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このスレッドはフェチ版のサイボーグ娘スレから派生したスレです
ここでは基本SSを投下するために存在するので雑談、情報交換もいいですが、
ずっと雑談をしておきたいのならフェチ板のほうへどうぞ
SSを投下するサイボーグ娘スレの作者はここに投下をお願いします
4 :
誘導:2008/04/26(土) 08:54:28 ID:mol0D22r
>>4 そのスレの守備範囲は
「サイボーグとか義体とかでもロボットでもなく
あくまで生身のおにゃのこがメカを装着したり着たりして
戦ったり飛んだり挙句の果てには変形したりとか
そういうのが好きな人…いるよね?
文章では難しいか?」
サイボーグとか義体は入らないので重複ではない
>>6 >>1 「アンドロイド娘とはかなり方向性が異なるので別スレにしてみました。
アンドロイド娘は完全人工な娘、サイボーグ娘は生身だったのを機械に改造した娘です。
区別の目安としては、脳味噌が生身か造り物か、という事になります。」
8 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 12:24:42 ID:zH0ekR8a
エロパロ板だけどエロ必須?
9 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:22:36 ID:15NXKOkI
脳みそだけが生身でも萌えない、見た目にも生身の部分が残ってないと。
じゃあ脳みそを愛撫するのとかはどうかな?
サイバーパンクエロと聞いてやってきました
「ら、らめぇっ……!そんな乱暴にされたら……脳漿出ちゃうぅぅ〜っ!!」
保守。(義体の)
脳に直接、挿入するのも悪くないかも
脳漿グチャグチャに垂れ流してアヘアへ呻きながら、高速でピストンされてるうちに、気が遠くなって
脳内に射精されて、文字通り頭が真っ白になる、と。
そして、精子が大脳新皮質の溝をボウフラみたく這いずり回って、その痛みでサイボーグ娘は絶頂を迎える。
こんな粗筋のSS考えたが、どうだらうか?
誘い受けだろうか?
ほ
し
ゅ
アンドロイドではない、サイボーグならではのストーリーってムズいよな
>>12 >>14も別に人工脳かコンピュータでもネタとしては同じだし…
方や人間でない身体に悩み、方や人間を超越している身体に悩み。
う〜む
誰かイマジネーションを分け与えてくれ
まとめスレみてきた
不完全な脳(心の所在や情緒が薄く、自己の確立が不明確)、過去の記憶が無い→アンドロイド
普通に機能する脳(自己の確立ができてる)、普通の身体だったという記憶がある→サイボーグ
なるほど、過去と今の自分、普通の人間との差に悩むあたりにサイボーグのつけいるスキがあるというところか
って、009じゃん。
>>1に元スレがあることにいまさら気づいた。
>>19-20 エロシーンまで到達してないけど、
俺の中のイメージみたいなものをちょっと書いてみた。
■概要
俺の中の「サイボーグでエロ」のイメージ。用語や設定は
既存のサイバーものとかから流用。
エロシーンまでまだ書きあがってません。
■設定
・舞台
21世紀中盤から22世紀前半ぐらい
・シムセンス・ムービー
この時代の主要娯楽。映画のようなもの。
視聴者はプレイヤーを脳に埋め込んで脳内で再生する。
単に映像や音声だけでなく、物語の登場人物の
知覚情報も記録されていて、見たり感じたものを視聴者も感じることができる。
・イスラエル
なぜかSF小説によく登場するので出してみた。他意はない。
作中では国有企業オーメル・サイバネティクス社の技術力によって
経済的にも軍事的にも強国になっている。
他国で工作活動を行うものすごく危ない国。
・オーメル・サイバネティクス社
イスラエルの国有企業。
義手義足や代替臓器のような人工人体から、
シムセンス・ムービー・プレイヤーのような
人体の神経を機械につなぐような技術まで取り扱う技術系企業。
ぎしり、と 椅子が軋む。少しの間をおいて、またぎしりと鳴る。
その椅子は、分厚い鉄板を切り出したような鋼鉄製の武骨さで、
ストリートクリニックの手術台のように飾り気という概念を完全に喪失していた。
暗くコンクリートが打ちっ放しにされた暗い部屋には窓もなく、中央にその椅子だけがある。
椅子は同じくコンクリートの床にまるで軍用車両にでも使われていそうな太いボルトで固定されていた。
その軋む椅子の上には椅子の武骨さとはまったく釣り合わない一人の美しい少女が座っている。
上半身は柔肉を包むブラジャー、下半身は細い両足が伸びる下着しか身に着けていない。
薄茶色の肩まで届く細く長い髪と、震える睫、顰められた悩ましげな眉は
少女の繊細で可憐な顔立ちをより一層引き立てていた。
「くっ……」
天井に埋め込まれた真っ白な照明装置を見据えながら、額には汗が浮かび、
今、一滴頬から顎へ流れ、肩へと落ちた。
ギリリと彼女の肩が軋む。一滴の汗が雫となって落ちた彼女の肩と腕はしかし、
ところどころ不自然に隆起し、時にあからさまな金属の軋む音を立てていた。
それは本来の彼女の腕ではない。人工皮膚に覆われてはいるが、
間違いなく常人を凌ぐ膂力を与える人工筋肉と微細なテクノロジーが詰め込まれた人工の腕である。
通常であれば、その細い一般的なの少女の腕を模したそれが人造のものであることはわからないだろう。
ましてや生身の人間を凌駕するほどの膂力があるなどとは思いもよらないはずだ。
彼女のその両腕は、やはり武骨なまるで鋼鉄のドーナツのように太い腕輪で手首を
椅子とつながれていて、それを断ち切ろうとしているために彼女の肩と椅子が軋みをあげているのである。
それが彼女の腕の人工筋肉の不自然な隆起を誘発している。
「ムダムダ。他国の“鋼鉄のゴリラ”を念頭に置いて作った特製の椅子だからね。
いくら君の鉄腕でも無理すると君のほうが壊れちゃうよ。生身とつながってる根元から、ぽきっと」
彼女と椅子の背後からそんな言葉が投げかけられた。空とぼけた、高く癇に障る調子の男の声。
「まぁ……」カツカツと硬い靴底がコンクリートの床を打つ音が背後まで迫って止まる。
「君がパスコードさえ素直に教えてくれたら、こんなこともせずに済むんだけどねぇ?」
背後から伸びた男の手が、少女の頭の上に揶揄するように乗せられる。
「ふざけないで!」頭を振って男の手を払うと、顔を上げ少女は男を見た。
黒髪の細い身体つきの男。まるで病人のように白い肌の手足は少女とは違い、生身のようだ。
背格好は一般的な成人だが、幼い少年のように無邪気な笑顔と、
狡猾な老人のように悪意に満ちた笑みを混合した不可思議な表情をしていた。
「……いやいや、どう考えてもふざけてるのは君だよ」
払われた彼の腕が再び彼女の頭に伸びる。
「うあっ……!」
ただし、今度は乱暴に彼女の髪を掴んでその顔を自分の方に向けさせた。
少女の顔は真っ赤に紅潮し、男を鋭く睨み付けているが、しかし瞳の奥に微かな恐怖の気配が浮かぶ。
痛みに思わず呻き声が漏れた。それでも男の笑顔は変わらない。
「君は、どこに忍び込んで、なにをくすねてその頭に詰め込んだか、わかってるの?」
もう一方の腕が、彼女の細いうなじに伸びて、なにかをまさぐっている。
「つまり、誰にケンカを売ったか、ってことなんだけれど」
彼の指先が首筋に埋め込まれた端子を探り当てた。
「……あ、僕は君を担当することになった拷問吏のハンス。よろしく」
少女の名は、ジェシカという。
本来の年齢は27歳だが、身体中に埋め込んでいるサイバーウェアとその適応化処置のために
その姿は十代半ばでとどめられている。
暗殺や産業スパイ、密輸など半合法あるいは完全に非合法な仕事を請け負うことで
その高価な身体を活用し、その報酬によって維持して生きている。
『こっそり忍び込んで鞄に品物を詰めて逃げる』
今回の仕事は単純なはずだった。
“品物”は市場未発表の工業用ロボットの制御ソフトウェア。
“鞄”は彼女の頭の中に埋め込まれているロック機能付の生体メモリ。
“忍び込む家”は小さなイスラエルのソフトウェアメーカーのオフィス。
クライアントからそう聞いていたし、下調べでもその通りだった。
実際にやることも簡単なものだ。オフィスビルのセキュリティシステムを騙して、
忍び込んで『金庫』(貴重なデータが詰まったスタンドアロンのシステム)と直接接続し、
目当てのソフトウェアを脳内にダウンロード。パスコードを設定してロックする。
ただ、今回おかした唯一の失敗は、“忍び込む家”が単なるイスラエルのソフトウェアメーカーではなく、
表向きそういうことになっているイスラエル軍とオーメル社共同の研究機関だったということだ。
イスラエル軍の電脳化兵士の苛烈さと正気を疑うほどの執念は、一般人の間でさえ知れ渡っている。
彼らを支える国有企業オーメル・サイバネティクス社がいまやサイバー技術の最先端であることも。
騙したと思っていたセキュリティシステムは、実際には彼女の侵入を捉えていて、
彼女に騙されたふりを装いながら、静かに、軍人並みの武装とシリコンを埋め込んだ警備員をかき集めて
ジェシカを追い込み、捕らえたのである。
今は、彼女の頭の中に放り込まれた“品物”を無傷で取り出すための鍵であるパスコードを
白状させようとしている段階なのだ。
彼の指先と視線はしばし彼女の首筋に埋め込まれた端子に注がれた。
「……それは、ただのシムセンス・ムービー・プレイヤーの入力ポートよ」
首筋を撫ぜられる不快さと、不気味な沈黙に耐え切れずジェシカはそう白状した。
「知ってる。……しかも我がオーメル社のプレイヤーの。古いタイプ」
使用者に擬似的な感覚を誘起させる技術は、21世紀後半になって急速に発展・普及した技術である。
電子データを脳内に埋め込んだプレイヤーを介して五感として“再生”するシムスティム技術は、
この時代においては娯楽としてもありふれたものとなった。
映画の主人公が感じた風や、味わった食べ物の甘さ、空気を震わせ鼓膜を撫ぜる楽器の旋律。
すべての視聴者の五感として再生するシムセンス・ムービーは
シムスティム技術を用いた娯楽の中でも特にポピュラーな娯楽のひとつである。
「うちの電脳化歩兵たちから聞いた話なんだけどね。君たちみたいな身体のほとんどを
置き換えちゃったサイボーグは特に大好きらしいね。シムセンス・ムービー」
男の手のひらが少女の首筋から腋の下、脇腹、そして下着をかいくぐり股間へと滑り込んだ。
「特に、ポルノ」
両脚もまた、腕と同様に椅子に拘束されていて抵抗はできない。
男の指先は、生身の女ならばあるはずの器官を見つけることはできなかった。
腕同様に、ジェシカの下半身もまた、人工物なのだ。
「セックスできないんでしょ? だから代わりに、シムセンス・ムービーで発散する、と」
ジェシカの頬が、自らの性生活をあからさまに言い当てられてまざまざと紅潮していく。
「我がオーメル社の製品を愛用してくれている君に、感謝を込めていいことを教えてあげるよ」
ジェシカの股間から引き抜かれた男の腕には、今はハンディ・コンピュータが握られていて、
その出力端子には螺旋状のケーブルが取り付けられている。
「なにを……」
そのケーブルの先にあるものは、まさにシムセンス・ムービー・プレイヤーの出力プラグであった。
「君が愛用のそのシムセンス・ムービー・プレイヤーには、未公開の裏コマンドと、重大な欠陥があるんだ」
そのプラグがジェシカのシムセンス・ムービー・プレイヤーの入力端子に差し込まれる。
ジェシカの網膜ディスプレイの端で、埋め込んだシムセンス・ムービー・プレイヤーが
彼女の意図を無視して起動を開始するメッセージが表示された。
「たとえば、シムセンス・ムービー・プレイヤーをこんな感じで外部から操作する裏コマンドとかさ」
というイメージ。
なんというところでとめるのだ
神は死んだ・・・
ちょwwwwwwそこで切るのかよwwwwwww
余計な口出しかもしれんが、1レス内に何度もシムセンス・ムービー・プレイヤーって単語が
出るとちょっとしつこいと思った。二つ目からはただプレイヤーでよくない?
28 :
21:2008/05/07(水) 01:26:22 ID:e6N6aDfD
なんだかころころIDが変わる。
続きはどうやって蛇足な説明文を削るかで難航中。
サイボーグものって、未来技術の解説がめんどくさいですね。
>>27 読み直したら確かにしつこかった。
反省します。
このテのは読む人によって知識レベルが大きく違ったりするから
想定する読者を概ねカバーできるだけの説明量調整するのも難しい
攻殻機動隊の欄外には大量の補足説明があるけどシロマサ氏は
「テンポが崩れるのでまずは欄外を読まずに読んで欲しい」と言っている
確かにあれをマトモに全部理解しようと考え込んで読んでたら
大抵の人は物凄い時間を喰うだろう
その一方で、テンポ崩さず素でいきなり読んで殆ど理解できるような人もいる
(実はディープなサイボーグフェチなら一度は考えた事があるような内容が
多いのでそっち方面の人にとっては(人により)それほど難しい文章でもなかったりする)
小説は漫画より「欄外にコメント」みたいな事がやりにくいから大変だろう
30 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 21:34:37 ID:g5182oSk
>>29 欄外補足説明とはいかないが、漱石などの近代小説には後ろのページに補足説明のページがある。
でも、このスレ上での補足説明は難しいわな。
自サイト持っているなら、リンクするなりできるが。
SSから話題外れて失敬。
新作期待してます。
とりあえず今回の場合は
>>22に一応、事前説明的なものはあるな。
夏目漱石あたりのは近代といえども時代が変わりすぎてて
説明が無いと理解出来ない人が現れ始めてるというのが大きいかも
33 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 18:51:55 ID:p/wrfyQ0
あくまで【エロパロ】なんだからSF的説明は足りないくらいで十分。
行間を読む感じでなんとなく雰囲気だけ伝わればいいよ。
そこんとこ四郎正宗はエロじゃなくてもさすがにちゃんとわきまえてるね。細かい部分の説明や理解よりもっと大事なことがたくさんあるってことだね。
エロパロだから、エロは必須なのか?
フェチスレだから直接的な表現は皆無でも充分おいしい気はする
36 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:06:10 ID:BKsl72ih
一般的なエロ表現は必須ではないが、フェチ心をくすぐる表現は欲しいね。
「いやー、やめてー、サイボーグなんかなりたくない!!」とかwwww
サイボーグ少女、好きだけど、どこまでフェチっぽく書けるかなぁ。
おまけに、メカニカルな描写は苦手なんだよね。
適当に考えたネタを列挙してみる。
近未来、個人兵器は、統合化されたパワードスーツが主役であった。
人間が装甲服を着込み、背部に背負った大型動力源の助けを借りて行動する。
動きは鈍いものの、個人サイズで大火力兵器を携行できることから、戦闘の主役となったのだ。
しかし、兵器の歴史に、このパワードスーツを凌駕する兵器が誕生した。
それが、サイボーグ兵器<ナイトメア・フレーム>である。
生身の人間が着込む『着ぐるみ』であるパワードスーツに対して、このナイトメアフレームは、筋力、俊敏性を強化した義手、義足なのだ。
今までのパワードスーツが背負っていたような大型動力源は使用されず、新開発の動力が採用された。
それは、新しい鉱石<サクラダイト>を利用した<ユグドラシルドライブ>となっており、大型背嚢サイズから缶ジュースサイズにまで小型化された。
そして人間の筋力を大幅に引き上げた義手、義足により、アクチュエータ(動力駆動部)を必要としない装甲服を着込むだけで済む兵士は、
パワードスーツを遙かに凌駕する機動性を得るに至った。
同時に、その義手や義足内部にも、武装が内蔵されている。
パワードスーツが携行していたような大型兵器ですら、義手の一種として簡単に換装できるのだ。
これらの兵器を最初に投入した国がプリタニアで、彼らは次々と他国を侵略していった。
11番目に侵略された目本国は、彼らの属国となる。
以下中略。
反プリタニア組織『白の騎士団』の女戦士であるカレンは、日本が開発した最新式の義足、義手からなる『紅蓮二式』を装着するエースだ。
特にその右腕の義手には、『輻射波動』と呼ばれる機構が搭載されている。
その能力は、高周波を短いサイクルで直接対象物に照射することで、膨大な熱量を発生させて爆発・膨張等を引き起こすことができるのだ。
こっからエロパロ。
輻射波動の出力を調整し、最低出力で使用すると、『僅かな振動を伴った、ちょっと温かい手』となる。
『白の騎士団』のリーダー・ゼロがスキスキなカレンが、その右手を使って彼にご奉仕。
輻射波動での、手コキ。
「・・・こう、ですか、ゼロ?」
「おほっ、すげー、輻射波動スゲー!」
・・・みたいな。
パクは良くないよね、パクは。
003ことフランソワーズ専用のスレでつね。分かります。
裸で待ってます。
009−1でもいいんじゃね?
そういう無用に長い改行を見ると
メッタ刺しされて生首にされてヨットで運ばれそうな気がするのはなぜだろう?
41 :
3の444 ◆v8Im32mS6s :2008/05/11(日) 04:56:53 ID:cwAJsMnU
きーんこーん、かーんこーん。
4時間目の授業終了を告げるチャイムが鳴り、私の一番嫌いな時間がやってきた。
何の時間かって?決まってるじゃないか。昼休みだよう。
教室を出て行こうとする先生を追い越して、一番人気のボリュームカツサンドを売り切れ前に手に
入れるべく、まっしぐらに廊下に駆け出す男子たち。仲良しグループで固まって、楽しそうにおしゃべり
しながらお弁当を開く女子たち。一年前の私なら、あの輪のどこかに混じって、お母さんの作った料理
のつまったお弁当箱のフタを開けていただろう。
でも、今の私は彼女たちに混じって昨日放送されたドラマの今後の展開予想についての持論を述
べる気には、とてもじゃないけどなれない。だって機械の体の私は食事をとることができないんだも
の。私にただ一つ残された、私自身である部分、1キロちょっとの脳みそが欲しがる栄養分は、一つ
まみのカプセルを口にほうりこむだけでこと足りる。それ以外のものを摂取できるように、この体は
できていないし、たとえ食べることができたとしても味なんかわからない。そんな私がみんなと食事
をしても、私はみんなとは違うんだっていうことを思い知らされてみじめな気持ちになるだけじゃない
か。
もっとも、私のほうにその気があってもムリだけどね。私はこの高校でたった一人の全身義体の生
徒で、クラスの連中の中にはあからさまに私のことを嫌ったり、そうでなければ怖がったり、そんな人
も多いんだ。噂じゃ、機械人間とウチの娘を同じクラスにするのか、なんて一部の親からクレームが
出てるってハナシ。機械人間には、機械人間用の専門学校もあるんだから、なんでそっちに行かせな
いんだってね。法律では17歳のただの女子高生のはずなのに、まるで危険物扱いだよ。はは。
だから私は昼休みはいつも一人で過ごすことにしている。そっちのほうが、私もみじめな思いをしな
くてすむし、みんなにも余計な気を遣わせずにすむもんね。
教室を出た私は、いつものように購買部に向かう人の流れに逆行して廊下を歩いて、廊下の突き
当たりの、ひとけのないひっそりとした階段を上って行く。そして行く手を塞ぐ立ち入り禁止の札の
かかったチェーンをくぐり抜ける。行きつく先は、私の一番のお気に入りの場所、学校の屋上だ。
屋上への入り口はいつも鍵がかかっている開かずの扉。でも私は重そうな鉄製のドアの上にある
明り取りの窓だけは鍵がかかっていないことを知っている。踊り場に置いてある机を二段重ねにし
て、落ちないように気をつけながら、机をよじ登って、窓をくぐり抜けて、こうやって飛び降りれば、ほ
ら・・・。
ぱさ
風を受けて一瞬優雅に広がるセーラー服のスカート。
どすん。
120キロの私の体重を受け止めて悲鳴を上げる打ちっぱなしのコンクリート。
―--カンタンに屋上出れちゃうんだ。
まるで、罠でも張るみたいに屋上のコンクリートの床いっぱいに張り巡らされた水道管。その水道管
をひょこひょこまたいで、下界を見下ろす鉄柵までたどりつく。そして、柵の内側に沿って、水色のペン
キが色褪せて白っぽくなった大きな給水塔まで続く、ひときわ大きな水道管に腰を下ろす。ここが私
のいつもの指定席。
すーっと風が吹いて、私の髪が揺れた。
まぶしい夏の空の下に広がるのは巨大な摩天楼?それとも心震える自然の大パノラマ?いいえ違
います。学校のグラウンドとプール、その先には住宅街やら、スーパーの看板やら、緑のネットのゴル
フ練習場が続く、ありきたりな風景。
でもね、ここは、トイレにさえ行けない機械女の私の魂が唯一安らぐ、誰にも邪魔されない私だけの
展望レストラン。
(さて、食事にしますか)
私はスカートのポケットから栄養カプセルの入った小さなケースを取り出した。
―――どんどんどん。
(ひっ!)
屋上に通じる鉄扉を叩く無粋な音に、口をあんぐり開けてカプセルを飲み込もうとしていた私の口か
ら心臓が、いやいや、生命維持装置が飛び出そうなくらい驚いた。
先生たちの目を盗むことにばかり長けている不良君たちにさえ知られていない、私だけの秘密の
場所なのに、いったい誰だろう。
「コラァ!八木橋。こんなところで何やってるんだぁ!」
声の主は女性。こんなヒステリックに叫ぶ女教師っていったら・・・、
(誰だっけ?)
いくつかの候補が頭に浮かんでは消える。どの先生かは分からないけど、いずれにしても私がココ
にいることを把握している以上、黙ってしらばっくれるわけにもいかないよね。
(きっと叱られるんだろうなあ)
カプセルを飲み込んで、お食事を終わらせた私は、ドアに向かってのろのろ歩きだした。
「はーい、いま行きまーす」
背伸びして、恐る恐る外から明り取りの窓の中を覗き込む私。
中を見下ろすその視線の先に、小柄なセーラー服姿の女の子がいた。
「コラァ!八木橋」
女の子はもう一度そう言うと、おかしそうにくすくす笑った。
「ああ・・・あんたね」
私はため息をつきながら、窓をくぐり抜けた。声の主は武庫川あるな。何かにつけて私の身体のこ
とをからかう小憎らしい女。でも、最近は私のことを危険物扱いして近寄ってさえこない他のクラスの
女の子よりはましかも、と思うようになってきた。慣れというのはオソロシイね。
「いつもみたいにお仲間と一緒にお昼じゃないの?」
足場になっている机が崩壊れないよう注意深く足を運んで、下に降りたあと、後ろを向きに、スカー
トの裾を払いながら私は聞いてみた。
「ヤギーのあとをつけてきたの。ちょっとあなたにお願いごとがあってね」
「どうせ下らないことでしょ」
「まあそうつんつんせずに、聞いてくれたまえ」
あるなは手に持っている焼きそばパンのビニール袋を開いて、パンをぱくっと口にくわえた。
そんなあるなの言うことには・・・
あるなの従姉妹のたとらとかいうクソガキの友達の家にメイドロボがいるんだってさ。で、その友達
にメイドロボのこと自慢されたんだって。たとらはくやしいから、うちのメイドロボは、もっとすごいって、
メイドロボなんかいやしないのに口からでまかせ言っちゃったんだと。そしたら成り行きで、友達の
家のメイドロボとどっちがすごいか対決することになっちゃって、でも今更嘘でしたなんて言えないし、
引くに引けなくて困ってあるなに泣きついてきた。だから、あるなの奴、私がなんとかしてやるって啖呵
を切ったんだってさ。
何このスネ●とのび●とドラ●もんのようなハナシ・・・。
「で、だから何?」
私は、デキの悪いマンガストーリーに対して率直な感想を述べてみた。ホント、この話のどこで、どう
私が絡んで来るのか、まるで分からないよ。
「だから何って、マジで分かんないの?にぶー」
当のドラ●もんは、ちゅるちゅるとメンをすすりながら、膨れっ面。
「はあ」
「つまり、私がメイドロボをどっからか用意しなきゃいけないわけ。どこで用意すればいいと思う?」
「ポケットの中から出せばいいと思うよ」
「はあ?ヤギー何言ってんの?」
私のボケ、どうやら通じなかったみたい。
「メイドロボ。私のクラスにいるでしょ。ていうか、私の目の前にいるでしょ」
あるなは私の鼻の頭をつんとつついて得意げに笑った。
「な・・・」
「機械女さん、ようやく理解できた?どーせ、ヤギーの体ってロボットみたいなものでしょ。ヤギーがメ
イドロボに化ければ、どうせ相手は小学生なんだし、簡単に騙せると思うんだあ」
「私はメイドロボじゃなくて・・・人間なんですけど」
「それ、いつも言うよね。私は人間なんですけど」
私の声色を真似てみせるあるな。
「別にあなたが自分のことを人間だと思うのは構わないし、否定もしないよ。この話を受けてくれるな
らね」
「嫌だって言ったら」
「断ったらどうなるかは、あなた自身がよーく知ってるでしょ。ふふふ」
あるなが何を言いたいかはよく分かってる。前、あるなと廊下の曲がり鼻でぶつかって、あるなを怪
我させたことがある。義体は車両扱いで動かすには免許が必要で、人とぶつかったら人身事故扱い
で下手したら免停もの。免停になったら病院で再訓練で、もう一回免許を取り直すにはお金も時間も
かかる。そのことを黙ってやるかわりにってわけだ。前にもそのネタで私を脅迫して学園祭で、私の手
足を外してバラバラ死体役に祭りあげてくれたよね。よく飽きないよ、ホント。
「いっつもいつもよくもまあそういうくっだらないこと思いつくよね。感心するよ。私」
精一杯の嫌味、精一杯の強がり、でも悔しいけど、どっちみち私に選択肢はない。
こうして、私はどこぞの金持ちのガキんちょの家のメイドロボと対決する羽目になったのでした。とほ
ほ。
46 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:07:20 ID:BKsl72ih
お!3の444さん!偉い!あなたは紳士てすね!
もめてる人もいましたが、皆の気持ちを踏みにじって無理矢理フェチ板のスレにねじ込むより、せっかく立ててもらったこっちのスレに書き込む方が、正しい行為ですよね!
こちらで頑張って下さい!
47 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:27:59 ID:eK0byIfU
なんだ、支那のウジ虫はまだ粘着してたのかよ。キモ!
中華品質のド低脳でもSSはSSスレに書くところまでは理解できたようだが
お前はそういう次元じゃなく嫌われていることが根本的に理解不可能なんだな
>>46 お前も自演だろ?
48 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:41:40 ID:BKsl72ih
>>47 自演じゃねえよ。
だいたい「支那」とか「中華品質」とかの愚劣な差別表現が寒いよ。
右翼か御前は!?ってことは暴走族か?チンピラか?ヤ臭"か?www
排他主義者はマジで死ねよ。靖国神社で玉砕でもしてろ国粋主義者ガッ!!
これは右手と左手だな。
>>46 >せっかく立ててもらったこっちのスレ
好き勝手に立てたスレが図々しくも残っているから廃品利用しているだけだと思うよ。
恩着せがましく何を言ってんだか。
>>47 その支那のウジ虫が現れるところ、パパラッチのごとく粘着するお前の方がキモ!
3の444が支那なら、お前はさしずめチョンだなw
とはいえ久々のヤギー物。自分も期待しているよ。
51 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 12:00:55 ID:BKsl72ih
いやいやいやw
SS大量投棄にはみんなかなり迷惑してたから、最善策だったと思うよ。
パパラッチのごとく現れてないしwたまたま除いたら3の444さんがいたから、態度を賞賛したのだ。
SSも読んでないしwおかっけてなんかいない。
「支那」とか「チョン」とか無教養がバレバレだぞ。やめろよ。
統計的に、文化度が低く教養もなく、海外旅行経験もない最下層のヤツらが差別をしたがる。
御前もチンピラだろ?車の窓にスモーク貼って日の丸シール貼っちゃう恥さらすどもww
国際協調できない奴らはこの際、歴史や歴史を勉強するか玉砕するかのどちらかにして欲しい。
俺はこっちだろうが、あっちのスレだろうが、SSが見られるのは嬉しいよ。
SS作家さんに迷惑かけたのは、よろしくないけど。
これからも、SS作家さんたちには頑張ってほしい。
>>47 こういう話題はたくさんだ。もう来ないでくれ。
この
>>47の戯言にも終止符を打とう。
47みたいなのはスルーするとして
せっかく本スレとの住み分けが上手く行きそうになったところに
荒らしの444がやって来たというのは痛いぞ
444と同類に見られたくない他のSS書きが投下しづらくなるじゃないか
>>53みたいにSS作家を叩く奴がいるほうが、もっと投下しづらいと思うがな。
SS投下しようと思う身からしてみれば。
55 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 12:58:17 ID:BKsl72ih
>>52 >47の戯言にも終止符を打とう。
禿同!ヤツはただの荒しでしかないものね。
>>53 >47みたいなのはスルーするとして
これは大賛成!!
だがキミの444を荒らしと見なす発言もよくないと思うよ。ここはSSスレだもん。
結局スレ建てて叩きたいだけかよ
ホント自分勝手だな
57 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 13:09:21 ID:BKsl72ih
いや、立てた人は偉いよ。まじめないとで立ててた。
3の444を目の敵にする例の右翼の荒らしがいけない。混同するな。
なんでわざわざ別に立てたSSスレにSS投下して荒れてんだ?
見たくない奴はNGにすりゃいいだろうに
47みてえなのはフェチ板に篭もってうpとクレクレ繰り返してりゃいいだろ
つまり分割が問題なのではなく
SS書きに嫌がらせしたい荒らしがいることが本質的な問題
3の444の場合は、単に迷惑を顧みずSS投下しまくっただけじゃなくて
他にも厨発言連発するなど暴れ回ってたからなあ。
こいつは純粋に荒しだと思う。
実際他のSS書きは叩かれてないしね。今のところ。
3の444については
右厨人wに叩かれまくってたのには同情しなくもないが
それで釣られて右厨人と同レベルの罵り合いを始めたら
同罪でしかないでしょ。
>>60 もういいじゃないのか。
新しいSSスレなのだから、3の444氏も心改めるんじゃないか?
あの時は、荒らしが多かった時期だし。
SS作家さんも荒らしに叩かれ過ぎれば、感情的にだってなるよ。
少し様子を見たらどうかな?
とりあえずID:BKsl72ihはsageろ
まずそれからだ
64 :
韻臥:2008/05/12(月) 00:49:27 ID:wZGEb/jY
誰であろうと、せっかく建ててもらったSSスレに
SS著者がSSを書くのは当然でしょう。
寧ろそれを名前で拒否するのは間違っていると思います。
3の444氏は本スレの荒れ方が問題だったから荒らしともとれる発言をしていた訳であって
『心改める』というのもないのではないでしょうか。
「名前が444だから」排除しようなんて言っている人は居ないよ
(いちゃもんつけてる荒らしでさえそれは理由にしてないみたいだな)
いくらかつてはスレを賑わした事もある人とはいえ、それは過去の話で
今は荒し回るだけのただの荒らしだからね、そういう人にはお帰り頂くほか無いよ
「つまらない」といちゃもんつけられてる某氏とは事情が全然違うよ
>>66 なら、荒らしまわったのも過去の話とも言えないか?
今のところは、3の444氏は荒らしてないと思われるし、以前のスレと比べると、スレも安定してきたし。
結局何かしら理由をつけて個人叩きをしたいだけなのな
69 :
50:2008/05/12(月) 08:25:08 ID:geKUf4/T
>>64 日付が変ってコテハンにした途端、まともな事言うじゃないか。その通りだよ。
ID:BKsl72ihの2ヶ月前までは厨房君はw
依然として「せっかく建ててもらった」と言ってるのは気に入らないがなw
>>66 お前さんの言っている事は矛盾しているよ。
もし、3の444氏がコテハンで無く、ヤギー物でも無いSSを投下しても排除出来るのかい?
お前こそ
>>47 と同じく3の444の粘着野郎、あるいは同一人じゃないのか?
本スレの内紛で嫌気が差していたSS作家達に、きっかけにでもなればと投下した作品だろうに
お前みたいなのがいれば、新規者も含めて離れていくばかりだぞ。
お前こそお帰り頂きたいよ。
>>69 禿同
SS作家叩き反対!
作家さんに敬意を払えとは言わないが、作家あってのこのスレ。
アドバイスまでなら許すが、作者排除や文句言うなら他でやれ。
もちろん荒らしも。
SS投下しやすい環境にするのも、大切なことだと思う。
ここはSS投下スレなのだから。
結局、どうあっても揉めるのなら戻っても状況は変わらんな
72 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 11:45:28 ID:w1UIvvPN
声だけが聞こえた。
言葉が聞こえたんじゃない。声。本当は言葉なんだろうと思う。でも、何を言ってるかは
分からない。書かれた文字をじっと見つめていると、「文字」ではなく、意味のない線の羅列
に見えてくることがある。ゲシュタルト崩壊と言ったか。言葉と音でも同じことが起きるんだ、
などと考えながら、私は再び意識を失った。
あまり爽やかとは言いかねる目覚め。ぼんやりした頭のまま、うとうとと布団の中で意識の
覚醒を待つ。もともと寝起きのいい方じゃない。焦点の合ってない目を天井にむけると、どうも
見覚えのない景色。
どこ・・・?
身体を起こそうとするけども、身体が動かない。ベッドに縛り付けられているらしい。
一瞬、パニックになりかけて、ふと記憶がよみがえる。
仕事からの帰り道。珍しく定時に仕事を切り上げた私は、職場から駅までの道々、商店街で
ウィンドウショッピングを楽しみながら歩いていた。異変が起きたのは駅前のブティックで
服を物色していた時。突然近くで爆発音が響いた。音に驚いた私は店の外に飛び出た。記憶はその
直後に受けた激しい衝撃と一瞬の激痛で途絶えてる。
73 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 12:16:02 ID:w1UIvvPN
身体は動かないが、目は動く。ぼんやりとしか見えない目をこすりたいところだが、手も動かせ
ないのではどうにもならない。鼻の頭がかゆくなったらどうしよう、などとつまらないことを考え
てるうちに、ドアの開く音とともに、若い看護士の女性が入ってきた。
彼女は私が目を覚ましたことに少し驚いてた様子だったが、「おはようございます、目が覚めたん
ですね! よかった。ちょっと待ってて下さい。先生を呼んできます」と言ってぱたぱたと小走りに
出ていってしまった。せめて今の状態の説明くらいしてくれてもよさそうなものなのに。
しばらくすると、さっきの看護士さんが、これもやはり若いお医者さんとおぼしき男性と一緒に
入ってきた。
「おはようございます。お目覚めの気分はいかがです?」
「あまりよくはないですね・・・ 身体が全然動きません」
苦笑しながら、少しおどけるように言ってみた。
「身体が動かないのは、やむを得ないと思ってください。申し訳ないとは思いますけども・・・
ところで、今の状態について、ご質問はありますか?」
「えっと・・・ なにか事故に遭ったらしいということは分かるんですが、私・・・今どういう
状態なんでしょう? ていうか、私どのくらい寝てたんでしょうか?」
「ん・・・えっとの・・・どこから話していいものか・・・ まず、順を追って経緯から話をしま
すと、あなたがこの病院に運び込まれたのは3月2日でした。今日は5月12日ですから、ほぼ
2ヶ月ちょっとの間、意識不明状態だったことになります。事故の内容は、飲食店でのガス爆発
による建物崩落です。あなたはそれに巻き込まれて、この病院に運び込まれました」
「2ヶ月も・・・ それでけがの具合は・・・?」
「落ち着いて、聞いてくださいね。まず、第一に怪我そのものの治療はほぼ終了していますので、
あとは傷がふさがるために必要なのは時間のみです。現在、傷口を安静にしておく必要から身体
が動かないように拘束していることはご理解ください」
はい、と私は頷き、医師はそれをふまえて話を続ける。
「山下さん、ベッドを起こしてくれるかな」
看護士さんは山下さんと言うらしい。山下さんが私の足下側のハンドルをぐるぐると回すとベッド
の背が持ち上がっていく。案外、旧型のベッドらしい。今時のベッドなら電動で背が上がりそうな
ものだけども。
「何しろ今時の病院というのは予算不足でしてね。医療機器にケチるわけにいかない分、こういうと
ころで削られてしまうんですね。さて・・・と・・・」
とりあえずsageろ
そして書き込みの間に時間かけすぎ
書きながら投下はやめておけ
>>74 上げたのはミス。ごめんなさい。気を付けます。
書き込みのやり方にがたがた抜かすな。
スレ立てたアホが利用の事全く考えてないから、>1はコピペで
SSスレの癖にローカルルールも何も無いからな
仕方ない
まともに動かしたいなら、その辺を整備しないと
あとは、移動してきたのに何も言わずに本文から書き始めるとか神経を疑う仕様だな
書き込みながら投下したらいつ終わるかわからない上に、後からこれ付け足せばよかったとかなんとかいって訂正するだろうが
そういうのがうざいんだよ
俺ルールの振り回しがうざいので投下中止。
>>78 書きながら投下はこの板では嫌われるんだよ。どこかに(メモ帳とか)書いてからコピペして投下するもの。
しかし期待のジャンルだったのに随分荒れてるな。
作者が1人のスレならまだしも複数いるスレで書きながら投下は
この板に限らずどこでも嫌われるだろ…
まぁ
>>78が2ch慣れしてなかったということでFA
読者も配慮しなければいけないのは当たり前だが、作者も他人の事を考えない投下をするなってことだな
俺ルールというより少し考えればわかることだ
おいおい。
3の444氏否定問題の次は、新作に文句か?
確かに、新作の作家さんは書きながらの投下はちょっと問題あるけど、
そこまで酷く言うか? ID:8mF5VZGnよ
もう少し、アドバイスらしく言うべきでしょ。
残念だけど、この調子じゃSS作家が離れていくのも時間の問題かも。
結局、ここにきても荒れるのは一緒
ところで、元スレが過疎っているが...
相変わらず荒れるだけなら元スレでやらんか?
>>82 いや、
>>74は普通にアドバイスだろ。
それに対して作者がガタガタ抜かすなとかいうから8mF5VZGnもカチンときたんじゃね?
>>84 スマン。語弊だった。アドバイスらしくじゃなくて、喧嘩腰が問題だと思う。
2chanの住人は喧嘩腰に話す人が多いからなんとも言えないな。
この先どうなるんだろう・・・
どんどんSS投下しづらい雰囲気になっている気がする。
86 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 20:17:50 ID:br3hH4MX
>>76 1はアホじゃねえよ。皆が迷惑してたから新たに立ててくれたんじゃないか。
87 :
50:2008/05/12(月) 21:10:18 ID:geKUf4/T
>>86 アホだよ。自分で好き勝手にスレ立てただけの。
おまけに自分から何も率先してやろうとしない奴だよ。
本スレの600あたりからじっくり読んでみろよ!
立ててやったなんて大名気取でいると、誰も住人になってくれないよ。
それに、そう思っている奴は何故かsageないんだよねえw
ID:Kqla9P/Qよ。危惧する気持は立派だが、駄目っぽいぞ。
88 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 21:19:05 ID:br3hH4MX
>>87 立てて場所を確保しただけで十分偉いと思うよ。
住人がウンザリしてるのに強引にSS大量投棄して、荒れ切ってたのを巧く解決してくれたじゃないか?
1は自分が書きたくて新スレ立てたわけじゃない。書きたい奴らの為に立ててくれたんだ。
投稿が少ないことを問題視するなら、矛先を間違えてる。
それまで皆の気持ちを踏みにじって散々大量投棄してたくせに、いざ堂々と投稿できる場所ができた途端、投棄を辞めたヤツらのテロリスト的根性こそが問題。
勝手にスレ立てしたテロリストが何かほざいてる。
投稿する場所が出来たと思っているのは
>>88 だけだろ。
そもそも元スレは18スレまで続いてきて、その大部分がSS投下OKだったんだから。
萌えクレ厨以外書き込むなと言われる筋合いはない。
テンプレに違反しているのは、萌えクレ厨の方だ。
萌えクレだけでは正直言ってうざいね
90 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 21:38:52 ID:br3hH4MX
いやいやいやいやwww
ここ1〜2年の駄作SS大量投棄時代は冬の時代じゃんw
オナニー投稿と舐め合い投稿者以外冷めまくって過疎ってたじゃないかw
18スレまでというが、無駄に数を浪費してきただけ。漏れもそうだが皆蚊帳の外でウンザリしてる内に、スレだけ進んで逝った。
事実最近はまたいい感じになってきてるし。
投稿したい人は心置きなくこちらにすればいいし。
>>90 つか、そんなSSに興味が無い君はここのスレで何やってるんだ?
そういや、俺は萌えクレ専用がうざいとおもっているんだが、
萌えクレ専用スレ立ち上げたら、出て行ってくれるのか?
SS専用スレに出て行ってくれるように漏れクレ専用スレにも言ってくれるよな?
>>88 >テロリスト的根性こそが問題。
それはちょっと違うと思う。
3の444氏が投下したら、作家が作家だからで叩かれ、
次のSSもsageろだの、時間がかかり過ぎだのを喧嘩腰で言われて、荒れ・・・
これじゃ、ルールを守って投下しても叩かれると思って投下しづらいよ。
そういや
>>22は元スレの状態を知らずに書いてるんだな。
95 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 21:58:06 ID:br3hH4MX
>>91 面白いSSを期待して来てるんだw
>>92 ウザイと思ってないから追い出す気はないw
>>93 漏れは逃げも隠れもせず、名前を隠すでもなくちゃんと新スレに移った3の444を見直したよ。
3の444を目の敵にしてる粘着荒らしを、警察は逮捕して欲しい。
少なくとも俺は作家が作家とかでたたきはしないぞ
sageてないし書きながらの投下だったから注意しただけだ
少なくともエロパロ板だと書きながら投下許してるスレなんてほぼないとおもうぞ
あれをやられるといつ終わるか本当わかりづらいんだよ
大体話し書いてる途中で停電とかフリーズとか携帯なら電池切れとかネタ切れとかで続きがかけなくなったらどうするんだ?
その投下が終わるまで誰も書き込めないのか?
スレ立てた板がここでいいかと(なぜならエロパロ板だから)
ぶっちゃけ立て逃げになっているのがいかがなものかと思うけど
立てたこと自体は賞賛していい
98 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:02:17 ID:br3hH4MX
>>96 結局2ちゃんのssという形を撮る限り読みにくいよね。
>>92 ウザイ云々は別にして、フェチ板で萌えが無くて何が残るのでしょうか
まあ、違法ファイルリンクはいかがなものかと思いますが
すでにフェチ板のほうはネタが枯渇しているようにも見えますけど
>>96 途中で書き込んでも問題は無いのではないですか。
もともとそういうもので、弱いマナーとして、投下中は控える程度で
時間が空けば書き込みしてもそれを批判することはあまりにも狭量
ではないかと思います。読みずらいのはスレッドの構造上仕方が無い
ことだと思います。
>>22氏は雰囲気を伝えようとしてカタカナ言葉を多用していますが、
そのあとにくどいという意見がありましたね。そう思います。
説明した後はあっさり目のほうが、いいのではないかと思います。
あと、使った用語を筆者自身が余りイメージできていないのではないか
という印象を受けました。カタカナ言葉が浮いているように見えました。
101 :
50:2008/05/12(月) 23:50:05 ID:geKUf4/T
昨日のID:BKsl72ihは元厨房君かと思ったら、ID:br3hH4MXお前なのかよ。
いちいち1レス毎につっかかってくるなよ。
それに誤字だらけで、日本語と思えない文章。ウゼえ。
お前さんがそこまで此処のスレ主を絶賛するのなら、自分でSS書いて協力しろ。
本スレのSSは駄作と言うのだから、それを越えるようなのをなw
>>98 >結局2ちゃんのssという形を撮る限り読みにくいよね。
という事は、此処も読みにくいって事で、スレ立て不要ってなるよなw
お前らもうちょい仲良く喧嘩しろ
103 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 00:23:48 ID:f5r7XHVx
>>101 ちょwおまww
いい加減にしとけよ。皆の内心で、そろそろ荒らし認定されてるぞ
それはさすがにないよ
むしろ俺の中では荒らしは
>>103 だ
どっちが荒らしでもいいよ
また444が暴れているのか…
何だかなあ
名無しに戻っても人間性はリセット出来ないって事なんかね
それはともかく、叩く方も叩く方だ
444は叩かれればすぐに暴れだすなんてのは、もう判りきったことなんだから
108 :
103:2008/05/13(火) 02:17:02 ID:f5r7XHVx
>>104 マジ!?俺なの!? (´・ω・`)ショボーン
次の日曜日。つまりメイドロボ対決の当日。
ぶ厚い雲に覆われた今日の天気のような憂鬱な気分で、あるなの家に行った私は、玄関先である
なから、たとらが風邪で寝込んでしまったことを伝えられた。
ホントなら、あるな・たとらと私の三人でメイドロボがいるっていう例のスネ●君・・・違った、タカシ君
って子の家に向かう予定だったんだけどね。
「じゃあ、今日は中止だね。たとらちゃんにはお大事にって言っておいてね」
そうとなったら長居は無用。私は心ばかりのお見舞い文句を口にして、内心ほっと胸を撫で下ろし
つつ立ち去ろうとする。その私の腕をぐいっと掴むあるな。
「何言ってんの。誰がいつ中止って言った?カゼなんかを理由にして中止したら、タカシからやっぱり
嘘つきだって一週間ずっとからかわれ続けるって。それが我慢できないって。だから私たちだけでも
行ってきてほしいってさ。」
本当にたとらがそう言ったの?ハナハダ疑問だね。
あるなの奴、あれから毎日毎日、顔を会わせるたびに、日曜日が楽しみだって、挨拶がわりに私に
言い続けてきたじゃないか。ホントはあんたが楽しみたいだけでしょ。
あるなは、膨れっ面の私をなだめながら玄関口に引き入れる。そして、ちょっと待ってと言い残して、
しばらく奥に消えたかと思うと、何かを抱えて戻ってきた。
「悪いけどこれに着替えてくれるかなあ?」
ちっとも悪くなさそうにそう言いながら、あるなが、私の前で広げたもの。それは黒のワンピースとフ
リルの付いた白いエプロン。
「それから、これも」
そう言って私の手に押し付けたのは、白いフリルの付いたカチューシャ。
「あの・・・これって・・・」
「本格的でしょ。部室から持ってきたの。やっぱメイドロボならメイドロボらしいカッコをしてもらわないと
ね」
満足げに大きくうなずくあるな。
そうでした。あなたは演劇部でした。この手の下らない服を用意するのはお手の物でしたorz
「それから、今からあなたの名前はデイジー」
「デ・・・」
「そして私はあなたのご主人様。私のことはお嬢様って呼ぶこと」
「はあ」
「はあ、じゃなくて、お嬢様っ!デイジー、風呂場開いてるから、とっとと着替えておいで」
いや、ここは舞台の上じゃなくて玄関先なんですが・・・と突っ込みたくなるような芝居がかった仕草
で、後ろを指すあるな。ハタから見たら笑えるのかもしれないけど、でも私、この芝居の当事者なんだ
よね。
「お嬢様が風呂場なんて普通言わないと思うよ・・・」
とため息混じりにつぶやきながら、あるなの横を通り過ぎる私の背中越しにあるなお嬢様の声が追
いかける。
「あー、それとデイジー。出かけるときは私の半径20m以内に近寄らないでね。同類って思われたら嫌
だから」
はいはい。わかりましたよっ!
電車の中。目をつぶって、うつむいてたままつり革につかまっている私。目的地まで、あと何駅で着
くか、さっきからずっとそればっかり考えている。ていうか考えるようにしている。
でもね。そう思えば思うほど
「みてみてあのカッコ」
「腐女子キモーイ」
(聞こえてるんだよ)
「ねーお母さん、あの人面白い服着てる!」
「しいっ。見ちゃいけません」
(聞こえてるんだよ)
私の後ろの席に座っている女子高生のひそひそ話も、右斜め後ろの親子づれの会話も、ぜーんぶ
耳に入ってきちゃうんだよね。
日曜日の昼下がり。悪いことに、電車の中はちらほら空席もあって、どこに座っても車内は全て見
渡せてしまう。そんな中で、こんなメイド服のまま電車に乗ったら、みんな私を大注目するに決まって
る。人形だ、機械女だって後ろ指さされるより、よっぽどマシなんだって、自分を慰めてみたけどやっ
ぱり駄目。恥ずかしいものは恥ずかしい。
あるなはといえば、少し離れた席に座って、そんな私のことをチラ見しては笑いをこらえてる。
(悔しいっ)
つり革を握る私の手にぎゅうっと力がこもる。
今はしょうがない。言いなりになってやる。でも・・・いつか・・・。
こういう気持ちを国語の先生はなんていってたっけ。そうだ。ガタンショウシン←(なぜか変換できry)
だ。あるなめ。いつか、必ず仕返ししてやるからなっ!
ちょっと、SS中すみません。
>>106 >>107 証拠はあるのか? 3の444氏がこのスレで荒らしである証拠はあるのかよ。
もし、証拠無しでそう決め付けているなら、お前が荒らしだ! 出て行ってくれ。
112 :
64(韻臥):2008/05/13(火) 06:16:26 ID:uoDHgdCa
>>69
同意、しかし自分はBKsl72ihじゃありゃせんぜとだけ言っておきます。
113 :
50:2008/05/13(火) 08:20:46 ID:8QQyj5F9
BKsl72ih=ID:br3hH4MXで、今日はID:f5r7XHVxか。
お前さんはチョンと同じで「かまって」ちゃんだから、相手せずスルーする事にするよ。
そうすれば適当に餓死するだろw
元々自分は勝手に立てたこのスレに懐疑的で、ID:f5r7XHVxみたいに
「お膳立てしてやったぞ。感謝しろ」みたいな輩もいるから反論したが、
そんな事でスレが賑わうのも不本意だしね。
それに、3の444氏による折角の好意ある投稿を邪魔するのも悪いし。
という事で消えますわ。
>韻臥君w
以前、本スレで今のID:f5r7XHVxと同じ様に、はしゃいでいたから同一視してしまった。
申訳なかったよ。
115 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 08:26:00 ID:jCdlD8Ii
このスレが嫌だったら放置すればいいと思うんだが、なぜわざわざ読んで、
あまつさえ文句の書き込みまでするのか、理解に苦しみますね。
444さん
あなたはなぜ、あなたが書き込めば必ず大嵐になるとわかりきっているのに
ここに書き込みに来るのですか?
(トリップ付き以外は全部別人と仮定したとしても)荒れる事を前提に
書き込んでいるのですから、直接的でなくとも荒らし行為です。
あなたが書き込みに来る前までは何とかうまくいきそうだったのに
あなたが書き込んですぐにこういう状況になった事について、本当に
あなたは何も感じないのですか?
>>116 新手の個人攻撃ですか。嵐の原因は一部の個人攻撃の人間が原因でしょう。
わざわざ、こちらのスレッドに来て投下しているのに、粘着してこちらのスレッドでまで
攻撃する人間のほうがいかがな物かと思います。
また、何とかうまくいきそう とは何を指して言っているのでしょうか。なんにもうまくいっていないように
見えますが、どのようになればうまくいっていることになるのか、教えていただきたいと思います。
本来であれば、SSを投下しても荒れないように知恵を絞るのが本当ではないでしょうか。
かなり困難であることはわかりますが、名前の有無は本質的な問題ではないと考えます。
気に入らない人間がいれば、また誰かを粘着して攻撃することでしょう。
まぁここまで来れば個人叩きが完全に悪だわな。
大嵐になるのは116らみたいな路上のガムが原因だと分かってて言ってるわけで。
平和にSS書こうぜと言いたい。
もう
>>116みたいな奴は放っておきましょう。
ここはSS投下スレだから、SS賛成派が集まるスレだから、気にせず投下がベストじゃないか?
個人叩きに話を合わせていると、キリが無い上にSS投下がいつまで経ってもできない。
120 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:36:59 ID:f5r7XHVx
>>113 荒らしウザイ、いい加減にしようよ。チョンだの右翼みたく愚劣な差別思想も不愉快。
御前はまず精神と言葉を学び直してから出直して来い。
121 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:10:30 ID:pRzOY2ZX
なんか荒れるよな、サイボーグとかアンドロイドとかのスレって。w
そういう鬼畜な奴らが集うからかね?
にしてもヒステリックで過激だよな。路上のガム113,116まじでウザイw
>>121 アンドロイドスレは荒れてねーよ。過疎だよ。
いつになったら、SSの投下できるようになるんだ?
それとも、スレの大半を荒らしの話題で、終わらせてしまうのか?
アクセス制限がされない限り、いつでも投下はできる。
作者さんのやる気を殺ぐ書き込みやらなんやらで、作者さんが逃げたか投下する気を無くしたか
そのへんだろ。
終わらせたくなかったら自分で投下しろや。
125 :
韻臥:2008/05/17(土) 18:49:02 ID:OQpWjXth
正直言って、投稿しようかなとは先週あたりから考えてたんですよ。
ですがここじゃあ感想どころか荒らしや口論しか発生しないじゃないですか。
別に誰も自分で使用するために小説を書いてるわけじゃないんですよ。
ここで書いたらいい感想もらえるかなと思って書くんですよ。
(全ての著者の方々がそうだとは思いませんが。)
ですが何を書いてもアンチしか湧かないんだったら誰も書きませんよ。
126 :
韻臥:2008/05/17(土) 18:53:30 ID:OQpWjXth
失礼、アンチしか湧かない訳ではないですね。
ですがそんなグラグラした所に書きたくありません。
127 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:22:37 ID:wiDO8tEs
アンチが湧きやすいのとは違うんだ。
実はサイボーグ萌えの別スレで、皆がウンザリしてるのにマナーを無視して強引に大量投棄(投稿者自身の言)が繰り返され、じゃあSS投稿の為に別スレを作ろう、って話になり、このスレが立ったというイキサツがあったんだよ。
だから新たな作者さんがマナー守って投稿する分には問題無いと思う。
ガンガってくれ!!
とりあえずマナーと思わしきものをあげてみよう
1.レスはsageる
2.荒らしはスルー
3.自分のあわない作品はできるだけスルーし、たたき合いなどにならないようにしよう
4できるだけ.投下しやすい雰囲気を心がけよう
投下について
1.長編になりそうなトリップ推奨
2.投下の際には投下する分を完成させておいて、あまり間隔を開けずに投下しよう
3..投下の前後に宣言を
4.苦手な人が多そうな話になるならば、「〜注意」といったかんじで宣言しておこう
と俺が考えるマナーと思うものをあげてみたが、もし追加したいものがあるなら出してくれ
>>127 お前みたいな個人叩きにもいい加減ウンザリしてるってことに早く気づけ
130 :
韻臥:2008/05/17(土) 23:11:57 ID:OQpWjXth
>>127 自分本スレも見てましたよwwwその上でこのスレで上みたいな事いつまでもしてるから
ので言いました。
これは3の444氏でなくても諦めたくなってきます。
>>128 GJ
>>129 い い 加 減 に し て く れ
>>130 ここが気に入らないなら人外系スレは多いから他行けば。感想もらいたくて投下するならもっと雰囲気いいとこ自分で探せばいいよ。
ここに上げる気があるなら上げればいいじゃん
それで対応を見れば
それに2chで良い感想だけ貰おうなんてかなり甘いぞ
フェチ板みたいな過疎板ならともかく、こっちはグサグサと甘い所突っ込まれるぞ
タカシ君の家は駅から歩いて10分くらいと、前もってあるなに聞かされていた。でも、どう考えても、
もう住宅街の中を30分以上うろうろさまよい歩いてるんですけど。このコンビニの前、さっきも通ったん
ですけど。だって、プラスチック製の青いゴミ箱の上でさっきと同じ三毛猫があくびしてるんだもん。間違
いようがないよ。
「ねえ。あのさーっ!」
そのことを伝えるために、私のきっちり20メートル前を歩いているあるなに向かって声を張り上げ
る。あるなは憎まれ口を聞く代わりに、立ち止まって、手書きの地図をひっくり返したり、右や左にぐる
ぐるまわしては、首を傾げている。ああ、あんたは地図の読めない女でしたか・・・。
ってジョーダンじゃない。このままあるなの後ろを歩いてたら、いつまでたってもタカシ君とやらの家に
たどりつけっこない。そりゃあ機械の身体の私はいくら歩いても疲れることはないけどさ、でも、さっき
から通行人の痛い視線を浴びまくりで、もし何か事件が起これば、まっさきに私が不審人物としてご町
内の皆様に記憶されているのは間違いなし。できれば、さっさと目的地につきたいんですけど。
しょうがないから私は、こっちに向かって早足で歩いてくる、腕に買い物カゴをぶら下げた女の子に
道を尋ねることにした。どうせなら、どう見ても私やあるなと同い年くらいの子より、おばあさんとかのほ
うががよかったんだけど、この際ゼイタクは言ってられない。方向オンチのあるなのせいで、メイド服姿
のまま市中引き回しの刑に遭い続けるよりはましだ。
「うー、あっ、あの、すみません」
私は勇気を出して、でもちょっと腰引け気味に、脇を通り抜けようとする女の子に声をかける。
ぴたっ、と音でもしそうな勢いで彼女は立ち止まり、ゆっくり私のほうに目をむけた。急に声をかけら
れて驚いたのか、大きな目をぱちくり。でも予想してた真水シャワーみたいな冷たーい視線じゃなかっ
たから、気を取り直して言葉を続ける。
「あの、このあたりに新沼さんってお宅はありますか。タカシ君って男の子がいるそうなんですが」
「あらまあ。それならウチですわ」
にっこり微笑む彼女。なんという偶然。今度は私が目をぱちくりさせる番だ。
「はじめて見る方ですけど、ウチになにか御用でしょうか?」
「御用というか・・・そのう」
背筋をぴっと伸ばして、私の眼をじぃっとみつめる彼女の取り澄ました態度に気おされた私は、曖
昧に苦笑い。
「いや、あのですね。これから、お宅にお伺いして、お宅のメイドロボと対決を、ですね」
「私と対決?どなたがですか?」
「うん。私が、あなたと・・・って、えーっ?」
ごくり。
私は息を飲み込むと、あらためてまじまじと彼女のことを見つめた。
えーと、今彼女は、私と対決って言ったよね。じゃあ、彼女こそタカシ君ご自慢のメイドロボその人っ
てことだ。メイドロボなるもの、間近で見るのははじめてだけど、そういわれて見れば、彼女の整いすぎ
た顔だちは天然ものって感じはしない。年齢不詳の落ち着きっぷりもロボットなら納得できるような気
がする。着ている服やスカートも、私のやつみたいにに、ひらひらのフリルがどっさりついていないって
いうだけで白と黒のシンプルな色合いは同じ。ノースリーブの、ちょっと活動的な、未来チックなメイド服
と言えなくもない気がする。でも、それは、そう言われたからのことであって、そうでなければどこから
どう見てもフツーのニンゲンの女の子にしか見えないよ。
でも、よく考えればそれは私も同じか・・・。私だって中身はともかく外見だけなら、何も言わなきゃフ
ツーの女の子で通せるもんね。少なくとも今の技術でニンゲンそっくりの身体は作れちゃうってことは、
私が身をもって証明している。なら、ニンゲンそっくりのメイドロボがいたとしても何の不思議もないよ
ね。
(それにしても・・・)
私はちらりと彼女の服を押し上げている胸のふくらみを見た。
胸はカクジツに私より大きい。ロボのくせに生意気だっ。初対決は、それだけで、私の負けのような
気がするじゃないかようorz
「ふーん。あなたがロボなんだ。ふーん」
いつの間にか、私たちのそばに来ていたあるな。物珍しげに彼女のまわりをぐるぐる回ったあと、
得意の芝居がかった仕草で髪をかきあげながら言った。
「私はタカシ君のクラスメート、武庫川たとらの従姉妹の武庫川あるな。それから、タカシ君から聞いて
るでしょ。これが・・・」
私の腕をぐいっと掴んで前に引き出す。
「今日あなたと対決する、たとらと私のメイドロボのデイジー」
「これ・・・」
モノ扱いされて恨みがましくあるなを見つめる私を無視して彼女は続けた。
「あなた名前は?」
「新沼ヘンリエッタと申しますわ」
ヘンリエッタと名乗ったメイドロボは、ぺこり、と音がするみたいに丁寧にお辞儀。
「ふーん。じゃあ、ヘンリエッタ。私たちを・・・」
あるなは、手にした手書きの地図をぐしゃぐしゃと紙を丸めて、ポケットに突っ込んだ。
「あなたのおうちに案内してちょうだいな」
今日はここまで。
ロボットの描写は難しいな。どうすればロボらしく見えるのやら。
全くエロ無しで、改造とそれに纏わるetcを書くのはあり?
エロパロ板なんでエロ無しはちょっとどうかなと思うんだが、
萌え談義もありだからあり?
>>135 一人称だと、主人公の目で見て「ロボットだ」と思うイベントがない限りは無理なんでないかな
>>136 いいんじゃね
138 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 02:01:08 ID:Govazkt3
>>136 エロ描写無しでも萌え要素があればいいんジャマイカ?
と思ったけど、ここは【エロパロ】だからエロ描写も要るのかな?
漏れは個人的には萌えれればエロシーン無しでもいいんだが。
別にエロ無しが悪いとは思わんがここエロパロ板な訳だ。
無いよりはある方が読んでもらえやすいだろうな。
エロなしでも良いみたいなのでその方向で行きます
注意事項としては
・エロなし
・救いなし
・ご都合主義
拉致った少女をじわじわと改造、最終的に立派な人型兵器に仕上げようと頑張ります
基本技術者視点 小数点の裏話は少女視点
という形式です
1.搬入
「素体引渡しを完了しました、ご確認をお願いします」
黒服の男が輸送用カプセルにコードを入力すると圧縮空気の音と共に蓋が開き、少女の姿が露になる。
制服姿の少女は目を瞑っているが、胸が規則正しく上下する事から息をしていることが分かる。
書類に貼られている写真と同一人物である事を確認し、少女の身体に異常が無いか確かめる。
見た限りでは問題は無いようだ。
「問題無いようです。ご苦労様です」
差し出された書類にサインをしながらそう答える。
「はい、どうも。それでは今後の細かいスケジュールは追って知らせます」
書類のサインを確認した後、細かいデータの入ったディスクを置いて男達はゲートから退出して行った。
部下に少女メディカルルームに移し身体検査をするよう命じデスクに戻ると、立ち上げたPCに先程のディスクを収める。
「本当に何処にでも居る子だな…」
ディスクには少女の詳細な情報が記されていた。
秋月麻衣 17歳
両親は健在、2歳下の弟があり、家庭は円満で中の上程度
友人は多くは無いが親友と呼べる物も居る
成績は上の下、ただし運動は苦手
病歴はとくになし、視力矯正以外虫歯一本無い健康体そのもの
機械化適性値62 … 事前の説明通り、10代後半の平均とほぼ同値だ
最後に、第三期機械化歩兵開発計画 試作機素体 とある。
この何処にでも居る少女の世界でも他に無い運命がそれだった。
増えすぎた人口と枯渇した資源、演算装置技術の停滞、南北・東西を始めとする軍事的緊張、そして医療用代替機械技術
これらに代表される様々な要素がこの計画を動かした。
日本は自国防衛のため軍を再整備することになるが、大型の戦闘艦や戦闘機、戦車の所有量は軍縮条約により大幅に制限されていた。
当時の政府が憲法を根拠に明らかに不平等な条約をそのまま受け入れたため、諸外国のそれとは比べ物にならないほど少ない数しか持てない事になっていた。
これが原因で時の政府は解散、総選挙の結果大敗し与党はおろか、ほとんどの議席を失ったのはここだけの話である。
既存の大型兵器では数の不利を覆せないと認識した政府と軍は今までに無い兵器の開発に比重を傾けていく。
いくつかのプランが示され、審議と試作が繰り返された。
その結果、人間大のロボット兵器が最有力と目されていた。
しかし、自立思考も遠隔操作も技術的な信頼が十分に確保できないという壁にぶち当たる事になった。
ロボット兵器に搭載できるサイズのノイマン型の人工知能では刻一刻と変化する最前線の状況に対応するだけの思考速度を得られない、そう結論付けた技術部は発想を逆転させる。
演算装置が人間の思考速度に劣るなら、思考速度が劣らないものを演算装置に使用すれば良い。
すなわち、人間をロボット兵器の制御装置として組み込めばよい。
幸い、医療用としてサイバネティック技術は世界でも群を抜いたレベルを持っていたため、軍事技術への変換は容易であった。
国防軍中央技術研究所で製作された試作第1号は、完全なロボットにブラックボックス化された生体脳を組み込むと言う形を採っていた。
軍内で選抜された素体を利用して開発された試作第1号は、結論としては完全に失敗に終わる。
組み込まれた脳は接続された機械を自らの身体と認識できず、暴走をおこし完全に破壊された。
義肢などの使用者には見られない反応に各分野の権威達が下した解決策は、脳を組み込む形ではなく肉体を置き換える、それも段階的に機械化を行い、自身の身体であることを認識させる事だった。
また最終的には人間に近い外見を維持し、特に顔については人間のそれと全く変わらない外見をするようにする事だった。
これを参考に製造された試作第2号暴走を起こすことなく無事に完成に至り、現在でも最重要防衛秘密として保管されている。
開発計画は第2期に移行し、様々な付加機能を与えられた機械化兵が製造された。
そして計画は第3期へと発展し、実際の運用を見越した開発へと移る事になる。
第2期までは訓練をつんだ兵を素体として改造を行ったが、実際の運用では民間人から素体を確保する事になる。
その際、どの様な反応を示すかのデータ取得と兵器として運用可能な状態へ設定するノウハウの確立が今回の目的だ。
事前のミーティングでは今回の素体は、完全な民間人、軍事関係には一切の関連性なし、戦闘行為への親和性が低め、平均的な機械化適性、といった条件で行うとの事だった。
秋月麻衣はこれらの条件を満たした素体として選ばれたのだ。
予定通りに製造が完了すれば。1ヶ月後には彼女は最新型の人型兵器として幹部達の前で性能評価を受けていることだろう。
これからの1ヶ月間の間に、彼女は脳以外のほぼ全てを奪われ、人間としての17年間を否定され、戦うための道具へと生まれ変わることになる。
それは最早決定された運命なのだ。
2 宣告
データの確認が終わる頃に、身体検査が終わったと言う報告が届いた。
肉体的な異常は認められず健康体であることは間違いない、との事だ。
やらなければならない事は山積みなので一刻も惜しい。
素体を覚醒させる様に命じ、メディカルルームへと向かった。
先程の少女、秋月麻衣が椅子に拘束されたまま眠っていた。
「薬品を投与しましたので、5分以内には目を覚まします
事前の指示通り、服装は確保時点のままにしてあります」
部下が指示通りに実行しているのを確認し、対面の席に着くと彼女の首に見覚えのある首輪が嵌っているのが分かる。
「行動制限区域の設定は?」
「この部屋の中のみです。機能は確認済みで、コントローラーはこちらに」
しぼりとボタンが付いただけの簡単なコントローラーが手渡される。
とりあえず、最低値に設定しポケットにしまう。
「ん…」
そんなやり取りをしていると少女の口から声が漏れる。
どうやら、目を覚ましたようだ。
過度の興奮を避ける為、部下達を部屋から下がらせる。
不自由そうに身体を揺すったあと、ゆっくりと目が開く。
ぼうっとした様に視線が泳いだ後、手を持ち上げようとした時点で拘束されていることに気づいたようだ。
私の方へ怯えたような視線を送りながら、話しかけてきた。
「ここは何処なんですか? 貴方は誰なんですか?」
「ここは国防軍特殊技術研究所所、第三開発局特殊兵装開発室、第3開発班専用の開発用メディカルルームだ」
予想通りの質問に流暢に答える。
「私は第3開発班班長の村上だ」
「国防軍? 軍人さんですか?」
急な展開に着いていけていない、そう言う表情のまま質問が続く。
「そのとおり、私は軍人ということになる。ただし、技術職なので銃を持って敵と撃ち合ったりはしないがね」
落ち着いた声で答えると、少しは安心したようだ。
「それじゃあ、私誘拐されたとかじゃ無いんですね? 私のうちはあんまりお金が無いので身代金なんて払えないんです」
資料の内容を思い出す。確かにそれほど高額の身代金を支払えるほどの財産は無かったはずだ。
だが、そんなことは最早彼女には関係無い。
「ああ、誘拐ではないよ」
「えっと、じゃあどうして私はこちらにお邪魔しているんでしょうか…」
一度は安心した様だが、やはり現在の自分の置かれている状況が理解できないらしく、再び怯えた様に質問してくる。
「君は第三期機械化歩兵開発計画の試作機素体として徴発されたんだよ」
何も珍しいものではないように、彼女に現在の状況を伝える。
しばらくの間、2人とも声を出す事も無く見つめ合った。
「第三期機械…試作機… って何なんですか?」
その言葉の意味は通じなくとも、禍々しさから自分に碌な運命が待っていないことを感じ取ったのであろう、声に今まで以上に緊張が現れている。
「第三期機械化歩兵開発計画の試作機素体。これから私たちの命令に従って機械化手術を受けて人型兵器になってもらう」
「機械化って、なんで? 私身体が悪い所なんて無いですよ」
「君が健康体なのは確認済みだよ。まあ、そんな事は関係無い。君が選ばれた理由は、今回我々が設定した要件に適した人物の中で君が偶然選ばれただけだよ」
淡々と事実だけを突きつける。見る見るうちに彼女の表情が怯えから恐怖へと変化していく。
「嫌です。それに兵器ってなんですか?」
「残念だけど、拒否権は認められないよ。それから兵器というのは戦争のための道具だよ。戦車、大砲、銃などと同じ物だ。
君はこれからそういった物へと改造される。命令に逆らう事は認めれら無い。
もう君は人間じゃない。機械仕掛けの戦闘兵器の素材でしかないんだよ」
金切り声に近い声で否定の意思を示すが、それをばっさりと切り捨てる。
「嫌…、そんなの嫌です…」
「拒否権は認められないと言った筈だ。今日は初日だから勘弁しようと思ったが、罰を与えよう」
ポケットから先程のスイッチを取り出すと、目盛りが最低値を指しているのを確認して、ボタンを押す。
バチッ、と小さな音が彼女の首輪からして身体が跳ねる。
「これは懲罰用のショック機能だ。今のは最低出力でやった。命令拒否や反抗的な態度をとったり逃亡を図った場合、有無を言わせず罰を与える。出力はその都度決定するが痛みは今の比じゃないぞ」
「そんな…」
完全に怯えた表情でこちらを見る。
恐怖のみで機械化兵を支配するのは危険とされている。戦場の恐怖が与えられる罰の恐怖を上回った場合や、恐怖が麻痺した場合に支配が出来なくなるからだ。
だが、初期は仕方ない。徐々に立場を受け入れるようにしていけば良い。
「今はこの部屋を出ようとすればショックを与えるように設定してある。これからは許可が無い場所へ移動するとそうなるので気をつけるように」
「分かりました…」
完全に理解できているかは分からないが、とりあえず従う気にはなったようだ。
「最後に着替えたら君の格納場所へ移送する。今すぐこれに着替えるように」
拘束を解除し、デスクの上の包みを放る。
「わかりました… あの何処で着替えれば良いんですか?」
「もちろんここでだ。裸になる事を恥ずかしがっても仕方ないぞ。これからは私たちは君の脳味噌まで見ることになるんだから。
どうせしばらくすればその生身の身体ではなく、機械仕掛けの身体になるんだ。
それに空けてみれば、意味の無いことぐらい分かるぞ」
包みに手をかけ、中身を取り出すと絶句する。
「透明度80%以上の素材製のボディースーツだ。素体の健康状態の確認が容易なようにするのと、素体が自分の身体の状態を常に意識するようにするのが目的だ」
それをしばらく眺めていたが懲罰用のスイッチを取り出すと、観念したように服を脱ぎ始めた。
「あの…、下着はないんですか?」
最もな疑問を口にする。
「下着は着なくていい。今着ている物を脱いだらそのままそれを着るんだ」
短く断定するように言い放つ。
下着を脱ぐのに抵抗があったようだが、一瞬の間のあと意を決めたように脱ぎ捨て与えられたボディースーツを身につけた。
恥ずかしそうに、胸と股間を手で押さえているが透け透けの下着が全く隠さない事から、手の下には赤く火照った恥丘が見え隠れしていた。
脱いで放り出されていた制服をダストシュートに放り込む。
「あ…」
ダストシュートを悲しげに眺めている彼女に、再度追い討ちをかける。
「もう二度と学校に通うような事はないんだ。それにこれからはそのボディースーツ以外の服は着る事はないぞ」
その言葉にうなだれる彼女を確認し、移動の準備に掛かる。
デスクに備え付けのPCでメディカルルームから試作機格納室までの移動を許可する。
「それじゃあ、行くぞ」
「はっ、はい」
声をかけられたことに驚きつつ、私の後について扉へと向かう。
周囲に人の目が無いか確認している姿を見て、思わず笑いがこみ上げる。
「ここにいるのはお前の改造スタッフだ。私と変わらないから隠すだけ無駄だ」
それでも恥ずかしそうにしていたが、我慢をする気になったようでしきりに周囲を気にしながらついて来た。
格納室には大きなカプセルが一つ鎮座しているだけだった。
キーコードを入力するとカプセルが開いた。
カプセルの内側は柔軟性のある素材で出来ており、ヘッドセットが置かれていた。
「それじゃあ、ここに横になって」
彼女が指示に従い横になると、ヘッドセットを装着させる。
「明日は座学でどのような改造を行うか詳しく説明するぞ」
そう声を掛けるとカプセルの蓋を閉じた。
カプセル内に弱い睡眠ガスが噴霧されるのを確認し私は部屋を出た。
2.5 宣告・裏
「ん…」
身体がちょっと窮屈な気がする…、ベットの上じゃないのかもしれない。
周りで話し声がする…
薄目を開けると、白い清潔そうな壁が見えた。
見覚えが無い。ここは何処だろう。
メガネの位置を調節しようとして、腕が上がらないことに気づく。
縛られている! 見覚えの無い椅子にベルトで両腕だけでなく、身体も、足も縛られている。
少し離れた所に白衣の男性が興味深そうにこちらを眺めている。知らない人だ。
もしかして誘拐されたの? 身代金なんて払えないよ。
「ここは何処なんですか? 貴方は誰なんですか?」
精一杯の勇気を搾り出して、話しかける。
「ここは国防軍特殊技術研究所所、第三開発局特殊兵装開発室、第3開発班専用の開発用メディカルルームだ。私は第3開発班班長の村上だ」
「国防軍? 軍人さんですか?」
軍人らしい男性はゆっくりとした口調で答えてくれた。
「そのとおり、私は軍人ということになる。ただし、技術職なので銃を持って敵と撃ち合ったりはしないがね」
確かに、軍人と言うよりもお医者さんか先生のほうが似合いそうだ。
それに、どうやら誘拐されたという事ではないらしい…
「それじゃあ、私誘拐されたとかじゃ無いんですね? 私のうちはあんまりお金が無いので身代金なんて払えないんです」
「ああ、誘拐ではないよ」
その答えにほっとする。
その時、動かせない腕が私の思考を引き戻す。
じゃあ、なんで私はこんな所で縛られているんだろう?
「えっと、じゃあどうして私はこちらにお邪魔しているんでしょうか…」
私の疑問に村上と名乗った男性は今までと同じゆっくりとした口調で答えた。
「君は第三期機械化歩兵開発計画の試作機素体として徴発されたんだよ」
…、彼が口にした答えが何を意味するか理解できない。
機械化? 素体?
理解はできないがその答えが尋常なものではない事だけは伝わってくる。
「第三期機械…試作機… って何なんですか?」
やけに乾く口からさっき聞いた単語がなんとか漏れる。
「第三期機械化歩兵開発計画の試作機素体。これから私たちの命令に従って機械化手術を受けて人型兵器になってもらう」
聞き間違いではない。でも機械化手術ってどういうこと?
この前テレビで機械仕掛けの最新型義手ってやってたけどあれの事?
でも、私は手も付いてる。縛られているが動く事は間違いない。
「機械化って、なんで? 私身体が悪い所なんて無いですよ」
「君が健康体なのは確認済みだよ。まあ、そんな事は関係無い。君が選ばれた理由は、今回我々が設定した要件に適した人物の中で君が偶然選ばれただけだよ」
嫌だ。そんな偶然なんかで機械になんかされたくない。
「嫌です。それに兵器ってなんですか?」
「残念だけど、拒否権は認められないよ。それから兵器というのは戦争のための道具だよ。戦車、大砲、銃などと同じ物だ。
君はこれからそういった物へと改造される。命令に逆らう事は認めれら無い。
もう君は人間じゃない。機械仕掛けの戦闘兵器の素材でしかないんだよ」
決して大声を上げるような事はない、まるで母親が幼児に通りを諭すような口調で私に語りかけてくる。
でも、その内容はとても受け入れられない。
「嫌…、そんなの嫌です…」
金切り声を上げる私の方がまるで間違っているようだ。
「拒否権は認められないと言った筈だ。今日は初日だから勘弁しようと思ったが、罰を与えよう」
村上さんはゆっくりとポケットから何かを取り出して、そのボタンを押した。
次の瞬間、バチッという音共に首に強い痛みが走った。
「これは懲罰用のショック機能だ。今のは最低出力でやった。命令拒否や反抗的な態度をとったり逃亡を図った場合、有無を言わせず罰を与える。出力はその都度決定するが痛みは今の比じゃないぞ」
「そんな…」
あれ以上の強さでやられたら、気を失うかもしれない。下手すれば、死んでしまうかもしれない。
怖い。死にたくない。
私はもう逃げれない事の絶望と痛みの恐怖で何も言えなくなってしまった。
「今はこの部屋を出ようとすればショックを与えるように設定してある。これからは許可が無い場所へ移動するとそうなるので気をつけるように」
「分かりました…」
逃げる事は出来ない。逆らうとさっきの痛みが待っている。
なんとか機嫌を損ねないようにしないと…
「最後に着替えたら君の格納場所へ移送する。今すぐこれに着替えるように」
そう言って、村上さんがパソコンを操作すると身体を縛っていたベルトが外れた。
目の前に袋を投げ出される。
着替え? 逆らっちゃいけない。でも、どこで着替えたらいいんだろう?
更衣室のようなものは見当たらない。
「わかりました… あの何処で着替えれば良いんですか?」
恐る恐る質問をする。
「もちろんここでだ。裸になる事を恥ずかしがっても仕方ないぞ。これからは私たちは君の脳味噌まで見ることになるんだから。
どうせしばらくすればその生身の身体ではなく、機械仕掛けの身体になるんだ。
それに空けてみれば、意味の無いことぐらい分かるぞ」
脳味噌… そんな所まで弄くるつもりなのだろうか?
それに機械仕掛けの身体って義手や義足みたいのだけじゃないんだろうか?
そんなことを考えながら開けると、そこには見たことも無いような物が入っていた。
テレビのコント番組なんかである全身タイツ、しかも無色透明な物がそこにはあった。
「透明度80%以上の素材製のボディースーツだ。素体の健康状態の確認が容易なようにするのと、素体が自分の身体の状態を常に意識するようにするのが目的だ」
何かの間違いでは? という希望を打ち砕く言葉。
間違いなくこれを身につけることを求めているのだ。
戸惑っていると、村上さんがさっきのスイッチを取り出すのが目に入る。
痛いのは嫌だ。ゆっくりと服を脱ぎだす。
下着だけになって、袋の中には先程の透明スーツしかない事に気づく。
この上にあれを着るればいいのだろうか? それとも合わせて下着も用意してあるのだろうか?
「あの…、下着はないんですか?」
「下着は着なくていい。今着ている物を脱いだらそのままそれを着るんだ」
下着も脱いだら隠すものが何も無いよ…
躊躇していると先程取り出したスイッチに手が掛かるのが見えると、意を決して下着を脱ぎ捨てボディースーツに袖を通した。
体操の授業の時に着たレオタードとは違う、装着感が全く無いボディースーツだった。
それに戸惑っていると、村上さんが私の制服を壁の穴に放り込んだ。
「あ…」
あっという間に、制服が見えなくなる。
「もう二度と学校に通うような事はないんだ。それにこれからはそのボディースーツ以外の服は着る事はないぞ」
その言葉に、あのかわいい事で有名な制服が着たくて受験で頑張った事や制服姿の友達が思い出されたが、透明スーツ姿の自分と彼女達の違いが私はもう彼女達とは違う存在である事を思い知らせた。
「それじゃあ、行くぞ」
「はっ、はい」
急に声をかけられて驚いたが、すぐに後について行く。
だが、扉の前で思わず誰も居ないか確認してしまう。
「ここにいるのはお前の改造スタッフだ。私と変わらないから隠すだけ無駄だ」
言われて見れば、こんな所に無関係な人間が居る筈がない。
だからといって、恥ずかしくなくなる訳ではないのでしきりに周囲を気にしながら村上さんの後をついていった。
幸い誰にも合わず目的地までたどり着くことが出来た。
部屋には第4班格納室とある。
格納…、多分自分のことを言っているんだろうと理解し、ああ、本当に物扱いなんだ…、などと考えたりしながら、部屋に入る。
部屋の中には大きなカプセルがあるだけだった。
日焼けサロンとかにあると言うカプセルみたいだな、なんてのんきに思ってしまった。
村上さんがカプセルを開けると、私を促した。
「それじゃあ、ここに横になって」
中は柔らかそうな素材で出来ていて、中々快適そうだ。
牢屋に手錠をかけられて放り込まれたりするのではと思っていた分、その扱いの良さにほっとする。
中で横になると予想通り、柔らかい素材で出来ていた。私のベットよりも良い物で出来ているかも?そんなことを考えてしまう。
村上さんは手早くヘルメットのようなものを私に被せて、外れないようにベルト止めをする。
「明日は座学でどのような改造を行うか詳しく説明するぞ」
その言葉に自分の立場を思い出す。エステにきて快適な眠りが待っているんじゃない。
明日からは機械に改造されて、そして兵器に生まれ変わるように強制される日々が待っているんだ。
カプセルが閉まるととたんに眠くなる。
ああ、次に目が覚めたら家のベットでお母さんが起こしに来てくれたりしないだろうか…
3 義足
格納室を出るとそのまま共有スペースへと向かう。大規模手術用の部屋が並ぶエントランスを通ると3個中1個に手術中のサインが灯っていた。
簡単な改造なら各班のメディカルルームで可能だ。
ここを使っていると言うことは、誰かがかなり大規模な改造を行っている事になる。
興味を覚え、見学スペースへ足を運んだ。
「村上か、おつかれさん」
見学スペースには先客が居た。4班の主任である小宮だ。
「小宮、お前はもう終わったのか?」
「ああ、大まかな説明の後、左手を改造してカプセルに放り込んどいた」
「どうだった?」
「止めて、許して、と泣き叫んだが仕舞いにゃ新しい手を見て黙っちまったよ。そっちこそどうだ?」
あっけらかんと言う。この仕事はこいつには向いているんだろう。
「こっちは説明と着替えだけさせて、カプセルに入れてきたよ」
「時間に余裕がある奴は楽でいいな」
「知るか。担当を決めたのは部長だ。文句ならあっちに言え」
「まあ、こっちはこっちのスケジュールでやらせてもらうよ。少なくとも奴さんみたいに時間が無くってキリキリしてる訳じゃないからな」
そう言って肩をすくめると、窓の下に広がる手術室のほうを促した。
そこには手術着姿の人間たちと手術台に拘束されている少女の姿があった。
流石に音声までは聞き取れないが、少女が必死になにかを叫んでいるのが分かる。
左足はすでに金属製の義足に取り替えられている。
右足がある場所では金属部品がくみ上げられている。
不意に違和感を覚えて、手元のオペラグラスを取る。
「おい、あれって軍用の義足じゃないか!」
「そうだよ、柴田女史は習熟期間は要らないとのことで、初っ端から軍用の義足に改造し始めたのさ」
仕方ないなぁ、とぼやく小宮。無茶なことぐらい分かっている筈だ。
「止めなかったのか?」
「今回の製造方針は各班に任せるって取り決めだろ。それに俺が言った所であの女が聞くか?」
頑なな柴田女史の性格を思い出し、無駄だと悟る。
「だろ、言い出したら聞かないさ。それに10日で仕上げるなんて息巻いたんだ。躊躇する訳ないだろ」
今回の計画では同時期に5人の少女がここで改造される事になっている。
標準の陸戦仕様が3体、空戦仕様と海戦仕様が1体ずつに生まれ変わるのだ。
その内陸戦仕様の3体は製造期間が異なっている。
10日間、20日間、30日間の3つだ。
完了した次の日幹部達の前でお披露目となる。
ここで大失敗した日には将来が危うい。まして、改造が終わっていないなどと言えばどうなる事か…
それでも他のメンバーよりも有能なだと公言して憚らない柴田女子は10日間以内に完璧に仕上げると、立候補したのだった。
ちなみに私の担当する麻衣は陸戦仕様の30日間、小宮の担当は空戦仕様で30日間が期限だ。
同期間だがシンプルな陸戦仕様に比べ空戦仕様や海戦仕様は機能習熟に時間が掛かる。
小宮のスケジュールが私のものよりも早いのはその為だ。
そんなことを考えているうちに、組み上げが終わったようだ。
さっきまで泣き叫んでいた少女は、小声でないやら呟いている様だ。
多分、逃避をしているのだろう。
改めて少女を眺めると、上品そうな顔立ちとスリムな身体つきをしている。
だが、その控えめな腰部には金属製の無骨な軍用義足が接続されている。
パワー偏重で太く、格闘専用のブレードを内蔵した義足はあまりにも異質で、それが繋がっていること自体不自然だ。
あまりにもアンバランスな姿に、思わず興奮を覚えてしまった。
あの少女はいままで相応しい足をしていたのだろう。
それをいきなり切り落とされて、化物のような軍用義足に挿げ替えられたのだ。
もう靴を履くこともない。友人達と遊びまわる事もできない。
あの足は戦場を掛け抜け、敵を蹴りで破壊し、そして改造されて遥かに重くなった、陸戦兵器である自分自身を支える為だけにあるのだ。
そう遠くないうちに麻衣もあの足になるのだ。その日を楽しみに待つとしよう。
「おい、村上。村上!」
あ、少し考え込んでしまったようだ。
「少しじゃないだろ。おまえこの仕事に就かなければかなりヤバイ犯罪犯しそうだな」
失礼な奴だ。
「そんな訳あるか。発覚しないよう工作するぐらい出来るぞ」
「余計悪いわ! まあ、もう終わりみたいだし柴田女史に出くわす前に俺は上がるぞ」
「俺も上がるわ」
小宮に続いて個室に向かって歩き出した。
今回は以上です。
長々書いていながら、ヒロインの改造シーンまでたどり着いてません。
次回からゆっくり改造して行こうと思います。
それでは・・・
良いよ良いよ。
いざ改造される段になってからの被験者側での心理描写に期待する。
あと、こういう場合、自殺なんかも考えそうだが
それを抑止するエグイ仕掛けとかある?
155 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 01:01:00 ID:lPTq5ugw
>>153 スレへの作品投下は2年ぶりくらいではないですか?
強制改造電撃ショック罰というM.I.B. 節は健在のようで嬉しいです。
156 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 03:02:17 ID:IDEtd2z+
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
M.I.B. さん登場!!久しぶりに読ませてもらったが、あいあかわらず素晴らしいですね!!
エロ無し、しかも現時点ではまだ改造すらされてないのに、もう勃ちっぱなしでした!!w
機体しています!!
157 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 01:20:37 ID:/MXphWnj
M.I.B. 最高。
158 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:08:01 ID:jFKbevtt
ミブ最高だぜ!
159 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 08:24:41 ID:NgCJ4co6
投下しにくいこの雰囲気の中で勇気あるなと思ったら、面白いジャマイですカ!応援していマス、ガンガって!!
今日は続きの4話と4.5話を行きます
4.完成予想図
昨夜部下に命じて準備させた座学用の教材が揃っている事を確認すると格納室に向かう。
格納室中央のカプセルの中には私が担当する少女が機能と同じ姿で眠っていた。
カプセルを開くとほとんど透明なボディースーツしか着ていないため、まるで裸のような姿が露になる。
覚醒機能を作動させヘッドセットを外すと、徐々に薄目を開くと、一気に絶望が表情に表れる。
「目が覚めたら全部夢でした。そんな事を期待していたんだろう」
そう、声を掛けると小さく頷いた。
「残念だったな。早く起きろ」
そんな彼女を起きるように促す。
その声に反応して立ち上がろうとした時に、自分がどんな服装か思い出したらしく、丸まって前を隠そうとする。
「懲りない奴だな。早くしろ」
と、再び促すと何とか立ち上がった。
だが、次の瞬間彼女の下腹から
クー
という、可愛らしい音が漏れた。
さらに顔を赤くして恥ずかしそうにする。
「朝食のしたくは出来ている。早く来い」
私は、そう告げると扉へと向かった。
麻衣を連れて小会議室に入る。
ホワイトボードと机・椅子のセットが幾つかあるだけの狭い部屋だが、私と彼女だけなので十分な広さだ。
ホワイトボードのそばの机には何冊かの本が置かれ、少し離れた机には同じだけの本と1人前の食事が置かれていた。
「先に食事を済ませてしまえ」
私の言葉に、彼女は席に付き小声で
「いただきます」
と、言い食事を始めた。
箸が食器に当たる音だけが部屋に響き、10分ほどで食事を終えた。
「それじゃあ、食器は後ろの机に置いておけ。座学を始めるぞ」
ノートPCを開き、スライドの準備をしながら話し始める。
「さて、まずは昨日の復習だ。君の現在の立場を正確に言ってもらおう」
私の言葉に、これが唯の勉強ではなく開発計画の一部である事を悟ったのだろう。声に緊張が伺える。
「き、機械化歩兵…、育成計画のそた、被験者です」
理解していても、認めたくないようだ。特に開発や素体などの言葉を避け、育成、被験者といった言葉に置き換えるところから何を恐れているかは明らかだ。
「間違いだ」
懲罰用の電気ショックを最低出力で与える。
「!」
声も出さずに悶える。
「与えられた情報は正確に記憶しなければいけない。また、間違った情報を故意に上官に伝えるのは重罪だ」
少し声に凄みをつけて脅すように言う。実際にこのような小さな誤情報が部隊全体を効きに陥れる…らしい。私は実際に戦場に出た事がないので伝聞でしか知らないが。
「もう一度聞くぞ」
「機械化歩兵…開発計画の試作機…素体です」
躊躇いがあったが、今回は開発、素体と言うことが出来た。
「正確には『第三期機械化歩兵開発計画の試作機素体』だ。
これは改造処理により人型兵器となる素材であると言うことを示す」
改造、兵器などの言葉に露骨に反応するのが見て取れる。
「改造後の立場は兵器と言う言葉が示す通り、軍の管理下に置かれ命令には絶対服従を強いられる。
戦車や小銃と同じ立場だ。
もちろん、自由意志など認められない。将官や兵卒たちの命令を実行するために全力を尽くすんだ」
脅すような言い方だが、このプロジェクトの成果品に求められているのはこの言葉の通りだった。
生身の数倍の能力を持ち、絶対服従でありながら、高度な自律思考をおこない、量産が可能な、金属の身体の兵器。そんな夢物語がこの少女達の犠牲により成り立とうとしていたのだ。
「さて、一言で機械化歩兵と言うがどの様な物を指すか知る必要がある。
将来自分がどんな姿になるか興味があるだろう」
先程の言葉に萎縮していた少女に好奇心と恐怖が混ざり合ったような気配が生まれる。
「だが、先に君自身が将来どの様な姿になると思っているか教えてもらおう」
急に振られて言葉に詰まっている様なので、助け舟を出す。
「一般に知られている機械化技術では代表的なものは義手がある」
スライドに人工皮膚に覆われた義手が映し出される。
「はい、それなら知っています」
私の言葉に頷き返すのをみて、スライドを進める。
画面一杯に全裸の彼女の姿が映し出され、次の瞬間、手が外れ代わりに義手が接続される。
よく見ると、接続部がうっすら見える程度でほとんど違和感が無い。
だが、自分の手が機械のそれに替わってしまったのに、ショックを受けているようだ。それが例え、スライドに映された映像であっても…
「次によく知られているのが義足だ」
先程と同様に人工皮膚で覆われた義足が現れ、彼女の足と置き換わる。
やはり、ショックだったのだろうが先程よりはマシのようだ。
「大体、一般に広がっている機械化処理はこんなものだろう」
「わたし、手だけじゃなくて足も機械にされるんですか?」
恐る恐る質問をしてくる。だが、現実はその程度では終わらない。あえて無視して話を続ける。
「あまり知られていないが、義手だけではなく腕全体を機械化して代替品とする技術も一般に広がっている」
義腕が写され、同じように腕全体が入れ替わる。
「まさか、嘘ですよね」
否定の言葉を求めているようだが、残念ながらまだ序の口だ。
「人工皮膚の技術も発達したが、人間に偽装する訳ではない兵器には不要な代物だ」
PCのエンターキーを押すと、義肢の人工皮膚が剥がれ金属の外骨格が剥き出しになる。
「こんな格好になるなんて…」
裸同然の透け透けスーツだがそれが覆っているのは紛れもない生身の身体だ。それが金属で出来た手足になるのだ。
恐怖よりも驚愕が勝っているようだ。
「さらに内臓を必要最小限の代替機械に置き換えることにより内臓火器や動力炉の収納スペースを確保する事ができる」
腹からポンッポンッと小気味良い音を立てて内臓が飛び出し、生命維持のための最低限の機器と内臓火器が腹の中に消えていく。最後に心臓が飛び出し、代わりに同サイズの動力炉が胸の間に消えた。
「そんな、心臓まで… 死んじゃいます」
「不要な内臓などを削除したから最低限の生命維持装置で生きていられるよ。
でも、内臓火器とかつけたからね。今のままじゃ立つのがやっとだ。
このままじゃとてもじゃないが戦闘なんて無理だ」
スライドを進めると、先程の義足とは比べ物にならない位ガッシリと力強い義足が映し出される。
「幸い出力が大きな動力炉を内蔵したことにより、こういう軍用義足を使用して長時間戦闘を行う事ができる」
医療用の義足が取り外され、代わりに軍用の義足がはめ込まれる。
「ついでに腕の方も軍用のものと取り替えよう」
決して太過ぎないがエッジなど内臓武器を持ちと耐弾性に優れ、生身の数十倍の筋力を持つ義腕が表示され、元の義腕と取り替えられる。
その姿は先程までの弱弱しさを一切感じさせず、溢れるパワーを感じさせていた。
「軍用って…、こんな…」
「一般には一切出回らない代物だよ。片手で軽くゴリラを締め上げる事が出来る。
パワーセーブをした所で日常生活はもはや不可能だと考えていいだろう」
次に映し出されたのは、ふっくらとした女性の肉体に近い形に模られた金属製の胴体だった。
「攻撃能力を手に入れても、防御性能は全くダメだ。胸元などを打ち抜かれたら内臓機械が破壊される恐れがある。そこで金属製の身体を与える」
首から上と、機械化された臓器及び手足のみをのこして胴体が消え去る。
「これが君の身体だ」
そこに居るのは首から下が完全に機械化された少女だった。
「あ、あ、・・・」
私の言葉に恐怖が限界に達したか、黄色いものが少女の透明なボディースーツの股辺りに広がる。
「ああ、構わないよ。それは小も大も着たまますると無害化して徐々に分解して行くナノマシンが内蔵してあるから。
それにこの身体になれば君は今のようにお漏らしする事も不可能だ」
だが、言葉は届いていないようだ。
少女の口からは、しばらくの間意味を持つ言葉を聞き取る事ができなかった。
「最後はこれだ」
映し出されたのは金属性の髑髏。
「これを君の顔に合わせると…」
その髑髏に皮膚が貼られ、徐々に女性の顔に変化していく。
耳の代わりにセンサーが設置されていたり、額に認識用プレートが埋め込まれていたりと今と異なる部分があるが、それでも彼女だと分かる。
「顔部に関しては出来る限り、改造前と同じ状況を再現する。これは現在の身体が自分の物だと認識させる為の処置だ。
これに君の脳を収める」
画面の少女のから脳をデフォルメした絵が飛び出し、、スリムにカットされる。
「一部の運動や代謝機能を司る部分は機械に置き換えられる。
これは通常なら脳側で処理するのではなく義肢側で神経パルスを処理するが、2度と元に戻る事を考慮されない兵器の場合、不要部分のスペースを再利用した方が義肢側に余計なスペースや重量、処理遅延などが発生しないので効率的だ」
それが先程の機械の頭部に収められた。
そして最後に残された抜け殻の頭部は取り外され、最後のパーツが組み込まれた。
「これが、最終的な完成予想図だ」
手足から始まり、内蔵や胴、最終的には頭部まで、脳以外全ての場所が機械化されている。
人工皮膚が貼られているのは顔部のみだし、短く刈られた頭髪は放熱用の素材だ。
あとの部分は金属製のフレームが露出して、まるで中世のスーツアーマーの類のようだ。
「これが私…」
つぶやく声には感情が感じられない。ただ、私の言葉に反応しているだけのようだ。
「改造は徐々に段階を踏んで行われる。改造中の光景もしっかり観察してもらうぞ。
それにより機械でできた身体が自分自身のものであるという認識をしっかり持ってもらう」
「せめて、人工皮膚を…」
「それは出来ない。まず人工皮膚は人間が義肢を使用する際、本来の四肢との違いを隠す為のものだ。
だが、人型兵器は当初から機械であることが当然の事である。だからそれを隠す必要は無い。
それにこの機械が露出した身体は自分が人間とは異質なものであると言う自己認識を強固にしてくれる。
自分は兵器であって、人間ではない。最も基本的な認識だ。
正しく自己認識が出来ていないと混乱の元になる。現在の君が良い例だ。
君は何だね?、機械か?人間か?」
私の問いに反射的に答えが返ってきた。
「私は、人間です」
すぐさま、懲罰スイッチのボタンを押す。
「ほら、間違った。さっきも言ったとおり君は試作機の素体に過ぎない。人間ではなく生体部品だ。
やれ、人権だ、最低限度の保護だのといった物とは無縁の存在だ。それを忘れてはならない。
それじゃあ、最後に簡単な手術をして今日の授業を終わろう」
4.5 完成予想図 裏
急に目の前が明るくなる。またお母さんがカーテンをいきなり開けたのだろう。
もう少し寝ていたい。そう思いながらいつもの小言を待ったがその気配が無い。
薄目を開けると見知らぬ男性が目の前に居た。
いや、昨日あった男性だ。その事と同時に様々なことが思い出される。
機械化改造、素体…
「目が覚めたら全部夢でした。そんな事を期待していたんだろう」
村上さんの言うとおり、全てが夢である事を期待していた。しかし、それは全て打ち砕かれていた。
「残念だったな。早く起きろ」
促されて立ち上がると、裸同然の自分の姿が目に入る。思わず反射的に前を隠す。
そう言えばこんな格好していたんだ。
「懲りない奴だな。早くしろ」
呆れたような声が聞こえる。そう言えば首輪までしているんだった…
逆らってもしょうがない。恥ずかしいがなんとか立ち上がる。
その時、
クー
と、大きな音がした。
恥ずかしい。裸を見られているのとはまた全く異なった恥ずかしさだ。
顔が真っ赤になっているのが分かる。
「朝食のしたくは出来ている。早く来い」
そう告げて部屋を出て行く村上さんについて、私も部屋を出た。
小会議室とプレートに書かれた部屋に入る。
ホワイトボードと机・椅子のセットが幾つかあるだけの狭い部屋だが、机の上には数冊の本と学校の給食のような食事が一人前だけ置かれていた。
「先に食事を済ませてしまえ」
村上さんはホワイトボード傍の椅子に座り、私を促した。
「いただきます」
しっかりと口に出してから食べ始める。
味はあんまり感じられない。でも、食事をしているという事実が嬉しかった。
2人とも一言も口にしないまま食事は終わった。
「それじゃあ、食器は後ろの机に置いておけ。座学を始めるぞ」
ノートPCを開き、スライドの準備をしながら言う。
「さて、まずは昨日の復習だ。君の現在の立場を正確に言ってもらおう」
現在の立場…、年齢や職業なんかを聞いているのではない。
昨日言われた、機械化歩兵とかの事だろう。これはただの授業なんかじゃなくて、その計画の一部なんだ。
「き、機械化歩兵…、育成計画のそた、被験者です」
開発計画、素体。そんな単語が浮かんだが思わず違う言葉を使う。
「間違いだ」
昨日見せた懲罰用というボタンを取り出すのを見て身構えるが、何の意味も無い。
「!」
次の瞬間、激しい痛みが体を襲う。その痛みに声も出ない。
「与えられた情報は正確に記憶しなければいけない。また、間違った情報を故意に上官に伝えるのは重罪だ」
村上さんの声が、先程よりも怖い。
「もう一度聞くぞ」
先程、無意識に避けた言葉を思い出し口にする。
「機械化歩兵…開発計画の試作機…素体です」
「正確には『第三期機械化歩兵開発計画の試作機素体』だ。
これは改造処理により人型兵器となる素材であると言うことを示す」
改造、兵器。先程の痛みがその非現実的な言葉に信憑性を与える。
「改造後の立場は兵器と言う言葉が示す通り、軍の管理下に置かれ命令には絶対服従を強いられる。
戦車や小銃と同じ立場だ。
もちろん、自由意志など認められない。将官や兵卒たちの命令を実行するために全力を尽くすんだ」
昨日も言われた事だが、今の自分の扱いが言葉に重みを与える。
いきなりの拉致、容赦ない懲罰、透け透けの服装。
このまま、私は言われる事を実行するだけの人形になるのだろうか…
「さて、一言で機械化歩兵と言うがどの様な物を指すか知る必要がある。
将来自分がどんな姿になるか興味があるだろう」
どんな姿か…、恐怖もあるが興味もある。
「だが、先に君自身が将来どの様な姿になると思っているか教えてもらおう」
どの様な、と言われも想像できない。TVで見た義手はほとんど変わりない外見をしていた。
私もああゆう物を付けられるのだろうか? 答えに詰まってしまう。
「一般に知られている機械化技術では代表的なものは義手がある」
ホワイトボードのスライド画面に義手であろう物が映し出される。
これはTVで見たことある。
「はい、それなら知っています」
そう答えると、スライド画面に全裸の私が映し出される。
そして、手首から先が外れ、先程の義手が代わりにくっつく。
ほとんど、違和感が無い。よく見るとくっついた場所にうっすらと跡が見える位だ。
でも、ああいう風に機械にされてしまうのかと思うとゾッとする。
「次によく知られているのが義足だ」
今度は義足が映し出された。これもTVで見たことある。
さっきの義手と同じように、スライドに映った私の腰から下の部分が取り外され義足がつけられる。
「大体、一般に広がっている機械化処理はこんなものだろう」
確かにどちらもTVで見たことがある。だが、私がそんなものを付けられるなんて…
「わたし、手だけじゃなくて足も機械にされるんですか?」
一応、確認する。これがすべて私につけられ訳じゃないかもしれない。
「あまり知られていないが、義手だけではなく腕全体を機械化して代替品とする技術も一般に広がっている」
答えの代わりに驚くべき言葉が返ってきた。
腕全体! そんなに機械にするなんて…
画像では今までと同じように腕が取り除かれ義腕に代わっていた。
「まさか、嘘ですよね」
冗談だと言って欲しい。こんな腕までなんて…
だが、否定の言葉の代わりに村上さんの口から出たのはこんな言葉だった。
「人工皮膚の技術も発達したが、人間に偽装する訳ではない兵器には不要な代物だ」
今まで人間と遜色無かった見た目が一変し、機械が剥き出しなった。
「こんな格好になるなんて…」
誰が見ても機械だと分かる。今までの姿とは全く違う姿だ。
「さらに内臓を必要最小限の代替機械に置き換えることにより内臓火器や動力炉の収納スペースを確保する事ができる」
お腹から授業で習った内臓が次々と飛び出し、代わりに何かの機械が飛び込んでいく。
最後に心臓が飛びでして来たときは、今の心臓が止まってしまった様に感じた。
「そんな、心臓まで… 死んじゃいます」
多分、代わりになる機械が与えられるのだろう。でも、今の私はもう生きていけない。別の何かになってしまう気がする。
「不要な内臓などを削除したから最低限の生命維持装置で生きていられるよ。
でも、内臓火器とかつけたからね。今のままじゃ立つのがやっとだ。
このままじゃとてもじゃないが戦闘なんて無理だ」
戦闘なんてしたくない。そう思ったが口に出なかった。
すると、画面にまた義足が映し出された。しかし、先程のそれとは別物だと一目瞭然だった。
まず全体的に線が細かった以前のものに対して、力強い線で構成されている。
そして、今でこそ金属の外見を晒しているが、人間そっくりに似せていた前者と比べ、最初から金属製でこの状態こそ正常であると感じさせるデザイン、人間の身体を真似るのでなく機能優先である事が一目で分かった。
「幸い出力が大きな動力炉を内蔵したことにより、こういう軍用義足を使用して長時間戦闘を行う事ができる」
それが私の身体に取り付けられる。だが、今までの物と違い、貧相な私にはあまりにも似合わなかった。
「ついでに腕の方も軍用のものと取り替えよう」
腕の方も足と同じだ。機能優先で人間の腕とはまったく別物。
そして、私の身体はまた別な物へと変貌していった。
「軍用って…、こんな…」
口から声がこぼれる。
「一般には一切出回らない代物だよ。片手で軽くゴリラを締め上げる事が出来る。
パワーセーブをした所で日常生活はもはや不可能だと考えていいだろう」
確かにそうだ。こんな姿の化物が日常の中に居ていいはずが無い。
私は完全に日常から隔離されるのだ。
次に映し出されたものは金属製の身体だった。それも女性型のふっくらとして身体。
「攻撃能力を手に入れても、防御性能は全くダメだ。胸元などを打ち抜かれたら内臓機械が破壊される恐れがある。そこで金属製の身体を与える」
首からは下の私の身体が消え去る。残ったのは新たに与えられた機械部品だけ。
「これが君の身体だ」
消えた胴体の代わりにさっきの金属の胴体が収まる。
そして、そこには首から下が完全に機械化された私が居た。
「あ、あ、・・・」
すべて奪われてしまった。手、足、内臓、そして胴体そのもの。
首から下は完全に機械化されてしまった。
その事実に私の感情は限界を超えてしまった。股の間から暖かいものが流れ出すのが分かる。
しかし、ボディースーツに阻まれてそれが外に漏れ出す事は無い。
村上さんが何かを言っているが理解できなかった。
「もう何も無いんだ…」
そんな言葉が口からこぼれ続けた。
だが、それを止めたのは意外な一言だった。
「最後はこれだ」
まだ何処を改造されるんだ? そう思った時信じられないものが映し出された。
金属性の髑髏。そうとしか表現できないもの。
と言う事は…
「これを君の顔に合わせると…」
皮膚がくっついていき、徐々に人間の顔を形作る。
そう、私の顔だ。
額になにかのプレートが付いていたり、耳が変だったりするけど、いつも見ている私の顔だ。
「顔部に関しては出来る限り、改造前と同じ状況を再現する。これは現在の身体が自分の物だと認識させる為の処置だ。
これに君の脳を収める」
画面に映った私の頭からピンクの脳味噌が飛び出し、あっという間に小さく切り落とされていく。
「一部の運動や代謝機能を司る部分は機械に置き換えられる。
これは通常なら脳側で処理するのではなく義肢側で神経パルスを処理するが、2度と元に戻る事を考慮されない兵器の場合、不要部分のスペースを再利用した方が義肢側に余計なスペースや重量、処理遅延などが発生しないので効率的だ」
そして、さっきの機械の私の頭に脳味噌が収められ、中身の無い古い頭の代わりに私の身体に接続された。
「これが、最終的な完成予想図だ」
そこに居るのは頭まで含めて全身が機械化された少女だった。だけは今の私そっくりだが、それすら作り物だ。
ただ、脳味噌の一部だけが機械の中に納められているのに過ぎない。
「これが私…」
だが、先程の手足だけ機械化されていた状態と違い全ての調和が取れていた。
そして、美しいと感じた…
「改造は徐々に段階を踏んで行われる。改造中の光景もしっかり観察してもらうぞ。
それにより機械でできた身体が自分自身のものであるという認識をしっかり持ってもらう」
多分、これまで見せたのと同じ段階を踏んで改造するのだろう。
「せめて、人工皮膚を…」
叶わないと知りながらも、口から出る。
「それは出来ない。まず人工皮膚は人間が義肢を使用する際、本来の四肢との違いを隠す為のものだ。
だが、人型兵器は当初から機械であることが当然の事である。だからそれを隠す必要は無い。
それにこの機械が露出した身体は自分が人間とは異質なものであると言う自己認識を強固にしてくれる。
自分は兵器であって、人間ではない。最も基本的な認識だ。
正しく自己認識が出来ていないと混乱の元になる。現在の君が良い例だ。
君は何だね?、機械か?人間か?」
「私は、人間です」
今の私は機械ではない。その思いが口から溢れた。
しかし、懲罰のスイッチを取り出した時、自分の答えが間違った事を悟った。
「ほら、間違った。さっきも言ったとおり君は試作機の素体に過ぎない。人間ではなく生体部品だ。
やれ、人権だ、最低限度の保護だのといった物とは無縁の存在だ。それを忘れてはならない。
それじゃあ、最後に簡単な手術をして今日の授業を終わろう」
激しい痛みの中、もう人間ではない、という事実が強く心に残った。
今回はこれで終わりです。
改造まで行こうとしましたがちょっと長すぎた・・・
>>154 自殺防止は考えてたんですけど、良い手段が無くて困ってるんですよね
催眠とか脳改造とか無しだと良いのが思いつかない・・・
>>155 実はコテ外して投稿してました
しかも、このコテ使用して連載中も
でも、どれかまでは言わないでおきますが
乙。
深夜にじっくり読む。
>>167 代わりに家族を改造することになるぞ、とか
脳のダメージが軽ければ脳だけ取り出して
無理矢理生きながらえさせることもできるぞ、みたいな脅迫系はどうだろう。
ふと、初代フロントミッションのヒロインが脳だけ取り出されて
ヴァンツァーのコンピュータに作り変えられるエピソード思い出した。
あれは自由に身体を動かすことすらできなくて最悪だな。
被験体にとっては。
後うまく適合できても反乱もありえるが
それはどうするのかな
まあまり口出しすると作者縛ることになるがw
今回、改造の内容が描かれましたが、面影があるのは顔面だけ、
脳まで一部機械化とは、兵器らしい徹底した改造にむしろ清々しさを感じます。
それだけに、彼女を含め平凡な一般家庭の娘が素体対象に選ばれたか、
何かしらの理由付けが欲しいですね。それこそ残された家族がどうなるのかとか。
教官視点と少女視点の二重構成はちょっとクドい気もします。
同じ場所の事なら、どちらか片方でもいいのではないでしょうか?
とはいえ、王道のストーリーに続きを楽しみにしています。
覆面で投下した作品がどれなのか? 気になる〜!w
確かに、両者からの二重構成は、ほぼ々内容なのでくどい気もしますねw
自分はなぜ一般の少女が選ばれたかとか家族のこととかは、今後も描写が無くても一切気になりません。
理由付けも不要と思います。よくもっともらしく理由付ける人多いけど、嘘くさくしか感じられなくて、これなら無い方がいいなって思う事がほとんどだから。プロの作品でもたいていはそうです。
ということで外野の事名は聞き流して、作者さんの書きたい通り書くのが一番いいと思います。
あ、書き忘れましたが、今回も禿しく萌えました!!応援しています!
SSはスレが独立したんですね〜
なんかあっちは有料コンテンツのクレクレ集団になっちゃってうpやリンクがないとまずスレが動かない…
あっちにわいてたアンチってのはただのクレクレだったみたいです
あっちとこっちで火付け煽りか。
分離してよかったね、SSも久しぶりに面白いし。
とりあえず、第5話です
今回はついに改造です
と、いってもさわりだけですが…
5.初改造
「それじゃあ、メディカルルームに行こうか」
今回の改造程度なら大規模手術用の共有スペースを使う必要は無い。
「嫌、改造なんて嫌です…」
弱い声だが明確な拒否の意思を感じる。まあ、常識的な反応だ。改造だと言われてほいほいついていく様な人間はまず居ない。
だが、彼女には拒否する事は許されていない。理想とされる反応は素直に頷いて自ら手術台に向かう事だ。それを拒否する事は懲罰に値する。
素早くスイッチを取り出すと、出力を一気に上げる。間違いなく気絶する出力だ。下手すれば心停止の危険があるが、彼女の入念な検診の結果、その可能性はきわめて低いとの事だ。
ボタンを押し込むと、いつもより大き目の放電音がして彼女が倒れ付す。
携帯を取り出し、部下に彼女の手術準備を行うように告げると会議室を出た。
手術用の服に着替えメディカルルームに向かうと、彼女が拘束椅子に拘束され手術の準備が終わっていた。
用意されているのは左手用の義手。性能的には一般に出回っている医療用義手と大差ない代物だが、通常のものと異なり一切人工皮膚が用いられておらず、銀色の金属フレームが剥き出しになっている。
また、細かい部分を除けば容易に解体・組上げが可能で、手馴れた人間なら30分も掛からないうちに、パーツを組上げることができる。
その義手がサンプル用の完成品と今回使用する解体済みのパーツセットの2つ用意されている。
あとはメスや電気のこぎりなど生身の身体を解体するための道具が揃っている。
左腕だけ拘束を外し、手術用の台の上に拘束しなおす。
後は目を覚ますのを待つだけだ。
数分後、目を覚さますとまたあの椅子に拘束されていることに気づいて、抵抗するがその程度ではビクともしない。
しかも、左腕は麻酔が掛かっており感覚が無い筈だ。それが目の前に意味有り気に別に拘束されている。
多分、この手が改造される事になる、と言うことには気付いている筈だ。
「さて、ではこれから最初の改造に取り掛かる。
改造箇所はどこか分かるかね?」
「左腕ですか?」
怯えながら目の前の手とそこから伸びる腕に視線をやっている。
「いや、今日は左手だけだ」
そういって、彼女の目の前にサンプル用の義手を置く。
「これが君の新しい手と同じデザインの物だ」
フレーム剥き出しの金属塊が異様な光を放つ。
息を呑む音が聞こえる。
「これですか?」
「ああ、これから君の手を解体し、その代わりにこの義手と同型の物を組上げる。
目を逸らさずその工程を確認する事」
「え?」
当然麻酔で眠らされているうちに改造されてしまうと思っていたのだろう。だが、ある意味それ以上に残酷な仕事がある。
「君はこの手が機械へと改造される所を見落とすことなく見るんだ。
そして、自分の手が今どのような状態にあるか正しく認識し、自分の手が間違いなく機械になった事を理解すること」
これは自分が機械になっていく事、改造の進展具合など自己認識と現実の異差を無くすための処置だ。
「改造をされるところを見るんですか?」
「ああ、これからも可能な限り君には自分の改造を具に見てもらう」
そう宣言してメスを手に取る。
「嫌!」
やはりそう言うと顔を背けてしまう。
「仕方ないな…」
部下に内線で頭部固定用具を持ってこさせる。
「それは何ですか…」
部下から受け取った固定用具を見せると恐る恐る尋ねて来る。
「これは君の頭部を固定してしっかりと改造している部分を見てもらうための物だよ」
そう言いながら首に器具を付け、向きと角度を固定する。
「んー」
「これをつけてしまうと、口が開けなくなるからな。
あとは目を瞑らない様にしろ。こっちも固定器具はあるが元々の用途は拷問用だ。
約30分間瞬きも出来ず、固定されているとか嫌だろ」
しきりに瞬きをすることで同意を示しているようだ。
「それじゃあ、行くぞ」
メスが左手の付け根の皮に切り裂き血が流れる。
「!」
声は出ないが息を飲むのは分かる。
血は少しで止まり、苦痛の表情は無い。止血と局部麻酔は問題ないようだ。
「よく見ておけ、これが生身の人間の手の構造だ」
皮を剥ぎ、肉を削ぎ落としていく。
反応は薄いが、それでも何とか目を瞑らずに居るようだ。
器具の立てる音だけが続き、何時しか左手は白い骨だけになっていた。
「さて最後にこれを切り落とすぞ」
のこぎりが唸りを上げ、骨に触れるとあっけなく切り落とされた。
「これで右手はすべて除去された。つぎに君に機械の手を与える」
解体されたパーツを手元に持ってくる。
「これが先程切り落とした神経系に当たる部分だ」
パーツを一つずつ解説しながら組上げる。
「こちらは筋肉にあたるパーツだ」
手早く組上げるとそこには手の形をした金属の塊が出来上がっていた。
「これで完成だ」
安全装置を外すと、彼女の首の固定器具を取り外す。
「動かしてみろ」
言葉に釣られるように、金属の指が一本ずつ動き、さらに1度2度と手を握る。
「動きます」
「違和感は無いな」
その言葉に、一瞬反応が止まる。
だが、ゆっくりと答えが返ってくる。
「違和感は…、ありません」
改造は成功のようだ。最新型のこの義手は全く違和感を感じさせない筈だ。
しかし、彼女にとっては金属製の異物がいままでと全く同じ感覚という事の方が驚きのはずだ。
「これからも同じように機械化を進める。今日は自分の手を見て改造された事実と改造の様子についてよく考えておくように」
そう言いながら、全ての拘束を外し格納室へと促すのだった。
>>170・171
2重構造はくどいですか・・・
とりあえず、今回は表パートだけにしてみました
でも、少女の感情も出したいんですよね
表パートに2人分の視点を入れちゃった方がいいですかねぇ?
>>169 反乱についてはちょっと力技で行きます
あと、彼女が選ばれたのは本気で運です
将来的な機械化兵量産計画のテストデータ取得のために、将来改造のターゲットとなる17・8歳の人間
データが少ない女性、確保の容易さから関東近郊、平均的なデータを取得するため中流家庭
軍や義体関連の繋がりが無い、など複数の条件をクリアした中からランダムで抽出、運良く素体として確保されることになりました
残された家族とかは普通の行方不明事件(変な表現だw)だと思っています
サイボーグにされてるなんて夢にも思っていません
まあ、個人的には怪しい理由付けをしてピンポイントで改造対象に仕立て上げるとかも大好きですがね
乙!!モッキした
二重構成は不要と思うよ。少女主語で書かなきゃ感情が出ない、ということでも無い。
実際今回、彼女の悲惨さもちゃんと伝わって来たし。
大袈裟に泣き叫んだり失神したりしないところが逆にリアルかも
>>170です。
なるほど、ランダムに抽出されたものですか。
それだけでも安心して読む事が出来ます。
しかし、同時期に同年代の少女が関東近郊で5人行方不明になってれば、
事件になるだろうなあ。もちろん報道管制は引かれているのだろうけど。
今回から遂に改造がスタートしましたね。
手術自体は皮を剥ぎ肉をそり落とし最後に骨を切り落すと、淡々と書かれてますが
改造に対する恐怖感がひしひしと伝わってきて凄いです。
身体内でも微細な部分と思われる手を違和感無く、30分で組立てられるというのも凄いw
二重構成の点で、少女視点で書かなくてはならないのは、彼女が単独の時ですが
普段はカプセルで寝ているのなら、あまりその機会は無いかな?
少女の気持を書かれたいのでしたら、今後改造が進むのでしょうから
彼女の日記風に綴っていくのも良いかもしれませんね。
183 :
3の444 ◆v8Im32mS6s :2008/05/31(土) 23:56:40 ID:0b03Sm2t
>>134 の続き。
がらがらがら。
家の門というにはあまりにも大きい、まるで校門を思わせるような新沼邸の鉄製の門扉は、私たちが
近づくと重々しい音を立てながら、自動的に開いた。
「はー」
同時に、あきれとも、感嘆ともつかないため息を漏らすあるな。
私たちの目の前に広がる新沼邸の庭は、サッカーの試合が二試合同時にできちゃうくらいの広さで、
おまけにこの中だけで食物連鎖ができるんじゃないかってくらいに、いろんな木々が生い茂っている。
これは、庭っているよりむしろ公園だ。
「あ、あんた、お嬢様っていう設定じゃなかったっけ?こんなことくらいで感心してどーすんの?」
って嫌味をいったつもりの私の声も、興奮してちょっと上ずり気味。「ふん。そうね。うちの裏庭くらい
かしら」って思い出したように付け加えるあるなの軽口を笑う余裕もない。
正真正銘のメイドロボに引き連れられた、ニセお嬢様と、ニセメイドロボは、ちょっとした大通り並み
の広さのレンガ舗装の道を歩きながら、まるで都会に出てきたばかりの田舎モノみたいに、あっちをキ
ョロキョロ、こっちをキョロキョロ。
庭の一番奥に位置する新沼邸は、昔の写真集で見かけるような明治時代の官庁ふうの蔦がぐるぐ
る絡まった石造りの四階建てで、玄関前のロータリーには噴水まである。このあたりは、府内有数の高
級住宅街と言われるだけあって、来る途中見かけたどの家も、私が以前住んでいた家より立派だった
けど、ここはまるで別格。死んだお父さんには悪いけど、この家と比べたら昔のウチなんてまるで犬小
屋だ。高級車が軽く2台は買えちゃうような高価なメイドロボを持っている家なんだから、かなりのお金
持ちなんだろうと予想はしていたけど、まさかここまでとはね。
私たちの目の前の階段を三段上ったところにある両開きの玄関扉の先にはいったいどんな世界が
待ち受けているものやら、期待で胸がわくわくするよりも、むしろ場違いな場所に来てしまったっていう
不安と緊張感でいっぱい。
「ねえ、新沼さんっていったい何やってる人なわけ?」
「し、知るわっけないでしょ」
私の問いかけに、つっけんどんな答えを返すニセお嬢様。でも、彼女が、ごくり、と生唾を飲み込む気
配がはっきりわかった。私なんかと違って、生半可なことじゃ動揺しないあるなも、テーマパークなんか
じゃない、正真正銘本物の大邸宅ってやつを前にして、ちょっとビビリ気味。
ヘンリエッタは、そんな私たちの気持ちをよそに、軽やかなステップを踏みながら階段を駆け上がる。
どん。
ヘンリエッタがドアのノブに手を掛けるより速く、両開きの扉が勢いよく、外向きに開かれる。中から
現れたのは、強いくせっ毛で、くりくりした目が可愛らしい10歳くらいの男の子。
「ヘンリエッタ、おかえり。それから」
男の子は、私たちのほうを向いてにこっと笑った。
「たとらのお姉さんとデイジー。こんにちは。ぼくタカシです」
どんな金持ちのボンボンが出てくるのかと思っていたけど、タカシ君ってば、なかなかキュートな子で
はないか。私は、今までの不安をあっけなく忘れて、思わずぎゅっと抱きしめて頭をなでなでしてあげた
い衝動にかられたけど、すんでのことで思いとどまる。
タカシ君は、てくてくと私の方に歩み寄って、手をとって、私のことを見上げた。
「デイジーはどこ製のロボットなの?ちなみに、うちのヘンリエッタはギガテックスの最新型なんだ」
「えーっと、イソ・・・ぐふっ!」
思わずイソジマ電工と言い掛けた私の言葉は、みぞおちに入ったあるなのひじ鉄に止められた。もっ
とも、私の身体のみぞおちの奥にあるのは胃じゃなくて、義体を動かすバッテリーだから、みぞおちは
急所でもなんでもない。でもモンゼツするほどの苦しみはないにしても痛いものは痛い。
「デイジーはイソガイ電子の最新型ですの」
あるなは、眉をしかめて痛みをこらえる私をにらみ付けたあとで、こほんと咳払いをしてから言った。
「イソガイ電子?ふーん、全然聞いたことないや」
タカシ君はもう一度、私の顔とそれから胸のあたりを一瞥すると、、明らかに興味を失ったようにくる
りと後ろを向いた。
何も言わなくても、タカシ君、あんたの言いたいことはよーく分かってる。聞いたことのない二流メーカ
ー製のロボなんか、ヘンリエッタの相手じゃないと思ったんでしょ。おまけに胸まで小さいって思った
ね。
前言撤回。こんなガキんちょ、かわいくもなんともない。
とはいえ一泡吹かせてやるっていう自信も気概もない。私は身体こそヘンリエッタと同じ機械かもしれ
ないけど、心はただの女子高生なんだ。おまけに家事は苦手だし、自分がものを食べれない以上料理
なんか作れないし、興味もない。どんな対決をするにしても、私が大惨敗するのは目に見えてるんだ。
今日は、たとらが嘘つきじゃないってことを証明するためだけに、わざわさ安くない電車賃をかけて、こ
こに恥をかきにきたようなもの。そんなこと分かってるよ。
タカシ君は、私たちをお屋敷に招き入れるなり、一目散に目の前の螺旋階段を駆け上がり始めた。
「みんな、こっち来てよー」
階段の途中で足を止めて、私たちに向かって叫ぶタカシ君。
「速く速く!たいけつするんでしょ」
あるなと私は、思わず顔を見合わせる。対決するって言っても、上でいったい何をする気なんだろう。
「行きましょう」
ヘンリエッタが、あるなに向かって柔和な笑みを浮かべながら手を差し伸べる。
「う、うん。デイジー、行くよ」
「うー」
「うー、じゃなくてハイでしょ」
「はいはい」
タカシ君の後に続いて螺旋階段を上っていく私たちご一行。行き着いた先は、新沼邸の五階部分に
あたる屋上。ゴテゴテ装飾のついた側面とは違い、屋上はかざりっけのないのっぺりしたコンクリート
の床が広がるだけ。強いて飾りといえば、周囲を囲む黒い鉄柵くらいのもの。こんなところでいったい
何を対決するつもりなんだろう。
タカシ君は、くるりとこちらに振り返ると、
「これからたいけつほうほうをせつめいしまーす」
と呆気にとられている私たちに向かって言った。
「ヘンリエッタ、買い物カゴ貸して」
「はい」
ヘンリエッタの差し出した買い物籠を受け取ったタカシ君は、中をごそごそ探って、生卵の10コ入りパ
ックを取り出した。そして卵を両手に一個づつ掴みあげる。
「あのね。こんなふうに卵を二個持って、ここから下に飛び降りるの。手の中の卵を壊さないで、ちゃん
と飛び降りれたほうが勝ち」
「ええっ!」
と悲鳴を上げたのは、ほかでもない、この私。
「あのあのあのですね。別にこんなことしなくても、対決は、他の方法でもできるよね。どうせ卵を使うな
ら、目玉焼きを作るとか・・・」
「お料理対決なんて、ロボットじゃなくてもできるもん。人間だってできるもん。ぼくはロボットじゃなきゃ
できないことをしてほしいんだもん」
タカシ君は卵をつかんだままの手で、びしっと私を指さした。
「だって、もしかしたら、デイジーは、本当はふつうの人間で、ロボットって嘘ついてるだけかもしれない
じゃないか」
ぎくぎくぎくっ。
このタカシ君って子、ただのガキんちょと思ってたけど、まるきりバカってわけでもなさそうだ。確かに
私が本当にロボットなのかどうか手っ取り早く見分けるには、フツーの人間にはできないことをやらせ
るのがイチバンだよね。もし私がメイドロボのコスプレをしてるだけの普通の人間だったなら、こんな高
さから飛び降りれるわけない。ヘタしたら死んじゃうだろうし、運よく助かっても病院送りは間違いないも
ん。でもロボットなら別。この程度で壊れちゃうようなやわなロボットはいないはず。
要は、タカシ君、私が本当にメイドロボかどうか疑っているんだ。だから、私にこんな真似をさせようっ
ていうんだろう。
「あはは。もしデイジーが人間なら、こんなところから飛び下りたら死んじゃうね。でも、ロボットなら平気
なはずだよ。ヘンリエッタはできるよ。ねえ、ヘンリエッタ」
「地面までの高さは12.4m。もしここから飛び降りた場合、ボディになんらかの破損が生じる確立が
0.025%ありますが、かまいませんか?」
「いいよ。はい、卵だよ。デイジーにお手本を見せてあげなよ」
「かしこまりました」
ヘンリエッタはタカシ君から卵を受け取ると、スカートを翻してひらりと柵を越え、こっちが息を飲む間
もなく、無造作に飛び降りた。そして、ひらひらっと花びらみたいにスカートと髪の毛が広がったかと思う
と
ふわり。
レンガ敷きの地面の上に綿毛が舞い落ちるみたいに優雅に着地してみせた。すごいスピードで落ち
ていったはずなのに、決して、ドシンでもズシンでもない、あくまでもしなやかな、新体操なら10点満点
間違いなしの見事な身のこなし。おまけにヘンリエッタは、こっちを見上げて100点満点の笑顔で卵を
掴んだままの両手を振ってみせる。
「ねえ、見た見た?すごいでしょ」
タカシ君は、ヘンリエッタに向かって手を振り返しながら、得意満面。
「あら、そんなこと、うちのデイジーにだって簡単なことですわ。準備運動代わりに毎朝うちのお屋敷の5
階から飛び降りてますのよ。ほほほ。ね、デイジー」
「うー、そんな・・・ムリだよう・・・痛っ!」
ぎゅーっと足を踏みつけて私の言葉をムリヤリ遮るあるな。
「ムリじゃなくてハイでしょっ!」
「ははは、ムリ言ってら。デイジーは本当は人間でした。嘘ついてました。ごめんなさいって一言言え
ば、今なら許してあげるのに」
「あーらあらあら、デイジーが人間なんて、そんなはずありませんわ。いまどきメイドロボなんてちーっと
も珍しくありませんのよ。ほほほ」
あるなお嬢様は高笑いしながら、卵を二つ手に取ると、私に押し付けた。
そして、
「行けっ、デイジー!」
私に向かって、あごをしゃくって、下を指差した。その姿は、部下を死にに行かせる冷酷な軍隊の指
揮官さながら。どうやら私に命令違反をする権利はなさそうだね。はは。
あるなから卵を受け取る代わりに、眼鏡を渡した私は、渋々柵をまたぎ越えたて、四つんばいの格好
で、恐る恐る下をのぞきこんでみた。
(ムリだ)
私は、地面で、まるで私を待ち構えるみたいにぱっくり口を開けている噴水池から目をそらした。柵
の内側の安全なところで感じる高さと、柵の外側の危険ゾーンで感じる高さはまるで違う。
「ややややっぱ、こんなのムリだから。ね。ムリ。体が壊れちゃうよう!」
私は柵にもたれかかりながら、悲鳴を上げた。死んじゃうって叫ばなかったのがせめてもの理性。足
はがくがく震える。卵を握り締めた手のひらは、もし生身の身体なら汗でべったりだったっただろうね。
私の使っているCS-20型義体は、本来特殊公務員仕様なんだ。だから、この程度の高さなら、飛び
降りても大丈夫なくらい頑丈にはできてる・・・はず。でなきゃ、特殊公務員なんていう厳しい仕事にこの
身体が使えるはずないよね。
でも、それと恐い恐くないはまた別モンダイ。いくらこの身体が特殊公務員仕様といっても、私の義体
免許そのものは、一般生活限定で、専門の学校に行って専門の訓練を受けてるわけじゃないんだ。そ
れに信号だけのニセモノとはいえ、痛覚だって人並みにある。もし、こんなところから飛び降りでもした
ら、どんなに痛いか・・・想像もしたくないよ。
って、そうか。痛いのがイヤなら痛覚を切っちゃえばいいんだ。確か痛覚のレベルは、サポートコンピ
ューターで操作できたはず。
(私ってば、頭イイ!)
私はぎゅっと目をつむると、義眼ディスプレイに義体の設定メニューを表示させながら、ゆっくりと立ち
上がる。
(えーと、えーっと、痛覚のメニューはどこにあるんだっけ)
視界の中を頼りなさげによろよろカーソルがさまよい動く。念じるだけでサポートコンピューターを操
作するのは、やっぱりパソコンのマウスを使うのとは勝手が違うよね。特殊公務員の皆様ならいかなる
場合でも冷静沈着に難しい設定変更もこなすんだろうけど、私にはとてもムリ。
おまけに―――
「あと10秒で飛び降りれなかったらヘンリエッタの勝ちでいいね」
タカシ君の声が私の焦りに拍車をかける。
(性感メニュー?あーっ、もう、違う違う。こんなとき、そんなもの開いてどうするどうするどうする)
「ね。ヤギー、頑張って」
あるなは、柵越しにパニック状態の私の耳元でこそっとそうささやいたかと思うと、
とん
私の両肩を軽く押した。
それで十分。
鼠と猫が追いかけっこするあのアニメみたく、空中を歩けるはずもなく・・・
ぎやああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ――・・・。
今日はここまでです。
>>178 乙です!ねちねちした改造がかわいそうで萌えた。少しずつ改造されて、改造の恐怖が長引くんだね。(;´Д`)ハァハァ
>>M.I.B. さん
乙。これからもっとかわいそうな目に合わされるかと思うと勃起(ry
>>38 003がサイボーグならではのその手の話って少ないんだよな
003って16才で拉致されて改造されたんだよな?
それ萌えるんだが、石の森はそこんとこを中心にするべきだったのに orz
>>192 ギルモア博士自身に改造されてるし、アニメとかのせいで生身に近いみたいな解説されてるけど細かい描写みるとかなりの部分が改造されてる
細かい描写kwsk!!
あ、直接的な改造描写と言う事では無くてサイボーグとしての機能の実装されてる描写とかの事ね
内蔵の酸素ボンベ?に切り替えて地中深くでも呼吸ができるとか、大の大男を素手で倒したりとかね
改造シーンはギルモア博士の回想に出てくるだけだね
石の森は肝心なところを描き忘れてしまったな
009は作品全体を通して、「サイボーグ」という記号が少ないからなぁ
要は超人でしかないんだよ
外見的にも人間と変わらず、平時は一般人と全く同じ生活をしている
さりとて戦闘中にメカ要素があるかと言うと004位しかないし
「拉致って無理矢理改造」という最萌えな設定を構えておきながら、ガッカリさせられるよな石の森には。
そこで二次創作で補完だよ。
もっともそうなったら9人全員を娘に置き換えるがなw
そういえば、石の森には009ノ1という作品もあったな。
野郎に関しては記述不要
201 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 20:18:05 ID:ekP3GvzT
>>199 009ノ1こそが本人版二次創作と言うには別話過ぎる罠。拉致改造じゃないし。
東側が主役なら容赦なく拉致とか徴兵に出来ただろうけど、大作家でも商業作品で許されなかったかも。
月面基地が出来ないうちに冷戦が終わってしまったから晩年に書き直す機運も無かったのが惜しい。
野郎は興味ないが、9人全員だと収拾がつかない気もする
いっそ、ギルモアの反乱が失敗して003は捕まって、もっとメカっぽく改造されて・・・
とかが良いな
いいジャナイかそれ ハァハァ
>>202 敵の女サイボーグももっと徹底的に改造されてて欲しかったな
石の森は甘いよな
別にサイボーグ萌えのためにサイボーグ描いてた訳じゃないだろwww
そういう意味で、せっかく拉致強制改造という萌えシチュにも関わらず、石の森は萎え。
>>207 そんな作品があったら教えて欲しいものだな。
まあ、殆ど皆無なのが現実だが。
009は制作当時としては十二分に過激な改造だった。
212 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:17:12 ID:rDRx0M56
>>211 惜しいが外れ。キューティーハニーはアンドロイドというか、人造人間。
空中元素固定装置が本体でハニーの肉体は空中元素固定装置が作り出した人間そっくりの人工物なんだな。
ボーグマンのアニスが意外に出てないな。
>>213 妊娠もできるしサイボーグというよりも義手義足に近い気がする
生物としての営みを全て奪われても人間でありたい
っていうカタルシスが無いとなあ
カタルシスは要らんな。むしろ逆に、ディレンマや苦悩や惨めさが欲しい。
ほしゅっとこう
217 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 09:45:31 ID:k19l3tpi
ほしゅっとな。
最近、投稿少ないね。
219 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 11:49:01 ID:k19l3tpi
糞が大量投稿されるよりはずっとマシだよ。
糞が行っちゃってだれもいなくなったね
221 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 12:26:01 ID:dCJSd97e
ドマイナーなジャンルだからこんなもんだよ。むしろ今んとこ少数精鋭で高密度
と言えると思う。
少数精鋭って誰?
アニメ版004ノ1は良かった
ちょっとマイナージャンルだってことを理解してないのが多い気がするな
ただでさえマイナーな中で属性がさらに細かく分かれてるのに
気に入らないだとか、少ないだとか、文句言いすぎだろう・・・
文句があるなら自分でやってみるのが一番だと思うのだが。
それをやらずに文句だっけ言っても意味がない。
226 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 17:03:12 ID:zy9iCczW
俺も皆も、少しストライクゾーンを外れるくらいは許容できるそ、そうしてきた。
ただ過去の惨事はそういうレベルではなかったな。
屑も吐けない糞ばかり
スレ衰退、過疎化、消失の典型的パターンを地でいってるんじゃないか?
元々零細スレだったところに、やれスレ違いだ投稿の仕方がなってない内容が好みじゃないだのと自ら門戸を
狭めた結果、衰退していくすれは少なくないよ。気に入らないレスは無視すればいいのに、そうせず門戸を狭めて
自滅する愚はどこの板でも繰り返されてる。
>>222 ぶっちゃけM.I.B.氏が消えたら主戦力は誰もいなくなるんだが……
宮九さんとか自サイトに篭ってる人多いし
だめもとで誰か書いてみたらいいのでは?
ということで
>>240頼む
>>240頼むって、まだ達してないぜw 誰だよ?
そういう他力本願なところが、過疎る原因なのが解らないの?
危惧するんだったら、自分から行動しな。
もはや本筋とは関係ないところでしか伸びなくなったな
友達いないだろ。な、工作員君
234 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 20:02:22 ID:A5IcRjc3
>>
>>22222222 ぶっちゃけ、まとめサイトに籠ってネチネチとここの悪口言い合ってる奴ら、イラネ。
つまんねえんだもん。
気になっていつも見に行っているんですね。わかります。
どう見ても234が粘着です。ありがとうございました。
237 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 00:16:55 ID:JWi8x/3Z
>>234 禿どう。保管庫サイトの掲示板見て、なんかイヤんなった。お前らつまんないくせに負け惜しみかお!?ってw
雑談スレSSスレに別れたのにこっちでもやるのかよ…
前は書き手側にも問題があったから言っても描き手の自己弁護としか思ってもらえなかったが流石に酷いんじゃないの?
>>221 少数精鋭とか言いだすと本当に誰もいなくなるって
と言うかそこまで言うなら見本を見せてくれよ
239 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 01:52:04 ID:JWi8x/3Z
本音とはいえ、書きすぎたかも orz
だがあの陰険さに、ますます嫌気がさしてしまったもんで、つい…
>>239 余計なこと付け足すなよ。批判なら雑談スレに行けよ。
とりあえず投下しにくいふいんき(なぜか変換できない)作っちゃダメだろ
無関係な作者に迷惑かけることになるぞ
向こうは向こうでまったりとやっているだけだろ
>>239はなにと戦っているつもりなんだ?
>ID:JWi8x/3Z = ID:A5IcRjc3
個人サイトの掲示板の文句をこんなところで言う、お前の方がよっぽど陰険。
負け惜しみだと思うのはお前だけ。お前こそイラネ。消えな。
分かった分かったw
もういいから荒らすなよ。マタ〜リ行った方がいいんだぜ
荒らしの張本人が言うなよ
だからもういいってww
>>244 禿どう。
あれこれ好き嫌いを言わず、マターリ行けば保管庫サイトの作者さんも
戻ってくるかもしれないね。
俺も皆も待ってるよ。
ネガティブで他罰的な話題しか出ないのは衰退するスレの特徴だな・・・
何が正しいとか誰が間違ってるとかは関係なく、住人があいつが悪いとしか言わない
これでは先は無いわ
俺は何も心配してないがw
マターリ待ってりゃいいんだよ(´ー`)y-~~
量が多いだけじゃ全く意味無いし。
>>249 せっかくのSSスレなんだからSSの量が多い分には何の問題もないのに
こんな無意味な批判にスレが費やされたらたまらないよね。
251 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 15:19:30 ID:9r9EFyCV
ちゃんと読めよ。量が多いことなど批判してないだろ!?ww
いつもそうやってすぐにケンカ腰になるのが問題だと思う。
>251
いつもの荒らしだろ?スルー汁
最後のSSからもうすぐ一ヶ月、SS無しの記録はどこまで更新されるか
勇者の出現はあるか。
254 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 22:26:23 ID:9r9EFyCV
それは見物だね
脳改造が中途半端or途中で気づかれて脱走or記憶を取り戻されるのはデフォ
>>187 の続き
心の準備も痛覚遮断もできないまま屋上から突き落とされた私だけど、一応は頑張ったよ。ヘンリエッ
タの真似して、うまく足から落ちてみせたつもり。でも体操の経験もなく、特殊公務員訓練も受けず、まし
てや12.4mの高さからダイブしたことなんてあるはずもないズブの素人の私に、両足をぴたっと揃えた綺
麗な着地なんてできるはず・・・ないよね。
どすん、
とスマートとはいえないまでも、なんとか両足で着地できたまでは良かった。でも予想以上の着地の反
動に、うまく踏ん張ることができず、バランスを崩して前のめりに倒れて、ぽっこり私のカタチに跡が残っ
ちゃう強烈に芝生に全身を打ち付けた。
真っ赤な火花が目の周りをチカチカ飛んでいく。ヒトって、許容範囲を遥かに越える痛みを感じたとき、
痛いってコトバを口にする余裕なんかなくなっちゃうってこと、私は初めて思い知った。今の私にできるの
は、うーうーうめきながら、全身を襲う擬似痛覚が消えうせるまでの30秒間、芝生の上をのたうちまわるこ
とだけ。
何かに例えることすらオコガマシイ、こんな痛い思いをするのは、あの事故以来。あの時、私の身体は
脳みそを残して死んじゃった。でも、この機械の身体はどうだろう。義眼ディスプレイには故障を警告する
サイン一つ表示されず、頑丈そのもの。そのくせして痛みだけは妙にリアルに再現して、私を苛めてくれ
るからたまったもんじゃない。
そして―――
ぴたっ。
本当にぴたっと30秒で、何の余韻も残さず嘘みたいに痛みはひいてしまう。嘘みたいだってさ。はは。
嘘みたいじゃなくて、嘘だもん。義体が衝撃を受けたとき、それらしい痛覚を作り出すようサポートコンピ
ューターがプログラムされてるだけ。私にとって作り物なのは身体だけじゃない。脳みそが感じる感覚だ
って全部作り物。
痛みはひいても私はしばらくそのまま仰向けに寝そべって空を見上げた。空は雨が降りそうで降らない
どんよりぐずぐず曇り空。悲しくて、情けなくて泣きたい気持ちで一杯なのに、涙の一つ流せない、今の私
の気持ちとおんなじだ。
「大丈夫ですか?」
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、上から心配そうに私のことを覗き込むヘンリエッタ。でも私は
騙されないよ。あんたのその、いかにも私のことが心配ですっていう表情だって、私の痛覚と同じ、プログ
ラムされたニセモノなんだ。ロボットなんかに同情されるほど私は落ちぶれちゃいませんよーだ。
私は、膨れっ面で差し出されたヘンリエッタの手をぱちんと払いのける。その私の右手からこぼれ落ち
るどろりとした黄色い何か。パラパラ落ちる白い破片。
(そういえば、私、落ちたとき手で頭をかばわなかったっけ?)
あわてて指先で顔を探る。案の定、顔一面に卵の中身がべったり・・・orz
しばらくして下に降りてきたタカシ君、卵まみれの私の顔を見るなりお腹をかかえて大笑い。デイジーが
人間じゃなくって間抜けなメイドロボだってことが分かった、だってさ。
どうせ私は武庫川家の間抜けなメイドロボですよ。メイドロボ対決にはボロ負けしたけど、そんなの初め
から分かってたコト。たとらが嘘つきじゃないってことはこれで証明できたよね。だったらもうこんな茶番は
やめやめ。さっさと帰ろう。
「眼鏡返してよう」
私は胸から下げたエプロンのポケットの中に入っているハンカチでごしごし顔と手を拭きながら、メイド
ロボらしからぬ不機嫌さであるなに言った。それで、もう長居は無用って意思表示をしたつもり。
でもね。
こほん。
あるなは軽く咳払いして、皆の注目を集めた後
「一回戦は確かにデイジーの負け。でもまだ二回戦が残っている」
二回戦?あんた今二回戦って言った?まだ私に何かさせようって気ですか?ジョーダンじゃない。ちょ
っとは空気を読んでほしいよね。
「いや、もう負けでいいし」
「デイジーっ、おだまりっ!はじめの対決は、タカシ君。あなたが対決方法を指定しましたわね。でしたら、
次は私が指定しなければ不公平ではなくて?」
「二回戦?」
タカシ君の目がお気に入りのおもちゃをみつけた子供のように輝いた。ていうかタカシ君、ガキだった。
「何するの?バトル?ちなみにうちのヘンリエッタは50ばりきだから普通のロボには負けないよ」
「・・・ご、ごじゅうばりき」
それを聞いた私は、こそこそあるなの後ろに隠れた。
さっきは優しく私に手を差し伸べてくれたヘンリエッタもご主人様の命令とあれば容赦なく私を壊しにか
かるだろう。ロボなんて所詮そんなもの。私の義体だってリミッターを外せば出力150馬力だそうだけど、
普段はそんな力なんて出せやしない。ぜいぜい普通の成人男性よりちょっとだけ強い程度。そんな私が
バトルなんてした日には、どうなっちゃうか・・・想像もしたくないよね。
「嫌だよ。もう帰ろうよう」
あるなの服を背中から引っ張る私。
「まあまあ。このまま帰るのもなんか悔しいじゃん。ま、悪いようにはしないからさ」
あるなは、にやりと笑ってこっそり私に耳打ち。あるなの悪いようにはしない、が良かったためしないん
ですけど。
と、言うことで今私たちはタカシ君のお屋敷の中、品のいいホテルのロビーを思わせる赤い絨毯の敷き
詰められた客間に来ています。
テーブルを挟んでこっち側に私とあるな、反対側にタカシ君とヘンリエッタがそれぞれふかふかの革張
りのソファに腰掛けてテーブルを挟んで向き合うかっこう。私たち四人の前に置かれているのは、あるな
がヘンリエッタにお願いして用意してもらった白い薄手の紙が2枚づつ。それから黒のマジック。
あるなによれば、これがメイドロボ対決2回戦の道具ってことだけど、こんなモノで何するつもりなんだろ
う。タカシ君も思うところは同じようで、さっきから怪訝そうな視線をあるなに送っている。
「さてと、道具は揃いましたね」
あるなはタカシ君の二つの目と、私とヘンリエッタの四つの機械の目が自分に集まった頃合を見計らっ
て、こほんと咳払いひとつしたあとそう切り出した。こうしてみなの注目を浴びているときのあるなってホン
ト楽しそう。
「メイドロボは人間の代わりにいろんなお仕事をしてくれます。ということは、どれだけ人間らしい感覚を持
っているかが重要です。すぐれたメイドロボほど人間に近い感覚を持っていると言えるのではないでしょう
か?」
「それとこれが何の関係があるの?」
タカシ君が自分の目の前の黒いマジックをつまみ上げる。
「関係あります。みなさん、マジックで2枚の紙にそれぞれ自分の名前を書いてみてください」
「僕も書くの?」
「そうぼくも書くの。そして、私も。もちろんデイジーとヘンリエッタも」
なんだか分からないけど、ここに名前を書けばいいんでしょ。八木・・・じゃなくてデイジーっと。もう一つ
デイジーっと。
静まりかえった大広間にキュッキュとマジックの動く音が響いた。
「では」
みなが書き終わった頃合を見計らって、あるなが顔を上げた。
「じゃあ、タカシ君の書いた、この新沼高志っていう字」
あるなはタカシ君の名前が書かれた2枚の紙を取り上げる。
「この2枚をぴたっと重ねあわせると、ほら同じじゃない。ビミョーにずれてる」
「当たり前じゃん。コピーとったわけじゃないんだから同じ名前を書いても、二つともぴったり同じように書
けるわけないよ」
あきれ顔のタカシ君を無視して、あるなは今度は自分の名前の書かれた紙をみんなに見せた。
「私が書いたのも同じ。ずれてる。それから、ほら、このへったくそなデイジーの字もずれてる」
「うー、へたくそは余計だよう」
「でも・・・」
あるなは私の不平も無視して一呼吸おいたあと、ヘンリエッタの書いた紙を、まるで裁判で勝訴が決ま
ったときのような持ち方で、みんなに指し示した。
「ヘンリエッタの書いた字は・・・ほらこうすると、二つとも1ミリの狂いもなく、ぴったりおんなじ」
ホントだ。二つの紙に書かれた「ヘンリエッタ」という文字は、あるなの言うとおり、コピーをとったみたい
に1ミリの狂いもなくぴったり重なった。
「だから、この勝負はデイジーの勝ちー!ぱちぱちぱち」
「何言ってんだよ。デイジーの字はこんな汚いじゃないか。ヘンリエッタのほうがずっと綺麗な字じゃない
か」
「タカシ君。うふ。この勝負は字が綺麗か汚いか、じゃないの。どれだけ人間らしく書けたか、なの。綺麗
な字で1ミリの狂いもなく同じ字を書いたヘンリエッタと、汚いよれよれの字を書いたデイジーと、どっちが
人間らしいと思う?ロボットには人間みたいに毎回毎回微妙に違う字を書かせるほうが難しいの。だから
デイジーみたいに人間みたいな汚い字を書けるのは実はすごい技術なんだよ。だからこの勝負、デイジ
ーの勝ちっ!」
「なんだそれ。納得いかないっ!」
勝ちと言われて納得がいかないのは勝った私も同じ。あるなのヤツ、人の字を汚いなんて言ってくれち
ゃって、それってちっとも褒めてないよね。私だって、できればヘンリエッタみたいな誰が見ても見易いき
れいな字を書きたい。でも字が汚いのは生まれつきで、これは体が機械になったからって、その体を動
かすのは私である以上治しようがないんだ。
話がよく理解できてないのかきょとんとしているヘンリエッタ。悔しがるタカシ君。そして、ふてくされる
私。得意満面のあるな。その場の四人の感情がちっともかみ合わずなんともしらけた空気になっちゃっ
た。
そこへ・・・
ばたん。
勢いよくドアが開いたかと思うと、四十がらみの小太りのオッサンが私たちのほうへ、ばたばたと駆けて
きた。そして、私の書いた2枚の紙を掴み上げると
「この字ッ、これはすばらしい。これを人間が書いたというならただの汚い字だが、ロボットが書いたという
ならこれはまさに芸術ッ。このデイジーのAIをプログラムしたエンジニアはまさに天才だッ!」
鼻息で私の髪がふわっとなびかんばかりにテンション高く興奮してる。それで私は余計にしらけた。
そうですか。ロボットが書いたのなら芸術だけど、人間が書いたならただの汚い字ですか。じゃあ私は
ホントは人間なんで、それ、さっきのあるなと同じで全然褒め言葉になっていないんですけど。
「いやいや、これはこれは失礼しました。私、タカシの父親です。先ほどからモニターでみなさんの様子を
見させていただておりましたが、武庫川さん、お宅のメイドロボは実にすばらしいですな。屋上から飛び降
りてバランスを崩して倒れたり、情けないうめき声を上げたり、ロボットとは思えないほど汚い字を書いた
り、こんなすばらしいメイドロボは見たことがないッ!」
新沼氏はそこまで口から唾を飛ばすような勢いで一気にまくしたてると
「メイビス、キャロライン、ステップニー!」
ぱんぱんぱん、手を三回たたいた。
それを合図に入ってきたのはヘンリエッタと同じような服を着た三人の女の子たち。どの子も、とびっき
りかわいくて、おまけに巨乳だ。それに比べて私は虚乳だ。
「私はメイドロボを集めるのが趣味でしてね、こんなふうにうちにはヘンリエッタも入れて4台のメイドロボ
がおります」
新沼氏は、そう言いながら空いているあるなの隣のソファにどすんと腰を沈めた。そして、まっすぐある
なを見据える。
「そこで武庫川さん、単刀直入にお伺いする。ぜひともこのデイジーを私に譲っていただきたい」
「だだだ駄目駄目駄目。わ、わたしは料理も苦手で、掃除も嫌いだし、あ、あと子供も嫌いなんです。字も
汚いし、力は弱いし、メカに弱いし、あ、あと数学もチンプンカンプン。だから駄目。使えないです私なんて」
あるなが口を開くより早く、私の口が動いてた。ジョーダンじゃない。私はメイドロボじゃなくて人間なの。
でも、あるなとの約束でそんなことは言えるはずないから、いかに自分が役に立たたずか精一杯アピー
ル。でも、それって新沼氏にとっては逆効果だったみたい。
新沼氏、ずいっと身を乗り出して満足げに目を細める。
「うーむ、この反応。実にすばらしい。今の言葉を聞いてますます欲しくなったッ!もちろんただとは言い
ませんよ。これでどうです」
すっと指を二本立てた。
(にっ・・・)
「にせんまんえん・・・」
あるながごくんと唾を飲みこむのがわかった。
「いや」
静かに首を振る新沼氏。
「2億円」
「売ります。ぜひ使ってください!」
あるなは新沼氏とがっちり握手。
私の頭の中でドナドナの曲が流れる。ってそんなこと言ってる場合じゃない。あるなっ、あんたお嬢様っ
ていう設定なんだからね。そんなハシタ金で興奮してどうするのさ。私、メイドロボじゃなくて人間サマなん
だからっ。嫌、嫌、売られるのは嫌―っ!
おしまい
ヤマ無し落ち無し意味無しの代表格がきたお
意味無しはともかく山場と落し所は欲しいんだぜ
ヤマはともかく落ちはあるだろ。
ドナドナされたか。次回は新沼家メイド物語ですな。
262 :
sage:2008/06/30(月) 22:55:15 ID:6kuDPRyB
MIBさんもキボンヌ
263 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:46:18 ID:DcSiSyh6
M.I.B.、降りて来〜い!!
264 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 23:11:04 ID:DcSiSyh6
13才ってとっても幼いね(;´Д`)ハァハァ
だいぶ遅くなりましたが、第6話です
6.3日目
計画開始から3日目
「義肢の構造としては非常にシンプルな物だ。完全に暗記する必要は無いがそれぞれがどのような関係になるかを理解し、組み立てるぐらいは出来るようにする事」
机の上には昨日与えられた義手と全く同じものが置かれている。
色、サイズなど今動いてるそれと寸分違わない。
銀色のフレームが剥き出しで、ピクリともしない金属の塊。
だが、それと全く同じものが左手として付いている。
目の前のものは彼女に自分の手が何であるかと言うことを強く語りかけていた。
金属が剥き出しの人工皮膚すらない手。
そんなものでも手として動いているという事実は、それが機械と言うことを忘れさせる。
医療用として義肢を与えられた人々にとってはそれは喜ばしい事だろう。
だが彼女達にはそれが機械であると言うことを正しく認識し、そして自分の身体は機械に置き換えられているという事実を認めなくてはならない。
この課程は自分の身体の一部が機械であると言う認識を強める。それが最大の目的である。
従って先程行ったとおり、細かい構造を暗記する必要は無い。出来れば大まかな部品の配置などを理解出来ればよいのだ。
なぜなら、この義手とも10日ほどしか無い短い付き合いになるからだ。
この後、彼女にはより精巧かつ強靭な軍用の義肢が与えられる事になる。
真に必要になるのは、そちらの方の構造だ。
設計図を眺め、工具を手に取るが使い方が分からないようだ。
手を取り教えながら解体していく。一つ一つのパーツの役割を解説し、覚えさせていく。
その後、もう一度組み立てもとの姿に戻す。
それを2度繰り返し、午前中が終わった。
午後は射撃訓練にあてた。
銃といっても、空気圧で反動だけ再現した光線銃で実弾は出ない。
銃の仕組みの説明を終えた後、射撃場に立たせて撃たせる。
「命中させる必要は無い。現在の状態を把握する一環として射撃能力を知ってもらう」
射撃音が響き渡るがターゲットに命中したマークは出ていない。
「まあ、初心者がいきなり命中させれる物じゃない。とりあえず感覚だけ掴む為に撃て」
射撃能力は後の改造で付与する予定ではあるが、その変化を理解してもらうために現在の能力を知るのが目的だ。
しばらく、射撃音だけが続いたが予定の数撃たせたので切り上げる事にする。
「それじゃあ、最後に今日の改造だ」
「今日もですか…」
それまで文句を言わずに作業を続けていた彼女も、改造と聞くと流石に拒否する意思を示す。
「そうだ、嫌でも従ってもらうぞ」
「いえ、従います…」
スイッチを取り出すと、すぐに小さい声で従うと言った。
いい傾向だ。
メディカルルームに着くと、彼女を拘束椅子に拘束する。
用意してあるのは、右手の義手。昨日の物と対になる金属製のフレームが剥き出しの物だ。
「今日は右手の改造だ。構造自体は左と大して変わらない。暇かもしれないが寝るなよ」
自分の身体が機械に作り変えられるのを見飽きる、そんな事は有り得ないだろう。だが、しっかりと改造を見てもらう必要がある。
「寝たりするなんて出来ません」
右腕に麻酔を施し、感覚がなくなったのを確認する。
「それじゃあ、始めるが頭を固定するか?」
私の質問に少し悩んだ後、はっきりと言った。
「要りません」
「そうか、それじゃあ目を背けるなよ」
「はい」
弱いが意思が篭った声だった。
前述の通り、手術自体は昨日と同じ手順であり、まるで昨日の復習のように解説しながら改造を進めた。
30分ほどの手術の後、右手も左手と全く同じ機械に置き換わっていた。
「動きに違和感はないな?」
昨日と同じように手を握りこんだり広げたりを繰り返し、動作を確認する。
「大丈夫です」
「そうか、じゃあ今日はこれで終わりだ」
「はい」
「明日は足を改造する。大規模な改造だから覚悟しろ」
この言葉に悲しそうな顔をして、答えが無かった。
懲罰を与えようかと思ったが、口に出す拒否がないだけ進歩だと思いそのまま格納室へ促した。
間が開いた上に短くてすいません・・・
話題に関してですが、色々なネタやシチュエーションとかどうでしょうかねぇ?
誰か文章化してくる人が出る事を願いつつ
269 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 06:06:19 ID:HSvnl+gp
(;´Д`)ハァハァ 待ってました!!短いが萌えました!!(;´Д`)ハァハァ
270 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:19:15 ID:I/XmL+up
ミブ、ナイス!続き早く頼む!
271 :
sage:2008/07/09(水) 19:47:48 ID:6B88QcdZ
強制改造は基本だろ?W
多数派と心得ているが
w小文字は基本だろ?w
W大文字は少数派と心得ているが
正直、ここんとこのミブ信者がうざい。馴れ合いたいなら別にスレ立てりゃよかろう。さほどいい文章とも
思えない書き手に過剰なマンセーカキコはスレの質を下げる。マンセーすれ立ててやれ。
馬鹿にしているとしか思えない書き込みに
M.I.B.氏はどう感じているのだろうか。
いい気持ちはしてないと思うよ
あっちにもこっちにもいる放火魔
>>273 いい加減にしろよこの糞テロリスト!!
何がしたいんだ!?荒らし目的で来るなよ。
作者さん気にするなよ。1人の荒らしは皆の代弁者じゃないんだから
荒らしを防ぐ妙案は無いものかね?
スルーだろう
あいてにしなけりゃテキトーに勝利宣言とかして去るし
>テキトーに勝利宣言とかして去る
それもそうだなww
お前は大人だな
神様カモーン!!
一匹の嵐がナニを言おうと、俺たちは待ってるよ。
改造の続きが気になるwktk(・∀・)ワクワク
保守ッとこう
ほしゅっとな。
チンポ握って待ってるんだが、改造の続きマダ〜?
285 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 13:16:59 ID:crs/QgB/
寝覚めは最悪だった。激しい頭痛と喉の渇き。無理な姿勢で寝ていたせいか身体の
節々が痛い。特に身体の下敷きになっていた右手は感覚がないほど痺れてる。
しばらく、起きあがる気にもならず寝返りをうって仰向けになり、天井を眺めていた。
ぼんやりと、考え事をするでもなく天井のシミの数を数えてるうちに、右手の感覚が戻って
くると、ふと、妙な違和感を覚えた。はて、俺は何を握って寝たんだ・・・? 俺はなにを
握ってるんだ・・・?
感覚の戻りつつある右手を顔の近くに持ってきて、俺は見た。
ちんぽだ・・・
改造の続きをチンポ握って待ちながら寝てしまった、と言うことは寝ぼけた頭で理解した。
しかし、握られていたチンポがなぜ手に? いや、握っていたのだから手の中にあるのは当
たり前だ。しかし、手を股間にやって握っていたのであって、顔に近づけた手の中にチンポが
あるのはおかしい。おかしいではないか? あぁ、そうか。俺のチンポは長い。顔まで届く
ほどに。そんなわけはない。となれば答えは一つだ。
「ちんぽがもげた」
俺は笑った。乾いた笑いなのか濡れた笑いなのかはわからん。とにかく笑った。そして、
病院に走っていった。下半身裸のまま、チンポを握ったまま。
「保守ですか?」
依頼されたのはとあるスレの保守だった。
「エロパロ板ですよね。その程度なら簡単です」
「え? ただ保守するだけじゃなくスレに沿ったことを定期的にやるんですか?」
不思議な色のジュースに口をつける。
「私に出来るんですか? 誰でも簡単? 分かりました。お願いします」
「何をすれば良いんですか? これを確認して実況して保守すればOK」
・内臓機械化 1%
・筋骨格機械化 0%
・表皮機械化 0%
・頭部機械化 0%
「え? 機械化って? スレタイ通りにサイボーグになってもらう?
嫌です。それに1%って何時の間に? さっきのジュースですか」
「解体… 分かりました。ちゃんと仕事しますから助けてください」
「保守です」
ワラタwww
荒らしのせいで神様の復活はまだだが、とりあえずいい感じになってきたなw
「保守1号です」
「もう、以前の名前を使う事はないから忘れろ。と、この名前を付けていただきました・・・」
・内臓機械化 30%
・筋骨格機械化 0%
・表皮機械化 0%
・頭部機械化 0%
「お腹の中は結構機械に変わってしまいました。今は専用の栄養剤と水しか口にできません」
「胃から腸にかけて改造したそうで、もう人間の食べ物は消化できないそうです」
「これ以上改造しないでください。おねがいします」
「保守です」
変なデジャヴだ。最悪の寝覚め。ぼんやりした意識のまま、天井を眺めている。
おかしな夢を見ていた。ちんぽがもげて、もげたちんぽを握りしめて街中を走り回る夢。悪夢といえば悪夢だけど、ギャグ漫画みたい。
いや、悪夢ってのはそういうものかもしれん。
気分が悪いほど喉が乾いてる。体もだるくて重い。ふと起きあがろうとするけど、体が思うように動かず思わず「どっこいしょ」と声が出て
しまった。まともに声も出ないほどのどが渇いてるのか、かすれたような声が出ただけだったが。
そして、自分がまだ悪夢の中にいることを思い知らされる・・・
起きようとした体は、横たわったままだった。それもそのはず、俺は首だけしか無かったのだから・・・ 眼下に広がる悪夢。首とは別に
横たわる俺の体。胴体の首の断面にはスパゲッティのようにパイプやケーブルがぶら下がり、俺の生首に向かって伸びている。右腕は
取り外され、断面からは電子機器や金属製のフレーム、シリンダーが覗いてる。股間には・・・ ちんぽは付いていなかった。ソケットのような
穴だけがそこにある。俺の目はチンポをさがした・・・ そしてそれは・・・ 取り外された右手がしっかと握ったままになっていた・・・
オエ〜!!野郎のサイボーグは勘弁してくれ!
かわいい少女だけで頼むよ
291 :
289他:2008/08/06(水) 00:30:45 ID:RxPmP9Zl
>>290 安心しろ。このあと、この男は少女型のサイボーグとして改造されていろいろされる予定だった。
しかし、書いてる途中で自分の好みじゃないからと「おえー」などと書くような無礼に続きを書く気も失せた。
続きは存在しなくなったので、こんご君の目を汚すこともない。さらば。
>>291 いや、男を改造して作った少女なんていらんからそのまま消えてくれ
>>292 禿同。どんなに美少女に改造しても、元が野郎ってだけで禿しく萎える。
>>294 ということは、元が美少女の非偽装型戦闘用フルボーグならいいんだな!?
いや、少女っぽさが残ってないと萎えるよ。顔は元のままで、ちちやしりも生身の皮膚のままとかが萌える。
ふうむ……。
ならば歯の一部分が人工物に置き換わっている少女はどうだろうか?
>>295 別に構わん、というか大好物だ
ただし、ちゃんと少女として書くのならばだが
ごつい多脚戦車を延々書いて、最後に女の名前の脳味噌使ってました。だけでは意味が無い
男が出てこようと元男が出てこようと脇役なら構わん
けど少女がまったく出てこないのは論外
脇役も萌える少女サイボーグならなおよし、だがw
非戦闘用に限り、キャタピラ型とかタイヤ型とか多脚型に萌える漏れが来ましたよ
もちろん少女らしさが(顔などの容姿も含め)残ってるのが前提だが
キャタピラ型とかタイヤ型は萌えるよね。それこそ戦闘用に無理矢理改造されてたらなお萌えだがw
キャタピラ型なふつうの女の子の日常物語なんてのも良いね
両脚切断の憂き目にあって下半身がキャタピラになったサイボーグ少女のオセロにかける青春物語か。
>>304 それはそれで萌えるが、元ネタはブラックジャックだな?w
自衛隊に捕われた少女が無理矢理改造されて両足切断され、戦車さいボーグにされるのとかが萌える。
>>306 人の足に戦車の砲塔がのってるサイボーグが頭をよぎった
保守ります
みぶさんをずっとまってるんだがwktk
>>310 「近藤さん、この娘さん、そこの角で辻切りにおうたらしいんじゃが・・・なんとか助けられんじゃろうか・・・」
新撰組の屯所。
血相を変えた斉藤が担ぎ込んだのは、屯所の近所に住む野菜売りの娘だった。とんと浮ついた話を聞かなかった彼だが、最近
よい仲の娘がいると隊内で噂になっていた。恐らくその娘なのだろう。
娘はといえば、もはや虫の息。右の肩から入った刀は右腕を根本から切り落とし、右脚を腿から膝にかけて斜めに切り落として
しまっている。正直、出血も酷く生きているのが不思議なくらいだ。
「・・・この娘に秘術を施す。命をとりとめるかどうかは五分と五分。とりとめたとしても、よりつらい生が待っている。それでもこの娘
を長らえさせたいか?」
「私がこの娘の苦しみまで受け止めまするゆえ」
かくして、新撰組初の女性隊士にして半機械化美少女剣士「壬生さん」が誕生することとなった。
乞わないで! ご期待。
改造された少女
親の会社に来た娘は、手違いで兵器に改造されてしまいました。
娘をもとに戻そうとした親でしたが、軍が来てそれを止めました。
親は娘を助けようとしましたが、娘に撃たれて死んでしまいました。
完
ここは短編しかだめだと聞いたんで……w
>>313 乙!ww
だがそんな短くなくてもオケーだよw
短編しかダメというかいくら便所のラクガキと言えど
人様に作品を見せるわけだし文章の推敲はしてもらいたい
同じこと言ってないかとかもう少し文字数を減らせないかとかさ
じゃあ、お手本見して★
>>313 過去に、内容が糞なら日本語も小学生レベルというひどい駄文を嫌がらせのように大量投下した奴らがいたから、長文への警戒感が強いってだけのことだよ。
いいSS、というより、常識的な文章力でさえあれば、文句は言われないよ。
以前がひど過ぎただけ。
じゃあ、お手本見して★
簡単なんだよね?
保守
保守です
321 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 22:18:41 ID:zhnPELWp
ナノマシンに侵食改造されて、改造された少女もナノマシンになるってストーリーはどう?
なるほど、ナノサイズの女の子が大腸菌の鞭毛に触手られるというSSですね?
……ねーな。
本当は液体金属にされる少女ってどうだ?と言いたかったのだが。
気がつくと、そこは虹色に輝く液体の中だった。
もがこうとしても手が動かない。
さらに両足、首と拘束されていることが分かる。
息が出来ない、と思ったが苦しくは無い。
ただ、身体中で何かむず痒いような感覚だけが広がっていた。
どれだけ時間が経っただろう。
急にボコボコという、音と主に液体が少なくなって顔が外に出た。
見たことも無い秘密基地?といった感じの部屋でチューブみたいな中で私は立たされているようだった。
液体は足元の穴から1分ほどで全て流れ出てしまった。
残されたのは全裸で両腕と両足首、首を拘束された私だけだった。
チューブが駆動音と共に持ち上がると1人の女性がこちらを見ていた。
恥ずかしいという思いよりも、何が自分に起きたか分からない混乱で一杯だった。
「貴方は誰なんです? ここは何処? 私に何をしたの?」
「私は菜野、Dr.ナノと呼んで。ここは私のラボよ。貴方にはちょっと実験台になって貰ったの」
「実験台?」
「そう、ナノマシンと人間の融合という崇高なテーマの実験よ」
そういうと、Dr.ナノは手元のPCを操作した。
次の瞬間痺れる様な感覚が胸元に起こり、私の胸が急に膨らんだ。
「どうEカップになった気分は?」
「なんで?急に胸が・・・」
「貴方の身体はナノマシンへ置換されて外部からの操作で自由に変化させられるのよ」
彼女が何を言っているのか、よく分からない・・・
「次はこんな事ができるわ」
さっきの感覚が全身に広がると、身体の色が変化していく。
光沢のある翠へ全身の色が変化した。
「なに・・・これ?」
「発色はどんな色でもほぼ自由に可能よ」
「元に戻して!」
「はいはい」
同じような感覚がすると、元の肌色に戻る。
「どう?凄いでしょ」
「わかんないです・・・」
「まあ、すぐには実感できないかもね。何か欲しいものある?」
「服をください」
突然の事態に混乱していたが、裸だった事を思い出す。
「ああ、服ね」
彼女がそう言うと、またPCを操作する。
また痺れるような感覚がすると、肌が変化を始めた。
黒く変色したかと思うと、徐々に肌質が変わり、いつの間にかぴっちりと肌を包む全身タイツに変化していた。
肌ではなく、タイツを着ている密着感まである。
「これでいい?」
「こんなのじゃなくてもっと普通の服を」
思わずそんなこと言ってしまう。
「贅沢ね」
また痺れが起きると、タイツが分離し、ゆったりとしたセーラー服と広がるスカート変化し、下着も着ている。黒のロングソックスとエナメルの靴までついている。
「これでいい?」
思わず頷く。
「これってどうなってるんですか?」
「その服は全部貴方の身体が変化したのよ。セーラー服も、下着も、靴も」
「これが全部私?」
「そう、貴方の身体は適切な司令さえあれば、何にでも変化することができるわ。まあ、実際はナノマシンが擬態しているだけだけど」
「何にでも・・・」
「そう、金属だろうと有機物だろうと液体だろうと何でもね。
でも爆発物とか無理よ。質量や体積も保存されるわ。
その代わり、どんな複雑な機械にもなれるわよ」
「機械・・・」
ちょっと刺激されて好き勝手に書いてみた
続きは無い
326 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 19:42:00 ID:N/vyp+I7
御帰還乙です!
頑張ってください!
セーラー服に萌えたw
けど…続きは無いのかお!orz
328 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 19:30:49 ID:QqG/tRyl
せっかくの壬生さんw降臨のところをケチつけて悪いんだけど
自由に形を変えられるとなると脳みそもナノマシン化している事になるよね?
これってサイボーグといえるの?
MIBさん乙!!こないだの続きが気になるのでぜひ御願いします!
あれ、ガチで萌え萌えだったよ。
330 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 01:11:54 ID:lbPwfWlU
できれば前作メタルヴァルキリーの続きもお願いします!
今作ともども気になって夜も眠れません!orz
メタルヴァルキリーも萌えたよね。敵も味方も強制改造(;´Д`)ハァハァ
セーラーウェポンも、続きをまとめてプリーーーズ!!
>>328 ミトコンドリアに取って代わるとかで細胞に取り憑くナノマシンならアリでは?。
でもやっぱりメタルヴァルキリーや第3次機械化計画のようにざくざく切り刻んで改造してくれる方が好きです。
小林博士の量産強行きぼんぬ
ほしゅっておく
ミブー、降臨はまだかい?(´・ω・`)
マダーとかって急かすよりは、ネタを出すなりSSを投稿するなりして、投稿しやすい雰囲気を作ったほうが良いんじゃないか?
過剰に期待されると、本人も投稿しづらくなるし、他の投稿しようとしている人も投稿しづらくなるし。
337 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 11:20:13 ID:6E6dnhKv
ヽ(`Д´)ノ オルァァァァァ!カソアゲじゃーー!
保守です
>>332 亀レスで悪いが、ざくざく切り刻む前の下準備でナノマシンをミトコンドリアと入れ替えるとかじゃ駄目?
340 :
332:2008/09/28(日) 16:39:44 ID:GNyYJ/ZM
>>339 具体的な方法はよく解らない怪しげな方法だけど、機械化改造の下準備で生体強化するというのはMLPの「フィオラ」でやられているね。
複雑な改造工程で延々と苦しむのが見たい向きには萌え度が高い。
あえて意味づけするなら神経を機械に接続しやすくするとか、しばらくむき出しにしておいても大丈夫なようにとかかな。
生きたまま神経系だけむき出しにしておかれたらいかにも痛そうだ。
341 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 02:27:43 ID:FeIxk2SN
痛そう!?(;´Д`)ハァハァ
痛がる少女を強制改造(;´Д`)ハァハァ
342 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 14:01:11 ID:TLwQ3Yo5
保守age
起 憧れの彼に告白する少女。しかし彼は人形しか愛せない変態だった。
承 彼の心を射止めるため怪しげな研究所へ行きサイボーグ化してもらうことに
転 「そこまで俺のことを…」少女の行為に感動した彼は少女と抱き合う。
結 サイボーグ娘のフルパワーの鯖折りで彼即死
>>343のような事故を防止するために、エッチな気分になったり感じたりすると
自動的に生身の人間並のパワーしか出せなくなるリミッターがかかるというのはどうだろう。
そして捕虜になった戦闘用サイボーグ娘は逃亡できないよう
三角木馬の上で二十四時間イカされっぱなしに。
「くぅっ……あぁっ! だ、だめぇっ……
感じてさえいなければ、こんな拘束なんて……ひぁあっ!」
345 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 02:03:32 ID:XVfnegx4
>>344 戦闘用に改造されたのも無理矢理だとなお萌え(;´Д`)ハァハァ
借金を返せなくなった少女達を戦闘用サイボーグ化して地下の賭博場でバトルロイアルさせたり即死系障害物レースさせたりダッチワイフにしたり
外見に凝りすぎて予算が足りなくなったので電源は家庭用コンセントから確保、
声はダメボーカロイドみたいな合成機械音声。というサイボーグ少女。
348 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 21:27:26 ID:XVfnegx4
声まで変える必要は無いとおも
というか声や顔はそのままじゃないと萌えれない
ラジコンで操作されて強制オナニーさせられるとかどうか
350 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 23:06:00 ID:jHd/bIMO
切断された四肢の変わりに機械の義手義足
ってのはサイボーグにカテゴライズされんのかね?
>>351 サイボーグ以外の何かと言われるとこまるぞ。
Wikiの記述だが、
サイボーグ(cyborg)は、サイバネティック・オーガニズム(Cybernetic Organism)の略で、
人工臓器等の人工物を身体に埋め込む等、身体の機能を電子機器をはじめとした人工物
に代替させることで、身体機能の補助や強化を行った人間の事。
日本では『サイボーグ009』放映後、サイボーグという言葉が一般的に知られるようなった。
とあるし。
353 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 22:24:36 ID:MbihPTjw
入れ歯や眼鏡も、って書いてあったっけ。
さすがにそれらは萎えだがw
>>347 固定型サイボーグなので移動できなくて
外付型人工心肺装置で呼吸できないので喋れなくて
それでもちゃんと人間扱いされてて一人の人間として生きてる
そういう娘は萌え
−System Doll Run start
真っ暗闇の中に赤い文字でただそれだけが表示された。
寝起きが悪い筈の私が嫌に目が冴えている。
だが、周囲は真っ暗で、身体も起こすことはおろか手足を動かす事もできない。
次の瞬間、目の前にモニターの様な明かりが灯り、ピエロ風の男が映し出された。
不思議な事にモニターは光を放っているのに周囲を照らす事は無く、まるで直接頭の中に映し出されているようだった。
「おはよう!人形の皆さん」
ピエロのテンションの高い声が耳を通さず直接入ってくる様な感じだった。
「さっそくだけど、君達にはあるレースに参加してもらう」
レースって何?と質問しようとしたが声が出ない。
「君達はいまとある実験コロニーにランダムに投下されたカプセルの中に居る。
そこから、ゴールの宇宙港まで来てもらう」
急な発言に意味がわからない… コロニー? 宇宙港?
「大体、距離は200kmから500km、これを20日以内に自力でたどり着いてもらう」
200kmを20日って、1日10kmも移動するの?
「今の君達には距離的には問題無いはずだ」
問題無く無い。そんな距離移動した事なんてない。
「君達は今最新鋭のサイボーグになっているんだから」
え? サイボーグ?
「信じられないと思うので、各人の改造シーンを個別に流すぞ」
急に場面が変わり、手術台に私と同じぐらいの女性が寝ている、いや、あれは私だ。
それを取り囲むように白衣の男性が数人現れ、眠っている私を切り刻んでいく…
そして削ぎ落とした肉や内臓の代わりに様々な機械が埋め込まれ、切り落とした腕や足の代わりに義肢が取り付けられ、それらを覆うように金属の外骨格が形成された。
そこに横たわっているのは、とても人間には見えない、でも顔だけはいつもの私…
それがカプセルに収められる所で映像は途切れた。
「これが今の君達ね」
CGで作られた私の画像が映し出され、それと共に武装などのデータが頭の中で開放される。
はは・・・、本当に私こんな身体になったんだ・・・
「君達の内臓バッテリーはちょうど20日分、それが無くなるまでに宇宙港に着かなければGAME OVERだ。
また、内臓火器の使用や高出力を必要とする運動を行ったりするとその分バッテリーが減るから注意する事。
生命維持は一日に水100mlと君達のカプセルに入ってる栄養剤を1個摂取すればOK」
バッテリー・・・、私電池で動いてるんだ・・・
「このコロニーには大型の動物や様々なトラップ、そして君達を狙うハンターが居る。
反撃して殺しても罪には問われないから、頑張って生き延びる事。
君達は全部で200体準備されている。先着10名までがゴール可能だ」
たった5%・・・、でもそれだけの人たちがたどり着けるとも限らない。
「現在位置とゴールは内臓の地図で確認してくれ。
それじゃあ、レースを開始だ」
その声と共に、暗闇に亀裂が入り光が差し込むと共にカプセルが開いた。
−−運動機能のロックを解除します
そんな文字と共に身体が動くようになる。
身体を見ると銀色の金属で出来ているがわかる。手も足も。
拳で叩くとカンカンと金属特有の音が響く。
どっきりなどではない。本当にサイボーグにされてしまったのだ。
今すぐ泣きたかったが、ピエロの言葉を思い出す。
生き残るためにはゴールを目指さなければ…
栄養剤と水筒はカプセルの中にあった。
それを脇腹の格納スペースに収納し、頭の中で地図を呼び出す。
北西へ約300km。平均よりは短い距離だ。
あとは、安全なルートである事を祈ろう。
そして、私はカプセルの外。荒れ果てた荒野に一歩踏み出した。
急に降りてきたので書いてみた
またしても、続きは無い
前作について、脳までナノマシンに置換されてるのでサイボーグと呼べないのでは?
という疑問については、脳だけ侵食しないようにプログラムしてあるとか
主人公が寝ている間に保護処理をしてあるとか、適当に妄想しておいてください
まあ、完全ナノマシン化とかしちゃうと色々楽なんですけど
真っ二つにされても再結合とか出来ますし、形状の縛りが完全に消えますし
>>355 競争率20倍を勝ち残っても奴隷戦士として死ぬまで酷使される悪寒が・・・。
トラップやハンターが強敵すぎて力を合わせなきゃ突破できなくて
気がついたら皆仲間に
そしてそのままレースそのものをブッ壊し皆で脱走・生還
てストーリーなら萌えるな
200人が仲間になってく過程がドラマだとか
レースそのものをブッ壊して主催者の裏をかいて脱走するのがサスペンスだとか
少ない資源で生命維持系の共有して皆生き残るためにシャム双生児化して
省エネのために起きてる人と仮死状態の人をローテーションで交代するサイボーグ萌えなシーンとか
圧倒的に強いハンターにいたぶられたり、バッテリーが切れたり、
仲間だと思ってたほかのサイボーグに裏切られたり
俺は逆に一人一人をクローズアップしてそういう絶望的な終わりを迎えるシーンにぞくぞくする。
360 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 21:12:15 ID:of1ilpqp
ミブさん降臨サンクス!!やはり文章が上手いな。
しかし途中までかお!?orz
ドSハンターに捕らえられ、解剖を楽しまれるのが、漏れは萌えるねw
ゴール出来なかったものは追われ捕らえられて、回収されてスクラップ。
ゴールできたものは優秀な兵器として実戦配備され、武器庫に保管されて、戦闘時に取り出されて使われ、自由は無い、とか、が萌えww
>>M.I.B.
乙!面白かったです。続きが読みたいなw
バトロワよりもグラディエーターとかベンハーが思い浮かんだ
女刑事・薊は最愛の恋人と右腕を犯罪組織アマゾネスクィーンに奪われた。
彼女は仇に法を超えた制裁を下すべく、闇の外科医に禁制のサイボーグ手術を依頼するのだった……。
「おはよう。右腕の調子はどうかな」
麻酔によって落とされた意識が急速に回復してくる。
右腕のあった場所に違和感を覚え顔を向けると、そこには銀色に輝く新しい腕があった。
「これが私の新しい腕……」
「ああ、神経はもう接続してあるから動かせる」
闇医者の言葉どおり、右腕に意識を向けると指先が動いた。そのまま蛍光灯の明かりにかざしてみる。
「凄いわ、余りにも違和感なく動かせる。……それで頼んでおいた武器だけど、仕込んでおいてくれた?」
「ああ、まず中指だが小さなナイフが仕込んである。刃渡り1cm程だが頸動脈を切るには充分だろう」
「なるほど」
「そして薬指には無針注射器が仕込んである。相手に接触させないと意味がないがな」
「……薬の補充はどうするの?」
「手首に隠し窓があるからそこから注いでくれ。そして小指。これはいざというとき引っこ抜いて手榴弾に出来る」
「凄いわね。それで?」
「以上だ」
「……ちょっとまって、人差し指と親指には何も仕込んでないの?」
「ないよ。下手なもの仕込むと制御難しくなるし強度弱くなるし。箸が持てないと困るっしょ」
「じゃ、じゃあ手首と肘には?」
「いや?特に何も。強度落ちるし重くなるし間接の可動域狭まるし」
「なんでよー!腕からビームとかミサイルとかマシンガンとか、あなたにはロマンってものがないの!」
「大気圏で使える光学兵器は実在しないし、ミサイルなんぞ身体の間近で放ったらバックファイヤするじゃないか。
だいたいマシンガンが使いたいなら手に持って撃とうよ。加熱した銃身ぶら下げて歩きたい?」
「じゃあ凄いパワーで岩でも一撃粉砕みたいなパンチが撃てるとかは?」
「え、できないよ。岩でも一撃粉砕な衝撃を肩の骨だけで受け止めたら死んじゃうじゃん」
「……まるきりただの腕じゃない!」
「ただの腕って事はない。サービスとしてマッサージ器の機能も持たせておいた」
「何に使うのよ!」
「いや、重い右腕を支える右肩だけが凝りそうだなーと思って親切心で」
「右肩をマッサージするのに右腕だとやりずらいじゃない!!」
「……あ、ほんとだ」
「くっ、あれだけ常識的な指摘をしておいてそこだけマジボケとは……」
「いらないなら外すよ。プログラム上の機能だからあと600秒もらえれば消せるし」
「もういいわよ。あって困るもんでもないんでしょ?じゃあ私帰るから」
「さよならー。メンテは一週間後ねー」
しゃわ〜〜
「マッサージ機能ねえ……」
しゃわ〜〜
「そう言えば手術中動かなかったせいか筋肉が突っ張るような」
しゃわ〜〜 ブブブ
「あ、結構気持ちいいかも」
しゃわ〜〜 ブブブ
「あー、背中にも手が届くー。これ便利かもー」
しゃわ〜〜 ブブブ
「これ、当ててみたらどうなるんだろ……?」
しゃわ〜〜 ブブブ
「そういえばあの人が殺されてからしてないし……」
しゃわ〜〜 ブブブ
「……んっ、ああん!」
一週間後。
「んじゃあ最後にプログラム確認するから。それ終わったらメンテ終了ね」
「全く面倒ね……で、何か異常あった?」
「人工筋肉の疲労が思ったより大きいかな。データは吸い上げてから解析するからこれからだね」
「そう……」
「あ、そうだ。マッサージ機能消しておこうか?気に入らなかったみたいだし」
「い、いえ!?そんなことはありませんじょ?」
「……はい?」
「ああ、いや。せっかくあるんだし機能障害を起こすわけでもないのに何でも消せばいいってもんじゃないと思う!!」
「はあ」
「プログラムだって生きているのよ!あなたには慈悲の心がないの?」
「いや、それはない。……けどまあそこまで言うなら残しとくけどね」
二時間後。マッサージ機能の使用ログを見て闇医者は色々把握した。
保守ります
366 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 03:40:56 ID:oiWnuS8P
サイボーGood!
「・・・以上で説明は終わり、あ、あと、これ説明書ね」
殺人兵器として生まれ変わった私の身体機能をひとしきり説明すると、
彼は冷たい麦茶に口をつけた。
「彼等−−君の仲間の仇は西エリアF地区の廃ビルに潜んでるらしい。
何とか環境研究所って看板が外されずに残ってるから、それを探せば簡単にわかるよ」
「何から何まで悪いな」
「別に。報酬はその分たっぷりいただくからいいよ」
彼の目が欲情めいた光を見せて、私を舐めるように眺める。
その視線にいくつかの記憶が掘り起こされた。
『改造はお金かかるよ?
身体で払うのもありだけどね』
『俺はこっちが好きなんでね。うん、綺麗なアナルだ。味見といこう。
ああ、わかってる。復讐が終わるまでペニスは入れないよ。約束だからね』
『指三本入ったね・・・・・・って、あらら、感じすぎてお漏らししちゃったか』
尻穴を好きにしてもいいという条件と引き換えに、
私は改造費をロハにしてもらった。
仲間の仇を取るためなら、それくらいの気持ちいい屈辱など・・・・・・
「どうかした?」
彼の声に私は首を振って思案を断ち切った。な、何を考えてるんだ私はっ・・・・・・!
「もしかして俺に尻ファックされる想像でもしてた?待ち遠しい?」
「若き天才学者さんにしては、なかなか馬鹿なことを言うんだな。
だ、誰がそんな変態行為を心待ちにするかっ」
確かにこの男のやることは毎回私をたまらなくさせる。
だが、それは生理的な反応であって、決して私が変態だとか
そ、そういうことじゃない、絶対そうだ・・・・・・
「んじゃ行ってらっしゃい〜」
ハンカチをピラピラ振る彼を尻目に私は屋敷を出て、目的地へ向かう。
復讐のためか、それとも初めてのアナルセックスへの渇望か・・・
・・・私には曖昧になってきていた。
む、スレの流れが変わってきたような気がする。
作者さん乙!!久し振りの投下歓迎!
ここまで反応薄いってことは、やっぱ辱ものでなければ住人が納得しないんだろな。
過疎なだけだろ。
まあ。たしかに強制改造とかかわいそうな方が萌えるが
強制改造と服従教育が一体になった特殊学校に入学することになった適合者の話を書こうと思ったが、以下の2案で悩んでいる。
どっちが良いだろう?
1、全ての生徒は強制的に集められていて、改造されることを望んでいない。
2、ヒロイン以外は様々な理由から自発的に入学している。高い適合性を持ったヒロインのみ強制的に入学させられてしまう。
とりあえずどっちも書いてみるんだ
で気に入ったシチュエーションとか創作意欲がわくほうを選べばいいとおもう
サイボーグ化を望むなんてありえないよ。フェチの都合いい妄想でしかない。
嫌がってるのに無理矢理、じゃないとしらける。
まあ374の言うように、作者の意欲に従うのが一番だね。
>>375 自発的にといってもいろいろ理由があるのでは?
例えば親に洗脳されて都合のいい機械として使うために表面上は自発的に入学したり
家族をたすけるために生活の保障と交換で入学した来たり
377 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 01:32:33 ID:GkK57hIK
そういう騙されて、っていうのなら有りだね。
本気で自発的ってのは嘘臭いけどw
サイボーグ化を望むかどうかは動機と機械化の度合いによる。
自分から進んでサイボーグになる話はあまり好きでない
強制的にサイボーグにされる話はもっと好きでない
…結果、事故や病気でサイボーグ化が余儀なくされるのが好き
>>379 病気により本人承諾なら志願改造、事故により目覚めたらというのなら強制改造とも
見て取れる。微弱だけどね。
381 :
373:2008/10/19(日) 08:18:29 ID:RvQ8xooB
ん〜 1と2の最大の違いは周囲の態度ですよ
1は、みんな同じようなサイボーグへの嫌悪を共有
2は、常識であるはずのサイボーグへの嫌悪を否定されてしまう
あと、2は376さんの言うような経済的な理由や洗脳教育の結果です
まあ、一人ぐらい特に理由も無く「サイボーグになりたい」って思ってるのが居るかもしれないですが
382 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 23:30:49 ID:GkK57hIK
まわりが嫌悪するとか偏見云々ではなく、手術なんて誰でも普通嫌じゃん?
それも人工器官なんて危なっかしいし。危険な手術だろうし。
サイボーグになりたがるなんてあり得ないと思うよw
そんなもん一昔前の整形とかに対する感覚みたいなもんだろ。
>>382 どこまで普及してるかによるだろ。
ピアスだとかインプラントが既にあるのにありえないなんてことはありえない。
ピアスや整形に比べてサイボーグ化することによるメリットはずっと大きく、
たとえば眼球に暗視機能やAR機能を付加したり、
脳内に記憶デバイスを埋め込むような程度であれば「ありえない」というのはどう考えてもおかしい。
もちろん、全身をすべて置き換えるだとか
生殖機能を失うようなレベルの改造であればためらうだろうが
それでも全員が拒否するとは言い切れない。
そういえばマクロスFだとラスボスとかがサイボーグだったな
387 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 20:07:23 ID:ypPlmd6Z
>>385 メリットは大きいの!?
暗視機能なんて入れれるのか?!重くて巨大な装置を取り付けることになりそうじゃん?
それに痛そうだし、壊れそうだし、いろんな後遺症も出そうだし、みっともないし…。
脳に何か埋め込むなんてそれこそ命が危なそう。漏れはサイボーグなんか絶っ対になりたくないな。
だからこそ、そんなものに改造されてしまうおにゃのこに萌えるわけだがww
>>387 技術力が上がれば大きさや手術の安全性なんかは向上するだろうし
見た目も変わらない様にも出来るだろう
人間の限界を超える事だって可能になるだろうし、
フリークス願望とか特殊な性癖の人間も山ほど居る
現在の技術や標準的な価値観のみで判断しても意味はないだろ
まあ、個人的には嫌がるのを見た目ですぐ分かるような姿のサイボーグにするのが好きだがね
>>385 いわゆる所のサイバーパンクな世界観では埋め込んでるのが普通だからなー。
サイバーインプラントが稀少な世界なら「もろもろのリスクを承知で埋め込む」になるんだが。
銃夢みたいな世界の技術レベルじゃあ、生身の方がリスク高いし。
むしろ科学や社会の発達に目を背け、
「平賀源内に絡繰り仕掛けの身体をもらった」とか
「ナチスの科学力の粋を極めた機械化兵士」とかの
ローテクサイバー娘が案外フェチくてエロスなのではと思ったり。
そういえば昭和の仮面ライダーは、このスレではサイボーグ扱いなのか?
それがありなら色々世界が広がるが。
変身はシチュエーションしだいじゃ面白いことになりそうだな
ライダーみたいなバイオ系は異形化スレとかおにゃのこ改造スレとかあるから
そっちが専門かと
392 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 22:43:18 ID:ypPlmd6Z
>>388 SFとか近未来に興味無いもんで。SF色が強いと萎えるんだよw
なるほど、未来を想定してたのねw
>>389 禿同。そういう危険なローテクで無理矢理改造されるのは萌えるよな(;´Д`)ハァハァ
ライダーはサイボーグ萌えの原点だと思う。拉致→強制改造→悪の道具にされる、という黄金パターン。
ただしもっとメカニカルで痛々しい方が萌えるけどw
むふん、ならばメカメカしさと痛々しさと女の子のエロスを両立させる方向として、
攻撃を受けて機械部分が露出する、企業戦士ヤマザキ方式はどうだろうかっ!!(クワッ)
>>393 攻撃される前から露出してる金属外骨格がいいです
395 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 01:30:43 ID:2clt1bCB
自分は、皮膚と機械が半々くらいが痛くて惨めで萌えるな
なんか微妙にSSスレより本スレの方が相応しそうな流れだけど…まあいいかw
普通に可愛い服を着てるんだけど
袖口から見える腕は銀色ぴかぴかの金属光沢
そういう「普通の女の子」なサイボーグ娘が好き
金属光沢とか皮膚の継ぎ目は萌えるけど
その程度にはっきり生身と区別がつく義体だけでなく
もっと派手に機能自体が生身とかけ離れてるような義体も好き
速く走れる代わりに二足歩行ができない四つ足歩行専用仕様の義体とか
レールの上しか走れない車輪型義体とか
そもそも固定されてて動けない据え置き型義体とか
そういった娘が友達と楽しそうにおしゃべりしてる「普通の光景」が萌える
しかし多脚型歩行ユニットだと本番がエロくならないからなあ。
膝から下を多脚型にすればいいのかな。
アタッチメントで
膝から下を非稼働にしてギアスのKMFみたいな感じの車輪をつけるとかはどうだろ
400 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 23:09:34 ID:N6VBBIeL
サイボーグが友達と楽しくおしゃべりとかって、どこに萌えれるの!?w
>>400 異形の者にされてもなお活き活きとした「普通の少女」である姿が萌える
402 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 01:09:15 ID:O+9bXlfn
へーいろいろなんだね。
漏れだったら、惨めな姿に改造されてしまって悩み悲しみながらもさらに機械として酷使されるのに萌える。
>>399 銃夢の一巻の最初の方のガリィの仮下半身
タイヤ型になってるのは超萌えた
なんでもっと全身入りの絵とか入れてくれなかったんだよぅ…orz
>>402 異形の者にされても普通の少女でいつづけてるって事は
事故か病気か犯罪かで思いがけず全然違う体になって
大変な絶望や苦労を味わいながらも
何とか自分を取り戻すって過程があるわけだからなぁ…
>>402 機械として酷使するなら非人型完全義体の方が効率的だからなあ。
フィクションなら無視してもかまわないんだが、自分を騙して書くのは難しい。
このクラスはリンキングオペレータ科。つまり何かの機器と直接接続して操作を行う職業に就くための養成コース。
だからこのクラスのみんなは、私も含めて義体に神経接続のためのコネクタ、ハードポイントが付いている。みんな両脚ともふとももまでしかない。それはその「断端」部分がハードポイントになっているから。
「はーいみんな、授業を始めるから席について」という先生の声とともに、わいわい雑談していて騒がしかったみんなは静かになり、着席する。
この教室もみんなの脚がない体に合わせて、机はちゃぶ台のような高さになっていて、椅子は座椅子型になっている。
教室での授業が終わり、クラスのみんなは次の授業の「実技」のための準備を始めた。
さっきまでの授業は、生身の学生も受けるような普通の授業、数学だった。でも次は、私たちの専門の学科、機械とリンクする訓練の授業だ。
もちろん、将来どんな職業について、どんな機械と接続するかは、みんなそれぞれさまざまに違ってくるのだろうけれど、機械と接続するうえで習得しなきゃいけない共通のことならたくさんある。
まだ一年生の私たちは、機械リンクの初歩を覚えることになっている。
みんな素早く体操着に着替える。生身の体とちがう形をしたサイボーグとはいえ、普段はいかにも女子学生なかわいい制服を着ているけれど、それを脱いで体操着に着替える。
これも生身の人だって着るいかにもな半袖と短パンの組み合わせ。ふとももから先がない不便な体とはいえ、みんな手慣れたもの。私もみんなと同じにさっさと着替えをすませた。
ふとももがないので手すりで体をささえながら両ふとももの「断端」で立って歩きながら実技の授業の場所までみんなで移動する途中、次の体育の授業の準備をしているらしい先輩がいる体育館の前を通りがかった。
私たちのような特殊型サイボーグでも、体育の授業をやる。
人間はどんな姿になっても思いっきり体を動かしたいという欲求がしっかりあるからだと先生が説明していたのを思い出す。
それで私たちのクラスでも体育ではシッティングバレーボールなど色々な運動をする。
先輩たちに目をやると、みんな私たちと同じリンキングオペレータ科なのか特殊型の義体だった。タイプが違う幾つかの種類の義体の人が混ざっていた。
さすがにこれだけ一クラスで違う体だと、みんな同じ競技という訳にはいかないのかもしれない。何人かのグループに分かれてそれぞれの運動でもするのだろうか。
なかには、両ふとももだけでなく両腕までない人も何人かいるようだった。ハードポイントのため腕のほうも肘よりすこし上までしかないその先輩は、四つ足になって体育館の中を歩いていた。
私と一緒にその様子を見ていた友達の一人が「手まで無いと不便だから、ああいう義体の必要な職業はちょっと嫌かもー」なんて言う。
職種によっては、腕も脚も根元から全部取り外し、大量のケーブルに繋がれて完全に体を固定した据え置き型義体のままオペレートするような仕事さえあるらしい。
私たちのクラスも、学年が上がるとああいう風にみんな「分化」していくのだろうか…。
ごめんなさい、勢いだけで書きました。
続きとかも考えてないです。
>>407 乙ー。
そして、断線部分に取り外し式の義足をつければいいのにと思ってしまう俺は、このスレに向いてないのかもしれない。
>>406 乙。一発ものでも作品を書いてくれたことに意義がある。
しかし、保管庫スレでブーブー言っている輩がいるが、止めて欲しいと思うんだよね。俺は。
人に自分の好みや価値観を押し付けたり、現実の世界観を押し付けようとするのは、作品を否定していると思う。
それに、このスレじゃなくて、別のスレでブーブー言うのが、陰口っぽく感じる。褒めるなら別の話だが。
俺は書いてくれた406氏を称えたい。
410 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 21:41:04 ID:BdGxZlHM
漏れもネタに飢えてごくたまに保管庫覗くのだが、見るたびに不愉快になる。
いかにもヲタらしくしつこいまでの蘊蓄を述べてるくせに、肝心の作品(と呼べるほどの物でもない)は糞つまらないときてる。典型的な頭デッカチのセンス無し。
偏った設定以外は認めないし。
そのくせここで受け入られなかった恨みつらみをいつまでもグチってて、気分悪くなって帰ることになる。
411 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 22:11:12 ID:ZIH0Gpf2
保管庫スレってどこにあるの?
保管庫見たけど掲示板らしいところにそれらしいカキコはないんだが。
412 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 02:09:13 ID:+ptnXCmw
前の管理人さんが手放して引っ越ししたかなんかなんだよね
413 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 03:52:53 ID:EyGZSqgT
それで結局どこにあるの?
どうやらヤギーサイトの掲示板のカキコの事らしい
なんか
>>406叩きしてるカキコがあった
415 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 04:34:18 ID:EyGZSqgT
ヤギーサイトって何?
すまんが素人にもわかるように説明ヨロ。
416 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 05:27:12 ID:9Q7hLV38
保管庫たどればたどりつくが、別世界の印象
叩いているようには見えないが、
むしろ、こっちにストーカーがいるように見える。
>>410 禿同
他の人の作品を理屈で否定するところが、また不愉快にさせる。
418 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 06:34:45 ID:EyGZSqgT
ああ。ここか。やっと見つけた。
で、ざっと目を通したが特に406さん叩きのようなカキコはなかったな。感想めいたのはあったけど。
ひょっとして叩きカキコはもう削除されてるのか?
その「感想めいたもの」が作品を根底から否定する発言なんですけど。
420 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 11:23:28 ID:EyGZSqgT
ありがとう!
サイボーグ娘SS感想スレの120とか121のことだね?
読んでみたけど作品を根底から否定する発言とは俺は別に思わなかっよ。
ていうか別にどうでもいいやw
ここって結局保管庫の掲示板とも関係ないんだよね。なんでそんなところの話題がここで問題になるのかよくわからない素人です…
気になるなら直接書いてくればと思うんだけど。
421 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 11:26:47 ID:9Q7hLV38
そんなに一生懸命探さなければ見つけられないようなところにまで
目を通して、わざわざこんなところで批判しなくても
現地の掲示板で反論すればいいのでは
というかわざわざ探さないと見つけられないようなところで
こそこそとやってるのは姑息以外のナニモノでもない
>>421 一応解説しておくけど
連中はここの元常連
あまりに色々騒いで問題起こすのでここに居られなくなって出て行った
で、ここにカキコしなくなった今でもちょくちょくここの作品や人を叩く発言を繰り返してる
そう言う連中
だから「一生懸命探さなければ見つからないところ」ではなくて
「いつもここを叩いてるいつものところ」だよ
424 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 11:37:08 ID:+ptnXCmw
うまくまとめたな
425 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 11:53:44 ID:EyGZSqgT
うはwwwなんだこれ。
レスはつくのに肝心なことには何一つ答えてもらえない俺涙目。
426 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 11:55:23 ID:9Q7hLV38
出て行ったのならそれでいいのでは
>>409、
>>410で呼び寄せてしまわないか?
呼び寄せようと思っているのならその限りではないが
火に油を注ぎたいのなら、再考を求める。
わざわざフェチ板からここに移ってきたわけだから
呼び寄せる効果をもたらしたとしてもそれはそれで構わないと思うけどな
428 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 12:44:02 ID:EyGZSqgT
感想掲示板をいろいろ読んだけど、ちょくちょくここを叩いているようにはとても見えないんだが。
それで例の感想スレには、こっちでスルーされている作品にも律儀にレスをしているようにも見えるんだが。
俺と423らの見てるとこって本当に同じところなの?それとも裏サイトみたいのがあるの?
このスレの住人は他所で批判じみた事を書かれた作品を防護するような義務があるの?
そんな正義心があるのなら、作者に対し感想の一つや二つ書くべきではないの?
>>428 定期的に火病罹患者出るんだよ…
サイボーグ云々より、おちょくり第一だから(以下略)。
>>406 乙。
古典「改体者」をちょっとだけ連想した 。
ガールサイボーグものは改造手術までのプロット出尽くしてしまったかな?
タブーの宗教物で殉教ブードゥー転生(…)、イケニエでの自己志願…、
ツマンネ。。。
431 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 16:36:00 ID:EyGZSqgT
見えない何かと戦っているかわいそうな人たち(人?)ということなの?
それで納得。理解しようとしたらだめだったのか…
406さんの作品はこのあとどんなタイプにふりわけられるかの適正検査でしょうか?
続きが楽しみです。
421以降のレスに保管庫スレの人間が書き込んでいるものがあるような気がするのは俺だけか?
特に430はpinksaturnっぽい。
433 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 18:58:09 ID:9Q7hLV38
ほら、呼び寄せた
>>396 亀レススマン
>金属光沢とか皮膚の継ぎ目
俺、プラグスーツみたいなのでも萌える。
金属化し尖がったびーちくなんて生唾モノ、
けれど、セクサ以外のサイボーグで乳房の意味位置附けって難しいな〜。
現物では貧乳好きなオレ。
あんまりうるさく呼ばれたので一応返答しておく。
このスレでのレスはこれが初めて、ここまでず〜とROM。
したがって
>>432 の勘は外れね。
八木橋掲示板の他参加者が書いているかどうかは知らない。
>>420 他へ
「保管庫の掲示板」というものは現時点で無くなっている。
「投下作品への感想はスレでレスするのを推奨」と保管庫最下段に明記している。
ただ、「八木橋サイトの掲示板」が以前は保管庫掲示板を兼ねていたため未だにそう呼んでしまう人が居る。
またその名残りであっちに書き込む人が居るのも事実。
なお今回感想を書いたえりゅ氏は元々スレに書いていた人ではないから「追い出された」わけではない。
ここの常連でもなくここに関しては元からROM。
八木橋の2次作品を自サイトでやっているだけの関係だから書き込みは元々あっちにしかしていない。
スレ違になってしまうけど、某のNeoEBを腹部取替えて胸削り込んで塗装し
それらしいもの作ったりしているけど…。
そんなボディ持ったサイボーグ少女登場するもの読みたいなぁ。
引用で否定しようと思ったけど、俺がコテの某氏では無い。
>(以下略)に示すもの十分でしょ?
ありゃりゃ、ご本人様登場。
多忙な中保管庫引継ぎ、お疲れ様です。
438 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 20:05:58 ID:EyGZSqgT
あ。保管庫の管理人さんだ。いつもお疲れさまです。
439 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 23:09:23 ID:+ptnXCmw
おつかれさまです。なんかうまく管理できてないようだけどw
大変なのは分かるから漏れは責めないw
こっちまで来てまた荒れるの嫌だけどさ…
ありえないとかしらけるとか萎えるとか言う方こそ押し付けじゃないのか?
いや称賛以外するなとは言わないけど自分の嗜好に合わないから自分が理解できないから全否定ってのはやめた方がいいぞ
というかSFものでは禁句だろう。
442 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 22:55:43 ID:539ia6Op
>>440 だね。あそこで言われてる現実味がある設定って、あの身内でしか通用しない勝手な妄想でしかない。
全ッ然説得力がないんだよな。しかも少しも萌えれないうえに、全く面白くないと来るから、読むに耐えない。
厳しい意見でスマソ。これが馴れ合いでないヤツからの率直な意見と思ってくれ。
444 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 00:00:30 ID:E+RlJg5Z
日本語の会話が成立してない
445 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 00:03:00 ID:539ia6Op
吹いたw
だがまあ納得
間違いない
はるにれ語だな
はるにれ語って何? kwsk
448 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 20:09:01 ID:V9JsUVXK
>>442が
>>440の話を勘違いしているのは笑えるが、
>>442の言っていることは間違いではないと思う
読者放置の作品って、誰が読むんだよ? 作者の周りの人間くらいしか読まないんじゃないのか
450 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 19:18:54 ID:U7ryjS3n
>>449 そうそうw
皮膚と機械が半々くらいで痛くて惨めなやつ。
惨めな姿に改造されてしまって悩み悲しみながらもさらに機械として酷使されるやつ
このスレの読者が読みたいのはこういう作品だな。
SF(笑)
サイボーグが友達と楽しくおしゃべり
こういうのは投下お断りww
451 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 19:26:04 ID:FeORdb+3
自分が書きやすいからって、読んでて楽しいとは限らないということが分かってないのって致命的だと思う。
書きながら「あ、これ他人にとってはつまらないだろうな」という離見の判断ができないやつは、向いてないと思う。
ま、プロじゃないんだから書くのは勝手だけど、受けないからってひがんじゃいけないと思う。
452 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 19:43:21 ID:U7ryjS3n
>>451 禿同。
おまけに保管庫(笑)の連中はひがんでここまで荒らすから最悪だ。
自分達のゴミ箱にこもってるだけなら誰も文句はないんだがww
453 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 20:13:04 ID:FeORdb+3
>>450 本音の萌え処は漏れもそういうネタなんだが、まあ漏れは御断りとまでは言わないでおくよw
たしかに今まで投下された健康的SSは萎え萎えだったが、あれは技量が足りなかったからかもしれないからね。
今後は萌えれる健康サイボーグ物を書いてみせてくれる才能が現れるかもしれないから、漏れは萌えれればなんでもオケー。
漏れは、別に健康サイボーグ物とか、痛い系とかはどちらでも良いかと思うんだ。
ただ、ワケわからん文字を並べて、薀蓄大会ってのが嫌なんだよねw
作中でも普通の読者が見ても、首を傾げるような単語を並べて読者放置。
昔の作品は簡潔で分かりやすい作品が多くて良かったけど、薀蓄組が乱入してきてから
から、ダメになってきたと感じる。
455 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 20:54:19 ID:FeORdb+3
そこがプロとクズの違いなんだろうね。
ちょっと問うが、チミ達の言うプロって誰なんだ?
舞台設定にこるのはわりとプロの仕事でもあるからまだいいけど
予備知識を過度に要求したり書き連ねるのはプロの仕事ではないと俺は思う
もちろんそう考えない人もいるだろう
458 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 21:29:06 ID:FeORdb+3
細かい設定があっても、それをメインとして前面に強く出して来るものじゃないんだよね。
あくまで話が面白いかどうかだけが大事。
設定だけして満足するのは素人にアリガチだね。
キャラ設定だけとか、舞台背景だけ設定するとか、ネットではよくそんなのを見るけど、そんなのは誰でもできるもんね。
>ID:FeORdb+3
偉そうな事言ってるが、そんなプロの神が、ここに降臨するとでも思っているのか?
批判するだけなら、それこそ誰でもできるぞ。
お前さんの言い分によれば、壬生氏をはじめ、ここに投下された全ての作品を否定していると、
受け止めかねない。
つか、プロの作品が読みたきゃ本屋行きなさい
461 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 00:46:07 ID:Otple5ge
>>459 まあまあもち付けw
プロじゃないから仕方無いと書いてるじゃんw
それにミブさんは大好きだよ。彼のは面白いし萌えれる。この近辺で一番上手いと思う。
思ったこと正直に書いただけだからケンカ腰と受け取らないでくれw
462 :
406:2008/11/02(日) 04:40:19 ID:RtUMC1Pz
>>450 なんか叩かれてる?
サイボーグ萌えにも色々種類があるし、人それぞれ嗜好は違うから
萌えられるのだけ読むか、脳内変換するのがマナーだと思ってたけど違うのか
サイボーグ萌えには色々種類があるし、このスレでは鬼畜以外禁止なんて書いてないから
自分の様な方向性も禁止はされてないと思ってたけど違うのか
ずいぶん寂しいな…
それなら誰がここにSS書けるんだろう…
(自分の腕が未熟な上に皆様のお口に合わないのは承知の上で
賑やかしでもいいからと書いてみたんだがそこまで全否定されるとは…)
>ヤギー掲示板の面々
色々言いたい事はあるけれど、とりあえずこれだけは言わせてもらいます
「たとえこのスレでなら建設的な話し合いになりうる内容の書き込みでも
無関係なところでコソコソ書き込めば陰湿な叩きにしかならない場合もある」
賑やかしでもいいからと書いてみたけどこうも内外から全否定する声が多いのでは
書かなかった方が良かったのだろうか…
いままでここにSS投下したこともない新参者が空気を読まずにSS投下したのが
間違いだったようです。ごめんなさい。
>>406 漏れは、悪くなかったと思う。逆に良かったくらい。
漏れ自身は
>>406氏を責めているつもりはない。保管庫組の作品について話しているつもりだが、
スレの方向性が違っていたらスマソ
とりあえず言えることは、漏れは
>>406氏の作品は良かったと思う。
464 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 08:49:16 ID:Otple5ge
>>406 自分も全くあなたを責めてないよw
おそらく誰もあなたを悪く思ってないのでは?
皆が批判してるのは、過去にあまりに酷い駄作を大量投棄し続けた人たちのことだよ。
これが好みの違いとか脳内変換云々のレベルではなく、小学生の作文以下の語法・誤字脱字、構築能力で、とても読めたものではなかったんだorz
全否定と考えるほうが空気読めてないんだな
むしろどちらかといえばGJな部類だと思うけどまあ様子見という判断
勝手に全読者の代弁者気取りしたり自称プロの批評家気取り…
つーかマジで何様だよ
今まで我慢してたがもう限界だ
テメエのやってる事はお前が執拗に仮想敵にしたがってる奴らと傍から見れば大して違いはないんだよ
>ID:FeORdb+3=ID:Otple5ge
お前さんも随分と優柔不断だね。
>今まで投下された健康的SSは萎え萎えだった
これって406氏の作品も入るのではないか?
それに、いちいち語尾にwをつけるのは止めた方がいいぞ。
人を見下している様で不愉快になる。
更新しないでカキコしたら、既にブチ切れている方がいたんだね。
469 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 19:00:05 ID:Otple5ge
起こらせてしまったならゴメンな。
議論を喧嘩と混同してしまってる人がいるのは残念だな。
批判や意見はあってしかるべきだもんね。
え、議論?煽りあって楽しんでるだけじゃねえの?
471 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 19:23:34 ID:Otple5ge
ただの議論だよ
よく読んでもらえば分かると思うけど、中傷めいたことは書いてない。
個人攻撃してる人もいるけど、自分はそういうことは書いてない。
例えば管理人さんが登場した時は御疲れ様とねぎらってるし。
自分は起こらせてしまったみたいだが、まともな議論してる人も多いから、批判を封じない様にしようよ。
472 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 20:43:47 ID:cRilFmfS
406氏の作品に対しては、誰も批判めいたことは書いていないだろう
しかし、わざとかどうかしらんが、406氏の作品と旧コテ連中の
作品とを結び付けて、悪印象を植え付けようとしていることは
間違いない。ここに書かれた作品は煽って揉めさせる為の材料としてしか
使っていない。揉め事の材料にならなければ、感想らしきものは
ほとんどつかない。
建設的な意見などここでは何も出ていない。
建設的な意見が出てるかどうかは主観にもよるから横に置くとして。
議論しかしない奴よりSS書いてる奴の方がよほど偉いわな。
つーかもうどうでもいいだろ
これ以上やるなら捨てアドでもなんでもいいから晒してメールでもしてろ
>>406 語法・誤字脱字、構築能力で(以下略)
としておいて、
>「よく読んでもらえば〜」
>「自分は起こらせてしまったみたいだが〜」
口汚い他人の受け売りで意見する前に、その表現誤字を正せ。
正せと書いた奴が間違えら
誤
>>406 →正464
スマンです。
477 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 21:02:52 ID:Otple5ge
>>475 すまんw
打った時に気づいたけど、めんどくさいから直さなかったww
つうかそんなことで揚げ足とるなよww
…と思ったら、きみも誤字しちゃったんだねw
(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ!!
「駅前ウロついてた、その頃のアイドルに憧れて隣町の美容室でパーマをかけたが失敗、
地方に出掛けたとき後ろ姿だけで間違えてナンパした田舎娘のドブスを掴まえてさ。」
「散々説教してやったの。ナンパ野郎にいい奴なんていねーんだよ、って」
そう謂ってホテル行きか?
「おう!クロロホルム嗅がせてさ、モーテルの門くぐって裏から巣通りして・・・」
裏山で野外プレイか
「アジトに連れ込んでブレザ制服引っ剥がし、貼付にして」
SMか
「寸法はかって事前調査」
あ〜?
「今頃は半島の北だな」
・・・・。
「脳の機能改善実験枠足りないって云ってたな、研究所の連中。
頭蓋骨外して脳露出しSSDとかの埋め込み実験やってるらしい。
ならよぉ、体の寸法なんて関係ないじゃん。喰ってかかったよ、俺だって暇じゃねえ、
首領様に仕える身、お前らの手下じゃねえゾって」
俺行くよ
「待てっ。訳云ったんだよ。生体と脳では機能障害出る。なら生命維持装置に組み込
めばいいだろ?奴らに別の魂胆あったんだ。」
「人を人と思わぬ奴等だから、機械に欲情するんだ。」
「あの娘、ちょっと褒めてやった自慢のオッパイも今頃は金属かプラ樹脂ボディに
押し変えられ、脳みそ見えるようにアクリル板で開放されて・・・」
余り温みの無い人型にパイズリされても俺は嬉しくないな
酷い駄作。
好みの違いとか脳内変換云々のレベルではなく、幼稚な小学生の
作文以下の語法・誤字脱字、構築能力、
とても読めたものではない水準なんでスルーで(笑)
批判よりアイデア位出そうよ・・・
>>481 乙です
保管庫にあった作品で子宮ガンって言われて
どんどん自分の身体を改造してしまう作品ってなんでしたっけ?
483 :
482:2008/11/03(月) 02:09:07 ID:B+xr8f85
自己解決しました。スレ汚しすみません
乙です。やっぱりこうやって統計を取っての裏付けがあると、はっきりしますね。
しかし何だね。
前の管理人氏も好意から纏めていたのだろうに、保管庫スレだの保管庫掲示板だの
揶揄された形で未だに恰好の標的にされては、手を引きたくなるのも無理無いと思う。
乙!グラフ下の論評など、冷静で大したもんですね。
管理人さんって態変骨の折れる作業なんだよね。おれたちが思ってる以上に。
とくに膨大な記事をまとめてサイトを立ち上げて管理してた前任者さんには、がチンコで頭が下がるし、心からご苦労様といいたい。
それはそれとして、水をさす意図は全く無いんだが、アクセスと作品の質/評価は全く別なんだよな〜。
サイボーグスレやこの統計もそうだが、それに限らず、題名などに騙されて(笑)アクセスして読んでみたらガッカリ!ってことが非常に多いw
あー、確かにおれも高アクセスのそれ読んだけど〜…(ry
なんて苦笑いしてしまったw
とにかく乙です!
>>385 アクセス数の多い作品は人気が高いなんて、どこにも書いていないと思うけど…
487 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 12:05:07 ID:Bk0B71za
>>485 よく読んだらただの釣りカキコだった。
真面目に指摘した俺がバカだったorz
確かに俺らも批判ばかりしているのは悪いと思うが、あなたたちも細かな設定で作者を責めるのは、
如何なものかと思う。
新人のサイト掲示板で、かなり細かい設定を押し付けているように見えるけど、それって良いの?
そりゃ人の書く作品だからミスだってあるし、勉強不足な点もある。
でも、それを押し付けがましくメカネタや細かい設定を押し付けるのは、俺は如何なものかと思う。
しかも、物語に対する感想は少ないし。
サイト持ちの作者は新人と最近入った鉄ヲタだけだから、設定の押し付けは少なく見えるが、
サイト持ち作者が増えれば、設定の押し付けは多くなると思う。
実際そのところどうなんだ?
俺は純粋に作品を楽しみたいよ。細かな設定に囚われないで。
>>488 このスレに関係ない話題に関しては
>>489 の言うとおりだから原則ノーコメント。
ただ一般論として488のいう「押しつけ」という主張は誤っている。
どこの掲示板でも書き込みを容認するかどうかの決定権は管理人にある。
ここbbspinkならルールを強制できるのはJim氏だけで、住人の誰もが他の住人に何かを押しつけることは出来ない。
どの作者も他人の意見を参考にするしないは自由だし、いくら叩かれても書きたいものは書くだろう。
保管庫については「確認可能な本人からの修正要請、または法に触れる場合」以外ここに投下されたSSらしきものは全部そのまま収録する。
491 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 22:59:20 ID:IB24TdOX
>>488 >確かに俺らも批判ばかりしているのは悪いと思うが、あなたたちも細かな設定で作者を責めるのは、
>如何なものかと思う。
自白したな。だが批判のつもりだったのか?
個人攻撃と根拠のない中傷はよく目にしたが、作品に対する批判はとんと目にしなかったが。
結局、中傷をしたいがために旧コテ連中を引っ張り出しただけだろ。
MIB氏にしても、その他の作品にしても、作品に言及したレスなどあるか?
乙、以上の感想などほとんど見当たらないがね。
純粋に作品を楽しみたければ、旧コテ連中と無理に絡める必要などあるまい。
旧コテ連中を中傷するため、数少ない本スレ作者諸氏をあて馬にして利用いるようにしか見えない。
そもそも何の話をしてるんだかよくわからん。
493 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 00:24:07 ID:HjVgw9W8
もれは、つまらなかったらスルーしてるし、面白いものには内容についても感想書いてるけどね。
491は何言ってるのかよく分からんわww
そんなくだらんやり取りをしているうちに
新しいSS作家が逃げていく…
例の大量投棄の頃
とっくに書くのやめましたよ
そうそう
今頃ここに書くのは頭悪いね
期待も無駄、役目終えたね、このスレ。
成り立ちはともかく、SSスレとして独立したというのに
投下してくれた作家さんに対し、あの様な仕打ちでは自業自得。御愁傷様。
499 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 22:24:08 ID:HjVgw9W8
なんかひどい仕打ちしたっけ??
ひどいとは一言も言ってないのだが。自覚しているのか?w
500GET。だけど多くが愚痴で埋められたものだよね。SSではなしに。
次スレは立たないだろうね。
501 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 21:00:50 ID:3ASL63vL
スレ立てした奴が一番頭悪いんじゃないの
502 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 00:47:41 ID:4rF4RWFx
立てたヤツは立派だよ。問題はそれに反発してゴネて荒らした奴らにあると思う。
SSスレでもないのに、望まれてないSSを迷惑大量投棄し続けて、皆が怒った。にも関わらず投棄を強引に続けた。
それを打開するために、1がSS専用スレを立ててくれたんだよ。
ところが投棄組は自分たちを隔離しようとしてる!と猛反発、批判派を批判するといった混沌に陥った。その
延長が今の議論合戦だと思う。
>>502 ふーん、君はこのスレを敬愛してるんだね。
だったら、SS専用であるこのスレを盛り上げる努力をしないと。
SS専用だから、サイボーグ娘に関する作品は、どんなものでも寛容に受け容れないといけないよね。
作品が投下されたらスルーになんて出来ないよね。
自分の嗜好に合わないからって、それを押し付けたりしないよね。
壬生氏の作品だけ贔屓にしてないよね。
「乙、萌えた」だけでは感想と言わないよね。
もっと具体的に作品に対しアドバイスしないといけないよね。
何の恨みがあるんだか知らないけど、他所の個人サイトを干渉するなんてしないよね。
その干渉に、ここに投下してもらった作品を利用するなんて最低だよね。
他所は他所、このスレはこのスレとわきまえて、より良くする事を考えるのが然るべき方法だよね。
スレを愛する君の事だから、当然これらの事に全力を尽くし、スレも素晴らしいものになっているはず。
本スレから独立して良かったと、誰もが思う様なね。
あれっ それなのにSS作家さんたちはみんな逃げ出しちゃって、スレ内は殺伐としてるね。
どうしちゃったのだろう?・・・・・w
挑発するやつも同レベル
505 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 20:56:46 ID:4rF4RWFx
507 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 22:57:02 ID:4rF4RWFx
好っきゃで。
・フェチ板なのに延々とSSのみで容量食われるのは違和感があるので
ここに立てたこと自体は大正解。むしろ半年くらい遅かった
・ごく一部の大量投棄者以外も離れたのは想定外だった
・そもそも件の投稿者もちょっと状況読めていたらここまで叩かれなかったはず
・議論はあっていい。といってもSSの出来不出来好き嫌いではない。
戦うのは人と人でもないし作品と作品でもない。
・前向きな助言はともかく単なる批判や単なる賛辞にすぎない感想は期待していない
・だが、深くて濃い設定を好む投稿者の幻影がいまだにちらつくので助言もかけられない
509 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 17:59:36 ID:ZCNefr8Y
あいかわらず、人のせいにしかしていないな。
単純にスレ主の人格が問題で、人が集まらないだけでしょ
私はスレ立てに反対だから、投稿されても見ているだけだが
少なくとも批判して貶めるようなことはしない。
わずかに投稿してくれた勇者もいたが、それをきっかけにしてスレを盛り上げるどころか
自ら中傷の材料にしかしていない。それで、スレを盛り上げるなどできるはずはない。
今の惨状はスレ主の人格を反映しているだけだ。馬鹿じゃね
>>509 ageてるのは煽りたいだけ?
とりあえずID抽出してみたがスレ主が作家叩きなんてしてない件
それをスレ主の人格が〜までと拡大解釈するのはおまえの妄想だろ・・・
スレ主の人格じゃなくて一部の住人の人格が問題かと。
つーかあのままほっといてフェチ板いても空気読まずにあれが大量投下して今と同じような状況に陥ってるだろ
雑談情報交換でほどほどに盛り上がる→あれが大量投下→住人逃げる→数週間経つ→人が戻り始める→大量とry
で住民が根付くことがほとんどなかったからなぁ
あれで多くのスレ住民の嗜好にあってればまだよかったんだろうが
いくらフェチでも住民の嗜好に全然あわないのが大量投下繰り替えされればスルーか猛反発しかないからな
ああまでタイミング良くスレの空気をぶち壊す投下されれば現状と変わらない状況になってたろーし
まあ、その、なんだ、スレ主は考えなしにただ立てたかっただけだろ
後先考えてないと思う
スレの空気をぶち壊す投下をやっても、今と変わらないなら
投下してもいいんじゃない?
スレ分割の時点で過疎化するのはたくさんの人が指摘していたことだし
投下しなくても、住人いないでしょ。
なんか ググレカス とかわずかにいるだけで
あれが望んだスレの議論なのかねえ
雑談情報交換消沈→(暇だから)→大量投下作者攻撃→コテ叩き→住人無差別叩き→
沈黙→ぼちぼち住人復帰→単発投下作者登場→ついでに餌蒔いて大量投下作者誘き寄せ
→再び無差別住人叩き→叩く奴ら居なくなってスレ主叩き
そして読者は辟易中。
516 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 22:09:34 ID:Y7z1rusg
おお!すごい賑わってるな!ww
1は悪くない。いいことしたよ。実際「フェチ板」でSS地獄なんて居た違いなんだし、後半は全く面白くなかったし。
>>510 スレ主のIDって抽出出来るの?
どいつがスレ主なのか知りたいものだ。
そういえばハッカーらしき人いたよね
ガチで!?その人はサイボーグなの!?
>>517 専ブラでID抽出すればそのスレで同日に行った発言はでる
何だ当日だけか。
しかし、このスレ立てた奴も無責任だよな。立てただけで放りっぱなし。
仮にも本スレが荒れるのを回避する為に立てたのなら、現在このスレが荒れている事態を
終息させる様に努めるべきだよ。
これでは好き勝手に立てたと言われても仕方ない。
522 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 10:09:16 ID:aS/csHxE
ここをSSスレとして使う奴はいないだろ。
基本的に中傷罵倒スレだ。
たれも収拾するつもりはなさそうだし、削除依頼出したら?
523 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 10:45:32 ID:gHOFFI7i
>>521 おいおい、スレ立てるということに一定の意味があったんだからそれでいいジャマイカ。
立てたからって維持・管理の責任までは負う必要ないよ。
>>522 これが終わったら使うんで消すな
>>523 自分が利用しないスレなど立てるな
スレッド型の掲示板の常識だ
525 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 11:00:07 ID:gHOFFI7i
>>522 これだけ書き込みがあるんだから、削除はありえない。お前が消えれば済むだけのこと。
>>525 書き込みがあるっていっても、
>>522の言う通り中傷罵倒ばかりだろ。無いのも一緒だよ。
この状態でSSを投下してくるのは余程のKYな奴だろ。
SSが投下されないのであれば、SS専用としてのこのスレの価値は無い。
本スレも閑古鳥だし、こちらを削除して合流するのも一つの手段じゃないか?
527 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 12:18:08 ID:gHOFFI7i
なるほど。統合して散ってる人数を併せようってことか。
でもまあ、削除は反対。議論であって中傷合戦ではないもん。
SSもそのうち登校されるだろうし。
つーか統合したらあの空気よめないこがいつ爆撃するかわからん
過疎ってはいるがそれなりに情報交換雑談ができてるだろ
それをあれが復帰するとまた過去に戻すことになる
そもそも作者連中が空気読めてれば
>>1が行動することもなかったのでは?
空気読まずに大量投下が何人かいただろ
ただ1人がひどすぎたというだけで
ひどすぎた1人以外はべつにどうでもいいというか
ぶっちゃけ現保管庫管理人なんか分量多いといえば多いけど
ちゃんと読者を引き込ませるから問題なかったなあ
こっそりやるからお前らまとめてフェチ板のスレに帰れ
531 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 15:50:08 ID:gHOFFI7i
>>529 現管理人の文章、読めたのかい?俺はダメだったorz
おれは、ガンは実はたった2人だけだったのだと思うな
いみじくもこのスレは、KYに大量投下する奴を本スレから隔離するのが目的で立てたのだろ?
これはつまり、大量投下するKYな奴も受け容れますという事だ。
スレのタイトルにも【大量投下】ってなってるじゃん。
それなのにここで大量投下云々言うのはどういう事だ? 訳わからん。
とはいえ、実際はスレを半分消化した時点でそういった大量投下する作者も現れなかったし、
本スレでコテハンで活躍していた作者たちもサイトなりブログなりを作って引き篭った。
そうでないのはM.I.B氏くらいだけど、彼なら本スレに投下しても問題ないだろう。
他のスポット的に投下してくれた作者さんも同様。
つまりは、このスレの役割は終わっている訳で、このスレを巡って中傷罵倒が飛び交うのでは、
併合した方がよほどすっきりするのではないか?
ま、
>>530に釣られて、このスレに否定的な者は徹底無視に決め込むのも良いかも。
対立するカキコが無くなれば、静かすぎるくらい静かになるでしょうw
私も以後は沈みますw
【大量投下】【連投注意】で一続きの文章だろどう見ても
534 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 16:32:17 ID:gHOFFI7i
もう534もレスってるのか!ww
盛り上がりに盛り上がってるなww
(´-`).。oOかつてサイボーグスレは落ちては立て、またすぐ落ちるよいう過疎っぷりだったのに
535 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 17:05:16 ID:aS/csHxE
罵倒中傷は2chの華
喧嘩してこそスレもにぎわう。
過疎っている本スレのほうも火を点けに行かないか
536 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 17:16:40 ID:gHOFFI7i
むしろお前の積極性に好感度うp!
フェチ板で作品に対する批評とか罵倒とか賛辞並べるのは板違い
まあ批評対象となるSS自体が本来板違いだしな
ただエロパロ板でSSに対する批評が投稿されるのは問題なし
むしろ無いほうが不健全というもんだ
もっとも対象は作品であって作者ではない
>534-536
アホかい
ちとおかしいのが混ざっているようだな
個人に言及するのが荒れる元になっている可能性が高い。
作品の批評はしても、作者の罵倒はしないようにすれば
よいと思われる。まとめサイトをわざわざ引き込んで
荒らす行為をするのも、原因のひとつ。
SS作者個人の罵倒行為は荒らし行為であると認定したい。
改まらないようであれば、アク禁通報も視野に入れたほう
がいいかもしれない。
539 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 23:30:51 ID:88p8SCbV
ああん!?麻生は本物のバカだな!
おっと麻生周一の悪口はそこまでだ。
541 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 21:38:04 ID:lopjHO7d
ニュー速あたりと間違えているんだろうか?
普段ニュー速で工作員のバイトでもしてるのかな
542 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 22:21:26 ID:pk1p24Tl
>>541 貴様は正しースや新聞はすべて陛下おんみずから発表すべきである。
陛下の言葉を信じることが皆が平和になるのだ、そして支那やちょんを帝国軍隊の力で鎮圧しよう
関係ないけど麻生周一の本名は小沢というんだそうだ
544 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 23:20:22 ID:pk1p24Tl
誰だそれ?
HAHAHAここは日本語が分からないやつばかりだな
ここはSSスレだってのに何で本スレから引きずったことを
何時までネチネチネチネチ言ってるつもりだよ
レスの半分以上が議論で埋まってて最終的には麻生周一の話題が出てるときた
作者も萎えるわこんなん
と、つい自分も日本語としておかしい文句を上げてしまったが
少しは議論自体が場の空気を汚してると自覚して欲しい。
あの時キレて議論してる人間怒らせるような文句吐いた奴が今何処の掲示板で何してるかとか
大量投下してある作品を脳内削除できない馬鹿が文句垂れ流してたりとか
麻生周一は実は赤褌を常時はいてるとか
評論家ぶった脳足りんが誰の作品が嫌いだ言ってたりとか
そんなことはどうでも良い、少なくとも俺はここのSSを読みたいし
いつか頭の中に溜まった妄想を纏めて吐き出したいと思ってるよ
そういう空気だった頃が今はもう懐かしいよ
文句に文句で返して事を収めたい奴が多すぎて
そう思ってるのが俺だけだったら好きに叩いてかまわないが
そうじゃないんだったら止めてくれ
いや止めてください頼むから。
全くどうでもいいけどお前のIDなんか格好いいな
548 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 19:39:53 ID:y52M8wQq
AAみたいってことか?
「それでは最終試験を開始する」
砂地を模した試験場で機械仕掛けの四肢に力を入れる。
金属質の外見に比べて軽い身体は砂に沈む事は無い。
ターゲットとして指定されたロボット兵が砂に足を取られているのを確認すると、背負った小型ミサイルを乱射する。
殺到したミサイルがロボット兵を爆散される。
すぐ横で銃を構えたロボット兵に飛び掛り、口に咥えたサーベルを起動させ光の刃で断ち切る。
…一方的な虐殺だった。四足歩行の機械の獣は素早い動きで攻撃を避け、適切に破壊していく。
「1次試験終了だ」
全てのロボット兵が破壊されると同時に少女の耳にその言葉が届いた。
少女は咥えていたサーベルを停止させ、機械仕掛けの四肢から力を抜いた。
少女はとても奇妙な姿をしていた。身体は大型の肉食獣を思わせる形状に鋭角さが加わり、紫の塗装の下からも金属特有の光を放っている。
背中には連装式ミサイルを背負い、滑空用の翼と補助ブースターが備え付けられていた。
そんな身体に少女のあどけない表情をした頭部が繋がっていた。
短く切り揃えられた頭髪の間から少女の両耳を塞ぐ様にアンテナつきのカバーが覆っているのが分かる。前髪を押さえるカチューシャも耳カバーも体色とあわせてメタリックパープルになっていた。
そして口を拘束するように一本の筒状の物を噛まされている。先程の戦闘でサーベルを発生させていた物だ。
Project War Dog … 戦場の犬と名付けられた計画の試作品が彼女だった。
両腕と両足に違和感を覚えて目を覚ますと見たことも無いような部屋だった。
コンクリート剥き出しの壁とフローリングの床に、見たことも無いような道具が置かれていた。
そして何より驚いたのは自分の姿だった。
両腕、両足ともに折り曲げた状態でラバーで出来た袋のようなものに詰め込まれ、紐で締められて伸ばせないようになっていた。両手も同じ素材の指無し手袋で覆われて物を掴む事も出来ないようになっていた。
身体もラバーのスーツに包まれていて頭部以外すっぽり覆われている状態だった。
さらに首輪が付いていて、そこに取り付けられた鎖が床に直接螺子止めされた金具によって固定されていた。
そこで私が受けたのは犬としての調教だった。
立ち上がることも出来ず、餌や水は皿から直接口にし、名前は奪われ犬と呼ばれた。
口で物を噛んで持ち運ぶ練習や四足で歩く練習、作法の教育は鞭が飛び、私に自分の立場を思い知らされた。
性的な調教は一切行われなかった。唯々、犬としての行動と思考を叩き込まれただけだった。
ただし意思の疎通は普通に会話で行われた。
一週間後には私は人では無く犬になっていた。
そして、その日さらにその先へと進むことになった。
一度も外される事がなかった鎖が外され、リードを引かれ一週間過ごした部屋を連れ出された。
二重になった扉の向こうは白衣の人たちが忙しそうに動き回っていた。
そのまま、2分ほど引き回されとある部屋に入っていった。
手術室といった趣の部屋だ。
私に対して不可逆な手術を行って身体の加工を行おうと言うのだろうか?
そんな事を考えていると、きつく締められた紐が緩められ手足が開放され、首輪も外された。
そんな自由を感じる前に椅子に座らされ、腕と足、首を拘束されてしまった。
「さて、もう気づいていると思うが今日は手術を受けもらうわ」
無言で作業していた男達にただ一人居た女性がそう語りかけてきた。
白衣の下からラバーのスーツが見える。私の調教を主に行ってきた女性だ。
「どういう手術ですか?」
病気をしている記憶は無い。もしかしたら、避妊手術か?それとも手足を切り取って四足歩行用の義足をつけるとか・・・
具体的な内容を予想して恐怖を感じる。
「あなたが考えてるような手術じゃないわよ」
彼女の元へ大きな台車が運ばれてくる。白いシートがかけられていて何が載っているか分からないがかなり大きなものだ。
「あなたには生まれ変わってもらうわ、この新しい身体に」
彼女はそう言うと勢い良くシートを取った。
そこには奇妙なものがあった。紫の機械仕掛けの犬、だが頭だけは違っていた。
耳カバーや額のプレートなどの違いはあるが、その顔は犬などではなくとても見慣れたもの、私の顔が今の髪型と同じ髪型で瞳を閉じてそこに付けられていた。
「機械化兵、ロボット兵の普及で軍用犬がほとんど役立たずになっちゃってね。
代用品を作ることになったんだけど、犬の脳味噌を移植したり、人工頭脳をつかってみたりしたけど上手くいかなかったのよ。で、白羽の矢が立ったのは人間の脳。
機械への適応処理については十分な知識があるから問題ないわ。
しかも、事前に犬として調教を終えておけば、拒絶反応は少ないと推測されるの。
だから、貴女には犬として調教を受けてもらったの」
女性の言葉が徐々に私の頭の中に入ってくる。
(私があれになるんだ…、今までのはその準備)
「それじゃあ、手術を始めるわ。
二度と元に戻せないけど良いわね」
「はい」
調教の成果か、自分の運命を決める質問すら迷う事無く頷いてしまった。
「本当に良く出来てるわ」
その言葉を最後に私の意識は失われた。
地面の冷たさを感じる…
目を開けるといつもの小屋の中だった。
立ち上がろうとして、違和感を感じる。
いつものように拘束されていないのに、足を伸ばしているのに上手く立てない。いや、むしろ両手をつかないと身体を支えられない。
不思議に思って両手を見る。
そこにあったのはまったく別のものだった。
メタリックパープルに輝く金属の前足。そこにはそれがあった。
それを見た瞬間、記憶が勢い良く戻ってくる。
手術台の上で見せられた金属製の犬の身体、顔だけが私のものだった。
首をめぐらすとそこには同じような金属製の身体がある。
「ははっ、私機械になったんだ…
それも、機械の犬に…」
首輪は以前と同じように床に鎖でつながれていた。
でも、なんかとても開放的な気分だった。
身体を縛る袋状のラバースーツは無く、形が違うとはいえ手足を伸ばす事ができた。
「気分はどう?」
手術を取り仕切った女性が白衣を脱いで、いつものラバースーツ姿で現れた。
「なんか、とっても開放的な気分です」
叩き込まれた本能に従って正直に答える。
「あら、そう。じゃあ、貴女にも今の身体を見てもらいましょう
こっちに来なさい」
その言葉に私は彼女の横まで行く。目の前にはシートを被った大鏡があった。
犬の調教中には惨めな自分の姿を見せ付けるために使われた鏡だ。
私が定位置についたのを確認すると、彼女はそのシートを勢い良く取り払った。
「これが今の私…」
見覚えがあるのは顔だけだった。しかし、それも額に金属プレートが埋め込まれ、耳には金属製のアンテナつきカバーが付けられていた。
首から下は手術室で見たあの金属製の犬だった。
「貴女の昔の身体は実験用に再利用させてもらうわ。もう二度とあの身体に戻る事は出来ないわ。
貴女はもう人間では無いわ。壊れるまで貴女はこの身体で働くのよ」
機械仕掛けの犬、二度と戻れない身体、人間ではなくなった自分…
いろいろな事が頭の中で回っている。
「でも、これからは犬としてではない。兵器として調整が始まるわ」
兵器…、その言葉に犬としての本能も声を無くす。
「返事は?」
鞭が唸りをあげた。
金属製の身体が裂けるような事は無い。だが叩き込まれた本能が恐怖を呼び、服従を強いた。
「はい、私はこれから兵器として全てを奉げます」
その言葉に彼女は満足そうに頷いた。
それからは戦闘技術と軍隊での必要知識を叩き込まれる日々だった。
大型の四足歩行獣の動きを基にした格闘術の訓練。
口に咥えさせられたサーベルの取り扱い。
背中に接続されたブースターで飛び掛る練習。
ブースターに取り付けられたマイクロミサイルや砲の射撃。
戦場で使われる言葉、内蔵されたレーダーの使用方法。
それらが休むことなく私に課せられた。
褒められることなく、ただ失敗した時だけ罰を与えられた。
そして1ヵ月後、私は軍用機械化犬WD-1-01として完成した。
試験場には動くものは私以外居なかった。
警戒を解こうとした時、その声がかかった。
「それでは2次試験を開始する」
事前の計画には無いものだった。多分、私の突発事項に対する対応力を測るためのものだろう。
ドームの天井が開き、パラシュートで落下してくる人影ある。
ミサイルで蜂の巣にするべく、照準を定めた私の瞳に思いもよらないものが映し出された。
ロボット兵だろうと思ったものは人間だった。
しかも、少女。そしてその顔は兵器となった今でも忘れられない物だった。
そこには私が居た。
そっくりなアンドロイドなどではない。生体反応がある。ただ頭部には機械が詰まっているようだ。だが、あの身体は私の物だった。
「今回の試験用に保存していたものだ。少し弄っているが今のままなら簡単な機器を埋め込むだけで元の身体に戻る事ができる」
その言葉に動きが止まる。もう戻れない筈の身体が目の前にある。
「破壊したまえ。再生も不可能なように完全に」
今まで敵性物のマーカーが表示される。次の瞬間、私の身体は動いていた。
最適な位置取りを行い、マイクロミサイルを発射していた。
一発で人間をバラバラに吹き飛ばすミサイルが10発も打ち込まれた。
煙が晴れたときには、生命反応はおろか残骸を確認する事もできなかった。
私は兵器として自分を破壊したんだ…
人間に戻る可能性を全て消し飛ばし、兵器としての性能を証明したんだ…
「よくやった。これで全ての試験を終了する。
回収班にしたがって行動しろ」
その言葉に、私は今度こそ身体中の力が抜けた…
こうして、私は同様の処理と試験を受けたもの達と軍用機械化犬部隊として戦場で駆け回っている。
軍用機械化犬はみな同じぐらいの年齢の少女を素材にしているようだった。
だが、改造前の身の上などここでは一切関係なかった。
専門のメンテナンスチーム以外は私達がどういう経緯で今の姿になっているか知らない。
私のように強制改造された者だけかもしれないし、志願した者も居るかもしれない。
しかし、ここでは私達はただ命令に従って敵を打ち倒す兵器でしかないのだ。
収まったみたいなんで、ちょっと投稿
書いてるうちに他所のスレ向きみたいな内容になっていたような気もする…
コテについて言及してる人が居ましたが、新撰組は関係ありません
もちろん、銃夢のなんたら局とかでも無いです
一言で言えば、ググレカスといったところです
乙ー。
M.I.B.ってあれでしょ。Think Pad作ってる会社。
マチャチューチェッチュ工科大学
>549−552
M.I.B.様乙です。
戦闘変則ボディと、新たな切り口ですね。
「9 143様」のと絡めて読みました。
Man in blackだろ
559 :
ダイゴ:2008/11/15(土) 17:45:10 ID:kf7t5hXP
>>557 Men In Blackだろ!?
>>M.I.B. ◆eE1qgEdCmI 様
乙です!あいかわあらず素晴らしうぃっしゅですね!!
萌えました!そして抜きましたwww
サド度がサイボーグにはよく似合ってうぃっしゅ!
勃起で血液を下に奪われてモウロウとした頭で読みましたww
560 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 02:22:02 ID:SWRX7wlZ
M.I.B.さん乙です!
やっぱ上手いなあ。文章も上手いし。
読んでて萌えれる。自分がオナニーしたいだけじゃなくて、ちゃんと相手が萌えれるように描写できるのが立派です♪
>>552 元の自分の身体を自分の手で破壊するというところが非常に良かった。
562 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 21:25:27 ID:H3216Du7
やっぱ拉致&強制改造は黄金パターンだね!
563 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 19:31:56 ID:naLrOIov
おれ、全女子児童生徒の制服セーラー服化を掲げて立候補しようかな?
投票してくれるかい?
誤爆スマソorz
吊ってくる
>563
どこの誤爆だww
吹いたwww
保守します
保守
保守
点検
整備
再改造
オーバーホール
特殊義体換装
生身60%
機械40%
水中専用生命維持装置(大気呼吸不能型)
それ萌える!
もちろん下半身は人魚型で
地上では歩行はおろか直立も不能
股関節も膝関節も無い(全体が緩やかに曲げられるだけ)から
普通の椅子にも座れない
捕らえられ二度と地上に上がれない体に改造された苦悩とレイプ(;´Д`)ハァハァ
気がつくと水の中だった・・・
周囲には水草が揺れ、小魚が泳いでいる。
そして、自分が酸素マスクをしていない事に気づいた。
まずい、このままじゃ溺れる。
息を止めて必死に水面を目指すが、泳ぎなれたはずの身体は思うように上昇しない。
パニックになりかけながらも、何故か水底に置かれた椅子を頼りに顔を出した。
必死に呼吸をしようとするが、焦りのせいか思うように息ができない。
どんどん苦しくなって来た。このままじゃ死んじゃう。そう思ったとき、頭上に人影が見えた。
「助けて!」
そう叫んだ瞬間、頭を水面に押し込まれた。
不安定な椅子の上で私は逆らう事もできずそのまま水中に投げ出された。
せっかく吸い込んだ息も、思わず開いた口から漏れていった…
ああ、このまま死ぬんだ…
そんな諦めにも似た感情が心に広がった。
「そのまま水を吸いなさい」
何処からか声が聞こえた。水の中なのにやけに綺麗に聞こえる。
そしてどうせ死ぬならとその声に従った。
苦しくない…
水面に顔を出して必死に呼吸しても全然楽にならなかったのが嘘のようだ。
まるで森林浴をしているかのような感じだった。
でも、何で?
すると先程の声が再び話しかけてきた。
「水中専用の呼吸装置の調子はどう?」
水中専用?呼吸装置?
辺りを見回すと、ガラスの向こう側に女性の姿が見える。あちらには水は無いようだ。
「一体何の事です?」
思わず声に出したが、水中からでは伝わらないだろう。
だが、意外な事にすぐに答えがあった。
「貴女は水中専用のサイボーグになったのよ。自分の身体を御覧なさい」
言われて両手を見る。
そこには見覚えのある肌色の手は無く、ブルーに塗装された金属製の手があった。
「嘘…」
そのまま視線を身体に向けると、同じ色の金属製の身体が目に入った。
「今日から貴女はここで暮らしてもらうわ」
女性の声が頭の中で響き渡った…
私が入っていたのは巨大な金魚鉢だった。
ワンルームマンションよりもちょっと小さい程度の巨大な鉢に最低限の家具が備え付けられている。
水中なのに専用のベットまであるほどだ。
鉢が置かれているのは特別な部屋のようで、他には何も置かれていなかった。壁に窓もなく入ってくるとき開く扉があるだけだ。
私は青いロボットみたいな外見のサイボーグにされてしまった。服など着せてもらえないし、一度も自ら出してもらう事はなかった。
食事も水中の栄養分を摂取するとの事で不要らしい。充電も要らないとのことだ。
ただ水の中に漂うだけの時間が過ぎる。
ガラスの向こう側は水の無い世界。そこは私にとっては生きられない世界。
たまに女性が確認に来るだけで他には何も無い。
そして数日が経った時、部屋の扉が開いたままになっていることに気がついた。
今しかない。息を止めて水があるところまで逃げよう。
そして、自分の身体に起きた事を公表しよう。
思い立ったまま、そして私は安全な水中から飛び出した。
金魚鉢の外は別世界だった。
胸いっぱいに溜め込んだ水だけを頼りに走りだそうとしたが、金属の身体は想像以上に重かった。
陸上で活動する事を想定していないため、全身の至る所で動作警告が発生した。
しかし、それを無視して必死に足を運んだ。
扉の向こうは長い通路になっていた。
フラつく身体でなんとか進むが、次第に苦しくなってきた。
後から考えれば、普通の人間が息継ぎ無しで水中で走ろうとするようなものだ。
あっという間に限界が訪れた。
目の前が暗くなってきて、足が縺れた。
金属の身体が床に投げ出され、甲高い音を立てた。
閉じていた口がおもわず開かれ、身体の中から命にも等しい水が流れ出した。
死にたくない。そんな思いが今更湧き上がった。
そして、すぐに全てが闇に包まれた。
「なんて無茶をするの」
気がつくと床の上ではなく、ベッドに寝かされていた。
口にはホースのようなものが差し込まれていた。
「すぐに気がついて水ポンプに接続したから良い物の、あのままだったら窒息死したわよ」
私、助かったんだ…
「身体も無茶するから、ボロボロよ」
そう言えば、警告がいっぱい出てたっけ…
「まあ、あれは元々慣れるまでの一時的なものだったから良いけど」
え?一時的?
「ほら、これが貴女の新しい身体よ」
そこに映し出されたのは、今までのような青い機械の身体。
しかし、腰から下が全く別物になっていた。
今まではちゃんと2本の足だったのが、今では腰から1本のままで先端には鰭が付いていた。
「メタルマーメイドよ。素敵でしょ」
まさに機械仕掛けの人魚がそこに居た…
幼い子供から品の良い老人まで様々な人が私を見物に来る。
私は彼らに微笑み返す。
そこは私が働いていた水族館の中だった。
だが、もう私が水から出る事は無いだろう。
機械仕掛けの身体は完全に水中に適応し、陸上では動くのも難しい。
そして、あの時の恐怖が心の奥で私を縛っていた。
私は完全に機械仕掛けの人魚となったのだ。
ちょっと書いてみた
人魚ってのも良いねぇ
思ってたのと違うけどこういうのも良いね
ちなみに思ってたのは事故や病気で義体化した娘が
特殊職用途または義体研究用途の義体として
合意の上で換装するというもの(人間扱いされてる)
実験的要素が強い義体だから色々と不便なままなところがあったり
M.I.B. さん乙です!
仕事が速いなー!!
個人的には582さんとは逆で、もっと拘束されて嫌がりながらも強制的に改造されてしまう過程があったらなお(ry
とにかく乙です!
>MIB様乙です。
変幻自在ミラクルな創意に脱帽です。
>>584 様
乙です。
「人形姫」投稿小説コーナー「強奪」作者様ですね。
寄稿先の一つ『E=mC^2』
ttp://zaxon.80code.com/tmp/index.html 「人形姫」リンク紹介によると、
>「〜マインドコントロール(MC)えっちしちゃう作品専門サイト♪」
>とのキャッチコピーどおり、色々な操り系作品が投稿されています。
>中には機械化改造ネタあり。
hosyu
正月暇だったので録画しておいた魍魎の匣見た・・・。
あれはやっぱここの属性にかするのかな・・・、惹かれてしまった・・・。
自分もあっち側の人間か。
>>588,589
早まるな!彼岸の世界へ行きたいのか?!
どんな感じなの?
>>588-589 アニメでは、とある小説家が列車で相席になって向かい合った青年が膝に抱えていた箱から物音がするので注目したところ、
そのことに気づいた青年が箱の正面についた扉を観音開きに開き、中に入っている少女の首を見せつけるシーンから始まるのかな。
首だけの少女、人形かと思ってみていると、その少女の首は眼を見開いキョロキョロして「ほー・・・ほー・・・」とつぶやく。
重要なことはネタバレになりすぎて書きにくいかも。
本スレから誘導されてきたけど・・・。荒れたまま投稿が止まってるんだね。
自己満足で投稿する作家と、作品を楽しみにする読者がいれば十分。
何で揉めるんだか判らんよ。
オレ、ヤギーは好きだよ。3の444の人間性には興味なし。
昔どうだったかなんて興味ない。今、面白いSS投げてくれたら神。
荒らしが居ついてるんだよ。
確かに荒れすぎた感はあるが、荒れたのも仕方無い状況だったからなあ。
ふたばまでいかなくてもある程度共通で使えるキャラや設定があれば創作も楽になるのにな
そのへん、舞台からして現代がいいって話もあれば近未来がいいとか、フェチ板のほうではスチームパンク世界の話さえ出たりとバラバラだしなぁ
かつて上手くいきかけたのがあったけど
結局創作者の人間性がアレすぎて消えてっちゃったしね…
昔、本スレで元の世界観をぶっ壊して戦争モノにしちゃったことがあったな。
共通プラットフォームは作品執筆のハードルを下げるけど、二次創作作家が
暴走する可能性があるからなぁ。
ちなみにスチームパンクネタを振ったのはオレ。
二次創作モノ(パロディ?)の枠でしか発想できない住人に対する例示の
つもりだったンだが、結局某商業作品の枠で展開しただけという失敗。
適当な言葉ではないかも知れないが、作品を書く(=世界創造?)という
作業は、あるていど執着的性格(パラノイア?)がないと成しえないかもな。
パラノイア手前の作家連中にスレの空気嫁って言っても仕方ないような気もする。
だから作品が面白ければ作家の人間性までは求めないって感じ。
(作品がつまらなかったら、ただの変質狂だな。最悪だ。ww)
みんな人間性は気にしてないと思うぜ。作品の質さえよければ認めてるよ。
昔、良作をたくさん発表していながら荒らしに煽られて自らが荒らしと化し
スレの空気をぶち壊しまくって出入り禁止になった奴が居てですね
嵐は、駄作を書き散らかしてた人だったと思うが
レース書いてたやつ
ヤギーの中の人のことだろ
あれの中の人が暴れだしてから色々おかしくなった
レースの中の人が暴れだしたのもその後の話だろ
これは私見だが。
オレはヤギーの中の人を支持する、ヤギーは面白かったからな。
情景描写も適切で、展開に無理もなく、なにより文章として読みやすかった。
荒らしに過剰反応してヤギーの中の人が暴れたことは正直知らないし、興味ない。
荒らしが過去に作った作品を評価するのはともかく
荒らしそのものを肯定するのはヤメレ
>>608 もういいだろ? いつまでもネチネチ言う方も荒らしじゃないのか?
>>609 現状はネチネチ言う方もではなく。
ネチネチ言ってる方とそれに反応してる人が荒らしかと。
つまりこのこの書き込みも荒らしということになるのだが・・・。
俺はヤギーはつまらないと思うが、作者さんは尊敬したい。
保管庫を造り運営したのは、偉い。
激しい批判や中傷にも、比較的冷静に対応してたと思うし。
612 :
609:2009/01/14(水) 22:45:11 ID:EFs0+2O5
>>610 納得。ミイラとりがミイラになっちまったってパターンだな。
じゃあ、俺も荒らし批判は止めるとするか
613 :
学級委員:2009/01/15(木) 01:34:16 ID:x5B4c905
「先生!ニーナがヨウ君に向かって「死ね」と言いました。
これはこのクラスにとって良くないことだと思うので
学級会の議題にして話し合いたいと思います!!」
クラス委員の嵐山君の口癖は『良くないから話し合いたい』だ。
ちょっとウルサイところがあって、クラスに馴染めないところがある。
私は就職1年目の新米教師。今日も子供たちの相手でイッパイイッパイだ。
嵐山君は何かと『先生!先生!』と慕ってくれるのは良いんだけれど、
教師と言えども生身の人間。疲れているときにはウンザリすることもある。
「こらこら。クラスの仲間同士仲良くしなきゃダメじゃないの!!」
どうしようもない疲労感に耐えながら、私は勤めて明るい声を出した。
614 :
学級委員:2009/01/15(木) 01:35:03 ID:x5B4c905
「先生!生き物係の松戸クンが恵那ちゃんを改造しています!
これはこのクラスにとって良くないことだと思うので
学級会の議題にして話し合いたいと思います!!」
「こらこら。クラスの仲間同士仲良くしなきゃダメじゃないの!!」
(え?生き物係がクラスメイトを改造??)
とっさにいつもと同じセリフを言いながらも、私は耳を疑った。
---
そこで意識が明瞭になる。…そうだ。私は何年も前に教師を辞めていたのだ。
教職を離れた私は「子供たちの未来を守るため」との大義名分を掲げて
政治の世界に飛び込んで…既に永い永い年月が流れていた。
「機械による人体補完に関する法案」いわゆる「サイボーグ法」が
当時の年配議員(自分たちの延命のため機会を欲する老人たちの群れ)
に数の力で押し切られたのは、私が厚生大臣だった頃。それも過去の思い出。
そしてここは、特別国会の席上。私は女の身でありながら、一国の総理の立場に
身を置き、今日も与野党入り混じった出口のない論戦を重ねている。
615 :
学級委員:2009/01/15(木) 01:36:10 ID:x5B4c905
「センセイ!今の社会は停滞しています!これは人類に良くないことだと思います。
ついては特別委員会を結成し、この問題について徹底的に話し合う必要があります!!」
この社会が停滞している?当然のことではないか。
環境ホルモン、先の見えない社会。資源の枯渇。生活環境の悪化・・・。
今この世に生きる者は、老いた身体を機械の力で補って生きる老人ばかりだ。
出生率の低下は人類の「種」の存続さえ危ぶまれるラインを示している。
半機械化された老人の街からは子供の声が聞かれなくなって久しい。
結局、私は「子供たちの未来を守る」なんて出来なかった。
子供と一緒に走ること。子供を抱き上げること。それらを諦めたとき、私は
長年固辞し続けた機械化手術を受け入れることにした。
今の私は見た目は30才前後だが、既に自分が何歳なのか思い出せない。
そして周囲はアタマの硬くなった政治家モドキと評論家ばかりだ。、
トロトロに惚けた脳味噌で、御互いの揚げ足を取る事に夢中な老人たち。
ただ、見た目だけは若い姿…幼少時代への回帰欲求なのだろうか、一見
高校生のような姿も珍しくない。一部には小学生のような者までいる。
政治も既に崩壊し、まるで「学級会ごっこ」のようになった国会で、
私は在りし日の教室を思い出しながらマイクの前に立った。
「こらこら。クラスの仲間同士仲良くしなきゃダメじゃないの!!」
616 :
学級委員:2009/01/15(木) 01:37:21 ID:x5B4c905
たとえ身体を機械化しても脳細胞の死滅は止められない。
グダグダになった脳の代替処理をするサブプロセッサーたちは
今日も明日なき老人(人類)たちに「何か有意義なことをした」という
満足感を与えるためだけに日々変わらない茶番をくりかえすのだった。
【fin】
617 :
学級委員:2009/01/15(木) 01:53:56 ID:x5B4c905
お久しぶりです。14-244です。説明不足全開の駄文でございます。
ニーナ=272.ヨウ君=ネトウヨ、「先生!」と叫ぶ荒らし君・・・。
どこかで見たようなセリフが続きますけど、元ネタには触れない方向でヨロ。
結局スチームパンクの何がいけなかったんだ?
スチームボーイとサクラ大戦と鋼鉄天使くるみを足して三で割ればいいのに
別にいけないところはないよ
259から荒れて流れがとまっただけ
620 :
558:2009/01/15(木) 21:12:30 ID:EahVRAK2
学級委員様
乙です。
愉快、痛快
エスプリにアイロニーに富むも軽快、デカダンスに落解。
とても巧妙、お見事です。
621 :
学級委員:2009/01/15(木) 21:58:48 ID:x5B4c905
>>620 エスプレッソでマカロニーですか?褒めていただいたようで光栄です。^^:
夜中に勢いで書いてしまったので、読み返すと日本語的にオカシイところも
満載です。深読みされるとアラが目立ちますから軽く読み流してくださいな。
MIBさんの人魚物で思いついたんだけど、サイボーグ娘とモンスター娘ってどう?
強制改造で架空の生物のような外見のサイボーグ娘に改造されるというストーリーでw
もちろん顔は生身のままでw
人外はサイボーグより盛り上がってると思う。
ここの住人も知ってるであろう有名なサイトもいくつかあるし
高速走行の為にピューマや猫みたいな四つ足型の義体の女の子なら萌える
今の世で言うバイク便みたいな職業(自分で走るから「飛脚」か)やってるとか
「前足」は人間の手よりは大幅に器用さが落ちるが(走るのに特化してるから)
猫の手みたいに「足というよりは手と呼びたくなる程度には器用」だといいかも
猫が両手を器用に使って色々な事をするのを見るのは好きなのでw
個人的にはそんな姿でもちゃんと人として暮らしてるのが好み
なぜかユンボル思い出した
>>624 個人的には、拉致され社会から隔離されて密かに開発実験されてるのが好みw
完全に手足のかわりにタイヤになってるバイク型娘とか
下半身が脚の代わりにキャタピラになってる娘とか萌える
>>626 拉致されて社会から隔離されて開発実験のために改造を受けたが
なんとか脱出したサイボーグ娘たちが
表の世界に戻れないから自分達で社会を築いて
他の改造被害者の脱走の支援とかもやってるとかなら好き
改造されたが脳まで改造される寸前なんとか逃げ出したサイボーグ娘
というとたれめパラダイスにあった乃鶴ちゃんを思い出す
あの絵が発表された当時は(サイボーグフェチ的な意味で)あそこまで濃ゆい
サイボーグ娘絵ってあんまりインターネットに出てなかった気がする
サイボーグ娘絵を追い求めて必死にインターネットを駆けずり回ったなあw
今やサイボーグ娘の大御所の影屋さんも、長らくサイボーグ娘絵は一枚しか
サイトで公表していなかったし
(そういうサイトまで根掘り葉掘り探していたな昔は…w)
意地でも健康敵な話に持って行きたいんだねw
漏れなんか逆に、サイボーグは徹底的に悲惨な目に合わされるのが萌える
機械化しなきゃならない時点で健康的とは言えないワナ(軽いツッコミね)
私見だが・・・。
悲惨な目に逢うのは良いんだけど、精神的にお人形さんにしちゃうのは生理的に受け付けない。
「素晴らしい身体を頂いて嬉しいです」とか「私は御主人様の人形です」って聞くとウンザリ。
心が折れるギリギリのところで踏みとどまる、健気なアンドロイド娘希望。
人形化は萎えるよな。洗脳とかは自分もヤダ。自主的にサイボーグかを望むのも都合よ過ぎて萎えるし。
あくまでいやがってるのに、縛られて無理矢理改造され、サイボーグtなった体に苦しむ。悲惨な運命を辿らされるのが萌えるわ
最初から完全な人形化はちょっとだが
抵抗しながらも段々と堕ちていくのは好きだ
即堕ちはあうと
最初は記憶操作も含む人形で、
作業をこなすうちに過去がフラッシュバックして苦悩するのがいい。
>>629 >アンドロイド
某人研プ的には正しい用語なのかもしれないがw
普通はアンドロイドといったら完全人工ロボットの事を指して
人間が元になってたらサイボーグだよ…
結局サイボーグ萌えと一言で言っても色々な嗜好があるという事だね
自分の場合は人間として生きてる方が萌える派なんだけど
可愛いコならやっぱり最後には幸せになって欲しいと思う
どんなに酷い目にあったとしても最後には幸せをつかみ取って欲しいので
命をつなぐために仕方が無かったとか
凶悪犯罪に巻き込まれたとかの理由で
たとえ非可逆的に変わり果ててさえ幸せになって欲しい
それで姿形機能が生身とかけ離れた異形少女になっても幸せになって欲しいんだろうと思う
なんだろう?「こんなになってさえ人は幸せになれるんだ!」と言うのを見て
安心したいんだろうか…?
自分の方がかえって病んでるのは自覚してますとも、ええorz
「顔まで全部機械化」とか「脳まで改造」は基本的には萌えの守備範囲外だけど
コイコイ7のオトメには萌えたなぁ…
サイボーグ萌え世間(?)では機械化ロボロボっぷりが人気を呼んでるけど
自分には逆に人間っぽさがツボだった
自分の身に覚えが無いストラップがついてるのを見て
好みに合わないからと捨ててしまわずに「大切ナ物カモシレマセンカラ」と
外さずにつけたシーンがポイントだと思ってる
ロボ喋りしかできなくなって、自分の記憶さえ保てないくらい壊れてしまってさえ
一番人間として大事なところは失わずに持っている印象的なシーンだった
普段納得出来ない事は「不可解デス」と切って捨てる程の人が
記憶に無い自分の好みにあわないストラップを見て、「大切な物かもしれない」
と考えるのはまさに人間だからだと思う
機械には好みという概念も無ければ、好みに反する不可解な物も大切かもと想像する力も無いから
ネクスたんじゃダメか?
改造前はドジだったけど大半が機械になった肉体と補助脳でおどろくほどハイスペック化とか
影屋さん一時閉鎖って(´・ω・`)
あの事件の影響なのかな…
漏れは普段は漫画でも映画でも、希望を持てる作品が好きだが、サイボーグものに関してだけは、悲惨でバッドエンドなものが好きだ。
漏れにとってサイボーグものは萌えだけが目的だから、とことん惨めに改造され壊されて行く悲惨な少女萌える(;´Д`)ハァハァ
どんな嗜好でもいいけど自分の嗜好に合わないからってだけで頭ごなしに否定とかやめてくれ…
結局貼られた作品に対して
自分の嗜好に合わないものは脳内変換。
出来ない場合は無視。
特定の作品にのみ感想がついたとしてもついてなぜつけないとかつっこまなければ問題ないはず。
つっこみたくなった人が付いていない作品に感想を付ければ問題ない。
エロパロ板の割になぜか二次創作はないな
644 :
架琉魔:2009/01/21(水) 15:50:23 ID:kSFCHop0
かなり久しぶりです、架琉魔です。
そろそろクールダウンして本来の空気来た!!これで勝つる!!
と思ったので戻ってきました。
3話目の続きはこの語いつかおまけ的に書こうと思います。
act4 微小機械(前編)
それはまさに、地獄と形容すべき風景だった
平和な筈の住宅街の家屋はその殆どが原形を残しておらず戦いの凄惨さを物語り
崩れた家屋からは死臭が、燃え上がった家屋からは人の焼ける臭いが漂ってくる
壱織と紅葉は背中合わせで二つの敵と戦っていた
一つは、黒い軍服を着た集団…ファウストの強化兵達
もう一つは、クリーム色の体液を節々から垂れ流す蟲のような怪物達…そして…
「…っ、流石に数が多すぎるよ壱織姉。」
「お願い、目を覚まして!!」
壱織が蟲達の先に居る…物言わず涙を流し、蟲を装甲のように纏った少女に叫ぶ
「気をしっかり持って、梨沙ぁ!!」
話は、その日の朝へと遡る
「着替え終わったかー?」
大家さんが玄関の外で待っていると、壱織が中から親指を立てた手を見せOKの合図をする
中へ入ると、そこにはクリーム色の可愛い少女がいた、着替えを終わらせた梨沙である
淡い色のセーターとロングスカートは以前助けた時の悲惨な格好を忘れさせる
寧ろクリーム色という独特な髪の色が人形じみた可愛さを引き立てているのは皮肉とも言えるだろうが…
「おぉ、より可愛くなったじゃないか」
大家さんが言うと無表情な梨沙の顔が少しだけ綻んだ、この子も野菜スープの一件以来大家さんには心を許しているようだ
壱織達は梨沙を取り返した際に彼女の親族の居場所を調べていた
ロストした被害者を最も幸せな形で助ける、それが壱織の目的であり紅葉にとっても過去の償いとなっていた
もっとも、ここまで救出に成功した例は今まで紅葉と梨沙の二人のみなのだが
そして一番難しい課題が、改造を受けた梨沙を家庭に受け入れてもらえるかだ
鏡を支える紅葉が少し項垂れた、その頭をのしのし家に上がってきた大家さんが殴る
「ぎゃんっ!!?わっ、何するんだよ」
一瞬の痛みに頭を押さえて、慌てて倒れそうになった鏡を支えなおし紅葉は大家さんに訴えかける
「いつまでも気にしないって言ったのは紅葉だろうが、それよりは梨沙の事を心配してるんだな」
その言葉に納得し…殴るのはやりすぎだとも思うが納得した紅葉は「そだな」と一言言って梨沙を見た
「ところで、その親戚ってどんな奴なんだ?」
紅葉が聞いた
「五花・佳奈果(かなか)っていう女の人、工業大学の教授…」
「なんだ、壱織と元同業者か」
大家さんの何気ない一言に紅葉は目を見開いた
「へ、壱織姉って教授だったの?…じゃあ今何歳…」
「昔の話よ。」
途中ではっきりとした壱織のその言葉に遮られ、紅葉は言葉を詰まらせた
「…あと歳は関係ないでしょこの身体だったら、もう」
わざとらしく頬を膨らませた壱織だが、過去の話題には本当に触れられたくないらしいと言う事は紅葉にも理解できた
同時に、同じ身体を持つ義理の姉に対しての壁さえも…
「もみじ…おねぇちゃん」
紅葉が気がついてすぐ横下を見ると、梨沙が紅葉を心配そうに見上げていた
相変わらずの無表情だが、心配しているという事は不思議と感じられた
「……ごめんな、あたしがこんなじゃ不安になるよな。」
紅葉は一回、両手で頬を叩いて気付けをした
今度こそ鏡が倒れて割れて、大家さんが紅葉の頭を殴った
647 :
架琉魔:2009/01/21(水) 16:07:09 ID:kSFCHop0
とりあえず今はここまでで、短い気もするのですいません
>>643 既存の作品の2次創作だとやっぱライダーかこいこい7の二次創作でしょうかね?
ヒーロー好きな私にゃ昭和に公式女ライダーがいないのが残念でならない。
仮面ライダーは原点だよな。
拉致→強制改造→闘いに破れ爆破
この悲劇がたまらない
キャラを利用しようとする二次創作でなくても、その設定でサイボーグも存在しそうだと仮定したら、
元ネタを別の角度から切り込むような二次創作ができると思う。
最近だと「宇宙をかける少女」がかなり未来の世界なのでサイボーグの技術も確立されてるに違いない
二次でもいいんだが、アニメとか漫画に興味無いおれは元ネタ知らないから、元ネタ知らなくても萌えれる作品にしろよ
洗脳とか爆破で終わるとか女の子の無駄づかいって気がすると言うか
サイボーグおにゃのこが苦しんでその身体で生きていく様もたまらないと思うのは異端だろうか?
もち正気のまんまで
おれは、サイボーグねたでは、そういう「イイ話」は不要だな
ネチネチと悲惨なメに合わせるのに萌える
俺は「イイ話」だろうと悲惨になろうと萌えるシチュがあるならぉk
でも、わけわからん世界観のマニアックな知識や余分な知識ばかり出してごちゃごちゃなストーリーは好きじゃないな
こうヒドい悲惨なシチュエーションになろうとぎりぎりなんとか元の状態に戻れるぐらいの状況が好きかな
>>657 元の状態ってのは
1. 完全元通りの生身の体
2. (まったく、あるいはそこそこ)普通に生活出来る程度のサイボーグ
3. 形状も機能も完全に生身とかけ離れた異形サイボーグだが何らかの「日常生活」をゲットして人間らしく生活
のうちどれ?
>>658 2ですかねー
1は不可逆でそこに苦悩するのがまたいい・・・。
>>657 禿どう
下手なヤツに限ってどうでもいい細部にしつこく拘る
少女を人でない存在にして従属させて苦行に挑ませつつも、
どこか普通の少女としてみているというのは屍姫に通じるものがあると思う。
サイボーグ版としてはブーマや無人機械や兵器を倒すために改造したサイボーグ少女を使役する
設定にしたらある程度このスレの条件に合うかもしれない。
元ネタはシランが、何やら萌えれそうだな
書くべし!
>>661 屍姫はよく知らないが、銃器で戦うのならガンスリと同じにならないか?
あれは何故銃器なのかが根本的に意味不明だしなwww
しかも説明ばかりで萎えるww>屍姫
サイボーグ少女は生身とは比較ならないタフさと思われるが、戦闘のスタイルはどうなるんだ?
文字通り鉄拳で殴るのか銃や刀を持つのか、腕やおっぱいに内蔵するのがいいのだろうか?
(中編)
「バカになったらどうしてくれるんだよ、こんなあたしでもここは唯一生身なんだぞ?」
「バカだな、もう既に馬鹿じゃねぇか。それ以上はないから安心しろ。
せっかく貸してやった鏡を粉々にしやがって。」
頬を膨らまして車の後部座席に座る紅葉に大家さんは冷徹な返答を返した
それによって不満の表情を余計露わにする
「・・・。」
梨沙が二人の間の険悪な空気に首を項垂れている
壱織がなだめるように言う
「まぁまぁ、そろそろ着くよ。」
壱織達の載った車は都内にある住宅地に佇む、ある一軒家の正面に停車する
「ありがとうございます大家さん、それじゃあ話を付けてくるから
あっちも工学の専門だから、話はわかるだろうしね。」
そういって大家さんに一礼した後、壱織は車を降りてチャイムのボタンに手を伸ばそうとした
伸ばそうとして…辞めた
車の窓を割って、紅葉が車から飛び出したからだ
「…な、紅葉!!人の車になにを…」
「壱織姉!!血の匂いだ!!」
紅葉のその一言で、大家さん…大樹と壱織の目つきが変わった
壱織は大きく腕を引き、力づくで家の門を叩き壊した
紅葉はそのまま塀を跳び超えて敷地へと入り込む
紅葉の目が庭の窓から見える内での人影を捉え、判別する
黒い軍服、ファウストに所属する人間が6人
そして肩から血を流している妙齢の女性、恐らくは五花佳奈果
紅葉の思考はファウストの殲滅に向けられた
右手の皮膚が銀色の装甲と入れ替わる
「変身!!」
掛け声と共に紅葉の全身が銀色の甲冑に変換した
「変身…!!」
壱織もコートを脱ぎつつ駆け足による衝突で家屋のドアを突き破る
ドアが弾けた向こうには、緑色の甲冑に身を包んだ壱織が居た
ファウストの軍服達がその存在に気付いた時にはもう遅く、紅葉は窓ガラスを突き抜けて
軍服の一人の頭部を鷲塚んでいた
そして勢いに任せ回転し、佳奈果らしき女性に近い軍服に投げつける
しかし対象の軍服は左手を振り上げ投げられた軍服を弾き飛ばした
熱量で軍服の腕が焼け落ちる、その腕は機械で作られていた
「強化兵か、厄介だ。」
軍服達は掌から刃を突き出し、女性を確保しつつ紅葉に襲い掛かった
しかし紅葉もそれ以上の装備を持っている、指先から爪が伸びると紅葉は軍服の刃を引き裂いた
引き裂かれた刃には高熱を帯び熔かされた跡
放熱の爪を仕舞い、紅葉は電磁加速ブロウで軍服の腹部を貫いた
…頬が、釣り上がった気がした
自分達より高性能の紅葉に気を取られている隙に、女性を確保している軍服の後頭部に衝撃が走った
壱織が軍服の脊椎コードを切断したからである
「大丈夫ですか?早くこっちへ!」
「あ…あんたは…!!」
力の抜けた軍服の腕から佳奈果を離し壱織は家の外へ駆けだす
車の周囲にも、軍服の集団が集まりだしていた
「…ちっ、ここは住宅街だぞわかってんのか!?」
中の人間がどうなっているのかが解らないため、壱織達が来るまで車は発進はできない
かといってこのままでは道が軍服で埋め尽くされてしまう
「大家さん!!」
「ちょ、ちょっと待っておくれよ…っ!!」
壱織が女性の手を引き玄関から跳びだした
「遅い!!早くしろ壱織!!」
車の後部座席を開けて二人を入れる準備をする
しかし、一発の銃声の後、女性は崩れ落ちた
力が抜け去ったのではない、文字通り硝子のように崩れ落ちたのだ
大樹も壱織も、突然起きた常識を無視した現象に自らの目を疑った
門を越え、転がってきた女性の首を見て理沙は
無表情なその顔を、恐怖で歪ませた
「…ま………ま…………?」
それを聞き逃さなかった大樹は、理沙の方へ振り返り聞き返した
「……なに?」
梨沙の様子は明らかに異常だった
「いや…いやぁっ…ママが、や…あっ…」
全身が震え、顔は蒼白となり、こんな状況なのに何かに耐えているような
しかしそれは限界へと達し絶叫と共に産み出した
「ぁぁ…ぁぁああああっ…っ!!!!」
梨沙のスカートの隙間から銀色の液体が流れ出す
その場に屈み込んだ理沙は吐き気を催す自身の変化に口元を押さえこむ
「おい、理沙!!」
そう言って車から飛び出し理沙の席へ駆け寄ると、窓越しに何かと目が合った
それは巨大な複眼、銀色の液体がうねり、固まり、変色し、クリーム色の蟲のような機械を形作っている
「うぐっ…ぅぅっ…〜〜〜!!」
苦しむ梨沙の足を伝い、元は人の子を生むべきそこからも機械は溢れ出し理沙の体を埋め尽くそうとしていた
「梨沙!!くそ、そこから出ろ!!」
蟲の群れとなった車内から理沙を助け出そうとドアを開ける
しかし車内から飛び出した蟲の群れが大樹を押し出した
「うわあぁっ!?…ウソだろ?」
それは羽虫だった、細かい羽虫が車から溢れ出し、一瞬の内に辺り一帯の空間を覆い尽くした
しかし羽虫は車と家屋から一定の距離を置いている
堪らなかったのは軍服達だ、正体不明の羽虫が機械の隙間から入り込んでくるのである
壮絶な羽音に何事かと窓を開けた一般人にも羽虫達は襲い掛かり、悲鳴と絶叫が街中から響く
バチ……
そしてどこかで火花が走り、羽虫達は街全体を巻き込んで…大爆発を引き起こした
ゴバアアアアアアァァァァァ…!!!!!!
「梨沙あぁぁぁぁ!!!」
大樹の呼び声は、爆風にかき消された
670 :
架琉魔:2009/01/26(月) 23:09:27 ID:xmZ1vFqM
改行ミスった
>>667の21行目;
そして早い保管ありがとうございます。
>>665 持つだけだとなんか改造した意味ないと思うんで内蔵型の方でしょうかね?
殴るのも燃えるけど
目からレーザーやアタッチメント式を忘れてた。
昔読んだゾアハンターではカスール454だっけ?を主人公が腕に内蔵してたけど、
少女なら最近流行の223よりちょっと大きめでSMGよりも射程は長いけど自動小銃より小ぶりなのを肘から先のアタッチメントか
膝から先に内蔵してたらそこそこ戦えそうだ。
戦闘方面はあまり好きではないので脳内変換して参考にして欲しいけど
自分の場合、義体で生身を完全再現するのは無理と考えてるから
あえて生身を再現したり汎用性を確保するのを諦めて作業に特化した義体にするのが好き
自由度が無くなる分はパーツ交換で対応するという考え
仕事中につけてる義手はそのままだとプライベート生活に困る様な代物
まあ腕がドリルとか銃とかだと日常生活に困る訳で
そんな感じに完全に作業に特化した義体が好き
昔サイボーグスレにうpされてた、腕が丸鋸になってる解体屋少女とか
腕銃の非合理性については
>>363を読んでなるほどと思った。
アタッチメント式ならまだしも合理的だよな。
攻撃については常人離れした腕力と硬い骨格とアタッチメントでよさそうだが、
防御力と生存性はどうする?ゴック並みの装甲を備えるか、
ターミネーターのように最後は金属骨格むき出しになるか、
あるいは最低限確保する思想で爆発して首と生命維持装置だけ残るようにするかに分かれそうだ。
おまえらの分け方は、いつも萌える選択肢を外した分け方だよなw
>>677 そう思うなら萌える設定を提示したり、さらにそれでSS書けば喜ばれるよ?w
以前ここでSS書いたら、なぜかコソコソとこのスレの外で
萌えのために作った設定を全否定されたのはヘコんだけど
さすがにあれは外野の出来事なので…
ちなみに一応アレにもちゃんと設定の根拠を持たせたつもり
接合部が多いと強度不足になるとか言われたけど
そもそも義体はメンテなどでパーツが外せるようになってるから
元々接合部のカタマリ(肌にも継ぎ目があるくらいだし)
脚が根元から省略されずにふとももまでは残っているのも
単純に素体状態での生活時のQOLとのトレードオフをした結果
強度問題については、そもそも残った生身部分は全く強化出来ない訳だし
戦闘行為などの常識外れな衝撃を受ける作業を行う訳でないから
組み込まれる機械のコックピット部分などに衝撃吸収の仕組みはいずれ必要
生身と機械部の接合部に応力が集中しがちな点については、その近くに
「応力ヒューズ」(今勝手に命名)をつけることで生身へのダメージを防ぐ構造
電気回路のヒューズと同様、意図的に壊れやすい部分を作って先にそっちが
壊れる様にする(当然容易に交換できる構造)
屁理屈は一切要らん!
萌えれるか萎えるか、それだけ。
漏れが萌えるサイボーグは漫画版攻殻にでてきた下っ端の女警官だ。
見た目は髪が短くて顔も凄みや鋭さと縁が遠そうで、射撃も自信が内容でいくつもソフトを入れていて、
少佐にプログラム同士が干渉して無駄になってると言わせたほどのトホホさ
>>680 たしかにあの娘は萌えたね
脇役だったけど
脇役サイボーグ少女と言えば銃夢のケイナも萌えたな
>>680 ハングアップしてころがって男の同僚にしょうがねーなーって抱え込まれてたりとかなかなかツボを突いてたなw
683 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 19:32:02 ID:KqahUXaY
>678
つ クラッシュコントロール
(後編)
それは、何処から来たのか…
とある研究施設に辿り着いた、瀕死の男の応急治療から始まった
『これはどういう事だ?人間が持ちえる生命活動器官を何で代用しているんだ…』
現代の科学技術を凌駕した技術によって改造を施されたその身体は
その殆どが機械仕掛けだった
それは、その手術に立ち会った女学者の目に見ても複雑かつ簡易的な機構
『ありえない、こんな簡単な機構で生命維持なんてできる筈がない
でも現にこの男は生きている…』
まるで魔法だ、優れ過ぎた技術は魔法としか認識することができないと何処かの心理学者が言っていたが
これは紛れもないオーバーテクノロジーだった
『こ…こいつ、俺達にも造れるんじゃないか…?』
ある一人の研究員が、手術中に呟いた
ノイズ、一呼吸置いて、瞼が開いていく
「…っく」
瓦礫を押し退けて地表に這いあがった壱織は、まさに地獄と形容すべ光景を目にした
平和な筈の住宅街の家屋はその殆どが原形を残しておらず戦いの凄惨さを物語り
崩れた家屋からは死臭が、燃え上がった家屋からは人の焼ける臭いが漂ってくる
「一体、何が起こったの?」
ひび割れたバイザーが自己修復を始める、サイボーグ化の際自身の血に混ぜられた
微小機械が生物と機械の中立を保っているその副作用だ…それで、思い出した
「そうか、どうりで梨沙ちゃんが生身に近かった訳ね。」
爆発前に理沙が見せたあの異変、あれは機能を拡張した微小機械が蟲として集合体を形作ったものだ
本物の虫を含む生物の殆どが細胞の集合体として形作られるのと同じように
恐らくは梨沙自身も身体は微小機械の塊なのだ
そうこう壱織が思案しているうちに、紅葉が瓦礫から這い上がってきた
「…ぶはっ!!壱織姉ぇ、一体何が起こったんだ…っ!!?」
鼻を突く死臭に思わず鼻を押さえる、直感的に脳に植えつけられた本能を刺激しない為に
「これは、一体何が起きたっていうんだよ…」
「紅葉、あれを見て。」
壱織に促され、紅葉が見た先には
四肢を粉々に破壊された軍服の頭部を握り上げる、クリーム色の『怪人』が居た
「多分これは、罠だったのよ。
梨沙の親戚なんて初めから居なかった、母親の偽物を殺して梨沙のトラウマを刺激させ
暴走させた本来の機能と破壊力を試す、実験。」
ヘルメットの下で壱織がぎりりと歯軋りをする
上空から、ヘリコプターの羽音が聞こえる
垂れ下がってきたワイヤーを伝い、黒い軍服を着た集団が降りてくる
今度は全員が女性、爆発前に戦った集団より格上と悟れる
いや、壱織が睨むのはその先、クリーム色の怪人と壱織達の中間に佇む少女だ
18歳前後に見えるスタイルの整った身体を作務衣に包み、背後に身の丈の半分はある紫色の多脚の機械を従え
銀色の長髪をツインテールにした少女、その頭部には壱織達と同じ赤い二本のアンテナ
「No.1…いえ、桜博士。
この一帯は完全に社会から末梢…ロストされました。
No.5をこのまま引き渡すのであれば、 元同僚 の好でこの場は見逃します。
只でさえ、今はあの子を取り押さえるだけで強化兵も多く廃棄する事になりそうですし。」
混乱する紅葉を背に、壱織が睨みかえして女性に言い返す
「ふざけるのはその病的な女装趣味だけにしてほしいんだけど?三井教授。」
それは明らかな挑発だった、頬をひくつかせ、少女…三井教授は言い放つ
「特殊改造機No.3の権限において、No.1及びNo.4の破壊を許可します!!」
「くぅぁぁぁぁああああああああああああ!!!」
その怒号と共に、クリーム色の怪人が涙をまき散らし雄叫びをあげた
瓦礫の隙間を伝い、クリーム色の液体が滲みだし巨大な蟲が姿を現した
それも一体ではなく、軍服で包囲された隙間を埋め尽くすように大量に
「…駄目っ!!」
壱織が叫んだ時にはもう遅く、蟲達は強靭な顎で近くの軍服を砕き、喰らい始めた
三井教授もこれは予想外の状況らしく、舌打ちして多脚機械の上に跳び乗った
「な…なぁ!!どういう事だよ!?
あの怪物は何!?それに壱織姉ぇが…」
紅葉が言おうとした事を遮り、壱織は言った
「あれは、梨沙ちゃんの生んだ兵器よ。
それであの怪人が…梨沙。」
紅葉は悲痛な表情で怪人…理沙を見た
嘗てのクリーム色の美少女の面影はなく、複眼から絶えず涙を流し暴れる梨沙に
紅葉は嘗ての自分の姿を重ねた
「うそ…嘘だよね…梨沙ぁ!!」
現実を否定するように嘆く紅葉をよそに、三井教授は狂喜を高笑いに乗せて笑った
「これだ!!!我々が今まで達し得なかった肉体の限界を超えた進化!!!
これで我々は、『あの男』にまた一歩近づいた!!!」
その時、轟音と共に弾丸が三井教授の頭部めがけて放たれた
しかし三井は微動だにせず、足元の多脚機械が器用に広い壁の瓦礫を蹴りあげ着弾を防ぐ
弾丸が炸裂した壁は一瞬の間をおいて爆発した
弾道の先には巨漢と呼べる体格でさえ不釣り合いな銃を持ち脱臼した肩を抑え
額から血を流しつつも生き延びた大樹の姿があった、彼も生身ではあるが一般人ではない
苦痛に顔を顰めながらも、肩をどうにか押し治しもう片腕で銃を紅葉に襲い掛かる軍服に向け放つ
「が…あっ!!」
反動でまた鍛えた肩が外れそうになり、更なる苦痛に声なき悲鳴を上げそうになるが押し殺す
右胸に着弾した弾丸は爆発し、軍服は微塵に消し飛んだ
「否定するな!!戻してやれ、泣いてるだろうが理沙は!!」
その一声が鶴の一声になり、我を取り戻した紅葉は三井教授の認識速度を上回るスピードで理沙に駆けだした
壱織も背中に内蔵した剣を抜き、三井教授と軍服達に構える
「貴様、まさかあの時の!!」
睨む三井に大樹は好戦的な笑みを見せて言った
「よぅじじぃ、怒鳴り声に迫力が無くなったなおい?」
「…!!No.5の確保を最優先しろ!!!」
三井教授の指令を受け軍服達が梨沙の方を向くが、その隙をついて
大樹は弾丸を一つ取り出し、安全ピンを抜いて軍服に投げた
弾丸にした時より高威力の爆発が軍服を襲う
それを認識した軍服は大樹にも襲い掛かるが振り下ろされる鉄槌を銃身で受け流し、後方の軍服の心臓部にそれをぶつけ破壊させる
そして近接した軍服の口に通常のピストルを押し込み何発も放つ
ビクビクリと痙攣した後、軍服は動かなくなった
それを蹴り飛ばした大樹が軍服達から距離を置くのを手伝うように壱織が軍服の集団に剣を振る
鋭利な切断面で、大樹に殺到した軍服の数体が切り裂かれた
「思いどうりに行くと思うなクソ爺ィ、せめてお前だけでも此処で潰す!!」
引かず、親指を下に向け挑発する大樹
「梨沙も渡さない!!」
剣を三井教授に向け、ファウスト達の注意をこちらに向ける壱織
そして、怪物蟲の頭を踏み越え理沙に向い跳躍する紅葉
「気をしっかり持って、梨沙ぁ!!」
三つ巴の戦闘が始まった
To be continued
688 :
架琉魔:2009/01/29(木) 20:24:11 ID:dVXyrBi1
大家さんのスペックがややチートになりました、架琉魔です。
>>680 ヤギーもやりましたがサイボーグ娘のハングアップ程萌えるものはないっすね!!
>>680、681
ほう、それは世知らなかった。kwsk
>>689 たまたま警官やっててたまたまサイボーグな普通の女のコって感じ
主人公に脳をハックされる
(とは言っても人格を上書きするようなものでは無くて、
本人が知らないうちに一時的に体がリモートコントロールされて使われる感じ)
で、射撃用の義体ドライバソフトが沢山入りすぎててコンフリクトしてて
主人公に侵入ついでにソフトを整理されちゃうw
だからハックが終わってそのコが気付いた時、なぜか体の調子が良くなってる
それで「全身義体って怖いよな」と同僚の男の人が震えるw
一応解説しておくと
主人公は秘密裏にやりたいことがあって
それで自分自身が出向かずに、やりたい事をやる場所のそばにたまたまいた
警官の女のコの体を一時的に乗っ取って(…サイバー憑位?)
リモート端末な自分の義体として行動するのに使った
戻った後、乗っ取られたコは自分が何をさせられてたのか覚えてなかった
「ここは・・」
『目が覚めたかい?ビーナスV』
「誰ですかそれ?それに私の名は、藍道千影と言う立派な名が・・」
『フッ・・貴様は、解って無いな?貴様は死んだのだ!車に轢かれてな!』
「え!?嘘!そんな・・じゃあ、私の高校生活や恋は?お母さんやお兄ちゃんは?」
『フハハハハハ!最早お前の家族は居ない、貴様は死んで所有物になったのだ!それにそんな人間らしい行き方など最早貴様には無い!』
「ええ!?じゃあ私は何なのよ!?」
『お前は備品だ!人権等無い!俺の所有物なのだ!』「そ、そんなあ・・」
『生身のお前の身体は、脳を除いて墓の中だ!つまり貴様は、ビーナスVと言う我が最高傑作なのだよ?』「最高傑作?」
『そうだ!貴様は、死して俺に脳だけ移植されたサイボーグなのだ!だから貴様には人権も生前の名前も無い!』
「そうですか、ならこの私の機能は何ですか?」
『おや?やけに飲み込みが早いな?もっと絶望的に阿鼻叫喚して良いんだぞ?』「騒いでも仕方が無いし、生まれ変わったなら新機能知りたいじゃないですか?」
『なら、教えよう!「ロケットパーンチ!」』カチッとスイッチの音が聞こえて、彼女の両手が勝手に上がる。
「へ?きゃああああ!わ、私の手があああぁ〜!って、遠隔操作ですか!」
『そーだ!凄いだろ?フハハハハハ!』
「で?もしかして「おっぱいミサイル」何か実装してたりします?」
『!』『何故解ったああああ?!』
「解ります「男のロマン」って、奴でしょ?」
『そうだ・・』
「素敵な私のおっぱい、飛ばさないの?」
『ああ・・驚かそうとと思ってたんだが。』
「他に何があるの?」
『あそこを見ろ。』
「あら、おまんこね、素敵・・」
『素敵って・・まあいい、今日から貴様は、俺の支配下で動いて貰うからな?』「どーせ遠隔操作オンリーでしょ?私の意思で動く様にして下さい。」
『検討はするが、まだダメだ逃げ出す恐れもあるしな。』
「逃げませんよ?こんな姿で、どこ行けるんですか?」
『そうだな。』
彼とビーナスVとなった彼女の活躍は、続く?
私の名は、藍道千影高校二年生の花も恥じらう青春真っ盛りの乙女でした、「何故過去形なのか?」は、交通事故による突然の死らしい、余り覚えて無い・・目が覚めた時は真っ白い部屋とくくり付けられて寝かされてる私
謎の声とのやり取りで、全てを把握した私は、彼?の指令により動く事になったの・・あーあ・・
次回第二話「始動!ビーナスV」です!お楽しみに!
すみません、ノリでベタな事やらかしました、すみません。
いいよいいよー。続き待ってます
もうすこし機械の身体になった葛藤が欲しいかな
ここの住人でリレーSSみたいなものは作れないだろうか?
多様すぎる趣味趣向を共存させようとすると設定がすごいことになりそうだけど。
おれの番が回ったところで、不可逆的かつ惨めな大改造で、ハッピーエンドの芽は摘まれるんだぜ
と思ったら分岐に戻ってでハッピーエンド
ってのもありかも
交通事故による突然の死により、ビーナスVになってしまった藍道千影だが、未だに拘束が解けない今、過去の自分を少しづつ思い出して、改めて今の境遇を嘆いて居た・・・
勉強や部活や学校委員に奔走した日々、両親の期待通りに習い事や学校の進路やら、「便利屋」とまで陰口叩かれた友達付き合いで奔走した日々・・・
クラス委員や学校委員での使われっぷりみーんな他人の為にとか両親の為とか自分の意思を殺してしまい、死ぬまで親や友人や他人にいいようにされた短い人としての人生・・・
自分の為だの言いながら自分を人形やペットの様に縛り付けた大人達・・・
恋も知らず、セックスどころかキスすら無くて、友達が良くやる遊びも事も無く、自分から何かしたいとすら思わない程他人に支配されまくった人生・・・
「私って、何の為に生きて来たんだろうな・・」
泣くのも空しくなる程空っぽな人生・・・
生き返ったら生き返ったで、訳の判らない身体になり、またしても誰かの支配下で、使われるだけの生活つか、人格や人権すら否定された未来・・・・
悲惨この上ない筈だが、千影は、悲惨過ぎて麻痺してるのか淡々と過去を振り返って居る、振り返ると馬鹿らしい自分の行き方に笑いすら込み上げる、
「まあ、どうせ人として生きてても誰かしらに支配される人生だし、こう言う有り得ないシチュの方が面白い?」何て思うお気楽さと余裕?まで出てる始末・・
さて、このスレの貴方・・はこれからビーナスVこと、藍道千影に成り代わりこれからの行動選択肢と彼が出て来た時つまり、これからの展開を考えて下さい
今は、冒頭にもあった通り拘束中で、素っ裸(外装は、生前の肉体を精密に再現した人工皮膚で覆われ、乳房や性器も柔らかさまで再現されている。)の状態で、例の『彼』を呼び出すしか出来ませんが、『彼』とのやり取りをやってみて下さい。
保守っとこう
>>698 やるかやらないか決まらないうちに書いたからみんな思考停止してるよ。
思考停止はしてないよw
めんどくさいからスルーしてるだけw
むしろいつ続きが来るかわからずにレス遠慮してた
サイボーグ少女本人の意識より、改造したマッド科学者の真意が読めなくては物語を考えようがない。
単なる実験なのか、金儲けの手段か、あるいは世界制服の第一歩なのかも不明だ。
現時点ではイメージ的に菜々子解体診書みたいにも見えるが
目的は闇ブローカーが高性能AIロボットとして売る+臓器売却で儲けるためでも
研究一筋だった天才科学者がバナナの皮で滑って頭を強打した拍子に
全世界のかわいい子をサイボーグ化して容姿を保存する使命に目覚めるでも
いいんじゃない?
闇ブロガーがネタとしてうPする+出版・映画化して儲けるため?
藍道千影ことビーナスVは、拘束された備品化している裸の自分、生前より大きくなったバストや恐らく寸分違わぬ自分の秘所や身体を鏡で見ながら今までの人生について考えたが。
余りにも悲惨過ぎて笑うしかないなと結論付けて、気持ちを前向きにする事にした。
まあ、私自身は生前からなーんにも考えて無かったけど、生来いい加減でお気楽極楽な性格だった事は解ってたが、どんな状況も受け入れて適応し、その場に相応しい人格になって、あっさりと受け入れちゃう自分も何だか怖いなあ、とは思う。
両親や友達の前では、「聞き分けの良い子」や「大人しい優等生」を演じてたが、私って色々人格があって何かのスイッチで、切り換えてたんだろうな。
器用と言うか何というか、友達は割と居たけど、「親友」と呼べる子は二人程しか居なかったし、私の本質はお気楽極楽の空っぽの人格だが、本当の理解者は居なかったな、両親ですら他人としか思わなかった、ああ私って色々孤独で寂しい人生だったんだなあ…。
―――動けないからと、鏡に映る裸の自分を見る故にこうして色々自分を分析してて、余りの「自分可哀相」に泣きそうになるが、ふと新たな疑問が沸く、こんな私を『彼』は何故選んだのか?『彼』はどうだろう?何か私の事理解して居るのかな?
『彼』なら何らかの私の情報を持ち『彼』ならば、私を何故選んだのか答えてくれるだろう、それ位なら聞く権利はある筈だし、まあ、あの時は混乱もあったし、『彼』が一方的過ぎたので疑問を挟む余地は無かったんだけど。
――私は、『彼』を呼んで見る事にした。
「おーい、見てるんでしょ?ちょっと聞きたい事あるの?
すると、本当に「観賞」もとい「監視」して居たのか、彼がすぐに答えた。
『なんだ?』事務的な声
「えとね?素朴な疑問なんだけど、何で私をビーナスVにしたの?」
『ぶっ!や、やはりそう思ったのか?』ん?動揺?
「当たり前じゃない、前はあやふやに通告のみしか無かったんだけど、私の選考基準に付いて言ってなかったよね?」
『ああ、まあお前にもやはり聞く権利とやらはあるとは思うが。』
「あるよ!訳解らない動機なら許さないんだからッ!」
『うッ!す、済まぬ!ならばズバリ答えようではないか!つまりな…そ、その』「その?」
『あーッ!思い切って言う!お前が好きだッ!愛してるからだよッ!』
「………はい?」
『お前がこのまま消えて行くのが悲しかったんだ!だから、お前を…藍道千影を俺は好きだったから、俺の俺だけの物にしたかったんだよ!!』
―――しばしの沈黙の後、私は叫ぶ。
『はああああああ?!何それ!?私が、あんたの物?ふざけないでよッ!!』
私は、堪りに溜まった理不尽な境遇や過去に溜まってたストレスや怒りをぶちまける。
『私はね、あんたや誰かの道具の為に生きて来たんじゃ無いのッ!何が「お前には権利や人権が無い」とか「俺の所用物」よッ!ふざけないでよッ!今すぐ私を壊しなさいッ!こんなふざけた身体をッ!人生を終わらせてよおぉぉッッ!!!」
自分でも驚く程私は怒り狂い『彼』に想いの丈をぶちまけて居た、何かスイッチ入ったのかな?まるで私じゃないみたい?
『彼』に言葉にならなくなった怒りをぶちまけてる私を私は、冷静に見て居ると言う不思議な感覚を私は見て居た…。
―――『彼』は、意外な私らしき人格の感情の発露に対して、明らかに動揺していた。
ザマアミロと思わないでも無いが、ちょっと言い過ぎかも?私?『彼』は、しどろもどろな返答をしようとするが、私らしき怒れる人格によりかき消される、前回とは逆パターンだ。
今では『彼』は、沈黙し、私の中の怒り狂う彼女の言葉を黙って聞いて居る様だが、何だか啜り泣く様な音?がする、彼女が一通り言い終わり。
最後にトドメの「答えろーーーッ!!」と『彼』に怒鳴りつけた時、『彼』は、ようやく重い口を開いた。
続く
―――私は、自分自身の怒れる私の新たな一面に対して、自分で驚きながら呆然とした思いで、私らしき人格に打ちのめされた彼の嗚咽しながらの必死な謝罪と言い訳を何となく聞いて居る。
「誰かの道具になる為の人生」と怒れる私が言って居たが、私自身は、正直自分自身をどうしたいとか思って無かったが、心のどこかにどうにかしたい苛立ちがあったのかな?
何かスイッチが、『彼』の言葉により入ったんだね。
――正直私は、私の事は良く解らない、誰かに合わせてカメレオンの様に、洋服を着替えるかの様にみんなに合わせて来た空っぽの自分、いつしか沢山の私が私の中に生成されて、誰かに合わせて対応し、たまに素の私がそれを見て居た事もあった。
自分であって、自分じゃない毎日独りになってようやく取り戻せる素の自分自身、一歩外に出ればまたすぐ変わる私でない私の人格と見下ろす素の私、ああッ!
私って何だったのかなあ?――とグルグル回想していると、『彼』が
『あの…クスン…聞いてますか?藍道さん…もとい!ビーナスVさん?』
あの強気だった『彼』が、私にオドオドしながら聞いて来る。
私は、すぐにハッとなり、『彼』に言い返す。
「うん、良く解ったわ!よーするに片思いの私の死を良い事に私を《生きて動く貴方だけのフィギュア》にしたかったと?」
『彼』は、バツ悪そうに。『ああ…よ、要するにそう言う事だ…本当に済まなかった…さっきも言ったが、お前がこのまま消えて行くのが悲しかったんだ…だからお前…いや、千影さんと過ごしたくて…』
「おい!呼び方が【藍道さん】とか【ビーナスVさん】とか【千影さん】とかバラバラだぞー?統一しなさいよ?それとも何私の名前は、【藍道ビーナスV千影さん】とでも言いたいの?」
私が、詰問すると『彼』はまた慌てふためき。
『そ、そうだな?な、何が良いですか?』
と何故か敬語になりながらアタフタしている、何だか私は彼が可愛くなって来たので、「クスッ♪」と笑いながら彼に答える、あーまた変なスイッチ入りましたか〜?私…。
―――困り果てて居る『彼』私は――
「その時とその場で臨機応変に変えれば良いよ♪」と悪戯っぽくニコリと笑う私…。
『……解った。』モニターの向こうでは明らかに赤面して居るであろう『彼』やっぱりスイッチ入りましたか私は?。
でも、何だか『彼』の私に対する一途な思いと可愛らしさを感じ始めた私は、「許すッ!さっきの「壊せッ!」とかは無し!」
と言うと、明らかに『彼』は、ほっとした様に安心し
『そうか、ならば安心した、これからはお前の意見と言うか意思を尊重し、その…仲良くやろうではないか!』
といつもの調子に戻る。
私は、再度選考基準について聞いたが、『彼』の返答はこうだった。
『さっきの話聞いてなかったのか?まあ、仕方無い改めて言おう!それはな?好きだが一番だが、更にお前のその環境適応能力と臨機応変な人格の変化をだな、昔から見ててな、感心してたんだ。』
「え!昔から?と言う事は幼馴染みの『ケン君』?ある科学者の家の近くのでっかい研究所に居た?」
『ぶっ!ば…ばれたか!?ああ、そうだ!俺はお前をずっと見て居た、片桐剣だ!お前…藍道千影を良く知ってる人物、つまり俺なのだ!』
続く
『……解った。』モニターの向こうでは明らかに赤面して居るであろう『彼』やっぱりスイッチ入りましたか私は?。
…あっさりと告白しちゃって、つーか、私って孤独じゃ無かったんだ?私は、誰かに剣君に密かに想われて、私の理解者でもあったんだ?
あのぶっきらぼうで、何考えてるか解らなかった剣君がねえ…
これは意外な急展開!
何だか嬉しくなって彼に向き直り、彼に私の今の思いをぶつけた。
「私は、貴方…剣君の僕のビーナスV事藍道千影よッ!今後共よろしくねッ!」私の決意表明に喜んだ彼剣君は
『ああッ!こちらこそ!ビーナスV藍道千影よッ!二人で未来を切り開こうではないか!』
「で?具体的にはどーするの?」
『あ、いやまだ何も…』
「はあ?ノリでと言うか、好きだからなだけ?これからくらい考えなさいよ!」
『あ、いや済まんお前を、藍道千影を蘇らせる事しか頭に無かった物でハハハ…』
まあ、動機はともかく今は何だか嬉しいや♪
「まー、これからゆっくり二人で考えましょ?」
『そーだな!アハハハハ!』
「うん!アハハ!」
―――二人は、今までの事は何だったのか?と思う位に打ち解け合い笑い合って居た。
続く?
色々急展開でごめんなさい!次回はあるかな?こうご期待?
所用により外出します、好評ならば、続きを書きます。
710 :
訂正:2009/02/10(火) 12:58:56 ID:q/mVHCPZ
>>709 の。
『……解った。』モニターの向こうでは明らかに赤面して居るであろう『彼』やっぱりスイッチ入りましたか私は?。
の、部分は消してくださいコピーミスです…
>>705 「バナナの皮」の一言で、お前に一票!!ww
>>705 マジでそれいいと思うよ
706もガチでいいと思うw
はい、ビーナスVは終了しました。
いいえ、ビーナスVは続きます。
どっちゃっでもええがな
とりあえずリレーSSやるかやらないのか。
やるなら設定はどうするのかを決めないか?
どっちゃっでもええがな
まず、提案してんみたら?
滑っても誰も文句言わないだろ?
文句しか言わないやつ続出のような気がする
そんなことはないww
これまでも、面白いときはみんな褒めてたよ
720 :
716:2009/02/15(日) 21:04:16 ID:9zMp6BsQ
設定の提案をすればいいんですよね?
んじゃ、簡単そうなところから名作劇場のパロとか。
だれでも知ってる話だから判りやすいし、
アニメほどイメージが固まってないから遊べるかも。
プリンセスエドワード島に住む兄妹は、大規模農場を手伝ってくれる若い男性サイボーグを募集していたが、
斡旋所から送り届けられたのは、なぜか旧世代のポンコツ少女アンドロイドだった…。
さぁ、いろいろエピソードはあるよ!
・ダイアナとの出会い
・ワインとオイルを取り違える
・ギルバートを石版(端末)で殴って休学
・(たまたま持っていた医療データベースで)ダイアナの妹を助ける
・見た目を良くしようとして詐欺にあう(毛染めの話)
(ほかにも原作見直せばイロイロあると思う)
エピソードを消化したところで終わればダラダラにならないし
ストーリーとして落とし込めるんじゃないか??
以上、ただの提案。
もっと良い案があれば提示ヨロ。
リレーSSに反対ならソレも書いてくれ。
722 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 22:36:58 ID:GEiutSPy
>>721 おーいここはサイボーグスレだよ、アンドロイドスレじゃないよ…
まあアンドロイドネタが禁止されてる訳じゃないんだけどさ
てことで
旧型のポンコツアンドロイドじゃなくて
設計ミスで不具合あるのにメーカー倒産で換装出来なくなっちゃった義体の少女
ってことでどう?
ageてしまった…orz
背中に繋がってる電源ケーブルで吊ってくる
>>723 おまえサイボーグなのか!?(;´Д`)ハァハァ
しょ、少女なのか!?少女サイボーグなのか!?(;´Д`)ハァハァ
思うに今回号のヤングガンガンの柚子ペパーミントのポンカンみたいな感じだと思う。
さもなきゃエヴァだ。
スマン意味分からんorz
イメージ的にはふしぎの海のナディアのネオ君が女の子になった感じ
リレー小説は結構だが、エヴァだのナデアだの喩えが判らん、もっと分りやすく具体的な設定とか題材とか人物設計をよろしく、つか書き手は居るのか?
禿同!漏れたちは別にSFファンなんじゃなくて、単にサイボーグ化された少女に萌えたいだけなんだから、
アニメとかに例えられても、さっぱり分からん
731 :
716:2009/02/20(金) 23:49:33 ID:SIk23nSp
とりあえず考えてみた。
細かい部分等は話の流れで決めていけばいいと思う。
これは提案なので勝手に変えても使わなくても問題ありません。
基本的な舞台
中心にサイボーグ技術の研究および医療を目的とした病院及び軍事基地がある。
病院
1.基本的にはサイボーグ化手術をによる医療が目的。
2.ここに来た患者は稀に退院後行方不明になる。
3..地下に毎日どこからか素体・研究材料がどこからか連れてこれれる。
4.連れてこられた素体は様々な方法で適性を調べられ分類・ランク分けされる。
5.分類は研究員、軍人、一般素体等がある。
6.ランクはF〜SSSまである。
軍事基地
1.サイボーグ娘兵等がいる。
2.一般兵を戦地でサイボーグ化出来る改造用ナース型がいる。
3.慰安用がいる。
都市内
1.技術者or研究者がサイボーグ技術研究のためならマスコミ等にばれない限り何をしても許される(誘拐等)。
2.都市内で研究している場合研究内容は何らかの方法で病院に必ず把握される。
3.病院で申請すれば素体となる少女を手に入れることができる。
4.申請して素体を手に入れた場合1年以内に何らかの成果をあげなければならない。
5..誘拐等の方法で素体を手に入れた場合2年以内に成果をあげなけらばならない。
6.成果を上げられなかった場合、申請者、共同研究者、素体(元素体も)は病院の研究材料等にされる。
7.研究者向けの借家がある。
保守がてらに>731のネタで
「虫垂炎ですね。所謂盲腸って奴です」
CT画像を並べながら、その医師は言った。
「確実に治療するには手術をすることを薦めます。ただし今夜は当直医が緊急手術中なので薬で抑えて翌朝手術ということになります」
「入院ですか?」
「まあ、2泊3日ほどです」
「分かりました。お願いします」
こうして私はこの病院に入院する事になった。
−−−−−−−
「簡易検査ですがランクS以上は確定です」
「本人及び家族に社会的な特殊背景は?」
「留意するようなものは確認されていません」
「それではこの患者、桂木由美を素体として確保します」
モニターに映し出されたのは桂木由美の個人情報には新たに「軍用素体」「確保作業中」の文字が浮かんでいた。
−−−−−−−
夜の病院って言うのは酷く心細い。
相部屋が空いていなかったので個室を使うことになった。料金は特別に相部屋と同額で構わないと言われ、母は喜んでいた。
だが、寝るには早すぎる消灯時間を過ぎるとやることも無く、眠るにも目が冴えて困る。
そんな事を考えていると、音も無く部屋のドアが開いた。
看護婦さんの見回りかと思ったが入ってくる人数が多い。
ナース服を着た異様な集団に思わずナースコールをする。
「ナースコールは切ってあるから無駄よ」
彼女達の1人がそう言って腕を取ると、無針注射器を押し当てた。
身体の力が抜ける。叫び声を上げようとしても声が出ない。
「じゃあ、これを付けてなさい」
続けてみた事も無い様な器具を取り出して口に嵌められた。
「次、移すわよ」
彼女の合図でベットから移動用のキャスターに乗せかえられる。そしてベルトでぎゅうぎゅうに締め付けられた。
そのままキャスターは部屋を出て、大きなエレベーターに積み込まれた。
看護婦の1人がカードをスリットに通すと箱が降下を始めた。
現在の位置を示すランプが地下1階を通り過ぎ、しばらくして扉が開いた。
そこは病院とは違うゲートの様な部屋だった。
看護婦達全員が何かの装置を操作すると扉が開く。
次の部屋でも同じような事が繰り返され、それが4回続くと広い通路に出た。
キャスターはまっすぐ進み一つの部屋にたどり着いた。
通路を移動する際に視界の端に映った部屋は何をする部屋かよく分からなかったが、この部屋は私でも分かる。手術室だ。
−−−−−−−
「素体確保完了しました。第1手術室に搬送完了。これより2次素体への改造を開始します」
「2次素体はスタンダードタイプで、担当は工藤技官に、素体コードはST02-21090226-001とする」
由美のデータに素体としての情報が次々と入力されていく。そして最後に「確保作業中」となっていた状況が「1次改造中」と訂正された。
−−−−−−−
キャスターから手術室の真ん中にある手術台に移されて1つ気づいた事がある。この手術台には手足や首を押さえる拘束具が付いている事だ。
まるで患者が手術中に暴れたり逃げ出したりするのを防ぐかのように。
逃げよう、と思ったがさっきの注射の影響か身体が上手く動かない。
しかも看護婦達は凄い腕力で私の着衣を剥ぎ取ると、あっという間に私を手術台に押し付け、金属製の拘束具で台へと拘束してしまった。
そして最後に口に嵌っていた物を外して看護婦達は部屋を出て行った。
彼女達が居なくなると手術着姿の男女が入ってきた。
「あの誰かと間違ってませんか? 私、ただの盲腸なんですけど。それに手術は明日の朝って言われてるんですが…」
何かの間違いである事を期待して、口に出す。しかし、答えは残酷なものだった。
「いいえ、桂木由美さん。貴女で間違いないわ。手術内容も軍用サイボーグ素体への1次改造よ」
「サイボーグ? 改造? 何の事ですか?」
「今日の検査の結果、貴女はとても高いサイボーグ適性を持っている事が分かったの。
だから確保して、とりあえずスタンダードタイプの義体へ改造する事が決まって、今からその手術をするわけ」
「そんな私嫌です」
「残念だけど貴女の意思は尊重される事はないわ。それにこれからはずっと同じ。
命令されたら従う、早く慣れなさい。でないと貴女が辛いだけよ」
そう言うと彼女は私にチューブの繋がったマスクを被せた。
「全身麻酔よ。起きる時には新しい身体になっているはずよ。あとついでにもう盲腸も心配する必要はないわよ」
その言葉と共に私の意識は消えていった。
−−−−−−−
「ST02-21090226-001の1次改造が完了しました。素体は第8格納室のポットに格納」
「了解。改造に関するデータの登録と現在データの修正を行います」
モニター映された由美のデータは更新され、制服に身を包んだ姿が映されていた箇所には、凹凸の少ない金属製のマネキンのような身体になった彼女が映っていた。
リレーで続きを書いてくれても、続きのネタ出しでもどうぞ
おお!いいじゃん!モッキした!
やはりサイボーグ化は、こういうふうに無理矢理じゃないとな!w
リレー小説のつもりで続きを書いてみました。
−−−−−−−
気がつくと、暗闇の中を赤い文字が流れていた。
-- Porwe on +1D13H51M24S
-- System Check OK
-- Serial Number ST02-21090226-001
-- Spoort computer connect
-- Body Check OK
-- Sound sensor OK
やがてブーンという低い音が聞こえてきた。
-- Main camera OK
カシャッという音とともに視界が明るくなった。
ぼんやりとした薄明の中にも赤い文字は重ねて表示されている。
やがてチチチという音とともに焦点が合い、目の前の光景を確認することができた。
私の正面、50センチほどのところに30センチ四方の小窓がついた金属製の壁があった。
手足を動かすことはできず、わずかに動く首をひねるとそれに合わせてウィーンという音が響いた。
顔の左右もさまざまなランプが点滅する壁のようになっており、どうやら私は薄明かりに包まれた箱の中にいるようだった。
“ここは、どこ? 私は誰?”
自分でも陳腐だと思ったが、そう考えられずにはいられなかった。
== Location: Pod-01 Room-08 Labo-03
== Personal Code: ST02-21090226-001
目の前に、また赤い文字が流れた。
「ここは、第3研究室、第8格納室よ」
私の考えを読んだように、女性の声が聞こえた。たしか手術室で聞いた声だ。
「いまポッドを開けるわね」
目の前の壁の中心に隙間が現れ、ゆっくりと左右に開いた。
そこは円形の部屋になっており、壁面には棺桶のような箱が45度置きに据え付けられていた。
「出ていいわよ」
-- Movement Unlock
私は視界に現れる文字にも次第に慣れていった。
私はゆっくりと足を踏み出した。
カツン、カツン、足もとから高質な音が響いた。
足元を見ると、私の足は照明を反射して銀色に輝いていた。つま先はぴんと尖りかかとは10センチほどのヒールになっており、さながら銀色のブーツを履いているようだった。
「どう、新しい身体は」
自分の体を見ると、ブーツのような足だけではなく腰も、腹も胸の乳房までもが銀色の金属に覆われていた。
驚いて胸に触れようと両手を曲げると、それも指の先まで金属に覆われていた。
手先が胸に当たると、キンッという金属音がして、指先にも胸にも冷たい感触が返ってきた。
ゆっくりと腕をあげて、手を見ると、鏡のような手のひらに映るのはまぎれもなく私の顔だったが、黒かったロングヘアは金色のショートカットに変わっていた。
私は次第に状況がわかってくると、恐怖に悲鳴を上げようとした。
-- Sound muting
しかし、口を開くことはできず、目の前に赤い文字がむなしく流れるだけあった。
「無事起動しました。ハード・ソフト・メンタルとも良好です。現時点で適性ランクSSが確定しました」
「了解。自動コントロールで調整室に誘導します」
モニター上の由美の姿の横に表示されている数値がめまぐるしく変わった。
−−−−−
泣くこともできず呆然としていた私の目の前で、部屋の中央にスポットライトが灯った。
-- Interrupt command received.
-- Enter Passive command mode
-- Go to Room-02
私の身体は背筋を伸ばすと、私の意思は無視して円の中に歩いてゆき、気をつけの姿勢で指一本動かすこともできなくなった。
そのまま床がせりあがり、ゆっくりと天井に空いた穴に吸い込まれていった。
長いパイプを上昇する途中で、最初と同じような部屋を何度か通過し、やがて床の上昇は停止した。
正面のドアが開くと、そこは広い廊下で、軍服や白衣を着た人たちが忙しそうに歩いていた。
視界に重なって、赤いラインが廊下の床に見えた。
私の身体は、カツカツと規則正しい足音を立てて、ラインに沿って進んだ。
何度も角を曲がり、調整室と書かれた部屋の前まで来ると自動でドアが開いた。
中に入ると背後でドアがしまる音がした。
-- Command finished
-- Enter active human mode
ドアが閉まると、私は自由を取り戻して周囲を見渡した。
続きよろしく。
おおお、乙です!
740 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 22:37:00 ID:68uAIT42
>>736-737 保守を兼ねて質問。
脳改造の技術はなくよって基本的に自我は不変、調整は拷問系といった方向性かな?。
>>740 脳改造の有無は、どちらでも良いように書きました。
次の人にお任せします。
脳改造ありに一票
743 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 01:15:59 ID:ybLDwvkU
NO!改造に一票 w
改造無しでお願いします
改造してしまったら葛藤無しでおもしろくない
改造されて葛藤する方が萌えるとオモ
体が思うまま動かせずに、リモコンされちゃうんだぜ!?
>745
思うまま動かせずってことは、思うことができるわけで、脳改造はなしということでは?
そんなの書き手に一任しとけよ。
自意識が残るけど脳も改造されている
脳まで機械化されていることには気づいていない
という微妙な線を好む俺
脳改造されて体は操られるままだが、意識は元の通りってのが萌え。
750 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 01:11:20 ID:14nSJuhh
つまり、何でもアリってことだな。
とりあえず、意識があって体が言うことを聞かない状態を書いてみた。
こんな感じでどう?
学校の教室ぐらいの広さの部屋は、壁一面にモニターやパネルが
据え付けられ、大小様々の端末や、何に使うのか分からない機械
や器具が並べられていた。
部屋の中央には金属のベッドがあり、ミニスカートにブレザーを
着た私と同じぐらいの年恰好の女性が横になっていた。
確かテレビで見たことがある軍の女性士官の制服だったと思った
とたん、視界に赤文字で情報が流れた。
-- Personal code: ST02-20810377-001
-- Personal name: TACHIBANA MIDORI 415
-- Matelial rank: S+
-- Type: Strategy support calculation device
-- Class: 2LT
-- Status: Adjustment for shipment
私はベッドの上の女性をよく見ようと近づいた。
-- Action limit
私の身体はベッドのそばで動かなくなった。
そして、気をつけの姿勢をとると、一歩後退した。
-- Outside of the limit
視界に表示が現れると、私は再び自由になった。
私はベッドから一歩離れた場所で女性の全身を眺めた。
半袖の制服の袖から伸びる両腕は、肌色をしていたがプラスチ
ックのような光沢で、関節には継ぎ目が見えた。
足は私と同じようにハイヒールと一体になっていたけれど、私
とは違ってハイヒールの部分は赤色に、足首から膝上までは黒
色に塗られていて、そこからスカートの中までは腕と同じよう
な肌色のプラスチックだったので、少し離れてみるとふつうに
パンプスとストッキングを履いているみたいだった。
こめかみには天井から伸びたケーブルが取り付けられ、顔は目
を開けたまま無表情に天井を見つめていた。
「ピッ。素体番号、ST02-20810377-001 戦略支援演算装置415号
タチバナ・ミドリ少尉 納品前調整を終了しました」
女性はそう言ってゆっくりと起き上ると、ベッドから降りた。
こめかみのケーブルが外れ、天井にするすると引き込まれた。
ドアが自動的に開き、彼女は私とすれ違うようにドアに向かった。
私は、たくさんの疑問に答えてもらえるんじゃないかと思って彼
女を追いかけた。
-- Action limit
ドアの直前でまた私は動けなくなり、彼女が私を無視して外に出
ると、ドアが閉まった。
-- Outside of the limit
ドアが閉まると、私はまた自由になったが、すぐに別の文字が現
れて動けなくなった。
-- Interrupt Command received
-- Enter Passive Command mode
-- Waiting for adjustment
私の身体はベッドに向かって歩き出すと、さっきの女性と同じよ
うにベッドに横たわった。
天井からゆっくりとケーブルが降りてきて、私の視界の端にたど
り着いた。
カチリという音がして、こめかみに接続される感触がした。
-- Enter adjustment mode
数秒後に目の前が真っ暗になり、何も聞こえなくなった。
淡々として萌えがたりない
松島枇杷子ってどこを改造されてるんだ?
誰それ!?
エロゲのヒロイン
久々の保守
758 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 23:30:30 ID:qk2D0T1J
ロボトミー魔法薬「エロゲヒロイン」
有効成分:マイクロマシン/向精神薬/媚薬
(異性化糖を含む)
服用方法:血中濃度を最適値に保ちつつ継続投与する方法と
短期間に大量摂取させて急激な効果与える方法がある。
基本は対象者に気づかれないように食品に添加する。
副作用 :懸念される副作用として肝機能の低下が挙げられるが、
最終的にマイクロマシンによって置換されるので問題ない。
(主に処置を途中で中断した際に顕在化する副作用)
759 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 23:33:02 ID:/dAfTl5M
保守
M.I.B.さんの降臨を待ちわびながらチラチラ覗いてるんだが、マダ〜!?
と、メタルバルキリーとセーラーウェポンが大好きで、続きをいまだに待ち続けてるおれの独り言
762 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 02:16:23 ID:NUKcI7Mw
ageとくか。
763 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 17:32:59 ID:oRDrdsHI
age
764 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 00:24:38 ID:OTopMrrj
sageという名のage
765 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 23:03:00 ID:E0yGdMmE
age
ここでリレー小説は無理だったのかな?
767 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 01:55:20 ID:+gMlCbWf
そういうことではないと思う
768 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 06:50:11 ID:JKcWU8nu
もともとリレー小説を書くスレじゃないだろ?
769 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 00:14:30 ID:YxKwcP/r
リレーでもリレーじゃなくても、気にせず気軽にうp♪
771 :
769:2009/06/14(日) 12:01:02 ID:49xarkCw
じゃあ…
幼女〜女子高生くらいの若い子が拉致されて改造されるSSを御願いします。
御願いしますじゃなくて、自分で書けよ
「あー、負けちゃった」
絵里はスロットマシンの前で悔しそうにつぶやいた。
「苦労してここまで来たのにもうお金がないわ」
会員制秘密カジノの話を聞いて、会社社長の父親のつてをたどって潜り込んだものの、
用意した資金はあっという間になくなってしまった。
「お嬢様。お帰りになりますか」
カジノの黒服が声をかけた。
「待ってよ。パパに言ってお金をすぐ用意するから」
絵里は父親に電話をかけた。
「ねえパパ。いますぐお金が欲しいんだけど」
『だめだ。冴島から聞いているぞ。あれほどダメだと言ったのに、例のカジノにいる
ようだな。そのようなことに使う金は一切渡せん。すぐに帰ってきなさい』
「ちょ、ちょっと待ってよ」
『すぐに冴島を迎えにやるからな』
父親は一方的に電話を切った。
「お嬢様、どうしてもというのでしたら、お金をお貸しできますが、担保になるものは
ございますか」
「担保?」
「はい。土地・家・証券・宝石などです」
「そんなものないわ。全部パパの名義だもの。あとは、このドレスと指輪ぐらいしかな
いわ」
「ふむ」
黒服は値踏みするように絵里の服を見た。
「残念ですが、これではお金をお貸しすることはできません。しかし…」
「何、なにか方法があるの?」
「はい。これは負けた場合にはリスクが非常に高くなっていますので、あまりお勧めは
できませんが…」
「いいから、教えてちょうだいよ」
「あなた自身の身体を担保にするのです。負けた場合には、あなたはこのカジノの所有
物となります」
「わかったわ。どうせ負けてもパパが買い戻してくれるわ。あたしの身体はいくらにな
るの」
「全身だとチップ50万枚になりますが、最初からこれはお勧めいたしません。まずは手
や足を賭けてみてはいかがですか。たとえばあの方は」
黒服はカードゲームのテーブルについている女性を指した。
「左手を担保にされています」
絵里が見ると、その女性は左手首から先が銀色になっており、まるでサテンの手套をし
ているようであった。
女性の前のチップはほとんどなくなっており、黒服に何か話をしている。
やがて話がまとまったらしく、女性は黒服に連れられてカジノの奥へと歩いて行った。
「ちょうどいいタイミングです。身体を担保にするのがどういうことかわかるでしょう。
少しお待ちください」
しばらくすると、チップの入った箱を持って女性が戻ってきた。
女性の左手は、肘関節まで銀色の長手套のようになっていた。
「あの銀色のは何なの」
「あれがカジノの所有物である刻印です。塗料のように見えますが、ナノマシンで皮膚
自体を変化させてすので落とすことはできません。そして時間がたてばナノマシンは皮
膚だけでなく内部まで浸透して機械へと変化させていきます。つまり、長期間借りたま
までいると、お金を返しても肉体が元に戻ることはありません」
「わかったわ。足だといくらになるの?」
「足の場合は、足首から下で片足につきチップ1万枚です」
「じゃあ、左足を担保にするわ」
「本当にいいのですね」
「いいって言ってるでしょ」
「では、この承諾書にサインをしてください。念のために聞きますが、あなたは未成年
ではないですよね」
「ええ、21よ」
絵里は言われるままにサインをした。
「では、ご案内します」
黒服はカジノの奥へと案内をした。
いくつもの扉を抜けてたどり着いた部屋には、金属製のベッがド設置されており、白衣
を着た中年の男性がさまざまな機械を操作していた。
「そこに腰かけてください」
絵里はベッドに腰かけた。
「それでは、左足を出してください」
黒服に言われるままに、絵里は左足を白衣の男性の前に出した。
「わたしのことはドクターと呼んでください。左足首から先を担保にするということで
間違いありませんね」
「はい」
ドクターは足のくるぶしから上に金色のリングを取り付けた。
「これは、ナノマシンが範囲を超えないようにするリングです。絶対にはずさないよう
にしてください」
ドクターがスイッチを入れると、リングから下にむかって、肌の色が銀色に変わって
いった。
銀色はかかとに達すると下に伸びてハイヒールのような形状になった。
かかとの変形が終わると、それはつま先に向かって進んでゆき、足の指を包んで尖った
形状へと変形させた。
「足先を担保にチップ1万枚を貸し出します。ヒールの高さは右足にいま履いている靴
に合わせておきました。引き続きゲームをお楽しみください」
絵里はチップの入った箱を持ってプレイルームへ戻った。
「駄目だわ。もうチップがなくなりそう」
絵里は店の黒服を呼んだ。
「お客様、どうされました」
「ねぇ。もうチップがないんだけど」
「それでは、こちらへ来ていただけますか、お客様」
黒服は、先ほどの部屋へ再び絵里を案内した。
「もう帰ろうかしら」
「このまま帰られるのでしたら…」そういって黒服はコンソールを操作した。
カチッと音がして、リングの部分で足首が切り離され、絵里はバランスを崩して倒れそ
うになった。
「この足は預からせていただきます」
「…わかったわ。左足全部を担保に化して頂戴」
ドクターは、足首をカチリとはめ込むと、太ももの付け根に大きいリングを取り付け、
足首のリングを取り外して機械を操作した。
銀色は足首からゆっくりと上昇し、太ももを覆ってリングの部分で停止した。
「左足を担保にチップを5万枚貸し出します。引き続きゲームをお楽しみください」
------------------------------------
数時間後、絵里の首にはリングが取り付けられ、そこから下の身体はすべて銀色に覆わ
れていた。
「お客様、お父様からご連絡です。あなたの身体を買い戻すことはできないそうです」
「そんな…」
絵里は逃げようとして駆け出した。
「お待ちください」
黒服がコンソールを操作すると、絵里の身体は動きを止めて銀色の人形のようにゴロリ
と床に転がった。
「お客様の身体はすでにこちらの所有物です。無断で持ち出さないでください」
「それじゃあ、どうしたらいいのよ」
「簡単なことです。ここで働いて返していただければよいのです。大丈夫ですよ、あと
2日もすればあなたは完全に機械になります。眠ることも休むこともなく24時間働けま
すから、すぐに返済できますよ」
ドクターが首のリングにケーブルを取り付け、コンソールを操作した。
ナノマシンが活性化し、銀色の身体は黒いジャケットに短いスカート、そして首元には
赤い蝶ネクタイというカジノの制服に変化した。
「断られるのでしたら、最後の賭けのチャンスを差し上げます。首から上を担保にもう
20万枚チップを貸し出せます。ただしナノマシンはあなたの頭部を1日間かけてゆっく
りと機械化していきますが、どうされますか」
「わかったわ。あたしの選択は…」
絵里はゆっくりと口を開いた。
End
gj
できれば全身機械化して
父親に機械の身体のまま買い戻されて
素直な娘として調整された後夜は性奴隷として使われる話とかほしいな
目が耳がナノマシンに置き換わる時の、阿鼻叫喚
脳が残っても、そのトラウマは当分消えないそうである。
という描写があるとおもしろいかもしれん。
グロイか?
778 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 18:50:20 ID:gHq40bDH
おお!投稿サンクス!!いいですねー!
このすばらしい文章は、M.I.B.さんの香りがしますねw
>このすばらしい文章は、M.I.B.さんの香りがしますねw
実は書いた当人がM.I.B.嫌いかも知れない。
実は書いた当人がM.I.B.の本人かも知れない。
実は書いた当人はM.I.B.を知らないかも知れない。
⇒比較して褒めるのはヤめた方がいいと思います。
wは馬鹿にしてると思われかねないぞ
褒めるにしても言葉を選べ
ときどきwwwが嘲笑か普通の笑いか区別できないことがある。
782 :
780:2009/06/24(水) 00:51:01 ID:yqLW44fi
ワロスwww、ちょwwwとかは普通の笑いだと分かりやすい
>このすばらしい文章は、M.I.B.さんの香りがしますねw
仮にM.I.B.氏だったとして、この文章のwから何を感じるだろうか
このwはきっと不快に感じると思うよ
783 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 09:27:17 ID:MjoAyusT
「w」1文字に囚われず文脈全体から、普通に賞賛してると分かるが
784 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 16:37:02 ID:Zs8FSQ7R
「w」1文字に囚われず文脈全体から、普通に賞賛してると分かるがw
↑嘲笑と普通の笑いどっちに感じる?
785 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 02:11:56 ID:BeV0UX76
普通の笑い
無駄に草を生やすのは慎みましょうという事で落ちをつけようではないか。
ネタ投下
医療としてアンドロイド化技術が進み、不治の病から脱した代わりに
感情の表現が上手く出来なくなったヒロインってのはどうだろうか。
787 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 03:40:09 ID:BeV0UX76
禁止事項を増やさない方がいい
禁止事項を増やすのは禁則事項です。
789 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 10:07:43 ID:T8Njqafl
禁止禁止
♪先生、
>>786が禁止事項を増やしてます
先生、
>>788が禁則事項をふやしてます
うるさい、並べ、2chの空気を乱すな
禁止禁忌禁止禁忌で交互に並べ
先生、禁止が若干禁忌より多いです
そうか、だったら、
禁止禁忌禁止禁止禁忌禁止禁忌だ
禁止禁忌禁止禁忌禁止禁止禁忌ですね?
違うわ、よく聞け、こうやって並べ
き禁止禁忌禁止禁止禁忌禁止禁止禁、
禁止禁則禁忌禁則近畿キンキン禁止禁
空気を乱してるのはお前も一緒だよ馬鹿
ネタの大半が却下されるのと、無条件で受け入れられるような定番のテーマもないのが
このスレ、しいてはジャンルの弱いところだ。
それと住人が分散されてるのも痛いな。
まあ、それ以前の問題だがな
サイボーグの出てくる話かあ。
平井和正の短編が好きだったなぁ。
796 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00:41:29 ID:8dNvAz48
レイカが目を覚ますと、見知らぬ部屋で台に固定されていた
「ここは…私どうして…そうか、あの時後ろからハンカチを口にあてられて気を失ったんだわ。」
突然、「お目覚めのようだね。」と急に男の声がした
「誰?」
「私か?私は君を愛している者だよ。正確には今の君ではないがね。」
「どういうこと?」
「それについては事が済んだら教えよう。」
男がそう言い終わるや否や天井から幾つものマニュピレータが降りてきてレイカの首筋にチューブや機器を埋め込んでいった
「何するの!?」
「何って、準備だよ。今から君を機械にするためのね。さて、そろそろ手術を始めるとしよう。」
接続されたチューブから麻酔が送られレイカは首から下の感覚を完全に失った。
男は透き通るような肌を持つレイカの腹部にメスを入れた
「いや!やめて!!」レイカの叫びが手術室に空しく木霊する
そして自らの腹部から臓物が取り出されるのを見てレイカは意識を失った
797 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:42:59 ID:8dNvAz48
(起動シマス)
どれ位の時間が経っただろうか、気絶していたレイカの目の前に急に文字が現れた
「え!?何コレ!?」
「おお、目覚めたかCyberDoll[X-R]よ。」
男が暗がりから姿を現すと同時にレイカの固定されていた台が徐々に起き上がり始めた
そして、目の前にはシーツが被せられた大きな姿見があった
男は「これが今の君の姿だ。」と言いながらシーツをめくった
そこに映ったモノを見てレイカは言葉を失った
鏡に映ったモノ それは顔はまぎれもなくレイカのものだったが
カラダは自分の知っているモノは何処にも無かった
肌色の柔らかい肉体ではなく
首から下はアクセントに所々青いラインが走った銀白色の冷たく硬い金属となっていた
両手足首に装着されたリング
ハッチの設けられた腹部
すらりと伸びたヒールのある踵
頭部に取り付けられた制御用のアンテナ
一本一本が金属繊維となった青みがかった長い黒髪
半透明のプラスチック樹脂でコーティングされた顔
それはどう見ても機械で作られた人形にしか見えなかった
「嘘!?何よこの身体は!?」レイカが叫んだ
「レイカ、いや君はもうCyberDoll[X-R]だ。君は人間の脳と脊髄の一部を用いたサイボーグになったんだ。」
「君を私の所有物とする。これが私の愛の形だよ。」
「生身の君ではなく、その冷たく硬くも艶めかしい機械に閉じ込められた君が好きなんだ。」
男はそう言いながら彼女の体を撫でた
「ひっ!?」快感が[X-R] の身体中を駆け巡った
「ああ、そうだ。今の身体に慣れてもらわなければ。」
男は腹部のハッチを開けた 中には幾つもメーターやランプ、ボタンがあった そのうちの一つを指さして
「コレが性感度を調節するものだ。今生身の頃と同じ位にしてあるがこうすると…」
「ひあっ!?ああっ!!」
「フフフ、だいぶ気持ち良いみたいだね。ほら、元の値に戻したよ。それともう一つ。この身体になったときに全身を性感帯に
させてもらったよ。しかし、ココとココには苦労させられたよ。」
豊満だが形良く整えられた胸と、精巧に作られた陰部に男の手が伸びる
「ああんっ!」
「先人たちの技術が色々とあって助かったよ。おかげで生身より良い感触が得られたよ。ある人が言っていたがただの金属板を揉んでも面白くないからね。」
798 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 02:22:25 ID:8dNvAz48
「そろそろ本格的に起動させてあげよう。今のままじゃ自由はほとんどないからね。」
男がリモコンを操作すると、彼女の目の前に(行動制限レベル5解除)と赤い文字で流れた。
[X-R]は台から起きると「何よ!」「何よこの身体は!」そう言いながら男に殴りかかった
だが彼女の拳が男に届く寸前[X-R]の身体が硬直した
「どうなってるの?」
「さっきも言ったが君の脳を使用している。そして補助のために幾つか小さなコンピューターを
埋め込んである。それらにロボット三原則がインプットされているため主人である私に危害を加えられないんだよ。」
「さて、まずは自己紹介をしてもらおうか。」
「私はレイk…私はCyberDoll[X-R]です。人間のニシノレイカを素体としご主人様が作り上げた身の回りのお世話及び性処理用のサイボーグです…」
「素晴らしい。よく言えたね。」
「何よこれ!私は人間のニシノレイカよ!」
「ふむ、まだそう言うのなら…」
「キャアッ!?」
「これ以降その名を口にしたら、またその痛みを味わうことになるよ。
もう一度聞く。君の名は?」
「…わっ私の名前はCyberDoll[X-R]です。」
「よく言えたね。御褒美をあげよう。」
リモコンが操作されると「ああっーー!」途轍もない快感が[X-R]の全身を舐め回した。
799 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 02:57:13 ID:8dNvAz48
「ハァ…ハァ…」
「ずいぶんと気持ち良かったみたいだね。そろそろテストをしてみようか。」
「え?ハァ…何の?ハァ…」
男は答えずにリモコンを操作した
すると彼女の手が勝手に動き右手で胸を揉みしだきながら左手で陰部を刺激し始めた
あっという間に陰部は濡れクチュクチュといやらしい音を立て始めた
「何で、こんな、あっああん!前よりきっ気持ちイイ…」
「気に入ってもらって何よりだ。そろそろ私にも奉仕してもらおうか。」
「はっはい御主人サマ。」
私はもう抵抗せずにゴ主人サマの命令に従い彼のイチモツを丁寧にシゴき十分硬くなったのを確認して
頬張り舌で少しずつ刺激し始めました
「おっ、おおっ中々のテクニックだな。よし、出すから飲み込めよ。」
「ふぁい、あふぃふぁふぉうふぉざいまふ。」
私の脳は与えられた命令を遂行することに快感を感じ始めていました…
―――――――――――――数ヶ月後―――――――――――――――
「なかなか良い腰の振り方だぞっ。」
「ハイ、ゴ主人サマ…アッアアン、ワッ私モキモチイイデス…アンッ…」
そこには一人の男と身体中に白い液体を付着させた女性型の機械の姿がありました…
800 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 02:58:50 ID:8dNvAz48
初めての作品で読みづらく、言葉もなってないかもしれませんが、ご容赦ください
802 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 02:46:38 ID:ZqCwtB+5
乙
>>800 この分野で処女作、ということだよね?
フェチ描写よく出来てますね!
GJ!
違う展開やストーリー準備されているのでしたら是非お願いします。
>>800 シチュエーションがいい。
個人的な好みを言えば、台詞以外の文が淡々とした状況描写だけになってるからもう少し叙情的にしてくれたらもっと俺好み。
805 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 17:15:33 ID:sw1kJ6rs
感想ありがとうございます。
ネタの方は今はないです…
もし次投稿する際には上げてもらった問題点に注意して書きたいと思います。
感情の表現が上手く出来なくなったヒロインってツンデレだろうか?
そういうサイボーグがいてもいいな
「私にはあなたのことが好きという感情はありません。私は命令に従っているだけです」
みたいな?
「私には感情は存在しません。
あなたへの好意はプログラムによるものです。
私にとって貴方は特別な存在ではありま・・・
ぁ、ぁれ?頬をつたう、この滴(しずく)は何?
活動データーベースにない反応です。
ニュートロンネットワークに過負荷が発生しました。
直ちに処理を中止しし、安全のため静止します。」(beep!)
今、サイボーグ娘の連載もののss書いてるのだがサイボーグ娘は出てこない、サイボーグに改造とか一切ない話が偶然にも出来てしまったがそう言うのはここに投稿して問題無いだろうか。
NGなら前後の話をくっつける等して作り直すが…
>>806 「私は貴方のことが好きだというだけで、別に恋してるわけじゃないんだからね。……アレ?」
こうですか?
811 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 10:58:46 ID:ctfszZKv
>>809 サイボーグ娘の連載ものなのにサイボーグが出て来ないのかい!?
だったら主人公を無理矢理サイボーグ化するんだ!拉致られて改造されるシーンを挿入
>>811 やっぱNGっすかねぃ…ネタバレになるのであんまりその辺は公開出来ませんが、もちろん主人公もサイボーグ化します。その回以外の話になりますが…
どんな話か詳しくを知りたいのならばあまり参考にはなりませんが最近フェチ板の方で幾つか自分が挙げたネタが幾つかありますのでそちらをどうぞ。
>>812 うちも今書いてるSSが改造の場面までたどり着くのに時間がかかりそうだから。
最初に改造後目覚める場面持ってきてそこから過去を回想する感じでその前の話書いてる。
>808
ニューラルネットワークかニューロンな。
なんか架空のシステムかもしれんが。
>808
あ、すまん、批判じゃねーよ。
話は結構ツボった。いいよー
>796-799
かなり良い作品。
映画やドラマを見るとわかるだろうが、
時間経過における「間」を考慮すると
流れが良くなるだろう。
>813
先に書きたい場面を書いてしまって、あとで編集するのも
一つの方法。
817 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:19:22 ID:0vPs1nSr
>>814 TORN-OS系の new TRON network とか中性子の振る舞いを利用した新型量子情報処理系 neutron network かもよ。
謬りと断定は出来ないな。
>>813 メタルヴァルキリーはそんな構成だった。
上手く改造の鬼畜さを引き立てられる可能性に期待。
818 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 23:28:43 ID:T/xCfKMt
>>814,817
そんなに深い意味はないと思う。
そんなに気にすることもないのでは。
でも、中性子を対象にしたネットワークは斬新過ぎるな。
中性子なんて核力か重力くらいでしか制御できないから。
819 :
808:2009/07/16(木) 00:33:06 ID:kawEJTwq
ポジトロニック・ブレイン(陽電子頭脳)があるんだから
ニュートロン・ネットワークがあってもいいんじゃあるまいか?
所詮思いつきだから良いんだけどな。
820 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 00:50:06 ID:SWnYbsD7
ポジトロニックってたまに聞くけど
ブレインを作るに当たって
なんの利点があるんだろう。
陽電子があったところで電子頭脳が
高性能化する理由が分からない。
ただの電子だけでよくね?
821 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 02:24:49 ID:ewyvSFMd
…なんかむずい話してるな
その話を突き詰めた先に何があるのか。
あんまし長いのってNGかな?
大体見積もって20話の予定ってところだが…。
内容は機械化された少女達が彼女らを改造した組織から逃げ続ける話。
サイボーグ化などのシーンはもちろん日常描写とか組織の構造の描写等をしっかり書いていこうと思っているのでそれで長くなるかも知れませんが…。
サイボーグとは関係ないけど俺が悪人を作ると異様なコメディセンスもったりと主役より強烈なキャラを書いてしまう悪い癖がある…orz
>>824 >主役より強烈なキャラ
問題なし、つーか以外と市販の作品でも主役はありふれたパターンであることは多い。
周りにいろいろと変なのがいると面白くなる。むしろやれ。
>あんまし長いのってNGかな?
長いのというより、あきさせない程度に見せ場が
配置されているとダレずに読み続けられる。
むしろ見せ場重視で。
826 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 09:16:15 ID:4dURyQcW
>>825 アドバイスありがとうございます
要点を絞ってシェイプアップします。
設定を色々と凝るのは問題ないんだけど
その凝った設定に振り回されるといたいのがSFとかファンタジー
必要なことだけを説明して不必要なことはわかりやすく表現するとか明言を避ければいいのに
その凝り固まった設定を全部表現しようとしてgdgdになりやすいからね
どっかでみたけど本格的な小説だと作った設定の多くの部分は書かないとかあったし
829 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 02:46:14 ID:9v1MIeqL
>>826 物理的に長いのはオッケーだよ。
読んでて面白ければ、もっともっと読みたい!ってなるから。
>>827 だねw
オナニー設定を長々と見せられて、長文乙、1行目サイボーグまで読んだ、ってパターンを避けてもらえればオケー
830 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 14:03:29 ID:jhhDgsb3
>>827,828,829
色々アドバイスありがとうございます。
それらを参考に完成度の高い作品を作ろうと頑張っていきます(と言っても他の方々よりサイボーグ的な知識は無いし小説も素人同然なのでリアル重視な方々には物足りなく感じるかも知れませんが…(汗)
ちなみに今の製作状況は6話まで構想は出来ていて1、2話ほぼ完成、あとは細かい部分の修正(余裕があったら挿絵も描いてみようと思います)。
それ以降はちょっとgdgd…。
(やりたいネタは沢山あるんですが纏めきれてない、そんな感じです。)
>>830 やりたいネタをすべてやろうとするといっぱいいっぱいになりやすいからそれでいいとおもうよ
おお、絵も描けるのか。すごいな
書いた直後にすぐ投稿したくなるが、1時間だけおいて
頭を冷やしてから投稿した方が良い。
たまに、読みかえして青ざめることがある。
833 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 19:16:37 ID:9v1MIeqL
>サイボーグ的な知識は無いし
そんなの関係ねえ!
むしろそのほうがいいよ。大胆な発想で好きなようにやっちゃってください!
皆様いろいろアドバイス等ありがとうございます。
>>831 おk!
>>832 はい、一応漫画家志望なので…けど絵はそれほど上手くありません。自分としてはある程度の水準を満たそうと努力しておりますが…
自分の絵は大分前に人形姫のとこにビルトシュバイン名義(今は違う名前で活動中)で描いた奴と最近フェチ板の方にうpした色なし画像があるのでそちらを参考にしてください。あまり期待はしないで…。
>>833 そう言っていただけるととても有り難いです。
自分は結構人に気を使ってしまうタイプなので…。
ポリクロロトルエン子牛脳
集めた資料を一旦忘れて、それでも魅力的な主人公が小説には必要なんだそうだ。
837 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 20:35:06 ID:Hk6YteLv
なるほど
838 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 01:34:57 ID:uRO91kRI
ここの板、画像は駄目なんだな…。珍しく気合い入れて挿絵描いてる途中気分転換にここに来て今気付いたばぃ…。間抜けすぎるよ…オレ。
まあ小説の方は何とか…。
ただ、やや丁寧目に書いたら鬼畜かつグロ描写になった部分があるが…。
839 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 02:11:23 ID:ZiywBSeo
画像大歓迎だよ!ぜひうp!
840 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 02:12:33 ID:ZiywBSeo
>鬼畜かつグロ描写
サイボーグものにはつきものだからそれも大歓迎だけどな。
サイボーグ女子は、かわいそうで悲惨じゃないと萌えれないし。
>>838 画像のURLも一緒に貼ればいいんじゃない?
専ブラ使えば挿絵になるし
842 :
追記:2009/07/25(土) 11:40:28 ID:FHTZX1s9
画像はSSに添える程度なら別に問題は無いと思うよ
844 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 14:41:19 ID:lHjKjuTx
あんまり救いのないオチは好きじゃないな
846 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 17:54:54 ID:uRO91kRI
グロ描写の賛成反対両意見出るまで待ってみたが人それぞれだな。
グロ苦手な人には申し訳ないが一部のキャラに首から下の体乗っ取り系のサイボーグがいるのでグロ描写は免れない感じ。
挿絵は問題ないんだな。しばらくお待ちください。自分が遅筆なため。ただ話だけなら3話まで完成現在4話執筆中で6話まで構想完了ってところ。
847 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 18:54:08 ID:kSCI0gdO
グロといってもいろいろ
丁寧に書かれていて、作品に愛があれば(キャラにあらず)あとは作者さん次第。
萌えるグロ描写もある。
848 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 22:07:10 ID:ZiywBSeo
>>838 おれはサイボーグものに関してだけは、バッドエンドで救いが無いのが一番萌えると思う。
グロも必要だし。そのまんま行ってくれ。
いろんな意見があるから外野に惑わされ巣、好きなように書くべし!
投下の前に「グロ描写」と注意書いておけばいいべ。
了解です。
ようやく絵もなんとかなので投下します。
今から投稿するのは猟奇的なグロ描写を含んでいます。耐えられない方は目をつぶってスルー願います。
851 :
Υガンデル:2009/07/26(日) 00:48:29 ID:YmCAdd+2
―ここは何処かはわからない。今、何時であるかも…
ただ分かるのは薄暗い部屋である少女が裸で十字架の形をした手術台の上に仰向けで張りつけられていた事である。
「おめでとう、君は選ばれたのだヨ。だからもっと嬉しそうにしてもらわないと君を選んだ甲斐が無いにゃあ〜?」
顔は細長く頭が禿げて毛が数本、楕円のフレームなしの眼鏡をかけており目は左右非対称で右目はギョロっと開いていて左目は睨むかのようにうっすら開いている。
唇は紫色、口まわりは無精髭で汚ならしく着ている白衣も汚れており、いかにも…いやマッドサイエンティストそのものと断定していい様な風貌の男が手術台に拘束されている少女に向かって憐れむ様に言った。だがその表情は実に卑しく笑っていた。
「は?なんで喜ばないといけないんだよ?裸で張りつけられてキモいジジイにジロジロ見られてよ。逆に不愉快極まりないったらありゃしねぇ。あんたが死んでくれたら喜んでやるよ!」
少女は男の皮肉にカチンときて言い返してやった。
「おやよくもまあ〜そんな強気でいられる。本当は不安で怖くて仕方ないはずなのになぁ〜?」
ニタつきながら男は少女の股間に指を突っ込む。
「…っ!」
男のあまりの不愉快な行動に鳥肌がたち咄嗟ににらみ返す。
しかし男はその視線が快感らしくブルッと身震いし口を酸っぱいものを口に含んだように尖らせながら卑しいつきで少女に微笑み返した。
「ヌフフフフ…そこが君の良いところよ〜。だからこそ選んだんだぁ。そして今から私に従順なサイボーグに改造してその脆弱な肉体から本当の君を開放してあげよう!さあお楽しみタイムの始まり始まり〜パチパチパチ…。」
男はそう言いながら手を叩いて少女の手術のスタンバイの指示を部屋の外で待機していたスタッフに出した。スタッフ達の行動は迅速でその少女のサイボーグ化手術に立ち会うであろうスタッフ数人入って、あっという間に少女を改造する準備が整った。
バッドエンドといえば大半はスクラップ化だけど、エコの風潮やレストア萌えもいそうだから、
終わりは始まりでもあるな
853 :
Υガンデル:2009/07/26(日) 00:54:08 ID:YmCAdd+2
少女の周囲には直視出来ない位の眩しい照明、少女の上に不気味に蜘蛛のようにうごめく猟奇的なモノを取り付けた機械がゆっくりと降りてくる。
その異様な光景に先程まで強気でいた少女の顔は恐怖で酷く歪んでおり目には涙がたまっていた。その表情を見た男は勝ち誇ったような不気味にヤニまみれの青海苔がついた歯をニカっと出して笑ってみせた。
「やぁっと本当の君に会えたぁ〜、はじめまして『神無月』です〜。お迎えにあがりました〜。」
「地獄に堕ちろ!」
少女は一矢を報いるかの様に最後にそう吐き捨てると意識を失った。
麻酔を射たれたのだ。少女が眠ったのを確認した男は顔つきを変え「やれ!」と指示を出してスタッフの邪魔にならないよう後ろに下がり彼女が改造されていく様を見届けた。
少女はまず毛という毛を全部剃り落とされ全身皮膚の消毒を施され少女の肌は艶かしく輝き綺麗なものになる。
次にモーター音唸らせながら丸鋸で少女の四肢は丸太を切られるように血飛沫をあげて分解され各々のスタッフが分担してグロテスクな機械を埋め込んではめ込んでいき加工されていく。
そのあと首から股間にかけてレーザーメスを入れて切開され何かの魚か豚かとにかく料理するために解体されるがの様に心臓とか臓器を抜き取られ変わりに人工心臓等の人工臓器を何か怪しく輝く水晶が埋め込まれた機械など埋め込た。
今度は性器の改造に取りかかる。子宮が開かれそこに細かいチップやら導線やら超小型のモーターを組み込み卵巣には特殊な液体を注入され奇妙な触手みたいなモノを配置された。
子宮を閉じたらその入り口付近には妙な形をしたピストンをはめ込まれて内部の改造は終了しメスで開いた穴を閉じた。
それが終わると今度は全身の皮膚を剥がれ変わりに彼女用に作られた人工皮膚に張り替えられ閉じた穴が完全に分からないようになった。
更に乳首と陰部付近に感度等を調整するためのボルトの様な超小型の機械をそれらの周囲には埋め込まれて言った。埋め込まれたその機械はまるでピアスみたいな感じに見え少女の体はとても淫らなものに仕上がった。
〔挿絵
ttp://pic-loader.net/picfile/274cyss01.PNG〕
手術が順調に進んでいる様を見つめながら『神無月』と名乗った男は呟いた。
「これから始まるのだ…私の…ん?何だ。」
『神無月』が呟いてる所にスタッフの一人が慌てて報告に来る。
「何?『皐月』らが?そうか。ご苦労であった。ヌフフフ…どうやら“我が娘”の次の仕事が決まったみたいで何よりだ…。うんうん。」
腕を組んで現在脳改造途中の少女を見ながら『神無月』はこれから起動した彼女にする事をいろんな事を考えていた…。
―朝。
洒落た感じの輸入住宅に優しい両親、ペットのラブラドールレトリバーのシャーリー(♀)と裕福な家庭環境に育った少女がいる。
彼女の名は誉田結羽(ほんだ ゆう)。
セミロングの髪がとても似合う清楚で天使みたいな顔立ち、背は153cm、体型は…おっと、これはコンプレックス持ってるみたいなのでコメントは控えよう。
性格はやや勝ち気だが基本は大人しく優しく近所にとても評判で友達を大切に想い献身的なところがあるけど一度決めたところは頑固に通す。そんな感じの女子高生。
その彼女は珍しいことに昨日の園芸部の作業で台風で倒れた野菜畑を元に戻すのに相当疲れたのか帰ったあと風呂も入らず晩飯もとらず着替えて寝ようとはしたが睡魔が勝ってしまい制服脱ぎかけのはだけた姿で寝てしまっていた。
シャーリーが結羽の部屋に起こしに来て目が覚める。目が覚めると同時に自分がはしたない格好で寝ていたと気付き赤面する。急いで洗面所に行き制服を脱いで風呂場に入りシャワーを浴びた。
替えの制服に着替えて朝食をとろうとテーブルに着いたら結羽宛に一枚の封筒が置いてあった。
結羽は何だろうとブルーベリージャムたっぷり付けたトーストを食べながら封筒を開けると自分の名前が書かれた証明書の様なものと手紙が入っていた。手紙を読むと身に覚えの無い内容の文章が書かれていて思わず
「えー!?何コレー!」
素っ頓狂な声を上げてしまった。
854 :
Υガンデル:2009/07/26(日) 00:55:25 ID:YmCAdd+2
それはアーイディオンプロダクションなる芸能プロダクションから女優のオーディションの書類選考が通ったので第二選考の為、来週の日曜日会場にお越し下さいと言うものだった。
結羽は応募した覚えなく、もしかしたらこれはいわゆる詐欺なんじゃないかと不安になって手紙を封筒にしまい自分の部屋の机の引き出しに隠すように入れて家を出た。
登校中、結羽は先程のオーディションの事を考えていた。そこに後ろから
「はよーっす!結羽。」
と元気な声が聞こえたと同時に強く肩を叩かれた。思わぬ出来事でバランスを失い転ける結羽。
立ち上がり土の汚れを払い振り向くと幼馴染で親友の市ノ瀬彰子(いちのせ しょうこ)が能天気に右手を振りながら笑っていた。
彼女はショートレイヤーのボーイッシュな髪型で少し意地悪そうな顔、結羽より背は高く大体165cmでEかFくらいはありそうな胸、性格は能天気でお調子者で学校では問題児と言った感じで優等生なイメージの結羽とは反対のやさぐれたイメージがある。
そんな彼女と結羽の付き合いは幼稚園年少からと長く、そんな彼女だからこそ直ぐに今の結羽の表情から何かを察し尋ねた。
「どうしたの結羽?何か悪いことにでも巻き込まれた?…もしかして書類選考……落ちたとか?」
その一言を結羽は聞き逃さなかった。そして悟った!今朝の身に覚えなのないオーディションの通知の封筒の件は彰子が勝手に応募したんだと。
「彰子ぉ〜、勝手に私の名前を使って応募したでしょ!?」
「ごめんっ!結羽。結羽が可愛いもんだからつい〜…。」
咄嗟に両手を合わせて謝る彰子。
そんな風に謝られたら怒るに怒れないという困った表情の結羽は作っていた拳を開いて怒りを抑えた。その表情を確認した彰子は反省の色なくニヤニヤしながら
「で、結果は?」
と聞く。結羽は「もう〜」と言わんばかりの呆れた顔をしながら一呼吸置いて
「…通った。会場に来てくださいだって。」
彰子から視線をそらし少しむくれて言った。
「良かったじゃん結羽ー!あのアーイディオンプロだろ?世界的に有名な。世界各国からも何人かオーディション受けに来るはずだろ?そん中に選ばれるなんてすげーじゃん!」
結羽の頭を撫でくり回しながら喜ぶ彰子。
「え、え?そ、そんな凄い所なの?ま、まだ女優になるって決まった訳じゃないんだよ?」
結羽はその状況の凄さにイマイチ理解出来ず戸惑いながら言う。
「よーし当日は応援しに行ってやるかんね!頑張れよ結羽!」
「…え?う、うん…。」
「じゃあさ、当日は結羽の目から見て『この人は売れる!』って人のサインを貰ってきてよ。」
「なにそれ?私が落ちる事前提で言ってない?ひどいよ!」
「いやいやいや、偉大なる結羽様の親友であるあたしがそんな事思うわけないじゃ〜ん。…サカズキみたいなおっぱいは致命的かも知れませぬが。」
「なっ…!それ禁句だよっ!!」
登校中、二人はそんな調子の会話をやり取りが続いた。
それから結羽は不安と期待が入り交じりオーディション当日まで気持ちをモヤモヤした状態が続いた。
そのオーディションが悪夢への片道切符である事に気付かずに…。
― つ づ く
取り敢えず一話目をうpしてみました。
何度か読み返しては書き直したりしましたがまだまだ未熟で拙いものなので期待していた方、本当にごめんなさい。
あと自分は仕事の合間なんかに携帯である程度書き上げてPCで修正、携帯で仕上げて投下したのでひょっとしたら妙な変換や修正跡があり見辛い部分もあるかもしれません…(確認画面で目は通しましたが…)。
最初はみんな失敗はするもの、気にしないでいいよ
それと挿絵があると改造された状況が分かりやすいね
感想とかアドバイスとか有り難うございます。
次回は二週間後くらいを目安ににうp予定しようと挿絵を頑張ってます。
タイトルは今のところ決まってません。
一応候補は「サイボーグ鬼ごっこ」「サイボーグ娘の未来(ゆくえ)」「11(12)の機械娘」など。(ただ最後の候補は展開次第では増減する可能性があるのでアレですが…)
>>858 鬼ごっこ
女の子を追いかけまわしたい。
860 :
pinksaturn:2009/07/26(日) 18:34:52 ID:GClKviTe
>851,853,854,858
いきなり改造から、しかもなかなかの凄惨さで期待が膨らみますね。
>タイトル
12人の担当者が4体ずつ担当して、「KZM(改造娘)48」とかは?
毎回改造ばかりになりそうだから無理かしら。
>脳改造
完全に従順化せず適度に反抗意志を残すと一層萌えます。
>挿絵
マネキン状態の外観はそそられますね。
ところで、ご使用のアップローダには保存期限があるのでしょうか?。
保管庫に本文を置くとき、直リンクで良いのか、別に保存する必要があるか知りたいので。
また期限付きの場合は、挿絵に関して別途保管するしないの意思表示もお願いします。
本文は2ちゃんの規約上に則って勝手に保管していますが、挿絵は2ちゃん外のコンテンツですので作者の意志確認がないと保管庫に置けませんので。
>860
感想有り難うございます!
ネタバレになりますが博士の名前から博士は確かに12人居ます。ただサイボーグ娘ほど設定は細かくなく相当いい加減なモノですが…(一部例外アリ)。
48人ですかぁ…サイボーグ娘の方は一応12人登場予定してます。
脳改造に関しては自分も改造しないで自我残して反抗的な方が基本的に萌えます。ですが今回は敢えてと言う感じにしています。
挿絵で借りてるアップローダーは期限あったと思いますが詳しくは分かりません。すみません。こんなのでよろしければ是非お願いします!
862 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 02:59:37 ID:Ks4B20JR
乙です!続きが楽しみです。
いろいろ言われるかと思いますが、好きなように、思う通り書いて下さい!
864 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:08:03 ID:Ks4B20JR
敢えて、って書いてあるじゃん?
そもそもまだ完結してない話に、文句言うのはトンチンカンだよ。
最後まで読まなきゃどんな落ちやどんでん返しがあるかも分からんもんだ。
援交で妊○した中学生、レディゴダイヴァ宅を訪れる
そこは闇の中絶手術室
不似合いなスーツで年齢を誤魔化し父親の付き添われやってきた
待合室虚空を仰ぐ二人
招きに即され少女は一人手術室へ
待ち構える小柄な白衣の医師、その覘く瞼は落ち窪み皺が畳まれている
着衣を解(ほど)き現れる細い厚みの無い四肢
新たな生命の兆候は腹部、低い丘陵が膨張した小さな乳房
手術台に上る少女、芽生えた生命を絶つ心境は如何程か
亜酸化窒素の中薄れ行く意識・・・
未熟な肉体は中絶手術に耐えられなかった
起こりうる不慮の事態、大量出血と心臓死
ところが彼女は転生で生命を保った
少女はサイボーグに様子を変えた
首から下、ホワイトシルバーのポリグラス樹脂で覆われたボディ
パンプスが同化したかの様な足先と元々の肉体再現したミスマッチ
股間に茂みを失った割れ目、金属製の小さく尖った乳首が鈍く光を反す
意図の許だったのかもしれない
新たな体は失われた貞操以前の肉体を表現し予め用意されていたように思える程だった
奪われるはずだった命は人工子宮で成長している
未熟な母胎に齎された生命、祝福されることなく歪
人工子宮産出後成長する保障などない
成長後運命は決まっている
「にゃにょで、もう書き込んじゃダメダメでちゅ。。。」
言語や知性を司る部位治療にサイボーグ化矯正は万能ではない
研究素体対象から離れた時点で待ち受けるもの、
生体脳利用ロボットシュミレータに転生し呪われた出自を
意識することなく生きる道
866 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 03:18:12 ID:E5WjJpPO
文学的なのかそう見えるだけなのか
ビザール、
かつての高鳴る鼓動踊った高揚感は追想の中
改造告げられる
定めの女、それが理由と
サイボーグが何かも知らず
たちまち時間は経ち新たな体と対面
制御される頭脳、変容する自己、浮かぶ陶酔
逃げたかった、肉体の歓喜いとおしい
手術台への抵抗
走り走って突っ走った
拘束、貼り付け吊るされアナル、尿道にチューブ
薬剤注入意識が遠のく前、乳首が緊張し股間が濡れている
汗や脈動し下半身を刺激するパイプや機器のせいではない
絶頂・・・
帰ってきた建前の日常
肉体から命費える迄全身を貞操帯の中へ落とした身体(機体)
ゆっくり捲り見える死への畏怖感覚は麻痺
黒天使の死の歌を思い返すことすら無い
首から上、手足は人工皮膚で元々の様子を留め
胴体はパールホワイトの樹脂、無駄な乳房乳首も覆い包み柔軟はある
両腋、恥丘のすぐ上に四角のサービスハッチ
人工的な表面、深い陰裂の佇みは変わらない
股間の役目は12時間サイクル、アナルへのメンテナンスアクセス
87時間サイクルでの排水ドレン開放程度
かつて剃毛直後の生理、タンポンで間に合わず
ナプキンが微妙に擦れ痛痒した事懐かしい
薄れゆく恥辱
再びトーリーボーイのクリスティベルトを当てる
失われた肉体への感傷
エウロペの息子
ヘロイン中毒のヒロイン
デカダンスな前衛画像が終わり画面に映るもの、
これから先施すお前の投影という
全ては明日のパーティの為
皮のヴィーナスならぬ金属のヴィーナス
そこでのメタルボディのバニーガールが他ならぬ私
それは日曜の朝
外観再構成で、とある男と待ち合わせ
再び訪れた場所
再改造過程について「昔の競技用水着に着替える程度」と
部屋の隅、大きなバスタオルを借り頭から被り屈んで脱衣
立ち上がりソックス、クリスティベルトを下ろし
布袋に着衣をおさめタオルをたたみ手渡す
簡単なボディクリーニング後オペ室に入る
手術台にかるく腰掛ける
周囲が無影灯の光につつまれ
手馴れた青い手術衣の二人が天井から伸びたコンソールから
開放したサービスハッチにケーブル接続
すると程なく意識は遠のいた
>>866、
>>867 レスTHX!誤字脱字駄文にお付き合い下さり有難うございます。
前と同じ短時間で打った落書き、今回はビート派風だったりします。
1-558の方が多少マシだったりします。
予告された姿
髪、手と顔の正面部位を残しアルミのような鈍い光沢の金属で覆われたヒトガタ
Bカップ緩い乳房先端にはゴルフのティーマーカーが逆さで張り付いたかの様
高い恥丘を分ける谷、その奥は?
命じられた衣装を身に着ける
定番の黒い布製ヘアバンド、蝶ネクタイと付け襟、カフス、手袋
編みタイツ、レオタードはない
今宵給仕に赴く
温い機械オンナのサービス、ぎこちない笑顔
酔客の罵り、嘲笑、嫌悪、好奇
「さいぼーぐにされ、はだかをきょうようされ、はずかしい、です。」
「さいぼーぐでも、おんな、です。みつめないで、ください。」
口調変え、期待通りの返答・・・する自分
空想する恥辱
これからおこる陵辱を想像し思わず股間に手をあてた
>>868にはVelvet_Underground_&_Nicoの楽曲題名織り込んでいます。
>>870 随分とレトロ趣味な集まりだな。
パーティー?
873 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 22:24:39 ID:jWewQ3Af
これは新しい!
詩的ですな!初めはドドイツかとも思ったがw
自由律だから、都々逸に対して失礼だよ。
長短の差あるけど表現似ているけどね。
一応Fugsスタイル、今回は。
音系からのツッコミは無理な期待かな…
頽廃、倒錯でThrobbing_Gristleでは洒落がキツいし耽美でない。
今回のは幕間劇程度ということで。
875 :
Υガンデル:2009/08/09(日) 00:45:57 ID:bNInKP5h
―そしてオーディション当日。
結羽は事前に彰子と駅で待ち合わせしていく事にしており一緒に会場に向う事にした。家から会場まではそう遠くなくバスを使って会場に行く。
流石は世界的に有名な所が開催するのか警備が厳重で非公開ながらも見物しようと思って来ている人達が結構いた。
中に着いて入ろうとする二人だったが警備員に関係者以外立入禁止として彰子はつまみ出されてしまう。
「おい!私は関係者だぞ、今回参加する人のなんだ…その、結羽様の保護者なんだぞ!」
「残念ですが保護者だろうと何だろうと今回参加する人以外入れては決まりになっていますので。」
「な、せめて見るだけでも。邪魔はしないからさ。な?おねがい〜?」
わざと目を潤ませて警備員に入れるよう懇願する彰子だった。が
「あそこで見物しようと待っている人達にはまだ言ってませんが貴女にも即刻立ち退いてもらいます。非公開ゆえ。」
「ぶーっ!別に良いじゃんかよぉ。」
「良いも悪いもこれは社長命令ですので。」
「ケチ!」
不満そうに口を尖らせ悪態をついてみせる。親友の見っとも無い様を見かねた結羽は
「私は大丈夫。待っててね。」
にっこり微笑みながらそう告げると早足でビルの奥に入って行った。その姿をポカンと口を開けて脱力的に見つめる彰子だった。
876 :
Υガンデル:2009/08/09(日) 00:46:37 ID:bNInKP5h
―オーディション参加者待合室。
今回オーディション通過者は結羽含め5人。
世界各地から応募があった割にこの人数と言うのはアーイディオンプロのオディションは書類選考に非常に厳しいためである。
だが、合格すればイキナリ映画の主役に抜擢とか国内外問わずドラマ出演したりとか破格である。もちろんそれは厳しい指導を受けながらではあるが。
参加者は挙動が怪しい者や冷静で落ち着いている者とか妙に浮いてる感のある人とか居たのだが、結羽は「何て場違いな場所に来たんだろう」と言うプレッシャーとある決意をしていたため胃が軋みそうな位の罪悪感に襲われており他の参加者を気にかけてるどころでは無かった。
その想いにずっと耽ってしばらくして結羽の番がやってきた。
それは不意を衝かれたらしく非常に慌てており会場に入ってイキナリ転倒すると言う普段の結羽らしかぬ醜態を晒してしまう。その醜態をフォローするように慌てて4人の審査員に挨拶と自己紹介をする。その慌てる姿に少し苦笑する審査員に落ち着くよう結羽は諭され赤くなる。
深呼吸をしてリラックスして落ち着いたところで本題に入る。
結羽は勢いよく挙手した。
「何ですか?」
審査員の一人が表情変えずに結羽に尋ねる。結羽は一呼吸置いてから口を開いた。
「私…今回のオーディションを辞退します!どうもすみませんでした!」
結羽の辞退宣言に審査員全員は一瞬呆気にとられた。
このオーディション、そもそも彰子が勝手に応募した事であり結羽は女優になるつもりもオーディションを受けるつもりも無かった。
結羽は結羽なりに彰子の事とかあれこれ考えた上でこの結論に至り、この場でちゃんと辞退する旨を伝えて帰る事にしていた。
「では失礼します…。」
結羽はそのまま立ち去ろうとする。だがその辞退する方法が不味かった。そのまま帰す訳にはいかないと審査員の一人が先回りして出口を塞ぐ。
「な、なんですか?」
何故出口を塞ぐのか、審査員はその理由を結羽に顔を近づけて小声で囁く。
「いけませんねぇ…それは困ります。ここだけの話、君は我が社の社長のお眼鏡にかないもう確定済みなんですよ?せめて辞退する理由をお聞かせ願えませんか?」
「今回はその…実は私、女優になるつもりはなかったのに友達が勝手に応募して…とにかく私の意思は変わりません!そこを通してください!」
結羽は審査員から視線を逸らし理由を説明して審査員を強引に押し退けて出ていこうとする。しかし
「本当に困るんですよ。急に辞退しますって言われてもねぇ。」
他の審査員も加勢して結羽は取り押さえられた。
「仕方ありません。暫くしたら我が社の社長がお見えになられます。社長に会って頂ければその頑固な考えがきっと変わるでしょう。それまで貴女には別室で待機していてもらいしょうか。」
「イヤッ!!放してください!」
結羽は必死に抵抗するが、当然ながら複数の人間相手に非力な少女の力ではどうする事も出来ず何も無い部屋に連れ込まれ一人閉じ込められた。
「誰かここから出してください!」
結羽は必死に廊下に向かって呼び掛けるが廊下には結羽の声だけが虚しく木霊するだけだった。
877 :
Υガンデル:2009/08/09(日) 00:50:51 ID:bNInKP5h
数十分後。
携帯で外に居るはずの彰子に連絡を取ろうと思うにもそこは圏外で電波の届かない場所なため繋がらない。窓の外から助けを呼ぼうにも警備員が追っ払ったのか人は誰も居ない。それ以前に窓が開かない。
結羽は無駄と悟り諦めてただへたれこむだけだった。
(あー社長さんはいつくるんだろー?)
半ば観念していた時、ドアが激しい音をたてて開いた。
「大丈夫か?結羽!」
入ってきた人物は先程の審査員でもアーイディオンプロの社長でもなく意外にも彰子だった。
「彰子!助けに来てくれたの?」
「ああ、どうしても結羽の頑張ってる姿を拝んでやろうと思って何とか忍び込んできたんだよ。」
彰子は結羽を確認すると歯を出して笑顔、右目でウインク左手でピースしてみせた。心細い中、彰子が来たことがとても嬉しく目に涙をためながら彰子に抱きつく。彰子は思わず照れるがすぐに真面目な表情になる。
「結羽、実は大変な事が分かったんだ!私がこのビルに忍び込んだ時アーイディオンプロが今回オーディションで集めた人全員をサイボーグに改造して自分達の人形にするって話を偶然聞いちまったんだ。なんかヤバいから急いでここから逃げようぜ!」
結羽はこれは彰子の冗談と思ったが確かに先ほどの審査員は何処か危ない感じがしたし居続ける理由が無いので頷き彰子と一緒に出ていく事にした。
878 :
Υガンデル:2009/08/09(日) 00:55:39 ID:bNInKP5h
途中、結羽は血生臭い臭いを感じたがここから出る事に頭いっぱいで気のせいと思うことにした。
不思議な事に誰の気配も無くこのまま脱出出来ると思った。しかしその矢先
「待ちなさい。」
ブロンドのマッシュボブカットが特徴的な少女が二人の進路を妨げる。
結羽はその少女に見覚えがあった。なぜならその彼女もオーディション参加者なのだから。
名前はカッサンドル・ムーラン。
見た目はおしとやかそうで可愛らしいが他の参加者と違ってどこか只者ならぬオーラを纏っていて浮いていたので印象に残っていたのだ。
「私は秘密警察の者です。単刀直入に言います。そこのサイボーグ!その子から手を放しなさい!」
右手に秘密警察の証明である手帳、左手に拳銃。その拳銃は彰子に向いていた。
「あの…カッサンドルさん。悪い冗談はやめてもらえないですか?彰子がサイボーグとか変な話…信じられません。」
あまりに唐突でサイボーグとか秘密警察とか現実味に欠ける単語が出てきて混乱する。しかも彰子に拳銃が向けられている。
その状況が理解できない結羽はこれも何かの冗談と思い彰子を庇うようにカッサンドルの前に出た。
「貴女は確か誉田結羽さんでしたよね?悪いですが彼女について全部調べさせてもらいました。認めたくない気持ちは分かりますが彼女はサイボーグなんです!そして彼女は貴女をある組織に連れていき彼女と同じサイボーグにしようとしています!」
カッサンドルは大真面目な顔で結羽を説得する。結羽もその真面目な姿勢は嘘をついていないと思い始め誰を信じれば良いか混乱し頭を抱え二人から五歩ほど後退さった。
「おい、出鱈目な事言って結羽を苛めるんじゃねぇ!私がサイボーグだぁ?ハッ!確かサイボーグってのは体が機械で出来てるんだよな?なら見せてやるよ私の体を!」
彰子はカッサンドルの言い草に我慢できずそう言うと急に服を脱ぎ始め全裸になった。
「…っ!」
彰子の大胆な行動に結羽は顔を顔を赤らめ視線を反らした。肝心の彰子の体は機械らしき部分が見えない。ただその美しい凹凸ラインを晒してるだけだった。
「それだけじゃサイボーグじゃないと証明した事にはならないわよ。中も見せてもらわないとね。」
カッサンドルは
嫌みな挑発する。
「ああそうかい!ならこれでどうだ?」
彰子はカッサンドルの挑発にムきになって近くに落ちていた釘を拾いなんと自分の体に刺した!
すると赤い血が出始め床に滴り落ちる。その赤い血はそう言う色のオイルとかではなくちゃんとした血だったのだ。床に落ちた彰子の血を指で確認したカッサンドルは
「う…そ…。」
自分の間違いを認めれずその場に硬直した。
「分かったかバーカ!」
彰子はカッサンドルそう吐き捨てると脱いだ服を回収して結羽を引っ張り女子トイレの方に向かった。
879 :
Υガンデル:2009/08/09(日) 01:01:22 ID:bNInKP5h
―女子トイレ
「何て馬鹿な真似をするの彰子!サイボーグって嫌疑かけられたからって…。」
裸のまま釘を刺した部分に包帯を巻いている彰子を見ながら結羽は先程の事を怒っていた。
「ごめんっ結羽!でもあの場はああするしか思い付かなくって…。」
彰子はお得意の両手を合わせて謝る。
「でも嬉しい。私のためにここまでしてくれるなんて…。」
溢れてきた嬉し涙を手で拭きながら結羽は彰子に感謝の意を表した。
「…なら結羽。一つ私の頼みを聞いてくれるか?」
「ん?何?私に出来ることなら何でも言ってよ。」
結羽は彰子にお礼がしたくて咄嗟にそう言った。きっと今回大量に出た数学の宿題を写させる事じゃないかと思ったので承諾したのだ。だが
「…私の仲間になろう。」
少し彰子の様子がおかしくなった。
「はい?彰子と私は友達でしょ?ずっと昔から。」
彰子の言う意味を全く理解できない。彰子が何を言いたいのか分からない結羽は結羽なりに解釈をした。だがこれも違うらしかった。
「いいや、違う。私の仲間になろう。……サイボーグに!!」
「えっ…!?えぇっ?、サ、サイボー…グ!?」
あまりに衝撃的な事に結羽はまた彰子の悪い冗談と思うも先程の件もあり再び混乱し始める。しかし次の瞬間彰子の乳首と股間のまわりにピアスみたいなモノが浮き出て来た。
そして左手にリングをはめてそのリングに付いているギアを回しこう言う。
「Chenge into the cyborg!」
すると彰子の体が中に何か寄生虫でも居るかのように凹つき始め頭部以外みるみる内に機械の体に置き換えられていく。
手足は甲冑みたいな外骨格に間接部分から覗かせる人工筋肉。最初は機械で剥き出しになっていた胴体も腹部の水晶みたいなコアを除いて黒いゴムスーツみたいなモノで覆われ、最後に体を縦に青白く光るラインが走り彰子の体の変化はおさまった。
彰子は普段は人間と変わりない生身の姿だが、それはサイボーグである事を隠すためのカムフラージュだったのである。
880 :
Υガンデル:2009/08/09(日) 01:03:02 ID:bNInKP5h
結羽はその光景を目にして悪夢、夢を見てるんだと思いたかったが後退りしたとき尻餅をつきコレは現実と認識する。
認めたくない気持ちでいっぱいだが事実を受け止めるしかなかった。彰子がサイボーグであると言う事を。
「結羽…私の仲間に、サイボーグになろう。サイボーグはいいぞ〜。マスターの命令をちゃんと聞けばご褒美がもらえる。幸福な人生が送れるんだ。」
彰子は赤紫の不気味に光る目で結羽を見つめながらサイボーグになれと勧誘しながらにじり寄って来る。しかし結羽はそんな彰子が怖くなり後退る。
「イヤよっ!サイボーグなんて!もしかして今回のオーディション勝手に応募したのってこういう目的のため…?」
気付くとトイレの隅っこに追いやられてしまい、うずくまりながら彰子に質問する。
「それは私のほんの出来心。オーディションは関係無かった。本当は結羽にはもう少し後にキチンと説明してサイボーグになってもらうつもりだった。でも仕方ないことに事情が変わった。」
彰子は機械的な人間とは思えない表情で結羽の質問に淡々と答える。あまりに彰子らしくないので結羽は不安で泣きそうになる。
「ねえ、どうしちゃったの彰子?何でサイボーグになっちゃったの?お願いだから元に…戻って…。」
震えながら彰子に訴えかける。
「あたしは無理矢理サイボーグにされた。けど気付いたんだ。あんな老いて朽ちる脆弱な体よりこの機械で出来た体は永遠の若さを保ち常に快楽的な刺激に満ちている気持ちいい素晴らしいモノだと。今では無理矢理改造された事に感謝しているくらいだよ。
だから結羽、サイボーグ化手術を受けてサイボーグになり一緒にマ スターにご奉仕しよう!私達親友じゃないか。なあ?」
「イヤァーーーッ!!」
〔挿絵
ttp://pic-loader.net/picfile/439cyss2png.png〕
機械的で不気味な笑顔で更ににじり寄って手を差し出す彰子。あまりの怖さにとうとう泣き出してしまった。
その叫びは廊下に木霊し気付いた誰かが結羽達のいる女子トイレに向かって走ってくる。
「とうとう正体を現したわねサイボーグ!」
先程のカッサンドルという少女だった。カッサンドルは拳銃を構え彰子に向けて発砲した。弾は彰子の胸と足に当たり彰子はうつ伏せに倒れた。
「結羽さん大丈夫ですか?」
優しく声をかけるカッサンドル。
「はい。あの…先程はすみませんでした。」
「いいのよ。こちらこそごめんなさい。友人がサイボーグなってるなんて話、信じたくないものね。」
互いに謝る二人。だがゆっくりする余裕を与えないかのように再び動き出した彰子。
「マズいわね。やっぱりただの拳銃ではサイボーグには通用しないみたい。結羽さん逃げましょ。ついてきて!」
結羽はぎこちなく動き起き上がろうとする彰子を避けてカッサンドルの後を追った。
881 :
Υガンデル:2009/08/09(日) 01:07:46 ID:bNInKP5h
ビルの裏口から出て少し走った所にライトバンが停まっていた。
「あれは私の仲間の車よ。安心して乗って。」
後部座席のドアを開けて結羽に乗るよう言うカッサンドル。中に入ると男が二人いた。
二人ともサングラスかけて黒いスーツ着ていてまるでSPの様だ、と結羽は思った。
カッサンドルが最後に乗り勢いよくドアをスライドさせて閉めると彰子が走ってきた。
「逃ぃーがーすーかぁぁぁぁ!お前ら全員サイボーグにしてやるー!!」
「お願い、急いで車を出して!」
カッサンドルが運転席の男に合図して車が急発進した。シートベルトをつけるのにもたついていた結羽は思わず頭を打ってしまうが誰もお構い無しの状態だ。
結羽が後ろを見ると車は時速120km以上の速度出してるはずなのに彰子は見事それについてくるのを見て驚いた。
慌てる結羽だったが皆、何故か無言で落ち着いていた。
それは次の瞬間後ろを見て分かった。彰子が倒れていたからだ。
先程カッサンドルが当てた拳銃の弾がどうやら効いたらしくで足が故障して動けなくなったみたいに見えた。
882 :
Υガンデル:2009/08/09(日) 01:09:02 ID:bNInKP5h
彰子が見えなくなった所で結羽は緊張の糸が途切れ再び泣き出した。
昔からの大の親友が恐ろしいサイボーグにされた事に非常にショックだったから。
「どうして彰子が…。何で…?サイボーグって何なの?じゃああれは彰子の姿をしたロボットなんだ。…でもそうにも思えない…。サイボーグに変わる瞬間までは私の知っている彰子だった…。」
頭の中が混乱して整理されず独り言をぶつぶつと呟く。
「結羽さん彰子さんの事は気の毒と思います。ですが気を落とさないで下さい。彰子さんを元に戻す方法はあるにはあります。」
カッサンドルは落ち込んでいる結羽に同情し励まそうとする。
「本当ですか?」
途端に希望が見えて顔が明るくなる結羽。
「まあ…今は実験段階だったと思いますが、クローン技術を応用して義手等を元の体に戻す研究が進められてると言う話を聞いた事があります。」
「そう…ですか。」
カッサンドルは結羽に彰子を元に戻す可能性を提示する。しかしすぐに戻るわけではないし、元に戻る可能性が怪しいものと知り落胆する結羽だった。
そこで思いついたようにその悲しみを紛らわそうと外の景色を見て急に血相を変える。知らない間に高速道路を走っていたのである。
つい自分を家に送り届けてくれるとばかり思っていた結羽は不安になりカッサンドルに訊く。
「あの…どこに向かってるんですか?私の家に帰してくれるんじゃ…?」
「ん?そうですか。それはすみません。ですが今家に戻るのは非常に危険です。」
「あ、そうですね…。」
自分は狙われていたからカッサンドルの言う通り確かに今家に戻るのは危険だと納得した。
しかし最初の質問に答えてもらってないのでもう一度カッサンドルに訊いてみる。
「あの…どこに向かってるんですか…?」
「病院ですよ?」
「え?カッサンドルさん何処か怪我でもしたんですか?」
「いいえ、診てもらうのは結羽さん、貴女です。」
「え?私は何処も悪いところはありませんよ?」
「そう言うことじゃないの。これから貴女は私の仲間になってもらうんです。」
結羽は“私の仲間”と言う言葉に咄嗟に息を飲んだ。まさかと思い恐る恐る訊いてみた。
「あの…“私の仲間”ってどういう意味…ですか?」
カッサンドルは少し間を空けてから仕方ないと言う風に服を脱ぎ始めた。
「え!?カッサンドルさん一体何を?」
なんで服を脱いでるのか理解できず顔を赤らめる結羽。しかしカッサンドルが全裸になると驚愕の事実が判明した。
カッサンドルの体は彰子と違うものの体に首から鎖骨で二本に別れ乳首を通過して足まで続くコードの様なライン。太腿にはリングみたいなもの、乳首と股間を取り巻くように周囲に埋められたピアスみたいなのが見えた普通の人間でない体を現した。
「カッサンドルさん…まさか貴女は…。」
「そうよ。私はサイボーグよ。結羽さんサイボーグになりましょ?」
“私の仲間”の意味を理解し再び青ざめる結羽だった。
― つ づ く
予告通り2話目うpしました。
しかし今回色々と反省すべき点、自分の未熟さが一層出てしまった気がしてならないです…すみません。
特にオーディションと二転三転捻った(つもりの)展開が。
それでも楽しめたなら幸いです。
タイトルは相変わらず未定ですが
サブタイは一応
一話目「狂気の胎動」
二話目「結羽の悪夢」
て事にしました。
884 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 02:50:48 ID:sqz/Q4I1
おお!すばらしいじゃないですか!
ひねりもあって、面白かったです。続きに機体いや期待します♪
GJ
そういえばどっかのスレでもうおちたようなきがするんだが
姉が金持ちに借金の形かなにかにとられていって
そこに妹が出向いていったら姉は内臓とかとられて最低限の生命維持装置をつけられ
料理を盛りつける皿にされたってSSあったんだけどURLとかわかるひといる?
GJ!
二転三転するストリーは、スピード感があって良いですよ。
ただ、もう少し句読点を付けてくれないと、読みにくい面がある。
>>884-885 感想有り難う御座います!
>>886 アドバイス有り難う御座います。次回以降句読点に気を付けてみます。
次回は出来れば月末までにはうpしたいと思っています(4、5話が複雑になってるのでその調整とかで時間かかりそうなので…)。
続き早く読みたい
エロが早く読みたい。
久しぶりだな。続きを読みたいと思った作品に出会えたのは。
初めの方のスレに投下された作品は続きが読みたい作品が多かったが、後々になって変な作家が乱入してきて
揉めて… ここまで待って良かったよ。この調子で頑張って欲しい
フェチ板スレの839を見て書いてみた。NGはタイトルで。
都営大江戸線都庁前駅A5出口から約150メートルの位置にある新宿中央公園南交差点。
その東側に聳え立つ新々都庁舎のトリプルタワー。
日中は庁舎に出入りする人々で賑わうこの交差点も、深夜0時を回った時間帯ともなると、人影の一つさえ見当たらない。
それでも一応の用心をしつつ、目立たないよう、そこここの茂みの中に計測器をばら撒いて来た。
後は、このビルの屋上から指示された通り薬剤を撒けば、今日の作戦は完了する。
壁面に沿って備え付けられた保安用照明以外には、どの窓にも明かりは燈っていない。
一昨年施行されたエコ・エネルギー条例のおかげで、夜9時以降、このビルは数人の警備員を除いて無人になる。
警備員の巡回の隙を突き、通用口から侵入して非常階段を登るのが、屋上への最短コース。
地上62階、310メートルの彼方にある屋上からは、どんな光景が望めるだろう?
見上げた夜空を背景に黒々と浮かび上がる巨大なシルエットは、圧倒的な重量感を放っている。
都内で唯一、300メートルを超す高層ビル。
作戦活動のために来たのでなかったなら、人の知恵と力の集結を示すこのビルを、もっと眺めていられるのに。
でも、今の私にはそんな余裕はない。
義父さまから託された重要な使命があるのだから。
◇◇◇
ビルの裏手にある通用口を守るのはありきたりの電子ロックだった。
あたりを見回して誰もいないことを確認して、操作部分に手をかざす。
掌のセンサーが電子ロックの構造を分析し、補助電子脳に情報を送りこむ。
分析結果を基に開錠信号が合成され、数秒のうちにロックの外れる小さな音がした。
本部から送られてくるデータはいつも完璧だ。
ビル内の構造も、セキュリティシステムの弱点も、警備員の巡回スケジュールさえも、全て私の頭の中の補助電子脳に収まっている。
綿密に立てられた計画通りに行動すれば、恐れるものは何も無い。
通用口から非常階段までの通路には、間歇撮影式の監視カメラがあるだけで対人センサーは一つも無い。
撮影間隔の間を狙って通路を駆け抜ければ、侵入した痕跡は何も残らない。
どうしてこういう場所のセキュリティは、こんなにお粗末なんだろう。
侵入する側にとっては有り難いことだけど。
非常階段は、地下からビルの天辺まで通じる吹き抜け空間の中に組み上げられた鉄骨構造の質素な物。
錆止めのペンキが塗られているだけの段板が、上に向かって延々と続いている。
警備員がこの階段を巡回するのは30分に1度。
その30分の間に約1,300段を昇ればいい。
機械の身体の力に頼るまでもない、作戦前の軽いウォームアップという感じ?
それでも、少しでも時間の余裕を作りたくて、2段飛ばしで駆け上がっていく。
リズミカルな足音をたてて段板を蹴り続けて10分ほど。
股関節のモータがほんのりと温まってきたところで、最上階に辿り着く。
屋上に続く扉も、通用口と同様に何の抵抗も示さずに私の補助電子脳の開錠信号を受け入れた。
一息おいて扉を開く。
屋上に一歩踏み出した私を涼やかな夜風と満天の星空が出迎える。
都内を走る自動車の動力が全て電気に変わって50年。
ゴミ焼却場がリサイクル工場に置き換わって30年。
東京湾沿岸部の工業地帯が操業を停めて15年。
大気を汚し続ける物が人間だけになってから、都内にも澄んだ青空が戻ってきた。
そして夜9時以降、広告や装飾のための照明は全て消されるようになり、夜空には星々の瞬きがよみがえった。
その星空と対照的に、眼下に広がるのは一面の闇。
この時間は電車も自動車も走っていない。
人々が寝静まった家の明かりも既に消えている。
道路の要所要所に配置された常夜灯のみがまばらに燈るだけ。
700万の人口を擁する大都市とは思えないほどの静かな夜景は、衰退しつつある日本を象徴する光景。
いつか私達の手で、かつての活力に満ちた煌きを取り戻したい……。
義父さまから何度も聞かされてきた私達の使命。
退廃した現勢力を覆し、私達の手で日本の未来を切り開く。
平たく言えば、『日本征服』。
こうして闇に沈む街を見ると、それがどれだけ重要なことなのかが胸の奥に突き刺さる。
階段を駆け上がって作りだした余裕は5分ほど。
その間ずっと、そんなことを考えながら夜景を眺め続けていた……。
◇◇◇
事の始まりは、本部から送られて来た小包だった。
その中身はビデオディスクと大きめの容器。
『明後日、25時、新々都庁ビル屋上より洗脳薬2リットルの試験散布を行うべし。
同梱の計測器を地上に配置し、散布状況の実地データを採取することを目的とする。
計測器は光分解性有機素材で構成された物であり、回収は不要である。
新々都庁ビルへ侵入のための情報は別途、配信する。
なお、本件は調査分析活動であるため、戦闘行為が生じることは想定しない。
万一、不測の事態により、作戦活動に従事する戦闘員の身に何かが起きたとしても、当方は一切関知しない。
成果を期待する』
再生を終えたディスクは、見守る義父さまと私の前で煙を上げて消滅した。
本部からの指令は、いつもこんな感じで素っ気無い。
かと言って、作戦を実行する側に裁量権があるというわけでもなくて、送られてくる情報から立案できる作戦はほとんど一意に決まってしまう。
「以上が今回の活動内容だ。
何か質問は?」
「薬剤はどのようにして現地に持ち込むのですか?
こんな物が、万一、現勢力の手に渡ったら、大変なことになりますよね?」
「うむ、何に偽装するにせよ、迂闊に持ち運べる物ではないな。
だが、お前なら大丈夫だ」
「私なら?」
「そうだ。
お前なら容器を持ち運ぶ必要は無い。
お前自身の身体の中に容器を組み込めばよいのだ」
「身体の中に、ですか?」
私は、脳以外の身体の全てが作り物。
俗に言うサイボーグ。
胸もお腹も、蓋を開ければ中は機械が詰まっている。
修理や改造の度に、その機械を取り出されたり、代わりの機械を取り付けられたりするのは、今までに何度も経験している。
でも、新しく何かを追加することはあまりない。
決して小さくはない容器を、一体どこに組み込むんだろう?
「廃液タンクと、その周辺の装置をいくつか取り外せば2リットル程度の空間ができる。
そこにこの容器を組み込むのだ。
排泄機構に接続すれば、容器を体外に取り出さなくても、直に散布ができる。
これぞ一石二鳥というものだ」
「あの、義父さま、それって……」
義父さまの言っていることを理解して、私の顔が火照ってくる。
廃液タンクは、元の身体で言えば膀胱の役目をする物。
排泄機構を通して『直に散布』ということは、つまり、ビルの屋上でおしっこを……。
「嫌か?」
「……いえ、義父さまのご指示とあれば」
身寄りの無い私を引き取って育ててくれた義父さまの言いつけに背く権利などあるはずが無い。
どんなに恥ずかしい行為だろうと、それでどんなに惨めな想いをすることになろうと、義父さまが望むことなら私は笑顔で受け入れる。
「そうか。
澪は良い子だな。
これから組み込み手術の用意をするから、30分たったら地下室に下りてきなさい」
「……はい」
義父さまは容器を手にすると、私の表情を確かめるように一瞥してから部屋を出て行った。
◇◇◇
星空を見上げる私の視野に『作戦開始』の文字が浮かび上がる。
今、この瞬間から、補助電子脳の中にある作戦データに従って活動することが求められる。
それが組織の戦闘員として、私に与えられた役割だ。
その一方で、事前に想定されなかった要因が生じれば、柔軟に対応する必要もある。
私がロボットではなくて、生身の人間の脳を持つサイボーグだからこそできること。
生身の人間以上の力と、機械にはない心。
義父さまは、それが理想の戦闘員のあるべき姿だと言う。
そして、その言葉は私の誇りでもある。
この作戦は絶対に成功させなくては!
肩に掛けていたバッグから手早く戦闘服を取り出して着替えていく。
ここに来るまでは、ごく普通の服を身に着けていた。
でも、今からは組織の一員として作戦活動に従事する。
たとえ活動する姿を誰も見ていなくても、戦闘服を纏うのが悪の秘密結社に属する者としてのマナーである。
と、これも義父さまの口癖だ。
それに疑問を覚えたことは一度も無い。
たとえその戦闘服が、極彩色で彩られ、身体を覆う部分が僅かしかない扇情的なデザインだとしても、だ。
初めてこの服を着て、ヒーロー達の前に立った時は、赤面する位じゃ足りなくて涙目になったものだけれど。
直に薬剤を散布するということで、今はスカートもパンティも穿いてない。
真夏とは言え、深夜のビルの屋上には、思いの外、涼しい風が吹いている。
その風に晒された下半身がじわじわと冷えていく感覚が伝わってくる。
機械仕掛けの身体なのに、元の身体の感覚がここまで再現されているのも、義父さまのこだわりの成果。
豊かな感覚で潤された日常生活は、普通と違う身体のことを忘れさせてくれている。
でも、こんな時は、ちょっぴり不便だと思うのは我侭という物だろうか。
我侭をもう一つ加えるなら、元の身体を忠実に再現したといいながら、なぜか毛が一本も生えていないアソコの方も、何とかならないかなあ。
つるつるのアソコを撫でていると、溜息が出る。
義父さまの趣味は尊重したいと思ってはいても、この歳でこれはやっぱり恥ずかしい。
この作戦が成功したら、再加工していただくようにお願いしてみよう。
服を着替えてブーツを履き、ネコミミカチューシャ型の集音器兼アンテナを頭に載せると、補助電子脳の戦闘プログラムが起動して、出力されたメッセージが視野を次々と流れていく。
……
>動力炉安全回路解除:OK
>動力炉出力:100%
>動力伝達路接続:OK
>腕部駆動回路:正常
>脚部駆動回路:正常
>神経回路接続:OK
>視覚情報伝達:OK
>聴覚情報伝達:OK
……
プログラムの指令に従って機械類が戦闘モードに切り替わり、身体中に力がみなぎってくる。
神経回路が接続された感覚は増強され、今まで薄暗かった屋上が真昼の明るさに切り替わる。
意識を集中すれば、地表で鳴く虫の声さえ聞こえることだろう。
そうやっていつも見慣れたメッセージが表示された後に、今回の作戦用に新しく追加されたプログラムのメッセージが現れる。
確か、容器内の残量表示と、容器に繋げられた排泄機構のバルブとの神経回路接続の確認だったはず。
……
>薬剤容器残量:2.0リットル
>排泄バルブ神経回路接続:OK
最後のOKの文字が出た刹那。
「あ、やっ、だ、駄目ぇっ!」
抑えきれない尿意が股間から突き上げてきた。
思わず両手を当てて、その場にうずくまる。
元々、私に身体の中にあった廃液タンクの容量は500ml。
代わり取り付けられた容器は2リットル。
四倍の容量に相応する圧力が排泄バルブにかかっている。
そしてその圧力を神経回路が忠実に私の脳に伝えてくる。
限界を超えた量の廃液を、今すぐ排泄しろと私の本能が叫んでいる。
……これは……設計ミス……?
いや! 義父さまがお造りになる物にミスなどあるはずがない。
これは、この苦境に耐えて使命を果たせという試練に違いない。
……多分……。
そんな事がぐるぐると頭の中を渦巻きつつも、股間をおさえたまま呻き声を上げることしかできない私。
視界に写るタイマーは定められた薬剤散布の時刻が迫っていることを示している。
今すぐにでも、フェンスを乗り越えなくては間に合わない
……けれど、ありったけの意思の力を掻き集めても、立ち上がるのは絶対無理。
四つんばいのまま、できる限りの速さで這い進む。
「くぅ…」
一歩進む毎、苦痛とも快感ともつかない感覚が、波のように押し寄せる。
「は……ぁ……んっ」
こんな呻き声を上げながら、下半身剥き出しの格好で、這い蹲る私の姿。
もしも見ている人がいたら、一体、どんな風に写るんだろう。
日本征服を目論む悪の秘密結社の戦闘員ではないことだけは確かだと思う。
それが一層、私の羞恥心を攻め立てて、顔だけでなく身体全体が火照ってくる。
その結果、あえぎ声が一層大きくなるという悪循環……。
それでも、タイマーの数字に急き立てられ、なんとかフェンスまで辿りついた。
金網を支えにして立ち上がった自分を褒めた時、一際強い風がビルの下から私の身体に吹き付けた。
ぞくっと背筋を寒気が走り……
「くしゅん!」
くしゃみとともに緊張の糸が切れ、身体の力が一気に抜けた。
股間から淡い黄金色の液体が堰を切ったようにほとばしる。
いままで耐えていた苦痛は一気に純粋な快感へと変わり、力を失った指先がずるずると金網の表面を滑っていく。
「……あ……あぁ……はぁ……」
コンクリートの床面にぺたっと尻餅をついた私の回りを囲むように、液体がゆっくりと広がって小さな水溜りを作っていく。
最早私にできることは何もない。
最後の一滴を出し切るまで、両腕で身体をきつく抱き締めて、通常の感覚を超えた快感に身を委ね続けていた……。
◇◇◇
事ここに至っては、義父さまに作戦失敗を報告する以外に術はなく、即時帰還の指示の元、戦闘服の着替えもそこそこにビルの屋上を後にした。
義父さまの言葉によれば、機械の身体自体にも、補助電子脳にも、くしゃみなどという反応をする仕組みはない。
これはあくまでも、私の脳が引き起こした現象が敗因だ。
こんな失態を晒したからには、やはりお仕置きが待っているのだろうか?
それとも戦闘員としては不完全な脳の再改造だろうか?
たとえ、何が待っているとしても、私は義父さまの元に戻るだけ。
私の居場所は、そこにしか無いのだから。
帰路を辿り駆け続ける私の身体を夜風が更に冷やしていく。
今更我慢する必要もなく、もしかしたらこれで無くなってしまうかもしれない感覚を思う存分味わうことにした。
「くしゅん!」
「くしゅん!」
「くしゅん!」
……
…
◇◇◇
その数日後、ネット掲示板のいくつかが、くしゃみを連発しながら奇抜な格好で深夜の都心を駆け巡る女ストリーカーの話題で賑い、真相を知った義父さまに足腰が立たなくなるくらいお仕置きをされた私でした orz
900 :
891:2009/08/21(金) 01:01:50 ID:th9tvzsb
以上です。
901 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 02:55:37 ID:O35i03Ce
面白かった!
ワラタwwwwww
902 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 02:59:15 ID:O35i03Ce
最後のおしおきとか、改造途中とか、改造されることになった背徳的なエピソードとかも読みたいです
オチがあっけない気もするが、フェチスレ839のてんでバラバラとも思える項目を
纏め上げた文才は大したもの。
やはり
>>902の通り、改造の描写やお仕置きの内容を読んでみたい。
しかし、サイボーグ娘がくしゃみをするものだろうか?w
905 :
pinksaturn:2009/08/21(金) 22:36:25 ID:UpAduPH4
楽しいものが読めて!大感謝です。
夜の都市情景俯瞰、建築物への感傷、秘密結社様式美のアイロニー、
設定の整合がマゾヒズムの滑稽で活かされ、淡い被虐実存、感覚心情
表現はヒロインの密む自虐で広がり、余韻心地よく刺激されました。
(職人気質戯び心溢れる近代建築は興味をそそりますが
流石にリビドーしません〜笑)
907 :
891:2009/08/22(土) 01:00:41 ID:mUVnAkY0
皆様、レスありがとうございます。うまく属性萌えを表せているかどうか不安でしたが、楽しんで
いただけたようで嬉しいです。
>902さま
「改造されることになった背徳的なエピソード」とは、組織に入るきっかけみたいなものでしょうか?
>pinksaturnさま
イラスト及び保管庫収録ありがとうございます。
次は、ご希望のありましたお仕置き編に挑戦してみたいと思います。お目に止まる機会がありましたら
よろしくお願いいたします。
908 :
902:2009/08/22(土) 01:10:05 ID:r2h1kFgl
>>907 そうです。組織への参加や、その他背景にある設定も、背徳感を感じました。
文脈から察するに、不条理でかわいそうな理由で改造されたようですし、脳改造のせいで自らの惨めな境遇を明るく肯定するように洗脳されているように思えましたので。
変態の漏れとしては、想像が膨らんでしまいましたのさ。
>>905 フィクションを現実的に裏づけるってマジ萎えるのですけどw
910 :
891:2009/08/23(日) 01:19:33 ID:QkpWLinn
>>908 なるほど。背徳的っていい響きです。悲惨な状況なのに本人にはあまり自覚がなかったり
すると、哀れさが増してぞくぞくします。いろいろ想像していただければ嬉しいです。
お仕置き編を書きました。一応エロあり(相手は義父さま)。機械の身体の壊れ描写が少々。
NGはタイトルで。
6畳間の4人用ちゃぶ台を挟んで向き合うのは、眉間に皺を寄せ不機嫌そうな面持ちの義父さまと、顔を真っ赤にして俯く私。
ちゃぶ台の真ん中には1枚のプリントアウトが置かれている。
そこに写っているのは下半身裸の女性の姿。
「お仕置き……ですか……?」
「うむ、お仕置き、だな」
ネット掲示板の書き込みも、テキストだけのうちはごまかせた。
びくびくしながら数日を過ごすうちに、誰がどうやって撮ったものか1枚の写真がアップされ、瞬く間にネット上に広がった。
それはどう見ても私の姿。
戦闘服のデザインは似通っているようでも、細部を見れば皆違う。
モザイクで顔を隠されていようと、見る人が見れば服から人物を特定できる。
画像加工技術を駆使して鮮鋭化されたプリントアウトを突きつけられ、反論する余地もなく私のお仕置きが決定した。
◇◇◇
義父さまの地下研究室の奥に古びた扉が一つある。
扉の先は、お仕置き部屋に続く階段になっている。
中世ヨーロッパにあった拷問部屋を忠実に再現したというお仕置き部屋。
地下3階相当に位置する部屋の中では、私がどんな大声をあげても、それが外界に漏れる恐れは無い。
床も壁も天井も、切り出したままの天然の岩肌が、仄かに燐光を放つ苔に覆われている。
ひんやりとした湿り気を帯びた空気には、黴の臭いが混じっている。
真に迫った出来栄えは、例によって義父さまがこだわり抜いた結果だった。
この部屋に漂う雰囲気は、何が行われるにしろ、それは全て私に下される罰だということを私の心に刻み込む。
部屋の中央には、長年使い込まれて黒光りのする木製の拷問台。
その拷問台に、あの日醜態を晒したのとまったく同じ格好の私が、両足をくくりつけられ横たわっている。
唯一つ、ネコミミ型カチューシャだけが欠けている。
今の私の身体が置かれているのは通常モード。
生身の身体同様に、義父さまのすることに抗う力は全く無い。
今日はどんなお仕置きをされるんだろう。
「澪、覚悟はいいな?」
「……はい、義父さま……」
私の答えを確認すると、義父さまは部屋の片隅の器具置き場へと歩いていく。
壁に掛けられた大槌や鋸や鋏といった飾り物の拷問道具ではなくて、本物のお仕置き用の器具。
普段の義父さまは、私の作り物の身体をとても大切に扱ってくれる。
戦いに敗れて戻った時、手当てをしてくださる手は、優しく温かい。
手当てをする時に義父さまが手にする器具は、ドライバーだったりペンチだったりドリルだったりノコギリだったり、およそ人間の身体を扱うための物ではないのだけれど。
私の身体から取り出されたり詰め込まれたりする物も、モーターとか歯車とかチューブとか電線とか、およそ人間の温かい身体とは似ても似つかない物なのだけれど。
義父さまが手を動かす間、修理という言葉は決して使わない。
その一方で、この部屋の中だけは、そんな義父さまの姿は見られない。
この部屋はお仕置き部屋。
この部屋が使われるのは、私が作戦に失敗した時だけだ。
失敗の原因は、相手との力の差ではなく、私の心の隙のせい。
私は悪の秘密結社の戦闘サイボーグだ。
この身体の外見がどれほど生身の身体に似せて作られていようとも、戦うための機械であることに違いは無い。
私の脳は、機械にはできない柔軟な判断をするためだけに組み込まれている。
見せ掛けだけの平凡な日常生活は、その脳が機械の身体に汚染され柔軟さを欠くことが無いよう、配慮されたもの。
配慮が行き過ぎて、私の心に隙ができれば、容赦なくその隙は埋められる。
この前、この部屋でお仕置きを受けた時は、意識がある状態で首から下全部をゆっくりと分解された。
痛みを感じることのないままに、腕が脚がお腹が胸が、人工皮膚と緩衝材を剥がされて、中の機械が剥き出しになっていく。
手足は人工筋肉を削ぎ取られ、神経ケーブも冷却液や潤滑剤のパイプも千切られて、最後には人工骨だけの姿になる。
お腹の中から動力炉が、胸の中から人工臓器が、稼動状態のまま取り外され、空っぽの胴体の周りに丁寧に並べられていく。
修理や点検の時は、どんなに大掛かりなものでも、どこかしら人の姿を留めた部分が残っている。
そのおかげで、自分が機械の塊とはいえ、まだ人間だという幻想にしがみつく余地がある。
それが、ここまで分解されてしまったら……儚い幻想は微塵に打ち砕かれる。
そうやって義父さまは、私の心が機械にも人間にも傾きすぎないよう、バランスをとっている。
今日もそういう分解処理を受けるのだろうか?
でも、今度の失敗は、必ずしもバランスが崩れた訳ではないのだし、もしかしたら……。
戻ってきた義父さまが手にしていたのは、ネコミミカチューシャだった。
作戦活動の時に使う物とは違う、蛍光ピンクに輝くカチューシャ。
それが意味するのは……。
「義父さま……それは……」
「淫らなことばかり考えている悪い子には、きちんとお仕置きをしないとな」
義父さまは、イヤイヤをする私を頭を押さえつけ、カチューシャをしっかりと固定した。
「あっ、嫌っ……」
カチューシャに反応して補助電子脳のプログラムが起動する。
視界を流れるメッセージはたったの5行だけ。
>神経回路接続:OK
>性感情報伝達:OK
>伝達係数:x3.0
>伝達Matrix:Mode B
>受容Matrix:Mode C
「……あ……あぁ……」
神経回路が接続された感覚は増強され、股間から全身に向かってむず痒い快感が広がっていく。
身体中に埋め込まれた様々なセンサーの出力が快感信号に変換され、さらに3倍に増幅されて私の脳へと押し寄せる。
「さて、始めようか」
「い……あぁ……くぅっ……」
義父さまのお仕置き開始の宣言にも、答えを返せず呻くだけ。
声を出せば、その振動でセンサーが刺激され、喉元に快感の渦が湧き起こる。
そんな変な状況を、自分から作り出せるわけがない。
「ん?
無理するな。
いずれは声を上げねば耐えられなくなるだろうに」
あくまでも冷静な義父さまの声。
その声の冷たさに、ぞくりと悪寒が背筋を走り、そのすぐ後を快感が追いかける。
アソコは既に疼き始め、熱い愛液がとろとろと流れだしているのが感じられる。
一瞬でも早く、その疼きを止めるため、指を突っ込んでアソコの中をぐちゃぐちゃに掻き回したい。
もちろん、一度そんなことを始めたら、3倍の快感に脳が溺れて二度ととめられなくなるのは分かっている。
分かっていても、手がそろそろと股間の方に彷徨っていく。
「澪?
それではお仕置きにならんぞ」
義父さまの手の中でカチリと小さな音がした。
>遠隔制御コード受信:右肩関節離断開始
視界にメッセージが浮き上がり、同時に右肩のモーターが蠢き始める。
歯車が軋みを上げ、何かの接続が外れていく時のぷちぷちという振動が続き、ついには右腕の感覚が無くなった。
ごとんと音をたてながら、床の上に右腕が転がり落ちていく。
さらにもう一度、義父さまの手の中のリモコン操作で左腕も抜け落ちた。
「邪魔だな」
義父さまは、動力を失って力なく横たわる右腕を、部屋の隅へと蹴り飛ばす。
ごろごろと転がった右腕は、暗がりの中に消えていく。
今の義父さまにとって、私の腕は道端の空き缶や石ころ程度の価値もない。
これでもう、自分で疼きを止めることができなくなった。
縛り付けられた両脚をくねらせて、なんとかして疼きを鎮めようと無駄な足掻きを試みる。
そんな私の姿を、義父さまが細長い何かを手にしながら眺めている。
それは……電撃鞭。
高圧電流で触れた場所に痛みを起こさせる物。
今そんな物を使われたら……。
「きゃ……あっ!」
電撃鞭の先端がおへその周りをゆっくりとなぞっていく。
軽く触れられているだけなのに、なぞられた肌の上を快感が走り抜ける。
両腕のない私には、鞭を逸らせる手段はない。
身を捩ってかわそうとすれば、鞭の先端が一層力を込めて私の肌に擦りつけられてくる。
「……う、くぅ……ぁ……」
既に身体は熱く火照り、汗が全身を伝い落ちていく。
汗の雫が鞭の先端にかかる度、パチッと小さな火花があがり快感が一瞬だけ強くなる。
義父さまの手の動きから予想される快感のパターンに、予測できない強弱が重なって、それが一層私の脳を刺激する。
「うん?
澪、こっちにも欲しいのか?」
身悶えを繰り返しているうちに胸のホックが緩んだためか、いつの間にか両乳首がむき出しになっていた。
その乳首の先端に鞭がぐいと押し込まれた。
「ひっ……違……駄目ぇ!」
普通の場所を刺激されただけであんなに強い感覚が生まれるというならば、性感帯として作られた場所を突かれたとしたら。
「あ! ああぁっ!」
耐え切れず大声が出る。
それに合わせて、ぐりぐりと乳首をこねくり回す鞭の先。
鞭が乳首に触れるたび、痛みにも近い快感が胸全体に広がっていく。
右から左へ。
左から右へ。
鞭の先が執拗に乳首とその周りを弄り続け、頭の芯まで痺れるような快感が間段なく襲ってくる。
「と……う……さ……ま……?」
義父さまは手を止めず、私が言葉を紡ぐのを無言で待ち受けている。
「もう……許……し……て……」
「許すも何も、まだここが残っているぞ?」
電撃鞭の先端が愛液にまみれた秘所に軽く触れる。
たったそれだけで、今まで感じたものの数倍の快感が、股間から突き上がってきた。
「あんっ……ぅっ………むっ……鞭……はっ……嫌ぁ……」
喉元まで出かかった悲鳴を飲み込み、乱れた息の下で懇願する。
「我侭だな。
では何がいい?
指か?
それとも……」
「義父……さまの……で……」
義父さま秘蔵のコレクションを盗み見て覚えた淫らな台詞。
口にするにはあまりにも恥ずかしいものだけれど、これを言わなくては義父さまは納得してくれない。
「うん?
肝心の部分が聞こえないぞ?
何でどうして欲しいかはっきり言えないなら、鞭を使うしかないな」
「義父さま……の……肉棒で……悪い……澪の……おまんこ……にお仕置き……を……」
私の身体は作り物。
性器だって人工物。
形だけ真似て、見せ掛けだけの快感を生み出す唯の機械。
だからといって、鞭なんかで刺激されるのは絶対に嫌。
ここは大切な人を迎え入れるための場所。
それは私が戦闘サイボーグになっても変わらない。
いや、変えちゃいけない場所のはず。
ここに入れていいのは……義父さまのモノだけだ。
潤んだ瞳で義父さまを見上げる私。
ここで義父さまが否定するはずは無い。
このお仕置きは、それが目的なのだから。
義父さまの指が割れ目の上をつっと滑り、すくい取った愛液を私の目の前に突きつける。
「下の口からこんなに涎をたらして、本当に澪はいやらしい子だな?」
「そん……な……こと……な……ひゃうっ!」
口答えをしたことが気に入らないというように、鞭が再び秘所を突いた。
「あ…はぁ……ごめんな……さい……澪は……いやらしい子……です……だから……」
義父さまの手がそっと割れ目を押し広げ、剥き出しになったクリトリスが軽く摘まれた。
「んんっ……く……あぅ……」
電撃鞭とは違う、柔らかく包み込むような甘い刺激に身体がびくびくと痙攣する。
それが何度か繰り返えされた後、愛液でぬるぬるになった私の秘所に、義父さま自身が入ってくる。
固く反り返り、火傷するほどに熱いそれが、機械の身体の私の方がついていけないほどの激しさで、私の中を往復する。
義父さまが動くたびに、ぴちゃぴちゃと淫らな音が部屋の中に木霊する。
「はっ……あっ……んっ……」
擦られ続けたアソコが熱く疼き、吐く息は短く激しくなっていく。
半ば麻痺しかけた私の脳味噌は、より一層の快感を求めようと夢中になる。。
戒めを解かれた両足を義父さま身体に絡みつかせ、私の中の義父さまの動きに合わせ腰を振る。
「義父さまっ……義父さまっ!」
嬌声をあげる度に、その振動が快感となって私の喉を焼き焦がす。
時折交わす口付けで、義父さまの舌が私の舌と触れ合って、痺れるような快感が口の中一杯に広がっていく。
そうやって、どれくらいの間、義父さまと繋がっていただろうか。
快楽で蕩けている脳味噌が、ある事実を思い出す。
義父さまのお仕置きの本当の意味。
どんなに激しく義父さまに中を突かれても、どんなに気持ちよくても、性感増強プログラムのせいで最後の一線を越えられないことを。
性感帯が全身に広がっても、性感が3倍になっても、絶頂を迎えるための刺激だけは私の脳に伝わらない。
いつまでも快感に責められ続けるだけで、終わりが来ることは決してない。
義父さまが私の中に何度も出して果てた後も、私はなんら満たされないまま残される。
所詮、私の身体は機械仕掛けの人形に過ぎなくて、義父さまのお許しが無ければ一緒にイクことすら叶わない。
簡単なプログラム一つで機能を制御される身体では、淫らな感情を抱いても自分自身を苦しめるだけ。
それでも、わたしがサイボーグである限り、人間の心を多少なりとも持っている限り、感情が消え去ることはない。
繋がっているのに、届かない。
義父さまと繋がっていられる至福の時間は、同時に、自分がどんな存在なのかを思い知らされる絶望の時間。
そう想うと、ぽろぽろと涙が零れだす。
歯を食いしばって耐えようとしても、涙はあとからあとから溢れてきて止まらない……。
やがて義父さまは溜息をつき、私の中から自身を引き抜いた。
カチューシャを私の頭からむしり取り、そのままふらふらとおぼつかない足取りで部屋を出ていった。
見送る私の視界も、まだぼんやりと霞がかかったように滲んでいる。
あれだけの快感を受け入れた脳が、その余韻から抜け出せない。
性感増強プログラムは、カチューシャを外された瞬間に強制終了しているのに、身体がまだ疼いている。
腕を拾おうと拷問台から降りたとたん、膝ががくんと折れ曲がり石造りの床の上に尻餅をつく。
疲れを知らない機械仕掛けの身体なのに、足にも腰にも力が全然入らない。
時計プログラムを呼びだしてみると、お仕置きが始まって3時間が過ぎていた。
義父さまのモノによるお仕置きは、2時間近く続いていた計算になる。
その間、義父さまの動きが止まったという記憶は無い。
義父さま、少し頑張りすぎじゃないですか……。
◇◇◇
「いくらお仕置きのためだからって、こんなことに賦活剤を使いますか、フツー!?」
義父さまは私の落とした雷の前で、身を縮めてうなだれている。
お仕置きの翌朝、義父さまはいつもの時間に起きてこなかった。
義父さまは時間には几帳面で、毎朝起きる時刻は3分と違わない。
何かあったのかと不安になり、扉を蹴破って寝室に入ってみると、布団の中に憔悴しきった義父さまがいた。
確かに義父さま自身によるお仕置きは、私の足腰が立たなくなるくらい時間も長いし激しかった。
でもそれで、ここまで体力を使うとも思えない。
繰り返し問い質して、義父さまはやっと何をしたかを話してくれた。
賦活剤は一時的に身体の細胞を活性化させる危ないお薬だ。
生身の身体の戦闘員がヒーロー達との戦闘に臨む際に、やむを得ずに使うものだと聞いている。
身体の中に蓄えられている栄養を一気に燃焼させることにより、短時間ながら超人的な生命力を得ることができる。
それを3錠も飲んでいた。
こんな無茶をして、憔悴くらいで済む方が不思議なくらい。
義父さま、そんなに私にお仕置きしたかったんですか?
それとも、私の中が気持ち良かったからですか?
聞いても黙秘されそうで、敢えて口にする気にはならなかった。
どちらの答えにしても、私には嬉しいことだけど……。
結局、義父さまの体力が回復するまで、学校を休んで看病することにした。
「ほんとにもう! 今度こんなことをしたら、私が義父さまをお仕置きしますからね!」
PS. というわけで、お仕置きで本当に足腰立たなくなったのは、私ではなく義父さまの方でしたw
920 :
891:2009/08/23(日) 01:51:50 ID:QkpWLinn
以上です。
こんなに早く次が読めるとは乙です。
属性に拘らず手術室(工作室)で、万力、ウインチのDIY工具も有り、かと思いました。
前回効果的だったマゾの揺れる心理と悲哀が再改造等の一編で待望します。
地下潜伏細胞(ゲリラ)は色々展開が期待できますね。
922 :
904:2009/08/23(日) 11:48:47 ID:wLIelmgY
早くも続編GJ!
ヒロインと養父との歪んだ愛情に萌える。
健気な澪ちゃんは可愛いなあ。
二人の馴れ初め=澪ちゃんがサイボーグ化された時のエピソードもヨロシク!
Yガンデル氏の作品といい、このスレも末期にきて良作が発表されてるな。
M.I.B氏だけに頼っていたスレじゃなかったということかw
>>915 GJ
サイボーグには性感増幅プログラムだよな。
924 :
891:2009/08/24(月) 00:20:33 ID:z16GLT2e
>>921-923 レスありがとうございます。機械の身体には道具を使ったお仕置きがよさそうですね。
澪はやっぱりMなのかな。可愛いと言ってもらえると嬉しいです。
連投になり申し訳ないですが、戦闘員としての誕生編です。
生身の身体を破壊する猟奇シーンがありますが、改造手術ではないです。
苦手な方はスルー推奨。機会があったら、まっとうな改造編も書いてみたいです。
NGはタイトルで。
夏休みに入って3日目の昼下がり。
義父さまと私の2人は、東京都の西の端に位置する小さな採石場にやってきた。
身を隠す物の何も無い採石場の真ん中に立つ私の肌を、照りつける太陽がじりじりと焼いていく。
洗いざらしのタンクトップと、継ぎのあたったジーンズのホットパンツ。
素足に履いているのは、擦り切れて穴の開いたスニーカー。
押入れの奥に眠っている古着の中から、動きやすそうな物を選んで引っ張り出してきた。
今日、私は生まれて初めて、『ヒーロー』と対戦する。
その晴れ舞台に、こんな服装で臨むのには、相応の訳がある。
対戦が始まれば、身に着けたものは、私の身体と一緒に切り裂かれ血に塗れ、二度と使い物にならなくなる事が分かっている。
超能力者だったり、サイボーグだったり、地球外からの来訪者だったり、極稀には神様だったりする『ヒーロー』達。
たとえ大量の賦活剤を使ったとしても、私みたいな、何の特殊能力も持たない生身の身体の者が敵う相手じゃない。
この対戦の目的は、私の死。
正確に言えば、私の肉代の死。
『ヒーロー』の手で生身の身体を破壊され、代わりに機械仕掛けの身体の中で甦る。
そうして初めて、私は試用期間を終えて、正式な組織の一員に迎えられる。
いわば、組織の戦闘サイボーグとなるために定められた通過儀礼。
どうしてこんな儀式が必要なのか、義父さまも理由は知らないらしい。
分かっているのは、ただ、何年も前から、ずっと繰り返されてきた儀式ということだけ。
◇◇◇
キャンプ用の折りたたみ式テーブルの上には、様々な手術用の器具が陽の光を受けて煌いている。
テーブルの脇には、私の心臓が止まった瞬間から、私の脳を生かし続けるように準備された機械類。
どちらも、今日これからの私の運命をはっきりとした形にして表す物。
「澪……」
賦活剤の最後の1本の注射を終えた義父さまが私の顔を覗き込む。
「義父さま……」
限界ぎりぎりの量の賦活剤を打たれた身体は熱く火照り、心臓が早鐘のように脈打っている。
それでも、私の顔は不安と恐怖で真っ青になっているのだろう。
義父さまが私の頭に手をかけて、髪の毛をくしゃくしゃにする。
不器用な義父さまの精一杯の元気付け。
そうだ。
私は義父さまのためならどんなことでも耐えようと誓ったんだもの。
まだ何も始まってもいない今から、怖気づいてなどいられない。
こくんと一つ頷いて振り返り、対戦相手を睨みつける。
私達とは決して相容れることのない、倒すべき相手。
この戦いで、私の心に相手への憎悪の炎を植えつけなければならない。
私が受ける苦痛が大きいほど、その炎は激しく燃え上がるはず。
「GAIZEL戦闘員見習い、X-29、参ります!」
試用期間中の私には、華々しい戦名乗りをあげる資格はない。
X-29という、仮に付けられたコード名だけが、私を組織と結びつけている。
相手は一言も発しない。
相手にとっても、これは通常の任務ではない。
悪の秘密結社が勝手にでっち上げた儀式に、嫌々つき合わされているだけ。
可能な限り少ない労力で目的を達すことしか考えてないのだろう。
いざ相手と向かい合っても、戦闘の知識など何もない私にできることは限られている。
とにかく手にした電磁サーベルで相手に斬りかかる。
私が戦う意思を形に示している限り、相手もそれに応じてくる。
怯んだり逃げたりするそぶりを見せれば、相手は戦意を無くし、その瞬間に儀式は失敗で終わってしまう。
「やあぁーっ!」
声をあげ、サーベルを振り上げて相手に向かって突進する。
相手に隙があるかどうかなんて分かるはずが無い。
ただ勢いに任せて闇雲に突進して……。
切断された右腕が宙を舞う。
相手は、私の攻撃を避けるでもなく、ごく普通に立っていた。
レーザーブレードの煌きなんか全然見えなかった。
相手の身体が一瞬ぶれたような気がしただけ。
比べることが無意味な程の力の差。
腕の切り口は、レーザーブレードの高熱で血管も神経も焼き尽くされ、出血はほとんどないし、痛みもそれほど感じない。
むしろ、そこに「在る」という感覚が消え去ったことと、身体のバランスが妙に狂っていることの方が、腕を切り落とされた実感として伝わってくる。
痛い思いをするのは怖い。
でもこんな風に身体が無くなっていくのは、もっと怖い。
膝がガクガク震え、冷や汗が身体中から噴き出してくる。
でもっ!
まだまだこんなところでは終われない。
相手に多少なりとも傷を負わせることができるのは、電磁サーベル唯一つ。
これが残っている限り、身体がどうなろうと、相手に立ち向かい続けるだけ。
右手が無くなっても、私にはまだ左手がある。
地面に転がる右腕は、切断された瞬間のまま、電磁サーベルを握り締めていた。
そのサーベルを、震える左手でむしり取り、構えようとした。
顔をあげた、その目と鼻の先に相手が立っていた。
耳元を何か熱い物が唸りをあげて掠める感じがして。
サーベルを相手に向けることすら許されず、左腕が地面に落ちた。
心構えができないうちに、先手を打って攻撃手段を封じられて動揺する。
そのまま後ずさりしたくなるのを、唇を噛み踏みとどまる。
左手が無くなったのなら、口に咥えてでも!
左手もサーベルを固く握り締め、放そうとはしてくれない。
やむなく、靴の踵で何度も蹴りつけて、無理やり手を開かせる。
跪いてサーベルを咥え取り、顔を上げた瞬間。
サーベルの重さが掻き消えた。
それと一緒に視界の右側も無くなった。
レーザーブレードがサーベルの刀身を根元から切断し、切っ先が右目を縦断するように顔を切り裂いていた。
潰れた右目から生暖かい液体が頬を伝わり落ちていく。
目の奥底に錐を突き込まれるような激痛を、顔を俯け奥歯を噛みしめて耐え忍ぶ。
唯一の武器が無くなった。
これでもう終わり?
違う!
まだ身体は動く。
相手を傷つけることができなくたって、戦う意思は示し続けなければ!
ふらふらと蹴り上げた右脚が、膝先で切り落とされる。
そのまま返す刀が、お腹を横に薙ぎ払う。
初めて目にしたレーザーブレードの眩い煌きが、一つ残った左目に突き刺さる。
腕の長さほどもある灼熱の刀身は、2万度の高温で鋼鉄の板を紙のように切り裂ける。
血と肉でできた脆い生身の身体を斬ることなど、全く想定していない凶器。
今更ながら、自分がどれほど恐ろしい物を相手にしていたのかを悟らされる。
もしも戦う前に見ていたら、足がすくんで一歩も動けなかったかも……。
大きく開いた傷口から、大量の血と分断された腸を撒き散らしながら、どさりと地面に倒れこむ。
今頃になって、身体中の傷口に激痛が走り、うめき声を上げながら地面の上をのた打ち回る。
お腹からあふれ出る血が四方八方に飛び散り、身体にかかるその血から、次第に温かみが失せていく。
……もう限界……
……いや……まだ駄目だ……
私はまだ生きている。
賦活剤に支えられた心臓は、この程度のことでは停まらない。
残った左脚を軸にして身を捩り、相手の足元目掛けて這い進む。
お腹からはみ出した腸が、身体と地面との間で押し潰されるぶよぶよとした感覚。
腸に引きずられて、胃袋が傷口から外に出ようとして蠢く感覚。
破壊された肉塊が上げるさまざま悲鳴が、激痛に彩を添えていく。
どれだけ時間がかかったか分からない。
相手の足元までたどり着き、力任せに首を捻り顔を上げ、足首に噛り付く。
こんなことをしたところで、強固な戦闘服には傷一つつきはしない。
その逆に、力比べに負けた歯がぼろぼろと欠けていく。
喉の奥に流れ込む血にむせ返りながら、二度三度、顎を動かすうちに、ぐいと髪の毛を掴まれて、そのまま引きずり起こされた。
相手の顔が目の前に来る。
手も足もない、爪も歯もない今の私にできることは……。
血で詰まりかけた喉がごぼっと鳴り、真っ赤な唾が相手のマスクの正面にへばりつく。
マスクから垣間見える相手の瞳は無表情。
私は口の端を曲げ、そんな相手を嘲り哂う。
「澪!」
今まで無言でいた義父さまの声。
レーザーブレードが胸の中央に突き刺さっていた。
「あ……はぅっ」
切り裂かれた心臓が最後にとくんと弱々しく鼓動を打ち、身体が大きくのけぞった。
天が、地が、ぐるぐると回り、私目掛けて落ちてくる。
そして……何もかも無くなった……。
◇◇◇
目が覚めた時、カーテン越しに差し込む陽の光は、既に赤みが差していた。
部屋の中は、むっとするほどの熱気がこもっている。
身体中、汗でべとつく感じがして気持ち悪い。
微かな倦怠感が手足に纏いつき、寝返りを打つのも煩わしい。
しばらくぼんやりと天井を眺めてから、枕元の時計に手を伸ばす。
時刻は午後5時半過ぎ。
いくら夏休みだからって、寝坊するにも程がある。
昨日はそんなに夜更かしをした覚えは……。
……昨日?
右腕が宙を舞う光景が脳裏をよぎる。
左腕を蹴りつける踵の下のぐにゃりとした感覚。
お腹からぼとぼとと滴り落ちる真っ赤な血。
何もかも飲み込む漆黒の闇。
あれは……あれは……!
タオルケットを跳ね除けて、布団の上に身を起こす。
腕は……あった。
肘を曲げたり伸ばしたり。
目の前で掌を握ったり開いたり。
爪の形も、皺の走り方も、産毛の生え方も。
何もかも記憶にある自分の腕と変わらない。
タオルケットの下から現れた足も、両方とも揃ってる。
右目は?
お腹は?
左目をつぶっても、部屋の中はちゃんと見える。
頬に手を当てれば、滑らかで温かい肌触りがするばかり。
パジャマの裾をめくり上げてみても、お腹には掠り傷の一つも見当たらない。
あれは、対戦を間近に控えて不安になった私がみた夢だったんだろうか?
あんなに痛くて苦しい夢を見ることなんかあるんだろうか?
義父さまが見せてくれた新しい身体は、いかにも戦うために作られた機械という外見をしていた。
顔は私そっくりだったけど、髪の色も目の色も日本人とは思えない色合いだった。
それに、身体中に継ぎ目があったり、文字や記号が描かれていて、人間の身体というよりはマネキン人形を思わせた。
私にとって、義父さまの希望通り組織の戦闘員として活動することは、何よりも優先する。
人形のような身体になって普通の生活ができなくなるとしても、仕方がないと諦めていた。
今の身体には、あんな継ぎ目や印は無い。
髪の毛も普通の色。
じゃあ、私はまだ元の身体のままなんだろうか?
でも、あの夢は、夢と言うにはあまりにも生々しかった。
悪夢の痕跡を求めてお腹を撫で回し続ける手が少し下にずれた時、初めて違和感に突き当たる。
「あれ?
生えて……ない?」
私は毛深い方じゃないけれど、股間に影を落とす茂みはちゃんと生えていた。
今はそれが全くない。
覗き込んだ私の目に映るのは、剃られたのではなくて、初めから生えていなかったかのようにつるつるの肌。
いくら義父さまが好き者だからって、私が眠っている間に脱毛するとは考えがたい。
これは本当に、私の身体……?
丹念に身体を観察してみても、つるつるの股間以外に、おかしなところは見つからない。
自分で確かめることができないなら、義父さまに直接聞いてみるしかないだろう。
◇◇◇
義父さまが1日の大半の時間を過ごす地下研究室。
呼ばれた時以外には、無闇に入らないよう言われている。
乱雑に積みあがった資料の山や、棚の中にでたらめに詰め込まれた機械部品の塊をみると、掃除したくてうずうずする。
埃が積もる以外には大して掃除する必要がない上の部屋とは対照的に、ここは義父さまの生活の匂いが満ちている。
「うん?
もう目が覚めたのか?」
前触れ無く侵入して来た私の姿を見ても、とりたてて驚いたそぶりはない。
「義父さま、教えてください。
対戦は本当にあったのですか?
この身体は私なのですか?
それとも……」
そこまできて言いよどむ。
前から聞かされていることとは言え、脳以外全部機械になったなんて、自分から言い出すには、あまりにも……。
「何か違和感があったか?」
私の様子を見て、義父さまの顔が少しだけ曇る。
「どこか動かないところがあるか?
ここまで来たんだから、目は見えているな?
耳はどうだ?」
私の頬に手を当てて、目の中を覗き込むように立ち上がる。
「変なところはありません。
いや、無くはないけど……」
気がついた違いは一つだけだけれど、それは、今ここで口にするには場違いな気がした。
「どっちなんだ?
まあ、大きな問題がないなら、手術は成功ということだな。
おめでとう、澪」
「やっぱり、私、手術されたんですか?
でも、この身体は、元の身体そっくりじゃないですか……」
「元の身体?
澪には偽装した姿は見せていなかったか?」
義父さまは、脇机の小物の山の中からボタンが沢山ついた小さな箱を取り出して私に向ける。
何かのリモコン?
でも、それで何を?
カチッと小さな音がして……。
>遠隔制御コード受信:偽装解除
突然目の前に文字が浮かび上がった。
私はパジャマを着ているだけで、体感ゲーム用のコントローラーも、パソコンの立体表示眼鏡も、身に着けていない。
こんな風に何も無い所に、文字が見えることなんてありえない。
……
>偽装皮膜:収納
>皮下色素層:換色
>虹彩内色素層:換色
>繊維内色素層:換色
……
訳の分からない文字の塊が次々と目の前を流れていく。
それに合わせるかのように、身体中が仄かに光りだし、何かが這い回るような感覚が全身を覆っていく。
「義父さま!
私に何を!?」
悲鳴をあげた時には、既に目の前の文字も、身体を覆う感覚も消えていた。
「ようこそ、我がGAIZELへ」
その言葉と伴に義父さまが差し出した手鏡の中には、あの人形が映っていた。
戸惑った表情を浮かべた、私そっくりな人形が。
◇◇◇
元の姿に戻されて私が落ち着いてから、義父さまが対戦の後に起こったことを話してくれた。
心臓が止まった私の身体は手術室に運び込まれ、摘出された脳が培養槽に移された。
脳の不要な部分を削ったり、一部を機械化したり、補助電子脳との接続端子を取り付けたりする脳改造が行われた後で、この機械の身体に組み込まれた。
私の意識はその間、ずっと眠り続けたまま。
そのほうが作業がスムーズに進むのだそうだ。
改造手術は昨夜終わり、あとは自分の部屋の中で自然に目覚めるまで待つ状態になっていた。
「でも、どうして偽装した姿だったのですか?」
「目が覚めていきなり人形のような姿になっているのを見るのは、いささか衝撃が大きいだろう?」
「それはそうですが……」
「できれば何も気付かずに、二、三日過した方がよかったんだが」
義父さまの言葉に、思わず吹き出しそうになる。
「義父さま、それは無理なのでは?」
「なぜだ?
元の身体との差は無いはずだ。
視覚聴覚嗅覚味覚触覚全て揃っている。
食事も排泄もできるし、汗をかけば涙も出る。
澪は一体、どこに違いを感じたんだ?」
素で分からないという感じ。
「義父さま、ご趣味はほどほどにしておいた方がよろしいと思いますよ?
今すぐでなくていいですけど、本当に『元通り』にしてくださいね?」
その言葉で違いに思い当たった義父さまが、しどろもどろに弁明する様子を私は一生忘れないだろう。
◇◇◇
こうして私は、悪の秘密結社GAIZELの戦闘員としての第一歩を踏み出した。
義父さま。
ちょっぴり不安もあるけれど、立派な戦闘員になるために、これからも引き続きご指導のほど、よろしくお願いしますね。
935 :
891:2009/08/24(月) 00:54:07 ID:UHF2La/9
以上です。レス数を数え間違えてました。すみません。
早い!!
場面描写上手いですね!。
矛盾を増村保造的演出にしてしまうのとても良いです。
ヒーロー〜悪の組織ものは正直自分にとって疎い分野。
けど、対峙する正義の一味の方が無秩序適当具合の様子、
これ以前のミッション編にも期待してもいいですか?
「天辺」での表現奥行きからは十二分Mを読み取っていましたが、
意外でした。
私に於いてもMではなく無論逆のSでもありません。
申し遅れました、フェチ板娘!スレの839です(既に米入れてましたが)。
これからも是非宜しくお願いします。
すげえ…
こんなにコンスタントに書き続けられるとは…
それでいて内容も展開も描写は手抜かりなし…
今後の作品がますます楽しみですね。
938 :
904:2009/08/24(月) 18:10:34 ID:xvUk/4E/
連日10レス近くにわたる投稿、それでいて冗長にならず飽きさせない展開。
大したものです。
自ら肉体を潰すヒロインに、嫌々ながらも加担する正義側。
「ちょっとなぁ」と顔をしかめる設定をオーライにする勢いがあると思う。
澪ちゃんはやっぱMなのだろうか? MIOだからMっていうのでなくw
とにかくその一途さに乾杯!
続編が楽しみ。だけどほどほどに。
あ、自分もやっぱ無い方が良いですw
939 :
891:2009/08/25(火) 01:15:18 ID:o2hF7F0C
>>936-938 レスありがとうございます。ここまでは書きたい物を書かせていただきました。自分が
楽しんでいる分、勢いのような物があったのかと思います。澪の健気で一途な性格は、
私自身が好きな設定なので、気に入っていただければ嬉しいです。
フェチ板娘!スレの839さま、最初のきっかけを与えてくださってありがとうござい
ました。楽しんでいただけているのでしたら幸いです。
最初の投稿までに多少書き進めていた部分があったのと、週末に時間が取れたのとで、
連投の形になりました。
今はネタ切れで時間もあまりないため、しばらく間があくとか思います。またお目に
かかる機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
>>939 お疲れ様でした、次までのんびり待っています。
雑談でも気軽にレスして下さいね。
GJ
942 :
Υガンデル:2009/08/29(土) 10:30:47 ID:vgfWPlqH
あれはいつの日だったか…。
町中で心を奪われてしまうくらい綺麗な人が、いかにも怪しい集団に追われていた。
僕はその光景を見逃せず助けてしまう。
それが不味かった。
けど、この時はまさかそんな事になるとは思いもしなくて怪しい集団に立ち向かった。
その集団は驚くべき事にロボット…いや、脳が見えた!脳以外機械で出来たサイボーグだった。こんなサイボーグはSFくらいにしか存在しないと思っていたが、まさか実現しているなんて…。
一見不利かなと思ったけどサイボーグ達は動きがぎこちなくあさっさり倒せてしまった。
サイボーグ達に追われていた女性がお礼を言いに寄ってくる。
彼女の名はソレンヌ。見た目はブロンドの前髪ぱっつんなロングウェーブで髪は良い匂いがする。服装はかなり落ち着いた感じで女性らしい格好だった。かなり上品な感じで僕より年上っぽい。2つか3つ上だろうか?かなり僕好みの女性だ…。
ハッ!いけない。僕には彩花ちゃんと言う可愛い彼女がいるのに何て事を考えたんだろう…。
ところでソレンヌさんが連中に追われていたのはサイボーグにされようとしていたかららしい。
彼女はサイボーグに追われて行く宛がないそうだ。
そこで僕の家に匿って僕にボディーガードをして欲しいとお願いをしてきた。流石にそれは「図々しくないか」?と断ろうと思ったけど、僕は彼女の魅力に負けたのか意志が弱いのか承諾してしまった。
943 :
Υガンデル:2009/08/29(土) 10:36:20 ID:vgfWPlqH
僕の住んでいるアパートに着く。
アパートの住民の皆は旅行とかで不在。彩花ちゃんもバイトの時間で来る事はなくラッキーだった。
見られて困るものとは無いけど、逆に何もない殺風景な部屋に人を入れるのはちょっと恥ずかしかった。彼女はそんな事は気にしてないみたいだったが…。
そんな罪悪感に似た感情からか、気をつかって彼女に自分の作った特性オリジナルブレンドの紅茶を振る舞う。
その紅茶がいたく気に入ったらしくて紅茶の話題になり会話が弾みテンションが上がっていく。けど、その内彼女は突拍子も無いことを言い出す。
それは「私の事をどう思う?」と言う事だった。今日会ったばかりの人が急に何を言い出すんだ…。でもソレンヌさんはかなり僕の好み。しかし僕には彩花ちゃんが…。ああ〜っ!
顔を赤くして頭をかきむしって困惑してしまう。
そんな僕を見て彼女はクスリと思わず笑って「冗談よ」と告げる。
あぁ、僕はからかわれたんだ。
そうこうしてる内に夜になり寝る時間になる。自分のいつも使っている折り畳みベッドは、ソレンヌさんに使ってもらうとして僕は適当な場所で寝る事に。
今日、彩花ちゃんが来なくて良かった。明日はソレンヌさんには悪いけど出ていってもらおう。そんな事を思って目を閉じたら急に顔に柔らかいものが当たった。
驚いて目を開けるとなんとソレンヌさんが裸で僕に迫っていたのだ。顔に当たった柔らかいものの正体は彼女の胸だった。
あまりの事で声を上げようとしたが口で口を塞がれる。逃げようとするけどガッチリ捕まえられて動けない。
そしてさっき言っていた「私の事をどう思う?」と僕を見つめながら僕の服を脱がせ始めた。
どうもさっきの冗談と言うのは嘘で本気だったみたいだ。
そして僕のあそこを吸い始めた。き、気持ち良い…。けど駄目だよ。僕は浮気なんてする気は…。
彼女の誘惑に負けそうになるが何とか理性を保ちソレンヌさんをはね除ける。そして「自分には彼女が要るから駄目なんだ」そう伝えた。
彼女は事情を理解すると悲しそうな顔をして服を着る。そして出ていった。何か彼女に悪い事をしたなと思いながら再び寝ようとしたら外から悲鳴が聞こえた。
ソレンヌさんの声だ!
僕はすっかり忘れていた。彼女はサイボーグ達に狙われていた事を。自分の不甲斐なさに腹を立てながらソレンヌさんの元へ駆けつける。けど遅かった。彼女はサイボーグ達に捕まって予め用意していたであろうヘリで飛んでいってしまった。僕はそれ以来落ち込む。
944 :
Υガンデル:2009/08/29(土) 10:42:11 ID:vgfWPlqH
けれど奇跡なのか、ある日僕は彼女に再会する。
「サイボーグにされる」と言ってはいたけど、見る限りサイボーグらしき部分は見当たらなくてサイボーグにされてない、無事だったんだと安心して喜んだ。
僕のその表情を見て彼女も微笑む。
けど急に表情を変えて「あの時の事はごめんなさい」と謝りだした。そしてお詫びにある場所に案内すると言うのだ。
“ある場所”と言うのはどんな所なのか興味もあったし、何より僕は彼女を守れなかった責任もあったので断る訳にはいかず承諾しついていく。
遠い場所らしくタクシーを用意してくれて出発。
暫くして僕は連日ソレンヌさんの安否を気遣って睡眠不足だったためか、ウトウトし始め寝てしまった…。
けどその油断が不味かった。
目が覚めたら僕は悪夢に直面していた。
見たこと無い殺風景な部屋で裸で十字架に張り付けられていたのだ。
慌てて脱出しようとするが無駄だった。そこにソレンヌさんがやって来る。
けど様子がおかしい…。服装も落ち着いたコーディネートで女性らしいものではなく、身体を縦に走る二本のライン、乳首まわりにピアス、肌が際どい露出の仕方をしたボンデージと言うそれまでの彼女から想像も付かない姿をしていた。
一体何なの?それは次の瞬…間判った。
「フフフフ…ようこそ機械人類帝国へ。あなたは私の性奴隷として一生を捧げて貰います。サイボーグとセックス出来る事を光栄に思いなさい。」
「せ、性奴隷!?冗談じゃないよ!ソレンヌさん、貴女はサイボーグにされてしまったんですね…。」
僕は悲しかった。やっぱりソレンヌさんを守れりきれず無理矢理サイボーグに改造されてしまった事を。
だが彼女が言う事は自分の思っていた事と違った。
「いいえ違うわ。私はサイボーグになったの自らの意思よ。」
「う…嘘だそんな事ーっ!」
「嘘じゃないわ。貴方が私を好きになってくれないからいけないの。私は貴方に会ってすぐに好きになってしまったと言うのに貴方は気がある振りをして家に連れ込んで!」
ソレンヌさんは僕が彼女の想いを踏みにじったのが許せなくて、捕まった後サイボーグになるのを志願したらしい。
「だ、だからってそんな理由で…。」
「私の事を好きになってくれないのがいけないのよ。全ては貴方のせい。セックスで責任とってもらいましょうか?」
「駄目だよ、そんな事。以前にも言ったと思うけど僕には彼女が…。」
「今後に及んで、そんな綺麗事を言うの?見苦しいわ。素直になればいいのに…。あぁ〜そうか彼女の存在が、そのキモい理性を保ってるのね?ならば…。」
「…まさか彩花ちゃんに!?やめてくれ!お願いだ!言う事を聞くから!ね?」
「やっと素直になったのね?嬉しいわ。でも残念。貴方の彼女は私がサイボーグに改造しました。」
ソレンヌさんが、そう言って指を鳴らすと扉が開いて一体のロボット…いやサイボーグが入ってきた。
それは…彩花ちゃんだった。顔はまさしく彩花ちゃんだったが脳が見えて体は露骨に機械剥き出しだった。「そ…そんな。」
「彼女は私の下っ端として脳を完全フォーマットされ安い部品を使って改造されたサイボーグよ。貴方の事は誰だかわからないわ。」
「彩花ちゃん!彩花ちゃん!」
僕は必死に彩花ちゃんの名を叫び続けた。呼び掛ける事で正気に戻るかもしれないから。
けど、無駄だった…。いくら呼び掛けても返事がない。まるで生ける屍の様だった。
「ホホホホ…残念だったわねぇ。これで諦めがついたでしょ?さあ私にその可愛らしい身体をうずめなさい。サイボーグとのセックスの悦びを味あわせてあげるわ。」
945 :
Υガンデル:2009/08/29(土) 10:49:50 ID:vgfWPlqH
ソレンヌは僕に近づき頬を撫でハグをしてキスをしてくる。口の中に何かの薬が入っているようで少し苦かった。
ハグから解放されると僕は唾を吐く。
その“薬”らしきものが怖くて。でも遅かった。即効性だったらしく直ぐに効き始めてきた。
体が火照り始めアソコがビンビンに起っていた。これは媚薬だったらしい…。
僕は彩花ちゃんを改造したソレンヌが憎いはずだったけど次第にどうでもよくなってきていた。
「ホホホ…いい感じになってきたわね。じゃあ始めましょうか。」
ソレンヌは服を脱ぎ始める。するとアソコの周囲もピアスみたいなものが埋め込まれていたのが判った。
ソレンヌはまず僕のアソコを舐め始めた。最初はゆっくりだったけど次第に速度を上げて舌がプロペラみたいに激しく回転して舐めていく。
キツくて出そうになるけどソレンヌはそれが分ったのか不明だけど変更して今度は先っぽを口の中に含みしゃぶりだした。
絶頂の気分でもう我慢できない。でも出す訳にはいかない。
出してしまったら、それまで抑えてきた感情がダムが崩壊するようにソレンヌを認めてしまうから。
けどその我慢も虚しく耐えきれず、とうとう出してしまった。
ソレンヌは僕の出した汁をゴクリと飲む。
「ようやく出してくれたのね。嬉しいわ。じゃあ次に移りましょうか。」
ソレンヌは僕が張り付けられている十字架を倒し僕に馬乗りになる。そして僕のアソコをソレンヌの孔に入れていく。
ぬちゃぐちゃと音を立て、ミレイの孔が僕のアソコを食べる様に、まるで口の様に動かしてどんどん入っていく。
「う…うあ…」
出たばかりなのに、もう出そうなくらい気持ち良かった。
「フフフ…これは序の口よ。サイボーグの素晴らしさをじっくりと味わいなさい。」
ソレンヌ
はそう言うと体をまるで携帯がバイブするように激しく小刻みに揺らし始めた。
中ではローターやらピストンやらが恐ろしいスピードで動いているのが分かる。それに加え僕のアソコに何か触手みたいなものが絡み付いていく。
ソレンヌの強烈な動きで僕はまた出てしまった。だがそれでもソレンヌはその動作をやめようとはしない。
「オホ、ホホホ…まだ出るはずよ。私の…ピュポ!中のコンピュータの計算がそう弾きピュロポポピ…出している。だからもっと出しなさい。もっともっとピュポロポピパポレポポピュピピピピピピピ…。」
ソレンヌの声も身体もぶっ壊れたように同じ事を繰り返していく…。
あれから僕がソレンヌの性奴隷にされて3年も経とうとしていた。僕の身も心もボロボロだ…。死にたいけど自殺する気力がない…。永久にこのままなんだろうか…。ああ、体はソレンヌの機械の身体を求めてるけど心は絶望と恐怖でいっぱいです。誰かこんな僕を助けて下さい…。
あ…足音が…ソ、ソレンヌがやってくる…。
おわり
どうもお久しぶりです。
今回は今、連載させてもらってるものとは別の内容で読み切りで書きました。
実は昨日見た夢にサイボーグが出てきたのでそれを元に書いてみました。
即興なので穴だらけかもしれません…スミマセン。あとイラスト無しなのも…。
自分はどうも主人公をマゾに設定して虐める癖があるようです。しかも今回はかなり顕著に…。
連載モノの方は暫く待ってください…。イラストの進行具合が…orz
948 :
904:2009/08/29(土) 20:38:19 ID:nW3d92Ip
>>942-945 夢というのは後で考えれば辻褄の合わない奇天烈なものだけど、
それを元にしたのだから、単なるエロなB級特撮風味で終わってる。
連載作の穴埋めのつもりなら、その分を推敲に回した方が良いと思う。
連載作が楽しみなだけに、この様な作品でケチをつけたようで残念。
辛口な批評でスマソ。
>>948 本当に申し訳無いです。
連載の続きを待ってくれてるのに期待を裏切るような真似をしてしまって…。
でも夢にサイボーグ出てきてネタが閃いたってのと、気分転換で書いたので、埋め合わせとかそんなつもりで書いた訳じゃないです。
その証拠って訳じゃないですけど話だけなら5話までは完成してます。後は挿絵のみで…。
3話は明日くらいにup出来そうなので急いで仕上げます。
本当にすみませんでした。
>>949 別に謝ることないさ。
それに作品自体もオレはまあまあだと思う。推敲すればなお良しだけれど
やっとこさPC復活。荒らしに巻き込まれない事を祈るばかり…。
今回の即興で書いたssの余談ですけど、ヤンデレなサイボーグ娘って言うのを意識しました。他には文章に少しパロディっぽい要素も意識。
>>950 確かにそうですね。舞台背景はいい加減な上、変な途切れ方とか変更点の修正の跡がやたら目立つのが分かります…。
PCが復活したので今後そういう点は減ると思います。
お待たせしました。今から三話目うpします。
グロ描写を多分に含むので苦手な方は注意して下さい。
952 :
Υガンデル:2009/08/30(日) 01:34:53 ID:hUXxNP7T
―夜の高速道路。
ここに一台のリムジンが走っている。中には男達3人が何かをやっていた。
このリムジン、内装はサイボーグ一体を調整や修理をする事が出来るよう改造が施されている。
その中では彰子の修理が行われていた。
「マスター、申し訳ありません。妨害に失敗しました…。」
彰子は“マスター”に叱られるんじゃないかと怯えていた。
「ヌフフフ…ええて。気にするな我が娘、SA-7421suよ。初陣にしてはぁ、上出来だ。奴等の居場所を特定出来たのは大きい。そぅらご褒美だ。股の穴がよぉ〜く見えるように広げてごらん。」
「…ハイ、マスター!」
そのマスターなる人物は『神無月』だった。
彰子はお咎め無し、逆に誉められて表情が明るくなる。そしてその“ご褒美”のために少し恥じらいながらもゆっくりと股を広げていく。
『神無月』は彰子の受け入れる姿勢を確認すると自分のアレをしごき、ローションを塗りたくる。
「ヌフフフ…お前は本当に良い子だなぁ〜。これからも頼むよぉ〜?」
卑猥な音を立てて『神無月』のアソコが彰子の股に入っていく。
「アァ…マスターの、とても良い…。」
「ヌフフフ…サイボーグとは恐ろしいよのぅ。っはぁ〜人間では味わえない、こぉの破壊力が病みつきになるなぁ〜。」
―病院。
名前は「CYFAメディカルセンター」。
病院と言うよりは、西洋の古城みたいなデザインの大病院である。病院とは表向きで夜は裏でサイボーグの研究が行われていた。
ここに一台の車が到着する。結羽の乗った車だった。
車が停まると待機していたスタッフが薬で眠らせた結羽を車から引きずり下ろし、寝台車に移して運び病院の奥に消えた。
「カルメン・ジルベール、タイヤ・ユティラ、ワンダ・オケリー、そして誉田結羽。これで全員揃いました。」
その病院のスタッフに読み上げられた名前は、今回アーイディオンプロの女優オーディション参加者であり、誘拐してきた少女達の名前である。
「やっと僕が担当する眠り姫が来たか。待ちくたびれてしまったよ。」
「まあそう言うな。想定外の邪魔があったのだから仕方ない。」
「あの爺さん、自分に忠実なサイボーグ娘じゃないのが相当気に入らないみたいだね…困ったものだ。他の皆も自分に従順なサイボーグは欲しいのに、独占しようなんてさ。」
キザな言い回しをした男は病院では『皐月』先生として通っている。
目はぎょろっとしており、鼻は低く口はやや裂けており、まるで爬虫類を彷彿とさせる顔つきで、かなりの痩せ型である。
おまけに体臭は魚油みたいに臭く肌はベトつくとなどまるで怪人じみていていて、そのキザな言い回しからは想像つかないギャップの持ち主である。
もう一人の男の名は病院では『葉月』先生と呼ばれている。年齢は大体30代前半と言った所か、姿はスキンヘッドで顔や体は丸っこく、達磨と言ったイメージがある人物だった。
「想定外と言えばDz-9431bdの処分はどうするつもりだ?あれでは廃棄処分するより他ないが。」
「…何とかして使えるよう改修中だよ。彼女は僕らの最初に作り上げたサイボーグなんだ。それに今回の彼女の功績は大きい。このまま処分するのは可哀想じゃないか。」
「だが脳がほぼやられてるからサイボーグと言うよりはアンドロイドになってしまうぞ?」
「…。」
『皐月』はそのDz-9431bdなるサイボーグが壊れた事が非常にショックで顔を大きく歪ませ落ち込む。だが
「ま、まあいいさ。その分、誉田結羽の体の隅から隅まで嘗め回して可愛がって改造してあげるから。」
気持ちを切り替えて立ち直る。
「では、そろそろ行こうか。」
「そうだね。サイボーグ手術出来る時間は限られている。『文月』と『菊月』が先に運んだ少女達の改造手術を開始しているだろうし。」
二人は時計を見て動き出し、早足で病院の奥の方、つまりメインイベント会場である手術室に向かっていった。
953 :
Υガンデル:2009/08/30(日) 01:42:36 ID:hUXxNP7T
―とある手術室。
ここの病院は大きく当然普通の手術室はあるが、そんな所でサイボーグ手術はやらない。
何処でサイボーグ手術をやるのかと言うと『皐月』らごく小数のみが知る、地下30階にある手術室のみで構成されたフロアの一つを使って手術を行うのである。
ここに結羽が運ばれてきた。眠っていた結羽だったが、急に明るい場所移動したのと服が体に擦れてくすぐったいので目を覚ました。
目を覚ますと結羽は知らない男達に服を脱がせられていた。その男達とはここのスタッフの者達である。
「ちょっ…!あなた達何なんですか!?やめて下さいっ!」
結羽が目を覚ました結羽は、すぐに自分が服を脱がせられてる事に気付き慌て抵抗するがスタッフの一人に体を押さえ込まれてしまう。他のスタッフは黙々と結羽の服を、ブラを、パンツをするりと脱がせていく。そして結羽は一糸纏わぬ、生まれたままの姿にされてしまった。
今度は寝台車から手術台に移されようとしていた。
(ここで逃げれなければ私はサイボーグにされる…もう後がないわ。)
結羽は必死の抵抗を試みた。噛みついたり以前学校で教わった護身術を咄嗟に思い出して、応用してなんとか逃げようとする。
だが結羽はここに来るまでに逃げ回ったり抵抗したりで体力を消耗してしまっていた。
それに加えどさくさに紛れてスタッフの一人が結羽の感じる部分二ヶ所を指で摘まんで刺激して結羽は変な感じになる。
この条件が重なり抵抗しようにも力が入らず男達のされるがままに手術台に張り付けられてしまった。
「うう…。」
大の字で歯を食い縛りながら泣く。絶望のどん底で誰かが助けに来る淡い期待をしながらぼんやりと天井を見続けた。
「おいおい…泣いてしまってるじゃないか。君達、女の子を泣かしちゃ駄目だよ?泣かせていいのはこの僕だけなんだからさ。」
暫くして『皐月』が入ってきた。ちなみに『葉月』達の方は別の少女の居る手術室にて既に改造手術を行っている。『皐月』はスタッフに注意をすると結羽に歩み寄った。
「素晴らしいな。僕は貧乳と言うのには全く興味が無い。むしろ巨乳好みだったが、これは是非国宝にして欲しいくらいだよ。実に改造しがいのある芸術的な体だ!」
「私のあちこちをジロジロ見ながらそのヌルヌルする手で触らないで下さい!この変態っ!」
『皐月』は初めて女を抱いた時の興奮を思い出すかの様に結羽の体をあちこち見ながらベトつく右手人差し指で体をなぞっていった。
その行動に対し激しく嫌悪する結羽。
「ふっ…君はまだ男との経験がないんだね。大丈夫、すぐに慣れるさ、コレくらい。」
結羽の乳首をベトつく人差し指でグリグリと弄りながらキザったらしく言う。
結羽の体のあちこちをなぞり飽きたのか、ここで本題を持ち出す。
「さてと。そろそろいい加減、君の体をサイボーグに改造しないと時間に遅れるので作業の準備に入りたい。けど、その前に君にお願いがある。
改造には君の承諾を得なといけないんだ。後々面倒な事になるからさ…。二つ返事で『はい、私をサイボーグに改造してください。』、そう答えて欲しいんだよ。」
「嫌よ!誰がサイボーグに喜んでなるもんですか!」
『皐月』は例外を除いて自らサイボーグに改造される事に志願するものは皆無に等しい。
それを分かってはいたのだが、本人許可なく改造すると後々の根回しや言い訳が大変面倒なため訊かざるをえなかった。
そこで『皐月』は方法を変える。
954 :
Υガンデル:2009/08/30(日) 01:47:57 ID:hUXxNP7T
「そうか、そんな事言って良いのかな?この人殺しがっ!」
豹変し脅し始めたのである。結羽は急に態度が変わったので驚き怯える。
「わ、私が人殺し…?悪い冗談はやめて下さい!」
「とぼけても無駄だぞ!カッサンドル・ムーラン。この名前に聞き覚えあるだろう?」
「…っ!」
結羽はあの時の事を思い出した。
カッサンドルが自らサイボーグであることを明かした後、結羽は車が動いてるにも関わらず出ようとしてカッサンドルと取っ組み合いになる。
その時、不慮の事故でドアが開いてしまい二人は車から投げ出される。その時カッサンドルは道に不法投棄されていた家具に激しく頭を強打したのである
(まさかあの時死んだの…?)
そう思うと冷や汗が出てきた。そして追い討ちをかけるように
「キサマが抵抗して逃げようとするもんだから頭を強打してグシャッと生体脳がお釈迦だ!彼女の生体脳の使える部分を残して機械に置き換えたが、はっきり言って死んだも同然なんだよ!この落とし前、どうつけるってんだ!?あ?」
ヤクザの様な脅し文句で脅す。あまりの怖さに、そして人を殺してしまったという罪悪感に襲われ、先程まで無理しながら強気でいた結羽は再び泣き出した。
「…ごめんなさい。そんなつもりじゃなかったんです。でも許して下さい!」
「は?許されると思っているのか?本気で悪いと思ってるならサイボーグになって罪を償ってもらおうか?ん?」
結羽の顔を握り手術台に力任せに押し付け脅し続ける。結羽は『皐月』の手が魚油みたいに臭く気味の悪いベトつく手により更に精神的に追い詰められていった。
「本当に悪いと思っています!けど、サイボーグは嫌です!どうかせめて違う方法で…!」
「悪いと思っているけど、サイボーグは嫌だぁ?都合よ過ぎねえか?ふざけんなっ!この人殺しっ!!」
結羽は更に顔を強く握られ押し潰されそうになる。そして遂に
「…私を…サイボーグにしてください…。」
ぽつりと呟き観念した。それを聞き逃さなかった『皐月』はニヤリとする。だが、わざと聞き取れなかったフリをして聞き返す。
「ん?何にして下さいだって?ここに居る皆に聞こえるよう、大きな声で言ってもらおうかな?」
「わ…私を…私をサイボーグに改造して下さいっ!」
結羽は自棄になって言った。すると『皐月』は急に優しくなり結羽の頭を撫でた。
「良く言ってくれた。その勇気を評して誰もが羨む位最高に素晴らしく、美しく、可愛いサイボーグに改造してあげるよ。
身体中を気持ち良く丁寧に弄くりまわして絶頂の気分を味あわせて、ね。」
既に結羽を改造する気満々で『皐月』は赤いゴム手袋をはめて指を嫌らしく蛸の足みたいに動かす。
いつでも改造手術開始出来る体勢にあった。
955 :
Υガンデル:2009/08/30(日) 01:49:56 ID:hUXxNP7T
結羽はまず、先端が男性器の形をしたビンを口に押し当てられ、中の白い半透明のドロッとした液体を飲ませられた。
その味は苦く吐きそうになるくらい気持ち悪く、舌がピリッとして何とも形容し難いモノだった。
「しっかりと飲みたまえ。でないと後で苦しむ事になるよ?」
いつもの結羽なら嫌がってるのだが精神的に参っていたため『皐月』に言われるがままに飲む。
飲み終わったのを確認したら今度はチューブのついた、マスクみたいなモノを口に押し当てられ吸わせられた。それは全身麻酔だった。
だが、どういうわけか意識がなくなるどころか薄れない。答えは先程飲ませられた液体にあった。
「どうかな?意識はあるかな?さっきの薬は全身麻酔をしても意識が保てるように僕が作った薬さ。名前は『ゼメルキシンs-513』。この薬は意識を保てるだけじゃなく、ショック死を防止する効果もある。」
得意気に『皐月』はその訳を説明する。
「さて、本格的に改造手術を始めるとするとしようか。まずは麻酔が切れやすい四肢を先に改造する。」
『皐月』はそう言いながら、スタッフから手渡された手術道具を起動させて持っていた。その時その道具のモーター音を聞き結羽は正気に戻った。
「嫌、やめて!やっぱりサイボーグは嫌です。お願いします!」
暗い部屋に自分に向けて当てられる照明、禍々しく光る手術道具、卑しそうな目付きのスタッフ。その猟奇的な光景に青ざめ泣きわめき必死に命乞いをする。
「一度契約した事は守らないと駄目だなぁ。さっきはあんなに喜んで『サイボーグに改造して下さい』と言ったのは誰だっったかな?」
そう言うと『皐月』は結羽の右足を太股から思いっきり切断した。
血が勢いよく飛び散ったが、スタッフが衝立を立てていたお陰で結羽には血はかからなかった。だが
「イヤアァァァーーッ!」
麻酔のお陰で肉体的な痛みは無いものの精神的な痛みは激しかった。自分の足がバラされている凄まじい光景を目にしているのだから。
叫んでる内に左足の方も切断された。結羽はもう嫌で仕方なく目をつぶった。
気絶したい意識を失いたいと思ったが、それは許されなかった。
例の飲まされた薬のせいである。目を閉じてる内に右腕を左腕を切断され結羽は達磨状態になった。
今度は切断された部分の止血を施して、機械の端子を神経に繋ぎリング状の機械を模型のように結羽の切断された箇所にはめ込んまれていく。
そしてネジ穴にネジを埋め込まれていく。
その途中、太股のパーツをボルトやネジで固定し始めると
「う…うあっ…あ…あぁっ!」
麻酔が効れ始めたのか結羽は体を震わせ声をあげた。『皐月』はそれに気付く。
「これは驚いた。君は麻酔の効果が切れやすい体質なんだね。良い事を思いついた。行程を少し変更して絶頂の気分を味あわせてあげようか。」
ニヤリと笑いながら天井のマニピュレーターの一つを結羽の胸と陰部に動かす。
「一体何をするつもりですか!んっ!あんっ!ああんっ!アーーッ!」
〔挿絵
ttp://pic-loader.net/picfile/768cyss3.png〕
結羽の敏感な部分の周辺に小型の機械が数本打ち込まれていく。
その機械が打ち込まれた周辺を刺激し、言葉では表現しきれないくらい激しく感じ結羽の乳首から母乳、股間から蜜が溢れ出てきた。
「フフフ…喜んでくれて何よりだ。この機械はね、感度をあげたり孔の締まり具合を自在に調整出来る様にするためのモノさ。これで君は一段と美しくなった。」
「…………。」
無言で泣き続ける結羽。だが結羽のそうした態度にお構いなしに作業が着々と進んでいく。
切断した手足が加工され結羽に装着されていく。
腕を取り付け終え、胸部を切開しようとしていた。
― つ づ く
956 :
Υガンデル:2009/08/30(日) 01:59:28 ID:hUXxNP7T
以上、三話目「結羽の贖罪」でした。
サブタイはこんな感じに統一していきます。タイトルは相変わらず纏まりません…。
あらたな候補として「糸が切れた操り人形」「エスケープパペット」とか出てきました(うーんどれもしっくり来ませんね…)。
今回時間が掛かって申し訳ないです。
挿絵がやたら時間が掛かってしまった事…次の4話目がかなりつまらなく仕上がってしまい調整に手間取った事がありまして…。
ですが予告通りなんとかうpする事が出来ました。
次回はまた二週間後くらいに4話目をうp予定してます。ではこれで。
楽しみにしています
期待してる
959 :
904:2009/08/31(月) 17:20:29 ID:aeKgOj1Z
翌日にこちらの連載がうp出来るのなら、短編でお茶を濁す必要は無かったと思う。
もしくは、短編はもう少し推敲した上で、うpすべきだった。
さて、今回分以降で王道の強制改造が展開される様で楽しみ。
カッサンドル(カサンドラじゃないんだ)嬢がもっと絡むのかと思えば、
頭をぶつけたくらいで壊れる軟弱な造りで退場とは残念だ。
乳首と性器周りのピアス状のものが何なのか今回判明したが、
絵的にこんなのを付けるのは、自分としては好ましくなく思う。
ともかく次回も期待。
960 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 19:54:15 ID:KxT45bO1
なんでそんなに厳しいの!?そこまで悪く無いだろ
過去の糞SS地獄期を思えば、この程度で贅沢を言うべきではないと思う
>960が一番ひどいことを言っている件について
>この程度で贅沢を言うべきではないと思う
何様だおまえは。
>959のほうが批評としては前向き
べた褒めよりも辛口の批評が物書きとしての糧になるよ
指摘されて初めて気付く部分もあるからね
>>957-962 感想、指摘等のレス有り難う御座います。
959さん
ご指摘を色々有り難う御座います。
>翌日にこちらの連載がうp出来るのなら、短編でお茶を濁す必要は無かったと思う。
本当は今日くらいになる見通しでしたが、予想以上に早く絵が完成して翌日にうpできるとは思っていませんでした。
短編は今思えば自分の行動は軽率だったと反省しております。
以降何かの狙いが無ければ慎重に考慮した上で投稿します。
>カッサンドル(カサンドラじゃないんだ)嬢がもっと絡むのかと思えば、
>頭をぶつけたくらいで壊れる軟弱な造りで退場とは残念だ。
実はカッサンドルの退場は今後の設定のために最初から考えていました。
>絵的にこんなのを付けるのは、自分としては好ましくなく思う。
自分の絵がまだ発展途上なのは非常に申し訳ないです。
960さん
自分の未熟な点は遠慮なくどんどん指摘して下さい。
ただ自分は精神面が相当弱いんで叩かれすぎると、
Υガンデル(歪んでる)→Υンデル(病んでる)になってしまいますが(汗
962さん
自分もそう思います。辛口批評は胃に悪いですけど大いに参考になります。
964 :
960:2009/09/01(火) 01:47:56 ID:6ohSngWQ
>>961 勝手に悪者にするな
その程度の小さな不満点を探し出して重箱の隅をつつくなどという贅沢ボケした態度を改めよ、とたしなめたまでだ
作者さんを軽蔑する意図など毛頭ない
965 :
904:2009/09/01(火) 07:10:37 ID:5lNUi3km
>>964 >>922でも触れたが、ここに来て良作が発表されているので、それが嬉しく、
叱咤激励の意味で書いたまで。
今までの感想を見ると、「面白かった」「GJ」の一言だけの場合がほとんどなので
一歩踏み込んで書いている。指摘はすれど貶すつもりは無い。
その為、904のコテハンで文責を持たせている。
>>961-962は、その行いを評価してくれたのだと思う。
960こそ「過去の糞SSよりかはマシ」と、見下した様にもとれるのだがw
それから、「娘にこんなピアス状のものつけるよりピュアのままが可愛いのにな」と
個人的に思うだけで、Yガンデル氏の絵自体を否定しているわけではない。
むしろ、文章も絵もという両刀使いは今時貴重なので、がんばってほしい。
まあすでに萌えどころにはまっているし
これからの展開にも期待できるなあ
なおレス数よりも容量がやばいので
書き手様は次スレ立ってから、もしくは次スレ自分で立ててから投下してくださいませ
少し表現キツイかなって思うけど無為な批評ではない。
作者さん積極的で度量あるし前向きだから、いい方向に進展するよ、きっと。
批判言及は間接的作品意見になるから避けるけど、番外投下は肯定すべきじゃないかな?
息抜きというか、衝動だし。
個人的には連載で、ある程度結末が見える前の批評は控えたい。アラシ、黙殺は論外だけど。
※
Υ(イプシロン)ガンデル様だと思ってた…(笑
次の展開楽しみに待っています。
(以上「フェチ板娘!スレ19−839」でした。)
971 :
訂正:2009/09/01(火) 20:51:13 ID:+GyXJJ85
972 :
960:2009/09/01(火) 22:04:17 ID:6ohSngWQ
>>965 舌足らずであったことを詫びる。
決して過去大量投棄糞SSなどと比較しようという意図などはなかった。
ましてやあれらより劣るなど、ミジンも思いようもない。
>>972 大量投棄糞SSって表現は慎むべきだと思うんだ
そこが誤解を生んでしまった原因かな
話は変わるけど、そろそろ次スレのタイトルを考えない?
>>672 SSが投稿されてありがたいと思っているところに
いつも水をさすんだな、君は。
そんなにSSが投稿されるのがいやなのかい。
904さん
>娘にこんなピアス状のものつけるよりピュアのままが可愛いのにな
あぁ〜そう言う意味だったんですね。てっきり自分の絵としての未熟さかと思いました(汗
ピアスは裸体でもメカバレしてないサイボーグをサイボーグと認識しやすくするために自分なりに考えたモノで、自分のサイボーグの拘りの一つみたいなもんです。
最近では自分のそそる要素になるくらい麻痺して(ry
これからも指摘等、遠慮なく言って下さい。
>>968 イプシロンはΕ、Υはウプシロンですよ。
自分の名前の由来になりますが自分の人とズレた感覚の持ち主である事、Υは“ユ”と発音出来る事、自分はセンチメンタリズムな牡牛座(ウィキによるとΥは牡牛座の記号として扱える…らしい)の合致により。
>>973 【大量投下】サイボーグ娘!SSスレ 〇〇【連投注意】
基本的にタイトルはそのままで、〇〇のところにPart2とかChapter2とかver.2とかと変えれば良いんじゃないだろうか?
SSスレだかららしいのを挙げてみたが。
それは失礼いたしましたね。
キリル文字ここでは打てないんですわ
>>975 そのままPart2とか付けると文字数規制で引っかかるぞ
前後の【】内を外しちまえ
>>976 いやいやいや、そんなつもりで言った訳じゃないんですよ。気を悪くしたらごめんなさい。自分の悪い癖が出ました…。
>>977 失礼しました。
自分は2ちゃんやピンクではスレ立てたこと無いんで字数制限どんなもんか分からなかったんで。
字数制限は兎も角、確かに現スレタイの【】内は相応しく無いと思う。
外さなくても、もうちょっとスレの内容を特徴的に明示して欲しい。
981 :
904:2009/09/02(水) 21:35:42 ID:8g55RqSq
SSスレだからタイトルそのままで第2章にするとか。
【】をつけるのなら、強制と、自主もしくは任意。
現行より全角4文字分削れるからPart2的語も収まるのではないか?
それより、現行のこのスレを立てた奴が、本家サイボーグ娘スレ住人の意見を伺わず
自分勝手に立てたものだから、テンプレの文章が全く同じなんだよね。
これをどうにかしてほしい。
自分的には、事故や病気〜そんな主旨のスレです。は不要。
それから、他所の個人サイトの事をああだこうだ言って問題になったから、
スレ内で帰結する事をきちんと書いておいた方が良いと思う。
>>1の丸写しはダメですよね、反省します
まず前半部分は削るとして、
>>1と
>>2に注意書きかな
どんな文章にすればいいんだろう?
980過ぎて1日レスが空くとdat落ちする為延命処置
984 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 01:24:04 ID:VPVt/xPy
次スレまだ無いのかorz
985 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 01:47:46 ID:7SuBkzwG
ルールとしては980が立てるべきなんだけどね
988 :
904:2009/09/04(金) 11:40:35 ID:pVgkHR0W
スレ立てしたのか。まずは乙。
自分としては
>>981にも書いた通り、スレの成り立ちからして懐疑的だったし、
SS作品の扱いにしても、M.I.B氏ばかりを贔屓にして、たまに他の作者さんが
善意で投稿しても、無視か、酷い時には特定箇所を叩く踏み台として利用される状況にあっては、
継続せずに本家サイボーグ娘スレ(丁度あちらも残り100を切ったし)との統合も有りかな?と
考えていた。
そんなスレの存在に半ば否定的な自分の意見が通って、新スレが立つとは、皮肉にも感じられる。
ともあれ、Yガンデル氏の連作や高層ビルシリーズといった良作が相次いで発表され、
良い方向に向かっているのは確かで、このまま更なる発展を願いたい。
このスレ意図が元々混乱収束への善意だったから意義はあったと思う。
従がって粘着対策、雑音緩和にも効果的だった。
当初から何度も存続疑う批判意見、非難続いたけどスレ主には感謝したい、
どうも有難う!
991 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 02:57:49 ID:B5BrmSd2
おれもスレ立て当初から支持してたよ
なんであんなヒステリックに破壊工作だ!みたいな批難浴びせられたのか未だに不明
意地でもフェチスレにSSを投下したくてしょうがなかったんだろうか?
無理矢理だったとは思うがあのときは一部のSS作者が意固地すぎて
あれるばっかりだったからしょうがないんじゃね?
不穏な空気だな
次スレでバトル再燃するか?wwwww
ちょっと変わった人達だね
はんこうせいめい
犯更正命
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。