任天堂総合エロパロ

このエントリーをはてなブックマークに追加
64名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:24:29 ID:jBk5LqjM
ほっしゅ。なんか唐突に罪と罰モノが読みたくなった
65名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 12:04:42 ID:TcUic0go
ほっしゅ!
66名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 21:12:58 ID:e+pzRzWL
オプーナ×サムスは大人のエロス
67名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 01:34:01 ID:MwwPUkrL
>>66
バカやろうwww吹いたじゃねーかwwwwwww


そろそろ黄金の太陽で何か読みたいな。
68アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/06/28(土) 21:28:23 ID:WxC1DA6N
レス遅くなってすまなかった、ってか誘い受け良くなかったんだなwスマン次気を付ける。
という訳で自分の女主人公設定は以下
マキアート・ナイトホーク
女 闇属星 21歳 7月22日 蟹座 B型 164cm 45kg
「マジカルバケーション 5つの星がならぶとき」の女主人公。
シュガー以上のクール。しかもドライでべらんめぇ口調。その挙げ句加虐体質気味。(但し、根が優しい為本当に嫌がったらやめる)
以上な性格だが、普段はあまり何も考えておらずボーッとしている。しかしいざという時には頼りになる。
「勇気と探究心の星」闇属星に護られているせいか、好きな事はとことん追求する。その為魔法薬学は得意中の得意。
ついでに非常な恐い物知らず。
結構な美人でスタイルも良さめ。バストは某バウンティハンターより大きい。
しかしそれが原因で、幼い頃気を引こうとした男の子達から好意の裏返しの嫌がらせを受け、男性恐怖症気味。
ポモドーロとも普通に話し合えるまで二年かかった。現在はわりかし良くなって来てはいる?
性格的に合わないのか、シュガーとは不仲気味。
魔力は闇の父と光の母の間に生まれたせいか、異常に強くなっている。
ナイトホーク家の中でも相当強い部類に入る。
驚異的な美声の持ち主で、在学中は「ウィル・オ・ウィスプ一の歌姫」と称されていた。
多くのレコード会社に高額契約付きのデビューを持ちかけられていたが、全て断っている。
理由は「歌いたい時に歌えなくなるから」。
家族構成は、父・母(前作の女主人公)・双子の弟(男主人公・光属星)。
集落が近いウサギのジャスミン、家付きの死神ゼロ・ジョーカーと幼馴染み。
ゲーマー・ブラコン説があるが、本人はブラコンを否定している。

今の所こんな感じ…。現在21歳なのは、エンディング後の設定だからです。
ナイトホーク姓でピンと来た人もいるかな?いずれかは彼女の弟の話や両親の話も書きたい。
じゃ設定話投下。
69アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/06/28(土) 21:31:28 ID:WxC1DA6N
「スターウルフに入る以上、この戦闘機を使ってもらう。」
ウルフェンの予備がある格納庫。
新人の三人を、ウルフはそこに連れ込んだ。
「これは…」
「ウルフェン。超高性能全領域戦闘機だ。反重力装置のG-ディフューザーシステムが搭載されてんだってよ。」
「…だってよ?」
「…前居た奴とか俺達が所属してた所の雇い主が製作したモンだから…まぁ意識せず使ってる。」
「…ふむ。やっぱこれを制作したのは動物…か?」
ウルフ達はマキアート達の文明に驚いていたが、その一方マキアート自身も驚いていた。
動物が、これ程の技術力を…
マキアート達の世界にも獣人は存在するが、人間に今一歩及ばなかったりする所がある。
「ねぇ〜!これ二つしかないノ〜!」
「ドウスルンデスカ〜?」
「お前ら共同で使え!」
「ソンナ!?ウルフサンソリャ無イデスヨ〜!」
「…設計図とかあるの?」
「あそこに貼ってある。」
「…」
貼られた設計図と睨めっこを開始するマキアート。
「…まさかお前、改造する気か?」
「…ダメ?」
「勝手にしろ。 …だが、変な風にすんなよ?」
格納庫を、ウルフは後にした。

「あいつらは、まだあそこにいるのか。」
抑揚のない、レオンの声が廊下に響く。
新人三人がまだ格納庫に籠っているものだから、ベテラン三人で様子を見に来たのである。
ウルフが扉を開く。
「おいお前らこれ以上籠ってると……ってうぇぇ!!??」
格納庫に、ウルフの絶叫が響いた。ウルフの視界に入って来たのは…
「こぉら!? ウルフェンをこんな色にしやがって!」
「なんだ…あんたこの色嫌か?」
見事赤い部分が茶金色に染められたウルフェン。
「改造は認めたが、…色塗っていいとは言ってねぇ!」
「塗るのも改造のうちだろう…」
「るせぇ! 塗るとしてももっと良い色塗りやがれ!」
それに、この色はどうしてもある親子の色を思い出してしまう。
「…まさか、この色だけにスターフォックスを思い出すのか?」
「知ってんじゃねぇか…って、分かってて塗ったなお前!?」
「狐の色だとは分かっていたが、…私の好きな色だ。」
「スターウルフはなぁ! んな狐の様な色じゃなくって赤だと決まってんだ!
だよなお前ら!?」
「そうだったのか…俺はレインボーデルタの名のとおり虹色にするつもりだったが…」
「別に良いじゃないですかダンナ。」
レオンはどうでもいい、と言ったふうで、パンサーはマキアートに味方するつもりらしい。
「…。この二人の意見はどうだっていい…。リーダーはこの俺だ!この俺の言う事に従え!
マキアート! ウルフェンの色を戻せ!」
「やだ。」
場に沈黙が訪れる。
ウルフの命令に逆らった者等、そうはいないのだ。
かといってウルフはレオンやパンサーに無理難題を押し付けた事は無いが。
「…てめぇ、俺様の命令を『やだ。』の一言で払いやがったな…!?」
「やなもんはやだ。」
「ガキみたいなこと言ってんじゃねぇ!もう一回言うぞ!
ウルフェンの色を戻せ!」
「やだ。」
「………………。もう一回だけチャンスをやる。
ウルフェンの色を」
「やだ。」
70アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/06/28(土) 22:16:00 ID:WxC1DA6N
あ、設定欄に予知能力あること書くの忘れてた…。
まぁ、立つかどうか分からないけど次スレ立った時に必要なるだろうからその時に書くか
続き
場に沈黙が訪れる。
ウルフの命令に逆らった者等、そうはいないのだ。
かといってウルフはレオンやパンサーに無理難題を押し付けた事は無いが。
「…てめぇ、俺様の命令を『やだ。』の一言で払いやがったな…!?」
「やなもんはやだ。」
「ガキみたいなこと言ってんじゃねぇ!もう一回言うぞ!
ウルフェンの色を戻せ!」
「やだ。」
「………………。もう一回だけチャンスをやる。
ウルフェンの色を」
「やだ。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!! 全部言ってねぇのに悉く逆らいやがって!
女だからって容赦しねぇ! 表出やがれ!」
「ちょっとダンナ!?」
「ええ!? け、ケンカはやなノ〜!」
「引っ込んでろパンサー、サンショウウオ!」
「わざわざ外出んのか…? ここでやれないのか?」
「ここでやるだと…!? 良いだろう! お前もろとも、んな狐色のウルフェンなんて破壊してくれる!
行くぞオラァ!」
そう言ってウルフはマキアートに襲いかかる。瞬時にマキアートは避ける。
乱闘大会で人間と闘う事は限りなく多いが、ウルフの攻撃を簡単に避ける者などはそうそういない。
(「クソっ、こいつ特殊な訓練でも受けてんのか…!」)
ウィルオウィスプ魔法学校や太陽を巡る戦いでマキアートはかなり高い戦闘能力を得ていた。
それはチャイもなのだが。
「…オラッ」
「!?」
攻撃ばかりに気を取られていたせいか、足をすくわれた。
「………。これは本気の戦いととって良いのか?」
「くっそ……なめやがって! そっちこそ本気で来い!」
「なら…」
ボソボソとマキアートは何かを呟き始める…。
「ビ〜ビ〜! カナリ強イ魔力デス! ウルフサン逃ゲテ下サイ!」
「なっ…」
『行けっ! ジョーカー!』
その言葉がマキアートから放たれた瞬間、目の前に異様な程の殺気が凄い勢いで近付いているのが分かる。
キツイ程の、死の匂いと感じ。
何かが、振り下ろされる感覚がする。
「っ!!!!」
ズゥンっ!


71アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/06/28(土) 22:36:30 ID:WxC1DA6N
「………ハァッ、ハァッ…ハァ…」
ウルフは寸での所を避けていた。
プシャッ。ウルフの頬が軽く切れる。
『この男…オレの鎌を避けやがったなぁ?』
軽い感じの声が聞こえる。
『…まあ殺す気はなかったけど…』
ウルフの目の前には、銀髪で赤い瞳の黒いローブを纏った若い男が立っていた。
否、立ってはいなかった。…浮いていた。
「本気出したら殺す可能性あったから…本気出さなかった」
「…でもっ、マキアートが“ゼロ・ジョーカー”出すなんて…! 本気に違いは無いノ!」
「な…なんだっ? こいつは!?」
「…私の家付きの…死神“ゼロ・ジョーカー”。自称死神界最強の死神。」
『自称じゃねぇよ…。』
「死神か…。本当に存在するとは更に驚きだ。」
レオンが呟く。興味があるのか妙にニヤニヤしている。
「私がここに入る事になる事はこいつも事実上の一員になることだからな…紹介も兼ねて出してみた。」
「変な紹介の仕方すんじゃねぇ…! 死ぬかと思ったぞ!」
「…スターウルフのリーダーも死ぬかと思うのか?」
「思う!」

「ダンナ〜! もう一機の方はもっと凄い事になってますよ〜!」
場の雰囲気を変えようとしたのかパンサーがもう一機の方に注目した。
「あん? っ!!!!!」
今度はごっそりとエンジンが抜かれたウルフェン。
「誰だぁぁ!!んなことやった奴っ!! サンショウウオお前か!?」
「違う、私。」
「お前かよっ! エンジン抜いてどうする気だ!」
「このエンジンを廃棄するつもりは無い。 カフェラテと組み合わす。」
「な!?」
「共同に使うにしても一々交代なんてあれだからな…いっそのことならカフェラテとウルフェンをフュージョンさせようかと。」
「フュージョンって…! どっかのマンガじゃねぇんだから!」
「…あのポンコツと、ウルフェンがアクエリオン…。
すっげぇキモイデザインだな。」
思わずパンサーは呟いてしまっていた。
その瞬間、パンサーの頭に大岩がぶつかるのだった。
「いでぇっ! 誰だ今岩ぶつけた奴っ! あっ…」
マキアートの言っていた言葉が頭をよぎる。
『カフェラテは…魔法は岩を飛ばしたりとか、地震を起こして物を動かしたりとか…』
「こぉのポンコツゥゥゥ! 俺に岩ぶつけるなんて良い度胸してんなおい!」
「ヘッ、初メテ会ッタ時ノ嫌味ッ面潰セテ大満足ダゼ!」
「うのやろ〜! お前なんか握って…じゃなくて解体したる!」
「ヤレルモンナラヤッテミロ!」
ぎゃあぎゃあと古代機械と黒豹の争いが始まっていた。

一方で、レオンはチャイに話しかけていた。
「ところでお前は…」
「? なんなノ?」
「何故裸なのだ?」
「へ? は、裸!? 裸…だ、ダメなノ?」
「正直言うと…結構見てるこっちが恥ずかしい。初めて会ったのが俺達で良かったな〜?
俺達から離れてライラット中転々としてたら、今頃お前は恥曝し者だったぞ〜?」(ニヤニヤ)
「き、…キャアアアァァァ…!」
緑の肌が、恥ずかしさから対色の真っ赤になってしまうチャイ。
「どちらにしろウルフェン操作するのにその格好のままではいかんな…
俺のパイロットスーツを貸してやろうか? Sサイズ。」
「…。御願いしますノ…。」
72アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/06/28(土) 22:42:57 ID:WxC1DA6N
「わーいチャイにピッタリなノ〜!」
「あ? パイロットスーツか?」
「俺のお下がり」
「パイロットスーツ…か…」
ウルフの視線はマキアートへと移る。
「? なんだ?」
「お前のパイロットスーツも用意しないとな。それ普段着か?」
「…そうだが。
お下がりでも良いから、誰かいらないのくれないか?なるべくボロくない奴…」
「あ?」
「…自分の着替えと合わして作ってみる…。仕様的にミニスカになるかもしれんが」
「作れんのか!?」
「裁縫はできる」
「…ハァ、まぁいい作ってみろ… ミニスカな点は…百万歩譲って許してやる」
また抗議して攻撃されたらたまらないし。いつの間にか臆病になっている自分。
「取り敢えず、作業はもう中断しろ。
ウルフェンの改造が出来次第、飛行テストしてその後パイロット免許取りにいけ」
「パイロット免許取るのに何か身分証明とかいるのか?」
「…持ってるか?」
「宇宙旅行者パスポートと戸籍謄本…故郷のだけど」
「あ! チャイも持ってるノ〜!」
「用意良いな…。でも…私らならず者集団の仲間入りってことだから…、身元バレたりし」
「はしねぇ。…もうバレてんだよ、ついでにここに秘密基地があるってことも」
「っ! バレてるのか!? どうして…!」
「……。賞金稼ぎどもも皆追い払って来たからな。それに、世間的には正義のスターフォックスに加担したりしてるからよ…。」
「…。治安を守る団体もその経緯であんた達に手を出さないのか?」
「そうなんじゃねぇのか? 賞金首にかけてる時点で意図は見えねぇけど。
ま、そういうことだ。 今は作業中断、…飯の時間だ。作ってやったから食え。」
「お前はやらなかったけどな…」
「るせぇ」

お互い落ち着いて来たパンサーとカフェラテも戻って来て、夕食へと向かい廊下を歩く。
「ところでサンショウウオ君とマキアートって料理出来る?」
「出来るノ! マキアートも!」
「出来るか〜、それは良かった。 今までダンナったら全然料理に参加してくれなくてさ〜。
君達もやってくれる? 当番制で」
「チャイは大丈夫なノ!」
「…構わん、まぁカフェラテも料理出来るけど」
「ポンコツの料理? まぁ機械だから失敗とか疲れとかはないだろうけど…
変なもの入れそうだな〜」
「…ウルサイ。」

「………………。」
「どうしたウルフ…そんな難しそうな顔をして。」
「…あの女だ。あの女の視線が気になる」
「ん?」
「見下してる様な…というと語弊があるんだが、何かあの女に…下に見られている様な感じだ。
だが、この感覚は初めてじゃない…」
「…?」
「乱闘大会の…あいつと同じ様な種族の奴らも同じ様な視線で見てくる。」
「…ほう。」
「…スターウルフに人間が入ったんだ、この機会にどういうものが正体か探ってみるか…」
ウルフはそう呟いた。

以上、設定話。次がエロネタ…明日辺りかな、投下。分からないけど
>>63
基本的に女主とチャイはウルフ達と同じでウルフェン使う事になるだろう。白兵戦では魔法使うけど。
ただ、惑星で闘う事になった、という場合。
降り立てる状態であれば、女主達はウルフェンから降りて魔法でウルフ達を援護、という形になるかも。
73名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 20:32:09 ID:f9SOFgpG
hosyu
74名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 01:26:11 ID:KH8jHn/b
ほっしゅほしゅほしゅ
75名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 19:17:55 ID:TEzhQROz
職人待ちあげ
76名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 21:33:23 ID:9Qo1SCm2
そろそろオプーナ×サムスが来る頃か
77名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 19:28:26 ID:75YEOiA3
保守
78アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 22:35:38 ID:8sYkDJSM
オプーナ×サムスじゃなくてごめん…。
ウルフ×女主(マジバケ5星)エロ有りがやっと出来たから投下するわ。
相変わらずの長文許してくれ。

─ウルフ達は、任務で遅くなる…
マキアートはスターウルフのアジトで一人残っていた。
自分を除いた四人(正確に言うとカフェラテもいて五人)で任務へ向かってしまった。
マキアートも行こうとしたのだが、留守中に襲われた時の対策として留守番を言い渡された。
確かに自分は白兵戦得意だし、手下らしいサル達も当てにはならない。
─女だからって、訳じゃないよな?
夕食は自分で済ます事にしたが、ウルフ達の夕食は用意しておく事にした。

「マキアート…君の料理は最高だったよ…!」
「…そう?」
「ああ!」
「んじゃこれからもなんでも食べてくれる?」
「勿論さ!」
「じゃ、どうしてニンジン食ってくれないんだ?」
「っ!!」
パンサーの皿に残る、つやつやと輝く真っ赤なニンジン。
「あ〜〜〜っ…ニンジン、ニンジンかぁ…」
パンサーは俯いて、フォークでニンジンをつつく。
「食ってくれるんだよな? …それとも食えない?」
「ち、違う! 断じて違うよっ! そんな子供みたいなこと…有り得ない!」
「じゃあ食ってみせて?」
「……。うう…」
ウサギの癖にニンジンが嫌いな幼馴染みがいるせいで、こういうことにはわりかし寛容な方ではある。
しかし、いつも気障ったらしいこの男が苦手なものに対しシュンとなる姿が面白く感じてしまう。
(「…私も相当な悪だ…」)
「ヘッ、ニンジン食エナイナンテ、黒豹サンハ案外オ子チャマデスネ〜?」
「なっ…!」
「俺ハモウ食エタゾ〜 マキアート褒メテ褒メテ」
「〜〜〜〜〜〜っ! 馬鹿にしやがって……!
ニンジン食えなくたって…! 生きていけるからなっ!」
「ソンナコトデ開キ直ルナンテカッコワル〜」
「言うなぁぁぁ!!!」
未だに争いが絶えないパンサーとカフェラテを尻目に、ウルフは食べ終わった皿を差し出す。
「ごっそさん。」
「あー、お粗末様…。あれ?」
ウルフの差し出す皿に、ニンジンはおろか野菜の姿自体見当たらない。
不思議そうに皿を凝視する彼女に対し、ウルフは口を開く。
「…。まさか、この俺が狼だからって、野菜食えねぇとでも思ってんじゃねぇだろうな?」
「思った。肉食動物だし」
「………。正直な奴だ。
言っとくが俺は野菜食えるし、多分俺以外の奴だって野菜食えるぜ?
まぁ、こいつもニンジン以外は基本的に食える。…許してやれ」
そう言うとウルフはパンサーの皿のニンジンを食べ始めた。
そんな光景を、内心愛おしく見てしまう自分が居た。

スターウルフに入隊し一ヶ月、マキアートはウルフへの想いに気付いた。
年齢を感じさせない逞しい身体、野性味を溢れさせる気迫、悪党ながら潔く面倒見の良い性…
存在自体だけでも、見とれてしまっている。
しかし、自分は男に対しこんな感情を抱いたことは一度も無かった。それに好きになったきっかけ、理由すら正直覚えていない。
男に対しては、寧ろ嫌悪感を抱く事すら多かった。
…過去、闇の力をネタにされ、男から執拗ないじめを受けた。それ以降男に対するトラウマが心を支配する様になった。
幼馴染み曰く、「わりかしは慣れて来てるよ」とは言われている。
こんな男ばかりの集団に自分から入って、なおかつ男臭い男に多少感情を抱いてしまっている辺り、やはり慣れて来てるのかも知れない。
それでも。…家族とクラスメートは別として、男は信じられない。
だから、彼女自身この感情を持て余してしまっていた。
79アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 23:28:18 ID:8sYkDJSM
ある日の事。
「マキアート! 中に居る奴らは皆潰したか!?」
「ああ。 皆尻尾巻いて逃げてった」
「ウルフェンに乗れ! 外に居る奴らも潰す!」
アジトは突然の襲撃に見舞われた。
何だかチャイが改造ウルフェンでカフェラテと一緒に散歩をしていたら、他のならず者グループに見つかってしまったらしい。
実力は確かだが、本番に弱いチャイは追われた途端パニックになり、命辛々こっちに戻って来た。
しかし、追われていたらしく敵達を連れ込んで来てしまい今の有様。
相手は天下のスターウルフだと気付いたようだ。
自分達(特に賞金首にかけられている三人)を倒せば、金も入るしスターウルフを超えた存在として崇められる…とでも思ったのか攻撃して来た。
パンサー・レオンはチャイの援助に向かい、ウルフとマキアートはアジトに侵入してきた敵達を、マキアートの魔法もあり白兵戦で倒した。
そしてウルフの指示通りウルフェンに乗り外の敵達を撃つことにした。
「雑魚の分際で…!俺達の居場所に幅を利かすなんて調子乗るなよ!?」
絶叫するウルフ。
絶妙なハンドル裁きで、敵達を圧倒していく。
─ドキッ…!
(「なんで…!なんでこんな時に…!」)
そんなウルフの姿に、激しいときめきを抑えきれない…。
(「なんで…好きなんだ? …この人の事…」)
何故好きになった? その理由すら分からず苛立つ。

「後ろががら空きだぞ〜?異種族の姉ちゃん」
「っ!?」
ボーッとしていたせいだ。敵に後ろを取られていた。
「あんたは殺さんが…後でアジトに入れた後たっぷり遊んでから売り飛ばしてやるよ」
「………っ!!」
「さぁ食らえ!」
チュドーンッ!
「ぐぉっ!?」
「クックック…戦いの最中でボサッとするとは頂けんなマキアート」
「…レオンっ!? す、すまない…助かった」
「俺が撃ちたかったから撃ったんだ。
それより…」

「きゃぁぁぁぁぁ! 助けて〜ノ〜〜〜!!」
「助ケテクレ〜!」
チャイ達の機体が、カモだと判断したらしい複数の戦闘機に追われていた。
「速く助けないとな〜?」
「っ…チャイ! 今行く!」

「チッ…くそ覚えていやがれ!」
「覚えてられねぇな、お前らみてぇな雑魚。」
「るせぇっ!」
仲間を全員全滅させられ、敵は撤退していった。
「にしても…サンショウウオ!」
「………ハイ。」
「お前って奴は…前任務を請け負った時、普通に仕事こなしてたじゃねぇか…
なんで今になって戦えねえんだ?」
「…ごめんなさいノ…」
「突然のことは対処しきれねぇのか?
すーぐパニックに陥るのは良くねぇことだ…
常に臨戦態勢しとかねぇとスターウルフはやってけねぇぞ!」
「ハイ…」
「という訳で、そのカンはレオンに鍛えてもらえ」
「ええっ!?」
「レオン、指導頼んだぞ」
「そうか…じゃあ宜しくなチャイ」
「は、はい……」(ビクビク)
「あ、そうそうウルフ、言っておきたい事がある…」
80アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 23:29:45 ID:8sYkDJSM
争いが一段落付き、マキアートは自分の仕事へと戻ろうとする。
もう既に仕事を終わらしたパンサーは、ソファで寝転がり女性ファッション誌を見て寛いでいる。
それを見てウルフはちょっかいを出していた。
「ああ?なーに読んでんだお前?」
「え、見て分かりませんか?」
「これ女向け雑誌だろ…」
「ダンナはこんなの好きではないんですかい?」
「…若い女は好きじゃない」
(「っ!!」)

「…………………。」
多くの丸テーブルが並ぶ、多目的室でマキアートは最後の書類の一枚を書き終えた。
「……ハァ」
溜め息。それは仕事終わりの歓喜のものではない。
初めて知る、それでもって認めたくない感情に対する溜め息。
男は愛せない。そんな頑な自分の心を、何故いとも簡単にあの人は破れた?
「バチバチっと火花…」
散らせる自信なんて、ない。
『若い女は好きじゃない…』
その言葉がリフレインする。
それに、自分は異種族。異種間交配に興味はないかもしれない。
でも。
「届かない光じゃ、悔しいから…」
想いを磨くしか無い。あの人に届かない想いじゃ、悲しい。
「はじめて一途にこの胸が熱いよ…」

「綺麗な歌声だ…」
「なに突然歌い出してるんだアイツ…」
いつの間にかやって来たパンサーとレオンが突然歌いだしたマキアートに驚いていた。
「あ、レオンもパンサーも来たノ?」
「お前、俺から離れてはダメだろう…俺が教え無くてはならない事がゴマンとあるのに」
「ギクッ」
「にしても、綺麗な歌声だな〜、あれってマキアートが歌ってるのかい、チャイ?」
「そうなノ。 マキアートは魔法学校に居た頃は魔法学校一の歌姫だと言われてたノ! それに沢山の有名レコード会社からも高額の契約を迫られてたノ!」
「ええっ!? それって相当な才能じゃないか!マキアートは何処と契約したんだい?」
「どの契約も断ったノ」
「え? 何で?」
「『好きな時に歌えなくなるから』だって…」
「…うーん、惜しい事したなマキアート。」
いつの間にやら手下のサル達もマキアートの歌声に引き寄せられ、うっとりと聞き惚れている。
「良いっすね〜この歌…」
「マキアートの姉貴、綺麗な歌してんな〜」
「それになかなかの美人で仕事もできるしな、まさに才色兼備って奴?」
81アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 23:31:15 ID:8sYkDJSM
「おい、…マキアートは何処だ?」
ウルフが多目的室に入ってくる。顔は何か長い時間待たされて不機嫌そうである。
「親分? 姉貴ならあそこに」
「…………。」
歌っていてウルフの存在に気付かないマキアート。
ウルフはそんな彼女にズンズン近付いてく。
「マキアート。」
「でも素敵に優しくって…」
「マキアートっ」
「息を…止めたよ…」
「マキアーーーーーーートッッッッッ!!!!」
「っ!?」
今日二回目のウルフの絶叫に驚く。
「てめぇ何度も呼んだのにやっと今気付いたとは…!
仕事はどうした!?」
「あ、これ…」
書類の束を掴んでウルフに差し出すと彼はそれをひったくる。
「へっ、出来てんじゃねぇか…出来たらさっさと出しに来いよ全く…
歌なんて歌いやがって。お前はネズミの姫か?ああ?」
「ネズミ? ネズミって…」
ネズミの姫=ディズ…
「ちょっ…、そんな言い方して良いのか? 少なくともN社って、三本ぐらいその会社からソフト出してなかったか?」
「ああ?N社だとぉ? そんなの敵じゃねぇ」
「…干されるよ」
「四角い箱の時代は圧倒的に負けて、新しく出した家計簿ソフトに不具合出しまくり、乱闘大会の始まりに不具合出す会社なんかに干されてたまっかよ」
「んな言い方するなっ! 余計干される!」
「……………………。
だーーーーーーっ! るせぇ黙れ!
仕事は出さないわボーッとするわ、挙げ句の果ては口答えかっ!!
………てめぇ! 後で俺の部屋に来い!」
この台詞で、場は一気に静まり返る。
そしてズンズンと不機嫌そうにウルフは多目的室へと出る。
「え、…親分が、…部屋に呼んだ?」
手下の一人が、ポツリと呟く。
…それが引き金となった。
「エエェェエエエェェええぇ!!!!?親分がっ! 親分がぁぁぁぁっっ!!」
「姉貴っ! よーく聞いて下さいっ! ウルフの親分に呼ばれたが最後っ!
生きて帰れた奴一人もっ!!」
「お前ら静かにしろ!」
レオンが叫ぶ。
「………。取り敢えずお前ら、用は特にないんだろう? さっさと自分の所へ戻れ。」
サル達は興奮が抑えられないままにレオンの命に従いそれぞれの場所へと行く。
「…酷い自体になったな。ウルフは怒るとかなり危険なことになる。」
「…マキアート。…………。」
パンサーの顔には完璧に怯えが浮かんでいる。彼には間違いなく罰が下される筈は無いのに。
チャイに至っては震えている。
「マキアート…君は、ダンナの部屋に呼ばれた……」
「………」
「行く、つもりかい?」
「………。行くしか無い。自業自得だ」
「………そうか………。 マキアート、良く覚えといて。…例えダンナが敵になっても、俺だけは君の味方だ!」
いつの間にか手を掴まれ、パンサーは熱烈にマキアートを見つめる。
その目からつい反らしてしまう彼女であった。
それ言いたかっただけじゃないの。


82アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 23:32:12 ID:8sYkDJSM
「………ハァ」
『大丈夫か? 俺も行く?』
「行かなくて良い。」
所変わって、入隊の際与えられたマキアートの部屋。
そこには長年の連れ添いである死神が居た。
「死神界戻ってろ…これは私の問題だ。」
『嫌な予感はしないのか?』
「……分からない。」
『………気を付けてな。』
ゼロの姿は消える。
「……………よしっ」
覚悟を決めよう。部屋を出て、ウルフの部屋へ向かう。

「………………。」
ウルフの部屋が目の前。…逃げては行けない。
(「決して少女漫画のようにはいかない人生。…それが私」)
憧れの相手に呼び出される。それは大抵相手に告白されハッピーエンド。
けれど自分が呼び出された理由は、自らの不祥事の怒りを買ったから。
コンコン。
「…マキアートか? 入れ」

「……………。」
「……まず話す事がある。俺はあの時の戦い、サンショウウオにばかり構っていたから気付かなかったが、レオンによるとお前もボーっとしてたらしいな?」
「…。ああ。」
「そして突然歌いだしたり、俺に口答えする…! なんなんだお前は?」
「……。」
「何かあったか?言ってみろ」
「え〜…私自体何が何だか…え?」
「この時点から人の話聞いてねぇな? お前に何かあったのか聞いてんだよ」
「は!? 怒るんじゃないの?」
「…お前の話を聞いてからだ。サンショウウオの言ってた話によると、お前…本当は男嫌いなんだよな?ちょっとしたちょっかいでも気にすると…
もしかしたら、なんか他の奴らにちょっかいでも出されて気を落としてんじゃねぇかと…な。」
説教(なんて悪党がする権利無いと思うけど)とか暴力かと思いきや、意外や意外で相談に乗るというのだ。
…なんて言えば良いか、分からない。
「…それは…言えない。」
「そうか。…じゃあ俺が当ててやる。多分、何らかの意味で気になる奴がいるんだろ?」
「…。まぁそんなとこ…」
「そいつがいると、どうしても気持ちがいつも通りじゃない…鬱陶しいんだな?」
「………。」
マキアートは答えない。だがウルフは話を進める。
「誰なんだ? …パンサーか?」
「違う。」
「レオン?」
「違う。」
「サンショウウオ…チャイか?」
「違う。」
「ポンコツ…カフェラテか?」
「違う。」
「サルの中の奴か?」
「違う。」
「じゃこの俺様だな?」
「ああ。 …げ。」
突然本人の事挙げるからつい傾いてしまった。
「ほほう…この俺様が嫌いか?え?」
肩をガシッと掴まれ、顔をグン、と近付けられる。
赤紫の瞳が、マキアートの夜空の瞳を睨む。
「俺様の、何処が嫌だ? 言ってみろ。」
83アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 23:33:12 ID:8sYkDJSM
「え、あ、あ…」
「正直に言わねぇと…噛むぞ?」
口の中から鋭利な牙を覗かせる。
ゾクリ………。
鋭利な牙への恐怖もある。しかし、この背筋が凍る様な背徳感。
今まで貫いて来た事を、否定する想い………。
「嫌だ…」
「あ?」
「嫌だ…、認めたくない…」
「何がだ?」
「やだ…やだ…」
「だからなんだ?」
バシッ!!
マキアートはウルフを突き飛ばす。
しかし単純な力勝負では女である彼女に訓練した男を仰け反らすことは出来ない。
暴れる彼女の手首を掴む。
「やめろっ! 放せぇ!!」
「何が嫌なのか、教えr」
「男なんか好きにならんっ!なりたくないっ! 好きでもない女なら散々弄んだ挙げ句捨てる癖に、好きな女相手なら媚びて腑抜けになる野郎なんかっ!
だけどっ! 何故! 何故あんたは私の心を破る!? 認めないっっっ!! 認めねぇぞっっっっ!!!」
「あ…?」
二人の間に沈黙が訪れる。
何故だろう。 動く気がしないのだ。

何かに気付いた様なウルフが、先に行動を起こした。
「…そうか…つまりお前は…
俺の事を好きになったんだな?」
「…」
今度はグイ、と引き寄せられる。
「………男が嫌いだから、俺が好きだと言う事を、否定したかった。
それで、自分の感情を持て余していた。そうなんだな?」
「………」
目を瞑って、顔を背ける。
「背けてんじゃねぇ。 こっち向けこっち」
「…………」
ウルフは、彼女の頬を掴んで自分の方へ向ける。
「だが、お前が今恐れているのは男だということだけじゃねぇ。その芽生えた感情がぶち壊しになる事も、きっと恐れている。
もしその感情を、嘲笑われて踏みにじられたりなんかしたら…多分お前の事だ、男を嫌いになるどころか憎悪すら抱いちまうだろうな。
多分変なドラマとかマンガの影響もあるだろ? そう思うのは」
「…何が言いたい」
「恐れる必要はねぇ。」
「何でだ」
「……。お前だったら、そんな悪くはない。
………こういうことだからだ」
84アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 23:34:29 ID:8sYkDJSM
時は止まった。 沈黙じゃない。止まったような気がしている。
一瞬何が起きたか理解出来なかったが、数秒経った後やっと分かった。
ウルフは自らの口でマキアートの艶やかな唇を塞いでいたのだ。
「……………」
「…………………。」
信じられない、という目をマキアートはするが、ウルフが次第に体重をかけてきたことに気付く。
ドスッ。
厚手の布に、物が落ちる様な鈍い音。
マキアートは、押し倒された。同時にウルフがしようとする行為は予知出来た。
最も、予知能力がなくてもその先の行為は誰だって想像がつく事だ。
やっとウルフは口を解放する。
「あ?なんだその目は。 まさかファーストキスだったのか?」
「そのまさかだ」
「信じられねぇ〜 男嫌いとか言っておきながら、実はヤリマンだろ
寧ろヤリマンにされたから男が嫌…何じゃないのか?」
「強姦されたって言うのか?…違うよ」
「まぁ兎も角……溜まってるんだ、ヤらせろ」
「やだ。」
「だったらいい。 無理矢理ヤる」
そう言って、ウルフはマキアートの服に手をかける。その行為をさせまいとマキアートは暴れる。
「やめろっ! 放せ! っていうか若い女は嫌じゃないのか」
「暴れんな… 服破れちまうぞ?」
魔法の詠唱をしようとする。が。
「おっと魔法はなし」
「んっ」
再び唇を塞がれる。
途端にマキアートが大人しくなったので、その隙に服を奪い取る。
「あっ……?」
「ヤらしい体してんじゃねぇか… なんかまるで襲って下さいと言ってる様な…」
「違うっ… 余計な脂肪があると気分悪いし動きにくいし…」
「じゃあなんでここには余計な脂肪がたくさん付いてるんだ?」
ウルフはマキアートの豊乳を両手で掴む。
苺色の乳輪と乳首。そこを爪の先でちょんと突く。
「ひぃっ!」
「デケェ…な。 どれくらいだ?」
「知らないっ」
「どーれーくーらーいーだー?」
「うああぁぁっ」
マキアートの乳をギュッと握る。
「た、確かFから…Gの間ぐらいって…」
「FからGだと? 相当でっけぇ」
「るさっ …つーかっ」
「あ?」
「あんただけ服着てるのは…」
「……俺に服脱げってのか? ヤる気満々だな」
「ち、ちがっ!」
「…あんま脱ぐの好きじゃねぇんだけどよ… まあいい」
そういうとウルフは自らの衣服を脱ぎ捨てる。
フサフサとした毛皮に覆われたガタイの良い身体…
「ジロジロ見んなよ。 あんだぁ?見とれてんのか」
「………。」
正直相手は動物なので、見るのに違和感は起きない。
「…そんな目で俺を見んじゃねぇ」
突然ウルフがドスの効いた声で凄む。
85アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 23:35:13 ID:8sYkDJSM
「っ…」
「あんだ? その目は…少なくともなぁ、俺はお前の上司なんだぜ?」
マキアートの顎を、クイッと上げる。
「俺はその目が気に入らなかった…」
「……。」
「だがその目は初めてではない。乱闘大会の人間の奴らもそんな目で俺を見ている…
俺は調べた。どうしてお前らがそんな目で見るか。
どうやら奴らの世界では…俺達の存在は格下なようだ。
しかも乱闘選手の奴の中には、それの典型的礼な奴が居る…それもまだガキでな」
三色の不思議動物を操る少年…
「……何が言いたいんだ?」
「…奴らの世界では、最も知能が高い者が最も偉大な存在となりそれが基準となる…異形の者はそれ未満の存在となり排斥、若しくは追従を余儀なくされる…
もし俺達の世界で当てはめたとしたら?」
「……。」
「お前、…G-ディフューザーシステムを見た時どう思った?」
「……動物が、これ程までの技術を持っているとは…な、と。」
「…つまり、俺達とお前達は同等の知能…、だが。 見てくれはどうだ?」
「………。」
動物から、徹底的に進化して離れていった人間。見た目が、違う。
「あああっ……!?」
ウルフは手をマキアートの豊乳に当て、搾り上げる。
「…つまり、奴らの世界基準を、この世界で当てはめたら… お前は俺達より格下な存在だ。」
「そんな…っ でもこの世界では…まだそうは…」
「俺達の知能と奴らの知能は大体同じ…いずれそうなるだろうよ。」
「………」
マキアートの瞳が、格下を見る慢から逆らえない者への恐怖と変わる。
─そうだ。その顔が見たかったんだ。
だがそれは、一瞬だけで良い。今はそんな顔をしてる場合じゃない。させない。
「んな顔をするな…すぐそんな顔から変えてやる」
86アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 23:36:02 ID:8sYkDJSM
「あっ…」
顔から下腹部へと移動する。
太腿を掴み、股を開く。
「っ!」
「うわ…お前すげぇ事になってんぞ…」
激しく濡れる花弁。
「処女はそう簡単には濡れねぇと聞くが…それだとしたらお前経験あるんじゃねぇのか?」
「ないっ!」
「…嘘は良くねぇな〜?」
「あんたに言われたくないし、嘘じゃない」
「まぁいい、こうしてやらぁ」
そう言うとウルフは。
マキアートの花弁に舌を這わせ始めた。
「ギニャァァァァァァ!?」
「やらしい声出すな…?」
ざらりとした舌が秘所を舐め回す。
「ここもやんぞ?」
「なああああっ!?」
マキアートの秘孔にも舌を入れる。ザラザラとした感覚が、中にまで。
そのせいなのか、花弁は蜜をさらに滴らせる。
「ああっ! やめっ…やめ…っ、てっ………!」
マキアートがそう言った瞬間、ウルフは愛撫をやめた。
「!?」
「はい。やめてやったぞ?」
「………」
マキアートは一瞬、物足りなそうな顔をする。
それをウルフは見逃さない。というより、この結果は分かってやった。
マキアートも、結果が見えてはいた。しかし、微かな理性でそう叫んでしまった。
やってはいけない。自分が貫いたものを捨てるのか。
しかし。やめられた途端、快楽を求める欲望は、再び擡げて来た。
「………物足りない、って顔だな」
「…………」
「言えよ? 何して欲しいんだ? 俺に?
…死んでも言わないって、顔すんじゃねぇ」
顔を近付けて、ニヤリ、と不敵に笑う。
「…素直になっちめぇ。 いつまでも過去に固執するなど…俺が拭ってやる。」
「………くださ…」
「あ?」
「もっとやって…下さい。もっと私に…! 気持ちいい事して…っ!」
「おーし、分かった。 じゃあ…もう良いよな?」
ウルフはすっかり膨張した自身を彼女に突きつける。
「っ!」
「これ…お前ん中挿れんぜ?」
「…そ、そんなのっ!」
「大丈夫だ…舐めるよりも気持ち良い…。経験あるんだろ?」
「だからっ!」
「お喋りはもう終わり。…挿れる」
「ま、待てっ! せめて指入れて慣らせ…、!?」
ウルフは自らの指を見せる。
彼の牙にも負けないくらい、鋭利な爪。
「…お前こんなの入れて欲しいのか? グッチャグチャになるぜ? それか相当なマゾだな」
「………。」
「兎も角挿いれんぞ」
「や、やだぁぁぁ! 私はまだ経験なんかっ!」
「んじゃ俺様がこの中挿れて本当にお前が処女なのか証明してやる」
「イヤァァァァァァァァ!!」
87アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 23:36:59 ID:8sYkDJSM

「んっ、んあああああああっ!!」
破瓜の痛みに絶叫するマキアート。涙が溢れる。しかし、一方ウルフも…
「………。お前、…本当に処女だったんだな…」
まさかこのセクースカムカム女が本当に処女だとは思わなかったのである。性的虐待から男嫌いになるというケースは多々にあるからだ。
(「性的虐待されて、嫌悪したけど…本能的にはその快感が忘れられなくて誘う様な格好していると思っていたが…元々かこいつ」)
「痛い痛い痛い痛い痛いっ! 抜いてくれぇっ!」
中が、ギュウっと締まる。その時だった。
ウルフは急な快感に襲われた。
「ぐおっ!?」
がっちりとモノを掴み、更に貪欲にグイグイ引っ張っていく。
「何だ!? こン中は!?」
「うあああああ!」
「まさか…!これは…!」

………『名器』。 たった一握りの女性が持つとされる女性器…。

「………男嫌いなのに名器持ちとは…! 皮肉なもんだ…!」
「うっうっ…ああ…」
この事実をマキアートが知っていれば、間違いなく彼女のトラウマだっただろう。
男を嫌悪する自分。その身体が、男を喜ばせるものだったなんて…
ウルフは過去に相当場数を踏んでいはいるものの、この名器の前に為す術がない。
「くぉっ…! 出る…っ!!」
「で、出るって…や、やだぁ!」
ドクッドクッドク………
「い、いぎゃあああぁぁぁ!!!」
あっさりと速く達してしまった。
白濁を放たれた嫌悪感にマキアートは身を捩る。
「畜生…! この俺様が速くにやられるとは…!」
絶望感から惚けた顔をしているマキアート。
そんな彼女の中は、更に動きを続ける。
まるで、放たれた白濁を子宮へと引き込もうとする様な動き…
ウルフは一気に硬さを取り戻した。
「そうは…させねぇ!」
「うわぁっ!?」
彼女の腰を掴む。グッ、と動きに逆らいギリギリまで引き抜く。
それさえも快感に感じる。が、今のウルフの目的は彼女自体にも快楽を与える事だった。
ズゥンっ!
突き刺す様にピストンを叩き込む。
「いや゛ぁぁぁぁぁ!?」
「まだまだぁ!」
「うぁぁあぁっ!」
叩き込みを何度も何度も繰り返す。ただの打ち込みではなく、マキアートを攻める様に。
そのうちに、マキアートは自らの異変に気が付く。痛みだけではない、何か…。
(「何か…なんかヘンッ!」)
まるで、奥から込み上げてくる…。
そのうち、マキアートからも動き出していた。
「おっ、お前も動き出してんじゃねぇか…!」
「ち、違っ…」
「違わねぇ! 現に俺が見ている! 現在進行形でな!」
「い、イヤァァァ…」
マキアートも動き出した事により、お互いに与える快感はより激しく。
奥から込み上げてくるものは、更に大きくなる。
彼女の中も、未だ男を子宮へと引きずり込もうとする。
「アッ! アアアアアアアアッ、アアア!」
「グゥゥっ…! 出るっ!」
88アクアオーラ  ◆lZX/LBnOB. :2008/08/01(金) 23:39:31 ID:8sYkDJSM

マキアートの身体が跳ね上がる。
(「何っ、なんなのこれはっ!?」)
跳ね上がった後も、快楽は身体を渦巻く。
グンっ、と中にあるウルフが体積を増し、…更に大量の白濁を放った。
「くはぁぁ!」
子宮内へと流れ込む白濁…。その熱さで、白濁内の精子達が全身にまで行き渡っている感覚まで感じる。
………意識が遠のく。

すっかり気絶したマキアートの身体を、ウルフはペロペロと舐めていた。
「良い女なのに…な。勿体ねぇ奴」
だからと言って、今更他の男に引き渡す気など起きない。
ウルフ自体も、彼女を意識していた所があった。
─レオンに呼び出された時のことが過る。
『ウルフ…あの女、戦闘中にも関わらずボサッとしていたな…。』
『…そうか。』
『奴は俺がすぐ助けた…なんかボサッとしている間、奴はお前のことを見ていた。
…そう言えばお前が確かアイツの視線が気になる…と言っていたからな。お前にその点を言っておこうと思って』
『あんだ?』
『…フフフ。パンサーの考えがやっと理解出来たかも知れん。 ウルフ、まさかお前は奴を』
『ち、違ぇ! そんな意味でアイツを意識していた訳じゃねぇ』
『ま、最初は第一印象最悪で始まるのが少女漫画、だな』
『こら! レオン!』
『若い女が嫌とて、アイツは良いと思うぞ。ハハハハハッ』
不敵に笑ってレオンは去って行く。
恋の始まりとは気付かず、落ちていた。
「若い女は好きじゃねぇ…。 だがお前だと…何でだろうな」
満月色の髪を撫でる。自分達とは違って、とても長い毛。
彼女とどう、今後付き合っていこう。
それこそ、少女漫画の様に甘く愛し合うか。否、そんなのは詰まらない。
すっかり心を支配して、自分専用の女にする?飴と鞭の使い方が重要になる。
いや、反抗的な心をそのままに、身体だけを落とすか。あの反抗的な瞳を、一気に快楽に落とす。
…考えれば考える程、面白くなって来た。
ヒョイ、と彼女に服を着せて抱きかかえる。

彼女の部屋は、幸い鍵がかけられていない。
ベッドに彼女の身体を乗せる。
「愛してるぜ、マキアート。 …俺なりの方法で、愛してやる」
そう呟いて、彼女に軽く口づけて。
狼の男は、部屋を出て行った。
(fin)
女主が歌ってた曲、TOKIO「ハートを磨くっきゃない」。
レオンとの会話の回想の後にもその曲内のフレーズ入れてます。
89名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 15:53:25 ID:FxKl1fI3
保守
90名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 22:26:26 ID:JuokgTJ1
>>67
亀だが、昔スレあったよな?
91名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 00:23:14 ID:+caAYLYk
ついでにあげ
92名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 20:53:39 ID:FAqVHhoT
ほしゅ
93名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 07:54:02 ID:v99Z9Ooi
ウィッシュルームとかこないか期待してる
自分はかけねぇしなぁorz
94名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 10:53:57 ID:Awi6Jh3y
あの宿のおばさんの若い頃か
95名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 04:16:21 ID:t70KqiMj
喋れないミラたんを無理矢理喘がせるんですね!

ああ…ミラの声初めて聞いた…
96名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 00:50:24 ID:ATA3t0XU
保守
97名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 22:13:26 ID:WJLFn368 BE:763826764-2BP(0)
保守
リップたんかーいいよおお
98名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 22:27:58 ID:NSu1dvY2
キャプテンレインボーは夢が広がりんぐ
でもあのリップは少々…w
99名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 21:21:38 ID:rBQpwFSN
過疎保守
100名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 16:28:52 ID:XC1iXUL6
あげ
101名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 04:13:38 ID:VYMOHgP2
age
102名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 07:28:41 ID:x+eigabt
3ヶ月近くもまともな書き込みないんじゃもう需要ないだろこのスレ
103名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 19:33:38 ID:61EZ/P2e
             ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            (・ん・メ)<   >>1
           /⌒ゝ ヽ丶⌒ヽ \____________
          丿   ⌒ ヽ⌒ヽ\
         (  /ゞ  人 丿 |
          \ \\  ヽ ) 丿
           ノ ノ |  ヽ ) ヽ_
           彡 / ヽ  二つ_ミ
            /   丿ω( \
            <   /   ゝ  >
            ヽ  ソ    ゞ 丿
           _) ノ    ヽ  (_
          (__ヽ)    (ゝ__)
104名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 19:34:33 ID:3Q2w3gkU
ここが新たな任スレフロンティアか
105名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 19:35:14 ID:61EZ/P2e
元祖任スレ植民地ですね
106名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 19:37:09 ID:8MANh3Kt
シコるか!
107名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 19:47:47 ID:6WTAgf3m
久々に!
108名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 20:30:50 ID:61EZ/P2e
な!
109名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 12:54:34 ID:z/EG1kVw
ソーマブリンガーはここでいいの?
てかソーマブリンガー少ないな
人気ないのか
110名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 18:48:44 ID:OV8NdyfV
>>109
任天堂ゲームの専用スレがない作品はここで。
ソーマは今のところないようなのでここでOK


スマブラスレも過疎ってるよー。
111名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 21:11:59 ID:mhZdrho7
111
112名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 12:21:43 ID:J7SUg/r/
Q.じゃあWiiで何が遊べるんですか?

A.
10月に遊べるWiiの新作ゲーム1位
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081003/music12.jpg
10月に遊べるWiiの新作ゲーム2位
http://www.famitsu.com/game/coming/__icsFiles/artimage/2008/09/01/pc_fc_n_gs/03_2.jpg
11月に遊べるWiiの新作ゲーム1位
http://japan.gamespot.com/i/product/10295690/b008.jpg
11月に遊べるWiiの新作ゲーム2位
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081201/fs09.jpg

PS3で忍道対戦アクションゲーム
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081031/naru11.jpg
PS3で三国+戦国キャラで無双OROCHI Z
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080326/msr19.jpg
PS3で時代劇を舞台にヒートアクションゲーム
http://japan.gamespot.com/i/product/10291411/b035.jpg
PS3でSRPG+TPSアクションゲーム
http://japan.gamespot.com/i/product/10278796/b212.jpg

     /在日堂\ 
三 .゚・。|・゚・。O-O。|・゚・   PS3は撤退しろ!PS3は撤退しろ!
 三┌|6#)'e'( ::|┘    PS3の撤退はみんなが望んでる!!!!
     `‐-=- '
      /  >
113名無しさん@ピンキー
過疎