>373
二次元の幻想を鵜呑みにするのはどうかと思うけど
いや、俺も抜かせて貰ってるけどさ
>373
二次元の幻想を鵜呑みにするのはどうかと思うけど
いや、俺も抜かせて貰ってるけどさ
千歌音を痴漢したい
もちろんちょっと離れたところでは姫子も痴漢されてる
続きまだー?
k
381 :
◆V5AVgh0yRw :2008/09/13(土) 17:46:28 ID:0Gy5ZsxA
俺が投下してもいい?
エロいのたのむ
どうなったんだ?
千歌音たんの続きが気になるな…
>>381は別キャラにしろ何にしろとりあえず見たいぞ
千歌音陵辱の人にワクテカして性欲溜まりすぎだぜ…
387 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 05:36:36 ID:eK8PJ8BA
aa
薔薇属性の男を女や魔物で犯したり調教するエロパロ
嫌もう本当に申し訳ないです
390 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 09:31:59 ID:gYqkSag0
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もうテストは完璧満点間違いなし
でもこれは保険、俺だって漫画家に100%なれるとは思ってない
勉強できるイコール頭いいとは思ってないけど
頭の良さだとクラスで3番目には入ってると思う
俺より上の二人ってのはサイコーと亜豆
同じクラスになって2ヶ月経ってないけど、見ただけでわかった
俺だって絵がうまいだけでサイコーを誘ってない
頭もセンスも必要、そう思った上で誘ってるんだ
大体「クラスの奴馬鹿に見えるか?」って質問、サイコーがクラスの奴バカに見えるから出る質問じゃん
亜豆は勉強できるフリしてるんだと思う
本当のバカって必死にノート取って先生に質問して帰って勉強してるのに下の奴だろ
亜豆は違う、計算じゃなく素で女の子してるんだ
なんていうのかな、おしとやかに行儀よくしてるのが女の子らしい
それが一番ってのが自然と身についてて
女の子だから真面目なほうがいいけど、勉強は中くらいでいい
出来すぎても可愛くないって感覚生まれつき持ってるんだ
それって賢いってことだろ
亜豆は頭がいいからあんなに魅力的なんだ
亜豆の家みただろ、あんな家なにかに長けてなきゃ建てれない、それとも悪事働くか
悪事してても捕まってないんだから凄いじゃん、血だよ血
声優目指してるのだって今の女の子に一番ありがちな夢を自然にチョイスして
その夢見る乙女を最大限に楽しんでるぐらいにしか思えない
俺たちみたいに将来とか切羽詰ったものは何も感じて無いよ
そう「女の子だから」がわかっているんだ
可愛いお嫁さんになるのが女の一番の幸せだって生まれながらに思っている
それまでは、いや結婚してても女らしくおしとやかにかわいく
それが計算じゃないんだからクラス一勉強ができる女の岩瀬より100倍頭いい
サイコーだってどんなに可愛くてもバカは嫌だろ
反対に岩瀬だって、見た目も悪く無いけど好きにもなれなくね?
確かに女で一番成績がいい、それが誇らしげな性格が嫌だ、バカだとさえ思う
俺も亜豆の事、頭いいって言ったじゃん
亜豆の魅力は家庭や心の豊かさ、賢さから生まれてくる品だと思うな
\____ ____________________________/
∨
___ _
/ ____ヽ /  ̄  ̄ \
| | /, −、, -、l /、 ヽ (・・・こいつ頭いいな・・・)
| _| -|◎ | ◎|| |・ |―-、 |
, ―-、 (6 _ー 穴-´、} q -´ 二 ヽ |
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | |
| ̄ ̄|/ (_ ∪ ̄ / 、 \ \. ̄` | /
ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== |
`− ´ | | _| / |
千歌音に顔面パイズリされたいなぁ
/三三ミシ⌒`ミミ、 〃f((ミヾミミ)三ルヽ, fi
__ /⌒/三ミ}:{三ミミヽ、\. (fル)彡ミyfi三ミミミハヘミ})ヾ
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i^i i^i ‐{⌒__ノ^ー‐‐' | i^i /::;;;;;| .:: `~ _: _ `~ `};;:::ト {ハ`|;;|`ヽ、fャァ、ヾ)_== `|;;;ソ
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/三三ミシ⌒`ミミ、 〃f((ミヾミミ)三ルヽ, fi
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'> アキバでゆっくりしていってね!!!<
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夜も更けた頃、千歌音と姫子は禊ぎの代わりとして浴場で入浴していた。
夕食の席で姫子に早退した理由を聞かれた千歌音だったが、彼女には貧血だと言って誤魔化しておいた。
本当のことなど、言える筈がなかった。
千歌音は姫子に背を向け、黙ってシャワーを浴びていた。
いつもなら姫子に裸を見せることなど何ともなかったが、今は汚れた自分の身体を見せることが無性に恥ずかしかった。
「それでね、大神くんはおいしいって言ってくれたの」
「そう、よかったわね」
「でも、きっと甘い卵焼きは嫌いだと思う…。だって、あんまり嬉しそうな顔してなかったから」
姫子の話を聞きながら、千歌音の心には暗い影が差していた。
あのとき、自分はなぜ喜んで手伝ったりしてしまったのだろう。
姫子が弁当を作ったのはあの男――大神ソウマのためだというのに。
「そう」
今の心境では素っ気無く返すだけでも精一杯だった。
「男の子ってやっぱり甘いのは好きじゃないのかな」
「さあ、どうかしらね」
「嫌いなら嫌いって言ってほしいのになあ」
「今度は、違うの作っていってもいいんじゃない」
「あ、うん、それで実は…」
突然話題を変え、どこか歯切れが悪い口調で切り出す姫子。
「今度の日曜日、どこか行かないかって言われて」
「…そう」
「行っても…いいのかな?」
「………」
(姫子……そんなにあの男がいいの……)
突然反応のなくなった千歌音は、姫子には何故か無性に危うく見えて仕方なかった。
「千歌音ちゃん?」
「そろそろ時間よ」
「あ…うん」
会話を打ち切り、何かを誤魔化す様に姫子を急かす千歌音。
少し不自然な感じではあったが、確かに儀式の練習までそう時間はなかった。
深夜、剣神アマノムラクモを呼び出す儀式の練習。
当然のようにそれは失敗した。
挙句の果てに、失敗した儀式の余波で姫子が危うく怪我を負うところだった。
「姫子、大丈夫!?」
慌てて駆け寄る千歌音の顔からは、完全に血の気が引いていた。
「う…ん…ごめんね……あっ…」
「姫子…!」
「大丈夫…続けよう」
再び儀式を開始しようとするが、姫子はすぐにふらついて地面に膝をついた。
「う……ぅ、はぁ、はぁ、はぁ……」
「姫子…!!」
苦しむ姫子に、千歌音は何もすることが出来なかった。
「来栖川くん!大丈夫かい!?」
見かねてカズキが姫子に駆け寄って肩を貸し、やっとの思いで姫子は立ち上がった。
「今日はもうやめよう、これ以上はもう無理だ」
カズキがそう言うのも無理はなかった。
姫子の消耗は激しく、今にもまた倒れそうなほど衰弱していた。
「来栖川さん…」
「千…歌音…ちゃん」
思わず昔の呼び方で呼びかける千歌音であったが、その心のうちは激しい自己嫌悪に満ちていた。
「ごめんなさい…私…」
それでも、千歌音は真実を告げることが出来なかった。
ただ、謝ることだけしか…。
(儀式は完全に行われている筈。だが…何かが足りないというのか…?)
儀式を見守るカズキには失敗の理由が皆目見当がつかなかった。
カズキには知識はあったが、如何せん巫女のような特別な力は備わっていなかった。
それゆえ、千歌音から巫女の証が失われているということはわからず、また考えも及ばなかった。
千歌音もそれを決して表には出すことはなかった。
それゆえ、千歌音を助けられる人間は誰もいなかった。
「きゃあ!宮様、宮様よぉ!」
「今日も一段とお美しい……」
翌朝の登校風景は傍目にはいつもと同じ、千歌音の周りは空気までもが優雅さを醸し出していた。
「ごきげんよう」
千歌音の口から、爽やかな朝の挨拶が交わされる度、その空気は女子生徒を中心に伝染していく。
少女たちの口からは黄色い悲鳴が漏れ、中には頬を赤く染めている者までいる。
だが彼女たちは気づいているだろうか。
心なしか千歌音の頬がいつもより赤くなっていることに。
清純な乙女たちは気付かない違い。
だが自分たちには到底手が出ない高嶺の花を見る男たちの助平な目には、その違いが何となく伝わっていた。
「おい、宮様の胸なんか大きくなってないか…」
「まさかノーブラ!?」
「馬鹿、宮様がそんなはしたない真似するわけないだろ!」
「でもホント、今日はいつにも増してバインバイン揺れまくってるなあ」
入学以来、男たちの憧れの的だった姫宮千歌音。
いつもと違う、どこかエロスを漂わせる彼女は視姦の格好の的だった。
一方、千歌音は気付かないふりをしながらも、男たちの言葉に激しく狼狽していた。
(どうしよう、やっぱりわかるんだわ…)
そう、千歌音は男たちの予想通りブラジャーを着けずに登校していた。
それどころか、スカートの下も何も履いていなかった。
スカートの中では、何も身につけていない股間が風に晒されていた。
男たちの囁きが耳に響き、卑猥な視線が身体に突き刺さる。
それらに反応して、まるで触られたかのように彼女の乳首は硬くなった。
ブラウスとベストの二重のガードで周りには気づかれていないが、その先端は布地と擦れた刺激で若干勃ち気味になっていた。
興奮から感じやすくなった乳首がブラウスの生地に刺激され、その刺激が脚の間に伝わっていく。
堪らない疼きを覚えるが、こんな人前でそれを悟られる訳にはいかなかった。
笑顔の下に淫らな欲情を隠しながら、千歌音は優雅に門を潜っていく。
千歌音は教室には行かず、校長室へと向かっていった。
部屋の前に着くと、何度か逡巡した後、恐る恐るドアをノックする。
「入りたまえ」
「失礼します」
校長は千歌音が部屋に入るや否や、うきうきとした様子ですり寄ってきた。
そして千歌音の背後に回ると、彼女の豊満な胸に手を伸ばした。
「どうだったかね、ノーパンノーブラでの登校は?ぜひ感想を聞きたいものだな」
千歌音はそれには答えず、校長に胸をまさぐられても一切反応を示さなかった。
「だんまりか、まあそれもいいだろう」
ベストを脱がせると、ブラウスの上から乳房を鷲掴みにした。
「………!」
「言ったとおり下着はつけてこなかったようだね」
もう片方の手を尻に伸ばし、スカートの上から張りのある尻を撫で回す。
ゴム毬のような弾力で指を押し返しながら、校長の手の中で乳房が柔らかに形を変えていく。
尻に回していた方の手も胸に伸ばすと、二つの乳房の頂点を指でくすぐっていく。
指先が乳輪の輪郭をなぞる様に動き、ぐるぐると円を描いていく。
円は段々と小さくなり、最後には乳首のある位置に辿り着く。
服越しではわかりにくいが、そこはかすかに周りより隆起しており物言わない千歌音の心情を代弁していた。
指の先端が隆起した部分を重点的に、ねちっこくくすぐっていく。
校長の指によって乳首は段々と硬さを増していく…が。
「それくらいにして下さい。あまりやられると服が皺になります」
でっぷりした中年男に執拗に胸を弄くられながらも、千歌音の反応は冷淡なものだった。
「ほう、随分と余裕だね」
「もう慣れました、こんなことぐらいで騒いでいられませんから」
「ほう、関心関心。だがその態度…気に入らんな」
そう言うと校長は膨らみの先端を指で抓むと、服ごと力をこめて捻り潰した。
「ひぃ……あああぁぁ!い、痛い……痛いぃっ!」
校長はその声を楽しむかのように、力を込めて何度も乳首を押し潰した。
「この位ベストで隠せば問題なかろう、もう少し楽しませてもらうぞ」
校長はブラウスのボタンを外すと、千歌音の双乳を剥き出しにした。
「きゃあっ!」
目敏くその変化に気づいた校長が、耳元で囁いた。
「さっきよりも乳首が勃っておるようだが…どういうことかね、これは」
校長の指が千歌音の乳首の硬さを確かめるように何度もつついた。
確かに千歌音のそこは校長が痛めつける前よりも一層硬く大きくなっていた。
「これは違っ…痛っ……あぁぁ!うぅん、あ、はぁぁ……」
校長は再び、乳首を荒々しく抓んだ。
敏感な部分を捻られ千歌音は悲鳴を上げるが、その声には甘い響きが混じっていた。
確かに千歌音は激痛を感じていた。
だが、それと同時に奇妙な快感が体を突き抜けていった。
「痛くされて感じるとは、マゾの素質でもあるのではないかね」
「…そんなおぞましいこと、言わないで下さい」
さらに校長は両乳首を親指と人差し指で摘むと、上へと吊り上げていった。
乳房が縦長にたわみ、極限まで引き伸ばされていく。
「あぁっ、はぁっ、やめて!そんな……伸ばさないで!」
千歌音が叫ぶと同時に、校長は乳首を摘んでいた指を離した。
たちまち、ぶるんっという音が聞こえてきそうなほどの勢いで乳房がたわみ、その弾力ゆえ激しく揺れて弾んだ。
震える乳房の先端では、完全に勃起した乳首がやや上向き気味にそそり立っていた。
乱暴に扱われやや赤みを増していたが、それでも硬くしこり、膨らんでいた。
校長はその乳首を満足そうに見やり、再び指を伸ばしていく。
「今度は……こういうのはどうかね」
指は一転力を緩め、先端を優しく集中的に責めていく。
「そんな……先っ…ぽ…ばかり……」
まるで壊れ物を扱うかのような優しさで、乳首や乳輪の表面を撫でるように責めていく。
校長の指が乳首を撫でる度、千歌音の呼吸は段々と激しくなっていく。
「はぁ、はぁ、んぅぅっ、はぁ、んっ……あぁぁ!」
「ほっほっほ、息が荒いぞ!この淫乱娘めっ」
校長の指の中で乳房は張りを増し、乳輪まで膨らんでいった。
明らかに千歌音の体は快楽に酔い痴れていた。
だが千歌音の表情はそれでもまだ物足りなさげだった。
(足りない……こんなのじゃ……でも……)
もどかしい刺激では満足できず、胸が渇きにも似た疼きを発する。
堪らず、千歌音は無意識のうちに懇願の言葉を呟いていた。
「もっと、もっと……」
校長は口元に笑みを浮かべると、手の平を開き乳房を覆っていく。
「それはこんな感じかね」
豊満な乳肉を鷲掴みにすると、握り潰さんばかりに何度も揉みしだいていく。
乳房に指が食い込み、隙間から乳肉が溢れ出る。
「ひあああぁ、す、すごい!……ぁああん!」
痛みと紙一重、否、痛みが快楽となって千歌音を絶頂に押し上げていく。
千歌音の視界が真っ白に染まり、快感で頭が濁る。
「はぁ……あ、んん、んあっ!あっ……」
「相変わらず感度のいい胸だ」
だが、あと一歩で千歌音が達しようというところで、校長はぱっと手を離した。
「え…?」
千歌音はどこか残念そうな、蕩けた表情をしていた。
「どうした、もっとしてほしいのか?」
「あ……そ、その……ち、違います……」
そうは言うものの目はとろんと潤んでおり、頬が桃色に染まっていては説得力がなかった。
「ふん、まあ待っていなさい。今もっといいものをくれてやる」
快楽に流されそうになっている千歌音を尻目に、校長は机の上を片づけ始めた。
「机の上に乗って四つん這いになるんだ」
「で、ですけど……」
この学園の制服のスカートの長さでは、よほどのことがない限り、太ももの付け根まで見えることはない。
だが、校長がそのよほどのことをこれからするであろうことは明らかだった。
「早くしないか…と言ってもこの状態ではそうもいかんか」
校長はスカートの中に手を伸ばすと、千歌音の生尻を直接撫で上げた。
「きゃあ!」
「今さらこのくらいで悲鳴を上げるとはな。昨日あれほど喘いでいたのと同じ女とは思えんわい」
「言わないで!……思い出したくないんです……」
校長は表情を険しくすると、千歌音に詰め寄った。
「早くしろ、それとも今からまた昨日の続きをしたいのか?」
「くぅっ……わかり……ました」
千歌音はゆっくりと机に上がると膝をつき、両手を机の上に置いた。
「自分でスカートをめくれ、あまり手をかけさせるな」
「……うぅ……こう…ですか」
屈辱のあまり涙まで浮かべたが、それでも千歌音は覚悟を決めてそっと手を伸ばした。
ゆっくりとスカートがたくし上げられると、ノーパンの桃尻が露出する。
火照った尻肌を風が駆け抜け、ひんやりとした感触が千歌音に一層恥辱を味わわせる。
何にも覆われていない股間は、二つの恥ずかしい穴まで丸見えだった。
(自分から……こんな男に見せるなんて……)
自分の恥ずかしい場所に視線を注がれているかと思うと、今にも膝が折れそうだった。
羞恥のあまり全身が硬直して目頭が熱くなる。
「はぁ……!み、見ないで……」
恥ずかしさのあまり目を瞑り、俯いて巨乳の陰に顔を隠す。
校長は机の引き出しを開けると、何やらごそごそと探り始めた。
何か硬い物同士がぶつかる音がするが、千歌音からは校長の手元は見えないため、実際には何をしているかわからない。
それが一層恐怖心を煽った。
「一体、何をするつもりなんですか…?」
校長は答えず、右手を隠したまま千歌音の股間に顔を寄せた。
指で陰唇を広げると、桃色をした中身が丸見えになる。
「ほう、昨日何度も犯してやったわりには綺麗なものだな」
「いやぁ!広げないで、中を見ないで!」
「静かにしろ、今いいものをくれてやる」
校長の右手にはいつの間にかバイブが握られていた。
すぐに
千歌音の秘裂へ挿入しようとするが、濡れてもいないのに上手く行く筈がなかった。
「い、痛いぃ…!無理です!入りません!」
「ふむ、あれほど乱れていたのにのう……やはり濡れておらんと入らんか」
校長はいきなり千歌音の秘裂に口を寄せてきた。
千歌音は這って逃れようとするが、机の上では逃げ場はなかった。
校長は千歌音の腰を押さえると、卑猥な音を立てて舌を這わせ始めた。
割れ目をなぞる様に舐め上げられると、それだけで千歌音は股間から甘い愉悦が沸き起こるのをはっきりと感じていた。
屈辱にまみれ、おぞましさに身震いしながらも、沸き起こる快感は否定しようがなかった。
敏感な場所を舌で捏ねくり回され、下半身が強い疼きを発する。
「ん……くぅ……ひぃ!んあ、はあぁぁぁん!」
校長が淫核をそっと甘噛みすると、千歌音の口から甘い喘ぎが漏れる。
千歌音の反応を楽しむかのように、秘裂に舌が差し込まれ何度も抜き差しが繰り返される。
秘裂は蜜にまみれ、校長の唇が止め処なく滲み出る愛液を吸い尽していく。
「んあ、ああああぁぁぁぁ!」
背筋が反り返り、顎を上げて喘いだ。
頬は紅潮し、体にはじっとりと汗が滲み始めていた。
(どうして……こんな……嫌な筈なのに……)
少女は己の体を呪った。
男の一方的な愛撫に感じてしまう自分が、恨めしかった。
千歌音が追い詰められているのを感じ、校長はいよいよ本格的に秘裂にむしゃぶりついてきた。
校長の狙いはやはり、一番弱いクリトリスだった。
唾液に濡れた舌が、一番敏感な場所をねちっこく責めていく。
淫核を口に含むと、飴を舐めるかのように舌で弄ぶ。
校長の口の中で千歌音の淫核が踊り狂った。
「も、もうだめ……ああん、そこっ…!ああっ、そこぉぉ!」
千歌音はもう口をついて出る嬌声を押しとどめることが出来なかった。
腰は小刻みに震え、ひっきりなしに艶っぽい喘ぎ声が漏れ続ける。
秘裂はびっしょりと濡れ、飛び散った愛液が校長の顔を汚すまでになっていた。
「よし、これならもういいだろう」
潤み切った千歌音の秘裂から口を離すと、校長は再びバイブを手に取った。
先端を秘唇に当てると、捩じ込むように回転させながら押し込んでいく。
多少の抵抗はあったが、今度はすんなりと胎内へ入っていった。
「あぁっ……ん、んうっ」
肉とは違う、冷たい無機物の感触に千歌音はぞっとした。
異物が胎内に入ってくる事実は、何とも不気味でおぞましい感覚を千歌音に与えた。
膣壁を押し広げて前進していったバイブは、すぐに全部を埋没させてしまった。
「今度はこっちだ」
校長の目はもう一つの穴、肛門に向けられていた。
そこは昨日散々陵辱を受けたにも関わらず、緩みなど見せず硬く閉じていた。
彼女の菊門は鮮やかな煉瓦色で、校長が尻肉を左右に引っ張ると穴も僅かに広がった。
一見すると小さな窄まりにすぎないが、彼女の白い肌の中ではよく目立った。
校長は千歌音の尻に顔を近づけると、舌を校門へ挿し込んでいった。
「うぅぅ……気持ち悪い……」
昨日あれほど嬲られながらも、千歌音の尻はまだ快感を得るには至っていない。
校長の舌による責めは積極的を通り越して強引ですらあった。
間近で熱い吐息を吐きかけながら、大きめの舌を無理やり埋めてくる。
さらに潤滑を良くしようと、肛門にたっぷりと唾液を塗りこんでくる。
校長の舌が肛門を潜り抜け腸壁を刺激しても、嫌悪感しか感じられなかった。
じっくり味わうように舌をねっとりと動かされると、堪らず身震いさえした。
昨日散々浣腸されてから、まだ後ろで用を足していないのがせめてもの幸いだった。
もし校長に自分の肛門の味などしたり顔で語られたら本当にどうにかなってしまう。
「よし、このくらいでいいだろう」
校長の手にはウズラの卵くらいの大きさの球がいくつも数珠繋ぎになったものが握られていた。
プラスチックでできたそれはアナルビーズという道具なのだが、千歌音の知識にはもちろんないものだった。
球の表面には何か液体が塗られているようで、光を反射してらてらと輝いていた。
校長は球を一個ずつ、千歌音の肛門に押し込み始めた。
「うっ、ぐっ、うぅぅぅ……」
普段は出口専用の穴にとって、玉を入れるという行為はあまりに不自然で、肛門付近に強い力がかかる。
千歌音は反射的に太腿を内に寄せて、できるだけ入口を狭めようとする。
(お尻の中に……入ってきてる……)
体を襲う違和感のあまり声を出しそうになったが、彼女は必死でそれをこらえた。
排泄する時とはまるで違う――昨日味わった浣腸とも違う硬い感触。
ボールが進むごとに肛門が押し広げられ、その圧力に息が詰まる。
半分ほど押しいれられた後は、菊門がひとりでに閉まって球を全て飲み込んだ。
異物を飲み込んだ違和感と肛門拡張からの開放感に、汗ばんだ肌を打ち震わせる。
「球はまだまだあるんだぞ。それでは先が思いやられるな」
校長が手元を動かすと、千歌音は再びさっきと同じ球の感触を得た。
ところが今回はすぐに入ってこようとはせず、孔の周囲を執拗に押し揉んできた。
「サービスだ、やはり慣らしてからでないとな」
校長の指は球が腸粘膜に馴染む様に孔の付近を揉み解していく。
段々と楽になっていくのが千歌音には逆に恐ろしかった。
たっぷり揉み終えてから、ようやく球は腸内に潜り込んでいった。
支援要る?
先に入った一個目が後から来た二個目に押されていく。
千歌音にとっては、肛門に抉られることよりも、腸の奥まで球を捻じ込まれることの方が辛かった。
自分の体内が異物に犯されていくのが堪らなく嫌だった。
「くぁ……か、はぁ!」
千歌音は俯いたまま、未知の刺激に口を開き表情を強張らせた。
ようやく二個目が入ったが、続いて無機物の球とは異なる温かい肉の棒が挿入される。
一瞬肉棒かと思ったが、校長のそれにしてはあまりに細すぎた。
腸の中で棒は折れ曲がっていく、それは指だった。
「ど、どうして……指なんか…挿れてるんですか…」
「ほお、わかったか。意外と敏感だな」
球と違って指は丁寧に腸壁を掻き回した。
唾液で湿った腸壁は男の指によってさらに潤みを増していく。
男の指が球を突くと、奥の球も押されてさらに深いところへ沈んでいく。
千歌音が抵抗しようと体を捻じると、その仕草はまるでよがっている様だった。
いや、実際に彼女の表情も快楽を示す様に頬が緩み、瞳が潤んでいる。
(こんな……変態……みたいなことをされて……感じるなんて……)
千歌音は両手を固く握りしめて、下半身に踏ん張りをかける。
しかし力を入れて肛門を狭めれば狭めるほど、指の感触を強く感じる羽目になる。
無機物の感触はいつしか身体に馴染み、尻穴での官能を開花させていく。
ようやく抜かれたとき、千歌音は上体を机に預けてすっかり息が上がっていた。
「はぁ、はぁ………?」
だが直後に来ると思われた異物の侵入はやってこない。
後ろを振り向くと、校長は時計を見て少し焦った顔をしていた。
「これではホームルームに間に合わんな。残りは一気に行くぞ、きついと思うが我慢しなさい」
まだ挿入の余韻が残っている肛門に球を押しあてられ、千歌音は呻いた。
「ま……待って下さい、そんな急に……ぐあぁっ!」
校長は素早く球を入れるために、二本の親指で球を押す様に挿入してきた。
さっきまでよりずっと強い力で、先に入った二個をさらに深く沈めていく。
続いて四個目、五個目が次々と送り込まれる。
「がっ、はぁぁぁ……んあああああっ!」
指を入れられた時に感じていた甘い感覚は完全に吹き飛んでしまった。
球を強引に押しこむ違和感と圧迫感は容赦なく千歌音を苦しめていく。
体を反り返らせ、白目を剥いて苦しむ姿はまさに憐れそのものだった。
五個もの球を立て続けに送り込まれ、ようやく全てが入れ終わった。
千歌音の腸内には合計七個もの球が入っていることになる。
すぐにも排泄してしまいたい衝動に駆られ、体中に嫌な汗が浮かぶ。
苦しむ千歌音の股間に、何かが覆い被せられる。
「これは……何ですか?」
「貞操帯と言ってね、君が誰か他の男と勝手にセックスするのを防ぐためのものだ」
校長が取り出した貞操帯は金属で出来ており、留め金には鍵まで付いていた。
ちょうど秘裂に当たる部分がやけにごつごつとした感触だったが、バイブの方が気になって千歌音はそこまで気が回らなかった。
貞操帯によって忌々しい異物を取れないことの方がつらかった。
「ああ、そのバイブだがね、ちょっと仕掛けがあって…」
「えっ!?……あ、あぁぁ!ひぃぃぃっ!」
(なに……う、動いてる!?)
千歌音の胎内に衝撃が走った。
バイブが急に、まるで魚が跳ねたかのように大きく動きだしたからだ。
うねうねと蠢くそれは、彼女のデリケートな柔肉をぞろりぞろりと擦り上げた。
それだけではない。
ぶんぶんと伝わる振動が緩やかに、千歌音の胎内を内側からじわじわと責め上げていく。
「取って!今すぐこれを外して下さい!」
懇願とは裏腹に、自分の腰がゆらゆらと動きだしてしまうのを千歌音は止めようがなかった。
もはや意志では制御出来ない別の生き物になったような腰が、快楽を求めて優雅に卑猥にうねり続けている。
「駄目だな、今日の授業はこれをつけて受けるんだ」
「そんな!……出来ません!お願いです、外して下さい!」
千歌音の必死の懇願も、校長は取り合うことはなかった。
「駄目だ、外すのは一日経ってからだ」
「無理です……いくら何でも……そんな……」
目の端に涙すら浮かべる千歌音に、校長は顔を寄せて言った。
「そこまで言うなら条件を出そう。いいか、これを取って欲しかったら……」
教室に戻るとバイブの動きは収まったが、相変わらず股間の異物感は拭えなかった。
最初の授業は数学だが、ちゃんと受けられる自信はなかった。
教壇には中年一歩手前と言った風貌の男が立っているが、彼は目つきがいやらしいと女子には評判が悪かった。
千歌音はあまりそうしたことを気にしたことはなかったが、今の状態ではやはり気になってしまう。
今日は証明問題の説明で黒板に長ったらしい文と式が次々と書かれていく。
誰もがノートを取るのに忙しい中、千歌音は黙って俯いていた。
傍目には真面目にノートを取っているように見えるが、実際は教師の言葉すらも全く耳に入っていなかった。
それはおろか、黒板の文字すら霞んで見えるほどであった。
千歌音の注意は股間の二つの異物にのみ向けられていた。
今は大人しくしているバイブがいつまた動き出すかと思うと、気が気でなかった。
また尻の中の球の感触は到底慣れようもなかった。
以前の自分ならこんなものを入れて授業を受けるなど考えられない。
だが今は何とか誤魔化しながらも、見た目には平静を装えている。
すっかり汚れてしまったことを自覚して千歌音の気分は沈むばかりだった。
そのとき突然、バイブが動き始めた。
「はぁぁ……」
思わず悩ましい声を漏らしてしまい、千歌音ははっと口を噤んだ。
バイブの振動はすぐに収まった。
その振動音もほとんど聞こえないほど小さく、気取られることはない。
だが、自分の出した声はどうだろうか。
恐る恐る教室を見回すと、クラスメートたちは何か見てはいけないものを見てしまったような後ろめたい表情を浮かべていた。
千歌音の顔が羞恥に紅く染まる。
なぜ突然動き出したのかはわからないが、周りに自分の状態を感づかれる訳にはいかない。
今もなぜ声を出したかまではわからないだろう。
(大丈夫……気付かれてない……)
だが、誰もが千歌音から目をそらした中で一人だけ彼女を見ている者がいた。
教壇に立つ数学の教師だった。
千歌音は学生にだけ目が向いていたので、彼が自分をちらちら見ていることには気づいていなかった。
それから十分ほど過ぎたころ、再びバイブが抉る様に動き始める。
それは教師に当てられ、問題を解くために黒板の前へ行こうとした時だった。
(よりによってこんなときに……)
普段から人目を引く彼女には、このときもクラス中の生徒が視線を注いでいた。
千歌音は椅子から立ち上がると、不自然にならないくらいにゆっくりと前へ出た。
一歩ずつ歩く度、膣に挿入されたバイブがうねうねと動く。
そして、尻の中に入れられたプラスチックの球がその存在を主張するかのように互いにぶつかる。
千歌音は黒板の前に立つと、がに股にならないよう注意して少し足を開いた。
下手に足を閉じようもなのなら、一層股間の異物を意識してしまうからだ。
千歌音には、何となく教室がざわめいているように感じられた。
一度不安の目が出ると、それは千歌音の中でどんどん大きくなっていく。
さっき声を出したときに誰かがおかしいと思ったら。
その誰かが自分の付けている物に気がついたとしたら…。
(いいえ、そんな筈はない、そんなことありえない…)
出来るだけ意識しないように努め、解答を書く彼女だったがやはり長くは保ちそうもなかった。
幸いなことに、問題自体は彼女にはそれほど難しくなかった。
千歌音は理性を総動員して、いつもより手早く書き終えた。
「正解です、姫宮くん」
「ありがとうございます…」
ほっとして席に戻ろうとする千歌音だったが、それを教師が呼び止めた。
「待って下さい、今度は今の問題を背理法で解いてみて下さい」
返答を待たずスペースを用意するために黒板消しをかける教師の背中を見ながら、千歌音に背筋には冷たい汗が流れていた。
今言った問題自体は千歌音にとってはやはり難しいというほどのものではない。
だが只でさえ切羽詰まっている状態なのだ。
とにかく上手く断らなければ。
「あの……」
途端、バイブの振動が今までにないほど大きくなった。
一瞬体が大きく震え、あまりの衝撃に声も出なかった。
「…なにか?」
「いいえ……何でもありません」
千歌音は何事もなかった風を装っているが、その顔には汗が滲んでいた。
(だめだわ……これじゃあ……どうしようもない……)
明らかにバイブの動きは千歌音の様子を見ているとしか思えないものだった。
どうやっているかはわからなかったが、もう問題を解くしか選択肢は残されていなかった。
千歌音が覚悟を決めるのと同じくして、教師が黒板を消し終わった。
チョークを手にし、千歌音は黒板に解答を書き始める。
震えそうになる手を意思で抑えつけ、気付かれないよう淀みなくチョークを進めていく。
皆の視線が集中している中でおかしな行動をとったら、何か異常があることに気づかれてしまう。
クラスの皆に知られてしまうのは絶対に嫌だった。
(お願い……せめて今だけは……止まっていて……)
そんな千歌音の願いも虚しく、バイブはさらに勢いを強めていく。
「ひゃぁっ…」
千歌音の体を強い電流が走り抜けた。
激しさを増したバイブと直腸内のボールが互いに押し合い、肉壁を押し潰した。
膝が一瞬力を失い、体が崩れ落ちそうになった。
小刻みに震え、もう立っているだけでも苦しかった。
このまま、その場にしゃがみ込んでしまいたかった。
「あっ……くぅっ……」
そんな千歌音の異常な様子に気づかないわけがない。
俄かに教室がざわめき始めた。
囁き声があちこちから聞こえ、千歌音の背中にはクラスメートの視線が痛いほど感じられた。
そのことが余計に千歌音の恥辱を煽り、体の奥でどんどん強烈になっていく振動と相まって顔を火照らせていく。
「大丈夫ですか、姫宮くん」
教師はすぐに近寄り、千歌音の肩に手にかけた。
今はその程度の刺激ですらイってしまいかねなかった。
「だ、大丈夫です…」
「保健室に言ったほうがいいのではないかい?」
教師の表情と声は千歌音を気遣っているようだったが、その目だけは好色な色に染まっていた。
ここ最近同じ光を宿した男を何人も見た千歌音には、すぐにわかってしまった。
「いえ……本当に大丈夫ですから」
千歌音は下半身に力を入れしっかりと立つと、優雅な足取りで席に戻っていった。
尤も、下肢に力を入れたために股間の異物が強く締め付けられ、千歌音は声に出さないものの危うく達しそうになっていた。
やっとの思いで机に辿り着くと、緊張が解けほっとして椅子に座った。
少しずつ息を整えつつ、千歌音は肝が冷える思いだった。
平静を装うとするも、ノートを取る手が震えるのは避けられなかった。
二度の振動で火が付けられた膣はとにかく刺激を欲しがっていた。
それなのにまたバイブの振動は止まり、千歌音の疼きは収まらない。
だがクラスメートの前で秘所を弄くるわけにもいかない。
トイレに行くのも普段の自分を考えると躊躇われた。
保健室に行くことも考えたが、あの校長のことを考えると一人になるのは危険だった。
校長の手の平の上で踊っているようで、それが非常にもどかしかった。
それからもバイブは間を置いて振動し、千歌音を苦しめた。
さらに悪いことに、バイブはもう確信できるくらいに千歌音の様子を確認しながら動いていた。
バイブの振動は千歌音が絶頂を迎えそうになると停止し、熱が冷めかけたところを狙ってまた動き出す。
まさに拷問と言うに相応しかった。
(だめ……我慢しないと……)
千歌音にできるのは、ベルが鳴るまでこのまま耐えることだけだった。
授業が終わると、千歌音はすぐさまトイレに駆け込んだ。
とにかく一刻も早くこの溜まりに溜まった疼きを何とかしたかった。
だが、それは叶わなかった。
(ああ、これじゃあだめだわ…)
貞操帯はまるで計ったかのようにぴったりと千歌音の体にフィットしていた。
秘所を完全にガードしており、上から刺激を送ることはおろか、隙間から指を滑りこめせることすら出来なかった。
(ああ……だめ……もう我慢できない…!)
快楽を求め、千歌音は慌しくベストのボタンを外していく。
続いてブラウスのボタンも外すと、裸の胸が剥き出しになった。
たわわな果実はブラウスの窮屈な締め付けから解放されて、重く揺れ弾んだ。
形よく盛り上がった乳房の先端では、触れてもいないのにもう乳首が硬くそそり立っていた。
千歌音は授業中溜めに溜めた疼きを鎮めるため、己の胸を揉みしだいた。
満たされない股間の疼きを別の場所からの快感で打ち消そうというのである。
蕩ける様に柔らかい肉を掬い上げ、優しい手つきでこね立てる。
弾力たっぷりの乳房が大きく円を描くように動く様は、男子が見ていたら襲いかかっていたほど淫らであった。
「んはあああぁぁぁ……」
自ら湧き起こらせた快楽が乳房から全身へと、波紋のように広がっていく。
次第に呼吸は荒くなり、指にこめる力も強くなっていく。
千歌音は掌一杯に乳房を握り、潰す様に揉みしだいていく。
指の隙間からは柔らかい乳肉がはみ出している。
まるで力加減を考えていないかの様な愛撫は当然痛みをも与えていた。
だが千歌音の脳内ではその痛みすらが快楽へと変換される。
(もっと、もっと激しく…)
親指と人差し指で勃起した乳首を抓むと、根元から先端まで丹念に扱いていく。
さらに指の動きは激しさを増し、先端を捻じりつつ引き延ばしていく。
痛いほど膨らみを増した乳首は、苛めれば苛めるほど甘い愉悦が湧き起こっていく。
(だめ、足りない…こんなのじゃ、だめ…)
千歌音は自分の胸に顔を寄せると、同時に乳房を手で掬い持ち上げていく。
片方の先端を上に向け、自分からも顔を近づける。
硬く尖った乳首が、唇の近くに寄せられる。
そして乳首を口に含むと、音を立てて吸いあげた。
千歌音程の爆乳だからなせる乳首への口奉仕である。
敏感な乳首が乳輪ごと吸い上げられ、乳房の先端に爆発的な愉悦が生まれる。
吸い込みの強さに下品な音がしてしまったが、あまりの気持ちよさに唇が外せなかった。
さらに舌先で乳首を転がし、唇で乳輪をしゃぶりつくしていく。
もう片方にも同じように舌を這わせると、先端を舌で転がし硬く勃起させていく。
最後に千歌音は両方の乳首を口に含むと、思いきり吸いたてた。
背筋を駆ける快感に意識が蕩け、半ば無意識に顎に力がこもる。
乳首に歯が立てられると、快感の火花が全身を駆け巡った。
「んんん!ふぅ、んむぅぅぅぅぅ!」
(ああっ、イッちゃう……)
トイレの中だというのに、声が出るのを我慢することが出来ない。
むしろ誰かに聞かれるかもしれないという恐怖が、より一層感覚を鋭敏にさせ、快楽を強く感じさせた。
千歌音はここまで淫らになれる自分が憎らしかった。
トイレの個室の中で喘ぎを噛み殺しながら、千歌音は狂おしく下半身をうねらせて昇りつめていった。
結局その後の授業はまるで集中できず、休み時間になる度にトイレで疼きを鎮めることを繰り返した。
昼休み、いつもなら姫子との心温まる一時だが、このときばかりはそうもいかなかった。
前と後ろの穴に入れられた異物によって、少しずつ自分がおかしくなっているのが自覚できた。
こんな状態で姫子にばれないか自信が持てなかった。
しかも今日に限って姫子は大神への弁当を用意しておらず、自分と食べようと言ってきた。
本当なら心弾む筈なのに、ただ気が重いばかりだった。
「…どうかしたの?千歌音ちゃん…」
「何でもないわ、それより寮がどうかしたの?」
今日の話題は以前姫子がいた学生寮のことだった。
件の寮は初めてオロチが現れたとき、ソウマの暴走によって半壊していた筈だ。
「うん、実は寮の修理がもうほとんど終わったんだって。まだ戻るのは駄目みたいだけど…」
それを聞いて千歌音の胸がずきんと痛んだ。
「……戻りたいの?やっぱり…」
目に見えて落ち込む千歌音に、慌てて姫子は弁解した。
「ううん、違うの!私は千歌音ちゃんと一緒にいられて、すごく嬉しいんだから」
「姫子…」
姫子の言葉に、千歌音の頬が赤く染まる。
「ただ、マコちゃんがね。退院して寮に戻った時のことを考えたら、ちょっと…」
何処となく沈んだ声で言う姫子だったが、千歌音には彼女の様子よりも気にかかることがあった。
「姫子、その同じ部屋にいた彼女って」
「あっ、前に言ったよね。早乙女マコトちゃん、寮が壊れたときに……怪我…しちゃって……今入院してるの」
それを言う姫子はとても辛そうだったが、それに気がつかないほど千歌音は狼狽していた。
「彼女、もう学校に来ているんじゃないの?」
「えっ?マコちゃん、まだ退院できていない筈だけど…」
それを聞いて千歌音の頭の中は混乱した。
自分が襲われたとき、その少し前に自分と彼女は確かに会っている。
(どういうことなの…)
何かが、おかしかった。
千歌音が考えに浸ろうとするも、それを邪魔するように再びバイブが振動を開始した。
「くぅぅ、ぁん………」
突前のことで、一瞬声を殺すのが遅れてしまった。
(何も……こんなときに……)
当然、姫子は訝しげ――いや、心配げに千歌音を見ていた。
「千歌音ちゃん、どうしたの?やっぱりどこか体が悪いんじゃ…」
「…大丈夫よ、ちょっと咽ただけだから」
「そう……それなら、背中擦ってあげる」
千歌音の返事を待たず、姫子は背中をさすり始めた。
姫子の体温を近くに感じ、興奮の度合いが増していく。
(ああ、姫子……なんて……)
心臓が力強く脈打つのが感じられる。
だがバイブの振動は止まず、このままではもう誤魔化し切れなかった。
「もう大丈夫よ。ありがとう、姫子」
そのとき、振り返ろうとした千歌音と姫子の手が偶然触れ合った。
「あっ…」
千歌音の心拍数が一気に跳ね上がり、全身の性感を刺激する。
それに比例するようにバイブの振動が強まり、一気に絶頂へと駆け上がっていく。
「……くっ、う、ぅぅぅ……」
必死に歯を噛みしめ声を押し殺すが、体が細かく震えるのは避けられなかった。
(イッてしまった……姫子の目の前で……)
背徳の絶頂に、千歌音の背筋にぞくぞくとした愉悦が走る。
「千歌音ちゃん、大丈夫!?すごい汗だよ」
「そう…ね、今日、少し暑いから…」
苦しい言い訳だと自分でも思ったが、咄嗟に上手い言い訳が考え付かなかった。
姫子は特にいぶかしむ様子もなく、代わりに千歌音にコップを差し出した。
「はい、お茶。ちゃんと水分補給しなきゃ……体調には気を配らないと」
「ええ……そうね……」
姫子の気遣いが傷ついた心には嬉しかった。
それに朝からろくに水分を取っていなかったため、非常に喉が渇いていた。
千歌音はコップを受け取ると、一気に飲み干した。
「美味しいわ、お代わり貰えるかしら」
「うん!」
そう言う千歌音の顔はいつもと変わらず、太陽の様な微笑みは千歌音を自然と笑顔にしていった。
姫子はそんな彼女に喜んで茶を注いでいった。
(どうしよう…)
千歌音は激しい尿意に苛まれていた。
姫子にお茶を勧められ、お代わりするほど飲んでしまったのが悪かった。
いや、姫子は悪くない、悪いのは浅はかだった自分だ。
それに加え、肉欲の疼きも胸による自慰だけでは収まりきらなくなっている。
取りあえず放課後を迎えることは出来たが、このままではどちらにしろ遠からず限界を迎えることは明らかだ。
それでも、校長の要求を飲むことはしたくなかった。
したくなかったのだが…。
(もう、楽になりたい……)
彼女の心は今にも折れてしまいそうなほど追い詰められていた。
とにかく、なんとかもう一度話をつけようと校長室に向かう途中、いつかの三人組が千歌音の目に入った。
「…あの子たち、また姫子のことを……」
どうやら姫子の悪口を言っているらしい。
彼女たちの心ない言葉に、心がざわついて仕方がなかった。
と、千歌音の脳裏に校長から言われた言葉が蘇る。
(これを取って欲しかったら……誰か他の者を生贄として連れてくるんだな)
千歌音に悪魔が囁きかける。
彼女らもどうせ一度犯されているのだ、構うことはない。
それに彼女たちは大切な姫子を傷つけた許し難い存在だ。
捧げてしまえ、自分が助かるにはそれしかない、と。
千歌音はその誘惑に―――屈してしまった。
気付かれないように近寄ると、少女たちに話しかけた。
「貴方たち、ちょっとよろしいかしら」
以上で投下終了です、支援ありがとうございました。
大変長らくお待たせしました。
実は次回の分ももうかなり出来上がっているのですが
それを投下したらほぼ確実に容量を超えてしまいそうです。
ですのでどなたか次スレの方ををお願いできないでしょうか。
次回は遅くとも二、三日中には投下できると思います。
>>381 ぜひ読みたいので投下待ってます。
今スレ立てようか?
>>405 本格的に調教始まったな…しかも原作ネタがw
月の巫女でヒメコ一番な千歌音が身体が男を求めてチ○コの寄り好みする位まで
どんどん堕ちてほしいww
>>405 お疲れ様ー!!新教師もやばそう
男達はどんどん千歌音を視姦してオナって欲しいぜ…
>>410 待ってたぜ、乙。身体しか見て無い宮様ファンから
デカメロンって言われてる事を千歌音に教えてやりたい…
胸開発されてるけど男に揉まれてかなり感じるようになって欲しいな
つーか投下出来るとこまでこっちに投下した方がいいと思う
千歌音と普通に会話してる姫子
姫子も実は裏でイロイロとやられてたらやばいなw
冨田
千歌音凌辱書いてる者です。
すいません、二、三日中なんて大口を叩いてしまいましたが
思ったよりも難航しており今日中には無理となってしまいました。
明日中には投下出来ると思いますのでご容赦下さい。
乙ー待ってるよ!
姫子はすでに堕ち果てて、千歌音を心の中で笑ってたりして。
投下開始します。
今回はスカトロ描写が含まれますので、苦手な方はご注意下さい。
千歌音はイズミ、ミサキ、キョウコの三人を伴い、校長室までの道を共に歩いていた。
「あの、宮様…本当に校長先生が私たちを?」
「ええ、そうよ。さあ、早くして」
校長室に辿り着くと、千歌音は三人を先に中へ入れた。
扉を開くとは、まだ夕方だというのにカーテンが掛けられ、照明があるのにどこか薄暗かった。
部屋の中には誰もおらず、しんと静まりかえっていた。
全員が中に入ったことを確認すると、千歌音は後ろ手に扉を閉め鍵をかけた。
「宮様?」
「……ごめんなさい」
突然照明が消え、明かりを失った部屋は真っ暗闇となった。
「えっ、停電…?」
少女たちの視界は闇に閉ざされ、すぐ近くさえ見ることは叶わない。
そこへ慌しい物音と共に物陰から何かが飛び出し、千歌音を除いた少女たちに襲いかかった。
「きゃあっ!何なんですの、一体!?」
三人はあっという間に捕えられ、両手両足を縄で縛られてしまった。
再度照明がつけられると、千歌音のほかに校長と三名の男子生徒――以前保健室で千歌音を襲った三人がそこにいた。
「な!?…あ、貴方たち、どうして!?」
じたばたともがく三人を尻目に、千歌音は校長に詰め寄っていた。
「校長先生!どうして彼らが…こんな所に…」
「いや、あの後話しこんだら気が合ってしまってね」
にやにやと男たちは千歌音に厭らしい目線を向けた。
「久し振り、宮様。元気してた?」
「いや相変わらずいい体してるね」
「あれからすげえさびしかったよ」
あまりにも出来すぎた展開に千歌音の脳裏に男たちの関係がはっきりと結びついた…だが。
「貴方たち、まさか最初から……んんっ」
一方、事態の分からぬイズミは、地面に転がされたまま、険しい顔で男たちを詰問した。
「どういうことですの、校長先生!納得のいく説明を頂きたいですわ」
校長はイズミの問いには答えず、千歌音の方を向いてさも驚いたといわんばかりに語りかけた。
「それにしても、まさか君が本当に、それも三人も生贄を持ってきてくれるとは…全く驚きだ」
イズミには校長の言っている意味が全く理解できなかった。
「はあ?何を仰っているのか理解できませんわ」
このとき初めて、校長はイズミに目を向けた。
「宮様、このような下賤なものの言うことに耳をお貸しにならないで!」
「………」
「全く、最近の学生は目上の者を敬うことを知らん…」
イズミを見る校長の目は、まるで人ではなく物を見るかのように冷たかった。
「な、なんですか…!?」
「そんなに宮様が好きなら、今こいつの本性を見せてやろう」
校長は千歌音に目をやると意味ありげに頬を歪ませた。
だが校長のどこか意味ありげな言葉も、限界を迎えている千歌音の耳には届いていなかった。
千歌音は顔を真っ赤にして、球のような汗を浮かべていた。
下半身は何かに耐えるように、もじもじと脚を擦り合わせていた。
「…とにかく、お願いします。言うとおりにしましたから、もう外して下さい……おかしくなりそう…」
渦巻く官能は今も股間を中心にして肉体を苛んでいる。
その上、耐えに耐えた尿意は今まさに限界一歩手前まできていた。
「悪い悪い、では終わりにしようか」
校長は懐に手を伸ばすと、何かのスイッチのようなものを取り出した。
「ん、ぁぁん……!ああああ!!」
スイッチが押されると、千歌音の股間からモーターの振動音が響いた。
「え、どうなさったのですか、宮様!?」
その音はバイブの振動音ではなかった。
貞操帯に密かに取り付けられていたローターが、駆動を開始した。
「ふああああああん!」
ローターは秘所、それもちょうどクリトリスの真上にくるよう設置されていた。
千歌音の体の中で一番弱いクリトリスを機械による振動が襲う。
散々嬲られ続けた秘所は、あっという間に絶頂を迎えてしまった。
小刻みに体を痙攣させると、力尽きたようにその場に倒れこんだ。
「宮様!」
「すまない、間違えた。これはローターのスイッチを入れるためのものだった…っと、聞いていないか…」
校長がもう一つスイッチを取り出すと、千歌音に向けて押した。
カチッと言う音と共に留め金がひとりでに外れ、貞操帯が前後に分かれる。
「きゃあ!」
突然晒された千歌音の秘所に、好奇心旺盛な少女たちは目を逸らそうとするも、自然と向いてしまった。
だがそこに埋め込まれた異物を目にすると、信じられないものを見たかのように次々と悲鳴が漏れた。
「な、なんですの……あれは…!?」
「いや!見ないで…!」
千歌音が手で隠そうとするも、絶頂で弛緩した体では遅すぎた。
少女たちの脳裏には千歌音の秘裂の様子が焼き付いたように記憶された。
「君たちの大好きな姫宮くんはこんな物を入れて悦ぶ変態なんだよ。全く嘆かわしい」
「あ、あああ……」
千歌音の顔が羞恥で耳まで赤く染まった。
「も、もう、ゆるして……これ以上、こんな辱めを受けるのは……」
だが校長はそんな声が聞こえないかのように振る舞い、逆に彼女をより辱めていった。
「ああ、ぞうそう、いつまでもこんな物を入れていては可哀想だな。よし、外してあげよう」
校長の手がバイブにかかると、一息で引き抜いた。
「んぁぁぁああああんんん!」
解放感と少しの名残惜しさが心を過る。
だがそれ以上に抜き出される時の衝撃が彼女の膀胱を刺激していた。
(だめ、これ以上は……漏れてしまうわ……)
「次は尻に入ったそれだな、これまた何と破廉恥な…」
校長の指が尻から出たチェーンに繋がれた輪を掴んだ。
チェーンの先ではプラスチックの球が数珠繋ぎになって千歌音の腸内に入っている。
これを抜かれたらどうなるか、千歌音の顔が恐怖に歪んだ。
「さあ、これでもまだ我慢できるかね?」
校長が千歌音の耳元で意地悪そうに囁いた。
その口調は明らかに、千歌音が漏らすことを期待していた。
抵抗できないように千歌音を押さえながら、一気にアナルビーズを引き抜いた。
「そんな……一気に……ひゃあああぁぁぁっ!」
肛門に軽い痛みが走った後、連続して行われる疑似排泄が彼女に爆発的な快感を与えた。
頭の中に白い湯気が立ちこめるように思考が薄れていく。
それが最後の一押しとなった。
一杯に中身を溜めこんだ膀胱が、千歌音の気が緩んだことによって遂に限界を迎えた。
「あぁぁぁぁぁ、出る、出るぅぅぅぅ!」
ちょろちょろと音を立てながら、小便が校長室の絨毯に黄色いシミを描いていく。
制服のスカートも小便にまみれ、その薄汚れた様はあまりに無残だった。
「み、宮…様……」
憧れの女性の目の前での放尿に、少女たちは完全に放心していた。
「あぁ、ひ、ひどい……人前で……こんな……うぅぅ」
千歌音は人前で用を足してしまったショックで、肩を震わせすすり泣いていた。
その姿は学園のアイドルというよりもただの哀れな少女だった。
尤も、男たちはそんなことに構いはしなかった。
最初に校長が服を脱ぎ出すと、周りの男たちもそれに倣った。
少女たちは甲高い悲鳴を上げ目を背けたが、千歌音は涙を流しながらも気丈に男たちを睨みつけた。
だがその体は漏らしたことによるショックで弛緩し、ぴくりとも動かなかった。
「や、やめなさい!これ以上何を……いや、見ないで!」
罵声に構わず、校長は千歌音のスカートをめくり上げた。
「おやおや、放尿を見られてスイッチでも入ってしまったか?せっかくやめようと思ったのにひどい濡れようだな、これはしっかり慰めてやらんと」
校長の目は千歌音の蜜で濡れそぼった股間に釘付けとなった。
興奮も露わに、そそり立った股間を自慢げに見せつけながらじりじりと近寄っていく。
「嘘つき!初めから…解放するつもり……なんて………だ、誰が……そんなもの……なんか…」
そんなもの、と言いながらも千歌音の瞳は肉棒をもの欲しそうに見つめていた。
校長の股間にそそり立つ肉棒はバイブ等とは比べ物にならないくらい太くて長い。
その赤黒い亀頭とカリは昨日散々覚え込まされた、膣内を掻き回される時の快感を思い起こさせた。
体の奥から飢餓にも似た渇望がこみ上げてくる。
一日中、散々バイブで蕩かされた秘裂は陰毛の先端にまで蜜が滴っており、割れ目は大きく開きピンク色の中身を覗かせていた。
肉壁は男を待ちわびているかのようにひくひく蠢き、淫核は硬くそそり立っていた。
「君と違って、君の身体は正直だねえ。さあ、受け入れたまえ」
秘唇に肉棒をあてがうと、軽く体重をかけた。
濡れそぼった千歌音の秘裂は、難無く校長の肉棒を受け入れてしまった。
「イヤァァァァァァ!宮様ぁぁぁぁぁ!!」
「ひどい、ひどすぎるわ!」
「もうやめてぇ!」
少女たちの口から次々と悲鳴が発せられる。
憧れの人のあまりに無残な姿に涙をこぼす者までいた。
だが真の驚愕はここから始まった。
「んぁ……あはっ、ああぁん!い、イイぃ」
千歌音の口からは出た声は、明らかに快楽を示すものだった。
「宮……様……」
呆然とした面持ちで見つめるイズミの前で、千歌音はうっとりとした顔でよがり声を上げた。
「ひぁあああああっ!うぅん……ん、いい……そこ、いい……」
「うそよ、宮様がこんな……信じられない!!」
既に挿入されているというのに、まだ足りないといわんばかりに腰をくねらせる千歌音を見て、少女たちは唖然とするしかなかった。
学園のアイドルが醜い中年にその身を蹂躙され、尚且つそれを悦んでいる。
あまりの衝撃に悲鳴を上げることも出来ず、ただ黙って見ているしかなかった。
一方、千歌音の体はすっかり快楽に目覚め、男の行為を受け入れつつあった。
それでも、淫らに感じてしまう肉体を、心はあくまで否定しようとする。
「ち、違うの……これは んぁ、あぁぁぁ…」
「何が違うというんだ。そんなよがり声を上げていては説得力がないよ」
千歌音がいくら否定しようとも、恍惚とした表情で快楽の嗚咽を漏らしていては説得力がなかった。
「ほら、もっと感じさせてやる。こっちの方が君にはいいだろう?」
今までは正常位で繋がっていたのを、校長は千歌音を抱き起しながら、自分の体は彼女の下に移動させていく。
そして床に寝転がると、騎乗位で千歌音を責め始めた。
より深く突き込まれ、千歌音は膣の奥に肉棒の先端が当たるのを感じた。
「ほら、たまらんだろう、気持ちいいのだろう?」
「気持ちよくなんか……あぁ…ん…」
校長は千歌音の腰を掴むと、前後に揺すり始めた。
胎内の肉棒はまるで生き物のように蠢き、膣壁を擦りたてる。
「あぁ、いや……こんなの、恥ずかしい……」
まるで自分の痴態を全て晒されているかのようで、気が気でなかった。
事実、先ほどから学生たちが自分の痴態を食い入るように見つめている。
しかし、次第に激しい情感と興奮が全身を襲い始めた。
ぞくぞくするような快感が千歌音の背筋を駆け巡る。
(見られて、感じている…!)
自分がそんな変態的なことで快楽を得ているなんて信じたくなかった。
だが確かに彼女の体は誰かに見られることで愉悦を感じていた。
それにいくら認めたくなくても、快楽を貪ろうとする欲求は止めようがなかった。
千歌音はその場でぐにぐにと腰を震わせ始めた。
「ああ、だめ…止まらない……止まらないの!」
しなるような勢いで千歌音の腰は前後に揺れ動いた。
抜き差しをするのではなく擦りつける様に動くため、千歌音の淫核は擦り上げられ、その度に何度も小さな絶頂を迎えた。
いつしか千歌音は何も考えられずに夢中で腰を使っていた。
「あああああ、いい!これ、いいのぉ……」
ここで校長はちょっとした悪戯を思いついた。
揺れ動く千歌音の腰を掴むと、強引に彼女の体を持ち上げた。
肉棒が亀頭の先端を残して千歌音の膣内から抜き出される。
「あぁ!だめぇ、ぬかないで…」
千歌音の口から絶望に満ちた悲鳴が上がる。
「やれやれ、本当に仕方がないな、君は」
手が腰から離されると、支えを失い千歌音は校長の腰の上で尻もちをついた。
支えを失った千歌音の体重が肉棒に集中し、膣奥まで一気に叩きつけられる。
「んはあああああぁぁぁ!」
体の奥まで響く衝撃に、千歌音の理性は溶かされ、翻弄されていく。
「すごいぃぃ……もっと、もっとしてぇ!」
「そんなにいいなら、自分でやりなさい」
「で……でも、気持ち良すぎて……力が…入らないんです……」
「私も手伝うから。ほら、足に力を入れて」
「は、はい……ふぅ、うぅんんん!」
千歌音は校長の助けも借りて、ゆっくりと腰を上げていく。
秘裂から肉棒をぎりぎりまで引き抜くと、足から力を抜いて思いきり腰を下ろす。
後はただこれを繰り返していく。
「すごいぃ!これ、すごくいいです!」
「そんなにいいのかね?」
「いいです、とってもいいですぅ!」
「私の肉棒が出入りしている君のマ○コを、皆が見てるぞ。ほら、周りを見てみなさい」
周りを見ると三対の瞳が嘲りを、もう三対の瞳が驚愕の色を浮かべていた。
「だ…だめ……見ない……でぇ……」
(恥ずかしい……でも……)
同じ学生に見られていることも、もはや千歌音の興奮を高めるためのスパイスでしかなかった。
全身が熱くなり、切ない思いに駆られて夢中で腰を振りたくる。
狂ったように腰をくねらせる千歌音に、校長もいよいよ限界を迎えようとしていた。
だが、校長はそれを千歌音に告げるつもりはなかった。
それはいきなり中出しされ、千歌音の絶望する顔を見たいというのがあった。
だが何より、校長は千歌音の乱れる姿に見とれており、途中で邪魔をするような無粋な真似はしたくなかった。
「あぁ、だめ、イク!イクイクイク、イックゥゥゥゥゥゥ!」
絶頂の声を上げ、全身を反り返らせる。
(イッちゃった……皆が…見ているのに……)
絶頂の余韻に浸りながら、千歌音はいつの間にか下腹部に熱い感覚が広がっていることに気がついた。
(中に…出された……)
快楽にを貪ることに取り憑かれ、中出しされる危険には考えも及ばなかった。
いや、腰を振っている間は快楽の身が頭を支配し、何も考えられなかった。
(もう……いい…わ……)
どこか傍観を抱きながら、再び男のモノを勃たせるべく膣を締め付ける。
秘裂と肉棒の隙間からは白く濁った本気汁と校長の精液がブレンドされたものが滲み出ていた。
「宮様……宮様が……そんな………」
「信じられない…!」
「あ、ああああ……」
少女たち三人は千歌音の痴態に圧倒されていた。
だがそれは男たちも同様だった。
自分たちとしたときとはまるで違う、淫らに男を求める姿に圧倒されていた。
それでも即座に気を取り直し、己の欲望を滾らせていく。
だが校長は未だ千歌音との交合を終わらせそうもない。
そして、今、すぐ傍には欲望の捌け口にちょうどいいモノがある。
「だめだ、これじゃあ生殺しだ。もう我慢できねえ」
男たちの欲望は縛られ転がされた三人の少女に向かった。
「こいつら犯っちまって構いませんよね、校長?」
「ああ、そのために君たちを呼んだんだ。その子たちにも存分に性の悦びを教えてあげなさい」
「よっしゃあ!たっぷり可愛がってあげますよ」
男たちの獣欲に満ちた目が床に転がされた少女たちに向けられる。
彼女たちの貞操は風前の灯火だった。
「彼女たちだが、本当に好きにしていいのかね?」
「構いません……あんな子たちなんか、どうでもいい……」
千歌音の目はもう自分たちなど見ておらず、絡み合う校長にしかその視線は注がれていなかった。
「嘘、嘘ですよね、宮様……」
憧れの女性に目の前で見捨てられ、イズミの顔色は蒼白を通り越して真っ白になっていた。
「宮様もああ言ってることだし、俺たちも楽しもうよ」
男の一人が寝転がされているイズミに近づくと、彼女に覆い被さっていく。
男はにやけながら、制服を盛り上げている胸の隆起に手を伸ばした。
「あっ、イヤ!おやめになって…!」
イズミは男の手から逃れようと上半身を捻じらせるが、後ろ手に縛られた状態では叶わなかった。
男はベストの上から乳房を撫で回すと、やや強めに乳房を鷲掴みにした。
「ダメ、触らないで!」
だがベストとブラウス越しでは男の満足する感触は得られなかった。
「イヤ、い、痛いぃぃ!」
異性に、それも同級生とはいえ顔も知らない、しかも見るからに不細工で生理的に嫌悪してしまう類の男。
そんなものに無造作に体を弄られ、イズミは悲鳴を上げた。
嫌悪感か、あるいは恐怖なのか、鳥肌を立てている。
「やめなさい、イヤァ!離しなさい!」
男を拒絶する声もひどく震えている。
憧れの宮様に連れられて校長室に来たらいきなり同級生の男子に襲われるなど、少女の創造力の範疇を完全に超えていた。
全身を震わせながらも、必死に男を諌めようとする。
「お、おやめなさい、あなた自分が何をしているか…」
「やっぱ服は邪魔だな」
イズミの声など全く聞く耳をもたず、男の手がベストのボタンを外し、続いてブラウスも脱がせていく。
肌を晒すまいと、イズミは体を右に左に振り乱す。
最初は根気よくボタンを外そうとしていた男だったが、流石に痺れを切らした。
「ああもう、面倒くせえ!」
襟元に手をかけると、力任せに開いていく。
男の力には耐えきれず、ボタンが一気に弾け飛んだ。
「イヤァァァァァァ!」
「へえ、着やせするタイプなんだ…」
男の言葉通り、千歌音には到底及ばないものの、露わになったのは高校生にしては大きめの乳房だった。
その乳房は上品なレース刺繍に彩られたライトパープルのブラジャーに覆われている。
学生にしては派手で背伸びした印象を与えがちだが、イズミの高飛車な雰囲気と相まってそれほど違和感はない。
「全く、大人ぶるのはいいけど…中身は伴っているのかねえ」
まじまじと覗き込みながら、男の手はブラジャーに包まれた乳房に手を伸ばしていく。
「ど、どうなさるの…?」
「どうするって言われても……まずはこうやって感触を楽しんで…」
男の手がブラジャーの上からイズミの乳房を包み込んだ。
「ひぃぃぃぃ、イヤァァァ!」
布地越しとはいえ、乳房を男の手で撫で回され、イズミはあまりの気色悪さに震えあがった。
高校に入った直後から千歌音に心魅かれ、ボーイフレンドの類は一切作ってこなかった。
キスの経験もない状態で、同級生とはいえ顔も知らない男に胸を揉まれているのだ。
軽いパニックに陥っても不思議はなかった。
(やっぱり新鮮な感じがするよな…)
イズミの反応に瑞々しいものを感じ、男は有頂天になって手を動かしていく。
「もう、もうおやめになって!」
「何言ってんの、これからじゃない」
ブラジャーのカップの中に男の手が入りこみ、
「おっ、乳首発見!」
乳房へ直に手を当てると、指先で先端をくすぐった。
指先に伝わる刺激に男は感嘆の声を上げた。
「おっ、意外と乳首大きいね、エロいなあ…」
千歌音の乳首が小さめであったこともあり、その大きさは新鮮なものだった。
「や、やぁぁぁぁ!……言わないで!」
恥ずかしい場所を触られた上に自らのコンプレックスを暴露され、イズミは甲高い悲鳴を上げた。
慌てて周りを見回すが、そもそも他の少女たちはそんなことを気にしていられる状況ではなかった。
彼女が思わずほっとしたのもつかの間、乳首を弄りながら男はさらに言葉でイズミを責めていく。
「こんなに大きくなるなんて、よっぽどたくさんの男に吸わせてきたのか?」
「馬鹿なことを言わないで!男に興味なんて…」
途中まで言ってイズミは口を噤んだ。
自分を見る男の目があまりにも不気味なほど歪んでいたからだ。
いつの間にか胸への責めも止んでいる。
「やっぱり君も宮様に憧れてるのか。ってことはそっちの人?」
「…何か悪くて?」
「いや、男の良さを知らないなんて可哀想だと思ってね。ちゃんと犯して、男の良さを教えてあげるよ」
「ひぃっ!」
犯される、その恐怖で引きつったような悲鳴が漏れる。
男はイズミの様子など気にした風もなく胸への責めを再開させる。
「そしたら後は生で拝ませてもらわないと…」
イズミに抱きつくと、彼女の背中に手を伸ばしていく。
量の多い黒髪を掻き分けながら、男はブラジャーのホックに手をかけた。
このままでは胸が晒される、それだけは避けねばならない。
全身を使って、男の体を撥ね退けようとする。
「よしなさい!ダメ、ダメェェェェェ!」
イズミの必死の抵抗も虚しく、プツッという音とともに彼女の胸を締め付ける拘束が緩んだ。
「イヤアアアアアア!!」
男が立ち上がると、その手にはイズミの着けていたブラジャーが握られていた。
露わになったイズミの乳房は、呼吸に合わせるようにふるふると震えていた。
男は温もりの残るカップに鼻を近づけると、思いきり匂いを嗅いだ。
男の行為に堪らずイズミは抗議の声を上げる。
「あ、あなた何をなさっているの!そんな…変態じみたこと……」
男はしばらく匂いを堪能していたが、イズミの非難に矛先を彼女の体に切り替えた。
「変態ってのはこういうのを言うんだよ」
男はブラジャーを手離すとイズミの胸に顔を近付けた。
唾液を口の中にたっぷりと溜めると、
「ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅぅぅぅ……」
乳房に舌を這わせていき、全体にたっぷりと唾液を塗していく。
「何を…き、気持ち悪い…」
汚い男の体液を塗りこめられ、あまりの気色悪さに鳥肌が立つ。
男は乳首を咥えこむと、音を立てて吸い立てた。
「イ、イヤ!汚らわしい…!」
だが男がいくら口で刺激しても、イズミの巨大乳首は一向に硬くならない。
「反応悪いなあ、もう勃つ頃合いだと思ったんだけど…」
男は口を離すと、もう片方の乳首に狙いを移した。
べっとりついた唾液を手で乳房に塗り込むように広げられながら、もう片方の乳首に舌を這わせていく。
だがもう片方も、いくら男が愛撫しても柔らかいままだった。
弱り果てた男の目に、イズミの髪が映った。
「お、これいいかもっ」
男はイズミの縦にロールを巻いた髪を掴むと、その先端で乳首をくすぐり始めた。
「自分の髪で責められるってのはどう?」
「イヤ……何ですの……この感覚……」
男の指とは違う、こそばゆい擽る様な感覚にイズミは戸惑いを隠せない。
だが彼女の乳首は本人の意思とは裏腹に、如実に反応を示し硬く尖っていく。
「ウソ!そんな……こんなことって……」
尖りきった肉の突起を見つめ、イズミは驚きと羞恥のため泣きそうな顔になっていた。
男の愛撫に応え、自分のものとは思えないくらいに淫らな形に膨らんでいることが信じられなかった。
勃起した乳首を舌で舐めながら、男は得意げに言い放った。
「宮様には及ばないけど、君も中々いい味してるよ」
その言葉を聞いて、イズミの頭の中から恥ずかしさが消え、代わりに怒りが支配した。
「あ、あなた!宮様に何を…!?」
「何って……決まってるじゃん」
憤怒で真っ赤に染まった顔を見ながら、男はそれでも余裕淡々といった面持ちだった。
「こんなこと……だよ」
男の手がショーツの前の部分にかかる。
「へへっ、さあて……いつまでそんな顔がしてられるかな?」
手がショーツの端を掴んだまま、ゆっくりと引っ張られていく。