キングダムハーツでエロパロ3

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1名無しさん@ピンキー
落ちてので立てました
この際女体化もアリにします

職人募集
2名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 18:25:13 ID:L0nl5QOa
サゲ
3名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 03:25:47 ID:T3QRdfcK
アゲ
4名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 04:20:42 ID:/HSig2+d
ぬるぽ
5名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 11:55:53 ID:PgKsUfgv
パオプの実を食べさせあった二人が結ばれるのは、実に媚薬と同じ効果があるから
と妄想してみる
6名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 17:30:26 ID:I8M4ro7d
アクセル×ナミネが好きな俺は異端?

職人さんカモーン

7名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 17:58:01 ID:w1XogWDu
男が書く女体化ってちょっと興味あるな。
8名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 05:05:52 ID:4XIx07eM
ごめん、俺もアクセル×ナミネ…好きなんだ
9名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 05:12:42 ID:0/ILRkjr
楽×空が一番興味あるな
童貞喪失物とか興奮するんだぜ!
10名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 12:33:32 ID:VdQhzDLl
悪×海とか楽×波とか俺×六に飢えている自分はいったい・・・
マイナーすぎだろ・・・
11名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 01:48:37 ID:4e9Tb6Te
>>6>>8
アクナミ仲間がいることに軽く感動してしまった。それだけでも元気になったよ
12名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 03:02:35 ID:tOza+mht
>>10
俺×六ちょっと待てwww
13名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 20:22:58 ID:T2xhm6g3
俺=オレットじゃね?
14名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:45:55 ID:PyOVrxGK
俺×ロクならいくらでも書きますよ。
15名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 22:48:59 ID:DCqFk/KT
>>14
じゃあ>>15の俺を書いてください
16名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 18:11:42 ID:+lED75KQ
過疎ってんなー…
17名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 00:25:58 ID:xwN//Xa+
サイファーの帽子にも「俺」ってあるんだぜ
18名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 03:37:36 ID:vLGeF/hZ
空×海とリンクした六×波が見たいいいいい
1910:2008/04/11(金) 18:20:56 ID:yCGlLnyE
「俺」はオレットのつもりでした。まぎらわしくてすみません。
女の子が積極的なのもいいと思ったのですが・・・おれっと好きですすみません
20キングダムヘルツ:2008/04/12(土) 14:00:39 ID:kuNLQHNz
初投稿。
俺でよければ書こうと思う。
けどソラたちって著作権的なものがディズニーだから書けないOTZ
大丈夫だと思うなら書き込みますが、皆さんの意見も聞きたいです。
(ちなみに書くのは ソラ×カイリ と ソラorロクサス×ナミネです。)
21名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 14:02:18 ID:Fll05eVV
まず、sageなよ
22名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 14:51:11 ID:IYHwqkSA
ソラ×ナミネ頼む
23名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 17:47:40 ID:lJYFTPWs
>>20
大丈夫だと思うよ
ディズニーはこんなところ見張ってないだろうし
24キングダムヘルツ:2008/04/17(木) 17:22:49 ID:amGm2fio
>>23
意見ありがとうございます。言葉を信じて書いてみようと思います。
>>22
リクエストに答えようと思うのでソラ×ナミネでいきます!
・・・とは言ったもののソラ×カイリしか考えていなかったOTZ
なので明日くらいに書いていきます。内容にはあまり期待せずにお待ちください。
25キングダムヘルツ(ソラ×ナミネ・1):2008/04/17(木) 17:40:47 ID:amGm2fio
明日とは言ったものの序盤だけ思いついたので書いてみます。
思いついた状態での書き込みなのでgdgdです。そこを頭に入れておいてください。

【ソラ×ナミネ 舞台:忘却の城 時間:マールーシャ撃破して寝る時】

マールーシャ(以下マル)「これが・・・キーブレードの力・・・か・・・。」
ソラ「やっと・・・終わった・・・。」
【迷い込んだ忘却の城で未知の力を持つXIII機関と戦うソラ達。
記憶を取り戻す為に戦い、城の主であるマールーシャを破ったのである。マールーシャはサクラの花びらになって消えた。】
ソラ「これで記憶が戻るのか・・・?」
ドナルド「これで安心だ!」
グーフィ「でもそしたらここでの記憶はどうなるのぉ?」
【グーフィの一言でしばらく考え込むソラ達。そこにナミネが桜を浴びながらやってきた。】
ナミネ「記憶を戻すには・・・ここでの記憶を消すしかないの。」
(中略)
ドナルド「それじゃあおやすみ!」
グーフィ「おやすみなさぁい。」
ソラ「ナミネ・・・。」
ナミネ「ソラ・・・。私・・・。」
【ナミネが内に秘めた想いを口にしようとした時だった。】
ナミネ「・・・!?」
【ナミネは突然倒れそうになる。ソラは慌てて助けるが、ナミネの顔はかなり赤く熱かった。】
マル「フフフ・・・ハハハ・・・!」
ソラ「マールーシャ!?」
26キングダムヘルツ(ソラ×ナミネ・2):2008/04/17(木) 17:41:14 ID:amGm2fio
【部屋に響いたのは倒したはずの敵の声。仲間は深い眠りに落ち、頼れるものはいない。】
マル「ナミネは私の桜を浴びた。桜の力はラクシーヌで確認済みだ。」
ソラ「なんのことだ!説明しろ!」
【ソラが大きな声で叫ぶと・・・】
ナミネ「ソラ・・・。」
ソラ「ナミネ!?」
ナミネ「体が・・・熱いよ・・・。」
ソラ「なにをした!マールーシャ!」
マル「ナミネの想いを大きくさせただけだ・・・。助けたければナミネのいう事に・・・」
ソラ「マールーシャ!?おい!返事をしろ!」
【しかし返事は無く、ナミネの荒い息しか聞こえない。】
ソラ「ナミネ!?大丈夫か!?」
ナミネ「ソラ・・・熱い・・・熱いよ・・・。」
【そう呟くとナミネは白いワンピースをゆっくりと脱ぎ始めた。】
27キングダムヘルツ(ソラ×ナミネ・3):2008/04/17(木) 17:47:00 ID:amGm2fio
ソラ「お、おい!?ナミネ!?」
【ソラは顔を真っ赤にして服を着させようとするが、ナミネの綺麗な肌を間近で見てしまい、顔はこれ以上に無いくらい赤くなる。】
ナミネ「ソラ・・・なんとかしてよ・・・助けて・・・」
【その姿からは考えられないほどの色っぽい声にソラの理性は崩れていく。】
ソラ「ナミネ!やめろって!」
ナミネ「熱くて着てられないよ・・・。
【とうとうワンピースを全て脱いでしまい、下着をしていないナミネは全裸になってしまった。】
ナミネ「ソラ・・・お願い・・・好きにしていいから助けて・・・」
【その言葉を聞いてソラの理性は完全に崩れ落ちた。】
ソラ「ナミネ!」
【ソラはナミネを床に押し倒す。ナミネは快感を求めるような顔でソラを見つめる。】

次の書き込みから完璧エロにはいりま〜す。
28キングダムヘルツ(ソラ×ナミネ・4):2008/04/17(木) 17:55:44 ID:amGm2fio
【なにもエロについて知らないソラはとりあえず本能のままに胸を揉む。】
ナミネ「ぁん・・・。ソラァ・・・。」
ソラ「ナミネの胸・・・やわらかい・・・気持ちいいよ・・・。」
【そのやわらかさを完璧に覚える為にたくさん揉む。そのたびにナミネは喘ぐ。】
ナミネ「ソラぁ・・・。下は・・・?」
ソラ「分かったよ・・・ナミネ・・・。」
【ソラは左手で揉みながら右手でズボンとパンツを脱ぐ。ソラの息子は大人に成長していた。】
ソラ「でも・・・まずは確かめないと・・・」
【ソラはなぞるようにナミネの秘部を触る。そこからは愛液が溢れ出す。】
ナミネ「ひゃぁん・・・。」
ソラ(もう・・・我慢できない・・・。)
【ソラは少しずつ先端から秘部に息子を入れる。】
ナミネ「入ってくの・・・?」
ソラ「ナミネは・・・もう俺のものだ・・・。絶対に渡さない・・・。」
ナミネ「私はソラのものって決まってるから・・・。ね・・・?」
【それからソラはどんどん入れ、どんどん揉み、ナミネに快感を与えようとするが・・・】
ナミネ「ソラ・・・痛い・・・。」
【処女のナミネには大きな息子は痛いようである。しかしソラは・・・】
ソラ「快感になってくるはずだから・・・待ってて・・・。」

早いけど次の書き込みで終わらせようかなと思ってる。
29キングダムヘルツ(ソラ×ナミネ・5=ファイナル):2008/04/18(金) 18:36:55 ID:nJj68Gmq
【きつくなってきたのか腰を動かしながら入れていくソラ。進んでいくと共にナミネの息も荒くなる。】
ナミネ「ソラァ・・・。それ以上だと・・・イッちゃうよぉ・・・。」
ソラ「大丈夫。そしたら快感になるからさ。そろそろいくよ?」
【言葉を言い終えると加速して一気に入れる。】
ナミネ「あぁ!」
ソラ「あと少し・・・!」
【その言葉どおり、少しの時間でナミネは激しい反応をおこす。】
ナミネ「あぁぁ!!!!」
【ナミネは弓反りになって喘いだ。顔も真っ赤になっている。】
ソラ「気持ちよかった?」
ナミネ「う・・・うん・・・。」
【焦点の定まらない目で返事をするナミネ。】
ソラ「じゃぁ、そろそろ俺も寝るよ。おやすみ」
ナミネ「ソラ・・・。」
ソラ「どうしたの?」
ナミネ「いつでも待ってるから・・・。ソラの事・・・。」
ソラ「あぁ!分かった!」
【そしてソラはカプセルの中に入り深い眠りについた。ナミネは愛液に塗れた姿で見つめていた。】
     〜END〜

・・・と、こんな感じにgdgd&駄文でしたがリクエストにお答えした作品でした。
何かリクエストあれば書きますがリクエスト無ければソラ×カイリ書きますね。
30名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 20:25:41 ID:4WHSpj/k
GJ
初めてなのに良かったです

ソラ×カイリ楽しみにしてます
31名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 00:27:07 ID:FfTOfP/L
GJ!
でも【】なくていいと思う!
32名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:21:04 ID:wZABbgYt
過疎ですねぇ
ちょっと前に丸者板で話題になっていたので女体丸を
某御方の絵のトレスです
http://adult.xxx-file.com/up/2/src/up0564.jpg
33名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:23:04 ID:0u/nvFN3
GJ!
いいもの読ませてもらいました!
ソラ×カイリまってます!
34名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 06:28:06 ID:qGHVcxpr
できたらリクエスト、アクセル×ナミネが見たいです。なんか初々しいやつで
35名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 00:23:01 ID:bDHPYaNE
悪波は兄妹っぽいまったりしたのも鬼畜ものもいけそうだな
36KINGDOMHEARTS:2008/05/06(火) 21:08:55 ID:D8sjwyse
アク禁されてました^^;多分書き込みできなくなってくると思いますがアク禁だと思ってください。
37KINGDOMHEARTS〜ソラ×カイリ〜【1】:2008/05/06(火) 21:20:13 ID:D8sjwyse
・・・ってあれ?なんか書き込みできるっぽいので書ける限り書いていきます。書き込みなかったらアク禁だと思ってください。

【ソラ×カイリ 舞台:ディスティニーアイランド 時間:KH2エンディング後】

ソラ「あ〜っ!やっと終わったんだなぁ!」
リク「あぁ。しばらくは大きな事件もないだろう。」
ソラ「王様達元気かなぁ?」
リク「なにかあったら連絡するはずさ。ないってことは元気の証拠さ。」
などといった平和な話(?)をしていると・・・
カイリ「ソラ!リク!」
ソラ「どうした?カイリ?」
リク「そのビンは?」
カイリ「手紙が入ってるの!よく見て!」
ソラ・リク「!」
ビンの中には手紙が入っており、そこには王様を示すマークが書いてあった。
ソラ「なんだろう?」
ソラは中身を出して手紙を読もうとした。しかし・・・
ソラ「・・・読めない!」
リク「海水で字がにじんだのか・・・。」
カイリ「ソラ、リク、なんとかならない?」
ソラ「う〜ん・・・。」
リク「一日かければ読めないものじゃないぞ。」
ソラ・カイリ「へ?どういうこと?」
リク「一日時間があれば解読できるってこと。とにかく急いで行ってくるから。明日また会おう!」
そう伝えるとリクは走って船に向かい、島を後にした。
カイリ「ソラ・・・。」
ソラ「あぁ・・・。」
ソラ・カイリ「リク・・・あんなことできたんだぁ・・・。」

申し送れましたがキングダムヘルツです。アクセル×ナミネは内容など考えるので次の話で書こうと思います。
38KINGDOMHEARTS〜ソラ×カイリ〜【1】:2008/05/06(火) 21:33:02 ID:D8sjwyse
カイリ「そろそろ私達も帰ろっか?」
ソラ「あ!そういえばカイリ!聞きたいことあったんだ!ちょっと来て!」
ソラは早々と言い終えるとカイリの手を引っ張ってある場所へ連れて行った。
カイリ(なんだろう?)
やってきた場所は『秘密の場所』。ディスティニーアイランドの鍵穴のある場所だ。
カイリ「こんな所でどうしたの?」
ソラ「これなんだけどさ・・・。」
ソラが指差す先には一つの落書きがあった。ソラとカイリの顔が書いてあり、お互いにパオプの実を食べさせあってる絵だ。
カイリ「これがどうしたの?」
ソラ「え?あ、いやぁ・・・」
ソラはその先を言おうとすると顔が赤くなって喋れなくなってしまった。
カイリ「このパオプの実ってソラが先に書いたんでしょ?」
ソラ「え?あ、うん。」
ソラの気持ちを読み取るようにカイリが話す。
カイリ「それってさ、私に食べさせたかったから書いたんだよね?」
ソラ「う・・・うん・・・。」
ソラは恥ずかしさが頂点に達してきたのかうつむいてきた。
カイリ「で、聞きたいことって言うのはこっち側でしょ?」
カイリは自分がソラにパオプの実を差し出す手を指差す。
ソラ「うん・・・って何で知ってるの!?」
カイリ「それくらい分かるよ!ソラは単純だからすぐに分かる!」
ソラ「じゃぁ・・・教えてよ!カイリがこれを書いたってことは・・・」
カイリ「うん。私、ソラのこと・・・」

今日は一旦ここで区切ります。また明日更新しようと思います。
39名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 05:30:15 ID:FJg91vAz
ワクワクo(^-^)o
40KINGDOMHEARTS〜ソラ×カイリ〜【3】:2008/05/07(水) 16:57:41 ID:4CxC1cIn
書き込む前に訂正。二個目の名前の部分をKINGDOMHEARTS〜ソラ×カイリ〜【2】にし忘れました。お詫びと訂正を申し上げます。

カイリ「うん。私、ソラのこと・・・」
???「好きなんだろ?そしてソラもカイリの事を。」
ソラ「り・・・リク!!」
2人しか居ない秘密の場所に現れたのはリクだった。
リク「忘れ物したから取りに戻れば・・・こんな所で愛の告白か?」
ソラ「リクぅ///」
リク「そうだ、ソラ。ちょうどいいものがあるんだ。皆で食べてなくなったパオプの実の代わりにはなるだろ?」
そういってソラに手渡したのは一つの薬品のようなもの。
ソラ「これは?」
リク「新しいドリンク。ソラは特に飲んだほうがいいだろ?ポーションばっかりだったんだからさ。」
ソラは傷を癒すポーション位しか飲んでいないため、栄養が偏っている事は確かだった。
ソラ「で、もう一本は?」
リク「余ったからカイリにも。ダイエット効果もあるかもしれないぞ?」
カイリ「本当?リク、ありがとう^^」
そういって受け取るカイリ。
リク「じゃ、俺はこれで。後はお2人さんで頑張りな。」
そういって今度こそリクは島を後にした。

外食に出るので続きは帰ってきた後で。途切れ途切れで申し訳ないOTZ
41名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 17:07:07 ID:nImGyysi
wktk
42KINGDOMHEARTS〜ソラ×カイリ〜【4】:2008/05/07(水) 18:47:40 ID:4CxC1cIn
お待たせしました。時間の都合上昨日を含めて2日かけての制作となるかもしれませんがご理解とご協力をお願いします。

ソラ「カイリ・・・これどうする?」
ソラは薬品のようなものを見つめながら言う。
カイリ「リクが私達の事心配してこれをくれたんだし・・・飲んでもいいんじゃない?」
カイリはそう言うと怪しむことなく一気に飲んだ。
ソラ(う〜ん・・・。リクって時々分からなくなるところあるしなぁ・・・。)
カイリ「う〜ん!おいしい!」
ソラ「そんなにおいしいの?」
カイリ「ソラ!早く飲んでみなよ!おいしいよ!ちょっと熱くなってきたけど・・・」
ソラ「熱い?ここって島で一番涼しい場所なんだけどなぁ・・・。」(カイリあんな格好で熱いなんて・・・)
カイリ「そうなんだぁ・・・。・・・あれ?なんかすごく熱くなってきたぁ・・・。」
ソラ「カイリ?大丈夫?」(これってナミネのときと・・・)
カイリ「大丈夫・・・かな・・・?ちょっと苦しいかも・・・。」

大分遅くなりましたが次からエロ要素入っていきます。
やっぱりソラ達を汚せないから薬の力でこうなっていくっていうやり方じゃないとできないOTZ
43KINGDOMHEARTS〜ソラ×カイリ〜【5】:2008/05/07(水) 18:59:53 ID:4CxC1cIn
ソラ「カイリ!?」
カイリ「ソラ・・・かなり苦しくなってきた・・・。」
熱さのあまりに顔が真っ赤になっていくカイリ。誰が見ても『健康状態じゃない』と思うくらい赤くなっている。
ソラ(やっぱりナミネのときと同じだ・・・。ってことは・・・。)
ソラはないはずの忘却の城の最後の記憶を思い出す。何かの影響でカプセルが壊れたのだろう。
ソラ「カイリ!今から俺の言う事に従って!そうすれば楽になっていくから!」
カイリ「ソラ・・・治し方知ってるの・・・?」
ソラ「そういう話は後!とにかく今はこの状態を治さなきゃ!」
ソラはカイリに指示を出そうとしたがカイリのだるさを見て無理だと判断した。
ソラ「今から準備するから待ってて!」
カイリ「うん・・・。・・・ってあれ?ソラ!治ってきたよ!」
リクが渡した薬品は数分しか効果がない、いわば後押し用の薬だったのだ。しかしテンパっているソラはそれが耳に届いていなかった。
カイリ「ちょっと!?ソラ!?何してるのよ!」
ソラ「ちょっと待ってて!治すにはこうするしかないんだ!」
ソラは必死になってカイリの服を脱がそうとする。
カイリ「だから治ったって!」
カイリはその場で振り払う事もできたが、その手段は頭に浮かんでこなかった。心のどこかでソラにやってほしいと思っているからだ。
ソラ「いくよ・・・!」
ソラは震える手で一気に服を下ろしたが途中で力が入らなくなり、カイリは胸だけが出た状態になってしまった。
44KINGDOMHEARTS〜ソラ×カイリ〜【6】:2008/05/07(水) 19:09:10 ID:4CxC1cIn
カイリの顔は一気に赤くなる。友達とはいえ、異性に自分の胸をはっきり見られるのは恥ずかしいのだろう。
ソラ「うわぁ・・・。」
一方ソラはすごさのあまりに声を漏らした。バランスよく大きくなっているその胸は女性の誰もが憧れる形だった。
カイリ「ソラ・・・これでどうするの?」
ソラ「確か・・・こうするんだった!」
ソラは躊躇することなくカイリの胸に向かって手を伸ばし、ゆっくりと揉み始めた。
カイリ「ひゃっ・・・。」
ソラ「気持ちいい?カイリ?」
カイリ「うん・・・ソラ上手いね・・・。」
ソラ「いやぁ・・・ははは・・・。」
ソラはナミネとやったことは言わずに揉み続ける。次の動作に移ろうとした時バランスを崩してソラがカイリの胸に倒れこむ。
カイリ「ソラ!?」
ソラ「らいしょ〜ふ〜・・・。」(訳:大丈夫〜)
カイリの胸の谷間に顔が思いっきりめり込んだ。顔を出そうとするが手が両胸に当たってカイリが感じる為ソラはなかなか抜け出せない。
カイリ「ひゃぁん!ソラァ!」
ソラ「ふがふが!」(カイリの胸柔らかいし気持ちいいなぁ・・・。こうしてるだけで癒される・・・。)
ソラは酸素の入る隙間を作った後に手をカイリのへそのあたりに置いてなぞるように指を下へ向かわせる。
カイリ「・・・!ソラ!そこはだめぇ・・・ひゃう!」
さすがに抵抗するももう片方の手で胸を揉まれて感じ、抵抗できない。そしてとうとうソラの指はパンツ越しだがカイリの秘部にたどり着いた。
45KINGDOMHEARTS〜ソラ×カイリ〜【7】:2008/05/07(水) 19:15:14 ID:4CxC1cIn
長編物になってしまいましたが最後までお付き合いいただけると幸いです。

カイリ「ソラァ・・・だめだってぇ・・・。」
消えそうな声でソラに言うも今のソラには何も聞こえない。
ソラ(見つけた!カイリ気持ちいいみたいだなぁ・・・。濡れてるもん・・・。)
ソラの感じる通り、カイリの秘部はびしょびしょだ。ソラはゆっくりそこをなぞる。
カイリ「はぅ!」
ソラ(カイリ感じてるかなぁ・・・。俺の息子も大きくなってきたしそろそろ・・・)
ソラは下半身をもぞもぞ動かし、ズボンとパンツを一気に脱ぐ。そこには大きな息子があった。
カイリ(あれ入れるの!?そんなことになったら・・・。)
まだ処女であるカイリは快感を知らず、聞いた事のある痛みしか知らない為入れることに対して恐れた。しかしソラはもう止まらない。
ソラ(それじゃあ行くよ!)
ソラは下半身を器用に動かしてカイリの秘部に息子を当て、場所を確認したら少しずつ入れ始めた。
46KINGDOMHEARTS〜ソラ×カイリ〜【8・FINAL】:2008/05/07(水) 19:34:26 ID:4CxC1cIn
カイリ「入ってきた・・・?」
カイリは動かすソラの腰で確認できないが、感触だけで想像した。思ったより痛みがないことと、好きな人がやってくれてることにすこし喜びを感じる。
ソラ(これ以上はカイリの体力も俺の酸素も限界だと思うし・・・一気に行こう!)
ソラはナミネのときより少し早く腰を動かす。入っていくにつれカイリの体がビクッ!ビクッ!と反応する。
カイリ「ソラが・・・ソラが入ってくる・・・!」
ソラ「カイリ・・・もうちょっと・・・!」
少し慣れた手つき(?)でどんどん入れていく。そして、早くやった事が良かったのか悪かったのか、カイリの快感の頂点はすぐそこまで来た。
カイリ「はぅん・・・!ひゃぁあ・・・!」
ソラ「カイリの喘ぎ声可愛い・・・。あと少しだからね・・・。」
そう呟くと一気に加速する。そしてソラの息子が奥まで入りきったとき・・・。
カイリ「はぁぁぁ!!!!」
カイリは人生最大の快感を感じて大きな喘ぎ声を出す。

そしてカイリの初めての快感が終わってから数分後・・・
ソラ「・・・ぷはぁ!」
カイリ「はぁはぁ・・・大丈夫・・・?はぁはぁ・・・。」
お互い疲れがたまったのか息が切れている。
ソラ「どうだった?」
カイリ「ウン・・・。気持ちよかったよ・・・。」
ソラ「よかった!」
カイリ「また今度・・・やる?」
ソラ「えぇ!?」
カイリ「だめ・・・かな?」
ソラ「いやいや!ぜぜ、全然オッケー!」
カイリ「良かった!」
今度はカイリが安堵する。そんな風に会話する中場所は少し変わって秘密の場所入り口前。
リク「ソラ・・・よくやったな・・・ププッ!」
全てはリクの作戦だった・・・のか?

というわけで終了!しかし・・・文作りの力が落ちてるOTZ 申し訳ありません!
47名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 20:14:53 ID:z5TBEOB6
>>46
超GJ!
リクwwwww
48楽六投下:2008/05/08(木) 21:02:27 ID:rX0kZzd2
需要あるんでしょうか…取りあえず投下します。

ロクサスはこっそり抜け出し、忘却の城へ足を運んでいた。
三人集まってると思って部屋をちょっと覗くとラクシーヌだけ一人。
「ラクシーヌ……アクセル、いる?」
ロクサスはドアの隅から顔を出して聞いた。
「あらら〜ん?駄目じゃないこんな所に来て。
あいつは今任務中よ、マールーシャと何争ってるか知らないけ・ど。
それにしてもお仕置が必要ね」
そう言うと指からパチパチと雷の音を鳴らす
「ちょっ…ちょっと待って!ゼムナス様に命令されたんだ」
その言葉と同時に部屋に引きずり出しナイフをロクサスの間近に刺した。
「嘘よ、ゼムナスも聞いて飽きれるわ。
さてどうしようかしらね?あ、ほら良いもんあるわよ。」
ラクシーヌは横に置いてあった鎖をロクサスの腕に巻き付ける。
「い…いやだ!何する気だ!」
「自分が悪い癖に生意気ね、少し大人しくしてよ。」
そう言って腕を繋いだ鎖に雷を通す。
「クッぁ…!」
「そうそう、そうこなくっちゃ。」
ラクシーヌはクスクス笑いロクサスのコートに手をかける。
--
ひとまずここまで。
49名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 21:33:10 ID:MsQV5Dfl
wktk
50名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 22:37:10 ID:a/xbqEIN
>>48
続き頼む!
51名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 02:01:14 ID:V66cDecY
超期待
52名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 02:05:25 ID:XQ6AvYvz
53名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 02:06:27 ID:XQ6AvYvz
46
GJ!
48
期待待ち
54楽六2:2008/05/09(金) 03:27:32 ID:nRXmaC9Q
そうして開かれたコート先の乳首をグリグリと捻った
ロクサスは顔をしかめる。
「ぅっ…」
「あんたマゾ?男の癖に気持ち悪い声上げて。」
「いやだ…そ、触るな…」
ロクサスは恥ずかしさに無理に暴れ出し、指から逃れようとする
「あーもしかして知らないんだ…フフ、面白くなって来たわ。
あんたこういうの好き何でしょ?私が趣向を暴いてあげる。」

ラクシーヌはブーツを脱いで見下ろし、足でロクサスのズボンを下着ごと下げると起き上がったまだ幼いソレを親指の爪でなぞった。
「いい声よ、うふふ。
あんた犬の素質あるんじゃない?」
「だ…誰がぁ…」
そのまま踵で一点を押し付け最後に蹴りあげた
「んはぁっ…!」
「なあにこれ?少し濡れてるんじゃないの?やっぱりなじられるのに興奮するんだ」
ラクシーヌがソレに手をかけ、先の濡れた部分から周りに擦る。
そうして又、先から溢れてきた。
「んっ…もうやめ…はっ…」
ロクサスは息が荒く、余裕が無くなってきたようだ
「ん?私の指感・じ・る?特別サービスしてあげよっか」
55楽六3:2008/05/09(金) 03:44:13 ID:nRXmaC9Q
そしてラクシーヌもコートを少し開けて胸を露にすると谷間にソレを挟み、たちまち上下に擦る
「あっ…ぁっやっお願いっもう…」
ロクサスは首を左右に振り必死に訴える
「人が折角やってあげてるのに感謝しなさいよ。
本当は私の胸、気持ち良くてどうしようも無いんでしょ?
だったら気持ち良いって言いなさいよ」
「ふっ…うっ…」
ラクシーヌはそのままロクサスの背中に片方の腕を回して下に下げていく
「そう言えば此処って利くのかしら」
そこは一つの穴。
「いっいや…!それ、はっやめっ…!」
「随分嫌みたいね…まあ無理も無いけど。
いやって言われたらやっちゃうのよね」
そして手袋のまま指を侵入させる
「ひ…い…っ」
「無理があったかしら。ああそうだ」
「ぁあああっ」
その発言から一瞬ロクサスの体が跳ね上がる。
ラクシーヌは指先から微電気を送ったのだ
「良さそうね?」
そして片方の手で胸を抑えると同時に同じように電気を発した。
ロクサスは今までに無い声にならない悲鳴を上げ達してしまった。
ラクシーヌの胸に白い液が飛び散った
「終わり?つまらないわね…」
「はぁ…は…」
ロクサスはぐったりとし、目が虚ろな状態で呼吸を整えようとしていた。
ラクシーヌは液を指で掬ってロクサスの使い果てたソレに擦り付けた
「ぁ…」
「それあんたの奴よ。どう?」
残りをティッシュで拭き取りブーツもきっちり履いて、いつものラクシーヌの姿に戻った。
「そろそろアクセルの来る頃だからまずいしねーとっとと帰ってくんない、ほら」
ラクシーヌはコートをしっかり着させ、べちゃべちゃとしたまま下着とズボンをあげる。
鎖を外すと手首が少し赤くなっていた。
そして回路を開けるとロクサスを押し込んだ。
「あらアクセル。任務は終わった?」
「態度がおかしいな?まあいいけど。」
「本当にいいのかしらね、疲れたからお茶頂戴。」
「あんたは何もして無いだろ、ほらよ」
「まあ私も任務を終わしたって所かしら」
そう言って、落ちた鎖を見つめた。

--
読んでくれてありがとうございました。
ちょっと鬼畜っぽくてすいません。
ラクシーヌもっと可愛くしたかったな…
ロクサスは個人的にドMだと思うんだ
純粋に従ってしまいそう。
またいつか書くかもしれない
56名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 08:30:06 ID:TZ7YWU5Z
>>55
GJ!!!
57名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 18:13:54 ID:BWcVvpJ7
GJ!
58KINGDOMHEARTS:2008/05/09(金) 18:41:46 ID:pI01y2fi
おぉ!書き込みがたくさんされてる!ラクシーヌの超ドSな行動に驚きを隠せなかったりもっとサービスしてほしかったりと複雑な心境・・・。
おっと。そういえば新しいやつが思い浮かんだって事を言いに来たんだった!一応二つ
考えてきたのでアンケートっぽいのとろうと思います。どっちがいいか、みたいな。

・アクセルorマールーシャ×ラクシーヌ:これが最初に思い浮かびました。人の見方によっては少し女王ラクシーヌのキャラ崩壊。ちなみに時間設定は最初に書いたソラ×ナミネの少し前の時間になっています。

・ロクサス×ナミネ:ソラ×カイリときたらこれかなぁ?って。ロクサスがちょっと悪い子になってます。注意。

この二つのどちらか選んでください。
59名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 18:44:53 ID:V66cDecY
GJ!楽六イイヨー
60名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 23:58:13 ID:XQ6AvYvz
58
できれば両方投下されるのを待ってます

楽六GJ!
61名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:03:54 ID:+Ov8dsm2
>>58
個人的に悪楽が激しく読みたい
62名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 05:59:41 ID:c/p93+7R
>>55
GJ!ラクロクいいな!
自分もロクサスはMっぽいと思ってたよw
63名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 13:42:50 ID:nH3nhEsH
突然アンセム姿の陸×波音と言う電波を受信した。
続編発売されたら盛り上がるかね。主に六方面で
64名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 21:21:17 ID:lfrp7LjD
>>58
俺は丸楽かな
丸の植物はじゃじゃ馬な楽を縛る為のものだと思ってる
いっそのこと3P(ry
65名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:59:11 ID:nLQ9HOMl
ドSな楽に期待
66名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:00:00 ID:VXWX43W+
》58 自分はロクナミが読みたいと思いました。楽しみにしています。
携帯から投稿スマソ。
67KINGDOMHEARTS:2008/05/13(火) 19:32:47 ID:w9PAJML8
申し訳ありません・・・。ちょっと仕事のほう無茶して風邪ひいてしまいました・・・。昔から病気の時にインターネットをすると余計に悪くなるという体で・・・OTZ
多分一週間辺りで治るはずですからそれまで小説はお待ちください。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
68名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:05:07 ID:ZI3F98MR
>>58
悪or丸×楽の3P希望

>>67
気にせずお身体を休めてください
69名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:34:26 ID:GLzuSq4r
>>67
気にするな
ちゃんと養生しろよ
70名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 23:47:42 ID:z7WiaAYt
wkwk
71KINGDOMHEARTS:2008/05/23(金) 19:38:16 ID:4QVHyuQ7
お久し振りです。やっと風邪が治りました。しかし来襲の月曜から一週間の出張です・・・OTZ 日曜は準備があるとして五月は今日と明日少しくらいしか書けませんが頑張っていきたいですね。
そして過去レス見て決めました!まずはじめにXIII機関のほうでいきます!初の3Pなんでほとんどの確率で変な駄文になると思いますがそこは多めに見てください・・・。
72KINGDOMHEARTS【初の3P・丸&アク×楽・1】:2008/05/23(金) 20:01:13 ID:4QVHyuQ7
【マールーシャ&アクセル×ラクシーヌ 舞台:忘却の城 時間:VSラクシーヌ(2回目)前】

忘却の城・・・進むたびに記憶を失い、記憶に埋もれた大切な記憶を呼び覚ます不思議な城。現在、その城には3つの力が集まっている。
一つ目は光―キーブレードの勇者・ソラと仲間たちだ。探してる人を見つけるため、どんどん奥へと進んでいっている。
二つ目は闇―一度心の闇に身を委ね、世界の住人・故郷・親友を消そうとしてしまった少年・リクだ。心の中に眠るアンセムを消す為、この城で戦っている。
三つ目は無―全てが謎に包まれた機関。この城で何かの研究を行っている。
今回は光と闇から見放されし無の話である。ゲームプレイ者からは『ドS』と呼ばれ、言葉で攻め落として雷で止めを刺す非情な妖精という通り名を持つNo.12・ラクシーヌ。彼女がなぜ光に消されたか、その真相に迫ろうと思う。

序章的な感じに書いてみました。本編は『2』から始まります。
73KINGDOMHEARTS【初の3P・丸&アク×楽・2】:2008/05/23(金) 20:12:31 ID:4QVHyuQ7
ラクシーヌ(以下楽)「あ〜あ・・・ナミネの奴、本当のことばらしちゃって・・・。」
マールーシャ(以下丸)「仕方あるまい。ナミネはソラの事を想っている。嘘を貫き通すのは心無き彼女でも『苦痛』に感じたのだろう。」
楽「苦痛?なんでそんなもの感じるの?ありえないわよ!だって私達には・・・」
???「心がないから、だろ?ラクシーヌ。」
楽「!?・・・なんだ、アクセルじゃないの。」
2人の会話に割って入ってきたのは赤髪の男・アクセル。何か秘密を持っている・・・?
アクセル(以下アク)「だけどよ、マールーシャ。なんで『あれ』をつかわねぇんだ?」
丸「あれはまだ未完成だ。最初にナミネに試したが失敗に終わった。あれのためには・・・」
アク「心無き肉体が必要・だろ?用意してきたぜ。」
アクセルが二人に見せたもの。それはヴィクセン・レクセウス・ゼクシオンの屍だった。
丸「ほぉ。わざわざ持ってくるとはな。」
アク「苦労したぜ?狭間の空間の中でほとんど塵と化してたからな。」
2人はラクシーヌの存在を忘れて会話を続ける。もちろんドS妖精がこれに耐えられるわけもなく・・・
楽「ちょっと〜?私を会話に混ぜないとはどういうことかしらぁ〜?」
アク「混ぜてほしいのか?」
楽「一応気になるからね。」
丸「ならば混ぜてやろう。」
楽「で?どんな話かしら?」
アク「その前に喋り続けてのど渇いた!なんかねーのか?マールーシャ?」
丸「あぁ。あるから少し待っていろ。」
マールーシャは水を三つのコップに入れて、一つのコップに○○を入れて・・・。
74KINGDOMHEARTS【初の3P・丸&アク×楽・3】:2008/05/23(金) 20:18:25 ID:4QVHyuQ7
丸「持ってきたぞ。」
アク「お!さんきゅー!」
どうやらのどが渇いたのは本当らしく、一気に水を飲み干す。
楽「これ、なんか変な味しない?」
丸「新しい調味料を作った。それを入れてみたんだが。」
楽「あら。珍しいじゃない。あんたがつくるなんて。」
丸「調理係(←ゼクシオン)がいなくなったのだ。我らが作るしかないだろう。」
アク「あー!うまかった!もう一杯!」
丸「アクセル・・・。水なら後で飲ませる。」
その言葉とほぼ同時くらいにラクシーヌの体に変化が出てきた。
楽「なんか熱くなってきてない?この部屋。」
丸「気のせいだろう。」
アク「あ、多分俺それだ。チャクラムをお前の後ろに・・・」
丸「アクセル!」
アク「は?」(なんか俺悪いことしたか・・・?)
KYアクセルを置いて丸の作戦は既に進行していた。
75KINGDOMHEARTS【初の3P・丸&アク×楽・4】:2008/05/23(金) 20:31:49 ID:4QVHyuQ7
楽(何よ・・・これ・・・アクセルのせいじゃ・・・ない・・・?)
丸「どうしたんだ?ラクシーヌ」
アク(あ、そーいうことか。)
楽「ここ異常に熱くない?」
丸「きのせいだろう?熱いならコートを脱げばいい。」
楽「はぁ!?冗談じゃないわよ!今日は暑くなるってどっかの研究馬鹿にきいたからこのコートしか脱いでないわよ・・・!」
ラクシーヌは熱さの影響でふらついてしまう。そこで丸が抱えとめる。
丸「どうした?ラクシーヌ。」
ラクシーヌの背中をさすりながら丸はラクシーヌに声をかける。
ラク(なにこれ・・・なんかいつもと・・・違・・・)「離しなさいよ!」
アク「熱いならこうすれば解決だろ?」
やっと準備を終えたアクセルがチャクラムで勢いよくラクシーヌのコートを切り裂く。
楽「!?なにすんのよアクセル!」
慌てて落ちていくコートを集めて胸や秘部を隠すラクシーヌ。しかしコートの切れ端が胸に当たると力が抜けてコートを落としてしまう。
丸「これは・・・!」
アク「そそられる体だなぁ。なぁ?非情の妖精さん?
ラクシーヌはほぼ全裸といった状態だ。左胸が残ったブラで隠され、秘部はほぼ全開といった状況だ。
楽「こんなことしてただで済むと・・・はぅ!」
丸「気持ちいいか?ラクシーヌ。お前の胸は大きいから揉みやすくて助かるぞ。」
丸は手馴れた手つきでラクシーヌの胸を揉み、口で耳を噛んだりと攻められるところは攻めている。

今日は時間の都合でここまでです。
76名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 06:40:57 ID:OVZZHOZN
丸楽悪が来てたー!
wktkしながら続き待ってる!
77名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 20:35:41 ID:NZcwW8ZJ
×非情の妖精
○非情の妖姫
78名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 14:53:28 ID:T5oWGv0R
誰か今までで風神のSS書いた人居ないんですか?
どこ探しても無いんで
79名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:05:25 ID:o+B/lJJe
風神ならFFサイト回った方が早く見つかると思われ
80KINGDOMHEARTS【初の3P・丸&アク×楽・5】:2008/05/30(金) 19:58:13 ID:BPKW12Ra
ただいま出張より帰ってまいりました。続きを書こうと思います。

楽「ぁん!ひゃぅ!ちょ・・・やめなさいよ・・・はぁん!」
丸「言葉とは違って体は素直だな?ラクシーヌ」
アク「マールーシャ!お前ばっかりずるいんじゃねーのか?」
丸「まぁ待て。後でお前にも分けてやる。今から準備をするから待っていろ。」
そういって丸は手を上にあげる。すると突然太い茎が生えてきてラクシーヌを縛り上げる。ラクシーヌは両手両足を拘束されて大の字になり、体からは残った布切れも茎によって叩き落とされ、本当の全裸にされてしまう。
楽「なにやってんのよ!放しなさい!」
丸「私に言っても仕方がない。茎が自分の意志でラクシーヌを拘束しているのだからな。」
楽「そんなの嘘に決まってるじゃない!」
丸「自分の意志というのが嘘だとしてもお前の感じている『快感』は真実のはずだ。」
楽「うっ」
丸「さて、アクセル。待たせたな。」
丸はその場から離れ、ラクシーヌをアクセルに譲る。
アクセル「待ちくたびれたぜ。ラクシーヌ。今までためてきたストレスでも発散させてもらうかな!」
楽「いや・・・本当にやめなさ・・・」
ラクシーヌが言葉を言い終える前にアクセルはラクシーヌの唇に自分の唇を押し付ける。
アク(本当は抵抗してる時のがいいんだがうるせぇし少し黙らせるか。)
アクセルは舌を使って粒の薬をラクシーヌの口の中に入れ込むと唇を離す。
ラク「なに入れたのよ!」
アク「教えてやんね。」
ラク「いいから教え・・・な・・・さ・・・」
ラクシーヌは息絶えたように急に眠り始めた。アクセルが入れたのは睡眠薬だった。
アク「さぁて、これで抵抗されずにゆっくり楽しめるな・・・。」
81KINGDOMHEARTS【初の3P・丸&アク×楽・6】:2008/05/30(金) 20:07:34 ID:BPKW12Ra
アクセルはラクシーヌの顔を持ち上げる。
アクセル「こうしてりゃあただの可愛い女なんだがな。」
アクセルはラクシーヌにキスをして、口の中に舌を入れ込む。
ラク「ん・・・」
眠っていても感じているのか甘い色気のある声が漏れる。
アク(どんどん攻めていくぜ?・・・っと、そういえば変体科学者に気持ちいいと勧められたっけな。)
アクセルはキスを中断し、自分の顔をラクシーヌの顔に押し込む。そしてラクシーヌの胸を使って自分の顔をマッサージするように揉む。
アク「確かに気持ちいいけど、どこでそんな情報仕入れたんだ?」
アクセルは胸を片手で揉み、もう片方の手で自分のズボンを下げ、大きくなった○○○を丸出しにする。もちろんラクシーヌのも下げて、びしょぬれの○○○を丸出しにする。
アク(熟睡の所悪いがそろそろ犯させてもらうぜ?)「マールーシャ!いいか?」
丸「あぁ。私はこの薬をもう一つ作る。あとは好きにしていい。」
アク「本当か?体はこいつをほしがってるようだけどな?」
丸「・・・お見通しか。」
こんな姿の女体を見て興奮しない方がおかしい。もちろん丸の○○○も大きくなっている。
アク「一応譲ってくれたんだからな。俺は胸と○○○やるからお前は・・・」
○「残りは私がやる。それでいい。」
こうして、眠っている非情の妖姫は2人に犯されることになる。

だんだんマールーシャの名前の扱いが適当になっていますが仕様です。
82KINGDOMHEARTS【丸&アク×楽・7】最終:2008/05/30(金) 20:20:23 ID:BPKW12Ra
アク「こいつきついな・・・。処女だったのか。」
○「アクセルめ・・・。一番良い所を使いおって・・・。」
ラクシーヌの胸・○○○・尻(感触のみ)はアクセルが、耳・口は○がそれぞれ使っている状態だ。
アク「にしてもこいつの胸気持ちいいよな。見せびらかさないのがもったいねぇぜ。」
○「このコートでなければ機関は回廊を通れない。仕方あるまい。」
アク「そうだな。」
その後、しばらく無言で犯し続ける二人。沈黙を破ったのは眠っているラクシーヌだ。
ラク「ふぁん・・・ひゃ・・・あぁ・・・。」
○「この対応は・・・絶頂が近いか。」
アク「そろそろ加速していくぞ。」
アクセルは自分のモノを入れる速度を上げ、mrはラクシーヌの口の周りに沿うようにモノを動かす。
アク「こりゃあ・・・」
m「そろそろこちらも絶頂か・・・。」
その言葉を発した数秒後・・・
ドピュ!
2人は口とアソコに射精してしまう。そしてWで精液を受けてしまったラクシーヌも・・・
ラク「あぁぁぁん!!!」
目覚めと共に絶頂に達した。2人はそれを確認すると犯すのをやめ、服装を元通りにする。
ラク「2人ともぉ?なぁにやってたのかなぁ?」
アク「Sな口調でもそんな体じゃ迫力ねぇぞ。」
全裸でしゃがみこんでいるラクシーヌ。もちろんドS女王という名も非情の妖姫という名もこの姿では形も残っていない。
m「さぁ、そろそろソラが来るぞ。力を調べて来い。」
ラク「こんな姿で!?」
アク「いいから行って来い。服は貸してやる。」
こうしてアクセルのコートを身にまといソラの下へ向かうラクシーヌ。しかし、絶頂に行った直後で力の入らぬラクシーヌはダスクやシャドウより弱く、ソラにやられて消滅してしまった。

今回は犯しの部分を大幅カットしてしまいました。申し訳ありません。足りない人は自分の頭のなかで加えておいてください。
83名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 15:15:29 ID:0MvB//oV
おお、完結してた!
gj!
84名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:27:54 ID:5mUae9EI
GJ!
ずっとwktkしてた
85名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 14:48:43 ID:30Q0FxdS
ロク×ナミネ キボン
86キングダムヘルツ:2008/06/07(土) 19:26:36 ID:0up6BFFS
こんばんは。GJコメありがとうございます^^そのコメントがだんだんと勇気とテーマとその他諸々を与えてくれます!
ところで、ロク×ナミネ書こうと思いましたがあるものを思いついたんでまたまたアンケとります。アンケートばかりで申し訳ないOTZ
・ロク×ナミネ
説明文省略
・女体化ソラorリク×カイリ
ある日急に女体化してしまったソラ(またはリク)は女の子カイリにどうすればいいか相談してああなってこうなって・・・。というお話。
・〃ロク×ナミネ
ある日女体化してしまったロクサスは(ry
・ロクサス×オレット
これは誰も考えてないかなと思っていたらいつもの場所でやっちゃう二人がでてきたwwwこれは今までにないくらいgdgd。よく練ってない話ですから^^;
・テラorヴェン×アクア
過去の三人キター(゜∀゜)!これもあまり練れてないのでgdgd付。

選択肢が増えましたがどれも一応書ける状態なのでまた投票お願いします。
87名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 21:56:33 ID:tPcn8QfW
六×オレット一票!
88名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 00:29:57 ID:l+sFcxxM
ロク×ナミ
89名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 03:31:24 ID:7gVRIQYY
女体化話は大好物です
ソラでもロクでもどちらでも構わん
90名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 19:30:12 ID:IFH26B5J
ロク×ナミに一票
91キングダムヘルツ:2008/06/08(日) 20:11:02 ID:t8HYmyRL
こんばんは。一日待ってみて投票結果見てみるとロク×ナミ二票ですね。ということは始めに書くのはロク×ナミということで。今からエロ入る前までの話を書いて明日エロに入るという形にします。
僕が書いてる間にロク×ナミ以外の投票を受け付けます。このまま行けばロク×オレットと女体化編が同数なのでロク×オレットからになります。(なんでこっちにしたかって?ノリですwww)
92キングダムヘルツ【ロク×ナミ・1】:2008/06/08(日) 20:26:23 ID:t8HYmyRL
【ロクサス×ナミネ 舞台:トワイライトタウン(データ) 時間:ソラ×カイリと同時進行】

ここはディスティニーアイランド。三人のキーブレードの勇者の故郷だ。XIII機関を殲滅させて世界に平和を取り戻し、平和な一時を過ごしている時のことだった。
カイリ「ソラ!リク!」
ソラ「どうした?カイリ?」
リク「そのビンは?」
カイリ「手紙が入ってるの!よく見て!」
ソラ・リク「!」
王様からのボトルメッセージが届いていた。もちろん三人はそれをすぐに開け、中身を見ている。
その頃入り江(ソラとリクがビーチレースをしたところ)では2人の子供の声が聞こえる。
ロクサス(以下ロク)「全てが終わったんだよな・・・。」
ナミネ(以下ナミ)「そうだね。ロクサス。」
半透明な姿で夕焼け空を眺めているのはロクサスとナミネ。ロクサスはソラの、ナミネはカイリのノーバディで、元の姿と一体となったせいで半透明となっているがお陰で自分の意志を保てたままで生きていられる。
ロク「トワイライトタウンもこんな夕焼けかな・・・。」
ロクサスは思う。データの中だけでも普通の子供のように・・・ソラのように遊べていた時の事を。遊んだ友・一緒に食べたアイス・そして食べながら見た街の夕焼け空。彼にとっては偽りではなく本物の思い出として残っている。
ナミ「きっとそうだよ。」
ナミネは微笑みながら答える。その答えに更に答えるようにロクサスはナミネに向かって笑みを見せる。
ロク(アクセルも・・・どこかで生きているかな・・・。)
ロクサスはただ一人の親友の事を思いながらただ空をみつめる。そうして2人だけの時間が過ぎていく。
ナミ「ねぇロクサス?」
ロク「なんだ?」
ナミ「夜になってきて寒いはずなのになんだか熱くなってこない?」
ロク「そう・・・だな。」
一瞬ロクサスは悩むが確かに熱い。それもそのはず、お互いの本体はリクの策略によって○○○しているからだ。しかし、同じ体を共有しているとはいえ、距離があるのでそこまで媚薬の力は働かない。
ナミ(もしかして・・・ロクサスと2人だけでいるから照れてるのかな?)
このナミネの意見は確かに正しい。本体のほうは関係なく顔が赤くなって火照っている事が彼女でも分かる。多分、ロクサスもおんなじじょうたいであろう。
93キングダムヘルツ【ロク×ナミ・2】:2008/06/08(日) 20:31:55 ID:t8HYmyRL
続きを書く前に訂正。ロク×ナミの場所に誤りがあります。トワイライトタウンとありますがディスティニーアイランドに訂正します。申し訳ありません。

ナミ「ねぇロクサス?」
さっきより少し声が高くなっているがおんなじ呼びかけをする。
ロク「何?」
ロクサスは赤い顔を見せたくないのかそっぽを向いたまま答える。(そっぽを向いていても普通に分かるが)
ナミ「今・・・照れてるでしょ?」
ロク「へぁ!?」
図星なのだろう。焦った感じでぼけたような返事をする。
ナミ「今頃ソラ達・・・自分の心の中のことうちあけてるんだろうし私達も・・・ね?」
ロクえ!?な・・・ちょ・・・ナミネ!?」
さすがソラの半分。こういうことに慣れてないからかなりの焦りようだ。

今日はここまで。頑張ればちょっといけるけどあえてここで終わらせてしまう自分を許してください。
94キングダムヘルツ【ロク×ナミ・3】:2008/06/09(月) 16:49:08 ID:eyHVU9b8
こんにちは。今日は昨日の続きを書かせてもらいます!

ナミ「今頃ソラ達・・・自分の心の中のことうちあけてるんだろうし私達も・・・ね?」
ロク「え!?な・・・ちょ・・・ナミネ!?」
さすがソラの半分。こういうことに慣れてないからかなりの焦りようだ。
ナミ「嫌?」
ロク「いや・・・そうじゃないけど・・・こういう展開初めてだから・・・さ・・・。」
クールなロクサスはこんな姿を人に見せたくないのかナミネのほうをむこうともしない。
ナミ(こんなロクサス・・・初めて・・・。)「ロクサス・・・可愛い!」
ナミネはそう言うと飛びつくようにロクサスの背中を抱きしめる。
ロク「うぉ!」
ロクサスは急に抱きつかれるのでよろめく。
ナミ「私・・・ロクサスのことだぁい好き」
ナミネはロクサスの耳でそうささやくとロクサスの頬にチュッと音を立ててキスをする。
(注:ナミネの性格を知っている人ならわかるとおり軽くナミネ壊れてます。これは本体の影響です。)
ロク「!!」
ロクサスはいろんな感情が渦巻いて湯気を出しながらその場で倒れる。
ナミ「あれ?ロクサス?ロクサス!」
ナミネは急いでヤシの木にロクサスを運ぶ。(もちろんロクサスのほうが重いからひきずるの方が正しいのかも知れないが)
95キングダムヘルツ【ロク×ナミ・4】:2008/06/09(月) 16:54:03 ID:eyHVU9b8
ナミネの告白から十分後・・・
ロク「う・・・う〜ん・・・。」
ナミ「よかった!起きた!」
いきなりの事の連続で倒れたロクサスはナミネの頑張りでヤシの木まで運ばれている。
ロク(ナミネ・・・俺の事さっき・・・。)
先ほどの事を思い出すと顔が赤くなる。もちろん男の子なロクサス。それを考えると感触等からのせいで自身の分身も大きくなっていく。
ロク(俺・・・このままでいいのかな・・・。返事・・・したほうがいいのかな・・・。)
ロクサスはソウ考えるとナミネを抱き寄せる。
ナミ「!? ロクサス!?」
ロク「俺も・・・好きなんだ。ナミネの・・・ことをさ・・・。」
96キングダムヘルツ【ロク×ナミ・5】:2008/06/09(月) 17:02:19 ID:eyHVU9b8
ナミ「ロクサs・・・!」
ロクサスはナミネの唇に自分の唇を押し付ける。Dキスではなく、秘めた想いを伝えるだけのキス・・・。
ロク「俺・・・もう止められないよ。」
ロクサスは唇を離してそう言うとナミネの白いワンピースをスルリと脱がしていく。自分の意志が残っている状態でやられる行動なので焦るナミネ。
ナミ「ロクサス!?」
ロク「好きなんだろ?俺のこと。なら・・・こんな事もしていいはずだろ?」
言い終えると同時にスルリと地面に落ちるワンピース。ナミネの綺麗な裸体が露になった。
ロク「きれいだな。ナミネ。」
ロクサスはゆっくりとナミネの胸に顔を近づけ、乳首をぺろりと舐める。
ナミ「んっ・・・。」
ロク「気持ちいい?」
ロクサスは片方の手で胸全体を揉み、口で乳首を甘噛みしたり舌で舐め転がしたりといじり続ける。
ナミ「ロク・・・んっ・・・サス・・・やめ・・・うぅん・・・」
ロク「やめてほしいのか?こんなに濡れてるのに?」
ナミネのアソコは既にびしょぬれだ。口では拒絶しても体はロクサスの大きくなったアソコを欲している。
ロク「入れて・・・ほしいのか?」
その問いにナミネは真っ赤な顔でコクリとうなずく。
97キングダムヘルツ【ロク×ナミ・6】FINAL:2008/06/09(月) 17:09:03 ID:eyHVU9b8
ロクサスは大きなアソコをさらけ出し、ナミネのアソコにゆっくりと入れる。処女を既に失っているナミネは入れやすく、スルスルと入っていく。
ナミ「ロクサスゥ!」
ロク「あと少し・・・!」
その言葉どおり、少しの時間でナミネは激しい反応をおこす。
ナミ「ロクs・・・あぁぁ!!!!」
ナミネは弓反りになって喘いだ。顔も真っ赤になっている。
ロク・ナミ「はぁ・・・はぁ・・・。」
2人はつかれきったのかその場で仰向けに倒れる。ちょうど本体の2人も終わったらしく、二人の体は消えてゆく。
ロク「また今度・・・」
ナミ「できたらやろうね・・・。」
その言葉を交わした後、2人は光の粉となってそれぞれの体に戻っていった。
98名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 23:59:18 ID:/fc2NPw/
おお!完結してた
GJ
99名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:34:05 ID:SVTreBHc
期待あげ
100名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:29:32 ID:TC/plX7D
100げと
101名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:22:50 ID:8LReZFaH
101
102名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:44:25 ID:Z7PFo4rq
オレット期待
103名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 16:48:26 ID:IUUnZWQD
楽×空期待
104名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 01:24:19 ID:wkDqEj1Y
職人さん毎回gj!
ロクオレにも期待してます!
105名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 16:58:12 ID:90t/fXni
俺はいつまででも待っている
ニョタソラリクとロクオレを
106名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 03:11:30 ID:Jw7xSk/a
リクソラの女体化なら投下出来る。
107名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:18:17 ID:YgP2rNUT
よしきたさぁこいいまこいすぐこい
108名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 02:18:45 ID:lw+JGlo8
所詮は腐女子の溜まり場か…
109名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 11:18:34 ID:cBKjGv4b
腐属性持ちの男で悪いかこのやろー
110リク×ソラ♀:2008/06/26(木) 18:32:57 ID:tJZYtykT



「ん…」
「目が覚めたか?」
見知らぬ部屋で、ソラは目を覚ました。
辺りを見渡すと船の中らしき部屋で、目の前には親友のリクが立っていた。
「リク!…ここは…?
あっ、二人は!?ドナルドとグーフィーは…」
体を起こしてリクに問い質しても無言が返るだけだった。
「…リク…?」
「お前はあの二人と、俺とカイリのどっちが大事なんだ?」
「!?」
いきなりのリクの質問にソラは驚いた。
「…四人共、大事な友達だから…選べないよ」
小さな声でソラが呟くと、リクは思い切りソラを突き飛ばした。
「痛…!」
ソラは体を起こそうとするが、リクはソラの腕を掴み乱暴に組み敷いた。
「リク…!?」
「…お前にカイリは救えない」
「なっ…」
そして、リクはソラの服のジッパーを引き下げ肌蹴させた。
「女のお前には救えない」





遅くなったがとりあえず携帯から投下。
1のネバーランド意識。
需要なかったら止める。
111名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 18:35:23 ID:cBKjGv4b
需要が無いと・・・本気でそう思っているのか?
もっとやれ
112リク×ソラ♀:2008/06/27(金) 06:53:17 ID:lxxOEtL2
ソラの胸にはサラシが巻かれ、乳房が窮屈そうに収められていた。
リクはサラシの一本を片手で千切り解いていく。
「何すんだよリク!やめろ…っ!」
暴れて抵抗してみてもびくともしない。
むしろ掴まれた腕が痛い位だった。
「そんなに見られるのが嫌か?昔はよく一緒に風呂にも入ったじゃないか」
昔は二人で水遊びなんかもしていた、昔は。
ソラは変わっていく自分の体が嫌だった。
「い、やだ…見るな…!」
サラシを解かれた箇所からは、程良い大きさの乳房が露になった。
リクは少しの間それを眺め、空いた手でソラの右胸を掴み揉み上げる。
「くっ…」
「…柔らかい」
更に空いた方の胸に顔を落として舌を這わせた。
「…リク……や、やめ…」
顔を真っ赤に染めて固く目を閉じたソラは、蚊の鳴くような小さい声で尚も抵抗するがリクは全く止める気配は無い。
そして解いたサラシを拾い、ソラの手首を拘束した。
「…!?」
「暴れられたら面倒だからな」
手の平同士を付ける形で拘束され、キーブレードが出せない。
リクの手は下へ行き、服の上からソラの秘部に触れる。
「―――――!!」
「こっちも柔らかい…」
「やだ、リク…嫌だ…!」
ソラの声など耳に入らないかのように無視をして、リクは手袋を外して今度は秘部へ直接触れた。
「や―――…っ!」
秘部は既に濡れて、中指を難無く割り込ませる。
胎内で動かせば指を締め付けた。
「ソラ、凄いな…お前の中…」
「…ひっ…あ、痛い…リク…ッ」
初めて触れられるそこは自分でもよく分からず、ただ怖かった。
113名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:41:29 ID:jfHEC+gq
テンション上がってきた
114名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:01:23 ID:zE/CYJnD
wktk
115リク×ソラ♀:2008/06/28(土) 23:53:42 ID:zz+oAPbY
やがて指は増え、胎内へ無理に圧し挿れられバラバラに動かされる。
「い…いたっ…痛い…っ」
まだ誰にも触れられた事の無かったそこは締め付けるもののとても狭く、止まない痛みにソラは涙を流した。
何故リクがこんな事をするのか、自分がこんな事をされなければならないのか、全く分からなかった。
「………」
リクは無言で指を抜くとソラの秘部へ顔を寄せ、丹念に味わうように舌を這わせた。
「あっ…!?」
突然の出来事にソラは目を見開き背を反らせる。
「リク!?やだ!やっ、汚い…!」
それでもやはりリクは止めようともせず、愛撫はエスカレートするばかりだった。
「う、くっ…だめ…リク……んんっ…」
体を攀らせ逃げようとするソラの腰を掴む。
陰核に舌が触れればソラの反応が一段と増し、リクは集中してそこを攻めた。
「や、いやっあ…何か、出ちゃう…!」
その言葉にリクは舌で陰核を扱く、すると。
「ひぁ…ッ!!」
体を縮こませ一際高い声を上げてソラは達した。
秘部から愛液が溢れ出て、リクは喉を鳴らして飲み干す。
「はっ…ぁ……」
116名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:11:15 ID:CtVKjmGB
あげ
117名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 14:07:01 ID:ArGCoW9a
期待
118名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 17:44:23 ID:haxSVJLA
ガンバ
119名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 03:55:26 ID:OXfcdsYu
kitai
120名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:09:26 ID:Ru6YEdph
gk
121名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 17:10:43 ID:jVeRK0vx
誰か・・・
122リク×ソラ♀:2008/07/10(木) 06:59:48 ID:J8JEcL+C
遅くなってスマン。
しかもあんまりエロくない。





初めて体感した絶頂にソラは体を波打たせる。
しかし秘部に再び何かが挿れられようと宛がわれ、体を強張らせた瞬間、引き裂かれるような激痛が走った。
「ああああッ…!!」
「……キツイな…」
「ぐ、ぅ…あっ…あぁ…」
浅い呼吸を繰り返し苦しむソラに、リクは容赦無くそのまま腰を打ち付ける。
「うっ、く…!」
歯を食いしばって痛みに堪えるが動きは止まず、寧ろ激しくなっていく。
「…――……リ、ク……っ…」
力の無い声で呼ぶとリクはほんの一瞬だけ動きを止め、そしてソラの唇に自分の唇を重ねた。
「ン、んっ……んぅ…」
リクの舌がソラの咥内へ侵入し、互いの舌を絡め合わせる。
「…っ、ふ…リク……リ…ク…」
「―――……ソラ」
その瞬間、リクは息を詰めソラの最奥へ精を放った。
「ん―――――…っ!」
ふるりと体を震わせ、ソラはリクを感じた。
その後も、リクは何度もソラを抱いた。
123名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 14:49:59 ID:l4V4/Q6W
>>122
完結?GJ!!
124名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 17:16:02 ID:mTD2+Z3D
>123
スマン、まだ続く。
今考えてる…。
125名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 18:21:54 ID:q8Qkg2g6

期待してる
126名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 19:36:27 ID:tlijechR
がんばって!
127名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 01:11:42 ID:yq91JxIu
ファイト!!
128リク×ソラ♀:2008/07/16(水) 07:44:11 ID:FkFgs7dc
「おや、リク…しばらく見なかったね」
ホロウバスティオンの城でマレフィセントに声をかけられ、リクは足を止めた。
「玩具はどうしたんだい?」
「……玩具じゃない、ソラだ…それより、あの二人は始末したか?」
「あぁ…王の家来達なら、とっくに闇の中さ」
「…なら、いい」
低い声で短く答えると、再び歩き出す。
「…大切にしないと壊れてしまうよ」
その言葉には振り向かずリクは奥へと消えた。

城の奥、リクは与えられた部屋の扉を開く。
「!…リク!」
扉の音に反応し、ベッドで眠っていたソラが体を起こした。
「リクっ、リク…」
立ち上がってリクの元まで駆け寄り抱き着く。
何も身に纏わず。
そして少し爪先立ち、ソラの方からキスを交わす。
「…ン、はァ…ッ…」
リクが舌を絡め抱き寄せると、ソラはすぐさま恍惚の表情を見せた。
唇を離し床へ膝立ちになるとリクのモノをくわえ込む。
「ぅ……んっ…」
手で根元を扱き、先端を舌全体で舐める。
「…っ、ソラ…」
リクの声が高揚して咥内で熱と堅さが増したのを感じたソラは、秘部を自ら指で愛撫してリクに縋り付く。
「―――リク…欲しい…」

ベッドが規則的に軋み、それに比例するように嬌声が響く。
「あっ…ア、ン…ッ」
仰向けに寝てるリクに跨がりソラは腰を振る。
「キモチイイか?」
「う、んっ、イキそぉ…リクっ…」
ソラの絶頂寸前のサインにリクは体を起こし、繋がったままソラを組み敷いた。
「何っ…?…アッ!」
疑問を浮かべた束の間ソラはリクに腰を突かれ、またも嬌声をあげる。
リク自身も絶頂へ昇るように激しく奥を突く。
「だめぇ、あっ!きもちい…イイ、ッ…リ……リクぅ…!!」
悲鳴に近い声でソラは絶頂へ導かれ、体を震わせる。
「くっ…う…―――ッ…」
リクのモノは締め付けられ、腰を疼かせ精を吐き出した。
「……っ…はぁ……リク…」
焦点の合わない濡れた瞳はリクを映し、まだ胎内に打ち込まれたままのリクを再び締め付ける。

この先、ソラがリク以外を瞳に映す事は無い。
あとは…闇になるだけ。






これで一応完結。
ペース遅くて申し訳なかった。
また何か書きたい…。
129名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 15:26:23 ID:Aevtu9oN
よろしいならばそこへカイリを突入させるのだ
マレフィセントおばさんの意地悪です
130名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 16:59:26 ID:4C62bZWg
楽×空か楽×六がみたい・・・
131名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 23:14:09 ID:jfhwLf/D
↑同意

職人さん乙!次も期待してます
132名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:03:18 ID:hsLq9r7w
楽×空も楽×六もいいけど
オレ×六も見てみたい
133名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:07:25 ID:rzfQSJZa
気持ち悪い・・・
134名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 02:59:18 ID:kzRU+FAq
>>132
>オレ×六

オレ→オレットだよな?w
135名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 18:16:42 ID:u1sUK5uw
この流れ・・・
永遠ループって怖くね?
136名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 19:32:16 ID:lQbuIOBg
楽×空を願ってるぜ
137名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 23:06:44 ID:xKq4qqGh
オレットを略すのは危険すぎるwww
138名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 19:17:17 ID:oeiBkc/o
ラクシーヌであればなんでもいいぜ・・・
139名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 10:53:19 ID:mZNXPO4E
海里or波音×機関が読みたい
140名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 13:32:36 ID:9/Pt1yU9
海里も波音も機関に何かされたに違いない
141名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 14:47:48 ID:h+gEyO/E
プーのワールドに来たカイリとソラ
カイリ「きゃああ!」
ソラ「水色・・・」
プー「風の強い日おめでとう」
142名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 15:17:20 ID:nsw8paNs
>>141
ワロタww
143名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 18:11:31 ID:4LxKeVeV
海里or波音×機関
二人で機関をめちゃくちゃに(性的な意味で)するんですね。わかります。
144名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 18:55:58 ID:nsw8paNs
↑それも悪くはないがw
機関×海里or波音のがいいな

波音は忘却の城での性処理係にされてそう
145名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 20:14:10 ID:WF5utj/s
空とロクサスは楽の性処理道具だったんだろうよ
146名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 22:10:18 ID:CJ8KF0S+
ラクシーヌが消滅する前にソラはしっかりラクシーヌをおいしく頂いたんだろうよ
147名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 00:56:30 ID:UAvwGSU6
ソラがラクシーヌを犯し中
→ロクサス|Д゜)ナンテコッタ!
148名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 05:48:23 ID:LOgrU5XA
No.13は見た!
149名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 23:54:26 ID:7qS0Nt3O
機関×海里読みたい
150名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 00:36:52 ID:/Pm2XmAB
結局お前らが一番犯したい奴は誰だ
それによって書くぜ
151名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 01:26:35 ID:RK4OX+mi
俺は楽×空か楽×六きぼう
152名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 18:40:29 ID:6vjKHyFm
いつかのユフィ×ソラに死ぬほど萌えた俺は
外道だがまたユフィ姉さんに甘く迫られたい……。
153名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 21:48:39 ID:LWzGj5dN
淫乱なラクシーヌを・・・
154名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 03:53:05 ID:CRp7ElVg
いやらしそうに肉棒をしゃぶるラクシーヌを・・・
155名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 19:39:25 ID:U7YlcHC8
熱心にロクサスの肉棒をしゃぶるナミネも・・・
156名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 02:39:35 ID:DP+iO4tu
セフレっぽいアクセルとラクシーヌを・・・
157名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 13:07:20 ID:A1LTqbiI
やっぱ、ラクシーヌの逆レイプものがいいかな。ソラかロク相手に
158名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 22:45:51 ID:pNDe7NAp
機関×海里
159名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 19:45:55 ID:AnhT/Hw0
ラクシーヌに飢えてる・・・
160名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 20:01:18 ID:KWsR2LlV
楽姐にレイプられる空を
161名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 02:42:10 ID:FjDntEdZ
ソニックレイプ返し!
162名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 16:27:16 ID:r7b4+TjZ
>>150ではないがデミックス×カイリ投下してもおk?
163名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 16:40:17 ID:P0NzuFP1
>>162
大歓迎!
164名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 20:07:05 ID:rP5/R2Vr
超wktk
165名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 21:25:43 ID:yAGzpRd/
おkおk!!!超待ってる
166デミックス×カイリ 1:2008/08/08(金) 00:18:08 ID:9WR6f9gq
数歩離れた距離の空間の一部分に渦が作られ、中心に人影をうつす。
うつむいていたデミックスが顔を上げると、耳の端が重くなった空気を感じ取った。
開かれた闇の回廊からわずかな空気の流れを伴い姿を現したのは、案の定サイクスだった。
「あ、おかえりー」
本人の気質が一層拍車をかけている無愛想な男相手にも、
デミックスは明るく手を振ってみせる。
無視され目の前を素通りされようとも気にならなかった。
物事をシンプルに捉えるデミックスが、腹を立てることはあまりない。
「今日も任務おつかれさん。ところでさ、それなに? もしかしなくてもお土産?」
サイクスが脇に抱えるものを指差し、不審を込めて尋ねる。
「お前には関係ない」
「なんだよ、ケチくさいなあ」
剣呑な視線を向けられても、デミックスは少しも気にしなかった。
それよりも彼が脇に抱えているもののほうが気になる。
「うわあ、かっわいいー」
白い喉をそらせ意識を失った少女のかすかに開いた唇から、白い歯がのぞいている。
つい状況を忘れ、デミックスはどこか苦しげにも見える表情をした少女に見入っていた。
(ちょっとでいいから起きないかなあ)
不躾極りないことだが、いますぐこの少女を揺り起こしたい衝動に駆られる。
この子と喋れたら楽しいに違いないという予感が思考を締めていた。
耳が、声を聞きたがってきかないのだ。あるいは記憶がそうさせているのかもしれない。
「これは後で使う」
「使うー?」
にべもなく吐き捨てたサイクスの言葉に、納得したデミックスが指を鳴らす。
「へえ〜、この子なのかあ。そういうことなら俺が面倒みとくよ」
いそいそと細い体を受け取る。
「別にいいだろ? 大体、サイクスに任せたら大変なことになりそうだし」
表情を変えないサイクスに、カイリの乱れた髪を直してやりながら非難の目を向ける。
自分の肩に頭をもたせてやりながら、長い溜息をついた。
よくもまあここまで手荒に連れ帰れるものだと呆れるしかない。
「丁重にもてなしてやれ」
去っていく背が低く答える。デミックスのよく働く耳は、もちろん返事を拾っていた。
167デミックス×カイリ 2:2008/08/08(金) 00:19:29 ID:9WR6f9gq
膝の上の重さが心地良い。
自分の膝を枕にしているカイリの髪に指を絡ませながら思う。
寝顔を見ているのも悪くないが、正直退屈でもある。
その退屈を紛らわそうと、膝の上に散ったつややかな髪を、
長い指に巻きつけては離すことを繰り返した。
が、それもすぐに飽きてしまう。
デミックスは気付かずに、髪の一本が絡んだまま腕をもちあげてしまった。
人差し指を半分に断つかのように赤い線が引かれる。
「ん…」
大きな瞳がまばたきをし、まっすぐこちらを見た。
「あ、起きた起きた。おっはよ〜」
「…っ!」
満面の笑顔でのぞきこまれ、紺碧の瞳が硬直している。
膝から飛び退ったカイリを、デミックスはにこにこしながら見守った。
「怖がんなくてもいいって。ここにあのこっわ〜い人はいないからさ」
警戒しているのか、細い肩に妙に力が入っていた。
無理もない。なにせいきなり連れてこられたのだ。
カイリの境遇をしみじみと哀れみながらデミックスが続ける。
「で、カイリの面倒は俺がみることになったから」
「………」
中々警戒を解いてくれようとしない。それどころかますます距離を取られている。
きつく睨みつけてくる視線はまっすぐデミックスに向けられていた。
「あ、あのさ、そんなににらまなくても…」
「………」
事態は好転しそうにない。なぜかこちらの顔を凝視したままのカイリに、後ろ頭をかく。
「うーん困ったなあ。カイリとは仲良くなりたいんだけど、だめ?」
なだめてみるが、より身構えられる結果に終わった。
がっくりとデミックスが肩を落とす。
「とにかくさ、こっちおいでよ。ほら、座って座って」
まずは打ち解けるのが先決だと腰かけているベッドをぽんぽんと叩く。
「………」
何かに引き寄せられるように、すがるような色を瞳に浮かべたカイリが一歩踏み出す。
これはデミックスにもかなり意外だった。
(あれ、眠いのかな?)
けれど、はっと夢から覚めたように首を振るとまた壁際まで下がってしまった。
これでは埒が明かない。
うーんとまた考え込んだデミックスは、ようやく重大な見落としに気づいて手をぽんと叩いた。
「そうだそうだ、まだ自己紹介してなかったよね」
目深にかぶっていたフードを外すと、気持ちのいい笑顔をカイリに向けた。
「俺デミックス。よろしくね」
「あ…」
途端に、カイリの瞳に失意の色が浮かぶ。
それほどカイリの絶望は深い。
目の前にいる黒い服の男が別人だとわかっているのに、
どうしても心が騒ぐのを抑えられないのだ。
168デミックス×カイリ 3:2008/08/08(金) 00:21:28 ID:9WR6f9gq
久しぶりに目にした生身の感情に懐かしさを覚えると同時に、
デミックスはひどく申し訳なく思った。
「あーごめんごめん、よくわかんないけど泣かないでよ。ほんとごめんね」
すぐさま駆け寄って抱き締めてやる。
「やめて、離して!」
期待していた声は、少々刺があったものの、ひどく印象的な響きを持っていて、
耳から離れない。
もっと聞けないだろうかと、デミックスはあれこれ頭を働かせる。
じたばたするカイリの背や頭を撫でてやりながらの頭の体操は、結構くたびれた。
「でもショックだよな〜。俺、もう立ち直れそうにないや」
これみよがしに溜息をつかれたので、カイリもつられて顔を上げた。
(あ、これもいいかも)
かわいらしい声も聞きたいが、こんな風に無防備な瞳も、悪くない。
「だってさ、カイリは俺にがっかりしてるし。えーえー、どうせ俺はご期待に添えない顔ですしぃ」
ますます意味がわからないと、カイリは困ったようにまゆをひそめる。
「ねえ、あなたはさっきから何を」
その隙を狙い、デミックスはまるで、おいしいものをほおばるように唇を合わせた。
「んんっ!?」
顔をそむけようとするのを片手で制する。
上向かせたまま下唇を舐め上げ、戸惑いの声をもらす中へ割って入った。
たまらず目を瞑ったカイリは、逃げ出そうと身をよじるが、
力強い腕が背を押さえているので動きが取れない。
その間も唇を離されることはなかった。
舌先で上あごをなぞってやる度に背中を震わせるカイリに、デミックスは
にこにことほほえんだ。
(へへ、やっぱかーわいいー)
新しい空気を求め開かれる唇は丁度良いタイミングで見逃してやり、すぐに塞ぐ。
おいかけっこをするだけでなく、図ったようにいたずらをするのも忘れない。
指の爪でかるく首筋をひっかいてやると、カイリは背をそらして刺激から逃れようとする。
「やっ、やめ、んぅ…っ」
ゆっくりと舌をからめてやれば、いくらでも声が聞けた。
ついうれしくなって力を込めてしまう。
腕の中におさまった体を守るように、デミックスは強くカイリを抱き寄せた。
やわらかい体が、腕の中で熱を帯びていく。消すのはあまりにも惜しい火種だ。
「はあ、はっ、あぁっ」
そろそろ立てなくなってきたようなので、名残惜しく思いながら押さえている力を緩める。
もたれかかってきた体をしっかり受け止めた。
服越しにこすれるカイリの熱い肌がくすぐったい。
刺激が、ちょっと強すぎたかもしれないとデミックスは反省した。
体は何時間も続いたように感じるのだろう。視点の合わない瞳が熱を帯びている。
「カイリ、へいきー?」
荒い呼吸がしずまるのを待ってから、デミックスはやさしい声で尋ねた。
「…は、はなして、離して!」
罠にかかったうさぎが、必死に逃げようともがいている。
「だめだめ。さっきも言ったろ? カイリの面倒は俺が見るって」
もう一度唇を合わせながら、今度は中指の腹でうなじから背骨にそって下ろす。
「や…!」
火照った肌の上をデミックスの冷たい指がなぞる感触に、
カイリの口から自分の意志と無関係の声がもれでた。
169デミックス×カイリ 4:2008/08/08(金) 00:22:35 ID:9WR6f9gq
「よいしょ、っと」
ベッドがきしんだ音を立てる。
自分はあぐらをかき、相変わらずやさしい手つきでカイリを足の間に座らせ、
力の抜けた体を支えてやった。
見た目よりも鍛えられた胸板に小柄な背中が寄りかかる。
欲しがっていない感覚をたっぷりと与えられ、紺碧の瞳が切なげに揺れていた。
体が熱くて苦しい。植えつけられた熱を冷ませないことが、カイリを更に苦しくさせる。
噛みしめられた唇は今にも裂けそうで、デミックスが親指を使って
こじ開けてやらなければ血を流していただろう。
「んぅっ…」
前から責め立てられては、後ろに逃れるしかない。
けれど逃れようとすればますます体を預けることになる。
自分の腕にすがり、逃げ道を作ろうと抗う姿はとても一生懸命で、ひどくみだらだった。
口の中を自由に動き回る親指を、赤ん坊がするように、カイリの拙い舌が追っている。
透明な唾液が口の端から溢れた。
ゆっくりと流れるそれは、カイリの顎を伝い、喉を濡らす。
あたたかい舌が触れる感覚は、デミックスの奥底を言いようもなくうずかせた。
手助けのつもりで肩越しに細い喉を下から舐め上げると、
「あっ…」
腕の中におさまっている体が小さく跳ねた。
抵抗する力がみるみる失われ、かすかに震えだす。
指を引き抜くと、カイリの唇とデミックスの指とを細い糸が結んだ。
そのまま首筋を撫で、鎖骨のくぼみへと下ろす。
くすぐるように指を動かしてやれば、カイリは困惑したうめき声を上げた。
「もうちょっと手伝ったほうがいい?」
小さな肩越しに尋ねると、駄々をこねる子供のように首を振る。
「いら、ない、いらない、よ…」
「えー、ほんとかなあ?」
紅潮した頬が目の前にあり、おまけに物欲しげな声を散々聞かされているのにと
デミックスは不満そうだ。
それならと器用な指が素早く動く。
「なっ…!」
ワンピースのジッパーを下され驚く声を口で塞ぐと、
デミックスは手加減せずに舌を吸い上げた。
断続的ないやらしい湿った音がカイリの耳にも届く。
壁を隔てて聞こえているようでもあり、けれど舌先から体がしびれていくのを嫌でも感じる。
服の下に忍び込んだ大きな掌であばら骨の上をなぞられると、
肺だけが締め付けられたみたいに苦しくて、カイリは呼吸がうまくできなかった。
「へえ、カイリってどこもやわらかいんだね」
「…っ!」
カイリが息を呑むのがわかる。
熱い指が乳房を包み、力を強めまた緩くしながら、ごく簡単に刺激を与えてやった。
左胸から伝わってくる心臓の音は、カイリの体から発せられる熱に比例して
鼓動を早くしている。
その張りつめた頂を人差し指と親指の爪でつまんでやると、
耐えきれぬようにカイリが震えた。
「ほら、もっとないていいんだよ?」
反射的にカイリは首を振った。
「い、言いなりになんか、絶対、ならない、から」
息も絶え絶えになりながら、泣くものかと、繊細な睫がふるふると揺れる。
この強情さには、デミックスも舌を巻いた。
170デミックス×カイリ 5:2008/08/08(金) 00:24:40 ID:9WR6f9gq
(年下なのに、しっかりしてるなあ)
それがまたかわいくてたまらない。
小さな体にまわした腕からは、黒いコート越しに高まった熱が伝わってくる。
すべらかな肌が熱に隅々まで赤く染まっているのを教えてやったら、どんな顔をするだろう。
「女の子は素直なほうがかわいいと思うけどなあ」
カイリの肩口から下腹部へゆっくりと手を伸ばし、少し湿っている下着の上から指で、
とんとんと軽く叩いてやる。
途端にカイリは体を縮め、くっと唇を噛みしめた。
そんなに我慢されると、こちらは我慢できなくなる。
ごく自然な動作で指が滑り込む。
「ん、やっ、やぁ、やだぁ…」
すぐに深くまでは入れない。
じっくりと入口を指の腹で撫でまわせば、甘い声がカイリに口から漏れ、
充血した蕾をいじってやれば一際高い叫びが上がった。
ぬるぬるとしたものが指に絡み始め、それをわざとらしく足の付け根にこすりつけてやると、
俯き恥ずかしそうに鳴く。
表情が見られないのは嫌なので、ぐいと顎を持ち上げた。
濡れた紺碧の瞳は、物言いたげにデミックスを見返している。

楽器を扱うのと、似ていると思う。
カイリは、デミックスが望むままにさえずる、頑固で聞き分けの良い楽器だった。
薄く開いた唇は浅く途切れた呼吸を繰り返している。
「はぁ…、はぁ……」
抗う力はほとんど残っていない。
湯にのぼせた後のような背中は、デミックスが支えてやらなければ
すぐに倒れこんでしまうだろう。
愛しげに頬に口付けると、舌先で舐め上げる。
そんな些細なことでも、カイリはびくりと身をすくませ、目をぎゅっとつむった。
いちいち仕草がかわいくて、口元がゆるんでしまう。
「わかってるって。もっと手伝ってあげるよ」
長い指は易々とカイリの中へ侵入した。
巧みに動く指が火が灯ったように熱く湿った中をかき回し、溶かしていく。
初めはごくゆったりと、次第に動きを不規則にしていくと、
カイリはかわいそうなほど身悶えた。
デミックスの両腕にすがり、いやいやをしている。
慰める為に耳朶を甘く噛み、ふっと熱っぽい吐息をふきかけると糸が切れたように力が抜けた。
付け根まで中指を沈めぐるりと擦ってやれば、また腕にすがりついてくる。
その度に、デミックスは根気よく、高まる熱に怯えるカイリを慰めてやった。
瞳から溢れる涙をすくい取ってやり、堅く張りつめた頂をほぐしてやる。
痕が残らないように爪を乳房に埋めれば、カイリは快い痛みに切なく喘いだ。
慣れない快楽をいたるところから与えられ、細い体は限界を迎えていた。
しまっておけなくなった感覚が、爪先から口へとせり上がる。
「ふっ、やぁ…あ…あぁっ!」
窮屈な上に更に指を締め付けられても、デミックスはにこにこしながら見守っていた。
力なく垂れたカイリの頭を撫でてやり、頬にかかるさらさらした髪を指に巻きつける。
とろけた瞳が空を見つめていた。顔を横に向かせて、ついばむように唇を合わせる。
「さっきのカイリ、すっごくかわいかったよ」
戸惑った瞳が羞恥に染まる。伏せられた睫から、デミックスの腕に生まれたばかりの涙が落ちた。
様々な表情の中でもとび抜けてかわいいそれにデミックスは喉が渇いているのに気付いた。
心を失ったノーバディの肉体が、耐えがたい渇きを訴えていた。
そして、喉の渇きを癒してくれる飲み水は、腕の中にある。
「俺も、手伝ってもらっていい?」
低く掠れた声で呟くと、カイリが苦しがるくらい強く抱き直し、潤んだ場所へ自身を押し付けた。
粘っこく擦れあう粘膜の音が二人の耳に木霊する。
途切れ途切れの吐息を食べるように口付けると、そのまま舌を滑り込ませ、細い体を貫いた。
171デミックス×カイリ 6:2008/08/08(金) 00:26:17 ID:9WR6f9gq
「いやっ……!」
どこにそんな力が残っていたのかと思うくらい、カイリは声を振り絞り抵抗した。
手伝ったとはいえ、上背のあるデミックスと小柄なカイリの体格差は、どうしようもない。
罪悪感を思い出しながら、とにかく痛みを逃してやろうとデミックスは至極丁寧に扱った。
小刻みに震える肌をいたわるように撫で、強張りを解いてやろうとする。
尖らせた舌先で耳の後ろを舐め上げては喘ぐ胸を掌で転がす。
頂を服の上から指先でかする程度に触れれば、びくびくとカイリの背中が震える。
「やぁ…、んぅ…ん、ふぁ、あ……」
繋がった場所が、きゅうっとデミックスを更に締め付けた。
やわらかくて、我を忘れそうなほど熱い。
本能のままに揺さぶりたい衝動をぐっとこらえ、ほんの少しの力で突き上げる。
「くぅ、んっ…!」
より熱く絡まり、擦れ合う度に、カイリの口から拙い嬌声がもれた。
逃げ出す気力までも奪われた体は、下腹部から湧き起る快楽にふるえている。
横からのぞきこんだ瞳は羞恥とデミックスが与える熱に惚けていた。
口の中に沸いた生唾を薄く開いた唇へと流し込むと、
カイリは小さくうめき、喉を上下させる。
(ずるいよなあ)
この声は、自分だけが聞きたかった。
デミックスは胸の中で一人ごちながら体を前に傾ける。
「あっ…?」
火照った頬にひんやりとしたシーツが触れたカイリが困惑の声をあげる。
「きつかったら言うんだよ?」
振り向こうとする暇を与えず華奢な背中へのしかかると、より深く自身を埋め込む。
「っ!」
声をあげることもできず、カイリはシーツを握りしめた。
のしかかる体が動くたびに、交わったところからは濡れそぼったもの同士が
擦れ合い猥らな音を立てた。
カイリの体を前後に揺すり、突き上げ、引き摺り下ろし、貪っていく。
「いっ、はぁ、ああっ…!」
途切れ途切れにあえぐカイリの声に、デミックスの背中をぞくぞくしたものが駆け上がる。
覆いかぶさったまま手を伸ばすと、きつく握りしめられた小さな手の上に重ねてやった。
荒い息遣いのカイリが、重なり合った手に視線を向けるのがわかる。
動きを速めると、デミックスは汗にぬれた小さな肩に歯を立てた。
「―――っ!!」
肺中の空気を絞り出した小さな体が、大きく震える。
掠れた呻き声がして、狭い中を熱いものが満たした。
繋がる場所から、どちらのものかわからないくらい混ざったものが、
とろとろと流れ出ていた。

事が終わり満足げに息を吐いていると、体の下に敷いていたカイリに手を伸ばす。
汗で首の後ろに張り付いた後れ毛を指に巻きつけた。
「疲れちゃった?」
深く繰り返される呼吸には湿っぽいものが混ざっている。
やさしく抱き起こし、よしよしと頭を撫でてやった。
虚ろな瞳からぽろぽろと涙がこぼれ、黒いコートに染み込んだ。
172162:2008/08/08(金) 00:31:08 ID:9WR6f9gq
終わり。鬱エンドでスマソ。
173名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 01:21:58 ID:vxhnABGL
乙。
文章うめー
174名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 01:35:03 ID:/AZtkUDp
乙。
いい仕事したね
175名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 02:04:16 ID:bocQChNL
超乙!すげー文章神。うめー。
鬱エンド結構好きだ。つかサイクスもやってんのかよw
そこらへん詳しく
176名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 10:32:01 ID:whoiOa/P
超乙。文章上手いね。丸波以来のヒットだ
サイトとかもってたらおせーて。
177162:2008/08/09(土) 05:14:01 ID:3ntLMj99
乙どうも。役に立てば何より。
サイクスはカイリにバーサクしたってことで一つ。
何か浮かんだらまた投下させてもらうわ。

>>176
おお、自分も丸波の人のファンだ。
どっかで出会ったらそんときはよろしく。
178名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 08:03:32 ID:YisOJm1J
>>162
乙!!すっげ萌えたよ。リクエストとかしてもいい?
179名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 22:47:33 ID:ZhRUElFM
>>162
自分はサイクスとカイリが読んでみたいです
萌えをありがとう!
180名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 11:15:22 ID:IAr4NMde
すごくよかったです!
あと俺はアクア希望
181名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 23:12:21 ID:bjCZGlkE
ラクシーヌ希望
182名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 01:04:55 ID:ACbQGSvI
アクア×ヴェンとかいいな…
アクア可愛いよアクア
183名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 23:36:05 ID:8Is2MizA
楽×空or楽×六希望
184名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 23:12:14 ID:IBUmq4Tz
六×波希望
185名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 23:10:04 ID:+o//qMam
ソラ×カイリ希望
186名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 16:45:53 ID:2rUMMTDM
上に同じ
187名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 18:44:25 ID:xKMVFTOn
さらに同じ
たまには純愛もいい
188名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 23:17:32 ID:kNSkuSZD
純愛希望
189GGG:2008/08/16(土) 00:37:45 ID:kG8RKe9N
想像力半端ないネ。
キモイとしか言葉が出てこないヨ。
女体化やめてくれないか。
190名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 00:47:03 ID:y3WZl84F
191名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 23:21:10 ID:ELz7x1R/
ラクシーヌでってゆう
192名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 17:47:50 ID:HfpNTiUn
>>162
デミカイ萌えた。あんたすごいよ!もっと書いてくれ!

触発されておいらも投下。
※空海。エロは次回。ギャク展開+空がアホになってます。伏字使用。
―――――――――――――――――――――――――――――――――

強烈な西日のお出迎えの後、ティーダはもやっと篭った部屋の空気を入れ替えるべく、ベッド脇の窓をがらがらと開けた。
風は少しずつ涼しさを帯び始め、夕方の匂いが一気に吹き込んでくる。
「おー、おー、相変わらずきったない部屋だなー」
「空にだけは言われたくないっすよ……大体、それが人の家に招待してもらった時に言う台詞かよ……全く」
後ろから入って来た空に、嫌悪の視線を向けながら、ティーダは肩に掛けていたスクールバッグを乱暴に下ろした。
いつもの学校帰りに、無駄に空が付いて来たのは、ティーダとしても大きな誤算だった。

事の発端は、昼休みに空と同じクラスのサッカー部の先輩へ、言われていたCDを貸しに行った所から始まった。
たまたま先輩が不在だったため、空に渡しておくよう頼もうとした所……空はいつに無く消沈し、自分の席で頬杖を付きながら、しきりに溜息を吐いていた。
絶対関わりたくない雰囲気ではあったが、昼休みも残り少ない故に、ティーダは仕方無しに空の背後に回ると、ぽんっと軽快に肩を叩いた。
『おっす、空!何しけた顔してるんすか?』
『あー、ティーダか……お前はいつも元気そうで良いね、はぁ』
空にそう言われると嫌にむしゃくしゃしたが、ここは極力会話を控えるよう、愛想笑いでさらりと流した。
『ま、空もそんなに落ち込まないで、元気出せよ。溜息吐くと幸せ逃げるぞ』
先輩に渡しといての一言とCDを置いて、じゃ、と帰ろうとした所で、ティーダはわしっと腕を捕まれて引き止められた。
どうやら獲物の圏内に入ってしまった以上、ただでは帰れないようだ。
『なあ聞いてくれよ……俺さー、もう海里とだめかもしんない……』
そんな風に肩を落としながら、机の上にうな垂れる空は、不貞腐れた子どものように、下唇を突き出していた。
『……何かあったんすか?』
『それがさー……昨日海里から禁止令が出されちゃってさー……当分俺とは二人きりで会うつもりは無いらしいよ』
何となく遠まわしな表現ではあったが、すぐさま裏の意味を悟ると、ティーダは思わずぷっと噴出してしまった。
さしずめ、空の不手際がたたっての事だろう。
『ふーん……まあ、空って下手くそそうだし、当然の結果だろうね』
『何だよ!俺だってこれでも、海里への愛は宇宙一なんだからな!』
『多分、それで全部解決しようとしてる辺りから、海里が嫌になっちゃったんだと思うっすよ……』
二年間の長期留学から帰ってきて、ちょっとは頭も良くなったのかと思いきや、空は相変わらず空のままだった。
こんな男の彼女が、成績優秀・スポーツ万能・学校一の美人なのだから、世界は実に平和に出来ているものである。
『でもさー、しょうがないじゃん。人間には得意不得意があって当然なんだし……海里はそんな俺の事を、良く理解してくれてるのかと思ってたよ』
『あ、いや、十分理解した上で限界を超えたんだと思うっす……海里は本当に良くがんばってるって、セルフィも言ってたし』
時たま次元を超えた冗談や、場の空気を完全に読み間違えた失言を考えると、海里や陸の気苦労は計り知れなかった。
帰国後は、外の世界でイルカになって海を泳いだとか、妖精と一緒に空を飛んだとか、冗談の内容も拍車を増し、一部では気味悪がられているほどである。
『ま、どっちにしろ……男なら磨くしかないだろ。文句ばっか言ってないで、AVとか見て勉強しなよ』
『うーん……勉強かあ……』
首を斜め45度にかしげ、暫し考え込んだ後、空はぽんと手の平を叩いて、何か思いついたかのように眼をきらきらと輝かせた。
この顔を見たら、とりあえず逃げろ、と言う陸の教えを実行に移す前に、ティーダはまたもやわしっと捕まってしまった。
『よし、決めた!今日はティーダの家に行ってAVを見て勉強する事にした!』
『おいおい、待てよ!勝手に決めるなよ!しかも何で俺んちなんっすか!?』
『じゃあ、放課後集合な!先に帰ったら怒るからな!』
193名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 17:50:04 ID:HfpNTiUn
そんなあまりにも強引過ぎる展開で、今に至るわけではあるが―――
「俺がこんなに勉強熱心だ何て知ったら、海里どんな顔するかな〜……あ、もちろん内緒だけどな!ティーダも絶対口外するなよ!」
「空……何をどう勘違いしているのか分からないけど、世間一般論ではそれが当たり前だから安心してくれ」
能天気ににやにやとノートとシャーペンを取り出している空に、うわっと顔が引き攣るのを感じつつも、ティーダはテレビ脇の棚からビデオデッキを取り出した。
「あ、そうだ、この前借りてたビデオ……海里に没収されちゃってさ。ほんっと、ごめん」
「ああ、いいっすよ。どうせ返って来ない物だと思ってたし……没収されなくても、どっかに消えてただろうし」
「な!あれはまだ観終わってなかっただけで、いつかちゃんと返そうと思ってたよ!」
「その気持ちだけで十分っすよ、ありがとう」
棒読みで心にも無くそう言いながら、ティーダは呆れた様にふんと鼻で笑う。
空に物を貸して戻って来た記憶と言えば、丸くなった小さな消しゴム一つぐらいしか思い浮かばない程だ。
この島の一部の人間の方言で、空に物を貸す、と言うのは、物を捨てる、と言う意味になっているのである。
数年前に転校生が来た時、その方言を知らなかったために、ノートが全部紛失したと言うのは有名な話だった。
しかも当の本人の部屋をひっくり返しても、貸した物が出て来ないのだから、空の部屋が異次元に繋がっており、空が宇宙人だと言う噂の根拠にもなっている。
「でもさ〜、女ってほんと怖いよな……何でいっつも、目ざとく見つけるのかな」
「いや、海里が目ざといんじゃなくて、ベッドの下にしか隠さない空が原因だろ。せめて辞書のカバーの中に隠すとかさあ―――」
「そっか!じゃあ広辞苑のカバーの中に入れて、ベッドの下に隠せば良いんだな!」
「……もう好きにすれば良いと思うよ」
こんな会話をしていると自分まで頭が悪くなりそうな気がして、ティーダは口を閉じた。
主がせっせかビデオのセッティングをしている最中、空は遠慮も無しにベッドに寝そべると、頭の後ろで手を組んで、ぬくぬくとくつろぎ始める。
しかしながら、手伝われた所で、ビデオデッキが謎のエラーに陥る事はまず間違いないので、ティーダは黙って赤白黄色のコードを繋げた。
「よし、出来た……じゃあ、再生するか」
接続が終わり、リモコンの三角ボタンをピッと押すと、ティーダもベッドを背もたれに、鑑賞モードに入った。
画面にでかでかと、『女子高生誘拐3〜白昼の淫乱な悪夢〜』といかにもな題名が表示されると、背後で空が興味津々に乗り出したのが分かった。

―――ここはどこ!?あなた、一体誰なの!?
―――へへへ、やっと目が覚めたかい……
―――な、何するの……!だ、だめ!やめて!
―――いいじゃないか、お嬢ちゃん……へへへ……
―――あん、そこは、そんなに……あ、だめ、いや、いやああ!
―――こんなに濡らしちゃって、本当にやらしいなあ。
―――いや、感じてなんか……ああんっ、あん!
―――へへへ、さて、中の具合はどうかな……おお、さすがは若いだけあるな、き、きつい……!
―――いやぁあああああッ!!
194名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 17:54:49 ID:HfpNTiUn
「ティーダー。セルフィちゃんと海里ちゃんが遊びに来たわよー」

「「!!!」」
このタイミングでのまさかの登場に、空とティーダはびくっと飛び上がると、眼を丸くしながら顔を見合わせた。
しかしながら、最早まごまごしている暇など無く、階段を上がってくるカウントダウンに急かされながら、ティーダはコードを乱暴にテレビから引っこ抜くと、ビデオデッキを棚の中へ押しやった。
間一髪で、ノックも無しに、ドアががちゃっと開かれる。
「おーっす、ティーダ。何や、見慣れた靴があると思いきや、やっぱり空もおったんか」
「……お邪魔します」
「は、はあ、いらっしゃい」
セルフィの後ろから恐る恐る顔を覗かせた海里は、空の姿を見つけると、さり気なく視線を逸らした。
喧嘩中なので当然だろうが、空は傷付いたように、しゅんと顔を曇らせて、軽く下唇を噛む。
「で、何しに来たんだよ?」
「何って……暇やったから、ちょっと立ち寄っただけや」
何て事の無いように、セルフィはさらりと言い退けたが、絶対嘘だ、とティーダは内心呟いた。
さては、一緒に帰る所を目撃されて、女の勘が鋭く働いたに違いない。セルフィとはそう言う奴の代名詞だ。
「二人こそ、何かしこまっちゃって……さっきまで何してたん?」
探るような目つきでにやつくセルフィに、ティーダは至って平静を装いながら、肩を竦めて見せた。
「何も?これからテレビゲームでも始めようかな〜……って思ってた所だよ」
「そ、そうそう!べ、別に、エッチなビデオとか見てたわけじゃないからな!」
「「「……」」」
何でそこでいらない一言を言うのか……相変わらずの破天荒な言い訳に、ティーダはなすすべも無く、頭を抱えて蹲った。
これがワッカなら、さり気なく話題を変えただろうに、今日はよりにもよって、空だ。
あんたらもつくづく寂しい男やね〜、とけらけらと腹を抱えて笑い出すセルフィの隣で、海里は普段の爽やかな笑顔からは想像付かないほどの、ものすごい剣幕を浮かべている。
「空……」
「いや、これは、その……まあ、うん……」
「……」
「……」
しどろもどろに眼を泳がせる空に見切りを付けたのか、海里はくるりと踵を返すと、「お邪魔しました」の一言だけ残して、すたすたと部屋を後にした。
「あ、海里、待ってよ!」
さすがに不穏な空気を察知して、空も床に落ちていた鞄を拾い上げると、慌ててその後を追いかける。

どたばたと嵐のような足音が過ぎ去った後、再び部屋には静寂が訪れた。
「……あーあ……俺、知らないからな……」
他人事とは言え、ちぇっと、つまらなさそうに舌打ちしながら、ティーダはセルフィを横目で軽く睨んだ。
しかしながら、セルフィは全く悪びれた様子も無く、むしろしてやった、と満足そうな笑顔を浮かべているばかりだった。
「大丈夫、大丈夫……海里姉ちゃんに、うちも色々言っといたから」
「え……?」
「ま、ダメなもんはダメと諦めて、どうするか、ぐらいやけどねー……海里姉ちゃんは優秀だから、心配ないと思うで」
我ながら良い事をした、とでも言うかのように、セルフィは得意げに鼻の頭を擦った。
それが意味する展開を、ティーダはまだ、微塵も知る由が無かった。


つづく。
195名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 20:48:45 ID:sSD+6mjq
ワクワク
196名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 00:09:42 ID:IbZQr7x9
ラージボディ「うへへ…うふふ…」

シャドウ「ちょっとやめてくれよラージボディ君…///」

ラージボディ「君の弾けるような肉体…うへへ…」

シャドウ「わっ!!ちょっ!!ほら主人公来ちゃったよ相手しなきゃっ…///」



主人公が現れるまで暇なハートレス達の実態
197名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 23:35:29 ID:SivgGlwQ
>>196
ハートレス自重ww
198名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 16:15:17 ID:F3nxkbLG
>>196
声に出して笑ったw
199名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 03:19:48 ID:ZqZIVPeT
>>196
サイズ差www
200名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 23:21:42 ID:IdxnaurQ
(^^)
201名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 23:10:50 ID:WTssbrI3
(oo)
202名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 01:04:35 ID:5HPMzHzA
ε
203名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 03:11:54 ID:tSjYMK2p
/<
204名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 23:10:37 ID:8/7vIQoE
(<◎><◎>)
205名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 23:11:44 ID:pCpPs9tf
・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・っく!
206名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 00:38:15 ID:sDu5iDxb
ありゃ?
207名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 14:19:07 ID:YRrRunQY
カイリは巨乳でナミネはつるぺただと妄想してみる
胸の大きさはノバデ化したとき全部カイリに持ってかれたとかな
で楽姉あたりにからかわれたりな
208名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 00:41:29 ID:9AI11XWz
続き…は…?
209名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 01:38:59 ID:A3CATwoX
2人はとりあえずソラにやられた振りをしてやり過ごしてからトラヴァースタウンの宿に入る

シャドウ「ここなら誰にも邪魔されないよ…///」


ラージボディ「はぁ…シャドウ…君の黄色いお目々が…良い!!」


シャドウ「ラージボディ君もそうだろ…///…わっちょっ!!いきなり脱がさないでくれよ…まだ心の準備が…/////」
210名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 10:44:10 ID:Q98tDWI/
ラージが雌?
211名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 02:24:45 ID:ZA2YUKvf
空海の続きはどうなったんだ?
212名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 06:23:06 ID:W0GEKTF/
続きどうでもいい
213名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 00:25:00 ID:oKOFslyB
ふぁ〜〜〜〜〜〜あ、……眠たい
214名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 23:29:40 ID:7zX7z3b8
    ___
   ,;f     ヽ
  i:         i
  |         |
  |        |  ///;ト,
  |    ^  ^ ) ////゙l゙l;
  (.  >ノ(、_, )ヽ、} l   .i .! |   
  ,,∧ヽ !-=ニ=- | │   | .|
/\..\\`ニニ´ !, {   .ノ.ノ
/  \ \ ̄ ̄ ̄../   / .|

215キングダムヘルツ:2008/09/10(水) 19:25:43 ID:uPGfbd94
超超超お久し振りのキングダムヘルツです。遅れたりして色々と申し訳ありません。べ、別に予告しておいてネタがまとまらず逃げたわけじゃないんだから!
・・・っと話はこれくらいにしておいて・・・やってやるぜカイリ受けエロパロ!オレット?なにそれおいしいの?
216キングダムヘルツ【ノーバディ×カイリ・1】:2008/09/10(水) 19:43:30 ID:uPGfbd94
さ、アルティマニア片手に書いていきます。時間帯はカイリ囚われ中で場所は存在しなかった世界です。

真っ白な壁に縦の黒い棒が目の前に見える。頼れるのは隣で静かに座る黄色い犬のみ。
「どうしよう・・・このままじゃソラが・・・」
静かに呟いてまた顔をうずめる。そこに、静かな足音を立てて彼が現れる。
「どうだ、この牢獄は。」
顔にXの傷を持つ男・・・サイクスは静かに言う。
「最悪よ。自由に動けないしおいしいご飯も食べれないし。」
「そうか。まぁ仕方がない。心がないのだから気遣いもできなくてな。」
サイクスは目を瞑り、冷酷な表情で答える。しかし、その表情は直に微笑へと変わる。
「とにかく、ここから出してソラに会わせて!」
「いいだろう。しかし邪魔者は・・・消さないとなぁ!」
サイクスは闇の波動を体から発する。するとカイリの背後に闇の回廊が出現する。
「きゃ!」
「さて、貴様の体に眠るノーバディ・そしてそこの犬も消えてもらおうか」
その言葉とともにプルートと・・・体から半透明のナミネが飛ばされ、闇の回廊へ飛ばされる。
「さぁ、これからお前には我らの実験台となってもらう」
217キングダムヘルツ【ノーバディ×カイリ・2】:2008/09/10(水) 19:57:05 ID:uPGfbd94
ユビパッチンとともに4体のクリーパーが現れた。
「さぁ、これから宴の始まりだ。我々流のな。」
台詞とともに栗ーパーは触手となりカイリの四肢を拘束した。カイリを大の字にするようにして。
「きゃ!ちょっとなにするのよ!」
「言っただろ?宴だとな。さて、後はノーバディに任せるか。」
サイクスは静かに牢獄を後にする。
「どうしよう、このままじゃ何もできないし、何されるんだろ・・・。」
それから数分後、もう2体ノーバディが現れる。・・・アサシンとダスクだ。
「このまま・・・・やられちゃうの・・・?」
アサシンの刃が振り下ろされる。それは確かにカイリに当たった。・・・本体ではなく、衣服ではあるが。
「!」
衣服は真っ二つに割れ、下着姿となったカイリは必死に隠そうとするもクリーパーに遮られる。声を出そうと試みるがアサシンに口を封じられる。
(やだ・・・恥ずかしい・・・)
ダスクはカイリのナイスバディに見とれる。その体をもっと見ようとブラジャーに手をかける。
(だめ!それはとっちゃだめ!)
カイリの願い虚しくブラは取られ、アサシンの刃によってショーツもハラリと落ちる。
(あ・・・・)
一糸まとわぬ姿を外に晒し、顔を赤らめる。羞恥心によって体が小刻みに震え、それに反応するように大きな胸も揺れる。
218キングダムヘルツ【ノーバディ×カイリ・3】:2008/09/10(水) 20:03:14 ID:uPGfbd94
しばらく体は晒されるだけで何も触ろうともしないノーバディ。だが、それもあるノーバディの動きによって終わりを告げる。
(あれって・・・シェーバー!?)
もちろん目的はカイリの陰毛。ダスクは手馴れた手つきで剃っていく。そして、カイリの割れ目ははっきりと外気に晒されてしまったのである。
(もうやだ・・・。なんでこんなことに・・・)
ここからダスクの攻撃が始まる。片手で胸をグニャグニャになるまで揉み、もう片方は割れ目をなぞっていく。

今日は力尽きた。短いけど。続きは明日! あと、だれかソロソロまとめサイト作ってくれませんか?
219名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 19:21:19 ID:+4JFYcVh
>>216
GJ!個人的に好きなシチュだから支援
ついでにage
220名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 13:08:11 ID:2n1YBNHM
いいぞもっとやれ
221名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 23:41:43 ID:5svby82p
はーやーく
222名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 00:22:27 ID:1X/i1LYw
はりーはりー
223名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 16:17:50 ID:wLLaVj9H
上げんな粕
224名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 23:53:27 ID:L9Xo2WlO
バルス
225名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 23:38:14 ID:wU1uvaXf
えんd
226名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 23:11:04 ID:qIB4D9wF



227名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 23:32:20 ID:ediok2eW
hts
228名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 16:50:01 ID:26DkKPNJ
>>162の人はもう来てくれないのかな
好きだったのになー
229名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:09:36 ID:Aja3TjVW
limit
230名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 18:06:46 ID:mkftdG5w
でいつになったら>>218の明日はくるんだ
231名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 23:16:32 ID:zCL70W3/
ラクシーぬ・・・
232名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 23:17:39 ID:gbL4gtN7
もうダメか…?このスレ…
233名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 23:11:38 ID:+qYhr2WI
誰か・・・慈悲を・・・
234162:2008/10/12(日) 00:11:11 ID:pM3uJLef
テラ×アクア投下してもおk?
235162:2008/10/12(日) 00:12:27 ID:pM3uJLef
すまん上げちまった
236名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 01:02:42 ID:wORXUV2P
誘い受けはいらん。
投下したいならする、したくないならしない……って話だ。
237テラ×アクア 1:2008/10/12(日) 01:30:39 ID:pM3uJLef
かるく身を屈め、鼻先を髪の中に埋める。
こうするのがテラの癖だった。遠くで鳴く夜鳥の声も、切り離したように遠くなる。
腕の中にすっぽりとおさまったアクアの体のやわらかさが、テラは妙にむずがゆくて仕方なかった。
意志の強さをうかがわせる毅然とした肩が、こちらにもたれているからだろうか。
「アクア」
呼びかけると、テラの胸板にきつく頬を寄せていたアクアが、ゆっくりと顔を上げる。
どこか張りつめた印象のある瞳を慰めるかのように、そっと唇を合わせた。
互いの温度を確かめていると、アクアの緊張が少しずつほぐれていくのがわかる。
「ふっ……」
舌先で唇をなぞれば、かすかに甘さを含んだ声がもれた。
真面目さゆえに逃げようとしてしまう舌を絡めとり、貪るかのように吸い上げる。
「たのむ、テラ、少しでいいから、時間が欲しい」
途切れ途切れのすがる声に、テラの背骨をぞくりとしたものが駆け上る。
体の奥が燃えるように熱い。
「どうしたんだ?」
名残惜しそうにやわらかい唇から離れると、アクアの顔を覗き込む。
「話がしたい」
白い頬が、ほんのりと染まっている。
中々お目にかかれない表情に気を良くしたテラは快く頷いてやった。
「ああ」
首の後ろに手を回し、後れ毛をこっそりと指に巻きつけると、くすぐったさにアクアが眉を寄せた。
「真剣に聞いてほしい。とても大事な話なんだ」
「聞いてるさ。お前の話すことは、いつだって大切なことだからな」
ふっと、あどけなさの残る笑顔が浮かぶ。
「今の言葉、忘れたら承知しないぞ」
だがまたすぐに口元を引き締めてしまう。腕の中にいるいつものアクアを、テラは静かに見返した。
238テラ×アクア 2:2008/10/12(日) 01:31:22 ID:pM3uJLef
「マスターゼアノートの考えがわからないんだ」
膝から崩れ落ちることだけはどうにか回避した。
「出奔するなど、それも二人同時にだなんて普通じゃない。不可解な点が多すぎる」
相槌を打とうとするのだが、喉からせり上がってくるのは疲れた溜息ばかりだ。
細い肩をぐっと掴むと距離を取り、表情を確かめる。
わかってはいたが、アクアは至って真面目だ。
湯を浴びた後の清潔な香りがテラの鼻腔をわざとらしくくすぐっている。
「確かに、不可解だな」
「だろう?」
ごく軽装で自分の部屋へに来たアクアから、いったん目を外し、もう一度戻した。
夜の暗さに慣れた目に細い肩が白く浮いて見える。
かるく額をおさえたテラは、転がり込む予定だったベッドにどっかりと座り込んだ。
慣れているとはいえ、あまりにも理不尽な展開に頭が痛くて仕方ない。
テラにならい隣に腰を下ろしたアクアは硬い声で話を続けた。
「マスターの命に背くつもりはない。だが、こんな疑問を抱いたままでもいられない」
ああ、とかそうだな、とか答えているつもりだが、きちんと発音できている自信はなかった。
しっかりと筋立てられたアクアの話は、頷ける部分が多い。テラも同じように疑問に思ったからだ。
額に手を添えながら聞いていたテラは、3度目に現われた単語に顔を上げた。
「もういい、話は終わりだ」
いきなり打ち切られむっとするアクアの頬を、しっとりと濡れた髪が縁取る。
「なぜだ?」
「なぜって、わからないのか?」
「ああ、このまま出立するなんて納得できない」
「だから俺達は行くんだ」
ふいに焦点のぶれた瞳を見据え、テラは言葉に力を込めた。
「奴の思惑を確かめる為に追うんだ。考えるのはそれからでも遅くはない。違うか?」
言い返そうとしたアクアの唇から、声は出てこなかった。
テラは間違っていないと理性の乾いた部分が認めている。
もしテラが手を引いてくれなければ、いつまでも泥沼に沈んだままだったろうと、アクアは簡単に想像できた。
「そうだな、テラの言う通りだ。並べ立てたところで今は無意味な憶測でしかない」
疲れたように呟く唇を目にしたテラは、腕を伸ばして体を抱き寄せた。
「あまり思い詰めるな。いざというとき、おまえが動けなくなる」
やさしい手つきで背中を撫でながら諭すと、テラの肩に額を置いたアクアは静かに息を吐いた。
「……うん」
控え目に背中にまわされた手がかすかに震えている。
そっと横たえてやりながらテラはほほえんだ。
「俺にも時間をくれるか」
頷く代わりにアクアの頬がほんのり染まる。
前髪をかきあげ口付けを落とすと、熱い吐息がテラの首をなぞった。それが合図だった。
239テラ×アクア 3:2008/10/12(日) 01:32:20 ID:pM3uJLef
あれほど鍛錬を重ねているにも関わらず、アクアはいつまでもやわらかいままだった。
自分の下に敷いている体は、根本的に作りが違うのだと、指を這わせるテラはときおり驚くことがある。
「ん、んん…」
服の上からてのひらに収まりきらない胸を戯れにいじってやると、アクアは苦しげにうめく。
テラにはその意味がよくわかっていた。
心得たように首筋をくすぐっていた指を鎖骨の窪みへと下ろし、あたたかな胸の頂をつまんでやる。
「あっ…」
アクアの体は鋭く反応を返した。指先がかるく力を入れる度に、唇から甘い声がもれでる。
人差指と親指、中指の背とで新しい声を引き出していく。
それにわざと時間をかけていると、次第に切なげな響きが混じりだした。
歯がゆいとでも言いたげな抗議のうめきは、いつ聞いてもテラをぞくりとさせる。
「どうしたんだ?」
ちょっといじわるかなと思いながらもテラが尋ねると、ふいと顔を背けてしまう。
「な、んでも、ないっ」
すねた瞳は隠しようがない。焦らされるのが嫌なのを知っているくせにと怒っている。
困ったように口元をゆるめると、テラは指どおりのよい髪を撫でてやった。
「わかったわかった、悪かったな」
いきなり、爪がくいこむほど力を強める。
声をあげようとしたアクアの唇を唇でふさぐと、余計な力が抜けるまで待った。
無理強いせず、角度を変えながらゆっくりと触れていく。
やわらかく包み込む感触にアクアがきつくつむった瞳を開けた。
慈しみを含んだテラの瞳を見つけ、安心したように唇から吐息がもれる。
すんなりと唇の中に割って入った舌は、つたなくも応えようとする舌と絡み合った。濡れた音が互いの耳に響く。
その隙に服の下に忍び込んだ片方の手が、白い肌を夜気の下にさらした。
手になじんだ肌が、テラをやわらかく迎えてくれる。
「おまえは暖かいな」
耳元で囁かれる感情を込めたテラの声に、アクアは身をよじらせた。
「あ、あたりまえだ。冷たかったら、普通じゃないだろう」
涙をにじませながら呟くアクアに、苦笑するしかない。
我慢しすぎてどこかずれた発言をしてしまうアクアの心臓の音を確かめようと胸に直接顔を埋める。
あたたかさの根源である鼓動を聞けば、テラは言いようもなく安心できた。
他でもないアクアの鼓動は、どんなやさしい子守唄よりもテラを安らいだ気持ちにしてくれる。
鼻先でかたさを含み始めた頂をこすると、アクアは反射的に息を止めてしまった。
冷えた鼻先にくすぐられた後は熱のこもった呼気がかすめていく。
体中の神経がテラの与えてくれる感覚に集中していた。
こんな感覚は、とても長く耐えられない。
けれど、意識とは別の貪欲な衝動にアクアの体は突き動かされていた。
「テラ、テラ…」
アクアに頭ごと抱えられては、普通は窒息してしまう。
上手く重なる位置を変えながら、テラはこらえきれずに低く笑った。
謙虚に自己主張する頂をついばんでやる。とがらせた舌先で転がしては唇で甘くはさんだ。
もう一つのふくらみは、下から持ち上げるように指を埋めやわらかさを楽しむ。
張りつめた淡い色がさみしがらないように弾いてやるのも忘れなかった。
「くぅ、んっ……は…ぁっ…」
荒い呼吸に隠れたねだる声がよりテラを昂ぶらせる。
深く口付けては唾液を流し込み、飲み込みきれないアクアの唇からあふれさせることを繰り返した。
細い首筋を伝った唾液が胸元を濡らすと、テラの指の動きをなめらかにさせる。
「んっ…、んぅ…く、あっ」
貯め込んだ息を吐いたアクアがびくりと体をそらせた。力を失った細い腕が体の両脇に落ちる。
頬のたかいところを撫でるテラを、熱に呑み込まれた瞳がようやく追っていた。
頬から移動した指で唇を開かせるともう一度口付ける。かすかな甘みが、舌にのぼった。
240テラ×アクア 4:2008/10/12(日) 01:33:59 ID:pM3uJLef
白い腹の上をごくゆったりと大きなてのひらが下りていく。
力の抜けた下肢にテラの指が触れると、アクアは体をびくりとさせた。
あわてて上半身を起こそうとするアクアをやんわりと腕で制し、白い腿に唇を落としていく。
素直に膝を割ってくれないので脇腹をくすぐってやった。たまらず身をよじったアクアの膝が割れる。
その隙にテラは体を割り込ませ、難なく膝裏を持ち上げ押し広げた。
「だ、めだ、テラ、これいじょう…は」
「どこがだめなんだ?」
「う、あぁっ」
手を伸ばし湿り気を帯びた布地の上から指を押し付ければ、アクアは面白いように啼く。
顔を隠そうとする腕を外しながらテラはアクアを覗き込んだ。うるんだ瞳からは涙がこぼれそうだ。
「言わなきゃわからないぞ」
滑り込もうとする素振りをみせるのに、なぞる程度に動いてばかりの指はアクアをひどく焦らせた。
恥丘の特に感じる部分ばかりをわざと避けるやり方を咎める視線がテラを見上げている。
曖昧に視線をかわしながら、かるく指をめり込ませた。薄い布越しに壊れやすい芯をいじってやる。
「は、あっ、あっ…」
背をそらせ刺激から逃れようとするアクアの腰がわずかに浮いた。
慣れているらしい様子で下の服を脱がせてやると、アクアが恥ずかしげにうめいて顔をそむけた。
だがテラに言わせれば、アクアが悪いのだ。ほんの少し素直になってくれれば意地悪などしなくて済む。
「言ってくれ、俺にどうしてほしいんだ?」
やさしい口調で耳元に囁くとアクアは強情にも首を振ってみせた。
さすがにテラも腹に据えかねるものがある。
ぬめった入口を指で押し開きなぞってやる。
熱い指と冷えた外気が同時に触れる違和感にアクアは眉をひそめた。耳朶にかかる吐息の熱さとは別の感覚に身悶えるばかりだ。
「わ、からない、わからないんだ」
肩にすがりついたアクアが短い嗚咽がこぼす。
とろりとしたものが指に絡みつきながら、テラを誘っているようだ。
いっぺんに理性が吹き飛びそうになるのをどうにかこらえた。
指を滑り込ませ思う存分熱く濡れた中を掻き回したい衝動がわき上がる。
華奢な鎖骨に催促の歯を立てると、アクアはますますテラの裸の肩にしがみついた。
241テラ×アクア 5:2008/10/12(日) 01:35:45 ID:pM3uJLef
中途半端な感覚に嬲られる苦しさがアクアを苛む。
抱きしめてくれる腕に、苦しさを紛らわそうと額をこすりつけるが燻った熱を散らすこともできなかった。
この腕が壊れるくらいめちゃくちゃにしてくれたらと、アクアが願わなかったことはない。
ほとんど無意識に細い指がテラの腕を伝い下りた。
欲しいものを与えてくれる大きな手を見つけたアクアは、夢中で自分に押し付ける。
「ふあ、い、テラ、テラ、あぁっ…」
長い指を受け入れると絞り出すような声がもれた。
驚くテラに構わず、もっと奥深くへ押し込んだ。
テラの指だけでアクアの中はいっぱいになってしまう。
中をごつごつとした指に擦られれば、痺れを伴った快い感覚が身体中を突き抜けた。
されるがままでいてくれるテラの指が、感覚をより過敏にさせる。
指が触れてくれるところ全てが感じやすく、腰が動いてしまう。
テラの指を深く押し込めば満たされる感覚に息が上がり、内壁をかするように引き抜けば肌があわだった。
指と粘膜が擦れ合うみだらな音が聞こえないわけではない。
なのにどうしてもテラが欲しくて、自制が効かなかった。
「は、あぁ、あっ!」
喉をのけぞらせたアクアがひときわ高い声を上げる。
荒い呼吸を繰り返す唇の隙間から、赤く濡れた舌がのぞくのを、テラはじっと見つめていた。我知らず喉が鳴る。
肩で息をしながら、アクアはすがっていた腕から体を離した。
気だるさと後悔が残る体を自分で抱きながら顔を背ける。
そのくせ体はまだ火照っていて、テラの指に掻き回されていた感覚を忘れまいとしていた。
(はしたない)
泣きたくなるほど恥ずかしくて、アクアは唇を強く噛み締めた。
「もういいのか?」
かっと頬に血が集まる。思わず耳をふさいでしまったアクアに、テラは口元をゆるめた。
「お願いだから、それを聞かないでくれ…」
「なら別の質問をしていいんだな?」
「テラ!」
「わかっている、冗談だ」
そうは聞こえなかったとアクアはむくれる。テラの言う冗談は時々冗談に聞こえないので、心臓に悪い。
悪ふざけを詫びるように頬に口付けを落とすテラの引き締まった胸板に、かるく爪を立てた。
穴があったらすぐにでも飛び込みたい気分だった。


242テラ×アクア 6:2008/10/12(日) 01:37:43 ID:pM3uJLef
改めて覆いかぶさりながらうっすらと汗ばんだ額に唇を落とす。涙のたまった目尻にも口付ける。
恥ずかしがってうつ伏せようとする体を、テラはぐいと元に戻した。
穏やかな瞳の色がアクアを見下ろしている。その中には底の知れない、青白い炎が踊っていた。
「おまえが欲しい」
かすれた声に平静を装う余裕はない。
熱に浮かされ涙ぐんだアクアの、静脈の浮いた首筋を吸い上げた。
喘ぎがすすり泣きに変わると、いよいよ暗い欲が湧くのをテラは抑えられなくなる。
やや荒っぽい手つきで乳房を包み、爪を立てる。
痛みと熱に上がる声すら食い尽くす勢いで唇を合わせた。
両脚を押し広げ昂ぶった欲望を押し付けると、テラは腕を伸ばしアクアの頬を指の背でなぞった。
彼女を求める自身が痛いほど硬く充血していた。
互いを擦り合わせるだけでは物足りないのはわかっている。
すぐにでも暗い欲をいれてしまいたが、テラはアクアが頷いてくれるのを辛抱強く待った。
「テラ……」
かすれた声で呟いたアクアの細い手が、自分の手に重ねられる。
祈りを込めるように両手でテラの大きな手を包みこみ、頬をすり寄せた。
「ほしい…。テラが、たくさんほしいんだ」
もう言葉のやりとりはいらなかった。
自分を受け入れようとするアクアの中に、テラは体を深く沈めた。
「―――っは、あ、うあぁっ」
目がくらむような快楽がテラの背骨にのぼる。やわらかいのに狭くて、とてもあたたかい。
息を弾ませながらアクアを突き上げた。
テラが動く度にのけぞり苦しい息を吐くアクアをきつく抱きしめてやる。
宥めるように舌を絡ませ頬を撫でた。
体の中心を貫かれる感覚に耐えきれずにアクアが首を振ると藍色を帯びた髪がシーツの上に広がる。
反った背がアクアの意志とは無関係に胸を差し出させた。
そこに顔を埋め、ゆるく歯を立て吸い上げると短い悲鳴がのぼる。
かたくなった頂をほぐすように指を食い込ませれば悲鳴がより艶を帯びた。
繋がったところは二人分の体温以上に熱い。五感の全てが熱に溺れ、麻痺している。
なのにアクアの切なげな吐息は一つも聞き漏らすことなく、
与えられる感覚に頬をつたう涙から目が離せなかった。
「アク、ア…!」
自分のほうへより体を引き寄せ想いと共に中へと注ぎこむ。
「あ、あぁっ―――!」
アクアもまたたくましい背に腕を回し、全身でテラを受け入れた。




朝焼けが東の空から広がり始めている。
「二人とも、くれぐれも無茶だけはしないでくれ」
「ああ、おまえも気を付けろ」
「わかってるって。じゃあまたな!」
かるく手をあげ背を向けたテラに、アクアも背を向けた。
もうすぐ夜が明ける。出立を励ますような、穏やかな一日が始まろうとしていた。
243162:2008/10/12(日) 01:42:10 ID:pM3uJLef
終わり。アクアのおっぱいに期待。
244名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 10:39:28 ID:t5XhBx2o
GJ!162の人待ってたよ
245名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 10:39:28 ID:Cpofgqsg
乙!!
246名無し:2008/10/16(木) 07:00:36 ID:gHLTlceH
マダー?
247陸海 1:2008/10/18(土) 21:54:18 ID:q+Q8uKaV
激長寝取られだから苦手な人はスルーして。



人間は、本当に変われるのだろうか?
闇と言う存在を超越し、強くなれるのだろうか?
共にあなたの力になる、とかつて人に言われた。
でも本当に、それが正しいと、一体誰が証明したのだろうか?



「今週は掃除当番だから、先帰っててよ」
机を下げた喧騒に沸き立つ教室内を背景に、空は柄の長い箒の先に顎を乗せて、気だるそうにそう言った。
いつもの放課後、海里と連れ立って迎えに行った時の事だ。
陸は「そうか」と頷きつつ、腰に下がる斜めがけバックを漁ると、ラベルの付いていないビデオテープを一本取り出して、空に差し出した。
「これ、この前の、録画しといた奴……」
「あ、悪いな、サンキュッ!」
ビデオの中身は、先週末に放映されたバラエティー番組のスペシャルで、寝てて見忘れた、と嘆いていた空のために、録画していた陸が落としてやったものだ。
「明日寝坊するなよ」と念を押すと、空はにまにまと嬉しそうに頭の後ろを掻いて、さり気なくはぐらかした。
「こら、空っ!何サボってんの!」
そんなやり取りを見ていてか、黒板を消していた空のクラスメートの女子が、腰に手を当ててお叱りの声を上げた。
しまった、とばかりにぺろっと舌を出した後、「じゃあ、また明日な!」と手を軽く上げて、空は渋々掃除当番の任に戻って行く。
待っていてもしょうがなかったので、陸と海里はどちらとも無く踵を返すと、ようやく人の透き始めた廊下に出た。
何の変哲も無い、いつもの放課後は、少しずつ夕刻の柔らかい光に包まれようとしていた。
248陸海 2:2008/10/18(土) 21:54:48 ID:q+Q8uKaV
『俺、海里と付き合う事になったんだ』
その報告は、あの世界戦争から帰って来て早々、いつもの島で一休みをしていた時に、空の口から聞かされた。
空の口振りは、昨日のテレビの事を話すようにごく自然で、まるでそれが、当たり前だ、とでも言うかのようだった。
『海里の事……大切にするよ。今までずっと、離れ離れだったからな。今度こそ、幸せにしてやるんだ』
そんな臭い台詞、今時流行るのかよ、と突っ込みたくなるくらい、空は真面目な顔をしていた。
そんな空を直視すると、何だか嫌な気分になったので、陸は『そうか』とだけ応えた。
他に何か言いたい事があったはずなのに、いざ直面すると、出てきた言葉は相槌を打つ三文字だけだった。



「ねえ、陸?」
帰り道も半ばに差し掛かり、いつもの分岐路が見えてきた頃、海里がふと思いついたように小首を傾げた。
「今日ね、数学の時間に分からない問題があったの……ちょっと、教えてもらってもいい?」
困ったように眉を寄せて、指をちょいっとつまんで見せるその顔を、陸は久しぶりに見た気がした。
昔から、そうだったっけ、と思う。
空と違って、何かと生真面目な部分がある海里は、授業で分からない事があると、必ず陸の所へ来た。
幸い、陸は一つ年上だし、大抵の事はよく理解できる優秀な頭を持っていたので、学校の授業くらいなら、教えてやれない事もない。
「……ああ、いいよ」
「ありがとう……やっぱり陸は、頼りになるな」
気前よく応えた陸に、海里は嬉しそうに微笑むと、紺色のスクールバッグを肩に掛け直して、隣に並ぶ。
思えば、海里とこうして二人きりで過ごすのは、帰ってきてから初めての事だった。
249陸海 3:2008/10/18(土) 21:55:33 ID:q+Q8uKaV
家には誰もいなかった。両親は共働きだし、忙しい人種なので、陸は昔からいつも一人だった。
鍵を開けて海里を中に通すと、先に二階に上がるようにだけ告げて、陸はキッチンへ向かう。
二人分のジュースをお盆に載せた後、部屋へ行くと、海里の鞄だけが部屋の真ん中のテーブルに置き去りにされていた。
あれ、と思って、目線を奥の方へ移すと、綺麗に片付けられた陸の勉強机の前に、海里が立っている。
その手には、白いフレームの写真立てが握られていた。
あれは、小学校の運動会の時に、不機嫌そうな顔をしている陸と空の腕を抱き締めながら、海里が真ん中でにこにこと笑っている写真だ。
あまり物を飾るのが好きではない陸だったが、その写真だけは、今でも机の一番見える場所に置いたままだった。
「……懐かしいね」
目を細めて、遠くを見るように、海里はぽつりとそう呟いた。
「確かこの時……高学年選抜追い駆けっこで、陸に負けた空が、悔しくって不貞腐れてたんだっけ」
「ああ……拗ねてそっぽを向いたままだったあいつを、海里が引っ張って連れて来たんだよな」
「……そう言う陸こそ、『俺は写真なんか取りたくない』って言って、逃げようとしてたじゃない。まったく、二人とも意地っ張りなんだから……ほんと、困った二人組みね」
そうだったっけ、ととぼけるように、陸は肩を竦める。そうだったよ、と返すように、海里は肘で陸の脇腹を小突いた。
それから、どちらともなく噴出すと、陸と海里は顔を見合わせて、くすくすと笑い合った。
あの頃は、何をするにも三人いつも一緒で、海里はこんな風に、陸と空の手を平等に取っていた。
陸と空の間に、海里がいて、三人はそれで、一つだった。
でも、もう違う。海里は、空と……思い出し、陸は努めて明るく振舞うように、海里の顔を覗き込む。
「そう言えば、空から、聞いたよ……お前ら、付き合ったんだってな」
「あ……うん」
今それを聞かれるのが不覚だったのか、海里は頬を赤らめて、恥ずかしそうに肩を竦めた。
初々しいその姿に、陸は胸の奥が締め付けられるような感覚を覚えつつ、写真立てを海里の手から取り上げると、元あった場所に戻す。
「仲良くやってるのか?」
「そうだなあ……空の寝坊には、相変わらず怒ってばっかりだけどね。まったく、懲りないんだから……」
他愛も無い事に頬を膨らませながら、それでも嬉しそうに、海里は顔を綻ばせた。
言葉にはしていないものの、大好き、とでも言っているような仕草に、陸は思わず口角を下げてしまう。
こんなにも側にいるのに、今はなぜか、海里の存在が異様に遠くに感じる。
耐え切れず、陸は真っ赤な髪に手を伸ばすと、梳く様に指を通した。
「陸……?」
突然触れられて、海里は驚いたように眉を潜める。その瞳の中に過ぎる、一抹の不安に、陸の中の何かが激しく揺り動かされた。
陸は後を追うように、海里の髪の毛を指に絡めると、くいっと頭ごと手繰り寄せた。
何かを予感させるくらいに、二人の顔が近付く。
「陸っ!」
怒ったように、少しだけ語尾を強めて身を引くと、海里は陸の手をぱしっと払い退けた。
抵抗されるなんて、当たり前の話しだった。
海里はもう、空と……けれども、言い知れない感情が、それを受け入れようとしないのだ。
どうしてなんだ、といつも思う―――どうして、俺は、選ばれなかったんだ、と。
次の瞬間、衝動が具現化したように、陸は海里の胸倉を掴むと、勢いを付けてベッドの上に投げ飛ばした。
250陸海 4:2008/10/18(土) 21:56:10 ID:q+Q8uKaV
背中から叩きつけられる衝撃の後、スプリングの激しい揺れに、海里は目を白黒させた。
やっと意識が水平になった所で、海里は怯えた猫のように目を丸くしながら、逆光で暗く影の落ちる陸の顔を見上げた。
「り、陸……急に、どうしたの?」
震えてたどたどしい言葉を必死に手繰り寄せながら、海里は肌ににじり寄って来る恐怖に身を竦めた。
先ほどまでの和やかな雰囲気は、いつの間にかすっかり消えてしまっている。
見下ろす陸の青緑色の目に、普段の優しい兄のような眼差しは無く、今や深い海の冷たさを携えていた。
「好きなんだ……」
「え?」
俯いたまま、ぼそぼそと呟かれる陸の言葉に、海里は急激に青ざめるのを感じながら、耳を疑った。
しかしながら、陸の視線に揺るぎは無く、海里の上に乗り上げると、逃げ場を封じるように腕を左右に付く。
「ま、待ってよ、陸……何言って……―――」
「俺、海里の事好きなんだ……ずっと、ずっと前から……もちろん、今だって!」
乱暴にそう言い放って、陸は再び海里の胸倉に掴み掛かった。
ワイシャツの一番上のボタンが引きちぎれ、海里がひっと息を呑み込む細い悲鳴の後、白い胸元が僅かに露となった。



状況的に、さすがにまずいと察したのか、海里は掴み掛かる陸の手にそっと自分の手の平を重ねると、宥めるように優しく擦った。
「お願い、陸……こんな事はやめよう?落ち着いて、話し合えば……きっと分かるよ。
その方が良いよ、ね?」
動揺の中で必死に優しい声色を保ちながら、まるで子供に言い聞かせるように、海里は引き攣った笑みを作る。
それに従うように手を止めた陸に、取り入ったとでも思ったのか、海里は上体を少しだけ起こして、興奮で息が上がる陸の胸板をゆっくりと押し返した。
「大丈夫だから、落ち着いて……怒ってないよ。少し、気が動転しただけだから、ね……
陸も、大きく息を吸って。少し、時間を置こう、ね?」
「……」
後もう少しで、陸の下から抜け出せる……そう安堵の息を吐いた所で、頭の上からピリリリリリィッ!とけたたましい電子音が鳴り響いた。
聞き覚えのある音に、海里の顔が恐怖で凍り付く。
普段は胸元のポケットに入れている携帯電話だが、先ほど投げ飛ばされた時に、抜け落ちてしまったのだろう。
空とお揃いの小さな貝殻のストラップが付いたそれを、陸はゆっくりと手に取ると、サブ画面を確認し、何も言わずに海里に押し付けた。
そろそろ受け取ると、着信先が表示されるディスプレイには、"空”の文字が浮かび上がっている。
あまりにも悪すぎるタイミングに、海里は息を止めて、うるさく呼び出し音を鳴り響かせる携帯電話を凝視した。
251陸海 5:2008/10/18(土) 21:57:06 ID:q+Q8uKaV
「……出ないのか?」
「あ……うん」
出来れば不在着信のままやり過ごしたかったが、威圧的に上からそう言われ、海里は震える手でそろそろと画面を開いた。
ここで断っては、いかにも後ろめたいとでも言うかのようで、陸の神経を逆撫でしかねないだろう。
緊張で激しく揺れ動く人差し指を、何とか受話器のマークまで持ってくると、海里は意を決するように、ピッと押し込んだ。
「もしもし……」
『あ、海里?』
出来るだけ平静を装いながら電話に出ると、ノイズで少しだけざらついた空の声が返って来た。
いつもなら、それが嬉しくて仕方が無いのに、今日は今にも吐き出しそうである。
「そ、空……どうし、たの?」
『ああ、今から帰るとこ何だけど……海里、今家?』
「う、ううん……今日はちょっと、陸に勉強教えてもらおうと思って……」
ちらちらと陸に視線を送りながら、海里はへへっと小さく愛想笑いをした。
陸は表情をぴくりとも動かす事無く、無言でそのやり取りを見詰めている。
『あ、陸も一緒なんだ!ちぇっ、俺だけ仲間外れかよ……』
拗ねたように唇を尖らせる空が、電話越しに想像できた。
何かと輪の中心にいないと気が済まない性格ゆえ、今も二人が仲良くしていると思い、不満を抱いたのだろう。
『……よーし、決めた!今からそっち、行っても良いか?』
いつもの乗りの、明るい調子で空がそう言った瞬間―――海里は肝が冷える思いで、握り締めた受話器に向かって声を張り上げていた。
「こ、来ないでッ!」
『え?』
急に声を荒げた海里に、空が驚いたように息を呑む。
海里は慌てて肩を竦めると、まるで何も無かったかのように、声の抑揚を抑えた。
「べ、勉強、む、難しくて……気が散っちゃうと、集中できないでしょ?空は、どうせ来ても、遊んでるだけだろうし……」
『悪かったなあ……』
何か腑に落ちないように、空はそこで、少しだけ間を空けた。
海里はその僅か数秒ですら、何も詮索されないように、と身が絞られる思いで願っていた。
陸は相変わらず無表情だ。けれどもその瞳は、煌々と輝きながら、海里の細部までを読み取るように見開かれている。
やがて、ふぅっと、受話器に溜息が吹きかかる音で、空が諦めた様に目を伏せたのが分かった。
『……まあいいや。勉強、がんばれよ。じゃあ、また明日な』
「うん……また、明日ね―――」
別れの言葉を言うが早いか、海里は耳から携帯を話すと、すぐさま電話を切る。
そして、これで良い?と確認を取るように、上で黙り込んだままの陸の顔を見上げた。
しかしながら―――次の瞬間飛んできたのは、優しい抱擁でも、頭を撫でる温かい手の平でもなかった。
がつんっ、と視界が砕けるような衝撃が走った後、海里は右も左も分からない内に、再びベッドの上に倒れ込む。
左の唇の端が熱い。それが、生暖かくて苦い血の味となって口の中に広がるまでに、そう時間は掛からなかった。
252陸海 6:2008/10/18(土) 21:58:00 ID:q+Q8uKaV
いつからだったかは分からない。多分、そう言う事が始まってから、だと思う。
空と海里より一足先に中学校に上がって、勉強も難しくなってきた頃、陸は自分の中で渦巻く得体の知れない感覚に、戸惑っていた。
それが膨らんで、やがて吐き出されるまでの過程を知ると、その対象に、海里が選ばれた。
必然だった。空が気付くよりも早く、陸は自分の淡い想いの矛先を自覚していた。

あの写真を見ながら、夜な夜な一人で自慰に耽っていた。
写真の中の海里の、素直で屈託の無い顔に、何度汚らしい欲望を吐き出した事だろう。
思い出せば思い出すほど、自分のおぞましさにぞっとする。
皆が優等生だ、と思っているその裏で、実は誰よりも飢えていたのだ。
そしてその想いが、叶う事は、ついぞなかった。

『俺、海里と付き合う事になったんだ』
そう言って、笑った空に、最初に思った事があった。
(なんでお前なんだよ?)
『海里の事……大切にするよ。今まで、ずっと、離れ離れだったからな。今度こそ、幸せにしてやるんだ』
(だからどうして、お前なんだよ?)

三人、と言う均衡が崩れたと知った時、陸の中にあったのは、二人への祝福ではなく、嫉妬にまみれた憎悪だった。
いずれ、こうなる事は分かっていた。
海里が空を選ぶ事も、自分の想いが届かない事も。
暗闇に投げ出されて海里を見つけた時、彼女の心を救えなかった事が、何を意味していたのかも、全部全部、分かっていたはずだった。
それでも、想いが消えるわけではなかった。海里が笑い掛けてくれる度に、陸の中で淡い期待が膨らんで、弾けた。
許されない、と咎める以上に、取り返したい、と言う欲望だけが大きくなった。
闇を超越する事なんか出来ない。どんなに忘れようとしたって、ふとした瞬間に蘇ってくる。
一生罪悪感に苛まれて生きて行くか、闇に取り込まれて楽になるか。
その二択の中で後者を選ぶのは、人間の身勝手ではなく、ただの本能だ。
253陸海 7:2008/10/18(土) 21:59:32 ID:q+Q8uKaV
「や、やめて、陸ッ!」
悲鳴が聞こえると同時に、もう一度手を振り上げた。今度は右頬を強くぶたれ、海里は痛みにううっと呻き声を上げる。
そんな事などお構い無しに、陸は海里のワイシャツを掴み上げると、ボタンを乱暴に引きちぎった。
時が経ち、肉付きよく成熟し始めた少女の白い身体が、惜しみも無く露となる。
痛みに怯えているせいか、海里はもう、抵抗しなかった。腫れた頬を押さえ、あ、あ、と言葉にならない声を上げながら、小刻みに震えていた。
大きく上下する胸元に顔を寄せると、海里の甘い匂いが一層強くなる。
縮み上がる小さな背中に手を回し、下着のフックを外すと、急に楽になった胸元に、海里は息を呑み込んだ。
「……っ!」
何か言いたそうに唇を噛み締めて、それでも反抗する事が出来ず、海里は力無くふいと顔を背ける。
そんな海里の、固く尖った胸の先を口に含みながら、陸は下半身に這わせた手で、すべすべとした太腿の内側を撫でた。
指先をくすぐるように辿らせて、やがて制服のスカートの奥に忍び込ませる。
下着越しに性器に触れただけで、海里の身体が緊張で固く強張るのが分かった。
「……い、い」
いや、と言う事もままならず、海里は人差し指の関節をきつく噛んで留まった。
片足を持ち上げ、下着を脱がせると、陸は海里の足を大きく開かせて固定する。
鬱陶しく纏わり付くプリーツのスカートをめくると、淡い桃色をした少女の性器が露となった。
その裂け目は、ぴったりと閉じられ、薄っすらと湿り気を帯びていた。
「……空とは、したのか?」
「……」
恥ずかしそうに黙り込んでいたので、ぎりっと太腿の柔らかい肉に爪を立てると、海里は痛みに慌てて口を開く。
「と、途中までしか、してないよ……!」
「途中までって?」
「き、キスして、触り合う所、まで……」
それを聞いて、陸は満足気ににいっと口角を持ち上げた。
そして、指先を軽く湿らせると、性器の縁をなぞるように辿らせた。
あ、と海里の顔から力が抜け、むず痒いような感覚にぴくりと身体が跳ねる。
面白いほど簡単に出来ている少女の身体を抱き寄せて、陸は優越感にくつくつと喉の奥で笑い声を漏らした。
この先は、空ですら知らない。自分だけの、海里だ。
254陸海 8:2008/10/18(土) 22:00:11 ID:q+Q8uKaV
充血し始めた芽を指先で探り当てると、指先に絡み始めた粘液と共に、擦り付ける。
「あ、ああっ!」
鼻に掛かったように甘ったるい声をあげ、海里は身を捩った。その目には、恍惚とも取れる艶かしい色合いが輝き始めている。
「ん、ぅ……」
入り口にあてがった指を軽くめり込ませると、海里は不快そうに眉頭を寄せた。
さすがに、まだ誰も受け入れた事のない性器は痛みを伴うようで、そう易々と通してはくれなかった。
周りを解しつつ、指を少しずつ奥に進ませる。
「ん、んぅう……!」
第一関節、第二関節と、ゆっくりと入り込んでくる指に、海里は首を振って嫌がった。
けれども、がしっと前髪を掴むと、また殴られるとでも思ったのか、息を止めたように大人しくなる。
「そうだ、それでいい……」
上から踏み付けるように制しながら、陸は最後の一突きとばかりに、指を押し込めた。
重なり合う襞を掻き分けて達した膣内は、生暖かく、熟れていた。
内壁を掻き回して、自分が入れるスペースだけ広げると、陸はそろそろと指を引き抜く。
透明な雫が、その指先に絡み付いていて、やがて布団の上に零れ落ちて行った。
255陸海 9:2008/10/18(土) 22:00:47 ID:q+Q8uKaV
海里の身体をうつ伏せに返し、腰を高く持ち上げた所で、陸は自分のベルトをかたかたと外し始めた。
肩越しに振り返る海里の目が、恐怖で楕円に歪んでいる。
丸い肩を押さえながら、欲望の先端を柔らかく解れた入り口に宛がうと、海里は嫌に抵抗した。
「ま、待ってよ、陸……だめだよ、そのままじゃ……だめ、あ、ああ、い、痛い、痛いぃ―――!」
拒む海里の悲鳴ごと、陸は押し込めるように腰を打ち付けた。最早そこに、優しさの欠片も無かった。
身を引き裂くような破瓜の痛みに、海里はびくっと身体を硬直させる。
シーツを握り締める指先が白くうっ血し、唇の端から嘔吐するように唾液が零れ落ちる。
そんな苦しそうな海里とは対して、直接絡みつく膣内の襞に、陸は心地良さそうな溜息を吐いた。
「や、だめっ……あ、ん、だめ、やめてっ!」
よく解されていたためか、乱暴な抽送でも、海里の痛みはそれほどでも無い様だった。
それ以上に、直に挿入されている恐怖の方が、勝っているようだ。
手遅れになる前に逃れようと、必死でもがくものの、陸はその手を纏め上げると、ベッドの上に強く押し付けた。
「な、に、考え、てるの……!こん、なッ、こと、したら……いやぁあ!!」
空いた手を、腰のくびれに掛け、一番深い所を打ち付けてやる。
欲望の先端が触れるのが、恐怖の根源だと言う事が、陸も良く分かっていた。
「ここだろ、海里……ここが、良いんだろ?」
あざ笑うように声を掛けながら、第二の入り口を突き上げる。
「だ、だめ、陸ッ!いやだぁ……いや、いやぁああ!―――」
布団を握り締め、頭を垂れながら、海里は怯えるように悲鳴を上げた。
陸は指先を結合部に運び、充血した芽に這わせると、優しくなぞり上げる。
感覚の全てを制御される刺激に、海里は口から舌を出して、息を切らした犬のように喘いだ。
その刹那、海里の膣内がきゅうっときつく収縮し、拒絶する心とは裏腹に陸を促す。
深く呑み込まれたまま、充血した襞に締め上げられると、陸の背筋にぞくりとした快感が一気に立ち上ってきた。
「……はっ」
陸が息を吐き出したのと、海里の中がどくんっと脈打ったのは、ほぼ同時の出来事だった。
胎内にとめどなく広がって行く熱い液体に、海里は身体を震わせた後、力無く布団の上に崩れ落ちる。
紛れも無い感触。身体の奥に注ぎ込まれ、そして隅々まで染み渡る。
「あ、嘘……う、そ……」
虚ろに見開かれた青い目に、最早少女のあどけない輝きは無かった。
ゆっくりと引き抜くと、どろりとした白濁液が、海里の中から同時に溢れ出す。
その光景を眺めながら、陸はぺろりと舌なめずりをした。
今までに味わった事のない、ものすごい優越感だけが、彼の中を満たしていた。
256陸海 10:2008/10/18(土) 22:06:46 ID:q+Q8uKaV
「空とは、別れるよ……」
ベッドの上に仰向けに寝そべりながら、海里は乾いた唇を震わせて、そう呟いた。
乱れた服と、露出した肌が、ゆっくりとした呼吸に艶かしく波打っている。
陸はその隣で同じように横になりながら、何も言わずに、ただ呆然と天井を見詰めていた。
「私、陸と一緒にいる……これからもずっと、陸と、一緒に……」
「……」
「だから、言わないで……空には、この事……何も、言わないで……―――」
音も無く頬を伝う涙を、拭おうともせずに、海里はただ淡々と、そう言った。
静かな部屋に、その透き通った声が嫌に響いて、陸は急に怖くなった。
こうなる事を望んでいたはずなのに、なぜだろう―――ものすごく、空虚だ。
「分かった……」
抑揚の無い声でそう答えて、陸は耳を塞いだ。
そうすると、穏やかに脈打つ自分の心臓の音が、すぐ近くで聞こえる。

そのまま目を閉じると、まるで闇の中に自分が息づいているような気がして、陸は自嘲するように、小さく笑った。
そして今暫く、この心地よい空間に浸っていようと、静かに息を潜めたのだった、



257名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 12:33:29 ID:6n9+WUyG
GJ!
久々に見に来てみたら神が降臨していた・・・
258名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 16:44:31 ID:RExYYYIc
乙!長さも全然気にならなかった!
259名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 17:54:42 ID:nNterB+A
こんな神が降臨するとは、このスレもまだまだ捨てたもんじゃないな
260247:2008/10/21(火) 17:09:25 ID:7MVEGy7n
皆ありがとう。
久々にスレ立ってんの見て懐かしくて衝動的に書いた物だけど、そう言ってもらえて嬉しいよ。
つーわけで、前から暖めてた悪波ネタ投下するわ。
また激長&スレ消費スマソ
261247:2008/10/21(火) 17:10:09 ID:7MVEGy7n
ピーッと、冷淡な警告音がコンピュータールームに響いた時、波音はそれまで色鉛筆を走らせていたスケッチブックから顔を上げ、すぐさま操作席に座るディズの元へ駆け寄った。
ディズの前に在る青みがかった大きなモニターには、一人の少年が映し出されており、たった今、彼は頭を締め付けられるような痛みに、力無く膝を付いた所だった。
様子のおかしい少年を前に、波音は驚きを隠せないままディズの手元へと目を向ける。
赤い包帯で覆われた彼の指先は、”空の記憶”を制御する赤いボタンを、平然と押し込めていた。
「っ!無理です、出力を抑えて下さい!今のロクサスではシンクロ率が低過ぎて、耐えられません!」
ディズの手を退かそうと、波音は必死の形相で掴み掛かった。
しかしながら、その小さな身体は、大男の腕の一振りで、軽々と無機質な床に叩き落とされる。
「黙れ、波音!我々には時間が無いのだッ!」
「で、でも、このままでは!」
モニターの中では、苦しそうに地面に平伏すロクサスの姿が映っている。
その青い目は大きく見開かれ、こめかみには冷たい汗が雫となって伝っていた。
頭の中に流れ込んでくる膨大な情報を処理しきれず、彼は極限まで追い詰められているのだ。
『う、あ、ああああッ!―――』
「ロクサス!ロクサスッ!」
画面に向かって悲鳴を上げながら、波音は再び立ち上がると、ディズを止めに入った。
しかしながら、結果は同じだ。ディズは全く動じる様子も無く、軽々と波音を突き飛ばす。
それでも、画面の向こう側で苦しむロクサスの姿が見ていられなくて、波音は何度も立ち上がってはディズの腕を引っ掻いた。
「お願い、止めて!このままじゃ、ロクサスが壊れちゃう!ロクサスがッ、ロクサスがッ!」
「ふんっ、こいつの行く末など、知った事ではない……
いざとなれば、こいつの自我を崩壊させて、そこに空を再構築すれば良いだけの話しだ」
「そんな……酷いッ!私達だって、生きているのに!」
生きている、と叫んだ波音に、ディズは珍しいものでも見たかの如く、くつくつと喉の奥で低い笑い声を漏らした。
そして、今一度渾身の力で波音を振り落とす。波音は成す術も無く、肩と腰を強く打ち付ける形で床に転がった。
「まさかお前は、本気で、そう言っているのか?お前達が、生きている、と?」
「!」
人間では無い。ノーバディは、人間では無い―――波音を見据える冷ややかな眼光は、言葉にしないものの、確かにそうあざ笑っている。
まるで、ノーバディの存在を、真っ向から否定するかのように。
頭を押さえつけられるような屈辱感に、波音は痛む肩を抱きながら、暫く立ち上がることが出来なかった。
262悪波2:2008/10/21(火) 17:11:17 ID:7MVEGy7n
ロクサスの顔がいよいよ蒼白になった時―――スイッチを押し続けていたディズの手が、後方から飛んで来た鋭い刃物にパシッと弾かれた。
包帯諸共指先が裂け、熱が溢れる痛みに手を引っ込めると、ディズはちっと舌打ちを返す。
刃物はそのままディズの背後へと旋回し、持ち主の手の中にカシャカシャッと軽快に納まった。
「そのくらいにしとけよ、ディズ……ガキを苛めた所で、何も変わらんさ」
「アクセルか……お前もつくづく間の悪い男だな」
今しがた手元に戻った円形のナイフ・チャクラムに付いた血を黒いコートで拭いながら、アクセルは呆れたように肩を竦める。
先ほどまでは気配がしなかったが、喧騒の匂いを嗅ぎつけて、また闇の向こうからやって来たのだろう。
苦虫を噛み潰すように嫌な顔をしながら、ディズは操作席を回転させると、アクセルの方へ身体を向けた。
「随分焦っているようだが……ご心配なく。こっちだって、まだすぐに動けるわけじゃない。
もうすぐ一年経つとは言え……忘却の城での痛手は、相当だったからな……」
「ほう……十三機関の力が、その程度とは思えないが?」
「バカ言えよ。優秀な人員を、一気に半分も失ったんだぞ?
それですぐに世界を変えようなんざ……俺達のリーダーとしては、たいそう力不足だな」
さも滑稽、と腹を抱えながら、アクセルはけらけら笑い声を上げた。
ディズは胃に溜まるものを感じたが、口にするのも億劫だったので、ふんと鼻を鳴らしてやり過ごした。
そんな二人のやり取りの最中、床に倒れ込んでいた波音はゆっくりと頭を持ち上げると、祈るような気持ちで再び画面に目を向ける。

画面の中のロクサスは、大分呼吸も落ち着いて来た様で、何度か気を確かめるように瞬きをすると、ぶるるっと頭を振った。
そして、今のは何だったんだ?と言わんばかりに、周囲にきょろきょろと目を配らせる。
しかしながら、その目にこちらの姿が映る事は無い。彼は何も知らないまま、これから少しずつ、操作されて行く。
やがて、仮想世界の住人の少女に、『ロクサス、早くー!』と呼びかけられると、彼はいそいそと立ち上がり、夕陽の眩しい街の中へと駆け出して行った。
263悪波3:2008/10/21(火) 17:12:15 ID:7MVEGy7n
ロクサスの無事を見届けた後、波音は震える唇を噛み締めたまま、立ち上がった。
それから、手の平をぎゅっと握り締めると、何も言わずにコンピュータールームから飛び出して行く。
すぐ脇を素通りされ、アクセルはおっと声を上げたものの、波音が振り返る事は無かった。
「……子供相手に、あんまり意地悪すんなよ。大人げねぇな……」
「仕方あるまい……全て、あの少女のやった事だ。力無き者の罪とは恐ろしいものよ」
口を尖らせるアクセルに、ディズは背を向けるように椅子を回転させると、再びモニターに向き直った。
しかしながら、その手は赤いボタンに向かう事無く、キーボードの空いたスペースに肘を付くと、疲れたように額を包み込む。
何だかんだ冷たい言葉を掛けて置きながら、実際には、少女の取り扱いに相当手を焼いているようだった。
ノーバディに対する嫌悪感と、少女の純粋な思いに対する情に挟まれて、彼も彼なりに、色々と考えているのだ。
「ま、とりあえずそう言う事だから……今はゆっくり休んどけよ……」
軽い世辞のような言葉を掛けてから、アクセルはくるりと踵を返す。
それから、重たい空気に侵食される前に、といそいそとコンピュータールームを後にした。
264悪波4:2008/10/21(火) 17:15:58 ID:7MVEGy7n

「……お嬢ちゃん……いつまでも不貞腐れてないでさ、機嫌直せよ……」
「……」
波音の姿を見つけたのは、コンピュータールームの階段を上った先にある、古びた洋館の一室だった。
二階に位置するこの部屋は、波音の部屋として使われているので、白い壁には色鉛筆で描かれたスケッチが所々に張られている。
ベッド脇の小さな窓からは、実世界のトワイライトタウンが一望でき、波音はそこで膝を抱えて蹲っていた。
「何も気にする事ねぇよ。ディズだって、気が逸っただけさ……」
「……」
「明日になれば、また一緒に働くんだろ?こんな小さな事、一々気にしてたら、きりがないぞ」
「……」
返事をする所か、波音は死んだようにピクリとも動かない。
せっかく柄にも無く優しい言葉を掛けてやっているのに、聞いているのか、聞いていないのか、それすらも不明だ。
これだから子供は、とばかりに、アクセノレは腰に手を当てて、盛大に溜息を吐いた。
そう言えば、口クサスもたまに、こんな態度を見せる事があったのを思い出す。
ふとした瞬間に、何だか似てるよな、とつい感じてしまう。だからだろうか。
特別係わり合いを持たなくても問題が無いはずなのに、お節介なくらいに気に掛けてしまうのは。
「だぁー、ったく……しょうがねえなあ……」
波音の金色の猫毛をくしゃくしゃと荒らした後、アクセノレはベッドの空いたスペースにどすっと腰を下ろした。
波音はなおも、黙り込んだままだ。こうなれば、我慢大会開始である。
アクセノレも張り合うように、むすっと口を一文字に結んだまま、腕を組んだ。
265悪波5:2008/10/21(火) 17:16:39 ID:7MVEGy7n
やがて沈黙が、部屋の空気と化した頃―――何か丸いものが、背中に寄り掛かってくるのを感じた。
それが波音の頭だと分かった時、アクセノレは勝ち誇ったように、にやりと口角を持ち上げた。
「どうだ、少しは落ち着いたか?」
「……」
波音は何も言わなかったが、それが喋り出す前の予兆だと察し、アクセノレは言葉を待つ。
息を三回吐き出した後、波音は長らく閉ざされていた気孔を開く掠れた声で、ゆっくりと乾いた唇を動かした。
「ねえ、アクセノレ……どうしてかな。どうして、私……こんなにも、弱いんだろう……
マールーシャの意志に従って、空を壊して……そしてこれから、口クサスも……」
空の再生には、口クサスの融合が必要不可欠だった。
記憶を一度ばらばらにしてしまった以上、それを繋ぎ直して入れるだけの器が必要なのだ。
忘却の城で無理に記憶を構築してしまった以上、空にはもう、その余地が無い。言わば、要領オーバーだ。
だとすれば、空にとっての口クサスは、コンピューターで言う”メモリー増築”のような感じだろうか。
その結果、口クサスオリジナルの記憶は残ったとしても、それが表に出る事はない。
口クサスはコンピューターを保持するハード本体となり、空が様々な実行をするアプリケーションとなる。
それが意味するのは―――口クサスとの別れだ。
「アクセノレも、私の事……本当は、憎んでるんでしょ?
口クサスを探してここまで来たのに……彼はすぐ側にいても、もう……」
「さぁてな……どうだか?」
肩を竦め、おどけて見せながら、アクセノレははっと鼻で笑った。
実際、アクセノレが単独行動でここを探り当てたのは、いなくなった親友の尻尾を掴んだからに他ならなかった。
だから別に、ディズに加担する理由も無いし、口クサスを取り返して逃げれば、後は空がどうなろうと知った事では無かった。
「でも……残念ながら、これがあいつの希望だったからな。
空に会う……それが、あいつの途方も無い、目的だった」
機関を抜けたあの日、お前はバカかと引き止めるアクセノレに対して、口クサスは真っ直ぐ前を見ていた。
口クサスにはきっと見えていたのだ。その先に何があるのか。その道が、どこに続いているのか。
「だから俺は、信じてる……まあ、信じるって言うのも、よく分からない感覚だけどよ……
それでも、あいつの言う事は、なーんでか……信じて良い様な気が、するんだよな。
背も低くて、向こう見ずで、冗談も通じないようなバカ真面目な奴だったのに……
あいつの言葉は、何て言うか……他の奴等と違って、心が篭ってたのさ」
そこまで言って、むず痒くなって、アクセノレははぐらかすように、ひゅーっと軽い口笛を吹いた。
けれども、”口クサスには心がある”論は、アクセノレにとって曲げられない信念のようなものであり、いつか必ず証明してやると決めていた。
波音はそんな風に言ってくれるアクセノレが、何時になく頼もしく感じて、まるで甘えるように、その背中に額を擦り付けた。
「ありがとう……嘘でも嬉しい」
「礼にはおよばねぇよ」
ぶっきらぼうにそう言って、アクセノレは後ろ手に波音の頭をずいっと押し退ける。
その顔には、ようやく回復しつつある波音をからかうような笑みが浮かんでいた。
「あんま易々と気を許すなよ、お嬢ちゃん。……男は皆、狼なんだからさ」
「……」
和やかな空気がもどかしくて、軽い冗談のつもりでそう言ったのだが……波音からの返答は無かった。
まさか今のが、女性特有の秋の空的な気分に触れてしまったのかと思い、アクセノレはひやっと顔を引き攣らせる。
しかしながら、次の瞬間、そんなアクセノレの心配を他所に、しなやかな腕がするりと腰に巻き付いてきた。
266悪波6:2008/10/21(火) 17:17:12 ID:7MVEGy7n
「良いよ、しても」
「はぁ?」
「だから、良いよ、って……」
そう言って、波音はアクセノレの背中に顔を埋める。
思っても見なかった返答に、アクセノレは自分がからかわれているような気がして、呆れたように肩を竦めた。
「あのな……何が良いって言うんだよ、お前……」
「アクセノレは……そう言う事、したいと思わないの?」
痛い質問をされ、アクセノレはそりゃあ、と目を伏せる。
どちらかと言われればそうかもしれないが、けれども絶対そうとは限らない、と言う曖昧な感覚を、言葉で表すのは難しかった。
応えに困っている間に、波音はベッドの上で膝立ちになると、背後からアクセノレの肩に抱き付く。少女の膨らみが、背中に押し当たるのを感じた。
「私、今、すごくしたいの……どうしてかは、知らないけど……でも、そう言う気分なの」
そう囁きかけて、アクセノレの固く尖った髪を撫でながら、波音はその影に隠れていた耳を見つけると、柔らかい唇で挟み込む。
くすぐったい感覚に、アクセノレは鳥肌が立つのを覚えながら、振り払うように少しだけ身を引いて振り返った。
「お前……意味分かってて、言ってんのか?」
「うん、分かってる」
何時になくはっきりとそう言い切って、波音は無邪気に微笑む。
顔は子供なのに、仕草や言動が妙な所で大人びているこの少女を、アクセノレは少しだけ恐れていた。
それが、不幸な生い立ちのためとは分かっていても、どうにも腑に落ちない部分がある。
とは言え、女の誘いを断るほど、アクセノレも礼儀知らず、と言うわけではなかった。
「ま、いいけどよ……」
ぶっきらぼうに返事をすると、波音の小さな手の平が、アクセノレの頬を包み込む。
それから波音は、一呼吸置いた後、呆然と遠くを見ているアクセノレの唇を、音を立てて啄ばんだ。
267悪波7:2008/10/21(火) 17:18:00 ID:7MVEGy7n
機関時代は、悪友的な存在の女といつもつるんでいたので、女に飢える感覚とは無縁だった。
けれども、先の戦いでその女がいなくなってからは、アクセノレも随分とご無沙汰だった。
忙しさゆえに衝動もほとんど無いので、特に気にした事もなかったが。
(にしても……こりゃあ、相当教え込まれてるな……)
まずは波音の手ほどきを拝見させてもらおうかと、アクセノレは黙ったまま、上着を脱いでベッドの上に座り込んでいた。
波音はアクセノレの膝に乗り上げ、首筋に唇を押し当てながら、血の流れを追うように、ゆっくりと左胸の辺りまで降りて来る。
そして、小さな突起を見つけると、まるで血でも求めるかのように、唇で吸い上げた。
波音の手の平が、やがてアクセノレの脚の間を撫で、それから慣れた手つきでベルトとチャックを外す。
下着の上から、波音の細い指先がまばらに這わされると、アクセノレも思わずうっと喉の奥で呻き声を上げる。
あの男の趣味がどう言ったものか、全部を知っているわけではなかったが、それでも、かなり悪い方向に走っているのは、分かっていた。
忘却の城にいた頃から、実年齢に対して、波音は異様なくらいに女性としての色気が出ている。
それを見て、何も気付かないほど、アクセノレも鈍い男ではない。あの二人は、それ相応の関係がある、と踏んでいた。
それが、これか。
「お前も、苦労人だな……」
同情ではなく、感心したような口ぶりでそう言って、アクセノレも波音の身体に手を伸ばす。
黒い手袋を口で咥えて脱ぎ捨てると、ワンピースの首元から片手を入れ、柔らかい少女の膨らみを包み込んだ。
その頂の先端を指先に捕らえると、まるで花を摘み取るように、きゅっと摘み上げる。
「ん……」
眉を潜め、波音はアクセノレの胸から唇を離した。
見計らい、空いた手で丸い頭の輪郭を縁取ると、小さな顎を掴んで上を向かせる。
「んふぅ……」
そのまま難なく唇が奪われ、波音は口の中に潜り込んでくるぬるりとした感触に、最初は気持ち悪そうに顔を顰めた。
しかしながら、唾液と共に丹念に舌を絡め取ると、波音の目がとろんと揺らぐ。
「ん、ん、ん……」
呑み込みきれない唾液で口元が濡れ始めた頃、アクセノレは波音の狭い肩に手をとんっと押して、ベッドの上に倒した。
離れて行く二人の唇には、一瞬光の橋が現れ、そしてぷつんと途切れる。
柔らかい布団の中に埋まり、胸元を大きく上下させる波音を見下ろした後、アクセノレは白いワンピースの裾を引っ掴み、するすると上まで捲り上げた。
「……俺、あんまり年下の女に良いようにされるの、好きじゃねぇんだ」
そう言って、ワンピースを波音の両手首に器用に括りつけると、そのままぽんとベッドの上に放り投げ、アクセノレは軽く上唇を湿らせる。
腕の自由が利かなくなり、波音は少しだけ不安そうに瞳を揺るがせたが、やがて承認するように、黙ったまま長い睫毛を伏せた。
268悪波8:2008/10/21(火) 17:22:29 ID:7MVEGy7n
波音の下穿きから片足を抜かせると、アクセノレはそのまま脚を開かせるように固定した。
色素のほとんど無い、淡い色をした下の唇を指でそっと押し広げると、経験の少ない少女の入り口が露となる。
あれだけ時間があったのに、波音の性器が綺麗なままなのは、あの男の性癖故だろうか、と余計な疑念を巡らせながら、アクセノレは押し広げた手を少し上に持ち上げ、皮に包まれていた肉芽を露出させる。
剥き出しにされた小さな肉芽が、波音の呼吸に合わせて震えている。
アクセノレはそれに、ようやっと触れるか触れないかの位置で、指先をくすぐらせた。
「い……あぁ……や……あうぅッ!」
剥き出しのまま擦り付けられれば、強い刺激に痛みを伴う。
けれども、そのまま放置されても、足りない刺激に身体が火照る。
アクセノレはそれを心得ているのか、絶妙な手加減で、充血した肉芽をつついた。
頭の痺れるような感覚に、波音はもどかしそうに首をのけぞらせる。
「は、ぅ……あ、くぅ……ん、うぅ」
括りつけられた手を振り解くようにもがきながら、波音は息を荒げた。
押し広げている手に、ひくり、と蠢く筋肉の収縮が伝わってきて、彼女の中の反応の良さが窺える。
波音の頬に伝う汗を、アクセノレはぺろりと舐め上げると、楽しむようにくっくとにやついた。
「おいおい、自分で誘っておきながらもう根を上げる気かよ?」
「ふ、あっ、ああああぁ―――!」
ぴんっと、爪の先で肉芽を弾かれ、波音は腰を浮き上がらせながらびくびくっと震え上がった。
少女にしては過敏な反応に、アクセノレはほぅ、と感心するように目を細める。
まだ未成熟とは言え、完全に開発されている。さしずめ、あの男の手ほどきが良かったのだろう。
今度は爪の先でゆっくりとなぞり上げると、波音は連続して立ち上ってくる強い刺激に、背中を起立させる。
「ひ、い、うぁあああッ!」
波音の入り口から、とろりと透明な液が溢れ、アクセノレの指に絡みつく。
アクセノレはそのまま、波音の入り口まで指を辿らせると、窪みの中に少しだけめり込ませた。
(中々具合が良さそうじゃないか……)
胸の内でそう呟きながら、アクセノレは絡みつく襞を掻き分けて波音の中へ指を押し入れる。
濡れた膣内を丹念に掻き回すと、波音はうっとりと酔いしれるように身を捩った。
赤く紅潮した頬には、涙とも汗とも付かない雫が弾け、それが16歳の少女を艶かしく演出している。
アクセノレも、すっかり固くなった自分の性器を波音の内股の柔らかい肉の中に擦り付けて、少しずつ気分を高めていた。
「あ、ん……い……ほしっ……」
「何だって?聞こえないなあ……ほら、はっきり言ってみろよ」
求めるように向けられる波音の目を、きつく跳ね返しながら、アクセノレは中に入れた指を折り曲げる。
そうすると、膣壁に指が強く当たり、その向こうの神経諸共押し上げる。
内側から攻め立てられ、波音はひっと息を呑んで、薄っすらと色付いた身体を反らせる。
「ひぁあ!あ、アクセノレ、はや、くぅッ!わ、たし……もッ……やぁ!」
再び背筋を駆け抜ける焦燥感に、早口でそう言いながら、波音は懇願するようにアクセノレを見上げた。
その涙に濡れた目が、男の中の支配欲を独占し、アクセノレの衝動を煮えたぎらせる。
「さあて、そろそろ楽にしてやろうか……」
ぎらついた生々しい光をその瞳に宿しながら、アクセノレは波音の目尻に唇を寄せた。
269悪波9:2008/10/21(火) 17:24:21 ID:7MVEGy7n
波音の中から指を引き抜くと、片足を持ち上げて、焦点を合わせる。
数度、先端部で波音の性器をなぞってやった後、アクセノレはゆっくりと前進した。
身体に埋め込まれて行く男の欲望に、波音の顔が切なそうに歪んで、固く瞑られた瞼が小刻みに震える。
「う、ああ、あ……すごっ……熱ッ……」
「待て待て、いきなりそんなに、締めん、なよっ……いいから、力抜け、って……!」
元より狭い少女の膣内は、興奮し熟れているせいもあってか、さらにきつくアクセノレを包み込む。
久々に味わう女の感触に、思わず果てそうになるのを堪えながら、アクセノレは波音の中に深く腰を入れ込んだ。
ぴんと伸ばされた足を肩に乗せ、軽く突き込んでやると、波音の最深部に欲望の先端が触れる。
「あ、あうぁあ、ふ、ぅ……!」
唇を震わせて上を向きながら、波音は結合部から来る心地よい刺激に、身を強張らせた。
そんな波音の腰を少しだけ持ち上げ、アクセノレは抽送を開始する。
「あ、あ、ん……ふぁあ!きもち、いッ……!」
そこでようやく、もがいていた波音の手が纏わり付くワンピースから抜け出し、アクセノレの首元に回された。
そうやって、波音が腰を丸めるような姿勢を取ると、ざらついた膣の奥の壁に、欲望の先端が擦り付けられる。
「っ、たまん、ねッ!」
ペースを上げて波音の中を蹂躙しながら、アクセノレは悦びに顔を綻ばせる。
襞の一枚一枚が絡み付いて、アクセノレに密着した。
結合部からは何とも付かない液体が溢れ、それが卑猥な水音となって弾ける。
「あ、あぁ、ん、もッ……ぁあ!」
迫り来る感覚に耐えかねて、波音はアクセノレの身体に爪を立ててしがみつく。
神経をつままれるような痛みに、アクセノレはにやりと微笑むと、今一度波音に深く腰を打ち付ける。
「い、い、ぁう……あああぁあ!」
刹那、波音の身体がびくびくと硬直し、アクセノレの欲望をきゅうっと締め上げた。
促されるように、アクセノレも波音と深く繋がったまま、必死に押さえ付けていた欲望を紐解く。
どろりと熱された体液が、波音の一番深い所で溢れ、熔けて行った。
270悪波10:2008/10/21(火) 17:33:24 ID:7MVEGy7n
『アクセノレ……俺、見つけたような気がするんだ』
夕陽の照り返しが眩しかったあの日―――任務の後、口クサスは時計台の縁に立って、オレンジ色に染まる街並みを見下ろしていた。
何を見つけたんだよ?と訊くと、彼は黒いコートを翻して振り返り、得意げに応えた。
『還る場所、だよ』
はあ?と小バカにするように声を捻らせたが、口クサスはそんな事全然気にしないように、赤く染まる空を仰いだ。
それから、何も無い空間に向かって話しかけるように、口クサスは意気揚々とした声を上げた。
『だから俺は、行こうと思うんだ……そして知りたい。俺達が何故ここにいるのか。どうして生まれたのか』
知って、どうするんだ?と尋ねた言葉は、気が付けば無視されていた。
呆れた顔をする自分をそのままに、いつの間にか作り出した闇の回廊の向こうへと、口クサスが消えて行く。
ほんと、よく分からない奴だった。一緒にいて飽きないのに、結局最後まで、彼の何一つを理解できなかった。
でも、今になって思う。
口クサスは、生きようとしていた―――ただ、それだけだ。


夕陽の洗礼を直に受けながら、アクセノレは窓辺に乗り上げて、眼下に広がる街並みを眺めていた。
その隣では、波音がうつ伏せに寝そべっていて、黄金色に輝く金髪が、ベッドの上に緩やかな曲線を描いていた。
心地よい余韻は、二人に一時の休息をもたらす。それだけが、救いだ。
自分の髪の毛をくるくると指先に巻きつけて遊びながら、波音はとろんとした目付きのままアクセノレの方を見上げた。
「今日の気分の原因が、やっと、分かった気がする……」
その声は、先ほどの艶めきはどこか、いつもの少女の、あどけない声だった。
アクセノレは、ん?と首を傾げながら振り返る。その顔は逆光で見えない。
けれども波音は、ふふっと微笑んで、それから確かめるように、一人小さく頷いた。
「私、確かめたかったんだ……私達が人間なのか。私達が、生きているのか……」
お互いを、こんなに時間を掛けて慈しみ合うのは、人間だけだ。
だとすれば、ノーバディだって、そうだ。人間だ。
だから、生きている。私達は確かに、生きている。
「お前……ガキの割りに難しい事考えるんだな……」
呆れたように肩を竦め、それからアクセノレは窓の外を再び見やった。

こう言う時、似ている、と思う。波音も、口クサスも。
年が近いとか、そう言う理由じゃない。
きっと二人は、まだ忘れていないのだ。
生きるとは何なのか―――何をしなければ、ならないのか。

ぼんやりと開かれたアクセノレの瞳に、真っ赤に燃え盛る夕陽が映り込む。
目の奥に込み上げる熱を必死に堪えながら、確かあの日も、こんな夕陽だったかな、とアクセノレは遠目に思った。
やがてその光が、地平線の向こうに消えて無くなるまで、アクセノレはただその軌跡を、黙ったまま見詰め続けた。




271名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 22:20:51 ID:568vzobE
悪波乙!
テンションあがったから俺も近々参加するわ
272名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 10:24:54 ID:22OSJ3Mb
GJ!
長編を再びサンクス!
>>271にも期待
273名無し:2008/10/22(水) 17:39:17 ID:P26ZJpSz
誰か、長編ヴェン×アクアを頼む
274名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 23:26:52 ID:BWCK8Rnb
ナミネを「つるペタ」とバカにして喜ぶラクシーヌのことが頭に浮かんだ。
275名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 00:01:10 ID:bTzSAT4w
胸がペタンコなのは分かるが、下もツルツルなのかナミネ
276ハルカ:2008/10/23(木) 07:16:04 ID:bFZP3XDC
アクア見たいな!
277名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 19:21:10 ID:TEMbd6YS
答えは自分で見つける


「ナミネ…なぁ、確かにナミネはノーバディとして特別だと思うよ。でもそんなに自分を責めるなよ…」
「ありがとうロクサス。でも…私、本当に価値がない存在だから…。」
「なんでそんな事言うんだよ…? ナミネがどんな存在だって、ナミネはナミネだろ? 俺は女の子として、ナミネが好きなんだよ…」
「私、女としても失格だもん…」
「な、なんだそれ?」
「アクセルにいつも『つるぺたつるぺた』言われてバカにされるんだもん…。」
「ええっ!? ひどいなアクセル! そんな根も葉もないことを…! た、確かに胸はちょっとペタンコだけど…で、でも『つるぺた』はあんまりだ! 俺、アクセルに抗議してくる。」
「待って、違うの。」
「?」
「違うの……。」



(うわぁ………)
「ロクサス、ほら…だから私…」
(ほ、ホントにツルツルだ…。)
「私、女としての価値ないの…身体もこんな、幼児とも変わりないんだよ…恥ずかしいよ…。」
「で、でもきれいな肌じゃないか、それにホラ、確かにツルツルだけどさ…見た目も赤ちゃんと同じかもしれないけどさ…まだピンク色でくすんでもない。キレイじゃないか。」
「でも…こんな身体じゃやっぱり女の子なんて言われないよ…。」
「ナミネ…俺な、アソコツルツルで胸もないようなロリな体型の子がいちばん好きなんだぜ?」



「…どうしたんだよナミネ…そんなに赤い顔して…なに怒ってるんだ?」
「ロクサス、私、ロクサスがラクシーヌの胸見て興奮してるの知ってるんだから!」
「(゜□゜)」
278名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 19:29:43 ID:VoK0IL7W
ソラ×カイリ
ロクサス×ナミネ
リク×シオン
大好き

三つ目は捏造だけどな
279247:2008/10/25(土) 01:56:28 ID:eDAt7CJV
たびたび失礼。ヴェンアクアゼアノートでアクア陵辱。再び激長だからスマソ。
当て字は良く分からないのでしてません。と言うか、このスレはもう当て字無しなのか?
280アクア陵辱 1:2008/10/25(土) 01:57:22 ID:eDAt7CJV
「ヴェン……貴様には素質がある。世界を手に入れ、そして支配するだけの、素質が―――」
低くくぐもった男の声が、そう示唆した時、ヴェンは一人で茨の城の城壁跡地に佇んでいた。
それは、色濃く感ぜられる闇の気配から、目的の人物の影を追って来た末での出来事だった。
ようやく見つけた。朽ち果てた門の上に立ち、こちらを見下ろす禿げ上がった男は、紛れも無い―――
「マスターゼアノートッ!」
「ふ……相変わらず、威勢だけは良い事よ。まさに、この世に君臨するに相応しい……」
すえた黴の匂いの立ち込める城壁跡は、そこにいるだけで不快な気分になるのに、この男を前にすると、ますます拍車が掛かった。
手の平に光を纏い、キーブレードを出現させた後、その先をゼアノートに向けながら、ヴェンはキッと目を尖らせて威嚇の合図を示す。
「俺は騙されない!お前の言う事なんか……―――!」
「信用するわけがない、か。だがしかし、ヴェン……よく考えてみろ?
お前が仲間と慕う二人こそ、疑わしき存在ではないのか?」
そんなはず無い!と返そうとして……ヴェンはそこで、息を呑むように留まってしまった。
ほんの少し前に、マレフィセントからテラの話しを聞かされたばかりで、動揺が隠し切れないのだ。
あの魔女の言う事が本当なら、テラはもう……違う、と言い聞かせるように頭を振り払うも、まるで纏わり付く蜘蛛の巣のように、その疑念はヴェンの思考に絡みついた。
「テラはもう、闇に溺れた存在だ。そしていずれ、アクアも……」
「アクアは関係ないッ!」
テラは知らないが、それだけははっきりと言えたので、ヴェンは下げ掛けていた顔を再び持ち上げた。
ゼアノートは驚いたように目を細めたが、やがてくっくとあざ笑うと、闇に熔けるように姿を眩ます。
どこだ、と周囲を見渡すよりも早く、ぽんっとヴェンの肩に何かが触れる。
それが不適に微笑むゼアノートの手だと知った時、ヴェンの顔は一気に凍り付いた。
後ろを取られた。幾ら動揺していたとは言え、ヴェンとしても、これは不覚だった。
「アクアもいずれ、同じ道を辿る運命……あの二人の仲がとても良いのには、お前とて気付いているのだろう?」
白い手袋に包まれたゼアノートの手が、肩から喉元へと移動する。
しかしながら、今にでも喉を掻っ切られる恐怖以上に、二人の仲、と言う単語にヴェンの意識は集中した。
(テラとアクアは……確かに……)
「そうだ。あの二人も男と女……互いに惹かれ合い、契りを交じらせる欲望のつがいに他ならぬ」
まるで心を読んだかのようにそう言って、ゼアノートはヴェンの首元に手を添えたまま、ゆっくりと前に回る。
疲れ果てた老人のように背中を丸め、さもヴェンを哀れと思っているように、その顔は悲痛に歪んでいた。
「ああ、愛とは罪深きものよ……そしてその罪を拭うのもまた、愛……」
ゼアノートの黄色い目が、琥珀のように輝き、ヴェンを見据える。
見てはだめだ、と頭の片隅が警告するのに、最早抗えなかった。噛み締めていた奥歯から、自然と力が抜ける。
「ヴェンよ……アクアを取り返すのだ。闇に堕落し存在に、彼女を引き渡してはならぬ。
「でも、どうすれば……」
「何、簡単な事よ……我を信じよ。我を信じ、そして己の力を信じよ。されば、救いは訪れん―――」
空っぽな頭の中に、その低い声が反響し、ヴェンの瞳から輝きが途絶えた。
その瞬間、ヴェンの手に握り締められていたキーブレードが地に落ち、カランと乾いた音と共に、光の粒子となって消えて行った。
281アクア陵辱 2:2008/10/25(土) 01:58:27 ID:eDAt7CJV
風が強い、と思った。次の瞬間、アクアは歩みを止め、それから暗く沈んだ空を仰いだ。
茨の森には黒い影が落ちている。視界は悪い。このまま何事も無く抜けたかったが……どうやらそうも行かないらしい。
たんっと、勢いを付けて多い茂る木の枝に飛び上がる。地面が波打つように唸ったのは、その直後の事だった。
(この気配は、ハートレス……ッ!)
空気に混じる黒く禍々しい気配に、アクアの顔がきりっと引き締まる。
土埃が立ち上るその中心に向かい、けん制の魔法弾を放ちながら、アクアはくるりと身を翻して隣の木の枝へ飛び移った。
青白い光に包まれた球体が、先ほどの衝撃で盛り上がった地面で弾け、爆発する。
反応は、無い。
(……やったにしては、手ごたえが無いわ……どこかに隠れているのね)
再び、今度は少し前方の地面が唸り、土埃が舞う。この技、地面型のハートレスか。
黒い影がサーッと走り抜けるのを、アクアは視界の端に捕らえた。
しかしながら……妙だ。おぞましい気配の中に、何か、安心できるような要素がある。
(……どうして?)
アクアの思考はそこで遮られた。一撃。視界が揺れ、足元が崩れる。
間一髪で飛び上がると、魔法弾を前方に放った。閃光。雷鳴。そして激しい爆発。
砂嵐の吹き荒れる視界の向こうに、おぼろげに敵の姿が見えて来る。
こちらの姿が見えていないのか、それとも先の一撃で傷を負っているのか、相手は身動ぎ一つしない。
「もらった!」
チャンスとばかりに、アクアは青白い光をその両手に纏い、影に向かって素早く飛び掛った。
身軽な少女の身体は宙を舞い、それに追随するように、大気中に微量に含まれる光の力が集まって来る。
後押しする旋風に、砂嵐が晴れ―――刹那、視界に飛び込んで来た光景に、アクアは勢いを止めて息を呑み込んだ。
「―――ッ、ヴェン!!」
視界の中心でこちらを見上げるターゲットに、詠唱を強制中断する。しかし間に合わない。
そのまま体勢を崩す形で、アクアは少年の脇を転がる。
押さえ切れなかった衝撃は、アクアを巻き込む形で軽い爆発を起こしたが、どうにか仲間の少年を傷付ける事は避けられた。
痛む肩を押さえながら、舞い上がる土埃を掻き分けて立ち上がり、アクアは驚きに目を瞬かせる。
「ヴェン!どうしてここにッ?!」
「……」
状況に動じる事無く無表情で佇む少年を、見間違うはずがない。彼は紛れも無く、ヴェンだ。
マレフィセントとの一件以来、止めも聞かずに飛び出したヴェンに、まさかこんな所で再会できるとは、思っても見なかった。
今すぐにでも彼に駆け寄りたい衝動があったが、それ以上に、得体の知れない不安を察知した心が、アクアを制した。
(強い闇の匂いがする……これは、まさか……ッ!)
その不安が具現化してか、立ち竦むヴェンの背後から、ぬっと一つの影が明るみに出る。
白い顎鬚に、ずる賢そうにこけた頬、黄色い猫のような目。
「お前は……マスターゼアノート!!」
怒りと憎しみを込めた目で、アクアはその男を睨み付けた。
世界の破滅に繋がる不穏な計画を聞き付けて、テラとヴェンと共に動向を追っていた彼が、なぜここにいるのか。
なぜ、ヴェンと共にいるのか。
282アクア陵辱 3:2008/10/25(土) 01:59:18 ID:eDAt7CJV
「そんな怖い顔をするな、お嬢さん……可愛い顔が台無しだ」
くっくと喉の奥で笑いながら、ゼアノートが手を翳すと、周囲の地面がまるでアクアを囲い込むように盛り上がる。
なるほど、地面系のハートレスかと思っていたが、あれはゼアノートの持つ土地改変の術だったか。
冷静に分析しながら、アクアは距離を置くように、地を蹴って飛び上がる。
けれども、先ほどの痛手もあってか、身体が重たい。このままでは、攻撃を避けるのがやっとだ。
「ヴェン、キーブレードを抜け!一気に畳み掛けるぞ!!」
「……」
木の上に着地し、そう迎撃を支持するも、ヴェンは身動ぎ一つしなかった。
いつもの威勢の良い返事を期待していたアクアは、拍子抜けしたように眉を潜める。
「……ヴェ、ン?」
「愚かな……少年はもう、答えを見つけたのだよ。お前達との」
そう言って、ゼアノートがにんまりと微笑みながら、ヴェンの肩にぽんっと手を乗せる。
ヴェンはその手を弾き飛ばさない。まるで受け入れるかのように、じっと黙っている。
あれだけゼアノートを敵視していたヴェンが、あんな風に大人しく従うとは、にわかには信じられない。
「貴様……ヴェンに何をしたッ!」
髪の毛を逆立てるように怒りを露にしながら、アクアは両手を青白く光らせた。
ゼアノートはおどけた様に肩を竦め、にやにやと含み笑みをその口元に漂わせている。
「ふざけるな!!」と言う叫び声と、ゼアノートの頭上に雷鳴が走ったのは、ほぼ同時の出来事だった。
しかしながら、ゼアノートは攻撃が当たる直前に姿を消し、ヴェンの後ろで虚しく閃光が弾ける。
消えたゼアノートの後を追う前に、アクアは素早く木から飛び降りると、未だ立ち竦んだままのヴェンに駆け寄った。
「ヴェン、しっかりするんだ!あいつの言葉に、騙されてはいけない!」
気を確かめるように少年の両肩を掴み、激しく揺さぶりながら、アクアは首を横に振った。
いつもはここで、素直に言う事を聞くヴェンだったが―――今日はまるで、別人のように冷たい眼差しで、アクアを見据えている。
ヴェン、ともう一度強く名前を呼ぶと、彼は噤まれていた唇を、細い溜息と共にゆっくりと開いた。
「アクア……もう終わりだよ。テラは闇に引き込まれた。だから、俺達の元へはもう帰って来ない……」
「戯言をッ!そんな言葉、信じるんじゃない!私達が信じてやら無くて、一体誰がテラを信じてやるんだ!
テラは必ず帰って来る……信じろ!だって、私達三人は―――」
親友じゃないか!と言おうとしたアクアの言葉は、そこで強制的に中断された。
強い光を持つ青い目が、唖然と見開かれる。
「残念だよ、アクア……お前なら、分かってると思ってたのに……」
一瞬、だった。
突き込まれる衝撃に肋骨が競り上がり、アクアの身体に張り詰めていた緊張が、ガラスが割れるように崩れ落ちた。
ヴェンの手にキーブレードが握られている。その先端が抉っているのは、紛れも無くアクアのみぞおちだ。
「ど、して……ッ!」
内蔵を圧迫する痛みに、呻き声を搾り出しながら、アクアはよろめく足で一歩後ずさりした。
不覚だった。まさかヴェンが……いや、これは何かの間違いだ!そんなはず無い!ヴェンが私に剣を向けるなんて、嘘だ!違う!きっとこれは、悪い夢だ!
けれども、与えられた現実を呑み込むように、アクアの視界はゆっくりと閉ざされて行く。
膝が折れ、どさり、と身体が地面に横たわった。頬に張り付く、少し湿った土の感触。
「ヴェ、ん……」
薄れ行く意識の中で、アクアは救いを求めるようにその名を呼んだ。
けれども、伸ばした手は無情にも地面を掻き、そのまま黒い闇の底へと、アクアの意識は深く沈んで行った。
283アクア陵辱 4:2008/10/25(土) 02:00:14 ID:eDAt7CJV
永い眠りの後目を覚ますと、不規則にちらつく蝋燭の灯りが目に入った。
身体に圧し掛かる重たい倦怠感に、アクアはううんと眉を潜めながら、何度か瞬きを繰り返す。
空気が冷たい。そして、長らく使われていない部屋の、すえた匂いがする。
頬に押し当たる布と、身体を包み込む柔らかい綿の感触から、ベッドか何かの上に寝かされているのが分かった。
けれども、どこかは分からない。虚ろな視界に入るのは、苔の生えた石造りの壁だけだ。
起き上がろうと身動ぎをすると、肩と胸から軋むような痛みが響いて、アクアは小さく呻いた。
傷を押さえようとしたが、その手は背中でかちゃりと不気味な金属音を立てて制されてしまう。
どうやら、後ろ手に手錠が掛けられているようだ。そこでようやく、アクアの意識ははっきりと覚醒した。
そうだ、私はゼアノートと戦って、それでヴェンに―――
「ようやくお目覚めかな……お姫様」
暗く沈んだ部屋の片隅から、まるで闇から生れ落ちるように、一人の年老いた男……ゼアノートが姿を現す。
その手は少年の肩を抱き寄せていて、アクアはその姿を見るなり、痛みを忘れたかのように勢い良く上体を起こした。
やはり、夢じゃなかった……ヴェンが、ゼアノートと一緒にいる。
「ヴェン、目を覚ませ!お前は、騙されているだけだッ!」
目の前の事実を受け入れる事が出来ず、アクアは寝起きで掠れた声を張り上げて、精神を集中させた。
けれども―――幾ら念じても、得意の魔法が発動しない。どうやら、高度な呪術で封じられているらしい。
ゼアノートは滑稽なものでも見たかのように目を細めて、かっかと高らかに笑い声を上げた。
「まあまあ、傷を負った身をそう酷使するでない……」
「マスターゼアノート……貴様、どこまでも卑怯なッ!」
ぎりっと奥歯を噛み締めながら、アクアは顎を引いてゼアノートに鋭い眼光を飛ばした。
研ぎ澄まされた瑠璃を髣髴とさせる目は、いかなる仕打ちにも屈しない、といきり立っている。
その凛とした顔が、どんな風に歪むのか……ゼアノートは想像し、楽しみで仕方がないと言った風に、もう一度大きく高笑いをした。
「今宵は”新たなる友情”が誕生する場に立ち合える事に、心からの敬意を払おうではないか」
それからゼアノートは、無表情なヴェンの背中を押し、ベッドの上で座り込むアクアの前に立たせた。
ヴェンの顎下に手を添えると、まるで子供に言い聞かせるように、優しく囁き掛ける。
「さあ、もう抑える必要は無いのだ、ヴェン。己の望みに、従うが良い……」
「……俺の、望み……」
言葉を呑み込むように反復した後、ヴェンはゆっくりと腰のベルトに手を回し、カタカタと外し始めた。
先に続く展開を予想し、恥ずかしさから頬を赤らめて、アクアはふいと顔を背ける。
「ヴェン、何を考えているんだ!こんな、事ッ!」
唇を固く噛み締め、アクアは屈辱に耐えるように目を固く瞑った。
その様子に、くっくとあざ笑うように喉の奥で声を漏らしながら、ゼアノートはベッドに乗り上がると、アクアの背後に回り込む。
そして、熱く火照るアクアの顔を両側から押さえ込み、欲望を剥き出したヴェンの方へと向き直らせた。
284アクア陵辱 5:2008/10/25(土) 02:01:02 ID:eDAt7CJV
「ほら、早く慰めてやるが良い。大切な、仲間、なのだろう?……それぐらい、出来て当然ではないか」
「や、やめ……ッ!」
閉じられないように瞼を押さえつけられたまま、固く立ち上がった少年の欲望を真正面から目の当たりにし、アクアはひっと息を呑んだ。
アクアを見下ろすヴェンの顔は、身体を支配する焦燥感の期待に歪み、息遣いが微かに荒く振れている。
(これが、ヴェンの望みだと……?)
年が少し下である為、アクアはテラと共に、ヴェンを実の弟のように可愛がって来た。
共に歩んで来た日々を振り返っても、ヴェンはいつでも素直で、純粋で、心優しい少年だった。
激しい戦渦で身を削られる中、彼の屈託の無い笑顔にどれ程癒された事だろう。
それが今、生々しい欲望を携えてアクアの前に立っている彼だとは……どう考えても、似ても似つかなかった。
「離せ、この、卑怯者ッ!貴様、一体ヴェンに何をした!ヴェンの心に、何をした!」
「少年が自ら選び、望んだ事だ……お前には何も言えまい」
「戯言をッ!貴様はただ単に、騙しただけではないか!少年の純心に手を掛けるとは、悪趣味な男め!お前にはいずれ天罰が―――ッ!」
うるさい、と言わんばかりに後ろから髪を捕まれ、毛の抜ける痛みにアクアが顔を顰める。
その直後、口の中に冷たい金属の感触が突っ込まれ、アクアはげほっと咳き込んだ。
「んぐぅッ?!」
何か非難の声を上げようとした所で、口が思うように動かない事に気が付く。
上下の顎の裏につっかえる固い金属製のフレームは、アクアの口が閉じられるのを制限していた。
開口具だ。後頭部でベルトを止められると、アクアは口を開けた状態のまま、固定される。
「あまり女子供に、力で行使するのは好きではないのでね……少しの間、我慢してもらおう」
「ん、んんッ!」
抗議しようにも、声が言葉にならなかった。
代わりに、口の中で溢れた涎が、一筋の光となってアクアの口角を伝う。
「ヴェン、おいで」
そう言って、ゼアノートが手招きをすると、それまで立ち竦んでいたヴェンがベッドの上に乗り上がり、膝立ちとなった。
そうすると、ちょうどアクアの口の位置に、露出された少年の性器が並ぶ形となる。
ゼアノートに指示されるがままに、ヴェンはアクアの後頭部に手を乗せると、ゆっくりと引き寄せる。
「ん、んん、んんんッ!ふ、ふぃ、ぅんっ!」
言葉が発せないながらも、最大限の抵抗を示しながら、アクアは嫌がるように首を振った。
けれども、ゼアノートに顎を押さえ込まれると、否が応でもヴェンに顔を向けさせられた。
ぽっかりと空いたアクアの口に、いきり立ったヴェンの欲望が、少しずつ呑み込まれて行く。
「ん、ふ、ふぅ、うんッ!!」
舌の上を滑る熱い感触に、アクアの目に透明な雫が浮かんで、零れ落ちた。
苦い味が広がり、それが嘔吐感となるも、手も口も動きを封じられているため、逃れる事は出来ない。
やがて全てを埋め込むと、ヴェンはそこで身を強張らせ、熱い溜息を漏らした。
「は、ぁ、アク、あッ……うぁ、温か、い……」
ぴくぴくと瞼を震わせながら、今までに感じた事の無い心地良さに、ヴェンの顔が嬉しそうに緩む。
それから、アクアの頭を強引に押さえ付けながら、その口をまるで女性器に見立てるように、ヴェンが腰を揺らし始めた。
ヴェンのものが行って返ってくる度に、舌の上に先端が擦り付けられ、そこから溢れるぬめぬめとした液の苦味に、アクアは顔を顰める。
「ん、んっ、んふ、ふぅ、んッ!」
口の端からとめどなく零れ落ちる、唾液とも粘液とも付かないものを指先で掬い取って、ゼアノートはアクアの頬に擦り付けた。
285アクア陵辱 6:2008/10/25(土) 02:02:21 ID:eDAt7CJV
「さて……それではこちらの具合も、拝見させてもらおうか……」
白い手袋に覆われたゼアノートの手が、アクアの下半身をするすると撫で上げる。
やがてその手は、アクアの脚の間に伸ばされると、黒いスパッツを下着ごと擦り下ろした。
「ん、んん!ん、ふ、ふぁっ!?」
下半身が外気に触れ、驚いたように目を端に寄せると、アクアはゼアノートを鋭く睨み付ける。
けれども、それ以上の抵抗は出来ない。手の自由が利かない上に、口はヴェンに酷使されているので、アクアの息はすっかり上がってしまっていた。
無力な少女を前に、ゼアノートは軽く舌なめずりをすると、アクアの脚を割るように、その太腿をベッドの上に押さえ付ける。
そして、その裂け目に指先を忍ばせると、下から上へそっとなぞり上げた。
「ん、んんぅう!ん、ふぅ!う、ん!」
手袋の布が肌と擦れて、少しざらついた刺激となり、アクアの神経を嬲る。
数度それを繰り返すと、手袋の先がしっとりと濡れて来た。
そのまま裂け目の奥深くに中指を押し込めると、ゼアノートは入り口を囲む襞を弄る様に人差し指と薬指を立てる。
親指はその上で膨らむ小さな蕾を弄り、空いたもう一方の手は、アクアのしなやかな身体の曲線を撫でていた。
長年培って来た巧みな指使いを持ってすれば、経験の少ない少女の身体を落とし込める事など簡単だ。
口に男を頬張りながら、緊張に身体を強張らせるアクアの耳元に、ゼアノートはふっと息を吹き掛ける。
「どうしたのだ、アクア……もう諦めるのか?」
「んッ!んん!んぅう!」
蔑める男のいやらしい目に抗いたいのに、身体は嫌なくらいに正直だ。
与えられる感覚に顔を背ける事が出来ず、アクアは悔しそうに眉根を寄せる。
次第に荒くなるアクアの息遣いに呼応するように、ヴェンがもどかしそうに指を軽く咥えた。
身体の奥が痺れるように熱い。欲望の終点が、急激に迫り来る。
「あ、クアぁ……お、俺、もッ……イ、く……―――ッ!」
苦しそうにそう呻いた後、アクアの頭を抱えるように身を屈めて、ヴェンの身体が震えた。
アクアの喉の奥に付き込まれた欲望の先端が膨れ、どくんっと脈打つ。
口の中に吐き出される熱い感触は、呑み込まなければ窒息しそうな勢いだったので、アクアは仕方なく喉を鳴らした。
粘性の高い液体が、どろりと喉を通り抜けるおぞましい感触に、少女の身体が細かに総毛立った。
286247:2008/10/25(土) 02:04:43 ID:eDAt7CJV
続きは後日に書きます。ではまた。
287名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 06:38:18 ID:3shRPIGl
GJ! 次も期待。 アクアもいけるな
288名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 15:04:27 ID:QHqmWN53
GJ!続き楽しみに待ってる!
289名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 22:43:57 ID:MUhPv6qe
アクアで抜いてしまった
290アクア陵辱 7:2008/10/26(日) 21:51:44 ID:RfO12YFu
>>285 続き


口がようやく解放され、大きく息を吸い込みながら、アクアは後ろから回されるゼアノートの腕の中に力無く倒れ込んだ。
その額は薄っすらと汗ばみ、今しがた終わった行為を嘆くかのように、伏せられた青い目は虚ろに濁っている。
「幼きとはあっけないものよ……」
ものの十分も持たなかったヴェンに、ゼアノートはくっくと見下すような笑みを零した。
対するヴェンは、ベッドの上に足を投げ出して座り込み、肩で荒く呼吸をしながら、満足気に乾いた唇を舐めている。その顔に、最早少年のあどけなさは無い。
一息の間の後、ゼアノートはアクアの後頭部に手を回し、きつく締めていた開口具のベルトを外してやる。
しかしながら、固い金属のフレームを吐き出した後も、アクアは顎関節の痛みに暫く口を閉じる事が出来なかった。
「身に染みて分かったであろう……お前の信じていた友情とは、全て夢物語であった、と」
「……黙れ」
何か反論しようと思ったのに、それ以上言葉が出てくる事は無かった。
洗脳による強制的な性行為とは言え、ヴェンに対する落胆は、今のアクアにとってかなりのものだった。
「だがしかし、まだこれは序の口よ……収まり切らぬ欲望の宴に、思う存分足掻くが良い」
上から見下ろすようにそう言って、ゼアノートはにやにやといやらしい笑みを口元に浮かべながら、アクアのスパッツから片足を抜かせた。
そのまま、膝に手を乗せると、力任せに脚を大きく開かせる。
「や、止めろ!離せッ!」
ヴェンの目の前で惜しみも無く開脚する形となってしまい、アクアは身を捩じらせてもがいた。
だがしかし、押さえ付けるゼアノートの手は非情なくらいに強く、体力を消耗しきった少女に出来る事など何も無い。
恍惚に揺らぐ虚ろなヴェンの視線が、興味深げに細められると、アクアは羞恥心にかあっと顔を赤く燃え上がらせる。
「ヴェン、そろそろ喉が渇いたのではないか?」
「ッ!貴様ぁッ!」
卑猥な言い回しに、腹の奥から怒声を出しても、ゼアノートはにやにやといやらしく笑い掛けるだけだった。
何も出来ない悔しさに、アクアはくっと血が滲むほど唇を噛み締める。
そんなアクアに詰め寄るように、身体を起こしたヴェンが、ゆっくりと近付いてきた。
291アクア陵辱 8:2008/10/26(日) 21:56:40 ID:RfO12YFu
「ヴェン、止めてくれ……お願いだから……!」
「……」
必死の形相で見上げるも、ヴェンの耳には何も届いていないように、無言だった。
まるで、心を無くしたハートレスも同然だ。仲間を化け物みたいな目で見てはならない、と咎めても、拒絶心が消えることは無い。
「さあ、ヴェン……この赤い芽を、摘み取ってやるがいい」
「ッ!」
面白がるように白い歯を剥き出しながら、ゼアノートは顎でアクアの秘所を指した。
先ほどの愛撫ですっかり女性が目覚めたソコは、神経の集中した肉芽を、すっかり充血させている。
次に何をされるのかを察し……アクアは恐怖で竦み上がる様に、大きく目を見開いた。
「い……やだ……止めろ、ヴェン……いや……いや!やだ、止めてッ!」
悲鳴も虚しく、ヴェンはゼアノートに促されるがままに、アクアの太腿の内側に手を置くと、ゆっくりと頭を垂れた。
生温かい吐息を感じるくらいに、秘所に顔が近づけられる。
「アクア……」
もったいぶるような口調で、ヴェンが小さく呟いた。
ようやく現れた彼の意識の末端に、止めて、と伝えようと、アクアの唇が震える。
けれども―――声が形を成す前に、ヴェンは伸ばした舌先で、充血したアクアの蕾を根元からひたりと舐め上げた。
「あ、あ、ああぁ―――!!」
瞬間、身体に走る電流のような感覚に、アクアは白い喉元を反らしてか細い悲鳴を上げた。
軽い絶頂に、頭の中が白く飛んで、何も考えられなくなる。
そのままヴェンは、唇でアクアの秘所を包み込み、軽く吸い上げた。
続けざまに送られる感覚の赤信号に、アクアは足の先をぴんと伸ばしてびくびくと身を震わせた。
「あ、いや、やだ……だめ……く、ぅああ!」
拙い舌先が円を描くように這わされると、アクアの身体は面白いくらいに跳ね上がった。
元々、経験の浅い少女だ。免疫の出来ていない身体は、与えられる刺激を全て直に受け止める。
「ヴェ、ん……やめ、てッ!ぁ……はぁ……っ」
ぴちゃぴちゃと卑猥な水音を立てながら、ヴェンはアクアから滲み出る体液を、犬のように舐め上げた。
忌々しいゼアノートの腕の中に額を擦り付けながら、アクアは身体中を蹂躙する感覚に、嫌がるように首を振る。
見計らい、ゼアノートが押さえ付ける手を離した後も、アクアは脚を閉じる事無くヴェンを受け入れていた。
「ぁ、あぁ……やぁ……も、やぁっ……」
頭がぼぅっとして、長らく忘れ掛けていた女の感覚が蘇ってくる。
欲しい……その一言が、濡れて艶めくアクアの唇をなぞった。
だめだ、と心が否定する以上に、不完全な身体が、隙間を埋め合わせる事を願っている。
「無力なる少女よ……愚かな。実に愚かな」
汗でしっとりとする青い髪の毛を撫ぜた後、ゼアノートはアクアの両手を括りつける手錠を外してやった。
最早抵抗は無い。熱っぽく潤んだ目は、脚の間に顔を埋める少年を見据え、求めている。
「ヴェン……そろそろ満たしてやるといい」
名前を呼ばれ、ヴェンはゆっくりと顔を上げた。その口元は、涎と体液でべっとりと濡れ、まるで油でも舐めたかのように、てらてらと光っている。
ゼアノートはアクアを布団の上に放り投げると、自らは身を引くようにベッドから降りた。
そして、ベッド脇にある小さな木の椅子に腰を下ろし、背中を丸めて前かがみとなる。
性欲のような下等な劣情は、とうの昔に忘れた。けれども、人の、それもまだ欲望の制御が出来ない少年少女の性交を眺めるのは、彼にとっての最高の楽しみだった。
「さて、私を飽きさせない程度に見せておくれ……お前達の”友情”とやらをな―――!」
狡猾な笑みを携えながら、ゼアノートは組んだ手の上に顎を乗せた。
アクアの視線とヴェンの視線が、ベッドの上で怪しく交差したのは、その直後の事だった。
292アクア陵辱 9:2008/10/26(日) 21:59:07 ID:RfO12YFu
たまたま立ち寄った町で、古臭い宿に泊まった時の事だ。
野宿続きの生活だったため、久々にベッドで寝る事が出来て、ヴェンは布団に入ってから数秒にも満たない内に、深いまどろみの中に落ちていた。
心地良い眠りだった。疲れ果てた身体を包み込む布団の感触は極上で、朝まで絶対に手放すものか、と意地になっていた。
けれども―――その日はふと、何かに呼び覚まされるように、夜中に目が覚めたのだ。
元々寝つきの良いヴェンにとって、それは生まれて初めて、と言っても過言ではなかった。
嫌な夢でも見たのだろうか……でも、何も覚えていない。ただ、口の中がからからに乾いている。
異様な喉の渇きに、ヴェンが身体を起こすと、隣のベッドが二つとも空いている事に気が付いた。
二人ともこんな夜更けにどうしたんだろう?と訝しげに眉を潜めながらも、とりあえずは水を飲もうと、ヴェンは温かい布団からそろそろと抜け出す。
ベッドが軋むぎしっと言う音でさえ、不穏な空気を感じさせる、静かな夜だった。

部屋の入り口側にある洗面所に向かうと、ドアの隙間から灯りが漏れている事に気が付いた。
何だ、テラとアクアは歯磨きでもしてるのか、とのん気に考えながら、ヴェンはその戸に近付いて、開けよう手を伸ばした。
しかしながら、その手がドアノブに掛かる直前―――ヴェンは背中に冷たいものでも押し当てられたかのように、ひやっと竦み上がる。
『ぁ……』
空気に交じる、微かな悲鳴。それが、静寂の中で嫌に響いて、ヴェンの身体をその場で硬直させた。
立て付けの悪い宿のドアは、ノブを捻らなくとも、少し押しただけで簡単に開く。
その僅かな隙間に顔を寄せて、ヴェンは息を止めたまま中を覗き込んだ。
狭い洗面所には、案の定、テラとアクアがいた。けれども、二人とも歯磨きをしているのでも、顔を洗っているのでもなかった。
シてる……いつも子供だと笑われるヴェンにだって、それくらいは察する事ができた。
洗面台に片方の膝を乗せ、アクアは後ろからテラを受け入れながら、舐めるように息をしていた。
手を付いてもたれかかっている鏡に、その艶かしい姿がはっきりと映っている。
普段の凛とした彼女からは考えられないほど切なく歪んだ顔に、ヴェンは身体の奥が熱く疼くのを感じた。
『あ、あっ……うぁあ……テらぁ……』
『アクア、声を抑えろ……ヴェンが、起きる……』
後ろから突き上げているテラが、そう言ってアクアの青い髪を優しく撫でた。
けれども、興奮しているのか、アクアは気が立った猫のように、きりきりと鏡に爪を立てる。
しょうがないな、とでも言いたげな溜息の後、半開きとなったアクアの口に、テラの指がぐいっと押し込められた。
『ん、くぅ……ふっ、ぅ』
テラの指に噛み付きながら、アクアはくぐもった声を上げた。そして、軽く達するように、ぴくりと背筋を伸ばした。
美しい少女の、しなやかな身体が反れて、程よく肉付いた胸元が強調されるように競り上がる。
『も、やぁ……すごく、いっ……』
口からテラの指を吐き出すと、アクアは身体を冷やすものを求めて、ぴったりと鏡に張り付いた。
とめどなく吐き出されるアクアの熱い息で、鏡が白く曇る。
『どうだ、アクア……?』
アクアを押し潰すように下から持ち上げたテラが、確認を取るようにそう囁き掛けた。
余裕が無いのか、その指先は二人の結合部に伸ばされ、アクアを煽るように嬲っていた。
『ん、いよ……イって、いい、よ……っ』
そう言った直後、もう耐え切れない、とでも言いたげに、アクアは固く目を瞑って、脳髄に駆け抜ける悦びに身体を震わせた。
テラは数度強く腰を打ち付けた後、やがて果てるように、アクアの手をぎゅっと握り締めて、動かなくなった。

二人の手が重ね合わされ、そして鏡を拭うまで、ヴェンは自分が息をしていたのか分からなかった。
気が付けば、両手が己の欲望をきつく握り締め、そして当たり前のように扱いていた。
『あ……あっ……ぅ、っつ』
押さえ切れなかった呻き声と共に、手の平に精液が吐き出された後、言い知れない不安に、ヴェンは唇を噛み締める。
汚い。なぜか知らないが、その時頭の中に浮かんできたのは、底の見えない嫌悪感だった。
手の平をべっとりと濡らす粘液を見詰め、ヴェンは自分で自分を慰めてしまった事に、落胆するように眉を潜める。
洗面所が占拠されているので、手を洗うことも出来ず、ヴェンは仕方なく服の裾でその液体を拭った。
それからくるりと踵を返すと、まるで逃げ帰るように、温かい布団の海の中へ一目散に飛び込んだ。
二人が何事も無かったかのように戻って来たのは、それから少し経ってからの事だった。
293アクア陵辱 10:2008/10/26(日) 22:00:14 ID:RfO12YFu
あの日感じた不安は、その後も度々ヴェンを苦しめた。
三人で過ごす時も、夜が訪れる度に、妙な疎外感で押し潰されそうになった。
けれどもそれと同時に、鏡の中で乱れていたアクアを想像して、何度と無く思いを吐き出していたのも事実だ。
薄く開かれた淡紅色の唇、潤んだ瑠璃色の目、しっとりと濡れた青い髪、滑々とした白い肌。
きつく締め付けるアクアがあまりにも心地良くて、つい果てそうになると、いいよ、と優しく耳元で囁かれる。吹き掛かる甘い吐息、切なげに上がる声。
いつもは想像の中の産物なのに、今はその柔らかい感触が、全て手の平の上に在る。
「うぁっ……あ、アく、あぁ―――ッ!」
引き攣ったように声を絞り出しながら、括れた腰を引き寄せて、アクアの一番深い所でヴェンは弾けた。
アクアはその肩に手を回し、身を丸めて抱き寄せながら、少年の儚い欲望を胎内で受け止める。
二人の息はぴったりと合い、まるでずっと昔から、何度もそうしていたのかのようだった。
小刻みな痙攣の後、アクアの中からずるりと自身を引き抜くと、ヴェンは恍惚に取り込まれたような顔で、ベッドの上に力無く尻餅を付く。
「ん……ヴェン……」
離れていく熱が恋しかったのか、アクアは布団の上に沈んでいた身体をゆっくりと起こし、虚ろな目付きのままヴェンの方へ近付いた。
そして、ヴェンの脚の間に割って入ると、どちらのものとも付かない体液で濡れた性器を覗き込み、まるで哀れむかのように舌なめずりをする。
「今……綺麗にして、あげる……」
ふふっと小さく微笑みながら、アクアはヴェンのそれを手に取ると、濡れた唇をそっと開いた。
先ほどの強引な行為と違い、アクアは進んで舌を絡ませながら、ヴェンに付着した液を丁寧に舐め取って行く。
ちろちろと、先端の皮の中まで舐め上げられると、ヴェンはあまりの心地良さに、ぴくぴくと眉根を震わせた。
「は、ぁ、ぁあ……あく、あっ……」
頬の裏側に先端を擦るようにしながら、舌で裏側を擦られると、今しがた吐き出したばかりなのに、すぐに吐精感が込みあがって来る。
ヴェンはアクアの頭に手を掛け、押し退けようとしたが……アクアの手がそれを制し、まるで貪りつくかのように、喉の奥までヴェンを咥え込んだ。
「あ、ま、たッ……イ……ッ!」
アクアの目が、その時一瞬だけ明後日の方向に向くのをヴェンは見た。
けれども、その先が見るものを確認する前に、意識から色味が抜け落ちて、真っ白になる。
見計らい、布団の上に投げ出された手が取られ、アクアがきゅっと握り締める。力の入らない指先が、意味ありげに立たされて、ベッド脇へと向けさせられた。
再びヴェンが上り詰めたのは、その直後の事だった。
「はっ、も、俺、イく……イ、いくッ―――!」
身体がふわりと浮き上がるような感覚の後、心臓の奥から湧き出るような力が、熱い血潮と共に腕に、そして握り締められた指の先に、伝わって行った。
やがてそれが、眩しい光となって、ヴェンの目の前で一気に弾ける。
それが夢か現実かは定かでない。けれども石が崩れ落ちる衝撃と音だけが、ヴェンの空っぽな頭に響いて、ぐらぐらと地震が起きたように視界を揺らした。
虚ろな意識の中、無理やり腕が引っ張られたのは、その直後の事だった。
294アクア陵辱 11:2008/10/26(日) 22:01:44 ID:RfO12YFu
突然部屋を射抜いた光弾による爆煙が落ち着き、ようやく視界が晴れてきた時には、もう二人の姿は無かった。
抜け殻となったベッドの上に目を細め、ゼアノートはほぅっと感心するように微笑む。
魔法攻撃が厄介なので、アクア自体に魔封の呪術を仕掛けておいたが……ヴェンの心が開かれる隙を突いて、彼を媒介とした魔法を発動させたか。
夢中で口淫に耽っていたのも、体勢を立て直すための時間稼ぎに過ぎない。
あの状況で、ここまで気を回していたとは、さすがはテラの右腕と称されるだけの事はある。ただの飾りかと思いきや、中々やるではないか。
「実に小賢しい娘だ……だがしかし、それ故に美しきものよ」
服に付いた石の破片を鬱陶しく払い退けながら、ゼアノートはゆっくりと立ち上がった。
その黄色い目は、今や不気味な喜びに揺れ、更なる期待に爛々と輝いている。
いずれ必ず貶めてやる―――そして思い知るが良い。一筋の光も届かない深い闇の底が、どれだけ冷たいものかを。



「アクアっ!ま……待ッて!」
ものすごい力で手を引かれ、ヴェンは何度も転びそうになりかけながらも、必死に走っていた。
喉が引き攣って呼吸困難になり、息苦しくて、今にでも吐き出しそうだ。
ゼアノートから引き離されるにつれ、頭に覆いかぶさっていたもやが、次第に晴れて行く。
それと同時に、つい先刻までの行為が、いかにおぞましいものであったか、身に染みて実感させられた。
何て事を、と後悔し、今にも逃げ出したいのに、繋がれたアクアの手がそれを許さない。
地下道を抜け、廃墟を抜け、森の開けた場所まで辿り着いた所で、アクアはようやく立ち止まった。
急に脚が止まった事に、ヴェンは勢いを押さえ切れず、前のめりになって地面を転がる。
アクアはその無様な姿を上から見下ろしながら、何時になく冷ややかな目付きをしていた。
「アクア……ごめん……」
それしか弁解の言葉が見つからず、ヴェンはよろめきながら立ち上がると、アクアの目を見ないまま俯いた。
アクアはそんなヴェンに詰め寄ると、乱暴に胸倉を掴み、手を振り上げる。
ぱしんっ、と寸分の狂いも無く頬がはたかれ、皮膚の裂けるような痛みに、ヴェンは歯を食いしばって呻いた。
「バカッ!」
一喝され、ヴェンは頬を押さえながら、それでもアクアの顔を見ることが出来なかった。
続けざまに、アクアの手が再び振り上げられる。
もう一発叩かれる、そう恐れて目を瞑ったが……アクアの手は、不覚にもヴェンの頭を優しく撫で、それから包み込むようにやんわりと抱き寄せた。
「バカ……ヴェンの、バカッ……ヴェンがしっかりしないで、どうするんだ!」
「アクア……」
ぎゅっと、金色の髪の毛を握り締めながら、アクアは胸にヴェンを固く抱き締めて、何かを確かめるように頬を摺り寄せた。
アクアの鼓動が早い。走っていたからだろうけど、それでも早い。まるで、怖い思いをした後の、小さな子供のように。
295アクア陵辱 12:2008/10/26(日) 22:16:33 ID:RfO12YFu
「『二人でいれば、安心だな』って……そう言って出て行ったテラを、ヴェンは忘れたのか?」
「……」
「親友を信じない所か、あんな悪魔の声に耳を傾けるなんて……私は見損なったぞ!」
そうやって悪態を付きながらも、アクアはヴェンを手放そうとはしなかった。
震える身体は、何か縋りつくものを求めるように、ヴェンをきつく抱き締めている。
テラがいなくなって、アクアだって同じように不安なんだ。そんなの、分かっていたはずじゃないか。
なのに、俺は。
マレフィセントの冷たい眼差しと、ゼアノートのずる賢い囁きに呑み込まれ、忘れかけていた。
本当は、もっとしなければならない事が、たくさんあったのに。
テラを疑う前に、アクアの側にいてやらなければ、ならなかったのに。
「ごめん……ごめん、アクア……」
「もう良い、何も言うな……今日の事は、私も忘れる」
「……ごめん……ごめん、アクア……ごめっ、ごめ、っ……ん……」
目頭が熱くなる感覚に、声が掠れて、ヴェンはアクアの胸に顔を埋め込んだ。
こんな所見られたら、お前は泣き虫だなって、テラにまた笑い飛ばされる……だからいつまで経ってもキーブレードが上手く扱えないんだ。
そんなの関係ないだろ、と不貞腐れていると、アクアは困ったように笑いながら、稽古に誘ってくれた。
いつかきっと良い勇者になれるさ、と励ましてくれたアクアの期待に、どうして、背いてしまったのだろう。
「謝るくらいなら、剣を抜け、ヴェン……今の私達に出来る事は、テラが帰るまでの間、この世界を少しでも守る事……ただ、それだけだ」
「……アクア」
刹那、森の木々が不気味にせめぎ合い、無数の禍々しい気配が迫って来るのを、ぴりぴりと肌に感じた。
もう追ってが来たか、とアクアは疎ましげに顔を顰め、ヴェンを解放する。
体力を消耗した身体での戦闘は危険だ。早くここから、逃げなければ。
そうこう考えている間に、木々の黒い陰が揺らめいて、二人を取り囲むようにむくむくと不恰好に膨らみ始めた。
「……一気に突破するぞ!」
「了解ッ!」
軽快な掛け声の後、ヴェンは邪念を振り払うように、先陣を斬って走り出した。
その後ろから、アクアが青白い閃光を放ち、黒い影を蹴散らす。

世界の片隅に取り残されて、それでもなお、進まなければならない時。
人はいつだって、そうやって道を作って来た。
例えその道が、幾重の困難に阻まれようとしても。



296名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 23:04:27 ID:6y0gPbVe
アクア最高! 素晴らしいです
297名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 23:59:34 ID:SHUlwJGz
アクアいいねぇ!!!最高だよ
次回作もアクアでお願いします!
298名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 00:41:40 ID:icerCfYZ
久しぶりに来たら何この神のオンパレード
アクア最高!作者GJ!
299名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 01:52:04 ID:QFWbeDoX
アクア×ヴェンの純愛版を頼む!!!!!
300名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 21:10:07 ID:dGZLHC8C
ごめんそのキャラの詳細知らん
301247:2008/10/29(水) 03:49:11 ID:V3XA+SbL
192の続き、今更だからhttp://www.uploda.org/の1753922にうpしとく。passは海里をローマ字で打って。
文章で分かってた人もいると思うけど、あの後立て続けに仕事入って手が付かなくて、再燃まで時間掛かる性格上、筆が止まってた。
あんまエロくならんかったが、未完のまま放置しとくのも嫌だから終わらせるわ。
待たせてた人居たらマジでごめんな。完全に自分の趣味の作品なんで、キャラ違うけどよろしく。

仕事の都合上、暫く手が空きそうに無いけど、また何か思いついたら書くよ。
他の神の作品待ってる。>>162の人もまた書いてくれよな。
302名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 06:03:02 ID:He27AQ/f
162の人が投下してる、
デミックス×カイリとかテラ×アクアとかって、あるサイトさんのパクリだと思います 実際見たことあります
303名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 07:11:09 ID:efy8BWrj
本人なんじゃ?
304名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 07:59:18 ID:He27AQ/f
本人だったらごめんなさい。でもパクリだったら、いかがなものかと思いますけど・・
305名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 15:46:01 ID:2ixpVasv
遅れたけど>>247の人乙!!陸海好きだったから楽しめたよ。
仕事で忙しい中悪いんだけどリクエストしてもいい?
306名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 01:01:25 ID:xfoGKVnT
>>304
2chとサイトと両方に作品載せるのは珍しいことじゃないよ
憶測でパクリなんて言うもんじゃない
307247:2008/10/30(木) 08:22:15 ID:SldlkDxj
>>305
ありがとう。
具体的なネタorシュチュ教えてくれたら文章にするよ。
308名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 15:51:07 ID:bN52u1tw
アクア×ヴェン(純愛版)希望

ヴェンの思春期の性欲を救ってやってくれ…
309305:2008/10/30(木) 17:18:28 ID:JXtHX382
>>247
おーありがとう!じゃあデミックス×楽シーヌとかいい?
自分の趣味で申し訳ないが…
シチュは楽攻めでも受けでもいいので
310名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 17:54:10 ID:jFYh+A8u
俺もリクエストしていい?
309のリクエストの後、出来そうだなと思ったらでいいので。


311名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 01:39:46 ID:PGgQ6ITN
ロクサス×ナミネって好きだが
よく考えると作中二人が絡める場面が全くないことに気づいた
312308:2008/10/31(金) 23:26:21 ID:5IVheJhW
思春期特有のやり場のない性欲に戸惑うヴェンを優しく、そして激しく癒してあげるアクア…みたいな展開を希望

アクア陵辱の続編みたいな感じでもいい…とにかくどこかベッドのある場所で葛藤込みの純愛で頼む!!
313名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 00:14:46 ID:yVWx6xsw
続編は見てみたいな
314出見楽 1:2008/11/03(月) 00:02:28 ID:czklMH8z
「あれ、あれれ、どこ行ったんかなあ……?」
語尾を捻った間抜け声を上げて、デミックスはもう一度CDラックの最下段を覗き込んだ。
確かにここに入れておいたのに、と言う記憶は鮮明に残っているのだが、当の物はケース一枚分の隙間を開けて、跡形も無く消え去っている。
先日の任務の際に話題になった曲を借りに出向いたラクシーヌは、とんだ待ちぼうけに巻き込まれる羽目となり、機嫌悪そうに眉根を寄せた。
「全く、あんたねぇ……部屋が汚過ぎるから、そうやってすぐ無くすのよ」
「だ、だってぇ……毎日毎日、任務で忙しいから仕方ないだろ〜?」
「普通はね、忙しいから汚す暇も無いっての……」
ラクシーヌの指摘通り、デミックスの部屋はごちゃごちゃと物で溢れており、ベッドの上ぐらいしか座れるスペースが無かった。
やたらごついスピーカーやドラムと言ったバンド用品以外にも、出したら仕舞わないと言うずぼらな性格が、あっちこっちに転がっている。
更には、任務をちゃんと終了したかどうかすら怪しい未提出の報告書までも、ガラクタの山に埋もれていた。
定例会議の後、シグバールに呼び出されてしょっちゅう怒鳴られているデミックスの実体も、これで幾らかは明らかになった事だろう。
「もう良いわ……また今度にするわよ」
埒の明きそうにない家宅捜索に、呆れて面倒くさくなったラクシーヌは、聞こえよがしに大きな溜息を吐き出した。
棚から顔を上げようとして、がつんとぶつける、と言うお決まりのパターンを再現した後、デミックスは頭を押さえながら振り返る。
「たたた……え〜、せっかく良い曲なんだから、聴いてってよぉ!」
「聴いても何も、そのCDが無けりゃどうしようも無いに決まってんでしょ!……あんたって、バカぁ?」
「いぃ、酷いなあ……」
得意の毒舌でデミックスを最大限に見下した後、ラクシーヌはベッドの下に下ろしていた黒いブーツ手に取った。
そのいかにも不機嫌な様相に、デミックスはあたふたと取り繕うとするが、手は左右に漂うばかりである。
「せっかく少しは暇潰しにでもなると思ったのに……あんたって、ナンバー9の割りに、ほんっと、使えないわねぇ」
「そ、そんなぁ……」
「あーあ、残念。がっかりした……つまんないの」
口を尖らせて悪態を付くラクシーヌを、上目遣いでデミックスが見上げた時―――その丸い肩の向こう側にある窓際に、置き去りにされたままの一枚のCDケースが目に入った。
そう言えばこの間の夜、あんまりにも寝付けなかったから、例のCDを久々に聞こうと、出したんだっけ。
曖昧だったデミックスの記憶が、まるでドミノを倒すように、ぱたぱたと連続して繋がっていく。
「あ、ああ、そうだ!あったぁ!」
「え、あ、ちょッ―――!」
なりふり構わず突然飛び込んで来たデミックスに押し倒される形で、ラクシーヌは布団の上にどさりと投げ飛ばされた。
乗り上がって来た男は、遠慮も無く肩に手を付き、そのまま体重を掛けて来る。
「これだよ、これ!見ぃ〜つけた!ラッキーだったな、ラクシーヌ!」
うきうきと沸き立つデミックスに対し、下で組み敷かれたラクシーヌは、ぴくぴくと口の端を引き攣らせていた。
そうとは知らず、CDケースにちゅっちゅとキスをするデミックスに、怒りの鉄槌が振り下ろされるのは、まさに烈火の如く。
「―――っとぉ!……デぇミぃックス〜、あんたねえ、行きなり何すんのかと思いきやあ……こんの、バカッ!!」
「え、あ!ごめっ、ごめんって、ばッ……い、ひ、ひぃい〜ッ?!」
情けない声と共に、突如降り注いだ雷鳴に後頭部を弾かれ、デミックスは目から火花を散らしながら後ろに仰け反った。
手元から滑り落ちたCDケースは、そのままベッドの下へとすっ飛んで行き、かしゃんっと割れるような音を上げて、静かになった。
315出見楽 2:2008/11/03(月) 00:05:37 ID:amnkC0os
「う、うぅん……」
鼻の奥でくぐもった呻き声と共に、デミックスが薄っすらと目を開けると、ラクシーヌがにやにやと笑みを浮かべて覗き込んでいた。
太腿にずっしりとした重みを感じるので、恐らく組み敷かれているのだろう。
そのままラクシーヌは、黒い手袋に包まれた指先をデミックスの額に押し当てると、ずいっと後方へ押しやった。
「あんたみたいなバカが、私を押し倒そう何て、100年早い……ってとこかしら?」
「いぃ……わ、わざとじゃなかったんだ、ってば……」
力の入らない声でそう否定するも、ラクシーヌの顔から見下したような笑みが途絶える事はない。
デミックスはいつものように、気を窺う人間のおどおどとした雰囲気で、へへっと肩を竦めて見せた。
年が近いにも関わらず、男としてはあまりに軟弱なその姿を前に、ラクシーヌの中で暇!と喚いていた人格が、ぴたりと大人しくなる。
「あ、そうだ……良い事思いついた」
唐突にそう呟いたかと思うと、ラクシーヌは何の前触れも無しに、デミックスの胸倉をがつっと掴んだ。
首でも絞められるのか、とデミックスが身体を強張らせた刹那……その指先は何を思ってか、銀色のファスナーに引っ掛かり、じりじりと下げ始める。
「え、えっ……ええ?」
「悪い事した子には、たぁーっぷり、お仕置き、してやんないとねぇ……」
「な、何言って……」
止めに入ろうにも、ラクシーヌの円らな青い瞳に見据えられると、デミックスは蛇に睨まれた蛙さながら動けなくなった。
それを知ってか知らずか、ラクシーヌはコートのファスナーを下まで開放すると、続けざまに腰のベルトに手を掛ける。
慣れた手つきで次々と肌を露にされて、デミックスの中で恥ずかしさと恐怖がびくびくとせめぎ合った。
「ひぃっ……!」
ラクシーヌの冷たい指先が、するりと服の下に潜り込んで来て、その中に収められていたデミックスのモノに触れた。
裏側の筋をつぅっとなぞられると、少しだけ熱っぽい顔を覗かせたデミックスではあったが……次の瞬間、ラクシーヌの手の平がその下の二つの双球を掴んだので、驚いたように竦み上がる。
「な、なにす―――ッ!」
「だーかーらぁ、言ってるじゃない……どうしようもないバカには、身を持って、教えてやらないとねえ……!」
ごりごりっと、効果音を付けられるように、ラクシーヌの手の平で二つの玉がぶつかり合った。
剥き出しの臓器が潰される、と本能が危険信号を察知し、デミックスの顔から急激に血の気が失せる。
男にとってそれは、まさに心臓を掴まれている、と言っても過言ではない。
「や、やめろよぉ……じ、冗談、だよな?」
「さぁて、どうかしら……どうしようかしら」
くすっと目を細めるラクシーヌは、まるで冥界から蘇った悪魔のようだ。
それと同時に、いつ手の平が握り締められてもおかしくない状況だと気付き、デミックスは全身総毛立つ。
この女はそう言う女だ。今の今まで、被害者がいなかった事事態が不思議だと思う。
世の中の女は大抵気味悪い事には手を出さないが、この女なら絶対に出来る、と言う確信なら、無駄にある。
「は、はは……か、からかわないでくれよな……」
「あら、私は至って真面目だけど?」
ごりり、っと痛みを伴うくらいに双球を強く握られ、デミックスは恐怖に引き攣るように息を止めた。
うそ、と言いたげに口元が震え、次いで噴出すような汗が背中を伝う。
ラクシーヌの笑みは消えない。薄い唇は、はい、さよなら、と普通に言い出しそうなくらい、艶めいている。
じわじわと高まって行く手の平の圧力に、まさに手を上げろ、と言われて直立する捕虜の如く、デミックスは微動だにしなかった。
316出見楽 3:2008/11/03(月) 00:08:29 ID:amnkC0os
恐怖に縮こまる滑稽な姿に―――ピンッと、ラクシーヌの指先が弾かれる。
「ばーか!何真に受けてんのよ!」
「あぅうっ!」
情けない声を上げて、デミックスはそこでようやく息を吸い込んだ。
双球が解放されて楽になったのも束の間、すぐにラクシーヌの手がデミックスの固く立ち上がった部分を掴み、きゅっとその先端を絞る。
「あら、やだやだ!あんたってば、こんな事でも立てるんだぁ……ほんっと、バカね!変態ねッ!」
「あ、あわわ、や、やぁめろ、よ……!」
執拗な言葉攻めに顔を赤くさせながら、それでも心のどこかで否定できないのは、デミックスの気弱な性格がたたっての事だろう。
ラクシーヌは面白がるように、性器の付け根に親指を押し当てたまま、空いたもう一方の手で棒を上下に扱き上げる。
痛みとは正反対の心地良さを、それまで恐怖で強張っていた身体は、難なく受け入れた。
「どうしたの?ね、良いの?ほらほらっ、言ってみなさいよ!」
「あ、はぁ……そ、そりゃあ……っ……」
出っ張りに細い指が掛かり、そのまま先端でぬめり始めた体液を絡ませた後、手の平で包み込むように先端を擦る。
先ほどの追い詰められるような緊張感により、妙に気が高ぶっていたせいもあってか、デミックスはすぐに恍惚とした感覚に呑み込まれた。
薄い皮膚を保護する粘液を、こそぎ落とすように指先で拭われると、すぐに限界が迫ってくる。
そしてまさに今、達しようとしたその瞬間―――
「あッ!」
パチンッと、目の前が瞬いたと同時に、デミックスの中で繋がり掛けた神経が切断され、欲望の波が押し戻って行く。
意味が分からずラクシーヌの方へ視線を戻すと、彼女は含み笑みを零しながら、ぺろりと上唇を舐めた。
「な、なんで……今……」
「さーあ、なんでかしら?」
からかうように華奢な肩を竦め、デミックスのそれの付け根に添えてある親指を、ぐりぐりと押し付ける。
あの感触、どこかで……そう思った直後、また性器を強く扱き上げられて、デミックスは否応無しに掻き立てられる。
「はぅう、や、やめっ……!」
「ははっ、惨めね!ばーか、ばーかッ!」
一度止められた後での愛撫は、すぐに上り詰めた。しかしながら、後もう一歩と言う所で、またも目の前がちかちかとして、欲望の波が滞ってしまう。
そうだ、この感覚……電気を身体に流された時と同じだ。
つまり、ラクシーヌが達しそうな頃合いを見計らって、性器の付け根に添えた親指から、上手く操作しているのだろう。
「いぃ……や、やめろ、ってぇっ!」
「あはは!バカにはバカらしく、しっかり反省してもらわないとねッ!」
「はうぅ……ひ、ひどッ!」
身体の中に蓄積される欲望に、がくがくと膝が痙攣しているのが分かった。
それを面白がるように、ラクシーヌはぎりぎりまで高めては、非情にも流れを塞き止める。
振り解こうにも、手を伸ばすたびに身体に衝撃が駆け巡り、跳ね除けられてしまう。
瞬間的に行動を制限される電気ショックは、力技で押されるよりずっと性質が悪かった。
「も、やめろよ……イッ、かせ……!」
「なあに?止めて欲しいの?ねえ、止めて欲しいのかな?じゃあ、止めちゃおっかなー……」
「あ、待っ……ちがッ……そうじゃなっ!」
何度も何度も寸止めを繰り返されると、デミックスの中で膨らんだ行き場のない欲望が、頭の中の血管を圧迫する。
それが苛立ちにも似た感情に摩り替わり、デミックスを掻き立てるまで、そう時間は掛からなかった。
「い、いい加減にぃ……」
「あ、何?……声が小さくて、よく聞こえないんだけどぉ?」
人差し指を立て、絶妙な具合で先端の括れをなぞりながら、ラクシーヌは首を傾げて見せる。
パチンと、何度目か分からない電気ショックで、デミックスの中でそれまで黙っていた暗の部分が、堰を切って覚醒した。
「いい加減にしろ、っつってんだよ」
低く声を振動させながら、デミックスは下を弄るラクシーヌの手を一思いに捻り上げると、形勢逆転とばかりに下に組み敷く。
普段はおどおどとしているデミックスだが、頭に血が上ると人が変わったように冷たくなるのは、十三機関なら誰でも知っている事だ。
ラクシーヌは特に驚く様子も見せず、まるでそれを待っていたかのように、ふふっと不適に微笑む。
「……そうこなくっちゃね」
そう言って、誘うように身を捩るラクシーヌは、全く悪びれる様子もなく、むしろ楽しんでいるかのようだった。
317出見楽 4:2008/11/03(月) 00:17:20 ID:amnkC0os
「あ、はぁ……うっ……」
限界までいきり立った男を、後ろから受け止める瞬間と言うのは、何度味わっても独特の息苦しさがあった。
呻くラクシーヌの首根っこを掴むと、半ばベッドに埋めるように押さえつけて、デミックスは更に深く身体を入れ込む。
心が無い以上、ノーバディは身体に従順だ。
何度も焦らされ、すっかり興奮しきった身体は、今どうやって満たされるかしか考えていない。
「はは、ラクシーヌもその気だったん、じゃん……!」
抵抗なく呑み込まれる感触に、デミックスは優越感に浸るようににいっと口角を上げた。
受け入れるために濡れた膣内は、女の生暖かい鼓動も伝えて来て、実に心地良かった。
少し前後させて具合を確かめた後、デミックスはベッド脇のナイトテーブルから、水差しを取る。
それからその注ぎ口を、しなやかに反る白い背中に向けて、ゆっくりと傾ける。
「あっ……つめたっ……!」
突然背筋を伝った水の感触に驚いて、ラクシーヌの膣内が萎縮し、デミックスをやんわりと締め付けた。
それを楽しむように、何度も水を垂らしながら、デミックスはラクシーヌの中を掻き分けるように突き上げる。
黒いコートに隠され、陽の光を知らない透明な肌は、零れ落ちる水滴を弾き、きらきらと輝かせていた。
「どう?ラクシーヌ?」
「……冷た、い……から、止めッ……なさいよ……」
「の割りに、ラクシーヌのここ……俺の事すごく締め付けてくるよ。ねえ、本当はどうなの?」
ちっと舌打ちをするラクシーヌに、先ほどの仕返しとばかりににやつきながら、肌に落ちる水滴を一つずつ吸い上げる。
それからラクシーヌの首元に手を伸ばし、ぐいっと上を向かせると、デミックスは寒さに凍える唇に水差しを差し込んで、一思いに傾けた。
初めは嫌がったが、下顎に仕舞うように指で舌を押さえ込むと、水は難なく呑み込まれて行く。
食道をすっと通り過ぎていく冷たい食感に、ラクシーヌは息を止め、辛そうに眉根を寄せた。
「もっ……飲めな、いッ……!」
胃が満杯になり、口から水が溢れ出した所で、デミックスは水差しの傾きを正すと、ナイトテーブルの上にごとりと戻した。
そのままラクシーヌの後頭部に手を回し、再びベッドの上に押し込める。
頭を下げさせ、胃を圧迫するように腹を持ち上げてやると、ラクシーヌは促されるように呑んだ水を吐き出した。
一度体内に入ったものが逆流すると言う奇妙な感覚に、ラクシーヌはぞくぞくっと震え上がる。
「は、ぐぅ……ごほっ、ごほっ!」
「こう言うのも、キモチ良いだろ……新しい快感、って感じぃ?」
ラクシーヌの胃を抉るようにぐにぐにと手で押しながら、デミックスはそう言ってにやりとほくそ笑んだ。
下から上から、両方から内蔵を押されて、細い身体は悲鳴を上げつつも、どこか嬉しそうに痙攣する。
「あんた、ね……っ……!」
何か悪口でも言ってやろうとした刹那、再びぐいっと押し入れられて、ラクシーヌはごほっと咳き込んだ。
口元からぴちゃぴちゃと吐き出される水が、シーツを灰色に濡らし、そこに押し当てられる身体の居心地の悪さに、背筋がぴくんっと引き攣る。
嫌だ。寒い。でも、その不快さが、逆に良い。
「あ、は……っんく……ぅ……」
「あー、だめ……俺もう、イきそう……!」
散々前振りが長かった為、限界はすぐに目の前に現れた。
独り言のように呟いた後、デミックスはラクシーヌの片腕を掴むと、後ろにぐいっと引き寄せる。
身体が逃げられなくなるので、必然的に挿入が深くなる。
何度か突き上げられ、そこで射精が近いんだ、と虚ろに察しながら、ラクシーヌは構えるように下唇を噛んだ。
滑らかに出入りする男が、やがて奥の一点を見つけ、ぐぐっと押し上げるように身体を密着させる。
「あ、あぁっ……!」
目の前が白く飛び、ラクシーヌは胎内に注ぎ込まれる体液の感触を感じた。
まるで水を呑まされているのだ、と思う。ともすれば、これもまた、必要なのだろう。
潤いを求める身体は、デミックスを搾り取るようにきつく収縮した後、やがて力無い溜息と共に、シーツの上の水溜りの中へ落ちて行った。
318出見楽 5:2008/11/03(月) 00:18:57 ID:amnkC0os
「……意外にしっとりした曲だったのね」
大きなスピーカーの前に座り込んで、ふむ、と顔を顰めながら、ラクシーヌは濡れた髪をタオルで拭いていた。
任務の時に聞いた話では、うきうきと気分が沸き立つような感じの曲、だったのにも関わらず、実際に黒い箱の向こうから聞こえてくるのは、何ともペースの遅いバラードである。
「あれ?じゃあもしかして、他の曲の事言ってたのかな……?!」
「もう何でもいいわよ……あんたには、何も期待してないから」
また考え出すと、先ほどみたいに家宅捜索を始めそうな気がしたので、ラクシーヌはそこで遮るように目を伏せた。
デミックスはまだぶつくさ呟いていたが、それも全部無視されると、ちぇっと軽く舌打ちをして、片付けたベッドの上で横になる。
「……そう言えばさ、ラクシーヌって」
「……何よ?」
不意に掛けられた言葉に、肩越しに振り返って、ラクシーヌは嫌そうに眉を潜めた。
そんな事など気にせず、デミックスは何か考え込む人間のように、頬に人差し指を添えて、軽く首を捻る。
やがてそれが、一つの予想に突き当たるまで、そう時間は掛からなかった。
「俺ずっと、ラクシーヌって、超ドS何だと思ってたけど……でも実際はさ―――」
音量のつまみを捻り、言葉を掻き消すように、ラクシーヌはその先を遮った。
デミックスの頼りない声は、低音の大きな振動に呑み込まれて、単調なリズムの中に熔けていった。



319247:2008/11/03(月) 00:21:26 ID:amnkC0os
出見楽ポインツが著しくずれてたらスマソ

>>310
いいよ。
>>308
ヴェソアクは俺のオナヌー小説にしかならんよ。

巷じゃ3連休だが俺は3連勤だったぜフゥウ!……逝ってくるorz
320308:2008/11/03(月) 01:22:24 ID:oXoXUyQp
オナヌーでもいいからヴェンアクア頼む…感動巨編を書き上げてくれ!!!
321310:2008/11/03(月) 14:53:35 ID:8PcQwxCy
247、ありがとう!!&御疲れさん!!
忙しい中、俺のリクエストまで聞いてくれて・・・いい奴だ!!

俺も308同様ヴェンアク(純愛)を頼む。
ゆっくりでいいので体調を崩さず頑張ってくれ!!
322名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 17:24:33 ID:vFVDXzng
過去ログ持ってる方いませんか?
丸波に飢えてるのでまた読みたいのですが見つかりません…orz
心優しい方どうかお願いします
323名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 17:57:29 ID:Oai1qJlz
久しぶりに来たら神きてたー!
GJ!波音かわゆす
324名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 23:44:21 ID:HLHJOudn
出身楽GJ!
普段とエロの時でギャップがあるのっていいなw
325アクヴェン 1:2008/11/08(土) 00:37:40 ID:IyOQ9Zog
―――不覚、だった。
いつもよりハートレスの数が多かった分、魔法の詠唱に手間取ってしまい、いつの間にか背後に迫っていた竜の影に、ぎりぎりまで気付く事が出来なかった。
爬虫類の生臭い息遣いを感じ、はっと振り返った時にはもう、振り上げられた鋭い爪が目と鼻の先にある。どう考えても避け切れない。
せめて直撃だけは免れようと、顔の前で腕をクロスさせる。腕の損傷は免れないが、命を失うよりはましだ。
「アクアッ!」
突然名前を呼ばれると共に、肩がものすごい力で引かれ、アクアは後ろに倒れ込んだ。
その身体を庇うようにキーブレードを構える、一つの小さな人影。
キィインッ、と耳を塞ぎたくなるような金属音の後、少年は攻撃を真正面から受けて、衝撃に巻き込まれるようにつんのめった。
「わぁぁぁあああッ!」
「ヴェンッ!」
素っ頓狂な悲鳴が上がり、握り締めていたキーブレード諸共少年が地面に叩きつけられる。
姿を追いかけようにも、続けざまに竜型ハートレスが地響きを繰り出し、砂嵐で視界が閉ざされ、何も見えない。
「くそっ!」
目が痛くなる砂嵐の中、アクアはすばやく体勢を立て直し、指先に込めた光で空気に眠る力を呼び寄せる。
古より途絶える事の無い、大気の流れの力―――
「風よッ!」
振り上げた手に倣うようにエアロガが発動。突風がアクアを中心に吹き荒れ、周囲を一掃する。
煙が晴れた刹那、その向こうで暴れていた赤黒い竜が、再び牙を剥き出して飛び掛かって来た。
「はぁあ!」
アクアが次の詠唱で迎え撃つ前に、上空から落とされた渾身の一振りが、ハートレスの頭に突き刺さる。
真っ二つに裂かれた黒い肉から、淡い光が放たれて、闇に捕らわれていた心が瞬く間に解放された。
攻撃を繰り出した男は、地面に鍵剣を突き立てて着地すると、アクアの無事を一瞥し、前方を見据える。
戦いはまだ終わっていない。まだ数体、竜が残っている。
「アクア、ヴェンを頼むっ!」
「分かった!」
再び黒い影の群れへ飛び込んで行く男の後姿を尻目に、アクアは先ほどヴェンが攻撃に巻き込まれた場所へ向かった。
抉られた地面の中心で、ヴェンが苦しそうに膝を付いている。鍵を握り締めていたはずの手元は、両方とも真っ赤だ。
駆け寄り、震える肩に手を置いて、アクアはうなだれた顔を覗き込む。
「ヴェン、大丈夫か!」
「へ、平気……だよ。……それより、アクアも怪我は、ないの、か?」
「ああ、私は見ての通りだ……ヴェンのおかげで助かった、ありがとう」
「そっか……よかッ、た……っ」
少しだけ息を詰まらせて、ヴェンは鼻を啜る。目尻に涙が滲んでいるが、唇を噛み締めて痛みに耐えている。
「今治してやる……手を見せてみろ」
安心させるようにヴェンの肩を擦りながら、アクアはぽたぽたと赤い液体が伝うヴェンの両手にそっと触れ、恐る恐るその内側を返した。
さすがはワイバーン系ハートレスの一撃を受けただけの事はあって、目を背けたくなるほど酷い傷だ。
複雑骨折の場合、自然治癒力を高める白魔法で骨の癒着を一気にやってしまうと、上手く接合しない事があるので、アクアは応急的に止血を施した。
同時に電気系の術を用いて、麻酔代わりに神経を麻痺させる。
「まだ少し痛むと思うが、今出来る手当てはここまでだ……立てるか?」
「う、うん……大丈夫。でも、少しだけ、肩を貸して……」
力無く微笑んで、ヴェンはアクアの肩に腕を回し、ゆっくりと立ち上がった。
地面に叩きつけられた際に、激しく頭も揺さぶられ、まだ少し意識が落ち着かなかったが、痛みが麻痺した分、だいぶ楽だ。
326アクヴェン 2:2008/11/08(土) 00:38:13 ID:IyOQ9Zog
アクアの手を離れ、ようやっと一人で立てるようになった頃、残りのハートレスの始末を終えたテラが、手をぱちぱちと叩きながら戻って来る。
その顔は、いつになく晴れやかで、今にでも豪快に笑い出しそうだった。
「見直したぞ、ヴェン……捨て身でアクアを護るとは、たいしたもんだな。それでこそ、男の子だ」
そう言って、テラはヴェンの柔らかい金髪を、あやす様にくしゃくしゃと掻き回した。
怪我人相手でも遠慮の無いその仕打ちに、ヴェンはいーっと歯を剥き出す。
「何すんだよ!もう子ども扱いするなよな!」
「ははっ……そうやってすぐムキになるの癖が直ったら、考えてやってもいい」
「なッ!そう言うテラだって、ちっとも大人気ないじゃないか!」
一発叩いてやろうと、拳を振り翳そうとした所で……折れた指の骨が神経に触れ、ヴェンはあいたたた、と顔を顰めた。
その様子を気遣って、アクアはまあまあ、と宥めるようにヴェンの肩を撫でる。
「二人とも、痴話喧嘩はそのくらいにしておけ……次の敵襲が来る前に、引き上げよう」
こんな荒野に突っ立っていては、ハートレスの良い餌食だ。
アクアの一声で三人は顔を見合わせると、町へ続く獣道へ戻った。



「全治三日だな……さすがに私も、こう言うのをたやすく出来るほど器用ではない」
ヴェンの手に包帯を巻き付けながら、アクアはそう言って、悔しそうに唇を尖らせた。
宿屋に戻り、治療を再開しようとして早々、予想以上に傷が深く、てんでお手上げとなってしまった。
「み、三日もッ!?……そんなに掛かるのか?」
「砕けた骨が皮膚の下で粉々に巻き散らされているんだ……上手く繋ぎ合わせるには、今の私の技術だと、どう考えてもそれが限界だ」
攻撃系の黒魔法と違い、白魔法には精度の高い技術が要る。世の中で白魔導士が重宝されるのは、そう言った理由の為だ。
「無理に治そうとすると、親指が人差し指になるかも知れない……さすがに、それは嫌だろう?」
「そ、そんな……悪い冗談は止めてくれよな」
言われた事を想像すると、何となく気味が悪くなったので、ヴェンはひくっと頬を引き攣らせた。
とにもかくにも、両手が使えない以上、当分はキーブレードを握れないし、色々と不自由になる事は明らかだ。
面白くない展開に、ヴェンが口をへの字に曲げると、アクアは決まり悪そうにしゅんっと顔を曇らせた。
「厄介な事になってしまって、すまないな……私が油断していたばかりに……」
「……き、気にすんなって!あの一撃を受けていたら、アクアも一溜まりも無かっただろうし……俺は怪我だけで済んで良かったよ」
「ああ、だが……」
もう一度「すまなかった」と言い出しそうなアクアを遮って、ヴェンはすっくと椅子から立ち上がった。
それから、包帯を巻かれて不恰好な手で、アクアの肩をぽんと叩くと、にっこりと笑いかける。
「とりあえず、晩御飯を食べようよ。俺、お腹空いちゃった」
「……そうだな。しっかり食べないと、怪我も良くならないだろうしな……」
珍しく気の利いたヴェンに、アクアはふっと安堵するように顔を緩める。
それからテーブルの上に広げていた救急箱を、いそいそと片付け始めた。
327アクヴェン 3:2008/11/08(土) 00:39:20 ID:IyOQ9Zog
宿屋に戻るとテラがいなくなるのは、いつもの事だ。用事がある、と言って、引き止める間もなく、さっさと出て行ってしまう。
後を付けようとしてもすぐに巻かれるし、訊いても一切話さないので、何をしているのかはよく分からないが、大抵夜中には何事も無かったかのように帰って来た。
とりわけテラに変わった様子も無いので、ヴェンは必要以上に関わらない事を決めている。
いずれ時が来れば教えてくれるだろう、とのん気に考えている反面、何となく、知るのを恐れていたのかもしれない。
そう言うわけで、日没後はほとんど、アクアと二人きりだった。

簡単に夕食を取った後、一休みで雑談をし、それから風呂に入って寝る。
その日も、いつものお決まりのルートを辿っていたヴェンだったが、後半の入浴に差し掛かったところで、思わぬ怪我の障害に突き当たった。
汗を流して髪を濡らした後、シャンプーを手に取って頭に擦り付けても、一向に泡立つ気配が無い。
暫く葛藤してみたが、痒い所に手が届かないもどかしさに「ああもう!」と地団駄を踏むと、ヴェンは諦めを付けて浴室の戸を少しだけ押し開く。
「アクアー!髪の毛洗うのだけ、手伝ってよ!」
そう声を掛けると、分かった、と部屋の向こうから声が返ってくる。
しばらくして、黒いタンクトップと、短いスパッツだけになったアクアが、浴室に入って来た。
若干の恥じらいは感じるものの、背中を向けている上、気の置けない仲だったので、知れた事だ。
「ごめん。指が使えないと、どうしても泡立たなくてさ……」
「いや、良いんだ……元はと言えば、私のせいなのだからな」
そう言って、アクアは両手を軽く濡らした後、ヴェンの頭に立てた指を這わせ、ゆっくりと動かし始めた。
優しい手つきで頭皮を揉み解されると、まるで頭をよしよしと撫でられているような気がして、とても心地が良い。
教えてもらった魔法の詠唱が、ようやく上手く行った日に、よく出来たな、と褒められた事が、不意に思い出される。
その温かな記憶と、今現在のアクアの指先が見事に調和し、ヴェンはとろんと眠たそうに目を歪ませた。
そんな幸せな時間も束の間、何の前触れも無く、ぐいっと後頭部が押し下げられる。
「流すぞ……目を閉じていろ」
「あ、うん……」
顔が下に向き、目を閉じた所で、少し熱めのお湯がジャーッと降り注ぐ。
ふわふわの泡が足元に纏わり付き、やがて逃げるように排水溝へ吸い込まれて行った。
前髪から襟足まで丁寧に髪を梳かれ、隙間に溜まったシャンプーも落とされると、そこできゅっとお湯が止められる。
名残惜しそうに滴る水滴に、もう終わりか、と少しだけ残念そうにヴェンは生温い息を吐き出す。
「ありがとう、アクア。助かったよ」
洗濯後の犬のように、ぶるぶるっと頭を振りながら、ヴェンは顔を上げた。
アクアは飛び散る水しぶきを手の平で避けながら、シャワーのノズルを蛇口に掛ける。
「たいした事でもない……困った事があれば、何でも頼んでくれ」
「うん、分かった」
それから何を思ってか、アクアはシャンプーのボトルと入れ違いに、隣に置いてあった角の丸い石鹸を取る。
その石鹸、今俺も取ろうと思っていたんだ、と言おうとして振り返ると、アクアがくいっと首を傾げて見せた。
「……ついでだし、身体も洗ってやる」
「え?」
そう言って、ごく自然な動作でスポンジを手にした所で……ヴェンは慌てて止めに入る。
髪の毛は別として、異性に身体を洗ってもらうほど、ヴェンも落ち着きがあるわけではなかった。
「い、いいよ!それくらい、自分で出来るッ!」
「遠慮する事はないぞ?……その手では、面倒だろう?」
「い、いいんだってば!いいから……もう、出てってよ!」
顔を真っ赤にして、ヴェンは半ば悲鳴を上げながら、アクアの身体を強引に浴室の戸口へ押しやる。
そうか、と呟いて、アクアは今一度申し出ようかと口を開きかけたものの……背中を押すヴェンの腕があくまで突っ撥ねていたので、そのまま部屋の向こうへ追いやられた。
戸をきっちりと閉め、少し湯冷めした肩を擦りながら、ヴェンは動揺を抑えるように、すうっと息を吸い込む。
再びヴェンがシャワーの下に立ち、石鹸が無い事に気付くまで、そう時間は掛からなかった。
328アクヴェン 4:2008/11/08(土) 00:41:34 ID:IyOQ9Zog
「何なんだよ、アクアは……無頓着と言うか、何て言うか……」
窓際のベッドの上に戻り、そこでようやっと安堵の息を吐き出したヴェンは、熱でぼんやりとする身体を夜風に当てて、ぶつくさと文句を呟いていた。
戦士としてのプライドゆえ、あまり女と意識するな、とは言われているが、それで解決できるほど、ヴェンも子供ではなかった。
(……確かに、アクアは俺の事、仲間としか思ってないのかもしれないけどさ……)
男として認められていない事に、複雑な気持ちを抱きながら、ヴェンはちらりと背後を確認する。
アクアは今、入れ違いで風呂に入った所だ。
大抵相部屋なので、アクアの入浴時ぐらいしか、一人になれる時間はない。
それが、十代も半ばに差し掛かったヴェンの生活において、幾分楽しみを制限しているのは、言うまでも無い話しである。
シャワーの音が立ち始めたのを確認してから、ヴェンはそろそろと下の着衣をずり下ろした。
ひんやりとした外気に肌が直接触れ、少しだけ身震いした後、ヴェンは待ちわびていたように性器に手を伸ばす。
いつもと違い、包帯が巻かれた手なので掴む事は出来ないが、それでも表面を擦る事は出来た。
う、と小さく呻いて、次第に込み上がってくる欲望を受け入れる。
今しがた頭皮を優しく擦ってくれた、アクアの細い指先を思い出す。あんな風に優しく扱われたら、どんな感じがするのだろう?
まばらに動く指の動きを想像し、熱っぽい息を吐き出して、背中を丸めたまま、擦り付ける手を少し上に移動させる。
アクアの肩を借りて立ち上がった時に近付いた、身体の柔らかさ。
あれだけ激しい戦闘をこなしていても、アクアはまるで肉体と精神が別物のように、相反する性質を持っていた。
魔法発動時の精神侵蝕にも動じない心の強さはまさに鉄壁なのに、たまに触れる肌は驚くほどしなやかだ。
こら、と怒られて後ろから押さえつけられると、その一番柔らかい部分が背中に押し辺り、ヴェンはつい顔を赤らめてしまう。
たまにわがままを言いたくなるのは、そのせいなんだよ、と心の中で呟きながら、擦る位置をさらに先の方へ移す。
「あっ……もっ……くっ!」
包帯を巻かれた手では上手く扱えず、けれども昂ぶり始めた気を収める事もできず、ヴェンは布団の上でごろんと寝返りを打った。
もどかしい。いつもならあっと言う間に果てても良い頃なのに、今日はあと少しが足りない。
うつ伏せになり、布団と手の平に挟むように動かしても、何かが満たされない。
そうこうもがいている内に、シャワーの音が止んで、次いで戸が開閉する音がした。
まずい、と慌てて服を正そうにも、不自由な手ではそれも上手くできず、最終手段で布団を被る。
髪の毛を拭きながら部屋に戻ってきたアクアは、何やら落ち着かない様子のヴェンを見るなり、不思議そうに首を傾げた。
「……そんなに慌てて、どうしたんだ、ヴェン?」
「ああ、ちょっと……寝心地が悪くてさ」
そう引き攣った愛想笑いを返して、ヴェンは枕の高さを確かめるように、何度も頭を上下させた。
いつもならここで、もう寝る時間だ、と言って灯りを消すアクアだったが……今日は何を思ってか、ヴェンの眠るベッドまで来ると、すとんと腰を下ろした。
ぎしっと床板が軋む音に、嘘だろ、とヴェンは顔を強張らせる。
「手の具合はどうだ?見せてみろ」
「!」
アクアとしては怪我を気遣っての台詞だったが、それがヴェンにとっての有罪判決だったのには間違いなかった。
今のこの状況はどう考えてもまずい。布団の下で下半身は丸出しだし、先ほど軽く弄っていたせいで、包帯が汚れてしまった感がある。
夢中になるあまり、すっかりその事を忘れていた。心配性のアクアが、寝る前に自分の様子を確認しないわけが無いじゃないか。
「い、いいみたいだから、大丈夫だよ……ま、また明日見てくれよ」
「こう言うのは、最初の処置が重要なんだ。痛みは無くとも、接合不全の場合もあるからな」
「で、でも、もう夜も遅いし……」
「何、すぐに済む……ほら、手を出してみろ」
そう言って、布団をどかそうとアクアが手を掛けた所で、ヴェンはその手をばしっと払い除けた。
「や、止めろよッ!!」
就寝前の穏やかな空気が、怒鳴り声で一気に翻る。急に声を荒げたヴェンに、アクアは驚いたように目を丸くした。
329アクヴェン 5:2008/11/08(土) 00:43:57 ID:IyOQ9Zog
「……ヴェン?」
「い、いや……あの……俺なら、大丈夫だからさ!アクアも疲れてるだろ?今日は早く寝ようよ」
「……」
苦し紛れの言い訳に、アクアの顔が疑うように険しくなった。
アクアは鋭い。細かい気遣いが出来るのは、その為だ。だから、出来合いの嘘なんて一瞬で見破られる。
何か裏を覗き込まれたような気がして、あ、と声が出た時にはもう、遅かった。ざっと布団を剥ぎ取られ、新鮮な空気が肌に触れる。
アクアの目が、少しだけ見開かれる。
「あ、あの……その……これは……」
しどろもどろな口調で視線を泳がせながら、ヴェンは恥ずかしそうに足を閉じて蹲った。
頭痛がしたのか、アクアは額に軽く手を当てて、眉間に皺を寄せる。
「全く……お前はどうしようもない奴だな……」
「だ、だって……し、仕方ないだろ!お、俺だって、男だし……」
「開き直るな……見苦しい……」
軽蔑するように目を細めた後、アクアはふぅっと溜息を吐き出した。
それから、少し迷うように辺りを見回して、何の気配も無い事を確認する。
テラは帰って来ないし、隣の宿泊客も、もう寝付いてしまったようだ。
都合のいいくらい、静止した空気。
「……早くその手を退けろ……」
唐突にそう言って、アクアは秘所を隠すヴェンの手に、自らの手を重ね合わせた。
「え?……アクア、何言って……?」
「……テラが帰って来ると、言い訳するのが面倒だろう?」
何の言い訳?と聞くまでも無く、アクアの指先がヴェンの手を割って入り込んで来る。
羞恥心から、一度収まりかけた欲望ではあったが、アクアがそっと触れると、すぐに血が通って来た。
立ち上がると同時に、ゆっくりと先端の皮が剥かれ、敏感な粘膜が露出される。
状況が良く掴めず、ヴェンはひっと息を呑み込んで、唇を噛み締めた。
既に滴っていた露を指で掬い上げ、アクアは縁をなぞるようにゆっくりと辿らせる。
指の腹でくいくいっと先端が擦られると、腰が抜けそうな感覚が、ヴェンの体内で疼いた。
「やめっ……そんなとこ、ん……っ!」
鼻に掛かったような声を上げ、身体を丸める。するとアクアは、申し訳無さそうに手を引っ込める。
「ああ、そうなのか……これは良くないんだな」
「あ、ちがっ……!」
「じゃあ、こうするのが良いのか?」
先ほどのくすぐったい手つきから一転し、行き成り乱暴に昂ぶりを握られ、ヴェンはびくんっと腰を浮かせた。
「あ、やだや、だ……っつ!」
自分の神経を他人に弄られる未知の感覚に、ヴェンは反射的に否定の言葉を口にしながらも、心地良さそうに、とろんと目を歪ませる。
しかしながら、アクアがそれを理解するわけも無く、一旦手を止めると、困ったように眉根を寄せた。
「いつも自分でしているのだろう?……どうしているんだ?」
「そ、そんな事……き、訊くな、よッ!わ、分かってるくせに……」
「分からないから、訊いているんだ。良いのか?それとも、悪いのか?」
「……っ……いいよ、もう!自分でやる!」
まるで意地悪のようなアクアの誘導尋問に、苛立ったようにその手を弾いて、ヴェンはふいっと背中を向ける。
それから、欲望を自分で処理しようと、再び包帯の巻かれた手で立ち上がった性器を撫で付けた。
しかしながら、上手く掴んでやれない分、どうしても今一つ刺激が物足りない。
「あ、ん……くっ……なん、で……!」
先ほどからあと少しの状態で、それ以上の高みに辿り着けず、ヴェンは苦しそうに唇を噛んだ。
もどかしい。手の自由が利けば、とっくに扱いて、精液を吐き出させているのに、今日はそれができない。
苛立ちで強張るヴェンの肩に、アクアはそっと手を乗せると、宥めるようにゆっくりと擦った。
「無理をするな……誰にも言わないさ。二人だけの秘密にしといてやる」
「……あ、アクア……」
「私だって……お前がそう言う年頃なのは分かっている。無神経で悪かった……」
そう言って、ヴェンの背中に身体を密着させながら、真っ赤に色付く耳たぶに、甘く歯を立てる。
無防備に押し当てられる、二つの柔らかい感触。太腿に手を置かれ、内側を優しくさすられると、もう我慢が出来なかった。
ふ、と熱い息を吐き出して、ヴェンは肩越しにアクアを見上げる。
ここには二人しかいない。いつだって、二人きりだ。
330アクヴェン 6:2008/11/08(土) 00:47:53 ID:IyOQ9Zog
「ん……や、優しく、して……ほしいんだ……」
「分かった……こうか?」
仰け反る性器の裏側に手の平を滑らせて、アクアはヴェンの首筋に唇を押し当てた。
舌先を伸ばし、軽く舐めてやると、ヴェンは反応するようにぴくぴくっと瞼を奮わせる。
「あ、そう、そ……あ、はぁ、ぅうん……っ」
いつもの自慰で得られるものとは格別の感覚に、今にも達してしまいそうだ。
少し冷たい、アクアの手。戦闘時に魔法を発動させる為、酷使していると思いきや、驚くほど柔軟だった。
尿道を押し広げ、その中にめり込ませた指をぐにぐにと動かされると、ヴェンは息が詰まるように顔を上に向ける。
「う、あぁぁ……きもち、い……!」
自由の利かない手では服を掴めなかったので、ヴェンは首を捻るようにしてアクアの胸元に頬を擦り寄せた。
そうやって白い肌に顔を埋めると、アクアの良い匂いがする。
稽古の後の、少し汗ばんだ匂いも好きだが、風呂上りの石鹸の匂いももちろん好きだ。
嗅覚により感覚神経が興奮し、熱く火照った脳内がぞくぞくと痺れた。
「あ、イきそ……アク、あ、俺も……イ……!」
「ん……分かった……」
頷くアクアに、何でそんなに冷静なんだよ、と心の中で突っ込みながら、ヴェンは優しく弄ばれる手の平に意識を集中させる。
散々待たされていたので、優しく労わられると、上り詰めるのもあっと言う間だった。
頭の中が真っ白に侵蝕され、身体中が満たされる。
「あ、イくッ、俺も……イ、イくッ!!」
裏返った声を上げた後、びくっと性器を反らせて、白く濁った体液を勢い良くアクアの手の平に吐き出す。
知ってか知らずか、アクアは射精中の一番上り詰めた状態の先端を、まるで促すようにきゅっきゅと絞った。
「あ、あぁああ!う、あく、あ、ん……ぅう、くっ!」
腰の熔けるような感覚に、ヴェンは身体を跳ねさせながら、管に残った精液も全て吐き出す。
二度、三度、とようやく勢いが止まった所で、はぁ、はぁと大きく肩を上下させたまま、ヴェンはアクアの胸の中に雪崩れ込んだ。
余韻も何も無く、アクアは首に掛けていたタオルで、べっとりと汚れた手の平を拭う。
「どうだ……満足したか?」
「う、うん……気持ち……良かった……」
「そうか……ならいい。……少し、休んでいろ」
そう言って、ヴェンを後ろから抱き締めた状態のまま、アクアはベッドの上に力なく投げ出されていた手を取る。どうやら、当初の目的は忘れていないらしい。
しゅるりと包帯を解き、傷付いた手の平を丹念に見ながら、アクアは調整を図るように、少しだけ魔力を掛けた。
流れ込んでくるアクアの精神力に、ヴェンは、ん、と目を閉じる。
澄んだ水を呑まされているみたいに、清らかな気分だ。荒々しいテラの補助魔法とは違って、アクアの魔法は共鳴するみたいに気持ちが良い。
指を一本一本丁寧に擦られ、その度に息が落ち着いてくる。
「終わったぞ……ほら、いつまでも伸びていないで、しゃんとしろ」
「あ……」
とんっと背中を押されて、ヴェンは夢見心地から一気に現実へと引き戻された。
もう少し恍惚の中にいたいと思うのに、アクアはその気が無いように、素っ気無くヴェンの身体を押し退ける。
何だかそれが寂しくて……ヴェンはベッドから降りようとしたアクアの腕を、くいっと引き寄せた。
「な、なあ、アクア……」
「……どうした?」
あのさ、と言って、照れ臭そうに目を泳がせる。アクアは何かを察しているのか、少しだけ嫌そうに目を細めた。
けれども、身体の奥でくすぶったままの感覚が、その優しい手の平に再び慰められるのを、望んでいる。
求めが言葉となって吐き出されるまで、それほど時間は要さなかった。
「も、もう……一回……してよ……」
「……」
不自由な手で、アクアの腕を挟みながら、ヴェンは恥ずかしそうに顎を引いた。
でもその丸い青の瞳は、艶々と照り輝いている。
「……困った奴だな」
面倒くさそうにそう言いながらも、部屋の扉を一瞥し、アクアは人の気が無いのを確認する。
まだテラは帰って来なさそうだ。夜の静けさが、辺り一帯を支配している。
期待を孕んだ視線を送るヴェンに向き直ると、アクアはしっと声を潜めるように、唇に人差し指を立てた。
「……もう一回、だけだぞ」
331アクヴェン 7:2008/11/08(土) 00:51:10 ID:IyOQ9Zog
「……今日のヴェンはやけに寝つきが良いな」
帰って来るなり、窓際のベッドで死んだように動かないヴェンを見て、テラは安心したように顔を緩めた。
ここの所、近付く闇の気配でうなされている事が多かったヴェンだが、今日は心地良さそうに寝息を立てている。
疲れているんだろう、と他人事のように返しつつ、アクアはテラの防具を受け取り、ドア横のポールに引っ掛けた。
「……それより、マスターは何て?」
「ああ……やはり、あの場所にワイバーン系のハートレスが出現するのはありえない、との事だ」
「そうか……では、マスターゼアノートが近くにいる、と言うのは……事実なんだな」
しかり、と頷いて、テラは目を伏せる。
その人物を探して旅を続けていたのではあるが、いざ禍々しい気配を前にすると、自然と畏怖の念が沸き起こってきた。
振り払おうにも、まるで監視されているかのごとく、じっとりと汗ばむような緊張は途絶える事が無い。
「気がかりなのは、ヴェンだ……だいぶ力を付けてきたとは言え、まだ闇の手を断ち切るには幼過ぎる……」
ちょうど思春期の少年は、精神状態が不安定な分、闇に惹かれ、感化されやすい。
マスターゼアノートが執拗にヴェンに興味を抱くのは、その為だ。
彼はヴェンを、深い闇の底へ誘い込もうとしている。その理由は一つ。
「暫くは"光のキーブレード"に注意を払わなければならないな」
「……ヴェンをその名で呼ぶな。ヴェンは私達の仲間だ……そんな理由が無くても、護るべき存在に他ならない」
「もう少し訊き分けが良ければ、もちろんそうするんだが……まあ、冗談だ」
得意の毒舌でにやついた後、テラは眠りにつく少年を背に、窓際に立った。
暗い空に浮かぶハート型の月は、今宵も煌々と輝いている。それはまるで、遠く離れた心を、呼び寄せているかのようだ。
あれが完成する前に、何としてでもマスターゼアノートを討たなければ。
「戦いが始まるな……これが最後の休息になるかも知れない。アクアも覚悟しておけ……」
「……何を今更……私は常にそのつもりだ……安息など、とっくに忘れたさ」
嫌気が差すようにそう言って、アクアはベッドの傍らに立つと、ぐっすりと眠りこけるヴェンの頭を、優しく撫でてやる。
幸せそうな少年の寝顔だけが、この退廃した生活の中での唯一の救いだ。
だからこそ、戦わなければならない。例えそれが、愚かだと罵られたとしても―――

息が詰まったのか、テラはおもむろに窓の金具を解くと、一思いに開け放った。
新鮮な夜風が、滞っていた部屋の空気を一掃する。
急に吹き込んできた冷たい気配に触れないようにと、アクアは眠る少年の肩に、そっと布団を掛け直してやった。



332名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 01:01:50 ID:IyOQ9Zog
333308:2008/11/08(土) 02:24:04 ID:Cvc3/46s
GJだ!!!!…が、本番は無しなのか?
334名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 06:51:40 ID:SN7mhifL
GJ! 続きが見てみたいです
335名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 07:04:26 ID:SN7mhifL
247の人、本当に素晴らしい! もしよろしければリクエストいいですか?どんなに時間かかってもよろしいので・・
336名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 17:19:14 ID:pSBF7Zy5
ここはクレクレの巣窟か
337名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 01:41:20 ID:C831WE9y
アクア達の時代はハートレスじゃなくてアンバースじゃね?
338名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 06:02:25 ID:baiPvpbV
この流れで丸波投下って変?
339名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 08:22:39 ID:nH05oHK7
>>338
全然おk!楽しみにしてる
340310:2008/11/09(日) 13:28:17 ID:IC7+Qbfc
247GJ!!
これの続きとか無理?
341名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 19:58:47 ID:eyg1+RHE
丸波くるぅぅぅ(゚∀゚)
342名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 22:27:44 ID:9h0wVnl7
丸波wktk
343名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 22:19:06 ID:JaB8tDEk
自分の中でロクサス×ナミネで妄想してたのにシオンという新要素が入ってきて鬱になった。
344名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 17:29:38 ID:jzNXEw4M
>>343
三角関係妄想ができるようになっていいじゃないか
345名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 17:57:17 ID:p8Fs7mMQ
「どっちも好き」というピュアな結論で割りきるロクサス
そんなロクサスをさしおいてドロドロした女のいがみ合いをするナミネとシオン
346名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 21:10:38 ID:8mDrSe/1
シオンとかヴェンとかアクアとか

まだ発売前でキャラが分からないのによく書けるなぁと思うよ
347305:2008/11/12(水) 17:34:08 ID:1Ofw/t57
>>247
出見楽リクしたものです。ありがとう!!
何気に二人の属性が出てておもしろかったw
仕事ガンガッテネ
348305:2008/11/12(水) 17:35:33 ID:1Ofw/t57
>>338
丸波wktk
349空海 1:2008/11/13(木) 14:49:14 ID:b4uleGs0
真夏の熱射に耐えかねて、島の子供たちの憩いの場である小屋に、一休みでもしようと立ち寄った時の事だ。
その日は特に暑いと感じられる一日で、昨夜の雨の湿気も相まってか、肌にじっとりと纏わり付くような鬱陶しさがあった。
「今日は何でこう、暑いんだろうな……」
「ほんとだね……溶けちゃいそうだよ……」
ぐったりとした顔でそう口々に言いながら、空と海里はテーブルの上に並べていた鞄から水筒を取り出す。
砂浜の灼熱地獄に比べれば、日陰の恩恵を受けられる小屋の中は、ひんやりと居心地が良い。
先に水筒を飲み干して、ぷはっと顔を上げた空の顔は、砂漠でオアシスを見つけた流浪の民さながらだ。
隣で海里も、気持ち良さそうに喉を鳴らす。その時、ふとした弾みで緩んだ口角から、つぅっと一筋の水が零れ落ちた。
「んふっ……やだ、零しちゃった……」
水筒から口を離し、顎を伝う水を慌てて手の甲で拭いながら、海里はふぅっと一息吐く。
そう言えば数日前、海里にいわゆる口でおいたをしてもらった時、受け止め切れなかった液を、こんな風に拭っていたっけ。
不意に過ぎったその光景と重ね合わせ、じんっと胸の奥が疼くのを感じてしまい、空はこくりと喉を鳴らす。
「あーあ、ネクタイが濡れちゃった……でも、こんなに暑かったら、すぐに乾くよね」
「……」
もう一口飲んでから水筒のキャップを閉めていると、空の熱っぽい視線を肌に感じ、海里はひくっと顔を引き攣らせた。
ここで構うと、また厄介な事になるのは目に見えている。
気付かぬ振りをしてやり過ごそうと、水筒を鞄の中に戻しながら、海里は軽く小首を傾げた。
「そ、そう言えば……明日の宿題、もうやった?」
「うーん……うん……うん……」
心ここにあらず、と言った曖昧な返事の後、空の手が後ろから伸びてきて、すっと赤い髪の毛に触れた。
何するのよ、と振り向いた所で、海里は今しがたの自分の行動に後悔した。
ちょうど真正面にあった空の目が、意味ありげに細められたかと思いきや、肩に手を掛けて、顔を近付けてくる。
どうしようかと戸惑っている間に、唇が重ね合わされ、そのまま少しだけ後方に押しやられた。
「ん……」
柔らかい感触を味わうだけでは物足りず、空がぺろりと唇を舐めてくる。
だめだよ、こんな所で、と最初は拒んでいた海里ではあったが……身体を強く引かれ、何度もそうされると、次第に肩の力が抜けて来た。
不埒な行為を咎める意識が、まあ少しくらいなら、と妥協した頃、空の舌が唇の境目にぐいっと押し込まれる。
「んふ……ぅ……ん」
生温かい吐息と、発せられる小さな呻き声。水を飲んだばかりの潤った口腔内に、とろりと唾液が垂れ込んで来る。
肩を掴む空の手に力が篭り、今まさに、舌と舌を絡め合おうとした所で―――二階の扉をがちゃりと開く音が、静まり返っていた部屋の空気を振動させた。
「いやー、今日はまた一段とあっついなあ!」
「はよ水の見たいわぁ!」
「「―――ッ!?」」
上から聞こえて来た声に、空と海里は同時にすくみ上がると、まるで示し合わせていたかのように、すばやく部屋の隅の物置に飛び込んだ。
縦長のその物置は、足元に物が散乱していて窮屈極まりなかったが、何とか身を留めると、大急ぎで戸を閉める。
暗がりの中で息を潜めた所で、声の主の少年と少女が、階段の向こうから部屋に降りて来た。
顔を真っ赤に火照らせた二人は、子供たちの荷物置き場になっているテーブルの上から鞄を見つけると、青とピンクの水筒をそれぞれ取り出す。
「ったく、ワッカってなんであんなに元気何だろうな……どんなにがんばったって、この島の人口じゃブリッツチームなんて作れ無いっすよ!」
「陸兄ちゃんみたいに、受験勉強せんでええんかなぁ……?」
共通の友人について愚痴をこぼしながら、水筒をひっくり返す勢いで水を飲む二人は、どうやら空と海里の存在には気付いていないみたいである。
椅子に腰掛けると、暫く常夏の陽射しから身体を休めるつもりなのか、何の気なしに二人で談笑し始めた。
「あ、危なかったぁ……」
その様子を、物置の戸の板目から振り返るように覗き込んでいた空は、額に滲む汗を手の甲で拭う。
慌てて入ったので、状況が良く掴めなかったが、ちょうど半畳ほどの間に、海里と向き合う形で立っているようだ。
物置の中の詰まった空気が、息苦しい。
「もう、空が夢中になるから……!」
「わ、悪かったよ……」
別に公認の仲なのだし、今更隠す事も無いのではあるが……何となく、表には出せないお年頃である。
あの二人が出て行くまで、もう暫く隠れていようと、空と海里は暗がりの中でどちらとも無く頷き合った。
350空海 2:2008/11/13(木) 14:51:01 ID:b4uleGs0
「にしても、狭いな……」
一昔前までは、かくれんぼで二人一緒に隠れても、まだ笑える余地のある物置だった。
それが、お互いすっかり成長した今では、押し合いへし合いの缶詰状態である。
戸に貼り付けていた顔を前に戻すと、海里の丸い頭が顎の下にあった。
まるで抱き付かれているみたいに、少し汗ばむ身体が、密着している。
と言う事は……思い付き、体表に神経を集中させると、ちょうど肋骨の下から三本目くらいに、柔らかい肉の膨らみが押し当てられている。
紛れも無い二つの丘の感触に、空はぽっと顔を火照らせた。そしてそれは、海里の太腿に触れていた下半身に、否応無しに血を通わせる事になる。
「……っ!ちょ、ちょっと、空!」
異変に気付き、海里は恥ずかしそうに顔を赤らめながら、空の顔を見上げた。
そうは言われても、好きな女の子の身体に触れていながら平気でいられるほど、空も悟りを開いているわけでは無い。
「だ、だって……しょうがないだろ!」
「……もう、ばか!何考えてるのよ!」
開き直る空に、きっと目を尖らせながら、太腿の内側で膨らむ熱の感触に、海里は逃れようと身を捩る。
しかしながら、狭い空間である以上、引っ掛かった足は上手く抜く事ができず、逆に空を擦り付けるような形となってしまった。
「わぁあッ……おい、う、動くな、って!」
「しーっ……静かにしてよ、気付かれちゃうでしょ……」
唇に指を立て、むすっとした表情のまま、海里はなおも足を抜こうと、くいくいっと身体を捩じらせる。
わざとではないとは言え、服越しに男を弄られいる以上、空も必死だ。
足の間に沿って、海里のしなやかな足が上下に動かされると、服の下で膨らんだ欲望の先端が、僅かに濡れてくる。
「あ、あぁ、ぅ……あぁ、もう!」
掻き立てられるもどかしさに、空は苛立ったように音を上げた。
だめだ、耐え切れない……そう心の堰が切れた瞬間、空は海里の肩を掴むと、力任せに後ろへ押しやった。
351空海 3:2008/11/13(木) 14:53:46 ID:b4uleGs0
後ろの壁に押し付けられた刹那、がたんっと音が上がって、海里は心臓が掴まれたような気分になった。
けれども、扉の向こうからは引き続き笑い声が聞こえて来たので、どうやら物音は上手い具合に紛れたらしい。
そんな安堵に息をつく暇も与えず、空は括れた腰から上半身を撫でるように、海里の身体に手を這わせる。
「ちょっと、何して……むふぅっ!?」
怒られる前に唇を塞ぎ、口を閉じるタイミングを奪うと、強引に舌を押し込める
海里は顔を引こうとするが、後ろは壁で阻まれているため、身動きが取れない。
空の手がワンピースのファスナーに引っ掛かり、じりじりと下ろし始める。
「ん、ふ……んぅうっ!」
ファスナーを下ろしきった後、中に着ていた白いキャミソールを胸の上にたくし上げる。
それから、一度海里を抱き締めるようにして華奢な背中に手を回すと、下着の留め金をぷちっと外した。
楽になった身体に不安を感じ、海里は本格的に嫌がるように、空の胸に腕を突っ撥ねるが、所詮は少女の力だ。
空は鬱陶しそうにその手を掴み止めると、空いたもう一方の手で柔らかな胸を包み、その頂点をきゅっとつまみ上げた。
ぴりりと痺れが走る刺激に、きつく絡み付けていた海里の舌にくっと力が篭る。
「ん、んぅう!」
口の中に納まりきらなかった唾液が、口角からつぅっと垂れ落ちた。
空は海里の唇を解放すると、尖らせた舌先で、そのナメクジが通った後のような軌跡を追い掛ける。
荒い呼吸で蠢く首筋の動脈を辿り、そして浮き出た鎖骨まで丁寧に舐めてやると、海里の身体がくすぐったそうに反応した。
「ふあ……っ、ん……い、いい加減にし、てよ……こんな、所で!」
「大丈夫だよ……静かにやれば、ばれないって……」
静かにって……と身を強張らせる海里の心境など露知らず、空は少し体重を掛けて、更に身体を密着させる。
それから、胸を絞るように握り締めていた手元に唇を寄せると、固く立ち上がった先端を、ちゅっと吸い上げた。
途端に、張り詰めた弦が弾かれるように、びくんっと海里の身体が震える。
「あ、だめだってばぁ……ん……くぅっ」
高ぶり始めた気を遮るように首を左右に振るも、生温かい舌で胸の先を包まれると、全身から力が抜けるのが分かった。
いつの間にやら下腹部に下りてきた手が、下着の中に潜り込み、熱が篭り始めた秘所に指先を這わせる。
「もう……こんなに濡れてるんだ……」
「ん、や、やめ……あ……っ」
亀裂の真ん中にあてがった指を、前後に擦りながら、空が煽るように小さく笑んだ。
否定したいが、狭い空間の中で立つ濡れた音に、耳を塞ぐ事はできない。
恥ずかしそうに顔を背けた所で、下の方から金属音がカタカタと立つ。
ベルトを外しているんだ……そう察した直後、太腿の内側の柔らかい肉に、固く膨張した空のモノが、直に押し当てられた。
「っ……」
やだ、と息を呑んだのも束の間、浅く指先を溝に埋め込ませ、わざと音が立つように入り口を掻き回しながら、空はねだるように海里の耳元に唇を寄せる。
「なあ……だめ?」
「っそ、そんなの……」
耳の軟骨を軽く噛んだ後、唾液をたっぷりと含ませた舌がひたりと穴の中に這わされると、海里はぞくぞくっと総毛立った。
けれども、素直に頷こうとはしない。
伏せられた青い目は何かを期待するような輝きを放ちつつも、心は扉の向こうの存在を気にしているようだ。
「……だ、だめだよ、それは……ばれちゃう、から……」
「大丈夫だって……ゆっくりするからさ……」
そう言って、どろどろに熔けた入り口に、熱い昂ぶりの先端を押し当てると、海里は唇を噛んでぎゅっと目を閉じた。
その言おうとしている求めを察し、空は海里の腰に手を掛けて、ぐいっと引き寄せる。海里は嫌がらない。それが答えだ。
352空海 4:2008/11/13(木) 14:58:16 ID:b4uleGs0
「もう俺、我慢できない……行くよ……!」
「あ……」
さすがに挿れる瞬間は、海里も怯えるように身を強張らせた。
けれども、伸ばされた手は空の肩に置かれただけで、突き放そうとはしなかった。
確認し、空はゆっくりと身体を前進させる。
逃げ腰になる海里を、壁と挟むように少し持ち上げると、上手い具合に焦点が定まった。
「は、あ……すご、い……きっつ……!」
「ん、くぅ……あ、ああぁ……いっ―――」
身体を裂かれる痛みに、思わず甲高い悲鳴を上げそうになり、海里は慌てて口元を押さえた。
空は小刻みに震える身体を抱き締めてやりながら、何度かつっかえる中を、少しずつ掻き分けて行く。
初めての頃に比べれば幾分ましになったとは言え、海里の中はすごく狭い。
何とか根元まで差し込んだ所で、慣れない痛みに海里が馴染むのを待ってやる。
こめかみを伝うじっとりとした汗が、真っ暗な足元へぽたりと垂れていった。
「ん、ふ、うぅ……そ、そらぁ……っ」
固く閉ざしていた目を開いたかと思うと、急に何かにせかされるように、海里の手が首の後ろへ回る。
何か掴むものを求めた指先が、栗色の襟足を絡め取り、きゅっと掻き毟るように握り締めた。
そのまま空の肩に顎を乗せ、しっかりと身体に腕を巻き付けながら、海里は落ちないように体勢を確保する。
立ちながらだと、やはり少々辛いらしい。気遣って、空も少し前屈みになる。
「……動いても……いいか……?」
「んぅ……いい、よ……」
小さく頷く海里の背中に手を添えて、震える身体を支えてやりながら、空は少しずつ腰を前後させた。
物置の中ではあまりスペースが無いので、腰を密着させたまま、膣の奥を突き上げるように、くっくっと動かしてやる。
そうすると、柔らかい粘膜に欲望全体が呑み込まれ、ひくひくと締め付ける海里の中の鼓動を、直に感じる事ができた。
まるで、吸い付かれているみたいだ。温かく充血した体内は、第二の口のように、空をしっかりと咥え込んでいる。
「あ、すご、気持ちいい、よ、海里ッ……あ、はっ」
「ん……あ、あ、んぅ……ん」
暗いので、海里の顔は良く見えない。けれども、興奮した荒い息遣いが、耳元で聞こえる。
奥のざらついた壁を、ぐりぐりと擦るように腰を押し付けると、海里の中は反応するように収縮した。
身体が密着している分、結合部で腫れ上がった芽も同時に擦れて、特別弄ってやらなくても、海里の顔は心地良さそうに緩んでいる。
「あ、あ、んっ……そ、らぁ……」
鼻に掛かる甘ったるい声を溜息のように吐き出して、海里は血液の流れを探るように耳の裏へ舌を伸ばした。
首に回されていない方の手が、空の胸元を服の上から何度も撫で付ける。
そうやって射精を促されるものの……今一つ物足りない刺激に、空は不服そうに眉根を寄せた。
もっと激しく海里と交わりたいのに、ここでは狭過ぎて、腰を跳ねさせるのがやっとだ。
満たされないもどかしさに、空は海里を抱きかかえたまま、再び顔半分を戸の板目に当てて、部屋の様子を確認した。
すると、ちょうど水筒を鞄にしまっている二人の少年少女の姿が、目に入る。
どうやら、一休みも済んだようだ。
「……それじゃあそろそろ、ワッカのとこに戻るとするか」
「そやな……今頃、一人で寂しくボール追いかけてるやろうしな。まったく、困った兄ちゃんやわ、ほんま」
部屋を占領していた少年少女が、笑い合いながら二階へ続く階段を上って行く。
何とも良いタイミングだった。
353空海 5:2008/11/13(木) 14:59:12 ID:b4uleGs0
海里の腰に腕を回し、空はぺろりと上唇を湿らせて、その時を見計らう。
そして、上の階で扉が開閉し、静寂が再び小屋に戻ったのを確認した直後―――空は海里を抱き上げて、勢い良く物置の戸を開いた。
「あ、はぁ……うっ!?」
狭い空間の中で篭った熱い空気と共に、空と海里は酸素が豊富な部屋の中へと放り出される。
固い木の床に叩きつけられる痛みに顔を顰めるのも束の間、抜けかけた欲望を、空は再び海里の奥深くまで突き立てた。
「うあッ、んく、ああぁっ―――!」
膣壁を入り口から奥まで一気に擦り上げられる強い刺激に、海里はびくっと白い喉を反らせる。
その興奮を逃さぬように、空は組み敷いた海里を押さえつけて、下半身を深く重ね合わせる。
暗がりだと良く見えなかったが、海里の顔は既に恍惚に滲んでいた。
「あ、やぁ……そんな、に……しちゃ、や……あ、はぁ……!」
「あ、お、俺……もッ……イ!」
ようやっと身体の自由が利くようになり、散々待たされていた昂ぶりを鎮めようと、空は二人の熱が渦巻く中心へ、激しく突き込んだ。
腰を持ち上げ、海里の膝の裏に手を付きながら、ペースを早める。限界は近い。
二人の結合部から、どちらのものとも付かない水が弾け、卑猥な音が部屋の中に響く。
「あ、あぁ、くぅ……か、かい、リッ―――!」
「ふ、ぁ、ああ、ああぁっ!!」
名前を呼ばれた刹那、体内に勢い良くほとばしる熱に、海里も同時に背中を反らせた。
深く埋められた欲望の塊が、二三度跳ねて全てを出し終えるまで、海里は空の首に手を回したまま、小さく震えていた。
354空海 6:2008/11/13(木) 15:04:59 ID:b4uleGs0
「まったく……空なんて、もう知らないからね」
拗ねたように唇を尖らせて、岩場に掛けていた着衣を身に着けながら、海里はふぅっと熱のくすぶる溜息を吐き出した。
島の裏側の滝で、新鮮な水を浴びたものの、まだ少し意識がくらくらする。
そんな事など露知らず、空はにまにまと満足げに微笑みながら、靴を履き直していた。
「何だよ、海里だって夢中だったくせに」
「……だ、だって……それは、空が……あんな、事……」
もごもごと語尾を口ごもらせながら、ワンピースのファスナーをしゃっと閉めて、海里が振り返る。
怒って尖る円らな青い目は、意地悪をされた後の猫がするものと、よく似ていた。
引っ掛かれる前に退散しようと、空ははぐらかすように微笑んで、すっくと立ち上がる。
「それじゃ、そろそろ帰るか」
お詫びの印に海里の鞄も持ってから、くるりと踵を返すと、空はゆっくりと歩き始めた。
海里はまだ暫く黙っていたが……やがて張り詰めていた肩の緊張を解くと、先を行く空の背中を小走りで追いかける。
鞄を持っていない方の空の腕に手を伸ばし、男女がするように手を握ると、海里はまだ少しだけ恥ずかしそうに顔を赤らめた。
岩場の影から砂浜に出た所で、真夏の熱射が容赦なく二人を照らし出す。もうすぐ夕方だと言うのに、陽射しはまだまだ強烈だ。
「やっぱり、暑いなあ……」
砂浜の白い反射光に目をしばしばとさせて、空がこの島の決まり文句を嘆く。
その隣で、海里は手の平に太陽を透かしながら、鬱陶しそうに眉を潜めた。
「……今日は特に、ね」



355247:2008/11/13(木) 15:18:19 ID:b4uleGs0
>>343
お前の妄想にすごく興味が沸いてしまった……!
俺も六波好きだから確かに紫苑は微妙だな。

>>310>>335
スマソ、無理。暫く自分の好きなように書くよ。

>>338
流れぶっちしてごめんなさい。でも俺も丸波超楽しみにしてるよ!!!!
356名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 17:08:23 ID:9qCboNnv
GJ! ソラカイ最高!!
357名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 22:01:20 ID:AQn/qwo1
あるアクセルとゼクシオンの他愛のない会話

「おいゼクシオン、]V機関の若いメンバーの中で、お前だけはエロの対象になっていないよなこのスレでは。」
「別にならなくていいです。」
「そう言うなって、いつも本と面付き合わせてるイメージをそろそろ取り払ってみたらどうだ?」
「僕は結構です。」
「ラクシーヌなんて相手にいいんじゃないか? いい感じにアプローチしてくれるぜ?」
「彼女とは性が合いませんから…」
「じゃぁ…ナミネは? あいつ可愛い顔してけっこうデキるタイプだ。」
「幼い子に手をかける不甲斐無しにはなりたくありません。」
「じゃぁなんなんだ? 誰だったら相手にしたいんだよ?」
「そういった女性との戯れとは興味ありませんから…。」
「まったくお前ってやつは酒も煙草も女もやらないなんて…何が楽しみで生きてるんだか。」
「大きなお世話です。」
「そうだ、こんど合コン来ないか?」
「僕はいいです、ヴィクセンでも誘ったらどうですか。」
「あのなぁ、お前、初体験年齢ロクサスに負けてるんだぞ?」
「別に勝ちたくありません。」
「あぁお前ってやつは、女を知らないで一生を終える気かよ? かわいそうなやつだ!」
「僕はそれでもかまいません。」


「ゼクシオンがずっとこの調子なんだ、誰か助けてやってくれないか。」
358名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 11:32:48 ID:HdDfUZFG
>>332
どうにも見られないみたいで…すんません
でも探してくれてありがとう
丸波投下されるようなのでそれをwktkして待ってます!

保守ついでにナミネ貼っとく
http://imepita.jp/20081115/412050
359名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 14:11:57 ID:905wRr88
このナミネは何ですか?
詳細希望
360名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 18:18:29 ID:HdDfUZFG
>>359
ちょっと描いてみた
自分は小説書けないからせめて絵でも…と思って

妄想を文章に出来るってすごいよね
職人さん本当いつも尊敬する
361359:2008/11/15(土) 21:59:41 ID:905wRr88
なんと・・! 素晴らしいですね! 小説はあっても絵は全然見たことなかったので・・・ とにかく素晴らしい!
362名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 22:20:32 ID:A7uU6PlF
見れない…
363名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 01:11:40 ID:HROEarhi
>>361
ありがとうございます

違うバージョンも貼っとく
http://h.pic.to/xjti4
つかここ画像うpとかしちゃ駄目だったらすまんね
平気そうならまた保守ついでになんか描いてくる
364361:2008/11/16(日) 07:20:14 ID:vn7jccqN
全然OKですよ! これからも期待してます!
365名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 19:43:39 ID:HxquzDC1
君、シオンだよな? …お、俺、ロクサス。
いや、こんなとこに連れ込んで変なことしようって言うんじゃないんだ。
あぁ…ただ、たださ、あの…機関に入るのに証明写真がいるんだ、その撮影をさ、俺が手伝ってあげるから…。
分かった? じゃ、じゃぁ撮るからな。
あ、まずフードは取って。フードを被ってたら証明写真にならないからさ、ほら。
うあぁ…綺麗な髪…顔も整ってるし、可愛いな! …あ、写真写真…っと。
…うーん、ちょっと表情固いなぁ。ほら、もうちょっとニコってしてみて。
そうそう、あ、凄く可愛い! じゃぁ撮るよ〜。
…うん、一枚オッケー。これは俺が大事に…あぁいやいや、ちゃんとゼムナス様に提出しておくよ。
あとはさ、全身撮らなきゃならないんだけど…
大丈夫だよ、変なトコ撮ったりなんて絶対しないからね!? ね!!?
…そうだなぁ…ちょっと地べたに座ってみて。
……うーん、正座じゃなくて、膝をくずしてぺたんって座ってみて。
…うんうん、いい感じ。…あとはええっと…。
もうちょっとだけ肩をすくめてみて。うん、そう。
あとはね…そうだ、左手出して。…手もきれいだね。白くてほっそりしてて。
えっと、そしたら、左手の親指を軽く噛んでみて。
恥ずかしい? そんなことないよ、ここにいるの、俺と君だけだから、ね?
うん、いいよ。顔赤らめて、ほんと可愛い…。ハァハァ…
えっと、えっとそしたらね、ちょっと…ちょ〜っとだけローブのファスナー下ろして。
え? 嫌? だ、だいじょうぶだよ、ほんとにほーんのちょっとだけだから。おっぱい見えるほど下ろしたりしないから!
も、もうちょい…もうちょい。お、俺がちょうどいいくらいに下ろしてあげるよ、ほ、ほら! よっと!
…うん、こんな感じか。いい感じに谷間が…いやいやいやいや、このくらいのほうがさ、露出度…じゃなくてあの、とにかく丁度良いから。
あと、ほら、ローブ着てると座るのに邪魔でしょ? 裾、まくりあげて。
そんな恥ずかしがらないでよ。大丈夫だって。恥ずかしがってるなら俺がめくっちゃうぞ! それっ!
うん、うん、バッチリ。ズボンだけどいい感じな▽地帯が…。もしこれがミニスカだったらなぁ…あぁ、いや、こっちの話。
じゃぁ撮るよ。うーん…その恥ずかしがってる顔がまた…
よしッ、二枚目オッケー。シオン、素直だからテキパキ撮れるね。
…え? まだ撮るのかって? う、うん。ほら、証明するのにはさ、ちゃんと何枚も写真がいるんだ。
366名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 19:46:27 ID:HxquzDC1
じゃぁ…あのさ、いいづらいだけど、…トップシークレットの写真で、身体のほうは大丈夫か、写真撮らなきゃならないんだよ。
つまりヌー…もとい服を脱いで、その中の写真を…
ほ、本当だよ! 大丈夫、公開されるような写真じゃないから!
みんなだってちゃんと撮ってるんだよ! 俺だってラクシーヌだってヴィクセンだって撮ってるんだから!!
我がまま言わないでよ、大丈夫だって、ほかのスケベな奴らには絶対見せたりしないから! 心配しないで! 絶対変なことに使う写真じゃないよ!
…そんな泣きそうな顔しないでよ。ほら、俺しか見てないから。大丈夫だって、ここの倉庫はめったに人通らないし、ちゃんと鍵もかけたから、俺しか開けられないよ。
い、いやいや、閉じ込めたんじゃないって! 本当に! な、泣かないで! 大丈夫だからさ! 絶対変なことしないから!
…うんうん。大丈夫、俺を信じて。ほら、涙拭いて。…あはは、顔真赤だよ。
……ほら、気にしないで脱いで。
…うーん、恥ずかしいかな。遠慮しないでバッと脱いじゃっていいんだよ。
どうしても恥ずかしい? …仕方ないなぁ。じゃぁ俺が脱がしてあげるから。ハァハァハァハァ…
ごめんね、じゃぁローブのファスナー全部下ろすからね。…ほら、手を退けてよ。脱がせないじゃない。
どうしてそんなに嫌がるの、さっき納得したでしょ。ほら、そんなに抵抗するなら無理やり脱がせるぞ!
うあっ! シオン、ブラしてないの!? そ、そんなにおっぱい大きいのに…
あぁ…うん、いいよいいよ。じゃぁその下も脱いで…。
あぁ、ズボンだけで上半身裸って、なんかすごくエロい…。じゃぁ、ズボンも脱いで。
そんなびっくりした顔しないでよ、さっきも言ったでしょ。ヌーd…あぁ、ちゃんと裸になって…ん? どうしたの、今度はそんなに怖がって。
怖いの? 人に裸見せたことない? ないかぁ…。うん、大丈夫だよ。いざ脱いじゃえば、案外怖くないから。
…それでどうするの? 自分で脱げるよね。…もう、じれったいなぁ、いい加減にしないと俺も怒るよ!
あぁ、悪かったよ。ごめん、慌てないでいいから、ゆっくりズボン脱いで…。
あぁ…さすがにパンティは穿いてたか…。ちょ、ちょっと待って、まだそれは脱がなくていい。パンティだけってのもぜひ欲し…あぁ、ほら、念のため、撮りたいからさ。
…はい、撮ったよ。さて、じゃぁいよいよ、それ脱いでくれるよね?
…………………
…うおぉ……すごい……感動したよ……おっぱいは大きいのにそっちは無毛だったとは……
…100%俺の好みだ…。
あ、撮るよ。うん、はいっ。
…そんな泣かないで。大丈夫だから、この写真はぜーったいに外部には漏らさないよ。ちゃんと俺が全部オナネタ…じゃない、しっかり出しておくからね。
うん、あぁぁ! ちょっと待って、まだズボン穿かないで! その前にさ、まずローブを着て…。
うん、ローブだけっていうのもちょっとエロい…。あ、地面に座ったままでいてね。ちょっとお尻冷たいかもしれないけど、もうちょっとだから。
あとさ、うん、ローブの…裾を…めくって…と。
うーん…これまた綺麗な太もも。
うん、今度は大丈夫、ギリギリまでめくって…アソコはギリギリ見えないようにして…と。じゃ、撮るよ。はいっ。
…オッケー、完璧だよ。じゃぁ、じゃぁさ、あの、最後にポーズをとって。
…M字開脚って分かるかな? …わかんない、か。…あ、地面に腰かけたままでいいから、脚をゆっくり開いて…。
うん、あぁ、いいなぁ…うあぁぁぁ…モロ見えだぁ///
じゃぁごめんね、撮っちゃうぞ。
…はい、ばっちり! …いやぁ、どアップで撮っちゃったよ。まだスジだけなんて、そうそうは撮れないよ。
ありがとう。もうズボン穿いていいよ。
うん、もう大丈夫だからね。もう泣かないで。…この写真はちゃんと使うから。
じゃ、鍵開けるよ。お疲れさま。もう帰っていいからね。
………あ、あれ、アクセル!? こんなとこでなにしてるんだよ!?
ずっと外にいたの? いや、え!? 違うって、そんなことしてないって。
違う違う、このカメラはあの…えっと…
そうじゃないって、シオンはもとから顔が赤くって、別に泣かせたわけじゃない!
違う! 決して変な写真を撮ってたわけじゃありませんッ!
うわっ! やめろよ! アクセルなにするんだ! うわ、あぁぁぁぁ! ギャァァァァァァァァァァ!!!!!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「諸君、我が機関が再び13人に減った。同志の消滅は実に残念だが、シオンを新たな13番目として、これからもますます機関の栄光があらんことを。」
367名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 20:05:56 ID:JmIYzPXq
ちょwwwwwwwロクサスwwwwwwwwwwwww
368名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 23:16:33 ID:vn7jccqN
もっとシオン希望
369名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 17:21:18 ID:ir3kFaqU
ロクサス「俺はそんな変なことしないよ! シオンの部屋のトイレのごみ箱漁ったりなんかしてないよ!」
370名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 21:26:09 ID:8tXs1t78
>>363
お〜GJ!
上手いね〜…そしてエロい
カイリとかも見てみたいわ
371名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 22:20:19 ID:5Vm05T5C
寝てるシオンの部屋に侵入して手枷足枷をつけ
目が覚めたら麻酔で無理やり眠らせ
研究室に運んで身体を調べまくるヴィクセンとか
372名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 23:49:28 ID:mo9mgGCP
ヴィクセンはいつもそんな役回りだなw
373名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 00:19:46 ID:FrN8RcBi
きっと本能だよ、科学者としての
374名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 20:09:21 ID:wYiK9s+v
むしろこっそりシオンのデータ収集してレプリカをつくってダッチワイフに
375名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 16:23:01 ID:XOE4iioQ
ヴィクセン「私は変態ではない! もし仮にそうだとしても、変態という名の科学者だ!」
376名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 23:24:38 ID:wcQOnpnj
丸波はまだなのか?
377名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 22:12:25 ID:pSShObOH
○「今ラクシーヌとスキンシップを図っているから待っていろ。ナミネ、これが放置プレイだ。」
378名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 00:15:35 ID:pZVE6vJY
アクセル「ローター入れたまま放置とはアンタも悪い奴だな」
379名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 01:41:07 ID:LVdH6wA3
この2レスだけで十分萌えるハァハァ
いいぞもっとやれ
380名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 06:01:21 ID:eqrEILkW
カイリのエロを希望。 
最近カイリがサイクスにくすぐり拷問を受けてるのを夢で見てちょっと見たくなった
381名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 10:19:47 ID:Xg74vizx
「……ちょうど良いところに来てくれた」
忘却の城計画の始動に当たり、幾つか聞いておきたい事項があったので、塔の最上階にあるマールーシャの部屋を訪ねた時の事だ。
いつも新鮮な花の香りに包まれている部屋の空気に、微かに未成熟な果実の香りが含まれているかと思いきや、案の定、先客がいた。
急ぎの用でもないので、また改めて顔を出す、と言ったアクセルに対する返答が、最初の一文である。
「アクセル、お前も言い聞かせてやってくれ。波音が、私の計画にどうしても協力したくない、と言い出してな……」
「俺に頼むなよ……ガキのお守りはロクサスだけで十分だぜ」
「そのロクサスは、子供なりにも結構な働きを見せているようだが……お前はどうなのだ、波音?」
それは異様な光景だった。大の男が部屋の正面にある仕事机に着き、そこに向かい合うように置かれた小さな木椅子に、一人の少女が腰掛けている。
淡い金髪を肩周りに漂わせる小柄な少女の名前は、波音だ。ある雨の夜に、マールーシャが捨て猫でも見つけたかのように拾って来た。
詳しい事情はよく知らないが、その特殊能力は類稀なる物で、某鍵の勇者を内側から干渉出来るらしい。
もっとも、ナンバーを貰えない様なノーバディの力など、アクセルは鼻から信じていなかったが。
「私は……そ、そんな事、に……空、をっ……巻き込み、たく、無いんで、す……」
「巻き込む?我々を完全なる存在を導いてもらうのに、少しだけ力を借してもらうだけだ。……お前だって、心が欲しいのだろう?」
「あなた、たちの……言う事、なんて……すべて、幻想、で、すっ……!」
舌足らずで反論する波音の息は、心成し荒い。おまけに、白い頬と肩が、薄っすらと赤みを帯びている。
やけに具合が悪そうだな、と遠目に思っていると、マールーシャが机の上に置いてあった黒い箱のようなものを手に取った。
手の平にすっぽりと収まるその箱は、何かのリモコンのようだ。
「……誰が口答えしても良いと?」
親指をくいっと押し上げると、握られていたリモコンのスイッチが、ピッと電子音を立てる。それと同時に、波音の身体がびくんと波打ち、前屈みになる。
「うぁあああ!?」
跳ね上がるように椅子から転がり落ちると、波音は白い石の床をのた打ち回った。
肌蹴たワンピースから、下腹部が露となる。がしかし、波音は普通に女物の下着を着けているのではなく、代わりに黒いベルトのようなものがきつく巻かれていた。
秘所を押さえ込むように食い込むベルトの下に、一体何が埋められているのか、アクセルにもすぐに察しが着く。
「はぁ、あ……んぁ、あ、ん……あ、あぁっ!」
腹痛に耐えるように蹲り、波音は固い床にかりかりと爪を立てた。
先ほどからの微弱振動で高められていた身体は、今しがた制裁を加えたマールーシャの指先によって、いとも簡単に上り詰めてしまった。
そして、達した直後の余韻に浸る間もなく、体内で蠢く小さな卵は、さらに波音を刺激する。
過敏になった身体を、弄ばれる感覚。頭が白くなる恐怖……後何度これを繰り返せば、解放されるのだろう?
苦しみに喘ぐ少女を前に、マールーシャは薄ら笑いを浮かべるばかりだ。
冷ややかな眼差しは、愚かな小娘よ、と明らかに軽蔑している。
382名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 10:20:30 ID:Xg74vizx
「……ローター入れたまま放置とは、アンタも悪い奴だな」
背筋に冷たいものが上ってくるのを感じ、アクセルは乾いた唇を舌先でなぞる。
波音は床に這いつくばり、口元から透明な唾液を吐き出しながら、がくがくと顎を揺らしている。
断続的な痙攣に、全身の筋肉が弛緩して、最早喋る事もままならない。
「計画が始まる前に壊すんじゃねーぞ。ラクシーヌの代わりはいても、波音は一人なんだからな?」
「ふん……この程度で屈するくらいなら、とっくに私の駒となっているだろう」
だから、困っているのだ、とマールーシャは大げさに溜息を吐いた。
そして、手元のスイッチを、またもピッと押し込む。出力が最大になり、波音の身体がびくびくっと反応する。
「ふ、あ、ぁああああ!」
波音は身体を表に返すと、床に背中を押し付けるようにしながら、腰を持ち上げた。
けれども解放は許されない。下腹部に力を込めて吐き出そうとしたローターは、塞がれた入り口で留まり、かえって過敏な芽に振動を伝えてしまう。
かと言って力を抜くと、今度は体内の弱い部分に戻って来て、奥から昂ぶった脳髄を突き上げる。
この感覚からは、決して逃げられない。崩した脚の間に、透明な液体が伝っていて、まるで失禁したかのようだ。
「あ、あ……ん、あ、うぁぁああああっ!」
一際大きく背を仰け反らせて、波音が悲鳴を上げる。
腰を高く持ち上げ、びくんとうねらせると、激しい窮みが波音の中を支配する。
暫くその状態でマールーシャは放置した後、厭きたようにスイッチをもう一度押し込んだ。
波音の腰がすとんと落ち、身体の震えが止まったので、どうやらローターの振動が止められたらしい。
「どうだ、波音?……これで少しは、気が変わったか?」
にやにやと口元にいやらしい笑みを浮かべながら、出来る限りの蔑みを込めて、マールーシャは波音を見下す。
仰向けに床に倒れていた少女は、肩で大きく息をしながら、それでもなお、弱々しく唇を振るわせた。
「……ん、くっ……お願いします、もう……やめて、くださ、いぃ……っ!」
懇願を込めて見上げる波音の眼光は、青く澄んでいる。
未だ輝きを失わないその強い意志を、マールーシャは快く思っていないみたいだ。
マールーシャの不機嫌に呼応するように、部屋の至る所に飾られた綺麗な花が、さながら雑草のようにうねうねと伸び始める。
「まだ少し、躾が足りないようだな……最近の子供は、聞き分けが悪くて困ったものだ」
組んでいた脚を解いて、マールーシャはすっくと立ち上がった。
不穏な空気を察したアクセルは、「俺はそろそろお暇するぜ」と小さく呟くと、素早く闇の回廊を出現させ、消えて行った。
383名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 10:21:21 ID:Xg74vizx
スマソ、悪乗りした。
丸波の人待ってるよ、がんばってな。

>>380
その夢を是非とも文章にしてくれ。
384名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 12:15:24 ID:3IE3u7mK
誰か380の夢を文章にしてください!
385名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 02:30:54 ID:HWC1j/4j
>>383
おま…なんという寸止めw
GJすぎる
386名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 09:39:55 ID:9iEHg3cE
キキキキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
>>381GJGJGJ!!続きないのですか!?

丸波の人も楽しみに待ってます!


>>384さん
たまには下げてもいいかも
387丸波 鬼畜:2008/11/26(水) 22:26:04 ID:GfNMgqS7
>>381と同じく、>>377-378からヒントを得て執筆
若干鬼畜注意




忘却の城の片隅、白い部屋で、一人の少女、ナミネが絵を描いていた。
…いや、描いていなかった。ナミネは机に突っ伏したままの姿勢でいる。
足をガクガクと震わせて、しきりに腹を押さえて、何かの苦痛と懸命に戦っているようだ。

そこへ、機関の一人、ラクシーヌがどこからともなく姿を現す。
ラクシーヌは部屋を見回す仕草を見せたが、やがて目的の人物が部屋にいないと悟り、目に入った少女のもとへ歩み寄った。
「ちょっとアンタ。」
「………」
ナミネはラクシーヌの声に答えようとしない。
「アンタ、ねぇ聞こえないの?」
やや荒々しい口調で尋ねても、ナミネはビクともしなかった。
ラクシーヌはナミネの首元をつかんで無理やり顔を上げさせ、三度尋ねようとしたが、そのナミネの顔を見てすこしばかり驚く。
ナミネの幼い顔は紅潮しており、その口元からだらしなく涎を垂らしていた。目は虚ろで、ラクシーヌに髪を掴まれてようやく苦しそうな反応を示す。
「ア、アンタどうしたのよ? ちょっと?」
無理やり身体を起こそうとすると、腰のあたりからガチャンと妙に金属質な音が聞こえてくる。
ラクシーヌが屈んでナミネの腰あたりを覗いてみると、そこには、金属の貞操帯が装着されていた。
しかもその貞操帯からは、透明な液が流れ出ており、彼女が腰かける椅子の下に水溜りをつくっている。耳を澄ませてみると、中からモーターの鳴るような音も聞こえてきた。
ラクシーヌにもすぐ分かった、ナミネは放置プレイに課せられている。
こんなに幼いのに、これほど鬼畜な責めを行う人物といえば、ラクシーヌの中でも一人しか浮かばない。

その人物が丁度、城に帰ってきたようだ。
ラクシーヌの背後に花びらが舞い散り、その花びらと共に現れたのは城の主、マールーシャだ。
マールーシャは入ってくるなりラクシーヌを素通りし、ツカツカとナミネに歩み寄ってナミネの顎をぐいと持ち上げた。
「ナミネ、いい子にしていたか?」
マールーシャはいきなり、ナミネの唇にキスする。ナミネに反抗する気力はないとしても、無理やりだ。ラクシーヌは思わず顔を伏せたくなる。
キスされた後も、ナミネは人形のように、マールーシャを見上げたまま動こうとしない。
相当心が麻痺してしまったのだろうか。いや、ノーバディに心はないが、それにしても、彼女の様子は文字通り抜け殻そのものだ。
388丸波 鬼畜:2008/11/26(水) 22:27:24 ID:GfNMgqS7
マールーシャを見つめるナミネの瞳には哀願の色が映っているが、マールーシャは無視してラクシーヌのほうを向いた。
「ラクシーヌ、いたのか。」
「同じ城に住んでて『いたのか』って何よ。」
ちょっとムッとして返事するラクシーヌ。
「何の用だ、ラクシーヌ。」
「…………」
ラクシーヌはしばらく黙っていたが、やがて口元から零れるように言葉が出る。
「…べ、別に大したことじゃないんだけど、アクセルも一週間くらい前から機関のほうに帰ってるじゃない。…だからさ、ここ一週間、ずっと『ご無沙汰』なのよね…。」
「ほぅ。」
だいたいラクシーヌが何を言いたいのか察したマールーシャ。おそらく、今晩は体を慰めてほしい、といった要件だ。
だがマールーシャ自身はナミネの相手に夢中でラクシーヌなど眼中になかった。
「身体が欲求不満なら、自らの手で慰めればいいだろう。」
無愛想に応えるマールーシャ。
「私はお前の相手をしている暇はない。」
「じ、自分でだとちょっと、物足りないの。…だ、だからわざわざアンタに頼んでるんじゃない。」
「地下のほうにいる奴らに頼めばいいではないか。」
「あ、あいつらはなんか性が合わないっていうか…なんか刺激が足りないっていうか…」
「…刺激欲しさか。そんなに刺激がほしいなら…」
マールーシャはポケットから何か取り出してラクシーヌにひょいと投げ渡した。
「何よ、コレ?」
「ナミネに使おうと思ったが、ナミネには入らなかった。使い道もない、欲しくば、好きに使え。」
マールーシャから渡されたのはバイブだ。確かに子供のナミネには入りそうもない大きさ。スイッチを入れたら振動も激しい。マールーシャは本気でこれをナミネに使おうと思ったのだろうか。
「…まぁ…アンタが薦めるなら有り難くもらっておくけど…。」
ラクシーヌはポケットにそれを入れた。しかし、新しく貰った自分を慰めるモノより気になったのはナミネだ。
「ナミネはどうすんのよ? なんか今にも死にそうな顔してるじゃない。」
「あぁ、そうだったな。」
ナミネは蒼い顔をして震えるナミネの髪を撫でた。
「どうだナミネ? 新しく準備してやったミキナスは体に合わなかったかな?」
「…は……」
ナミネがようやく口を開いた。震える声だ。
「…早く…は…外し…て…」
「ナミネ、よく聞こえないぞ。」
マールーシャは急に乱暴にナミネの襟首を掴む。
「ナミネ、そういう時はなんて言うんだ? …『外してください』だろう!」
「はっ…はぁっ…外して…外して…ください…!」
ナミネが泣きそうな顔をして言うと、マールーシャはわざとらしく笑みをつくった。
「……よし、外してやるぞ。」
マールーシャがナミネの貞操帯の施錠を外している間、ラクシーヌはそれを恐怖半分、興味半分で眺めている。
「…アンタ、ナミネにずっとローター仕込んでたわけ?」
「あぁ、私が出かける前からだから…六時間前からだな。」
「ろ、六時間…アンタもずいぶんエグいことするわね…。」
「…フフフ…褒め言葉として受け取っておこう。」
マールーシャの笑みにはサディスティックな恐ろしいものが映る。
ラクシーヌも自分がSであることを自負しているが、こういうとき、マールーシャには敵わないとつくづく感じてしまう。
マールーシャの場合はSというよりはむしろ弱い者への残虐さを感じられた。

マールーシャはナミネの腰回りを制限する貞操帯を外した。
ナミネの秘所は赤みを帯び、秘裂からは絶えず液が零れ出している。六時間もの振動にかなりダメージを受けているようだ。
マールーシャはそこにゆっくり手をあてがい、そっと秘裂に指を入れ、巧みな指使いでローターを取り出した。
ローターはまだ激しく震動を続けている。
別に取り出さなくても、マールーシャの持つリモコンでスイッチは切れたはずだ。だがマールーシャはあえてそれをしなかった。
マールーシャは苦しみ悶えるナミネを見て喜んでいるのだ。このままナミネを極限まで追いつめ、自分の言いなりになるようにする気だろう。
389丸波 鬼畜:2008/11/26(水) 22:27:59 ID:GfNMgqS7
ようやく振動から解放されたナミネ。だがその足の間からは壊れたように液が漏れ続け、すっかり紅潮した身体は痙攣したままだ。
マールーシャがいない間に何十回絶頂に達したかは分からない。だが、その絶頂は快楽でもなんでもない、拷問にも近い苦痛だったに違いない。
「ナミネ、苦しいか?」
マールーシャはナミネの体を支えた。なおも笑みを浮かべているが、それは決して優しさの笑みではない。
「フフフ…ナミネ、体が制御できないだろう? …安心しろ、すぐ楽にしてやろう…。」
マールーシャはいきなりナミネの太ももをつかみ、もう片方の手をナミネの秘所に当てた。
「ひっ!」
ナミネはびくんと仰け反る。
「ナミネ、すっかり敏感になったようだな。」
マールーシャはそれを分かっていながら、ナミネの秘所を乱暴に弄り始めた。
ナミネは悲鳴を上げてマールーシャから逃れようとするが、マールーシャに掴まれては逃げられない。
「おとなしくしろ!」
マールーシャが乱暴に言い放つが、これ以上耐えられないほど身体がやられてしまったナミネは大人しくなどできない。
暴れるナミネの髪をつかんで頬を思い切り平手打ちするマールーシャ。ナミネがどんなに泣きわめいてもマールーシャは容赦をしなかった。
「そこまで暴れるか…ならば…」
マールーシャが床に掌を押し付ける。
すると、床が割れ、いきなり植物の蔓のようなものが延びてきた。マールーシャの花属性の魔力だ。
蔓はナミネの手足を縛りつけ、無理やり床に大の字に寝かせる。
「ナミネ、なおも私に抵抗しようというのだな。」
そんな訳はない。ただナミネの体にはこれが限界というだけだ。だがマールーシャはナミネに容赦する様子はなかった。
ナミネはもう壊れる寸前だというのに、その鬩ぐをやめようとしない。
愛液が溢れ赤くなった秘所になおも手を当て、激しく揺する。そのうち指を入れられ、敏感になった部分を激しく擦られ、また反対の手ではクリトリスを摘んで激しく虐める。
彼女のワンピースは彼女の汗と愛液と唾液でくたびれてマールーシャに脱がされ、紅潮した全裸を晒された。
秘所や胸など、敏感な部分を弄られて、ナミネはヒトとは思えないような悲痛な叫びを上げ続ける。
それでもまだマールーシャは止まらない。このまま彼女が壊れるまで続ける気なのだろうか。

あまりの惨劇にこれ以上見ていると吐き気を催しそうになったラクシーヌは、そのままそそくさと部屋を出て自室に籠った。
それでも、ナミネの悲鳴は城中に響き、そのまま深夜まで止むことはなかった。
390名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 23:18:56 ID:dKXPMfTa
>>387
GJ!可哀想な波音に萌えたよ!
楽シーヌの自慰の詳細も頼むw
391名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 23:31:17 ID:U150UxUV
エロかった。でもナミネカワイソス
392名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 00:32:38 ID:Zpuqs3UJ
鬼畜丸波GJ!!!
393名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 07:14:20 ID:8SUiFusz
楽も自慰する気もなくすだろうこれは
394名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 13:01:00 ID:91pJRVqq
花属性って可愛らしいイメージあるけど、KHでは「死の宣告」とか惨い技をそろえた属性なんだよな
マールーシャ怖ぇ
395名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 15:55:15 ID:Ovc0Ljia
COMで初見丸ロボに手も足も出なかったのもいい思い出
396名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 02:48:20 ID:jz2F6bjP
338なんだが、丸波書いてる間に他のGJな丸波が投下されてた…遅すぎたスマン
397名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 04:01:26 ID:fKAmfydG
>>399
いやいや是非カモンッ
多すぎて困ることはないっす!
398名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 12:13:32 ID:XdjaZoSa
それは>>399に書き込めという依頼なのだろうか
399丸波:2008/11/30(日) 00:31:45 ID:iLKMrZLo
399で書き込まないとスレが進まんようなので途中だが投下
亀で本当にスマン





白い部屋の片隅に、一人の少女がひっそりと佇んでいる。
白過ぎる無垢なその部屋で、少女の存在はまるで一輪の花のようだった。
その花は未だ汚れを知らない可憐さと儚さを抱いていたが、悲壮と困憊の表情を見せている。
「ナミネ」
マールーシャが花の名を呼べば、体を強張らせ明らかに緊張している様が伺えた。
「そろそろ眠ったらどうだ?」
ナミネは小さく、聞こえるか聞こえないかはっきりしない声で返事をした。



夜の帳が降り、静寂に包まれた城で闇の回廊を開き、マールーシャは巡回を始める。
さっさと各々の部屋を見て回り眠ってしまいたかった。
心で何も感じる筈の無い自分達だが、肉体的な疲労は感じてしまうものだから厄介だ。
ナミネの部屋へ回廊を開き、隅に置かれた小さな寝台へ歩み寄る。
寝台の上の小さな膨らみを視認し、あとは規則正しい呼吸が聞こえれば部屋を出るだけだった。
だが近寄ってみればその呼吸は早く、体も小さく身じろいでいる。
「ナミネ?」
頭までシーツを被っている為状態が分からず、確認しようとシーツを剥いだ。
「!?」
「……!」
シーツの下には一糸纏わぬ姿のナミネが、自らの陰部と胸を愛撫していた。
余程集中していたのかシーツが剥がされるまでナミネはマールーシャに気付いていなかった様子だ。
「やっ…!」
顔を紅潮させ体を丸くし、寝台の隅へ逃げるナミネ。
目を見開いて凝視するマールーシャだったが、次第に唇に弧を描き興味深げに目を細めた。
「…お楽しみのところ、邪魔をしたな」
「………っ…」
ナミネは羞恥に顔を歪め目尻にうっすらと涙を浮かべる。
くっ、と喉で笑いナミネの顎を掴み、睫毛が触れるのではないかと思われる距離で囁く。
「明日の夜、私の部屋に来い」
そしてマールーシャは闇の回廊を開き消えた。
400397:2008/11/30(日) 01:43:23 ID:gbBA04If
>>396の間違いでした・・・
>>399、結果急かしてしまって本当に申し訳ない
途中なのに投下ありがとう
これからは自分のペースで続きを書いてくれ
401名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 11:38:20 ID:apbFnny6
>>399
GJ!自慰している波音とか可愛すぎるよ……!
焦らなくて良いからな。俺は全裸待機してるw
402名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 18:25:22 ID:7dPZ8YQb
ア「ロクサス、心を手に入れる方法が見つかったってマジか?」
ロ「あぁ。心っていうのは、夢に関係すると思う。」
ア「夢? 夢って寝てるとき見たりするあれか?」
ロ「違う違う。願い事とかの夢さ。そういうのを考えてると、心がない俺たちだってなんだかこう、胸から込み上げてくるものがあるだろ?」
ア「なるほどな。お前はどんな夢を持ってるんだ?」
ロ「え?」
ア「お前の願い事はなんだって聞いてるんだよ。」
ロ「あぁ、俺の願いはシオンに顔射することだな。」
403名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 20:26:48 ID:ymNO0R2s
>>402 勢いで書いた。後悔はしていないw

「……って言う話を聞いたんだけど、ほんとの所はどうなのかしら、ロクサス?」
くすり、と不敵に微笑むラクシーヌを前に、ロクサスは背中に冷たい汗が伝うのを感じながら、ぶるると身震いをする。
先日の夢を果たすべく、シオンの部屋へ出向こうとした手前、うっかりラクシーヌに見付かってしまったのが運の尽きだった。
『あらぁ、ロクサスじゃない!ちょうどアンタに、聞きたい事があったのよ〜……って、あ、こら、待ちなさいッ!』
反射的に逃げ腰となったロクサスに、ラクシーヌはまるで脱走猫を捕まえるかのごとく飛び掛かって来た。
機関トップクラスの俊足にまさか敵うはずもなく、ロクサスはあっと言う間に取り押さえられると、そのまま使われていない倉庫まで連行された。
状況的に考えて、最悪である。
「アクセルの奴……密告したなッ!」
「そう言うのは"密告"じゃなくて、"通報"って言うのよ……分かるかしら、僕?」
「うっ……で、でも未遂だし!……俺だって、あれは軽い冗談のつもりで……」
「うん、それはこれから詳しく聞かせてもらうから、大丈夫よ」
にこにこと屈託無く微笑むラクシーヌが、逆に怖い。
ひっと息を呑んで下がろうとするも、背後を壁に阻まれている上に、上半身を縄で巻かれているので、どう考えても逃げ場は無かった。
近頃ラクシーヌの機嫌が良くなかったので、あまり関わらないようにと徹していたのだが……不幸は予期せぬ所から舞い込んで来るものだ。
倉庫内に放置されていた壊れかけのパイプ椅子をロクサスの前に置くと、ラクシーヌは浅く腰掛けて、膝の上に肘を付いた。
「さて、ロクサス……あの廊下をまっすぐ行くとシオンの部屋があるけど、こんな夜更けに何か急ぎの用でもあったのかしら?」
「そ、それは……」
無いわよね、と誘導尋問のような形式で首を傾げるラクシーヌに、ロクサスは思わず言葉を失ってしまう。
普段から割りと素直に謝る事が多いロクサスにとって、この手の言い訳がすぐに思いつくわけが無かった。
困ったように黙り込むロクサスの額を、ついっと指先で弾いてから、ラクシーヌはけらけらと腹を抱える。
そして、急に真正面に向き直ったかと思うと、一言。
「正直に言いなさいよ、このクソガキ……シオンちゃんの可愛い寝顔に、僕の一週間分の精液をぶっ掛けようと思ってましたぁ!って」
「っ?!お、俺はそこまで酷い事をする気はなかったよ!」
「あらあら、の割には顔が真っ赤だけど、どうしちゃったのかなあ、ロクサス?
それとも……シオンちゃんの柔らかいピンク色の唇に、僕の熱くそそり立った物を押し付けて、先っぽを咥えてもらおうと思ってましたぁ!かしら?」
「ち、ちがう!ちがう、ってば!……や、やめろよ、そんな変な話し!」
そう否定しつつも、よくよく考えると随分と卑猥な発想だったと思い知らされて、ロクサスはかっと顔を赤くした。
確かに、シオンの部屋に忍び込んで、ちょっとだけ引っ掛けてみたいな、と思っていたのも、あわよくば口元に、と思っていたのも、全部事実だ。
それを真正面から罵られ、もうやめてくれ、とばかりにロクサスは顔を背ける。
が、拘束されてる以上、耳までは塞ぐ事ができず、ラクシーヌのあざ笑う高音がきんきんと頭に響いた。
404名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 20:31:43 ID:ymNO0R2s
「……ったく、どいつもこいつもシオンシオンうっさいのよ!あー、むかむかする!」
急に笑い声に苛立ちが混じったかと思うと、ラクシーヌはいーっと歯を剥き出した。彼女の近頃の不機嫌の原因は、まさにそれだ。
ラクシーヌは組んでいた足を振り上げると、ロクサスの胸にがつっとブーツの底を押し当てた。
そして、空いた方の靴底で、ロクサスの無防備な下半身をぐりぐりと踏みつける。
「う、あぁ、い、つっ……や、止めろよっ!」
「何よ何よ、あんな小娘のどこが良いって言うのよ!胸もお尻もちっちゃくって、痩せてて、いかにも経験不足、って感じじゃない!」
「い、痛いって、ラクシーヌ!は、離せっ……ふわ、ぁあっ!」
情けない声を上げて、ロクサスは喉を反らす。
足で乱暴にされても、刺激が加われば勃ってしまうのは、男の性だ……いや撤回。"十三機関の男"の性だ。
ここにいると、男は皆、自分の中の新たな一面に気付かされるのである。
「さぁて……今夜は悪戯出来ないように、しっかり絞らせてもらおうかしらねえ……」
ふふっと口元に妖しい笑みを浮かべ、ラクシーヌはくっと身を屈めると、小刻みに震えるロクサスの唇に軽く触れた。
もう逃げられない、と悟り、ロクサスはごくりと唾を呑み込んで、覚悟を決める。
だから皆、シオンに走るんだよ、と呟こうとしたロクサスの声は、間もなく悲鳴に呑まれて消えて行った。



エロ無しでスマソ。シオソぶっ掛けも萌えたが、今月は楽タソの月だしな。もう毎日奴隷宣言だなw
405名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 22:18:15 ID:7dPZ8YQb
ロクサス
「別にシオンにかけなくたっていいんだ!
 なんなら寝顔を見るだけで半年はオナネタに困らないし、ちょっと欲を言えばほっぺをプニプニ触りたいぐらいで…
 俺微乳好きだし? 黒髪好きだし?
あ゙! やめてやめて! ラクシーヌ、俺が悪かったからやだ! パイズリの刑はやめて!

あう! ひぃ! ぐぅ! シ、シオン、の為、に、二、週間、オナ禁、して、たんだ、うぅ! やだっ! ラク、シーヌの、顔には、かけたく、ないぃっ! あ! …あぁ…」
406名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 01:42:08 ID:sTVUGZgt
このスレのロクサスはみんな変態だなw
407名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 07:29:50 ID:wHQZW0bU
丸波キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
時間のあるときにゆっくり書いてね!ずっと待ってるから!!
408名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 21:34:02 ID:UrM1Bsw0
ロクサスはえっちなのにロクサスのことが好きだから文句言わないシオン
409名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 04:36:31 ID:H3Y7kORH
つうかまだたいした情報もないのにシオンやアクアのことよく妄想出来るね
いや煽りとかじゃなくて純粋にすごいと思う
410最海(陵辱) 1:2008/12/03(水) 14:02:13 ID:Kuf6I+A1
※最海。陵辱。2で空土下座後辺り。


「……起きろ」
牢獄の静寂を破って聞こえて来た声に、海里は抱えていた膝からはっと顔を上げた。
見上げた先、正面に立ちはだかる男の顔には、罰の字の大きな傷がある。
ナンバー7・サイクス……無理やり腕を引っ張っていたアクセルが、そう言って逃げるように姿を眩ましたのは、つい数日前の事だ。
状況がまるで分からない海里にも、この男が何か重要な位置にいる事は、薄々感じ取る事が出来た。
警戒するように眉を潜める海里に、サイクスはにやりと口の端を持ち上げる。
「……良く眠れたか?」
「ふざけないで……今すぐここから出して!」
「聞き飽きた台詞だな……今日はお前に、懐かしい話でもしてやろうと思っていたものを」
懐かしい話、と強調して、サイクスは肩を竦めて見せる。
強い輝きを放つ海里の視線が、少しだけ不安に揺れる。そこに付け込むように、サイクスは更に声を潜めた。
「……彼に会って来た」
「彼……?」
不思議そうに首を傾げるのも束の間―――それが待ち続けていた少年の一人だと気付き、海里はすっくと立ち上がる。
アクセルも言っていた。大切な人に会いたくないか?言うまでもない……空の事だ。
「空に何をしたの!」
「ふん……お前に会いたいかどうか、訊きに行ったのだ」
サイクスの人差し指が立てられ、真っ直ぐ海里に向けられる。
私に……と唇が震え、次いでぞくっと寒気のするような恐怖が湧き上がるのを、海里は心の奥底で感じた。
「もちろん、あの少年は力強く頷いた……態度に示せ、と言ったら、喜んで地に平伏したぞ」
「!」
「世界を救う勇者が、女一人に無様なものだな!……俺に心があれば、大笑いする所だった」
そう言いながらも、すでにサイクスはげらげらと腹を抱えていた。
下卑た笑い声が、他に何も無い牢獄の中に嫌と言うほど響く。
「何て事を……」
息を呑む様に、海里は口元を押さえて一歩後ずさった。
まだ十も半ばの少年を相手に、この男……いや、男に限らずこの組織は、一体何を考えているのだろうか?
分からない。けれども、それが良い事ではないのは、確かだ。
サイクスは笑いを止めると、立ち竦む海里を正面から見据えて、にいっと微笑みかける。
「さて、海里。今度はお前に訊きたい……お前は、空に会いたいか?」
「……」
同じ問い掛けをされた時、空が躊躇いも無く頷いた姿を想像する。
幾ら空だって、分かっていたはずだ―――この男の言葉が、単なる煽り文句だと言う事ぐらい。
けれども空は頷いた。それが誰のためなのか、痛いくらいに伝わってくる。
「……会いたいよ……とても」
口から自然と出た海里の言葉に、迷いは無かった。ただ会いたい、それだけだ。
空もきっと同じだった。会いたい。一目で良い。それだけ。
「そうか……ならば、空と同じように、態度で示して見せろ?」
「っ……」
期待するように輝くサイクスの黄色い小さな目は、まるで悪魔のようだった。
海里はその視線を一身に浴びながら、おずおずと冷たい床に膝を付く。
床に両手を乗せると同時に、身体の上に圧し掛かる、ものすごい屈辱感。
けれども、大切な少年の姿を想像すると、幾らかは楽になれる。
頭を垂れ、額を白い石の上に押し付けると、海里は噛み締めていた唇の緊張を解き放つ。
「お願いします……空に会わせて下さい」
ふっと、サイクスの口からえも言われぬ息が吐き出される。
満面の笑みで見下ろしているのが、雰囲気だけで察する事が出来た。
悔しい……でも、他にどうする事もできない。
「そうか、それほど会いたいか……なら、なおさらだめだな」
「ッ!……どうして!」
意味も無く前言撤回をしたサイクスを、きつく睨み返してやろうと、海里は勢い良く顔を上げた。
しかしながら、海里の身体は無情にも黒いブーツに蹴り飛ばされ、固い石の床を転がって行った。
411最海(陵辱) 2:2008/12/03(水) 14:03:35 ID:Kuf6I+A1
「い、たっ……何するのよ!」
身体に走る鈍い痛みに、海里は目を白黒とさせながらも、何とか起き上がる。
しかしながら、庇うように構えた腕は、サイクスの黒い手に易々と掴み取られた。
頭の上で両手首をねじ上げられ、そのまま押し倒されると、海里は床に張り付けの状態となる。
離してよ、とばかりに脚をじたばたとさせるが、非力な少女の抵抗など、サイクスにとっては痒いものだった。
「お前は空を怒らせる道具だ……もっと堕ちてもらわないと、困るのだよ」
くつくつと喉の奥で笑い声を漏らしながら、サイクスの指先が胸元で振れるワンピースの金具に引っ掛かる。
そのままシャッとファスナーが引き下げられ、海里の前が全開した。
「ッ!?いやっ!」
露出した肌に直に触れる男の視線に、海里は恥ずかしそうに顔を背ける。
しかしながら、サイクスは下着ごとキャミソールを捲し上げると、その下で震える少女の胸の頂を惜しみも無く解放させる。
大分形を成してきたとは言え、まだしこりの残る胸は、男の手の平に押し潰されると、痛みを伴った。
「あ、い、っつ……!」
「まだ幼いな……こんな子供が世界を動かしているとは、なんと愚かな……」
痛みで怯む海里を蔑みながら、サイクスは下の下着もするすると剥ぎ取る。
そして、両脚が閉じないように開かせながら、しっかりと膝で固定する。
毛も生え揃っていない未成熟な性器を指で押し広げて、サイクスはさも嬉しそうに舌なめずりをする。
「綺麗な身体だ……あんな小僧にやるには、実にもったいない」
「やめな、さい、よ!離し、てッ!」
そこでようやく、この男の目的が卑猥なものだったと確信し、海里は全身全霊でもがいた。
しかしながら、押さえつけられた身体はピクリとも動かない。
曲がりなりにも、大の男と、少女だ。力量差など目に見えて明らかである。
「この、変態ッ!卑怯者ッ!」
「その減らず口が、いつまで持つか……見ものだな」
怖気づく事無く食って掛かる海里に、サイクスは面白いものでも見たかのようにすうっと目を細める。
その眼光は余裕に歪み、勝ち誇った輝きを放っていた。
412最海(陵辱) 3:2008/12/03(水) 14:04:25 ID:Kuf6I+A1
簡単だった。まだ自慰と言う言葉の意味すら知らない少女を、目覚めさせる事に、下手な技術は必要なかった。
性器の縁をなぞり、潤ってきた所で蕾を擦ってやると、海里の身体は意図も簡単に震え上がった。
「ふぁ、ぅあ、んっ!」
伏せた睫毛を震わせながら、海里はつま先までぴんと伸ばす。しなやかな白い脚が、緩やかな弧を描いて振れた。
ぬかるみ始めた少女の蕾を摘み上げようと、指先を辿らせる。だが、まるで遊びのように、蕾はぬるぬると逃げ回る。
充血した表面を這い回る感触すら、今の海里には耐え難いものだった。
「ふあ、あ、ああああ―――ッ!」
ようやく掴めた蕾を軽く捻ると、海里の身体が震え上がった。鼻に掛かる甘い悲鳴が、絶頂を知らせる。
一旦手を止めて、海里の息を整えさせてやると、サイクスはにやにやと小首を傾げて見せた。
「どんな気分だ?……心地良くて、堪らないだろう?」
「だ、誰が……こんな事、ぐらい、で……ッ!」
びく、びくっと、余韻に震える身体を何とか抑えながら、海里はなおも睨み付ける事を止めない。
簡単には屈しないその強さが、サイクスの中でくすぶる嗜虐の衝動を逆撫でした。
「……そうか、この程度では物足りないのか。さすがは、空の見込んだ小娘だけの事はあるな。
だが、今言った言葉を、身に染みて後悔するが良い……―――」
意地悪く笑い、サイクスはそれまで性器をなぞっていた指先を、下端で止めた。そしてそのまま、押し上げるように力を込める。
すっかり充血して濡れそぼった少女の穴に、つぷっと、指が埋め込まれて行く。
産まれて初めて味わう奇妙な感覚……なのに、本能的に海里は察した。これは良くない、と。
「や、やめ……っ?!」
指の第二関節が埋まった辺りで、サイクスは指を折り曲げると、何かを探るように壁を擦った。
そして、ぴくんっと海里の身体が震える一点を見つけると、ゆっくりと圧迫するように刺激を加える。
「い、いやぁッ!ふ、あああ!!うぁ、あ、ああ、あ、はぁ……んああっ!!」
身体の内側から、確実に弱い部分を押し上げられ、海里の身体が悦びに震える。
高められていた過敏な神経は、続けざまに来る波を難なく受け入れた。
逃れようと身を捩るも、逆にサイクスの指がめり込んで、更なる高みに上り詰める。
「あ、だ、だめぇ!あ、あ、はぁああ、んうぅッ!」
「どうした?先ほどまでの威勢の良さはどこへ行ったのだ?」
「うやぁ!あ、あ、いや、めぇ!だめ……いや……あ、あ、あああああッ!」
一際大きな震えと共に、海里の身体が跳ね上がる。白い肌は既に色付き、透明な汗の雫が滲んでいた。
痙攣が治まった所で、蜜が溢れ返る中から指を引き抜き、サイクスは海里の口元へ運ぶ。
ぐったりとうな垂れる海里は、甘酸っぱい少女の蕩けた味に、不快そうに顔を顰めた。
「ん、む……」
口の中をかき回しても、噛み付いてこない事を確認し、サイクスは海里を押さえ込んでいた手を解放してやる。
けれども、海里は動かない。夢と現実の間に取り残されたように、その目は虚ろだ。
「さて、そろそろ覚悟は出来たか?……泣き叫ぶのは、これからだ……」
淡々とした声でそう言って、サイクスは黒いコートの裾を捲し上げた。
ベルトを解く金属音が聞こえたが、海里はもう、起き上がることすら出来なかった。
413最海(陵辱) 4:2008/12/03(水) 14:05:14 ID:Kuf6I+A1
強い失念に支配されていたせいか、初めの痛みは無かった。
でも入って来たのは分かる―――自分の中の閉じられた場所に、何か熱くて大きなものが、入って来る。
「い、やぁ……やめ、てぇ……―――!」
「今更もう遅い……残念だったな」
か細い悲鳴諸共埋め込んだ所で、サイクスは満足そうに微笑むと、海里の両膝の裏を押さえ込んだ。
粘液とは違うさらりとした液体の感触が、その結合部から垂れて行くのを、海里は曖昧な意識の中で感じ取る。
この感触は、血だ。見てはいないが、はっきりと分かる。
「いや、だよぉ……こんな、の……い、やだ、よぉ……!」
ひく、ひくっと胸元を震わせて、海里は視界を滲ませる。
だが覆いかぶさる男には慈悲など無い。今しがた開いたばかりの少女の身体を、最初から激しく揺さぶる。
「た、たすけっ……そ、ら……っ!」
「ああ、そうだ……あの少年に、助けを請うが良い……空は俺を憎むだろう……そして、その憎しみこそが、世界を変えるのだ……!」
反射的に呼んだ名に、サイクスが満足そうに顔を緩める。それから、海里の身体を更に丸め込んで、奥深くを突き込む。
「ふ、ぁあ!うぁあああっ!」
喉を反らし、海里は虚ろな目付きのまま、サイクスの肩越しに白い天井を見上げた。
犯されてる自分が、どこか他人のように感じられる。
でも胎内を抉る感覚は、事実だ―――鈍い鉛を埋め込まれているように、苦しい。重い。痛い。
「い、い、ひぅっ、ぐ……っ」
やがて正面から突き上げる事に飽きたのか、サイクスは繋がった状態のまま海里の身体を反転させた。
上体を垂らして腰を上に持ち上げると、後ろから深く重ね合わせる。
床に強く頭を押さえつけられ、海里は先ほどの土下座を思い出した。
身を絞られるような屈辱感―――だが、逃れる術は無い。
髪を引っ張られ、上を向かされる。毛の抜ける痛みに顔を顰めるも、男の支配的な表情は微笑みかけるばかりだ。
「あ、あ、そら、そらぁ……っ」
意味も無く呟いた声が、男の荒い息に掻き消された。押し当てられる柔らかい唇の感触。
あ、キスも初めてだったっけ……と海里は一瞬思った。でもそんな意識は、再び黒い何かに絡め取られ、堕ちて行く。
口の中に生暖かい舌が這いずり回り、顎の裏側をねろねろと舐められる。
口角から溢れた唾液が、床に付いた手の甲にぽたりと零れ落ちた。
414最海(陵辱) 5:2008/12/03(水) 14:09:02 ID:Kuf6I+A1
「どうした、海里?もっと俺を罵るが良い……それとも、屈するのか?」
「く、う、あ、ひっ!」
背中を撫でていた手が、身体の表側に回り、ぴんっと立ち上がった胸の頂点を摘み上げる。
そのままこりこりと解すように転がされると、海里はくすぐったさに震え上がった。
味わった事の無い感覚だ。痛みを超えて、何か別のものが、海里の中で膨らみ始める。
「いやぁあ!やめ、てぇ……おねがぁ、い……あぁ!」
産まれてから今まで、身体の奥深くで大切に護られて来た器官が、卑猥な男の欲望によって、容赦なく攻め立てられる。
湧き上がってくる、脚の突かない衝動。ふわり、と浮き上がるような意識。
得体の知れない焦燥感に、呑み込まれたくない、と心が強く拒絶する。
けれども、痛みに耐えかねた身体が、早く楽になりたくて、それを受け入れようとしている。
相反する二つの意識のせめぎ合いに終止符が打たれたのは、間もなくの事だった。
「あ、あああああ―――っ!」
ぷつり、と何かが途切れたかのように、それまで泣き叫んでいた海里の口から、甘い息が漏れる。
サイクスがそれを見逃すはずも無く、更に深く突き込まれる。
「ん、ふ、ん……あ、あ……うぁ、はあ……ああっ!」
一番奥に突き当たった所で、サイクスが動きを止めた。
胎内に深く根付いたものが、襞を掻き分けるように膨らんで行くのを、海里は直に感じた。
男の指が一本、二人の結合部に添えられて、海里の割れ目をそろりとなぞる。
いきり立った蕾を根元から擦り上げられ、少女の無垢な身体が緊張する。
「あ、あ、ふぁああ、うああああッ!!」
虚空の中に流れ込んで来た強い衝動に、海里の身体は簡単に波打った。
まだ幼い性器が、ぎちぎちと締め付ける感触に、サイクスは心地良さそうに顔を顰める。
どくんっと、海里の最奥で熱い昂ぶりが弾けたのは、直後の事だった。
「はっ!……造作も無い……」
荒げた息と共にそう言って、サイクスは海里の身体を乱暴に前に押しやった。
ずるり、と内蔵ごと引き抜かれるような感触の後、海里は抵抗無く床に倒れ込む。
胎内に残る余韻に、びくり、と身体が震えた。
と同時に、急激に込み上げてくる、罪悪感―――
「あ、ふぁ……やぁ……どうし、てぇ……」
手の平で顔を覆い、海里は戻って来た意識の中で、引き攣った息を飲み込んだ。
震える手で自分の性器に触れる。どろりとした粘液が、指先に絡み付く。これが、吐き出された欲望。
「いやぁ……あ、あ、あぁ……うぁ、あ……そ、らぁ……そ……ら……」
床に平伏して、海里は嗚咽を上げる。開かれた性器から、とろり、と生温かい白濁液が零れ落ちて行った。
415最海(陵辱) 6:2008/12/03(水) 14:10:11 ID:Kuf6I+A1
すすり泣く海里の前に回ると、サイクスは前髪を掴んで無理やり引き上げた。
そして、ちょうど腰の位置に顔の高さを合わせると、涙で滲む頬に、今しがた精を放ったばかりの性器を押し付ける。
男の性器は、白っぽい体液でべっとりと濡れていた。そこには、薄い赤色も混じっている。
その意味を、海里は今、身を持って体感している。
顔を背けたい。でも、そんな事など出来ない。まるで身体が分離したかのように、海里はゆっくりとそれを手に取る。
「舐めろ」
男に導かれるがままに、海里は唇をすぼめ、その先端に吸い付く。
口の中に広がる、苦い味と、新鮮な鉄の味。それが混ざり合って、不味い、と思う。
「ん、む……」
ひたり、と舌を這わせて、付着した体液を丁寧に舐め取っていく。
気持ち悪い。吐きそうだ。けれども抵抗する力も残っていない。もうだめだ。
―――海里、離れていても、俺は……
朦朧とする意識の中、耳の奥に微かに残る、少年の声。優しい、少年の声。私の大切な人。空。
会いたかった。とても会いたかった。でも、今は―――
「さて、もう一度訊こう……空に会いたいか?」
わざとらしくゆっくりと、サイクスはそう問い掛けた。
と同時に、男の性器が口の中でびくんと蠢き、再び膨らみ始める。
立ち上る禍々しい気配―――ここから逃げる方法など、果たしてあるのだろうか?

最後の一舐めでサイクスの物から顔を離すと、海里は目を伏せたまま、力なく首を横に振った。



416名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 16:08:48 ID:nUx8UIBX
最海もいいですね! 有りそうであまり見かけなかった組み合わせですしね・・とにかく素晴らしい!
417名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 23:59:45 ID:pmxKJEZn
シオンはともかくアクアの口調はどこで知ったの書き手さん
418247:2008/12/04(木) 08:33:27 ID:MT/vxrws
>>417
T○S2008。俺もあれはやりすぎたと反省してる。
ごめん、はしゃぎすぎた。
419名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 12:18:54 ID:zHItakEv
まぁパロディなんだからいいじゃないの
ここもやっとSSが投下されるようになったんだから
書き手さん乙、好き勝手やってください
420417:2008/12/04(木) 16:44:46 ID:h6kxe2dr
>>418
まだ俺が知らないBbsの情報が入ったのかと思って聞いてみただけ
421名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 23:48:45 ID:MKWHlsGU
アクセル「ロクサス、アイス食べないか?」
ロクサス「シオンとにゃんにゃんしてるから後でね」
422名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 05:38:22 ID:9wkbwWcs
最海GJ!!

>>416
お前この前から素晴らしいしか言えんのかw
目立ってるから気になるんだよなw
423名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 20:51:39 ID:aabyGURZ
亀どころじゃない遅レスだけど、テラ×アクアとアクア×ヴェンあげた書き手さんたち乙!!
口調やらキャラ設定やら本当に情報が少ないなか、原作と思えるくらい本当に説得力あって感動した

あの3人が今すごい気になってて、情報に飢えてたからすごいいい刺激になったよ、ありがとう
自分の萌力にしる(`・ω・´)



ってことで思いをぶちまけて、エロパロ初心者はROMります

424名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 21:24:07 ID:I/wn839Y
それが原作と離れすぎてたらもう原作のテラアクヴェンには馴染めなくなるね
425名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 01:55:49 ID:gVuNqVQD
続々と新作が出るが果たしてKH2で解決済みの波音はどのくらい見れるんだろうか
カイリはヒロインだから問題無し、アクアシオンは新作が本番
個人的にはロクサスと機関時代が被っててデミックスあたりと仲良くしてたらななと
作中でも同じノーバディとして機関の目的を全否定はしてなかったし
426名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 05:42:21 ID:6mVaSGCX
素晴らしい素晴らしいって言ってる人…
もしかして自分のサイトに一時期粘着みたいに連続で空気読めないコメントしてきた人と同じ人かも
だからどうだってわけじゃないけど…本当にどこでも同じ事しか言えないんだね…
427名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 11:35:45 ID:7C3hN1N8
※続きは同人板で!
428名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 17:05:38 ID:jsXVdwMV
>>426
単に同人嵌まりたてで感想言うのに慣れてない人なんじゃないか。
好意的な反応してんだから好意的にうけとっとけ。
429名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 06:14:52 ID:nnbU8Rfl
誰か・・
430名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 12:32:36 ID:UMHc/+5j
ロクサスとシオンはアクセルが忘却の城に出かけてる間は
二人きりで駅の時計塔で身体を触りっこしているらしい
431名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 14:27:18 ID:LLJR6yUa

シオン「うう・・・ロクサス・・・らめぇ・・・やめてぇ・・・誰かに見られちゃう・・・」
432名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 21:46:06 ID:hvBavANx
ロクサス「口では否定的なこと言っても身体は正直って本当なんだね。」
433名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 20:49:49 ID:0gGvuxc7
シオ「はずかしいよ…もうやめようよ…」
ロク「そんなこと言って、本当は気持ちいいんでしょ?」
シオ「そ…そんな…こと…気持ち…いいけど…でもぉ…」
ロク「ほら、恥ずかしがらないで言ってごらんよ、もっとやってくださいって。」
シオ「…うぅぅ…もっと…やってくださぃ…」
ロク「はい、よく言えました!」
シオ「あっ! あああ! ダメ! ダメ! いきなり三本なんて入らない!」
ロク「あぁあ、指だけでイっちゃうなんてつまんないな…」
434名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 18:23:21 ID:+OvGrYIH
ロクサスにハァハァするスレ
1 :14:2008/12/18(月) 10:00:17
みんなで自由に話して下さい(o≧∇≦)o
2 :Z:2008/12/18(火) 10:08:29
糞スレ

3 :炎使い:2008/12/18(火) 11:45:29
>>1乙wwwwwww

4 :4:2008/12/18(火) 12:31:51
>>1
zipでくれ

5 :旋風:2008/12/18(火) 14:12:15
>>1
そうだね。終了

6 :11:2008/12/18(火) 17:38:21
そんなことより機関一イケメン決めようぜ
6 :10:2008/12/18(火) 18:10:59
13はあと20センチ成長すべき

7 :9:2008/12/18(火) 18:12:41
まずは>>1のおっぱいうp

8 :2:2008/12/18(火) 18:23:17
むしろNo1のおっぱいうp
435名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 03:28:44 ID:fOq9MynN
ちょっと前のテラ×アクアの人のが好きだったなー
丸波にも期待
436六波 1:2008/12/20(土) 11:17:34 ID:0XndKURL
>>423
ありがとう。Bb/S楽しみだな。
>>434
最初気付かんかった。旋風の口調優しいなww

保守代わりに投下。六波フェラネタ。


「ふぁ、あ……」
膝の上に乗り、下半身に顔を埋める少女は、その情けない声に反応してちらりと上目遣いを投げかけた。
「んちゅ、む……ん、ちゅ、ちゅ……ロクサス、どう、気持ち、イイ?」
「そ、そんな、事……」
当たり前だ、と言う前に波音のピンク色の唇に先端が飲み込まれて、思わず声を失ってしまう。
柔らかくて生温かい口腔内の感触は、分身の先端から溢れる透明な粘液でねばつき、絶妙な濡れ加減となっていた。
そのまま波音は、ゆっくりと顔を上下させる。柔らかな金髪が下腹部に垂れて、くすぐったく揺れる。
「んむ、ちゅ……ロクサスが、気持ちいひ、なら……私、もっとがんばる、ね……ちゅぷっ、む……ちゅっ」
わざとらしく立てられる卑猥な水音が、夕焼けに包まれた部屋に響いて、より一層興奮を誘う。
空の中に設けた想像上の居場所は、黄昏街での記憶を元に創られていて、空と海里が会う時はいつも、波音はここに来てくれた。
前の逢瀬の時は、波音の準備が整った所で強制退場……つまり、空と海里が離れたので、結局最後まで出来なかった。
それで別れ際に、『また明日な』と言ったのにも関わらず、それから空と海里は会う機会が無かったらしく、気が付けば三日も放置される羽目になっていた。
喧嘩だか何だか知らないが、飛んだお預けを喰らう事になってしまったので、今日は会った直後からそわそわが収まらなかった。
波音もそれを察してくれたのか、困ったように眉を垂らしながら、少しだけ赤みが差した頬にキスをしてくれた。
『いいよ、しよう……でも前はロクサスがしてくれたから、今日は私がしてあげるね』
別にそんな必要など無かったのだが、また前みたいな事になったら困るでしょ、と笑われたので、お言葉に甘えてそうしてもらう事になった。
437六波 2:2008/12/20(土) 11:21:36 ID:0XndKURL
で、今に至る。ベッドの上に仰向けに寝かされ、そして開かれた下半身に、大好きな女の子が顔を埋めている。
敵に腹を見せるな、と教育された機関での日々が一瞬脳裏を過ぎった。だとすれば、今のこの状況は、完敗宣言に等しいのだろう。
「むちゅ、ちゅ、ちゅっ……ぷはぁ……はぁ、はぁ……」
顎が疲れたのか、そこで性器から口を離し、波音は大きく息を吸い込んだ。
熱を持つ少女の吐息が、不規則に先端に吹き掛かる。長い時間咥え込んでいた為か、苦しそうだ。
「な、波音……べ、別に、無理はしなくても……」
「平気……でもちょっとだけ、待ってね……」
息を整えるように大きく深呼吸をしながら、波音は綺麗に整えられた眉を寄せ、口元を手の甲で押さえている。
空いた手で申し訳程度に扱いてはくれているが、手の平が小さいので、返ってもどかしいだけだった。
もう十分波音の気持ちを堪能したので、止めさせようと少し脚を動かすと、ちょうど太腿の上に、柔らかい肉の感触が当たる。
機関の女と言うと、どこか鍛えられたイメージがあるので、任務中に不意に身体が触れても、特に気にはならなかった。
でも波音は違う。あまり運動をしない人間の、必要最低限の筋肉で成り立っているような身体は、まるでマシュマロのようにふにゃりと形を変える。
先日見た真っ白な肌を想像し、更に気分が高まったせいで、波音の手に握られていた分身が、びくんと反応した。
それがまるで、催促しているような形となり、波音はへへっと申し訳無さそうに笑い返す。
「ごめんね、待たせちゃって……いいコ、いいコ」
「え、いや、そんなわけじゃ……あぁ、うあぁ……!」
波音の手の平が、先端をくるくると撫で回す。極限まで高められている衝動が弄ばれ、思わず腰が粉々に砕け散りそうになる。
それから波音は、金色の髪を耳に掛け、再び性器の真上に顔を合わせると、小さく口を開いた。
赤く腫れ上がった亀頭の形に合わせて、小ぶりな唇が変形する。同時に、固く尖らせた舌が先端の窪みにぐにゅりと押し付けられる。
声にならない悲鳴を上げると、波音はそこが弱いと知ったのか、執拗に尿道口に舌をくねらせた。
性器の内側を擦られる気持ちよさに、波音の口の中で、一回り欲望が大きくなるのが分かる。
限界は近い。
438六波 3:2008/12/20(土) 11:24:09 ID:0XndKURL
「んふ……おっきい……もう、出ちゃいそう……だね……」
ちゅっと最後に口付けた後、波音は再び先端を咥え込み、ゆっくりと熱い口腔内へ引き込んで行った。
昂ぶりが全部埋まり切った所で、頬を窄めて口全体を性器と密着させる。
そのまま先ほどよりも早く顔を動かされ、一気に吐精感が加速する。
「んむ、ちゅぷ……ふ、う、ぅん……ちゅちゅっ……ちゅ!」
「あ、あぁ!」
口の内側の粘膜と、裏筋に這わされるざらついた舌の感触に、堪らず波音の頭を強く押さえ込んだ。
突然の事に驚いた喉の奥が、きゅうっと収縮し、更に亀頭を締め付ける。
それが引き金となるように、管を押し広げるように込み上げてきた欲望が、どくんっと脈打って波音の奥にしとどと流れ込む。
「んちゅ、ふっ、ん、くっ……!―――んちゅ、ちゅっ」
勢いを持つ第一波を何とか飲み干した後、管に残った液を汲み上げるように、波音は手で扱きながら先端を強く吸い込んだ。
ひく、ひくっと数度腰がわなないた後、身体の中が空っぽになったような錯覚に、思わずはぁっと大きな溜息を吐く。
性器の震えが落ち着くまで、暫く愛撫を続けていた波音だったが、やがて唇に付着した液をぺろりと舐め上げると、軽く顎の下を拭いながら顔を上げた。
「んふ……すごく、濃かった……我慢、してたんだね……」
「そ、それは……うん……」
恥ずかしそうに頷くと、波音が満足そうに隣に寝そべってきた。
胸元から覗く白い肌は、薄っすらと赤みを帯びていて、女の子特有の甘い香りがした。
波音は肩に手を乗せ、まるで猫が甘えるように擦り寄ってくる。その身体は、ほんのりと熱い。
「ねえロクサス……今日はまだ、もう少し時間がありそうだよ」
「そ、そうだな……」
小さく囁かれた声に、ロクサスはますます顔を赤くさせた。
波音の顔が近い。顔だけじゃない、身体も近い。
寝返りを打ち、波音の方を向くと、ロクサスはその小さな身体に腕を回して抱き寄せた。
「ねえ……ロクサス」
もう一度囁かれ、そして今度は、上着のファスナーに手が掛かけられる。
同じように、波音のワンピースの裾をするすると手繰り寄せると、胴体の下の方に、再び血が集中するのを感じた。
今日こそは、と思う。だからそれまで、どうか空と海里の気が代わらない事を祈った。


439名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 12:10:55 ID:8hQzBLBl
六波GJ!!!!!!!!
この二人は微笑ましくて良い
440名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 23:46:21 ID:ncU/4K/7
自分もテラ×アクアの人好きだ。エロイよな
また来てくんないかな
441名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 03:52:00 ID:4eFCpjwJ
ロナルドとグーフィに犯されるソラを書いてください。
442名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 17:49:26 ID:axxXcRtv
六波GJ!可愛いなこの二人
初々しい純愛もいいし、バイオレンスものもはまりそう
443名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 20:58:46 ID:fOgL6YXt
ロナルド「ランランルー」
空「ああああアアアアッー!!」
444名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 21:20:24 ID:Q7jcDNZJ
最近ラクシーヌ×ヴィクセンよくね?とか思ってきてしもた(・ω・;)
445名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 21:21:00 ID:Q7jcDNZJ
ああああ
446名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 15:37:04 ID:EwAFQKlX
また空海の純愛物が見たいです
447名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 22:40:55 ID:jPfF5E7o
普段はドSなラクシーヌだが、ロクサスが相手だと優しい手ほどきをしているらしい。
448名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 03:13:04 ID:PUnVHDMW
空海よみたいなぁ
空がちょっとSなの
449名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 06:46:28 ID:2EhUvHuV
>>446
お前いい加減クレクレやめろ、sageも使えないくせに

>>447
それ何てショタ
450名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 17:44:44 ID:C6Y5M4pK
>>446
半年ROMれ
451名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 19:18:25 ID:alKNP7Ep
女体化って誰が望んでるの?
452名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 19:33:11 ID:bAo7NwKL
俺俺
453名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 12:34:31 ID:62cOd/n1
(笑)
454名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 14:44:06 ID:whLys9U3
オレット「ロクサス…アイスを突っ込むなんていくらなんでも変態過ぎだよ…。」
455名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 01:43:04 ID:CEanK2Fy
ロクサス「ハァハァ」
456名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 02:06:57 ID:jK0rQgNF
オレット「ロクサスやめて! いくらなんでも危ないよ、アイスを挿れるなんて…。
あっ! や、やめ…あぁぁ! ひぁぁ冷たッ…くぅぅ、痛い痛い! だめ! やだ! あぁぁ! そんなに激しく…!! はぁ…はぁ…ひどい、ロクサス…。
…ロクサス? な、なにやってるの! だ、だめ! 汚いよ! そんなの食べないで! あっ!! …そんな…私のココに挿れたアイスだよ? すっごく汚いのに…そんな美味しそうに食べないでよ…。
…美味しいの? そんなわけないよ…。ロクサスのバカ…。…だって私の…カラダの……。
私のカラダのこんなところまで平気で口に出来るなんて…ロクサス…。」
457名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 02:55:53 ID:CEanK2Fy
そんなに突いちゃって抜くとき棒だけしか取れずにアイス埋まっちゃったらどうすんだww
458名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 02:58:59 ID:HujjgT0g
test
459名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 11:33:58 ID:LaN5t1pA
ロクサス変態だなww
しかもシーソルトアイスってガリ○リ君サイズだろw
460名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 16:22:51 ID:t4OYwcBo
>>457


「ああぁ! ロクサス! もう、突っかかって出なくなっちゃったじゃない! 冷たいよ! はやく出してよぉ!」
「棒が抜けちゃったから出せないよ。」
「ええっ! そ、そんな…ど、どうすればいいの!」
「大丈夫、そこから滴ってきた溶けたアイス、俺が舐めてあげるから。」
「えっ、ちょ、ちょっとやめて! あっ! ダメ、あ! あっあっ…あああ!! あぁ! いやぁ! 舐めないで!」
(ペロペロ)
「いやぁぁ! もう、やだぁ!」
「…なんかオレットの味がする…」
「そんなこと言わないで! もうやめて! なんとかしてよ! 早くアイス出して! 冷たい!」
「分かったよ、そんなに言うならすぐ取り出してあげるから…。じゃぁちょっとゴメンね…」
「ひっ…ロ、ロクサス、なにするの…? や、やめて、そんなの嫌! だめ! そんなことしちゃだめ!! あああああああっ!!!!」

※ ロクサスが何をしたかはご想像にお任せします。
461名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 11:02:29 ID:YLEYvQTV
ロクサスはいつ頃からこういった位置付けになったんかな

いや好きだけど
462名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 18:54:05 ID:0IJfde4K
むしろロクサスが普通でシオンがヤンデレ
463名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 22:51:04 ID:SUdt9O6Q
「ちょっと!放しなさいよ!こんな事してただで済むと思ってるわけ?」

「なに、私の研究の成果をみる為のちょっとした実験台になってもらうだけさ」

「そんなのあのコに試せばいいでしょ・・・!」

「波音では刺激が強すぎて壊れてしまう恐れがあるのでな」

「壊れるって・・・・あんた、あたしに何する気!?」










みたいな4x12が読みたいな
464土竜:2009/01/04(日) 23:57:18 ID:xfK3tupK
すいません
SS書いたんですが投稿していいですか?
「空気読めよカス」
とかいわないでください
後ここやおい専門じゃないですよね?
465土竜:2009/01/05(月) 00:05:15 ID:xfK3tupK
すいません
飛んだところがたまたまやおいなだけでした

466名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 00:11:09 ID:96subHQL
ん?何か分からんけど投下するならどうぞ〜
正座して待ってるよ
467土竜:2009/01/05(月) 00:18:59 ID:9N2Q+uhb
では行きます
468土竜:2009/01/05(月) 00:19:24 ID:9N2Q+uhb
空の家にて


んちゅ・・・んちゅ・・
舌を絡ませるキスをしていた
「海里ほんとにいいの?」
「うん。きて空...」
今、自分の部屋で初めての行為をしている
「ンッ...アレ?」
うまく入らずあせったが海里が導いてくれた
ズニュュ〜〜〜
先端が入り未知なる感覚が突き抜けていく
「んっ...」
「あっ...ん...ああぁぁぁぁ...」
全部入ったが動くいってしまいそうなのですこし休む
少しして
「動くよ」
「うん」
クチャ...クチャ...
みだらな水音が秘部から出てくる
「あ...はっ....んんっ...あっ...ああぁぁ......」
初めてでしかも目の前で感じている海里を見ているのもありあっけなくいってしまった。
469土竜:2009/01/05(月) 00:37:09 ID:9N2Q+uhb
「あ...」
「....」
重たい沈黙が走る
「ごめん」
「大丈夫。もう一回してもらうから♪」
「へ?」
ズルン..
自分のものを抜かれたと思ったら視界は天井を向いていた
「んちゅ...んちゅ.....」
「ちょっと海里!?」
体位を69の状態にし秘部を眼前に晒す
あまりの変わりっぷりに驚いている自分に関係なくさっきまで入っていたものに舌を絡ませていく
「モゴ..ん?..私はぜんぜん気にしてないよ...んちゅ...はじめてだもん..んぐ..しょうがないよ」
そういって根元まで咥えていく
「あぁ...ちょっと..」
「でももうちょっと長く持ってほしかったな〜〜。陸はもう少し長くもったのに〜」
「へ?」
目の前の恋人はとんでもないことを言ってくる
「陸は」ということは陸とはもうやっていたということだ
ちゅぽん...しゅっしゅっ...
「空もがんばろうね♪」
にこっとした顔がまたの間から見えた
「そうだ!今度は陸も混ぜて三人でやろうか♪」
とんでもない提案に驚いているうちにさらにすさまじい出来事が起こった
ピンポ〜ン
今の音は俺の家のベルだ
まさか..

470土竜:2009/01/05(月) 00:53:03 ID:9N2Q+uhb
「すいません。空いますか?」
「あら陸くんいらっしゃい」
何でこのタイミングで!?
「どうぞどうぞ。二階よ」
「おじゃまします」
階段を上がってくる音が聞こえる
大慌てで服を着ようとしたが海里がそうはさせなかった
それはそうださっきまで「三人でやろう」といっていたのだから
そうこうしているうちに陸が部屋の扉を叩き入っていいかどうかを聞いてくる
海里は俺の口を手で覆い「いいわよ」という
もちろん何も不審に思わず陸は入ってきた
「なんだ海里も来..」
もちろん事情を知らないで入ってきた陸は硬直した
471土竜:2009/01/05(月) 00:53:41 ID:9N2Q+uhb
しかし少しして中に入り扉を閉めキープレイドで絶対開かないようにした
「....そういえば..一週間くらい前に『空とやる』って言っていたな」
「うん。で今一回目は終わったところ」
「で今から二回目?」
「そうなんだけど空早すぎでね〜..陸のほうが長かったって言っちゃた♪」
「俺が空より早いわけないだろ」
目の前の幼馴染達は普通に会話をしている
もちろん69の状態で海里は陸と面と向かって話しているので俺は陸にしりを向けた状態だ
海里にいたってはまだ俺のものをいじりながらだ
「んで今さっき三人でやろうって空が言ってたんだけど」
「俺じゃ
そういいきる前に海里は自分の秘部を俺の顔に押し付けてきた
「交ざる?」
「ああ」
そういってカチャカチャとベルトをはずす音だけが聞こえてくる
「空よかったね。陸から長く持たせる秘訣聞いたら?」
海里は手を止め腰を上げて空を開放した
視界が回復すると海里が陸のものをしゃぶって準備していた
そして聞きもしないのに陸は
「輪ゴムで縛ってすぐにはいかないようにしたら?」などといらぬ提案を出して海里が「それはいいわね」と実行する
今度は陸も協力しているのでぜんぜん抵抗できずに輪ゴムをつけられてしまった
472土竜:2009/01/05(月) 00:57:48 ID:9N2Q+uhb
ここでいったん休憩

さっきちょっと勘違いしてやおいバージョン作ってしまったんですがどうします?

普通の3Pもあります
よかったらコメントください
後文章下手ですいません
優しいお方どこが下手か指摘してくれるとありがたいです
これからの糧にしていきます
473名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 01:23:35 ID:BBFMNqEt
>>472
やおいは801板のほうがいい反応くるよきっと
474名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 20:40:26 ID:96subHQL
乙〜
輪ゴムかいwもう少し描写が多いと萌えるかも・・・
475土竜:2009/01/05(月) 22:57:53 ID:9N2Q+uhb
>>473さんありがとうございます
やはりやおいはやめときます
>>474さんありがとうございます
精進していきます

では残り行きます


476土竜:2009/01/05(月) 22:58:50 ID:9N2Q+uhb
輪ゴムをつけられついでに手も後ろでつながれた後も海里は陸のものをしゃぶっている
「んちゅ...むちゅ..ん...ぷはぁ..陸のは大きくてしゃぶりがいがあるわね〜。空もこれくらいになりなさいよ!」
俺はそんなことよりこれをはずせと言ったが
「空、あきらめろ。俺のときもそうだったがこいつ処女だったのにぜんぜん余裕だったんだぜ?信じられるか?」
と陸はしゃぶられているにもかかわらず淡々とおれと会話してくる。
どうやら相当慣れているようであっという間に準備ができたようだ
「次は空の番ね♪」
と言って俺のものをしゃぶっていく
俺はせめてもの抵抗で立たないよう努力しようとしたが陸がそれを知ってか知らずか
「早くしたいから前立腺いじっていい?」
とんでもないことをいってきた
「ちょっ陸「いいわよ。いじりなさい。」
とまた海里に言葉をさえぎられた
「んじゃ」
(ちょっと待ってくれ前立腺てアレだよな。尻の中にあるやつ)
案の定そのとおりで陸の指は俺の尻の中へ
ズプッ...
「ぎゃぁぁぁっぁーーーー」
ものすごく大きな声を上げてしまった
陸はぜんぜんかまわず中をいじくり前立腺を捜していく
だけど俺は中で少し動くだけでも痛いのにそれをやられ涙が出てきた
しかしある点をこすられとたんに気持ちよくなって声を上げてしまった
陸はここかとさっきこすったところを何度か刺激していく
あっという間に俺のアレは立ってしまった
この間わずか十秒
「さて準備もできたしやるか」
477土竜:2009/01/05(月) 23:05:13 ID:9N2Q+uhb
俺は前立腺をいじられあまりの刺激に頭がボーっとしあがらえずにいた
「じゃあ空は後ろで陸は前ね」
「ああ」
「う..ん.」
海里は俺にまたがり腰を沈めていった
「んんっ..あれ?そらさっきよりおおきくなった?」
そりゃああそこをゴムで縛られば少しは大きくなりますよ
「あはっ..すごい...」
「そろそろ入れていいか?」
「ん...ちょっと待って、空の大きくなりすぎて...陸のより大きいかも」
「んなわけねえだろ、オラ!」
「!!あっ..待ってっていったのに....んん...」
「で?どっちの方がでかいって?」
「あんっ..どっちも同じくらいかな..」
「へえ、空成長早いな。まあいいや動くぞ」
「ちょっとまって..あん」
海里の静止を聞かず陸は腰を海里に打ち付けていく
対して俺は先ほどの初めてのときより締まる海里のあそこに我慢できずいってしまいいそうになったが縛られているのでいけない
「海里お願いこれはずして」
などと言ってみるが答えはもちろん
「ダメ、最低でも陸がいくまではダメね」
と言うほとんど絶望的な答えが返ってきた
478土竜:2009/01/05(月) 23:06:23 ID:9N2Q+uhb
さらに陸は
「いつもより締まっているから気持ちいけど後十五分はいけるな」
「あっ、やっぱいいんだ♪」
「そりゃあな」
そうこうと二人がやり取りしているうちに俺のものはもう何回かいってもいいほどの快楽が体を駆け巡っているのに出せず体の中に逆流しもうまともな思考などできず必死で腰を振っていた
「あん..空ひっしで腰振っちゃかわいい♪そんなに私のお尻いいの?」
「おっ、さらに締まったな」
「お願いいかせて!もう無理ィィ!お願いィィィ」
「そういって思いっきり腰振ってんじゃん。まだまだいけるって」
「そうそう。空ガンバ!♪」
自分でも恥ずかしいと思っている言葉を大声で言っているのに聞き入れてもらえない
俺今日初体験したんだよな?
俺今日勇気を振り絞って海里と初体験したんだよな
それが二回目が3Pってどうよ?
などと思っているうちに射精しているのに出せない衝動が体の全体を駆け巡っていきまた逆流してくる
「なあ海里、空限界なんじゃないか?顔ものすごいことになっているぞ?」
おお!!陸よく言ってくれた。さすがは親友!
俺の顔がどうなっているかは知らないが
「ん〜..そうね〜」
海里は後ろを向き俺の顔を見る
「確かに壊れちゃいそうだね...じゃあもういいか。」
と言って輪ゴムをはさみで切った
「んん....ああああぁぁぁぁ」
ドギュッ..ドプッドプッドプッドプッドプッドプッ..
たまった精液がどんどん出て行くのが分かっている

479土竜:2009/01/05(月) 23:06:51 ID:9N2Q+uhb
「ああっ...空スゴイ...どんどん出てくるよぉ」
「うわっ、スゲッ..」
おさまりきらなくあふれ出してきた精液を見て陸が感想を言った
「でも、まだまだだね。精液の量は多いほうだけど陸には負けるな〜。それにテクニックもないし。」
海里は事が終わってすぐなのに酷評してくる
いや海里はまだいってないのだからまだことの最中か
「でもアレだけ大きくなって、大量に出せたんだから練習しだいで成長するかもね♪がんばろっか♪」
そういってアレを引き抜かれてやっと終わったと安堵していると海里はさっきまで入っていたものを咥えてきた
「えっ..ちょっと海里..さん?」
「ん?まだ終わりじゃないよ。だって私まだ一回もいってないもん。陸だって。」
「じゃあ陸とやればいいじゃん!」
「空〜、鍛えないとこれからの人生楽しめないよ〜」
「空、あきらめろ」
親友よ!それはないだろ助けてくれ
「俺のときなんか...」
口に出せないようなことをやられたらしく台詞はそこで止まってしまった
「昔のことはいいじゃない。今度はなめてあげるから。これなら加減できるし一緒に行こう?」
海里もそのことは話したくないいらしく話をそらした
「空の立たせるには前立腺を....」
「それだけはやめて!」
「え〜その方が早いし〜」
「いや、俺早いから普通に立たせるほうがタイミング合うと思うよ」
「それってOKってことよね♪」
しまった
そう思った矢先に先端をなめ、唇で刺激していく
「海里、そろそろいい?」
「もちろん」
そういって目の前の幼馴染は結合していく
「ああっ...この体位がいいのよね〜。いいところにあたるし」
海里はこの体位がいいらしい
さっきとはまるで違う顔を見せてくる
「ああっ..いい!..んふっ...んぐっ..空も立ってきたね..」
海里は感じながらも俺へのフェラはかかさず、のどの奥まで咥えてくる
「ぷはっ..やっぱり空の大きくなってるよ」
となめながらきように話してくる
「海里、そろそろいきそっ」
陸が限界を訴えてきた
「ん〜、そうね私もいきそっ。んじゃ一緒にいこうか♪」
そういうと海里はとたんにフェラの速度を速め、陸は海里を突いていく
「あっ、陸はげしっ」
「んっ、海里出ちゃうよ」
「海里、いくぞっっ..」
次の瞬間俺は海里のフェラではてた
陸も海里もいったらしく動きが止まっていた
480土竜:2009/01/05(月) 23:09:31 ID:9N2Q+uhb

「どうすんだよ!母さん下にいるしこえきかれてたら」
「んっ。大丈夫キープレードで音漏れしないようにしてたから」
キーブレードにそんな機能あったっけ?
「それにこの後始末どうするんだよ」
「はい。これ」
と海里から新しいシーツと中身が見えないように黒のゴミ袋を渡された
ついでに消臭スプレーも
「んじゃそろそろ帰るか。空の母さんが開かないことに気付いたら厄介だ」
あれだけやっといてもう帰る支度をしている
どんだけなれているんだこの二人....
「陸先行っといて」
海里は私宅にとまどっているらしく陸に先に行くように促した
「ああ」
陸が先に階段を下りていく
海里は支度を終え
「空、陸に感謝しなさいよ。いくら途中で途切れていたからって陸があれだけ早いはずないんだから」
そういえば三回目(自分は)のとき陸は海里に挿入してから少ししてすぐに限界を訴えていた
親友よありがとう
俺は本当にそう思った
「それじゃあまた明日ね♪」
そう言って海里は階段を降りていった



後日

陸にお礼を言った
ひとつ聞きたいことがあったが言えないことがあった
「どうして何の抵抗もなく即行で前立腺いじったの?」


END

481土竜:2009/01/05(月) 23:12:52 ID:9N2Q+uhb
以上ッス

初書きなんで変なとこだらけです
不快にさせてしまったらすいません
できれば何かアドバイスしてくれるとありがたいです
これからの糧にし皆様に還元していきます
最後まで読んでくれてありがとうございます
482名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 08:26:13 ID:cpZrG5Vf
上手く言えないんだけど、日本語っていうか、文章の組み立て方がなんか不自然だからそこ直すといいよ。
483名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 08:38:33 ID:cpZrG5Vf
あと、初書き乙でした
484名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 12:52:17 ID:5y86Z/pN
>>481
・sageをおぼえる
・ゲームをやる
・句読点を打つ
・18歳以上になる
485名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 22:03:01 ID:KBZqoOJj
>>462
シオンは鬱気味キャラが合いそう
それをロクサスが優しく…
486名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 17:29:42 ID:ApVUu/L+
シオンの局部にキーブレードを容赦なく突っ込むロクサ
487名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 05:34:00 ID:k7MbUvK6
>>486
ちょっとまてそれは変態というよりもはやDVだ
488名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 20:25:01 ID:MUDkTpuo
痛いって尖ってないキングダムチェーンでもそれは痛いって
489名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 00:24:29 ID:lRr3ewgu
サーフィンしてたらロクサスがキーブレード2本刺されてる腐女子小説が引っ掛かってあれには苦笑した
どんなブラックホールだよww
腐女子の考える事は分からん
490名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 10:47:25 ID:OdgIPZHv
挿さずとも紫苑たんの体の奥に眠っている性欲を解放することは
できるのではなかろうか
491名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 17:18:53 ID:A2Pe1Ls5
ドSな楽シーぬが大好きな俺。。
また誰か職人さんに書いていただきたい。
492名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 21:20:09 ID:UqYupu7O
気軽な感じの悪楽が読みたい
493:名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 22:02:20 ID:A2Pe1Ls5
494名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 01:04:43 ID:FNxGrcB7
違うww
気軽なセフレっぽい悪楽
495名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 01:10:33 ID:aVvl/b+c
>>489
分からんと言いつつしっかり読んでんじゃねーかww

悪楽はセフレだといいなぁと妄想してる
496名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 02:09:48 ID:gabGQA5P
悪楽の電波を不正受信 近々投下できたらいいね
497名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 08:20:42 ID:hug5ddM9
悪楽ってありそうでないな。
出見楽あったが、あれは良かったw
498名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 17:30:05 ID:FNxGrcB7
普段はドSドSしてる楽が組み敷かれると従順になるとかたまんねっす
>>496
よろしくおながいします
499名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 12:58:25 ID:A2eEeWlO
>>496 期待してまつww

>>498 禿同w
500名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:10:35 ID:O/Ogp+Yj
狭間の時間

「なんだ、女王様がもう音を上げるのか?」
「うっ、うるさいわね!」
「ラクシーヌ、お前はベッドの上になるとドSぶりを発揮できなくなるんだな。」
「いい加減にからかうの止めないと引っ掻くわよ! あっ! あうぅ…」
「オンナの性を握られたらお前も骨抜けだな。」
「くっ…そんなこと…あっ! あぁっ! やめ…っ!」
「ほらほら、こうすると、気持ちいいだろ?」
「うっ、ぐぅ! うぅぅ!」
「どうした? もう抵抗できないのか? 情けないな。」
「いっ! ぐっ! うっ! ああっ!」
「逃がさねぇぞ! ほら…イけよっ!」
「あっ、ダメ! あっ! あ…!」

「…夢か…。」
ラクシーヌが目覚めたのは、空が明るみはじめた日の出前。
…とはいっても、忘却の城では鈍くぼんやりした月とも太陽とも取れぬ日が見えるだけだが…。

目覚めたラクシーヌは全身汗びっしょりだった。
ラクシーヌは憂鬱そうな顔を作って、乱れた髪を手で掻きなおした。
「またアイツ…」
ラクシーヌはアクセルの夢を見ていた。

アクセルは忘却の城を担当する仲間だが、ここ一週間は機関本部に帰っており、不在だ。
アクセルはラクシーヌにとって、ある意味かけがえない存在でもあった。
アクセルは機関の仲間の中で唯一、自分を癒せる男だったからだ。

ラクシーヌは普段はサディスティックな素振りで機関の男たちを圧倒している。
しかし、その胸の奥には、その本性には女性的な弱い面もあった。
サディストとして振る舞うのに、時々疲れを感じる。女性である以上、肉体的にも精神的にも、甘えが欲しくなる。
その甘えを聞いてくれるのが、アクセルだった。
アクセルは普段はSなラクシーヌを適当にあしらうだけだが、夜になると、ラクシーヌをリードしてくれる男になる。
それも、それを弱みと握らずに、彼女の本性を刺激する程度にからかうだけで、その場限りで彼女を癒す。そしてラクシーヌが甘えていることは絶対に外にはばらさない。
アクセルは理解していた。ラクシーヌがサディストを装う裏で、心の底では自分をリードする男性を求めていたことを…。
501名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:11:54 ID:O/Ogp+Yj
ラクシーヌはコートとズボンを脱いだ。着ていたものはそれだけで、その二つを脱いだら、もう全裸になってしまう。
もちろん自室の中なので、誰にも見られはしないだろう。戸口に鍵はかけていないが、どうせ城にいるのはマールーシャにナミネ、それと地下組のメンバーだけ。
誰がラクシーヌの姿を覗きになど来るだろう。
ラクシーヌはそのままシャワーを浴びた。寝ている間にかいた汗が洗い落とされる。
なぜこんなに汗をかいたのか…性的な夢を見たから? そもそも、こんな性的な気持というのは一体どこから湧いてくるのだろう。

ラクシーヌは身体を流した後、剃刀を手に取り、秘所に宛がった。
以前アクセルと交わった時、「下は無いほうが好きだ」と漏らした時から、自主的に剃るようにしている。
別に本人にとっては、そこを剃るか剃らないかはどうでもよかった。だが、せっかく相手をしてくれるアクセルがそう言うのだから、と剃る習慣をつけた。
アクセルはその事を喜んでいるらしく、初めて剃った日から数日は、執拗に性器を責めたりもした。

性器だけではなく、アクセルにとってラクシーヌの身体は弄れる場所が多く、責めるに当たってはとても都合がよかった。
ラクシーヌの身体はどこをとっても申し分がない。
豊かな胸、すらりと長く、無駄な肉がない手足、引き締まったウエスト、その割に性器はやや控えめだった。陰毛を剃ったことでどことなく幼さも感じられる。
アクセルにとっては、かなり好みな肉体だった。
だからこそアクセルはラクシーヌを積極的に責め、それがラクシーヌを満たしていたのだろう。

身体を洗い終え、ラクシーヌは裸のままシャワールームから出てきた。
ベッドに戻り、全裸のままベッドに横になる。
無防備といえばこのうえないが、どうせ見られやしないし、恥ずかしがることはない。

アクセルはいつも、ラクシーヌが寝ている時に忍び攻め込んできた。
ラクシーヌが寝ている深夜、音もなく部屋に入り込んでくる。
ラクシーヌは普段、自室の鍵はかけていない。それはアクセルに対する暗黙の「OK」サインでもあるのだ。
アクセルはもちろん、それに応えて、ラクシーヌに気付かれないようそっと彼女のベッドに入り込み、添い寝する。
ラクシーヌはまだ気付かない。気付いたとしても、わざと眠ったままのふりをする。そこで起きてしまうより、アクセルがどう出るかを見ていたほうがラクシーヌも楽しいのだ。
アクセルはラクシーヌと並んで、さっそくラクシーヌに手をかけはじめる。
その手段もいろいろで、常に手段を変えてくるのでラクシーヌも興奮して飽きることがなかった。
ある時は彼女のコートのファスナーを下ろして手を入れ、胸を揉んでみたり
またある時はズボンのベルトを緩めてやり、その手で彼女の秘所を犯し
またある時はいきなり肩を抱きよせ唇を奪ったり
あるいはしばらく何もしないでじらしたり…
こういった、相手に主導権があり、自分は身を任せる…といったシチュエーションが、ラクシーヌが心の底で密かに求めているものだった。
502名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:13:35 ID:O/Ogp+Yj
前座を楽しんだ後は、いよいよ本格的な性行為をはじめる。
その間、やはりアクセルが主導権を握った。
常にSである彼女の奥底にある、普段隠れているMな部分が刺激され、彼女のどこか満たされない欲求が、その時満たされるようだった。
それでも、ラクシーヌは普段の調子でアクセルを懸命に罵ってみるが、性行為の間はその台詞に全く凄味を感じられない。
完全にアクセルに押されるラクシーヌ。だか、ラクシーヌはそれはそれでまた、妙な快感を覚えるのだった。

アクセルは本格的な性行為に移るとまずは、彼女のコートを脱がせた。それも、ただ脱がせるだけでは面白くない。
「さっきから我慢して、見たいんでしょ? このスケベ。」
「何言ってんだ、その胸を人に見せつけたいのはお前だろ、変態だな。」
「なっ! 私が変態? ふざけてんの?」
「なんだよ? 変態だから見せたいんだろ? それとも見せたくないのかよ? その割に、脱がしてるのに抵抗ゼロだな。」
「や、やめなさいよ!」
「おーおー力の籠ってない抵抗だなぁ。」
ラクシーヌが劣勢なシチュエーションを楽しむ二人。
やがてラクシーヌのコートは引きはがされ、中からふっくらとした胸がぷるんと曝け出される。
アクセルは一気に、それを責めた。
右手で片方の胸を揉み、もう片方の胸の乳首を口に含んだ。
ラクシーヌは反射的に身を捩りたくなるが、アクセルはそれを押し倒し、あるいは覆いかぶさって胸を責め続けた。
やがて胸を揉むのに飽きた右手は、体をなぞりながら次第にへそのほうへ行き、そのまま、下のほうへ…
「っ!」
胸を舐めながら、右手は性器を揉んだ。そして顔を胸から離し、こんどは左手まで性器に向ける。
「や、やめてっ!」
「何言ってんだよ、これからだろ? よーく解してやってるんだから…」
アクセルは今度は両手で本格的に、ラクシーヌの秘所を弄る。
もちろんラクシーヌも抵抗はできるが、それはしない。
そのうち、性器を責めあげられるうちにだんだん力が抜けてきて、しまいにはアクセルにすべてを委ねるようになる。
ラクシーヌの力が抜けたところで、アクセルはラクシーヌの足の間へ、顔を埋める。
「はぁっ!!」
ラクシーヌの力がまた、ガクンと抜ける。
ラクシーヌの性器を、アクセルの口と手が襲った。
アクセルは容赦しない。解すどころか、ラクシーヌがイクまでそれを止めようとはしなかった。
やがて、ラクシーヌは絶頂に達してしまう。クタクタになったにも関わらず、アクセルの本番はこれからだ。
503名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:14:05 ID:O/Ogp+Yj
「じゃ、そろそろ挿れるか。」
「は? バカじゃないの!? い、いまもう…」
「俺はまだ満足してないんだけど。」
「だ、だって、私はもう疲れ…」
アクセルは有無を言わせずにラクシーヌの足の間に割り込んだ。
さらに身体を寄せ、ついに二人の性器が密着する。
「ま、待って…ちょっと休憩しない?」
「俺はもう待ってられないんだよ。」
「えっ…だって…」
アクセルの下半身のモノは、もうすでに硬くなってラクシーヌの割れ目にまっすぐ向いている。
ラクシーヌの性器はアクセルにさんざん弄りまわされて赤らんでおり、愛液を絶えず流していた。
ラクシーヌの割れ目にアクセルのモノがぐいぐい押し当てられ、割れ目を少しずつ開いていく。
アクセルはゆっくり、ラクシーヌに向けて体重をかけた。
アクセルのモノが、ラクシーヌの狭い膣壁を拡げて中へと侵入していく。
「あ、あっ…」
ラクシーヌが思わず甘い声を上げてしまった。
硬くて太くて熱いものが、自分の中に潜り込んでいく。
それが根元まで挿入された頃、ラクシーヌの奥に当たった。
アクセルのモノが、ラクシーヌの中で激しく脈を打っている。ラクシーヌが目を開くと、アクセルがにやにやしながらラクシーヌを見下ろしていた。
「いくぞ。」
その言葉を合図に、アクセルのピストンが一気にはじまった。
ラクシーヌの中を勢いよく突き、乱暴に引き抜く。
ラクシーヌの甘い悲鳴が響き渡った。
アクセルもだんだん気持ちが良くなり、そのうち、彼のピストンは本能的なものに変わる。
ラクシーヌの愛液を飛び散らせるほどに力強く底を突きまくる。ラクシーヌはもう、意識を保っていられず、その快感に身を任せることしかできない。
…壊れる! とさえ思う快感。それはアクセルも同じだった。
「う…おぉ…っ…ラ、ラクシーヌ…出…」
アクセルがギュッとラクシーヌの体を抱き、ラクシーヌもアクセルにしがみついた。

「…うっ…………。」
「……………っ。」

人の抜け殻から生まれるノーバディは子供を作る能力は持っていない。中に出そうが、子供ができることはなかった。
「ふーっ…はぁーっ。」
その日も、また中に一杯に出されてしまい、クタクタになって倒れるラクシーヌ。

少し体力が回復して上体を起こすラクシーヌ。
アクセルがすぐそばに、ラクシーヌが寝ている傍に座って背を向けている。
アクセルはこちらを向かずとも、ラクシーヌが目覚めたのに気づいたようだ。
「…ラクシーヌ、起きたか。」
「あ、うん…」
アクセルは背を向けたまま、ラクシーヌに語りかけた。
「…具合悪くないか?」
「えっ…あぁ、別に大丈夫。」
「今夜はちょっと無理したからな。悪かったな…。」
「ふ、ふん、そういうのはやる前に反省すべきね。」
「…………」
アクセルはラクシーヌに向くことなく、立ち上がった。
「…じゃ、俺もう帰るわ。」
「えっ、あぁ…」
アクセルはそのまま、部屋を立ち去ってしまう。

「んっ………あぁ、また…」
ラクシーヌは体を起こした。
あれから、裸で横になってから、眠っていたらしい。
そしてまた、夢を見てしまった。
「……………。」
アクセルはまだ帰らない。
ラクシーヌはズボンとコートを着て、今度こそ朝を迎えた。
504496:2009/01/13(火) 21:15:02 ID:O/Ogp+Yj
とりあえず書いてみた。
次の神作品が来るまでの暇つぶしにでも
505名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 09:06:07 ID:DKmIKjSs
GJ!なんか新鮮な感じ
506名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 13:02:08 ID:hmVYZEV+
GJ!!!
文才ありすぎ。
やっぱ悪楽いいねえ〜。
507名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 00:27:02 ID:64bY4C8q
抜けた
508名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 21:56:11 ID:Iu/X9tzs
オレも抜いた
509名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 20:24:30 ID:RhtLrJBp
「シオン、なんでそんな欲求不満そうな顔してるの?」
「欲求不満じゃなくて、ロクサスと真面目に話し合いたいことがあるの。」
「?」
「ロクサス、ロクサスと腹を割って話し合いたい。」
「俺がシオンの間に割り込むの?」
「違うの、ロクサスと真剣に向き合いたくて。」
「確かに俺は後ろからより向き合ってするほうが…。」
「真面目に話がしたいの。」
「なぁんだ。そうなら早く言ってよ。…それで、話って?」
「真面目に聞いて、真剣に答えて。…ロクサスの好みの女の子のタイプを教えてほしいの。」
「なんで?」
「あなたの好みの女の子に、私はなりたい…。」
「うーん…俺の好みは…巨乳。」
「……もうちょっと…私にも救いの余地がある注文がいいかも…。」
「じゃあねぇ〜。いつでも俺の言う通りにしてくれる女の子。」
「…なるほど! 決めた! 私、なんでもロクサスの言う通りにする!」
「本当? じゃあさ、今すぐ服脱いで、俺の前で。」





「聞いたか? 新入りのシオンの奴、どっかの光の世界で、露出狂とかいって捕まったらしいぜ」
510名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 08:19:02 ID:D2yn6plz
ちょw
511名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 19:14:58 ID:5H5MwMW6
>>509
ロクサス変態炸裂しすぎwwwwwww
シオンはロクサスに何を要求されて捕まったんだよ
512名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 23:48:05 ID:tRztfTbt
ロクサス変態ネタを書く奴はいい感じに狂っている
513名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 11:44:00 ID:3Rw9PwBD
監禁ヌード撮影はクオリティ高かった
514名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 09:28:55 ID:D2yCNGGJ
たしかに神がかってたw
515名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 21:52:25 ID:cM+OqtlJ
アイス挿入も妄想がふくらんだ
516名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 15:53:28 ID:9Wf5a4ud
誰か職人さん降臨してくれないかなー
出来れば13機関で(・ω・〃)
517名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 23:10:20 ID:XmPWI4sB
乙女2人に迫られる口クサスが浮かんだ。
518名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 15:38:57 ID:bP/D5kw2
>>517
ラクとシオンか?
519名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 21:40:31 ID:lMyLNJWa
いやシオンとナミネじゃね?
520名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 00:38:14 ID:fU6D73d0
保守。
521名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 00:10:15 ID:U9CFiqgR
下がりすぎage

前に投下された最海が結構好きだ。
522名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 19:51:42 ID:1CcjVUpb
俺は悪楽が
523名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 00:06:14 ID:K+rHyL/7
悪楽は俺も好き。
というより楽であればなんでもいいな。
あのドSっぷりがたまらん。
524名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 00:10:15 ID:8nQkf+VQ
Sなのはもちろん魅力だが、こないだ投下された、実はMなところがある楽が好きだ
525名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 11:05:18 ID:gSvn1csc
「ロクサス、はい、バレンタインチョコ。」
「チョコよりシオンの身体が欲しい」
526名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 22:10:46 ID:fkPhHVBx
今更だがシオンって何者だ?
14番目ってことくらいしか分からん。
カイリのノーバディなのか?
527名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 18:15:46 ID:P+2SZAcK
そこは公式でもあんまり好評されてない。
さっきホムペ見たけど、14番目ってことくらいしか書いて無かったよ。
でも海里とはなんらかの関係はあるらしい…?


ちなみに空海がよみてー陸波でも良。
528名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 18:52:31 ID:ay64HewC
変態ロクサスとヤンデレシオンのカプならもっとカオスになりそう
529名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 00:04:55 ID:gwvniKxS
陸波切なそうでいいな
あと丸波期待
530名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 13:01:33 ID:FtBk7NxK
以前に投下してくれた出見楽が良かったな
楽が絡んでる話は好きだ
531ゼク×ラク 1:2009/02/20(金) 15:28:14 ID:e+edMPps
初投下で、ゼク×ラクです。
初めて書いたので、
違和感を感じた方はスルーして下さい。。



任務終えたゼクシオンは忘却の城の上階へと足を運んでいた。

…コンコン。

ゼクシオン「失礼します。」

ガチャ。

ラクシーヌ「何?なんか用?あんたの持ち場は地下でしょ。」
無愛想に答えるラクシーヌ。

ゼクシオン「ええ、今日は用があって来させてもらいました。」
ゼクシオンはそう言って微笑むと、ラクシーヌのベッドに腰掛けた。

ラクシーヌ「何?暇だからってあんたの相手なんかしないわよ。」
ゼクシオン「そうですか…」
ゼクシオンは残念そうに笑ったかと思うと、扉に向かって歩き、鍵を閉めた。

ラクシーヌ「何のつもり?」
ラクシーヌは引きつった顔で笑う。
ゼクシオン「知っているでしょう、そのくらい。それともあなたは今まで男性と経験したことがないのですか?」
ラクシーヌはさらに顔を引きつらす。
ラクシーヌ「あるわよ!」
ラクシーヌは前にアクセルとしたことを思い出した。

ラクシーヌ「あんたみたいな若造、あたしの好みじゃないわ。」
強がるラクシーヌ。
ラクシーヌはアクセル以外に体を捧げるのが怖かった。
ゼクシオン「僕では若すぎますか…。ではアクセルの年くらいになるまで待つしかないのでしょうか?」
びくっと体を震わせるラクシーヌ。
ラクシーヌ「…は?」
ゼクシオン「とぼけるつもりですか?僕は知っていますよ。夜、アクセルがあなたの部屋に入っていって、何をしているか。」
ラクシーヌは開いた口がふさがらなかった。
ラクシーヌ「(まさか見られていたなんて…)」
ゼクシオンはクスリと笑うと、
ゼクシオン「外部に漏れたら嫌でしょう?弱みを握られた瞬間、仲間が夜あなたを襲いに行くかもしれません。
      飢えた連中ばかりですよ、機関は。」
ラクシーヌは顔を赤らめつつもゼクシオンを睨み付ける。
ゼクシオン「…そして、僕もその一人です。」
532ゼク×ラク 2:2009/02/20(金) 15:31:03 ID:e+edMPps
セクシオンによってベッドに座らせられたラクシーヌは迫りくる快感に、声を押し殺して耐えていた。
ラクシーヌ「ん…、ぅっ…。」
コートのチャックを半分までおろされた状態で、コートと同じ黒色のブラの上から
ゼクシオンはしきりにラクシーヌは胸を揉んでいた。
ゼクシオン「声、出していいですよ。ほら、こんなにも感じてるじゃないですか。」
ブラの上から胸の先端をピッとはじくと、同時にラクシーヌの体も上に跳ねた。
ラクシーヌ「か、感じてなんかないわ!」
ゼクシオン「否定するわりには胸を揉まれるたびに反応が敏感になってきてて面白いですね。
      ほら、今なんて声を漏らすまいと必死に人差し指を噛んだりなんかして…」
ラクシーヌは人差し指をさっと口元から離す。
と同時に
「あぁんっ!」
と甘い声が漏れる。
ゼクシオンが勝ち誇った顔なのが、ラクシーヌにはムカついた。

ゼクシオン「こう考えればいいんですよ、マッサージ。
      ラクシーヌの胸が重くて固そうで大変そうだったから、こんなに柔らかく揉みほぐしました。」
ラクシーヌ「元からよ!」
ゼクシオン「…それは失敬。」
クスリと笑うゼクシオン。
ラクシーヌ「あ…あ…!も、もう揉まないで!」  
ゼクシオン「お姫様には悦んでもらわねばなりません。」
とゼクシオンはさらに腕の動きを加速させた。
ラクシーヌ「あぁああっ!!」
徐々に胸の内側から熱が帯びはじめてきたラクシーヌ。
ゼクシオンはひときわ強く揉みしだく。
ラクシーヌは
「やあん!!」
と喘いだ瞬間、ガクン、と体の力を失ってしまった。
533ゼク×ラク 3:2009/02/20(金) 15:33:53 ID:e+edMPps
ラクシーヌ「もう終わり。満足したでしょ?帰りなさい。」
高揚した顔で、ラクシーヌはゼクシオンに言う。
ゼクシオン「それは、ラクシーヌだけ、でしょう?」
ラクシーヌが視線を落とすと、ズボン越しに、はち切れんばかりに膨張したゼクシオンのモノが見えた。
ゼクシオン「…っ、ラクシーヌ…!」
ラクシーヌ「いやぁっ!」
あっさりとベッドに押し倒されたラクシーヌはゼクシオンの下でバタバタと暴れる。
ゼクシオンは乱暴にラクシーヌの服を剥ぎ取ると、ベッドの脇に投げ捨てた。

ゼクシオン「男に力で勝てるとでも思っているのですか?」
ゼクシオンは冷たく言い放つと、ラクシーヌはおとなしくなった。

ラクシーヌ「んぁ…」
ゼクシオンの首や胸などへの愛撫に、ラクシーヌはたまに甘い声を漏らした。
ゼクシオンの手が秘所をまさぐるのに対し、ラクシーヌは一瞬だけ顔を歪めたが、すぐにゼクシオンの手を受け入れた。
ゆっくりと出し入れをくり返す。
そのたびに卑猥な音が部屋に響いた。
ゼクシオン「もっとよく見せてもらいますね。」
そういうとゼクシオンはラクシーヌの脚をM字に開いた。
ツーッと愛液がしたたる。

ゼクシオン「綺麗だ…」
ラクシーヌ「…っそんなに見ないで!」
ゼクシオン「ラクシーヌのココ、すごい濡れてる…感じてたんですね?」
ラクシーヌ「ち…ちが…!」
ゼクシオンは高揚しきった顔つきでいた。
瞬間、ラクシーヌのあそこに顔を埋めた。
ラクシーヌ「あぁ!」
ゼクシオンの歯がラクシーヌのもっとも敏感な部分にあたり、体がビクンと跳ねる。
ゼクシオンは我を忘れてラクシーヌのあそこを必死に舐め上げた。

ラクシーヌ「いやぁっ…!んんっ!あぁっ!!」
ゼクシオンの舌の先端がラクシーヌのクリトリスと捕らえるたび、ラクシーヌはビクンッ、ビクンッと跳ねた。
ゼクシオン「気持ちいいですか?今度は感じてますよね?」
ラクシーヌ「あぅんっ…気持ちいいっ…あぁん!」
いつも見下されていたゼクシオンは、余裕を無くすラクシーヌを見て、この上ない優越感を得ていた。
ゼクシオン「感じてますか?何(なに)で感じているんですか?」
ラクシーヌ「あぁんっ…!ゼクシオンの舌でぇっんっ…感じてるわっ!」
ゼクシオン「普段のSっぷりは何処へ行ったのでしょう。アクセルはこのようなラクシーヌを知っていたのですね。
      実はMなんじゃないんですか?」
ラクシーヌ「んはぁっ…!ちがっ…うぅ…!」
ゼクシオン「この状況だと全然説得力がありませんよ。」
ゼクシオンはラクシーヌの片脚を持ち上げて、自分のモノをあてがった。
534ゼク×ラク 4:2009/02/20(金) 15:36:21 ID:e+edMPps
ラクシーヌのあそこは十分に濡れていたが、固く大きくなりきったゼクシオンのモノは、なかなか入らなかった。
ゼクシオン「ん…きついですね。締め付けも…はぁっ…強いし…」
やっとの思いで収まりきったモノを、ゼクシオンはゆっくりと動かした。
ズッ…ズッ…ズッ……
ラクシーヌ「ん…んん……あああっ…!」
ラクシーヌは髪を振り乱して苦悶の表情になる。
顔にかかった髪の毛を噛みながら痛みに耐えていた。
その痛みもやがて快感に変換されてゆく。
最初はゆっくりと動かしていたが、本格的にピストン運動になりつつあった。
ゼクシオン激しく腰を打ち付ける。
ラクシーヌ「はぁっ…!!んっ…!ゼクっ、ゼクぅっ…」
ゼクシオン「んっ…はぁっ…、何、ラクシーヌ?…ッ」
ラクシーヌ「…お願い、キスして…」
ゼクシオンは腰の動きを止め、唇を重ねた。
甘い吐息を交わらせているうちに、触れ合わせるだけでは飽き足りなくなってきて、唇を割って舌を入れた。
「んん──」
ラクシーヌは喉を鳴らすような声を漏らし、さらに深く求めるゼクシオンを受け入れた。
ラクシーヌ「んちゅ…んむぅ……」
次第に積極的にピチャピチャと音を立てながら舌を絡ませる。


熱くなっていく吐息。お互い、頭の中も徐々に靄がかるように意識がぼうっとなってゆく。
ゼクシオンはその間にさらに腰を推し進めた。
ラクシーヌ「あああっ!」
ラクシーヌはゼクシオンの首に腕をまわした。
ゼクシオン「…いきますよ」
短くゼクシオンは言うと、今までにない程激しく腰を動かした。

ラクシーヌ「ああっ!んっ…イクッ!もうだめぇ!ゼクぅッッ!」
ゼクシオン「俺も…俺も…ッ!イっていいよ、ラクシーヌ…!」
ラクシーヌ「ああぁっ!!」
ラクシーヌのあそこがきつく締まる。
と同時に
「うっ…!」
ゼクシオンも果てた。

服を身に着けている時、ラクシーヌは皮肉たっぷりに
「あんたって我を失うと第一人称が"俺"になるのね。ちょっと面白かったわ!」
と言った。
ゼクシオンは
「僕もMなあなたが見られて嬉しかったですよ。」
と言い返す。
ラクシーヌは笑いながら
「あら、もう"ラクシーヌ"って言ってくれないのね。」
と言った。
ゼクシオンはコートのチャックを上にあげると
「また機会があれば、そう呼びましょう。」
それだけ言うと踵を返し、扉に向かった。
535名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 15:37:36 ID:e+edMPps
以上です!
日本語的におかしな所がたくさんあったと思いますが、大目に見てやってください。
長文、駄文、スレ汚しすみませんでした。

536名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 22:15:47 ID:ntzj5RbL

俺は悪より是久の方が年上だと思うがなw
537名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 23:14:41 ID:5/6rSuvP
ゼクシオンは最年少&一番背が低いと思っている。
538名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 23:15:23 ID:5/6rSuvP
いやもちろんロクサスとシオンを除いて
539名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 00:42:29 ID:bPkQBt7r
ロクサスは実は背が低いことを気にしているに違いない。
そして姉様に日々馬鹿にされるシオンと慰め合
540名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 13:59:54 ID:G2VXQrgl
男キャラが多いこのゲームだから女体化もあると思ったら以外と無いね
541名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 14:27:51 ID:bPkQBt7r
いや、実はゼクシオンは僕っ娘なのかもしれない。

公式に男とは誰も言っていないはずだ、たぶん。
542名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 13:25:55 ID:ZhJTgY8l
ゼクシオンは背の低い年上ってイメージあるなぁ…
奴も背の低さは気にしてそうだw
しかし、低くは見えるがラクシーヌよりはでかかったような…
543名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 13:27:13 ID:ZhJTgY8l
あぁ、連投すまん
忘却の城の地上組より年上って意味な
544名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 13:56:03 ID:1YDZZSfQ
ゼクは機関で一番年下だから敬語を使うと
どっかに書いてあった気がしたが・・・
545名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 13:59:47 ID:wYf97shM
先輩だけど年齢的には下だから敬語、かと思っていた。
546535:2009/02/24(火) 16:11:16 ID:i3xSzvex
ゼク×ラク書いた者です。
みなさんの反応があって嬉しい限りです。

もしリクエストがあれば、また書きたいと思っています(´▽`)
547マミ:2009/02/24(火) 18:17:47 ID:NM6wBrSi
ゼク×ラクの作者さん!もしよろしければソラ×カイリとか書いていただけませんか?どんなに時間がかかってもよろしいので・・・お願いします(><)
548535:2009/02/24(火) 22:00:32 ID:i3xSzvex
ソラ×カイリ書いてみます。
早ければ明日あたりに投下できると思います(´▽`)
549名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 08:18:38 ID:Au+UDjYg
ソラ×カイリ終わって暇があればでいいんだけど・・ロクナミ書いていただけないだろうか?
550名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 16:04:24 ID:NsMmLtPP
>>549
>>548の人ではないが、どんなシチュが望みか聞きたい
551ソラ×カイリ 1:2009/02/25(水) 16:31:45 ID:myIez45I
gdgd覚悟で書いてみました。


──ソラが帰ってきた。私の大好きなソラ。


いつも通り、学校が終わるとカイリはソラと帰っていた。

カイリ「もうすぐテストだね。勉強、教えてあげよっか?」
ソラ「…ああ、そうだな。また頼むよ。」
そっけなく答えるソラ。
最近のソラは何をやっていても上の空だった。
カイリ「…どうしたの?最近元気ないよ?ソラらしくない…。」
ソラ「いや、なんでもないんだ。」
カイリ「…そう?勉強、いつ教えてほしい?」
ソラ「…明日の休み、俺の家でいい?」
カイリ「うん、いいよ。」

ピンポーン
ガチャ
ソラ「入ってー」
カイリ「おじゃましまーす…。」
カイリはソラの家の玄関を見て
カイリ「あれ、おうちの人、出かけてるの?」
ソラ「あぁ、今日は帰ってくるの遅いみたい。」
そのままソラは自分の部屋にカイリを招きいれた。
カイリ「うわぁ、意外にキレイだね、ソラの部屋。」
カイリはキレイに整頓されたソラの部屋を見て感嘆する。
ソラ「意外に、は余計だろ!」
笑いながら言うソラにカイリは少し安心した。
カイリ「(いつものソラだ…)」
そう思いつつ、部屋の中央に置かれたテーブルにテキストを広げた。
552ソラ×カイリ 2:2009/02/25(水) 16:32:12 ID:myIez45I

カイリ「だからここの式は…」
ソラ「…あのカイリ…」
カイリ「ダメ、今はおしゃべりなしだよ。」

一通りカイリの家庭教師が終わると、ソラはお菓子とジュースを持ってきた。
ソラ「あのカイリ…。俺たち…付き合い始めてから、あんまり進展ないよな?」
カイリ「ん?手ぇつないだりはしたよね。」
カイリはジュースをすすりながら答えた。
ソラとカイリは手をつないだことはあるけど、それ以上の進展は全くなかった。
ソラ「だからその…もっとこう…」
ソラは顔を赤くしてしどろもどろに答える。
その様子から、カイリはソラが何を考えているか察して少し顔を赤らめた。
ソラ「カ…カイリとキ…キスがしたい!」
カイリ「うん…キス、しよう。」

お互いベッドに腰をかけて向かい合った。
唇が触れ合うだけのソフトキス。
やがてそれだけでは飽き足らなくなり、ソラは自分の舌をカイリの唇を割って入れこんだ。
カイリ「んぁっ…」
カイリはソラが舌を絡めてくるのに最初は抵抗したが、やがてそれにも答える。
とろけてしまいそうなくらい、気持ちよかった。
カイリ「ん…ちゅっ…はぁっ…」
酸素を求めてカイリはソラから離れた。

ソラ「カイリ…俺、もうセーブきかないかも…」
そういってカイリをベッドに押し倒した。
カイリ「い…嫌っ!これ以上はまずいって…!」
ソラ「ずっと思ってた。カイリが欲しいって。最近はそのことばっかり考えてた…。」
カイリの二の腕を押さえつける力が強くなる。
カイリ「そんな…」
カイリは最近のソラの上の空の原因が自分にあるとは思ってなかった。
そんなことはソラが考えているなんて、思いたくもなかった。
カイリ「でもまだ早いよ、こんなこと…」
ソラ「…カイリ…好きだ。」
やがてカイリは体の力を抜いた。
カイリ「…お願い、優しくして。。」

553ソラ×カイリ 3:2009/02/25(水) 16:32:59 ID:myIez45I

カイリ「ん…あぁっ…」
ソラ「気持ちい、カイリ?」
服の上からゆっくりと揉みしだくソラ。
カイリ「うん…」
カイリの胸を揉むソラの手はぎこちなかったが、逆にそれが嬉くもあった。
ソラ「…カイリの胸、柔らかい…」
カイリ「あぁっ…」
すっかりソラの下でおもちゃと化したカイリは、嬌声を上げながらも
登り詰めるには足りない快感をさらに求めるように、胸をソラの手に押しつけている。
ソラはそろそろ直接触れようと思い、カイリの胸元のチャックを下ろした。
ふとカイリを見ると、可愛い唇で深く呼吸しながらソラに濡れた視線で見上げてくる。
そのままカイリに抱きつくように覆い被さった。
そして潤んだ瞳でソラを子犬のように見上げてくるカイリの唇を、今度は乱暴に塞いだ。
カイリ「んっ、……ん」
多少驚いた声を出しながらもソラを受け入れた。
体を強く抱きしめ、舌先で唇を割るように差し入れていった。
驚いたように身をすくめるが、ソラが両手に力を込めて引き寄せると
カイリは徐々に力を抜き、唇をおずおずと開いてきた。
ちゅっ……ぴちゃっ……
お互いの唾液が混ざり合い、舌を吸い合い、お互いの気持ちを高めようと延々とディープキスをくり返した。

554ソラ×カイリ 4:2009/02/25(水) 16:33:23 ID:myIez45I

ソラ「…どこ触って欲しい?」
そう呟いてからソラは体を起こし、後退してカイリを視線で促す。
カイリ「…で、でも……」
恥ずかしさで身悶えしながらカイリ非難を込めた目線を送っているが、
ソラは受け流すようにじっと見つめる。
しばらく見つめ合っていたが、一度火が入ってしまった体には逆らえるはずもなく、カイリは両手を胸元に引き寄せる。
…胸元に組んだ手をそのまま下げ始め。
カイリ「…だ、だめなのに……」
そんなことを呟きながらおずおずと、スカートを捲り始めた。ソラは予想外の行動に食い入るように魅入ると
カイリ「…み、みないでぇ…」
頭を振りながらも、その両手は止まらず。上気してほんのりと桜色に染まった太股が露わになった。
僅かに涙を流しながら、しかしその手は決して止めずに。
すり合わせる内股の間から溢れる、粘りけのある卑猥な声が、ソラの体を少しづつ引き寄せていった。
完全に露わになった下腹部と、濡れてより魅力的になった下着から発するカイリの匂いに誘われるように近づいて
ソラは今にも飛びかかりたくなる衝動を必死に押さえながら、そっと聞いてみる。
ソラ「……おもらし?」
カイリ「…ち、ちがっ……」
捲り上げたスカートで顔を隠しながら、掠れた声で怒られた。
ソラは太股を重ね、視線から逃げるように隠そうとする足を両手で押さえつけ、
ゆっくりと中心に向かって撫で上げていく。
奥に向かうほど湿り気が強くなり、布越しに蜜を溢れさせている部分にそっと指をあてがった。
カイリ「…んっ……」
スカートを噛みしめているようで声こそ抑えているものの、一際大きく体を揺らし反応している。
まだ理性が抵抗するのか、ソラは閉じようとする太股を体を割り込ませて防ぐと。濡れて透けて見えるクレパスに
そっと指を這わせた。ソラは動き一つ一つに反応するように動くカイリが愛おしくて、ソラは中に突き立てるように
人差し指を差し入れながら、ほんの少し上部にあるクリトリスを親指で跳ねた。
カイリ「んんっ!……」
途端に力のこもった声を上げると四肢を強ばらせて、大きく痙攣するカイリ。
ゆっくりと温かく独特の匂いを持った液体が、ソラの右手を熱く濡らした。
恥ずかしいのか、カイリは完全にスカートで顔を隠した。
ソラはやりすぎたと思う反面どうしようもなく興奮して、濡れた下着に手を掛け脱がし始める。
…ビショビショになったショーツを太股からふくらはぎ、足首から通して抜き取っても、未だに顔を隠したままだ。
どうやら今はアソコを見られるよりも、顔を見られる方が恥ずかしいらしい。
ソラはゆっくりとスカートを引っ張てみると、凄い力で抵抗してくる。
ソラ「…カイリ、顔見せて。」
ソラがそう語りかけても布越しに頭を振るばかりで、出てこようとはしない。

ソラは少々意地の悪い方法を取ることにした。
555ソラ×カイリ 5:2009/02/25(水) 16:34:23 ID:myIez45I

ソラ「…このまま顔見ないまま挿入れちゃうよ。」
ソラはズボンから自分のモノを取り出すと
こすりつけるように自分のモノでカイリのあそこを撫でてみた。
カイリ「あ……」
カイリがスカートを掴む手を少し緩めたのを見て取り。
ソラは勢いよくスカートをはぎ取った
そのままの勢いで、涙で顔をぐしゃぐしゃにしたカイリの両手を押さえ込むように覆い被る。
堅く目を閉じて固まるカイリの瞼にそっとキスをして涙を吸い上げるように舐めとる。
ソラ「…ごめん、調子に乗りすぎた。」
素直に謝ったソラは続けて啄むように涙の後にキスを続けていくと、ようやくカイリは目を開けてくれた。
カイリ「……」
まだ非難たっぷりの視線でソラを見上げながらも口元は少し緩めて、ゆっくりと微笑むと。
カイリ「…ちゃんとキスしてくれたら、許す。」

ソラは頷いてその唇を吸い上げるようなフレンチキスから舌先を絡ませるディープキスを続け
その間にゆっくりと内股を擦るように指を滑らせる。
ソラはのままの体勢で息子を掴むと、滑らせるようにカイリのあそこにあてがい、ゆっくりと腰に力を入れて落としてゆく。
カイリ「くっ……はぁ……」
苦痛に顔を歪めながらも両手で強くソラに抱きついて、痛みから逃げようとする。
ソラもカイリを強く抱きしめながら、ゆっくりと腰を押し進めていく。
カイリ「あぁ!…んっ!…くっ!」
抵抗が奥に行くほど大きくなる。
膣内に力が入りすぎて進むのがきつく、ソラも持ちそうにない。
ソラ「……カイリ」
そう呼びかけると、もう一度キスを繰り返し、髪を優しく撫でる。
少しずつ力の抜けてきたカイリの腰を押さえると、ソラは心の中で謝ってから。カイリの中に勢いよく突き入れた。
カイリ「!!………!」
大きく息を吸い込むように背中を仰け反らして、ソラの背中に回した両手でしがみつく。
しばらくは動かない方が良いよな。そう思いながら、ソラ自身も断続的に締め上げてくる快楽の波に必死で耐えていた。
徐々に朝カイリの両手から力が抜けていき呼吸が落ち着いていくと
カイリがソラの首もとに埋めていた顔を上げて
「…動いて」
そう言って求めた。
ソラ「無理しないでいいよ。」
カイリ「痛くして欲しいの。」
「今日はここまででも。」そう言おうとしたソラに被せて、とんでもないことをカイリは言ってきた。
ソラはどう言葉を続けようか考えると
カイリ「絶対に忘れないように、覚えておきたいから…」
ソラ「え…?」
カイリ「もしまたソラがいなくなっても。」

そう言ってカイリは少し悲しげに微笑むと、大きく息を吸い込み膣内を動かし始めた。
眉間にしわをよせながらも、なんとかソラに快楽を与えようと腰に力を入れるカイリを見て
ソラ「俺、多分止まれないよ?」
最終確認を取った。
そんなソラを見つめながら、カイリは微笑みを返し、頷いた。
ソラは両の手のひらでカイリの手を包み込み指を絡ませると、体を折り重ねるように密着させてゆっくりと抽挿を開始した。

556ソラ×カイリ 5:2009/02/25(水) 16:34:52 ID:myIez45I

カイリは額に汗をして、耐えるように呼吸をする。
表情も次第に和らいでいき、
徐々にではあるが、苦痛を我慢する声に艶が混じり合ってくる。

カイリ「…ひぁっ…んっ」
すっかり愛液で満たされた膣内からは一際大きな音が聞こえてくる。
ただの獣になったキーブレードの勇者に必死で抱きつきながらカイリは
「…も、もうだめ…」
そう声を漏らすと大きく体を振るわせて、今日一番に膣内を締め上げた。
ソラは動きを速めると、
「―――っ!!」
残っていたわずかな理性で自分のモノをカイリの中から引き抜き、欲望をカイリのお腹の上にすべて出した。

ソラは身を起こし、ティッシュできれいにカイリにかかった精液を拭き取った。

ぐちゃぐちゃに汚れた服をどう親に言い訳しようか考えていると。
「…ソラ」
起きあがったカイリが真剣な声でソラに呼びかけた。

「大好きだよ。」

幸せそうにカイリは微笑んだ。
557名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 16:41:39 ID:myIez45I
相変わらずの文章力ですみません。
エロ表現のところは他のスレを参考に書いてみた
ので前回よりマシになっているハズ・・・。

新たな書き手さんが現われることを期待して書いてみました。
558549:2009/02/25(水) 18:03:22 ID:Au+UDjYg
できれば2ED後、興奮してしまったロクサスがナミネに襲いかかる・・みたいなのがみたいです
559名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 02:15:35 ID:1kzU6+A9
>>551
GJ!健気なカイリ可愛いよカイリ
560名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 14:12:59 ID:F8itH3gt
ここは腐女子の巣窟でつか?
561名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 22:36:04 ID:haiytqFD
>>560
いまどきでつとか使う時点でお前が腐女子だろjk
562名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 17:57:11 ID:/alOtYtO
せっかく投下があったのに何釣りに突っかかってんの
563名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 19:15:14 ID:bRFBG5O7
>>561
いちいち反応する時点で腐女子w
564名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 19:51:13 ID:1v/ZMMid
まあまあ落ち着いて。
つ旦
565名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 20:51:05 ID:13D/96I/
というわけで六波wktk
566名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 01:30:35 ID:vgI2ahSR
13「シオンに『あなた…どうかしてる…』って言われたい。性的な意味で」
567名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 22:35:13 ID:GfWJAsKy
「ただいま、シオン。」
「ロクサス…最近、機関に帰ってくるの遅いよね…どうしたの?」
「あぁ、トワイライトタウンに出かけてるんだ。最近遊びすぎちゃって、帰りが遅くなっちゃうんだよ。」
「…夕食はどこで取ってるの?」
「サンドイッチとか買って、時計台の上で簡単に食べてる。」
「……本当?」
「うん、あぁ、まぁね。」
「…嘘つき……」
「…え…」
「…私、今日、ずっと時計台にいたの…。」
「えっ…」
「ロクサスが来ると思って、待ってたの…ずっと…なのに来なかったじゃない…」
「えっ、あぁ、今日はね…」
「じゃぁ、今日はどこで食べてきたの?」
「あっちでできた友達の家に行ってさ。仲良くなったから夕食に呼ばれて…」
「その友達って…」
「え?」
「…当ててみようか…オレットって子だよね…」
「…あ〜ぁ…うん。」
「…なんであの子のところに…」
「……………い、いや……」
「……なんであんなのの所で夕食食べてきたの…?」
「な、なんでって…」
「…私…お弁当作って、ロクサスを驚かせようとしてずっと待ってたのに…」
「あぁ……ぁ…」
「どうして…なんであいつのところに…せっかく私が…」
「シオン…ど、どうしたんだよ…」
「なんで私の気持ちを分かってくれないの…なんで私に隠れてあんな奴のところに…」
「…」
「…なんで私に嘘ついたの! 私がこんなにアナタを想ってるのに!」
「シオン、ちょっと待って!」
「私がこんなに、アナタを愛してるのに、なんで浮気なんてするの!!?」
「シ、シオン、落ち着いて!!」
「ロクサス…アナタは私を愛してないんだね…ずっと私は信じてたのに…どうして…どうしてなの…」
「シオン!」
「ロクサスひどい! ロクサスなんて大嫌い!! ロクサスが分かってくれないなら…」
「シオン…な、なにするんだ…ま、待って、俺は…や、やめろ!」
568名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 23:55:30 ID:AdvWyhqM
ゼムナス「ロクサスとシオンの行方が分からなくなったのだが、誰か心当たりはあるか?」
ラクシーヌ「あの2人仲良かったし、2人でどっか逃げたんじゃない?」
ゼクシオン「ロクサスさんはあまり意識してはいなかったようですが、シオンさんは随分ロクサスさんに御執心だったようですが」
サイクス「ノーバディに心は無い。おまえの気のせいだろう。
・・・(ぷつん)うおおおお!!!」
ヴィクセン「ヴェアー!」

アクセル「・・・あいつら・・・!」

こうしてPVのシーンに
569名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 13:52:30 ID:9AuGdDIT
ヤンデレのシオンに死ぬほど愛されて眠れないロクサス
570名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 00:12:47 ID:VfbQh6uv
>>567-8
バカスww
571名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 02:09:27 ID:V7ljD77X
流れをぶったぎって敢えて呟く…
丸楽が欲しい…のでちょっと考えてくる…
572名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 05:43:02 ID:KPcAEFJx
ナミネとシオンの関係とか立ち位置とかについて解明されるまで、書きづらいな


14「ボス、どうやったらロクサスは私に振り向いてくれるんですか?」
01「知らぬぅ。それよりもぉぉぉ、牛乳ぅでも飲めぇぇぇ」

14「先輩、ロクサスの気を引きたいんですけど……」
02「良い子にしてろ。そうすりゃ俺が愛の補充をしてやるってハナシだ」

14「あの、ロクサスってどんな感じの女の子がタイプなんでしょう」
13「モミアゲに決まってるだろう。愛とはこういうものだ!」

14「せんp」
04「あ、こら、急に話しかけたら私のズラがはずれ……ヴェアー!」(消滅)

14「あの……」
05「><」

14「ロクサスの好物って、なんでしょうね」
06「ずばり、漬け物ですね。あ、そろそろNHKで「今日からあなたも漬け人!講座」やるんですが一緒に見ます?」

14「サイクスさん、ノーバディーにはやはり愛なんてないんでしょうか」
07「ふん、しょうせん心があった頃の記憶に過ぎ…………誰だあああああああぁぁぁ部屋で漬けたヤツはあああああぁぁぁぁぁ!!」

14「ロクサスって、以前はどういう人だったんだろうね、アクセル」
08「あぁ、きっとアイツのチンコも揉みごたえあったんだろうな。記憶したいぜ」

14「いつも楽しそうですね、デミックスさん」
09「ジオンも一緒に舞い踊る? あれごめん、シボンだっけ?」

14「ロクサスと一緒にゲームしたいな……」
10「パーレイ! 私に良い提案がある。まずはお前のマニーがいくらあるか聞かせておくれ」

14「ロクサスってやっぱカッコいいですよね」
11「何を言っているんだシオン、機関内で私よりかっこよくて美しくて品があって鮮やかで(中略)な者がいると言いたいのか?」

14「女って、やっぱり愛に生きるべきですよねラクシーヌさん」
12「あぁん? なにバカ抜かしてんのこの女? ってかかわいいこぶんじゃないわよ新人の分際で」

14「あ……ロクサス……」
13「シオン! 今から一緒にアイス食わないか?」
14「うん……(やっぱ機関で一番いい人……///)」
573名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 13:07:38 ID:TQgtEX6s
「シオンに質問する。ズバリ、No13・ロクサスのどこが好きか!?」
「う〜ん、好きな所が多すぎて難しいなぁ。戦う姿はかっこいいし、普段は優しいし、何より私と仲良くしてくれることかな。」
「じゃあ逆に、ロクサスに直してほしい所はあるか?」
「う〜ん…特にはないんだけど…。強いて言うなら、何の前触れもなく唐突に『シオン、生理はいつ?』とか聞いてくることかな。」
574名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 23:14:35 ID:krqj3IP0
>>573
結局変態オチかよwwwww
575名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 23:48:18 ID:gDHUqKhz
ロクサスは純粋に変態だ
576名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 00:53:12 ID:C1F+ZhgU
>>572
アクセルがアッー
577名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 11:04:07 ID:1xoYgzPJ
公式より
シオンをやたら肘で小突くロクサス
578名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 11:56:14 ID:n5QRJ8Pn
>>571
期待してまつ
579名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 16:34:05 ID:XtcWazLS
保管庫欲しい保管庫
580名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 23:20:40 ID:2iHdXEPy
誰か以前ここに書かれてた、狭間の海でサイクスがオナニーするネタ保管してる人いる?
581名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 13:54:55 ID:oQ4sb8xr
>>580

167 :名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 13:28:47 ID:dgWgjQrX
>>156
書いたよ、サイ久×海

「ゼム茄子・・・」

狭間の海、ゼム茄子に状況を報告に来たサイ久。
しかし、普段岩場に座り物思いにふけっている筈のゼム茄子の姿は無い。

「祭壇にも居なかったというのに・・・」

サイ久は不満を募らせる。
考えてみれば、この砂浜をよく見た事は無い。

「静かなものだ」

待っていれば、相手からやって来るだろう。
サイ久は波打ち際まで歩くことにした。

「例え抜け殻でも、溜るものは溜るのだな・・・」

女っ気のない機関の生活。
海里という少女を連れ去った時も、何か悶々とした感情が渦巻いたのを思い出した。

「誰もいないだろうな」

バーサーカーを呼んで周囲を見張らせると、サイ久はズボンから自分の息子を取り出すと、手袋を脱いでそれを擦り始めた。

「はぁっ・・はぁっ・・」

ネタが無いにも関わらず、快楽だけを求めてひたすら手を動かす。

「はぁっ・・はぁっ・・・うおおぉぉぉおおっ!!」

何度も擦り続ける中で、サイ久の中の感情が目を覚ます。

「ふんっ・・ふんっ・・ふんっ・・(溜った精液が)邪魔だァァァァァッ!!」
「ふんっふんっふんっ・・!!(溜った精液に)消えろぉォォォッ!!)

暴走するサイ久に絶頂が近付き、バーサーカー達も困惑して姿を消した。

「おおおぉぉぉっ!!・・・(溜った精液の)全てを失うがいいッ!!」

絶叫とともに、サイ久は勢いよく白濁液を海に吐き出した。
白濁液は一時的に海を汚すが、そのうち波にさらわれて消えた。

「何をやっているんだ俺は・・・」

正気に戻ったサイ久は、ただ嫌悪感に陥っていた。

「フフ・・楽しそうで何よりだぁ・・」
「はっΣ(´Д`;) ゼム茄子・・・」

その後サイ久は、より忠実なゼム茄子の狗となったのであった。

糸冬 了

582名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 18:15:39 ID:G2waf36j
サンクス
久々に見たらクソワロタ
583デンファレ1:2009/03/17(火) 20:17:37 ID:++AFVGQs
やっとでけた丸楽…。
文章力皆無で比喩多くて当て字多いですが見逃して下さい…

冷たく、無機質な白で構築された城内。
なんの変化も無くただただ退屈を膨らませてゆくだけだった。

ラクシーヌ…彼女の存在は明らかにこの機関で浮いていると感じた。
この違和感の正体を突き止めようと、彼女を部屋に呼び出した。


軽い足音、扉を叩く音。
ほら、蜘蛛の糸に囚われた蝶が一匹…
「どうぞ。」
知らずうちに口角がつり上がる。

「呼び出したりして、なんのつもりよ。」
−おやおや。さっそくお姫様はご機嫌ななめか。

青年はおどけてみせながら言葉を紡ぐ。
「貴女の存在を自覚させようと思ってな。」
誰にでも見せる作り笑顔で語る。

「は?どうでも良いけど早く済ませてよね?あんたといると鼻がむず痒いのよ。」
興味のない素振り。
これから起こることを想像すれば…
青年は思わず喉から笑い声をこぼしてしまう。
「ク…ふふ…失敬。ではお言葉に甘えさせて頂こう。」
584デンファレ2:2009/03/17(火) 20:18:16 ID:++AFVGQs
おもむろに彼女へ歩み寄り、
黒い革手袋の手が、ラクシーヌの白い頤を取る。
「なによ!」
嗚呼、その強気な眼差しがいつまで持つのだろうか。
可愛い女の本性を暴く事に益々興味がそそられる。

彼女との身長差を埋めるように、首を傾け、背を屈める。
触れ合う唇と唇。青年は啄むように軽く、何度も柔らかい唇を食む。
「んぅ…ふ…」
唇の間から紡がれる彼女の悩ましい息使い。
意外な程本能に従順なこの女は本当に可愛いと思う。
同時に、彼は身の内に熱が灯るのを感じた。

何も考えずにラクシーヌの身体をかき抱く。
サラリと揺れた彼の髪がラクシーヌの顔に掛かった瞬間「くしゅん」と小さくクシャミをした。
「マールーシャ…なんのつもりなの?早くはな…は…っ、」「クしゅんっ」
花粉症だったのか…。

確かに、薫りの強い薔薇は花粉症の者にとっては結構辛い…と聞いた事が有るような無いような。
マールーシャはいつも薔薇の薫りのシャンプーから色々、はたまた香水まで身につけているようなメルヘン極まる趣向の男だ。
地上階の担当の者は何かしら臭うと機関の連中からも言われていた。
アクセルは焦げ臭い…マールーシャは薔薇臭い…ラクシーヌは砂糖菓子のような甘ったるい匂い…。
最後以外「臭い」と付くのは腑に落ちないが…

−いかん…本題に戻らなくては…
心の中で頭を振り、ボーっとしていたマールーシャは再び不敵な笑みをラクシーヌに向ける。
「離せと…?無理な願いだな。」
細い体に似つかわしく無い男の豪腕でラクシーヌを床へと押し倒す。
「グっ…」
強かに背中を打ち付けたラクシーヌは苦悶の声を上げる
上手く息が出来ず苦しそうに身を捩る彼女をマールーシャは獣の瞳で見下していた。
585デンファレ3:2009/03/17(火) 20:19:01 ID:++AFVGQs
まずは…コートのジッパーに手を掛ける。
ジリジリと音を立てて黒の間を白い肌が裂くように露出する。
「なにす…」
呼吸困難でくらくらする頭を懸命に起こし批難の声を上げるラクシーヌ。
しかし、男はそれくらいでは止まらず、接近し、口づけを落とす。
「お喋りな貴女はそれでもくわえていれば良い。」
仄かに甘みを漂わす花びらを一枚、ラクシーヌの唇に挟む。
「…?」
なんだと言うのか…そういった顔をした直後、ラクシーヌは再び仰向けに倒れた。

「強力な媚薬を含ませている。これなら貴女といえど私には敵わないだろう?」
尤も、薬で酔わされたラクシーヌの蕩けきった瞳から、抵抗する気すら伺えないが。

さて…妖艶に瞳を細めるマールーシャは手始めに唇から味わう事に専念した。
隙間の無い程に唇を合わせ、丁寧に歯列を割り、上あごを舐め上げる。
男を知らないのか、ラクシーヌは苦しそうな呼吸をするだけで嫌がる素振りも、感じているのかも見てとれない。
粘りのある水音を立てて、ラクシーヌの舌を絡め取る。
「ふぁっあ…」
お気に召したようで、ラクシーヌからも舌を伸ばして来られた。

上気した頬。淡くほてる耳朶。
愛しい箇所に口付けを落してあげよう。
額、瞼、頤、首筋…だんだんと下る唇にラクシーヌは身を強張らせる。
気付いたようだな…。
鎖骨の上の薄い皮膚に噛み付いてやる。
「…あっ」
薬の効力が助けているのか、痛みすら快感に感じて居るようだ。

胸元の双つの丘の間を啄む様に音を立てながら進む。

コートを左右に開いてやると、白い大きな丘の上に桜色の蕾が鎮座していた。
蕾は硬くすぼまり、触れられるのを心待ちにしているようだった。

586デンファレ4:2009/03/17(火) 20:19:40 ID:++AFVGQs
待ってろと言わんばかりにマールーシャは手袋を噛んで外す。
普段黒の革手袋で覆われていたその手は、しかしながら男の物らしく節々を強調させた骨の太い手だ。
大きな手で円を描くようにラクシーヌの乳房に触れると、ラクシーヌは体を震わせて快感を露にする。
人差し指と中指で蕾を挟み込んでもう一度円を描いてやる
「きゃ…はぅ、あっ」
ふるふると背中を粟立たせながら喘ぐ姿はまるで他人だ。
マールーシャは面白くて仕方ないといった表情で続ける。
吸い付くような肌の感触に、彼自身も知らずうちにエスカレートしてゆく。

「…は、」
彼女の儚い息使いに興奮すら覚える。

「ラクシーヌ…」
「ん…」
彼女の口からはいつものような刺々しい返事は返って来ない。
「機関の男は、皆こんな風に貴女を見ているんだぞ…?」
「んん…」
すっかりマールーシャの飼い猫にされてしまったラクシーヌは、
大人しく頷くばかりで抵抗の気配すら見せない。

マールーシャは口元だけで微笑むと、
乳房を弄んでいた手を更に下方へと滑らせる。
折れそうな肋骨の上に、薄い皮膚が張られたその道を人差し指がなぞる。
「はひゅっ…は、」
興奮のあまり呼吸がままならないラクシーヌ。
滑らせていた手を臍の周辺でくるりと円を描く。
「あぅっ…!」
腹筋をひくつかせて喘ぐ彼女をよそに、マールーシャは彼女の制服のベルトへと手を掛ける。
カチャカチャとおもむろに金属の擦れ合う音を立ててベルトを外す。
革製のパンツのチャックをジリジリと開くと、制服と同じ黒い色のレースが現れる。
はやる気持ちを抑えながら彼はパンツからラクシーヌの白い足を抜く。
587デンファレ5:2009/03/17(火) 20:20:17 ID:++AFVGQs
下着一枚となったラクシーヌの姿を組敷き、マールーシャは黒い笑みを浮かべる。
その瞳とぴったり合ってラクシーヌは縮み上がる。
「今の貴女はMそのものだな。普段も捨て難いが、中々の見物だぞ。」
彼が伸ばした指先が、ラクシーヌの秘部に触れる。
薄い布を一枚隔てているにも関わらず、その場所は期待に潤っていた。
チュクチュクと水音を立てて彼女に分からせてやる。
「あんっ、ひゃ…っ!」
腰を揺らして歓喜する様は淫乱な雌猫の他、どう例えようか。
マールーシャは口角を吊り上げ、彼女の最後の一枚すら剥ぎ取った。

マールーシャはおもむろに彼女の足を広げ、顔を近付けて覗き込む。

薄い色の茂みの下には、美しく咲乱れ蜜を零した薔薇が一輪。
「こんなに濡らして…」
呟くその吐息が花弁をより一層しっとりと濡らす。
「や…ぃや…」
どうやら初めてらしい。
逃げはしないものの、恐怖を露にしている。

「“嫌”じゃないだろう?」
冷酷な蒼い瞳が綺羅りと細められる。
開かれた口から、長い舌を差し出して、花弁をまさぐる。
「きゃうっ、あぁあっ!」
びくびくと引きつった両腿に頭を挟まれるが、
マールーシャは構わないと言った様子で続ける。
今だけは彼自身が花なのではなく、花弁の蜜を求める蜂なのだ。
熟れた花弁の中に潜む芽さえも丁寧に舐め上げてやる。

「どうだ?気持ち良いだろう?」
得意気に目を細める。
「ん…き…もちぃ…」
本能のままの彼女は本当に素直だ。
588デンファレ6:2009/03/17(火) 20:21:03 ID:++AFVGQs
「良い子だ。」
顔を上げ、雌の味を口に含ませたままラクシーヌの唇と重ねる。
舌同士でまぐわった後、銀糸を引いてそっと離れる唇。
「どうだ?ラクシーヌの味だ。」
意味を理解した彼女は頬を赤らめ、視線を逸した。
いくら本能のままとはいえ、恥じているのだろう。
可愛らしい。こんな彼女はこの先見れないだろうと、マールーシャは俄然ヤる気が沸いた。

獲物を目の前に、マールーシャは少し焦った手付きで己のモノを取り出した。
既に硬くそそり立っている為、もう準備等も不要なようだ。

「ラクシーヌ…」
熱の塊を秘部に当てがい呟く。
少しずつ先端を埋め込みながら進む。
「あぁ…」
甘やかにこぼれる声さえ、美しい旋律。
奏でる唇にもう一度口付けを落とした。
「あぅ…ぐっ…」
押し進む程ラクシーヌの表情は苦悶へと変わる。
ぎちりと遮られる感触。
マールーシャは少し眉を潜めたが、更に強く進む。
「痛っあ゛あっあ…!」
ぶちりと何かがちぎれるような音を聞いた。
直後、マールーシャの太股に、さらりと熱いものが滴るのを感じた。
血だ。
やはり初めてだったか。

純潔を汚し悦ぶ己にマールーシャは自身を叱咤した。
悪趣味なんではないかと。
しかし、誰しも美しいものを汚したがる。
開き直り、再開する。

589デンファレ7:2009/03/17(火) 20:21:36 ID:++AFVGQs
ゆるゆると往復してやる。
「んんっ…く…」
まだ痛むのか、彼女はマールーシャの肩に顔を埋めて背中に爪を立てている。

震える背中を掻き抱いて、矛先を一気に最奥へと叩き込む。
「きゃうっ!かは…!」
痛がるのもよそに…もう気遣ってやる余裕すらマールーシャには無かった。

「ラクシーヌ、見えるだろう?」
わざとジュクジュクと音を立ててみせる。
震えながら彼女が視線を落とした先は、自身の秘部と、血を纏った彼の陰茎が結合している姿。
「や…いやあっ!」

マールーシャが腰を動かしてみれば、痛みと甘い痺れが全身を駆け巡る。
「あぅ…ああッ…」
これは…
マールーシャはにやりと口元を歪めた。
「あぁん!はぁっ!」
痛みは感じて無いのだろう。
嬌声を上げて蕩けた顔をしている。
それどころか、ラクシーヌも腰を揺らしている。
「っ…、淫乱め…」
呟くマールーシャさえも余裕がない。
息も吐かせぬ程ラクシーヌを貫く。
「あ゛ああぁぁぁっ!」びくんと全身を強張らせてラクシーヌは達した。
結合した部位が断続的に彼を締め上げる。
「…くッ!」
その脈動に合わせてマールーシャも欲望を吐き出した。

590デンファレ8:2009/03/17(火) 20:22:06 ID:++AFVGQs
気がつくと、白い敷布の上に横たわっていた。
「これは…?は、ッくしゅんっ!」
寝台の周りは花だらけだった。
嫌がらせではないのだが、ラクシーヌの神経を逆撫でするものに過ぎなかった。
「お目覚めかな?眠り姫。」
爽やかに微笑む美青年。
「随分な乱れっぷりだったな?」
その言葉に、思い出す淫行の数々…。
ボッとラクシーヌの顔は紅く沸騰した。
「な!あんたねぇっ!」いつものように怒鳴るが、マールーシャは余裕の表情で肩を竦めてみせた。
「先程の可愛らしい飼い猫の姿は何処へやら、だな。」
いつまでも優勢を保つマールーシャに、ラクシーヌはただただ唸って睨みつける事しか出来ない。

寝台から降り、壁に向かって歩き出すラクシーヌ。
右手を翳せば全てを飲み込む闇が口を開く。

「男に囲まれたこの機関で、貴女はガードが甘過ぎる。
それだけ忠告しておこう。」
マールーシャはそう呟いて、一輪の花をラクシーヌに差し出す。

「なによ?」
つんと尖った態度で花を見下ろす。
「デンファレ。貴女にふさわしい花だ。」

「花に興味なんか無いわ。」
身を翻し、闇に溶ける背中。

気になっていたのは自分の方だけなのか。
芽生えた想いさえも遠いもののようで、
心があったならこれをどう伝えよう。
手に握られた花は紅く、生きる事を誇示している。
花言葉は…
「わがままな美人。貴女にぴったりだろう。」
591名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 20:24:39 ID:++AFVGQs
以上です…。とりあえずおつまみ程度にでもなれば嬉しいです…。
592名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 22:13:33 ID:oQ4sb8xr
GJ!!
新鮮な感じで面白かった。
593名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 23:35:37 ID:O0ygkuPy
楽「もう嫌。どんなにS嬢を装おうとしても先輩たちに馬鹿にされて、若いメンバーからは猥褻な目で見られたりするし、どんなに罵っても心がないから平気そうだし…
それでやっと入った待望の後輩はガキ。ようやくからかう相手が出来たと思ったのに、そいつが先輩を凌ぐほどの変態で…。夜中寝てる間に私を拘束したり戦闘訓練中に身体(しかも胸やお尻)を触られたり…
もう私、Mになっちゃいそうです。助けて!」
594名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 10:32:10 ID:buzlqjE8
実はMな楽タン・・・(´∀`) =3
595名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 02:18:22 ID:koq0+661
六「ラクシーヌはスピードが速すぎてついていけないよ!」
悪「ベッドの上でもなかなか早いようだぜ。」
六「へぇ、マジ? 分単位? 秒単位?」

楽「アンタら…何話してるのかしら…?」
六「あ、ラクシーヌ。いいところに。」
楽「な、何よ? えっ、…あ、あ! なに!?」

ズプッ、ヌププ…

楽「キャァァッ!!!」
六「本当だ、敏感だな。」
楽「な、ななな、なに、すんのよ!」
六「ん? 指突っ込んだら何秒で逝くか知りたくてさ。」
596名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 11:24:14 ID:KUpODXxB
鬼畜ww
597名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 17:36:54 ID:qjqTb5KC
hm、保管庫ないと不便だな……
誰か、このスレの創立者で第一号作品書いてくれた人のヤツ保存してる人いる?
598名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 22:18:15 ID:gSRgphmb
>>597
どれだか分からんから、初代から前スレまでのログうpした
ttp://www.77c.org/d.php?f=nk6374.zip
(↑DLパスは「心」を訓読み)
保管庫待ってるよ
599名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 23:56:03 ID:qjqTb5KC
おぉサンクス
600名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 23:57:58 ID:lGCrQtrF
デンファレ書いた者です。こんばんは。
コメント下さった方有り難うございます!
本当はモノ描きの方なんですが、お褒め頂き嬉しいです。

そういえば…疑問なんですが、ルクラクって需要ありますかね…;;?
601名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 16:18:15 ID:a6dXYqJh
>>600
ありますよ!期待してます。
今までにない組み合わせかも。
602名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 00:29:44 ID:Z6Hiwb2B
「シオン、ここはいったん退こう。シオンはダメージ受けすぎだよ!」
「このくらい何でもないよ。大丈夫、任務達成までもう一息なんだから!」
「いや、ここからはもっと強いハートレスがいるかもしれない。これ以上シオンが傷ついたらどうするんだよ? 俺、シオンを守りきれないかも知れない。」
「私のことは気にしないで!」
「ダメだ! シオン、確かに任務達成は大事な事だ。でも、それでシオンが傷ついたり倒れたりしたら何にもならないんだよ?」
「…ロクサス…」
「無事に帰って一緒にアイス食べようって約束しただろ? それとも約束破るの?」
「…うん…ありがとう、ロクサス!」
「わっ、こ、こんなところで抱きつかないでよ! あっ、もう…シオン…」
603名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 00:32:31 ID:Z6Hiwb2B
………………
「でへへへ…」
「ロクサス、また居眠りしながらニヤニヤしやがって。変な夢でも見てんのか? うあっ…しかもおい…夢精してやがる…ったく、いつも居眠りしては精液垂れ流してんだから…」
604名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 18:09:51 ID:B9YYCLpu
やっぱりヤンデレシオン→ロクサスより
変態→シオンの方が面白いな
605名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:42:51 ID:EgVt0NdT
面白いというか、ロクサスの変態が度が過ぎてて抜ける
606名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 09:13:08 ID:X3/xFkth
「知らなかったよ、ラクシーヌって花粉症だったんだ。…ねぇラクシーヌ、花粉症っていえば花粉が引き起こすものだけど、花粉っていうのは人間で言えば精えk」

「アクセル、ロクサスはどこいったの?」
「あぁ、アイツはなんか全身を複雑骨折したらしいから今日は任務を休むそうだ。当分シオンと組むのは俺だからな。」
607名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 13:33:04 ID:pJYXNmnJ
急に外の空気が汚らしい物に思えてきた
608名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 14:16:40 ID:naXOemU4
俺の目が痒いのは花から放出された子種のせいか
609名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 16:31:23 ID:VZEzclTo
age
ルクラクまだカナー
610名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 23:34:51 ID:Iz0Oczc1
ちょw606!有り難うございます!!
テラワロスでした!

お待たせしました!あんまり良い出来映えとは言えませんが、ルクラク完成です。


====================================
白と黒が交互に織り成す盤上。
その上に位置するのは黒の兵隊と、王宮のつわもの達と、そして王。
迎えうつは、白の王国の者達。

チェスと呼ばれたこのゲームは、ある一つの物語を持っていると思う。

盤上を見れば、この兵達は、まるで自分達そっくりではないかと感じる。
馬を象った駒を動かす。
コトリと音を立てて、そのマスを彼の戦いの場とする。
否、彼女かもしれない。ナイトと言われているだけで性別は不明だ。

空いたマスへ、細い女性を象った駒を移動させる。
この駒は1ターンで最大の移動が可能な駒。
クイーン。
「まるで彼女みたいじゃないか。」
一人呟く。

ぴょんぴょんと揺れる触角…のような髪。
挑発する目元。
口を開けば甲高い笑い声と、人を蔑む言葉。

分からない者にとってはトラウマとやらにでもなりそうな存在だ。

しかし、ルクソードは彼女を側に置く事を最初から許受していた。
理由の一つとしては飽きない事。
もう一つは、ルクソード自身が彼女に好意が有る事。

好きとはハッキリ言い辛いが、飽きない事と、落ち着く感覚はきっと、好意と呼ぶものだろう。
611ルクラク2:2009/04/03(金) 23:35:43 ID:Iz0Oczc1
カチャリとノブが回り、ひたひたと足音が近付く。
ソファが一揺れし、隣りを見やれば…
「ラクシーヌ…」
白く輝く引き締まった肢体、
うっすらと表皮にちりばめられた水滴や、
バスローブの間からのぞくはだけた胸元に
思わず喉を鳴らしてしまう。

「ねぇ、いつまでそんな玩具で遊んでる気?」
ルクソードの逞しい肩にラクシーヌの小さな頭が凭れかかる。
ほんのりと薫る甘やかな香り。
濡れた髪。

「降参。仕方ないから君の相手をしてあげよう。」
苦笑いしながらも、内心は…恐らくこれは“嬉しい”というのだろう。
肩に凭れかかるラクシーヌを抱き寄せる。
「私に従ってれば良いのよ。」
少し、満たされたような笑顔でルクソードの胸へ体を預けるラクシーヌ。

髭の生えた頬を撫でるその手にはいつもの革手袋も一切着けておらず、
柔らかい指先は鋭利な刃さえ知らないようで、
化粧をしてない顔はあどけない。
こんな彼女を見れるのは他でもない自分自身なのだから。
欲情せざるを得ないのは当たり前だろう。

頬を寄せる。シャワー後だからか、しっとりしたその肌は、普段よりも暖かい。
頤を取り、上を向かせると、
彼女は蕩けた顔で見つめてくる。
612ルクラク3:2009/04/03(金) 23:36:24 ID:Iz0Oczc1
口紅も何も着けていない裸の唇を啄む。
「あ、…」
離れるとすぐに切なげな声を上げる。
愛しくて仕方ない。
胸を打つ早鐘の鼓動さえ聞こえているのではないかと思う程。
深く、唇を合わせて舌でまぐわい合う
更に深い交わりを求めるよう、ルクソードは彼女の頭を引き寄せる。
肺の中の酸素を吸い尽くす程のまぐわい…

唾液を垂らし、銀糸を引き、吐息を混ぜ、
まるで人の形をした獣のよう。
蕩け、体の支える力をなくしたラクシーヌをソファへと横たえる。

バスローブを開け放ち、首筋に淡く触れる。
「俺はシャワー浴びてないが、良いんだな?」
ラクシーヌはせっかく不純物の一切ない姿で来てくれたというのに、
少し申し訳無くなって尋ねる。
「良いの…。早くしなさいよ。」
少し照れくさそうな顔が愛くるしい。

ルクソードは自分の着ていた服を脱ぎ捨て
ラクシーヌの細い体に跨がると、真上からラクシーヌの胸を揉みしだく。
「きゃうっ!あっ」
獲物を捕らえた肉食獣のように、にやりと微笑むと、
ルクソードはいきり立った自身をラクシーヌの胸の谷間に押し込んだ。
「なにすっ…!ああっ!」
双つの胸を擦り合わせるように揉み上げ、中心に添えた肉棒を前後に往復させる。

柔らかい胸と、ゴツゴツした肋骨が彼を高みへと昇らせる。
理性など感じさせない荒々しい手付きでラクシーヌの胸を捏ねる。
激し過ぎる前後運動で、下に組み敷かれたラクシーヌの体ごと揺れる。

グラグラと揺れ動く中で快楽に歪む彼の顔を認めたラクシーヌは
苦しい体制ながらも彼の中心を口に咥えて吸い上げる。
ドクリと一揺れした後、ラクシーヌの口腔に欲望を飛散させた。
やや苦しい顔をしながらもラクシーヌはそれを飲み下す。
唇の端から、飲み干せ無かった分が零れる。
ぺろりと掬い取る紅い舌の、なんと卑らしいことか。
613ルクラク4:2009/04/03(金) 23:37:10 ID:Iz0Oczc1
これでは吐き出してもキリがないではないか、と視線を落とせば、
案の定、未だいきり立ったままの己の中心。
またこれを溜めると厄介になる為、次なる目的へと移動する。

ラクシーヌの蕩けきった秘部を覗き込めば、もの欲しそうにひくひくと疼いているのが分かる。
舌舐め摺り後、性器同士を触れ合わせ、一気に貫く。
「きゃアんっ!」
まともに跳ね上がる細い体。
ズンズンと突き上げる度に体が揺れ、完璧な肢体がより美しく淫らに踊る。

「痛いか?」
腰の動きはそのままにラクシーヌに問う
「良い…!」
背中からぞくりと震えながら彼女はルクソードにしがみつく。
「いいの…!乱暴にして…!」
ルクソードは一拍動きが止まる。
が、「仰せの儘に。」
いつもと同じ紳士らしい笑みで答える。

ずくんっと最奥まで捩込む
「あぅ…く…」
ふるふると震え上がるラクシーヌにルクソードはにやりと笑む。
「“チェックメイト”か?」
ズリズリと子宮口を嬲る
「かはっあ、ぅあ…!」
興奮の勢いで呼吸困難になりかけているラクシーヌをルクソードは強く抱いてやる。
「んうぅ…!!」
ラクシーヌの胎内が大きく収縮し、
ルクソードをも絞り上げていく。
「ラクシーヌ…っ」
ゴボッと何かが湧き上がるような音がして、二人は白いソファへと倒れ込んだ。





明るい。
自分の腕を枕に眠るのは、愛しい女性。
手を伸ばして、床に落ちたバスローブを拾い上げる。
それをラクシーヌの体に掛けてやる。
白い頬を撫でながら、明日消えるかも分からない虚無の体を抱えて、今暫く眠りの海へと落ちてゆく。
614ななしさん@ピンキー:2009/04/03(金) 23:40:34 ID:Iz0Oczc1
お疲れさまでした。実はチェックメイトを言わせたいばかりに書き始めたモノだったり…;;
ここ数日の楽旋風、凄く嬉しいです。
615名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 23:51:56 ID:Y8o7syEE
ルクソードかっこよすぎて時間止まった
616名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 12:41:51 ID:2uYKg6yM
ラクシーヌは事をする時はMになるんですね分かります
617名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 13:00:53 ID:WRYTw0GD
ロクサスはなぜ変態扱いなんだろう?
それはそれで抜けるが
618名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 22:57:28 ID:zQQn5zsA
>>617
確かにw 俺の中ではどちらかというと受けのイメージがあったせいでびっくらこいた。まあこれはこれで良いがw
619名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 01:16:52 ID:wHhMLp6B
14「ロクサスは変態じゃないよ。」
13「そうだ。俺は変態じゃないぞ!」
8「ロクサス、ラクシーヌのバスト知ってるか?」
13「えっと、アンダーは63.9でトップが85.1(E)。」
620名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 10:26:34 ID:f7BElTMa
ロクサスの変態ネタは好きだけどSSはないな…
621名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 22:14:51 ID:f7BElTMa
…と、思い立ったのでちょっとロクサス変態ネタを書いてみた。
ここのロクサス変態を書く方々には遠く及ばないと知りつつも
622名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 22:15:32 ID:f7BElTMa
万能の鍵、キーブレードを持つロクサスにとっては、研究者ヴィクセンの部屋に忍び込むことなど容易だった。
ロクサスはこのキーブレードを使ってあらゆるところに不法侵入を繰り返しているが、目的を持ってヴィクセンの研究室へ立ち入ったのはこれが初めてだった。
ヴィクセンはこの日は留守。ゼクシオン曰く
「光の世界でレーシング大会の実況の仕事をしに行くそうなので当分帰ってこないと思います。」
だそうなので、痕跡さえ残さなければ侵入してもばれないと踏み、ロクサスはこの未開の空間に踏み込んだのだった。
ロクサスの目的は部屋の奥に設置された大型コンピューターだった。
これはヴィクセンの様々な研究成果を記録し、またヴィクセンの前衛的な研究を幾度となく手助けしてきたコンピューターだ。

ロクサスはヴィクセン本人から、よく彼の研究成果(=自慢)について聞かされたものだった。
ヴィクセンは自分の研究の話になると無防備で、口が軽くなる。ロクサスはそれにつけ込み、ヴィクセンから様々な研究についてを尋ねていた。
それ故にロクサスは彼がどんな研究をしているのかを多く把握している。
そして今回、目をつけたのは、ヴィクセンの研究成果の一つ【レプリカの生成】だった。
ヴィクセンは人間やノーバディのデータをある程度収集することで、その対象のレプリカのデータを作りあげることができる。
さらにヴィクセンの研究成果【データの実体化】により、コンピューター内で作られたレプリカのデータを実体化させることもできる。
そしてそのレプリカのデータを操作することで、対象にないペナルティをつけることも可能だ。
例えば、姿かたちだけを実体化し、意志も意識も生理反応もないコピーという名の人形を作ることもできる。
最後に、実体化したレプリカをコンピューター内にデータとしてかえし、データごと消去して痕跡を消滅させることもできる。
これだけ分かれば、ロクサスには十分だった。

ロクサスは機関の女メンバーのレプリカを作ろうとしていた。それも、意識を持たない人形を。それを用いて「遊ぼう」ということだ。
手始めにシオンのデータを手に入れようとしたロクサスは、シオンの髪の毛を手に入れた。たった一本の髪からも、遺伝子を採取してレプリカを作ることができる。
(ちなみにこの髪の毛は、ロクサスがシオンの部屋を物色している時にシオンの枕についていたものを頂いたものだ。)
ロクサスはコンピューターを起動した。
運がいいことに、自室を厳重に施錠しているヴィクセンは、コンピューターにロックをかけていなかった。パスワードなしで使うことができる。
623名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 22:16:14 ID:f7BElTMa
コンピューターのそばにある入出力ステージにシオンの髪を置き、コンピューターに入力する。
ヴィクセンは「生物そのものをデータ化することは未だ出来ない」と言っていたので少し心配だったが、大丈夫だった。シオンの遺伝子情報をコンピューターに取り込めたようだ。
ロクサスが心配していたコンピューターの操作だが、驚くほど分かり易いものだった。
レプリカ生成についてはデフォルト値が設定されており、大雑把な設定を入力するだけでレプリカを作れる。
ロクサスはしばらく考えたが、まず【意識】【意志】の項目のチェックを外し、【生理反応】【感覚】の項目にサインをつけた。あとはヴィクセンの指定したデフォルト値に任せればいい。
出力を選択する時は流石のロクサスも緊張した。だが、ためらっても仕方がない。ロクサスは実体化の出力をオンにした。

一瞬だった。データをもとにしたシオンのレプリカが、入出力台のステージに実体化される。
本物のシオンがステージに倒れているのかと目を疑うほど完璧なレプリカだった。
ロクサスは、自分でしたことであるにも関わらず、呆気に取られたようにレプリカを見つめていた。

すぐ我に返り、ステージに飛び乗ってレプリカシオンを抱えるロクサス。
身体のあちこちを見回してみた。見た目はシオンそのものなのに、まるで死んだように反応がない。…いや、浅い息をしているようだ。【生理反応】がある。
シオンの身体データをそのままアウトプットしただけなので、レプリカは衣類は一切着ていない。
ロクサスは、持ってきた自分の予備のコートをレプリカに着せてやる。まるで等身大の着せ替え人形だ。
コートを着せた。とりあえず見た目は完璧なシオンだ。薬でも飲まされたようにぐったりと意識はないが。

ロクサスはレプリカシオンを床に寝かせ、ヴィクセンの研究室に入った自分の痕跡を完璧になくす。コンピューターを起動した痕跡まで完璧に消すと、床に眠るレプリカシオンに向き直った。
「…さてと。」
ロクサスはレプリカシオンを抱きあげ、闇の回廊で、他の機関メンバーに見つからないように自分の部屋へと帰った。
624名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 22:17:06 ID:f7BElTMa
ロクサスはレプリカシオンを連れて、自分の部屋へ戻ってきた。
やっと自分の計画が成功し、とりあえず一息つくロクサス。
「ふーっ…」
ロクサスはレプリカシオンを自分のベッドに寝かせ、正面から向き合った。
可愛い。ロクサスが大好きなシオンそのままだ。だが、いくら素直な子とはいえシオン自身に手を出すことはできない。だから、こうしてレプリカを作って連れてきたのだ。
眠り姫のようなレプリカシオンの覆いかぶさるようにして、顔を近づける。
レプリカは目を瞑り、穏やかに息を立てている。眠っているシオンに顔を近づけているようだ。だが、彼女が起きることはない。
ロクサスはレプリカの頬に手を添え、彼女に口づけをした。
文字通り夢にまで見たシオンとのディープキス。作りたてのためか口腔内は若干乾いている感じがするが、それはまさに本物としている感覚と等しいものだった。
キスが同じ感覚なら、当然身体のほうも…
ロクサスは息を呑み、レプリカに先ほど着せたコートをゆっくりと脱がせていく。
レプリカシオンの身体が改めて露わになった。
身体は大人への成長過程だ。身体全体に若干ふっくらとした丸みはあるが、大人のそれよりは若干幼い。
ほっそりした腕に無駄な筋肉はない。身体も、痩せすぎでも太りすぎでもなく、ちょうど良かった。
太ももも、大人のような妖艶さはないが、撫でてみると程よく柔らかい。
シオンの胸は、BカップとCカップの間くらい。目立つ膨らみはなかったが、ロクサスが手繰り寄せてやると膨らみを感じられる。
そして、なんといってもロクサスが興味津々なのは彼女の足の間…
ここだけは歳にあわずムッチリとした印象を受けた。それが女性のそもそもなのかもしれないが、とにかく、そこにだけは女性の艶かしさを感じた。

身体を一通り眺めまわしたところで、もう一度レプリカの顔を見つめた。
唇は薄く、素顔なのに化粧しているのではないかと疑うほど美しい、そしてまだ幼さの面影を残す顔。
ロクサスはレプリカの頬を優しく撫で、それから身体を撫で始める。
まずは胸、押し付けるように内側に寄せたり、持ち上げたり、その柔らかさを楽しんだ。
満足な膨らみではなくとも、シオンの身体。ロクサスにとってこれ以上の満足感はなかった。
普段はコートの上から膨らみを見ることしかできない。それと、たまにコートから覗く僅かな胸元。
ロクサスも、偶然ぶつかったのを装いそっと胸を手で押してみたり、さりげなく意図的だと気付かれないように触れたりしたことはある。だがロクサスは所詮、シオンの胸について、そのくらいしか感じることができなかった。
しかし今、自分の手の中にシオンの胸がある。それを直に触れることができる。
身体もシオンのものだ。シオンの身体を触り放題だと思うだけで、幸福だった。
ロクサスは次に、シオンの身体を撫でまわした。肩から肘にかけて、脇から腰のあたりまで、お腹のあたりを撫でてみたり、身体のあらゆるラインを手でなぞった。
だんだん理性を失ってきたロクサスは、シオンの肩にぐっと近づき、身体を優しく舐めた。身体の至る所を、今度は舌でなぞる。
時々シオンがピクリと動く。レプリカでも感覚はあり、くすぐったい所に触れると意志があるかないかに関係なく身体が反応してしまうようだった。
さらにロクサスはシオンの胸を頬張った。小さい胸を手繰り寄せて口に含み、もう片方の胸は手で揉む。次第にロクサスの行動は本能的になり、体に触れるのも力を込めて、若干の強引さが感じられる。
シオンの身体を散々に遊びまわしたロクサスは、さすがに疲れて一息ついた。
ここまで好き放題に身体中を触り回した。あと残すは…
625名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 22:17:38 ID:f7BElTMa
ロクサスはシオンの足をゆっくりと開いて、局部を露わにさせた。
「さすが【生理反応】があるんだな。」
シオンの局部は軽く濡れている。身体が「感じた」のだ。
ロクサスはもう我慢できなくなり、足の間を覗き込み、局部を眺める。
割れ目を指でなぞった。ロクサスにとって、どう表現したらいいか分からないような、生まれて初めての感触だった。
そのまま、割れ目を指で軽く開く。
「うわぁ…。」
ロクサスは、女性自身を見るのはこれが初めてだった。
話には聞いていたが、たしかに第一印象、グロテスクだというのがあった。形は整っており、色もきれいなピンク色だったが、どこか、生々しいような気持ち悪さがある。
だが、ロクサスが覚悟していたほどではなかった。見ようによっては、気持ち悪さなど感じない。不思議な感じがした。完全に美しいものなんてない。これが、リアルな性なのだなとロクサスは感じる。
ロクサスはしばらくそこに見入っていた。改めて緊張する。今、自分は、シオンの本当にプライベートなゾーンを堂々と覗き込んでいる。レプリカとはいえ、本人の身体だ。
ロクサスが何よりも興味を抱いていたソコを、今では周りの目を怯えることなく眺めることができる。
だが、ロクサスの中で葛藤や後悔といったものは生まれなかった。むしろ、強い興味が生まれてくる。
ロクサスは恐る恐る、ドキドキしながら空いている手を伸ばし、中に指を触れる。
「うぁ…っ…」
若干濡れたそこは手に触れるとヌルヌルとした感触で、指を押しつけると柔らかい弾力を感じた。
ただひたすら、新鮮な感じしかしない。言葉にならなかった。女性の性に初めて触れた喜びと興奮が沸きあがってくる。
ロクサスは思わず、ぐっと顔を近づけ、そっと舌をつけた。
「ウッ!」
ロクサスは退いて顔を反らした。顔をしかめて口を押さえる。
分かっていた。舌に合うものとは限らないこと。自分にはイメージもつかない味だということを。
ロクサスの口には酸味が、それから塩辛いような味が広がった。
変な味としか思えなかった。不味いとさえ感じた。だが、これが正真正銘シオンの味だ。
ロクサスはそれを飲み込み、またシオンの股座に顔をうずめる。必死になって、貪るように舐めた。感情は無くとも生理反応で滴ってくる液を、流れるごとに舐めとる。

やがて、シオンの足がヒクヒクと反応しだした。
ロクサスは彼女の震える太ももを撫で、それから自分のコートを捲ってズボンのファスナーを下ろした。
レプリカを作ることを考えた時はここまでしようか悩んだロクサスだが、今はもう、迷いはなかった。
シオンを抱きしめ、身体を密着させる。さらに、シオンの腰に自分の腰を接して、それから少しずつ…
「うっ……。」
ロクサスが一瞬唸る。
身体が痺れるような、締め付けられるような、妙な圧迫感がロクサスの下半身を襲った。
ロクサスはシオンの腰を抱きしめ、自身をますます奥へと挿し込んでいく。
「うぁ……。」
ロクサスがまた声を上げた。腰に鈍痛を感じる。
ロクサスは深く息を吐きながら、一度奥まで挿したものを引き抜いた。
処女の血がついていた。彼女の処女を破った感覚は分からなかったが、ロクサスはレプリカの処女を奪ったことを実感する。
ロクサスはレプリカを押し倒し、のしかかった。
体重をかけて、また深々と挿入する。また鈍痛がした。だが、それと同時に、異様な快感を覚えた。
ロクサスはレプリカを相手に、激しく腰を揺すった。ロクサスは理性を完全に失い、もう獣も同然だ。快感が止まらない。だらしなく、涎を垂らしてしまった。
「はぁッ…はぁッ…」
乱暴に腰を揺すって、愛液を散らした。シオンに締め付けられ、絞り取られるような快感を受ける。
ロクサスはもう、意識さえもはっきりしているのか分からないほどに、ただひたすらにシオンの身体を犯した。やがて、ロクサスの身体も熱くなってくる。
「あっ…あぁーッ…!!」
ロクサスは歯を食いしばり、シオンに力いっぱい抱きついた。できるだけ深く挿し、全身に力を入れる。
ロクサスの身体を、何か強いエネルギーが貫く。自慰では得られない快感に、意識がぐらつく。
しばらくシオンに抱きついていたロクサスは、精をその胎内に出しきった。そしてそのまま、疲れ果ててシオンに倒れこむ。
626名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 22:18:00 ID:f7BElTMa
ロクサスはしばらく息を乱してレプリカ向かって倒れていたが、やがて落ち着いて起き上がり、レプリカの身体から自分自身を引き抜いた。
レプリカの膣からロクサスの精液が流れ出す。それをティッシュで拭って、レプリカの顔に向き合った。
レプリカの頬が紅潮している。ロクサスも、もっと顔を赤くしている。
ロクサスはズボンのファスナーを閉めなおし、レプリカを抱きあげた。このレプリカはちゃんとヴィクセンの部屋のコンピューターで片付けなければならない。

20分後には、レプリカはロクサスによってヴィクセンの部屋に運ばれ、コンピューターに取り込まれて、もう元の髪の毛一本に戻っていた。
ロクサスはこの髪の毛を持ってさえいれば、いつでもシオンの身体、それも常に処女の状態を遊ぶことができる。
次はラクシーヌの髪を手に入れようなどと企みながら、ロクサスはヴィクセンの部屋から消えた。
627名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 22:21:10 ID:f7BElTMa

楽旋風に乗ろうかと思いましたが、敢てのシオンに。

あと>>619の楽さんの数値を胸計測スクリプトに通してみたら本当にEカップでした。
628名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 23:59:43 ID:EK+nfIe2
>>622-
GJ!!
なんかロクサスの変態度がどんどん増えてるような…w
629名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 01:09:10 ID:t1Klbb4L
今日もエロいなぁロクサスは

>>光の世界でレーシング大会の実況の仕事をしに行く
思い当たる節がなくはない…那智的に
630名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 01:18:17 ID:MJuTmjO+
おかしいな。十V機関本スレではロクサスは一番まともなメンバーなのに……
だがGJ
631名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 12:55:35 ID:Z871c7WB
今日の夜頃、このスレでちょっと遊びSS投下させてもらいます。

まだ予定の段階ですが…
632名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 16:38:43 ID:Jto7Z6ZN
>>631
wktkしながら待ってる。
633名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 22:54:01 ID:Z871c7WB
「ぐすっ…」
アクセルは通りがかりに廊下の隅でうずくまっているシオンを見つけた。
「ん? シオンか? どうしたんだこんな所で…」
シオンは顔を上げると、目に溜まった涙を手で拭った。
「シオン、こんな所でなに泣いてるんだよ?」
シオンは涙声で言った。
「…ラクシーヌにいじめられた…」
アクセルはやっぱり、という顔をした。シオンは先輩のラクシーヌにバカにされて一人でメソメソしていることがある。
「ほら、シオン、顔を上げろ。そんなの毎日のことだろ。」
「………」
毎日だって辛いものは辛い、とシオンは目で訴えた。
「泣くのはやめろ、シオン。もうすぐ昼飯の時間だし、食べて元気出せ。」

アクセルとシオンが並んで歩いていると、今度はロクサスがうずくまっている所に遭遇した。
「ロクサス?」
ロクサスはアクセルに呼ばれて顔をあげた。シオンと同様に顔を赤くして泣いている。
「なんだよ、ロクサス。なにかあったのか?」
アクセルが尋ねると、ロクサスは弱弱しい声を上げる。
「…ラクシーヌに馬鹿にされた…」
ロクサスも時々、ラクシーヌに馬鹿にされて一人で落ち込んだりしている。
「なんだお前もか。立てよ、こんなとこに女の子座りしてないで、ほら。」
ロクサスは涙を拭いて、アクセルに手を引かれて立ち上がった。

アクセルが二人を連れて歩いているときに、ルクソードとすれ違った。すれ違いざまに
「チェックメイト」
と言われたが、なんのことだか分からないのでスルーした。

それから城の中を歩いているうちに、また誰かがうずくまって泣いている所を見つけた。
「デミックス………。」
デミックスだ。デミックスも前の二人と同じようにぐずっている。
「デミックス、大の男が泣くな見苦しい。」
アクセルを見つけるなりデミックスはアクセルにしがみついてワンワン泣き出した。
「ラクシーヌにぃ〜…」
情けない声でアクセルに訴える。
デミックスは1日に700回以上ラクシーヌに馬鹿呼ばわりされている事はアクセルも知っていた。
「ラクシーヌ、1日に3人も泣かせるなんてなぁ。最近後輩が増えて、ますます調子に乗ってるな、アイツ…。」

4人は昼食で集まって座った。
「お前ら、そんなにラクシーヌに泣かされるんなら、いっそやり返せ。」
「ええっ!?」
「やり返すって何を?」
「それは、自分で考えろよ。」
ロクサスとシオンとデミックスが顔を見合せて、何か話し合いはじめた。
「どうする…」
「私、なんか怖いな…」
「仕返しされたらどうする? 電気ビリビリだぞ?」
「いや、いい加減やらないと、ナメられっぱなしだよ俺たち…」
「やろうか、やろう。」
「…うーん…。」
634名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 22:54:58 ID:Z871c7WB
とうとうラクシーヌに仕返しを決めた3人は、一人ずつではかなわないと知って3人がかりで襲いかかることにした。
「お仕置きするとかどうだろう? ラクシーヌも反省するよ。」
「ラクシーヌを捕まえて、動けないようにしちゃおう! それからお仕置きすればいいよ。」
弱気な3人が、ついに容赦ない手段に出る。
廊下を歩いているラクシーヌを待ち構えた3人は、襲いかかる準備をした。
まずシオンがラクシーヌの前に出て、ラクシーヌの気を引いているうちにロクサスとデミックスが一気に攻めて捕まえ、手を縛って押し倒して足まで縛り、口にガムテープを貼って抵抗できないようにする。
3人は順調にラクシーヌを捕らえて、人に見つからないようにデミックスの部屋へ連れ込んだ。
「よし、捕まえたっ!」
「うわっ、暴れるなよ、ラクシーヌ!」
ラクシーヌは部屋の床に押し倒されるが、口と手と足を拘束されているにもかかわらず、まだ強気に反抗して暴れまわっている。
シオンはちょっと怖くて後ずさった。
「ちょっとやりすぎじゃないかな…。」
「何言ってるんだ、今解放したら、それこそ殺されるかも。」
「今まで散々ひどいことされたんだ。このくらいしたって…。」
「でもどうしよう、仕返しって言ったって、ラクシーヌが2度と俺達を馬鹿にしないように、徹底的に…」
「水攻めかな?」
「いやぁ、デミックス、そんな酷いことするの?」
「うーん、いい方法、ないかなぁ…。」
3人は拘束したラクシーヌを余所に、あれこれ仕置きの方法を考えたが、3人寄っても文殊の知恵は出なかった。
「そうだデミックス、もういっそ、インターネットの掲示板とかで聞いてみたらどうだろう?」
「なるほど、そうだなぁ。…そうするか。」
デミックスはパソコンへ向かい、掲示板群サイトを開いた。
------------------------
1 :名無し:2009/04/07(火) 20:25:08 ID:N09DeMIx
あるわがままなお姉さんを捕まえて調教したいんですが、そのお姉さんを従順にできる方法を考えています。
そのお姉さんはかなりのドSです。そう簡単には折れないと思うので、みなさん、いい方法を教えてください。
------------------------
デミックスはスレを立ち上げた。
このスレに集った人が、もしかしたらいい案をくれるかもしれない。


>>635-637の人
あなたはデミックスの立てたスレを覗いた人です。
3人はラクシーヌが二度と反抗的な態度を取らないような、いい調教法を必要としています。
あなたがこのスレに書き込もうとする人になって、スレを立てたデミックス達になにかいい方法を授けてあげてください。
あなたが書いた方法を、3人がラクシーヌに試していきます。



要はシチュリク、ご自由にどうぞ。
あ、でもグロはダメです
635名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 05:18:56 ID:g75semUR
>>634
くすぐり責めとかが良いと思います。グロくないし、お仕置きの定番ですし。
636名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 18:05:02 ID:WR2Tgmy5
泣き叫ぶまでイかせまくるか寸止めプレイとか
637名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 00:24:50 ID:11YPB/B5
寸止め一票
638ギリアス:2009/04/09(木) 12:28:55 ID:SBUtw4Sg
>>637
はじめまして。
いきなり割こんで悪いんですがだれか、六波と陸潮書いてください!!!陸潮もいけると思います!!
639名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 04:08:06 ID:QnVLycbs
シオンって潮だったのか・・・
640名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 12:49:31 ID:LkcXR1xa
潮娘・・・
641名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 01:18:58 ID:KNoGJ8pU
>>639-640
「あまり余計な事は言わないほうがいい…ロクサスがまた変な事を考えだすぞ。」
「潮……ハァハァ」
642名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 01:19:46 ID:izZhssR0
潮吹き娘…だと…

マールー社がナミネをレイポッポー
荊でナミネ拘束流血
血が垂れるのを舌で舐めとる
敢えて胸や下は触らない、焦らす
ナミネが懇願するが、声が小さいと頬をビンタ
お願いしたけどマールーシャは聞こえないふりをして馴らさずに挿入
こんなの思い付いたけど、誰か使ってくれたら嬉しい


巨根男BEST5を挙げよ↓
643名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 10:43:36 ID:KNoGJ8pU
サイクス
レクセウス
マールーシャ
ゼムナス
ストラグルのおじさん
644名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 13:25:11 ID:fV3GDp2+
アクセル世話好きで笑った。
645名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 17:24:45 ID:s1CpfKbH
>>643
ストラグルのおじさんww
646名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 16:33:16 ID:jxU6Rw2L
おぱついの大きさは
A:シオン
B:ナミネ
C:ラクシーヌ、オレット
D:カイリ
F:アクア
と考えてるんだが、これでおk?
647名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 18:38:49 ID:v8wBlTW3
ここで見られるSSでは性格から胸サイズを誇張する傾向にあるっぽい

女王様のラクシーヌが豊かになってE
ロクサスと絡みが多いシオンがCくらい(BとCの間という表現もあった)
控え目のナミネはつるぺたとか
648名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 22:22:28 ID:kW+n4kF/
ロクサスを女にしたら丸くふっくら胸なんだろ
うか?アクセルの反応はどうなんだろうか?
649名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 11:29:45 ID:8tbV8qzu
4⊃ 女体化薬 ⊂8
650名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 07:21:38 ID:LY/MuqGD
アーッ…?
651名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 07:48:30 ID:1HxGkocd
ttp://p.pita.st/?ovsyz9kt
こんな感じ?
652名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 10:40:41 ID:0RCHt1eu
08「ロクサスが女体化したら…なんか嫌だな、中身がそのままで身体だけ変わったら、凄く喜んでいろいろ試しそうだ、自分の身体で。」
14「じゃあ中身まで女の子になったら?」
08「それもそれで、ひどい淫乱娘になりそうな…」
14「標的はアクセルになるだろうね。」
08「恐ろしいな…。」
14「じゃあ身体がそのままで中身だけ女の子に…」
08「それは一番嫌だな…。どうせなるなら中身も外見も女のほうがいい。それも出来ればおしとかやな…シオンみたいに大人しければいいけどな。」


13「二人とも、なに話してるの?」
08「ん、いや、なんでもな……!!」
14「ロクサス…どうしたのその胸…なんか…豊かになって…」
13「あ? コレ? なんか知らないけど朝起きたら急に身体が。」
08「マジか?」
14「すご…っていうか私より胸…」
13「うん、今朝測ったらDはあった。」
14「…そう…すごいね」←B
08「いや、ロクサスじゃないだろ。顔もなんかすごく女っぽいし…双子の妹?」
13「いや? ホンモノのロクサスだけど? ただ身体が女になっただけで」
08「それで何で落ち着いてるんだよ!?」
13「いや、最初は驚いたけどさ、なんかこれでもいいなぁって。なんか気分まで女の子みたいでさ。」
08「はぁ…」
13「なんか凄く気分いい。生まれ変わったみたいだ。」
14「そう言えばどことなく仕草も…」
08「ナヨナヨしてる…」
14「身体のラインも…」
08「どことなく丸みがある…。上手く工夫したな、ロクサスも…。」
13「工夫じゃないよ、本物だよ。上から下まで。ほら、ここだって」
08「わっ、いきなりズボン下ろすな!」
14「キャァ! ぁ…本当だ、無い…」
13「だから本物だって言ってるでしょ?」
08「分かった、認める、完全に女だ。分かったからしまえ、なんか本物すぎて目に毒だ…」
14「ロクサス…なんで女の子に…?」
13「分かんないけど、いいじゃん別に。ふふっ、気にしないで。」
08「可愛くウィンクするなって…あ、可愛い…いや、待て! なんかもう…お前ロクサスじゃない!」




13「という、夢を見たんだ。」
14「すごい夢だね…」
08「その夢を見たのが俺じゃなくてよかった…」
11「ハァハァ…」
653名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 10:43:28 ID:0RCHt1eu
>>651を見て即座に書き上げた
654名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 21:50:52 ID:Vh341u87
なにやってんだ11w
655名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 14:13:54 ID:+4o5VzDn
差がなくてつまらんが巨乳というよりは貧乳のイメージ
656名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 22:09:11 ID:5B4SlzEX
11「むしろ、ロクサスを女装させればいいと思うよ。メイド服とか着せて」
657名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 22:09:52 ID:srDWqTTd
腐女子は消えろ
658名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 00:19:57 ID:+KpPESHZ
「ロクサス、あなたが尋ねてくるなんて珍しいね。どうしたの?」
「ナミネ、実はさ…いい加減シオンも僕に愛想尽かしたらしくて、あんまり話してくれなくなっちゃったんだ。退屈なんだよね。話相手になってよ、ナミネとはあんまり話す機会ないからさ…。」
「うん、いいよ。」
「じゃあナミネに聞きたいことがあるんだけど…。」
「なぁに?」
「ナミネって、そのワンピースの下に下着つけてないの?」
「うん。」
「そ、そう…。なるほど。」
「マールーシャが唯一くれたのがこのワンピース一着で、あとは他の服も下着ももらってないの。」
「そうなんだ、大変だな。…ん? じゃあ…その服を洗濯する時は?」
「洗濯してる間は他に着るものない。でも、この城の中は寒くないから…」
「素っ裸でずっと洗濯機の前にいるの?」
「ううん、この城にはそういうのないから、手洗いで洗ってる。何にも着ないでだけど…。」
「そうなんだ…。」
(ナミネ…俺がちょっとエッチな質問しても顔色ひとつ変えない…できる…)




「ロクサスと仲直りしたいのに…ロクサス、最近は忘却の城に行ってばっかり…アクセルも忘却の城の担当になったって行っちゃったし…寂しい…」



ロクサス、
659名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 00:21:31 ID:+KpPESHZ
…シオンを放置プレイ中
660名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 22:59:35 ID:Yd63ega3
シオンを寂しがらせると危険な方向に走り出しそうで怖い
661名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 09:45:34 ID:bSVUehWc
ここのアクセルはまともだなw
662名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 10:30:52 ID:I0VyIATI
どこのスレにまともじゃないアクセルがいるんだ?
ってかここ以外にもあるのキンハ系エロパロ
663名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 00:47:15 ID:rYfKz+e5
アッーチのスレとかじゃね
664名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 16:26:06 ID:XzS3OlAR
機関の本スレでは完全にアクセルは変人扱いだな
ってかまともなのはロクサスとシオンだけだけど
665名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 16:37:52 ID:/uSsDLNm
ここではロクサスは真性な変態になっている。

本家ってどこにあるの…???
666名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 16:38:39 ID:/uSsDLNm
ここではロクサスは純粋で優しいけど変態なキャラになっている。

その本スレってどこにあるの…???
667名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 16:46:14 ID:XzS3OlAR
そりゃ機関はゲームキャラなんだからゲームキャラ板にあるに決まってんだろw
668名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 14:38:16 ID:ded8MdX+
ここってゲームキャラ板のスレからの派生スレなのか?
エロパロ板のスレはそれ1つで他板とは独立したスレだと思ってた
669名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 21:51:49 ID:1nMdSUvW
保守
670名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 01:30:39 ID:9NcRp24c
スケベな奴がハートレスになったらそれは卑猥なハートレスになる気がする
671名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 00:00:36 ID:CoVHiVaS
ロクサスとソラの事かーーーーッッッ!!!!!
672名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 10:16:50 ID:Bzwmczhb
シャドウの角の形がチ○コ
673名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 15:21:55 ID:L2adu5mQ
六「つまり俺がエッチなのは俺の元の存在のソラがエッチだからであって、俺の責任じゃない。」
潮「そうかな…」
悪「ソラが変態とは限らないだろ? お前だけが単に変態なだけかも知れないじゃないか。」
六「分からないよ、ソラだってエッチな性格なのかも知れないだろ? きっとそれが影響して俺までエッチになったんだ。」
悪「ソラはキーブレードに選ばれた勇者だぞ? 変態なわけがない。もしそれを除いても、ロクサスより変態ってのはありえないな。」




実際

海「やだぁ…ソラ、胸ばっかり舐めて…また大きくなっちゃうよぉ…」
674名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 00:23:23 ID:eoz0nu9t
アクセルは純粋だな
675名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 23:30:47 ID:hTwHoNN2
「アクセル、間も無く358/2発売日だ。なんかさ、それに向けてやるべきことはないかな? シオンとも初対面だし、自分を改善すべき点とか。」
「そりゃ、シオンに会うまえにお前の変態を直すことだ。」
「バカいうなよ、俺から変態をとったら何が残るっていうんだ?」
「脱け殻だな。」
676名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 23:55:30 ID:21tlcxev
●ッキー
677名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 12:05:45 ID:pZ5OKY60
678名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 22:49:54 ID:ESFTJ2c2
潮「でも、正直なことを言うと…あたしもロクサスとの子を産みたい願望はあるの。」
679名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 16:23:20 ID:yn47GsJ6
>>673
ナミネ・シオンは貧乳なのにカイリだけデカい理由がそれだった
680名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 22:41:39 ID:Pfwginqc
ロクサスは自分が変態だと自覚しているようです。
681名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 19:01:30 ID:UTmA9Vdq
シオンは分からんがナミネも結構でかくないか
682名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 00:16:58 ID:bgdCyBUv
塩「ロクサスお願い、あたしのおっぱい揉んで!」
六「やだよ。勝手に一人で自分の揉んでろ。」
塩「……………?」
683名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 19:32:07 ID:HOoU0ybV
直接揉むより自ら揉んでる所を見る方が好きなんだな
変態だなロクサスさすが変態
684名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 22:25:03 ID:LGTf32go
六「ごめんシオン。わざとSっぽく接して、困惑して涙目になるシオンが見たかったんだ。期待通りのものが見れたよ。」
塩「…じゃあさっきのは嘘?」
六「いや、俺が揉んであげないのは本当。でも見ててあげるから自分で揉んでごらんよ、イクまで。」
塩「でも、舐めたりするのはやってくれる?」
六「それはダスクにでも頼むといいよ。」
塩「…もしかして、あたしは貧乳のままのほうがいいと思ってる?」
六「うん。」
塩「豊乳って魅力だと思わない?」
六「デスティニーアイランドのあの子と被るからシオンは巨乳にならなくていい。…しかしあの子のおっぱいは揉みごたえあったなぁ…。」
塩「…揉んだの? その子の……」
六「うん、浜辺で昼寝してたから。」
塩「…あたしのも寝てる間に揉んでくれればいいのに…」
六「何言ってるの、おっぱいは揉んでないけど、シオンが寝てる時にいつも身体触らせてもらってるよ。」
塩「…最近、ハートレスによってたかって襲われる夢を見るのはそれが理由だったんだ…」
六「いや、最近じゃなくて、シオンが機関に入った日から毎日、シオンが寝てる時は身体触ってるよ。あと時々は舐めたりしてる。おっぱいは触らないけど…」
塩「何で?」
六「触るお
685名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 22:35:23 ID:LGTf32go
六「何か台詞が途中で切れたな…。携帯からだとよくあるんだよね。」
塩「それで、今、何て言おうとしたの? 『触るお…』の続き」
六「シオンには『触るおっぱいが無いから。』」
塩「…え? よく聞こえなかった…。」
六「『触るおっぱいが無いから。』」
塩「…なんか今…凄く傷ついた…わざわざ繰り返し聞かなきゃよかったかも…」
六「大丈夫だよ、下は遠慮なく触ってるから。」
塩「下は、って…。…最近オリモノが多いのはそのせい?」
六「うん、それは俺も感じてた。」
塩「あたしのオリモノの量を何でロクサスが…?」
六「シオンの身体のことなら何でも知ってるよ。生理の日とかスリーサイズはもちろん、ラクシーヌの真似して下を剃ってるとか、どんな生理用品使ってるかとか。」


悪「俺を挟んで二人でエロトークすんのやめてくれないか………。」
686名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 00:28:26 ID:CYI0UO1t
アクセス乙
687名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 17:34:56 ID:2aewIN1i
悪「アクセスって誰だ…?
 ガキ共に付き合わされるのもうんざりだな…
 ラクシーヌが任務に出てなければこんな所いねーのに」
688名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 22:53:06 ID:1Wd5VRWk
ロクサスの変態ネタは多いけど
「シオンの身体のことなら何でも知ってるよ。」
は、ずば抜けて変態だと思う
689名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 14:34:48 ID:7Exaa6sR
ロクサスはその日、任務も忘れて自室でネットサーフィンを楽しんでいた
「なんだよ…キンハのエロ絵サイト全然ないじゃん…シオンのエロ絵見たかったのに…。あ、そうだ、いっそキンハのエロ絵掲示板立ち上げてみよっかな。」
ロクサスはKH絵掲示板(R21)の管理人になった
「誰かシオンの描いてくれないかなぁ、楽しみだ。」


翌日ロクサスが掲示板を立ち上げてみると、ロクサス×アクセルの絵ばかりが投下されていた
690名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 01:25:38 ID:1BHyFTYC
「ラクシーヌの口じゃ、フェラチオは無理だな。」
「いきなり何よロクサス!」
「いや、事実を言ったまでだよ。…ま、百歩譲って出来たとしても、男を満足させるには及ばないね。」
「なっ、何バカなこと言ってんのよ、このクソガキ。」
「だって本当じゃないか。ラクシーヌ、不器用そうだもん。絶対噛んだりむせたりするよ。」
「フン、アンタみたいなガキの短小にむせるわけないでしょ。」
「へぇ〜(笑)」
「なっ…ムカつく…」
「無理言うなよ、ラクシーヌには出来ない。もしラクシーヌがフェラチオ上手く出来るなら俺、ラクシーヌのペットになってもいい。」
「くっ…この…ロクサスっ…!! いいわよ、だったら試してごらんなさいよ。ヒィヒィ言わせてやる!!」

(ふふ…やっぱりラクシーヌはすぐ釣れるな…)
691名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 00:45:15 ID:YLMRj4Q1
40分後

「んっ…んくっ…」
「ラクシーヌ、全然気持ち良くないんだけど」
「くぅ…ん…くっ…」
「ヘッタだなぁやっぱり。いつまで舐めてんだよ、ふやけちゃいそうだ」
「…くっ…ロクサス………」
「何その涙目。悔しい? ラクシーヌが下手なのが悪いんじゃないか」
「……………」
「あぁもういい。やめろよ。全然気持ち良くないからさ」
「くっ…」
「ラクシーヌ、異性の舐め方も知らないなんて…。呆れたよ。仕方ないなぁ、じゃあ教えてやるよ、舐めるっていうのは…こうやるんだよ!!」
「あっ、ちょ…何すんのよ! やめなさいっ!」
「うるさい! せっかく舐め方教えてやるんだ! じっとしてろよ!」
「痛っ…殴ること…ないじゃない…」
「文句ばっかり言ってないで大人しくしろよ、舐めてやるから!」
「キャッ! やめてよ! やめて! お願い! あっ…!」
「舐め方が分からないんならイクまで舐めてやる!」
「やっ、やめ…いやっ、あぁっ!! あん…あぅ…らめっ……」
「…何泣いてんだよラクシーヌ」
「うぐ…っ…いや…もうやめて…」
「やっぱダメだなぁラクシーヌは(笑) 仕方ないな、舐めるのが無理ならせめて満足させてよ。ほら、足上げて、早く」
「………
692名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 00:52:17 ID:YLMRj4Q1
「くっ…うぅっ…」
「何やってんだよラクシーヌ、もっと腰使って、ほら!」
「そんなこと…言ったって…」
「じれったいなぁ。俺、全然気持ち良くないんだけど。もっと頑張れないの?」
「…精一杯…頑張ってる…」
「これが? 全く、下まで使えないなんて…どうしようもないな、ラクシーヌは(笑)」
「…ぐすっ…」
「おいおい、心がないくせに泣き真似なんてして…あぁ見苦しい…泣いてる暇あったら、もっと締まるよう頑張れよ、ホントに使えないな」
「……………(涙」



 「どうしたんだラクシーヌ、随分元気ないじゃないか」
「…アクセル…私、もうサディスト出来ない…Mになっちゃう…」
693名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 22:08:45 ID:+CPsZVS9
変態ロクサスがSという変態に目覚めたのかw
694名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:17:26 ID:4fSTuvm2
SORA並び変えるとORAS=オラS ROXASはORASX=オラSX  ロクサスの本当の名前の由来はドSってことだ。
695名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:40:11 ID:oiIBU02f
オッス!おらロクサス!
696名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 08:28:29 ID:nUt4gBS5
それなら確かにS(サイヤ人)だな
697名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 08:32:21 ID:gabGQA5P
bb.tecの規制っていつ解除されるんだろうか…
パソコンが使えないとシチュリク受けたSS投下できない…。
698名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 18:45:07 ID:lGJZfTkf
>>697
どっかで永久らしいと聞いたが。規制に関する板を見に行くのが確実。
699名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 23:15:46 ID:G+H1Iqmf
携帯にメールで送って
連投注意しながら徐々に投下と言う手もある
700名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 00:22:46 ID:8cmnBpnT
「(せっかくロクサスが忘却の城に遊びにきてくれたんだし、何かお話したいな…)ねぇ、ロクサス…」
「ん? どうしたのナミネ?」
「…ロクサス…写生に興味ある?」
「しゃ、射精…!?」
「うん。写生。あ、写生って分かる?」
「あ、そりゃぁ…分かるよ、射精…。」
「そっか。良かった。ロクサスも写生とかする?」
「えっ…あぁ…まぁ、一日に3回くらい…」
「へぇっ! 凄いね! …うん、でも分かる。ロクサスって、写生とかじっくりやってそうなイメージだもん。」
「(俺、そんなイメージ持たれてたんだ…。)」
「写生って、時間をかけて、ゆっくり考えながら…でも気軽に出来ていいよね。」
「あ、あぁ…そうだな…(女の子なのに、射精してる男の気持ちを分かるのか…凄いな…)」
「写生をしてると、無性に心が穏やかになって…無心になる感じかな…全てを忘れて、それだけに浸るっていうのかな…。」
「(凄過ぎる…男の絶頂をここまで的確に…)」
701名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 00:25:29 ID:8cmnBpnT
「…でも一日に3回もやっちゃうなんて、やっぱりロクサス、写生好きなんだね。」
「えっ…あぁ、まぁ好きだ…っていうか…いや、するのは…好き…だけど…」
「よかった、私も写生、大好きなんだ。」
「射精好き…って…(ナミネ…思ったより大胆だな…)」
「ねぇ、ロクサスはいつもどこで描いてる?」
「(カイてるって…ス、ストレートだな…)俺はやっぱ…自分の…部屋とか…」
「へぇっ…。私は外でするのが好きかなぁ。」
「(外? 青姦!? いやそれより女の子なのに!? 潮吹くことか…いや、単に人がやってるの見るのが好きなのか…?)」
702名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 00:27:27 ID:8cmnBpnT
「ねぇ、ロクサス…私、ロクサスが写生してるところ見たいなぁ。」
「はっ!? …えっ、そ、それはちょっと…」
「ロクサスが描いてるところみたいよ。ちょっと写生してみて。」
「いっ、いや、そんな俺がカイてるとこなんか……だってさ…いくら二人しかいないったって…」
「あはっ、やっぱり描いてるところ見られるのは恥ずかしい?」
「あ、当たり前だろ?」
「でもね、写生って人に見せて評価してもらって上達するんだよ。」
「見てもらう!? 射精を!? いや、でも…そんなに俺が射精してるとこ…見たいのか…??」
「うん。」
「…分かった…み、見せてもいいけど…あぁ、見られてるとやっぱ恥ずかしいな…何見てカケばいいんだよ…」
「私を見ながらはどう?」
「えっ…それはヤバいんじゃ…」
「そう? 遠慮しないでいいよ? あ…見つめあってると恥ずかしい? …じゃあ私、目を瞑ってるから。さぁ描いて。」
「え……あ、わ、分かった…でも…どうするかな…」
「ロクサスはどんな風にしたいの? 写生。」
「射精…ナミネ…の…顔…」
「顔? いいよ。全身でも顔でも。好きなように描いて。」
「マジで!? (じゃ…是非…顔に…)」
703名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 00:30:14 ID:8cmnBpnT
「どう? 描ける?」
「ハァ…ハァ…うん、いい感じ…(ナミネの前で…興奮する…)ナミネ…もうちょっと前に乗り出して、あ、顔をぐっと近づけて。」
「こ、こうかな。」
「うん。あぁ…ナミネ…可愛い…めっちゃカキやすい…」
「ふふっ…。」
「あぁ、ヤバい…ハァ…うぁ…もうちょい…出そうだ…」
「(出そう…? な、なんだろ、出そうって…?)」
「ハァ…ハァ…ハァ…い、いくよ?」
「えっ…な、何が?」
「…ナミ…ネ…ん……ハァ…ハァ……ウッ!」
704名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 07:40:24 ID:tX9MwZHU
>>700-703
会話がかみ合ってるw
705名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 11:39:52 ID:N+vgrQA1
面白かったwwGJ!
706名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 15:11:42 ID:zxi0wU2A
>>700-703
電車の中で吹きそうになったw
GJ!
7074,5,6x12:2009/05/26(火) 09:20:11 ID:RDTqQckB
おはようございます。
ルクラク書いてた者です。
ちょっと思い浮かんでしまったので投下してみます。
輪姦とか苦手な方はドッジロールでお逃げ下さい;;

4、5、6x12


「ばっかじゃないの!」
今日も甲高いヒステリックな声を浴びてトボトボと部屋に戻る。
細身の長身の背中は丸まり、情けない影を落としている。
部屋に戻る道中、肩を両方からポンポンと叩かれた、
顔を上げたそこにいたのは、同僚のレクセウスとゼクシオンだった。
二人は涙を流しつつ、笑顔で、
「同志よ、この状況から抜け出したいと思わないか?」
やつれた悲しい顔に、ほんの少し光が差した。

============
「貴様はどうかしてるっ!」
テーブルを強く叩き、ヴィクセンは立ち上がった。

「何故です?男が女に圧倒的に勝てる方法ですよ?」
提案したゼクシオンはあたかも当然の事のように語る。
「…しかし…」
真面目な性格のヴィクセンはこういう事は考えもしない為、
口籠ってしまう。
「レクセウスはどう思うのですか?」
隅の椅子で黙っていた巨漢が口を開く。
「俺は……」少し考えた後、「何とも思わない。」
ああ終わった。と、ヴィクセンは頭を抱えてへたりこんだ。
「決まりですね。彼女は今自室に居るようです。」
何故か意気揚々と椅子から立ち上がるゼクシオン。
手を広げて闇の回廊を展開させる。
仕方なさそうに、レクセウスとヴィクセンは後に続いた。
============
7084,5,6x12 part2:2009/05/26(火) 09:20:56 ID:RDTqQckB
白い部屋に広がる闇から、見知った男達が現われた。
「なによ、部屋に入るならノックぐらいしてよね!」
苛立った様子で立ち上がるラクシーヌ。
ツカツカと目の前に迫り、雷が落とされる正にその時
「かッ…!?」
レクセウスの豪腕をモロにみぞおちに食らい倒れるラクシーヌが見えた。
安堵したのも束の間、呼吸困難で朦朧としている彼女の服を
非情にもレクセウスは剥ぎ取って行く。
露にされた白い肌には、
先程食らった一撃の痛々しい鬱血痕が浮かんでいる。
肢体の美しさよりもヴィクセンはその痛々しい姿から目を背けたかった。

「何をしているのです?貴方の番ですよ。」
青年の声が背中に冷たく突き刺さる。
口元を引き縛って、ヴィクセンが手のひらをラクシーヌに向ける。
少し間を置いた後、
パキパキと音を立て、ラクシーヌの手足が凍結してゆく。
「痛ッ…あ、く…ッ」
寒さと痛さに涙を滲ませるラクシーヌ。

「あんた達…こんな事して只じゃ済まないわよッ!」
凍結した腕は重たい氷塊となって床に結び付く。
「やれやれ、口の減らない女だな。」
四つん這いの姿勢で手足が凍り付いてしまったラクシーヌ。
その下に潜り込み、レクセウスが呟く。
「準備は良いようだな?」
とろり、と濡れそぼったラクシーヌのそこに指を這わす。
寒さで全身が収縮してしまっている所為でラクシーヌの体は敏感だった。
「あぁっ…」
思わず声を上げてしまう。
7094,5,6x12 part3:2009/05/26(火) 09:21:40 ID:RDTqQckB
「良いだろう。」
レクセウスは低く呟いて、制服の前を寛げる。
いきり立った男をラクシーヌの中へと添わせる。
「はぁっ!」
早くも腟壁がもの欲しそうに脈動している。
ググっと押し込むと、面白い程にラクシーヌは反応を示す。
狭い壁を肉塊がゴリゴリと削る感覚に、ラクシーヌは快楽よりも痛みを感じていた。
「ひぎっ、ああ゛っ!」
白い頬を涙が玉のようにコロコロと転がり、
雨の雫と成ってレクセウスの胸元に降り掛かる。
揺らされ、突き動かされて脳がグラつく、
ラクシーヌはただ涙を流し、伏していることしか叶わなかった。

最奥に叩き込んでやれば悦びに細い体が跳ねる。
いよいよか…。
キュウ…ッと奥が絞まるような感覚の後、
大きな脈動が広がってゆく。
その感覚を確認した後レクセウスは「ヴィクセン。」
低く呟いた。

しぶしぶとヴィクセンはラクシーヌの背後に回り、
「言っておくが趣味ではないからな。」
と呟いた。
ヴィクセンは制服の前を寛げ、中から自身を取り出しラクシーヌへあてがう。
すぼまったその穴に先走りを塗りたくる。
潤滑油が十分に行き届いた所で、ヴィクセンの長い指を滑った穴へ押し込む。
「きゃッ!」
一度絶頂を迎えた体は容易く反応を示す。
ゆるゆると動かしてやれば、その指の下の結合部から、だらしなく愛液が滴り落ちる。
「無様だな?ナンバー12。」
勝ち誇った顔で指を動かす。
7104,5,6x12 part4:2009/05/26(火) 09:22:18 ID:RDTqQckB
「やあっ…嫌…ッ」
弱々しく否定するが、止まってくれる気配がない指の動きに只感じる事しか出来ない。
体の熱は上がっているのに、
鬼畜にも氷は溶けてくれさえしない。
「そろそろ緩んで来たか?」
ぐい、と尻肉を掴みあげ、左右へ開脚させる。
紅く熟れた肌が待ちわびたように口を開く。
ぐりぐりと男根を捩込み、前後させてやると、
ラクシーヌは獣のように涎を垂らしながら哭いた。
腸の中を抉るように奥を犯す。
「いッ…!」
ブルブルと震え上がり、ラクシーヌの下半身が緊張した
すぐに緩んだと思いきや、生暖かい感触が太股を伝う。
金色の飛沫がポタポタと制服に落ち、染みを作る。
気に入らなそうにヴィクセンは眉尻を上げた。

「さて、やっと僕も仲間入りできそうですね。」恍惚に蕩けたラクシーヌの顔を上げさせる。
「全く、いじらしい顔をして…。」
レクセウスの顔の上でラクシーヌの頬が優しく撫でられる。
快感の余韻に浸っているラクシーヌは、
判別も付かないような、何処か焦点の合わないような顔をしている。
7114,5,6x12 part5:2009/05/26(火) 09:23:02 ID:RDTqQckB
「では、レクセウス。失礼しますよ」
そういうとゼクシオンは思いっきりレクセウスの顔を跨いだ。
「さあ、ラクシーヌ。心を込めてしゃぶって下さいね。」
制服の前を寛げ、いきり立った中心を晒け出す。
床の方からレクセウスの「うゲ…」という声が聞こえた。
何も分からず、ラクシーヌはただ目の前の肉棒をちろちろと舐めた。
「駄目ですよ、そんな可愛いやり方じゃ…」
ラクシーヌの後頭部を乱暴に掴む。
「もっと、こうッ!」
「んグぅッ」
いきなり太いものを突っ込んだ所為で、
ラクシーヌの唇の端が切れてしまう。
ぐりぐりと口腔内をまさぐり、快楽を求めるが為に勝手に動かされる。
「…ッく!」
ぐいと後頭部を押さえ付けて、濁流を注ぎ込む。
「んぐっ!ん!」
目を剥いて叫べない悲鳴を上げるラクシーヌ。
「全部飲み込むまで離す事は禁止ですよ。」
無垢なまでの笑顔で語るゼクシオン。
「ん…ぅ…」
尚も下半身を抉りこまれながら、ゆっくりと白い喉を降下させる。
「よろしい。」
ラクシーヌが最後に聞いた声だった。
ねっとりした糸で繋がれながら、ラクシーヌの唇が離れると同時に意識も昇華してゆく。
青くささと、手足の冷たさと、体のベトついた感覚が疎ましく眠りに纏わりつきながら。



===========

「なぁなぁ、尻もあんなに感じるんだな!
今度試してみよっと。」
「ロクサス、お前の変態趣味どうにかならないか…?」


-fin-…?
712ななしさん@ピンキー:2009/05/26(火) 09:24:45 ID:RDTqQckB
読み辛い文章になっててすみません;;
掲示板保守代わりにでもなれば嬉しいですs。
713名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 14:10:47 ID:BS8ero+K
「お尻か…そっか、俺はいつもアソコばっかりやってたけど、そっちを責めるのは気持ち良いのか?」
「いや、俺は知らない…お、おい…まさか、試す気かよ?」
「あぁ、今すぐにも試したいね。」
「おい、待て! やめろ! いくらなんでもシオンにそんなことするのか!? お前ちょっとは可愛いそうとか思わ…」
「…あっ…ダメだ…すっげぇ痛い……やっぱ女の子じゃないと感じないのか?」
「…いや、何やってんのお前……」
714名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 21:17:23 ID:gFR1lhtx
>>700
不覚にもワロタwwwwww
715名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 23:08:10 ID:BS8ero+K
自分のIDがおかしいことに今気がついた
716名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 03:26:24 ID:XHii2ray
アクセルが実はエロいと言う事か
717名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 17:07:09 ID:aUTUtkdz
>>707
GJ!
ラクシーヌやっぱ可愛いな
718名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 19:47:13 ID:FpgBRfKn
>>717
「可愛いって何よ、人のこと子供みたいに言って」
「でもラクシーヌは可愛いよ?」
「な、どこから出てきたのよロクサス…」
「ラクシーヌって可愛いよなぁ〜♪ マジで」
「うっ…うるさいわね、からかうなっ! バカなこと言って…あっ…ちょ…何してんのよ…」
「ラクシーヌってさ〜♪ 可愛いよね〜♪」
「ひゃっ…! ちょっ、と…やめなさいよ! ど、どこ触ってんの! あっ…」
「ほらほら、もっと可愛い声で鳴けよ」
「ちょ…うぁっ! や、やめなさいってば! あっ、あぅっ! だっ…ダメ!」
「ほぅら、可愛い可愛い…」
「ふざけん…あっ…いや…や、やめて、まだ…」
「指入れられるほど濡れてない? 嘘つくなよ、軽く撫でただけでもうこんなにびしょびしょだよ?」
「いっ…違…あっ…」
「あぁあ、濡れ濡れだ。ラクシーヌもかなり変態だなぁ。ほら、指入れるからな。」
「あぁっ! うくっ、あっ、ダメ! まだ痛いっ…つあぁ!」
「ハハハ、可愛いなぁラクシーヌは」
719名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 20:39:37 ID:aUTUtkdz
ありがとう
COMでラクシーヌをソニックレイポしてくる
720名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:08:08 ID:JZv3igU9
ロクサス「ソニックレイポ?なにそれ?ラストアナルカムの間違いじゃないの?」
721名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:47:48 ID:JYS/j3aP
「シオン、最近流行らなくなったストップって魔法を覚えたんだ。」
「へぇっ、凄いなぁ! どんな技なの?」
「相手の動きを止めちゃうんだ。しかも止まってる間に相手に与えたダメージは、蓄積されてストップ解除した直後にまとめて食らうんだよ。」
「な…なんか難しいな…」
「簡単に分かるよう、実践しようか? それっ!」
「あっ、ロクサス、何を…」
ピピッ
「…シオンが止まったな、よし」
クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ「…そろそろ動き出すかな」
ピピッ
「あっ、ロクサス、何を…あっ! ああああっ! あああうっ!! 」
「どう? 指マンのダメージが一気に来たでしょ? よぉし、次はクンニでいくよ!」
「ロクサス! や、やめ…!」
ピピッ
ピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピピッ
「あっ、ああぁぁぁっ! いあぁんっ!」
「凄いな、一瞬でイクなんて…これがセックスだったらどうなるかなぁ?」
722名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:55:31 ID:Np0JYLPB
不覚にも興奮した
723名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 01:22:00 ID:VvCRKWOX
どんどん試せばいい
挿入してから自分にヘイストかけるとか
724名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 19:36:14 ID:0lfeXIdo
>>723
「ラクシーヌ相手にやったら『ハッ、早漏(笑』って言われた。」
725名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 16:06:05 ID:YUmHujpP
ここのロクサスのせいかシオンにごほうびをあげるって時いかがわしい想像をしてしまった
726名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 21:50:46 ID:nLyi/ado
どうしてもDS買う気がしなくてまだやってない…
そういえば新作発売してたage
727名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 23:44:18 ID:yJWbPBp4
>>725
あれ、俺いつ書き込んだっけ
728名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 23:46:07 ID:f+pGUTVQ
何をやっても(特にシオンやラク絡みのときに)ロクサスが変態にしか見えない俺はこのスレに侵されてるな…
729名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 23:51:05 ID:MeF0wAg/
よお俺
730名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 02:31:03 ID:ajQDUMzW
「ほら、ごほうびだ」
「あっあぁん……ナカに入れちゃ駄目ぇ」
「(シオンのを指ですくって)舐めてみろよ」
「っあン、甘いっ…でもしょっぱい」

こんな感じか
731名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 20:29:00 ID:CXaWR8jv
気のせいか? なんかロクサスってゲーム中でも
すぐにシオンにボディタッチするよな
732名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 20:46:46 ID:H5TdmFUT
ロクサスとあんだけ一緒にいて無事なわけがない
733名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 23:22:03 ID:3UUTDK2E
ソニックレイポ ラストアナルカム ストライクレイポ ラクナロック・・・ソラ、エロいな・・・
734名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 23:27:30 ID:3UUTDK2E
ソニックレイポ ラストアナルカム ストライクレイポ ラクナロック・・・ソラ、エロいな・・・
735名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 00:33:56 ID:NirhqA4w
今更だが622読んで思ったが

358ラストのネタバレすぎるからメ欄



358のシオンと一緒の任務とか
敵に攻撃受けたシオンの喘ぎ声えろすぎて任務中あれじゃ耐えられんだろww
736名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 06:42:46 ID:u+2lmZWv
>>735

>>622って発売のずっと前に書かれたやつだぞ?
ラストはまだ知らないけどその米のほうがよっぽどネタバレじゃね?
737名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 11:08:31 ID:qGURN4us
>>735見なきゃ622がネタバレなんて思いもしなかった未プレイの人間が通りますよ
まあネタバレ気にしないからいいけど
738名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 18:57:14 ID:ptoHcPUj
すまん、733.744を書いたものだが、間違えて二回書き込んでしまった。
739名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 19:10:03 ID:cKsJotD1
「シオン…っぐおあああ!!」
「きゃあっ! ロクサス、ど、どうしたの!?」
「シオンっ…ハァ…ハァ…俺、もう、もう我慢出来ないいっ!」
「何するの!? やめて! やだっ、いやぁ!!」
「ハァ…ハァ…ハァ…。シオン…シオンがエロい喘ぎ声出すのが悪いんだからな…ハァ…ハァ…」
「キャアァァァァァァ!!!!!」
740名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 21:23:52 ID:q7pyywwI
wwwww
741名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 21:45:08 ID:8EXeP1ri
>>739
ロクサス「こんな夢ばかり見るってことはシオンm」
アクセル「精神科行って来い」
742名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 22:41:18 ID:nPTY1YqM
シオン「ノーバディには心がないよ、アクセル」
743名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 23:41:58 ID:cKsJotD1
ロクサス「心がない=レイプされても傷つきはしない ってことだね。ハハハ、変態だなぁシオンは。」
744名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 17:20:59 ID:ocIAw60P
段々ヤンデレ化してるな
745名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 19:47:58 ID:55UNTMxM
>>744把握

私は今日も、ロクサスに部屋に呼ばれました。
ロクサスはわたしをいつも可愛がってくれます。
わたしが部屋に入るとすぐに
「待ってたよ」
と。その後すぐに椅子に腰掛けて、ズボンのファスナーを開きます。
何も言わなくても、これはロクサスからの「咥えろ」の指示なんです。
わたしはロクサスに向かって屈みこんで、そのロクサスのズボンの中から、すっかり固くなったモノを抜き出します。
ロクサスは小柄です。ソレも決して大きくはないけれど…でも大好きなロクサスのものだから…。それ以上はありません。
わたしはロクサスの反り立ったソレを手で、出来るだけ優しく、ロクサスが感じるように撫でます。時々ピクッとするのはとっても可愛いです。
746名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 19:48:51 ID:55UNTMxM
わたしはロクサスのソレの根本をしっかり握って、口に含みます。
なるべくロクサスに上目使いをしたいけど、もう舐めるのに夢中で…。わたしはロクサスに喜んでもらえるように一生懸命、舐めます。
うまくできたらロクサスはわたしの頭をなでなでしてくれます。その時はとっても嬉しいです。
ロクサスが、声を漏らしはじめました。わたしが舐めているおかげで気持ちよくなってきたみたいです。
ロクサスは夢中で、わたしの喉奥までぐいぐい突っ込んできます。ちょっと苦しくてむせそうになるけど、ロクサスのために…
ロクサスはわたしの頭を抱きしめ、それからいっぱい精液を、わたしの口に出します。わたしはそれを溢さないよう一生懸命飲み込み…
747名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 19:59:29 ID:55UNTMxM
「ここにいたのかロクサス……! お、おい何やってんだラクシーヌ!!」

あっ………
見つかっちゃいました。
748名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 20:35:40 ID:9HRns1TL
終わり?
ラクシーヌはツンでも素直でも奴隷でもかわいいな
749名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 20:39:11 ID:dvqEi21g
ネタバレ







シオンが戦闘時に言ってる台詞って、
好きにしてあげる?それとも、楽にしてあげる?
好きにしてあげるならエロくてシオン攻めもいいなあと思って
750名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 22:48:12 ID:UoiHRbe8
>>749
「もっちりしてあげる」と聞こえたけど・・・
751名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 00:19:02 ID:Al8s7+Oi
シオン「もちもち(・ω・)」
ロクサス(くっ俺にポンデ耐性は無いのに…!)
752名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 07:55:03 ID:tOVE84yW
もちもち

ポンデリング

ドーナツ

穴がある




このスレのロクサス的な思考
753名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 20:34:52 ID:YfSH6r5Z
ねぇよww

久し振りにアクラク読みたい
754名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 20:51:03 ID:0xZd2nET
>>752
奇才すぎwww



つまり
ロクサスがシオンの鍵穴をキーブレードで開けるということですね
755名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 01:22:15 ID:s3qvKIZx
ロクサス思考

ノーバディ⇒心がない⇒良心がない⇒平気でレイプとかする⇒エロ
ハートレス⇒本能的⇒情も常識もない⇒容赦なくレイプとかする⇒エロ
キーブレード⇒鍵⇒鍵穴に突っ込む⇒突っ込むもの⇒エロ
キングダムハーツ⇒心⇒欲求⇒性欲⇒エロ
シーソルトアイス⇒しゃぶる⇒エロ
ごほうび⇒エロ
シオン⇒コートの下はノーパンノーブラ(多分)⇒エロ
ナミネ⇒肌着一枚⇒エロ
ラクシーヌ⇒ボディラインくっきり⇒エロ
その他女キャラ全般⇒エロ
756名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 10:11:22 ID:X3gWwbd7
ロクサス思考
DS⇒タッチペン⇒おさわり⇒エロ
雲⇒白い⇒精液連想⇒エロ
太陽⇒暑い⇒体がアツイ⇒エロ
夏⇒が胸を刺激する⇒愛撫⇒エロ

世の中のもの⇒大体エロ
757名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 11:09:04 ID:EXNpiXm7
>>755-756
www
758名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 16:48:41 ID:b3WOLus2
759名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:16:48 ID:1MHiozKK
本編プレイしててシグバール×シオンに目覚めた
シグバールは間違いなくロリコン
760名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:08:59 ID:oXPSgJhr
ここのロクサス半端ねぇw
761名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:34:47 ID:z4Swy76Z
ロクサスキャラ崩壊wwwwwww
762名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 01:24:16 ID:XYm72cpw
逆にゲーム中のロクサスに違和感を感じるようになってきた
763名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 11:10:12 ID:PUYLjGzV
「マールーシャが俺を呼び出すなんて珍しいな。どうしたんだ?」
「ロクサス、私にいい提案がある。ちょっと聞いてほしい」
「?」
「最近のお前の活動には目に剰るものがある」
「あっ、最近ハートレスとかいっぱい倒してるとか?」
「それのことではない。機関内での話だ。いわば…性活動とでも言うのか。シオンやラクシーヌに手を出しているようだな。」
「うん、それで?」
「機関内ではお前は極度の変態と認識されつつある。性欲が有り余った結果だろうが、どうも微笑ましいとは言い難い。そこで…」
「そこで…?」



「去勢したらどうだ?」
764名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 12:01:50 ID:QKVxzZWb
アンセム化リク「性欲をもてあます」
ナミネ「あっ…いやんっ!!」
765名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:45:00 ID:82te9P8W
ダメだこのロクサス。早くなんとかしないと(某新世界の神)。
ってわけで投下。

ロクサス×シオン。
相当長い。
容量的にギリギリやから、終盤書き込めないかも。
ネタバレ微妙にあり。
766名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:46:03 ID:82te9P8W

 デスティニーアイランド。どの世界よりも澄んだ海があり、自然豊かな風景があちらこちらに見える世界。
シオンは、この世界の小島によく来た。
待ち合わせている人が見えるほど遠くまで見渡せることや、失った記憶が関係しているのかもしれない。
理由は彼女自身も分からないが、トワイライトタウンの次にこの世界に来ていた。
 浜辺を歩いて、パオプの木に登り、誰かと競争しているように木から木へと飛び移って星型の岩にタッチする。
動き疲れたら、青い海の前で佇む。変わらない波の押し引きを眺める。
何の変哲もない貝殻を拾って、耳に当てる。風の音が波の音となる。
不思議と、心が癒される。
 記憶がないのに、体が覚えているように懐かしくて、涙が一筋、彼女の頬を伝った。

 毎日のように課せられる任務、記憶がなく不安定な自分、
何かに支えられていないと、シオンはとてもやっていけなかった。
緊張を緩和する一つが、友達であるロクサスとアクセルとの付き合い。
トワイライトタウン駅屋上に座り込み、シーソルトアイスを食べる。しょっぱいけど、甘くて美味しい。
口に入れながら何気ない話を語り、夕陽を眺めるのが、彼女の癒しになっていた。

 ある日、巨大ハートレスに手間取ったシオンは、遅れてトワイライトタウン駅屋上に向かった。
遅れた侘びとして、アイスを三人分買って。ところが、屋上には誰も居なかった。
既に屋上からの景色は、夕焼けの赤から夜間の黒へと変わりつつあった。
「こんな時間じゃ、誰も居ないか……そうだよね」
シオンは、座り込み、沈む夕陽を見ながらアイスを口に含んだ。
巨大ハートレスを倒した自分へのご褒美として、三人分。任務で疲れた体に、しゅわわ〜と染み渡る。
 二本平らげて三本目……というときに、夕陽が完全に沈んだ。
帰ろうかなと思って、移動手段である闇の回廊を出した。
渦のような空間に手を入れて、トワイライトタウンから出ようとしたとき、視線が町へと降りた。
電燈があちこちの建物を色取り、一つの巨大な芸術となっているような風景に、シオンは見惚れた。
「トワイライトタウンの夜って、綺麗……。光がさんざめいて、星が芽生えているみたい」
 ふと思った。
「デスティニーアイランドの夜って、どんななんだろう……行ってみようかな……」
 機関の本拠地へ行くのをやめて、デスティニーアイランドへ向かった。
 アイスは少し溶けかけている。
767名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:46:44 ID:82te9P8W

 夜の海は不気味だった。視線の果ての、空と海の境界線が分からない。
いざなうように、波が押し引きを強めている。
波に足を持っていかれると、その瞬間に自分は底の無い穴へと落とされ、
無限に広がる闇へと連れて行かれるのではないかと、シオンは怖がった。
 何度闇の中を通って仕事していても、やはり闇は怖れるものだ。
彼ら機関員は全員黒いコートを常時纏っているが、これは闇から身を守る防護服。
闇の回廊を開き移動する彼らとて、闇を使いこなせていない。
 夜の海は、何かが向こうからやってくるような恐怖と、
自分が常世へと連れて行かれてしまうような恐怖、二種類があった。
 強烈な潮風にあおられ、シオンは体勢を崩した
――チャプ――手にはめたグローブが海水に付くと、すぐに引っ込めた。
手についた海水を払う。なかなか取れないから、強く振る。
飛沫が顔にかかり、頬を伝って唇に触れる。しょっぱい。甘くない。
 っと、その味で自分がアイスを持ってきていたことを思い出した。
 三本目のアイスを開けると、溶けかかっているから急いで食いついた。
塩気がいつもより強い気がする。雲に覆われた下で食べるアイスは、
コートも無駄なほど寒さをもたらす。足元を凍結させられるのとは違う、
体の中から徐々に冷やされ、自分が氷の塊になってしまうんじゃないかと思ってしまう恐怖すら混じっていた。
 シオンは、心を持たないノーバディ。だが心とは無縁に、体は恐怖というものを本能で覚えている。
 風が止んでも、手が震えた。
「あっ!」
 アイスが、棒から切れるように落ちた。砂浜に零れ、砂粒と混ざる。
一瞬自失したものの、すぐに慌てて手を伸ばすが、彼女の手よりも先に波に襲われた。
一振りごとに侵食され、その体を溶かしていく。既に、食品ではなくなっていた。
 自分に出来ることはない。砂と海にアイスを食べさせてしまった。それだけのことだ。
無い心は堪えない。ただ、空しくなった。ぽっかりと、穴が開いたように。
心臓が抜けてしまったように。
 むき出しになったアイスの棒には、何か書いてあった。
「あ……れ?」
 手にとってよく見ると、棒の先端部分に、けち臭いインクの字で、王冠のマーク。
その下には三文字、あたりと書かれている。
「本当に当たるんだ」
 過去、ロクサスとアクセルと、三人で数百本食べ潰したのに一度も当たらなかった。
もはや都市伝説と化していたあたり棒に、胸が躍るほど驚いた。
 気が抜けたようにぽけ〜っとしていた。
はっと意識が戻っても、三文字を何度も見て、にやける。
今日の自分の任務で、何か運気が上がることでもしたのかと、かすかな記憶を振り返る――っと、人の気配がした。
機関員は人と無用な接触を好まない。後々の行動がしにくいし、
全員が同じような外見なので、一人が見つかると全員に迷惑がかかるからだ。
 シオンは咄嗟に隠れる場所を探した。自分の周りには、物陰がいっぱいある。
ありすぎて一つに搾れない。桟橋の下、小屋、木の上――色々ある中で、シオンは洞窟を選んだ。
岩の裂け目のようになっていて、周囲のどの場所よりも暗く、
黒いコートを着ている彼女なら保護色になると思ったのだ。

768名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:47:15 ID:82te9P8W
 フードをかぶり、顔の上半分を隠し、下半分を、グローブをつけた手で隠す。
ほんの少しだけ洞窟から顔を出して、相手の様子を探る。
(回廊、出しっぱなしにしなきゃよかった)
 と自分のおっちょこちょいを悔やんでも意味が無い。
今はただ相手が去るのを待つだけ……と、彼女の目が見ていたのは、ロクサスであった。
同じ機関員で、最大の信頼を寄せている相手。
 シオンは安心して、洞窟から出てロクサスに声をかけた。
彼もシオンに気付くと、すぐによってくる。表情は、心が無いのに楽しげだ。
「シオン! 心配したんだぞ。サイクスに聞いたら任務から帰ってきていないっていうし、
今日の任務は巨大ハートレスだって言うし!」
「ごめん……ロクサスは、どうしてこの場所に?」
「どうしてって言われても。シオンを探しに、手当たり次第に行ったら、ここに」
「そうじゃなくて、どうやってこの世界にこれたの? 
ロクサスはこの世界のこと、知らなかったでしょ?」
「ああ、これを持っていたら何となく、来れた」
 と、ロクサスはポケットから貝殻を出した。
ずっと前に、シオンが寝たきりだったロクサスの枕元に置いていった貝殻。
耳に当てると、風の音が波の音に聞こえるもので、ロクサスもお気に入りだった。
 その世界から持ち帰ったものがあるからといって、闇の回廊で行き来できるようになるわけではない。
だが、ロクサスは自分の存在そのものがデスティニーアイランドと繋がっているようにやってきた。
 シオンは、口元に手を当てて笑った。
「感心しちゃうな」
「え? 俺、何か凄いことした?」
「したような、してないような。
ただロクサスがここに来て、嬉しいって思ったのは間違いないよ。
そしたら、自然と顔が笑ってさ」
「なんだよそれ」
 といいながら、ロクサスもシオンにつられて笑った。心を持っていないのに、気分が良くなった。

 和んでいると、また人の声が聞こえた。機関員ではない、この世界の人の声だ。
 ロクサスは慌てて、シオンの手を引いて洞窟の奥へと進んでいった。
勿論、奥に行くほど真っ黒。目が慣れないと、黒いコートを着ている彼らはお互いに全然分からない。
姿も、顔も。洞窟の壁には、何かが書いてあるということは分かったが、
それもうっすらとあるだけで見えない。シオンは、そちらに目を行っていて、足元がおろそかになった。
「キャッ!」
 石に躓き、ロクサスの腰に頭突きを入れてしまった。
ロクサスが悲鳴をあげて、洞窟の中を転げまわる。シオンは謝りつつも、
気付かれてはいけないと、ロクサスの口を手で塞いだ。グローブ越しに、熱い息が洩れている。
 シオンが患部を擦っていると、ロクサスは、次第に気を落ち着かせてきた。
二人の呼吸の音も、次第に冷静を取りもどしていった。

769名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:47:49 ID:82te9P8W

「行った?」
「そうみたいね……はぁ〜、びっくりした」
 シオンはほっとして、ロクサスを起こした。顔を壁に強打したロクサスは、額を切っていた。
「拭いてあげる」
 シオンはポケットから、黒いハンカチを取り出した。ツバをつけて、彼の傷口を拭く。
「や、やめろよ、くすぐったい!」
 ロクサスは嫌がるが、シオンは続ける。額の出血が止まると、
シオンは女性の目ざとさから、ロクサスの別の場所に目をつける。
「腰は大丈夫?」
 ロクサスは擦って痛みを確かめる。ジクジクとした痛みこそあれど、
それは触らなければ出てこない痛みであった。
「大丈夫かな。シオンこそ、俺の腰に頭をぶつけて大丈夫?」
「そんなにあたしって、ヤワじゃないけど?」
 とクスクス笑う。ロクサスもあははと笑う。
穏やかなムードの中、ロクサスの目が、固く握られているシオンの手に行った。
さっきからずっとそのままであった。
「シオン、手、どうしたの?」
 シオンはその瞬間に、酷く狼狽した。
血の温度が一度ばかり上がり、体中が汗を滲ませた。
心臓が高鳴り、息が荒くなる。
「べ、別に何もないよ!」
 手を自分の後ろに隠し、さらに、握られているものを石の下に隠した。
隠す必要など全くなく、むしろ今見せるのは絶好の自慢・喝采のときなのだが、
ロクサスの話の降り方に、つい隠してしまう。
「見ちゃダメ!」
 覗きこもうとするロクサスの顔をバチンと挟み込んで、自分と目をあわせた。
息がかかる近距離で、動悸はますます高まった。
「ヒ、ヒオン。ほうひはほ(どうしたの)?」
 頬を挟まれているロクサスは、まともに声を出せない。
シオンもまた、緊張のあまり取り乱した声を、視線をあちこちに振りまきながら出す。
「べ、別に、何も、ないんだよ! ちょっと、け、任務で怪我をしてるから。
……自分で、治さするから、心配ない、よ!」
 シオンの目があちこち動くと、隠したものが薄っすらと見えることに気付いた。
急ハンドルをきるように、強引にロクサスの顔を捩じった。
首が変な音を鳴らす――それとは別に、外から人の声がした。
まだ、島の人間がいたようだ。シオンは驚きのあまりロクサスに向かって倒れこんだ。
彼の顔を胸に埋めて、全神経を耳に向ける。
下では、ロクサスが酸欠を起こして死に掛けているが、今はそれどころではない。

770名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:48:27 ID:82te9P8W

「おかしぃなぁ〜。だーれもおらんよ?」
「なんか、人の声がした気がしたんッスけどね〜」
「ま、ティーダの勘違いは今に始まったことじゃないからな。
さっさと食いもん拾って本島へ帰るか! この辺り、最近は幽霊が出るっていうからな」
「黒のコートを着た、ひょろひょろの女の幽霊ッスね」
「うう……そ、そういう話、しんといてほしいな」
 少年二人と少女一人、と思しき声が、洞窟から遠ざかっていく。
シオンはようやく気が緩んだ――自分の胸に、変なものを感じていた。
「ひ、き、ャアアアッ!」
 力任せに、ロクサスの事を突き放した!
シオンは本能のような速度で自分の胸に手を当てて、ほぐすように擦る。
「ロ、ロクサス! 何したの!」
 シオンは目を細めて、ロクサスを見た。
彼は、血の気のない白い顔(暗闇でもそう見える)で、喉をごほごほと鳴らしていた。
「く、苦しいから、シオンから離れようとして。手が使えなかったから、顔を使って何とか離そうと」
「それで、あたしの胸をぐいぐい押したの!」
 胸に置いていないほうの手で、彼女の武器であるキーブレードを出して、
ロクサスの鼻先につける。ロクサスはちょっと驚いた様子を見せつつ、
顎に手を置いて、冷静に答える。
「顔で触った限り、あまり柔らかくなかったから、そんなに触っていない、と思う」
 っと言うロクサスの頬には、コートの凹凸模様がスタンプされていた。
よほど強い力がかかっていたことが分かる。
 シオンの頭が、急に働く。
 顔にコートの模様→強い力→そんなに強い力で胸に押し付けられ、
なおかつロクサスが脱出しようと押し返すことで倍の感触を受けていた
→曰く、あまり柔らかくなかった→あたしは貧乳、貧乳、貧乳…………貧乳……。
「ううぅ……ショック……」
「って、シオン、シオーン!」
 膝から地面に崩れた。キーブレードが光になって空気中に拡散していく時、
シオンは気分を暗黒にして深く沈みこんでいた。目から、涙がぽろぽろ零れ落ちていく。
こんな一瞬で人は泣くことができるのだ、と記録に残せるほど早い。
 ロクサスがシオンの顔を覗きこむが、ビンタで出迎え、謝罪の代わりに往復ビンタ。
なおかつロクサスは離れない。シオンは、目頭熱く彼を睨んだ。
「薄々思っていたけど、比べる対象がいないから封じ込めることができた事実だったのに。
貧乳って突きつけられたの、こんなにショックなんだ……」
「そんなの一言も……」
「否定できるの!」
「全然できない!」
 ロクサスは正直だった。そして、シオンを気遣う気持ちも、言葉と同じく正直なようだ。
見つめられていて、シオンは悪い気がしない。
「…………支えてくれると、助かるかな」
 シオンは、ロクサスに亡骸のように依りかかった。

771名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:48:55 ID:82te9P8W
 ロクサスは、戸惑っている。シオンという異性が自分の腕の中に収まっている。
確かに胸の膨らみは小さい。ハチに刺されてでも大きくした方がいいのではないかと思うほどに。
しかし、そんなことをいったら月までぶっ飛ばされてしまいそうだ。
「シオン、小さくなんて無いよ」
 さりげなく、彼女の胸に手を当てる。
「ロ、クサス?」シオンは驚いたが、拒絶することなく受け入れた。
自分の手も胸に当たっているが、それが邪魔になりそうな気がして、下ろした。
 ロクサスのグローブと、シオンのコートが生の感触を妨げる。
しかし、完全に遮断はできていない。布地の奥には、魅惑の感触が確かにある。
確かめるように、何度も触る。
「うん、やっぱり小さくなんてない。むしろ、大きいよ……シオンのおっぱい、大きい」
 ロクサスはこういうが、客観的に見たシオンの胸は、
貧乳界貧乳門貧乳綱貧乳目貧乳科貧乳属貧乳種の、天地神明に誓っても罰は当たらぬ貧乳だ。
だが、ロクサスは女性の胸に触ったことはなく、
目視で比肩できる対象がシオンよりずっと年上のラクシーヌしかいない。
しかもラクシーヌと行動を共にしたのは短期間で、熟視していないので記憶はあやふや。
だから、直接触り、なおかつ意識しているとあって、未知のものに対する過大評価により、
「シオンの胸は大きい」と判断されたのだ。
 客観的に見ればおかしいが、ロクサスは本気で思っており、その瞳も嘘をつかない。
シオンは、和やかに微笑んだ。胸に当てていた手を下ろした。
「ロクサスに言われると、なんか嬉しいな」
「そうかな?」
「あたしとロクサスって、似ているからね。
ロクサスが認めてくれるってことは、自分自身が認めたって気がして」
「うーん、よく分からないな」
 会話の最中も、ロクサスの手は休むことは鳴く、彼女の小山を撫で回す。
コートの手の周辺には渦皺が出来て、ロクサスの手の動きが強くなっていることを示している。
次第に、感触がロクサスの手を通じて、心の奥底から情念がむらむらと湧き起こっていた。
今すぐにでも、シオンの胸元に手を突っ込み、直接柔らかな感触を味わいたい
――僅かに残った自我で、懸命に耐える。欲望が触手を伸ばして自分に絡みつき、
ぃ一緒にィ行こうぉォと言っているが、スライドターンして避ける、避ける。
しかし、「気持ちいいね」シオンの一言で、欲望がパワーアップし、回し蹴りでロクサスの自我を薙ぎ払った。
「俺……もうシオンを」
 先ほどと合わせ絵図になるように、シオンの顔を掴み、自分の胸へと抱き寄せた。
胸から手を離したにも関わらず、より彼女と密着が強まる。
シオンは息苦しさにもがくが、それがかえってロクサスの気分を昂らせる。
「シオン、こっち向いて!」
 強引に彼女の顔を上げさせると、驚いた彼女の唇に、自分の唇を押し付けた。
酸っぱいレモン味なんかしない。しょっぱくて、でも甘いアイスの味がした。

772名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:49:31 ID:82te9P8W
 ノーバディは元は人間、性格には心が抜けて抜け殻となった身体。
だから、人間であったときの体の癖はそのまま残り、緊張などの生理的反応は当然残っている。
 ロクサスの心臓は、バクバクと鳴っていた。心が無いが、体は覚えている。
あんなに女性の体を触ったら、当然反応が出てくる。
ロクサスと顔を近づけているシオンも、彼の体の異常に気付いた。
「ロ、ロクサス……もしかして、あたしのおへそに当たっているのって、ロクサスの……」
 それ以上は言えないとばかりに、シオンの口がぎゅっと閉じた。
 ロクサスは、自分の心の中の恣意的な要求を止められなかった。
 シオンのコートを脱がせようと、ジッパーに手をかけた。
シオンは、ロクサスを押し退けようと抵抗するが、ロクサスの方が強く、
またドタバタしているときに彼が「かわいいよ」と言ったことで、シオンは嬉しくなり、
拒絶の力が緩んだこともあって、すぐにジッパーの繋ぎが解かれた。
 コートの胸元が開くと、肌に吸い付く下地が外気に晒される。
より明らかとなった胸の隆起に頬を押し付ける。それだけでは足りず、手で膨らみを触った。
黒いコートに抑圧されていた火照りは、胸の脂肪をより確かな感触にさせて、
ロクサスの手に収まる。指に押されてたわみをつくり、指を包み込む視覚的な情報に、
ロクサスの胸がぐっと締め付けられた。痛みではなく、極度の緊張と、期待と欲であった。
 行為を受容するシオンの息は乱れつつあった。目を瞑り、唇をぎゅっと噛み、喉をならす。
苦しそうに、曇った息を吐く。額には汗が滲み、時間とロクサスの指の動きに比例して大きくなる。
「ロ、クサス……」
「だわっ!」
 彼女が呼ぶと、ロクサスは驚いて、シオンの胸を力の限り握った。処女でも母乳が出るんじゃないかと思うほど搾られ、シオンの顔が痛みに染まった。
「くぅ、うっ!」
「ごめん! 俺は」
 謝罪するロクサスの唇に、シオンは人差し指を置く。指一本で、静かになった。
きょとんとして、ロクサスの手が止まる。
 シオンはロクサスから身を起こして、彼の方を見た。
「こっちこそ、ごめんね。驚かせ……ちゃったよね」
 シオンは呼気荒いまま、自分のグローブを脱いだ。肩にかかっていたコートも掃った。
ロクサスがどきどき胸を高鳴らせている前で、シオンはアンダーズボンを脱いだ。
薄い黒色の下着が露わになる。
773名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:51:56 ID:82te9P8W
「シオン、何を!?」
「こういうこと、しないといけない気がするの。脱がせられるのは恥ずかしいから、自分で、脱ぐんだ」
 上半身を唯一包むアンダーシャツの裾を、手を交差させて掴む。
一呼吸、時間が空いた後、シオンは一気に脱いだ。シオンの小さな胸が露わになり、
しまりのいい腰が暗闇の中でも健康的な色でロクサスの目に映る。
シオンは、恥ずかしさに、体温の残るアンダーシャツを体に押し付けて、ロクサスへ背中を向けた。
「シオン……き、綺れ」
「ロクサス、ちょっとだけ待ってて」
 要求通りに、ロクサスはシオンに言いたいことを、生唾と一緒に飲み込んだ。
シオンの華奢な身体は、ロクサスには女性としての魅力を十分に見せ付ける。
ますます、彼の男としての部分を刺激していること数十秒、
シオンはぬいぐるみのように抱きかかえていたアンダーシャツを床に置いた。
手の平で胸部を隠しながら、ロクサスに振り向く。
 じっと、ロクサスの顔を見る。汗が、緊張を示す。
「もうここって、さっき脱ぐときに、見たよね?」
「み、見たよ」相変わらず素直に答える。
 シオンは一度見られていることで諦めをよくしたのか、胸を隠す手を下ろした。
つんと出た突起が、萌えたての芽のように初心しくそえる。
 ロクサスの方も、恥ずかしい思いでいっぱいになったのか、顔を手で覆っていた。
しかし、指の間は開けてあり、そこからチラチラと見えた。
シオンは「バレバレだよ!」と語気を荒めて知らせた。
 彼が見つめる中で、シオンの手は降りていく。下着の両サイドへとかかると、
勢いに任せるようにすっと下げた。女体最大の特徴である下半身が目に入る
――というときに、シオンの手が下着と共に上に戻った。
「あぁ〜……あ……」
 ロクサスは正直に落胆を示す。シオンは拝むように手を胸元で合わせながら、彼に声をかける。
「下は、もっと後でいい?」
 こんな態度で懇願されると、ロクサスも断れない。いや、たとえ命令口調であっても、
彼女の頼みなら聞き入れてしまうだろうが。ふぅと、息を吐くと、立ち上がった。
「地面、ごつごつして痛いからな」
 ジッパーを外し、上下セットの黒下着になると、羽織っていたコートを床に敷いた。
シオンも、それに倣う。二人分敷くと、広めの褥のようになる。
闇から二人を守る防護服、あまり長い間脱ぐことはできないのだが、
そんな大事なことも二人の頭にはなかった。今の二人には、緊張と、今後の不安や問題点、
要領を得ない解消法以外に考えを裂くことはできなかった。

774名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:53:39 ID:82te9P8W
 ロクサスが、シオンの肩に手を置いた。やや強く掴むと、シオンはびくっと震えた。
可愛らしい反応に、ロクサスの胸もきゅんと震える。感動のままに、手を滑らせて、
二の腕を通って肘へ、更に手首へと進む。胸を隠そうと内側に向いていたシオンの手を、
やや強引に上に持って行った。
 ポツンと、突起が目に入った。周囲の健康的な肌とは明らかに別物。
薄いピンクは、やがて生み出す赤子が糧を得やすいように、人を惹き付ける色をしている。
ロクサスの目が釘付けになる。頭の上の手に力が入る。ぎりっと、シオンの手首に皺が出来る。
「ロクサス、手ぇ、強く握っちゃ」
「あああぁ」気の入っていない返事をすると、ロクサスの手がシオンの手首から離れて、
再び肩に移動した。同じぐらい強く掴み、シオンの口からまた警告の言葉が出かけた――が、
「あう!」
 シオンの乳首に吸い付いた。ロクサスの吸い付き方が、
母乳を吸いだそうとする強引なものであり、シオンには快感よりも痛みをもたらしていた。
 すぐに、この方法では自分もあまりいい気分にならないと気付いたロクサスは、
飴を転がすように舐め始めた。くすぐったり、なでるように触れる。唾液をつけて、
舌先で転がした。小さく開いている穴を広げるように、執拗に頂に舌を当てて、穿る。
 一転して優しくなったロクサスの行動に、シオンは声が上がってきたが、喉に力を入れて堪えた。
しかし、同じ場所を弄られ続けていると、制止の壁もやがて崩れる。
ましてや、シオンは性行為が始めてで、この行為がどんな意味を持つものなのかも理解していない。
シオンが開発されていないのではなく、認識すらしていないのだ。
初めての経験が絶好のスパイスとなってシオンの快感に降りかかる。
「んふぅ、ぅう……」
 漏れてしまったシオンの声に、ロクサスははっとして唇を離した。
眼下の突起は、下の柔肉と共にピクンと震えると、次第に大きくなっていく。
ロクサスは、子供のように純真に目を輝かせた。パズルを完成させたように、
快感が震えとなって腹から昇ってくる。反対側の、いまだ小さく可愛らしい方にも手を当てた。
 ロクサスは舌でぺろりとなでると、親指と人差し指で、突起をつまんだ。ぶるっとシオンが動いた。
「うぅ……」
 シオンの頭に嫌な予感が通るが、制止の言葉が出てこない。視線を上げると、
ロクサスは犬の喉をなでるように、真剣でありながらどこか楽しみを持つ目をしていた。
「シオンのこれ、柔らかいけど、触っているとちょっと固くなるんだな。
ちょっと、ねじってみる。お、おお〜、半回転もするんだ! 
ん、ちょっとねじれが悪くなって着ているかな? 
あ、固くなってきた固くなってきた♪ ちょっと大きくなったし、色も赤くなって」
「実況、しないでよぉ」
 シオンはいじらしく、ロクサスから目を背けて言う。ロクサスの意識しない言葉攻めに、
無言のときよりもずっと感じて、股間が濡れているのを自覚していた。
「じゃ、口を塞いでおく」
 と、突起に口を当てると、そのまま弾いた。
すぐに戻ってくるが、ピンボールのように再度弾く。
「んあ、あっ、や、ちょっ、何し、て……あぁあ!」
 シオンは体をよじり、首に力を込めて精一杯声を堪える。
だが、如何ともしがたい快感に、声が口から漏れてしまった。
高まった快感を示す何よりも証拠が、ロクサスの気分をますます高まらせる。
775名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:55:23 ID:82te9P8W
 シオンから口を離すと、全体を見下ろした。二つの突起は、どちらもピンと立って、唾液に塗れていた。
それを一瞥して、顔の前で拳をぎゅっと握る。すぐに、視線を下ろす。
シオンの下着の蟻の門渡りが、水でも入れたように濃黒となっていた。
ロクサスの手が、自然とそこへ伸びる。
三本指をピタと当てた瞬間、シオンは大きく仰け反り、高い悲鳴をあげた。
 シオンは驚いてロクサスから離れようとするが、彼の手が素早く二の腕を掴み、引き寄せた。
「ロ、ロクサス……」
 二人の目が合った。
「目が輝いているけど、どうしたの?」
「楽しいんだ」
 頬に、ん〜とキスをすると、シオンともう一度目をあわせる。
彼女の目は、潤んでいる。やめてほしい、という類のものではなく、性的な刺激によるものであった。
 シオンは目を手で隠して、ロクサスに背を向けた。本泣きの体勢に入っていた。無言で、助けてと伝えていた。
「女の子の身体って、不思議なんだな」
 彼女の体を、後ろから軽く抱く。細くて、力を入れると壊れてしまいそうだった。
「へ、変になりそう。で、でも、これ以外のことが考えられない……どうしよ、どうしよう」
 本当に泣きそうになっていた彼女に、ロクサスは耳元で囁く。
「続けよう……終われば、もう緊張しなくて済むから」
 彼女の体を少し浮かせると、あぐらの上に降ろす。首筋に、強いキスをする。
内出血が、唇の形に出来上がる。
「下に、行くよ」
 先ほど触れただけであった股間の谷間に、人差し指を当てた。
数秒の沈黙の後、第一関節が、下着ごと入り込んだ。シオンの身体が強く跳ねて、
ロクサスに重みを感じさせるが、ロクサスはそれを不満に思うことなく、言葉をかけた。
「シオン、ここがいいのか? ここか?」
「ちょ、ちょ……っと、何聞いて、はぁう!」
 ロクサスは手を動かしながら、舌も動かす。
「この上のマメみたいなのがいいのか? それとも、周りの伸びるびらびらみたいなのがいいのか? 
それとも、もっと奥に、一番感じるものがあるのか?」
「わ、わかんっない! わかんないよ……わかんない……。
ぜんぶ、気持ちよすぎて、ど、どれがなんて」
「全部いいってことか! 衣服越しでこれだからな……」ロクサスが、怪しい笑いを浮かべた。
股間から指が離れ、骨盤の所へと昇ってくる。下着と体の間に、手が入り込む。
「直接、触るよ」
「ひゃあっ!」
 驚きと拒絶、ともとれるシオンの嬌声を無視して、ロクサスの指が下着を滑って、
先ほど攻めていた場所へと到達した。下着の上からも動きが分かるようにもぞもぞと動く。
「へえ、これってこういう風に谷間があってヌチュヌチュしていたんだな。
この液も、服越しだとヌルヌルするけど、直接触るとサラサラって感触なんだな」
「ん! ぁ、口に、だ、出さないで……よぉっ……」
「なんか、口に出した途端に、シオンのここがよく濡れるようになってきたけど?」
 大陰唇に手を当てて、つきたての餅のような安心する熱と感触を味わう。
何度かなでた後、中指と人差し指に愛液をまぶした。
「やっ、やめ」
 シオンが制止の手を伸ばしたが、ロクサスの指が一気に根元まで入り込んだ。
シオンの身体が電気を流されたように跳ねて、彼女のものとは思えない叫び声が洞窟の中で反射した。
776名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:56:10 ID:82te9P8W
 反響音が収まった。
 あまりに大きく、はしたない声を出してしまったので、シオンは落ち込んでいた。
 大声の原因となったロクサスの指は、相変わらず彼女の膣内で根元まで埋まっているが、動きは無い。
暴れることなく、彼女に存在感だけを知らせている。対照的に、ロクサスの口はよく動いた。
「シオンの今の声、聞いたこと無いね。そんだけ気持ちよかったの?」
「ううぅ……」
 ロクサスはシオンと目をあわせようと彼女の顔を覗き見るが、シオンは顔を背ける。
「すっごい感じたってことだろ? 俺だって、シオンの身体に触ったときの感動を、
大声で言いたいからな。シオンもそうだろ?」
「い、言えない!」
「言ってほしいな〜、じゃないと、もっと恥ずかしい声を出させるかもしれない」
 っと、ロクサスは彼女の下着に突っ込んでいた手を、力の限り下にずらす。
シオンの下着は、彼女の制止の声を振り切るように足首を抜けて、指に僅かにかかるだけとなった。
下半身は、完全に外気に晒され、愛液でてかりを見せる陰毛が上を向いていた。
「やっぱり、濡れてる……もう答えなくてもいいよ。もう分かったから」
 ロクサスは、シオンの顔を覗くように見た。てっきり泣いて悲しんでいるかと思っていたが、
吹っ切れたように、ロクサスを見つめていた。
「ロクサス……」
 と、シオンの方からロクサスの頬に手を伸ばし、固定した。そして、唇を重ねた。

 体をむき合わせ、しばらく唇同士を触れ合わせていたが、やがてロクサスの唇が、
シオンの唇から頬、首筋、胸、突起、腹部、骨盤、太股、性器へと下っていく。
性器の近くの茂みで、鼻先を濡らしながらロクサスは呟く。
「びちょびちょだな……俺は興奮してもこんなことにならないのに。
シオンって、不思議な身体だな」
「本当……不思議……。任務の最中に緊張したときも、こんなことなかったのに。
ロクサスと触れているから、かな?」
 シオンは、ロクサスの顔をまともに見れず、横を向いている。目は薄く開けられて、
手は軽く握って首筋に二つ置かれている。ロクサスが性器に舌を這わし、
くちゅくちゅと舐め上げる。気持ちよさに、小刻みに体が震える。
 ロクサスは、しばらくシオンの股座を舐めていたが、やがて顔を起こした。
シオンの半ば放心している目と、自分の目をあわせる。途端に、心臓が高鳴り、
寒気のような緊張が襲ってきた。この行為がまだ終わらず、
記憶とは無関係に人が求めるものが待ち構えているということを、体が知っているようだ。

777名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:56:58 ID:82te9P8W
 ロクサスは、彼女のよがりで乱れたコートを敷きなおした。
足腰が立たない状態になっているシオンの体を持ち上げて、横にする。
ロクサスも衣類を全て脱ぎ、彼女と同じく全裸となる。
仰向けに横たわる彼女を跨いで、四つん這いになった。
「シオンの身体……綺麗だよ」
「お世辞は、いらない」
「お世辞じゃないよ。本当に、綺麗だ」
 顔を近づけ、唇を重ねる。
 離れると、ロクサスの手が下半身へと伸びた――匂いが立ち込める。
シオンが気になって、原因の方へ目を向けると、彼女の体の震えが止まり、
石化したように硬直した。彼女の視線の先では、ロクサスの性器が、
イチジクのように赤い亀頭を出していた。
 緊張すらも吹き飛ばす恐怖の硬直――怯え方が半端ではない彼女に、
ロクサスが安心させるように耳元で声を出す。
「シオン……力を抜いて。優しくする」
「…………」
 舌まで硬直しているのか、シオンは答えない。
「俺を、信じてくれ」
「…………し、信じるよ」
 硬直が解けて、声を搾りだした。
シオンは、「せめてこれぐらいさせて」とロクサスの手を掴むと、強く握った。
ロクサスも、シオンの手の汗や、握力の強さで、彼女の恐怖を何となく知った。
(……よく考えたら、シオンは俺みたいに楽しめるとは限らないんだ。
俺ばっかり楽しんでいたら、シオンに失礼だ。きっと、これは大切な時だ。
いい思い出にしよう)
 耳たぶにキスすると、指を彼女の性器へと伸ばした。
乾いていないか、大陰唇にそえて、左右に広げる。
指を挿入すると、出来上がりのバターのような液がかかり、指をぬらぬら輝かせる。
「問題ないかな」ぺろっと舐めて、手を自分の性器へと添える。
「いよいよ、だね」
 シオンはロクサスの手を一層強く握る。反対側の手も、腰の横で拳を作っている。
瞼を固く瞑る。呼吸が、深く、激しい。
778名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:57:37 ID:82te9P8W
「シオン…………行くよ」
 ロクサスが、性器を入り口に添えると、人差し指と中指で亀頭を押し、
沈みすぎというぐらいまで下げると、ゆっくりと上げた。先端に、熱い液体がかかる。
「大丈夫か?」
 シオンはうんうんと何度も頷く。安心したロクサスは、ゆっくりと腰を進める。
緊張で手が震えるものの、
順調な滑り出し――「ひっ、い!」シオンの顔が、明らかな苦痛へと変わった。
 二人の身体が結ばれるのを阻まんとしているように、処女の身体はロクサスの性器を拒む。
(くぁ、な、なんだこれ……ゴムみたいなのが。き、きつい、進まないぞ!)
 傷口以上に手荒に扱えない場所にしては、不条理なほど固い壁があった。
壁といっても、小さな穴はいくつか開いている。その穴の一つ一つを、強引に広げて、
この壁全体を破っていけばいいのだが、それは彼女の身体を傷つけることに他ならない。
ロクサスの侵入が、隠し切れない痛みとなって、シオンの顔に現れていた。
 既に、その顔は汗が流れていた、緊張だけでは汗は流れない。汗が流れたのは、苦痛あってこそだ。
(ゆっくりだ、ゆっくり……シオンを痛くさせないように)
 地盤のようにゆっくりと、確実に進めていく。
ロクサスの手と繋げているシオンの手の力が強くなり、爪が食い込む。
 やがて、ゴムのような弾力はなくなり、変わりに、薄くも重厚な何かが立ち塞がった。
一気に押し込めば、すぐに破けそうだった。だが、これは安易に進んではならないと、
彼の体は告げていた。
「シオ――」「全然痛くない……だから、一気に来ても平気」
 けほっと、泣き声を混ぜて咽る。
「ロクサスなら、受け入れ……られるよ。
あたしだって、進みたいって、思っているんだ、から」
 腰の横にあった手を、下半身に伸ばす。
破瓜の血が混ざる愛液を指につけて、半分ほど残っているロクサスの性器に塗りたくる。
「ロクサス……早く、早く来て」
 涙が零れた。痛くて怖くてメチャクチャ、早くこんな状態から助けて、と懇願しているようだ。
ロクサスは、彼女にキスすると、そのまま、腰を一気に押し込んだ。

 陰毛が触れ合う。性器の感触で、貫通したことを感じた二人は、溶け合うようにだらりとした。
ロクサスが覆いかぶさる重みに、シオンは苦しい顔をせず、ほのかな微笑みを見せた。
779名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:59:05 ID:82te9P8W
 ロクサスは、じーっと彼女を見る。
目が慣れたためか、洞窟の中でも、闇とは別のカラスの濡れ羽のような髪の色がはっきりと分かる。
甘酸っぱい匂いが、ロクサスを誘う。
 シオンは、暫く黙っていた。あれほどロクサスの侵入を拒んでいた処女膜は、
治らないほど引き伸ばされている。しかし、強い締め付けは変わらず残っており、
シオンに男性器の形を確認させていた。一瞬見たロクサスの性器の記憶と、
自分の身体が感じているものを照らし合わせて、どんな形のものが自分に入っているのかを考えていた。
 しばらくそのままであった。やがて、シオンから口を開いた。
「そろそろ、欲しいんだけど、いい?」
「欲しいって、もしかして」
「動いて欲しい」
「そ、それじゃあ」
 二人とも、期待と武者震いを隠せなかった。
 ロクサスが、腰を引いた。愛液まみれの竿部が出て、雁首の皺が見えるまで引くと、
再び奥へと押し込む。火で炙られながら胸の膨らみに挟まれるような、記憶に無い感覚に、
ロクサスから甘い息が洩れる。とろけそうな気持ちよさが、ねっとりと蜂蜜のように体に染みる。
その快感は、膣を動かせば井戸水のように湧いてくる。しかし、それを得ようと無理はしない。
シオンの痛みがまだ引いておらず、動作の一つ一つに彼女は顔を顰める。
ふわふわと、空中を漂っているような錯覚の中、優しく、滑るように性器を動かす。
 シオンの膣内は、優しく扱わないと、氷のようにバラバラになって腕の中で離れてしまいそうであった。
ロクサスは、彼女の気を和らげるように優しい手付きで、髪の毛をなでる。
なでたところに、キスをする。額に、瞼に、頬に、キスを降らす。
 緩慢な男性器の動きに、シオンは首を傾げる。
「ロクサス、もっと強く動かなくていいの?」
「動いたら潰れそうなんだ」
 彼の言葉に、シオンは手を伸ばして、栗色のくせっ毛をなでる。
「優しいところ、けっこう好きだよ。
でも、本当に痛みはそんなに感じないの。だから、いいよ……あたしも、その、感じたいし」
 言いながら、彼女は太股から尻にかけて力を込めた。
袋を絞ると、中のものも締め付けられるように、ロクサスの性器が、シオンの性器に包まれる。
「ぅあっ!」
 下を向いて、雷鳴の如き性感の、余韻を味わう。
頭の中が真っ白になった後に頭の中に訪れたのは、程好い圧迫と、
彼を歓迎してやまない潤いと彼女の思いのこもった熱であった。
それぞれがバランスよく、彼のものを包み込む。
全てが持ち味を生かした環境に、ロクサスはだらしなく涎を零し、コートに落とした。
780名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:59:29 ID:82te9P8W
 シオンは彼の首に手をまわすと、自分の方へ引き寄せた。頬と頬がこすれあう。
「ロクサス、きて」
 耳に息を吹きかける。ロクサスの我慢の堰が、断たれた。
 シオンの肩を掴み、ぐいっと腰を押し込んだ!
「は、ああっ!」
 シオンは声をあげて仰け反り、身体を跳ねらす。
今の一突きで、様々な感触と気持ちがシオンに入ってきた。
その中には破瓜に随する痛みがあり、同時に頭の中を真っ白にするほどの快感も来た。
内側からぽわぽわと毛糸でくすぐられているような感覚が、網のように集まって身体に流れて、
膣という敏感なところを中心に伸びる。ロクサスの決して大きくない肉棒が、
彼自身の熱を伴って動き、シオンの身体にずちゅっと流れる。
「シ、シオ……ン!」
 ロクサスの口から熱い吐息が漏れる。彼もまた、未体験の感覚が性器を中心に流れ、
衰えることなく頭部まで伸びてきた。髪の毛が逆立つ錯覚すら起きる快感に、
ロクサスの息が荒くなり、身体が更なる満足感を求めて、小さな胸を鷲掴みにする。
本能のままに腰を打ち込み、胸をもみしだき、首筋に口を当てて、
大きめのキスマークが出来そうなほど強く吸い付き、シオンの熱い身体を求める。
 愛液を性器で混ぜる音が鳴り始め、シオンの太股を伝ってコートに落ちる。
二人の腰の動きが繰り返すたびに、愛液の量が増して、次第に溜まっていく。
「はぁ、ふは、ん!」
「シオンの、熱い、熱いよ! 熱くて、俺のをぎゅうって包んで!」
「うく、ロ、ロクサスだから、ね……欲しいんだよ、ロクサスの、こと。
だから、もっと、う、動いて、強く動いて!」
 共に、前後運動で言葉に間隔を置きながら、相手のことを求める。
シオンが手をロクサスの背中にまわし、ロクサスもまた彼女の背中に回す。
貪るようなキスをしながら、二人の身体が密着する。身体を求め合う中、唐突にロクサスが唇を離した。
「シ、シオン……わ、悪いけど、俺、もう限界で……」
 彼の表情は、少しつらそうであった。汗をかいて疲れているというのとは別に、申し訳ないという感情が見える。
「だ、だけど、何があるのかわかんないんだ。このままだと、シオンの大切な場所に、出そうなんだ」
「ロクサス……」
 シオンは、何も言わず、潤んだ瞳で彼を見つめる。やがて、頷く。
 ロクサスは、最後とばかりに力いっぱい腰を押し込んだ。
射精間近となり、赤く変色し膨張した亀頭が、愛液に満たされた隘路を擦る。
強烈な締まりに、肉棒全体が敏感に反応し、ロクサスの口から本能のままの叫び声を出させる。
 膣内の最深部で、男性器は、性感の高まりによって達したという証のように震えた
――シオンは、声にもならない悲鳴をあげた。何かが吐き出される感覚を受け入れ、
放心状態でロクサスの身体に手足を絡ませた。
 一息ごとに、高まった性感が外に散っていく。忘れていた痛みが、急に蘇ってくる。

781名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:59:56 ID:82te9P8W
 精液は、愛液とはほとんど混ざらずに、シオンの膣内に張り付いた。
ロクサスは、確かに何かを出したのだが、いつまで経っても膣から出てこないことを不思議に思っていた。
「ロクサス、どうしたの?」
 ちらちらと下半身を見るロクサスに、シオンは軽蔑染みた目を向けた。
「別に、何も」
 珍しく嘘を言うと、手うちわで身体の火照りを冷ます。
夜なのに、二人の身体は壮絶な熱さだった。熱いが、このままだと闇に飲まれてしまう。
敷きものとしていたロクサスの黒いコートを拾い、寄り添って二人の肩にかける。
彼女は行為中に激しくよがったためか、髪の毛が寝癖のように跳ねていた。
 後ろから軽く抱くと、耳元で声をかける。
「シオン、身体は大丈夫か?」
「ん、ん……」
 膣に手を当てて、陰唇をなでた後、軽く指を入れた。
破瓜の痛みが僅かに再発する。間もなく、熱くぬるっとした感触が指に当たった。
「ロクサスでいっぱいになってるんだ。
全然大丈夫、ちょっとピリってするけど、今すぐにでも立てそう!」
 元気よく言うと、ロクサスにもたれかかった。生き生きとした表情で、苦痛や後悔は見えない。
 ロクサスは、彼女の姿と言葉を受けてほっとしつつ、行為中のことを思い出してぽわっと胸が熱くなった。
女性が決して見せたがらないところに、自分の性器を入れるというだけでも十分凄いことなのに、
その中に欲望の固まりのように思えた何かを撒き散らしたのだ。
新大陸に自分の旗を立てたような征服感があれば、同じぐらい強い罪悪感もある。
(最初の方、調子に乗っていたよな……はぁ)
 ロクサスは頭を垂れて、シオンの肩に額を落とす。
当のシオンはそんな悲観的な考えはしていないらしく、鼻歌を歌ってご満悦な表情。
 ふわりと、彼女の右手がロクサスの頬に届き、彼の顔を起こす。
二人が横目をすると、視線が混ざる。見つめ合っていると、二人の顔は赤くなっていく。
一度終わった行為の余熱が噴出したように、お互いに股間が熱くなる。
これ以上やるつもりは二人にはないが、それでも二人は見つめあい、止まらない。
てへへと、ロクサスが髪の毛を掻いた。
「ね、ロクサスぅ」
 目をとろんとさせて、鼻をつんと上に向け、唇を少しだけ開けて、
頬肉を少々膨らませたたまらなく可愛い顔で、ロクサスの名前を呼ぶ。
ロクサスの唇に自分のそれを重ねた。離すのが勿体無いように、
シオンがロクサスの頬につけている手の力を強める。ロクサスも、彼女の肩越しに手を回し、引き寄せる。
 しばしの口付けの後、唇が離れた。
二人の胸の内に、ミッションコンプリートしたような光が差し込めた。
 ロクサスは、何かが言いたくなった。心を持たないノーバディでは、
本当に大切なものが伝わらない気がするが、それでも言うべき雰囲気な気がした。
「……シオン、あのさ」  緊張か、あるいは勇気の無さか、続く言葉は喉で止まり、出てこない。
 代わりとばかりに、シオンが口を開く。
「あたしたちの行動って、友達って感じじゃないよね。
もっと温かくて、安心できる感じ」
「じゃあ、親友だ!」
「きっとそうだね……きっと」
 シオンは彼の頬から手を離すと、もう一度もたれかかった。
先ほどよりも、ずっと体重をかける。ほとんど、ロクサスに寝転ぶ状態だった。
手で口元を隠すと、小さく欠伸をした。
「あたしたち、ずっと一緒にいられるかな?」
「そうだな! 俺達は親友だから、いつまでも一緒だ!」
「……本当に、そうなるといいよね。なんだろ、この感じ。嬉しいっていうのかな? 
ノーバディに心は無いはずなのに」
 シオンは、自分の胸に手を置く。ふぅと、息を吐いた。
その顔は、やけに眠たげであった。同時に、くしゃみをする。
「シオン、ここで寝たら風邪引くよ。帰ろう」
 ロクサスの言葉に、シオンは頷いた。
782名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 14:00:55 ID:82te9P8W

「シオン、本当に立てるか?」
「心配は嬉しいけど、本当に大丈夫だよ」
 彼女のいう通り、立ち上がって一人で歩く。
しかし、足は何かを挟んでいるかのように内股で、落ち着きがなくきょろきょろ見回している。
 ロクサスは、シオンの様子が普通じゃないことに気付くと、彼女を強引におぶった。
「あんな歩きかたしていると、俺まで不安になるよ」
「……じゃ、城に着くまでの間だけお願い」
「部屋まで連れて行くさ」
 ロクサスは、彼女の身体を考えてゆっくりと歩みを進めた。
シオンはロクサスの背中で眠たいようにじっとしている。
 出口に差し込む光を不思議に思い、空を見上げた――絶句した。満天の星空だ。
一つたりとも薄暗い星はなく、全ての星があらんばかりに輝き、空を彩る。
雲によって遮られ、色と景色を海と共有していたときの汚名を晴らすようにさんざめく。
 感動の琴線が震えたまま、シオンは言う。
「綺麗だね……」
 星空の下、シオンはロクサスに依りかかった。ロクサスの照れる顔を見て、クスクス笑う。
微笑みを顔に残したまま目を瞑る。間もなく、ロクサスの背中で眠った。心地よさそうに。
「おやすみ」
 シオンの寝顔を見ていたロクサスも、眠そうに欠伸をした。
眠気が爆発しないうちに、闇の回廊を潜った。
(何か、忘れているような気がするんだよな……)

783名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 14:01:28 ID:82te9P8W
 数時間後、ロクサスは、機関員がよく集まる広間で、もう一人の親友アクセルと話していた。
帰ってシオンを寝せたら、なぜか眠気が飛び、眠気再来まで広間に居たら、アクセルがきたのだ。
 他愛のない話や任務の話から、先ほどのことへと話題が移った。
「――ってことがあったんだ。
あの時の俺、ちょっとおかしかった。嬉しいけど怖くてさ、手も震えた。
でも、今は全然怖くなくて、明日が来るのが楽しみでしょうがないんだ。
なんかさ、経験があればもっと上手くできそうな気がする。
これって、何だろう? 知りたいんだ」
 無邪気に、好奇心と探究心を持って聞いた。アクセルは苦虫を噛み潰したような表情で下を向く。
気のせいか、少しロクサスに敵意のようなものを向けている。
「アクセルなら、あれが何か知っているだろ? 教えてくれ!」
「あ、ああ、知っている。だがな、これは外で大っぴらに喋繰るもんじゃねえ。
もっとひそひそ、旅先とかで話すもんだ。今日は、寝ちまえよ」
 素っ気無く立ち去ろうとするアクセルに、ロクサスは彼のコートを掴んで詰め寄る。
「教えてくれってば!」
「いーや断る」
 ロクサスのくせっ毛をぐいっと押し退けて、アクセルは闇の回廊を開く。
「今日の俺は、慣れねえ調査で疲れたからな。一足先に寝させてもらうぜ」
「ひどいよ! 多分、俺とシオンの行動って、記憶がある奴ならみんな分かるんだろ! 
仲間外れにされるのは嫌なんだ!」
「んなこと言ってもなぁ〜」
 とことん断るアクセルに、業を煮やしたロクサスはようやく背を向けた。
「もういい、サイクスに聞いてくる」
「ばっ……あいつにだけは聞くな! い、いや、ゼムナスの方がもっとまじぃか。とにかく、やめとけ!」
「だったら教えてくれって言っているだろ!」
 勢いに任せて、キーブレードを出した。
アクセルは、ここまで夢中になるロクサスを見たことが無く、その思いをムゲにするのも忍びなくなってきた。
「じゃあ、簡単に説明すっぞ! ようするにだなあ、アレはものすごく仲のいい男女が、こう、
二人の間柄の深まりを確かめるために、布団とかでごそごそ話しながら、行うものなんだよォッ!」
 アクセルがガーッ! と剣幕を際立たせて言うと、ロクサスはおーと言いながら手をポンを叩いた。
「友情の握手みたいなものか! 俺とシオンは親友だから、毎日やっても問題ないんだな!
……でも、何だろう。親友同士の行動なのに、アクセルとシオンでああいうことはしてほしくない」
「俺だってお断りだ。お前と身体を繋げたシオンを横取りするなんてことは、
俺の無くなった良心に反することだ。それに、シオンの正体を考えれば……アッー! 
これ以上は言えねえ!」
 アクセルは炎を巻き上げて、ロクサスを驚かせた。
炎が消えたとき、アクセルは既に闇の回廊を潜り、逃げていた。
 ロクサスはキーブレードを担いで、消えていく闇の回廊を睨む。
膨らませた頬は、無いはずの怒りを表していた。

784ネタバレ注意:2009/06/07(日) 14:02:59 ID:82te9P8W






 数ヵ月後、ロクサスは元の人間であるソラへと還元した。既にロクサスの意識はほとんどなく、
何かの刺激で、幼い頃の記憶のように突発的に蘇ってくるだけとなっていた。
 ソラは機関を壊滅させた後、故郷であるデスティニーアイランドへと戻っていた。

 故郷の強い陽射しに疲れたソラは、洞窟に入っていた。
ロクサスとシオンが身体を繋げた、あの洞窟であった。
彼にとって、ここは幼い頃からの遊び場であった。それこそ年齢が片手で数えられるぐらい前から。
だから、思い出もたくさんある。幽霊がいると聞いて探したり、
当時の画力を振り絞って、自分と想い人の絵を描いたり、
更には1年前にその落書きにパオプの実を書き加えていたり。
 冒険に出ていたこともあってか、ここの思い出の全てが懐かしく思えた。
「あっ」
 ソラの目が、落書きに釘付けとなった。自分だけが向けていたパオプの実が、
相手の方からも向けられるように、落書きが付け足されていたのだ。
驚きとは別の感情が湧き起こった。嬉しくなり、ソラは顔を赤らめながら絵をなでて、
壁に頭をごつんと当てた。冷たい岩が、高揚感とちょうどよく混ざる。
「ん?」
 下を向いたとき、石の裏に何かがあることに気付いた。
 拾い上げてみると、木の棒であることが分かった。
「何か書いているけど、読めないな」
――その瞬間、自分の中のロクサスと、別の何かが蘇ってきた気がした。
「え、えっ!?」
 自分でも分からない感情。他人が自分の精神の奥にいるような気分になるのに、
不快なものではない。むしろ、嬉しい。親友が心の中にいつもいるようだ。

 洞窟を出ると、青い海の前で佇む。変わらない波の押し引きを眺める。
 何の変哲もない貝殻を拾って、耳に当てる。風の音が波の音となる。
 不思議と、心が癒される。
 胸が熱くなった。
 頬を、涙が伝う。
「シオン……」
 知らない名前を、呟いた。
785名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 14:04:56 ID:82te9P8W
オマケ。
780の後に続くはずだったが、推敲途中で消えた部分。






「シオン、終わったんだけど……」
「まだ続けて。あたしはまだ物足りない」
 シオンの言葉はロクサスに向けられたが、目は彼のことを見ていない。
彼がいる方向を、焦点を定めずに向いているだけであった。
それでもロクサスへ手を伸ばし、尻を掴むと自分へと引き寄せた。愛液がコートに零れる。
 自分に、奇妙で、切なく、優しい感覚をくれる彼のものを、シオンは愛しく思う。
それは次第に、彼そのものへの要求へと変わっていく。
もらえるものは全部もらってしまおうという考えが目立つように、彼を求める。
ロクサスとキスをし、口の中に舌を入れて唾液を舐めることや、
自分からロクサスの手を引いて胸に付けること、彼の体のあちこちに、
不必要なほどキスを降らせること、全てが嬉しく、楽しかったらしく、
彼女の微笑みはより輝かしいものとなっていく。
 やがて、ロクサスにもう一度限界が来て、大きく震えた。
膣内に、再び異物が流れ込み、先ほど吐き出されたものと混ざり合う。
自分の中が焦げそうな熱に襲われていることに気付いたシオンは、狂わんばかりに嬉しくなった。
「ロクサス……もう一回」
「もう、無理。シオンの頭突きで腰が痛いしさ」
 ロクサスはおどおどして、シオンから逃げるように抜き取った。
シオンはなんだかむかっとして、彼の肩に噛み付いた。歯形を残すと、ふふんと笑う。
 二度目の性行為は、心臓が脳の命令を受けずに動くように、勝手にロクサスを求めていた。
自分の意思の介入がない、本能のようであった。
 もう一度やりたかったらしく、シオンはロクサスに抱きついて、しばらく離れなかった。
「また明日やろうね。ロクサスの部屋か、あたしの部屋で。
あ、これ約束のお守りってことで、あげるね」
 四の五の言わせず、拾った貝殻を渡すと、勝手に約束をした。
ロクサスは彼女の恐ろしさを垣間見た気がした。
「それもいいかな」
 と頷く。
786名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 14:06:15 ID:82te9P8W
終わり。容量ギリギリ。
787名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 18:58:56 ID:1trnQdRm
GJ!
おっきした
788名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 21:35:51 ID:QKVxzZWb
GJ!!
ネタバレんところでじわっとなった
789名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 06:50:04 ID:ARFXBEVx

次スレ立てたから報告。

キングダムハーツでエロパロ4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1244411285/l50
790名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 23:38:48 ID:qph7OBzZ
ロクサスはシオンの胸はでかいと思っていたが、翌日、ラクシーヌとのホログラムミッションを受け、ラクシーヌが敵にやられて気絶しているときに服を脱がした。そしたら、シオンの胸は小さいと、初めてわかったロクサス。
791名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 11:09:41 ID:kZ7tvEju
>>765
GJ!
このシオン可愛いな
そしてロクサスがまともだww
792名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 15:01:59 ID:5J54qD0M
できる
カイリ
アクア

できない
シオン
ナミネ
オレット
ラクシーヌ?

さあ、何ができないでしょうか
793名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 16:13:29 ID:LYKp9GAd
「この前ラクシーヌが寝てる間にやったら出来たよ。オレットも手繰り寄せれば…」
794名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 20:23:17 ID:Jd74l1gz
>>792
パイずり
795名無しさん@ピンキー
>>793
名前表記ないのにロクサスになってたwww
もう駄目だww