相手が無意識の時に)」
等のオプションがある事を忘れずにww
343名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:54:00 ID:NauOZVXi
お粥の中から水没王子
344名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:58:49 ID:ulEVeJnI
王子潜みすぎだろ
345名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 23:58:52 ID:X93M0cVs
>>342
ありがとう、看病ネタはお約束の萌えだ。
乙樽xfa♀主で書いてみようかな〜♪
あ、看病ってどっちがすればいいと思います?
346名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:36:11 ID:xI4O597A
両方書く

ああでも弱って甘えてくる主っていいなあ
347名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:41:33 ID:sXe2BU22
・王道パターン
乙「べ、別に貴様を庇って負傷したわけではないからな!」
348名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 07:18:03 ID:9o3xwXgV
乙樽は近くの水から水へジャンプするといった能力があってだな…
349>>342:2008/05/30(金) 10:51:14 ID:jbSjHvG4
>>348
何処のド○え○んの秘密道具なんだ、乙樽は...

それはともかく、看病ネタの人、頑張って下さいw
(ウィンDも乙も主も全裸正座で期待していますw)
350名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 11:30:16 ID:Awd0T+oe
>>348
乙樽「クラッシュ!食らいつけェェェッ!喉にィィィッ!」

fa主「ボラボラボラボラry」

ですね、分かります
351名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 16:36:51 ID:FRmJMtJM
>>349
ウィンDと乙と主の三人が全裸正座で期待して待ってる姿を想像してしまった。その書き方だとそうにも見える

これはいいものを想像させてもらった…
352※注意書き※:2008/05/30(金) 21:50:56 ID:2v4+xsLe
(´師`)「機体がブレイク=感覚的には中の人の体がブレイク=ショック死 かと」
師匠、ウチのテルミドールさんは何回死んでますか!?とは訊けなかったです −−;

・主人公が♀です。
・AMSから光が逆流する捏造設定多々有り。
・風邪ネタ…?です。
・ラインアーク侵攻直前あたりの話。

以上です。苦手な方は読まないことをオススメします。
353名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 21:51:42 ID:2v4+xsLe
「母さん、調子悪いんだろ?」
触れようと、労ろうとした手を振り払われた。
憎悪がこもった眼で息子を見る女性。
「見下しているつもり!?」
息子に平手打ちを浴びせる。
血の繋がりはない。
好きな男と誰とも分からない雌が生み出した命。
憎むのには十分だった。
「邪魔なの!分かる?」
口の端しから血が出ている息子に聞こえるように言った。
「アンタが死ねばいいの。ほら、死になさいよ、死ね、死ね!」
それは呪いのように彼の心を縛り付けた。
 ――私は、生きる価値がないのか?
常にトップで有り続けたというのに、誰も彼を見なかった。
羨望されても、必要とはしてくれなかった。

「クソババァ…!」
疎遠になった母親からの連絡に悪態をつくオッツダルヴァ。
両手で髪をグシャグシャに掻き乱した。
白いシャツは開け、腕には爛れて消えない痕が有る。
血の繋がった父親も虐待に加担した。
優しくはないが、尊敬していた父親に裏切られたことがなによりも悲しかった。
「…私を愛していない、くせに」
自分を認めてくれたベルリオーズを思い出す。
彼の意志を継げば自分は価値のある命になれるだろう。
後世まで語り継がれる、なんて幸せな事か。
それで、よかった。
このまま、あの少女を忘れてしまえばいい。
殺してしまうことだって出来るはずだ。
354名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 21:52:35 ID:2v4+xsLe
「りんごくん…しけんに、ごうかく……おとも、だちのレイヴンくんと…」
首輪つきケモグルミを軽く抱きながら非常に簡単な文で書かれた本を読む少女。
口に出して読んでいるのだが、分からない所が少なからずあるらしく オッツダルヴァに教えてもらう。
会えるのは月に数回程度だが少女はとても楽しみにしていた。
「オッツ、ダルヴァ」
肌を刺すような空気を悟り少女は尋ねる。
「おこって…いる?」
「別に。貴様に会うのもこれで最後にしようかと思う」
泣き付いてくるだろうなとオッツダルヴァは心の隅で考えた。
そうしたら、突き放してやればいい。
嫌ってくれるはずだ。
この甘美な場所も無くなる。
また、オッツダルヴァは独りになれる。
「おわ、かれ…」
少女の顔をオッツダルヴァは今日、初めてまじまじと見た。
頬は朱に染まり、目は潤んでいる。
泣くのかと思ったが、なにか様子が違う。
「貴様…!」
少女の額に手をあてる。
驚くほど熱い。
「な、何故そこまでして」
 ――私に逢いたかった…のか?
その言葉は飲み込む。
「わた…し、あえ…ない」
「……?」
「いつ、も…あいたい」
力無く倒れる。
思わず抱き留めるオッツダルヴァ。
燃えるような体温が心を焦がす。
「私も、逢いたい」
好きなのだ。
だから、嫌ってほしかった。
355名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 21:52:58 ID:2v4+xsLe
熱でうなされる少女にきつく絞ったタオルを額にあてる。
薬やら飲ませればいいのだがこんな時に限ってセレンはいない。
 ――着替えさせたほうがいいのだろうか。
汗でぐしょりと濡れている服。
衛生的にも良くない。
激しく喘ぐ少女。
意識はほとんどないだろう。
オッツダルヴァは綺麗に整頓された部屋を漁り始める。
服、タオル、洗面器。
 ――看病するだけだ。
自分に言い聞かせる。
少女の服を脱がし、その白磁の肌をあらわにさせる。
小さい膨らみや申し訳程度に生えている茂みは見ないことにした。
洗面器に入ったぬるま湯のタオルを絞り、それで少女の躯を綺麗に拭いてやる。
看病とは言え、女性の下着に触るなんて滅多にない経験だ。
「…ん…?」
着替えたせいか少しだけ少女の表情が和らぐ。
彼女はオッツダルヴァのシャツの裾を握っていた。
「どうした?」
「い、かな…いで」
「フン、貴様を置いていけるか」
オッツダルヴァは熱でうなされる少女の唇を舐めた。
深く口付けをすれば負担になるので舐めるだけだ。
親だったらこんな事はしない。
 ――私は貴様を好いている。引き返せないほどに。
 ――せめて、私がオッツダルヴァであるときは……!
この幸福に浸ろう。
マクシミリアン・テルミドールは受け入れてくれないはずだ。
それでも、さようならはしたくない。
だから、また逢おうと別れを告げる。
甘い男だと罵られてもいい。
彼女が自分を必要としてくれたから。
慣れないことをしたせいか眠気が急激に襲って来た。
このまま彼女の傍で寝てしまおう。
春の穏やかな風のように心地よい。
356名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 21:53:34 ID:2v4+xsLe
「何の為の携帯だ!バカバカしい!!」
セレン・ヘイズは激怒した。
「私に連絡先を教えなかっただろ!貴様」
噛み付くように言う、オッツダルヴァ。
「おいし、い」
お気に入りの首輪つきケモグルミを隣に置き、ベッドで重湯を食べる少女。
オッツダルヴァが汚れた口を拭っている。
「フ、私がいないと駄目だな…」
「突っ込むだけしか能がない奴が何を言う」
セレン・ヘイズとオッツダルヴァの間に見えない吹雪が吹き荒れる。
「オッツダルヴァ」
綺麗に完食した少女が言う。
「また…あえ、る…?」
「またではなく、これからも逢える」
彼女が笑うから生きられるような気がした。
 ――貴様がいるから、私は翔べる。
 ――この薄汚い空の向こうでさえ。
357名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 21:58:54 ID:2v4+xsLe
投下完了しました。エロなしと書くのを忘れました…
今更ですが主人公が女の子にしか思えなくなったので、主リリウムが書けません orz
ダンx♀主とかCUBEx♀主とか書いてみたい気がします (=ω=*)〜♪
358340:2008/05/30(金) 22:15:50 ID:h7wS7lTT
ウィンディーを投下しようと思ったら
既に別物が・・・。

なんにせよGJ!
359342:2008/05/30(金) 22:50:56 ID:jbSjHvG4
>>353
イイ話ダ...(´;ω;`)ブワッ...
他の話の構想、頑張って下さい。

>>340
おお、出来ましたかw首を長くしてお待ちしておりますので、タイミングを
図ってうpして下さい。
360名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 23:21:50 ID:d2NYDjzj
>>352
ヨロモグーの作者さん?
今回もGJ!

>>358
楽しみにしてまっす!
361ヨロモグー:2008/05/30(金) 23:34:19 ID:2v4+xsLe
名前はこれで行こうかと思います。
とりあえず、父の日あたりはベルパパSSを投下できるかと…。
ベルパパすてきだよベルパパw

>>340
wktkして待ってます >w<
362名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 23:56:29 ID:xI4O597A
ベルリオーズ!ベルリオーズ!ベルリオーズ!

しかしSSの中でベルリが最後に唄った「すべては幻」ってなんか哀しいな
363名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:54:02 ID:JWRrCSul
>>358
頼む。皆の期待を無駄なものにしないでくれ
364340:2008/05/31(土) 06:24:14 ID:rlLgo4oP
何このプレッシャー

じょ、冗談じゃ……
365名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 20:50:23 ID:Wdc84fnS
ウィ・ン・ディー!ウィ・ン・ディー!
366340:2008/05/31(土) 21:01:30 ID:Jn40s8s/
「37.7度か……。風邪だな。」
「………済まない。迷惑を掛けてばかりだ…。」
「そういうのはナシだろ?まぁゆっくり休め。」
「……………済まない。」
「…はぁ………そこは、ありがとうだろ?」
ウィンディーの頬を引っ張りながら言い聞かせる。
意外とプニプニしていた。
うぅ、とか唸っているが気にしない。
「……すま…いや………ありがとう。」
「じゃ飯作ってるから、少し待ってろ。」
そう言ってキッチンに向かう。
(病人食と言えばお粥か……。)
そう思いながら少し罪悪感に囚われる。
実はウィンディーの風邪の原因に心当たりがあった。
彼女は、昨日の夜の「行為」の最中にかいた汗を拭かずに寝てしまっていた。
昨日まで依頼が殺到していて、二人ともろくに顔を合わせられなかったので
二人とも会えなかった分を取り戻すように、激しく交わりあっていた。
終わったころには二人とも疲れ果てていて直に眠りについてしまったのだ。
そんな事を考えているとお粥が出来上がった。
「さてと。後は薬と汗を拭くタオルか。」
桶にぬるま湯を張り縁にタオルを掛ける。
それらを持ってウィンディーの元へ向かった。

367340:2008/05/31(土) 21:02:39 ID:Jn40s8s/
「ほら、あーん。」
スプーンに摂ったお粥を冷ましてウィンディーに食べさせる。
「……一人でも食べられるのだが。」
そう言う顔は熱のせいなのか、はたまた別の原因があるのかとても赤い。
「はいはい病人は黙って言うことを聞く。あーん」
そんな文句を言いつつもしっかり食べている辺り、そこまで具合は悪くないようだった。
「じゃあ、薬飲んだら汗拭くぞ。」
「い、いや……それはさすがに…。」
「文句言うな。ほら服脱げ。」
そう言ってウィンディーを促すと観念したのか、服を脱ぎ始める。
ウィンディーの細いがしっかりとした体が露になる。
そのまま背中を拭いていくと案の定、体は汗でかなり濡れていた。
「いつも思うんだが。ウィンディーって綺麗な体してるよな。」
「……恥ずかしいことを言うな……ま、前は拭くからタオルを貸してくれ。」
そのまま乾いた寝巻きへと着替えさせる。
そしてベッドに入るとウィンディーが訊ねてくる。
「その、…なんだ。………寝付くまで、そばに居てくれないか?
風邪などしばらくぶりだからな。……少し寂しい。」
「……あぁ。お休み、ウィンディー。」
頬に軽くキスをすると、ウィンディーは目を閉じ眠りに付いた。
彼女はその性格故に、自分で全てを抱え込んでしまうところがある。
そんな彼女が、自分を頼ってくれてるというところがとても嬉しい。
GAの災厄と呼ばれたリンクスも女なんだな、と思うと
目の前の女性が堪らなく愛おしくなり、また頬にキスをする。
すると彼女はくすぐったそうに顔を歪めたあと、また安らかな表情に戻っていった。
368340:2008/05/31(土) 21:03:38 ID:Jn40s8s/
目が覚めるとまず隣の椅子で眠っている彼の寝顔が目に飛び込んできた。
寝付くまで、と言ったはずだったが、ずっと付き添っていてくれたらしい。
彼と初めてあった頃、彼は只の野良猫、唯一彼のオペレーター以外には
誰にも心を開かない孤独な存在だった。
そんな彼が自分の事を何よりも大切に思ってくれている。
世界を救ったと言われているリンクスも只の男なんだな、と思うと
目の前の彼が堪らなく愛おしくなり、その唇に軽くキスをする。
「………あなたには感謝している。嬉しかったよ。」
感謝の言葉を添えて。

翌日

「うぅ…………」
立場が逆転した風景がそこにあった。
「風邪、移してしまったか……。」
「……気にすんなよ、ウィンディー。お前が直ったんならいいさ。」
「……ありがとう。それでは今日は私が看病しよう。」
まずは彼の額に自分のそれをあて、大体の熱を測る。
「そこまで酷くは無いみたいだな…。食欲はあるか?」
「ウィンディー作ってくれるなら何でも食べるさ。」
彼の言葉に嬉しくなるのと同時に、顔に血液が集まるのがわかった。
「ふふっ。わかった。少し待っていてくれ。」
そう言ってキッチンへ向かう。
「あ、お粥は口移しで頼むな。」
後ろから聞こえてきた声に今度は頬が染まった。

369340:2008/05/31(土) 21:04:18 ID:Jn40s8s/
フヒヒ。睡眠不足のまま書いたから、少し変になったかもしれないぜ。
まぁ言い訳に過ぎないがな。
つまり文才が無いということ。スミ(ry

370340:2008/05/31(土) 21:04:52 ID:Jn40s8s/
その後

看病のおかげか、熱も下がり、ウィンディーとベッドの上で談笑していた時だった。
ピンポーン
来客をつげるインターホンが鳴る。
「私が見てこよう。」
そう言ってウィンディーが玄関へ来客を迎えにいった。
程なくしてウィンディーが戻ってくる。
「誰だったんだ?」
どうやら来客は帰ったらしい。
「霞……いや、セレン・ヘイズだった。貴方に会いに来たと言っていたが
風邪をひいてるからと言って帰ってもらったよ。」
「セレンさんが……?」
「まぁ気にするな。」

数十分後、再びインターホンが鳴る。
先ほどと同じようにウィンディーが出る。
「今度は誰だ?」
「……リリウム・ウォルコットだ。……全く、看病と言って彼に変な事するつもりなんだろう。全く……。」
後半は聞き取れなかったが少しイラついているようだった。

再びインターホンが鳴る。
ウィンディーは出迎えに行くが直に戻ってくる。
「今度はメイ・グリンフィールドか……。盗聴でもされているのか?」
ブツブツ何か言いながら部屋の中を何かを探し回るように歩くウィンディー。
しかしそれは再度鳴ったインターホンにより妨害される。
今度は出迎えようともしない。

371340:2008/05/31(土) 21:06:13 ID:Jn40s8s/
「あの、ウィンディー?」
「ほっとけば、直に帰るだろう。」
「いや、いいのか?」
「あぁ、問題ない。」
ウィンディーの言葉通り来客はすぐに帰ったようだった。
数回、首輪付きィ、などと聞こえてきたが。
「………済まない。少し出てくる。」
通信端末を取り出しながらウィンディーが告げる。
どうやらガレージに繋いでいるらしい。
「?今日はオフじゃなかったのか。」
「緊急でな。……ウィン・D・ファンションだ。
至急レイテルパラッシュにコジマ兵装を積んでくれ。
……重量過多?FRSメモリをあるだけつぎ込んで何とかしろ。」
なにやら相当苛立っているらしい。
「では行ってくる。安静にしててくれ。」
頬に軽くキスをしてウィンディーはレイテルパラッシュの元へ向かっていった。

数時間後
「臨時のニュースです。つい先ほど、アルテリア・カーパルスで大規模な
コジマ汚染が確認されました。カーパルスでは機能停止した
4機のネクストが発見され、パイロットの生存は確認されていますが
何れも恐怖心のためか、犯人について黙秘を続けています。」

ということが有ったとか無かったとか
372名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 21:06:26 ID:Wdc84fnS
ウィンディ可愛いよウィンディ


ところで、風邪を治すには汗をかくのが一番ですよね?そうですよね!?
じゃあ口移しで食事を済ませた後は汗をかくために
373名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 21:19:25 ID:JWRrCSul
古王wwwwwwwwwwww
いいそもっとやれ
374名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 21:22:30 ID:JT7en04w
>>340
GJです!コジマ☆フラッシュで無双化するウィンディさんですね (´∀`*)
看病ネタはやはりいいな…
375名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 21:26:55 ID:Wdc84fnS
で、スマイリーとエイとリリウムと 古 王 の 看病SSはいつだ?
376340:2008/05/31(土) 22:02:00 ID:Jn40s8s/
>>375
無理っす

リリウムならwikiにありますよ
377名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 22:08:43 ID:Wdc84fnS
「ほら、食べさせてやるから。口開けろ」
「ああ、すまねえな……」
「まあ、お前には世話になったしな」
「ふうん、結構うまいじゃねえか」
「ありがとよ。じゃあ、俺は洗い物してくるから、ちゃんと寝てろよ」
「待ってくれ」
「うん?」
「……傍にいてくれ、首輪付き」
「……わかった」

  こ  れ  は  な  い

 
378名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 01:44:10 ID:Su0AtvjA
                      [2]     /i\
    [1]   ./\                  / ..i.  \
       ./7ヽ  \            ../,;-‐''⌒`‐→\
    / /       \           '───────゛
   <--- i --------->           さんかくにおる
    \ ヽ、    /
       .\. ヽ  /          [3]  l\、
       .\/               ,.:i-‐\゛)
    さんかくにおる             〆 | / \
                          └──‐゛
                          うちがわを ひろげて
                          つぶすようにおる

    [4]       .,,/^l 
     ,-‐-y'"゙"''゙゙"´  |
     ヽ、,;'  ・ ω ・ ミ  かんせい
      ミ====[==]=l==ミ
      ミ   ヽ)   つ;
      ';,        ミ
        ;;,,      ,;;゙
        ∪"゙'''"゙∪
379名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 02:29:32 ID:XZrq4oR6
>>378
先生…何十回試しても完成しません…
どうすればいいんですか…どうすれば!
380名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 02:49:09 ID:cWwbnmGV
ヒント:召喚魔法
381名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 03:57:05 ID:NsGbTUsy
サモナイト石が足りないな
382名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 07:05:24 ID:6n4HDqeE
ちょっとエルゴの王呼んでくるわ……ってなんでサモンナイトネタが普通に出てんだよw
383名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 07:52:54 ID:TE4ebdBr
>>381
つウィスタリアス
384名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 08:41:52 ID:mlVv7YGB
「申し訳ありません。王大人。リリウムはご信頼に背きました」
「無能め……(かわいいのう)」
「粥を持ってきた。しばらくは静養するがいい(ワシの秘蔵っ子に無茶をさせおって。許さんぞ首輪付き)」
「……次は期待に答えてもらうぞ(かわいいのう。かわいいのう)」

「オッーホッホッホ、ゴホッゴホッ」
「私のかわいいメアリー」
ゴホッゴホッ
「おまえは本当ならもっとできる子だ」
「当然ですわ。次こそはギッタンギッタンにのしてやりますわ」
「期待しているぞ(無能め。育て方を間違ったか…)」
385名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 01:13:55 ID:SLdYK1Ul
王の作る粥・・・なぜだろう。なぜ旨そう、と思うのだろう
386名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 01:14:49 ID:PFo3gu8+
調教されてるからさ。
387名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 02:32:47 ID:Z98RN24M
いや、中華粥は美味いぞ
388名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 02:37:15 ID:vkJvYZHy
リリウム「王大人のお粥……、熱くて、白く濁っていて、
      ドロドロしていて……、とても美味しいです……」
389名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 02:43:55 ID:t+Qyi0pO
王爺は現役なのか
390名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 20:23:48 ID:wod31nw3
旨い粥を作れずに衰弱していく王を想像しました
391名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 20:47:36 ID:mI4SnQnE
何故か中華一番並の勝負を繰り広げる王と銀爺が脳裏を過ぎったんだが
392名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 20:49:13 ID:GRgzQ2wT
しかし一番うまい料理を作るのはメルツェル
393名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 21:46:17 ID:9d1/643Q
フランス料理を作るのがうまそうな完璧超人っぽいオッツダルヴァ
394名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 21:53:25 ID:7fnP5/rB
で、料理だのなんだの合わせて一番家庭的なのは誰よ?
395名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 21:58:29 ID:KtTAgmA6
ダン•モロ
396名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:06:59 ID:lZTibeWz
オールドキングだろ常識的に考えて。

釜で米も炊けるし洗濯だって一着一着洗濯板で丁寧に洗ってるんだぞ古王は。
他人の部屋の掃除だってするけど自分の部屋は散らかしっぱなしなんだ。
397名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:08:16 ID:6dk25ckx
>>393
うちのそばに「フランス料理 テルミドール」って看板があるよw
行ったこと無いけど
398名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 23:34:52 ID:hUePQAQO
>>397
きっと空気でいたいんだ…そっとしておいてあげなよ
399名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 21:46:24 ID:dFmyuJXv
テルミドール
オマール海老や伊勢海老の身を半割にし、
クリーム系のソースをかけ、チーズなどをふって焼き上げたもの。
甲殻類の古典的な料理法。

諸君、派手に焼こう
400名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 21:59:27 ID:PPG4spWI
>諸君、派手に焼こう
PQ「ミサイルカーニバルです」
401名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:39:53 ID:z3s81kPS
PQ、それ伊勢海老ちゃう、鎧土竜や!
402名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 03:23:01 ID:UzD+iYLs
ファミ通の攻略本にリンクス戦争はFAから約10年前〜という記述があったから
セレンさんはババアじゃないんだよ
熟女の域だと信じたい
403名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 03:30:24 ID:u+POc10V
>>402
ヒント:国家解体戦争からのオリジナル

きっと国家解体戦争直後からfAの時代までコールドスリープしてたのさ
404名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 03:46:21 ID:S04yIiMk
http://www4.uploader.jp/user/isisuke/images/isisuke_uljp00212.jpg
前から2番目、左から5番目の女の股間wwww マジヤバスwwww
405名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 03:47:23 ID:u+POc10V
グロ
406名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 04:10:03 ID:ZXmTokVW
jpgに騙されるトコだった。

それはそれとして俺のリリウムが夜な夜な王小龍に
エロい調教受けてるんだと思うと夜も眠れない。

きっと巧みな言葉責めで劣等感を抱かせつつ
「駄目な自分に目をかけてくれるのは王大人だけだ」
と思わせて逆らえなくしてるんだ。
その上で王小龍は自分から動く事なくリリウムに自分自身のいちばんいやらしい

AMSから光が逆流する……!
407名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 04:23:41 ID:UzD+iYLs
>>403

それを忘れてたwww
ちょっとテスト先生にフルボッコされてくるわ
408名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 13:56:44 ID:TEf7O8a7
>>402-403
冷静に考えてみろ。スミちゃんはアノ「女系リンクス王国」で「最年少リンクス保持記録(AC4のセーラ:13)」
を誇る、変態インテリアルの先代筆頭リンクスだぞ!?
仮に、15で国家解体戦争に参加しても...なんだ、さんじゅ(レールガン着弾)
まあ、国家解体戦争〜fAまでで20年位(根拠は母ちゃんの型番と運営年)と言われているから、熟女でFAかとw
409名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 14:05:23 ID:4pMn3zA3
30代なんか全然余裕じゃないか
410名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 15:58:51 ID:Cc+9hndD
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2418743

コレ観たら盛大に吹いた
ニコニコでスマソ
411名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 17:08:55 ID:ufbNGt4I
>>410
キサマのいる場所は、我々が既に数ヶ月前に通過した場所だッッッ!
412名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 17:10:29 ID:TEf7O8a7
>>410
その作者のMADは食事中に観る(聴く!?)と壮大な被害が...

しかし、あのMADのORCA旅団と弱王が手を組めば...アッー
413名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 22:43:59 ID:ydPDBKxE
MAD変態☆革命☆フォーアンサーで吹いたわ
414名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 01:34:56 ID:RhfDlt6J
変態革命は始めて聞いた時、本気で唖然としたわ
あれは衝撃だった。もしくは笑撃だった。テンポ良すぎる
415名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 20:08:32 ID:Rhv/lNTx
フロム脳が進行したのかアスピナかどっかのアホがAMS負荷を高くしてもリンクスが受け入るように
AMSに接続すると負荷だけでなく「快楽」も得られるようにしたって話はどうだろう
でも実際行ってみると「壊れる速度が倍速になりました」と言う凄く嫌なオチになりそうだけど
416名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 20:46:26 ID:F8f17OAQ
ANSから……光がらめぇぇぇぇぇぇ!




まあ、ありじゃないか貴様
417ヨロモグー:2008/06/05(木) 20:57:40 ID:ZdurFLRR
>>415
CUBEさんで書けそうな気がします…
また、きゅーぶさんときのこがりいくしかないのか (=ω=;)
418名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:00:40 ID:KCadl9O9
ここで元アスピナ・ジュリアス
419名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:17:00 ID:x/GsBmy5
コジマ旅団の二等兵が目を輝かせて>>415を見ている!
420名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:20:09 ID:Wfxm/CZj
>>419
あの全裸かwww
421名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:09:13 ID:MEftRdTJ
さてと最近フロム脳から逆流が激しすぎてパンクしそうなんだ
だからメイのSSをその内投下するかもしれないぜ


しかし俺は(悪い意味で)意表をつくのが得意なんだ

まぁしかしもっと盛り上げていこうぜ
422名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 03:17:39 ID:2lsL7veN
最近コジマ粒子の溜りが悪くてね

歳かね
423名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 08:18:13 ID:tDPgwZU9
>>421
俺の嫁であるエイプーとの妄想ネタだったら頭の中にたくさんあるが
このままでは妄想垂れ流し→意味不明のコンボなんでしっかりとプロット
できてから書こうと思ってる。もうしばし待たれよ。
424名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 20:15:54 ID:po8kc5NB
>>415
前々スレでAMSを使ってエロ実験ネタを書いた者だ

バイブがそれに類するものを入れたまま戦闘させるってものいいかもな
425ヨロモグー:2008/06/06(金) 22:15:16 ID:b4rtbe+a
書いていたら、いつの間にか主人公xジュリアスに… (・ω・`)
しかも、設定が活かせなかったです。
(機戰傭兵って名称かっこいいなとか考えていた所為です、たぶん)
ちゃんと男x女だから注意書きはいりませんよね?
では、投下します。


 子供をあやすように青年はジュリアスを腕に抱いている。
 ジュリアスは不安そうに自分の親指を口にあてていた。
 とても幼く見える。
「私がネクストから降りたら駄目だろう?」
「俺は降りてほしい。乗りたくて乗ってるわけじゃないんだろう?」
「身体が、繋がりたくて堪らない…接続すると気持ちいい。
 君と身体を重ねているときみたいに気持ちいいんだ!」
 青年はぐずるジュリアスを優しく慰める。
 アスピナ機関によって行われた精神操作や投与された薬が今もジュリアスを苦しめる。
 常人にとってはAMSの接続は苦痛でしかない。
 それを快感に感じるようにアスピナ機関の研究者達はジュリアスを改悪した。
 彼女の意思には無関係に身体はAMSの接続を求めた。
 オーガズムを感じるのだ。
 例えば、敵を屠った時や自分の機体が被弾した時に。
 だからネクストから降りられない。
「俺は俺を時折、殺したくなる。
 お前が共に生きられる存在ではなく、共に死ねる存在であることに狂喜している。
 そんな俺はお前を心から愛する事など出来ないのかもしれない」
 ジュリアスに触れる青年
 ジュリアスは嬉しそうに目を細めた。
「それでも、いいさ……私は救われている。君の優しさに幸福を感じているんだ」
 ジュリアスが青年の口に自らの赤く美しい唇を合わせた。
 水音を立てながら舌を絡め合う二人。
 周囲から見れば、淫らだと思われるだろう。
 同じモノを汚らしいと思うのも、美しいと思うのも人の心だ。
 それを分かり和えたならこんなにも嬉しいことはない。
426名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 22:16:10 ID:b4rtbe+a
「ジュリアス…」
 青年の手を全裸で自分の股間に招くジュリアス。
 既に充分濡れていた。
「私は狂っている。君に侵されたいといつも思っている」
「そうだな、狂っている」
 青年は指をジュリアスの中に入れ掻き回す。
 ジュリアスは小さく「あ」を言いながら悦ぶ。
「俺も狂っている。だから…全て俺が壊してやりたい」
 青年が引き抜いた指についた愛液を綺麗に舐めとる。
 まるで何かの儀式のようだ。
「君がほし、い」
 懇願するジュリアス。
「分かっている……ジュリアス、寂しいお前を満たそう」
 ほぼ毎日、行われる事によってジュリアスの膣は青年を拒まなくなった。
「ぁ、ああ…ぅん」
「俺の為に生きろ、俺もお前の為に生きよう」
 早いリズムで腰を打ちつける。
 ジュリアスは青年の陰茎を締め付け、抜かれないようにした。
「そう、だ…ジュ、リア…ス」
「も、っと…もっとこ…わして、ァ、ぁああ!」
 がくがくと震え絶頂を迎えるジュリアス。
 強い力で胎内の青年を喰らい付く。
 眉を寄せ耐える。
 ジュリアスの内壁が青年の体液を欲していた。
「……ん、ぐっ!」
 何度かに分けて放出される精液。
 ジュリアスはおもむろに下腹部を撫でる。
「ん、ッ…きみでいっ、ぱいになって…いる」
「このまま溶け合いたい」
 青年の方から口付けをする。
 そして、再び腰を動かし始める。
 二人が出し合った体液は混ざり、さらに滑りをよくする。
 終わることの無い行為を続ける二人。
 決して、一つになることは無い。
 胎内に孕んだ仔以外は。
 愚かだろうか?
 愛もなく重なり合い、子を産むことは禁忌なのだろうか?
 この破綻した世界に間違いはない。
 正常な世界を支える真理はとうの昔に廃れたのだから。

「ジュリアス」
「私達はORCA、そうだろう?」
「ああ、世界を陥れる“悪魔”だ」
 二人は空から堕ちてくる揺り篭に向かって嗤った。
427名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 22:17:59 ID:b4rtbe+a
帰宅途中、勢いに任せて電車に揺られながら書いてしまったブツです。
なんかもういろいろごめんなさい orz
428名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 00:33:48 ID:nb0CeR5t
ネタ
429名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 18:07:09 ID:ZpygsbuN
>>427
ジュリアス×主と来たか・・・

新境地だな
430名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 21:13:47 ID:VxBQ/nM6
ジョシュア×主に見えた・・・・
毒されすぎだ自分。
431名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 04:14:34 ID:cpfn+0tj
前スレ308です。

早速ですが、投下の概要を説明します。

注意点は4つ

・fa主人公メイン
>>265からの続き物
・エロ無し
・戦闘も無し

以上の点に留意して下さい。
432山猫師弟の「二日目」前編:2008/06/09(月) 04:15:21 ID:cpfn+0tj


 白いモノトーン調のタイルの上を、古めかしい鋲打ちブーツの靴底が闊歩していく。

 他のそれとは違う、自分に向けて一直線に迫ってくるその足音を気取った青年が、背後を振り返る。
「よぉ。暫くぶりだな」
 深緑色のレーシングスーツの上から革のジャンパーを羽織った長身の男が、ひょいと手を上げる。
「あれ……」
 見覚えのある容姿に、聞き覚えるある声。
 青年よりも頭一つは背が高く、赤と黒のメッシュを入れたミディアムカットの髪の合間から覗く接続
 ジャックが同業者である事を雄弁に語り、青い切れ長の双眸には闊達な光が見て取れた。

「こんな場所で何しているんですか、ロイさん」
 一つの協働ミッションと複数回に渡る情報交換で顔馴染みとなっていたその男に、青年が答える。
「おいおい……こっちの台詞だぜ、それはよ。日頃の骨休めにしても、ここは俺らみたいな野郎共には
 ちょいとばかし退屈すぎる場所、だしな」
 コキッと肩を鳴らしてから、ロイ・ザーランドは大袈裟な溜息を漏らして見せていた。

「ごもっともですね。まあ、ショッピングモールって言ってもここはマシな方ですけど」
「意見が合うな。俺も自分で選んだとはいえ、ファンシーショップやらには正直参っていたところだ」
 げんなりとした表情で肩を竦めて首を振る手練のネクスト乗りに、青年が苦笑を浮かべて頷く。
 恐らくは、ロイも自分と同じく異性の連れを伴っての来店だったのだろう。
 余りといえば余りの異世界振りにそこからの退避を決め込んだ青年も、ロイと同属だったのだ。
「生身とは言え、リンクス同士が向かい合うには雰囲気って物に欠けるてるもんなぁ」
 周囲に立ち並ぶ洒落た外観のインテリアショップや雑貨店を一瞥し、青年はそう呟いていた。
433山猫師弟の「二日目」前編:2008/06/09(月) 04:15:58 ID:cpfn+0tj

「しかしまあ……随分と派手にやられたみたいだな。―――ま、観光名物を一つ増やしちまったんだ。
 その程度の傷は当然っちゃあ、当然か」
 ジャンパーの胸ポケットからシガレットの煙草を取り出したロイが、青年の顔をまじまじと見詰めて
 関心半分、呆れ半分といった感じの声を漏らした。
「そうですね。正しく、当然の結果でした。あははは……」
 頬の下に薄っすらと青痣を作り、首筋には湿布を貼り付けた青年が乾いた笑い声を上げ、頭の後ろを
 ぽりぽりと手で掻いてその言葉に答える。

 引っ掻き傷や平手の後を残してない辺りが、実に巧妙だ。
 被害を与えてきた主に対して、青年はそう思わざるを得ない。

「お前さん、変わっているな。普通は自慢話の一つでもするか、無視を決め込むところだぜ」
 青年の反応を謙遜として受け取ったロイがそう評し、手にした煙草に火を付けてそれを味わう。
「自慢……ですか」
「ああ。何だかんだで、あのマザーウィルを沈めたんだ。欠陥や形式の古さに陰口を叩かれはしても
 割に合わない獲物だとリンクスの連中にも避けられ続けていたんだぜ、アレは」
 合点の行かない表情で自分を見上げてくる青年に、ロイが皮肉の笑みを浮かべて煙を吹かす。
「それは別段、可笑しい事じゃないでしょう。俺だって、理由も無く依頼を受けたりはしませんし」
「理由、か。やっぱり、お前さんは変わってるぜ」
 ―――イカれてるとも言うがな。
 まるでどこかの誰かさんの言葉を聞いているようだと思いながら、ロイはその笑みは崩さずにいた。
434山猫師弟の「二日目」前編:2008/06/09(月) 04:16:31 ID:cpfn+0tj

 
 変わり者。
 幾度と無くそう呼ばれ続けてロイにこそ、その言葉の本当の意味がわかっていたのかもしれない。
 彼がこれまで相対した人間からは感じなかった、例えようの無い違和感を青年は持っていた。

 ロイの浮かべていた笑みは、自身へと向けられていたものでもある。
 BFFの擁していた角の磨り減った鬼札相手に、理由を付けて無関心を装っていたのは事実なのだ。
 だが、そのマザーウィルの最後を見届けたはずの青年を前にしている自分は、どうか。

「この間教えてもらったライフグローブ。早速使ってみたんですけど、凄く良かったですよ」
「そうか。あそこのは、いい意味で使い捨て前提だからな。気に入ったならスペアは確保しておけよ」
 ―――悪くない気分でいやがる。
 他愛の無い会話に興じながら、ロイはつい首を傾げたくなる様な衝動を静かに堪えていた。

435山猫師弟の「二日目」前編:2008/06/09(月) 04:16:53 ID:cpfn+0tj

「―――さん。ロイさん」
「ん……聞いてるぜ」
 心配げな様子で自分に呼びかけてきていた青年に、生返事をロイが生返事を返す。
「いや、火です。火。煙草の」
「あー、わかって―――っ、あっちぃ!」
 口元にまで迫ってきていた紅点に唇を焦がされ、慌ててロイが手でそれを払いのけた。
 何時の間にと、慌てて床の上に目をやってみれば、白い燃えカスが散らばっている。
 ―――とんだ間抜けさだ。ロクに味わった覚えすらないと来ている。

「だ、大丈夫ですか」
 見当違いの後悔をしているロイへと、青年が心配げな声をかけて来た。
「うおー、あっつぅ……いや、驚いたぜ」
「それこそ、こっちの台詞ですよ。あー、びっくりでした」
 真剣な面持ちで呟くロイに対し、青年が呆れ声になりながら大きく息を吐いた。
「女の人の事でも考えていたんですか。さっきから、仕事絡みの話ばかりでしたし」
「人をまるで遊び人のように言うな。大体、今日の連れだって仕事絡みと言えば仕事絡みだ」
 顔をしかめて下唇の辺りを指で擦りながら、青年の指摘に対してロイが弁明の声を上げる。
 相手にしていても迂闊に気の抜けない辺りは、仕事と同じようなものだとロイは思っていた。
 ―――そんでもって、こいつの前ではこの腑抜け振りか。
 そうは思ってみても、これが戦場であったならば、とはロイは考えない。

 何故この邂逅が戦場ではなかったのだろう。それだけを、薄ぼんやりと考えてみるだけだった。
436山猫師弟の「二日目」前編:2008/06/09(月) 04:17:31 ID:cpfn+0tj

「また、話聞いていませんね」
 笑う。生身で向かい合い、実際に話すのはこれは初めてであったが、それでも青年は笑っていた。
 捉え所といったものを持たない、目の前のこのネクスト乗りの男の事が青年は大好きだった。
 恩もある。
 初の対ネクスト戦では、緊張の極限に達していた自分の肩の力が抜ける様な、余裕の口振りとそれを
 裏切らぬ熟練の立ち回りには随分と助けられた。
 独立傭兵達とその取引相手達が、秘密裏に情報とその対価の交換を行う仮想空間へと、素人丸出しの
 取引を行いに来ていた時にも、先輩面の一つも皮肉の一言も無しに、真剣な態度で応じてくれた。

『また誘ってくれよ こういう仕事なら大歓迎だ』
 別段有益な取引相手とも言えないだろう自分を相手に、ロイは決まってそんな言葉を告げてきた。
 ―――物好きな人だな。
 最初にそう思って、今でもやはりそう思っている。
 無論相手にとって無益な取引を行うつもりは青年にはなかったが、それでもやはり無い袖は触れず
 ロイの引き出した情報に対して、明らかに不釣合いな内容を提示した事もあった。
 美味い話には裏がある。その裏を見せないのが一流であり、見せるのは三流。間はない。
 その事如くに、ロイという男は当てはまる気もしたし、逆にそうでもない気がしてならなかった。

 ―――貴方にとって、一体、何の得があるんですか。
『ま、本当に後ろ盾無しでやっていけるなんて思っちゃいねえさ。繋がりは大事だろ、繋がりは』
 何度目かの交渉の後に思い切って青年が尋ねてみると、ロイは迷うでもなくそう答えてきた。
 繋がりとやらの選択基準までは聞かなかった。

 単に吹き出してしまったので、聞けなかっただけかもしれない。
 だがそれは青年にとっては些末な事柄に過ぎなかった。
437山猫師弟の「二日目」前編:2008/06/09(月) 04:18:17 ID:cpfn+0tj


「やばっ、こんなもう時間ですか」
 あれやこれやと話し込む内に時は進み、それに気付いた青年が焦りの声を上げる。
「ん……げ、マジか。さっきまではブッ壊れたかっていうくらいに進んでなかったのによ」
 青年のその反応に釣られて、ロイも身に着けた腕時計を覗き込んでボヤく。
 スケジュール性のある行動というものから掛け離れた二人が揃ってしまえば、そんなものだ。

「ちょっと名残惜しいですけど。続きはまた縁があれば、って事で。時間取らせてすいませんでした」
 相手の方にもごめんなさい、と付け加えて青年がペコリと頭を下げる。
「気にすんな。こっちこそ退屈せずに済んだ」
 頭の中では既に適当な言い訳を考え始めながら、ロイは青年に向けて唇の端を吊り上げて見せた。
「そっちも仲良くな。結構有名なんだぜ、お前さん達のコンビぶりは」
 そしてそのまま、にやりと悪戯小僧の笑みを浮かべながら続ける。
 独立傭兵達を中心に、新星の如く現われた青年と素性のきな臭さに溢れたその相方の噂話は膨らむ
 一方で、かく言うロイもその吹聴に一役買っている側だった。
「ギガベースを一撃で沈めたとか、マザーウィルを無傷で破壊したとか、そんな無茶な話ですか」
「そいつはまた、大袈裟が過ぎるな。俺が受けたのなら兎も角よ」
 げんなり、といった感じで肩を落して溜息を吐く青年に、ロイは同情の色を滲ませて首を横に振る。
 
 酷いヤツもいたもんだな。
 主に色恋の方向で与太話を広げていた彼は、本心から青年の事を案じて心の中でそう呟いていた。

438山猫師弟の「二日目」前編:2008/06/09(月) 04:18:45 ID:cpfn+0tj

「……っと、そろそろ本気でマズイな」
 連れの性格を考えずとも、経過しすぎた時間にロイが口元に手を当ててその表情を引き締めた。
「ですね。ロイさん、またの機会があれば」
「じゃーな。お互い、精々後ろだけには気を掛けてやっていこうや」
 挨拶だけで、ロイは青年からゆっくりとした動きで背中を向け、言う。
「……その後ろが、一番怖いんだけどなぁ」
 ぽりぽりと指先で頬を掻きながら、青年はロイには聞き取れぬ様に呟いた。
 

 突然、ロイの歩みが止る。
「―――あぁ、そういえば」
 地獄耳。自分の迂闊さを呪いながらそう思った青年の耳に届いた声は、想定していたものとは違う
 どこか他人に話しかける様な、ざらついた声音だった。
「最近、カラードが仕切っているオーダーマッチが、糞つまらねぇ」
 シュボッ。火が付けられる音がするが、青年の立ち位置からはその光を窺う事もできない。
「奴らの番付に興味は無いんだがな。まぁ、暇していたらどれだけ腐ってるか笑いにでも来てくれ」
「……わかりました」
 暫しの躊躇いを見せてから、青年が短く答える。 


 嫌味なやり方だ。
 自身に呆れはせずとも、少しばかり苛立ちながら、ロイは足早にその場を去っていった。
439山猫師弟の「二日目」前編:2008/06/09(月) 04:19:18 ID:cpfn+0tj

「No.7から、No.1……いや、全部か」
 男の背中を見詰めながら、誰にともなく青年が呟く。
 それが唯の数字の羅列か、権威の象徴なのかを知るすらも、別段悪くは無い事だと思えていた。
 認められたと思うのは、いつも悪い気分ではない。
 だが何より、そこから更に踏み込む機会が巡ってくる事が彼にとっての一番の楽しみだった。

「オーダーマッチの事、セレンさんに詳しく教えてもらおっと」

 時計は更に進んでいた。
 それでも彼女との待ち合わせの場所へと向かう青年の足取りは、とても軽やかなものだった。



                                                           <続く>
440名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 04:21:00 ID:cpfn+0tj
投下の完了を確認。


ちょっとコジマ粒子チャージの旅へと行って来る ノシ
441名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 07:27:43 ID:NNsyNy6s
>>440
GJ!コジマチャージの旅、いってらっしゃいw
442名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 08:50:36 ID:FqcxtFV1
GJ!!

前編か・・・後編にwktkするぜ
443名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 09:25:25 ID:hMjS8oBU
いつもながらGJ
ロイの連れはウィンディーか
444名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 12:47:23 ID:VLK0F4Dj
ファンシーショップにウィンが行くとも思えないので
ここはエイ・プールを推す。

おそらく
ロイ「どっか行かない?」
ウィン「フム、エイが買い物に行きたがっていたな、よろしく頼む。」
ロイ「・・・りょーかい。」orz
こんな感じ


ところで、ウィンとエイ、スティレットの関係はどんな風なんだろ?
スティレットとウィンは仲悪そうだ(生意気な小娘)と思ってそうで。
で、エイが二人の仲裁でオロオロする
445名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 15:00:49 ID:J9Lr7f9K
セレン×ウィン

なんと素晴らしい・・・
446名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 16:06:37 ID:1ImcAbaO
むしろお互いに一匹狼っぽいから似たような感じの相手を悪くは思ってないんじゃ
スティレットも新顔の主人公に好きにやれ、って言ってくれるし
447名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 23:23:50 ID:MxUAniPY
でもウィンだとほぼオルカルートなのよね。
企業ルートすきーとしては少々切ないぜ
448名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 00:28:06 ID:W5IcxGoF
え、逆じゃね?ウィンでORCAだと殺し合いだぜ
449名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:03:12 ID:O8CKO3gV
前スレ308です
いつもありがとうございます

展開上、ちょっと残念に感じさせてしまった様で
正直申し訳ない気持ちもありますが
悪いが趣味なんd(ry
450名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 14:34:02 ID:DuOm1aJz
注意書きさえキチンしてあれば殺し合いでも何でも問題ナッシン

元来、AC自体そういう世界だし
451名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 13:08:08 ID:0xRPqwPZ
過疎ってきたか・・・・・・?
452名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 14:11:19 ID:bByI0kMe
そう思っているんだろ……?
453名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:21:03 ID:rKt+a38E
父の日まであと三日か……ベルパパ (´∀`*)
454名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:38:39 ID:1AnX9dGk
>>451-452
ネタが無い訳では無いんだが...ローディー先生ネタで書こうとして自分の文才の
無さに挫折しました...orz
そう言えば>>423のエイプーの話、纏まったんだろうか!?
455名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:03:46 ID:CspBF8WN
4主人公が孤児に自らの記憶を移植、それがfA主人公って妄想を受信した

456王小龍:2008/06/12(木) 20:15:08 ID:9eXaCv3A
     ____
   /__.))ノヽ
   .|ミ.l _  ._ i.)  
  (^'ミ/.´・ .〈・ リ   FA主人公はわしが育てた
  .しi   r、_) |  
    |  `ニニ' /   
   ノ `ー―i
457名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:53:32 ID:kmhxqIwk
4主+フィオナ=Unknown
458名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:39:17 ID:jcPglg3D
>>454
悪いが>>421
これより投下を開始する
459名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:41:42 ID:jcPglg3D
「ぐすっ……えぐっ………」
「………メイ……泣くなよ…泣かれるのは苦手なんだ…。」
病室。ベッドの上。
上半身だけを起こした自分の胸にすがり付いて泣く彼女。
目の前の彼女を両腕で思い切り抱きしめたかったが、右手は負傷していて動かない。
辛うじて動く左手を彼女の頭に乗せ、そっと撫でた。

トーラスによって改造されたAF、ランドクラブ。
搭載している自律型ソルディオス砲に緑の光が収束する。
「ぐっ……」
敵のコジマキャノンが堅牢なGAN01−SUNSHINEの右腕を消し去る。
元々、回避ではなく防御を重視されて作られたのがこの機体なのだから、
直撃を避けられただけでも良いとみるべきだろう。
直に左腕のバズーカを眼前のそれへと向けるが、
「!!」
目の前にソルディオス砲が二機。
そして光が収束し、今まさに死の閃光が放たれようとしていた。
死。その一言が頭をよぎる。
次の瞬間には閃光が目の前に迫るが、同時に自機、メリーゲートは横に吹っ飛ぶ。
「何やってるんだ!!死にたいのか!!」
すぐさま僚機の彼から通信が入る。
メリーゲートは転倒しすぐ横には彼の機体が見える。
よく見ると彼の機体の右腕部がへこんでいる。
どうやら彼は、自分の機体にタックルをして無理やり攻撃を回避したらしい。
「突っ込んで一気にカタを付ける!援護は頼んだ!」
ライフルを捨て格納していたブレードを取り出し敵に突撃する彼。
肩の連動ミサイル、背中の垂直ミサイルを起動し援護に取り掛かる、が、
「……あ………あ…」
ソルディオス砲の爆発と同時に、緑の閃光が辺りに迸る。
そして、そこから彼の機体が力なく地に落ちた。

460名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:42:11 ID:jcPglg3D
ネクストを回収したヘリの中。
応急処置の為の部屋の前に立つ。
「どう、なんですか?」
隣にいる彼のオペレーターに尋ねる。
「……予断を許さない状況だ。むしろ生きていることが不思議なくらいだな。」
機体回収後、コジマ粒子を落とされた機体の中から出てきた彼は
手は不自然な場所で曲がり、頭からは多量の血を流していた。
必死に彼を呼ぶが返事は無い。
そして彼はすぐに処置室に入ってしまった。

病室のベッドの脇に備えられている椅子に座る。
帰還後、彼はすぐにこの病院へ連れて行かれ、
ヘリでは出来なかった処置を施された。
結果、一命は取り留めたが先一ヶ月は絶対安静との事だった。
目の前の彼を見ると、自分の不甲斐無さに涙がこみ上げてくる。
先の戦闘では自分は彼の足手まといでしかなかった。
それで相性がいいなどとは、甚だおかしい。
「……ごめん、なさい………本当に……」
静かに、届くはずの無い謝罪を続ける。
俯いたまま同じ言葉を延々と繰り返す。
「………メイ?」
弾かれたように顔を上げる。
するとそこには不思議そうにこちらを見ている彼がいた。
その姿を見ていると更に涙が溢れてきて、気が付くと彼の胸の中に飛び込んでいた。
461名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:43:05 ID:jcPglg3D
sage忘れたスマソ

もしも読んでくれてる人がいるなら
気長に待っていただけると有りがたい
462名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:05:07 ID:CspBF8WN
主×メイSSだと?!
これは…匹敵するか…

>>460、GJ!これからも楽しみにしてるぜ
463名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:05:23 ID:rsD+/eJ6
正座してまちます
464名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 06:21:33 ID:HONpS7co
待ちに待ったメイSSが投下された!
>>460
GJ!
続き楽しみにしてます
465名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 12:15:49 ID:H2CyE7Q2
>>461
GJじゃないか、貴様

気長に待つのは慣れてるぜ
466名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 14:00:18 ID:JaYl2i2u
古王幹事で温泉旅行に行きたい
467名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 17:01:51 ID:QC+yJZmI
>>466
社長「温泉なら任せろ」
468名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 18:31:37 ID:O4hewvTQ
>>467
乙「有澤隆文… 温泉通気取りも、今日で終わりだ」
 「現実ってやつを教えてやる」
469名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 03:44:15 ID:8X0pKtAI
乙「湯船の中で溺死しろ」
470名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 04:00:20 ID:NH61H4Hf
乙「温泉に入るな?フラジール」
C「はい。そのつもりです」
471名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 08:25:18 ID:Z7m8rwp4
乙「湯船の中で溺れるだと…!こんなものが私の最後か」
C「プランG。人工呼吸ですね。ラブコメの汎用性は高まりました。いい傾向です」
472名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 14:39:19 ID:zjHX8Wkn
騙して悪いが砂風呂なんでな、埋まってもらおう
473名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 18:46:59 ID:V++5l0Uy
古王「刺激的にイこうぜ」
474名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:08:49 ID:kxeZtUyW
\O
 ○\<>>461だ。これより投下を開始する!
< \ 
475名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:14:04 ID:kxeZtUyW
「ねぇ…………本気なの?」
「まぁな。」
そう言って彼はこちらを見ずに答える。
昨日まで彼が入院していた病室。そこで荷物をまとめている彼。
しかし完治したわけではなく、まだ安静が必要だった。
「俺が必要とされているんだ。だったら行くしかないだろう?」
『ORCA旅団本隊撃破』
それが彼に通達された企業連からの依頼だった。
「それにランク3のウィン・D・ファンションも同行してくれる。問題ないさ。」
荷物をまとめ終えて、肩にバッグを掛け彼女の方に向き直りながら続ける。
「まぁ、最悪、俺が死んでも…」
パチィン!
その言葉を言った瞬間、病室に乾いた音が鳴り響く。
そして、頬に痛みが走った。
今まで後ろを向いていたから解らなかったが、
手を振り上げた彼女の目には涙が浮かんでいた。
「勝手に……勝手に死んじゃえばいい!」
そう言って彼女は病室から走り去っていった。
「なんか、泣かせてばっかりだな………」
赤く染まった頬をさすりながら、病室で一人静かに呟いた。

476名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:14:31 ID:kxeZtUyW
「ありがとう。貴方には感謝してもしきれない。」
「よせよ。頼まれたからやったまでだ。」
「それでも助けてもらったことに変わりは無い。ありがとう。」
アルテリア・クラニアムでのORCAとの最終決戦から数日。
修理が済んだ、ネクストのガレージにてウィン・D・ファンションと話していた。
「それにしても、ここまでやられたのは初めてだよ。
悪いな。パーツの修理費まで出してもらって。」
「いいんだ。これは依頼とは別の私個人の気持ちだ。
遠慮せず受け取ってくれ。………っと、済まない。
これから外せない用事があるのでな、これで失礼させてもらう。
また後で会おう。楽しみにしているよ。」
「あぁ。じゃぁな。」
彼女の言う後でというのは、企業連に加盟している各企業の
首脳陣が出席するパーティの事だった。
世界を救った英雄として二人はそのパーティに招かれていたのだ。
自分も駆け出しの頃から成長できただろうか、
オペレーターである師にも少しは認めてもらえただろうかと考えながら歩いていると
不意に一人の人間が目の前に立ちふさがった。
「……メイ………」
そこにはあの日以来見ていなかった彼女の姿があった。
477名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:15:13 ID:kxeZtUyW
ここからDやババァに分岐してもいいかなぁ
とか思った今日この頃


諸事情により尺短めで

別に面倒が嫌いなわけじゃない
期待してくれた人には済まないと思ってる
478名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:28:17 ID:5XzcO3/F
何も 問題は ない
乙させてもらおうか


セーブとロードを繰り返して全員ry
479名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:46:32 ID:YdkD7IoW
素敵よ、貴方のビットマン
480ヨロモグー:2008/06/15(日) 01:22:21 ID:RZkUcSyB
>>477 GJです!カキカキしている間にもう続きが orz
待ちに待った父の日なのでSSを投下させてもらいます…
あと、ひさしぶりに4をやったらセロxミドに嵌ってしまいました −−;

・エロ無しです(親子でなんて書けません…てか、書きたくありません)
・前に書いた乙樽x♀主とは関係ないです。
・微妙にアンジェ→ベルリオーズが入っています。
・すまない旧友…戦隊物&父の日はムリだと悟った。

ただ単に父の日SSが書きたかったというだけ…
CPもねぇのかよ!と言う人は読まない事をオススメします。
481ヨロモグー:2008/06/15(日) 01:23:27 ID:RZkUcSyB
紅い薔薇が白昼に散った。
国に不満を持つ武装集団同士のいつもどおりの争い。
たまたま、妻と娘が巻き込まれて運悪く妻が射殺されただけだ。
それも娘の目の前で。

ベルリオーズは一人、モニターに向かい作業をしていた。
ふと、後ろに気配を感じ振り向く。
娘が黒いクマのヌイグルミを引き摺っている。
その顔には何も表情が浮かんでいない。
ただそこにいるだけだ。
「眠たいのか?」
ベルリオーズは優しく尋ねた。
娘はコクリと頷いた。
「分かった…先に寝ていなさい」
ずるずるとクマのヌイグルミを引き摺りながら娘は寝室に向かった。
もう十歳になると言うのに、娘は幼い子供のようだ。
時が止まってしまったのかもしれない。
そう、あの日から感情も言葉も失くしてしまった。
「私は…何の為にリンクスになったのだ……」
誰も答えるものはいない。

あの声がまた聴きたいと思う。
あの笑顔がまた見たいと思う。
ベルリオーズは自分の手を見る。
あの日の散った薔薇のように紅く染まっている気がした。
リンクスになるという代償で、妻の命と娘の心が失われてしまったと言うならただ受け入れるしかない。
いつか救われるとは思わない。
明日は笑えるなんて都合がよすぎる。
そっと、ベルリオーズは隣で寝ている娘を見た。
胎児のように丸まっている。
まるで“外”を拒んでいるようだ。
「私の子供で無ければよかったのにな…」
違う親ならば幸せに出来ただろうに。
そういう意味でベルリオーズは言った。
暗闇の中、娘が微かに震えたことには気づかない。
明日も国家解体戦争の英雄として、レイレナードの誇りとして生きなければならない。
どんなに尊敬されても、愛しい娘と一緒にいる時間のほうがずっといい。
「…お休み」
娘の額にキスをし、ベルリオーズはゆっくりと甘美な夢の世界に落ちていった。
482ヨロモグー:2008/06/15(日) 01:24:25 ID:RZkUcSyB
「お早うございます、ベルリオーズ」
「ああ、お早う…ザンニ」
いつもどおりに娘を伴って出勤するベルリオーズ。
「今日は父の日ですよ。もう言われました?」
楽しそうにザンニは言う。
「ベルリオーズみたいな父親がいたらそりゃぁもう感謝されまくりですよね!」
「いや、それはないと思うぞ…むしろ怨まれるだろうな」
と困ったようにベルリオーズは言った。
「はぁ…私は憧れますよ。ウチの親父ときたらスペイン男を地で行ってますし…」
陽気で楽天家、トマト大好きのザンニの父親。
その所為でザンニは慎重な性格になった。
「ああ、いいなぁ。君はこんな父親を持てて」
ベルリオーズの手に引かれている女の子の頭を撫でるザンニ。
全く変わらない表情。
そのはずだが、幾分か暗い気がする。
「それでは、ベルリオーズ。時間に遅れないで下さいね」
ニコニコ笑うザンニ。
そういうところは父親似なのではないかとベルリオーズは思った。
娘を見る。
「今日も、大人しくしているんだぞ?」
毎日言っている言葉。
娘は何かを指差した。
その先を見るベルリオーズ。
エグザウィル内の小さな庭園に様々な色の薔薇が咲き誇っていた。
「ん、帰りに見よう。ちょっと、いや…かなり不味い」
腕に着けているアンティークな時計を見ながらベルリオーズは言った。
娘を自分の執務室に置いておかなければ。
声なき言葉にベルリオーズは気づかなかった。

彼女は真っ白な画用紙に絵を描いていく。
黒のクレヨンを滑らし、下書きも必要とせず塗り続ける。
誰もが彼女を指してこう言うだろう。
『異常』だと。
 ――おとーさんはわたしをいらない。
今度は赤のクレヨンでまた一心不乱に塗っていく。
非常に精巧で写実的なシュープリスがそこに現れていく。
 ――しんだらよろこんでくれるかな。
窓を見る。
何処までも青空が広がっている。
落ちたらきっと死ぬだろう。
それは毎日のように思っていた事だ。
だが、今日は父の日だ…父の為に何か特別な事をしなければ。
彼女は考える。
 ――バラをちらそう、おかーさんがねてしまったときもそうだった。
あの日も父の日だった。
彼女は母に連れられ薔薇を買いに行った。
そして、その薔薇を散らし母は凶弾に斃れた。
何も言えなかった、泣く事も出来ない。
父が母の代わりをしてくれたが、彼女の心は冷えていった。
その優しさが欲しいわけではなかったのだ。
彼女はシュープリスの絵にある文を書き加えた。
あとは薔薇を用意すればいい。
“父親”が悦んでくれる事をするのが、父の日なのだから。
今度は真っ赤な薔薇を何枚も描きはじめた。
 ――なんでわたしはいきてしまったんだろう。
不要な子供なのに。
誰からも祝福されないのに。
何処に行っても愛されるわけがないのに。
彼女は真っ赤な薔薇とシュープリスを父の机に置き、窓の向こうの空に溶け込んだ。
483ヨロモグー:2008/06/15(日) 01:24:58 ID:RZkUcSyB
「ベルリオーズ」
アンジェが呼ぶ。
項垂れたまま嗚咽を零すベルリオーズ。
手は娘の手を握っていた。
奇跡的に殆ど無傷だった。
医者は不思議がった。
あり得ないと立場を忘れ言ってしまうほどに。
「元気出せとは言わん…言わんが……」
初めてだった。
あのベルリオーズが涙するなど。
「大事にならなくてよかったじゃないか」
「奇跡だと言いたいか、アンジェ」
怒りをこめた声でベルリオーズは言う。
「絶望だけしかない、こんな奇跡が!私は望んでいない!!私が生きる事も、あの子ばかりが壊れていく事もッ!」
アンジェを壁に押し付ける。
ベルリオーズの強く握った拳からはぽたぽたと血が零れ落ちた。
「救いは何処にあるんだ…アンジェ……私に教えてくれ…耐えられんよ」
抱きしめてやりたい衝動に駆られるアンジェ。
だが、それは許される事ではない。
「探すものではないと私は思う」
一枚の画用紙を指す。
そこにはこう書いてあった。
『To the best Dad in the whole world!』と。
「自分の死を最愛の父に贈ろうと思ったのか…」
「彼女にとってはそれが最高の、自分が出来る感謝の気持ちだったんだろう」
そんな事は望んでいない。
それが感謝だと言うならばベルリオーズは自分の人生をかけて否定するだろう。
「自分の子供が亡くなって喜ぶ親などいないよ」
「…目が覚めたら本人にそう言ってやれ。それとだな、お前はもう救われてる」
驚いた顔になるベルリオーズ。
アンジェは微笑むだけだ。
「お前が思う以上にこの世界は優しいよ」
アンジェはそう言い残し部屋を出た。
親子二人残される。
長い沈黙。
ベルリオーズはずっと娘の傍にいた。
このまま、目が覚めないほうがいいのではないかと思ってしまう。
それでも、伝えたい事がある。
やり直せないのは分かっていた。
何年、いや何十年先になるか分からない。
その声を聞くことが出来るなら、その笑顔を見る事ができるなら…伝える事も無意味ではないと思う。
「お前は望まれて生きているんだ。私はそうだよ…」
最後に愛しい、愛しい娘の名前を呼んだ。
いつの日か答えてくれると信じて。
484名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 01:29:54 ID:RZkUcSyB
投下完了…就寝する。
4の主流CPは主人公xフィオナでいいはず… 
やはり、セロxミドは自給自足しかないんですかね?
それでは、皆さんおやすみなさいー (・ω・*)ノシ
485名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 01:33:19 ID:ye//kY71
おやすみなさい
486名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 02:40:29 ID:GG95SwMt
こんな時間に投下とか、じょ、冗談じゃ・・・!

GJでしたぁ
487名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:08:35 ID:p358ku3k
...(´;ω;`)ぶわっ...GJです...
488名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 15:53:07 ID:L/q0NopP
なんか最近腐女子臭いね、このスレ
489名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 15:57:50 ID:ye//kY71
腐とかはどうでもいいけど、投下の直後に投下とかはどうかと思う
490名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:14:13 ID:dR/A3xKD
最低でも一日置いたほうがいいな。
今日でなければいけないというなら別かもしれんが…
491名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:19:18 ID:L/q0NopP
つか書きたくないなら書かないってのは分かるが、ならなぜエロなしをここに投下する?
板とスレのタイトルを読めよ
しかも他人の投下した後に投下するし
前々から言動がうざいとは思っていたが、いい加減にしてほしい
492名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:22:15 ID:ye//kY71
エロ書かない人は他にもいるけどね
自分は最低限マナー守ってくれれば内容はスルーなり何なりするからそれでいいけど
493名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:33:36 ID:t14BBqpE
自分は読み手専門だけどエロパロ板て非エロしか投下しちゃダメなのか?
それともスレによって違うのかな?
494名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:44:39 ID:b5OsY/r4
非エロや投下頻度はスレによって許容される範囲が違う。
けれど、この手の問題を感情的に語ると大体こじれる。
495名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:45:22 ID:EuwRrQCb
感情的にならず客観的に見る
難しい問題ですね
496名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:51:20 ID:NHXt7ufn
俺は間隔が短くても非エロでも気にならない。
497名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:54:21 ID:hyoyIzed
議論で一気に活気づいたな
498名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:55:51 ID:L/q0NopP
しかたなくエロなしとか、エロへの途中に非エロが長く続くとかなら分かるが、明らかに最初からエロを書く気がないのはどうかと思うわ
499名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:56:47 ID:yn6P5Cnu
>>477だが
俺も一度は通った道だ

>>127を投下した時注意されてな

次からやらなければいい話だからな
これから気をつけてもらえればおkってことだ

偉そうですみません
500名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:57:48 ID:ye//kY71
あー、何だ

潜伏しすぎだろお前等
501名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:58:13 ID:yn6P5Cnu
作品についての追記

エロはまだまだ先になります

Dやババァは未定だ
502名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 17:50:56 ID:n82oOcsd
お前らカスミ婆の尻でも眺めて落ち着け
503名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 18:14:21 ID:esnQgS4g
ババァの尻は俺のもの
504名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 18:55:59 ID:2jzwfM8l
エイ・メイ・リリウムの尻は俺のだ
505名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 19:16:42 ID:gPcmSdy5
私のお尻で果てろ!
506名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 19:30:30 ID:hyoyIzed
byテレジア
507名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:05:56 ID:p358ku3k
お、奥様なら...お、俺の貞操を捧げてもいいです...

上で自治房気取りが騒いでいるが、俺も間隔が短くても非エロでも気にならないが!?
そもそも、ヨロモグーの人は前から「父の日に書きます」と言っていた訳だしなw
508名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:09:37 ID:n82oOcsd
エロ希望の人は非エロスルー
エロなし可の人はエロなしでもいいと思えばレスをつける



それでいいじゃない、レイヴンだもの。
509499:2008/06/15(日) 20:42:49 ID:yn6P5Cnu
>>507
確かにちょっと自治気取ってたわ
スマンかった
510ヨロモグー:2008/06/15(日) 20:46:37 ID:RZkUcSyB
私的な理由によりすぐに投下してしまいました。
私の身勝手な行動で読み手の人を不快な気持ちにさせてしまって申し訳ないです。
あ、近親相姦好きですよ?
ただ、ベルリオーズをそういう対象で見られないだけです。
読み手も書き手も楽しめるように盛り上げたいと言う気持ちはありますので…
それと続き物か、単品かと書かなかった私が悪いのですが一応続き物です。
前から言っていたダン・モロx♀主の話です。
このスレとしてはどうでもいいが、今書いている話としては大切なので投下させてもらいました。
『エロくて熱い妄想』ですからね…その趣旨に合うように書き手としてやれることをやりたいと思います。
511名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:56:31 ID:n82oOcsd
ところで関係ないんだが、ラインアーク防衛ミッソンの

乙「いけるな?フラジール」
フラ「ハイ、そのつもりです」

ってやりとりが

乙「(性的な意味で)イけるな?フラジール」
フラ「はい、そのつもりです」

と脳内変換されるようになった俺に対症療法教えてくれ
512名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:05:57 ID:lNB07Ur1
ハッテン場行って逆流してこいw
513名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:06:06 ID:V1OWEfXF
>>511
ACfa始める前に常に賢者モードになること
514名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:11:22 ID:L/q0NopP
>>507
作者を擁護するのは分かるが、なぜいちいち煽る必要があるの?
515名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:19:17 ID:ye//kY71
俺が言えた義理じゃないが、一々噛み返す必要もないだろう
大体作者の人達がまともな返答返してきたなら、今度はこちらがその対応に感謝して終了。だろ

脱線して他の人と煽りあい続けるのなら、荒しに過ぎなくなるからそこだけは注意してやっていこうや
516名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:20:43 ID:n82oOcsd
>>512
ちょっと乙樽掘ってくるわ

ところでこのスレって女体化はNo thank youだったっけ
517名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:26:07 ID:muUF316H
最初に注意書きすればおkだろう。
518名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:38:04 ID:2jzwfM8l
報酬のほとんどを一人で減らしてしまうエイに、体で払ってもらうSSは無いかい?
519名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:40:11 ID:KwlFwjD/
特殊だなw
520名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:59:20 ID:L974U71N
>>518
いいな、それ
521名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:02:32 ID:gy82rfhv
休日は土方仕事にいそしむえいぷーか。いいな
522名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:43:45 ID:s8gc5ddT
>>518
これは期待できる
523名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:03:51 ID:L974U71N
>>518

「えーと、どうしたんですか?」
「どーもこーもない。お前を雇ったせいで
 こっちは大赤字。ろくに修理費も出せやしない。
 どうしてくれるんだ?」
「どうしろと言われましても……」
「まぁ、仕方ないな。無いものを払えといっても
 無理な話しだしな。……あるもので払ってもらおうか。」
「へ?………きゃあ!ちょ、ちょっと!何するんですか!」
「だから、あるもので払ってもらうんだよ。
 ………それともあのネクストバラすか?
 中古とはいえ金にはなるだろう。」
「そ、それは…………」
「だから、あるもので払ってもらうんだよ。
 ………へぇ。驚いた。まだ未体験なのか。」
「やめて、くださ、い……」
「こんなに濡らしといて何いってやがる。
 こっちの方もこんなに硬くしやがって。」
「ひゃぅ!む、胸…そんなに……ああぁぁん!」
「お楽しみはこれからだ。たっぷり働いてもらうからな。」

「ああぁぁぁぁ!!おっきいのが中にぃ!!!」
「中々の絞まり具合だな。しかも始めたばっかだってのに
 もうグチョグチョになってやがる。」
「奥にぃ!奥気持ち良いよぉ!」
「なんだ?こいつ…そうとう淫乱じゃないか。
 こんなにされて気持ちよくなって
 とても初体験とは思えねぇなぁ?」
「イクぅ!イっちゃうよぉぉぉぉ!!」
「お望みどおり、奥に、出してやるよ…!」
「ふぁぁぁあああああああ!!!!」







俺は寝る。
後は各自のフロム脳で頼んだ
524名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:55:20 ID:aWW4kYqm
>>523
いや、十分だ
525名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 01:09:12 ID:Z5ibUvo+
>>491
最後の一行余計じゃね。
ちなみに俺もエロ無しでも無問題だが。

つかエロエロ騒いでるのID:L/q0NopPだけじゃね。
526名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 02:06:46 ID:f6AeT2sW
サディストの俺はエイを二人がかりで虐めたいです(^q^)



 「また赤字か、エイ・プール」
ディスプレイに収支レポートを表示させたまま、セレン・ヘイズは
「トカゲか、こいつは」のテンポでその言葉をデスクの向こう側で萎縮するエイ・プールに投げつけた。
レポートに表示されている一番最後の数字の先頭には、赤字を示すマイナス記号がつけられている。
 デスクに両足を投げ出し、右手の人差し指は苛立たしげにダッシュボードの端を一定のリズムで打ちつけ続けている。
エイ・プールにぶつけられた言葉はたった一言でも、狭い室内に反響するダッシュボードを指先が打つ音一つ一つが、まるで手ひどく罵倒されているような心理的圧迫をもたらしていた。
ギロリ、とセレンの鋭い視線がレポートからエイに移されると、蛇に睨まれた蛙のように全身が強張って、
背中を滝のように冷や汗が流れ落ち、恐怖に目じりに涙が浮かんでいた。
 しかしその圧迫的な雰囲気とは裏腹に、セレンの唇は残酷な笑みに吊り上げられていて
これからエイに降りかかるであろう惨事を予告していた。
セレンの暗黙の罵倒を受け流そうと顔に浮かべた微笑が、それを見た瞬間に強張って機能不全を
起こしているのがエイ自身にもわかる。
 思わず一歩、後ずさっていた。

 「また、ミサイルを撃ちすぎたんですよね。エイ・プールさん」
セレンの傍らに立つ彼女の弟子リンクスが優しげな口調でそう言った。彼の言葉にセレンが「ふふん」と鼻で笑う。
彼の顔に浮かんでいるのはセレンのように凄惨な微笑ではなく紳士的な柔和な笑顔であったが、
代わりに彼のズボンの股間を内側から押し上げる著しい隆起は、やはり同じようにこれからエイに降りかかるであろう惨事を予告していた。
 それを目にしたエイはさらに二歩、後ずさっていた。

 「また赤字なら、また同じ方法で補填してもらいましょうか」
相変わらずの優しげな口調で、セレンの弟子がエイ・プールへと一歩、
歩み寄るのを目にした瞬間、恐怖で臨界に達していた彼女の理性が決壊した。
くるりと踵を返して背後にあるこの部屋のドアを正面に捕らえると一瞬で走り寄り、ドアレバーへと手を掛けた。
 だが、彼女の期待に反してドアは開かず、ただがちゃがちゃと金具が鳴る音を響かせるのみだった。
ダッシュボードを叩いていたはずのセレンの指先は、彼女よりも早くデスクに備え付けられたドアのロックボタンにすでに伸びていたのだ。
「開いて! 誰か助けて! 誰かっ!」
両腕でドアを全身全霊の力を込めて叩きつけるものの、びくともしない。
それでも、背後で弟子の男が自分の方へ歩み寄る足音が聞こえるとまるで気が狂ったかのようになおさら強く叩きつけられた。
「お股、壊されちゃううぅぅぅぅ!」彼女の悲痛な叫びを伴って。

 「逃げるだけ無駄ですから、やめたほうがいいですよ」
すぐ背後で聞こえた弟子の男の声に振り返ると、いつのまに脱ぎ捨てたのか全裸になっていて、
その股間には細身の彼の身体に不似合いな赤黒く歪んだ、子供の腕ほどもある肉の塊がメガリスのように天を衝いて聳えていた。
触れなくてもそれが熱く滾っている事が感じられるほどの怒張。
その迫力にエイ・プールは腰を抜かし、力なく震えながらその場に座り込んでしまっていた。
「準備も整った。それでははじめるぞ」
そう言いつつ、セレンがデスクから立ち上がるその姿を見たとき、エイは改めて絶句した。
彼女の股間にはペニスバンドで黒いつや消しの巨大な張り型が伸ばされていたのだ。
それは前回、彼女を貫いたものよりも二周りは大きく、弟子の股間のものに匹敵するサイズであった。
 エイの眼前には二本の規格外の黒い凶器が聳え立っている。足元で恐れ戦くエイを見下ろしてセレンが哂った。
「今夜は股間だけでなく、顎も、他にもいろいろと壊してしまうかもしれないな」

 狭い室内に、より悲痛なエイ・プールの叫び声が響き渡った。
「いやあぁぁぁぁ、変態師弟─────!!」
527名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 02:32:23 ID:itbpENVi
いいぞもっとやれ、変態師弟─────!!
528名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 02:34:59 ID:AkwGhCWo
BFFの変態姉弟を1.00ASミサイルで一方的になぶる伝説的例文
529名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 03:10:26 ID:G0O4B59K
fa主人公の事が好きでわざと弾薬費と修理費をかけて
体で払う約束をさせる女性リンクスですね、羨ましいです
530名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 06:03:43 ID:647Cb5nT
携帯で>>491のIDをクリックすると
>>525の書き込みも一緒に表示されるのは何でだ?

携帯で久しぶりに見たから仕組みがわからん
531名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 10:19:34 ID:bSSH6Ez1
単語検索で一くくりに表示するからじゃない?
532名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 13:36:21 ID:AkwGhCWo
エイて何歳?
4時点で新米リンクスで19くらいなら
10+で三十路手前?
533名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 13:48:44 ID:bSSH6Ez1
このスレのSS読んでて気になったんだけど、主人公の容姿がみんな『中性的な顔だが全身の筋肉は程よく鍛えられ引き締まっている』感じだよな
童顔だったりショタくさかったり
これって公式なの?
534名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 15:18:55 ID:xUy9QxI1
どうみてもフロム脳だろww

うちは主人公は少女派
535名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 15:35:20 ID:wKmBp74U
俺の脳内では痩せ型。なぜ痩せ型かといえばバトルテックのせいだが、少なくともピザでネクストには乗れない気がする。
性格はショタ or オッツみたいに尊大風。前者だとセレンと絡ませやすい。
536名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 16:31:59 ID:bSSH6Ez1
なんだ公式じゃないのか、ホッとした
女顔のキモ男が主人公だったりしたら一気に萎えてたわw
ショタは嫌いじゃないが、女とセックスするのはキモい
やっぱり男はマッチョとまではいかないまでも、ちゃんと筋肉があってガタイのいいのが理想だわ
男のゴツゴツした筋肉と女の柔らかい肌がねっとりと激しく絡み合ってこそエロい
ま、人それぞれよな
537>>408:2008/06/16(月) 16:41:01 ID:0rbPetwq
俺も痩せ型&童顔だな>fA主イメージ
ピザだとセレンに無理やりダイエットさせられそうだしw

>>532
俺的にはセレン≧スティレット>えいぷー>セーラ(14)で、三十路前後と思ってる。
538名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 19:31:21 ID:Z8omgmbT
>>536
フロムゲーに顔など存在せんw
だからこそフロム脳が産まれるわけだ
539名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:08:00 ID:tugVrZ7T
>>533
fA主人公=新米って認識してる人が多いから>ショタ臭
ちなみに4主人公は一定の戦歴があるから青年かおっさん
540名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:10:34 ID:xUy9QxI1
>>538
クロムハウンズをやれ
話はそれからだ
541名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:13:30 ID:nVXXu2Jk
クロムはセガゲーってことでどうかひとつ
542名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:47:25 ID:bSSH6Ez1
>>539
なんか異様に腐臭くてたまらんと不思議だったが、そういう理由なのね
童顔だけど程よく引き締まった体つきとか、どこの邪鬼眼かと思ってたわ、正直。
個人的に女々しい男には虫酸が走るから、誰か新しい風を吹かせてほしいもんだなあ
543名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:04:52 ID:XbyhuLF9
セレンの反応を見ると歴戦のオッサンってキャラにゃ見えないんだよなぁ

良くて、たとえば年齢1桁の頃から戦場で生きてきたような元マグリブの少年兵の擦れた青年とか
544名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:06:37 ID:48hxV+97
>>542
でも別に後半二行でショタネタ書いてる人の気分害する必要もなくね?
545名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:07:43 ID:JiXZgZMa
>>542
つ自分でやる
546名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:23:21 ID:v2AIuTRQ
fa主人公の容姿に一切触れてないSSだってあるぞ
547名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:36:21 ID:bSSH6Ez1
SS書きだから書く能力はあるが、新風を呼び込むほどじゃないし
どうせ書くならおまいらが喜ぶものを書きたいが、どうもここでの俺の趣味は異端みたいだからなあ
他人任せだわ
548名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:37:17 ID:48hxV+97
>>547
何を……言ってる……?
ID的に考えても書いてうpしてみるべき
549名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:38:12 ID:nVXXu2Jk
他人任せにすんなら黙ってれば良いのに
550名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:52:56 ID:hcln9aXT
あーだこーだ言って自分からは何もしない方がよほど邪気眼
551名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:20:43 ID:itbpENVi
趣味は人それぞれだけど、fa主人公についてはセレンの台詞聞いてると
自分は普通に若者を想像してしまうんだよなぁ

そういう意味では投下されてるSSは結構イメージぴったり
552名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:25:47 ID:aWW4kYqm
別に書かれてること全部鵜呑みにせずに適時脳内保管すればいいのに
せっかくレイヴンやリンクスにはフロム脳というものがあるんだから
553名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:27:43 ID:bSSH6Ez1
いや、俺だってジジイや中年を想像してるわけじゃないよ? なんかいつの間にか俺がそういう主張してることになってる?
セレンとの会話からするに二十歳前後くらいの青年かなと思ってるけど
あんまナヨナヨしたのが想像できないだけ
554名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:31:08 ID:nVXXu2Jk
>>553
>なんかいつの間にか俺がそういう主張してることになってる?

ぜんぜんなってないです^p^
何かレスする度墓穴掘ってるような気がするのであと30分程我慢しといた方がいいと思うわ
555名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:32:08 ID:48hxV+97
なよなよしたっていいじゃない、リンクスだもの。
まぁフロム自体が14歳リンクスセーラ・アンジェリックを出しちまった時点でショタもまぁ許容範囲だからしゃーない
とっつきを愛する奴がいれば砂を愛する奴もいる、そういうことだ
556名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:41:20 ID:itbpENVi
明確なキャラ付けされてない人物相手にいちいち自分からアレが違うコレが違うって


その考え方は確かにSS描き向けだと思うわ
557名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:42:08 ID:XVa5gXkf
いつもの自治厨が注意文書かせるだけでは満足できなくなって
ついに表現統制を始めた、ってとこか?
558名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:49:57 ID:bSSH6Ez1
ごめんね、荒らしちゃって
そんなつもりじゃなかったんだ。
SS書くから許してください(´・ω・`)
559名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:57:15 ID:cFzRgL18
そんなことよりおまいら聞いてくれ

ファナティック好きなんで、エロSS書こうとしたらビッチにしかならなかったんだけどどうしよう
560名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:02:21 ID:48hxV+97
>>559
お前の答えだ、私はそれでいいさ
561名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:06:52 ID:9wzJNV8d
>>558
そんな事よりROMっとけ
562名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:20:46 ID:VHtiBb9g
>>560
ビッチは現実のだけでお腹一杯なんです(´・ω・)



つーか、書き込んだら閃いた
初僚機でハッテンさせようとするからビッチになるんだ
強制僚機1ミッションのみだから頭が固まってた
563名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:28:50 ID:uj3BCzma
>>562
僚機に選択したりするたびに好感度が上がって最終的にはイヤンバカンな僚機好感度システムですね、わかります
564名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:31:12 ID:rsFqtk9W
擬人化AFとネクストとパイロットを3Pハッテンさせたら凄い傑作ができてしまった!
今から投
565名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 05:43:51 ID:YSorquN7
>>558
もういい、ROMってろ。
566名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 07:48:11 ID:dR9Oupba
ドキッ!リンクスだらけの鍋大会!
567名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 08:05:06 ID:x9P/gtQg
各企業のネクストたちがコタツで鍋を囲んでるイメージが逆流してきた
リンクスじゃなくてネクストってのがかおす
568名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 12:13:01 ID:oeQ3xwWH
でもネクストって座れないよな。
特にローゼンの腰大型スタビ
569名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 12:26:42 ID:9wzJNV8d
堀コタツならば無問題だ
B7の使用を許可する
570名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 12:36:12 ID:OavnjDf3
勿論、闇鍋だよな

誰かがとっつきを入れるんですね、わかります
571名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 12:42:28 ID:ogje4hC5
オープニング「……コジマしか入ってない」
572名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 13:02:23 ID:daELH1ad
フィードバック「やはりランドクラブはGA産に限るな」

レイテルパラッシュ「はっ、インテリオル産の良さがわからんとは、味音痴め」
フィ「なんだと!?」

レイ「やるのか貴様!」

マイブリス「なんでどっちも上手いって言えないかねえ…」
573名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 13:12:53 ID:zIZOTA0X
社長「BIGBOX弁当の味がわからんとは…匹夫共が」
574名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 14:41:53 ID:mKWbTplS
ヴェーロノーク「弾幕薄かったですか?」
575名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 15:43:32 ID:+D5gzD3M
なぜか饒舌なホワイトグリント。
さらに饒舌なジョシュア用ホワイトグリント。
576名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 16:13:19 ID:V07fHjuW
プリミティ・ブライト&メリーゲート「それでBIGBOXってどんな意味なんですか!?」
社長&フィードバック「女の子がそんな事、言っちゃあいか〜ん!!(///)」
577名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:40:12 ID:3taosyRJ
ステイシス「舌がイカれたらと!?ねらっらか!ほあいとぐりこ!よいによっえこの席でか!?ふくっ…らめら…まあらん」
白栗「……」

そして白栗によるステイシスの凌辱がアッー
578名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:54:06 ID:UayqKZQp
>>577
ステイシス「いけるにゃ?ふらじーるぅ〜……ひっく」
フラジール「ひゃあい……そのつもりれしゅ……」
白栗「……」
フラジール「ANALから光が逆流すりゅううう!」




アンサラーに沈められてくる
579名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:00:20 ID:HvRAHL31
フロムはビッグボックスの意味を知っていて名づけたのだろうか
・・・いや、知っていたらGAの本社にしないか
580名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:02:19 ID:UayqKZQp
>>579
なんか深い意味でもあんのか?
ググってもボウリング場か馬場しか出なかったが
581名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:06:35 ID:HvRAHL31
>>580
ビッグボックス スラング でググるんだ
GAって確かアメリカの会社だよな
582名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:21:26 ID:rdu1FM4/
つまりこういう事か。

メルツェル「ビッグボックスへようこそ」

メルツェル「女性器へようこそ」
583名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:24:41 ID:uj3BCzma
メルツェル「(やあヴァオー、ウィンディーの)ビッグボックスへようこそ」

ヴァオー「まだまだイケるぜ、メルツェェェル!」

ウィンディー「もう、やめ……中に……出さないで……」
584名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:25:39 ID:UayqKZQp
ググったら普通に「箱ものの建物」と出た
が、ここでのレスで理解した



GA……(´;ω;`)
585名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:27:41 ID:3taosyRJ
ヴァオー「一緒にイこうぜメルツェェェル!!」

こうですか、解りません><
586名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:40:24 ID:TCDbXxih
(ノ∀`)ノシ 
 |_|  <状況は緩慢ではなく手遅れだ。 
 < <    >>477を投下しよう
587名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:42:54 ID:TCDbXxih
「随分機嫌が良さそうじゃない?当然よね。
 企業には世界を救った英雄と呼ばれて、ランク3の彼女にも、
ちやほやされて。機嫌悪いはず無いわよね?」
「………」
「でもね………私がどんな気持ちでいたと思う!?
私のせいで貴方が大怪我して、死んじゃうかもしれないような怪我をして、
そのまま、出撃なんて……怖くて…怖くて、仕方が無かった……」
次第に彼女の言葉が感情的になり、自分の方に詰め寄ってくる。
「あなたを信じなかった訳じゃなかった……。
でも、貴方が行ってしまったあの日から心配で全然眠れなくて、
眠っても夢の中で貴方は必ず………し、死んじゃって……」
そこで遂に彼女は泣き出してしまった。
いつかの時のように自分の胸の中でわんわんと泣き喚く彼女。
「夢だとわかってても、もし、って考えちゃって………
起きてもそんな不安が消えなくて………」
彼女の目の下にはくまが出来ていた。
話を聞く限り、ここ数日まともに休めていないようだ。
心なしか、数日前よりも顔がほっそりしてる気がする。
食事もろくに摂っていないのだろう。
「無事に戻ってきた時、私は凄いほっとしたの。
でも帰ってきた貴方は、まるで私のことなんて気にも掛けてなくて。
それが悔しくて、悲しくて………」
588名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:43:36 ID:TCDbXxih
何時だかの病室では出来なかった、優しい抱擁をする。
力強く、暖かい抱擁。
「悪かった……メイ。
でもな………俺にとってはメイもこの世界も大切なんだよ。」
幼子に言い聞かせるように優しく呟く。
「……それじゃ、ダメなのよ…
貴方が私にとっての一番であるように私も貴方にとっての一番になりたいの……。」
何となく察しつつも目を背けていた彼女の気持ち。
だが相手が真正面から来たのであれば
それに真正面から答えなければ無礼というものであろう。
「あぁ、いいさ。その代わりとことん付き合ってもらうからな。」
そう言って彼女の唇に自分のそれを近づけていく。
すると彼女のしおらしかった態度が一変、顔が真っ赤になる。
「ちょ、ちょっと、ここでするの!?」
ここはガレージに近い通路。
当然のことながら人の通りは多い。
「せめて、もう少し……!!」
言うことは聞かない。強引に唇を重ねる。
「ちょっと!も、もう少し場所くらい考えなさいよ!」
「俺、その場所ってのがよく解らないなぁ。じゃあしばらくの間キスはお預けだな。」
その瞬間、メイがえ、という表情をして固まる。
その光景に思わず噴出してしまう。
「ぷっくっくく…冗談だよ、冗談。さ、そんな顔を見られる前に早く帰った方がいいぞ。」
踵を返して歩きながら呆然としている彼女に喋りかける。
「うぅぅ……バカぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
後ろから嬉しそうな悲鳴が聞こえてきた。
589名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:44:24 ID:TCDbXxih
SS書くのは4度目
多少は上達したと信じたい

まだまだ続くぜ!
590名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:50:37 ID:VHtiBb9g
>>578
だからそこはANALではなくANSだと何度言っry


>>586
リアルタイムGJ
充分うまいぜメルツェェェル!
591名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:07:00 ID:KUj+eOPG
心配しなくても、書く度に上手くなってるぞw
なにはともあれGJ!
592名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 04:35:31 ID:mcEMvtXL
GJ!
ちょっとハードボイルドにも感じさせる文体、大好物さ

ここと余所で合わせて計13回書いてるが、回数とか当てにならないなって正直思ったわw
593名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 07:38:59 ID:gUG3bLAF
>>589GJ!
やっぱりメイはかわええのう
594名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:57:30 ID:MVcqDeHE
とっつきでシャミアの性器を破壊する広島人とか見たいなー
595名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:12:00 ID:gDq12dRg
つ自分で書く

広島は“三下”じゃなくて“侠”のイメージ強いからなぁ...
広島よりも、シャミアが捕虜にしたメイに、の方が可能性がありそうで、
おや、赤い四脚と緑の(ry
596名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:22:50 ID:t7M8Y7pX
「赤と緑」じゃ別の二人組を連想してしまう。

メイがシャミアにつかまって拷問されようとしてるところをこっそり逃がす立ち位置がド・ス。
597名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:27:01 ID:ZuDvnEqd
>>596
「じゃけん女はいかんのんじゃ」と言いながら手で追い払うようにメイを逃がす様が目に浮かぶようだ
598名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:27:19 ID:mcEMvtXL
メイ「あ、ありがとう」
ドス「ワシは女は好かん。じゃからかわりに……」
599名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:29:34 ID:ZuDvnEqd
>>598
ノーカウント「ついてねぇ……ついてねぇよ……」
ワンダフルボディ「じゃあ俺は何だ!?」
600名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:34:21 ID:MVcqDeHE
っていうか、シャミアと広島ってあそこで何やってたんだっけ
ちちくりあい?
601名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:37:54 ID:9P3qK8dc
スラッグととっつき、どちらが美しい風穴を開けられるかについての談義
602名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:41:17 ID:xs4jd4dL
>>601
カラサワか拡散レーザー腕に一票
603名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:47:34 ID:q0X408pP
ド・スが必死にECM設置。
604名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:57:16 ID:MVcqDeHE
シャミア「ほらほら、ちゃんと気合い入れて設置しなさいよ。手抜きしたら承知しないから。あー、それにしても喉が渇いたわ。私は休んでるから、あとよろしくね」

ドス「・・・じゃけん女は好かんのじゃ・・・」
605名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:58:45 ID:mcEMvtXL
あれ、何か目から汁が
606名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:03:25 ID:3iA8ecKk
>>605
IDのせいだな
607名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:11:05 ID:zHluTKW5
すげえ
なんというタイムリー
感動した
608名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:31:48 ID:fCRTFU/E
こちら前スレ308だ。

投下の概要を説明させてもらう。

注意点は4つ

・セレンメイン
>>432からの続き物
・非エロ
・独自設定が強く出ていますのでご注意を

以上の点に留意してくれ。
609山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:32:38 ID:fCRTFU/E


 黒いエナメルのパンプスが、白い絨毯敷きの床の上を落ち着きなく行き来する。

 ―――私とした事が、迂闊だったな。
 内心の焦りを表情にこそ現してはいなかったが、忙しなく視線を巡らせて歩き回ることでそれを
 表現しながら、彼女は自らのエスコート役を探し回っていた。

『じゃあ、もう少ししたら―――で、合流―――』
 目当ての店で、腰の引けた青年を放置して思うままに物色を続けていた彼女の記憶に、薄っすらと
 断片的に思い出されるその台詞が、更に焦りを助長する。
「……流石に、仕方がないな。これは」
 右手に持った淡いピンク色の紙袋一杯に詰め込まれた毛玉に視線を落して、彼女は独白していた。
 今度ばかりは完全に自分の失敗だったと素直に思える。
 時計に目をやってみれば、予想以上に時間は進んでいたし、暇を持て余したであろう青年が告げて
 いった言葉の肝心な部分を聞き逃していたのも自分の責任だった。

 しかし、責任の行く先を確認したところで現状が改善されるわけではない。
 精々詰まらない自責の念で正常な判断を鈍らせるだけだろう。

 ほんの暫くの間、少女趣味的な装飾が施されたフロアから離れて動き回っていた彼女であったが
 結局はその言い訳染みた結論へと辿り着く事となり、元いた場所へと踵を返していた。
「どうせあいつの奢りなのだ。携帯端末もある事だし、この際、向こうから探しにくるまで―――」
「御久し振りです、スミカ先輩」
 愛らしい小物が隅々まで配置された店内を見回しながら、勝手すぎる独り言を洩らしていた彼女の
 背中に向けて落ち着き払った女性の声が響いてきた。

 一瞬、完全な空白に支配されていた思考を何とか現実に引き戻して、セレンは背後へと振り返る。
「―――ウィン……ディ」
 予想外の事態に、予想通りの声の主。セレンが二の句を告げられずに立ち尽くす。
「驚かせてしまった様ですね。すみません」
 緩くウェーブのかかった薄紫色の髪を肩口まで伸ばし、やや窮屈そうに黒一色の2ボトムスーツを
 着こんだ妙齢の女性が、セレンへと向けてゆっくりと頭を下げながら謝罪の言葉を口にする。
「ああ、驚いたぞ。暫く振り……では済まないか」 
 やっとの事でそれだけを口にし、セレンは目の前に突如として現われたリンクス時代の後輩の姿を
 まじまじと凝視していた。
610山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:33:14 ID:fCRTFU/E

 ウィン・D・ファンション。
 インテリオル・ユニオンの擁する最大の個体戦力にして、カラードNo.3ランカー。
 彼女に関する数々の逸話と多大なる戦績を知らねば、もぐりなのだと情報屋達は口を揃えて言う。

 そういった噂を聞く度に、大きくなったものだとセレンは人知れず苦笑を洩らしていたのだ。 

 
 秀麗な顔立ちと真っ直ぐすぎる眼差しだけは記憶の中のままで、成熟した大人の女性へと成長した
 ウィンの姿を前に、セレンは継ぐ言葉も忘れてその場に立ち尽くし続けていた。
「本当に、お久しぶりです。今は、セレンさんと呼んだ方が良かったのでしたね」  
 親しい者に対して笑いを見せる時、やや俯く様に小首を傾げて微笑するのは昔からの彼女の癖だと
 セレンは知っていた。
「いや、いい。それよりも―――見違えたぞ、ウィンディ」
 本当にあの少女が。自分の後を付いて回っていた駆け出しのリンクスだった彼女が。
 そう自問を繰り返して記憶を振り返りながら、セレンは彼女の言葉にかぶりを振って答えていた。

「では、先輩で」
 こく、と小さく頷くウィンからは戸惑いの気配はセレンには伝わって来ない。 
「助かる」
 こういった気配りができるのは、昔からだった。
 もっともインテリオル・ユニオンの人間達は彼女のそういった側面も知らずに、扱い辛い娘だと
 辟易している様子も度々見受けられていたが、それは同じ様な陰口を叩かれ続けていたセレンに
 とっては共感を覚えさせるだけのものに過ぎなかった。
611山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:33:44 ID:fCRTFU/E


 広義的な位置づけで所属を同じくしたとはいえ、連携戦闘の相方でもない赤の他人を先輩と呼ぶ
 リンクスは相当に珍しかった。
 そしてそういった人間を受け入れるリンクスもまた珍しく、それ故周囲の人間からの下卑た噂話や
 辛辣な皮肉を二人が耳にする事も少なくはなかった。

「仕方はないです。先輩以外に、ウィンディとは呼ばせていませんし」

 そういった事についても、セレンがウィンに話題を振った事も幾度かはあったが、その度ウィンは
 決まってそう口にして苦笑を浮かべるだけだった。
 そして、そんな彼女の極端すぎる立ち振る舞い方を心配しながらも、セレンは心の何処かで奇妙な
 優越感を持ち続けていたのだ。

 あの日、青年と出会うその時までは。


612山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:34:06 ID:fCRTFU/E
 
「しかし、意外だな。お前がこういった場所を訪れるとは、知らなかったぞ」
 はにかんだ様な微笑みは絶やさぬまま、あまりその口を動かそうとしないウィンに対し、セレンは
 僅かな違和感と同時に吹き出してきた後ろめたさを感じて、やや早口なりながら問いかけていた。
「借りを作った相手がいたもので。何かできる事はないかと尋ねたら、ここに誘われました」
 ようやく口を開いたウィンに、セレンが心の中で安堵の溜息を付いてその表情を和らげる。
「この店には、同僚から事のついでにと買い物を頼まれて立ち寄った所です」
「成る程。お前らしいと言えばお前らしいが……それにしても、珍しいな」

 目の前にいるのは、自分が知っていた頃の彼女ではないのだ。
 頭の中でそう考えてはみても、セレンは心の内ではそれを拒否せずにはいられなかった。

「顔を立てる意味もありますから」
 しれっとした顔で、とぼけた風にウィンが言葉を返してくる。
 義理です。そうはっきりと言っているに等しいその一言に、セレンは思わず苦笑を洩らしてしまう。
「お前は、やはり良くできた奴だよ。あいつに爪の垢でも―――」
 そこまで口にしたところで、はっと我に返ってセレンは口を閉ざす。

「爪、ですか」
 セレンの内心の焦りをよそに、ウィンはそう言って怪訝そうな面持ちで首を傾げる。
「例えだ。本気に―――いや、私が悪かった。全く……そういうところも、変わらんな」
 予想外の彼女の反応に幾分拍子抜けしつつも、セレンは己の緊張を解すかの様に肩を竦めた。
「そうですか? 先輩の方は、変わられたと思いますが」
 そんなセレンの様子に、ウィンは平静な態度は崩さずに言葉を返す。

「変わった……私が、か?」
 セレンが無意味にも等しい確認の言葉を口にする。
 問われて、セレンには心当たりがないわけではなかった。むしろ、その自覚は嫌というほどにある。
 だが、それを露骨に外に現す程に自分は浮かれきっていたというのか。
「ええ。でも、息災な様子で安心しました」
 そんなセレンの動揺をよそに、ウィンが深緑色の瞳を微かに細めて微笑む。
「そうか。お前が言うのなら、きっとそうなのだろうな」
 ―――お前の目から見て、一体どう変わった様に見えるのか。
 喉元まで出掛かっていたその言葉を押し留め、セレンは弱弱しい笑みを浮かべていた。

613山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:34:36 ID:fCRTFU/E

 後ろめたさを感じるのは、自分にまだ正常な部分が残っていたという証明だ。
 胃と首筋の辺りにチリチリとした不快さを感じつつも、セレンはそんな事を考える。

 古巣を捨て、兵士としての自分を捨てても、因縁という物まで捨てきれないのはわかっていた。

 期待され、それに応える事から逃げ出して―――今度は、自分がそれを押し付ける側になる。
 そんな都合の良い振る舞いを続けてきた自分とその対象との間に今在る、充足感。
 戸惑い、喜び、安堵し、怯える事。その全てが実感だった。
 血を流す行為にそれは似ているから、そう感じるのかもしれないと思いもした。

 浅はかとは思わなかった。
 たった今、自分の想像を大きく超える成長を示した『後釜』を前にしてすら、やはりそうだ。

 
 唯、己の身勝手さには愛想が尽きそうだと感じるばかりだった。
 
614山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:35:14 ID:fCRTFU/E

「ウィンディ」
 余計な事を、自分は言おうとしている。
 そう思いつつも押し黙り続けることはできずに、セレンがはっきりとした口調で声を上げる。
 はい、と短くウィンが答えるのを確かめて、セレンは言葉を続けた。
「私を……恨んではいないのか」
 我ながら、愚問だな。
 自分が楽になる為の台詞に過ぎないとは自覚しながらも、セレンは深く息を吐いてしまう。

 ウィンがその掌を軽く握る形にして口元に当てて俯き、目蓋を閉じて思案の表情を見せる。
 彼女にしては珍しく、返事の言葉を選んでいる様子だった。
 俯いた拍子に肩にかかっていた薄紫色の髪がぱらりと垂れ落ちていき、それから十数秒が経つが
 その口は閉ざされたままで、動き出しそうとする気配は無い。

 ―――限界か。
 沈黙に耐え切れず、セレンが取り消しの言葉を口にしかける。
 ウィンが動きを見せたのは、正にその瞬間だった。
「先輩には感謝こそすれ、恨んだりする覚えはない―――そう思います」
「―――っ!」
 変わらずに平静な、穏やかとも感じ取れる口調で告げてきたウィンの言葉に、セレンは一瞬息を
 詰まらせその身体を強張らせていた。

「馬鹿か、お前はっ!」  
 衝動的にセレンは叫んでいた。
 内から溢れ出し綯い交ぜになった感情に煽られ、頬が上気していくのがわかる。
 ―――八つ当たりだ、これは。しかも最悪の類の。
 吐き捨てる様に言い放ったはずの罵倒の叫びが己の心中で黒く渦巻いて木霊し、眩暈に襲われて
 ぐらりとその視界が傾き、そして止る。
 彼女の両肩には、それをしっかりと支える温かな掌の感触があった。

「スミカ先輩。外で話しましょう」
 いつの間にか絨毯の上に落していたセレンの買い物袋へとさっと手を伸ばして拾い上げ、辺りに
 いた人々からの視線を遮る様にウィンが立ち位置を変える。

 
 情けなさや悔しさではなく、尚も後ろめたさだけで自分を支えようとする彼女を伴い、ウィンは
 ひそひそとした囁き声と好奇の視線が入り混じり始めたその場を、凄然と後にしていった。
 
615山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:35:49 ID:fCRTFU/E

 霞スミカ。
 インテリオル・ユニオンの基盤となった、有力企業レオーネ・メカニカに在って決して多いとは
 言えない出撃数と達成ミッション数にも関わらず、同社に置いて最高の戦力と目され続けていた
 16番目のオリジナル・リンクス。
 所属を同じくし、癖の強いリンクス達の中でも特に扱いづらく、危険分子の筆頭と囁かれていた
 サー・マウロスクに対する安全弁だとも噂された、謎多きその人物に関する足跡を追う者は今も
 決して少なくはない。

 リンクス戦争の後。混迷の最中を生き抜いた彼女の背中から、まだ駆け出しのリンクスであった
 ウィンは多くを学び、憧れと密かな対抗心を以て追いかけ続けていた。


「昔から、良く教えられた。先輩の事をそう思っているのは本当です」
「……もう大丈夫だ。すまなかった、ウィンディ」
 休憩所の小さなベンチに腰掛けていたセレンが、俯いたままの姿勢で小さく鼻を鳴らす。
「いえ。思った以上に変わられたようですが、それが不快だとは自分は思いません」
 その隣で背もたれに寄りかかる様にしていたウィンは、静かにかぶりを振って答えていた。

 赤くなった目尻の端を手の甲で拭い、こくりと頷く仕草を見せてセレンが大きく息を吐く。
 それから目を閉じたままで頭を上げ、ゆっくりと息を吸い込み胸を張ってから口を開いた。
「……別段、何を教えたという積もりもないのだがな」
「その割には、先輩からは随分と厳しい言葉も貰っていた記憶がありますが」
 気恥ずかしさを隠す様にさばさばとした口調で告げてきた彼女に、ウィンが緩やかなウェーブの
 かかった自らの髪を人差し指で弄くりながら、さらりと答える。

「そんなに……厳しかったか?」
 素っ気の無い返答を気に止めたセレンが、ちらっと目蓋を開きながら問いかける。
「ええ」
 そんな彼女の様子も意に介さぬとばかりにウィンは首を縦に振って見せた。
「今も時折、夢に見る程度には―――ですが」
「……本当に、すまないな。それは」
 どこか遠くを見る目で言葉を続けたウィンに、セレンが項垂れながらも苦笑いを浮かべる。

 それを追う様にして隣からもくすくすと抑えた笑い声が洩れ始めると、二人は面と向かって顔を
 合わせ、それからまた声を上げて笑いあっていた。
616山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:37:33 ID:fCRTFU/E

 一頻り笑い終えると、今度はセレンの方から思い出を懐かしむ口振りで語り始めた。
「人は、変わるものなのだな。昔のお前はもう少し可愛げがあった気がするぞ」
 後ろめたさばかり感じるかと思っていたのだがな。
 口にした台詞とは裏腹に心の中では感謝の念を抱きながら、セレンは唇の端を歪めて見せる。
「そうですね。貴女を追いかけているだけの子供のままでは、いられませんでしたから」
「こいつめ……随分と生意気を言えるようになったものだな」
 真正直過ぎるウィンの言葉も、不思議と今のセレンには重圧にならなかった。


「そう言えば、ウィンディ。お前……」
 成長した後輩の頼もしさを肌で感じながら皮肉っぽい笑みを浮かべていたセレンが、ふと何かに
 気付いた様子でウィンの二の腕の辺りを見詰めてきていた。
「先輩……?」
 真剣な表情で自分の方を見つめてくるセレンに、ウィンが僅かに身を竦めて不安の声を上げる。
 こういった表情のセレンは、ウィンの記憶の内には存在ないものだったのだ。

 一体、何を。
 その挙動を不審に思い、口にしかけた次の瞬間にそれは起こった。
「―――っ!?」
 びくんっ、と声も無くウィンの身体が跳ね上がる。
 警戒の眼差しでセレンの様子を窺っていたウィンの二の腕の上を、つぅっと細い指先が走り抜け
 その柔肌の感触を確かめる様に動き回っていったのだ。

「な、何を唐突に―――」
「こっちの方は、まだあまり変わっていない様だな」
 流石に、まだ若い。
 狼狽の声を上げて身を捩るウィンに、セレンは身体ごと追い迫って直に触れた感想を洩らす。
 突然過ぎるその展開に、混乱の只中に立たされたウィンはまともに抵抗する事もできずにいた。

「せ、せんぱ―――っひゃ!?」
「ハリもスベリもある、と来たか。―――む? こちらはこちらで、また思っていた以上に……」
 こういった事には全く免疫が無いのか、為すがままでセレンの『調査』を受けその身体を大きく
 仰け反らせてウィンが反応する。
「成る程。確かにこれでは周囲の男共は放ってはおくまい」

「―――っぁ、やめっ……ぁあ―――もうっ! スミカ先輩!」
 大胆にもブラウスの内側に手を伸ばし始めたセレンを振り切り、ウィンは窮地を脱していた。
「一つ、先輩として忠告をしておく」
 自らの肩を両手で抱き締めて荒くなった息を整えるウィンに、セレンは尚も真剣な面持ちのまま
 声を投げ掛けてきた。
「そのサイズで、ノンワイヤーは正直感心しないぞ。ウィンディ」
「―――本当に随分と変わってしまわれましたね、先輩……」

 地味に気にしていた点を指摘され、ウィンはがっくりとベンチの上に倒れ伏していた。
617山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:39:18 ID:fCRTFU/E

「……それでは、私はこれくらいで失礼させて頂く事にします」
 ようやっと呼吸を整え終えたウィンが、セレンへと向けて頭を下げる。
「何だ、もう帰るのか。少しくらいは、ゆっくりしていけば良いだろうに」
「結構です。これ以上は自分で相手を選びますので」
 いつの間にか咥え煙草で悠然と脚を組んでベンチに腰掛けていたセレンに、にべも無く答えて
 ウィンは毅然とした態度で乱れきった自分の衣服を直していた。

「すまんな。狼狽えるお前の顔を見ていたら、調子が戻ってきてしまった様だ」
「お役に立てて光栄です。……全く、油断も隙も無い」
 心底楽しそうに煙を吹かすセレンには聞こえぬ様に呟いて、ウィンがベンチから立ち上がる。
 そんな彼女の様子をセレンは目を細めて眺めていたが、一つ大きく咳払いをすると自分も席を
 立ち上がりその唇から煙草を離していた。

「ありがとう。お前には、心から感謝している」
 突然目の前で深々と頭を垂れて礼の言葉を口にしたセレンに、ウィンがその口をぽかんと開き
 呆気に取られて立ち尽くす。
「え―――あ、あの、ど、どどどど、どうして……」
「急に可笑しいか。すまんな」
 はっと我に返って声を吃らせながら反応するウィンに、セレンは苦笑いで返した。

 驚かれるのも無理は無い。自分でもそれなりに驚いているのだから。
 あらゆる意味での感謝を込めた言葉は、思っていた以上にすんなりと口を衝いて出てくれた。
 それで全てが清算されるわけでもないが、自分にしては一先ずは上出来というヤツだろう。

 目を点にして頭を左右に振り続ける後輩を眺めながら、セレンはそんな事を考えていた。
618山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:40:16 ID:fCRTFU/E


「随分と時間を使ってしまったか。まあ、ロイの奴の事だから、先に食い始めているだろうさ」
 どうもあいつが絡むと口が悪くなるな。
 自分の口性の無さを棚に上げながら、ウィン・D・ファンションは足早に歩を進めていた。
 セレンとの別れの挨拶を済ませてから、彼女は本来の連れとの約束を思い出したのだ。
「あいつは協働作戦でも平気で時間に遅れて来るしな。これくらいで御相子というものだ」
 ぶつぶつといい訳染みた独り言を呟いて、ホールを抜けエレベーターの扉の前に辿り着く。


「これだけ時間使っても、まぁだ買い物中とか……セレンさんも相当だなぁ」
 約束の時間を大幅に過ぎていた筈であったのに、何故だか当初訪れたファンシーショップの
 近くまで呼び出された青年が、大仰な溜息を吐きながらエレベーターに乗り込む。
「でも、機嫌は直っていたみたいだし、やっぱここを選んで正解だったな」
 上機嫌に鼻唄など口ずさみながら、青年は行き先を指定するパネルへと手を伸ばした。
 ウォォン、と僅かな駆動音を立ててゴンドラが動き始める。

 
 扉が開く。
「あっ、と」
 ―――しまった、人がいたか。
 勢いをつけて外に踏み出そうとしていた青年が踏鞴を踏む。
「―――」
 先客か。 
 入力すべき階数を思い返していたウィンが身を引いて佇む。
 互いがその挙動を確認し、どちらからとも無く会釈する。


 そして、二人は擦れ違っていった。
619山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:41:05 ID:fCRTFU/E

「あの人も同業者か。……今日はそういう日なのかな」
 扉が閉まるその時まで、何故だか青年はその場に足を立ち止まらせて呟いていた。
 漂う残り香に、親しんだ女性を思い出して首を傾げる。
「何処と無く、セレンさんに雰囲気が似ていたけど……」
 ―――リンクスやっている女性って、ああいうタイプの人が多いのかな。
 物騒な想像をしながら、青年は再び歩き始めた。


「見ない顔だったな」
 行き先のボタンに手を伸ばしたところで、ウィンがぽつりと呟く。
 彼女はその立場上、両の手では数え足りぬ数のリンクスの素顔を覚えていた。
「あの雰囲気は……まあ、独立傭兵だろうな」
 ウィンの素顔は、疾の昔に企業連には割れている。
 自分の顔を見た時の反応の無さからしても、まず間違いはないだろうとウィンは判断した。
「七階、だったか」
 ボタンが押され、エレベーター独特の一瞬の浮遊感がウィンの全身を包み込む。

 その感覚の中で、ウィンは去り際に見せた霞スミカの満足気な横顔を思い返そうとしていた。
 だが、彼女の脳裏に現われたのは、つい今しがた擦れ違った青年の横顔だった。

 顔も知らぬ同業者は、存在して当然の事。
 顔を知っていた所で、何を変えられるわけでも無し。

 だが、妙に気になる。
 ―――そうか。
「今のが、スミカ先輩の」
 意図せずに衝いて出てきた己の言葉に、ウィンは思わず眉を顰めて中空を眺めていた。

620山猫師弟の「二日目」後編:2008/06/19(木) 00:42:05 ID:fCRTFU/E

 セレン・ヘイズ。
 その名を変えても尚、その生き様はウィンには歪んで無い様に感じられた。
 何かに縋り付かねば、この世という戦場を駆ける事も適わぬ者とは違う人種の人間。
 あれだけボロボロの有り様で、まだ挑み続けるというのか。
 何が彼女をそこまで駆り立てるのか。
 
「リンクスだから、なのだろうな。……よかったじゃないか、オッツダルヴァ」
 思い出された昨日の一幕を振り返り、ウィン・D・ファンションは静かに瞳を閉じていた。
 暫しの静寂の後、軽やかな音色の到着音がエレベーター内に響く。

「……しまった」
 今度は鉢合わせが無いのを確認して歩き出した彼女が、口元に手を当てて小さく俯く。
「―――物好きな人間が、買い占めていたとでも言っておくか」
 
 依頼の未達成を勝手に決定し、真鍮の魔女は振り向きもせずにその歩みを刻んでいった。

 

  
                                                          <完>
621名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:43:53 ID:fCRTFU/E
投下の完了を確認。

妄想が斜め上いってますが、また機会があれば宜しくお願いします。
622名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:20:21 ID:iSu+aohd
非常にニヨニヨしながら見させてもらいました。

で、無知な俺に胸のサイズとワイヤーの関係を教えてくだしあ
623名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 07:07:37 ID:yu0yY2cD
>>622
608ではないが。
"ワイヤー"ってのは、吊るもんだ。 だろう?
624名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 07:23:17 ID:BizH9pHR
これをGJと言わずして何と言おう!

三日目にwktk
625名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 09:39:44 ID:dUkfwhg+
まあ、GJじゃないか、貴様。
しかしスミちゃんアンタって人は...そんな事するから『周囲の人間からの
下卑た噂話や辛辣な皮肉を飛ばされる』んだ...と言う訳で替わ(レーザー着弾)

>>622
つ自分で調べろ
実際、『ブラジャー ワイヤ 意味』でググると何処かの質問サイトに解答が上がっているぞ。
626名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 14:00:47 ID:zHluTKW5
心理描写がとにかくダラダラ長くてしかも言いたいことがいまいちよくわからん上にポエム臭くてたまらんかった
が、それを除けばGJだぜ!
次回も期待してるよ!
627名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 16:35:27 ID:k7WEKj6P
>>626
典型的なツンデレに見えた
AMSから光が逆流する!
628名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 17:20:10 ID:zHluTKW5
なんでもツンデレいうのやめてくれないかな、クズ野郎
お前みたいなキモヲタからそんなこと言われると鳥肌が立つわマジで
なにが光が逆流するだよ
いい加減に寒いわそれ
あーあ、クズを見たせいで気分が悪いなあ
629名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 17:54:44 ID:2ow4+pdd
無駄に改行されてると縦読みかと疑ってしまう
630名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:12:40 ID:fCRTFU/E
感想ありがとうございます

改行、目が疲れるから入れた方が良いと勧められて意識的に増やしてました
作風というわけじゃないのでこの点は読む方達が違和感あるなら元に戻させて頂きます
631名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:52:35 ID:YUIBs3RE
みんなリリウムとメイはそれぞれ歳いくつくらいだと考えてる?
エイとセレンは三十路だよな?
632名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:34:49 ID:YBcX2FRE
エイとセレンはロリババァ。はいかイエスでお答えください。
633名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:36:19 ID:DtawQ/Lf
エイプーはともかくセレンさんはグラマーだと思うぜ
634名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:03:14 ID:NA4kcndJ
リリウム:18〜25
メイ:25〜28
635名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 02:40:07 ID:ZnqCla+n
保管庫が更新しなくて悲しいお
636注意書き:2008/06/20(金) 06:45:01 ID:nTQhZwXm
主人公=女性が固定されつつあるってマズイですよね… orz

・主人公が♀です。
・ダン・モロx♀主人公←乙樽です。
・ダン&乙樽は第三者視点 ♀主人公は自分視点で書いています。
・ダン・モロの声は同じゲーム中のXXXXもやっていると聞いたのがきっかけ。
・遅筆で申し訳ない。

女体化などが苦手な方は読まない事をオススメします。
637名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 06:45:43 ID:nTQhZwXm
 父が死んでから生活はがらりと変わった。
 一生使い切れないような莫大な資産を父は残してくれたが、私はどうも満足出来なかった。
 声も出る。
 笑うことだって出来る。
 父が生きていた時は出来なかったものが、今出来る。
 無意味だと思う。
 私は父に聞かせたいし見せたいのに。
 何故、奪われる物が掛け替えのない物達なのだろう。

 やることは同じだと私は思った。
 愛が有ろうと無かろうと、性交することに違いはない。
 カラードランク1も人の子。
 何回も胞の中に精液を注ぎ込んだ。
 行っているときはいい。
 ちょうど、今のように相手が寝てしまうと虚しさが心を襲う。
 ネクストに似ている。
 機械と人間が混ざる感覚はとても心地良い。
 だが、あのリンクが解除された時の飢餓感は何とも言えない。
 飢えた私は布団の中に潜り、彼の陰茎を口にくわえた。
 自分の愛液もついているが特に気にはならない。
 微かに彼の色っぽい吐息が聞こえた。
 元気がなかったそれは硬くなっていく。
「……ん、っ…ぐぅ」
 彼は身をよじり快感から逃れようとする。
 いつもの傲慢な彼とは違う姿。
 この男ではダメだ。
 やはり、一番はあの人しかいない。
 私の口の中が白濁の液体で満たされたのはすぐだった。
638名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 06:46:10 ID:nTQhZwXm
「ダンくんーッ!」
 ダン・モロは逃げ出そうとした。
 しかし、あるものに抱き着かれそのまま押し倒された。
 少女とも思える外見の女性だ。
 一応、二十歳は越えているらしい。
「逢いたかったー」
「や、やめろ!離しやがれ!!」
 もがくダン。
 此処はリンクス管理機構カラードの本部である。
 周りにはリンクスや関係者もいる。
「匹夫が…吹き飛んだか」と呟く社長やら、「胸でかい」「尻がいい」と妙に話が噛み合っていない狐狸コンビが勝手に言い始める。
「また、勝手に僚機にしやがって」
「ダンくんはヒーローでしょう?強きを挫き、弱きを助けるって自分で言っていたじゃないですか」
 それは彼女がカラードに登録されて間もない時だ。
 今では企業があの手この手で自分の物にしようする、優秀なリンクスになっていた。
 中でもオーメルグループの熱の入りは凄い。
 彼女が可愛いもの好きだと分かれば、猫のようで犬のような生き物である首輪つきケモノを売り出した。
 思惑通り彼女は夢中になり、オーメル社をどちらかと言えば贔屓するようになったのだ。
 欲しがる理由として彼女の出自も多分に関係ある。
 国家解体戦争の英雄、ベルリオーズのたった一人の娘であるからだ。
「馬鹿にされている気がすんだよな…」
「私は好きですよ、ダンくんのこと」
 人畜無害の笑顔を浮かべる彼女にダンはころりと落ちた。
 彼女を優しく退けると言う。
「俺に任しておけば万事OKだぜ!」
 まるで、デパートの屋上でよくやっているヒーローショーのようだ。
 そのヒーローは限りなく弱いわけだが……。
 そんな事は今の彼には聞こえていないらしい。
「アンタに楽をさせてやるよ」
 ハハハと大声で笑い始める。
 今、この時ばかりは憧れる物になれた。


 戦友であり、腹心であるある男からの連絡に苛立つオッツダルヴァ。
――あの厄介な男が本命とはな……
 オーメルの力を使い大体の事は無理矢理出来る。
 と言っても、憎き恋敵を亡き者にというわけではない。
 英雄は死んでからも影響力は計り知れないからだ。
 たとえ娘であっても然り。
 彼女を自分の所有物に出来れば、戦力や正当性も十分になる。
 オッツダルヴァは、かりっと親指の爪を噛む。
――アスピナ機関め、余計なことを…!
 彼女のAMS適正はあの父親ですら凌駕している。
 実験素体として喉から手が出るほど欲しいのだろう。
 一部の人間の為でなく、人類の為に利用したいとオッツダルヴァは思っていた。
 恐らくそれは「正義」なのだろう。
 彼女を酔わせたい。
 正義に、戦いに、そして自分に。
 首輪を外す準備は整っている。
639名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 06:46:50 ID:nTQhZwXm
 黒いクマのぬいぐるみをオペレーターであるセレンさんに預けた。
 私にとって彼は友達であり宝物だ。
 名前は父の機体と同じ『シュープリス』という。
 父は肉体こそ消えてしまったが、精神的な物は私に残してくれた。
 思い出だったり、何気ない言葉だったりするのだが、一緒に寝てくれた温もりが今も身体の何処かに残っているような気がした。
「…ストレイド、作戦開始します」
 淡々と私は言った。
 慣れたものだ。
 最初はこの機体も、命を奪うことも恐れていたのに。
 今はもうどうでもいい。
 私を殺してくれる人でなければ興味も沸かない。
 唯一の例外がダン・モロだ。
 彼といると無意味な私が、ちゃんと意味があってそこにいられる。
 彼を本当に心の底から好きなのかもしれない。
『お、多い!うっ、うぉぁっ!』
 ノーマルに追い掛けられ逃げるのに必死なセレブリティ・アッシュ。
 私は肩に装備してあるグレネードでノーマルを蹴散らした。
 有澤重工の品質は高い。
 威力も直撃すればネクストにも有効だ。
 PAすらないノーマルでは耐えられないのも当たり前だろう。
「ダンくん、ブレードを振ってください」
 指示通り、がむしゃらにブレードを振るセレブリティ・アッシュ。
 ストレイドに追われ、逃げようとするノーマルに面白いほど当たる。
 彼は役に立たないリンクスではなく、使えるリンクスだと思う。
 何事にもそうだ。
 ナイフで穴を掘るよりも、林檎の皮を剥いたほうが道具として使える。
「全目標を排除。作戦完了ですね」
「ふぅ…いつもより早く終わったか…ま、俺のお陰だな!」
 彼は変わらない。
 私が周りから持て囃されたって彼のままだ。
 不変だと思う。
 私の気持ちを伝えたらそれは失われてしまう気がする。
 もう求めないし、望まない。
 そのくせ私を望んでもらおうなんて思わないから。
 だから、どうか傍にいさせてください。
「帰りましょう、ダンくん」
「ああ!今日は俺が飯を奢ってやるぜ」
 明日は要らない。
 今日が永遠に続けばいい。
 もう一人で過ごす夜に堪えられないから。
640ヨロモグー:2008/06/20(金) 06:52:07 ID:nTQhZwXm
テーマは「奪う」です。
奪われる人、奪われてしまった人、奪う人 みたいな感じですね。
SSはそれなりに書いているけど、あまり上達していない気がします…(数年前に比べて) 
641名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:11:42 ID:W6AgyExt
>>640
あんただったのか!
続き楽しみにしてます。

ところでこの主人公は前シリーズとは繋がりは無しと考えておk?
642名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:33:04 ID:VtlvbFeV
SS書いた。投下する。
上の人が投下したばかりだから本当は一日ほど空けておきたいんだが、
ちょっとした事情があるので許してほしい
643名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:34:35 ID:VtlvbFeV
 朝から降り続けている雨は、昼過ぎになってもいっこうにやむ気配を見せていない。そのせいか町はいつも以上に陰鬱な空気に包まれ、人々の心は荒みきっている。
 セレン・ヘイズはため息をつくと、窓の外へと向けていた視線を室内へと戻した。なにもわざわざ気分を暗くする必要はないのだ。たとえ晴れていたとしても外にあるのは薄汚れた空気と汚染された不浄の大地。どんなに見ていてもそれが変わるわけでもない。
 セレンは美しかった。切れ長の瞳と筆で描いたような眉、すっきりと通った鼻筋、口紅を塗られて艶かしく輝く唇。フレームレスの眼鏡が知的な印象を深めている。
 身長は百七十五センチ。白磁のような肌には三十路に足を踏み入れているとは思えないほど若々しい艶と張りがあり、なおかつ豊満な胸、くびれた腰、長い脚という完璧なプロポーションからは、十代の小娘では絶対に真似のできない色香が漂っていた。
 着ているものは白いシャツに黒いズボンという簡素を極めるものだったが、セレンのような本物の美人にとっては余計な装飾などいらず、それで十分に過ぎた。
 セレンは壁にかけてある古風な時計を見やる。
 長く伸びた、クセのある色濃い黒髪を後頭部の高い位置で無造作に縛り、ポニーテールにすると、椅子に腰かけて机に頬杖をつく。
 質素な部屋だった。家具は必要最低限のものしかない。ベッドと机と椅子、そしてクローゼットだけ。最近になってセレンがこの町で購入した小さな家の、その自室では、それだけが全てだった。
644名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:38:31 ID:VtlvbFeV
 時刻は十五時三十分。
 セレンの自室のドアを、誰かが叩いた。
「師匠。俺です。戻りました」
「いちいちノックしなくてもいい」
 少し苛立たしげに、それ以上に諦めを大きく含めて、セレンは応えた。
「いちいち応えるのが面倒だから勝手に入れと何度言わせるつもりだ、おまえは」
 部屋に入ってきた大柄な人物にほとんど睨むような目を向け、嘆息する。
 すみません、と頭を下げて謝った青年は、大きかった。身長は百九十センチに届いているだろう。だがそれだけでなく、横にも大きい。肥満などではない。鍛え上げて身に付けた筋肉が横幅を広げ、その体格をがっしりとしたものにしているのだ。
 金髪を短く刈った青年の年齢は、二十三歳。まるで石を削ったかのように荒っぽい造りの、精悍な顔立ち。鋭い瞳と横一文字に引き結んだ唇からは硬い意思が感じられた。
 衣服はセレンと同じくシャツにズボンという簡素なもので、その上から灰色の分厚いコートをまとっている。
 青年の名はアランという。セレンがその才能を見い出し、弟子として鍛えているリンクスだ。そうした師弟としての関係はもう一年近く続いているが、いまだにこの融通のきかない性格には辟易とすることを禁じえないセレンであった。
「それで、何人いた」
 気を取り直して、セレンは尋ねる。余計な言葉は挟まない。
「五人です。表に停めてある車に二人、裏には三人」
「この家の中に、すでに二人」
「……すみません」
「ああ、反省しろ。それができるだけ幸福なんだ。次があるということだからな。……傭兵なんてやくざな仕事で生きているとな、こうして狙われる機会も多くなる。今回の奴らの狙いは私だが、いずれおまえ個人に向けられる銃もあるだろう。心しておけ」
 うなずくアラン。
 セレンは立ち上がる。
「ここはもう駄目だな。捨てよう。……まったく、せっかく気に入りかけていたというのに」
 引き出しから安物の煙草を取り出し、口に咥える。一瞬の間も開けずにアランがライターで火を点けた。が、なにを思ったか、セレンはそれを落として踏みにじってしまう。
「禁煙したんだった。それに、早くも来たようだな」
 不快そうにひそめられる眉。
 扉が、今度はノックもなしに勢いよく吹き飛んだ。
 至近距離からのショットガンの散弾を受け、無惨な木片と化す扉。
 黒いスーツ姿の男が二人、部屋に転がり込んできた。
 セレンは引き出しに再び手を伸ばす。煙草が置いてあったところのすぐ隣には、小型拳銃がある。当然、銃弾はすでに装填ずみだ。
645名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:41:00 ID:VtlvbFeV
 アランが動いた。黒服男の一人に向けて大きく踏み込みつつ、自分に向けられたショットガンを左手で弾く。はね上がった銃口が火を噴いたが、散弾は天井を破壊しただけだ。アランにはかすりもしない。
 すばやく伸ばした右手で男の首の後ろを押さえて引き寄せつつ右の膝で腹を蹴り、あまりの衝撃に体をくの字に折ったところで、顔面に拳をめり込ませた。
 ベキベキッという凄まじい音をたてて、男の顔面が大きく陥没した。拳を引き戻すと鼻や口からは盛大に血が噴き出し、折れた歯や眼球がこぼれて落ちる。
 アランのゴリラのような筋肉と練り上げた体術から繰り出す拳は、ボウリングの球でさえ粉々に粉砕する。人体など紙粘土のごとしだ。
 アランは止まらず、竜巻のように半回転。二人組の片割れがマシンガンの銃口を向けてくるのと同時に、渾身の力をこめて前蹴りを放っていた。蹴るというよりは前方を踏みつけるようなその攻撃の威力は、腹部に受けて内臓を破裂させられた男がよく知っている。
 絶叫と血反吐を同時に吐く男。大きくへこんだ顔面を真っ赤に染めて倒れたまま、ぴくりとも動かない男。セレンは撃つ暇もなかった自分の銃にちらりと目をやってから、それをズボンのポケットに突っ込む。
「冴えが増したな」
「いえ。いまだ未熟の身です」
「……そうか。いくぞ」
 そう言いながら、セレンはクローゼットの扉を開け放つ。ハンガーで吊られている数着の衣服。その下に、つまりはクローゼットの底板があるべき部分に、ぽっかりと暗い穴が広がっていた。
「重ねて言うが、私はここを気に入りかけていたんだ」
 銃をしまったほうとは反対側のポケットから小さなリモコンを取り出し、手早くタイマーをセット。そして赤いボタンを押す。液晶画面に表示されている数字が、一秒ごとにゼロへと近づいていく。
「やれやれ……これだから物騒な連中は嫌になる」
 穴の底へと続く梯子に足をかけながら、セレンはぼやいた。それを聞くアランはなにかを言いたげな様子だったが、結局、必要最低限の荷物だけを入れた鞄を持ち、無言のままにセレンの後を追う。
 三分後、突入してきた黒服たちを巻き込んで、セレンの家は大爆発を起こした。
646名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:43:08 ID:VtlvbFeV
 人気のない路地裏で、いつまでもひっそりとあり続けるマンホール。その蓋が内側からほんの少しだけ持ち上げられ、暗闇から目玉が周囲をきょろきょろと探る。
「よし、いいだろう」
 蓋を完全に開けて地上へ出ると、セレンは体についた砂や埃を手ではらった。
 あの家は、もともとテロリストが隠れ家として使用していたものをセレンが安値で買ったのだ。だから秘密の脱出路もこうして用意されているのだが、もちろんそこに快適さなど考慮されて作られるはずもない。
 大男のアランなど、頭から砂まみれになっていた。それを見たセレンが軽く吹き出す。
「ひとまずは安心してもいいだろうし、まずはその格好をなんとかするか」
「俺ならこのままでも大丈夫です」
「阿呆。少なくとも私は嫌だ。早くどこかでシャワーを浴びたい」
 二人は歩き出し、すぐに目当ての建物を見つけた。ホテルだ。一流というわけではないが極端に貧相な三流というわけでもない、どこにでもありそうな二流のホテル。
「どうせ本格的に寝泊りするわけでもない。一部屋でいいな」
 チェックインをすませて二階の一番奥にある部屋に入るなり、セレンは浴室に直行した。すぐに衣服を脱ぎ捨てる衣擦れの音、熱いシャワーが床を叩く音などが聞こえてくる。
 言うまでもないことだが、この部屋にいるのはセレンとアランの二人きり。男と女。今ごろは裸体という無防備すぎる状態を晒しているはずのセレンは、しかも極上の美女だった。
 普通の、健全なる性欲を持つ男なら、ここで彼女の入浴シーンをどうにかして目に焼き付けようと画策するに違いない。だがアランはそうしなかった。
 コートを脱ぎ、シャツやズボンを脱ぎ、下着も脱いで、きちんと折りたたんでベッドの上に置く。
 そうして全裸になると、顔を緊張でやや強張らせ、迷わず浴室へと向かう。
 シャワーで気持ちよさそうに体の汚れを落としていたヘレンは、アランが扉を開けて入ってきても、悲鳴を上げたり、罵声を浴びせることはしなかった。ただ不機嫌そうに言う。
「どうした。背中でも流してくれるのか?」
 アランは太い腕をセレンの背後から回し、抱きしめる。
「すみません、師匠。我慢できそうにありません」
「……なにが我慢できないんだ?」
 その声が、ほんの少しだけ上擦っていることに気付けるのは、おそらくこの弟子だけだろう。
 大きな胸を形が変わるほど強く揉みしだき、肉付きのいいむっちりとした太ももを撫でながら、アランはセレンの耳元に口を寄せて言った。
「あなたを犯したい」
647名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:45:17 ID:VtlvbFeV
 セレンの口から、ため息のような、甘い吐息が漏れる。ぶるりと震える女の体をくるりと回して顔を向き合わせると、アランは乱暴に見えるほど強引に、師の唇を自分のそれで奪った。
 アランのほうがセレンよりも頭ひとつほどは身長が高い。だからその差を埋めるため、セレンは足を必死に伸ばしてアランの唇を吸う。
 その腕は、いつの間にか、弟子の逞しい背中へと回されている。
 やがて長いキスが終わったとき、セレンの瞳は潤み、激しい欲情の色が浮かんでいた。
「……しょうがないやつだな、おまえは。まあ、へたに我慢して、ネクストの操縦に支障が出ても困る。私が搾り取ってやるしかないか」
 これは本意ではない、仕方がないことなのだというような口ぶり。だが実際はそうではない。
 本来なら、アランがこんな暴挙に及ぶことなど、ありえないことなのだ。
 これは師弟の、一種の定例儀式のようなものだった。セレンがわざと無防備な姿を見せる。アランがそれを見つけ、さも我慢できなくなったかのように犯す。何度も繰り返されてきたのだ。
 おそろしく気位が高いセレンにとって、男を、しかも一回りほど年下のアランを自分から誘惑するなど、かなり抵抗のあることなのだろう。
 それには、アランとて木の股から産まれたわけでもないのだからわりとすぐに気付けたのだが、最初はやはり、恩師と性的な関係を持つことに否定的だった。
 だが誘いを無視されたセレンは一週間近くに渡って不機嫌な状態が続き、アランは仕方なく彼女の誘惑に従うようになったのだ。
 とはいえ、嫌なわけがない。セレンはとびきり魅力的で、アランが手を出すことに躊躇したのは、ただ単に師弟の礼を守ろうとしただけのこと。だからいざ許しが出たなら、そこからはもう男らしい獣性が表面化する。
 セレンはひざまずくと、猛々しく勃起したアランの剛直を嬉しげにほお張った。舌先で裏筋をなぞり、カリ首の部分まで丁寧に舐めていく。亀頭に歯を当てたりして強い刺激を与えることも忘れない。
「師匠、そこは汚いと思うのですが……まだ洗っていませんから」
「仕方がないだろう、おまえの性欲を残さず出してもらう必要があるのだからな。……いいから黙って、私に任せておけばいい」
 洗ってからでは、楽しみが半減するからだ。そう素直に言うことはない。汗や汚れにまみれてむせ返るような男の体臭が凝縮されていて、口に含んでいるだけでも溺れそうだった。
 尿道の入り口に舌を差し込むようにすると、アランは低くうめいて射精した。たっぷりと噴き出る白濁とした粘液を、セレンはすべて口の中に受け止めて、ゆっくりと苦労して飲み下す。
「そろそろ、ベッドに行きましょうか?」
 と尋ねても、セレンはひざまずいたまま立ち上がることもせず、呆けたようにペニスを見つめている。
 そこは出したばかりだというのに血管を浮かび上がらせて鉄棒のごとく硬くそそり立っており、焼けたような熱を保って脈動している。
「師匠?」
「……えっ、あ、な、なんだ?」
「いえ、そろそろベッドに行きましょうか、と」
「そっ、そうだな。おまえがそうしたいなら、そうするよ」
 腰から下が砕けたように力が入らないままふらふらと立ち上がるが、当然のように倒れこみ、アランの胸板に激突してしまう。だが強靭な肉体は、その程度の衝撃ではびくともしない。
 背中と膝の下に腕を入れて抱え上げる。いわゆるお姫さま抱っこの状態だ。
 それに抵抗感がないわけではないセレンだったが、今はそれよりも、これからのことに対する期待感で胸がいっぱいだった。
 紅潮した顔色。蕩けたような双眸。しまらない口元。それはメスが身も心も許したオスにだけ見せる、油断しきった表情だ。
648名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:46:29 ID:VtlvbFeV
 連れて行かれたベッドの上では四つんばいになって美尻を高々と掲げた。
 普段の彼女ならば絶対に良しとしない屈辱的なポーズだったが、今では、男に全てを捧げるこの姿勢を心の奥底から望んでいた。
「さあ、いいぞ。私の体をおもちゃにしてくれていいから……」
 言われるまでもない。目の前に突き出された桃尻と、丸見えになっている秘部。あまりにも扇情的な師の姿に、アランの理性は崩壊しかけていた。ここでためらう理由など、どこを探してもない。
 はちきれんばかりに膨張して脈打つペニスを、セレンの女の部分へと一気に挿入する。
「ああああっ……!」
 苦しげにも聞こえる、呻き声。だがセレンの表情はそれとはまったく正反対の、歓喜に満ちていた。
 女らしい細い腰をしっかりとつかみ、アランは激しく動き始める。セレンの体が壊れるのではないかという勢いでのピストン運動。
「あ、あああっ、そうっ、そうだ、いいぞ、もっと激しく……くふぅううんっ!」
 いつもは弟子に対して厳しく接し、冷静で慄然とした態度を崩さない女傑が、肉棒で膣内を奥深くまで容赦なく抉られ、嬉し涙を流して鳴いた。大声ではしたなく悲鳴を上げる姿は、娼婦のようだ。
 女は弟子の前でこれ以上ないというほど淫らな痴態を晒し、肉欲に負けてよがり狂い、最後にはみっともなくおねだりまでしてみせた。
 何度も子宮めがけて射精され、そのたびに快感のあまり犬のように舌を突き出して絶頂に至り、身を震わせて喜びを示した。
 長い交尾の果て、ようやくアランに本当の限界が訪れ、残り少ない精液を、やはり膣内にぶちまけた。
「ま、またイクっ……わ、私っ、またイクのっ、あっ、ああぁぁあんっ!」
 背中を弓なりに反らしてシーツを握りしめ、足の指に力をこめて悦楽の大波に耐えながら、セレンはわずか十数秒のうちに何度も何度も果てていた。
 そうした激しい運動をして、熱い欲望を発散したなら、なにをする気もなくなるというものだ。服を着ることもなく一糸まとわぬままの、怠惰な時間。
「抜かずの三発とはな……なかなかどうして、おまえもやるようになったじゃないか」
 情事の後の気だるさに身を任せて、セレンはアランの胸元に顔を埋めていた。頼りがいのある無骨な筋肉にほお擦りし、腰に片腕を回されていると、なんともいえない充足感に包まれて、思わずうっとりとしてしまう。
「申しわけありません、師匠。俺のわがままを聞いていただいて」
「え? あ、ああ、そうだったな。まあ気にするな。弟子の面倒を見るのは、師として当然のことだからな……ははは」
「光栄です」
 その言葉に、一点の嘘もない。
「あなたは俺にとって、母にも優る女性だ。……こうして相手をしていただけて嬉しい」
「ふん。こんな三十路女のどこがいいのだか」
 と、口ではそう言いながらも、セレンの顔には隠しきれない喜びが浮かんでいる。
「いえ。あなたの美しさには、なんの衰えもありません。むしろますます光り輝くようだ。少なくとも俺にはそう見え――」
「おまえは、普段は口下手なのに、こんなときだけっ」
 なぜか顔をアランの胸に埋めたまま、セレンは弟子の口を両手で左右に引っ張る。
 そのとき、軽快な電子音が室内に響きわたった。ベッドサイドに置いてあるセレンの携帯だ。とたんに不機嫌な表情となったセレンが振動するそれに手を伸ばした。
 どうやらメールが届いたらしく、内容を読んでいくうちにだんだんと顔つきが厳しくなる。
「依頼だ」
 短く告げたときにはもう、普段通りの冷たい女傑へと雰囲気を一変させていた。アランも同様に気を引き締める。公私を混同するようでは、傭兵など続けられない。
「詳しくは端末に送ってくるらしいが、緊急の依頼らしい。依頼主はいつものGA。内容は、ネクスト二機の排除。……邪念は取り払ってやったから、できるな?」
「もちろんです」
「よし。いい返事だ」
 満足げにうなずき、セレンは身支度を整え始めた。
649名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:47:43 ID:VtlvbFeV

 


 男が一人、とある部屋の中に佇んでいた。
 外装と内装をやや黄ばんだ白で統一された十階建てのビルの最上階、その一室。周囲には同じような建物がいくつもあり、ちょっとした町のようだ。
 青い空と褐色の大地が壮大に広がるロロ砂漠に建設された新資源プラント、Bの一〇九。
 建造当初から不休で稼動を続けているこの施設は多くの資源を産出し、飛行居住区クレイドルが飛び続けるための重要なエネルギーを供給し続けてきた。
 ――が、そんなことは、男にとってはどうでもよかった。
 男の年齢は三十を少し過ぎたあたりだろう。男がもっとも力強く、精力に満ち溢れる年ごろ。鋭利な刃物を想わせる、黒く鋭い瞳の持ち主。
 腰まで届く黒髪を後頭部で束ねて垂らし、顔立ちはすっきりと整っている。日焼けしていて肌は浅黒いが、東洋人だろう。
 下半身には黒くゆったりとしたズボンを穿いているが、上半身にはなにも身につけておらず、見事な肉体を晒している。その凶悪なまでに鍛え抜かれた肉体は古代の彫刻さながらに妖しい美しさをも持ち、薄っすらと汗ばんだ肌が陽光を浴びて輝いていた。
 男の腰の左側には、鞘に収められた刀があった。日本刀と呼ばれる刃物だが、今となっては古美術的価値しか持たない旧世紀の異物。
 男は腰を深く落とし、左手で鞘を持ち、右手で柄を握った。目の前には、長い鉄棒の上に皿を乗せたような外見の燭台と、その上で静かに火を灯している一本の蝋燭。燭台の高さは目線のところに調節されている。
 室内に、静謐な空気が満ちる。それは屋外の掘削機やら重機やらが立てる雑多な轟音では侵害できない、神聖なる領域。
 男は深く息を吸う。そして短く吐いたとき、チィンッという鈴が鳴ったような音が、小さく響く。
 それは、男が神がかり的な速度で刀を抜き放ち、そして鞘に戻したという、超絶的な魔技がこの世に残した唯一の証拠だった。
 再び取り戻された静寂な時間の中で、蝋燭だけが中心のあたりで斜めに切れて、上半分だけが落ちた。その火はいまだに燃え続けている。
650名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:49:00 ID:VtlvbFeV
「素晴らしいな、飛燕」
 剣士はその気配にすでに気付いていたのか、背後から声をかけられても動揺などはしなかった。
「居合い、というのだったか。たいしたものだ。まさに東洋の神秘だな」
 そう言って笑う男の声は引きつったようにかすれている。
 車椅子に座っているその男は小さかった。身長が、というわけではない。男の年齢は三十を超え、ふさわしい成長を遂げている。肩にかかるほど伸ばした白髪。大きな鷲鼻。薄い唇は左側がめくれ上がり、つねに白い歯が露出していた。
 男には左半分がなかった。左目を黒く大きな眼帯が覆い隠し、左腕が肘のあたりから、左足が根元から、それぞれ存在していなかった。電動車椅子はそんな彼でも簡単に操作できるよう、右の肘掛けにスティックやらボタンやらが集中的に配置されている。
 右半身のみの男は、自らが飛燕と呼んだ男の背中を、まぶしそうに右目を細めて見やる。
「どうすればそんなに強くなれる?」
「知るか。斬って斬って斬り殺し、気付けばこうなっていた。あるいはそれこそが答えかもしれぬが」
 飛燕が刀を抜き、一度、片手で大きく振った。
「この程度か?」
 刀に向けられるその瞳に浮かぶのは、失望の色。
「石岡鬼刃斎が遺作、斬空。良く振るわば空をも斬らん、という話であったが。眉唾物か。それともこの俺の腕が足りぬのか」
 刀を納めた鞘を右手で握る。力をこめると、鉄の凶器がベキベキと音を立てて砕け散った。鉄と木の破片が落ちる。そこまでしても、飛燕の手の平には傷ひとつすらない。尋常ではない握力と、人にあらざる強靭な肉体だ。
 飛燕は嘲笑を浮かべた。
「どちらにしても、俺を満足させられないものなど要らぬ。その点では、イアン、貴様のほうがこのなまくらよりもよほどマシだ」
 振り向く飛燕。イアンの剃刀色の暗い瞳が、いよいよ楽しげに歪む。
「美しいな、あなたは。……どんなものでも、単一の機能を追及したならば、その目的の善悪に関わらず美しい。日本刀しかり、ネクストしかり、そしてあなたしかり。その肉体は人殺しに特化した豪壮なる芸術品だ。だから私は……あなたのことが好きなのさ……」
 イアンは、目の前の剣士に対して、本心からの熱い尊敬の念を抱いていた。その理由はなにも自身の傷付いた肉体へのコンプレックスからくるものばかりではなく、彼本来の、男としての本能に基ずくものでもある。
 男は強き男に惹かれる。それは絶対に抗いようもない、魂の選択だ。
 だがイアン自身、弱き男などではない。それは彼がまとう空気の力強さから明らかなことだ。手負いであっても、虎は虎。いや、致命的なハンディキャップはむしろ彼の魂を熱く燃えたぎらせ、ただでさえ危険な獣を恐るべき魔獣へと変貌させていたのだ。
「そして、さあ行こう。身のほど知らずの愚か者が二人、新たにこちらへ向かっているそうだ。叩き潰してこの砂漠の砂に変えてやろうじゃないか……私とあなたで」
「おう。無聊をなぐさめるにはちょうどよいわ」
 剛毅に口の端を吊り上げ、飛燕は部屋の外に向かって歩き出す。
 その背後で、先ほど蝋燭を立てていた燭台が、上から下まで真っ二つになって転がった。
651名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:50:46 ID:VtlvbFeV
投下終了。続きはまた今度
652名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 16:55:28 ID:W6AgyExt
>>651
こんな時間に投下なんて、じょ、冗談じゃ・・!
GJ
653名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 17:35:35 ID:X2C+GnuY
取敢えず、乙させて貰おう。

只、書き手が例の自治房で無ければ、の話だがな...
654名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 20:40:47 ID:Ws1eXSiT
書き手も増えれば読み手も増えて、色々出てくるのは世の流れさ
気楽にいこうぜ
655ヨロモグー:2008/06/20(金) 23:59:41 ID:nTQhZwXm
>>651 GJです!やっぱり人が書く主人公とかカッコイイなぁ。

>>641 前とのつながりはありません。
注意書きに書くのを忘れていました −−;
656名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 13:33:52 ID:6rbJf9+P
ふと思ったんだが、女性キャラでココでネタになっていないのって誰が居たっけ!?
スティレットにリザイア、奥様に...他に居る!?
657名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 13:42:04 ID:qsar/+Kk
性別すら定かでないフワンソワ
658名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 15:31:02 ID:VfBBH4GX
>>656
それにフランソワだな
確かカラードアリーナで“彼女”と呼ばれてたはず



テクノクラートアセンで挑んだら何気に速くてビビった
659名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 15:56:35 ID:HVMeeIi8
フランソワはム・ー・ム
660名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 17:09:42 ID:YgEkHp3n
エクレール
661名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 23:29:00 ID:Qn5xXjxp
こちら>>589これより投下を開始する
662名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 23:29:36 ID:Qn5xXjxp
「…ねぇ、どうかしたの?」
「い、いや……」
存外、メイは空気が読めないらしい。
この周りから突き刺さる視線をものともしていない。
大半は彼女ではなく、自分に突き刺さるものだから仕方ないが。
「そう?ならいいけど……」
汚染された地上に残るわずかな人々が求める物品、娯楽が揃うこのストリート。
そこをメイと二人で並んで、もとい、くっついて歩いていた。
「なぁ、もう少し離れて歩かないか?」
「だーめ。離さないわよ。」
そう言って一層、俺の腕を抱きかかえるようにくっついてくる。
これが原因だった。リンクスということを除けば、
彼女は万人が振り返るような顔立ちの美女なのだ。
そんな美女が男にくっついているとなれば、
主に下心を持った男たちから、あの世に送ってやる、と
言わんばかりの視線を投げつけられるのも無理はない。
「あ!今度はあそこのお店に入りましょ!」
そういって名画ぐいぐいと引っ張っていく。
それと同時に腕に、彼女のふくよかな胸の感触が伝わってくる。
これも離れて欲しい原因の一つだった。
彼女はその顔立ちだけでなく、プロポーションも整っていて、
極めつけはそのふくよかな胸だった。
そこいらの女性などまるで問題にならないような大きさである。

663名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 23:30:30 ID:Qn5xXjxp
彼女は腕を抱きかかえるようにしてくっついているために、
嫌でもその柔らかい感触が伝わってくるのである。
正直、毎回の彼女との外出で理性を抑えきるのは相当辛い。
「ほら、さっさと行くわよ!」
彼女が強引に引っ張るため腕が彼女の胸に埋まる。
とは言っても、それは嬉しい辛さなのだが。

「歯ブラシに、ティッシュに……お前、そんなに備品に困ってたのか。」
ストリートでの買い物を終えた、帰路の途中。
メイに不自然に思ってたことを聞く。
「別に、そういう訳じゃないんだけど…私、今住んでいるところを
引き払って別のところに住むの。」
「あぁ、そうだったのか。呼んでくれればいつでも手伝うぞ。」
「ふふっ、その時はお願いするわ。じゃあね。」
メイは意味深な笑いをして去って行った。

特に何をすることもなく暇をもてあましているだけの休日。
オペレーターに、休める時には休め、と言われたので
今日は一日自分の好きなことをやって過ごすつもりだった。
が、しかし唐突に携帯型通信端末に連絡が入る。送信者はメイだった。
内容は、引越しの準備を手伝って欲しい、とのことだった。
外に出ながら何処へ行けばいいのかを通信で聞こうとしたが、
「遅いよぉ!早くして!」
端末から聞こえるはずの彼女の声は何故か玄関のドアの向こうから聞こえた。
恐る恐るドアを開けると、そこには大量の荷物を抱えたメイがいた。
「…………何やってるんだ?」
「引越しよ。引越し。今日からここに住まわせてもらうからね!」
「…………………………はい?」
平和は長くは続かないとどこかの誰かが言ってた気がした。
664名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 23:31:41 ID:Qn5xXjxp
長い間待たせたあげく、こんな更新量でスマソ(´・ω・`)

次回でラストまで突っ切れるよう頑張ります・)ノシ
665名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 00:01:03 ID:JkqX/C6z
まあ、GJじゃないか、貴様w(しかし、押掛けメイか...惹かれるな)
ラストスパート、頑張って下さい。期待して待っていますw

...あ、一箇所『メイが』が『名画』になっている所がある。
666名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 00:19:56 ID:n8RyMUN5
取り敢えず乙と言っておこうか

だが此処はエロパロ板だ
後は解るな?
667名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 01:15:33 ID:Qk1NqaqD
しまった、wikiを全くいじっていない……
前スレ分はどっかにいっちまった……

おい、誰か加勢してくれ!
668名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 01:31:00 ID:JkqX/C6z
>>666
はいはい、自治房乙。
まあ>>589が注意書き書いていないのも悪いが、一々絡むな。

>>667
萌絵画像の所だが、ここに前スレのdatがあるよ。
ttp://mahoraga.s11.x-beat.com/acmoe/index.php?2chLog
669名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 01:50:28 ID:MaEhCXp3
>>667
期待させてもらおうか
670名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 03:17:21 ID:n8RyMUN5
>>653>>668かな、もしかして

ちょっと言っておいたほうがいいと思っただけなんだが、そんなに噛み付かれても困るよ
671名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 03:30:40 ID:MaEhCXp3
そういう指摘するんなら、まずは最初に噛み付いたヤツに言ってやれよ
672名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 07:13:16 ID:Oy+rcELr
>>666
>>501は読んだか?
作者の書き込みだぜ
673名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 07:39:21 ID:RSgXcAju
>>668
多分666は続きにXXXなシーンをリクエストしてるだけだろ?
674名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 09:31:39 ID:id2SeGhs
エロなしを明記しとけば文句ないんだろ?

俺的にはこういうのも大好きだもっとやれ
675名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 13:02:21 ID:pWJD/rAn
すぐにエロに移ってしまっては品がない。だろう?
676名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 13:17:02 ID:od4nDWEF
俺は女の子と手をつないだり抱きつかれたりするだけで十分エロく感じてしまう。
末期か?
677名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 13:24:02 ID:RZSKq50e
抱きつかれるのには同意するわ
678名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 19:04:01 ID:TY81Q+Cl
古王が作った料理を主人公が食べる

主人公失神

セレンとウィンが主人公に人工呼吸したり手握ったり

主人公復活、そして二人に粛清される古王

なんて光が逆流してきた
679名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 19:53:24 ID:ilWYHwbu
ドスと♀主が共同戦線
↓↓
スタルカ特攻して大破、庇うようにストレイド中破
↓↓
二人で残敵から身を隠す
↓↓
♀主、気温に耐えきれずガクガクブルブル
↓↓
寒いか?


よし、ちゅっと構想練ってくる。
680名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:54:11 ID:wFRsQlfm
>>676
人工少女ですね
681名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 03:10:59 ID:9TTu6ZA5
最近何故か『まじかる☆おーぎる』って言葉が頻繁に頭に浮かんでくる


何かされたかな俺・・・
682注意書き:2008/06/23(月) 07:59:00 ID:CwmvZhFu
レギュ1.2でCUBEさんに撃破されました orz
呆気もないが口癖…?(二回しか出番がないけど)

・主人公が♀です。
・前に書いた乙樽x♀主とは関係ないです。(オッツダルヴァの根本的なところは同じ)
・同じ声だから同一人物だったら面白いよねの表現が入っています。
・微妙なゑロあり。

女体化などが苦手な方は読まない事をオススメします。
683名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 07:59:40 ID:CwmvZhFu
 ダン・モロは名実共に粗製に相応しいキャラクターだ。
――下位リンクスのデータは大いに収集出来ますが……
 ダンは無表情で携帯型端末を確認する。
 こんな自分を好いていると言った女性からのメッセージが届いていた。
――ありがとう、とは……貴女を私は利用しているのに。
 辛くなる。
 初めての感情だ。
 からっぽの箱のように何もない心から懇々と溢れ出す。
 ダン・モロは役でしかない。
――貴女は私に惹かれているのですか?それとも……
 彼女も何かに利用しているのかもしれない。
 心意が気になる。
 人間として見てくれるのか、道具として見てくれるのかが。
――私は貴女を愛おしく思います。
 彼女は儚い印象がする。
 気付けば失っているような儚さ。
 触れれば弾けるシャボン玉と形容したほうが正しい。
 側にはいられる。
 でも、触れれば壊れる。
 だから、変われない。
 手を伸ばして届かない距離に彼女はいる。
 きっと、いつか彼女を壊す人間がいるだろう。
 それは自分ではないことを“ダン・モロ”は理解していた。
――貴女が壊れてしまう、その時まで傍にいさせてください。
 祈るような願い。
 叶いはしないと思いたくなかった。
684名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 08:01:05 ID:CwmvZhFu
「嫌いとも好きとも言わんのだな…貴様」
 後ろから彼女を抱き、耳を舌で嬲りながら言うオッツダルヴァ。
 既に左手は服の中で形のよい乳房を揉んでいる。
 週に何度かのペースで抱き合っていた。
「恥ずかしがっているのか?淫乱娘」
 と、さも愉快そうにオッツダルヴァは囁いた。
 元レイレナード出身であるオッツダルヴァは彼女と直接は会ってなくとも知ってはいる。
「い、ゃ…みみ、や…だぁ」
 蕩けた声で鳴く。
 服の上からオッツダルヴァは秘部の辺りを撫でた。
 びくびくと震える彼女。
 蜜が溢れ始めたに違いない。
「服を脱げ。今日は気分がいい…舐めてやるぞ」
 腕から解放された彼女は少しだけ躊躇う。
 だが、オッツダルヴァの目の前で纏っている服を全て脱ぎ捨てた。
 それでも、彼は何もしない。
 ベッドの縁に彼女は座る。
 飢えた男の眼に秘部を曝し言う。
「な、舐めて、ください」
「ほぅ…その強請る顔、私の好みだ」
 精悍な顔が彼女の秘部に近付く。
 陰核が生温かいものに包まれた。
 彼女はギュッとシーツを掴む。
「ん、っ…ぁ、っ…あぅ」
 ジンジンと頭に響く奇妙な感覚。
 理性が荒波に呑まれていく。
 その証拠に蜜が溢れた。
 それがオッツダルヴァの首などを濡らす。
「だ、だ…め!も、ゃ…だぁ、あ」
 喘ぐ彼女から離れるオッツダルヴァ。
 加虐的な笑みが浮かんでいる。
685名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 08:01:25 ID:CwmvZhFu
「この程度が我慢出来んとは…仕様が無い奴め」
 オッツダルヴァは黒のワイシャツを脱ぎ鍛えられた身体を見せる。
 決して誇示の為に造られたものではない、自然な豪壮さだ。
「すぐに挿れても構わんだろう?」
 ベルトを外す音。
「い、やです…それ…だけは、ゆるして」
 オッツダルヴァの大きさを知っている彼女は必死に抵抗した。
 慣らしても出血をするほどそれは大きい。
 彼女が恐怖するのも当然だった。
「許す?私は十分過ぎるほど貴様を許しているさ……」
 扱きながら言う。
 天を向く象徴に彼女は嫌々をした。
「愛されない貴様を“愛している”のだから」
 無理矢理押し入るそれに彼女は痛いと泣いた。
 壊れてしまうと叫んだ。
 幼子をあやすように優しく抱くオッツダルヴァ。
 彼女の心を踏みにじっていく。
「淫らで愚かな汚物め」
 勝手に流れる涙をオッツダルヴァは指で掬い取る。
 邪悪の化身…そう言うに相応しく、下半身が所々紅く染まっている。
「貴様は私を欲していればいい…」
 揺さぶる。
「ぃ、た…い…いた、ぃ…!ぁ、あ、ああぁ…ッ!!」
「そう、もっとだ…私で満たされろ!」
 脈打つそれが質量を増す。
 オッツダルヴァは彼女の苦しむ姿に激しい快感を覚えた。
――私は、心底惚れている。貴様が欲しくて堪らない。
  赤い薔薇のような瞳も、白磁の肉体も、何より貴様の心を……全て奪ってしまおうか?
 オッツダルヴァは笑い始めた。
 誰にも、どんなモノにも彼女をくれてやるものかと。
 彼女が自分の力で立てないほど傷つくのを長い間待っていたのだ。
「貴様を壊してやる」
 ベルリオーズの娘としてではなく、可愛いらしい人形にする為に。

 私を抱く人間の腕は冷たい。
 彼はきっと人の皮を被った悪魔なのだろう。
 彼にしてみれば私も卓上の駒でしかないのかもしれない。
 …誰が道具に愛情を持つものか。
 愛着は持っても愛情は持たない。
 ふと、彼を見た。
 至極満足そうに寝ている。
 未だに繋がったままだ。
 痛みしかない。
 まだ、私は痛みを感じられる。
 つまり、まだあの人の温もりを分かる。
 痛みを感じなくなったら、逢うのを止めよう。
 死ぬときまで傍にいて、愛しているなんて迷惑だ。
「覚えておいて欲しい」も言わない事にしよう。
 あとは、痛みで私を奪おうとする彼を阿呆のように慕っていればいい。
 嗚呼…ダンくん、君を失う事が怖い。
 だから、私からいなくなる事を許して欲しい。
 身体は離れても、心は置いていくから……さようならは言わない。
686ヨロモグー:2008/06/23(月) 08:03:15 ID:CwmvZhFu
乙樽と寝ないときはセレンさんと寝ています。
CUBEさんをネタキャラでおわらせない (・ω・´)
687名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 01:39:49 ID:VWd4ZK+8
ヨロモグーの人、乙。
今回はまた人を選びそうな話ですな。オイラは嫌いじゃないけど...
しかし、コレだとラインアーク攻防戦がWG無視の修羅場になりそう...
688注意書き:2008/06/24(火) 18:25:57 ID:euVGz8n3
そういえばラインアーク防衛は夕焼け(?)ですよね…
李商隠の「楽遊原」が個人的にはしっくり来ます ^^;

・主人公が♀です。
・オーメル様は乙樽だって容赦なく使います。
・4主人公存命…4主xフィオナな表現が微かにあります。
・ヘタレすぎるダンくんをレギュ1.15で斬り刻まないで下さい。
・ゑロなし。

女体化などが苦手な方は読まない事をオススメします。
689名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:26:51 ID:euVGz8n3
『案外、純情なのだな』
「何がだ」
 苛立つオッツダルヴァ。
 この男に純情など言われたらおしまいだ。
『いや…十年以上も恋い慕う辺り。まあ、ちょっと歪んでいるが』
「お前、私に喧嘩を売っているのか!?しかも、歪んでいるだと!メルツェェル!」
 とオッツダルヴァ、かなり短気な彼であるがいつもは余裕の笑みを浮かべている。
 勿論、心の中ではぼろくそに罵倒している。
 それを本音で、声に出して言えるのは亡きベルリオーズとメルツェルぐらいなものだ。
『怒るなよ…お前のもう失いたくない気持ちは重々に分かっているさ』
「だが、私は願っているのではなく、呪っている…傍にいてほしいだけなのに……守りたいんだ、今度こそ」
 誰からも侵害されない為に待ち続けていた。
 自分だけを見てくれれば彼女を守れると本気でオッツダルヴァは思っていた。
 その為なら他の人間がどうしようが関係ない。
 ただ、彼女に危害を加えるなら排除する。
 何とも単純で恐ろしい事だろう。
 いや、そうせざるを得なかったと言うべきか。
 そうは言ってもクローズプランは心願だ。
 それと同等に彼女を想っていた。
 人類と一人の女が釣り合うのは秤が間違っているのだろうか?
「メルツェル、私は間違っていないよな?」
『お前が出した答えだ。私は判断出来んよ』
 オッツダルヴァはそうかと一言だけいった。
 この一言に計り知れない力が込められているのをメルツェルは分かっている。
「前菜と行こうじゃないか…」
 彼女を食べるにはまだ早いから。
690名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:27:26 ID:euVGz8n3
 何がなんだか判らない料理の山。
 それをペロリと食べる女性が一人。
「ア、アンタ…すげぇな」
 思わず感嘆するダン。
 彼女の食べっぷりは少食のダンにすれば“有り得ない”
「てか、カラード主催の親睦会なのに食ってばっかりじゃないか」
 クレイドルで定期的に行われるカラード主催の親睦会。
 ターゲットは何処の企業も支援していない独立傭兵だ。
 それを口説く為に行われているのだが、二人は上手い具合に仲介人を避けていた。
「美味しいご飯を放って置けません!全部天然素材ですよ…あ!首輪つきケモノ!!」
 彼女は何かのセンサーでも着いているのか人込みの中に紛れる。
「口拭けぇッ!みっともない!!」
 なんだかんだで楽しむ二人であった。
 それを面白く思わないオッツダルヴァ。
 首輪つきケモノの着ぐるみを着てのご出席である。
 どれもこれもオーメルの策略だ。
 背中のチャックにはこの短い手足は届かない。
 それに気付いたのはつい先ほど…後の祭りであった。
 汗だくになりながらちびっ子達―リンクスや関係者の子ども達―の相手をするオッツダルヴァ。
――クソ、オーメルめ!!この私にこんな物を押し付けやがって!
 オッツダルヴァは暗い感情を滾らす。
「可愛いです!フワフワモコモコ…えへへ」
 聞き慣れた声に硬直した“首輪つきケモノ”
 オッツダルヴァの汗が滝のように流れる。
「ほれ、こっちを向け」
「ん…ンっ」
 彼女の口を布で拭くダン。
「よし!抱き着いていいぞ」
 と綺麗になった口を見てダンは言った。
「はい…そのつもりですー!覚悟、首輪つきケモノ!」
 彼女は抱き着くというより、突撃をする。
 あまりの衝撃によろめき倒れる首輪つきケモノ。
 頭が取れないように押さえるオッツダルヴァ。
 恐らく彼のこれ程、必死な姿は最初で最後だろう。
「……?!」
 慌てて彼女は首輪つきケモノを起こそうとした。
 だが、重くてちっとも動かない。
「ダンくん、手伝ってくださいー」
「お、おう!」
 ようやく立てた首輪つきケモノ。
 ペコリと一礼すると早足で去って行った。
「しゃ、写真撮るの忘れていました…」
 と残念そうに彼女は言った。
 次があるさとダンは笑いながら慰めた。
 あのオッツダルヴァが着ぐるみを着ることは未来永劫無いだろう。
 何故ならば……体中に出来た汗疹(あせも)で数日間、ネクストに乗れなくなったからだ。
691名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:28:16 ID:euVGz8n3
 薄暗い場所に立つ男。
 下を見れば白き閃光の名の愛機がある。
 旧式のオイルライターで煙草に火を点ける。
 紫煙を吐き、手を振った。
「此処、禁煙ですよ」
 と大人しそうな女性。
「俺はレイヴンだ…人間様の決め事に囚われない…なんて、な」
 ボリボリと頭を掻き、吸い始めの煙草を足で消した。
「フィオナ…眼見えないからあれだが、怒ってるか?」
「怒っています…えーと、今日はなんて呼べばいいですか?」
 気分で男は名前を変える。
 昨日はシャルル、一昨日はアカヅキなど規則性はない。
「今日はエヴァンジェかな」
「では、エヴァンジェ…私は貴方をこれ以上危ない目にあわせたくないです。
 貴方ときたら、彷徨して私に安心させてくれない…んっ!」
 男はフィオナの唇を指で軽く押さえる。
「死ぬときはお前の温もりじゃなくてACの中って決めている。それが最後の鴉の粋ってもんだろ?」
 指が水で濡れる感触。
 男はよしよしとフィオナを撫でた。
「俺はお前に生かされている」
「レイヴンなんて嫌いです…私は貴方が大切なのに」
「俺はフィオナの笑顔は見れんが、温かみは分かる…毎日、救われているんだ」
 明日は見えない。
 だから、今日を生きる。
 それが男なりの答えだ。
 人類を憂い、どうにかしようなんて考えていない。
 我が儘に見えるだろう。
 力を持ちながら自分の生きたいように生きる事は。
 男は山猫ではない。
 縛られる道理はないのだ。
「酒に溺れて女に呑まれるより、お前の声が聞きたい」
「私でよければいくらでも」
 フィオナはそっと男が教えてくれた本当の名前を呼んだ。
「それ文字で書くと間違って呼ばれるから困るよな」
 男は苦笑する。
 いつ終わってしまうか分からない幸せな日々。
 傷付いた体に山猫が這い寄り喰らわれても、男は生を乞わない。
 それがリンクス戦争の英雄としての誇りであった。
692名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:28:40 ID:euVGz8n3
 彼女はテラスで風に当たる。
 人工的に造られた環境でも清清しい気分になれた。
「元気出たか?」
「お見通しですか…やっぱり凄いですね、ダンくん」
 微笑む彼女。
 ダンはそれだけでポッと頬を赤らめた。
「俺はヒーローだからな!ヒロインを守るのが使命だぜ!」
 機体エンブレムとは真逆のひょろひょろの身体。
 強風に吹かれたら飛ばされてしまいそうだ。
 それで守ると言われても鼻で笑われるのがオチだろう。
 だが、彼女は笑わなかった。
 ありがとうと頬に軽い口付けをした。
「〒$☆≒@!!」
 ダンは言葉にならない声で慌てふためく。
「も、もしかして潔癖症でしたか!?」
「いや、あ、あのだな…そーじゃなくて…」
 熱暴走するダン。
 茹蛸のように顔が真っ赤に染まる。
 お湯も沸かせそうだ。
「ねぇ、ダンくん」
「は、はひ!?」
 とダンは声が裏返っている。
 彼女は軽い声で言う。
「また、逢えますよね?」
「し、仕事か?」
「ええ、今度はアスピナ機関のCUBEと協同で。その後…すぐにラインアークに向かわないといけないのです」
 ラインアーク…今度はホワイトグリントが出迎えるだろう。
 彼女とて無傷では帰れまい。
 いや、そもそも帰れるかどうかも分からない。
「一人でラインアークに行くのか?」
「いえ、まだ詳細は分かりませんが、上位ランクの人が僚機になってくれるみたいですね」
「そっか、じゃ…俺が行くまでもないか。俺が行ったらアンタの出番なくなっちまうしな!」
 ハハハと笑い始めるダン。
 顔が引き攣っている。
「ダンくん、ありがとう」
「止せ、止せ!これで逢えなくなるわけじゃないんだ…なぁ、そうだろう?」
「そうですね…また逢いましょう」
 ダンは込み上げるものに戸惑った。
 本当は陽炎のようにあやふやな彼女を引き止めたいのだ。
 そして、思い出した。
 彼女は手の届かない距離にいたことを。
 引き寄せて抱き締めるなんて許されない。
――私は臆病者だ……こんな関係でいいはずがないのに。
 ダンは先ほどの高揚とした気持ちからどん底に突き落とされた。
 昔の彼ならばちっとも気にかけなかったのに。
 いつの間にか空虚な心を彼女が占めていた。
「俺、アンタが…!」
「…私じゃダメですよ…ダンくんの本当のヒロインはちゃんと何処かにいます。私はダンくんを惑わす魔女ですから」
「たとえアンタが魔女でも、俺の気持ちは俺のものだろう!?だから、好きになりたい…アンタが好きなんだ」
 何故、彼女は悲しそうに笑うのか。
 笑わないで欲しい。
 その笑顔の下は涙で濡れている事を悟ってしまったから。
――あなたに触れたい……抱き締めたい。求めていいですか?
 さぁ、蓋を開けよう。
 失ったものを取り戻さねば。
693ヨロモグー:2008/06/24(火) 18:38:40 ID:euVGz8n3
次の次あたりで終わりそうです。
与えたり与えられたり→ダンx♀主
自分だけを見て愛してほしい→乙樽x♀主
一応書き分けているつもりなんですが、読み手の方の中でごっちゃになってしまったらごめんなさい。

>>679さんの♀主にも期待しています (>ω<*)
694名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 23:41:35 ID:R9yVPyeX
隊長で吹いてしまうwww
なんてこったいww
695名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 15:07:42 ID:2QeOOJf3
雷に怯えて半泣きのリリウム

ベタだが書く価値があるとは思わないか・・・?
696名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 15:16:12 ID:zTTLB0I1
>>695
kwsk
697名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 18:00:46 ID:Nwr0cpBy
>>695
雷程度に怯えてるようじゃレーザーが降り注ぎ榴弾が飛び交う戦場でネクスト駆るなんて無理じゃね?とあえてマジレス
698名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 18:51:12 ID:RcN1fd7L
>>697
自分でどうにかできないから怖いとか
699名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 19:25:35 ID:2QeOOJf3
>>698
そんな感じ

書いてみようかな
でも主×メイも仕上げなきゃ・・・

リア充だぜコンチクショウ(´;ω;)
700名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 19:30:22 ID:ACRuBxc+
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『雷だと思ったらアサルトキャノンだった』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…

APがどうにかなりそうだった…

アサルトセルだとかプラズマ砲台だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

本場の変態企業の味を味わったぜ…
701名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 22:12:34 ID:2QeOOJf3
最初に書こうと思ったこと忘れてた

ヨロモグーの人乙
702名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 09:28:43 ID:7jI16OrG
れっ連邦軍の新兵器だ〜!!
703名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 14:27:22 ID:kbOxOqpt
トーラス<変態って言ったね!?親父にも言われたことないのに!!
704名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 14:45:03 ID:8G89ltmG
父親(アクアビット)と母親(GAE)も変態なんだから言うわけないだろ…
705名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 17:54:50 ID:U2NBT0wN
AC3の下水道にいたクモをペットにするのは変態か?
706名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 17:58:39 ID:nK1S1rbU
ド・ス「アリじゃろう」
707注意書き:2008/06/26(木) 22:43:46 ID:JWMzNuG/
ロッテのお菓子にCUBEという名前のミントガムがありました… 
((・ω・;))ロッテ……!

・主人公が♀です。
・捏造設定がテンコ盛りです(今更ですが)
・お兄ちゃんと呼んでくれってどっかのスレで言っていませんでしたっけ?乙樽さん…
・ゑロなしです(次回あたりには入れますが)

女体化などが苦手な方は読まない事をオススメします。
708名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:44:10 ID:JWMzNuG/
 少年は待ち続けた。
 父親の顔は知らない。
 母親は自分を見てくれない。
 一度だけ夜出かける母親を引き止めたことがある。
 一人で寝るのが怖いと少年は言った。
 何も言わず母親は少年を平手で打った。
 たったそれだけで身体中がバラバラになるような絶望感を感じた。
 少年は一人で泣く。
 それは今も変わらない。
 延々と感じる寂しさを紛らわすために常に人の目を惹きつけるような言動を取るようになった。
 それを止めろと言ったのは二人だけである。
 敬愛するベルリオーズと朋友であるメルツェル。
 その敬愛する者から語られる彼女の話に彼は興味を持った。
 次第に恋心に近い感情を持ってしまったのは想像に難くない。
 それが歪んだのはレイレナードが壊滅してからだ。
 しばらくしてORCAを建立し戦力をかき集めていた。
 彼女はとあるオリジナルのリンクスに引き取られたとは聞いていた。
 AMS適正ぐらいはと健康状態諸々をその引取り人に要求したのだ。
 送られてきたデータに彼は知らなければよかったと思った。
 彼女の母親は。
 初めて見る彼女の顔は。
「母さん……」
 じわりと彼の心は黒いもので塗りつぶされていった。
 男して欲しくなったのだ。
 彼女を自分で穢してやりたいし、子供を孕ませるのもいい。
 自分だけのモノにしたい。
 彼は興奮を隠し切れなかった。
 兄妹でという背徳感と、憎しみを叩きつけられる相手をやっと見つけた事が堪らなく“愉快”だった。
「私だけのモノ、私だけの…ッ!誰にも…渡すものか!」
 守ると誓った。
 ずっと傍にいさせる。
 自分を受けて入れて貰ったら、自室に飾ってあるビスクドールのように丁重に扱おうと彼は思っていた。
 自我があれば離れていってしまう…だから、彼女の考えや意思など要らなかった。
709名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:44:42 ID:JWMzNuG/
 彼は体を締め付けるようなパイロットスーツを着込んでいた。
 乗機であるフラジールは紙のような装甲しか持たない。
 また、上位リンクスでようやく動かせるような精神負荷が掛かる。
 狂気の沙汰、紙の棺桶。
 嫌でもCUBEは慣れるしかなかった。
――身体も記憶も最適化された生きているパーツ。でも、今は……
 CUBEは自分の頬に触った。
 愛しい人が触れてくれた場所は未だ熱が残っているようだ。
「CUBE」
 無表情の男の声に呼ばれる。
「は、はい」
 今まで夢うつつだったのが、急に現実に戻った。
「上の連中、ストレイドのパイロットとお前、番いで飼いたいそうだ。
 生殖目的ならば卵巣摘出をすればいいだけの話だと私は思うがね」
 嘲るように男は言った。
「あの人を物扱いしないでください」
 CUBEは怒りを隠さず言う。
「それに彼女は貴方がたの物ではありません」
 男は馬鹿にしたように口角を上げた。
「…我々が調整しなければ生きられないお前が偉そうに言ってくれるな」
 投与された薬による幻覚症状。
 身体も無理に用いた所為で機能障害が起きていた。
 そんな非人道的な所業が許されるのは悪夢としか言いようがない。
「薬漬けで本当の名前も分からないお前を受け入れる場所など此処以外にあるものか!」
「ありますよ。ヒーローはヒロインの為に存在するのですから」
 CUBEは男の側を通り過ぎる。
 覇気に満ちている顔。
 男はへなへなと座り込んだ。
 完璧であった。
 フラジールへ最適化され、データを収集する為の道具であったのに。
 CUBEは旧イギリスの下流貴族の出自だが、生活苦で売られた。
 それをアスピナ機関は飼い、調教した。
 記憶改竄、精神操作、薬物投与など惨たらしい行いを平気で彼らはやってのけた。
 元々、気弱だった彼が壊れるのは難しいことではない。
 彼らはCUBEの人間性を奪ったのだ。
 それのツケがようようまわってきた。
「再調整してやる…!!」
 男は歯切りをした。
 彼を完全にフラジールと同化させてやると決めた。
 人間ではないパーツに情けをかける理由はない。
710名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:45:30 ID:JWMzNuG/
「え?あ!?ダンくん…?!」
「すいません、貴女を私は騙していました……しかし、想いはあの夜と変わっていません」
 ネクストが作戦領域に投下されるまでの僅かな時間。
 二人きり。
「貴女が好きですよ」
 CUBEの胸に引き寄せられる彼女。
 心音を彼女は聞いていた。
 何も言えない。
「俺の方がいいですか?」
「ううん…そういうことじゃなくて」
 彼女はモジモジする。
 黙ってCUBEは待っていた。
 一言一言が大切だから聞き逃したくなかったのだ。
「ダンくんは怖くないですか?人を欲してしまうこと、望んでしまうことが…」
「怖い。でも、俺は与えたいから…傍にいたいんだ」
 俯く彼女。
「笑えとは言わない。生きろとは望まない。傍にいさせてくれ。俺はアンタの事、好きだから」
 ペチリとダンの頬に痛みが走った。
「おとーさんと真逆……!私どうしたらいいか分からないじゃないですか!」
 噴き出すダン。
 かつて失ったものをまた一つ得ていく。
 それも、近いうちに奪われるだろう。
 それでも、求める。
 彼女を死ぬほど好きになってしまったから。
「じゃあ、もう少しだけこのままでいさせてくれ」
「………ズルいです、ダンくん」
 彼女は両腕をダンの背中に回す。
 オッツダルヴァにすらしなかった事。
 奪われたくない。
 そう言いたいのか彼女は強く求めた。
「望まれるってこんなに幸せな事だったんですね」
 明日はきっと笑える。
 傍に彼がいるから。
 今はこの温もりに心も預けたい。
711ヨロモグー:2008/06/26(木) 22:52:28 ID:JWMzNuG/
投下完了ー
リンクスにまともな人はいないというのをモットーに書いている所為で
人を選ぶものを書いていますね… −−;
あと、話は次回で終わります。
それでは ノシ
712名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 07:46:07 ID:mvdugCIl
何故こんなにまで人がいないんだ。
乙&GJ!!
wktkしながら待ってます
713名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 07:57:51 ID:s9mD/ofI
>>712
ヒント
>>711の人を選ぶ
714名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 09:35:25 ID:/UcPIvKi
ACオールスターのみなさんと釣りに行ってみたい
715名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:16:07 ID:2R7MOL8I
今ACfaのADV作ってるんだけど、誰か手を貸してくれないか?
716名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 11:45:37 ID:v42YdISB
>715
偏ったシナリオしか集まらない予感(苦笑
717名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 15:18:17 ID:zv0tH5qd
>>712
察しろ
ちなみに俺はもううんざりしてるが、あえて叩くこともないと思ってスルーしてるのよ
718注意書き:2008/06/28(土) 23:53:45 ID:bgK29upz
これで終わりです。とりあえず、これで筆を休めようかと思います。

・主人公が♀です。
・ゑロはぬるーいです。
・WGが空気に……
・続きはないです。

女体化などが苦手な方は読まない事をオススメします。
719名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:54:10 ID:bgK29upz
 母が死んでから父が私を遠い目で見ていたように、この人も私を遠い目で見ている。
 父は「ハリエット」と私を呼んでいた。それは母の名前だ。
 私の名前は母が死んでから一度も呼ばれていない。
 思えば、最も身近な人に私は私自身を奪われてしまったのかもしれない。
 それとも、父の何かが奪われてしまったのだろうか。
「いた、い…ああっ、あうっ、ひっ…!」
 聞きなれてしまった水音。
 なんとも言えない臭い。
 私は自らそこへ投じ、奪わせていた。
 何とも愚かな事だろう。
 全て私の所為、私の責任であったのに。
 だからこそ、ダンくんは優しい。
「どうした…?いつもの様に求めてみせろ!」
 憎しみがそこにある。
 私はそれを受け入れるべきなのだ。
 救いとは自分で与えるものだと、父の友人は諭していた。
 それなら、それならば。
「ん、ぅ…ほし、ぃ…ッ!…もっ、と、し…て?」
 身体は貴方に差し上げましょう。
 好きに扱えばいい。
 私は一度でも救われて、だからもういい。
「オッツ、ダル…ヴァ」
「マクシミリアンだ…」
 一瞬だけ憐れむようなそんな眼になった。
 この人が何を憐れんだのか分からない。
 分からなくてもいい。
 私はこの人のよき友人でもなければ、恋人でもないから。
720名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:54:33 ID:bgK29upz
『…必ず帰ってくんだぞ?』
 モニター越しのダンくんの姿は輝かしい。
 会った当初は生気がなかった。
 だが、今はどうだろう。
 とても素敵に見える。
「伝説のレイヴンに負けたって恥じゃないですよね…」
 現に父は負け、死んだ。
 私が父と同く死んでしまう事だって有りえる。
 寧ろ、その可能性のほうが高い。
『必ず勝って帰ってくる。ヒーローとの約束だ!』
「約束、ですね」
 私は無理やりにでも笑おうとした。
 代わりに出たのは涙だった。
 約束をするだけなのにこんなにも辛い。眼を擦る。
『アンタの為に一ヶ月の休み貰ったし…楽しみにしてんだぞ』
「私も楽しみです」
 その一ヶ月が過ぎれば、私は。
 ふとモニターから視線を外すとセレンさんが何か大声で言っている。
 どうやら時間らしい。
「それでは、行って来ます!」
 私に与えられた場所の為に。
 一ヶ月が過ぎたら貴方を失うから。
 それまでずっと愛してもいいですか?
721名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:54:53 ID:bgK29upz
 ラインアーク。
 企業をよしとしない人たちの最後の砦。
 それに幕を下ろすのは私たちの役目らしい。
 一体どれだけの人間がそこに住んでいるのか分かっている。
 私はひどい人間だ。
 私自身の一時の幸福の為に彼らを路頭に迷わすのだから。
『…アレにはあまり接近しすぎるな』
 ここでも毒舌が発揮されるのかと思いきやそうではなかった。
 いつも余裕がある声がこの時ばかりは独特の緊張感が混じっている。
 私はその忠告に素直に従う事にした。
 といっても、私の機体は近接高機動戦を目的に組んでしまった。
 OBであっという間に迫るホワイト・グリント。避けられる。
 だが、ダメージは上手く与えられない。
 埒の明かない戦いを繰り広げる。
『退いて下さい…既に結果は見えています』
 ホワイト・グリントのオペレーターの声だ。
 何の結果が見えているのだろう。
 ステイシスと私が海の藻屑になると?
 私はそんなつもりはない。
 ホワイト・グリントだっていつかは斃れる。
 そのいつかを今日にするだけだ。
 難しい話ではない。
『メインブースターがイカれただと!』
 私は思わず動きを止め呆然としてしまった。
 彼の強さはそんなものだったろうか。
『狙ったか、ホワイト・グリント!』
 狙わせたのか。
 分からない、彼の真意が。
『よりによって海上で… クッ、ダメだ、飛べん!』
 つまりそれは……私は叫んだ。
「サイドブースターは…!?何でもいいですから、機体を……」
『…浸水だと? 馬鹿な、これが私の最期と言うか!』
 間に合わない。
 OBで飛んでもステイシスが海中に呑まれていく。
『認めん、認められるか、こんなこと』
 ブツリと通信が切れた。
 もう何も答えない。
《まだ、敵はいる!ステイシスよりそっちに専念しろ!》
 セレンさんの声。
 私はホワイト・グリントを確認する。
 一か八かでも斃すしかない。
「ここで負けたら私のヒーローが泣くんです…」
 ダンくんがいるから。
 ダンくんの傍が私の居場所だから。
 祈るように願うしかない。
 左腕部の武装をパージ。ブレードで斬るしかない。
 狙うはコックピット。私は生きたかった。
 初めて死が怖くなった。
「さようなら、レイヴン」
 父を屠った鴉。私は一生勝てない。
 夕日が海に落ちていった。
 私は一人、佇む。
722名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:55:27 ID:bgK29upz
「ORCA旅団もようやく動き出せるわけだ」
 伸びをするジュリアス。
 待ちくたびれたとでも言いたいらしい。
 オッツダルヴァ、否、マクシミリアン・テルミドールは俯いたままうんともすんとも言わない。
「テルミドール…どうしたんだ?いつものお前らしくない」
 と心配そうに尋ねるジュリアス。
「……分からなくなった」
 やっと答えるテルミドール。
 その声には不安や恐れと言ったものが混ざっていた。
「彼女は一ヶ月後に私たちに与するといった…」
「何だ、よかったじゃないか…カラードに利用されるのはこちらとしても困っていたんだろう?」
「あぁ、だが、私は彼女に会いたくない」
 これには声を上げ驚くジュリアス。
 今までテルミドールの異常なまでの拘りを見てきた。
 何の原因でそうなったのかは分かっている。
「私は彼女が恐ろしい…怖いんだ、あんなに無関心な目で見られるのが」
「そうか、それは辛いな……ということはだ」
 何処か納得したようにジュリアス。
「私がお前を掻っ攫ってもいいわけだな?」
「はぁ!?」
 にこりと笑いながらジュリアスは言う。
「冗談だ。でも、そんなこともあるかもしれないって覚えておいてくれ」
 お前は周りに無関心すぎるとジュリアスは付け加えた。
 小さな子供を持った気分だとジュリアスは思った。
 ネオニダスなんかもそうだ。
 テルミドールは危うく、放っておけない存在だと認識されている。
 自分自身が思っているより好かれていると気づいて欲しいから。
 そう、今は自分が持つ救いに気づいて欲しかった。

「ダンくん、ただいま」
 微笑む彼女。
「あれ?セレンのババァは…痛ぇ!!!」
 ビールの空き缶を投げつけられ頭を押さえるダン。
「お前、いい度胸だ…後で覚えていろよ!!」
 彼女の後ろに立つ一人の女性。
 東洋系の顔立ちだ。
 美人なのだが性格は苛烈だった。
 だから、結婚はもちろんのこと恋人も出来ないとカラードの連中は噂をしていた。
 ちゃんとそれぐらいはいるとセレンは言っている。
 誰も詳細は知らないが、面倒が嫌いな人らしい。
「私はストレイドの修理やら何やらで忙しい…その、今日は……」
 言葉を選ぶセレン。
「今日はダンくんといてもいいんですよね?」
 彼女は困ったように眉を寄せながらセレンに訊いた。
「そういうことだ。まぁ、扱いに気をつけろ」
「お、おう」
 何の事だか理解したダン。
「じゃあ、セレンさん…ストレイドの事、任せました」
「仕事だからなきっちりやるさ、お前もしっかりとな」
 ポムポムと彼女の頭を優しく触れるセレン。
 見ているだけで和むその空気といったら。
 セレンのその行動にダンは少しだけ妬いた。
 男度というか、そういう点でダンは負けている気がしたのだ。
「ダン」
「な、何だ?」
 急に声をかけられてどもるダン。
「忘れるなよ」
「……分かってる」
 期限は一ヶ月。
 忘れられないくらいに彼女を自分に刻み付けたかった。
723名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:56:09 ID:bgK29upz
「はじめて…ですか?」
 私は尋ねた。彼は頷く。
 顔は真っ赤に染まり、極度に緊張しているらしい。
「あー…ちょっと寝てくれますか、ダンくん」
 恐る恐る私と向き合うような形で寝る彼。
 私は躊躇う事もなく彼の陰茎を扱いた。
 彼は驚き、それを高ぶらせた。
「仰向けになって…ん、そうです」
 彼の陰茎を持ったまま私は中へ導いた。
 非常に恥ずかしい格好なのだが、慣れというのは恐ろしいものだ。
「えっと、俺がや、やればいいんだな」
 私の腰を持ったまま位置を逆転させる。
 グリッと私の中を抉るそれ。
 あの男のものだったら出血は必至だ。
「動かすぞ」
 拙いながらも揺らす腰。
 下手といえば下手なのだが気持ちがいい。
「ぅっ…!んんっ…あっ…っ!」
 私は自然と漏れる声に内心気まずかった。
 あの男との関係は彼は知っている。
 知っておきながら私を抱いてくれたのだ。
 それは嬉しい事なのだが、同時に悲しい事でもある。
 もしも、彼とあの男より早く出逢えていたならこんなに嬉しい事はなかっただろうに。
「す、き……すき…!あっ、あっ…ああああっ!」
「俺もすきだ…ぐ、ぅッ」
 失ってしまうのに私は好きだと言う。
 奪われてしまう事を理解しているのに望んでしまう。
 私は馬鹿で、どうしようもない人間だ。
 綺麗な身体で愛せないのに、綺麗になろうとする。
 それは私が女だからなんだろうか。
 狡猾に男を誘惑し、快楽に走る。
 それでも、この気持ちは本当でしょう?
 だから、貴方にこの気持ちを捧げる。 
 貴方の隣に私はいなくなったっていいから。

―― 一ヶ月と九日後、彼女は……
724ヨロモグー:2008/06/29(日) 00:01:08 ID:bgK29upz
話を投下してしまったので一応完結までやらせていただきました。
大半の人が楽しめるようなものが書けるようになるまで、自分のブログで書いてみようかと思います。
二ヶ月弱このスレにはお世話になりました。
迷惑もかけましたが、少しでも楽しんでいただいたなら幸いです。
それでは、またの機会に ノシ
725名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 03:23:02 ID:42rqU4H1
>>724
GJ!
最初のシリーズから、毎回楽しみだったんだぜ。
つかブログだと!?
そっちも是非拝見させていただきますよ。
でもアドレスがわからねぇwwww
726名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 03:59:22 ID:bIxmM87M
>>724
GJ!! 個人的にはヨロモグーの人のfa女主人公シリーズ好きでしたよ。
まあ、飽きられた方も出て来たようですので、充電を兼ねて一度お休みするのが宜しいかと。
また、(出来たら芸風を変えた)面白い作品が出来たら,お載せ下さい。
727名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 04:37:03 ID:UdrkzHQ4
飽きたってわけじゃなくて、たぶん単純に作風がスレ住人の嗜好と合わなかったんだろ
注意書きがあるから文句は言いにくいし、かといって無視して感想を書かずに雑談するのも後味が悪い
迷惑なだけの作者だったわ
728名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 04:41:19 ID:0umv4FRB
他の作者だって似たようなモンじゃねーか
729名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:01:15 ID:eUpjJYKj
主人公が♀ってのが受け付け難いなぁ。主人公=自分って感があるし
何だか掘られてるようで悪寒が走ってしまう
730名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:35:49 ID:PrdMuKQD
まぁおまいら、トーラス&アクアビット謹製コジマビールでも飲んで落ち着けよ
>>ヨロモグの人
お疲れ様、ブログ見つけて続きwktkさせてもらうわ
てかそんな気になる終わり方されると読みたくならざるを得ない
731名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:39:44 ID:984nqhet
最終回だけ感想が出てきたなw
>>730
俺は原材料リッチランド産じゃなきゃ飲まねぇぜ!
732名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 13:49:20 ID:UdrkzHQ4
最後だけレスつきまくるとか、あまりにもあからさますぎて笑えるな
733名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 14:23:31 ID:aRnqIrgw
>>732
捻くれ者乙。
お前はこれからもそうやって生きてゆくのか?
734名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 17:15:43 ID:foGs2NCW
>>732
…スレ失陥の元凶が、何を偉そうに。

 真面目な話、自分が受け入れられないからというだけでスレの感想にすら噛み付く人が居る
場所に書き込む気は起きんね。
735名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 17:47:46 ID:I6HngNZx
書き込んでるじゃねーか
つかおまえ自身が噛み付いてるじゃねーか
736名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 17:55:52 ID:UdrkzHQ4
今まで放置スルーかましてたくせに、最後だからってさも「俺らはあなたの味方だよ!また来てね!」みたいにほざくのは調子よすぎだろ

お前らがヨロモグをどう思ってるかなんて、最近の過疎っぷりを見れば明らかだ。
ぶっちゃけ、自分の中の罪悪感みたいなものをごまかしたいだけなんだろうが。
737名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 18:01:35 ID:PrdMuKQD
単純にレスつけられるような時間帯に投下を見たのが今回だけだった俺みたいのもいるというわけでとりあえずコジマビール飲んで落ち着け
738名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 18:10:52 ID:UdrkzHQ4
いや、そんなごまかしはブザマだからやめとけって

毎度毎度、ほぼ一つしかレスついてなかったじゃんw

みんなヨロモグ来た途端に潜伏するから面白かったけどw
739名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 18:45:51 ID:szFGUlsS
俺も読んでなかったけどさ
ここまでスレの空気悪くして何が楽しいんだ?ID:UdrkzHQ4
740名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 19:42:54 ID:bIxmM87M
UdrkzHQ4は例の自治厨か、それとも「自治厨乙」で煩い空回りじゃね!?
何れにせよウザい。
741名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 19:56:41 ID:gA9l5jDh
毎度お馴染みのACスレ荒らしだろistd
旧作スレが平和になっちまってつまらんからこっち来たんだろ
742名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:03:28 ID:UdrkzHQ4
そんなにヨロモグ好きならちゃんと感想かいておけばよかったのに、出ていくと決まってから惜しむよいなことを言う
本心が透けてみえるね。
言っておくけど、ヨロモグを追い出したのはここの住人全員だからね。
743名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:14:55 ID:PrdMuKQD
m9(^д^)プギャーwwwwwww
744名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:48:35 ID:5sosHt/M
m9(^д^)プギャーwwwwwww
745664:2008/06/29(日) 23:17:33 ID:LLyM8wZC
騙して悪いがKYなんでな
それにまだラストじゃない
そしてヱロも次だ

これより投下を開始する
746名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:18:40 ID:LLyM8wZC
「とりあえず終わりか…」
強引に押しかけてきたメイ。
追い返そうにも家は既に引き払ったとのことで、
追い返すわけにもいかなく、仕方なく同棲することになってしまった。
内心は彼女と一緒にいれて嬉しいのだが。
幸いにも彼女は自分で使う備品や着替えなど、
必要最低限の物しか持ってこなかったので、特に整理などは必要なかった。
「………ん?」
部屋の片隅に置いてある箱。
見覚えがないので恐らくメイのものだろう。
「メイー!これは片付けないのか!?」
リビングでくつろいでしまってる彼女に大声で呼びかける。
「もう片付けは済んだわよ?………………!!」
手に持っている箱を見た途端、メイの顔が変わる。
「な、中を、み、み、みみみ見たの!?」
慌ててひったくり、聞いてくる
「い、いや見てないけど……」
その勢いに思わず後ずさりしてしまった。
「な、なら良いけど………。これは開封禁止ね。わかった?」
「あ、ああ…」
そう言うとメイは厳重にしてあった封を更に厳重にしてどこかへ閉まってしまった。
「一体なんなんだ……?」
747名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:19:21 ID:LLyM8wZC
メイが押しかけてきた日の夕暮れ。
今まで一人暮らしだった食卓にはもう一つ椅子が並べられ、食器も倍に増えた。
話し合いの結果、料理は当番制になり今日の当番は自分になった。
メニューはえびのテルミドール、それにアルコールの強い酒が少々。
酒はメイからの差し入れだった。
「そろそろ、か………メイー!飯だぞー!」
……返事がない。
リビングに……いない。
となると寝室だろうか。しかし寝ているわけでもないだろう。
そう思って寝室に顔を覗かせてみると案の定、メイがいた。
しかし様子がおかしい。
「うん、大丈夫よ。主導権を握れば……でもリードしてもらうのも………」
なにかブツブツ呟いていると思えば、突然顔を真っ赤にして
キャー、とか言いながら顔をブンブン横に振っている。
正直、恐ろしい。
「あのー、メイさん?」
「……!な、な何!?どうかした!?」
「いやー、夕食できましたけど………」
「そ、そう?それじゃあ食べましょ!」
白々しく横を通り過ぎていくメイ。
後ろから見てもまだ顔が赤くなっているのが解った。
しかし空腹には勝てずに食卓に向かうことにした。
748名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:20:59 ID:LLyM8wZC
「さぁさぁもっと飲んで飲んで。」
「俺は酒に弱いんだ……勘弁してくれ。」
「だったらそれを克服するのよ!飲んで飲んで!」
夕食の席。
何故だかは解らないが、先ほどからしきりに酒を勧めてくるメイ。
「…そろそろ、いいかな……?」
「ん?何か言ったか?」
「ううん、何でもない。でも気持ち良いでしょ?」
メイの言うとおり、酒のせいなのか妙に気分が高ぶっている。
「………まぁな。」
「でしょ?……だったらその気分のまま寝ちゃいましょ。」
そう言ってメイが強引に腕をつかんで寝室に連れて行く。
「まだ片づけが……」
「いいじゃない。明日私も手伝うわよ。」
言われるがままにベッドに倒され、メイも隣に寄り添って寝てくる。
「ふふっ、気持ち良いでしょ?もっと気持ちよくしてあげる………」
そう呟いて唐突に唇を重ね、下を絡ませてくるメイ。
唾液が絡み合う甘美な音が部屋に響く。
そしてメイの手が自分の腕をつかみ、彼女の胸へと導かせた。
手に伝わる柔らかな感触。
それを自覚した時何かが目覚め、山猫は虎へと変貌した。
749名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:21:45 ID:LLyM8wZC
次回こそラスト&エロだ
多分な

済まない、役立たずだ。
750名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:33:14 ID:UdrkzHQ4
そんなに自分を卑下すんなよ!
GJだったぜ! 次も期待してる!
751名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:36:17 ID:PrdMuKQD
焦らすじゃないか……期待させてもらおう
GJ
752名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:27:47 ID:CVOsJeg0
おお、これからと言う所で切るとは..GJ!
全裸正座して待たせて貰おうw
753名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 02:10:34 ID:66L4xqQs
GJ!
存外、初な女なのだry
ババァとウィンDルートまry


というかスゲーわ、色々
マジで投下乙
754名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 08:40:38 ID:2EA5GYfO
ハァハァ
755名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 09:42:41 ID:hhHotbCF
GJ!wktkして続きを待つぜw
756749:2008/06/30(月) 13:21:24 ID:fQLUvpGg
やぁみんな、主×メイの作者だ

突然だが次のシーンはおもちゃを使った変態よりと普通
どちらがいいだろうか?
757名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 13:40:23 ID:I+SLIA31
玩具がいいが、好きに書けばいいんでないの


しかしお前ら、ヨロモグ消えたら一気に浮上してきたな(笑)
邪魔なのが消えて思いきりスレを楽しめそうだ
758名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 15:54:47 ID:m8hfYAqM
まあ、大多数の人間からすれば空気を悪くするお前が邪魔だがな
759名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 16:17:30 ID:5V0feiWp
触るな
760名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 16:26:27 ID:2EA5GYfO
istd
761名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 16:38:51 ID:ECMfWYbv
>>756
俺は普通な方を期待

だがたとえ変態でも…お前の答だ私はそれでいいさ
762名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 16:42:10 ID:NUz6MXyI
俺は変態
763749:2008/06/30(月) 16:42:39 ID:fQLUvpGg
済まないがよく考えたら
変態の方じゃないと矛盾が生まれるわ

スマソ(´・ω・`)


質問を変えて例の分岐の所
ババァとDどちらがいい?

こちらはまだ決めてないんだ

迷惑かもしれんがどうだろう?
764名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 16:57:00 ID:NUz6MXyI
俺はババァ
765名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 17:03:27 ID:RVROjwS+
投下が少ないからDかな
766名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 17:10:50 ID:2EA5GYfO
Dキボンヌ
767名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 17:16:09 ID:4xoIxfA2
>>763
D希望

ところでレイヴン、関係ない話で申し訳ないが4のリンクス・イアッコスって性別明言されてたっけか
768名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 17:39:46 ID:66L4xqQs
両ほry

個人的にはババァを推したい

ところで>>761付近から強力な電磁波が発生してるんだけど、誰か調べてきてくれないか
769名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:04:54 ID:CVOsJeg0
>>763
カップルネタとして出てくる事は多いけど、直接シーンを書いている話がないDの方でw

>>767
明記はされていない。
只、名前をググって見たら、『ギリシャ神話のディオニソスの別名』『永遠の少年』等と出ていた...
けど、あの変態爺の直属の部下だから...まあ、どちらでもいいかと...

>>768
悪い、TELLUS頭信者なのでな。他を当ってくれ。
770名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:09:44 ID:2EA5GYfO
保守?
771名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:43:51 ID:2EA5GYfO
ちょっと書いてみた

おバカなちょいエロ?SS
文才がなくてスマソ

投下開始
772名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:46:08 ID:2EA5GYfO
マザーウィル撃破ミッション前後のお話し


「さっさと行ってこい。」
「…なんかやる気出ないんですよ。面倒くさいです」
「余裕があるとはいえ生活がかかってるんだぞ」
「あんなでかいの落とすとなると骨が折れそうです」
「いい加減にしろ!VOBも用意してやったんだぞ!どんな条件ならすんなり行くんだ!?報酬か?僚機か?」
「………セレンさんに守ってもらいたい約束事が3つあります。この3つをちゃんと守ってくれればどんなミッションにも行きましょう。」
「何だ、言ってみろ。」
「守ってくれますか?」
「どんな約束かによるだろ」
「ダメです。先にちゃんと約束してください」
「……まったくお前は…解ったよ。どんな約束事だろうと守ってやる。」
「本当ですね?」
「くどいな…。命に関わる事でなければ何だってしてやる。早く言え!」
「では言います。それは次の3つです。」
773名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:48:40 ID:2EA5GYfO
「1つ、僕がミッションから戻って、「セレンさんからの追加報酬下さい」と言えば、それはセレンさんの胸とお尻のことであり、セレンさんは喜んで胸とお尻を差し出し、僕がセレンさんの胸を揉んだり吸ったりお尻を撫で回したりしてもセレンさんは抵抗してはいけない。」
「2つ、僕がミッションから戻って「セレンさんに追加報酬あげます」と言えば、セレンさんはまず僕に5分間ディープキスをして、その後フェラチオとパイズリで僕をイカせて精液を飲むこと。それが追加報酬です(笑)」
「3つ、僕がミッションに行っている間はいつもバイブをおまんこに入れながらオペすること。」
「……この3つです」
「────ッッ!!貴様っ!何を考えている!」
「守ってくれるんですよね?」
「こんな事だとは聞いてない!!」
「別に命に関わる事じゃないですし、とても簡単なことじゃないですか?」
「確かにそうだがっ!」
「守ってくれないんですか……残念だなぁ…尊敬していたリンクスもこんなもんですか……」
「ばっ馬鹿にするな!!私がこんな簡単な約束事を守れぬ筈がない!!」
「わぁ!守ってくれるんですね!嬉しいです♪じゃ早速ミッション行ってくるんで、オペお願いしますね!バイブ入れたままで!」
「わ、解っている!早く行け!!」
「いってきます!」
774名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:51:02 ID:2EA5GYfO
ミッション開始

「ミッション開始!AFSOMを撃破…する!」
「敵主砲のっ…威力は馬鹿げている。んっ…被弾するなよ!……んんっ」
「セレンさん?大丈夫ですか?」
「だいっじょうぶだっ!あっ!何でも…ない。気に…するな……あんっ!」
「…………(集中できん)」
「いい…からぁっ目の前に集中しろっ」

「………戦闘中……………」
「なんとか懐に…あっ…入り込んだか……ブリー…んんっ…フィングは覚えて…いるな?砲台を狙え。それでやれる…筈だ…あぁんっ!」
「…………(ターゲット確認。排除開始。)」
「よしっ…んぁっ…いいぞ。そのままっ続け…あぁん!…るんだ!」
「(排除排除排除)」


「マザー…ウィルの撃破を…確認んっ!よくやった。帰還…しろ。あんあん!」
「これより帰還します。セレンさん、もういいですよ。」
「何がだ?…んぁ!んふぅ…」
「ミッション終了です」
「だから…何がだ…?あっ……あんあんっ!」
「…………声我慢しなくていいですよ」
「…あん!…んふん!…ぁぁ…きゃふん!…あぁん!…」
「じゃあマッハで帰還しますんで待っててくださいね〜♪………(さて、どうしますかね?)」


END
775名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:56:09 ID:2EA5GYfO
投下完了
メインシステム 睡眠モードに 移行します


処女作なんで感想聞きたいです
あと俺投下のタイミング間違えてないかなぁ〜
前の人のから1日開けないといけないんだっけ?

まぁいいや お休み
776名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:58:48 ID:HMp6AnfI
あ、あれ、おかしいな……
おバカSSのはずなのに股間が反応してる……?
777名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:59:12 ID:66L4xqQs
一番槍GJ

俺よかよっぽど面白いよw
つーか、ババァ相手に勇気ありすぎw
778名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:00:52 ID:fQLUvpGg
追加報酬が読みたい

つまり
い い ぞ も っ と や れ
779名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:02:43 ID:4xoIxfA2
こんな……こんなアホらしいSSで……悔しい……ッ!
さぁ次はより正確かつ克明な描写つきの続編をry
780名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:06:57 ID:SBRApexM
感想って


おっきしたが、それだけでいいの?
それとも真面目に駄目な点も指摘してほしいの?
781775:2008/07/01(火) 00:17:28 ID:aWI0p5wC
>>780
ここをこうしたほうがいいって所があれば指摘してくださいな


続き書いてくる
ちょっと待っててね
782追加報酬:2008/07/01(火) 01:23:44 ID:aWI0p5wC
なんか書いてたら予想以上の量になったwww

ひとまず投下
セレンさんからの追加報酬です
783追加報酬:2008/07/01(火) 01:24:57 ID:aWI0p5wC
ミッション終了後……


「セレンさ〜ん!ただいま〜!」
「んん…よく…生き残った。今日は…ぁ…おかしな挙動…だったな。お前。」
「ハハハ……機体の整備不良ですかね?」
「……まぁ…そんっなことより…んっ」
「なんですか?」
「これ。もう抜いていいか?」
「あ…入れっぱなしだったんですか…もういいですよ。あ!こうしましょう!これからは僕が帰って来てから抜いてあげます。自分で抜いちゃダメですよ?いいですね?」
「…んふぁ…別に…かまわんが…それより…んっ…早く抜いてくれっ」
「了解了解♪じゃ、股開いてくださいね」
「…ん…ほら…早く抜け!…」
「うわぁ…すごく濡れてますよ…ここなんか…もうグチュグチュです…」
 ぐちゅっ!
「あぁぁん!こ、こら!何を…きゃふん!…」
「エッチですね。セレンさん。」
 ぐちゅっ!ぐちゅっ!
「あぁん!あぁん!」
「どんどん溢れてきますよ?気持ちいいんですか?」
「やっやめろ!そんな…ところを…ゃん…触るなんて約束は…してないぞ!」
「気持ちいいって言ってくれたら抜いてあげます」
「くっ…ぁ…き、気持ちいい……ぞ…んぁっ…」
「どこが気持ちいいんですか?おまんこですよね?」
「そうだ!…おま…んこが…ぁ…あん!…気持ち…いい!のだ!…」
「よくできました」
784追加報酬:2008/07/01(火) 01:27:39 ID:aWI0p5wC
 ぬるんっ
「…あぁ……ぁぁぁ…」
「…なんだか切なそうな声出してますが…セレンさん、「セレンさんからの追加報酬下さい」」
「…ん…ふぅ……ん?…胸かお尻かどっちだ?」
「まずは…胸ですね。それとセレンさん、これからは胸のことはおっぱいって言ってください。いいですよね?」
「…ん…かまわんぞ…ほら…おっぱいだぞ…揉むなり吸うなり好きにするがいい…」
  ぷるるんっ
「おおおおおっっ!!すごいおっきいですね!では早速揉ませていただきます♪」
 もみっもみっ
「…んふっ……ふぁ……」
「セレンさんのおっぱいは何カップですか?」
「Eだ……んふぅ…」
 もみもみ
「いやぁ大きいですねぇ……揉み飽きませんよ」
「満足…するまで…んふっ…揉んでいいんだぞ?……このおっぱいは…ぁん…追加報酬なのだからな」
「揉むのには満足しました。吸わせていただきます」
 ちゅうちゅう♪
「んきゃふっ…ゃん!…こ、こら!…ん…乳首は…ぁ…」
「気持ちいいんですか?」
「…そ、そうだ……」
「何をどうされるのが気持ちいいんですか?」
 ちろちろ
「…お、おっ…ぱいを…ゃあん…揉まれて…んっ…ち…乳首…を…んふぅ…チュパチュパされるのが…気持ちいいのだ!…」
「大変よくできました♪お尻も撫で回してあげますね!」
 なでなで
「ん!んはぁ!…ふぅん…」
「いつも座っての作業ですから心配してましたが……なかなかの美尻ですね…」 さわさわ
「んふっ…あぁん!…お尻…おしり…いいのぉ…」
「お尻も気持ちいいんですか?」
「ゃはん!…お尻…ぁ…も…気持ち…いいのぉ♪」
 さわさわ むにゅむにゅ
「(さて…と。そろそろ次に行きますか)セレンさん」
「んん?なんだ?あぁん……このお尻も…んふ…好きなだけ…撫で回して…いいんだぞ?…」
「はい。ありがとうございます。ところでセレンさん、」
785追加報酬:2008/07/01(火) 01:31:09 ID:aWI0p5wC
前半終了

続き書いてくるからちょっとセレンさんのおっぱい揉みながら待っててくれ
786名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:33:01 ID:jEv0ppQT
わっふるわっふる
787名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:42:13 ID:NJlUWWly
わふーるわふっる
788追加報酬:2008/07/01(火) 02:28:44 ID:aWI0p5wC
みんな、すまん。
携帯で打ってたんだが
す を打とうとして電源ボタン3連打しちまったorz
でもまた書くぜ!みんな!明日大丈夫な人だけ待っててくれ!
789名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 02:48:40 ID:SBRApexM
悪いことは言わんから携帯で書くのはやめとけ
とはいえ、まあしかたない事情があるんだろうけど
790追加報酬:2008/07/01(火) 03:27:45 ID:aWI0p5wC
できた!

投下開始
セレンさんへの追加報酬です
791追加報酬:2008/07/01(火) 03:29:32 ID:aWI0p5wC
「セレンさん、「セレンさんに追加報酬あげます」」
「んふぅ…お尻ぃ…おしりいいのぉ……ん?…わかったわかった…まずは……キスか……」
「ディープキスですよ!」
「わ、わかっている!め、目を閉じろ!恥ずかしいだろうが!」
「……はい…どうぞ。」
「……んっ……ちゅう………ん?…んふぅ!?…ふぁ…んんぅ…うふん…ちゅっちゅっ……んっ…れろっ…」
「セレンさん上手ですよ」
「…んちゅう♪…んっちゅ…れろっれろれろ……んふぅ……」
  もみもみ
「んきゃふ!?んんーー!」
  もみもみ
「んふぅん♪」
  コリコリ
「ふぁぁ!きゃぁん!」
「気持ちいいですか?」
「んちゅっ…こ、こら!…乳首は……んむぅ!?……うふぅ……ちゅっ…」
  コリコリ
「んんーー!んっふっ!……んっ…れろっ…」
 もみもみ コリコリ
「んふぁん!おっぱいばっかり触るな!お尻も触ってくれ!」
 さわさわ むにゅむにゅ
「はぁぁ〜ん♪お尻♪お尻♪ん〜ちゅっちゅっ」
792追加報酬:2008/07/01(火) 03:31:20 ID:aWI0p5wC
「セレンさん、そろそろキスはいいです。フェラチオとパイズリをお願いします」
「ちゅっちゅっ♪…ん?……わかった……フェラチオとパイズリだな……」
「では…パイズリから…お願いします…」
 ぬぎっ
「お、お前!なんて大きさなんだ……これを…挟むのか…おっぱいで…」
「いつでもどうぞ」
「いくぞ……」
 ふにゅっ
「あぁっセレンさん、唾液を垂らして滑りを良くしてください」
「……わかった……じゅる…」
 じゅちゅっじゅちゅっ
「おぉ!そ、そのまま上下左右に動かして揉みくちゃにしてください!」
 じゅちゅっじゅちゅっ
「…気持ち…いいか…?…」
「は…はい…最高です…セレンさんのおっぱい最高です!」
「そうか♪もっと気持ち良くなっていいんだぞ♪」
 ちろちろ れろれろ
「うっ!…っく!」
「ほらほらぁ〜?何をどうされるのが気持ちいいんだ?言ってみろ?言えたらお前このおちんぽをちゅぱちゅぱしてやるぞぉ?」
「お!おちんぽを!セレンさんのおっぱいでむにゅむにゅされて!先っちょをちろちろされるのが気持ちいいです!」
「よくできました♪」
793追加報酬:2008/07/01(火) 03:32:36 ID:aWI0p5wC
ちゅぱちゅぱ れろっれろっ むにゅむにゅ ずぽっずぽっ
「うぅ!っくぁ!セレンさん!ぼ、僕を見ながらお願いします!」
「ん?んふん♪ちゅぱちゅぱ。ちろちろ」
「(うっ!まずい!この上目遣いは!)」
「んふぅ?ちゅっ♪」
 むにゅっむにゅっ
「あぁあ!セレンさん!セレン!出る!出る!飲んで!飲んで!」
「ん!んっんっんっんっ♪」 じゅっぽじゅっぽ♪
「あぁくあぁびぃぃいっとぉおお!!」

ドピュ!ビュルビュル!ドピュ!ドピュ!ピュッ!

「んふぅーー!?んんん!うぐっんぐっんぐ」
「ハァ…ハァ…(;´Д`)」
「ごくんっごくんっ♪」
「あぁあ、セレンさん、すごく気持ちよかったです!」
「んふぅ……飲みづらいな…喉に引っかかる」
「それが僕からの追加報酬です(笑)」
「有り難くもらっておくよ」


「お疲れ様でした」
「貴様、私を一度呼び捨てにしただろう?」
「うぁっ…あれは…勢いというか…」
「ふん…まぁいい…その…私も…気持ちよかった…からな…」
「セレンさん可愛かったですよ♪」
「調子に乗るな////」
「たまにはいいじゃないですか♪」
「しかし、ミッションから帰って来るたびにこれか?気持ちいいのはかまわんが体力が持たないかも知れないぞ?」
「そこは愛でカバー(笑)」
「………まぁ…いい……次の依頼が………控えてるんだから…休んで………おけ。私も…眠……た…」
「ふふふ。お休み。セレン。僕の愛するオペレーター。」
794追加報酬:2008/07/01(火) 03:38:52 ID:aWI0p5wC
え〜と、一応終わりです。
かなり時間懸けたのにこんなものしか書けなくてスマソ。短いし。終わり方無理矢理だし。
できれば感想、改善点をお聞かせください
参考にしたいと思います



俺なにやってんだろこんな時間まで……
fAやったことないのに
明日も学校あるのに

みんなお休み!ノシ
795名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 08:10:17 ID:aWI0p5wC
保守〜
796名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 13:55:23 ID:qup4q+hJ
とりあえず
会話文のみはやめた方がいいと思われ
797名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 14:36:06 ID:xUI8Upgc
日常にエロを挟む…これは匹敵するか…?

細かな描写をつけてくれるといいが慣れてないと難しいだろうし
これからに期待
798名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 14:41:49 ID:aWI0p5wC
>>796
わかったやってみる
799名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 15:08:08 ID:NJlUWWly
認めよう君の力を
今この瞬間から君は性的な意味でレイヴンだ
800名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 19:33:04 ID:eySgwdRb
なんというか、のんびりだなここはw
801名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 20:10:34 ID:qup4q+hJ
のんびり上等

レギュ騒ぎに疲れたらいつでも来るといい
802名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 23:22:19 ID:EDKPrJiN
このスレの流れが一番落ち着く…w
803名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 00:00:24 ID:srWic5SG
SL売っちゃったんだが、エクレールってどんな口調だっけ?
804名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 00:05:04 ID:k1XjsTR4
>>803


ん!
805名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 00:54:37 ID:rCoScPsg
こんばんわ、前スレ308です。
続き物として投下をさせて頂いてましたが、諸々の事情で続きを書く事ができなくなりました
中途半端な事をしてしまって本当に申し訳ありません

再度、この場で読んでくださった方方にお礼の言葉を述べさせて頂きます
ありがとうございました


時々でもスレは覗いて今まで通りにコジマ会話していくと思いますw
ではでは
806名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 06:01:48 ID:X6JeM0V8
なん・・・だと・・・?
807名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 07:10:26 ID:lqf9g6Gj
また職人が1人消えた・・・

書けるようになったらいつでも書いてくれ

808名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 12:02:49 ID:V/EZY7jv
...ご都合では仕方ありませんね、お疲れ様。

また、書ける環境になって帰って来る事をお待ちしております。
809追加報酬:2008/07/02(水) 15:28:21 ID:qcd9OsTL
また読める日を夢見ておりますよ。



ところでおまいら、会話文以外の描写?を加えた物ができたので投下してもおk?

・キャラのイメージが崩れるかもしれません
・作者の性癖がAMSを介して皆様の脳に干渉するかもしれません

以上を了承できる方のみお読みください。

投下開始
810追加報酬:2008/07/02(水) 15:29:53 ID:qcd9OsTL
あるミッション終了後……


ぴちゃ ぴちゃ

ガレージの喧騒。たった1機のネクストのために、数十人の男達が駆け回り、汗を流している

んちゅっんちゅっ

しかしそのガレージとは少し離れた所にある小さな建物。時として命を狙われることのある傭兵の、少しの間の仮住まい。

ずちゅっずちゅっ

その中の1つの部屋から、何かを舐めしゃぶるような水音が響いていた。


「うおぉ…あぁ…く…」
「…ん…ちゅ…んふふふ…くちゅ…ちゅる…んんっ」

椅子に座っている男の前に四つん這いになり、その股間に顔をうずめ、棒状の何かを舐めたりくわえたりしている美女。その白くすべすべした白い肌は汗でぬらぬらと光っている。

「あはぁ…お前のおちんぽ…逞しくて…美味しいぞ……ん…ちゅぱちゅぱ…」
「うっ…く…上手ですよ」

美女に自らの男根をしゃぶらせているその男は、デスクの上の端末を操作している。

「何を…しているんだ?……ちゅ…ん…」
「依頼が来てないか確認してるんですよ。気にせず続けてください。」
「…わかった……んんんっ…美味しい……おちんぽ美味しいぞっ!…んちゅる…」
「…それはなにより……ん?……お楽しみのところ悪いんですが、フェラはもういいです。椅子に上がって、僕の方を向いて跨がってください…」
「…ん?…ちゅる…なんだ?…せっかくいいところなのに…」
「そう言わずに。今日の追加報酬は中に出してあげますから」
811追加報酬:2008/07/02(水) 15:31:14 ID:qcd9OsTL
それを聞いた途端、美味しそうに肉棒をしゃぶっていた美女は立ち上がり、嬉しそうに男に跨がり、対面座位の形になる

「おまんこの中に出してくれるのか!?嬉しいぞっ!早くっ早くっ!」
「まぁそんなに焦らずに……いきますよ…」

  ずぼっ!!

「あぁぁぁん!!」

男が挿入した瞬間、美女はびくんと体を震わせ、背筋を弓の様に反らし、軽い絶頂に達した。

「あれ?一挿しでイっちゃったんですか?」
「…ち…違う!…ちょっと…刺激が強すぎた…だけだ」
「そうですか…ならもう動いても大丈夫ですね?」
「…まだ…待っ…んあんっ」
そう言うと男は、美女の言葉を無視し、下から突き上げ始めた
  ズンッ!ズンッ!

「あぁぁん!あぁぁん!」

  ズンッ!ズンッ!

「きゃふん!やぁん!」
「おぉっ!凄く気持ちいいです!」
「うぅん!…く…あぁ!………あんあん!」
「ふふふ……おっぱいがぷるんぷるんしてますよ…ほらっ!」

 ズンッ!

「あぁぁん!」

  ぷるん♪ぽよん♪

「エッチなおっぱいですね〜………ん?……」

男は美女の胸から端末のディスプレイに目を移した
着信を表すアイコンが点滅している
812追加報酬:2008/07/02(水) 15:32:44 ID:qcd9OsTL
「(あの男か……)セレンさん、電話来たんで出ますけど、気にせずそのまま楽しんでてくださいね」
「…んん…好きに…しろ……あぅん!…」

 美女はいつしか自ら腰を上下させ、男の肉棒を蹂躙する。
そのたびに聞いているだけで蕩けそうになる甘く艶のある声を出し、ぷるんぷるんと揺れるEカップの巨乳は男を狂わせる。

男が端末を操作すると、ある映像が画面に表示される。
企業やクレイドルの上流階級などに普及している「テレビ電話」という物だ。

男が操作している端末にも小型のカメラが付いている。そうなれば、こちらの様子も向こうに映像となって送られることになる。

────よう、首輪付き。「やぁ(^^)」

─────。

画面の男は異変に気づく。
結合部分までは見えなくとも、白い背中と上下するたびに少し見える臀部が画面の向こうの男の目を引く。

────何やってんだ?
「これですか?いつも僕のために頑張ってくれるオペレーターさんに追加報酬をあげてるところです。」

男は膝の上で喘ぐ美女を突き上げる

「…あん!…あん!…」

「何の用ですか?手短に願います。」

─────全く。まぁいい。クレイドル03を襲撃する。♂き合わないか?
「もちろんさ」
────ORCAの連中、温すぎる。革命など、「あんあん!きゃぅん!」…しかないのさ。

美女の喘ぎ声が男の言葉を掻き消す。

─────……だろう?
「そうですね!」
────じゃあな。
「はい。また後で。」
813追加報酬:2008/07/02(水) 15:34:19 ID:qcd9OsTL
男は通信を切る。そして、絶頂に近づきつつある美女に問いかける。

「ちょっとクレイドル襲撃してくる。いいですよね?」
「…あっ…ん…好きに…しろっ」
「あれを落とせば約1億人の犠牲者が出てしまいますが……?」
「そんな事はどうだっていい!…あぁん!…ちゃんと生きて帰って来て…そして私に追加報酬をくれるなら!…どんなミッションでもかまわん!」
「1億人の命よりも追加報酬のほうが大事なんですか?」
「当たり前だろう!…あん!…」
「追加報酬って何でしたっけ?」
「精液だ!お前の!あん!おちんぽから出てくる精液だ!」
「1億の人命より僕のちんぽのほうが大切なんですね?」

男は容赦なく美女を突き上げる。

「…そうだ!…何億人死のうがどうでもいい!…私はお前が…お前のおちんぽがないと生きていけないのだ!」

美女は長い黒髪を振り乱し、自慢の巨乳をぷるぷる揺らしながら叫ぶように答える。

「ありがとうございます。お礼にイカせてあげますよ」
814追加報酬:2008/07/02(水) 15:35:38 ID:qcd9OsTL
男は今までとは比べ物にならない勢いで腰をガンガン突き上げ始めた

「…んきゃふ!…あっ!あっ!…あっあっあっあっ!…」

美女は絶頂に近づいてゆく。

「僕もそろそろ…いきますよ!」

男は更に突き上げ速度を上げる。

「あっあっ!ん!…あっ!…ふぁぁぁん!……」

美女は全身を痙攣させ、絶頂に達した。その直後。

「あぁくあぁぁびぃぃっとおぉぉ!」

ドピュドピュ!…ビュルビュル!ドピュッ!

「ああぁ!出てる!中に!精液が!どぴゅどぴゅって!」

ドクドクッ!ドピュ!ビュルビュル!

「まだ出てる!と、止まんない!あ!あん♪あん♪」
「ハァ…ハァ(;´Д`)」
「あぁ、まだ出てるぞ…お前の濃厚な精液が…追加報酬が……あっ♪今またビュッて出したろ。ふふふ…好きなだけ中出ししていいぞ?」
「……ハァハァ…」

美女は男に倒れ込む。その巨乳が男と美女の間で柔らかいクッションのようにひしゃげる。

「ハァ…ハァ…んふぅ…」
「ふぅ………じゃ行ってくるんで、オペお願いしますね。」
「あ、ちょっと待て。もう少しこのまま………あぅっ!…」

男は美女の言葉を無視すると自らの分身を引き抜き、パイロットスーツを着込んでさっさと部屋を出ていった。
815追加報酬:2008/07/02(水) 15:38:03 ID:qcd9OsTL
「全く…女心のわからん奴だ。…まぁいい。帰ってきたら搾り取ってやる。…パイズリしてやろうか?いや、部屋に入るなりしゃぶりついてやろうか?ふふふ………」

美女は自分の胸を揉みながらニヤニヤし始めた

「…おっと、ミッションだったな。…バイブは…と…あった…」

  ぐちゅっ!

「あぅ!…あいつめ…こんな濃いのを大量に出していきおって、孕んだらどう責任取るつもりだ…」
「…それもいいかな?母乳が出るようになれば……あいつは私の乳首に喜んで吸い付いて来るだろう……ふふふ…」
「そしてまた、中に出してもらおう…ふふ…ふふふ……」


抜群のスタイルを持つ黒髪の美女、セレンは最早、あの男の性奴隷と成り果てていた…………




────来たか。首輪付き。
「クレイドルのみなさーん!ORCA旅団ですよー!!」


END
816追加報酬:2008/07/02(水) 15:44:42 ID:qcd9OsTL

投下完了

モクヒョウ タッセイ
メインシステム 妄想モードに 移行します


感想お聞かせください。
投下のタイミング間違えてない?大丈夫?
いい評価を頂ければまた何か逆流しますね
817名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 17:57:18 ID:RWHzOLHJ
逆に携帯でここまで打ち込むのすげーと思うぜ
素直に感服する
818名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 20:36:26 ID:V/EZY7jv
↑その点については重ね重ね同意するが、やっぱり読み辛い。
内容的には問題ないので、何はともあれ乙。
819名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 20:51:13 ID:X3iPvSiF
とりあえずアクアビットに吹いたw
820名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:43:45 ID:Ts5QySAp
GJ
エロい!古王がやっぱりネタ!
でもこの後・・・アレにつながっちゃうんだろうか
821名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:48:09 ID:CEHh1GGC
>>679です
まだ途中ですが、投下を開始します。

・主人公は♀
・時期諸々捏造
・まだエロなし
・ドス視点

流れ的に駄目かと思ったけど、とりあえず書いて反応見てから考えます。
822名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:49:01 ID:CEHh1GGC
「痛いか?」
「はっ……い」
 女は腕の中で震えていた。寒さでは無く、痛みに。初物か、ド・スは女の頭を優しく抱いて、なだめるように数回撫でた。
「それもじきに良うなる」
「うっ…くぅぅ…」
 全くもって、ワシらしくないのぉ……
823名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:51:28 ID:CEHh1GGC
「内容は以上だ、頼めるな?」
「頼めるも何も、元は此方の依頼じゃろうが、ワシには拒否権などありゃせんよ」
 ふんっ、という鼻息が聞こえ、回線は切れた。これだから女は好かんのだ、まったく、まぁ、ワシはワシの仕事をするまでだ。決められたチャンネルに設定し、僚機の回線を開く。
「スタルカじゃ、聞こえるか?」
すぐに返事は無かった、何か布が擦れるような音が十数秒聞こえた後、かなり遅れて「あ…」と、短過ぎる音声が耳に入った。
「もう一度言う、スタルカじゃ、聞こえとるのか?」
「あ、は、はいっ…すみません、聞こえてます」
 今度は早かった、と言うか、そうか、また女が僚機か。
「こちらストレイド、スタルカ、今回は宜しくお」「どうでもええ、前だけ見とれ、女」
 そして回線を切った。女は苦手だ、理由など忘れた、ただ苦手だ。AMSを通してメインカメラから写し出される風景は濃霧に包まれ銀世界と化した旧市街地だった、その視界の端に、それは立っていた。
824名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:53:32 ID:CEHh1GGC
ローゼンタールの新標準機のフレームはシンプルな中量二脚。こちらは旧標準機とはいえ、軽量二脚であるスタルカのスピードには到底追い付けはしないだろう。かといって、歩調を合わせる気など微塵も無い。囮にでもなるがいい。
などという雑念を巡らせていると、時間になったようだ、レーダーに反応、11時と1時の方向に1つずつ。
「来たぞ、敵機体、有澤重工の雷電ともう1つ、私達と同業者のセレブリティ──なっ!スタルカ貴様っ!!」
視界両端の風景が後方へと吹き飛んで行く、速度は今900km/時を超えた。回線から何か聞こえるが、何か解らん、無視した。
「えぐらせて貰うで、GA」
825名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:55:46 ID:CEHh1GGC
 先手を取る。不用意に先行していたのだろう、酷く派手なペイントが目を引く機体『セレブリティアッシュ』にロックを固定し、オーバード・ブーストを起動させる。
「見つけたぞ!この田舎──」後続する言葉は、オーバード・ブーストの爆音によって掻き消された。AMSから投影される景色が奴の機体を中心に後方へと吹き飛んで行く、先よりも速く、距離を詰めるのに数秒もかからなかった。
「──んなぁっ!?」
 先ずは1つ。
「消し飛べ」
 右腕の射突型ブレード『KIKU』が、敵機セレブリティアッシュのコアを貫く、筈だった。慣性により僅かに左側にズレたKIKUは、そのまま奴の右肩を粉砕した。損ねたか、だが、それで十分だったのだろう。
「ふっざけんな!!やってられるか!!俺は帰る、追ってくるなよ!!あぁ畜生!!」
 スピードを殺し切れず、左右のクイックブーストを前後逆に噴射して反転すると、そこには奴の腕の残骸しか残っていなかった。なんじゃ、なっとらんな。回線が開いた。
「よそ見など、してる場合か?」
 しまっ──
 「砕け散るがいい」
 地響きとも取れる発射音、回避を───
826名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:59:18 ID:CEHh1GGC
投下完了、主人公がドスっぽくなってるのは仕様です。
おやすみなさい。
827名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 17:49:05 ID:o4C3Ljfk
828名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 19:00:13 ID:3gunyiml
こんなに頑張ってる作者さんに対して乙の一文字だけとか、ふざけてんのか?
こんなんだから作者さんが次々に去ってくんだよ
829名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 19:05:56 ID:o4C3Ljfk
返しのレスにレスするよりも、お前さんが良いと感じた点をキチンとGJするべきだ

俺は一通り読んで、明確なGJは出てこないがスルーしたくはなかったから書き込んだだけなんだぞ
830名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 19:11:56 ID:kIHhWdtE
テクノクラート大好きな俺にはたまらんかった、GJ

ただもう少し改行して一行を短くしてくれると読みやすいかなと思ったり
描写の素晴らしさはただただ感服仕る
831名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 19:31:23 ID:qJ2NLE1R
ド・スかっこいいよド・ス

戦闘描写とかうまいな

これからに期待の意味を込めてGJ
832名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 19:40:31 ID:1IIPy71S
GJ!ド・スがカッコイイ
他の人も書いているけど戦闘描写とか上手いな
続きが楽しみだ…w
833名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 03:06:32 ID:TYqfHIL/
>>679です
これより投下を開始します。

コメントありがとう、生産性が無い僕ですが、とりあえず頑張ってエロシーンまでやってみます。
辛口コメント宜しくお願いします。

・主人公は♀
・ドス視点
・まだエロなし
834名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 03:09:06 ID:TYqfHIL/
AMSから投影される風景は一瞬にして砂嵐と化した。
激しく揺れたコクピットの至るところに体をぶつけ、最後に頭をやったらしい、一時的に意識が飛んだ。
「ぐぅ…ぅ」
何があった?
何をされた?
誰に?
何処から?
「死んだか?」
野太い声だ、お前は誰だ?
「雷電に不意を突かれるとは、笑えんな、所詮は匹夫か」
ライデン?
雷電?
雷電じゃと?
「有…澤…隆文…」
「何だ、生きているのか、死に損ないが」
しばらくしてメインカメラがシステムリカバリーを開始し、砂嵐が止んでいく。
僅かに投影された視界の中に、それは居た。
「死んでおけば良かったものを、損をしたな貴様」
キュラキュラという断続的なキャタピラ音、超重量戦車型ネクスト、有澤重工の雷電か。
距離にして約300M、レーダーには写らなかった、待ち伏せていた?
糞が……っ!
「卑怯…じゃの…有澤」
「……なんだと?」
「卑怯と言ったんじゃ……歳か?耳が遠いのか?有澤隆文」
AMSのシステムリカバリーがほぼ完了し、視界が開ける。直後に、回線から「貴様…っ!!」という憤怒の籠った声が聞こえた。来るか?
「良いだろう、容赦はせん。完膚無きまでに──」
機体安定を、破損部位は?右半分は使い物にならんか、安定もせん、上手く直立しない、身体も痛む、手が震える、糞ッタレが
「消し去ってやろう」
背中武器を起動させている、折り畳み式の、グレネードキャノン。
──ここまでか。
ワシらしいの、まったく。
「終わりだ、匹夫が」
「残念ですが」
女の声がした。
835名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 03:11:25 ID:TYqfHIL/
「連れて帰らないと、報酬が減るので」
回線から聞こえる声は、聞いた事のある、僚機の、ストレイドの女の声だった。
「貴様!その機体、グレートウォールを落とした女かっ!」
「とりあえず、その長いの頂きますね」
視界の正面に鎮座する雷電に、その機体は高速で向かって行った。オーバードブースト、何というスピードだ、レーダーが追いきれないじゃと。
「ちぃぃっ!」
有澤隆文の狼狽した声、ロック出来んのも無理はない、この濃霧だ、目視出来たとて機械がついていかん。
「避ける必要も無さそうね」
オーバードブーストの爆音が切れた刹那、レーザーブレードの起動音と悲痛な声が回線から響いた。
グレネードキャノンが、真っ二つに断たれた。
「…女ァ!」
「ごめんなさい、男のシンボルは切ると痛いですよね?……あれ?」
……何を言っとるんじゃコイツは、緊張感の欠片も無い。
「どうでも良いか……と、有澤隆文、先日の戦闘も含めて、貴方では私には勝てないことは明白です。閉鎖空間でも無い限りは、ね」
「……何が言いたい」
有澤隆文の声に、威圧感は無かった。
「解っているのでしょう?有澤隆文」
侮辱だ。これは酷い屈辱だ。背筋が震えた。何者じゃこの女は。
「……覚えていろよ、ストレイドのパイロット……」
そう言い残し、雷電は此方に背を向け去っていった。
836名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 03:16:25 ID:TYqfHIL/
とりあえず投下完了。
改行を増やしたつもりなんですが、見易くなったかな…?
今回の戦闘はストレイド中心で、ドスからはあまり見えない位置だった(?)ので細かくは書きませんでした。
一人称視点って難しいですね……おやすみなさい。
837名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 07:16:30 ID:s4VCOmRA
乙〜

社長砲をぶった斬るとはなんて奴だww

これからに期待
838名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 12:12:02 ID:a69B8TTo
まあ、乙じゃないか、貴様!?

それはともかく♀fA主の
「とりあえず、その長いの頂きますね」 &「ごめんなさい、男のシンボルは切ると痛いですよね?…あれ?」
で、思わず股間を押さえてしまった人ノシ

...ああ判ってるさ...O☆I☆G☆A☆M☆I程大きくない事位...orz
839名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 13:51:02 ID:reIaM3ru
ノシ
ところで、俺に「ラインアークでいちゃつくfA主とリリウム」なんてデムパを送り付けてきたのは誰なんだぜ?
840名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 14:02:17 ID:Hlcme0M3
この主人公は間違いなく潜在的ドS・・・!
841名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 16:06:50 ID:TOByI2EW
>>839
その電波をぜひとも公共のものにするんだ
842名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 16:19:27 ID:L++mIgx/
>>839
電波だけにそのイメージが伝播してきたじゃないか
843839:2008/07/04(金) 20:29:14 ID:reIaM3ru
>>841
書くのは吝かではないんだが、文才がないのを自覚してるからエロは勘弁してくれ
>>842
誰がうまいこと言えとry
844名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 20:54:04 ID:xlhw5mS5
>>840
バニラビーンズという文字列が逆流してきた
845名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 22:07:07 ID:ibdZLmqi
追加報酬書いた者ですが
ある文に刺激されてまた何か書いてみようと思う
fAやったことないので、
セレンはなんとなくわかってきたけど、リリウム、ウィン・D、シャミア、エイ=プール、メイ=グリンフィールド?名前ワカンネ。
これらの口調とイメージを教えて欲しい
参考にします。他に女キャラいたっけ?
846名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 22:10:20 ID:G+BQ/RtX
>>845
リリウム=おしとやか、礼儀正しい、爺コン
ウィン・D=女傑、軽くツンデレ
シャミア=ドS、「いい風穴よ、貴方」
エイ・プール=丁寧、「○○、薄くなかったですか?」
メイ・グリーンフィールド=明朗快活、「相性がいいみたいね、貴方とは」
847名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 22:24:20 ID:ibdZLmqi
>>846
スタイルのイメージはある?◯◯は巨乳とか…
848名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 22:27:26 ID:G+BQ/RtX
>>847
手っ取り早いのはAC Moe Storage行って探すことだが、そこは個人の裁量じゃね?
メイは巨乳でリリウムは貧乳だとかいうイメージはあるが、別に逆転させても不自然さがなきゃ問題ないだろうし
849名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 22:31:20 ID:ibdZLmqi
>>848
ん〜わかった。俺のイメージで書いてみるわ
850名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 22:31:49 ID:IimRN4Xt
ニコ動とかようつべに行ってプレイ動画とか見てくればいいんじゃね。
851名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 23:06:20 ID:1+tYtXEC
ウィンディーは素直クール
852名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 00:13:44 ID:SLbpnSWt
...と言うか、素直にfAやるか、wiki行け。
853名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 01:24:35 ID:XmIptd7g
やってないって宣言されるとちょっと悲しいっつか微妙な気分になるよね
と、やってない作品でもホイホイ描いちまう同人屋の俺が来ましたよ
854名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 02:17:38 ID:FEygC9jy
まとめて資料集めにいってらっさい
855名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 07:08:22 ID:lkTagpkv
みんなの優しさに勃起
856名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 09:24:34 ID:SLbpnSWt
さっきここの纏めスレを見に行ったんだが、他の所はまったく更新されていな
かったのに、変なSS(ココに掲載されていない話)が掲載されていた。
Wikiの管理人の作品か!?それとも...
857名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 14:43:26 ID:lkTagpkv
追加報酬書いた者です。
新作できたから投下するよ

・キャラのイメージが崩れ(ry
・作者の性癖が(ry
・長い
・アクアビット

以上を了承できる方のみお読みください

こんなんメイじゃねぇってなるかも……

投下開始
858リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:44:44 ID:lkTagpkv
皆さんこんばんわ。fA主です。
クローズプラン戦争が終わって、世界は回復に向かっています。そんな中、一通のメールが届きました。

───女リンクスを集めて店を始めた。一度来てみろ。──セレン・ヘイズ

というわけで今日は新しくオープンしたカフェに行ってみようと思います。


カランカラン♪

「「「いらっしゃいませぇ〜!」」」

店に入ると可愛い女の子達が出迎えてくれます。
いや〜みんな可愛いです。スタイルいいですしね。

ウェイトレスの子達を値踏みしていると、その中の1人、フィオナさんが近付いて来ました。

「1名様ですね♪お席へご案内します。こちらへどうぞ!」

彼女に連れられて、店の奥に入って行きます。
お店の制服なんでしょうね。女の子はみんな露出度が高めです。
胸の谷間に目を奪われますね。スカートも短めですし。

僕は店の角のソファに通されました。壁に注意書きがありますね。

※注意書※
・当店は禁煙です
・当店はお触り自由です

………これはどういう意味でしょうか。聞いてみましょう。

「あの、お触り自由ってどういうことですか?」
「はい。この店の女の子はお客様に奉仕することが喜びなんです。
なので、当店はおっぱい揉み放題、お尻触り放題です。」
「なるほど。いいお店ですね。」

僕はそう言うとフィオナさんの谷間に手を突っ込みます。
むにゅっ!

「で、今日のおすすめは何ですか?」
「はっ…はい…今日のスペシャルメニューは…こちらです」

フィオナさんは胸を揉まれながら、スカートを捲り上げました。
パンツに小さい文字で何かプリントしてあります。

「どれどれ……」
859リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:46:41 ID:lkTagpkv
〜半熟のもぎたて果実〜
エイ=プールの尻コキ

〜貴方のおちんぽ頂くわ〜
シャミアの涎ぐっちゅりフェラ

〜飽きるまでねちっこく〜
ウィン・Dの恥じらいディープキス

〜私達のおっぱいまんこに中出ししてね〜
メイとリリウムのダブルパイズリ


「ふむ。どれも魅力的ですね。迷うなぁ〜」
「全部でも…ぁ…構いませんよ…」
「それは流石に疲れます。……じゃあ、まずエイさんの尻コキ、その後メイさんとリリウムさんのパイズリをお願いします。」
「かしこまりました。少々お待ちください。」

フィオナさんはふらふら歩いて行きました
860リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:48:07 ID:lkTagpkv
エイ「お待たせ致しました。ご注文の尻コキになります。」

そう言うとエイさんは近くの壁に手をついて、スカートを捲ってお尻を突き出してきます。

「ふむ。まずは左右に動いて気持ち良くしてください。」
「かしこまりました。私のお尻で気持ち良くなってください。」

エイさんは懸命にお尻を振り、僕の肉棒を刺激してきます。

「…ん…ふっ…んっんっ…どう…ですか?」
「なかなかいいですよ。次は上下に動いてください。」
「かしこまりました。」

エイさんは更に激しく尻を振ります。

「んっ…く…ぁ…はぁ」
「エイさん上手ですよ〜。いいお尻してますね〜。」
「ありがぁ…とう…ございます」
「……次は、こうしてみましょうか。」
「………んあっ!」

僕はエイさんのパンツを掴んでお尻に食い込ませます。
すると、まだ熟しきってない、半熟の桃が2つ顔を見せます。

「美味しそうですね。いただきます。」

僕はそう言うと、腰を動かし始めました。

「あぁ!…ん…ふぁ…あん!…」
「どうです?」
「…あぁぁ…ゃ…き…気持ちいいです。」
「何が…ですか?」
「お尻です!…あんあん!」
「お尻をどうされると気持ちいいんですか?」
「…お尻を!…おちんぽで!…ズリズリされるのが……あぁ…気持ちいいです!」
「ふふ。それはなによりです。」

僕は激しく腰を動かしました。

「…あぁん!…激し…すぎぃ…お尻壊れちゃう!…私のお尻…お客様のおちんぽで壊されちゃう!」
「そろそろ…いきますよ…」

射精感が高ぶってきます。
エイさんの汗と僕の我慢汁が潤滑油となって、前後運動をスムーズにしてくれます。

「そろそろなんですね!お支払い方法はどう…なさいますか?」

支払い?なんの事だろう?
861リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:49:24 ID:lkTagpkv
「あの、支払いって?」
「はい。…尻コキの…ぁ…料金は…射精1回分の…精液となっております。
尻射、顔射、なんでもオッケーです!…あん!」
「そうですか。では尻射でお願いします。」
「かしこまりました!私のお尻にお客様の精液ぶっかけてくださいね♪」
「いきますよ!」

僕はフィニッシュに近付いていきます。

「あぁくあぁびぃっとぉ!」

ドピュ!ドピュドピュ!ビュル!

「あぁっ!かかってる!私のお尻に…お客様の熱い精液が…あつい!お尻火傷しちゃうよぉ♪…」

ビュルビュル!ドピュ!

「まだ出てるぅ♪お尻犯されちゃう!精液でお尻犯されちゃう!」
「ハァハァ(;´Д`)」



「はぁ…はぁ…確かに、いただきました。…」
「なかなかでしたよ。……次は、メイさんとリリウムさんを呼んで来てください。」
「…かしこまりました。…でもその前に…」
「ん?」

エイさんは僕の男根にしゃぶりついて来ました。

「私のお口で、綺麗にして差し上げます」
「お掃除フェラまでしてくれるとは…良心的な店ですね。」
「ありがとうございます。これも当店の規則ですので。」

ちゅぱちゅぱ♪れろれろ…

「綺麗になりましたね♪では呼んでくるので少々お待ちくださいね♪」

862リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:51:58 ID:lkTagpkv
メイ「お待たせ致しました」
リリ「ご注文のダブルパイズリになります」
「ほぉ……」

この2人は服の上からでも巨乳ということがわかります。
多分ノーブラなんでしょう、乳首が立ってるのがわかります。

「じゃあまず上を脱いでください。イヤらしくね。」
「「かしこまりました」」

僕はソファに座って指示を出します。彼女達は指示通りに脱ぎ始めました

「ほぉ……」

ボタンを全て外すと、巨乳がぶるんっとこぼれます

「(F…いや、…Gか?…)君たちは何カップ?」
メイ「Fです」
リリ「Gです」
「ほぅ……じゃあまずは、リリウムさんはパイズリ、メイさんはぱふぱふして下さい。」
「「かしこまりました」」

リリウムさんは僕の前にひざまづき、メイさんは僕の横に膝立ちになります。

僕の肉棒はリリウムさんのおっぱいに、顔はメイさんのおっぱいに包まれます。
863リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:53:05 ID:lkTagpkv
リリ「んっんっんっんっ!」
メイ「ぱふ…ぱふ…いかがですか?」
「なかなかいいですよ。リリウムさん、涎を垂らして滑りを良くしてください。」
リリ「かしこまりました」

 ぐちゅり♪
 ニュチュッ、ジュプジュプッ!ズチュヌチュ!

「…うっ……く」
メイ「お客様、乳首お吸いになってもいいですよ」

 ちゅう♪ちゅぱちゅぱ…
メイ「ん♪んふっ……ぁ」
リリ「ふふ……リリウムのおっぱいの中で…ん…お客様のおちんちん…びくんびくんしてますわよ?…」

「まだまだっ!」

リリ「もう…我慢できないのではないですか?…私のおっぱいで気持ち良くなってるんでしょう?」
リリ「ほらお客様…私のお顔をご覧になって…リリウムのおっぱいを…
…このおっぱいはお客様のおちんちんを気持ち良くするためだけの物なんですよ?」
リリ「そろそろなんじゃないですか?リリウムのおっぱいの中で、おちんちんはじけちゃいます?」

「…う……くぁっ」

リリ「我慢しなくてよろしいんですのよ?イっちゃってもいいんですよ?」
「…(上目遣いは…まずい)…く…そろそろ…」
リリ「イク?ちんぽイクの?」
メイ「お支払い方法はどうしますぅ?…んちゅ…れろれろ…」

メイさんはいつの間にか僕の耳をなめしゃぶっています。

「か…顔に!…リリウムの顔に!…」
リリ「ふふ。リリウムの顔にぶっかけたいんですか?エッチなお客様ですね♪
どうぞ♪リリウムの顔をお客様の精液で汚して下さいね♪」

864リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:54:58 ID:lkTagpkv
 ヌッチュニュッチュニュッチュニュッチュ♪

メイ「あは♪顔射♪顔射♪んちゅ…れろれろ」

「…イクぞ!リリウム!…」
リリ「はいっ!かけて!顔にかけて!」

ドピュ!ビュルビュル!ビュルルル!

リリ「あ♪…ん…ふぅ…熱いよぉ♪」

ビュル!ビュル!ドピュ!

リリ「顔が…お客様の精液で…いっぱいです…」
メイ「いいなぁリリウム…あっ!お客様、ダブルパイズリの料金は射精2回分ですからね☆」


あと1回戦あるんですか…望むところです




「2人とも、今度はダブルパイズリをお願いします。左右からね。」

僕は立ち上がり、仁王立ちになります。

「「かしこまりました♪」」

僕の男根は右からリリウムの胸に、左からメイの胸に挟まれる形になります。

865リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:56:49 ID:lkTagpkv
メイ「なんだか元気ないですね」
リリ「仕方ありませんわ。出したばかりですもの。
でも私達のおっぱいでご奉仕して差し上げれば、
また逞しく勃起されますわ」
メイ「うん♪じゃあお客様、私達のおっぱいで勃起してね☆」

 ずちゅっ!ずちゅっ!

2人のおっぱいは涎でぐちゅぐちゅです。
こんなことをされて勃たないはずはありません。

「…く……う…」
リリ「あら?大きくなってきましたよ?」
メイ「あは♪勃起♪勃起♪」
リリ「ふふ……もう準備万端なのですね?」
メイ「いきますよー」

 ニュチュッニュチュッ、チュプッジュプッジュプッ…!

メイ「お客様のおちんぽ、我慢汁でぐちゅぐちゅですよ?」
リリ「ふふふ。気持ちいいんですね…どうですか?私達のおっぱいまんこは?…」
「いい締め付けですよ。そろそろ動きますからね。」
僕は腰を前後に動かし始めました。

リリ「あぁん!」
メイ「んくぅ♪お…奥まで突かれてるぅ♪」
リリ「ち、乳首がこすれて…ふぁ…あん!」
メイ「あは♪おっぱいまんこにずぽずぽされてるぅ♪」

 ニュチュッニュチュッ、チュプッジュプッジュプッ…!
866リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:57:59 ID:lkTagpkv
2人は悶え始めます

「気持ちいいんですか?」
リリ「はいっ!気持ちいいです!」
メイ「もっとずぽずぽしてください!」
「そうですか〜ではこうしましょう…」

「「え?」」

ぐちゅっ

僕は分身を2人のおっぱいから引き抜きます

リリ「なっ!?なぜ抜くんですか?」
メイ「気持ちよかったのにぃ…」
「これではどちらが奉仕してるかわかりませんからね。僕を気持ち良くしてくれますか?」
リリ「します!します!ご奉仕させてください!」
「だったらおねだりしましょうか。
「私達のおっぱいまんこにお客様のおちんぽぶちこんでください」
って2人で声を揃えて言ってみましょう」

「「わ…私達の…おっぱいまんこに…お客様の…おちんぽ…ぶちこんでください!…」」
「良く言えました!」

867リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:58:46 ID:lkTagpkv
僕はガンガン腰を突き入れます。

「手加減しませんからね。」
リリ「は、激しすぎます!あぁん!」
メイ「んぁっ!おっぱいが!おっぱい壊れちゃうよぉ♪」
「そろそろいきますよ!」
リリ「はい!出してください!」
メイ「中に出して!」

ニュチュッ、ジュプジュプッ!
ズチュヌチュヌチュヌチュヌチュヌチュヌチュヌチュッ!

「あぁくあぁびぃっとおぉ!」

ドピュドピュ!ビュル!

リリ「ふぁぁぁ!」
メイ「出てる♪中に出されちゃってる♪
孕んじゃう♪おっぱいまんこ孕まされちゃう♪」

ビュルビュル!ビュルルル!

リリ「んふぁ…こんなに濃い…妊娠しちゃうわね…」
メイ「あは♪妊娠♪妊娠♪」「ハァハァ(;´Д`)」

868リンクス☆カフェ:2008/07/05(土) 14:59:45 ID:lkTagpkv
…………んちゅるっ…ちゅぱちゅぱ

今僕は2人にお掃除フェラをさせています。

リリ「いかがでしたか?お客様?」
「最高でした。また来ますよ。」
メイ「んちゅ♪はい♪綺麗になりましたよ♪」



フィオナ「さぁみんな、お客様がお帰りになるわよ!挨拶して。
お客様、本日は有り難うございました。」

ちゅっ

どうやら挨拶というのは軽いキスのことらしいです


ウィン「もう、行ってしまうのか…べっ!別に寂しくなどない!
…まぁ…お前なら…いつ来てもいいぞ…///」
ちゅっ


エイ「また…来てくださいね?待ってます」
ちゅっ//


シャミア「今日はありがと♪次来たときは私が搾り取ってあげるわね♪」
ぶちゅう


リリ「ありがとうございました。また来てくださいね?」
メイ「また来てね♪このおっぱいはもうお客様専用だからね♪」
ちゅっちゅっ


「「「「有り難うございました〜!またお越しくださいませ!」」」」



END
869名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 15:03:56 ID:lkTagpkv
投下完了

セントウシステム カイジョ

どうだろう?
メイが酷いことになってるがそこは許してくれ
長いしな…思い浮かんだのを書きなぐったから
面白くないかも
870名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 15:43:47 ID:FEygC9jy
大規模コジマ反応を検出
871名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 15:50:38 ID:s8kNEkoI
>>869
GJ!
気温が高いせいか興奮して逆上せそうだぜ
872名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 16:38:19 ID:CobIqGF0
スティレット&テレジア婦人&リザイア 「私がいない……」

873名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 16:55:35 ID:SLbpnSWt
仕方ないよ、ACfAやっていない&情報を調べようともしない人が書いたSSなんだからさ。
影の薄いキャラまで手が回る訳ないじゃないか。
874名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 17:01:13 ID:lkTagpkv
>>872
>>873
ごめんね
875名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 17:08:37 ID:o3Z+JZoS
>>872
それは熟女大好きな俺に書いて来いとうわオーメルとインテリのお二人待って熟女じゃないですごめんなさい
876名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 17:30:12 ID:K0t9Ef3m
シャミアが確認出来なかった、それだけで十分だ
GJ!効果音を違う形で表現出来ると良いかもしれないです。

>>679です
今日の予定が早めに切り上げれそうなので、今晩にでもup出来そうですが構いませんでしょうか?

そしてまだエロシーンはありません、書きたいのは山々ですが無理にエロに繋げたく無いので、その辺りはご了承下さい。
877名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 18:28:41 ID:lkTagpkv
>>876
おkおk。
妄想しながら待ってます
878名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 18:55:19 ID:arDr80zW
名前すら挙げてもらえないフランソワ・ネリスかわいそす(´・ω・`)
879名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:11:15 ID:o3Z+JZoS
フランソワなめんな
880名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:07:21 ID:K0t9Ef3m
>>679です
これより投下を開始します。

・主人公は♀
・視点はド・スです
・時期諸々捏造
881名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:08:03 ID:K0t9Ef3m
終わった、か?
「ふぅ」と溜め息を一つ吐き、柄にもなく胸を撫で下ろした。まだ体が少し痛む、しばらくは動けんか。
何とか動く右腕を操作パネルに伸ばし、指定されたチャンネルに指を這わせて、此方からの回線を開いた。
「スタルカァァァッ!!」
先のオーバードブーストの爆音でさえ霞むような高音がコクピット内に響き渡る、み、耳が…
「い…イキナリ何じゃアホンダ──」「それはこっちのセリフです!途中で回線切ったと思えば独断専行、挙げ句に機体をボロボロにして修理費を上げるなんて、馬鹿ですか!又はアホですかっ!」
「やっ……かましいっ!怪我人に鞭打つ気か女!」
「トドメ希望ですか?」
「あぁっ!?」
「まったく…」
はぁぁ、と、大きな溜め息が回線から聞こえた。
視界の左端から通常ブーストでゆっくりと、僚機のストレイドが飛んで来るのが見えた。
「機体、制御出来ますか?」
「あぁ?」
「出来ますか?」
「……ふん。安定装置がやられたようじゃ、まともに立てん」
「そうですか」
「置いてけ、お前だけでも帰れれば依頼達成じゃろ」
「それは出来ません」
ドスンッ
降り積もった雪は舞い上がる訳でもなく、着地したストレイドはワシの脇まで歩いて来た。右腕のライフル系統武器を離し、その腕を此方に伸ばした。
「言っとくが、いくら中量機でも肩を貸しては歩けんぞ」
「うっ…」
「図星かい、分かりやすいやっちゃの」
「こういう事態は初めてなので」
そういえば、リンクスの詳細資料に書いてあったな、ネクストに乗り始めてまだ数ヶ月だとか、にわかには信じがたいが。
「信号弾のような物は?」
「無い」
「ですよね」
「だから置いてけと言うに、防寒対策は出来とるけ、一日二日なら」「駄目です」
あぁ──厄介じゃの
882名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:09:04 ID:K0t9Ef3m
ふと、レーダーが目に入った。時機を示す緑色のマーカーを中心にもう一つ、すぐ左隣に緑色のマーカー、それはストレイドの物で、回線からは奴の唸り声が流れてくる。
「……ん?」
それはレーダーの届くギリギリにあった。敵機を示す赤いマーカー、雷電がまだ残っていたのか?しかしそれにしては動きが遅い、というより、動いていないのか?
──まさかっ
「──スタルカ?」
ピッ──淡い紫色をしたマーカーが表示され、急速に接近する、メインカメラに一次ロックが表示された。
「ミサイルじゃ!!防御せぇっ!!」
「なっ──」
ミサイルのブースト音が聞こえた刹那、ドッドドッドンと連続した爆発音が響いた。
「きゃっ──」
「──外れた……ノーロックか……っつ!」
レーダーに写る紫色のマーカーは一つではなかった、三つ、四つと連続して飛来し、激しい爆発音と共に雪を巻き上げて視界を遮る。ただそれに反して、一発も被弾はしていないのはこの濃霧のお陰か。
「ざまぁないな田舎リンクス!調子に乗るからこうなるんだ!」
聞いた声だ。
「……セレブリティ・アッシュか」
「そうだ!それがお前を落とすネクストの名前だ!」
なっとらん奴が、調子に乗りよる。
「──スタルカ」
短い声で女が呼んだ、回線はワシのみに開いているようだ。
「どうした?」
「その──」ドドッドッドドドン
絶え間無い爆発音、一瞬回線が切れた。
「お、おいっ!女!」
「──だ、大丈夫です、それより、さっき考え事していた時に、その」
「何じゃ!」
「プライマルアーマーを外してしまって、爆風でメインブースターが……」
「な……ダアホがっ!ワシは動けんのじゃぞ!なんとかせぇっ!」
ピッ
レーダーにはまた紫色の、恐らく分裂系統のミサイルマーカーが表示された。流石に数を撃たれるとマズイ、左側のユニットは使えるのか?マシンガンは?
「──動くか!女!迎撃すんぞ!その長物起動させぇっ!」
883名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:10:46 ID:K0t9Ef3m
一次ロックを確認し、近接機動用マシンガン『VANDA』のトリガーを引く。連続する射撃音と共に弾丸が空中へとバラ撒かれ、飛来した分裂ミサイルに命中して爆発した。隣からも射撃音が聞こえ、次々とミサイルが落とされてゆく。
レーダーに紫色のマーカーは表示されなくなった、弾切れか?
「くそっ!くそぉっ!!」
「とっとと帰れや、若造」
赤いマーカーもレーダー外へと飛び出した。逃げたか、やっとか。
戻ってきた静寂と共に、長い溜め息をついた。
「終わったかの、まったく、今日は厄日じゃな」
「ホントに、同感ですスタルカ、しかし──」
そうだ、此方はマトモに立てん上に、女の方も同じ様な状態だ、メインブースターがやられたネクストなど、下手をすればMTにも劣る。それにこの時期だ。
「濃くなって来おったな」
メインカメラが真っ白だ。これでは、破損したネクストでは動けん。時間も時間だ、濃霧で解らんかったが、既に18時を過ぎている。
「仕方ない、か。女ぁ」
「え?あ、何でしょう?」
「一旦機体捨てるぞ、降りぃ」
AMSコネクタを外し、ハッチを開けて外に出た。防寒具を装着していない頭を、冷たい風が吹き抜けた。
「まぁ慣れとるがな、しかし、見えん。真っ白じゃの」
「きゃぁぁぁぁっ」
コクピットハッチから落ちそうになった。悲鳴?
「寒いぃぃぃぃ!」
「なんじゃ、防寒具持っとらんのか?」
「は、はいぃっ!先日まで砂漠での任務だったので!ある程度は準備したつもりだったんですけどっ!」
自業自得じゃの。
「とりあえず寝床じゃ、その辺の建物回って丈夫なヤツ探すど」
「きゃぁぁぁぁっ」
……やかましいのぉ
884名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:12:30 ID:K0t9Ef3m
投下完了、誘いを断り切れずダラダラして、投下が遅れてしまいました、申し訳ない。

そろそろ、そろそろです。
885名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 07:11:36 ID:ro0iTLWH
イイヨイイヨー(*´ω`)
886名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 12:15:39 ID:OiTW7hZI
GJ!

しかしド・スすらSSになってるのに
スティレットやその他諸々は・・・

あれ?タンクタイプのネクストがこっちに(ry
887名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 13:30:34 ID:48xIO6Gp
スティレット&奥様&リザイア&フランソワの四人は本編での絡みが殆どないからねぇ...

因みに、俺がAMSから逆流する光の中で見たのは、

スティレット:セレンとエイの間位の歳。Sに見えるが、実は気弱で虚勢を張るけど押に弱いM。貧乳。
奥様:(色々な意味で)変態貴婦人(しかも実年齢より10歳以上若く見える)。ナイスバディ。
リザイア:勝気な幼女(舐められない様にボイスチェンジャーでおばさん声にしている)。
フランソワ:ムームの様な『蓮っ葉な姐さん』。実は眼鏡っ娘。

てな感じなんだが...
888名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 14:39:07 ID:cK3X/MAu
>>887
フランソワは眼帯っ子だと主張してみる
889名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 17:45:07 ID:48xIO6Gp
何!?眼帯っ娘とな!? (脳内変換中)...ぶふぁっ!?

(鼻血を拭いながら)>>888よ...まあ、ありじゃないのか、貴様。
890名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 17:53:47 ID:4pa3FSMV
呼んだかな?<ファナティック
891名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 20:04:03 ID:ojlT2Y38
公式眼帯っ娘現る
892名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 20:24:47 ID:ro0iTLWH
ファナ姐ってEXアリーナで僚機にしたら遠くでふらふらしてるよな

だがそこがいい
893名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 20:29:05 ID:OiTW7hZI
>>887
スティレットは美乳

異論は認めない
894>>887:2008/07/06(日) 20:57:21 ID:48xIO6Gp
>>893
なら、こう言うシチュはどうだ!?

・本当は美乳

・セレンやエイ、ウィンディーと巨乳な同僚&後輩に囲まれる

・いつしか「自分は貧乳」と思い込み、コンプレックスを隠す為にSで冷徹な女傑を装う
 (実際は気弱で押しに弱いMっ娘)

いや、俺が「Sに見えるけど実はMな娘が、本性がバレて開発される」と言うシチュが好きな訳だが...
895名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 20:58:38 ID:cK3X/MAu
>>894
新しい……惹かれるな
プロットでも考えてみるか
896名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 21:10:45 ID:65euJ07o
セレン:L
エイ・プール:M
ウィン・D:S
897名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 21:21:17 ID:4hWErp0E
無頓着なくせに一番大きいウィンディーですね
898名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 22:22:39 ID:OiTW7hZI
>>887
逆じゃないか?

Dが一番小さい
899898:2008/07/06(日) 22:23:33 ID:OiTW7hZI
ミス
>>897
900名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:11:58 ID:48xIO6Gp
カップで見る場合はA<B<C<...の順に段々大きくなる訳で>バストサイズ
(けど、その三人で大きい順に並べると、セレン>エイ>ウィンで問題ないと思う)
因みに、fAのTop3は誰だと思う!? 俺は、ラヴィ姐、メイ、奥様だと思うが...
901名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:16:12 ID:2YyQeUDU
異議は無い
902名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:19:53 ID:cK3X/MAu
>>900
奥様、メイ、セレンじゃなかろうか
シャミアはどちらかというと美乳なきがする
903679:2008/07/06(日) 23:23:52 ID:LNqV6iPm
わかってらっしゃる
ラヴィラヴィラヴィ(゚∀゚)!!

今日は投下出来ませんでした、申し訳ない。筋は出来ているので、次回投下にはそれほど時間はかかりませんが、何分学生なので、ご了承下さい。
904900:2008/07/06(日) 23:28:24 ID:48xIO6Gp
俺の場合、ラヴィは(wikiの神絵師の影響で)『美巨乳』のイメージが強いのよ。

>>903
ゆっくり待っていますので、落ち着いていいのが書けたら投下してくれ。
905名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:32:49 ID:OiTW7hZI
メイよりも
ラヴィ(゚∀゚)!!のほうが
実は好き


ってことで実は俺は主×メイの作者だったんだ

実はプロットをメモったファイルを間違えて消してしまったんだ

微かに覚えているが、時間がかかりそうなので
投下はもう少し先だと思ってくれ

だが安心しな!
どれだけかかっても完結させてやるからよ!
906名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:34:33 ID:ro0iTLWH
待たないつもりなどもとよりない
907名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:46:16 ID:ojlT2Y38
今更PS3を知らない者が投下できる風でもあるまい
908名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:48:40 ID:cK3X/MAu
>>907
聞こえるか?こちらへぶちこめ!
909名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:52:18 ID:ro0iTLWH
アッー!
910679:2008/07/07(月) 00:19:27 ID:pyqPXdNf
>>904
ありがとう

どちらにせよラヴィ(゚∀゚)!!には赤チャイナ一択です。
美巨乳とかもう光が逆流し過ぎてそっちが本流になりそう。
911679:2008/07/07(月) 02:35:10 ID:pyqPXdNf
とりあえず携帯からupしてみました。
脳内補完自作シャミア。
http://i.upup.be/index.php?VgSzD7Gbpr
見れなかったらごめんなさい。
912名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 12:10:04 ID:hRrGQWab
概ね俺のイメージとも一致だが、
ただ俺の中ではもう少し髪型が派手めだな。
913名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 15:49:24 ID:MHDrrSwk
赤色が好きそうだよなー
914名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:15:35 ID:f8ho8Z8U
七夕です
915名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:42:41 ID:EypIS2O1
北海道では1ヶ月遅いです
確か
916名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:44:01 ID:5kEe+U1E
七夕ねぇ...
俺的には『引裂かれたカップルの年に一度の感動的な逢瀬』と言うより、
『社会人生活に支障をきたす馬鹿ップルに天罰が降りた』感が最近強く
なって、素直に祈りを捧げたくなったんだが...

実際、ACで『諸事情によって引裂かれたカップル』と言うのが考えつかない...
カップルで揃ってあの世に行く奴らとか、禁断の愛をあの世で適えたBFFの
某姉弟位しか出てこないよ...
917名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:07:38 ID:EypIS2O1
LRのガルムとムームは?

輸送列車破壊ミッションでガルム先に倒したら
ムーム戦意喪失してその辺うろうろしだすよなwww

てかレイヴン(リンクス)とオペ娘の関係がそうなんじゃね?
失った時の事を考えて距離置いて接するだろうけど…
そう考えると4主人公とフィオナ、fA主人公とセレンの関係は危険だな。
出撃の度どんな思いで送り出してるんだろうか…
918名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:12:42 ID:bPbSBvA5
>>フィオナ
貴方を信じてる。でも、気をつけて…お願い
>>ババア
私の見込んだ男だ。死ぬわけないだろう?だが、もし危なくなったらシリエジオで出る
919916:2008/07/07(月) 22:22:25 ID:5kEe+U1E
あ、「...素直に祈りを捧げたくなくなった」が「...素直に祈りを捧げたくなった」になってる...orz

>>917
あの二人は確かにありそうだな>ガルム&ムーム

後、俺的には
4主×フィオナの場合:後追い自殺されそう...
fA主×セレンの場合:「...馬鹿野郎が...」の後に号泣されそう...

後、少し時間を置いてAMSから逆流する光の中で見つけた『引裂かれたカップル』ネタだと、
先生×メノ(wikiでも使われるお約束!?)位かな!?
920名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:26:40 ID:NEF2aooQ
フィオナは『彼』が沈んだラインアークの海に身を投げたんだと
俺は信じている
921名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:28:37 ID:xwgkJZCK
>>920
悪いなww

俺が寝取った
922名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:32:26 ID:NEF2aooQ
>>921
≪ブレイク! レギュ1.0仕様の白栗ミサイルが接近中!≫
923名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:36:49 ID:EypIS2O1
いいえ、白栗のパイロットはクローンです。

本物の「彼」は安全な所でフィオナとズコバコしてます。
924名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:37:57 ID:6oBeoayo
さて、たまにはFAじゃなくLRのSSをぶち込まれるのは
このスレ的にどうなんだい?istd?
925名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:41:00 ID:EypIS2O1
聞こえるか?こちらへぶちこめ!


です。

旧作好きな人もいるはず。
926名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:42:11 ID:oSh5yYEt
>>924
問題なし

久しぶりにジナのやつとか読みたい・・・
927名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:44:10 ID:kN1YJxXA
>>924
LRどころか初代系だって待ってるぜレイヴン!
928名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:44:32 ID:6oBeoayo
残りレス数が少ないから張り切れるか激しく心配だ
世界観や設定に多少矛盾があってもキニシナイ方向で

「お疲れ様レイヴン。いえ、今はラストレイヴンと言った方が良いかしら?」
「やめてくれ…そんなご大層な称号は俺には似合わない」
ACのコックピットから出てガレージに降り立つと彼の専属オペレータのシーラが迎えに来ていた。
「とはいえ、この状況下じゃ仕方ないんじゃない?早速アライアンスの残党から熱いコールが来てるわよ」
「どうせ自分達の勢力の再拡大のために俺を取り込もうとしてるんだろ?適当にあしらっておいてくれ。
後の処理は任せる。疲れたから俺は先に休ませてもらうぞ」
彼はそう指示するとガレージの隅に作られた薄暗い部屋に入ってパイロットスーツを脱ぎ捨てた。
Tシャツ姿になった彼はシャワーで軽く汗を流し、室内の粗末なベッドで横になる。

…今思い起こせば短いようで長い1日だった。
わずか24時間で特攻兵器の襲来から生き延びたレイヴンの殆どが死んだ。
パルヴァライザーという謎の兵器の出現、ジャックが最期に望みを託したインターネサインの破壊。
世界はこれからどうなるのだろうか?自分のしたことがどんな影響を及ぼすのか?
彼は自分が倒したレイヴン達の事を考えながら深い眠りに着いていった。
929名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:48:09 ID:6oBeoayo
眠りに着いて数時間が経過した時、ピチャピチャいう音と妙な快感で彼は目が覚めた。

うっすら目を開けるとシーラが一心不乱にフェラをしている。
「な、何やってんだ!馬鹿な真似はやめろ!!」
「あら?さっき貴方は後の『処理』は任せると言ったわよね?
貴方を起こそうとしたら、息子が元気になっていたから処理してあげてるのよ?
それに、こんなに大きくなってビクついてるのに途中で中断していいのかしら?」
ピクピク脈打ってる肉棒の根元を強く締めながらウットリと見つめている。

最近は戦闘ばかりで女を抱く暇もなく、性欲を持て余しているのは確かだ。
だが、いきなりこんな事をされるのは彼にとっては屈辱だった。
傭兵ともあろうものが寝込みを襲われるなんて聞いて呆れる。
ましてや相手は屈強な軍人でもないただの専属オペレータである。
数多くいるオペレータの中から最も適任な人材であったシーラを選び契約した。

彼にとってはそれだけのはずだった。

「いいから退け!!!」
そこまで言うとやっと彼女は口を肉棒から離した
顔を見ると彼女は泣いていた。いつもとは様子が大分違う。
930名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:50:04 ID:6oBeoayo
(何を考えている)
その場の空気に耐えられなくなった彼は服を着て部屋の外へ出て行こうとする。
「待って!一人にしないで…お願いよ……」
すすり泣くような声でレイヴンを呼び止めるシーラ。
レイヴンは足を止め、振り向かず睨みつけるように後ろを見た
「私、貴方と組んだ当初はこんな気持ちじゃなかった。
ただ契約内容を果たして報酬を貰えればそれで良かった!
でも…貴方と一緒に危険な依頼をこなすうちに貴方が気になって仕方ないの!」
「そりゃあ契約主が戦場で死んだらお前は金が貰えないものな」
「違うわ!報酬が欲しいんじゃない…貴方が危機に陥るたびにどれだけ私が心配したか…」
そこまで言うと彼女は黙ってすすり泣くだけだった。

確かに彼女の告白には思い当たる節がいくつもある。
最初は他のレイヴンを倒すたびに報奨金に喜ぶただの守銭奴だったが
半数のレイヴンが死んだ辺りから、徐々に任務中に交わす会話の内容が
追加報酬から彼の身の安全へと変化していた。

レイヴン自身、過酷な戦闘の繰り返しで精神的にまいっていた頃だったから、
彼女のそのような労いは彼にとって金にも換え難い最高の報酬だった。
931名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:52:05 ID:6oBeoayo
彼女の支援があったから最後まで生き延びれたのかもしれない。
いや、きっとそうなんだろう。俺はあいつが…
「言い分は分かった。俺もお前が必死にサポートしてくれたから、こうしてお前の気持ちを受け止められた。
だが俺はレイヴンだ。こんないつ死ぬか分からない野郎と付き合うと今後苦労するぞ?それでもいいのか?」

そう言って覚悟を問いただすと驚愕の返答が返ってきた。
「しばらくなら大丈夫よ。パーツ購入で余った報奨金も大分残ってるし」
「お、俺の貯金を使う気かよ!つうか今まで全部嘘泣きか貴様!」
「いざとなったらエド辺りに貴方向けの仕事をリサーチしてもらえばいいじゃない?」
「誰がまたアイツなんかと組むか。あいつから仕事をまわされたら報酬のほとんどを掠め取られちまう」

「・・・じゃあ、残ったお金でつつましく暮らしていきましょ」
そういうと彼女はレイヴンに抱きつき上目使いで天使のように微笑む。

…謀られた。気づかなかった自分が恨めしい。
だがもう彼女の気持ちを受け止めた以上どうしようもない。
自分はシーラに惚れたことを認めてしまったのだから。
932名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:54:26 ID:6oBeoayo
レイヴンはシーラを無言のまま抱き上げるとそのままベッドへ放り投げ、
すぐさまシーラに覆い被さる
「ちょ、レイヴン!」
「お前は俺を本気にさせた…だから俺もお前を本気にさせる。覚悟はいいな?」
「どういう意味…ん、んふ」
久しぶりに女を抱いたからどういう風に扱えばいいのかまるで覚えていない。
荒々しく口付けをし、半ば無理矢理舌を捻じ込んでいく。
唐突なディープキスに戸惑ったシーラだが、すぐに目を細め負けじとレイヴンの口へ舌を伸ばす。
互いに舌を絡め、歯茎を舐め、唇を甘噛みする。
「…もうキスはいいから他の事をして…」
「他の事?」
「本当は分かっているでしょ?」
「そういうのは具体的に言ってくれんと分からんさ」
「意地悪ね…まあいいわ。まずは私がさっきの続きをしてあげる」
そういってレイヴンの肉棒をしゃぶり始めた。

亀頭を唾液で濡らして一気に咥え込む。
咽そうになりながらも唇をすぼめてピストン運動を繰り返しつつ、
たまには亀頭を優しく噛んだり裏の筋を舌で刺激する。

くちゅ…んぷっ…ぴちゃ……ちゅる…んふ…ちゅ

寝起きのフェラで既に射精感が高まっていたのでこれ以上耐えるのは無理だった。
「シ、シーラ…それ以上されると…」
「ん?我慢しないで出していいよ。全部飲んであげるから」
「わかった…んっ……!」
ドピュッ!!ビュル!ビュクッ!ビュ!

何日も精巣に溜まったいた精子の塊が勢い良く飛び出す。
射精時の、尿道を駆け上がる感覚が非常に心地良い。
ビクビクと激しく痙攣した拍子にシーラが肉棒を強く噛んでしまったが、
その痛みもただの快楽を増す要素にすぎなかった。
「ごめんね。痛くなかった?」
「コレくらい大したことはないさ」
「フフフッ…まだ元気だものね。じゃあ、次は私を気持ちよくさせて…」
そういうと彼女は制服のスカートを捲り上げて、既に染みが出来ている下着を見せつける。
レイヴンは肩を抱き寄せ優しくキスをした。
933名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:56:45 ID:6oBeoayo
左手と口で乳首を愛撫しながら、右手で下着の上から秘所を愛撫する。
クチュ…チュパ……チュ…
先ほどのフェラで発情でもしたのか、下着の上からでも大量の愛液が滲み出て来るのが分かる。
我慢できずに下着を剥ぎ取り、クンニへと移行する。
「ん…ふぁ……あん!あ…くぅ」
反応が露骨に変わった。感じている。
普段の姿からは想像出来ないシーラの痴態に興奮したレイヴンは舌の動きをさらに速めて、クリトリスにも刺激を与える。
「あっあん…ハァハァ…ハァ………ん!んく…!!」
シーラの体が少し痙攣した。どうやら軽くイッたらしい。

「もう…いいよな?入れるぞ?」
そう尋ねるとシーラが小さく頷いて足を広げたのでレイヴンはその中に割って入る。
互いの性器の先端が接触してから再び見つめ合い、軽くキスをする。
その直後、剛直した肉棒で一気に貫いた。

「ふ…あぁ!ああん!」
久しぶりのセックスなので単調な動きしか出来ない。
ただ力任せにガシガシと突き上げていく
「くぅあぁ…ん…はぁん!…痛ぅ!!」
強引なピストンに加え今度は乳首を強く噛まれる。
さすがに快楽よりも痛みが勝ってきたようだ
「っ―――ん!!レ、レイヴン…!お願いだからもう少し優しくして…?」
「え?ああ、すまん。どうすればいいか分からなくてな…反省する」
申し訳無さそうな顔をすると、シーラは脚をレイヴンの後ろで組んでリードし始める
「ゆっくりと…ん……前後に動かして…そう、たまには強く突くの…ああん!」
「こ、こうか?」
「それで…あん、前後に――動かしながら…『の』の字を書くように…きゃん!――腰を回してみて」
シーラに言われるがまま腰を黙々と動かす。
「あっ、ひぅ!今度は…あぁ!胸も弄って…優しくね」
言われたとおり乳首に優しくしゃぶり付く
空いた手で豊満な乳房を揉みしだき、丁寧に舐めまわし、舌で乳首を転がして甘く噛む
腰のピストン運動も忘れない
「―っぁ、いい!しょれしゅごく気持ちぃよぉぉ!!」
「くっ…そろそろ出すぞ……!脚ほどいてくれ。中はマズイだろ?」
「ひゃん!あ、イク、もうイク!中でも…ん!構わないから――きゃん!は、はやくイカせてぇ!」
その言葉でレイヴンは己の最後の欲望を解き放った
「シーラ…で、出る!!」
「はぁ、んあ!イッイク……んん!あぁぁぁ―――っ!」
ドクッ!ドクン!ドクッ!ドプ…
934名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:58:50 ID:6oBeoayo
射精が終わった後も2人は結合を解こうとしなかった。
「――ん〜レイヴ〜ン♪」
「こらこら、鬱陶しいからあまりくっつくな!」
「だってこうしていたいんだもの!」
説得力は無いが可愛いので許す
「あ〜そう……別にくっつくのは構わないが
――いつまでもレイヴンと呼ぶのはよしてくれ」
「やはり恋人同士、本名で呼びあった方が良いのかしら?」
…そうだ。まだシーラに本名は教えてなかったな
「ああ、俺の本名は――――」


――数ヵ月後、ガレージ内モニター室にて

「ねえレイヴン?報奨金の運用方法で相談なんだけど…」
「おいおい、あれには手を出さず貯金するって約束だろ!つうかレイヴンじゃなくて名前で呼べよ」
「そんな事言ったってモリやズベン程度の報奨金なんて
パーツ買ったらすぐ無くなっちゃうでしょ!
ジャックは行方不明だし、エヴァンジェはジナイーダに倒されちゃったし、
そのジナイーダは『決着をつける』とか言ってストーカーみたいに未だに貴方に付きまとうし!」
「本名の話は無視ですかそうですか…だからさ、そのジナイーダと戦って勝てばs(ry」
「ダメよ」
「何でだよ!」
「今の貴方は私が独占してるんだから。
オペレータ業務の継続と家事全般、夜は添い寝付きで契約したのよ?もう忘れちゃったかしら?」
「そんな契約した記憶は無いが…」
「 し た の 」
「…はい」

異論は許さないという表情でレイヴンの不服を押さえるシーラ。
そのままモニターの端末から数社のファイルをピックアップしてレイヴンに見せる
「なんだコレ?」
「なんだって…世界各地の有力な企業のデータよ。
アライアンスも潰れたわけだし、レイヴンとしての復帰は厳しいでしょ?
だから私は『コジマ粒子』とかいう未知の物質の研究をしている所と、
リターンが大きそうな6社に残りの報奨金を使って投資をしようと思うのよ」

「………な、なんだってーーーーー!!」




2人きりのモニター室にレイヴンの驚愕の雄たけびがいつまでも響いていた。
935名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:02:05 ID:6oBeoayo
報告は以上だ

最初に主演キャラ教えておくべきだったし
最後のほうはグダグダでわかりづらかったと思う。反省はしている
936名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:02:46 ID:zed6Flto
あまりに暑いので怪談を書きたくなる
937名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:06:14 ID:kN1YJxXA
>>935
GJ!シーラつえぇwwww
しかしうまいこと4につなげたな……感服した
938名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:06:57 ID:EypIS2O1
>>935
こちら管制室。GJだ。
シーラハァハァ(;´Д`)

この話の流れでいくと4主はLR主ってことになるのかな?
最後のレイヴンともなれば伝説になるだろうし。
だが……シーラがどうなったかだな……
てかLRと4ってどんくらい間空いてんだろ?
939名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 06:33:04 ID:pQccD0vJ
>>935GJ!
シーラかわいいよ

>>938
実際には繋がってないと思われる

旧世代兵器なんて聞いたこともないし
940名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 08:11:58 ID:QTha2nwU
俺はエロシーン終了までは『GJ!』だと思ったんだが、
安易に4系と他シリーズを繫げて欲しくなかった...
今までのAC=ノーマルと言う考えが正直納得できん。
941名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 09:22:57 ID:MePvuVGu
今までのAC(初代〜LR)はパーツの換装が可能なハイエンドモデルだったのに対して、4〜のAC(企業量産型)ってのは製造の時点で組み立て済みであり、パーツ換装を特に想定していないエントリーパッケージモデルらしい
942名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 12:43:16 ID:OaAKcySm
なるほどぉ〜
943名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 13:05:09 ID:mzupSrqg
企業の力の入れ所が変わったってわけね
944名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 13:14:29 ID:vkycP2H4
と言うことはMTとさして違わないな。
945名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 13:53:30 ID:LNSK3bLU
CMTだっけ?ACとMTの中間にいる奴
4系列ノーマルはそれっぽい気がする
946名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 15:40:13 ID:pQccD0vJ
というか>>940
>>928の注意書きに矛盾があっても気にしないでと書いてある

それにここは普通とは違う?SSを書く場所なんだ

少しくらい違ってもいい・・・と思うんだがどうだろう?
947名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 17:04:04 ID:mzupSrqg
むしろそういう差異が楽しめるのもここの良い所のはずだ
948名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 06:18:19 ID:LssC/rzt
ノーマル世代の機体の中でも、セラフみたいな特別機や
ラスジナのようなバリバリの強化はネクストクラスの性能誇ってたんじゃないか

PAとかQBとかはないけどさ・・・
949名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 08:20:18 ID:D9F1tZMD
セラフとWGの高高度ドックファイトですねわかります。
950名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 08:32:22 ID:XGEbwOJI
>>946
お気に入りのSSに否定的な意見が気に入らないのはわかるが、他人の感想に無理してレスするな
そういうこと言うと議論が起こって荒れる場合が多い
他人は他人、自分は自分
感想なんて人それぞれでいいだろ
951946:2008/07/09(水) 11:33:54 ID:Si/JwEqZ
>>950
すまなかった

他のスレの行ってたから少し気がたっていたんだ
まぁ人それぞれだよな。うん



話題変わるけどさ

ここの保管庫って全く更新されてないよな?
どうなってるんだ?
952名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 12:08:08 ID:XGEbwOJI
おいおい、気が立っていたから噛み付いたっていうのか?
まるで狂犬だな
ガキじゃあるまいし、二十歳を過ぎてるならもっと精神的に成長しててくれよ
953名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 12:29:08 ID:gfuYB1zo
謝ってるんだから別にいいだろ
わざわざ蒸し返すおまえがガキかと
954名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 12:38:28 ID:XGEbwOJI
いや、よくないね
もっと深い謝罪と賠償を要求する
955名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:05:25 ID:CLF2sOnT
夏だなぁ
956名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:06:50 ID:c0Ykv7TJ
どこのチョンだよワロタ
957名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:11:39 ID:Si/JwEqZ
>>954
じゃあ今、投下を続けてるメイのSSの執筆を中止

んで、二度とこのスレを見ない


これでけじめつけるから
958名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:14:10 ID:CLF2sOnT
>>957
どんだけガラスのハートなんだよwww
気にすんなって
959名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:14:44 ID:XGEbwOJI
ま、許してやらんこともないかな?

だがまだ誠意が足らんな
言葉遣いに反省の色が見られん
頭を地にこすりつけろ
960名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:16:39 ID:c0Ykv7TJ
ここまで行くと逆に笑えるww
961名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:20:03 ID:Si/JwEqZ
>>958
いや、ここの雰囲気壊したくないし・・・

別に気にしてるわけじゃないんだけどな
962名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:22:50 ID:CLF2sOnT
>>961
それなら続きを投下して空気を良くしてくれ
続き楽しみなんだ
963名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:24:09 ID:+Obj3lAj
istd
964名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 14:21:59 ID:HUwTJh4M
久々に気持ち悪い…む、ジャックどうしt
965679:2008/07/09(水) 14:36:05 ID:iCiA8bAp
と、投下しにくいお……
966名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 14:53:39 ID:yGXebF5U
>>965
そのレスも含めてこういうときに迂闊に顔を出すととばっちりくうこともあるので静かに嵐が過ぎるのを待て。
967名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 14:54:23 ID:+Obj3lAj
>>965
聞こえるか?こちらへぶちこめ!


早く投下汁!
968名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 15:12:18 ID:XGEbwOJI
>>965
荒らしなんか気にすんな
好きに投下汁
969679:2008/07/09(水) 15:30:36 ID:iCiA8bAp
とりあえず投下しようと思います。

・主人公は♀
・ド・ス視点
・エロまだー
970679:2008/07/09(水) 15:31:46 ID:iCiA8bAp
インスタントとはいえ、コンソメ味の温かい野菜スープは冷えた体をじんわりと暖めてくれる。
人工鶏の肉団子もまた、スープと相まって旨い。
「スタルカ」
外は吹雪いているようだ。寂れた雑居ビルの地下に居ても、上階の空いた窓を通り抜ける風の音が鉄の扉越しに聞こえてくる。
「スタルカ」
元は倉庫か何かだったのだろうか、木材や布切れ等が其処らじゅうに散乱し、見ると少し大きめの扉が入り口のすぐ隣にあった。
搬入口か、おそらくエレベータなのだろう。動く見込みはまずない。
「スタルカ……」
左膝をぐいぐい押して、女は物欲しそうにワシの飯を見ている。
かれこれ20分、そろそろ最後の一杯程の量になった鍋のスープを碗に移すと、隣から「あぁぁあぁぁぁ……」と力の抜けた声が聞こえた。
「自業自得じゃろうが、次からはちゃんと準備しとくんじゃの」
肉団子を箸でつまみ、口へと運ぶ。じんわりと広がる肉汁とコンソメスープが口内でハーモニーを奏でる
──筈だった。
「お、美味しい……」
それは女の口に運ばれた。右手首を掴まれ、ワシの腕ごと引っ張って器用に肉団子を食べた。
「旨いか?」
「はい!」
「そうか」
女は笑顔だった。
満悦の笑みだった。
その頬を思い切りつまんだ。
「いいい痛い、痛いですスタルカ」
「当たり前じゃ、痛くしとるんじゃからの」
「は、はな、は、はなして」
「鼻?こうか?」
キュッ
「む゙ーー!」
面白い顔だ。何じゃこりゃ。
バタバタと暴れ始め、つまんだ手がすっぽ抜けた。ん?女の後ろに何か、鍋?女が反動で後ろに倒れていく、待て、まずい──
「お──」「え?」
ガシャ──
971679:2008/07/09(水) 15:33:00 ID:iCiA8bAp
「っっぁあっ!?」
「お、おいっ!」
何か焼ける音がして、女の体がビクンと跳ねた。固形燃料は既に消えていた、鍋の余熱か!?
「ぃ……っぁ」
「大丈夫か!?背中みせぇ!!」
駆け寄って背中をこちら側へ向ける。
薄い防寒着だが、断熱性はある、余熱のそれ自体では何ともないはずだ、なら、まだ鍋の中身が残っていたのか?まだ表情が優れないのは、浸透したスープが──
「だ、大丈夫で」「脱げ!早ぅ!」
言い切る前に、全面のファスナに手をかけた。
「はっ!?」
手早くそれを下げて防寒着をひっぺがすと、腰辺りが赤く腫れているのが見えた。
「まだ大丈夫じゃな……」
近くにあった調理用水の入った水筒を開け、女をうつ伏せにさせて患部に流す。
「っ!」
「動くな、大丈夫じゃ」
水が切れ、水筒を横に置いて私物の入った大きな鞄に手を伸ばす。中を漁り、指先がそれに当たったのを確認して引っ張り出した。
小さめだが、一通りの応急処置具の揃った救急箱から包帯とガーゼ、抗炎症クリームを取り出して、患部に塗り付ける。
ガーゼを当てて包帯を巻き付け、応急処置は完了した。

大きな溜め息を一つつく。
何をやっとんじゃろうな、まったく。
「大丈夫か?」
女はポカンと口を開けてこちらを見ていた。何じゃ、その珍妙な物を見る目は。
「あ……」
「あ?」
「さ、寒いですスタルカ」
972679:2008/07/09(水) 15:37:15 ID:iCiA8bAp
投下完了。
予定より少し延びました。が、変更点もあまりなく、一応スムーズに出来上がっています。内容は別として。

次の次辺りで突入します。どちらにせよ、次の投下で一気に放出するので、気長にお待ち下さい。

以上です。
課題の3ページ作品やってきます。
973679:2008/07/09(水) 15:39:18 ID:iCiA8bAp
前面が全面になっとるおorz
974名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 15:41:17 ID:JpCoJbQS
このシリーズのド・スと♀主人公大好きだw
975名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 16:22:47 ID:ncZGH+Z7
>>951
俺管理人だけど、仕事が忙しくて手が付けられない……
しかも、これから先も暇が出来るかどうかわからん状態なんだ

作るだけ作って申し訳無いが、誰か引き継いでくれる人いませんか?
976名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 16:42:10 ID:h9s6cTFH
>>972
GJ!
俺もこの作品好きだわww

そして同じく好きな作品の
メイSSはもう書いてくれないんだろうか・・・
977名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 16:59:02 ID:+Obj3lAj
>>972
GJ!火傷ハァハァ


そろそろ次スレですな
978名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 19:08:05 ID:P3PlriJ3
>>972
いい仕事っぷりだ、GJ!!

しかしメイSSの作者よ、こんな事で筆を折るのもどうかと...
アンケートに答えてくれた人の為にも、せめてメイの話は終らせないと...
979メイSS作者:2008/07/09(水) 19:16:15 ID:Si/JwEqZ
すみませんでした

次スレより再開します
980名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 19:19:29 ID:+Obj3lAj
>>979
(*´ω`)
待ってるぜ
981名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 19:24:23 ID:ceD7b8Af
>>979
よくやってくれた
礼を言う……
982名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 19:33:23 ID:h9s6cTFH
>>980
( ゚∀゚)o彡゜次スレ!次スレ!
983名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 19:41:52 ID:CLF2sOnT
>>979
遅かったじゃないか
984名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 20:00:33 ID:2kOy14r2
言葉は不要か・・・やらないか?
985名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 21:13:50 ID:+Obj3lAj
つ次スレ
http://same.ula.cc/test/r.so/yomi.bbspink.com/eroparo/1215605323/l10?guid=ON


初めてのスレ立てでした。
うまくできてるかなぁ
986名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 21:18:20 ID:2e4FZxoF
987名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 21:21:10 ID:+Obj3lAj
>>986
うん。
ごめんね。URLミスった。
アプリで見てたからかな
988名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 22:09:49 ID:CLF2sOnT
よぉ、首輪付き
埋めないか
989名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:14:58 ID:CLF2sOnT
埋めに付き合わないか?
990名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:16:08 ID:OKnE7YUh
>>988-989
カワイソス
991名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:18:45 ID:CLF2sOnT
まぁ、空気で構わんがな(´・ω・`)
992名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:24:42 ID:QoHZschq
     ___
    ./\__\
   /  /○ ○/ 埋めに付き合ってやるよ!
  ./  /  ゝ /
  /  / ,___ノ /                 <⌒/ヽ___
  \/__/__/              /<_/>>988__/
                       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


                            ∧∧
       ______         (・ω・ ) ? 
      /         /|        _| ⊃/(___
      | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/      / └-(____/
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 


              ___
             ./\__\
            /  /○ ○/ 埋めに付き合ってやるよ!
           ./  /  ゝ /
           /  / ,___ノ /        <⌒/ヽ___
           \/__/__/     /<_/>>988__/
                       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
993名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:26:42 ID:m8OzfNn2
埋めに付き合ってくれるだろ

・・・埋めに付き合ってくれないのか?

・・・付き合ってくれるだろ?
994名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:27:49 ID:CLF2sOnT
ご協力に感謝します
995名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:32:34 ID:QoHZschq
   *    *
  * ウソです +
    n∧__∧ n
`+ (ヨ(* ´∀`)E) 
    Y    Y  *
996679:2008/07/09(水) 23:36:33 ID:iCiA8bAp
課題終わんねorz

感想どもです。
997名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:38:48 ID:wldfezEX
諸君、派手に埋めよう
998名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:39:12 ID:CLF2sOnT
>>995
殺しはしない、体に聞くこともある
999名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:41:38 ID:QoHZschq
最悪の反動勢力、俺が999ゲット
1000名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:44:21 ID:Z9D0M0Lu
1000ならレジーナは俺の…
10011001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。