>>674 声援ありがd
性格が似てるから書き易いんだがなかなか濡れ場に持っていけない俺ガイル
いっそのことシャマルも話に絡めたほうが濡れ場に持って行きやすいのかな…
>>679 ある意味お約束なやり方だが、アクシデント的にもっていったら?
どっちもお堅いから持って行きづらいんじゃないかと思うけど、だからこそ
互いに性的に意識しあってしまうような状況に落し入れて、抑えきれない
欲望の流れに乗せてしまうとか。
>>680 ロストロギアの影響とかが一番書きやすいよね。
だがそれだと一時の過ちで終わってしまうジャマイカ!
もっとじっくりたっぷりねっとりと…納豆のようなどろどろしたエロ展開が欲しい…!
このスレのみんな!オラにエロスを分けてくれ!!
さてお前ら、小便は済ませたか? 神様にお祈りは? 部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする準備はOK?
君達が忌避しながらも求め続けたレジ×なのを地獄の底からお届けに来たぜ?
返事は聞かない、俺は既に最終チェックに入っている、零時にはここに投下する以上。
683 :
ザ・シガー:2008/04/04(金) 23:47:30 ID:M8lsiHCo
>>682 コテ忘れた、それと純愛風味の出会い編だから。
wktk
投下される前に少し…
>>681 2回やってみたら?
1回目はアクシデントで切欠で、2回目はその時のことが忘れられずドロドロに。
過ちから味をしめて徐々に深入りしてく感じで。
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
('A`)
ノヽノヽ
くく
>>686 おまえ あたま いいな
その手があったか!創作意欲があふれ出してきたのでボク頑張る。
ではシガー氏投下前なのでこれにて御免
688 :
ザ・シガー:2008/04/05(土) 00:01:53 ID:M8lsiHCo
さて、では投下と行こうか。
前代未聞のレジアス×なのは、念のためにもう一度言うレジアス×なのはだ。
受け付けないというノーマルボーイはゴーホーム、そうでない奴はいくらでも来い好きなだけ地獄見せてやるぜ。
ある中将と教導官の日々
その日なのはは地上本部に足を運んだ。
理由は無論彼女の職務、教導官の仕事である若手武装局員への教導訓練である。
そして教導を終えたなのはは久しぶりに外で日本食を食べようと、とある和食メインのレストランへと入った。
レストランに入れば中は以外に込み合っており、この店の評判の良さを伺い知れた。
入店したなのはにすかさず店員が声をかけてくる。
「お客様、本日は込み合っておりまして、合い席になりますがよろしいでしょうか?」
「はい、良いですよ」
「ではお席はこちらになります」
店員に案内されてテーブルに向かったなのはを待ち受けていたのは恰幅の良い中年の男だった。
がっしりとした体格はいささか太り気味だが、強い眼光と蓄えた髭が決してだらしなさを感じさせない、そして何より身に纏う空気は男にひどく鋭い印象をもたらしている。
男の名はレジアス・ゲイズ、時空管理局に所属する中将にして地上本部の古株局員だ。
対するなのはも高ランクの魔道師で優秀な教導官としてそれなりに有名な局員である。
二人は目が合って一瞬で互いを認識した。
「む、君は確か‥」
「あ‥‥えっと‥どうもはじめまして」
「ああ、そうだな。はじめまして、レジアス・ゲイズだ」
「は、はい。はじめまして、高町なのはです」
レジアスの流暢な挨拶になのはも慌てて頭を下げて挨拶する。
そんななのはにレジアスはひどく落ち着いた口調で話しかけた。
「そう畏まらないでくれ、とにかく席にでもついたらどうかね?」
「そ‥そうですね」
レジアスに促されてなのはも席に着く、彼の正面に座れば自然と互いの顔を見つめ合う事となる。
間近で見るレジアスの顔は血気盛んな印象に反して以外にシワだらけで、彼が相応の年を生きている事をなのはに感じさせた。
まじまじと自分の顔に見入っている教導官の少女にレジアスはいささか照れくさそうに口を開いた。
「そんなに見ないでくれ、それほど面白いものではあるまい」
「あっ! そ、その‥‥すいません‥」
「ふっ、せっかくの食事の席なんだもう少し気楽にしてくれ。私も君も今はただの客だ」
レジアスの言葉と苦笑した表情になのはもやっと緊張が解けた。
今の彼はいつも演説で見せているような武闘派の中将ではなく、ただの一人の男としてここの食事を楽しみに来ているのだ。
ならば自分もそうしようと、彼にならってただの高町なのはになる事にした。
「そうですね、じゃあ一緒にここのお食事を楽しみましょう♪」
なのはは花が開くような輝く笑みを浮かべてレジアスに微笑む。
レジアスもそのなのはの笑顔につられて、思わず微笑を零した。
二人が注文をすると、程なくして美味しそうな湯気を立てた美食が姿を現した。
なのはは目の前に置かれた盆の上に並ぶ料理に、すかさず箸を伸ばしてその豊かな味わいを楽しんだ。
人気店なだけあって味は確かなものだった、なのはは口に広がる美味に思わず表情を綻ばせる。
そしてふと顔を上げてレジアスを見るとそこには随分と妙な光景が広がっていた。
「むぅぅ‥‥」
レジアスは箸を握りながら顔をしかめて盆の上の料理を睨んでいる。
なのははその様子に思わず“もしかして意外に好き嫌いあるのかな?”なんて考えてしまう。
「あの‥‥ゲイズ中将、どうかしたんですか?」
「いや、実を言うと箸を使うのは初めてでな、どうやったら良いものか」
「え? 本当ですか?」
「ああ、実はこの店に来たのも和食のテーブルマナーの練習なのだ。今度の会食の予行演習と行きたかったのだが‥‥むぅ、難しいな‥」
レジアスはそう言いながら不器用に箸を使って皿の上の料理達と格闘を始めた。
奮闘虚しくレジアスの箸が上手く料理を捉える事は叶わず悪戦苦闘の呈を晒してしまう。
なのははその様子をしばらく眺めると、ふと思い立って席をレジアスの隣に移った。
「こうですよ、こうやって人差し指と中指の間に挟んで‥‥」
あろう事か、なのははレジアスの隣にそっと寄り添って彼の手に自分の手を重ねて箸使いの講義を始めた。
これにはさしものレジアスも驚いた。
なんせ今が旬の瑞々しい若いなのはの肢体がなんとも言えない素晴らしい柔らかさと温かさで接してくるのだ。
さらに髪から香る甘い芳香は脳の奥まで溶かしてしまいそうだった。
「た、高町空尉?」
「ほら、こうですよ」
狼狽するレジアスをよそになのはは彼の手にその白魚のようなしなやかで美しい指を絡める。
その心地良い感触にレジアスの心臓の鼓動が高鳴った。
だがなのははレジアスの心労など露知らず、そのまま彼に箸の使い方を教えていく。
その食事の席で、結局最後までなのははレジアスにくっ付いたままだった。
□
「今日はありがとう。君のお陰で少しは使えるようになったよ」
「いえ、お気になさらず」
夕暮れの赤の中、機動六課宿舎の手前でなのはとレジアスの二人はそんな会話をしている。
食事を終えたレジアスは“夕闇に年頃の娘を一人では歩かせられない”と言って彼女を宿舎まで送った。最初はその申し出を断ろうとしたなのはだが、レジアスの熱意に押されて結局彼の好意を受け取ることにしたのだ。
「こちらこそすいません、わざわざお送りさせてしまって」
「いやなに、今日は私も町を散策しようと思っていてな。そのついでだよ」
「そういえばゲイズ中将は足に車は使わないんですか?」
なのはの何気ない質問にレジアスは苦い顔をする。
彼女の疑問も無理は無いだろう、レジアス程の局員ともなれば自分の足で部下に運転させるなど日常茶飯事なのだから。
「いや、オフの日まで部下や秘書に負担はかけられん。それに地上本部の局員にはそんな余裕は無いさ」
「そ、そうなんですか? すいません‥‥なんだか悪い事聞いてしまって」
「気にしないでくれ。それより今日は本当に世話になった、今度埋め合わせでもしよう」
「え?」
なのはが聞き返す間もなくレジアスは踵を返して歩き去って行く。
夕暮れに染まる中に消える哀愁に満ちた男の背中をただ少女は見つめる、そして何故かその胸の内には寂しいような締め付けられる想いが宿っていた。
「“埋め合わせって”‥‥‥何かな?」
どこか甘い期待を込めて、なのはは静かに呟いた。
続く(?)
692 :
ザ・シガー:2008/04/05(土) 00:08:19 ID:OAUZoouv
投下終了です。
やったよ、遂にやっちまったよ‥‥‥
これどうする? 正直続きを書いて良いものかどうか。
なんせレジアスで純愛なんて前代未聞過ぎて俺もこの先どうなるか分からない。
でもまあデート編くらいまでは書きたいけどさ、プロット練れるか分からないけど。
初恋のように時めいてるレジィ棒やに萌えた。激しく後ろからガッツンガッツン責め立ててぇ……
>>692 今のアンタにならどんな無茶振りもできそうな気がしてきたぜGJ
>>692 GJ!あんた凄いよ。格好イイよ!輝いてるよ!!
な、なのはさんが積極的だ…ゴクリ Good Job!!
このカプで長編書くのは難しそうとは思うが、続き超期待。
にしても、レジなって「美女と野獣」の構図が頭に思い浮かぶ。
>>692 前代未聞?そこがいいんじゃないか。GJ
>>692 レジアス始まったなww
なのはさんよりむしろレジアスに惚れた。なんかかわいいなぁ。
都築に期待が膨らみます。GJ!!
で、45分後くらいに俺も投下したいなぁ…
>>692 GJ!ちくしょう可愛いじゃないかレジアス!
これの時間軸は六課設立前でおk?
このスレの無限の可能性にはwktkせずにいられないw
もしや老人×ヴィータなんていう超級年の差カップルもここでなら可能なのでは
ちなみに現在457kb。
でかいの2つきたら埋まるな。
703 :
699:2008/04/05(土) 00:36:05 ID:bkKW84BO
704 :
ザ・シガー:2008/04/05(土) 00:39:18 ID:OAUZoouv
>>700 時間軸か、あんま考えてなかった。
まあ機動六課設立前後が一番問題なさそう、っていうか機動六課宿舎って書いちゃったし。
だが可愛いのはレジアスなのか? 個人的には自覚なく男をドギマギさせるなのはが萌える要素だと思っていたんだが。
ところで俺ってエロパロでなのは書いたのこれが初めて。
>>692 次はフェイトさんやはやて他も登場させて欲しい。
シリアス長編化希望。
いや、マジメに。
>>704 初めてがなのレジとかすげぇww
とりあえずレジアスは俺の嫁
異論は認める
いまさらだが
>>388が某所のエロイ…エライ人だと気づいて吹いた
今更過ぎるぜ。俺ぐらいのレベルになると文体見ただけで誰かがわかる
709 :
蒼青:2008/04/05(土) 01:09:41 ID:bkKW84BO
レジアスな流れをぶった切って、そろそろ行かせていただきます。
ヴォルテールの初恋物語、第3幕でございます。
・ヴォルテール→エリオ
・タイトル「Changing Love」。NGワードも同様でお願いします。
・エロ無し鬱無し戦闘無し。
・歩く捏造設定の他にも、今回は割と独自解釈が含まれてるかと思われます。
・使用予定レス:8レス。今回は少なめ。
上記の中身がおk、と言って下さる方のみお楽しみ頂ければ幸いです。
それでは、どうぞ。
思い描くのは、自分と彼がいる未来。
抱きしめることも叶わない彼。触れることも出来ない彼。
それは自分で望んでつくった、苦しむ理想。
だからわかる。これは夢だと。
夢だと知っていて、触れあえないと理解して、それでもいつも手を伸ばす。
なら、伸ばして触れたこれはなに?
〜The Biggest Love〜
Step 3 Changing Love
空気が、意味もなく重かった。
だからって別に湿っぽいわけでは決してない。
つまり、この空気の重さはそこにいる人の─正確にはその半数の─、気分の重さに他ならない。
その舞台は六課隊舎内医務室で、キャストは4人と1匹。
実体をその場に置かない1匹を除いて、4人はテーブル席に座っているかのような位置取りで向きあっていた。
そしてその一角。この部屋の実質的な主であるシャマルが、隠しきれない憂鬱さを言葉の端に滲ませながら対角に座る少女に、
もっと突っ込んで言えばその手首に話しかけた。この場をセッティングした張本人である、ヴォルテールに。
「じゃあとりあえず、何であんな事言い出したのか、から聞かせてもらえるかしら」
『はい』
正味な話、めんどくさいことになりそうな予感はビッシビシ感じているのだ。出来るならば逃げたい。逃げたくてしょうがない。
それは隣に座るこの部屋の手続上の主、八神はやても同じなようで、先程から目が若干うつろだ。口も締まりなく開きかけている。
考えることをすでに放棄しかけているのかもしれない。
『私も、フリードみたいにもっと気軽にこの空を飛び回ってみたくなりまして』
「「「「は?」」」」
キャスト全員の疑問が見事に唱和。
もはやあらゆる意味で訳がわからない。
『そうすると、この実体は大きすぎてちょっと邪魔になってくるんですよー』
「まぁ、それはそうだろうけど…」
てゆーか語尾を伸ばすな、うっとうしいから。
『そこで、この機会に変身魔法を覚えて、こちらで生きる術を身につけようという訳です』
「いやいや、訳です、ちゃうわ。話が飛びすぎやろ。
大体それがどうしていきなり”リミッター”なんて話になるんや」
たまらず突っ込むはやて。向かいに座る2人は、ここで始めて出てきた「リミッター」という単語に呆気に取られているようだ。
『はい、生物の身体というものは、すべからくその生命に最適化される形で出来ていくものなんです。例えば、本来肉食動物の
一種であるパンダが笹を食べやすいように前脚の形状を変化させたり、コアラがユーカリの毒素を分解するための腸内細菌を
保持していたり。いきものにとっての身体とは、その生命のこの世界に対する在り方の宣誓、と言い換えてもいいかもしれません。
現に、あなた達人類だって、二足歩行をする、という宣誓によって繁栄を勝ち取った種族といえるのではないでしょうか』
ヴォルテール先生の講義は続く。もうしばらくお付き合いください。すぐに終わるんで。
『それと同じように、私のこの比較的大きな体躯にも意味がある、と考えています。この場合は主に膨大な魔力の受け皿と
してでしょうね。ともかくなにが言いたいかというと、単に身体をスケールダウンしただけでは無理が生じてしまうだろう、
ということです』
「…ちょう待ってや。というか、言いたいことは大体わかったけど、待てや。
………まず最初に、なんでヴォルテールが地球におる生き物に対しての知識をそんなに持っとるんや」
『ああ、それは漫画からです。暇な時にネットを介して読んでるんですよ。いや〜、R.E.D.ってかっこいいですよね〜』
やっぱり漫画は地球製に限りますね、なんていう耳に入った台詞を全力で脳内から削除するためにも、はやては考える。
嗚呼、なんという順応性。これがユビキタス・ネットワークの行き着く極地なのだろうか。
技術の発展とは世の中から侘びも寂も消し去ってしまう諸刃の剣なのでしょうか、グレアムおじさん。
「え?結局どういうこと?」
「…要するに、ただ器を小さくしただけやとすぐ溢れてまうから、出てる蛇口も閉めなあかんなぁ、って事や。そうやろ?」
割り込み処理で発熱している頭を軽く抱えながら、同席する執務官に噛み砕いて説明してあげる部隊長。満足そうに輝いた
ケリュケイオンに、とてもイラッときた。てゆーかこれくらいわかるやろ執務官。ここまで特に難しいこと言ってへんで。
まったく、そんなんやから2回も落ちるんやでー?(腹いせ込み)。
「そもそもそうなると、リミッターというよりは封印処理に近くなるんとちゃうか?リンカーコアへの直接作用、ってな形に
なるんやろうし、結構しんどい作業になるで?術者も、被術者もや」
『ええ、そうですね。だからこそ貴女にお願いしたいんです。八神部隊長』
「……まあ、話の流れ的にもそうなると思っとったわ…orz」
3人娘が管理局入りしてから、その進路上最もロストロギアに触れる機会が多かったのははやてだろう。
さらに高ランクのレアスキル持ちということ─ついでに捜査官としての能力や早すぎる出世への妬み─も相まって、危険度の高い
対象への任務へ送り込まれることも両手の指の本数を軽く超えている。
六課の中では、一番"封印"という魔法に精通した術者といえるだろう。
本人は制御面に若干の不安を覚えているとはいえ、隣にいるのは補助のエキスパート、シャマル。これだけの助けがあれば
大体の封印はやりきれる、そういう自信があった。
そんな考えをまとめながら湖の騎士に目線を向ければ、申し訳なさそうに逸らされたけれど。
…あかん、ちょう泣きそうやわ。せっかく場の進行まで進んで買って出たというのに。
今にも崩れ落ちそうな意思を夜天の王のプライド(それぐらいしか近くに無かったからしょうがない)でなんとか支えながら、
はやては二番目に大事な事をヴォルテールに尋ねた。
「で、成功する目算はあるんやろうな?」
『確実に、とは言えませんが、少なくとも成功の可能性はかなり高いと思います』
「その根拠は?」
『…ユーノ・スクライア氏』
「…なるほど。降って湧いたようにいきなりそんなこと言い出したんはそのせいか」
大方なのはちゃん辺りから昔話でも聞いたのだろう。
かつてユーノ君がなのはちゃんと始めて逢ったとき、その姿は人の形ではなくイタチのような形態だったと聞いている。それは魔力素の
薄い地球に、体が適応するためにほぼ自律的に行った行為らしい。そしてその時使った魔法なら、その話を聞いた後で休みだったユーノ君に
実際に見せてもらった事もある。確かにあれくらいのサイズならば邪魔になることはないだろう。
ともかくこれでヴォルテールが本当はどうしたいのかもわかった。そしてため息が出た。
ほ〜ら、やっぱりめんどくさいことになったやないか。つくづく関わるんじゃなかった。
隣からも全く同じタイミングで同じ音が聴こえてきたのでまず間違いないだろう。
そして、「ここであかんかったらこの後色々こじれるんやろなぁ…」といったことを陰鬱気に考えながら、はやては最後に残った、
一番大事な問いを口に出した。
「で、や。キャロはこのことにちゃんと納得できとるんか?」
そう、そこだ。
「リミッターをかければ、今までのように大きな負荷がキャロにかかることはそう無いでしょうけど…」
「それでもキャロに大なり小なり負荷がかかるのは確実や。それでもキャロはええんか?」
キャロが卵から孵したこの世界の存在であるフリードリヒと違って、ヴォルテールは召喚魔法によってこの世界に呼ばれてくる、
いわば客人のような存在だ。だからその場に存在し続けるためには、何らかのくさびとなるこの世界の存在を必要とする。
それが"土地"であったり"巫女"と呼ばれる存在。つまり今回はキャロにあたる。その点は今までとあまり変わらない。
しかし今までの場合は、あくまでも"一時的に"だったため、存在し続けるために強いられる負担は双方共に小さく、キャロに対する
負担はむしろヴォルテールの持つ力の制御に起因するところが大きかった。
だが今回の場合は常時の召喚という形になってしまうため、客人としてのヴォルテールにもくさびとしてのキャロにも相応の負担が
かかることになるだろう。それは今までに経験したことの無い事─当然予想し得ない形になる可能性も高い。
その辺りの負担の変化にキャロが対応できるのかどうか。はやてたちの心配事はそこだった。
『そのあたりの事を執務官にケアしてもらいたいのです。執務官は幼少の頃から、使い魔を使役していると聞きました。これからの
キャロと私との繋がり方は魔力面や術式の面で、召喚獣よりもむしろそちら側に近くなると思いますから』
「え?ああ、うん…それならまぁ、アドバイスくらいはできると思うけど……」
『あ、もちろん保護者であるあなたに伺いを立てる、という意味もあります。別に変な含みはありませんよ?』
嘘つけ。一番大事な理由が─動機が─伏せられたままやで。
『…今回の事はすべて、私のわがままです。
ただ、私ももっとこの世界を飛んでみたい。そして、キャロの近くにいたい。近くで護りたいんです。
どうか皆さん、協力してくださいっ!!』
声色から、一瞬本当に目の前で頭を下げられているかのようなイメージが頭に浮かんだ。
それだけ彼女も真剣なのだろう。
まっすぐに、心の底から欲している。この世界での自由を。邪魔にならない体躯を。
想う人との、ひとときを。
そこまで言うなら叶えてやりたいと、そう思う夜天の王。大切な人を護りたい、なんて言われたら、私が断れるわけがない。
なぁ、リインフォース?
彼女は決して意図して言ったことではないだろうがそれは確実にはやての退路を奪っていて、そのことにヴォルテールは意図して
いないのだから一切気がついてなくて、はやては困ったような顔で柔らかい笑顔を浮かべた。
まあ、それでも最終決定権を持つのはキャロや。反動を受けるのはヴォルテール自身だけじゃ済まされんやろうからな。
そう思ってその少女を見たら、下を向いてなにやらぶつぶつ。
先程の話を思案しているのかと思ったら、急に頭が跳ね上がって、
泣いてた。思いっきり。ご丁寧に鼻水付きで。
この時八神はやては、生涯ではじめて「滝のような汗」ならぬ、「滝のような涙」というモノを目撃した。
後に彼女は語る。『例えるならばそれは、真白き大地を薄く舐める潮の大河が織り成す絶景。地球と言う生命をそっくりそのまま、
余すことなく表現尽くしたそれはまさに一筋の芸術、不可逆をも演出へと変化させる人体の神秘性そのものやった…』と。
「ごめんねっ?ごめんごめんごめんごめんなさあいっ!!」
『えっ?えっ?………え?』
さすがに呆気にとられるヴォルテール。それはそうだろう。
あの雄大な美の前では所詮、一個の生命体の思考などちっぽけで無力な─そこまで考えたところで、部隊長の脳はやっと状況を直視し始めた。
「ヴォルテールがそんなに悩んでる事にも気付かなくてっ、不自由させちゃっててっ!!
いままで気付いて上げられなくてごめんねごめんごめんなさちーん!!!」
隣の母さんが慌てて取り出したティッシュに向かって、鼻をちーん。
それでも止まらない滂沱と鼻水と言葉をだだもれにしながら、キャロはひたすら謝り続けた。
実の所、キャロはヴォルテールの話をほとんど聞いていなかった。『そうすると、この実体は大きすぎてちょっと邪魔に〜』辺りで
もう既にキャロは、自縄自縛のネガティブループを全速力で突っ走っていたからだ。この辺はさすがにフェイトちゃんの娘やなぁ、
なんて、本人達に言ったら緩みきった顔でお互いに照れまくりそうな事を考えるはやて。
うん、言わない。ムカつくだけやんそんな顔。
…でもまあ、これならキャロの許可は得られたも同然だろう。というかこの状況から「あ、でもやっぱりきつそうだから嫌です」なんて
言い出しやがったら問答無用でしばき倒す。私の美への純粋な感動を返せってもんや。
そしてその胸元。キャロに全身で抱きしめられる形になっているケリュケイオン。
そこでは弱々しく発光しながら、やっぱり謝り続けているヴォルテールがいた。…ベクトルは大分異なるが。
『…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいキャロごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
嘘ついてごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんねごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい許してごめんなさいごめんなさい…』
声でも思念通話としてではなく、純粋に空気としてそれが向かいに座る二人にまで届いてきている。
これは相当堪えるわな…。
ま、核心部を隠してたんやからこれぐらいの報いは受けてもらわな。
「じゃあフェイトちゃんもそういうことでええか?」
「うん。わかった。」
「シャマルもや。言っとくけど強制参加やで?」
「わかってますって、はやてちゃん」
これで関わる人間の総意は取れた。あとは実行だけやな。準備もろもろを考えると…
「じゃあ3日後のフォワードの訓練終了後に訓練場で決行や。全員遅れたらアカンよー」
決めなければならないことはこれで全て。
大人組は立ち上がる。そのままフェイトはキャロの背中を押しながら部屋を出て行った。
謝る声と念がドア越しにもしばらく届いていた。
そして残った二人は、
「…やっぱりめんどくさいことになったなぁ。あれだけ仕切っといといて言うのもなんやけど」
「…そうですね。全くその通りです。という訳で言いだしっぺのはやてちゃんが─」
「いやいや、言いだしっぺはメール送ってきたシャマルやん。せやから─」
それらをBGMに、『準備の分担』と言う名の一大面倒事をできる限り回避するための凄絶なる舌戦を、互いに宣戦布告なしで勃発させた。
そして、3日後。
正方形と2重の三角形の魔法陣の真ん中で、ぬいぐるみのように足を投げ出して座るヴォルテール。
桃色の四角い召喚魔法陣の外側を一回り大きな緑と白のベルカ式魔法陣が回る。それらは互いに逆回転をしていて、
時に重なり合い、時に巨大な六芒星を描きながら発動の時を待つ。
そこから発せられる色とりどりの淡い光は彼女をなめるように飾って、その姿はとても幻想的─
というよりもむしろ、かなり不気味だった。
見方によっては確かに綺麗なものだろうが、やはりそこは貫禄のあるボディの持ち主でいらっしゃるヴォルテールさん。
先程はぬいぐるみと例えたが、その実はライトアップされる駅前のオブジェといったほうがより近い。
さらに、光源である魔法陣は当然ながら足元にあるので、往年の懐中電灯のように下から照らされることになる。
その結果、アルザスの民でなくても拝み倒したくなるような邪し、もとい、守護神像が訓練場に顕現した。
その威容たるや、目をこすりこすり、眠気を必死にこらえて見学に来ていたヴィヴィオを召喚からわずか2秒で怯えとマジ泣きの渦に
頭の先から叩き込むほど。その幼い聖王は、母に連れられてしゃくりあげながら部屋に戻っていった。きっと今夜から一人でトイレに
行けなくなるのだろう。少女の心にまたひとつ、決して小さくない傷が生まれた瞬間だった。
……青髪のわんこがツインテに、桃色のポニーテールが紅の鉄騎に、それぞれまったく同様に部屋に連れて行かれたのは、彼女らの
名誉のためにも見なかったことにしていただきたい。
残ったメンバーの半数も心情的には似たようなものだった。はやてとシャマルに関しては、日々の精神攻撃によってすでに
諦念が完熟の域に達しているのでただそのビッグでストロングなボディを見ても「ああ、でっかいなぁ」くらいの感想で済むのだが、
そうでないキャロは隣でサポートに就いているフェイトのバリアジャケットのマント部分を軽く震える手で握り締めているし、
そのフェイトも子供たちの前だから、という理由でなんとか表には出していなかったが、内心ではその見た目に割とビビっていた。
そんな周囲のあんまりと言えばあんまりな様子に、ヴォルテールは心の中で静かに泣いた。
みんな反応がオーバーすぎるだろう。そりゃちょっとは威圧感とかあるかもしれないけど、だからってこっちだって女の子なのだ。
その辺ちゃんとわかってくれてるんだろうか。
これがエリオの前でなきゃ、ちょっと制御から外れて暴れだしてるとこだ。
そう考えてエリオを見たら、おもいっきり目が合った。
お互いにちょっと目が潤む。その意味合いは実は両者で大きく異なるのだけれど。
『さぁ、始めましょうか!!』
「うん?ああ、………いや、なんでそんなにテンション高いん?
まぁ、ええか。それじゃちゃっちゃと終わらせよか。寝不足は全てのお肌の大敵やからな」
そう言って剣十字の杖を構える夜天の王。それぞれのポジションについた各員も萎えかけた心を何とか奮い立たせて、最後の準備を終える。
もう一度ちらっと見たエリオはフリードを肩に乗せて、すこし離れて見学中。仲のよさそうなその姿がとても微笑ましく、そしてとても妬ましかった。
そうだ、妬ましくて、羨ましい。だから。
─私も、あの人の隣に。
そう決意したヴォルテールを、強くなった三色の光が照らす。
そして徐々に二つの三角形がその大きさを縮め、四角を中心点に、ヴォルテールへと押し返してゆく。
それは海岸に押し寄せる白い波のようなリズムで、木々の緑をざわめかせる風のような緩やかさで、桃色の想いを徐々に集束させていった。
─感じたのは、不快でない圧迫感。
─あの人に頼んで、本当によかった。
─この術式が、あの人の思う心でできてるってのがわかる。
─包むやさしさが、そこしれない優しさが、私の現実を押し縮めてゆく。
─自分をここにつなぐのは、この優しさか、くさびか、それとも絆か。
─いや、どれかじゃなくて、きっとそのぜんぶだ。
─それが、私とキャロの繋がり方なのだから。
─決して一方通行じゃないふたりの関係。
─それらが徐々に寄り集まって。
─全ての私を、わたしにする。
─心臓がはねる、どっこん。
─どっくん。とっくん。
─とくん。とくん。
目を開けばそこは、普段とは違う、いつもの世界。
そう感じるのは、今のわたしが違うから。
出会ってはじめて、キャロを見上げる。
ずいぶん小さくなったピンクの召喚魔法陣のまんなかに座っていたのは、フリードより一回りくらい大きい、一匹の竜。
足を投げ出して座る姿は、まるで本当のぬいぐるみのようで。
若干丸みを帯び、以前よりぱっちりと開くようになった目を少ししぱしぱさせて、キャロの姿を探し、見つけ、しっかり捉えて。
そして、その胸に飛び込んだ。
「成功、やな…」
「はい…」
術式を終了させ、制御の疲労からその場にへたり込んだはやてとシャマルが、安堵と共に呟いた。
優しさをはらんだ風が全員を包み、吹き抜けてゆく。
夜天を見上げる二人の騎士はその風の中にかすかな懐かしさを感じとって、それを想って静かに目を閉じた。
足音が聞こえる。エリオくんが駆け寄ってくるおとがする。
羽ばたきが聞こえる。フリードが飛んでくるおとがする。
そして、なみだがふたつ、おちるおとがする。
なんでわたしは泣いてるんだろう。
とっても、うれしいはずなのに。
なんでヴォルテールは泣いてるんだろう。
とっても、うれしいからかな?
かたにてのかんしょく。となりをみる。フェイトさん。
やさしくわらって、めをみてくれる。
そしたらがまんできなくなった。
なったんだ。
だから。
わたしからも、ヴォルテールをだきしめた。
ようこそ、ヴォルテール。
それは、夢のはじまり。
つづく
718 :
蒼青:2008/04/05(土) 01:26:02 ID:bkKW84BO
あとがきです。ここまで読んで頂いて、ありがとうございました。
今回も説明に追われてしまいました。というかぶっちゃけ、前回のやり残しです。
さらに言えば、今回は個人的には「敗北宣言」の回です。
ヴォルテールの重要なポイントである『でっかい』というファクターを潰さざるを得なかった。
後の展開の為とはいえ、これは大きな後悔です。
そしていつもの懺悔タイム。
美少女化を望んでおられた方が見受けられましたが、実際にはサイズが縮んだだけでした。
期待を裏切ってごめんなさい。
理由は上記の通りです。本来は縮めるのも嫌だった。その上で姿まで変えてはそれは
「ヴォルテール」じゃないよね、って事なんです。
でもやっぱりごめんなさい。orz
では、今回はここまでです。
読んで下さった全ての方々へ。
ありがとう。
GJ!
はやてがかっけぇw
>>718 でっかいと言うでっかい問題だった訳か
いやいやGJですよ
721 :
蒼青:2008/04/05(土) 01:33:27 ID:bkKW84BO
あ、最後にもう一つ。
今回おまけがなくてごめんなさいorz
>>718 GJです!
ヴィヴィオが眠たそうにしていたということは夜に近いのかな…
辺りが暗くなってる時に下から桃色やら緑やら白のライトアップか
巨体がというよりあの外見ですからねぇ、そりゃ怖いわなw
きっと下から見上げたときの威圧感は凄まじいだろうなぁ
>>718 あの後美少女化するのだろう、と安易に思っていたら、色々ときっちり考えていた貴方に脱帽です。
この後どんな展開を見せるのかワクワクしながら待つことにします。・・・・・今回なかった分の
おまけも含めて。
可哀想にまた精神的外傷が増えてしまったヴィヴィオ・・・・・・。これで幾つ目だ?この他に
スカのレリック移植にちょっとどころじゃなかった魔王のSLB、で合計3つ?ルーに誘拐された
件も含めると4つか?・・・・・・・・・・・・え、外見5歳、実際は一年も無いだろうに何だ、
この数は・・・・・・・
>……青髪のわんこがツインテに、桃色のポニーテールが紅の鉄騎に、
あれ?ヴィータがシグナムに、では無いのですか・・・・?
>>718GJ!
>「ヴォルテール」じゃないよね、って事なんです。
なかなか硬派なこだわりですね。
こだわりを持つのはいいことだと思いますよ?特に創作者は
>>726 ああ、そういえばそうだった・・・・哀れバトルマニア。
最近めっきり減った出番だから張り切ったばかりに・・・・・
>『それと同じように、私のこの比較的大きな体躯にも意味がある、と考えています。この場合は主に膨大な魔力の受け皿と
>してでしょうね。ともかくなにが言いたいかというと、単に身体をスケールダウンしただけでは無理が生じてしまうだろう、
>ということです』
その理屈だと三人娘は小さすぎることに?
>>718 GJです。
しかし、人化はなしなのがちょっと残念。相応の拘りがある以上仕方ないですね。
>>723 トラウマか、どうなんだろ?
聖王化の影響で精神年齢が異常上昇したらしいから、克服してそうだなw
なんせ不屈のACE OF ACEの娘だし。
>>729 うーんぶっちゃけ、高々5歳の女の子にそこまで求めるのは酷だと思う。
まだ小学生なんだから子供子供してればいいかと・・・なのはも内心はそう思ってるだろうし。
あと、気になったのだが精神年齢の異常上昇って?ソースは漫画版?
>>696 どうせデフォは「美女と淫獣」だ。問題あるまい。
>>729 異常上昇したのは聖王化してた時だけで、子供に戻った時に年相応に戻ったんじゃなかったでしたっけ?
>>692 GJ!!
なのはさん可愛ええ……。こんな人と密着できるなんてレジィがうらやまし過ぎる……。
レジィも新たな魅力が発見できてよかった。
続きが本当に気になる。
ヤバイな・・・
レジィさんに目覚めそうだ。
レジィさん受けで
なにこのレジィ祭り
スカちゃんにエロ触手をつけられ、まだ手も握ったこともない
恋人のゼストをヤりまくるレジアスという電波と
裸エプロンの新妻ユーノをバックでガンガン責めるクロノという電波を受信した
ちょっとお前らいい加減にすれw
暇だからスレ立ててくる。
ダメだた…
仕事から帰ってきたと思ったらGJなエリオ作品が!
>>264 GJ!!
なんというエロスな展開
おまいらは花見にきてたはずではw
結局エリオは搾り取られてしまうのか
セッテ相手だとエリオが受けになる姿しか思い浮かばないのは何故だろう・・・まあエリオ頑張れ。すごく頑張れ
>>718 GJ!
相変わらずヴォル子可愛いよヴォル子
毎度のことながら乙女ヴォルテールがかわいすぎて読んでてニヤニヤが止まらないw
姿がかわらなくてもヴォル子は最高です。
氏の思うとおりの展開で次回もニヤニヤさせてください!
742 :
B・A:2008/04/05(土) 14:22:08 ID:M94zzdWw
タピオカ氏、折り入って相談があるのですが、現在構想中のSSが氏の「優しい夢を見れるよう」とネタが被っているのですが、このまま書いてよろしいでしょうか?
具体的にいえば、フェイトの関係者(リニスではないです)がstsの時間軸までやってくる話です。ただし、主人公はエリオで(ここ譲れません)。
743 :
404:2008/04/05(土) 15:06:59 ID:AjbrO3N1
うはwておあー氏に先越されたw
>>743 先を越されたとかそういうのは問題じゃない
大切なのは完成させることじゃないか
いや、完成させるのは当然のことであり
最も大切なこととは投下することである
いやいや投下するのもだが
その後の運動も大事だ、賢者タイムに爽やかな感想を送るのも
>>743 お前‥‥‥本気で触手×レジアスを書く気なのか?
嗚呼、スレがどんどん魔空間へと変わっていく。
今ここで純愛ものを投下したらどんだけカオスになんだろうか?
俺達はブラックホールだから大丈夫。
どんな物語も飲み込んでみせるさ!
なので続きplz
純愛触手か。チェーンバインドでも代用可能かしら
埋めまする
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ある童貞は賭けにでた。
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一酸化炭素が部屋に充満する前に
高町なのはが「こちら教導隊01 要救助者を救助します」って
助けてくれて安全な場所まで抱きかかえて運んでくれる事に、生死を賭したのだ
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バリバリ!! バキッ!!
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だが、床下からの野太い雄たけびに彼は救われた…。
後には家の修理代だけが残った。
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/:::::::::::::::::::::::::::::::\\__ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ 現在超人墓場で労働中のTさん(16)から
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,':.::::::::::::::::::::::::::::: ...::::/:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ 新しいバイトを始めたHさん(19)
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――だが、その手紙がなのはに届くことはなかった。
゚.o .。 ゚. ゚
゚ ,゚ .。
.,ヘ
.o 。 ' ´ ̄´ヘヘ o.。
,| ノノソヽソハ
ヽ, ., ,.;,: О ヾl ゚ ヮ゚ノ!.,| 今日は お休みなの!
`ー 、,.,;,' _r'にニ≧,| 。゚.
、 `ー- 〔(ノ,=:|」ヽ)
`ヽ、 ん;;;;;;;;;;;;ゝ:".:;.:'" o.О
`ー 、_ 〃 し'^(_)ー 、
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"'.:.:;,`:;,':,:`ー 、_
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www wwwwwww wwwwww www ((・∀・)x))
WW WWWWWWWW WWWWWWW WW ノ )
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広大な農地でワロス草を栽培する八神はやてさん(2X歳)
「現在6人の従業員でフル生産していますが 、今年も春先の
需要の急増に対して供給が追いついていない状況です」
と、嬉しい悲鳴をあげている。
ちょっとしたサイドビジネスのつもりが思わぬ収入に。
今春の売上は20億を超える見込み。
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ヽ / ⌒*(;゚д゚)*⌒ ヽ / /
r──| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
/ ̄ ̄ ̄ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、
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,. ニ二ニ、ニニ =、
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,〇;|l(*)Il|:○r::,.=、、::l,´,:‐、l 三3
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く⌒7´/⌒^fく
7イ=ルハ从け> ご飯、ご飯〜♪
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く/ せfヒ{}ヒ} ヽ>
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( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `r::,.=、、::l,´,:‐、l く/ せfヒ{}ヒ} ヽ>
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