【古味直志】ダブルアーツinエロパロ板 第1話

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1名無しさん@ピンキー
お願いします
2名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 03:34:20 ID:oDKS6e/k
早すぎるだろ。割と行けそうな空気はしてるけども
3名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 03:37:27 ID:+rXGfdD4
すまんが俺はもうすでに裸でスタンバってる
4名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 03:39:39 ID:UD+7oAra
kimee
5名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 04:01:24 ID:uPKIgJnU
一話だけで作ったら神
6名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 08:55:25 ID:zHlXar/4
早すぎ
7名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 09:59:21 ID:dOV9mcLr
何故もう少し待てなかったのか
8名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 10:55:10 ID:MJ7coIUQ
絵柄とキャラデザがああだからエロて見たいと思わない。
9名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 12:28:08 ID:Nz9jgvA1
本スレ=エロパラスレ もうすでに
10名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 13:03:04 ID:326Hu28U
じゃあちょっと本スレに誘導してくれよ
11名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 15:11:33 ID:Cp3DpJnq
あー、だめだ。もうダメ。本当ダメ。オシッコしたい……オシッコしたいぃぃぃっ!!
ジョボジョボって膀胱に溜まってるオシッコ出して、鼻唄を歌いながら広がる尿道を感じたいのぉっ!!
だからもう良いよね神様?
ゴールしても良いよね?
女の子チンポの下からオシッコだしちゃうのを、今日会ったばかりの性欲盛んな年頃の男に見られちゃっても良いよね?
その後に押し倒されて指も入れた事のないキツキツおまんこに、無理やり精子棒入れられて赤ちゃん出来るまで子宮を犯されちゃうかも知れないけど良いよね?
オシッコ漏らすよりはマシだよね?
「キリさん? オシッコ、させて下さい……」

返事を待たずに繋がった手を引き、人気の無い林の中へと入り込んだ。



(゛・ω・)即死回避保守
12名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 17:59:41 ID:djNZTsF9
>>11乙です
13名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 18:10:07 ID:EuFTziAs
GJ!つ・づ・き!つ・づ・き!
14名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 18:27:38 ID:Cp3DpJnq
保守代わりだってwww
別スレのやつも書いてる途中だし、発想が乏しい俺ではろくなの浮かばん。
大人しく読み手に回ります。
15名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 20:13:26 ID:8P3TEnbP
別スレってどこぞ?
16名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 20:28:39 ID:8dWntqSn
ってか、下手な微エロSS書くと、本編とネタかぶりする可能性あるしな、難しいよw
17名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 20:51:02 ID:djNZTsF9
>>16
まぁいいんじゃないのエロいことあっちで書くんもほんとは駄目だし
18名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 22:50:23 ID:sRVGJ51g
おぉ>>1乙です。
でも、やっぱり一話だけじゃー、ねぇ?
でも、エルレインは可愛いし、作ってほしいんだがなぁー。
19ヽ(´∇`)ノ:2008/03/26(水) 00:46:39 ID:WuG8MEqp
ネタは思い付くけど文才ないもんで書こうにも書けん。
20名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 03:37:55 ID:+nhhFc1i
>>19じゃあネタだけでも書いといて神の到来を待つのだ
21名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 03:57:09 ID:a1bQVz11
ネタは本スレにかなり転がってまっせ
22名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 10:56:11 ID:oOp9tuAe
なんでエルレインなんてテイルズな名前にしたんだろ
萎えるんだけど……
23名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 11:57:03 ID:sabetVFP
うるさい、エルーの風呂トイレシーン見たいなら黙ってろ
24名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 13:54:16 ID:Z2Xpv+d5
…ゴクリ
25名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 16:15:00 ID:WxcykdSr
なんがかな〜
26名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 17:57:09 ID:p7z5f8Un
来週のジャンプみてぇなー。
それなら、少しは考えれるんだがなぁー。
27名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 20:28:46 ID:+nhhFc1i
>>23いい加減風邪ひきそうなんだがまだかな
28名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 20:50:27 ID:Z2Xpv+d5
>>27スタンバイ早すぎワロタ
29名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 22:30:28 ID:ERhwSG8p
書いてみたいのはやまやまなんだが、やっぱまだ1話だし、原作の情報が少な過ぎるんだよな
今後どんな感じで旅が進んでくのかも解からんし、風呂・トイレ関連も原作でどうなるのかさっぱり

今書いてる他ジャンルが書き終わる頃には、情報が揃ってるといいな………
30名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:53:55 ID:xvkBH+KW
エルーはキリの体のどこかに触れていないと死んじゃうってことは、
キリを全部布で包んでチンポだけ露出させれば、エルーは必然的に
そこを握るしかなくなるわけで。

さらにエルーの手も布で包んで、素手で握れないようにすると・・・
31名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:14:05 ID:QEDRMSCm
>>30

「さぁエルー……上と下、どっちの口で繋がるんだ?」
32名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:58:14 ID:F0696xj8
キリーがエルーに中出ししたら4〜5日くらいは手を繋がなくても大丈夫じゃね?
33名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 01:24:10 ID:YksPvel8
精子は60日しかもたないって本スレで言ってた
34名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 03:21:38 ID:P387ocny
触ったら感染するならシスターってほとんど処女なんじゃね?
だから唯一シスターに触れるキリが奪いまくるとか
35名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 10:48:59 ID:p8uB0zhy

それだ!!!1
36名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 13:10:54 ID:78AhKNmI
エイズ等性病だってうつる危険があってもやるだろ?
つまり俺はトロイに感染するとしてもエルーに特攻するぜ!!
37エルーに萌えた:2008/03/27(木) 13:23:11 ID:bISSyBAf
―――やっと、着いた。
そう思った瞬間、エルーはその場にへたり込んでしまった。
「おいおい、大丈夫か?」
微笑みながら手を取り直すキリ。二人の絆は、敵に襲われる等の数々の困難を乗り越えてきたことで、非常に強固になっていた。
男女間の愛情すら芽生える程だったが、お互いにそのことには考えないようにしていた。何故なら、意識してしまうと手を繋いでいることすら恥ずかしくなってしまうからだ。
「さあ、行くぞ」
「はい…」
そして二人は協会本部へと足を踏み入れた…
38エルーに萌えた:2008/03/27(木) 13:37:15 ID:bISSyBAf
エルーとキリが協会に着いてから一週間後。遂にトロイを治す方法が分かったそうだ。
「シスター・マーサ、早くその方法を教えてください!」
目を爛々と輝かせて、エルーは言った。するとマーサはエルーに何かを耳打ちした。
「ええええぇぇぇ!?」
突然のエルーの叫び声に不意を突かれて飛び上がるキリ。彼は未だ事態が飲み込めず、困惑している。
「それじゃ、あとはお二人だけでごゆっくり〜」
意味深な台詞を残して、半笑いでマーサは去っていった。
39エルーに萌えた:2008/03/27(木) 13:50:46 ID:bISSyBAf
「それで、方法は何なんだ?」
赤面しているエルーの顔を覗き込むキリ。
「え、えっとそのぉ…」
「早く言えよー」
キリはその方法が気になって仕方ないらしい。
しきりにエルーを促す。
「キリさんの、…しを、わた…に…さい」
うつむきながらボソボソと話すエルー。
40エルーに萌えた:2008/03/27(木) 14:07:06 ID:bISSyBAf
「ん?ごめん、聞こえなかった」
「キリさんの精子を私の中に入れてくださいっ…」
一気に言い終えるエルー。
「ええええぇぇぇ!?」
先程のエルーと同じ反応をキリは示した。
「えっと…私、そういう経験ありませ「いやいやいや!オレも無いから!」
思わず言葉を被せるキリ。そして、参ったなぁ、と言ったきり黙り込んでしまった。
沈黙を破ったのはエルー。
「私じゃ、駄目ですか?」
赤面を保ったまま、震える声で尋ねた。
「駄目とかじゃなくて、その…」
珍しく威勢の無いキリを見て、エルーは叫んだ。
「わ、私はキリさんとならしてもいいです!」
41名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 14:22:17 ID:78AhKNmI
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
42エルーに萌えた:2008/03/27(木) 15:42:35 ID:bISSyBAf
「…分かったよ」
キリは観念したのか、おもむろに服を脱ぎ始めた。躊躇いながらエルーもそれに続く。お互い目を合わせないようにして、単調にその作業は行われた。
「あの…そんなに、見つめないでください…」
「あっ、ああごめん」
キリは改めて見たエルーの身体に思わず見とれてしまっていた。バランスのとれた四肢に、小ぶりながら形の良い胸。そしてまだ薄い秘毛。
その全てが、甘美な未体験の世界へと少年を誘う。
「わ、私どうすれば良いのか…」
頬を紅潮させたまま、エルーは小さく呟いた。手を繋いでいるので既に二人の距離はかなり近い。
「とりあえずこれ、舐めてくれる?」
同じく頬を紅潮させたキリが遠慮がちに言う。
43エルーに萌えた:2008/03/27(木) 15:58:07 ID:bISSyBAf
「はい…」
震える手で少し熱を帯びたキリのそれに触れる。
そして、その先端を指で、触れるか触れないかくらいの強さで撫でる。
「んっ…」
思わず声を漏らすキリ。
「おっきくなってますよ?」
その可愛い姿を見て、少し意地悪なことを囁くエルー。
「いちいち恥ずかしいこと言わなよ!」
顔を真っ赤にしてキリは叫んだ。くすくす、と軽く笑ってエルーはそれを口に含んだ。
ぎこちない舌使いでも、初めてのキリには相当刺激が強い。エルーの肩を掴んで、必死に衝動を堪える。
「ごめんエルー…もう、限界っ」
44エルーに萌えた:2008/03/27(木) 16:22:00 ID:bISSyBAf
エルーが目線を上げた時にはもう遅かった。口内に溢れ出す白濁液。
「けほっ、けほっ…」
エルーは幾らかの量は吐き出したが、残りを全て飲み込み、涙目になりながらキリを見上げた。
「ごめん、その…」
「ふふ、今日はキリさん謝ってばっかりですね」
すぐに笑顔を取り戻したエルーが言う。
「まだ終わりじゃないんですよ?」
エルーは立ち上がり、そのままキリを押し倒す。そして、まだいきり勃ったままのそれを扱く。
「私、知ってるんですよ?私が寝たフリをしている間にキリさんが一人でえっちなことをしてたって…」
言い返すことも出来ず、キリは顔を背ける。
「昼に私と繋いでた手で、夜は何をしてたんですか?こんな風にされるのを想像してたんですか?」
扱く手を速くするエルー。キリのそれは先程よりも硬度が増していた。
45エルーに萌えた:2008/03/27(木) 16:50:16 ID:bISSyBAf
「ふふ、もう元気になりましたね。じゃあそろそろいきますよ」
それを優しく握ったまま、エルーは仰向けのキリに跨った。そして、硬く勃起したそれを自らの入り口に導く。
「ん、ふうっ…」
初めであるせいか、なかなかそこに挿れられない。腰を動かして、その場所を探す。
そして―――。
「入った…」
エルーとキリの声が重なる。
そのままエルーはゆっくりと腰を沈めた。多少痛みを感じたが、今の彼女にはそれすらも愛しく思えてくる。
「エルー、血出てるぞ?大丈夫か?」
キリが思わず声をかける。
「大丈夫です…私、キリさん好きですからっ…」
それは理由にならないだろう、と心の中で苦笑いしながらキリは身体を起き上げてエルーを抱き締める。
「少し動かすぞ?」
「はい…」
キリは少しずつ腰を前後に動かし始める。
46エルーに萌えた:2008/03/27(木) 17:04:53 ID:bISSyBAf
「なあ、エルー?」
「はい?」
「オレも好きだ」
「恥ずかしいですよ…」
満更でも無い顔で、エルーはうつむいた。
それを見て舞い上がったキリは少し強く突き上げてしまった。
「ひぁっ!」
エルーが声を上げる。
なに、これ…気持ちいい…
幸福感に包まれたせいか、快感の波が押し寄せてくる。
私っ…初めてなのに…
「ひゃあうっ!」
程無くして、エルーは絶頂を迎えた。
そして、キリも…
「エルー、もう出っ…」
47エルーに萌えた:2008/03/27(木) 17:22:26 ID:bISSyBAf
次の日。
「いやー、お二人さん若いねぇ」
ニヤケ面を引っ下げて、シスター・マーサが疲れ気味の二人に言った。
「まさか聴いてたんですかっ!?」
頬を紅に染めてエルーが声を大にして訊いた。
「どうだろうね?」
あははっ、とマーサはいつもの調子で笑いながら茶化す。
「そうそう、言い忘れてたけど精子は飲み込むだけでいいのよ?」
「ええええぇぇぇ!?」
そう叫ぶ二人の手はまだ繋いだままだった。
48エルーに萌えた:2008/03/27(木) 17:25:05 ID:bISSyBAf
おわり。
稚拙な文章ですまない。
しかもエロ要素少ない上に途中エルーが攻めになってるし…
まあ色々ごめん。
49名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 17:27:25 ID:4xO1gNzh
GJすぎて精子ふいたわ
50名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 18:38:15 ID:b+50MGS0
>>37
GJ!
51名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 18:44:34 ID:QEDRMSCm
GJ
二人が初々しくてよいな!

こんな最終回が見たいぜwww
52名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 18:56:53 ID:78AhKNmI
 _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` ) ID:bISSyBAf
   ヽ___ ̄ ̄  )   グッジョブ!!
     /    /

攻めなエルーのギャップがいいよ
53エルーに萌えた:2008/03/27(木) 19:19:54 ID:bISSyBAf
>>49->>52
ありがとう
エロパロ初挑戦だったから自信無かった
後悔はしてない
54名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 19:47:57 ID:9SpYSTqr
>>53
よくやったぜ。 GJ
55名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 20:10:17 ID:BLyY5/7Q
まんこ濡れてきた
56名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 20:51:54 ID:d03qEEjO
やるじゃん
57名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 21:28:32 ID:hEwyb2Rf
まだ細かい設定もほとんど分かって無い状態でよくここまで… GJぉおお
58名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 01:04:00 ID:bouzPfbw
なんというGJ………!!
本スレがあるとはいえ、1話の少ない情報の中でこれだけ自然に補完できるって、凄いな

この展開になるなら、協会着いてすぐに打ち切りでも文句は………いや、やっぱりそれは寂しい
59名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 10:51:36 ID:IzLWPm5Z
すごい、すごすぎる
60名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 20:12:25 ID:jvh7VDuA
エロ同人が出たらキモい奴に汚されるんだろうなぁエルー
61名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 22:26:46 ID:eNExhMes
キリに犯されてほしいな。俺的には、
嫌がるエルーは、見たくないし、ね
62名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:06:27 ID:KhuOLVZj
本編でエロパロ向きのネタが出てくれる事を祈るッ
63名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 01:29:23 ID:IRpnvjuD
なんとなく雰囲気に流されちゃって一発だけやったら大当たりしちゃって
大きくなっていくお腹を抱えながら必死にゴールへ向かうエルー
64名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 03:22:02 ID:HTeey9Cb
なんかネタはいっぱい思い付くよな

つかトイレとか横で放尿!?
65名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 03:37:10 ID:bXXZtmS0
いや、放尿はまだいい方だろ
66名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 04:42:14 ID:O/Mq1JcJ
排便か…
67名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 06:24:26 ID:61l5TZe+
いきなり濃ゆいネタだな。
本編で書かれる可能性があるネタで、見たいと言えばまずは添い寝だろ
68名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 09:39:23 ID:CeH3gPaL
>>67
エルーの寝顔
(´д`*)ハァハァ
69名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 10:23:50 ID:8k81GrSe
「寝てる最中不意に手が離れるといけないから」
とか理由つけて腕まくらしたい。
70名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 10:54:31 ID:g6pzT5Mk
「不意に離れたりすると困るから、触手をはやしたよ♪ しっかり繋がって置こうね〜♪」
71名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 11:38:18 ID:KsqOxnqG
まだ1話しかないのに早すぎるw
本スレも5にいってるし
72名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 16:20:38 ID:yfgsdaHT
妄想を書き立てられる設定だよな
風呂とかバスタブにシャワーカーテンで隠されても、手を繋いでいるから体を擦る感覚とか伝わってくるだろうし
恥ずかしそうに胸を洗うエルーにキリが「背中届かないだろうから擦ろうか」とか言いつつ悪戯して、エルーを発情させ…
みたいな展開キボン
73名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 16:21:59 ID:HTeey9Cb
ネタバレとまではいかんが…










風呂、添い寝イベントは終了した。
そして薄かった。
74名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 16:32:55 ID:yfgsdaHT
ちょww 一分で俺の夢オワタ
75名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 16:35:39 ID:HTeey9Cb
>>74
悪いな
でも俺も2話は萎えた
キリには性欲がないことが判明
76名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 17:40:58 ID:IRpnvjuD
もうこうなったら百合しかないな
77名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 18:04:24 ID:g6pzT5Mk
楽しみにしてたのに、ダブルアーツおわた……

なんなのこの作者!?
男なんて何日もセックスかオナニーしなかったら、意志とは関係なく夢精しちゃうのに。
これじゃあ、精通すら来てない小学低学年しか楽しめないだろが!!
ジャンプに経費貰ってデリヘル呼べや!!


あああああああもおおおおおおお!!!
78名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 18:09:23 ID:IRpnvjuD
たった2話で判断するなッ!!
もしかしたらこの先期待通りのネタが来るかもしれないじゃないか!!
あきらめるんじゃあないッ!!
79名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 18:14:05 ID:HTeey9Cb
皆でアンケに書こうぜ

キリに性欲をエルーには恥じらいを

80名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 18:27:55 ID:g6pzT5Mk
>>78
取り乱してスマン。
81名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 19:14:36 ID:KsqOxnqG
えええええ!!マジか!?

「ねえ、覗かないでよ!!」
「ばっ、誰が覗くか!!」

的なことを妄想してた俺   (´・ω・`)
82名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 19:28:48 ID:HTeey9Cb
キリは男として大丈夫なのか?
83名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 20:13:01 ID:IRpnvjuD
実はキリは男のように見えて実は女
84名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 20:30:37 ID:8k81GrSe
>>73
充分過ぎるほどネタバレじゃボケエえぇぇぇ!!!!
85名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 20:37:17 ID:HTeey9Cb
>>84
ごめん
でもどっちみちがっかりだな
86名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 20:47:02 ID:IHvsp9O1
キリの精力を増強する秘策がある。
それはタイ伝統の睾丸マッサージ。
87駄作:2008/03/31(月) 00:19:02 ID:/udFCIT1
旅の途中の宿の電話で、シスターに電話をかけた。
今、滞在中の町にガゼルが何人か居るらしいとの情報を伝えるためだ。
 
「ちょっと!元気!?今ね!!協会の研究チームからの報告があって…」

いつものように、高いテンションの声。
 
「…なんですか、報告って?」
 
半ばため息交じりの声で返事をする。

「あなた達、今も繋いでるんでしょ?」

「…はい。」
 
手を繋いでいたら、電話はかけられないはずなのに、当たり前のことを聞くシスター。
なんとなく、理由はわかる。
 
「でね、研究チームの報告って言うのはね、一定時間だけ離せるらしいのよ!」

「「はい?」」

驚いたのは、シスターの言葉ともうひとつ…。
キリさんが、やっと口を開いたのだ。
すぐにそっぽを向いてしまったが…。

シスターがさっき、私たちが手を繋いでいるか聞いたのも、キリさんがなにも喋らなかったからだろう。


「一定時間っていっても、たぶんもって3時間。しかも、一ヶ月に一度か二度使えるだけなんだけど…」

「え!本当ですか!?ほ、方法はなんですか?」

薬を使うのか、それとももっと違うものを使うのか…
色々と考える頭に、シスターの言葉が刺さった。
88駄作:2008/03/31(月) 00:19:33 ID:/udFCIT1
「“体液交換”よ!つまり“キス”ってことね」

「「って、えええぇ!!!」」

混乱する私達をよそに、何故かシスターの声はさっきより興奮している。
 
「それも、深ーいのね!長いことしてね!んじゃ、伝えるのはそれだけだから、また体調のいいときにでもやってごらんなさい!」

そう言い残して、電話は切れてしまった。

「嘘…。」

思わずもれた、言葉。
それに返事をするかのように、キリさんが言った。

「部屋、行ってから話がある。」

そう言った後、乱暴に私の手を引いて部屋へ向った。
私は追いかけるだけ。
いつも見る、キリさんの背中はこんな風じゃない。

昨日、この村に入ってすぐにガゼルの襲撃にあった。
いつもなら二人で戦闘をして倒すのに、昨日は違った。

ガゼルの動きが早すぎて、私が怪我を負ってしまった。

その後から、キリさんは何故か機嫌が悪い。

そんなキリさんの態度に、だんだん私もイラついてきて、喧嘩をしてしまった。

もともと、男女の手が繋がった生活。
今までキリさんは、たぶん大きなストレスを抱えていたと思う。
それが、爆発してしまったのか…
キリさんは一向に口を開かない。

私も、謝らない。
 
キリさんが部屋の扉を開けて、私も部屋に入った。
二人でベッドに腰掛けて、いつもなら二人で楽しく談笑したりしてるのに…
89名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 00:43:02 ID:qdIGJciG
わっふるわっふる
90駄作:2008/03/31(月) 00:46:09 ID:/udFCIT1
「本当はさ、この町にはガゼルが居るから早めに退散したいんだけど…」

キリさんが話し出した。
その声も、いつもと違う。冷たい声。

「やってみない?さっきの」

「…え?」

驚いて、キリさんの目を見上げる。
“さっきの”って、“キス”をして、離れるってこと?

シスターから聞いたときは、絶対にあり得ないと思っていた。

私たちは、今まで手を繋いでいるだけで、そんな感情をもっていなかった。
確かに、カーテンに仕切られた空間でお風呂に入ったり、横で寝たりはするけど…

「俺達、今こんなんだから、頭冷やしたほうがいいと思うんだよ」

耳に響く冷たい声、そういえばさっきから目を合わせていない。

「…わかりました」

もし、3時間距離を置いて昨日のような関係に戻れるのなら、と思って。

「…いいんだな?」

いいも何も、自分から言い出したのに…
そう思った瞬間、強引に唇が重なった。

「ッ…ふぁ…ぁ」

キリさんの舌が、私の舌と絡まる。
どうしたらいいのかわからない。

息が、できない。

ただ、ただこの行為の意味を考えると悲しくなった。

二人の唾液が混じる卑劣な音に、頭がしびれる感覚がした。
目を開けると、見えたのはキリさんの冷たい目。

初めてだった。

今してるのは、愛のないキス。
二人が離れるために行う“体液交換”

「…んッ…」

思わずこぼれた涙が、頬を伝った。

そっと、唇が離れて、銀色の糸がつたった。

「じゃあ、俺は行くから」

そう言って、唇をぬぐって去っていくキリさんを見て、また悲しくなった。
91名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 01:38:06 ID:nj2jeI45
全裸なんだ早くしてくれ最高だ
92名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 11:22:13 ID:kF2LWmHk
いやしかし驚いた
まさか、キリのかーちゃんが幼女だとは…


>>90
俺に風邪をひかせるつもりか?
早くしろ早くして早くしてくださいお願いします
93名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 13:42:25 ID:JCj5i4eg
『君は…まだ覚えてるかな…この日私に言ってくれた事…』

「エルーはウンコしないのか?」
「しません」
「でももう5日も―」
「しません!」
「そんな意地張ってないで〜ブリブリ出しちゃいなさいよ〜5日分のくっさいウンコをさ〜」
「私のウンコは!!凶器と同じです…!!触れてしまえば簡単にその人を不幸のどん底に突き落とすことが出来てしまうんです…!」
「私…自分のウンコで誰かがトロイになるなんてイヤなんです!!もしも…そんなことになってらきっと私耐えられません…!!」
「それが…こんな優しい人達なら…なおさらです」
「………」
「なああんた」
「?」
「え」
ニチャ…
「ええー!?なっ…わっ…」
「ミントの上から突っ込んでも何ら問題ナシ!!」
「ちょっ…やめっ…あっ!ダメですぅ…っ!」
「キリ!あんたも手伝ってやんなさい?」
「任務了解☆」
「!!??」
「イヤっ!キリさっ…やめてください!!」
「安心しろよ。オレだけはあんたのウンコに触れても絶対不幸になんかならない」
「絶対ならないから」
「な!」
「イヤアアアアアアアアアア!!!」
ミチミチミチミチ…
「アッー!」
「へぇ、案外すんなり入るじゃん。まさか開発済みだったとは恐れ入ったよ」
「はあ…っはっ…あ…ち…違いますよぉ…自分でなんて…してませっんンンーッ!!」
にちょにちょにちょにちょ!
「じゃあ生まれつき?エルーのウンコの穴ユルユルなの生まれつきなんだ?」
「ちっ…違いますうぅ…!生まれたときわはぁ…ちゃんとぉ…してましたよぉ…!!」
「じゃあなんで?ホントはしてたんでしょ?言わないとこれ抜くから。そしたらエルーのくっさい凶器ウンコが店汚しちゃうけど。そしたらあんたちゃんと舐め取れよ?」
ズニュ…
「してましたぁあああ!!シスターなのにぃいいい!!巡回しながら毎日ぬちゃぬちゃケツ穴オナニーしてまひたぁああああ!!だからぁ…だから抜かないでくらさいっ…!!」
「うわぁ…引くわぁ…だいたいおかしいでしょそんなの。シスターの癖になにやってんの?」
「らっへぇー…らっへきもひーんらもん…っきもひーんらもんんー!!」
「黙れよ、この基地外シスターが!!」
バッチーン!!!
「アッーーーン!!…だ…だめれふぅ…ぶつのはいやれすよぉ…」
「ふざけんな、お前シスターの癖に嘘ついたからやっぱこの手抜くわ。」
「そ…そんらぁ…そしたら…わらひ…ろろいで…ろろいでひんじゃいまふぅ…」
「じゃあ氏ねよ」
ズリュリュリュリュ…ぶっ!!
「ひやぁああああああああああああああ@○☆□△※*****!?」




「…ってことになったらどうすんだよ?」
「………します」

『私がその言葉で、どれだけ救われたと思う?』
94駄作:2008/03/31(月) 19:28:01 ID:/udFCIT1
開放された手を見つめ、涙を流す。

そうだ、好きだったんだ。
気づくのが遅かった。
いや“気づかないように”していた。

「そういえば、ひとりぼっちになるのも久しぶり…」

私とキリさんは、離れることができない運命。
でも、それは私だけ…

私はキリさんがいないと生きていけない。
でも、キリさんにとって私はただの重荷だ。

私が、想いを伝えて拒否されたら―――?
もし、キリさんが私以外の人を好きになったら―――?

キリさんは、世界中の命を助けることができるかもしれない。
じゃあ、私は―――?

「死んだほうがいいのかな…?」

想いを伝えてはいけない。
彼に気持ちを知られてはいけない。
好きになってはいけない。
 
 
キリさん、好きです。
でも、本当はダメなんです。
95駄作:2008/03/31(月) 19:28:24 ID:/udFCIT1
2時間半がたった。
シスターの言うことが正しいのなら、あと30分。

鏡を見て、顔を確認する。

「…うん、泣いたのバレないよね。」

さっきまで赤かった目も、冷やしたら大分普通になった。

あと、30分。
何をしてキリさんを待とうか考えながら部屋を歩き回る。

しかし、なんだか体が重い。
キリさんと居るときは、あんなに調子がいいのに…

と、そのとき、呼吸に異常を感じた。

うそ、あと30分もあるのに…
“発作”が、起きた。

「…き、キリさ、…ッ!」

なんとか意識を保とうとした。
でも、苦しい。

あぁ、死ぬんだ。
さっきまで死のうか考えてたのに…
やっぱり死に対する恐怖を捨てることができない。


96名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 20:55:44 ID:nj2jeI45
いつまで全裸でいろと言うんだ!?
97名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:04:16 ID:n3vE7onY
今日はさびぃのになw
98駄作:2008/03/31(月) 21:06:46 ID:/udFCIT1
体の透過が始まった時、ドアの開く音がした。

「…エルー?…ッておい!」

キリさんが帰った。
離れていたのは3時間だけなのに、ずいぶん久しぶりに顔を見た気がする。

「大丈夫か!?」

急いで私の手を握るキリさん。
この温もりが欲しかったんだ…。

「…キリさん……」

「危機一髪だな、悪い…」

申し訳なさそうに謝るキリさんを見ると、胸が締め付けられる。

違う、違う、違うよ。
キリさんは悪くないよ。
私が悪いの。
99駄作:2008/03/31(月) 21:08:15 ID:/udFCIT1
「…あのさ、俺…」

「…ッ消えたいの!」

「ちょ、どうした!?」

やめて、そんな顔しないで。
心配そうな目で見つめないで。

やめて、やめて、やめてください。
 
 

「…私、キリさんが好きです。」



また、涙が頬を伝った。

100駄作:2008/03/31(月) 21:09:23 ID:/udFCIT1
 
「…本当は、ダメなんです。
 想うことも、伝えることも、いけないんです。
 ………でも、無理でした。」
 
無理して封じ込めた気持ちが溢れる。
あぁ、これで終わり。

言わなきゃ。

「…キリさん、手を、離してください。」
 
そう言って、手を振りほどこうとした。
勢いよく手を引っ張って、立ち上がる。

手が、離れた。

もう一度、手を繋ごうとしたキリさんの手が宙で行き場を失った。

「来ないでください!」

そう言ったのに、消えようとしたのに、

やっと決心がついたのに…。
101駄作:2008/03/31(月) 21:10:39 ID:/udFCIT1
キリさんは私を抱きしめた。
とても強い力で、抜け出せない。
 
「…ゃっ、は、離してください!」
 
「勝手なこと言うな!!!」

キリさんが強い口調で言った。

「お前、本当に勝手だし、何してんの?」

そう、呆れたように言うキリさん。
 
「だって、好きになってしまったから…」

「俺も、好きだからいいの!!!」

「え?」

返事をしようとした口に、キリさんが口付けをした。
 
 
102名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:17:07 ID:8C95O4ak
これはwktkせざるを得ないだろ…常考
103名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 22:11:05 ID:gMA2lSuO
もうむしろ本編も恋愛モノであってほしい
104名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:31:27 ID:JXSvEl/j
@二人を薄い、しかし壊れない壁で隔離する
A壁には直径4cmほどの穴が
Bその穴からエルーまで届く身体の部位(棒状のパーツが望ましい)をキリが挿入

後は、わかるな……?
105名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:36:36 ID:En11DpMB
>>104
二人で指いれる
106名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:43:33 ID:xSL73lfn
>>105
ここを何の板だと心得る!?
107名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:50:41 ID:En11DpMB
>>106
すいませんでした!!
あ、あれですよ、あれ…
108名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:56:12 ID:nj2jeI45
109名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:57:14 ID:nj2jeI45
>>107
あれだよな…?なんだっけ…ほら……ち、ちん…なんとか
110名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:13:14 ID:q25PNbXa
キリエルより先に父ちゃん×母ちゃん書きたくなったオレは死んだほうがいいだろうか
111名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:19:10 ID:WIjFlenO
>>109
その通り!答えは"珍味"だ!
112名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:37:05 ID:pmvHzxsj
>>110

てか母ちゃん、よく父ちゃんのモノ入ったよなぁ
1131:2008/04/01(火) 01:26:29 ID:XCg8dm3t
スレ立てた俺が言うのもなんだがこんな爽やかな漫画だというのに変態ホイホイだな
114名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 01:29:26 ID:fAn0QkTa
テーマは爽やかだが
手を繋ぎっぱなしという設定にドロドロネトネトしたものが含まれてるのは作者も自覚してるはず
115名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 13:42:43 ID:EEtdVHYY
>>101の続きはないのか?
116名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 14:10:16 ID:W0R9oRRl
>>110
その理屈だと俺は即死
117名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 14:14:14 ID:Gv/Yq3Du
むしろエロゲ化すべきじゃね?
118名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 14:31:42 ID:fQthDfEN
早く続きを投下するんだ
119駄作:2008/04/01(火) 17:25:32 ID:GZcDmhYX
初めのキスとは違う感じがした。
何故か、口中が甘く、体全体がとろけそうなキス。
 
唇の角度を変える瞬間に息を吸う。
でも、やっぱり苦しくて。

「…ぁ」
 
唇が離れ、肩で息をしながらキリさんに問う。

「…なんで、こんなこと…、わ、わかりません」
 
「お前のがわかんねぇよ」

口調は厳しいけど、表情は優しく見える気がする。
 
「なんだよ、来たら消えそうになってるし、
 その上、消えるとか言うし、
 …好きとか言うし…」

キリさんはそう言いながら、私の手を引いてベットに座った。
私にも座るように促すと、また話し始める。
 
「俺が、エルーを好きなのは本当」

「私も、嘘じゃないです。この気持ちは」

「あれが嘘だったら、ぶん殴るぞ」
 
そう言って、キリさんは笑った。
ずいぶん久しぶりにその顔を見た気がした。
 
120駄作:2008/04/01(火) 17:26:15 ID:GZcDmhYX
「えっと、じゃあ…これからもよろしくお願いします」
 
「ん、もう消えるとか言うなよ。
 一緒に協会にいくんだろ?」

私は、笑顔で頷いた。
 
「はぁ…、今日はなんか疲れましたね」

いつもの会話、それだけなのに幸せな気持ちになる。
私達の想いが通じた、報われた。
 
「何?もう寝るの?」
 
「はい?眠くないんですか?」

そう聞くと、キリさんは恥ずかしそうな顔でいった。

「ごめん、我慢できねぇかも…」

最初は何のことかわからずに困惑したが、すぐに理解してしまった。

「なっ!?ななんてこと言うんですか!!??」
 
「あんな顔で好きとか言われた後に横で寝れるわけねぇだろうが!!」

「えっ!?で、でも…」

今まで生きてきた中で、そんなことを言われたのも初めてだ。
しかも私には“経験”がない。

「…俺じゃ、嫌…か?」

キリさんが急に真剣な顔で言うので、私の口も勝手に動いた。

「私…私は、き、キリさんがいいです」
 
そう言って、二人手を繋いだままベットに倒れた。 
121駄作:2008/04/01(火) 17:30:45 ID:GZcDmhYX
次からのエロシーン誰か続き書いてください。
おねがいします。
122名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 17:37:25 ID:Gv/Yq3Du
だが断る
この俺が最も好きな事のひとつは
他人が引き継げると思ってるやつに
「NO」と断ってやる事だ・・・
123名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 17:39:01 ID:EEtdVHYY
>>121
全裸でいたのに…なんという焦らし…Sか……!!

けどGJ
124名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 18:39:56 ID:KgPmBhvO
駄作氏GJ
エロなしでも十分おk
125名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:51:36 ID:hhidxKON
早く続きを投下するんだ!
126名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 22:00:14 ID:afEqSy85
                 ,!  \
           ,!\          !    \      こういうスレ、マジでもういいから・・・
         i  \         l      \,,..__
          ,i′  ,\___,,--―l       \::゙'冖ーi、、
        i     :;\::::::::::..l              `'‐、、
       /__,..;:r---―-、,..__.     ,;'il:;}          .;:::`L__
   ,.:f''""゙゙゙´          、 ̄ヽ,//           ...::::::l;;;:;;::::
  _/       ......  、   \//、            ::::::::リ;;:::::::::....
//       ......:;::::::::::::. ヽ、\ ゙ヽ  ヘ    ●      ....:::::::::i';;;;::::::::::::
;;/    ::::::::::::;;;;;ノ ̄\:: 〉 〉゙'、 `ヽ_ノ       ......:::::::.;;;:ノ:;;;:::::::::::::
/    ..::::、__;;ノ;;;`ヽ_/: / /⌒)メ、_ノ/         .....:::::;;;/;;;:::::;;:::::::::
     ..:::イ;;.ヽ::;;;;;;;;;(__ノ /'"..:::::::::::::/  ...............:::::::::::;;;,;ノ;;::::::::::::::::
     :::::::l;;;;;;;;;\;;;;;;;,.(__ノ;.;:.\:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::;;;;;/;:::::::::::::::::
    ::::::::,!::;;;;;;;;;;:.`゙'-、、  ::: \_/::::::::::;;;___,.;-―''"::::::::::::::::::::::::
   ..::::::::::,!;;;;;:;;;;;:::;;;;;:::;;;;;;`゙ ̄'''冖''―--―'";;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::
127名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:05:48 ID:Z2wGN6oO
エルーがひたすら尿意を我慢する話しを書い


ふぅー
128名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:46:28 ID:s6WgOr6x
>>112
実はキリ父のチンチンは体に似合わず超短小で、その大きさは勃起しても10センチ以下。
当然、女性と付き合っても一度セックスしたら最後、翌日には必ずフラれていたのですが、
そんな中、唯一「気持ちよかった。」と言ってくれたのが、今の妻であるキリ母なのでした。

という妄想をしてみた。
129名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:34:09 ID:NymCzACR
キリ母は気持ちよくなくても気持ちいいって言ってくれそう
130名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 09:43:48 ID:YcsHXb07
そうか?
俺は逆にチンポもデカイと思うのだが、
そして挿入すると、母親の腹が妊娠して見えるまでにボコンと膨れる。
131名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 13:00:53 ID:gTrgh0sa
>>110
書いてくださいお願いし(ry
132名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 15:17:35 ID:GyOM1bju
わっふる
133名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 17:30:49 ID:Tr6n+WoZ
>>110
おねがいします

あの夫婦が町歩いてても父親と娘にしか見えないよな
そんな二人がセクルスしたという事実(*´д`*)
ロリ母のボテ腹画ください
134名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:06:02 ID:Z4EPb6aH
>>121
通りすがりの別スレ住人だが、続き書いていいかな。
あの二人の、清純なんだけど妙にエロいシチュは絶妙なツボだ。
135名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:18:51 ID:L7mtAvVU
超wktk
136名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:19:43 ID:xd1HiIUj
ぜひ書いていただきたい!!
137名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:38:04 ID:jZu9JPWE
>>134
いまから全裸になります!!!!111
138134:2008/04/03(木) 00:41:12 ID:JBf7aVjC
>>137
ちょww
まだ夜は寒いって。
どのみちもう寝なきゃ仕事に障るんで明日にでも何とか書くつもりだし。
139名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 11:52:16 ID:YBLRTxnt
>>138
じゃあ乾布摩擦しながら待ってるよ。
全裸で
140名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 12:10:42 ID:soPWYJQ1
全裸な奴とりあえず服着ろw風邪引くぞww
141名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 20:41:52 ID:ORQNROIc
全裸待機はもう古い。
ここは一つダブルアーツスレらしく、握ったまま離さない状態で待機するんだ、みんな!
142名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 20:45:38 ID:Y4koWNW5
既になっていた件
143134:2008/04/04(金) 00:08:01 ID:p6F9WmSy
ごめん。
今日は色々あったんで、少ししか書けなかった。
とりあえず投下。
144134:2008/04/04(金) 00:08:24 ID:p6F9WmSy
不思議な感じがした。
シスターになった日から、自分にはこんなことなんて起こらないと思っていた。大体、
トロイに感染している相手とそうなりたい人なんている筈がない。
キリさんだから、可能なことなのだ。
キリさんが私の周囲の不可能を一つずつ消していくのだ。
「エルー、触っていいかな」
怖いぐらい真剣な顔がものすごく近くて、吹き出しそうになるのを堪えながら私は一
語ずつ大切に答えた。
「いいですよ…お任せしますから」
重なっている身体の温みが本当に心地良くて、偶然だった筈の一瞬に巡り合った
のがキリさんで本当に良かったと思えた。だって、こんな風になってもちっとも怖くは
ない。むしろ、キス以上のことがあったら一体どうなるのか。
そんな好奇心だけが、ただ膨らんでいる。
「じ、じゃあ…」
ぎこちなく、キリさんの手が拭くの上からごそごそと身体を這い始めた。今もずっと繋
ぎ続けている片手と同じ大きさの、温かくて力強い手。何もかも初めてで加減を知ら
ないのか、時々爪の先が繊維を引っ掻く感触があった。
「嫌だったり、痛かったりしたら言ってくれよ、な?」
「そんな、こと…」
嫌じゃない、怖くもないけどただ恥ずかしい。でも目を閉じたり逸らしていたりするこ
とは失礼かも知れないと思って、ぴんぴん真上で小刻みに跳ねている金色の毛先を
眺めていた。
145134:2008/04/04(金) 00:14:10 ID:p6F9WmSy
ちなみに色々あったこと

出勤したら、いきなり派遣の契約が来月頭で切れると通達があるorz
一日中会社内がざわついてて落ち着かない。
仕事が終わると担当者が迎えに来て、事務所で説明がある。
どうやら住んでいるところも変わらずに済む、次の仕事がほぼ決まりそう。
でも工場見学が月曜日の都合上、今の会社はいきなり明日で仕事終わり。
orzorzorz
もっといいコンディションで書けば良かった…。
146名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 04:26:33 ID:hYV9/k7R
>>144
続きわくてか
147名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 17:09:34 ID:zq0KgFAA
>>145
まぁなんだ。ファイトだ。
頑張れ
148名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 18:52:52 ID:IIifL/RK
>>145
職は失わずにすんでよかったじゃないか
というわけで期待して握ったまま待機
149駄作:2008/04/05(土) 16:46:09 ID:KHuNCi/+
今、遠征から帰ってきました
134氏ありがとう

自分もキリ視点のエロパロ書いてみるよ
150名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 18:21:21 ID:w+CcCP6O
(〃▽〃)ワキワキ♪
151名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 23:32:12 ID:+955oNgR
>>149
原作でキリ視点がまだないから難しいかもしれないけど期待してます
後、名前欄駄作なんて謙遜しすぎですお
152134:2008/04/06(日) 11:07:44 ID:I992hnBs
昨日は凹んでたので続きを書けなかった。
何とか復活したから途中までだけど、続き投下しておく。
夜には最後まで書けると思う。
153名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 11:08:16 ID:I992hnBs
「ひゃっ」
急に、服の合わせ目から手が入り込んできて肌を直接撫でられた。
「あ、悪い。手ぇ冷たかったか?」
「いえ、そんなことは」
「あー良かった」
緊張を懸命に隠している様子で、キリさんは少しずつ私の服を緩めてくる。それと共に、
誰にも見られたことのない身体の部分が露出していく。部屋は寒くない、触れる手も
冷たくないのに自分では抑えられない震えが湧き出していた。
「ぁ…」
襟元が完全にはだけられて、まだ薄い乳房に触れられた途端に痙攣が起きた。どう
やら変な顔になっていたらしくて、キリさんは心配そうに覗き込んできた。
「痛かった?」
「…ん、ん…そうじゃなく…」
「女の子触るの初めてだからさ」
「私も、触られるのは初めてです」
ずっと繋がれたままの片手に無意識に力が入ってすぐに、強く握り返される。
乳房を撫でていた手が熱くなっている頬に当てられた。
「ごめんな。こんなバタバタしてる時じゃなくて、もっとちゃんとしたかったんだけど。で
もさ、これだけは言えるよ。エルーのこと、本当に好きだから。大事にするから」
「うん…」
間近で見た瞳は本当に綺麗で、星が瞬いているようだった。この人なら本当に信じら
れる、一生信頼出来る。そう思ったら涙が零れた。
「泣くなよ…」
「嬉しい時も、涙って出るんですね」
繋がれた手が強く合わさる。指が絡まり合う。キリさんの指が零れた涙を拭って舌先
が目尻に溜まった涙を追った。
ああ、星が煌いている。
ふとそう感じて何か言おうとした唇が急に塞がれた。怖がらせないようにと舌が唇をな
ぞって、確かめるように入り込んでくる。何度かの経験もあって、私はもう躊躇すること
なくそれを受け入れた。何の感情も生じない事務的な体液交換の行為ではない。ただ
それだけで嬉しかった。
あの日、孤独の中で死んでいたとしたらこんな気持ちは知らずに終わったのだろう。
154名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 19:41:35 ID:uaXi6DRV
キリ母が父の巨根をしゃぶる話を書こうと思うのだがどうかね?
155名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 23:05:15 ID:o/Crwe4q
>>134の人さ、燃料投下してくれてるはありがたいんだが、
エロパロ板に慣れてない人なのかい?
誰しもが暇じゃないことは知ってるし、言い訳みたいな自分語りとかは別にいいから…
作品もある程度溜まってから投下してほしい…

こんなこと言ってるが、楽しみにしてる一人なんで頑張って欲しい
156名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:34:25 ID:WWdWHiTl
>>155
ごめんな。
いきなり尋常じゃないことが起こったんでしばらく動転してた。
ともあれ、最後まで書いたので投下する。
157名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:35:00 ID:WWdWHiTl
お互いにこういうことは初めてで、だから手順なんて全然分からなくて。それでもこの
夜のうちに私はキリさんともっと身も心も仲良くなりたかった。ゆっくりでも構わないか
ら、私とこうしていることが少しでも喜びとなればいい。
ただそれだけが頭の中でちかちか点滅していた。
「エルー」
唐突に、名前を呼ばれた。
私はといえば、着ていた服はお腹の辺りで溜まっているだけのとんでもない格好にな
っていた。すっかり剥き出しになった膝や腿を撫でていた手が遠慮がちに腰を覆って
いる下着にかかっている。
「キリさん…」
「これも、今はいらないよな」
「…はい。お好きにして下さい」
頬も耳も発火しているかと思うほど熱い。けれど今はキリさんに何もかも任せてしまう
のが一番いいのだと自分に言い聞かせて、湧き上がる不安を消すように笑った。
「じゃ、遠慮なく」
それまでどこか躊躇のあった手が、思い切り良く薄い布を引き剥がした。その勢いに
反するように、繋がれたままの手が震えを伝えてくる。
こんな状態なのに、不思議とそれだけで私は落ち着くことが出来た。今こうして繋い
でいる手はお互いの感情を伝え合っている。虚勢も何もない、ただありのままの感情
がお互いの手の中で行き来している。
これほど確かなものはない。
私と、キリさんは同じタイミングで吐息を零した。
「…初めて見た」
「え?」
「女の子ってさ、こうなってんだな」
興奮しているのか、上擦った声が漏れる。
「…そんなに、じろじろ見るものじゃないですし…」
さすがに、自分でもほとんど見たことのない場所をこんな風に眺められては困る。燃
え上がりそうな頬が熱くて、私は枕に髪を擦りつけた。
「何言ってんだよ、すっげ綺麗じゃん。花みたいで」
「そ、んな…」
「触るよ」
158名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:35:53 ID:WWdWHiTl
「っ…ふ」
花なんて、何か違う。
女の子のそこは、随分醜悪な形をしている。例えるなら何もかもを呑み込んでしまう
口のように。人それぞれに容貌の美醜の差はあっても、そこだけはほとんど変わりが
ないように思える。その意味では一番嘘偽りのない場所と言えるのだろう。
今は繋がれた二つの手と同じだ。
ぴったり合わさった手からは、ただ純粋な感嘆だけが伝わってくる。私がどう感じよう
と、キリさんの今の言葉に嘘は一つもない。
「エルー、ここはすごく柔らかいな」
キリさんの指が不慣れながらも襞の一枚ずつを探り、とくとくと脈打っている内部を確
かめている。自分でも触ったことのない部分まで触れられて、緩やかに浮遊していた
意識が次第に彼方へと剥離していくのが分かった。
一番大好きなキリさんとこうなっていることが、本当に気持ちいい。女の子として生ま
れて一生で最も大切な日をこうして迎えられることが、何よりも嬉しい。
「あぁ…」
私は、それまで自分でも知らなかったほど甘い声を上げて身悶えた。まるで生き物の
ように変化していく女の子の場所が、何度も指先で探られる度に喜びを伝えてくる。
「…あ、私、変です…」
「気持ち、いいんだろ」
「…はい、とても…」
熱に浮かされてでもいるように、見開く目がぼんやりと霞んでいる。宥めるようなキス
をした後でキリさんはもぞもぞと身じろぎをしているようだった。
「や…何、ですか?」
シーツを握っていた片手を外されて、いきなり何か熱いものを握らされる。これまで生
きてきた中で、経験のない物体だった。
やや口篭りながら、キリさんは握らせたものに力を込めた。
「俺の、だよ。これからエルーの中に入るんだ」
「これ、が?」
世間一般の男女の営みのことは知識として一通りなら知っている。ただ、実感となれ
ば話は別で、シスターの身であれば経験することも叶わないと意識を切り離していた
のだ。
159名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:36:44 ID:WWdWHiTl
「これが、キリさんの…」
「そ、俺のだよ。これからエルーと繋がりたいってさ」
「私と、繋がる…?」
「手だけじゃなく、ここも」
内部を探っていた指を強く擦りながら、真摯な声で囁かれる。動きに合わせるように
いやらしい水音が絶え間なくするのは、感じて濡れているからなのだろう。
「そうすればもっと俺たち今まで以上に仲良くなれるよ」
「ん…そう、ですね…」
もっと、もっとこの優しい人と仲良くなりたい。最初の偶然を必然に変えたい。私はた
だそれだけでキリさんのものを握っていた手を離し、背中に腕を回して縋りついた。
「私も、キリさんと繋がりたいです…」
返事はなかったが、代わりに熱い感触が散々蕩かされていた場所に押し当てられて
慣らすように先端だけが擦りつけられる。
「キリ、さん…」
「エルー、いくよ」
はあっ、と大きな息を吐いた後で今まで握っていたキリさんの熱くて硬いものが、す
っかり敏感になっていた身体の奥を突いてくる。
「あ、あ、あぁぁ…」
話で聞いていた以上に、破瓜の痛みは凄まじかった。
それでも空っぽで何もなかった身体の中が、今はキリさんで一杯に満たされている
ことにこの上もない喜びを感じていた。もしこのまま命を落としたとしても構わないほ
どに。
繋がれた手がお互いの熱を全て引き受けたように熱い。
「エルー、中、熱いよ…」
「そんな…キリさんだって…」
一度だけ見た激しい海の大波のような揺れが、私の体内で巻き起こっている。何度
も粘膜の狭間で突き動かされる度に起こる波の振動が最後まで残っていた正気を
吹き飛ばして、有り得ないほどの声が湧き出た。
これではまるでケダモノ。
そんな淡い意識すら、キリさんの腕の中で揺さぶられる恍惚で呆気なく消え去って
しまった。
160名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:37:24 ID:WWdWHiTl
「…ん」
どれだけ気を失っていたのだろう。
気がつくとキリさんが濡れタオルで私の身体を拭いていた。
「あ、気がついたか?」
「…何、を…」
「あー、起きる前に済ませたかったんだけどなー。エルーは随分汗かいてたから、こ
のまま寝たら風邪ひくと思ってさ。水汲んできたんだ」
「な、ななななななな」
当然、私は全裸だった。慌てふためいている私をどう解釈したのか、キリさんはいつ
ものようにからっと笑った。
「あ、体液交換の法則って奴?はアレでも当てはまるみたいだな。お陰で色々出来
るみたいだし」
確かに、通用しているようだ。手を離したキリさんは敏捷に立ち回ってするべきこと
を片付けている。
体液交換。
まだリアルに身体に残っている感覚が、あの交わりは嘘でも夢でもなかったのだと
教えている。私はかけがえのない純潔をキリさんに捧げたのだ。でも後悔なんて一
つもしていない。
ぼんやりそんなことを考えていると、いきなりキスをされた。
「エルー」
「え」
「これから、まだ旅路は長いんだからさ。俺はエルーを少しでも苦しませないように、
出来るだけ長生き出来るようにしてあげたいと思ってるよ。だから」
「…キリ、さん」
ああ、この人は私の前に降りた天使なのだろうか。
そう思った途端、子供のように悪戯を企んでいる笑顔。
「さっきみたいなこと、またしよっ」
「……キリさんったら…」
私は、もう何を考えるのも恥ずかしくて、シーツを掴んでくるまってしまった。もうこの
まま眠ってしまいたい。
161名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:39:00 ID:WWdWHiTl
「エルー」
なのに囁きながらシーツの上から抱き締めるキリさんの腕は、心を蕩かすほどに強
かった。
「ずっと守るよ。エルーのこと、好きだから」
「キリさん、本当?」
くしゃくしゃのシーツの中から顔を出して尋ねても、その気持ちは計れなかった。さっ
きはあれほど信じられたことなのに。やはりお互いに手を繋いでいなければ心もとな
くなるほどの重さがそこにはある。
「じゃ、この手はこれからずっと離さないで下さいね」
シーツから伸ばした手は、すぐに温かい手で繋がれた。
「うん、当たり前だよ」
シーツ越しの声は、泣きたくなるほど優しかった。



終わり
162名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 08:31:08 ID:fWojFYbd
GJ
163名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 15:14:48 ID:mWulZOiK
GJすぎて精子ちびった
164名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 15:20:43 ID:kCBl3kXJ
>>163
奇遇だな、俺もだ。
165名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 18:32:54 ID:K5L7yJqd
ハァハァハァハァ・・・アッー。。。
166名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 19:12:33 ID:blbQ3vvV
お疲れ、GJすぎる…
気が向いたらまたなにか書いてくれ
167名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 21:21:37 ID:CqKhx50O
発想が斬新杉だろ・・・jk
168名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 00:30:52 ID:fRTiO6n9
こちらでは初めまして。
前フリもなくいきなり投下。エロはないのであしからず。
169「君の名前を呼ばないワケ」:2008/04/08(火) 00:31:25 ID:fRTiO6n9
 繁華街の中心から少し外れた場所に、小さなオープンカフェがある。
 どんな時もそこそこの客入りがある代わりに、大繁盛もしていない、そんな雰囲気のある店だ。流行らず廃れず、もうずっと常連客の憩いの場になっている。
 だが、今。店内には微妙な緊張感が漂っていた。
 隅の方のテーブルを使っている二人組の存在によって、だ。
 丸テーブルを囲むのではなく、わざわざ椅子を動かして隣り合って腰かけている若い男女。
 何もその座り方が問題だった訳ではない。問題はその女性の方が『シスター』であるということだった――


 はね癖のある短い青髪の少女――エルーはそわそわしていた。
 膝の上に置いた手はしきりに閉じたり開いたりを繰り返しているし、視線はうろつきっぱなしで場所が場所なら挙動不審で引っ立てられてもおかしくない。
「あの……キリさん、私、やっぱりこういう場所は」
 周囲の緊張を肌で感じる。居心地の悪さ――というよりもチクチクとした罪悪感に耐えられなくなり、隣に座る少年に呼びかける。
「ん? まだそんなこと言ってるのかよあんた。大丈夫だって。大人しく座ってれば誰も文句言わねーよ」
 文句を“言われない”ことがむしろプレッシャーになることもあるのだが……彼にはその影響を受けるような感性などないのかもしれない。とてもとてもくつろいだ顔で少年は言う。
「はぁ…………」
 キリ――それが少年の名だ――と行動を共にするようになってから、もう何度目になるかも分からない諦めのため息を、エルーはまた一つ増やした。
(シスターの私が、こんな場所でお茶していていいんでしょうか)
『シスター』とは透過病――通称トロイと呼ばれる病気を治療するために集った人々である。
 トロイ患者の体内にため込まれた毒を、自分の体で引き受けることで取り除く。その代償として、シスターは一人の例外もなくトロイのキャリアとなる。
『触れれば伝染る』という最悪の感染手段を持つトロイのキャリアは、非感染者と触れ合うことは許されない。とうぜんこのオープンカフェのような不特定多数の人間が袖擦れ合わせる場所は危険極まりないのだが……
 キリと彼の家族の優しさに触れて、キャリアであることに必要以上の引け目を感じることはなくなったエルーだが、それとこれとは話が違う。
 人の多い所に赴くことは出来るだけ避けるべきなのに、何故かキリはことあるごとにエルーをそういった場所に連れていきたがった。
 公園に始まり、劇場や市場、美術館など。
 エルーとしては、もちろん断りたかった。しかしキリがどうしても行きたがるのであれば、それについていくしか彼女には生きる術がない。そのままの意味で。
 それを分かっていて誘うのは、どうにも意地が悪すぎるようにエルーには思える。
 ――楽しくなかった訳では、決してないのだが。
「てかあんた。コーヒー一杯に何本砂糖入れる気だよ? 今は美味く思っても十年二十年後に効いてくるぞ」
「人の好みに口出ししないでください。キリさんこそ、砂糖の袋をいちいちちょうちょ結びするのはやめたらどうですか。というかなんで片手で出来るんですか」
 卓上のシュガースティックを二人して無駄に消費しながら、エルーはとにかくここから早く立ち去ろうと決めていた。
 キリの意地悪に付き合っていたら“きり”がないし、それに――
「あ、あんた、そんなに急いで飲んだらもったいないだろう」
「………………」
 あてつけるように、くいっと首を上向けて最後の一滴まで飲み干した。
 なんというか、こう。
 彼の声を聞いていると、イライラとしたものがこみ上がってくる。
 別に砂糖の量云々が原因ではない。
 ならどこかというと。
「おい、あんた――」
「キリさん」
 かちゃん、とカップをソーサーの上に戻して、エルーはキリに向きなおった。金髪の少年は仰天したように目をパチクリさせている。
 ――そんなに怖い顔をしているだろうか。
 いや、それに足る理由だ、これは。
 気を取り直し、エルーはぐっと身を乗り出して言った。
170「君の名前を呼ばないワケ」:2008/04/08(火) 00:33:52 ID:fRTiO6n9
「なんで、ずっと私のことを『あんた』って呼ぶんですか。ちゃんと自己紹介しようって言ったのはキリさんで、私はエルーと名乗りました。ならそう呼んでくれてもいいじゃないですか」

 少年の目がさらに見開かれる。
 エルーが気にしていたことはそれだった。
 キリが名前で呼んでくれない。
 ただそれだけの理由でここまで不機嫌になるのは、単に異性との付き合いが少ないからなのか、はたまた。
 自分でもよく分からないながらも、許してはいけないことだと女の直感が語っていた。
 だから精一杯の不満を視線に込めて、金髪の少年へと送る。
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………う」
 緊張感漂う中にらみ合うことしばし、意外なことにキリの方から視線をそらした。
 困った様子で明後日を向く少年の様子に機を得たと思ったエルーは、即座に畳みかける。
「キ・リ・さ・ん」
「あー、その、あれだ。うんあれだ。……言わなきゃ、ダメ?」
 答えは一つ。
「もちろんです」
「うう……」
 頭を抱えてテーブルに突っ伏すキリ。
 こんなに困り果てている彼を見るのは初めてで、問い詰めているエルーの方が動揺してしまうくらいだった。
「――はっ、だ、騙されませんよっ。さあ、“きりきり”白状してください!」
「そのシャレは俺の人生にいつまでもつきまとうなぁ……じゃなくて、その、あんた、言っただろ」
 また『あんた』と呼ばれて不快指数が二割増したエルーが問い返す。
「何をです?」
「だから、自己紹介の時」
「だから、何をですか」
 少年は観念して告げる。
171「君の名前を呼ばないワケ」:2008/04/08(火) 00:34:26 ID:fRTiO6n9
「だからさ、こう言っただろ。『親しい者はエルーと呼びます』って。……知り合ったばかりの俺が『親しい者』なのか、そうでないならどう呼べばいいのか、ずっと考えてたんだよ」

 瞬間、キリの顔が少しだけ赤くなった。
 遅れて、言葉の意味を理解したエルーの頬も朱に染まる。
 ずっと考えていた。出会ったばかりの、しかしずっと手をつないでいなければいけない少女になんて呼びかければいいのか。
 彼女にしてみれば、よく知りもしない男に四六時中触れられていなければならないのだから、あまり馴れ馴れしいと気持ち悪いだけだろう。
 かと言って、そっけない態度をとり続けて平気なほど離れていられる訳でもなし。
 キリはキリなりに悩んでいたのだ。少女との接し方について。
 それを知ってしまったら。
「そんな、その、そんな悩み……」
 しどろもどろになりながら、恥ずかしいのか嬉しいのかあやふやになりながらも、エルーは言葉を紡ぐ。
「い、言ってくれれば、よかったじゃないですか! わ、私なら、いつだって傍にいたのに!」
「だから、言えなかったんじゃねーか! あぁもぅ、なんだかめちゃくちゃだ……」
 二人して顔を合わせられず、空や地面を見つめてしまう。
 今更に、つないでいる手が熱く感じられた。
 だけど、どんなに熱くても、この手を離すことは出来ない。
 命の危険が危ないとかそういうことは二の次で、今離してしまえば、もう一度つなげられる勇気がなかったから。
 真昼のオープンカフェに、重苦しい(しかし微妙にピンク色の)沈黙が積み重なる。
 どれだけ時間が経ったのか、キリがようやく口を開いた時には、足もとに落ちる影の長さが目に見えて変わっていた。
「と、とにかく、だ」
「は、はい」
「……そっちが十分だと思ったら、教えてくれ。それまで俺も頑張るから」
 頑張る、という言葉の示すところを、エルーは即座に理解した。
 ここ最近のおでかけへの誘い。あれらは決して意地悪などではなく、早く『親しい者』になりたいという思いから出た行動だったのだ。
 まあ、様々な過程とかすっ飛ばしてカタカナ三文字の特殊イベントじみたものになってしまっていたことは、気づきもしない二人である。
「なら、」
 エルーは決めた。
「まだまだ、です」
「そ、そっか」
 キリはうなづく。少しだけ残念そうに。
 そんな彼を見て、エルーは思うのだった。

(ごめんなさい、キリさん。本当は私の方が意地悪だったみたいです)


 もう少しだけ、『あんた』のままで。
 もう少しだけ、頑張って。


 テーブルの上には手つかずのまま放置されたローズパイが、いつまでも切り分けられるのを待っていた。




 繁華街の中心から少し外れた場所に、小さなオープンカフェがある。
 どんな時もそこそこの客入りがある代わりに、大繁盛もしていない、そんな雰囲気のある店だ。流行らず廃れず、もうずっと常連客の憩いの場になっている。
 だが、今。店内には微妙な緊張感が漂っていた。
 隅の方のテーブルを使っている二人組の存在によって、だ。
 丸テーブルを囲むのではなく、わざわざ椅子を動かして隣り合って腰かけている若い男女。
 何もその座り方が問題だった訳ではない。問題はその女性の方が『シスター』であるということだった――ということもなく。
 本当はこの店の最高甘味である黒蜜練乳白玉ぜんざいを五十倍濃縮したよりもさらに甘ったるい空気を全方位にまき散らしているバカップルに、周囲の人間が当てられていたというだけだった。

 トロイは触らなきゃ伝染らない。
 なら、触らなくても被害を広げる「恋の病」ってのは、きっとトロイよりよっぽど厄介なのだろうね。



172「君の名前を呼ばないワケ」:2008/04/08(火) 00:34:51 ID:fRTiO6n9
以上。
エルーの魅力は「女性として見られていないことに不満を感じた」時に花開くと思うのだがどうだろう。
173名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 00:54:46 ID:ivOzPlwY
>>172
グッジョブと言わせてもらおう
174名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 00:57:49 ID:wbD34Suj
>>172すばらしくGJ!
175名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 00:58:04 ID:RYeRODQZ
文才ありすぎて失神した
176名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 01:07:22 ID:oLaSF8Q8
ブハッ
177名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 01:13:00 ID:xj9JzD78
着眼点がすごいな
178名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 01:39:05 ID:JKPvsDQ9
なんか甘酸っぱくてこっちまで恥ずかしくなってくるw
だがそれがイイ。GJ。
179名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 05:03:53 ID:NC1T7aY2
>>172
GJ。なんだか読んでる最中ニヤニヤしちまった。
キリはスイのことは名前で呼んでるから、案外と近い場面がこれから出てくるかもな。
180名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 16:24:25 ID:jwKkWXbu
俺もずっと名前で呼ばないのは気になってたけど、確かにそういう感じだね
GJ!
181名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 17:01:09 ID:dBlBoF2I
>>172
そうか、「『親しい者は」が名前で呼ばないことに掛かってくるのかー。
そして親しくなるためにとそういう展開にするのかー
その発想はなかった。上手すぎるw
182名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 17:10:20 ID:cwpeY95K
172の文才ありすぎで着眼点も凄すぎるww

183名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 19:09:26 ID:ZWZ2FAR6
古味さんは、連載中に使う筈のネタをここに投下しないように!
184名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 19:39:08 ID:edpXNP2S
可愛いじゃないかw
185名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 20:53:45 ID:yvm9Alh4
甘酸っぱくて思わずニヤニヤしてる自分に気づいた
なんという発想、なんという天才、本気で本編でこんなのが出てきそうだなぁw

あと古見さんこんなえっちなスレを見に来ちゃだめですよ!
186名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 11:33:25 ID:ACxTG9jU
187名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 20:02:34 ID:5vgQWdOH
とりあえず132 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/04(火) 00:11:16 ID:???
シンジ「オッ……オ……オ、オナニーをさせてよォォォォ!!
     …………どうなってるんだ、皆してオナ禁オナ禁って
     いつの間にかオナニストの居場所はどこにもなくなってる……
     オナるなと言われると余計にオナりたくなる
     もうダメだ
     もう限界だ
     このままじゃ、僕は……僕は……

     …………あ…あれは!!
  
                            オ ア シ ス
     見つけた……!!ついに見つけた!アスカの病室!!」
これ張っときます
188名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 07:35:49 ID:MJjmijTS
ダブルノキワミ!アーッ!
189名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 19:03:05 ID:JJaVXVZa
キリはオナ禁中
190名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 03:41:12 ID:vLGeF/hZ
スイってキリの元カノとか言われてるが、経験済みなんだろうか
191名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 12:04:29 ID:Suhd/7Jo
眠りの浅い夜
エルーはしこしこという音で目をさました。
シコシコ?
キリの呟きが聞こえるし
「禁オナニーマラソンもう限界だ・・・
片手じゃティッシュ使いづれえよ」
いけないとおもいつつもカーテンを少し
あけてしまうエルー
192名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 12:05:40 ID:Suhd/7Jo
私、お手伝いします!
私の体をいじってください!
193名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 12:08:28 ID:Suhd/7Jo
というのはキリの脳内妄想だった
エルーは無表情でいう
「こんにゃくとローション置いておきます
ご自由に」
叫ぶキリ「それは打ち切りまのがれた
違うまんがあああ!それにどこから用意してんだよおおお!」
というある一夜
194名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 12:15:48 ID:Suhd/7Jo
エロパロ版投稿2回目だけど
こんなんしか書けない
エロ書ける人ってエロゲーとか
ナポレオン文庫とか参考にしてんの?
195名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 12:23:22 ID:bu1zS1qs
>>194銀玉か?www

沢山本を読んで、
沢山SS書いて、
沢山想像と妄想してれば、
自然と何でも書ける様になるよ。
詰まったら、SS書きスレに行けば良いしね。
196名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 12:27:28 ID:dpMvaC9C
うろ覚えなんだけど
キリだからキリキリとか砂糖の袋蝶結びっていうのは本編にも出てた?

出てなくてオリジナルなら文才ありすぎる
197名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 12:29:55 ID:Suhd/7Jo
昼間から暇な人たちですね
198名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 12:35:34 ID:Suhd/7Jo
SS書きスレってなんですか?
199名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 19:03:49 ID:Suhd/7Jo
SS書きの控え室逝ってきました
200名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 22:19:19 ID:+y9KrjBe
良かったね。とりあえず正しくsageてね。
201調子にのって連投:2008/04/11(金) 23:19:23 ID:Suhd/7Jo
キリ 「男の子がズボン半分さげてオナニーしてるの見てそれだけ?」
エルー「マジキモいです。しばらく私に話しかけないで」
キリ 「銀○から離れよう!銀○からは離れよう!
    俺たち手を繋いだままシスター協会本部まで行かなきゃならないんだよ」
エルー「命令ならそうするわ」
キリ 「エ○ァからも離れよう!お前はレイタイプ?髪青いしな!」
    アスカタイプじゃないよね!」
エルー「騎乗位?騎乗位でも期待してるの?頭の中の女子その2種類しかないの?中2病?
    気持ち悪い。終劇」
202調子にのって連投:2008/04/11(金) 23:20:01 ID:Suhd/7Jo
キリ 「なあおいこんなにキャラくずしていいと思ってんの?
    古見直志先生今夜もペン入れとかして頑張ってるかもしれないんだよ?」
エルー「ネット社会の弊害ですね。ネット社会潰してもコ○ケが
    あるからダメですね。メディアには暗黒の部分が有るんですよ。
    それにまだ3話しか連載してなくてキャラも世界観もよく分からないです。
    いまがチャンスなんです」
キリ 「なんのチャンスううう?
    ああ。お前と会話してるとだんだん萎えてきた
    とりあえずカーテン開けた責任取って口か手で手伝えよ」
エルー「ローション使って。足コキならしてあげるわ」
キリ 「ええええええ?」
203172:2008/04/11(金) 23:30:54 ID:W7ecqxSq
もったいないくらいのレス、ありがとうございます。

>>194
よそのスレで教わったことですけども、エロパロを書くのに資格や能力は関係ありません。
必要なのは「俺、なんでこんなもの書いてるんだろう」という壁にぶち当たった時にそれを乗り越えられる勇気です。

>>196
本編には出ていないかと。どこかで似たネタを見ていたのかもしれません。
まあ元ネタがどうというより、読んでくれた人が「ははは馬鹿でーこいつ」と指さして笑ってくれるのなら物書きとしては本望です。


さて前回は前フリなしでしたが、今回は一応一言。
ずばり、「いきなり最終回」を妄想してみました。やはりエロ無し(?)。情報の少ない部分はノリで補間。
それでも読みたいと言う人がいるのなら、投下してみようかと思います。
204名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 02:04:34 ID:kcOBTZUS
最終回投下キボン
205名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 03:27:27 ID:zi1GnPFF
>203
>必要なのは「俺、なんでこんなもの書いてるんだろう」という壁にぶち当たった時にそれを乗り越えられる勇気

ワロタwでもなんとなく分かる
次も期待してるよ!
206名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 07:49:11 ID:pO3b81xx
172さん版最終回楽しみだ。
207名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 13:45:13 ID:rRKhhj5g
期待あげ
208名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 14:06:49 ID:ysh5Qgu5
   (人)
 ∧ ∧||
(;゚Д゚||
/  `||、
( )゚ ゚|⊂川
\ヽ川つ⊂川
  \川つ|
 (  ||、
  | ○○ \
  | |  \\
  | )   | )
  / /   / /
  / /   (_)
 (_)
209名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 15:08:48 ID:kcOBTZUS
キリ 「お前、薄幸の清純系キャラのはずじゃねえのか」
エルー「こう見えて耳年増なんです。さあローション塗りつけてください」
キリ 「さあって言われてもなあ」
 キリは初めてみるローションをぽこちんに塗りつける。萎えかけて
いたぽこちんが硬度を増してみなぎってくる。
 エルーはカーテンを完全に開けてキリのベッドの上に立つ。
 そして右足の親指と人差し指でキリのぽこちんをつかむ。
しこしこしこ・・・
キリ 「あ。きもちいい・・・」
しこしこしこ・・・
キリ 「え?ちょっと?加減知ってる?ねえ」
ぴゅっぴゅうう
キリ 「あ、いつの間にか出ちゃった」
エルー「3分ももってないじゃないですか!
    とんだ早漏包茎ドスケベチェリーボーイですね!」
キリ 「こ、言葉責め?」
エルー「こんなイカ臭い液体を人の足にこびりつけて!自分でなめ取りなさい!」
 エルーはキリの顔面を右足で踏みつけた
匂いは自分の出したモノだと思うとどうでもよかったが、
口に入ってきたそれは初めて味わう苦しょっぱい味だった。
キリ 「ふがふが!違う!こんなのエルーじゃない!」
エルー「女性は昼と夜とでは違う顔を持っているんです!」
キリ 「そんなレベルの問題じゃねえよ!こんなヒロインじゃ『バリハケン』の次
    くらいに打ち切りだよ!」
エルー「微妙なネタを出さないでください!」
キリ 「ほら、俺が用意しといたティッシュで拭くから」
210名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 15:18:13 ID:kcOBTZUS
 キリはがーがー鼾をたてている。
 快感の長く続く女性と違って男はオルガスムスの後
気だるさと眠気を覚えるものなのだ。
 エルーはパジャマのズボンと下着の中に手を入れて
自分の恥裂に触ってみたりする。
エルー「ん・・・」
 声を出さないようにシーツを噛む。
エルー「私もオナニー手伝ってもらいたいくらいだけど、
    まだ早いよね・・・原作でキスの一つもしてないし」 
 このどうしようもない人は一体何者なんだろう・・・
 エルーは布の紐で縛られた左手でキリの右手を握り締めた。
211名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 16:35:14 ID:kcOBTZUS
酒飲んで酔っ払いながら
エロパロ板投下2回目でこんなの書いてしまったので
チベットに修行に逝きます。
インドでダライ・ラマ14世とも会ってきます。
さようなら。
212名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 20:48:50 ID:K7ty24IB
>>211
ダライラマ14世は今日本じゃなかったか?
213名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 16:32:47 ID:aK5V/QcQ
エルーたんハァハァ
214172:2008/04/13(日) 22:23:30 ID:ZSth4d9f
 一日間を開け俺参上。では突っ込みの用意をしてごらんください。相当にむちゃくちゃやってます。




[前回までのあらすじ]
ガゼル四天王の猛攻によりファルゼン部隊は壊滅。しかしキリとエルーは逃げ込んだ遺跡の最奥で超古代文明の遺産「W-INKシステム」を手に入れた。
新必殺技「ロイヤルダブルアーツブレイカー」により四天王を撃破することに成功した二人は、牧場主となったスイに別れを告げ、再び旅立つ。
そして彼らは協会本部にたどり着いた……
215172:2008/04/13(日) 22:24:10 ID:ZSth4d9f
 数ヶ月後。協会本部。


「……エルー、筆」
「はい。どうぞ、キリさん」
 絵の具まみれになった筆を水につけ、新しい筆を渡す。
 それを受け取った彼が筆先を催促するように揺らしたので、エルーはパレットを取り上げて差し出した。
 すでに作ってあるいくつかの色から目当ての絵の具を選び、キリはちょいちょいと少しだけ筆の先に乗せる。
 さっと一撫で。
 キャンパスに緑色のラインが浮かび上がる。その色合いに満足したのか、今度はたっぷりと絵の具をつける。
「結構できてきましたね」
 エルーが言う。
「そう見えるだろ? でもまだまだこれからなんだ」
 キリが答えた。
 二人、未完成の絵を見つめる。
 トロイの研究に協力してくれる間は可能な限りの要求にお答えします、と言ったシスター・マーサに、キリが頼んだのは画材一式と落ち着いて絵が描ける場所だった。
 というわけで、すぐさま協会本部の一室は即席のアトリエに改造された。
 エルーは自分が塞いでしまっている彼の左手の代わりになって、筆を洗って色を作ったりしている。
 キリの体を調べるために検査台に縛り付けられるのは日に数時間程度。それ以外の時間のほとんどを、二人は一緒に絵を描いて過ごしていた。
 キリはふと筆を動かす手を止めて、
「しかし、いいのかね」
「何がですか?」
「こんなのんびりとした検査でいいのかなって。胴体輪切りにされてホルマリン漬け……とまではいかないとしても、頭丸坊主にされるくらいは覚悟してたんだが。隅にもおかない扱いときたもんだ」
「それはまた、贅沢な悩みといいますか図々しいといいますか」
 青髪のシスターは苦笑しながら、新しい絵の具の蓋を開ける。
「シスター・マーサにも考えがあるんですよ、きっと。あー、もしかしたら、この世の最後に少しでもいい思いをさせてやろうってつもりなのかもしれません」
「おいおい」
 引きつったキリのつっこみが入る。
 馬鹿な話に花を咲かせながら、少しずつ、少しずつキャンパスが厚みを増していく。
216いきなり最終回:2008/04/13(日) 22:25:44 ID:ZSth4d9f
                  ◇     ◇

 シスター協会本部。その奥の奥に一般の者は立ち入ることを許されない部屋がある。
 会議室のようでもあり裁判所のようでもあるその部屋の中央に、シスター・マーサは発題者のごとく被告人のごとく立たされていた。
 彼女を取り囲むように十数人の人間が席についている。それぞれが相当の地位のある者達で、分かりやすく言えば、ここにいる人間の意見だけで戦争が起こせるというほどの顔ぶれだ。
 それほどの権力を前にして、わずかも怯んだ様子を見せていないマーサも、また只者ではなかった。
 座っている男の一人が口を開く。
「シスター・マーサ。我々は結果を求めている」
 その隣の老女が続ける。
「トロイの撲滅は協会の、いえ人類の悲願です。今年に入ってすでに三つの村が消えました。一刻も早く根本的な治療法を確立させなければなりません」
「だというのに、トロイに感染しない体を持った人間が見つかったというのに、君がしていることはなんだ?」
「血液検査の結果は提出したはずですが」
 しれっとしたマーサの返答に、頭を禿げあがらせた男が声を荒らげる。
「結局何も分かりませんでしたなどと締めくくられた報告書に何の意味がある!」
 バン! と机を殴り、
「次は腕の一本でも切り取って、徹底的に解剖しろ! それでも駄目ならミキサーだ、全身細切れにしてでもトロイの抗体を絞り出せ!」
 完全に興奮状態に陥ってしまった男の暴言に、しかしシスター・マーサは腹を立てたりはしなかった。
 男の母親が数十年前にトロイで消えてしまったことを知っていたからだ。
 この場にいるのは、多かれ少なかれトロイの被害を受けてきた者ばかりだ。故に行きすぎとも思える感情論が出たとしても、それを止められることは少ない。
 しかし、だからこそシスター・マーサは男の目を見て告げる。
「キリ・ルチルについて分かっているのは、彼が『トロイに感染しない体である』ということだけです。それがイコール抗体を持っていることにはなりません。
 例えば植物にもトロイは感染しませんが、七百年研究を重ねてもそれらから抗体を見つけることはできなかったのですから。
 それに、彼の肉体を傷つけるような検査法は絶対に許可できません。彼は決して代用の利かない存在であるということをお忘れなく」
 すらすらと重ねられる正論に男はたじろいだ。じわじわと苦虫を噛み潰したような顔になっていく。
 マーサはそれ以上深追いはしなかった。また、もっとも強硬に出ていた人間が沈黙したことで、それ以外の面々も用意していた質問や追及を行うタイミングを逃してしまった。
 数分後。何一つ解決に結びつかないまま会議はお開きとなる。
 一人また一人と退出していく中、件の男が残していった捨て台詞を、マーサは聞き逃さなかった。
「…………ふん。不良修道女め。若いシスターをあてがって恋人ごっこをさせて、一体何のつもりだ」
217いきなり最終回:2008/04/13(日) 22:26:35 ID:ZSth4d9f
                  ◇     ◇

 協会本部食堂。
 ひどく疲れた様子で姿を現したシスター・マーサを、たまたまおしゃべりをしていた五人ほどの若いシスターが取り囲んだ。
「シスター・マーサ! ――今回は誰を?」
 うんざりした顔で年長のシスターは答える。
「財務省の禿親父を。来季の予算はごっそり削られるわね」
 いえーい! と何故か上がる歓声。
「シスター・マーサもこりないですねぇ。会議の度にお偉方の誰かを病院送りにするなんて」
「不当な物言いに対し実力を以て抗議したと言いなさい。それに殴る時はちゃんと手袋をしています」
 それでも被害者にとっては殴られていることに変わりはないのだが。流石は協会きっての武闘派メイルシスターだ、と若いシスター達は思った。憧れるべき相手を間違えていることに突っ込みを入れる者はいない。
「ところで、今回はどういう理由で暴れたんですか?」
「…………エルレインのことよ。私が彼女をキリ君にあてがっている、と思われていたらしくて」
 うわー、と顔を見合わせる若いシスター達。何のかんのと言って、この手の話題に興味がつきない年頃である。
「でもエルーは、戻ってきた時からあんな感じでしたよ」
「そうそう。手をつないでいるだけだって聞いてたけど、なんか近いよね」
「私知ってる。ああいうのをラブラブっていうのよ。」
 やいのやいのと盛り上がるシスター達。話の内容はどんどんエスカレートしていき、エルーの首の後ろにキスマークを見たとか、シーツを洗濯した回数は何回かとか、本人達の前では決してできない内容が飛び交う。
 若さ全開の後輩達を頬杖ついて眺めながら、マーサはぽつりと呟いた。
「――まあ実際、私も期待してなかった訳じゃないのよね」
「はい? 何をです?」
 ポニーテールのシスターが耳ざとく聞きつけ、尋ねてくる。
 マーサは至極簡潔に答えた。
「エルレインとキリ君がエッチして子供をつくること」
「……………………………………………………………………」
 チクタクチクタク。十秒経過。
「な、なななななな――――!!」
 ポニテのシスターが震えながら立ち上がった。ちなみに残りの四人は真っ赤な顔でダウンしている。耳年増の癖に純である。
「なんてことをおっしゃいますか! どこまで直球勝負なんですか! 限度とかあるでしょう普通!」
「だって、気になるじゃない。シスターになる前ならともかく、なった後に出産を経験した人っていないんだから」
 マーサはふざけた様子もなく答えた。
 シスターになる。それはとりもなおさずトロイの感染者であることを宣言したのと同義である。そんな相手とエッチ――もとい、結婚しようと考える男性は非常に稀有だ。
 いなかった訳ではないことは明言しておく。しかし幸福に結ばれた例がないのも事実なのだ。
『神の妻(シスター)』という呼び名は、『神様しか娶ってくれる相手がいない』ということの皮肉に使われたこともあったという。
 そんな中で、
「あんなに仲良くやってる二人を見ちゃったら、期待しない方が野暮ってもんよ」
 マーサは『期待』というフレーズを、何やら含みを持たせるような言い方をする。
 ポニーテールのシスターはふと考え込むように首を傾げ、それから幾分か落ち着いた重い口調で言った。
「……じゃあ、もしかしてキリ君に無茶な検査とかさせないのって、彼とエルーの子供を調べたいから――なんですか?」
218いきなり最終回:2008/04/13(日) 22:27:07 ID:ZSth4d9f
 トロイに感染しない人間と、すでに感染している人間。
 その二人の子供がどんな状態で産まれてくるのか。それは確かに興味深い事柄ではあるし、今この時にしか確かめられないことでもあるだろう。
 けれど、それはキリ本人をミキサーにかけるよりも残酷な発想かもしれない。
 産まれてくる子供に対し、愛情ではなく学術的好奇心のみを向けるというのは。
 シスター・マーサは一度だけ息をのみ、そして、
「――――半分正解」
 ダウンしていたシスターの一人がはっと顔をあげた。
 その少女の顔を見て、マーサは言い直す。
「ウソ。四分の一だけ正解」
 また一人顔をあげる。
「それもウソ。八分の一」
 もう一人。――さらに一人。
 合わせて十の瞳を向けられ、年長のシスターは大きく息を吐き出した。
「ごめん。……本当は大外れ」
 腹の底に溜まったものを一緒に吐き出したかのように言う。
 集まった視線から逃げるように、遠くを見るような目をして、
「私は駄目だったけど。あの子は違う。自分が消えても何かを残していく権利を得たのよ。なら、応援してあげたいじゃない」
 トロイの治療法は確かに見つけたい。
 けれど、その代償にあの二人の手を引き離したくはない。
「私達はいずれ消える身。だけど、心まで消したくはないじゃない」
 体が消えて、言葉も消えて、人の記憶からも消え去って。
 なお残る物があるとするならば、それは心に他ならない。
 だから、本当に大切なことは、いつも心で決めないと。
 シスター・マーサが常々後輩達に説いてきた精神の在り方。シスターとしての、ではなく、シスターになった人としての生き方。
 その違いを理解できる者だけが、彼女の元に集う。そしてこの場にいる若いシスター達は、まさしくそういった集まりだ。
 五人は深くうなづいて、心からの同意を表明した。





 その後の一幕。
「でもシスター・マーサ。もしあの二人が破局したら、私がキリ君もらっちゃっていいですか?」
「あーずるーい!」「私も彼氏ほしー!」
「こらこら。何を聞いてたの貴女達。…………いっそ全員まとめて面倒見てくれるくらいの子だったらよかったのに(ボソ)」
「へ?」
「暗に『何でも言うこと聞きます』とまで言ったのにねぇ。あそこで『ぐえっへっへっへ。テメェラ全員オレなしじゃ生きられない身体にしてやるぜぁっ!』とか返してくれればよかったんだけど。
 興味なさそうな顔をしているだけで、あれはエルーと同レベルの奥手だわ。まあ、そこがそそると言えなくもないわね」
「……………………………………………………………………」
 憧れの人は年下好きらしかった。

219いきなり最終回:2008/04/13(日) 22:27:54 ID:ZSth4d9f
                  ◇     ◇

 まるで時間が止まったかのように静かな部屋の中で、キャンパスだけが時々刻々と変化していく。
 色と、形と、それらに収まらないものとが積もり積もっていく。
 ――ああ、こんな日々がいつまでも続いたらいいのに。
「ねぇキリさん」
「なんだ?」
「この絵のタイトル、決まってるんですか?」
「んー、そういうのは完成してから考えるもんなんだが……」
 キリはしばし筆を走らせる手を休めて、考える。
 ずいぶん白い場所が少なくなったキャンパスを眺め、それから傍らの少女をちらりと見やり、
「…………うん。これがいいかな」
「どんなタイトルですか?」
「まだナイショ」
「そ、そんな! ひどいですよ、こんなに手伝ってるのに!」
「ははは。じゃあヒントだ」
 ぷぅとむくれたエルーの目の高さに、つないだ手が持ち上げられる。
 固く結ばれた掌の向こうに、お互いの顔が見えた。
 よく分からなかったけれど、なんだか分かる気がしたので、エルーは笑った。



“二人の絵(ダブルアーツ)”が完成するのは、まだもう少しだけ、先のお話。



fin


220いきなり最終回:2008/04/13(日) 22:28:48 ID:ZSth4d9f
 以上です。細切れゴメン。
 何が一番むちゃくちゃかって、キリとエルーの出番がほとんどありません。
 まあ書いた側からすれば楽しかったのですが。それはどうかと思った方もいらっしゃるでしょう。
 その気持ちが書き手への第一歩です、とやや強引にしめくくる。
221名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:52:30 ID:nDnLV9Zc
なんだこのクオリティは

マジでいい話ありがとう

超GJです…
(´_ゝ`)b
222名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 00:34:20 ID:5RvShJOC
表現し難い巧さだ。この道の仕事に携わる方とお見受けした
>>214を見た時は何を血迷ったのかと思ったがw
223名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 00:55:27 ID:up7Kwabc
なんだこの素晴らしい文は。
GJと言わざるを得ないぜ。
224名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 01:22:55 ID:rBrRufo2
最強の打ち切り臭がする書き出しから何というハッペー展開。
貴方は神だ。
225名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 01:24:58 ID:zdHTDee5
漫画の題名の秘密がすごい説得力のあるものと書かれてて、感動してしまいました!GJ!!
226名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 01:51:16 ID:JJAwOhbH
まさかのスパロボネタからこんな感動的な話にするとは思わんかったよw
GJ!
227名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 11:58:17 ID:pRSGfuC7
ネタバレ






「あたし、こいつの元彼女(モトカノ)なんだよ」




 ある日の午後、キリが自室で美術活動に励んでいると、
 ひょっこりとスイが顔を出した。
「試したいことがあるんだけど、いいよな?」
「いいよな、っておかしいだろ」
 少し目を離した隙に、スイはキリの服に手をかけている。
「お、おいっ」
「試したいことがあるって言っただろ? 性交って奴を試してみたい」
「せ、せせ……ハァーーー!?」
「ヤバそうな響きだよな。ドキドキしてきただろ?」
 そう言うとスイは半ば強引にキリのシャツをはぎ取った。
 感触を確かめているのか、ぺたぺたとキリの胸板に触る。
「フフーン」
(ヤベ、こいつマジっぽい)
 キリが危惧したころには遅く、ズボンも脱がされようとしていた。
 お母さんと子供よろしく、大人しく脱ぎそうになってキリは止まる。
「ちょ、ちょっと待った! なんで俺だけ服脱がされてるんだよ!」
「あたしにも脱げっての?」
「……いや、それは」
 探るような瞳でスイはキリのことを見つめてきた。
 いっそのこと、無理な要求をして話を終わりにしようとキリは考える。
「そう、そうだよ! スイが脱いだら俺も脱ぐよ」
 その言葉が意外だったのか、スイはしばし悩んだ様子を見せた。
 少しして、スイは胸を隠している上着に手をかける。
 そのまま上にずらして脱ぐのかと思いきや、キリを見て言った。
「こっち見んなよ!」
(えええええ!?)
 勢いに押され、後ろを向くと、背後から衣擦れの音。
 これは覚悟を決めるしかないと考え、キリは息をゆっくりはいた。
 同時に、緊張と興奮でちょっと息子が子供から大人への歩みを見せる。
 ちらっと振り返ると、髪に隠れてはいたがスイの綺麗な背中が見えた。
 慌てて視線を逸らすキリ。すると、スイが背中をくっつけてくる。
「ま、まあどうせ見られるもんだし……隠してもしょうがねぇか。
 こっち向いていいぞ、キリ」
 そう言われたので、キリはスイの方を向いた。
 彼女は確かに上着を脱いでいたが、手で胸部を隠している。
 その顔は少し赤くなっているようにも見えた。
「あたしが読んだ本によると、まずは男の下部を弄りまわしてたから……」
 スイは膝をつき、キリのパンツに手をかけようとする。
 そこで、キリのお子様が立派に成長していることに気がついた。
「子供のころと違うぞ!?」
「同じなはずねえだろ!」
228名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 12:02:56 ID:pRSGfuC7
「……し、仕方ねぇな」
 見るのをためらったのか、スイの手が止まる。
 今度こそ、ちょっと気まずいが終わりにしようとキリが思った瞬間。
 パンツ越しにスイが指を這わせた。
「うっ、く……」
 声が出そうになって、キリは意識して口を閉じる。
「あったかいな。お、なんか触ったらもっとでかくなってきたぞ」
(コイツ、なんて半端な知識……)
 そんなことを思いながらも、キリの息子さんは大人になっていった。
 手で触るのが飽きたのか、やがてスイは息子さんに顔を近づける。
「ん……ちゅ……」
 おずおずと舌を出すスイの姿は、キリにはかなり新鮮なものに見えた。
 慣れない舌つきで、裏筋の部分を舐めあげる。
 それに熱中しているせいか、胸元の注意がおろそかになり、
 先ほどまで隠れていた乳頭があらわになっていた。
 好奇心でキリはその先端に触れてみる。
「んっ……!」
 驚きの声をあげると、スイは身体を竦めて胸を手で隠した。
「いや、驚いただけだから……気にすんな」
 そう言うので、キリは彼女の乳首が立っていることは言わないでおく。
 気にしないという言葉が、口だけなのも黙っておく。
「次は挿入だ」
「は、えっと……何か足りない気がしないか?」
「……あたしは、下を脱がないから足りなくねえんだよ」
「恥ずかしいからか?」
「そうじゃねえ! 脱ぐのが面倒なだけだ」
 前戯は必要ないのか、と思ったがキリはそれを言うのを止めた。
 そうして黙っているとスイはキリを押し倒し、キリのパンツを完全にはぎ取る。
 それから自分のズボンとパンツをずり下ろした。
「脱がないんじゃなかったっけ……?」
「見んな! 脱いでねえよ、ちょっと下げただけだ」
 大差ないだろ、とは口にしないでおくキリ。
 彼が頬を朱色に染めたスイの顔を見ていると、
 息子さんの先端に何かが当たった。そりゃあ当然ながら、尻だ。
 スイはかなり手こずりながら、それを身体の中に沈めていく。
「……い、痛え」
「大丈夫か?」
「あたしを誰だと思ってる! こんなのは、大した事ねえ。
 試しに動いてみろよ、大丈夫だから」
「ほ、ほんとに大丈夫なのか?」
「当たり前だっ」
 そう仰るのでキリは下からぐっとスイの身体を押し上げてみた。
「あっ……つ……い、痛くないぞ」
「じゃあもう少し激しく動くからな」
「ちょ、んっ……くあっ……」
 痛みと気持ち良さの入り混じった表情でスイの顔が歪む。
 キリも快感と若干の痛みで、身体が火照っていた。
「う、動きっ……すぎ、だ……っ……」
 がたがたとベッドを揺らすキリに、スイは苦しそうな顔で文句を言う。
 片手をベッドにつき、片手を顔に当てているので手も出せなかった。
「気持ちよくて、ごめん……止まらねえ」
「ふざけんなっ……ひっ、くぅっ……あ、あ、ああっ」
「で、出る……」
「は……ハァ? ちょっと、ま……」
 初めて故か、思ったよりずっと早くキリは達してしまう。
 びくびくと脈打つ息子さんに、スイはぞくぞくと身体を震わせた。スイはずしっとキリの胸に倒れこむ。
「半端すぎる」
「わり」
「あたしが満足するまで、これからしばらく練習だからな」
「わかったよ……って、ええええ?」
229名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 12:04:12 ID:pRSGfuC7
「というわけで、まあ元彼女みたいなもんだろ?」
 スイがそうやって過去に色々なものをつけて語って見せると、
 話していたはずのエルーの姿が見えなくなっている。
「あれ? あの子は?」
「ここだよ、ここ」
 足元を見ると、キリと真っ赤になって倒れこむエルーの姿があった。
230名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 14:28:28 ID:QH4H/Bw8
それは彼女ではなくセフレでは…とりあえずGJ
231名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 20:20:39 ID:HOk014Rf
エルー萌えスレに書きこんだら
どんびきされたので
ここに貼っておきますね
431 :名無しかわいいよ名無し:2008/04/13(日) 18:30:11 ID:wXHSt4gG0
トイレについては何か触れてほしい。疾しいことじゃなくそういう描写がないと俺まで便秘みたいな気分になるから


432 :打ち切られる2人:2008/04/13(日) 18:53:33 ID:AvQfBP+R0
あの運命の日から3日目
エルーが朝からもじもじしてるし機嫌が悪い。
キリ「おしっこ?もしかして」
エルー「おしっこプラスうんこプラス
    女の子の日ですよ!」
    もう3日便秘ですよ!月からの使者で機嫌がわるいんですよ!」
キリ「えええええ?」
というまんがじゃないよな


433 :打ち切られる2人:2008/04/13(日) 19:08:02 ID:AvQfBP+R0
あの王国のトイレはたぶん個室じゃなくて
バスルームにある


431 :名無しかわいいよ名無し:2008/04/13(日) 18:30:11 ID:wXHSt4gG0
トイレについては何か触れてほしい。疾しいことじゃなくそういう描写がないと俺まで便秘みたいな気分になるから


432 :打ち切られる2人:2008/04/13(日) 18:53:33 ID:AvQfBP+R0
あの運命の日から3日目
エルーが朝からもじもじしてるし機嫌が悪い。
キリ「おしっこ?もしかして」
エルー「おしっこプラスうんこプラス
    女の子の日ですよ!」
    もう3日便秘ですよ!月からの使者で機嫌がわるいんですよ!」
キリ「えええええ?」
というまんがじゃないよな


433 :打ち切られる2人:2008/04/13(日) 19:08:02 ID:AvQfBP+R0
あの王国のトイレはたぶん個室じゃなくて
バスルームにある



232名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 20:22:02 ID:HOk014Rf
434 :打ち切られる2人:2008/04/13(日) 19:28:34 ID:AvQfBP+R0
エルー「絶対こっち見ないでくださいよ」
キリ「分かってるよ」

エルー「ブリブリブリブリ!」
キリ(こんな2次元清純派美少女のうんこの
   擬音がこれか・・・
   しかも紙からは伝わらないがめっさ臭い」
エルー「ぷーーーー!」
キリ (屁?臭いし)
というまんがじゃないよな



435 :打ち切られる2人:2008/04/13(日) 19:50:46 ID:AvQfBP+R0
しかし二人の絆があれば乗り越えられる
と思うキリであった


233名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 20:23:05 ID:HOk014Rf
437 :打ち切られる2人:2008/04/13(日) 20:17:34 ID:AvQfBP+R0
キリ「ちょっと出したブツ見せてみろよ
   銀○みたいにモザイクかければ大丈夫」
エルー「そういうシーモネーターまんがじゃありません!」
とういうまんがじゃないよな



438 :打ち切られる2人:2008/04/13(日) 20:32:01 ID:AvQfBP+R0
誰かかまってくれ
何この過疎スレ


439 :Aさん:2008/04/13(日) 20:43:32 ID:6X56LxT+0
しょうがないじゃないか。


440 :打ち切られる2人:2008/04/13(日) 21:16:51 ID:AvQfBP+R0
キリ 「スカトロプレイもいいかもな」
エルー「キリはもうぶっ殺死!・・・こちら向いていいですよ」
キリ 「ああ。ひでぶううう!」
エルーがふりむいたキリの股間に膝蹴りを叩き込んだ
仰向けになってごろごろ転がるキリ
手をつないでいるのでエルーも一緒に転がる
キリ 「ダメだ!もうナニが使い物にならなくなった!」
エルー「私たち二人が表紙のジャンプ17号の47ページ
    を見なさい!護身術を見に付けてるんですよ
    私は!」
というまんがじゃないよな


441 :名無しかわいいよ名無し:2008/04/13(日) 21:25:07 ID:wOKh36LI0
過疎じゃなくてお前にドン引きしてるわけだが(´・ω・`)


442 :名無しかわいいよ名無し:2008/04/13(日) 21:45:02 ID:+5TiMO8I0
エルーたんのスレでこういうことやめてよね、もう、プンスカ(`・ω・´)

はぁ〜エルーたんエルーたん、明日会えるお、エルーたん!!


443 :打ち切られる2人:2008/04/13(日) 21:47:57 ID:AvQfBP+R0
もうやめます。逝きます。


444 :名無しかわいいよ名無し:2008/04/13(日) 23:13:15 ID:QhWo9zsAO
ハァ、ハァ、エルーたん!!!
ついに明日読めるよっ!!!
234名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 22:21:47 ID:CKjf/P5F
俺、今週のジャンプ後二冊買うんだ
一冊は鑑賞用、もう一冊は保存用、最後の一冊は…わかるよな?
235名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 22:48:25 ID:qoOqUz64
布教用ですね !
236名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 23:24:03 ID:8Tn4V3m2
>>234
ブッカケ用に決まってるだろ
237名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 23:37:58 ID:5RvShJOC
俺はエルーたんにそんなことはできない…
238名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 01:21:23 ID:ltUTS3LQ
バトル描写は格好良かったけど、
俺はダブルアーツでバトルが見たいわけじゃないんだ。
初々しい二人がハラハラドキドキしながら二人きりの旅を続ける
淡い恋の冒険物語が見たかったんだ。
古味センセの過去作品からこんなのを期待していた俺は間違っていたのか……
239名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 07:25:22 ID:nTosqsrE
言いたいことはわからんでもないが二次のために一次に文句言うのは何か間違ってる気がする…
240名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 08:18:30 ID:urZo1bY1
>234なんで銀○ネタにはしるんだよ
241名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 13:59:00 ID:urZo1bY1
なんで一部の奴銀○ネタにはしるんだよ
242うんこ:2008/04/15(火) 14:14:09 ID:urZo1bY1
キリ 「おれ教団本部に着いたらナニされるの?」
エルー「人体実験ですよ。
    シスター協会12番隊長兼2代目技術開発局長
    が『ああ早く捕まえてドロドロになるまで調べたいよ』
    というのが口癖の人ですから。
キリ 「それはジャンプヒエラルキーの3位に位置する
    別のまんがぁ!マユリかよ!今過去編だよそのまんがぁ」
243名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 17:17:19 ID:v0qmAicE
ブリは4位か5位くらいだろ
ヒロインの可愛さなら俺はもちろんダブルアーッを推すけど
244名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 17:37:09 ID:urZo1bY1
新年合併号とかでルフィ、ナルト、黒崎
っていう順番じゃん
245名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 18:37:43 ID:dMc81Y69
ここはエロパロスレ、雑談より先に作品を書くべきではないかね?
みんなキリエル好きだろ?
246名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 20:16:41 ID:urZo1bY1
エロかけねえんだよ
247名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 00:29:07 ID:Z/50bg42
スイが仲間になるとして、アンディとやらもシスターである以上女であるわけだし……ハーレムルートか?
248名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 00:30:23 ID:9XRd986P
アンディは孤高の女戦士系と見た つまりツンデ(ry
249名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 00:49:02 ID:OEtqVlUH
エルー = ヤサコ
アンディ = イサコ
スイ = フミエ

キリ = ハラケン
250名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 01:34:10 ID:SgCvGf5i
>>249
それだと、スイ=オバちゃん ポジションのほうが面白い。
昔、半分遊びで×××してたとか、想像できるあたりが
251名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 20:12:37 ID:/oFWHTVG
>245
Sエルー足コキかいたけど反応なかったじゃねえかよ
あんな薄幸の清純派美少女を汚すなんてオレにはできない・・・
と思ったらあんなふうに
スイを弄ぼうぜ
252名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 20:15:10 ID:/oFWHTVG
今中国青海省の西寧から書き込みしています
これからチベットに向かうところです
253名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 20:17:05 ID:/oFWHTVG
GJ作品なんてオレにはかけないんだよ
だからチベットに逝きます
254名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 20:47:37 ID:/oFWHTVG
銀○の空知の言うとおりケツの穴とケツ毛を
さらした気分だ
だからチベットにいいいい!
255名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:15:03 ID:/oFWHTVG

(`Д´ ∩ < 誰かかまってくれ
     ⊂   (
       ヽ∩ つ  ジタバタ
         〃〃
256名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:15:38 ID:/oFWHTVG
ばらばらになっちまった
257名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:37:58 ID:mrHGmsog
       _ -‐'      ヽ  |  __ -ヽ
               _ -─  ̄   __ -─ヘ キニ-─  ̄ヽ
___, -───  フ ̄     , -─ニ -──  ̄ ̄ヽヽ
 /  /      /_ - ニ 三-ニ-──────---ヽ├- 、_
    /     /二-‐_ニ-‐" ___         ` ヽ ヽ \ ̄
_, -ァ    / ̄_ -‐"   ,-‐       ヽ、         `\、 \
-‐ァ    /_ニ-‐´  /、, -‐  ̄  ‐-   ヽ          冫 /       <「お 前 は 黙 っ て い ろ !!!」
 /  /,.ァ/    /  >、\        >イ ヽ           / /
./  /" /       /  / \\    // ヽ ヽ        / /
 / /.       |  .|    \ヾ::::ソ/   |  |       /
  /           |  .|     /〈  〉ヽ    .|  |
    - 、       | ヽ    \`´/    /  /
       ヽ     ヽ ヽ    `´   /  /     /
         `ヽ、   \ `ー  _ -'   /    / ,
           `ー 、  `ー  __ -‐'  , -‐'/" ̄
               `ー- ____  -─  ̄        _
                              _ -─  ̄
                    __ -─   ̄
258名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:45:55 ID:/oFWHTVG
誰の目?
259名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 22:19:54 ID:pvHR77iR
ハヤテのアニメにでてきたいっぺんだけ操り執事だと思う

見た目がXXXHOLiCの四月一日君尋で左目にギアスのパクリを持ってた。声は福山
260名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 22:20:42 ID:d21jXY8p
何故かこの流れに吹いてしまったorz

このままだとアレだからネタが浮かんだら何か書いてみるよ…
まぁネタがないんだがな…
261名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 03:12:06 ID:XJQTJ3YH
>>260ではないが、夜中に始まった妄想が止まらなくなった。
書き散らしてから寝る。
262261:2008/04/17(木) 03:16:28 ID:XJQTJ3YH

 頬に強烈な一撃を受けて、キリは目を覚ました。
 深夜だったが、窓から漏れる月明かりのおかげで周囲の状況は見渡せる。
「またか」
 エルーとは繋がっていない左手で頬を押さえながらキリはぼやく。
 キリの目線のすぐ先には、繋がっていないはずのエルーの右手があった。キリの頬にパンチを喰らわせたエルーの右手が。
 悪意の込もった攻撃ではない。
 エルーはとても寝相が悪く、そのせいでキリは毎晩のようにエルーの無意識アタックの餌食となっているのだ。
 おかげでキリはずっと寝不足だった。
 なにか対策をとらないと身がもたないのではないかと思い始める。
「寝相はしゃーないとして、オレが被害を受けないようにするには……」
 つぶやいてひとつ、寝ぼけ頭に閃いた。
 ――エルーの動きを封じてしまえばいいのだ。
 思いついたが吉日。
 早速、キリは準備にとりかかった。
 まずは二人の手をくくり付けていた紐をほどく。
 次にエルーの両手を紐で縛る。さらに紐の余った部分を寝具のそばの固定物(うんこ大魔神の彫像)にくくりつけようとして――紐の長さが足りないことに気づいた。
 なにか紐の代わりになるものはないかキリは探した。
 しかしなにも見つからない。
 仕方ないので、エルーの寝間着を利用することを思いつく。
 寝間着の袖を両方とも引っ張り、手からはみ出て余った部分を使い、エルーの両手を縛る。
 袖を使った分、紐の長さに余裕が出来て、彫像にくくり付けることに成功した。
 エルーが暴れてもほどけないように、念入りに固く結ぶ。
 ――よし、これで一安心。
「…………ん、あれ?」
 キリの寝ぼけ頭が覚醒し、ようやく正気に戻った。
 トロイの進行を防ぐために、キリは常にエルーに触れていなければならない。
 しかしこの状態では手を繋げられない。
 いまはエルーの顔に手を触れているから大丈夫だが、眠っているあいだずっとこの状態を維持できるわけがない。
 というかそもそも。
 こんな緊縛プレイ、エルーになんて説明すればいいのやら。
 冷静に考えてみると、ヤバイ――!
 キリはあわてて、エルーの両手を解こうとした。
 幸いにも、これだけのことをして、エルーはまったく目覚める様子がない。
 すべて元に戻してしまえば、まだ間に合う。
 しかし。
 解こうとしたが――解けない。
 固く結びすぎた。
 周囲にはハサミもナイフも見当たらない。
 どうしようもない。
「うわ……」
 頭を抱えて沈みこむキリ。
 エルーへの弁解の言葉を考えながら、キリは夜が明けるのを待つことにした。
 あたりを静寂がつつみ、エルーの寝息だけが規則正しく聞こえてくる。
 ふと、エルーのおへそに目がいった。
 寝間着が、縛るために使ったせいでまくし上げられ、おへそは丸出しになっていた。
 まだ何も描いていないまっさらな画用紙のように、つやつやすべすべしていそうな腹部が、彼女の寝息とともにふくらんだり沈んだりしている。
 ゴクリ――とキリは思わず生唾を呑んだ。
 キリだって男の子。
 エルーがいつもそばにいる手前、そういう面はなるべく見せないように振る舞っていたが、それももう限界に近い。
 すでにエルーと一緒になって五日経つが、その間、キリはまともに性欲処理だってできていないのだ。
 胸の動悸が速くなる。
 頭のなかが、熱病にかかったように朦朧とする。
 キリの手がいつのまにか、エルーの服のなかに潜り込んでいた。
 そしてキリは――
 
 
263Bsan:2008/04/17(木) 03:30:40 ID:4ml8s57p
つづきは?
僕のエルーたんをけがすなよ
264名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 09:53:17 ID:3ZOSgHQO
ワッフルワッフル
265名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 14:40:19 ID:H6ifVdGh
805 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/04/17(木) 12:47:23 ID:cmQhoJ/m0
>790
本部シスター「手を離しても大丈夫な方法が解ったんだけど…ただねぇ…。
 これは余程仲のいいカップルか夫婦じゃないとオススメできないんだよね…。」
キリ「え……(想像ついた)俺は…いいけど…エルー次第かな…」横チラリ
エルー「(解ってない)だったらとにかく試してみなきゃ!トロイに感染してる人たちを
 救うためにも、まず私たちが…!どんなつらいことでも頑張って耐えます!
 ね!キリさん!?」
266名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 16:43:02 ID:zC4g3ZP5
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +        
 と__)__) +
267名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 18:18:59 ID:5FK2TiSp
(*´д`)わっくわっくてっかりてっかり
268名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 20:45:52 ID:pNkyF1Yk
どんなの読みたい?
269名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:50:08 ID:0NdZlDgd
鬼畜もの
270名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 00:15:24 ID:+xxE3nhw
ほのぼの
271名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 00:31:09 ID:KfbVc3UW
ほのぼのレイプ
272名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 07:03:21 ID:p65mqgUY
別のスレ持ってこられると萎える
273名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 18:14:36 ID:BpQVIuZw
レイプにほのぼのもくそもあんのかよww
274名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 19:19:02 ID:Bs9buaSI
>>273
>ほのぼのレイプ時。

エルー「ひぐっ、ひぐっ……いたいよぉ〜、やめてよぉ〜」

キリ「教会まで連れてってやるんだから我慢しろ!」

>ガチレイプ時。
エルー「ひぎぃやぁぁぁぁぁぁぁァッッ!! 痛いぃぃぃぃぃぃぃッ!! しっ……死ぬ、死んじゃう!! たすけてッ! たすけてよぉぉッ!! オマンコ壊さないでぇぇぇッ!!!」

キリ「ん〜? 膜を破られたくらいで、何をそんなに騒いでんだよオナホール? 鼻水垂らしながら泣き叫びやがって……そんなに嬉しかったのか?
なら、淫乱マンコに中出しだッ!! お前の卵巣に、ちょくせつ精子ブッかけてやる!! 後ろのハメ穴も、糞が垂れ流しになるまで腕を突っ込んでファックしてやるぜ!! そらっ、イクぞ! はっ、はあっ…………がぁああぁぁあぁぁぁぁぁッッ!!!」

びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるぅぅぅっ♪



(゛・ω・)これくらい違う。
275261:2008/04/18(金) 23:25:35 ID:NZgnDUtn
その二つの例なら断然ほのぼのレイプだなあ

>>262
のつづき

●注意●
以下の内容にはネタバレスレで拾った来週号の情報が一部盛り込まれています。
申し訳ありませんが、ネタバレが嫌な方は来週号を読み終わるまで避難お願いします。


 そしてキリは――無造作にエルーの身体をまさぐり始めた。
「ひゃあ!?」
 服のなかをうごめく違和感に、エルーが驚いて目を覚ます。
「キリさん!? いったいなにをやって……えっ、手が、手が!」
 彫像にくくりつけられた両手に気づき、大声をあげた。
 キリはかまわず、服のなかで手を動かし続ける。
 まだ自由のきく足で、エルーはキリを蹴飛ばした。
「――っ痛ぅ!」
「見損ないましたよ! こんなことを、キリさん、そんな、ひどい、最低です!」
「……うるさい」
 すでに心の枷は外れてしまっていた。もう止まらない。
「もう五日だぜ。いつまで? いつまでオレはこんな状態……我慢、しなきゃならないんだ?」
 いままでおさえつづけていたもの。
 悲鳴にも似た心情の吐露。
 しかし、エルーも頭に血がのぼっていた。
 出てきた言葉は、キリを慮るのとはほど遠い、罵倒だった。
「我慢は私も同じです! 劣情をおさえられないのは、キリさんの人間が出来ていないだけでしょ。情けない! 本当に情けないですよ……」
「はは、なんだよそりゃ」
 キリは乾いた笑い声を立てる。
「あんたはどうなんだよ? これから先もずっと、我慢できるのか?」
「当然です。キリさんと出会う以前から、私はシスターやってますから。シスターとは神に身を捧げた者。私達はシスターとなったその日から、死ぬまで処女であることが義務付けられる。禁を破れば、シスターは破門です」
 神に身を捧げたから――というのは方便である。
 実際のところ、トロイ感染者であるシスターが異性と関係を持ってしまえば、トロイの被害が拡大する。
 それを防ぐための戒律だ。
 トロイに感染しない体質を持つキリが相手ならば、戒律は意味を持たない。だが、もともと根が真面目なエルーである。たとえ意味はなくとも、戒律は絶対だった。
「だから私は今までも、そしてこれからも発情なんてしません」
「じゃあ、試してみるか」
「……え?」
「発情しないなら、たとえばオレがあんたの身体を弄んだところで、何も感じないんだろ?」
「なっ!?」
「そうだな……ゲームをしよう。オレはこの両手だけを使ってあんたをもてあそぶ。それでイかなけりゃあんたの勝ち。以後あんたにはしない。イかせたらオレの勝ち。もしオレが勝ったら――」
 キリは自身の勃起した一物を指さし、
「――なかにいれる」
「…………!!」
 めちゃくちゃな提案に、当然エルーは抗議する。
「そんなっ! 発情しないっていうのは言葉のあやで……ていうかキリさん、おかしいですよ! いったいなにが――」


276名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 23:28:15 ID:NZgnDUtn
「毎晩、攻撃を受けるのはオレばっか。昼間は昼間でスイにいじられるし……たまにはオレから攻めさせろ」
「……はい?」
「ゲームスタート」
 無視して、キリは再び手をエルーの服のなかへ。
「ひあっ」
 乳房をつままれ、黄色い声を上げる。
 両手を束縛され、エルーはされるがままだった。
 下半身が自由だといっても、警戒されては蹴りを喰らわすこともできない。
 キリは優しく、ときに激しく、エルーの小さな胸を、繊細な絵を描くようになでる。
「〜〜〜〜!」
 声をおさえて、エルーは必死に耐えた。
 キリには“フレア”という特殊な性質がある。
 触れた人間の筋力や体力など肉体的な強さを、およそ二倍に向上させる性質だ。
 もちろん、感度も二倍。
 キリの愛撫が少々ぎこちないものだとしても、常人のそれと比較して刺激は段違いだった。
「キャ! は、あぁ……」
 たまらず、声が漏れる。
 普通の性感帯とはやや異なる箇所に手を滑らせたときの反応だった。
 キリはそれを見逃さない。
「へえ、意外だな。こんなところが敏感なんだ」
「ち、違っ! あ、あああっ! やあ、やあ、やあ、やあ……やめてぇ」
「やめない。我慢は身体に毒だぜ? 吐き出して、楽になっちまいなよ」
 言いながら、キリは発見した弱点を執拗に攻めた。
「うぁ、く……あぁ、アアァ!」
 押し寄せてくる快楽に抗うように、エルーは身をよじる。
 その様子が可愛らしくて、キリのヘルーへの被虐心が更にそそられた。
「ここが敏感なんだから、こっちはどうだ」
「そ、そこは、ぁ……は、あ! ダメ、ダメです」
 もだえるエルーの隙を突いて、キリはエルーの寝間着の下に手をかけた。
 抵抗する間を与えずに一瞬で下ろして、エルーの下着があらわになる。
 キリがじっくりそれを眺めてから、言った。
「濡れてるな」
「濡れてません!」
「感じてるな」
「感じてません!!」
 顔を真っ赤にしながら、首をブンブン横に振って否定するエルー。
 否定されたところで、それが真っ赤なウソであることは見ればわかる。
 キリーは下着の湿った部分に指をつけ、小さな円を描くようになぞった。
「あ! あ、あ、あ……」
「布越しでもこの感度か、さて――」
 キリが左手を下着から動かさず、右手を先刻見つけたエルーの弱点に寄せる。
「同時に攻めたら、どうなる?」
「――!! やめてください、キリさん、それは、それはぁ……あァ! ひゃああん! ダメダメダメダメやめてやめてやめて」
 涙声の混じった制止にかまわず、キリは攻め続けた。
「あ、――っちゃう、イヤぁ、はぁ……もうダメ、あうぅ、あ、あ、もうダメ、もうダメ、ダメ、ダ、はあっ! あぁ!? あああああっ!?」
 びくっ! とエルーの身体が大きく跳ねる。
 ぷるぷると総身を震わせた後、くてっと全身の力が抜けた。
「ハア……ハア……」
 痛恨の表情で、エルーは息を吐く。
 誤魔化しようのないほどあからさまに――
 イってしまった。
 それは同時に、キリの一物の挿入を認めることとなる。
「やめて……ください」
 力ない声で、エルーは懇願する。
「お願いだから……それは、それだけは……」
「そんなにオレがイヤか」
277261:2008/04/18(金) 23:30:34 ID:NZgnDUtn

 剣呑な様子で、キリは訊ねる。
 エルーは首を横に振って答えた。
「キリさんだからじゃなくて……私は、シスターだから。そんなことされたら、私はもう破門で、それで……」
 はあ――とキリは深く長いタメ息をついた。
 頭に上っていた熱が、すっと抜ける。
「ちくしょう、なにやってんだオレは……!」
 頭をがしがし掻きながら、自身の行動を悔いた。
「オレはあんたに触れても『絶対に不幸にならない』って誓ったのに。なのに、なんだこの無様な醜態は。ちくしょう、ちくしょう!」
 キリは思いっきり、自分の頭を叩く。
 出会った初日、夕食時にキリが言ったこと。
 不幸にはならないというその誓いが、キリを縛りつけている。
 キリは、不幸だと思われるような素振りさえ見せてはならないと気を張り続け、不安を隠しておちゃらけて見せた。無理に前向きなことばかり言っていた。
 エルーは思い出す。
 ――そういえば、出会った頃からいつだって、弱音を吐くのは私のほう。
 しかし、キリも超人ではない。少し変わった性質を持っているだけの、一般人なのだ。
 我慢し切れないこともあるだろう。
 弱音を吐きたくなることもあるだろう。
 なのに、エルーは忘れていた。
 彼に限ってそんなことはないだろうと……いつの間にか。
 エルーは申し訳なさそうに言った。
「キリさん、その、見せてもらえますか?」
 目的語はあえて省き、視線でそれをしめす。
 一週間近く、ろくに世話もしてやらず、暴れだしたモンスターを。
「え? あ、ああ」
 戸惑いつつもキリはうなずいた。
 あらわになった一物。悲痛そうに伸びているそれを見て、エルーは顔をしかめる。
「どうしてほったらかしにしてたんですか?」
 キリは目をそらして答えた。
「言い出すの、恥ずかしいじゃないか」
278261:2008/04/18(金) 23:31:34 ID:NZgnDUtn

「はあ、意外と繊細なんですね……それ、よく見えないんでもう少し近づけてもらえますか?」
「――?」
 なんでよく見る必要があるのかわからなかったが、言われるままにキリはエルーの眼前にモンスターを近づける。
「はむ」
「――っ!?」
 おもむろに、エルーはそれを咥えた。
 舌で、モンスターの頭をなでてやると、数秒ともたずに液が漏れる。
「うっ、く。ちょ――」
「突然すみません、キリさん。でも、なかはダメですから、せめてここで」
 言いつつ、また舌。
 漏れる液の量が一気に増加する。
「あまり一人でかかえこまないでください」
「…………」
「望む望まないにかかわらず、私達は少なくとも協会本部に行くまではずっと二人なんですから」
「ああ、そうだな、そうだよな……悪かった」
 観念したように、キリは全身の力を抜いた。
 エルーに任せて、自身の欲情のかたまりを沈めてもらう。
 事が済むと、安心したのか、途端にキリは猛烈な眠気に襲われた。
「寝るなオレ、くそ、寝るな」
 まぶたを押さえながら、キリは自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
 二人を結ぶものがない現状、一度眠りについてしまえば、手を離してしまう危険がある。
「寝てください、キリさん」
「えっ……」
「私が起きているから、大丈夫ですよ」
「そう、か」
 キリはエルーの好意に甘えて、まどろみのなかに落ちていく。
「おやすみなさい、キリさん」
「……おやすみ、エルー」
 夢うつつをさまようなかで、キリは自然とそう言っていた。
 五日ぶりの、熟睡だった。

 翌朝、身動きのとれない二人に最初に気づいたのはスイだった。
「…………」
 窓から見えた二人の様子を、呆気にとられながらながめる。
 エルーと視線が合うと、スイは意味深にニィッと笑いながら――
 去っていった。
「えええ!? ちょっ、助けてくれないんですか!」
 エルーの叫びもむなしく、二人が救出されるのはもう少し後のこととなる。
279名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 10:06:32 ID:GKw+We+9
まだ始まったばかりなのにもうここまで書けるなんてすげー
280名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:16:15 ID:/NgLjUpS
wkwk
281261:2008/04/19(土) 18:03:48 ID:clHwJ2TY
あ、書き忘れてたけど、>>278で終わりです。
もしつづきあると勘違いさせてたなら、スミマセン。

以上、エロパロ初投下の新参者が書いた駄文でした。
至らぬ点が多々あったかと思いますが、
読んでくださった方、ありがとうございます。
282名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 00:43:49 ID:+PD08EdY
君がッッッッ!妊娠するまでッッッッッ!中出しをッッッッ!やめないッッッッッッーー!!
283名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:49:36 ID:blFB2MHh
ちっさい「つ」多いな
284名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 12:24:03 ID:h6C6IfBa
ここまで多いとッを単体で読んでしまう
285名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:16:40 ID:hTXcLODz
>>282
WRYYYYYY!!
286名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 22:51:32 ID:4oT++7SY
ツンディですねわかります
287名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 17:36:45 ID:cdp/ElIt
>>281
ヽ(´ー`)ノGJ
288名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:21:52 ID:lOnGymOR
トイレ出たな。今週の
289名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:53:43 ID:Gw9yAlKh
誰かキリがエルーの代わりにタンポンを挿入するSSを書きそうだね
290名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 21:25:19 ID:DeIbvzcD
寝相悪いんじゃないかって妄想が公式になったか…
>>281
GJ
まだほんの数話しかやってないのにこれだけのSS書けるって凄いな
291名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:41:37 ID:/6zRFwiR
キリを身篭ってた時の母ちゃんは凄いプレイが出来たんだろうな。
フレアの能力は色々と応用が利きそうだ(勿論性的な意味で)。

エルーも好きだが、今のところ母ちゃん派の俺。
292名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:06:40 ID:TLDoE6mf
マクロスFのエロ同人が早くも出たというのに、
ダブルアーツのエロ同人はまだかね?
293名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 11:56:28 ID:VnPmsaJb
フレアは性的な強さにも効果があります
繋いだ数だけ精力がアップします
294名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 12:40:08 ID:ZXx6iWhO
尻と棒で、どんどん連結して行くんですね? 分かります。
295名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 16:45:44 ID:tZ4d9jfr
さすがにそれは想像したくないな
296名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:17:37 ID:VOWdVX5J
面白けりゃノンケだって食ってやn(ry
297名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:44:13 ID:a8+3nF95
3Pして、片方と挿入していても、残りの女にもそのときの快感が伝わるとか?
298名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 23:31:11 ID:ADPJDDf6
通常の三番の速度でピストン運動
299名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 07:18:29 ID:qmy3SUwL
キリが必死でお相手するなら、5pまではいけるかな。
ちんこ、顔面騎乗、両手で一人ずつ手マン。

それとも、無数の女子に体の一部をがしっと掴まれるとか
300名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 09:51:42 ID:B7Hl4JwI
イイネイイネー
301名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 11:57:24 ID:tKaoGV2C
>>299

キリの尻が空いてるじゃないか
302名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 14:20:22 ID:2qMBU4Oc
そこまであれだと、普通の欲しくなる
303名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:45:50 ID:fRECKTE/
エルーの親友って誰だっけ?
304名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:08:18 ID:Rx6wwCBB
305名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:37:44 ID:g1ddTF0d
フグ
306名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:48:45 ID:dIHLGxs1
本部から護衛に来る娘がガチ百合だったら面白いと思うんだ。
変態要員として。
307名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 19:15:09 ID:MVyLnxgw
つまりエルーはアンディによって開発済(ry
アーッ!!
308名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 20:27:55 ID:v7HubN4X
アンディ「キマシタワー」
309名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 11:15:15 ID:gRYlLQlg
ずっと手つないでるんだから、そろそろ
「キリさん、トイレ…」
「ん。」
とか、普通に空気なやりとりできるようになりそうだ。
そんな安心感というか信頼感も、それはそれで萌える。

エルーが、カーテン無しで寝るのを許すとこまで
本編でも描いて欲しいな。
310名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 16:15:35 ID:XI1W3fzG
でもさ、その内野宿せざるを得なくなったら、
カーテン付きの宿とか個室トイレとかそんなもん用意できないような環境にも行くだろ。

極端に言うと野g(ny うわ何をするあqswでfrgtyふじこlp;
311名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 17:10:21 ID:gRYlLQlg
それより、一緒にお風呂イベントだよなぁ。
早く街を出て欲しい。
312名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:27:36 ID:tcwL44/Y
同人誌でレイプネタとか出たら相当鬱になるんだろうな。
レイプ犯が最後にトロイ病で消滅しちまうとか・・・。
313名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:38:12 ID:rSQoL8cM
それを覚悟の上での犯行ならある意味天晴れ。

エルーの幼馴染みでたまたま地元に居なくて難を逃れ、
今もエルーに恋心を抱いている少年とか居ないもんかね?
314312:2008/04/29(火) 00:43:26 ID:BLtCtrep
付け加え
この場合、既に感染しててもうすぐ消えそうだから腹いせに襲うか、
知らなくて襲って、最終ページでエルーが
「私のせいであの人はトロイ病になって、やがては消えてしまう・・・。」
って展開だな。
315名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 03:24:33 ID:9Sghkqh+
>一緒にお風呂イベント

ついカッとなって描いた 

ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow74964.jpg
316名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 07:25:11 ID:zjutsBnL
>315
頑張ったな。次はもっと頑張ろうな!
317名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 08:52:09 ID:rU4KqSqR
いや、普通にグッジョブ!だろ!
318名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 10:34:52 ID:cBdJ9Igv
二人の子供も感染しない体質なのかな……
319名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 10:37:21 ID:cMHDZ5c2
>>315
次回はもっと肉感的にお願いします。
320名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 12:00:39 ID:vGGEUtWa
>>315
あなたが神か
321名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 16:43:50 ID:T8tx6rCP
>>315
ごめん
GJ以外の言葉が見当たらない
322名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 19:57:09 ID:fDImrtkd
>>315
ウオオオオオオォ
323名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:46:17 ID:A0HfhPup
>>315
おい、なにやってるんだよ。















GJすぎるじゃないか!
324名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:03:43 ID:oq03lBcJ
「あの…では…優しくして下さい」


キュ…


「はう…っ」


ぶわっ





お前らよく見たら結構エロいぞこの漫画
325名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:19:04 ID:T9NI9loL
>>315
見れない俺涙目
326名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:44:50 ID:uL6O95fQ
調子にのってまた描いた。


いやなシチュエーション
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow75049.jpg
327名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:55:13 ID:ZNQb9LOJ
>>326
GJすぐる..
328名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 01:00:56 ID:piQ2Pl3C
>>326
なんという妄想具現化。
こういうダブルアーツならでわのシチュエーションはいいね
329名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 01:47:55 ID:F2R/Qskq
虹ろだ落ちてる?
330名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 02:11:33 ID:F3PbrYSz
>>326
この状況だと三倍じゃね?
331名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 05:56:22 ID:nf7SEh98
>>326
パンツ下げたまま夜が明けました
332名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 08:38:53 ID:BVP1YWK9
>326
骨格がおかしいよ頭でっかいし
もうちょっと勉強してからうpしてくれ
333名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 13:57:24 ID:43lUCr0I
>332
帰れ
334名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 16:43:24 ID:/bVR+Oqt
>>326
肉付きを良くしてくれると更に良い
335名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 17:19:44 ID:h1lfoPV8
>>332
氏ね
336名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 17:53:10 ID:61Rep6w2
>332
天に唾するとは君のことだ
337名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 19:07:40 ID:U31CFiVx
>>326
三倍とな!?
GJを通り越して超GJ
338名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 19:22:25 ID:S2FjrrEb
エルーには快感伝わんないのかね?このシュチエーション。
339名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 21:22:36 ID:iNCdX6FX
感じ安くなったくらいなら感じてるんじゃね?
体が軽くなるのわかるくらいだし
340名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 21:36:25 ID:S2FjrrEb
>>326準拠だと、この編成だと、エルーは駄目だけど、
エルーが腰振ってて、別なもう一人が手を繋ぐと快感が伝わる可能性はあるって事か!!!
341名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:54:20 ID:sJ5HCM+5
つまりエルーが気持ちいいことをしている最中に手を繋ぐことにより、
敵に過度の快感を伝え撃退するという反撃法が

ねーよwww
342名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 01:14:58 ID:Icl50/QM
あああああああ見れないいいいいいい
343名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 07:36:28 ID:na+4s8a4
つぎかぃてくれ
344名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:39:44 ID:MQdQeBzA
>>30 ほど極悪じゃないしいまいちだけど描いてみました。
まだ白黒なんだけど雑でも色塗ってあったほうが良いのでしょうか。
345名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 00:05:02 ID:fIbmX1HL
来週ジャンプ休みじゃないか!?
346名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 00:23:09 ID:/GvmgJLE
>>344
着色前と着色後の両方をうpしてくれると非常に有り難い
347名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 00:51:31 ID:C/ci72Z/
348名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 00:52:49 ID:G+8SayKF
>>347
AGOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO
349sage:2008/05/02(金) 00:53:34 ID:d/6UHmU6
>>347
GJと言わざるをえない
350347:2008/05/02(金) 01:18:38 ID:C/ci72Z/
ほんとだ、アゴ出てる、、
だが今日も会社なんで直さず寝ます。
351名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 08:55:34 ID:2EITW7Sm
これは酷いダブルアーツだ
352名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 15:53:53 ID:OHwo+s/H
>347
アゴっつか全体的にゴツイ…まあとりあえずGJ
353名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 17:02:48 ID:2ZQ+mTcJ
>>347
こ、これはエロいシチュ
354SS保管人:2008/05/02(金) 18:40:54 ID:t0ifdbMH
2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/


職人様、このスレに投稿されたSSを当方の保管庫に収蔵させて貰っても宜しいでしょうか?
355名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:49:10 ID:aUYKGkx6
こんなダブルアーツは打ち切りだ


・手がバルタン星人だ

・金でよく釣れる

・爆弾岩だ

・お前もトロイ患者にしてやろうか!とよく言う

・体温で溶ける
356名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:51:30 ID:aUYKGkx6

 ここは、寂れていった田舎町。金が取れるだの未確認飛行物体が落下しただの、色々な噂が流行っては廃れていく町。
 文明の利器と呼べるのは電話ぐらいのもので、農民一筋の人間も多くいた。教会すらない。
 そのためか、不用とされているものも多く見られる。民家と思われる場所に干されている洗濯板にちょっとしたカルチャーギャップを持った。
 シスターと少年という組み合わせの二人は、決して手を離さずに旅をしていた。風呂も着替えも睡眠も、常にこの状態を保ったまま。
 何ヶ月経ったのだろう、そして何年続くのだろう。ゴールは見えるが、道程が分からぬ道をただひたすら進んでいた。
 旅の途中立ち寄ったこの町で、止まり木を見つけた渡り鳥のように休息につとめた。
 一時期は流行っていたようで、大通りにある建物は皆大きい。潰れる前はさぞ繁盛していたのだろう。
 今となっては、当時を生きた人に、猫を抱くような穏やかな口調で話してもらう以外に、その姿を知る術は無いのだが。
 入って少し進んだところには、町で最も大きな酒場がある。廃れることなく今なお続くここは、町民がいっときの気休めにと散財する場所で、娯楽施設もかねていた。
 せっかく町に来たのだから、食糧を買い込んで自炊するよりも、料理を本業としている人の飯を食った方がいいと思うのは自然なこと。幸いお金に余裕はある。
 廃れることなく残るには、料理が美味いという条件もある。噛むのを忘れて口へ運び、その味わいに舌つづみを打った。
 水っ気の無い保存食に慣れていた胃はすぐに満腹になるが、それでもやめず、肉や魚の山に埋もれ、水とジュースの洪水に呑まれる。
 野生の動物はいつ食事にありつけるか分からないため、動物園で出される適量の数倍を一度に摂取し、食いだめするという。
 二人とも世間体を気にせずに胃が許す限りの食事をした。
 会計の際に二人は驚いた。普段の倍以上も食べたのに、値段は以前の町で立ち寄った大衆食堂よりもずっと安かった(そのときも食いだめした)。
 自給自足で成り立つのか、どうもお金というものにあまり頓着がないようだ。
 酒場の隣には、これまた大きくて、ボロいせいで余計に恐怖を感じさせる個性溢れる宿屋があった。
 着いて一日目なのに出て行きたい。とはいえ、外の天気はどんよりと曇っている。雨を漏らすのも時間の問題。
 この町を出て行くと、大自然が土のベッドを濡らしてそこらに用意して待っている……気が滅入った。
「お化けとか出たら営業していないだろうな。大丈夫だ」
 気休め程度の説得力があった。

357名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:52:50 ID:aUYKGkx6
 幸い、幽霊だのお化けだのが出る宿屋ではなさそうだ。
 安心して、二人は一つの部屋を取った。宿帳に書かれている日付は、今から二週間ほど前に旅の者が泊まって行ったのが最後だった。
 本当に寂れている。少し散財していった方がいいのでは? と思うほど。
 これから霊的なものが出たりしないよな……? と思うのは疑りすぎだろう。多分。

 月の光が、暗雲に包まれ、辺りは暗闇が一層濃くなった。
 草木は寝息のようなおとなしい呼吸を細々と行い、軒下では犬猫が身体を丸めて静かに寝入る。
 人もまた談笑をやめ、ある者はベッドに横たわり、ある者は酒を傍らに椅子に擡げて、いびきを出しながら身体を休ませていた。
 シスター・エルレイン・フィガレット(通称エルー)は、天災、あるいは父親の頭の終わりのように突然やってきた大音で目を覚ました。
 普段は寄生生物五匹が弾け飛んだような酷い寝癖になっていたのに、
 この日は髪が少々うずを巻く程度で目が覚めたことから、睡眠の浅さを伺うことができる。
 エルーは、遮られた睡眠が惰性を持っているのかのようにしばし意識が定まらなかったが、
 再度同じ音がしたときに、眠気ははるか彼方へと吹き飛んだ。
 それは、雷のようで、けれども猛獣の唸りのようでもあって、さらに赤ん坊の泣き声のように耳に深く残る異様な音だった。
(……ガゼル!?)
 真っ先に頭を横切ったのは、シスターを狙う暗殺集団の名であった。
 暗殺の名に違わず、対抗する力を持たないシスターが何人も彼らに殺されている。
 出会ったら逃げろという教会の指導が、抽象的ながらも現実的に恐ろしさを物語る。
 それまで虚空を見ていた瞳が、カーテンで遮られた反対側で寝ている男へと向けられた(カーテンのせいで見えないけど)
「キリさん、キリさん! 今の音……」
 夜中、目覚めていないかもしれない彼――キリ・ルチルを起こそうと、
 彼女は振り絞った清廉な声を放つ――口を、キリが手で押し込むように制止した。
「むぐっ! むう〜〜!」
「静かに。ガゼルだった場合、位置がばれるとマズイ」
 エルーはじたばたと、本能的な危険を察知して暴れていたが、キリの腕の中で、握られたように大人しくなった。
 月は雲に覆われている。月の光も届かない暗闇では、視力がほとんど役に立たない。
 その代わり、五感の一つを断ったことで、聴覚が普段以上に発揮する。
 ガゼルの足音が聞こえる。カツカツと、床の木と靴の金具らしき音がぶつかり、静かな屋内に高い音調が響いている。
 キリの判断は正しかった。エルーの声は、鮫が血を感じ取るようにガゼルの者を二階へと誘ってきたようだ。
 あと数秒続いていたら、この部屋に呼び込み、ベッドを不吉な意味で赤く染めてしまっていただろう。
(このまま……やり過ごすんですか?)
 エルーの声がか弱く心もとなく聞こえるのは、ばれないように小声であるだけではなさそうだ。
(できればそうしたい。勝てる保証はないし、隙を見て逃げたいと思う。
今は脚力も倍だからな)
 繋いだ手を頼り気に見た。
 ガゼルの者の足音は、自分達へと着々と近づいてくる。その一歩一歩が、死神の足音のように不穏に本能に呼びかける。
 幸いなことに、鼠も呆れる寂れた町、他には誰も泊まっていない。巻き添えを食らう人はいない。
 いや、よく考えると全然幸いなことではない。
 他に人が居ないということは、人がいると判断できる場所に自分達がいると告げていると同じことではないか。
 思い出が思い出を呼ぶ。泊まるときに記入した宿帳には、しっかりと名前と日付を書いている。ご丁寧に部屋番号まではっきりと。
 目印をつけて神経衰弱をするようなもの、外すわけが無い。
 宿帳の存在を思い出したキリの行動は、銃弾の初速よりも早い。エルーの身体を抱え、重さに一瞬だけ身を沈め(失礼)、そのまま窓に蹴りをいれた
 耳に刺さるような鋭い音が響き、そのすぐ後に外に飛び出たガラスが地面に衝突する音が町の静寂を破った。
 ガゼルの者は、その音に一瞬驚き、すぐに顔を醜悪に歪めた。歩幅が大きくなり、走り出した。
358名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:53:50 ID:aUYKGkx6
「あんた、準備はいいかっ!!」
「は、はいっ!」
 窓ガラスが割れた際の騒音に続いて、一階の端まで届くキリの肉声。
 エルーが反射的に返事をするまでには彼女の意思の介在は無く、ただ呼びかけに答えただけで、何の準備もしていなかった。
 身に纏う服は寝巻きのまま、寝癖は本領を発揮してはいないものの、人目を引くには十分。
 何よりも、二階から下を見た際の風景に、己の身を投じる心の準備が。


 二人のやり取りが行われてから5秒の後、ガゼルの者は二人の部屋へと入り込んでいた。
 宿屋の鍵をぶち破った音で、標的の二人が目を覚ましているのは承知。音を誤魔化すこともなく、体当たりで部屋のドアをぶち壊した。
 壊れたドアと共にガゼルの者が入ったとき、既に彼の視界には物しか移っておらず、標的は消えていた。
 鋭い眼光が、夜風に揺られるカーテンを突き刺す。赤子の頭ほどある大きな拳が岩のように固く握られ、骨のこすれあう音が嫌に響く。
 歯軋りを鳴らしながら、窓から身を乗り出して確認を取った。
 あくまで、彼が取ったのはどっちの方へ逃げたかの確認。虎のような力強い脚力を持ってすれば、
 決して手を離さず、二人三脚しているような状態の二人に追いつくなど動作も無いこと、と思っていた。
 右? 左? それとも意表をついて上? 足が出番を待ち、武者震いをして待機している。
 目を汲々と動かしていると、急に後頭部に熱いものがはしった。
 彼は、その熱いものの正体に気付くことなく、意識が暗闇へと沈まっていった。
 頭には大きなこぶ、そして、彼の背後にはキリが疲れの混じった声を吐いて立っていた。
 キリの手には、大型の槌が青筋目立つほど強い力で握られている。これで叩かれれば、牛だろうと熊だろうと失神まで追い込める(という触れ込み)。
 勿論、仰々しく構えたところで当たるわけがない。そのため、キリは確実に相手へと叩けるように背後を狙った。
 ガラスを割り、わざとらしいほど大声を出すことで敵の注視をわざと向けさせる。自分達は息を殺して隠れ、機会を待つ。
 エルーの重量が加わることで、多少運びにくかったが、割れた窓の印象があまりに強いため、しばらくは相手の注意を受けなかった。
 相手が窓へ身を乗り出すと、キリは素早く行動するため、苦汁の決断ながら今まで繋いでいた手を離し、エルーを残して単身、隠から攻へと移った。
 結果的に、無事にガゼルの者の意識を飛ばすことができた。
 かすり傷一つ負わない完勝。その代わり、攻撃へと移っていた間だけは、キリはエルーと繋いでいた手を離すことになってしまった。
 男は意識を失い、窓のふちに上半身をぶら下げた状態だった。再び、静寂が辺りを覆い始めた。
 嵐が去った後のような静寂を破ったのは、激しく咳き込むエルーだった。
 伏した身体には大量の発汗が起き、むせる彼女の姿は、自分にも移ってきそうな苦しさであったが、放っておけない弱さの方が遥かに目立つ。
「出てきてもいい、早く!」
 キリの合図と共に、ベッドの下からエルーがさっと出てきた。
 すぐにキリと手を繋いだ。それまで息継ぎなしで潜っていたものが呼吸をするように。命を身体に行き渡らすように、深く、強く。

359名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:54:54 ID:aUYKGkx6
「大丈夫か!?」
 キリは、隠れていただけのエルーに気遣いした。事情を何も知らない者が聞いたら、首を傾げてこう思うだろう。「何でエルーの方を心配するの?」と。
 答えは単純、彼女はキリから手を離したまま放置しておくと消えるからだ。透明になるのではなく、空気中に溶けるようにいなくなってしまう。
 トロイと呼ばれる病気特有の病状だった。700年前より、10億もの命を奪ってもなおも衰えを見せぬ奇病。
 感染による死亡率は100%、歴史上類を見ない天敵であった。
 トロイの本名は透過病といい、名の通り感染した者の身体を、春の淡雪のように消え去ってしまう。有効な治療法はない。消えた後はどうなるのかも分からない。
 唯一、症状を軽くする方法がある。シスターという生まれつきトロイに対して強い抵抗力を持つ人の肌に触れ、身体に溜まった毒のようなものを移すことによって、症状を軽くすることができる。
 しかし、これは船底に開いた穴から注ぐ海水をバケツで排水するような行為であり、穴がふさがれるわけではない。
 それでも、シスター達は夭折を恐れずに、何百人という人達の毒を吸い出す。

 老若男女、全てに死が定められているように、トロイにかかると消滅というのも、感染と同時に定められるものであった。
 結局のところ、トロイを防ぐ方法は、感染者に直接手で触れないことに留まり、進歩は数百年間一向に見られない。
 エルーは8歳の頃よりシスターとして活動し、他のシスターの倍以上も多く毒を吸い出したため、
 20に満たないにも関わらず、既に末期――消滅への門は開かれていた。

 トロイにかからない例外を、シスター協会は長年求めていた。その例外さえ居れば、トロイの原理もとけるかもしれぬ、治す道が見つかるかもしれぬ。
 例外となる者は、全てのトロイ病患者の希望であった。
 そして、トロイで消えない例外がキリであった。彼には、トロイそのものが移らない。毒の捌け口になろうと、全く変化が無い。
 末期の患者であるエルーも、キリに触れている間だけは消えることなく、ふくよかな肌を保つことができた。
 逆に言えば、手を離したら消えてしまう。末期のトロイは、熟柿主義とはかけ離れた気の短さだ。結露も溶けるような僅かな時間しか、二人は離れることができなかった。
 衣食住を共にするという表現では到底足りない。常に片手がふさがれた状態というのは、ガゼルに命を狙われた際に死亡率が上がることに直結する。
 日常生活にも支障を来たす。しかし、それでもキリはエルーと手を繋ぎ続けることを貫き続けている。

 キリの意思の強さを表す一つの談話がある。
 キリは一応絵描きで、その腕前は折り紙つき。木炭と紙だけなのに、まるで生きているかのような生命感のある絵を描く。
 しかし、「いつかあんた(エルー)の絵も書いてやるよ」といったきり、筆を置いていた。
 他にも手先を使う仕事(造形や肉体労働など)は通常通りに行うものの、なぜか絵だけは描かなくなった。
 絵を描く技術は、時間が経てば生物のように衰え、名馬が駄馬になるやもしれぬのに、絶対に筆は握らない。
 エルーと手を繋いで以来、彼は絵を一度も描いていない。片手では書きにくいということではなく、自分につける枷のように考えている。
「とりあえず、どっちかの手はあんたに貸しているわけだから、使わない。
俺の旅が終われば返してもらうけどな」
 こう言うほど、彼なりに決意を決めていた。
360名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:56:34 ID:aUYKGkx6
 この非常事態にあって、1分ほどの時間、キリがエルーの手を離していた。
 その間にエルーの身体は、服を残して、水に色がついたような状態になり、健康的な彼女の肌が消えかかっていた。
 消滅の危機に陥っている彼を見て、キリの額から玉のような汗が垂れた。元来心優しい彼は、目の前で救える人を見過ごすなどできない。
 寸刻を争う勢いで彼女の手に直に触れると、瞬く間に元の通りの肌の色を取り戻し、トロイの感染者だと見た目には分からないまでに元を取り戻した。
 場の収束に伴い、二人の間にほっとした暖かな空気が流れる。繋がっている手を通じて伝わる体温が、部屋に広がっていくように。
(……あ)
 一瞬でも消滅しかかったことに対する体の反応として、エルーは身体にジトっとした汗を浮かべていた。
 人間は一日のうちに3リットルの水を外に出すが、このままだと4リットルを軽く超えてしまう勢いで滲み出る。
 汗ばんだ背中が気持ち悪い。エルーの気分は優れないものとなって、表情に死相のように表れた。
「すごい汗だけど平気か?」
 探偵のように鋭敏な観察力で、キリはエルーの様子に気付いた。
 エルーは「何でもありません」と答えようとしたが、繋がっている手にも汗が握られている。とても誤魔化せる量ではなかった。
 手の平を電導するように汗が伝い、玉となって手の端より落ちた。蚊の羽音ほどの音も無く、床に当たって爆ぜて飛散した。
 零れるほどの汗を出す人が居ると、自分なら気遣って声をかける。キリも自分のように優しい青年で、行動は考えるよりも早かった。
「ちょっとごめんな!」
「わぷっ!」
 エルーの視界が、雪のような白一色に満たされた。正確には夜の暗闇と混ざって、鼠のような灰色なのだが。
 口と鼻が何かに覆われ、息苦しさが彼女の身体に舞い込む。顔の上を覆う何かは、己の意思を持つように額を中心に円形に動き回り、やがて顔から離れていった。
 何かが顔を覆っていた間は目を開けず、ようやくエルーが目を開いたのは、顔を覆っていた何か
 ――無地の白タオルが、彼女の顔から喉へと下っていたときだった。
「な、何をしているんですか?」
 抵抗というほどでもないが、ささやか程度に身を引いてキリを見据えた。彼の手に軽く握られたタオルには、おしるし程度の湿りがあった。
「何って、このままだと風邪をひくかもしれないだろ?
風邪はよくないからな。喉は痛いし耳はがんがんするし」
 キリの手が再度彼女の柔らかな身体へ伸びた。
 毒気の無い瞳は、どこまでも真っ直ぐにエルーを見つめている。
 異性の身体や、性的なことなどやましい考えは今の彼の頭には影も無く、純粋にエルーの身体を気遣ってのことだった。
 生やましい考えがなければ、善意に動かされている行動は止まることがない。
 首や顎の汗を拭くと、手は滑るように細いうなじへ伸びていき、赤ん坊にするような大きくも優しい手付きで汗を拭き取った。
 うなじを拭くときにエルーは引き寄せられ、キリの胸の中に収まった。
 繋がった手などとは比べ物にならないほど広範囲に渡って、彼の体と触れていることにエルーは頬を赤く染める。
「……ひっ!」
 擽られるようなこちょこちょした感覚に表情が緩み、我慢から漏れた声を小さく出す。子猫のように、愛らしい声が出て、恥ずかしさが込み上げる、
 そして、込み上げた恥ずかしさは再び発汗を誘発した。湧き水のようにたまった汗は彼女に更なる汗をかかせることになった。

361名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:57:45 ID:aUYKGkx6
 汗は、自然の流れに従って身体の上を滑り、背中へ落ちていく。
 それまで風のように忙しなく動いていたキリの手と、目が止まった。
 汗ばんだ身体は、水噴きをかけた果実のように瑞々しく、成年男子であるキリの性欲を素直に刺激している。 
「このままだとまずいって……あんたはシャワー浴びた方がいい!」
 思い立ったキリの行動は跳ね馬のように早い。
 護身用の短剣を懐に忍ばせると、手を引っ張り、エルーもろとも寝室から少し離れたところにある風呂場へ駆け下りる。
 キリの厚意にあやかり、エルーはシャワーで汗を流すことにした。
 手を離すと消えてしまうので、片手で衣服を脱ぎ、袖を通すときだけ反対側の手をキリの肩にかけることで、露ほどの時間も離れずに服を脱いだ。
 この器用な脱ぎ方も、何十回と繰り返すうちに、このような汗が身体に張り付いた状態でも難なく行うようになったのだから、慣れとは凄いものだ。

 建物も内装もおんぼろで、シャワーホースもお湯が出るのが不思議なほど崩れている。
 水の噴射口にある金属は錆びついて焼け爛れたように赤く変色している。きちんと透明なお湯が出るのだが、どうにも鉄分が混ざっていないかと疑ってしまう。
 取っ手の部分にはガムテープが何重にも巻かれてお粗末な修繕の後が見られる。ガムテープには年月が感じられ、ところどころ変な糸が垂れている。
 そして、エルーに限らず女性にとっては非常に痛い点だが、場をしきるカーテンがミイラの包帯のようにぐずぐずと朽ちており、
 所々穴が開いていて反対側が見え、裾の部分には黒いカビが胡麻を捲いた様に生えている。
 客商売として、せいぜい及第点を満たしてもらいたいところだが、経営難という三文字の前には及第点という言葉もむなしい。
 新調したいが金が無く、店がボロでは人と金が来ない。嫌な悪循環である。
 もう一つ、エルーには気がついたことがある。
 水がお湯になるまで数分待って、ようやく汗がついた身体を洗おうとしたときに。
「キ、キリさん……その」
 口をもごもごさせて、言葉が続かない。
 キリは利己心の高さに任せて、彼女の裸体を見ないために、背を向けたままで言った。
「何か困るか?」
「あのですね……着替えが無いんです。タオルは備付がここにあるんですけど。
着替えを部屋に置いてきてしまって……さっきまで着ていた服をもう一度着るわけにはいきませんし」
 「あ〜なるほど」とキリは手をポンと打った。思い起こしてみると、確かに衣服を持ってくる間はないほど強引に彼女を連れていた。
 男の身ではあるが、女性が異性に肌を見せることには断固拒否したがるということは分かる。100人中100人とは言わないが、圧倒的大多数が。
 もっとも、男なら100人中100人が頭のどこかで肌を見せてほしいというのだが。
「じゃあ、汗を流したら、部屋に戻るまでの間は俺が来ている服を着て、部屋についたら着替えるってことでいいか?」
「キリさんの服をですかっ!?」
「んしょっと!」
 キリは承諾を受ける前に、言いながら既に服を脱いでいる。ちょうど脱ぎ終わった。
 服のサイズはエルーのそれよりも若干大きく、手が袖の中に隠れて見えなくなる。
「別に汗をかいたわけじゃないし、寝る前に風呂入ってから着替えたから汚くない。
それに上に戻って着替えするまでだからな。ちょっと大きいかもしれないけど」
「サイズとかそういう問題では」
 シスターの服を着ることに慣れ、男性の服を身に纏うというのは、彼女にとっては恥ずかしいし、できれば避けたいことであった。
 中々承知しない彼女に、キリは背中を見せながら言った。
「あんたは裸でいたいの?」
 倫理観や道徳というものは、様々な価値観が入り混じる現実の前では風中の塵のように脆い。
 餓死寸前で食べられる草花があったら、誰だってむしって獣のように食べる。
 羞恥心という、服を着るという文明の中で磨かれちゃった本能に、エルーは忠実に従う。
「意地悪……!」
 タオルを上下のどちらかに巻いて、もう片方を手で隠して二階まで行く。そんなことをするよりだったら、少々大きめの服を着て進む方がどれだけマシなものか。
「見ないでくださいね」
 半場形骸化したような注意を言うと、キリはやる気なさそうに返事を返した。
 キリの視線よりも彼の手を離さないようそこはかと注意を向けながら、滝のように流れるシャワーに身を入れた。

362名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:58:47 ID:aUYKGkx6
 シャワーを出す機械は壊れていてもおかしくないほど不安になるのに、そこから流れ出る温水は、母の胸に抱かれているような安らかな幸せを享受してくれる。
「湯加減はどんな感じ?」
「いいですよ。身体がぽかぽか温まります」
 水滴の集まりが、汚れと共に身体の余計な部分までも洗い流して、身が軽くなるような錯覚を覚える。
 裸体である恥ずかしさなども不純物のように消えていく。夢中になって、その快感に浸る。
 時間を忘れて、身体を洗った。片手だけの不自由な生活を忘れてしまうような気持ちよさだった。

 蛇口を捻るだけで、絶え間なく身を包んでいたお湯が止まる。同時に、それまで感じていた全ての感覚が消えうせていく。
 汚れを抱え込んで、身体を伝って降りていくお湯はもう無く、急に冷まっていく身体には恐ろしさにも似た喪失感が流れた。
 心機一転、備え付けのタオルへ手を伸ばし、身体についた水滴を吸い取っていると……
「っえ!!」
 エルーの身体が、浴室の外へ飛び出した。キリが、繋がっている手を強く引っ張ったからだった。
 あまりに突然、羞恥心が沸くのも七丁念仏のように遅れていた。目の前で何が起こっているかもわからず、まずタオルで身体を隠した。
 二、三の呼吸の後、現実把握に頭が総動員した。しなければよかったと後悔するほど、辛く、厳しい現実が待っていた。
 目よりも先に異常に気がついたのは、手であった。キリと繋がっている命綱である手に、ぬるりとした生温かい液体が伝ってきた。
 先ほどまで浸かっていたシャワーのお湯とは違う、目の覚めるような熱さではなく、惰眠を貪る温い温度に、晴れ晴れとしていたエルーの気分は曇った。
 次いで気がついたのは、湯上りの身体に圧してきたキリの身体であった。それは、強姦にも似た無理やりな触れ方で、少しの優しさも無い乱暴な圧し掛かり。
 異性にこのように乱暴に触れられ、咄嗟に貞操の危機がエルーの脳裏を過ぎった。しかし、自分の体に圧し掛かった彼は特に何もしてこない。ベッドに寝るように、身を乗せているだけだった。
 不思議に思ったエルーはようやく恐怖に強張っていた目を開いた。
 自分の横に伏せているキリの顔は、不気味なほどに蒼白していた。
 命の蝋燭の揺らめきが吹き消されたような顔に、エルーは絶望をそのまま声にしたような悲鳴をあげた。
 その後で、ようやく気付いた。先ほどのガゼルの者が、キリの持っていた護身用の短剣で喉を刺されて息絶えていたことに。
 気絶しただけで、まだ生きていたのだ。何がそこまで自分達を追い詰めたいのかは知らないが、執念の炎は消えていなかった。
「血、血が」
 キリの出血の出所は、彼の胸に刺さっていた大きな槍であった。鮫すら一撃で伏すかのような大きさだ。
 槍は急所を外していたが、出血は酷く、キリの顔色は靄の一滴ほどの生命感を感じさせないほど悪い。
 キリの赤い血が、シャワーから出たお湯に混じって排水溝から流れていく。溶けていくように胸からの出血は続いていた。
 エルーは体を隠すことも忘れて、彼の傷口をきつく縛った。シスターは護身術のほかに応急処置も心得ているものの、実際に行うのはこれが初めて。
 だからといって慎重にゆっくりと行うことは無く、記憶よりも先に身体が動くように迅速に済ませた。
 日課のように繰り返していたためか、初めてなのにその処置は一流の医者に勝るとも劣らない見事な出来栄え。
 しかし、悲しいかな、所詮は応急処置。傷口を強く押さえつけて出血を押し止め、心臓に近い動脈を適度に縛って、
 出血を止めることが精一杯。キリの命が消えるのを遠のかせるだけで、回復には足りない。
「病院に連れて行かないと! キリさん、少し待っていてください!」
 誰でもいい、人を呼ぼうと電話へと走った――身体が霊に引っ張られるように重い。
 「急いでいるのに」と彼女が原因を探ろうと振り向いたとき、今でも手が繋がっていることに気がついた。
 一大事に慌てていてすっかり忘れていたが、手を離すと自分は消えてしまう。キリは、意識を失っていても、エルーから手を離さなかった。
 まるで運命の赤い糸だ。手を通じて伝わるぬるりとした感触すら、エルーには愛しく思えた。
363名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:59:40 ID:aUYKGkx6
 人より鼠の方が多いと揶揄されるような町でも、きちんとした医者はいた。腕前は確かで、町での評判もよい。
 聞けばもっと大きな町からのスカウトが何件も来ていたが、生まれ育ったこの町に他の医者が居ないという理由で、スカウトの全てを断ったそうだ。
 余所者が、夜分に叩き起こすような状態であったのに誠意の笑顔を持って接してくれた。
 しかし、キリを見るなり表情は地獄の釜を見たように一変した。
 神妙な面持ちで、手術前に言った一言が、エルーの気持ちを締め付ける。
「覚悟を、しておいてください」
 人間の出来た人物だからこそ、医者の言うことには説得力があった。
 不幸なことに関する説得力は、そのまま起きてほしくないことに比例する。

 手を離せないエルーは清潔にした上で白衣を着て、感染の恐れがないようにし、同じ医療室に入っていた。
 手術中、エルーは何もできない。ただ祈ることと考えることのみだ。
 特に、自分がのんのんとシャワーを浴びていたことに、後悔の念が集まっていた。あれが無ければキリは無事に済んだ筈だ。
 責任の念にかられるエルーは、手術中でもキリの手を両手で包み、強く握った。
 後悔と責任……その他にも、様々な考えが頭の中で渦を巻いて交差する。
 自分の責任を出し尽くした後は、彼の無事を何よりも強く祈った。
(神様……! 私はどんな苦痛でも受け入れます! ですから、トロイの希望であるキリさんだけは!)
 エルーは、彼が自分の生命線であり、トロイ患者の希望だからというだけで願っていたのではない。
 異性として、彼を想っていた。彼の性格と意思の強さに心を惹かれ、好きになっていた。だから願っていた。彼の無事を。

 やれる限りの処置を施したキリをベッドに寝かせ、医者は深い眠りにある彼をそのままに、エルーと対面した。
 エルーが、自分がシスターでトロイ感染者だと告げ、念のために医者に手袋をするように言った。
 直接の接触がなければトロイも移らないとされている。
 医者の視線には懐疑の念が見えた。彼女と患者の手は、一瞬たりとも離れずに繋がっていたからだ。
「患者を増やすことになるんじゃないか?」と質問したが、シスター教会の重要機密のため仕方なく、というはぐらした答えが返ってきた。
 もっとも、悪い人では無さそうなので素直に忠告を聞いて置こうというのが、彼の考えだった。
364名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:01:12 ID:aUYKGkx6
 医者は対面してしばらくの間口をつぐみ、何も言わない。表情から不穏なことを考えていることがエルーには予想ができる。
 小さな町だから、たまにしかこういう場面に出くわさないので、言い慣れていないのかもしれない。彼の人間性のせいもあるかもしれない。
 汗がいつまで経っても頬を伝わらず、額で滲んでいる。
「今更ですが、夜分に申し訳ありませんでした。就寝中の中邪魔をしてしまって」
「いえいえ、困っている患者がいれば休みでも。医者の不養生もなんぼです」
「それで、き、聞きたいことがあります」
 本心は聞きたくない。それでも聞かなければならない事に、エルーは自ずと向かい合った。
「あ、あの……この人の容態は……大丈夫なのですか? 私、医療は専門ではないので……」
 深呼吸をしても収まらぬ鼓動が、胸を潰すように痛めつける。
 想像することすら嫌な、残酷で最悪の宣告が来ないことを、何よりも強く祈って。
 やがて、氷山が崩れるようにゆっくりと医者は口を開いた。
「私は医者として、できる限りのことをしました。しかし……トロイに特効薬が無いように、医療も万能ではありません。
…………っと、答えを誤魔化すような言い方になってしまいますね。貴方が覚悟をしているのなら、私も正直に申します。
明日か明後日までに回復へと向かわなければ、最悪の事態を覚悟していてください。つまり、死ぬことを」
 それは、冬の雷鳴のような、衝撃的な知らせだった。
 ほんの数時間前まで普通に会話をしていたキリが、もうすぐ死ぬ。こんなにも若くて、元気な彼が、死ぬ。
 予想はしていた。したくなかったが、可能性の一つとしてどうしても浮かび上がってくる。
 「したくもない」と考えていたからこそ、彼女の心に強く残っていた。
 エルーは冷静に「わかりました」と返事をした。頭の中は空っぽになり、スープの匂いも分からない状態。
 医者は、彼女の表情が明らかに虚ろなものとなっていくのに気付きながらも、医者の義務として理由を説明した。
「何か鋭利な刃物で胸を刺されています。幸い、急所は外れていますが、刃物には毒が塗られていました。
近くの森に生息する蛙の毒で、体内に入ると失神を起こし、高熱に魘されます。
その後は激痛を体中に発しながら、人間の意識を薄めさせます。
解毒剤を投入しましたが、なにぶん時間がかかっていますし、傷口を通してすでに体を巡っていました。
この毒は、身体に回ることで毒としての性が目立つので、すぐに吸い出せばここまで酷くはならなかったのですが……」
 張りぼてのように、ただそこにあるだけの耳に、最後の一言は重く残されていた。
 傷口から毒が回っていたことなど、傍目からは分からない。それでも、エルーの心には強い自責の念が残った。
「とはいえ、傷からの出血をこれ以上出させないようにしたという判断も間違いではありません。
驚くべきはこの少年の抵抗力の強さですね。普通の人でしたら病院に運ばれる前に死んでいたと思います。
眠ったまま亡くなることもあれば、遺族の方々と話した後に回復することもありますので、まだ死ぬと決まったわけではありません。
容態が落ち着くまで、安静にさせておいてください」
「もう一つ……質問があります。この人が助かる可能性は……どれぐらいあるんですか……?
気休めはいりません。正直に教えてください」
 魂から絞り出すように声を出した。涙が憑依したような重い声だった。
 医者も、やるせない表情をした。医療の限界を超え、生死を決めるは人体の強さと運。そこまで自分が介入できないのが、歯痒く悔しいようだ。
「傷口はきちんと縫合しておきました。強い刺激を与えない限りは開きませんし、既に輸血済みなので出血死の心配はありません。
なので、毒に身体が勝つかどうかです。
これからの回復次第ですが、今のところ五分五分、もしくはもう少し悪いでしょう」
「…………分かりました」
 部屋に漂うは、深海のような重苦しい空気。何も知らずに時を数える時計の針のみが、唯一音を発している。
 キリは今、大事なギャンブルの景品になっていた。表に生、裏に死と書かれたコインを投げるギャンブル。
 投げるのは神か死神か、それさえも分からない。結末など、誰にも分からなかった。

365名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:02:23 ID:aUYKGkx6
 二人を寝室に残したまま、医者は腰を上げた。
 本来ならこの場にいて、彼女をもう少し元気付けてあげるのが本流なのだろうが、診療時間はとうに過ぎ、家族が心配しているかもしれない。
「何の用で旅をしているのかは分かりませんが、シスターの貴方なら、医療費もお安くしておきます。
それでは私はこれで。何かあったら呼んでください」
「ありがとうございます。少しの間、お世話になります」
 手打ちのような挨拶だった。本当に感謝の意でしているのに、言葉に上手く感情を込められない。
 繋がっているキリの手は、怖いほどに冷たい。自分が両手で包み込んでも、温まることなく氷のように冷たい。
 トロイ患者の手は皆一様に冷たい。エルーもかつては凍るように冷たい手であったが、キリと触れているうちにエルーには体の温かさが戻ってきた
 今度は彼の体が冷たい。トロイにかかっているのではなく、単純に血が体を巡らないからだ。
 顔に限らず、肌の色が全体的に薄く、今にも消えてしまいそうだ。トロイにかかっている自分が消えるのが正しいのに。
 涙を堪える姿が、可哀想なほど痛々しく映った。

 翌日も、更に翌日も、キリの様子は一向によくならなかった。
 この町に来て三日経っている。その殆どを、薬品くさい病室ですごしている。
 キリの生死の程は曖昧模糊、人智の及ぶところではない。
 それなのに、エルーは朝、目を覚ませば、彼の魘されている眠りが、妻と子供と川の字で眠るような安らかなものに変わっていると信じていた。
 希望に満ちた考えに、少しの疑念も抱かず……抱けずに、彼の回復を待っていた。二日間も。
 手を離さずにキリの意識の回復を待つ彼女の噂は、瞬く間に広がっていった。
 二人を心配して、トロイの感染の恐れも知りつつ、激励の言葉を何人も何人も送った。
 差し入れと称して、実家で取れた農作物や、誕生日に食べるような丸い大きなケーキを持ってくる人もいた。
 店は閑古鳥が鳴くような場所が多いのに、町の人の親切には涙腺が泣きそうだ。
 あれ以来、自分には危険が来ていない。ガゼルが追っ手を送らないのは、人目につくとまずいからだろうか。
 不幸中の幸いだったが、幸いが起きようとも不幸は不幸だ。
 エルーは眠っているときでも、寝言に乗じて彼のことを心配した。
 食事のときも、片時も彼の心配が頭から離れず、この地方の名産品の味が甘いのか辛いのかも分からなかった。
 手は絶対に離さなかった。手も動かせられない彼のために、命を離さずに掴むように。
366名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:03:14 ID:aUYKGkx6
 三日目の夕方、医者が誰も居なくなったのを見計らって、深刻な表情で聞いてきた。
「エルーさん……少しお話があります。よろしいでしょうか?」
「は、はい」
 時計の音は、相変わらず蚊帳の外とばかりに秒針を振る。ネジを一日巻かないだけで鳴らなくなる小さな音が、今は鼓膜を破るように響く。
「キリ君のことです」
 静かな……腹の力を使っていない弱い声が、時計の音に紛れて出てきた。
 死神の鎌のように、いつの間にか自分の後ろに立っていそうな弱い声だった。
「キリさんが……何か?」
 朗報の知らせには見えない。それでも、ひょっとしたら不安にさせて、それからいい知らせを教えることで喜びを倍増させようと狙っている?
 ――と浮かぶのは、彼女も相当おめでたくなっている証拠。
 ほんの少しの後、エルーは後悔する。期待など抱かずに、素直に医者の表情通りのことを考えておくべきだった、と。
 僅かでも希望を持った場合、それを裏切られたときの苦しみもまた倍増するのだから……
「キリ君の体力は、今夜が峠です。おそらく、回復の見込みはありません。
おそらく、と言いましたが……1%の確立もないと考えてください」
 裁判で死刑を宣告する気分とは、こんなものなのだろう。一度喉元を通れば、意外なほどすんなり全文を言えた。
 その後の被疑者の表情を見た気分は、最悪だったが。
 直後に聞こえたエルーの泣き声には、医療の限界の非力さを恨んだ。

367名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:03:58 ID:aUYKGkx6
 外は激しい雨が降っている。この地方では、傍若無人に暴れまわる自然災害は起きないらしい。
 それでも雨に濡れることを嫌がる町の人達は、窓を閉め、鍵をかける。雨粒が家を叩く音に慣れつつ、仕事あるいは余技に没頭する時間を送る。
 宿屋の主人は、壊れた部屋の修繕に午前中を費やし、泥のように眠っていた。医者も早々に店の看板を閉め、close(休み)と書かれた板を店先に垂らした。

 エルーは、何もしなかった。することが何もないし、例えあったとしても上の空で集中できなかった。
 ただ、死を宣告され、三日間変化の無いキリと、同じ高さに顔を合わせるだけだった。
 同じ高さは顔だけではない。腰も、足も、繋がれた手も、体重を支えるベッドも、横たわるシーツも、全てを同じ高さにしていた。
 彼と繋いでいる手は、いつまで経っても冷たい。本当に氷でできているように。
「キリさんの手は冷たいですね。三日間経ったのに、ずっと冷たい」
 一蓮托生、寝るときも、着替えるときも、常に離れることなく繋がっていた手を、二人の顔の間においた。
 指の間に感じるマメの感触にも慣れた。垂れて固まった血は見る影も無く拭き取られている。
 自分の生命線である彼の手が、大切なものであると同時に、婚約者のように愛しくなった。
「ずっと冷たくて、キリさんの目が覚めたら温かくなってくるかなーって思っているんですよ。
お医者の方から、1%の可能性も無いといわれているのに、まだ思っているんです。おめでたいですよね」
 声は、後に進むほど雑が入り、真っ直ぐ言えなくなっていた。発音が濁点のついたものに近くなって、それでも懸命に喋り続けた。
「あとですね、キリさんに謝らせてください。
あのとき、お風呂でキリさんの体から毒を吸い出していれば、こんなに苦しむことなくて、今頃また旅に出られたらしいですよ。
私がもう少し医学に精通していたら……キリさんの顔色の悪さが、毒によるものだって気付いていれば、キリさんは」
「あんたって何でも背負うのな」
 エルーはその瞬間、罪悪感から解き放たれた。涙を拭うことも忘れた。空耳だろうかと疑うこともできないほど、突然だった。
 強い期待を持ってキリの方を見た。彼が目覚めていたとするなら、何という僥倖だろう。
「キリさん……?」
 だが、期待は見事に裏切られた。彼は目を開けることもなく、何かに反応する様子も無い。彫刻のようにただ佇むだけだ。
 あれは自分の空耳だった、そう納得せざるを得ない。医者に宣告された1%未満の確立と、今までの経緯からすれば、やはり奇跡は起きない。
 エルーの期待など知らないように、キリの口は疾走した後のように荒い呼吸を周期的に繰り返す。
「意地悪っ、こんなになっても意地悪……っ」
 言葉通りの気持ちは、一切込められていない。むしろ感謝をしていた。ほんの一時だけでもキリの肉声が聞けたことに。
 少し身体を起こして、彼の体の上に寄りかかった。彼の荒い呼吸が一瞬止まり、口が閉じられた。
 時間が止まったように動かないキリの唇に、自分の唇を重ねた。
 乾いた唇に触れても、ほんの少し動いただけ。彼の命の灯火の揺らぎのように、ほんの一瞬であった。
 その一瞬だけでもよかった。キリにはしっかりと感覚が残っていることが分かった。
 手を強く握ってみた。本当に微か、でも、確実に、キリは手を握り返してきた。
 針先よりも僅かな刺激かもしれないが、彼が感じてくれるなら、とエルーの心にある決意が生まれた。
「……すれば、キリさんも少しは気が楽になりますよね?」
 決意が生まれると、何も聞こえなくなった。
 外を打ち鳴らす豪雨の雨音も、キリの激しい呼吸も、怒鳴るような自分の心音も、それまで冷静に時を刻んでいた時計の短針の音さえも。
368名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:05:22 ID:aUYKGkx6
「キリさんはひどい人です。
男の人との性交が、私にとってどれだけ怖いことなのか全然知らないんですから。眠るだけで。
でも、いいんです。ずっと眠っていてもいいから、どうか元気になって」
 今までずっと守ってきた操は、そう簡単に捨てるわけにはいかない。でも、キリの命が助からなかったら、身通のまま自分は消えてしまう。
 毒のことは自分が悪いという負い目、そして、本人にも言わなかったし、隠し続けてきたが、
 いつの頃からか彼に持っていた好意が、精子と卵子のように混ざり、彼女の気持ちに踏ん切りをつけた。

 エルーの身体が火を灯したように熱くなった。野原の火災のように身体の隅へ届く。
 居たたまれなくなり、手を衣服の継ぎ目へと伸ばし、纏っている衣を脱いでいった。
 意外なほど恥ずかしくなかった。キリが眠っていて、見られていないから? それとも、ずっと一緒に居て今更恥も外見も無くなった?
 あるいは、体が熱くなりすぎて、羞恥の心も感じられないほど、今の状況に酔っているのかもしれない。
 真相を求める気もなく、マグマのように沸々と高まってきた性的関心が身体を動かした。キリのためという、本来の目的を忘れてしまいそうなほど。

 何かに導かれるように、エルーの手はキリの衣服を脱がしていく。
 裁縫屋の息子でありながら変に着飾ることがなく、ユニセックスな服装を着ていて、外し方の詳しい知識など要らなかった。
 少し彼の背中を浮かせ、下から捲り上げて頭の方へと持っていくと、ガーゼを通して血の滲む包帯が現れた。毒の影響だろうか、血の色が普通と違う。
 自分が吸い出していれば、と何度後悔しただろう。今からでも遅くないのでは? と疑ったりもする。
 でも、生兵法は怪我の元というから、後悔の念を噛み締めて耐えた。
 上の衣服と同じように、下のズボンも脱がし、下着一枚が彼の身を隠すものとなっている。この奥にあるものを知らないほど幼くはない。
 自分の知識では、生理的な機関として使われる男の性器。知ってはいるけれども、幼い子供のものでさえ見たことがない。
「ちょっと……怖いけど」
 雷の道程のように曲がりくねった陰毛が露出する、心の中にそれを見ることに対する恐怖がざわざわと登りつめてくるが、
 手は一瞬膠着しただけですぐに動きを再開し、キリの下着を下ろした。
「〜〜〜〜〜」
 瞼が凍りついたように離れない。おそるおそる直視すると、エルーの頭中には鈍器で叩かれたような衝撃が響いた。
 想像はしていた。せいぜい自分の親指ぐらいの大きさをしているだろうと……甘かった。そこにあるのは、性欲の権化だった。
 全体は、古薔薇のような少し汚れかかった色の皮に包まれていた。皮の表皮を、血管が青い線となって目立たない程度に散布している。
 だが、何よりもエルーが驚天したのは、先端の部分に他ならない。クルミの実のように、小さな皺がびっしりと放射能上に広がっている。
 その中心となるところは小高く盛り上がって、ぱっくりと割れていた。
 どれもこれも、エルーに涙と嗚咽をもたらす不気味なものだが、極めつけとして、これが自分の指を二本重ねたものよりも大きい。
(本当にこんなものがあそこに入るの? 壊れてしまうんじゃ……)
 っと、彼女が疑心していると、キリが苦悩の表情のまま首を横に動かした。
 こういうのは道徳的・倫理的に反する行為なのではないか、一瞬頭を過ぎった疑問だが、そんなことに考えは囚われない。
 口付けをしたときに燃え広がった体の熱さに、エルーは従順に従う。
369名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:05:56 ID:aUYKGkx6
 子孫を残すという、生物の本来の役割を果たさんと、性欲が沸き起こって逆らえない。
 それに、少しでもキリの痛みや苦しみを和らげることができるのなら、自分の純潔を犠牲にする覚悟もできていた。
 想像とは違い、おぞましささえ巻き起こるキリの男根を目の前にしても、その決意は蚊ほども揺らぐことは無い。
 突如、股間が情熱を帯びたように熱くなった。叫ぶ子供のような自己主張に、ついつい手をかしてあげたくなった。
「え、ええっ」
 そっと撫でて、膣の疼きを収めようと思っていたのに、状況は思っていたよりもずっと悪い。
(濡れてる!?)
 それは、休む間もなく高揚な気分のまま性的接触を繰り返していたからだった。
 慣れていない刺激が、まだ成熟しきっていない彼女の身体には少しばかり刺激が強すぎたようだ。
 指が感じ取った湿り気は、体の作りとして常に濡れている程を超えていた。
 指を一本入れて、少し動かせば淫猥な音が鳴る、自慰行為という、聖職であるシスターにとって有るまじき予想ができる。
 一粒の愛液が、膣口から太股を伝って身体を下っていった。それに続くように、愛液が一滴、また一滴と編隊を組むように零れてくる。
 やがて、一つの大きな雫となってエルーの下にいるキリへと零れ落ちた。
 自分がこんなに淫乱な人間なのかと自己嫌悪に浸る寸前、エルーは首を真下へもたげた。
 当然、下にはキリがいる。自分の愛液がキリの下腹部に零れている。その絵を見ると、また愛液が垂れてくるので本末転倒。
「……情けなくなってきた」
 今にも頭が取れそうなほど、頭を垂れて落ち込んでいた。下にいる彼を見るとどうしても気分が収まらない。
 目のやり場に困るし、かといって目を閉じても彼の裸体が焼きついたように鮮明に浮かび上がってくる。当然、そこには男性器が鬼の首のように目立っている。
 エルーは、目を開けても怖い、目をつぶっていても怖いという窮地に追い込まれていた。
「うわ……お、大きくなって、上を向いてる」
 いつの間にか、キリの男根は先ほどよりも固くなり、天を指すように向いていた。
 繋がっていない方の手を、ゆっくりと、アメンボの波紋のように小さな感覚でそれへと手を伸ばす。
 これに触れないと何も進まない。進むことができない。
 イヴが禁断の果実に手を伸ばしたように、自分にだって簡単にやれる――その意気込みは、手に伝わらず、直前で手の動きが止まり、急に震え出した。
 エルーは、何度も挑戦したが、手を伸ばしきることができなかった。
 凶器が目の前で振り回されているのとは、全く別の恐怖心が彼女の身体を支配し、拒否を繰り返した。
 場を切り開く、輝かしい光明が目を開けた先にあるのに、そこは天国よりも遠いものに思えた。
「……怖い……っ!
……いざっていうときなのに」
 自分に対する卑下の念が胸中を暗雲のように漂う。
「どうして私ってこんなの弱いのっ?……キリさんの苦しみが和らぐかもしれないのに。
キリさんを苦しいまま死なせるなんて、嫌だって思っているのにッ!」
 目尻に溜まる涙が、彼女の視界を曇らす。
 本来は明確に見えている筈のキリの姿が、水に混ぜた絵の具のようにぼやけ、広がった肌色にしか見えない。
 本来の視力なら克明に分かるのに、彼が今どんな表情をしているのかも分からない。
 毒に苦しんでいるのだろうか? 睡眠に疲れて無表情のままなのだろうか?
 何も分からない。大粒の涙がエルーの目尻を離れ、キリの顔へと落下していき、頬で弾けて飛散した。
370名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:08:12 ID:aUYKGkx6
 ふいに、エルーと結ばれていないキリの手が、彼女の涙をティッシュで拭き取った。
 あまりに自然な行動で、彼女は違和感に気付くこともなく、涙が枯れる勢いで泣き続けた。
「泣くなよ。冷たいんだからさ」
「……っ!!」
 下から出た声が、エルーの思考を止めた。
 喉が潰れたように声が出なかった。驚きと喜びが入り混じって、よく分からない気持ちが彼女を席巻した。
「キリ……さん?」
「何? 汗はちゃんと洗った? 風邪を引いたら厄介だからさ」
 ようやく出た声には、きちんと彼の返事が返ってきた。感情の起伏がある返事に、涙は止まるどころかますます零れてきた。
 信じられない、けれども嬉しい。三日間ずっと眠っていた彼が、感覚を持って、いつも通り優しい声を聞かせてくれた。
 1%の可能性も無いと言われ覚悟はしていた。でも、キリは生きている。
 今見ているのは、夢魔の見せている幻覚ではないかと、エルーは自分の頬を抓った。
「夢じゃないっ!」
 柔らかい頬は強く抓るとすぐに痛くなった。キリは突然自傷行為にはしった彼女に驚いて、「わっわっ」と声をあげていた。
 エルーは彼の手を強く握った。握っている手は相変わらず冷たいままだが、そこ以外の彼の肌には、命の温かさがある。
 身体を焼きたての生地で包み込むような、不思議な温かさ。触れているだけで心の底から安心できる。
「本当に……本当に生きているんですね。よかった……キリさんが無事で」
「大丈夫だって。俺に触れてないと、あんたは消えるからな。俺がそのうち無事なようにしてやるって」
 キリの思いやりの心に、エルーは首を横に振った。
「違います! 確かにキリさんに触れていないと、私はトロイで消えてしまいます。
でも、そうじゃない……それだけじゃなくて……その…………」
 雨音を吹き飛ばすような大声を出したかと思ったら、今度は静寂の一部のような小声になった。
 キリは頭に疑問符を乗せて彼女の言葉が紡がれるのを待った。その間に、エルーと自分が裸であることに気付き、竜巻のように性欲が巻き起こってきた。
 悶々とした性欲をキリが堪えていると、エルーがおでこをコツンと額を当ててきた。
 その表情は、今にも泣き出しそうな頼りない表情であった。でも、強い決意に満ちた瞳で見つめていた。
「キ、キリさんの命が助かって、私が嬉しいのは、トロイだけではなくて……
トロイだけではなく……キリさんのことが好きだからです!」
 目の前が、太陽で照らされたように明るくなった。
 無論、それは気分的なことであって、外は暗雲に包まれて、親の仇みたいな集中豪雨が視界を遮り、ついには雷が槍のように鋭く尖って降り注いでいた。
 今に限らず、この町についてから三日になるが、一度たりとも太陽を見ていない。
 しかし、少なくても彼らの間に流れる空気だけは、春の日差しのように優しく、森の風のような爽やかさを持っていた。

 眠気を呼ぶような空気にやられたのか、キリはぼふっと後頭部を枕にうずめた。
 顔はにかっと笑っていて、エルーの言葉を何回も頭の中で反芻するようだ。
「へえ〜、あんた俺のことが好きなのか!」
 エルーは自分にまたがって見下ろしている。告白に使った勇気が抜けていったのか、顔からは緊張感が抜けていた。
 繋がった手を引っ張ると、抵抗なくエルーは崩れこんできた。
371名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:10:26 ID:aUYKGkx6
(ついに言っちゃった……どうなるんだろ、気まずい状況のまま本部に行かなければならないのかな)
 今更ながら、常に離れられない人に告白をしてしまったことの重大さを気付いた。
 これでOKだったら万々歳。年中想いあって、ミツバチが寄るような甘い時間を過ごせる。
 しかし、キリが自分のことを好きではない、あるいは誰か別に好きな人が居るなら、ふられた相手と常に一緒に居なければならない。
 それは蛇を夏の路面でじっくり焼くような、拷問めいたことだ。返事一つで、自分の人生の全てが決定付けられるような気さえする。
 ただ、包み込むように背中に回されたキリの手からは、嫌な感じはしない。
 緊張の余り、真横にあるキリの顔が陽炎のように歪んだ。いびつな輪郭のキリの顔が自分に近づいてきた。止まらない、ぶつかる。
「むぐっ」
 ぶつかった。それも、唇が。
 ただのキスじゃない。舌が強引に割り込んできて、自分の口の中をかき回すような動きをした。
 舌と舌が、鮫の交尾のように絡みあい、唾液を巻き込んだ卑猥な音を鳴らす。
 曇った声が漏れる。慣れていない刺激に、股間がまた熱くなってきた。
 キリの舌の動きは天性の動きではなく、何回も研鑽を積み重ねた動きだった。絶対に初めてではない、三桁ぐらいやっている。
「ふむ……んむんーっ!」
 顔を離そうとしても、背中にあったはずの手がいつの間にか頭を押さえて、外すことができない。
 キリの舌が家捜しするように自分の口内を動き回る感触に、次第に体が酔っていった。
 抵抗していた手も、力なくシーツに伏した。
 ようやく離れた頃には、もう口の端についている唾液はどちらの物かも分からない状態だった。
 子供の頃に夢見ていた可愛らしいキスとは違う、相手の存在全てを貪るようなキス。
 気持ちよくて、股間がじわりと感じたことは確かだが、エルーはかんかんに怒っていた。
「な、どどど、どうしてこんなことするんですか!? こういうのはもうちょっと段階を踏んでからするものです!」
 唇に手を当て、少し仰け反る初々しい乙女の反応を見せる。キスそのものは、少し前に自分から勝手にしたことは棚に上げているのだが。
「んっと、俺のことが嫌いだったらやめようかなって思っていたけど、俺のことが好きだったみたいだから」
 普通なら理由にならないキリの言い分。しかし、二人とも全裸という状況、更にエルーの方から服を脱がせていたとあっては、疑うことはないだろう。
 まさか、「助かってほしい」という理由で全裸にするとは考えられない。安産を祈願して氷布団で寝せるようなものだ。
 食卓に赤飯が置いてあり、その側に母子手帳を持った女性がいるのなら、誰だってその女性の妊娠を想像するように、キリはエルーがこういうことを望んでいると推理した。
「うぅ……急に恥ずかしくなってきた……」
 実際に望んでいたとはいえ、キリの苦しみを和らげる目的で行う予定だった。彼の目が覚めているのなら、もう峠を越したのだと思った。
 ならば、自分の貞操はいつか巡ってくるその時まで、守りたいと思うのが心情――というのを、毛先ほども気にしていないのが、キリだった。
372名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:11:53 ID:aUYKGkx6
「なーんか盛り上げるものねぇーかな」
 枕元を丹念に調べて、やがて誕生日ケーキに差す様な小さなロウソクに火をつけて、二人が誤って消さないような高い場所におさめた。
「誕生日に食うような大きなケーキがあったけど、まあそれは後回し。
こういう時はムードがあった方がいいよな? 電気消すぞ」
「ちょ、ちょっと!」
 抗議の意も聞かずに、電灯を消された。視力が役に立たないほどの暗闇が周囲を包み込む。
 月は雲に覆われ、悲しいほど光を照らさない。時々光る雷が、最大の光源。だが、そのときに届く音には、身の毛もよだつ思いを受ける。
 月光、雷光、どちらも役に立たない。ロウソクの頼りない明かりに、心細いながらも信頼を置くことになってしまった。
 しかし、ふらふらと揺らめく小さな明かりを眺めていると、体の疲れも心の疲れも安らぐ。
「ムード……出ますね……夕焼けの中にいるみたい」
 赤く照らされるキリの横顔に、エルーの心臓が高鳴る。
 ただ、キリの行動には驚いて声をあげた。
「ちょっ」
 言葉で遮る前に、キリはエルーの脱いだ服を一つ残らず、丸めてドアの方へと投げていた。
 後を追おうとしたエルーの手を、キリはずっと離さない。運命を繋ぐ赤い糸どころか、犯罪者を逃がさない手錠だ。
「これで引き下がれないよな。
よしっ! それじゃあ」
「ひぃ!」
 エルーは、獣に狙われる視線を感じた。見えないはずなのに、人間が持っている第六感が敏感にも感じ取った。
 が、察したとしてももう遅く、キリはシャワーのところでしたように、彼女を強引に組み敷いた。
373名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:12:26 ID:aUYKGkx6
 男の力にはかなわない。いつも繋がっている手はそのままで、反対側の手はしっかりと自分の手首を掴み、シーツに押し付けている。
 身体全体を重ねているわけではないにしろ、両腕が使えないのでは力も上手く入らない。
 組み敷かれたときに足を大きく広げてしまい、その間に彼の体が入っていた。男の性器が、へその下の柔らかいところに当たっていて、その感触が十二分に伝わってくる。
 エルーの顔のすぐ側にキリの顔があり、彼が言う言葉は直接耳に入るような状態にあった。
「初めて見るんだけど、スタイルいいな(胸小さいけど、言うと怒るだろうな)。
太っているわけじゃあないし、痩せすぎてもいないし」
 嬉しいはずなのに聞きたくない。込み上げる恥ずかしさが顔を赤に染めて自己主張をする。
 聞こえる声のボリュームが大きいから、恥ずかしさも比例して増大するようだ。
「だ、駄目! やっぱりこういうのはっあむっ!!」
 エルーの抗議を遮るように、キリは強引な口付けをした。
「んー!! んむ〜!!」
 絡められたキリ舌が、エルーの舌のまともな動きを邪魔しているため、抗議しているのか、それとも普通の声を出しているのかの違いもつかない。
 必死なのに、それを嘲笑うように性感が湧き上がってきて、頭の中は霧がかかっているように白くなっていく。
 二人がキスをしているとき、雷が轟音を引き連れてすぐ近くに落ちたが、気がつくこともできない。冷静な判断は、曇った声と一緒に外に出したように消えていた。
 長く、蜂蜜のように甘く濃厚な口付けを終えると、エルーはくたっとベッドにもたれた。
 細く開かれた目に、キリの顔が映っている。ロウソクの炎に照らされる彼の顔は、照れとは違う煌めきに満ちていた。
 彼の表情には、汗を垂らす焦りが見えた。何に焦っているのだろうか。なかなかできないことに焦っている? 早くしたいという気持ちに焦っている?
 口内の痺れるような感覚が邪魔で、頭が働かない。快感が高まった末に、緊張というものをパンクさせてしまったようだ。
 ぬるま湯に浸っているような幸せな気分。手首を押さえつけていたキリの手の感覚が消えた。
「ひゃぅっ!」
 大声をあげて、閉じかけだった目を大きく開いた。
 胸が、紅葉の形に熱くなった。重い首を動かして目線を下ろすと、キリの手が胸に触れていた。
「筋肉があまりないから、本当に触り心地がいいな(やっぱり小さい)」
 褒め言葉と共に、パン生地をこねるような強引、けれど優しくて乱暴ではない手付き。
 やっぱり、ここでもキリの手付きは慣れているようだ。エルーは初めて異性に触られたのに、恥ずかしさよりも気持ちよさの方がすぐに上回っていく。
「ちょっとピリっとするのをいくからな」
 ふくらみの頂点にある突起に、キリの指が伸びていた。顔を背けて愛撫に備えるエルーに、間もなく弱電のようなむずがゆい感覚が走った。
「ん……く…………くぅ……んぅ……」
 エルーは自由になった手で口を覆うと、鎖骨に頬を添え、気を抜けば漏れてしまう声を必死に押さえつけた。
 それでも、キリの指が織り成す性電流に感電したように小刻みに震えが起きて、耐える表情には涙が添えられてきた。
「耐えたら余計に辛くなるんだから、声を出した方が楽になれるって」
 突起への愛撫を続けながらのアドバイス。ここでも、女のことを知っているような口調だった。
 言葉に同意したエルーは、口を覆っていた手を離した。堪えきれないなら、もう堪えるのはやめた。
 顔も枕に全体を任せるかたちにして、瞼をそっとつぶった。
「ふぁ……はぁ、んはぁっ!」
 艶やかというフィルターを通した声が、何度も外で出されていく。
 素直になって、喘ぎ声を出すようになった彼女の気分は、男であるキリには分からない。
 自分が愛撫をしているうちは、悦の混じる可憐な声を泉のように出して、快感に酔いしれるだろう。
 しかし、自分の行う行動が、快感だけではなく、痛みを伴う領域にまで進んだら? ――おおよその予想はできる。
 汗を垂らして、肩を震わせている姿からは、性に慣れている余裕は微塵も感じられない。処女なのだろう。
 男の性器が入ることに対する精神的な恐怖に加え、熱された鉄の棒が膣を引き裂いて入ってくる肉体的な痛みへの恐怖が、彼女の想像を渦巻いているはずだ。
 正解なのかは聞けないが、本当にそう思っている気持ちでやらなければと、キリにも力が入る。
374名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:13:22 ID:aUYKGkx6
 手で突起を挟むのをやめ、その代わりに今度は口で啄ばむように挟み込む。
 唇で優しく噛み、磨るように横に動かして、舌先でつんつんと触れると、エルーは今までに無い大きな喘ぎ声を出した。
 その表情は、今までに無い色香に満ちていた。声を我慢しなくなったことで開放感になっていたためだろう。
「気持ちいいか?」
「はいっ……思ってたよりも……嫌な感じしなくて。
まだちょっと怖いですけど」
 エルーの艶めいた声と表情に、キリはふふんと笑って返し、顔を胸に埋めた。
 突起を口に含むと、赤ん坊のように吸い始めた。吸われている方も痛くないように、優しく。
 どんだけ吸い続けても母乳は出ないのに、キリの表情が甘いものへと変わっていく。そして、エルーの表情も。
「きゃ……ひゃぁ! く、くすぐったいですっ! 吸わないで、吸わないでくださいっ!」
「『一足先に母親の気分を感じる体験』ってことで」
 悪びれる様子も無くキリは口を離さずに続けた。先ほどまでの触る刺激とは違い、気持ちいいというよりもくすぐったさが強い。
 エルーは自由な方の手を伸ばしてキリの顔を離そうとするが、上手く力が入らない。じんじんと頭に登ってくる感覚が、考えを消してくる。
「ぷはっ」
 口を離すと唾液の糸と突起が繋がっていた。桃色だったのにほんのりと赤く染まり、ぴんと上を向いている。
 自分の作業に満足したように、顔を胸の谷間に下ろした。溶体菓子のような柔らかな丘が、頭の両隣でぷるぷると波打った。
「あんたって、なんか安心できるんだ。
小さい頃、母ちゃんに抱っこしてもらったときに似てる。10年ぐらい、ずっと忘れていたけど
きっと、あんたはいい母ちゃんになるんだろな」
「いい母親……?」
 キリの言葉をきっかけに、エルーは彼の出身地タームの町にいるキリの母親を思い出していた。
 彼の母は、キリの妹だと勘違いしたほど小さな体なのに、度量というか人間性は人一倍大きくて、初対面でトロイの巣窟のような自分を、豪勢な食事と共に温かく迎えてくれた。
 外部の人でも偏見持たずに接してくれる。息子であるキリもよくできた人だが、彼女が育てたのだ。ああいう人は、いい母親なのだろう。
 トロイで消えることなく成長できたら自分もああいう風に――その思いを後押しするように、キリが話を出した。
「じゃ、子作りの下準備っと。ちょっと入れてみる」
「はい?」
 比喩の無い、あまりにストレートな表現に頭がついていかず、気の抜けた返事が出た。
375名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:14:21 ID:aUYKGkx6
 頭よりも体の方が先に言葉の意味と、今の状況を理解した。
「き、キャァアアッ!!!」
 猫のような悲鳴が意識せずに出た。太くて長い何かが、エルーの膣に了解も無しに入り込んできた。
 アルコール度の高い酒を飲んだように、一呼吸の間を置いて下半身が熱くなる。膣から愛液が伝って、股の部分が熱くなっている。
 押し込んだがエルーの処女膜を捉え、キリの表情を重くした。
(やっぱり処女か。そりゃシスターだしな。いくら美人でも触ったらトロイにかかるなら、そっぽ向くのか)
 深く押し込むと、膣内で溢れた愛液が零れ出て、シーツに染み込んでいった。
 思っていたよりも痛くないとはいえ、何とも言えない苦しさが込み上げてくる。
「あはっああっ!」
 ゼンマイを巻くように指が中で動く。膣肉もねじれて、重なる快感が走った。
 波のようなものが股間から周囲に流れていき、エルーは身をねじり、甘い声を出して涙ながらに訴えた。
「そんな……ぁ、いきなり本番なんて。心の準備もまだだったんですよ」
「いや、今のは指だけど。人差し指」
「ゆ、指ですか!? 今のが」
 驚愕しているエルー、信じられないという表情を止めない彼女は、身体を起こして、下腹部に目を向けた。
 本当に指だった。キリの指は、自分の指よりは少し大きいとはいえ、勃起した彼の性器に比べれば棒前の針だ。
 自分の中で、愛液の海を泳ぐように動き回る何かは、固いし、太いし、長かった。男性器が入ってきたと何の疑りも無く思っていた。
「人間、でっかいアリとか得体の知れないものに触れると、それを過大に評価するっていうけど……」
 キリの言うとおり。自分でもあまり挿入に慣れていないために、エルーは入ってきた指の大きさを錯覚した。
 そして、すぐにキリの男性器へと視線を向けた。
(大っきい)
 勃起した男性器の大きさには、格好つけた例えなど出てこない。
 膣からはぬるぬるした愛液が出ていて潤滑油の役割をはたすようだが、本当にあんなものが入るのかと、またしても疑心暗鬼になった。
「そろそろいくけど」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
 膣口の厚い入り口が、愛液に塗れている。痛くならないように自分を整えて、男性器を歓迎してくれている。
 が、本人だけが歓迎してくれない。ご馳走をお預けにされた気分になった。
「なんだよ?」
「私…………はじめて……ですから、やさしくしていただけると助かるんですけど」
「(処女膜あるんだからわかってるって)俺がリードするから、安心していいってば。
でも、そうやって優しくやるには条件つける!」
「いじわる……そういうこと言われると断れないって知ってるんですか?」
 ぷくっと顔を膨らました。
 キリはえへへと子供っぽい笑いを浮かべた。そのまますぐに、真剣な表情に移行する。
 結婚を申し込むときのような、あるいは人生の最後を見極めたような、決意極まった表情だ。
「え……」
 エルーは、彼の表情を見ていて、突然涙が頬を伝った、何故か分からない。
 彼の真剣な表情を見て、普通なら見惚れるか安心するのに、何故か涙が頬を伝った。
376名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:16:06 ID:aUYKGkx6
「お、おいあんた! 大丈夫か」
「大丈夫です。何でかわからないけど……気にしないでください。
心配してくれるのは嬉しいけど、それよりも」
 「続きを……」と言いたげな彼女の瞳に、キリは心臓が高鳴った。
「あ、ああ……いらない心配だと思うけど、もし子供ができたら、変にぐれたりしないようにちゃんと育ててほしい。
頭がいい子に育てるとかじゃなくてさ、普通に育てるだけでいいんだ。
つまり、その、いい母ちゃんになれよっ! てこと!
約束できる? OK? 指きりできるか?」
「指きり?」
 エルーは何のことだか分からなくてきょとんとしていた、
 小さい頃に住んでいた町の全員がトロイによって消えてしまったため、同年代の子供と遊んだことはほとんど無い。
 小指と小指を繋げることが、約束を絶対に破らないようにするものだということも知らないようだ。
 キリの頭の中に黒光りする悪巧みが光った。実行に移す前に「ごめん」と心の中でまず謝った。
 キリは、それまで楔のように繋げていた手を離した。
 当然エルーは驚愕と共に血相を変えた。触れていなければ自分は消えてしまうのだから。キリもそんなことは重々承知なのに、あえて離した。
 っと――キリが腰を少し上げて小指をピンと立てて、エルーの胸元に突き出した。
「あ、ぇ??」
 何が何だか分からないまま、エルーは胸の苦しみを抑えながら、やたらと目立つ彼の小指を軽く包み込んだ。
 生命線の手を無事掴んだことに、ほっとした気持ちが高まってくる。
 無駄なことにハラハラさせられて、心臓が激しく波打つ。
「それで、小指と小指を繋ぐんだ」
 心臓の動悸がおさまらない。けれども何もすることもなく、キリに言われるままに、小指を繋げた。
「よし、じゃあ俺のいう事を、そのまま真似して続けて」
「あ、はい!」
「ゆ〜びき〜りげんま〜ん」
「ゆ、ゆーびきーりげんまん?」
 言葉と共に、手と指が振り子のように一定距離を上下する。
 指切? 拳万? 知らない言葉を喋る舌が上手くまわらない。
「嘘ついたら」
「ウーソついたら」
「マチ針千本の〜ますっ(実家アレンジ)!」
「待ちハリセンボン飲―ます(オリジナル+α)」
 最後にキリが「指切った」というと、エルーの握力を振り切って小指を引き抜いた。
 彼女の病魔が慌てるよりも先に再び手を繋げ、彼女を一安心させた。
「あの、今のは一体」
 またしても変な汗をかき、きょとんとした表情だった。ちょっと怒りが篭っているようにも見える。
「子供の頃によくやった約束の決め方。破ったらハリセンボン飲ませるって取り決めだよ。
……まあ、針千本飲むなんてことは普通しないから、気分的なものだけど(スイは本気でやらせたけど)」
 キリは自分のトゲトゲ頭を軽くかくと、先ほど見せたような真剣な表情でエルーの方を見た。
 エルーは一瞬俯いた後、覚悟を決めた表情で頷いた。二人の手は、手の平と手の平をぴたりと合わせ、固く繋がれていた。
377名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:17:14 ID:aUYKGkx6
 キリは慣れているのか、それとも冷静さに関して天性の才能でもあるのか、心臓の鼓動がいつもより少し激しいぐらいだが、
 抱かれるのは初めてのエルーはそうではない。抱き締めてくるキリの身体はとても大きくて、シャワーを浴びるのとは別の気持ちよさが流れていた。
「キリさんの腕の中、大きくてほっとします。今なら……大丈夫だと思います」
「そうか……いいんだな」
「ホントのところ、やっぱり怖いんですけどね」
「優しくするよ」
 唇を重ねて、キリはエルーの唇が小さく震えていることに気付いた。
 できれば、もっと安心させていたかったが、
(ごめん……もう我慢できない)
 瑞々しい裸体を前に、彼の理性は限界だった。

「痛いか?」
「ぅ……」
 エルーの心臓の動悸が、一本の綱のように絶え間なく続く。
 キリは自分の性器とエルーの性器の先端を触れ合わせ、ゆっくりと押し込んでいく。
 亀頭を咥え込んで、少しずつそれを飲み込んでいき、小さな穴が広がっていく。
 男性器が処女膜を引き裂くように押し進み、傷口を蹂躙して、想像していた以上の痛みが流れ込む。
 中指と薬指を逆方向に引っ張るに近い痛みが、柔らかい股間で起きているのだから、その痛みは到底無視できるものではない。
「いっ! っで、でも、これくらい……へ、平気ですから」
 嘘だと、一目でわかった。歯を食いしばって、それでも耐え切れない。
 シーツを握り締めても、口で苦痛を訴えるのを紛らわせることできる程度の痛み。
 膣から溢れる堪えきれない痛みが、表情を煩悶としたものにしている。
「あんたやっぱり痛いだろ?」
 無理に押し込んでしまえば早いのに、酷いことはできないのがキリの性分。
 レイプされているわけでもないのに苦しい思いをさせたくないというのが彼の自論。
 まだ半分も入っていない、既にエルーは涙を流して、大声で泣き叫びたいのを必死で我慢している。半分も入っていないのに、だ。
 キリとしては、己の性器を強く圧迫するし、避妊具をつけていない生の感触は、もっと深く味わいたい極上の刺激となっていた。
378名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:18:07 ID:aUYKGkx6
 だからといって本能のままに押し込むことはしなかった。
「おーい」
 突然キリの動きが止まった。きょとんとして彼を見上げると、深く呼吸をしていた。
「もう少し気持ちを楽にしろよ。握った手をいったん離して、深呼吸。
きんきんって張り詰めていたら痛くないものも痛くなるし、痛いものはもっと痛い。
それに、エルーが痛そうな顔をしていたら、俺まで嫌な気分になるし」
 一見なんでもない親切なアドバイスのようだった。しかし、いつもとは少し違っている。
 それはあまりに自然で、普通だったら見落としてしまうような些細な変化だった。
「あ、あのキリさん! 今私のことを」
「ん? なに?」
 今、エルーと名前で呼ばれた。こんなの記憶にない、初めてだった。
 この緊張した場面で出された言葉に、小さな感動を持った。身体から力みが抜けて、深呼吸するまでもなくリラックスしていった。
 無論、緊張はしているのだが、随分楽なものになった。
「こんなぎりぎりに言うのもなんだけど、俺はエルーのことが好きなんだ」
 キリはエルーの寝癖のついた髪の毛を撫でた。子犬の産毛を撫でるような手付きには、イヤらしいものが感じられなかった。
「薄い髪の色も、ちょっとした撥ね髪も、ぱっちり開いた目も、つんと尖った鼻も、人を元気付ける口も、トロイを消そうっていう夢も。
エルーのことなら全部好きになれそうだ」
 告白の言葉は、聞いているこっちが恥ずかしくなる言葉、けれどもキリの言い方はさっぱりとしていた。
 エルーは手をキリの心臓にそっと伸ばした。休むことなく、きちんと脈を打っているのが分かる。
「キリさんの手が冷たすぎるから。死んだみたいに冷たくて。ずっと、冷たくて。
本当に……本当にキリさんは生きているんですね。脈もあるし、今、こうやって喋っているし」
「エルーを一人にしたまま死ねるかって。このままだと消えるんだろ? 俺の目が黒いうちはさせないから」
 言葉の嬉しさと、とあることの発見が同時に彼女の身体を緊張から解き放った。
「やっぱり、エルーって呼んでくれていますね」
「そういう雰囲気だなーって思ったから。なんとなく」
 「なんとなく」この世に並ぶことのない納得のいく理由に、エルーはただ頷いた。
 こんな時に愛しい思いが泉のように湧いてくる。甘えるように、彼の首へ手をまわして、自分の方に引き寄せた。
「お願いします……」
 「何を?」と聞くことも無く、キリは頷いて、エルーに軽くキスをした。
「ああ!」
 任せろと言わんばかりの返事に、エルーは深く頷いた。
 今のエルーの心には恐怖による曇りは一片もない、鮮やかな晴天のように澄み渡っていた。
379名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:19:45 ID:aUYKGkx6
 気持ちが楽になっても、痛みから逃れることはできなかった。
 それでも、エルーの気持ちが随分落ち着いていた。気持ちが楽になると、膣に余計な圧がかからなくなる。
 先ほどまでは針の穴に試験管を捻じ込むようなきつい挿入だったのに、今はエンゲージリングに薬指を通すように、随分とスムーズなものになっていた。
 開通の瞬間を迎えると、キリはふぅとため息にも似た安堵の声を出した。
「全部入ったぞ」
「……ハァ……ぇ?」
「いや、俺が全部入ったって」
 開通を迎えたことに気付いていなかったエルーは、それまで痛みに耐えるようにキリの手を握っていた。
 だが、その一言でもう終わったのだと知り、手の力が抜けた。
 力みを失った手が、キリの手から滑るように落ちていく。手を離しても、性器が繋がっているのだから彼女の身体は消えることはなかった。
 なのに、キリはわざわざシーツの上に伸びている彼女の手を、指の股を合わせてぎゅっと握った。
 しばらくの間ずっとこのままだったから、手が繋がっていないということに慣れていた。
 反対に、繋げていなければ、いちごが乗っていないケーキのように物足りなさを覚える。
「こうじゃないとしっくり来ないな」
 ジグソーパズルが揃ったような満足感で、キリの顔には眩しいほどの笑顔が浮いていた。
 その笑顔に照らされてか、今も身体に残留する痛みが少しずつ抜けていった。
「大丈夫か?」
「ちょっと痛いけど……ずっとよくなりました。
私はもう、こどもじゃないんですね」
 彼女のまだ痛みで曇っているが、嬉しいという感情も見て取れる。
 パンドラの箱には災いが封じ込められていたが、エルーの中には、正の感情がぎゅうぎゅうと詰められている。
「痛いか。もうちょっと待っていれば大丈夫になるかな」
 う〜んと首を傾げた後、思い起こしたように頬に唇を重ねた。唇同士を触れるのとは違い、大したことがないように思えた。しかし、
「ほっぺですか? あ……いたた!!」
 それまでと違い、吸引力が強い。痛みが発して、彼女は顔を顰めた。その痛みの程は、唇が離れた後じわじわと赤くなって痕が滲んできたことから何となく分かる。
 キリの舌が、撫でるように痕を舐めとった。
「おー綺麗にできたなー」
 まじまじと頬を眺めた。窓ガラスに、彼女の頬にできたキスマークが色濃く映っていた。
「って、こういうのを残したらまずいんだっけか。
(そろそろいいかな?)痛みは治まった?」
「はい……で、でもあまり激しく動かれると」
「わかってる」
 今度は唇にキスをした。触れるように軽い、優しいキスを。
380名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:20:39 ID:aUYKGkx6
「動くぞ」
 それまで我慢していた性欲を晴らすように、キリは腰を強く押し込んだ。
 膣壁の隘路を分け進み、滴る愛液で身を濡らしながら、子宮のすぐ側まで先端を押し込む。
 腰を左右に動かして、膣の温かい感触を十二分に味わった。
 長らく忘れかけていた性電流が、キリの脳裏に蘇る。顔が悦の入ったものとなるが、気持ちいいのはキリだけではない。
「ふぁっ……く!」
 膣に熱い男性器が押し入り、動く未体験の感覚に、エルーの身体が震え始めた。
 生ぬるい愛液が、男性器の前後の動きに伴い溢れ出てくる。
「エルーの中、温かいんだな。
夏の日向よりも、ずっと気持ちいい!」
 腰を上下に揺らして奥まで押し込むと、信管を抜くように慎重に引いて、また一気に押し込む。愛液とともに、性感が体中に弾けるように広がった。
 繰り返しが何度も続き、零れる愛液はその度に量を増して、ぬるぬるとした触感へと代わっていく。
「はぁあ……くふぅ……ん!
私も……キリさんのが入っていて、動いていて……うん……ぅ、あ、暑くて、熱くて」
 快感の波が、彼女の精神を飲み込み、彼女を快楽の海へと誘っていく。
 波の特質は押しよりも引きの方が強い。だから、一度飲まれて、そのまま放っておくと奥へ奥へと引きずりこまれ、戻れなくなってしまう。
 今、彼女が感じているのは波に飲まれた直後――引き摺りこまれた先がある。
 すなわち、今彼女が踏み込んだのは、絶頂へ通じる道の入り口に過ぎない。
 そうとも知らず、彼女は頭の中が白くなるほどに感じていて、口からは意識していない声が次から次と出てくる。
「うう……ん!! んはぁっ!! はぁう!」
 単語にもならない、言葉の枠組みから外れた喘ぎ声は餡蜜のように甘くとろけそうな声。
「お、おっ! わゃ!」
 無意識にエルーが股を閉じ、万力のようにきつく圧迫してきた。柔らかな刺激で、体中にお湯が纏いつくように気持ちよくなり、キリも性感めいた声を出す。
「くぅ〜〜〜! 気っ持ちいい!!」
 炉に石炭を放り込んだように、キリの動きが大きく、早くなっていく。勝手気ままの無作法ではなく、リズミカルで呼吸に合わせた動き。
「はっ、はあうっ! きゃううっ! ひ、キリ……さぁん……ふあぁあ!!」
 打ち込む度に、エルーが身体を仰け反らせて悶える。繋がったキリの手に、エルーの手がめり込む。
 性器が擦れ合い、液体が潰れるようなぐちゅぐちゅという淫らな音が響く。溢れた愛液が二人の陰毛をつやと濡らし、重なる。
 雨の轟音など耳に入らず、密林の中で奏でられるような濃密な水音が二人の意識を高めていく。
「エルー、どれぐらい気持ちいい!?」
 快感のあまり、目の焦点が定まらない。虚ろな瞳でキリを見つめた。
「き……はぁ、きもちっ、あうぅ…! くぅぅ!!」
 キリの問いに答えたくても、喘ぎ声しか出ない。伝えられていないことに、惚けたような状態の彼女の心が悔しがった。
「キリさぁ……ん」
 手を伸ばし、彼の顔を自分の方へと引き寄せると、情熱のキスをした。自分から舌を挿入させ、快感を貪るようにキリと唇を繋ぐ。
 口を離した後も彼の体を離さずに、胸をくっつけて、足で彼の体を抱えこんだ。
 清楚なシスター像からかけ離れているが、女性の行き着く一つの姿がそこにあった。愛する男性によって、女性の設計の美しさを最高に高めるという姿だ。
 そして、機を待っていた絶頂が、彼女を快感の底へと引き摺り始めた。
 彼女の頭の中が真っ白になった。
「……ぁ……はぅ……うぁ、うぁあ!!」
 底と言うのに、全面がウエディングドレスのように白くて、無垢さまでも感じてしまう。
 男女が身体を重ねあう性感、その行き着く先とは思えない清潔なイメージだったが。そぐにそれは姿を変えた。
 視覚も、聴覚もその中では役に立たず、ただ触覚だけが異常な発達を遂げた。
「ひ、ひうっ! ひぐ、あ、ふぁっ!! んあ、あっ」
 小さな悲鳴を絶え間なくあげた。彼女を突き上げるキリの動きも今まで以上に早く、激しくなった。
 射精に至る寸前にまで、キリの性感は高まっていた。そして、今にもそれは起きようとしていた。
「エルー!」
 キリが彼女の名前を腹の底から呼び、最後の一押しをした。
 子宮口近くまで挿入した男性器は、一瞬膨張したのちに何度か震えて、粘り気のある白潤液を放った。
 エルーの膣は、子種を搾り取るようにキリの性器を抱き締めていた。
 最後の一滴まで押し込むと、ゆっくりと腰を引いて、彼女から男性器を抜き取った。
 夢の中を自由に動き回るような気持ちよさだった。
 眠りながら多くの知識が頭の中を駆け巡るような、爽やかな気分だった。
381名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:22:29 ID:aUYKGkx6
 言葉にならない声をあげ、エルーは魂が抜けたようにベッドに倒れこんだ。表情に、幸福を残して。
 間もなく、寝息を立て始めた。いつもとは違い、今夜はカーテンの仕切りがないのに熟睡。
 仕切る必要も無い。仕切るそもそもの理由は恥ずかしいからだ。
 告白して、裸になって、愛撫を受け、処女を捧げ、これ以上何を恥ずかしがる。
 今更寝顔を見られることに羞恥の心は無い。むしろ、見守られているという安心感が眠気を促したのかもしれない。
「エルーの手、本当にあったかいな。最近、俺の手は冷えてんのに、ずっとあっためてくれて」
 手だけを繋げた状態で、キリはエルーに布団をかけた。情愛の熱が冷めていく中、布の温かい感触を味わうと、エルーの顔は意識せずに微笑んだ。

 キリが手を伸ばして、彼女の寝癖がかかった髪の毛をさらっと梳いた。前髪を開いて、額を露出させた。
 こうやって見ても、美女としか形容できない。
 端整な顔立ち。顔の窪みが高すぎず低すぎず、バランスが整っている。
 輪郭も計算されつくしたような精微な形を成し、髪の色は月光のように目に映える。
 瞼の下には、宝石のように透明感溢れる瞳がある。眠っている今は見られないが、代わりに玲瓏なる寝顔を見られるのだから、我慢の一つもする。
 寝癖の可愛らしさと顔立ちは、ダイヤの原石と職人のカッティングの腕が生み出す輝きのような、芸術的な組み合わせだった。
 キリは、自分ひとりがこの寝顔を独占できることに内心嬉しくてしょうがない。
 それなのに、彼の表情はどこか物悲しげで、嬉しい気持ちは隠れていた。暗雲に覆われた太陽のように、輝きが見えない。
 幸せを全面に出しているエルーがいるから、彼の表情は殊更に目立った。
「……もっと見ていたかったな」
 キリは、胸にある大きな傷を手の平で覆った。
 1%の確立がどれぐらい低いのかなんて、よく分かっている。カードが配られ、最初からツーペアができているよりも低い。
 分かっているからこそ事実から逃げなかった。
 彼にはフレアという特質がある。彼に触れている間だけ、触れた人数による腕力や敏捷性、免疫力が増す力だ。
 エルーが触れていて、毒に対する抵抗力が増していた。それに、集中力も増した。
 だからこそ、身体を巡る激痛に負けることなく、眠気を振り払って僅かな時間だけ目を覚ませることができた。
 その時間をどう使うのか、悩んだ末の答えはもう終えた。本当はただ彼女と会話するつもりだったのだが。据え膳を食わずして何が男か。
382名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:25:28 ID:aUYKGkx6
 キリは、荷物の中から筆を取ると、メモ用紙にすらすらっと手紙を書き、荷物の中に押し込んだ。
 ついで、エルーからほんの数秒だけ手を離して、とある作業をした。
「これでよしっと」
 安心した刹那、視界が蜃気楼のように揺らぐ。
 二人の情事を照らしていたロウソクの赤い光が消えかけている。「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかけるように、柔らかい光だ。
「っ!」
 生ぬるい液体が込み上げてきた。咳と共に、真っ赤な血が。
 手で口を覆って、吐き出さないように注意を払った。すやすやと眠っている彼女に、余計な気を煩わすことのないように。
 どろどろした生温い血が口内に溢れ、吐くことよりも遥かに気分が悪くなったが、一時的に吐き気がおさまり、彼女を血で汚すこともなかった。
 少し離れた場所に置いてあったバケツを見つけると、口内に溜まっている血を吐き出した。黒っぽい赤色がバケツに溜まり、波打った。
「う……っぇ」
 吐き捨てる場所を見つけると、喉の奥から次から次と血が続いてきた。吐いているだけなのに、体中が痛い。
 バケツに吐き出し続けていると、黒ずんでいたはずがだんだん赤の色が濃くなっていく。
 喉が収まった頃には、跳ね返った血が顔に何滴か付いていた。自分の身体が追い詰められていく象徴のように、ロウソクの赤い光に映えていた。
 繋いだ手のおかげで、フレアの特質が発揮され、痛みが軽減されているのが、せめてもの救いか。
 そんなことは知らず、珍しく寝相よく眠る彼女は、可愛い寝息を立てていた。
「初めてのセックスで疲れただろ? ここ数日、ずっと俺の心配をしていてくれたんだから、今日ぐらいゆっくり寝なよ」
 部屋が完全な闇に包まれるまで……包まれても、守るように見るつもりだった。
 やがて、ロウソクのロウが無くなると、炎は最後の気力を振り絞って、小指よりも小さな炎で僅かに燃えるのみとなった。
 それは彼の命をも表すように、少しずつ小さな炎になっていく。
「エルーの手って、あったかいな…………母ちゃんみたいで……安心できる……。
こんな事になっちゃったのに全然怖くないんだ、エルーと一緒だからかな…………ありがとう。
ごめんな、もう眠くなってきた」
 最後に小さく謝った。
 何も知らずに眠るエルーの寝顔を、そのときが来る最後まで、逸らすことなく見続けた。
 眠気が襲ってきた。抵抗することのできない……いや、それまで抵抗していた底なしの眠りが、彼を掴んだ。
「おやすみ、エルー」
 ゆっくりと目を瞑った。心の中は、安寧とした安らぎで満ちていた。
 その眠り顔は、エルーのそれと同じように幸せそうだった。涙の後が一筋残っていた以外は。
 キリが、眠りにつくと同時に、ロウソクは火を灯すのをやめ、僅かな煙を残して消滅した。

 ほんの数秒後、時計は12回の鐘を義務的に鳴らした。
383名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:28:20 ID:aUYKGkx6
 エルーは、いつもと同じ時間帯に、いつもと同じように目を覚ました。キリと離すことのできない手を、大事に繋げながら。
「おはようございます……って、まだ寝ていますね。
それじゃ、今のうちに寝癖整えないと」
 目が覚めてから嬉しくてしょうがなかった。彼と両想いになれたし、身体も繋げるという女の喜びの一つを知った、何よりもキリの命の心配をしなくていいのだ。
 毒に犯された身体が完治するのはいつになるのか分からないし、しばらくはこの町で足止めだ。
 でも、トロイ根絶の希望である彼が生きているのだから、希望の輝きは消えていないと安心できる。
 寝癖を確かめるために鏡に顔を映すと、頬についているキスマークが目に入り、下半身が熱くなった。
 昨日のことは、やはり夢ではない。衣服も丸められてドアの方へと落ちていて、手を伸ばしても届かなかった。
 昨日、自分達は世界で一番幸せな日だったのだろう。その幸運がこれからも続きますように、と両手を合わせてお祈りした。
 楽しくて仕方がない。人生が輝いて見える。目に入るものの全てが昨日までとまるで違う。
 これから先の旅にどんな苦難があるかも分からないが、二人なら切り抜けられるだろうと、根拠もなしに思った。
 手を繋いだまま寝ていた彼が、身体の芯まで冷たくなっていることに気付くまでは。
「……え」
 真っ先に出たのは、感情もつかない弱い声だった。
 何も考えられなくなり、頭の中が急に静かになった。
 訳の分からない汗が流れた。
 肩や指先が震えた。
「あ、何で泣いているんだろ?
き……着るものがないので、キリさんの服を借りますよ」
「わぁ、男物って大きいんですね。手が隠れてる」
「キリさんは食欲ありますか? 差し入れを貰っているから、軽食にはなると思います。
まだ身体の調子が戻ってこないと思いますから、栄養をつけないと駄目ですよ」
 何度呼びかけても声が返ってこない。彼は置物のようにそこにあるだけだった。
 「そんなのは三日間ずっと」とエルーの頭の中に、残酷なる予想からの逃げ道が生まれた。
「キリさん、私を一人にしないって言ってましたよね? 男の人なんだから約束守ってくださいよ。
せっかく思いを伝えたんですし、一日だけの恋人なんて嫌、嫌です!」
「ね、返事をしてください……私、わたし……キリさんが居ないと」
 声をかけ続けていればいつかは目が覚めてくれる。手を握っていれば握り返してくれる。
 一度目を覚ましているのだから、声をかけ続けていればすぐに起きる、もしかしたら眠っているふりをして、からかっている?
 そんな淡く切ない希望を、現実は虫けらのように踏み潰した。
 彼の体を揺すって目を覚まそうとしたとき、支える力なく、身体が落ちた。床に頭をぶつけても一切の反応を見せない。
 落下の痛みを感じる素振りも、曇った声を出すことも、息苦しさを示すことも無い。
 呼吸すらしていなかった。
「……だ……大丈夫……ですか?」
 エルーが彼の体を起こそうとして、彼に触れた。
 脈が、無かった。心臓も停止していた。体の冷たい理由に確信を持ってしまった。
 記憶にある昨日の彼の姿が、音を立てて崩れていく。
 泣き叫ぶ声が我慢できない。言葉を成さず、声が雨のように……彼女の心を乱した。

「エルーさん、キリさんはよく頑張りました。普通の人なら一日も持たないのに、昨日まで耐えていたんですから。
彼の命は消えてしまいましたけど、せめて今まで貴方を支えてくれた彼に感謝の言葉を」
 医者がキリの死を告げても、エルーは信じられなかった。信じるという心の余裕もなく、呆然としていた。
 義務的に、医者の言葉に頭を下げて頷いた。
384名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:29:45 ID:aUYKGkx6
 豪雨が去っても、雨は止まない。シトシトと滴るような雨が町を包み込んでいる。
 地面を跳ねる音が、指揮者も無しに音を奏でて演奏していた。作曲者も曲名もない、けれど悲しい音を。
 エルーはキリの亡骸と手を繋いでいた。離したらトロイで消える、そんなことは関係ない。彼女はただ、自分の想い人と単純に離れたくないだけだ。
 トロイに蝕まれている自分の事など、どうでもいい事のように頭から消えうせていた。
 幸せそうに永遠の眠りについた彼の顔を、ただじっと眺めた。
 昨日、初めての性交に脅えていた自分を安心させてくれた口は、もう何も喋らない。呼吸をすることさえもしない。
 辛い時でも自分を信じてくれる彼の瞳は、輝きはそのままでも何も捉えない。ただ映るだけ。
 命が吹き込まれていない身体は、本当に冷たくて、力が入っていない。
 最後まで椅子に座ったまま死なせるために、わざわざ杭で椅子に打ち付けたという談話を聞いたことがある。死体とは、赤子以上に他人の手をわずらわせる存在のようだ。
 そして、この世のどんな映画や小説よりも、人を悲しませてしまうようだ。
「キリ……さん」
 何度泣いても、涙は枯れなかった。外の雨とは混ざらない声を出し、悲しみに染まった。


「エルーさん、エルーさん!」
 医者の声が悲しみを引き裂いてきた。
 涙を袖で拭き取り、厚着をするように平静を装った。ごわごわで、誰にでもバレバレな装いだった。
「何でしょうか? キリさんへの感謝はこれからしますけど」
「悲しんでいた時に来て、申し訳ありません。なにやら貴方にお電話があったので」
「私にですか?」
 医者はコードを引っ張り、彼女のところまで受話器を持ってきた。
 首長族の首のように通常より伸ばされたものには、落ち着かない印象を持った。
『シスター・エルレイン?? こんにちは、旅の調子はどう?』
 電話の声は、聞き覚えのある声だった。親代わりにエルーを育て上げたシスターの一人、マーサ・ラグナ、その人だった。
 キリを同行してシスター教会の本部へ連れてくるように言った人物で、彼女の指示には従うのは義務のようなものだった。
「ど、どうしてこの場所が!? シスターの誰にも場所を告げていないのに」
『当たるまで町という町を片っ端から電話したわ。あ〜面倒! 何十回間違い電話で誤魔化したかしら!?』
「けっこう大雑把なんですね……。
あの、シスター・マーサ……旅のことですが……申し訳ありません」
『え? どうかしたの? 昨日の嵐で道が途切れたりしたのかしら?』
 エルーの清廉な声が静まり、一瞬の空白が生まれた。それは、エルーが伝えようとしていることの言葉を選んでいたための時間だった。
「いいえ、そうではなくて、キリさんのことを連れて行くことが……その、不可能になってしまいました」
「何故?」
 「なぜ」僅か二文字の言葉に、エルーの口は鍵をかけられたように閉じた。言葉が紡げない。
 自分でも信じたくない、残酷な事実を誰かに伝えるということは、話し手がその事実を認めた上で話すことになる。
 キリの死を認めることに対する抵抗は、身内のそれよりも強い。育ての親マーサであっても、すぐに言える言葉ではなかった。
 いずれ、そのように辛い現実というのと向き合わなければいけないときが必ず来る、それは明白だった。
「心の準備を整える間だけでいいんです……どうか、今は言わせないでください」
『そう、できないのならしょうがないわね』
 声から彼女の心情を察し、マーサはすんなりと詮索をやめた。その切り替えの早さにエルーは内心救われ、心の中で感謝をした。
『それじゃあ、これからどうするのかが決まったら教えて。皆に旅は中止するって言っておくから、その点安心しなさいね。
ただし、貴方がどうするかに関して、シスター教会は相談を受け付けません。
例えどんな理由があろうと、希望の旅をやめたことによる責任は持たなきゃいけませんからね』
 幼少の頃から聞いてきたマーサの声は、父親のように厳しく、
『でも何をするにしてもファイトよ!』
 母親のように優しかった。
 一方的に電話を切られても、エルーは嫌な顔一つしなかった。
385名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:31:53 ID:aUYKGkx6
「……私がしたいこと……私の夢は…………トロイを消すこと。でも」
 トロイの根絶――シスターの一人に過ぎない自分では、決してできない夢だった。
 生まれ育った土地の人のほぼ全てがトロイで消えてしまったという過去が、世に数多とある夢の中からこの夢を選ばせた。
 キリが亡き今、もう叶うことのない夢だと思うが、そう簡単に諦めきれるような、一朝一夕の夢ではない。
 何とか夢の続投ができないかと思い込む。そのためだったら、自分は身の裂けるような痛みをも問わない、吐き気以上の苦しみでも耐えてみせる。
「やめることは自由。でも、誰も望んでいない」
 そう悟ると、決意は彼女の熱意となり、美しく灯った。
 夢に向かう意気込みが、悲しみに曇っていた彼女の心に、暗雲を切り裂く光のように差し込んだ。
 強い意志は、いつかキリの死の悲しみを弾いてくれると自分に言い聞かせて。

 その夜、キリと一緒の最後の夜を迎えた。
 もう目を開けることも、口を開くこともない彼の体は、自然体で、絵に描かれた風景のように美しかった。
 死を迎えた彼の体は、命が抜けてもなお笑顔を絶やさないままで、優しい笑みを眺めるとエルーの気持ちも落ち着き、頑張ろうという気持ちが湧いてくる。
「聞いてください。私、トロイの撲滅を諦めることはどうしてもできないみたいです。
キリさんが眠ったままになってから、ずっと悩んだんですけど。
今の私の責任として、浮かんでくるのは病気の捌け口としてのシスターではなくて、トロイの恐怖がなくなった世界を目指すことなんです。
夢が見せる悪い幻想かもしれませんけど、掴めないものでも追い続けます。そうでないと、キリさんに申し訳が立ちません」
 深々とお辞儀をした。悲しみを堪えて、今後のことを語る彼女の姿は日の入のように輝いていた。

 彼女には、キリの身体は不相応に重くて、一緒に行動するのもままならない。第一、死体と共に行動するなど道徳的にできるわけがない。かといって身体を離せば自分が消えてしまう。
 一縷の望みをかけて、彼に関連するもので、トロイの発作を抑制するものが無いかと荷物を探っていると、エルーは見覚えの無い二つ折りの紙を見つけた。
 糊付けもされずに二つ折りされ、上を向いている面にキリの字で「エルーへ」と書かれていた。
386名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:33:28 ID:aUYKGkx6
 エルーは、訳の分からない震えが来た。心の底がかぁーっと熱くなり、嬉しいかどうか分からない
 二つ折を広げるだけの作業が、途方も無い難しさに思えた。
 ちらっと見ると、それほど長い文章ではなかった。冒頭は、遺言書のように丁寧な文字が並べられている。
 見る前から涙を流して、潤んだ瞳で手紙を読み始めた。
『エルーへ。
これを書いている今は、この町に着いて4日目になろうかって時間だけど、それまで持たないと思う。自分の体のことはなんとなく分かってる。
何とかしたかったけど、やっぱりオレは死ぬみたいだ。それでも眠ったままゆっくり死ぬか、しゃべれるけど早く死ぬかのどちらかって選択肢があってさ。
独断で早く死ぬことにしちまった。エルーに相談しなかったことを怒るかもしれないけど、眠ったままあんたと分かれるのは嫌だった。
少しでもしゃべっていたかった。話している間、身体を繋げている間は、オレも死ぬってことを忘れることができた。
思い出した時間もちょっとだけあったけど、話しているうちに死ぬのが怖くなくなったんだ。
オレは後悔していない。むしろ、ありがとうって言いたい。死ぬときを震えないで迎えられるのはあんたのお陰だよ。
毒を吸い出さなかったなんて、そんなことは気にしなくていい。あんたがそうやって悲しむ方がずっと困るんだ。』
 キリの文章は真っ直ぐに事情を伝えていた。かっこいい形容詞も無くお洒落な文体でもない。
 どこまでも優しいキリの心が、手紙から伝わってくる。
『シスター協会の偉い人から、ずっと手を握りなさいって言われた時、絶対に離さないって言ったけど、ごめん。オレはこれまでだ。
これ以上一緒に居ることはできなくなったけど、時々オレのことを思い出して、花のひとつでも添えてくれれば嬉しい。
父ちゃんと母ちゃんには、何も言わずこの手紙を渡してほしい。多分、伝わるし、二人揃えばオレよりしっかりしているから大丈夫。
エルーのことだって応援してくれると思う。ノリがいいし、気さくだし、いい親だから。』
 文面の後ろに行くほど、字が震えていた。黄金長方形のように統制の取れた文字だったが、走り書きしたように柔らかくなっていた。
 苦しみの中で書かれていたのか、力を込めて書かれていたと思しき箇所もある。
 文面は、もう少しだけ続いていた。終わってほしくはなかったけど、どんなものも終わりが来る。
 自分とキリの最後の接点であろうこの手紙を、エルーは咽び泣きながら見つめた。
『もう一つ、エルーに伝えておく。最後の最後に、オレはエルーから一つ返してもらったものがある。
時計の中に返却の証明証みたいなものを置いておくよ。    キリ・ルチル  』

「とけい?」
 泣き叫びたい気持ちを抑えて、エルーは手紙を胸に時計の方を向いた。
 気付かなかったが、今日は時計の鐘が一度も鳴っていない。それどころか短針の動く音さえしなかった。
 どんなときもずっと聞こえていた音なのに、凍りついたように突然動かなくなっていた。

 この部屋にある時計は、ゼンマイを巻く種類の柱時計だけで、構造はよく分からない。
 でも、エルーはすぐにその品を見つけた。
 ゼンマイを巻く部分に、メモ帳を切り取ったような大きさの紙にくるくると丸められ、押し込まれていた。
 丸まっている紙を引っ張って抜き、元の形に伸ばした。
「あ……」
 エルーは、目を奪われた。そこに書かれているのは自分――写真と見紛うばかりに、繊細に書かれた自分の寝顔だった。
 飾ったような美しさではなく、本質を描くようなキリの絵のタッチには、手料理のように心がこもっていた。
 メモ帳という小さな紙に描かれた彼女の顔は、世界で一番幸せだった夜の、幸福の表情だった。
 いつか自分を書いてほしいと言ったが、本当に書いてくれた。
『絵描きとしてのオレの腕を返してもらったから』
 似顔絵の裏に書かれていた一文は、酷く震えている字だった。おそらく、キリがこの世で書いた最後の文章だろう。
 命の終わりを予期していたキリが最後に残してくれた思わぬプレゼント。
 これまで何度も辛い涙を堪えたエルーだったが、嬉しい涙は堪えなかった。
「…………ありが……っ……ありがとうございます……」
 それまで心に満ちていた悲しみが幸せへと変わっていき、エルーは嬉しさの涙を流した。
387名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:34:05 ID:aUYKGkx6
 キリのプレゼントはこれだけではなかった。もう一つ、人生を変えるほどの大きなプレゼントがあった。
 第二のプレゼントに気付いたのは、この時ではない。キリと死に別れ、トロイ根絶の方法を模索して一人の旅を続けていたころだ。
 キリと手が繋がっていないというのにも関わらず、その間彼女の身体に異変が起きないことに、自分自身驚いていた。
 手は常人と同じように温かく、身体もキリと手を繋げていた頃のように軽い。羽が付いているような、不思議な身の軽さだ。
 ひょっとしたらキリを身に受け入れたからだろうか? と思ったりもした。
 本当の理由がわかったのは、路上でトロイの毒を吸い取っている最中に、突然立ちくらみがして倒れ、病院に担ぎこまれたときだった。
 診療にあたったのは、ちょっと歳を取った女の医者だった。星が爆発したような深刻な表情をして、エルーを個室へ呼び寄せた。
 当然というか、エルーも嫌な想像をした。トロイが再発したのだろうか? それとも別の病気が発生したのか?
 不安になり、エルーは、首に提げたロケットに入っている似顔絵を眺めていた。キリが描いてくれた絵だ。
 この絵を見ると、キリと一緒の旅を思い出し、どんな苦境に陥っても頑張れる。
 トロイの再発か何かであっても、悲嘆することなく向き合おうと構えていた。
「あの……どこか問題がありましたか?」
「実はねぇ〜」
 医者がお気の毒そうに口を開いた直後、撃たれた! と勘違いするほど大きな破裂音が鳴った。
 エルーは身を竦めて逃げ出そうとしたが、自分の頭に、何本もの紙が硝煙のにおいを漂わせて振ってきた。
「く、クラッカー?」
 今の音源は、パーティーで使うようなおめでたいもの。立ちくらみで倒れた自分に使われるには、論理が合わない。
「あんた16歳ね?」
「はい。そうですけど」
 今度は年齢をぶっきらぼうに訊ねてきた。患者がガンにかかっていようが、謳うように告げられそうな印象を受ける。
 しかし、「ご懐妊〜〜〜〜〜〜♪」直後に医者から告げられた言葉は、無礼な振る舞いを反故させるに十分だった。
「え?」
 エルーの思考が停止した。
 しかし、頭の中は、広大無辺の平原のように鮮やかに色めいていた。
「あんた、妊娠しているわよ。大変ねぇまだ若いのに妊娠なんて」
「私が……母親になるんですか?」
「そ〜よぅ! あんたみたいな献身的な子はい〜い母親になるわよ!?
お土産に赤飯と母子手帳あげるから、後悔ないように頑張んなさいね!
それにちょっと詳しいことは分からないけど、お腹の中の子にはトロイが伝染してないみたいよ。
あんたはシスターなのに、不思議なこともあるものね。じゃ、アタシ次の患者が居るから、バーイ」
 白衣をひらつかせる後姿を、エルーは手を振って笑顔で見送った。
 近所のオバサンのような気遣いを見せる彼女の言葉は、どんな褒め言葉よりも嬉しかった。
 ふと、手をお腹に当ててみた。ちっとも膨らんでいないお腹に。
 自分とキリの一夜限りの恋愛の結晶が、自分に宿っている。
 外からは鼓動も外見も分からない弱い生命でも、母体の中で必死に生きている。
 それに、トロイに耐性を持っているようだ。自分の身体が軽く感じることから、父親の遺伝がしっかりと活きている。
 「この子をシスター教会に連れて行けば」――エルーの夢に、再び光明が差し込んだ。

 ロケットをきゅっと握り締めると、もうこの世にはいないのに、彼の存在をすぐ近くで感じた。
 彼の姿、声、匂い……思い出が、優しく彼女の身体に染み渡っていく。
『エルーを一人にしたまま死ねるかって』
『俺がそのうち無事なようにしてやるって』
『いい母ちゃんになれよっ!』
 あの夜に、微かに記憶に留めていたキリの言葉らが、ふいに脳裏を過ぎる。
 彼と交わした言葉を思い起こす。一つ一つに、小さな胸が熱くなり、表情がほころぶ。
「キリさん……私、いいお母さんになります。キリさんのお母さんみたいに。
キリさんがいなくてもこの子を立派に育てるって、あらためて約束します」
 エルーは小指をピンと空に向けた。
「確か、約束を破らないためにはこうするんですよね。
ゆーびきーり、げーんまーん……」


 窓から覗く太陽はさんさんと輝いている。直視できないほど眩しい。
 どんなロウソクの火よりも温かく、永遠に消えることの無い光は、雲にも夜にも遮られることなく、恵みの光を皆に分け与えている。
「ゆーびきった」
 万物に、溢れんばかりの活気と幸福を込めるように。
388名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 22:36:43 ID:aUYKGkx6
終わり。





・こんなだ↑

・語尾にブルアを付ける
 例、寝相はもっとこう……
   ロボットみたいにしてブルア

・押すと手がもげそうになる

・ダブルアーツじゃない


さーて今日の投稿終わり、寝よ
389名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 23:57:32 ID:2ZQ+mTcJ
         。・ ゜。                   。゜。
       。・    ゜。               。゜   ・。
     。・        ゜。            。゜      ・。

   。・            ゜。        。゜         ・。

 。・                ゜。     。゜             ・。
 ・。                                     。・
∴                  ・(ノД`)・                 ∴
390名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 02:03:57 ID:BAIUS7Dp
名作ありがとう・゚・(つД`)・゚・
391名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 02:24:32 ID:NYkhxvXc
やられたああ!
書こうとしていたネタを万倍にして書かれてしまったあ!
くそう神め、全力で崇拝しながらGJと叫んでやるぞ。
392名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 08:37:12 ID:mnykTLCf
あなたが神か!
なんという超大作


>>354
ぜひお願いしたい
393名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 18:31:46 ID:6pu5jCpn
これは保管しないわけにはいかないだろう
今はこれでしか表現できない・゚・(つД`)・゚・
394名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 21:40:38 ID:IC+r9Syk
ホント泣いた。ごくせんやってるけどそっちのけでww
395名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 23:20:25 ID:1AJW+XRF
陳腐な表現しかできない自分が悔しいけど、>>388氏の作品は確実に自分の中に残る物でした。

こんな神作品に出会えるなんて…生きてるって素晴らしい。

最後に…


GJ!!(神的な意味で)
396名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 00:44:59 ID:MnL5LcLf
涙が止まらん・・・
こんな神作品初めて読んだ
397名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 02:08:36 ID:vtx0l25a
>>395
御前は俺か
なんかもうね、こんなの読んじゃったら現実がどうでもよく思えてきた
胸にガンガンきて後に残る感動だよ、このスレを知ってて本当によかった
398名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 08:59:49 ID:oSdeDeMF
…感動と興奮の吐血スレはここのことですか?
399名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 09:33:25 ID:JaOX8QTL
>>356-388
神よ、神フォルダに収納したいんだが
よければ副題をつけて頂けないでしょうか
400名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 09:55:55 ID:j/Y9b2lL
>>169-172
>>214-220
GJ!
文才に嫉妬した
401名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:34:38 ID:H59lVkyn
>>354
お願いします!
402名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 21:01:32 ID:f4HiXhZv
>>172氏と>>356氏のはマジで神だな
下半身丸出しで和んだり涙目になったりしてる自分が恥ずかしいです
403名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 22:38:46 ID:6/r3z1mG
>356おまっ…映画一本見た感じだったぞおい
もうすげぇとしか言えない
文才0の俺が何書いてもこの感動の10000分の1も伝わらないだろうが
感動をありがとう!
暖かい気持ちをありがとう!
素晴らしい読後感をありがとう!
そしてGJと言わせてもらおう
404名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:17:00 ID:nJtF8HUJ
>>356
も、もう何とも言えないが・・・!!
一言、ありがとうと言わせてくれ!!!!

こんなに文才のある人が2chに居るなんて、凄いな
405名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:20:19 ID:UTiF37za
^^
406名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:37:37 ID:IU7w7/Qb
>>356
身体の中のゾクゾクが消えやしねえ
GJすぎるぜ、この神が!
407名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 03:19:20 ID:M682jM+V
なんかうさんくせぇ
408名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 12:26:03 ID:9eLllHNa
もう…やばい!神がいるよ…!
409名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 16:08:21 ID:Uo1VyhEu
>>356ちょっと文才があってちょっと比喩表現が上手くてちょっと伏線を上手く張れてちょっとエロの描写上手くてちょっとキャラとセリフをマッチさせれてちょっとキャラの感情の起伏を上手く表現できてちょっと上手く締めて
ちょっと俺の目頭を熱くさせてちょっとマジで泣かせてちょっと明日からも優しい気持ちで生きていこうと思わせたからって調子に
410名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:02:24 ID:Y50tvnPo
乗ってもいいぜ!
411名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 04:16:54 ID:eCY0W/OX
タブルアーツは完結しますた
412名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 04:37:36 ID:eCY0W/OX
ここの保管庫ってあるんだっけか?
413名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 07:50:39 ID:Z7H8wgL1
414名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 19:06:24 ID:eCY0W/OX
ダブルアーツないおー
ジャンプ系コミックでいいんだよね?
415名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 19:10:23 ID:I8kRzZDU
まだ保管されてないみたいだね
俺はword文書にコピペして保存したけど、何か他にいい保存の仕方知らない?
416名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 19:13:57 ID:z2thqrE1
>>425
html化したら
417名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:01:08 ID:tZLRlAtL
>>169-172
折角いい話なのに
『親しい者はエルーと呼びます、だが貴様はロボコップと呼べ』
と脳内再生される俺負け犬
418SS保管人:2008/05/08(木) 02:19:16 ID:4rM6KlM8
問題無さそうなので「ジャンプ系コミックの部屋」の3号室に収蔵させて貰いました。

2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/


419名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 05:53:51 ID:1jcIYdnV
お疲れ様です。
420名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 13:09:51 ID:W2/w0Ftr
お疲れ様です

ささお茶でも
つ旦
421名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 17:34:36 ID:2kjlfEi9
をつです
422名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 04:50:34 ID:gypXNLD2
ちくしょう
一生懸命生まれて初めてのSS書いたのにPCから書き込めねぇ(´・ω・`)
423名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 06:12:13 ID:icrNUuRQ
逆に考えるんだ。
もっと良くできると考えるんだ。
424名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 06:39:01 ID:IHDes6H6
一番上改行?してたら書き込めなくなかったけ
425名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 22:25:05 ID:ZWdxzm28
キリとエルーの子供エンド・・・

ありそうだ
426名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 02:24:47 ID:2YW8EjU9
人生初SSです('ω'*)
中学校だとかの作文以外に文章などまるで書いたことないので
完全に小学生レベルです、すいません。。

完全に季節外れ、これから夏に向かって一直線だというのに
えろすはないですごめんなさい
個人的な趣味でただの安っぽい恋愛モノになってしまいました

---

 ある寒い冬の夜、ルチル家。
 繋いだ手と手を離すことを禁じられた男女。

 少年キリと少女エルー
 恋人同士、という訳でもなければ況してや夫婦などという立派な物でもない
 そんな二人は食事や入浴は勿論、眠る時も手を繋いでいなければならない。

 常に一緒に居て、手を繋いでの生活にも慣れ始め最早「当たり前」になりつつあったそんな夜
 少年の部屋から始まる小さな物語。



───「あ、雪が降ってきましたよ、ほら。」
 家の外にある風景をほんの少しだけ覗く事の出来る窓に自らの顔を映しながら少女は
 その左手を繋いだ少年に語り掛ける。

「へぇ、今日寒かったもんな。」
 そう言いつつ同じ窓に顔を映すでもなく、特に興味もないように布団に寝転んだまま相槌を打つ
 そんな言葉と態度に彼女は、思わず浮かんだ不満顔を窓ガラスから少年の瞳に移そうとしてい



 目を合わさずとも解かる、彼女の表情。
 見慣れすぎた、様々な表情。

「・・・もうっ、明日はクリスマスですよ。これで雪が積もればホワイトクリスマス、
 そんなのとっても素敵じゃないですか。」

 そう言えばそんな時期か、と重い体を起こし窓の外に目をやる。
「こりゃ、朝には積もってるかもな。」
 朝が冷えて嫌だな、という台詞は胸に仕舞い込みながら少年がそう言うと
 先程とは打って変わって笑顔の少女。
「それじゃあ今日は早く寝て、明日に備えませんか?雪だるま作ってみたいんです。」

「雪だるまって・・・子供じゃないんだか・・・げふっ!」
 そう言い終る前にいつも通り、頬を殴られる。いつも通り。

「ね?」
 そう言い放つ引き攣った笑顔に従わざるを得ないのは何故だろう。
 頬の痛みのせいだろうか。


 雪は深々と降り積もり夜明けを白銀に染め上げる
 いつもなら、ただの見慣れた砂利道でさえも染め上げる。
427名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 02:26:46 ID:2YW8EjU9
 暗い意識の向こう側から声が聴こえる、誰かが呼んでいる。
「・・・キリさん!キリさん、朝ですよ!雪、積もってますよ!」

 その声に意識を明るい場所まで引っ張られ、重い瞼を上げるとカーテンの向こう側で
 手を繋いで寝ていた少女が自分の体を揺すっていた。

「朝から元気だなぁアンタ・・・。」

 サッ、とカーテンを開け少女が顔を覗かせる。

「・・・・・・じゃ、とりあえず朝飯でも食べたら外に出てみるか・・・」


 ここからしばらくはいつも通り、顔を洗い、歯を磨き、朝食を済ます

 だけれど一歩外の世界に足を踏み出せば非日常、雪化粧を施された
 いつもと違う、見慣れない町。


 雪だるまを作る過程で彼女は、何度か同じ言葉を漏らしていた
"誰かと一緒に遊んで過ごすクリスマスなんて、一体何年ぶりかなぁ"

 この何とも言えない心の痛み、とでも言うのだろうか
 従わざるを得ないだろう。
 その言葉を漏らす表情は、昨夜の引き攣った笑顔とは多少の違いはあるが
 満面の笑みではなく、寂しそうな、苦しそうな、そう言った笑顔。
428名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 02:28:07 ID:2YW8EjU9
 その日の夜
 夕食の片付けも終わった頃。

「キリさん、今日はありがとうございます、
 私の我侭に付き合ってもらっちゃって。」

「え?あぁ、礼なんていらねぇよ、俺も楽しかったし。」

「それで、もう一回我侭言っちゃうんですけど・・・
 これからお散歩がてらちょっと広場の方まで行きませんか?」 

 そう持ちかけられ、断る理由も無い少年の答えは一つだった
 外はもう冷え切っているから、と一双の手袋と二本のマフラーを渡すキリの母。

 家を出て、広場の方向へしばらく行った所
「なんだか・・・不思議ですね
 片方しか手袋をしてないのに、その。」

「・・・温かいな。」

 なんだか照れ臭いですね、と少女は笑い、それに釣られて少年も笑う。

 そうこうしているうちに広場に着き、二人は手頃なベンチを見つけ、そこに座り
 雪の降る空を見上げる。

・・・キリさん

"誰かと一緒に遊んで過ごすクリスマス"は久しぶりでしたけど

"誰かと手を繋いで過ごすクリスマス"は初めてでした

まさか、こんな私が誰かと手を繋いで、クリスマスを過ごせるなんて

考えたことも無かったです

本当にありがとう


 ある寒い冬の夜、タームの町。
 繋いだ手と手を離さないと誓った男女。

 少年キリと少女エルー
 夫婦などという立派な物ではない
 そんな二人は食事や入浴は勿論、眠る時も手を繋いでいると誓った。

 常に一緒に居て、手を繋いでの生活にも慣れ始め最早「当たり前」になりつつあったそんな夜
 ちょっとした非日常から始まる、温かな物語。


───「・・・そろそろ帰らないとミンクさんやおじさんが心配しちゃいますね」
 視線の先に映る少年は、ほんの少しだけいつもと違う笑顔を浮かべる少女を見て

「・・・いつだって傍にいるからな」
そう言って、どちらからと言う訳でもなく互いの瞳に自らの顔を映し合っていた

---

おしまいです、ありがとうございました
それじゃ撤退しますね!
429名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 05:25:53 ID:4FdLcv7S
体が砂糖漬けになったんだが俺はどうすればいい
430名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 08:33:06 ID:8JhskLn8
甘くていい文章なんだけどね……エロが無いならエロパロで書かなくてもいいんじゃない?
431名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:34:11 ID:EnkKkzh9
>>426-428
甘々で俺好み。文はもうちょっと。
つ[http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1210391997/]

>>429
その表現いいわw
432名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 13:28:50 ID:HOBYHy9H
おいキリ、俺と変われや
433名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 14:26:17 ID:DsRDz+o/
>>432
そして俺と変われw
434名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 17:01:34 ID:f1nN0t92
>>432-3
..こんな調子でトロイ感染が広がっていったんだろなw
435匿名@ジュゲム:2008/05/11(日) 21:19:42 ID:8FT0q+8j
初参加です。
俺もわかっていてもそうしたい。
436名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 21:45:06 ID:8FT0q+8j
>>435

> 初参加です。
> 僕もわかっていてもそうしたい。
437名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 15:11:02 ID:Eb/QXEZH
じゃ俺がやるよノシ
438匿名@ジュゲム:2008/05/12(月) 20:33:14 ID:B8l6ENcC
ヘイム死んだかな?
439名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:13:33 ID:PIUQWt5t
ヘイムちゃんと左側から攻撃されてらあ
440匿名@ジュゲム:2008/05/13(火) 23:34:22 ID:A2Ax/xWf
心臓真っ二つw
腕には自信があるんじゃなかったのかよ役立たずのイケメンめ
441名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:01:20 ID:VRwxA3YT
奇襲喰らったらしょうがないっしょ。
真珠湾で沈んだ米戦艦みたいなもんだ
..ってエロパロ板で何話てんのやらw
442匿名@ジュゲム:2008/05/14(水) 00:17:21 ID:Jof94/dV
356氏のような素晴らしい作品が再び投下されることはないのか…。
443名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 06:20:54 ID:Qdr9v7SM
>>442が神になればいい。全裸で待ってる
444匿名@ジュゲム:2008/05/14(水) 07:12:02 ID:Jof94/dV
5月になったけどまだ夜は肌寒いから、全裸待機は止めておこうよ。
445名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 12:36:32 ID:D+fst8cr
>>444
風邪ひきますた
446名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 19:36:34 ID:Jof94/dV
てゆーか書くネタが尽きかけている(´Д`)
誰か、燃料を投下してくれぇぇぇ!!
447名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:28:19 ID:qc5Igiru
過去の作品読んで燃料にするんだ
448名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:52:15 ID:Yz8iD39r
キリとエルーの子供って素直そうだなぁ
449名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:33:23 ID:4XEJIUuD
いや、むしろ生意気なクソガキになりそうだ
450名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:41:33 ID:o3gNIt9r
>>449
それはキリとスイの場合では?
451匿名@ジュゲム:2008/05/14(水) 21:45:56 ID:Jof94/dV
性別はともかく性格がいいのは確かだろうな。
キリに似て手先が器用で料理上手で優しくて、エルーに似て献身的で照れ屋で若干ツンデレでって、最高のキャラクター設定じゃないか。
452名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:01:13 ID:80LDYZ3S
>>451
俺そのコ嫁にもらうわ
453匿名@ジュゲム:2008/05/14(水) 22:34:56 ID:Jof94/dV
家族プレイか…。イイネイイネー
ルチル夫妻との親子関係万歳(^O^)
454名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:09:53 ID:flu7fMkm
子どもが出来て、ミンクさんが『おばあちゃん』になるかと思うと変な感じだ…
455匿名@ジュゲム:2008/05/14(水) 23:47:41 ID:Jof94/dV
ミンクさんも歳を
456匿名@ジュゲム:2008/05/14(水) 23:49:02 ID:Jof94/dV
ミンクさんも歳をとれば外見と実年齢との差がなくなるて。
457名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 21:49:38 ID:gHsw5LgC
ミンクさんは10歳くらいから体は全く成長してなさそうだ
458名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 22:04:32 ID:nxLK4pgR
>>457
縮んでいるんです。
459名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 01:33:13 ID:3l8itsGc
ブラックジャックでそんな奇病があったような気がする。
460名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 06:00:10 ID:nk6Osg22
成長期にキリを孕んでいれば体の成長も倍になったかもしれないな
461名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 12:51:38 ID:ChOBQc2b
>>460
気さくな父もそこら辺は自重したんだろうな。
462名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 16:34:03 ID:ClbTB0b+
女は成長期の時期が早いからね…
463名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 18:25:35 ID:P2O1QQdQ
だがミンクさんがあの若さを保っているのはフレア効果と関係があるような気も
464名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 20:42:38 ID:iTGEoM9u
初潮を迎えると背が伸びなくなるって話を聞いた事がある。
465匿名@ジュゲム:2008/05/16(金) 22:00:52 ID:3l8itsGc
ミンクさんはマセガキだったのか!
466名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 23:59:28 ID:HbCbZjOn
ませてるかどうかと身体的成熟はあんまり関係ないのでは..?
467名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 15:24:03 ID:ajRdqieS
何だこの流れww
468名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 18:09:50 ID:kl2IiNnQ
ミンクさん談議で何故こんなに盛り上がるのかW
469名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:26:21 ID:jf9fN/H/
ミンクさんは俺の元嫁
470名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:12:47 ID:GLXv23Aw
気さくな父との間に何があった?
471名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:17:50 ID:w7IcXxpn
気さくな父だからバツ1でも気にならなかったんだろう
472名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:21:51 ID:0TsB1ri3
ミンクさんはオレのセフレ
473名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:58:21 ID:NpVS+/gY
手を繋いでいると2倍のパワーになるわけだから、ウンコを出す力も2倍に
474名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:58:37 ID:6bUi30L5
やけにミンクさん人気だなw
475名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 23:23:31 ID:kl2IiNnQ
あのペアはある意味奇跡だからなw
476名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 23:48:41 ID:BhWtaeB5
頼むからクリムゾンのHPのアンケートで
エルーが気になると答えてくれぇ!!!
みんなぁぁ!!たのむ
477名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 00:08:41 ID:Xox9loW2
クリムゾンにエルーを犯らせる訳にはいかねえんよ(`・ω・´)
478名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 00:47:54 ID:JhLF8UqE
エルー×スイになるかもしれんぞ
479匿名@:2008/05/18(日) 00:50:23 ID:XWCLVJfh
百合ネタか…。
480名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:07:36 ID:icFaanKo
それはそれであり
481名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 08:13:38 ID:nz7pawsU
明らかスイの方がタチじゃないか!
482名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 11:57:26 ID:XWCLVJfh
スイは誰とでもヤッているような気がする。
483名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 16:27:44 ID:OoFho5V4
いや、スイは実を言うと初めてをキリに任せたという逸話が・・・。


484名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 17:22:25 ID:XWCLVJfh
何処からだよ。
485名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 18:31:41 ID:faW9jsmS
ふざけんなキリは童貞のほうがいいだろ!
486名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:13:14 ID:XWCLVJfh
いやいや、未経験者だったら隣でエルーが寝てるのをあそこまで見事には無視出来ないでしょう。
487名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:21:09 ID:OoFho5V4
童貞の思春期真っ只中のキリは絶対にエルーを襲う。
だがスイとやっている(進行形)キリは普通に欲求不満ではない。←これ、結論
488名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:22:24 ID:faW9jsmS
キリはぜったい童貞のほうがいいって!
毎回となりで寝てるエルーをみつめながら我慢してるんだって!
489名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:37:06 ID:GTC5bkRF
16歳という年齢から考えると経験者だろうが未経験者だろうが隣であんな可愛い子が寝てたら我慢できんだろ
しかも風呂トイレはカーテンとドア一枚挟んでるだけという蛇の生殺しの様な状態だぜ
つまりキリの忍耐力が凄まじいのかフレア効果か、だな
490名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:42:20 ID:XWCLVJfh
やっぱりオナ禁なんだろうか。
491名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:44:18 ID:faW9jsmS
違う!ただの純粋な男子なんだ!
あんまりオナニーとかに興味がない、此処の奴らとは違う
女子に抵抗なく接することのできるおとこなんだ!
492名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:50:55 ID:GTC5bkRF
純粋な男子なら寧ろ「隣でエルーが寝てる(*´д`)ハァハァ」ってなるだろw
493名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:56:26 ID:faW9jsmS
>>492
だからそういう意味の純粋じゃないんだ!
とりあえず隣で寝てるエルーの寝顔をみて頬を赤くそめる感じもあるだろうけど
ハァハァとかならない!
494名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 20:01:56 ID:XWCLVJfh
落ち着け!それは幻想だ!
495名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 20:14:47 ID:GTC5bkRF
女子に対して雑念が浮かばないことが純粋だと言うなら、そんな人間は多分存在しないのだろう…
脳に損傷でも受けたかゲイくらいのもんだろうな
いやちょっと待て、今自分でも凄いことに気がついたような
つまりキリはアッーうわ何をするやmあwせdrftgy
496名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 20:32:05 ID:OoFho5V4
だから、童貞じゃないって・・・。
キリとスイは別れたと言いつつ、まだ付き合ってる。(俺の心の中で
そんでもってエルーとの3Pで
「キリの弱いところは知り尽くして(ry」
とエルーに自慢するんだよ
497名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 21:26:07 ID:e/pwTRLx
少年誌だから掲載を自重してるだけで
実はもうキリ×エルは普通にデキてる。

…という解釈もある。

自分が知らなかっただけで、気になるあの娘が
いつの間にか友人といい仲だったなんて、
よくある話だぞ。
ハハハ…あれ?目からなんか水が…
498名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 21:57:32 ID:XWCLVJfh
なんつーか、心中お察しします…。
499名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:28:38 ID:9VMKY0nH
>>497
> 自分が知らなかっただけで、気になるあの娘が
> いつの間にか友人といい仲だったなんて、
> よくある話だぞ。
> ハハハ…あれ?目からなんか水が…


お前のせいで古傷が疼くじゃねえか………
500名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:45:10 ID:GrIA44Hc
まぁお前ら取り合えず呑め
501名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:53:10 ID:XWCLVJfh
何だ?なんなんだこの悲しい流れは?
此処を何処だと心得る!?エロパロ板ダゾ!!
502名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 23:13:35 ID:9VMKY0nH
あなたに………会えて………本当に………良かった
503名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 00:20:10 ID:r3+8JJVU
>>502
日本人皆殺し命令を出した皇女殿下の最後の言葉ですね。
わかります。
504名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 02:23:49 ID:4/zFQEOA
>>477
そーいやあそこってピュアとかもやってるじゃん
考えてみれば、どんな性病よりもタチの悪いトロイのキャリアであるエルーを陵辱
というのも無理のある話だw 純愛系で普通にキリ×エルーやるなら推奨する
まぁ、その場合でも「あの異様に器用な手つき+フレア効果」で絶頂地獄は避けられまいが
505名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 12:46:29 ID:K6alS53e
>>497 >>499
3次元なんかにうつつを抜かすとそういうことになるんだよ。
そのうち、子供と3人で楽しそうに写った年賀状なんか送られて
鬱になったりするんだよ。

俺はそんな馬鹿な真似はしな……あれ、ディスプレイなんか滲んで…
506名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 17:22:00 ID:+YAix7qT
>どんな性病よりもタチの悪いトロイのキャリアであるエルー
だからこそ、すでにトロイにかかった患者が「お前のせいで!」になるんじゃないか。
507名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 17:30:10 ID:tiepn94V
>>486
童貞だから我慢出来るのだよ
アレの魅力を知らないから
508名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 18:05:27 ID:QBKmbzsn
なるほど!!そういうことだったのか!
509名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 18:34:26 ID:c46pI94n
童貞ならその魅力に惹かれるだろ常識的に考えて
510名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 20:18:16 ID:ZjCeT/23
あれだろ、エルーが不細工なんだろ
漫画上は見栄えとキャラ萌えの関係でかわいく描いてるだけなんだよ

漫画の女子キャラはだいたいかわいく描かれてるけど
「学校一の美少女」みたいな美女設定が明示されてるキャラ以外は
顔レベルは平均程度
エルーは普通に不細工な部類だからそんな感情は抱けない
できればすぐにでも手を離して石鹸で手を洗いたいくらい不細工
511名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 21:11:24 ID:QBKmbzsn
んなわけねぇぇだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
エルーを馬鹿にするなぁぁ!!
512名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 21:35:08 ID:c46pI94n
>>510
エルーは妖精と称されてるんだぜ…!?もはや学校一とかそんなレベルじゃない
それにしても今週のエルーは可愛かったなぁ…
513名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 21:52:59 ID:54pqKtuu
しかし消えるまで1分か……
挿入透視プレイは無理そ(ry
514名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 21:55:32 ID:cZMSg+gf
断面図プレイが出来ると考えるんだっ!
515名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 22:27:41 ID:QBKmbzsn
感染覚悟でエルーを襲ったとしても1分以内の任務終了は難しいのでは…。
516名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:04:52 ID:qRgPUin3
>>515
そういうときこそ『フレア』を使うんだ!
517名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 01:23:18 ID:Czc2OahA
>>515-516
だがこう考えろ。
感染後に即発症するならシスターの治癒なんてのんびり待てない。
潜伏期間があると思うよ。じゃないと二次感染も広がりづらい

>>511
よく言ってくれた
518名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 17:32:38 ID:ifMLidCR
とりあえずキリは童貞な
519名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 18:09:48 ID:UOxQucBj
トロイに感染しなかったりエルーに欲情しなかったりと、もしかするとキリは人間じゃないのかもな
520名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:01:01 ID:ifMLidCR
キリは欲情もするが童貞なんだ!
521名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:02:39 ID:UuyJV/Xk
しかし、マジレスさせて貰えば隣に寝ている娘に襲い掛かるというのも
週刊少年誌の主人公としては批判が出る所だろうて。

超人的な精神力で耐えているか、実はこっそり抜いたり
勢い余って寝顔に余剰生産物を掛けちゃったりしてるんだけど
運良くばれてないとか、そんな感じだ、きっと。
522名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:07:57 ID:5G6HgekU
キリが童貞だと?
スイにあしこき・・・・・・・・・・
そんでもって挿入の俺の夢は
523名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:27:33 ID:ifMLidCR
>>521
そのとおり実はこっそり抜いてる
エルーが要請顔で寝てるときに
524名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 20:22:49 ID:UOxQucBj
>>521
シャワーを覗くべきか否かと葛藤したり、
隣でエルーが寝てることに興奮して顔赤くしたりとかいう描写くらいならあってもいいじゃないか!
つーか余剰生産物てw吹いたw
525名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 20:35:00 ID:uXdJKkgK
寝相が悪いエルーの寝返りキックでアレを蹴られたことはないのだろうか…
526名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 21:36:14 ID:iPS54K+p
むしろエルーにカニバサミをですね?
顔やら胴やら
527名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 00:06:42 ID:6HstQVPW
寝ぼけたエルーに首四の字や腕ひしぎ逆十字とか上四方固めとかされたら..
そのまま死んでもいいw
528悲劇のシスター 1 :2008/05/21(水) 00:39:38 ID:t55EBpzo
キリとエルーは戻ってきた
自らを犠牲にして自分たちを守ろうとしたシスターたちを救うために・・・

目の前には不敵な笑みを浮かべるガゼルの幹部・ゼズゥの姿があった
その周りにはついさっきまで仲良くしゃべっていたシスターたちが
傷つき苦しみながら倒れている。
「エ・・・エルレイン・・・何で・・逃げなかったの?・・・」
シスターの1人、ローズは息も絶え絶えにつぶやく
「ハハハハ・・・変わった奴らだ。シスターたちが心配になって戻ってきたのか?」
ゼズゥは笑いながらキリとエルーをその鋭い眼光で捉える
「なぜなんだ?!何でガゼルはこんなことを!!」
「さっきも言っただろう、計画に邪魔だと・・・そして今一番邪魔なのが・・・」
『フッ・・・』
そこでゼズゥは2人の視界から消える
「?!・・」
「?!・・どこに?!!」
エルーが叫んだ瞬間だった。ゼズゥはキリの懐に突如現れる
「貴様なんだよ!!!」
「!!・・・(しまっt!!!)」
ゼズゥの拳がキリの腹に直撃
「・・ぐっ!!!」
キリは腹を抱えるように倒れこむ
落ちていくキリの手に引きずられ地面にひざまずくエルー
「キリさん!!・・・キリさん!!」
倒れたキリを起こそうと身体をゆするがキリは起きない
「ハハハハハ!!どうやら小僧は気絶したようだな、まあこいつは当分起き上がれんだろう
さてさっそく始末するかな」
ゼズゥは魔の手とも言うべき手をキリに伸ばす

「やめてください!!」

エルーがゼズゥの行く手を阻むようにエルーがキリの前で片手を広げ立ちはだかる

「ほう・・・」
ゼズゥは健気に自分を妨害する少女を下目遣いで見下ろす、
相変わらず不敵な笑みを浮かべながら・・・

「これ以上近づくならあなたに触れてトロイに感染させます」
「・・・ふふふ・・・ははははははは!!」
「何が可笑しいんですか?!私は本気ですよ!」
「シスターのお前が人にトロイを感染させるってのか?」
「仕方ありません。トロイの根絶のためなら・・・キリさんを守るためなら・・・
今の私が持っているトロイの量から考えてあなたに触れればあなたは何分ともたずに消える・・・」
「ククククク・・・」
ゼズゥは笑いながら一粒のカプセルを取り出しエルーに見せた
「これが何か分かるか?」
不敵なゼズゥの笑みにエルーの額からは緊張の汗が流れる
「くくく・・・これはな・・・トロイを抑制する薬だ」
「?!」
「ガゼルではシスターのトロイ研究所よりも開発が進んでいてな
まだ完治するものまではできていないがこいつでもトロイを約10年抑える事ができる、
そしてあと5年もすれば俺らはトロイを完治する薬を完成させ、それを高値で世界に売りさばき
莫大な利益を得ることになる。それこそがガゼルの計画・・・
トロイを制御し世界を掌握するこの計画にはトロイの脅威を軽減させるシスター、
そして何よりトロイを消滅させうるこいつのような存在はあるとまずいんだよ!!」

ゼズゥはカプセルを飲み込む
「これで俺は無敵だ・・・トロイでは死なねえ」

529名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 00:59:34 ID:8ycMzVAl
その発想はなかった
ありがとう。
希望が溢れてきたよ
530名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 09:24:33 ID:j5GoHuGi
>>528
発想の転換というやつですね
531名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 12:38:53 ID:+VQyYzym
本当にそんな計画だったらどうするんだよw
532名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 12:59:14 ID:ike9KzL6
先週までなら>>528みたいなのもアリだったけど。
今週のアーツはひどすぐる・・・なんで編集は没にしなかったんだろう。
533名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 18:15:24 ID:8GERLc7N
ここエロパロだからね
534名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 18:34:13 ID:7g3to/0u
最近エロネタ無いね
535528:2008/05/21(水) 18:52:03 ID:t55EBpzo
で、結局528の続きを投下していいんだろうか?
ジャンルは題名どおりの「陵辱物」になるので
嫌いな人は「悲劇」をNGワードに登録すればいいと思われ

3時間後ぐらいに投下します
536名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 19:08:41 ID:/MJIf379
凌辱物は今までなかったな
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +        
 と__)__) +
537名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 20:28:14 ID:zgcKH+BP
キリ(しっかしこの人本当寝相悪いな…)

エルー「うぅーん…」
キリ(え、ちょっ…カーテン越えて…)

ガッ!

キリ(おい!胸当たってるって!)
538悲劇のシスター 2:2008/05/21(水) 21:58:51 ID:t55EBpzo
「そ・・・そんなものあるわけが・・・」
「試してみるか?」
ゼズゥは口の端に笑みを浮かべながら
素手になりその手でエルーの顎に触れる
「かわいい顔してるねあんた、クククククク・・・」
「!!・・・」
「さあどうなるかなあ♪」

「・・・・・・」
「・・・・・・」
しばらく時間が流れる

しかしゼズゥの身体には何の変化も起きない

「そ・・・そんな・・・」
「クククク・・・ハアーッハッハッハ!!!」
大きな笑い声と共にゼズゥはエルーを押し倒した
その勢いでエルーの手はキリの手からはなれる
「いっ・・・いやああ!!!」
「貴様!!俺をトロイで消すとか言ったなあ?!
フハハハハハ!!このガゼルの創始者である俺に楯突くとはいい度胸だ!!
おもしろい!!二度とこの俺・・・ひいてはガゼルに逆らえぬよう
貴様の体をめちゃめちゃにしてくれるわ!!」
「いや!!やめて!!」
「ハァーーハハハ!!」
「いやああ!!!!!!」
エルーの服を掴もうと襲い来るゼズゥの手
その手から逃れるべくエルーは必死で手を振り回す

『ビシッ!』

その必死の手がゼズゥの頬を叩く
ゼズゥの表情に怒りが浮かんでくるのがわかる
その表情そのものがエルーに恐怖を与え、そしてこれからのゼズゥの行動を考えると
その恐怖は倍化する

「おいたが過ぎるぜ嬢ちゃん・・・・その手は邪魔だな・・・おい・・・出番だぞヴィグ、レンケ・・・」
その声に応じて2人の男がどこからともなく現れる
「!!・・・あ・・・あなたたちは!!」
「また会いましたなお嬢さん」
「この前の恨みはきっちり返させてもらうぜ。てめえの体でな!」
いままでに倒したガゼルの暗殺者たちだった。
「こいつの体を取り押さえろ」
「はっ!!」
2人はそれぞれ手袋越しにエルーの腕をつかむと腕を押さえつけ体を地面に押し付けた
「いや・・やめ・・・・!!!!!っ『ドックン』・・・」
エルーの中の病魔がまた目を覚ました
『ドックン!!ドックン!!ドックン!!』
「ううううあああ!!・・げほっ!!・・・ごほっ!!」
エルーは急に苦しみだし咳き込み出した
「これは・・・トロイの発作か?・・・」
ゼズゥはつぶやく
発作を越え、徐々にエルーの体が透けてくる・・・
「はあ・・・はあ・・・(私・・・消える・・)」

539悲劇のシスター 3:2008/05/21(水) 22:10:14 ID:t55EBpzo
「おいこのまま消えちまったら楽しみがなくなっちまうだろうが何とかならねえのか?」
ゼズゥはヴィグとレンケに問いかける

「・・・・おっ・・・そういえば」
レンケは思い出したようにエルーの手をキリの手に触れさせる
『フワッ・・・』
エルーの体が再び色づき元通りになる
「はあ・・・はあ・・・はあ・・・(まずい・・・キリさんの秘密が・・・)」

「ぷっ・・・・ふははは!なるほど!この小僧はトロイに感染せぬばかりかトロイを抑制する効果まで
持っているのか!だからお前は常にその小僧の手を握っていたわけだ!
これは興味深い!だが!お前をこのまま消えさせるわけにはいかん!なぜならお前は!」
ゼズゥの手がエルーの服をつかむと
『ビリビリーーーーー!!』
「いやあああああ!!!」
「俺によって犯されるんだからな!」

ゼズゥはエルーの服を思い切り引き裂いた
裂いた服の下からはまったく日の光を浴びていない真っ白な肌が姿を現す
ゼズゥは何のためらいもなくエルーの上半身を晒す
「っ!!!」
エルーの小ぶりな胸と白い体があらわになる
「ハハハ!どうだ?今の気分は?敵の男の前で大事に隠してた体を晒される気分はよお?!」
「っ!!」
エルーは黙ったまま顔を背けて屈辱に耐えている

「今の気分はと聞いてんだろうがぁ!」
ゼズゥは怒号と共にエルーの胸を乱暴に握り潰す

「ひあっ!!!・・・・ああっ!!」

「そうだそうだ・・・そうやって鳴いてくれなくちゃあ周りのシスターたちに
俺に逆らうことの無益さを教えてやることができないだろ?・・・なあ!!」
さらにゼズゥは乳首を摘み強めに挟む
「くっ!!あああ!!!」
電気が走るような刺激と痛みがエルーの中に流れ、それに触発されるように目尻からは涙があふれ出る

「いいぜ!俺はその顔が見たいんだ!恐怖と羞恥で歪むお前の顔がな!」
ゼズゥはエルーの目尻の涙を指ですくい取り、舐める
「ハハハハハハ!!トロイでそのまま消えちまった方が幸せだったな!
なまじこの小僧に出会ってしまったことを後悔させてやるよ!」
ゼズゥはエルーの華奢な体を撫で回す
「はあ!・・あああ!・・・・っ!!」
他人に触れられることのない体・・・
どこを触れられてもそれだけでエルーの体は異常に反応し硬直する
「ククク・・・そんなことではここに触れたら一体どうなってしまうのかな?」
そういうとゼズゥの手がエルーの股間に伸び、衣服の上から触れる
「!!!!っ」
エルーは足を閉じてささやかな抵抗をする
「フハハハ!!無駄だ無駄だ!!」
ゼズゥはエルーのズボン形の衣服に手をかけるとそれを一気に引きずりおろす
「!!!っ!!!」
エルーはひときわ強く目を瞑る
エルーの体を覆うのは股間にある下着一枚
体同様に白い足も晒される

540悲劇のシスター 4:2008/05/21(水) 22:17:41 ID:t55EBpzo
「ハハハハ!!めちゃ心地いいぜ!お前の体に免じてシスターたちだけは生かしておいてやろう!!」
「くっ・・・」
「こんな淫乱なお前を見て仲間はどう思うのかなあ?!」

再びゼズゥの手がエルーの股間へと伸び、そして触れる

「あっ!!・・・」
「さえぎるものが少ない分気持ちいいだろ?」
「くっ!!」
「ほらほら!もっといやらしい声を出せ!」
ゼズゥの手が激しく動く
「くっ!!ああああ!!」
「がははは!!そうだ!!その調子で鳴けええ!!」

さらに手が速さを増す

「あああ!!!」
「ちゃんと仲間に聞こえるように喘げ!」
「はあっ!!あああん!」
「ハハハハ!!いいざまだ!俺らの計画の邪魔になるシスターが
我が手中で成す術なく慰み物になる・・・最高じゃねえか!
おいお前らもこいつの胸をさわっていいぜ。ただし直接さわらねえように気をつけろよ」

手を押さえていた2人がそれぞれの片手で胸を掴む

「っ!!ああああ!!!」
最初は白かったエルーの肌が辱めによってすでに血の気を帯びて赤く染まっていた

「ハハハハ!!淫乱なシスターめ!!やわらけえ乳してるじゃねえか!
直接触ってやれねえのが残念だぜ!へへへへ・・・
だがこれでもおめえにこの前やられた恨みのいくらかは晴らせるってもんだぜ
いくぜレンケ!!・・・せーの!」

2人同時に乳首を摘む

「いいいいいやあああ!!!」
「ヒャーーーーッハッハッハ!!!」
あたりに醜い男の嘲り笑う声とエルーの悲鳴が響く

「・・・エ・・エル・・レイン・・」
「エルレイン・・・さん」
シスターたちは力を振り絞って地面を張ってすすむ・・・
何ができるわけでもないのに・・・
でもじっとしていられない・・・
たとえ役に立てなくても・・・進まなくては・・・

541悲劇のシスター 5:2008/05/21(水) 22:21:50 ID:t55EBpzo
そんななかゼズゥたちの陵辱は続く
「さて、そろそろ大事なところも拝ませてもらおうか」
「い・・いや」
「ハハハハ!!毛は生えてんのかよ?!」
「やめてええ!!!」
エルーの懇願など聞きもせずゼズゥは最後の一枚に手をかけ、ずりおろした

「うっ!!!いやああ!!」
エルーの目から大粒の涙が筋を作り流れ落ちる
エルーの女の部分が曝け出される
「しっかり生えてんじゃねえか、どーれ?」
ゼズゥはエルーの恥毛に触れる
「っ!!!」
「ははははは!!」
いやらしい手つきで恥毛を摘んでは引っ張るように撫でながら高らかに笑う
「ここを触られるのは初めてか?」
「!・・・」
「さあて、お前のいちばん敏感な所はどこかなあ?♪」
ゼズゥの指がエルーの茂みを掻き分けて秘珠に触れる
「っ!!ああ!!!」
「おや?もう濡れてんじゃないの?そんなに気持ちがいいのか?こうやってされるのが!」
ゼズゥの指がエルーの局部を激しく刺激する
「!!あああ!!」
エルーは声を押さえきれず強制的に女の声を絞り出される

「さあて恥ずかしいところはどんな形してるんだろうなあ?」
そう言うとゼズゥはエルーの両足を掴み広げる
「いやああ!!!」
ゼズゥの前にエルーの珠や秘裂が晒される
「ヒュ〜♪さすがに擦れてないな、きれいな薄いピンクじゃねえか」
ゼズゥはエルーの花弁を舌で舐める
「ひっ!!!」
「お前も見たいか?お前のいやらしいところのいやらしい姿♪」
「!・・いや・・・」
「遠慮するなよ、もう見れるのはたぶん最後だぜ!」
ゼズゥはエルーの足を抱え上げ頭の横まで移動させ
いわゆるまんぐり返しの状態にされる
「ほらみろよ!お前の濡れたアソコを!」
「いやああ・・」
「おらみろや!」
ヴィグがエルーの頭を掴んで見させようとするがエルーは断固拒否する
「おい嬢ちゃん、見るんだ!」
「いや!!」

「・・・くくく・・もし俺の言うことを聞けばこの小僧を今回は見逃してやらんでもないぜ」

「?!・・・それは・・・ほんとなの?・・・」
「くくく・・・まあお前らなんか次の機会でも簡単にやれそうだからなあ
今回はお前さえおもちゃになってくれればそれでよしとするさ」
「・・・ほんとうですね?・・・」
「ガゼルの創始者ともあろう俺がそんなせこい嘘をついてどうする?」
「・・・」
「さあ分かったらさっさと見ろ、さもないと小僧やシスターを皆殺しにしちまうぜ」
「・・・約束ですよ・・・」
「ああわかったよ」
感じいい加減な反応にも思えるが信じるしか今のエルーに残された道はない
エルーが言うとおりにゼズゥの顔を見る

542悲劇のシスター 6:2008/05/21(水) 22:27:38 ID:t55EBpzo
「っ!!!」
そこにはゼズゥの顔とその目前にはエルーの局部があった
またエルーの局部は熟れた果実のように濡れそぼっていた
「どうだ?お前のまん○は!」
「っ!!!」
ゼズゥの発する破廉恥な言葉に異常な羞恥を煽られる
またゼズゥの舌がいやらしく伸びてエルーのそれを舐める
「っひっ!!!!」
感覚的な刺激とそれに加えて視覚的な刺激でエルーは耐えられず目を閉じる
「おおっと!ちゃんと見ろと言ったはずだ!瞬き以上に目を閉じるのは認めねえぜ!」
その言葉にエルーは我慢して目を開ける
「はははは!!!いいねその格好!このかわいくて小ぶりな尻といい・・」
『ピシッ!』
平手でエルーの尻を叩く
「くっ!!!」
「おお!!いい音だ♪もっと叩いてやろうか」
『ピシッ!』
「うっ!!!」
『ペシッ!』
「あんっ!!」
『パシッ!』
「ああん!」
「ハハハ!そしてこのいやらしくよだれをたらしてる下の口といい・・・」
ゼズゥの指は秘裂をなぞりその先端にある珠を弾く
「ふあああ!!!」
「ひゃっはっはっは!!!まるで泉みたいだなお前のアソコは!!どんどん蜜があふれてるぜ!」
ゆっくりそして大きくゼズゥはエルーの秘裂を舐める
「んあああ!!!」
「もうこっちの準備はできてるな、なら今度はこっちの準備をしてもらおうか」
ゼズゥはエルーの足を解放し、手下2人に上半身を起こさせ
ゼズゥは下半身の衣類を脱ぎ去り、エルーの眼前にそそり立った肉棒を晒す
「っ!!!」
そのおぞましいまでの大きさと形の肉棒にエルーの顔が引きつる
「さあこいつを舐めな」
「いやっ!!」
エルーは顔を背けた
「あれえ?いいのかなあ?そんなこと言って♪こいつらの命がどうなってもいいのかな?♪」
完全に勝ち誇った顔で見下すゼズゥにただエルーは負け犬のように従うしかなかった
「(キリさん・・・・・)」
エルーは傍らで倒れるキリを見て覚悟を決めたように静かに口を開ける
「クククク・・・いい子だ」
「っ!!」
ゼズゥがエルーの口に強引に男根をねじ込む
「ククク、歯を立てたり噛み切ろうとするんじゃねえぜ、こっちには人質が何人もいるんだからな」
決して大きくないエルーの口にねじ込まれたモノはエルーの口の中でさらに巨大化する
「!!!」
「ちゃんと舌をつかえ!」
ゼズゥは乱暴にエルーの頭をつかんで前後させる
寝癖のついた髪がさらにぐしゃぐしゃになる
「ひゃっはっは!いい格好だぜ嬢ちゃん!」
横でエルーの腕をつかんでいるヴィグも空いた手でエルーの後頭部を掴み激しく押し出す
「!!っ!!」
喉の奥の奥まで犯される感覚・・・屈辱以外の何物でもない・・・
動きも活発化し、大きさも徐々に大きくなってきている
エルーは口の中に、はちきれそうなパワーの高まりを感じていた
「ふははは!!まずはお前の顔から穢してやる!」
「っ!!!」
ゼズゥが口内から男根を引き抜いた瞬間それは暴発した・・・
白濁の液が咄嗟に顔をそむけたエルーの頬に放たれる
涙とともに頬に流れる白濁の液・・・
543悲劇のシスター 7:2008/05/21(水) 22:45:22 ID:t55EBpzo
ゼズゥはその白濁液を指ですくうとエルーの口にねじ込む
「!!っ!!」
「どうだ旨いか?そういえばお前は『白い妖精』とか呼ばれているらしいな・・・
まさに今のお前にぴったりのネーミングだよ白い妖精♪・・・クハハハハ・・・」
「っ!!」
エルーを見下げるような目で見つめるゼズゥ
「おい。出しちまったからもう一度だ・・・」
ゼズゥは再び口にねじ込む
「んんんんん!!!」

「いい顔だねえ!その顔を見ているだけで何度でも勃つぜ!!」
先ほどよりも激しく口内で暴れる男根
さらに激しい責めに目からはさらに涙が溢れ出る
「ハァーーーハハハハ!!!」
「んんっ!!!!」
『ドピュ!』
口内に広がる生暖かい感触
ゼズゥは口から男根を抜き去るとエルーの口からは白濁液が流れ出る
「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」
エルーが力なく頭を垂れると口からゼズゥの欲望がドロリとあふれ出し、エルーの下腹部に落ちる

そんなエルーの髪をゼズゥは乱暴に掴んで頭を持ち上げる
「あぅ!・・・・・」
「また出ちまったじゃねえか、これじゃあまた口に挿れなきゃいけねえなあ。
それにしても本当に淫乱なシスターだなお前は。ああん?白い妖精さんよお」
「クッ!!・・・・」
屈辱のあまり顔をそむけるエルー
そのエルーの顎を掴んで正面を向かせるゼズゥ
「よく顔を見せてくれよ!淫乱シスターの顔をよお・・・・
あらまあこんなかわいい顔してなんでこうスケベになっちまったのかなあ?」
「っ!!!・・・」
「おらもう一回だ」
三たび口の中に突っ込まれるゼズゥの男根・・・
「んんんんんん!!!」
「クハハハハハハ!!!」
ずっとゼズゥが笑っていた・・・
男根を咥えて口内を犯されるエルーを見て
嘲笑っていた・・・
「クククク・・・もういいだろう」
三度目とはいえまったく勢いの衰えを知らぬ肉棒
その感触をエルーは口に感じ続けていた
それがエルーの口内から出され眼前に誇示される

「さあ・・ついに本番だ!こいつをお前の中に挿れてやるぜ!」
「約束・・・守ってくださいよ」
「さあ?何のことだっけ?」

「なっ!!・・・あなた!さっき約束したじゃないですか!!今回は見逃してくれるって!!」
「カァ〜ッハッハッハ!!馬鹿正直なお嬢さんだ!人は嘘をつく生き物なんだよ!
だれがそんな約束なんか守るかっての!だが仲間のシスターは見逃してやるよ
シスター殺しは下っ端の仕事だし、お前をガゼルに犯され消えたシスターとして
やつらの記憶に残したほうがおもしろいからなあ!ハーーーーッハッハッハ!」

「っ!!この・・・!!・・」
エルーはゼズゥの男根に噛み付こうと思い切り身を乗り出す・・・が
「はん!!そうはいかねえよ(笑)」
両脇のヴィグとレンケに腕を引っ張られ逆に地面に背中から叩きつけられる
「く!!あああ!!!」
544悲劇のシスター 8:2008/05/21(水) 22:53:24 ID:t55EBpzo
「・・・この・・・悪魔・・・」
為す術のなく涙を流すエルーに言える最大限の罵倒だった・・・
だがそんなものはもはやゼズゥたちをさらに喜ばせるだけのスパイスにしかならない・・
「お前はいまからその悪魔に犯されるんだけどな(笑)
こいつもお前の下の口で暴れたいって言ってるぜ!」
エルーの眼前で得意げに肉棒をゆらす
「っ!!」
エルーの眼前に迫る危機感

エルーは再び地面に押し付けられ足をつかまれ開かれる
「く!・・・いやあああ!!!」
エルーは持てる力のすべてを出して手下の戒めを解こうとする・・・
が、とてもエルーの力では歯が立たない
「ふはははは!!!」
「(キリさん・・・私は・・何のために!!)」
エルーの頭の中をぐるぐると回る悔しさと絶望感・・・
ここまで自分の
無力さを呪ったことはない・・・

ゼズゥは先端を入り口に宛がうとそのまま一気に差し込む
処女膜の抵抗や摩擦も無視して奥まで貫く
エルーの中で裂けるような痛みが走る
「あああああ!!!」
「これであんたも人生の最後で女になったわけだ」
「ぐっ!!・・ああ・・あああ!!!・・」
「さて動くかな・・・」
「・・や・・や・・めて・・」
エルーの言葉に当然のようにゼズゥは答える
「い♪・や♪・だ♪!]
ゼズゥの腰が一度前後する
「!!ああああぁぁぁぁぁあ!!」
「さすがは処女だな・・・すごいキツさだ!慣らしていかなきゃいけねえなあ」
ゆっくりゼズゥは動き出す
「!!・・・あん!!ああん!!!」
ゼズゥの動きにあわせてエルーの口から否応なしに淫靡な声が繰り出される
「ひゃっはっは!!女の喜びを味わってるかい?!」
「んんんんん!!!」
望まぬ快楽に翻弄されるエルー
ゼズゥが激しく突くとその衝撃にエルーの体が反るほど反応する
「おいおい(笑)シスターがこんなにエロくていいのかよwwww
さっきから俺のチン○でよがりまくってやがるしwwww」
「!!っ!!あああ!!あああん!!」
「さあて、だいぶなじんできたし本気出すかな!」
ゼズゥの動きが速度を増し、ゼズゥの分身が激しくエルーの中を行き来する。
「あっ!!あっ!!ああんっ!!!」
動きの加速にあわせて声のテンポも加速する
「おらおらおらああああ!!!!」
「あああああん!!!!!」
すさまじい速さの動きに蹂躙されるエルー
「(キリさん・・・お願いだから早く目覚めて・・・そして・・・逃げて!!)」
絶望の中にもかなわぬ思いを頭に描いてキリの手を握った
「(キリさん・・・・)」
「はーーっはっはっは!!!これでフィニッシュだ!俺の種をテメーのアソコ全体で受け取りな!!」
「っ!!!」
エルーの奥深くでゼズゥの欲望は放たれた・・・
545悲劇のシスター 9:2008/05/21(水) 23:00:30 ID:t55EBpzo
「・・・・・・・・」
エルーは力なく目を見開いたまま放心していた・・・
エルーの中では生暖かい液が奇妙に息づいている・・・

「ふ〜・・・もういいぜ、ヴィグ、レンケ」
手下2人はエルーの腕を離して立ち上がる
ゼズゥが自分の分身をエルーの中から引き出すとそれに続いてゼズゥの白濁液と
エルーの血が混ざったピンクの液がどろりと後を追うようにせり出す
「ハハハ!たっぷり出してやったぜ!!」
ゼズゥはそれを指ですくうとエルーに見せつける
「これが俺とお前でやった・・・いや、お前が俺に犯された証だ」
そういってエルーの鼻から頬にかけてそれを擦り付ける、そして・・・
「とっても気持ちよかったぜ、白い妖精さん♪」
ぞういいながら人差し指でエルーの頭をつついた・・・

「っ!!・・・・」
エルーの目から自然と涙がこぼれだす
「(自分は何のために生きているんだろう・・・キリさんと出会って・・・トロイの撲滅への手がかりが
見つかって、私の命も助かった・・・でも今となっては私が生き延びたことで
仲間のシスターは傷ついて、自分は敵に弄ばれて、
挙句にキリさんは私と出会ったために殺されてしまう・・・
結局私が生き延びたことで被害が大きくなっただけ・・・一体何なんだろう?・・・私の人生って・・・)」
あふれどもあふれども涙が止まらない
「(なにかしなくちゃいけないのに・・・体が動かない・・・もう何も考えたくない・・・
考えてもいやな事しかでてこない・・・ああ・・・まぶたが落ちてきた・・・・
キリさんごめんなさい・・・あなただけには生きてほしかった・・・トロイとか・・・そんなこと抜きにしても
生きててほしかった・・・助けることができなくって・・・ご・・・めん・・・な・・・・さい・・・・)」
エルーの目は静かに閉じた

ゼズゥは服を着なおした
「それにしてもシスターを犯すのがこんなに楽しいとは思わなかったぜ。
この嬢ちゃんがこれから消えちまうと思うとめちゃくちゃ悲しいなあ。
まあこれからは他のシスターで遊ぶとするか
こんな遊びがいのある奴はそうそういないと思うけど♪」

「さて・・・それじゃあこの小僧を始末するとするか・・・」
ゼズゥはキリの方に向き直った


つづく(中断)




546名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:21:19 ID:/MJIf379
俺が考えていた白い妖精ネタを使ってくるとは…GJ!!(・∀・)
それにしてもエルーは凌辱が似合うキャラですねハァハァ
547匿名@:2008/05/21(水) 23:51:00 ID:7g3to/0u
嗚呼、愛しのエルーたんが…。(ToT)













でもGJ!!(*^-')b
548名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 13:08:10 ID:K84jaf6a
エルー可愛そすぎるけど、丁寧な描写でGJです。

まぁあくまでもパロでフィクションだから
自分的には凌辱でもギリギリOKだけど、
今度はほのぼの系エロ(というかエチー)も見てみたいなぁ。

エルーが自分の身体にコンプレックス持ってるという
シチュが個人的に萌えなんで、その辺に上手いアイディアが
浮かぶ名パロ師に期待。
549名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 21:55:03 ID:MIv60XKd
エルーのレイプものは見たくないでつ
550528:2008/05/22(木) 23:29:10 ID:n+cghUHw
中断中だけど続きがなかなか浮かばない528です
中断とは書いたけど終わったものと考えた方がいいかも試練(いやもちろんがんばるけど)
>>546さん
>>547さん
>>548さん
いろいろ感想ありがとう
>>549さん
ごめんね
ていうかみんなやさしいなあ
少なくとも漏れよりいいやつばっか
まあ書けたらまた投下させてください
次は非道くないやつを・・・
551名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 02:54:27 ID:sEuaSNYS
>>550
乙です。
また新作期待します。
552名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 07:09:52 ID:Dvu1RO6B
レス返しはやめたほうがいいよ(なぜか大抵荒れるのね)。
もしやるなら誤爆スレで。
553名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 18:33:25 ID:3n6bQrbf
エルーが持ってそうなコンプレックスと言えばひんぬうくらいか?
554名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 18:56:07 ID:3bCYCdcG
>>553

寝癖もいれといてくれ
555名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:11:22 ID:VRZWdj5J
>>553

鈍感なのに体は敏感も入れておいてくれ
556名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 09:56:44 ID:3Aq6PIPL
ずっと女社会で行きてきたから、
男の体がどんなのか実は知らない。
チンチンってものがあることすら知らない。

とか。
557名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 12:32:37 ID:V6V1Y5Ne
さすがにそれはないだろw
シスターになる前は普通に暮らしてたんだから、お父さんのちんちんを見てぞうさんとか言って遊んでたはず
んで父親は娘に触らせて興奮→発射、「わぁ凄い!パパのぞうさんいっぱい水を出せるんだね!」とか無邪気にはしゃぐエルー
母親にそれを知られて家庭崩壊という悲しい過去が
558名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 16:19:12 ID:+GCvhI8l
>>557

あなたの実体験ですね、わかります
559名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:40:13 ID:rzHM7jVF
>>557
いつかいいことあるから気を落とすんじゃないぜ。
な?
560名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:10:22 ID:Fci8E5zG
この流れwww
561315:2008/05/25(日) 01:41:41 ID:idP863TQ
ttp://rainbow2.sakuratan.com/img/rainbow2nd35169.jpg

>>537の書き込みを見て思わず殴り描いてしまいました。
いろいろ2倍二倍になってるから、どけられないんですよ、きっと(なげやり)。
562名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 02:28:46 ID:0Rqdhrh4
>>561
エルー似てなさ杉だけど非常にいい!!GJ!
563名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 03:12:52 ID:VqeXHGZI
>>561
よくやった。貴様こそ万夫不当の萌傑よ。
564名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 03:56:13 ID:HwGGuTNW
>>561
当たってるってレベルじゃねーぞ!
565名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 09:03:52 ID:OjpIr/f9
>>561
うおおおおおおおおおGJ!
でもこの態勢だとエルーのおなか辺りにキリの硬くなったアレが当たってんだろなw
566名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 09:22:16 ID:XdENfLx4
硬化二倍でパンティ突き破って刺さってるよ既に。
567名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 11:44:27 ID:zgJO3kJj
>>561gj!!思ったよりエルーたんが巨乳で嬉しかった
568名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:44:58 ID:WZ0qEKEL
エルーたんはひんにう!!!
ひんにうひんにうひんにう!
569名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:10:57 ID:mKELAQ/1
>>561
和んだ GJ!
570名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:39:27 ID:Jm5sdpnd
甘いものダメな人にはオススメできない (1/3)

124 名前:名無しかわいいよ名無し 投稿日:2008/05/19(月) 02:31:25 ID:L9yQSwJBO
とーちゃんとかーちゃんの、夜の方はどうなんだろうか?

夜中に起きたキリエルが手つないでトイレ行く時に
寝室からアレな声が聞こえてきたりしたら
その時エルーはどんな表情するんだろう?
そして普段は理性で欲望を抑えているはずのキリが
男女の営みをいやがおうにも意識した時
エルーの柔かい手の感触にどう反応するんだろう…?

131 名前:名無しかわいいよ名無し 投稿日:2008/05/20(火) 00:28:18 ID:goeUi0+60
エル「猫が鳴いてますね」
キリ「そうだな」

と、物凄く気まずい空気になる

136 名前:名無しかわいいよ名無し 投稿日:2008/05/20(火) 02:07:58 ID:BDLaDjNx0
あの夫婦の場合わざと聞こえるようにやってそうだw

エルー「(////)……っ」
 とてとてとて、、、 (← 部屋に帰る音ね)

(キリママ、ドアの方を見て――)
キリママ「(今、聞いてたわよね?)」
キリパパ「(大丈夫、ママの計画はバッチリだ)」
キリママ「(さーて、どうなるかしらっ!)」
571名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:42:37 ID:Jm5sdpnd
甘いものダメな人にはオススメできない (2/3)

「んぅ・・・んぁ・・・っんぅぅ!」
 自分の指とは全く違う感触に必死に声を抑えていると、
不規則に動かしていた舌を止めてキリさんがこちらを見た。
 真っ直ぐな瞳に少しドキっとするけど乱れた呼吸を整えるフリをして誤魔化す。
「・・・あんた、濡れやすいのな」
 (カチンッ)
 どうしても引っ掛かる言い方に――ホントは言いたくないのに――つい口に出してしまう。
「・・・スイさんと比べてですか?」
 思ったよりも冷たく響いた自分の声に自分で驚きながら、すごく後悔する。
「いや、そういうわけじゃ・・・」
「じゃあ、どういう――」
 いきなり唇をふさがれて――思わず目も閉じる。
「んむぅ・・・んぅ! ・・・ぅん・・・」
 ――何分こうしてただろう、キリさんが唇を離した時にはもやもやは治まっていた。
 舌の間に出来た橋が恥ずかしくて思わず目を逸らす。
572名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:45:36 ID:Jm5sdpnd
甘いものダメな人にはオススメできない (3/3)

「あんたさ、もっと肩の力抜いた方がいいぜ」
「ち、力なんか入れてませんっ!」
「(――まぁ、そこがかわいんだけどな)」
「え? なんですか?」
「いや、なんでもない。つーか、スイとはそういう関係じゃないって言わなかったか?」
「信じてませんから」
「なんでだよっ!?」
「(うま過ぎるからです) 知りません。」
「知らないってなn――」
 もしかしたら器用なキリさんの事だから本当に最初から上手なのかも知れないけど、
――本当はそう信じてるけど――キリさんの口からじゃなくて
スイさんの口から先に聞いたこと、今でも根に持ってるんですからね。
「キリさん。」
「ん?」
「そのぉ・・・」
「どうした?」
「だから・・・ですねぇ」
「うん」
「えっとぉ・・・」
「あー、続き、するよ?」
「・・・あ、はい。お願いします・・・」


 薄く開けたドアの隙間から覗き込む目が2つ。
「ふっふっ、計画成功♪」
「流石ママの計画は最高だ」
「ありがと〜パパ〜♪ ね、こっちも続き――」
573名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:17:21 ID:tCXtyUQC
>>572
約280日後、キリは父親になると同時に兄にもなるわけですね、分かります。
574名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:28:12 ID:OjpIr/f9
>>570
GJ!!
だが続きが気になりすぎるぜ
575名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 17:56:22 ID:h4i4GMBZ
>>315>>326を再うpしてくれないだろうか……頼む……ッ!
576名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:36:32 ID:yhKyS0FS
専ブラなら見れると思うけど
577名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 01:11:26 ID:uXDVOYwd
誰か早くまとめサイト作ってよ
578名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 01:35:30 ID:i9gZwexD
579名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 17:09:32 ID:Bs5SL9El
10話いってないのにつくるとかどんだけwww
でもその性欲はわかる。エロパロ向きの題材だもんな
でも、同人とかでもキリ以外とはできないのがネックになりそうだよな
580名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 17:30:05 ID:Wg2w0VGe
トロイ感染者からレイープされた過去とか作ろうと思えばいくらでも作れるんじゃない
581名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 02:02:36 ID:4LrTiFwu
レイープはやめて…

せめて、先の長くない患者さんの願いを少しでも聞いてあげたくて
せがまれるままにすっぽんぽん見せてあげるとか、
手でしごく手伝いしてあげるとか。

それなら、エルーの健気さと恥じらいと優しさを同時に描ける。
582名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 02:05:38 ID:4LrTiFwu
追加
男のことを今よりよく知らない頃の
12〜3歳ぐらいのエルーでそれだったら、なお萌える…
583名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 02:17:07 ID:N/EWin65
キリエルでバカップル本が出ればそれでいいや
584名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 09:58:44 ID:Pkh77ldJ
やっぱ2人が寝てるところにスイが夜這い
エルーの横で声を殺しながら・・・で、気づいてたけど起きれなくて黙って聞いてたエルー。


ってのが読みたい
585名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 16:43:26 ID:ekFB4hdJ
>>581-582
このロリコンめ!だが激しく見たいことには同意
586名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 19:07:09 ID:ljB9qCsS
とある映画みていて、これならトロイにかからないな、っていうセックスの仕方があった
587名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 19:10:19 ID:4LrTiFwu
>586
裸の銃か?
588名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:07:13 ID:TeokGdtS
>>583
激しく同意
589名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 17:45:49 ID:fiSzjxWI
>>582の設定で見たい。
590名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 19:25:39 ID:H0IuOnyb
慣れない手つきで男のアレを扱う幼いエルーたん(;´Д`)l \ァ l \ァ
591名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 21:44:09 ID:HqB62G6Z
(*´д`)括約筋を緩める注射を打たれて、穴がグニグニに柔らかくなった尻に、太いチンポを挿れられて結腸まで犯されるエルータソはぁはぁ……
592名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 13:33:15 ID:/4n6JU4E
キリさんの家に帰り、後は寝るだけになった。今日は本当にいろいろなことがありすぎて、
気持ちが高ぶっている。ゼスゥ、ガゼルの幹部の襲来は一刻も早くこの町を離れなければならない
ことを私たちに痛感させた。
「お祭りを放りだしておくのは気が引けるけどそう言ってられないなぁ」
キリさんは心底残念そうにしている。私もお祭りには興味あったけれど…。明日起きたらこちらに
向かっているはずの本部の護衛騎士たちと合流するために出発だ。
おやすみなさい、キリさん。
「おやすみ。…」
キリさん。あなたの決意は十分に見せてもらいましたから、そんなカオ、しないでください…。
593名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 13:34:18 ID:/4n6JU4E
―――コン。
なんだろう?
―――コン。
窓?
―――コン。
外から石が投げられているようだ。手をつないでいるから小さくても聞こえる。キリさんも起きたの
かな?カーテン越しに寝ながらごそごそと何かやっている。月明かりがつくる影がにゅっと
伸びる棒を映し出した。
鍵の外れる音がする。さすがに器用だなぁと思ったとたん誰かが窓から入ってきた。
「よう、しばらく会わんだろうから、思いっきり、ヤりに来た」


―――え!?スイさん?!ていうか今とんでもないこといってたような
「いや、となりでエルーねてるし」
「お!3倍か!ていうか3人でか!」
「話聞いてる?」
「窓開けてくれたんならOKってことだろ?」
「閉じてたら窓破ってはいってきたのは誰だよ…」
夜這い?ていうか初めてじゃないみたい…。あ、衣擦れの音がする…。ここは寝たフリで
やりすごしたほうがいいよね?3倍とか3人とか普通じゃないよね?うん、やりすごそう。

594名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 13:35:42 ID:/4n6JU4E
とはいっても3倍状態だといやでも聞こえてくる。
「あのシスター、エルーだっけ?カタそーだもんなー。おまえもそうとう溜まってるだろ?
 目の前にいるのになー」
なにかをこするような音が聞こえる。カーテンから顔をそむけてはいるが気になってしまう。
にぎっているキリさんの手の動きが伝わってくる…。
「…っ!」
「お、やっぱ早かったな今日は。溜まってるのもあるがやっぱ3倍だからか?…はやく俺も
 ヤりてーな。それ。」
「いてっ。ていうかいい加減にしないとおきるだろ!」
なにかをはじく音がした。と一緒に手を強く握られ、体が反応してしまう。…なんだかアツイ。
「お、元気になったな。それじゃあ…」
ぬれたものが触れ合う音がする。…意味は知っている。トロイを治療する者、シスターとして
医者並みとはいかなくても知識はある。キリさんがとなりで、女の人と繋がっている――
胸がちくちくするのに、脚はもぞもぞする。
「あっ、は、すげぇ!いつもより、いぃ!」
「あんまり、うご、くな、  うぁ!」
もっと強く握られる手に痺れるような感覚をおぼえる。太ももをすりあわせる。手が伸びる。
はしたない―――とは思っても、とまってはくれない。



「あ――」
声が出てしまった。向こうの動きも止まる。思わず振り向いてしまった私が見たのはひらかれた
カーテンの向こう、息を切らすキリさんと、あらたな獲物を見つけた獣の瞳であった。

スイさんの口の両端が持ち上がる。瞬く間にひっつかまれて、スイさんが私とキリさんをだき
しめる形になった。
「3人でぇーえ3倍♪」
それから先はおぼえていない。
595名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 17:19:08 ID:5+l02v+2
続かないのか!
596名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 17:39:37 ID:nHDaW5Vh
まsかのオチ
597名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:46:17 ID:GK7fhwg2
ちょっ……
宝くじの当選番号が、最後の一桁だけ違ってたようなこの生殺し感!どうしてくれる
598名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 01:24:17 ID:LKWe3L0x
スイトロイ、、、
599名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 02:56:31 ID:AfpZsPvs
>>598
キリとフレアってる時はトロイが感染しないらしいぜ
600名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 16:26:17 ID:Kur7QIW0
>>597
それはそれで金もらえるんじゃね
601名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 18:55:21 ID:q8UzJ0qt
スイさんに感染る…!と思ったが、服の上から肩をつかまれていたようだ。直接触れられたと
思うほど敏感になってしまっている。キリさんとくっついている頬が熱い。たぶん、顔も
真っ赤なのだろう。
「…やっぱまんざらでもないみたいだな?顔真っ赤だぞ」
う…。
「はじめてで三人じゃーなんかケチでそうだな。まずあんたからだな。
 キリ、準備できてるだろ?」
「準備ってーかお預け状態ってか…」
あ。――あれキリさんの…って。
「何言ってんですか!!!ま…ま…混ざったりしませんって私!!ね…寝ますよっ」
「え―――。かわいそうだよなぁキリの奴。こんなにおったてて…今日も大変だったんだよな?
 それでなくてもいつも我慢してるってーのに」
う…。
「あー聞かなくてもいいぞ。俺のは気にしなくていいし。コイツのせいだし」
キリさん…。私は…。
スイさんがこっちをみている。はじめてみたときのあの笑顔。
……。
602名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 18:56:55 ID:q8UzJ0qt
「…い、いいですよ。キリさんがいいなら。やりますよ私。ふ た り で」
あれ?なんでムキになってるんだろう。
「いよっしゃ!そうこなくちゃ!よかったなーキリ。おまえヤってる最中も隣ばっか
 気にしてたもんなぁ〜。いつもは眼も両手も合わせるのに」
「…言わんぞ」
いつもそんなことを?
「やりかたはわかるよな?あ、手袋借りるぞキリ。んーと」
「あっ…!」
スイさんが私の股に手を伸ばしてきた。ゆびが…。
「もう結構濡れてるし、感度は良さそうだし、こりゃいっていいってことだな!」
「…エルー、俺ももう限界だし、訊けるうちに言う。…いいのか?」
つないだ手が握られる。キリさんの瞳はこちらを捕らえている。キリさん…
「…はい。――ひとつだけ、その、キ、キス…から先にお願いしていいですか?」
「ひゅ〜。そういやそうだよな」
キリさんが穏やかに笑う。
「わかった」
キリさんが覆いかぶさる。唇が触れ合う。
はじめての…自覚しての…キス。シスターになってできるとは思わなかった。キリさん…。
「浸ってるとこ悪いけど、次」
「んむ…!」
舌?入ってくる!
「んっ!」
こっちの下も!?
水音が聞こえる。キリさんがいつの間に脱がしたのだろう。衣服が取り払われていく。
スイさんも手伝っている。キリさんが腰を移動させた。いよいよだろう。初めては痛いと
いうけれど…。
「おまじないってわけじゃないけど、こっちの手も握るな。…いくぞエルー」
「あ…!ああ、い…」
いたい!いたい!口から言葉が出ない!息が…
「はぁっはぁっ…」
「は、はいった…。エルー…」
あ、おわったん、ですか
「…あーまだるっこしい」
スイさん…その手つきは何企んでるんですか?
「俺も入る!」
え、あ、引っくり返さないで、
「無茶すんなよスイ!」
「これなら俺も楽しめるな。キレーな背中だなぁ〜直に触れないのもったいないよな〜」
スイさんに手袋越しに背中をなでられる。ぞくりと震える。
「…そろそろ俺も動いていいか?」
ゆっくりと、でもだんだんはやくなっていく。
「あ、あ、キ、キリさぁん!」
汗が飛び散る。またお風呂か…。キリさんと…。キリさんの瞳とかちあう。両手は痛いほど
握り合っている。キリさんが口を開く。
「エルー」
なんですか?私もう…
「好きだ」
同時に私のなかを何かが駆け抜けた。
603名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 18:57:41 ID:q8UzJ0qt

「うおっ。初めてなのに…。やるな〜キリ」
「はぁ…はぁ…エルー」
「キリさん…」
私も、あなたのことが――
「これから本番だ!息切らしてる場合じゃねえぞ二人とも!」
がしっ
え!?おしり?
「あーいいしり、いいしり〜」
あ、スイさんそんなにいじらないで…。て、もうひとつの感触が…。
「エルーわり。おさまんねぇわ」
えええええええええええええええ!?
604名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 19:02:36 ID:q8UzJ0qt
上記を>>594の文末に追加してください
あと
もう書けん…
605名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 19:47:45 ID:P/4vO2K4
なんちゅうタイミングで終わるんだw
606名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 04:20:06 ID:6VsnoTdf
キリ入れたままもう一回?
生w殺wしwすwぎwるw
ちょっ………続きを!!!
607名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 16:45:19 ID:JSMX/mub
空気読まずにゴメン。スイの一人称って俺じゃなくて私じゃなかったっけ…?
608名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 17:52:28 ID:qRBJtV61
確かにwキリかと思った
女なのに一人称俺のイメージはあるけど
609名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 19:04:06 ID:yUK2jzUb
今週読んで気づいた
またすまん
610名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:03:17 ID:nNelvT/x
二股はダメでも三股以上はOKと両親も公認した今週
611名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:20:05 ID:p/JD3Efl
その発想はなかったわ…
612名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:53:07 ID:5feMxEbq
キリエルしか認めんぞ!!
613今週号のネタバレしてます。:2008/06/02(月) 23:14:50 ID:IE12iACx
初めて書き込みます。いきなりですみません!
しかもエロパロなのにエロないですが。
でもって、まさかのキリ視点ですが……。

今週号のネタをみて妄想が展開されたので、思い切って書き込ませて頂きます!
今週号、読んでいない方は読み飛ばしてください。


それでもいいという方は、どうぞお目汚し失礼します!!


―――――――――(キリ視点)


母ちゃんと父ちゃんの手作りの弾幕をみて、
恥ずかしさよりも何よりも、まず後ろめたさが胸の内を燻らせた。

よくもまぁ、デリケートな話題を放ってくれんなぁと。

「ミンクさん……」

げんなりと呟く彼女の頬はこころなしか赤く、いかにも“シスター(乙女)”って感じだ。
会ったときから思ってたけど、冗談でもこういう話題に免疫なさそうだもんな。
赤くなった頬と連動して、つながれている手もほのかに熱くて、
思わず握る手に力が入りそうになった。
「そんなんじゃないっていってるのに」
ぴょこりと跳ねる頭の寝癖を気にしながら、唇をつきだして拗ねる様子は普通に可愛いと思う。
昨日の寝相の悪さなんて、まぁいいかという気にさせてしまうくらいには心をくすぐられる。
頬のあざは未だに痛むけど。

『いってらしゃっい!二股はダメよ!!』

手作りの弾幕を思い出して、小さなため息を一つ。
二股って。
旅立つ息子に対して暗に、心配してないよ!こっちは大丈夫っていう
親心的なおちゃめな配慮だったんだろーけど、もう少し違う話題を持ってきて欲しかった。
俺を何だと思ってるんだ。
そういう関係じゃねぇし、これからだってこんな状況で何する気も起きないとは思うけど。
俺、十六。んで、四六時中、手を繋いでるのは同い年の女の子。
手ぇ小っちゃくて、指も細くて、白くて。
「キリさん?」
いつも適当にくっちゃべってる俺が黙り込んでたから不審に思ったのか、
その小さくて細くて白い手でクイッとつながれた手をひかれた。
感じる体温は温かいのに、ぎくり、と冷水でもかけられたような感覚に陥った。
「ん?何?」
それを億尾にもださずに、からりと笑って問いかける。
はぁ、バカか。
極力そういうことは冗談でも考えないようにしてんのに、旅に出た途端これかよ。
家にいるときはいいんだ。
母ちゃんも父ちゃんもいるし、そんな気は起きない。
なにより、シスターエルレインという彼女が、いかにも清廉潔白って
感じだから何か欲よりも罪悪感のほうが先に湧き上がってすぐ萎える。
でも、でもよ。
「いえ。スイさんが付いてきてくれるのは巻き込んでしまうようで申し訳ないですけど、ちょっと頼もしいなと思いまして」
にこりと会ったときに比べると親しみと信頼のこもる笑みを向けられて、つられて笑い返した。
614今週号のネタバレしてます。:2008/06/02(月) 23:15:28 ID:IE12iACx
確かにスイの強さは頼もしいんだけど……。
前を歩いていたスイがいきなり振り返ったのでタイミングよく目があった。
にやり、とこの上なく性質の悪い笑顔を浮かべられて、心の底からげんなりする。
頼もしいには頼もしいが……俺の悩みごとにはいい影響を与えてくれそうにない点が厄介だ。
街から出て、無垢なシスターと二人きり。宿だって同室で、風呂もトイレも寝るときも一緒。
そりゃスイもいるけど、「お前らどこまで進んでんの!?」と、むしろ俺らの関係が進むことを
面白がっているような奴と一緒で抑止力になるはずもねぇ。
親っていう、ある意味で強力な自制心を促す存在がなくなるというのは、正直なところ不安だった。
ていうか疲れそう。
家にいたときは意識しないでいられた隣の柔らかな存在を、これからは意識して神経削られるだろうと思うと、
ガゼルの暗殺者とかゼズゥとかのことも相まって少し…いや、かなり鬱に入りそうだ。
しかも、たぶん絶対に意識してるのは俺だけなんだよな。
「キリさんってば、どうしたんですか?さっきから本当に変ですよ?」
心配するように顔をのぞきこまれて、どきりと鳴った心臓をごまかすようにまた笑う。
「あんたの強力な寝癖が気になってただけだよ。どういう構造してんのかなって」
「な!ひ、人が気にしていることを!キリさん!!」
かぁっと頬を朱に染めて、つながれている方の手を腹いせに振り回された。俺も一緒に振り回される。
こいつはすぐに恥らうし、俺を意識しているように見えるけど、いわゆる男に対する意識の仕方じゃないと思う。
なんつーの?他人を気遣うのと同じっていうか。
風呂のときも寝るときも、もし俺が女でも同じ反応しそうっていうか。
あんまり親しい人間じゃないから緊張しているだけであって、異性としては意識されてなさそう。
ていうか、俺も人のことはいえないけど、異性に対しての概念が希薄そう。

はぁ、とまたため息が出た。

隣は怒ってそっぽを向いているから気づかない。
それでもつながれたままの手は存在を主張しているわけで。
どんなときも何をするにも離れられないなんて事態をいまさらながらに重大問題だと葛藤を抱く俺は、
きっと普通の感覚より大分ズレてて、鈍くあるんだろうけど。
「キリさんの髪の構造だってどうなってるか気になるんですからね!?」
涙目できっと睨まれて、一瞬、慌てて手を振り払いそうになった自分を寸前で押さえつける。
ひょこひょこと揺れる寝癖にかろうじて目線を逸らして、空いているほうの手を伸ばした。
「てい」
跳ねる毛先を押さえて手を離す。ぴょこんと揺れる。
「な!!何するんですかー!!」
「や、予想以上だわ。コレ」
肩を震わせて笑う俺を、「あなたって人は!」と怒る彼女は全くもって怖くない。

頼むから。
もし俺が変な気起こしたとしても、そんな怒り方はしてくれんなよ。
もう少し、もう少しだけ自分と俺を意識して境界線を引いてくれと心の奥底でため息をつきつつ思うのだった。



終わり。

駄文すみません。
イメージ崩してしまったら本当にさらに申し訳ないです。
キリ視点で、今週号のダブルアーツを見ての妄想です。意識してたらいいなっていう。
でもって真逆に、エルレインは初めと違って時間が経つにつれ、
キリを男の子として意識しなくなっていったら色々ヤキモキできそうで楽しいなっていう。
615名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 00:12:24 ID:QNOFseL6
> 「あんたの強力な寝癖が気になってただけだよ。どういう構造してんのかなって」

これがツボったw
616名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 13:26:32 ID:UgyCAEE/
「手作りの弾幕」を見てミンクさんがニコ動で
弾幕打ってる姿を想像したw

「横断幕」だよな
617名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 14:05:47 ID:gYsn3soH
うわぁあ!
ものすごい恥ずかしい間違いですね!すみません!
でも指摘されといて何ですが盛大に吹き出しました。
弾幕って…。
618名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 17:48:25 ID:KHT9gIqg
>>613-614
巧いな
絵で想像して萌えたw
619名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 18:26:38 ID:ZCXxLKLv
弾幕かわえぇw
620名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 19:54:50 ID:aZSkznhg
並のネタバレよりもはるかに萌えるじゃまいか!
心情の書き方がうまい!
エルーが天然で、言いたいこと言いつつも
素でネンネちゃんなとこもイイ!

ガマンしてるキリには悪いけど、更にキリさん悶々しまくりの
無警戒エルーたんに進化してくのを見てみたい。
621名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 20:08:47 ID:ItKRAkDu
>>613-614
これは上手い
622名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 20:26:13 ID:PJq/wdgs
町の宿屋で部屋撮る時ってさ、男1女2の編成だけど2部屋取る意味ないよね?
エルーはまだしも、スイとも日がな1日中一緒になるわけだな。
623名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:29:02 ID:pznhMSpu
「あなたって人は!!」
この台詞好きwなんて可愛いんだエルーたん
624名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 14:07:33 ID:RpPKEqxx
>「あなたって人は!!」
これ見ると種死の主人公?の
「あんたって人はぁあ―――っ!!!」
が再生されるから困るwww/(^o^)\
625名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 15:47:33 ID:/jMhT3eW
エロがないのが致命的に残念。
上手い文章だけに余計に残念。
626名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 17:48:15 ID:4DP7uC5M
>>625
そこはアレですよ。
エロは脳内で好きなように、とw

普段からエロ描写全開キャラの全裸よりも、
最初はエロをみじんも感じさせない性格設定のキャラが
ふと見せるプチエロ場面の方が萌えるとかない?
おれはあるw
627名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 17:57:14 ID:aXnq6qNH
とらぶるの全裸や風呂のシーンはもう見慣れたから何とも思わんが
普段、あんまり見ないキャラの全裸やら風呂やらトイレシーンは異様に興奮
するのは俺だけ?
628名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 18:01:31 ID:lyt2L0pS
エルーは普段露出が少ないだけにエロ描写は貴重だ
629名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:38:52 ID:/PJVelTf
今週1ページ目の、倒れたシスターの尻の影の描き方見て、
コミィは意外と、間接エロが描けるのではないかと思った。

エルーでも微妙なライン描いて欲しいな。
630名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:48:50 ID:OItSLOEv
読み込んでるなw
ありゃローズさんか?ローズさんはシスターなのに処女臭が感じられないのは俺だけだろうか
631名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 01:06:35 ID:/PJVelTf
非処女というより、非童貞っぽいとオモタw
他のシスターたち、おもちゃにされてないかと…
632名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:31:07 ID:XPIBdG+j
ローズさんはふたなりと申すか
633名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:51:49 ID:D+VgWcme
おにゃのこが好きなお姉さま、ということで。

どっかのましまろみたいだw
634名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 21:56:26 ID:u2fT3uDG
ローズさんは百合じゃねぇぞ!
635名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 19:26:03 ID:AhT0/qAL
寄生獣のミギーじゃないけど、エルーはトロイの副作用で
一日数時間は完全に眠ってしまう(昼間でも)とかの設定が
できたら、いろいろピンチやエピソード作れて面白そう。

もちろんエロパロ向けの妄想もしやすくなる訳で。
636名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 19:30:20 ID:rc80eGT9
手離したら死ぬだけでも危ないのにそれじゃあw
しかし寝ているエルーにいたずらとは…ハァハァ
637名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 23:29:36 ID:dn15p4F0
寝相悪いんだから、いたずらなんかしたら悪意の無いパンチやキックが飛んでくるぞw
638名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 01:01:17 ID:T0FQjjxg
というか。
キリを意識し過ぎて、寝たフリを決め込むエルー→
しかし寝相が普段と違いすぎて、実はキリには狸寝入りがバレバレ→
キリのイタズラ心発動。「良く寝てるな……今ならキスしても分かんねーかな…(ボソッ)」
(ええっ、キリさっ、そんなッ……で、でも……)寝たふり続行。
そんなエルーの様子を見て萌えるプレイを愉しむキリ、というのはどうか。
639名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 01:07:02 ID:vUA241Y7
(*´д`)ハァハァハァハァハァハァ
640名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 09:11:10 ID:3LSV3rNh
はあはあ
641名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 10:42:07 ID:yGKsQZPk
>>638
鬼才現る。
さぁ、書こうか。
642名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 01:38:18 ID:2Sz4Wpgr
寝たフリしながら、心臓バクバク・顔は紅潮・身体は熱てり
〔キリさんキリさん、そろそろ自重〜…(泣)〕
と耐え続けるも、いたずらキリはますます面白く♪なり
いつしかエルー半裸。
軽く乳首チュッチュされたりして、実は起きてることをバラす
タイミングを完全に失い、なすがまま。そのうち全裸。
最終的には挿入以外のフルコースをキリ満喫。

朝、思い出し赤面しながら寝グセ直しつつ、キリに怒るよりも
「キリさん、本当はこんなことしたかったのを今まで
ガマンしてたんだ…。運命共同体なのに私ったら…鈍感で
なんだか申し訳なかったな…」
と、次はちゃんと「健康な男の子」のキリに向き合おうと決意するエルー。

少女が大きく心理的成長をとげた一晩でした。とさ


設定借りて、勝手に妄想しちゃいました(^^)
643名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 02:00:58 ID:Lkaoe8CI
GJ!
644名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 05:46:24 ID:dYLB6NqG
お子様ランチが食べたいんだ。もちろん旗付きでな。
645名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 09:13:35 ID:Wnr5CXIW
旗が食べたいんだ。もちろんお子様ランチ付でな
646名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 09:20:16 ID:o/CMKW2N
エルーとしたいんだ。もちろんキリ付きでな。
647名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 17:53:02 ID:5+LfxFSZ
さっさと(性的な意味で)襲われろよキリ
何ならあたしが襲ってやろうか?(性的な意味で)
648名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 18:56:29 ID:aY3pr606
>>642
それ耐え続けるって無理あるだろw
649名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 00:44:14 ID:I5HikZpV
>>642
ゴチです!

>>648
既にエロ行為に入ってるキリに「何やってんですかぁ!」とか言って
その後気まずくなるよりは、バレバレでも寝てるふりしてガマン。
いいコなんですよ。

ていうか、単純に混乱してどーすればいいか解んないから思考停止という説も…。
しっかりしてるようで、そっち方面は疎そうだし。
650名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:06:37 ID:tlTTwFDx
むしろこんなパターンもありかと

エルーの体を愛でていたキリの視界がいきなりひっくり返る
目の前に写るのはさっきまで自分の悪戯の前にされるがままだった少女、エルーだった
普段の清楚で純情な彼女からは想像できない表情を浮かべるエルー
「キリさんがいけないんですよ…」
同年代の少年の愛撫は8歳の頃よりろくに男の子と触れ合うことを許されなかった少女には強過ぎる刺激であり
年頃の少女を暴走させるには十分すぎるきっかけだった
「覚悟はいいですか、キリさん」
キリの胸板を指先でゆっくりと撫で回しながらぽつりと呟く
「朝までおもちゃにしてあげますからそのつもりで…」
あまりにも想定外の出来事を前に、キリは蛇に睨まれた蛙の如くされるがままであった…



で、朝になって正気に戻ってあたふたするエルーと、必死になだめるキリ
651名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 12:37:18 ID:T8S3EJM9
>>650
それはそれでいいけど、どっちか言うとエルーたんは
エッチに積極的じゃない方がいいな。おれは。

それっぽいシチュになっても、困り顔で「ううぅ…」ってのが見たい。
652名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 18:04:41 ID:FXLmNxn6
普段とギャップがある積極的なエルーも好きだぜ
653名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 22:45:37 ID:PcfPpf6N
ダブルアーツの掲載順位上がったな……久々にhitかもしれん

コミックス1巻の売れ行きと夏コミの反応次第じゃジャンプの看板になるぜ

まあジャンプ系は同人で、「くやしいっ! ……でも感じちゃうっ! 」ビクッビクッ の洗礼を受けなきゃならんのだが

って訳でみんな頑張ろうぜ
どんな作品でも盛り上げるのは俺たちだ
おっと、息子を盛り上げるのはまだ早いな



チラ裏すまん。本来なら本スレに書き込むべきだが、気分的にこっちなんだ
654名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 23:05:41 ID:I5HikZpV
>>653
おいらの息子は既に盛り上がってますよ。
(キャラ萌え板のエルースレとセットで)

作品自体の本スレはなんかアンチ共がアレな雰囲気なのでパス
655名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 23:34:11 ID:FXLmNxn6
クリムゾンの洗礼ワロタw
656名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 00:50:28 ID:Tiqi7Rn2
ちょっキリさんこれはあくまで治療のためですからそんなコトしなくてもあっ!何言ってるんだエルー
ちゃんと濡らさないと痛いだろここは任せろよでもこんなふぅっ!キリさんの手つきヤらし過ぎますよぉ
何言ってんだヤらしいのはエルーのカラダだろシスターなのにココこんなにしていやっ言わないでください
ごめんごめんエルーがあんまりにも可愛いもんだか(ry

こうですか?わかりません!

>>650
キリがトロイ以外の何かをドレインされるんですね、わかります
657名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 17:51:27 ID:vI1pNwCd
>>656
頑張ったけど、「」と改行ぐらいはつけてみよう。

格段に見やすくなるよ。
658名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 23:58:16 ID:XRfOx0Yn
小ネタだしそれくらいでいいじゃない
659名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:24:31 ID:rEcJ6vmX
というか、どう見てもわざとだろ
660名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 01:45:19 ID:W3IlU1v1
前に誰かが書いてた、着替えがないエルーがパパンのパジャマ上着で
オヤスミの話がエロ同人とかで見たい。

当然、下着も替えはないから、ダボダボ上着の下は裸エルーたん

夜はもちろん寝相最悪、パジャマは胸あたりまではだけてて、
天使の寝顔の大開脚エルーたんのきれいなまんこを、
キリは朝まで好きなだけ眺め放題

はい、変態ですごめん…
661名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:22:27 ID:yQpFUNMg
眺めるだけじゃ耐えられないだろjk
662名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:09:47 ID:6ZSLSCN8
もしゃきたな
663名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 02:11:46 ID:X9elKT6h
もしゃさんの手早さは本当にカミだよな
それにしても分類が「アーッ」かw
最初の絵は「未分類」かと思ったら「新連載」枠なんだな。
664名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 02:25:38 ID:WSQ8xarM
>662
見たけど…
エルーはスルー、ってなんだよぉ……orz
665名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 03:24:53 ID:X9elKT6h
>664
エルーは初期に描かれてる。カテゴリー「新連載」を見てみろ。
珍しくコメント欄に二枚目が紹介されているから見逃すな。
一枚目より更に凄いし。
666名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 17:30:30 ID:nhpEG0qN
占いおばさんとは予想外すぎるw
てかキャラスレ復旧まだか
667名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 18:22:22 ID:WSQ8xarM
復旧したよ。やっほう!
668名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 04:26:00 ID:lMMhOUT1
旅に出たらキリ自宅と違って、お風呂でも
カーテンで仕切れない状況とか、普通にあるよね。
1話で期待していたシチュエーションが、ここに来て
やっと描かれるかもしれない。

お互いそっぽむいた状態で一緒に露天風呂
→足元見えずにエルー転ぶ
→キリ「大丈夫か!」
→エルー「いたた…だいじょ…キャーー!!(///)」
→「ご、ごめん!(うゎー!見ちゃった。き、きれいだったな…)」
とか見たい。
669名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 16:06:49 ID:EIXqVPae
キリが目隠しして一緒にお風呂はありそうじゃね?

そこからエロパロ的にはエルーが体を洗ってあげるんだ
670名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 17:29:26 ID:07gFVUQm
もちろん大事なとこも丁寧にですか
余談だがもしゃさんとこにスイもうpされたな、最近は景気いいぜ
671名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:02:23 ID:HKGw/LyX
もしゃさんがわからない自分は勉強するよ

バレスレみたら、月曜日のおまいらの反応が楽しみになったw
672名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 02:10:13 ID:pdIuhDwp
どこぞの温泉街を通った2人、今日はここで一泊しよう→
しかし温泉街、逆に言えば風呂は温泉しかないわけで、離れられない2人は当然、混浴に→
今までとは違って「男女が一緒に風呂に入るのが当然」な状況。
むしろ「どっちかが服着たままだと逆に変」な状態→
直前の女将さんとの会話でいつもより意識してしまう2人。以下、その内容。
「真っ先に聞くのが混浴のことなんて、こんな若いのに夫婦かい?」
「ち、違います(///)」
「じゃあヤり友?」
「もっと違います!!」
「なら恋人同士かい。いいねぇ〜初々しくて。なるべく汚さないでおくれよ?」
「〜〜〜〜〜〜!(///)」
てな具合で、タオルを巻いて肩を並べていざ入浴。
@そのままなし崩し的にチョメチョメ。
Aのぼせたエルーを介抱→そのままなし崩し的にチョメチョメ。
B風呂場では我慢するけど、気分は盛り上がる→その夜崩し的にチョメチョメ。
さあどれ?
673名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 10:27:55 ID:BQ5Ho1Mr
>>672
個人的にはAで。

逆にキリがのぼせてエルーが介抱

意識は朦朧なのにそこだけビンビンのキリの物を見て、
男の生理をよく知らないエルーは「…!!ナニコレー!?」目が点、アタフタ…

とにかく撫でてたら治るかもと優しくさすっていると、ビュッビュッ!

エルー「うひゃぁ!?なんか出た!どーしよ?アセアセ…」
キリ「うっ…!そ…そこまでしてくれなくても…しかしあんた巧いな…」

とかも有りかな。
674名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 11:14:03 ID:kINEc/jQ
>>672
どの選択肢でも「なし崩し的にチョメチョメ」すんのなww
性急すぎるのもなんだし、Aがいいんじゃないか?
675名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:03:53 ID:/GcQlfzD
チョメチョメなしってのもほしい
入れない程度
676名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:50:12 ID:PIAwgqMm
もう全部やっちゃえ!
677名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:09:39 ID:+h/XGwNv
もしゃさんってなんぞ?

>>672
途中でスイが乱入する選択肢はないのかぇ?
678名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:31:44 ID:M2v+FPn+
もしゃろぐ でぐぐれ
679名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:49:48 ID:fG+/EZzL
キリとLー・・・・この二人は間違いなく
童貞と処女を捨てている
680名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:56:23 ID:Avn9KFo8
今週の話はネタの宝庫だったぜ
681名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:13:48 ID:TvFoREci
最初から分かってたよ。分かってたのに、馬鹿だアタシ。
いくら出会ったばっかつったて、ホントに四六時中手繋いでりゃ、そりゃ仲良くなっちゃうよね。
アイツ、良い奴だし。
「キ…リさ…ん…っあ!」
隣の部屋から漏れる声に、アタシは信じられないくらい苛立っている。面と向かってあの娘に言えないのに。
アンタは知らないだろうけど、三回付きあったのなんて他にいないんだぜ?
「…ふん!」
チェリーも食べたくない。
「…ホント馬鹿だ、アタシ」
もうアイツはシスターの娘しか見てない。
一人火照る体を慰めようと、私は今日も手を伸ばした。隣の部屋のアイツを考えて。
ホントに馬鹿だ、アタシ。
682名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:17:09 ID:TvFoREci
俺の中のスイはこんな感じ
683名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 03:09:19 ID:t8AOP6Bx
つ…続きをお願いしますだ

話を戻すがスイがエルーの身体を洗ってあげれば良いんじゃね
片手で洗うのは不便だろうし
684名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 11:54:09 ID:tTaJD3m1
>>683
どう考えても悪戯フラグです。本当にあ(ry

スイがエルーを悪戯して、エルーの喘ぎ声にキリが悶々とするんだろうな
685名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 12:02:21 ID:vwMnNy22
感染するだろう。エルゥがさせないな。
686名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 13:04:16 ID:nisLIxdS
仕方ないのでエルーはキリが洗います。
手持ち無沙汰なのでスイがキリに悪戯しちゃいます。
687名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 17:58:01 ID:Z3CaA6ol
タオル越しなら感染しないんじゃね?
688名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 19:04:07 ID:jbNmYIkJ
この際クリアナギンも感染しない設定つけちゃえよ
689名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 19:22:37 ID:VpRZc0AU
エルー入浴中こそスイキリ推進の好機よ!

「……何見てんだよ」
「あんたが覗かないように見張ってるのさ」
「……近くでジロジロ見るなよ」
「見張ってるだけさ」

やけに嬉しそうなスイと照れるキリと、
何も知らずに鼻歌など歌うエルーであった。
690名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:41:35 ID:dUDFDZGu
今週見てて思ったがエルーは変な妄想してそうだな
691名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:56:47 ID:ASbOKgAv
実は結構ムッツリなんですね
692名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:32:06 ID:Cj7zXj5b
シスター教育で「男はケダモノ。気をつけなさい!」と
よっぽど教え込まれてたんだろーな。

怖くないんだよエルー
693 ◆WGI0zWmZp6 :2008/06/16(月) 22:50:41 ID:PLIMZSTB
ちょっと失礼。
ほとばしった妄想を投下
5レスほど連投します
694名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:52:11 ID:Cj7zXj5b
ワクテカ
695 ◆WGI0zWmZp6 :2008/06/16(月) 22:52:32 ID:PLIMZSTB
────どうして目が醒めてしまったのだろう。

理由はいくらでもある。
ベッドを伝わる振動、やけに熱いキリさんの手の甲、悩ましげな吐息、楽しげな嬌声、……なによりこの部屋に充満している淫らな空気が決定的だ。

それでも、私は目が醒めたことを後悔した。

「ちょっ……、スイ、起きちまうだろ……」
キリさんの遠慮がちな声。
「じゃあ、声が出ないように塞いどいてやるよ」
スイさんの奔放な声。
「ん──────ッ」
粘着質な水音。

“そういうこと”に疎いシスターであっても、私だって年頃の娘だ。
生涯縁がないものだと知りながら、知識はあった。
だから、この薄いついたての向こうで二人が何をしているのか、すぐにわかった。

わかってしまった。

「……んっ、ははっ、久しぶりで、なかなか気持ちいいぞ、キリ」
「く、……あ」
多分スイさんが上になってるのだろう。
見えないせいで、妄想がたくましく頭の中を回る。
止められるわけもなく、ただ私は早く終わってくれるのを願いながら耐えるしかない。

……耐える?
なにを?

「………………ッ」
目をギュッと閉じて、布団を頭まで被って、嵐が過ぎ去るのを待つ。
696 ◆WGI0zWmZp6 :2008/06/16(月) 22:53:43 ID:PLIMZSTB
「んっ、なんか、……前より、気持ち、いい……」
スイさんの規則的に弾む声に、キリさんに跨がって腰を振るうスイさんの姿を脳裏に生々しく想像してしまう。
「ああ、あれか? ……三人目が、いるからかな?」
心臓が止まるかと思った。
いや違う気付かれてるわけじゃない。
スイさんが言っているのは、きっと、キリさんのあの不思議な力のことだ。

二人なら二倍。
三人なら三倍。

こんなことにも影響するんだ。
……気持ちいいのかな。

なんだか、頭がぼぅっとしてきた。
理性が心許ない。
そっと触れた、まだ誰にも触らせたことのない秘部は、今までにないくらいにグチョグチョだった。

「スイ……、もう……ッ」
「くくッ、いいぞ、……思いっきり、だして」
先に音を上げたのはキリさんだった。
でも、スイさんの声も余裕の振りをしてるだけで切羽詰まってるのがわかる。
二人とも、すごくやらしい声。

「────っく、あああッ!」
「ひぁッ、んんんッ!」

一際大きな喘ぎ声を最後に、私だけが一方的に気まずい嵐は去った。
最後は仲良く二人一緒に達したようだった。
結局、好奇心に負けて、最後まで聞き耳を立ててしまった自分に自己嫌悪。
697 ◆WGI0zWmZp6 :2008/06/16(月) 22:55:06 ID:PLIMZSTB
「………………」
「………………」
事の後はボリュームがぐっと絞られて、二人の睦言は聞こえない。
と言っても、そんなのは聞こえない方が精神衛生上よろしいに違いないが。

「ちょ……、どこ行くんだよ、スイ」
かつん、と軽快な靴音
キリさんが声を上げる。
名残り惜しい、と言った風ではない。

「夜のさ・ん・ぽ?」
なぜか疑問文で、スイさんは部屋を出て行った。
ドアが開く音は聞こえなかったから、多分、窓から。

「………………」
一転、水を打ったような沈黙が訪れる。
途端に、また妄想がたくましくぐるぐるぐるぐる────

「起きてんだろ?」
今度こそ、心臓が止まるかと思った。
いや、実際止まった、10秒くらい、絶対。
「………………ごめんなさい」
「謝んないでくれよ。むしろ、謝るのはこっちのほうだし」
顔は見えないけれど、キリさんもばつが悪そうだ。

「だー、もうっ! だからアイツは連れて来たくなかったのに」
「え……、と。じゃ、じゃあ、いつもあーゆーことを……?」
あーゆーことというか、そーゆーことというか。
698 ◆WGI0zWmZp6 :2008/06/16(月) 22:56:30 ID:PLIMZSTB
「……スイは、いつもオレとってわけじゃないけどな。アイツは取っ替え引っ替えだし」
「……はぁ」
としか言えない。
取っ替え引っ替え……、そういうことなら、他に相手のいない旅先で、こういうことになるのは当然だろう。

「あーもう、やめやめ。起こして悪かったよ。さっさと寝ようぜ」
「は、はいっ」
それを最後にキリさんも黙る。
でもそれでおやすみなさーい、というわけには勿論いかなくて、またまた頭の中でぐるぐるぐる。
体がほてって、キリさんのことが気になってしょうがない。
キリさんは平気なのだろうか。

スイさんとは致しているのに、トイレやお風呂まで一緒の私には、何も感じないのだろうか。
それもなにか悔しい。

……いや、本当は自分でもわかってる。
今の自分は冷静な思考ができていない。
女のプライドが、なんて自分に自分で言い訳しているだけで、実際は体に篭った熱のせいで、熱くてしかたがないだけだ。
699 ◆WGI0zWmZp6 :2008/06/16(月) 22:57:19 ID:PLIMZSTB
「……キリさん」
手と手を結んであった紐を解いて、ついたてを越える。
なんだか、まだ情事の匂いが残っている気がした。

「……て、ちょ、あんた、何を」
私に気がついて、キリさんが目を見張る。
「キリさんがいけないんです。隣であんなことされたら、私……ッ」
「い、いやいやいやいや、待て、落ち着こう」
「……無理です」


────シスター、エルレイン・フィガレット。
ファーストキスは、発情して無理矢理でした。
700 ◆WGI0zWmZp6 :2008/06/16(月) 22:59:15 ID:PLIMZSTB
以上でっす
携帯からなので、細切れで申し訳ない

あとは各自妄想で補完したまえ
ダメか

久しぶりでリハビリ中なんで勘忍してね♪
701名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:05:47 ID:jbNmYIkJ
GJ!
だけど蛇の生殺しかよw
702 ◆GkRPJL.Q4U :2008/06/16(月) 23:06:25 ID:PLIMZSTB
酉ミスったorz

あれだ、オレのなかではキリ総受けが正義
キリのシスターハーレムとか、スイがトロイ感染しちゃって常時両手の花とか
703名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:26:36 ID:lezlMvbW
>>700GJ!確かに蛇の生殺し状態w

おまいさんの文章好きだなぁ
704名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 02:28:57 ID:46EvoyNV
>>693-700
GJ! GJ! GJ!
705名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 02:44:08 ID:2oAIXVOR
今週号で気付いたこと。キリがファランのほうを向きながら「行こーぜあんた」って言ってたんだ。
話がつながってないと思って良く読むとエルーに対してのセリフだったんだ。大分不自然な状況だったけど、このスレで前にでてたようにキリ→エルーの呼び方は『あんた』で固定されてるみたいだな。
706名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 15:44:32 ID:owHS4qA0
>>705
オレも違和感みたいなの感じた。
やっぱ伏線なのか? あんたって呼び方は
707名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 16:52:05 ID:eW0c7try
名前呼びイベントは確実にありそうだ。
このスレ前半のSSみたいなほのぼのした形にはならなそうだが、
名前で呼ばれて照れるエルーに今からハァハァです。
708名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 17:55:17 ID:1JPQo9wz
てっきりここのSSでもう名前呼びに関しては済んでると思い込んでたや
709名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 20:40:40 ID:8c2w39jA
名前で呼ばれて顔赤くして・・・
それで妄想してるエルータソにハァハァだぜ。
710名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 20:55:36 ID:F+dehyz3
スイもまだエルーのこと名前で呼んでないよね
つーかエルーの名前すら知らないんじゃないかw
711名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:48:33 ID:sI1fGUDX
>>692
しかも気をつける理由が自分の貞操とかじゃなくて、相手の生命に関わるからなんだよな…
712名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:16:18 ID:0GWsp9IP
>>711
そう思うと、まだ歳端のいかない少女たちに課せられた
シスターという立場の宿命って重いよね。
エルー、世の中も人間も知らないことだらけで、
テンパってばかりなのも不思議じゃないよ。

そういう意味じゃ、キリ両親は貴重なキャラだった。
優しい大人のキャラはあらためて出して欲しいよ。

で、エルーの男性不信?を序々に治してあげれば、
エロパロもバリエーション増やしやすいしね。
713名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:47:10 ID:7gNWTNe2
いきなりの正論だな。同感。
714名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 03:44:31 ID:5gQXnnTj
それにしてもエルーの意識し過ぎに反比例するかのごとく
キリってノーリアクションだよな。コイツ実は不能か?ってくらい

フツー、現時点で恋心とか抱いてなくても、異性がとなりで風呂入ってたり
寝てたりしたら、微塵も意識しないってあり得ない気がするんだが
住人に贔屓目を除いても(笑)、エルーって可愛い方みたいだし

まぁ、より冷静に考えると「四六時中暗殺者に狙われている」「相手の命がかかっている」
「下手すりゃ全トロイ患者の運命もかかっている」状態なわけで
恋がどーとかやってる場合じゃねぇと言われればそれまでだが
715名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 09:07:20 ID:zAXwcU5X
上で散々議論されてるが
エルーが実は不細工だから
キリが非童貞だから
に分かれるようですな
716名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 11:44:11 ID:+Y8n2rFa
フレアの能力の影響ではないかという説も
717名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 13:13:33 ID:Kl+Frp2m
>>715
どうせそのうち
「キリ・ガチホモ説」
が提唱されるようになるよ

腐の方々、歓喜だろうな
718名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 13:14:56 ID:f65OuwuV
>>715
少年誌であっちゃいけない展開だろww
719名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 16:54:18 ID:NmXSkKNW
キリはああ見えて必死で理性を保っている
720名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:39:19 ID:fTGG9zrx
>>716
フレアで理性の強化ね、なるほど。
でも性欲も二倍になってね?
721名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:59:45 ID:Y4yXsGfx
元々耐えられるなら問題ない。立派ってことさ。





耐えられなくなったときに取る行動も二倍。
722名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 19:20:08 ID:cuId6u44
ソロで風呂トイレ不可能だとかわいそうだな・・・



いや、性的な意味で。な?
723名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:48:10 ID:8g6hwHUg
通常の○倍

○倍返しだぁぁぁぁぁ!!!!!!
724名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:23:15 ID:Kl+Frp2m
フ レ ア で ス ペ ル マ 2 倍!!!
725名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:26:35 ID:/wxqc2iA
>>720 要するにプラスマイナス0って事すかね?
726名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:37:06 ID:9sDXPSkX
性欲は通常の3倍、これ常考
727名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:02:38 ID:8ctKwVRi
強引だが、種族的に性の対象になりにくいのかもしれんぞ。
恋愛要素を入れるなら種族を越えたものになるわけだが、苦しいかな?
728名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:03:51 ID:RKGJQmZo
キリの中ではエルーはまだ女の子じゃないんだろうな
女の子と意識してからが楽しみです
729名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:07:34 ID:NmXSkKNW
意識してなかったら馴れ馴れしく名前で呼ぶと思うのは俺だけだろうか
730名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:02:25 ID:7gNWTNe2
ダブルアーツの全漫画中の偏差値が表示されているサイトに行ったら目茶苦茶にこき下ろされていて、自分で初めて逆鱗に触れたと思ったよ。そんなに嫌いならわざわざ酷評書き込むじゃねーよ!!!



エロパロに関係無くて失礼しました。
731名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:09:03 ID:FY1kL8Kf
>>714の言う通りであってほしい…
732名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:15:54 ID:SgObSTVC
728氏の言う通りかもしれない…。
733名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:20:20 ID:y2NgsjVB
>>727
それはないと思う。他の2人種が出てないから何とも云えんが
口ぶりからすると、見た目じゃ人種を判別できない風なカンジだし

主人公がなに考えてるか分からない、って個人的にちょい不気味なんだよな…
それだけに、暇人ゼズゥからシスター達を助けるために「やっぱ戻る」シーンは
好きだったんだが
734名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:48:32 ID:81jssdiv
エルーが「私ってホントに魅力がないのかな…」って悩む展開とか見たいな。
735名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 02:49:35 ID:lGD0BuPG
>>734
なるほど、キリがエルーに興味ないような素振りを見せるのもそのための伏線なんだな。

キリが初めから某ルパン状態だと、エルーが自身の魅力云々について悩む必要がなくなる。

これは非常に残念な事だと思うんだ。

思春期真っ只中の少女が、魅力やら恋愛やらで悶々とするんだぜ? 需要あり過ぎだろ。

てな訳でお前らも>>734の展開を見たいよな? よな?

多分な、スイに焚き付けられるんだよ。「もっと積極的に行くべきだぜ」って。

ところが、エルーは今までまともに人と接した事がないばかりか、異性すらも意識できなかったと思う。まず、意識する暇が無かったか。

こんな恋愛偏差値底辺レベルの少女が、積極的に行けとアドバイスされても高が知れてる。

せいぜい、「ふぅ………暑いですねぇ……」と胸元をパタパタする程度のものだろう。

俺たちは、こんな少女の苦悩、挫折、そして成長を見守り続けていく義務があると思うんだがどうだろうか。
736名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 03:03:08 ID:xBKHOJoN
>>735
いや、胸元パタパタすら考え付かないに決まってる
737名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 10:23:18 ID:3RABPjaI
手の繋ぎ方が指を絡める『恋人繋ぎ』なったらGOサインだ
738名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:08:36 ID:ryyYG6o1
胸元パタパタなんて俺なら即死ものだぞ(;´д`)ハァハァ
739734:2008/06/19(木) 21:58:05 ID:81jssdiv
>>735がなんか膨らませてくれたw

真面目なエルーはスイのアドバイスに従って、ドキドキしながら胸元パタパタ

キリが黙って見てる

エルー(も、もしかして意識してる…!効果テキメン…?///)ドキドキ…

キリ「…あのさ…」
エルー「は、はい!?」
キリ(至って冷静に)「中、見えてるよ?一応お年頃なんだから、少し気を付けなきゃ」
エルー「は、ははは…そうですねー。やだなーあたし」
キリ「ま、俺は全然気にしてないけど。ハハハ」悪意なくニカッ
エルー「あははは…(泣)」

エルーの苦難は続く……
740名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:15:50 ID:eXV3WtE+
しかし、カーテン越しでシャワーを浴びたりするんだぜ?
カーテンにシルエットが浮かび上がってても不思議じゃないわけだ。何気に視界に入ってるし。
胸元パタパタぐらいじゃキリは動じない気がする。
あの年齢で異性に興味がないとは考えにくいし、なんかのフェチなんじゃないの?
741名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:54:07 ID:4ZAIqYB9
内心結構動揺してるんだけど完璧なポーカーフェイス(スイのせいでできる
ようになった)で顔には出さない、みたいな

自分でも流石にあり得んとは思うが。描写もないし
742名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:10:41 ID:INUn5k1s
エルーが胸元パタパタやったら恐らく乳首まで見える。諸々の事情で。
743名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:52:02 ID:EQHc7QZh
>>739
なんという鬼畜プレイ

キリってなんか「マイペースに考え込むタイプ」じゃん
今はそれどころじゃなくて、今後ふとしたはずみでエルーを意識しだす、という展開を予想
(あれ…こいつ、こんなに可愛かったっけ?)みたいな
744名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 09:45:09 ID:6SJfQBrb
スイ×エルーに萌えたから書こうと思ったらトロイが邪魔で諦めた
745名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 10:12:36 ID:pf3IFN25
>>744
L-を四つん這いにして、スイはハンドグローブをはめてL-の尻肉を掴み、双頭ディルドでピストン。
746名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 12:48:32 ID:XN3+Z6ST
>739
ワロタw

本編ではキリが全然ノンケだから、それとは別に
エルーに好意寄せる男キャラを登場させて欲しい。
俺らの願望を代弁するような。

そこで男女を意識するようなエピソードが生まれたら
キリの心境にも変化が起きて来ないかな、と。

でも、それでキリエルうまくいったら、俺らの代弁キャラって
噛ませになっちまうな・・・
747名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 13:19:51 ID:fu5y4/uL
いいじゃあないか。俺らみたいなもんは噛ませ位が分相応さ。
748名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:15:37 ID:6SJfQBrb
>>745
おまえ頭良いな
 
 
 
しかし百合の醍醐味は舐め合いなんだ、舐め合いができないとエロくできる自身が無い
749名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 20:01:59 ID:5TDif76o
オレならぜってーのぞくがな
750名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 20:22:03 ID:vjOhSgI0
>>739
エルーたんかわええ(*´д`)ハァハァ
751名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 20:24:39 ID:71TpmknW
>>746
代弁キャラ「俺の愛したエルーが幸せになるのならば、俺は潔く身を引こう」

こういう展開になるんですね、わかります。
752名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 21:22:28 ID:d+frbmQ4
>>751
らんまで言うところの、良牙か。
あいつも、天然バカでさえなければカッコイイんだけどなぁ。
俺は男乱馬より好きだった。
753名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 00:18:59 ID:iRVdxpug
>>748
スイは刹那主義者っぽいところがあるから、お構いなしで触っちゃうと考えるんだ。
良いじゃないか、仲良く手を繋げば死なないんだから。
アヴィーの兄弟機を作れば戦闘も出来るぞ。
754名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 09:12:12 ID:hY8fBbyR
739見て思ったが、実はキリは普通に欲情あるのに無いフリしていて、スイと口裏合わせて
エルーにエッチ挑発行為させて楽しんでる
…という夢を見た
755名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 12:06:23 ID:AbQXXpCQ
Sだなw
弄ばれてるのを知らずにどうすればキリの気を惹けるのか悶悶と悩むエルー萌え
756名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 13:18:52 ID:iBf1YFv2
うわああああああああ
757名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 19:34:54 ID:4yvOHQ3m
ワヒヒヒヒヒヒィィィィィィィィ
758名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 19:37:59 ID:4yvOHQ3m
と言うか最近ここの書き込みの頻度が下がって来ていると感じるのは僕だけだろうか?
759名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 00:29:30 ID:3g6iU5II
もうちょっと本編の方が進んでくれたら、妄想もしやすいんだが
現時点では情報も展開もちょい不足、な気がする

というか『ダブルアーツ』そのものが、現時点では傑作と駄作のちょうど中間地点にいる
と思うのは俺だけか
760名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 00:37:21 ID:YkFoRMm2
と言うか世論的には駄作寄りなのでは…。いちいち矛盾点見つけてはギャーギャー騒ぐ輩が多いからここ数週間で人気が急落したよな。
761名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 01:00:51 ID:ZNK1YACc
Cカラーで流れを取り戻して貰いたいところだな
ageた方が良いのかもな…
762名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 01:05:05 ID:OG2t6Lwh
でもアンケート人気主義のジャンプじゃ、主に意見貰うのは景品目当ての小中学生じゃない?
そう考えればジャンプ内ではダブルアーツ結構人気かもよ。
763名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 01:13:50 ID:YkFoRMm2
三作連続連載作品で初めてのCカラーだよね?そう考えればやっぱり人気があるのかな?それとも編集部の梃入れか…。
764名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 02:34:16 ID:RW8YyTtM
ややプッシュ気味だとは思うよ。
でも、これからの方が大事だもんな。
まぁ、本スレが悲惨とはいえエロパロに書く事じゃないけど。
765名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 10:08:52 ID:5Mj25a2F
本スレが完全にアンチのすくつ(何故か(ry)だからな。イチャイチャラブコメを堪能できるこっちが居心地いいし。
それと、雑談からもネタが発生して職人さんたちの食指を刺激すればそれはそれでありかも知れん。
つか、コミックスはまだ出ていないにも関わらず、こんなにたくさんの作品が投下された事は僥倖に恵まれたとしかいえん。
お前らの妄想力に乾杯。

ほ、誉めてるんだからねっ!
766名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 10:37:35 ID:GJCvfGTM
本スレは、厨房丸出しの自称アンチどもがあまりに痛々しかったので(笑)
最近ずっと見てないんだけど、あいつらって
愛情表現が極度に歪んだツンデレの一種でしょ。


こっちやキャラ萌えスレの住人の方が創造的な書き込み多いし、
住人も良い意味バカで、はるかにオトナだから、
オレはアーツに関してはこの2つがあればいいわって感じ。
767名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 11:21:17 ID:pkF55L7o
そ、そんな反感を招くような発言はしないでエッダたんについて語ろうぜ
768名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 19:18:13 ID:YkFoRMm2
エッダたんは聖アルルにいたシスターのなかで唯一制服の前を開けていたな。
769名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:20:15 ID:/6jlUESH
シスターは再登場して欲しいな
個人的には、泣き虫メガネちゃんとか特に
770名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 08:20:07 ID:lQQ3tFQX
ちょっと前に初めてのCカラーと書いたけど、初めての巻頭カラーの間違いだった。(´Д`;)
771名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 17:14:56 ID:zgrPTVig
あたしと熱く殴り合わないか?
こんな私でよければ好きに…!使って下さい!!

なんちゅう妄想しやすい台詞だろうか
772名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 17:42:57 ID:vdqFJIla
ダブルアーツ関連のスレはここが一番落ち着く俺ガイル
773名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 21:18:29 ID:Ji4rtN8y
ファラン×スイが一本くらい出そうな予感
774名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 21:45:43 ID:ES6eZPLf
寝技に持ち込んだらスイが有利だな
775名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 21:59:41 ID:bwk4a7Wb
>>773
シチュエーションとかを考えてくれたら書くぞ
776名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 22:01:32 ID:08FMXlPW
50人と寝たんじゃない
つまりそういう事だ
777名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 22:23:07 ID:I5fRx/3V
>>775に期待
778クラゲ野郎:2008/06/23(月) 23:18:07 ID:6f65Q1fT
>>356 勝手に後日談 文才無いのであしからず。

晴れた昼下がり。草原に引かれた一本の道。その向こうから馬車がゆっくり歩いてくる。
馬は中年の男性に手綱を引かれ、大きな建物の前で止まった。看板には「シスター本部」と書かれていた。
「ついたよ。お譲ちゃん。」そう男性は言った。すると馬車の中から若い声が聞こえた。
「はい、ありがとうございます。」馬車の中から一人の女性が出てきた。
彼女は男性の前に立つと、ペコリと礼をした。
「こんなところまで運んでいただいて・・・ありがとうございます。」
「いやいや、俺も通り道だったからな、ちょうど良かったわ。」そう言うと男性はガハハと笑った。
「それじゃあもう行くわ。あんたシスターだろ?若いのに大変だな・・・気をつけてな。」
「おじさんも、体壊さないように・・・。」
「おう、じゃあな。」そう言うと男性はまた馬車でパカパカと歩き始めた。
彼女は見えなくなっていく馬車の背中にもう一度だけ礼をした。
そして彼女は、いままでかぶっていたフードをとった。
青く短い髪が、サラっと出てきた。ついでに強烈な寝癖も。
「やっと着きましたよ・・・。」彼女は膨らんだお腹をさすって言った。
彼女の名前はエルレイン。みんなはエルーと呼ぶ。

エルーは強烈なハグで迎えられた
「エルー!心配したのよ!大丈夫だった!?」
このやたらハイテンションなおばさんは、シスター・マーサ。
「はい、大丈夫でぐぐぐぐぐぐぐ苦しいです」
「あら、ゴメンゴメン。ってアレ?キリ君は?」
そう言われ、彼女の顔が一瞬引き攣った。
「あの・・・シスター・マーサ。話したいことがあります。少し移動してもえらえませんか?」
779クラゲ野郎:2008/06/23(月) 23:30:03 ID:6f65Q1fT
2人は、外のテラスに出た。
「あの・・・何から話せばいいか・・・。」
「大丈夫よ。あなたの言いたいことから言いなさい。」と、そっと肩を抱いた。
「キリさんは・・・あの・・。」エルーはそのあとの言葉が喉に引っかかって出てこない。
マーサはエルーが何を言いたいか分かっていた。彼はここにいない。その理由が言い出せない。となるともうひとつしか無いだろう。
「キリさんは・・・亡くなりました・・・・。」エルーは言葉を吐き出した。
マーサは慰めるように言った。
「そう・・・。じゃあトロイの事は・・・ん?あなたなんで発作が・・・。」
「ああ、これは・・・。」
エルーは時間をかけてゆっくり話し始めた。
あの夜のこと
キリが死んだ日のこと
一夜限りの愛のこと。
あの絵のこと
そして妊娠した子供に父の遺伝がはっきり残っていること。
マーサは、何も言わず、黙って聞いていた。涙をこらえ一言一言話しているエルーを見ながら。
エルーがすべてを言い終えた。そして長い溜息をついた。
マーサは全てを理解した後口を開いた。
「そう・・・辛かったね。」
そう言ってエルーを抱きしめた。
ある日の昼下がり、一人のシスターの泣き声が響き渡った。
780名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 00:02:00 ID:PauhsKWz
これは以前の名作の続きですかな?
781名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 00:08:01 ID:zgrPTVig
続きwktk(・∀・)
まだ終わりじゃないよね…?
782クラゲ野郎:2008/06/24(火) 00:23:02 ID:Q939hfYe
文才なくて本当にスマソ。
続きは明日にでも・・・。
もう眠い。おやすみ〜
783名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 01:39:19 ID:HvfmfKjJ
なぜ殺たし
784クラゲ野郎:2008/06/24(火) 17:01:42 ID:Q939hfYe
いろいろ用事が重なって・・・。
後日談の続きは今日の夜か明日になりそうでショボーン
でも話は大体出来上がったので安心を(・∀・)
785名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 17:34:37 ID:n2rUE6GF
786クラゲ野郎:2008/06/24(火) 17:49:57 ID:Q939hfYe
数ヶ月後、キリの故郷では、毎年通り「ターム感謝祭」が行われていた。
そして、今回の感謝祭はキリの葬式も兼ねていた。
たくさんの花の中にキリの写真。
大勢の人が花や供え物を置いて行く。
その人だかりの中にはいつかの隠れ教会にいたローズ、エッダ、ヘイムの姿もあった。
その中で、ひときわ泣き声をあげているシスターがいた。
隠れ教会でキリと握手をし、泣いてしまったメガネの子。
キリは彼女たちに人の体温を思い出させてくれた人物だった。
本人たちはとても悲しいだろう。
シスター達はそれぞれ花を置くと、全員で祈り始めた。
「神よ。その広き懐に少年を迎えたまえ・・・。」
しばらく祈った後、シスターはそれぞれ教会に帰って行った。
みんな眼には涙を浮かべていた。

今日はたぶんこれだけ。何もなければ今日の夜にでも再開します。
出来なかったら明日で…。
787名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 17:55:55 ID:5B+66/9j
>>778
注意書きくらいしろや
バッドエンドなんて見たくなかったのに
気分悪い
788名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:09:34 ID:nj75b68L
>>786
せめて下げよう
後は何かにまとめて一度に投下してくれると、読みやすいのでは
789名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:27:55 ID:TNfvH73/
>>787
別にバッドじゃないのでは…?
どっちか言うと「悲劇の中の希望」が本題だろう。

悲しいのが見たくないってことは、むしろ787は凄く優しいのかもしれんけど。

くらげ頑張れ。心情描写うまいよ。
790名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:30:33 ID:rNUNvDo9
しかしだが他人が書いたものの続きを勝手に書くのは感心せんな
>>789
死にネタはたいがい注意書きが付いてるものだよ明智君。
結末がBADじゃなくても死にネタ絡むと絶対人選ぶし
791名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:46:37 ID:TP1NQaPD
ありゃ?作者別人だったの?

792名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:52:25 ID:qS074ws0
厨房の割合が多そうなスレですね^^
綺麗なジャイアンが描いた雑絵でハァハァしてるのかい君達は^^
実に愉快実に愉快^^
793名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:59:37 ID:TRqckida
>>792
      ___    ━┓
    / ―\   ┏┛
  /ノ  (●)\  ・
. | (●)   ⌒)\
. |   (__ノ ̄  |
  \        /
    \     _ノ
    /´     `\
     |       |
     |       |

           ___   ━┓
         / ―  \  ┏┛
        /  (●)  \ヽ ・
       /   (⌒  (●) /
       /      ̄ヽ__) /
.    /´     ___/
    |        \
    |        |
794名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 19:15:54 ID:rNUNvDo9
反応するなよ
>>791
「勝手に後日談」とか言ってるし文体全然違うし別人だろ
ちょいとマナー悪いなこれは
795名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 19:28:02 ID:5B+66/9j
>>789
俺の書き込みのせいで不快感を覚えたならすまない
謝るよ

でもアーツで死ネタは考えたくなかったんだ
ゼズゥ襲撃の時も結局誰も死ななかったし
796名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 22:34:34 ID:TNfvH73/
>>795
あ、別に不快とかはないよ。気づかいスマソ

ただ、今回のネタ師は文章見るに悪い人じゃないと思うし、真面目に書いてるし、
単なる会話の羅列じゃなくて小説になってるのは貴重だし、応援したくてさ。

最初の方の、エルーの「ペコリ」とか、あの辺の何気無い描写で
すでに好感持ったんで、純粋に続きは読みたい。
少なくとも、思い付いてる(らしい)とこまでは見たい。

まぁ注文つけると、どっかにほのぼのエロ入れて欲しいけど(笑)。
ネタ的に難いか…。
797クラゲ野郎:2008/06/25(水) 00:09:46 ID:ymOq+IG+
>>788
スマソ。そうする。

>>796
そう言ってくれるとありがたい。
798クラゲ野郎:2008/06/25(水) 00:10:22 ID:ymOq+IG+
下げるの忘れた。あぶねぇあぶねぇ
799名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 02:16:45 ID:CZ0s+ZIT
気にすんなでゲソ。
どんどん投下しようじゃなイカ。
800名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 05:07:09 ID:ATAvrP/H
>>799
頼むから年齢が低く見られるレスはやめてくれ。スレ全体が低く見られる

これは他の奴に言いたいんだが、“下げ”の必要性ってのを理解してるのか?

ここは本スレとは違う。もう少し勉強してから来てくれ
801名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 11:13:51 ID:3jA6lIH0
エロパロ板にある時点で高いも低いも
それと何で一行空けてんの?見づらいから止めて
802名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 12:45:51 ID:JPHHML6c
>>800
悪いがお前が一番痛い
こんな痛い奴はこの板で初めて見た
803名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 13:01:07 ID:83NXEP1Z
どこが痛いのか説明してあげなよ。
804クラゲ野郎:2008/06/25(水) 15:32:12 ID:ymOq+IG+
シスター達が帰っていくのを、列の後ろでエルーは黙って見ていた。
彼女達には合わす顔がない・・・。エルーはそう思っていた。
エルーはベンチに座り、景色をボーっと眺めた。キリの葬式には、まだまだたくさんの人が来てる。
見たことのないシスターもたくさんいた。
これは国葬なんじゃないかと、エルーは少し疑問に思った。
そろそろ、本部に帰ろう―――…。
エルーが立ち上がろうとしたとき、声が聞こえた。
「エルー?エルーじゃない!元気だった?」
声のするほうに顔を向けると、そこには随分小柄な人物…。キリの母、ミンクがいた。
「あ、どうも。お久しぶりです」
久しぶりなのでエルーは随分ビックリした。
「最近どう?あ、そうだ。お茶でも飲まない?久しぶりなんだし」

「すいません、ご馳走になって…」
「いいのよ、これくらい」
ミンクは角砂糖を紅茶に入れながら言った。
久々に来たミンクの家は小さく感じた。
まだ洋服店もやっているらしい。使いかけのミシンや、作りかけの服もあった。
「あの…ミンクさん…。」
「ん?」
「私は…あの…これだけは謝っておきたくて…キリさんのこと…。」
ミンクはキョトンとしてエルーを見た。
「キリさんは…私のせいで命を落としたんです。私をかばって…だから…」
「大丈夫よ。」
ミンクが遮った。
「え?」
「謝らなくても、大丈夫よ。キリがあなたを守ったのは意味のあることでしょう?」
「え…でも…」
「誰かを守って死んだなんて、あの子らしいわよね。あの子、昔からそういう子だったの。」
ミンクはお茶を一飲みした。
「あの子、『フレア』なんて力持ってたでしょ?だからその力でいっつも人を助けてたの。」
「そうなんですか…。」
「キリはね、誰かが助かるなら自分が傷ついても大丈夫な子なの。あなたにもそんなこと言ってたと思うわ。
だから、キリはあなたのことを守りたくて自分ではなくてあなたを選んだ。」
「そう…ですか…。」
「キリの死は無駄じゃないわ。あなたが生きているんだから。
あなたの今の命はキリから貰ったもの。これからも、頑張って生きなさい。」
ミンクは力強く言った。
「お腹の子のためにもね。」
そういうとミンクは可愛らしく微笑んだ。

「すみません、ゆっくりできなくて。」
「いいのよ。顔が見れただけでも。」
「あの…ミンクさん…ありがとうございます。」
「フフ、赤ちゃんが生まれたら、遊びに来てね。」
「はい。ではさようなら。」
「バイバーイ」
そういってエルーは坂を下りた。人の暖かさを感じながら。
「ママ、風邪引くよ。中に入ろう。」
いつのまにか、あの気さくな父がいた。
「そうね…」
ミンクはもう見えなくなったエルーの方向を見ていた。
「いい子だな、あの子は…。」
「そうね、あの子の赤ちゃんのために、何か作っておかなきゃね!」
ミンクは子供のようにはしゃいだ。
「生まれたら私達、おばあさんよ!楽しみだわ」
そういってミンクは家の中に入っていった。
「無理しなくていいのにな…。」
父は、ミンクのこぼした涙の跡を見ていった。
805クラゲ野郎:2008/06/25(水) 15:33:33 ID:ymOq+IG+
エルーは、帰るついでに、もう一度キリの葬式に立ち寄った。
ちゃんと祈っておこう―…。そう思い、近くで買った花束と一緒に向かった。
エルーは花束を置いたあと、少し長めに祈りを捧げた。
そろそろ帰ろうか、と思ったとき不思議なものを見つけた。
花束の中に3つのチェリー缶が置かれていた。
「スイさん…。」
エルーはあたりを見渡したが、スイを見つけることはできなかった。

『い…おい…おいエルー。聞いてるか?』
『あ…なんでしょう?キリさん。』
『お腹の子は元気か?』
『はい、お医者さんがすごく良好だって。』
『はは、それはよかった。』
『そういえばキリさん、この子の名前は決めたんですか?』
『ああ、決めたよ。』
『聞かせてもらっていいですか?』
『おう、この子の名前は…。』

「…さん、お母さん、起きて〜。」
エルーは子供の声で目を覚ました。
「ん…どうしたの?」
「そろそろお昼だよ〜。ローズさんがご飯食べようって。」
「そう?じゃあ先に行ってて。すぐ行くから。」
「はーい」
「アーツ、転んでも知らないわよ〜。」
「だいじょうぶ〜〜。」
エルーは自分の子供が走っていく背中を見た。
キリさんの夢を見るなんて何年ぶりだろう…。
そう思いキリは立ち上がった。
ここはいつかキリと来た隠れ教会だ。崖から見える海はいつも青い。

あれから3年、この世界から''トロイ''はなくなった。
あの子の血液からトロイの抗体が発見された。
トロイの抗体はすぐさま世界中のシスターと病人にいきわたった。
今でもシスターは制服を着ているが、それは今までたくさんの人を救った証として着ている。
「エルーさん、ご飯冷めちゃいますよ!」
むこうからローズが呼んだ。
「はい、今行きます。」
エルーは木陰から出た。
眩しくて大きい太陽が出ている。
『いいお母さんになれよ!』
キリの言葉を思い出した。
エルーは小指を太陽に向けた。
「約束、守ってますよ。キリさん。」
そう言って、エルーはみんなが呼ぶほうに歩き出した。
これからの人生と、自分の子供、アーツの人生のために。

fin
806クラゲ野郎:2008/06/25(水) 15:35:16 ID:ymOq+IG+
どうだったかな?
あまり自信はないけど、やるだけのことはしました。
勝手ながら、>>356の後日談を書かせてもらって、結構楽しかったです。
それでは。
807名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 15:38:09 ID:bAoyvqIa
一言だけ言うと、勝手に人の続き書いて投下するのはやめた方がいい。
もしどうしても書きたいなら作者の承諾を貰う。貰えなければ素直に諦める。
ここらへん念頭に置いてな。
808クラゲ野郎:2008/06/25(水) 16:03:52 ID:ymOq+IG+
勝手にED曲ニコニコでスマソ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3697413
809名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 16:18:29 ID:BajWHAKN
>>808
>>807とかの人の話は聞こうぜ。
810名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 18:45:48 ID:gZR7FRzd
子供の名前がアーツって某キックボクサーを連想しちゃうじゃねーかw
811クラゲ野郎:2008/06/25(水) 19:50:12 ID:ymOq+IG+
>>809
スマソ
>>810
そう思ったけどスルーした。
812名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:19:58 ID:JPIX7MCI
GJ
813名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:52:17 ID:wkieE/CL
GJでも、性格的に少し問題あるな…
良いSS書くセンスあるなら、ちっとは人も気持ちも汲めそうなもんだが
814名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 02:04:44 ID:NnhVfEFQ
勝手に人の話の続き書いたりニコの動画貼ったりいろいろアレだな
815名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 05:25:31 ID:I73TnHsD
久しぶりにいいと思える作品だったから本スレのぞいてみたら荒れててショックだった…
あっちじゃ聞ける雰囲気じゃないので教えていただきたいんですが、荒れてる原因はなんなのでしょう?
どうにもあそこまで酷評されるほどの駄作だとは思えないのです・・・
816名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 05:57:00 ID:EKF/TNnq
本スレは覗いてないが、無駄に熱心なヒマ人がひとりかふたり居ればスレなんて容易く荒れるもんでしょ
817名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 07:17:14 ID:ZakdQpAC
どうでもいいがpinkは18歳未満立ち入り禁止だぞ
818名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 14:49:39 ID:MJky9MvC
ダブルアーツってなんで評判悪いの?
819名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 17:03:00 ID:JPIX7MCI
作者のミスが多いらしい。作画に物理的に不可能な箇所が存在するとか…。
ギャーギャー騒ぐ程の事かね?涼風の作者もありえないミスを犯してたんだからさぁ、大目に見てあげてもいいんじゃない?
820名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 17:27:24 ID:sqYD4z03
一話は評判良かったんだけどね
本スレが好意的なレスばっかりだった

一話の期待値が高すぎてその反動なのだろう
821名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 18:01:15 ID:wkieE/CL
コマの運びがちょっと変で流れが見えにくかったり、モノローグが誰のか一瞬解らなったり、
少々読みにくい漫画ではある。
新人の漫画に、なに大騒ぎしてアラ探してんだと思うけど。

でも、アンチも散々文句言いながら読むのをやめられないあたりは、
そんだけどっかに魅力は感じてるんだろう。

この不完全さは、俺はむしろ好きだけどね。
822名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 18:51:59 ID:ImuOYhJz
いちいちageんな。あとここエロパロ。
823名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 19:46:05 ID:IDSvafQm
>>822
堅いこと言うなって
本スレだとアンチがうるさくて話しづらいんだし
824名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 19:56:47 ID:ZakdQpAC
堅いこと言うなじゃねーっつの
他所でやれ阿呆が
825名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 03:30:42 ID:BYAHLw+d
なんだか知らんが、よほどシャクに障ったんだな。
生きてりゃ気に入らんことなどいくらでもある。
いちいち荒れるなよ。
826名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 13:56:54 ID:5yw0uZix
至るところで酷評されてるから過剰反応しちゃうんだろうな
これじゃあギャーギャー騒いでるのはどっちだかわからんね
827名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 15:19:07 ID:O4R3H2j3
そうじゃねぇだろ、よく考えろよ
ここはエロパロ板で連中はしこしこするために来てるんだよ
お前らのくだらん作品解説なんかに興味ないんだ
場をわきまえろ、あと自分を都合よく正当化するな
言ってること分かるか?
828名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 18:00:51 ID:v+NmMMVS
スイがガゼルの罠に嵌り悔しいビクビクな展開はまだですか
829名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 19:41:08 ID:mzayLX/J
>>806
人の作品の続編を書くのはともかく、それを投下するのはいただけない。
うちがクラゲ野郎氏の作品を自分アレンジして、無許可で投下したら、氏はどう思う?(>>356の意思はまず置いといて)
830名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:30:35 ID:hEtL3inY
>>829
いや、それもういいから
831名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:16:08 ID:3nZ82R7+
確かにもう蒸し返さなくてもいい、つーかもしゃさんが神エルーたんを描いて下さった
832名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:41:45 ID:dvDw/AwX
>>828
俺も期待してるというか昨日その妄想で
自慰を覚えたての中学生のように抜いてしまったから
君が書くといいんじゃないかな
833名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 09:30:49 ID:hEtL3inY
>>831
貴重な情報サンクス

行ってみた。もしゃさん素晴らしい!!
834名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:04:35 ID:DHX6tLWJ
>>819
涼風にどんな間違いがあったか気になって眠れないじゃないか。
835名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:38:55 ID:B6IKa4MF
部屋の穴の位置がおかしい。
どちらかの部屋からその穴を通ると、確かベッドにぶつかるはずだった。
836名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 03:23:12 ID:WIkAWRgM
>835
なんかそれだけ聞くと、どの程度問題のポカだったのか、よく解らんね?

ともあれ、もっと気になるのは、その作品にエルーより萌えるキャラがいたかどうかだ。
837名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 04:15:16 ID:VP3s5u64
乳首披露してるキャラならいたな
マガジンのその号だけ買っちゃった
838名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 10:54:06 ID:m0XNzhcl
涼風は少年誌でHシーン描いちゃったからな
アーツでもよろしく古味君
839名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 02:16:28 ID:zW/RRCgb
涼風って知らないけど、アーツ本編で直接セックル描写はほぼ無理だろうね。
その分、このスレで妄想たくましくやってこう。

今まで何度か短いのは投下したけど、今は良いシチュが浮かばない…。
おまいらなんかある?
ただし、おいらはエルー専で、ほのぼの系しか無理。
あと、エルーはHに関してはアホな子になります。
840名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 06:19:40 ID:yKwNzjYs
そういや、本編で名前呼びイベントきたな
841名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 16:51:20 ID:h77G37+r
意外にあっさり片づけられちゃったね>名前呼び
842名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:07:31 ID:coCKKTX3
スイはうわああああんより悔しそうに涙浮かべてる方がムラっときた
843名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 19:53:00 ID:+pGd5Iso
スイかわいいな・・・
844名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:46:23 ID:7TE0iFTp
スイ可愛すぎる…
名前呼びイベントにもものすごく萌えた


気分良いから、近い内に投下するわノシ
845名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:41:15 ID:NfugAa15
>>844楽しみにしてるよ!
萌えたい
846名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:35:56 ID:yIdNxzBw
844氏、期待していますよ。近頃漫画の方の評価が悪いから気分を盛り上げていただきたい。
847名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:47:26 ID:7TE0iFTp
我儘な話だが、ネタを考えてくれた方が自分としては書きやすい
思いついたら自分で書くけど
848キリエル推奨:2008/07/01(火) 00:41:50 ID:7UsBLN6o
投下します
文の稚拙さには触れないお約束でよろしく






「だからもう呼ばないってば」
「あれ?もしかして照れてるんですか?」
「っ…そういうわけじゃないけど」
「じゃあこっちを向いてくださいよ」

先程から二人はずっとこの調子だ。
この甘い空気に耐えられなくなったのか、傷心中のスイは部屋から出ていった。
普段ならアタシを無視してイチャつくなよ、と茶化すのだが、今の彼女はそんな気分ではないらしい。

「あ、スイさん出ていっちゃいましたね」
「すぐ戻ってくるよ」
欠伸をしながら気怠げに言うキリ。

――一瞬の間。部屋の雰囲気が変わったような気がした。
「あの…キリさん?」
上目遣いで潤んだ目を彼に向けるエルー。
「何?」
「私たちシスターは武術だけでなく、一通り学問も習うことになっています。語学やら数学やら、人の身体についても。だから…」
そこまで言って口をつぐむエルー。
何かあるな、とキリは直感した。
849名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:57:11 ID:7UsBLN6o
「随分回りくどいけど、何が言いたいんだ?」
少し身構えながらキリが尋ねた。
「その…キリさんも男の子ですし、色々大変なのかなー、なんて…」
恥じらいながら、ぼそぼそとエルーは呟く。

キリはバツが悪そうに、そうでもないよ、とだけ言ったが、それが逆にまずかったらしい。妙な方向に彼女は突き進んでいく。
「それって私に魅力が無いってことですか?」

「そういうわけじゃないけどさ…」
スイといい、この人といい、女ってのはよく分からないな、と思いながら答える。

「じゃあ…!証明してください」
自分の上に乗ってくる少女を見て、もう戻れないことをキリは悟った。
850名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:58:51 ID:7UsBLN6o
ごめん 頭が回らなくなってきた
続きは明日で
851名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:03:37 ID:oWuQdbyK
ちょっ…いいところで
さては焦らしプレイですな!
852名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:24:12 ID:4GDIFH/r
エルーたんがある意味ピンチ…
聞きかじりの知識と好奇心でいきなり実践は危険ですよ!

キリ、ここは任せるから、優しく愛して差し上げるんだ!
853名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:30:14 ID:2y7q7VCf
GJ!
最近キリ受けが熱いなw
854名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 15:16:08 ID:y/ATFm2W
スイ可愛いwww
こるはキリが慰めてそのままセックルプラグだな
855キリエル推奨:2008/07/01(火) 21:25:52 ID:7UsBLN6o
それでも彼の頭には僅かばかり理性が残っていた。
それは今まで我慢していたことから派生する意地でもあったのだが。

「あのさ、こういうのってもっと落ち着いてするものだと思うんだよな」
本能や煩悩を抑えることで精一杯のキリは震える声で言った。
それでもネジが外れた彼女の手は止まらない。
事実、エルーは半裸であり、まともに直視など出来ない状態である。

腕を瞼に押しつけたまま、キリが呟く。
「オレはあんたが、エルーが好きだから、もっとちゃんとした形でしたいんだよ…」

はた、とエルーは手を止めた。
それと同時に、啜り泣きの声が聞こえ始めた。
856キリエル推奨:2008/07/01(火) 21:53:53 ID:7UsBLN6o
「え?あ…ごめん、何か気に障る言ったかな?」
自分に非が見つからず、ひたすら狼狽えるキリ。

「違うんです…嬉しくて」
「え?」
「ちゃんと女の子として見ていてくれたんですね…私、何故か今までそれが不安で…」

涙を目に浮かべたまま微笑む彼女を見て、白い妖精と称されていた理由がキリにもよく分かった。
可愛い。妖精という表現が決して大袈裟ではない程に。

「私も、好きですよ?」

もう二人に言葉は必要無かった。

身体を離すわけにはいかなかったので、唇を重ねたまま、服を脱いでいく。
窮屈な体勢ではあったが、それすら今の二人には意識の内に留めることが出来なかった。
857キリエル推奨:2008/07/01(火) 21:54:38 ID:7UsBLN6o
「え?あ…ごめん、何か気に障ること言ったかな?」
自分に非が見つからず、ひたすら狼狽えるキリ。

「違うんです…嬉しくて」
「え?」
「ちゃんと女の子として見ていてくれたんですね…私、何故か今までそれが不安で…」

涙を目に浮かべたまま微笑む彼女を見て、白い妖精と称されていた理由がキリにもよく分かった。
可愛い。妖精という表現が決して大袈裟ではない程に。

「私も、好きですよ?」

もう二人に言葉は必要無かった。

身体を離すわけにはいかなかったので、唇を重ねたまま、服を脱いでいく。
窮屈な体勢ではあったが、それすら今の二人には意識の内に留めることが出来なかった。
858キリエル推奨:2008/07/01(火) 21:59:49 ID:7UsBLN6o
ごめん 失敗した
859キリエル推奨:2008/07/01(火) 22:27:48 ID:7UsBLN6o
「そんなに見つめないでください…キリさんのえっち」
頬を紅色に染めて呟くエルーを見て、まだ若いキリは我慢の限界に達していた。

「ごめん、もうオレ…挿れて良い?」
「…良いですよ」

ゆっくりと濡れた未開のつぼみに押し入っていく。
受け入れる準備は万端だったようだ。

「痛くないか?」
「大丈夫ですっ…」
本当は痛いが、好きだという気持ちに比べれば大したことはない。
彼女は微笑んだ。
痛みすらも寧ろ心地良い。
肌で愛し合うことなんて、決して叶わないと思っていたから。
人を愛することなんて、決して叶わないと思っていたから。
860名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:43:53 ID:7UsBLN6o
「駄目だ…もう出そう…」
「良いですよ…中に、どうぞ」



まだ少し幼い二人の恋人は、ぐったりとしながらも決して身体を離すことはなかった。
「中に出しちゃったけど…大丈夫なのかな」
「大丈夫ですよ。ちゃんと責任は取ってもらいますから」
そういう問題じゃないだろ、とツッコむのも野暮なのでキリは小さく頷いた。



スイが途中から二人の情事を覗いていたことを知るのは、数時間後の話である。
861キリエル推奨:2008/07/01(火) 22:45:35 ID:7UsBLN6o
終わり。
とりあえず、色々ごめん
エロ描写が殆ど無かったり、名前欄が抜けてたりと散々だ
出直してきます
862名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:50:23 ID:TIG0FLsN
いや
GJだよ
863名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 23:23:39 ID:oWuQdbyK
何事もなかったように始まっててワロタw
読みやすくていい。GJ
864名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 23:26:35 ID:4GDIFH/r
>キリさんのえっち

何気にひらがなが効いてるよ。
エルーのキャラに合ってるし。

GJ!!
865名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 23:49:23 ID:BmWXePpM
待て…エルーの叶わないと思っていた切なさとか…。マジでちょっと納得しちゃう!
GJ!!
866名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 01:32:36 ID:Mgb/PtRd
>>858
こらw
GJ
867名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 10:43:51 ID:1GL7mb5W
いい感じ、GJ!
868名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 23:44:21 ID:+bm9SHNe
GJ!


さっき今週号読んできた
スイかわいいよスイ

あのスイになら殺されてもいいから抱きつきたい
869名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 23:53:02 ID:hHsROlw8
そろそろスイネタも欲しいとこだな
870名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 23:58:10 ID:dExRsgYJ
確かに今週のスイは初めて可愛いと思った。
でも個人的にはエロの対象にはならないかな…。

エルーが子供みたいに「うわーーん!」って泣きじゃくるとこも見てみたい。
しめっぽくないやつで。
871名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 11:30:16 ID:irurXvL9
ファランにメロメロになるスイもいいかもしれんな
872名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 16:44:09 ID:z/TrN5WT
それもいいが懲りずに戦いを挑んで返り討ちに合うスイも萌ゆる

何の戦い?言わずともがな
873名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 17:58:37 ID:FhKveiiH
感度を倍の出来るキリ
数千回の吸引を行ったエルー
今までに食った男は千人以上のスイ
一夜で五百人の女を食ったファラン
874名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 16:22:32 ID:eC+Ammcd
本誌でファランとスイのフラグが立っているような気がしてならない
875名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 21:17:57 ID:hAXSMSNt
「あんたが行けよ」
「いえ、キリさんが行ってください」
「何言ってんだよ。あんたシスターだろ。こんなの慣れっこだろ」
「シスターってそんなのしませんから。キリさんなら大丈夫でしょ。」
「じゃあジャンケンで決めよう。」
「いいですよ。じゃーんけーん・・・」
「パー」
「あ、卑怯ですよそんなの」
「負けは負けだ。行けって。」
「はーい・・・」



バンジージャ〜ンプ
876名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 21:51:33 ID:eUBaAQzc
そして、手をつないでいるので一緒に落ちていくキリ

落下スピードも2倍
877名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 22:57:42 ID:OmIbRrpJ
スイがうっかり「あ」ってロープを離して、ぐちゃっ
878名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 08:07:32 ID:gKEDpVc1
血の海も2倍*2人分で倍率ドン、さらに倍!
879名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 09:06:33 ID:HhZ03V0c
いつもより二倍の高さで更に倍
880びょん:2008/07/05(土) 11:59:52 ID:Kl+NR6SY
何だこの流れw
881名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 12:40:50 ID:bIs5fa+d
スイ=チェリー好き=童貞(チェリー)好き
882名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 13:45:06 ID:iewVu9jx
100万回既出
883名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 18:39:13 ID:juunFA5U
さだめじゃ
884名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 21:09:08 ID:k+Bq7bGK
>>878
それの元ネタなんだっけ?
885名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 21:51:11 ID:YOKgTHlG
>>884
クイズダービー。
倍率(オッズ)が出るとき、司会者(巨泉)が「倍率、ドン!」って言う。
最終問題だと倍になるから「倍率ドン、更に倍!」となる。

最近?ではるろうに剣心でそれをパロって、不二(十本刀のデカいの)が両手持ちしたときに
才槌(ぬらりひょんみたいなジジイ)が「それなら倍率ドン!更に倍!」って言ってた。

>>879からはアレだ。ウォーズマンだ。
886名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 23:09:41 ID:LVu/LAvR
俺にはさっぱりだぜ
887名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:38:37 ID:fYWrYt2o
保守ついでに小ネタ
微妙にネタバレ注意



・もしファランのにんじん嫌いをスイが知ってしまったら


「何をじろじろ見ている」
「にんじん」
「(ギク)」
「はーん…。あんた、にんじん嫌いなんだー…」
「…何だそのやらしい笑みは、気持ち悪いぞ」
「ふふん、こんなんも食べれねぇのかよー?ダッサー」
「(ピクリ)」
「デカイなりしてにんじん嫌いとか、笑っちまうねぇ〜。
ん?どうした?怒ったのか?かかってこ…痛って!何すんだよ放せよ!!いきなりはないだろ卑怯だぞ!え、おい、ちょうわ何をするやめ」




ごめん無理だったorz
888名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 09:50:12 ID:fYWrYt2o
お前はキリエルの方が合っている
889名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 10:48:41 ID:X+dyL/NL
とりあえずsage
890クラゲ野郎:2008/07/06(日) 11:46:19 ID:zXLwbiLd
ガゼルを倒したあと

「キリさんはすごいですね」
「ん?何が?」
「あのガゼル相手に戦うって考えのことですよ」
「そうか?あそこは戦わないとヤバイ状況だったろ。」
「それでもすごいですよ。私達なんていつも逃げてましたから…。」
「あんたも一緒に戦ってたじゃん。」
「あれはキリさんのおかげです」
「ふーん…まぁいいじゃん。結果倒せたし」
「そうですね…あの…キリさん。聞いても良いですか?」
「ん?なに?」
「キリさんは…なんていうか…死ぬのが怖くないんですか?」
「どゆこと?」
「ガゼル相手に戦ったりするとこですよ。普通しないじゃないですか」
「そうだけど…まぁ怖いっちゃぁ怖いな。」
「じゃあなんであんなことするんですか?」
「だってさ…オレがトロイを無くすかもしれないんだろ?だったらさ、逃げて倒されるより戦ったほうがいいじゃん」
「そんなもんですか…」
「でも多分オレの考えてる死とあんたの考えてる死は違うと思うな」
「?どういう風にですか?」
「オレは死ぬこと自体は怖くないんだが…死んで誰かに忘れられることが怖いんだ」
「そうですか…」
「ま、トロイを消したら歴史に残るかもだけどな。」
「そうですね」
「じゃ、スイんとこ行くか」
「はい。」
891名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 21:19:32 ID:cwEF9uuk
終わり?
892スイ受け:2008/07/07(月) 02:18:17 ID:c+t2Ns+D
深夜に突然すまそ。
エルーは治ってもう手を離したということで。
「なぁスイ、今夜よかったら二人で出かけないか?」
その日、突然キリはスイを散歩に誘った。ちょうどエルーのいないときであった。
久しぶりに二人でぐらいのことであろうと思ったスイは誘いをなんの疑いもなく受け入れた。
そしてその日の深夜二人は夏の生暖かい空気に包まれ、散歩に出かけた。
しばらく歩いて人通りの少ないところに来るとキリは急に立ち止まりスイに「ちょっとここで待っててくれ、すぐ戻るから。」といい走って行ってしまった。
スイがしばらく輪っかを振り回して待っていると、ファランと手をつないだキリが何やら強気な表情で戻ってきた。
「キリ、なんでファランを連れてきたんだ?」
スイが尋ねるとキリはニヤニヤしながら。
「それはねぇ〜ぐへへwwwお前を犯かして恥ずかしい写真を撮りまくることによってお前の弱みを握り、俺様に逆らったり手を出そうとしたりしたときにお前に無理矢理いうことを聞かせるためさ」
「ファランも戦力だけが取り柄のやつは自分に絶対的に服従させる必要があるって言ってるし。」
「何よりお前のことは、中身にこそ問題があるが見た目はかなりそそると思ってたんだぜ…うひゃ☆」
と言うと今度はファランが無言のままスイを人のいない倉庫に連れていって押し倒し、2倍になった腕力でスイの身動きを完全に封じた。
キリは押し倒されているスイに近づき、自らの下半身を露出させると細い体には不釣り合いなほどのチンポを顔をだした。これをスイの綺麗な黒髪でのり巻きの如く巻き始めたのだ。すると、先程から驚きとショックで黙っていたスイは弱気な声で
「やめてくれキリ、髪だけはやめてくれ。」と言った。
するとキリは気分良さそうに
「キリ“様”だろ?残念だがお前の頼みは聞かねぇよ。俺様に絶対服従だと言っただろ。」と言ってそのまま髪の毛に写生した。
するとファランが
「キリ、そろそろやりてえんだが服破っていいか?」と言いだした。
キリが好きにしていいというとファランはヨダレをたらしながら野獣の如き形相でスイの服を切り裂いた。そしてブラとパンツを持ってきたポーチにしまって、写メを100枚程撮ると、ズボンを脱ぎチンポを露出させ、スイの綺麗で形のいい恥裂に挿入した。
スイは処女であったため、傷みで悲鳴あげそうになったがすかさずキリが口にガムテープをはりつけ声を出せないようにした。
そしてキリはスイをいろいろな角度からデジカメで撮影し、自分の携帯でも撮影した。
その日からスイはキリとファランの性奴隷として活躍した。



893スイ受け:2008/07/07(月) 02:20:03 ID:c+t2Ns+D
「それはねぇ〜ぐへへwwwお前を犯かして恥ずかしい写真を撮りまくることによってお前の弱みを握り、俺様に逆らったり手を出そうとしたりしたときにお前に無理矢理いうことを聞かせるためさ」
「ファランも戦力だけが取り柄のやつは自分に絶対的に服従させる必要があるって言ってるし。」
「何よりお前のことは、中身にこそ問題があるが見た目はかなりそそると思ってたんだぜ…うひゃ☆」
と言うと今度はファランが無言のままスイを人のいない倉庫に連れていって押し倒し、2倍になった腕力でスイの身動きを完全に封じた。
キリは押し倒されているスイに近づき、自らの下半身を露出させると細い体には不釣り合いなほどのチンポを顔をだした。これをスイの綺麗な黒髪でのり巻きの如く巻き始めたのだ。すると、先程から驚きとショックで黙っていたスイは弱気な声で
「やめてくれキリ、髪だけはやめてくれ。」と言った。
するとキリは気分良さそうに
「キリ“様”だろ?残念だがお前の頼みは聞かねぇよ。俺様に絶対服従だと言っただろ。」と言ってそのまま髪の毛に写生した。
するとファランが
「キリ、そろそろやりてえんだが服破っていいか?」と言いだした。
キリが好きにしていいというとファランはヨダレをたらしながら野獣の如き形相でスイの服を切り裂いた。そしてブラとパンツを持ってきたポーチにしまって、写メを100枚程撮ると、ズボンを脱ぎチンポを露出させ、スイの綺麗で形のいい恥裂に挿入した。
スイは処女であったため、傷みで悲鳴あげそうになったがすかさずキリが口にガムテープをはりつけ声を出せないようにした。
そしてキリはスイをいろいろな角度からデジカメで撮影し、自分の携帯でも撮影した。
その日からスイはキリとファランの性奴隷として活躍した。
894名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 02:25:58 ID:c+t2Ns+D
以上です。キリとファランがキャラ崩壊してますが、まあドンマイですね。
お目汚しスミマセン☆
895名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 18:33:50 ID:1KU2qZdp
髪ズリとはまたマニアックなwww
896名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 19:02:15 ID:NrZ2Cwiw
キリ鬼畜すぎww
897名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 20:19:08 ID:KPtofVCM
>>894
ネタとしては良かったぜ
笑わせてもらった
898名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:15:06 ID:qBw5Iknk
キリと離れてはエルーは消滅してしまうのではとマジレス
899名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:24:37 ID:3Ahg+dnV
新しい女の子登場!

と思った途端…



やっぱ真面目に読んだら重いな。
900名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:32:22 ID:NEPxY87L
この流れで物語が進んで、仮にアニメ化されても、話が結構重いな。
901名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 01:19:34 ID:KWD4kiJC
>>898
よく>>892の2行目を読め
902名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 11:35:53 ID:rDoQUerQ
>>901ナイスフォロー
903名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 22:01:21 ID:w/h6VSLj
最近手繋ぎ設定が空気化してきてるな
904名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 22:28:21 ID:NHNMPBQj
空気は日常大して気にしないけど摂取しないと死ぬ。
正に空気設定だな。
905名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 19:28:47 ID:4vi1ZJc0
>>904誰がうまいこと言えと…
906名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 20:07:33 ID:J+w+AS9/
何も知らない周りから見たら、どう見てもラブラブカップルだね。
907名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 22:47:36 ID:rzhLYxFG
>>906
片方シスターだから悲恋?にしか見えないけどね
908名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 18:48:51 ID:P2RpTdxl
そういえばそうなのか…
909名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 23:24:18 ID:8GPv8xJK
服でシスターと分かる人から見ると
トロイ患者とシスターのペアだね、そういや。

悪い人でなくても誰だって感染はしたくない訳で、
本来なら避けて通られてもおかしくない。

確かに重いや…。
910名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 23:26:00 ID:8GPv8xJK
いかん…板にそぐわぬこと書いちまった…。

誰か明るいパロたのむ!
911名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 12:36:27 ID:kDoAWoQu
小ネタ ファラン×スイ

「ファランッ! 私と勝負しろ!」
「……またか」
「うるさい、今度は勝てる! ……気がする」
「ふぅ……」
「何溜め息ついてんだ! 早くやるぞ、来い!」
「可愛いらしい顔してるのに、何故そう戦闘ばかり……」
「かっ!?」
「どうした? やるんじゃないのか」
「〜〜〜ッ」
「なんだ、顔を隠して……」
「うわっ! さ、触るなあ! 寄んなっ!」
「?」
「く……今度こそ絶対勝ってやるからな! これで勝ったと思うなよぉ!」
「……?」

あれ…? ラブラブかこうとおもったのにあれ…?
ファラスイ(でいいのか)は需要が見込まれないような気がする
912名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 13:14:00 ID:vWrdWrb8
>>911
顔がほころんだ♪

個人的にスイはエロの対象にならないんだけど、これはイイ! スイめっちゃ可愛いよ
意外とウブなんだなー

しかし、なぜかファランは脳内で大塚明男の声になる俺…
913名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 17:22:21 ID:Eb3PVjw8
容易に想像できて萌えたw
914名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 21:20:49 ID:r5Tr4Qrj
>>911
いいや寧ろ需要がありすぎて困るくらいだ
915名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 23:32:36 ID:8N80ypju
>>911
需要ありすぎだぞ。
だから今すぐ続きをだな。
916名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 23:40:20 ID:GbDEy8Te
スイが攻めでメチャクチャやるのならともかく純情系って難しそうだな
917名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 00:04:50 ID:ZV1BWGrW
あっちな知識が全く無くて、言われるがままに従うんだよ。

こうしてみ?
・・・・・・こうか?

こんなこと本当にするのか?
ああ、エルーもキリもしてるぜ。

・・・とな。
918名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 00:35:34 ID:DxJDkGGH
スイは己より強い男じゃなきゃ本気で靡かないってのはありそうだが
…ファラン童貞ですか?
919名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 00:44:36 ID:LVO4bI3q
童貞    ドS   ドM
ファラン  キリ   エルー
       スイ

この場合どうなる?


答え 乱交
920名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 09:21:58 ID:h1rC4Z3u
エルーたんはMじゃなくて、基本は献身なのです。
ただ、まじめ天然さんなので、時たまピントや方向性がズレちゃうのです。

だから、それをエッチな方向にうまく導けば、真・白い妖性の誕生です。
921名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 12:02:24 ID:pcSdwuKL
だけどどっちからに分類するとしたらMだろう
スイのドSはガチだがなwそこでドMというギャップも萌えるわけだが
922名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 12:40:33 ID:s0Sa/Waw
ドSを徹底的にイジメ倒してドMにしてこそ本当の価値がある。
923名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 12:47:44 ID:uAzV0w/E
キリがドSってこともないだろう
キリとエルーの初々しい情事が何かいい
924名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 13:29:08 ID:Ma78daxq
ファラン童貞は誰も否定しないんだなw
925名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 16:55:48 ID:ub8wAXfB
>>924
誰も近付かない近付けない

>>915
IDかわったけど911です
あのあともれなくスイはツンデレ化し可愛いもの大好き(多分)なファランはスイのこと好きになるんだ、多分……
書きたいけど文章力ないし第一エロに臨めないと思う\(^o^)/

余談だけどスイが熱くて髪をポニーテールにしてる時後ろからファラン(希望)がポニテをクイッと引っ張って反応見て楽しむとか萌えませんか? 萌えませんね
926名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 20:13:19 ID:Gb07ouoE
残念ながら萌える人がここにいます。
927名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 01:55:15 ID:SaCf7LPv
右に同じ。
928名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 11:25:11 ID:/q4bpg1Y
上に同じ
でもファランはそういうキャラじゃないよなw
929名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 02:22:28 ID:KC1xVhe+
保守
930名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 12:29:00 ID:XDVvo+9A
911です
過疎ってるからファラスイ小ネタ投下^q^ 今は反省している

「スイ」
「な、なんだよ……名前で呼ぶなんて珍し、っわ!?」
「……お前は俺のことをどう思ってるんだ? ただ、強い奴、勝ちたい奴としか思ってないのか?」
「なに言って……、てか、離せ!」
「どうなんだ」
「そ、んなの……」
「?」
「うっ、うるさい! 抱き締めんな苦しい!」
「……嫌か?」
「う……、い、嫌っつーか、あんた力強いからちょっと苦しいだけだ……」
「――スイ」
「なんだよっ、んむ!?」
「スイ」
「ふ、はっ! な、なにすんだよ……っ、あ」
「嫌か?」
「ひあっ、う……」
「スイ、……好きだ」
「―――私m「おーい」「スイさーん、ファランさーん、ご飯……」
「「「「あ」」」」
「……あー、あー……お、お邪魔しましたっ!!!」
「おーお前等もうそんな仲になってたのか! おめでとー」
「お、おい待て! ブッ殺すぞお前等! まてええええ!!」
931名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 17:44:10 ID:SoLW/YBH
スイ萌えw
932名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:57:55 ID:BGKy7TrP
ファラスイいいよもえるよ!天然とツンデレかわゆす
933名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 12:42:12 ID:wt2uFwzT
まだエロ同人誌とか…出ていませんかね?
934名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 21:06:52 ID:jBSNF2TZ
流石にまだ出ないだろう
935名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 23:42:59 ID:GT2NkUIk
負けたスイに萌えた。
なので前フリだけ投下。
今のとこ、ここまでしか考えてない。
936名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 23:44:06 ID:GT2NkUIk
「…ふうっ」
強い夜風が心地良い。
長い黒髪は風にはためいて、生粋のクリアナギンである少女を護衛する龍のように
妖しくうねっている。
少女の名はスイ。
デオドラドの街で最も高い尖塔の頂上から黒々とした下界を見下ろし、獣のような目
をぎらぎらさせている少女の胸中にどのような黒い感情が渦巻いているのかは一切
外から推し量ることは出来ない。
「絶対に、見つけてみせる…」
その目が全てを見通すものでなく、その言葉が全てを威嚇するものではないことが
少女たるスイの悲しさだ。ここでも、己の力が及ばないことを痛感してしまう。

今日の昼、スイは生まれて初めて完敗した。
しかも強い相手がいるからと無謀にも立ち向かって行って、手も足も出ないまま地
に伏す羽目になったのだ。こんな屈辱はない。
「チクショウ、あの男」
スイは今まで、何ひとつ挫折を知らなかった。
生まれ故郷のタームの街ではあたかも女王のように振舞っていたし、それが許され
た環境でもあった。
スイの父親もまた最強の男だった。その父に圧勝したのは十歳の頃だ。それ以来
強そうな男と見るや戦いを挑んできて、これまでに千回もの勝利を重ねた。
だが、所詮はお山の大将でしかないそんなものが何の意味もなくなるほどに、今日
の完敗は圧倒的なものだった。
「挑んでやる。何度でも、あたしが勝つまで」
街を見下ろすスイの表情は、奇妙な晴れやかさを湛えていた。

そういや、エロが入れられなかった。
937名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 01:32:08 ID:w+Ts9DMq
>>937
そういやじゃねぇよw
938名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 11:51:14 ID:82g3/+KG
エロが無いのには感心しないが文章の出だしはいいと思うよ。
939名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 18:09:40 ID:5kQKhQEu
その文才をエロに活かせばいいのにw
940936:2008/07/18(金) 20:28:39 ID:4vnFHFFZ
ごめん。
エロは苦手なんだ。
でも出だしを書いたのも何かの縁なんで、続きにチャレンジ中。
941名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 23:59:36 ID:8s3zlhQv
みんな口々にエロエロ言いすぎだw
例えエロに直結せずとも、次の誰かのネタや刺激になるやもしれんだろ
だから早く続きを(ry
942名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 10:22:14 ID:3Ap7q8ar
エビチャーハン頼んだのに、エビの欠片もない普通のチャーハンが出てきたら俺は文句いうよ
943名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 12:53:20 ID:QsdB7ES4
いや、そのたとえはおかしい

今夜はえびチャーハン作るよ!と言ってたのに
いざ食卓にあがってみたら「あらぁ、えび入れ忘れてたわ」ってとこだろ
944名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 12:57:51 ID:rM0uOUc4
エロパロ板なのにエロがないというのは、つまりラーメン屋なのにチャーハンと餃子しか置いてないようなものか
945名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 14:38:09 ID:ifNjxlct
そのチャーハンと餃子がおいしければ満足
946名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 17:15:57 ID:8pmiOE+L
>>945
確かにそうだ


しかし今週はハイネがやってくれたな
947名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 17:52:28 ID:RO+l51Hb
何だこの盛り上がり
948名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 19:51:48 ID:4Jtg8dXc
>>943
微笑ましいドジっこぶりじゃないかw かわええ
女キャラなら、色気むんむんの奴よりそっちの方が俺は萌えるよ。

まぁ書き手に萌えてどうすんだという話ではあるがw
個人的には、エロなしのパロもたまにはいいと思う。
949名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 00:02:32 ID:qVCbZlKG
口直しみたいな感じですね。わかります。
950名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 07:28:49 ID:9zx2NM8c
問題は職人のモラルということか。
951名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 01:04:50 ID:UBLU0fhS
今夜もキリエルは並んでスヤスヤ。
ふと、右手に動きを感じて目を覚ますキリ。
ん?寝返りか?……!なんだ、このふにふに感!?
……(汗)あのー、エルーさん?
俺の右手、あんたの下腹部に押さえ付けられてるんですが…。
ボケーっとこんな無垢な寝顔しちゃって、こうして布一枚の境で触れると
しっかり“オンナ”の柔らかい体してんだよな…。
ムラッ……。


そんなキリのモヤモヤを尻目に、外ではサカリのついた猫がフニ゙ャ〜〜と鳴いてましたとさ。


こんな軽〜いエロでもあり?
952名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 06:19:08 ID:rajZ8+5O
そうか
二人は式をあげるのか
そうかそうか
953名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 09:55:12 ID:oDOq8tEh
とりあえずsageい
954名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 17:54:40 ID:eXTA3Swx
>>951
寧ろキリエルに関してはそのくらいの方が萌えエロい
955名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 23:52:39 ID:END8Wt0d
「そーいえばさー」
「はっ、はいっ!?」
「実は俺手繋いでる相手が何考えてるかわかるんだよねー」
「っ!?」
「……」
「(う、うそっ!? どどど、どうしよ!? 手離し…たらダメだし、でもっ!!)」
「次にアンタは――」
「『なんで黙ってたんですかっ!!』と言う……!!」
「はっ!?」

ごめん、ただの保守。
956名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 20:14:34 ID:1ya0Ltpb
スタンド使いですかw
ワロタ
957名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 20:22:40 ID:tIA0DnGq
最近他ジャンルに浮気してたけど、>>951読んだら萌えてきた
958名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 21:45:55 ID:le/sQVtk
二股はダメよ!!
959悲劇のシスター 10:2008/07/23(水) 22:59:09 ID:ywZA+KUb
いまさらなんですが545の続きがだいぶできたんで勝手に投下します

ただ原作と明らかに違う点が二点あり
『ゼズゥはフレアを知らない』
『ゼズゥあんまり強くない』
と言う前提があったりするのであしからず

START
キリは目覚めた
「(う・・・ん・・・なんだ?何がどうなったんだっけ・・・!・・腹が痛い・・
そうか・・確かゼズゥに殴られて・・・)」
「&%$%&ではこの小僧を始末するとするか」
「(小僧?・・始末?・・俺のことか?!・・まずいな・・どうすれば・・・そういえばエルーは?)」
キリは目を開けてつながった手の先にいるエルーを見た
「(!!!!っ!!)」
そこには無残に衣服を剥がされ背中には地面の摩擦による擦り傷、顔は白く汚された
ボロボロの状態で横たわるエルーの姿があった
「(あいつ!!!)」
キリの中でとてつもない怒りの感情が湧き上がっていた

「おとなしく死ね!!」
ゼズゥの刃がそこまで迫っていた次の瞬間
『ガキィーーーン』
ゼズゥの刺した場所にキリはいなかった
「何?!消えた?!」

キリは一瞬のうちに立ち上がっていた
「き・・きさまいつの間に?!」
「よくもエルーを!!」
キリは渾身の右ストレートを繰り出す
「(は・・・速い!!)・・・ぐあっ!!!!」
ゼズゥの体が吹っ飛ぶ
「(あ・・当たった?!・・・ていうか何だ?この力・・・)」
キリはさっきよりもはるかに大きくなった力を自分の中に感じた
キリは自分の足元を見る・・・誰かが自分の足を掴んでいる
ローズだった

ローズがキリの足を肌を露出させて掴み、さらにローズの足を別のシスターが掴み
数珠繋ぎでつながっている
「(だからか)」
キリは納得した・・シスターたちが地面をはいずり必死でこの状態までたどり着き、キリの『フレア』の
能力でキリのパワーやスピードが数倍に増しているのだ
さらにフレアにより気絶からの回復速度もゼズゥの予想をはるかに超えていた。
「(まさかここで『フレア』の能力が役に立つなんて・・・)」

「ぐっ!!!」
ゼズゥは痛みながらも立ち上がった
「く・・くそっ・・・小僧がああああ!!」
ゼズゥは消えた
「(死ね小僧!!)」
そしてキリの背後より現れてキリを襲う
「同じ手はくわない!!」
キリの鋭い視線がすでに後方のゼズゥを捉えている
「(何?!)ぐわあ!!!」
キリの裏拳がゼズゥの顔面に炸裂
再び吹っ飛ぶゼズゥ
「く・・・くそ!!覚えていろよ小僧!必ず殺してやる!!」
そういうとゼズゥは今度こそ姿を消した・・・
手下2人もそれを見るやあわてて走り去った・・・
960悲劇のシスター 11:2008/07/23(水) 23:02:41 ID:ywZA+KUb
「おいあんた!大丈夫か?」
キリはエルーをゆすり起こす
「・・ぅ・・・・ぁ・・・キリさん・・・無事だったんですね・・よかっ・・・た・・・・」
エルーは一瞬目覚めたものの度重なる責めによる疲れで再び気を失った
キリはエルーの体を自分の服で覆った

しばらくして
フレアの効果で何とか立ち上がれるまで回復したシスターたちはヘイムを病院へ
傷ついたエルーを隠れ家まで運んだ

そしてエルーの体を洗い、着替えさせてベッドに寝かせた

もちろんその間もキリはつきっきりだった
ずっと手をつないで、そしてエルーのほうを見ないようにシスターたちに釘を刺された
「覗いちゃだめですよ」
「いつものぞいてねーし」
そんなやりとりをしながらその日は眠った

そして次の日
エルーは目を覚ました
「・・・・ん・・・ここは・・・」
「あ・・・起きた?」
「あ・・・キリさん・・よかった。ほんとに無事だったんですね」
「ああ・・・」
「よいしょっと」
エルーはベッドから起き上がって立とうとする
「おい!もう大丈夫なのかよ?!」
「ええ、大丈夫です。いつまでもキリさんを寝室に閉じこもりっきりにさせちゃ悪いですから・・・」
「そんなの気にすんなよ、ちゃんとメシは持ってきてもらってるし・・・」
「いいえ、もう起きます!」
エルーは半ば強引にベッドから立ち上がった
「ほんと大丈夫かよ・・・」
「大丈夫ですよ!・・・ていうかもう帰りませんか?」
「はあ?まだあんた起き上がったばっかだぞ?!だめだろ、もうちょっと休んでないと。」
「もうここはガゼルに見つかっているんですから長居は危険です。それよりタームに戻ってキリさんの
家にいた方がまだ安全だと思います。町まではバレてても家まではバレてませんし」
「う〜ん・・・そりゃそうだけどさ・・・」
困るキリの手をエルーは強引に引っ張って階段を降り、一階にいるローズの所に行く

「私たちは帰ります。どうもありがとうございました」
「そう・・・で、これからどうするんです?」
「ほんとは護衛の1人でもつけて普通に生活しようとは思ったのですがヘイムさんのこともありますし、
ガゼルもかなりの力を入れてきていますから・・・ここは普通の生活を捨ててなんとかファルゼンの
到着をタームで潜んで待ちたいと思います」
「そう・・・それがいいわね」
「ヘイムさんのこと・・・申し訳ありませんでした」
「あなたが謝ることではないですよ、エルレイン。
幸いヘイムさんは意識はすでに戻っているみたいだし代わりの護衛の方もまもなく来るって本部から
連絡があったわ」
「そうですか・・・」
「エルレイン・・・」
「はい」
「あなたは私たちシスターにとっての希望の星なの。それを忘れずに・・・
そして彼を導いてあげて」
「・・・・・・はい・・・・」
エルーはなぜか寂しげに返事した

その表情をローズは見逃していなかった
961名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 23:13:10 ID:ywZA+KUb
2人はシスターの隠れ家を去った
その後ろ姿を見送るシスターたち・・・シスターの1人がローズに話しかける
「よかったですね、被害者が1人も出なくて」
「それはどうかしら」
「え?・・」
「エルレイン・・・心配ね・・・」
「どういうことです?ローズさん」

「シスターっていうのはね、その運命を背負ったときから命は半分捨ててるの・・・
どのみち長く生きられない命だからこそ、他人(ひと)よりも簡単に命を投げ出せる・・・
それはいいことかもしれないのだけれど
逆にいえば自分で命を捨てることにも歯止めがかかりにくいということでもあるの・・・・

シスターの命・・・生きる意欲を支えているのは、どんなに人から白い目で見られても避けられても
一途にトロイに立ち向かえるほどの誇りと自尊心・・・自分が必要であることを強く自認することなの・・・
それを認識できなくなったらそのシスターは周りの精神的圧力に押し潰されて・・・死を選ぶ・・・
エルレインは今回の件で護衛を求めてここに来たけれど、結局それが災いして護衛を失い、
私たちを危険に晒し、キリ君までもを危険に晒してしまった・・・・
彼女はこのことを自分のせいだと思っている・・・
『もし自分が存在しなかったら昨日のことはなかった』
そう思い込んでるかもしれないわね」
「そんな・・・エルレインさんは私たちを助けて・・・」
「そう・・・あともうひとつはそれ・・・あなたはエルレインに昨日のお礼は言いましたか?」
「い・・・いえ・・・とても言えませんでした・・・」
「なぜですか?」
「エルレインさんは私たちを助ける代償に女性として一番屈辱的な行為を受けました
もし私がお礼を言ったらそのことを思い出してしまうのではないかと・・・
エルレインさんにとっても思い出したくないことでしょうし・・・」
「でしょうね・・・人は恥ずかしい部分を見られるとそれを見た人、知っている人とは
顔をあわせたくなくなるものです。・・・・なぜならプライドが傷つくから・・・
だからこそエルレインは昨日の状況を知っている私たちから早く離れたかったのでしょう・・・
しかし不幸にも彼女はキリ君とは手が離せない・・・男性であるキリ君と・・・
彼女は存在意義を見失い、誇りをズタズタにされた状況で、1人で心を癒す暇もなく
男性と同じ空間で過ごさなければならない・・・」
「そ・・・それってかなりまずい話では・・・」
「いえ・・・不幸中の幸いと考えています」
「えっ?何で?」
「近くに常にキリ君がいる・・・・あの絶望的な状況で私たちを助けに来たキリ君ですもの。
エルレインを見捨てるわけがないし、全てを投げ出して彼女の心を救ってくれるはず」
「はあ・・・・」
「それならばいっそ彼に全てを賭けてみようと思ったの・・・
苦労するかもしれないけど、ふたりできっと乗り越えてくれるでしょう・・・」
「よく言ってることが分からないんですけど・・・」
首を傾げるシスターの横でローズは2人を穏やかに見つめていた・・

キリとエルーは手をつないで帰っていた。一言も言葉を交わさず・・・
ただただ歩を進めてタームへと帰っていった
962悲劇のシスター13:2008/07/23(水) 23:24:12 ID:ywZA+KUb
キリの部屋

2人はベッドで背を向けて座っている
一言もしゃべることなく互いの手をつないで。

2人の間を流れる静かな時間だけがいつもとかわらず流れていく

ふとエルーの手がキリの手を振り解こうとする
しかし急な力にもキリはエルーの手を握り返し、離すまいと制する

「・・・・」

「・・・・」
「離してください・・・・」
「・・・・」
「もう耐えられません・・・」
「・・・・」
「もう消えてしまいたいんです・・・」
力なくエルーの口から出る弱音
それを黙って聞くキリ

「私が生き残らなければ・・・あなたと会ったときそのままトロイで消えていたら・・・
あなたを危険に目に晒すことはなかった・・・」
「・・・」
「私は何の役にも立てなかった・・・」
「・・・」
「こうやってキリさんに手をつないでもらって生かしてもらって・・・・
キリさんの動きを制限して・・・それでなんの役にも立てない」
「・・・」
「挙句の果てには敵の幹部に体を弄ばれて・・・・・・うっ!!!・・・」
エルーの言葉が心の中に湧き上がるさまざまな感情で詰まり
目からは涙が溢れ出る
「あんたは何を言ってんだよ・・・昨日の話はローズさんから聞いた。
あんたはその身を投げ出してまで俺らを助けようとしたんだろ」
「そうですよ!私が馬鹿だから!!・・・あいつらの嘘も見抜けずにこんな・・・こんな!!・・・」
エルーの頭に昨日の記憶が蘇る
「それはあんたがやさしいから・・・人を疑うことができないぐらいやさしいから・・・」
「やさしい?他人を疑わない?・・・ちがいますよキリさん・・・私は疑ってますよ・・・・
今日目が覚めたときからずっと・・・キリさん・・・あなたを・・・」
「・・・・・」
「いままでなんとか我慢できてましたけど・・・もう耐えられません・・・
男性の手に触れているだけで・・・・震えて・・・涙がでちゃうんですよ・・・」
「・・・・」
「キリさんがいい人だっていうことは分かってるのに・・・・
キリさんがいい人だって頭では思っているのに・・・・
心の奥底でキリさんがゼズゥのように私を襲うんじゃないかって・・・
そんな心配がよぎって手を・・・そして体を震えさせるんですよ・・・」
つないでいるエルーの手が震えているのをキリは今日ずっと感じていた
「・・・・」
「私は・・・体も穢れていれば・・・心も荒みきっただめな人間です・・・」
「・・・・」
「私は・・・・キリさんを疑ったままでキリさんの手に触れて生きるなんて耐えられないし、
キリさんだってきっと嫌になるはずです・・・・
他人から疑いや嫌悪の目で見られることのつらさは・・・
シスターである私が・・・・一番分かっていると思いますから・・・・」
「・・・・」
「世の中からトロイを消滅させるのには・・・キリさんさえいてくれれば十分なんですから・・・
この手を離して・・・私の夢をかなえてください・・・・」
963悲劇のシスター 14:2008/07/23(水) 23:27:22 ID:ywZA+KUb
しばらく沈黙の時が流れる・・・
静かでそして限りなく長く感じる空白・・・
キリはエルーの手を離してベッドから立ち上がった
「(それで・・・それでいいんです、キリさん・・・あなたの手で・・・きっとトロイを・・・)っ!!!」

キリは背後からエルーを抱きしめた

「絶っっっ対いやだ・・・」
「な・・・ん・・で?・・・・」
「あんたは間違ってる・・・」
「!!!・・・・な・・んで?・・なんで!あなたは私の気持ちを少しも分かってくれないんですか!!」
涙を流して激怒するエルー
「俺さ・・・いつも考えるんだ・・・トロイのない世界が実現したときのこと・・・
俺の横であんたが笑って・・・あんたが治療した人たちが笑顔であんたにお礼を言いに来て・・・
それにあんたが明るい笑顔で応えて・・・俺、きっとそんな光景を見たくてあんたに協力する気になったんだと思う
あんたのいない世界でトロイのない世界が実現したって、
あんたの墓の前で涙を流しながら人々がお礼する様を見たって、
しょうがないじゃんか・・・あんたが一番望んだ世界なんだろ
一番あんたが見たかった世界にあんたがいなくて何になるんだよ・・・」
「・・・キリさんの言ってることは分かります・・・でもキリさんには分からないんです!
こんな目にあった女の気持ちなんて!!」

張り詰めた空気の中静かな時間は流れる・・・
エルーは背中にキリの鼓動を感じていた
この沈黙の中でキリの鼓動がどんどん速度を上げている

『(キリさん・・・困ってるのかな・・・怒ってるのかな・・・・でも・・・私にはあなたといる資格なんて・・・
あなたと手をつないで生きる資格なんて・・・ないんですかr)』
「いやだ!!!」
沈黙がキリの声によって途切れる
「俺・・・あんたと初めて手をつないだとき・・トロイがなくなるまで絶対この手は離さないって誓った。
そしてあんたとこうやって過ごしていく中でその気持ちはさらにでっかくなって・・・
いつかこの手を離すときが来ても、あんたから離れたくないって思うようになった・・・
でも・・・・それはあんたにとって迷惑だと思ったから・・・俺はその気持ちを自分の中で押し殺してた・・・
そんな俺の気持ち・・・エルーだってわかってくれてないじゃん・・」
「キリさん・・・」
「確かに俺はエルーの気持ちは理解してやれないのかもしれない・・・
でも・・・俺にトロイを抑える力があるのなら・・・・
人を元気にする力があるのなら・・・
エルーの心も体も・・・俺が浄化する・・・俺が元気にする
俺が・・・エルーを助けたい・・・・」
「・・・・」
「俺じゃ・・・だめかな・・・」
慣れない言葉をキリはたどるように紡ぎだす
そんなつたない言葉もエルーの心にはダイレクトに響く

「・・・・・・・ごめんなさい・・・」
キリは否定されたのだと解釈した
「そっkk・・」
返事をしようと思ったがエルーの言葉は終わっていなかった
「やっぱり私は・・・あなたに助けてもらわないと生きられないみたいです」
「え?・・・」
「キリさん・・・私を助けて・・・くれますか?」
力なく泣き崩れる彼女をキリは力強く抱きしめた

そして涙で濡れる彼女を慰めるようにキリは唇を重ね、
そのまま2人はベッドの海へ沈んでいった


964名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 23:39:03 ID:ywZA+KUb
今日はここまで・・・
ストック使い果たした・・・
1000までに間に合うかしら・・・
965名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 00:25:53 ID:muSi4OWQ
ちょっ…またいい所で
966悲劇のシスター 15:2008/07/25(金) 00:09:04 ID:YnT5kXQB
ベッドの上で絡まりあう2人
「怖い?」
「ちょっと・・・でも・・・それ以上にうれしいです」
「そっか」
再び彼らは口づける
その顔の横では互いの手も抱き合う男女のようにまさに今の彼らのようにつながっている

キリはエルーの衣服に手をかけるとエルーの体がわずかに硬直する

「服脱がすよ」
「・・・はい」
片一方の手を繋ぎながら一枚ずつエルーの服を器用に脱がしていく
それにつれてエルーの白い肌が徐々に露出部分を広げていく
脱がす過程でキリはエルーの胸に触れる

「あっ・・」
胸に感じる優しい感触にエルーの口から声が漏れる
「エルーのおっぱい・・・やわらかいな」
「恥ずかしいですよキリさん・・んんんん・・」
キリの手はエルーに心地よさをもたらす
同じ事をされているのに昨日とは何もかもが違う

痛みと屈辱と絶望感を突きつけられた昨日
それに対して甘い羞恥と快楽と幸福感に満たされる今日

恥ずかしい部分、触られたくない部分を触られているのに
それが恥ずかしさと表裏一体の部分にある快楽を呼び起こして
エルーから悲鳴ではない
淫靡なあまい喘ぎ声を引き出す

キリの手が服の中に侵入してエルーの胸に直接触れる
「ふああ!!」
ダイレクトに感じる他人の手の感触

キリは器用な手で彼女の小ぶりな胸を揉みしだきながら
上半身を下着一枚にしてしまう

胸以外の白い肌がキリの前に晒される
「きれいだな・・・エルーって」
「あの・・そんなにじろじろみないでください・・恥ずかしいです」
顔をそらすエルーの身体を
「いや・・・ずっとみていたい」
キリはまっすぐみつめていた
「下着もとるよ」
胸を覆う下着をやさしく取り去ると
そこにエルーの余った手がさえぎるように覆う

キリはその手をやさしくつかむと静かにどけて固定する

白くきれいな丸みを帯びた身体とその中心で
二つ丸く膨らんでいる女性の象徴。そのひとつにキリは口づける
「ああっ!!」
キリは乳首を転がすように舌を動かし
両手をふさがれた状況でエルーはその舌の動きに身体をよじって喘ぐしかなかった

キリがエルーに与える刺激は彼女の細胞の活動を活性化させて
身体の異常な火照りと発汗を促し、そして呼吸も荒くなる
967悲劇のシスター 16:2008/07/25(金) 00:22:22 ID:YnT5kXQB
キリはエルーの手を封じていた手をエルーの股間に伸ばして下着の上から触れてみる

「だいぶ濡れてる」
「・・・やだ・・・」
言葉とは裏腹な表情で答えるエルー
「いや俺うれしいんだ・・・エルーが感じてくれてるのが・・・
俺、エルーの全てが見たい」
キリの言葉にエルーはコクっと頷いた

エルーに自分の足を掴ませて下半身も下着一枚にする
エルーの身体全体のラインが完全に表れ
スラっとした足、女性らしい丸いくびれが見て取れた
いつもだぶだぶしたシスターの服を着ているせいかいっそう細く華奢に見えるエルーの身体

キリは昨日もこの身体をみたはずだけれどもとてもそんな感想を持つどころではなかった
ボロ雑巾のようにズタズタにされた彼女を直視することさえはばかられた記憶

でも今は目の前にあのときと同じではあるけれど
背中の傷はまだ消えてはいないけれど
昨日と違って美しい彼女の姿がここにある
とても美しく輝く彼女の姿が

キリは静かに最後の一枚に手をかける
エルーが無意識に足を閉じようとするけれどその動きも愛らしい

きれいな部分、恥ずかしい部分、ちょっと変わった部分
全てがキリの前に曝け出される

キリは全裸のエルーとキスをして手を股間に伸ばし
やさしく敏感な珠を刺激する
「んんん!!ふ・・んん!!!」
触れ合ったエルーの口から甘くて熱い吐息がキリの口の中に流れ込んでくる
その吐息を再びエルーの口の中に戻すようにキリの舌がエルーの口の中に入り込み
エルーの口内のあちこちに触れ、そしてエルーの舌と絡み合う

口を離すと二人の間にだ液のアーチがかかる
それがプツリと落ちてエルーの唇の端に落ちる
「なんなんでしょうか・・・いままでこんなこと絶対しちゃいけないって・・・
イケナイことだって思っていたのに・・・・
キリさんとこうしてると・・・楽しくてしょうがないくらいです」
「俺・・・もっとイケナイ姿のエルーが見たいな・・・」
キリはエルーの中に指を埋めた

「ん!!!!」
まるで彼女の中を探るように動く指
奇妙で心地よい感触に、エルーの表情がうつろになる
その表情をキリは見つめていた
「ふあああ!!!・・・は・・・はずかしい・・」
自分の手の中でもだえる彼女を愛らしいものをみる穏やかな目で見つめていた

次第にエルーの中から水音が響きだしそれがエルーの羞恥心を更なる高みへと引き上げる
「エルーのアソコが小鳥のように鳴いてる」
「い・・いやあんんんん・!!!ああああ!!」

キリがエルーの中から指を引き抜くとその指はエルーの液できらきらと光っていた

「ほら・・・こんなに濡れてる」
エルーは恥ずかしさで顔を覆った

つづく
968名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 01:22:51 ID:WLWxLVM3
わくわくてかてか
969名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 15:51:01 ID:hmGj8SNM
なんだかもう悲劇じゃなくていい感じ
970名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 21:39:07 ID:SdAlStIG
「それじゃあ準備もできたし俺も脱ぐか」
キリが言った瞬間に急に起き上がったエルーに押し倒される
「うわっ!!・・・なんだよ?」
「あ・・・あの・・・私がキリさんの服を脱がします・・・
な・・・なんでか分からないんですがそうしたいんです」
「ああいいよ」
顔を赤らめながら若干テンパるエルーにキリはさらっと返した
「ただし・・・俺その間エルーのおっぱい触ってるから」
「へっ?・・・」
キリの視点からは重力にしたがっていつもより体から突き出しているエルーの胸が見える
それを掴むと宙に浮いたさらにやわらかい胸の感触がある
「うああ!!」
「えへへへ・・・やわらかい」
「もう!・・・キリさんのエッチ!・・」
キリの愛撫に震える手でエルーは一枚ずつ服を脱がしていく

上半身を脱がすと男性のがっしりとした胸板がある
そしてキリのズボンに手をかけてゆっくり脱がす
その下にあるキリの下着は膨れ上がっている
そこに何があるか・・・そうよく知っている
昨日自分を絶望に叩き落したものだ・・・
トラウマを振り払うように
覚悟を決めて下着に手をかけてそれをずり下げる

ひょっこり男性の象徴たるものが自分を押さえるものから解放されて天に向けて起ちあがる
一瞬たじろぐエルー
しかしキリの顔と分身を交互に見てみる
愛する人の身体とつながっていると思うと男性の象徴もとても愛らしいものに見えてくる

「・・・なんかかわいいですね」
「はあ?!・・・か・・・かわいい?!!・・・う〜ん・・・なんか男としては馬鹿にされた気分なんだが・・・」
「そんなつもりはないですよ・・・キリさんのだからこそ愛せる気がします」
エルーはキリのものを掴むと実の息子を撫でるようにやさしく擦る
「うおっ!!」
急所に感じる刺激にキリが声をあげる
「なんかさらに硬く大きくそして息づいてきてますよ!」
エルーがその細い手でキリの分身を上下に扱く
「うあああ・・・・」

「本当にごめんなさいキリさん・・・あなたの気持ちを全然分かってあげられなくて・・・
でもこれからは・・私でよければ、キリさんがよろこんでくれることたくさんできるように
がんばりますから・・・」
エルーはそういうと手を止めてキリの分身をその口で咥えて扱きだす
いきなりのエルーの行動にキリは対応できない
「うわ!・・・ちょ・・・・っと!!・・・まっ!!・・て!・・あああ!!!」
エルーの最大限の奉仕に言葉もまともに出せないキリ
キリの分身がどんどん元気になってくるのが口で直接感じられて
そのことでさらに奉仕の度合いが強くなる
「あああああ!!!・・もう・・・!!・・・ああああああ!!!」
「っ!!!・・」
2人の動きが同時に止まった

「あああ・・・」
「・・・」

キリは耐えられずエルーの口内に発射してしまった・・・
エルーの口内に生暖かい液体の感触が広がる
それと同時にキリの分身は小さくなっていく
971名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 01:18:09 ID:o7j4kJcg
「はあ・・・はあ・・・・はあ・・・エルー・・・はやく・・洗面所いって・・吐いてこよう」
キリは身体を起こして息絶え絶えにエルーを促すがエルーは動かない
ずっとキリの分身を咥えたまま静止している

「おい、エルー・・・」
『ごくり』
キリが再び呼んだ瞬間、エルーの喉が波打つ
「ぐっ・・・はあ〜〜〜〜」
エルーはキリが放出したはずのものを少しも出さずにキリの分身から口をはずして
大きく口を広げた
「おいおい・・・わざわざあんな旨くもないもん飲まなくても・・・・」
「いいえ、いいんです。キリさんのなら何でも愛せる自信があります。
それにキリさんのを飲んだらフレアの能力が得られるかもしれないじゃないですか
いまから体を離してみますか?」
「・・・・あほな事いうなよ・・・そんなことはまったく根拠がないし
第一そんなことになったら俺がシスターたちに襲われまくらにゃならんだろうが」
「いやなんですか?」
「いやじゃねえけど・・・多分そうなったら何もかも吸い尽くされて死ぬ・・・・
って、ああ!!あほな事考えさせるから萎えちゃったじゃん!!」

「フフ・・・じゃあもういちど失礼しますね」
エルーはキリの前に跪いてキリの分身を再び嘗めて触れて刺激する
その姿はまるで餌を食べる猫とそれを撫でる飼い主のよう
その光景がお互いの征服欲、被征服欲を刺激し、気分の高まりを促す

キリの分身は即座に起ちあがり、徐々に血が流れ込んで成長していく

エルーにとって慣れない事ではあるけれど一生懸命に愛するもののため
アイスを懸命に嘗める子供のように無邪気に陰茎に挑むエルー
好きな人が自分の陰茎を懸命に咥えてがんばる姿が愛らしくて仕方がない
そんなエルーの髪をキリはやさしく梳いた

「ありがとう、エルー、もういいよ」
エルーは頷いて程よく元気になった分身から口を離すとキリと向かい合い
『チュッ』
始まりの合図とでも言うように音を立ててキスをした
「キリさん・・・」
「ん?」
「中には出さないでくださいね・・・私が身重になっちゃったら生活が大変になっちゃうから・・・」
エルーは明るく言った
がキリはその笑顔の裏にある暗い影を感じていた
「ああ、分かった」
だが彼は素知らぬ顔で平然と回答した

キリは陰茎をエルーの膣口に宛がう
「いくぞ」
「・・・はい」
エルーはうなずく

「んん!!」
確かめるようにゆっくりとエルーの膣壁を押しのけながら
徐々にキリの陰茎は奥へと進んでいく
最奥まで到達すると2人は安堵の表情をうかべて微笑みあう
「うごくよ」
「はい」



972悲劇のシスター 19:2008/07/27(日) 09:13:37 ID:o7j4kJcg
キリはゆっくりエルーの中で動き出す
「ううう〜」
「んあああ!!」
動きにあわせて2人の性器が擦れあい
それによって生まれるキリの低い喘ぎ声と
エルーの高い喘ぎ声

最初は痛いぐらいの感覚だったものも
時間が経つにつれ滑らかになっていき、二人に更なる快楽をもたらす
それは日ごろのトロイをこの世から消滅させる使命感や
ガゼルに襲われる危険を一瞬でも忘れさせてくれる

「じゃあ今度は上になって」
「えっ?」

キリはエルーの身体を起こして自分は横になる
「動いて・・エルーが主体になってするんだ」
「・・・は・・はい」
エルーは競馬の騎手のように前かがみになって腰を振り始める
最初はゆっくりと・・・そして中にいるキリを確認しながら徐々に速度を上げ
キリの上でトランポリンのように跳ねる

キリはおもむろにエルーのくびれた腰をつかみ
エルーが身体を落とすタイミングにあわせて思いっきり下から突き上げる
「!!!あああああ!!!」
エルーが空に向かって叫ぶように思わず身体をよじる
下からの激しい責めにエルーの口の端からだらしなく液体がでる

キリは身体を起こして繋がったままエルーに口づける
上と下で激しく繋がる2人
上では熱い吐息であふれ
下では熱い愛液であふれ
そして互いの癖のある髪を撫であった

唇を離した後も2人は近い距離で互いの顔を見つめあう///

普段は見ることがない・・・いや、誰にも見せて事がない
うっとりした緊張感のない顔で・・・

キリはエルーを寝かせる
腕をエルーのひざの下に入れて持ち上げ開脚させる
足を広げられる羞恥と互いの性器の密着感がエルーの気持ちを高揚させる
キリが動き始め、その速度は徐々に速くなっていく

部屋中が暑くなりそうな激しい行為
その激しさにしたがって大きくなるエルーの声とキリの表情のゆがみ
「エルー・・・!!俺!!・・もう・・・いく・・!!」
「わたしも!!・・・で!・・・す!・・・キリさん!!」
「うあああああ!!!!」
「あああああああ!!!!!」

キリの分身は解放されたように思い切りエルーの中に精を放った

973悲劇のシスター 20:2008/07/27(日) 09:54:09 ID:o7j4kJcg
「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」
2人は目を瞑って、達した快楽に浸った

キリが目を開けるとエルーの目が涙であふれていた
「どうした?・・・何か悪かった?」
心配そうに問いかけるキリ
エルーは首を横に振った
「違うんです・・・私、ほんとに今日目が覚めたときから死にたいって思ってた・・・
どうしたらあなたから手を離して消えることができるか・・・そんなことばっかり考えてた・・・
でも今は違う・・・なにがなんでも生きていたい・・・あなたと一緒に生きていたい・・・
トロイをなくして・・・好きなことやって・・・あなたと生きていければ最高って・・・
考えられるようになりました・・・・・ありがとう・・・・ございます・・・」

「礼を言うのは俺の方だよ・・・エルーのおかげでみんな助かったし
エルーとひとつになってとっても気持ちよかった」
「私もです・・・あなたとひとつになれて・・・気持ちよかったです・・」
「エルーはエッチだな」
「キリさんこそ」
「・・・はは・・・ハハハハハハハ!!!」
「フフフ・・・ハハハハハハ!!」
2人は大笑いした

「ハハハハ・・・・!!!!ってキリさん!!そういえば思いっきり中に出しちゃってるじゃないですか!」
「・・・ん?・・そういやそうだな」
「なななななんてことしちゃうんですか!中はだめって言ったのに・・・」
「まあいいじゃん、出来ちまったら出来ちまったで。
俺手が器用だしエルーと子供ぐらいは養えると思うぞ」
「い・・・いや・・そうじゃなくて・・・子供が出来ても・・
それはあなたの子とはかぎらないんですよ・・・ひょっとしたらあいつの・・・」
エルーの言葉が途切れて、ばつが悪そうに視線をそらす
エルーの脳裏に蘇る昨日の屈辱と事後に残ったゼズゥの生暖かい精液の感覚

目が覚めてからずっとエルーは悩んでいた・・・隠れ家にいるときも
隠れ家からタームに帰る間もキリの家に帰ってからも

もし妊娠していたら・・・

この心配がエルーの生きる意欲を確実に奪っていた
好きでもないどころか自分を犯した相手の子など生みたくはない・・・
しかし生まれてくるかもしれない子には罪はない・・・
せっかくこの世に宿った命を自分の感情で消す権利などあるのだろうか・・・
人を救う存在であるシスターが自分のお腹に宿った命を消すことが正しいのか・・・
自分の感情と倫理観の中で考えて、思い悩んで、苦しんで・・・
そして出した結論が
『屈辱の記憶とともに自分の存在を消すこと』
もしかしたら誕生したかもしれない生命を消すことへの罪滅ぼし
これ以外の回答にはたどり着けなかった・・・

悲しい表情をするエルーにキリはさらっと回答する
「はははは、馬鹿だな〜エルーは・・・俺とエルーが好きで身体を重ねて
エルーに子供が出来たんならそれは俺の子供だろ〜」
「!!!」
涙の残るエルーの目の底からさらに涙があふれる

誰からも望まれない・・・・母親となる自分すら歓迎しないかもしれない命・・・
しかしキリはそれを受け入れると言ってくれた
心の奥底にある氷が音を立てて崩れていく気がした
974悲劇のシスター 21:2008/07/27(日) 09:57:01 ID:o7j4kJcg
「さあ今日は今まで疲れたから夕方まで寝よう
手は俺が結んどくから」
「(そういえばすごく疲れた気がする
ほんとに・・・ほんとに悩んだから・・・)・・・はい」
服を着ようかとも思ったがもう疲れてしまったし、
なにより同じ空間にいるのは全てを曝け出せるこの世でたった一人の男(ひと)
なにも気兼ねする必要はないだろう
静かにエルーは生まれたままの姿で眠りに落ちた

キリも手を結んで固定すると
「おやすみ」
エルーの頬にキスをして倒れるように眠りについた







975名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 09:59:20 ID:o7j4kJcg
「キリ〜何してるの〜もうご飯の時間よ〜」
ミンクの声と足音が近づいてくる
「(・・・ん?母ちゃんか?・・・ていうかいま真っ裸じゃん!!
隣にはエルーも・・・あれ?)」
エルーは掛け布団をかぶって寝ていた
「(・・・俺も掛け布団かぶろ・・・)」
キリはあわてて掛け布団をかぶった
その瞬間にドアが開く
「何やってんの?もうご飯の時間だよ」
「あ・・ああ・・今行くよ」
「エルーちゃんおきてる?」
「はい、起きてます・・・すぐ行きますから」
明るいエルーの声を聞くと安心したようにミンクは部屋を立ち去った

「おいエルー」
キリが呼びかけるとエルーも体を起こす。服は着ていなかった
「ほんと危ないところでした」
「ああ・・ほんとだよ・・・こんなの母ちゃんに知れたら何を言われるか・・・」
考えただけでもぞっとする・・どれだけ肩身が狭くなることか・・・
「よかったですね・・・・っ!!!」
急にエルーの顔が青ざめる
「どうした?エルー」
「な・・・なんか・・だれかに見られてる気がします・・・」
「はあ?んな馬鹿な・・・」
エルーは振り返って窓の外を見る
それに従うようにキリも窓の外を見る
「ゲッ!!!」
通りの向かいの家の屋根の上に1人の人間がしゃがんでこっちを見ている
髪が異常に長いその人物

・・・スイだ
裸の背中を外に向けてるエルーと目が合う
その横に裸のキリの存在も確認すると
『ニィ』
口の両端が持ち上げ奇妙な笑みを浮かべるスイ
そして意気揚々と屋根から飛び降りた

「・・・・い・・・いかん!きっとあいつこれをネタに勝負しろとか無茶言ってくるぞ!
エルー!!今すぐ荷物まとめてここを出よう!!」
キリは突如として慌てふためきだす
「はあ〜〜〜〜・・・・」
エルーはキリのテンパリぶりとキリ以外の人間に裸を見られたショックでため息をつくと
「もう私は疲れました・・・寝ます・・・」
また布団に横になる
「ぎゃああああ!!!寝るな!!早くしないと!!!」
『ピンポ〜〜〜〜〜ン』
「キリー!スイちゃんが遊びに来たわよ〜〜」
「ぎゃあああああああ!!!!!!!」

キリにとっての悲劇が始まろうとしていた。

おわり



実力不足露呈
お目汚しすいませんでした(汗)
976名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 10:15:56 ID:wKXTOyH4
朝からありがとう
グッジョブ!!!!!
977名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 16:41:06 ID:v+rAwVv2
   _、_
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) グッジョブ!!
フ     /ヽ ヽ_//
978名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 22:08:41 ID:v7GkDLjd
979名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 22:09:53 ID:w2jsb8R3
次スレは>>980だっけ?
980名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 18:56:56 ID:q/gNT0r0
とりあえず立てといたけどよかっただろうか
【古味直志】ダブルアーツinエロパロ板 第2話
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1217325352/
981名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 00:21:44 ID:R342IMhg
>>980
GJ! GJ! GJ!
982名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 04:29:38 ID:vCNmkyqk
>>980
お疲れ様です。GJ!
983名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 01:53:46 ID:OcR/30qq
ume
984名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 21:37:44 ID:wyhHuBSW
東京湾に埋めますよ
985名無しさん@ピンキー
すっかり寂れてしまったのう