新しくスレ立てた方が揉め事にはならないんじゃない?
>>248 SS一個の為にスレ立ててもなぁ
というかどうせFANフェスタでウィンドは終了だしスレ立てる程でも無い
なんで大人しくお蔵入りにしとく
253 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 20:49:06 ID:EKkZorJE
age
ノスワルド帝国軍の襲撃を退けるべく、帝国軍の防衛拠点に乗り込んだシリル・アミタリリ・ファークリンの三人。
部隊を指揮していたフィリップを難なく追い詰めるも、彼が切り札として放ったウルフリングを前に思わぬ劣勢を強いられていた。
「――っ、これが最後の“いやしの水”よ! 気をつけて!」
シリルが薬瓶から垂らした雫が、きらきらと光を振りまきながら三人の身体を覆い、見る間に全身に刻まれていた狼の爪痕がふさがっていく。
一瞬ごとに四肢が活力を取り戻し、萎えかけていた闘志が蘇る。
それでも、慎重な少女と臆病な少年は獰猛な獣人から距離を取るように後ずさった。
相手はどれだけ魔術を叩き込んでも怯みすらせず向かってくる狂戦士。
どうにかして撤退を――二人の脳裏にはそんな考えがよぎっていたが、残る一人には『彼我の戦力差』とか『戦況』とかを考える余裕はないようだった。
「わかってるわ! 見てなさいこのオオカミ男! 未来のラ・ヴァースであるこのアミタリリ様が真っ黒コゲの焼きオオカミにしてあげるわ!!」
「なっ――!?」
「アミちゃん……!?」
まったくもって何一つわかっていない調子で、小さな魔女が大地を蹴った。
一足飛びで獣人へと近づき、その鼻先へと突き出した杖の先端からあふれ出した魔力の奔流が白い魔方陣を描き出す。
それは瞬く間に色を成し形を為し、燃え盛る業火となって迸る。
だが――。
「――きゃぁぁぁぁぁ!?」
動くもの全てに飛び掛り薙ぎ払う狂った獣が、目の前に飛び出してきた小うるさい獲物を見逃すはずも無く。
赤々と爆ぜる炎に自らその身を投じながら、ウルフリングの豪腕が小柄な少女の身体を打ち据えた。
「わっ、わ、アミちゃん!! だいじょうぶ!? いま回復魔法を――」
ゴム鞠のように転がっていく幼馴染の少女を見て血相を変えるファークリン。
少女の身を案じる事に気を取られた少年は、凶行の主が目の前にいることも忘れて駆け出した。
そして、放られたボールを追うように巨狼がその影を狙う。
「――きゃうぅぅん!!」
「ファーくん!?」
朱と白の矮躯が折り重なるように倒れる。
狩りとった獲物を値踏みするように傲然と見下ろすその背へと、煌く光球が突き刺さった。
「まだ私が残ってるわよ、オオカミさん?」
振り返る獣人の視線の先、ただ一人立ち尽くす少女は、それでも強い意志の光を込めて鋭い視線を投げ返してくる。
最後に残った大物を見初めたのか、小さな獲物からは興味を失ったように視線を切り、獣人は幼い魔族二人に背を向けた。
「ヴるる、るる……ぐゥ…ぅゥゥるぅぅ…」
低く喉を鳴らし、それまでとは打って変わった悠然とした足取りで歩みを進める。
間合いを保つように後ずさりかけた瞬間、その巨体がシリルの視界から消え去った。
「っ……!?」
シリルは慌てて周囲に視線を飛ばすが、見上げるような蒼い巨体はどこにもない。
ふと翳った足元にハッと空を振り仰ぐが、その時には巨躯に似合わぬ軽やかさで宙を舞ったウルフリングはシリルの背後に降り立っていた。
しなやかで強靭な獣脚が着地の衝撃を柔らかく受け止め、一瞬沈み込んだ上体が伸び上がるとともに豪腕が振るわれる。
「るヴぁ――っ!」
背後を取られ硬直してしまったシリルを、暴風を纏った裏拳がしたたかに打ち据えた。
「きゃ―――ぁ、がっ!? 」
豪腕に薙ぎ払われ、華奢な体躯が草原を転がっていく。
「は――あっ、か――っ―っづ〜〜〜〜〜!?」
倒れ伏したシリルの喉から声にならない苦鳴が漏れる。
身体を起こすことも出来ず小刻みに震える四肢はダメージの大きさを物語っていた。
その背後に、のっそりと蒼い巨影が覆いかぶさる。
「ふーーっ、ふーーっ、ふーーっ……」
三人を圧倒した狂えるウルフリング――ドゥーガ。
戦場の気配に高揚したのか、血の匂いに酔ったのか、その鼻息は荒い。
狂気に濁った双眸がじっとりと足元の獲物を見下ろし、何かを嗅ぎ取るように鼻が揺れた。
「ルヴ、ヴゥ……」
倒れ伏すシリルを見つめる瞳に、初めて狂気以外のものが紛れ込んだ。
同性のファークリンや、幼いアミタリリを目にしたときには浮かばなかった色――それは成熟した牝を見つけた牡の、欲情の色だった。
ドゥーガとて不死身というわけではなく、その毛皮は焼け焦げ、引き裂かれ、満身創痍といってもいい程に傷ついている。
凶暴化したことによって己の身を省みずに戦い続けていた獣は、戦いの狂騒が引くに従って生存本能に従って動き始めていた。
「はぁっ、はっ…か、はっ……はあっ……!」
いまだ悶絶し、うつ伏せで震えるシリルがドゥーガの変化に気付くはずもなかった。
無防備に投げ出された肢体にドゥーガの手が伸び、それを覆う“毛皮ではないもの”を厭うように爪をかける。
「はぁ…はぁ……え? なにを――」
今さらのように正気を取り戻したシリルは、一瞬自分の置かれている状況が理解できなかった。
倒れている自分。
圧し掛かるドゥーガ。
そしてショートパンツの裾にかけられた、鋭い爪。
ただ困惑するシリルをよそに、ドゥーガは己の本能に従って動き続ける。
「ヴ――ッ!」
邪魔だ、とでも言うように引き下ろされる腕と、薄紙のようにあっさりと裂けていく砂色の生地。
「きゃ――っ!?」
衣服を剥ぎにかかったドゥーガの意図が読めず、ただただ混乱するばかりのシリルの腰を、大きな掌がガッシリと捕らえた。
うつ伏せの状態から腰だけを引き寄せられて、尻を高く掲げるような姿勢をとらされる。
訳も分からず、ただ必死になって背後にそびえる巨躯を振り仰いだシリルは、目に飛び込んできたものに色を失った。
少女の腰を掴み圧し掛かろうとする獣人の股座から、腰布を押しのけて堂々たる威容が屹立していたのだ。
いかな箱入りお嬢様であるシリルとて、生物の知識として雄のその部位に存在する器官の意味くらいは知っている。
ただ、それはあくまで知識でしかなく、眼前に突きつけられたモノのグロテスクとすら思えるほどの生々しさは、少女の思考の埒外の存在だった。
「え……、ちょっと…嘘、でしょ……?」
まるで質の悪い冗談を見たような、いや、冗談であってくれと懇願するような必死の呟きがこぼれる。
けれど、必死さでドはゥーガとて負けてはいない。
三人の魔法によって負った傷はけして軽症ではなく、あるいはもうすこし戦闘が長引いていれば倒れていたのはこの巨狼のほうであったかもしれないのだ。
それはつまり、命の危機。
個の存命を危ぶんだ本能は種の存続を希求し、倒れ伏す三人の中から『牝』を意識させる固体を選びとっていた。
ズルリ――
力ずくで持ち上げ、高々と掲げさせた尻の間をドゥーガの分身が滑っていく。
「やだっ、嘘!? やめてッ!!」
ショートパンツの下に重ねていたスパッツのおかげで直接肌に触れることこそ無かったが、それでも身体の上をなぞって行く雄の生殖器の感触にシリルは総毛だった。
青ざめた表情で手足をばたつかせるが、背後から圧し掛かられた状態ではボウガンを射掛けることも、魔法を放つこともままならない。
そして少女の小さな抵抗などどこ吹く風と、ドゥーガは己の為すべきを進めていく。
ずりずりと尻の上を這っていたイチモツが一瞬離れ、シリルが安堵する間もなく、太股の間へと狙いを定めてきた。
シリル自身ですら身体を洗う時ぐらいしか触れない場所へ、獣人の怒張が押し当てられる。
「や…嫌っ、やめて……やめてぇぇぇ!!」
どれだけ土を掻き、大地を蹴っても、獣人の剛力で押さえつけられた身体は地面に縫い付けられたかのように動かない。
その間もずるりずるりと、ドゥーガのイチモツはシリルの割れ目をなぞるように行き来する。
先端を押し当てられ、押し開かれた陰唇がふにゅっと一瞬だけたわんで、身体の内側を侵される恐怖がシリルを襲う。
だが無事だったスパッツのおかげでそれ以上の進入は許されず、行き場を失ったモノは的を外すして下腹部へと滑っていく。
シリルとドゥーガの腰が打ち合わされ、怒張が来た道を戻って再び陰唇へと狙いを定める。
獣の行為は止まらないけれど、致命的な一線だけは守られている――けれど、シリルには『まだ犯されずに済んでいる』という一時の安堵すら許されなかった。
薄布越しに自分の秘所を攻め立てる熱い強張りが、シリルの感覚をどうしようもなく惑乱させていた。
手負いの獣人に圧し掛かられている恐ろしさも、異種族に貞操を脅かされるおぞましさも確かにある。
けれど同時に、割り開かれて覗いてしまった粘膜を薄布越しに擦りたてられる刺激も、逃れようも無く存在しているのだ。
「ふっ、ぁ……くっ…やめ、なさい……っ!」
一突きごとに増してゆく虫刺されの様なむず痒さと、擦れ合う度にそれが溶けてゆくような微かな快感。
文章でしか知らなかった性的行為に対する知識欲がより深くソレを知ろうと意識を秘所へと傾けさせる。
「あっ……ヤ、ダメ…やめてって、言ってるじゃない…!」
思考の冷静な部分がこの行為はイケナイコトだと囁くが、混乱した残りの部分はこの行為が続けばどうなるのか、禁忌としてきた領域を覗いて見たいと騒いでいる。
刺激され続けて熱を帯び、かすかに潤み始めてさえいるその場所が、この後どうなってしまうのか。
「ダメ……ダメ……ダメ………!」
少女はなけなしの理性で否定の言葉を紡ぎ続ける。
けれど、そもそもこの場を支配しているのは“彼女”ではなく“彼”である。
わずかに漂い始めた牝の香りに雄の本能を刺激され、己の分身を収めるべき場所へ収めるためにより力強く腰を動かす。
けれど、牝の身体は打ち込む瞬間こそ柔らかく広がって分身を受け止めてくれるものの、先端がほんの少し埋まっただけでそれ以上は先へ進めない。
そのために先程から牝の下腹を擦りたてるという不本意な行為を続けていることに、ドゥーガは疑問を持ち始めていた。
そしてふと、先程この牝から“毛皮で無い毛皮”を剥ぎ取ったことを思い出した。
利き腕で腰を押さえつけたまま一歩下がり、牝の下肢へと指を伸ばす。
爪の先で突いてみると――
くちゅ。
僅かではあるが確かに濡れているソコは、雄を迎え入れる準備を始めているのが見て取れた。
やはり此処で間違いは無かったと、ドゥーガは指を進める。
「ひぅ――やっ、ぁんっ…だめぇーー!!」
シリルの秘所の中心にウルフリングの指先が突きたてられる。
その鋭い爪はショートパンツのデニム地を引き裂いたほどで、薄いスパッツの生地がそれに耐えられるはずもなかった。
ぷつっ――
秘所へと押し込まれ、引き伸ばされる圧力に負けたスパッツを爪の先端が突き破る。
指先の感触の変化にドゥーガが手を戻すと、爪に引っかかったスパッツまでも引き寄せられた。
身体のラインから浮き上がった“毛皮”をドゥーガはすぐさま“異物”と判断し。
「ぁ―――だ、だめぇぇぇ!?」
つい、と引き下ろされる腕の動きをなぞってスパッツに縦一文字の断線が走る。
最後に残されていた薄布2枚の防波堤…その一方が陥落し、漆黒のスパッツの裂け目から純白のショーツが垣間見える。
だがそれはもはやドゥーガにとっては障害足りえるものではなかった。
スパッツの時と同様にショーツも摘み上げられ、それが“異物”であると分かるや否や引き裂かれる。
そしてついに――
「ひっ!? いや…うそ…やめて……いやぁ――っ!?」
何も遮るものの無くなったシリルの秘所へと、ドゥーガの指が到達した。
薄布越しとは言え、何度も何度も剛直で耕された土手は緩やかにほぐれ、色素の薄い肌の合間から鮮やかな肉の色を覗かせていた。
表面をしっとりと透明な蜜で濡らした割れ目へ、そっけなく毛むくじゃらの指が挿し込まれる。
「んっ――ゃ、あっ…んん……。いやっ――んっ!」
牝の具合を確かめるように野太い指が割れ目の中でぐにぐにと動き回り、そのたびにシリルの喉から途切れ途切れの悲鳴がこぼれる。
けれどソレは、痛みに震えるような切迫したものではなく、溢れだす何かを押し殺すようなもどかしげな吐息だ。
「ぁ…だめっ、っ! んく―――ふぁ…ぁ、あぁ……」
最後に一際強くナカを擦り撫ぜ、蜜まみれでぐっしょりと濡れた指が引き抜かれた。
残されたのは、裂けたスパッツの下でしっとりと濡れ光る薄桃の割れ目。
待ちわびていたドゥーガの怒張はついに露わになった牝を前にしてギンギンにいきり立ち、今にも暴発しそうになっている。
腰の動きだけで、それがぴったりとシリルの中心にセットされ。
「ぁっ、ん…ゃ…え?」
秘裂から送り込まれた甘美な刺激に悶えていたシリルが状況を掴むより早く。
みぢっ――
子供の腕ほどもありそうなウルフリングの剛直が、人の少女の無垢な秘洞へと突き立てられた。
「あ゛っ!? か、ひっ――ぃきやぁぁぁぁぁーーーーー!!?」
明らかなオーバーサイズ、規格外の異物の挿入にまだ硬さの残る処女膣が張り裂けていく。
けれど、本能のみのケダモノに牝の身を気遣うような優しさなど有るはずもなく、ドゥーガは構わずシリルの腰を引き寄せた。
ぢぢゅぐゅっ――
「あぎぃっ――!? ぃやっ!? ぁぐぅっ―!! がっ――」
まるで殴りつけられているかのようにシリルは苦悶の叫びをあげる。
けれどいくら呻いたところで獣人の動きは止まらず、我が物顔でシリルの秘所を蹂躙していく。
太股を伝い落ちるのは少女が純潔を失った証ばかりではなく、引き裂かれた秘処から溢れた生命の証だ。
このままでは身体が壊れてしまう――絶望と呼ぶにも生ぬるい恐怖にシリルは震えるが、あらゆる傷を瞬時に癒す『いやしの水』は既に使い切ってしまった。
それでも、気丈な少女は諦念に屈することなく、最後の悪あがきを続ける。
「ふっ、ぅ…ぐ……せ、“聖者の光よ”――っ!」
シリルの手にした光の魔導書から緑の燐光が溢れ、地面に擦った肘や膝の傷がふさがっていく。
治癒魔法『オーラ』――いやしの水ほどの治癒力は無いものの、傷や疲れを回復してくれる光の魔法だ。
癒しの奇跡によって、引き裂かれた膣がゆっくりと元通りになろうとしていく。
「はっ――あっ――はぁ、はぁ…」
わずかに減退した痛みに息をつくシリル。
だが、陵辱者が少女の体を慮ることなどなかった。
「ガァ――ッ! グルァァッ!!」
引き裂かれたことで緩んでしまった締め付けが復活したのを歓喜するように、雄叫びを上げてドゥーガが猛る。
貫かれたままの状態で癒され、凄まじい締め付けを見せるシリルの秘所。
膣痙攣じみた、普通の人間ならば悶絶するような状況でも、獣人の怒張は止まらない。
男根を型どるようにぴったりと密着した柔襞を引き剥がすように、強引な腰使いで蹂躙していく。
みぢゅ――
「あ、あぁ――っ!? っ…“聖者の光よ”――!」
「ウヴァーーー!!」
引き裂かれ、癒され、また引き裂かれ……いつしかシリルは激痛を感じなくなっていた。
「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……」
しばらく前から出血も収まり、オーラを使わずともシリルは痛みを感じることがなくなっていた。
それがいったいどういう意味なのか……しかし疲弊しきったシリルにはそんな事を考える余裕など残ってはいなかった。
無尽蔵とも思える体力で行為を続けるドゥーガと張り合えるほどの体力は、華奢な少女にあるはずがなかったのだ。
息も絶え絶えとなり、ただ繰り返される陵辱を無言で受け止めるシリル。
混濁した意識は、ただ与えられる感覚だけを捉えていた。
身体の芯を突き上げられる衝撃。
下腹部全体を満たすような圧迫感。
ぐちゃぐちゃと響く淫靡な水音。
強引に割り開くまでも無く、ドゥーガの長大なイチモツがシリルの秘所をスムーズに出入りしていた。
腰を引くと透明な蜜に塗れた肉竿がズルズルと引き出され、突き出すとシリルの尻がぴったりとドゥーガの腰に密着する。
明らかに規格外だったモノがすっかりとシリルの裡に埋められていた。
「ヴーー、フーー、フーー」
ビタンビタンと腰を打ちつけ、ドゥーガはすっかり馴染んだシリルの牝肉を堪能していた。
押し潰されそうなほど狭隘だった孔は、いまやドゥーガ専用に設えたかのように隙間無く陰茎を包み込み、最高のマッサージを施していたのだ。
突きこむと亀頭の先端が子宮口にぴったりと嵌まり込み、種付けを求めているような牝孔に無我夢中で腰を振り続ける。
がくがくと身体を揺さぶる突き込みをシリルはただぼんやりと受け止め続ける。
隙間を埋めるような一体感とともに子宮を押し上げられ、身体の一部が欠けた様な空虚感とともに柔襞を掻き出される。
けれど麻痺した思考はそれになんらの感慨を抱くことも出来ず、ただ力なく揺れ続けた。
「フッ、フッ、フッ…ヴ〜〜〜〜!!」
絶え間なく続けられていた抽送がぴたりと止まる。
力強く突きこまれた怒張は狙い違わずに子宮口を捉え、亀頭は半ば以上子宮を侵していた。
どぷっ、どびゅるる――
子宮内へとめり込んだ鈴口から白濁した獣の精が吐き出される。
より確実に、より深く種付けしようと押さえつけた腰をグッと引き寄せる。
びゅるっ、ぶびゅっ――
射精に反応して膣がきゅうきゅうと陰茎を搾りあげ、濃厚な孕ませ汁が子宮へと注がれていく。
エラ張った亀頭に塞がれた子宮に逃げ場は無く、処女の子袋は獣の精によってみっちりと満たされていった。
「ヴ〜〜…ヴゥ。フゥー…」
シリルにとっては気の遠くなるような時間の果て、ぶるりと身震いしてドゥーガは押し付けていた腰をゆっくりと離していった。
ずるり、と欲望を吐き出しきった陰茎がシリルの秘所から引き抜かれる。
極太のモノを根元まで加えさせられていた膣孔はぽっかりと開ききり、閉じることを忘れてしまったかのようにその奥底までを晒していた。
一泊遅れて、栓を失った子宮から白濁があふれ出す。
少女の鼓動に合わせるように、ごぽり、ごぽりと零れ落ちる粘液が、獣の怒張によって隅々まで開墾されてしまった膣孔を流れていく。
「ふ、ぁ……あ、ああ…あぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
異種族に性欲の捌け口として純潔を食い散らされた少女の絶叫が戦場跡に響き渡った…。
<続く…かも?>
とっとと転移で帰還しろとゆーのは禁句なのじゃろうか
一瞬シリル×ドゥーガ書くって行ってた人なのかと思った
ともあれGJ!じゅーかん!じゅーかん!
続きがこの後すぐから始まるのかな?
ドゥーガが仲間入りしてからの話でも面白そうだが
GJ
ついにドゥーガ来たよ!是非続いてください
おいおい神が光臨してるじゃないか・・・
この流れならアミ公の逆襲的なアレで、イノブタママ×ファークリ…いや、なんでもない。
ちょっとイノブタ鍋食べてくる。
270 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 15:36:15 ID:YKBhpsc8
乙
続きに期待だぁ!!
素晴らしすぎるだろ…
ドゥーガ×シリルも良いし、フィリップ辺りに罠にかけられてヤられちゃうシリルとかも良いよね。
素晴らしいものを有難う…!
保守
ドゥーガ期待
擬人化ガリュウ♀×トウマはまだですか
「はぁ……はぁ……っはぁ……」
薄暗い部屋の中、暗灰色の髪の少年が熱っぽい吐息を繰り返す。
贅肉のそぎ落とされた野生の獣のような肉体に、薄っすらと汗の粒を光らせながら、少年は一心不乱に動き続ける。
「あっ、ん……ん…ぁんっ……」
少年の腕の下には、純白の少女が組み敷かれていた。
砂浜のように止め処なく流れる白銀の長髪が大河のごとく寝台の上に広がり、その中心に少女は横たわっている。
髪同様、いや髪よりも滑らかな肌は雪花石膏のように透き通り、向かい合う少年の熱を写し取ったかのように僅かに火照り色をつけていた。
「はぁ……ふっ…ん……ちゅ…」
ほんのりと桜色に染まった少女の肌を、少年の掌が愛しげに撫でる。
二の腕から肩へと上がり、その下に張り出した膨らみの縁をなぞる様に降りる。
仰向けになってもツンと天を指す瑞々しい果実にそっと掌を重ねながら、顔を落とした。
「ふぁ…ぁ……んん…ちゅ……」
白銀の流れに真紅を散らした暗灰が重なる。
静かな部屋に互いの唇が戯れあう水音がぴちゃぴちゃと滲んだ。
「ちゅ…ん、んちゅ――はっ、ぁ……ちゅ………」
呼気を奪い合うような長い口付けを交わしながら、少年の動きは次第に早さを増していく。
「んちゅ…んっ……ぢゅっ…ぁは……ちちゅ……」
身体の中で暴れまわる熱さに応えるように少年の背に回された少女の腕に力が籠もる。
稚気を多分に含んだ少年のダークブラウンの瞳が少女を見下ろす。
「イク…ぞ、シリル……!」
氷雪のように澄んだ翡翠の瞳をわずかに緩ませて、少女は少年を見上げる。
「ぁ…きて、トウマ……!」
互いの体をひしと抱きしめあい、ドクリと、頂点に達したトウマの欲望がシリルの裡で爆ぜた。
◇ ◆ ◇
その日、ジオフォートのバーカウンターでは珍しい二人組みが酒を酌み交わしていた。
「で、嬢ちゃんはいったいナニが不満だってんだ?」
一人は酒好きを公言してはばからない青毛のウルフリング、ドゥーガ。
見上げるような巨漢の手に掴まれると玩具のように見えるグラスを傾け、大きく裂けた口の奥へと器用に酒精を流しこんでいく。
「ら〜か〜ら〜、そえが、分かららいから…こおして貴方に、ヒック、聞いてるんれしょうっ!」
その隣にちょこんと腰掛けているのは、白銀の髪が印象的なヒトの少女、シリルだ。
普段は涼やかな眼差しはじっとりと眇められ、まるでそこに親の仇でもいるかのように誰も居ない正面の空間を睨みつけていた。
ドゥーガと同じサイズの、こちらは両手で抱えているグラスは既に飲み干されている。
「いつもはランボーで野蛮なヤツだけど、スル時はすごく優しくしてくえうし…、
よく分かんゃいけど、たぶん、ジョーズなんらと思うわ。
らから、なにが不満ってワケゃないんやけど……
…ぁけど、なにか違う、ぅうん…ちあうんゃなくて、たりない……?
うまく言えないけどなんらかモヤモヤふゆのよ……」
次を注ぐわけでも、別の酒を求めるでもなく、ただそれを手の中で弄びながら、ぶつぶつと独り言めいた呟きを零し続ける。
「わかったわかった、つまりは惚気話がしたかったワケか! ま、たまには思う存分吐き出してみろや」
無理矢理誘ったのはこっちだしなぁ、と苦笑気味にこぼしながら、グラスを空にしたドゥーガはボトルから自分の方にだけ酒を、シリルのグラスには水を注いでいく。
常の飲み仲間であるガドフォールは数日前からトウマとメーベルと共に探索に出ており、お子様組を誘うわけにも行かず、ガンテツは強化の仕事が忙しい。
ボルネならばいくらでも付き合ってくれるし旨い酒も用意してくれるが、次の日の請求書が怖すぎる。
消去法で残るのは、何故か嫌われているらしいシリルだけだった。
自分が何かした記憶も無いのだし、ここらで一つ溝を埋めておくべきと考え、ドゥーガはシリルを誘ったのだ。
恐らく呑みなれていないだろうという予想通り、酒精の入ったシリルは普段のどこか取り澄ました雰囲気を失くし、トウマへの愚痴と惚気を交互に繰り返していた。
ドゥーガにしてみれば、早々に潰れて結局一人酒になるくらいなら延々とループする惚気話はいい賑やかしで、懸念していた警戒的な態度が薄れたことに胸をなでおろしていた。
「さて、今日のところはこの辺で仕舞いにしようや。これ以上呑むとシリルも明日がつらいだろ」
手元にあったボトルが空になったのを区切りにしたドゥーガだったが、一方のシリルはそれに耳を傾けようともしていなかった。
「そゃぁ、そもそものきっかけはアノコトらけろ…けろ、らからっれもういっかひシテもらふわけにはいぁないひ……」
目の焦点を虚空に合わせたまま、何事かをぶちぶちと呟き続けている。
いつのまにかその内容はトウマから離れているようだったが、ドゥーガは対して気にも留めず切り上げにかかった。
シリルほどではないにしろ、ドゥーガだってそれなりに酔っているのである。
「分かった分かった、言いたいことはよーく分かった。物足りないならまたこんど相手してやるから、今日のところは大人しく寝とけや。な?」
「もろらりらい……? そう、ものらりぁいのかも……あいれ…しれくれるんら……」
ふらふらと頭を揺らしながらうわ言のように囁き続けるシリルを抱き上げ、ドゥーガはカウンターから離れた。
泥酔した少女を部屋へ運んだら自分もとっとと寝てしまおう、そんな事を考えながら歩き出そうとしたドゥーガだったが、その一歩目を踏み出すことも出来ずに立ち尽くしてしまった。
「……そういや、嬢ちゃんの部屋ってどこにあるんだ?」
聖剣の眠っていた部屋を住処と定めたトウマ以外の面々はこの居住スペースの個室を使っているが、その中にシリルの部屋は無い。
「シリル、おいシリル! オメェの部屋はどこにあるんだ?」
「もぅいっあい…しれみらら……はっひりふるはひら……?」
とっくに寝床に入っているだろうお子様組を起こさないよう気をつけながら、ドゥーガは声音を大きくして問いかけるも、酩酊状態のシリルから意味のある答えは返ってこなかった。
「あのちっこいのは……酒臭ぇってどっかに逃げちまったしなぁ」
普段なら片時も離れずシリルの側にいるジラも不在。
「しかたねぇ、シリルには俺のベッドを貸してやるか……」
ブツブツと何事かを呟き続ける少女を腕に抱えて、ドゥーガはバーカウンターを後にした。
◇ ◆ ◇
シリルをベッドへと運び、自分の役目はそこで終わったものとして他の寝床を探しにかかっていたドゥーガだったが、泥酔者を放っておくのもまずいかと、自室の前へと戻ってきていた。
「おぅシリル、手伝いロボを捕まえてきてやったから、具合が悪くなった時はコイツに―――」
ガゴン、と鈍い音を立ててドゥーガの腕から警備ロボが床に落ちる。
すぐさま姿勢を直したロボは主の従者からの新たな命令を求めてしばらく待っていたが、それが無いと判断すると普段の巡回コースへと戻っていった。
「ねぇ…いつまれもつったっれないれ、はいっれきらら……?」
「あ……あぁ。わりぃ」
いまだ酩酊状態が続いているのか、舌足らずな口調のシリルに言われるまま、ドゥーガは一歩二歩と己の部屋へと入っていく。
最後にふさふさの尻尾が潜り抜けた後ろで、プシュンと小さな音を立てて扉が閉まる。
「――ってちょっと待て!? おめぇなんて格好してやがる!!」
ドゥーガの視線の先、ベッドの上で身を起こすシリルは片手で毛布を胸元に手繰り寄せてこそいたが、その裾から覗く肢体は先程まで着ていた司書服の白ではなく、彼女自身の白い肌だった。
身に着けていたはずの布地はベッドの脇に無造作に落とされていて、まるで男をベッドに誘っているかのように、シミひとつ無い裸身を晒している。
「なにっれ…やぶかれたらこまるから、ぬいららけよ。その―――する、んれしょ…?」
質問の意味が分からないとでも言うのか、眉根を寄せて憮然と答えた後、俯き加減にして見上げるようにドゥーガに問い返す。
「する……って、おい。まさか」
この状況で、それが何を意味するか分からないほど彼は初心でも朴念仁でもない。
むしろそういう楽しいことは大好きな性分でもある。
以前『中身がちっと足りない』と言ってからかった事もあったが、こうして直に裸身を目にすると笑ってもいられない。
なにしろ女が自分から迫れば男なんてイチコロだと唆したのは誰でもないドゥーガ自身だった。
「冗談…てワケじゃねぇみてぇだな」
ゴクリと喉を鳴らす音を異様に大きく感じながら、ドゥーガは目の前の少女から目を離せないで居た。
思い返せば、正気を失っていた期間も含めると女日照りもいいところだったのだ。
「じょうらんれ、こんらかっこしないわよ…」
酔いか、羞恥か、あるいは少女自身興奮しているのか、透けるように白い肌を薄っすらと紅潮させて身をよじるシリル。
その仕草に頭のどこかで何かが一本切れてしまったのを感じながら、ドゥーガは一息にベッドの上まで飛び移り、シリルを押し倒していた。
「こまけぇ事はいいか……。ワリィが、こうなっちまったらもう止まらねぇぞ」
「えぇ、知ってるわ」
ほんの一瞬、悲壮ともいえる瞳で頷いたシリルに、ドゥーガの大顎が喰らいつく。
柔らかな少女の肌など容易く噛み千切りそうな犬歯の間から真っ赤な舌がぬらりと伸びる。
頬を、鼻梁を、瞼の上をぞろりぞろりと舐め上げていく獣の舌の感触に、シリルは鳥肌が立つようにぞわぞわと肌を震わせた。
今さら逃れようにも馬乗りの体勢で両手はしっかりと押さえつけられてしまい、せいぜい頭を左右に振るぐらいのことしか出来ない。
イヤイヤをするように顔を向きを変えても、舌戯を受ける面が入れ替わるばかりで、瞬く間にシリルの顔はドゥーガの唾液でべとべとに汚されていった。
「ん……ふ…ぁ………」
けれど、ヒトのそれとは明らかに異なる、毛羽立った刷毛のようにザラつくウルフリングの舌に、彼女自身が予想していたほどの嫌悪感は感じられなかった。
顔全体を味わい終えた舌は首筋に降り、どんどん新しい獲物を求めて動いていく。
鎖骨を舌先でくすぐる様になぞり上げられ、押さえられた二の腕を甘噛みされる。
鋭い犬歯に突き破られるのではないかと緊張した肌はより鋭敏に舌のザラつきを感じ取り、意識が舌の描く線に集中していく。
「っ……ふふっ…ん、ぁ…ん……」
右腕の裏から脇を辿り、肋骨をかじりながらとうとう胸元のふくらみへと到達した。
豊満、というほどではないが、仰向けになってもツンと上を向いてプディングのような量感を保っている膨らみの裾野を、しっとりと濡れた狼の鼻先がなぞっていく。
脇から中心、中心から脇へと往復を繰り返し、鼻先が離れるたびにふるりと揺れる様をドゥーガは楽しんでいた。
しばしその遊びを満喫した後、ひっこんでいた舌が再び表れ、ちろちろとプディングの山を登っていく。
シリルがもどかしさすら覚えるような遅々とした歩みで舌先は進み、桜色に色づいた頂点に届こうかという瞬間。
「――っ―っ――ひっ……ぃん―――!」
微かな吐息を零すだけだった喉から甲高い嬌声を引き出したのは、すっかり放置されていた左胸。
ドゥーガの指が、プディングの頂を引き伸ばすかのように摘み上げていた。
きつく押し潰された先端から乳房全体に痺れるような刺激が響き渡り、理性を焦がす快感電流として流し込まれる。
けれどそんな快楽に身を震わせる間もなく、ドゥーガは攻め手を続けてくる。
「っ…ぁ……ふぁ、あぁぁ………!」
舌先が間近まで迫っていた右胸が、左胸に意識をとられている隙に登頂されていた。
先端突起にぺったりと張り付いた舌が、その小さな膨らみをこそぎ落とそうとするかのように念入りに舐め上げられる。
ヒトの倍はありそうな長い軟体が終わりなど無いかのように桜色の蕾を刺激し続け、思考を溶かす快楽信号が送り込まれる。
抓りあげられる左胸に息を詰め、舐めあげられる右胸に強張った身体をほぐされていく。
「はぁっ…あっ、んっ…ふぁ……んくっ…ぁん…あぁ……」
乳房から注ぎ込まれる快楽信号に声を抑えることも忘れ、シリルは甘い喘ぎを漏らし続けていた。
投げ出された両手が目の粗いシーツ越しに寝藁を掻き毟る。
ドゥーガは己の攻めに面白いように牝の反応を返してくる少女に本気になり始めていた。
散々舐めしゃぶられて真っ赤に腫れ上がった胸の頂を器用に牙の隙間に挟みこみ、キュっと引っ張り上げながら鼻を利かせる。
僅かに汗ばんだ若々しい牝の健康的な体臭の中に、少しずつ発情臭が混じり始めている。
もし同属が放ったなら雄の獣欲を激しく刺激するものの、異種族のソレで理性を失くすことはない。
だが、常識を忘れさせるくらいの刺激はあったらしい。
最後は互いに口でシテ済ませようとしていたドゥーガだったが、それでは気がすまなくなりつつあった。
「きゃひぃ…ん――!」
唐突に秘所から送り込まれた刺激にシリルの喉から甲高い悲鳴が迸る。
いつの間にか少女の腕を放していたドゥーガの左手がしどけなく広げられた足の付け根へと伸ばされていたのだ。
ウルフリングの鋭い嗅覚がその場所が既に潤い始めている事を嗅ぎ取って、上半身に施されたねっとりとした愛撫とは対照的に初手から秘奥へと侵攻を果たしていた。
ヒトより二回りは太い指が、ずぶずぶとシリルの秘裂へと突き立てられていく。
まるで意識していなかった箇所への唐突な攻めに体が強張り、侵入者をきつく食い締める。
「ふっ、うぅっ…ぁ、あぁ……っ!」
敏感な膣粘膜を指全体を覆う短毛で刺激され、ただ挿し込まれているだけでシリルの喉から切なげな喘ぎがこぼれる。
一方のドゥーガはきゅんきゅんと締め付けてくる秘洞のキツさに舌を巻いていた。
未熟さゆえの固さ狭さではなく、異物を悠々と飲み込んだ上で力強く絡み付いてくる。
「ひぁっ! あっ、あぁ! んぁあっ!!」
具合を確かめるように指先に力を込めると、意外なほどの柔軟さで内側の容積を広げながら確かな弾力で押し返してくる。
「ぁ、ひっ! ゃめ…そんな、つよくっ――!」
深さも広さも、同属の牝なのではと錯覚しそうな造りの秘所にドゥーガは歓喜の咆哮をあげそうだった。
「ひぃっ! ひっ! ひん――っ!」
ドゥーガが膣の検分を終えて、深々と突き立てられていた指を引き抜く。
露わになった指先は水桶に浸していたかのように濡れそぼり、それ以上にシリルの秘所はどろどろになっていた。
シリルが『ダメ』と言ったらすぐにやめてくれるトウマと違い、ドゥーガは少女の泣き言をさっぱり無視して自分の思うとおりに指を動かし続けていたのだ。
柔襞を押し広げられ、何度か爪さえ掛けられて蹂躙されたシリルの秘所は、経験したことのない強烈な刺激に過剰とも言える量の分泌物で応えていた。
「はぁっ…はぁ…はぁ……」
身体中から送り込まれていた快楽の波が途切れて、荒い呼吸を繰り返しぐったりと横たわるシリルを見下ろしてドゥーガは舌なめずりしていた。
アラバスターのごとき純白だった肌はしっとりと紅潮し、牝の器官はすっかり受け入れ準備を整えて物欲しげにひくついている。
ドゥーガは完全にその気になっていた。
あの柔軟さなら試してみても壊れてしまうことは無いだろう、と。
無言でシリルの肩と腰に手を伸ばすと、脱力しきった肢体に力をかける。
ころん、と簡単に身体が反転し、仰向けだった姿勢がうつ伏せになった。
「ふぇ、え…?」
茫漠とした意識で状況の変化をつかめないシリルをよそに、ドゥーガは唯一身にまとっていた赤い腰布を脱ぎ捨てていく。
そしてシリルの背後に覆いかぶさり、肉付きの薄い尻が剥き出しになったドゥーガの股間へと引き寄せられた。
熱っぽい吐息を繰り返す少女同様、ドゥーガもまた興奮し、遮るもののなくなった股座からはいきり立った怒張が屹立していた。
「ぇ……あっ…」
その上に跨らせるように少女の腰を乗せると、長大な先端はヘソの下あたりまで届いていた。
付け根辺りで陰唇を押し潰されたシリルがかすかに吐息を漏らす。
いま押し付けられているものが何なのか考えるより早く、熱い塊はズルズルとずり上がり始めた。
「ぁ…っ…ぅ……」
浅瀬を擦りたてられる感触に震えていると、あっという間に怒張は先端まで下がりきる。
ぴったりと、シリルの濡れ光る淫裂にドゥーガの膨れ上がった男根が宛がわれていた。
「――いくぞ」
覆いかぶさるような格好になったドゥーガの声が頭上から降り注ぐ。
それはもはや問いかけではなく、ただの宣告だった。
「……、」
シリルが何らかの答えを返すより早く、触れ合った粘膜は一つになっていた。
「あっ…あっ、あっ!」
とりあえず入るところまで――そう考えて動き始めたドゥーガは容易く分身を飲み込んでいく陰洞に誘われるままに腰を推し進めていく。
「ふぁ、ぁ、ぁぁぁあああああ!!」
止め処なく怒張は沈み込んでいき、先端が最奥を突き上げたところで、ちょうどドゥーガの腰はシリルの尻にぶつかったところだった。
まるで己のモノを収めるために作られたかのようなフィット感にドゥーガは息を呑み、けれどシリルの驚きはそれ以上だ。
彼女は絶頂へと達していた。
トウマとする時には互いに時間をかけて感情を高めあい、行為を繰り返した果てに届くはずの頂へ、ただの一突きで運ばれていたのだ。
それをもたらしたのは恐ろしいまでの一体感。
まるで欠けていたパズルのピースをはめ込んだように、自分でも意識していなかった空隙を満たされていた。
「あ……は、ぁ…あ……」
白熱していた思考をゆっくりと取り戻しながらシリルは理解していた。
トウマとの逢瀬に足りなかったのはこの一体感だ。
そしてこの一体感は、手に入れるべきではなかったのだとも。
何故なら、これを味わってしまったら他のものでは満足できなくなる。
トウマのことを好きな気持ちに変化がある訳ではない。
それでも、トウマとではこの快楽は味わえないのだ。
けれど、そんな思考は今となっては手遅れだった。
今すぐ行為を中断してもこの快楽を忘れられるという保障などない。
そしてそれ以前に、此処まで来てドゥーガが止まるはずなど無いのだ。
「ルヴヴヴゥゥウ…」
まるで獣そのもののように低く喉を鳴らすドゥーガは普段の陽気でお気楽な男ではなく、肉欲に身を任せる雄だった。
「あっ、あっ、ああっ!」
逃げるように這いずるシリルの動きと律動を再開したドゥーガの動きが同調し、野太いイチモツがずるりと引き抜かれる。
一部の隙もなくぴったりと嵌まり込んでいた肉塊が外れていくことに喪失感すら覚えながらシリルは前へ進んでいく。
あと一息で全てが抜けきるというところまで二人の腰が離れたところで、力のベクトルは容易く逆転した。
「ひぁっ、あぁぁああああ!」
そのまま離れようとしたシリルの腰を軽々と引き寄せ、ドゥーガ自身も腰を突き出す。
数秒かけて取り除かれようとしていた侵入者は、一瞬にして再びシリルの最奥を占拠していた。
トウマのモノなど比較にならない存在感で限界まで秘洞を押し広げられ、決して届かなかった一番深いところをがつがつと突き上げられる。
その度に視界の裏で真っ白なスパークが弾け、拒みようもなく快楽の大きさを脳髄に刻み付けられていく。
「あぁっ、ああっ、あひ、ひぃん!」
子宮口をぐりぐりと攪拌され、ガトリングのような勢いで淫洞をピストンされ、麻薬的な快楽が濁流のように流し込まれる。
「ルヴァっ! ヴァ! グヴァァッ!」
規格外のはずのウルフリングの雄器官を完璧に受け止めるヒトの牝器官に、ドゥーガもまた言葉を忘れたように吠え声を上げながら腰を振り続けた。
もはや押さえつけるまでもなくシリルの尻は淫猥にくねり、より烈しくより深くドゥーガのピストンを咥え込もうと揺れ動いていた。
「ひん! ひん! ひぁ、ひぁん! あぁん!」
腰がぶつかりあうたびに淫裂からあふれ出した愛液が辺りに飛び散り、ベッドのシーツをぐっしょりと濡らす。
部屋の中は牡の獣臭と牝の発情臭が充満し、一息ごとにそれを吸い込む二人をさらに肉欲に溺れさせていった。
「ひぁ…あ、ひ! ふかぁ…い! きゃひぃ!」
バチンバチンと叩きつけるような勢いで突き込んでくるドゥーガの怒張はいよいよペースを上げて、擦りたてられる秘裂は燃え上がりそうなほど熱い。
シリルの事などまるで考えない暴力的なまでの交わりが、トウマとの慈しみあうような交わりよりも深い悦びをもたらす事実が恐ろしいし、悔しい。
けれど、ドゥーガの怒張に子宮を殴りつけられる度に恐ろしさも、悔しさも打ち砕かれて、苛烈なまでの悦楽が溢れ出すのだ。
「あぁん! あぁ! あっ! あっ! あっ―――!」
ほとんど一突きごとに軽い絶頂に達しながら肉悦の階梯を登り続けてきた性感がとうとうその果てへと昇り詰める。
まるでそれに合わせる様にして、ドゥーガもまた限界へと到達していた。
「ヴォウゥゥゥゥゥゥゥ!!」
いななきの様な咆哮をあげて、目まぐるしく動いていたドゥーガの腰が前に突き出した格好でぴたりと止まる。
弓なりに背筋を反らせ、両脚を突っ張ってこれ以上ないほど背後の雄へと差し出された尻と突き出した腰とがぴったりとくっついている。
陰唇はみっちりと押し広げられながら男根を根元まで咥え込み、貫かれた秘洞は一部の隙もなく鋼のように硬い陰茎に吸い付いている。
その最奥では、まるでドゥーガに犯されるために設えられたかのように子宮の中心が怒張の先端を迎え、発情しきってわずかに綻んだ子宮口が鈴口と濃厚なキスを交わしている。
そうして開拓された道筋を駆け抜け、ドゥーガの濃厚な精汁がシリルの子宮へと注ぎ込まれた。
「あぁぁ! あぁ! あああぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!」
万力のようにぎゅうぎゅうと絡み付いてくる柔襞をものともせず、むしろそれに促されるように、粘性の高い白濁が止め処なくドゥーガの怒張から吐き出される。
夥しい量のそれは瞬く間に子宮を埋め尽くし、隙間など無いような秘洞を逆流して秘裂からぼたぼたと溢れ落ち始めた。
けれど、そんな事にはまるでお構いなしにドゥーガはシリルの膣奥をぐりぐりと犯し続け、孕ませ汁を注ぎ続ける。
「あー…あー…あぁぁ……」
シリルもまた恍惚の表情を浮かべて、延々と続くウルフリングの種付けを受け入れていた。
一度経験しているシリルはこの種付けがすぐには終わらないことを知っている。
気が触れそうなほどしつこく最奥を小突かれ、子宮が膨らんだかと思うほど注ぎ込まれ、この牡の仔を孕んだのだという確信すら抱くまで続くのだ。
実際がどうであろうと関係なく、そう思ってしまうくらいにドゥーガとの交わりは強烈なのだ。
「ヴ、グゥゥウウウ……」
低い喉鳴りとともに身体を一つ震わせて、長々と続いたドゥーガの吐精が終わりを告げた。
ゆっくりと腰を引くと硬度を失くした陰茎がずるりとシリルの牝孔から吐き出され、白濁のアーチを描く。
すぐに千切れ落ちたそれの後を追うように、シリルの下肢がシーツに広がった精液溜りへと崩れ落ちた。
力なく投げ出された太股の付け根は夥しい量の白濁に覆われ、獣根に占拠されていた秘洞はぽっかりと口をあけ、その裡までもが真っ白に染め上げられていた。
「ふぁ……ぁ…あ………」
普段の怜悧さなど欠片も残さず、弛緩しきった表情で獣臭のしみこんだベッドに伏すシリル。
その横にドサリとドゥーガが身体を横たえてくる。
既に先程までの猛々しさは綺麗さっぱり消え去り、妙にすっきりした表情は普段と変わらぬ陽気な好漢のそれだ。
「やー、わりぃわりぃ、つい本気になっちまったぜ。でもま、おめぇさんもそれなりに楽しめたみてぇだし、良かったらまたいつでも相手になってやるぜ?」
冗談めかして軽口を叩くドゥーガをぼんやりと見つめながら、シリルの唇も薄っすらと弧を描く。
どうやら深刻な事態にはならずに済みそうだと胸をなでおろしたドゥーガは、目を細めてこちらは大きな笑みを浮かべた。
だから気付かなかったのだ。
はにかむように微笑んだ少女が、ほんのわずか首を引き、彼の提案に首肯して見せた事を。
<終わり>
異種間NTRとか最高すぎます
エロくて良いですね。もう一回ぐらい続き見たいかも。
気が向いたらお願いします。
288 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 22:15:02 ID:5KkP0MZg
投稿乙あげ
GJ
ドゥーガいいなぁ
ドゥーガとシリルがいかんせん美女と野獣すぎてGJすぎる
続きを待ってますぜ
フェザーしか知らんのですが
あげ
トウマ×シリルの王道カップリングが大好きです
294 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 16:20:01 ID:CvRL/sAz
保守
保守
297 :
名無しさん@ピンキー:
保守