1 :
名無しさん@ピンキー:
良さそうなスレタイ思い浮かばなかった
すまん
そろそろ黒銀ラブラブものが来るに違いない
いやむしろ銀黒で…
8 :
黒銀:2008/05/03(土) 12:48:33 ID:VLXSyMop
初めまして。
黒銀好き過ぎて初めてSSなんてモノを投下させて頂くんで…(途中までですが)
文の拙さと私的趣味で黒が銀にデレデレで原作イメージぶち壊しなのと、携帯からなので改行が変だったりすると思われますので嫌な方はスルーでお願いします…。
9 :
黒銀:2008/05/03(土) 13:04:05 ID:VLXSyMop
もう黄も…猫も居ない…今の彼女は俺の他に頼るべき存在が無いだけだ。
俺を【特別な存在】と認識してくれているのでは…などと考える方が烏滸がましい
ーーだがーー
彼女がきっと心から叫んだであろうあの日の言葉…
【一人にしないで】
初めて俺に対して彼女が願った事だった
その言葉を耳にした時からか…彼女を護り慈しみたいという感情が俺の中から沸き上がって来た。
ーそう、俺は契約者じゃ無いー。
だが、それと同時に彼女を独占しその
身体も心も全て俺で満たしてやりたいと思う様になっている自分も居る。
ーこんな俺を彼女はどう思うだろうかー
あの事件以来、契約者の存在は公が知る事となり組織からの追っ手も暫くの間は届く事が無かった。
だが…気は許せない一瞬の気の緩みが死を招く。そんな事は自分が一番良く解っていた。
突然降り出した雨の中、俺と銀はいつも定まらない宿に着いた。
「銀…大丈夫か?」「…うん。」
かなり服が濡れてしまった。
こくりと首を振り答える銀だが何かいつもと少し様子が違う、若干苦しそうな呼吸と虚ろげな目に思わず俺は額に手を当てるー熱いー。
「お前……っ」
「…?」
銀は不思議そうな顔をしていたが、そんな彼女の手を引き急いで部屋に連れて行く。着替えとタオルを出し俺は銀の結った髪を解いて拭いてやる
「無理をさせた…すまない。」
「ううん…大丈夫。」
ようやく俺が体調を気に掛けているのを理解した銀は首を横に振り、口の端をくいっと上に押し上げた。
そんな彼女の仕草に思わず笑みが零れる。
俺がいつまでも彼女の髪を拭いているとじっと見つめる視線に気が付き我に帰る
「あっ…ああ、着替えはそこに置いてある。俺は外に出ー。」
そう言いながら両手手を放しタオルを取ろうとした瞬間、言葉はそれ以上続かなかったー。
銀が俺にもたれ掛かって来たのだ。
柄にも無く少し動揺するがそれを悟られない様問いかける様に名前を呼ぶ。
「…銀…?」
返事は無い、目線を落とすと胸の辺りには銀色が広がっていた。
10 :
黒銀:2008/05/03(土) 13:23:03 ID:VLXSyMop
飛びそうになる理性を呼び戻し俺はベッドに彼女を横たえると、うっすらと彼女の口が開く。
「少し…目眩…しただけ」
「…そうか。」
気の利いた言葉は出なかった、それだけ今の俺には余裕が無い。そんな俺を余所に彼女は眠りの中へと落ちようとしていた。
このままでは体が冷え切ってしまう…。「…銀、起きろ」
「…黒…」
けだるそうに俺の名を呼ぶ銀、彼女を抱き起こすとほんのり赤く染まった顔が間近に見え一瞬戸惑う、背徳感を覚えながらも彼女の背中に手を回しワンピースのファスナーに手を掛る。下ろして行くと白い陶器のような肌が露わになる。銀は抵抗をするでも無く微睡んでいた。
少し腰を浮かせそれを取り去ると、後は欲を煽る姿でしか無かった。
…もしここで彼女を汚してしまえば彼女の心は永遠に失われてしまうかも知れない。
だが、それと反比例する様に俺の中で自分勝手な想いが生まれる…彼女をこんなに想っているのは自分だけだ…と。
過去にも大切な人は確かに居た。だが今の想いはそれよりも遥かに強いものだ。
…彼女が欲しい…
俺の頭の中はただそれだけだった。
「銀……
俺は銀の身体を引き寄せ強く抱きしめた
「ヘ…イ…?」
突然の事に驚いたのか銀の声は少しかすれていた。そして腕の中の華奢な身体がみるみるうちに強張って行くのが密着した肌を通して感じられた。
腕を緩め濡れた髪を撫で頬に張り付いた髪を退けると、銀が俺を見上げる。その瞳には何も写してはいないのだろうが
それでも潤んだ瞳は盲目という事を忘れさせるほど俺を魅了する。
顎に手を添え唇を重ねると彼女の瞳が見開かれた。
……と言った感じで何だかモノローグ大杉で葛藤とかもワケ解らなくなってますが…とりあえず続きは気力があったらまた書きたいと思います。
課長と焼肉食いに行きたいネェ。
あの時って、課長のおごりだったと思うんだけど。
結構いい額いってそうだったが。
カードで払いました
>>11-12 李くん、課長に借りができる
↓
李「後で返します(性的な意味で)」
↓
あれ?それなんて死亡フラg(ry
↓
ラスト、課長の前から消える李くん……
李くんと課長の絡みがもっと見たかった。
大塚が李くんにアプローチ
↓
課長がヤキモキ
とか、ベタだけど、そんなんがみたかった。
15 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:34:01 ID:J5Zikt/Z
黒、銀をつれてるところを課長に目撃
↓
課長「そちらさんは…彼女?」 銀(こくん) 黒「!?」
↓
課長ドカ食い、それに付き合わされる斉藤
とか…ごめん寝言は寝て言う
>10
期待が高まる一方じゃねえか
銀を美味しく頂いてしまう黒の活躍を読ませてくれよー
契約者らしい合理的な払方だな
妄想とアイデアは沢山浮かぶが、それを文章にするのが難しいぜ…
そういうことだ
どんなに短いSSであっても書ければ十分すごいし、
ましてやクォリティの高い文章を短時間で書ける人はマジで神だとつくづく思う
千昌さんは俺がもらっていきます
じゃあ俺は舞たんを
未咲課長と焼き肉を食べに行くのは俺
黒銀マダー?
銀は毎晩黒が来てくれるのを待ってるのに・・・
だって黒は毎晩、未咲課長やハヴォックや千昌さんと(ry
絶倫だな黒w
銀ちゃんは最後にたどり着く約束の地なんだよ!
他の年増は所詮行きずりの女なんだよ!
さて、
>>28の発言により、
黒銀派と黒未咲派の争いが始まるわけだが。
でもどういう訳か黒未咲の二次創作はほぼ皆無なんだよなあ。黒銀は多いのに
同人的には作り辛いカプなのだろうか
だってあのメガネは黒のことなんか全然しらねえし
李くん×課長ならアリだと思う。
リーくんは課長のもの
ヘイさんは銀のもの
3レスの長きにわたる戦いはここに終止符を打たれたのであった
34 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 00:13:10 ID:1XQz2mJR
アンバーが不憫でならない(´;ω;`)
×ヘイさんは銀のもの
○ヘイさんは銀orアンバーのもの
アンバーなどいない!
銀の小さな可憐な唇が黒の凶悪な肉槍に奉仕するんだな
わかります
中国人が経営している中華屋で飯を食ってきたが課長がいなかったぞ
どういうことだ
未咲課長なら今日は残業だぜ?
ああ、俺の部屋で朝まで残業だ
>>15 課長と銀による黒争奪戦が始まるのですね。わかります。
食べ物で釣る課長vsいつもくっついてる銀
もう、三人で仲良く暮らしたらいいよ
課長は世話好きだから案外銀と上手くやってけそうな気がする
>>43 一瞬課長が銀を食べ物で釣るのかと思った
銀がくっついていっちゃって黒涙目
お父さん 課長
お母さん 黒
娘 銀
こうですか
猫もいたら何というサザエさn
争奪戦だらけだなwww
まああの鎖骨では正直ムリもないが。
ヌコミミのハヴォックだと!
近所にはキコヌコやマユマユヌコがいて鎖骨争奪戦に加わるわけだな
「李という男はもういない」とかいいながら毎日うまいメシを食卓に出す黒
割烹着着用で
鎖骨ってダレのこと?
山本麻里安のことです。
正直キコが最強だと思うんだ
ノーベンバー11×ハヴォックってありませんか?(供給が)
需要もなければ供給もない
ノーベンバーは胸が豊満な女性がお好みなんだろうな
ノーベンバーは好みじゃない女性としぶしぶセックルするのが似合いそうだと思う
>>55 いいのかい?
ノーベンバーはジュライだって喰っちまうような男なんだぜ?
ハヴォたんの娼婦時代が想像出来ねえ…イったこととか無さそう
>>58 ときたま、限りなく不快感寄りのか細い吐息を漏らすだけの細ッこい女体が
安いベッドの上でこっちの良い様にガッツンガッツン揺さぶられてる姿も
結構エロいと思うぜ。
狭く小汚い部屋に、ベッドの軋む音だけが響いていた。
目の前には、目をギラつかせて私に多いかぶさる男が一人。
白い舌で私の首筋をねっとりと舐め、胸を触り、そして下肢へ手をのばす。
どの男も必ず行う手順。
繰り返されるその行為に、体はもう慣れきってしまっていた。
「…っ…!!」
ごつい骨張った手が下着の中に滑り込み、濡れてもいない其処に強引に指をねじ込んでくる。
引き裂かれそうな痛みに、思わず体がびくん、と跳ねた。
──慣れたとはいっても、其処への愛撫だけは今だに受け入れることができない。
快楽とは真逆の苦痛。
吐き気さえした。
濡れる、だなんて到底無理な話だった。
痛みで顔を歪めた私を見て、男は口元をつり上げさらに指を増やしていく。
バラバラに動く指。
熱を持ったような痛みは、いつのまにか麻痺していった。
>>59を見て書いてみたチラ裏。前戯だけだけど。
お目汚しすまそ。
需要と時間があったら続き書きますね。
取り敢えず服を脱ぎました!!
全裸テレポートお姉さんが出現したところをすかさず拘束して
鼻先に俺様の剛直を突き出し
「対価はたしか『キスをする』だったなあ? んん?
はやくやらなきゃバターになるぞお?」
と言って
だめだ、すぐテレポートして逃げられてしまう。
ブリタ「馬鹿ね。捕まった瞬間逃げるに決まってるじゃない」
ブリタ姉さんは選り好みも激しいだろうしな
ブリタさん、年下は好きですか?(*´Д`)ハァハァ
エスパー魔美はどうでもよい!
黒銀は!黒銀ラブラブはまだなのか!
ここって興味ないとスルーしてお礼も言わないみたいだし
職人さん来づらい感じするよ
>>67ぴんくのほかの板で幸せになれるかも
すまん
確かに自分は以前ここに投下したことあるけど、以来このスレで投下は控えてた。
あくまで趣味の範囲だが、創り手としてはそれなりの時間と労力を費やしているから、
反応が貰えるほど嬉しいし、それが後の創作意欲にも大いに関係する。
香水のいいかほりがしそうでたまらん
ちゅーかこないだようやく見たばっかなんだが
ブリタの唇ってあれ、設定上はルージュではありえないんだよな?
mjd?
だってルージュって自分の体の一部じゃないから
体だけテレポートしたら絶対落ちるはずじゃん
……いや待て。
さらに言えば、ブリタは「すっぴん」であの顔ってことだよな。
ウンコブリブリタ
>>75 考えるな、感じろ。このアニメはそういう所がある。
>>72 ブリタは間違い無くいい香水使ってる。安物は嫌いそうだ。
でもブリタってなんとなく、
外見から想像するほど「完璧かつセレブに美しいワタシ!!」みたいなこだわりは
持ってないかもしれないと思わなくもないんだぜ。
俺のドMセンサーがブリタに反応しまくりなわけだが
米大使館の彼「ブ、ブリタ……。ウソだろ……?」
ブリタ「いいえ、全部真実よ」
彼「……いいや僕は信じない!
君が契約者だったなんて!
EPRの一員だったなんて!
そしてなにより!!」
ブリタ「『本当にイったらテレポートしてしまうの』」
彼「……ウソだッッッ!!!」
セックル中はあれとこれでお互いに繋がってるわけだから、一緒にテレポートできる!!
>>75 でも、触れてる相手も一緒にテレポートするからルージュくらいはアリなんじやね?
ブリタ…、ブリタ…
オール・ハイル・ブリタニアァ!!
残念www前スレ既出
「祝! CC、黒の契約者にも続投!(OPを見て。)」とかもあったなあ。
>>66 ブリタって何歳なの?
あの能力で30超えてたらやだな・・・
ちょうど30ぐらいじゃね?
28歳くらいなんじゃね?
もちろん、永遠にな。
なるほど、俺の嫁の未咲が永遠の27歳なのと同じというわけですね
いつから俺の課長がおまえのものになったのか興味がある
キコに年増と言われた時の課長のあのかわええ反応で、ご飯4杯は食べられる。
課長って27歳って設定だっけ?
それで処女なの??
どんだけ身持ち固いんだよ・・
というかデート回の黒も
「行かなきゃ」とか言ってる課長の腕をつかんで
「いいや行かせない。行かせはしない!」とか言えばいいのにな。
というか組織も気を利かせて、
そういう指令出しとけばいいのにな。
「ホテルに連れ込んでHしたあと抹殺しろ」でもいいぞ。
どうせ彼やらないし。
美咲×銀 ってありか、なしか
俺の未咲課長はあれでかなりウブなんだぜ
むしろ銀×未咲で
>>97 ひとが長らく押さえ込んできた疑念を
軽々と口にしやがったなw
おいおい黒はなんのための電気使いですか、その気になれば年中完全強縮ですよ
指を折るとかそういうのよりも
ハボックの敏感なところに甘く電流を流すとか
そういう系の方が効くと思うぜ。
ちょっと時間飛び越えて教えてやってくる。
無茶しやがって(AAry
この月明かりの下 ひとり上手 君のことをオカズにしていたよ
いつまでもおかずを探してた この部屋の中で〜♪
Rie-fu自重w
課長の下着の色は黒
課長は白
銀は黒
主任は赤
読み方が違うぞwww
下着と言えば18話
「それ、自分用?」
「アハハやだなぁ
当たり前じゃないですか」
これが噂のブラ男か
こんなところで黒の性癖が発覚
俺の黒はそんな奴じゃ…!!
お風呂上がりの課長で抜いてしまった…
課長で抜けるってある意味すげえな。
有野課長ですか?
俺はイノコMAX派だ
いいから早く黒銀書いてよおおおおおおおおお
フォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
銀×課長が見たいです
りーくん、課長のことなんて読んでたっけ?
美咲さん
でよかったかな。
美咲
だろ?
カチョサンて呼んでたよ
「ホストのバイトでも始めたの、李くん?」
「潜入捜査か・・・。」
美咲は、単独での任務遂行のため、ひとり愛車であるポルシェを走らせていた。
潜入先はとある隣県にある大手企業。
そこに社員として潜入し、不正の証拠を掴むというもの。
「でも何故私が・・・?」
私は契約者、BK201を追わなくちゃいけないのに・・・。
まぁ、でもこれも仕事だ。
とっとと片付けて本来の任務に戻ろう。
そんなことを考えながら車を走らせる美咲だった。
時を同じくして、契約者、黒の元に黄から指令が下った。
それはとある企業に潜入している契約者の暗殺だった。
「で、だ、どうやって、その契約者を見つけ出し、そして暗殺するかだが、」
黄がいつもの口調で話を続ける。
「おまえには清掃員のバイトとして潜入し、接触してもらう。」
もう準備は整っているらしい。
「分かった。で、その契約者の特徴は?能力は?」
黒が尋ねる。
「知らん。だが、契約者が潜入してることは間違いないらしい、。」
「・・・それだけの情報でよくも任務だなどといえたもんだな」
黒がつぶやく。
「組織の命令は絶対だ。分かるな?まぁ、潜入してるうちに尻尾を出すだろうさ。」
ためいきをつく黒。
美咲、黒のふたりの潜入捜査が今はじまろうとしていた・・・。
わ、わっふるわっふる!!
黒が…黒が格好いいです!
清掃員として潜入しての初日。
黒は社員の中に見知った顔を見つける。
「(あれは霧原美咲・・・?、公安部の人間がなぜ?)」
黒はすぐに気づいた。
「(潜入捜査という奴か。となると目的は契約者との接触・・・。)」
見知った顔の、それも公安部の人間がそばにいたのでは
任務が遂行しづらいのもまだ事実だった。
どうする・・・。
昼休み、会社の屋上でのマオとの定期連絡。
「マオ、黄に連絡しろ。何故公安部の人間が潜入してる?」
「なにぃ、公安部?黄の情報にはそんなものはなかったが・・・。」
驚くマオ。
「・・・分かった、黄に連絡して確認をとる。」
「頼む。」
黄の情報が今まで違っていたことはなかったが、
今回の指令はいつもと違う感じがする。
そんなことを思いながら仕事に戻る黒であった。
潜入して3日目。
美咲はまだ不正の証拠を掴めていなかった。
「(さすがというか、完璧なセキュリティ・・・。)」
時間がかかりそうな任務にため息をつく美咲であった。
「どうしたんですか、大塚さん?」
「・・・、え?」
となりの女子社員に声をかけられて驚く美咲。
そう今、自分は大塚と名乗っていたのだった。
「ため息なんてついちゃって、何か悩み事とか?」
「あー、いや、そういうのじゃなくて・・・、アハハ」
笑って誤魔化してはみたが、顔がひきつっているのが自分でも分かった。
今はとにかく与えられた任務に集中しようと思う美咲だった。
休み時間、
トイレに向かおうとした美咲の目に、ひとりの清掃員の姿が目に入った。
「(あれは、李くん・・・?)」
何故?と思う美咲だが、バイトでいるんだろうとすぐに思いついた。
しかし、見知った顔があるのはまずい。
任務に影響が出てしまう。
どうする・・・?
そんなことを考えていた時、李くんと目が合ってしまった・・・。
「あれ、霧原・・・、さん?」
李くんが話しかけてきた。
まずい・・・。
「あ、あの、すいませんが、人違いでは・・・?」
うつむきながらも焦って答える美咲だが、李くんは続ける。
「こんなところで何してるんです?警察のs」
「!?」
まずい、周りには人がいる!
これでは任務が・・・。
「こっち来て!」
李くんの手をとって、人目につかない空いてる会議室へと連れ込む美咲。
「あの、どうしたんですか霧原さん?」
驚く李くん。
「私は大塚です!」
「・・・」
黙る李くん。
「あのー、もしかして潜入捜査・・・、とか?」
いきなり核心を突かれてしまった美咲。
ためいきをついてしまう。
当然のことながらごまかしは効かない。
「李くん、このことは黙っててくれないかな・・・。」
核心を突かれたとはいえ、任務のことを話すわけにはいかない。
「私はあなたのことを知らないし、あなたは私のことを知らない。OK?」
「はぁ・・・。」
とりあえずうなづく李くんだが、
「えっと、潜入捜査してることは秘密ってことですか?」
「そう・・・、って、もう!」
潜入捜査してることを肯定してしまって頭を抱える美咲だった。
「今度ご飯おごってあげるから、お願い!、ね!」
美咲の懇願に、
「はぁ、分かりました。」
しぶしぶうなづく李くんだった・・・。
これは萌えまくリングwww
そこはかとなくエロいぜ
人違いは通じないだろ課長wwwwww
「海の家でバイトをする黒、海水浴に来ていた美咲課長のポロリもあるよSS」はまだかよ!!
そして浜辺の人気のないところでアンッアンッ…(*´Д`)ハァハァ
海の家でバイトする黒の姿が容易に想像できるから困る
涼しい顔して鉄板でヤキソバ作ってそうだなw
マオはあちぃあちぃ言ってます
そしてかわいい水着の銀ちゃんが
水着はもちろんスク水で
黄のシマシマ柄の水着も見られます
無理して露出の高い水着を着るハヴォック
ハヴォックの真骨頂は海から上がった後のタオルに包まった姿にあり。
未咲課長(27歳)のスク水姿が見れると聞いてすっ飛んできました
サイズが合わなくてパッツンパッツンなんですね?(*´Д`)ハァハァ
148 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 18:16:32 ID:MC3fvZgI
そろそろあげ
>>133 待ってるぜ
もう脱ぐ服はない!
で、誰の日焼け跡が素敵かって話かい?
それとも課長さんの競泳水着の話かい?
いいえ、視力の悪い課長が海でも眼鏡をかけるかどうかという話しです
水着にメガネ…、だと…?
さすが美咲課長、侮れないな
ブリタが水着を着た場合露出が減る件について
肌の露出の多さだけが全てじゃねぇ!!
ブリタの水着姿か…(´・ω・`) ゴクリ
個人的にはビキニは濃紺で上も下も紐で結わくやつが萌える(*´Д`)ハァハァ
通りすがりに置いていきますね
つ【レーザーレーサー】
あれって市販されてないけど1着6万もするんだな。
でもかなり薄い生地使ってるからビリっとやっちゃうことも少なくないらしい。
・ちょっと透ける
・やばいピチピチ
・破けやすい
最高じゃないか
あまりの締め付け具合に、胸がむぎゅっと押し潰されてしまうわけか…
最高にエロいな
スケスケピチピチ イヤッホー
11「いいだろーコレ。さすがは日本製、良質のポリウレタンを使っている」
スケスケピチp ウワァーン
今#6見てたんだorz
スピード社はイギリスの会社だけど「ファストスキン」て素材開発はミズノだったような?
ファストスキンと聞いて、新手のコン○ームかと思ってしまった俺は終わっている
>162
お前はひとりじゃない
元のセリフも「良質のゴム」だっただけに…
おまいらのせいで
飲み屋で真面目な若者に絡む酔っぱらいのオッサンみたいに黒にゴム自慢するノーベンバ−とか
銀に「ありがとう」と飴玉をわたそうとしてうっかり違うものを出してしまった黒とか
そんなのを想像しちまいました
へ、変態だー!!(AAry
あ、俺もか
ミンナトモダチ\^o^/
対価の時間か
ヘイとハヴォックが狭いアパートの一室で一日中ダラダライチャイチャしてるシーン妄想しよう
あの2人がダラダライチャイチャしているところが想像できんwww
ふたりで肩寄せ合って死んだような目つきで特に何もせずボーっとしてる図が浮かんだw
みんな目が死んでる〜
ハヴォック「黒…あついぞ」
黒「…ああ」
ハヴォック「この部屋には冷房装置とかはないのか、暑くて死にそうだ」
黒「俺は貧乏な中国人留学生そしてここはオンボロアパート。そんなものがあるわけないだろ」
黒「お前こそそんなに暑ければ脱げばいいじゃないか」
ハヴォック「ば、馬鹿かお前!これ以上脱いだら…ゴニョゴニョ」
黒「ああ、そうかわかった…そうだなすまなかった」
ハヴォック「…?なんだ一体」
黒「あの時の傷がまだ癒えてなくてうまく脱げないんだな、悪かったな代わりに俺が脱がせてやるよ」
ハヴォック「うわ、馬鹿!黒!やめろ…あぁん」
暑さにやられた、合理的に考えて課長とプールに行ってくる
ハヴォック「よせって!」
黒「じたばたするな」
ハヴォック「やぁん!」
黒「……お前、痩せすぎだな」
ハヴォック「…いいからシャツ返せ。見られてる」
黒「なに?」
銀「……」
黒「……いつからいた?」
マオ「このケダモノ」
ハヴォ吉、不健康に痩せてるから黒が料理作ってせっせと餌付けしてそうだ
いいぞおまえらもっとやれ!!
あれ?もしかしてアンバーって人気ないの?
猫と会ってた回ぐらいの大きさのアンバー大好きなんだが
最終回で皆の見てる前で黒にキスするあたり「流石アンバー」と思った
アンバーと白は百合要員だと思ってました
だって一緒に失踪って・・・
>>174 大人アンバーなら良いけど、子供アンバーは…
銀ちゃんまだあああああああああ
アンバー大好きだよ!でもエロなら大人verでお願いしたい。
ここまで篠田千晶の水着姿を妄想する話題無し
2話で退場しなければ…
未咲課長とイチャイチャしたい今日この頃、皆さん如何お過ごしですか?
普段どおりキコとイチャイチャしてるよ
マオをモフモフしたいお
暑い。
呼吸するだけで煮え湯を飲まされるような感覚に陥る。
額から沸いて出た汗がつうっと、黒の頬をなぞった。
この国は湿度も高い。
冷却効果を果たすべき汗も、周囲の大気からして沸き立っていては如何ともし難いらしい。
ほんの数分前、熱帯地特有のスコールが冷やし潤した大気は、やはり熱帯地特有の刺すよ
うな陽光に飲み干された。
大黒班期の太陽によって玲瓏な雫は既に茹だる蒸気となり、鼻と喉から肺腑に潜り込む。
気休めのつもりで口にした水筒の中身は生ぬるく、気休めになっていない。
飲むたびに不快感が増すだけなので、一口だけで背嚢に戻した。
この密林に潜伏した敵と交戦するうちにはぐれた仲間――アンバーと白――を捜して今日
で三日目になる。
「・・・・・・もう限界か?」
不意に、密林の奥へと先行するカーマインがこちらを振り向く。
「いや」
黒は出来る限り言葉の抑揚を伏せ、呼吸の乱れを整えたつもりだったが、顔には疲労が色
濃く出ていた。汗と同じで、そういうのを知られるのは鬱陶しい。
誤魔化すように、リストバンドで頬から額へと顔を拭った。
「お前こそ平気なのか。一昨日からずっと・・・・・・50時間以上寝てないだろう?」
「別に」
返す言葉の淡泊さと同じで、カーマインの顔には微塵の疲労も見られない。
男の自分が先に限界を迎えるとは、捜索初日には思いもしなかった。
眼前に立つ少女の身体を、黒は凝視した。
抱き締めれば折れてしまいそうなほど華奢な肩に、枯れ木のようにか細い腕。
辛うじて女と判る程度の、豊満さとは無縁の身体に、腕と取り違えない程度の太さしかも
たない足。
およそ体力勝負にはからきし向いていない造り。
この短身痩躯の何処にそんな体力があるのか。
「・・・・・・さっきから何処を見ている?この暑さの中で欲情できるとは大した獣だな」
ひと瞬きの間に、鼻息も届きそうなくらいの距離まで近づけられたカーマインの顔。
黒に申し開きをする暇も与えず、顔と入れ替わりに拳が鼻先を強かに打った。
正午を過ぎた辺り、二人と最後の連絡が取れた場所に着いた。
鬱蒼と繁る木々の波が突然途絶え、急に視界が開ける。
「相変わらず、この世の終わりみたいな景色だ」
「そうしたのはお前だ」
遮る物が何一つ無い、荒涼とした平原が延々と続いていた。
カーマインの能力が全てを破壊し尽くしたのだ。
築かれた敵の橋頭堡を周囲の地形ごと粉砕し、残ったのは地の赤と空の青。
極彩色の世界。
ふと、数日前のカーマインの言葉が黒の脳裏をよぎる。
『私の力はまだ成長途中なんだよ』
ここの殲滅任務で見せた力はいつものそれとは違っていた。
ランセルノプト放射光の輝きが映えた瞬間、空間が血色に染まり、巨大な黒球が周囲を飲
み込んだ後は瓦礫すら残っていなかった。
あの時アンバーは『周囲に赤方偏移を引き起こし光波をも消失させた真空』、とか言っていた。
難解な用語が多く、あまり理解出来なかった。
わかった事は、今でも十分に化け物じみた力が、さらに化けたのだということだ。
「いつもより少しだけ、力んでみたんだ」
背嚢から一冊の本を取り出すと、カーマインは黒に投げ渡す。
「熱力学・・・・・・赤外輻射・・・・・・核断熱消磁?」
パラパラと本をめくり目次に目を通すと、黒は投げ返した。
「おまえにそんな学があったのか」
「アンバーの受け売りだ。学のある女でないと、学のない女には偽装できない、ってさ」
本を背嚢にしまうとカーマインは煙草を取り出した。
黒に火を求めるが、首を横に振られる。
キャラクターを演じる必要も無いのに煙草を吸う。前はそんな嗜好など無かったのに。
黒は不思議だった。
最近、カーマインの仕草や挙動の一つ一つに驚かされることが多い。
喫煙もその一つだが、まともな食事をするようになったことが一番驚いた。
以前は錠剤やアンプル等、料理とすら呼べない代物で済ますことが少なくなかった。
本人曰く栄養価に問題は無いらしいが、契約者には食欲がないのかとさえ思った。
そんな女が、最近になって突然、自分の食事を横から取って食う。
しかも上手いだの不味いだの言ってくる。水と薬しか味わったことの無さそうな舌で。
契約者のくせに、まるで人間みたいな――――いや、
嗜好品を持つ。食事をする。上手い不味い言う。当たり前の事だ。
変わったのは、俺だ。
人も人でない者も数多屠ってきた。
拷問と詐術に躊躇がなくなったのは何時からだったか。
実戦で己の成長を実感する度に、何かが疼くのを感じた記憶は何時のものか。
慣れという意識すら摩耗し、喪失感さえ失い、欠落感など何処かに落とした。
契約者は夢など見ないという。
だが、人間がどれほど夢を見るのか。
少なくとも俺は、見ていない。
黒の死神は夢など見ない。
不意に、死神が闇の奥底から囁く事がある。
妹。唯一まだ失っていない存在。
その妹の存在だが――
今、本当に妹が愛おしいか。
妹を捜すのは、死んでいることを確認するためではないのか。
夜空に流星を見つける度に、期待と安堵を覚えたことがなかったか。
無事を確認する度に、失望と絶望が深まるのを感じたことはなかったか。
『お前さえいなければ』
と、俺は――――
「おい、黒?」
幽世の声が現世の声に遮られる。
不思議そうな顔をしてカーマインがこちらを見ていた。
過去と疑念をうち切るように、黒は頭を振った。
―――それでも、やはり変わったのは
「身体は大事にしろ。未成年の内なら、まだ止められるだろう?」
右手で箱をひったくると、黒は自分のポケットに押し込む。
残った一本も取り上げるべく、カーマインに手を伸ばした。
「どうした。お前が私を気遣うなんて、明日は天変地異でもおこるんじゃないか」
怪訝な顔をして、黒は手を退く。
「・・・・・・そんなに変か?」
「変だ」
「変なのはお前の方だと思ったんだがな」
「え?」
黒の指摘に、カーマインの意識が一瞬止まった。
――――やはり、自覚が無い。
こんな顔を見せることも今までは無かった。
「何故、わざわざ付き合ってくれた?」
ポトン、と女の指先から煙草が足下に落ちる。
カーマインは言葉の意味がわからなかった。
否、わかってはいる。
わかってはいるが、返す言葉が見あたらない。
何故私は此処にいるのだろう?
任務。―――殲滅任務はすでに完遂している。
捜索。―――そんな任務は無い。
戦闘で行方不明者が出るのは珍しい事じゃない。
連日が代理戦争だらけの南米で、捜索に人員を割く暇と余裕など無いのだろう。
だからそういう時、組織はわざわざ探さない。
残りを倍動かす。そのほうが能率が良いからだ。
消えても残っても契約者を使い潰す。
人間なら問題になることもあるらしいが、人間でないから問題無い。合理的だ。
最近は少しだけ暇が出来たが、情勢が沈静方向に向かっているからではない。
嵐の前の静けさであり、再戦争のための小休止に過ぎない。
貴重な安息の時間を皆自分のために使う中、黒は二人を捜すと言いだした。
何故探す、と聞いた。
何故探さない、と返された。
妹だから、恋人だから、それらしい理由を繕うこともなく、ただそう言った。
それ以上は何も言わかった。言うだけ不毛な相手だと判っているからだろう。
荷物を纏め予定を立て、街からこの場所に戻ってきた。
なら私は。
どうしろと上から命令されたわけでも無い。手伝いを頼まれたわけでもない。
街に残っても暇を持て余すだけだから―――来る理由には不足な気がした。
敵の残党や罠。無人機械が獲物を待ちかまえる場所に戻る理由には、少し物足りない。
黙考する時間が長すぎたのか、気付くと一層怪訝な顔をして、黒はこちらを見ている。
致し方ない。
多分、この答えが今の自分にしっくりくる・・・・・と思う。
目線を上に泳がせ、横に泳がせ、下に泳がせ、答えた。
「成長途中ということだ。未成年だから」
右手で煙草を握り潰すと、黒のポケットに押し込む。
「さ、他を探そう」
何が?と言いたそうな黒の顔を想像しながら、カーマインは返事を待たずに歩き出した。
以上です。エロが無いのも設定と過去の捏造も勘弁してください。
GJですよ、作者様!!
>>186 熱帯の地だろうが極寒の地だろうが、ハヴォックを見てたら欲情するに決まってるだろGJ!!
ハヴォックみたいないい女が娼婦だなんて勿体ない
俺の嫁に相応しいハヴォック
このスレに投下されたSSの保管庫ってないんだっけ?
エロパロ板の総合保管庫を見てきたけど、アニメの部屋に黒の契約者がなくてションボリ
thx、ちょっとハァハァしてくる
前スレのSSも読み応えあるものばかりで嬉しい限り
この流れなら俺が未咲課長のエロ同人誌で抜いたことを暴露してもバレないはず
>>202 でも書いた当人としては結構手直ししたかったりする
手直しなんかする必要ねぇ、もっと自信を持て!
課長の車で夜のドライブに行ってくる
だがしかし、それは斉藤の車だった
お風呂上がりの課長の可愛さが凄まじい件についてだが
エロ可愛いタンクトップにホットパンツ姿ですね?
年増のエロ可愛いタンクトップにホットパンツ(*´Д`)ハァハァ
27歳で年増は早くないか?
つまり課長はキレイなお姉さんなんだよ。
キコに年増って言われちゃったからな…
あれはワロタw
ホシュ
ふぅ、やれやれ、難儀な対価だぜ
銀ちゃんマダー?
1日1回ハヴォックで抜くのが俺の対価
217 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 13:31:32 ID:+xgIrzWt
あげますね
ミサニー
ブリニー
ハヴォニー
シノニーやマイニーも
じゃあ俺はヘイニーで
まだあんのかここ
黒の契約者は永遠に不滅です
何か書きたいがネタ切れ気味。
同じく
銀ちゃん
>>223 おまえの頭は飾りか!!
早く妄想を膨らませるんだ!!
今夜は課長で抜くかハヴォックで抜くか悩む
1111の日だから合理的に考えたまえ
つまり…わかるな
ノーベンバアッー!!
夜空を見上げる度にこのアニメのことを思い出す…(´・ω・`)
騙されるな、その空に輝く星空は偽りの星空だ!!
夜中にバッティングセンターの前を通る度に課長のことを思い出す
234 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 13:47:29 ID:cslhBGXQ
>>233 その課長は李くんのことを想い出してるよ……
ここで233=李君説が浮上する
じゃあ今度から炒飯作るたびに233を思い出す(・∀・)
チャーハン作るよ!!(AAry
黒特製チャーハン、ヘイお待ち!!
ほ
す
続けずにはいられない これが対価か
続編やらないかなぁ
ほ
す
なるほど、これがt
ハヴォックを優しく抱き締める俺
ん?
俺の嫁がどうしたって?
よく見て!246が抱きしめているのは247
こうですかわかr
ノーベンバアッー!!
…というような本を作ってコスプレしながら売ったりしてるわけだな
キコとそのお友達は
ということはだ、それを買いに銀ちゃんも…
ちょっとコミケ行ってくr
そして、250の星は流れた
黒の契約者に出会えた20008年
俺と未咲課長の2008年
あけましておめでとう諸君
今年はDTBと僕等にとっていい年になりますよう・・
さてハヴォたんは貰ってゆくよ
ハヴォックなら俺の隣りで半裸で寝てるよ
未咲課長も今年で28…
なんとかしてやらないと
斉藤「課長、実は俺、結婚することになりました。田舎の両親から見合いを勧められて…」
未咲「……!(最後のキープだったのに!) そ、そうか。おめでとう」
そしてひっそりと未咲は泣いた。
自棄食いをした。
来月まで節制した生活を余儀なくされた。
そんな初夢を見て、未咲は泣いた。
斉藤は最後のキープにすら成り得ないだろ・・・
りぃー、君との絡みがもっと見たかったぜ・・
絡みとはなんとエロい表現!!
>>255 お風呂上りの課長のカッコを見たか?
おまけにアイス食べてるんだぞ?
あんなカワイイ27才、俺の嫁になるべきです><
あれはマジで可愛かった
あれは、自分へのご褒美で買ったものなんだよ。
262 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 03:23:49 ID:M2hYE7Ge
課長のサービスシーンは17話の風呂上がりのみ?
もう、おかわり3回目です
>>262 李くんとのデートと、張り込み中のあんパン・牛乳おかわりも
265 :
262:2009/01/16(金) 00:45:44 ID:VfM24DuE
266 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 20:06:06 ID:ipmU219L
課長のチャイナドレスは第何話でしょうか?
確か10話前後だった気がする
9話だった
課長も大食い設定だっけ?
23話のあの焼肉皿は李くんだけのじゃないと思うんだけど。
しかし、あれだけ食べればいくら課長といえど、体重に響かないわけない・・・。
きっとすげーバルクなんだよ
>>262 おかわり3回とは少なすぎるぞ!!
早くおかわり2桁に突入するんだ!!
>>264 水着なんてあったっけ?
課長の旦那であるこの俺としたことが、忘れちまったみたいだ…
264だが、274よ、君は課長の旦那失格だな。
さあ、その座を明け渡すんだww
3話のED直前だぜ。けっこうハイレグだ。
うお、274でなくて272だった(ToT)
そして課長の旦那失格な274になったのは自分だったorz
なんというドジっ子www
黒の契約者が終わり、早数ヶ月
お風呂上がりの課長を超える興奮を提供してくれるアニメは未だにない
課長みたいな大人のお姉さんと高級マンションで同棲したい
スーツ姿のキリッとした課長から、お風呂上りのホットパンツ・タンクトップ姿の未咲まで
思う存分堪能したいです><
課長とは激しくも濃厚なセックスがしたくなる
俺の未咲はベッドの上では甘えん坊だぜ
>>278 よし、みんなで堪能するためにも画像をだな
ひょんなことから自宅マンションに黒を匿うことになった未咲
炊事洗濯お掃除ゴミ出しとすっかり主夫と化した黒
深夜帰宅したときに「お疲れ様」と言って出迎えてくれる黒
黒がお風呂を入れている間にお夜食を出してもらい
でもって風呂上りに髪を乾かして貰っているうちに
「疲れたでしょう」と言われて肩を揉まれ腰を揉まれ脚をマッサージされているうちにヘンな気分になってしまい
ガウンの内側の下着の下ではずいぶんとご無沙汰な女の器官がズキズキとうずき始めてしまう
そんな課長がみたい
ふぅ・・・
続きまだ?
李くんが自分より料理上手でへこむ課長とか萌える
その場合、李なのか黒なのかでだいぶ違うなー個人的には李がいいと思うけど
黒の方が面白そう
昼:李くんは未咲さんの召使
夜:課長は黒の奴隷
これでいいじゃないか
完璧すぎて俺の愚息が反応した
李を巡って女同士の壮絶な争いが…!!
マオを巡って雌猫同士の壮絶な争いも…!!
じゃあハヴォックは私がいただきますごちそうさま
ブリタに捕まってレズ調教を受ける霧原課長
292 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 19:27:51 ID:D0DO6gz3
うっかり萌えた
あげてもた・・・スマソ
このドジっ子め
さて、今日はひな祭りなわけだが
お内裏様役が李くんと知って、お雛様役を女性陣が奪い合う
そんなSSはまだだろうか
そりゃあイメージ的に銀ちゃんしかいないだろ
年増じゃ駄目と申したか
年増…
なんと響きの良い言葉か!!
ブリタの足コキSSはまだかね?
SS書いてはいるんだけど、全然進まない
超絶応援
楽しみにしてる
俺も応援してます
大食漢の細身の料理人と
無表情で色白な少女ウェイトレス
そんな二人が幸せそうに中華料理屋をやってればいいよ
305 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 08:34:32 ID:oImsmbor
AGE
規制解除記念コメ
続編まだかな
そろそろ二期発表してくださいよ
2期がでたとしても1期の続きをやるのか・・・?
李くんと課長が出るならなんでもいいぞ!
李という男はもういない!
保守
しかしわざわざ朝礼台に亀裂が走ってたしなあ
残念だけど黒と課長は出ても李は出ないと思う
黒ももういないって言ってるし
真夜中にふと目が覚める。
‐…まだ寝てる。
傍らで静かに寝息を立てている愛しい人はまだ眠ったままだ。
‐喉が乾いた。
立ち上がって床に無残に落ちていたバスタオルで躯を包んだ。
冷蔵庫を開けミネラルウォーターを取出し口に含む。乾燥した喉に浸透するように冷たい感触が過る。
‐美味しい。
「ん…」
そこへ一陣の風が走った。
あれから随分と時間が立ち火照っていた躯は徐々に治まりつつあったが、一気に冷えた。
見れば窓が開けっ放しになっていた。通りで寒い訳だ。
行為で生じた独特の匂いを追い払い、また火照りを抑えるため換気していた。
だが眠っている間に役目を果たしてくれたらしい、今は寧ろ底冷えする。
‐もうちょっと寝よう。
ベッドに戻る。彼は依然として眠りについたままだ。
まだ幼さを残したあどけない顔。
でもこんな彼に恋をし、愛された。上官という立場にも拘らずだ。
「好きなことに理屈なんてないよ…。」
でもこの後自分は出て行かなくてはならない。
未来を知ってしまったから。
それが彼を裏切る形になったとしてもだ。
「ごめんね…。許してね。」
そっと優しく彼の頬を指先で撫でる。
それでも規則正しく寝息を立てて安らかに眠っている。
「おやすみ」
頬にキスし再びシーツに躯を預けた。
316 :
書いてた人:2009/04/23(木) 21:16:13 ID:Ow0wl8pA
短いけど先にこっちが仕上がったので投下。
エロ本編も書いているんだけどなかなか進まない。
SSなんて久々に書いたから感覚が戻りません。ブリタ以来ですから。
他にもプロットは沢山あるんだけど時間が無くてね・・。多忙なもので。
ぎゃー!!
SS投下キテタ―――(・∀・)―――!!
>>316 乙でした! GJ! GJ!!
アンバー切ねー 大好きだ
エロ、正座して待ってる
かわいいよ、アンバー…ッ!
保守
キャラ原案の人でコミカライズに超期待で保守。
15日発売だよ!
YGでの連載キター!
未咲たんのさりげない巨乳っぷりと美尻がGJ!!
風呂上がりに全裸な未咲たんハァハァ。
たった二人きりで戦ってるということは
もう完全に夫婦ですね
323 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 21:48:51 ID:jip+LNnb
漫画は本編の続きなのか。なら課長がハッピーエンドできますように
せめて黒と再開…
1日レスなしで課長と挙式する保守
嫉妬っていうんだよね
この感情
良い子はこんな時間まで起きてちゃいけない
保守
328 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 23:17:57 ID:lQyzm6Uz
続編決定ktkr
マジデ!?
♥
祝・続編決定!!
公式もリニューアルされたし、wktkだ!
331 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 21:51:03 ID:VzcLok7t
二期来たな!!さすがボンズ!!
久し振りにスレを覗いたら、なんだこの嬉しい情報は!?
最初に見かけた時には心臓が止まるかと思った。
明るい髪の色の女の子。
どことなく焦点の合ってないような瞳の、ポニーテールが可愛い子。
アパートに近い商店街の一角の中華料理店。
閑古鳥が鳴いてた中華屋にふらりと入ったら、その子がいた。
一瞬で目を奪われた。
紫色のワンピースの上に、白いエプロンをつけたその子に。
気がついたら、毎日通うようになっていた。
そういえばこの店は、生きてるんだかどうかわからない爺さんが料理人だったはずなのだが、
厨房をみると黒いタンクトップのやたら目つきの鋭い若い料理人が鍋を振るっている。
その料理人は病的に肌の白いウェイトレスさんのことを「イン」と呼んでた。
無口なあのこは呼ばれるたびにこくり、と頷くだけで。
でも、不思議にそれで意思疎通ができてるみたいだった。
僕はそのたびに嫉妬で胸を焦がしてしまっていた。
告白しよう、と決めたのは桜が散る頃のこと。
毎日通っているせいか、なんとなくだけどインちゃんの僕に対する態度が柔らかくなってきたような気がする。
気のせいかもしれないけど。
明日こそ、明日こそ言おう、と決めて一週間。
僕は閉店間際の中華料理屋の外でインちゃんが仕事を終えて出てくるのをただ待っていた。
肌寒さも感じない。インちゃんが僕の名を呼んでくれる、そんな幸福な妄想に浸っているだけで胸の中から暖かくなってくるおかげだった。
キイ、と音がして中華料理屋の裏口が開く。
インちゃんだ!
そう思った瞬間、僕の心は暗い衝撃に溢れた。
インちゃんのすぐ後ろから、料理人が出てきたから。
黒いコートに黒いズボンのその料理人が鍵を閉めると、インちゃんはそのすぐ傍に付き従うかのように歩いている。
いつもの紫のワンピースの上に、黒いボレロを着てるインちゃん。
嫉妬で気が狂いそうだ。
桜並木を歩くインちゃんと料理人。
インちゃんが小さくくしゃみをしたら、料理人は長くて大きなコートをインちゃんに羽織らせていた。
ぶかぶかの大きなコートを着たインちゃんはどことなく嬉しそうで。
そんな顔を見たことのない僕は、恋心を打ち砕かれてしまった。
彼女にあんな顔をさせることは僕にはできない。
彼女をあんなふうに喜ばせることなんか、僕にはできない。
全身から力が抜けるような感覚。
インちゃんが、料理人に抱きついているからだ。
料理人は無表情のまま、インちゃんの顔を上向きにさせると、その可憐な唇にキスをしたのだった。
でも、僕はカンペキに不幸だというわけではなかった。
とてもいいものを見ることができたから。
ゆっくりと、花が咲くようにじわじわと、インちゃんが笑っている顔をみることができたから。
料理人に向かって、笑顔を見せながら、その名を呼んでいるのだろう。
可憐な唇が動く。
料理人も感情の片鱗らしきものをみせていた。
お姫様のようにインちゃんを抱き上げると、そのまま桜並木の向こうの土手に駆け上がる。
まるで怪盗のように、美少女をさらって行った料理人。
数日後、インちゃんと料理人は姿を消した。
まるで、もともといなかったかのように。
きっと、どこかの空の下で、言葉すくなに二人で会話をしているのだろう。たぶん。
――――――――――――――――――――――――
一期が終わって二期が始まるまでは二人はなんかしてるよね、と思ってつい書いた
エチシーンが無いのも全然気にしない!
盛り上がって参りました!!!!!!!
GJ!!こういう見知らぬ第3者視点の話も大好き
注意書きがあればエチシーン無くても良いと思うよ
てか、エロに限定しちゃうと投下がな(ry
337 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 01:03:56 ID:p1TVIolD
職人すくないジャンルだしな。エロなしもある程度まで許容すべきかも
いいよいいよー
SSが投下されるのは素晴らしいことだ
俺だけのナナニー課長
ハァハァ
李くんはまた課長と焼き肉食べに行くんだよな、そうなんだよな!!
ほ
ヘイと課長が出るなら嬉しいが、ハヴォックはもう…
りぃくんは早く課長を幸せにしてあげてほしい。
そうしないといつまでもひとりだぞ。
2期では間違いなく、課長のお見合い話が出てくるだろうからな。
で、りぃくんを彼氏役にして、それをお断りしようとするエピソードをだな・・・
2期になると、周りの人々の記憶が書き換えられてて、銀が妹になってるとか
>>344 よし、早くそのシナリオを書き上げるんだ
課長の父親って逮捕されたような。
誰がお見合い話を持てってくるか、いろいろ設定を考えないといかんな。
>>347 霧原警視監なら逮捕されてないだろ…
そもそもアリスの回にしか出てきてないし。
捕まったのは上司の宝来部長。
つーかこのオッサンって警官時代の黄の元上司だったりして、
結構重要なポジションの筈なんだが、
全然掘り下げられてなかったな…
もう記憶もあいまいだったよ。
だったらお見合い話持ってくるのも、課長父で問題なしだな。
しかし、課長はりぃくんの正体知ってるからなぁ。
2期はどうなるか
↑何がしたいんだ…
セックスアピールが豊富なアニメではないよね。見いだすエロスがいい感じ
二期の放送予定月きたけどあの女の子はどういう絡み方するのかな
黒側か課長側か
ハッ みんな二期に行ってしまったらハヴォたんを独り占め出来る…!
いってらっしゃい、留守番は任せてくれよな
ヤンガンで始まった漫画の展開を見ると黒と銀ちゃんのネタが普通に浮かんできそうなんだけど書く人居ないなぁ。
どういう事だ!?
あくまで黒と銀ちゃんは仲間関係なのが理想なんだけどなぁ。
やはり、課長と黒のが見たい。
無理だよ
アニメの時点で銀ちゃんの一人勝ちだったし
まぁ、アンバーからも直々に黒のこと頼まれてたからな
あのときアンバーは何を思って銀ちゃんにあんなことを話したんだろう
銀ちゃんは潜在的な黒の伴侶だと認めたのかな
未咲課長派は俺だけか
そんなことはない
課長も大好きなんだけどどうしても原作で黒さんとの絡みが今一少ない気がする。
これから出会える可能性も余り多く無いし、出会えても追う者追われる者の関係だし李の正体もバレたしイチャイチャは期待出来なさそうだ。
李の招待がばれてなければそっちの方で良い雰囲気になったり、良い雰囲気の李(黒)と課長を見て銀ちゃんが無意識に黒さんにくっついたり
そういうの期待出来そうなんだが。
だから、第2期では皆、記憶が入れ替わっててだな。
何故か課長の部下の新人捜査員になってる黒とか。
で、その妹の銀。
で、アンバーと再開し記憶を取り戻す云々で・・・
一期の話しは全てなかったことになっているんですね、分かります
もうそれでいいよ。
課長と黒の絡みが見られればそれでいい。
うん
残念ながら二期は黒が国外逃亡した所から始まるようです
ロシア?
タイトルは「ロシアより愛をこめて」
007乙
最新号で銀ちゃんが黒さんのシャツで裸Yシャツとかもう本当にそういう関係になってるとしか思えん。
案外銀ちゃんの方から迫ってそうだ。
ハヴォックはー?( ・∀・)
いつのまにか前スレが見れなくなってる・・・
378 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 13:55:57 ID:2yMlPxMp
なによ
お風呂上がりにアイスを食べている課長で抜いた
あの時の課長には毎晩お世話になった
保守
課長って性欲ないの?
俺との夜の性活では結構エッチだったりする未咲課長
※ハヴォックにチャーハン食わすシーン
ハヴォック「……おいしい」
黒「……」
ハヴォック「ローラの母さんが言ってたよ。料理の上手い男は信用しちゃいけない。絶対に悪い奴だって」
黒「……(レンゲを止める)」
ハヴォック「冗談だ」
黒「……」
黒「(パク)」
ハヴォック「怒ったのか?」
黒「(パク、パク)」
ハヴォック「あ」
黒「(パクパク、ムシャムシャムシャ、ガツガツ、パクパク)」
ハヴォック「あああ〜(泣)」
保守
>>385 よし、次は口移しで食べさせるシーンを頼む
流れをぶったぎっての、黒×美咲さん。
DTB初投下です。稚拙な文章すみません。
―――――――――――――
「声を出すな」
背後から、耳元で囁かれる。
低く、冷たく、抑揚のない男の声。
その男に拘束され、身動きがとれない。
(殺されるのだろうか…)
―――契約者を追っていた。
車を運転する部下を残し、駆け上がったビルの屋上。
辿り着いた瞬間の、凄まじい爆発と、断末魔の叫び声。
いずれも既に収まり、静かな秋の夜風が頬をなぜる。
爆風により、結っていた髪はほどけ、眼鏡もどこかへいってしまった。
ぼやける視界が不安と恐怖を煽る。
逃れようともがくが、全身に絡まる硬質なワイヤーが深くくい込み、柔らかな皮膚に痕を残すだけだ。
「課長ー!霧原課長ー!」
部下がわたしを呼ぶ声。
「さいと…ッ!」
「声を出すなと言っている。」
「あぁ…ぅッ!」
ワイヤーを伝い、全身に電流が流れた。
身体が痺れる。力が入らない。
意識が朦朧とする。
腰にまわされた腕に支えられ、ゆっくりと座らされた。
男はそのまま抱きしめるように首筋に顔をうずめると、ふれた唇で何か呟く。
「…何?」
途端に乱暴な動作で胸をつかまれ、身体を再び電流が駆ける。
もう片方の手で口を塞がれていたため、叫びは声にならない。
(青白い光…契約者か。)
爆風の中、一瞬だけ視界の端に捕らえた、黒い影を思い出す。
が、徐々に下に降りてゆく男の手から発せられる電流は、頭を芯まで痺れさせ、思考を奪う。
いつの間にか、身体を拘束していたワイヤーは解かれていた。
それでも自由の利かない身体は、電流のせいなのか何なのか、それすらもよくわからない。
太股を撫でる仕草は甘く、内側が熱く疼く。
背後の男に頭をもたせかけ体重を預けた。
「課長ー!!かちょおーッ!!どこですか?課長ぉぉぉー!」
どうやら、こちらへ向かってきているようだ。
男は立ち上がると、斉藤の声とは逆の方に去って行った。
―――男。ぼんやりとした後ろ姿だけでも、見間違うはずがない、BKー201。
爆風の中で見たのはやはり彼だったのだ。
眼鏡はひざの上に置かれていた。
「課長!ご無事でしたか」
ずっと捜しまわっていたのだろう。今にも泣き出しそうな斉藤に後ろめたさを感じつつ、
「大丈夫だ。心配ない。」
支えられながら、屋上の入り口へと向かう。
―――入り口。屋上へ辿り着いたときに自分が立っていたはずの場所は、あの爆発により大きく崩れていた。
(助けてくれたのか…)
あのときの呟き。
聞き違いではなかったのかもしれない。
『美咲さん、あまり無茶しないでください。』
おわり
―――――――――――――
ありがとうございます。お目汚しいたしました。
黒いじらしいじゃねえかw
>>388 乙でした! この組み合わせ好きだ。最後の黒にぎゅんぎゅんした。
あと、「未咲」なw
>>392 誤字指摘感謝!失礼しました。
なんかおかしいと思ったんだ…
美咲だとロマンチk…
>>388 超GJ!
黒銀ばっかだろうな…と思って久々にここ開いたら神が来ていたw
しかし背後から首に顔埋めるとはなんというか、すごく…エロイです。
意外と黒銀少ないのな。
銀は二期出ないみたいだし久し振りに二人の話が読みたいんだが。
漆黒の花みたいなラブラブな夫婦をお願いします職人さん。
漫画読んでないんだがそんなにラブラブなのか
二期に銀出るみたいだよ。ただ居場所は天災的に最大の秘密らしいw
二期の主人公兼ヒロインは蘇芳か…
黒銀。ドール相手に腰振ってる変態な黒しか思い浮かばないんだけど。
…あれ?停電?おかしいn
400 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 00:45:28 ID:pDo5+YGd
女の子を拉致監禁、暴行までした鬼畜がチャーハン奢ったくらいで
許されるのはどう考えてもおかしい。当然レイープもしただろうし。
あのメンヘル女、DV夫に殺されるタイプだな。
黒は無言でハヴォックの前に跪いた。椅子に拘束され、後ろ手に縛られたハヴォックはうつむいて黒の次の行動を待った。
と、黒の手がハヴォックの両膝に置かれた。ゆっくりと力が入り、ハヴォックの膝が割られる。ハヴォックは唇を噛み、腰をうごめかすようにして抵抗するが、折られた指の痛み、無理な姿勢で長時間拘束された疲労から黒はやすやすと足を開いた。
椅子の上で、ほとんど水平にまで押し広げられたハヴォックの太股。肉付きの薄い体はそれでも抵抗しようとするが、黒の手は容赦なくハヴォックの足を広げつづけた。
見せ付けるように、ゆっくりとハヴォックの股間へと近づく黒の頭。
「……やめろ……」
ハヴォックが弱弱しく呟くのを無視して、黒はハヴォックのショーツに鼻を押し付けるようにして、匂いをかいだ。
「やめろ……やめてくれ……」
MI6にトランクに詰め込まれてから、かなりの時間が経っている。黒の舌が伸び、ショーツと肌の境目をなぞるように上下に動いた。
足を閉じようとするハヴォックと、それを許さない黒の両手。
黒の執拗な舌が、ハヴォックのショーツを濡らしていく。
時折、黒が舌がショーツの横から軽く潜る。
ハヴォックが足を閉じようとする。黒がそれを押し広げる。
蝶のようにぱたぱたと開いては閉じる足の動きが、やがて別の意味を持ち始める。
ゆっくりと、黒の舌の動きにあわせるように動き出す足。
ハヴォックのショーツのぬめりには、黒の唾液ではないものが混じり始めていた。
403 :
401:2009/09/29(火) 03:20:11 ID:WdrWyFAy
>>402 > わっふるわっふる
ほらよ!
====================================
いつの間にか、黒の手はハヴォックの足を押し広げる動作をやめていた。
ゆっくりとハヴォックの太股の上を這い、膝の上を円を描くようにくすぐる。
黒の舌の動きに意識を奪われているハヴォックはそのことに気づきもしなかった。
目をつむり、腰を小刻みに動かし、耐える。唇を噛み、体をくねらせる。
と、黒の手が、ぐい、とハヴォックのショーツを横にずらした。ハヴォックが初めて黒の手の動きの変化に気づき、目を開く。
一気に、黒の舌が入ってきた。
ハヴォックの両膝が、黒の頭を挟むように閉じる。腰が震え、つま先がぴんと伸びて床から浮き上がる。
鋭い痙攣が治まると、ハヴォックはくたっと椅子の上で脱力した。頭がかたむき、唇の端からこぼれ出した唾液が、ゆっくりと鎖骨に垂れ、そこから胸へと流れていく。
だが、侵入した黒の舌はとまらなかった。
ゆっくりと中をかき回す。ぞろ、と中から外へと舐めあげる。再び中に入り、ハヴォックの反応を確かめるようにあちこちを探り出す。
一度限界を迎えてしまったハヴォックは、すでに黒の動きに抵抗するすべを持たなかった。
舌の動きにあわせて、体が動く。
気がつけば、ハヴォックの足は黒の頭を抱えるように閉じられ、黒の背で足首を交差させていた。黒の両手も、ハヴォックの腰を抱え、抱きしめるような形になっている。
黒の舌がさらに奥を探り出すと、ついにハヴォックの口から甘い声が漏れた。
>>403 わっふるわっふる
2期スタートしたらひとが戻ってくるかな?
どうだろうなー
二期がコケたり一期と雰囲気が変わりまくりだったらわかんないね
銀ちゃんが出れば俺は満足だが
二期は女キャラ増えるし期待せざるを得ない
何人かはすぐに死んじゃうんだろうけど
407 :
黒×銀 1:2009/10/05(月) 19:31:27 ID:6iAXCeqC
過疎ってるのをいいことに、黒×銀 投下します。
ご…誤字あったらごめんなさい。
********************
海月荘201号室。
貧乏中国人留学生、李舜生が住む、安アパートの一室。
もっとも、それは黒の表向きの顔である為、室内に生活感は無い。
当然のように薄い壁や床や天井は、ただ部屋と部屋とを区切る為だけにそこにある。
会話などもちろん丸聞こえであるし、現に階下からはテレビの音が絶えず洩れている。
それでも、問題は無い。
暗い室内には、水音だけが響く。
台所の蛇口から、滴が規則正しく落ちる音。
その音に被さるように、ピチャピチャと粘液がまとわりつく音。
閉め切った窓から射し込む偽りの星の薄明かりに照らされ、一糸纏わぬ彼女の肌は、均一に白く、人形のように無機質に浮かび上がる。
―――否。彼女は人形なのだ。
感情はなく、意思もない。動く人形。
銀と呼ばれる盲目のドール。
黒は、銀の膣を掻き回す指を2本に増やすと、彼女の表情を伺う。
一見全く変化はないが、絶対音感を持つ彼女は、瞼を閉じ、自身が発する水音に意識を集中しているようだ。
時折、肩や脚がぴくりと跳ねる。
(だいぶ馴れたな…)
側に居るのに、何も映さない瞳。何も求めない人形。
それでも彼女は人間なのだと確かめたかった。
拒絶でも構わない。ただ何か反応が欲しかった。
最初に抱いた理由は、身勝手以外の何物でもない。
408 :
黒×銀 2:2009/10/05(月) 19:32:13 ID:6iAXCeqC
「銀」
小さく名前を呼び、その唇をついばむように口づけると、閉じた瞼が微かに開いて黒を映す。
最初は瞬きすらしなかったが、回を重ねるごとに返ってくる反応は増えている。
再び口づけると唇のすき間から舌を差し込んだ。
「んぅっ…」
舌で舌をからめとるように口内を蹂躙すると、収まりきらない唾液が小さな唇の端を伝い流れる。
唇と膣から漏れる水音は、銀の聴覚を侵してゆく。
膣を掻き回す手を止め、首筋に舌を這わせ、控えめで柔らかなな胸を揉むが、水音が止むと、途端に反応が鈍くなる。
薄明かりでもわかる、淡い色をした胸の先端を口に含み、ぴちゃりと音をたてる。
銀の手が、黒の肩に触れた。
「銀………嫌?」
銀は目を閉じたまま、静かに首を横に振る。
瞼に軽く口づけ、続けても良いかと問いかけると、瞼をあけ こくり と、小さくうなずいた。
銀の秘部は、先程までの行為で溢れた滴によりしっとりと濡れて光っていた。
黒の物も既に質量を増していたが、もっと銀の反応を見ていたいという欲求の方がはるかに強い。
指を一本、二本、三本と、銀の膣に埋め込むと、そのすぐ上にある突起に舌を這わせた。
突起に吸い付き、指の抜き差しの速度を徐々に早める。
銀の滴と黒の唾液が混ざり、ひときわ大きな水音が響いた。
内部は指の抜き差しに合わせて収縮し、更に滴を溢れさせる。
必然、荒くなる呼吸も銀の耳に届いているだろう。
「はぁ…っ。ん………。」
銀は、こういったことに関するプログラムは一切されていない。
嬌声と呼ぶには程遠い喘ぎでも、人形ではないことの証明には十分だ。
見ると、行き場のない手を口もとできゅっと握りしめていた。
409 :
黒×銀 3:2009/10/05(月) 19:33:12 ID:6iAXCeqC
「銀、おいで。」
粘つく指を引き抜き、微かに熱をもった身体を起こしてやりながら囁く。
銀はいつものようにこくりと頷くと、音もたてず静かに黒の上に跨がる。小柄な割に手足は長い。
細い指で、黒のGパンのボタンをはずしにかかる。
──夢なのかもしれないと、いつも思う。
昼間とは違う艶を帯びた彼女は、偽りの星が人形を媒体に見せる幻覚なのだろうか…
と、無言のままボタンをがちゃがちゃしている銀が目に入った。上手くはずせないのが面白くないのか、頬がふくれていて可愛い。思わず笑みがこぼれる。
柔らかな銀髪をくしゃりと撫でながら引き寄せ口づけると、取り出した自身を、ゆっくりと銀の中に挿しこんだ。
ぎゅっと閉じた瞼だけでなく、全身が緊張しているのがわかる。小さい身体の負担にならないようにと考え動きを止めたが、銀の中から溢れる滴が黒を奥へ導く。
「痛い?」
首を横に振る。瞼は閉じたまま。
そのまま奥まで挿入し、数回動かしてみる。苦痛からくるものとは違う吐息がもれるのを確認すると、細い腰を掴み、下から一気に突き上げた。
「……はっ………ぁ……………ぁ、…………ふっ……」
再び大きく響く湿った水音に、肉を打つ乾いた音に、銀の息が乱れる。
内壁を抉るようにかき混ぜると、ぐちゅりと卑猥な音と共に滴が黒の脚を伝う。
銀は細く白い首を反らし、天井を仰ぐ。脳の中で処理しきれなかった音が溢れるように、薄く開いた瞳は潤んでいる。
銀の軽い身体が浮かないよう、しっかり腰をおさえ、角度を変えながら最奥を突く。
「…ぁ………へ…い……っ………」
身体の内側の、ずっと深いところから与え続けられる衝撃に全身を揺さぶられ、盲目のドールは、ただ縋るように見えない男の名前を呼ぶことしかできない。
黒がきつく抱き寄せると、銀は黒の胸板のに顔を埋め、いやいやをするように首を振った。限界が近いのか、脚が震えている。濡れたまつげが擦れる感触に、ふと複雑な感情が頭をよぎった。
泣かせてしまった後ろめたさか、もっと泣かせたいと思う征服欲なのか──
410 :
黒×銀 4:2009/10/05(月) 19:33:45 ID:6iAXCeqC
それを振り払うように、速度を速め突き上げる。
「ゃ…っ……ぁ───黒…!」
声にならない悲鳴を聞きながら精液を吐き出すと同時に、銀の中は黒を締め付け、びくびくと身体を震わせた。
黒の上で小さく肩を上下させる銀の、柔らかい銀髪をそっと撫でる。
銀はゆっくりと顔をあげると、その瞳に黒を映し、微かに…でも確かに、にこりと微笑んだ。
──目が覚めたのは、だいぶ陽が高くなってからだった。
黒の上で、小さい身体が気持ち良さそうに寝息をたてている。
黒は無言でそれをつまみあげると、冷やかに問いかける。
「猫………いつから居た?」
その黒猫は薄く目を開け、声もたてずに にぃっ と笑い返した。
(おわり)
********************
駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
二期は可愛い子多いみたいだから期待!!
この後の猫と黒のやりとりがきになりすぎるwww
乙!
待ちに待った黒銀ktkr
GJ!!
うっかりメ欄に乙って打ちかけたwwww
超GJ!!猫の立場になりてぇえええええ!!!!
銀が可愛すぎで萌え死んだwwww
超GJ!!!
久々に来たら銀ちゃんが!!!
乙でした!本当に銀はかわいいですなあ
GJ! 猫も回収されてるっぽいし二期で復活すりゃあいいなあ
少し関係ないが1話からバタバタ死にすぎて吃驚した
さすがDTB 容赦のない殺し方するぜ・・・
417 :
407:2009/10/09(金) 17:29:55 ID:DsKAmkGx
ミナサマGJありがとうございました!
続編で、銀黒とか李キコとか(どっちも需要の有無はビミョウ…)ネタだけはあるんで、形になったらまた投下させてもらいます。
>>416 ますます楽しみ!TBSは今日からなんで、はやくみたい。
続編で課長の出番が無かったら俺の星が流れる
2期観て久しぶりに来たら保管庫無いのな
前スレにも色々投下されてたのにもう読めないなんて残念
誰かログ残ってる人上げてくれませんか
蘇芳もよかったが、契約者になる前のターニャが何気に可愛かった
黒さんあんなになっちゃうなんて…銀に一体何があったんだよ…
公式HP版権絵のラブラブっぷりからして、悪い方にしか想像付かないな…
ニカとターニャがあのまま契約者にならなかったら、
イチャラブセックス三昧のカップルになってそう
蘇芳かわいいな
薄幸っぷりが潔い
紫苑×蘇芳はありなのか
やさぐれ黒が蘇芳を犯せば黒の悪役っぷりと蘇芳の薄幸っぷりに磨きがかかるよ
普通に「恋なんて興味ない」は黒さんに惚れるフラグだと思うけどな
蘇芳の黒タイツは破られるためにあるのですね、わかります
ボクっ娘なんか手出したら普通に児ポ法違反だろ。
そんなのより元課長とか銀ちゃんはまだですか?
>>429 すいません、その僕っ娘で書いてる真っ最中なんですがやっぱダメですか?
実に楽しみだ
最終的に蘇芳と銀ちゃんが黒を取り合うわけだ 運
A案 蘇芳を後ろから抱きしめてシャツの下から手入れて胸を育てる
B案 銀ちゃんに「動くなよ、絶対動くなよ!」と言い含めてからオモムロに銀ちゃんのスカートに頭を入れて色々探検する
C案 ターニャの服にいい感じに穴を開けてあのデッカイ胸でサービスサービス
どれを書こう……
>>430マダー(チンチン
ぺったんこいいよぺったんこ
前スレのSSのせいで蘇芳が黒とハヴォの子供にしかみえん・・・
>>430です。
実際書いてみました、やさぐれ黒さんの蘇芳ちゃん凌辱モノです。
黒が鬼畜でキャラ違う上に蘇芳に全く救いがないのでご注意。
あと勢いだけで書いたので文章の稚拙さには目をつむって頂けると幸いです。
携帯からなので見づらかったらすいません。
「吐け!紫苑は、紫苑はどこに行った!」
研究所近くの雪原で、蘇芳は今し方“ベラ”を殺した仮面の男に拘束されていた。
「やっ!知らない…知らないってばぁ!」
FSBの襲撃、父の死、弟の失踪、よく面倒を見てくれた“ベラ”がMI6の契約者であったという事実と、その死。
衝撃的な出来事が次々と起こったことによって蘇芳の混乱は最高値に達していた。
「どうしても言わないというなら…!」
ビリビリィッ!
「ひぃっ!」
男は蘇芳の服に手をかけると容赦なく引き裂いた。
瞬く間に蘇芳は極寒の雪原で全裸に近い格好にされてしまう。
「う…うぅ…」
蘇芳は涙を流しながら自らの体を抱き締めた。
寒いから、というだけではない。
目の前の男に肌を見られたくないという理由の方が大きかった。
しかし、そんな蘇芳を見た黒の中で、それまでと違うどす黒い欲望が鎌首を持ち上げようとしていた。
すなわち、蘇芳の露出した肌を見て牡としての本能を刺激されたのである。
(そういえば、最近女に触れてなかったな…)
そんなことを考えながら、最初は口を割らせるための脅しであった行為が、徐々に違う目的に掏り替わろうとしていた。
幸い、当分人の来る気配がないことを確認すると、黒は破れた服の上に蘇芳を押し倒し、その両腕を自身の片手で拘束しつつ、もう一方の手で自らの怒張を取り出した。
「ひっ!嫌だ、嫌だぁ!本当に知らないんだってばぁ!」
男の意図を知った蘇芳は拘束されていない両足を使って懸命に抵抗する。
しかし、黒の前では無駄なことであった。
「うるさい!」
もはや黒にとって蘇芳が紫苑の行方を知っているかどうかなど二の次になっていた。
なおも抵抗を続ける蘇芳に対して、黒は死なない程度の電撃をその体に流す。
「うっ…!」
途端に蘇芳の体は打ち上げられた魚のようにビクビクッと数度震えた後、動かなくなった。
蘇芳の抵抗が止んだことを確認すると、黒は己の一物を少女の幼い膣口に押し当てる。
「い…いや…」
いよいよ自分の身に降り掛かる災厄の時を前に、蘇芳の口から絶望の声が漏れる。
蘇芳とて年頃の少女である。
普段は活発で自分の恋愛に関しては興味がないように装っていても、心の中では恋に憧れていた。
白馬の王子様、とまではいかないまでも、いつか現れるであろう想い人に自らのヴァージンを捧げたいという乙女らしい考えも持っていた。
それが見ず知らずの、しかも父とベラを殺した男に奪われるなんて悪夢としか言い様がなかった。
そして、ついにその時が訪れる。
ズッ…
「や…」
グチュゥッ!
「やあああぁぁぁ!!!」
雪原に断末魔のごとき蘇芳の悲鳴が響いた。
グチュッ グチュッ…
「やっ…やだぁ…」
悲鳴を無視するかのように開始された律動に合わせて、蘇芳の目からとめどなく涙がこぼれる。
それは処女を失った痛みによるものだけでなく、恐怖からのものでもあった。
男がつけている不気味な仮面が、人間ではない何か得体の知れないモノに犯されているような錯覚を蘇芳に与え、恐怖を助長していた。
一方、そんな蘇芳の体を気遣うこともなく、黒は腰の動きを更に激しくしていく。
(ちっ…全部入らないなんて、銀のよりも小さいな。だが、この具合の良さはアンバー以来だ…)
今までに自分が抱いた女たちのものと比べつつ、少女の道具を批評する。
幸いと言うべきか、先程の電撃で体の力が抜けたことによって蘇芳が感じる痛みは軽減され、同時に黒には極上の快感がもたらされていた。
その快感に抗うことなく身を任せていた黒に、早々に果てが訪れることは自明の理であった。
「うっ…出る」
「えっ!?」
男の短い呻きを聞いた途端、蘇芳の顔に驚愕の色が浮かぶ。
そして、頭の中で最悪の未来図が描き出された。
ここを運良く生き残ったとしても、こんな歳で妊娠なんかしたらとてもじゃないが社会の中で生きていけない…。
それを理解した瞬間、蘇芳の中で今まで感じていたものとは別格の恐怖が巻き起こってきた。
「やだっ!お願い、それだけはやめて!お願いだからぁ!」
抵抗しようにも先程の電撃の余韻で満足に体を動かすことができない蘇芳にできることといえば、涙ながらに強姦相手に懇願することくらいである。
だが、そんな悲痛な叫びにも耳を貸すことなく、黒は己の欲を発散させるためにさらに律動のペースを速めていった。
グチュッ!グジョッ!グジュッ!
「やだ!やだ!やだ!やだぁぁ!!」
蘇芳の叫びも虚しく、黒の絶頂の時はもうすぐそこまで迫っている。
そして…
「うっ…!」
ドピュドピュッ ドピュゥッ!
「うあああぁぁぁ!!!」
蘇芳の膣内に、初めて男の精が注ぎ込まれた。
「本当に知らなかったか…」
黒は気を失っている少女に向かって悪びれる様子もなく呟いた。
衝撃的な出来事に立て続けに見舞われた上、レイプとそれに伴う膣内射精がとどめとなったのか、蘇芳は黒の精を受けた直後に失神してしまっていた。
「さて、これから…!」
黒が蘇芳の体に手を伸ばそうとしたその時、研究所の方から人が向かってくる気配を感じた。
「ちっ!」
黒はいち早く身を翻すと、失神している蘇芳をそのままにして、何処かへと消えてしまった。
代わってやってきたのは、FSBと思われる武装した2人組の男たちであった。
「…おかしいな。確かに人影が見えたんだが…。ん?…おい!こっちに来てくれ!」
付近を調べていた兵士の1人が裸で横たわる蘇芳を発見し、もう1人の仲間に呼び掛ける。
「これはパブリチェンコ博士の…!すぐに本部に連絡を…」
「待て!」
本部に連絡しようとする兵士を制し、もう1人が蘇芳に近寄ってその脈を測る。
そして、生きていることを確認すると、ニタリと下卑た笑みを浮かべて仲間に振り返った。
「その前に応急手当が必要だ。体が冷えているから、早急に暖めないとな」
その意図を理解したのか、もう1人の兵士もゴクリと喉を鳴らしつつ下卑た笑みを浮かべる。
「…あぁ、そうだな。早急に体を暖めてあげないといけないな」
そうして、2人の男たちは未だ気を失っている蘇芳に覆い被さってきた。
蘇芳の漆黒の夢はまだ始まったばかりである…。
以上になります。
第2話以降の展開は考えないで書きました。
蘇芳の口調がよくイメージできなかったので、変だったらすいません。
不幸な蘇芳を愛する方々に少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
お目汚し失礼しました。
ふぅ……
GJ
うっ……ふぅ
ふぅ……
蘇芳ちゃんかわいそす
公式で押し倒されて服脱がされて身体まざくられておっぱい揉まれちゃったね、蘇芳ちゃん
俺と代わってよ黒
悪役の黒は大好きだけど、汚いおっさんは萌えない。
霧原さんと再会するまでに髭剃ってほしい。
おっさんにも味があると思えば、寄生獣の主人公のようにオカシナ色気が……
でもヒゲは剃った方がいい
あの眠そうで、ぼけっとした感じこそ黒だと思う。ワイシャツも
どうせ死ぬんだろうけど、ターニャの巨乳は勿体ないなぁー
せめて死ぬまでにssの1本でも見てみたい
水無たんやっべえ
髪型素敵だし
対価素敵だっし
>>451 あの対価はブリタ思い出すなー
1期に黒と同じ能力の人がいたけど、同じ対価ってゆーのも結構いるんだろうか?
だとしたら男であの対価持ってる奴も…
ニックと黒さんは違う能力
二期の黒と蘇芳が星空を眺めるエンディングと公式HPの黒と銀のラブラブを見て電波を受信した。
蘇芳×黒
「ん………黒?」
起きたら自分の隣にいた筈の存在がいない。
少し心配したが、彼はいた。
「またそんなの飲んで………」
ベッドから這い出て彼から酒の入ったボトルを取り上げる。
もう何度も注意したのに聞いてくれない。
「……もう少し寝てろ」
少し不機嫌になった彼は私を抱えるとベッドに放り投げる。
「眠いけど……寒いの……一緒に寝てくれない?」
「…………ああ」
彼は少し迷いながらも、少女の希望に応えてあげる。
しばらくして少女は彼に声を掛ける。
「ねぇ、黒………起きてる?」
黒の背中越しから少女のか細い声が聞こえる。
無論、黒は起きている。
「ボクは………銀の変わりなの?」
返事は無い。
「黒………答えてよ……………」
少女は彼の服の少し引っ張る。
だが、それは除々に強くなっていく
「……ねぇ………………ねえってば!!」
ついには服を引き千切らんばかりの力で引っ張る。
「蘇芳………」
「答えて!ボクは銀の代わりなの?!」
蘇芳は黒の上に馬乗りになり、護身用の拳銃を彼の額に突きつける。
「どうして………そんな事を聞く?」
彼はどんな時でも平静だ。
そう、自分は彼の『仮面』の下の顔をまったく知らない。
彼が本当の素顔を見せるのは一人だけだった。
「どうして………?あはッ!!黒ッ、いつもボクを抱いた後に寝言で何って言っているか知っている?!」
黒は知らない。
知らないが、彼女の怒りと憎しみの篭った言葉から想像はできる。
「何度も『銀………』って言っているんだよ?!そんな風にボクは毎夜聞かされているんだよ?!」
そして少女は鳴きながら笑う。
「黒………ボクを見て……銀じゃなくボクだけ見てよ……………」
後に続くのは少女の嗚咽
彼に出来るのは少女をそっと抱きしめてあげるだけ
まだ、夜は続く
でも続かないよ。おやすみ
乙です。
2話観て、黒がやりすぎたか浮気がバレたのが原因で「さよなら黒」ってなったんだと思った。銀ちゃん裸だったし。
そんで、やさぐれた。
蘇芳は代わりか…。つじつま合っちゃうね。
能力は系統は似ててもまったく同じは・・・・
あーでも憑依系はおなじので複数いそうだな
銀ちゃんしんでしまったん?
行方不明の銀ちゃんを探すためにCIAの下働きやってるんだろ・・・・?
銀「ロシアでは薔薇のモーリスが放送されない…」
黒「貴様らにアニメなど似合わない…」
葉月さんのエロ対価かターニャ調教の話が読みたいです
黒さんがシスコンからロリコンに進化した!
>>459 違う!
黒はナイムネが好きなんだよ!!
アンバーのことも、幼児化したら許してたしねー
アンバーだったら大人状態でも許すよ、俺は
むしろアンバーに許してもらいたい
>>448 おまえは何もわかってない!
今汚いおっさんならラブラブ散髪髭剃りシーンに
そのままで蘇芳強姦シーンだって妄想できるじゃないか
>>458 俺も葉月さんのエロみたいが相手が問題だな…。
あ、百合はパスな
葉月さんは鎮目じゃだめ?それか自慰。
467 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 03:24:16 ID:xhvCTPdt
age
>>466鎮目いいなぁ
もしよければ頑張って下さい
全裸で待機してます
妄想はできるのにそれを文におこすのが難しいよね
黒とスオウのはじめてとか鎮目に嫌々犯される葉月さんとかネタはいっぱいあるのに
鎮目に対価を払わせてもらえず、バターのように溶けながら(性的な意味で)、『キスさせろ』とせがむ葉月さん。
葉月さんは陵辱が似合うと思うよ
銀ちゃん…
これは、覚悟しとくべきか
鎮目・葉月×耀子の3Pって需要ある?
ありすぎてちんこが破裂しそう
葉月さんは実は処女
蘇芳「でもそんなんじゃ駄目、もうそんなんじゃほら、ココロは進化するよもっともっと(はぁと)」
ヘイ「おい」
蘇芳「うわぁ!!」
ヘイ「……何をしているんだ、お前」
蘇芳「みみみ見てた!?」
ヘイ「……」 ←見てた
マオ「……」 ←見てた
ジュライ「……」 ←観測霊で見てた
ゴラン「……」 ←天国で見てた
>>476どちらにせよいける
個人的には鎮目さんと絡むと限界突破
鎮目と葉月の絡み妄想してみたが、どうしても強姦気味になるわ……
個人的にはそれで悔し涙を流す葉月萌え
葉月ちゃんの対価が実はキスじゃなくて異性の体液を飲むだったら涙目フェラとかありだよね
483 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 23:12:01 ID:ViV+9IOj
1期から2期のポジションが黒→蘇芳、猫→ペーチャ、銀→ジュライ、黄→黒に変わったとすると
ラストが蘇芳とジュライのロリショタ逃避行になるな。
筆おろししてあげる攻め攻め蘇芳もいいなと妄想してみる。
一期のときもそうだったが、感情が希薄化して不感症気味に見える契約者が
嬌声とかあげて性欲にふけるってのがどうにも想像できん。
ファンブックの一期脚本家大西氏の小説で少しはイメージがつかめたような気はするが、
そういった感情の起伏が薄いキャラたちを文章に起こすのってすごく難しい。
>>483 それだと黒死ぬね
最終回の不思議空間では今までひっかけた女性キャラを引きつれて出てくるのかw
なんか黒死ぬ気がしてきた
葉月かターニャが敵に陵辱される話が読みたい
>>486 一応ファンブックによれば黒さんはシリーズ通しての主役ってことだから、そうそう死にはしないだろ。
まぁラストで主人公チームが全滅したウルフズレインってアニメもあったが…
黒さんはジェームス・ボンドみたいなもんじゃないかなあ、と「慰めの報酬」をみて思う
主人公が死ぬ話なんて死ぬほどあるだろ
ボンズが3期を作りたいなら別だけど
三期の野望はあるみたいだけどな。
この話なら死んでもどうとでも出来そうだけどなw
>>492 猫とかも1期のラストで絶対死んだと思ってたのに生きてたしなー
そう考えるとチーム内で1人だけ死んだ黄が不憫に思えてきた
かわいそうなんで今期で旧黒チームは皆死んで下さい
え、死んでないの?
アニメ見れないから知らんかったけど
猫は生きてたっていうのとは違うとは思うが
猫は一人GANTZ状態
バックアップから復元したコピーだよ
一期の黒たちに最後まで付き合って消えた猫じゃない
今猫って黒と同じでCIAに所属してるんだよな
どうやって前の組織から抜けたんだ?
本スレいって聞けばいいんじゃね?
前の組織は切られた。
501 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 19:36:54 ID:SdpoXIdA
そんなことより黒×蘇芳はまだかね?
まともな会話をほとんどしてないからなぁ…
次の話で何かあるだろう
課長は黒を想って自慰に耽ったことがあるはず。
っていうかヤってなかったら嘘だよなw
めでたく修行の名目で蘇芳に何でもヤり放題になったわけだが
506 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 16:29:29 ID:h6zBvf6q
×黒
○李
インナーマッスルを鍛えるためには●●●が最適・・・これじゃギャグにしかならんな
やっぱラブロマンスが読みたいね
レズビアンとかちょー
黒のコートとか仮面て葉月達が持ってるんなら…それをエサに課長とやれるね
蘇芳ちゃん、逃亡資金欲しいんだったら売春するのが手っ取り早くない?
合理的に考えて
りぃくんとの再会を願いつつ、ついその後の自宅マンション等での甘々セクロス(当然初体験)を想像し一人赤くなる課長。
廃墟となった天文台に一人やってきた彼女を迎えたのはドS化した黒だった。
駆け寄る課長の後ろ手をとり床に押さえつける黒。
変わり果てたりぃくんに涙が頬をつたうが、それに構わず冷酷に後ろから守り続けた操を散らされる課長。
『こんな形で…っ』悲しみながらも体は待ちこがれた男を受け入れてしまい。
シチュまでを考えたが思えばSS書いたことがなかったぜ。
魔法少女と性的とれ―にんぐっ!
早くインナーマッスルを鍛えてあげたい
蘇芳・しゃぶりチンコ
吸おう・パクリチンコ
ハァハァ
やっと規制解除かな?
蘇芳×黒
ボクはアイツが嫌いだ。
ボクの日常を壊したアイツ
ボクの大切な人達を奪ったアイツ
生きる術を教えると言って容赦なく暴力を振るってくる最低なアイツ
ついでに酒臭いし、加齢臭もする。
…………本当、嫌いだ。
契約者らしかぬ感情
『憎悪』
じゃあ…………コレは?
アイツと一緒にいると如何してか体がほんのり暖かくなる。
―心臓の鼓動が早くなる。
褒められた時に凄く嬉しくなる。
―顔も自然と綻ぶ。
アイツが他の女性の名を呼ぶのは………嫌だ。
―胸が苦しい。
コレは………何だろう?
「そりゃ、嬢ちゃん………恋する乙女だな」
そんなボクの悩みはペーチャ…………中の人『マオ』が答えてくれた。
「恋……?」
これが?
…………悪い冗談だ。
「でもよ。嫌いとは『別の感情』が湧くんだろ?アイツを想っているんだろ?」
「契約者は感情を持たない」
「それは厳密には違うな……契約者にも感情はある。ただ、とても希薄なだけさ」
「そう……なの?」
それは知らなかった。
タ―ニャが契約者になった時なんて……ニカを………
「契約者に成り立てな奴は感情が希薄過ぎるがな………年を重ねたら中には感情豊かな奴だっている。」
「それは人の行動を模倣しているだけ………」
「人間の赤ん坊だって他者の行動を模倣にして成長するんだぞ?」
だったら………
「………………ない」
「ん?」
「こんなのいらない」
「こんな………切なくなるなら…………感情なんていらないよ……」
自然と涙が溢れる。
こんな気持ちになるぐらいなら感情なんていらない。
ただの…………機械になってしまえばよかったんだ。
「少しの間、坊主と散歩してくる。その間に………自分の気持ちにケジメでつけておけ」
「マオとジュライはどうした?」
「散歩してくるって………」
「散歩?」
たぶん今日は帰ってこないだろう。
「それよりも今日は」ポスッ
彼の背中に抱きつく
……………酒臭い
「…………なんだ?」
「ボクはアンタが嫌いだ。」
「…………知っている。」
鼓動がどんどん早くなる。
頬が熱くなる。息が………苦しい
「でも……ボクはアンタが……す……き?」
気が付いたら宙を舞っていた。
別に殴られたわけでなく、普通に投げられただけである。
そのままベッドにダイブする。
「な、何するんだよ!?」
「いいか?今から俺はお前を抱く。逃げたいのなら10秒待ってやる。」
そう言って、黒は壁へと凭れ掛かる。
10秒
今すぐにでも出口へと繋がる扉へと走ればいいだけだ。
なのに……足は動かない。
この先を望んでいる自分がいるからだ。
「時間だ。」
黒がゆっくりと近付いて来る。
「一応、聞いておく。経験は?」
「…………ない」
「生理は?」
「………来てる。今日は……安全日」
「そうか」
顎を持ち上げられ、彼の顔が近付く。
「息………お酒臭い」
「……我慢しろ」
触れ合うだけのフレンチキス
そして触れ合うキスからもっと深いものへ
彼の舌がボクの中に浸入してくる。
何度も舌を絡めさせ、彼の口内へと引き込まれると同時に酸素も吸われて酸欠になる。
酸素を取り戻すべく、彼の酸素を吸う。
それを数度繰り返すと酸素はなくなり、互いに唇を離して新鮮な酸素を取り込む。
口元は涎でベトベト、互いに糸も引いているし、頭は酸欠でボーッとする。
惚ける自分を傍目に彼は服の下から胸を触る。
「胸……小さいから………」
「大きさなんて別にどうでもいい。それに小さいと感度は高い」
…………なんだか蹴りたい気分だ。
正直、この胸の小ささでボクは紫苑と間違われている。不条理だ。
「……んあっ!」
そのまま口の中で乳首を転がし、時折軽く歯を立てる。
「はあぁ…んうぅ…あぁあ……あっ、あっ、あっ、んっ……ひあっ!か、噛んじゃ駄目ぇ…」
片方の乳首を指でこねくり回し、もう片方を強く吸いあげる。
「んうううぅぅ!あぁっ!あふぅ!くうぅ……ふうぅ…強すぎるよぉ……あぁ…」
自然と声が上がる。
確かに胸が小さいと感度は高いようだ。
身体を下っていた指がついに大腿へとたどりつく。
ずうずうしくも足と足の間に入り込んで、ゆっくりと下着の上から上下に撫ぜた。
「湿っているが………まだ濡れ足りないな」
黒はそのまま蘇芳の下半身へと潜り込む。
下着を剥ぎ取られ、露になった秘所
まだ男を知らない純潔だ。
秘所の花弁をゆっくりと広げて舌を入れる。
初めての感触に背中がゾクリとする。
これが快楽だ。
自分でやるとはまったく違う快感
「…………ちゃんとアソコを洗っているのか?カスが付いているぞ。」
「ッ!!?」
問答無用で彼の顔面に蹴りを入れる。
が、簡単に避けられる。
更に連打、連打、連打、連打、連打
「暴れるな…………ジッとしてろ」
両足首を掴まれ、扇状に広げられる。
そして再び舌による前戯が始まる。
「……んッ…………」
ピチャピチャと水音が……耳を……脳を浸食する。
ボクは顔を手で覆う。
快楽が押し寄せる。
抗えない。
「な、なにか……くるッ?!」
プシャと秘所から液体が迸る。
その液体は黒の顔を汚すが、彼は別に気にしてもいない。
「オシッコ……?」
それにしては色がない。
黄色ではなく透明な液体だ。
「いや、潮吹きだ。」
「しお…吹き……クジラ?」
「…………そのうち情操教育の一環で教えてやる。」
クテンと糸の切れたマリオネットみたいに四肢から力が抜ける。
なんだか敗北感を感じる。
「…………今度はボクがする。」
「出来るのか?」
「出来る。」
即答する。
無論、嘘だ。最初に経験はないと言っているのだ。
だが、それは黒にもわかっていることだ。
彼は蘇芳のやりたいようにやらしているだけである。
「コレが……男の人の…………」
「変な感触……堅いのに軟らかい………」
てっきりフランクフルトみたいなモノかと思っていたが実物は違う。
ブニブニしていていながらも堅く、熱い
「いつまで握っているつもりだ?」
「うるさい」
自分の性の知識を総動員させる。
たしか……コレを擦ったり、舐めたりする筈だ。
擦るのは力加減がわからないので上手くできそうない。
となると舐めるしかない。
蘇芳は黒の肉棒へと唇を近づける。
「凄い……ニオイ…………」
鼻につく強烈な雄のニオイ
でも、このニオイは『麻薬』だ。脳髄を痺れさせる。
口を開けて舌で先っぽを舐める。
変な味だ。
そのまま口を目一杯広げて頬張る。
蘇芳の小さな口では、先っぽを咥えるだけでも相当苦しい筈だ。
が、それでも蘇芳は懸命にフェラチオする。
先っぽを咥えたままペロペロと動き回る舌がなんとも言えず気持ちいい。
蘇芳は肉棒を咥えたまま、視線だけを見上げるようにして俺の顔をみた。
黒は蘇芳の頭をなでながら「上手だ」と誉めてやる。
すると、蘇芳は嬉しそうな表情で、彼の肉棒を強く吸った。
そして再び舌を動かし始める。黒は蘇芳の頭をなでながらその動きを堪能した。
彼女のフェラチオに、肉棒はさらに膨らんでいく。
そろそろ限界が近い。
一度、蘇芳に止めさせるよう言おうとするが、彼女はもう一度、肉棒を強く吸い上げる。
それが限界を誘発した。
口内の奥へと熱い液体が何度も叩く。
粘度の高い白濁液が喉や歯に絡みつき、うまく飲み込めない。
それに味も濃い
北海道で食べたアシカラーメンよりも濃い
体内が異物を吐き出そうとするが、それを口で押さえる。
吐けば楽だろう。だけど、これは………
口内の白濁液を少しずつ喉へと流し込み、少し涙目になる。
「………飲んだのか?」
「飲んだら駄目なの?」
「いや、別にそういうわけではないが……」
珍しく彼がうろたえている。
少し笑ってしまいそうだ。
今気付いた。ボクは………『まだ笑える』んだ。
「そろそろ入れるぞ。」
「……うん」
ついにこの時が来た。
彼の肉棒がボクの濡れた秘所へと宛がう。
軽い抵抗と共に亀頭が入り込む。
予想より痛くない。
が、それは序所に過ぎなかった。
「痛かったら痛いと言え」
「ッ!!!?」
黒は一気に肉棒を膣へと沈み込める。
プツッという切れる感じの音ともに痛みが襲う。
痛い。痛過ぎて泣いてしまう。
まだ先っぽの部分なのに痛い
黒に蹴られるよりも凄く痛い
というか痛みで声が出ない。
「呼吸を止めるな。ゆっくり息を吸え」
「黒……ふぇ・い……フェイッ!」
涙が溢れる。そして何度も何度も彼の名を呼ぶ。
契約者にも感情はある。
だって……ボクはこんなにも彼を愛しく思っているのだから……
彼の表情を見る。
いつもの不機嫌な顔でなく……彼の………優しい顔
腕を彼の首に回す。
「んぁ…ふ……」
「……痛いか?」
ぶんぶんと頭を振る。
それは質問への返答というよりもむしろ 話しかけて気を散らさないで欲しい、といった仕草だった。
その事を解ってか解らずにか、彼女を気遣うように動き始める。
だが、それで自分の中にいる『女』が満足はしない。
「ボクを壊して……激しく………獣みたいにして………そして…よりも………ボクを…」
途中、蘇芳が何かを言ったようだが、黒は声が小さくて聞こえなかった。
だが些細なことだ。望み通りに獣の様に覆い被さり、彼女の両手首を掴みながら奥へと、奥へと突き進む。
「……!…ぅ…ぁうっ……ん!…」
まだ幼い彼女の膣内の奥の壁に何度も叩き付ける。
その度に鳴く。ひたすら鳴くだけだ。
鳴き声が彼にとって燃料にもなる。少女の女としての悦びの声に黒の聴覚は支配される。
それは蘇芳にとっても同じ、自分の声とはとても思えない悦びの声に驚きながらも酔いしれる。
「うん……あ、あっ……なんか、すごい、すごいよォ……」
既に痛みなんてない。性の快楽を知ってしまった少女は、蕩ける様な声をあげながら溺れていく。
「ンぁあああ……あ……ああああぁぁぁ……っ」
絶頂を間近に控え、狭い膣道が、ヒクヒクと収縮する。
「イクの!イっちゃう!イっちゃうのーッ!」
理性のタガが外れてしまったのかのように、蘇芳が叫ぶ。
グンッと彼女の腰を乱暴に引き寄せ、一際強く自らの肉棒をその幼い胎内に打ち込んだ。
「ああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァーッ!」
つんざくような高い絶叫を聞きながら、ドロドロに煮えたぎった欲望を解放する。
根元まで深く挿入された肉棒の先から、おびただしい量の白濁液を彼女の子宮めがけて迸らせた。
快楽の余韻か、ビクッ、ビクッ、とその小さな体を痙攣させる。
苦痛と、それを上回る快楽が、彼女の小さな体を翻弄しているのだ。
「ひ……ひは……ぁ……ぁぁ……」
目の前が真っ白になる。
最後に見えたのは彼の…………優しい顔……
そして………意識を闇へと…沈み……ボクは……
524 :
454:2009/11/04(水) 00:27:32 ID:TfvM6zRj
前半終了!
後半は書き次第あげます!
もっとラブラブな展開を書きたい……誰か天啓(アイディア)を下さい。
いい感じのとこで蘇芳に「私」って言ってほしいねえ
後半も期待です!!
527 :
児童ポルノ法改正案の支持:2009/11/05(木) 13:33:26 ID:bHjBwTad
子供にしか勃たない人は
反社会的人格障害者です
幼児性愛者はどの犯罪より 極めて再犯率が高いため
薬等で去勢して 世の中の迷惑とならないようにして出所させて下さい
また このような生物学的変態が増加しないため
リアルの子供が生け贄にならないために
児童ポルノ法の強化を求めます
リアルの子供に欲情する馬鹿≠二次の子供にハァハァする馬鹿
二次≠現実
三次に欲情する馬鹿⊂二次に欲情する馬鹿
∴二次の子供に欲情する馬鹿は必ずしも三次の子供に欲情するわけではない
>>524 GJ!
黒スオウのラブラブつったら、
訓練と称して黒がスオウをボコった際の傷や痣を
黒が訓練中の冷たい態度から一転、優しく治療して
あげている図しか思い浮かばない・・・
なんだか、カンチガイDVカップル的なorz
レプニーン少佐とターニャの四畳半日記的なのが見たいし!
「レプニーン少佐、洗濯するときは下着は別にしてくださいとあれほど」
「む……すまんな(割烹着姿でお茶をすすりつつ)」
>>524 GJ!蘇芳のデレ方がかわええ
だが、黒の読みはヘイだと思うぞ
黒×蘇芳、あんまエロくない
微かな物音でも目を覚ます、嫌な職業病だ
黒は強張った身体の力を抜きながら自嘲する
「眠れないのか」
問いかけには床が緩く軋む音だけが返ってきた
「水ならそこには……」
と、生白い脚が黒の上体を跨いだ
ソファの背もたれを掴もうとした腕を捻り上げると、小さな身体はバランスを崩し
黒の胸元へと倒れかかる
「何するんだよ」
「何のつもりだ」
空いた手で顔を上げてやると蘇芳はムッとしたような顔をしていた
「上に乗ったりしゃぶったりすれば機嫌よくなるって言うから」
犯人の目星がつくと黒は浅いため息を吐く
「そういえばしゃぶるって何を?」
「ナニを…」
「だから何」
「指……指だ」
苦しい取り繕い方だった
それを誤魔化すかのように蘇芳の口に指を含ませる
蘇芳は一度逡巡したようだが、素直に指を受け入れた
「ふぉんなふぉとひてなにがたのひいんだよ」
楽しくはない、しかし良い光景だった
半開きの口と絡みつく舌は性的なことを連想させるには充分だ
黒は蘇芳の髪を?き上げると耳の下から舌を這わせる
「ひげがいひゃい……」
蘇芳の目元には涙がにじみ、徐々に呼吸が荒くなっていく
抵抗するかのように甘く爪を立てることすら
余裕を無くした黒には誘っているようにしか見えなかった
身体を滑らせて上下を入れ替えると蘇芳を改めて組み敷く
「はっはなへよ」
騒がないうちに口を塞いで舌を絡ませる
キスに抵抗する動きすらも余計に黒を煽っていく
元々限界が来ていたのだろう
中心に触れられると蘇芳は簡単に身体を震わせて気を失った
流石に意識がない子供に手を出すわけにはいかない
黒は自らの手でエクスプロージョンを引き起こすことを決意した
その晩、星は流れた
ムシャクシャしてやった、今は反省している
>>530 ロシア組見てみたいな
僕の考えたロシア組
ロシア人にとって、台所というのは憩いの場だ。
古くソヴィエト時代には、盗聴と密告を恐れて、照明を落とした台所で、ろうそくの明かりのもとで、流しっぱなしの水道にまぎれて小声で噂話に興じたものだ。
(だが、これはどうもな)
レプニーン少佐は内心思いつつ対面に座るターニャに紅茶を渡した。
自分には指貫のように小さなコップと、ウォトカを用意する。
ヴラディバストークでの一連の工作にあたり、レプニーン少佐は軍施設ではなくFSBが確保している民間のアパートメントで暮らしていた。
ロシアには多数の武力省庁とその傘下の軍事組織が存在する。連邦軍、国内軍、国境軍、民間防衛軍、その他色々。
権限の競合することも多々あるそれら組織は、お互いに対する牽制も激しい。
契約者というジョーカーを抱えるレプニーン少佐の派閥にとって、他省庁の目の届かない隠れ家は必須といえた。
だが、隠れ家であるからこその問題もある。おおっぴらに警備が出来ないことがそのひとつだ。
そのために、レプニーン少佐は警備のために契約者を一人身近に置くことにしていたのだが、ここヴラディバストークで予期せぬ警備員の交代が起きたのだった。
デニムパンツにタートルネックのセーターを着たターニャは渡された紅茶を一息にあおった。
「ターニャ、紅茶はもう少し楽しめ」
「必要がありません」
たしなめる少佐に無表情で応えるターニャ。
幼くして契約者になった弊害だな、と少佐は思った。
「嗜好品を楽しむのは、確かに合理性とは程遠い」
レプニーンは言った。
「だが、他者といるときに、そのような行動をするのは異常性を感じさせる」
「……」
「契約者であることは、そのこと自体が切り札だ。簡単に手の内をさらすのは下手なプレーヤーだな」
「……一般人の振りをしろ、と?」
「手の内は隠すものだ。そのほうが勝率が上がる」
「合理的です」
では、といってレプニーンは手にしたコップをターニャに渡した。
「応用だ。紅茶の楽しみ方とウォトカの楽しみ方は違う」
一瞬、考えるような表情を浮かべた後、ターニャはウォトカを干した。
「素晴らしい」
にこり、と笑ってレプニーンはターニャの手からコップを取り上げた。
「……いえ」
ふとみると、アルコールで顔を真っ赤にしたターニャが椅子の上で左右に揺れていた。
「大丈夫です……失礼、先に休ませてもらってもよろしいでしょうか」
「かまわんが、一人でベッドまで行けるかね」
「……はい……」
ターニャはおもむろに髪の毛をむしった。
その日、黒い絨毯によってベッドに運ばれる少女の姿を目にしたレプニーン少佐は、契約者に対する態度をより一層頑なにしたのであった。
しっとり行くのかと思ったらギャグw
げ、割り込んじゃった
ごめんなさい
途中までガチエロに行くつもりで書いていたが、オチを思いついたら止まらなかった。
反省? 何それ美味しいの?
>>536 割り込んでないよ! だからガチエロ編書いてくれ
オチにワロタw
ええい三号機関のエロはまだか
鎮目×葉月あたり希望
とりあえず敵に捕まって椅子に縛られた上に目隠しされた葉月が、
「舐めろ」と言われてねちっこく尋問係の指を舐めしゃぶる描写とかどうか。
あるいは趣味的にターニャの唇を奪った葉月が黒い絨毯に運ばれて
海に放り込まれる話とかどうか。
葉月さんと対価のためにキスしてる間にムラムラしてきちゃってそのまま押し倒してヤッちゃう鎮目のおっさんとか
544 :
454:2009/11/08(日) 07:15:17 ID:H9rRqT3b
おはよう!
後半投下するよ!
蘇芳×黒
545 :
454:2009/11/08(日) 07:16:08 ID:H9rRqT3b
暗い天井
鼻に付く雄と雌の香り
そして僅かに香る酒気の匂い
「ん………黒?」
起きたら自分の隣にいた筈の存在がいない。
少し心配したが、彼はいた。
いつものように酒を呷っている。
「またそんなの飲んで………お酒止めたら?」
「うるさい………」
蘇芳の額を軽く小突く
当然痛くない。それよりも胸がとても暖かくなる。
ふと、太股に違和感を感じる。
白濁液が溢れ出てきている。
「あっ…………拭かないと……」
ペタン
「……あれ?」
もう一度立とうとするがその場に座り込んだままである。
「………どうした?」
「立てない。」
「…………やはり腰周りの強化は必要だな」
クックッと黒は笑う。
「見てないで手を貸してよ……」
頬を膨らまして抗議する。
黒はティッシュに手伸ばすが………
「あっ……やっぱりいい」
「…………拭け」
この少女は何を言っているのだ?と思いながらティッシュ箱を投げる。
「ううん、それよりもお風呂に入って洗い流す。」
少女の体は汗塗れだ。
確かに洗ったほうが良いかもしれない。
「ん!!」
蘇芳は黒に手を突き出す。
「…………何している?」
「だから抱っこして運んでよ。腰が抜けているだよ?」
「………わかった。」
まぁ、腰を抜かさせた原因は自分にある。
546 :
454:2009/11/08(日) 07:16:50 ID:H9rRqT3b
「一緒に入ったら?汗臭いよ。」
追っ手と戦う日々に対して風呂に入る機会は少ない。
というか入る機会がない。入れる時に入るべきである。
少々、絶句しながらも彼女と風呂場へと入る。
黒は蘇芳を椅子に座らせて、先にシャワーをさっと浴びて湯船に漬かる。
「ちゃんと洗いなよ……」
「いらん」
せめてシャンプーをしろと言っても彼は聞かない。
諦めた蘇芳は自分の髪をシャンプーとリンスで洗い、次に体を洗い始める。
ボディーソープで腕から胸へ、そして足を洗う。
秘所にシャワーを当てると、その水圧から僅かに感じて背中が震えていく。
少し下腹部に手を添えて圧力を加える。
「ん…………」
するとコポリと白と赤の混じった液体が溢れ出る。
指で少し掬い取り、それを眺める。
「これが……」
それをシャワーで洗い流し、もう一度シャワーを浴びると湯船にいる黒へと視線を向ける。
「出るのか?」
首を横に振るう。
湯船を指差す。つまり湯船に入りたいのだ。
自分で動かないのは、まだ腰が抜けているからである。
「お前を入れたら俺は出る。風呂場から出たくなったら呼べ」
「そのままでいいよ。」
またもや彼は絶句する。
「誘っているのか?」
「誘っているんだよ。」
少女の返答に呆れる。
なんだこの変わり様は?というか本当に蘇芳・パヴリチェンコなのか?
追っ手の憑依系契約者の仕業なら納得できる。
「ほら、早くしてよ。湯冷めしちゃう。」
仕方なく黒は蘇芳を抱き抱えると、そのまま湯船に身を沈める。
「お前……俺が嫌いじゃなかった?」
「嫌いだよ………でも、それ以上にボクは黒の事が好き」
その時に蘇芳の瞳の奥に見えた『憎悪』の色は『本物』だ。
だが、それも本当に一瞬であった。直ぐさま表情を崩して抱きついてくる。
「…………俺の歳を知っているか?」
「知らない。それでも……好き」
はぁ、と溜息をつく
豆腐の角に頭でもぶつけたか?
「気付いたんだ。契約者でも感情はある。この気持ちは嘘じゃないから……」
俺を見上げて微笑む彼女の笑顔を見て……心臓が一際大きく飛び跳ねる。
昔……俺が愛した裏切り者の女と同じ笑顔だった。
「勝手にしろ……」
「うん、勝手にする。」
と、徐に浴槽で立ち上がる。
腰は治ったようだ。
だが蘇芳が立ち上がったことで黒の目線の位置から丁度、秘所が目の前にある。
「…………見えているぞ」
「さっきも言ったよね?誘っているって…………」
秘所を広げて挑発する。
そこからはお湯以外の液体によって濡れている。
とても先程、純潔を失った者の行動とは思えない。
「…………もう一回しよ?」
媚薬のような少女の甘い呟き
547 :
454:2009/11/08(日) 07:17:32 ID:H9rRqT3b
手を蘇芳の太股へと触る。
ピクリと感じる蘇芳を傍目に手は太股を擽りながら上へ上へと持って行く。
辿り着くは、少女の秘所
黒は中指と人差し指をゆっくりと秘所へ差込む
ネチャ、とした水気と蠢く膣内
入ってきた異物をきつく締め上げる。
「ん……」
指は波打つように動きながら少女の膣内を掻き乱す。
「ん……ひぃ………あ…ッ……」
その度に溢れ出る蜜液の量は増えて黒の腕をも濡らしていく。
快感に再び腰が砕けそうになり、黒の頭にしがみ付く。
同時に黒は膣内の指をV時に拡げる。
「ッ……?!!?!」
ガクガクと足が震える。イッたのだ。
目がチカチカして、全身に電撃が走るような快感、そして連続で襲うオルガ
蘇芳は黒の頭を力強く抱きしめる。
「あ…はぁッ……!」
ふと、力が緩み、後ろへと倒れてしまうところを黒が支える。
「勝手に一人で満足するな……」
「わかっているよ……」
548 :
454:2009/11/08(日) 07:18:01 ID:H9rRqT3b
対面座位の状態でゆっくりと腰を下ろす。
濡れた秘所は抵抗なくヌルンと肉棒を咥え込む。
そのまま、ゆっくりと奥へと進み子宮へと到達する。
「くぅッ………!!」
やはり、まだ幼い蘇芳の膣内では黒の肉棒は大きすぎ、子宮を圧迫させる。
しかし心地よくもある。
「自分で動く……」
ゆっくりと腰を上げ、半ばで抜いたところでペタンと腰を下ろす。
それだけの行為でも蘇芳にとっては我慢できない快楽だ。
ゆっくりと……そしてギアを上げていく
ヌチャヌチャとした卑猥な水音、泡立つ蜜
どんどん早くなっていく。
「今日からこっちで……ッ、インナーマッスルの訓練する?」
「契約者らしく……合理的にか?」
「……ハァ………そう……だね」
太い肉棒が自身の内壁を擦れば擦るほど快感が増す。
ザリッ……
「ひうッ……?!」
「………どうした?」
「い、今……中で擦った場所が凄く…………感じた。」
突然の快感に腰を止めてしまう。
蘇芳が感じた場所はGスポット
それを聞いた黒は今度は自分で動き出し、何度もピンポイントで擦り始める。
「あ……ひッ?!う、うそ…!」
快感の波が何度も押し寄せる。
さっきからずっと膣内が軽く痙攣を起こしている。
腰が振れない。いや、振っているが、自分の意識とは別に腰が勝手に振り始めている。
止まらない。止めたくない。何度もそう思いながらも快楽には逆らえない。
逆らう?どうして?こんなに気持ちい良いのに?
身を焦がすほどの快楽なのだ。我慢なんて必要ない。
「は……ッ・ッ…!!」
雌としての本能に忠実に従えば良いのだ。
蘇芳は何度も黒にキスをねだりながら一緒に腰を振るう。
そして黒も蘇芳に応えて至る所にキスマークを残していく。
また目がチカチカと点滅し始める。
絶頂は近い
それは黒も同じだ。
ラストスパートとばかりに黒は強く腰を振るう。
「だ、だめ…?!くる…ッ!イッちゃう……!!?」
強くズンッ、と最奥へと突き刺すと同時に二人は果てる。
ビクビクと痙攣する身体
ギュッと彼を抱きしめながら中に注ぎ込まれるモノを感じていく。
下腹部へ力を入れ、彼の全てをそこへと納めるように収縮する膣内
今、この瞬間を……誰にも邪魔されたくない至福の時
549 :
454:2009/11/08(日) 07:18:33 ID:H9rRqT3b
風呂場での交わい後、寝室へ戻る。
寝室に戻ると蘇芳は再び黒に迫っていく。
まだ体の火照りが収まらないのだろう。
それは黒も同じだった。蘇芳と身体を重ねて濃厚な蜜月を過ごす。
4度目の射精をする。
まだ蘇芳も黒も性欲に溺れている。
5度目に入るときに、蘇芳がある提案をした。
「ここも……頂戴」
自身の指で広げるのは秘所でなく
「そこは……駄目だ。」
本来は排泄器官として役目を果たす菊穴
「…………どうして?」
「そこでするには事前に準備が必要だ。まず浣腸による強制排泄を数回と菊穴の拡張、それに滑りを良くする為にローションがいる。無理やり入れたら切れて怪我してそこから雑菌が浸入して病気になるぞ。」
「随分と詳しいんだね…………誰かとした?」
「……」
沈黙は肯定なり
「うるさい」
「きゃっ?!」
もう一度、押し倒す。
まだ夜はこれからだ。
550 :
454:2009/11/08(日) 07:19:01 ID:H9rRqT3b
ベッドに意識を手放す少女
少女の膣内の許容量を越すだけの白濁液が注ぎ込まれ溢れ出る。
体中の至る所には小さな紅い痣
そして自分はベッドに腰掛ながら疲労に襲われている。
これで5回はしたのだ。
「はぁッ……はぁッ………」
だが随分と息が上がる早くなったと感じる。
やはり酒か?
かといって止められない。
外気にでも当たりながら一服飲……
クイッ
服が引っ張れる。細い腕が毛布の中から伸びて……
「黒、もっとボクを奪って……そして……ずっとワタシだけを見てて・・・」
背筋が凍る。
微笑む彼女の瞳には『憎悪』や『愛』の感情なんて宿していない。
ただ淀んだ瞳が見えるだけ
「もう一回…………しよ?」
まだするというのか?
既に5回も出したのだ。これ以上は流石にキツイ
手が動かない?
手錠?いつのまに?
「ワタシは、まだ満足してないよ?」
少女は笑う。
まだ夜は長い。
551 :
454:2009/11/08(日) 07:19:29 ID:H9rRqT3b
やっと朝だ。
太陽が……黄色く見える。
蘇芳は先程、達すると同時に眠りに落ちた。
随分と幸せそうな寝顔である。
と、一匹のモモンガが寄ってくる。
「………随分と激しくしていたそうだな」
「見てたのか?」
「いや……匂いでだよ。咽るな」
途中から数えるのも面倒になるぐらいしたのだ……臭って当然だ。
「…………枯らされるかと思った。」
「おいおい……」
よく見れば彼が飲んでいるのは酒では栄養ドリンクであった。
正直、蘇芳は底なしであった。
「ジュライは……?」
「別室で寝ている。まぁ、安眠妨害で眠れてないかもな」
…………もう何も言わない
「しかし、随分な変わりようだな?黒、媚薬でも盛ったか?」
「するわけないだろう……」
とういか自分も途中で追っ手の能力者の仕業かと思ったが…………アレも彼女の一面なのだろう。
「ツンデレという奴か?」
「どちからといえばヤンデレだろ……」
最後の方は怖かった…………
イニシアチブは完全に少女が握っていた。
「………まぁ、とにかくだ。嬢ちゃんの気持ちには答えてやれよ?」
そういってマオはどこかへ行く。
蘇芳の……気持ち
首を振るう。
「…………馬鹿々々」
俺はただ蘇芳を犯したに過ぎない。
そこに愛なんて一切存在しないのだ。
自身の性欲の捌け口にしただけだ。
552 :
454:2009/11/08(日) 07:30:42 ID:H9rRqT3b
「黒………」
蘇芳が起きてしまったようだ。
裸に毛布だけを体に纏っている。
しかし、眠いのか半眼で少しばかり船を漕いでいる。
…………今の聞かれたか?
少し緊張が走る。
「…………お休み」
蘇芳は、そっと頬へとキスしてベッドの中に再び潜る。
結局、何も言わなかった。
だったらそれでいい。
俺とコイツの旅の終着は直なのだ。
ベッドは蘇芳に明け渡して、自分はソファーにでも寝る。
兎に角、今は眠い
そう、自身の中に少しだけ燻っていた感情を誤魔化すかのように、今は惰眠を貪るだけだ。
553 :
454:2009/11/08(日) 07:34:48 ID:H9rRqT3b
朝、少女の悲鳴と殴る蹴るの打撃コンボによって黒の死神と呼ばれた男は酷い目に合うのであった。
↑少し抜けた
これで終わりです。
読んでくれた人に感謝
4度、5度目のセクルは面倒になったので書くのは放棄
あにゃるも無し、というか本当にあれ危ないから準備は必要
それにしても、なんだろ・・・・なんで俺が書くキャラは基本的に病むのだ?
こう・・・胸がキュンとなるラブストーリが書きたい。
さて、次は白、琥珀、銀・・・どれにしよう?
蘇芳に猫のコスプレさせて、フシャー、と黒に威嚇する場面が見たいです。
そして黒の腕の中で丸くなる蘇芳が見たいです。
(*´д`*)
誰かこれで同人誌書いてくれ
乙、萌えた
アンバーがみたい
>>543 実は葉月さんは処女でその後責任とれとフルボッコにされるおっさんの姿が難なく想像できるぜ
>>543 そんなことしたら葉月さんに惨殺される…
対価でキス
↓
鎮目が葉月を押し倒す
↓
葉月:白刃で反撃
↓
鎮目:皮膚を硬くし防御
↓
対価でキス(※くりかえし)
を想像したけど、なんか、いちゃついてるだけみたいだ。
拘束目隠し強制じゃないと最後までできなさそう。
でも終わった後、葉月様に惨殺される…
あかん
俺は確か未咲さん一筋だったはずなのに、蘇芳が可愛くて仕方ない
漆黒の花の未咲さんの尻はけしからん
>>553 乙!ニヨニヨしっぱなしでした
蘇芳のワタシにぐっとキタw
琥珀の需要…大いにあるぜい
>>558 あらかじめ手を縛っておけば白刃は使われない
そんで事が終わった後に
(たまには男とするのも悪くないかもしれない・・・)
と葉月さんに思わせられれば鎮目の勝ち
あれ? やっぱ無理??
夜。戦闘が終わったと判断した葉月は、息を整える時間も惜しんで鎮目の顔に手を伸ばした。
鎮目を探すのに時間は必要はなかった。
どこにいるかは探す前から把握している。建物同士の間に入り、数歩の距離。
チームを組んでからは自然と目で追い、すぐに合流できるようにしていたためだ。
葉月が能力を使った後は鎮目を引き寄せて唇を重ねる。いつもどおりの光景だ。
だが、今日の鎮目はなぜか葉月の腕を掴むと、口付けを拒むように身体を反らした。
「なぜ拒否する。対価の支払いだ」
余計な手間がかかっている事に不満を抱きながら葉月は言う。
「どういうつもりだと訊いている」
「うーん。まあ俺としてはキスするのは歓迎だけどさ、たまには協力するお礼をしてもらえないかと思って」
葉月が眉を顰めると、鎮目はへらへらと笑いながら言葉を続けた。
「させてくんないかなぁ?」
硬いものを蹴った音がした。
見ると葉月の膝は鎮目の腹部にめり込むことなく、その表面で止まっていた。
葉月は大きく息を吐くと、男を睨みつけて口を開いた。
「お前の汚い物を見るくらいなら、死んだほうがましだな」
「そりゃあまた。合理的じゃない判断だねぇ」
鎮目は笑ったままの表情を変えず、楽しげに答えた。
「あ、見るのが嫌なら目隠しとかどう?」
「却下だ。そういう相手が欲しいなら他を当たれ」
機関の規則では娼婦を買うことを禁止していない。
葉月は男の生理についてなど知らなかったが、必要があるならば個人で処理すればいいと考えていた。
思ったままのことを葉月は言葉にしたが、鎮目はまるで聞こえなかったようなふりをする。
「やっぱり日本って暖かくていいよねぇ。ロシアじゃ外でするなんて絶対無理だろう?」
鎮目は葉月の右足を強く踏みつけたが、彼女は悲鳴を漏らすことはなかった。
足にかける体重を増し、身体を半回転させる。
鎮目は葉月の腕ごと右半身を背中で壁に押さえつけて固定すると、空いた片手で服のボタンを外し始めた。
「あとで殺すぞ」
「はいはい。その時にはもう一回おんなじ事をする機会が来るだけだよ」
スーツのボタンを外し終えると、それまでとは一転して鎮目は乱暴にシャツを引き千切った。
プラスチック製の白いボタンが弾けとび、コンクリートの地面に小さな音を立てて散らばった。
「結構興奮するなあ……。契約者でこれなんだから、普通の人間が羨ましくなるね」
「殺す……」
俯いて目を逸らす葉月の呟きは、誰の耳にも届いていなかった。
鎮目が葉月の下着を持ち上げてずらすと、外気にさらされた乳房が微かに震えた。
「耀子ちゃんと比べて小さいな……おっと悪い。行為中に他の子の話はマナー違反だったかな?」
話題にはしてみたものの、鎮目自身には胸の大小に拘りがあったわけではない。
葉月の抵抗する気力を殺ぐためだけの言葉であり、鎮目は大して胸を見ずに下のほうへと手を伸ばした。
自分と相手のズボンのファスナーを下げ、ベルトを緩めると、そこでふと鎮目の動きが止まった。
葉月が顔をあげると、そこに鎮目の顔があった。
わずかに顔を動かすだけで届く。唇がすぐそこにある。
「ん…………」
葉月が鎮目の唇を奪っている間に、スーツのズボンは大きく下へと動かされていた。
下着が同じように取り払われ、再び鎮目は両腕で葉月を拘束した。
二人は正面から向き合う体勢になる。
鎮目から顔を離したとき、目の前の男が笑っていたことで葉月は気づいた。
下半身に着けている物を脱がされた一瞬だけは、身体を押さえつけていた重圧から開放されていたのだと。
「ほい。ゲームオーバー」
隆起した鎮目の分身がそこにあった。
葉月が対価の支払いを後回しに出来ていたなら、避けられた結末。
思考を停止させるほどの欲求がなければ、葉月は確実に状況を打開できていた。
その事実が、合理的な思考を取り戻したはずの葉月から計算を奪い、無抵抗にさせていた。
鎮目は自身の物を葉月の中へと沈めていく。
かすかに届く街灯の光は、そのとき流れた液体の色が赤いものだと鎮目に伝えた。
「あれー、おっかしいなあ。俺の物を刃物に変えたりなんてしてないよね?」
葉月は何も答えない。
「まさか処女だったとか……大丈夫?」
言葉の上では尋ねながらも、返事もないうちに鎮目は小さく動き始めていた。
本人の意志が途切れていても膣腔の狭さが無駄な抵抗を続けている。
力を失くした葉月の身体は重力に従って崩れ落ちようとしており、それを支えるために鎮目は腕に力を入れた。
抵抗に備えて観察を続け、拘束を維持するために力を込め、残ったわずかな余裕で肉体的な快楽を得る。
肌を重ねると表現できるような愛のある行為ではなく、動物的な激しい交尾でもない。
鎮目は隙が小さくなるように注意をしながら、機械的に性欲の処理を行っていた。
頭突きを避けるために両者の頭はすぐ隣になるように置かれ、互いの呼吸音と小さくあえぐ声が聞こえた。
小刻みに腰を動かし、葉月の膣を抉ってゆくのを繰り返す。
鎮目は限界が近づいているのを感じたが、問題がひとつあった。
「このまま出したいんだけど、いいかな?」
子供が欲しかったわけではない鎮目にとって、その質問はアフターピルなどの準備があるかの確認だった。
「いいはずがないだろう」
鎮目は期待はしていなかったのだが、答えがあった。
「了解。先に帰って手配しておく」
そう答えると鎮目は葉月の最奥で動きを止め、身体を揺らした。
膣内で射精されているのだなと葉月はぼんやり考え、小さく息を吐いた。
鎮目は欲望を吐き出し終えた物を抜き去ると、葉月を突き飛ばして距離を取り身構えた。
反撃を予測してのことだったが、訓練では感じたことのない痛みに葉月は動けず、鎮目を睨むだけだった。
鎮目が後ずさりをしながら物を仕舞っていると、葉月はようやく怨嗟の言葉を口にした。
「覚えておけ。お前が対価の支払いで動けない間に、必ず殺しに行く」
「はいはい……なるべく静かに襲撃してね」
鎮目は答えながら、今後の対策について考えるために歩き出した。
性欲が優先順位の最上階に来るまでには、まだかなりの時間があるだろう。
先程と同じような展開になるとは考えられなかった。
それまで逃げ隠れするべきか、同僚に庇ってもらうべきか、あるいは何らかの対価を払って許してもらうか。
興奮の去った頭はより合理的な判断を下せるはずだった。
だが、どれも碌な未来にならないようだと感じて鎮目は溜め息をついた。
どれを選ぶにせよ、ひとまずは誰かに灸を据えてもらわなければならなかった。
GJGJGJ!!!
かっこいい文章だな
たまらん!GJ!
>>563-564のおかげで鎮目×葉月に目覚めそうだ
性的嗜好はぜんぜん違うのに対価のせいで一緒に居ざるを得ないとかたまらん
問題はこいつらがいつ死ぬかもわからないということだが
葉月さんはいいなぁ…
黒と葉月のコンビもみてみたい
ここももちろんだけど
市井のSSも流行って欲しい
>>569 葉月さんをたらしこむのはかなり難しそうだが黒さんなら、黒さんならきっとやってみせるな
572 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 17:00:59 ID:VjRM/3Mz
怨みで暴走してる少女を押し倒してお姫様だっことは黒さん相変わらずのたらしやな
むしろ弥生さんをたらしこんだ男はどんなものかと、興味本位の葉月さんが黒さんを挑発しそう。当然返り討ちに合う。
黒さんを誘惑する葉月さんか…
あのきっちりしたスーツを着崩して迫るのかたまらんな
そこに課長が乱入ですよ
黒×美咲の二次創作って全く見かけないな
人気ないのか
トイレで自己紹介してたときから黒×課長派
>>576 そういえば無いな
書きにくいんじゃない?
公式でまさかの黒さんと銀ちゃんが相思相愛セックスフラグを持ってきた…。
二人きりのベッドで抱き合うとか完全にそういう関係に。
580 :
454:2009/11/13(金) 05:43:20 ID:LAskMpav
蘇芳×黒
エロなし(面倒)
『猫耳』
独自設定、というか蘇芳に猫耳装着させるためなら設定なんて関係ねぇ!!
投下開始
581 :
454:2009/11/13(金) 05:44:12 ID:LAskMpav
私、霧原未咲は目の前の代物にどう反応に困っている。
「…………これは?」
私の机に置かれているのは……
耳
人間の耳ではなく動物の耳だ。
無論、本物でもなくヘアバンドに耳が付いているオタクとかが喜びそうな一品である。
それが何故、私の机の上に置かれている?
「よくぞ聞いた。これぞ最新の対契約者兵器だ。」
正気か?ゴルゴ眉毛
「どう見ても犬耳にしか見えません。」
「犬耳だけではなく、猫耳や狐耳、兎耳もあるぞ。」
様々なバリエーションを見せるが、どうでもよい。
「いえ……ですからコレのどこが対契約者兵器なのですか?」
「これを装着すると……」
と、勝手に私に怪しげな代物を着けさせる。
…………剃るぞ眉毛
パタパタ……
何かがお尻で叩く音がした。
ん……?
首を捻ってお尻を見る。
「なっ?!」
「わぁ、可愛いですね!!」
どういう原理なのか不明だが、犬耳しか装着していないのに尻尾まで生えてきている。
しかも感覚があるのかパタパタと動く
「なんと犬の能力を得る!ただの一般人が動物並みの強靭な能力を得るのだ。これなら契約者相手でも引けを取らない。」
何を考えてそんなものを開発したのか知らないが、少なくとも開発者も目の前にいる阿呆も頭のネジが吹っ飛んでいる。
職種……間違えてしまったのだろうか?
「だったら普通に警察犬か軍用犬でも使えばよろしいでしょう。」
「それにこんな能力を得ても契約者と渡り合えると?意味がないでしょうワン」
「「「「…………」」」」
全員が呆けたように口を開いている。
「どうしたのですかワン?」
「………弥生君、疲れているのかね?」
確かに最近、疲れが溜まっているが、それ程ではない。
「いいえワン」
「弥生……そういうプレイなのかい?」
「うるさいワン」
近寄ってくるレズにアッパーカット、そのまま床に沈んでいてほしい。
「これ…………どういう事ですか?」
「私も知らん。」
「あっ、注意書きに試作段階の試験品なので副作用は不明って書いています。」
「ふむ、語源機能が麻痺するのか……しかも自覚症状無しとはな……」
「とにかく今直ぐ、こんな物騒な代物は開発部へ送り返しましょうや……それと弥生ちゃんもソレ外しておこうか。」
確かにいつまでもこんな代物を着けたくない。
犬耳バンドに手を掛けるが………
「…………外れないワン」
今日も三号機間は平和です。
582 :
454:2009/11/13(金) 05:45:42 ID:LAskMpav
「はむ……」
口の中に拡がる肉汁の味
日本の肉まんは旨い。でも……本当はピロシキが食べたい。
「美味しいね……」
「……うん」
ついでにジュライの方はピザまんを食べている。
「今日の晩御飯はなんだろうね・・?」
黒の作る料理は美味い
初めて彼の作ったムニエルは素材が缶詰だとは考えられないほど出来だった。
だから彼の作ってくれる料理は楽しみでもある。
…………ピロシキ、作って頼んでみようか?
信号が赤になったので歩みを止めると・・・
キキーッ!!!ガシャン……!!
「事故だね……」
目の前を走っていたトラックは見事に電柱に衝突した。
そしてトラックのコンテナからは荷物が周囲に散乱している。
「なんだろ……コレ?」
落ちていたモノにボクは目を奪われた。
知識では知っていたけどロシアでは見た事もない代物だった。
だから少しだけ興味が沸いた。
それが大変な事になるなんて露知らず……ボクは『猫耳』を拾った。
583 :
454:2009/11/13(金) 05:46:26 ID:LAskMpav
黒は近くのスーパーで食材を買ってきた。
育ち盛りな子がいるのだ、栄養面に関しては気を配ってやらないといけない。
ついでにマオも同行している。カリカリじゃない餌を所望したので本人に選ばせてみた。
「主夫の鏡だな」
「うるさい……モモンガ鍋にするぞ。」
からかうマオを尻目に誰もいない事を確認して隠れ家に入る。
そこで出迎えたのは………
「ニャア♪」
「………………猫?」
じゃない。
猫の格好した蘇芳であった。
「………何遊んでいる?」
だが聞いていない。
蘇芳は身を屈め出し……
「フニャッ♪」
飛ぶ
全身の筋肉をバネの様にして、獲物………マオへと襲い掛かる。
「お、おおおおおおおおおぉぉッ?!」
さすがに危険だと気付いたマオはサッと逃げるが、獲物を逃がさない蘇芳が追いかける。
そう、まさに猫に追われている状況だ。
「へ、黒?!助けてくれ!!」
「蘇芳」
「にゃッ?!」
黒は蘇芳を掴み上げる。
「いい加減にしろ」
さすがに悪ふざけが過ぎるので乱暴に蘇芳を放り投げる。
普段ならそこで床へと叩き付けられてしまうのだが、今の蘇芳は『猫』なのだ。
華麗に着地を決めた。
「フシャーッ!!!」
「まるで猫だな」
威嚇する蘇芳
尻尾がブワッとなっている。どういう仕組みだ?
「ジュライ、どうして蘇芳はこんな風になった?」
「猫耳拾った。」
「「はぁ?」」
二人が声を揃えてあげる。
まったく意味がわからない。
584 :
454:2009/11/13(金) 05:47:41 ID:LAskMpav
「道端に落ちていた猫耳を拾って着けた。」
「猫耳バンドを着けたら猫になった?猫の呪いのアイテムだとでもいうのか?」
怪談には早過ぎる時期だろう。
「…………なら外すまでだ。」
「ニャーーーッ!!!」
猫耳を引っ張るが外れないどころか、蘇芳まで引っ張られる。
それが痛いのか、蘇芳は黒の手を思いっ切り引っ掻く。
とは言っても、人間の爪なので蚯蚓腫れする程度
諦めて手を離す。
「外れないな……やはり呪いのアイテムか…………」
祓うのか?
というかアレは何なのだ?
「にゃあ〜♪」
蘇芳はジュライと戯れている。
・・・・・・本当に何なのだ?
585 :
454:2009/11/13(金) 05:48:17 ID:LAskMpav
「スンスン……」
「なんだ?」
「にゃあ〜…………」
蘇芳は先程、引っ掻いたところをペロペロと舐め始める。
どうやら少し罪悪感があるようだ。
そのまま黒の周囲をウロウロと回り始める。
「ついでに………元猫に聞く」
「ん?」
「猫の仕草に意味はあるのか?」
丁度、蘇芳は黒の足に頬擦りをしている最中である。
尻尾はクネクネと動いている。
「あるさ、今、頬を擦り付けているのは『甘えたい』ということだ。」
「尻尾をパタパタ振っている時は機嫌が悪いから気を付けておけ」
「普通、逆じゃないのか?」
「犬の場合ならそうかもしれんが、猫は別だそうだ。」
ちょっとしたトリビアだ。
「これは?」
今度はお腹を見せてゴロンと転がっている。
少し、ヘソが見え、はしたないので服を正しておく。
「あ〜…………」
「どうした?」
言い難そうに言葉が詰まるマオ
何にがある?
「犬の場合だと服従のポーズなんだが…………猫だと誘っているんだよ。交尾にな」
「…………なに?」
「ついでに、さっき甘えたいといのも発情期だという証拠だな」
「俺にどうしろと?」
「抱くか?」
「冗談いうな……」
蘇芳はまだガキだ。冗談も休み休みに言って欲しい。
「対処法としては思いっ切り遊んでやれ。喉元を擽るとかな」
「…………一応、人間だぞ?」
本物の猫になら効果あるかもしれないが、仮にも人間だ。
「まぁ、やってみろって」
マオに言われるままに蘇芳の喉を擽ってみる。
するとゴロゴロと気持ち良さそうに鳴く。
「な?効果あるだろう。」
確かに効果はあったが………これでいいのか?
「しかし……このまま戻らないのも問題だよな……」
マオの言うとおり、このままでは拙い。
まず邪魔になる。そして……蘇芳を利用しての紫苑との接触が難しくなる。
586 :
454:2009/11/13(金) 05:48:47 ID:LAskMpav
悩む二人にジュライは爆弾を投下する。
「……他にも拾った。」
「「なに!?」」
まだ他にもあったというのか?
「兎耳に……また猫耳?いや、狐耳か?」
よく分かるな……一緒にしか見えん。
「………狐耳……」
そう、狐耳だ。
これに似合う者は自分の知る限り一人しかいない。
銀だ。
狐耳に狐の尻尾……そして銀の髪と同じ銀色の毛並み
…………パーフェクトだ。
「おい……黒?」
「なんでもない。」
いかん、少しトリップしてしまったようだ。
「じゃあ、どうしてソレをポケットに仕舞う?まさか……銀に……」
「……」
それ以上、追求するようならモモンガ鍋にするぞ?
そんな馬鹿なやり取りをしていると、ジュライは持っていた兎耳を何故か着けた。
何故、着けたのか……それは不明だ。
無論、止める暇もなかったのは言うまでもない。
「何も起こらないな」
「ウサギだからな」
普段と変わらない無口
「…………いつもと同じか」
「だな……人参でも与えてみるか?」
スティック状に切った人参を与えてみたら物凄い勢いで食べた。……面白い
「憶測だが、これはドールのプログラミングと同様かそれに近いものと考えた方がいいかもしれんな」
マオが自身の考察を黒にいってみる。
「人格の書き換えか………」
狐耳の方を調べてみると内側に電極とか機械的なものがあった。
「だが、嬢ちゃんの動きを見る限りじゃあ、猫並の反射神経がある。おそらくメインはこっちで、人格は副作用なものだろう。」
肉体強化か……確かにこれなら化け物じみた契約者に対しても相手取ることが可能だろうが……その副作用は痛い
だけど一時的なものだろう。本当にプログラミングするのならば大掛かりな装置が必要となる。
「厄介だな……どこかの組織の落し物か」
「ジュライの話だと事故を起こしたトラックの荷物だったそうだ。」
「……そんなモノ、拾って着けるな」
「まったくだ。」
深くため息をする。
587 :
454:2009/11/13(金) 05:49:24 ID:LAskMpav
そんな二人の苦労を知らない蘇芳はさっきから黒の背中にしな垂れかかっている。
「にゃあ〜〜♪♪」
重い……だが、退かしても直ぐに来る。
「随分と甘えているな」
人懐っこい猫である。
「嬢ちゃん……本当はまだ甘えていたい年頃だったろうにな………」
甘え足りない。
確かにそうかもしれない
蘇芳の両親は離婚
父親は研究者で常に研究所に引き篭もっていた。
双子の紫苑も契約者で蘇芳は誰かに甘えるという選択肢はなかった。
黒は、そっと蘇芳の頭を撫でてやった。
一瞬、それにビクッと驚くが、直ぐに気持ち良さそうに彼の胸元で甘え始める。
そして上目遣いで鳴きながら何度もナデナデを要求してくる。
その後の食事や風呂について黒は更なる苦労する。
もう夜も更けてきた。
そろそろ就寝しようと自分の寝床へ足を運ぶが、既に猫がいた。
蘇芳は俺の布団を占拠しているので、違う部屋で寝ようと移動するが……
トテトテ……
振り返れば、蘇芳が後ろから付いてくる。
「お前はそっちで寝ろ」
「にゃっ!!」
部屋に蘇芳を投げ入れるが、それでも部屋から出て、彼の元へと行く。
「諦めて一緒に寝てしまえ。」
……面倒だ。
仕方ないので、布団を二組並べて…………ジュライがじっとこちらを見ている。
三組用意しよう。
川の字というよりも小というほうが適切かもしれない。
黒を真ん中に両脇には蘇芳とジュライがいる。
電気を消して就寝する。
588 :
454:2009/11/13(金) 05:58:31 ID:LAskMpav
僅かな寝息と時計の音が耳につく。
隣に寝ている人物を起こさない様にそっとベッドから出る。
忍び足で向かう先はトイレ
ジャ〜ッ…………
「ふぅ……」
流石に猫みたいにはできないので、ちゃんとトイレは行かないといけない。
「トイレは済んだのか?」
黒がいた。
当然かもしれない。彼に気付かれないように動くなんて難しい
「…………いつから気付いたんだよ?」
「……お前を撫でたときだな」
あの瞬間、驚いた蘇芳は素に戻ってしまった。
その瞬間を黒が見逃すはずがない。
「いつ正気に戻った?」
今度は黒が質問する。
「最初から……意識はあったんだけど、猫の本能なのかな?それが優先していた………」
思い出すだけでも顔から火が出そうなほど恥ずかしい。
猫の本能でも、彼に対して行った行動は多分の自分の願望だろう。
「でも時間が経つにつれ体の主導権を徐々に取り戻していった。」
時間が経てば戻る。
猫耳バンドは機械だ。電池が切れれば機能は停止する。
それならばジュライも明日には元に戻るだろう。
「もう遅い……寝ろ」
「…………別で寝るの?」
彼の脇には毛布がある。
どこか別の場所で寝るつもりだ。
「狭いからな……」
嘘だ。
布団は三組を敷いているのだ。
ただ、自分は…………そこに居たくないだけ
「別にいいじゃない・・・狭くても・・・」
「……何が言いたい?」
「…………い…ょに……たら」
小声でコショコショと喋る。
「聞こえん」
「だから!一緒に…………寝たらいいじゃん……寒いし………多いほうが温いだろ?合理的に考えて…………」
蘇芳も自分が無茶苦茶な事を言っているのは知っている。
「合理的か…………」
苦笑する。やはり、まだまだガキだ。
「わ、笑うなよ?!何が可笑しいって言うんだよ!?」
寝室へと戻る二人
589 :
454:2009/11/13(金) 05:59:31 ID:LAskMpav
時計の針は既に2時を過ぎている。
まだ…………眠くはならない。
それに何かが足りない。
「ねぇ……」
「……なんだ?」
呼んだ自分でも少し驚いたが、黒は起きていた。
「頭………撫でてくれる?さっきみたいに……」
暫し無言
少し胸に空虚を感じてしまう。
ごめん、と謝ろうとした時、黒が何も言わず頭を撫でてくれた。
ただその行為だけでも彼女にとって嬉しい。
「もう少しだけ………して……」
ポスッと彼の胸に顔を埋める。
微かに彼の心臓の鼓動が聞こえる。
それをもっと聞きたくって顔を更に埋める。
視界の端には青い人型がいた。
それ何なのか知っている。
知っているからこそ…………ソコに居る観測霊にボクと黒を見せ付けてやった。
能力を失った彼には観測霊は見えない。
だからオマエに……黒は渡してやらない………
黒は…………ワタシのだよ………銀……
590 :
454:2009/11/13(金) 06:01:33 ID:LAskMpav
終わり
・・・・猫耳ジャスティス!反論は認めない!!
今回は完全ネタなので気に為さらず。というか、最後がダークです。今週みたら・・・やりたくなった。
黒さんは必須アイテム『マタタビ』を入手していなかったのでエロフラグは回収できませんでした。
今週は嫉妬フラグがキター!!本気で狂喜しました。
嫉妬はやがて昇華してヤンデレになる。俺の判断は間違いではなかった・・・・
皆さんはどんな獣耳が好きですか?
次は琥珀
神が降臨した
超ド級のアホと認識した。
・・・あなたが神か。
こいつは強力だぜ…ニヤニヤせざるを得ない
アンバーも期待
しかし本当今週はすごかったなw本編であそこまでやるとは思わなかったわ
GJ
本当にGJ
GJGJGJ!!
本当今週すごかった!
596 :
小ネタ:2009/11/14(土) 00:31:44 ID:Ly1SahMj
小ネタ投下します
エロ無しです
とある秘密の隠れ家にて
「おい齧歯類」
「Σなにおう、失礼なこというな。モモンガはれっきとした哺乳類だぞ……リス科のな」
「…そんなことはどうでもいい。すこし留守にするから蘇芳達を頼んだぞ」
「なんだ?あの女とは手を切ったんだろ?」
「野暮用だ」
「対価は?」
「…………くるみ三個」
「さて、お嬢ちゃんを呼んでくるかな」
「…ひまわりの種もつけてやる…袋でだ」
「おーきーどーきー♪行ってきな」
「…やれやれ」
597 :
小ネタ:2009/11/14(土) 00:34:41 ID:Ly1SahMj
〜三十分後〜
「…ねえ、黒は?」
「よぉ嬢ちゃん、奴なら野暮用だってよ〜」
「…野暮用?」
「俺の勘からして、コレだな」
「? 何それ」
「見て分からんか?小指立ててるだろ?」
「…齧歯類に小指があるなんて知らなかった」
「哺乳類だっつの。お嬢ちゃん飼い主の癖に知らないのかぁ?」
「親父臭いモモンガを飼った覚えはないし、どうでもいいよ…で?」
「少し話がズレるが、あいつの昔から変わってない所が1つあってな」
「?」
「女によくモてる」
「………………ふ、ふ〜〜ん、そうなんだ」
「おお、二年前東京にいたときなんざ、ひぃふぅみぃ…」
「…………………」
「ま、両手の指じゃ足りない位女に好かれてたぜぇ?」
598 :
小ネタ:2009/11/14(土) 00:40:14 ID:Ly1SahMj
「……オンナの敵だね」
「俺の勘だが、『女から好かれてしまう』ってのがあいつの契約の対価なんじゃねェかなぁ」
「…そんな対価あってたまるもんか」
「対価なんざ人それぞれさ。俺もいろんな契約者を見てきたが、あいつのはいまだに謎だ。…それにな嬢ちゃん」
「?」
「目の前で女に死なれるってのは、中々にこたえるもんだぜ?」
「………」
「契約者なんぞになっちまったら、まず真っ当な人生は送れない。そんな奴を好きになっったら…お前さんなら分かるだろ?」
「…………うん」
「あいつはそれを何度も繰り返しちまってんのさ。懲りずにな」
「ボクは違うよ!」
「へ?」
「ボクは自分の身は自分で守れるし、銀みたいにいなくなったりしない」
「…………苦労するぜお嬢ちゃん」
「もうしてるモン」
終わり
オチ無し御免
乙! まぁ今の黒は髭剃らないし髪長いもんなぁ。 酒やめたからどうなんだろ?
あのヤサグレ加減が好きだけど
李属性も捨てがたい…
あり得ないけど、
李×蘇芳なんてどうですか?
601 :
454:2009/11/14(土) 02:11:56 ID:6x+nWC4P
有り得ないからこそ妄想は膨らむ
そう、黒に豆腐の角をぶつけるとか・・・
602 :
454:2009/11/14(土) 02:42:59 ID:6x+nWC4P
即興
「馬鹿ッ!ろくでなしッ!!黒なんて嫌いッ!!!」
蘇芳は全力で手当たり次第のものを黒に投げる。
鞄や湯飲み、今日の晩御飯の食材からペーチャまで投げつける。
彼女の怒る原因は、些細な事だった。
ほんの些細な事を……黒が種火に石油注いで大炎上
完全に頭にきた蘇芳は怒りからものを投げる。
しかし、黒は伊達に黒の死神と恐れられたエージェント
その程度の攻撃を難なく避けるのは余裕だった。
だが………例外は存在する。
投げられたモノの中に無機物以外のものが混じっていた。
現在、モモンガに憑依中のマオの存在である。
彼は突然、掴まれて投げられた。
投げられ、宙で滑空し、軌道修正をした彼は黒の顔面に張り付く
「なッ?!」
マオを取り払うと、目の前は白一色に染まっていた。
グシャ…
黒の顔には晩御飯のマーボの食材である豆腐が直撃した。
そこで蘇芳の手が止まる。
拙い
次の瞬間にでも自分は彼に殴り飛ばされると直感し、顔が青くなる。
だけど、いつまでも経っても彼は動かない。
「………ど、どうしたっていうんだよ…?」
やがて黒がを口を開く
「あの……此処はどこで?君は……誰かな?」
いつもの不機嫌そうな顔ではなく、軟弱そうな顔で困ったように苦笑しながら聞く
「黒……?」
「へい?違います。僕はへいじゃなく李といいます。」
どうやら頭の打ち所が悪かったようだ。
603 :
454:2009/11/14(土) 02:48:13 ID:6x+nWC4P
以上、続かないよ。
蘇芳が少し感情的過ぎるかな?
構想10分書くのに20分だとこの程度です。
李君になっても彼はたらしです。
蘇芳は普段と違う彼の存在に心が奪われると思う。
そのまま続けてください!
豆腐で守護霊交替かよw
外伝のPVみて妄想がー
黒×銀
温かい唇に自分のそれをそっと重ねる。
ついばむようにして何度も角度を変えながら、薄目を開けて相手の様子をうかがうと、アメジスト色の瞳と目が合った。
「目、閉じて……」
そう呟くと、銀は素直に目を閉じた。
再び口づけ、華奢な身体を抱きしめる。
お互い以外はすべて敵。
そんな黒と銀の生活は、自然と二人の距離を近づけた。
けれど、彼女は人形だった。
心を持たず、あらかじめプログラムされたことしかできない生きた人形。
これまでにも何度か唇を重ねたが、口づけの決まり事さえ、覚える気配はみられなかった。
好かれている――と、思うこともあったが、それは自分の願望が見せた幻かもしれない。
だけども、黒は信じたかった。
彼女の中にも、まだ心の欠片が残っていると。
ゆっくりと目を開けながら唇を離すと、銀の顔にはなんの表情もない。
「こういうの……嫌か?」
無駄と知りながら聞いてしまう。
すると、銀は微かに首を横に振った。
「黒の顔が、見えるような気がする……」
「!」
そう言って、光を感じないアメジストの瞳で、じっと黒を見つめる銀。
全盲のはずの双眸は、本当に黒を捉えているかのようだった。
「……そうか」
黒は久しぶりに抑えきれないほどの熱い昂揚を覚えて、震えそうになる手を銀の顔に伸ばし、息がかかるくらいに顔を寄せた。
「見えるか?」
「……」
答えは返ってこなかったが、ほんの少しだけ唇の端が動いた気がした。
それは、黒にし分からない銀の笑顔。
「銀……」
黒を見つめる大きな瞳が、眼前でゆっくりと閉じられていく。
偽りの星が瞬く世界の片隅で、二人は身を寄せ合うようにして、もう一度深く唇を重ねた――。
おわり
超乙!黒銀やっぱいいな
黒銀の神が降臨した!
乙です
黒銀いいよーいいよー
アニメ本スレ88より。現在対価を支払う奴が多すぎる・・・
23 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2009/11/16(月) 15:44:37 ID:gZnq8ww00
997 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 15:23:56 ID:IgBPUU/00
>>997ならターニャの裸が見られる
998 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 15:24:02 ID:nLyNFa3XP
1000でねんどろいどマオ決定
999 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 15:24:12 ID:WU1RXe830
1000ならばばぁが黒に告白する
1000 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 15:24:15 ID:aFunRX/K0
>>1000なら
次スレは書き込んだ対価として変態になる
車椅子の弟の面倒を見ていた蘇芳さん
プログラムが無いと、いろいろ不自由なジュライ君
相性は良いと思うので「蘇芳×ジュライ」誰か頼むw
>>614 つまり一人でお風呂使えないジュライを蘇芳が面倒見るわけですね。
というかエロ要素とかなしで、狭い湯船に三人プラス一匹でぐだぁっと浸かってるのとか見てみてぇな
―― コンビニ ――
「こんなもんだな。――ん?」
野菜を選び終え、レジに持っていこうとする俺の上着が引張られた。
振り返ると俯き加減の蘇芳が両手で裾を掴んでいる。
「なんだ?」
「……あの、買って欲しい物が……あるんだけど……」
細く消え入りそうな声で、やや俯いたまま上目使いにそう言われる。
ん、なんだ? 恥かしがっているのか?
注意深く蘇芳の表情を見ると、少しばかり頬が赤くなっている。
言いたい事をはっきりいえない契約者か――。本当にこいつは変っている。
「何が欲しいんだ?」
問いかけても、モゴモゴと口を動かすだけで全く聞き取れない。
やれやれ、一体なんだというんだ……。
まぁしかし、大体想像はつく。女の心理を読むことなど俺にとっちゃ造作もないことだ。
「分った。1つだけだぞ? 好きな菓子を選べ」
「――は?」
「なんだ、1つじゃ不満か? 仕方のない奴だ。菓子なんて体に良くないんだぞ。
まぁいい、2つ買ってやる。早く選べ」
「違うよ! 子供扱いするな! ボクはもう大人なんだ! ボクが買って欲しい物は、その、あのセイリ……モゴモゴ」
威勢のいい声は終わりになる頃にはまた、聞き取れない程細い声へと落ちていく。
おかしいな、読み違えたか……。そうか! 俺の脳裏に閃光の閃きが走り抜ける。
俺としたことが、とんだ思い違いをしてしまったようだ。そうだな、そういう年齢だったな。
「コホンっ。ああ、理解した。だがそんなに恥かしがることないだろ? お前くらいの年齢なら普通だ。
もっと平然としていろ。その程度で動揺していてはこの先、生き残れんぞ」
「……うん、分った」
それまで俯いていた蘇芳は顔を上げ、俺のほうを真直ぐに見据える。
「よし、それでいい。じゃ好きなのを選んでこい。エロ本コーナーはあそこの角だっ、ぐふぉっ!」
俺が言葉を言い終えるよりも先に、蘇芳の右中段蹴りがみぞおちにヒットした。
「エッチ馬鹿変態!」
そう叫びながらコンビニを飛び出していく蘇芳を眼で追いながら俺は溜息をついた。
やれやれ、はっきり言い過ぎたか。あの年頃は難しいと聞くが、本当だな。
仕方ない、俺が適当に選んで持って帰ってやるか……。
ワロタ
黒ww
蘇芳カワイソスw
今でTVをテーブルの上に雑魚寝しながら見ているマオが台所にいる俺に声をかける。
「ヘイヘーイ、飯ーー」
黙れ働けモモンガ親父。
「……お皿おけない」
モモンガをつまみ上げてインが皿を並べる。
「お腹減った」
「……そう思うなら手伝うとかするべきじゃないのか、蘇芳」
「動くともっとお腹が減ると思う。合理的に考えて」
全然合理的じゃないだろう。
「………」チンチンチン
「茶碗を叩くな、ジュライ。マナー違反だ」
ピンポーン♪
「誰か来たぞー」
動けモモンガ。
「ボク出てくるよ」
動くと腹が減るんじゃないのか、蘇芳。
「知ってる。女の人……」
「アンバー……」
ドール姉弟が来客の正体を告げた。
「はぁい、ヘイ」
「お土産はフライドチキンか。どうせならクルミがよかったな」
「今度はそれも買ってくるね、お義父さん」
チキンをテーブルに置くとアンバーは俺にハグしてきた。
「昨日は激しかったね、ヘイ。忘れられないよ」
みんなの前でそういうコトを言うな。
「ヘイとくっつきすぎだ!」
「いいじゃない蘇芳。恋人同士なんだし。お兄ちゃんとられて寂しい?」
「蘇芳、寝言でヘイの名前呼ぶ」
「ジュライ!」
「それが寝不足の原因か? しょうがない、ジュライはインと一緒の部屋で寝ろ。齧歯類命令だ」
「インもヘイの名前呼ぶ」
「……今日は俺と寝ろ、ジュライ」
「ヘイ、じゃあ私は今日どこで眠ればいいの?」
「女同士だ。インと蘇芳と一緒に……」
「蹴っ飛ばされそうだから止めておくわ。今日は御飯を食べたら帰るわね」
何故だ?
今日の晩餐は妙に気まずかった。
「ヘイ、電話」
アンバーが帰った後、ジュライから黒電話を受け取る。
「あ、霧原さんですか……焼き肉? あ、はい。大丈夫です、日曜日。はい、じゃあいつもの場所で」
ガチャン
「ヘーイ、いい加減アンバーにするか公安のお嬢ちゃんにするか決めたらどーだ」
「アンバーと付き合ってるのは黒で霧原と付き合っているのは李だ」
「ヘイ、サイテー」
「……最低」
「MI6ではBK201の対価は女たらしとされている」
……酒買ってこよう。
白「……は!。夢か……」
>「アンバーと付き合ってるのは黒で霧原と付き合っているのは李だ」
wwwwwww
で本名の方は蘇芳ですね
「銀、蘇芳、お前達が俺の翼だ。妹的な意味で」
ヘイが何か言ってる。
そうかボクは妹なんだ。
……妹じゃ結婚できないよね。
ボクは哀しくなって電柱を蹴った。
インはそんなボクを慰めようとホッペを指で持ち上げる。
「……君達の勝ちだね。私は身をひくわ。黒といつまでも仲良くね」
え?
なんで?
妹宣言されたのにどうして私達の勝ちなの?
「黒は妹でも平気で食べちゃうヤツなんだよ? むしろ妹しか食べないヤツなんだ」
え? えぇ!?
「でも私を倒したぐらいで安心しないこと! 私は黒の昔の女の中では最弱……はたして白までたどり着けるかな?」
それってどういう意味だよ、アンバーァァァァ……
「ヘイのシスコンが直ると信じて! いままでダーカーの応援ありがとう!
第三期にご期待下さい! モモンガジャンケン、ジャンケン パー!」
黒は実は女性の胸は大きいほうが好みなのだが、
対価で控えめな女性しか周囲にいないというのはどうか。
アンバーすら対価のせいで控えめになってしまったという。
ヘイの嫁、彼女、愛人、妹
李君の嫁、彼女、愛人、妹
八人までカバー可能か
流石最強の契約者
白の夢w
脳内麻薬出せる契約者に女キャラ全員やられちまうss希望
631 :
1/4:2009/11/22(日) 00:24:16 ID:uYV8r89j
4レスほど消費します。
エロあり 微グロ? 苦手な方はスルーして下さい
ヘイさんの美味しんぼ講座
「ふう、昼寝してたらもうこんな時間か。腹減ったな…。お〜い、晩飯はまだか?」
「猫か。もう出来ている」
「ほう、今夜は鍋か。なかなか良い匂いだな、どれどれ…」
「前に蘇芳が作った鍋料理を、俺なりにアレンジしてみた」
「ゲフッ!…おい黒よ?よりによってお前、またあの雑草鍋を食わす気かぁ?」
「俺がアレンジしたと言った筈だ。いいから黙って食ってみろ」
「ズズッ……うむ、美味いっ!あのときの味とは比べ物にならん美味さだ!」
「当然だ。最近暇があれば、この味を出す研究に充てていたからな」
「前のとは出汁が違うな。塩味…いや、鶏ガラか?トロミのあるきれいな乳白色のスープだが」
「これが俺の研究の成果、”蘇芳汁”だ」
「蘇芳汁!?」
「ああ。13歳の若い身体から絞り採った天然のエキスのみ使用している。
無論、人工調味料は一切混入していない」
「興味深いな。差し支えなければ、どうやって作るのか聞いてみたいもんだ」
「調理はいたって単純だ。まず、裸に剥いた蘇芳に猿ぐつわを噛ませ、縄で亀甲型に縛りあげる。
猿ぐつわをするのは、誤って舌を噛まないための配慮だ。後ろ手に縛り上げた縄を引っ張り上げ、
四つん這いの姿勢にさせる。股間の下に土鍋を置いて、あとは天然の汁が垂れるのを待てばいい」
「おい、ずいぶん手順を省略してないか」
「鋭いヤツだ。今のは前準備に過ぎない。四つん這いの蘇芳の尻を突き出し、ちょうど望遠鏡を
覗きこむように後ろから、会陰部と外陰部を観測する。すると弱電流を流したように小さな陰唇
がヒリヒリと痙攣し、真珠色の分泌液が滲み出る。色々試したが、あいつはこうされるのが最も
恥ずかしいようで、最初は太腿をちろちろとしか垂れ落ちない液体が、じっくり観察を続けると
粘り気のある汁をドロドロに吐き出す」
632 :
2/4:2009/11/22(日) 00:30:07 ID:uYV8r89j
「ほほう。だがしかし、この濃厚な味わいはそれだけとは思えんが」
「ただ見ているだけじゃ駄目だ。ときどき指をつっこんでかき混ぜ、まだ成熟しきっていない
女の部位を拡げてやる必要がある。それに定期的に味見をしないと、もし血でも混ざってたら
生臭くなってしまう。こうした品質管理を続けることで、さらに旨味の濃い体液を分泌するから、
手を抜けない工程だ」
「なるほど、思ってたよりも重労働だな」
「時々出が悪くなる事もあるからな。その場合は尻を思いっきり引っ叩く」
「おいおい、たまには休ませてやらんと、あんな少女に酷過ぎやせんか」
「心配するな、あいつはそんなにヤワじゃない。叩けば叩くほど、真っ赤に腫れあがった尻をあげ、
嬉しそうにくねらす。顔を踏みつけた俺の素足に鼻を擦りつけ、猿ぐつわのすき間から舌を伸ばそうとする。
口を自由にしてやると、喜んで俺の足の指の間を舐める。
犬のようだ、というより、雌犬そのものだな」
「まさかあの齢で…。いやはや、やはり女は魔物だな…」
「身に憶えがあるのか?猫」
「おっと、つい口が…いや、なんでもない。そ、そんな事より、具も前みたいな葉っぱじゃないんだな。
というかこれは……縄?」
「ただの縄と思うな。ずいき縄だ。干した里芋の茎を編んだもので、縄として使えながら非常食にもなる。
もう一つ、これには催淫効果がある。この固い結び目を蘇芳の肉襞に埋め込むように縛ると、
縄から滲み出た汁とあいつ自身の分泌液が混ざり合い、むず痒さでたまらなくなる」
「なるほど。お前はワイヤーが得意だが、縄の扱いもお手の物だな」
「蘇芳の味がよく染み込んだ縄だけを具材に使った。クロマグロに例えるなら、中トロの部位だけ摘出し、
後は捨てたようなものだ」
「なんと贅沢な……むむぅっ!これは確かに絶品だ!」
「放っておいても、あいつは自分で腰を振り、股を擦りつける。だが、擦れば擦るほど縄は深く食い込み、
肉襞の奥に潜む真珠を責め立てる。淫汁が溢れ、身体は火照り、涎を垂らして正気でいられなくなる」
「ただ縛って放置するだけでこの味が出せるとは……合理的だ……合理的過ぎる……」
「よく味わって食え。出汁の説明がまだ途中だったな、ここまでは前戯に過ぎない」
633 :
3/4:2009/11/22(日) 00:36:54 ID:uYV8r89j
「な、なんだってっ!これほどの創意工夫に飽き足らず、まだあるだと!?」
「俺をなめるな。いよいよ本番だ。いま説明した下拵えに1〜2時間は要する。すると青林檎のように
固かった蕾が、熟れ切った桃よりも柔らかく崩れ、蜜を引っ切り無しに垂れ流す。このままでも充分に
美味いが更に味を昇華するため、股間の縄を切り、すりこぎ棒を突き立てる。あとはひたすら肉体労働だ」
「まて……何か引っ掛かるが……。ひとつ聞いていいか黒?そのすりこぎ棒とは、もしや…」
「猫、お前も以前は持っていただろ?いや、現在も持っているな。サイズは違うようだが…」
「………。なぜか急に食欲が無くなってきたぞ…つまり、このスープは嬢ちゃんのものだけじゃなく、
黒、お前のせ……」
「あいつはまだ若い。それに女だ。蘇芳の出汁だけでは男性的なコクと深みが出ない」
「…たしかに理屈はそうかもしれんが…」
「合理的に判断するんだ猫。この際、問題なのは味であって、それが誰のものかは重要ではない」
「いや、かなり重要だが……うぅむ、いや確かに美味さは認めよう。だがこれだけは確認しておきたい。
腹……壊したりせんよな?」
「衛生面でも抜かりはない。俺の道具はちゃんと消毒済みだ。蘇芳の唾液でな」
「しょ、消毒済みか……良かったぁ……」
「貴様の安堵しきった顔が癪に障るが…。ああ見えて蘇芳は綺麗好きらしく、鍋の準備をしている時
からそわそわして、掃除させて欲しいと頼んできた。おまけに、料理している真っ最中もな。
俺の顔を何度も見ては泣きそうな顔で懇願してくるから、さすがに少し辟易したが」
「やっぱり女の子だな。それにほれ、あんまり汚い格好させとくと、だいっ嫌いな何とかいう虫が
寄ってくると思ったんじゃないか」
「俺はゴキブリと同類か。まあいい。初めは話にならんほど下手くそな掃除だったが、最近はだいぶ
上達してきた。以前は俺が細かく指示を出していたが、何も言わなくてもちゃんと根元まで咥え、
心をこめて丹念に洗浄するようになった。憶えは悪くない」
「うむ、女の子が家庭的になるのは良い事だ。話の腰を折って悪かったが、いよいよ本番か」
「ああ。準備は万端だから、何も考えずに一気呵成に突き上げればいい。それにしてもあいつの
膣は狭い。同じ年頃でも向こうの女はもっとユルいが、やはり日本人の血が混じっているせいだろう。
餅のように柔らかく柔順でありながら、吸い付いて離れず、絶え間なく締め付ける。
上質、いや、俺の知っている中でも最上のランクに入る。あいつの数少ない長所だ」
634 :
4/4:2009/11/22(日) 00:42:06 ID:uYV8r89j
「お前がそこまで褒めるとは余程だな。俺も人間の身体だったらとつくづく思うよ」
「契約者のくせに反応もいい。ずっとよがり続けている。とはいえ、責め続けると勝手に失神する
のは情けない。まだ訓練が足りないな」
「嬢ちゃんのせいばかりじゃあるまい?お前に掛かれば大抵の女は気絶するんじゃないのか」
「あいつが失神する兆候は大体掴んだ。後ろから突きを繰り返すと背中が弓なりに反り上がり、
盛りきったメス猫のような悲鳴を上げる。そのタイミングで俺が放出してやると、大抵は落ちる」
「おい、いくらなんでも死んじまうぞ。ほどほどにしろよ」
「確かに、ここで手を抜いてもいい料理を作ることは可能だ。だが究極の味を目前にして責め手を
弛めるなんて真似、俺にはできない」
「さすがは黒の死神。たとえ料理でも容赦なし、か」
「それに、休ませている暇なんてない。いちいち抜くのも面倒だから、意識があろうが無かろうが
お構い無しに腰を突き上げ、あいつの子宮を打ち抜く。最低5回はこれを繰り返すことで、蘇芳の出汁
と俺の出汁が渾然一体に溶け合った、極上のスープが出来上がる」
「な、なにぃぃぃっ!抜かずに連続で、だと……!?」
「幸い俺は契約者だ。膣内だろうが尻の穴だろうが、5度や6度の中出しでフニャッちまうような
ヤワな肉棒を、契約者は持ち合わせちゃいない」
「そ、そうだったのか…。くそっ、俺も人間に戻りたい…」
「だいぶ長くなったが、これで出汁は完成した。後は好みで水を加え、火にかければ出来上がりだ」
「なるほど、どうりで美味いわけだ。いやぁ、勉強になったな、ジュライ」
「……………」
「さっきから黙々食って…お、おいっ!鍋がからっぽだぞ、こいつ何時の間に……」
「話が長すぎたようだ。この俺に箸をつける暇も与えないとは」
「すまんな黒。…おや、そういえば嬢ちゃんは?昼間っからずっと姿を見てないが」
「ああ。あいつなら此処にいる」ガラッ
「なっ…!いつの間に全裸で縛られて猿ぐつわまで……。黒、一体これはどういうことだ!?」
「おかわりの準備をしていた。鍋が足りないと思ってな。蘇芳のやつ、どうやら部屋の向こうで
聞き耳を立てていたようだ。
…出汁をずいぶん垂れ流してるじゃないか、これならすぐ作れそうだ」ニヤリ
変態紳士すぎるwwwGJwww
だめだこいつら早くなんとかしないと・・・
これはひどいとか思いながら読んでいたら普通におっきした
お前馬鹿だろwwwww
黒髪のスーツ姿に身を包んだ美人が不敵に笑う。
その笑みを受けた浮浪者のような男は能面のように表情を変えない。
「今日こそ決着をつける、BK201」
「好きにしろ……」
二人は揃って腕からワイヤーを引き抜いた。
「どちらが最強のワイヤー使いかを!!」
「……勝負方法は?」
「霧原亀甲縛りタイムアタックを提案したが本人に却下された」
「そうか」
「ここは無難にスカートめくりでどうだ?」
「時間制限は?」
「スカートを捲ったコトを気づかれたら負けだ。それまでに捲ったスカートの人数できめる」
「合理的だな」
「……と言うわけで葉月を使って李くんを足止めしたけど」
「よくやったぞ、公安のお嬢ちゃん」
「はいはーい、それじゃあヘイの部屋侵入隊、点呼ー」
アンバーが手を振ると、一家がゾロゾロと集まった。
「1!」
先陣を切ったのは家長であるモモンガだ。
「2!」
続いて計画の首謀者であるアンバー。
「……3」
淡々としつつ、アンバーと一緒に計画を練った長女の銀。
「4!」
意気込むのは次女のシャブリチン…パヴリチェンコ・蘇芳。
「7……」
「いや、5だろ……」
未咲に突っ込まれたのは次男のジュライ君だ。
「……7」
「それは君がジュライだからなのか? こだわりなのか?」
「まあジュライが7やりたいってんならいいだろ。細かいこと気にすると眉間の皺が増えるぞ、嬢ちゃん」
「じゃあミサキーヌが5ね」
「ミサキーヌ!? っていうか、私が5でも6は? 6はどこに!!」
「6は白だね。近くにいるし」
アンバーの言葉に周囲を見渡す未咲と蘇芳。……を無視し、銀が黒の部屋のドアノブを回す。
「さてお義父さん! どこから探しましょうか!」
「うむ、年齢不詳な義娘よ。まずはベタにベットの下からだ!」
「……CD、見つけた」
銀が発掘したCDのタイトルをジュライが読み上げる。
「お兄ちゃんCD……1200通りの「お兄ちゃん」が聞ける……」
「ハズレだな」
「ハズレだね」
モモンガとロリババァが頷きあう。
「李、李くん……」
「サボるのはよくないと思う。効率が下がるし、他の人の邪魔にもなる、合理的に考えて」
呆然と佇む敏腕刑事を、ロシア産少女が叱責した。
「ボク達が探しているのはアイツの人生がアウトになるような秘密だ」
「充分アウトだ!!」
「ぜったい弱みを握ってやる……!」
「その意気だ、お嬢ちゃん!」
モモンガは既に働くのを止めてジュライの上からメガホンで指示を出していた。
「……見つけた。机の引き出しの裏」
「インすごーい!」
アンバーに誉められ、微妙に嬉しそうな北欧産の少女。
「下級生……ダメだ、普通だ!! こんなのしか見つけられないのかよ! ほっぺた抓ってやる!」
「……痛い」
「ケンカ……ダメ……」
姉二人の仲裁に入るジュライの頭の上で、駄モンガが未咲に訊ねた。
「刑事のカンで探せないか?」
「……李くんの性格、それにBK201のこれまでの行動から考えて、隠すよりも紛れさせている可能性の方が高い」
「よーし、カバーが掛かってる本を全部めくっちゃえ!」
「おー!」
「……おー」
先ほどまでケンカしていた赤銀コンビが、後片付けのことなど考えてもいないかのように本棚を漁りまくる。
「アンバー、見つけたよ! カバーと中身が一致しない本!」
「……百科事典のケースの中にゲーム」
「「シスタープリンセス」」
「あー…予測の範囲内だね、残念!」
「李くんは一体家族からどういう風に見られているんだ……」
「こっちにもゲーム見つけた……妹汁。あとヤンデレCD」
「ヘイのヤツ、中々尻尾を出さないな」
「流石最強って呼ばれただけのコトはあるよね」
――ドン!
黒の部屋に穴が空いた。冬にこれは辛い。
「嫌いな虫がいたんだ……」
「……寒い」
「かのナポレオンも冬将軍には勝てなかったからな。よし、今日はここで引き上げ!」
齧歯類の命令でゾロゾロと撤収し始める実働部隊。
「今日“は”!? 今日“は”!? まだやる気なんですか!!」
「温かいモノが食べたいな」
「……ヘイは外出中。私が作る?」
「ああ、インに任せる。どうしたジュライ?」
「……見つけた」
ジュライの発見したノートは黒の直筆だ。
「ラーメン味比べメモ」
すおー麺……………さっぱり醤油味。要・(潤滑)油。今が旬の野菜が盛りだくさん。学生大盛り。
銀ラーメン…………クリーミーな塩味。さいきんチャーシューが増えてきた。玉子がジュクジュク。
キリハラーメン……濃厚な豚骨スープ。角煮は寝かして漬けた割りに歯ごたえがある。
アンバー麺………喉に絡みつく味噌味。シャキシャキのもやしとこってりバターで二度お得。
白タンメン…………極
舞ちゃんぽん………野菜だしの爽やかさ。ぷりぷりのエビやイカは揉み…歯ごたえ抜群。
キッコーマン………和風出し。臭いが強すぎるが、コシの強さは一食の価値あり。
麻婆ック……………刺激のある本格派。しかしこなれた挽肉は豆腐によく絡まって美味。
ミーナカレー………不味かった。
杏仁千晶…………甘さ控えめ、ほろ苦い。酒入りだが密が多く満腹感アリ
MAYUチリ………蓋を開けると刺激臭。火の通りが甘く堅い。よく解してから食べるべき。
ホウムラン軒……安くて旨い。ネコ好き。赤の首輪が好み。ムチはお好みで。
「なんだー、普通のメモだね」
「ラーメン食べたくなったな。出前とるか」
「いや、これ明かに隠語ですって! っていうか最後隠しきれないし!!」
「これ、ラーメンメモなのに後半中華になってるよ。アイツ馬鹿だ」
「……冷やし中華が……ない」
――黒さん帰宅後
「よくやったジュライ。これは報酬だ」
「……うん」
ガリガリ君を受け取るジュライ。
自分の根城を荒らされた黒は、手つかずの天体望遠鏡を解体した。
「……俺がこんなものを持っていると知れたら、アイツら……特に蘇芳に何を言われるか」
そうやって黒は丸めた家族の成長アルバムを捲るのだった。
白「……は! 夢……お兄ちゃんは夢を見ない……私が夢を見ているから……」
葉月「……男も……悪くないな……」
妹汁に不覚にも鼻汁吹いた
メモに「葉月蕎麦」とか付け加えられそうなオチw
みんな黒さんを何だと思ってるんだw
重度のシスコンでドSでコマシなだけなのに
変態扱いして!
647 :
454:2009/11/22(日) 10:31:35 ID:tq4kjIMp
>>631 蘇芳汁を作りたいんですけど、業務スーパーでも材料がないって言われた。
648 :
SS保管人:2009/11/22(日) 12:00:26 ID:DGPHuBju
650 :
454:2009/11/22(日) 13:08:19 ID:tq4kjIMp
発見されたもの全部アウトですやん
何を探してるw
652 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 16:20:47 ID:T76yfU+/
「なあ、黒」
「なんだ?」
「この体になってからイロイロ試してみたのだが、いくつか任務の上で支障があることが分かった」
「猫からモモンガだからな。だが滑空能力や食費の面から見て十分なメリットはあると思うが」
「・・・食費に関してはイロイロ突っ込みたい所だがな・・・酒のつまみ用のピーナッツは塩辛くて困る」
「カシューナッツやアーモンドはダメだぞ。俺が嫌だ」
「お前の好みはさて置いてだ、まず街中での行動が難しい」
「東京では目立つ可能性も高いか。ちゃんとした首輪を買うか・・・」
「猫に襲われるんだよ」
「食う側から喰われる側に順番が廻ってきたか」
「というわけでだ、新しい体を要求する」
「そんなにキャットファイトがしたいのか。手近な物で調達するか・・・」
かくして一行は東京競馬場にやってきた。
「オイ。ナニをやらかす気だ・・・」
「馬なんて長いこと乗っていないな。合理的に考えて乗用に食用に非常に便利」
「3番の馬。左前足に故障。5番薬物が投入されている。」
「他の使い道もあるしな」
「お前ら」
>>640 良かった。7月ラーメンとか入ってなくて本当に良かった。
黒さんは相変わらずロリには優しいな
>>655 蘇芳「優しい!?あれで!??そりゃ、最近は前よりマシになったけどさ」
657 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 22:00:28 ID:stEvtg5R
蘇芳「僕みたいなマゾヒストじゃなかったら逃げちゃうレベルだと思うけど」
今日も平和な契約者一家。
コタツを全員で囲みながらTVで「ゴランの有様だよ!一週間無人島でバーガー生活!」を視ていたりします。
「こんばんわー」
毎度の如く黒の恋人であるアンバーさんが吉牛とゆで卵を土産にやってきました。
「これ、ポストに入ってたよ」
銀、蘇芳と黒の隣争いをしながら、アンバーさんは手紙を差し出します。
「拝啓 みんなへ
近頃めっきり寒くなりましたね。ちゃんと温かくしていますか?
食事はちゃんと取っていますか?
銀やジュライは知らない人について行ってないでしょうか?
黒は髪や髭を伸ばしっぱなしにしていませんか?
マオは歯磨きを忘れないようにして下さい。
蘇芳は草を拾い食いしてお腹を壊さないようにして下さい。
今、志保子と奈良に居ます。(鹿園の絵はがきで分かると思いますがw)
美味しい宇治茶を見つけたので送ります。飲み過ぎて夜眠れなくならないように
黄 」
「楽しんでいるみたいだな、きよぴー」
蘇芳にブラッシングをしてもらいながら、マオはしみじみと語ります。
「あと宅急便も来てたよ」
「健児からか」
送り主の名前から黒の知り合いのようでした。
「ああ、あのヤクザのあんちゃんなぁ」
「きりたんぽだ」
「自分達の生活も大変だろうに、マメだねぇ」
未知の物体に興味津々の赤毛の少女に向かい、黒兄さんは説明しました
「日本の地方料理だ。鍋は時間がかかるから焼くか……」
目を輝かせて頷く蘇芳、の横で地味にきりたんぽをツンツンしているジュライも少し嬉しそうでした。
黒さん特製の味噌ダレを作り、居間に戻ってくるとそこには七輪が。
「探してきた……」
炭火を暖めながら、銀が応えました。
「結局時間がかかるだろう」
「味を追求するのは合理的だ」
七輪を物珍しそうに眺める蘇芳は、このときばかりは銀の味方でした。
「……もぐもぐ」
「よく噛んで食べるんだぞ、ジュライ」
「うん」
「みかん欲しくなるねー」
「きりたんぽとみかんは合わないだろう、アンバー……」
「いやいや、餅とミカンとコタツは日本の冬の三種の神器だからな
餅もきりたんぽも同じ米だし、意外と合うかも知れないぜ? あ、ジュライ、俺の緑茶は砂糖多めでな」
と談笑中に、頬張りすぎてむせかえる少女が一人。
「ごほっごほっ……う〜…」
銀に背中をナデナデされながら、涙目になった蘇芳は唾液塗れの白い棒を眺めます。
「欲張るからだ」
「だって、ボクはいつもこれより太い黒のものを咥えているんだし、大丈夫だとおもうだろ、合理的に考えて」
「お前は俺のを噛み千切るつもりなのか……」
「そういえばきりたんぽは旦那のアレを模しているなんて俗説もあったな」
「お前は何人だ、マオ……」
黒は駄モンガにツッコミを入れていて気づいていませんでした。
アンバーがその発言を聞いて頭に豆電球を浮かべていたのを。
その夜……
ジュライ君がガラスに手を当て、黒の部屋を探っています。
「……大丈夫。黒は寝ている」
「うんうん、致死量の睡眠薬をこっそり飲ませたからね」
「それって大丈夫なの? アンバー」
黒兄さんはかつて黒の死神と呼ばれた男です。きっと大丈夫。
「鍵…かかってる……」
銀の言葉に誰か黒の部屋の鍵を持っている人は居ないかと皆互いを見合います。
しかし誰も黒の部屋の合い鍵を持っていません。
「壊す」
絶対運命黙示録的なバンクで戦車砲が火を噴きます。
黒さんの部屋の扉は木っ端微塵に消えて無くなりました。ノープライベート。
「……zzz」
「よく眠っていまーす」
アンバーがしゃもじをマイク代わりに寝起きドッキリなレポートをします。
「下ろすよ」
それを無視し、蘇芳は一思いに黒のズボンをパンツごとズリおろしました。
黒兄さんの対戦車砲、いや列車砲が姿を露わにします。
思わず見慣れた蘇芳もゴクリと唾を飲み込みました。
「よーし、じゃあさっそく実寸大ヘイたんぽをつくろうか」
アンバーが音頭をとり、銀が抱えたおひつの蓋を開けます。
「うわ、熱っ…炊きたてじゃないか!」
モモンガ、白米の熱気から退避します。
「ねえ、これ火傷しちゃうんじゃ……」
実に真っ当な意見の蘇芳。
「大丈夫……」
根拠があるのか無いのか分からない銀。
「まずは棒を堅くして……ん、じゅぽっ、じゅぽっ……」
「……ぅ……」
唇を凹ませながら黒棒に吸い付くアンバー姐さん。
「あ、ズルイ! ボクも……はむっ…ころころ……れろっ……」
蘇芳は右のタマタマを
「……ちゅぽっ、ちゅっちゅっ……」
「ぅ……ん……」
銀は左のタマタマをコロコロし始め、黒兄さん夢の中でも苦しそうであります。
「やるね。じゃあこういうのはどう?」
アンバーさん、義妹に(大人気なく)対抗心を燃やし、黒兄さんのケツ穴に指をIN。
「……ぅぉ……」
「ほーら、黒の前立腺はここだよー」
「おい、目的を忘れてないか?」
流石は一家の大黒柱。モモンガでもしめるときはビシッとしめます。
「そうだったね。堅さはこれで充分だし、唾液でお米も付きやすくなったかな」
「ジュライ、お米をボクの手に……熱っ…熱、熱、……えい!!」
ホカホカの白米をお手玉しながら、黒茎に押し付ける蘇芳ちゃん。
心なしか黒Jrが赤く腫れているような気もしますが、多分気のせいです。
「手に水を付ければいい」
蘇芳より合理的な銀。ぺたぺたと黒棒をお米で包んでいきます。
「ちゃんと綺麗に形を整えないと火の通りが悪くなるぞ」
というモモンガパパの指摘に、てんこ盛りにされた黒棒をニギニギする緑銀赤の三人娘。
アンバー汁と銀汁と蘇芳汁を絶妙なバランスでブレンドした味噌をまぶして下ごしらえは完璧です。
「おじゃましまーす」
「あ、きたきた。じゃあ舞ちゃんお願いね」
とアンバーさんが呼んだのは発火能力者の柏木舞。女子中学生です。
「グロテスクなアイツのがこんなに可愛くなるなんて凄い」
「大きさは増したけどねー」
ランセルノプト放射光を輝かせ、舞ちゃんは黒の生殖器に向かって放火しました。
ちなみに万が一に備えて銀がバケツ一杯の水を準備しているので安心です。
「根本までじっくり炙ってね」
アンバーさんのこだわりの指示がとびます。
「……陰毛に引火」
「うわあぁぁ!! 銀、水、水!!」
「駄目……きりたんぽにまで水がかかる」
「ふーふーするんだお嬢ちゃん! 風だ風!!」
「……エイプリルが居れば……」
「フーフーしたら今度は臑毛に燃え移ったぁ!」
「どうせならヒゲに……」
・
・
・
『もしもしウェイか』
「なんだ? いまアリスの買い物に付き合わされて手が離せない」
「ねぇ、赤と黒、どっちがいいと思う?」
「赤だな。ガーター付きの方」
『お前、火傷していただろう』
「貴様のせいだろうが!」
『いい医者紹介してくれ』
「今度は火を使わない料理にしようね」
「うん」
「バッテラ……」
白「お兄ちゃんのちんちんが押しつぶされるっ!?……はっ、夢……」
ダーカーさん ホワイト
第☆話 妹の見る夢は、白より暗い淫夢か?
面白かった
でもそろそろ思いついた話のメモみたいに使い続けるのは
自重してほしいなと思ってたり
何事も程々で
いや、メモでもいいよ
久々に笑った
>>660 乙。もっとやれ
仕事中だってのに、声を出して笑っちまったじゃねーかww
ヘイたんぽwwww
664 :
454:2009/11/23(月) 02:24:21 ID:Oq4CCxLd
ありがとうwww
今日は良い夢がみれそうだよ。
おい洒落になってないぞ!!w
黒にとっても女性陣にとっても大切な黒のそれが使い物にならなくなったらどうするんだ!
イチモツを刀に例える事があるだろう?
刀は熱して叩く事で強くなる
つまりそういう事だ
しかし赤緑銀三人娘カワイイな
一人娘じゃないのが混じってるk
刀も焼き入れしすぎると炭素飛びすぎて軟鉄、つまりふにゃふにゃになっちゃうけどね
668 :
626:2009/11/23(月) 05:29:17 ID:IfIXfIgK
まさか本当に黄義母さん出てくるとは思わなかった
しかも志保子まで……ありがとう、
>>660 他にも舞とか、ウェイとアリスとか、メイン以外の人物の使い方も素晴らしい
下ネタだけど、どこかほのぼのする感じも好きなんで、もっとやって下さい
ニック「白の夢だけに白昼夢なんてね」
蘇芳「親父ギャグ……」
黒「よし、これでカッシーニの隙間までくっきり見えるぞ」
未咲「最強の契約者の星の下ではただの少年だな」
香那美「あらぁ〜そんな余裕綽々で大丈夫なのぉ? 彼、年下の子に取られちゃうよ?」
アリス「未咲〜未咲〜未咲〜」
葉月(これだ! 酒の勢いで未咲を押し倒す……ジュル)
一橋「ふん……月見ならぬ星見酒とはなかなか乙なモンじゃねぇえか」
マキ「……くしゅん」
千晶「寒いの〜これ飲んで温まりなよ、プハァッ」
黄「子供に酒を勧めるんじゃねぇ!」
雨霧「ホラ、ホットミルクだ」
エイプリル「酒は飲んでも飲まれるなってね」
イツァーク「余興で歌でも歌ったらどうだ?」
ベルタ「もう少し席が温まったらね」
アンバー「よし、じゃあ始めよっか」
ブリタ「1番、ブリタ脱ぎます」
おーー
真由「これだから三次元の男は……」
ブリタ「ノーベンバー11が」
ぶーぶー
キコ(ブリタGJ!)
オーガスト7「ふふん、隠し芸と言えばマジシャンの一人舞台と決まっている」
ノリオ「母ちゃんのケーキがなーい」
ニカ「ターニャ、唇にクリームが……」
ターニャ「……(ゴキゴキ)……ついてなどいない」
銀「嘘つき……」
みんな生きててワイワイしてたら楽しいだろうな……(;ω;)
671 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 22:00:11 ID:w9VuZbBU
ハヴォックが黒の家に飯を食いに来てイチャついている、
アンバーと黒を見て月海荘の傍で
独りで寂しくご飯を食べている光景が浮かんだが
これは電波か?
ばっかハヴォックは犬小屋に居るに決まってるだろ。
理屈はどうでも良いんだよ。普段ハヴォックは犬小屋で寂しそうに丸くなってるんだよ。
でも黒がチャーハン持ってくとのっそり姿を現して食べるんだよ。
表情薄いからわかんねぇけど黒が顔を出すと嬉しそうだし尻尾パタパタするんだよ。
黒「お手」
ハ「……(たしっ)」
黒「おかわり」
ハ「……(たしっ)」
黒「チャーハン食うか?」
ハ「……(尻尾ぶんぶん)」
わかるだろ!?
>>671 それは天啓と言ってね
SSに仕上げると幸せになれるんだよ
もう三日経つのにいつになったら保管されるんだ?
676 :
SS保管人:2009/11/26(木) 00:00:18 ID:X/Lh6P9U
問題無さそうなのでアニメの部屋1号室に収蔵させて貰いました。
ありがとうございます
乙です
>>676 前スレのSS読みたかったので、助かりました。
ありがとうございます。
葉月さんが鎮目もしくは黒にうっかり捕まっちゃって犯されちゃうのが読みたい
黒ハヴォいいな
>>676 ∠、: : : : : : : :ヽ//} \::.::::.: : : : : : : : :.: : : :.:.:/: : : : : : : : :、: : :.\
/心l}}: : : : :, --、:ヾ | \:/ :./: : :/:..: / : : :./: : : : : : : : : : ヽ: : : .ヽ
_ノ込歹|_:_:/心:ハ ',: .v′ \/: : :/:.: /: :/.:,イ: : : : : : : : : : : : :',: : : : ∨) _
/ 〈 \ 辷:少∪ レ─. 、 \./|..,イ: :/:./ |: : : : : :: /: : : : : : : : : : |:} |/ノ
二エイ、___{_ ̄ .∠__.レ==、\ ヽ〒彡 ,' . !、: :|: : :./: :/: : : : : : : :.::|:!o/
>、 ヽ \_, ヽ\ }///: : : ヽ /l/|/ |:.:! !: :.メ: : /} /: :./: : : : : } :.! !\
/´: : 〈\ ___,\ソ、: : : : : : : : :', /ヽ. |/{ |:./!: Χ,'/: :./: : :.:/:.:. ..::| |.\)
./: : : :/\∨`ー─〃///〉: :ヽ: : : : : : : : : : :} /` l/_レ'ヽ/.\/: : /: ,':.:: :.|/
{___: : :/ ∨////>"ー─ゝ: \: : /: : :.:.ノ /. ´んミ、ヽ 厶イ:./::/: : : リ!
|: : }:./ ∨/ 〈: : : : ∨: :ノ:./ . / / `ヾ:ツ \ ノ/ /: : :.:/.:|
ヽ .l/ ): : : : {/′. / ` 一'//::/: : :.:/::/!
)′ し‐-、: :ヽ / `ー- 、_ /::/: :/:./ /| l
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/ ヽ.:/ . / /⌒ヽ ∧:::::::::::: : : : : : ::::::::!:.:.:| {
( 大きな声では言えないが。 ダンナは最高だぜ )
>>保管庫
黒×蘇芳の01がNotFound
甘く濃厚な黒×蘇芳が読みたい今日この頃
黒×銀も黒×アンバーも黒×ハヴォックも黒×ミチルも黒×ターニャも・・・来い来い!
いえ来てくださいお願いします
仙台発の寝台特急カシオペアには、三人の契約者と一人の佐官と、そして一人の人間が乗っていた。
☆
食堂車部に、男が二人向き合って座っていた。佐官、レプニーン少佐と、人間、黒だ。
レプニーン少佐が、口を開いた「それでは、早速頼むよBK201]
黒が食べ終わった海老の艶煮の次に海鮮ご飯を口に運ぼうとした隙間に漏らすように返した。
「ああ」
「ターニャは、一号車のコンパートメントだ。ベッドも付いている、音に関しては、まぁあまり大声を出さなければ問題はなかろう」
八箱目の重の封を解きながら黒が言った。
「蘇芳は?」
「あの子については、私が預かっておこう。聞きたい事もある」
そう言ってレプニーン少佐は席を立ち、一号車の方へ歩いて行った。
☆
黒が、それなりに満足し、とはいえ、この後に支障のないよう抑えてではあるが、一号車のコンパートメントへ
向かったのは少佐が席を立って十五分後だった。
ターニャというエージェントに教育を施して欲しい、先刻、黒はそう依頼された。少佐は契約者とはいわず、エージェントと言った。その意味を黒はしっかりと理解していた。
コンパートメントに入り、黒はやや目を見開いた、全裸の少女が立っていたのだ、右手を腰に当て、胸を張って。
「BK201、話は聞いている。早くしろ」
「……そうか、ではベッドに上がれ」
☆
黒はやわやわと手に余るターニャの巨乳を揉んでいた。騎乗位に彼女を己の腹の上に乗せ、静かに緩やかに決して彼女の乳首や乳輪には刺激をあたえずに。そうしながら、もう十分程が過ぎていた。
「っは、あっん、んん」
ターニャが、身悶えしながら息をはき黒に目をやった。そんな彼女を見ながら黒は面倒くさそうに口を開いた。
「お前の為でもある、我慢しろ。初めてだろう」
言いつつも手は止まらない、変わらずにやわやわと乳房を撫で摩っている。
「確かにそうだが、んっ、あぁ、一体いつまでっ、こ、こんんぁっ、こんな事を」
受けている刺激は微弱なものだったが、十分も続けばその陰唇から流れてくる粘液は相当な量が出て来ていた。
「もっと強い刺激が欲しいか?ならば懇願しろ、媚を売れ、そうした行為は相手を盛り上げる」
「媚び?」
よく解らないというように、眉を寄せながらそれでも、頭を働かせ考える。媚。合理的に考えて、如何すれば良いか。
瞬間、脳裏に浮上してくる体験がある、ニカ=ロマノフ。任務で彼と接触した際に抱きしめて来た、つまり媚とはそういったモノではないか、と。脳がそう判断を下すと、体はすっと動いていた。ぐっと前へ、黒の手もそのままに、そうして顔も近づけていき、接吻。
「んあぁっ、もっと、もっと強くしてっお願い」
言いつつ、刺激を求め乳房を、乳首を、黒の胸板へと擦りつける。
「ああっ、ん、イィ」
求めていたものを与えられ、その刺激を甘受しているターニャを見つつも、黒の思考は乗車してから、正確にはレプニーン少佐の話を聞いて以来、一つの事から離れてはいなかった。即ちこの危機を如何にして脱するか、である。
続き期待
別れた黒の事を思ってオナヌーする蘇芳
この危機>何がターニャだ!僕にニャンしろオラァァァァァな蘇芳の列車破壊か
7話で黒さんが助けに来なかったら、という設定でひとつ
凌辱系。苦手な人はスルー願います
イリヤ×蘇芳
「いやぁあっ、ぁあっ、んっ……はあんっ」
廃ビルの地下にぽつんと置かれた事務机の上で、蘇芳はイリヤに犯されていた。
ただっぴろい部屋に、少女の悲鳴混じりの嬌声が響きわたる。
「ぬいて…だめぇえっ、いやっ、あっ…んっ…はあんっ」
女子中学生の制服を着込んだままの蘇芳は、下着だけを脱がされた状態で大きく足を割り開き、正面から男を受け入れていた。
スカートの裏地に滴った鮮血が、男の一突きごとに飛び散る愛液の飛沫に上書きされていく。
初めての行為だというのに、蘇芳の秘裂は男の肉棒を味わうように蠢いて、千切れんばかりに喰い締めていた。
もちろんそれは、相手の男イリヤの能力によるものだった。
「抜いてと言いながら、締め上げてくる。本当は欲しくてたまらないんだろう」
「やっ、違っ…ぁああっ…」
「君は本当に契約者か? あんなに股間を濡らすほど発情していたんだ。ここは一度欲求を満たしておくべきだろう。合理的に考えて」
そう言ってイリヤは蘇芳の細い腰を掴んで、最奥を抉るように何度も突いた。
「あっ、ああっ、ああんっ、やあああっ!」
焦点の定まらない目をした蘇芳は、涎を垂らしながらも、抗うように首を横に振る。
「ここまでしてるのに抵抗して何の意味がある? 快楽に素直になればいい、ほらっ」
イリヤの瞳が赤く光り、その身体からランセルノプト光が立ちのぼる。
蘇芳の背中を駆け上がる快感が、瞬時に何倍にも跳ね上がった。
「はぁぁうぅんっっ!」
上半身を仰け反らせて蘇芳が喘ぐ。
と同時に、二人の結合部に新たな愛液が滲み出て、ぬちゃぬちゃという卑猥な水音が辺りに響いた。
「たす…け…て…………ヘイ」
イリヤに猛然と突きあげられながら、なかば放心状態の蘇芳の瞳から涙が零れ落ちる。
「んっ、ぁっ、ああっ、んっ、ぁあんっ」
反応の薄くなった少女を、イリヤは淡々とひたすらに犯した。
再び蘇芳が悲鳴を上げたのは、男の律動がラストスパートに切り替わったときだった。
「やああっ! 抜いてっ! ぁああっ! あっあーああんっ!」
太腿が胸に着くほどに折り曲げられた蘇芳に、イリヤは圧し掛かるようにして容赦なく男根を叩き込む。
「ああ、いい、最高だ!」
未成熟な固さを残しながらも、大量に蜜を吐いて大人の肉棒に絡みつく幼い性器に、ほとんど表情の変わらなかったイリヤも、愉悦の笑みを浮べた。
そして男は小さく呻くと動きをピタリと止めて、汚れを知らない処女地に熱い子種をびゅるっと注ぎ込んだ。
「いやーーーっ、あっあっああああぁぁぁあああっっ!!!」
貫かれた下半身の奥に熱い迸りを感じた蘇芳は、拒絶反応から無意識に男根を締め上げて、自身も初めての絶頂を迎えた。
イリヤが膣から男根を引き抜くと、赤く腫れあがった陰唇の間からドロリと白濁が流れ落ちる。
強制的に送り込まれたな快感が過ぎ去っても、蘇芳の瞳に光が戻ることはなかった。
おわり
ふぅ・・・
合理的に考えてイリヤはできる子やったんや!
私の名前はレプニーン少佐。
ロシア連邦保安庁情報部に務める男だ。家族は居ない。
こんな職業に就いている以上、平穏な家庭など持ちようがないからだ。
代わりに眼に入れても痛くないほど可愛がっていた姪っ子がいたのが……
「ウメーボルシチウメー」
「食事は静かに食べたたまえ、ゴラン」
同居している部下の醜態に私は眉間の皺を深くした。
「前の任務で三日間バーガーしか食べてないんだ。バーガー以外ならどんな味でも料理でも旨く感じるぜ」
「それは食事を作ってくれたターニャに失礼ではないか?」
これだから契約者は……
「いえ、欠点を指摘していただければ今後善処します」
もう一人の部下にして契約者のターニャがゴランに味方した。
これが合理的判断というものか。
「肉が軟らかすぎる。これじゃバーガーみたいだぜ」
「ボルシチの肉はじっくり味が染みこむまで煮込んで柔らかくしたものが美味い」
「それは少佐、アンタが年だから固いモノを噛めなくなっているんだ」
「ゴラン、アメリカの料理を食べ過ぎて味覚がおかしくなってしまったのではないかね?」
一触即発といった空気が食卓に流れる。
尤も、合理的な判断をする契約者がまさか保護者である私に危害を加えるとは思わないが。
「今後は肉が充分やわらかくなるまで煮込むことにします」
我が家の食事担当であるターニャが結論をだす。
「うむ」
「ちっ…」
ゴランの口惜しそうな顔に飯が美味い。
「やはり上官の意見は尊重しなくてはな」
ターニャが私の主張を採用したのは私が彼女の上官だからだろう。
長年契約者を部下に持っていれば、それぐらいの思考は読める。
「いえ。ニカも柔らかい肉が好きなので」
思わずスプーンから肉を落としてしまった。
「ニカというのは、君が交際している少年だったかね」
「……はい」
待て、なぜそこで顔を赤らめる。それではまるで普通の少女ではないか。
「なんだぁ? 俺達は彼氏に食わせる料理の実験台か」
ボルシチを口にかきこみながらバーガ…ゴランがターニャに毒を吐く。
「そうだ」
そして合理的な解答をするブロンドの少女。
「ま、バーガー以外の飯が食えるなら何でもけどよ」
もう黙っていたまえバーガー。口にバーガー詰め込むぞ。
「あー……ターニャ、合理的に考えて君が少年と付き合っているのは
一般社会に溶け込むためのカモフラージュではないのかね?
いや、世間一般の恋人を演じるという意味ではだ、確かに恋人の好みに合わせて
料理をつくるなどという行為は極々平凡な行為ではあるが、そこまで手の込んだ偽装を……」
「いえ、私はニカの子を産むつもりですので」
いかん、いかん、何か幻聴が聞こえた。
不摂生な生活はなるべくしないようにしてきたが、歳という波には逆らいがたいものだ。
明日、耳鼻科にでもいこう。
「すまないターニャ、もう一度言ってくれないかね」
「はい。私はニカの子を欲しいと思っています」
バーガーが「ひゅぅ〜」と口笛を吹く音が聞こえた。
うむ、私の耳はちゃんと聞こえているらしい。
「いけません! まだ13才の娘が子供を産むなんてお父さん認めません!!」
気づけば私はスプーンをポッキリ折ってしまっていた。
「少佐、私はすでに初潮を向かえています」
「そういう問題ではない!」
「おかわり!」
バーガーでも食ってろ!
「……コホン」
ゴランの皿にボルシチを注いだターニャが再び席につくのを見計らい、私は話を切り出した。
「いいかねターニャ、君は契約者だ。合理的に判断する者だ。
合理的に考えてみたまえ。今、どうして、何故に、彼の子を産む必要があるのかね」
「合理的に考えて私が出産に耐えられない可能性はないと思います。
身体は同年代の女性と比べても発達している方で、先ほど言ったように初潮も向かえています」
「胸にビッグマック2つ抱えてるからな、けけけ」
黙れバーガー。
「経済的にもニカはまだ学生ですが、私は少佐の計らいでFSBに就職しました。
契約者ということで高級取りでもあり、ニカや子供を養う分には不足しません」
お父さんそんなつもりでFSBに斡旋したわけじゃありません!!
「おかわり!」
「もう鍋は空だ」
「んじゃ少佐のくれ」
いい加減にしろバーガー。
私の了承を取る前から皿を奪うな、バーガー。
「そもそもだ、子供を産むということはそういった外の条件だけではなく
相手の人間性を尊敬できるかどうかといった、そういう事も大事なのではないかね?」
「人間性とは合理的じゃないな、少佐」
来週から貴様はシベリアの奥地で一週間単独任務だ。たっぷりバーガー買い込んでおけよ、ゴラ…バーガー。
「私はニカの事を一生を添い遂げるに値する人間だと思っていますが」
「待ちたまえ、ターニャ。それではまるで君達は籍を入れたいと考えているように聞こえるが。
いや、子供を産んで籍を入れないというのよりは遥かにマシではあるがね」
「いいじゃないですか少佐。あの小僧、ターニャに逢う為に脱走までしたんだろ?
ターニャが契約者と知っても、だぜ。本気なんだよ、本気」
カラになった皿をスプーンで叩きながら、バーガーは鼻先の絆創膏を掻いた。
ターニャは意外な後援者を得て、契約者特有の精気の無い眼を見開き振るわせている。
「君達が真剣なのはわかった。だが、その……ニカ君と言ったね、もしそういうつもりならば
君の保護者である私に何か一言あってもよいのではないかね? 礼を欠くような男に私は娘を預けられんぞ!!」
平静を取り繕っていたつもりではあったが、ついに私は最後にはテーブルを両の手で叩いてしまった。
が、契約者である二人はそんなことに身を怯えさせるでもなく、平然と座っている。
「少佐は任務でお忙しそうでしたので。実は来週にでもニカを家に招待しようと思っていました」
「じゃあ来週は俺も休みがとれるように取りはからってくれ、少佐」
認めん。断じて会わんぞ。あと貴様はシベリア送りだ、バーガー。
「少佐との会談は私よりニカの強い希望です。よろしくお願いします、少佐」
おのれ少年! こんなことになるならば、連行したときにさっさとMEを……いや、射殺しておくべきだった!!
「ターニャ、もし小僧と一緒になったら家はどうするんだ? ここで暮らすのか?」
「私はそのつもりです」
「駄目だ! 万が一、億が一にそのような事態になっても家を出て行くことは揺るさん!」
「しかし少佐、その場合、私とニカはこの家に住むことになるのですが」
「ああ住みたまえ! 部屋なら幾つも空いている!」
一人暮らしには分不相応の一戸建てだ。給料を貰っても特に使う趣味も無かったのでな。
姪に何か買ってやるぐらいで。だが必要なときに部下をこうして住まわせるには都合がいいと思っていたが。
「しかし少佐、それでは少佐の睡眠を妨げることになります」
「それはどういう意味かね?」
「ニカとの性交渉で私はかなりの音量で発声しますので」
……いかん、目の前が雪原に吹く吹雪のように白くなった。
「き、君達は既にそういう行為をしているというのかね」
「そりゃしてるだろ。結婚するまでセックス無しとか少佐ふるーい」
黙れバーガー。合理的に考えてそのリアクションは面白くも何ともない。
「ニカはじっくりと前戯に時間をかけるタイプです。私のクリトリスを丹念に舐り、
洪水のように愛液が溢れるまで弄ぶまで男性器を結合させてくれません。
その過程で私は軽く数回達してしまうことが普通です」
「若いのに大したもんだな。んで、棒の方の具合はどうだ?」
「私はニカ以外の男性を知らない。比較はできない。しかし身体の相性は良いと思う。
前戯の丹念さとうってかわって挿入後のニカは荒々しい。私は充分に高まった身体を
芯から貫かれて嬌声をあげる。声をあげるのが憚られる場所で行為をする場合は、
ニカの胸ないしは肩に顔を押し込めて声を堪える。キスをする場合もある」
「あまり聞きたくないのだが、憚られる場所というのは……」
「学校内などの公共施設や、トイレの中、あとは野外です、少佐」
私の愛用のトカレフを取りに行くか……
「室内は暖房が効いているからいいですが、冬の日に野外で肌を晒すのは体力を消耗すします。
いずれ温まるし、全裸になるよりも胸をめくられるだけの事が多いので問題になりませんが。
それにニカも身体を密着させてくる。数枚の毛皮よりニカの体温の方が温かいです」
あの少年の住所は確か……
「お前達ゾッコンだな。レタスとハンバーグみたいだぜ」
「ニカが好む体位は体面座位だが、私は後背位で獣のように突かれるのも好きだ。
平均より大きいと自認している胸を揉まれるのは気持ちいい。ニカも好んでいるようだ。
胸といえば、何度かニカのペニスを胸で挟んで射精に導いたことがある。俗に言うパイズリだが
折角の精液を顔や胸にかけるのは合理的ではないと私は思っている」
「それは女にとっては合理的じゃないが、男にとっては合理的な浪漫なんだぜ」
まず両足両手に一発ずつ鉛玉を撃ち込んでやろう……
「しかし蘇芳の男である黒という男はパイズリを彼女に強要したことはないという」
「あの嬢ちゃんじゃムリだろ」
「だが蘇芳を一度試みたらしい。だが断られた。代わりに乳首にペニスを強く押し付け射精させられたという」
「ああもう面倒だ。男にとってオッパイは合理的とでも覚えておけ」
「なるほど。ではアナルはどうだ? 私はアナルセックスの経験は無いが、蘇芳はあるという。
アナルセックスが男にとって合理的ならば、私もニカとするのに吝かではない」
「まあ人によりけりだな。いわば対価だ」
「対価か……参考になった。やはり男性の意見は貴重だ。後でハンバーガーを作ろう」
「よせよ、手作りでも、あんなもん何個も食べたくはないんだ」
ロシア情報局で最も辛いといわれる拷問は……
「もう一つ聞きたい」
「ん?」
「なぜ男は複数の女性と関係を持つ?」
「あの少年、ターニャの他に女がいるというのか!」
私が蝶よ花よと育てたターニャを恋人にしておいて、なんという色情狂だ!
ありえん! 普通ならばそんなことはありえん!
もし存在するならばそれは契約者以下の畜生だ!
「おちつけ少佐」
「少佐、現在ニカは私以外に性交渉した形跡はみられません。ニカには常にGを張り付かせています。
それに私がニカと性交渉するときはニカの首筋に数日は消えないほどのキスマークをつけています。
私がここで問題にしているのは黒という男についてです。あの男は蘇芳の他に数名の女性と関係を持っています。
これは男の生態なのでしょうか? ニカも私以外の女性と性交渉するのでしょうか?」
「それは黒の死神の方が特殊なだけだ。ターニャはコッチの世界に入って日が浅いから知らないのかも知れないが
ヤツはこの世界では勇名なタラしだ。むしろ女性をコマすのが対価だとすら言われている男だ。
むしろ食われないように気をつけろよ。まあロリコンらしいから大丈夫だとは思うけどよ」
「納得した。いろいろ相談にのってもらい感謝する、ゴーラー。私に兄がいたらきっとこんな感じだろうな」
「安心したまえターニャ、もしあの少年が君を傷つけることがあれば情報局の総力をもって社会的に抹殺してやろう!」
「ありがとうございます、少佐。将来ニカと式を挙げる際は少佐に私の父代わりをして貰いたいと考えているのですが、御迷惑でしょうか?」
なんと!
私が新婦の父と……
くっ……
情報局に勤めて以来、人並みの幸せなど無縁に思っていたが、まさかこんなことを言われる日がくるとは…ッ!
「少佐、涙を流すぐらい嫌なら私は……」
「違う違う、これは嬉し涙ってやつだぜ。な、少佐」
バーガーの癖に馴れ馴れしいぞ。
「しかし、最近の若者は進んでいるのだな。私の姪などは……」
「そんなの少佐の知らないところでズッコンバッコンやってたに決まってるじゃないか」
バーガー、お前明日からロシア当局南極支部で任務だ。
黒「何を読んでいる?」
銀「結婚情報誌」
蘇芳「三人以上で式を挙げられる場所ないかなって……」
マオ「中東辺りにいけばあるんじゃないか?一夫多妻制の国」
蘇芳「えーやだよ。ウエディングドレスが着たい」
銀(コクン)
黒「……契約者は結婚しない」
マオ「そいつは苦しいな、黒」
ジュライ「……ちゃんちゃん」
ウメーエロパロ板的に合理的な契約者ウメー
バーwwwガーwwwww
こういうノリ好きだ。
せめてニカにターニャのおっぱい揉ませてやりたかった…
いつの間にロシア祭が
素晴らしい…
ふぅ…ゴランの有様だよ!
わろたww
こういうノリたまらんwww
701 :
685の続き:2009/11/29(日) 19:56:58 ID:+LwOUriH
己の胸の上ではしたなくも、艶やかに快楽に耽り恍惚とした表情を浮かべる
ターニャを観察しながらも黒の脳内では今後、どう行動を起こすかが目まぐるしく
勘案されていた。が、とりあえずは眼前の少女の無力化が最優先だった。
迅速にそして確実に。抵抗が不可能な程にこの少女を快楽漬けにして、その後……。
「立て」強く短く発し、肩を掴んでターニャの上体を押し戻し、
そのまま手を緩やかに降下し脇腹を撫でつつ、腰を持ちぐっと押し上げる。
「あっん、ん」 ターニャの肢体が黒の腹部から離れると、そこから溢れる粘液が
糸を引いて宙に留まった。
その息はやや落ち着いてきはしたが、体全体は上気し、白く抜けるような肌は赤く色付いていた。
快楽の波に耐える様に浅く早く呼吸し、
それに伴い何とも大きな胸も、たゆんたゆんと上下していた。
重力に逆らいその存在感を主張する乳房も、その上で慎ましくも鮮やかに、
薄紅色に染まる小さな乳首もしっとりと汗ばんでいた。
黒の目線もそこに行き、そして更に刺激を加えようと
伸ばしていたが、ふと止まる。責める箇所は
多様な方が良いのではないか、と。
そう結論づけると、上へ向かっていた手は下へ向かった。
目指す先は、太股。その内側を撫でてゆるりゆるり、と。
時折、指を伸ばしその付け根の大陰唇にもいく。
触れるか触れないかといった塩梅で。
702 :
685の続き:2009/11/29(日) 20:02:19 ID:+LwOUriH
そして全くの唐突に陰核を擦りあげる。っ、と息を飲む音が黒の耳朶を打った
ターニャがどの程度にまで達しているかを推察しようと黒は顔を上げた。
その目は相変わらず平坦でなんの光も反射しそうになかったがその端には、
僅かに水が溜まっていた。口は真一文字に引き結ばれ
力を入れ過ぎているのか多少震えていた。そんな表情を見やりつつ黒は思った、
契約者が浮かべるには何とも奇妙な、或いは当然の表情だ、と。
とは言え、今も尚その淫口からは止めどなく粘液が流れだし、
目の焦点も幾許か定まっていない様だった。
この様子ならばもう少し責め立てて閾値近くまで煽り、後に、
後背位から一気に挿し入れれば無力化は可能だろうと、黒は結論づけた。
太股を撫で続けていた手のうち、右手を無言で背中へと差し回し
ターニャの上体を己へと引き寄せるとそのままに接吻し、
その口腔内を蹂躙する。
703 :
685の続き:2009/11/29(日) 20:06:52 ID:+LwOUriH
「んふぁぁああっっ、あっ、んんんぅぅ」
適度に口内を掻き乱しつつも左手は陰唇ををふにふにと揉みほぐし、
右手は背骨沿いに下ろしていきその豊満な尻肉に指を埋めていた。
ターニャの意識は未だ経験した事もない快感に翻弄され、
明確な主体性を保持できないでいた。
ターニャと比してやや低い体温の黒の指が太股を撫で、
背筋を擦り上げ陰唇を掠める度にどうしようもなく身を悶えさせるしか無かった。
「いっ、入れて」
どうしようもなくはしたない顔を晒しながら、掠れる声でそう吐き出すと
ターニャは黒に体を預けた。
くったりと力の抜けたターニャをうつ伏せに己の体から寝台に移すと、
黒は右腕を差し込んでターニャの、乳房と比べると幾分か
年相応のとはいえむっちりとした尻肉を浮かせた。
そうして自身も膝立ちになり左手でターニャの陰唇をくぱぁっ、と開き
亀頭を膣口へ沿えると一拍程呼吸を止め一気に
その処女雪の様な尻へと己の腹部を押し出した。
「あ、ああああぁぁぁぁっっ」
甲高い声が響くと共にターニャの上体が僅かばかりに反り上がった。
704 :
685の続き:2009/11/29(日) 20:10:28 ID:+LwOUriH
しきりに蠕動・圧縮する膣内を強引に突き進ませ、
その最奥に幾度もごちゅんごちゅんと肉棒を押し当て、
時には先端で子宮口を擦り上げ、マーキングする様に
擦り付けながら黒は何度となく果てていた。
何かがおかしいと頭の中で誰かが叫んでいたが、最早そんなものは
黒には聞こえていなかった。ひたすらに快楽を貪る事だけがその脳内
を占拠していた。
幾度となくその体内に精を吐き出され続けているターニャは、
或いはターニャという名前の何かは黒の精液が己の子宮に吐き出される度
にその口角を上げ三日月の笑みを形作っていった。
その眼にはなにも無かった、契約者ならば有っただろう
何も反射しない暗闇も人らしい理性の光も。
☆ おわり
705 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 21:32:37 ID:33tPtIMM
レプニーン少佐(お義父さん)とターニャ(娘)ゴラン(義兄)
最高です!
特にゴランの茶々と少佐の心情が面白!!
銀と蘇芳が結婚式情報雑誌を見ていて吹いた。
ネタっぽい物が浮かぶが書けない。
アンバーやEPR達が黒達をカラオケに誘う。それから…まあ色々と
銀ルート
カラオケ後、銀をタバコ屋へ運んで出入り口で
寝ぼけた銀が黒にキスをして部屋へ帰る。
アンバールート
銀は猫が家に送っていく。
黒が酔っ払ったアンバーを公園へ連れていく。
もしくは部屋へ直行。
ふぅ……
しかし良いおっぱいを……
おのれ紫苑め
死亡フラグ満載してそうな声のくせに
黒に命令されてジュライとするはめになった蘇芳が見たい
708 :
銀×黒:2009/11/30(月) 00:00:36 ID:FG9hOs9W
銀「好きな人ができた」
黒「そうか・・・おい猫、このチャーハンそっちに持っちっちくれ」
猫「オレは運べないぞ、なんだよ持っちっちって・・・まあ気持ちはわかるが」
黄「ドールが恋ぃ!?マジぱねぇっすわwww」
黒「それで?それがどうしたんだ?」
銀「結婚したい」
猫、黒「!!」
猫「はあ〜、こりゃ驚いた。結婚ときたか」
黄「ちょwどうします黒さん?」
黒「・・・お前のしたいようにしろ。オレ達が口を挟むことじゃない」
銀「結婚してもいいの?」
黒「ああ、いいぞ。相手の承諾を得たらな」
銀「それなら問題ない。許可してくれた」
黄「はやw結婚式にはオレも呼んでね」
銀「結婚式は明日、の予定。明日でも大丈夫?」
黄「もちのろんよ」
銀「お前には聞いてない。黒、明日でも大丈夫?」
黒「明日は任務は入ってないから問題ない」
猫「やれやれ、銀をここまで落とすやつがいたとはな。その顔を拝んでみたいぜ」
709 :
銀×黒:2009/11/30(月) 00:17:04 ID:dwNvNS6v
>>708の続きです。初めて書いたもので文才なくてすみません><
翌日
猫「おい、本当にここで式開くのか?」
黒「・・・ここオレの家だぞ」
銀「問題ない」
猫「黄は?」
銀「問題ない」
黒「・・まあ取りあえず結婚おめでとう。ドレスも似合っている(どこから調達したんだ?)」
猫「それで?新郎はどこにいるんだい?」
銀「・・・」
黒「?どうした」
銀「新郎、あなた」
黒「!?」
猫「!!!黒のことだったのか!」
黒「いや、違う!そんな話初めて聞いたし、オレは結婚するなど一言も」
銀「言った。昨日」
黒「いや確かに昨日聞いたが、オレは結婚するなど一言もいっていないぞ!」
銀「承諾した。昨日」
猫「ひゅー、おめでとうぅ!」
黄「夫婦w夫婦w」
11/11「ばんざーい!」
白「お兄ちゃん!おめでとう!」
アンバー「妬いちゃうわ」
7月「・・・バカップル」
黒「こいつら・・!どこから沸きやがった」
銀「あなた・・・(ポッ)」
エロパート突入の予定がもうめちゃくちゃになっちゃいまいた。
申し訳ない・・・
銀ちゃん、知能犯すぐるwww
ホwwwwアwwwwwンwww
712 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 19:16:49 ID:DuHixlW8
銀てこんなキャラだっけ?
レタスとハンバーガーの相性ワロタwww
716 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 21:59:52 ID:38n1vmx8
スオウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
717 :
454:2009/12/02(水) 02:23:08 ID:2XIMhiSX
やっと完成
琥珀×黒
エロあり、でもストーリ重視
日常生活
またまた独自設定・・・琥珀の為なら設定なんて捻じ曲げてやる!!
投下開始
718 :
454:2009/12/02(水) 02:24:06 ID:2XIMhiSX
「ん…………」
目を刺す眩しい光に意識が覚醒する。
見慣れた天井
そうここは………俺が住んでいるアパートの一室
6畳間とトイレとキッチンのある小さな部屋
空腹の胃を刺激する匂いがする。
この匂いは……味噌汁か?
「おはよう、黒……朝ご飯、出来ているよ。」
料理の邪魔だったのだろう。長い緑色の髪を束ねてエプロンをしている。
裸で
「アンバー……」
「どうしたの?黒」
首を傾げる彼女
「……俺は何を…………」
頭がボーッとする。
「昨日の事を思い出させないでよ!…………恥ずかしいんだから……」
顔を真っ赤にして恥ずかしがるアンバー
そうだ。昨日の夜は……アンバーを抱いて……
思い出したら自分も恥ずかしくなる。
だから彼女は裸なのか……
「…………すまない」
「それよりも、ご飯にしよう。」
「ああ…………」
朝ごはんのメニュー
・アンバー
ご飯(小さな茶碗)
味噌汁(小さなお椀)
鮭の切り身
・黒
ご飯(お櫃一つ)
味噌汁(鍋)
鮭の姿焼き
いただきます
719 :
454:2009/12/02(水) 02:24:54 ID:2XIMhiSX
「変な夢みたんだ……」
箸を進めながらアンバーと雑談する。
「どんな夢?」
「俺とアンバーとか色々な人が超能力を使う夢」
「なにそれ?スプーン曲げでもするの?」
そんな小さなことじゃない
「スプーンを曲げるんじゃなく、電撃を放ったり、氷を作ったり・・・時間を操作したりさ・・・」
そして………■し合った。
「超能力よりも、どちらかと言えば魔法じゃないの?」
「………そうだな」
確かに、どこのRPGだというんだ?
朝ご飯も食べて少々腹も膨れた。
「そろそろ仕事の時間でしょう?」
アンバーは時計を指す。
「仕事……?」
「もう!まだ寝ぼけているの?また未咲さんに怒られるよ?」
「そうだな……急がないと………」
確かに早くいかないと拙いかもしれない。
服を着替えて鞄を持って出ようとした時、クイッと服の袖を引っ張られる。
「………なんだ?」
「いってらっしゃいのチューは?」
目を粒ってキスをせがむアンバー
どうやらするまで服は離してくれそうにもない。
諦めて彼女に軽くキスをする。
「行ってくる。」
「うん、いってらしゃい」
キスに満足したのか、アンバーは満面の笑みだ。
少し恥ずかしい。
720 :
454:2009/12/02(水) 02:25:32 ID:2XIMhiSX
煙草屋の前を通る。
ふと、煙草が切れていたのを思い出して一箱を買おうと思った。
だが店の中には誰もいなかった。
いや、黒猫が一匹だけいた。朝から不吉な………
時間もないので会社へ急ごう。
二人の男女が前から歩いてきた。二人共、見知った人物である。
「よう、黒」
「黄………」
そしてその横にいるのが、彼の………妻である岸田志保子
正直、彼には勿体無いと思うほど出来た人だ。
「どうした?」
「………いや」
「これからきよピーとデートするのよ。」
そういって彼女は旦那の腕を絡ます。
黄は少し嫌そうにするが、実は満更でもない。
もっと素直になれば良いと思う。
「たきもとスーパーでの荷物持ちだがな………」
「や〜ね〜!どっちも一緒じゃない?」
笑いながら背中をバシバシと叩く
「じゃあな、黒」
そういって二人は近くのスーパーへと行く。
やはり似合いの夫婦だと思う。
721 :
454:2009/12/02(水) 02:26:07 ID:2XIMhiSX
会社に行くと未咲課長に怒られた。
遅刻したのだから当然かもしれない。
だけど直ぐに開放されて席に戻る。
「遅刻ばかりだとクビを切られるよ?」
「そうそう、君はいつもマイペースなんだからね」
そういって忠告するのは同僚のノーベンバーとニック
随分と国際色豊かな職場だ。
「どうしたんだい?」
………ズキッ
「いえ、少し頭痛が………」
「風邪かい?ちゃんと体調管理をしないといけないよ。」
「はぁ、すみません………」
「今日は飲みに誘うかと思ったけど止めた方がいいみたいだね。」
………残念だ。
会社も終わり、帰宅の途へと向かう。
帰りも煙草屋に行くが、店は誰もいない。
まだ黒猫はいた。
と、胸の携帯が鳴り響く。
「もしもし………」
『あ?お兄ちゃん?』
「白……?」
血の繋がった妹からの連絡
『あのね、今度の日曜日にそっちに遊びに行くからね。』
「あ、おい………」
困った妹だ。
自分の用件だけを言って、こちらの話を聞かない。
だけど妹に激甘な自分なので強くは言えない。
まぁ、アンバーも白の事を気に入っているから別にいいが………
時たま、何か二人の間でピリピリとした空気が発生する。
………あれ?本当は仲、悪いのか?
この天然ジゴロ(天の声)
722 :
454:2009/12/02(水) 02:26:57 ID:2XIMhiSX
「おかえり」
部屋に入るとアンバーが出迎えてくれた。
「………ただいま」
「真っ直ぐ帰ってきたんだ?てっきり飲みに帰るかと思った。」
「今日は風邪気味らしいから………」
「らしいって………随分と曖昧だね。」
彼女は可笑しそうに笑う。
「ニックさんに風邪って言われたから………」
「自覚症状ないの?」
「じゃあ、今日は温かいモノにしようか?お鍋にする?」
冷蔵庫の中から野菜を取り出し始める。
しばらくして………
「カレー……?鍋じゃないのか?」
彼女が作っているのは土鍋にカレー
「カレー鍋って言うだよ。最後にチーズ入れておじやにしたら凄く美味しいらしいよ。」
それはスープカレーで、後でご飯を投入することでカレーライスしてチーズを入れているだけじゃないのか?
………と思っていた自分が居ました。
カレー鍋、美味し
香辛料は箸を進めてくれる。
黒は思い出したかのようにアンバーと話す。
「日曜に白が来るって……」
「また白が?」
アンバーは薄く笑う。
少し寒いな……やはり風邪か?
「ふ〜ん、愛されているね。お兄ちゃん」
「やめろ」
「黒はモテるからね……猫被りだから?」
「モテる?」
誰に?
「自覚ないんだ………お隣のお水さんとか、女子高生とかハヴォックに未咲さんと白かね。それと・・・ニックさん辺りもなんだか怪しい」
「ニックは男だろ……?」
それに今の彼女の上げた人達とは仲が良いだけだ。
それにモテるのはそっちだと黒は考える。
彼女の周囲には老若男女、何かと人が集まる。
この前なんてマキとかいう小僧に「アンバーを独り占めにするな」って言って脛を蹴られる。
「………知らないって平和だね。」
何か馬鹿にされたような言い方だ。
アンバーが最後のお肉に箸を伸ばそうとするが、先に奪い取る。
「あ〜……私の………」
「………冗談だ。」
お肉をアンバーの器へと入れる。
「えへへへっ………」
笑うアンバー
彼女と自分の生活
それで十分………狭い部屋でも彼女といればそこは天国かもしれない。
723 :
454:2009/12/02(水) 02:28:07 ID:2XIMhiSX
ノンビリと二人でテレビを見ている。
自分がアンバーを後ろから抱える様にである。
一昔前まではここが白の位置であったが、二人で同棲し始めたら此処がアンバーの定位置になった。
「ねぇ……黒………今、幸せ?」
「ああ………そうだな」
無論、即答する。
「本当に?」
「本当さ………」
じゃなかったら、アンバーと一緒にいない
そして、それを証明するかのように彼女の唇にキスする。
「………ついでに、どこ触っているの?」
「お尻」
さわさわと、服越しに形の良い尻を撫でる。
「風邪気味なんでしょう?」
「………治った。」
グッ、と彼女を引き寄せる。
抵抗することなく、彼女も自分の胸に収まる。
「もう……そんな事していたお風呂屋にいけないじゃない………」
「別にかまわない………アンバーの匂いを嗅ぎたい。」
「やだ………恥ずかしい………」
「止めていいのか?」
「………意地悪」
もうスイッチは入ったのだ。
今更、止めることなんてできない。
「う…ん………」
先程より深く口付けをする。
互いに舌で綱引きをし、そして絡める。
唾液を交換し合う。
コクリと彼女は唾液を飲み込む。
『女』の顔になっている。
「黒……」
彼女の服を一枚一枚脱がしていく。
染み一つない綺麗な身体
それを今から蹂躙していく事に軽く胸が躍る。
724 :
454:2009/12/02(水) 02:28:56 ID:2XIMhiSX
「ん……」
左手で乳房を揉みながら、右手はヘソを滑らす。
「………肉、ついたか?」
「怒るよ?」
冗談だ。
刺さるほどの殺気を感じた。
そのまま、手は下へ……彼女の花園を守る布に触れる。
人差し指でスーッ、と秘所の筋をなぞる。
ピクリと震える肩
「脱がさないの……?」
返事として何度も擦る。
指の腹で擦り、下着は徐々に湿り気を帯びていく。
「汚れちゃう…ん……ッ!!」
そんなの関係ない
指の腹から爪先に替えて責める。
そして場所も秘所の筋ではなく、少し上にある秘豆に狙いを定める。
小刻みに掻けば掻くほどに、彼女は媚声を上げる。
「やだ…ッ!それ…以上……っ!!」
カリカリ、と掻くスピードは早くなっていく。
下着は濡れて秘所の形をクッキリと浮かび上がらせる。
「………逝け」
トドメと言わんばかりに、黒はアンバーの秘豆を指で抓る。
「………ッ?!!」
絶頂、声鳴き悲鳴を上げる。
足を突っ張らせて止まらない快感にビクッビクッ、と震えるアンバー
「変態……パンツはちゃんと脱がしてからしてよ。」
蜜を吸いすぎてグチャグチャに濡れてしまった下着を脱がす。
強い雌の匂いがする。
「次は私の番ね………」
アンバーは黒の下腹部へと潜り込み、肉棒を咥える。
パクリ、と咥えた肉棒を口内で舐め回す。
単調ながらも彼女の口内の熱に肉棒は刺激されていく
「………気持ちいいぞ」
黒の様子を伺って、その返事に彼女は満足に微笑む。
無論、いつまでも咥えているだけでは芸が無いので、時には口から離して亀頭のみを舐める。
さらに手で彼の玉袋を揉みながら攻める。
その刺激に尿道にこみ上げるものを感じる。
「出るッ………!」
「ん………」
次の瞬間にアンバーの口内に白濁液が噴出する。
コクリコクリ、と喉を鳴らしながら白濁液を飲み込む
725 :
454:2009/12/02(水) 02:30:53 ID:2XIMhiSX
「濃い…それに凄く喉に絡みつく……」
それでも喉の奥へと流し込む
アンバーの妖美な姿に黒の下腹部に再び血が集う
「ねぇ……次は……コッチで出して?」
四つん這いになって右手で秘所を広げて彼を誘う。
今の彼女は『花』だ。
そして蜜を求める虫は黒
誘われるままに、黒は彼女の尻を掴み、秘所に肉棒一気に奥へと突き入れる。
「ん……う…あッ!!」
ヌルッ、と抵抗無く浸入するに肉棒は、彼女の子宮の壁を何度も軽くノックする。
何度もした行為であっても、快楽には抗えない。
自分でもはしたないと思う声を上げる。
ここは古いアパートだが、隣の人は夜は仕事でいない。
それでもこれだけ声を上げては他に聞こえてしまっているだろう。
でも…それが興奮する。
「は…うッ……ッ…!」
背中に舌を這わせ、そして蛭みたいに吸い付く。
「やぁ、痕がついちゃう……」
「いくらでも付けてやる。」
何度も白い背中に痕を残していく。
まるで雪原に足跡を残すようなものだ。
くすぐったいが、それは快楽に変換され、彼女をどんどんと上り詰めさせる。
「最後はこっち………」
アンバーは首を後ろに向けて黒に言う。
両者は背面から対面に体制を変えて、最後は互いに顔を見合う
どちらも息が荒い
酸素が欲しいと肺が訴えかけている。
けど、今は酸素よりも彼女を……彼が……欲しい
激しく唇を重ね、唾液を交換し合う。
腰の動きも忘れてはいけない。
初めにアンバーが腰を振り始め、黒もそれに合わせて振るう。
対面座位なので大きくは動けないが、それで十二分だ。
上も下も繋がり、互いに手を絡めて一つの塊と化している。
「出して……!奥にッ!!」
「アンバー……ッ!!」
ギュッと足を腰に絡めて彼を逃がさない。
そして彼も自分を力の限り抱きしめてくれる。
感じる。彼を………黒という存在が自分の中にいる。
吐き出される多量の白濁液
それに続くオルガ
余韻は続く………アンバーの膣内は収縮運動を繰り返し、黒の肉棒から最後の一滴まで搾り取ろうと蠢く
「は〜っ、気持ちよかった………」
満足そうに彼女は彼の胸に凭れ掛かる。
黒は優しくアンバーの頭を抱えて後ろに倒れこむ。
疲れた。その一言しかない。
だけど………胸の中は暖かい
今はその至福でもかみ締めておこう……
726 :
454:2009/12/02(水) 02:33:12 ID:2XIMhiSX
「ねぇ……起きている?」
「ん……?」
「一緒に住んで……一年だよね?」
「………ああ」
アンバーとは長い付き合いだ。
知り合ったのは大学から、彼女がここで同棲する以前から彼女とは仲が親しかった。
「久しぶりに大学時代の皆で飲み会して・・・酔い潰れた私を黒がここで介抱してさ……」
社会人になって久しぶりに天文部の仲間と星を観測した後に飲みにいった。
「そうだったな……運ぶ時に俺の背中で吐いたりしなければ良かったが……」
酔い潰れたアンバーを背負っていると背中に突然、生暖かい感触と嫌な臭いがした。
「あははっ………起きた時の第一声が『黒、臭い』だもんね………」
「ここには風呂場なんて無いからな………濡れたタオルで体を拭くぐらいしか出来なかった。」
「それを聞いたら凄く悪い事したなって思った………だからお詫びとしてご飯作ったんだよ。」
今、思い出しても笑える。
寝ぼけた彼女は俺に「臭い」とか「あっちに行け」とか罵って、やがて意識がちゃんと覚醒したら自分の責だと自覚して涙目になっていた。
「気付いたら終電も過ぎて………黒は泊まれって言ってくれたんだよね?」
「夜遅くに帰す訳にはいかなかっただろ?」
「でも……私はその日の夜に狼さんに食べられたけどね?」
「………ゴホン」
軽く咳払いをする。
確かに……食べた。性的な意味で………
というか、誘ってきたのは彼女の方からだ。
「そのまま……ここに居座ったけど………楽しかった。」
「黒との生活……笑った……泣いたり……怒ったりもした。」
「アンバー……」
彼女の頬に手を伸ばすが………
「でもね、私……この生活を終わりにしたいの………」
その手はピクリ、と止まってしまう。
「黒、私と………結婚して?」
ただ、同棲して過ごす生活に終止符を打つ……代わりに始まるのは俺と彼女が共に愛を誓い、そして終始互いに生きていく生活
俺は彼女を愛しく思う。
そして彼女の告白に心が震える自分
アンバーを力強く抱きしめる。
温もりを感じる。俺は………この女を幸せにしてやりたい。
だから答えなんて決まっている。
「アンバー…俺は………」
727 :
454:2009/12/02(水) 02:33:49 ID:2XIMhiSX
本当に………これでいいのか?
ナニガ?
こんな幸せに浸かっていていいのか?
モンダイナイ
違う。俺は………やるべきことがある筈だ。
ソンナコトハナイ
俺を此処へと導くのに何人もの■約者や仲間が犠牲になった。
ドコヘ………ミチビク
俺には………待っている人がいる。
ダレガ?
寂しげな瞳を持つ少女
……………イン
「違う……………此処は………この世界は『違う』」
否定
俺は……否定する。『偽り』を………
パキリッ、と何かがヒビ割れる音
そして崩れる周囲の風景
闇へと包まれる世界
残ったのは……………
「………気付いちゃったんだ。」
アンバーである。
728 :
454:2009/12/02(水) 02:34:31 ID:2XIMhiSX
「俺に………何をした?」
そうだ。俺は………ヘルズゲート中心部にいた。
アンバーに流星のかけらを押し付けられ………周囲は黄金色に輝く靄に囲まれ、空が星に輝く場所にいた。
皆に………既に居なくなった人達に会ったのだ。
そしてアンバーが俺にキスした時に、世界は変わった。
「キスした時に細工したの………」
「未来を………あったかもしれない可能性の未来を見せただけ………」
時間を操る彼女だからこそ可能な技
「教えて……どうして気付いたの?」
「………銀がいなかった。」
そうだ。あの世界に……銀がいなかった。
他の皆はいても、彼女だけは居なかった。
「…………そっか、当然だよね。」
「もう黒の隣には……あの子がいるんだよね。」
彼女だってわかっていた。
銀は黒にとって特別な存在だと言う事に・・・
「どうして……銀だけがいなかった?」
綻びは銀から始まった。そしてそれに続く綻び
もし、銀もいたのなら…たぶん、自分はあの居心地の良い世界でずっと夢を見ていたかもしれない。
「………嫉妬かもね。無意識に存在を消しちゃんたんだと思う。」
そう、アンバーは黒を愛している。愛していたからこそ………黒の隣にいた銀を、自身の独占欲が銀という存在を疎ましく思ってしまった。
「アンバー………俺は………」
「それ以上、聞きたくない………」
世界が戻る。
あの黄金色に輝く靄に囲まれ、空が星に輝く場所にいた。
別れの時だ。
妹の別れ、俺と関わってきた人達との別れ
そして………
「さよなら………アンバー」
俺が愛した女との別れ
最後に寂しく笑う………俺が愛した女
黄金色の世界は消え、俺は吹き荒れる闇へと放り出される。
そこで……俺は………寂しげに泣く銀の声を聴き、手を伸ばす。
彼女の元に戻る。
729 :
454:2009/12/02(水) 02:35:48 ID:2XIMhiSX
終わり
琥珀×黒と思いきや、実は銀×黒なのでした!
いえ、アンバーは好きですよ。口から砂糖吐きながら書きました。
アンバーは悲しいですよ・・・本当は黒と共にいたかっただろうけど・・・一緒にいたら黒が死ぬ運命しかないのと分かっていましたからね。
だから裏切り・・・そして敵対する位置にいた。アニメを見て再開シーンのアンバーの泣きそうなシーンに自分が泣きました。
ストーリ自体は前回のアンバー宣告時にはある程度完成していましたがエロパートが難しいです。
他の皆さんもノーマル書いているようだし、自分もノーマルを書いてみますかね・・・エロパロ板なのに・・
実は俺・・・ヤンデレが好きなんだ。
深夜のGJ
731 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 05:20:22 ID:v/+ySIgg
>>729 前半と最後で泣きそうになった…
アンバー悲しいよアンバー
黄夫妻とか11月とかニックとか、平和な皆も哀愁誘ってよかった
エロもよかったので、個人的にはまたエロ有りで書いてほしいです
GJ!
アンバーかわいいよアンバー
これを機にアンバーがもっと増えますように
やっぱアンバーええわー
GJ!
パラレルかと思いきや、アンバー切ない・・・けどそれがよい
735 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 16:55:20 ID:i0JJvUot
うまいです
ちょwwwwwwwwwwwwww
凄い。本当に感動した。
アンバー愛してる。
エロも良かったです。アンバーいいよいいよー
こういうフェイクは非常に良い
報われなさもアンバーの魅力だと思う
738 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 22:00:56 ID:i0JJvUot
うますぎるーーー!。
しかしターニャは予想通り死んでしまったな
一番好きなキャラだったのに・・・
740 :
454:2009/12/04(金) 03:14:00 ID:3Sd3RwqD
キコ
主に独白・・・インタビュー?
ヒャッハー!捏造満載だぜ!!
投下開始
741 :
454:2009/12/04(金) 03:14:33 ID:3Sd3RwqD
やっほー!
皆さんのアイドル、キコちゃんですよー!
え?知らない?
ググレ♪
Q:何歳ですか?
A:永遠の18歳です。
Q:ご趣味は?
A:アニメとか漫画、小説………………私、腐女子です。
Q:お給料はどれぐらい?
A:それほど良い訳ないですよ。
普通ですね。
Q:どうして探偵事務所に?
A:う〜ん、最初は軽いノリでしたね。
その時は探偵モノにハマッていましたから……自分もやってみたいな〜と………
それに職場でアニメを見ることも出来るんですよ。
Q:職場での不満は?
A:有り過ぎですね!
まずヤニ臭い、加齢臭い、水虫薬臭いのとにかく臭いですね。
それと給料が滞ったりします。
というか、偽名なんか使ってどこの少年探偵だって話ですよ!
そもそも(以下略)
Q:久良沢凱はどんな人ですか?
A:熱血馬鹿、そんでもって勘違い野郎です。
些細な事件を大きく考えちゃう癖があるんですよ。本当、馬鹿ですね。
でも・・・馬鹿でも正義感溢れる人……少し無謀な所もあるんですがね。
無謀と言えば、キルシーちゃんっていう子の捜索時も大変だったんですよ。
今思えば契約者が絡んでいたんですよね〜………
ボスもよく生きていたもんだと思いますよ。まぁ、電撃を喰らわされてノックダウンされましたけどね。
ボスは・・・昔見たヒーローをそのままの形にしたような人ですね。
Q:彼の事をどう想っていますか?
A:どうって…………すみません。質問の趣旨がわかりません。
Q:質問を変えます。彼に対して恋愛感情はありますか?
A:ちょっwwwww
何を聞いているんですか?!
以降、取材者は暴行に合う。
742 :
454:2009/12/04(金) 03:15:14 ID:3Sd3RwqD
オフレコでいいのなら……話します。
ボスの事は…………好きですね。恋愛感情的な意味で……
たぶん、人生で初めて3次元に恋した人です。
それまでアニメとか漫画、小説とかしか興味がなかったんですよ。
ボスは最悪な所が多いですけどね……時々、見せるあの人の優しさに胸打たれたといか……惚れましたね。
それに好きじゃなかったら既に居ませんよ!
お給料も滞る事もあるし、本当に稼ぎたいのならメイド喫茶で働く方が儲かりますよ。
えっ?本人は知っているのか?
アプローチは毎日掛けているんだけど………あの鈍感男、まったく気付かないんですよ……
自分の容姿には自信はあるんだけど…………胸が……すみません、何だか涙が……
だからコスプレとかで際どい服装をチョイスしたりもしているんですけど……成果は無しです。
それにボスは巨乳好きなんですよ!
もう巨乳なんてこの世から消えてしまえと思うほどです。
告白する勇気はないです…………怖いから……
だって私って腐女子だし小娘なんですよ?
あの人は年下には興味がないみたいですし…………
だから!…………あの人の口から否定されるのが怖いんです。
私は………今の状態でも満足しています。
ッ………!!?
う、ウソじゃないです!!
本当に今ので良いと思っています!
…………………帰って下さい。
帰れって言っているでしょう?!
もう来ないで下さい!
それと!このテープは破棄しますッ!
そんなのは知りません!
もう放っておいて下さい!!
バタンッ!!
グスッ……!グスッ!
私だって……………もう少し勇気があれば…………………
ヒクッ……!
現実の恋なんて…………辛いだけだよ……
それでも……私は…………好きだから……
以降、音声の乱れの為に彼女の独り言は収録できていない。
743 :
454:2009/12/04(金) 03:17:03 ID:3Sd3RwqD
終了
以上、キコへのインタビューでした。
東京EXP後もあの待遇最悪な職場にいるという事やっぱり脈有りだと妄想
キコ×凱も中々良いと思います。
今日の蘇芳に萌えた。キコ・・・いい趣味だぜ!
最近、笑える話を書ける人が妬ましいと思う時があります。
GJ!
書くの早いですね!
葉月さんてお嬢様?裏社会ぽいけど
鎮目×弥生もアリな気がしてきた
今回鎮目カッコよかったなー
そしてまさかのアンバー再登場
川上さん復帰おめ!
美しいソプラノが、無機質で飾り気のない部屋に響いている。
天井に蛍光灯、換気扇に備え付けのベットだけの合理的な住むためだけの部屋
壁に付けられた鏡はマジックミラーを兼ねて、中の様子をうかがえる。
「あれが対価か。風流な対価もあったもんだ」
「音痴じゃなくてよかったな」
白衣の研究者然とした男が壁の向こうで少女の歌声を評していた。
それに対して返す男は身体を筋肉に包まれて、とても学者には見えない。
「エージェントとしての戦闘カキュラムをこなしているって?」
「最低限の戦闘技術は教え込んでいる」
少女の能力はパイロキネシス――発火能力だ。
その攻撃性の高さは戦闘員として申し分ない。
ただし年齢故に潜入捜査には向かないという難点があった。
未成年は行動に制約が多い。学校などの機関に潜入する場合は教員としてエージェントを送り込んだ方がいいのだ。
「アレはモラトリアムから契約者に変化した貴重な実験体でもある。おいそれと外には出せんわな」
折衷案として組織拠点の防衛には使えるという結論だ。もっとも拠点が戦場になることなどそうそうないが。
(いや……UB001が契約者を集めて敵対行動を開始しているという噂もある)
歌声が止んだ。
「研究が終わればエージェントとして世に放つ機会もあるだろう」
「実戦でしか獲れないデータもあるしね」
「契約者の能力など多種多様だ。統計をつくれる程のデータになるとは思えないな」
研究者の口元に下卑た笑みを認めた男は、彼の次の言葉に不快感を覚えた。
「エージェントとなれば男を咥えるのにも慣れておかなきゃならんだろう?」
「……そうだな」
「味見させてくれよ。なんなら俺にやらせてくれ。あれぐらいの頃が一番美味い」
「さっきお前自身が言っただろう。アレは貴重な実験体だ。組織も大事にしている」
反論を許さないように、男は研究者の要求を断った。
「あ、そ……残念」
それで興味が失せたのか、研究者は白衣を翻して部屋を後にした。
「………」
少女――柏木舞はじっと自分の手首を見つめている。
男は彼女の部屋をノックした。
「入るぞ」
「………」
反応はない。だが彼女の教育を任されている彼は部屋の暗証番号を打ち込むと扉を開けた。
「今日の訓練は……」
「覚えてる……」
歌声とは一段低いトーンで彼女はポツリと呟いた。
「私はお父さんが大好きだった……」
男は足を止める。
「小さな私を抱きかかえて、頬ずりするとヒゲが痛かった……」
舞の手首に水滴が落ちた。
「覚えてる……友達がいた。私の事、御飯に誘ってくれた……」
男は再び足を進める。
「覚えてる……私はユカを殺した……」
「契約者は涙を流さない」
舞の手を取り、涙の後を消す。
「お父さんを殺した人……私は殺せなかった」
「契約者は合理的な考え方しかしない。復讐は合理的ではない」
「李さんが殺した……」
「BK201……」
通称黒の死神。彼がマイヤー&ヒルトン社の人間を殺したのは報告書で聞いていた。
「李さんに話した、腕の事。李さんと夜の遊園地で遊んで、屋台で御飯を食べて……」
「そうか」
当時のBK201の任務で田原耕造に接近する過程で、娘である彼女の心証をよくすることもあっただろう。
「やめろって言った。私がお父さんを苦しめた人を殺すのを」
「何?」
報告ではマイヤー&ヒルトン社の人間二名は両方ともBK201が処理していた。
「どうして?」
少女は答えを求めて男に尋ねる。
「……黒に、いや李に会いたいか?」
舞の問いには答えず、男は質問を投げかけた。
「わからない」
「………」
「でも李さんを思い出すと心拍数が上がる」
「それは今のお前には必要のないものだ」
情緒が未完成のまま契約者になった子供は、自分の感情に名前を付けることができない。
それ故に契約者特有の合理的判断の計算が狂うことがままある。
同時に、一般人に紛れ込む際にも不安要素に成りうることを男は知っていた。
「性交渉の経験は?」
「ない」
「二次成長は?」
「向かえている」
男は確認すると、一つ溜息を吐いた。
彼女の特異性の研究は門外漢だが、彼女の育成は一任されている。
研究者には断ったが、彼女を性的に仕込むことも彼の一存で決定できる範囲ではある。
そして男は、舞の相手として研究者は相応しくないと判断しただけの事だ。
「李に会わせてやる」
舞の顔に喜びが浮かんだように見えたのは目の錯覚だろうか。
男はそのことを考えないようにしながら、補足した。
「ただし、初めての任務に成功した後だ」
子供をご褒美で釣ると言えば、随分と日常的な会話だ。
もっとも、その子供がご褒美を貰うためにすることは人殺しだが。
「李に女にしてもらえ。それがお前の二つ目の任務だ」
BK201ならその手の教官としても申し分ない。
(初恋というものにケリを付けなくてはならないのは契約者も人間も同じか……)
愚にも付かない事を思い、自分の気持ちを男は紛らわせた。
少し、BK201に対して嫉妬があることを男も認めてはいる。
男性としての嫉妬ではなく、保護者としての嫉妬だが。
「李さん……」
俯いて任務を反芻する少女を男は寂しげに見下ろした。
「髪、のびているな。暇ができたら切りにいけ」
男は娘を扱いかねる父親のように、そんなアドバイスをした。
.
人の命を殺すのは初めてじゃない。
囚人や裏切り者を差し出され、それを炭にする訓練もこなしてきた。
炎の威力を押さえて周囲まで燃やさないようにコントロールする術も得た。
心拍数が落ちていき、冷静に周りを観測する。
敵が侵入してきてもすぐさま対応し、逆に相手には気取られないように。
(李さん……)
私の足元に見える巨大な鉄の塊。組織の人間は粒子加速器と言っていた。
これを防衛するのが私の任務。初めての任務。
そしてこれが終わると私は李さんとセックスをする任務。
任務? 訓練?
どちらでもいいか。
この任務はよく分からない。ただ命じられたからするだけ。
でも次の任務は待ち遠しい。
この違いはなんだろう?
分からない。
ただ、次は李さんに会えるということが、この初めての任務に対するモチベーションを上げている気がする。
いけない、心拍数が上昇している。
興奮は認識力と判断力を鈍らせる。
囂々と唸る鉄の塊の空間で、私は深呼吸をした。
(……きた)
裸の外国人の女の人と、恰幅のいい男の人。
テレポーテーションの能力?
それは今はどうでもいい、私は二人に照準を合わせて……
「ッ!!」
浮遊感と肋骨が砕ける感覚。
ハンマーでお腹を殴られたみたいに痛い。
空気を圧縮して打ち出したの?
でもどうして?
私が始めからここにいるのを分かっていたかのように、狙いを定めて撃ってきた。
口の中には鉄の味が広がっている。不快だ。
気を失った方が楽かも知れない。合理的に考えて。
いや駄目だ。それは死を意味する。
それにこの任務に失敗したら李さんに会えない。
手に力を込めて身体を支える。
男が装置を破壊しようとしている。
駄目だ。
駄目!
私は李さんと会いたいんだから……
敵に狙いを定めて発火能力を発動する。
そこで腕の力が抜けた。
呻き声と焦げた臭いが遠くから感じる。
ああ……肉の焼ける臭いは嫌い……
思い出すから
ユカを焼いた事、お父さんが死んだ事
でも、これで李さんとまた会えるんだ……
そう思うと、嫌じゃなくなる。
ゴメンね、ユカ、お父さん……酷いよね、そんなのって。
「歌わなきゃ……」
声が出ない。肺に穴が空いてるのかな……
そうか、死ぬんだ、私……
「ヒュー…ヒュー……」
死ぬのに、対価払う必要も無いかな……
でも……歌いたいな。
……There isn't a day I don't think about ……
契約者でも私はお父さんの娘だよね……
契約者でも私はユカの友達だよね……
ねぇ……李さん……
泣かなくていいんだよ
契約者も人間も同じだよ
だってみんな、李さんのこと好きだもん
終わり
エロ無しギャグ無しでゴメンね
ターニャがの「覚えてる」を聞いたときから舞と被ってしゃーなかった
契約者なんてバカよ。始めは人間じゃないような顔してさ
最後にみんな、自分が最初っから、人間だったってことに気づくんじゃない
751 :
454:2009/12/05(土) 05:10:48 ID:ktLd+Jc3
GJです。泣いた。
でも、生き残っても舞の願いが達成される事はないんですよね・・・・
その時には黒は組織から切られらたから会うのは不可能、報われねぇ・・
GJGJ
今回の黒さん悪役すぎて葉月と沢崎をまとめてレイプしちゃう黒さん妄想した
GJ
>>752 黒が耀子ちゃんを誘拐、拉致、拷問してチャーハン食わすとこまで想像してたら1時間しか眠れなかった
黒「吐け!銀は…銀はどこにいる!!」
耀子「知らな…っあぁん…!」
出来立てアツアツのチャーハンを無理矢理口の中に入れるだなんて李さんマジ外道
チャーハンBUKKAKEプレイですねわかります。
「いやぁ……チャーハン熱いのぉ……」
誘拐>尋問>レイプ>手作りご飯の流れですね
黒さんの飴と鞭きた!これ堕ちる!
>>753 耀子「ど、どうして…私を誘拐したりしたんですか……?」
黒「自分の胸に訊いて見るんだな」
耀子「そ、そんなの分かりません!…わたし、何も知らないんですから!」
黒「なら、俺が変わりに訊いてやる」
耀子「…え?……きゃんっ!…ひゃうっ!!いやぁ…やめてぇっ!!」
黒「…巨乳は管轄外だが、ツボは押さえてある」
耀子「やあああぁぁっ!!…ぅんっ…そんな……だめぇ……先っちょばっかり……」
チャーハン女体盛りであんかけチャーハンづくりですか
銀はトロミのある液体でも観測霊飛ばせるんだろうか
今回の話で完全にスオウ死亡エンドまっしぐらになっちまったな
やはり黒さんに惚れる女は・・・
761 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 22:56:17 ID:6ElaGcn/
スオウ×ヘイの小説を頼む
蘇芳攻めだと……?
とりあえず、強敵から蘇芳を守って意識不明の重態となった黒と、
病室で黒の股間に顔をうずめる蘇芳までは想像できた。
蘇芳自体に謎が一杯だから全話見るまで妄想しにくいな
葉月さんのおっぱいきれいだろうなあ
あのパンツスーツのラインがいやらしい。
4話の美脚と引き締まったお尻が映っているカット最高
>>586 これすごくね
9話のジュライ見て思い出したw
もっと書く人が増えて欲しいな・・・
9話の葉月さんが言ってた裏社会の仕事って
色仕掛け的なこともやってたのかなあ
768 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 14:05:24 ID:ZGyOxQS0
匿名希望のおっさん「おまえは、八年前にすでに死んでいる」
スオウ「ひでぶっ」
何でスオウが八年前に死んでいるんだよ三つ子か幽霊なんだかそれ以外なんだか訳わかんねーだれかおしえてくれー!
双子のどっちかの能力でもう片方を作ったんじゃね?
ラストは蘇芳が草の入った水飲んで腹さすりながら
「早く生まれておいで」
とのたまうと思う。
アザリーだっけそれ?
いや、ゼーガだな
ネタバレ
葉月さんと耀子はガチで両思いだったんだなぁ
うわああああああああああああああああああああああああ
契約者でも、猫やモモンガになっても、性癖とかのこってんだねマオ
沢崎×葉月ハァハァ
.ー┼ _ノ / .::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ:::::::::ノヘ、:. / ノ\┌┐イ ノ ―┬
ノ」 | ー┼‐ll / .::/.::::::::::::{:::::::::::::ハ:::::::/_x≦∠ }ハ:. \ 干 匚| | 口 |
― 、 ノ|ヽ { .::'.:::::::|:::!八::::::::::| .|:::/7´んハ `Y ∧:. ) ヽレ レ< ン . | _|
 ̄ノ ノ { .:i:::|::::|:::i,二ム::::::|`|/ hし:::j ノ/::::ハ:. )  ̄
ア ノ ̄| \ |八l lX{ うハ \l ゞ-゚'’ // }:. } ┼ l l ┼┐ヽ``
ア し ノ .( 八 弋ツ ノ ///// / ハ:. | 丿こ ノ 丿
ー┬ァ ろ . に > ハ:;ゝー \ /::::}:. |
. 丿 / .::/.::::::i , ァ===- 、 厶イ::}:. } ├
.イ :/イ:::::{ }/ \ /:::::} : / ⊂ト
( L, |::::八 { } /::::::::<
⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ } 人::::::::\ ヽ. ノ 厶イ/::::::`ヽ
^ヽ ヽ::::ト、\ \_ / /:::::::::::/.:⌒ヽ
} ヽ! >、}ト .. . < /:::::::::::/.:::::::::::::::'⌒Y⌒Y⌒Y⌒
└ーヘ,_,_ .ィ.:::::::::::::〃≧=≦ニ二く::○::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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丶、::::::/ \:::.、 ∨.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
776 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 01:31:23 ID:iCgXLdIL
スオウと黒は再会しないのか?。
まあするだろうけどね?
キコって二年たってもあの服てイタいしおかしいだろ。
空港にいったいなにがくるの?
777 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 01:34:20 ID:iCgXLdIL
ヘイに能力が戻ってくる日はあるのかな?。
東京に戻ってきたならゲートに行って能力を取り戻してほしい
うなじ見せてハンバーグつくってる場合ではない
鎖骨も見せてほしい
779 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 14:18:45 ID:iCgXLdIL
どこかに流星の双子がPSPでみれるサイトありませんか?
知っているなら是非教えてくださいお願いします!!!。
DVD買ってPSP用にエンコしろ
PSP用にエンコされてるファイル持ってるけどもろスレ違いだよな
782 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 18:11:23 ID:iCgXLdIL
そうだそうだ
784 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 20:35:31 ID:vz1YXsSL
葉月×沢崎いいな
未咲「ハイみんな注目ー」
葉月「ふ……私はいつも弥生のことをみている」
耀子「葉月さん……私のことは遊びだったんですねっ!」
斉藤「じ、自分もいつも課長のこt…」
アリス「未咲ー愛してるわー」
香那美「アリス、あんた飲んでるね……」
未咲「ええい、まずこれを見ろ。現在の李君争奪戦の勢力図だ」
千晶
|
舞 <従属> 耀子=<ガチレズ>=葉月=<殺意同盟>=ウェイ
|| ↓ | /
<ブラコン同盟>= 白 = <天国同盟> = ハヴォック <同僚> <狙う>
|| || | /
|| アルマ =<同盟>= アンバー =<年増同盟>= 未咲 ←′ レプーニン
|| /
ケンジ <不戦協定> .. ..↑
| / ... |
<従属>――→ 銀 ←―<敵対>―→ 蘇 芳 ===|==<天体観測同盟>== ニック
|| / ... .. |
<三腐同盟> <協力> . . .. |
|| || / .. |
真由 キコ ―――――――――<敵視> ミーナ
鎮目「BK201タラすねぇ〜。両手と両脚の指より多くね?これ」
香那美「ねえ未咲、あの男は止めた方がいいって」
未咲「ウォホン!まず現状としてアンバー、銀、蘇芳の三大国が私の前に立ちはだかっている訳だが……」
真由「魏呉蜀燕ですね」
松本「そして白が晋」
未咲「今回蘇芳の餌付けに成功した!蘇芳と同盟を結ぶことが出来れば銀を打倒することも可能な筈だっ!」
鎮目「いやームリじゃね?年齢的な意味で」
未咲「よーし、膝枕してやるから鎮目を殺せ、葉月」
葉月「承知した」
耀子「女性に年齢の事を言うなんて最低です、鎮目さん!」
未咲「というか沢崎、なぜ戦いに加わった!」
ジュライ「A.拷問でタラされたから」
未咲「あと大塚!貴様は私の部下だろうが!」
真由「元です。それに課長といえどあの鎖骨はわたせません!」
未咲「兎に角、こんかい蘇芳は母親を失った。ここで私が蘇芳とジュライ君を引き取って
父・李君、母・私、娘・蘇芳、息子・ジュライという布陣を完成させるのだ!!」
河野「蘇芳ちゃんが初恋を理解していない今がチャンスですね」
未咲「その通りだ河野!斉藤、肉まんだ、いやピロシキまんを買ってこい!!」
斉藤「課長〜〜」
ジュライ「僕ショートブレット」
未咲「いいぞ、これが霧原流幸せ家族計画だ……ふふふ……」
アリス「んなメンドクサイことしなくてもその男と×××して○○○して☆☆☆☆しちゃえばいいじゃない」
真由「相手は最強の黒の死神ですから、力ずくでは中々……」
香那美「未咲が鼻血だして倒れたわよ」
松本「純だな……」
葉月「そんな無垢な弥生を私色に淫らに染め上げたい……」
耀子「葉月さん鼻血、鼻血」
786 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 22:08:30 ID:iCgXLdIL
>>783 そうだそうだじゃなくてそうでしたそうでしたの間違いでした。気を悪くしたなら謝ります。本当にすいませんでした。おわび申し上げます。
787 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 22:09:23 ID:iCgXLdIL
すみませんでした。
788 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 22:11:22 ID:iCgXLdIL
すみませんでした。
789 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 22:48:54 ID:O1SUL+5x
蘇芳が寝る時に黒の布団に潜りこみ
朝、黒がとなりで丸まって微かに自分に抱きついている
蘇芳の頭を撫でて布団をはみ出ていた体に布団をかけてあげている。
そんな電波を今週のDTBを観た数時間後に受け取った。
書いてみたが3行で挫折した。
>>789 おかしいな、本文が読めないぞ
一体どうなってやがるんだ・・・
りぃくん×霧原さん。再会記念!!!
長文投下させてもらいます。
1期の少し後あたりの設定です。甘めで鬱陶しいかもしれません。
********************
「霧原課長。天文部から、昨夜11時20分と12時の2回、BK201の活動が確認されたと報告がありました。」
───…がしゃん!
「課長!?大丈夫ですか?あーっ!コーヒーこぼれてますよっ!」
「大丈夫、大丈夫だ。そ…それで、えーと……。あ、そ…その時間に契約者絡みの事件は?」
「それが何も。正確な位置も特定できませんでしたし、観測されたのもほんの一瞬なんです。」
***
──昨夜。
李くんと食事に行った。
東京エクスプロージョンの後、彼はこの街から居なくなってしまったのだと思っていた。
だから偶然彼を見掛けたとき、どうしても引き止めたかったのだ。
「おなか…すいてない?」
咄嗟に口をついて出たとはいえ、以前焼肉を食べに行ったときと同じ台詞に、我ながら呆れてしまう。
少しの沈黙後、
「霧原さん、中華は好きですか?」
李くんは、そう言って微笑んだ。
李くんがBK201だと知った今、警察として追うべき相手と食事に行くのはどうかと思ったが、これはプライベートだと強引に割り切ることにした。
何故そこまでして食事に誘いたかったのかは、よくわからなかったのだけれど。
店を出た後、
特別な意味はなくふと空を見上げた時、急に腕を引かれ、唇に温かいものが触れた。
見上げたはずの星空はなく、間近にあったのは李くんの顔。
状況を理解するより早く、大きく跳ねた心臓から送られた血液で、全身がかぁっと熱い。
細身だと思っていたのに、しっかりと付いた筋肉は固く、自分をすっぽり覆ってしまうくらい、意外と体格差があることに気付く。
とはいえ、私も非力ではないし、抵抗ならいくらでもできたはずだ。
できたはずなのに、ただ目を閉じることしかしなかった。
たぶん、こうなることを望んでいたのかもしれない。
「細い…ですね。」
「毎日、身体 動かしてるから。」
「…今日は、動かなくていいんですか?」
耳元で低く囁かれる艶のある声に、彼も 男 であることに気付かされる。
その意味を察し、しばらく他人に触れられていない箇所が小さく震えた。
赦されないことは判っているのに。
私は、BK201に惹かれている―――。
沈黙を、返答に困ったと思ったのか、
「歩きましょう。送ります。」
何事もなかったように離れてしまう体温が寂しかった。
またすぐに居なくなってしまうかもしれない。
だったら、今日くらいは。
「あがっていって。」
帰ろうとする李くんのコートの裾をつかみ、なんとかそれだけ伝える。
その一言だけなのに、顔から火が出るくらい恥ずかしいと思った。
李くんは、すぐに察してくれたようだ。
きつく抱きしめられ、李くんの胸に顔をうずめる。
これでは、どちらが年上なのかわからない。
部屋に入るなり口づけられ、ベッドに押し倒される。
二人分の重みで、羽毛に沈み込む感触が心地よい。
先程とは違う、唇を貪るようなキスに、酸素を奪われ呼吸が乱れる。
「待って李くん、先にシャワーを…」
「待てませんよ。俺が。」
深く舌を絡め、李くんの背に腕をまわし、力を抜いた。
唾液が混ざり合う音に、理性が持っていかれるようだ。
わたしだって、待てない。
熱く湿った舌が首筋を這い、鎖骨をなぞると、唾液の跡が空気に触れてひんやりと冷たい。
骨張った手が、形を確かめるように肌を撫で、それを追うように、肩に、胸に、背中に、腰に、お尻に…全身に口づけが落とされる。
身体の向きを変える度に、白い肌があらわになっていく。
衣服が肌をするすると滑り落ちる感覚にさえ敏感になってしまい、小さく洩れる喘ぎを抑えられない。
両方の乳房を寄せ、赤く膨らんだ先端を口内で転がすように吸われると、ひときわ高い声が漏れた。
強い力で揉みしだかれ、手のひらに収まらない乳房が指の間で卑猥に形を変える。
薄いレースてできた黒いブラジャーは、かろうじて片腕にひっかかり、胸の下のあたりに乗ったまま。
片側だけずらされたショーツが、むっちりと太ももにくい込んでいる様は、普段では想像できないくらいいやらしい。
自分の身体なのに、直視できない。
熱に浮かされているようだ。
潤んだ視界で、李くんの少しはだけたシャツに手をのばす。
何時ぶりだろう…
時々自分で慰めはしていたが、人から与えられる感覚は、それの比ではない。
はやく、もっと強い刺激が欲しいのに、丹念な愛撫が逆にもどかしい。
どうにかなってしまいそうだった。
「…も…っ……李くん…」
李くんは僅かに目を細めると、まだ触れていない箇所に手を這わせた。
指がショーツ越しに割れ目をそっとなぞった直後、乱暴に下着を取り払われ、脚を大きく開かされる。
─待てないなんて嘘だ。
「霧原さんの身体、こんなにいやらしいと思いませんでした。」
普段と変わらない落ち着いた口調で言う。
視線の先。
ぐちょぐちょに濡れたそこは、簡単にぱっくりと開き、ひくひくと震えている。
蕾も既に赤くふくらみ、溢れる液でぬるりと光っていた。
「あっ……やぁ…見ないでっ…。」
もちろん、そんな懇願など聞き入れられるはずはない。
李くんはそこに顔を近づけると、舌で愛液を絡めとり、突起に塗り付けるようになぞる。
かと思えば、強く弾き、すぐに吸い付く。
刺激から逃げようとする度、限界まで広げた脚をベッドに押し付けられ、身動きがとれない。
ただ、されるがまま。
泣き声のような喘ぎ声をあげることしかできなかった。
先ほど唇にされたのと同じように、割れ目に深く舌を差し込み中を蹂躙しては、溢れる愛液を掬い上げ、糸を引く様を見せ付ける。
冷静に向けられる切れ長の瞳が、余計に羞恥心を煽り、そして、達してしまった。
でもまだ足りない。
もっと、深い刺激が欲しい。
そう思った直後。
「ん………っ!」
李くんが覆い被さってくると同時に、膣に異物感と痛みが走った。
それは、収縮した内壁を押し広げるように膣内を掻き回しながら、すぐに奥まで埋めこまれる。
「やっ…りぃくん、痛い…っ」
しかも李くんのそれは、とても大きく、硬かった。
「かわいいですよ。霧原さん。」
李くんは、わたしの目尻に浮いた涙を親指で拭うと、優しく微笑んだ。
─いや、
優しいのは微笑みだけだった。
身体を打ち付けるような激しい突き上げと、完全に引き抜いては一気に奥まで差し込むことを繰り返す。
内蔵が押し上げられ、息がつまるような圧迫感。
痛いのか気持ち良いのかわからないくらいの強い刺激。
律動により、溢れた愛液がぐちゅぐちゅと音を立て泡立つ。
「やぁっ…っ…っ……んんっ……」
声もろくに発せられないほど、強く、速く、突き上げられる。
李くんの体温なのか、自分の体温なのか、触れている場所全てが熱い。
次第に李くんの呼吸も荒くなり、酸素を求め半開きになったままの唇同士を、乱暴に重ね合う。
「ゃあ…っ、だめ、もう…いっちゃ…ぁんっ…あっ…ふっ…んんっ……」
全身をびくびくと痙攣させ、脳を貫くような強く長い波に、激しく身を捩る。
李くんは、その脚を押さえ付け、きつく締めつける膣に身体を数回打ち付けてから勢いよく引き抜くと、大きく広げたままの太股に、白濁した精をたっぷりと吐き出した。
今まで繋がっていたそこは、まだ収縮をやめない。
だらしなく滴らせた愛液が、身体の外で精と混ざる。
─頭の中が、真っ白だった。
***
肩で息をしながら放心している霧原さんを休ませ、床にあるティッシュペーパーに手をのばすと、ベッドの下の白い箱が目に入った。
何の変鉄もない、ただの箱 だが─────。
ふと、頭の中にある考えが浮かぶ。いたずら心と言っても良いかもしれない。
何も知らない霧原さんは、背後から抱きすくめられ、再び量感を増したものを押し当てられる感触に身体を熱くする。
「欲しいですか?」
これ以上ないくらい溶けきっているというのに、まだ快楽を求めるのか。
後ろに腕を引き、背後から激しく突き上げると、形の良い乳房が揺れる。
濡れてきつく締まった膣へ、容赦なく身体を打ち付けると、霧原さんの唇の端から唾液が伝う。
それを舌で舐め取り、囁く。
「いつもはひとりでしてるんですか?」
***
突然の問い。
霞む思考のなかで、ベッドの下に隠してあるはずの玩具が、脳裏をよぎった。
まさか、気付かれるはずはない。
そんな一瞬の焦りを察したのか、李くんは低い声で続ける。
「こういうの好きなんでしょう?」
瞬間、
「あっ!…やぁあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
優しい口調とは裏腹に、繋がった場所を、激しい痺れが襲う。
回された腕が青白く発光しているのは、
ランセルノプト放射光…
玩具の振動なんて比較にならない。
初めて与えられるとてつもない快楽の波に飲まれ、達すると同時に気を失ってしまった。
気が付くと、自分には布団がかけられ、李くんは床に座っていた。
「気がついてよかった。無理させてしまってすみません。」
穏やかに微笑む顔は、いつもの李くんのものだった。
その笑顔も、先ほどの行為が一気に甦ってきて、直視できない。
恥ずかしさからつい、強い口調になってしまう。
「いっ、いつも…」
「?」
「いつも、あんなことしてるのか?BK201」
「…まさか。霧原さんだけです。」
どうしてそう、簡単に恥ずかしい台詞が言えるのか。
思わず顔をそらす。
と、
「霧原さん〜、ものたりない って顔してますよ。」
「ち…違ッ…そんなんじゃ…」
「癖になったりして。」
「やっ、やめろ!もうじゅうぶん………あっ…調子にのるなっ…んぅっ…はぁっ…あっ…あ……ぁぁあぁあぁぁぁぁ!……───────」
***
「─霧原課長!?顔真っ赤ですよ!熱あるんじゃないですか?」
「なっ…何でもないっ!外に出てくる。」
「あ、はい。お気を付けて。引き続き観測を続けます。」
「…いや、もう夜間の観測はしなくていい。」
「えぇっ!?どうしてですか!?待ってくださいよ〜課長ーっ!」
(おわり)
*********************
ベタですみません。お目汚しいたしました。
乙乙
お疲れ様!!
純愛ぽい李×霧原、イイヨイイヨー
フッ… l!
|l| i|li
ハ,,ハ , __ _ ニ_ハ,,ハ
l( ゚ω゚ ) :l. __ ̄ ̄ ̄ / ゚ω゚ )
!i ;li  ̄ ̄ ̄ キ 三
i!| |i  ̄ ̄  ̄ =`'ー-三‐ ―
/ ; / ; ; ハ,,ハ
; ,ハ,,ハ/ / ヒュンッ ( ゚ω゚ ) これはID:ShEbt8V9乙なんかじゃないので勘違いお断りします
/ ゚ω゚ )/ / \
| / i/ ((⊂ ) ノ\つ))
//ー--/´ (_⌒ヽ
: / ヽ ヘ }
/ /; ε≡Ξ ノノ `J
ニ ハ,,ハ,_
/ ゚ω゚ `ヽ ニ≡ ; .: ダッ
キ 三 三 人/! , ;
=`'ー-三‐ ―_____从ノ レ, 、
ロリが隆盛を誇る本編でもガンバレ課長(元)・・・
流星だけにってか
GJ! GJ! GJ!
李×未咲ずっと待ってたんだ…… すごくよかった ありがとう
李、能力の使いどころもう少し考えろwww
課長かわいいよ課長
806 :
to:sage:2009/12/13(日) 13:01:52 ID:QqKOHltS
>>791-
>>800 GJ!
課長かわいいな
>>551の間、蘇芳×黒が見たい俺が通ります
あのスケコマシは1回枯らさてもいい希ガス
ジュライを全裸にして立たせ、ひざまずく蘇芳
マオ「な、何をしているんだ、蘇芳」
蘇芳「練習」
マオ「練習?」
蘇芳「契約者はいろんな組織に狙われる。武器になるものは何でも必要だし、女を武器にする必要もあるかなって」
マオ「む……たしかに合理的だ」
蘇芳「ん……はぷっ……」
ジュライ「……」
蘇芳「ジュライ、気持ちよかったら言わなきゃ駄目だよ」
ジュライ「……気持ちいい」
蘇芳「よかった……ふン……」
マオ「(あーあーあんなに一生懸命ほおばって)」
蘇芳「(そういえば、男の子もお尻とか感じるのかな)」
つつー
ジュライ「……ん……」
つぷっ
蘇芳「あ……」
どくっどくっ
蘇芳「んー(ごく)……いっぱい出たね、ジュライ」
みたいな展開があったはずなんだよ、わかるだろ?
>>808 ワロタwww
作者病気すぐるwwwwww
810 :
黒×銀:2009/12/15(火) 00:26:07 ID:hAAOIJ6e
「くしゅん」
隣から聞こえた小さなくしゃみに、黒は目を開け、背中越しに様子を窺った。
夜も更け、普段なら熟睡している時間だった。
「寒いのか?」
黒が寝返りを打つと、ころりと銀も黒の方を向き、小さく頷く。
ノースリーブから伸びた細い腕に触れると、寒かったのか、冷えていた。
初夏といっても、夜になれば冷え込む日もある。
黒は余分な毛布を持ってくると、横たわる銀にかけてやった。
ドールの銀は、生活する上での基本的なことはプログラムされていたが、当たり前のことが抜け落ちていることもあれば、一人でできないことも多かった。
自我を持たないと言われているだけあって、人に何かを要求することもない。
だが黒は、感情の発露が乏しいだけで、彼女にも心はあると信じていた。
『一人にしないで!』
銀の声を、黒は確かにあの地獄門の中の不思議な空間で聞いた。
いきなり背負わされた契約者と人間の運命。
あのとき下した決断が正しかったのかどうかは、正直今でも分からないが、世界中が敵だらけという今の状況でも絶望せずに生きていけるのは、彼女のこの一言があったからだと黒は思っていた。
毛布にくるまった銀にさらに夏掛けをかけて、黒は一緒に横になる。
枕元の明かりを消す前に、もう一度彼女の方を見ると、アメジスト色の瞳は開かれたままになっていた。
「まだ、寒いか?」
黒の問いに頷く銀。
隠れ家の周囲を偵察するため、寝る前に足を水に浸して観測霊を飛ばしたのがまずかったようだ。
黒は毛布の中に手を突っ込むと、冷え切った銀の身体を引き寄せて抱きしめた。
「寒かったり、暑かったりしたら、ちゃんと言え」
彼女には難しいことかもしれなかったが、黒は言わずにはいられなかった。
すると、銀は素直に頷き、ほんの少しだけ黒にすり寄る。
「温かい……」
囁くような銀の声に、思わず彼女を抱く黒の腕に力が入った。
811 :
黒×銀:2009/12/15(火) 00:27:56 ID:hAAOIJ6e
二人しかいない逃亡生活は、これまで仲間としてやってきた二人の関係を微妙に変化させた。
今までにない空気が二人の間を流れ、その雰囲気に背中を押されるようにして、黒は何度か銀にキスをした。
銀は黒にされるがままで、その理由を問うこともなかった。
だから黒も、彼女に対する感情をひとつの言葉に集約して、ありふれた枠にはめることはしなかった。
ただ、無意識にベッドの中での接触は避けていた。
力を込めれば折れてしまいそうな華奢な身体と、シャンプーの香りに混じった女の臭い。
気がつけば、黒は銀の前髪にそっと唇を押しあてていた。
頬を撫で、その手で顎を持ちあげると、銀がゆっくりと瞳を閉じる。
黒は引き寄せられるように、眼前の淡い色をした唇に自分のそれを重ねた。
いつものように、スキンシップの延長の成り行きでするキスにするには、二人の密着度が高すぎた。
深く口づけた黒は、柔らかい唇を割って口内に舌を侵入させる。
銀に拒む様子はなく、絡め取られるままに自分の舌を差し出した。
静かな部屋に、ただひたすらに口づけを交わす気配が、淫靡な残響を伴って響いた。
すぐにやめるつもりが止まらなかった。
そればかりか、黒の手は銀の身体のラインを確かめるように何度も上下した。
頭の片隅ではこのまま続けたらマズイと警鐘が鳴っているのに、黒の身体は本能に促されるように銀を求めた。
「んっ……」
塞がれた唇の隙間から時折漏れる甘い銀の声が、黒の行動を加速させる。
いつの間にか黒の手は、銀のささやかに膨らむ胸を服の上から弄っていた。
キスを続けながら胸を刺激していると、布越しでも分かるほどにその頂点が主張し始める。
黒は銀の服の肩に手をかけて、腕の方へと引き下ろした。
そして、ようやく黒が銀の唇を解放する。
名残惜しそうにお互いの唾液で濡れた唇が離れると、黒は至近距離でアメジスト色の瞳を見つめた。
人形のように光に反応しない大きな瞳だ。
その煌めきにハッとした黒は、少しだけ理性を取り戻した。
白い首筋と細い肩を黒の前に晒す銀は、感情とは無縁の表情で、ただそこに横たわっていた。
きっと、続けてよいかと黒が問えば、何をされるか分からなくとも、彼女は拒否しないだろう。
だがそれは、何かが違うような気がして、黒は溜息をついた。
「……すまない。どうかしていた」
そう言って、銀の服を元通りに着せると、彼女から離れて横に寝転んだ。
812 :
黒×銀:2009/12/15(火) 00:29:04 ID:hAAOIJ6e
「人間と象だって愛し合える……」
「?」
「ジュンにはモーリスが必要。禁断の愛と言われても、二人は愛に殉じて生きる」
「銀?」
黒は珍しく動揺して銀の顔を覗きこんだ。
自分の行為のせいで、彼女がおかしくなってしまったと思った。
「黒……」
銀は真っすぐに黒を見据えると、そっとその腕に手をかけた。
二人はじっと見つめあう。
が、その表情からは、銀の言わんとしていることが黒には伝わらなかった。
「……よく分からないが…………俺が悪かった」
とりあえず黒は謝った。
すると、銀の頬が僅かだが膨らむ。
「銀?」
黒の呼びかけに、銀はぷいっと顔をそむけた。
「銀、お前、怒ったのか?」
銀の意外な行動に、黒は驚くと同時に胸をほんのりと熱くさせた。
彼女にも心はあるのだとあらためて思う。
自然と顔がほころんだ気配が伝わったのか、銀は黒に背中を向けると黙ってしまった。
普段感情を露わにしない人間が怒ったのだからよっぽどのことだ。
黒は内心で少し慌てて、真摯な気持ちで謝った。
「悪かった。二度とあんなことしないから、許してくれ」
「……違う」
「?」
「……嫌じゃなかった」
「銀…お前……」
もしかして、モーリスのくだりは、彼女なりに自分を誘っていたのだろうか。
そう考えて、黒はやっと銀の言動に合点がいった。
「そうか……ごめん」
女に恥をかかせてしまったことを謝って、黒は背後から銀を抱きしめた。
銀も自分と同じように思っていたことが単純に嬉しくて、こめかみにキスをする。
そして、振り向いた銀の唇を、黒は優しく自分のそれで塞いだ。
しばらくの間二人は、唇を重ねるだけのキスを延々と繰り返した。
813 :
黒×銀:2009/12/15(火) 00:30:06 ID:hAAOIJ6e
「銀、今日はもう遅いから寝よう」
濡れ光る銀の唇を拭ってやりながら黒は言った。
実のところは、胸がいっぱいで、続きをしようという気にはなれなかったのだ。
素直に頷く銀を見て、黒は枕元の明かりを消す。
最早、背中あわせに寝るという選択肢は二人になかった。
黒は銀を抱きしめながら彼女の呼吸に耳を澄ませ、意識が落ちたのを確認したのち、自分も眠りについた。
おわり
――没ネタ。。。
「銀、お前……俺がお前にしようとしてたこと、知ってるのか?」
「知ってる」
「どうして…」
「偵察のとき、見た」
「そうか……でも、お前には、少しはや…」
「早くない」
「いや、でも、やっぱり…」
「ジュンとモーリスもしてた」
「は? ……モーリスって」
(象じゃなかったか!?)
「無理だ」
「大丈夫」
「人間と象は有り得ない」
「……(ジト目)」
「俺を信じろ!」
「嘘……」
結局二人は背中合わせに戻って寝たという――。
GJ!すごく黒銀ぽかった
怒ってる銀ちゃんかわええな
つか、モーリスwwwワロタww
ナイス黒銀
没ネタ受けたww
黒銀しててよかった
没ネタで吹いたがなww
GJ
拗ねる銀ちゃんかわえぇ……
なんで黒さんモーリスが象だって知ってんだw
黒銀GJGJ!!
モーリスと没ネタwwワロタwwww
PCに向かう未咲
未咲「さて、今日のBK201情報は、と・・・、これは!?、
BK201抱き枕!?なんでこんなものが!?
鎖骨のラインまで完全再現されてるなんて・・・。
なぜ情報が漏れてるの?こんなことって・・・。
とりあえず、実際に買ってみるしかないわね・・・。
あくまでこれは仕事だから、ね、未咲。。」
数日後・・・。
斉藤「課長、明日非番ですよね?もしよかったら映画でm」
未咲「すまない、明日は大事な用事があるっ」
次の日
シャワーを浴びる未咲
未咲「ふぅ・・・、よしっ」
配達員「お届けものでーす」
未咲「キタッ!!」
寝室にて
部屋着を脱ぎ捨てる未咲
未咲「やっとふたりきりになれたね、李ぃくん・・・。」
………かわいそう´;ω;`
このスレ読んでたら黒×蘓芳が書きたくなったじゃまいか…冬コミの原稿やらなきゃいけないのにいいい
蘇芳「黒のペリメニおいしいよぉ」
鎮目さんショタコンやったんや!
これはネタに使える……か?
頬染める蘇芳かわいすぎ
足とかもすらっとしてて…
>>822 早く原稿を完成させて書かないとバターみたいに溶けちまうぜ!
826 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 12:45:27 ID:lu+jP0uy
黒ガールかわいすぎ
どれか一つください
これpixivで投稿されてたやつだ
黒銀神過ぎる・・・・
>>810乙です
モーリスの下りは実際の外伝にありそうだ
黒と蘇芳で10話と11話の間
-----------------------------------------------------------------
「まだ起きてる?」
「ああ」
蘇芳の問いに、黒は目を開けずに答える
「ねえ」
「なんだ」
「僕と寝てよ」
「何を言って……」
「子供の頃、寝れない時はパパが隣で寝てくれたんだ」
「……」
「でもきっとそれも僕の思い出じゃない、僕の思い出が欲しいんだ」
「蘇芳……」
「来て」
黒はため息を吐き腰をあげる
「布団、入りなよ」
「二人は狭い」
「くっつけば、狭くないし暖かいよ」
黒からは蘇芳の表情は見えない
「あとね……」
「あと?」
「撫でて欲しい」
「初めての時は怖かったし痛かった」
「そうか」
「でも今はなんか気持ちいい、それに暖かい……」
「……そうか」
「もっと触って欲しいんだ、なんでなのかな」
「大人になればわかる」
「僕だってもう、少しは大人だよ」
「少しは……か」
「あっ今笑ったでしょ、僕だって……」
「……?」
「僕も大人になればちゃんとわかるのかな……」
「先のことはその時考えればいい、今は目の前のことだけを見ていろ」
「……ん、おやすみ黒」
-----------------------------------------------------------------
終わり、きっとマオは起きてる
ほのぼのいな
GJ
乙です!!!11話で蘇芳が頬染めてたのはそういうことだったんですね。
>>822 来年でもいつでもいい、全裸で待ってます
まずは冬コミ原稿を完成させるんだ
>>830 GJ
蘇芳が可愛くて仕方ない
漆黒の花で、黒が悪夢にうなされて飛び起きるシーン見て妄想
うなされつつ激しく疲れマラな黒さん
↓
銀ちゃん「黒、ここ腫れてる・・・怪我してる・・・?」
↓
なでなでサワサワもみもみしてるうちに銀ちゃん自体ムラムラ
↓
銀ちゃん「何・・・?変な、気持ち・・・。黒のここ、もっと・・・・」カチャカチャ
↓
銀ちゃん「んっ・・・はっ・・・んぷ・・・変な、味・・・」
↓
黒さんの悪夢がいつの間にか淫夢に・・・
いけないと思いつつ夢の中で激しく銀ちゃんを犯しまくる黒さん
「銀・・・ハアハア銀っ・・・!」
↓
銀ちゃん「黒のここ、凄い、熱い・・・んんぅっ・・・!」
びゅぐっ、びゅる、びゅる、びゅく・・・
↓
銀ちゃん「やっと、治った」カチャカチャ
↓
黒「ハッ!! 俺は何て夢を・・・orz 銀、すまん」
銀ちゃん「スヤスヤ」
>>810に触発された。
ちっすが段々エスカレートして止まらなくなる黒。
銀のボディラインを撫で回しながら左手でお尻から、右手で前から執拗に攻める。
ディープキスしながら前から後ろから、黒の指だけで初めてイってしまう銀。
腕の中で初めての快感に戸惑いつつも乱れる銀ちゃんハアハア
そんな銀を両腕にだきしめな黒に裏山でハアハア
そのあと今度はお返しにMAX状態な黒さんを手古希してあげる銀ちゃんハアハア
あくまでディープキスしながらね
銀ちゃんの指はピアニストの指ですよ
下手なバイブより滑らかで妖艶な動きをするはずハァハァ
野暮なことを言うようだけどピアニストでもちょっと弾かなかったらすぐ指動かなくなるぞ
強弱の付け方は上手いかも知れんが妖艶と言うには程遠いなぁ<ピアニストの指
>>841 何を言う!!銀ちゃんのあの細く白い指ったら……グヘヘ
オレはピアノとギターやるから指フェチなんだ。銀ちゃんがトルコ行進曲弾いたりネオクラ弾いたりしたら見てるだけで昇天しちゃうよハァハァ
サティの曲を「もういい」って言うまで弾き続けるイメージ
銀ちゃんが
『愛撫』とか
『干からびた胎児』とか
『犬のためのぶよぶよした前奏曲』とか弾いてるのか。
銀ちゃんがピアノ弾いてるときに黒さんが後ろからそっと首筋にキスするの想像したら興奮した!
未咲さんと葉月さんのスーツに白いのいっぱいかけて汚したい
ぶっちゃけ外伝でもそうだけどリアル展開でモロ恋愛とか、ましてや事後描写とか、
実際やられると萎えね?
あくまでつかず離れずで、んでこういう二次でムップシエロと・・・・
日本人のこういうムッツリ根性分かってないと萌えは難しいな
つまり椅子に縛られた女の子に指をしゃぶらせたりする描写が好きということですねわかります。
>>848 超わかる
つか、視聴者側に寄り添った原作てのは想像の余地があるってのが結構当て嵌まると思う
なおかつ、イチャイチャであれラブラブであれそれを実現しうるエピソードや
理由付けが原作で補完されてたりだな
原作側が不用意に萌えや視聴者サービスを狙ってモロ描写を出されると
そりゃ興奮はするが、その空白であった部分がかっちり決められることで
想像ないしは妄想という甘味な夢は一つ残らず否定されてしまう
これは無数の展開のSSが存在できなくなるのと同意義ということだ
つまり、何が言いたいのかと言うとベットの上で黒が銀を抱きしめてるシーンて
超そそられるよなってことだ
>>850 あそこまでしておきながら、事後じゃないと思えちゃう。
黒さんのDT力はまじパないの!
イカくさいなあ
情熱は文章にぶつけるんだ
BD・DVDのブックレットに葉月さんのサラシ姿が
おっぱいおっぱい
>>853 色々妄想が膨らんだ
こんなの敵にバレたら大変だよな
>>853 さらしが破れて赤面しつつも強気な葉月さんを受信した
蘇芳×ジュライが現実味を帯びてきましたね
黒さんと葉月さんが
キス
騎乗位
最高
858 :
454:2009/12/25(金) 03:51:49 ID:CdrFeYl4
・最終回記念
・超パラレル
・撮影、ドラマ
・オールキャラ
・最後のガラスをぶち破ってしまった。=キャラの性格違う。
・作者は本気で混乱している。
・ネタバレ注意、特に関東圏の人は後書きを読まないように!
投下開始
859 :
454:2009/12/25(金) 03:52:47 ID:CdrFeYl4
「カーットォッ!!!」
撮影所に監督の声が響く
「流星の双子はこれにて終了です……お疲れ様でした〜!」
プロデューサーが撮影終了を報告する。
「お疲れ様〜」
「お疲れ」
「お疲れでした〜」
次々と出演者達に花束が渡されていく。
「お疲れ様です。黄監督」
「いや〜、流石だな。一期と比べても中々良い演技だったぞ。」
「いえ、黄監督こそお疲れ様です。」
「じゃあ、俺はお偉いさんに挨拶しにいくからな」
黄監督はそういって離れていった。
「お疲れ様……黒」
「お疲れ様、お兄ちゃん」
彼を迎えてくれたのは、彼女の実妹の白とアンバーである。
「ありがとう」
「残るは外伝の収録だけね〜……」
「アンバーさんも出るんだっけ?」
「うん、敵役のソックリさんでね。」
「あれ?銀さんは?」
「ああ、彼女なら「呼んだ?」
突如として、黒の後ろから銀が現れる。
「ちょっと……銀?目の前で何をしているのかな?」
アンバーの口が僅かに引き攣っている。
ついでに銀は、黒の背中にしがみ付くようにしている。
更に言えばまだピッチリしたスーツなので体のラインが綺麗に出て、背中にふにゃとした柔らかいものを当たっている。
いや、押し付けているといった方が適切なのだろう。
「ハグ……それと黒は私の……」
「銀〜……?」
ミシリッと空気が軋む。スタッフ達はコソコソと退避し始めている。
「まぁまぁ……銀さんも程々にして下さいね?」
「ん………」
アンバーと銀は仲が悪い訳ではない。むしろ逆である。日常でもよく一緒にいたりと姉妹みたいに仲が良いのであるが…………
黒が絡むと別だ。
両者は黒が好きだ。だから譲れない。
肝心の黒にしても、二人に対して好意はある。
だけど選べない。それが尚、悪い。
いっそ、中東のどこかで重婚が可能な場所で式でも挙げるべきか?と考えてみる。
取り合えず、この場は白に任せて、元凶の自分は離れる。
しばらくしたら二人も納まるだろう。
860 :
454:2009/12/25(金) 03:53:26 ID:CdrFeYl4
黒は他の出演者達に挨拶し回っている。
そんな彼の前に人影が現れる。
「お疲れ様です。黒さん」
まだ撮影用の服装に着替えたままの蘇芳だ。
「お疲れ、蘇芳ちゃん」
黒は彼女に労いの言葉を掛けた。
彼女にとっては初のドラマだが、中々の演技を見せてくれた。
特に彼女の黒への告白シーンなんてドキドキした。
そして二人で今までの撮影での出来事や芝居の演技について話した。
「黒さん」
「なんだい?」
「もし…………劇中のボクの恋心が本物だとしたら……黒さんはどう応えてくれます?」
「それって…………」
瞳は真っ直ぐ、自分を見ている。
彼女は自分の手を掴み、逃げださないようにしている。
「あれ?紫苑?」
こちらに歩いてきたのは私服に着替えた『蘇芳』だった。
というか紫苑?目の前にいる撮影用の服装を着ている蘇芳ちゃんは……蘇芳ちゃんではなく……紫苑君?
「し、紫苑君?!」
「あちゃ〜……バレたか…………」
そういって彼はエクステで付けていた三編みを外す。
「紫苑!黒さんに何していたんだよ?!」
「ん〜?蘇芳の為に少しばかりお節介をね?だって蘇芳ってば奥手だし?」
舌をぺロッ、と可愛く出して蘇芳をからかう。
「紫苑!」
蘇芳は顔を真っ赤にしながら紫苑を追いかける。
本当、仲の良い双子である。
「相変わらず君の回りは賑やかだね。」
「どうもジャック・サイモンさん」
次に現れたのはノーベンバーさんだ。
「いや、それはネタだからね」
彼は苦笑している。
「ジュライ君は・・・寝ていますね。」
彼の腕の中にはノーベンバーさんの弟のジュライ君が静かに寝ている。
どうやら疲れてしまったようだ。
「君の親父スタイルにはファンは絶叫だったらしいね」
「ええ、でも中には渋いといかいう意見もありましたよ。」
「髭を剃った時の反響も凄かったですけどね」
「まったくだ。」
861 :
454:2009/12/25(金) 03:55:37 ID:CdrFeYl4
打ち上げ会場
今回の打ち上げには二期の出演者だけではなく、一期にも登場した出演者達が勢揃いしている。
多くの人達が集まっているが、皆が注目しているのは…………
「三期の話も持ち上がっているらしね。」
とにかく会場で話される話はこれだ。
「まぁ……二期の最後があんな終わり方だし…………視聴者の方々にはかなりの不満があると思うよ。」
最終回放映後の反響は大きいだろう。
一期と比べて話数が半分だったというのもあるかもしれない。
「だよね……皆も結構、今回の終わり方に疑問とかあったし……」
「次回に繋げれるのなら問題ないんだけどね……」
三期については『噂』程度しかない。
今は外伝の収録をしないといけないのだ。
「とにかく……今は二期の収録が終わったことだし!乾杯しましょう!!」
「「「「「「「「「「「乾杯ッ!!!」」」」」」」」」」」
こうしてDTBの二期の収録は無事に終了する。
862 :
454:2009/12/25(金) 03:59:20 ID:CdrFeYl4
NG&ハプニング集
一話
「大人しくするのならコイツを分けてやってもいい」
ゴランはエイプリルが放った銃弾を避ける為に高速移動をする。
「痛ぇ!」
台本通りに彼は木にぶつかる。
ドサササッ!!
大量の雪が彼の上に落ちてくる。
当然、避けれるわけがないので直撃
「カット!無事か?!」
「い、生きています……」
何とか雪から這い出した。
「ゴランさん、大丈夫ですか?」
「ああ、まさか雪が落ちてくるなんてね……」
四話
「こ、こんにちは」
「ん?何?何、その顔?」
「なんか悪いモノでも食べた?」
「笑えないわよ。その顔」
「カット、OK」
「中々、いい表情だったわよ?」
「あ、ありがとうございます…………」
しかし、蘇芳の表情は青いままである。
「あら?もう演技はいいのよ?」
「…………お腹、痛い」
彼女はその場にお腹を押さえて蹲る。
「えっ……?マジ?どうしたの?まさか本当にアレな日?」
「違います。たぶん……アシカラーメンが…………」
思い当たる原因は少し小腹が空いたので勝手に食べたラーメン。
「あれ食べたの?!本当に賞味期限が切れていたやつよ!?」
「知りませんでした……」
自業自得である。
「ちょっと!誰か胃腸薬か正露丸持ってきて!」
863 :
454:2009/12/25(金) 04:00:11 ID:CdrFeYl4
六話
「未咲ちゃん、邪魔しないでよ……丁度、今、お楽しみ中なんだからッ!」
ズルッ……!
巨体が大きく滑る。
「あっ……?」
ズデン……!
背中向けに倒れる変態
「ちょっ?!起き上がれないんですけど!!」
「……カーット!!」
皆で彼を起こしにかかる。
七話
「目……開けたら?」
「心細くない……?この中で一人で……」
「何かさ、言ったほうが良いよ。言いたいことがあるのなら……」
蘇芳はジュライのほほを抓る。
「何やっているんだ?」
「痛くないの?」
更に力を強める。
次の瞬間、ジュライの目がウルッ、としたと思ったら………
「ふぇ……」
「へっ?」
「ふぇぇ……ん…ッ…………」
本気で泣き始めた。
「ご、ゴメン!!強くし過ぎた?!」
「はいカット!」
「ごめんね!ジュライ!」
蘇芳は一生懸命にジュライを慰める。
十一話
「えいっ♪」
マダム・オレイユは掛け声と共に対契約者兵器を放つ
「…………ぷっ」
小さな笑い声
「「「「ぷはははっ!!」」」」
そしてそれに続いて増えていく笑い声
「もう!皆して笑わないでよ!?」
「すみません……!ですけど……『えいっ♪』は少し……」
彼女は泣きながらスタジオを飛び出した。しかも、その格好でだ。
864 :
454:2009/12/25(金) 04:00:54 ID:CdrFeYl4
後書き
終わりましたね・・・・色々と残したまま・・・・・・
あと1話でもいいから・・・欲しかった。
これも一つの終わりと納得するとしますかね。
・・・・・・出来るわけないでしょう?!
なんだ魔術師が生きていたり、ゴルゴが凄くウホッ!本当になんだよ?!
最後のショートカットの子は誰?!
エアカーお空飛んじゃったよ!!
黒と銀はどこへ?!
というかジュライ×蘇芳なのかよ?!いや、アリだけどね!
双子も進化!?可愛いから好し!
白黒の銀ってなに?!姉妹丼ですか!?
ふぅ・・・まったく、最後の最後でやってくれましたね・・・こんな気分なのはエヴァの最終回やエウレカの最終回以来です。
ですが、今回のラストは自分にとっては都合が良いです。
まず複製地球でパラレル編を書くのも問題なし、好き勝手にストーリが展開できます。
そして、自分が現在進めているDTBの長編SSにとっても大変都合が良かったです。
SSはここでは掲載しません。ストーリが纏まり次第、別所の某SS投稿掲示板にて投稿予定です。
エロパロ
あああ゛〜いろんな妄想できるじゃない!
地球蘇芳×地球黒さんの年の差カップル
地球蘇芳×地球ジュライきゅんの蘇芳ちゃんドS責め
地球蘇芳ちゃん陵辱
心に余裕のできた黒×銀のラブラブハメハメ&子作り
二期満足や!三期早くやれ
あっちの地球には李くんがいると信じて!
それかあっちの地球に黒が行けることを信じて!
誰か蘇芳の甘甘なヤツを!
ところであっちの地球にはニックさんがいるよな?妹と一緒に
869 :
小ネタ:2009/12/25(金) 20:18:45 ID:juG9kVJi
逃亡後銀ちゃん生存設定(絶対生きてるけどね)
―銀ちゃんをバックで突く黒さん―
「ん‥黒‥‥も‥う‥だ‥‥め‥あっ!!」
「なんだ‥もうイったのか?」
「お願い‥‥少し休ま‥っ!!〜」
―突き続ける黒さん―
「ダメだ。今日は休ませない。」
―さらに乳首、アヌスを刺激する黒さん―
「ほんとに‥だ‥いっ‥や‥つままないで‥‥っ!‥そ‥‥こ‥は‥っ!!〜」
「銀‥‥愛してる‥‥」
そのままくたくたの銀ちゃんを突き続けましたとさ
>>869 銀のインナーマッスルまで鍛えようとする黒さんマジ鬼畜
ほんとは10個くらい投下したいぜ…
でもできない。なぜかって?
浪人生だからだよ(*´∀`)
葉月の対価エロすぎる…
黒にキスしたところでそのまま発情して…って展開考えたが契約者は感情ないのが残念だorz
>>872 キスしたあと額殴って「対価だ」ってちゃんと言うところが
生粋の百合の人だな
絶対誤解されたくない部分だったんだろう
縛られて騎乗位でディープキスとか役得すぎるよ黒さん
>>873 「こっこれは対価なんだから勘違いしないでよねっ!」
ツンデレ葉月さんにレイpされる黒さん ハアハア
あんな最終回じゃあ妄想の余地がねーよ。終わったら黒と蘇芳の話考えようと思ってたのによ…
もうひとつの地球での蘇芳とジュライで…
無理だ
>>877 わざわざフラグまで残してくれてるじゃまいか
黒×記憶復活蘇芳で我を忘れて求める蘇芳ちゃん、蘇芳→黒←銀で3P、それと黒さんと銀ちゃんが能力なくなってコピー地球行くとかもほのぼのできそう。
三期までは妄想できるんだから楽しもうじゃまいか
>>858 今さらだが乙
NG集楽しかった
エロ無くてもこういうの大好きだ
社内恋愛を思いついた
社長‥‥アンバー
専務‥‥銀ちゃん
課長‥‥美咲
係長‥‥黒さん
平社員‥ハヴォック、蘇芳ちゃん、舞、ジュライ
みんなどこに誰を入れたらいいと思う?
大塚を平社員に頼む
最終回で何故か鎮目×葉月に萌えたので投下。
でもどっちかって言うと葉月がせまってる。注意。
最初に仕掛けてきたのは葉月の方だった。
一仕事終えたと気の抜け切った顔をしている鎮目の腕を掴んで、すたすたと歩き始めた。
戦闘を終えた葉月の対価なのだと鎮目も特に抵抗はしなかった。
ただ、さっさと終わらせるために人目も何もはばからず無造作に顔をつかんで口付けをしてくるいつものやり方と違うのが、少々不思議だっただけだ。
「一つ確認していい?」
僅かに離れた唇の隙間から漏れる遠慮がちな問いかけを黙殺すると、葉月は乱暴に鎮目のベルトに手を掛けた。
「ちょ、待てよ。なんかすっごく合理的でない現象を目の当たりにしてる気がするんだけど!」
ビルとビルの狭間、どうにか路地と呼べる狭く薄暗い空間に、鎮目の素っ頓狂な声が反響した。
葉月は、ぬっと鎮目を睨みつける。
「うるさい」
「や、うるさいじゃなくてさ。なにしてんの?葉月は女が好きな人じゃなかったっけ?」
ストレートな鎮目の問いかけに、葉月は本気で嫌そうに眉間に皺を寄せるが、否定も肯定もその薄い唇から発せられることはなかった。
ただ、次の言葉をつむごうと開きかけた鎮目の唇を塞いだだけだった。
深いが押し付けるだけの機械的な対価として行われる口付けとは何かが違う。いつもより、幾分熱を感じる口付け。
鎮目は、目を見開いた。
眼前に、葉月の色素の薄い瞳がある。
契約者らしく常に冷めた視線を投げかけるそれの奥に、鎮目は、微かな潤みを見つけた。
そろり、と、鎮目の手が動く。
鎮目の予想が外れていなければ、多分、手痛いしっぺ返しを食らうことはない。
鎮目は、葉月の腰にそっと片腕を回して抱き寄せた。
葉月の体は、予想よりずっと抵抗なく鎮目の腕の中に納まった。
無抵抗に腕の中に収まり口付けを続ける葉月の様子に、鎮目は予想が当たっていると確信した。
葉月は、欲情している。
本来であるなら、葉月の欲望の対象は女性だったではないだろうか。
だからこそ、通常とは言いがたい性癖の鎮目とチームを組むことになったはずだ。
お互いが性欲の対象になりえないから、男女の間で起きがちなトラブルを回避しやすい。
契約者であるから一応非合理なことは及ばないのが通常だが、リスクのパーセンテージを限りなくゼロに近づけるに越したことはない。そういう意味では、葉月と鎮目はよくできたチームだったはずだ。
実は、鎮目自身は好みが少々変わっているとはいっても、女性と性交できないわけでもない。むしろ、据え膳は美味しくいただける。
しかし、この据え膳には毒が盛られているのではないだろうか。
ちらりと脳裏を掠めた考えに、鎮目は、内心で笑う。毒入りの据え膳も、中々に乙ではないか。
葉月の唇を開かせようと軽く舌を這わせた。
「……ふ、ぅ」
微かに、葉月の唇から息が漏れる。
その普段からは想像できないほの甘い吐息に、自分の体が男として反応するのを感じた鎮目は、小さく苦笑をもらした。
「中学生かっつーの……」
鎮目の小さなボヤキを聞きとがめた葉月が、口付けを中断して顔を上げた。
目顔で何か問題があるかと問いかけてきたが、鎮目は、肩を竦めただけで答えなかった。
「問題があるなら先に言え。わたしも不本意だ」
「不本意なら、何でこんなことするのさ」
不機嫌そうな葉月に、鎮目は当然の問いかけをした。
誘ってきたのは葉月の方だったし、明らかに彼女には欲情の兆候があった。いまだに彼女の手はベルトのバックルを掴んだままで、それなりに深い口付けもした。これでは不本意と言われるのは、葉月の性癖を加味したとしても理不尽だ。
「……男を知らぬ小娘といわれた」
ぼそ、と、葉月が呟くように答えた。
その白皙の面には、微かに悔しげな表情が浮かんでいる。
鎮目は思わず天を仰いだ。
誰に言われたかは知らないが、それなりに悔しかったのだろう。一番手近で後腐れのない男と済ませてしまおうと思うくらいには。
不本意ながら鎮目は確かに適任だ。
「それに、女という性別を持つ以上ある程度男に反応する部分もあるらしい。多少の興味を持つくらいならいっそ一度経験してみたら気が済むのではないかと言うのも理由の一つだ」
要するに生理現象の一つと言うわけだ。性的な嗜好云々はともかく、常に命の危険に晒される現場において生殖を求める本能が欲情の正体というわけだ。
「耀子ちゃんで済ませろよ……」
鎮目が天を仰いだまま脱力したようにいうと、葉月はむっと眉を寄せた。
「耀子にはそんな醜いものはついていない」
色々あるだろ道具とかといいかけたが、鎮目は、口を閉じた。要するに、鎮目自身がその道具の一環と言うわけだ。口に出していったらちょっと泣きたくなるに違いない。
「問題がないなら、さっさと済ませるぞ」
鎮目の沈黙を肯定的に捕らえたのか強引にベルトを外そうとする葉月の手を、鎮目はがっちりと掴んだ。
「なんだ、まだ何かあるのか」
「ああ、大問題だね」
不満げな葉月に、鎮目は輪をかけて不満げな顔をずいっと近づけた。
「お前な、俺に付き合ってほしけりゃもうちょっとマシな誘い方覚えろよ」
葉月は、鎮目の言葉にきょとんと瞬きをした。
「……は?」
「今日のお前じゃ不合格だっつってんの」
「なにが不合格…っ」
不合格と言う言葉が不服だと反駁しかける葉月を、鎮目はブッブーっと遮った。
「今日の口説き文句じゃ俺は付き合わないからな」
「別に付き合ってくれと口説いた覚えはない」
「じゃあ、他所当たれよ。俺だって頼んだ覚えはない」
珍しく鎮目の言葉に反論ができずに、葉月は口をつぐんだ。
正直葉月にとって、鎮目以外の男は面倒すぎるのだろう。彼女自身が心底男性を求めているわけではない。万が一にも相手に本気になられたりしたら、厄介だ。
その点、鎮目であれば心配はない。それこそ合理的な判断だ。
「下らないことにこだわるな、非合理的だ」
「非合理的なもんか。ちんぽが勃たなきゃそれこそ役に立たないんだからしょうがないだろ」
「ち…っ!」
わざとらしいくらいあからさまな表現に絶句する葉月に、鎮目は大きく溜息をついた。
「とにかく今日はここでお開き」
そう言うと、鎮目は、葉月の手を離して踵を返した。
背後から追いかける気配も、止める声もない。さすがに少々刺激的過ぎたかと思わないでもないが、鎮目のがっかり具合からしたらかわいいものだ。
その上、普段色気なんてまったく漂わせていないし興味もない同僚に、中学生よろしく反応した自分の情けなさときたら。
まったくもってついていない。
その日何度目になるかわからない溜息をついて、鎮目は、家に帰ったらこ●も店長の編集ビデオでもじっくり鑑賞することにしようと心に決めた。
〜コピー地球での蘇芳のお話〜
その日の夜蘇芳は薄暗い中に微かに見える蛍光灯が見える中、布団の中でふと思った。
「毎日、楽しい。僕の周りには、当たり前のことだけどパパ、ママがいて、友達がいて―
…だけどなんでだろう、日常のなんでもない時、ふと何かが足りない…と感じることがある。
それが何かは分からない。」
ふと、押し入れにあった天体望遠鏡をだし、天体観測してみる。
「いつもと同じ…、あっ」
ある一つの星が目についた。
その刹那、蘇芳は言いようもない感情に襲われた。
「えっ…」
突如体の奥底から湧き上がる感情に躊躇する。
この感情に適する名前が見つからない。理由もわからない。
だけど確かその感情は確かに湧き上がった。それも物凄い勢いで。
未だかつて感じたことのない感情だった。
>>882 大塚はキャラが薄くてな‥‥
積極的に黒さんに迫るアンバー社長、そして影ながらむっつり狙う銀ちゃん、狙ってるけどとことんオクテな美咲、同僚のハヴォたん、そして上司達からのセクハラのストレスの捌け口にされる蘇芳ちゃん(勿論性的な意味で)
こんなのエロゲー化しねえかな‥‥‥
>>881 銀…受付嬢
黒…掃除夫
は譲れない
あと、ニックさんは親しい会社の幹部か研究員
>>890 その設定だと黒さんが銀ちゃんに一目惚れしちゃうんですね。
それだと黒さん童貞設定の方がいいかな‥‥
「気持ちいいでしょ?李くん」的な
なんか銀ちゃんを攻めにしたくなる
>>891 イザナミ人格の銀ちゃんはエロエロなんですね。わかります。
淫ちゃん・・・
それで書け
いや、書いて下さいお願いします
>>851 このアニメはDTB(童貞ブラック=黒)だからな
雰囲気のいいバーとか似合うかもしんない。
抑えた照明、銀がひくピアノの調べ、カウンターでシェイカーを振る黒、
いつも同じ椅子を占領して寝ている店のマスコットのマオ。
常連客の黄、薄暗い隅で静かに飲んでいるハヴォック、
MI6の連中のテーブル、FSBの連中のテーブル。
でも黒の場合ハヴォックの隣に座ってテーブルの下でいたずらとかしてそうだよな
DTBキャラってどんなシチュエーションにおいても萌えるじゃねえか‥‥‥
役者揃いだぜ
黒は様々な会社で掃除夫はしながら社内でスパイ活動を行うとある「組織」のエージェントって感じだな
何食わぬ顔の黒が
周囲に気付かれないように
テーブルの下でハヴォックにイタズラだと・・・?
おいやめろ
あたまがおかしくなりそうだ
黒さんがハヴォたんにとびっこバイブ‥‥‥だと?
うおおおおおおおおお!
え‥‥‥?書けって?
よし、バーやら会社やらでほのぼのエロ書いてやるぜ
浪 人 生 だ け ど な(^o^)
900 :
454:2009/12/27(日) 20:19:30 ID:mgBXDkG+
その設定、頂きだ!!
「……夜な夜な契約者が集まる店、だと?」
その日、霧原未咲は朝一で受信したメールの文面を一読して思わず声をあげた。各々が
自分のデスクで書類仕事に勤しんでいた部下たちが、揃って顔を上げるのがわかる。
「課長?」
部下を代表してなのか、最年長の松本が声をかける。その声に、未咲は「ああ」とうな
ずき返す。
「大塚。このメールの発信元を辿れ。斉藤と河野は店の所在の確認。見つけても中には入
るな。裏を取るだけだ」
未咲の指示に斉藤と河野が部屋を足早に出て行く。その間にメールのヘッダ情報を確認
した大塚が、口を開いた。
「発信元は……偽装されていますね。IPアドレスはほとんどが欺瞞なうえ、フリーのメー
ルサーバから発信されています」
「……そうか」
未咲はうなずく。だがそもそも『契約者』などという単語が文面にある時点で、この
メールの信憑性は高い。そうでない人間には、そもそもそんな単語が知られているはずも
ないのだから。
「どう思いますか、松本さん」
「ふうむ……。発信者の考えが、いまひとつ読めませんね。我々公安に契約者が集まる場
所とやらを教えて、一体どんなメリットがあるのか。我々を一網打尽にしたい、というこ
とは考えにくい。契約者を抱える組織からすれば、曲りなりにも一国の警察権力と真っ向
から対決するメリットはない」
「で、でも……契約者の存在を恐れる人間は、たとえどんな組織にでもいるんじゃないで
すか?」
「確かにそれはそうだろう。MI6だって一枚岩ではないだろうし、それは各国の諜報機
関でも同様だろう。だが、しかしだ。だとしても、それを我々に教える理由はなんだ?
捕らえられて尋問されれば、情報がこちらに渡ってしまう可能性だってある」
大塚の問いに、未咲が考えをまとめるように答えた。
未咲や松本が考えるとおり、警察組織へ契約者の情報をリークするメリットはない。あ
るとすれば、敵対組織による妨害工作だろうか。
「だとすれば、なお更にこの情報の信憑性は高い、ということになりますかな」
「そうですね……。大塚。斉藤と河野に連絡。店の場所を見つけるだけで良い。あまり近
づくなと伝えろ」
「あ、はい!」
未咲の指示に、大塚はあわてて通信機のスイッチを入れるのだった。
† † †
河野が見つけてきた店は、ビルの地下にあるバーだった。
店名は『黒』。白地に黒一色で描かれた店名を見据え、未咲はゴクリとつばを飲み込んだ。
時間は夜。すでに21時を回っている。繁華街の只中なだけにこの時間でも――いや、
この時間だからこそ人通りも多い。だがこの店は奥まった路地にあるせいか、まったく周
囲に人気はなかった。
打ちっぱなしのコンクリートで覆われた階段。薄暗いが、明かりが足元を照らすように
ついていて危険さは感じない。だがその奥に見える鉄のドア。その向こう側にもしも情報
どおり、契約者がいるのだとしたら――。
ゴクリ、と未咲は再び唾を飲み込んだ。
◇
「危険です! 課長一人で行くだなんて! じ、自分も行きます!」
斉藤が勢い込んで手を上げる。その理由は実に簡単だった。
河野が見つけてきた店。それがバーであるとわかると、未咲は自分一人で潜入すると宣
言したのだ。
「だめだ。幸いにして目的の場所は普通に開業しているバーらしい。ということは、一見
の客が入っても問題はないはずだ」
「だ、だったら自分だって!」
「お前、バーに行くようなキャラじゃないだろう。斉藤」
未咲の淡々とした声に、斉藤が一瞬で萎みこんだ。
「ですよねえ。斉藤さんって、バーっていうよりは居酒屋ですよね。しかもワタミとか」
「まーなぁ。一人で唐突にふらりと目についたバーに入る、なんて選択をするようなタイ
プじゃないもんな。それだったら馴染みのあるチェーン系居酒屋に入るタイプだ」
「松本さんも居酒屋って感じですけど、行き着けのお店とかありそうですもんね」
「何も言わなくてもいつもの酒が出されるみたいな?」
その後ろで大塚と河野がとどめを刺している。
「で、ですが課長! その、一人でバーなんて、どんな目にあうか!」
「……別に、酒を飲むだけだろう。それにあくまで客として様子を見に行くだけだ。ただ
の客としてな」
いまだ喰らいつこうとする斉藤を怪訝そうに見下ろした未咲は、斉藤がなぜそんなにま
でして反対するのかが理解できない。首を傾げつつ、危険度は低いことを繰り返す。
「し、しかし!」
「あー。あれは斉藤さん、課長がナンパされる可能性を危惧してんなぁ」
「ですよねえ」
ひそひそと河野と大塚が頷きあっていることを、未咲も斉藤も知らなかった。
そして松本は、ずずず、とお茶を啜るのであった。
◇
コンクリートにヒールの音を響かせながら、ドアの前に立つ。
未咲は深呼吸を一つして、重いドアを開いた。
中は、未咲が想像していた以上に静かだった。落とされた照明。薄暗い店内。ピアノの
音が小さく響く中、時折グラスがテーブルに置かれる音と、氷がぶつかりあう音がする。
そして低く抑えられた声は、店の雰囲気を崩さないためのものだろうか。
カウンターには、数名の客が座っている。テーブル席にも、何組かの客がいるようだっ
た。
未咲はそれだけを一瞬で確認すると、カウンターへと歩み寄る。空いているストゥール
に腰かける。
目の前にバーテンダーが立ち、低い声で「いらっしゃいませ」と告げた。
「何かカクテルを……」
そう言いながらバーテンダーを見上げた未咲は、そこで言葉を途切れさせてしまう。
そこにいたのは、アジア系の顔立ちをした青年だった。
少しだけ鋭い顔立ちをした、けれども全体の印象としては少しばかり抜けているような。
そんな表情をした青年だ。背は高い。均整の取れた体つきが、バーテンダーの衣装越しで
も見て取れた。呆然とした未咲に、バーテンダーは怪訝そうな顔をして首をかしげた。
「……何か?」
「あ、い、いや。カクテルをお願い。あまり強くない奴を」
「かしこまりました」
頷いたバーテンダーがカクテルの用意をしている間に、未咲は再び店の中を見回した。
カウンターの一番端にあるストゥールの上で、黒猫が一匹丸まっている。
そしてそこから一つ空けた席では、居酒屋で競馬新聞片手にビールを飲んでいるのが似
合いそうな中年の男性が、ショットグラスを煽っていた。
そして、そのさらに一つ席を空けた席。未咲と中年男性の間に座っている女性が、こち
らを見て器用にウィンクをする。
「……エイプリル!?」
「ハァイ。奇遇ね、こんな場所で」
にこやかな笑みと共に、エイプリル――MI6所属の契約者が、隣に席を移してきた。
「こちら、スクリュードライバーです。……お知り合いで?」
未咲の前にカクテルグラスを置いたバーテンダーが、席をつめて隣に移ったエイプリル
にたずねる。
「お仕事でちょっとね。それより私にもおかわり」
エイプリルが自分の前に空いたグラスを置くと、琥珀を満たした新しいグラスを置く。
代わりに空いたグラスを引き取ると、そのまま流しに置いて洗い出した。
「……いいお店でしょ?」
「驚きました。失礼ですが、いつからここに?」
「んー? 最近、かな。こっちに来て、ちょっとしてから」
エイプリルはグラスを片手に掲げて、未咲へと向ける。
悪戯っぽい笑みを浮かべた彼女に促され、未咲もグラスを掲げる。
「乾杯」
「……か、乾杯」
触れるか触れないか。わずかにグラスを触れ合わせたかと思うと、エイプリルはグラス
の中身を一息に飲み干してしまう。
「っはぁ……。ちょっと、バーテンさん。お代わり」
「……あまり飲みすぎると、体に毒ですよ」
「大丈夫よ。これが対価なんだから」
「え、エイプリル!?」
「対価だとしても。肝臓が丈夫になってるわけじゃないでしょう」
唖然とする未咲を前に、バーテンダーが諭すように言ってグラスを置いた。
「え〜。お茶〜?」
口を尖らせながらも、あきらめたようにエイプリルはそれをチビチビと飲み始める。
「……あの、エイプリル?」
「んー? なーに?」
「その、対価、とかって」
さらっと口にして良い単語なのだろうか。いやしかし、契約者という概念を知らなけれ
ば、何かの隠語だと思う、のだろうか?
だらだらと汗を流しながら、未咲が考え込む。そんな未咲の肩をちょんちょんとつつく
と、エイプリルは背後のテーブル席を指差した。
「ほら、あれ」
「え?」
振り返る。
テーブル席では、一人の男性が不機嫌そうにタバコをくゆらせていた。明らかにしか
めっ面でタバコをくわえるその男性を睨みつけている、その対面に座る男性にも未咲は見
覚えがあった。
「の、ノーベンバー……11? それにあれは……フランスの!?」
「言ったでしょ? この店は、契約者が集まるって」
「へ? あ、ま、まさか、あのメールはあなたが……!?」
にんまりと笑うエイプリル。そしてテーブルでは一触即発の気配が漂っている。
未咲が動くべきか、と考えていると、エイプリルはそんな彼女に向けて肩をすくめて見
せた。
「気にする事はないわよ。ノーベンバーだって、タバコが嫌ならあの席を移れば良いだけ
なんだから」
「や、あの……」
「この店はね、中立地帯なの」
ポツリ、とエイプリルの唇からこぼれた言葉に、未咲の動きが止まった。
「契約者は合理的な判断をするわ。この店で暴れるのは、その合理的な判断でマイナスな
行動なのよ。だから、ここでは決して争わない」
「なぜ……」
「さあ? 私はただ、美味しいお酒を出してくれるバーテンがいるから気に入ってるだけ
だけど。ほかの連中には色々あるんでしょ?」
肩を竦めて見せたエイプリルに、未咲はじっと考え込む。
「なぜ私にそれを?」
「だってお気に入りの店だもの。妙なことをされて潰れても困るじゃない?」
この店にいる限り、契約者たちは争わない。だがもしもこの店が潰れてでもしまえば、
契約者たちは自由に暴れまわるだろう。それは未咲にとっては困る事態であることは間違
いないわけで。
「……つまり、見逃せ、と?」
「というか、別にあたし達は暴れてるわけでもないんだし。いくら公安でも、何もしてな
い外国人を拘束なんてできやしないでしょ?」
お茶の入ったグラスを飲み干すエイプリルに、未咲はぐっと言葉を飲み込んだ。
確かにその通りだ。特にノーベンバー11は大使館の人間として入国している。だとす
るならば、下手をすれば外交特権を使われる可能性すらあるのだ。だとするなら――ここ
でおとなしくしているというのならば、情報を得るためにもここは重要な場所、というこ
とになる。
「それに、バーテンは良い男だし。ね?」
「……からかわないで下さいよ」
グラスを磨いていたバーテンが、困ったように眉を寄せつつ苦笑いを返す。
その表情をぼうっと見つめて、未咲は小さくうなずくのだった。
◇
不意にピアノの音が止む。
ピアノの前に座っていた銀色の髪の少女がスタスタとカウンターへと歩み寄り、猫と中
年男の間に座った。
「お疲れ様」
バーテンダーの労いの言葉に、少女は小さく頷く。そんな彼女の前に、コトリと音を立
てて皿が置かれた。チャーハンと八宝菜だろうか。バーという空間に似つかわしくない中
華料理の芳香が漂ってくる。
少女は黙ってスプーンを手に取ると、チャーハンを口に運び始める。
「ゆっくり食べろ」
そしてバーテンダーの青年は優しげに告げて、彼女の前に冷えたお茶を注いだグラスを
置くのだった。
「……相変わらずあの子には甘いのよねえ、彼」
「というか、未成年を夜の店で働かせるのは違法です!」
「いやいや。別にあの子働いているわけじゃなさそうよ? 時々ピアノを弾くくらいで、
あとはずっとあそこで彼を待ってるだけなんだから」
銀の髪の少女を見つめるバーテンの表情は柔らかい。慈しむような眼差しに、未咲はわ
ずかに羨望すら抱いてしまう。
「と、とにかく、未成年がこういうお店にいるということ自体が……!」
カラン、と鈴の音をさせてドアが開いた。
「ブラッディマリー」
ふらりと入ってきた細身の赤毛の女は、カウンターの端に座るとそれだけを告げる。
バーテンダーがグラスを置く。それからさらにチャーハンを盛った皿を置いた。
「……ありがと」
小さく礼を言う女に首を振って見せて、青年は再びグラスを磨きだす。
「あの子にだけ?」
未咲のつぶやきに、エイプリルは苦笑いを浮かべるのだった。
905 :
901:2009/12/27(日) 22:45:41 ID:ssKIfyKv
>>895のネタをもらいました。
なんか淡々としすぎた話になってしまったな…。
GJGJ!!
情景が浮かぶいい文章書くなあ
乙おもしろかった
908 :
454:2009/12/27(日) 23:11:40 ID:mgBXDkG+
>>901 GJ!
マスター……俺にスピリタスを一杯くれ……無論、ロックでだ。
・複製地球編&皆様の設定拝借
・エロあり(今回は自慰)、でもストーリ重視
・今回のメインは蘇芳×黒
・シリーズ化予定
・私は変態です。
投下開始
909 :
454:2009/12/27(日) 23:12:35 ID:mgBXDkG+
ボクとあの人の出会いは偶然だと思わない。
だって、あの人を見た瞬間…………ボクは恋に落ちた。
『一目惚れ』
陳腐な言葉だけど、当事者にとっては重大な言葉だ。
でも、あの人を好きなったのが一目惚れというのもあるけど………
ボクは見つけた。
ソレが偶然ではなく、必然だったのだ。
ボクはあの人を求めていた。
ずっと………求めていた。
自分の心の隙間を埋めてくれるあの人の存在を………
910 :
454:2009/12/27(日) 23:13:16 ID:mgBXDkG+
コンコン………
「………いないのかな?」
腕時計を見る。
まだ夕方前………少し、早く着すぎたかもしれない。
おそらく、まだ会社の廊下でも掃除しているのだろう。
だけど、このまま外で待つ訳には少し寒い。
なので、勝手にお邪魔しよう。
「………あった」
彼は植木鉢の下に鍵を隠している。
古典的な手だ。
鍵を差し込んで、中に入る。
彼が帰ってくるまで部屋で待っていよう。
ガチャッ………
扉の開く音
この部屋の主が帰ってきた。
「おかえり、黒」
「………勝手に上がるな」
黒は勝手に寛いでいるボクを少し眉を顰める。
「それで………?今日は何の用だ?天体観測の約束はしていなかっただろ?」
「別にいいじゃん………後でご飯作ってあげるからさ!」
材料は近くのスーパーで買って来た。
彼にお願いするのなら胃を攻めるのが効果的だ。
「………わかった。」
渋々と折れる。
彼と過ごす時間を得た。
911 :
454:2009/12/27(日) 23:13:43 ID:mgBXDkG+
黒との最初の出会い星々が輝く夜空の下
双子座流星群の極大日での出来事
その日は、自分の部屋から観測するよりも、外で観測したかった。
夜遅くに外で天体観測するのは危ないから両親に内緒で、近くの公園へ行った。
そして公園で双子座流星群の観測をしようとしたら既に先客がいた。
それが黒だった。
そんな彼に興味を持ち、少しだけ喋った。
今日の観測についてや、今までどんな星を見たのか………色々と話した。
心が、ほんのりと温かくなる。
共通の趣味を持つ人との出会いはボクにとって楽しかった。
時間は無常に過ぎて、別れの時
最後に彼の名前を聞けただけ………それだけだった。
サヨナラ
短い言葉を交わし………ボクは帰路へつく
胸が少しだけ苦しかった。
その時は………分からなかった。
胸の苦しみが………どんな意味を持つのか…………
912 :
454:2009/12/27(日) 23:14:26 ID:mgBXDkG+
二度目の再開は、数日後であった。
学校へ行く最中、近くのアパートから彼と鉢合わせになった時には少し驚いた。
互いに近くに住んでいた。人の縁って不思議だなって思った。
でも、その時はそれだけだった。
互いに学校や仕事へ行かないといけないので、のんびりと挨拶している暇はない。
軽く挨拶しただけだった。
それで終わりと思っていた。
………………思いたくなかった。
ボクは心の奥底で思っていた。
また・・・彼に会いたいと………
彼と色々と話したい………彼と………■■に居たい…………
学校についてからも、ずっと………それだけを考えていた。
授業や友達との会話なんて上の空だった。
そして自分の気持ちに………少しだけ気づき始めた。
また………会いたいと思った。
913 :
454:2009/12/27(日) 23:15:01 ID:mgBXDkG+
三度目の出会いは公園
ここで………星を観測していたら、また彼に出会えるのでは?と思ったから………でも、無用心だった。
夜、公園で女の子が一人でいる事は危険だという事に失念していた。
知らないオジサンが近寄って来て、執拗にボクの事を聞いてきた。
どうしてこんな所に?一人なのか?一緒にご飯でも食べないか?
怖かった。怖くて………泣きそうになった。
夜の公園には誰もいない。誰も助けてくれない。
そんな時だ………再び黒に会えたのは………
黒は、知らないオジサンに跳び蹴りをして横転した隙に、荷物を回収してボクの手を引っ張った。
逃げる様にその場を離れて、彼のアパートまで逃げた。
今、考えたら………これも結構、無用心だと思うけどね。
取り合えず、彼の家に逃げて………そこでボクは彼に怒られた。
夜遅く、一人で公園で天体観測をするなんて正気か?と散々怒られた。
外で観測するのなら誰かと同伴しろって言われたけど………いない。
両親は帰ってくるのは深夜の12時過ぎ、友達は天体観測なんて興味ないから行ってくれない。
そんな風に呟いたら、黒は少し思案し、だったら自分が一緒に行ってくれると言った。
嬉しかった。
これで彼と繋がりができた事に歓喜した。
それが………ボクと黒の出会いであった。
914 :
454:2009/12/27(日) 23:15:28 ID:mgBXDkG+
黒に晩御飯を作ってあげるといって、ロールキャベツを作ってみた。
でも………失敗してしまった。
巻いたキャベツの紐が緩かったのか、煮込んでいる最中に紐は解けてしまい、キャベツと煮込みハンバーグに別れてしまった。
これではトマトスープだ。
「見た目は兎も角・・・食えるから問題ない」
そんな黒の言葉に腹が立ったので脛に蹴りをいれる。
「美味しいから………安心しろ。」
「ッ……?!」
たぶん、耳まで赤くなっているだろう……恥ずかしさを隠す為に更に蹴りをいれる。
やがて時計の針は6時を過ぎようとしていた。
「そろそろ帰るね。」
ここでご飯は食べない。
だって家に母親が用意した晩御飯があるのだ。ここで食べて家の晩御飯が食べられなかったら申し訳ない。
それに………変に勘ぐられたくない。
「送っていくか?」
「うん………途中まででいいよ。」
二人で少しだけ暗くなり始めた道を歩き始める。
会話はない。黙って歩いていくだけだ。
そして互いの家の中間地点でお別れである。
「黒……おやすみ………」
一人、帰路へ着く
隣に黒がいない………ただ、それだけのなに………凄く……寂しい。
また………会おう………何度でも会おう
ボクの………ワタシの隙間を埋める為に………
915 :
454:2009/12/27(日) 23:16:25 ID:mgBXDkG+
今日はペリメニを作ろう。
パパに作り方を教えて貰って、何度も練習した。
彼に美味しいって言ってもらいたいから………
今日は何を話そう?
他愛もない話や天体観測でもいい
彼と話したい。
そんな気持ちを胸に、ボクは材料を持って彼のアパートへと行く。
「あっ……開いてる。」
今日は鍵が開いている。中にいるようだ。
ガチャッ………
「ッ………?」
扉を開けた瞬間に匂う、咽返る様な臭気
不快な臭いだが、同時に脳が痺れて麻痺する臭い
だからなのか………心の中で警告がずっと出されていたのに………気付かなかったのは?
その時に引き返せば………何も知らずに済んだかもしれない。
「えっ………?」
最初に見たのは『靴』
小さな靴
自分のでもなく、黒のでもない別の『誰か』の靴
そして………女性が履く靴だった。
916 :
454:2009/12/27(日) 23:16:59 ID:mgBXDkG+
警鐘が鳴り響く
『引き返せ』と何度も………でも、知りたい。
ここまで来たら知りたい。
黒と一緒にいる人を………知りたい。
そっと……足を忍ばせて居間から死角になるように隠れる。
黒がいた。
知らない女性もいた。
小柄で、肌も白く、銀髪の女性
でも……二人は何をしているんだろう?
嘘だ。
本当は理解している。
二人の行為が………何をしているのか………
理解している。
この行為は………愛し合う人が行う行為だという事を……性行為だという事………
二人はキスをし合い、そして貪欲に互いを求めている。
それだけじゃなく、二人は繋がっている。
はじめて見る男性の性器が……女性の中に何度も出たり入ったりしている。
917 :
454:2009/12/27(日) 23:17:39 ID:mgBXDkG+
見たくない。
目を背けて隠れる。でも目に焼きついてしまった。
黒は獣様に女性に覆いかぶさり、何度もその人を鳴かしている。
聞きたくない。
耳を塞ぐが、通り越して聞こえる。
雄と雌の交わる淫欲な匂い
嗅ぎたくない
耳を押さえているから嗅いでしまう。
二人は交わる度に、互いに名前を呼び合い………愛を囁き合う。
どうして………ワタシは、ここにいるのだろう?
いる必要なんて・・・・『無い』
だから帰ろう、家へ・・・
それから、どうやって帰ったのか覚えていない。
気付いたらベッドの中・・・両親が心配して様子を見にきたが、私は風邪だと答えた。
たぶん・・・顔がすごい事になっていると思う。
今は・・・眠い
寝て・・・忘れたい
ボクが見たのが・・・夢であって欲しいと願い
ボクは・・・闇へと落ちる。
918 :
454:2009/12/27(日) 23:18:34 ID:mgBXDkG+
起きたら頭が痛い
体もダルイ………それに少し寒い
風邪だった。
まさか本当に風邪になるとは思ってもいなかった。
両親は心配して、一日安静にしてなさいと言って仕事に出た。
今は………一人でベッドの中で丸まっている。
昨日の事を思い出す。
分かっていたことだ。
−分かりたくないことだった。
彼には『彼女』がいた事を………ボクは分かっていた。
黒の心は……ボクに向いていない。
別の人に向いていた事は、彼との会話の中でうっすらと察していた。
でも………認めたくなかった。
けど、昨日………ボクは現実を直視させられた。
あの人が、黒の想い人なのだろう。
二人の行為を思い出す。
普段の黒とは違い、乱暴に女性を犯す。
二人の匂いを思い出す。
嗅いだ事のない媚臭
二人の声を思い出す。
雄の叫び声と雌の喘ぎ声
思い出すだけで………ボクはオカシクなる
919 :
454:2009/12/27(日) 23:19:24 ID:mgBXDkG+
だから………こんな行為をしてしまう。
心臓の鼓動がどんどん早くなる。
手は自然と下腹部へと伸び、パジャマの中へと進む。
更に奥へと進む
そして触れるのは下着、汗を掻いてジットリしているのか、それとも………別のなのかは判別できない。
自慰なんてあまりしない。
前に興味本位でしたけど………怖くなってしなくなった。
気持ち良過ぎたから……帰って来れなそうで怖かった。
そっと撫でる。
それだけで背筋に電流が走り抜ける。
下着の上から撫でてこれだ。
じゃあ……二人の行為はどれ程のものなのか?
想像する。
彼に抱かれる自分を
「ん……ッ……」
何度も強く擦りあげる。
駄目だ。これだけでは駄目だ。もっと欲しい。強い……快楽を
920 :
454:2009/12/27(日) 23:20:19 ID:mgBXDkG+
邪魔な下着を下にずらし、右手で自らの秘部を覆い、直接に秘所を触れる。
右手が、僅かに動き出す。
虚ろな表情のまま、きゅっ、と眉を寄せた。
「は……はぁ……はっ……はぁ……はぁ……」
切ない吐息が、蘇芳の唇から漏れる。
確かな性感がその部分から湧き起こっているのだろう。
たどたどしい、いかにも慣れない感じの指の動き。
「あ……あぅ……んっ……あっ……あっ……アッ……あっ……」
次第に、蘇芳の吐息が甘たるいものになっていった。
指が、割れ目の部分を上下に撫でている。
その動きが滑らかなところを見ると、そこは、すでに愛液で濡れているのだろう。
焦燥感に似た鋭い興奮に蘇芳は息を荒げていた。
「あ……ぅ……ッ」
その指先が、きらきらと濡れ光っている。
でも駄目だ。これで満足できない。
自慰の知識や経験のない蘇芳はその先を知らない。
どうやったら満足できるのか知らないのだ。
出来るのは必死に割れ目を擦るだけ
だからイクという事も理解できない彼女は、泣いている。
小さく鳴くだけしかない。
921 :
454:2009/12/27(日) 23:20:50 ID:mgBXDkG+
何度も擦っていたせいか、それは偶然か必然か・・・
触れる秘豆
ビクッ……!!
「ひうッ……?!」
感じたことのない快感
そして再び恐る恐ると触れる
「ッ………!!?」
今までとは比べもない程の電流
足を閉じることも、手を止めることもできなかった。
ニチャッ、二チャッ、と響く音
「あっ、いやんっ……」
腰が浮いてヒクヒクと動いているのが分かる。
ヌル……
指先に絡みつくでヌルヌルの愛液に濡れ、指先が滑らかに滑る。
ただ擦るだけの比にもならないほどの濡れ方
「ふああああぁぁっ、あっ、あんっ……!」
直に触れた秘豆は、なんて言うのか、口の中を倍ぐらい柔らかくしたように、熱く、蕩けていた。
ちょっと触っただけで、ジンジンと堪らない、腰が浮くような快感が湧き起こる。
「あふっ、うっ、ううんっ、あはあっ、はん……」
濡れた部分を指で擦ったり、すごく気持ち良い。
「あんっ、ひんんっ、あんっ」
ボクは、初めて感じる不思議な昂揚感の中を、少し怖かったけど、進んでいった。
「あっ、あううっ、はんっ、ああっ……!」
高まるボルテージ、もっと強烈な快楽が欲しい
922 :
454:2009/12/27(日) 23:21:24 ID:mgBXDkG+
だから、その行動は自然だといえる。
秘豆を軽く摘む
ビクッ!ビクッ!!ビク!!!
抗いようない快感の波
体が急にすごく熱くなって、それは背骨を伝って弾けるように身体中に伝わっていった。
絶頂が何度も襲う
「うっ、あっ?!はああっ、すっ、すごいよぉぉぉっ、あっ、あっ、あはああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
それは生まれて初めて味わう衝撃だった。
何かを乗り越えるような感覚
身体中が熱くなって、ピクッピクッ、と体が痙攣を起こして震えている。
やがて硬直させていた緊張がほぐれ、激しかった呼吸が整う
私は、身体を伸ばして布団に身を任せる。
「気持ち良かった……」
ただ……その行為は逃避にすぎないと分かっていながら………眠りへ導かれる。
923 :
454:2009/12/27(日) 23:22:08 ID:mgBXDkG+
後書き
とりあえず、3分の1が終了
残りは仕上げ次第にでも投稿します。
今後は、この複製地球シリーズで通そうかと思います。
それと皆様の素晴らしき会社設定を拝借しています。
当初、黒は大学生設定でしたが、会社の掃除夫という設定にキました。(電波的な意味で)
掃除夫で産業スパイですか・・・・といよりも某特命社員を思い出すのは俺だけか?
とりあえず、落ちついて最終回を何回か見直して、今回の終わりにある程度納得しました。
それと公園の怪しいオジサンは鎮目です。彼はどこでも変態です。
GJ!続きをがんばるんだ!
みんなは本編設定残して書いてるんだな。オレはキャラの性格だけ残して普通の会社設定で書こうと思ってる
GJ!
蘇芳の恋の続きたのしみです。
バーの設定が拾われてて超うれしい。感謝感謝。
というか正直妄想がとまらない。
ハンバーガーピラミッド状に積んだゴランさんがウォッカパカパカ空けてたり
黄と志保子が肩を寄せるように内緒話してクスクス笑ってたり
銀の伴奏で歌を披露するベルタにイツァークが聞きほれてたり
「上記の者 衛生上の観点から 入店を禁ず」と書かれた張り紙を前にターニャがたそがれてたり
あとハヴォックがいたずらされてたり。
ハヴォックが。いたずら。されてたり。
>>901 バー「黒」、雰囲気も文章もDTBの世界にあってて素晴らしかったです
また、この設定でなんか書いてほしいな、ぜひ。
本スレで盛り上がってた学園設定も面白いな
黒さんは勿論掃除夫だが
930 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 01:52:56 ID:dOmUS01Z
>>923 乙は俺の方がーーー遅かったな
しかし乙女なスオウはまだ黒が手をだしてる女性の数を知らないのは果たしていいことなのか・・・
スオウが可愛いからどうでもいいや
931 :
454:2009/12/28(月) 04:44:07 ID:fRSaBRIj
会社内部を考えてみた。
名誉会長:星見様
社長:アンバー
受付嬢:銀
掃除夫:黒
海外事業部(変人の魔窟)
部長:マダム・オレイユ
課長:リカルド
係長:11月
平社員:7月、4月、イリヤ
人事部(普通)
部長:黄
課長:未咲
開発部(奇人の魔窟)
部長:シュレイダー
課長:パパチェンコ
係長:ニック
他にどんな部署があって、どんな人員構成がいいだろう?
華が足りないな、秘書課と庶務ニ課を作って女性たちを配置だ!
933 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 09:52:10 ID:gY6yQC4k
シュレイダーは部長職にどうみても向かんのでパンドラから平研究者ミーナ共々その上司をひっぱって来たほうがw
営業が無いな。人員構成が思い浮かばないがw
そこでゴルゴをだな
河野あたりが一番似合いそう>営業
490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/12/28(月) 23:32:39 ID:/9xhf81e
>>483 いーや、きっと葉月さんは鎮目を斃したあと対価を支払うため黒さん探しの旅に出たんだよ
誰かこのネタで書いて!
葉月さんが第二のストーカーになっちゃうなんて……
第一のストーカーは誰だなんて聞いちゃいけないんだなwwww
>>931経理あたりの普通(地味)系部署に大塚、キコ、マユコの腐女子をだな
配属されると婚期が遅れる課として有名そうだな
ソレはトップに美咲さんをもってこいと
天才の発言の所為か最近銀の出現率が低いな
>>926 ターニャカワイソスw
ハヴォック「おい、なぜ私の隣に座る?他にも席はあるだろう」
黒「・・・その服装、手足が露出し過ぎだ」
ハヴォック「何を言って・・・ッ!!」
黒「(ハヴォックの太ももさわさわ)マスター、チャーハンひとつ」
マスター「そんなもんうちには置いてねーよ。って、お嬢さんどうした?顔が赤いぞ」
黒「どうした、風邪でも引いたのか」
ハヴォック「なっ・・・なんでも・・・ない」
こうですかわかりません><
元々少ないよね銀好きは多いのに
淫乱な銀ちゃんの陰核舐めたい
銀はエロイ感じしないからな
一期最終話の銀ちゃんはよかった。
二期?なにそれおいしいの?
銀ちゃんはマグロどころか感じてても顔に出そうにないからなぁ
蘇芳に頬抓られても微動だにしなかったジュライ見ててそう思った
体も幼女体型だからエロイ感じはしないよね、ダッチワイフって感じでもなし
綺麗な人形みたいな子が好きっつーマニア向け
銀ちゃん膝の上に座らせて対面座位状態でちゅっちゅしながら生活したい
だからそれに対する蘇芳は尽くビッチなのかw
さて、そろそろ次スレ作るの?
>>952 頼むぜ!
淫乱な銀が見たい場合は紫苑の作った地球でキルシーとしてやってみる位しか思いつかん
ごめん。
いいだしっぺだけど誰か次スレ頼む
紅白見てたら辛くなった…
理由は聞かないで
皆さんは良いお年を。
956 :
454:2010/01/01(金) 00:49:46 ID:4SYlVbap
見てないけどまた許してやれネタなのか・・・
歌は上手かったけどなー
てかなんかあったの?
歌自体が短かったとか始まる前の野太い声援?
幕間のトークが原因なら見てないからわかんね
埋め
ようぜ
うめ
銀ちゃんといちゃいちゃちゅっちゅしながら退廃的に毎日を過ごしたい
埋め
合理的にうめ
うめ
埋め
るぜ
黒
李という男はもういない!
970 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 22:54:31 ID:fwjm5ida
埋め
きょうもうめ
うめ支援
うめ支援しとく
梅支援
この速度で埋めるのはなかなか面倒だな
976 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/12(火) 22:45:22 ID:O85DuXF9
うめーーー
ジュライ埋め
銀が眠たげな目で
でも優しそうな色の瞳で
膝枕をしてくれてる光景を幻視しつつ埋め
規制解除?
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
おめ梅
ume
webラジオでぱぶりちぇん子が「猫かぶってるけどじつはSなんです」て言ってるのを聞いて、
蘇芳Sネタで書いてたのにファイル紛失うめ
うめうめ
うめ
ume
うめ
埋めも良いが本スレが落ちたら困るンですお