1 :
名無しさん@ピンキー:
<丶`∀´>y─┛~~
3 :
1:2008/03/30(日) 17:20:45 ID:YUm4T5k4
あっぶねぇ……前スレの流れを見たとき、ケツの穴に(ry
まぁそんな訳で新スレです。皆で上手く回して行きましょう。
乙
前スレッドってあのままで良いのか? 沈めとくべき?
沈めますか
書き上がったので投下します。以下、注意事項。
1、このお話は DIO×徐倫(ちょっとだけ3P有り) です
2、頑張って理屈をこねてみましたがトンデモです。
3、鬼畜を目指したが成り切れませんでした。
4、続きません。
オッケーの方は以下をどうぞ。
[1]
カーテンを閉め切った屋敷の、隠し回廊に、地下の奥。まるで秘蔵の宝物か
何かのように隠された一室に、娘はいた。
音も無く扉が開き、唯一の明かりである蝋燭の火が、風で揺れた。娘はジジ
ッ……と、僅かに揺れた音に気づき、身を起こし、風の流れて来た方向を見つ
める。そこには月光のような白い肌と、血のように色づいた赤い唇、金糸の髪
を持った、異様なまでの艶と、高貴さとを備えた、一人の男が立っていた。
「気分はどうだい? 空条徐倫」
低く、心を解き解すかのような甘い声で、男が娘に語りかける。娘は何も答
えず、ただ、男をぎろりと睨みつける。男が寄る。反射的に身構え、じゃらり、
と娘の両手を縛めている、手錠が鳴った。
おやおやァ、とおどけた調子で、男が語る。
「困ったものだな。これだけ素晴らしい部屋を与えているというのに、君は
どうにも不服らしい。承太郎は相当、君を甘やかして育てたようだ」
「……『部屋』ですって? 『檻』の間違いじゃないの?」
男の言葉に、娘は吐き出す。部屋には一流の家具に、天蓋つきの大きなベッド。
ゆうに四人どころか、五、六人は浸かれる巨大浴室。電気は無いが、色とりど
りの蝋燭の明かりが室内の高貴さを高めている。
もしも、これが。
そう、もしもこれが、例えば、愛する恋人だとか、友人だとか、家族だとか
……そういった親しむべき人と一緒で、自由の身であれば、徐倫の心も華やい
だだろう。
だが、今、娘の前には、助けてくれる友人も、家族も、誰もが、居なかった。
ただ、やたらと豪華でふわふわとしたベッドの上に、両手を縛められ、繋がれ
ているだけだ。
唯一自由である両足を引き寄せ、僅かに縮こまる。男が入って来た部屋から
風が流れていた。服を剥ぎ取られた変わりに着せられた裸同然のレースの薄物
では、肌寒い。
そんな徐倫の様子をどう勘違いしたのか、或いは、見透かした上でからかっ
ているのか……男は、徐倫の居るベッドまで歩み寄ると、悠然と、その上に腰
掛けた。柔らかなベッドが、男の重みで、沈む。
「そんな悲しそうな顔をしないでくれ給え。心が痛むよ」
どの面を晒してそんな事を言えるのか、徐倫をこんな状態にした張本人は、
いけしゃあしゃあとそんな事を告げ、徐倫の方へと顔を寄せる。男から、薔薇
のような、甘い香りがした。気持ちが悪い。吐き気がする。
「近寄るな……気持ちが悪い」
吐き気を抑えながらそう告げると、男は、ン? と不思議そうに首を傾げて
みせ、次の瞬間――バァアン! と、高らかな音を立てて、娘の頬を平手打ち
にした。
さして力を入れた様子は無いのに、娘の身体が浮き、ベッドの背に打ち付け
られる。グ、と、悲鳴が洩れる。おやおや、と、男はまるで、飼い犬の粗相を
見たかの様子で、肩をすくめる。
「いやはや、君の我侭にも困ったものだ。処女を捨てると女は変わると言う
が、君もその類なのかな? これでもこのDIOは紳士なのでね、痛いのは嫌だろ
うと、君にも優しくしたつもりだったのだが……お気に召さなかったのかな?」
う……。と、痛みで呻いている徐倫の顎を、DIOはすっと指で持ち上げ、や
れやれ、腫れてしまったねぇ。と、自分が張った徐倫の頬を、優しく撫ぜる。
「処女を捨てると」という言葉に、徐倫は露骨に顔を顰め、嫌悪感を露わに
睨みつけた。ついこの間の事をまざまざと思い返し、また、吐き気に襲われた。
処女は、此処に……この、『世界』に来て、この男と出遭って直ぐに、奪わ
れた。当然だが、合意ではない。力ずくの、強姦だ。抵抗はした。必死にした。
糸になって逃げようともした。だが、時を止められ、抱き寄せられ、圧し掛か
られ……。
本当に、もう、本当に……
手も、足も、出なかった。
徐倫が住んでいた場所はアメリカでも高級住宅地で、治安は良かったが、そ
れでも、行く場所や時間帯によってはそういった危険に見舞われる可能性はあっ
た。実際、クラスメイトの中には何人か、犯された女子だっている。大体そう
いった子は堕ろすために風評を気にして引越しをしたが、風の噂で自殺を計っ
たり、ノイローゼになった子も居るということは聞いていた。だから、自分に
もその危険があることなんて、一人で行動出来る年頃にはとっくに知っていた。
知って、行動する以上は自信があった。そういった者の毒牙には掛からないと
いう自負があった。
父を助けるために、獄中へと残ってからは、覚悟となった。処女なんて、ど
うでも良い。いや、良くは無いが、父の記憶を、命を助けることに比べれば、
そんな事は踏み越えられる。
覚悟は、力となった。結局、獄中で徐倫を襲える者など一人として居なかっ
た。命のやり取りにも、勝って来た。
あの日、神父が『時の加速』を行うまでは。
「どうしたんだい? 徐倫、顔色が悪いぞ……?」
DIOが顔を寄せてくる。金の髪、赤い唇。嫌だ、こいつ。気持ち悪い。
神父が時を加速させた。色々な物が変わって言った。神父は高らかに叫んだ。
世界は変わると、お前達は置いて行くと、この世界は数多くある可能性の一つ
に過ぎないのだと。
その、『数多くある可能性の一つの世界』に、自分は仲間達と、父と離れ離
れとなって、残されたのだ。即ち、『DIOが生き、彼は全てを理解している世界』
に。
最低だった。最悪だった。目の前の美しくも、不快感を掻き立てられる男に
抱かれた時、初めて『女として』恐怖を覚えた。
自分は、男の前では被食者だった。ただ、食われ、良いように動かされる存
在だった。悔しかった。涙が出た。声だけは、どうにかして、歯を食いしばっ
てこらえた。唇を噛締めていると血が流れた。その血さえも啜ろうと、DIOは舌
を伸ばし、弄った。
そこでふと、強姦されて自殺未遂をした級友の話を思い出した。揺す振られ
ながら、ほんの少しだけ、それが分かった。
行為自体は、良く分からないが、優しかったのだろう。貫かれた時、十分に
潤っていたせいか、破瓜の痛みは大して無かった。
だが、セックスする時、紳士であろうとなかろうと、普通、暴れるからと言
う理由で、相手の両手両足を折ったりはしない。貫かれた時に痛みを大して感
じなかったのも、折られた痛みがあった事は間違いない。とにかく、快楽どこ
ろの話ではなかった。加えて、男は徐倫の血までも求めた。星型の痣がある首
筋を舐め、歯を突き立てて血を啜った。
両手両足を折られ、処女を奪われ、血を吸われる。そんな、想像を絶する痛
みの前に、意識を手放し――現在に、至るのである。
「そういえば」
と、彼は言った。今は骨折から回復した徐倫の手を取り、指先にくちづける。
恋人にでもするような動作に、徐倫は眉を顰める。じゃらり、と縛められてい
る鎖が鳴る。
「最近食事を摂っていないようだな。困るぞ徐倫。食事は生きてゆく上で欠
かせないモノだ。私は君には健やかで居て貰いたい」
大人しくトマトジュースでも飲んでろよ、と内心毒づく。『生きてゆく上で
欠かせないモノ』として、徐倫の生き血を啜る。だからそのために食事を摂れ
と言っているのは明白だった。アンタは、と呟いた。其処でぱしん! とまた、
叩かれた。
「悲しいぞ徐倫。私のことをそのように呼ぶとはな。私のことは『DIO』と
呼んでくれて良いよ。私の徐倫」
ぎっ、と唇を噛締める。無駄な体力を、労力を使うなと己に言い聞かせ、「
DIO」は、と問う。
「あたしを栄養剤として、生かすつもり? いつでもどこでも、生き血を吸
うために……」
徐倫の言葉に、ああ、それも勿論、あるが……。そう答えると、DIOはぐっ
と徐倫の身を引き寄せ、その上に、圧し掛かった。
「最近退屈なのでな。『暇つぶし』に付き合って欲しい」
声を上げる間もなく、口づけられた。
逃げようとする徐倫の舌を、DIOの舌が執拗に追う。歯列を舐め、角度を変え、
舌を幾度も出し入れする。大きな手が、胸を揉む。黒いシースルーのベビード
ールでは、ほぼ、身に着けていないも同然で、動きがダイレクトに伝わってく
る。蜘蛛の巣をかたどって付けられたベビードールのスパンコールが、歪む。
蜘蛛の巣が、歪め、られる。DIOの手で。捲りあげられる。恐らくは、男が選
んだのであろう下着を、男の、手で。
「や、やめやがッツ……!!」
スタンドを出す。殴りかかる。正面からではなく、糸となって回って、背後
から。フン! と、男が嗤う。徐倫の上に跨って、見下ろして、嗤う。
無駄だ。という囁きと共に、DIOのスタンドが現れ、掴まれ、動きを封じら
れる。本体と同じように、スタンドも、縛められる。DIOは囁く。徐倫の耳元で、
甘い声で。心を溶かす、声の響きで。
「諦めろ」
ぐじゅ! と、DIOの太い指が、秘所に押し入った。歯を、噛締める。指が出
し入れされる。周りを撫ぜられる。心に逆らい、中は蠢く。びくり、びくり、と
DIOの指を締め付けていることが、自分でも分かる。
「時代の変化と言うものは面白いものだ。衣服も変われば下着も変わる物だ
な。この……割れている下着は、実に無駄でなく、色気があって良いものだ。
そうは思わないか?」
言いながら、DIOは指を動かす。オープンショーツがどんどん愛液で濡れて
ゆく。感じたくも無いのに、身体はしとどに濡れて行く。びくん! と、とあ
る箇所で背中を震わせ、吐息が甘くなったことを見、口の端だけに笑みを浮か
べて、DIOは裸身を露わにし、己の肉棒を、見せ付ける。
DIOのそれは、肌が白いというのにそこだけ赤黒く、使い込まれ、逞しくいき
り立っており、あんなものが入れられたのだと、改めて徐倫に悪寒を感じさせ
た。あの時は腕の痛みで誤魔化せた。本人は優しくした言っていたが、こんな
ものを身に入れるなど、冗談ではない。
思わず上へと逃げようとする身体を引き寄せられる。無駄だ。という一言と
共に、剛直が、挿入した。
「――ッ!!」
ぎりっと、歯が、鳴る。痛い。熱い。痛い。いたい。イタイ。
甘い匂いがする。頭がくらくらする。胸焼けがする。嫌いだ、この、匂い。
大嫌いだ。あたし、こいつの、匂い。嫌だ。嫌だ。いやだ。
「……嫌、ッだッ!」
「直に好くなる」
言って、DIOは動く。意志を無視して。好きなように。自分の好いように、
身体を揺さぶる。歯を食いしばる。苦しい。辛い。好くなんか、ない。なれる
わけが、無い。
ふいに、そこで、ふっと耳に息を、吹きかけられた。閉じていた目をぱっと
開いた。
「ああ、やっぱり、徐倫は耳が弱いのだな。好いことだ」
言い、軽く、耳を噛む。胸を揉まれる。きゅと乳首を抓られる。きゅ、と、
身体の、どこかが、おかしく、なった。
「……おや、此処が、これが、好いのかい?」
ひッ! ァ……ッ! と、堪えきれずに声を上げる。ぐんぐんと、腰を進め
られる。目が、ちかちか、する。腰が浮く。ひあ、駄目、だ。駄、目。
「ダ……だ、めッ!」
「知らないな。ほら、子種だ! 有り難く受け取れ! 空条徐倫!」
ぐあり、と、何かが襲って来て、意識は、飛んだ。
下腹部がずきずきする。頭がぼんやりする。花の香りがする。薔薇の、匂い
だ。この匂いは好きじゃない。気障ったらしくて、嫌味で、高慢で。香りがす
るなら石鹸だとか、海の匂いがするのが良い。ママと、パパの香りだ。大好き
な両親の香りだ。ああ、そういえば……。
海に、潜って、神父と闘って、それから一体どうなったっけ?
「目が覚めたかい? 良かった。やはりどうにも、気を失っている状態とい
うのは抱いても面白くないものだな。反応が無くてはどうにもつまらん」
きゅっと、胸の頂を抓まれ、耳に息を吹きかけられた。眼前には厚い胸板が
ある。薔薇の芳香が漂っている。其処で一気に意識が覚醒し、逃れようと身を
捩り、下身に挿さった、肉の楔に呻いた。
丁度向かい合い、子供を膝に抱えるような格好で、DIOは徐倫を抱いていた。
互いに裸身のままで、太い両腕が徐倫の身を逃さぬように囲っている。
徐倫は自分の状況にさっと顔を青ざめ、次に羞恥で赤くして、抱き締められ
た小さな空間で、精一杯両の腕を動かした。
「ストーンッ! フリィイーッ!!」
スタンドを解き放つ。イメージを実像化した徐倫の分身が集まり、糸となっ
てDIOの首と、両腕とを縛め、キリキリと締め上げた。おや? と、DIOが僅か
に眉を上げた。
「本当に元気なお嬢さんだ。先ほどあれだけよがり、意識を手放していたと
いうのに、こう来るとはな。これは、まだまだ満足し足りない、ということで
良いのかな?」
「……フザけんなよ。アンタが時を止める能力を持ってるってコトは、父さ
んの記憶のDISCで分かってる。でも、この状況でどう逃げるつもりだ? 一寸
でも動いたら、アンタの首は、切断されるッ! 時を止めようとッ! どうし
ようとッツ! 状況は変わらないッ!!」
「やれやれ、『状況が変わらない』のは、君の方じゃないかな、徐倫。君の
下の口は、私のモノを咥えたままの状態なのだからね。それに……」
カッと、眼が光った。ちりっと、徐倫の頬を何かが走り、ぬるり、と血が流
れた。
「私の持ってる力は、『世界』だけでは無い。そして徐倫、君はまた、私の
ことを『アンタ』と呼んだね……?」
優しい声に、肌が粟立った。ずくん! と、中に挿れられた物を、突き上げ
られる。
「ひゃア……ンッ!!?」
「好い声だ。その調子で啼いてくれたまえ、徐倫」
「ゃッ! ぁッ! ぃやっ!!」
激しい突き上げに堪らず、DIOの胸にすがる。徐倫の、けして大きくは無い
ものの、白く、形の良い胸がDIOの身体に押し付けられ、ぐにぐにと形を歪め、
頂が擦れ、快感からまた声を上げる。
「……っくしょう! 畜、生ッ!」
「言葉が悪いなぁ〜〜〜。徐倫、君は……」
ずずん! と腰を動かす。あぅ! と短い悲鳴を上げて、徐倫が喉を反らせ、
白い首筋を露わにする。その様に、舌なめずりをする。ストーン・フリーの糸
は、解かれない。
「さぁ、徐倫。良い子だから、この糸をほどッ……!?」
べしっ! と徐倫の手が、DIOの目に掛かった。全体重を乗せたのか、DIOの
身体が傾ぎ、倒れる。徐倫の手が首に掛かった『糸』を引く。カッと、DIOの目
が光る。肉の破ける音と、血の匂いが溢れる。DIOの首筋から、血が、流れる。
赤い唇が動いた。蝋燭の火が、止まった。
「あたし……は、助け、るんだ。父さん、を……」
荒い呼吸と共に、丁度胸の辺りで声がした。倒れたDIOの上には、徐倫が乗っ
ている。沈黙と同時に、首筋の拘束が、解けた。どうやら完全に気を、失った
らしい。
フン! とDIOは息を吐くと、身を起こして己の首筋に手をやった。ぬるり、
と流れる血が手に触れる。あと一息、もしも、『世界』の時を止めるタイミン
グがずれていれば、確実にDIOの首と、腕をこの娘によって落とされていただろ
う。
自分の上に倒れ付す娘を見る。娘の手からはDIOの眼を受け、どくどくと血が
流れている。DIOはその手を取り、血を、舐めた。
ジョースターの血は、他の人間の血液とは違い、実に身体に馴染む。そうし
て体内に入れると、気が昂ぶり、最高級のワインを飲んでいるかのような錯覚
さえも引き起こす。
ジョースターであれば、老いぼれであろうと男であろうと大差無いが、どう
せ飲むならば見目共に麗しく、飲んでいて楽しい方が良いに決まっている。
DIOからしてみれば、この娘は最高級の嗜好品だった。一度は自分を死に至
らしめた承太郎は幾度殺しても飽き足らないが、この娘をこの世の中に生み出
したことに関しては、感謝さえもしても良い。
何と言ってもジョースターであり、生娘であり、憎むべき承太郎の娘であり、
スタンド使いであり、自分の親友であるプッチを追い詰めた程の娘なのだ。そ
の娘が、自分の為に最高の『食事』と快楽を提供し、自分の名を呼ぶ。
――それは何と、甘美なものだろうか!
だが、娘は手強かった。処女を頂いた時など、余りにも暴れるものだから、
仕方ないので手足を折った。これは、「食事はスマートに」と思っているDIOか
らしてみれば、かなり心外な行動だったが、反抗的なのだから仕方ない。誰の
下にいるのかということを、ハッキリと分からせておくには必要なことだ。
行為中も、せめて甘い声で鳴くとか、弱弱しい声ですすり泣くとかしてくれ
れば、もう少し征服感もあったかもしれない。だが、娘は声を噛締め、殆ど上
げなかった。これでは余りにもつまらない。だが、殺してしまっては血が飲め
ない。それは惜しい。
何、時間はたっぷりあると、暇があれば娘を犯し、血を啜ることに決めた。
実際少しずつ、娘の肉は馴染み始めた。実際、先ほど上げた甘い声は中々好か
った。早くあの声で自分の名を呼び、縋って欲しいものなのだが、精神が堕ち
るまでには、まだまだ時間が掛かりそうだ。
「……男であれば、確実に殺していたな」
再度、己の傷つけられた首筋をなぞる。帝王は一人で良い。だから、男はい
らない。だが、女は別だ。女はいても困らない。血なり、肉なりを己に提供し
てくれる。そして何よりも子を産む。子は、いつかこのDIOを助け得る存在とな
る。優秀な「手下」として。だから、女は必要だ。自分のためにも。
「さて、しかし……どうすれば君を完全に堕せるのかな? 空条徐倫」
呟くと、DIOは徐倫の腕に有る、蝶の刺青にキスをした。
[2]
目が覚めた。己の身を見ると、清められ、今日は何やら、乳首の部分だけを
露出したイエローの刺繍が施されたオープンブラとオープンショーツを身に付
けていた。ご丁寧にガーターベルトまで付いている。
変態めと、心から思った。
両腕と両足を確認する。今日は、手錠を掛けられていない。どうしたのだろ
うと首を傾げる。普段であれば手なり足なりを縛め、手洗いまでは立てる距離
に繋がれているというのに。
「趣向を変えたとか? ……まさかね」
逃げ回った方が燃えるとか思ったのかもしれない。あのドSなら有り得そう
だと、渋面を作って部屋を見回る。多分、この部屋からは出られないようにな
っているのだろうけど、と思いながら。
蝋燭の明かりを頼りに、普段DIOが入って来ている扉のノブを回す。鍵が、掛
かっている。
「ストーン・フリーッ!!」
叫び、扉を殴りつける。ばぁん! と高い音が響いたが、やはりというか壊
れない。溜息をついて、天井を眺める。
それにしても随分と高い天井だ。そして、四角い部屋だ。
「まるで鳥篭……いや、虫篭みたいね」
光が届かないところからすると、此処はきっと地下なのだろう。しかし、酸
素はある。どこかしら通風孔がある筈だ。だとすれば、きっと、あの暗闇で覆
われている天井にある筈だと、見当をつけて、糸を伸ばした。しゅるしゅると
糸は伸びてゆく。天井へ、地上を目指して、片腕分ほど糸を伸ばした頃、漸く
「糸」が何かを掴み、ぱっと徐倫は顔を輝かした。
「何を、しているんだい?」
声が、響いた。
慌てて後ろを振り返った。その間も無く縛められる。肌に触れられる感触で
分かる。DIOだ。顎を掴まれ、耳元で、囁かれる。いつの間にと思うと同時に、
時を止めて入りやがったと理解する。ぎしぎしと身体が軋む。ガーターベルト
を付けた脚が、圧し掛かる力の上に、震える。
「悲しいな、徐倫。私と君との間には、最早あのような縛めは必要無いと思
ったのだが……どうやら、それは私の思い違いだったらしい」
「ハナから、アンタの思い違いでしょ……DIO」
唸りながらの徐倫の言葉に、DIOは口角を歪めながら、徐倫の身を引き寄せる。
「君はどうしてそんなに私から逃げようとするんだい? 徐倫。気持ちの良
いことは嫌いかい? 君の身体は悦んでいるのに?」
言いながら、やわやわと乳首を撫ぜる。ぴん、と直ぐに反応をみせる己の胸
に舌打ちを堪えながら、徐倫は身を捩った。
「あたしは、人とベタベタすることが好きじゃないの。父さんの宿敵なら、
尚更だわ!」
「強情だな。だが其処が良い。征服欲を掻き立たせる」
ぐん! と引き寄せられ、そのまま背を壁に押し付けられる。ぎりぎりと押
し合っているが、話にならず、せめて眼だけでもと睨みすえていると、フッと、
DIOは嗤って、徐倫のうなじに顔を埋めた。舌が這う。背中が、震える。
「感度は上々だな。喜ばしいことだ」
フゥっと耳に息を吹きかけられる。「ぁ!」と小さい声が、洩れた。羞恥で
頬が染まる。想像以上に、肉体を「馴らされて」しまったこの身が恨めしい。
鋭い犬歯でブラジャーの紐が裂かれる。白い胸が、ふるりと揺れる。首筋に、
甘噛みするかのように牙が立てられ、頂が抓まれる。震える両足の間にDIOの太
い指が入れられ、中をぐちゃぐちゃと掻き混ぜられる。
「やッ! ぁッ!」
声が出る。震える足が膝を膝をつきそうになる。駄目だ。やはり、身体が、
馴らされている。
「良い子だ徐倫……良い子だ……。ほら、こんなにも濡れている。気持ち好
いのだろう? 好いと言って、ご覧」
「ディ……DIOッ!!」
きゅっと、徐倫の指が、拳を作り震えながらDIOの胸を押す。ちゅっと、DIO
は首筋にくちづけをする。胸を揉む。頂を抓む。爪で引っ掻く。んぁ! と、
徐倫の声が洩れた。唇に深々とキスをする。まるで恋人同士のように、息継ぐ
間もなく唇を食べ、取り出した肉棒を、潤った中に、挿し入れる。
「――ン! ――ッぁ! あ、ぁん!!」
震える徐倫の手を自分の太い首筋に回してやる。より深く繋がるために片足
を持ち上げる。パン、パン! と、互いの肉壁がぶつかるほど、激しく腰を動
かす。ぐちゅぐちゅと、徐倫の中のものはDIOのものを受け入れる。柔らかく
包み込み、きゅう、と締め付ける。
「ふぁ、や、ゃん! あッ! やぁ!」
「DIOと、呼んでおくれ、徐倫」
耳元で、囁く。快感から酩酊している筈だというのに、ぶんぶんと徐倫は頭
を振る。
「や、呼ば、ないッ! アンタ、なん、かぁッ!」
強情者め! という声と共に、徐倫はビクン! を背を反らした。くたり、
と身体が弛緩し、DIOの身に寄り掛かる。荒い息を互いに吐く。ゆっくりと徐倫
を床に降ろし、自分のものを、引き抜く。どろり、と混ざり合ったものが、垂
れる。
徐倫は頬を紅潮させ、呆けた目で遠くを見ている。口元からはDIOと徐倫の唾
液が流れ、脚は引き抜いた時そのままの状態で、淫らにM字に開脚しており、赤
い口はてらてらと光り、未だ、物欲しそうに蠢いている。
――ふと、徐倫の紅潮した頬と同じく、赤く色づいたその口に自分のものを
奉仕させたい欲求に駆られた。あの、ぷっくりとした唇に自分のものを含ませ
るのは、なんと官能的だろう。
早速やらせてみようかと、前に屈んだ所で、徐倫の目がDIOを見た。眼は潤
んでいる。とろりと、とろけそうな様子で。頬は上気し、唇は、何か物言いた
げだった。徐倫からは、柔らかい、温かい、香りがしていた。顎を掴んだ。引
き寄せた。何も言わずにくちづけた。
くち、くちゃり、と舌を合わせながら、奉仕させるのはまたで良いと思った。
何と言っても、男の象徴だ。下手に奉仕させて噛み切られたら冗談ではない。
そういった事は、他の女にやらせればいい。
そう思いながら、二人の影は再度、床に沈んだ。
[3]
抱かれるのに、まだ慣れないと言えば嘘になる。黄色いシースルーのベビー
ドールに身を包んで、徐倫はひっそりと溜息を吐いた。隣には、父の宿敵が眠
っていた。キングサイズのベッドの上で、徐倫の事を抱き締めながら。
あたし、と、徐倫は自問自答した。
どうしてコイツのこと、殺そうとしないんだろう。いや、そりゃ、確かに、
この状況でも、コイツはきっと殺気を抱いたその瞬間に、本気で殺そうとする
んだろうけれど。
勝てないからなのだろうか? 強引に抱かれた時の恨みの念も、消えてしま
ったのだろうか? 父を、皆を助けたい。この『世界』を終わらせたい。その
ためには、このひとを殺すしか、きっと、無いのだろう。
情が移ったのだろうか?
そう考えてみる。そりゃあ、確かに、顔立ちだけは良い男だ。だが、殺して
おかねばならない男だ。この男は、徐倫の愛する人々を苦しめる。そもそも、
徐倫を投獄したのもこの男が起因となっている。許すべきではない男だ。
どうして、この男はこんな風になっちゃったんだろう?
ふと、そこで、そう思った。
父のDISCからは、そんな事は分からなかった。ただ、悪の帝王で、酷いこと
を沢山やってて、自分の事しか考えていなくて、人をひとと思っていなくて、
傲慢で……
「……こどもみたい」
ぽつり、と呟く。
いつからこの男はこうなったのだろう。生まれてからこうだったのか? いや、
それは無い。生まれて間もない者に、善も、悪も、あろう筈は無い。
父の記憶では、彼の肉体は徐倫の父の、母方の曾祖父の物なのだと言う。肉
体を乗っ取ったのだと、祖母のホリィは、その為命の危機に晒されたのだと。
それを思えばひとしおに、この男を許しては駄目だと思う。だが、『許さない』
それで、果たして本当に解決出来るのだろうかと、思う。
これは言い訳なのだろうか。勝てないことへの詭弁なのだろうか。だが、こ
の男を許さず、憎み、恨む。……それで本当に、救われるのか? 自分達は、
否、『彼』は――。
「……って! え!?」
救われるって何だ!? と自分の考えに徐倫は目を白黒させた。相手は敵だ!
救うとか、救われないとかの考え以前に、許してはいけない相手なのだ!!
それを、自分は一体、何を、考えているのだ!!
息を吸って、吐く。呼吸を整える。
――でも、と徐倫は自分を抱く腕に、そっと触れて、思う。
自分が世に逆らっていたのは、父親の愛情を理解出来なかったからだ。不器
用で、荒っぽいのに、妙な所で繊細な、そんな父を分からなかったからだ。
このひとは、と、目の前の鼻梁が整った男の横顔を見て、思う。
本当に、父の記憶の通り、愛とか、そういったものは、いらないのだろうか。
自分を認める人間だけを集めて、それで楽しいのだろうか。自分にのみ賛同し、
自分に対し甘い言葉で囁き、利益をもたらす――それは、一体なんと、ちっぽ
けな『世界』だろう!!
――この男を愛せるだろうか、と考えた。
分からない、そう思った。
少なくとも、プライドの高いこの男は、徐倫が同情していることを知れば激
怒するだろう。徐倫としても、同情するつもりは無い。この男はこの男だ。そ
して、自分は自分だ。
この男を愛することが、イコール、『自分』を磨り減らす事だとは思わない。
この男はこの男であり、自分は自分である。
ジョースターを支配することがこの男のアイデンティティだというのなら、
きっと、道は、交わらない。着いて行く事は、愚かだ。
でも――……
ふぅ、と徐倫は溜息を吐いた。どうせ、他にやる事は無いのだ。だったら、
ただ機械的に抱かれるよりは、相手の事を考えた方がマシというものだ。反対
のことをした方が、良い事だって有るのだ。
そう結論に達すると、自分を抱いている腕を、以前緑色の赤子にそうしたよ
うに、そっと、撫ぜてやった。
[4]
「……なんかさ、DIO、最近ずっと、此処にいない?」
渋面をつくりながら、徐倫は図々しくも我が物顔で徐倫に膝枕をさせ、その
上で本を読む男に向かってそう言った。ちなみに徐倫が今日身に着けているの
は黒レースのベビードールだ。蝶をイメージしているらしく、胸のところから
ひらひらと羽根のように分かれている。何時もの事だが、『隠す』という機能
は、皆無だ。
「おや、嫌だったかな? 徐倫。君が余りにもよがるものだから、てっきり
常に居て欲しいと思ったのだけどな」
言い、するりと大腿部を撫でて来る。感覚をなるべく無視しながら、前にも
言ったけど! と、徐倫は叫ぶ。
「あたしは、無闇やたらとベタベタするのは嫌いなんだってば! それに!
あたしをよがらせてるのはDIO、アンタじゃないッ!」
おや? そうだったかなァ? と、いかにも白々しい様子で身を寄せてくる。
身をずらす。腕を掴まれ、押し倒される。バサン! とDIOの読んでいた分厚
い本が、ベッドから落ちる。
「……今日はもう、やらないわよ」
唸りながら、徐倫は言う。
「おや? それは昨日の話じゃあないか?」
「冗ッ談!! 此処が常に暗いからって、時間の感覚無いと思ってるでしょ?
残念! 蝋燭溶け具合で分かるわよッ! 何回やれば気が済むのよッ! 最近、
多すぎだわッ!! セックスで死ぬなんて末代までの恥よッ!! 飛んでるわッ!!」
「腹上死は男の浪漫だと、どこかの本で読んだが?」
「捨てなさいよッ、そんな本! なんてもの読んでいるのッ!」
「君を悦ばせる為には必要な知識だと思うのだがな。まぁ、何年経とうとヒ
トは余り変わらないという事を認識させられるがね」
さらに紡ごうとした徐倫の言葉を、唇を合わせ、封じる。ちゅばちゅばと互
いの舌を合わせる。何時の頃からか、徐倫も舌を重ねてくれるようになってく
れた。素晴らしい進歩だと、ほくそ笑む。
指を動かしやわやわと胸を揉む。数時間前に散々弄ってやったせいか、秘所
に手を伸ばすと既にじっとり濡れている。本当に、感じ易い好い身体だ。
……最も、そのようにしたのだが。
指で濡れた中を弄ってやる。無意識でか、媚びるように、腰を動かす。指摘
してやると羞恥で顔を染める。其処が良い。身体は完全にDIOに馴染み、触れて
吐息を掛けてやるだけで濡れて来るというのに、精神は中々落ちない。あっさ
りと屈する他の牝犬と違ってそういう所が面白い。
脚を強引に開き、秘所を舌で弄る。徐倫は柔らかい、懐かしい匂いがする。
ジョースターの持つ血だからなのかは分からない。ただ、好い香りだと思う。
これは初めて徐倫のスタンド、ストーン・フリーを羽交い絞めにした時に思っ
た事だが、普通、スタンドから香りなんてしないものだ。
なのに、徐倫のスタンドは石鹸の香りがする。柔らかくて、懐かしくて、初
めて嗅いだとき、それが何の香りか気づくのに大分時間が掛かった。
ぺしゃ、べしゃ……と、わざとらしく音を立てて、秘所を舌で弄る。徐倫の
呼吸が荒い。瞼が辛そうに伏せられる。昂ぶりに近づいていることを見抜くと、
すっと、離れて、横になった。
徐倫は、え? と虚につかれる。
「べたべたするのは嫌なんだろう? 離れてやったよ。空条徐倫」
そんな、と短い声が洩れる。その呟きに、口角を上げて耳元で囁く。下身を
曝け出し、仰向けのまま、徐倫の手を、自分のものに触れさせる。
「……欲しいんだろう? 自分で、挿れてご覧……」
「――ッツ!!?」
目が、零れ落ちんばかりに見開かれた。くつり、と笑って、ベビードールの
上から頂を撫ぜる。乳首が、ぴんと立っていた。
「じょ、冗談じゃないわッ! 誰が、誰がそんなッ!!」
「おや、そうかい? じゃあ、勝手にするのだな。言っておくが、自分じゃ
あ、イけないと思うがね?」
言うと、泣きそうな顔で睨まれた。耳までも赤い。
「――『おねだり』でも、良いが? 『入れてください、DIO様』と言って
ご覧、徐倫――」
くつくつと笑いながら、耳元で囁く。ついでに耳たぶを舐め、ぴん! と乳
首を弾いてやる。ふるっ、と徐倫が身を、震わす。
い……。と、小さい声が、響いた。ンン? 聞こえないなぁ〜と、耳を寄せ
る。
「い、いれ……」
「もぉッと、大きな声でェ〜!!」
「――――!言えるかッ! このッ! ド変態ッツ!!!!」
ストーン・フリーで、思いっきり殴りかかる。それをあっさりとザ・ワール
ドで掴まれる。本体も掴まれ、圧し掛かられる。
「やれやれ、結局こうなるのだな。一度、騎上位というのを徐倫とやってみ
たかったのだが……」
「妙な希望持つなッ!! そして結局ヤろうとするんなッ!!」
「しかし放っておくのは辛いだろう。君を想ってのことだよ、空条徐倫」
「そんな、アンタが、勝手に……アんッ! ぁ、あ、あァんッ!!」
……実際、と思う。人並み以上に甘え癖でもあるのか、慣れると過剰なまで
にスキンシップを求めてくる。だが、それにしても、此処最近は入り浸りであ
る。今までは食事とセックス時のみ居たのに、段々読書までするようになって
来た。そして、暇があれば戯れてくる。世界中に手下が居るらしいが、こんな
コトでこいつの組織は大丈夫なのかと、見当違いでも心配になる。
自分が部下なら、こんな上司はお断りだ。
ある日、それをそれとなく尋ねてみた所、「優秀な息子がいるから大丈夫だ」
という返事だった。
「徐倫、君は逢ったことが無いと思うがな……多分、息子たちの中で、一番
私の血を引いている子だろう」
薔薇の浮かんだ浴室でそう答えられ、へぇ、と応じた。広い円形の浴槽に、
お互いが浸かっている。断じて、仲良く一緒に浸かっているのではない。徐倫
が入っている所に入って来て、一緒に浸かる羽目になったのだ。早く出てって
くれ! と祈りながら、平静を装って言葉を続ける。とにかくこの男の相手を
するには平常心が大切だ! と学んでいた。
「……そう、じゃあ、時々でも顔を見せてやった方が良いんじゃないの?」
「何だ、妬いているのか?」
ンなわけねーだろォ!! と内心、盛大にツッコミを入れる。言葉は抑える。
刺激したら、絶対この場で犯される。
「一般的な話よ。構って貰って嫌がる子どもは居ないってコト。……あたし
は上がるわ。じゃあね」
「まぁ、待て、徐倫」
裸を見られるのは何時もの事だと、腹をくくって浴槽から出る。……と、次
の瞬間、DIOの腕の中だった。薔薇の、風呂に、浸かった状態で。
こ い つ 最 悪 だ 。
わざわざ時間を止めてこんなことしやがった!
『世界』をこんな事に使うなよ。スタンドに感情があったら絶対スタンドは
泣いてるぞと、頭がくらくらした。しかし父の記憶を探ると、わざわざ相手を
驚かす為に、時を止めて登った階段を降ろすなんて芸当もしていたりする。も
う、何ていうか子どものやることだ。
「折角一緒に浸かったのだ。もう少し二人で楽しもうじゃないか……」
「アンタが勝手に入ってきたんでしょ!?」
何のことだ? とすっとぼけて首筋にくちづける。ひゃう! と首を反らせ
る。指を入れられ、ひゃ、ぁ! と身震いした。
「ゃ、ぁっ! お湯が、ぁ……!!」
「湯? 湯が? どうしたんだい徐倫?」
縋り付きながらの言葉に、DIOはくつくつ笑う。こいつ最悪だ。中が、気持ち
悪い。湯気も加えて頭がくらくらする。早く、上がりたい。
溢れ出そうな涙を堪えて、スン、と鼻をすすると、湯の中のまま、身を貫か
れた。水中ではやはりやり難いのか、貫いたまま、徐倫の身体を持ち上げる。
湯から出て、背を浴室の床に置かれた瞬間に、ずぶりと深く、挿さる。
こいつ最悪だ。そして最低だ。
「んぁ! ゃアッ! もッ! あたま、が、くら、くら、するぅ!」
それは良かったと、くつくつ笑い声が響く。薔薇の香りがする。薔薇と、石
鹸の香りが、混じってる。ぐち、ぐち、ぐちゃぐちゃ。惚ける。逞しい背に縋
る。きゅと、爪を、立てる。本当にもう、この男から何度目かと数えるのも嫌
な程もたらされた絶頂に、身を、弾ました。
[5]
徐倫、君は良い香りがすると、ベッドの上に腰掛け、向かい合って繋がった
格好で、DIOは言った。今日も今日とて、散々貫かれた後で、そう。と短く徐
倫は応え、DIOの胸に頭を寄せる。互いの呼吸が、ひとつになっている。
話があるのだが、と、彼は言った。
「徐倫、永遠の若さに興味は無いか? 永久の美しさを、欲しいとは思わな
いか?」
そう、徐倫の頭を撫ぜながら、DIOは囁く。言葉に緩慢として、徐倫が顔を
上げる。
「それって、吸血鬼にならないかって事? DIOの血を貰って?」
そうだ。と、徐倫の言葉にDIOは頷く。永久の時を、永遠の若さでもって、生
きられるのだ、と。
「そう、それは魅力的ね。でも、ダメよ」
「何ッ!?」
「あたしは人間なの。もう、随分と日の下には出ていないけれど、あんたに
囚われた状態だけど、それでも、人間なの。これだけは、譲れないわ」
「……このDIOと共に生きることを、拒むと言うのか……」
アンタこそ何を言っているの、と、徐倫はDIOの言葉に苦笑する。
「あたしを吸血鬼にして、どうするって言うの? そうしたら、あたしの血
はDIO、アンタの血になってしまう。今までみたいに血を吸うことなんて、出
来なくなるわ。それがどういう事を意味するのか、分かっているの?」
白い、細い指で、徐倫はDIOの紅い唇を、そっと、撫ぜた。
「分かっているの? それとも、分かっていて言っているの? 吸血鬼にな
ってもジョースターの血を吸えるとでも? 吸血鬼になっても、子を成せると
でも? 他の女達と、あたしは違うと、そう言っているの?」
こてん、と、徐倫は自分の頭をDIOの胸に預けた。
「あたしは死ぬわ。いつか、きっと。でも、それで良いって、思わない?
DIO、あんたは、あたしに、あんたと同じ土台に立って欲しいって、そう思
っているの? あんたと同じように、太陽を恐れ、人の血を喰らう。永遠の時
を生きる。そうなって欲しいと? 一体ぜんたい、『何のため』に?」
私は、と、掠れる声がした。DIOと、娘の小さな声がした。
「あたしは、以前ほど、あんたのことは嫌いじゃない。でもそれでも、譲れ
ないモノっていうのは、やっぱりあんのよ。
あたしは人間よ。これはけして、譲れないの……」
どさりと音を立て、徐倫の身を押し倒す。細い娘の首筋に手をやる。DIOの手
に比べ、娘の首は実にか細い。少し力をいれれば、あっさりと絶命するだろう。
ぐ、と、ほんの僅かに力を入れる。徐倫はどこか諦観したような柔らかな、し
かし芯のある眼差しで微笑みながら、DIOの眼を見つめ返す。娘の身に、震えは
無い。沈黙が、落ちた。
ゆっくりと、手をどける。ずるり、と分身を引き抜く。ベッドから身を起こ
し、興が冷めた、と立ち上がる。そう、と、徐倫は答える。
「覚えておけ、徐倫。貴様は私の譲歩を蹴ったのだ」
背を向けながらのDIOの言葉に、そう。と短く、徐倫は応えた。この瞬間、お
互い『何か』を手放したことに、言わないまでも、互いが互い、勘付いた。
[6]
今日は私の友人を紹介しようと思う。とDIOが言った。ふいに開いた扉に、
何時もの如く淫らな衣装を恥じ、さっとDIOの方を向かい、開いた扉に背を向
ける。
「誰が入ってくるか分からない『扉』の方に背中を向けるとは……随分、堕
ちたものだな、空条 徐倫……」
忘れもしない声に、徐倫は耳を疑った。
「プッチッ!!」
叫び、スタンドを出現させ、『糸』を伸ばし手錠として、互いの手を繋ぎ止
める。
神父は表情も変えず、以前と比べると随分とセクシーな衣装だな。と揶揄す
る。黙りな! と恫喝する。
「オメーには聞きたいことが山ほどある……だが、何よりもまずッ! 何故
お前が此処にいるッ!? お前が生み出したあのスタンドは、『緑の赤子』か
ら生まれた筈だ! そして、あの赤子はDIO自身でもあった筈! つまりッ!
この、『DIO』がいる世界と、お前とは同一の空間には居れない筈だ!」
当然の疑問だな。と、プッチは言った。以前と変わらぬ、あの、大胆不敵な
表情で。
「世界とは何十もの糸が結び合い、織られている布だと考えた事は無いか?
君と逢って、幸運にも私はそれを確認出来た。私とDIO、ジョースターの血族。
DIOの息子達と君達、そして、君とDIO。
人と人との出逢いが運命であり、それが『引力』であり、『糸』と喩えられ
るのならば、丁度メビウスの環を造るようにッ! 定めた所で『引力』を安定
化させれば良い! そこで『世界』は完成するッツ!
……君が居なくては、思いつかない考えだったよ」
喩えて言うのならば、と、プッチは言った。
「君等の『行動』は『糸』だった。そして『緑の赤子』は『織り機』だった。
私は『糸』を集め、『世界』と言う名の『反物』を織った……そう言えば、分か
るかね?
ああ、ちなみに、君のご両親と仲間たちは、『反物』から抜かせて貰ったよ。
こちらとしては、『反物』を創る為に必要な、ジョースターという『糸』は一
人分あれば、それで良かったからね」
ふざけるなと叫ぼうとした。声が詰まった。ふいに、孤独感が胸を圧した。
徐倫、と声がした。すっと、背後から抱き締められた。
「可哀想に徐倫……君は、独りきりになってしまったね……でも、心配する
ことは無い。この『世界』では、私達はもう、争う必要など、無いのだから…
…」
そう、囁かれ首筋に顔を埋められる。甘い感覚と、絶望感から力が抜けるの
を、どうにか堪える。背後からDIOに抱き締められたまま、神父を睨んだ。
「必要ないですって? 父さんが? エルメェスや、皆が……? あたしは
ッ! プッチ!! あんたにとって都合の良い『世界』なんて許せないわッ!」
「君が憤るのも分からなくはない。だが、眼前の木が切り倒されたの嘆くあ
まり、周りの山々の美しさに気づかない事と同じだ」
「誰がッツ! 誰が『この山の形が良い』って決めたのよ!? 頼んだのよ!
アンタじゃない!? アンタが望む、アンタの形にしただけじゃないッ!!」
「落ち着け、徐倫……。落ち着くんだ……」
すっと、背後から抱き締めていたDIOが、徐倫の顎を引き寄せ、緩急をつけて、
くちづけた。離した後に、唾液がこぼれた。アンタも、と、徐倫は呟く。
「知っていて、黙っていたのね……」
「知ったところでどうする? プッチを倒すとでも言うつもりか? 私は彼
を守るぞ。この『世界』なくては、私は生きられないのでね……。
それに、私はこの『世界』気に入っている」
きっつと、顔を上げた。金髪の男の、鳶色の目が見えた。
「大嫌いよ、DIO、アンタなんか」
睨みつけながら、そう告げると、男は口の端を吊り上げて、それで良い、と
笑った。
[7]
三人分の重みに、ベッドが唸りを上げていた。君も来ると良いと、まるで食
事にでも誘うようかの気軽さで、DIOはベッドにプッチを誘った。後学のためだ。
良いだろう? 後ろに挿れる分は、数のうちに入らないさ。そう語って。
徐倫は抵抗したものの、あっさりと膝を屈した。舌を噛むなよ、君が死んだ
ところで、何も『世界』は変わらない。ジョースターが潰えても良いのなら、
承太郎が残したものを、全てふいにしたいのなら、話は別だが。そう囁いて、
くちづけて、自分のもので徐倫の花を貫きながら、手を伸ばし、上に乗った徐
倫の菊座を広げて、プッチを誘った。
プッチの手が触れた瞬間に、徐倫はびくりと振り返ろうとし、DIOはその顎
を掴んで強引に自分の方を向かせて深く深くくちづけた。全体重を乗せて、プ
ッチが徐倫の菊座を割って行った時、徐倫は眼を大きく開き、真っ白い、青ざ
めた顔でDIOの身に縋り付いてくるので、DIOは頭を、撫ぜてやった。
そして、二人は、徐倫を嬲った。
前と、後ろとを男達に揺すられて、徐倫は息も絶え絶えに喘いでいた。汗が
迸る。ふるふると、自分の目の上で承太郎の愛娘が嬲られ、乳房を揺らせてい
る。
この上も無い愉悦に、唇が自然と歪む。
――と、そこで、ぽたり、と、DIOの頬に、何かが落ちた。さらさらとした冷
たい感触に娘の顔を眺めると、娘は、はらはらと、眼を閉じる事無く、ただ、
静かにDIOを見つめながら、透明な涙を零していた。表情には、怒りも、悲しみ
も、愉悦も、そこからは見出せなかった。
敢えて言うならば、恋慕だろうか、憐れみだろうか、……諦観だろうか。切
々とした眼差しから、澄んだ雫は零れ落ち、下で貫くDIOを濡らす。ふと、徐
倫もDIOが自分を見ていることに気づくと、互いの視線が混じりあった。そう
してすっと、腕を伸ばして、がくがくと乱暴に身体を揺すられる中、耳元で、
「DIO……」と囁き、その紅い唇に、初めて自分の方から、くちづけた。
顔が歪むのが、自分でも分かった。菊座を貫いているプッチが訝るほどさら
に激しく、DIOは徐倫を貫いた。窒息させんばかりに自分の胸に徐倫の顔を抱
き寄せた。見せたくなかった。何故かは分からない。分からないが、この娘の
この顔を、誰にも見せたくないと、そう思った。だから、そうした。
娘はきっと、泣いているのだろう。引き寄せた胸元から、ぱたぱた、ぱたぱ
た、と冷たい雫が触れるのをDIOは感じた。
吸血鬼となって以来、最早DIOから出る事は無い、ものだった。
|
|
|
君はその娘を随分と気に入っているようだね、とプッチは言った。最高のワ
インを提供してくれる娘だからな。と、DIOは返し、自分の膝の上で横になって
いる娘の頬を、そっと撫ぜた。
自分は裸体であるのに対し、娘の身体には、まるで「見るな」とでも言わん
ばかりに、シーツを被せていた。
「私は、幾ら上等のワインを提供する娘とは言え、君の宿敵の娘だ。側で飼
うことは賛成出来ないね。
『飼う』にしても、せめて『肉の芽』なりなんなりを、植えつけるべきだ。
いつかその娘は、君を裏切るぞ」
フン! と、友の言葉にDIOは嗤った。
「この娘が承太郎のように、時を止めて来るとでも? 君は前々から思って
いたが、実に警戒心が強いな、プッチ。まぁ、そこが君の良い所でもあるのだ
ろうが……。
それに、『裏切る』という言葉は、信用している相手に用いるものだ。この
DIOが、こんな小娘風情に心を許すとでも言っているのか?」
「少なくとも、徐倫は随分と君に懐いているように、思ったがね」
「濡れ場を見てそう思ったのなら、プッチ、女なんてものは皆、こんなもの
だ。どこの牝犬も交尾の時は腰を振るものさ」
利用すると言うのなら……と、一呼吸置いて、神父は言った。
「徐倫は君の息子……ああ、ジョルノ君と言ったか? あの子にでもくれて
やるべきだ。君が他の女達にしているように、手下として徐倫に子を孕ませる
よりも、ジョルノ君にやらせるべきだ。彼は歳を取ることに対し、君は不老だ。
直接君があちこちに種を蒔かずとも、優秀なものを育て、世代を越えて血が薄
まったところで補ってやれば良い。
私はそっちの方が効率的だと思うがね」
「『アレ』は、頼りになるが、油断はならん。恐らく、息子達の中でも一番
私の血が濃いのだろう……息子らの中でも、最も寝首を掻いて来るのは恐らく
『アレ』だ。
この部屋の事を、アイツには言うなよ。知ったら、確実にアイツは食いつい
てくる」
DIO……と、プッチは呼んだ。聞きたいことがある、と。
「どうして今日は、わざわざ私を呼びつけたんだ? まさか、徐倫を抱かせ
るためだけ、じゃあ無いだろう?」
別に、と彼は答えた。何てことは無いさ、と。
「ただ、この娘がどう思うかなと思っただけだ。それだけさ。くだらない事
だ。面倒をかけて済まなかったな、プッチ」
君は……と、言い掛けた言葉を、神父は飲み込んだ。そうして、役に立てた
ならそれで良い、と告げ、部屋を後にする。
地上へと登る階段の側で、足元に一匹の蜘蛛がいることに気が付いた。もう
大分弱っているのか、酷く動きが緩慢だった。ふと、この蜘蛛の事を考えた。
これだけ弱っていれば、放っておいてもいずれ死ぬだろう。だとすればいっそ
のこと、今、殺してやった方が幸いでは無いかと思った。だが、それと同時に、
蜘蛛の心は蜘蛛にあり、生きるも死ぬも、その幸いは蜘蛛が決めるだろうと思
った。そこまで思って、”誰が”という、娘の叫びが脳裏に響いた。
”誰がッツ! 誰が『この山の形が良い』って決めたのよ!? 頼んだのよ!
アンタじゃない!? アンタが望む、アンタの形にしただけじゃないッ!! ”
違う、と、掠れた声で、叫んだ。
「私の望む『世界』こそ幸いなんだ! 私の選んだモノこそ、人々が争い無
く、不幸も無く、生きていられる『世界』なんだッ!!」
ぐっと、足を上げて、蜘蛛を踏み潰す。弱っていた蜘蛛は音も立てずに、神
父の足元で汚らしい体液を撒き散らして、息絶えた。
”ただ、この娘がどう思うかなと思っただけだ”
「DIO……それを、『執着』と言うんだ……」
憎憎しげに足裏についた、蜘蛛の体液を拭うと、神父は一人、地上に出た。
|
|
The End ?
|
|
・
:
W h o C u t C o b W e b ?
-------------------
新スレ立った早々神が…!
甘甘エロおいしくいただきました。違う世界に思いを馳せるのも悪くない。
GJ!!
GGGGGJJJJJ!!!!
シリアスかつ、心に残る話でした!
シリアナ塞いだプッチもいい感じです
エロかったー!ごちそうさまでした!
ベビードール着せられてた徐倫に……フフ……勃起しちゃいましてね……
ありえないけど一応話の辻褄が合ってるのもすごい!
>>29 誰がうまいことを言えと言った
GJ!
ゴッジョブ!
鬼畜も甘さも同時に味わえたこのボリューム
ゴチになりました!!
GJ!!!!
ディオもプッチもエロくて萌えた!
蒸し返す様で悪いけど
前スレ
>>934 >>前に女体化おっぱい話しているだけで腐女子って言われて
作品だと名前欄に(女体化)と書いて回避できるけど雑談だと
無理だからなぁ…
自分は女体化も好きだけど、特殊な話題が延々と続くのは
微妙な感じになった。
女体化って、絵や漫画なら、オッパイマンコがついてるから
解りやすいけど、文章だと解りづらいから、
ある意味ヤオイと取る人もいるだろうしね。難しい問題だね。
正直、個人的に女体化は別スレ立ててやって欲しいくらい駄目なんだぜ……。
そんなひとも実際此処にいるんだってことを感じてくれると嬉しい。
とあるスレでは雑談SS関わらず、女体化の話をする際はNG用に本文に女体化と必ず入れている。
こういうのを徹底しろってわけじゃないが、どっちもまったりできるといいね。
雑談でも名前欄に女体化の話題注意!って書いたらいいんじゃないかな
専ブラ使ってる人が多いと思うから、NG機能で見なくてすむだろうし
俺もそれでいいと思う
38 :
女体化注意:2008/04/01(火) 23:56:02 ID:COBtZhrF
注意書いてたら例えば…
承太郎×アナスイ!徐倫とのレズ許せんなら承太郎、いっぺん痛い目見せてやれ!男を教えたれ!
エルメェスの( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!シスタープッチ!シスタープッチ!
こんな感じの話題おkになるのか。NGしてたら自由に書けるようになるからいいんじゃないか。
例えが酷くてごめんよ。
39 :
女体化注意:2008/04/02(水) 00:05:02 ID:oMElkjzI
とりあえずだ、
身体にシールが貼り付いていないか良く確認することをお勧めするッ!
あとは量じゃないか? 余りにも数が多ければやっぱり場を考えた方が
良い気がする。
レスも忘れずに注意が必要になるな。
DIO×徐倫GJ!!
まさかの神父の登場に驚きそして萌えた
設定も無理がないしジョルノの描写もすごいとしか!
いいもの読ませてくれてありがとう
女体化については自分も
>>34と同意見
大きく荒れる前に別スレにしといたほうが平和的な気がするんだけど。
ノーマルも女体もどちらもそれなりに話題がありそうだから
片方が過疎るってこともないのでは?
女体化は好きでも嫌いでもないが、別スレだけは止めておいたほうがいいと思う
ここでどんなに話題があっても、100%過疎ると思うよ、どちらも。
実際にそうやって2つに別れた途端、お互いに過疎って
自然消滅したスレがいくつもある
でも女体化が嫌い・苦手という人がいることも確かなので
小説投下でも雑談でも、名前欄に「女体化」の文字を
入れておくということでいいんじゃないか?
上でも出てるけど、専ブラで見えないように出来るし、
それでも「女体化見ちまった!」って言うのは、ただ自衛が出来ない自業自得としか。
同じように百合も、名前欄に「百合」と記入。
何のための専ブラで、何のためのNG機能なのか
本文を書いて、さて名前に女体化注意…ってところで「何やってんだろう俺」と冷めることなんてしょっちゅうよ
今まで普通のブラウザで見てた人も、これを機に専ブラ使い始めるのもいいよ。便利さに驚くぞw
>>9 亀だが超グッジョブ!!!
徐倫がDIOに段々懐いてくような感じが斬新でよかった!徐倫かわいいよ徐倫
続編・・・無理だとわかっていても気になるよ ジョルノと徐倫のとかジョルノと徐倫のとか・・・
DIO=とりにく
ジョルノ=たまご
徐倫=ごはん
プッチ=たまねぎ
こうですか?わかりません!
神父は副菜かよw
……ああ、親子丼ね
別の一巡後の世界ではウェザーとアナスイと3Pですね
実はボスとトリッシュで近親相姦ものをずっと待ち続けていたりする
善良な少年の姿で近づきトリッシュを油断させ
人気のないところに連れ込んでボスに変身するとかどうだろう
さすがにボス+ドピ+トリの3Pは無理だろうが
なんつーかこう……魂だけの世界なら3Pも可能じゃね?
それこそレクイエムの暴走とか。
赤カブっ子(ラプンツェル)みたいなので考えたことだけならある>ボスと娘で近親
>>53 ネタを『考えた』と心の中で思った時には!
そのネタは既に『書き終わって』いるんだ!
質問。ここってエロ分がほとんど無いような話は投下しても良いのかな?
エロ小説っていうかカップリング要素の強いようなやつ
一応組み合わせは原作沿い男女で(露伴×鈴美とかアナスイ×徐倫とか)
ついでに上ででてた女体化とか百合の件だが、その単語そのものを
NGにすると不便だったりするのでNGワード用には「女体化注意」とかにしてほしい
多分おkだと思うけど>エロ無し
投下側が女体化注意を入れるか読む側が専ブラでIDあぼんかのどっちかが早いとは思う
>>49 トリッシュ陵辱系を目指してチャレンジしたことがある>ボスと娘で近親相姦
トリッシュが抵抗しまくって、陵辱というよりグロ系になりかけたので
危険を感じて断念した。
>>49 ボスと娘とブチャで3Pをチャレンジした事ならある。
薬で動けないブチャを殺すと脅し無理矢理奉仕させて後ろをゲッツ!
しちゃうボスとか…
スタンド使えよwwwwで終わったがw
>>55 個人的にはおkだけど、エロ無しで荒れていったスレもあるので、
がんがってエロへの挑戦はして欲しいなと思う。
あれだよな、実は書いている当人が一番突っ込みしてるんだよな。
突っ込んでよかったのか分からないけど。自分はこのスレでは新参に入るんだろうけど、
>60の兄貴ィみたいに文の頭に空白入れて雑談ってこのスレでは普通のことなのかな。
日付でID変わっても同一人物のように見え色々と心配です… 無駄な詮索だったらごめんよ。
63 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 15:00:50 ID:8ybLkNTk
>>61 頑張れって。
ちんちんおっきしながら待ってるよ。
64 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 20:04:58 ID:WP7b3PLy
宣伝乙。書き手が集まると良いな。
↓-----以下、何事もなかったかのように萌え話-------↓
トリッシュハァハァと○○×トリッシュのリンク押したら
○○萌えの腐女子SSだったときのガッカリ感
>>66 ドンマイw
ところで皆はトリッシュのどういうところが好き?
トリッシュあつかってるサイトって少ないよね
科教員とかどうでもいいからトリッシュをだせ
君が書けばいいじゃあないか……
>>67 女性らしい可愛らしさと強さ。ノートリアス戦とかイイネ!
ブチャラティの事が気になって、ナランチャから助言を受けるシーンも良かった。
トリッシュ可愛いよトリッシュ
ノトーリアスだと何度言ったら(ry
トリッシュの話題ならぜひとも参加したい所だが、規制がかかっててずっと書き込めず残念。
(この書き込みはレス代行スレに依頼したもの)
この悔しさを糧にSSのネタを練ることにする。
このスレのトリッシュ好き多さは間違いなく正常
>>74 ノトーリアス戦のトリッシュの太ももに、君は惚れなかったのかい?
個人的に一番好きなトリッシュは、最後のミスタと笑いあってるところ
あそこだけ素って感じでベネ
スタンド発現以降の、次第にデレ加減が出てくる感じもベネ
男性人気はリサリサ、徐倫で女性人気はトリッシュだな
保存庫見てみると○○×トリッシュは結構多いね
まぁ僕トリッシュ大好きなんでまだまだ足りませんけど
ポルトリ萌えとか空気読まずに言ってみる
トリッシュ好きにはたまらん流れだ。
トリッシュ扱ってて好きなサイトあるがたまにホモも書いてるからびくびくしながらクリックしてるよ…
トリッシュ処女設定が多いが正直萎える
あんな美人でビッチ系の格好しててそれはない
男なんてみんな言いなりの高慢ちきなワガママ女が
一切の愛情も欲望もなく淡々と拷問(性的な意味で)されるのが見たい
エロいことされてるのに相手の男が勃ってなくて
本当にボスの手がかりとしか見られてないとわかってプライドがズタズタにされればいい
>>78 一瞬タコのほうのポルかと思ったわ
カメのほうのポルだよな…?
肉布団の股間に顔をうずめるとか、車椅子でご無沙汰だからご奉仕とか色々巡ったわけだが
5部のポルナレフは皆のお父さん的ポジションに見える
恋の悩みを抱えるトリッシュに色々アドバイスしてたらほほえましいと思う
ポルナレフとトリッシュでエロいのが想像できない自分はド低脳ですか・・・
>>81 父ちゃんがあまりにもアレだったためトラウマ入っちゃったトリが
父親と同年代のポルを、気になり始めたらいいなと
ポルは幽霊なのと対象年齢外で少し悩めばいいよと
亀の中でのエチは見られそうでドキドキ感うp
とか受信したけど、幽霊だから実体ないだろエチとかムリだろjk
と、妄想しただけです本当にごめんなさい
>>83 モエタァ
トリッシュはポルナレフから自分が求めていた父を重ね、
ポルナレフは徐々に懐いてくるトリッシュに妹を重ねる。
父と、妹のような存在とけしからん行為など…と悶々とするのだが、それでも現実は血の繋がりのない他人。
いざ恋仲になろうとも、父娘の年の差も壁となる。
そこを乗り越えて、言葉はポルナレフ、体はトリッシュ主導で事に及ぶわけですね!
亀の頭つっこみゃいいじゃん
誰が上手いこと言えと(ry
トリッシュのオナニーSSもっと欲しいです><
君の妄想を語るんだ……そしてそれを文に起こすんだ……
露鈴の例もあるから、幽霊×生者のカプは適当に設定をこじつければ肉体的な障害はないに等しいぞ!
亀の中では不自由な四肢も元通り回復してるポルナレフもいいが
やっぱり手足は不自由なままで、それを察したトリッシュが上になって
「あたしが…動くから…」とか言えばいいよ
>>75とはうまい酒が飲めそうだ。
ほんと、エロとかまぁたまに想像するけど…トリッシュがスタンド発動出来る様になって
だんだん精神的に大人びていくんだけど、
最後にミスタとキャアアア!ウケケケ!って笑うのが可愛すぎる!
みててほのぼのするカップルNo,1なんだよなぁ…
ミドラーの
おっぱい揉みた〜い
柔らかそう
>>91 その二人にジョルノは嫉妬するんですねわかります
>>94 ジョルノも含めて三人で楽しめば(ry
トリッシュと護衛か暗殺のリンカーンモノが読みたい!
>>94 ジョルノ「だめですよ二人だけで盛り上がるなんて… トリッシュもミスタも僕のものです」
トリッシュ「ジョ、ジョルノやめっ… あっ…ふぁ、ひっ、あんっ!」
ミスタ「ってなんで俺まdアッー! ダメッ!感じちゃうッ!」
こうですか?わかりません><
コラーッ! 下に二本か、上下挿し…か。
誰か
>>95のネタでSS書いてほしいです
僕?作文苦手なんで… ひィスイマセン…
きめーよ
このスレにはキモい人しかいないよって話じゃなく
腐女子特有の原作からかけ離れた設定が前提になっているのがキモい
素直に「原作設定でのエロSSもっと投下してください」って言えば良いのに><
ネタをネタとry
まぁちょっと調子に乗りすぎた節もあるわな。すまん
そんな事より
>>74のレスを誤読している奴が多い事が気になる
最近あちこちのスレで「腐女子キモい」と過剰反応して職人追い出してる香具師がいますね
その流れが嫌なら自分からネタ振れば良いのに。
どうせ、「腐女子の方が人数が多いから流される」と言われるんだろうけど。
最近の腐女子叩きは異常だと思うんだが。
空気読まないで投下。しかも盛り上がる前に終わる。
「DIO様ですか。たった今、街に出たばかりですよ。任務成功の報告は私が伝えておきましょう」
館に戻るなり聞かされた言葉に、マライアは眉を寄せた。
「ああ、そう」
「……そちらはDIO様の寝室ですが? 」
「知ってるわよ! どこに行こうと勝手でしょう? 」
マライアは不機嫌を隠しもせず廊下を奥へと進む。
テレンスは冷めた目で彼女の背を見送り、小馬鹿にしたように片方の口の端を上げた。
いつ来ても暗い館の中にコツコツとヒールの音を響かせて
館の奥、ある部屋の扉を開ける。
高価な調度品や貴金属が無造作に置かれ、
執事によって改められたベッドはシーツに皴ひとつない。
誰もいない部屋に微かに残る血と情交の跡の匂いだけが、
DIOがさっきまでここにいた証明だった。
主が居ない事は分かっていたが、それでも溜息が洩れてしまう。
あの方に可愛がってもらう。その為だけに、休む間もなくここへ報告に来たのに……。
その証拠に、暗殺者として任務をこなしている間、ずっと体の中に押し込めていた熱が
やり場を失くして疼いている。
赤い絨毯の上を猫のように静かに歩き、整えられたベッドに片膝を乗せた。
心音があまりに切なくて、背を丸め、甘えた仕草でシーツの上に額を擦りつける。
洗いたてのそれは腹が立つ位乾いた匂いで、
もっと深く、その向こうにあるものを嗅ぎとろうと眼を伏せてうずくまる。
部屋の中に微かに残る気だるい気配にのみ意識を集中させた。
最後にDIO様が私に触れたのは任務に就く前の晩。
(この部屋で……このベッドで……)
甘い記憶に酔う。広いベッドの隅で腰を高く掲げる。
指がそっと自分の体をなぞる。
爪と同じ真紅を塗った唇から喉へ、喉から胸へ、胸から腰へ、
服の上から自分の形を確かめるような緩やかな愛撫は進む。
(やはり、お前は紅が似合うな……)
あの晩、私の体のそこかしこに甘く牙を立てながらDIO様はそう言ったわ。
愛撫は記憶を呼び起こし、記憶は更なる欲を煽る。
指がもどかしくタイトスカートをたくしあげ
……僅かな躊躇の後に、黒色のショーツを下ろした。
終わり。この後マ……したり視姦したり執事かホルホースあたりとやったりDIOにおしおきされたり
色々考えたが書く前に賢者タイムに入ってしまった。ふう……
>>107 続きいけよ!いっちまえよ!
執事はねちっこく攻めてきそうだな。実においしいキャラだと思う
3部はもっと女のスタンド使いがいてもいいと思うんだけど
ホリィさん、エンヤ(OVA仕様)、ネーナ(使用後)、ミドラー、マライア、ミカル(だっけ?)
ぐらいしかいないな、まともな名前あり女性は……
DIO様もっと人材集めを頑張れよと
腐に過剰反応しすぎというが、女体化の盛り上がり方や
ちょっと公式からかけ離れてる妄想話に妙に食い付きが良かったりするから
そういうのが嫌いな人だっているわけで、しょうがない気がする
頭から「はいはい嫌腐乙」で済ますのも違う気がするよ
>>107 >>執事かホルホースあたりとやったり
に一票
あとエロ関係ないがダービー(兄でも弟でも)に魂の賭けに誘われて
「DIO様の所有物を勝手に賭ける訳にはいかないわ」
と断るマライアを想像した
腐ネタ・・・というか妄想設定に関しては
主要キャラの別人化はエロくてもアウトだと個人的に思う
他所で流行ってるのかもしれんが2chでやるもんじゃない
別人化といえば女体化の事なんだけど、
早い話だが女体化なら名前欄…は次からテンプレに入れておくか?
妄想は限度が自分ではよく分からないものだから(萌えの形は様々・公式だと思ったら二次の設定だったとか)
あまりにもなネタが続いちゃったらそっと話を逸らすように
女体化は名前欄に……
テンプレ賛成。
別人化・行き過ぎた妄想って、してる本人には中々解りにくいと思う。
本編でくっついたキャラ以外は駄目と言う人から
何でもokと言う人まで幅広いのがエロパロ板だし。
>>110の言う様に、変な流れになったら違う話題を振れば良いと思う。
正直、何か書く度に「これ臭せーよ、こいつキャラ違うよ」
みたいな罵倒レスがあると、何も書けなくなる。
皆で上手く妥協しながらも楽しめると良いと思う。
関係ないがエルメェス兄貴のパンティーについてふと考えてみた。
黒レースとかだったら割といけると思うんだがお前らどうよ?
普段パソコンなんだが、出先とかでふと気になって
携帯からこのスレ見ると、
「エルメスとメールでデート練習!」
って広告が出てくるときがあって、なんかビクってしてしまう
なんかそのメール、常に「パンティあげちゃうッ!」とか書かれていそうで・・・。
>>112 パンティラインを気にしてTバックというのも良い
(総レースでもラインは出ないらしいが)
そして徐倫やFFにも「ライン出ないよ」ってオススメして、2人も穿いてたら良い
徐倫はともかくFFは下着とか気にしないっぽいけど
FFは窮屈がって下着付けなそうだな。なんとなく。
パンティーいいよな!
徐倫はシンプル志向だと思うけどキャラクターものとかはいててもカワユス
リサリサ先生は総レースを強く推したい
カーズ「服を着ないと人前にも出られぬとは、人間というものは貧弱だな
それに比べていつもふんどし一丁で済む我々のなんと合理的な事か」
リサリサ「……フー(ブタを見る目)」
そういや五部ゲーじゃトリッシュ転倒時にスカートの中のパンティが見れるんだが
その色が『黒』色なんですよね… なんというかその勃(ry
襲われて「黒とは…なんて淫乱な娘なんだ、これはお仕置きが必要だな」
「そんなわけで穿いてるわけじゃなっ…あんっ!いやぁ!やめてッ!」
みたいな感じで使えるかも
徐倫は横紐で結ぶのが良いな。いや何となく。
───アタシの名前はディアボロ。心に傷を負ったギャングのボス。モテカワ多重人格で恋愛体質の愛されボス♪
アタシがつるんでる友達はとぅるるるをやってるドッピオ、組織にナイショで
カビばら撒いてるチョコラータ。訳あってチョコラータのペットになってるセッコ。
友達がいてもやっぱり組織はタイクツ。今日もドッピオとちょっとしたことで口喧嘩になった。
ギャング同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人でローマを歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「何かわからんがくらえッ!」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい裏切り者を軽くあしらう。
「ボスー、ちょっと給料あげてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
裏切り者の男達は変な格好だけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「無駄無駄・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと裏切り者の男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。黄金な感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって黄金体験・・?)」
男はコロネだった。連れていかれて無駄無駄された。「キャーやめて!」レクイエムをきめた。
「WRYYY!メメタァ!」アタシは死んだ。パッショーネ(笑)
カビキラー吹いたw
笑ったけどスレ違いw
ボスの黒レース服はきもいけどトリッシュが同じの着てたら
たまらんな
乳首とかがはみ出るのか… ゴクリッ…
122 :
118:2008/04/12(土) 23:54:04 ID:6dDZxIz5
ごめん、
>>118は誤爆
ここに誤爆していたのか・・・スレ汚しごめん
ところで黒レース服って聞いたら、なぜか外国の喪服思い出す
全身黒で固めたトリッシュってのもイイ
母ちゃんの葬式のときかな<喪服
それとも中学校の制服だろうか?
喪服の美人といったらウィンチェスター婦人だろうが
波紋なしであの若さは異常
ホットパンツって遺体の為なら何だってしてくれそうだな…
ゴクリ…
>>124 ウィンチェスター婦人とあの執事?みたいなので一度だけの過ち的なのも
いいなんて ハハ・・・
変人のやつで思い出したけど引きこもりのやつででてくる泥棒二人組みが
どうしても兄貴とペッシにしか見えない
>>114 なんとなくっていうか、上はノーブラに見えるしな
FFは本当にいい
裸オーバーオールはロマンがある
肩の部分ちょん切るだけで衣服がストーン!だぞ。一瞬にして全裸
服や下着を脱がす行程はHの楽しみの一つだと思う
素早く取り払ってもいいけれど、ゆっくり焦らしながら衣服を取り去り、
相手が恥ずかしがる様子をじっくりと視姦するのがベネ
何が言いたいかというと、アナスイ頑張って徐倫の服を脱がせてください><
FFからしてみると、被っているエートロの皮自体が「服」みたいなモンだしな。
多分下着つけてないだろう。アイツは。
ミドラーは下着なんてつけてないだろうな!
つけてないのもたいへんけしからんエロさがあるが
それは「下着は着けるもの」という常識がある前提でのことなり
よって、紐みたいなのもいいが清楚な白レースも意外に似合うと思う次第
SBRを読み返していたんだが、大統領夫人って年齢いくつくらいだろう?
服装はかなりギャル系っぽい印象だが、顔立ちが大人だから
不思議な羞恥プレイを見ている気分になって、ルーシー抜きでも
妙にいやらしく感じてしまった。
彼女に関しては、夫以外とはレズ前提の話になってしまうのが
残念だが、実は両刀の(下半身的な意味で)食欲旺盛な人で、
ドMかつドSな性癖で暴君だったりしたら、それはそれで楽しいと思う。
大統領と出逢ったのが15年前で、当時女学生って言ってるから
30オーバーな希ガス
ちょっと前に女体化の話があったけど、ミスタの精神INトリッシュの場合はどうなんの?あのトリッシュ(ミスタ)好きなんだが
>>135 女体化か女体化じゃないかの判断は難しいが、本人が「女ですが何か?」と心まで女になってたら女体化だと思ってる
ちょっとミスタinトリッシュでトリッシュ(ミスタ)がやらしい事始めてミスタ(トリッシュ)が涙目wなのを妄想してくるわ
人肉はうまいのか?とか考えるミスタだからいろいろとやりそうですね^^
138 :
135:2008/04/14(月) 21:21:42 ID:jiFEkYtO
じゃあミスタINトリッシュは厳密には女体化ではない?精神は男で体は女ってラブコメのテンプレ…それ以前に他人と精神が入れ替わる時点でもうアレだが
あと例えばGEの能力でパーツ作れるのなら乳作ったりチ〇コ作ったりってのはできるのかな。ふたなり出来るぜ
ミスタinトリッシュで自慰→トリッシュ「飛びてえ…」な小説を
書いてくれたら死んでもいい
>>138 マジメに考えると、ホルモンとかの関係上、創ったところで正しく機能するか
非常に怪しいと思うが、エロパロ的には何でも有りっぽい気がするな。
ジョルノ「作ることは可能ですけどあやふやなんで、どんな形してるか生で確かめたいですねぇ・・・」
じゃあ、じゃあ、トリッシュ(ミスタ)が自慰してるとこを視姦しながら自らも自慰行為に耽る両性具有ジョルノ、そしてそんな変態二人を見てぁああああっ!!!てなるミスタ(トリッシュ)を妄想して構いませんねっ!
ごめんちょっとはしゃぎすぎた僕メローネ
女体化で体は女だけど中身は男のままだと801扱いになるのかな?
例えば性別を入れ替える能力のスタンド使いに襲われて
女性化した承太郎でエロを書こうとすると
体は女だけど中身は男の承太郎の思考のままだから
心理描写をいれると801っぽくなっちゃうんだけど
これだと腐女子臭くてアウトかな?
体も心も女じゃないと女体化のエロって成立しないかなと
ふと思ったんだけどそれだと原作そのものを変えることになるし
キャラを捏造してるように思われるしそもそも性別を変えてまで
書く必要性は無いわけだし・・・女体化って難しいな
まあ、こればっかりは難しいな。
どこまでが許容できるかは本当に完全に人それぞれだし。
とりあえず俺は
>体は女だけど中身は男の承太郎の思考のままだから
的なキャラは非常に好みだと申しておくが。S心的な意味で。
名前欄に女体化って入れておけば何やっても大丈夫!ってわけじゃないけど、(ガチで腐っぽいのはアウト)
ラブコメみたいなのは好きだ
女体化好きだけど、
男×女体化キャラはどうしてもヤオイっぽく見えてしまう…
特に、エロパロ板の様な文章で表現する所は
女体化を表現するのは難しい…
逆に、女体化キャラ×女子キャラだと百合っぽくてドキドキする。
そう言えば、ジョジョで百合って妄想すると結構あるな
思いつくのは
リサリサ×スージー、ジョリーンと兄貴とFF、辻彩とユカコ
大統領夫人とルーシーとパンツたん
とか?
>>大統領夫人とルーシーとパンツたん
シカゴで脱出失敗してひっ捕らえられた2人が圧迫係りに任命される訳か
「スカーレットは大統領に愛されていないのが寂しくて
財産目当ての結婚だと言ってみたり女の子連れ込んだりして気を引こうとしている」
っていうのを本スレかどっかで聞いて萌えた
そんで夫婦仲のいいルーシーを羨んで酷いことしちゃう、とか
ルーシーたんがボーダー柄のパンツを履いてたら萌える
携帯からだけどミスタトリッシュ精神入れ換えネタ書いた。台詞だけだから読みにくいかも…とりあえず前半だけ投下してみる↓
キング・クリムゾン!!!
ジョルノ「何故だか…唐突に…、ミスタとトリッシュの精神だけが入れ替わってしまった…」
ミスタ「と、唐突すぎるにも程があるっつーのよっ!!!面倒だからってひ、人の父親を便利屋扱いしやがって……!」
ジョルノ「過程や方法などどうでもよいです。時間の無駄無駄ァ」
トリッシュ「あれッ!こいつはヤバいぜジョルノ!!トリッシュのパ、パンツが脱げてやがる!今現在ノーパン、ノーパンツだ」
ミスタ「い、い、いいきなりなんのつもりだこのド変態がァァ───!!!」
トリッシュ「し、知らね〜よ…結果だけが残ったんだしよォ〜、もしくはお前が自分で脱いでたんじゃねーのか?」
ミスタ「じょ、冗談じゃあねーわよ!!!なんで私がパンツだけ脱がなきゃならないのッ!?」
ジョルノ「あ〜…それって、つまり…………マ…でもしてたんじゃないですか」
トリッシュ「そ!そういや体全体が妙に汗ばんでるし体も火照っているッ!だ、だが指は汚れてねぇし、太股も汚れてない。アソコにもなんにも突っ込んでねぇぞ…?」
ジョルノ「じゃあ先程までは穿いたまま太ももでソコを圧迫祭り、それだけではもの足りずぐちょぐちょのパンツを脱いでこれから本番ってところだったのでは?」
トリッシュ「あ、てことは邪魔しちまったなァ、こりゃ失礼」
ミスタ「な、なにそれ知らな〜いッヤッダーバァスゴい変」
ジョルノ「清純気取んな牝豚が」
トリッシュ「つ、つうかよ…マジで、ヤバいぜ…か、体が思い出してきたのか、手をちょっと這わせただけでスッゲー感じるッ!!」
ジョルノ「よしミスタ空気読んでる。ではトリッシュのためにミスタが代わりに一発抜いてあげたらどうでしょう。」
ミスタ「(°Д°)」
151 :
149:2008/04/15(火) 23:26:01 ID:dFpZp/TZ
すまん後半(本番)は長くなりそうなんでまた明日投下します。つか前半みじかっ
えーっと…
うん……その、なんだ
とりあえず
>ジョルノ「清純気取んな牝豚が」
ジョルノはそんなこと言わない
煽っているわけでも、文句つけてるわけでもないけど、
ごめん、気になったから言わせて
精神入れ替えるのって、キングクリムゾンの能力だっけ?
記憶の中ではシルバーチャリオッツレクイエムがその能力だと思ってたんだけど、
間違ってたらごめん
155 :
149:2008/04/15(火) 23:51:45 ID:dFpZp/TZ
いや、キンクリの能力でトリッシュとミスタが入れ替わる過程やらを吹き飛ばした、てつもりなんだごめん(チャリオッツの能力ではなく、なんらかの理由で二人だけが代わってしまったって事にしたかったんだけど、その過程をまた文章にすると長くなりそうだから…)
ごめん、もっといいものを見せてほしいから言わせてくれ。
地の文のない台本状態で入れ替わりネタは何がどうなってるのかわからない。
原作をよく読もう。設定を借りているだけの別人だ。
後半の投下はいつになってもいいので、その間に小説のノウハウサイトでも見てきてくれ。
携帯だろうが何だろうが、とにかく
ほどよい改行をしてくれないか。
携帯のちっこい画面から見ても何ともないかもしれないが
パソコンからは読みにくいんだ。
つーか本当に18歳以上か?
ミドラーたんに理不尽な暴行受けたい
もし3部格ゲーを持っているなら
ヴァニラVSミドラーでやってみるといい
ミドラーの技でちょうどヴァニラの股間に銛が命中する
あとはわかるな?
おいおいわかんねーよw
めくり蹴りすると尻がちょうど頭の部分に来るってのは関係ないしなあ・・・
かなり今更なんだが保管庫で
>>10からのDIO×徐倫を読んでここに来た すごく良かった
話の量もあるし内容が原作とそれほど矛盾してなくてもしかしたら本当にありえたかもしれない世界だと感じた
続きがあるようならぜひ投下してほしい…ってか投下して下さいお願いします
できればジョルノとも絡んd(ry
徐倫は大人っぽく感じるけど意外と熱くなりやすく子供っぽいから
精神的に冷静で大人な人(DIOとかプッチとか)に攻められてるのを見て興奮するのは俺だけでいい
徐倫絡みなら承太郎との話が読みたい。性的な意味で。
近親(つか親子)、年の差、同じ顔、とNG要素がかなり多いが。
承太郎からってのは想像しにくいので、
ファザコン徐倫が襲う勢いで糸巻き付けて拘束。
ほったらかしてた負い目もあるし何より娘の体は千切れないので
承太郎たじたじ。
徐倫絡みならFFかグェスだと思う自分は異端者かもしれない。
ほら、刑務所はある意味乙女の花園だし、百合も良いんじゃないかなぁ
ここまでアナスイ無しかw
アナスイはエロなしの絡みの方が好きだけどなw
徐倫絡みだったら何でもイケる。可愛がられるなら男でも女でもいい。
由花子と徐倫はテッテ的に嬲り犯したい
徐倫ではそういうの結構あるけど、由花子が一方的にされてしまうモノは
なかなか無いので是非見たい
康一君を守るために吉良の前に参上した由花子だったが
吉良は余裕綽々に由花子の手を見て舌なめずりしだすとかそんなの
>>165 テッテ的とかいうからあの絵で再生されちまったじゃねーかwww
しかし吉良×由花子いいなあ
なんだよアナスイ徐倫好き少ないのかよ…
徐倫を構いたおそうとするアナスイをウザがりながらも
結局はデレたりするのとか読みたい
性転換アナスイ×徐倫でもいい
そういえば前ノーマルから百合に移行する話を
書くと言ってた人はどうなったんだろう
まだ待ってる奴はここにいるのでがんばってほしい
自分もなにか書いてみるかな…
>>167 期待している。
アナスイ×徐倫好きなんだけどさ、原作の流れを汲むとセクースしている暇が
無いんだよな。原作を押さえつつどう歪めるかがエロパロの難しいところだ…
どこぞの神父さんが便利なDISCを持ってそうじゃね?
>>165 四部リミックス版のコラムで、
吉良が杜王メンバーのスタンドやホラー映画を紹介するコーナーがあったんだが
その中で由花子の(手の)美しさを認めてたな。
場面がムカデ屋戦の直後パラレルなら、由花子は愛しい男のどてっ腹ぶち抜いた男に
好き放題されてしまうわけですねわかります
媚薬入りのチョコレートケーキを徐倫に食べさせた後、どんな反応するか気になります><
172 :
ちょい女体:2008/04/18(金) 00:02:05 ID:9C8zwufU
アナ徐妄想
(男)アナの場合
徐倫はエロエロ超絶テクニックあいつこそがエロスの女王様
挿入中に内襞を粘膜の柔らかさそのままに糸化させ、ガンガンに腰を振って
絡めしごくわその状態で尿道に突っ込むわ根元を縛るわマタンキを擽るわで
アナスイが「あひぃぃぃー女王様ー」状態になってしまうのを希望
(女)アナの場合
アナスイの嗜虐性と執着癖本領発揮
あれやこれやの性具を使うわDDで体内に侵入して直接刺激するわ
徐倫愛してあたしを愛してとねちっこく求愛&ねぶるような愛撫の嵐に
徐倫が「らめぇ おかしくなっちゃうぅぅぅ」状態になるのを希望
173 :
ちょい女体:2008/04/18(金) 00:26:45 ID:kQMdhbZu
(女)アナの方が萌えてしまう件に関して。
アナスイが男のまんまで徐倫をアンアン言わせるのは無理なのかw
(女)アナ×徐倫すごく見たいです><
(女)アナは女体化?公式?
落ち着いて六部を読むんだ
そして初登場時のアナスイをよく見るんだ
いい乳がありました。 本当にありがとうございました。
実際は最初からへたれなアナスイ
FF弾をくらって再起不能になりかけたとか
扉蹴ったらDDが自分の方に跳ね返ってきてまた再起不能になりかけたとか
監視カメラの上を通ろうとしてすべって落ちたところをFFに助けてもらったとか
そんなこんなで懲罰房棟に着くのが遅れたとか
「俺は足手まといになるためについてきたんじゃあねーーッ!」だとか
179 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:43:54 ID:hjXtGTXl
一時間以内にレスが無ければ
ジョリーンはアナスイの嫁
阻止
承太郎乙
一時間以内にレスがなければ
しのぶは吉良の嫁
どうぞどうぞwww
てめぇ・・・
3部屈指のゲス男コンビ・ダンとラバーソール(どっちもすごくしつこそう)に
マライヤとミドラーが色々されるのを希望。
生意気な二人をいぢめてやってほしい。
ここではあまり書かれない一部ニ部、SBRの話が読んでみたい
ジョセフとスージーなんて
明るくエッチで良いと思うんだが
>>187 あまり書かれない物に挑戦するのは勇気がいる
しかし逆に考えれば自分の手で新たな萌えを作り出せるかもしれない……
……やってみるか
ジョセフ×スージーのラブラブ新婚生活とか何とかで
時代考証とかで手が出しにくいっていうのはある
SBRならホットパンツとルーシーの百合が見たいかも、
あと意外な組み合わせでホットパンツと大統領夫人とか・・・
そんなリクエストが溢れる中、需要を無視して投下。以下、注意文
1、このお話は ジョルノ×徐倫 です。
2、上下編であり、上は二人が出逢う過程を記したもので、エロはありません。
下も既に作成終了し、今現在、推敲中です。
3、大変長いです。スレッドを占めてしまい、誠に申し訳ありません。
この場を借りてお詫びさせて頂きます。
ねぇ、お兄ちゃん、と妹が言った。
家のテラス。ブランコ式の吊り椅子。日曜日にあるミサを終え、自宅に帰っ
て聖書を広げていると、隣に座って妹が話し掛けて来た。何だい? と問い返
すと、神学校に行くって、本当? と目線を遠くにやりながら訊いて来た。
「本当だよ。父さんと母さんも良いって。ひょっとして、ペルラは反対なの
かい?」
反対じゃあないわ、と妹は言った。お兄ちゃんならきっと素敵な神父さまに
成れると思うし、きっと向いていると思う、と。
「じゃあ、何だい? 何か、気になることがあるんだろうペルラ。兄さんに
言って御覧」
んー、と、妹は一寸唇を尖らせて兄に背を向けると、靴を脱ぎ、椅子の上で
膝を抱えた。
「神学校って、お家から離れて、教会で暮らさなくちゃいけないんでしょ?
お兄ちゃん、お家に居なくなっちゃうの……?」
「そりゃあ、修道者を目指すなら、ポストラン、修練期も終えて誓願を立て
なくちゃあならないから、いずれは家は出なくちゃならないが……でも、それ
はまだ先の話だ。暫くは通いながら一般教養を身につけるから、家に居るよ」
答えると、そうなんだ! と声を弾まして応え、よかったぁ! と、ぽすん
と背を預けてきた。
「何だ、ひょっとして、僕が家を出るかも知れないのが不安だったのか?」
だぁってぇ! と、頬を膨らませる。背中と一緒に、頭も肩に乗せてくる。
さらさらとした妹の髪が、くすぐったい。
「寂しいじゃない! そりゃあ、お兄ちゃんが望んだことだから、応援はす
るけれど、さ!」
お前なぁ、と呆れ声を上げる。妹の頭がずりずりと落ちて、寝転がってこち
らを見上げてくる。はしたないぞ、と一言言って、話をした。
「12年生(高校)を卒業したら、もう一緒に居られないんだぞ。そんなに甘
えん坊でどうするんだ」
「でも、あと3年は一緒なんでしょ? その頃には私ももっと大人になって
るもの! 今だけよ!」
べぇ! と紅い舌を見せてみせる。全く……と溜息を吐きながら、聖書に目
を戻す。そういえばさと起き上がって、妹は再度、話を始める。
「神父さまって、結婚しちゃいけないんでしょ? 『愛することは大切』だっ
て言うのに、何で駄目なの?」
結婚しちゃ駄目っていうわけじゃあ、無いな。と、返す。聖職位階である司
教、司祭は独身とされるが、終身助祭であれば妻帯は許されているからな、と。
「愛と言っても、人間の愛には大きく三種あるんだ。男女愛、友愛、家族愛。
でも、これらには条件が存在するんだ。男女愛は互いの価値観。友愛は生活…
…仕事とか、学校とかいった生活の共有。家族愛は血の繋がりが必要となる。
けれど、神の愛はそれらを超越した、無条件の愛なんだ。罪人である僕らを
無条件に愛する愛だ。
親を愛すること、友を愛すること、伴侶を愛することは、そりゃあ、大切さ。
でも、ヒトの愛は時や境遇によって変わり行くだろ? 互いに想い合っていて
も、不慮の事故とかで離れ離れにならなきゃいけなくなったりする。
『愛する』ってことは、人間の『生きがい』であり、『幸福』なんだけど、
ヒトには限りがある。でも、神にはそれが無い。だから、神を愛し、それを伝
えるために、伴侶は敢えて持たない……そういう事なんじゃないかな」
ふゥん。と妹は声を上げる。脚を椅子から下ろし、また、ぽて、と自分の肩
に頭を預けてきた。
「……良く分かんない。あたし、お兄ちゃんのこと、好きだわ? それじゃ
あ、駄目なの?」
「駄目じゃあ無い。ただ、限界がある、と言っているんだ」
こんな事言ったら、お兄ちゃんは怒る? と小さく前置きをして、妹は言っ
た。
「あたし、イエス様は信じている……つもり、よ? でも、あたしたちって、
そんなに罪深いのかしら? 生きることって、悪いこと? 何かをしたいって
欲求を持って、努力したからこそ芽生えるものだってあるじゃない? そう思
うのは、あたしが女で、エバの娘だから? ……だったらあたし、男の子に生
まれて来たかったわ……」
溜息を吐く。ぱたんと聖書を閉じ、妹の頭をニ、三度、優しく撫ぜた。
「マリア様がいらっしゃらなければ、イエス様だってお生まれにならなかっ
た。『罪深い』っていうのは、己の無力さ……謙虚さを認識するのに、必要な
事なんだ。別にイエス様は僕らを責めているわけじゃないよ。ただ、忘れない
為に、己の身をもって示してくれたんだ。
……ほら、髪がぐちゃぐちゃだ。直してやるから、後ろを向けよ」
ん。と、妹は素直に頷いて、背中を向ける。髪留めを丁寧に外し、髪を梳い
てやる。
「髪留め、使ってくれているんだな」
だって、お兄ちゃんがくれたものじゃない。と、声を返す。
「13歳の間の、お守りにって。悪い数字だから、今年がちょっと嫌だったし、
お兄ちゃんが神学校行くって聞いて、やっぱりチョット嫌な歳だなって思った
けど、今日、お話し出来てほっとしたわ。これってやっぱりお守りの効果かし
らね、神父様?」
くすくす、と鈴を鳴らしたような小気味良い笑い声に、バカ。と髪を結わえ
直してから、ぺん、と軽く頭を叩く。
「それに、13はキリスト教だからこそ悪いとされる数だが、別の宗教じゃあ、
そうじゃないんだぞ。東洋の国では三、五、七という数は割れる事の無い聖な
る数とされているんだ。十三だって、割り切れない聖なる数だ。そう思ってい
れば、問題無いさ」
「ありがとう、お兄ちゃん。……でも、イエス様、そんな事を言って怒らな
いかしら?」
こきゅ、と小首を傾げて訊ねて来る妹に、大丈夫だ。と笑い返す。
「己の運命すら、イエス様は『覚悟』されたからこそ、ゴルゴタの丘に登ら
れたのだろうから――」
-----------『 Mebius 』-----------
(上)
△--- Chapter 1 ---△
北緯28度24分、西経80度36分。フロリダ半島大西洋に突き出した敷地、ケー
プ・カナベラルを目指し、車は一路、風を切っていた。運転をしているのはま
だ幼い少年で、どう考えても無免許であることは明白だった。だが、それを咎
める者は居なかった。否――少年の運転する車とすれ違う車も、民家も、其処
には存在して居なかった。
妙だな、と、少年は運転をしながら思った。後部座席ではDIOの息子達と戦
闘を終え、疲労し切った徐倫やアナスイ、助手席ではエルメェスが、束の間の
休息を取っている。
車の運転は、せめて自分がやれそうなことを、と少年が自ら願い出たことだ
った。
ずっと刑務所で生きて来たこの少年は、車で外を走った事なぞあるわけが無
かった。だが、『運転をした事』はあった。刑務所の敷地内を『幽霊の車』
で走る。夜、車を走らせるそれは、少年にとっては貴重な『遊びの時間』だっ
た。アナスイ曰く、怪談話になったらしいが、実際走っているのは車の幽霊な
のだからあながち間違いではない。暗視カメラにも映らない、夜のレースは快
適で、広い道路の上でなら、外界での運転にだって自信があった。
ただ、不安なのは後ろから来る車や、他の車にぶつからないようにする事だ
った。後、睡魔に襲われないようにすること。それだけだ。
アメリカは国土の広い国だ。悠々とした道路に、対向車や後ろからの車が一
切無いという事も、確かにある。だが、もう、走り出してかなりの時間が経つ。
これは何だか、変だぞ、と少年は強い警戒心から眉を寄せ、取り合えず助手席
で眠るエルメェスを起こそうと、声を掛けた。そうして次の瞬間、目の前に見
えた物体に、ブレーキを、かけた。
「な、何だなぁ? エンポリオ。何が……?」
高い音が響き、車体が揺れた。皆が各々、目を覚ましてくる。あ、あれ……!
と、エンポリオは窓ガラスの向こうに在るモノに向かって、指した。
「何よ……アレ……」
後部座席から身を起こした徐倫が、声を、上げた。
それは巨大な『繭』だった。植物の蔦や葉、花々が絡み合い、家ひとつ分は
あろうかという楕円形を作っている。それが、道路を塞ぐかのようなかたちで、
ぽん、とあるのだ。奇妙な事この上無い。
どうしよう、とエンポリオは言った。
「この道を進めば、順調にケープ・カナベラルには着く。幸いにも塞がって
いるのは道路部分だけだし、……横を擦り抜けて行く? お姉ちゃん」
後ろで『繭』を凝視している、徐倫に声を掛ける。いや、と、徐倫は返し、
ガチャリとドアを開き、車から降りた。
「徐倫ッ!」
同じく後部座席に座っていたアナスイが、慌てて降り、後に続く。徐倫はス
タスタと『繭』に歩み寄ってゆく。隣に座っていたエルメェスも急いで降り、
エンポリオは危ないよ! と車上から声を上げた。
「お姉ちゃん! 止めようよ!! 霧も出て来たし……こんなに車が無いだ
なんて、変だよココッ!! 無視して先を急ごうよ!!」
「駄目よ、エンポリオ。それは出来ないわ。ココに来るまでにどれ程妙な物
事を経験して来た? それらは全てDIOに……プッチに関する事だったわ。だ
とすれば、『コレ』も、その可能性が高い……。時間はまだある筈だわ。少な
くとも、『コレ』が何か調べてから、神父を追い駆けても間に合う筈よ。それ
に何より、此の儘何も分からず放置だなんて、そんな事、父さんならきっとし
ないわ。
エンポリオ、アンタは下がっていなさい」
でも、と呟く。エンポリオはきゅっと、僅かに唇を噛締めると、エンジンを
切り、たっと、車から降り、あとに続いた。
「おいおい徐倫。まさかまた、命綱渡して潜り込んでみるとか言うなよ?
マジであれピンチだったんだから」
「そうね。でも、『虎穴に入らずんば虎子を得ず』って言わない?」
エルメェスの言葉にそう返しながら、徐倫は『繭』に触れる。不思議ね、と
呟いた。
「これ、本物だわ……ちゃんと、『植物』として『生きて』いる……。どう
して、こうなったのかしら?」
言いながら、そっと手を触れていた植物から離そうとしたその瞬間、だった。
『繭』から伸びた黄色い『手』が、徐倫の右手を、掴んだ。
「え?」
徐倫が声を上げた。皆が目を丸くした。次の瞬間徐倫の身は『繭』の中に、
吸い込まれた。
△--- Chapter 2 ---△
そこは、緑の世界だった。一面に草木が茂り、並ぶ木々にはは林檎だろうか。
果実が身を揺らしている。見上げると天井までも、まるでジャングルのように
茂っているのに、何故か明るい。チチチチ……と、鳥達の鳴いている声が聞こ
えた。
きょろきょろと辺りを見回す。自分を引っ張りこんだ『手』――恐らく、あ
れはスタンドの『手』だ――は、見当たらない。暫く辺りを見回した後、腰に
手をやってから、フゥ、と徐倫は溜息を吐いた。
「やれやれだわ……こちらとら、一度はカタツムリにまでなったんだから、
今更何が起ころーと、驚かないわよ……」
そう呟くと、徐倫はカサカサと茂る緑の中を、歩き出した。
『繭』の中は、生命で溢れていた。囀りの方へ顔を向けると鳥が居た。草の
間には虫が居た。宙にはフワフワと蝶が舞っていた。
「エンポリオも来れば良かったわ。あの子、本物見たこと無いから、きっと
大喜びしたでしょうに……あたッ!」
道に迷わないように『糸』を張りながら、『繭』の中を歩む。尖った葉で、
右手を僅かに切り、顔を顰める。滲み出た血をペロリと舐めて、それにしても、
と、独り思う。
それにしても、随分とメルヘンな能力だ。未確認生命体を操る能力といい、
キャラクターを現実化する能力といい、過去の記録を発掘する能力といい、DI
Oの息子というのは軒並みファンタジーな能力なのだろうか。
「しかし、『カリスマ』って言うのには縁遠かったわよね、あいつら……」
繁みを掻き分け、奥へと進む。その時、「誰だ」と声が、掛かった。
手を止める。眼前の奥、繁みの持つ暗闇の方から、声がした。声は低く、同
時に不思議な甘味があった。父の記憶の、DIOの声に似ているなと、少しだけ
思った。最もアレはもっと、こう、いやらしい感じがしていたが。
「アンタこそ誰? あたしをココに引き込んだヒト?」
……何のことだ? と、声が返って来た。掠れた。呻くような、疲労感を感
じさせる声だった。
「出て行ってくれ……僕に、構うな……」
「……ねぇ、アンタ、ひょっとして、怪我しているの? 声、苦しそうよ?
兎に角此処に連れて来られた以上、ハイそうですかって、帰るわけには行かな
いの。そっち行くわよ?」
言い、繁みを掻き分けて行く。止せ、やめろと、声が掛かる。虫をして歩み
を進める。
「ひとりに、して……ください」
繁みの奥、まるで手負いの獣のように身を縮めて、青年は居た。金髪の青年
だ。髪は背中まであり、結わえる事無く後ろに流している。髪に、草の葉が絡
まっている姿が、傍目から見て痛々しい。服は特注のスーツだろうか、ハート
をあしらった風変わりなスーツを着ている。体格は、うずくまっているから良
く分からない。リキエルと同じくらいだろうかと、ふと思った。
「……どうしたの? 見たところ、怪我は無いみたいだけど……。頭、痛い
の?」
ゆっくりと、警戒させないように、歩み寄る。其処で、ぱっと青年は、顔を
上げた。ヒクヒクと、鼻を動かす。
「君こそ、どうしたんです……手を、怪我したんですか?」
ああ。と言われて気づいたと、徐倫は先ほど葉で切ってしまった、己の手を
見た。どうこうする程のものではないが、血が滴っている。
「さっき、其処の葉っぱで切ったのよ。大したこと無いわ」
「此処の草木で切ったと言うなら、僕のせいですね、傷を、見せて下さい」
とにかくここは大人しくしておこうと、言われるがままに血が薄く流れる手
を、差し出した。青年はそれを己の手に、乗せる。そこで、顔を寄せ、舌を、
伸ばした。
「何してんのよッ! てめェーーッ!」
”――2人とも、腕から血が出てるわ”
青年に向かって蹴り上げようと思った脚を、瞬時に、自制した。そのまま、
ゆっくりと脚を下ろす。青年はぺろり……ぺろり、と徐倫の血を舐めている。
美味しそうに。求めるように。
”ああ〜〜〜「水」〜〜「水」だァァァァ〜〜。「水」が必要だァァァ〜〜
のどが乾いてきたァァァーーーーッ”
……こきゅん、と、唾を、飲み込む。どうして、と思った。
どうして、こんな時に。あの子の事を、思い出しちゃうんだろう。あの子と、
FFと、この青年とは、似ても似つかないのに。FFは、もう居ないのに。あの時
別れを告げた彼女が全てなのに。
プッチから命を授けられて、勝手に命令されて、争って、友達になって、一
緒にキャッチボールして、笑って。あたしのために助けに来てくれて、命の危
険に晒されて、騙されて、自分の身を犠牲にして、笑顔で、逝って……。
「血が、欲しいの?……」
掠れた声で、呟くと、青年はぴたりと、動きを止めた。凍りついたように固
まり、静かに、項垂れる。徐倫はそっと、青年の前に膝を下ろすと、すっと髪
を掻き上げ、うなじを露わにして、青年の前に、屈んだ。
「あげるわ」
「……ッ!?」
正気か? と、蚊の鳴くような声が、響いた。
「僕が……吸い殺してしまうかも、知れないんだぞ……」
「そうしたら、抵抗するわ。全力で。それでも吸われたら、あたしが弱かっ
たって言う、それだけのことよ。貴方が気にすることは無いわ。
……ホラ、早くしなさいよ。あたし、せっかちなの。こうと決めたら、グズ
グズするのって、嫌いなのよね」
そう告げて、にやりと笑むと、青年は一度目を丸くしてから、コクリと頷き、
徐倫の柔肌に、牙を、立てた。
「ぁ……ァっ!!」
ぞくり、と肌が粟立つ。官能と恐怖と、酩酊とが一気に、襲って来て、くら
くらする。腕に力が入らず、崩れ落ちまいと、きゅっと、己の首筋に牙を立て
ている青年の背中に、縋り付く。ふわふわ、する。
ちぅ、ちぅと、まるでキスをするかのうな甘い音が首筋から響く。足の力が、
抜ける。ぺたり、と、太腿が、地に、着く。
「は……ァあ……!!」
零れ出る、吐息が甘い。嫌だ、まる、で、セックスをしているかのような、
感覚だった。まだ、経験だって、無いというのに。
脳が熱い。胸が、熱い。目眩がする。何だ、これ。何。血が。
脈打っている。相手と、自分と。一緒になって。自分のものが、彼のものに。
彼の吐息も、熱い。一緒になる。ぁ! と声が洩れた。
「――気分は、如何ですか?」
目が覚めると、青色の双眸が見えた。ぱちくり、と目を瞬く。身を起こそう
として、支えられる。どうやら気を失って、男の膝上で寝かされていたらしい。
「全く、無茶をするひとですね。……血は造って、補っておきました」
つくったって、と鸚鵡返しに応える。造れるんです。と頷かれる。ああそう
か造れるのか、と納得して頷いた。多分そういう事が出来る能力なんだろう。
「欠片も抵抗なんて、出来なかったわね」
苦笑いを浮かべる。笑い事じゃあ、無いですよと、男は言った。
「もしも僕がそのまま殺すつもりだったらどうするんです! 警戒心が足り
ないって良く言われませんか? ……どうして僕を、助けたんですか……」
「そこんところだけれど、あたしにも良く分からないわ。良いじゃない。結
果的にお互い無事だったんだから」
言い、にっと笑ってみせると、青年はやや呆気に取られた顔を浮かべた。徐
倫はひょい、と肩を竦めて、隣に座る。
「あたしは、空条 徐倫。あんたは?」
「僕は――ジョルノ・ジョバァーナと、言います――」
ジョルノってさ、と徐倫は言った。二十代中頃か、後半くらいだろうか?
血を吸ったせいなのか、当初目にした時の印象よりも、青年はずっと落ち着い
て頼もしく見えた。父さんにちょっと似ているな、と思った。
「もしかしなくても『DIOの息子』?」
「そういう君はもしかしなくても、空条承太郎のご息女ですね」
暫く、沈黙が落ちた。……闘う? と、徐倫がちらりと覗き込みながら、訊
いて来る。
「君がそうしたいなら、お相手しますが……自ら血を差し出した相手と闘う
なんて、ナンセンスですね」
「そうね、あたしもそう思うわ」
また、沈黙が落ちた。少し、歩きましょうか。と言うジョルノの申し出に、
良いわよ、と徐倫は腰を浮かした。
「ねぇ、アンタもさ……神父の手下なの?」
それは一寸、違いますね。と歩きながら、ジョルノは答えた。宙にはふわふ
わと多種多様な蝶が舞っている。不思議な光景だわ、と徐倫は改めて思った。
「エンリコ・プッチは知っています。父……ディオの親友だったようですか
らね。ですが、会った事はありません。僕が勝手に調べた事です」
ふぅん、と徐倫は返す。
「あたし、貴方の兄弟を、殺したわ。三人居た」
「それを僕に言って、どうするんです?」
「言い訳はしないわ。あたしは、負けるわけにはいかなかった。ただ、アン
タの兄弟だって言うなら、黙っているのもヤダなって思っただけよ」
君は……と、ジョルノは足を止め、徐倫の方を見つめた。暫く瞳を見た後に、
フゥ、と溜息を吐く。
「『良い人』ですね。その上、正直者だ……」
「ねぇ、どうしてアンタはこんな所で、こんな『繭』に入っていたの?」
頭痛がしたんです。と、ジョルノは答えた。
「とりわけ酷くなったのはここ数日。あと、数週間前位から誰かに呼ばれて
いるような感覚がしたんです。シゴトが忙しいし、ここに来るのも抑えていた
のですけどね、同僚から行って来いと後押しされたので、行くことにしたんです。
そうしたらもう、今度は飢餓感まで覚えるじゃあないですか。血液を造って
それを摂り入れても無駄。生憎まだ人間辞めるほど生きていないので、ココに
籠もっていたら君が来た。そういう事です」
「ふーん。そう言えば、ジョルノ、仕事って何やってんの?」
「ギャング・スターです」
「……飛んでるわ……」
無表情でさらりと言われた言葉に、徐倫は感想を零す。驚きましたね、とジ
ョルノが首を曲げて言う。
「信じるんですね、僕の話」
「信じるわよ。だってアンタ、嘘言っているように見えないもの。嘘なの?」
嘘じゃあないですけど……。言い、首を傾げる。
「あたし、プランクトンの友達が居たの。そう言ったら、信じる?」
きゅ? と小首を傾げてジョルノの方を見上げて見せる。じっと、ジョルノ
は徐倫を見つめる。目を逸らさずに、見返す。
「……嘘は吐いていませんね」
「スゴイわ。目を見ただけで分かるのね」
「『目は口ほどに物を言う』と言いますからね。昔の仲間には、汗を舐めて
嘘を見抜くという特技を持っている者もいましたよ」
「ウッソ! 何それ! 超飛んでるッ!!」
現実は空想よりも奇なり、とは良くいったものですね。と、返す。
暫く、無言で二人は歩いた。さくさく、と、二人分の足音が響く。
「あたしさ、神父を追ってるの。その途中でこの『繭』に差し掛かった。そ
れで、アンタと出逢った。アンタが特に何もするつもりが無いって言うなら、
ここを出て、神父を追うわ。そしてきっと、神父を倒す」
同じ事を二度言うのは嫌いなのですが、と前置きをして、ジョルノは言った。
「それを僕に言って、どうするんです?」
「ここの出口を教えて。あと、あたし達の邪魔をしないでくれると助かるわ。
邪魔をするなら、この場で闘う」
ざ、と。風が吹いた。前を進んでいたジョルノが振り向く。金色の髪が、さ
らさらと靡いている。見詰め合う。やっぱりコイツ、何となく父さんと似てい
るな、と徐倫は思う。父に比べるとずっと多弁だし、取っ付き易いが。
すっと、ジョルノの手が伸びた。身構える事もなく見つめていると、手が徐
倫の髪にかかる。何かと思っていると、花弁が付いていますよ、と告げられ、
取られた花弁が、宙を舞った。
「此処から出さないと言ったら、どうします?」
無表情で、ジョルノが告げる。ぴくりと、徐倫が震えた。僅かに顎を上げ、
上目で睨む。
「……足止めって事?」
まさか。と、ジョルノは打ち笑う。そんなんじゃあ、無いですよ、と。
「じゃあ何よ? あたしとお茶でもしようとでも言ってんの?」
「そうですね。アダムとイブにでもならないかと言うのはどうですか? 徐倫」
言ってる意味が分からないわ、と無表情に答える。
「……イカレてんの? この状況で」
悪い話では無いと思うんですけれどね。と、ジョルノは真顔で返す。
「この『世界』は広げられるし、外界の喧騒とも無縁です。しがらみも襲っ
て来ない。悪くない話だと思いませんか?」
「あたしは仲間と、父を見捨てることは出来ない。……これが答えよ。フザ
けた問答を続けるって言うなら、力づくでも此処を出るわよッ!
……アンタだって、『同僚』とやらは良いの?」
「良くないですよ。済みません、貴方にこういった話は逆効果でしたね。
でも僕が君を気に入ってきているのは本当ですよ。
……きちんと、君は外に返してあげます。ですからもう少し僕と、話をして
はくれませんか? 空条徐倫」
言い、徐倫の手を取りながら、ジョルノはそっと腰を下ろした。
父と、承太郎さんとの確執については、僕の仲間の、ポルナレフさんから聞
きました。……ああ、訊くと言うよりも、僕が調べて、しつこく訊いて口を割
らせたって方が正しいのかも知れませんね。ポルナレフさんって、知っていま
すか? 貴女のお父さんの、戦友です。とある闘いで自分の肉体を失くし、今
は霊となって亀の身体を乗っ取っていますが、気さくで勇敢で、とても頼りに
なる方です。
ポルナレフさんは僕の事を想ってくれたのでしょう。父の事をなかなか話そ
うとしませんでした。それはそうですよね。子供を前に、親の悪評なんてどう
考えても良いものじゃありません。
本当は、僕も父の事なんて、どうでも良いかなと思っていたんです。だって、
僕の事を見ていたわけでも、何をしたわけでもない。ただ、僕をつくった。そ
れだけなんですから。
でも、ある日を境に僕の髪の色や、容姿が変わってしまった。僕の母は日本
人だから、僕のこれは父の容姿だ。そうすると、どうあっても意識する。自分
に何が起こったんだろうと思う。父親は何者なんだろうと思う。どんなひとな
んだろうと、想像する。……知らないからこそ、とでも言うのですかね。父親
に対して理想を抱いてしまう。期待を抱いてしまう。理性は「そんなウマイ話
があるわけない」って分かりながらも、心のどこかで思ってしまうんです。
ポルナレフさんは「彼は悪人だった。だが、悪にとっては救世主だった」と
言ってくれました。優しい人です。ご自身の妹を、父の部下から殺されている
のに、友も父との闘いで喪っているのに、そう言ってくれました。
ある時、僕はポルナレフさんに訊きました。「僕が憎くないのですか?」と、
すると、ポルナレフさんは「確かに、お前はDIOの息子らしいな。だが、俺の
信頼する、誇り高き友人に良く似ていると、俺は思うよ。俺はそう思う自分を
信じる。だから、お前を信じるよ」……そう言ってくれました。
「信頼」というのは、心地好いものですね。僕は昔、人を「能力」で見てい
たけれど、仲間達から「信頼」と、それから生まれる「覚悟」や「希望」を教
わりました。
僕はその「信頼」を改めて感じた。だから、もう、父に関してはもう良いか
なと思った。完全に心から切り捨てようと思った。けれども、切れなかったん
です。
そこまで語ったところで、ジョルノは同じように草原で腰を下ろす徐倫の眼
を除きこんで、言葉を紡いだ。
「『誰か』が僕を呼んでいるような気がしてならなかった。不思議な感覚だ
った。仲間に心配をかけまいと平静を装っていたのですが、ある日呼び出され
て訊かれました。話をしたところ、仲間の……トリッシュという女性から、
『あたしも似たような感覚を覚えたことがある。血の繋がりという、感覚だわ』
と言われました。
……その時の僕の感情が、分かりますか?
トリッシュは、行かなくては駄目だと言いました。それが良いものであれ、
悪いものであれ、自分の目で見定めるべきだと。そうでなくては、先に進めな
いとね。……彼女も似たような境遇を経験していたから、とても、説得力に満
ちた言葉でしたよ。ねぇ、徐倫」
顔を寄せる。すぐ、唇が届くのではないかと距離まで、互いの顔が、近づい
た。
「僕と君は、遠いながらも血が繋がっている。だから、こんなにも愛しさを
感じるのでしょうか。それとも、君が僕に血を分け与え、僕を君の生命の糸で
もって、引き上げてくれたからなのでしょうか?」
すっと、ジョルノの手が徐倫の身を倒した。抵抗も無く、徐倫はあっさりと
背を地に着ける。草のさわさわという音が流れる。ゆっくりとジョルノが、覆
い被さる。あたしには、と徐倫が言った。
「ご飯をあげたら懐かれた獣、って感じだわ」
「獣ですか? 僕が?」
そうよ。と、覆い被さっているジョルノに、臆する事無く徐倫は応えた。す、
と手を伸ばし、頬に触れる。
「ひもじくて、苦しくて、仕方が無いって感じだったわ」
ぱちぱち、とジョルノはニ三、瞬きをした。ざ、と、風が鳴き、花が舞った。
そうですね。と、応えて徐倫の手を、そっと取る。
「そうなのかも、知れません。
徐倫、君の血と、魂で、僕の魂を結び、繋ぎ止めていてはくれませんか……?」
「なに、それ? 愛の告白?」
ふっと、言葉に軽く吹き出した徐倫に、そう受け止めてくれて構いません。
とジョルノは答えた。
「事実、僕には君が必要だ。僕が僕であるためにも」
言い、ゆっくりと唇を徐倫へと降ろしてゆく。互いの唇が触れ合うのではい
う直前で、すっと徐倫の人差し指が、ジョルノの唇を、遮った。
「悪いけれど、あたしはそういう事をしている暇は無いの。あたしのことを
求めてくれて有難う。でも、あたしは神父を追わなくちゃいけないの。このお
話はまたにしましょう?」
にっこりと笑んで軽くジョルノの胸を押すと、徐倫は身を起こした。立ち上
がり、ぴん、と背筋を伸ばす。
「徐倫。僕も行きますよ。いえ、行かせて貰います」
「……何故? 神父に協力するため? それとも、本気で愛の告白をするた
め? 言っておくけれど、どちらにせよ、あたしの邪魔をするなら容赦しない
わよ?」
構いません。とジョルノは答えた。
「僕の事が気に入らないなら、殺してくれて結構です。どうせ、君がさっき
僕に血を与えてくれていなかったら、僕は僕では無くなっていたかも知れない。
僕は、『良いものであれ、悪いものであれ、自分の目で見定め』たいんです。
僕が僕であり、先に進むためにも。どうか同行を許して下さい、徐倫……」
沈黙が落ちた。互いの目が絡み合った。やがて徐倫はくるりとジョルノに背
を向けると一言、好きにすると良いわと告げた。そうしてポケットの中を弄っ
て、ヘアゴムを一本取り出すと、コレあげるから髪結わえなさい。鬱陶しいわ。
と、そう言った。
△--- Chapter 3 ---△
結わえられた金色の髪が、風に靡く。ナルシソ・アナスイは運転席でハンド
ルを握る男を見、チッ、と舌打ちする。
「眠っていてくれても構いませんよ、アナスイさん」
「誰が寝るかよ。オメーが妙な事をしねェか、見張ってねェとな」
言って、横目で睨んだ。
金髪の、妙な三連コロネのこの男……ジョルノ・ジョバァーナを連れて徐倫が
出て来た時、皆は驚き、そしてDIOの息子と言う紹介から警戒した。それまでの
相手が相手で、散々な目に遭っているのだから当然だ。だが、徐倫は彼を連れ
て行くと言う。怪しい動きをしたら殺してくれても良いそうよ、と言う割に、
徐倫の態度は柔らかかった。アナスイからしてみれば、DIOの息子云々以前に、
先ずその点からして気に食わない。そして何よりも、先程から風を受けて流れ
ている、男の三つ編みを括った、ヘアゴム。
(徐倫と『御揃い』ったァ、どう言う了見だコノ野郎……)
『繭』の中で何があったかを、徐倫は語らない。だが、徐倫の優しさが、彼
女の父親を除き、自分以外の異性に向けられるのは不愉快だ。どういった理由
があるにしろ、彼女と同一のものを身に纏う辺りも許せない。
ナルシソ・アナスイにとって、ジョルノ・ジョバァーナという人物は、会って
正しく数分足らずで「目の敵」に決定した。
アナスイさんは、と、ジョルノが言った。
「どうして徐倫と一緒に?」
運転席からの言葉に、アナスイはちらっと助手席からミラーを見、徐倫たち
が寝入っているのを確認した。後部座席には徐倫・エンポリオ・エルメェスが
居るが、皆、走り出して数時間が経過して、休み始めていた。
「彼女を愛しているからだ」
さらり、とジョルノに対して、アナスイは答えた。そうですか、と、ジョル
ノはほんの少しだけ唇を綻ばして、応えた。笑みがムカつくと、アナスイは思
った。
「何故、彼女を?」
アァ? と声を上げる。ちらり、とミラーで徐倫を見る。眠っている。無視
しようかと思ったが、自分に眠気が訪れるのも癪なので、応える。
「気に入ったからさ、彼女のルックスも、魂も。何よりも物を真っ直ぐに見
つめるあの眼差しが良い。俺を、あるべき道に『引き戻してくれる』感覚がす
る……」
ジョルノは、『引き戻してくれる』と言った瞬間、僅かに手を震わせたよう
だった。沈黙が下り、お前には、俺がどう見える? と問いかける。
「グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所脱獄囚に見えます」
「お前それは知ってる情報を言ってるだけだろ。……俺は殺人犯だ。昔付き
合ってた女が浮気したから、男と共にバラしてやった。精神鑑定は異常なし。
……こう言えば、お前はどう思う?」
「嫉妬の上で計画的に犯行。再犯を防ぐため、それ相応の罰が適当。異常が
無かったという点と、殺人がそれ一度きりだというなら、刑期は12年くらいな
んじゃないですかね」
「オメーは裁判官か。まぁいい。俺は相手と女をバラした。目撃した時点で
愛は冷めたし、正直言って女が誰とヤろうがどうでも良かった。ただ、その時、
『この女の中味はどうなってんだろう』って思っただけさ」
ちらり、とジョルノを見た。金髪の青年は、黙って車を進めている。
「分かるか? あのアマは、俺の事を愛していると言いながら、別の男にも
同じ事を言っていた。どういう神経をしてやがるのかと思った。その中味を見
てみたいとね。男も同様だ。人の女に手を出す神経を見てみたかったんだ」
「……それで、何か、見えましたか?」
いいや。と、ジョルノの言葉にアナスイは答えた。
「何も分からなかったさ。ただ、人間の身体はこういう仕組みをしているん
だなって事だけが分かった。それからは、俺にとって人間は単なる部品の組み
合わせに感じられた。螺子やら、歯車の代わりに骨やら筋肉やらがついている
モノ。俺にとってはそれがヒトだ。俺は『人間』って生き物に対して、一気に
冷めたね。
徐倫が無実の罪で……男を庇って収監され、父を助けるために逃げずに向か
って行く女が居るって事を後ろのガキ……エンポリオから聞いて、興味を惹か
れた。俺とは正反対のヤツが居るってね。静観していたら徐倫はどんどん強く
なり、俺を抑えていたウェザーまで手を貸すようになった。気を惹かれるなっ
て方が無理な話だ。実際彼女に逢ってみて、確信した。俺は彼女と出逢う為に
此処に入ったんだってな」
「何故、彼女を『バラそう』とは思わなかったんです?」
目だよ、と、アナスイは答えた。
「彼女の眼は美しい。強い意志が其処に見られる。『中味』がどうという問
題じゃない。その目をずっと見ていたい。その目で俺を見て欲しい。だから、
彼女には生きて欲しい。彼女の力になりたい。そういうことだ」
成る程。と、ジョルノは応えた。事情は異なりますが、共通点はありますね、
と。
「共通点……?」
「僕も彼女が好きだと、そういう事です」
言った瞬間に、シートに潜行していたダイバー・ダウンが手をひらめかせ、
手刀としてジョルノの首筋につきつけた。ジョルノは表情も変えずに、運転を
続けている。どういう意味だ、とアナスイが低い声で、問う。
「其の儘の意味です。僕は彼女を手放すわけにはいかない。貴方とは違う理
由で、僕も彼女を愛している」
「神父の為か?」
「まさか、僕自身の、僕が僕であるために、です。
……では、今度は僕が、お話しましょう。僕が、DIOの息子だという話は、
既にしたと思います」
アナスイは手を動かす事無く、聞いている。恐らく少しでも不穏な動きをし
たら切り裂くのだろう。そうした空気をアナスイは放っていた。
「どうやら今まで聞いた話を纏めると、精神面は置いておいて、僕は最も父
であるDIOの血を継いでいるそうです。ここに来てから、僕が血液に対する飢
餓感を覚えたのも、恐らくはそういう事なんでしょう。
狂おしいまでの飢餓感、自分が自分では無くなる感覚というのを、アナスイ
さんは分かりますか?」
沈黙が流れた。本当に、あの『繭』の中で、僕はもう駄目かと思ったんです、
とジョルノは言った。
「僕は死ぬのが嫌だった。けれども、誰かを襲うのはもっと嫌だった。僕は
人間で在りたかったですからね。あの時、徐倫が僕の前に現れ、血を分け与え
てくれた時、僕は『運命』というものを信じても良いとすら思いました。
――僕の身体には、父であるDIOの血と、肉体を奪い取られた、ジョースタ
ーの血が流れている。同じ、ジョースターの血が流れている徐倫の血が、僕を
ヒトとして引き戻してくれたのだと、そう、確信しました。
けれども何よりも、僕が感動したのは彼女の『優しさ』です。僕はあの時飢
えていた。どう贔屓目に見ても、ヤバい状態でした。そんな状態の僕に歩み寄
り、血を与える。並大抵のことじゃありません。彼女は強い。僕は共に歩むの
ならば彼女のような女性がいい。僕は、彼女を手放すわけにはいかない」
「……なら、どうするってんだ? 此処でやり合うとでも? 俺は構わない
ぜ?」
「神父が居なければ、それも構わないでしょう。どんな生き物だって、異性
を巡る争いには命を賭けるものですからね。だが、今は状況が違う。僕らは神
父を追っていて、神父の野望を砕くことが徐倫の願いです。
全ては神父を倒してから……そうは思いませんか?」
フン! とアナスイは息を吐いた。良いだろう、と、ダイバー・ダウンの手
を下ろす。
「だが、俺はお前を信用したわけじゃないぜ? お前を倒さないのは『怪し
い動きをするまでは殺すな』という徐倫の言葉があるからに他ならない。そし
て、その時が来たら俺は本当にお前を殺す」
それで良いです、というジョルノの言葉に、いやにあっさりしているんだな、
とアナスイが言った。無表情のまま、ジョルノは答えた。
「貴方が徐倫を好いているのが良く分かったからです。……出来れば何か言
いがかりでも付けて、僕を討ちたいくらいでしょう? 僕も彼女を好いている
ので、譲ることは出来ませんが、気持ちは分かります。だから、その条件で構
いません。
……そろそろ、ケープ・カナベラルに近づきます。アナスイ、皆を起こして
くれませんか?」
淡々と告げられた言葉に、アナスイは言葉に詰まりながらも、後ろを振り返
り、徐倫にそっと触れて、起こした。二人の男達の心を惹きつけてやまない娘
は、子供のようなあどけない表情で、友と寄り掛かり合い、寝入っていた。
△--- Chapter 4 ---△
☆-1
<神は、この光を昼と名づけ、このやみを夜と名づけられた。こうして夕が
あり、朝があった。第一日。 >
ジョースターの感覚がした。それ自体には驚かなかった。ただ、その気配の
数に眉を顰めた。数はどうやら二つである。ひとつが徐倫であることは間違い
無いのだが、もう一つが分からない。承太郎では無い気がする。何故と言われ
ても困るが、そう感じるのだから仕方ない。
『C-MOON』は未完ながらも発動した。
自分の立つ場所が地となった。頭上が全ての天となった。<初めに、神は天
地を創造された。>旧約聖書第一節を覆す己のスタンドは、間違いなく人類を
幸福へと導くための存在に思えた。発動したその時に特徴は掴めた。迫ってく
るジョースターを相手に、『C-MOON』を闘わせ、完成させる。そう思い、ビジ
ター・センターから奴らを確認できる位置まで移動する。
『壁』に立つ。窓が引き戸のように見えている。必死に掴まる人々の姿が見
える。横になった『道路』には、何故か糸と多くの蔦植物が這い、周りの建物
と絡み合い、足場を作っていた。その状態に目を瞬かせた。まさかと思った。
DIOの息子達は三人。だが、もう一人居ることは知っていた。だが、彼は来なか
った。それならばそれで構うまい。『C-MOON』を引き上げる存在ではなかった。
それだけの事だ。
しかし、もし、彼が今、此処に居るのだとしたら……。
ちっと、プッチ神父は舌打ちした。
「どういうつもりだ……人類の救世主となる『C-MOON』にとって、『遅れて
来た賢者』となるのか、それとも『ユダ』か……。
人類に幸福をもたらす『光』である存在が、敗北するような事は、決してあ
ってはならないッ!」
☆-2
<神は、その大空を天と名づけられた。こうして夕があり、朝があった。第
二日。 >
背中の痛みに眉を顰めた。葉が、ちくちくする。痛む背中に手を伸ばすと、
血に触れた。出血は酷くないものの、皮膚を切ってしまったらしい。まぁ、あ
のまま地面に叩き付けられるよりはマシか、とエルメェスは天を仰いだ。
否、天と言って良いのか……かつては地面であり、道路であった場所が、今
は壁となっていた。冗談じゃあない、とコロンブスの新大陸発見の年号と世界
で一番有名なネズミの誕生日を呟いていてみる。絶対正しい。つまり、目の前
の光景も現実と言うことだ。
「おいおいおいおいおい。フツー大空が『天』なんだぜ? これじゃあ太陽
昇ったらどうすんだ? 『お天道様』なんて言葉も変わっちまう……」
攻撃の相手は分かっている。神父だ。間違いない。ギシ、と、ジョルノが落
ちきる直前で伸ばしてくれた『蔦』を持つ。徐倫達は神父を追っているのだろ
う。自分もどうにかして、それに追いつかねばならない。
『前』を見上げる。様々なものが落下して来ている。中には人の姿も見えた。
畜生め、と舌打ちする。月齢だか知らねぇけどよ、と呟く。
「I see the moon,And the moon sees me.God bless the moon,And God ble
ss me!(月がアタシを見つめりャあ、アタシも月を見上げるよ。カミサマ月を
護り給え、アタシの身も護り給え!)」
夜道は危ないからと、『おまじない』として姉から教わった文句を思い出す。
『運命』なんて信じない。姉が神父のいう『運命』なんぞのために、犠牲にな
っただなんて思いたくない。そんなものの為なら、どんなに罪悪感を抱えてし
まっても良い、家族である自分の至らなさが姉の死を招いた。そう思った方が
ずっと良い。
『運命』だなんて、そんな物の為には命は賭けられない。けれども姉と、自
分の復讐に手を貸し、痛みを分かち合ってくれた友の為になら、命を賭けられ
る。
あたしの思うカミサマは、と、蔦を引き寄せながら、ひとり、思う。
「進んで手を貸してもくれないけれど、罰したりもしない。ごく気紛れで、
たまに助ける。あたしの行いをどっか遠くで見守ってる。そーいう神だ。
待ってろよ徐倫! きっと、『天』はあたしらを見捨てたりはしない!
なんたって、空で見守っているのは太陽だけでも、月だけでも、無いんだから
な!」
友人の首の後ろにある痣を思い浮かべながら、エルメェスは空を仰ぎ、蔦を、
握り締めた。
☆-3
<それで、地は植物、おのおのその種類にしたがって種を生じる草、おのお
のその種類にしたがって、その中に種のある実を結ぶ木を生じた。神は見て、
それをよしとされた。 こうして夕があり、朝があった。第三日。 >
エルメェスは無事です。徐倫。僕らは神父を追いましょう。『ゴールド・エ
クスペリエンス』によって誕生させた木と蔦で、落下していたエルメェスを支
えると、ジョルノは自分達の足元にも足場として草木を生やし、そう告げた。
こいつの言葉に従うのは不本意だが、とアナスイもジョルノに同意する。ヤ
ツは怪我をしている。追い詰められているのはヤツの方だ、と。二人の言葉に
僅かに躊躇した後、徐倫は頷き、遠くを見る目で、『上』を見つめた。
命綱を持つ徐倫。潜行させることが出来るアナスイ。そうして、生命を生み
出し足場を創れるジョルノにとって、『上』を目指すことはさしたる苦労はい
らなかった。途中、女子トイレの近くで助けを呼んでいる女性達もいたが、大
した事でも無いので素通りした。
『感覚』による、神父の位置は、かなり近くまで感じていた。アナスイが徐
倫に神父の位置を確認したその時だった。スタンドが背後から、彼女を襲った。
「徐倫ッツ!!」
徐倫の腕が歪んでいた。アナスイが慌てて徐倫の元へと駆け寄る。触れさせ
るのは危険だと、咄嗟に髪に結わえていた髪留めを解き、生命を与えて空へ放
った。元は徐倫の髪留めであったそれは、椰子の実となり、盾となり、徐倫の
身を守った。徐倫を守った椰子の実は、スタンドの攻撃を受けた。だが、『割
れる』という事は無く、奇妙な形に歪み、中の果汁を、溢れ出した。
「――『重力』だッ!!」
眼前で起こった奇妙な事象に、ジョルノは叫んだ。そうかッ! と、エンポ
リオの少年特有の高い声が、それに続く。
「地球もリンゴも、万物には重力が働いていて……それは全ての『重力』の
方向に引っ張られている……!!」
睨み合う徐倫に、エンポリオをこっちへ! とジョルノは手を伸ばす。徐倫
は少年を掴み、ジョルノの方へと放り投げると、自身はスタンドと立ち向かっ
た。眼を見開き、繰り出される拳を避け、攻撃を仕掛ける。神父のスタンドは
蹴りを受け、大きく仰け反った。瞬間、徐倫の足を、捉えた。
悲鳴が上がった。腕の中にいるエンポリオが徐倫に駆け寄ろうと身を動かし
た。強く抱き留め、それを阻む。少年が彼女の元に行ったところで、足手纏い
にしかならないのは明白だった。
周りの動揺をよそに、徐倫は冷静だった。慌てずに、再度わざと攻撃させて、
再度部位を反転、正常へと戻すと糸でもって傷口を縫合する。眼差しは逸らさ
ず、臆さず、見据えたままで。
「物を『裏返し』にする、さらにの『裏返し』でッ!」
凄い、と内心感嘆の声を上げる。素晴らしい集中力と発想、行動力に判断力
だと感心する。同時に、彼女を援護しなければ、とエンポリオを上へと逃がす。
近くまで潜行していたアナスイがスタンドを急襲する。だが、それを読んで
いたのか、『裏返し』にした石畳がアナスイを打ち据える。徐倫は慌てて彼へ
と糸を伸ばす。背を向け、無防備となった徐倫の元へと駆け寄り、生命を生み
出しながら攻撃をかわし、徐倫を守る。攻撃の正確さに舌を巻く。自動追跡に
しては正確すぎる。徐倫ッ! とスタンドを見据えたまま、声を上げた。
「攻撃が正確である点から推測して、コイツは『遠隔操作型』ですッ! つ
まり、この直ぐ近くに神父が――」
「まさか君が来ていたとはね。DIOの息子、ジョルノ・ジョバァーナ……」
声は、直ぐ側で、した。
「どうしたんです神父? 己のスタンドを救うために、わざわざ御身を晒し
に来たのですか?」
警戒心を露わに、神父を見据える。プッチ神父は大地に立っていた。彼の周
りだけが異常だった。ジョルノの背中に居た徐倫が、怒りで目の色を染め、声
と共に殴りかかった。徐倫の身が浮いた。動揺する徐倫の腕を掴み、己の下へ
と引き寄せる。貴方が『基本』ですか、と声を掛けた。
「そんなところだ。ところでジョルノ。君は人間の幸福において、『克服』
しなければならないのは何だと思う?」
「……『さだめ』、『宿業』……『運命』ですか?……」
「そうッ! その通りだ!! そして『覚悟』した者こそ『幸福』なのだッ!!
『覚悟』は『絶望』を吹き飛ばすッ!! ジョルノ……DIOの息子よ。我がス
タンドの能力は間もなく完成するだろう。それには其処のリリスが邪魔だ……。
此方に彼女を渡してくれ……」
神父の手が、するりと伸びた。ジョルノは沈黙し、徐倫はやや身を強張らせ
て、青年を見た。僕も貴方に、聞きたいと思ったことがあります、神父。と、
小さく彼は、語りかけた。
「ひとの、進むべき道とは、何ですか……?」
掠れるような問いかけに、神父は僅かに眼を開き、怪訝そうにジョルノを見
つめた。
「ひとは『幸福』を求めるものだ。そして、『幸福』とは『覚悟』だ」
「そうですか。それでは、『運命』とは? 『覚悟』は暗闇の荒野に進むべ
き道を切り開く……。その点においては、確かに僕も貴方と同意です」
妙な、違和感が、其処には在った。互いの言っている事は良く似ている。似
ているが、どことなく違う。そう感じながら、口を開いた。
「『運命』とは、何ですか? 僕が今、こうして貴方に問いかけていること
もまた、『運命』だと? それではつまり、神父。貴方が言っている『運命』
とは、『覚悟』を持ち、『絶望』を抱かないことにより、『幸福』に、『運命』
を受け入れる事……そういう事だ。
それは果たして、『運命を克服した』と言えるのですか?」
「……それは君の持論かい? それとも、其処のリリスに吹き込まれたのか?
DIOの子よ……」
アンタは自分で自分が分かっていないんだ、と、ジョルノは呟いた。
「神父、貴方は『異端』なんだ。そして、自分でその歪みに気づいていない。
成る程、確かにアンタの言うことは、一理、あるのだろう。
だが、全てを淡々と飲み込めるほど、ひとは単純に出来てはいないんだ……」
「……ちっぽけな安い感情で動かされてんじゃないぞ。お前の言動は木を見て
山を見ていないのと同じだ」
山を見ただけ安心し、木々ひとつひとつの美しさに気づかないのも愚かだ。と
ジョルノは返した。
「僕は自分の仲間たちと知り合うまで、ひとを『能力』で見ていた。その人
間が『使えるか』、『使えないか』で。今のアンタはその時の僕と同じだ。僕
らを己のための『材料』としか見ていない。
僕は仲間と苦楽を共にして、己の未熟さに気付かされた。彼らの生と死は、
僕に勇気や確信、友情の確かさや信頼を。ひとは、成すべきことを成すもので
ある事を教えられた。
僕は彼らと共に過ごした時を、『運命』という一言で納得できるほど、淡白
な性格はしていないんだ……」
「――小僧がッ!! 知った風な口をきくんじゃないッ!」
「僕は切り開くッ! お前の言う『運命』を、『DIOの息子』という『運命
(業)』を、『克服』してみせるッ!!」
強い風が、吹き抜けた。
☆-4
<神はそれらを天の大空に置き、地上を照らさせ、また昼と夜とをつかさどり、
光とやみとを区別するようにされた。神は見て、それをよしとされた。 こう
して夕があり、朝があった。第四日>
二人の声と同時に、互いのスタンドが動いた。ジョルノのゴールド・エクス
ペリエンスが神父に殴りかかり、神父のスタンドがジョルノに殴りかかる。ジョ
ルノは樹木によってそれを避けると、蹴り上げた小石の一つを鷹に変えた。ひゅん!
と鷹は空を舞い、爪を伸ばして、神父の肩を裂いた。
成る程、と徐倫は感心する。重力があっても、空を飛ぶものの、『飛ぶ』と
いう行為は変わらない。フン! と、神父が睨んだ。
「残念だよ、ジョルノ・ジョバァーナ……君ならば、私の志すものを理解して
くれると思ったのだがね……」
呟き、神父はジョルノへと駆けた。重力が逆転する。ジョルノの身が浮く。
蔦を伸ばす。浮く己の身を支えて踏みとどまったところに、神父のスタンドが
襲い掛かった。
「――オラァッ!!」
気合と共にストーン・フリーで殴りかかる。神父のスタンドは拳を受けてよ
ろめき、神父もその身を動かした。『糸』でもってジョルノを引き寄せ、踏み
止まる。
「やはりお前だけは全力で始末しとくべきだった……刑務所で……初めの時
点で」
そうね。と、徐倫は答えた。
「これで一体何度目かしら? 父さんが面会に来た時、サウェッジ・ガーデ
ンにDISCを渡した時、アンタがFFの命を奪った時、ヴェルサスと闘った時……
妙なものね。これだけ争っているのに、まだ、決着がつかない」
だが、これで最後だ。と神父が言った。
「私は私の道を譲ることは出来ないッ! それが、人類の『夜明け』だからだッ!」
「そうね。だから、あたしも譲る事が出来ないんだわ」
ジョルノのゴールド・エクスペリエンスが草木を創る。そこを土台として、
徐倫たちは間合いを取る。貴方は、と、ジョルノは徐倫と、互いの身体を支え
ながら、神父に言った。
「分かっていないんだ。光があるから闇もあるのだと。闇があるから、光も
また輝くのだと。光だけでも、闇だけでも、どちらもその概念は成り立たず、
二つは対であり、円を描くかのように繋がっているのだと。
僕は僕の『業』から逃れられないのかも知れない。けれども、僕は徐倫とな
ら僕に科せられた『業』を背負いながらでも、生きてゆける。そう思うんだッ!」
髪留めを解いているジョルノの髪が風で煽られ、徐倫の頬に触れた。青年の
腕が、熱い。脈拍が強く、波打っている。流れているのは、徐倫が彼に与えた
徐倫の、彼の、血だ。
「それは『男女愛』というヤツか? それとも『友愛』か? 同じ血を引く
という『家族愛』か? どちらにせよ、些細なものだ。『神の愛』に比べれば
なッ!」
アンタはッ! と徐倫は声を上げた。
「アンタの血と、肉は、誰から分け与えられた物なのッ? まさか神から給
わったとでも言うつもり? アンタに血と肉を分けた親は、兄弟はどうしたの?
……どうして、ウェザー(弟)を憎んだの?」
――おかえりなさい、と、記憶の底で、声がした。――
”おかえりなさい、お兄ちゃん。
――ボーイフレンドが出来たの……知り合って2週間。すごく好き……
心が通じているの……”
黙れ、と、掠れるような声が響いた。ウェザーは、と徐倫はさらに言葉を繋
いだ。
「記憶が無い間、彼には良く分からないところもあったけれど、彼は決して
悪人では無かったわ。記憶を取り戻してから混乱した。貴方に対し確執した。
つまりそれは、それほど悲しいことが、あんたたち兄弟の間であったって事だわッ!
神父、あんたは彼に何をしたのッ? 何を理由に、兄弟で殺しあう……アベルと
カインの道を行くことになったンだッ!?」
「黙れッツ!! わたしは、ただッ! 妹を傷つけたくなかっただけだッツ!!」
叫び、神父のスタンドが、音高く徐倫の立つ足場を打った。
ぐにゃり、と草木は歪み、空へと浮き上がり、落ちて行く。足場を失った徐
倫を捉まえようと、神父のスタンドが手を伸ばす。空中で身動き出来ない徐倫
を、潜行していたアナスイが掴み、徐倫の身を避けさせる。
ジョルノは足場を失った瞬間に高く跳躍し、スタンドに向かいゴールド・エ
クスペリエンスの拳を伸ばす。巻き上げられた小石を猛毒の蜂に変え、気を逸
らさせて叩き込む。神父のスタンドは蜂ごと叩き潰そうと両腕を大きく広げる。
無駄ァ! というジョルノの掛け声と共に、蹴りでもって両腕を弾き、胴体へ
とラッシュを見舞いする。スタンドの体が、揺らいだ。
貴様らに、と、神父の口が、戦慄いた。
「貴様らにッツ!! このわたしの心など、分かるものかッ!! ひとの愛
では、限界なんだッ!!」
神父はそう吼えると、自ら地を駆け、『重力』で浮いたジョルノの腕を、投
げ縄でもするように、十字架の首飾りでもって捕らえると、固定させた彼の身
体を、己のスタンドに殴らせた。
「ぐァアッ!!」
「ジョルノォオオオオオッツ!!?」
青年の身が落ちる。徐倫はアナスイの身から飛び立ち、片腕をジョルノに、
もう片腕を神父のスタンドの首へと、巻きつける。二人は宙に投げ出され、二
人分の重さに神父のスタンドの身は傾いだ。
「成る程……『C-MOON』の拳を食らう位ならばと、自分で自分の腕を切断し
たか。だが、大ダメージであることは変わりない……いや、それどころか、
却って状況は悪くなったと思わないか?」
静かに、仰向けになって必死に徐倫の糸を外そうとしている己のスタンドを
見ながら、神父は言った。
「『C-MOON』がこの『糸』を掴んだ瞬間……徐倫の腕はバラバラになり、そ
して君達は『下』へと墜ちて行くのだから……。
分かったろう? エロス(男女愛)も、フェリア(友愛)も、ストルゲー
(親子愛)も、所詮は無力なものなのだ……」
抑揚のない口調で、神父はそう告げると、己のスタンドへと、歩み寄った。
☆-5
<神はまた、それらを祝福して仰せられた。「生めよ。ふえよ。海の水に満ち
よ。また鳥は、地にふえよ。」
こうして、夕があり、朝があった。第五日。>
徐倫! そいつの手を離せ!! こっちに掴まれと、アナスイは叫んだ。徐
倫はジョルノの身を引き寄せ、しっかりと彼の腕を己の糸で繋いでいる。ジョ
ルノの出血は多量だった。彼が自分で切り裂いた腕からは、どくどくと血が滴っ
ていた。このままでは、どちらにせよ、彼が出血多量で死亡することは明白だった。
駄目よ、と徐倫は答えた。
「お願い。アナスイ、彼の身を安全な所へッ!!」
アナスイの言うとおりです。と、下から声が響いた。
「徐倫、早く僕の『糸』を離して、別の場所に飛び移ってください。僕は大
丈夫ですッ!」
「何言ってんのよッ!? アンタ、その出血量でッツ!! アンタが自分の
スタンドで失った部位を創れることは知っているッ! でも、こうも出血しな
がら何を創れるって言うの!? よしんば創れたとしても、アンタはそれと同
時に出血死よッツ!!」
徐倫ッ! と、男二人の声が重なった。うるさいッ!! と、徐倫の声が、
一喝した。
「あたしはッ! もう、これ以上ッ!! 自分が助けた命を、喪いたくなん
て――無いのよッツ!!」
叫びだった。咆哮だった。声と共に徐倫はジョルノをアナスイの方へと放り
渡すと、自身は神父の下へと向かう。アナスイは咄嗟に放り投げられたジョ
ルノの身を掴み、顔を上げ、次の瞬間に、悲鳴を、上げた。
「徐倫の糸がぁあああああああああああああ」
ジョルノの腕に絡まっていた徐倫の糸が、バラバラと、まるで『重み』に耐
え切れなくなったかのように、千切れ始めていた。宙には血を吐き出し、身体
を歪ませた徐倫が居た。
神父は身を翻した。『C-MOON』とやらも姿を消した。傍らに居るジョルノも
眼を見開き固まっていた。アナスイはジョルノの身を支えとなりそうな手頃な
鉄柵に寄り掛からせると、さっさと、と、唾を吐くようにして言った。
「……治せよッ! テメーの身をッツ!! 早くしろッツ!!」
鬼気迫る様子に、状況に、ジョルノも普段の悪舌を仕舞い、急ぎ己の身を癒
す。アナスイはじっと、徐倫が墜ち行った方を見つめる。拳を強く握り締める。
本当は、こんな男など、ましてや、恋敵など、捨て置いていってしまいたかった。
歯噛みした。徐倫の性格だ。見捨てられよう筈など、無かったのだ。懲罰房、
瀕死の重傷を負いながらも、人でさえない生き物の為に階段から飛び降り、た
だ、相手を『救う』ために行動した娘だ。
分かってなかったのだ、自分は、それを。
『神父を倒す』ことよりも、『仲間を救う』ことを選択する娘であることを。
『自己犠牲』だとか、『覚悟』だとか、そんなものの範疇を超え、ただ、在
るものを助けるために身を動かしてしまう、そうした娘であることを。
分かってなかったのだ。
「……オメーは落ち着いたら徐倫を探せ。俺は、神父を殺す……」
ジョルノが腕を創り、治したのを確認すると、アナスイはそう告げ、『上』
を見た。勘違いするなよ、と、顔を上げたジョルノに、言葉を付け足す。
「徐倫の願いだ、お前が命を絶つことは俺が許さねぇ……。徐倫を探してく
れ、そして、彼女の身を、出来得る限り、治してやってくれ……」
言い、立ち上がる。背を向けたアナスイに、彼女は、と、ジョルノが口を開
いた。それと同時に、場違いな携帯電話の着信音が、その場に響いた。
☆-6
<そのようにして神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ。
それは非常によかった。こうして夕があり、朝があった。第六日。 >
涙が止まらなかった。絶望感が胸を押した。頭の中がいっぱいで、電話の音
にも始め気付かなかった。ぐるぐると混乱する頭で、ごちゃごちゃしながら携
帯電話をポケットの中から引っ張り出して、画面を見る。メールの着信だ。
メールを読む。一瞬思考を停止する。出た声は、歓喜だったか、悲鳴だった
か、分からなかった。ただ、二人に届くよう、エンポリオは精一杯声を張り上
げて、二人に伝えた。
「おねえちゃんはまだ死んじゃあいないッ! でも、それって、つまりッ!
神父のヤツもッ――!!」
声と共に、男達は『上』へと、駆け出した。
二人が徐倫を探すのではなく、神父の下へと向かったのを見て、エンポリオ
は今度こそ、悲鳴を上げた。徐倫は生きているのだ。ならば、彼女の身の安全
が第一の筈だ。それだというのに、彼等は神父の元へと向かっている。この大
人たちは何を考えているんだ? と唖然とした。
「徐倫を守るには……神父をブッ殺すんだぜッ!」
同感です。とジョルノが続く。オメー、徐倫を探せって言っただろッ!?
とアナスイが噛み付く。攻撃は最大の防御だって言いませんか? とジョル
ノは『上』へと上がるスピードを緩めないまま、アナスイに答える。
「それに、男として、彼女に守られっ放しなど、断じて出来ないッツ!」
駆け上がってゆく二人に、エンポリオは口をぽかんと開いた。
何を言っているんだこの男どもは。状況が状況なのだ。男とか女だとか、
それ以前に人類の危機なのだ。それなのに男の沽券だとか、何だとか、馬鹿
じゃないか、と心から呆れた。
だが、何なのだ、彼等は。ほんの一瞬前まで、死神にでも憑かれたような顔
をしていたというのに。絶望に満ちた表情だったというのに、何故、今はああ
も力を持って、振舞えるというのだ。
「……ひょっとして、それが、『男』と『男の子』との差、なのかなァ……」
だとしたら、大人の男って、とても愚かだ。だが、何故だか少し、格好良い
なと、エンポリオは二人が登っていった方向を見据えながら、手すりに掴まる
己の小さな手を、強くした。
△--- Chapter 5 ---△
☆-7
<こうして、天と地とそのすべての万象が完成された。それで神は、第七日目
に、なさっていたわざの完成を告げられた。すなわち、第七日目に、なさって
いたすべてのわざを休まれた。>
娘が此処に居る。生きている。傷つきながらも、血を流しながらも、生きて
いる。辿り着いたその瞬間に、それが分かった。自分を此処まで運んでくれた
スピードワゴン財団に礼を告げ、「感覚」の方へと顔を向ける。
「血族」の感覚は三つ。一つは紛れも無く、徐倫の。残りの二つは良く分か
らない。うちひとつは、どことなくDIOに似ているが、それにしては「毒」と
いうものを感じない。もしやこの気配は、DIOの息子のものなのだろうか。
すぅっと、呼吸をする。「オラァ!」と気合を入れて、「壁」となっている
「地面」にスタープラチナの拳をめり込ませ、地面に掴み、攀じ登る。
この先に娘が居る。守らねばならない存在が居る。そう思うと、辛苦など、
欠片も感じはしなかった。
ガスリッ! と地面に足の爪先を掛ける。もう片腕を地面に減り込ませる。
徐倫は、と、登りながら、思う。
自分の記憶を取り戻すまで、どれ程の苦しみと、悲しみと、怒りとを娘は越
えて行っただろうか。自分がDIOを葬り、娘はただ、自分の娘だと言うただそれ
だけで、スタンド能力も、何も無い存在であったのに。普通に成長し、友人を、
恋人をつくり、健やかに生きることが出来た筈なのに、なのに、このような運
命に、娘は巻き込まれてしまった。
それは何故か。承太郎には、分かっていた。
『自分(ジョースター)の血を引いている』――ただ、それだけなのだ。
ギリッと奥歯を、噛締める。
妻のことを、愛している。初めて異性で、守りたいと思った存在だ。娘が生
まれたときは戸惑いながらも喜んだ。まだ父親だとも何だとも分かっていない
小さな小さな手で、自分が差し出した手の指を、手の平いっぱいでぎゅっと掴
んだ。こんな、触れたら潰れてしまいそうな生き物が、それでも確かに生きて
いるのだと、自分の娘なのだと感じたあの喜びと感動は、きっと一生忘れない。
子育てと論文に追われながら、ジョセフの隠し子である仗助の事が明らかに
なった時は唖然としながらも、母ホリィの頼みと、祖父の願いを聞き遂げるた
めに代役として杜王町に発った。仗助がどんな状態であろうと、それは、ジョ
セフの子供だ。殴られてでも、相手の満足が行くようにしようと、固く誓った。
自分に子供が出来たからこその、誓いだった。
行かねばならない理由は他にもあった。当時、まだ六つの徐倫が高熱を出し
た。原因は分かっている。自分と共に財団を訪れた徐倫。手に掠った、「矢」。
症状は嫌なくらい覚えがあった。信じられない高熱。昏睡。……かつての母と、
同じ症状だった。まだ六つの、幼い徐倫にスタンドなど、使えよう筈が無い。
DIOは居ない。以前のように、誰かを倒してどうにかすることなど、出来ない。
絶望感が襲った。己の平和ボケに腹が立った。財団の者には罪など無いのに、掴
みかかって問い詰めた。
”ひとつだけ、あります。
――ウィルスは、再度投入する事によって、抗体が作られることが、あります。
ですが、その為には財団にある「矢」だけではデーターが足りません。「矢」
に関するデーターを、集めることです。ミスター空条……”
杜王町に生まれながらでないスタンド使いが居る。時期と情報が重なったのは、
「運命」と呼ぶには、余りにも癪な話だった。
帰って来たとき、娘と妻の目は冷たかった。当然だろう、理由も告げず、娘
の危機に顔も見せなかったのだ。憎まれて、当然だと思った。ただ、娘が生き
ていてくれた。それだけで、幸いだった。
高校を卒業し、子供を得るようになってから、時々、先立った友の事を考え
るのだ。もし、彼らが生きていれば、どうしただろうか、と。アヴドゥルや花
京院、イギー……中には、誰かと結ばれ、子供をつくった者も居ただろうか。
その子供は、どんな感じだろうか。子供が慕ってくれないと、お互いに愚痴を
零すことはあっただろうか。生まれた子供と、自分の子供は、ひょっとしたら、
良い友人になれただろうか……。
そんな、ありもしない想像を、した。
失うのは、もう、たくさんだった。生きていて欲しい。憎まれても、恨まれ
ても、別に良い。この世界で、どこかで、生きている。それだけで、希望が持
てた。だから、DIOの残党がいると知れたその時に――妻と、離縁した。
自分が居れば、スタンド使いを引き付ける。妻や、娘を、巻き込んでしまう。
それだけは避けたかった。取り分け娘は、この世を去って行く自分とは異なり、
次代を紡ぐ立場にある。愛しく想うその分だけ、離れることしか出来ない、こ
の身が恨めしかった。
(――だが!!)
ガスッと、拳を打ち付ける。登る。己の手で、足で、娘のもとへと。
離してはならなかったのだ。娘と、妻を。結局娘を巻き込んでしまった。妻
をこれ以上ない程悲しませてしまった。娘は耐えた。そして越え、逆に、父親
である自分を救ってくれた。
ずっと側にいて、守ってやれば良かったのだ。当初誓った、その通りに。今
はもう、生まれたままの赤子ではなく、想えば応える、存在なのだから。
そう思いながら目標地点まで登って行くと、女が銛を手に、投げている姿が
眼に映った。眺めていると驚いた。女の手には銛が二本ある。それを片方上へ
と投げて突き刺すと、もう片方、手にした銛のシールを剥がす。すると、瞬時
に投げた方向の銛へと移動する。ぱっと、財団から聞いていたデーターとが、
結びついた。
「エルメェス・コステロ!!」
呼ばれた人物は直ぐに、こちらを振り向いた。始めは怪訝そうな顔をしてい
たものの、近寄るにつれ、表情が和らいでいった。
「ひょっとして、アンタが徐倫のオヤジ……っと、『承太郎』さん?」
エルメェスの言葉に、そうだと頷く。やっぱり! とエルメェスは破顔する。
「アンタたち、そっくりだもの! そうだと思ったぜ! 徐倫は今、上に居
る。アナスイとエンポリオ、ジョルノも一緒だッ!」
エルメェスの言葉に承太郎は頷き、ああ、分かって……と言ったところで、
エルメェスの顔を見た。
「――ジョルノ?」
「そッ! ジョルノ・ジョバァーナ。あたしらも知り合ったのはついさっきだ
けどよ。DIOの息子なんだけど、徐倫の事気に入っちまって、一緒に着いて来
てんだ。アナスイはまだ疑っているみてーだけどな!」
あたしはこうなった以上、腹括るだけだと思うけどねッ! と、笑ってみせ
た。エルメェスの言葉に、やや、眼を見開き、一呼吸置いてから、やれやれだ、
と帽子を目深に被り直した。
「色々と話を聞きたいところだが、そうしている暇はなさそうだな。……この
銛の近くに君が居て、君が拾っていたことは、運命か何なのかは知らないが、
幸いだったな。
エルメェス、君のスタンド能力『キッス』について、話は聞いている。その
銛を投げるのは私がやろう。徐倫の所まで、急ぐぞッ!」
言うと、シールを貼らせて銛を『壁』に投げつける。娘が傷ついているのが
分かった。必死に闘っているのが分かった。もう二度と手を離すものかと思っ
た。銛を刻み込む。空を上がる。気配が近づく。娘の。神父の。
――銃声と同時に、時を、止めた。
娘の身体を受け止めた。手放さぬようにと手を掴んだ。流血が酷いもの
の、身体はまだ、温かい。良かったと安堵し、同時に娘の成長に誇らしさを感
じた。
神父に止めを刺すために、徐倫の身を離し、エルメェスに支持し、時を止め、
銛を投げた。これで終わりだと、そう思った。これで、滅茶苦茶になった引力
も、元に戻る。皆、きっと、あるべき姿に戻るのだと、そう、思っていた。
――感じたぞ、と、神父が、叫んだ。
「『位置』が来るッ!!
今、承太郎が銛を打ち込んで来た、あの位置で感じたッ!
わたしを押し上げてくれたのはジョースターの血統だったッ!
――完成だッ! 重力のパワーがッ!」
光が、破裂した。
△--- Chapter 6 ---△
祈りが通じた。神は自分を見捨てなかった。自分の道が正しいことを認めて
くれた。神よ、あなたの導(しるべ)の通り、魂を捧げましょう。承太郎たち
を、ひれ伏せさせましょう。
歓喜で胸を打ち震えさせる。徐倫たちは能力の前に混乱しているようだった。
『メイド・イン・ヘブン』と名を与えた己のスタンドは、『時を加速』させる
力を持った。巨大な力だ。だが、相手はジョースターだ。神の試練は終わって
いない。自分が彼らの位置を感覚で掴み取れるように、彼らもまた、自分の位
置を感覚で分かる筈だった。
徐倫たちは状況を飲み込み。屋上へと出た。離れぬようにと互いの身を、ま
るで寒さに震える猿のように近づかせている。その中にはジョルノの姿もあっ
た。異端が。と、舌打ちする。
結局、あの青年はDIOの血を引きながらもDIOよりもジョースターに引かれた
異端だったのだ。だが、それも、我が『メイド・イン・ヘブン』を呼び起こす
ための存在だったのだと納得する。
スタンドが完成した以上は、もう、いらない。自分の世界はもうじき完成す
る。それは、人類の幸いが約束された未来だ。完璧な世界に、異端はいらない。
猿たちはこそこそと無い知恵を集めあっているようだった。愚かなことだ。
憐憫の情が湧き上がって来るが、これも人類のためだ、と唇を引き締める。
彼等は尊い、未来のための、犠牲なのだ。丁重に、だが、全力で葬ってやらね
ばならない。
頭の中で、全員のスタンドの能力を整理する。
時を止めるスター・プラチナ。身体を糸に出来「メビウスの環」を象れるス
トーン・フリー。物に潜行し、形を変えることが出来るダイバー・ダウン。物
を二つにし、シールを剥がすことによって二つにした物を引き寄せるキッス。
生命や身体の部品が創れるゴールド・エクスペリエンス。そして物の幽霊を扱
える、バーニング・ダウン・ザ・ハウス。
これで全てだ。他にも、徐倫たちはウェザー・リポートのDISCを持っている
が、あれはウェザーだからこそ使いこなせる能力だ。
気をつけなければならない。徐倫が土壇場で「メビウスの環」を編み出した
ように、他の者達も何かを生み出すかもしれない。
と、すると、危険度も高い承太郎を初めに殺すのが最も良いだろう。彼を潰
せば少なくとも「時」に干渉するものは無くなる。「時」の支配が出来るもの
が、他には居なくなる。
「時」とは絶対なものだ。どんな物質も、生命も、時の加速には無縁で居ら
れない。無縁で居られるのはただ一つ、死者である幽霊、それくらいだろう。
「聴けッ!! 天使がラッパを吹き鳴らすッ! 今こそ『審判』の時なのだッツ!!」
高らかに叫び、神父は時を加速して、屋上へと高く跳躍した。
そして、世界が、変わった。
△--- Chapter 7 ---△
瞬きを、した。其処は今までは異なる世界だった。空は薄暗く、足元には茫
々とした枯れ草と、朽ち果てた物が敷き詰められている。壁に縦横走っている
のは植物の蔦だろうか。既に朽ちているのか、変色して色褪せた黄土色をして
いた。だが、しっかりと編みこまれているのか、噛み合った蔦たちは時の経過
さえもものともせず、編みあって、壁を作っていた。蔦の間には、風が運んだ
らしい土が埋まり、そこから、また新たな草が生え、その草が、枯れていた。
「何だ……これは……。此処、はッ」
呟く。唇がからからに乾いていた。嫌な汗が、背中を伝った。どういうことだ、
と声が掠れる。
「私が、創った『世界』じゃあないッ! 何なのだ、此処はッ!!」
ちらちらと、空からは朽ちた蔓が塵となって、少しずつ落ちていた。今まで
とは異なる『世界』の中で神父は叫び、自分を取り囲む状況を確認しようと、
『世界』を駆けた。
其処は、時々響く、塵が落ちる音さえ除くと、静寂に支配された空間だった。
音を立てているのは、枯れ草を踏みしめている自分のみで、どこかしら、持つ
空気が教会の納骨堂に似ていた。踏みしめる床は石造りではなく、朽ちた草だっ
たが、ともに、生きてはいないと言うことは、共通だった。
「ジョースター! お前かッ!? 承太郎ッ! 徐倫ッ! いや、それとも……
ジョルノッ! お前かッ!? お前が、この『世界』を創ったのかッ!!?」
長い裾を引きずり、駆ける。と、その時、裾が蔦の何処かに絡まったらしい。
足を取られ、体制が、崩れた。妙なことに、身体が鈍く、躓き、転ぶことを、
堪えることは出来なかった。ドッサァアァアアアと身体が滑り、その衝動で倒
れて来た「蔦壁」の一部を、手で支える。
――どこかで、と、神父は、思った。
自分は、どこかで、これと似たようなことを、したことが、あると、そう思
った。
「ジョルノッ!! ジョルノ・ジョバァーナッ!! お前だッ!! お前だろ
うッ!? この、『世界』の主はッ!!」
叫んだ。返事は無かった。ぜぇぜぇと、肩から呼吸が零れた。疲労感があった。
おかしい、と思った。
目眩がする。この程度駆けただけでは、呼吸など上がらない筈なのに、息が
荒い。手足が重い。身体が、まるで、何者かに取り憑かれたかのように、だる
く、重い。頭痛がする。息が上手く出来ない。これ、は。この、状態、は――
「高山病にかかったみたいだね、神父」
子供特有の高い声が、積み重なった幽霊の物陰から、響いた。
「エン……ポリオッ……!!」
少年の傍らには、ウェザーのスタンドが浮かんでた。コントロールは出来て
いないらしい。ふわふわ、と幽霊のように浮かび、少年の傍らに佇んでいる。
「どういう、ことだッ! この世界、はッ……!!」
ジョルノお兄ちゃんが言ったんだ。と、エンポリオは倒れ付す神父に、話を
した。
「全てが加速する世界で、束縛されないのは『幽霊』それだけだって。だか
ら、僕に全てを託すって。どんな結果になっても、後悔はしないから、僕さえ
良ければやって欲しいって、そう言ったんだ」
貴方がこの『世界』に飛び込んだ時、と、エンポリオは言った。
「一瞬だったでしょう? 貴方が屋上に飛び上がった時に、『罠』は既に張
られていたんだ。ジョルノお兄ちゃんが屋上それ自体を蔦に変え、徐倫お姉ちゃ
んが糸となってそれを受け取り、蔦どうしを結わえあった。『入り口』となる
場所にはエルメェスのシールを貼った。承太郎さんが時を止めて貴方をこの中
に放り込み、潜伏していたアナスイがシールを剥がして貴方をこの中に閉じ込
めた。
……この、『朽ちた繭』の中にね……。
ジョルノお兄ちゃんと、徐倫お姉ちゃんは、もう二つ、貴方の影響を受けな
いものを、僕に渡してくれた。
そのひとつが、この、ウェザーのDISCだ。僕に全ては使いこなせないけれど、
酸素を薄くすることは出来たよ。
……『高山病』にかかると、呼吸困難、目眩、脱力、頭痛に襲われるんだ。
子供の僕であればともかく、大人である貴方があれだけ叫んで、動き回ったん
だ。身体を補うだけの酸素が足りなくて、当分、動けないと思うよ……。
そして、もうひとつは、既に発動している……」
そう言って、エンポリオは神父を見た。言葉を受けて神父は首だけで辺りを
見回した。奇妙な空間だが、スタンドの気配は少年と、ウェザーのもの以外、
他には何も感じなかった。
「分からない? 貴方自身が『重力』を扱えていて、『加速』もスタンドと
共に行っていたから、ひょっとして『スタンドと本体は別』という概念からし
て忘れてしまった?
――貴方のスタンド、『メイド・イン・ヘブン』は一体、何処に行った?」
言われて、はっと神父は眼を瞬いた。この『世界』に来てから、己のスタン
ドをずっと、目にしていなかった。
「貴方を此処に呼び込んでも、それでもやっぱり、時の加速は何か、影響を
与えるかもしれない。だから、『メイド・イン・ヘブン』は抑えさせて貰ったよ。
ジョルノお兄ちゃんの、もうひとつの能力で……」
ぽろん、と音が流れた。ピアノだ。ピアノの、鍵盤の音だ。見ると、少年の
向こう側で、ピアノが鳴っている。演奏者は誰も居ない。なのに、ひとりでに
ピアノが鳴っていた。古いピアノだ。古びて、くすみ、年代を感じる、黒いピ
アノ。それがひとりでに演奏をしていた。
この、どこか物悲しい旋律は聴き覚えがあった。
……モォツァルトの、「レクイエム」だ……
「『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』……そう、ジョルノお兄ちゃ
んは言っていた。これは、完全にお兄ちゃんが支配し切れるモードでは無いから、
本当に奥の手だと言っていたよ。
これは想像だけど、ジョルノお兄ちゃんから聞いた能力からするに、『世界』
は今、僕とあなた、二人だけだ。
この『朽ちた繭』の外に居る人々は、きっと何が起こっているのかも知らず、
『世界』はきっと、『何も起こっていない』状態にある」
ぼくは、と、少年は呟いた。
「ずっと、貴方に訊きたかった。
教えてよ、神父。……何故貴方は、ぼくのお母さんを、殺したの……?」
曲調が変わった。不安を掻き立てる迫り来る音の波。高く、低い……
"Confutatis"(呪われし者)に。
「ぼくのお母さんの能力が必要だった? 母さんは貴方の言う事に逆らった?
……スポーツ・マックスの能力のように、僕のお母さんが、人の魂も扱えると、
そう思った?」
凡そ、と、神父は掠れた声で、応えた。荒い呼吸で。這いつくばりながら。
「……凡そ、そんなところだ……。
私は彼女に訊いた。『魂は何処に行くのか』と、幽霊を扱える君ならば、そ
れが分かるのではないかと、彼女は答えた。
『お言葉ですが、神父様。生物の魂は一定です。増え続けることも、減り続
けることも、ありません。わたくしは、人の魂は扱えませんが、それだけは言
えます。魂が何処に行くのかは、分かりません。天国に行くのか、地獄に行く
のか。ただ、一定である。それだけは、分かります』
では、と、私は言った。『では、その魂を所有することは可能か?』と。
『たったひとりの人間が、何個も、何万個も、所有する方法があるとすれば、
何か、世界が変わるのではないか?』とね……」
ピアノは神父の言葉を消さないように、小さな音で流れている。隔離された
空間の中で、殺害者である神父と、母を殺された少年と、少年の扱う「物の幽
霊」たちだけが、二人の言葉を聞いていた。
「彼女は、私の言葉に蒼白になった。『そのようなことはしてはなりません』
と。『何という事を仰るのですかッ!』と。
『失われた人の魂は、けして現世には戻らない。彼等は神の御許で、安息な
る眠りにあるはずです。それを目覚めさせるのは、罪深き行為です。神父様、
そのような事をしても、喪われた魂は、決して喜びはしませんでしょうッ!』
とね……。
彼女は私に逆らった……。だから、殺した……。
君の母親は、実に、敬虔なクリスチャンだったよ……。生まれながらにスタ
ンド能力を持ち、その故に迫害された……。記憶を抜き取り、意のままにしよ
うとしたが、最期まで拒み、溶け行く中、能力をDISCにして、幼い君に託した。
スタンドはその人間特有の才能。その様子だと、完全に母親の力を受け継いだ
ようだな……」
僕は、と、少年は、呟いた。
「見ていたんだ。ママが貴方に『溶かされて』行くところを……。ママは最
期に僕を呼んだよ。唇だけの動きだったけど、それが分かった。ママは僕に能
力と、骨とを、『幽霊の音楽室』に滑り落とした。僕はそれを受け取った。そ
れがママから僕に遺された、唯一のものだったんだ……」
かわいそうとは、と、神父は言った。
「可哀想とは思わないし、詫びるつもりもない。私にとって、それは必要な
事だったッ! 人類の、幸いのためにッ!!」
「神父、あんたは何も、分かっていないッ!!」
互いの咆哮と同時に、エンポリオの方から風が吹いた。ウェザーの能力だ。
「物の幽霊」が飛んで来た。テレビや野球ボール、ゴミ箱が神父の方へと飛ん
で行き、それらがぶつかる事無く素通りする。幾つもの「物の幽霊」が飛来す
る中、神父の眼にキラリと光って飛び込んで来る物があった。思わず、それが
何か分からないまま、眼を庇おうと、手を伸ばした。
パチっと、小さな、冷たい感触が、手の平からした。
「……?」
幽霊ではない「物」の存在に、怪訝に思う。掴んだ手を、ゆっくりと開いた。
”これってやっぱりお守りの効果かしらね、神父様?”
くすくす、と鈴を鳴らしたような小気味良い笑い声が、耳の中に、甦った。
”だって、お兄ちゃんがくれたものじゃない。”
髪留めだ。見覚えがある。昔、妹に買ってやった、髪留めだ。13歳という数
字を気にしていた妹に、不安を無くしてやろうと買ってやった物だ。
”お帰りなさいお兄ちゃん……ボーイフレンドが出来たの……”
冷たい水から引き上げられる。レスキュー隊の、報道陣の、車の音。人々の
ざわめき。祈りの声。十字を切る救出隊員。
妹を奪い返す。薄紅色の血色良い両頬からは、血の気が抜け、身体は酷く冷
たかった。両の瞼は重く閉じられ、細い首筋が、上下する気配は無かった。
髪留めが、しっかりとあった。自分の与えたものだ。
そういえば、と、神父は思った。
あれは一体どうなったのだろうか。妹と一緒に埋められたのだろうか。それ
とも、誰か他の人の手に渡ったのだろうか。だとすればこの手にあるのは何な
のだろうか。全く同じ種類の物が、偶然、此処に、あるのだろうか。
物とは何なのだろうか、「物の幽霊」とは。
初めから命があり、意志を持つ生命体ならば、分かる。だが、物の魂とは何
なのだろうか。今、この場で、響いているピアノの音色は。
一体、何なのだろうか……。
教えてくれ、と、神父は言った。
「教えてくれ、エンポリオ……『魂』とは何だ。『物の魂』とは。
何故、そのピアノは、音を鳴らしている……」
ピアノの奏でる音は、"Lacrimosa"(涙の日)に変わっていた。
物は、と、少年は言った。
「記憶なんだ。人々の。彼ら自身に自分の意志は無い。ただ、『かつてあっ
たそのままに、在ろう』とする。それが、彼らの宿命と言うか、『業』なんだ。
このピアノだって、そうだよ。この子はピアノであろうとしている。刑務所で
は音を出せなかったけれど、此処では出せる。それまでは僕が音を出せないよ
うにしていたけれど、外に出る時に戻したんだ。だから、こんなにも喜んで歌っ
てる。
曲はこの子の自由だよ。でも、多分、僕らは今、相応しいと言うものを思い
浮かべている。それを感じて、弾いてくれているんだ。弾いて、聴いて貰う。
その為に、生まれた存在だから……」
物においては、僕ら人間が創造主なんだ、と少年は言った。
「ピアノは弾くために、絵は見るために、本は、おはなしは、読んで貰うた
めに、生まれたんだ。僕らは聴き、見、或いは触れて、感動したり、怒ったり
する。そうして、色々な感情を覚える。それを、彼等は少しずつ蓄積してゆく。
そうやって『想い』が注がれた物は、魂を持つ。魂を得た物は、自分を扱って
くれる人に、場所に、呼び寄せられる。
……『想い』が近いと、僕みたいに『物の幽霊』を扱えなくとも、触れたり
する。今の、貴方みたいにね。それは、髪留め……?」
ぎゅっと、神父はペルラの髪留めを握り締めた。私は、と、呟いた。
「私は間違っていたのか……? 何故私は、妹にこんな髪留めを与えてしま
ったんだ? なんで私は神父になんてなろうとしたのだッ!? なぜ人と人は
出会うのだ!? 出会わなければ、こんな事にならなかったのに……!!」
子供の様に、神父は身を丸め、握った髪留めを己の胸に押し当てた。僕は、
と、少年の声がした。
「お姉ちゃんと出逢えて、良かったよ。それは、僕が刑務所で生まれたから
だ。そうして、スタンド能力を持っていたからだ。そうでなければ出逢えなか
ったよ。
お母さんを喪ったのはとても悲しいよ。刑務所の中だって、とても、良いも
のじゃなかった。僕はずっと一人きりだったし、生きるので毎日精一杯だった
し、ネットや図書室にある本で、知識を得ることが僕に出来ることだったよ。
でもね、良かったこともあるんだ。僕、お姉ちゃんと一緒に外に出て、初め
て太陽が昇って、沈むところを見たよ。本物の空はとても綺麗だった。貴方の
刺客で、怖い思いも沢山したけれど、その、どれもが僕には新鮮だったよ。
あの、灰色の建物の中じゃあ、味わえないことだって、貴方は、分かる?
僕は、お姉ちゃんと出逢えて、幸せだったんだ」
ならば、と、神父は吐き出した。告白しよう、と、前置きして。
曲が変わった。"Dies irae"(怒りの日)へ。
「妹であるペルラは弟であるウェザーと恋に落ちた。弟は生まれたその日に、
同じ病院で命を落とした赤子とすり替えられ、育てられた。二人はその事を知
らなかった。私は礼拝堂で、その母親から告白を受けた。その頃私は神父では
なかった。彼女は礼拝堂で掃除をしていた私を、神父と勘違いした。
聖職に携わる者として、彼女の告白を守秘することは当然だった。私は二人
が傷つき合うその前に別れさせようと思った。近親者どうしが結ばれることは
禁忌だ。宗教的理由でなくとも、近親婚は生まれる子に影響を及ぼす……。
私は『なんでも屋』をやっている私立探偵に、二人を別れさすように頼んだ。
これなら、妹が覚えるのは誰もが経験するであろう失恋で済むと、そう思った。
まさか、Ku Klux Klan(クー・クラックス・クラン)のメンバーだとは、思
わなかった……。彼等はウェザーの育ての親が、黒人であることに憤った。
ウェザーは私刑にあった。妹は木に吊るされたウェザーを見、絶望から身を
投げた。まだ、ほんの少し脈があることに気付かずにな……。
あとは、お前らも知る通りだッ!! 教えてくれッ! 私の何がいけなかっ
たッ!? 私はどうすれば良かったんだッ!? どうすれば、ペルラを、妹を
傷つけずに済んだ!? どうすれば、妹を救えたんだッ!!?」
神父の告白に、洗礼さえ受けていない少年は、言った。
「神父、あなたは、臆病だったんだ。傷つける事も、傷つけられる事にも。
信者の告白を守ること、そうだね、聖職者からしてみれば、それは必須なんだ
ろう。でも、貴方は一体『何のため』に、聖職者になろうと思ったの? それ
は、秘密を守り、守るかわりに誰かを傷つけるため? 違うでしょう?
僕には、『宗教』ってヤツが、良く分からない。貴方や、徐倫お姉ちゃんが
十字架に向かって頭を下げる意味も、ピンと来ない。
貴方が何で『人類の幸福』に拘るのかも、その、KKKもさっぱり分からないん
だ。ヒトは生き物だよ。生まれて、そして、死んでいく。
そうだね、ヒトは他の生き物と異なり、言語を解すかもしれない。物を創り、
音楽を創り、文明を創った。でも、それはどこのヒトだって、皆やっているこ
とだ。どんな細工だって、歌だって、どんな文明でも素敵だし、貴賎なんて、
本当は無いんだ」
エゴイズムって、何だろう。と、少年は呟いた。
「『個性』って、何だろう。それは、誰かを否定して、自己を高めるコト?
でもそれって、同時に他者の肯定することに他ならないんだ。黒を否定するた
めに白を強調したところで、黒が無ければ白だって存在しないんだ。
貴方は『大事なもの』が多すぎて、『本当に大事なもの』を見失ってたんだ。
聖職者になる道なんて、諦めちゃえば良かったんだ。そうして真実を告白し
て、二人を説得すれば良かった。二人は傷ついたかもしれない。でも、ひょっ
としたら、あなた達は本当の兄弟になれたかもしれない。
それとも、そのまま黙っていれば良かった。確かに、近親者どうしの性交渉
は血族特有の症状を持つ確立の子は増えるよ。でも、全く異常だって出ないか
もしれない。不愉快なのは、真実を知る貴方だけだ。
貴方は、『貴方にとって良い最善』を選んだんだ。そうして、最悪のケース
になってしまった……」
時間が無いと、貴方は思ったのかも知れない、と少年は言った。
「妹が弟と結ばれてしまうかも知れないと。そうなってからは遅いと。
……でも、やっぱり貴方は臆病だったんだよ。不安だったんだ。妹を盲目的
にでもいい、信じてやれば良かったんだ。大抵の人間は、自分が心を開いてい
れば、相手も心を開いてくれる。そんなものだよ。運命だって、そうだ。想え
ばきっと、応えてくれる……」
ハッと、神父が笑った。何時もと違って、その笑いには力が無く、殆ど、自
嘲に近かった。
「『運命』だと? 無神論者のお前が、そう言うのかエンポリオ。そして、
私の今のこの状況は、『想い』で負けた、そのせいだと?」
「思うのは僕の自由だよ。それを証明しようとも、押し付けようとも、そう
は思っていない。ただ、『そう想っている』……それだけさ。
でも、そう言うのなら、試してみようか、神父」
言うと、ゆっくりと『朽ちた繭』の中は暗くなっていった。曲が変わる。
"Agnus Dei"(神の子羊)の曲調と同じく、繭の中は暗く、そうして、天から
光の緞帳が……オーロラが、降りた。
これは、と、少年は呟いた。
「『痛み分け』って言うのかな? 少なくとも貴方の話を聴いて、僕は前ほ
ど貴方を恨んではないんだ。変だね、貴方は僕のママの仇なのに……。
ウェザーが虹を出したことで、周りの人々をカタツムリに変えた。じゃあ、
オーロラは、どうなんだろうね? 僕達はカタツムリになるのかな? それと
も、別の何かに、なるのかな?」
やってどうする、と神父が言った。
「お前も、『何か』になるのかも知れないんだぞ……?」
「言ったでしょ? 僕はもう、あなたをそれ程恨んではいないんだって。でも、
幕は引かなくちゃならないんだ。どんな形でも。
ウェザーの能力はウェザーのものだから、ひょっとしたら、僕には使いこな
せないで何も起こらないかも知れない。ひょっとしたら、僕もあなたも何かに
なるのかも知れない。あるいは、あなたの体力が回復して、僕のコトを殺すか
もしれない。
でも、それで、良いんだ。お姉ちゃんは僕の望むように、して良いって言った。
だから、ぼく、そうするよ」
真っ暗な世界を、緑の、赤の、青の、光の緞帳が揺らめき、流れる。
オーロラは太陽のプラズマ粒子の流れが地球磁場と相互作用し、大気中の粒
子と衝突。最低エネルギーである基底状態から、励起状態となり、元に戻る際
に発光する存在だ。色は、電子の降り込む高度によって変わる。
それがゆらゆらと、波のように、寄せては、返していた。
――波。妹が、引き上げられる、水、の。
”あたし、お兄ちゃんのこと、好きだわ? それじゃあ、駄目なの?”
ぎゅっと、妹の髪留めを握り締める。もしも、と、強く願った。
もしも、魂の量が一定で、妹の魂が何処かに行ったというのなら。ウェザー
の魂が、何処かに行ったというのなら。天国でも、地獄でも良い。今度は、
今度こそ、告白しようと、そう思った。そうして今度こそ、大事なものを間違
えないように、本物だけを、掴み取れるようにと、そう、誓った。
――神様……と、祈りの言葉が、自然に口から、ついて来た。
「ぼくは、あなたを、許すよ、神父――。
……知ってる? オーロラって、霊の通り道なんだって。だから、あんなに
幻想的で、不思議な色をしているんだって。嘘か本当かは分からないけれど……。
でも、見ていると何だか、どこか別の世界に、吸い込まれそうな美しさをし
ているよね。
……神父?」
エンポリオは見上げていた顔を下げて、神父の方を見た。最終章を奏でてい
た幽霊のピアノは、最後の一音を静かに響かせ、緞帳の光がゆっくりと消えて
いくのと同時に、響いていた音も、静かに、空間のうちへと消えていった……。
・
・
・
う、と、エンポリオは目に入ってきた砂埃に手を覆った。バスの発車音が響
く。慌てて駆けるが、間に合わず、バスは発車した。
しまったな、と思っていると。何やら停止したようだった。だから、さァ!
と、声が響いた。
「だからさぁー、50ドル紙幣しか持ってないんだってばぁー。
なんで釣り銭がないのさ、このバスー。なにさ、客に対してどぉしてそぉい
うこと言うかなーッ!
わかった! わかったよッ! ちょっと待って! 今、そこのガスステーシ
ョンでくずして来るからッ!!」
慌てて駆ける。やった。と、バスに追いついたところで、言い争っていたら
しい人物がひょいと顔を出した。
「あっ! キミっ! このバスに乗るの? 良いところに来たね! お金ク
ズれる? この50ドル札。
ね? 良いでしょ? これ偽札じゃないよ。このバス、小さいお金じゃない
と絶対にダメだって言うんだッ!!」
そう言ったところで、ドサァと音が響いた。見ると、男の荷がドアから放り
出されていた。突き落とされたらしい。少年も、あたたたた、と、地面に打っ
た腰を擦っていた。次の瞬間、バスが発車した。
「ひッどぉいなーッ!! 次のバスまで二時間じゃないかッ!! ……うう、
こんな事なら招待客が多いからって遠慮しないで、承太郎さんのご好意に甘え
て式場に近いホテルを取っておくんだった……」
呟きながら、少年はポンポン、とズボンに付いてしまった埃を払った。日本
人の、中学生か、高校生だろうか。あちらの人間は童顔だから良く分からない
が、その位の歳に見える。
なぁ、とそこで、声が掛かった。
「なぁ! オレの車ガス欠なんだけれどもよ、ガソリン代とメシ代おごって
くれねェ? そぉ〜したらよ、好きなトコまで乗っけてやっていいゼ?」
どちらともなく、少年とエンポリオは、目を見合わせた。そうして示し合わ
したように、二人とも同時に首を横に振った。
「いや……いいです。僕、本持って来ているし。時間潰すの、苦じゃないし、
なんて……」
言いながら、少年はバックから漫画本を取り出した。それを見て、おッ! と、
男は目を輝かせた。
「俺知ってるぜッ!! それ、ロハン・キシベの漫画だろッ!? それ、ひ
ょっとしてニホンでの最新刊!?」
目をキラキラさせての男の言葉に、少年はびくりと肩を震わせる。ええっと、
そうですけれど、日本語ですよ、と。
男はぱちりとした眼を見開いて、"Niente problema!(問題無ェッ!!)"と
喝采を上げた。男の言葉を聞き、ひょっとして、イタリア人? と、少年はす
らすらとした綺麗なイタリア語で、男に返した。男の目が、丸くなる。
「すッげェな、長いことイタリアにでも居たのかよ? 英語より上手くねェ?」
「まァ英語は自力ですから……じゃ、なくてッ! あの、その、結構ですから!」
「まァまァ、そう、遠慮すんなよッ! 俺、ロハン・キシベのファンなんだよッ!
何も運転中に読ませろって言ってんじゃねェッ! ちょっとした休憩中に読ま
せてくれりゃあ良いんだからさッ! ……読ませろって言ってんだーッ!!」
「ちょっとミスタッ!!」
助手席が、キィと開いた。二十四、五、くらいだろうか。茶髪でくるくると
パーマをかけた女性が車から降りた。きらり、と指に銀色の指輪をしているの
が目に付く。よく見れば男の方も同じ指輪をしている。どうやら夫婦らしい。
もうッ! と、女は腰に手を当て、ぎろり、と男を睨んだ。
「脅さないのッ!! アンタ、ぱっと見ギャングなんだからッ! この子達
が怯えているでしょ!? ケチくさい事言わずに、乗せてやりゃ良いじゃない。
ほら、アンタたちも乗りなさいよ。大丈夫よ、この男はちょっとガラ悪いけ
れど汗臭い以外は無害だから」
「オメー、トリッシュッ! 初対面の人間の前でそれはねェだろッ!」
「うるさいわねッ! アンタの為に用意してやったスーツを、あっさりと荷
に入れ忘れた罰よッ!! お陰でワザワザ現地調達しなくちゃいけない羽目に
陥ったじゃないッ!! あたしが日数にゆとりを持ってこっちに来ようとした
から良いものの、そうじゃなかったらどうなっていたと思うのよッ!!」
日数にゆとりをって、オメーが折角だし、ショッピングと観光を楽しみたい
って強引に急かすから、俺の荷造りも大急ぎでやる羽目に……という男の呟き
を、何のことかしら? と不敵に笑って女は封じた。何時もの事なのか、ふぅ、
と男は溜息を吐き、あの、とエンポリオは声を掛けた。
「ジョルノって……ジョルノ・ジョバァーナ?」
呟きを耳にして、さっと二人は表情を引き締めた。ざざ、と臨戦態勢を取る
二人に、マズい。とエンポリオは慌てて両手を振る。ジョルノがギャングで、
多くの敵が居ることも徐倫から聞かされていた。勘違いされないように、エン
ポリオは言葉を急いで付け加える。
「ぼくッ! エンポリオです。ジョルノさんの花嫁である、徐倫お姉ちゃん
の招待客ッ! 招待状も、ありますッ!!」
言って、ポケットから取り出した招待状を二人に見せる。二人はぽかん、と
した後、代わる代わる、招待状を見比べ、歓声を上げてエンポリオの肩を叩いた。
すッげェッ! こんな事って、あるんだなッ! そう興奮しているミスタに、
不思議な縁って、あるんですね……と、何故か少年が、呟いた。
振り返ると、少年も招待状を、見せ付けるように持っていた。差出人は「空
条承太郎」とある。ぽかん、と今度は三人が、呆気に取られた。そうして皆が
皆、笑いあい、車の中へと乗り込んだ。
ガソリン代は出しますよ。と言った少年に、漫画読ましてくれれば良いよ、
とミスタは笑って応えた。この人、大のロハンファンなの、と、トリッシュが
苦笑して言う。
「それにしても、不思議な縁だよな〜。いやー、しかし、暗くなる前で、良
かった良かった」
ミスタの言葉に、そうですね、と応えながらエンポリオは空を見た。空はゆっ
くりと、茜色を帯びてきている。空が昼から夜へと、切り替わろうとする、
「境目」の時間だった。
そォ言えばよ、と、ミスタが言う。
「コーイチはともかく、エンポリオは何でこんなトコに居たんだ? どーみ
てもお前、十歳かそこらだろ?」
「グリーン・ドルフィンに用事があったんです。その、帰りだったんです」
あら、と、トリッシュが声を上げた。やや、トーンを落として、訊ねてくる。
「ごめんなさい。ひょっとして、ご面会……?」
まぁ、そんなところです。と、曖昧な言葉でエンポリオは濁した。まさか、
自分が生まれた場所を訪ねておきたかったとは、言えない。
しかし、そんなエンポリオの濁し方を、ミスタたちは触れて欲しくない話題
だと察したらしい。それにしてもよォ〜と、声を上げる。
「ジョルノにもびっくりだぜ、暫く留守にしたと思ったら、女をつくって帰っ
て来るんだもな。しかもその後、事務処理して直ぐに入籍。聞いたぜ、何でも
花嫁の徐倫ってモテてて、他にもアプローチかけてた男が居たんだろ? あと、
彼女の親父さんもカンカンだったとかッ!」
「まぁ……確かにアナスイはお姉ちゃんにアプローチかけていたけれど、
お姉ちゃんの天然さを砕けなかったって言うか、ジョルノお兄ちゃんを選んじ
ゃったって言うか……」
あの、『繭』を調べてみようとした時点で、恐らく二人のその後は決まって
しまっていたのだろう。アナスイは今、承太郎さんのスカウトでスピードワゴ
ン財団の分析・解析部門に入っている。エンポリオ自身も、財団の援助を受け
ているため、先日会った時に式について訊ねたところ、出席する。と頷いてい
た。
(徐倫は俺の惚れた女だ。誰が何と言っても、俺のものにならなくっても、
俺はその事に誇りを持っている。祝福するさ。……上手く、笑えるかどうかは、
分からねぇけどな……)
そう言って、にっと笑った。その笑顔を見て、アナスイ、ちょっと格好良い
なぁとエンポリオは思った。多分、アナスイは数年後、すっごい名のある女性
を射止めるんじゃないかな、とも。
「承太郎さんは……複雑そうでしたけれど、賛同してくれているみたいですよ。
こうして招待状も送ってくれているみたいですし」
コーイチが、承太郎について話をする。
「そォかぁ……? なんか、この間ジョルノが零してたぜ? 『一番の難敵』
だってなッ!!」
「あー、まぁ、うん。一人娘ですしねェ……承太郎さんとしては、嫁に出す
よりも婿として入れたかったんじゃないですかね……」
婿ォ!? と、ミスタとトリッシュが声を上げた。そして二人で目を見合わ
せた後、盛大に、笑った。
「あー、うんうん。そりゃ良いわ。あいつ似合う。すっげぇー似合う。そん
で入り婿なのにすンげェーふてぶてしいのな。で、内側から自分色に家を染め
て行くのな」
「段々自分がルールブックになって行くのよね。で、それを周りも疑問に思
わなくなって行くのよね。……ああ、でも、結局ジョリンちゃん? が、お嫁
に行くんだっけ? 残念だけど、それが正解だわ。ジョウタロウさんって人を
見る目がある人ね。英断だわ」
二人の評を受け、コーイチは、ははは……と力無く笑った。どうやら彼も苦
労人のようだ。二人で笑みを浮かべると、エンポリオは再度、窓の光景に目を
やった。エルメェスは一度帰省してから此処に来ると言っていた。きっと、承
太郎さんから式場のあるホテルに送って貰っていることだろう。
ウェザーは、と、エンポリオは、ぼうっと思った。
式に参列出来ないのは、ウェザーと、FF。この二人だ。もう、居ないのだか
ら、仕方が無い。そういえば、と、エンポリオは思う。
神父は、あの後、どうなったのだろう。
ピアノの音が止んで、オーロラが消えた時、其処に神父の姿は無かった。
『朽ちた繭』の中を探したが、見つからなかった。それと同時に、『繭』が
崩壊し始め、気付くとエンポリオは、徐倫の腕の中に居た。神父は? と問う
エルメェスに、首を振って、居なくなった。とだけ答えた。徐倫はそう、とだ
け応え、ジョルノはまるで全てを理解しているように、もう、大丈夫です。よ
くやって、くれましたね……と、少年の頭を、撫ぜた。
本当に、神父は、何処に行ったのだろう? あの後、エンポリオは「物の幽霊」
を整理してみたが、神父が手にした、髪留めらしきものは無かった。どうやら、
神父と共に姿を消したらしい。
不思議に思ったが、物の幽霊を現世に呼び戻す方法など、当然知らない。ただ、
もし、と、エンポリオは思った。
もしも、どこかの世界で、彼が居て。そうして、そこに、ウェザーと、ペル
ラという妹が居るのなら……どうか次こそは、三人とも幸いになって欲しいと、
誰にともなく、エンポリオは祈った。
「それにしても、砂嵐がひでーな。ったく、砂漠を渡ってるわけでもねーっ
て言うのに……」
ミスタがそうぼやきながら、ワイパーを動かしている。黄昏色に染まる空を
見ながら、そうですね、とエンポリオは相槌を打ち。窓から見えた風景に、凍り、
ついた。
馬だった。砂嵐の向こう側、車と擦れ違うように、何十頭とも言える馬達が、
夕日を背負って駆けていた。鬣を靡かせ、尾を、棚引かせ、駆けていた。
乗っている者たちはマントを付けていたり、一流のジョッキーのような者も
見えたり、とにかく多種多様だった。中には自力で、信じられないスピードで、
馬と共に駆けている者も居た。
……エンポリオ? と、隣に居たコーイチが、窓辺に食いついている少年を
怪訝に思ったのか、気遣わしそうに声を掛けた。はっと、エンポリオは振り返
り、どうしたのかい? というコーイチの問い掛けに、何でもないですッ!
と応えた。再度、窓を見つめると、そこにはただ、風で巻き上げられる砂が映
るだけだった。
「何か、面白いものでも見えたの? 僕らの国では、黄昏のことを『逢魔が
時』って言うから、何か見えたのかと心配しちゃった」
「オイオイ、コェーこと言うなよ、コーイチィッ!! 俺、ユーレイとかそ
ういうの、苦手なんだよッ!!」
あはははは、と、コーイチはミスタの言葉を受けて、無邪気に笑った。
「でも、意外と良い幽霊も居るかも知れませんよ? 町の人たちを守るため
にこの世に残り続ける、正義感ある美少女の幽霊とか」
あーうん。美少女だったら、まぁ……というミスタが、次の瞬間悲鳴を上げ
た。どうやらトリッシュが足を抓ったらしい。
今のは「幽霊」だったのかと、エンポリオは思った。ヒトの幽霊は、支配出
来ない。自分にはあれが幽霊なのか、それとも、ひょっとしたら、過去なのか、
全くの別の世界なのか、分からなかった。ただ、頭に閃いたのは、「魂の量は
一定」だという、その事実だった。
”どうか、かみさま……彼らをお守り下さい。悲しみの道を、越えられるよ
う、彼らに困難に打ち勝つ勇気と、あと、今度は本当に大事なものを選べるよ
う、彼らの眼に光をお与え下さい……。”
エンポリオはそっと、口の中で、祈りの言葉を唱えた。
そうして、姿を消した神父の姿を思い浮かべ、彼が救われることを、願った。
-----------『 Mebius 』---------FIN
(上)
/ ̄\
| |
\_/
|
/  ̄  ̄ \
/ \ / \
/ ⌒ ⌒ \ 実に乙であったッ!!
| (__人__) | 褒美として文庫版ストーンオーシャンを買う権利をやる
\ ` ⌒´ / ☆
/ヽ、--ー、__,-‐´ \─/
/ > ヽ▼●▼<\ ||ー、.
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ (ニ、`ヽ.
.l ヽ l |。| | r-、y `ニ ノ \
l | |ー─ |  ̄ l `~ヽ_ノ
グッジョブ!リゾトリの人かな?違ったらごめんよ。
キャラクターが生きてて面白い!続きを全裸待機してる!
長いの来たあああああああああああ
とにかくすごいの一言だな!
上下編なら次で初夜かなとwktkが今から止まらないwwwwww
一行何文字と決めて改行するのはやめてほしい…
読みにくいことこの上ないないんだ…
>>191ー227 超GJ!
誰もが妄想する「ジョルノが6部に出ていたら」だな
こんな時間なのに読み耽ってしまったw
キャラクター皆見せ場があって愛を感じたッ!
ジョルノ×徐倫って表記だけで興奮したッ!
後半がすごく楽しみ
>>191 スッゲ読み応えあった!
血を吸う描写がエロくてエロくて…
後半にも期待
234 :
227:2008/04/24(木) 09:36:07 ID:tUd5ukIJ
続き、どうにか推敲済んだので投下します。
改行の位置を変えてみた。
たっのしかったーッ!! という歓声と共に、徐倫はベッドに倒れこんだ。
でも、良かったの? と、部屋でコートやら何やらを片付けているジョルノを見る。
「式を挙げてすぐ、ハネムーンで。お仕事とか色々、あったんじゃない?」
「大丈夫ですよ。あの闘いの後、直ぐに必要だと思える事はやっておきましたから。
徐倫こそ、良かったんですか? 新婚旅行の場所がイタリアで。別に僕のことなんて
配慮しなくても、行きたいところを言ってくれてば良かったんですよ?」
「平気よ。あたし、イタリア来た事無かったし、ジョルノの居る国を少しでも知って
おきたかったしねッ!」
そう告げると、徐倫は仰向けになって、四肢をゆっくりと伸ばした。たっぷり
としたキングサイズのベッドは、ふわふわしていて夢見心地に誘ってくれる。
それにしても、凄いホテルよね。と徐倫は呟く。
「最上階が一室で、ワンフロア丸々貸切状態なんでしょ? 凄くない?
っていうか、良かったの? そりゃあ、あたしは嬉しいけれど、もっと普通でも
全然構わなかったのよ?」
こきゅ、と首を傾げながら徐倫が告げると、お金と権力は、とジョルノが言
った。
「使いたい時に使う。そういうものです。昔なら兎も角、今では僕は余り使い
ませんからね、こういう時しか使えないんですよ」
んーまぁ、ジョルノの性格からして、そうだろうけれど……。と、上半身を
持ち上げて、背を枕壁にもたれさせた。ベッドの上にあったクッションを抱き
抱える。
「式、楽しかったわねッ! 色々な人が来ていたわッ!!」
「呼んだのは一応、身内とごく親しい人々だけだったんですけどね……いやはや、
ジョースターの家系の凄さと言いますか……」
父さん、ずっと苦虫を噛み潰したような顔をしていたわね。と言う徐倫に、
一人娘ですからね、とジョルノは苦笑しながら応え、徐倫の側に腰掛けた。
ベッドがひとり分追加した重さに、沈む。
「そりゃあ、苦い顔にもなるでしょう。なんせ、あの後直ぐに結婚、ですしね。
承太郎さんとしては、家族水入らずの時間をもう少し味わいたかったんじゃなんい
ですかね」
父さんが? と、徐倫は目をぱちくりさせた。身を乗り出し、そうかしら?
と、どこか期待するように、問う。
「そうですよ。まぁ、ひょっとしたら僕の事が気に食わないのかもしれませんけどね。
徐倫にプロポーズした時も唖然とした顔をしていましたしね」
「そりゃあ神父との戦闘が終わって直ぐだもの。あたしだってビックリしたわよッ!
おまけに『今は婚約指輪が無いのでこれで……』って、花を生み出して薬指に結ぶとかッ!
普通、ありえないわよ」
「嫌でしたか?」
いや、そんな事はなかったけど……と、笑顔で訊いて来るジョルノに、口の中でモゴ
モゴと徐倫は答えた。嬉しかったけれど、恥ずかしかったわ、と。
「プロポーズを受け入れてくれて、今でもほっとしています。急だったから、
信用してくれないかと思いました」
「まぁ、確かに急だったわよね。『繭』の中でもしきりにプロポーズしていたしね、
ジョルノ。
……んー、そうね。ご飯を上げちゃった以上、責任取らなくっちゃなー、なんて思ったのよ」
「『ご飯を上げたら、懐いちゃった獣』だから?」
隣に座したまま、耳元でそう問いかけると、うん、まぁ、そんなトコロ、と徐倫は
可笑しそうにクスクス笑った。
ジョルノはそんな徐倫の、耳障りの良い笑い声に微笑みながら、責任とって飼って
下さいね、と軽く頬にキスをした。
-----------『 Mebius 』-----------
(下)
▼--- Chapter 1 ---▼
外で食事と観光を済ませると、ジョルノが先に風呂に入った。徐倫は夜が近づくにつれ、
段々身を硬くして行った。ジョルノが風呂から上がった瞬間など、
飛び上がらん程の勢いで、首を傾げるジョルノに、慌てて何でもないッ! と告げると、
自分の着替えを手にそそくさとバスルームへと入る。服を脱ぎ、ぶくぶくとバスタブに
沈む。バスオイルを使用しているらしい湯船からは、花の良い香りがした。
ここから上がったら、と、徐倫はひとり、思う。
(あたし、ジョルノに『食われちゃう』わけだわ……)
どうしよう、と思った。いや、思ったところでどうしようも無いわけだし、
結婚したのは合意であるし、まさか結婚とセックスは別のものだなんて、
思っているわけでも当然無い。そういうものであることは、承知の上だ。ただ……。
「すンげェー、怖い……。ど、どうしよう……」
初体験は誰しも痛いと聞く。よく少女漫画ではキラキラとした背景と共に、
涙ながらに男と結ばれて歓喜しているのを見掛けるが、あれは脚色だと
クラスメイトから聞いたことがある。実際はあんなモンじゃない。メチャクチャ痛い。
喩えるなら口内炎をグリグリと広げていってソコにレモンジュースを注ぎ込むようなものだと。
敢えて喜びを挙げるならば、と、クラスメイトは言った。
”『食べられる』っていう喜びかしらね。相手が喜んでくれるっていう事を
喜ばないと、とてもじゃないけれど初体験って楽しめないわ”
相手の喜び……と思ったところで、ちらり、と徐倫は己の胸を見下ろした。
両の手で、覆ってみる。サイズは多分、そんなに小さい方じゃないし、両の手
の平から余るというくらいだから、それなりにある方だと、思う。
「あ、でも……ジョルノの方が手が大きいから、小さく感じるかも……」
呟くと、何だかちょっと気落ちした。ふに、と自分の胸を押してみる。当た
り前だけど柔らかい。腕を見る。刑務所に入れられて以来、しっかりと筋肉が
ついてしまっていた。腹が平たいのは嬉しいが、あんまり女の子らしい華奢な
感じはしないかも知れない……と落胆する。
「とりあえず……綺麗にしておこう……」
ボディーソープで丹念に泡立てると、乳首や秘所、菊座をいつも以上に丹念
に洗った。脇とか腕とかの毛は処理済だったが、一応念の為、と、
剃刀を当てておく。
シャワーを浴びながら、バスタブの湯を抜く。神父との闘い以上に怯えを
感じている自分に、ファイト! と励ます。
「ファイトよ、徐倫! あの泣き虫のママだって、オヤジにキチっと
食われたんだッ!!」
よし、と立ち上がったところで、ガチャリとドアが開いた。
「大丈夫ですか? 徐倫? 何だか随分長いですが、湯あたりしてや……」
「きゃァあーーッツ!?」
心配して顔を出したらしいジョルノに、徐倫は慌ててバスタブに身を沈めた。
が、湯は既に抜けている。風呂場とトイレは別々になっているため、シャワー
カーテンが無く。隠すものが無い。大丈夫だからッ! と、徐倫は耳まで
真っ赤に染めながら、首だけねじって、ジョルノに応えた。
「もう、上がるからッ!! ま、待っててッ!!」
そうですか。と、ジョルノはやや戸惑っていた様子だったが、パタリとドア
を閉めてくれた。徐倫はバスタブの中で崩れ落ちながら、自分の言葉に
ツッコミを入れていた。
「『待ってて』って、何だよ、クソッ!! これじゃあ『貴方の為に準備し
ていました』って言ったも同然じゃんッ! あたしの馬鹿ッ!!
チクショウ……超、飛びてェ……」
溜息を吐きながらも、上がった。身体を拭き、下着を、身に纏う。
純白のレースと、フリルで彩られたブラとショーツ。一応、今日の為に
買ってみた。「そういう下着」は、どういったのが良いのか、正直徐倫には
分からなかった。下着店で色々見たが、やたら赤いのやらスケスケなのを見て、
いや、脱がしてみたらソレってどうよ、と頭を抱えた。初体験でそれってどうよ。
それともやっぱり、男って喜ぶモンなの? と。
結局、羞恥心とそれまでの常識が勝った。オーソドックスな白の、上品な物
を徐倫は選んだ。普段着ている物の露出が高いので意外に思われそうだが、
下着の類は女の子らしい、可愛らしいのが好きなのだ。
身に纏い、鏡に映った自分を見る。ストラップの無い、細かく刺繍が施された
ブラと、ショーツ。多分、そんな変じゃないし、それなりに似合ってる。と思った。
すっと息を吸うと、徐倫はバスローブに、腕を通した。
▼--- Chapter 2 ---▼
お待たせ、という言葉と共に、徐倫はベッドに居るジョルノの隣に、並んだ。
ついつい、身が固くなる。はい、と、徐倫の隣に居たジョルノが、
グラスを差し出した。カラン、と氷の涼しやかな音がする。
「何? これ……?」
「桃の果実酒です。後口が良く、アルコール濃度も低いので、お風呂上りには
良いと思いますよ」
言われ、こきゅん、と飲み込む。口に入れると爽やかな桃の香りが広がった。
確かに飲み易く、風呂上りであった事も手伝って、こきゅこきゅと飲み干した。
飲み物を飲んで緊張が解れたのか、或いは、僅かに含まれているという
アルコールのせいなのかは知らないが、ほんの少しだけ、心が解れた。
枕元に空いたグラスを置き、横たわる。
「緊張していますか?」
くすくす、とジョルノが横目で見て、笑った。先に指摘してくれて、
ほっとしたのか、分かる? と、徐倫は笑いながら、応えた。
「すっごい緊張。笑わないでね、あたし、初めてなのよ。
なんていうか、さ、上手く出来なかったら、ごめんね」
くすくすと笑いながら答える徐倫に、優しくしますね、とジョルノは
耳元で囁き、ゆっくりと、圧し掛かった。
バスローブの紐が解かれて、静かに襟を広げられる。ジョルノの唇が徐倫の
白い喉へとすべり落ち、ゆっくりと胸元へと降り、バスローブは広げられる。
下着姿が露わとなり、ジョルノの視線に、恥じ入るように、徐倫は身を捩った。
あ、あの、と徐倫が呟いた。この下着、変かな、と。
「変、ですか……?」
「いや、あの、あたし、普段シンプルな奴ばっかりだから……。
こ、こういうの良く分からなくて……。ジョルノの好みじゃなかったら、
悪いなって……」
僕の感想を言うのなら、と、ジョルノは前置きして言った。
「100点満点ですよ、徐倫」
そうして、再度、胸元へと顔を沈めた。
徐倫の白い下着は、彼女の白い肌によく似合っていた。清楚で、可憐で、
彼女の中にある「少女」が、その下着に現れていた。これからその「少女」を
剥ぎ取り、自分が「女」にしてやるのだと思うと、知らずに心が昂ぶった。
ブラジャーの上から、ゆるゆると乳首を撫ぜる。徐倫は切なそうな吐息を立て、
自分は背中へと手を伸ばし、ホックを外す。ゆっくりと剥ぎ取ると、
綺麗な桃色に染まった、頂が見えた。指でそっと撫ぜ、摘み、舌で、味わう。
ふぁん、と声がした。いつもよりも高い甘い声に、心が躍った。
暫くぺちゃぺちゃとそうやって弄っていると、ぴん、と乳首が立ってゆく。
立ってますよ、徐倫。と悪戯声でそう囁くと、かぁっと彼女は頬を染めた。
そのさまが本当に可愛らしくて、ちゅ、とジョルノは彼女の額に、
小鳥のようなキスを落とした。
ゆっくりと、触れる指は下へと動かす。下腹部から大腿部へ。
秘所へと手を伸ばそうとしたところで、ぎゅっと、徐倫の足が反射的に閉まった。
徐倫、とジョルノは囁く。
「徐倫、両足を、開いて。……やってくれますね……?」
徐倫の目を見ながら、優しくそう告げると、徐倫はやや、不安の色を
目に滲ませながらも、おずおずとその両足を己の意志で開いた。ジョルノの手が
股の内へと滑り込む。する、と上から撫ぜると、ぴくん、と徐倫は身を震わせた。
そのまま、強く押したり、撫ぜたりを繰り返す。徐倫の吐息が強くなる。
どうやら、陰核への刺激は慣れているようだ。スムーズに興奮していって
いるところをみると、自分でやったこともあるのかも知れないな、
とジョルノは思った。ひょっとしたら、元々感じやすい体質なのかも知れないが、
これからより様々な所を開発して行こうと言う立場からすれば好都合だった。
性に興味は、無いよりあった方が、こちらとしてもやりやすい。
すっとショーツの中に手を滑り込ませ、指で、内壁を弄った。ひゃうっ!!
と、徐倫が声を上げる。ぐち、ぐち、と指をゆっくりと掻き回す。や、ぁ、イイ
っ! と、徐倫から微かな声が洩れた。
「あんっ! 自分でするのと、違っ! ずっとぉ……イイッ!」
……これは良い事を聞いたな、とジョルノは思った。今は止めておくが、
おいおい楽しめそうだ。と、先程の徐倫の呟きを聞こえなかったフリをして、
行為に戻る。ショーツを脱がし、頭を両足の間に入れ、ちろり、と舌を伸ばす。
びくっ! と徐倫の背が、跳ねた。
指で両壁を広げ、ぺしゃ、ぺしゃ、と初めは控えめに、舌を動かす。
徐倫の手が伸び、ジョルノの頭を掴む。手が震えている。止めさせようとしている
ようだが、手に力が入っていない。くしゃくしゃ! とジョルノの髪を、混ぜた。
指で陰核を押し、舌で内壁を弄り、じゅっ! と力強く吸ったところで、徐
倫の身体がびくんと震え、弛緩、した。
くたりと徐倫が横たわっているのを見ながら、ジョルノは手早くバスローブを
脱ぎ捨てる。下着は、つけていない。帯を解くと、すぐに張り詰めた自身が姿を現した。
ぎしり、と、再度徐倫に圧し掛かる。気配を察したのか、物憂げな様子で徐倫は
ジョルノの方へと顔を向けると、ぎょっと眼を見開いて、思わず後ずさりした。
「ああ、ひょっとして、男性器を間近で見るのは初めてですか?」
問いかけるジョルノに、こくこくッ!! と、勢い良く徐倫は頷いた。
そ、ソレ……と、声を絞り出す。
「それを、挿れるわけなのよね……その、あたしの、中に……。
入るかしら? っていうか、裂けちゃわない、かな……」
怯える徐倫に、ジョルノは手を取って、触ってみて下さい、と、
己の男性器を徐倫に触れさせた。徐倫は触れた瞬間、ビクっと驚いて
手を離したものの、おそるおそる、ジョルノに触れた。
「すごい、熱い……。びくびく、してる……」
「徐倫の、ここもね」
言い、ジョルノは徐倫の女性器のうちに指を沈める。
ぁん! と徐倫が可愛らしい声を上げた。
「すごく熱くて、びくびくしています。僕らのものが、互いに、互いを欲し
ているんです。だから、徐倫、怯えないで下さい……」
そう、語りかけるジョルノに、徐倫は暫し彼を見つめ、分かったわ。
と、頷いた。その代わり、と、己の手を、彼に差し出した。
「……?」
「繋いでいて。離さないで。あたしのことを。
ジョルノ、あなたの血と、魂で、あたしの魂を結び、
繋ぎ止めていてくれる……?」
徐倫の言葉に、勿論です。とジョルノは答え、互いの両手を絡ませたまま、
二人はくちづけ、そうしてジョルノはゆっくりとうちに、押し入った。
徐倫の中は、ぎちぎちに狭かった。自慰に耽ったことはあっても、
中に挿れた事までは無かったらしい。徐倫の大腿部を掴み、ぎりぎりと
身体を押し進めて行く。きっと、想像を絶する痛みなのだろう。
十分に潤っていたとはいえ、徐倫の顔は辛そうだった。呼吸は荒く、渇き、
痛みからか、一筋の涙がほろり、と彼女の頬を伝っていた。
これに対し、貫いているジョルノは、狭く、締め付けてくるものの、
内壁からの温かさと、刺激に、肉欲と理性との狭間にあった。
がむしゃらに徐倫の子宮を突きたい。だが、苦悶の表情で呻く彼女に
無理はさせられない。
牙を立てる獣は牙を立てる獣なりの、食われる獣は、食われる獣なりの、
分かち合いながら、じわ、じわ、と。互いがひとつになるまで、
酷く不器用に、時間をかけて、溶け合っていった。
やがて、全部、入りましたよ。と、汗を滴らせながらジョルノが告げると、
ほんとう? と、涙声となった徐倫の声が響いた。本当ですよ、と。繋いでい
た徐倫の手を、繋がる下身へと導き、触れさせる。
……本当だ。と、子どものような声が響いた。繋がってる、と。
「愛してますよ、徐倫」
そう囁きかけると、あたし、もッ……!! と、感極まったように、
徐倫はジョルノの首筋に両腕を回し、ぴたり、と身体を密着させた。
「あたしもッ! ジョル、ジョルノの、コトっ……!!」
ぽろぽろ、と、徐倫の両目から涙が零れた。耳元で、蚊の鳴くような声で、
愛していると密やかに告げられ、ジョルノはゆっくりと、動き、やがてそれは
緩急をつけ、早まり、二人は互いの背に両腕を回し、肉体を繋がらせたまま、
互いに、弾けた。
▼--- Chapter 3 ---▼
朝ですよ、徐倫、と声を掛けられた。重い眼を開けると、
カーテンから緩やかな陽の光が満ちていた。ん……と、身を起こすと、
そこには既に服を着替えたジョルノが居た。
「Buon giorno!(おはよう)徐倫。朝食はどうしますか? ルーム・サービ
スをお願いして、もう少し寝ていても良いですが……」
ジョルノの言葉に、ううん、良く寝たし、起きるわ! と答え、はた、
と自分がシーツを巻き付けただけの姿であることに気が付いた。やや、
頬を紅潮させながらも、必死に平常心を装い、シーツを巻きつけたまま、
ベッドから降りようと足を伸ばす。
「――ィッ!!?」
ぺたん、とベッドの下に蹲る。なんじゃこりゃあああああ!!?
と内心、絶叫する。
(何これ、ナニこれッツ!? ま、股の間が合わせられないッ!!
ち、力が入らないぃいいいいい!!)
冷や汗が、だらだら流れる。しかも痛い。じんじんする。嘘だ、
痛いのは最中だけなんじゃなかったのかッ!? と半泣きになる。
「――ひょっとして――立てませんか?」
すっと、ジョルノが心配そうに腰を降ろして目線を同じくする。
すみません。僕のせいですね、としおらしく謝る態度に一層焦る。
ヤバい。超、恥ずかしい。
大丈夫だからッ!! と、わたわた徐倫は手で制し、
ベッドサイドに手を伸ばした。
「き、きちんと自分で立てるわッ!! そ、それよりもジョルノ、
ルーム・サービスで朝食をお願いッ!」
「本当に大丈夫ですか……? じゃあ、僕は向こうの部屋頼んでいますね。
あ、後、徐倫。備え付けのクローゼットにある衣服は好きに来ても良いので、
良かったから来て下さい。ホテルの方に頼んだものだから、
好みかどうかは分かりませんが……確か、下着もあった筈ですよ。
買い取り式だから、好みのがあったら、付いているタグを置いといて下さい」
そう、一通り説明を終えると、ジョルノは寝室から出て行った。
残された徐倫はベッドサイドに掴まって、震える足を叱咤し、どうにか立ち上がり、
クローゼットまで動いた。
「……信じ、られねェ……世の女の子って、みんなこーゆー痛みに
耐えているモンなの? そーいうモンなの? っていうか、
良くあんな大きいモノが入ったわ……」
そう、ブツブツと文句を垂れながらクローゼットを開いた。
何と言っても全裸である。独房の中ならともかく、この場で、
下着を付けないというわけにはいかない。引き出しの中かな? と、引き出しを開け、
中に敷き詰められた下着を一枚手に取り、固まった。
紐である。スケスケである。しかもなんていうか真ん中に割れ目とか
入ってたりする。ちなみに引き出しひとつがまるまるショーツだ。見ると、
他にも真ん中にでっかいパールのビーズだとか、何かもう、「そういう下着」の見本市
みたいになっている。まさか、と思った。嫌な汗が、背中を伝った。
がらっと、二段目を開いた。ブラである。赤とか青とか黄色とか白とか黒と
かそれはもう色とりどりである。それはいい。だが、何故か乳首の部分が
空いていたりスケていたり何か突起物がついていたりする。
(フザけんなぁあああああああ!! ラブホかッ!? ココはッ!!?)
叫びたい衝動をぐっと抑える。隣にはジョルノが居る。叫びを聞きつけて、
この状況を見られるわけにはいかない。
……ジョルノが取ってくれたこのホテルは、実に有名な一流ホテルだ。
それは、間違いない。徐倫だってガイドブックで見たことあるのだから、違いない。
だのにこれは何だというのだ。確かにそりゃあ、新婚夫婦のみが貸切と言ったら、
想像されるのは一つだろう。それは分かる。分かるが……!!
「あたし……どれ着よう……」
徐倫は下着の前に項垂れた。まさか生まれてこのかた、下着を前に泣きそうになる
日が来るとは思ってもみなかった。
結局、徐倫が選んだのは、ジョルノが普段着ている色に似た、ローズのベビードール
と、どうやらセットになっているらしい。両サイドが紐のショーツだった。
「……これ着て、スカートとか絶対無理だわ。まぁ、どっちにしろ今日は
出歩けなさそうだけど……」
そう呟きながら、両サイドを蝶々結びにする。紐を引いたらあっさり取れて
しまうなぁと思いながらも、固結びをして取れなくなるよりはマシだ。
と自分を納得させる。
ショーツと、ベビードールを身に着ける。スースーする。当たり前だ。
もうちょっと身を覆いたいなと、三番目の引き出しを開けた。ストッキングだ。
ほっとして手に取り、広げる。そして、脱力した。
ガーターストッキングである。今時、ガーターベルト無しでも、
落ちないようなストッキングが当たり前だというのにこの始末。
何ていうか意図してやっているとしか思えない。
溜息を吐きながらも、下着の色にあったものを選び、足に纏う。
ガーターベルトで繋ぐ。鏡でもって、己を見ると、何ていうか
「お召し上がり下さいv」な自分が居た。凄く鏡を叩き割りたい衝動に襲われた。
とにかく服を着ようとクローゼットから比較的自分に似合いそうなワンピースを
引きずり出す。どれも背中のファスナーを下ろせばあっさり脱がせられる作りなの
が気になったが、最早ツッコむ気力も失せた。首筋が良く見える、ワインレッドの
ワンピースを着て、ジョルノの元に向かった。
きゃあ! 豪華っ! と、部屋のテーブルに並んだ朝食を見て、徐倫は眼を
輝かせた。ジョルノは椅子を引いて徐倫を席に着かせると、徐倫の服を見、
良く似合っていますよ、と目を細めて褒めた。
徐倫はぱっと、頬を染めた。そうして遠慮がちに、あ、有難う。と照れなが
ら礼を言った。
徐倫はどうも、ストレートな表現を恥らう傾向にあるな、とジョルノは思っ
た。褒められたり、レディとして扱われると、異様なまでに照れるのだ。
そこがジョルノからしてみれば面白いし、可愛いのだが、
異性慣れしていないのかな? と時々不安にさせられる。
「徐倫、体調はどうです? 今日の観光は止めておきますか?」
食事を摂りながらのジョルノの言葉に、うん。と、やや、影を落として、
徐倫は応えた。
「御免なさい。でも、その……なんていう、か。
今日はちょっと無理っぽいの」
言い難そうに、そう答える。昨晩、あれだけ強く貫かれたのだから、
それも無理はないだろうな、と、貫いた張本人であるジョルノは思った。
気にしなくて良いですよ、と。優しい口調で、徐倫を宥める。
「徐倫は昨晩、僕と頑張って付き合ってくれたんです。僕はとても嬉しかった。
謝る必要なんて、無いんですよ……?」
言いながら、柔らかく微笑む。そう告げると、徐倫は少しほっとした様子で、
やはり、はにかんでから、どういたしまして、と答えた。ジョルノも笑顔で頷
きながら、昨晩は、とカプチーノを片手に、思った。
昨晩は本当に良かったなぁ。と、そう思う。
恐らく徐倫はその後の事は記憶に無いだろうが、ジョルノはその後もしっかり
意識を保っていて、事後の始末を彼はした。くったりとした徐倫のうちから
自分のものを引き抜くと、とろり、と、処女の証である破瓜の血が零れ、
ジョルノはそれを人差し指で僅かに掬い取り、舐めた。それから彼女の身体を、
股をそっと拭き清めると、自分はシャワーを浴び、上がった後は徐倫の横で、
ずっと彼女を眺めていた。
そうして、明日は多分立てないだろうなぁ。悪いことしたなぁ。
止める気なんてなかったけど。明日はドコも行かないだろうから、
二人で何をしようかな、そうそう、わざわざ、この部屋にその手の下着やら
何やらも運び込ませているから明日は徐倫にはそれを選んで貰わなきゃ。
徐倫は見たらどうするかな驚くかなどんなのを選ぶかな、どれを選んでも嬉しいから
別に良いけれど……等と、不届きなことを、ずっと、考えていた。
徐倫はそんな事を思い返しているとは露とも知らずに、朝食のサラダを頬張っている。 「あ、徐倫。頬にサラダのカスが付いていますよ?」
「え? ドコ?」
言い、唇の周りに触れる。勿論、そんなものは付いていやしないが、
この部屋に居るのはジョルノと徐倫、二人だけだ。他に知る者など、居やしない。
「ここです」
と、身を乗り出して、ジョルノはペロ、と徐倫の唇を舐めた。
「〜〜〜〜ッ!!!!?」
「もう良いですよ、徐倫。取れました」
にこりとそう微笑み掛けると、徐倫は口をぱくぱくとさせて、ジョルノ、
あんたって……呟いた。
「何ですか?」
と笑顔で問い返す。徐倫は何でもない、力なく首を振った。
朝食の後は、二人でソファで横たわりながら、話をした。
「徐倫は、この後、やりたい事って無いですか? ああ、観光という意味ではなく、
大学に行きたいとか、そういうことです」
大学って言っても……と、徐倫は困ったように、言った。
「あたし、ジョルノと結婚したし、そりゃあ、大学には行きたいけれど……
子供も、欲しいなッて思っているのよ。
……ジョルノは子供って、嫌い?」
「まさか! 好きですよ? 徐倫の子供なら、尚更です」
それでね、と、徐倫は言った。
「あたし、生まれる子は、沢山一緒に居て、愛してやりたいなー、って思うの。
だから、さ、大学行っちゃうと、自分のことで一杯になっちゃうじゃない?
それって、やだなーって思うの」
それは違いますよ、徐倫。と、ここで始めて、ジョルノが徐倫の言葉を否定
した。
「程度問題ではありますが、子供ために頑張るのと、己を犠牲にする事とは
違います。徐倫がそうしたいのなら、そうするべきです」
「で、でも、さッ! 子供は悲しむかもしれないじゃないッ!?」
何のために、両親が居ると思っているのですか。とジョルノが応えた。
「愛情は、母親だけじゃあない、父親だって注げるものだ。
……違いますか?」
ジョルノが言うと、説得力あるわね、と、笑いながら徐倫は言った。
「……それじゃあ、サポートの程は、よろしくね、『生命を生み出す、お
かあさん?』」
「人の子供は、産めませんよ? 産ませることは出来ますけれど」
そう囁くと、ジョルノは徐倫にちゅ、とキスをした。
始めは軽く、数度。次に深く。交わされる二人の唇から、ちらちらと互いの
舌が除き、つ……と、唾液が、落ちた。
ジョルノの手はするすると動き、徐倫の背中にあるファスナーを、下ろした。
ジョ、ジョルノッ!! と、徐倫が慌てて、制す。
「あ、あのね。本ッ当〜〜〜ッ! に悪いんだけど、あたし、今日は無理なのッ!
あの、股の、間がねッ!?」
大丈夫ですよ。と爽やかに微笑を浮かべながら、ジョルノは実に鮮やかな
手つきで徐倫の衣服を脱がして行く。元々脱がしやすい服だからか、ジョルノが
上手いのか、或いは惚れた弱みかは分からないが、徐倫はあっさりと剥かれ、
あれだけ恥らっていた下着のみ、となってしまった。
ゴク、と、ジョルノの喉が上下するのが見えた。
「Di molto bene(すッげェ、イイッ)……!!」
言われた徐倫からしてみれば、気が気ではない。何と言っても、
まだ腰やら股やらは痛いのだ。またアレを挿れられるのかと思うと、正直、
耐えられるかどうかは自信が無い。戦々恐々として、圧し掛かっているジョルノの
出方を待っていると、ジョルノは徐倫の手を取って、己の物に触れさせた。
布越しでも分かった。ジョルノのモノは、はっきりと、勃起……していた。
そうして混乱する徐倫をよそに、ジョルノはこんな事を告げて来た。
「君に無理強いさせるのは、僕の本意でもない。ただ、徐倫……。
君さえ良ければ……手伝って、貰えますか……?」
言葉を受けて、徐倫は本日何度目かの、思考停止をしてしまった。
(手伝うって手伝うってソレってソレって、あの、何ていうか『性欲』
をよねッ!? でもその、あたしの中に挿れるってわけじゃないわけだから、
その、あの、つまり手とかそのなんていうかをあたしはあたしはあたしぁああああ!?)
「……ああ、嫌なら良いんです。自分ひとりでも、済ませられますから。
良かったら徐倫、そこに座って、こっちを向いていてくれますか? 目は、
閉じていても良いですし、嫌なら耳を塞いでいてくれても良いですよ?」
「爽やかにトンでもない事を言うんじゃねェえええええええッ!!!」
新婚初日。初めて徐倫は口汚くジョルノに向かい叫んだ。しかしジョルノは
さらり、とどこ吹く風といった様子で、徐倫の叫びを受け止めた。
「仕方無いじゃないですか。僕は徐倫じゃ無いと抜けないんですから」
「『抜けない』とか言うなッ! アンタ、本人を前にして何て事言いやがるッ!
もっとこぉッ!! 羞恥心っていうモノをね……ッ!!」
じゃあ、どうすれば良いって言うんです。と、ジョルノにしては珍しく憤慨
した様子で、徐倫に言った。
「目の前に欲しくて欲しくて堪らない相手が居たら、こうなるのは当たり前ですッ!
僕だって、こんな事は初めてなんですよッ!!」
え? と、再度、徐倫は固まった。
「……初めてなの? あたしが?
……それって、『初体験』的な意味で?」
「『初体験』的な意味で」
「聞くけど、ジョルノって、童貞捨てたの、いつ?」
「昨日ですね。相手は僕の目の前の人物です」
ど、と徐倫はぷるぷる震えながら、叫んだ。
「どぉおおおしてソレを早く言わなかったのよぉおおおおおお!!?」
「女の『処女』と、男の『童貞』との間には、大きな違いがあるんですよッ!!
昨晩の固まっている君に対して、そんな事、言えるわけないでしょうッ!!」
言っておくけれど、纏わり付いて来る女は山のように居ましたよッ!! と、
どこか言い訳がましく、若干早口に、ジョルノは言った。
「でも、肉体的な関係を持ちたいという女性は居なかったんですッ!
そりゃあ僕だって、男だから、人並みに肉欲はありますよッ!?
でも、欲を満たすリスクを犯すよりも、抑えたほうが何かと都合が良かったんですッ!!」
ぜぇ、ぜぇ、と、ジョルノは肩で呼吸をしている。徐倫は力が抜けたように、
なぁんだ。と、声を上げて、ふわり、と笑った。
「すッげェー緊張して、損しちゃったわ。あたし、ジョルノって色んな女性と
経験しているのかなーって、あたし、上手くやれるかなーって思ってた。勝手に。
でも、そっか。あたしたち、お互い様だったのね」
そう告げると、こつん、と徐倫はジョルノの額に、己の額をぶつけた。
「いいわ、『お手伝い』してあげる、ジョルノ。でも、あたしやり方なんて
良く分からないから、きちんと、良いってところを、教えてね?」
そうして額から顔を離した後、ちゅ、と、徐倫の方から、キスをした。
▼--- Chapter 4 ---▼
ソファからは、水音が響いていた。音に混じり、男の荒い呼吸があった。
ソファに居るのは一人の青年。その下には、蹲り、青年の陽物を愛撫する娘
の姿あった。娘は、その赤い舌をちろりと伸ばして、男の指示に従い、緩急を
つけて、筋からてっぺんへと、凛々と立つ青年のものに舌を這わす。
時折、指で玉を刺激する。
青年のものは、娘の唾液と、青年自身の、先走ったものでぬらぬらと
濡れていた。青年に言われて、娘はやや、苦しそうに、青年のものを口に咥えた。
口内でぺちゃぺちゃと弄っていたが、やはり、息苦しいのか、ぷは、と、
思わず口から、離した。
「徐、倫……」
「ん、ちょっと、タンマッ……!!」
切なそうな眼差しを寄越すジョルノに、徐倫はハァ、ハァと、呼吸を整え、
再度、陽物に向かった。ん、んっ! と、懸命に、青年を愛撫する。突然、
ジョルノがぐ、と、徐倫の肩を掴み、引き抜こうとした。
「も、駄目です、徐倫ッ! どいッ……!」
ジョルノがそう言って、徐倫をどけようとしたところで、べしゃり! と、
ジョルノから出たものは徐倫を顔を、髪を、しとどに汚した。
けほっつ、けほっつ、と、咳をする徐倫に、すみません……徐倫……と、ジョ
ルノは詫びた。顔を持ち上げ、汚した己の精液を、拭き取ってやる。大丈夫よ、
と徐倫は応える。
「んっと……それより、落ち着いた?」
「ええ。まぁ……お陰様で」
そッ! と、徐倫はニコっと笑って見せる。なら、良かったわ。と告げ、
くるりと背を向けたところで、ぐ、と肩を、掴まれた。
「じょ、ジョルノッ……!?」
「『僕は』、良いですよ? でも『君は』まだなんじゃないないですか?
徐倫?」
問われる。くん、と身体を引き寄せられ、ベビードールの上からきゅ!
と乳首を摘まれた。
「『立って』ますよ……徐倫……。興奮しているんでしょう……?」
言い、ちゅっと、うなじを吸われる。するりと下身へと手を伸ばそうとする
ジョルノの手を抑えながら、あ、あたしは平気よッ! と言い繕う。
「あたしはちゃんと、ひとりで出来るからッ!! ご心配無くッツ!」
「ふゥん……。じゃあ、それを僕に、見せて下さい、徐倫」
へ? と、徐倫は間抜けな声を出して、固まる。聞こえませんでしたか?
と、再度ジョルノは、言い募る。
「徐倫がマスターベーションをしてイクところが見たい、と言っているんです」
さらり、とジョルノは告げると、ひょいと徐倫の身を抱え。ドアを開け、
ベッドに運ぶ。そうしてぼすん、と、徐倫をベッドの上に置くと、シャ! シャ!
と遮光カーテンを閉めた。室内は、僅かに洩れる光の他に、薄暗さで覆われる。
ぱち、とジョルノが枕元の電気を付けた。オレンジ色の、妙に淫靡な、光が灯った。
「ほら、何をしているんです? 徐倫。ひとりで出来るんでしょう?
僕は居ないものと思ってくれて結構です。やってみせて下さい」
言いながら、ジョルノはベッドに椅子を向け、悠然と腰掛けた。尚もベッド
に放り出されたまま、呆然としている徐倫に、やり方が分からないなら、
例をお見せしましょうか? と立ち上がる。そうして、ぺろ、と己の指先に
唾液をつけると、自分の首筋から胸元へと、ゆっくり、見せ付けるように、
肌に触れながら指を下ろして行った。
「や、やるからッ! やるからジョルノっ!」
頬を紅潮させて、徐倫はジョルノを制止した。そうですか、と、ジョルノは
平然として再度、椅子に腰掛ける。徐倫は一度、すぅっと呼吸をすると、
覚悟を決めたのか、ベッドの上に立ち上がり、結わえていた三つ編みを、解いた。
さらさらと解かれた髪が波を描きながら流れた。それらを両手でゆったりと
掻き上げる。ゆるり、と腰をくねらせる。指を、咥え、ゆっくりと、
己の唇から胸元へと下ろしてゆく。ふに、と、両手で、ベビードールの上から、
己の両胸を持ち上げる。するり、と片手を臍へ、もう片手の、薬指と中指とで、
乳首を摘む。
ほんの少しだけ身を反らし、やや、背中を見せるようにして、ベビードール
を脱ぎ捨てる。白い素肌が、露わとなる。
両膝をベッドに着く。片手で胸を揉みしだきながら、片手で、ゆるゆると、
秘所を撫ぜる。下着は、既に濡れていた。くち、という僅かな音を聴きながら、
弄る。ぐち、ぐちぐちと、音は次第に、高くなる。
「徐倫、仰向けになって、足をこちら側に開いて下さい」
ジョルノの声が響く、徐倫はこくん、と頷くと、ベッドに仰向けに横たわり、
Mの字に足を広げて見せた。そこは、じっとりと、物のかたちが分かるほどに、
滲んでいた。
「紐を解いて」
両サイドの紐を、静かに解いた。まずは右側。続いて、左……。
下着は両の支えを失い、どうにか徐倫の股間に乗っている状態にあった。徐倫、
と、声が響いた。
「下着をゆっくり、外してください」
徐倫の腹は緊張からか、興奮からか、びくびくと脈打っているのが、
遠目からでも分かった。すっと、震える徐倫の手が、下着に伸びる。そろ、
そろと、上に乗った下着を捲り上げ、ゆっくりと……手を、離した。
そこは、酷く充血し、ぴくぴくと蠢き、物欲しそうに、涎が垂れていた。
ぐ、と、思わず駆け寄りたくなる己を抑え、何をやっているんです? と、
わざと平静さを装って、次の指示を出した。
「それで、マスターベーションは終わりですか? 違うでしょう、徐倫。
指で、自分のそこを、触って下さい」
ひゅっと、息を飲む音が聞こえた。やがて、ぎこちなく徐倫のタトゥーが
施された手が、秘所に伸び、ひどく、ぎこちなく……秘所への愛撫が始まった。
仰向けになったまま。徐倫は秘所を、そして乳房を、弄っていた。無論、
足は開き、秘所はジョルノの方へと見せ付けたままである。秘所からは次から
次へと愛液が滴っているというのに、全く、イけない。
ただただ、腰の、股の、ずっと奥が、きゅんきゅんと切ないばかりである。
ジョル、ノぉ……! と、伴侶の名を呼んだ。ぽろぽろ、と涙が零れてくる。
「じょる、のッ!! お願い、手伝ってッ!! 変なのッ! イけないのッ!!
あたし、ひとりじゃ、イけないっ……!!」
ひっく、ぐすっと肩を震わせて居ると、溜息と共に、ぎぃっと椅子の軋む音が
聞こえた。仕方のないひとですね、と、ジョルノの腕が、抱き起こす。
「ひとりで出来るんじゃなかったんですか?」
「だ、だッて……! 感じ方が違うのッ! ぜんぜんッ! 今までは、
これで、良かった筈なのに」
言い、ぐず、ぐず、と鼻をすする。
「痛みは、どうなんですか? まだ、痛い?」
「分かんない……。それよりも、何だか奥が、きゅんきゅんするの」
「……『きゅんきゅん』?」
そう。と、徐倫は言った。そしてジョルノの手を取ると、そっと己の……子
宮の辺りに手を当てさせた。
「ココが、何だか、凄くッ……切ないの……」
告げると、突然がばり! とジョルノが徐倫の身を抱き締めた。
じょ、ジョルノ? と徐倫が声を上げる。
「ああ、もぉッ! 僕の負けですッ! 負けですよ徐倫ッ!!」
そう言うと、ジョルノは荒々しく徐倫の唇にくちづけ、
徐倫の上に覆い被さると、肉棒を取り出し、ぐちりッ! と挿れた。
ぐちゃ! ぐちりッ! ぐちゃ、ぐちりッ!!
ひやァん!! という徐倫の甲高い声が、響いた。それは確実に、
甘いものが、混じっていた。
「ァんっ! ぁんッ! ぁッ! ぁッ! ぁあん! や、ぁあんッ!」
徐倫の手が伸び、ジョルノの髪を、クシャクシャッ! と掻き乱す。
ジョルノは熱く、甘い吐息を洩らしている徐倫の呼吸さえも全て飲み込むほど、
熱く熱く唇を交わすと、はち切れんばかりの己の精を、放った。
「とりあえず、僕は自分で思っている以上に、君に首ったけのようです。
驚きました」
妙に憮然とした表情で、まるで不本意この上無い、という様子でジョルノは
徐倫に告げた。そんな事を言われても……と、徐倫は戸惑う。
「あたし、思ったことを言っただけなんだけど……」
徐倫は天然だから困りますッ!! そう、憤然した空気を持って告げられる。
身を抱き寄せられ、占有でもするように、腕の中に封じ込められていた。
「初めてですよ、もう、こうも気持ちがコントロール出来ない事は……」
「コントロール?」
「余り感情をストレートに出す事は好きじゃないんです」
ぎゅっと、抱き締められ、ジョルノの胸に頭を入れられた。
要望はストレートの癖に、変ね。と、徐倫は、笑う。分かった! と、徐倫は言った。
「ジョルノって格好つけでしょう? それはそれで素敵だけど、あたしは
そんなしなくっても、ジョルノの事、好きよ? もっと自然体でいて、良いわ」
言い、くつくつと胸の中で徐倫は笑う。だって、と、ジョルノは言う。
子供の様に唇を尖らせて、ちょっと、照れ臭そうに。
「……恥ずかしいじゃないですか、子供みたいで……。僕はもう、
とっくに成人男子なんですよ?」
「良いじゃない、別に。それも含めて、ジョルノなんでしょ?
あたしは別に構わないわ。あたしも何ていうか、ちょっと泣き虫なトコあって
子供っぽいし。……少しずつ、ふたりで本当の大人になれたら良いわ」
「徐倫が泣いちゃうのは良いんですッ! 可愛いから」
不服そうに言うジョルノに、あたしは嫌なのッ! と、両手を伸ばし、
ぐにぐに、とジョルノの両頬を引っ張った。
その後に、互いに顔を見合わせて、笑った。
▼--- Chapter 5 ---▼
それから、数週間が過ぎた。大学で生物学を学び始めた徐倫も忙しい日々を
送り、ジョルノはそれまでと同じの、しかし、少し変わった生活を送り始めた。
仕事はそれまでと変わらない。部下を統制し、別のルートから大麻が流れ込んで
いないか、裏の世界での情報収集と提供。暗殺を請け負うことは無いが、状況と
情報を整理した上で、鉄槌代役を受けることはあった。
イタリア全土を掌握することはまだまだ力不足だが、確実に勢力は伸び、
統制も取れていった。勢力地域では寧ろ治安が良くなったくらいだと、
住民からの評判も良かった。
ただ、他国からの「裏の」旅行客とのトラブルと、売春婦問題は頭の痛い
問題だった。
麻薬の撤廃はブチャラティの意志を継ぎ、市井にこれらが回る事はほぼ無くなった。
代わりに利益を占めたのが賭博であり、これは成功を収めたと言っても良かった。
スリやコソドロに関しては、今までと大差ない。ただ、互いに互いの持ち場を
荒らさない事、相手を選ぶこと、が遵守されるようになった。
これらの犯罪は、行う者たちも比較的容易にジョルノの方針に同意してくれた。
彼らとて、互いの足は引っ張り合いたくは無く、きちんと(この場合の「きちんと」
は一般的な「きちんと」とは大分意味が異なるが)稼げるなら、
そっちの方が単純に良かったのだ。
だが、売春婦と他国からのトラブルは実にやっかいな問題だった。
まず、彼等は自分たちの観念とは全く違う。そこから衝突し、なかなか互いに
妥協出来ない。妥協出来ないものだから、抗争が起きる。
血の気の荒い者は大騒動を起こしたりする。
ジョルノ達からしてみれば、余りおおごとにするのは反対なのだ。
賭博を一部の金持ち連中に対する娯楽とするならば問題無いが、
それでは地域によって大きく偏りが出る。規模の差はあるものの、
賭博場を広げるならば、市井の人々の収入や生活は安定し、一定水準あった方が良い。
そうして得たお金を夢をもって賭け、スったり、或いは儲けたりするのが理想だった。
こうした「遊戯」に、人々が身を乗り出して参加するためには、血生臭い騒ぎは、
極力少ない方が良いのだ。その方が、人々は安心して、お金を賭け事へと投じてくれる。
売春婦に頭を抱えるのも、「安定した市井の人々の生活」に関与していた。
イタリアでの売春婦は基本的に路上で「客引き」をしている。そしてこれを行う
殆どの女性達が異国民であり、それらの元締めは専ら別国のマフィアが行っている。
女達は、一夜の性を売る。中には避妊したり、堕ろしたりする者も居るが、
出産する者も勿論居る。そして、そうやって産まれた子供たちがどうなるか……。
――かつての我が身を思い返すような、胸糞悪い気分になった。
産まれた子供たちは、満足行く教育も受けられないまま、スリやコソドロを行う。
当然、ジョルノ達の場を荒らしたりする。そうした時に、親が出てきて、
親と衝突するのはまだ良い。最悪なのが、親から見捨てられている場合だ。
そういった時は本当に、心から、自分も大人だというのに、
「大人」という存在が……否、「人間」が、憎らしく、なるのだ。
いつか、別国のマフィアと大きくやり合う日が、来るかも知れない。
そう、思った。
「いくら民衆の評価が高くても……これじゃあ、承太郎さんが婿として迎え
るのを嫌がったのは、当然ですよね……」
パソコンと向き合い、勢力情報や経理を纏めながら、ぽつり、とジョルノは呟く。
徐倫に求婚して、数日後、娘親である承太郎から、「婿に来る気は無いか」と告げられていた。
一緒になるのなら、空条家でも別に良いだろう。悪いようにはしない、と。
そして、彼はこんな事も、言った。
「徐倫から、ギャング・スターだと聞いたが?」
お調べになっているでしょうが、本当です。と、ジョルノは臆せず、答えた。
「僕は、ギャングを辞める気はありません。そして、
徐倫を手放す気もありません」
そうか。と、彼は言った。残念だ、と。
「さっきの婿入りの話は無しだ。忘れてくれ」
そう告げて、背中を向けた男に、ご結婚はお許し頂けるのですか?
と声を掛けた。するとゆっくりと振り返って、言った。
「娘が望んだ以上、俺から良いも悪いも、無いだろう。
ただ……幸せには、してやってくれ。これは、俺からの『願い』だ……」
告げられた言葉に、必ず、そうしますと、深々と頭を下げて、
義父の寛大さに心から感謝した。だがきっと、本当は義父は結婚を機に、
足を洗って欲しかったのだろうと、そう思った。
ふぅ、と溜息を吐く。データーを保存し、時計を見ると、
もう直ぐ徐倫が帰宅する時間だった。パソコンの電源を落とし、
大きく伸びをしてから立ち上がると、自室を出て、椅子にかけていたエプロンを
つけた。腕まくりをして、キッチンに立つ。
料理は得意だ。小さい頃からさせられていたのだから、家事全般は普通に
こなせる。徐倫は別に良いと遠慮していたが、彼女は洗濯、裁縫は得意だが、
料理は余り得意ではなかったようで、ジョルノの腕と申し出を受けると、
躊躇いながらも譲ってくれた。以来、食事を作るのはジョルノの役目だ。
新鮮なトマトとレタスをシンクに付ける。まな板を広げ、白身魚の鱗を、
内臓を取り、流水で綺麗にする。塩と胡椒をガリガリとミルで砕いて振り掛ける。
鍋にオリーブ・オイルとスライスしたニンニクを入れる。じゅわっ! と、
ニンニクの食欲をそそる香りが立った。下ごしらえした魚を入れる。
香ばしい魚の香りが広がる。今夜は、"Acqua pazza(アクアパッツア)"だ。
徐倫と一緒に食べる料理を作ることは、苦ではない。何といっても、
彼女は自分の作ったものを、とても美味しそうに食べてくれる。
食事の前に軽く祈りの言葉を唱えて、可愛らしい口に食べ物を入れて、頬張る。
そうしてとても良い笑顔で「美味しいッ!」と微笑むのだ。
そういえば、と白ワインを鍋に加えながら、ジョルノは思った。
彼女は僕が食べる時も、ニコニコしてるな、と。
徐倫は料理は苦手なようだったが、女の子らしくというか、
菓子作りは得意なようで、ちょくちょく、ジョルノの好物であるプティングやらを
作ってくれた。
何度も丁寧に濾して、蒸し器で蒸され、よく冷えたそれは、ふるん、と震え、
甘く、そしてとても優しい味がして、ジョルノは直ぐにそれが気に入った。
徐倫はニコニコと、ジョルノが食べ終わるのを上機嫌で見て、また、
作るわと約束してくれた。
ホットケーキも良かった。朝食で食べたいからッ! と、その日に出された
それは、とても綺麗なキツネ色で、カフェオレと共にふんわりと良い湯気を
立てていた。二段重ねで、上に乗ったバターと蜂蜜が、朝日を受けてキラキラと
光っていた。味はふんわり、しっとりしていて、あっさりと、
ジョルノの胃に収まった。
徐倫はやっぱり、平らげるジョルノを見て、ニコニコしていた。
ああ、と、ジョルノは思った。
フレッシュトマトに、ハーブ類が加わった鍋は、良い香りを立てている。
オリーブの種を抜く、貝の表面を綺麗に洗う。
あれは多分、「母」の顔だ。自分は母親からそんな表情を受けたことが無い
から分からなかったが、きっと、あの徐倫の表情が、きっとそれなのだ。
だとすれば、と、ジョルノは思った。徐倫の食事を見ている自分は、
一体どんな顔をしているだろうか。母の顔なのだろうか。それともやはり男だから、
シェフが客をもてなすような、そんな顔なのだろうか。
もしも、子供が出来たら、自分達の顔を見て、何と言うだろうか?
そんな事を思っていると、何だか妙に可笑しくて、くつくつ笑った。
オリーブと貝を鍋に入れる。もう直ぐ徐倫が帰って来る。そうしたら、
この話をしてみようかなと、そう思った。
▼--- Chapter 6 ---▼
久々に財団を訪ね、エンポリオと会うと、「徐倫お姉ちゃんッ!!」と、
少年は顔を綻ばせて、自分を呼んだ。
数ヶ月ぶりに会う少年は、何だかとても背が伸びて感じた。昔と違い、
ジーパンに黒のTシャツという簡素ないでたちだったが、少年の成長に良く
合っていた。昔に比べると、ずっと表情が豊かになり、良く笑うようになったな、
と徐倫は思った。
「どう? 学校は。上手く行ってる?」
「うんッ! 最近漸く慣れてきたんだッ!」
徐倫お手製のガトーショコラを頬張りながら、少年は答えた。その知識量と
頭脳ならば、飛び級も可能だと思えるこの少年は、敢えて年齢通りの授業を受けていた。 「『普通』をやっておきたいから」というのが本人の弁で、徐倫も財団も、
これに異は唱えなかった。彼の技能や知識は休日に、学校ではなく、財団の方で、
磨かれていた。
エンポリオは嬉々として、最近あった学校での出来事や、友達の事を話した。
面白い特技を持った子や、癖を持った子。変わった子。みんな変わっていて、
みんな素敵だ、と、エンポリオが笑って言った。これが、
「個性」ってヤツなんだね、と。
そう言えば最近学校で、怪談話が流行っているんだ。と、少年はこぼした。
音楽室のピアノが独りでになるんだって! と。
「マジィ〜? あんた、『ピアノの幽霊』持って行ったりしてないわよね?」
「してないよッ! ……でもさ、不思議なんだ。刑務所とかなら分かるよ?
死刑とか行われるから、噂になるのも分かる。でも、どうして学校でそう言う
噂が出るんだろうね? 関係なんて全然無いのに」
そうねぇ……と、徐倫は言った。
「やっぱり、気になるんじゃない?」
「何が?」
「『死ぬということ』が」
そっか……と、エンポリオが応えた。沈黙が、落ちた。アンタさ、と、
徐倫が言った。
「『見た』んだっけ、結婚式の前に、馬の……集団? を……」
うん。と、エンポリオは答える。
「あれが『霊』であるかは分からないし、『死後の世界』なのかも
分からないけど、ね。
あのね、お姉ちゃん、『魂』っていうのは一定なんだ。この世界で亡く
なった魂が、天国に行くか、地獄に行くか、はたまた、何か別の生命に生まれ
変わるかは分からない。もしかしたら、別の世界の別の人間として、
その『魂』は動いているかもしれない。
でも、一定なんだ。増えすぎる事もないし、減りすぎる事も無い。
……ううんと、ね。怒らないで聞いて欲しいんだけど、子供って、
精子と卵子が受精し、着床して、出来上がるでしょう?」
え? ええ。と、徐倫は少年の歳相応とは思えない話題に
呆気に取られながらも、真面目に頷く。
「ヒトの男性の精子は何億とあって、そのうちひとつの卵子と受精出来るのは
たったひとつの精子だけだわ。白血球とか、酸の海とかが、『異物』である精子を
攻撃するから、どうしても数が無いと受精出来ないもの」
「うん。そうして受精出来たとしても、着床して、育たなくちゃいけない。
子どもがひとり産まれるには、物凄い困難を乗り越えて、漸く出来ることなんだ。
でも、ひとによっては、あっさり子供が出来たり、出来なかったりもする。
勿論、これはその時の相手や体調、状況にもよると思うんだけど、
僕は『魂の量』だと思うんだ」
魂? と、徐倫は問い返した。うん。と、エンポリオは、頷く。
「どこからどこまでの生物に『魂』があるかと言われると困るけれど、
少なくとも僕は、出産にはこれが関係していると思ってるんだ。
『魂の量』は一定だから、供給が少ない時は、どうしても生まれないし、
多い時は、生まれやすい。誰が決めているのかは分からないけれど、
そういうのがあるんじゃないかって、思うんだ。
だから、その、何て言うか……」
ここにおいて、もごもご、と、言い難そうに、エンポリオは言った。
「あまり、気にしなくて良い……。
お姉ちゃんと、お兄ちゃんのせいじゃないと、僕は思うよ……?」
ぱちり、と、徐倫は瞬きをした。エンポリオは気まずそうにオレンジジュー
スを啜っている。ありがとね、と小さく告げると、エンポリオはほっとした表
情で、席から立った。
「誰かと待ち合わせ?」
問うと、静とかくれんぼして遊ぶ約束をしているんだ、と少年は答えた。
「『かくれんぼ』って、『消える能力』で? それってゲームになるの?」
「なるよッ! 僕は『幽霊』のスタンドで、ボールを転がして場所を
絞るんだ。『幽霊』は静、消せないし、当たっても素通りするだけだしね。
じゃあね! お姉ちゃん。ケーキ、すッごく美味しかったよッ!!」
そう告げると、エンポリオは元気に手を振って、部屋から出て行った。
あとには綺麗に食べられた一枚の皿と、ストローのささったコップとが残り、
その、幸せな風景を眺めながら、徐倫は己の腹に手をやって、ぽつり……と呟いた。
「こども……欲しい、なァ……」
物寂しげなその呟きは、すっと室内に、吸い込まれた。
▼--- Chapter 7 ---▼
セックスは普通にしていた。診断でも異常は無かった。ただ、何故か
なかなか子に恵まれる気配は無かった。
まだまだ二人も若いため、焦る心配は無かったが、だからといって
諦められるというものでもなかった。
いつものように風呂に入り、寝所を整え、ネグリジェに着替えて待って
いると、何やら小箱を手に、妙に困った顔をして、浴室から上がったジョルノが
来た。どうしたの? と小首を傾げて訊ねると、驚かないで、見て欲しいんです。
と、ベッドの上にその小箱を置いて、徐倫に見せた。中には、楕円形をした、
紐付きの端子があった。
「なぁに? それ?」
ひょいと、手に取る。徐倫が手に取ったのを見、同僚に譲り受けたんです。
と、小さなリモコンの方をジョルノは手に取った。スイッチを入れると、振動
と共に、徐倫の手の平にあった端子が動いた。
「自分たちは使う機会が無いから、使ってくれと言って押し付けられました。
……いわゆる、『大人のオモチャ』ってヤツです」
ヴぅぅヴん、と、徐倫の手の平で、それは動く。『大人の』というのを聞いて、
やや、虚を突かれたようだが、思ったほど嫌悪感は無いらしく、
手に乗せたそのままで、これがバイブってヤツ? と、問い返した。
「いえ、それはローターと言われているもので、バイブはこちらの……」
と、ジョルノが言い、箱から取り出した物を見て、徐倫は硬直した。
透明感があるし、一応、素材として女性が好みそうな、親しみやすい
デザインにはしてあるのだろう。だが、いかんせん原型が生々しい。
なにやらご丁寧にパールのようなものまで付いている。思わず後ずさり
してしまいそうな徐倫に、折角の貰い物なのですから、と、
ジョルノは苦笑いをしながら、徐倫を招き寄せる。
「別に、使わなくても良いですから、持つだけでも持ってみて下さい」
「そ、そうね……」
言われ、おずおずとだが、受け取って、手にしてみる。ジョルノ程ではないが、
そこそこ大きい。それなりに、重さもある。
ごつごつしていて、申し訳ないが、挿れる気にはとても、ならなかった。
ジョルノもそれを見てとったらしい。特に無理強いはせず、何時ものように、
唇を合わせた。
互いの呼気が交換される。くぐもった声が洩れ、ぺちゃ、ぺちゃと舌音が響く。
するり、とネグリジェを剥かれ、優しく、胸を揉まれる。頂を摘まれ、甘い吐息が
洩れる。感覚に身を震わせ、思わず手にあったバイブを握る。ジョルノの手が
するりと伸び、もう片方の手の中にあった、ローターを取る。使ってみますか?
と囁く。さして不快感も無かったそれに、こくんと頷く。
小さな唸りと共に、ジョルノの手にあるそれは、震えながら下着の上から
徐倫の頂を、花芯を、弄った。じっと花芯に当てられて、撫ぜられていると、
じんわりと愛液が滲んで行く。あァんッ……! と声が洩れる。ジョルノはくす
くすと笑みながら、挿れますよ? と、ショーツの横から、それを差し挿れた。
徐倫の身が、跳ねた。と、同時に、ベッドサイドのジョルノの携帯電話が、
鳴った。
ちっ、と心の底から忌々しそうに舌打ちをして、ジョルノは携帯電話を取る。
信頼を置いてる部下の一人からの電話だった。無視するわけには行かない相手に、
ジョルノは「直ぐに戻りますッ! 待っていて下さいッ!」と言いおいて、部
屋を出る。妻の喘ぎ声を聞かせるわけには行かなかった。
そして、急な電話に、つい……ローターのリモコンを、手にしたまま、
部屋を出て、しまっていた……。
電話は実際重要なもので、火急を要するものだった。素早い部下からの連絡
にジョルノは感謝しつつ、パソコンを立ち上げ、的確な指示と情報を与える。
その電話相手からとの電話が終了した後も、急ぎ、関係する者達に電話をして、
対応するように指示を与える。
全ての指示と情報の整理が済み、ほっとした後に、はっと徐倫の事を思い出して、
慌てて寝室に戻った。そこで、息を、飲んだ。
それは、酷く淫靡な光景だった。快感に身を捩ったのだろう。ローターから
伸びる紐が、ぐるぐると徐倫の片足に絡まり、まるで緊縛をしているようだった。
花芯からは、もう、ショーツをぐっしょりと濡らすほど愛液が迸っている。
ブラジャーは、堪えきれずに、自分でずり下ろしてしまったのだろう。
僅かに乳首が覗き、頂はぴんと立っていた。
だが、何よりも淫猥さを高めていたのは、徐倫が手にしていた、バイブだった。
すがる物が欲しかったのか、ぎゅっと、手のしたバイブを握り締め、
手は、スイッチを押してしまったのだろう。うぃん、うぃんと、
卑猥な音を上げながらうねるそれを、徐倫は惚けた顔で、胸の間に押し抱いていた。
「徐、倫……」
呟く。唾を飲み込む間も無い程に、妻の痴態に目を奪われる。
ジョルノの声を耳で捉えたのか、徐倫は重そうに顔を向け、
じょる、のォっ……! と声を上げ、きゅっと、自分から、両足を、開いた。
「来……てェっ! お願い……! くる、しいのぉ……ッ!!」
慌てて、ベッドに駆け寄る。徐倫は涙をぽろぽろ流しながら、
まるで釣られた魚かのように、必死でジョルノにキスをする。
ぐちゃぐちゃという音を立て、手を愛液でまみれさせて、ジョルノは徐倫の
上下の下着と、ローターを徐倫の中から取り外すと、急ぎ己の服を脱ぐ。
そうして徐倫に圧し掛かるその前に、待ち切れなかったのか、徐倫の方から、
ジョルノの方を、押し倒した。
「ァんっ! ジョルノっ! ジョル、のォっ……!!」
己の手で天を突いているジョルノの物を捉え、もう片手で花を開き、
ずぶずぶと腰を沈めてゆく。
「徐……倫っ!」
感覚に、ジョルノも眉を顰める。徐倫はジョルノの腹に手をついて、
一心不乱に腰を動かした。
「はァ……ッツ! ぁあんッ! ジョルノっ! イイよ……じょる、のッ!」
「好いです……か? 徐倫……そんなにも、僕の、はッ……?」
うん、好いッ! と、徐倫は歓喜の涙を零しながら、腰を振り、
無我夢中で、頷く。
「あんなのよりも、ずッと、ずっとッ……! 何十倍もッ! 何億倍もッ!
ジョルノのが好いッ! ううん、そうじゃ、なきゃ、やだッ!!」
「……徐倫……ッ!!」
ぐちぃ! ぐちゃぁ! ぐちぐちッ!! という音は、ジョルノから体位を
入れ替えられ、ジョルノが覆い被さったところで、ぱん! ぱんぱん!
という互いの肉壁をぶつけ合う音にとって変わられた。徐倫の、嬌声が上がる。
ジョルノの、徐倫の、互いが互い、お互いの名を呼び合う声が響き、
そして高まり、同時に――果てた。
超、飛びたい……と、ジョルノの腕の中で、恥ずかしさに顔を覆いながら、
泣きそうな声で徐倫は告げた。あたし、自分がどんどん淫乱になって
いっている気がする、と。
「……こんな淫乱だから、神様も、なかなか子宝を恵んでくれないのかしら?
うう、やだ……超恥ずかしいッ……!!」
「それは違いますよ、徐倫。性欲が強くなければ、種を残すことは
出来ません。今出来ないのは、ただ、時が合わない、それだけです。
きっと、気にし過ぎなんですよ。圧力を感じたりして、ストレスを
どこかで感じているのかもしれません。
……今度、仔馬を観に行きませんか? 以前徐倫が美しいと言っていた馬の
仔が産まれたんですよ。親に良く似た、美しい黒鹿毛の仔だそうです」
腕の中で嘆く徐倫に、ジョルノが慰めるようにそう告げると、え!?
あの子、こども出来たのッ!? と、徐倫はぱっと顔を上げた。
馬は、徐倫がひどく気に入っていた競走馬の、こどもだった。
「見たいッ! すっごく見たいわッ!! きっと、綺麗なんでしょうね……」
きらきらと目を輝かせる徐倫に、そうそう。と、ジョルノは頷く。
「そうやって旅行先で身も心も解すことは、とても大切なことなんですよ。
ですから、ね、徐倫。旅先では少し趣向を変えてみて、今度は是非、
このバイブを……」
「誰が使うかぁああああぁーーーーーーッ!!!!」
ベッドの上、徐倫が投げつけたバイブは、ジョルノの顔面に、見事にクリー
ン・ヒットした。
▼--- Chapter 8 ---▼
深夜、他には誰一人として居ない己の書斎で、承太郎は電話を受けた。
スピーカーの音量は最大に。ブツ……ブツ……というノイズが入る。
受話器の向こうから、”Buona sera(こんばんは)”と、低い、声が響いた。
音はノイズがかかり、尋常とは異なる響きをもっていたが、声質だけは、
聞き覚えがあるものだった。
久しぶりだな、と、言葉を返す。
”しばらく聞かないうちに、低さは相変わらずだが、
声が何だか優しくなったな、承太郎”
電話の向こうの相手が、くつ、くつと笑う。お前は随分と変わったなと返す
と、何せこっちは亀だからな、と気にする様子なく返して来る。
”ジョルノから話は聞いたよ。ついにお前も『おじいちゃん』だって?
おめでとう、承太郎。そのうち『ジジイ』と孫から言われる日が来るよ”
「ぬかせ。カメよりましだ」
軽口を言い合う。電話の向こうの相手は、人でなくなった、
昔ながらの友人だった。
”出産予定日はいつなんだい? その日は一日無事にお産が済むことを
祈っておいてやるよ。何と言っても、その日がお前が『ジジイ』になる日だからな」
「……ポルナレフ、オメーには絶対教えねえ……”
告げて、電話を切ろうとすると、わーッ! まてまて切るなッ!!
と、まるでこちらの景色が見えているかのように、慌てた声が響いた。
渋々、手を放すと、フー、やれやれ。と、溜息がこぼれる。本当に、
こっちが見えているのでは無いだろうか。
”ジョルノも徐倫も、ずっと子を得ることを望んでいたらからな、
冗談はさておき、本当に良かったよ”
ポルナレフの言葉に、承太郎もああ、と頷く。ここ数年、望みに望んで、
ようやく二人の間に恵まれた生命だった。娘の報告は、妻から聞いた。
「おめでたですって!!」と、復縁した妻は年甲斐もなくまるで己の事のように、
喜んでいた。
承太郎自身としても、勿論、娘の幸いは嬉しく、孫が出来るのも嬉しい。
ただ、気掛かりなのが、一点あった。
”――『DIOの血』が、気になっているのか? 承太郎?”
「!」
友の言葉に、息を飲みこむ。図星を指され、そうだ、と小さく答えた。
言い繕うような仲でも、人格でも、相手はなかった。
確かに、と、ポルナレフは言った。
”ジョルノはDIOの子だ。俺でも、あいつがヤツの血を引いていることは
感じられる。だが、それ以上にあいつは『ジョースター』だよ。承太郎。
ジョルノは、お前と同じ誇りと、瞳の輝きを持っている男だ。あいつが『矢』
を手に入れてから、ずっとあいつの側に居たんだ。
それは、誇りをもって保障するぜ”
俺は、と、承太郎は言った。
「今でもジョルノのことを怪しんでいるわけではない。徐倫が認めた男だ。
ただ、ジョルノ自身は良くても、ジョルノの身に流れているDIOの血……。
それが、怖いんだ。徐倫の子に、何か影響が出ないのかが、怖い。
……俺は、また、『何か』が起こるのが、とてつもなく、怖いんだ……」
電話口の向こうで、フゥ、と溜息が響いた。そうして、声が掛かった。
”臆病になったな”という言葉に、そうだな、我ながらそう思うぜ、
と承太郎は言葉を返した。
「不思議なモンだな、高校の頃は、怖いものなんて全く無かった。
――いや、お袋やら、何やら、失いたくないものは沢山あったが、
『怖い』とは思わなかった。歳が経つにつれ、どんどん臆病になって行ったんだ……」
”幸せなんだろうよ”と、声が響いた。
”承太郎。お前は幸せなんだよ。お前自身はピンと来ていないが、
お前が恐れるのは、今が『幸せ』だからだ。
……ああ、だからって、昔のお前が不幸って言ってんじゃあないぞ?
ただ、お前は幸せだから、それだから、変わることが怖いんだろうって、
そう言っているんだ”
沈黙が降りた。しばらく間が空いて、「そうだな」と、承太郎は答えた。
「……確かに、俺は、幸せ者……なんだろう……」
不可能とも思える旅を終え、DIOを倒し、母を救った。妻と出逢い、結ばれ、
子を得た。仗助たちと出逢い、ジョルノを知り、己のエゴから、
妻と娘に辛く当たり、一方的に離縁した。
そうして、また、一方的に娘に逢いに行き、娘を救えたかと思ったら、
逆に娘から救われた。娘は成長し、困難を乗り越え、ともに、
プッチ神父と闘い、ジョルノと娘は結ばれ、ついには孫さえも出来た。
それは決して、順風満帆とは言えなかったが、間違いなく、『幸い』だった。
”あのな、承太郎”と、スピーカーから、声がした。
”俺は、ジョルノが嫁さんを貰ってくれて、本当に良かったと思ってんだ。
あいつはさ、俺からDIOのことを知って、自分の親が
どうしようもない外道って事に、心底嫌悪を示していた。一時期は、
自分自身さえも嫌う程のもので、見ていて酷く危うかったんだ。
分かるか? 承太郎。そんなあいつが、親になるんだ。親になるって、
『DIOの息子』から、『人の子の親』になることだ。あいつは、
DIOのプレッシャーから、漸く開放されるんだよ……”
承太郎、と、友は、言った。
”俺は、DIOは、大嫌いだ。今でも嫌いだ。妹や、アヴドゥル、イギー、
花京院を亡くした時の悲しみは、今でもある。だが、あいつとDIOとは別人だ。
別の魂を持っている、別の奴なんだ。
これから生まれる奴だって、そうじゃないか。喩えもし、DIOの魂で
あったとしても、俺らがきちんと見守って、今度こそ、
まっとうな道を歩ませてやれば良い……違うか?”
沈黙があった。やれやれ、と、溜息交じりに、承太郎は言った。
「やれやれだ……。まさか、オメーから説教を受ける日が来るとはな。
歳は取りたくないもんだ……。
曾曾祖父の肉体を奪い、分かれていた血が、また戻るか……。
確かにそれで、良いのかも知れないな……」
そう語り、承太郎は僅かに眼を閉じ、顔も見たことも無い曾曾祖父に対し、
静かに祈った。
▼--- Chapter 9 ---▼
あ、と。徐倫は呟いた。編み物の手を止め、己の腹部へ、手をやる。
「ジョルノ、今、この子、蹴ったわッ!」
そう告げて、己の手を愛おしそうに撫ぜ、微笑んだ。妻の言葉を受け、
その側で本を読んでいたジョルノは、顔を上げ、妊婦となった妻の腹部を見た。
「本当ですかッ!? ……いや、徐倫が言うのだから、
本当だって言うのは分かるし、知っているんですが……」
顔を上げた瞬間に、思わず喜色と共に告げた言葉に、どことなく照れくさ
そうに、ジョルノは言った。触ってみる? という言葉に、良いのですか?
とたじろぐ。
「なに遠慮しているのよ、"Padre(おとうさん)"! ほら、息子に
挨拶をしてあげてッ!」
言い、徐倫はジョルノの手を取ると、そっと己の腹にあてさせた。とくん。
と脈打つ妻からの胎動に、びくりッ! とジョルノは慌てて手を離し、
じっと己の手の平を驚いた目で見つめた後、再度ゆっくり……妻の腹部に、
手をあてた。
「凄い……生きて……いるんですね」
ぽつり、と呟く。昂揚感があった。普段自分が生命を吹き込む時と似た。
だが、段違いの昂揚感だ。
「不思議だな……この中の命に、『魂』が、吹き込まれているんですね……」
感慨深く、そう呟く。ジョルノの作り出す「生命」には、いわゆる「魂」と
いうのは入っていない。彼等は確かに命を持ち、生物の習性を持って行動するが、
それらはやはり元々あった生命とは異なり、「物質が細胞として再構成された」
という感覚に近い。だから余計に、こうした「元来あるべき生命の誕生」
に触れる際は、生命の神秘というものを、感じ入った。
「確か、男の子……でしたっけ、診察では」
そうよ。と、徐倫は言った。揺り椅子が、きぃ、と揺れた。
「名前は、もう、考えていますか?」
ジョルノの言葉に、あるわッ! と、徐倫は満面の笑みでもって、答えた。
「ニコラス! あたし、ニコラスが良いなって思うのッ!」
徐倫……と、ジョルノは呟いた。それは、サンタクロースの起源とも言われている、
有名な聖人の名前だった。……駄目かな? と、徐倫は上目遣いに、夫を見る。
「だって、この子が出来たのって、あの、黒鹿毛の仔に逢った時じゃない?
あたしはあの仔が祝福してくれたんじゃないかなー、なんて、思うのよ。でも、
まさかイエス様の名を使うわけにはいかないし、あたしにとっては、
サンタさんからの贈り物みたいなものだから……ニコラス。
……ダメ?」
こきゅ? と小首を傾げて言う妻に、やや、咳払いをした後に、
まぁ、良いんじゃないでしょうか。と、ジョルノは言った。
「世の中、"Diavolo(悪魔)"なんて付けるひとも、いますしね。
それに比べりゃ徐倫のは何億倍も可愛いから、きっと許されます」
やったぁ! と、諸手を挙げて徐倫は喝采を上げると、優しく、
己の腹を撫で、まだ見ぬ息子に、語りかけた。
「特別な才能を持っていなくても良い。……ただ、丈夫で、元気で……
どうか……幸せに、なってね……」
そう語る徐倫を優しく見つめながら、ジョルノは静かに眼を閉じ、まだ顔さ
れ知れない己の息子の幸いを、ただ、祈った。
▼--- Chapter 10 ---▼
キッチンからの明かりに、目を覚ました。ふと、隣のベッドを見るとジョニィ
が居ない。欠伸をしながらベッドから起き上がり、扉を開けると、
ジョニィはひとり、小テーブルでホット・ミルクを飲んでいた。
明日も早いのに、何をやっているのだ。こいつはと思っていると、
視線に気付いたのか、ジョニィがこちらの方を向いた。
「何? ジャイロ。君も欲しいの?」
「あ? あー……うん。入れてくれる?」
説教しようかと思ったが、ごく自然に問われた言葉に、何となく文句を言う
タイミングがずれ、大人しくジョニィからホット・ミルクを入れて貰う。
レース参加者の宿泊施設。飲食物は、言えば分けて貰えていた。
ゆっくりと、ミルクの柔らかい香りが広がり、マグカップに注がれる。はい、
とジャイロにそれが手渡され、ずず、と、ジャイロは啜った。
「オメェーよぉおおお。明日もレースは早いって言うのに、何起きてんだ?」
「それは君も同じじゃないか……ああ、ひょっとして、僕が起こしちゃった?
ならゴメン。夢をね……見たんだ……」
夢? と、ジャイロは問う。そう。とジョニィは応える。
「僕には早世したんだけど、ニコラスっていう、五つ年上の兄さんが居たんだ。
乗馬の名人でね。200メートルを17秒でと合図を送ったら、その合図の通りに
キチッと走る、素晴らしい『時計』を持ったひとだった。
僕なんかよりもずっと優秀で、賢くて、優しい兄だった……」
マグを手に、ジョニィはそう語った。マグの中のミルクが、丸い鏡となって
ジョニィを映した。
「そのね、兄の夢を見たんだ。
……ううん。アレは、本当は兄じゃ、ないのかな? 僕の母さんと父さん
じゃあなかったから……。
とにかく、夫婦がいて、妻らしき女性は妊婦だったんだ。揺り椅子に揺られ
ていてね、自分のお腹の子を、ニコラスって呼んでいたんだ。
ふたりとも、とても幸せそうでね、その、ニコラスって子に、
幸せになってねって、呼びかけていたんだ……」
ジャイロ、人間のさ、と、ジョニィは言った。
「人間の魂って……死んだらどこに行くのかな?」
「あぁ?」
「ああ……何となくそう思っただけだよ。興味ないなら、別に良いさ」
そう告げて、ミルクを飲む。沈黙が落ちた。概念に、という、
ジャイロの声が掛かった。
「……概念による。俺らの国では、死んじまった魂は、審判の時を待ち、
暫しの休息を得るが、東洋の国じゃ、生まれ変わって、別の生き物や、
別の人間として生きたりする。
死んだ後、『審判を受ける』っていうのは、ドコの国でもある。
行く場所は天国だったり、地獄だったり、現世だったり、まぁ、色々だ。
俺は、昔の中国人が言ったみたいに、『生きる』って事をまだ知ったわけ
じゃねーのに、『死ぬ』ってことをどうこうは言えねえ……そう思う」
そッか……と、ジャイロの言葉に、ジョニィは呟いた。
ありがとうと告げると、いや、と、ジャイロが応じた。
僕は、と、ジョニィが、言った。
「僕は、良かったと思ったんだ。ひょっとしたらそれは、
兄さんじゃないかもしれないけれど、兄さんかも、知れない。
……凄く、ね。嬉しかったんだ……」
ぽそり、と、呟く。そうだな……と、ジャイロが、言った。
「じゃあ、祈ってやれよ。お前の兄だか、兄じゃねえかは分からねえが、
そのガキのために祈るのはタダだ。祈ったら、さっさと寝ろよ、このブラコン」
「うるさいよ、このファザコン。言われなくとも、明日はキチッ!
と走ってみせるさ!」
ニョホホホホ、言うじゃねぇの、と、空になったマグカップをキッチンに持
って行く。そこでジャイロは窓から見えた景色に、見ろよッ! ジョニィッ!!
と、呼んだ。
車椅子に乗り換えて、窓を眺めると、そこには見事なまでの
ミルキー・ウェイ(天の川)が広がっていた。目映く瞬く星達に、
ジョニィは息を飲みながら、静かに眼を閉じ、この、星々の向こうに居る兄の幸いを、
ただ、祈った。
△---------『 Mebius 』---------▼
(上)(下)
FIN
すげぇとしか言いようがない…乙でした!
GJ!!混部って何でこんな読んでて興奮すんだろう…!
繋がっている運命の強さと深さを実感したッ!!
こんな世界も悪くないな。
GJ過ぎて何も言えねぇ…いや神だ神!
ニコラスってところで「ん?」と思ったらこう絡めてくるとは思わなかった
エロいだけじゃなくなんかグッとキタ!
なんか変な電波でも受信したんじゃないかってくらい話に引きずり込まれたw
ご飯で喜ぶ徐倫に萌えた 仲良し夫婦な二人に和んだ
もう読んでからずっとニヤニヤしっぱなしな俺の頬を誰かG・Eで殴ってくれよ!
乙!そしてGJ!!
後半エロエロで良かった!
ジョルノと徐倫の子供はジョースター(というか正義?)の血が濃いだろうなーw
二人は色々葛藤しながらも最後は幸せそうでいいなぁ
ジョルノが親に〜云々のところで普通に目頭が熱くなった
なんか…よかったなお前ら!っていいたい気分にさせられた!
感動した。ありがとう。二人ともエロくていいです。
GJってレベルじゃねーー!
乙一のTHE BOOKを読んだ時も震えたが、同じくらいの感動を
>>265さんの文章読むたびに感じる。しかもエロいし。
プッチがちょっと救われた結末で泣けた。
GJ!何このほのぼのエロス!
エロいとこはエロく和むとこは和みシリアスなところはとことんシリアス
とバランスがとれてて素晴らしかった!!!!!!!
徐倫がたまに素になって言葉汚くなるとことかすごくモエタァーだった。
273 :
265:2008/04/25(金) 06:18:57 ID:m7/NiAFp
読んでくれて本当にありがとう。
大変だったし、時間もかかったけれど、書きたい話だったし、
皆の感想を読んで、書いて良かったなと改めて思ったよ。
それでは、また。お話が浮かぶその日まで。
超大作GJ! 6部を読み込んだ人じゃないとこんなすごいの書けないよ…
ドリームマッチみたいな前編と、エロかわいい後編と両方楽しめた。
あなたの作品からはいつも人間賛歌を感じる。
もうトリップつけちゃいなよ!
長ったらしくて読めなかった俺は底辺。
むしろこれくらい長くないと読んだ気にならないw
>>273乙乙!
またネタが溜まったら投下お願いします!
長かろうと短かろうと、中身があればよし!
小説書けない自分にとって、小説という形にできる奴は皆凄い。
280 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:43:04 ID:ZXtKyNti
ジョジョオタきもい・・・
死ねよマジで
281 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:15:10 ID:U3CZnYVh
280、てめえがな!
n「i「「hnゥ
/ヘ(Z_n久 ヽ i
_,.rl(Tトtrァハl〉 `¨ヽ ¨す¨ ヽ
,r=''"¨7(x).{  ̄lL! ノ L ..ノ
/'" /T/l (o).、 'ヲ´ いよいよ出発のようだな
/ \\ (x)-¨\
/ / \\\ヽソ、
i ./ \丶`__i、iニfト、
.i ,.フ'´ `ヽY
l / l.l
. l i ノl
>>278のおかげで、これから投下する職人には
物凄いプレッシャーがかかりました
>>279はこう言っても、
>>278ような何気ない一言が
職人にはプレッシャーとなるんですね
ていうかマンセーしすぎじゃね?アンチでもないけど
ジョジョも(元)WJ漫画だし
女ファンが結構いてこういうのがウケるってのは分からんでもない
でも個人的にはSSに限らず男性向けエロ増えないかなーと思う
萌え絵でなくてもエロい女キャラ沢山いんのに
>>283 自分が良いと思った物は素直に褒めた方が
職人さんもやる気アップ、スレも活性化して良いと思うが…
それに、すごい作品を投下するんだそりゃ賞賛コメも多くつくと
思うけど。
ただ、
>>278の「むしろこれくらい長くないと読んだ気にならないw」と
言うのは
>>277の「長ったらしく〜」の流れでついた訳だから
別に短編SSを駄目とは言ってないような…
>>284 男性向けエロSSと言うとエロメインとか、エキストラA、Bに
やられてしまう女キャラのSSとかかな?
最近じゃカップリング物やキャラの心情をメインにしたり
ストーリー重視の男性向け物も多いから
上記の物を「女性向け」と纏めるのもどうかと。
でもちょっとマンセーしすぎってのはある
あとやっぱり結構長いのでもう少し小分けで出すとか、
別の場所にあげるとか、そういう配慮がほしい、かな
>>265氏はまったく悪くないんだけどこのままの流れで行くと
スレが
>>265氏マンセー&オンリースレにさえなってしまいそう
別のエロパロスレでは実際あったらしいしそのせいで
スレ荒れるわ職人さん去るわで大変だったみたいだし
原作が長編漫画でキャラも多いだけに、2部もの見たい!とかパンツたん萌え!とか需要は部を問わずあるし
良作投下をきっかけに俺も書いてみるか、と鬼畜やほのぼのを問わず職人さんがさらに増えればいい。
それがスレの一住人としての願い。
女体化どうこうとか長いとか、うpされたものに対して『これはちょっと…』ってレスがつくから最近職人さんの足が遠のいてるんだと思うがな。
この流れイクナイって注意するんじゃなくて、職人さんが投下しやすいような空気を作るのが読み手の役割だろ
言ってるそばから矛盾してるがw
良いと思うSSがあったら皆普通に賞賛するだろ?
たまたま多くの人に響いたから多くの人からレスが来るってだけで
マンセーとかオンリーとか言い掛かりに近いだろ…
>>288に同意。読み手があんまり言いたい放題だと職人さん来なくなるよ
素晴らしい作品でも誉めすぎ注意ってことか…職人さんに迷惑がかかってしまう
今に、マンセーは三人まで。って規制されたりしてw
それにしても、長ったらしいなんて感じ悪い表現よく使えるよなぁ
職人さんは最初に断ってるのだからええじゃないか
ええじゃないか、ええじゃないか
話の流れd切って悪いけど、ここって男×ショタはあり?でもジョジョだとみんな虐待の話になりそうだけど…
それ完全に板違いだろうw
801板へどうぞ。
801板ってSS書き込む雰囲気じゃなくね?
801板のビデオ棚?ってところならおkかも
向こうの空気にあいそうになかったら、ロダにあげてこのスレにはURLだけ貼るってのでもいいかな
事前に回避できるようなら何でもいいや
ってかジョジョのショタキャラなんて早人とエンポリオとマルコくらいじゃね?
セト神で小さくしたのはショタと言っていいのか分からん
明日って(ry
ポコは何歳何だ?
ポコのねーちゃんのエロかわいさは異常
299 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 04:05:22 ID:4fFUxLZ6
それなら家出少女も可愛いだろ
バオーのスミレちゃんは眉毛カワイイ
なんとなく作品数をカウントしてみた。テキトーだから違ってる可能性も大。
トリッシュ…41(小ネタ含む) 鈴美…10
徐倫…7 ミドラー…7 HP…7
しのぶ…4 由花子…4 マライヤ…4
FF…3 リサリサ…3
エリナ…2 ルーシー…2 スージーQ…2
エルメェス…1 シェリー…1 女刑務官…1 ホリィ…1
家出少女…1 辻彩…1 朋子…1 学級委員…1 女…1
何が驚いたって、ポコ姉がいないという事実だ。
シュガーマウンテンなしの事実に絶望した
SBR未読だからわからんが
シュガーって盲目なんだっけか?
シュガーは盲目じゃあないが、目が良く見えないっぽい たぶん
五大湖で鉄球を盗られたジャイロが仕返しにあんなことやこんなことを・・・!
んで、おもわずジョニィ(の股間)も勃ち上がるってな展開で誰かおながいします
徐倫に逆レイプされたい
アナスイ乙
FFたんのエロが読みたいです。
フー・ファイターズの上半身×下半身ってのを想像しちまったw
スタンドで想像した俺よりマシ
スタンド状態でも可愛いけどな
>>307 @ジョリーン、兄貴との百合プレイ
Aウェザーリポートを悪用、シャワープレイ
B神父に「エロくなる」ディスクを突っ込まれた。悔しい!感じちゃう!
C意外!相手はケンゾー!
FF可愛いよFF
デッドマンズQの掃除屋トカゲ数体×鈴美さん
とかどうだろう
デッドマン×尼もいい
>>312 考えたこともあるんだが、
いかんせん尼さんの服の脱がせ方がわからないのと
デッドマンの生者に触れない法則がな…
一度死んで以来異常にアクティブな兄ちゃんになった吉良なら
幽霊屋敷からパクったピストル尼に突き付けて、
ひどい目に遭わせてくれた礼に公開自慰ぐらい迫りそうだよな
しかしあの尼さん年は幾つぐらいなんだろう
確かデッドマンズから触るなら大丈夫なはずだと思ったが。
そういう自分はミスタ×トリッシュが好きなので投下待ちながらもSS考えている。
トリッシュは潔癖症ぽいから処女がいいな。プライド高そうだし。
ごめん、リロってなかった
リロって無いってレベルじゃねーぞw
二週間近くリロってなかったのかw
何らかのスタンド攻撃を受けてたんだな。
糞わろたw
↓書く
HP(修道女)でひとつ
おk
修道女の自慰書いてくる
それとも誰かとの絡みがいいだろうか?
ジャイロ!ジャイロ!
予告ktkr
相手リクじゃないがレイープが見たい
HP修道女verは押し倒されただけではらはらと泣き出しそう
全裸で完成を期待している
ところで最近玲美さんを見てると、母性的な優しさが感じられるエロっていいなと思う
>>324の書きやすいのでイイ。投下待ってる。
お姉ちゃん属性だからな、彼女は。
他に母性的なイメージがあるのはエリナ、リサリサかな?徐倫もたまに母性を感じる。
兄貴のおっぱいちゅっちゅしたい
どの兄貴か一瞬迷っt …兄貴だって?
兄貴は乳まで引き締まってそうだ
…でも意外にぽよんとしたやらかい乳だったら萌えるゥ
兄貴はおっぱいより美脚だろJK
兄貴のおっぱいはシリコンだからな
揉んでる時に必死に感じてる演技をする兄貴…
…ちょっと可愛いんじゃね?
どの兄貴だよォ
分かってる、分かってるけどよォ
>>336を見てなぜかペッシ×エルメェス(逆か?)というのが思い浮かんだ。
男と組ませるとしたらエルメェスの相手って誰だろうな。
ああ、無論性的な意味でな。チャレンジしてみたいんだが、本気で相手に悩むんだ。
マック委員さん?
兄貴はヘタレ男が似合いそう
それか勝手混部妄想だが残り二人との兄貴と3P
プロシュート兄貴はエルメェスみたいな骨のある女とか好きかも
(触れた相手誰とでも子供を作る)カタツムリにされてたとき
ヴェルサスとむちゃくちゃカーセックルしてたぞ
誰かミドラーのエロかわいいSS書いてくれないかな
逆に考えるんだ。
自分で書いちゃえばいいさって考えるんだ。
俺も待ってる
パンティーあげちゃうわッ!の兄貴の可愛さはガチ
ヴェルサスと兄貴いいな
兄貴は意外と鬼畜な責めに耐える姿が似合いそうだ
この流れなら言える
ハイハイパクパクで妙な興奮を覚えた俺としては
リキエルに性的な意味で竿で責められる兄貴が見たい
私の名はプッチ――新米の神学生である
今はエジプトにある友人の館に厄介になっている所だ
こうした人類が目指すべき天国に行くための毎日は私の生きがいだった
妻を取らず神に身をささげることを使命とも思っている
禁欲の日々も私には苦痛ではない……
「あ……あぁ……」
と その時 部屋の中から女のあえぎ声が……
私は好奇心からのぞいてみたい欲求に駆られた
(あっ……!)
それは美しい女たち(※マライヤとミドラー)の発するセックスのあえぎ声だった……
禁欲を実践する神学生の私にとって それは晴天の霹靂ともいうべき光景だった……
それも私が幾度となく夢想しては必死にふりはらってきた女同士の……
(ゴトッ)
「誰ッ!!」
私はあわてて逃げた――彼女らは行為を中止して追いかけてきた
私は必死で走った……しかし 不覚にも股間のものが怒張して思うように進めず
差はつまる一方だった
(ガッ)
「逃げなくてもいいじゃあないの え? 坊や」
「あたしたちのやってるのを見たいんなら遠慮しないでよ 仲間に入れてあげるわ」
私は彼女らの手で裸に(以下略)
わっふるわっふる
つづき はやく たのむ
これは元ネタどおりの展開をするならば
プッチはこの日の体験を期に聖職を辞めて、肉欲に正直な第二の人生を送ることになるんだな
八ッ…「天国に行く」ってこのことなのか?
神学生の頃、親友の館にて半ば無理やり筆を下ろされた私は、
それ以来、性欲に対して非常に素直になっていた。
しかし神に仕える身として、むやみやたらと性交を行うのは、良いとは言い難い。
つまりは性欲がひたすら溜まっていく一方であり、ジョースターへの鬱憤と同様に
上手く昇華できずにいるのが現状だ。
いくら聖書を音読しようと、聖歌を唄おうと、画集を眺めようと、
私の体は私の煩悩に、実に忠実なのである……。
「神父様、聞いてください……」
いつものように、懺悔室には迷える子羊がやってくる。
両手を合わせ、まるで目の前にいる私が神であるかのように。
「どうしましたか」
私がこのような優しい声で語りかけなくとも、囚人たちは勝手に語り出す。
今回の迷える子羊は、声からサンダー・マックイイーンという男囚と思われる。
「神父様……、ああ……どうすればいいのでしょうか。
女性の下着を手に入れてしまいました……」
女性の下着という言葉に、思わず反応してしまう。
「女性の下着を?
……一体、どうやって?」
それは『神父として』ではなく、『男として』の質問であった。
しかしそのような事を、囚人が気にするわけもない。
なぜなら彼らは、神父の意見を聞きに来たのではなく、自身の不安を吐き出しにきたようなものだから。
「はい……。私が自殺しようとした時のことです。
その場にいた女性が、突然パンティーをくれました……。しかも脱ぎたてを。
そのお陰で、生きる希望が見えたのです」
「つまりその女性が下着を譲ってくれたことで、あなたの命が救われた。
……という解釈で、合っていますか?」
サンダー・マックイイーンは肯定した。
無償で、しかも温もりのある下着を入手するとは……。
私は眼前の男囚に、羨望の眼差しを向けた。見えていないだろうが。
「……しかもあろうことか、その貰ったパンティーでその……、
先程、自分を慰めてしまったのです」
私に電撃が走った。
入手するばかりか、それで自慰とは!
これだからリアルが充実している奴は……!
羨望はもはや、妬みへ変化していた。
「実は今、そのパンティーを持ってきているのですが……」
黙っている私を気にせず、サンダー・マックイイーンは続ける。
「手元にあると、また自分を慰めてしまいそうなので、
神父様、よろしければ受け取ってくださいませんか」
私に、もう一度電撃が走った。
「私は構いませんが、……本当にいいのですか?」
「はい、もちろんです。
二度と過ちを起こさぬよう、お願いします」
それからサンダー・マックイイーンは、黒い下着を私に手渡し、
実に爽やかな表情で去っていった。
射精したばかりで、妙に聖人や賢者のような気持ちなのだろう。
だが、今晩辺りに後悔が襲い掛かってくるはずだ。
所詮えせ聖人なぞ、そんなものだ。私のような本物の聖人に敵うはずもない。
私は十字を切った後、黒い下着を懐へ入れた。
おwwwまww
神父w
やべえ吹いたwwwwこう来るとはwww
ハイパー賢者タイムwww
神父の手に渡った兄貴のパンティーがその後どうなったか気になる……
賢者タイム→おかず処分→後悔に笑ったwww
面白すぎるwww
実際19世紀のカトリックがどんなもんだったかは詳しく知らないんだけど、前に読んだ本に
修道院では思春期の修道女とかは毎晩寝るとき手足を縛られる(自慰行為ができないように)と書いてあった
パンツたんも縛られてたのかな…つーかこの習慣かえってエロくないか?
こういうショートショート的なもの、さくっと読めていいね。
ワロタwwww きさまプロだなッ!
>>358 同意。
禁欲的なものほどエロスを感じる自分がいる
そんな襲ってくださいと言わんばかりの状態で放ったらかすなんて・・・
多感な時期にレイープ願望育っちゃったら
将来悪いジョッキーにイタズラされても病み付きになって
調教END直行ではないかッ!
361 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 05:11:36 ID:VHSTKWUI
人がいるときはいるのに
いないときはとことんいないなぁ
誰かブチャトリ書かないかな
あと前スレのトリッシュとナランチャの人まだかな
>>361 今PINK板が規制→解除の繰り返しで、
プロバイダによって書き込めたり書き込めなかったりする状態
>>362 同意 トリッシュは全身ぷにぷに柔らかいんだろうなあと思うとハァハァする
まあ何部のSSだろうとヒロインがエンヤ婆だろうと構わずハァハァしちまうんですがね
364 :
女体化注意:2008/05/11(日) 23:46:40 ID:De9aWJAy
前スレの女体化花京院の続きもまだかなー触手触手ゥ
雑談も女体化注意ってつけるってことでいいんだよな?一応つけてみたが
>>362 ブチャトリは書くって言ってた人いなかったか?
ずっと待ってるんだが
お前らうなじ、おっぱい、腰、お尻、脚っていったら何処が一番好き?
自分はうなじなんだが
リサリサ先生みたいに髪が長い人のうなじって普段見えないから興奮する
おっぱい(鈴美お姉ちゃん)>お尻(セッコ)>腰(トリッシュ)>うなぎ(しのぶ)>脚(エルメェス兄貴)
総合的には鈴美お姉ちゃんみたいな体つきが好きだな
お尻とおっぱいが好きだがトリッシュの腰はもっと好きだ。おっぱいなら徐倫のが一番形がいいと思う
細い子のお尻が大きくて腰が張ってると萌える。おっぱいは大きさじゃない
リサリサ先生や成長後エリナさんみたいなふかふかおっぱいが好きです
>>367 しのぶさんとうなぎの関連性についてkwsk
やはりうなぎで一人上手かッ!?
徐倫なら具体的にサイズの出たお尻が一番好きだ
毎回パンツはき忘れ等のネタも充実しているし。
オッパイならやはり乳首ネタと絵的にもかなり大きいことがわかるのトリッシュ
由花子ならパーフェクト
エステで薄布一枚まとった姿がすごくいい
トリッシュは寄せてあげてるけど由花子さんは天然もの
6部初期あたりの徐倫のおっぱいが結構大きくて好き
おっぱいスキーで腋フェチの自分は6部1巻の表紙で徐倫に一目惚れしたね(単独表紙で目立ってたし
>>367 何か1名違うのが混じってないか
部位ならおっぱいが好きだ
一番はひんぬーだけど、ジョジョキャラではトリッシュかな
柔らかそうでいい
373 :
女体化注意?:2008/05/12(月) 21:47:24 ID:DfDY9Z/n
ああ…セッコは女だと思っていた時期が俺にもありました…。
けしからん格好だと思っておりました…!
ここまでホット・パンツなし
いい乳だと思うよ!
シビル・ウォー戦での弟の幽霊が授乳をねだる謎の赤子に見えた
しかしジョニィに組み敷かれたシーンのホットパンツは実にエロかった
おっぱい好きな人多いなw
>>367 うなぎじゃないうなじだ/(^o^)\
決して性的な意味合いではない
全身タイツフェチの俺はトリッシュや徐倫にセッコスーツを着せるとドエロいと思ってるんだ
>>377 そいつはさぞエロいだろうな
あの腰から尻にかけてのラインなんか特にいいだろうなぁ
うなぎ→旦那に食わす→精がつく→あとはわかるな?
早人に異父弟妹誕生ですね、わかります
しのぶと吉良は普通に毎晩セックルしてるんだろうな、あの様子だと。
「驚かせてすまない」の後も多分しただろう
乗っかられながら「肘から上うぜぇ・・・」な吉良が目に浮かぶなそりゃ
(ジャイロ+ジョニィ)×ホット・パンツで3P
本当は前半部に死神13一巡後みたいなスタンドで陵辱が入る予定だったが
オリジナル要素とエロ無し部分が多くなるのがうっおとしいのでカット
よって所々中途半端な感じになるけれどご容赦を
↓
行ってくるよのキスだけであんなに赤面していたしのぶが
毎晩吉良と行為に及んでいたはずはないが、ここはエロパロ板だから夢を見てもいいよな…
個人的には一回ぐらい吉良が揺らいで致しちゃってればいいと思う
てか吉良としのぶのガキとか見てみたいわ
ホット・パンツは目を堅く瞑る。
自身の陥った状況が、あまりにも良識を超えていて、現実から逃れようとしていた。
それでも五感の残りは、彼女の現状―――ベッドの上で、男二人に身を任せている―――を
余すことなく伝えている。
(どうして、こんなことに――――)
****
(落ち着け・・・・・・落ち着くんだ・・・・・・)
「どうした・・・・・・?一体何の用だホット・パンツ?」
「ホット・パンツ・・・・・・?女だったのか?こいつ・・・・・・」
聞こえるものは虫の声しかない深夜。闇と静寂の平穏は突然破られる。
宿での就寝中、とある緊急事態に陥ったホット・パンツは危機から逃れるため
やむなくジョニィたちの部屋に駆け込んだ。が、女だと知られるのはやむを得ないとして、
また新たな問題が発生することになった。すなわち、今の彼女の姿は浴衣状の寝衣のみ、
胸の尖りもたおやかな脚線も隠せてはいないことである。
扉のそばの電灯を点けてその姿を照らす気にはなれなかったが、むしろ枕灯のみの薄暗さが、
やや荒くなった呼吸と相まって淫靡な印象を与えている。そのことに気付かないほど無頓着ではない。
無頓着でなく『させられて』いた。
あまりジロジロと見るな、と前置きをした後、今の自分の『状態』を気取られぬよう
押し殺した声でホット・パンツが端的に告げる。
「・・・・・・ここのボーイはスタンド使いだ。攻撃されている。」
「!」
「どういうことだ?なぜ君が狙われている?」
「・・・・・・・・・・・・詳しくは教えられない。だが不条理で一方的な暴力だ、それだけは断言する」
「?」
「ちょい待て。言えねーようなマズい理由で襲われてるってことか?んで俺らに助けてくれって?」
夜中に、武器どころかまともな衣服すら身に着けず、息を切らし助けを乞うて来る。
明らかに非常事態だというのに『知らない』ではなく『教えられない』というホット・パンツを
不審に思いながらも、ジャイロは質問を次いだ。
「それに攻撃されてるっつってもそうは見えねーぜ?敵はどんな能力だ?どうやって逃げてきた?」
「!・・・・・・」
「おい?」
「・・・い、一度しか言わないからな・・・・・・」
ホット・パンツの顔がみるみる赤く染まる。先程から薄着を恥ずかしがってはいたが、
加えて更に、説明しがたそうに言いよどんでいる。
「・・・お、女に淫らな夢を見させて発情させる能力、だ・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・フザケてんのか?」
ジョニィ達にとってスタンド使いの襲撃といえば『遺体』を狙う大統領の手先を意味する。
たとえ街中であっても手段を選ばずに仕掛けてくる刺客が現れる可能性はあり、
ホット・パンツはそれのとばっちりを受けた、というのが2人にとって当然の予想であった。
それがあまりにも馬鹿馬鹿しい形で外れることで、危機感が一気に薄れる。
と同時に余計な心配をさせられたことへのイラ立ちと呆れがジャイロから強烈に発される。
「おい、ジャイロ・・・・・・」
「知るかよ、んなこと。痴漢くらい自力で撃退できるだろーがオメーは。つーかむしろ――」
「こんな能力のヤツと相対してどうされるか想像したくも無いし何より顔見知りの君らでなければ
一も二もなく縋りついているかも知れないほど『効いて』いるのにそんなことが出来るかッ!!」
――ジャイロの発言を遮ってでも、一息でこう言い切ってしまえば
まだホット・パンツにはまだ希望が残されたかもしれない。だがその機は逃された。
そしてそれは、彼女の運命において決定的なタイミングだった。
「エロい夢見てたまんねーから抱いてくれ、ってふうにしか聞こえねーがな」
「違うッ!」「ジャイロッ!」
図らずも怒声が重なった2人が互いを見合わせるが、即座にホット・パンツが目を背ける。
視線がかち合うだけでたちまち鼓動が高まるのが怖かったためだ。
「ジョニィ・ジョースター・・・・・・君もそう思うのか?さかった雌犬がねだりに来たって?」
「え・・・・・・」
「信じられるか?冷静に考えてみろよ・・・・・・」
彼女の口振りからはとても嘘をついているとは思えなかった、が――
「・・・・・・・・・・・・君には悪いが・・・・・・もしそうだとしたら本体がみすみす君を逃す理由が分からない。
今頃そいつの餌食になっているはずじゃないのか?」
――ジャイロの「空気読めジョニィ」と言いたげなアイコンタクトと、
ホット・パンツの常にないほど露わになった躯線、発情しているとの言がジョニィをそそのかした。
よこしまな期待を含んだ言葉が、的確な判断を装ってホット・パンツを追い詰める。
「・・・・・・・・・・・・君らを頼ったのが間違いだったッ!」
歯噛みして憎々しげにそう吐き捨て、ホット・パンツは部屋の扉の方へときびすを返した。
(言うじゃねーかよジョニィ、オメー)
(君の方がだろ・・・・・・彼女だって女性だ)
(ちっとおちょくっただけだ、まあ、攻撃されたってのはウソじゃないんだろーが・・・・・・)
(ちょっと待てそれじゃあ――)
ジョニィが言おうとしたのと重なり、ガチャンと扉が閉められる。
だが立ち去ったかと思われたホット・パンツは部屋から出てはおらず、
後ろ手に鍵をかけてまだその場に留まっていた。
今、怒りに任せて退室したところで何も解決しない。敵は部屋の周辺で自分を探しているに違いない。
スプレーも、他に助けになりそうな相手もない状況で頼りにできるのは本当にこの2人だけだと悟りはしたが、
さりとて具体的に説得する手立ても見つからない。
言い知れぬ衝動が理性を眩ませ、著しく集中力を削がれた思考は何も見出せないまま
表情には焦りや戸惑いとは別の悩ましい色がはっきりと浮かび始めていた。
「本当だ・・・・・・信じてくれ・・・・・・」
寝衣の裾を握り締める。体を隠そうとしたというより、衣服が肌に擦れるわずらわしさを抑えるためである。
もし彼女が逃げ込んだ部屋が空き部屋だったとしたら、脱ぎ捨てているかもしれない。
本性にない激情に狂わされ耐え忍ぶ姿はいじらしい。しかし同時に、酷く扇情的でもあった。
うすく色づいた肌が、全身から壮絶な色気を意思と関係なく放つ。
「頼む・・・・・・どうか・・・・・・・・・」
吐息まじりの弱々しい声音が潤んでいる。それが何を求めた懇願なのかを、
男2人と、ホット・パンツ自身とに、錯覚させた。誰かがごくりと唾を飲む音が、かすかに漏れる。
「・・・・・・こっちに来い、ホット・パンツ」
正常な判断能力を失った脳は、ただ命じられたままに体を操って――――
>>360悪いジョッキーに性奴隷として調教か…。
悪いジョッキー…ディエゴ
ホット・パンツ…誤って弟を死なせた過去で罪悪感
ホット・パンツの過去を調べたディエゴによって性奴隷として鬼畜に調教されるホット・パンツを連想したぞ!
****
恐る恐る薄目を開ければやはり夢ではなく、背後から回された手に弄ばれる胸と、
唇と手にさすられる脚があり、正面のジョニィと目が合って咄嗟に目を逸らした。
その様はジョニィにはひどく新鮮であった。
事故以前に限れば女には不自由しない身分であったが、彼に寄り付く女にはここまで色事に不慣れな者はいなかった。
性別を偽っている事からすれば『男は』知らないのかもしれない、とは思ったが、
まさか自ら男の部屋に訪れ袖を引ける(結果的に、だが)女が全くの未通女、
それも生涯清廉を貫く修道女だとまではさすがに考えつかない。
普段顔を合わせるライバル相手に二対一、それだけで彼女の怯えようの説明はついた。
「ぅ・・・・・・嫌・・・・・・、やめろっ・・・・・・」
拒絶する言葉とは対照的に、ホット・パンツの体は男を煽って止まない、生唾ものだった。
優男くらいには見えた骨太さは着太りによるものであったことが分かる。思いのほか丸みを帯びた肩と、
そこから下の胸の量感、みぞおちから臍の引き締まりは腰周りのやわらかな線へ続き、
肉づきのいい太腿と脛、その先の爪先に至るまでいびつな部分はどこにもない。
特に胸は、一度触ったことはあったが潰すかどうにかしていたのか予想外の大きさで、
背後から回されたジャイロの両手に揺らされ、まろやかに柔肉をゆがめ頂点がつんと立っている。
その形に、そそられない筈がなかった。
むにゅむにゅと容赦なく加えられる蹂躙に興奮がこみ上げてきたらしく、
次第にホット・パンツの吐息は速さを増し、刺激に対する脆さを露呈していた。
「・・・・・・ん・・・・・・んっ・・・・・・ぁ、そこはっ・・・・・・」
ジョニィの舌が脛、膝裏から内腿へと這いよるのを感じ、ぎゅっと膝を寄せて身を守る。
それでもなお中心に近づくのを押し留めようとした手が、ジャイロにぐいと引かれて静止した。
「そう堅くなんなって・・・仲良くしよーぜ?」
「黙、れっぅ・・・・・・」
顎が側上方へ掴み寄せられ、言いかけた言葉は塞いで留められる。
感情の伴わない口づけだというのに不可解な心地よさを覚え、捩じ入る舌に阻まれ口を閉じることも出来ずに、
ホット・パンツの口内はくまなく蹂躙される。混じった唾液は不潔に感じて飲み込まれずに口端から垂れた。
「ふぁっ!んゃ、ぁあっ――」
無防備になった胸をジョニィが唇と手で愛撫し、あえかな鳴き声もが零れる。
高くか細い雌の声を発したことに気をよくしてか、舌先でちろちろとくすぐる動きで
硬くなった頂点をいたぶりだした。その時点でホット・パンツは耐え切れなくなり、空いた手でジョニィを、
次いでジャイロを力任せに引き剥がす。それがまるで意味のない、
ただ2人の機嫌を損ねるだけの足掻きであることを、見上げる呆れた視線と憎らしげな舌打ちとで気付くことになる。
「・・・・・・楽にしていた方がいい。じきに良くなる。」
「・・・・・・・・・・・・」
「癖のわりー手だ。」
手と膝をそれぞれ強い力で掴まれ、ようやくホット・パンツは理解した。後戻りは出来ない、
たとえこの頭の奥を焦がす熱が今冷めたとしても、自分はもう哀れに捕食されるしかないのだと。
諦観が全身を満たし、くたりとうなだれて庇うことを止めたホット・パンツの体は急激に正直になった。
汚される厭らしさは逃げるのをやめることで大幅に緩和され、純度を増した快感が無垢な体を侵略する。
それが恐ろしかったが、ずっと楽になったことは確かだった。
下へと降りていったジョニィの舌がホット・パンツの中心に触れた。
まるで強要されているような抵抗を見せたくせに、とろとろと潤っているそこを
からかうように裂け目を滑ると、びくりと体を震わせる。
見上げると目をぎゅっと閉じ口をつぐむ顔が近くにあり、声を出すことすら恥じらっている、という様子であった。
「まさか、初めてだったり・・・・・・」
「・・・・・・」
無論答えは返ってこない。思ったことがなんとなく口に出た程度だったので別に構わなかったが、
代わりにこわごわと開いた目から視線が落とされる。
そのあまりの弱々しさが、あまり酷くしないで、と訴えているように見えた。
「・・・・・・っ・・・・・・ん・・・・・・」
くすみひとつない秘部を、尖らせた舌先が丹念になぞる。
ぬめる液体を塗り広げながら、孔から両の唇の裏表、包皮ごしの肉芽と、
どこがどう感じるのかじっくり教える緩慢な触れ方は、性感を知らない体には効果的だった。
ホット・パンツはいつしか快感を捉え、緊張した太腿がジョニィの顔をむちりと挟む。
その肉感をもっと味わいたいと、張りのある白肌に跡が残るほどしゃぶりつきながら、指は入口を柔らかくほぐす。
「んっ・・・・・・んん・・・・・・んぁっ、ぁ・・・・・・」
浅いところをくすぐられることに焚き付けられ、もっと奥へ犯されることを望んだ秘口は一層溢れた。
両胸への愛撫が再開されたのにも嫌悪感を示さないで、行き場に迷った両手を自然と肩の辺りに運び緩く握っていた。
敏感な器官を探られるのと、たわわな柔肉を揉みしだかれるのと、異質の快感と興奮が脳を溶かす。
熱く蠢動する粘膜をちゅくちゅくと音を立てて慣らす指がある深さに至ったとき、
ホット・パンツの両脚がびくりと震えた。
指一本ですら相当にきつい内腔が本当に触れられるのが初めてなのではないかという疑念と、
それでいて確かに感じている、そうさせている支配感とがジョニィの頭に湧く。
一度楽にさせよう、と既に其処の事しか考えられなくなったホット・パンツの弱点を集中的に圧した。
「っ、んんっぅうんん、ん、んんんっ――」
堪えるか細い声音が早まる。全身が竦みあがり、踵が浮き、爪先がシーツを握り締めて固まって――
「っっっ――――!!!」
声にならない嬌声の後、ホット・パンツの体がくたりと弛緩した。
人生で初めて絶頂を体験し、ホット・パンツははあはあと息が上がる。
酷い疲労感に押しつぶされて、それでもまだ下腹の中、彼女の最奥は前にも増して熱い。
冷ます方法は一つしか思いつかなかった。
「・・・・・・ぅ・・・・・・」
「ホット・パンツ?」
ここにきて一気に罪責感が溢れ出し、ホット・パンツの目から涙が一筋落ちた。
神に捧げたはずの体を、浅ましく男に許している。
下手に繕おうとしたのがいけなかったのだろうか、との後悔が頭に浮かんだ。
彼らの前で情けない姿を晒すまいと、男勝りの女のままでいようとした。
もし最初から、暴漢に怯える被害者として泣き崩れて助けを求めていたら、
あるいは修道女であることを明かしていたら、どちらか一人でも良心でもって庇ってくれただろうか、と。
だが今更どうにもならない。男達も、ホット・パンツも、もう納まりがつかなくなっていた。
性に目覚めさせられてしまった体から自ずから湧き上がった劣情が、
無理矢理引き出された分と混じって境界が分からなくなり、成り行きに任せることを望んでいた。
終わらせよう、そして早く一人にして欲しいと、そう願って覚悟をして。
彼女の涙に気付き、続けてもいいものかと戸惑っていたジョニィを、ホット・パンツは組み伏した。
どうせ、彼に対してはこうするしかないのだと開き直りながらも、
散々嫌がっておいていざとなると自ら貪ろうとする自分がどう見られているか、
知りたくなくて目を伏せてジョニィの上に跨る。
大胆な割にぎこちないホット・パンツを手伝って、ジョニィが自身の上へと導き手を添えて先端を粘膜にあてる。
入口に迫った堅いものの感触に堪らなくなった粘膜がひくりとすぼんで舐める。
ひどく性急な気分になって、一瞬、後ろめたさも何も吹き飛んだホット・パンツは衝動的に腰を沈ませた。
「あはぁぁっ・・・・・・」
ゆっくりと肉路を割る圧倒的な体積が体と意識を満たす。
みちみちと拡げられる膣口とは裏腹な、子宮と胸の奥が締め上げられるような切ない感覚があった。
既に受けた陵辱、異形に犯される悪夢は確かに無防備な精神のみとなったホット・パンツを姦通していたが、
彼女の肉体は、未だ清いままだった。
それが今、自分の意思でもって純潔を捨てたのだと、破瓜の痛みによって知らしめられ、絶望感が重くのしかかる。
それから逃れるには、ただ腹の奥の切なさに縋るしかなかった。
経験のないホット・パンツの内部は恐ろしくきつい。絶えず収縮したまま凹凸の一つひとつが、
くびれた箇所、傘の裏すら舐め取ろうとするかのようにジョニィをぎちぎちと締め付ける。
下手をしたら痙攣を起こしかねないほど緊張し、それをコントロール出来るほど熟練してもいないホット・パンツに、
力を抜いて、とジョニィが声をかけ肉厚な尻をさわさわと撫ぜた。
それを続けろと急かされたふうに感じたのだろう。
涙まじりの長く切ない息をゆっくり吐き出して、ホット・パンツが腰を浮かせる。
「ぁああっ・・・・・・」
「っ・・・・・・」
初めて胎内に受け入れたそれの存在感を確かめるべく浅く上下して、痛みと圧迫感に慣れようとする。
不器用ながら、動くことでなにか説明しがたい感覚が生じるのを初心な体が捉え、
それに意識を傾くかというところで、不意にホット・パンツの頭がジャイロに掴まれ横に傾げられる。
眼前には一物がつきつけられ、口を同じように使えというのかと理解した。
至近距離で見た男性器は思いのほか不気味な形で嫌悪感を禁じ得なかったが、
どうせ拒否は出来ないのだろう、と諦観で淀んだ目でジャイロを見上げる。
その瞳の光のなさにぞくりとしたものを感じ、ジャイロが自身をホット・パンツの口元に押し付けた。
観念したホット・パンツは上半身をひねってジャイロの方を向き、
一瞬の吐き気を抑えた後、唇を一杯に開いてそれを口内に収めた。
味と温度と大きさと形とにおいと、秘部よりもずっと鮮明に感じられる雄が嫌で嫌で仕方がなく、
頬を膨らませて触れる範囲を減らそうとする。
こんな卑しいことは商売女がすることだ、との先入観も手伝って、
惨めな気分に浸されながらゆっくりと口を前後させる。
大した感覚を生まない生ぬるい愛撫であったが、少しは様子を見てやろう、と
ジャイロはその事務的な働きを見守ることにした。
女が別のことに集中したために手持ち無沙汰になったジョニィが、ホット・パンツの陰核に触れる。
擦るまでもいかずごく弱く接しただけだとというのに、ホット・パンツは塞がれた唇から悲鳴を上げ、
体が電撃を受けたように大きく跳ねた。
不安定な姿勢のために動きづらいなら動かなくても、とジョニィは考えていたが、
これ以上ないほどに締め付けていた肉壁が一段と狭まるのがいい刺激になるので、
指は更に包皮から露出したそれをつ、つ、と軽くはじく。
「あふぁっ!うぅぁあぁっふぁっぁ、ひぅ、ふぅっ!」
ひくつく膣と同様、舌と口蓋が接触のたびに蠢いて、くぐもった声で鳴く。
わずかな唇の隙間と鼻とで息を継ごうとしたが、まもなく息苦しさに負けてジャイロから口を離し、
肩を揺らして乱れた呼吸を整える。
「・・・・・・ジャマしてやるなよ」
「先にジャマしたのは君じゃないのか?」
自分に対し何のいたわりもなく交わされる2人の会話が、密かに、だが残酷に、ホット・パンツの心を抉る。
苦しくて痛くて、もう嫌だ、との何度目かの思いもむなしく、
再び唇にジャイロ自身が押しあてられ、仕方なく銜える。だがもう奉仕を続ける気力はない。
ただ手慰みに局所以外にも柔らかく触れるジョニィの両手が異様に優しく思えて、
そちらのことしか感じたくなかった。
一向に始めようとしないのに煮えを切らしたか、ジャイロが不意にホット・パンツの咽を突いた。
咽頭が急激に窄まり、濁った悲鳴を上げて逃げようとしたのを髪を掴んで留め、更に二度、三度と繰り返す。
「あ゛ぁぁっ!ん゛ぁっ!が、んぁっ、あ゛、ぁ、ぁあ、ぁ・・・・・・」
しばらくは拒絶しようとしたが、抽送ごとに喘ぎは悲痛さを失い、
少しでも接触を逃れようとしていた舌が力をなくしてはりつく。
自分で動く屈辱感よりも、強制される苦しさの方がまだよかった。
触覚と味覚を意識の外にやり、人形にでもなった心地で終わりを待つ。
慣れるうちにで次第に被虐は苦痛でなくなり、しかし汚いという思いからか、
先走りの液は唾液と混ざって顎から胸まで落ちた。
舌と、頬の粘膜、たまに歯が当たり大分具合が良くなったことで、
その行為を早く、荒々しいものにしたジャイロが低く呻く。
終わりが近い、それだけは分かったがだからどうされるのかホット・パンツは考えないまま、
シーツを握った手に力を加え、待ち構える。頭上から何やら言われたがよく聞こえなかった。
「・・・・・・っっんんんん?!!」
前ぶれなく(彼女が聞き逃したのだが)、ホット・パンツの頭が一際強く掴まれ、
その直後口奥に何かが迸るのを感じた。今までの口姦以上に奥に辿り着いたそれを、
制御できない動きで咽が拒み、弱々しい抵抗を無視して律動的な射精はまだなお続く。
ひとしきり出し終わり開放されてようやくホット・パンツは口で息をすること、むせ返ることを許され、
げほげほと掌に精液の一部が落ちた。ここでようやく口内に出されたのだと気付く。
舌にべっとりとへばりつく味は不快だったが耐えられないほどでもなく、
また舌根にまで落ちてしまったのをどうしていいかも分からなかったので、
彼女は諦めてそれを唾液と一緒に飲み込んだ。
厭な味を掃除するのに夢中で、珍しいものを見る目で見られていることは気にならなかった。
粘着質な汚れが喉を通るのを感じながら、ホット・パンツは奇妙な陶酔状態に落ちた。
堕落する罪責感も何も既に麻痺し、代わりに、ここまで来ればもう何をされても怖くないという
歪んだ誇らしさが胸の中に広がっていた。欲情されるのに恐怖したのはいつのことやら、
どうにでもして、とはっきり自覚することでますます興奮に火がつく。
もはや退ける理由は何もなくなっていた。
ジョニィの一方の手が、張りのあるの尻肉を軽くつねった。
じわりとした疼痛でようやく余韻から抜け出して、
繋がっていたことを思い出したホット・パンツがジョニィに寄り添って覆いかぶさる。
じんじんと痛み続けていたはずの傷が何か別の熱さを生んでいるのが、不思議な感覚だった。
どこに触れても、触れられても気持ちがいい。
本意でなかったはずの触れあいは、いまや彼女本来の欲求であるかのような貪りに変じ、
双球が平らに潰れるほど体を密着させ、頭を抱いて無造作に頬を寄せる。
寄せられた柔肌を吸った唇、尻を掴む手に堪らなくなり、「もっと」と小さい響きがこぼれた。
それに応えて肉に指が食い込み、指間を満たす弾力までも強く挟む。
「んっ・・・・・・」
痛みが鈍く後を引いた。苦痛はずのそれが薄れていくのが無性に名残惜しく、知らず甘い声が零れる。
「こういうの好きなの?」との問いには無言の頷きを返していた。
体をやや起こし、咥えている間片手間になっていた腰の動きを再開した。
誘導する両手と本能に流されるまま、じゅぷじゅぷ、ぐちゅぐちゅ、音を立ててなすりつける。
出し入れだけでは飽き足らず、肉壁の下に埋もれる感覚を抉り出そうと、ぐりぐりと円を描いて揺らしまでする。
貪欲な姿をもう恥じてはおらず、とろけた目で見下ろした先でジョニィと目が合い、その瞳に映る己の媚態に酔った。
「あっ、あぁんっ、ん、はぁ、ぁ、っん、あぁぁぁっ!」
眼前でたぷたぷと揺れる胸の先端を、ジョニィがぎゅうっと引っ張った。
痛いほどの刺激が今はもう快感しか生まず、断続的な嬌声に混じって、乞う言葉が零される。
「ぁ、もっとぉ・・・・・・、あぁ、あっ、そこぉ、ぃぃ、もっと・・・・・・っ!」
背を抱いて寄せ、持ち上げた首が何をしようとしているのか、問う必要もなくホット・パンツは乳房を捧げる。
ちりちりとした熱で痺れた突起に歯が触れ、こすり、ほんの少しの力で食い込んで、浅い絶頂感が脊髄から脳まで駆け抜ける。
割られ、暴かれ、汚され、官能に溶け込んだ痛みが脳を侵したのか。
それとも彼女の生まれ持った性が目覚めたのか。
それはもう分からないが、とにかく――――ホット・パンツは確かに、被虐を求めていた。
自分で動くことでは得られない、無慈悲な侵略を。
脆弱な入口を傷ごとぐちょぐちょとこすられて、狭い膣腔を大きいものでずりずりと抉られて、
奥の奥まで、壊れそうなくらいかき回してほしい、と。
自由に動けないジョニィには望めない乱暴を、手酷く扱われることで代償しようとした。
ジョニィ自身も悟っているらしく、よさげな場所を手指と歯で責めてどうにか彼女を満足させようとしていた。
それでも、体の表層を走る快感では深部を犯される代わりにはならない。
どうすればいいのかホット・パンツに知恵を与えたのは、この状況を作り上げたあの悪夢だった。
既に記憶は朧になっていたが、夢の中で与えられた暴行が、今まさに求めているものと一致していた。
射精後の倦怠感の薄れつつあるジャイロの方へ首だけで振り返って、ホットパンツが片手で尻肉の間を開いた。
割り拡げられた厚い陰唇の上でもうひとつの孔が、物欲しげにひくついている。
「こっちにも・・・・・・入れて・・・・・・」
「・・・・・・オメー実はオカマでしたなんつーオチはねーよな・・・・・・」
いつもの軽口の調子で放たれた台詞には一種の軽蔑と内心の焦りが覗いていたが、
それを気にする理性などホット・パンツはとうに失っている。
自分がどんなに異常なことを乞うているかなど考慮の内でなく、ただ、入らないと困るな、
ということには気付いて、適当に結合部から粘液をすくった指で窄まりを慣らす。
孔自体よりも指の方でその場所のきつさを感じ、ここも同時に埋められたらどうなるのか考えて堪らなくなり、
つぷと指先を内腔に沈めてまさぐる。早く、早く、と声に出しはしないものの、
とろけた視線を後ろへ送り、弄る指の数を増やす。無意識だが、あまりにも露骨な挑発だった。
ジャイロが近づくのを感じ、ホット・パンツはうずめた指を広げるようにしてゆっくり引き抜いた。
多少慣らしたとはいえ侵入を許せるように出来ていないそこを手を添えて広げ、準備する。
入れるぞ、との言葉を合図に、宛がわれた熱いものがきつく閉じようとする窄まりを抉じ開けた。
「ぁあぁあああぁああっ!!」
「うぉっ・・・・・・」
「っく・・・・・・」
ふたつの狭腔を一度に満たされ。食いちぎらんばかりに括約する輪にしごかれ。一層きつくなった粘膜の筒に巻きつかれ。
三者ともがかつて経験したことのない快感に声を上げる。
当然ながら、最も強烈な感覚に苛まれているのはホット・パンツで、
瞳を潤ませ呼吸すらままならない様子で不規則にしゃくりあげて、まだ動かないで、と
ジャイロを制して少し落ち着こうとした。
だが、その言葉を発しようかというときに、辛そうな様を見かねたのかジョニィの掌になだめる様に撫ぜられ、
何か別の感情で心がはちきれそうになる。
彼にされることひとつひとつが、して欲しいことになってゆく。
優しさにほだされ、ホット・パンツは全ての自己防衛を捨てた。
「ひっっ――」
二茎の間の肉壁が逃げ場のない力で挟まれ、圧される。
受け入れることには使えない器官が、無理矢理に押し込まれる痛みと息苦しさ。
抽き出されるときの排泄感。汚らわしくて恥辱的なのに、逃れることの出来ない原始的な快感。
それらが休む暇なく交互に与えられ、体と頭がぐちゃぐちゃに掻き乱される。狂ってしまう、とすら感じていた。
「ひっぅ、ぅああぁあぁっ、んゃっあっあぁっああぁっっ!」
だのに、腰が勝手に動いていた。自身の意思を超えて体を支配する快楽のみによって
体を操られがくがくと前後する。がむしゃらな動きにジャイロが合わせてやることで二孔が同時に突き上げられ、
その度に裏返った音がホット・パンツの喉から溢れた。
「ひぁぁっひぅっ、うぅんっんあぁあぁぁっ!いい、いいよぅっ・・・・・・」
もはやホット・パンツに人らしさは残っていない。
内側から食い荒らされることを自ら望んで、己の最奥を2本の杭に押し付ける、
男の欲望を受けて喘ぐばかりの生きた管。
下から掴まれた手で腰を揺さぶられ子宮口をごつごつと打つほど、鳴き声はますます獣じみて、垂れ流す液は白く濃く匂う。
「あひっ、ひいぃっ!ひっぅ、ぅふっ、あぁぁあぁあああっ――!!」
一際高い嬌声ののち、ふっと脱力しジョニィの上に体重が預けられた。
激しい恍惚に飲まれ、ホット・パンツの意識が曖昧になる。
だがそれは、ほんの一瞬のことだった。
「んゃ、ひ、ぁ、まだっ、ぁ、そんなぁっっ!」
浸る暇などなく、抽送が続行される。
腰を掴む手もホット・パンツの体を無理矢理にでも動かそうと揺すり続ける。
感度の上がりきった壷は楽しむ余裕すら与えられぬまま、再度彼女の肉体を、絶頂へと追いやった。
「っっ!!!!ぅ、ぃや、やあぁっ、待っ、ああぁぁっっ!!!」
それでもなお、責めは止まらなかった。
普段、取り澄ました顔で女性らしさなど匂わせもしない女の、色情に狂う姿。加虐心と征服感を煽る痴態。
男たちもまた狂い、どこまで乱せるのか、好奇の念も働き彼女を絶頂へと昇らせ続けた。
「やめ、ゃ、あぁんっ!やぁっっ――」
涙と涎と洟が垂れた。
「ひいっ、ひっ、ぃや、いゃあぁっ」
体は、不随意的に震えることしかしなくなった。
「ぅあ、も、ぅ、ゆるしっ、っっ、しんじゃぅ、っ」
もう言葉は発しなかった。
「ひっ、ひぃ、ひいぃっ」
以降は、声ですらなくなった。
「――・・・っ―!―――・・・!・・・っ・・・」
喚くことも出来なくなった女に2人分の精が放たれ解放されたとき、彼女の意識は既に彼方へ飛んでいた。
****
「は、はっ、ぁふ、ん、んんっっ――」
手と舌で奉仕する一方で、下は絶えず責められる。
「っ、あぁ、あぁあっ、ゃああぁあああぁ――」
達した体にどくどくと注がれ、余韻に漂う。顔に浴びせられたものを、指でぬぐって口へ運ぶ。
「はぁーーはぁーーはぁーーーー・・・・・・」
「・・・・・・結局アレは何だったと思う?攻撃されたとかって言ってた」
「さーな、何だっていいし、大体もう関係ねーだろ」
「確かに」
ホット・パンツは未だ、敵の能力から抜け出せずにいた。
「もう何日も前のことか」
――問題の夜から1週間、数百キロ離れても効果が続くスタンドがあるとすれば、だが。
「んふぅ・・・・・・」
味わいつくして、物足りなさそうにため息をつくホット・パンツに、おいで、と声が掛けられる。
猫のように擦り寄り浮かべる表情は、喜悦と欲情のみが貼りついた人形のそれで。
情交を繰り返すことで、かつての清楚さ、高潔さはかけらも見られなくなった。
「っ・・・・・・ぅ・・・・・・」
ただ行為後は決まって、2人に見られないところで止め処ない涙を溢れさせていたが――――
それが何のためなのかは、本人にさえ分からなくなっていた。
以上です
お目汚し失礼しました
反省点
・もっと人が少ない時に投下すればよかった
・カップリング表記がBLっぽい
では何事もなかったかのように萌え話にお戻りください
ふぅ…(聖人タイム)
GJ!3P超満足したッ!二本挿しってエロいよな…
GJ!お疲れ様でした!
せっかく頑張って投稿してくれたのに
>>386の自分は…orz
本当にすまない…。
明らかにkyのアホ妄想を垂れ流した自分が悪いので気にするな!
『GJ』以外に言う言葉が見つからないッ!!!
『GJ』だッッッ!!!WRYYY!!!!!!!
淡々としているのに官能的で、非常に甘美でした
ホッパンの肉体の美しさがまさに性欲促進剤になってて興奮しまくった
もしや前スレとかでジャイロとホッパン等を書かれた職人かな?
たまらん!こりゃたまらんぞ!
ホット・パンツ好きとしてはたまらんエロさでした!GJ!!
好色な視線で見られることは慣れているし、逆にそれを利用して相手を油断させるのはいつもの手だけど
目の前にこんないい女がいるのに平気で無視しやがる、どこに目ェつけてんのよ!と言いたくなるような朴念仁もいる事はいる。
その中でも極めつけみたいなのが、ンドゥールという盲目の男。
どういう関係かというと、共にDIO様にお仕えしている同僚といった所。
殺し屋が自分の経歴や趣味なんか話すわけないから、ただそれだけしか知らないわ。
(でもまあDIO様を悪の救世主と奉っているあたり、少なくとも「人を見る目」はあるってことかしら)
目が見えないんじゃあ、あたしがどんなに綺麗に装っても、どんなに見事に踊ってみせても
当たり前だけどこの男には分からない。
そんなものは見せかけの美しさに過ぎないと暗に言われているようで、少し腹立たしいけど
彼はあたしの勝手な思い込みなど気付きもせず、ただ静かに沈黙を守っているだけ。
なんであいつがこんなに気になるのかしら……閨に上がる度にあたしの美しさを褒めて下さるDIO様のほうがいいに決まってるのに。
***
ンドゥールはひとり、植物園にあつらえられた蓮池のほとりに座り込んでいた。
広大なDIOの館の中でも、ここはひときわ静かな場所だ。
そこに近づいてくる何者かの足音を、ンドゥールは優れた聴覚で聞き取っていた。
(軽やかな歩調、若い女……マライヤとは靴音が違う……)
程なくして足音の主は植物園のドアを開けて現れた。
「あんたひとり?」
「…………」
この声の女は何と言ったか……そう、ミドラーだ。
自分に何の用があるのだろう、DIO様からの伝言か何かだろうか。
そう思っていたが、彼女の口から出たのはただのお喋りだった。
静かに瞑想でもしていたい所だったが、他愛もない話に淡々と相槌を打っているうちに
ミドラーは妙な事を言い出した。
「目が見えないと、それ以外の感覚が発達するって本当? 例えば、足音だけで誰か分かるとか……」
女とはいえ洞察力と直感に優れた殺し屋らしく、ンドゥールがかすかな音で自分を察知した事を勘付いていたようだった。
感心する間もなく、手を取られて顔に触れさせられる。
「どう? あたしの顔、どんなのだか分かる?」
好きに触れていいのよ、という言葉に誘われるように、長い睫毛、すっきりした鼻梁、ぷるぷると張りのある唇を
ひとつひとつ手探りで確認していく。
ンドゥールはそこでやめようとしたが、ミドラーはふざけているのか重なった手をそのまま下降させた。
しかし、どこまでたどってもただ滑らかな温もりが続くばかりだ。
そこでンドゥールは、おそらくここに来た時からミドラーが何も着ていない事に初めて気が付いた。
「……何のつもりだ、風邪を引くぞ」
してやったりとミドラーは妖しい笑みを浮かべたが、それはンドゥールには見えない。
先程自分がされたのと同じように、指先でンドゥールの唇をなぞった。
園内に咲く花の香りがより甘く、濃くなったように思えた。
「分からない? このあたしに誘われてるんだから、光栄だと思いなさいよ」
「お前はDIO様のものじゃあないのか、主のものに俺が勝手に手を出していいわけがないだろう」
うんと色っぽい声色で誘っても、ンドゥールは少し困った顔をしただけだった。
こんな時にまでDIO様の名前を出すか、普通? とミドラーは呆れたが
主が怖くて拒むのではなく、純粋にDIOへの忠誠から出た言葉なのだろう。
だからこそ、この生真面目な男を陥落させたいとミドラーは思った。
「このまま裸で帰すような真似したら、あんたは女も満足に抱けない腰抜けだってDIO様に言いつけちゃうから」
彼にとって絶対である救世主の名を盾に、ミドラーは半ば強引に唇を押し付けた。
あまり気の進まない様子のンドゥールだったが、媚薬を流し込まれるような口付けが長く、深くなるにつれて
次第にミドラーに溺れていった。
***
この女の肌がどんな色をしているかは分からないが、どれほど美しいかは触れているだけでもよく分かる。
絹の手触りによく似たそれは、今はしっとりと熱を帯びてンドゥールの掌に吸い付くようだ。
全く女を知らない訳ではないが、それでもいつまでも触れていたいと思うこんな肌の女はそういないだろう。
その事を口に出すと、よく分かってるじゃない、と驕慢な自信に満ちた台詞が返ってきた。
しかしその実、ンドゥールの飾り気も何もない素のままの言葉はかえってミドラーの琴線に触れ、一層情欲を燃えさせていた。
「ふぅ……あぁ……」
乾いた指先が肌を這い、輪郭をなぞって確かめるように動く。
ンドゥールが鋭敏な指先で自分自身を「見て」いるのに気付き、ミドラーは羞恥を覚えた。
性急な男なら何人も相手にした事があるが、こんなにゆっくりと触れられるのは今までになかった。
わざと焦らしているわけではないのが余計憎らしい。
誘惑するつもりがンドゥールのペースに乗せられている事に気付き、ミドラーは苛立ちともどかしさに甘く溜息をついた。
ンドゥールの服の隙間へと指を忍ばせ、自分からも弄って堪らなくさせてやろうと試みる。
暗闇の中でも感触と吐息と香りとで自己主張するミドラーの媚態は
澄んだ湖面に波紋が広がるように、次第にンドゥールの内側をも波立たせていた。
「……む」
まだ愛撫の途中だというのに、いきなり細い腕に首を絡められ豊満な谷間に顔を押し付けられた。
もちもちしてよく弾んで、枕代わりにしたらさぞ気持ちよいだろうと思ったが
顔面を圧迫されて窒息しそうになり、ンドゥールは苦しいぞ、と控えめに抗議した。
「もう、いいかげんにしなさいよ……! こんなに焦らして……」
「……焦らす? そんなつもりはない」
「いいからっ……! はやく……」
胸からじかに伝わる激しい鼓動は、それが嘘や演技ではない事を証明していた。
これ以上待たせるのは酷だと思い、ンドゥールはミドラーを膝の上に招いた。
脚を抱え上げた拍子に、華奢なつま先にひっかかっていたサンダルが蓮池に落ちて小さな飛沫を上げた。
「あぁ……ふぅっ」
ミドラーが軽く手を添えて手伝うだけで、それは収まるべき処へ沈み込んでいった。
硬い芯の通ったような肉で征服され、満たされる感覚に切ない息が漏れた。
膝の上に乗って抱き合う格好で、肩にすがって腰を上下させる。
二人が交わっているシュロの葉の陰から、汗で光る白い背中がちらちらと見え隠れしていた。
「蕩けたようになっているな……それに襞が多く、きつく絡んでくる」
「なッ……何言ってんのよ、バカッ! んっ、あはぁっ」
自分の内がどうなっているかあからさまに評されて、ミドラーは喘ぎながらも悪態をついたが
ンドゥールの方もかすかに汗をかき、息を荒くしている。
こいつも気持ちいいんだわ、と分かって少しばかり優越感を覚えた。
ンドゥールに見えていないのをいい事に、ミドラーは滅多にないほど派手に乱れていた。
彩られた指先もつま先も、星の飾りが揺れる耳も、乳房の先端で主張する小さな突起も、
肢体の末端部はみな上気して薔薇色に染まり、匂い立つほどに艶かしい。
もしンドゥールがそれを見ることが出来たなら、どう思っただろうか?
ミドラーのしなやかに跳ねる腰を抱え込みながら、ンドゥールもそれに合わせていたが
見えない分、耳のすぐそばで響く甘く濡れた息遣いにどうしても煽られてしまい
か細い声を上げてミドラーがしがみついてくるのと同時に、一際きつく襞に締め上げられ
この体位では抜く事も堪える事もできず、そのまま奥に放ってしまった。
清浄な水とは違う白濁した精と淫靡に粘つく蜜が溶け合い、ミドラーの花から細い糸を引いて滴り落ちた。
***
裸じゃ部屋に帰れないじゃない、と床に敷いていた日よけのマントをミドラーにぶん取られ、
それを羽織っているのか衣擦れの音が聞こえる。
「DIO様に言いつけないのか?」
事後の甘さが残るミドラーの吐息に、かすかに笑ったような響きが感じられた。
「マントはくれてやるが、杖は返せ」
「あら、バレてた?」
いつも通りの冷静な態度も今は滑稽なものでしかない。
ミドラーが頬に残したままの鮮やかな口紅の痕に、ンドゥールはいつ気付くだろうか。
二人が植物園から立ち去った後、情事の気配は花の甘い香りにまぎれて次第に薄れてゆき
さざ波さえ立たない蓮池には、一際美しい薄紅の花が静かな水面にただ浮かんでいるだけだった。
<END>
何この良作の嵐…!
超エロくてテラ萌えた
ミドラーもンドゥールも可愛くてGJ
>>407 もしかして何日か前に、控室で質問した?
襞の何のと。
ともかくgj
まさかのンドゥール×ミドラー!
発想といい文章力といいGJとしか言いようがない!
眼が見えないってエロくていいね
411 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 23:05:07 ID:RadRpqJR
3分以内にレスがつかなければ
ホッパンが3部DIO様に血を吸われます
阻止
はえええぇ
早いwww 吸血ってエロいよな…
DIOが好き放題するSSを読みたい。人外っぽいエロという感じで。
3部DIOの元に、1部〜SBRの女性キャラが
一晩に一人(たまに二人や三人)日替わりで連れて来られて
ギシアン→吸血→これできさまも我が夜の亡者となるんだーッ!!(性的な意味で)
時にはヴァニラやテレンス、プッチも入れて3P4P入り乱れ……
という妄想を一瞬でしたんだが、何かのスタンド攻撃受けたかな
書こうと思ったが、なかなか長くなりそうなので断念
>>415 自分を犯しているDIOの身体がジョナサンだと知って泣き叫ぶエリナとか
スージーを人質にされ泣く泣く奉仕するリサリサとか
マライヤとミドラーであなたならどうする?最高だった…とか
康一くんのために取っておいたのにこんなクソ野郎に…くやしい!でも(ryな由花子とか
処女を奪われただけではなくお尻まで開発されるトリッシュとか
ヴァニラ・テレンス・プッチにそれぞれ別々に襲われて夜の亡者にされてしまう女囚三人娘とか
媚薬を飲まされ放置されてお互い求め合ってるところにDIO様乱入!な修道女と幼な妻とか
もう想像しただけでおかずに困らなさそうッ!
こんな同人エロゲとかあったらいくら出しても買うんだけどな…
一瞬ヴァニラやテレンス、プッチまでもDIOに食われると読んでしまったわw
もう一回寝てくる
襲われてるのもいいけど性に積極的な感じのも読んでみたい
しのぶさんが吉良に誘いをかけたり朋子さんが承太郎にジョセフの影を求めてみたりとか
やはり既婚者子持ちの承太郎まで銜え込んでしまったら朋子さんが完璧悪女になるなぁw
DIOさまばんざい
ヴァニラ乙
こんな所にいやがったのか
さあDIO様の食料の吸いカスを始末する作業に戻るんだ
テレンス乙
>>416 ルーシーとホットパンツのダブルフェラを想像して抜いた
お好みのキャラに化けてサービスしてくれる
ネーナの娼館なるネタを考えてみた
エンプレス大量生産して中の人は適当に雇った6部のモブ女囚かだれか
チュミミーン
>>425を見てモブ女囚をダイバー・ダウンで徐倫に変えて襲ってるアナスイを想像した
>>416でDIO様に血を吸われた後、よぉしこの女はくれてやる好きにしろ!と
配下に下げ渡されちゃうってのもいいな…
→暗黒空間行き
→人形化
→DISKだけ抜かれて後はイラネ
…となっちゃうかもしれないが。
記憶DISK抜かれて無抵抗状態の女子がエロい事されるのもいいかも
視力抜かれたりする訳ですねわかります
視界を塞ぐとおにゃのこの性感は三割増しするというデータがあってだな。
明けない暗闇の中、どこから誰にどこを触られるかわからないまま犯されるなんてエロいと思わないか…
声とか引かれる手を頼りに上に乗せられて騎乗位もいい
>>430 そういうプレイのあとに優しく抱きしめて安心させるなどのアフターケアをしっかり行うと
たまにはこんなプレイも良いかなと次第に病み付きになるわけですね、わかります
なんとなく
>>431がテレンスの発言のように思えてならないw
完全なる無抵抗よりも戦う力のみを奪われて、意識や恐怖ははっきりしているような
強姦モノが見たい
実際に行為には及ばなくとも、そういう対象で見られていると自覚した各女性キャラの
反応を見るだけでもいい
人を選ぶ残虐系ネタなんで下げ
8月13日の吉良×鈴美という電波を受信した…と総スカン覚悟で呟いてみる
洒落にならんし手首から上要らないの人だから違うかもしれないけれど、
まだ少年で性癖が完成してなかったとすればやってるんじゃないかとも思うんだ
吉良の性格がアレなのでコンドーム持参の上で暴行してそう
ターゲットになったくらいだから鈴美も手は綺麗なんだろうし
うつ伏せにされて圧し掛かられて後ろ手にモノを触って射精させるよう強制されたりして
上手くできないと(できても)背中に刺し傷が増えていく…とか
吉良も初めての殺人で恍惚としていて最高にハイって奴なので鈴美に後ろから絶えず囁きかけたり耳を舐めたりハァハァしたり
それが鈴美の拭い切れないトラウマかつその後十五年の幽霊生活の原動力とか…
そしてそのトラウマを大きくなった露伴ちゃんに解消してほしいとか思うんだ
ところで鈴美さんって十五年間ノーブラなんだろうか
サイコホラー入った猟奇エロって感じだな
SSにするとしたら硬い文章のほうがよさげな気がする。
ついでに
>>433は3部の悪女たちで見てみたい。
>>434 ああ、うん・・・
自分も正直、吉良の「大便の後〜」は成人誌だったら射精だろうなって思ったよ……
>>434 いいね
文体や表現を工夫すればそれほどひどい残虐内容に感じなくなるかも
鈴美さんといいトリッシュといいノーブラ多いな
>>434の指定する場面に合ってないのは承知なんだが、…なんか吉良×鈴の内容想像したら改めて鈴美さんが可哀相になってきて
あんまり苦痛を伴わないセクロスさせてやりたくなってきた
鬼畜に徹したいのも山々だが、刺される前にいろいろいじくられて、初めてだし怖いし悔しいのに感じちゃうっ…!なシチュもいいかなとか思えてきたんだ…
絶頂迎えた直後で恍惚としてるときに背中刺されて、あんまり痛みを感じないうちに死ぬとかさ
あんた甘い男だな、でも嫌いじゃないぜ(女だったらごめん)
ノーブラっていいね ミドラーのノーブラとか見たいな
ジョジョ出荷停止だって…
DIO様…………
↑のニュースを見てマジかと目を疑った
それならヘルシングとかはどうなるんだよ…
OVAだけでの表現の問題で原作まであおりをくってアウトってのはひどいわ
まあイスラムはその辺とても厳しいから仕方ないとは思うがそれでも何故か腑に落ちない
どこに行ってもこの話題が来てるなぁ
出荷停止ってのはファンにとっちゃ一大事だもんな・・・
ちょっと酷い妄想なんで離す
強姦とも和姦ともつかないポリジョリ強制セックスが読みたい
例えば、ヤらなきゃこのままロッズで徐倫の手足を落とすぞと脅された
ポリオが「おねえちゃんごめんなさい、ごめんなさい」を連呼しながらも
チンはギンギン状態で両腕両脚マヒ状態の徐倫に近づいていくとか
徐倫は徐倫で憎い敵に辱められるなら耐えられたのに、弟みたいに可愛がっていた
ポリオに犯されることで初めて悲哀にくれ泣きじゃくるみたいな
>>442 ナチスが悪役なので意外にも特に問題はないらしいが、ドイツ版はハーケンクロイツに修正かかってるらしい
ヴァチカン13課については知らん
ところで「妹が犯されて殺された」ってのはイスラム的にはどうなんだろ
とりあえず
>>444に乗じてエロい妄想話でもしてやるせない気分を紛らわすぜ
でもかなりアレな感じなので同じくちょっと間隔を置く
気が強くて美人のジョジョ女キャラにおもちゃにされる男、というシチュで何か読みたい
最強のスタンド使いといえどもこうなったらただの男と変わりないわね、と
ミドラーあたりに学帽だけ残してひんむかれて、物凄い目で相手を睨み付ける承太郎とか。
ラストで逆転してやれやれだぜ…でも、そのままペットにされるのでもいい。
ガチでドS女というのもいいけど、相手の男を好きで仕方ないんだけど
愛情表現込みでついいじめてしまうような感じのが好き。
承太郎ってテクは凄そうなのに淡泊なイメージがある
>>気が強くて美人のジョジョ女キャラにおもちゃにされる男
そんな感じのHP×ジョニィ書いてたら次の号で修道女萌えに転んで
お蔵入りにしたことがある
自分も便乗して妄想書く
ドMスカーレットに痴女萌えの血が騒ぐんだが
主人の不在の間どこぞの女の子なりマイクOなりに変態的なプレイを命令
汁まみれ・緊縛姿でアンアンいってるVIPに相手ドン引き
みたいなのが読んでみたい
鈴美さん関連カプについて本気出して考えてたら、なぜかデッドマン×鈴美とか思い付いた。
我ながら意味がわからん…むしろデッドマン×尼が好きなんだが…
>>446 気になったので、本編の描写などでMっ気があると思った男を挙げてみた
自分の基準で勝手に選んだものなので、不快に思ったらごめん
でもこの多くが同時にSかもしれない罠
エシディシ、デーボ、メローネ、ドッピオ、マックイイーン、アンドレ・ブンブーン …など
>>448 むしろそんなHP×ジョニィが読みたい。
ジョニィは遊び人の割にはあんまり積極的に誘わなそうだから、強気な女性に圧されて
流されるままにアンアン言わされそうなイメージだ。
>>452 なるほど、その手があったか
HPは修道女だから純情可憐な乙女だと思っていたが
男装の板につき具合から見ると、女ばかりの修道院で
タチのお姉さまだったという可能性もあるかもな、全くの捏造だけど。
膝から脛の傷痕のせいで短いスカートが穿けなくて
自然男装っぽい格好をせざるをえなくなって
修道女仲間からはお姉さまと慕われていて本人も満更でもないんだけど
実は可愛らしいものや格好に密かに憧れているホットパンツ という電波を受信した
ところでグリズリーに襲われたということはホットパンツって北米出身だよね?
わざわざネアポリスに移住したりしたんだろうか?
傷痕を愛撫し合うのとか萌えだと言ってみる
>>454 移住してなくとも法王庁じきじきの遺体捜索令ということで
紋章入りのバッグだけ与えられていた・・・という可能性はあると思う
ゲティスバーグの後ジョニィとHPの仲が深まったとして
ジョニィは下半身マヒ+相手が修道女なんで
一線を越えることまでは諦めてるところで
辛抱堪らなくなったHPの方がジョニィの寝床に潜り込んでしまえばいい
そっからは性機能すら残っていないジョニィとひたすらちゅっちゅするもよし
機能はあるけど動けないのなら痛いのガマンしながら乗っかってくれるもよし
(サンドマン戦後に脚動いてる訳だし)何らかの奇跡が起きてもよし
そしてUJ最新号の例の苗字の件だが
両カップル破局ないし死別だけは勘弁してくれ荒木・・・
アレッシーにょぅι゛ょ化されたマライヤとミドラーという設定で誰かSSを書いてくれないものか
特にマライヤはゲームでは何故か脚がグンバツの婆さんにすり変わっていたけど
小生意気な褐色ロリっ子ってとてもいいと思わないか?
褐色幼女とは・・・ちょっとツボにはいったぞ
ミドラーやマライヤみたいな女性がいつ頃からああいうセクシー系の女になったのか気になる
小さい頃は以外と清純な子だったりしたら、変わったきっかけとかも知りたい
もちろん男を知ったからだろう
>>460 それまでは清純な女だったが、DIOに出会ったのがきっかけで悪の道に一直線という可能性も…
(この場合スタンド能力は矢による後天的な発現か)
あの手の女の子は十歳くらいから背伸びして色気づくからな
普通に
もう少しすればブラジャーだってするしさ 男の子のために爪だってみがくわ
463 家出少女乙
>>447 逆だw
承太郎ってテクはないけど、激しい動き&タフネスでカバーしていそうw
テクニシャンな承太郎って想像つかないなww
誰かボストリ好きの同士はいないか
ここにいるぞ!
ボストリには洒落にならないエロさがあると思う。
ボスは異常に独占欲が強く、トリッシュには他に好きな男がいたらなお良い。
>>466>>467 ピシガシグッグッ
生意気な実の娘にムラムラきてコマしちゃう、吐き気を催す邪悪な父と
よりによって父親に・・・悔しいッ!でも感じちゃう・・・な娘もべネなんだが、
(この先ちょっと微妙なので下げ)
レクイエムで精神ボロボロになった父を発見、ここぞとばかりになじって
なじってなじりまくる娘
その内父親を虐めることに歪んだ愛と快感を見出すトリッシュと
これまた歪んだ愛に目覚めて娘のバター犬になるディアボロ
なんてのもベリッシモいいと思うんだ・・・
障がいスレの箇条書きマジックを見て、何かが弾けたのは俺だけでいい
ちょっとあの2人を脳内で徹底的にメメタァしてくるわ
凄い残虐か、格好悪いオッサンかどちらだよなww
ボスの有効活用は、なじられるか、女体化かしかないのでは?
いやいや、SなトリッシュとMなボスって組み合わせも以外とうまいぞ。
もしくはトリッシュに愛されようと四苦八苦する駄目ボスとか
父親としての欲求と、一人の男としての欲求がごた混ぜになった感じなんだろうな
あれか、背徳的だから燃えるってやつか
この流れ…まさにボストリ絶頂!
ボスと娘の間には歪んだ形でも愛があるってのに萌えるゥ
自分のレスだけど、>467の流れで娘と男(ブチャでも誰でも)が結託して反逆の機会を
うかがっているのに気づいたボスがトリッシュをめちゃくちゃに陵辱して、その写真を男に送りつけ
「娘がどういう扱いを受けるかはお前次第だ」と服従させるネタに使うというのはどうだろう?
>>473 なんという吐き気を催す邪悪…マジで萌えた!!
恥辱トリッシュいいよエロいよー
やっぱその男はブチャがいいな
さりげなくブチャトリであってくれ
>>473 ゲロ以下の臭いが(ry
ということで便乗して生まれ付いての悪・ディオ様と、エリナのカプを布教してみる。
ディオ様が小娘ごときに負けたまま引き下がるとは思えないぜ。
473、お前ただ者じゃないな・・・
誰かボストリSS投下してくれないだろうか・・・
>>475 エリナがインドに行ってから病室での再会まで音信不通になってたけど
いくらディオに仲を裂かれたとしてもジョナサンの事を忘れてたわけじゃあないと思うんだ
したがって、ディオがエリナからの手紙を握りつぶしてたと勝手に考えている。
その場合もちろん中身を読んでいるだろうが、舌打ちしながら暖炉に投げ込んで燃やしてしまい
返事が来なければそのうち送ってこなくなるだろうと思っていたが、それでも手紙を送り続けるエリナ。
ふとした好奇心からジョナサンになりすまし代わりに手紙を書くディオ、
文体からなんとなくそれと知りつつ返事を楽しみにしてしまうエリナ……
すごいな
>>477、いっそそれでSS書いてくれよ!
それでエリナにマスryとかさせるくらいの手紙とかイイ。
>>473 関係ないけどそこからさらに、うざいくらいにネチネチボスが責めてトリがイクときに
キンクリで時間とばしてイったあとの結果だけ残るようにして
なかなかイかせて貰えなくて
くやしいこんな奴にッ…でもイきたいッ…みたいな
まさに某エロ漫画なことにしたらどうだろう
逆にスパガでトリッシュ自身ををゴムにして凄い締め付け(下半身的な意味で)を強要するボスとかどうよ!?
ボスは基本ヘタレだが娘にはガンSであってほしい
>>481 なんかボスがえらいことになりそう あまりに締め付けすぎてナニがうっ血したり…
よそのジョジョスレの設定などを持ってくるのはNGかもしれないが
歴代ボスが暮らす荒木荘にトリッシュがやって来たよ!というのはどうだろう
あのディアボロからどうやってこんな娘が生まれるんだ、と生命の神秘に思いをはせるカーズとプッチ
肝心のボスは朝からずっとドッピオ状態、お茶を出す吉良は美しい手首に見とれ内心ハァハァし
DIOは(娘っていいかも…)と気まぐれを起こして4人もいる息子との交換を申し出る。
元ネタが元ネタだけにどうしてもほのぼのしてしまうけど。
DIOさまばんざい
荒木荘inトリッシュか・・・
取り敢えずドッピオは居ずらいのは間違い無しだ。
吉良はやっぱりトリッシュの白魚のような手にハァハァして「あなたの手も切り取りたい」とか言い出してわなびーされればいい。
トリッシュがニート脱出大作戦。みたいに働かない面子をばしばししごいてるのは絵になると思うのは自分だけか・・・?
そして吉良が出勤・プッチが布教活動・DIO様とカーズがお昼寝してる隙に
あんな奴らに色目つかいおって淫乱娘!!と難癖つけてお仕置きに走る父ですね
わかります
「ジョルノのお嫁さんにならないか?そうすれば私がパパだよ?」とトリッシュに囁くDIO様を連想した
トリッシュ×ジョルノ&DIO の3Pですねわかります
DIOの煽りにジョルノがムキになるのは確実
同居するようになったトリッシュは、ジョルノがいない昼間に一人で
過ごすのは寂しくなり、DIOの部屋に行って他愛無い会話を楽しむようになる。
しかし義父の妖しい魅力に触れてしまったトリッシュは、ついDIOと寝てしまう。
味わったことのないスリルと甘美に味をしめてしまったトリッシュは
浮気心は無く、自分でも駄目だと分かってはいるものの
数回に渡って義父とまぐわってしまうのだった。
ある夜のこと。
トリッシュが、夫であるジョルノと寝室のベッドで体を重ねているとき、
「その娘は私とのセックスのときは、もっと激しかったぞ」
という声が聞こえてきた。
二人しかいないはずの寝室で聞こえてきた、第三者の声に驚くジョルノとトリッシュ。
振り返ってドアの方を見ると、そこにはDIOが立っていた。
一気に青ざめていくトリッシュに、ジョルノが真偽を確かめると
彼女は逡巡した後、『イエス』の答えを出すのだった。
狼狽と憤慨が混ざった感情で、どうしていいものか分からないジョルノと、
涙を流しながら謝り続けるトリッシュ。
DIOはその夫婦の絆の脆さを鼻で笑い、ベッドまでやって来る。
「夫の前で義父に抱かれてみるか」
にやりと笑った義父は、トリッシュの返事を待たずに、
いとも簡単に彼女を組み敷いてしまう。
トリッシュは抵抗しようとするも、義父との力の差は明らかである。
「そこで見ていろジョルノ。正しい女の啼かせ方を教えてやろう」
そう言い、DIOはもう既に夫とのまぐわいで潤いを持っていた、
トリッシュの花園に指を挿し込んだ。
優しくはないが手慣れていて、女のことをよく分かっているような手付きで
彼女の中をかき回し、翻弄する。
平生の昼間に味わっているのと同じ快楽が、トリッシュを襲い、喘がせる。
自分の妻が今、出している声は、普段自分とまぐわっているときに
出している声より随分と高く、嬉しそうだ。
「どうだ? ジョルノ。お前は指だけで、ここまで喘がせたことがあるか?」
ジョルノは沸々と湧き上がってくる感情に任せ、妻に覆い被さっている父を
強引に退かし、蜜があふれ出ているトリッシュの秘部に
優しく指を宛がうのだった。
思わずここまで妄想したので、後はよろしく
ところでこれの翌朝は、かなりギスギスした空気になりそうだな
さすがDIOッ!おれ達にできないことを平然とやってのけるッ
そこにしびれるあこがれるゥ!!(AA略)
DIOはトリッシュに「いつも夫にしているように奉仕しろ」とか、
「あいつはまだこんな事はしないのか?」とか、わざわざジョルノの事を持ち出して
嬲ったりしてそう
このスレのはじめにあったようなDIO×徐倫だと
DIO「やらないか?」
徐倫「これが返事だ」オラァ! メメタァ!
となりそうなのに、トリッシュだとホイホイついていっちゃいそうなのは何故だろう。
ジョースター家の者にDIOのカリスマは(たぶん)通用しないからかもしれないけど。
荒木荘inトリッシュってことは男の中に女一人、つまりリンカーンフラグと考えてかまいませんねッ!
興味の薄い吉良、血縁のディアボロドッピオはともかく
遊び心を起こしたディオとカーズ、巻き込まれたプッチあたりがやらかしてくれると思うんだ…
>>492 (ほおずり)吉良 手トリッシュ脚 カーズ(ウィンウィン)
つまり挟み撃ちの形になるな……
カーズは究極生物だからSEXしないし生殖器も退化してなくなってる、というのが荒木荘スレであったけど
逆に考えれば身体を変化させてものすごい巨根にでも触手にでもなれると思うんだ
>>493 甘い。カーズの手にかかれば「膣内に入り込んで処女でもイかせまくり」
という夢のような生物も誕生させられるはずだ!
でも何万年も生きてて究極生物のカーズよりも
色々な意味で女食いまくりとはいえ10年程度しか経験のないDIOのほうが
比べようもないほど上手そうな気がするのは何故だろうか
クリーチャー責めみたいなのが好きだ
それもスタンドで責めて本体もハァハァより、余裕のあるポジションから
こんな化物に犯されて気持ちいいのか雌豚め畜生の分際をわきまえろみたいに
豚を見る目でなじってプライドをズタズタにしたい
生身のチンポが欲しいとねだり出しても無視
スタミナが問題にならないから延々とよがらせ続け
最終的に人格崩壊まで持っていきたい
ジョジョはプライド高そうな女多いからみんなそそる
出来そうなのは494のカーズとリキエル、ディエゴ、フェルディナンドあたりか
>>490 エロ卓
何かにつけてジョルノを引き合いに出すDIOのいやらしさ、最高だな。
おまいら大好きだ。
俺には思いつかないことばんばん投稿して。
前はDIO様、後ろはボス、手は吉良で足はカーズの割り当てでよろしいですか?
プッチは撮影係ですか><
まわされて精神崩壊、肉便器ルートたどる可哀相なトリッシュもいいが
しかたないわね、あんたたちの面倒私がまとめて見てあげる!ぐらいのノリノリ乱交もいい
>>498 歴代ラスボスの後に整理券を握り締めて並びたい。
というか、トリッシュに限らず女の子がエロい事に目覚めてはまってしまうシチュに萌えて仕方ない。
プッチは……意外にもラスボス面子の中で一番すごい事をしでかしそう
なあ、今気付いたんだがこの流れ・・・
トリッシュである必要性は別にないよな?
最強ラスボス集団にかかれば(つーかプッチさえいれば)
どんな女傑だってラバーズ以下の雑魚も同然ッッ!!
リサリサ陵辱(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
楽しみだぞッ…これからのジョジョに女ラスボスが出るときが訪れるのがとても楽しみだッ!
いや、上京?してきたかトリッシュが父を頼って荒木荘へ・・・的なのはどうだ?一巡も二巡もしなきゃならないが
取り敢えず勝ち気おきゃんなトリッシュがあんあん言わされてるのは俺的にたまらん
>495と>500をあわせて
カーズ×リサリサというのもいいねぇ
自前のマフラーで緊縛されたりするの
カーズ×リサリサもいいなあ、
あのリサリサを服従させるっていうのが実にいい!!
>>495 チンポや徐倫の前でロッズに強制オナニーさせられて悔しがってる兄貴もいいな
>>486をネタにちょっと書いてみた
「お嬢さん、私には息子がいるんだが、一度あってみないかい?」
DIOはトリッシュの肩を抱きながらジョルノの写真を見せる。
「ジョルノなら知り合いですけど・・・貴方がジョルノのお父さんなの?」
「あぁ。あまり会うことはないがな」
知り合いなら話は早い、
「ジョルノの嫁にならないか?そうすれば私が父親になるぞ?」
DIOが耳元で囁く。
あんな引きこもりより何倍もマシだぞ?
「で、でもジョルノは・・・友達だし、その、お嫁さんとかは・・・」
「戸惑っているのかい・・・?無理はない。だが考えてくれたまえ、トリッシュ・・・」
やっと解放されたトリッシュはばくばくなる心臓を押さえようと「落ち着きなさい、素数を数えるのよ」と神父のようなことを言い出した。
「何ですかボス・・・え、いきなりどうしたんですか!?DIOさんに日光浴びせろなんてまた無理難題な!!」
みたいな感じですか?携帯からの拙い文で申し訳ありません
>>504 ここでチンポという表記だとややこしくてかなわんwww
>>505 イイっ!とてもイイわっ!すごく!!
ラスボスの流れに割り込むが投下
エンヤはOVAの若くて美人な方のつもりで書いた
お好きな方はエンヤ婆でもいいというか少し口調が混ざった
「まずは貴様に殺されたかわいい息子J・ガイルの生まれたところを
よおーくなめてきれいにしてもらおうかッ」
エンヤがスカートをまくりあげた。その下はノーパンで、ヴァギナが
丸見えになっていた。影になったところに白い陰毛がちらちらと見える。
(これが子供を生んだマンコか?意外といけるかも…だが)
「くっせぇーー!てめぇ風呂はいってんのかーー!?」
「お黙り、かわいい一人息子が死んでそんな気分になれるものか!!
だから貴様がきれいにするのだ、よぉおおくぬァァァめてな!」
(ひぃぃそ・それだけは、うぉお!すっぱい!!)
「あっ、あん、…んふ、あぁん。かわいくて清かった私の息子は
もうこんなことは出来んというのに、この憎いポルナレフにヴァギナを舐められて、
感じているなど何たる屈辱…ああ」
エンヤはすでに濡れており、汁が尻の間を伝う。
恍惚の表情を浮かべながら二つの右手で自分の胸をもみしだく。
(スタンドにやらせて、勝手に感じてるんだろうが〜)
「おぇえぇえええ!!」
「えづくとは失礼な!」
エンヤの蹴りがポルナレフのあごを直撃する。
「ぶぐっ」
「はぁ・ぅん…貴様はここで殺すが、冥土の土産に私のヴァギナを堪能するがよいわ」
(なんだとぉ〜!?)
「両手右手の妙技を味わったことはあるまい、ヘナチンのままではかわいそうだからのぉ」
エンヤの右手の十本の指がポルナレフのペニスに絡みつき、絶妙な動きでしごきあげる。
「うぉぉおお、これはッ!!想像以上にイイッ!!!」
「ばかめっ貴様もガキよのぉ〜、ほんのちょっぴり傷をつけるだけでよいのだっ!」
「しまったぁッ!!」
ペニスに爪がたてられ、傷ついたところにジャスティスが大穴を開けた。
まだ勃起しきっていなかったペニスがみるみるうちに直立する。
さらに操られ、亀頭がぬるぬるとしたエンヤの小陰唇を上下にこする。
「ジャスティスがピストン運動がしたいとさッ」
ずぶりとエンヤのヴァギナにペニスがつきたてられる。
「うおおおおぉお!!!」
「はああん!!今はもういない息子の生まれた穴を、その愛しいJ・ガイルの父親が
何度も出し入れした穴を、にっくき息子の仇に犯されておるぅうぅ!!!」
ぬっちゃぬっちゃと激しく音をたてながら、ジャスティスに操られるまま、
エンヤがイクまでポルナレフは腰を振りつづけた………。
(終)
OVA見てないからおぞましいイメージが;
俺はかなり萌えた。
おかわりしちまった…orz
OVAはあれだがやはり原作イメージが強いからすごいことに・・・あれ、霧が出てきた
突然ですがボストリ投下します。
色々キンクリ発動してたり時間枠がよくわからなかったりですがそこら変は目をつぶってください・・・
「実の父親にこんなことされでどんな気分だ?・・・トリッシュ」
耳元で囁かれ羞恥心からトリッシュは顔を真っ赤にし俯かせたが、こっちを見ろと顎をつかまれ真っ正面から顔を会わせることになる。
「どんな気分だと聞いているんだ。答えろ。」
「ん・・・い、いやぁ・・・っん」
ぐちゅぐちゅと音をたてて出入りする父の指に翻弄され小さく喘ぎ声が飛び出る。
「指だけでこんなに濡らして。この淫乱娘が。」
「違ッ、ぁ、ひゃぁん!!」
「ほぅ・・・ここがいいのか?」
一番感じるらしい場所をぐりぐりと指を押しつけるように擦るとトリッシュの体が面白いように跳ね、甲高い声で鳴いた。
暫くそこを遊び、トリッシュが絶頂を迎える一歩手前に指を引き抜いた
達する一歩手前ということもあり、もどかしさにトリッシュは身を捩る。
その敏感な体に触れるか触れないかのぎりぎりなラインで指を這わし、息を吹き掛ける。
「はぁ、あ。っ、んぁっ・・・!」
ぎゅう、と目を閉じシーツを掴んで耐えるも腰は揺れ太ももをすり合わせている。その姿にディアボロは息を呑む。
数十年前に蒔いた種からこんな花が咲くとは・・・
片足を肩にかけて自身の先端を蜜壺に押しあてた。
続きます
>>513 ボストリキターーーー!!こんなのを待っていたッ!!!
トリッシュがお嫁にいけないような目にあわせてやってほしい
ボストリ書いた者です。
続き投下します
「ひっ・・・いやぁぁああ!!助けっ、ブチャラティ、やぁああ!!!」
躊躇い無く根元まで埋め込むと体を弓なりに反らせて絶叫。
助けを求めたのも気に入らないが、何よりあの男の名前を呼ぶのが気に食わない。
ブチャラティのことなどわからなくなるまでにしてやらないと。
腰を深く打ち込むたびトリッシュは甲高い声で鳴く
「あっ、ぁん!ひっ。ぁあん!!」
「トリッシュ、ブチャラティとどっちが良い・・・?」
「や、やぁ・・・!」
「言えないか?」
中を擦られ、耳元で淫乱だなんだと罵られ快楽と羞恥の両方に教われ頭の中が真っ白に塗り潰されていく
「ひぃ、ぃあっ、あぁあ!もう、イっちゃ・・・!!」
びくん!と体を跳ねさせ絶頂を迎えた。
その後数回突き上げた後ディアボロも白濁をトリッシュの腹の上に吐き出した
気を失った娘の頬を撫でながらディアボロは満足感に満たされていた
「・・・トリッシュ」
今まで存在も知らなかった娘が今はどうしようもなく愛しくて仕方がない。
まずは彼女を人目につかない場所にしまってしまおう。
そう考えながらその細い腕をとって手首にキスを落とした
終
ボストリGJ!
トリッシュ監禁&精神崩壊
↓
ボテ腹を弄るボス
という電波を俺の脳が受信しました
>>517 >>515からの流れなんだが
トリッシュ閉じ込めた後、何回も体を重ねるうちにトリッシュ自身も
実父に貫かれ、嬲られるのが快感になってしまい、自分から求めるようになる。
ボスも調子に乗って中出ししてたら妊娠させてしまったが、
まあいいか、娘に妊娠させた背徳感がたまらーん
という電波。
GJ! なぜ手首に?と思ったらエレベータ内でぶった切ったからかッ!
これはいいヤンデレ父ですね!
>>518 まあいいかってアバウト過ぎだろ、その調子でドナテラも孕ませたのかw
近親相姦で生まれた子とか、カトリックの国では存在自体認められないかも知れないけど
その後娘が産んだ赤ちゃんにドッピオによく似たそばかすがあったりしたら萌える
>>517ですが、
>>518 、GJ!!やっちゃった的なノリで孕ませちゃっボスはさすがと言うか・・・ドナテラさん時もそうだったのでは・・・
>>519、産まれた子供は何かしら障害背負ってそうですがやはりドッピオ似というとこにGJです!
なんというゲスども・・・
でも、そんなお前ら・・・嫌いじゃないぜ!
憎しみが強烈だった分、なんかのはずみに
「娘かわいいよ娘」「パードレだいすきー」って
ズブズブに依存しあう関係になっちゃう爛れた二人がいい。
こんな状況だけど、トリボスを妄想した。
覚醒した娘は強いよボス・・・
トリ「あんたみたいな下手くそには任せてられないわ!!」
ボス「アーッ!」
みたいな感じですか?
初期のクールなトリッシュに嬲られたり弄られたりしているうちに
ドMなボスは下がスタンドになってしまい
む、娘なんかに…ビクンビクン となってるところを想像した
そこでものすごく上手な「友達のお父さん」に教えを乞うのはどうだ。
「うちの父ヘタクソだから…ジョルノのお父様、あなたみたいな素敵なパパならよかったのに」
とか。
トリッシュが帝王二人に乗ったり乗られたりするんですね、よくわかります。
今脳内で再生中ですから。
528 :
ボス×トリ:2008/06/05(木) 23:16:04 ID:a+/bWs9V
>>518を元にボストリかけたので投稿します
短いうえ別にエロくはないですがボスがまともでトリッシュ精神崩壊おこしてる上妊娠中です
「大分大きくなったな。」
ぼんやりと遠くを見つめる娘はずいぶん前に壊れてしまったがその腹は日に日に大きくなっているのがわかる。
「なぁ、トリッシュ。男か女どっちが産まれるんだろうな。私は男だと思うんだが、お前はどう思う?」
腹を撫でながら聞くがトリッシュはやはり遠くを眺めるだけで何ら反応も返さない。
それでもいつかは笑い返してくれるのではないかと話し掛けるのを止められない。
今ならちゃんと大事にしてやれる自身があるんだ。
「名前はどうしようか。お前が決めるか?」
なぁトリッシュ。頼むから返事をしてくれ
終
GJ&乙
でもどうしてもボスのセリフがグッド・ギャング・デイズさんのボス声で脳内再生されてしまって萎える。
流れぶったぎって
>>468の下げてある方な感じのトリボスあんああんも萌える、と言ってみる
まあ…有っても別に不思議は無いけど実際に見るとなんか笑えるな。
三部の家出少女っていつの間にか居なくなってたな…。
無事に家に戻っただろうけども、あの後DIOの手下に捕まってよく見たら磨けば光るという理由でDIO様の所に連れてかれて、DIO様自身によって家出少女をエロい体に改造する…
なんていう妄想をしてしまった…。
DIO様の事だからジョースター一向と関わったから家出少女の事をかなりむちゃくちゃにしそうだ。
トリッシュは女キャラの中でも
女読者からの人気が異様に高い気がするのはなぜなんだぜ?
単に5部の女ファンの多さのせいか?
7部はこの板的な意味でなくとも良作だし
女キャラが結構多い上に粒ぞろいなんで7部ネタ増えないかなーと思う
>>532 家出ならDIOよりもむしろアレッシーのオモチャにされそうな・・・
ホッパンとジョニィ、ルーシーとスティーブンが好きだが
どちらもまだそーゆー意味では指一本触れてないという有様だしなあorz
いつかルーシーを本当のお嫁さんにしてほしいもんだ>スティーブン
ジョニィの足が動いた暁にはホット・パンツ様をお姫様だっこしていただきたいのですがかまいませんね!
>>532 なぜかこんなのが思い浮かんだ かわいいコンビ…みたいな
家出少女「あんたの身体ってさ〜、どーなってんの?どっちも表なの?」
ヌケサク「ちょ、やーめーろーよー><」
かっぱらってきたポルノ写真を見て「やっぱり男っておっぱい大きい方が好きなのかな〜、
あたしもそのうち…そしたら承太郎もきっと… きゃー☆」とか言ってるとかわいい
個人的にジョニィとルーシーのセットが凄い好きで、
無理だと思いつつ、この二人カップルになればいいのにと考えてたから、
最新号の展開はびっくりしたけどジョニルシの可能性出てきたから、凄い嬉しいんだが…。
やっぱりジョニルシは異端なのか?
個人的にジョニィとルーシーのセットが凄い好きで、
無理だと思いつつ、この二人カップルになればいいのにと考えてたから、
最新号の展開はびっくりしたけどジョニルシの可能性出てきたから、凄い嬉しいんだが…。
やっぱりジョニルシは異端なのか?
エロはなくても一緒にいるだけで幸せ、な感じがするんだが。
プラトニックな関係かぁ・・・それもたまらん!!
今までジョニィ×HPだったのにジョニィ×ルーシーに目覚めたじゃないか!
どうしてくれる!
目覚めさせてくれてありがとうございます
リンゴォ「ようこそ男のs・・・え・・・?ちがう・・・? (´・ω・`)」
リンゴォと言えば、シュガーマウンテンと並ぶと絵にならないか?
俺の妄想だが、小さい頃あちらこちら転々としてたらしい少年リンゴォとまだ木の実になる前かなった後だかのシュガーとどこかであってたらいいなと
目の悪いシュガーを紳士らしくエスコートするが逆に出血起こして「しょうがないわね」と逆に介抱される・・・な感じで。
駄目だ俺。病院行ってくる
ここって女キャラのふたなり化はあり?
>>542、前のスレかな?FFとトリッシュのならあった気がする
そういやホットパンツも可能だよね>ふたなり
自分に生やす、相手の女子に生やす、
相手の男に生やして二本挿しも可能だ…スプレーすごい
HP「お尻用に元のやつより立派なのをつけてあげたよ!」
ジャイロ「ぜんぜんうれしくねーけどお前で試してやんよ!」
HP「やぁぁっだめぇ裂けちゃ……(お、大きくしすぎたッ!)」
こうですかわかりません
女は度胸!何でもためしてみるのさ的なパンツたんもいいかもと思うんだ
「なんと奇遇な!」
話ぶったぎって悪いが肉体関係うんぬん無しでプラトニックなエロさのあるカプは誰だと思う?
プラトニックだと思うのは露伴×鈴美
意外なところでウェザー×徐倫もそうじゃあないかと思う
ウェザー×徐倫かぁ。
確かにエロ無しで良いよな。個人的に年齢差カップル好きだからたまらん。
同じく露鈴・ウェザ徐好きだなあ
アナスイもいいんだがいかんせん奴はへたれだから…
トリッシュ絡みだとブチャトリ、ジョルトリが男側の性格もあって若干プラトニックに行けそう
奴らはイタリア人なのに理性的すぎる
ウェザ徐→普通にプラトニック
アナ徐→アナスイがへたれで手を出せない
みたいな感じですか?
イタリア人だが理性的すぎる。それわかるぞ!ブチャはもう少し積極的でも・・・あれ何でこんな所にジッパーが
流れをぶったぎって悪いがこの中に承徐好きな人はいないだろうか?
ボストリがありなら承徐もありかと思って(´・ω・`)
>>552、仲間!
ボストリ、承徐は大好物だ。
近親相姦は背徳的なエロさがたまらん!
正直六部のどの男より徐倫には承太郎がふさわしいと思っている
が
承りに理性のタガを五六本外させる方法がどうしても思いつかない…orz
娘に迫らせるしか方法はないのか? 酒でもヤクでも悲劇でも危機的状況でも鉄の理性はびくともしなさそうだ
それこそ承徐はプラトニックなエロスを感じる
行き過ぎた親子愛というか、
一緒に風呂でもトイレでも入るくらいラブラブだけどエチーには至らない、みたいな。
でも他の誰も入り込めないくらい常に一緒、
常に承太郎の膝の上に徐倫くらいの勢いでいい
どうしよう・・・承太郎と初期ホリィさんで近視相姦という快電波を受信してしまった・・・・
>>556 ごめん、その電波発信したの多分俺だわ
ホリィさんの濃密なスキンシップに承太郎が(性的な意味で)プッツンして
(性的な意味で)オラオラしてしまえばいいと思う
で、血縁関係でそーゆーのをすることへのタブーがなくなった承太郎が
親子愛の延長として、ナチュラルに徐倫へ手を出してしまえばいい
>>555 一緒に風呂……父の背中流してあげる徐倫とかいいね!!
喧嘩中でも「行ってらっしゃいのキス(ホリィさん仕込み)」はきっちり済まして
外出する父娘とか。
>>556 寝ぼけたホリィさんが貞夫と間違えて承太郎のふとんに入ってくるという電波を送信した
じょりんは「愛してほしい」願望が強そうだからなー
その思いが爆発して、で承りも「やれやれ…」っつってじょりんの気持ちに応える…
そんな妄想をした眠れない夜…
と思ったらもう朝だった(ありのまま的な意味で
盛り上がっているところ悪いけど
女体化や百合やふたなりが苦手な人がいるように
近親相姦が苦手な人間がいることもお忘れなく
結構続いている話だから好きな人が多いんだろうけど注意書きくらい欲しいな
近親相姦…は自分はどうもイマイチ…人間としてどうよって思っちゃう
盛り上がってるとこゴメンお
なので
承太郎×エルメェスはどうだろう?
親友の父親と恋仲になるってのも結構な背徳感じゃない?
>>560-561 近親相姦だめだからこの流れが辛かったんで、ありがとう
ボスとトリッシュはまだしも原作で普通に親子やってるキャラの
そういう話は女体化と同じくらい見ていて辛いので
注意書きはほしいな
承太郎関連のエロ話ってなかなか思い浮かばない
妻の名前だけでも分かっていたら何かしら書けそうなんだが
次スレからテンプレには、「女体化注意」の他に
「近親相姦注意」「ふたなり注意」「百合注意」
辺りを名前欄に入れて、それぞれの話題をふること、みたいな
感じの注意書きを入れたほうがいいね
「オリジナルスタンド注意」「スタンド×人間注意」(逆もあり)辺りもかな。
あとは各自ヤバイと思う話題、SSのときは、そのことを最初に明記、
もしくは名前欄に記入して書き込み。
苦手なものがある人はNGワードに登録してね、という注意書き。
専ブラ導入の勧め&リンクは、やりすぎ?
>>561 承り×エルメェス素晴らしい!
なんか先生×生徒みたいなドキドキ感があって良いね
でもやっぱり承り太郎が、そういうことに対してほぼ無関心っぽいなぁ…
エルメェスいいね! 恋愛矢印に直接関わってなくても六部メンツの恋の相談役になっていてほしいな
徐倫やFFやアナスイやエンポリオのほのぼの(初)恋バナの聞き役だったり指南役だったり
承りの娘自慢妻自慢にあの徐倫が! と笑いつつ父親やグロリアを想ってホロリときたり
ウェザーのペルラとの恋の思い出にうっかり涙しつつ励ましたり
書いている内に兄貴とウェザーとのさばさばしたエロが読みたくなってきた
どちらも身近な人の喪失があったのを何となく感じつつ、でも言葉にして慰めたりはしないみたいな
な、なんと言うほのぼの!たまらん!!
確かに聞き上手だろうなぁ。こう、安心してなんでも話せちゃう。みたいな
どれだけルール作る気だよw
俺も近親ダメだけどさあ
そこはアバウトでよくね?人を選びそうなネタは名前欄でってことでよ
苦手なら緩やかに話題逸らししてみればいいと思う
猫がやるみたいに承太郎にすりすりしてる徐倫だけでごはん2杯は固い
ならば俺は
承太郎を膝枕で寝かせてやってる徐倫で固くなる
そんで承太郎も見たことも無いくらい安心しきった寝顔で眠ってればなおベネ
じゃあ俺は膝枕云々の後誰もいないことを確認した後承太郎のおでこにちゅー(勿論親子愛で)して照れる徐倫とそれを見てどっちもまだまだ子供ねとほほえむお母さんの図で丼五杯はいける
トリッシュと護衛チームで亀の中で野郎共の亀さんが落ち着かなくなる話を妄想するだけで
ごはん7杯はいける。
>>572 誰が上手い事を言えとw
親子ネタかつ5部と言えば全然エロくなくて恐縮なんだが
5部ポルを慕う生存組を妄想するとたまらなく萌える
ミスタはどうだか知らんが奴ら家族の縁が薄いわけだし
シェリーはこんなだったな…とか子供がいたらこんな感じかな…とか承りの気分が分かって面映ゆくなるポルナレフと
父親ってこんな感じかなと照れるトリッシュ・ジョルノ
頼れる人生の先輩を得る男子に良き相談役を得た女子で暇な時は亀の中でホームドラマやっててほしい
しかしポルナレフは全然フラグが立たないな
5部は亀に入ってくれる女性を探さなきゃならないが3部も3部で限りなく3枚目に近い2枚目半だし
まともに成立しそうなのが3部アレッシー戦で助けてくれた女性だけってどんだけー
ちょっと際どいネタなので注意
ブチャトリの妊娠ネタが好きだ
妊娠といっても鬼畜エロにあるようなやつではなくて、ほのぼのしたやつ
ひたすら優しくて甘いエロの末に出来たとかならなおさらいい
ブチャがトリッシュのお腹に手を当ててみたり、必要以上に気遣って笑われたり
トリッシュは自分の中に愛する人の子供がいる喜びを感じるといい
ただ惜しむらくは、この二人の子供を想像したらハマーン様になったことだ
>>573 ミスタはともかく、「DIOの息子」と「ディアボロの娘」に「お父さんってこんなカンジかな」
なんて言われた日には…
いや、それでも喜んで可愛がれるかなポルポルなら。
誰かホットパンツに中田氏してくれないかなー
拘束して悲鳴も上げないよう口詰めて抵抗出来なくてボロボロ泣いてるところに
腹が膨れたら馬にも乗れねーなーっつって
立候補する奴いないなら自分g
阻止
腹が膨れたら馬には乗れないけど、俺の上には乗れるよな
って言いながらHPに中田氏するジャイロが見たい
手綱握れなくなっても俺のスタンドは握れるよな
って言いながらHPに中田氏するジャイロが見たい
HPを裸にして鏡の前でM字開脚させて
秘所がどうなっているのか観察しながら事細かに説明&実況中継し、
恥ずかしくなって顔を背けるが見られているという快感で
興奮し始めた彼女の秘所をくすぐるようにいじって最終的に挿入、
赤面するHPに結合部をわざと見せつけつつ締め付けが凄いことを耳元で囁き、
必死に否定する本人の耳たぶを優しく噛んで中田氏するジャイロが見たい
つまりはジャイロ×HPが好きなんだが、ここには同志が少ないようで寂しい
気が強いが処女で何もわからないHPを、
ジャイロが少しずつ調教するのが好きだな
調教っていっても鬼畜な感じではなく、
ジャイロが自分のいいようにHPを育てていくような感じ
こういう風に舐めろとか、舌はこう使えとか、
欲しいときはこう言っておねだりしないと駄目だとか……
妄想垂れ流してめんご
>>574、よう俺。
なんて幸せな二人なんだよ、考えたら泣いたじゃないか!!最高だお前さん。
>>579、な、なんちゅう鬼畜ッ。たが萌えた!
581 :
ブチャ×トリ:2008/06/10(火) 16:31:58 ID:FJbb7FL8
>>574を元に書いてみた
ブチャトリエロなし妊娠ネタなので、苦手な方はご注意してください
「あ。」
置いた手から伝わるかすかな動き
「トリッシュ、今」
「動いたでしょ?」
彼女のすっかり丸くなったお腹には新しい命がやどり、その父親は紛れもない自分だ
「ブチャラティもお父さんになるのね。」
「君もお母さんになるんだな。」
出会った頃には考えもしなかった。だが今目の前にはその現実がある。
くすくす笑いあってその幸せを噛み締める。
「寒くはないか?腹は冷やすなよ。あ、何か欲しいものはあるか?持ってこよう。」
「いいわよブチャラティ、それくらい自分でできるわ。」
「いや、今が大事な時期だ。君に無茶はさせられない。」
「・・・嬉しいけど心配しすぎよ。」
きっとお父さんになっても変わらないわね。
そう言って笑うと何故笑われるかわからないとブチャラティは疑問符を浮かべる。
「ねぇ。名前どうしようか。あなたが決める?」
「いや、君が決めるといい。」
「・・・じゃあ男の子だったらあなたで女の子だったら私が決めるわ。これならいいでしょう?」
「わかった。じゃあ良い名前を考えようか」
「そうねお父さん。」
「な、お母さん。」
笑いあう姿は誰がどう見ても幸せな夫婦そのものであった
終
>>579 鬼畜というか二人ともエロすぎてベネ!
こんなけしからんジャイロはローストビーフ抜きでパンだけ食わされらたいい
そして「パンが足りなければパンツを食べればいいじゃない」とパンツたんを(ry
>>581 てめーは俺を和ませた
お母さんになるトリッシュ…萌え死にそう
>>579 お互い嫌ってる感じが逆にフラグなんじゃないかと期待していた時期が僕にもありました
二人とも普段は冷徹というか大人の対応ができる人間だけに
子供のケンカみたいなやりとりには妙に萌えた
今後はジャイロの持っているくまちゃんをHPが目撃して
例のグリズリーを思い出して更にジャイロを嫌がったりしてくれたらいいと思います
>>577 遺体に絡んだ奴なら誰でも絡ませられるよな>HP
ジョニィジャイロはもちろんディエゴに大統領・大統領側近にマイク・O
サンドマンも大統領に命じられて顔色一つ変えずにやりそうだ
11人の男達とブラックモアは流石に難しいがそれでもホットパンツならなんとかしてくれる
ホッパン可愛すぎてSBR買おうか迷ってる...
とりあえずホットパンツが出てる巻ってどこらへんですか?
>>586 漢ならルーシーも込みで一巻から買うんだ!大丈夫後悔はしない。
ジョニィがHPの胸つかんだりするだけだ、愛撫ではないっ!
・・・・ところでさ・・・・エリナが屍生人に輪姦されるという凶悪な図が脳裏に浮かんでしまった・・・
俺はどうすればいい・・・・?
>>567mjdk!ありがとう!
ホッパンのために全巻一気買いしますw
ホットパンツはジョニィとくっついて欲しいけどルーシーフラグが気になるなあ...
なぁ聞いてくれ。俺の頭だと徐倫とアナスイは何故かエロに発展しない。
どうしたらいいんだ?
このままプラトニックで行くべきなのか?
それ分かる
ラブコメ止まり
自分も原作設定を主としてしまう脳のため、どうしてもあの二人は一線を越えない。
アナキスとアイリンならエロあるだろうけれど、好きなのは徐倫とアナスイであって、
ぐるぐる迷うあの二人が好きなんだよなぁ。
ぐるぐるまわって良い雰囲気になっても承太郎が邪魔するんだろうなぁ
後半のアナスイと徐倫だとラブコメ止まりだけど
懲罰房で出会った頃のアナスイと徐倫ならいける
当時は主導権が完全にアナスイ>徐倫だったし
徐倫の体から生えた植物を口で取ったりするシーンはエロい
最初から結構さらっと流されてたけどな…階段のとことか
初登場時の女アナスイなら強引に行けそうな気がなぜかするんだが
アナ徐好きなんだけどな…
自分もアナジョリ好き
アナスイがガンガン押していくんだけど、ジョリーンが
ひらりひらりとかわしていく様がとても良い
だけどアナスイを認めていない訳じゃあなくて、ちゃんと彼の
覚悟や姿勢なんかは認めてる感じがいいな
でもそのことを口に出したりはしない
やっぱり、原作で現にくっつけられたからってのも大きいかな
思い切ってジョンガリとジョリーン、略してジョンリンでどうだっ!
新しい何かに目覚めた!
>懲罰房で出会った頃のアナスイと徐倫ならいける
その発想はなかったわ
ちょっと妄想してみる
「結婚する」、「祝福しろ」あたりのアナスイは笑い顔もいい感じに怖くてなんだろう、普通にかっこよかったのに何がどうなってああなったのか・・・誰か原稿用紙三枚にまとめてくれ
徐倫の侠気で変体殺人鬼要素が癒された結果、に一票
間違えた、変体じゃなくて変態だ
能力的に変体でも合ってるような気もするが
新手のスタンドか!?
ウェザー×徐倫←アナスイな3Pを読みたい
自分で書こうと思っても文に出来ないもどかしさ
アナ徐は大好きだが素直に祝福したくない自分が居るw
アナキスとアイリンなら喜んで祝福しますけどね!
水を差すようで悪いが(そのシチュ自体は自分も見たいw)
アナスイはウェザー参加を許すのかw
徐倫でラブもいいが徐倫がひたすら嫌がりひたすら痛がるような鬼畜とかいいなぁ
ウェザーと徐倫がギシアン中にアナスイ登場→他の奴らには黙っててやるから俺も混ぜろ!
ってな感じかと思ったw
鬼畜攻めだとしたらなかなか振り向いてくれなくて色々溜まったモノが爆発するとかか?
前の彼女と重ねてひたすらネチネチ攻め続けたり
うん、なんだろう。このアナ徐の流れって凄い珍しい気がしてならない。
大抵アナスイが不憫ネタで終わっているからだろうか。
折角だから、どうやったらあの二人が上手く行くか(無論性的な意味で)少し考えてみないか?
ラストバトルまでもう少し間があればなぁ……あっても告白できたか謎だがw
609 :
亀さんが大変@:2008/06/13(金) 01:01:22 ID:6mMtib9p
アナ徐の流れを遮ってスマンが、
>>572のネタに萌え笑ったんで投下。
注意)
@兄貴のグレフルが別の能力になってます。
「兄貴!?本気ですかい!?こんな所でスタンドを出すなんて!」
目の前を漂う煙に気がつき、ペッシは慌てて仰け反る。
振りかえった先ではプロシュート兄貴が冷たい目をして立っていた。
その後ろに見えるビジョンは、おぞましい触手を生やした兄貴のスタンド。
「いいか、ペッシ俺達はヤル時はやるんだよ!」
「オレのスタンドは人間の本能を刺激するスタンド!
仲間はこの能力をクソにも役に立たないと言ってるが物は使いようだ!
聞けば護衛チームは十代のクソガキだらけと言うじゃねぇか!
必ず限界は来る筈だ!
理性を保てなりトイレに駆け込む所を奇襲する!
行くぞペッシ!氷だ!お前が持て!」
そう言うと、兄貴は踵を返し車掌室から出て行った。
さすが、兄貴。
言ってる事がイカレてるけど、兄貴は誰よりもカッコ良かった。
変化が最初に現れたのがナランチャだった。
ポンペイでの戦いで負傷した仲間の周りで
武勇伝を聞こうとキャンキャン騒いでいたのが……
段々と大人しくなり、ソファーに腰をかけ俯いてしまったのだ。
傍で
「おいおい大人しくなっちゃたのか?」
と軽口を叩いていたミスタもやがて黙り込んだ。
誰も何も言わない。亀の中の部屋は一気に静まり返った。
鼻に脂汗を浮かべ、ある者は貧乏ゆすりをしながら、ある者は瞑想をしながら迫る何かに耐えていた。
そんな全員に共通する事は、誰もが前かがみ状態だと言う事だ。
同時にそんな状態になってしまった己を激しく叱咤していた。
(何考えてるんだ……こんな状況で……)
(疲れているんだ……きっと……)
(静まれ……静まれ……)
耐え切れなくなったナランチャが片目に涙を浮かべながら
隣で苦悩しているフーゴに助けを求める。
「ねぇ……どうしよう……オレ……何も疾しい事考えてないんだぜ
なのにさ……その……」
「1…2…3…5…7…11…」
彼は素数を数えるのに必死みたいだ。
「この状況……何かおかしい……」
全員が全員、興奮状態になるだなんて、普通に考えたらあり得ない事だ。
ブチャラティの独り言に、ジョルノが付き合う。
「ええ……きっと追手のスタンド攻撃でしょう…くだらない能力ですが……効果的です」
えらく度胸の据わった新人も流石にこの状況は辛いのか?
額に汗を浮かべ、苦しそうに喋る。
「ならば問題は……この状況をどうするか……だ……」
もし、敵がこの亀の事を熟知していて、彼らを襲いにかかったら……
正直この状態でまともに戦えるかどうかは解らない。
「ブ……ブチャラティ〜〜」
涙目のナランチャが今度は此方に助けを求める。
彼の息は荒く、限界まで来ているのは誰の目から見ても明らかだ。
ブチャラティは、一つため息をつくとクローゼットを開き
「クローゼットの中にジッパーで穴を開けた……済ませたら次の奴と交代だ」
ナランチャはブチャラティの言葉を待つ前にありがとう!と言いながらクローゼットへ駆け込んだ。
ふいに、袖を引張られ振りかえる。
「どうした?トリッシュ?」
女子の前で聊か無神経だったか?と思ったが彼女は別の事を気にしているみたいだ。
「アタシ……」
どうやら、この攻撃は男性限定ではなく女性にも効くみたいだ。
トリッシュはスカートを押えながら、か細い声で何か呟いている。
熱にやられた彼女は酷く官能的だ。
長いまつ毛は柔らかく震え、エメラルドを彷彿させる瞳はうっすらと濡れている。
羞恥心に染まった頬は赤くそれだけで男を惑わせるのに充分と言える。
そんな彼女を全員が見ている。視線を気にしながら彼女はゆっくりと喋りだした。
「その……アタシ……こんな事……男に絶対話したくないんだけれど……」
恥をすて、そっと呟く。
「どうしたら……いいのか……もう解らないの……」
「お願い……何とか……してほしいの……」
プライドの高い高飛車なお嬢さんかと思っていた少女が
今や下っ端に見ていたギャング達に向かい
もじもじと、恥じらいながらお願いをしている。
そんな姿に全員の視線が釘つけとなった。
ゴクリ……と、誰かの喉を鳴らす音が聞こえる。
そろそろ限界かもしれない。
誰もがそう思い始めていた。
途中までで失礼。
アナ徐は、ウェザーも良いけれどFFも一緒に絡ませたいと
思う自分がいる。
FFとアナスイどちらがジョリーンを喜ばせる事が出来るかで
張り合ってると萌える。性的な意味で。
>>612 その「途中までで失礼」という言葉が
性的な意味でなのか、カキコ的な意味なのかが
激しく!気になる!
続きがあるのなら俺は一晩中だって全裸で正座して待つ!
普段は水ばかり摂取しているFFに、
「あんたもっと栄養あるモン食べなさいよォ〜」
と、ジョリーンやエルメェスがアドバイスするが、
栄養のあるものというのがイマイチ分からない。
なのでいつものように、ウェザーに雨水を貰いながら
「……ってこと言われたんだけど、栄養あるモンって分かる?」
とFFは相談する
いきなりの質問に、ウェザーはしばらく悩んだが、
「……タンパク質なら、与えることができる」
と、おもむろに自身を露出させた。
知識としてはあったが実物を見たのは初めてのFFに、手取り舌取り教えて
口内に白濁としたタンパク質を放出するウェザー。
その一件以来、男体に興味をもったFFは
連日ウェザーの元を訪れ、上下の口内にタンパク質を注ぎ込んでもらうのであった
そしてアナスイは、FFが来るたびに
「くそッ……オレもジョリーンとあんな事やりてぇ……」
と、6代目ジョジョに思いを馳せていた。
という妄想なんだけど、ウェザー×FFいいよね!!
FFと言われるとプランクトンの方を思い出す自分の頭が嫌だw
そしてプランクトンと言ったらトラクターの所での「おまえの体の中で(ry」って言葉にエロを感じた
ここからスタンド(?)×人間とふたなりのターン
あのままフー・ファイターズに迫られたままでヤられててもいいなー
抵抗して攻撃するけど小さいプランクトンになって逃げられて水溜まりで無限増殖
その小さいプランクトン達に色々されてくやしいっ…!でも…感じちゃうッ!
ってなったら個人的にすっげー興奮するw
あと仲間になった後雨を浴びたFFがいつも以上に元気になって股間に余計なものが付いたり
どうしたら良いか分からなくて徐倫に相談してるうちにムラムラ来て徐倫を襲っちゃう
徐倫はFFが困ってるって分かってるからそのままされるがまま
一発やったらFFが普通に戻って終了 後は普段どおり過ごしたり
相変わらずキモイな俺の脳内w
アナ徐思ったより難易度高いな。すぐへたれるし。エロさせようとすると
最初ドタバタコメディ→……
な、LaLaLa…展開しか思いつかん。レズ4コマの
プランクトンエロい。ちょっとした触手って感じだ
617 :
572:2008/06/13(金) 09:53:30 ID:Q3n8XjcY
マジでやりがったwwwwww
コイツ・・・中々クレイジーな奴だぜ!
>>亀さんが大変
なぜか「みんなに見られ&ぶっかけられながら背面座位でいっちゃうトリッシュ」
という電波を受信した
>>614 超萌えた、好奇心の強いFFっていいなぁ…その設定で誰かSS書いてくれないものか
ふたなりFFもいいね!
FF「オレの身体をちょっと巨根にしてさあ〜〜」
徐倫「!!! ><///」
>>618 > なぜか「みんなに見られ&ぶっかけられながら背面座位でいっちゃうトリッシュ」
と言うことは貫通式はブチャラティにお願いしたいのですがかまいませんね!
>>619 挿入以外のエロいこと全部やられて精液まみれのが興奮するんだが
そしてシャワーがない事をすっかり忘れて
マジョーレ島前で後悔するんですねわかります
「ダメだッこの亀には挿入するための『ゴム』がねえっ!」
「挿れられないなら挿れられないでよォォ、彼女とヤる方法はあるぜェェ」
なんていうやりとりがあるわけだな
>>619だが、俺が間違ってたよ! 一晩頑張って想像してきた
素股で擦り倒されてアンアン言わされるんですね、わかります
626 :
609:2008/06/15(日) 02:01:32 ID:won8gzry
609です
感想ありがとうございます!
また続きができたら投下させてください
にしても住人のアイデア面白過ぎるwwww
挿入以外だと素股、手淫、口で足で…他に何があるんだろ?
ミスタとフーゴを虜にしたパイパイ伝説を忘れては困る。
寄せてあげてるけど。
昔パソコン雑誌か何かで洋物巨乳ねーちゃんの比較特集してたぞ
ちなみに天然ものは「ブラを外すと重力に負けて垂れ下がったり流れたりするところが素晴らしい」だった
寄せて上げるなら元からの肉がそこそこないといけないらしいし、パッド詰めてるよりはマシだろ
自分が好きでよく見てるサイトがあるんだが、ここにそこを紹介するのはOKですか?
承りのエロがすごくイイんだ…!
あのキャラクターを壊すことなくちゃんとエロになっててさ
トリッシュのパイは小ぶりだと思う
でも形や色はいいと思う
PINKとはいえここは2ちゃんだから駄目だろ常考
もし
>>629が善意からここでそこのURL紹介したとしても
行く奴が全員善意の塊のはずがない
パクリ厨や転載厨や別カプ信者や愉快犯その他もろもろの嵐が押し寄せて
その好きなサイトの管理人に重大なトラウマを植え付けて閉鎖させてしまう可能性だってあるんだぞ
出すならヒントだけにしとけ
>>629 気持ちはよく分かるが
>>630の言うとおりだと思う
なのでそのサイトは自力で探してみせるぜ
念のため聞いておくけど、承太郎と女の組み合わせのエロ…だよな?
629が男優のキャラにこだわってることで気になったんだが・・・
このスレって男女比どのくらいなんだろうか
とりあえずここに1人女はいる
ただ、荒れることもある話題だから聞かなかった方がよかったかもしれないよ
>>633が女だとしてもそれは女という名の変態だ
そして仮に
>>632が男だとしても男という名の変態だ
つまりスレ住人の性別:変態
みんな性癖が違うだけの同性なんだからガタガタ言うなよ
今は少し落ち着いたけど、ジョジョ全体に
自重しない腐と、腐アレルギーの衝突があって、
「女=腐」と思う人も少なくないので、こう言う所で
男女の確認はできれば止めてもらいたい。
男女の確認という言葉で何故俺が徐倫のエロ妄想しにくいかわかった…
俺にとって、徐倫はジョジョという名の漢だからだ!
ああスマン、別に数えたいほど知りたかったわけじゃないんで
黙って心の中でだけ呟いてりゃよかったって話だ
ついでに言うと自分が気になってたのは性別じゃなく性癖の傾向だった
荒らす意思は無かったんで許して欲しい
遅レスだが
>>616ッ貴様、誘怪犯ブログを見ているなッ
性癖の傾向か…
自分は公式夫婦〜接点がない二人(部違いはムリ)でも、
レイポーリンカーンアマアマでも
フタナリジョタイでも大丈夫だ
でも、近親と猟奇は無理
こんな感じでいいのか?
>>640とまったく一緒で驚いた
いくら文章が端麗でも、部違い・近親・猟奇はウワァ…ってなるな
ついでにトリッシュの乳は「歳にしては大きめ説」をおしたい
寄せ上げしているとはいえ、あれで小ぶりだとは思えない
嫌いな傾向を出すと争いが起きそうだから
好きな傾向だけにしとこうぜ
自分はトリッシュか鈴美さんならなんでもいいです
>>639答える必要はありません
という訳で
アナ徐のLaLaLa…と誘う人妻しのぶを推しておく
あとリサリサハード。クリムゾンクオリティで。
まぁ簡単に言うとここにいる住民は性別を超越した存在というわけか
629です
そっかやっぱりやめといた方がいいよねアドバイスありがトン!
えっと、そこは男同士なんですよ…
承り×女てほんと少ないんだよねorz
そこはいわゆる801サイトだけど、
承りのエロが私の妄想イメージぴったりでブラボー!おお…ブラボー!!なんです
私も801はちょっと苦手なので、相手を女(元妻とか家出少女とか適当に脳内補完)に置き換えて読んでますw
>>639 承りの相手は仗助です、承仗です
UNDERが必見ですがGALLERYも骨太な感じでベネなんお!
アイリンと徐倫の百合とかはありなんだろうか
いつからはここは腐女子OKになったんだ?
各部スレも毒されてるし、正直ここではやめてほしい。
なぁ昨日受信した電波を聞いてくれ
近親相姦系になりそうだからさげておく
ブチャトリだがチャリオッツレクイエムを破壊後にもブチャラティだけが戻らずボスの体のまんまだったら・・・という電波なんだ
ブチャが生き残り嬉しいが初恋の男性が実の父親になってとまどうトリッシュ。
駄目だ。脳取り替えてくる
>>647 徐倫好きーの自分としてはアリアリ
お互いにパラレルワールドででも出会ってどれくらい共通点があるか探しているうちに興奮してきて(ry
ってのが俺の理想
>>649 腐女子でも誰でも、自重できて空気が読め、なおかつ場の雰囲気を壊さない変態という名の紳士ならいてもいいと思うぜ
まあ、それが出来ないやつは吐き気をもよおす邪悪だが
>>450 いいと思ってしまった俺も脳とっかえてくる
5部好きなんで、トリッシュ関係が萌える
護衛の誰かとラブラブしても良し
暗殺の誰かに無理矢理でも良し
親衛隊の誰かに悪戯されるのも良し
6部の女のこも好きだけど、百合妄想ばっかりになるwww
あと、7部だったら、ティム→ルーシーとかジャイロ×パンツ×ジョニー
とか
ハマる前は「ジョジョでエロパロなんてありえねーw」とか
思ってたが一度妄想すると止まらないなw
>>646 自重できない腐女子は半年ROMればいいと思うよ^^
次スレの1に腐女子立ち入り禁止いれてくれ
腐はいてもいいが頼むから、まじで頼むから腐臭を隠してくれ
>>646読んだだけで吐き気をもよおした……苦手な近親も目じゃないぜ!
>>646みたいな奴って本気で言ってんの?
だとしたら頭おかしいとしか思えん
646はさすがに釣りだろ
変態紳士淑女はクールにスルーですよ
よし!各部女キャラのマ…を妄想しようぜ!
わりとみんな道具だのは使わず、指でお上品に済ませてそうなイメージ
で、おかずは誰か好きな男の事を考えながら…みたいな。
自分の指をアレに見立ててしゃぶりながら、もう片手で慰めるっていうのがエロいと思う。
あと、ベッドの上で四つんばいになって後ろからやられるのを妄想して…とか。
誰々はこういう仕方に違いない、というのがはっきり書けないのがもどかしい…ごめん
>>660、それだ・・・それが良いんだ・・・
皆淑女だから道具は使わないだろうな・・・だから難しいと言うか・・・
リサリサ先生とシーザーでSMという怪電波を受信した、どっちがどっちかはご想像にお任せするぜ・・・
しかしどっちにしろ変わらないのは二人ともアッチがオーバードライブという事だ・・・
あ、でも道具使うなんてありえねーというわけではない。
このスレ初期のジョルノ×徐倫であったシチュみたいに
男「女は度胸!なんでもためしてみるのさ きっといい気持ちだぜ」
女「よ よしッやってやる!」
男に薦められて好奇心半分で試してみるというのもアリだと思う。
人によりけりですな
>>662 その二人は常々ただならぬ仲なんじゃあないかと思ってた
しかもSMが似合うと思ってたのも一緒だ
リサリサが養豚場の豚を見下ろすようなドSっぷりをを発揮しててもいいし
シーザーに攻め立てられて、息子と同世代の男子に悔しいビクンビクン、な展開もいい
665 :
女体化注意:2008/06/16(月) 22:28:19 ID:TcAQKzVU
>>663 ウホッいい淑女
ヤマジュン絵でフリルだのレースだのついたファンシーツナギを着たエリナか…
前によく出てた女版花京院を想像しようとしたら、処女のくせにチェリー(童貞)を
レロレロするのが大好きな変態女しか想像できなかった。
女版ディオを想像しようとしたらジョナサンとくっついて第一部で早くも連載終了か、
超ビッチになって吸血鬼というよりサキュバスみたいな淫乱カリスマ女王様(四児の母)
として君臨して聖職者プッチを誑かすとかしか想像できなかった。
トランスセクシャル系ネタは好きだが発想が貧困で困るぜ自分。
ネタ考える人ってつくづくすごいな。
クルセイダースを女にして妄想するとビッチの度合いは
ジョセフィーヌ(仮)>ジャンヌ・ポルナレ子(仮)>花京印典子(仮)>空条承子(仮)>モハメド・アヴ子(仮)
ぐらいになりそうだ
特に3部の時点で若い男を食っちゃってるジョセフばあちゃんがずば抜けてそう
667 :
女体化:2008/06/17(火) 02:02:32 ID:KvdnMHux
女版DIO様が午睡をなさってると夢にスタンドの精が現れて、
「わ、わしのトリガーをもっと引いてくだされ〜」とかセクハラなお願いをするのだろうか
今更だが
>>358-360な感じの短文
『いつか王子様が迎えに来てくれたら』
思春期の乙女にはありふれた幻想だが、
この理知的な少女の夢見た内容は、もっと現実的だった。
『今この部屋に悪い男の人が現れたら』
縛られた私を見つけて、寝台に上がって。
本来なら並列すべきでない、まったく逆のベクトルを持った二つの夢想。
しかし少女はこの被虐を思い描くたびに、
胸の奥がざわめき、熱いものがこみ上がるのを感じていた。
禁忌から目を背けて、夜が訪れるごと鼓動を早める夢を反芻するのは、
いわゆる少女じみた待望と等しい心持ちであった。
そして、現在。
成長した少女は、脚の間で動く男を見ていた。
望まない相手だった。声を上げ全身で拒みたかった。
なのに手足は何かに戒められているかのように動かない。
砕けた心からいつか覚えた熱が溢れ出し、
体液になって下衆な男を悦ばせた。
かつての恋が実った時だった。
669 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 06:07:33 ID:aDmifzfJ
GJ!!!
最近
パンツたんは何故か被虐が似合うと思うんだ
671 :
女体化ネタ:2008/06/17(火) 12:36:51 ID:vAkn5TtH
>>666 ダミアンおめ
ゾンビ屋れい子読んで「スタプラが女型だったらなあ」とか思う事は度々あった。
人間型スタンドで一番人間に近い外見にあのバスタードみたいな半裸コスチュームだし
まさにスターブラチラって感じで色々大サービスな構図を見せてくれると思うんだが。
でも百合川姉妹とは逆に後期になるに従ってむちむちぷりんからスレンダー体型に
なっていきそうなのが難だ。
ところでこれまで本体とスタンドの性別が違うケースってあったっけ?
672 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 12:54:13 ID:E8z4OK1n
キラークイーンはもう名前からして女だ
>>671 エルメェスくらいしか思いつかないなぁ・・・
ていうかスタンド自体の性別が不明瞭なもの(男っぽいの多いけど)が
多いような気がする
>>672のいうようにストーンフリーは男っぽいけど、
何ヶ月か前のウィキペディアに
「初期は女性型だが、ジョリーンが成長するに従って
男性のような逞しさが出てくる」
みたいなこと書いてあった気がする。今は知らん。
スタンド名の元ネタ(のアーティスト)の性別=スタンドの性別
だと思ってるけど、違うのかな
>>671 スターブラチラwww
山ティム×ルーシーたんが読みたい
夫に操をたてて必死に抵抗するもイケメンのテクと熱意によりほだされていくルーシーたん。
「いいでしょう奥さん・・・」
「いけないわ、クリーニング屋さん・・・」
みたいな昼ドラですね!
ルーシーの貞操はスティールだけあって鉄壁だぜ!と今までは信じてた
しかし…しかし…ッ!
スティールさんはルーシーに手を出したんだろうか・・・
まだ幼い妻にはあれこれするのは無理かとプラトニックな関係のままだと良いな
そして欲求がたまってマス・・・にふけるルーシー
すまん、これが言いたかっただけだ
>>677 >スティールだけあって鉄壁だぜ!
【審議中】
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
ルーシーたんは鉄の処女ですかスティールだけに><
そういやアイアンとスティールって何が違うんだ言語の違いか
アイアン=鉄 スティール=鋼 じゃないか?
保管庫で読んだエシディシ×スージーQに萌えまくった。
2部ものは珍しいというのもあるが、まさか柱の男を持ってくるとは…
そういやスージーってリサリサのメイドをやってる以前の過去は全く謎だな
ちょっと気になるかも…
じゃあスティール・ボール・ランって鉄球鉄球いってるけど
鋼球なんだ・・・。
ていうかスージーQは出番が少なくてほとんど設定がないから、
ねつ造しほうだi
>>662 いいなそのシチューエーション。
チ○ポに波紋を込めて(ry
684 :
近親?義父娘:2008/06/18(水) 15:42:48 ID:j1fGzCCF
今、2部がマイブームなので考えてみたんだけど、ストレイツォ×リサリサってどうだろう?
超耽美な見た目と、義理の父娘ということもあって危険な香りがプンプンする。
リサリサが美しく成長していく過程を誰よりも近くで18年間見守っていたんだろうな……
スト様がリサリサの事をエリザベス(本名)と呼んでいた事を想像すると萌えすぎて困る。
6部文庫3巻買ったけどやっぱプランクトンの時のフー・ファイターズはエロい
エルメェスと絡んでても徐倫と絡んでてもエロい
幼女を自分の好みに育て上げるっていいな
年頃になって血が繋がってないって知ったらドキドキものだよな
スト様もリサリサ先生も綺麗だから絵になるだろうな 萌えるわ〜
リサリサを意識して吸血鬼化してしまうスト様というのを思いつくが、
養父が自分の人間辞めたと知ったリサリサを妄想すると切なくなってしまう
アホレイツォ×奥歯抜かれた女というのは既出?
ジョセフの前で「これからこの女を犯すッ!」とか言いながら
>>659 潔癖症のトリッシュはマなんてしないよ
…と本人ならそう言うだろうな
でも不潔なのを自責しながらマするのが萌える
定期的にジョナサン×エリナ萌えがきて困る
というか1部を読み返す度にエリナ萌えが襲ってきて困る
決してしゃしゃり出るタイプじゃないけど、気の強い人だよね
エリナは芯のしっかりした人だよね。
隣で支えるタイプみたいに。
こんな嫁さんほしいよ畜生
SPW追い返した時が一番美人に見える
美しすぎますっ のシーンの腕がイイ…
西洋画にあるむっちりした美人絵みたいな感じだよな、あのいい感じの肉付きは
ジョナサンとエリナの初夜を想像すると萌える
二人とも童貞・処女で結婚当日が初夜なんてさぞ苦労したことだろう
ましてやジョナサンのあの体格…
ジョナサンがエリナをお姫様抱っこして寝台まで運んで
優しく愛をささやきながら寝巻を脱がしていざ事に及ぼうとするが
二人とも初めてで緊張と羞恥でガチガチでなかなか上手くいかず
ジョナサンのことだからエリナが少しでも痛がったり怖がったりしたら
何もせずに腕枕で眠るだけにしてくれるんだけど
エリナのほうがこれではいけない!妻として夫を悦ばせねば!
と妻の役目に目覚めジョナサンに迫るんだけど
あの体格のジョナサンを受け入れるのに四苦八苦して
明け方までかかってようやく合体完了
二人ともぐったりで新婚旅行出発の朝は遅刻寸前
なんてのを妄想してる
いくら紳士と淑女でも新婚初夜はお上品にはいかないだろう
>>694、お前ってヤツはどんだけ俺を萌えさせれば気が済むんだ!
ジョナサンはさぞかしデカイだろう
俺のチン予想
ジョナサン>ジョセフ>承太郎>仗助>ジョルノ>>>越えられない壁>>>ジョニィ
なんでか知らんがジョニィは小さいというイメージがある
下品でスマソ
だんだん小さくwwwww
これが環境ホルモンの作用ってやつか・・・
え、ジョニィ?
確かに部を重ねるごとに体格が小さくなっているから
チンも比例して縮んでそうだw
ジョニィはサイズはミクロかもしれないが、テクニシャンだと思ってる。
逆にジョルノと仗助とジョセフは童貞で、
何時もは余裕ぶったジョルノが初夜の時はテンパりまくりとか、
ジョセフはスージーと初夜を互いに初物で迎えたりとか、
そんな話が読みたい。
しかし、ジョナサンは丸太のような(ry
丸太のような股間が足をつぶすんですねわかります
そりゃあDIO様が嬉々として使いまくるわけだ
>>694 エリナ「まあッ!ジョジョったらイけないひとッ」
よく、男の理想とする女性像で「昼は淑女、夜は娼婦」という言い回しがあるが
逆だったら「昼は紳士、夜は野獣」という感じだろうかと思った
でもジョナサンは夜も紳士だろう…と思う。
でもジョナサンは早そうだ
しかし回復も早そうだ
ジョナサンは自分が気持ちよくなるより
相手を気持ちよくさせようと一生懸命になりそうだ
回復もだけど波紋使って女をイかせることはできそうだよね
ジョセフやシーザーは波紋で女の子に悪さしてそう
女の子に波紋悪用した罰としてリサリサ先生に波紋であんなことやこんなお仕置きをされるんですね
>>705 >>706 スージーに波紋でいたずらする二人(主犯・シーザー)
↓
リサリサに見つかってお仕置き
↓
亀頭に指先をあてがわれ一点集中はじく波紋で
気持ちいいのに射精できない!!らめぇぇぇ
両乳首と豆にくっつく波紋
心臓にはじく波紋を最大出力で流されて
らめえぇぇなスージーQ
メル欄
UJ最新号ネタバレ注意
orz 何があったんだよ、コミックス派の俺にゃわからない・・・
亀さんの人どうなったかな・・・
気になって俺の下のスタンドが眠れなくなってるよ。
孕みスレ見てたら
>>709メル欄のネタバレがきておっきした
今更ながら6部文庫3巻ゲットした。あらためてウェザ徐に萌えた
「顔近付けて言うな」の辺り、デリカシーのない男と恥ずかしがる活発女でただでさえ可愛いのに
年齢差を考えるとさらに燃え上がる
エロだと淡々と実況中継若く見えて実はムッツリエロ親父ウェザーと
恥ずかしがる跳ねっ返り不良に見えて実は純情十代徐倫という具合だろうか
それとFF×エルメェスなんてどうだろうかと思った
ディスク隠しの際の反応なんてなくてもおバカなFFと常識人エルメェスなら
あれよあれよと言う間に幼稚園児の面倒見るはずが大人の保健体育の時間で
アレっここに水分がなめちゃらめええええ状態になるんじゃないかと
エルメェスは「SEXは結婚してからだって姉ちゃんが言ってた」とか言ってたら可愛い
けど必死に頼まれてちょっとグラッときてついついやっちゃっても可愛い
エルメェス可愛いよエルメェス
漢らしい兄貴萌えから乙女兄貴萌えに目覚めたぁ!
>>713 アナスイ登場まではフラグたってたよな>ウェザ徐
無重力で触れ合う場面がやたら多かったし
ウェザーとアナスイと徐倫の3Pとか読んでみたいぜ
刑務所には音楽室という素晴らしい密室もあるし
まて
>>716。あの密室にはエンポリオが住んでるぞ。
まず追い払う方法から考えるんだ
エンポリオはきっと空気を読んで自分から何処かへ行く
と見せ掛けてヤってる3人を最初から最後まで見続ける
むしろエンポリオが、3人がエロい関係になるよう画策してたらどうよ
時間指定で3人を呼び出して鉢合わせるよう仕向けるとか
媚薬入りの飲み物をどこからか調達して置いとくとか。
そして3Pの様子を自分は絶好のポジションで覗き
+デジカメの幽霊できっちり録画→夜のお供
なんてませたガキw しかし奴ならやりかねないw
エンポリオに外に出ていてほしい時(でなくても何かしてほしい時)は刑務所内の売店で食い物を買って渡すとかどうだろう
幽霊のチョコバーとオレンジジュースじゃ食べた事にはならないからほっといたら餓死するんじゃない?
まあ普通に考えたら幽霊の道具を使って食堂まで行って夜中に食料を入手したりするんだろうけど
嗜好品の類は売店にしかないだろうから買ってあげたら喜んで時間潰しぐらいしてくれそうだ
…とか書いといてウェザーに餌付けされるエンポリオを想像したら普通に萌えただけなんだけどなw
トイレも見つかる心配なく行き放題だしウェザーって一家に一台的存在だな
幽霊の玩具を貸したりアレな本を貸して新しいプレイを見つけたり
エンポリオのスタンドは無限だな
エンポリオのスタンドは夢と希望にあふれてる・・・
3Pを目撃してしまい興奮したもののどうしたら良いか分からない
ショタエンポリオとかもありだと思う。その後は
1.徐倫に見つかって筆卸4P(アナスイは内心嫌がるけど
エンポリオのおかげで徐倫と会えたので拒否できない)
2.一応部屋からでたところをエルメェスに見つけられる
→体調悪いのか?とか聞かれてごまかそうとするけどばれて抜いてもらうことに
3.F・Fに相談してみる→何故か自分たちも実地でやってみようかという流れに
→エートロの記憶を辿ってぎこちなく初体験
エンポリオ自身も夢と希望にあふれてる件
>>723 いっそのこと順番に全部やってみりゃいいんじゃね?
3が終わった後エルメェスに見つかり2の状態になってさすがに疲れて部屋に戻ったらまだやってて結局見つかり4Pって感じでw
エンポリオの人気に嫉妬w
ホッパン=エリナ説はやっぱり違ったのかな?
もしそうならディエゴとのキスとか妄想できたのに・・・w
ズキュゥゥゥ〜ン
ディエゴ「君・・・もうジョニィとキスはしたのかい? まだだよなァ初めての相手はジョニィではないッ! このディエゴだッ! ーーーッ!」
HP「初対面でB(愛撫)までいったんだが・・・」
ディエゴ「(゚д゚)」
そう言われたらもうC以上するしかないだろう>>Dio
HP→ジョニィで「いけない人…」くらい言って欲しかったところだが
今はとりあえず再登場すら怪しいという現実
主人公に口説かれるシーンまで書いといて
「ああ、(ry」で済ませてくれるなよ荒木…
……言うのも怖いんだけどさ、HP=エリナ以前に
荒木はエリナを覚えているんだろうか
……うん、いいんだ。今の荒木がエリナ描いたら、泥水で口洗ったり
涙しながらも棺に乗って避難したりはしないだろうし……
ああいう女性はもう荒木描けないだろうなあ
ペルラがちょっとそれっぽかったけど
>>729 少なくともペンドルトンの名が出てきてはいるんだが
一巡前どおりだとしたら・・・ってのが問題な訳だ
予期せぬcp成立も、一生未亡人確定も、
不幸に見舞われるキャラが確実に出そう(本命:スティール)なのが辛い
全員ハッピーエンドにならないかなー
これだけじゃエロくないんで
ゲティスバーグの夜に一悶着あったんじゃないかと言っておく
訂正×
>>729→〇
>>728 あんまりアンカつけた意味も無かった
最近でエリナと比較的近いタイプのキャラというと
ディエゴ母じゃないかと言ってみる
ちょうど今週からSBR集め始めたんだけど今ホット・パンツとルーシーにフラグ立ってるのって誰がいたっけ?
個人的にはルーシーは夫とラブラブに、
ホット・パンツはジョニィorジャイロといい感じになってほしいな...
(>726みたいにディエゴとホット・パンツ(エリナ?)が絡んだら面白いと思ってたけど喋りもしなかった(;ω;))
ちょうど今週からSBR集め始めたんだけど
今ホット・パンツとルーシーにフラグ立ってるのって誰がいたっけ?
個人的にはルーシーは夫とラブラブに、
ホット・パンツはジョニィorジャイロといい感じになってほしいな...
(>726みたいにディエゴとホット・パンツ(エリナ?)が絡んだら面白いと思ってたけど喋りもしなかった(;ω;))
連投すみません...
一応パンツたんはジョニィに性別がバレてる(ってか胸触られた)って時点でフラグ
ルーシーは最近になって姓からジョニィとフラグ立ってる
個人的には、1・2部でSPW×エリナイベントが何も起きずに終わったから
ルーシーにはSPW的立ち位置の旦那と幸せになって欲しい
…が、旦那の今の状態から察するに、遺体と融合して復活→ルーシーとのフラグ終了
ってなりそうでもうね('A`)
マロンのスレで見掛けたので、承太郎の名前だけ女風に改変してみた(承太郎→承倫)。
10 マロン名無しさん sage 2007/12/22(土) 13:18:06 ID:???
ダン「おい承倫 股間がムズムズする さすれ
ん おおおお あふ〜ッ イェス あああぁぁ・・・・・ う うまいな おまえ うぉぉぉ
えええッ!? ワァオ! うはぁ あへッ ほっほっほっ んッ も も少し先 よしッ そこだ歯を立てるなよ」
花京院「どっ どうしたんですか? ジョースターさん?急にうっとりとして?
大変だ!痙攣してるッ!白目剥いてるッ!口が半開きだッ!でもうっとりしてるッ!
承倫は何をやってるんだ!?」
でも孫娘の口技で昇天させられたなんて分かったらさしものジョセフもトラウマだろうなあ。
無関係だが、女版ディオ(名前はディオーネとかか?)の服装は
第一部→胸元パックリ開いてて全体的におどろおどろしいデザインのドレス
第三部→あの上着の下にレオタード+総レースガーターストッキング
を推したい。
>>735 おいモンキードゥ、スレ最初から見直してくれ、女体化ネタはタブーだ。
801板行け。
737 :
735:2008/06/25(水) 08:09:49 ID:PWVcIgsn
すまん、誤爆した
あれ? ここって注意書き入れれば女体化もアリだぞ
男×男はさすがに板違いだが男×女体化男はアリだったはずでは
禁止されてるわけじゃないが前にちょっといざこざあって女体化と近親相姦は注意書が必要になったんだよな。
なんでも読める側からしてみれば、注意書きつけてそういうネタが苦手な人への配慮をきっちりすればどんなものでも歓迎するぜ
ルーシーたんが今後どうなるのか気になってwktkがとまらん(性的な意味で
とりあえず正座で単行本の新刊を待つ
とりあえずルーシーとパンツたんは幸せになってほしい...
というかもっとパンツとか他の敵キャラとか最終話までに出してほしい..
ディエゴとホット・パンツの組み合わせが好きな俺はどうしよう・・・
>>743 さあ、早くその思いをSSに昇華させるんだ
wktkして待ってるぞ
745 :
sage:2008/06/25(水) 21:07:42 ID:4dQoHfIG
>>743 お前はオレかww
なんとなく絡んだ事のないキャラのほうが興奮する。
というかディエゴ×ホット・パンツ調教話とか見たい・・
ムスコの大きさとテクが素晴らしいディエゴ×シスターだからやばいくらいウブな処女ホッパンとか萌える
sageるとこ間違えました
>>743、744、745
同志キタ━━━(°∀°)━━━!!
とりあえずその妄想を誰か文章にしてうpするんだ!
自分も仲間に入れてくれ…
保管庫のDio×HPは萌えた
脳内ではあのあとHPが本格的に調教されて
ザーメン中毒になるところまで進んでいる
半恐竜化ディエゴに尻尾で責められながらも必死でご奉仕なホット・パンツを妄想してはいるが文に起こせないんだ・・・orz
>>748 >>749 尻尾責めとか調教とかツボすぎるから台詞だけで十分萌える(´Д`*)ハァハァ
どう見ても鬼畜ジョッキー×シスターとかシチュエーションからしてエロすぎる...
パンツたんの首まできっちり詰めてる服をひんむいたら
すべすべお肌に咬み跡などがいっぱいついてるんですね、わかります
噛み跡とか爪痕とか萌えるよな・・・!!
ディエゴは跡とかばんばん付けそうなタイプだし。
パンツに首輪つけて犬みたいに服従させるってのもいいよな
ジョニィが見たら発狂しそうな流れだなwww
ディエゴは亀甲縛りとかいろいろエロい知識が豊富そうだ・・・
シスターなのがバレちゃって十字架挿れられてらめぇぇとかは罰当たりすぎか・・
それもいいけど、まだ男を知らない体とは思えないなとかエロい言葉責めされたり
くぱぁされてどこがどうなってるかまじまじ観察されたり
指を止められて腰が動いちゃうのをからかわれたり
そんな感じで辱められるのを見てみたい
いや何言ってるんだろうか、今夜はちょっと喋りすぎた
今夜は語ろうぜ・・・
浅く挿入して焦らし焦らして向こうから欲しがらせたり、言葉と尻尾でがんがん責めてもらいたいものだ
逆に考えるんだ。
パンツ様に調教されるディエゴ
でも俺はパンツ処女派
そういえばこのスレ、ボストリやティツァトリ、暗チ×トリッシュとかの
悪役×トリッシュはあるのにチョコとセッコのゲスコンビ絡みのネタはないな。
捕まって器具責めされたり淫らな姿を撮影されたり、
薬物使われてとろんとなったり、
角砂糖とか、もう少し滑らかな飴玉やゼリービーンズを
あそこに詰めてセッコをけしかけたり
蜂蜜をトリッシュの全身に塗ったくってセッコをけしかけたりしたらよくないか?
最終的には奴隷エンドでも廃人エンドでも、
救出されたけどあの快感が忘れられない…っていうある意味調教成功エンドでもイイ。
だがあの二人ならどんな鬱エンドにも導いてくれそうで怖い
「はちみつうまうま」ヴェロヴェロ
「らめぇぇぇぇ」
全身ヴェロヴェロ舐め回されるトリッシュが見てみたいので蜂蜜プレイに一票
あ、あとナースの格好させられるのもいいねえ
ディエゴ×パンツ調教ネタ
ジョニィとのフラグ成立後ならなおさら萌える
シビルウォー戦のあとでロマンチックな流れになったけど
身体的+宗教的な理由でエロ本番には及ばなくて
それでもいつか・・・と将来を約束したのちにズタボロにされるのがいい
マンコを精液で溢れさせながら本命の男の記憶を最後に人格崩壊してほしい
ゲス×トリッシュネタを見て1日考えるん。
鬱々としたのは考え付く。だが逆に明るくいちゃつく先生とトリッシュを考え俺が鬱々となった・・・orz
女子中学生ナースといけない診察室(セッコもいるよ!)と申したか
鬱ルートだとトリッシュが生きたまま人間剥製にでもされそう
Sトリッシュなら明るく甘くいちゃつける?・・・
ヤンデレなトリッシュを妄想してしまった。
チョコラータって老人を追い詰めたり絶望の表情を集めたり
人体破壊系の猟奇というより精神強迫系だな
本体は肉体猟奇丸出しだが
ゲスクリニックの一日
(看護婦トリッシュ)
セッコ「先生ェ〜オレのちんちんから白いのが出るんだァ〜」
チョコ「ふぅ〜む、トリッシュ君!診て差し上げて」
トリッシュ「え…?先生、白いのって…」
チョコ「セッコ君?その白いのはどういう時に出るんだ?」
セッコ「ちんちんをこう…シゴくんだよォ〜」
チョコ「何をボサっとしているトリッシュ君!君がシゴきなさい!」
トリッシュ「こ…こうですか?…ひええ!」
セッコ「ああうあおああ〜!ちんちんが腫れちまったァァ〜アアア〜!」
チョコ「あ〜あァ…君のせいだよトリッシュ君」
セッコ「どォすりゃコレ治まるんだよォ〜!」
チョコ「最後までシゴかないと治らんな…。…何してるんだトリッシュ!早くセッコ君のちんちんをシゴきなさい!」
こんなのくれ
承太郎とディオのが無いのが意外だわ
承子×ディオとかディオ子×承太郎とかさ。
一応女体化注意って書いといてください...
というかジョジョに801スレなかったっけ?
>>760 なんという鬼畜..
鬼畜陵辱好きにはディエゴ×ホットパンツはたまんないなw
ゲスコンビ×トリッシュでなぜかアンパンマンを思い出してしまった..
ゲス=バイキンマン
トリッシュ=ドキンちゃん
ブチャ=食パンマン
ナーストリッシュは勿論ミニスカですよねw
ふたなりFF×徐倫×エルメェスの百合3Pというのを読みたい
シャワールームでお互いの体を見せあってたらFFの股間に生えているのを発見してアレコレあって合体
中のプランクトンを移動させれば何本でも増やせそうだし一気に2人ともヤれそう
精子は無いだろうからちっちゃいプランクトンが水と一緒に出てナカで暴れて大変な目にあって欲しい
6部メンバーはみんな徐倫好きーだから女キャラもレズにしやすいが肝心の徐倫がなかなかレズに出来ない
初恋の人に裏切られて男を信じられなくなって女に走るとしても徐倫の性格じゃないんだよなー
行きすぎた友情って事で百合プレイしか浮かばない
769 :
百合ネタ注意:2008/06/29(日) 00:24:51 ID:amPysZMC
>>766は釣りだろjk
>>768 そこはホラ、性欲を持て余した徐倫がマryしてるのを偶然2人が発見して
集団マry!その性的な好奇心が3人を行動させたッ
みたいなw
百合ネタで盛り上がるなか空気読めずに申し訳ありません。
セッコ×トリッシュ投下します。
注意
・トリッシュがボスに保護受けてます
・トリッシュが医者をめざしてる
・色々捏造がすぎてる
それでも大丈夫でしたら投下します
トリッシュからは甘い匂いがする。
きっと舐めたら下が痺れるほど甘い味がするんだろうな。
角砂糖とどっちがうまいか比べて見ようかな
「なー、トリッシュぅ。遊んでくれよぉ」
病院の床から体半分だけを出してトリッシュの後を泳ぐセッコ。ここが誰も立ち入らない(立ち入れさせない)フロアだから良いが一般人が見たらさぞ奇妙な光景だろう
「駄目よ。後でなら遊んであげるから。今は先生に頼まれごとされてるんだから。」
「えー。」
トリッシュは今医者になるために勉強しており、現地で学べるようにと父の計らいでこの病院に研修と言う形で居座っている。
そう、最低のゲスコンビの下に・・・
とりあえず何かされたりされそうになったら絶対言いなさいねとまわりに心配されたが、たまに変な薬を投与されそうになる以外は平和なものだ。
そして今はチョコラータ先生の頼みで書類をとりに書類室までやってきた。
「えっ、と・・・」
これとこれでよかったかな。と必要な書類を取出し一抱えある山を作った。
「なー、いつ遊んでくれんだよぉー。なぁー。」
後ろでは遊んで遊んでとしつこくせがむセッコが。
最初は何を考えているかわからず不気味だったが今じゃ子犬のようについてきてじゃれつくようになり可愛く思える。
「だーかーらー、さっきも言ったけどまだ駄目だって!・・・ん?」
嗜めるためそのおでこにでこぴんをいれた所でセッコがふんふんと犬が匂いを嗅ぐように鼻を動かしているのに気付いた。
「な、何?私変なにおいする?」
そんなはずはないと思うんだけどなぁ。ちゃんと体は洗ってるし、髪だって念入りに洗ってる。
石鹸も良い匂いのするヤツを使ってるから体臭はそんな無いと思ってたんだけど・・・
「トリッシュって、甘ぇ匂いするのなぁぁあー」
「・・・ぇ、」
「やっぱりする。なんかうまそうだよなぁー、角砂糖とどっちがうまいかなぁあ?」
あぁ、体臭じゃなくて石鹸のにおいに反応してたのね。とほっと胸を撫で下ろすが・・・
べろん
「・・・・っ!!!?」
一瞬何があったかわからなかった。
しかし頬に感じた湿ってざらついた感触。
間違いない、
舐められたのだ!頬を!
すいません一旦区切ります
GJなのだが、メモ帳か何かに書き溜めてから投下しようぜ
序盤〜中盤のトリッシュだと
「舐められたッ!不潔、不潔だわァッ!!!」
と大騒ぎしそうだなw
続き待ってます
終盤でも大騒ぎしてそうだがなw
慣れてきたら結構懐かしくなって自分から求めるようになるんだ!
「きゃあああああ!!!!」
あまりに唐突なそれに悲鳴をあげ尻餅をつく。
当の本人は首をかしげ何やら考えている様子。
「何すんのよ!セッコの馬鹿ぁ!!不潔!」
「・・・あんまり味わかんねぇ」
当たり前よあたしはお菓子じゃないんだから、と言うもセッコは確実に距離をつめている。
「多分、もっとなめたらあじわかるんだろうなぁあー。だから・・・」
「ひっ、」
べろ、と再度頬を舐められる。
嫌々と暴れるがどこにそんな力が?と問いたくなる力で押さえ付けられる。
「嫌ッ、誰かぁ!ひぃ、っ!」
しかしいくら叫んだところで誰にも届きやしない。
いくら暴れたところでもかないやしない。
そうするうちにセッコの舌は少しづつ下降していき首筋に、
「っ・・・!!」
ぐっ、と口元を押さえる。それは悲鳴を押さえるためではない。
「(やだ、変な感じ・・・)」
先程まで嫌悪感しか抱かなかったその感覚。しかし今はぞくりとした何かに変わっていた。
舌が滑るたびにざらついた感触に肌があわ立つ。
少しづつ荒くなる呼吸に認めたくないが快感を感じていることに気付きぎゅっと目を閉じる。
セッコはそのあいだぷつんぷつん服のボタンを外し胸をはだけさせ、ブラジャーをずらし豊かな胸を顕にさせた。
「女って、ここ柔らけぇのなぁぁ。」
「ふ、ぅ。あ、」
ふにふにと胸を揉む。やわらかな弾力が気に入ったらしい。
首筋を舐めていた舌を次は胸に這わす。
首から胸元に続く唾液の跡がてらてらと光っていやらしかった。
食べるように噛み付くと小さく悲鳴をあげた。
「女ってよぉ、こっからミルクでるって聞いたけど、トリッシュはでるかぁあ?」
「あぁっ!」
ぱくりと先端をくわえられ、固くなったそこを赤ん坊がするように吸われあられもない声を上げる。
「で、でないから、ぁ!んや、あぁっ、駄目ぇ・・・!!」
片方は揉まれもう片方は舐められ二ヶ所の刺激に我慢できずに自然と腰が揺れる。
「ん・・・セッコ」
「ぅんー?」
「下、の方も・・・お願い・・・」
恥を捨ててのおねだり。
何のことか一瞬わからなかったが、すぐさま理解してトリッシュの足のあいだに割り込み顔を下降させた
・・・・・・・・・
すっかりくしゃくしゃになった服装と髪を整えて床に落ちた書類を広いかかえる。
「も、もう絶対!こんなことしないでよね!!」
顔を真っ赤にしてトリッシュは怒るがセッコは
「(角砂糖より甘くなかったけどよぉ、うまかったな・・・)」
と余韻に浸っていた
「トリッシュ、」
「何。」
「また舐めていい?」
「馬鹿!!!」
ごちんとセッコの頭に鉄槌を食らわせトリッシュはもう一度怒鳴った
終わり
GJ!セッコもトリッシュも超かわいかった!
これにチョコ先生が加わったらどうなるか見てみたい
その後、うまく取れたらご褒美あげるわとお口に角砂糖を咥えてセッコを誘う姿まで
幻視できたよ…
話題ないから犯したいキャラでも晒すか
シュガーマウンテンのパンツずらして後座位で挿入
ジャイロは医者ってことを活かせばエロに突入できるはず
遺体所持時に怪我をしたり体調を崩したりした女キャラが
どこに大統領サイドの刺客がいるかもしれぬ状況でおちおち病院にも行けないという時
ジャイロを頼ってくるorジャイロが「診てやんよ」→「診察代は体で払ったっていいんだぜ?」
相手が弱ってるところにつけこむみたいになるがなw
>>777 下のお口に角砂糖咥えて と読み間違えた
>>778 俺はレース中のホット・パンツを捕まえて
(帽子は被らせたまま)全裸にひん剥いて木かなんかに縛り付けて
「他のジョッキーたちが今のお前の姿を見たらどう思うかな?」とか言って
コース上に放置プレイしたい
>>779 ジャイロは過去の事もあるしさすがに人妻に手は出さないかと思うけど
触診→敏感な所に手が→いけないことをされちゃうルーシーたん
という具合に想像してしまったッ!
頬を赤らめながらおずおずとワンピを捲り上げるルーシーって萌えないか?
>>780 パンツたんにはやっぱり鬼畜が合うな(*´Д`*)ァハァ
ディエゴ・ジャイロはパンツたん相手だと鬼畜だけどジョニィも案外鬼畜だったりするのだろうか...
「なめるなよ!」って言って押し倒したぐらいだから鬼畜いけるかもしれんね
あとシスターって中世では、背中やお尻を鞭で打つ「鞭打ち」の苦行が行われてたそうな・・
あるシスターは両手を縛り、尻を露出して杖で打たせ、その絶頂に肉交の幻覚を味わい、『いい、いい、アア、よすぎる!』と身悶えして叫んだとか
今ではやってないらしいけどパンツたんにはぜひともやってもらいたい
>>782 もはや苦行になってないッ!エロ過ぎだろ…
同じようにあんあん言うパンツたんを想像して…フフ…下品なんですが勃(ry
叩かれてあんあん言ってるあいだジョニィのこと思い出してると妄想
もういっその事、
ジョニーとジャイロとディエゴに3Pされれば良いんじゃないかな…
天才ジョッキーの乗馬テクと、医術を学びアッチ方面でも人体に詳しい医者と
老婆もメロメロな触手恐竜男の三人に
処女でシスターなパンツたんがどれだけ
対抗できるか……とか。
個人的にスプレーで上手い棒を装着したパンツと
ルーシーの秘められた午後も見てみたい
>ジョニーとジャイロとディエゴに3Pされれば良いんじゃないかな…
それだとパンツがメンバーに入らず男の世界になっちゃうよ!
787 :
女体化注意:2008/07/01(火) 21:02:20 ID:dAG+etGu
4Pですね、わかります。あれ、縁起が悪いってワキガの人が・・・
>>786 ジョニィを女にすれば脱男の世界だ!そしてホットパンツもまぜるんだ!
>>785 4P萌え*´Д`*
3人ともノリノリで攻めそうだなw
鞭打ちの代わりにディエゴの尻尾で打っても萌えるな・・・
医療道具(媚薬)を有効活用するジャイロとなぜか半身不随なのにテクがすごいジョニィに処女でMっ気のあるパンツたんが襲われたら大変なことに・・・
左眼目当てでDioを襲撃したところ返り討ちにあい
ミシシッピーで漁夫の利かっさらわれた仕返しも含めて押し倒されるHP
そこに同じくDioを追って現れた主人公組
助けが来たと思いきや
「貴様らだってHPにははらわたが煮えくり返ってるところだろう?」
と4P開始
頼みの綱のジョニィまで漆黒モードになって止めてくれない絶望で心が折れて
人形のように犯される・・・
まで受信した
「ニョホホ、飛んで火にいる何とか……とはこの事だな」
コースから少し離れたキャンプ地。
篝火がホット・パンツと二人の男を照らす。
彼女は両手首を縛られ、木に固定されていた。
「さぁて、オイタが過ぎたパンツちゃん……」
「僕から抜き取った遺体を返してもらおう」
「まってくれ!オレの話を聞いてくれ!」
悲壮な顔で懇願する彼女にジャイロが近づく。
「今さら聞く訳ねぇだろ!涼しい顔して人のモン盗みやがって!!」
ツンツンと、帽子の鍔を突いてやると彼女は
「お前に言ってるんじゃ無い、ジャイロ」と睨み返してきた。
その生意気な顔も、圧倒的有利に立った場所から見れば酷く滑稽な物で
ジャイロはフンっと鼻で笑うと後方に顔を向けた。
ジョニーは真っすぐに彼女を見ている。
「オレは敵じゃない!解ってくれ、ジョニー!!」
「見苦しいぞ、ホットパンツ」
突然声がして、三人が振りかえる。
暗闇からガサガサと葉を踏む音が聞こえ人影が近づいてきた。
「!!?」
篝火が輪郭を捉えた時、三人は影を凝視する。
ディエゴ・ブランドー。
レースで先頭を走ってる彼が、なぜここに?
突然の天敵の訪問に戦闘態勢に入ろうとするジャイロとジョニーを
ディエゴは
「今は俺の事よりその女の方が大事じゃないかい?」と手を振って返した。
「潔白を証明したいのなら、彼らから大切な物を盗んだ訳を話せよ
理由があるんだろう?」
ディエゴはくくくと笑いながら、彼女の元に近寄る。
「それは……」
「それは?」
「……今は言えない…」
ほぉうら、見た事か!と、彼は手を叩いて笑った。
侮蔑を含んだ笑い声を彼女は唇を噛んで怒りを抑える事しかできない。
「答えられないと解ると……本当の事を何が何でも知りたくなったなぁ」
彼がくるりと回ったかと思うと、掌の爪が彼女のラインをなぞった。
「−−−−−!!!?」
はらり……と着ていた物の残骸が地面に落ちる。
晒で圧迫されていた乳房が、勢いを付けて飛び出した。
「な……何を?」
突然の事に顔を強張らすホット・パンツの顎を彼が撫でる。
「解ってるくせに……」
ねっとりとした指使いに嫌悪感を抱き、目を逸らすと
先ほどまで自分を尋問しようとした二人が
此方を凝視していた。
彼女の息使いと共にふるふるとゆれている豊かな乳房。
まるで、男を誘う様な動きに二人は釘付けになっている。
「見るな……」
羞恥心から顔を真っ赤にさせ俯くと、ディエゴがツンと尖った先端を摘んだ。
「あぅ!」
乳房から電気が走り、体を仰け反らせる。
「この場は休戦として、一緒にこの悪い雌馬の尋問を行わないか?
君達も言いたい事や……溜まりに溜まっている物もあるだろう?」
思わぬ誘いに二人は顔を合わせ、意思を確認すると、口元を歪ませ
怯えるホット・パンツの体に指をからまs
なぜ!2/2なの…?どうして『2レス』だけなのよォオオオ〜ッ!!
超GJ!!!
でも続き読みてえええorz
うおっモエタァ!続きが気になります神様…。
あと、余計なお世話で申し訳ないけど「ジョニィ」にしてやってくれないか。
ジョニーだと…違う…人だ…
あの、ここって擬人化はありか・・・?
ペットショップ♀で擬人化って電波を受信したんだ・・・
798 :
擬人化:2008/07/02(水) 21:33:34 ID:4aZeYq6Z
ペットショップ♀「らめぇ!卵生まれちゃうぅ!!」
こうですかわかりません
799 :
擬人化注意:2008/07/02(水) 21:48:20 ID:eAIAR2xN
あ、そんな感じです!
ブルース・リー好きっぽい→DIO様の肩に乗って映画鑑賞→DIO様大好きなペットショップ
って流れで電波受信して・・・
お前の才能に嫉妬
これは女体化の部類に入るのか…?
ペットショップの性別をデフォで♀に設定してる俺が来ましたよ
無謀なの分かってるけどもうイギーとくっついちまえよ
皆の才能のせいでペットショップがツンギレデレ美少女にしか見えなくなった
>ペットショップ擬人化
その逞しい想像力が羨ましいw
個人的には殺戮マシーン的な印象が強くて…
ところでパンツたんはvsリンゴォあたりが一番かわいい。
サンドイッチとか演技とかおっぱいとか。
マイク・Oの時は男前すぎ、シビルウォーの時は女っぽすぎ。
でも全部萌える
ところでジョニィはおっぱい触ってからパンツたんのこと好きになったのかな?
長レス失礼
ジョジョは敵も味方も人間臭さ満載だから
ペットショップの殺人マシーン的恐ろしさは人外だからこそのキャラクター・・・
とか真面目に語ってみる
つまり擬人化エロに持ち込むなら
恐怖のホルス神編隊のため日夜男に乗っかっては産む
(この場合ヒト?タマゴ?)逆レイプマシーン
>>803 個人的にはシビルウォー戦の時が一番いい
男前女ぶっててもちょっと押し倒されでもしたら
あっさり本性が出て泣き出しそーな感じ
>>804 実は修道女萌えだったジョニィが15巻でクラッと来ちゃったんだよきっと
そのうち着衣プレイ要求されても色事に無縁なまま育っちゃったパンツたんは
そーいうものなのかと思いながら修道着のまま奉仕してくれるよ
「君は修道女なのか?
故郷では……普通の女性に戻ったりするのか?
……誰かを恋したりとかするのか?
……今まで男性と付き合ったことはあるのか?
セックスしたことはあるのか?
どこを触られるといちばん感じるんだ?
君の乳首はどんな色なんだい?乳輪は大きいのか?
今どんな下着を付けているんだい?それとも君はノーブラ派なのか?
アソコは濡れやすいのか?アソコの毛は濃いのか?手入れしているのか?
オナニーはするのか?クリトリスをいじってやるのか?それとも中に指を入れたりするのか?
どのくらいの頻度でするんだ?どんなことを想像しながらするんだ?
全部答えるまで僕の顔をどんどん君の顔に近づけていくぞホット・パンツ」
ジャイロ「…!! ……あれッ!?目にゴミがッ!オレはなーんにも見てないぞッ!」
HP「わたしのそばに近寄るなぁあああ!!!」
なんというメローネも真っ青なセクハラぶり
漆黒の意思っつーかドピンクな意思……!
ようこそ、変態の世界へ・・・
散歩中、手からリードをふりほどいた犬が下校中のトリッシュに駆け寄ってあんよにつかまり、あろうことかハァハァと腰を使い出したので
「すみませんうちのバカ犬が!><」と引き離そうとした所、光の速さでやって来たヴァニラに目の前で愛犬を蹴り殺されたい
ちょwwとりあえずガオンされるなww
ドッピオとトリッシュが祭状態なんだがどうしたらいい
こんなところに書き込まなくてもあんたのSSに需要はあるよ
だから自分のサイトで思う存分書き散らかしとけ容量喰いが
誤爆ですすいません
作中で話していないスタンドにも自由意志はあるんだろうか
スタープラチナとストーンフリーが恋仲になっちゃっていちゃつくので
感覚が伝わって戸惑う承太郎と徐倫という電波を受信したんだけど
本体はあくまで親子な方が個人的には萌える
スタンドの性格や関係性って必ずしも本体とは一致しないよね
あとストーンフリーは女性型でグラサンとったら可愛いって信じてる
>>812-813 どうしたんだww
>>814 「(特定の部位が)大きくなったな…徐倫…(鼻血)」
「やッ…バカ親父ッ!!最てッ…ちょ…あ…っやめろ…」
「違う違う、これは俺のスタープラチナが…不可抗力だ」
ここまで妄想完了
キングクリムゾンがスパイスガールをryという電波を受信した
素直にトリッシュ萌えと言えよ
俺の嫁に萌えるくらい許してやるから
今日やっとSBRの7巻買ったんだけど、143Pあたりでジャイロの上に跨がって首のけぞらせたホット・パンツがエロすぎてびっくりした
というかクーラーつけないで読んでたからちょうどそこらへんで鼻血出したんだが...
暑さで鼻が変になったと思いたいorz
つ【鉄分】
鼻血の分はこれで補ってくれ。
俺も鼻血だしたな、そのシーン。
ふと、少年キャラが女キャラに言い様にされる姿を妄想した
三人組×エンポリオとか、ミューミュー×エンポリオとか
トリッシュ×ナランチャとか、辻彩×康一とか…
足で言い様にされて悶えるとか
少年じゃないけど、2部の男どもをいいようにするリサリサ先生とか見たいぜ
特に2部の柱の男どもをいいようにするリサリサ先生とか見たいぜ
「ちょw現代の女やべぇwww」って感じで。逆でもいいけど。
あとスージーとか…あの無邪気な顔で「ねえねえあなたたち男しかいないけど
どーやって子供つくるの?」とかナチュラルに性的な質問ぶちかましてほしい
「どうやってこども作るの?」聞かれて素直にコウノトリがとか言ったり真っ赤になる柱の男が頭をよぎったのは秘密
そこで実はセックスではなく増殖で増える柱の男の生命の神秘を見せつけるんですね
ジョセフ&シーザー「う、うわぁ――――――――ッ!?」
あ、あと
「ふー、ここ?ここがいいのかしら?」
「うあ、彩先生…ダメです…やめてください…」
「そう?…でも、ここはもっとしてほしいって言ってるわよ?」
「あ、うああ」
「ふー、イきそうなの?我慢しなくていいのよ…、ふー、ギュッギュッ」
>>823こうですか、分かりませ(ry
康一に手を出したら辻彩即死だろwwww
>>282 逆に考えるんだ
彩先生×由花子×康一で3倍おいしいと考えるんだ
ザックリ岬になっちゃうよ!ザックリ岬になっちゃうよ!
シュガーマウンテンってずっと一人ぼっちで寂しくはなかったんだろうか…
キャンディを支えにしてなんとか正気を保ってるもののちょっとズレた不思議ちゃんに見えるよな
ジョニィやジャイロに慰めてと擦り寄るのもいいが、
目が不自由なのをいいことに、泉を訪れた男に泉にものを落として使い切る云々の前に犯されてほしい。
キャンディを使って自慰でもいい
>>829 辻彩が2人とも攻めるのか由花子と辻彩がテクニックを競うのか気になる・・・w
辻彩「康一くんはここが好きなのよね?」
由花子「なによ、康一くんはここのほうが感じるわ!」
こんな感じか?
口調よく知らないから間違ってるかも
>>833 由花子をおいしく頂く彩先生に触発されて普段はおとなしい康一くんがプッツン
百合の気はないけど二人に両側から責められ、しかもいつもより激しい康一くんにくやしい! でも(ry な由花子
もいいし
由花子にもまともに見せた事があまりないお大事を二人二様のやり方で愛撫され
途中修羅場っぽくなりつつもなんとか由花子と結合、安心しかけた康一くんの前立腺を責める彩先生とか
彩先生が受けてるところがないが由花子は康一くんといると危険度が下がるからなw
835 :
性別転換注意:2008/07/06(日) 21:38:01 ID:FQl3HSW/
康一が羨ましいぜ・・・
4部読み返したら康一と由花子性別転換でもいけると思った俺もザックリ岬行ってくる
836 :
性別転換注意:2008/07/06(日) 22:11:29 ID:9qpsyrnC
ほほう
監禁で失禁で、問題を間違えるたびに口の中にナニかを突っ込まれたり縛られたりですねわかります
837 :
性別転換注意:2008/07/07(月) 01:34:30 ID:3Av57/JJ
性別変えただけでここまで一気にエロ度が上がるカプも珍しいな。
838 :
性別転換注意:2008/07/07(月) 02:05:21 ID:5f5VnCto
肉体関係(しかも無理矢理)から始まって清純なお付き合いに移行するとはけしからん
せっかく読み切りで露伴も居候してくれるところだし修羅場に期待だなもっとやれ!
しかし露伴の性別転換してもこの3Pは泥沼になる予感しかしないな…
トリッシュとスパガの百合セックルで究極のオナニー
>>839をみて
何、スパガ?
↓
柔らかくする能力か…
↓
柔らかいということはダイヤモンドよりも壊れにくいのか…
↓
壊れにくい…壊れにくい…破れにくい…
↓
ハッ!?
↓
トリッシュとミスタ(ジョルノでも誰でもお好きなカプでどぞ)の合意の上での初セックル時に
ミスタ挿入→「スパイス・ガール!処女膜ヲ柔ラカクシマシタ!」→「な!?処女膜が破れない!?」
→「とりっしゅハ、心ノ底ノ本心デハ処女ヲ失ウコトニ恐レヲモッテイマス!」
で、二人が話し合い互いの愛を確かめ合って落ち着いたトリッシュが無意識に発動していたスパガが解除されめでたく結ばれる二人
というありがちな感じのラブラブエンド電波が受信された…
処女膜って破れるものか?
破れるものらしいが初めてで血が出るのは粘膜が傷つくからで処女膜云々は関係ないときいたことが・・・
格闘技とか激しいスポーツしているひとは破れちゃったりする、とも聞いた事ある。
出血は個人差だから、人によっては出なかったりもするぞ。
膜というか肉の襞だから、丁寧にほぐしていけば
痛みも出血もなく開通出来るらしい
太鼓のようにピンと膜が張っているものだと思っていた時期もありました
安心しろ、俺にもあった。
た、太鼓か…!!
なぜかふんどし一丁の男が太鼓を叩いているあのAAを思い出したw
エロにおける処女膜が破れての出血はバトル漫画における吐血に似ている
必ずあるとは限らないがあったほうが演出的にしっくりくる感じ
確かに血がでほうがいいな。なんかエロい・・・
>>835があんまりにも違和感なかったから思わず書いてしまった。
由花子、康一のみ性別転換。エロは無いが苦手な人は注意。
勝手に設定もつけてたりする。
はじめに気付いたのは、億泰だった。
おい! ありゃコーイチだぜ……と指した先には、
私服に着替えたら小学生に間違えられても仕方がないくらいの、小柄な少女がお茶をしていた。
コーイチは同じ学年の友人で、彼女自身はほぼ無関係だったというのに、
持ち前の人の良さと正義感から仗助らのトラブルに巻き込まれたのにも関わらず、
交友関係を持っている少女である。
コーイチという男名は、彼女が産まれた際、標準よりもずっと小さな身体を不安に思った両親が、
健やかに育つようにと付けた名らしく、生まれて暫くは男の子として育てられたと彼女は苦笑いをしながら言っていた。
幸いにも大きな病もなく育ってきたから、
親の心配は取り越し苦労だと彼女は笑っていたが、少女の掌の中では大きく見える缶ジュースを見て、親の気持ちが少し分かった。
そんな少女のどことなく落ち着きがないさまに、
仗助はどうしたのかと僅かに疑問を覚え、億泰が声を掛けようと口を開いた。
その次の瞬間、少女の行動を、合点した。
コーイチの席に座ってくる男がいた。カフェの席はどこも空いており、
コーイチと待ち合わせをしていたことは明白だった。
艶やかなくせのない長髪をした、かなりの美形。
コーイチが男と二人っきりとはねェ〜〜〜と、思わず仗助も驚きに目を見開き、
言葉を洩らした。
急に肩を掴まれ、壁に隠れろ! 偵察すんだよーっ! と億泰に促された。
男は億泰と同じクラスの山岸ユカだという。双眼鏡と盗聴器が欲しいと、
億泰は呟き、二人はコーイチ達にこっそりと近づいた。
迷惑でしたか? と、目の前に座した男子学生は言った。
切れ長の、整った目鼻立ちを前に、思わず少女は頬を紅潮させながら、
迷惑だ…なんて…と、返した。
「でも、何の用かなって思って。
ボクで役に立つかなぁ? 宿題のノートを見せて欲しいって言うなら、
ボク、あんまり成績良くないし、字が汚いンだ……。
お金だったら、千円位ならなんとかなるけど、それとも、ひょっとして、週番を変わってくれとか?」
こきゅり? と細く小さな首を傾げた。
そういうことじゃあ、無いんだ。という相手の言葉に、思い当たるフシを挙げてみるが、どれも違うと言う。
何であろうかと首を傾げていると、思い切って言います。と彼は言った。
「僕、広瀬さんの事が、好きなんです」
「え?」
世界が、止まった。
やがて、徐々に意味が浸透してくる。
告白されたのだという事態に、無性に笑みがこぼれてくると同時に、
からかわれているんじゃないかという不安が胸に押し寄せて来た。
自分の容姿は、自分が一番理解している。
ちびで、ぺちゃぱいで、どっからどうみても小学生だ。
大学生の姉のように、女性らしい魅力なんて、どこにも、ない。
「あの……ひょっとして、ボクをからかっているんですか?」
「僕は真面目ですっ!
広瀬さんはその……ここ最近、きゅうに顔が優しくなりました。
前からそうだったけれど、特に柔らかく、温かくなったって言うか……。
優しさと強さをもった女の顔って感じです。
でも、笑うと、その……すッごくカワイイし……」
それはいえるぜ、たしかによ。と男の話を聞いて、仗助は呟く。
彼女は見かけによらず正義感に溢れており、その正義感は恐らく他者を思い遣る「優しさ」から起こっている。
だから、大事な家族や、友人、街の人々が危険に晒されるとなると、
自分の身の安全よりも危機を救う方へと行動する。
そして、とても寛大なのだ。或いは単純なだけかもしれないが、
一時は億泰によって生死の境さえも彷徨ったというのに、
気にも留めずに彼を友人と見なしている。
自分では、とてもじゃないが、そうは出来ない。
自分の周りの、大事な人を傷つけられて、許すなんて、とても。
――家の近くにある、ブサイクな岩を、ふと思い出した。カワイソウとは思わない。今でも、まだ。
「そ……そんなに、も……持ち上げられると……。こ、困るよ……」
視線を戻すと、男の言葉にしどろもどろとなっている、少女がいた。
「僕みたいな、カッコ良くない男の子、嫌いでしょうね?」
そんなことないけれど、と真っ赤になりながら少女は手を振る。
億泰がイケメンじゃねえかコンチキショウ! コーイチ、さっさとオッケーしちまえよッ! と何故かコーイチ並に興奮している。
「僕の事……嫌いですか?
――好きですか?」
少女は真っ赤になって、緊張で汗をわたわた掻きながら、返事に窮している。
傍から見ているとかなり面白いが、動揺が手に取るように分かって幾らか同情も禁じ得ない。
こういう状況が、経験ないのも手伝って苦手なのだろう。最早何を言っているのか分からない。
「どっちなんだよッ!?
俺の事、愛してんのかッ!? 愛してねェのかッ!?
さっさと答えやがれッ! こんだけ言ってンだろォオがよォッ!!」
「え!」
「アアァーッ! コーヒーこぼしちまったじゃねェかッ!
オメェーのせいだかンなッ!!」
真っ白いテーブルクロスに、どぷどぷとコーヒーの真っ黒い染みが広がってゆく。
少女があっけに取られていると、男は我に返ったのか、ごめん、僕ってば……と呟き、
唇を噛締めて顔を伏せた。
ふくらんだ風船がしぼんだ気分だ、と億泰は言った。
コーイチには知らんふりをしていよう、と仗助も応える。
男は少女に背を向けたまま、また逢ってくれるかと告げて、去っていった。
少女は突然の出来事に唖然としながらも、気を取り直そうと、
テーブル上のコップを手に取り、ストローに口づける、中々吸えず、
突如、口の中に入って来た異物に、吐いた。
「なに、この、コーラ! か、髪の毛が……こんなに入ってる」
→続かない。
わっふるわっふる!
性転換ネタやってくれるとは・・・!!ちょ、たまらん!
だれかeramakerでerajojoつくってくんねーかなー
856 :
性転換注意:2008/07/07(月) 21:41:20 ID:Pn4YrfaW
なんとかわいらしい康一くんw
この康一くんなら吉良にいたぶられるシーンが間違いなく18禁
こんなネタ前にあったが、♀吉良なら切り取るのは同性の手でもエロくていいな…
会社のかわいい女後輩三人にお昼誘われて断る吉良女史とか
レザーを纏ったボインのキラークイーンとか妄想すると心が躍る
857 :
性転換注意:2008/07/07(月) 21:45:49 ID:ottLX4dM
吉良♀×康一♀で百合ですね。わかります。
由花子♂×康一♀はあれだ、問題間違うたびあんなことやこんなことをして「全部君の為なんだ」とか言うんだな
858 :
性転換注意:2008/07/07(月) 22:21:50 ID:Pn4YrfaW
「これから君をなぶり殺すから………
君の友人がくるまであと一分とちょっと…
じゃなきゃ公衆の面前で「赤っ恥のコキッ恥」をかかされたこの気分がおさまらないわ」
「うっ…うっ…!」
ズン
「うぐあっ!!」
「ねえ…妙な叫び声をあげるんじゃあないわよ……
わたしはここに来るあいだ君に今のと同じ苦痛を与えられたけれど、叫び声はあげなかった…
女の子でしょう?ン?」
「あぐぅ…ぐっ!ぐっ!」
「わたしを見習いなさい………」
百合自家発電してみた。…なんかもう、いろいろごめん…
台詞調べるため39巻見てて思ったが
♂吉良×♀康一だとして、原作の台詞だけ見るとまるで康一が処女かなんか奪われてるみた(ry)
859 :
性転換注意:2008/07/07(月) 22:30:09 ID:9W1QNBQG
そしてそこに
「康一くん……君は…精神的には、その男に勝っていたわ…………
康一くん…………君がいなければ……わたしは、死んでいた……」
と承子登場で
33歳vs28歳のガチバトル繰り広げられるんだろうな
> こきゅり? と細く小さな首を傾げた。
これ変じゃね?
前にいたかなりの長文投下する人もそうだったが、
首傾げて「こきゅ」なんて、間接鳴らしてるみたいだ
オノマトペに「?」ついてるし、かといってセリフでもないよな
なんの音なのか
861 :
性転換注意:2008/07/07(月) 23:37:19 ID:ottLX4dM
ちょっとした表現だろ。あまり気にするな。
やっぱり康一♀は痛々しいのが似合うんだよな・・・。由花子♂や吉良♀やらで。
大好物だけどな!
前リゾトリ書いた人ですか?GJ!
865 :
女体化注意:2008/07/08(火) 22:26:02 ID:aQMUgHyW
女体化しなくても
いると思うけど一応にょたで・・・
♀ディアボロとトリッシュが一緒に輪姦されるというシチュエーションを妄想。
ちょっと母性が残っていてトリッシュを守ろうとするけど結局娘を目の前で犯される感じ
母娘少ないよ・・・
出来れば母乳も出ればもっと良い!
つーか、出産しばらくして母乳は出るもんなのか?
母乳って産まれる前から出るんじゃなかったっけ?
wikiってみた。妊娠五ヶ月ないし六ヶ月らしい。
>>855 エリナ
処女,気丈,貞操観念,献身的,C敏感,V鈍感,巨乳
スージーQ
素直,楽観的,貞操無頓着,習得遅い,V敏感,A鈍感
リサリサ
自尊心,保守的,濡れにくい,サド,魅力,A敏感,巨乳
辻彩
大人しい,解放,レズ素質,薬使い,謎の魅力,V敏感
トリッシュ
処女,好奇心,恥薄い,汚臭敏感,中毒しやすい,男嫌い,V敏感
徐倫
反抗的,痛みに強い,習得早い,自慰しやすい,C敏感,回復早い,魅力
HP
処女,自制心,濡れやすい,快感の否定,V鈍感,A敏感,オトコ
勢いで考えた。反省はしてない
やっぱ母乳と言ったらルーシーだろ
>>861 康一♀で、由花子♂はともかく、吉良♀にする必要はあるのか?
おいらは、康一♀吉良♂で十分いけるのだが
872 :
性転換注意:2008/07/09(水) 22:04:06 ID:/gXr6Dx2
>>おいらは、康一♀吉良♂で十分いけるのだが
同意
エコーズの仕返しに拳ではなく吉良のナニを叩き込まれる康一♀が見たい
>>871 >康一♀で、由花子♂はともかく、吉良♀にする必要はあるのか?
それを言うなら
女キャラがそこそこいる中で女体をやる必要があるのか
と俺は言いたいがね(別に女体化アンチじゃないよ)
ようは人の趣向に疑問持ち込むは野暮ってやつだ
確かにこのスレ内では名前欄に注意キーワードを入れて
ふたなりや女体化の話をすることになったが、
それでもここまで続くとなんか嫌だな
そろそろ由花子さんも怒りそうだしな。
というわけで、女性キャラに与えてみたい
素敵な大人のおもちゃの話でもしようぜ。
6部の弁当にゴキブリがエロネタに見えるようになった俺はもうだめかもわからんね
各女キャラの登場するシーンで実はバイブを入れてると想像してみよう
トリッシュが冷や汗垂らしてゆっくり動くシーンではアソコも大洪水です
徐倫が看守とくんずほぐれつしている間バイブも大暴れしています
HPはジョニィに口説かれている最中もアソコの事しか考えられなくなっています
幸せな気分になりましたか?
お前、天才だろwwww
マイク・O戦で排水溝から出てきた『ホット・パンツ』…ってよォ〜…
『肉体をドロドロに液状化するスタンド』ってのはわかる…スゲーよくわかる…
自分の体を溶かして排水口を通ってバスルームに侵入したわけだからな…
だがHPの服まで液状化してるってのはどういう事だあああ〜〜っ!?
肉体を液状化するんじゃなかったっつーのかよォーーーッ!
全裸で登場して戦えってんだ!チクショーーーーッ
どういう事だ!どういう事だよッ!クソッ!
パンツたんの裸が見たいよクソッ!クソッ!
逆に考えるんだ
液状化して排水溝から出た直後は全裸だと考えるんだ
…いや、無理があるかな…
おまいらの煩悩はどこについてんだ?ん?
あの服がそもそも肉体の一部だと仮定すればなんら問題はない
そうか!肉スプレーで人の形を・・・ってどこぞのテンパランスとエンプレスだ・・・
>>881 奇 才 あ ら わ る
パ、パンツたんは常に全裸だったということか
全裸披露した女性キャラというと
徐倫と家出少女とシェリーとポルナレフ助けたお姉さんと
リサリサと由花子あたりか。
>>883 常時ボディーペインティングとな?
ジョニィめ…よくもパンツたんの生乳を…
>>884 あとネタバレかもしれないけどルーシー
>>884 ペットショッ…は雄だっけ?
ラットの虫食いじゃない方…も雄だっけ?
ホリィさん…は半裸か…さすがホリィさん…分かってらっしゃる
トリッシュにシャワーシーンとか披露して欲しかったなあ〜〜
なんて言ったりして…ハハ……
今疑問に思ったんだけど、マライアとアレッシーが二手に分かれて襲ってきた時
なんで負傷して一人で入院してる花京院を真っ先に襲わなかったんだろう?
というか、マライアにはぜひ花京院を(性的な意味で)襲ってほしかった
肉の芽付けられてた時に面識があったかもしれない…という事まで妄想すると
すごくおいしいと思う
マライア「花…京院…?」
アレッシー「ほら、あのドリルの…」
マライア「ああ、そんな(ry」
>>887 あの強行軍でシャワー浴びてる余裕はないだろ、と思った直後に
「唾液の殺菌成分について」と「中学生の頬を舐める男」が脳裏に浮かんだ
破壊力はAですね?
流れ切ってスマンが、今ディアボロとの戦いが終わった後日常に戻ったトリッシュが
もうこの世にはいないブチャラティを想って(冒涜だと後ろめたさを持っていながらも)シャワールームでオナニーしてたら
主の寂しさを察知したスパガが勝手に現れてマ…を手伝うというシチュエーションを受信した。
本体の悲しみはスタンドの悲しみ、本体の快感はスタンドの快感という風に、
スパガがトリッシュを言葉で慰めながらの百合プレイに突入してほしい
慰めながらってのがイイ!!
本当これなんて百合
今このスレで需要あるものは?
ギャグ無しで
>>894 ジョジョキャラによるエロが(ry
うん、ごめん
冗談はさておきトリッシュのエロなんかいいんじゃないかと思います
受け身の対応者はここでは必要なし
このスレ斜め読みして894が気に入ったネタで書けばいんじゃね?
いや、894はまだ書くよ〜とは言ってないぞ
最近(ここ一年くらい)だと書き手は3、5、6部が多い気がする
需要は…何でもコーイ!て人ばかりじゃね?
ジョジョの二次創作で男女カップリングを扱う人は少ないから、このスレはパラダイス
顔…ルーシー
首筋…リサリサ
肩〜腕…エリナ
乳…ミドラー
くびれ…トリッシュ
尻…ミューミュー
太もも…ホットパンツ
ふくらはぎ以下…マライア
性格…徐倫
〇〇が一番いいキャラは、と聞かれたら
背中でホリィさんも入れてくれ
手で鈴美さんもヨロ
髪型は2部のあたしのブルりん嬢でたのむ
年齢は家出娘あたりが・・・
いや、年齢はエンヤくらいが…
首筋はFFで
誰かしのぶさんを忘れないでやってくれ
個人的に顔はしのぶさんがベネ
シュガーたんの絶対領域も忘れないでくれ
そろそろエロい話しようぜ
脚(太もも)の細い女の子は大陰唇が厚いらしい、つまり
ジョジョきっての清純派鈴美さんにはぽってりぷにぷにのエロいマンコがあああああ
逆にホットパンツのマンコは刺激に弱くてくぱぁしたら丸見えであああああ
ぽってりぷにぷにって…エロい…!
恥丘の膨らみがぷにぷにしてるのも個人的な萌えどころあああああ
絶叫しすぎww
話は変わるが歴代ヒロインで一番エロさを感じるのはエリナさんだと思うんだ
ジョナサンに酒をすすめられた時のエリナがエロすぎる
酒を勧めるジョナサンもエロいw
きっとすごくワクテカしてたんだろうな、あのエロ紳士
女房酔わせてどうする気だったんだw
両親に蝶よ花よと育てられたであろう良家の令嬢が乱れに乱れるのを想像すると…
なんていうか…その…下品なんですが…
フフ…「勃起」しちゃいましてね…
酒に酔わせて部屋で旅行先につくまでいけないことするつもりだったんだろうな。
ディオ本当空気読め
915 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 20:54:16 ID:m+A0PEKn
今思ったんだが、イギーと徐倫って萌えね?
イギーがDIOとの戦いで生き残ったとしてさ、承太郎が自分の家にイギー連れてきて
幼少の徐倫がイギーを抱くとか。
イギーは3部の段階でいい年齢っぽかったから
子供がいてもおかしくないんだよな
しかもアメリカ出身だから、イギーの孫かひ孫あたりの犬と
徐倫が出会うということも有り得るっちゃ有り得る
徐倫がイギーを抱っこしてたらすっげえ可愛いと思うが
なぜそれをエロパロ板で言う?
獣姦かイギー擬人化ならともかくw
イギー擬人化したらいい男だろうね
でも承太郎は認めないだろうが
萌えスレがないからここで統一してるのかな・・・と勝手に思いこみ・・・スマソ。
犬ならベロベロベロベロネタがあるけど、イギーだからなw
フールの砂であらゆる方向からいろいろな場所を揉み込むわけですね、触手的に
分かります分かります
つまり愚者が人の形になって徐倫を(ry
なんだバター犬じゃないのか
>>909 エルメェスみたいなむちむちじゃなくてムキムキ太ももはどうなのかと小一時間
>>922 ジョジョの奇妙な冒険〜海でガッツ〜ですね、分かりま(ry
エリナが初めて酒を飲むより先に処女喪失していた件
>>899 顔はグロリア姉ちゃんかヴェルサスが掘り起こした客室乗務員がいい
しかし二人とも故人なのが悲劇
ところで鋼のダンが最後に人質にした女の子も可愛くね?
それわかる!三つ編みかわいかったよな・・・
>>917 萌えとエロとは車の両輪のような切り離せないもの…だと思う
そういえばイギー×徐倫は前スレあたりで「ありえないカップリング」の例として出てたなw
>>922 馬鹿野郎!ムキムキとは柱の男とかヴァニラアイスとかの太腿の事を言うんだ!
兄貴の足に頬摺りしたい・・・
イイ感じに筋肉ついてて俺的にはツボなんだよ
UJ最新号で各キャラの年齢が明らかになったが、
個人的にHP(23)ジョニィ(19)という歳の差がすごいツボだ…
ジャイロ>HP>ジョニィ
っていう年齢差は絶妙ですねわかります
6部読んで思ったけど
ラング・ラングラー戦で徐倫がパンツ下ろして
ウェザーに雲でおしっこ吸い取ってもらってたけど
あれむちゃくちゃエロくね?
無重力で体の自由もきかない状態でお前らなんてことをもっとやれ
6部つながりで雲スーツ作る時のウェザーと徐倫の密着度は異常
アレは絶対ウェザーはおっぱい揉んでるな
ヤドクガエルの毒液が徐倫にかかりそうになっているところはどう見ても顔射です。本当に(ry
ストーン・フリーの網から漏れてるのもなんかエロイ カエルプレイ最高だな!(かかったら死ぬけど
チューすらしたことがないパンツたんに口で奉仕させたい
口中に発射して死ぬ程嫌そうな顔で飲み込むませたい
顔射か乳射でもいい
全身汁まみれで泣きだ出したパンツたんを汚い物を見る目で見下ろしたい
>>934 所々エロいよなw
荒木が狙ったわけじゃないだろって所にも時々エロスを感じる
>>935 パンツはS心をくすぐるよな!!!
個人的に男言葉モードのパンツたんにサンドイッチ作ってもらいたい
>>937 サンドイッチと聞いて
男HP男
ギュウギュウ?
それなんて圧迫祭。
ディエゴとジョニィに挟まれてほしいな
ワムウ様とエシディシ様にぎゅう〜っされたいです><
>>939 ジョニィとディエゴでパンツたんを取り合うという素晴らしい構図を想像した
ディエゴがパンツたんになにかしたら確実に漆黒の意思発動ですね
ジョジョ世界の痛覚麻痺っぷりじゃあ
破瓜の痛みなんて大したことないんじゃないかと思ってしまう
6部3人娘とかHPとか作中ですごいケガしてるキャラだと尚更
戦闘時の興奮状態とエッチの時では感覚も違うだろう
とくに好きな相手との和姦の場合は。興奮状態には違いないけどな
痛いもんは痛いだろ
ただそれが我慢できるか我慢しなくてもいい状況かってだけで
>>942 パンツが女と知るやいなや手を出してくるDioが容易に想像できすぎて困る
前はジョニィに後ろにはディエゴか。
事が終わった後金渡してさっさと服着てるジャイロと
ベッドでさめざめ泣いているパンツたんという電波を受信した
誰だ発信した奴
ジョニィがパンツを慰めフラグですか?わかりますん><
単なる第二ラウンドじゃねえかそれwww
>>948 レース道中、大事な品(出家の際家族に持たされた物とか法王庁関連とか)を
悪党に盗まれ質に入れられてしまったホットパンツ
買い取る金を稼ぐため泣く泣く夜の町に立つ羽目になるが
そこに声をかけて来たのが変装に気付かないジャイロだった…
なるほどパンツと気づかずにやっちゃうのか
そして後日顔を合わせても気づかないニョホ野郎と目を合わせられないパンツたんか
その場合2ルートが考えられるな
1.金で買った女だから何をしてもいいよね!と処女なのにひどくされちゃうパンツたん
声を上げたら自分だとバレるので何をされても黙っているしかない
2.様子がおかしい→処女だと分かる→何かわけありっぽいと思い
あーあせっかくの気分がしらけちまったとHPをむりやり街に連れ出し買い物とかに付き合わせ
デート後に楽しませてもらったと大金を握らせるジャイロ
その時は何もないけどHPの中でフラグが立つ
個人的に2のほうがたまらん!!
一緒にいるときにふと女としての自分で接したいとか思い始めればいいさ!
ジャイロなら2もアリな気がする!
大金消費するのに「結婚して即離婚して慰謝料渡してハイさよなら」
なんて発想があっさり出来るジョニィは出来ない気がするけど!
3.すぐに変装をみやぶりパンツだということに気づくが
知らんふりをして普段とのギャップを楽しむジャイロと
相手がジャイロであることに動揺しているが
気づかれていないと思い込んで処女なのに頑張るパンツ
というルートもありじゃないかと思った
梅
まだだ、まだ埋まらんよ
>>961 乙
スレももう次で六部になるのか…
ずっとアナ徐で考えてるんだが時間軸的に何ともかんとも
時間軸なんか宇宙を一巡させてしまえばどうとでも
というか時間軸以前にアナスイだとなかなかエロ展開にならん。
このスレで以前に出た初期非ヘタレアナスイで妄想してみてる
初期の性格のままだったらここの倉庫もアナ徐小説でいっぱいだったろうな
965 :
リゾ×トリ :2008/07/30(水) 23:18:40 ID:dQ92FZkB
トリッシュ初モノ話で2度目の正直。
ヘタレ萎えリゾ注意。SEX途中にスパイスガール発動したら
どうなっちゃいますかね?と書いてみた。
顔が、近づいてくる。
頬が引きつらないように腹に力を入れるのが精一杯で、大きく見開かれた。
目の前で髪が揺れ、近づきすぎてピントがぼける。
息を詰め、トリッシュはその先を待った。
しかし、いつまでたっても予測した結果がやって来ない。実際にはほんの
2、3秒のことだったのかもしれないが、長い時間に感じられた。
唇の3センチ先で、リゾットの訝しむ声がする。
「目?」
「キスするときは普通は閉じるだろう」
「……そうなの?」
不用意なトリッシュの返答に、リゾットの眉がピクリと動き、絡んだ視線が一瞬で
真実を告げる。トリッシュが自分の失言を悟るのと、リゾットが全てを察するのと、
ほぼ同時だった。
トリッシュにまともなキスの経験などあるはずもなかった。
「…嫌じゃないんだな?」
煮え切らないリゾットに、少々苛つき始める。
少し乱暴な仕草で、リゾットは肩を引き寄せた。
鼓動が大きく鳴りすぎて、聞こえてしまうのではないかとさえ思う。
手のひらは脂汗を握り込み、爪がめり込む。
顔を引いたリゾットの顔にやっとピントが合った。
「…何か言いたいことがあるなら、今のうちに」
軽い口調とは裏腹に、紅い瞳が探りを入れて来る。
緊張していることを知られたくなくてトリッシュは視線を外した。
奇妙な沈黙が流れる。
リゾットが戸惑う気配が伝わり、トリッシュは混乱し切った頭で状況をひとつずつ
整理し始めた。
自分からは初めてです、などとどう切り出したらいいのかもわからず、
黙ってリゾットの出方を見た。
無言でただ睨まれ、リゾットは溜息をついて頭を掻いた。
唇を噛むトリッシュの髪に手を伸ばし、リゾットは指先でそれを梳く。
優しすぎる指から逃れて、トリッシュはおもむろに服を脱ぎ出した。
子供扱いされるのも初心者扱いされるのも腹が立つし、変に気を遣われたり、壊れ物のよ
うに扱われるのは尚更居たたまれない。
966 :
リゾ×トリ :2008/07/30(水) 23:19:39 ID:dQ92FZkB
経験値が低いのは抗いがたい事実だが、せめて舐められないようにと、
精一杯の虚勢を張る。
自分を見るリゾットの瞳が少し眇められたのを見ない振りで、トリッシュは
躊躇も何もなく一糸纏わぬ姿になった。
さっさとベッドに上がる細い後ろ姿を見て、リゾットは腕を組み、天を仰ぐ。
上着を脱ぎ捨て、リゾットがその後に続いた。
「…あんまり見ないでよ…小さいから」
「そうだな」
あっさりと肯定されてちょっと傷ついたけど、その次の台詞にトリッシュは赤面する羽目になった。
「可愛いな」
「は?」
リゾットはトリッシュの身体を乱暴に担ぎ上げ、貪るようなくちづけに溺れた。
舌先を擦り合わせたり絡めたりして、充分に時間を
かけて互いの唇を存分に味わう。唾液と吐息の交換だけで荒くなってゆく。
「こっち向いて、俺のことを見ろ」
包み込むように見つめられ、指先ひとつ動かせなくなる。囚われるのも怖か
ったけれど、今はそれを喪う方がもっと怖い。重ねた唇を通して切ないほど
の想いが伝わって来た。早く、素肌だけで触れ合いたかった。
欲望を自分で握り込もうとする手を掴み取られ、シーツへ縫いつけられる。
「…おっと、スタンドを出すなよ。やわらかくされては堪らん。」
2度目の正直とは言うが事実、先日の一度目は緊張と意地っ張りの無意識でその能力で
萎えさせられたのだ。
そのときは先に手を出された事から初めてだと気づく事も出来ずプライドも同時に
萎えたが今日この状況で初めて合点も行きリゾットの唇からは笑いが零れた。
967 :
リゾ×トリ :2008/07/30(水) 23:20:00 ID:dQ92FZkB
「笑…って……もっ…や……っ」
「……」
「…ふ…っ、はぁっ、はぁッ……っく」
背中から上がベッドからずれて落ちそうになりながらただひたすら絶頂に
向かって細い指を伸ばす。
あと少し、ほんの少しで弾ける、というところで指を引かれて焦らされ、
トリッシュは狂ったように首を振った。
「…も……馬…鹿…」
悔しそうに歪められたリゾットの目尻から耳元へと、涙が伝う。心も身体も昂
ぶりすぎて、もう何が何だかわからなくなっていた。
とにかくイキたい、という気持ちで頭の中が一杯になり今にも破裂しそうになる。
その挙げ句にあられもない言葉を口走り、益々リゾットを歓ばせることになった。
「も…イかせ……っ」
「どんな風にして欲しい?」
「……お、く…奥、まで……」
深い場所でリゾットを感じるためにしなやかな腰を浮かせる。
「…ン…」
快感に乱れ落ちる、愛おしく甘やかな肢体を眩しげに見つめ、リゾットはその
狭い場所へ腰を進めた。
「…あ、あぅ……ん…ッいッ痛ぅ……」
追い込むような抽送に合わせ、奥の奥まで刺し貫かれてトリッシュの目の裏に
真っ白な光が弾ける。ベッドが軋む音より高く細い悲鳴を上げた。
「あぁっ、ア……っ……」
沸き上がる愉悦で薄桃色に染まった身体をふるわせた。
いくら蜜月の夜を重ねても、当分はふたりとも満腹にならないだろう。
なにせ慣れるまではその能力ゆえに触らせることはかなわないのだ。
それまで、どうやって愛してやろうかと考える。
手首を拘束するしかないかもしれない。
なにせ一度目の不可抗力を取り戻さなくては。
おしおきも必要だな、と。
すっかり痺れてしまった舌をトリッシュのそれに再び絡ませながら
リゾットは、口元が弛んで行くのをどうにも押さえられなかった。
おしまい。
GJ。
なかなかにエロい
969 :
リゾ×トリ :2008/07/31(木) 07:49:16 ID:zLPlCv6u
967
悔しそうに歪められたリゾットの目尻から耳元へと、涙が伝う。
リゾット=トリッシュです。orz
あとさげ忘れすみません・・・。
GJ!!
さて埋めるか
じゃあみんなの好きカップルを言い合おう
自分はブチャトリとアナ徐かな
公式めなカポは好きだ
倉庫を見ていると、4スレ目から作品数が減ってる
2、3スレ目は結構あるのに
職人さん帰ってこないかなあ
ジョジョでエロパロが書けるってだけでもすごいんだけどなあ
洗脳とかいいよなあ
とマイノリティな意見を出してみる
悪堕ちッ!悪堕ちぃッ!
エリナはディオに夜の眷属にされててもおかしくないと思うんだ>悪堕ち
好きなカップルは
吉良しのと(ジョニィ&ジャイロ&ディエゴ)×ホットパンツとかジョナエリとかありすぎて困る
ジョジョは可愛い女の子が多くていい
最近過疎ってるね
ドコモ規制中だから?
ろはんとトリッシュの絡みが見たい
駄目?
接点ないがな
ダメ?ではなく自分で書くんだ
書けないと言うのなら職人を燃えさせるような燃えポイントを
暑苦しく語るんだ
ごめんねわがままコンビでいいかなって思ったから
読みきりによると露伴が4部の半ばでヴェネツィア旅行したことになっているから、
接点を作るのは不可能ではないとは思う
ただ5部本編より2年前の話だからトリッシュは13歳なんだよな
5部時:
ブチャラティ20歳 トリッシュ15歳 ・・・5歳差
4部時:
露伴18歳 トリッシュ13歳 ・・・5歳差
大丈夫全然イケる
13歳はさすがにちょっと…なんだけどみんなはOKなの?
数年後にもう一度イタリア旅行に行ったことにすればいいじゃないか
読みきりラストでも来年か再来年に取材に行ってみるのもいいみたいなこと言ってたし、
六壁坂なんて露伴27歳だぞ。トリッシュも22歳くらいか
>>982 落ち着け
5部は2001年、4部は1999年で露伴は4部時点で20歳だ
すなわち1979年生まれ 一方トリッシュは1986年生まれなので7歳差
まあ普通にありだな
作業に行き詰ったんで書いてみた。
>>946 Dio×パンツ
「これはとんだ男装のジョッキーだな」
いくらスタンドを使えると言っても
女の力では覆いかぶさってきた男をどうにか出来る筈も無く、
ホット・パンツはこの悪魔の様なジョッキーに
いい様にされていた。
荒い息が耳たぶにかかり、生理的嫌悪感から身を捩る。
その仕草に満足したのか、己のテクニックを披露したいのか
彼の指が敏感な頂点を優しく摘むと
喉から悲鳴に似た喘ぎがでてしまう。
これは生理的反応だと何度も自身に言い聞かせるも
神に身を捧げきれない自身に対する嫌悪感。
殺してやりたい程憎い男に良い様にされる屈辱に
心が焼き切れそうになる。
ホット・パンツの眼尻にうっすらと浮んだ涙。
ディエゴは長い舌で味わう用に舐めると
この女をどう調教してやろうかとほくそ笑むのだった。
>>948 ジャイロ×パンツ
「んー、だからな……」
ベットの上で弁解する男は、女の肩に手をかけようとするが
ばちん、と高い音がして手を払われた。
振り向いた瞳は赤く充血し、とめどなく流れた涙が渇かずまだ頬を伝っていた。
「だからさぁ……最後までしてねぇだろぉ」
「でも見た!は……恥しい所を!」
顔を真っ赤にし、胸倉を掴んで今にも襲いかかって来そうな彼女を横に
ジャイロは先刻の事を思い出してた。
性欲処理の為にお相手になってくれるお姉さんを探していたら
どこか見覚えのある女が目に留った。
娼婦の癖に随分と行為に控え目で、挙句の果てに
「止めて!」だとか「もう嫌!」とか泣き叫んだ女。
よーく見てみたら同じレースで競い合ってたアイツじゃないか!
処女だと言うから念入りに前戯をしたら、指だけで達してしまったなぁと。
「ニョホホ……パンツちゃんって案外可愛い声だしてイクよなぁ〜〜」
「殺してやるっ!」
スプレーを持たずとも襲い掛ってきた彼女。
ジャイロはやれやれと肩を竦めた