卓上ゲームエロパロ総合スレ21

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490名無しさん@ピンキー
というわけで(どういうわけだ)投下します。

ハンドアウト >>229-231
OP1 >>400-401
OP2 >>438-440

マスターシーン これから

エロ有り(薄め)です。ちょっと短い(1レス)ですが、ご容赦を。
例によって設定的におかしかったりしたら言ってください。

>>443
「加護なんて飾りなんですよ! 若い奴らにはそれが(ry」とか
「ブレイクさせられなければどうという事は無い」とか
言いながら戦ってるってばっちゃが言ってた。
491名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:26:45 ID:yV7eASJo
 ずっと、彼女は孤独だった。
 最早彼女とは言えない、人ですらない存在となった今でも尚、彼女は孤独だった。
「……ん……」
 孤独である事は、彼女――と、そう呼ぼう――にとっては苦痛だった。彼女はずっと、
ずっと、苦痛に苛まされてきた。苦痛から解き放たれたいが故に、あの時黒に魂を売り
払ったというのに……それが故に、彼女はより長く、永遠とも思える程長く、苦痛に
苛まされ続けてきた。この、黒い闇に満たされた虚空で。
 その事実が皮肉であると、そう思うのは彼女以外の人間であり、彼女がそう思う事は
現在も過去も、そして未来に至っても、恐らくは無い。
 それが黒に魂を売り渡した者の考え方であり、彼女もまた例外ではなかった。
 孤独を募らせ、憎しみを募らせ、彼女は呪い続けた。自分を封じたあの物の怪達を。
自分を孤独に追いやった、あの人に化ける狐達を。
「……ん……あ……」
 だが、いくら憎もうと、いくら呪おうと、それで痛みが……孤独が癒されるわけでは
なかった。だから、彼女は望んだ。いつも、望んでいた。
 誰かに慰めて欲しかった。
 苦痛から解放して欲しかった。
 もう、孤独は嫌だった。
 だが……彼女がいくら望もうとも、彼女は孤独だった。孤独な、ままだった。
 より憎しみは深くなり、呪いは強くなるが……それだけだった。
「……あっ……ぅん……」
 だから、彼女は慰める。自分で、自分を。
 そうする事で、高みに昇る事で、一瞬だけ忘れる事ができるから。
 真っ黒な裸身を虚空に晒し、彼女は自らのたわわに実る双丘を捏ね回した。柔らかな
弾力が両手に返って来る度に、確かな快感が全身を走る。
 人ではなくなってからも、彼女は人としての慰め方を続けた。
 人であった頃、一人彼を待つ寂しさに耐えるために覚えた行為。それが彼女にとって、
孤独を紛らわせる最善の方法であり、彼を思い出せる唯一の方法だったから、だから、
彼女は自分の最も大事な部分を慰める。
「はぁっ……いいっ……もっと、してぇっ……」
 片腕はそのまま豊乳を弄び、片腕は徐々に下へとその位置を動かしていく。
「はぁぁんっ!」
 下の、その中心へと腕が……指が辿り着いた瞬間、彼女は背筋を仰け反らせた。
 双丘への愛撫で、既にそこはしどとに濡れそぼり、
「あ……んんんぅんっ!?」
 指をあっさりと飲み込む。
「そんな……いきなりそんなとこ入れちゃ……んぁぁあっ!」
 愛しい彼の指が、自分の最も大事な部分をえぐるようにまさぐる。そんな妄想が、
彼女をあっという間に高みへと押し上げていく。
「あっ、んっ……んぁ……はふぅ……んぅうんっ!」
 太腿がぴくぴくと震える。秘唇からは洪水のように愛液が溢れる。
「あぁ、あぁっ、あっ、いっ……いくぅ……いくぅっ!」
 最後のとどめとばかりに、胸を弄んでいた手が、彼女の意思とは無関係に、秘唇の上にある豆をすりつぶすように上下する。
「あぁぁああああぁぁぁぁああああああああっっっっっ!!」
 叫び声と共に、彼女は全身を限界まで仰け反らせ、秘唇から飛沫を撒き散らしながら、
頂点へと至った。黒に染まった彼女の目の前が、この一瞬だけは白く染まる。
 何もかもを忘れて、真っ白な世界に浸り、彼との、短かったが充実していた日々を
思い出し、彼女は笑顔を、もう随分前に忘れてしまったはずの笑顔を浮かべる。
 だが、それも一瞬だけ。
 すぐに、舞い戻ってくる。
 絶望という名の過去、彼を失ったあの瞬間が――
 孤独という名の未来、孤独に苛まされるこれからの瞬間が――
 停滞という名の現在、何も変わらない今この瞬間が――
 すぐに、舞い戻ってくる……それが、今までの常。これまでの、常。
 だが、その日は違った。絶望を思い出し、苦痛を思い出しても、白は、消える事無く。
「あ……あは……あははははっ! あーはははははははははははははははっ!!」
 彼女は声を挙げて笑った。目の前に広がる、白い雲を見ながら。
 封印が解かれた事を、その光景は物語っていた――――――