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|lゝ゚ - ゚ノ|. 丗 GJ!槍で突いてやるぞ! え?私は貫かれる方だ?
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403 :
368:2008/06/14(土) 22:47:27 ID:uuNp0LbY
ラストまで一気にイきます。
・・・・・・文章力ねぇなぁと思われるかもしれませんが、ホントすみません。
少しでも楽しんでいただけたら幸いにございます。
ではm(__)m
404 :
368:2008/06/14(土) 22:48:43 ID:uuNp0LbY
13.月下の契り・上
征暦1940年3月6日 a.m.0:00
ガリア公国 平和記念都市ワルキューレ郊外
「セルベ・・・・・リア・・・・僕になにか・・・・・した?」
「先ほどの水の中に少し媚薬を混ぜさせてもらった。 変に誠実なおまえは、普通に頼んだらアリシアに操を立てて・・・・きっと断っただろうからな・・・」
まずい、とウェルキンは焦っていた
下半身が熱い
このままここに留まれば、理性が弾けてセルベリアを襲ってしまうことは、自身が一番よくわかっていた
急いでセルベリアの元を離れようとする、が
「ウェルキン・・・・私にはそんなに魅力がないか・・・・?」
逃走する前に抱きつかれ、身動きがとれなくなってしまう
それどころかセルベリアの豊満な胸が彼の胸板で押し潰れるような状況に陥り、欲望を加速させる結果を招いてしまっただけだった
だがそれでも理性を総動員してウェルキンは言う
「セルベリア・・・・いけない・・・・僕にはアリシんぐ!?」
しかし最期まで言わせてくれない
セルベリアはその言葉を口で封じ、舌を入れてくる
深く、深く交わろうと唇を押し付けてくる
一分ほど続いたキスはセルベリアが離れたことで終わった
そして呆然とするウェルキンの手をとり、豊満な胸に押し付ける
「ウェルキン・・・・・私を・・・・好きにしていいんだぞ・・・?」
・・・・プチン、と
何かが頭の中で切れるのをウェルキンは感じた
もう限界だった
彼女を抱きしめ、そのまま草むらに押し倒した
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「んぁ・・・はっ・・・・・あぁ・・・・胸ばかり・・・・い・・・あぁ・・・・」
衣服をはだけさせ、その形のいい大きな胸を堪能する
速度を変えながら手でこねるように揉む
「はぁ・・・はぁ・・・・・あぁ・・・・ひぁ!!」
胸の頂を口に含み、吸い上げ、舌で転がす
「あぁ・・・!! ひゃっ・・・・ダメだウェルキン・・・・!! ダッ、あぁぁ・・・・!!」
普段表情の硬いセルベリアが、あのセルベリアが、女の表情で喘いでいる
その状況に後押しされ自分の半身はもう挿入れたくて仕方なというほど起立していた
下の方に手を伸ばすと、胸を責められ喘ぐ彼女のショーツはもうかなり濡れていた
「ウェルキン・・・・」
「・・・・あぁ・・・・・」
ショーツを脱がせて自身をあてがう
そのままゆっくり彼女の中に自身を進めていく
405 :
368:2008/06/14(土) 22:50:59 ID:uuNp0LbY
14.月下の契り・下
征暦1940年3月6日 a.m.0:05
ガリア公国 平和記念都市ワルキューレ郊外
「あぁぁぁぁぁ・・・・・・!!」
彼が入ってくる。 噂には聞いていたが・・・やはり痛い・・・・
「セルベ・・・リア・・・やっぱり・・・初めてなのか・・・?」
「はぁ、はぁ・・・・すまぬ・・・・・・・・」
しばらく彼は動かないでいてくれた。 理性がなくなりそうな中でもウェルキンは優しかった。
「・・・・・・動いて・・・・いい・・・?」
「あぁ。・・・・・・んあ・・・あ・・・・は・・・・あぁ・・・・」
彼がゆっくり動き出す。 少し痛いが・・・・刺激がどんどん快楽になってくる。
「あっ、・・・・はっ、・・・・んっ」
彼をもっと味わおうと自らも腰を合わせ、中を収縮させる
「!!? うぁ、あ、あ!せ、セルベリアぁ!」
急な刺激のせいか彼の行き来する速度が上がる
がんがんと腰を振り、膣内の壁を擦り、最奥の子宮口をついてくる
「はぁっ・・!ウェルキ、ちょ、待て、待、あっ、やっ・・・あぁぁ・・!!」
「セルベリアっ・・・セルベリアっ・・・・」
射精すためだけの動物的な入出が繰り返され、自分も彼も快楽に酔いしれる
「ウェルキ、ん!あっ!は、激しっ・・・!」
「セルベリア・・・・もう・・・・・・!」
彼がさらに大きく、熱く脈動しだした
だが、まだ理性が残っているのか、それともアリシアへの罪悪感のせいか、中は避けようと彼が離れようとする
させまいと足を腰に絡ませて引き寄せ、逆に一番奥に彼を固定ししがみつく
「ちょ!?セル・・・ベリアっ、出るか・・ら・・!・・足・・どけ、・・まずっ・・・!!」
そして彼がついに限界をむかえた
さすがのガリアの英雄もこの状況を覆すことは不可能だったようだ
「くっ、あぁぁぁ!!」
「あ、ああああ・・・・ああああああああああああああああああっ!!」
熱い彼が自分の中に流れ込んでくるのがわかる
初めてのその快楽の絶頂に私はただただ感じ入るしかなかった
406 :
368:2008/06/14(土) 22:51:39 ID:uuNp0LbY
終章. 生き残った意味
征暦1940年3月6日 a.m.9:00
ガリア公国 平和記念都市ワルキューレ 中央広場
「では、大佐はもう帝国にはお戻られにならないのですね・・・」
「あぁ。 私が絶対の忠誠を誓っていたのは帝国ではなく、マクシミリアン様だ。 殿下の亡き今、帝国に戻るつもりはない」
「そうですか・・・・」
「それに・・・・」
「はい?」
「また・・・・・守りたいものが見つかった」
「・・・・・わかりました。 今回の大佐のことは帝国には伏せておきます」
「すまぬな。 ・・・・あぁ、そうだ。不法侵入のことはコーデリア陛下が弁護してくれるそうだ。 胸を張って帝国に戻るがいい」
「はっ! 最後の最後まで・・・本当にありがとうございます!」
「礼を言うのは私の方だ。 ・・・・・帝国とガリアの交流が盛んになったらブルールにくるといい。 手料理を振舞ってやる」
「そのときはぜひ!・・・・4年前には申しそびれましたが・・・・・大佐、今までありがとうございました!」
「あぁ。 アルベール、お前達も達者でな」
「はっ! 第五大隊! セルベリア・ブレス大佐に対し、敬礼!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
殿下がお亡くなりになったのを知っておよそ半年の月日が流れた
殿下のいない世界なんて認めない、と最初は駄々をこね、絶望した
先の戦場でも、助けてくれる人は誰もいないと絶望した
そんな私をアリシアたちは二度にわたり救ってくれた
そう。この私を『家族』の一員として救ってくれたのだ
「お姉ちゃーん、ママが『そろそろウェルキンが起きたから来てください』だって〜」
「そ、そうか。 ウェルキンめ、やっと起きたか。ではすぐに行くぞ、イサラ」
「うん!」
ならば私も『家族』の一員として、この子を、アリシアを、そしてウェルキンを守ろう
この幸せが、あの騒がしいブルールでの毎日が、少しでも長く続くよう絶えず努力し続けよう
「お姉ちゃーん、もっとはやくー・・・・・アイタっ!」
「こら、走るときは前を見ろと言っているだろう・・・・・まったく・・・・世話の焼ける子だ・・・」
そうだ。 たぶん。 きっと。 これが。 私が。 生き残った。 意味なんだ。
(おまけ)
「・・・・・セルベリア、昨晩のことで聞きたいことが・・・・」
「なんの話だ? さっきも言ったが、お前は昨日広場で爆睡していて、それを私がここまで運んでやったのだぞ? まずは礼を言わんか」
「え? あれ? ・・・・あ、うん、ありがとう・・・じゃなくて、昨日平原で・・・」
「お前がどんな夢を見たのかは知らんが、少なくとも私とお前は何もしてない!」
「ゆ、夢? でも、夢にしては妙に現実的な・・・」
「うるさい! 貴様はずっと寝ていたのだ! そして私もそのまま寝た! それだけだ!」
「でも中に・・・」
「ええい貴様! その口をいい加減閉じんかぁ!!」
「んなっ!? ちょっ!? セルベリア、待っ! 槍は洒落にならっ、わっ、待っ、うわぁ!?」
「ねぇママ、なんでお姉ちゃん顔真っ赤なの?」
「う〜ん。 ママにもよくわかんないよ・・・・」
407 :
368:2008/06/14(土) 22:57:46 ID:uuNp0LbY
批評は様々だと思われますが、なんとか書ききれました。
長きにわたりお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
ここまで書けたのも、皆さんの声のおかげです。
なにか思いついたら、また書きたく思います。
本当にありがとうございました。
408 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:15:42 ID:uhi8BZmt
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,/´ ::;;`ヽ. l|_|l
! ノ从 リ)) l|iji|l
|lゝ" ヮ゚ノ| 丗 GJ! 最高の槍だったぞ。 私はいつでもお前を待っている!
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しl_ノ ¶
長編乙!セルベリアちゃんかわいいよセルベリアちゃん
410 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:20:31 ID:+RHN5Yj9
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,/´ ::;;`ヽ GJ!!
! ノ从 リ))
|lゝ゚ ヮ ゚ノ
/\ ̄ ̄⊂⊃ b ̄旦 ̄ ̄\
/◇◆\_________\
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\(ニニニニニニニニニニニニニ)
エロかった。
素直にそう思う。
セルベリアちゃんは軍に身体を弄繰り回されたと聞いたんだが
幼少期は実験施設で愛玩具にされ、天パに拾われてロロ雑巾にされて、ダモンに捕まって爆発までの三時間弄ばれて・・・
シルバニアちゃんカワイソス
ヴァルキュリア人の唯一の生き残りなんだし子供はできるかとか
増やそうとかそういう実験も繰り返されてきたと思うんだがそこんところどうよ
正直生理始まって間もない子供に受精させても母子ともに危険なことになる可能性が高い。
つーかセルベリアも先祖帰り的に遺伝的特徴が濃かっただけで、純血のヴァルキュリア人ってわけじゃないし、
その子供がヴァルキュリア人としての血が濃いとは限らない。
416 :
368:2008/06/15(日) 01:00:45 ID:PLuRKxir
>>412-414 ふむ。
セルベリア純潔説はあまり評判がよろしくなかったかな・・・・。
そこまで気が回らなかったです。
ごめんなさいm(__)m
>>416 こんなレスきにするなw
純潔のほうがいいにきまってる
セルベリアは処女
本スレとかでもたまに
「マクシミリアンはセルベリアと子作りに励んでヴァルキュリア小隊を作ったほうが勝てたんじゃね?」
という意見が出てたけど、セルベリアにしたって実験施設で無理矢理覚醒した
天然モノとは言いがたいヴァルキュリアだし、産まれてくる子供が確実にヴァルキュリアになるとは限らんし。
なにより、年子で産んでいっても小隊作れるまでの人数揃えてそれが成長するまで待ってたら
軽く20ン年ぐらいかかるしな。マクシミリアンもそんなに待てんだろうから
大型戦車とか人工ヴァルキュリア装置とかに頼ったんだろうきっと。
とりあえずGJ。
俺はセルベリア純潔でも気にしないよ、むしろそのほうがいいw
後日談はやはり、三ヵ月後にセルベリアの妊娠が発覚して相手がウェルキンだと暴露して
激昂したアリシアと子供を守ろうとするセルベリアの二人のヴァルキュリアによる
後に「火の七日間」と呼ばれるブルール一帯を焦土と化した激戦が繰り広げられる展開でつね?www
420 :
幻想崇拝者:2008/06/15(日) 12:44:06 ID:PLuRKxir
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,/´ ::;;`ヽGJ
! ノ从 リ)) ∩
|lゝ゚ - ゚ノ|./ノ 忠勇なる兵士達!
⊂に(_)(__)
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しl_ノ
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,/´ ::;;`ヽGJ
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|lゝ゚ - ゚ノ|./ノ
⊂に(_)(__)゛ めろんっ
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しl_ノ
423 :
幻想崇拝者:2008/06/16(月) 23:05:07 ID:6DvIG0s2
がりあ大戦2、今日も更新なし
戦ヴァルのキャラで三国志大戦をつくってほしい
>>424 あきらめろ
キャラの数が足らなさ過ぎるから
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|lゝ゚ - ゚ノ|./ノ
⊂に(_)(__)゛ めろんっ
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しl_ノ
>>425 サブキャラも全部武将にしてしまえ。コスト1くらいで
428 :
幻想崇拝者:2008/06/17(火) 22:38:17 ID:f0w7q/Xw
ん〜。
もう少しセルベリア様を書きたいなぁ・・・。
ただ愛憎劇だとちょっと重いしなぁ・・・。
考え中・・・・・。
>>428 我々はいつでもどこでも、貴方様を御待ちしております。
もしセルベリアちゃんに続編があるとしたら、今度はセルベリアちゃんがベタ惚れされる予感
ウェルキンとアリシアとの三角関係、らぶらぶバイオレンスコメディーだな。
ウェルキンが涙目で「逃げろ、巻き込まれるぞ!」と、敵味方関係なく叫ぶ光景が先に思い浮かぶんだが。
空気を読まず投入。
需要があるかわからんが、ターリス×アリシアの百合ものを一つ。
「ねぇウェルキン、それって褒めてるの?」
「もちろんだよ!アリシア。何てったってガリアナナイロゴミムシは、僕は世界で最も綺麗な虫の
一つと思って云々…」
今日も始まったウェルキンとアリシアの掛け合いを、第七小隊の皆は暖かい表情で見守るの
だった。ごく少数の…孤独好きとか、ウェルキンへの密かな思いを寄せている者とか、アリシア
に熱情的に求愛している者とかを除いて。
そして、その中にアリシアへの切ない思いを寄せている可憐な少女、そう、ターリス・ワイアット
の姿もあった。
<あぁ、アリシアお姉さま…。>
女子校という特異な環境で育ってきたターリスにとって、いきなり投入された戦場はあまりにも
過酷な環境だった。
初めて経験する罵声におびえ、汗くさい男の世界に放り出された戸惑い、宿舎に戻っては泣く
だけの繰り返しだったターリスを、優しく励まし続けたのはアリシアだった。
初めは、あこがれの先輩という意識であった。しかし、親身になってターリスの面倒を見続け、
絶望的な状況でも明るく皆を勇気づけるアリシアの姿は、いつしか尊敬する先輩から、恋に似た
感情を抱く崇拝の対象となっていた。
今では、アリシアの声、顔立ち、仕草、性格、もうすべてが愛おしい。
しかし、どんなに思いを寄せても伝えても、アリシアには冗談としか受け取って貰えないのだ。
シャワー室で、野営地で、食事の時と様々な場所で、ターリスはアリシアにアプローチをかけ
るのだが、アリシアは「甘えたがりの妹分」以上の意識を持ってはくれない。
女であるからこそアリシアに接近できるのだが、女であることが大いなる足枷となり、その先へ
の世界へと進ませてくれないのだ。
<もうっ、あんな締まりのない顔をした虫オタクのどこがいいのかしら?>
小隊長としてのウェルキンの能力には一目置いているし、あまり男臭さを感じない雰囲気も、
今まで見てきた男の中では抵抗感も少ない。しかし今のウェルキンは、ターリスにとっては憎む
べき恋敵である。
いちゃいちゃする二人(当人たちはまるで意識していないのが憎らしい)を見ているのが辛くなっ
て、ターリスは一人小隊の輪の中から離れた。
<アリシアお姉さま…>
この日、何度か目になる心の声とともに、先ほどのアリシアの頬を膨らしながらも、どこか嬉し
そうな顔を思い出す。ターリスには見せてくれないアリシアの一面である。
<アリシアお姉さま、綺麗だったな…>
第七小隊の休暇日を思い出す。ランドグリース公爵家のプライベートビーチ、そこでのアリシア
の水着姿が目に焼き付いて、ターリスは日を追うごとアリシアを自分のものにしたい、アリシアを
思うがまま蹂躙したいという、どこか男じみた欲望に似た感情を高ぶらせるのだった。
付近に誰もいないことを確認したターリスはいつもの日課をこなすことにする。
…いつ死が訪れるか判らない戦時下、一つのコマとして命令に従い、しかし生にしがみつき足掻
かなければいけない戦場のルール、そのような異常な日常がターリスの精神を刹那的に変容させ
ていた。
「…ふぅっ!」
たくり上げた上着の裾から、まだ成熟しているとは言い難い乳房を揉みしだく。
…ターリスの体に触れているのはアリシア手と思いながら。
「あぁっ…ん、お、姉さま…が、いけないのよ、あんな、か、顔しちゃって、嬉しそうに…ぅん、はぁ」
背徳な行為をアリシアのせいにしながら、ターリスは一人遊びに没頭していく。ズボンのボタンを
外し、その手はすでに潤んでいる秘所へと伸びていく。
「こんなに濡らしちゃって…い、いけないお姉さま…うぅ、ああぁん」
いつの間にか自分の体でありながら、アリシアと同一化している体を弄び、クリトリスを摘む。
バージンの体でもクリトリスは激しい快感をもたらすのだ。すっかり充血して堅くなったクリトリス
を擦りながら、右手一つで濡れそぼった秘所の肉襞を器用に開く、中指を秘口にねじ込みながら
溢れる蜜を掻きいだす。
「ふぅ、ふうぅっ、はっ、はっ、あぁあああっ!ア、アリシアお姉さまぁっ!」
乳房を揉む左手も、秘所をまさぐる右手もその速度を上げていく。ジュブッ、ジュブッっと密やかな
水音が周囲の林に静かに吸い込まれていく。
「あっ、いいの、そこいいのっ!…いくっ、いくのっ?アリシアお姉さまっ、いくっ、いくぅ、あぁぁぁっ!」
いつの間にか口端からは涎を垂らし、目は遠いところを見据えながら、ターリスは絶頂の快感に
打ち震えた。涙が頬を伝う、この涙は絶頂の余韻なのか、それともアリシアを毎夜汚している罪悪
感からなのか、涙を流したターリスにもそれは判らなかった。
「はぁ、はぁ、はぁ、…アリシアお姉さまぁ…、寂しいです…」
火照った体が静まってくるにつれ、ターリスの心は寂寥感に蝕まれる。愛しいアリシア、異常な
日常、刹那的な快楽に身をゆだねて毎日を過ごすことで、ターリスの理性は明らかに綻び始め
ていた。
「…もう、こんな毎日は嫌、アリシアお姉さまを私のものにしたい…!」
虚無に満たされていた目に、輝きが点る。それは理性の光でも、慈しみの光でも無かった。
ただ、アリシアを蹂躙したい、自分のものにしたいという欲望にまみれた獣の光だった。
438 :
433:2008/06/18(水) 19:49:30 ID:bMQx4mzI
後半ちょい修正中。
できあがったらまた投入するよ。
あまり百合物は好きでは無いが
何故かこれは素直に受け入れられた。
何が言いたいかって?
ジー ジェー
グッジョブ!
440 :
幻想崇拝者:2008/06/18(水) 20:56:27 ID:BxDKZ3wI
GJ!!
百合百合いいねぇ・・・。
「ターリス、なに?話しって」
ターリスは第七小隊宿舎にて、アリシアとの二人っきりの空間を作り上げた。今日は久しぶりの
休暇である。もちろんいつ非常呼集がかかるか判らないのは戦時下の常ではあるのだが。
「…アリシアお姉さま、好きですっ!」
渾身の勇気と、精一杯の理性を保った状態での告白、当然の事ながらアリシアにはそれが伝わ
らない。
「嬉しいよ、ターリスみたいな女の子に好かれるなんて、私ずっとひとりぼっちだったからイサラと
一緒で妹が出来たみたいで…」
アリシアの明るい答えを遮りながらターリスは言葉を続ける。
「私を好きでいてくれます…?」
アリシアにはターリスの変化が判らない。
「もちろんだよ、この戦いが終わってからだって、ターリスはずっと私の友達…ううん、妹だよっ、
ウェルキンが言ってたの、第七小隊は家族だって、あのねウェルキンがお父さんで私がお母さん、
それでね、うふふふ、ラルゴはおじいちゃんだって」
「…私は妹ですか?」
「そうね、甘えんぼさんだから子供でもいいかな?うふふ、ロージーもね、ウェルキンに言わせれば
私たちの子供だって…うふふふっ」
笑いながら、くるりと回るアリシア、ターリスの目が狂気に支配されていく様をアリシアは見ていな
かった。
「…そんなの嫌ぁっ!」
ターリスは両手を組んだ状態でアリシアの後頭部を殴った。訓練所で教わる基本的な攻撃動作、
支援兵といえど、猟兵となるほどの訓練と実戦を積み重ねていたターリスの一撃にアリシアはあま
りに無防備だった。
ドサッ!
崩れ落ち、床に横たわっているアリシアに、ターリスは先ほど見せた爆発するような激情からは
想像も付かないほど冷ややかな口調で語りかけた。
「アリシアお姉さま…かわいがってあげるから、私を好きでいてね…」
クチュ…チュプ…フゥ…クチュ…クチュ…
「…はぁ、はぁ、アリシアお姉さま…」
「うぅぅ…」
アリシアはフワフワ揺られているような感覚と心地よさ、密やかな息づかいとともに自分の名前を
呼ぶものの声に、徐々に意識を取り戻していた。
「…?」
<…両手が動かない…頭の上で結ばれている…の?…あっ足の付け根に何かを感じる…>
ジュプッ、ジュプッ、密やかな水音とともに、秘所に快感が走る。
「ぁあぁっ、あん」
無意識にくねらせた腰が押さえつけられた。
「アリシアお姉さま、目が覚めました?」
ターリスの声?頭がズキズキして目が開けられない…。
「綺麗…こんなに濡らしちゃって…、こんなに真っ赤になって…、喜んで貰えて私嬉しいです」
「…!ターリス!?うあぁっ…」
ぼんやりしていた視界が次第に焦点を結び始める。そしてそこには、生まれたままの姿にされている自分と、ベッドに結びつけられ自由の利かない両腕、そして自分の秘所に口を寄せているターリスの姿が目に入る。
「ターリス…!なにしてるのっ…やめて…!」
叫んだつもりだったが、実際に出たのは蚊の鳴くような弱々しい声、身をよじって振り払おうとするのだが、どうも体に力が入らない。
「なにって、お姉さまを喜ばせるためにやっているんですよ。思う存分感じてくださいね、アリシアお姉さま…ぁん」
そういいながらターリスはアリシアのクリトリスを吸い上げる。ちゅぶっ!
「あぁン…!」
どうなっているの?なんなの?アリシアの頭はパニックを起こしていたが、靄がかかったように
うまく考えられない、体も気怠く力が入らない。
「足を閉じようとしちゃ、だめですよ。キス出来ないじゃないですか…、ふふっアリシアお姉さまのここ、
充血してかわいい…」
再びターリスはクリトリスを吸い上げる。ちゅっ、ちゅぶっ!
「ぁああああっ…」
力が入らないまま背中を仰け反らせる。
「あぁ…あぁぁぁっ…やめて、ターリス」
「どうして?こんなに腰をくねらせて私のキスを求めている癖に、どうしてやめてなんて言うんですか?」
ターリスが恨みがましい口調で言うと、アリシアの充血しきったクリトリスを指で摘んで捻った。
「ヒィッ!ひぁぁぁぁっ!」
仰け反った体がビクビク震える、秘所から何かが漏れ出すのを感じるとともに体の力が抜けていく。
<い、いっちゃったの?おかしいよ、女の子同士なのになんでこんな事が…?>
休む間もなく再びクリトリスが摘み上げられる。
「ヒィ!ぁひぃ…ぁぁぁぁ…」
再び絶頂が体を駆けめぐり、弛緩する。その直後秘所から暖かいものがあふれ出る感覚にアリシア
は戦慄いた。
「ぁあ、漏れちゃう…止まらない…みないでぇ…」
ジョボボボボボォ……。
秘所を弄られ連続して絶頂を迎えたことで、体が弛緩した結果、小水が漏れている。恥ずかしさの
あまり顔を覆いたかったが、腕は自由にならず、顔も涙と涎でくしゃくしゃにしたアリシアがターリスに
懇願する。
「みないでぇ…みないでぇ…」
「だめよ、アリシアお姉さまのこんなに綺麗な姿…あぁ、素敵…綺麗…」
ウットリした声を漏らしながら、ターリスは再びアリシアの秘所に顔を寄せる。充血しきったクリト
リスを口で吸いながら、舌で転がす。そして右手は秘所の入り口をかき回す。
クチュ、クチュ、ジュプッ…
「ひぃ…ひぃ…、ひぃん…あぁぁ、んぁぁ…ゆ、ゆるして…やめて…」
ターリスが顔を上げる。
「お姉さま…泣き顔も綺麗…」
ターリスはアリシアに覆い被さりながら、右手親指と人差し指でアリシアの充血して勃起している
クリトリスを抓り、中指で秘口の入り口から蜜を掻き出す。乳房を重ね合わせ、涙と涎でぐちょぐちょ
のアリシアの顔をゆっくりと舐め回した。
「お姉さま…キスして…」
ターリスが体をゆっくりと揺らしながら(まさにアリシアを犯しているように)アリシアの開きっぱなし
の口に舌を差し込み舐め回す。
「ンンンン…ウムン…ンンー…」
抵抗して口を閉じようとするのだが、その度にクリトリスを摘み上げられ、結局喘ぎ声とともに口を
だらしなく開いてしまう。ターリスの左手はアリシアの形良い乳房を掬い上げるように揉みしだく。
ターリスは緩やかに体を揺らすと、再びアリシアの口に舌を刺し入れた。
「ぁむ、うむう…ンンン……ピチャ…クチャ…」
絶え間なく続くターリスの責めに、ついにアリシアは陥落した。
ターリスの舌に自らも舌を絡ませ始める。腰もターリスの動きにあわせて緩やかにくねりだす。
アリシアは、もはやただ快楽を貪ろうとする雌に墜ちた。
ターリスの揺れは速度を上げる、それはすなわち乳房と秘所への責めも、激しくなると言うことだ。
ユサッユサッ、びちゅっ、くちゅっ、くちゅっ…
「ぁあああ、ウムン…あぁ…あふう…いぃ…」
再びアリシアの目の焦点が合わなくなってくる。アリシアの腰も小刻みに震えだす。ターリスは
自らの秘所をアリシアの秘所に激しく擦りつけ体を震わす。アリシアの形良い乳房は、ターリスの
小振りな乳房でつぶされ、変形する。
「ぅわぁ…いぃ、いい、あああぁっ、ああーっ!」
再びアリシアは絶頂に達した。それと同時にターリスも達する。
「一緒にっ、一緒にっ!あぁぁぁぁぁぁーっ!」
互いの叫びの後は、静寂が訪れる。
「お姉さま、処女をいただいてもいいですか?」
ぼんやりした意識の中にターリスの言葉が染みいってくる。
<処女…私の処女…だめ、ウェルキンに!>
「いやぁ、それだけは許してぇ、ウェルキンにあげたいのぉ、お願いターリス、何でもするから…
お願い、許してぇ」
怒ったターリスに無理矢理処女を奪われるかもしれない恐怖を感じながらも、アリシアは泣きな
がら懇願した。しかしターリスは思いの外冷静だった。
「…わかりました、それじゃ代わりにアリシアお姉さま、口で、私をイかせてください」
ターリスはアリシアに跨り秘所を顔に近づけてきた。
「ここです、アリシアお姉さま…」
年齢にしてはまだ薄いとも思える柔らかな陰毛が、処女とは思えぬ位広がっている肉襞に、愛液
でびっちり貼り付いている姿には不思議と嫌悪感は抱かなかった。
<ターリスのあそこ、真っ赤に充血している…かわいそう>
アリシアは自然とターリスの秘所に舌を這わせていた。
「ふぅんっ、ア、アリシアお姉さまが、わ、私のあそこを、あっ、な、嘗めてるっ!のっ!」
クチュ、クチュ、ジュルル…クチュ…。いやらしい水音が響く。ターリスはわなわなと体を震わす。
「や、やだ、こんなに早くきちゃう、きちゃうよ、やぁ、いい、すごくイイ、すごく…イイッ!いく、いくっ
イクッイックゥゥゥッ!」
ターリスは両手で力一杯アリシアの顔を股間に押しつけると、ガクガクと腰をくゆらせ、わずかな
時間で絶頂に達し崩れ落ちた。
そのまましばらくの荒い呼吸音が部屋を満たし、それがだんだんと収まってきた頃、唐突にター
リスが口を開いた。
「アリシアお姉さま…小隊長のこと好きなんですね」
「うん、好き…ううん、ウェルキンのこと愛しているわ」
アリシア自身も不思議に思うくらい自然に言葉が出てきた。
「そう…ですか、判りました。ふふっ、アリシアお姉さま、さっき必死だったもの」
「…ターリスにも見つかるよ、そう思える相手、きっと必ず」
<私にとってはそれはお姉さまなんだけれどなぁ、でもいいや>
「ありがとう、お姉さま、それとごめんなさい、こんな事して。言い訳にしかならないけれど、いつ死ぬ
かもしれない日々は怖かったんです。アリシアお姉さまだけが私の心の平穏でした、でもこんな事
しちゃったらもうお終いですね。嫌いになっちゃいましたよね…」
「ターリス、あなたは確かに許せないことをしたと思う。でも人間なんだもの、怖くってどうしようも
なくってあんな事やっちゃったんだよね。いいよ、許してあげる、最初に言ったでしょ、私たちは
家族だって」
「…え?」
「でも、2回目はないからねっ!で、この手ほどいてくれる?今日はそれでお終い、ね」
「…え?」
「ほら、早くほどいて、10数えるウチにほどかないとお仕置きしちゃうぞっ、ひとーつ、ふたーつ…」
「あっ、ほどきます、すぐほどきます」
あわててアリシアの腕をほどくターリス、アリシアは腕と頭をさすりながら、もう痛かったんだから、
と笑った。
「もう、こういう事は出来ないかもしれないけれど、怖くてどうしようもなくなった時は相談して、ね、
私のかわいい妹、ターリス」
アリシアはターリスに笑顔を向けた。
「…えぐっ、ぅぐっ、ご、ご、ごめんなさい、ごめんなさい、アリシアお姉さま…」
ターリスからは憑き物が落ちたかのように素直な心からの謝罪の言葉が溢れ出た。
「ターリス、もう泣かないの。ね、これからも一緒に戦って、平和を取り戻すの。それまでは…
いいえ、そう、平和になっても第七小隊はずっと家族よ」
「はい、アリシアお姉さま、前よりもっと好きになりましたっ」
「うっ、で、でももうこういう事は無しよ、ね?」
「はいっ!」
「もう、現金なんだから…ふふふっ」
「うふふふふっ」
<平和な世のために頑張ろう、生きよう、この人となら…ううん、第七小隊のみんなとならきっと
やれる。がんばれる!>
宿舎に明るい笑顔が戻った。休暇ももう終わり、明日からはまた地獄の日々が始まる。しかし
ターレスはもう刹那的に生きることはないと思った。なぜなら平和な世の中を作るという大きな
目標が見つかったのだから。
<<了>>
448 :
幻想崇拝者:2008/06/18(水) 21:48:30 ID:BxDKZ3wI
GJ!!!!!!!!!!!
G J ! ! ! ! !
doughnut化現象
451 :
幻想崇拝者:2008/06/21(土) 00:13:35 ID:go+w35aV
活性化を願ってもういっちょ投下してみましょう。
『another episode 3 〜セルベリア様vsアリシアたん〜』
今回はうpの速度が落ちてしまうかもしれませんが、またがんばってみたいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら幸いですm(__)m。
投下。
452 :
幻想崇拝者:2008/06/21(土) 00:16:35 ID:go+w35aV
『another episode 3 〜セルベリア様vsアリシアたん〜』
序章. 苦悩気味なセルベリア様
征暦1940年3月7日 a.m.9:00
ガリア公国 平和記念都市ワルキューレ 中央広場
連邦を奇襲を見事撃破したガリア・帝国連合軍は、しばしその余韻に浸り、互いの交流を深めていた。
その宴も終わりに近づき、あちらこちらで片付けが始まっていた。
今は皆それぞれ、もうじき来る別れを惜しんだり、故郷の友人にと、お土産を購入したり、未だに酒を片手に愚痴を言っていたりしている。
そんな中、いつもはキリっとしている、ある黒衣の女性が頭を抱えて俯きながら椅子に腰掛けていた。
「(・・・・ううううううううううううううう!!・・・・私はいったいなんということを・・・!
薬まで使ってウェルキンを陥落し、あまつさえ・・・・あまつさえ!中出しを強要させるなど・・・!)」
と、笑えてしまうほど羞恥と悔恨を顔に浮かべ、ふるふる首を振るセルベリア。
『その時』の情景を思い出したのか、その頬がさらに朱に染まっていく。
「(・・・・い、今にして思えば、なんて、なんて恥ずか、いや、愚かな・・・・・・!
・・・・・だが・・・・・・ウェルキンが泥酔していて、記憶があまり定かでなくなってたのは幸いだ・・・。
と、とにかく、あの夜のことは誰にも、・・・特にアリシアには知られることのないようにせねば・・・・・よし、まずはアリ」
「あ、セルベリアさん、どうしたんですかこんなところで?」
ビクゥッ!!っと、はたから見ても驚き過ぎなセルベリア。
「ア、アリシアか・・・・、驚かせるな・・・」
「あの〜、普通に呼びかけただけですが・・・?」
「・・・・・・そうだな。いや、すまん。・・・・なにか用か?」
「あ、はい。 一昨日の夜のことで・・・・・どうしたんですかセルベリアさん?・・・・具合でも悪いんですか?」
「い、いや、そんなことはない! ・・・・・いや、疲れているのかもしれん。少し休むことにする・・・」
「あ、はい。お大事に〜」
「すまぬ・・・・」
「(ん〜〜〜・・・・?・・ウェルキンを運んでくれてありがとうってお礼を言いたかっただけなんだけど・・・・・・どうしたのかな?)」
453 :
幻想崇拝者:2008/06/21(土) 00:18:59 ID:go+w35aV
もしよろしければ、またのお付き合いをm(__)m
wktkしてまってるよ!
股のお付き合いだなんて…///
神だ!
神の降臨だ!
age
せ
る
らいと
459 :
幻想崇拝者:2008/06/22(日) 17:44:05 ID:1GZDKtZx
第一話を投下。
another episode 2 で出てきた人が出てきますが、そこのところはすみません。
少しでも楽しんでもらえれば幸いです。
ではm(__)m
『another episode 3 〜セルベリア様vsアリシアたん〜』
1. 特別な存在
征暦1940年3月7日 a.m.10:00
ガリア公国 平和記念都市ワルキューレ 宿泊施設
アリシアと別れた後、セルベリアはアリシアに言ったとおり宿泊施設で休むことにした。
「(まずい・・・・・アリシアと対面しただけであそこまでうろたえるとは・・・・我ながら情けない限りだ。・・・・・さて、どうするか・・・・)」
と、思い悩んでいるとコンコン、とドアをノックされた。
「セルベリア、大丈夫?」
・・・・・ウェルキンだった。
「セルベリアが具合が悪そうってアリシアに聞いてね。 心配になってしまってね」
「(人の気も知らんでこの男は・・・・)いや、心配には及ばん。そんな大袈裟なものではない。 貴様は無駄に心配性だな」
と、皮肉りながらも表情は穏やかになっていくのが自分でもわかった。
ウェルキンが頭に馬鹿が付くぐらい優しいことはよく知ってる。
そう、よく知ってる。
あの夜の時だって・・・・・
「セルベリア、ほんとに平気? 顔が真っ赤だよ?」
「・・・・・・!!い、いや大丈夫だ!問題ない!」
ぶんぶん、と想像(妄想)を振り払う。
自分でもかなり重症だと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ウェルキン、・・・・・・感謝する・・・・」
「どうしたんだい? 急に」
「いや、いろいろとな。・・・・・本当に・・・・・感謝する」
ウェルキンは戸惑うばかりだ。まぁ、いきなりこんなことを言われれば当然だろう。
今まで一人の人間として心配されたことなどなかった故、自然に出てしまった言葉だった。
帝国に所属していた時は『力』でしかなかったからな・・・。
「なにか礼がしたいな・・・・・」
「せ、セルベリア? ほんとにどうしたんだい? 心配するのは当たり前のことだよ?」
「それは・・・・家族・・・・・だからか?」
「う、うん」
自分でも感情が高ぶっているのがわかるが止められない。
二人きりの個室というのもまずかったかもしれない。
突然のウェルキンの訪問でアリシアのこともすっかり頭から抜けていた。
「私は・・・・・もっとお前と・・・・深い関係に・・・」
「せ、セルベリア?」
ウェルキンに手を伸ばそうとして
460 :
幻想崇拝者:2008/06/22(日) 17:44:25 ID:1GZDKtZx
「大佐ーーーっ!!大佐はおりませんかーー!!」
・・・・・・さえぎられた。 現帝国第五大隊隊長、アルベール少佐の声だ。
「何事か!騒々しい!!」
なるべく平静を保って声を出そうとして失敗した。
ウェルキンも私の突然の豹変に驚いた様子だった。
おのれ・・・邪魔をされたという感が拭いきれん
「申し訳ありません! それが、大佐のことで口論になった息子のジェスと元義勇軍のターリス殿を筆頭に、ガリアと帝国の間で取っ組み合いが始まってしまって・・・」
「なんだと・・・・・・?」
「セルベリア、この人の息子のジェス君って第五大隊の小隊長だよね。 ケンカとかする子なのかい?」
「いや、そんな荒れた気性の子ではないはずだが・・・」
「大佐、とりあえず現場に来てはもらえませんか?」
「セルベリア、行こう。僕も一緒にいくよ。」
「・・・・・・仕方がない・・・。中央広場だな」
そうして三人はセルベリアの個室を出て、急いで現場に向かった。
だから気づかなかった。
開かれたドアの後ろにいた・・・・・アリシアに。
462 :
ガリア特務兵:2008/06/22(日) 20:52:57 ID:4gdsEr9p
保管庫管理人です。
ようやく保管庫のリニューアルが完了したのでお知らせします。
相当時間かかってしまい本当に申し訳ありませんでした。
新サイト「がりあ大戦2」
ttp://gallianwars2.tobiiro.jp/ 一般向けのSSはここでアップいたします。
成人向けのSSは「裏がりあ大戦2」としてもうひとつサイトのほうでアップしていきます。
「裏がりあ大戦2」
http://w3.abcoroti.com/~uragw2/ リンク、ブックマークをしていらっしゃる方はお手数ですが変更を御願いいたします。
今後速やかに残りの投稿小説のアップ作業、画像掲示板の設置などを行う予定です。
今後ともよろしく御願いいたします。
463 :
幻想崇拝者:2008/06/22(日) 21:04:16 ID:1GZDKtZx
>462
乙!!
464 :
ガリア特務兵:2008/06/22(日) 21:11:43 ID:4gdsEr9p
>>463 いつも作品投下ありがとうございます。
残りの作品も至急アップ致しますのでお待ちください。
ん〜設置したばっかだけど裏のほうの鯖重いな・・・少し様子見してみるか・・・。
465 :
セトラ:2008/06/23(月) 08:09:22 ID:wKXYjRb2
よりよい活性化を願ってヘタレを投下!性格改変モノです……駄目な方はスルーでひとつお願いします。
――戦場の外道――
序章
空は雲ひとつない天気。北国のガリアではあるが、春は案外暖かい。
とはいえ、裸で外にいる者などいないな……普通は。
小川を臨む歩道から幾らも離れていない草むらから服の擦れる音がかすかに聞こえる。
それをかき消すかのように草むらから出てくる男性。今しがた着替えたのか、身なりをただし身体を伸ばす。
「う〜ん、いい天気だっ」
そういうと、後ろの草むらに声をかける。
「そうそう、そこに置いた塗り薬塗っておくといいよ。傷みが和らぐからね」
「あああっ……。はっ……い」
若い女性の声がかすかに漏れる。
草むらをよく見れば、まだ歳いかない女の娘が裸に一枚服をかけられたという状況で横になっていた。
乱れたブロンド、綺麗な肌が薄ピンクに色づいて、荒い息づかいが何があったかを物語っている。
というか、股から白と赤の液体が混じり合ったモノが漏れている時点でいうまでもないだろう。
「どうやら大丈夫そうだね、じゃいくね」
「はぁ……えっ?」
意識もはっきりしないなかで声があがる。
とはいえ男はそんなことも気にせず鞄を肩にかけると、その場を後にする。
「元気でね、気をつけていくんだよ」
「そ、そんなっ――」
既に彼女の声は聞こえないのか、マイペースで鼻歌をさせながら道を行く男。
何気なくポケットから手帳を取り出すと、メモを書いていく。
「美しいブロンドでアルトジカみたいな美しい脚だったな、それに初物だったし、掘り出しだったかな」
この男、ウェルキン・ギュンター、22歳、首都ランドグリーズの自然科学を専攻する大学生だ。
「う〜んBかな」
友人からは自然オタクといわれ、のんびり屋で穏やかなヤツと評価される。
天然がかってもいるが、ここぞという時はやる男といわれている。
「いや、初物も考慮してB+だな」
だがそのところは……。
「遅くなっちゃったなぁ、イサラ怒ってるかなぁ」
外道である。
国境の街ブルール郊外に差しかかったところで、僕は川にヒカリマスが上ってきていることに気がついた。
「そんな季節かぁ」
とスケッチしていると、いきなり拘束されてしまった……あれっ?。
なんでこうなったのだろうかと考えるが、自警団の男二人に掴まれているという現実が突きつけられるだけだ。
ただスケッチしているだけで何故かスパイ容疑で拘束されてしまったのだ。
とはいえ、面白い発見もある。目の前を歩く女性だ。
アリシアという女性はまず間違いなくAクラスだ。ブルールにこんな可愛い女性自警団がいるなんて聞いたこともなかった。
3年で結構変化があるねぇ、うんうん。そう考えつつも弁解を続ける。
「ヒカリマスをスケッチしてただけなんだよ」
「いえ、これだって新種の暗号かもしれない、じっくり調べさせて貰います」
「はぁ……」
暗号って、君……。
「これなんか暗号にも見えなくないかしら。今日の日付のところにある、『美しいブロンド&アルトジカの脚 初○ B+』って何?」
「観察・体験記録だよ」
「体験? う〜ん、やっぱり暗号でしょう」
その日一日を普通に書いてあるだけなのに、行きずり女性は名前を書くほどでもないというだけだし、至って普通の記録帳なんだけどな。
「だからあっー」
そんなとき丁度よく助けが入ることとなる。
「兄さん!」
橋の側に声をあげた女性をみつける。
「イサラ!元気だったかい?」
イサラ、僕の可愛い妹。ああ、3年ぶりだとより可愛くなってるなぁ。兄さんは嬉しいなぁ。
身体の方の成長は奥ゆかしくなってるし、うんうん。
「兄さん、一体どうしたんですか?」
これはアリシアを説得するのを手伝ってもらおうか。
466 :
セトラ:2008/06/23(月) 08:12:03 ID:wKXYjRb2
い〜や、めんどくさいことになったよ。あの後はれて無罪放免になったんだけど、その後がね。忘れていたよ、なんでイサラを向かえに来たのか。今戦争中だったんだよね。首都に疎開する予定だったんだっけ?
威力偵察っていうヤツ?帝国の偵察兵たちが襲ってきたんだよ。あっさり倒れる自警団に、民間人。死ぬのは生物にとって当然とはいえ、観察対象になる可愛い娘たちまで殺されるのは困ったモノだよねぇ、許すマジ帝国兵。
ってことで、さっくり撃退したんだけどね。戦えるかってアリシアが聞いてきたんで、銃を受け取ってさっくりヘッドショットを決めてみせると、頼もしそうなモノを見る瞳にかわるし、いいカモだったかな帝国兵。
アリシアの笑顔もいいけど、間違いに驚く顔、間違いに拗ねる顔、厳しい顔、憂いに満ちた顔、うんどれもいいなあ。もっともっといろんな表情を見せて欲しいなあ。
残念だけど、ゆっくり時間をかけてと思いつつ街でアリシアと別れて実家に戻ってきた。
出迎えてくれたのは、マーサ・リッポネンというお腹を大きくした婦人。
ギュンター家で長く使用人をしてくれている女性だ。母を共に早くになくした僕やイサラにとって母親代わりにもなってくれている。そして僕にとっては……。
「こんどこそ初めての旦那さんの子供かい?」
そっと耳寄せて呟く。
「さぁどうでしょうね、ご主人様」
一瞬困ったような表情を見せるも、とろけたような瞳で応える。二人っきりの時だけの呼び名を使うマーサ。そう初めての人であり、おそらく初めて子供を産んでくれた女性でもある。
中だしするたびに、旦那さんにも抱かれていたから確実なことは言えないが、回数では段違いに僕の方が多いのでおそらくというわけだ。
そのお腹の中には5人目の子供がいるはずだ。3年ぶりに故郷に帰ったのだから、旦那さんのともいえるが、たまに大学寮に掃除などをしに来てくれていたのだ、わからない話だ。
久しぶりの世話話を咲かせようとしたところをアリシアが訪れた。ほら、焦る必要はなさそうだね。
なんて思っていたが、話はどんどん厄介になってきた。ブルールの街が帝国兵によって落とされてしまったのだ。
「はぁ……」
ため息をつきたくなるのもわかる話だろう。
「うん、ウェルキン大丈夫?」
「兄さん、大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫さ」
まっ、遅かれ早かれ疎開するはずだったんだ、致し方ない。予定外なのは、この乗っているモノもそうだ。お世辞にも言えない乗り心地、その振動に、音がうるさく、イカしたボディ(死語?)。
戦車までだして本格的に攻めてきた帝国軍に諦めて脱出にあたって、僕とイサラの親父たちの遺産でもある戦車を繰り出して切り抜けたのだ。
今はイサラの運転する戦車のうえで周りの物珍しい視線をうけつつ、これまでのことを考えため息をついてしまう。
あと、たぶん僕の何番目かの子供が生まれた、戦車のなかで……強く育ってね!まっ、アリシアと一緒に行動できるんだ、これもよしとするか。
首都ランドグリーズについてすぐに義勇軍に編入された、皆兵制のガリアでは仕方がない。
首都は自然が少ないから困ったモノだが、もう一つの観察対象が多いから住み難いということはない。
今は、非常時だが、だからこそ多くの人々が集まっており、新たな発見もあって楽しみだ。それに、大学生であり士官候補生だったことや、ブルールの一件、それに戦車を手土産とあってか、義勇軍第3中隊の第7小隊長と少尉を命じられた。
めんどくさいとも思ったが、一兵士よりはましかなぁくらいに思っていたが、聞けば自分で隊を編制できるらしいのだ、これは隊長を充分に満喫させて貰おう。
隊の名簿を見ると、自分の好奇心が刺激されて嬉しくなる。目の前に座る直属の上官エレノア・バーロット中隊長もその美しさ、眼鏡がよく似合うが、取った姿も見てみたい。
もちろん、僕の副官として軍曹アリシア・メルキオットがついたこともいうこともなしだ。そろそろ熟れてきたイサラをはじめ、これは楽しくなりそうだ。
467 :
セトラ:2008/06/23(月) 08:12:36 ID:wKXYjRb2
ヤ・オ・イ同然ってかエロなし短か!非道い終わりかたですが、沈静化してきたらまた投稿します。その時次第です、一応誰か隊員を相手にするつもりです。というか誰でもいける展開にしたつもりです、誰がいいかな?
皆纏めて
GJ!
469 :
幻想崇拝者:2008/06/23(月) 19:02:11 ID:4LignATs
470 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 20:56:16 ID:dX4MOTRn
た・け・し自重w
>>467 GJだ。
よし、ここは一つ
>>467のために犠牲になる隊員を皆で選んでいくのはどうだろうw
どうせならまだスレに出てきてないキャラがいーなー。
フロージアとかどうだろう?彼女、男好きだからすんなり展開に進めそう。
オードリィも隊長好きだから話が早そうだ。
後は定番のユーノとかかな?
年上オッケィなウェルキンってことで、キャスリンというのも捨てがたいのだがw
472 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 22:41:38 ID:dX4MOTRn
某ガンダムの奇跡を起こす男の中の人は六本木の居酒屋でバイトしてるんだZE
474 :
ガリア特務兵:2008/06/23(月) 22:54:10 ID:dX4MOTRn
恐怖の大王の攻撃は左の皿を奪っていくんですよ。
\_____ ___________________________/
∨
___ _
/ ____ヽ /  ̄  ̄ \
| | /, −、, -、l /、 ヽ きみ頭だいじょうぶ?
| _| -|○ | ○|| |・ |―-、 |
, ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ |
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | |
| ̄ ̄|/ (_ ∪ ̄ / 、 \ \. ̄` | /
ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== |
`− ´ | | _| / |
475 :
ガリア特務兵:2008/06/23(月) 23:03:06 ID:dX4MOTRn
>>471うわっまた誤爆だ!恥ずかしい。ごめんなさいw
業務連絡です。
「裏がりあ大戦2」ですが利用していたサーバーが重いのと、CSS読み込みの失敗が相次いだこと、
またリンクしていた広告(普通のヴァルキュリアバナー)に対しクレームがついた為、ABCオロチサーバーの解約を致しました。
新しいリンク先はこちらになります。ご迷惑をおかけして誠にすみません。
「裏がりあ大戦2」 新アドレス
ttp://uragallianwars2.h.fc2.com/ 後お願いなのですが、当スレッドにて作品を投下された作家様で当サイトに作品を掲載してもいいよという方がいらっしゃいましたら、
このスレか上記サイト掲示板までご連絡ください。
こちらにてHTML化を施し掲載させていただきます。
では誤爆、変更すいませんでした。これからもよろしく御願いします。
476 :
幻想崇拝者:2008/06/23(月) 23:20:43 ID:4LignATs
<<475
乙。
そうですよね〜。
ウェルキンとイサラのやつとか素晴らしい作品を載せないのはとてももったいない。
478 :
ガリア特務兵:2008/06/24(火) 01:15:43 ID:XMM+uYNz
なんかこの音楽に洗脳されていくようだ・・・
けど不倫ものはちょっとな〜
482 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 23:53:30 ID:wQHJR34R
_ i i
,/´ ::;;`ヽ. l|_|l
! ノ从 リ)) l|iji|l
|lゝ゚ - ゚ノ|. 丗 セルベリアです
⊂に(_)(__)^i⊃|
从)__||_|ii ¶
リ(_Y_i从. ¶
|__/_ノ.. ¶
しl_ノ ¶
>>475 趣向が特殊な「ターリス×アリシアの百合もの注意!」をうpした者です。
需要は少ないかもしれませんが保管していただければ幸いです。
我ながら改行がむちゃくちゃですのでどのように改行を打ち直して貰っても
構いません。
それではまた特殊性癖ものうpできればと思っていますw
484 :
ガリア特務兵:2008/06/25(水) 03:13:31 ID:J98fWyZE
>>483 いつも作品投下ありがとうございます。
「ターリス×アリシアの百合もの注意!」をアップいたしましたのでご確認下さい。
HNございませんでしたのでこちらのほうで「無名の支援兵」と仮名をつけさせていただきました。
また作品の改行を施しました。名前の変更、作品の修正等ございましたら当サイト掲示板までご連絡ください。
これからも作品の執筆応援しています。それでは。
486 :
483:2008/06/25(水) 22:55:32 ID:1LPfDdes
>>484 うpありがとうございました。
また保管庫保守もお疲れさまです。
で、つづいてジェーン×オスカーもの書こうと思っていたら…
PS3のうpデートに失敗して動かなくなったぁよぉ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
まだ16章までしか進んでいないのに…オワタ\(^o^)/
>>486 (´・ω・`)カワイソス
そして力になれない……
まだ保証が効くなら…
>>370 続きを全裸で待ってるんですがまだですか・・・
489 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:20:38 ID:ogYBKJHY
_ i i
,/´ ::;;`ヽ. l|_|l
! ノ从 リ)) l|iji|l
|lゝ゚ - ゚ノ|. 丗 夜かぁ
⊂に(_)(__)^i⊃|
从)__||_|ii ¶
リ(_Y_i从. ¶
|__/_ノ.. ¶
しl_ノ ¶
_
,/´ ::;;`ヽ
! ノ从 リ))
|lゝ- p-ノ ギュー
/\ ̄ ̄⊂⊃⊂⊃旦 ̄ ̄\
/◇◆\_________\
\\◇/◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆\
\(ニニニニニニニニニニニニニ)
>>セルベリア
セルベリア
セルベリア
セルベリアちゃんの学術名はセルベリア・セルベリア・セルベリア
セルベリア・セルベリア・セルベリア
マウンテンゴリラの
ゴリラゴリラゴリラ
みたいやね
他にもセルベリア・セルベリア・ヴァルキュリアや
セルベリア・セルベリア・マクシミリアン等がいます
先生方はどこに行かれた
イーディー隊に志願しに行ってるんじゃね?
イサラ絵を描いていたらなぜかセルベリア生存ルートのシナリオが浮かんだ。今後あげてみるかね。
ぜひ
500ゲトー
セルベリア様なにかエロイSSのご褒(ry