禁断少女3

このエントリーをはてなブックマークに追加
202名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 10:55:10 ID:ecdkbL7h
そろそろ禁断少女の禁断症状を起こしそうだ・・・
203名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 18:56:29 ID:3KR/lp1Z
ほしゅ
204へっぽこくん:2009/04/14(火) 11:47:43 ID:QhEnWL47
一日三回以上のヘビーオナニストである、俺にとって、職場の新人研修というのは地獄の人時であった。
無理やり、一週間の禁欲生活。相部屋のやつらは『風呂場でオナニー禁止だぞ』と、笑いながら言ってるが、俺にとっては死活問題だ。
4日目まで持ったのは、すでに奇跡を超えていた。そして、5日目の研修中にそれが出てきた。
(なんかいる!?)そう感じて、研修中の机の下をのぞく。
可愛い少女と目があった。そして、目で(あたしが、してあげるから、任せてごらん)と、言っていた。なぜ、しゃべってもいないのに、意味が通じるのかはわからなかったが、こちらも(おねがいします)と、目で返した。
彼女は鷹揚にうなずいて(でも、絶対に見ちゃダメだからね、まじめに研修を受けてるふりをするんだからね)と、目で言い、(わかってる)と返す。
(じゃぁ、チャックをおろして)という問いに、周りをきょろきょろ見回しながら、素早くチャックを下す。
椅子をぐっと引き、彼女にすべてをゆだねる。
かり首のあたり、先っちょ、さおにたま。彼女はすべて俺の気持ちいい場所を知っているようだ。
5日間の禁断症状がより、興奮を早めて、高める。
彼女のテクニックに、もはやノックアウト寸前。
彼女の顔を見たくて、椅子の下を覗き込もうとすると、拒否されるかのように、歯を立てたように感じた。
仕方なく、されるがままに、彼女に任せたまま、最後の時を迎える。
気持ちよく放出を終えた俺は、彼女に礼を言おうと、机の下をのぞくと、すでに彼女はいなかった。
俺の出したものが、机の裏板にこびりついて、そこからぽたりぽたりと、しずくを床に落としている。
周りをうかがいながら、チャックを占める。
それと同時に近くの新人女性社員が『なんだか生臭いにおいがするんですけど』と、手をあげて、発言した。
講師の人が、こっちに寄ってきて、俺が原因だと気づいたらしい。

すぐに立つようにと言われたので。あわてて、チャックを閉めて立ち上がる。
その時に、俺は悲鳴を上げた。
チャックがあれを挟んでしまったのだ。

俺の悲鳴で、全員が俺を見て。俺は、情けない姿で、ズボンから半分はみ出した、元気のないモノをみんなにさらす羽目になった。
こうして、新人研修が終わって、配置についたときに、すでに俺のあだ名は『はみチン君』と、呼ばれるようになった。
あの時の、机の下の彼女は幻だったのか、現実だったのか、未だに謎である。

『新入社員はみチン君の珍戦記』より抜粋



205名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 22:54:52 ID:hngZVO5q
わろたww
206へっぽこくん:2009/04/24(金) 19:09:45 ID:iV/ivhsw
『はみチン君、これ、コピーとっといて』
『はみチン君、これ、OKだから課長に提出して』
と、はみチン君もだいぶ、仕事に慣れてきたみたいだ。
職場は単身で地方に飛ばされた。
まぁ、別にかまわないと思っていたのだが、会社が用意してくれた社宅。
しかも、これが、共同生活だったりする。
男の先輩も、女の先輩も一緒に住むので、なかなかオナニーができない。
トイレやふろ場でしたら、一度、女の先輩に、においでばれて、1時間説教された。
部屋は、共同で使っている先輩が、厳禁している。
結局、また、禁欲生活がはじまることになった…
禁欲生活も、1週間経つと、そろそろ出てくるのが、彼女だ…
まぁ、理想の姿だったから、ついつい彼女の言いなりになってしまうのだが…

今回は、職場のトイレに入った時に、彼女が来た。

彼女は、前回と同様に、俺の頭に直接語りかけてくる。
前回と違うのは、彼女が俺の目の前に現れているのだ。
(あら、また、たっぷりためちゃって…くすっ)
彼女が微笑みかける。俺のモノはすでに、準備オッケーだ。
(いっしょに、しごきましょ)なんて、可愛く言われたら、言う通りにがまん汁を滴らせながら
湿った音をたてて、一緒にしごくのだ。
『はっはっはっはっはっ…』
だんだん、息があがってくる。
『っく…う…むはぁ…』
結局、30秒程度で終焉の時を迎える。
便器に向かって、放出する。彼女は笑顔で(またね)
その時、脱力した手で、壁に手をつく…

『うひゃっ』壁に手を触れたら、その先に、ウオッシュレットのスイッチがあった…
便器からの逆襲…
便器からシャワーが俺の顔にびびっとかかる…
便器に顔射されてしまったのだ…
びっくりした俺は、あわてて、個室から逃げ出す…

男女共用だったが、個室から出た時に、思いっきり悲鳴を上げたのは、例の女の先輩だ…
ふと、自分を見ると、また、情けなくも、放出を終えたアレをしまわずに、個室から飛び出してしまったのだ…
この日から、俺のあだ名が『はみチン君』から『粗チン君』にランクダウンされてしまった…

このあと、その、女の先輩に、トイレで、チンチン出したまま30分近く説教されるのであった。


『新入社員はみチン君の珍戦記』より抜粋
207名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 22:58:44 ID:ryRnlZPI
大きかったらセクハラで訴えられたなww
208へっぽこくん:2009/04/27(月) 11:25:08 ID:zyuFyCCe
たしかに、大きかったら…
訴えられたか、脅されたかのどっちかでしょう。
まぁ、構想では、彼女のおもちゃになるというネタなのだが
彼女に抜いてもらってしまったら、禁断少女が現れなくなっちゃうので、続きは別のスレにww
209名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 22:42:40 ID:T7ZSNAGi
210名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 14:35:20 ID:cFj5U28b
211禁断少女 with ぐーぐるたん:2009/05/07(木) 00:58:17 ID:5ndmxwq0
エロなしです。3レスほどお借りします。
全力でネタです。ハートマン軍曹のことをご存知でない場合、先に「フルメタルジャケット」を視聴されることを推奨します。
212禁断少女 with ぐーぐるたん:2009/05/07(木) 00:59:09 ID:5ndmxwq0
 気がつくと、連休は終わろうとしていた。おっかしいなあ、連休中にSSを1
本くらいは仕上げようと思ってたのに。
 俺は暇つぶしにフラッシュゲームを遊びながら、なにげなく窓の外を見たが、
朝から降り続いている雨が、気持ちをひしゃげさせる。いかんなあ。いかん。
せっかくオナ禁までしてガチエロな傑作をあのスレに投下してやろうと思って
たのに、どうも筆が進まない。進むのは時計の針ばかり。

 ため息をついてフラッシュゲームのタブを閉じ、Googleツールバーに適当な
文字を放り込んでいく。

 輪姦
 レイプ
 体験告白

 ダメだな。いつも巡回しているサイトしかめぼしいものがない。仕方ないの
で検索の範囲を広げてみることにする。

 gonzo
 lolita
 hentai

 どうもピンとこない。これはやっぱりツタヤでも行って、エロDVDの棚をヲ
チしてきたほうがいいんだろうか。でも連休最終日とはいえ、降り続く雨をつ
いてツタヤにいって、真昼間からエロDVDの棚をじっくり見て回る(そのあげ
く、何も借りずに帰る)なんて、さすがに人としてどうなんだろう。
 ええい。ここはアレだ、エロパロ板を見て回って、何か俺の創作意欲を掻き
立てるような神作品を読んで気持ちを奮い立たせるっていう手でいこう。そう
しよう。

 ……おっかしいな、ゴールデンウィークなのになんでこんなに更新がないん
だ? みんな実はリア充なのか? のか? パンデミック一歩手前だってのに
海外旅行にいっちゃうようなプチブルDQNなのか?

 くそ、困ったな。このままじゃオナ禁の禁断症状が出かねないぜ。

 ……ん?

 …………んんんん?

 それだ!

 それだよ田中さん!

 きたね。きた。確実にきた。ネ申降臨。

 禁断症状。これだよ、これ。セックス中毒、薬物中毒、アルコール中毒、買
い物中毒、ネトゲ中毒、Wikipedia中毒、2ch中毒、その手の依存症の連中を主
人公にして、禁断症状でガクガクになってるのをヤっちゃうってのはどうよ!
 いいね。いい。これはいい。僕の息子さんも興奮してます。やるっきゃない
ね。
 よし、決まったからには下調べだ。「きんだんしょうじょう」っと。さてぐ
ーぐるたんぐーぐるたん、僕に突拍子もない資料と画像といかれたブログにハ
テブをお与えください。

 ……ん?

 …………んんん?

 なんだこれ。
213禁断少女 with ぐーぐるたん:2009/05/07(木) 01:00:03 ID:5ndmxwq0
「もしかして:禁断少女」



 いやいやいやいや。
 いやいや。
 いや。
 ぐーぐるたん、それはないよ。もしかしない。もしかするわけないだろ常考。
禁断症状は禁断症状であって、禁断少女ってどんなに良くてもそっちのほうが
誤入力っしょ?

 ……いやいや。

 ……いや。

 いや……禁断少女、ね。

 なんかエロいな。エロい。
 いや、これはエロいよ。まさかぐーぐるたんがグロ画像とかブラクラを推奨
することもないだろうし。

 禁断少女。エロいね。

 いやいや。いやいやいや。さすがぐーぐるたんですよ。禁断少女。いいじゃ
ない。今回のネタにもあってる気がする。うむ、決定。路線変更。依存症のク
ズみたいなM男を、禁断少女が性的におしおきしていくってのはどうだろう。

 いいね。いいじゃない。「ああっ、お前はまさか伝説の禁断少女!」。アホ
っぽいけどいいよね。もうね、いまから「アホすwwww」「その発想はなか
ったwww」みたいなレスが見えるよ。いい感じじゃない。

 よし、じゃあぐーぐるたんのお勧めを見てみましょうかね。ぽちっとな、と。

 あれ。なんか重いな。なんだろう……なんかでかいファイルでもDLしてる?
 んな馬鹿な。リロードしてみるか。んー、やっぱり重い。おかしいな。なん
だろう。



「呼んだのはお前か?」

 ……へ?

 いやいや、幻聴ですか。それはまずいでしょ。

「呼んだのはお前かと聞いているんだ、この豚め!」
 パシンと派手な音がして、俺の背中が焼けるように痛む。ちょ、なに、なに、
なにが起こったんだよ。
 振り向いてみると、そこには清楚な感じのメイド服を着た少女が立っている。
ええと。あれだ。えー、その、あの、いよいよ俺はおかしくなりましたかね。
それともこれが噂の魔法少女スワイン☆フリュたんですか? あーもうそれな
らパンデミックでもなんでも大歓迎です。むしろ是非。

「まったく、世間の勤勉で真面目な皆様がたまの休暇を楽しんでいるときに、
貴様は豚小屋のような部屋で、豚のような生活か。ヘドが出るな。ああ? 言
ってみろ、お前はここで何をしている!」
 言われもない罵倒を受けた俺は、それでもその罵倒が実に的を射ていること
に思い当たり、思わず口ごもった。
214禁断少女 with ぐーぐるたん:2009/05/07(木) 01:01:09 ID:5ndmxwq0
「……え、ええと、いったいどなた様、で……?」
「わたしは禁断少女。お前が呼び出したのではないか。折角の連休だというの
に、あっちでもこっちでも豚どもがのさばりおって。規制だ? 規制されたら
回線切ってPCの電源落としてコンビニにでも行って来い。そこで『お弁当温め
ますか?』と聞かれたら『はい、お願いします』とでも返事してくるんだ。ど
うせお前のような奴はそれくらいしか3次元の人間とコミュニケートすること
はないんだろう、ああ?」
 図星だ。
「もう一度だけ聞いてやる。お前はここで何をしているんだ」
 俺は脳みそがくらくらし始めるのを感じていた。
「エ、エロパロを、書こうとしています」
「エロパロとは何だ、言ってみろ」
「えっちな……小説みたいなもの、です」
「さて、いつからそんな偉い台詞を吐いてよくなったのかな、エロ豚! 口か
らクソを出す前と後には『女王様』をつけろ、クソッタレの病原体め!」
「サ、サー、イエッ」
「ニコ動のMADじゃないんだ、タマなくしたか!」
「は、はい、わかりました女王様」
 俺は、だんだんこの状況を自分が楽しみ始めていることに気がついていた。
美少女メイドに徹底して蔑まれるのが、こんなに快感だなんて。やばいな、俺
ってもしかしてM男?
「つまりお前は、男と女が交尾する状況を仔細に書いて、その文章を他人にひ
けらかすのが大好きな豚野郎というわけだ」
「そうであります、女王様」
「らめえええとか、じゅぽじゅぽじゅぶじゅぶとか、善良な市民なら一生使わ
ないようなオノマトペをこれでもかと浪費しているわけだ」
「は、はい、女王様」
「クソだな。クソだ。まるでそびえたつクソの山だ。しかもお前は、自分がそ
の手の文章を書こうにもネタ切れしているのに、それでも書こうとしてしまう、
クズのような中毒患者だという意識すらない。クソの上にクズだ。最低の蛆虫
野郎だ。地球で最下等の生物だ」
「そ、そうであります、女王様」
 女王様の言うとおりだ。そもそもこれが書きたいというネタがない、それで
も何か書きたくて仕方がなくて、だからオナ禁までしてみたが何を書いたもの
やらさっぱり見当がつかず、それでもなお何か書きたいとジタバタしていた蛆
虫、それが俺なのだ。
 俺は――俺自身が、エロパロ執筆中毒だったのだ。

 そして、禁断少女は訪れた。

 禁断少女の演説は続いている。
「お前は厳しい私を嫌う。だが憎めば、それだけ学ぶ。
 私は厳しいが公平だ ジャンル差別は許さん。
 二次豚、シチュ豚、腐豚を、私は見下さん
 すべて―――平等に価値が な い !
 私の使命は役立たずを刈り取ることだ
 愛するエロパロ板の害虫を!」
 禁断少女はくるりと振り向き、俺の目を睨みつけて言った。
「エロパロ職人は、許可なく筆を折ることを許されない! わかったか!」
「わかりました、女王様!」
「お前たちの商売は何だ、お嬢様?」
「投下だ! 投下だ! 投下だ!」

 そして俺は禁断少女の罵倒を背に、猛然とテキストエディタを埋めていった。



 ……うぬ、こいつは、楽しい1日になりそうだ。
215禁断少女 with ぐーぐるたん:2009/05/07(木) 01:02:22 ID:5ndmxwq0
以上です。お目汚し失礼しました。
216名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 04:33:53 ID:WNp40QtV
おつ
217名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 12:21:13 ID:l/VcygR6
関連検索ワロタwww
面白かったよーGJ
218名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 21:02:00 ID:DpcCTqsX

 守
219名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 23:00:59 ID:c92eSArS
たまにはアゲるか
220名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 00:32:53 ID:s2hMnc6o
また賑わって欲しい
221名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 23:20:04 ID:iBmLHOmx
ほしゅ
222wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/06/26(金) 14:00:36 ID:nJCOg0kR
>>201
うわ、すげー久しぶりにみたらおいらの名前がありました!w
前にも言ったけれど、流浪修行の身の上なので、
別の戦場で戦っておりましたよ(´∇`)
223名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 06:49:16 ID:Cou2qKAS
さあ、この戦場で戦うんだ
224名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 11:33:21 ID:HDrR/v9d
ほしゅ
225名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 08:40:40 ID:Nf6yJuWM
ほす
226wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:32:40 ID:gcCtTw4t
ご無沙汰をわびつつ流浪投下。15分割。
----------------------------------------1
 ドアの隙間から顔を半分だけ出してる。
 そう、お前だ。
 意外そうな顔をするな。
 困ったように慌てるな。
 つか、不審者そのものだな。
 用事があるならとっとと云え。
「ははは……。えーっと」

 現れたのは薄汚れた女だった。少女と呼べる年齢なのか、
それとも女性と呼ぶ年齢なのかもよく判らない。荒れた肌は
薄汚れて、絡まった髪歯の弥縫台で表情の半分を隠している。
身体付きが判らないような、簡素な衣服は病院のそれに似て
いたが、あちこちの薄茶色のシミがついていてお世辞にも綺
麗とはいえない。そのゆったりしたい服に隠れた身体も、ど
う想像力を巡らせても貧相でしかなさそうだ。

 名前は?
「いえ、それがその……。残念ながら」
 女は挙動不審におどおどする。こっちからはどうせ見えな
いのだが、頻繁に視線をそらすのは、対人恐怖症なのか。ひっ
きりなしに指先を絡めたり、病院着のようなシャツの裾を握
りしめたりしている。見かけより幼いのかもしれない。

 まてよ?
 ここは俺の部屋だし、俺の家だろう?
 こいつはどうやって入ってきたんだ?
227wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:35:43 ID:gcCtTw4t
「へへへ、えへへ……」
 女は困ったような怯えたような笑い声を上げる。少しも楽
しそうじゃない、どころか人目を気にしているだけの張り付
いたような愛想笑い。嫌わないで欲しい、ぶたないで欲しい、
酷いことをしないで欲しい――それだけしか考えてない濁っ
た、それでいて薄っぺらい笑い声。無性にいらだたしい気分
にさせる笑い。

 なんだよ。
 お前何なんだよ。

「え、えへへ。あの……えっと、その、何でもない……です」
 何でもないのに笑うのかよ。声に怒気がわずかに混じって
しまう。
「す、すいませんっ。すいませんっ。何でもない……じゃな
くて、何者でもない……というか」

 訳がわからない。

「そ、そっちに行って良いですか? えへっ。えへへ……」
 卑屈な笑い。何でこいつはこうなんだ? 部屋の入り口に
棒のように突っ立って、ひたすらに怯えるように愛想笑いだ
けをして。

 来んなよ。

「す、すいませんっ。すいませんっ。行きません。逆らいま
せんから、怒らないで、ごめんなさいっ。すいませんっ」
228wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:36:14 ID:gcCtTw4t
 まぁ、いいや。
 で、何の用なんだ?
 何か用があるから来たんだろう?
 おまえ、化け物とか幽霊の類なのか?

「そんなことはありません。わたしはれっきとした……えっ
と、そのぅ。何者でもないです、れっきともしてないです、
すいませんすいません。ごめんなさいっ、くどいですよね、
わたし半端者ですよね、不気味ですよね、醜いですよねっ。
申し訳ありません、虐めないでくださいっ。忘れないでくだ
さいっ」

 女は取り乱したようになる。言い訳をするような口上は、
中盤を過ぎたあたりから虚ろな自分自身へと向けられたパラ
ノイア的なつぶやきへと代わり、すいません、すいませんと
ひたすら謝罪を繰り返す自動人形のようになる。

 ああ、うっとうしい。
 なんて苛々させる女なんだ。

 お前、ちょっと来い。返事なんか待たずに女に近寄る。近
寄ると女からは濃い不潔な匂いがした。垢じみた衣服の汚れ
た匂い。俺が大きく鼻を鳴らすと、女は掠れて怯えた声を上
げる。必死に謝罪を繰り返すおんな。その手首をぎゅっと掴む。
 割り箸を束ねたような感覚。笑っちゃうくらい貧相な手首だ。

229wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:37:57 ID:gcCtTw4t
「や、やめて。だ、だ、めっ」
 ひと睨みしてやるとその拒絶の言葉も口の中でもごもごと
いううめきに変わる。うるさいな。おまえはどーしよーもな
いダメ女なんだからせめて静かにしていろ。
 俺は苛々した気持ちのままに女を脱衣所に連れ込む。安心
しろよ、いくら俺に特定の女がいないからって、お前みたい
なホームレス女相手に欲情するほど不自由しちゃいない。

「じ、じ、自分でッ。――あっ! す、すいませんっ。逆ら
いませんッ。そんなつもりじゃなくて、ごめんなさいごめん
なさいごめんなさい」

 うるさい。俺は女の言葉を無視して淡々とその服を脱がす。
案の定荒れて色の悪くなった肌は何ヶ月も風呂に入っていな
いかのようにまだらに汚れている。

 肉付きの薄い、女と云うよりは欠食児童のような肌の上に
は無数の蟲が。――蟲!?
 それらは一瞬で肌の中に沈み込むように消えた。数千の蠢
く小さな何かは幻のように消える。

「――っ」

 女が息をのむ気配がする。怯えて、混乱して、逃げ出した
くても足がすくんで小さな吐息すら立てられない。そんな恐
怖に凍り付いた気配。見られたことがそんなにいやだったの
か。怒りか?
230wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:39:11 ID:gcCtTw4t
「す、すいませんっ。ご、ごめんなさいっ。あ、あ、あれは、
そのぅ……幻なんですよ? あんなものを見せてすいません、
汚い身体を見せてすみませんっ。わたしは、その――様にみ
せられるような、貧相で醜くて汚くて汚れた身体のもので、
申し訳ありませんっ」
 滑稽なほどの謝罪の言葉。お前はコメツキバッタか。

 頭を下げることも身じろぎすることも出来ないほど筋肉を
がちがちに固まらせて、それでも怯えて擦り合わせる細い太
ももを痙攣させながら謝罪する姿に、不気味さを感じるより
も毒気が抜かれる。

 黙っとけボケ。
「すいませんっ。だ、だまります。う、うるさかったですよ
ね。こんな面白くも何ともないくだらない言葉を聞かされて
不愉快ですよね、黙ります、口を閉じます、いえ、消えます、
消えますからっ」
 いいから黙れ。

 シャワーの温度を調整して、貧相な女に頭からぶちまける。
 女は湯に濡れる。伸びたい放題に伸びてカットもしていな
いような黒い髪は容易なことでは櫛も通らないだろう。もつ
れ放題にもつれて、手を焼かせる。濡れ鼠のようになった貧
相な身体の女はなおも謝罪を声をぶつぶつとつぶやいている。
 面倒になった俺は、その頭からボディーソープをぶちまける。
 ふん。泡立ちもしない。
 いつから風呂に入ってないんだ。
231wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:40:50 ID:gcCtTw4t
 適当に十回ほどかき回した俺は、そのままお湯で流す。本
格的に洗う前に油分を流さなくては話にもならない。すみま
せん、自分でやれます、こんな事をさせては申し訳ない、も
う消えると言い立てる女の顔にもボディーソープをぶちまけ
てやる。口に入ったのかくぇーくぇーと鶏のような声を上げ
る女の顔にお湯を掛けてすすがせる。

 何度かそれを繰り返すと、全身びしょ濡れの女は謝罪の言
葉をあげるのを止める。どうやらそれが無駄だと云うことを
学習したのだろう

 何度かのすすぎのあと、本格的にボディーソープをぶちま
けてブラシで洗い始める。安心しろ、これは豚の毛で作った
割と高級な人体用のブラシで俺のお気に入りのアイテムだ。
デッキブラシがあったらそれで洗ったところだがな。お前の
汚れはそのクラスだ。問答無用でごしごしと洗う。

 何か抵抗しようとしたり、ごちゃごちゃ言い始めるたびに
そのブラシで泡だらけの顔も洗ってやる。鼻に石鹸が入ろう
が口に泡が入ろうが気にするものか。そんなもので人は死に
ゃしない。

 脚の爪先から脇腹、胸、脇の下、手の指の愛だ、髪の毛。
全部きれいに洗い終えるのに小一時間かかった。俺のジーン
ズも水でべちゃべちゃだ。

 その間、蟲を何度か見た。
 だから俺はこの貧相で惨めったらしい後ろ向きな女を最後
まで洗い続けた。
232wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:42:28 ID:gcCtTw4t
「すいません。すいませんっ。服を貸して頂いて、もうしわ
けありません」

 女は俺のシャツを着て、フローリングの床の上で土下座を
する。土下座ってこう、言葉面はよく見るけれど、そんなに
見るものじゃない。少なくとも俺はリアル土下座なんて見た
のはここ十年記憶にないぞ。

 女の髪はもはや腰を越えるほどには長くない。女を湯船に
沈めている間に俺が切った。素人カットだが、カット無しの
うっとうしさよりはマシだろう。
 なーに、背中の中程までは残ってる。あとは本人がどうと
でもすればいい。
 俺のシャツはサイズが余りすぎて、服の中で身体が泳いで
いるような状態だったが、袖を四五回まくってやれば、まぁ、
さっきの薄汚れた病院着よりはましだった。
 さっきまでは不潔で垢じみたホームレス女だったが、今は
栄養失調の挙動不審女程度にはなっただろう。
 「関わり合いになりたくない」というカテゴリは一緒だが、
多少人間世界に近づいたといえる。

「あ、あ……あ……ぅ。す、すいません、脱ぎます。そ、そ
うですよね。わたしみたいな得体の知れない不潔な女に服を
貸して嬉しいはずがありませんよね、脱ぎます、すぐ脱いで
お返ししますので、あの、ど、どうか機嫌を直して」

 うるせーよ。つぅか、着とけよ。

233wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:43:38 ID:gcCtTw4t
 こっちが少し考え事をしているのをどう勘違いしたのかぺ
こぺこと頭を下げる女に言い放つ。さっきから土下座のまま
固まってるよ。どんだけ胆小さいんだよ。世界名作劇場も真
っ青なほど不幸な人生でも送ってきたのかよ。
 そもそも、お前、もう着る服ないじゃんよ。あの汚い病院
着は汚れきってたし、俺の部屋にあんなもんがあるのもイヤ
だから、始末しようと思った。しかし、風呂場での大洗浄作
戦を終えたあとに、アレは脱衣所から消えていたのだ。下着
も含めて女の着ていたものはそっくり無くなっていた。
 おれは、ああ、やっぱりな。とさして感慨もなく思ったが。

「す、すみません。この服の恩をかえすにはわたしごときの」
 うるせーよ。てか、土下座止めろよ。

「は、はい。すみませんっ……。えへ、えへ……えへへ」
 こわばったような愛想笑いをうかべたまま、部屋の隅で正
座を続ける不審な女。その表情は相変わらず前髪に隠れて判
らない。というか、水を含んだ黒髪はべっとりと重そうで視
界遮蔽効果は風呂前よりもあがっている。まぁ、いいけど。

 おい。
「ひ、ひゃいっ!?」
 緊張しすぎで声裏がえってんじゃねぇよ。おまえ可愛く
ないんだからそんなことしても萌えねぇよ。
234wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:45:24 ID:gcCtTw4t
 判ったから。
「えへ、えへへへ……」

 おどおどと視線を左右に動かす女。しかしその視線は床の
あちこちを彷徨うばかりで決してこっちを見ようとしない。
何を言われたのかも判らなくて、どう返事して良いかわから
ないので、とりあえず愛想笑いでごまかすつもりなんだろう
な。で、その愛想笑いがばれて怒鳴られるのが怖くて怖くて
仕方ないんだろうな。この女の脳内にあるのは「何を言われ
たのか判ろう」よりも「とりあえず何事もなくやり過ごそう」
ってことばかりなんだろうな。それが如実に判る態度だ。
 有り体に言えばすごくむかつく。正直、もっかい風呂場に
連れてって、洗面器の水でもがもがさせたい。

 でも、判ったから。判っちゃったから、仕方ない。

 おい、女
「ひゃいっ」
 繰り返すなよ。締めるぞ。――その俺の言葉に、また土下
座をしてぺこぺこと頭を下げる女。何でこいつはこんなに臆
病で被害妄想が強いんだ。
235wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:47:15 ID:gcCtTw4t
 どうせお前は消えるんだろう? どれくらいでだよ。
「えへ……えへ、えへへへ。すいません、あと、10分くら…
…すいませんすいません、何もしてません、お役に立ってま
せん、ごめんなさい。でもそれは、そのお風呂に無理矢……
あ、いえ、すいません。それが悪いんじゃありません。
 ――様の責任じゃありません。わたしが不潔で汚くて貧
相でみっともなくて魅力がちっともなくて」
 あーそうな。おれだってお前みたいな汚いのと身体を重ね
る趣味はないよ。

「えへ……えへへ。そうですよね、こんな汚くて臭くて貧相
で醜い女なんて近くによるだけで吐き気がしますよね、も、
申し訳ありません、お、思い上がってすみません。えへ、え
へへ……」

 女の腕、まくり上げた袖から蟲が這い出す。ぞろぞろと、
無数の、ただし切り刻まれた、ろれつの回らない、脈絡のな
い、禁則処理も文法もなっちゃいない2バイトの蟲が。
 それは章を形成しない文、文を構築しない単語、単語を生
み出さない字句。

 女は怯えたようなごまかすような――卑屈でいて必死な表
情でそのあふれ出る蟲を隠すように自らの白い腕を抱え込む。
236wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:49:03 ID:gcCtTw4t
「こ、これは、あの、その……すみません、お部屋をお汚し
て、べ、べ、べつに変な病気とかじゃなくて、いや病気のよ
うなものなんですが――。これはけしてご迷惑を掛けるよう
なものじゃなくて、その……っ」

 その唇に。
 触れる。
 重ねる。

 貧相で薄い、かさついてひび割れた唇を挟むように。まる
でリップでも塗ってやるかのように丁寧に舌を這わせる。女
の瞳が前髪の中で大きく開かれているのが見える。きれいな
瞳じゃないか。それくらいの筆力はまだ残ってたわけだ。俺
は、女としての魅力の欠けたただ細いだけの不健康そうな腰
に手を回して、抱き寄せながらも、ゆっくりと唇を味わう。
あと何分あるかは判らない。キスくらいしかできないなら、
キスくらいはしないとな。

 長くもないくせにとろりとした瞬間が過ぎ去るのを惜しむ
かのように、唾液で出来た銀の橋を架けながら離れる。
 混乱して卑屈でそれでいて何かを期待するような、前髪か
ら覗く片方だけの瞳。あ! こいつ即座に視線をそらしやが
った。まじでむかつく。
237wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:50:20 ID:gcCtTw4t
「す、すい、すいままま、ませんっ。き、きたなっ。よ、
よだれつけちゃって、その、拭きますっ。ぞうきん! ち、
ちがった、こ、これ、これで拭き、拭き、ふききき」
 混乱して袖で俺の唇をごしごし擦ろうとする女。お前今、
雑巾って言いかけただろう。つか、それは俺のシャツだ。
汚いと思うなら、俺のシャツで拭こうとするんじゃねぇよ。
こいつ根本的なところで失礼な女だよな。

 口答えするな、時間がない。黙って聞け。
「ひゃいっ」

 お前は本当はすごく可愛くて美人で良い匂いがして巨乳だっ
たり貧乳だったり様々だけどスタイル抜群ですべすべのシミ
のない肌と、優しい――時には意地悪だったり淫乱だったり
するけど――魅力的な性格を持っているんだよ。
 お前は本当はみんなに、本当にたくさんのみんなに愛され
ているんだよ。

 お前がスレに現れるとみんなが喜んでくれるんだ。長く続
いた暗転の雲の切れ間から射す久しぶりの陽光のように、雹
とみぞれの入り交じる長くて苦しい冬の終わりをしらせる春
の息吹のように。

 ああ、まだるっこしいな。
 ――くそ、ああ。言ってやるよ。

 お前はね。こんな娘に会いたいな、こんな娘に狂わせて欲
しいなっていう夢の雫なんだよ。
238wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:51:52 ID:gcCtTw4t
「え、あ。ごめんなさい。ごめんなさい、これはそのぅ」
 もう一度のための短い布石だよね。

「ひょわっ?」
 今はおまえは何者でもないけれど、誰に描かれた夢でもな
いけれど、でもちゃんとしてやる。俺が――。ああ、もうそ
んなことはどうだっていい。とにかく、おまえは安心して良い。

「あ、あ、あ……」
 文句あるのか?
「ありがとう……ございま」
 最後まで挙動不審だな。何で地面向いたままなんだよ。
「泣いてるはずなんですが全部蟲になってしまってなにも…
…すみません、すみません。でも……えへ、えへへ」
 なんだよ。
「泣いてる顔はぶすを越えて不細工なので良かったかも。え
へへ」
 責任を感じるよ。作者として。

「えへへ、す、すいません。作者様の文章力を問題にしてい
るわけではなくてでひゅね、あの、本当にご迷惑ばかり掛け
て申し訳ありま」
 言葉の途中で、女はうずくまって、謝るように小さくなっ
て、小さくなりながらも文字になって、溶けて消えた。

 最後まで失礼なことを言うやつだな。全くもって不愉快な
女だった。あー、本当に災難だ。本当の、本当に。
239wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:53:36 ID:gcCtTw4t
>>238 ミス(><)こっちが先だ。

「く、く、狂わせるだなんて。滅相もないっ!」

 ばたばた手を振る女の髪に指をくぐらせる。湿って重いそ
れが、今やさらさらと乾いた蟲となり、空気に溶けるように
消えてゆく。

 確かにお前は、――なんて呼ばれて、貯まりまくった精気
を奪うために現実化するけれど、それだって妄想とその妄想
を呪式化したSSがないと、性格も身体も形成出来ないだろう?
 お前がこんな惨めなほどにやせ衰えたのはそれが足りてい
ないせいなんだ。人の思いは移ろう河のごとく、泡沫は水面
のそれに似て寄る辺なく浮いては沈みを繰り返すかもしれな
いけれど、お前が誰かを幸せにしたことは、あるんだよ。

「わた……しが?」
 うん。
 そうだよ。

「わたし……が?」
 ああ、そうだってばさ。だからそんなにびくついて、間抜
けな面で半分口を開けるのはよしたまえよ。大事なシーンが
台無しだ。

 そろそろかな。ほら。
 隠そうとしても隠しきれないほどの蟲が娘の身体からわき
出る。いや、娘はほどけて、文字となる。朝日に触れて保て
るほどの強度は、この娘には残されていない。
240wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:55:24 ID:gcCtTw4t
「え、あ。ごめんなさい。ごめんなさい、これはそのぅ」
 もう一度のための短い布石だよね。

「ひょわっ?」
 今はおまえは何者でもないけれど、誰に描かれた夢でもな
いけれど、でもちゃんとしてやる。俺が――。ああ、もうそ
んなことはどうだっていい。とにかく、おまえは安心して良い。

「あ、あ、あ……」
 文句あるのか?
「ありがとう……ございま」
 最後まで挙動不審だな。何で地面向いたままなんだよ。
「泣いてるはずなんですが全部蟲になってしまってなにも…
…すみません、すみません。でも……えへ、えへへ」
 なんだよ。
「泣いてる顔はぶすを越えて不細工なので良かったかも。え
へへ」
 責任を感じるよ。作者として。

「えへへ、す、すいません。作者様の文章力を問題にしてい
るわけではなくてでひゅね、あの、本当にご迷惑ばかり掛け
て申し訳ありま」
 言葉の途中で、女はうずくまって、謝るように小さくなっ
て、小さくなりながらも文字になって、溶けて消えた。

 最後まで失礼なことを言うやつだな。全くもって不愉快な
女だった。あー、本当に災難だ。本当の、本当に。
241wkz ◆5bXzwvtu.E :2009/07/29(水) 03:57:38 ID:gcCtTw4t
 風には朝の香り。喧騒が立ち上がり、やがて八月が始まる。
 繰り返す夏、夜を徹して書いていた季節。
 そろそろもう一度始めるのにはよい頃じゃないか?
 そうじゃないと、あの女だって成仏できない蛭子もどき。
甘美なる破滅の美姫、Prohibitionの名を冠するモノとしてそ
れはあんまりにも零落した姿だろう。

 ごめんなさい、すいません、申し訳ありません。あたふた
とした謝罪の言葉が蘇る。ああ、あの性格はそんなに嫌いじゃ
ない。もうちょっとどうにかしろよ、とは思うが、夏の夜の
相方には面白いかも知れない。
 後は、そう。――たっぷりの栄養と磨いた肌、すべすべの
腕とひんやりした太もも、豊かな胸。黒髪は調えて、でも前
髪は残してやっても良いな。
 もう一度、あの彼女を呼ぶためになら。

 だってそうだろう?

 スレは残る。
 彼女たちは愛されているんだから。
 人はいつだって惹かれている。それは魂の自由落下。

 俺たちの手には彼女に出会うための筆があるから。

----------------------------------------
 以上お目汚し。久しぶりの「この戦場」で。
 なのにエロはいってないですごめんなさい。
242名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 10:07:10 ID:ScJaMN8j
なぜだろう、目から汗が
243名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 21:12:24 ID:SPngCkj7
GJB
244201:2009/08/10(月) 06:37:16 ID:0DuDcfhq
wkz ◆5bXzwvtu.Eさんが降臨されてる!
wkz ◆5bXzwvtu.Eの作品が久しぶりに読めてうれしかったです。
ちょっとさみしいけど心に染み入ります。

いくつかの作品を読ませていただいておりますが、いつもその
文章力に恐れ入っております。
特に私は深空さんの2作品で中学生くらいの
頃の気持ちを思い出して蕩けそうになりました。
最近作品が見つからなかったのですが、おそらくは
別のハンドルか別のメディアで書いておられるのでしょうね。
またたびたび出没していただけたらなあと願っております。
245名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 23:00:33 ID:ZR10x0ML

246名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 23:56:59 ID:8SIxjI7i
禁!
247名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 09:52:58 ID:GADG7yh+
玉!
248名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 10:40:02 ID:Djy0lZyC
無!
249名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 23:07:53 ID:ck0T/lq2
用!
250名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 20:55:56 ID:zffrimuz
いかん!このままでは…… 禁断少女が出る!!
251名無しさん@ピンキー
ほしゅ禁