◆【マテパ】土塚理弘作品総合 6指目【バンブー】◆

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1名無しさん@ピンキー
土塚理弘氏の漫画の総合エロパロスレッドです。
マテリアル・パズルやBAMBOO BLADEのエロ全般を扱います。
小説のみならず絵師さんの活躍なども大歓迎です。
やおいものやグロ描写のきつい作品は対象外です。
荒らしや煽りなど、スレッドの進行の妨げになるレスは華麗にスルー。

●過去スレ
【マテパ】土塚作品総合 5指目【バンブーブレード】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1195654694/
【マテパ】土塚理弘総合エロパロ4指目【バンブー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1151590522/
【マテパ】土塚理弘総合エロパロ3指目【バンブー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131114856/
〜マテリアル・パズルのエロ小説〜 2指目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1104670126/
〜マテリアル・パズルのエロ小説〜
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053234874/

●関連サイト
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

土塚理弘作品系スレ ログ保管庫
http://totsuka.nomaki.jp/
2名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:51:18 ID:KuwEZ1rq
剣道は韓国が起源です
3名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 00:00:18 ID:ce+g6ffg
>>2
失せろチョン。
4名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 08:17:55 ID:YT0zM6Nl
>>1
超覇導天武刻輪連懺乙!
5名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 08:20:22 ID:Z8VxoNu5
>>1
乙!超乙!
6名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 13:00:15 ID:JXcFIxIU
>>1乙!
7名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 13:28:53 ID:V/unw2yn
前スレコジキリGJ
アニメは色々つら過ぎる
8名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 13:37:13 ID:Z8VxoNu5
前スレ>>998
GJ!!!!!!
9名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 16:03:01 ID:K1dtR/L1
おおエロい
10名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 21:21:29 ID:xmLNW5J+
前スレの人乙

できればこっちにのっけてほしかった
11名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 23:08:50 ID:cE+53N1r
最後にいいコジキリきたなー
前スレの方GJ

>>1も乙!
12名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 23:09:07 ID:I/4HbfcG
ユージ×キリノ
キリノ×ユージ
サヤ×ユージ
ユージ×サヤ
ユージ×さとりん
ユージ×タマ
コジロー×キリノ
コジロー×ミヤミヤ


さてどれが一番良いか
13名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 23:22:55 ID:H4uykxAq
うざい死ね!
14名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 23:43:14 ID:gmfJbU1g
>>12
ユージは受けだろ…性格的な意味で
15名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 23:51:12 ID:vNIHJxSj
ユージ×タマ×さとりん×ウラ×凜
16名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 00:44:52 ID:aGhUvUYm
ユージ×外山
17名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 01:44:21 ID:QqsNczkS
コジロー×タマだな
18名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 01:50:22 ID:66Y8IYp+
>>15
さすがのユージでもそれは壊れるぞ
19名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 07:19:35 ID:2UPvadsc
みやみや×外山



のSSを密かに考えてたり…
20名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 09:03:00 ID:zoT3diyL
ユージ×岩堀だろ常考…
21名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 13:00:21 ID:MM40ZF4B
今日の見たら案外ユージとさとりんとタマの3Pもアリな気がしてきた
22名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 14:37:20 ID:qx7ZB9yz
>21
俺もそれ希望
この3人の三角関係はいいかも
さとりんが川添道場に通ってる設定とかも見てみたい
23名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 06:12:41 ID:M96SAUqa
微エロだか非エロだか、ぎりぎり判断つかんが……
ちょいと投下させてもらいます
24ユージ×タマ……?1/5:2008/03/26(水) 06:14:26 ID:M96SAUqa
 いつものようにユージくんと帰っていると、急な雨に降られた。
 たまたま今日は寄り道していたから、距離的にはあたしの家が一番近い避難場所で……けれどどうにか門を潜った時には、あたしもユージくんも全身びしょ濡れだった。
 ……折り畳み傘くらい、鞄の中に忍ばせておけばよかった。
「うわー、やみそうにないね、これは」
 玄関の軒先で髪についた雫を手で払いながら、ユージくんが空を見上げて言ってくる。確かに、ちっともやみそうにない……どころか、なんだか遠くで雷まで鳴ってるような気がする。
 とりあえずタオルを持ってこようと家の中に上がって(ユージくんは床が濡れることを気にしてか、靴も脱がずにその場で待ってる)、居間まで来たところで。
 テーブルの上の書置きに気付いた。
 タオルで手を拭いてからそれを取り上げると、もちろんお父さんの書いたものだった。
 ……今日はちょっと遅くなりそうだから、夕飯は済ませておいていい、って。
 また町内会の付き合いかなにかかな、とか考えながら、タオルを持って玄関まで戻る。ユージくんは盛大にくしゃみをしていた。
 ……あれ、震えてる?
「あ、ありがとタマちゃん」
 けれどあたしの顔を見るやいつもの笑顔でそう言って、あたしが差し出したタオルを受け取った。やっぱりその場で頭を拭き始める。
 ……あたしだけが家に上がって、ユージくんが上がらずに土足のまま、という状況は流石にどうかと思って、あたしは思わず声をかけた。
「ユージくん、上がらないの?」
「ん? でも俺、靴の中まで濡れちゃってるんだけど」
 それを言うなら、あたしが既に濡らしちゃってるんだけどな、床。
 そう告げると、ユージくんはそれでもやっぱり少し考えた後で、
「じゃあ、お邪魔します」
 そう言って、やっと靴を脱いだ。
 掃除は後で手伝うから、と、もちろん付け足した。
25ユージ×タマ……?2/5:2008/03/26(水) 06:15:29 ID:M96SAUqa
 ……洗面所に来たところで、あたしはとんでもないことに気が付いた。
 鏡に、前に立つあたしとユージくんの姿が映ってる。いつの間にか随分と身長に差が開いてしまったけれど、それは今はどうでもよくって。
 よく考えたら当たり前のことだったんだけど……あたしの着てる服、透けてる。もちろん濡れてるせい。
 下着も丸見えだった。着替える時とか、嫌でも他の女子部員と比較してしまう、小振りな下着。更によく見たら、その中にあるものまでうっすらと……
 慌てて両手で覆ったけど、どう考えても後の祭りだ。顔がもの凄い勢いで熱くなっているのを自覚しつつ、ユージくんの方をちらりと見る。
「あ、タマちゃん、ドライヤーこれだよね?」
 ……あたしの方を見てなかった。
 というか、今ここでいきなり透けたわけじゃないんだから、ユージくんもとっくに気付いてたはずなんだけど……今の今まで、そんなことおくびにも出さなかった。教えてくれても良かったのに。
 それとも……別に、大したことじゃない、と思われてたのかな。
 あたしの下着とか……別に、見たってなんにも感じないのかな。
 ユージくんに背を向けて、腕の隙間から自分の胸に視線を落とす。
 ……ちっちゃい。
 とっくにわかってたことだけど、ちっちゃい。
 ……先輩達の言ってた「せっくすあぴーる」っていうのがどういうことなのかはよくわかんないけど、とにかくちっちゃいと、男の人の興味を引きにくい、らしい。
 前に先輩や宮崎さんから、東さん共々聞かされた話を思い出した。確か、その時先輩達は……
26ユージ×タマ……?3/5:2008/03/26(水) 06:16:14 ID:M96SAUqa
(ユージくんくらいの男の子なら、普通は年上の女の人に憧れるもんだよねー)

 本人から直接聞いたわけでもないのにどうして断言できるのかよくわかんなかったけれど、とにかくそういうものらしい。すぐ傍で聞いてた先生も別に否定してなかった。
 で、胸がちっちゃいと、そういう「年上の女の人」っぽさっていうのは、あまり出せないみたい。
 つまり……あたしの胸なんて見ても、ユージくんはどうとも思わない、っていうことになる、のかな。
「タマちゃん、ほら、頭乾かさないと」
 頭の上でカチッという音がして、熱風が後頭部の辺りに吹きつけられた。ユージくんがあたしの背後に立ってドライヤーのスイッチを入れたらしい。
 ……位置的には、ほんの少し前を見れば、鏡に映ったあたしの姿が見えるはず、なんだけど。
 ユージくんはあたしの髪を乾かすのに夢中になってるみたいで、ちっとも気付いてない。
 ……なんだか、悔しくなってきた。日頃からユージくんはあたしを妹みたいに扱ってるけど、年齢はあたしもユージくんも一緒だ。
 なにより……あたしだって、ちゃんと成長してるんだっていうことを、証明したくて。
 あたしは……隠すために上げていた腕を、恐る恐る下ろした。
 ……やっぱり、まだ濡れてる。つまり、見えてる。下着も、その下も。
 恥ずかしくて、また顔が熱くなってきた。鏡に映ったあたしの顔は、なんだか滑稽なくらい真赤になってる。
 だけど。
「……あれ、タマちゃん? もしかして、寒いの?」
 身体を強張らせてるのを全然違う意味に解釈したのか、ユージくんはあたしの姿を見下ろしながらそんなことを言ってきた。
 そして、そこでようやく思い出したように、
「あ、そっか。頭より先に着替えた方が良さそうだね」
 やっぱり、気付いてたんだ。だったら当然、見たはずなのに……どうしてこんなに落ち着いてるんだろう。
 更に悔しさがこみ上げてきた。なんだかこのまま退いてしまったら、あたし一人の完敗のような気がしてしまう。
「ユ、ユージくんっ」
 自分でもよくわからない衝動に衝き動かされて、あたしは思わず口走っていた。
「お、お風呂入るっ」
27ユージ×タマ……?4/5:2008/03/26(水) 06:17:01 ID:M96SAUqa
「うん。じゃあ、入ろっか」
 ……一瞬、なにを言われたのかよくわからなかった。
 けれどユージくんは呆然としてるあたしには構わず、浴室に入っていってしまう。
「あ、流石にお湯は張ってないか……じゃあタマちゃん、とりあえずシャワーだけでも」
 まだ返事ができないでいると、やがて浴室の方からお湯の流れる音と湯気が漂ってきた。
「タマちゃーん? これ、シャワーと一緒にお湯出せるよね?」
「え? あ、う、うん。出せるよ」
「じゃあ、お湯が溜まるまでシャワー浴びてようか。えーっと石鹸は……」
 ……言い訳無用とばかりに、入る気満々だった。
 ………………どうしよう。
 でも、あたしから言い出したことだし……ユージくんは既に準備完了してるみたいだし……
 それに……さっき感じた悔しさは、まだ胸の中に残ってる。
「…………うん」
 意を決して、あたしは服を脱いだ。タオル一枚で身体の前を隠して、浴室へと足を踏み入れる。
 そして……
「……あれ?」
 そこに立っていたユージくんの姿を見て、動きを止めてしまった。
「ユージくん……服着たままお風呂入るの?」
 長い付き合いだけれど、そんな習慣があるなんて知らなかった。
「へ? いや、入るのはタマちゃんでしょ?」
「…………えっ?」
 言葉が続かない。どういうことだろう……?
「ほら、ここ座って。洗ってあげるから」
 ……………………えー…………
28ユージ×タマ……?5/5:2008/03/26(水) 06:17:36 ID:M96SAUqa
 ……結局、あたしはユージくんにほぼ全身を洗ってもらい、それが終わる頃には浴槽にもお湯が溜まっていた。
 あたしが肩までしっかりお湯に浸かるのを見届けたユージくんは、「ちゃんと百まで数えるんだよ?」と念を押して、そのまま浴室から出て行った。洗濯と床の掃除をあたしがお風呂に入ってる間に済ませておくつもりらしい。
 …………なんだか、納得がいかない。

 ちなみに、あまり身体を拭いてなかったユージくんは、洗濯と掃除を終える頃にはきっちりと風邪をひいていた。
 もちろん家に帰ることなんてできず、客室で寝ていたところを帰ってきたお父さんに見つかり、一騒動あったんだけど――それは別のお話。
29ユージ×タマ……?:2008/03/26(水) 06:18:37 ID:M96SAUqa
というわけで、終わり
お目汚し失礼
30名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 07:07:18 ID:P1B58CTI
GJ!
ほぼ全身ってタマちゃん拒絶しなかったのかww
31名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 07:39:10 ID:n8xuwH1L
なんかすっごく和んだw
ユージとタマの微妙な雰囲気が大好きだ!
32名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 09:21:15 ID:FH0HZ84M
仏じゃあ……!!
生き仏さまがここにおる……ッ!!!

GJ! ユージwwwwwww
33名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 12:40:15 ID:LyFMVv67
               . -―- .      やったッ!! さすがUG!
             /       ヽ
          //         ',      おれたちにできないことを
            | { _____  |        平然とやってのけるッ!
        (⌒ヽ7´        ``ヒニ¨ヽ
        ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′     そこにシビれる!
        /´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {.  ヽ     _ _      あこがれるゥ!
         `r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ )  (  , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
         {(,| `'''7、,. 、 ⌒  |/ニY {               \
           ヾ|   ^'^ ′-、 ,ノr')リ  ,ゝ、ー`――-'- ∠,_  ノ
           |   「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
    , ヘー‐- 、 l  | /^''⌒|  | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
  -‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ  !‐}__,..ノ  || /-‐ヽ|   -イ,__,.>‐  ハ }
 ''"//ヽー、  ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿!  , -===- 、  }くー- ..._
  //^\  ヾ-、 :| ハ   ̄ / ノ |.  { {ハ.  V'二'二ソ  ノ| |    `ヽ
,ノ   ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<.  /  |.  ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ
/    <^_,.イ `r‐'゙ :::ヽ  \ `丶、  |、   \\'ー--‐''"//
\___,/|  !  ::::::l、  \  \| \   \ヽ   / ノ
34名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 19:13:23 ID:XW4FTPI3
なんというUGQwww
GJ!
35名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 19:52:32 ID:+gVzxgUA
なんというフラグクラッシャー。こんなクラッシャーはキョン以来だ。
36名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 21:56:50 ID:a9WOamr3
妹とか保護者とかってレベルじゃねーぞww
なんかもうペット扱いだなwww
37名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 22:41:47 ID:tMO3L+2w
菩薩だねw
38名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:11:49 ID:ge5+Y1Oe
少々時期尚早だが近本ものを予約しておく
39名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:40:44 ID:2HgGqGMZ
リンがウラに負けて目標を失った岩堀が
ヤケになって近本を組み伏すんですね!わかります!
40名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:49:24 ID:n8xuwH1L
ユージと近本がまともな人間同士仲良くなってその様子を殺意の篭った瞳でさとりんとタマちゃんが見るんですね!わかります!
41名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 16:48:47 ID:QXhJQaEr
ユージにはタマちゃんが居ますよね!わかります!
42名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 16:56:16 ID:yvUrrcEq
すまんが、前スレのログいただけんだろうか
保管庫も最近更新してないみたいだし
43名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 18:08:47 ID:i2Cnbj8E
バンブーブレードの人間関係ってどうなってんの?
最近読み始めたからあんまり分からん
教えて、エロいヒトたち!
44名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 18:32:02 ID:CqS5kFGr
>>43
今すぐ7.5巻を買ってくるんだ
45名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 18:52:06 ID:1G92judt
>>43 とりあえず、ダンくんとミヤミヤがラブラブというのはわかるな?
46名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 19:07:00 ID:rjHfBRFo
>>43
ダンとミヤミヤがカップル
他は貴方の想像に任せます
47エロい人:2008/03/27(木) 19:51:27 ID:UAtEafQz
●ダン━「恋人」━○ミヤミヤ━「ストーカー被害者(ミ)と加害者(レ)」━○レイミ
           ┃
         「主(ミ)と犬(サ)」
           ┃
         ○サトリ━「竹刀で語り合い興奮(ユ)と赤面(サ)した仲」━●ユージ
                                        ┃
「幼馴染。間接キス、無意識に頼り(タ)庇う(ユ)仲。しかしユージはタマキに恋愛感情を抱いていない」
                                        ┃
●石橋先輩━「タマキを見た石橋『今すぐやらねえともう俺収まりつかねえや』」━○タマキ
                                        ┃
「タマを初めて見た時コジロードキドキする。川添道場でコジロー褒められた時タマキ微笑む」
                                        ┃
  ○吉河先生━「スーファミで対戦をする(おそらくコジローの家?)。同僚」━●コジロー
                                        ┃
「度々心中がシンクロする。肩揉みする位のスキンシップ。川添道場でコジロー褒められてキリノにこにこ」
                                        ┃
○サヤ━「『キリノ、キリノ、キリノ!』(サ)『あんたもかわいいよ』(キ)」━○キリノ       
48ズレ杉だろうorz:2008/03/27(木) 19:58:11 ID:UAtEafQz
●ダン━「恋人」━○ミヤミヤ━「ストーカー被害者(ミ)と加害者(レ)」━○レイミ
            ┃
         「主(ミ)と犬(サ)」
           ┃
         ○サトリ━「竹刀で語り合い興奮(ユ)と赤面(サ)した仲」━●ユージ
                                        ┃
「幼馴染。間接キス、無意識に頼り(タ)庇う(ユ)仲。しかしユージはタマキに恋愛感情を抱いていない」
  ┃ 
○タマキ━タマキを見た石橋曰く「『今すぐやらねえともう俺収まりつかねえや』」━●石橋先輩
  ┃ 
「タマを初めて見た時コジロードキドキする。川添道場でコジロー褒められた時タマキ微笑む」
  ┃                                      
●コジロー━「スーファミで対戦をする(おそらくコジローの家?)。同僚」━○吉河先生
  ┃                                      
「度々心中がシンクロする。肩揉みする位のスキンシップは当たり前。コジロー褒められてキリノにこにこ」
  ┃                                     
○キリノ━「『あんたもかわいいよ』(キ)『キリノ、キリノ、キリノ!』(サ)」━○サヤ
49名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 23:41:53 ID:/9qFfylJ
>>42
へーい、でももう居ないかな?
ttp://ranobe.com/up/src/up263996.zip
50名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 04:04:54 ID:JFvMBjUF
>>49
PCつけたまま力尽きてた
ありがとう!
51名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 08:03:28 ID:yYahXHBD
>>47
さすがエロい人だぜ!
5243:2008/03/28(金) 22:28:39 ID:w/4UUYFg
ありがとうエロいヒト!
てっきりタマとユージって意識し合ってるもんだと勝手に思ってたが
全然違ったな
53名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 09:07:08 ID:6cajWGs/
しかしまあ、フラグのないサヤはエロパロ的に不憫だ
……本編でも活躍なくて不憫だけどw
54名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 10:36:58 ID:aOj9KkQB
いやサヤはどうにかできるんじゃないかな…かな、と思うんだけど。
むしろミヤコジの難しさに舌を巻いている。やっぱりダンくん侮りがたし。
55名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 15:06:35 ID:jFSq9lFE
コジローとサヤだったらまだフラグがあるほうか?
56名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 21:30:11 ID:UEgkdfvS
ないね
別に二次創作はフラグなんか必要としないと思うが
まああるにこしたことはないけど
57名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 22:39:02 ID:AxqHGJr8
ムリヤリでもいいから原作との整合性取ってくれた方が気持ち入るし行間も読み易いんだよね
58名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 23:12:09 ID:3qx9jGud
空気を読まずにマテパネタで投下します
なんか今月のアクアが可愛かったとか、某所のMADがすごかったとかで
マテパ熱が再燃してきたんだ…

時間軸としては2章〜3章間。3章どうなるかわかんないからけど、まあその辺は想像で。
カップリングはミカゼ×アクアで。
59パキ島へ:2008/03/29(土) 23:13:15 ID:3qx9jGud
「ねえ、ティトォ、プリセラ。今から少しの間だけ、あたしのことひとりにしてくれないかな」
夢の樹の上で、アクアは少しだけ言いづらそうに切り出した。

"アトラム大陸南西に位置するパキ島にて決戦を行う ティトォ アクア プリセラは30日以内に来られたし"
女神の国からの文を受け、"TAP"がメモリアを出立してから3日。TAPと仲間たちを乗せた海竜グノキングは、パキ島へと向かっていた。
グノキングの殻の中に作られた船室で、ミカゼは一人眠れずにいた。
これがきっと、最後の戦いになる。パキ島で待つ三大神器を打ち負かし、星の存在変換を食い止めななけらばならない。
しかし、時間がなさすぎる。ミカゼに託された禁断五大魔「命七乱月」は、まだ使い方すらわかっていないのだ。
禁断五大魔「ゴッドマシン」を持つグリンが再び時の眠りについてしまった今、自分がこの決戦に勝つための「鍵」だと言うのに
その自分は一体何をすればいいのかわからない。
ミカゼがそんなことをぐるぐる考えていると、船室のドアがコンコン、とノックされた。
ミカゼが起き上がる暇もなくドアが無造作に開け放たれる。
ミカゼは扉の方を見るまでもなく、誰が入ってきたかわかった。平然をこういう不躾なことをするやつは、ひとりしかいない。
ミカゼが入り口に顔を向けると、だぼだぼの青い服に身を包み、長い髪を二つ括りにした小さな女の子がいた。
「んだよ、アクア」
「よっ、ミカゼ。入るよ」
もう入ってんじゃねーか、と言うツッコミは心の中だけにとどめておく。

戦う決意を新たにしたティトォを筆頭に、
ミカゼ、リュシカ、サン、ジール・ボーイ、シシメらもパキ島での決戦に向け意気込み十分!とメモリアを発った。
しかしそのわずか2日後、ティトォは体調を崩して死んでしまった。
マージ島でのヨマ戦から疲れを癒す間もなく行動することになったこと、さらに出発前夜のバレット王との暴飲がたたり、
おまけにグノキングの不衛生さも相まってそれはもうアッサリポックリお亡くなりになってしまった。
そして存在変換が起こり、アクアが出てきたのだ。
まあ、マジックパイルを会得した今、誰が「出ていて」も別にこれといった違いはないのだが、
流石に決戦に向け士気を上げる中でのこの出来事には皆ちょっとだけコケてしまった。
60パキ島へ:2008/03/29(土) 23:19:26 ID:3qx9jGud
「飲み物くらい出しなよ、気が利かないね」
やれやれどっこいしょ、とかババ臭いことを言いながらアクアはベッドに腰を下ろし、厚かましい要求をしてきた。
ミカゼは「ここはホテルじゃねーっつーの……」とぶつくさ言いながらも、爆破されるのも嫌なので
何かあったかな?と荷物をゴソゴソと探る。
「シシメは?」
「ああ、師匠ならネクバーパ船長に追っかけられてるよ」
「ふーん」
道理で…とアクアは思った。
少し前から「珍奇ィーーーッ!」という叫びがグノキングの中にこだましている。
ネクバーパに迫られ、シシメはミカゼに助けを乞うたが、ミカゼは無視してしまった。
(すみません師匠…俺、あのオッサン苦手なんす…)
心の中でミカゼはシシメへの謝罪の言葉を呟く。
「んで、何か用か?」
ミカゼは荷物をひっくり返しながら、アクアにたずねた。
「ん、まあね。あんたにちゃんと礼を言っておこうかと思ってさ」
「へ?」
アクアの口から発せられた言葉は、ミカゼが予想もしなかったものだった。
アクアが礼……いやまあこれは別にありえなくもなかったが、その相手がミカゼとなると話は別だ。
ミカゼは思わずきょとんとした顔でアクアを見る。アクアの顔はいつもと変わらなかったが、その口調はミカゼをからかってるふうではなかった。
「ほれ、あんたが魔法陣で優勝した後にさ、あたしすぐ「換わっちゃった」だろ。ゆっくり話をする暇もなかったからね」
「ああ…」
ミカゼは曖昧に答える。
あの時、アクアはミカゼを治療するために、拳銃で自らの頭を打ち抜き、癒しの魔法を操るティトォに存在変換したのだった。
ミカゼはその時のことを思い出すと、苦い気持ちになる。
いくら相手が不老不死の存在とは言え、目の前で死なれるのはいい気分はしない。
しかもその死が、自分のために行われたのだと言うならなおさらだ。
「ま、あたしゃこれでも結構アンタに感謝してるわけよ。あんたの勝ち取ったそれ
「……最後の禁断五大魔、命七乱月。絶対にグリ・ムリ・アの手に渡すわけにはいかなかったからね。
「そいつは運命を切り開く鍵だ。そして、女神を討ち倒すための剣なんだ」
…そして、アロアを…と言いかけたが、アクアはぐっとその言葉を飲み込んで、ふうっと息を吐く。
知らず知らずに手に入っていた力を抜くと、アクアはミカゼに微笑みかける。
「正直ね、アンタがここまでやるとは思ってなかったよ。…偉いぞ、ミカゼ」
それは、アクアがいままで見せたことのないような
……天真爛漫で無邪気な笑顔でも、意地の悪そうなニンマリ顔でも、自信に満ちた不適な笑みでもなく……
とても穏やかな笑顔だった。
「なッ…何言ってんだよ」
照れくさくなったミカゼは再びアクアに背を向け、荷物を探り始める。
そんなミカゼのようすを可笑しく思ったのか、滅多に見せないアクアの微笑は
すぐにいつものニヤニヤ笑いに戻ってしまった(もちろんミカゼからは見えないが)
「なに、照れてんの?柄にもない」
「そんなんじゃねーよ!んだよ、やっぱからかいに来たんじゃないか」
「んなことないってー、ホント感謝してるんだってマジで」
けらけら笑いながらアクアは答える。
「だからさ、ご褒美をやらないとなっと思ってね」
「なんだよそれ……お、あった」
メモリアで買ったジュースのボトルをようやく見つけると、ミカゼはそれをアクアに手渡そうと振り返った…
…ところで固まってしまった。
アクアはベッドの上に腰かけたまま、もぞもぞと服を脱いでいるところだった。
61パキ島へ:2008/03/29(土) 23:20:10 ID:3qx9jGud
「ん〜……ふうっ」
アクアがごわごわした厚手の服からようやく頭を引き抜くと、彼女の身体を包んでいるものは、薄っぺらで頼りない下着だけになってしまった。
「おまッ……何してんだよ!?」
ミカゼは真っ赤になって背を向けると、アクアがその背中にニヤニヤしながら声をかける。
「コーフンした?」
「ガキの裸なんか見ても何とも思うか!」
それはアクアと付き合いの長いミカゼが、普段ならけっして口にしない言葉だった。
それほど動転していたということなのだが、言ってからしまった、とミカゼは青くなる。
(やばい、爆破される……!いくつ来る!?5個か、10個か!?それとも、まさか、もしかして……スーパーキャンデー28号か!?)
ミカゼは一瞬死を覚悟したが、爆発の代わりにミカゼは頬を叩かれた。
叩かれたと言うか、殴られた。グーで。全力で。
爆破されなくてホッとしたが、ほお骨を思いっきり殴られたので、ものすごく痛かった。
ミカゼは思わず素に戻って返す。
「あの、アクア痛いんだけど……」
「黙れ童貞が」
アクアはミカゼをじろりと睨み、ズバッと切り捨てる。
「どッ……あのな……!その……」
ミカゼは何か言おうとするが、そのものズバリ事実を言われただけなので、言い返せない。
というか事実を言われただけなのに、なぜこんな屈辱的な気分になるのだろうか。
「あのねえ、さっきも言ったけど、命七乱月はこの決戦の鍵なんだ。言うなればアンタは、大地を守る勇者様なんだよ」
裸身にシーツを羽織ったアクアは、ぴっとミカゼを指差す。
アンタは大魔王だけどな、と減らず口が浮かんできたがミカゼはそれを飲み込んだ。
「そんな『勇者様』が童貞じゃかっこ付かないだろ、だからあたしが相手してやるって言ってんの」
「相手ってお前……」
「んだよ、こー見えても結構経験豊富なんだよあたしゃ」
「は!?」
しなを作りながら答えるアクアに、ミカゼは思わず頓狂な声を上げてしまった。
「長く生きてりゃね……ま、色々あるんだよ」
心なしかアクアの声のトーンが落ちる。
100年間も、人より弱い身体を抱えて生きてきたのだ。辛いこと、苦しいことが山ほどあったに違いない。
ミカゼは自分には想像もできないような彼らの100年の旅を思い、苦い気持ちになる。しかし……
(……世の中には、いろんな趣味のやつがいるんだなァ……)
座り込んでいるミカゼとほとんど変わらない身長。二つ括りの髪型も相まって、どう見ても小さな子供にしか見えない。
アクアの身体を眺めながら失礼なことを考えていると、再びアクアの鉄拳がミカゼを打ちのめした。
「何だよ、なんでだよ!」
「あんたの視線があたしを侮辱してたんだよ」
ミカゼの抗議にアクアは冷ややかに答える。しかしひとつため息をつくと、
「ま、特別に許してやるか。今日は『ご褒美』に来たんだしね」
アクアは二つ括りにしていた髪を解き、軽く手で梳く。床に付くほど長い髪が、ふわっと揺れる。
身体に纏っていたシーツを緩め、肩が出るくらいにはだけると、ぎしっ、とベッドに腰かける。
いまだに座り込んだままのミカゼを、その人形のような瞳で見つめ……
「おいで……好きなようにしていいよ」
……誘いの言葉を舌に乗せた。
ミカゼは思わずどきりとする。
その姿は、幼い外見からはとても信じられないような、妖艶な色香に満ちていて……
62名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 23:24:16 ID:kFREP4nW

63パキ島へ:2008/03/29(土) 23:32:25 ID:3qx9jGud
ミカゼはゆっくりと立ち上がると、誘われるようにのろのろとベッドに向かう。
アクアの前に立つと、アクアもまた上目にミカゼを見返してきた。
ミカゼの頭は熱に浮かされたようになっていたが、そんな中で、ぼんやりと考える。
(本当に、するのか……?アクアと?)
ミカゼも年頃の少年だ、女に興味がないと言ったらウソになる。
しかし、アクアとこういうことをするのには、正直なところ抵抗を感じていた。
それは彼女の幼い身体だけが原因ではない。
思えばミカゼの旅は、ミカゼがアクアを下界に連れ出したことから始まったのだ。
ミカゼはアクアたちのために、とミルホット村を飛び出した。そして、世界を見た。魔法使いたちと出会った。
性格は悪いし、人のこと殴るわ蹴るわパシるわ爆破するわ……それでも、ミカゼはアクアを、何か特別な存在のように感じていたのだ。
そんなふうにミカゼがもたもたしていると、アクアはしびれを切らしたのか、ベッドから立ち上がりミカゼに抱きついてきた。
アクアの身体を隠していたシーツが、はらりと床に落ちる。
「アクア……」
「……バーカ、女に恥かかすんじゃないよ」
ミカゼの背中──と言うか、アクアは背が低いので実際にはミカゼの腰のあたりだが──に回された腕に、きゅ、と力が入る。
アクアの身体は暖かくて、柔らかくて……
「……ふうん」
アクアはにんまりと微笑むと、少し体を離し、ミカゼの下腹にそっと手を這わせる。
「うあッ……」
思わずミカゼは声を漏らす。
ゆったりした服のせいでアクアは気付いていなかったが、ミカゼの分身はアクアに誘いの言葉を囁きかけられた時から、痛いほどに勃起していた。
「なんだい、しっかりヤル気になってんじゃないか」
くすくすと笑いながら、アクアはミカゼのそれを、ズボンの上から摩ったり、カタチを浮かび上がらせるように指でこねたりする。
64パキ島へ:2008/03/29(土) 23:33:01 ID:3qx9jGud
ミカゼの息が荒くなってくる。ミカゼはそのまましばらくされるがままにしていたが、
アクアはあくまでもズボンの上からのみ愛撫を続け、布越しのその感触がだんだんともどかしく感じてくる。
ミカゼは、自分が先走った液体で、ズボンの前を濡らしてしまっているのが分かった。濡れた布が肌に張り付くような感覚が、気持ち悪い。
「ぁ…む…」
アクアが少し屈み込み、ミカゼのそれをズボン越しに甘噛みしたとき──わずかに残っていた彼の理性は、完全に消え去ってしまった。
「アクア……ッ!」
ミカゼはアクアの肩をつかむと、強引にベッドに押し倒した。
ミカゼの身体の下に、裸のアクアがいる。
長い髪、白い肌、華奢ながら、薄く肉の付いた身体。わずかに紅潮した頬。細い首、細い肩……
いつも偉そうで、人をやたら魔法で攻撃してくる、悪魔のようなアクアが……なぜか触れたら壊れてしまいそうな、とても儚いものに見えた。
「本当に…いいんだな」
ミカゼは呟いたが、たとえ駄目だと言われても、もう止まれないだろうと、沸騰した頭の端で思っていた。
アクアはその問いに答えず、目を瞑って、軽く口を突き出してみせる。
(キス……しろってことだよな、これって)
ミカゼはぎこちなくアクアに顔を寄せる。
まつ毛、意外と長いんだ。などと考えながら、そっとアクアに口づける…
最初は、唇と唇をふれあわせるだけの、軽いキス。
しかし、ミカゼはそれだけでは満足できなかった。やがてアクアの口に舌を入れると、彼女の口内を貪るように、激しいキスをした。
それは技巧も何もない、勢いだけの少々乱暴なものだったが、アクアもまたミカゼの舌に舌を絡ませ、キスに答える。
ぴちゃぴちゃと水っぽい音と2人の荒い呼吸だけが、狭い船室に響く。
純朴な田舎の少年であるミカゼは、当然キスなんて初めてのことで。
情熱的なキスはくらくらするほど熱くて、そして蕩けるように甘く……
(……甘い?)
それはロマンチックな表現と言うわけではなく、実際甘かった。物理的に甘かった。
すると突然ミカゼに、何かが口移しされる。
驚いたミカゼはあわてて顔を離そうとしたが、アクアの両腕にガッチリと頭を抱きしめられていて、顔を動かすこともできない。
だんだん息苦しくなったミカゼは、その口移しされたものを飲み込んでしまう。
アクアに頭を掴まれたままキスを続けていたが、アクアの腕の力がゆるんだ隙を見て、ミカゼは顔を離した。
実に5分間に渡る情熱的なキスを終え、アクアはベッドに身体を横たえたまま、とろんとした目で、ほう、と船室の天井を眺めていた。
対称的にミカゼは激しく咳き込んでいる。
65パキ島へ:2008/03/29(土) 23:34:01 ID:3qx9jGud
「おまッ……!何、飲ませ……ッ!」
「……ったく、もーちょっと余韻に浸らせなよね……ホント、ムードってもんがわかってないんだから」
アクアが興醒めだ、とばかりにミカゼに冷ややかな言葉を投げかける。
「いやムードとか気にしてる場合じゃねーよ!お前今、俺に何飲ませたッ!?」
本当はだいたい想像がついていたが…
「ん?ああ、アメ玉。」
悪びれもせずアクアは答える。
「いやさー、いくらアタシが経験豊富な大人の女って言ってもさ、この身体だろ?激しくされたりすると、やっぱちょっと辛いものがあるわけよ」
ぺたぺたと自分の身体を触りながら、アクアは「大人の女」を妙に強調しつつ、言葉を続ける。
「……乱暴にしたりしたら、内側から爆破してやるから」
ぞっとするような笑みを浮かべ、アクアは言った。
「……っこの、ドS……!」
「なんとでも言いな、加減を知らない童貞坊やにムチャされたらたまったもんじゃないからね」
「お前本当……ッ、お前なあ……ッ!」
ミカゼは何か言い返してやろうと思ったが、その前に再び唇を塞がれる。
唇を離すと、アクアはぺろりと唇を舐め、言った。
「いつまでその格好でいる気?服着てちゃ、始めらんないよ」

ミカゼはもぞもぞと服を脱ぎ始める。上着とシャツを脱ぐと、鍛えられ引き締まった肉体が姿を見せる。
そのようすをアクアがベッドで足をぶらぶらさせながら見ているので、ミカゼはアクアに背を向ける。
(くそ、恥ずいな…)
とかそんなことを思いながら服を脱ぎ終えると、股間を手で隠しながらアクアに近付く。
ぎし、と軽くベッドが軋む。
再びアクアを押し倒すような形になったミカゼは、(爆破されてはたまらないので)はやる気持ちを抑えつつ、アクアの身体に手を伸ばす。
アクアは目を伏せ、ふいと横を向いている。
ミカゼがアクアの胸に触れると、アクアの身体がぴくっと震える。
ほんのわずかな膨らみではあったが、ぐに、と少し固めの弾力を感じる。
66パキ島へ:2008/03/29(土) 23:35:27 ID:3qx9jGud
ミカゼはそのまましばらくむにむにと彼女の胸を弄っていた。アクアの頬が、だんだんと紅潮してくる。
「……っふ……」
アクアの息がだんだんと荒くなっていく。しかし、当のミカゼは…
(……なんか、あんまり面白くないなあ……)
と、アクアに知れたら骨まで残らなくなりそうな、非常に失礼なことを考えていた。
言ってはなんだが、アクアはあまりにもボリュームが足りなさ過ぎた。……もちろんそのテの趣味の方にはご褒美だろうが。
(だったら……)
ミカゼは胸を弄る手を止め、アクアの太ももに手を伸ばす。
ミカゼの手が触れると、アクアは一瞬身を固くしたが、すぐに力を抜いて、その身をミカゼに委ねる。
(うわ、すべすべだ……)
ミカゼは、アクアの白い太ももを撫で摩る。
「……くすぐったいよ」
とアクア。ミカゼはそれには答えず、しばしの間「女性の柔らかさ」に夢中になっていた。
すげーな、こんなに柔らかいんだ。
いつもおんぶとかしてやってるのに、全然気付かなかった。
ミカゼがアクアの脚を掴んで上げると、アクアはきゅっと目を瞑り、シーツの裾を掴む。
ぴったりと閉じられたそこを、両手で広げてやると、アクアの女性器があらわになった。
「……すげーな、こんなふうになってんだ……」
「うるさいよっ……」
さすがに恥ずかしいのか、アクアは消え入りそうな声で答える。
アクアのそこは熱を持っていて、そしてしっとりと潤んでいた。
(これが……アクアの……)
蜜に誘われるように、ミカゼはそこに顔を近付けると、ふんふん、とにおいを嗅いだ。
これはさすがに想定外だった。アクアは一瞬で茹で上がったように顔を真っ赤にすると、
「なにやってんだいっ!」
と、叫んだ。
しかしミカゼはかまわずに続ける。
「……好きなようにしていいんだろ?」
「それはッ……」
アクアは口籠る。自分が言い出したことなので、言い返せない。
「だったら……いいだろ」
ミカゼはそこに鼻をくっつけるようにして、アクアのにおいを嗅ぐ。アクアの蜜が、ミカゼの顔を汚す。
67パキ島へ:2008/03/29(土) 23:36:54 ID:3qx9jGud
アクアは羞恥に顔を真っ赤に染め、ミカゼが鼻をふんふんと動かすたびに、身体をびくっと震わせる。
獣の面をかぶっていたころのミカゼは、鼻の力を生かして人を捜したりしていたので、今でも匂いと言うものに敏感になっていた。
(これが、女の匂い……アクアの匂い……!)
そこの匂いを嗅いでいるだけで、ミカゼはもう爆発寸前にまでなっていた。
「……っ、あんま、調子に乗るんじゃ……ふぁっ!?」
アクアはミカゼを睨みつけるが、ミカゼがそこをべろりと舐め上げると、不意をつかれたアクアが嬌声を上げる。
ミカゼには、もうアクアの声は聞こえていなかった。
ミカゼはまるで獣のように、アクアの性器を貪った。ぺちゃぺちゃと、水っぽい音が静かな船室に響き渡る。
「っあ、あぁっ、ん、んっ……」
ミカゼがそこを舐めるたびに、アクアの腰にぴりぴりと快感が走る。
アクアははしたない声を上げそうになるが、指を噛み、それを必死で噛み殺す。
乗員の多いこの船で、誰かに聞かれるようなことになったら最悪だ。
とうとう我慢の限界になったのか、ミカゼが身体を起こし、アクアの身体を引き寄せる。
そして、びくびくと脈打つ怒張をアクアの下腹にあてがう……が、未経験なミカゼは、うまくそれをアクアに挿入することができない。
ぬるぬると、入り口を擦るだけのそれをアクアはもどかしく思い、ミカゼに手を添え、入り口を示す。
「……ゆっくりだかんね」
と念を押すように言ったが、アクアもまたミカゼの執拗な責めで、すっかり身体に火がついてしまっていた。
ミカゼを突き立ててほしい。掻き回してほしい……
狭い壁を押し広げるように、ゆっくり、ゆっくりとミカゼのものがアクアの中に侵入していく。
(うあ……なんだこれ……)
アクアの中は狭くて、ミカゼをきゅうきゅう締め付けてくる。ミカゼのそれが、アクアの体温に包まれて……
(やば……!)
すでに相当昂っていたミカゼは、急速にこみ上げる射精感を覚える。
68パキ島へ:2008/03/29(土) 23:38:08 ID:3qx9jGud
「っ……アクア!!」
「ッ!!?」
もはや限界だったミカゼは、アクアの身体を引き起こし、
そのまま彼女の身体を座らせるようにして奥まで一気に貫くと、どくどくと大量の精を吐き出した。
「はッ……かはっ……」
突然身体の一番奥まで怒張を突き立てられたアクアは、一瞬呼吸ができなくなって、喘いだ。
腹の中で、ミカゼがびくびくと動いているのが分かる。ミカゼは、射精しながら、アクアの小さな身体を潰れそうなほど強く抱きしめていた。
長い射精を終え、ミカゼの腕の力が緩むと、アクアはやっと一息つくことができた。
「っはっ……はぁっ……バ、バカ……早すぎ、だよッ……」
切れ切れに、アクアが言う。
アクアと同じように、ミカゼもまた肩で息をしていた。
「しょうが……ないね、まったく……」
アクアは腰を浮かせて、ミカゼのものを引き抜いた。
……が。
ミカゼに乱暴に肩をつかまれ、アクアはベッドに押し倒された。
突然のことに驚き、アクアは抗議の声を上げる。
「ちょっと、ミカゼ!?」
しかし、ミカゼは答えない。ミカゼは荒い呼吸のまま、アクアを見ていた。
しかし視線はアクアにあっても、ミカゼはアクアのことを見てないように思えた。
その視線は、まるで貪るような目付きで…
(……もしかして、キレちゃった?)
アクアの顔が、少し青くなる。
「待てミカゼ、ちょっと落ち着……ひぁッ!?」
言い終わるより早く、ミカゼが再びアクアに怒張を突き立て、めちゃくちゃに腰を振った。
「っう、うぁ、待ッ……!」
アクアの愛液と、先ほど射精された精液が激しくかき混ぜられ、ぢゅぱぢゅぱといやらしい音を立てる。
アクアにのしかかっているミカゼの身体は、じっとりと汗ばんでいた。そしてそれは、アクアも同じで…
69パキ島へ:2008/03/29(土) 23:39:10 ID:3qx9jGud
「あッ、あ、や、やぁぁぁ」
なんとかミカゼを静止しようとするも、ミカゼの責めはあまりに激しく、アクアはまともな言葉すら発することができなかった。
そんなようすが、ミカゼの欲望にさらに火をつける。
無邪気で天真爛漫な彼女を、どサドで、自分を下僕のように扱う彼女を、今自分の身体の下で、小さな身体を震わせ、鳴いている彼女を。
壊してしまいたい。
ミカゼのそれは一段と膨らみ、アクアに激しく腰を打ち付ける。
ぎしぎしと、安物のベッドが悲鳴を上げる。
「あぁ、ぁん、あ、やぁ、やぁぁ、だめ、だめぇ……!」
ミカゼの責めはめちゃくちゃででたらめだったが、その激しさに、アクアはだんだんと限界に近づいていた。
頬を紅潮させ、大粒の涙を浮かべ、ミカゼの身体を強く抱きしめる。
ミカゼもそれに答えるように、さらに激しく腰を振る。
(やば、キちゃう……!)
ひときわ大きな快感の波が押し寄せるのを感じ、アクアは大きな声を出してしまわないように、ミカゼの胸に顔を埋める。
「ふ……あっ……!!─────っ!!!」
ミカゼがアクアの一番奥に付き入れた瞬間、びくびくと身体を震わせ、アクアは果てた。
快感の波が身体の中を暴れ回り、それに耐えるようにミカゼの身体をよりいっそう強く抱きしめる。
爪がミカゼの背中に食い込み、血がにじんだ。
アクアが達するのと同時に、彼女の中はミカゼを強く締め付け、その刺激にミカゼもまたアクアの膣内に2度目の射精をした……
70パキ島へ:2008/03/29(土) 23:41:07 ID:3qx9jGud
「……うぁっ!?」
しかし、絶頂の余韻に浸る間もなく、ミカゼはアクアに腰を打ち付けてくる。
「ミカゼ、ちょッ……休ませ……ッ」
息も切れ切れにアクアが訴えるが、ミカゼは聞いていない。
アクアはもうとっくに体力の限界だと言うのに、ミカゼは2度の射精にも関わらず、全く萎えるようすがない。
ミカゼはアクアの腰をつかみ、さらに激しく動かす。
「や、やぁ、だめ……だめッ……!」
アクアの必死の懇願も、ミカゼの耳には届かない。
「……っいいかげんに……しなッ!!」
最後の力を振り絞って、アクアがミカゼの胸をどんと叩く。
ぼふ、と鈍い音が部屋に響き渡り、ミカゼの動きが止まった。
魔力を込めたアメ玉を、ミカゼの体内で爆発させたのだ。
ミカゼはもわっと口から煙を吐くと、白目を剥いてアクアの上に倒れ込んできた。
ようやく解放されたアクアは、ぜいぜいと肩で息をして、なんとか呼吸を落ち着ける。
部屋は、汗と精液の匂いが混じりあって、むせ返るようだった。
(……死ぬかと思った……)
割と本気でそんなことを考えつつ、自分の上にのしかかっているミカゼを睨みつけ。
(ったく……あんだけ人にムチャしといて、のんきに気絶なんかしやがって。重いっつーの)
ベッドの下に蹴り落としてやろうかと思ったが、
「……」
ミカゼの体温と、鼓動が、触れ合った肌から伝わってくる。
アクアはそっとミカゼの背中に手を回す。
アクアはミカゼの重みを感じたまま、ミカゼをきゅっと抱きしめた───

71パキ島へ:2008/03/29(土) 23:42:07 ID:3qx9jGud
数時間後。
そこには、ベッドの上に不機嫌そうに腰かける少女と、土下座する少年の姿があった。
「好き勝手やってくれたね」
「すんませんっした」
「まだ体中ぎしぎし言うしさー」
「ホントすんません」
「これだから童貞は」
「返す言葉もございません」
アクアは言いたい放題だったが、
欲望に正気を失ったことを恥じていたミカゼは、何を言われても平謝りだった。
「今夜のことに点数付けるなら、あんたは0点だよ、れーてん」
「マジでごめんなさい……」
うなだれるミカゼに、アクアはふう、とため息を吐くと
「……0点なんて恥だよ。少しくらいは取り戻しなよね」
と言った。
「へ?アクア、それってどういう……」
ミカゼは怪訝そうに顔を上げる。
「そんなだから、あんたはムードってもんが分からないんだよ」
と言うと、アクアは腕を広げる。
行為を終えた後の男女は……
(……あ、そういうことか……)
ミカゼは気付くと、身体を起こし、アクアの隣に腰かけ……アクアを抱きしめる。
72パキ島へ:2008/03/29(土) 23:43:28 ID:3qx9jGud
「……なあ、アクア。なんでこんなことしたんだ?」
裸で身を寄せ合いながら、ミカゼがアクアに尋ねる。
「……さっき言ったろ、ご褒美だって」
「本当に、そうなのか?」
ミカゼには、アクアがそんな理由で自分に身体を許すとは思えなかった。
「……さあね」
アクアは素っ気なく答え、そっぽを向いてしまった。
ミカゼへのごほうび……そんな理由でないことは、アクア自身が一番分かっていた。
パキ島で待つ、三大神器「舞響大天」……彼女との戦いは、アクアの100年の旅の終わりを意味するものかもしれない。
戦う覚悟はしてきたはずだ。しかし、本当に自分は……彼女を攻撃することができるのか?
真実を知る勇気はあるのか?
(不安……だったのかもしれないね)
(だから、温もりが欲しかったんだ)
(ミカゼ、別にあんたじゃなくてもよかったんだ)
(誰だってよかったんだよ、ミカゼ)
そんなことを考えながら、アクアはぎゅっと身体を固くする。
「……?ミカゼ?」
アクアが怪訝な声を上げる。
ミカゼはアクアの身体に手を回し、優しく抱きしめた。
きっとうまくいく、とか。
俺が守ってやる、とか。
そんな安い言葉を口に出すことはなかったが。
ただ、アクアのことを、優しく抱きしめた。
それは、100年の間に忘れていた、人の温もり……
「……ふん」
アクアは軽く鼻を鳴らし、ミカゼの腕に、そっと手を添える。
背を向けているためミカゼには見えないが
……その顔には、ふわっとした、安らぎの表情が浮かんでいた。

73パキ島へ:2008/03/29(土) 23:45:23 ID:3qx9jGud
※※※オマケ※※※

「あのさ、ちょっと気になったんだけど……」
「なにさ」
「その、こんなことして……ティトォやプリセラに、バレないのか?」
「あー、それね……大丈夫大丈夫、今夜ここに来る前、ふたりに『しばらく一人にしてくれ』って言っといたから」
「そっか、それなら安心」
ミカゼはほっと安堵の息を漏らす。
「……ってちょっと待て。それ逆に怪しまれないか!?」
「ん?ん〜……かもね」
アクアは気まずそうに、ポリポリと頬を掻く。
「ティトォは頭がいいし……プリセラは勘がいいからねぇ。ま、フツーにバレてる気はするけど」
ふう、とアクアはため息をつく。
「こんな身体じゃ、完全に隠し事なんて無理なんだよ」
「いや軽く言うなよ!俺今度からどんな顔してふたりに会えばいいんだよ!」
「ふたりとも別にそんなの気にしないって。100年も生きてりゃ、大抵のことには驚かなくなるんだよ」
「そんなのって……」
「それにあたしら、夢の樹で3人でしたこともあるしね」
「マジで!?」
74パキ島へ:2008/03/29(土) 23:46:04 ID:3qx9jGud
一方その頃、夢の樹では。
「ん〜、ぜんぜん駄目ねミカゼったら、がっつきすぎ。」
「あれじゃアクアも怒るよねえ。まあでも、最後の気遣いはちょっと良かったんじゃない?」
「それでも総合で赤点だよ。今度あたしが出たら、ひとこと言ってやろうかな」
「……やめときなって」
『見るな』と言われたのを完全に無視して、ティトォとプリセラはしっかりデバガメしていた。
「……でもさ、アクアったら『誰でも良かった』なんてこと考えてたけど、まっすぐミカゼのとこへ行ったよね」
プリセラがくすくすと笑う。
「ミカゼもね。アクアが服を脱ぎはじめた時、すごく照れてた」
ティトォも笑う。
「ミカゼがそういう趣味じゃないってのは、これまでの付き合いで分かってるんだけどねえ」
「アクアだから、ってこと?」
「たぶんね」
「ヘー。じゃああのふたりってそうなの?そうなの?」
「さあ。お互い意識してるかどうかは分かんないけど……」
「けど?」
「多分…」
ティトォが言葉を続ける。
「多分、ふたりともお互いがちょっとだけ『特別』なんじゃないかな」




おわり
75名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 23:49:57 ID:3qx9jGud
以上です。
メモ帳で書いてた時はそうでもないと思ってたけど…長いな…
76名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 08:59:44 ID:SSB1LxeG
うん。あれだ。
ちょっと漫画喫茶行ってマテリアルパズル読んでくる!!
77名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 09:10:13 ID:GwEZjF+p
いいよいいよー
78名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 13:11:26 ID:XBv0N5Yb
GJ!
「夢の樹で三人でしたこともある」ってティトォさんマジ羨ましいな
79名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 08:39:49 ID:+q2lU2S+
エロもキャラの掛け合いもGJだ!

バンブーのキャラと世界でエロい事してると少し違和感あったりするけど、
マテパの世界、キャラだとエロい事してても大抵違和感ないなぁ

ヒロイン達が自立してたり滅亡が近い世界観とかがエロに適してるのかな
80名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 12:43:40 ID:Q81el731
「誰でもいいから温もりが欲しかった」って13歳の女の子のセリフじゃねえw
いや実際は122歳だけど
81名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 16:01:10 ID:lsa1XEZm
文章だけでこれだけマテパっぽい空気を表せるのはすごいな…
GJ
82名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:44:04 ID:gOx9qKst
これはもうGJと言わざるを得ない
83名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:51:12 ID:Miv+QNvM
GJ!
アクアが気絶してるミカゼ抱きしめるシーン読んで、アクアって本編でも本人のいないところでは
割とミカゼに好意的っていうか、ミカゼのこと認める発言してるよなって思った
「あたしは信じてるよ、ミカゼはあたしとの約束を果たすまで、死ぬわけない」(リィ・マルチーノに)
「偉いぞミカゼ」(本人眠ってる横で)
「あいつも少しは強くなったんじゃない?」(グリン・リュシカ達に)
「帰らない。ここで待つよ、ミカゼがあたしのところに帰ってくるのを…」(ジル男・バレット達に)
…まあ本人の前では絶対言わないけどな
84名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 11:10:33 ID:qt/X8hq3
うぉぉい、バンブーアニメ最終回がコジキリ全開だったんだがw
85名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 11:20:02 ID:Ev+HtrkD
正味もう少し穏やかに行きたかった
色々とヘシ折られたよ
86名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 12:36:44 ID:ovGSTyEW
そして思い立って、ヘシ折られた瞬間を妄想して書いてみた俺。
エロ? ありませんよ。
87名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 12:38:03 ID:ovGSTyEW
「石田先生!」
 必死な叫びとともに、エンジンの掛かっていない自動車が揺らされた。
 一人車内で物思いに耽っていたコジローは、その声と振動で我に返る。
「吉河先生……」
 目を向けた先には、外からこちらを見る吉河教諭。窓ガラスがもどかしいとばかりに、べったりと身体を寄せて。
 学校中探し回ったのだろうか。珠の汗を浮かべ、頬を紅潮させながら、やっと見つけたコジローに詰め寄っていた。
 二人の間には、薄っぺらい無機質の隔壁。
 指紋がついちまうな……。
 コジローの頭に、ふとそんな場違いな感想が浮かぶ。
「どうしたんですか、吉河先生? そんなに息切らせて」
 一つ大きく呼吸して、コジローは車外へ出る。普段より、一歩離れて前に立つ。
 何事も無い、そう告げるように。努めて明るく、軽い声で目の前の女性に返した。
「あ、あの……剣道部が休部って、本当ですか!?」
「……っ」
 思わず、顔を歪める。それだけで、簡単に察せられてしまったようだ。すぐ顔に出る自分が嫌になる。
「誰からそんなことを?」
「二年生が傷害事件起こしたって聞いて。しかも、それが剣道部だって……その、それで、ちょっとだけ噂に……」
 人の口に戸は立てられないということか。
 校長も処分内容を口外はしていないだろうが、外山と岩佐のことは隠し様が無い。となれば、後は予想して然るべし、というところだろう。
「大丈夫ですって、心配ありませんよ。こんなことで、アイツらの剣道を終わらせたりはしませんから」
「でも、それじゃ石田先生の剣道はどうなるんですか!?」
 一歩踏み込んで、コジローの顔に迫る。
 部外者なのに、何でこんなに……。
 口元を引き締め、そして視線は決して外すことなく、僅かに涙を溜めた眼差しで見つめられると、空元気で飾る自分の心に痛い。
「俺は……もともと、俺の不甲斐なさが起こした問題ですし。大丈夫! 何とかなるッス!」
 それでも、飾り続ける必要がある時もあるだろう。グッと拳を握り締めて見せる。
「信じて……いいんですよね?」
 空元気とわかっていても、その言葉に一縷の望みを持って。
「ええ。また明日」
「はい。お疲れ様です」
 運転席でシートベルトを着け、キーを回す。今度はちゃんと掛かってくれた。これでいつでも出発できる。
 最後にもう一度だけ、コジローは彼女の名を呼び、その眼を見た。
「それじゃ、吉河先生」
「はい」
「――――」
「……え?」
 聞き返す前に、発車してしまった。
 走って追いかけても、人の足では、追いつくことなど到底不可能だった。
「石田先生!」
 みるみるうちに、彼の自動車が小さくなり、やがて曲がり角に消えた。
 コジロー声に出さない声は、もちろん聞こえなかった。だが、確かに届いた。
 いや、届いてしまった。視線が合わさったその時に。
「ど、どうすれば……。そうだ! 確か、石田先生の先輩が――」
 慌てて携帯を取り出し、合宿の時に交換して以来、一度も使ってなかった番号を探す。
 震える指で、ボタンを押した。


 ――もしもの時は、アイツらを頼みます。
88名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 12:39:28 ID:ovGSTyEW
 
石橋先輩。アンタのお相手には、原田がお似合いだと思うんだ。うん。
89名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 13:08:15 ID:wHFoTBna
ええと。
吉河先生と結婚した石橋に対してヤンデレる原田と横尾キボン!!
90名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 13:08:30 ID:kerDqT0k
でかしたw
91名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 13:11:25 ID:J0wXP760
>>87
ごめん爆笑してしまったwいや文上手いからさ、ごめんごめん。

とまれ、後輩の事で相談に来た後輩の同僚を食っちまうとか先輩どんだけ。
92名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 13:55:07 ID:nyUWt+7U
「なにあの髪型、ダッサー」
「やっちゃおうよ」

みたいな勢いで善い人になった東城の小西が3人娘にレイープされるSSはまだでうか
93名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 15:01:57 ID:lJ6/eTPm
>>87
これで吉河先生がもう原作に一切出て来ないとかだったら俺もうどうしていいか
94名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 15:28:09 ID:UZ7mYjnG
>>92
いや、やるなら男がやるべきだろ
俺が代わりに出演してもいいよ
95名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 18:14:40 ID:A1nNfzZ5
最終回を見て 石田紀梨乃の日常 を書こうと思ったが、これが実現すると剣道部とか無くなってる。
卒業後なら問題ない(でもない?)が、それじゃ意味がない!

何かいい方法はないものか…。
96名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 18:38:16 ID:S8mYcS/M
>>95
旦那が部活指導しているところにメンチカツの差し入れたりとかさせてみれば?
97名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 19:15:57 ID:xVzPAKIO
家賃滞納でアパートから放り出されたコジローを、キリノの実家の惣菜屋で
一週間程居候させてあげればいいと思うよ。
98名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:41:33 ID:gfEvMg1V
別に細かい設定とか無視しちゃっていいと思うけど
パラレルワールドとかでもいいし

まあこのスレの住民はみんなそういうとこ几帳面だからねー
そこがなんか好ましいけどそれ故に作品数がねー
99名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:44:06 ID:hmy8ntsU
キリノが空腹で倒れてるコジローを助けて家に連れて行き
家族ぐるみでキリノをコジローの嫁にどうか勧めさせればいいとおもうよ
100名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 22:37:26 ID:irUqrBBD
エロパロ同人とか原作無視で溢れてるからなー
まぁ絵だけで説得力が生まれる漫画と
細かい描写を積み重ねなきゃならないSSじゃ
どうしても勝手が違うんだろうけど
101名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:28:49 ID:DjERsT8Q
新幹線の中でも隣同士だったユージとタマで何か読みたいぜ
10295@ピンキー:2008/04/02(水) 01:18:20 ID:c/Sz7qAW
すまん。ちょっと書き方が悪かった。コジローがやっちゃってくっつくのはOKだ。襲わせればよいし(汗)
隠れてイチャイチャも見つからなければ…。

しかし、名字が変わる事にまでなったら学校側にばれないわけがないし、
それでは高校生@新妻キリノが書けないのだ。事実婚で妥協かな。同棲まで行くとバレそうだが。

あのアニメの展開見た後で、 「結婚するから剣道部(の顧問)やめます」 ってのはちょっと考えたくない。

あまりにも適当にはしたくない主義のせいで、エロ5KBに導入部10KBとかザラなんだぜ、何だよこの謎のこだわり(泣)
いきなり挿入、ギシアンして愛してる好きだよ、ってだけだとこのキャラである必要あるのか?みたいな。
いや、そういうのもすごい好きですが(オイ

ここはやはり超設定で、タマちゃんがブレイバーつながりで(謎)うっかり首相の命を救ったりして、その政治パワーで黙認とか。
(こっちの方がずっと無理があるな)
まぁ、どっちにしろ、なんとかして書いてみます。失礼
103名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 08:03:04 ID:xT0bb25c
なんだよ、長文だと思ったらただの予告かよw



全裸でお待ちしております。
104名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 08:17:00 ID:cfHcDbcr
>>102
あー、なるほど
「おくさまは女子高生(で元・剣道部部長)」が書きたいのか
ちょっと意味を取り違えてた
確かに籍にこだわる必要はないんじゃね?
何を書きたいのかにもよるが
105名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 09:08:38 ID:ubPwhUgs
あたしあさみwwww
106名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 23:17:19 ID:nYUejRjA
キリノ×コジロー
ユージ×タマちゃん
ダン×ミヤミヤ




さとりんは…
107名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 23:39:58 ID:+pdV+eQW
一人遊び最強
108名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 23:59:42 ID:l8BvIiYo
そ れ だ
109名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:13:55 ID:y0XwTguS
さとりんとタマちゃんは、ウブ過ぎて一人遊びすら未経験だと言われても、割と不自然ではないな。
110名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:18:20 ID:wJks+Lqz
ミヤミヤに教えられて高校デビューしてはまってしまうさとりん。
道具にまで手を出し、バイブ、ローターetcetc.ですっかり快楽に目覚めるさとりん。
遂には禁断の道具、竹刀にまで手を出そうとしてしまうさとりん。
それだけは駄目だと必死で自分に言い聞かせるも、
剣道を穢す背徳感によって倍増した性への欲求には逆らえず、
遂に自らの女陰へと竹刀を突き入れるさとりん。

こうですか!わかります!

111名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:46:30 ID:itv/aB5r
旦那が仕事している間に、旦那の部屋を掃除していたら、
旦那のシャツを見つけてしまい、ついシャツの匂いを嗅いでいたら、
帰りが待ちきれなくなって、そのままひとりえっち☆を
してしまう、石田家の奥様(18)じゃないんですか!?
112名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 01:00:21 ID:AenbIRYB
恋愛もキスもエッチもなにもかも初めてで
その純粋さ故に歯止めの仕方を知らずに
というより歯止めなんて頭の片隅にもなく
毎日ユージから一滴残らず空っぽになるまで搾り取るタマちゃんじゃないんですか!?
113名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 02:59:15 ID:DNAaNhH3
タマちゃんとユージが本格的に付き合ったらユージはタマちゃんに
ブレイバーのコスさせられそうだな
114名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 06:51:14 ID:kOJEL55p
ここまでサヤの話題無し
115名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 22:45:37 ID:wJks+Lqz
今見たら>>106で名前すら挙がってない・・・。
サヤ・・・可哀想な子っ! あんなに可愛いのに!
そうか、だから可愛そうなんだ! 納得!(馬鹿は自己完結したので相変わらずサヤの出番は無い
116名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 23:30:09 ID:7v6K37AC
じゃあサヤ×ユージかコジロー×サヤでも考えればいいんじゃね?
117名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 23:31:05 ID:wJks+Lqz
>>116
考えたが、一番に浮かんだのはコジローにキリノ取られて嫉妬している姿だったりした・・・。
118名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 00:00:59 ID:DNAaNhH3
「サヤさんの胸大きいですよね・・・」
「そ・・・かな、んっ」
119名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 00:36:21 ID:/WuV2pU4
アニメ見てないせいか、サヤ=巨乳と言うのに違和感があるんだけど…原作に巨乳描写ってあったっけ?
120名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 00:38:17 ID:eIkGgDr6
お前の目は節穴か
121名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 01:25:35 ID:YcHOL7/R
原作では特に台詞で言及されてはいないものの、絵では間違いなく一番の巨乳

また小説では、東の感想を借りた地の文だが、巨乳だと明言された
122名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 05:26:04 ID:zBYKO2Gx
凜×タマが最終話見て思いついたがどうだろうか?
123名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 06:50:58 ID:7Jp6ywDC
苦手な人はスルーして下さいって書けば基本的に何を投下してもいいし、
お伺いを立てるのは全く意味が無いどころか「期待してる」って
レスを期待してるように見えてマイナスな印象を与えるから
止めたほうがいいよ。
124名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 07:52:05 ID:f1iTJxkn
アニメの最終回見てしまってから、書こうとしてたコジサヤを書く手がぴたと止まってしまった
あかんわ、キリノが可哀想過ぎて続きが書けんorz

誰か僕に勇気をください
125名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 10:05:33 ID:JFXbbR1Z
サヤヤンデレ化しかない
126名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 11:18:56 ID:A2pMHsCL
いっそのことキリノも混ぜるとか
127名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 14:01:03 ID:dTRd3Zpb
>>124
百合スレのたくましさを見ろ。
128名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:37:39 ID:VoEZIS3u
早く先輩が吉河先生のストッキングエロ脚触りまくりながら獣のように犯っちゃうSS書いてよ
129名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 23:58:40 ID:wO8R22Bq
誰だよ、タマちゃんが東と話してるユージを見て何か誤解して、
モヤモヤする気持ちに気付かず二人の間を取り持とうとアタフタするなんて電波送って来た奴は。
130名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 00:00:41 ID:fUrp5ZYa
>>129
バレたか
131名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 00:04:58 ID:X/LwOiug
誰だよ、タマちゃんが東と話してるユージを見て何か誤解して、
モヤモヤする気持ちには気付かずともとりあえず二人の間を引き裂こうと画策するなんて電波送って来た奴は
132名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 02:18:19 ID:20meGPxD
>>131
呼んだ?
133名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 09:14:33 ID:a+5fmyCI
誰だよ、いっそのこと東とユージとタマで3Pすればなんて電波を(ry
134名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 09:56:35 ID:FBbLRhDY
>>133
最高だね!
135名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 20:56:33 ID:HIBz6K2K
コジローに臭いを付けてマーキングしようとするキリノが頭から離れない。
136名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 21:17:02 ID:uspiqym7
むしろフェラしようとして嗅ぐのに夢中になるきりのん
137名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 21:34:27 ID:Ba+oXSmL
>>136
涙を流しながら「頼むから舐めてくれ・・・」と言ってるコジローが頭に浮かんだw
138名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 21:36:08 ID:9GAvszr3
舐めながら顔中に擦り付けるキリノとか良いよね。恍惚の表情で。
139名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 21:51:07 ID:Ba+oXSmL
>>138
涙を流しながら「そんな状態の顔で抱きついてこないでくれ・・・」と言ってるコジローが頭に浮かんだw
140名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 23:47:50 ID:TTuspCxP
それよりもだらしない下のお口を、お仕置きと称して、匂いを嗅ぎつつ、
犬の様に一心不乱に舐めている20代後半♂(教職員)と、
最初はただ快感よりも、羞恥心が勝っていたものの、
徐々に自分より歳上の大好きな男性が自分の為だけにこんな淫らな行為をしてくれるという喜びや、
同時に、今までに誰にも見せて来なかった、自分の「女」としての姿を愛する人に曝け出しているなどの背徳感など、
その全てが段々と快感へと変わっていきそうな惣菜屋の娘♀(女子高生)は??
141名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:45:10 ID:tnoxy2+L
コジローもキリノも犬属性だからな
142名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:46:34 ID:4gMb1yUT
自分の体臭をオカズにオナヌーするキリノをだな
143名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:49:06 ID:9Qnqkzuk
犬の交尾か!
144名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 09:38:28 ID:wDtM2AxQ
ユージにタマと東
コジローにキリノと吉河先生
ということはダンくんにミヤミヤとサヤか!?
145名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 09:55:37 ID:tJi4gP7r
そして大乱交バンブーブラザーズが始まるわけですね、わかります。
146名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 10:12:05 ID:bAZ8SDOW
横尾兄貴に原田安藤西ちゃんですか!?分かりません!
147名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 18:22:31 ID:b8OPcyIO
鎌崎高校剣道部員は近本以外普通に乱交とかしてそうで困る
148名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 19:41:21 ID:jCbOzgPj
近本だけ無事ならいーや。
微妙にウラの高校のツインテールが気に入ってるんだけど名前がないよう。
149名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 20:03:03 ID:CMIcY+O+
じゃあ俺はメイちゃんとちゅっちゅしてるから
150名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 20:50:17 ID:t+9BF+3d
>>148
一人だけ嫌がってる近本が無理矢理五人ぐらい同時に相手させられてるのがいいんじゃないか
151名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 22:09:14 ID:cbsvOMbf
>>150
レイプ輪姦かよ
152名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 00:07:51 ID:mRaeSAXW
ユージと西山で奥手同士の初々しいSSが読みたいぜ
153名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 00:21:26 ID:OFqvzk/z
ユージは奥手じゃなくて、いざとなったら
わりと淡々とそつなく犯っちゃいそうなイメージがある
154名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 00:26:15 ID:LieFTW5R
西山は百合人気がすごいらしいけどこっちではどうかな?
155名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 19:10:05 ID:gJg5Nptn
人気があるかどうかは分からないが、とりあえず西山は俺の嫁。
156名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 23:11:49 ID:we92zNQn
そら来た
157名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 00:09:44 ID:+4JK6YNb
コジサヤって見ないな・・・・
たまに話題にはあがるがだれも書かないといった感じ
158名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 00:35:55 ID:apqs7uwU
西山好きな俺としては鬱系でなければ
相手は誰でもいいから、とりあえずSSが読みたいんだぜ?
159名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 00:47:16 ID:+4JK6YNb
とりあえずコジローなら相手は誰でも・・・・w
160名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 04:54:05 ID:qeRfpQzw
ウホッのひとですか?

コジサヤ…
ああコジサヤね、うん…orz
161名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 09:27:06 ID:oG+C51yv
>>159
コジロー×お前
162名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 14:45:33 ID:+4JK6YNb
ガチホモには興味ありません!
163名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 17:53:42 ID:wQOgai+6
>>159が美少女だったらどうするんだ
164名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 18:38:30 ID:4XqEt41V
ん?ああそうか。>>159ってキリノじゃん
そう考えたら辻褄あわね
165名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 23:18:45 ID:r8De/j+I
コジサヤは同人には一つあったね
166名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 23:40:01 ID:uAImsKOE
キリノがコジローを好き過ぎて病んでいくのがみたいですね
表面上は普段通りに。でも裏ではコソコソやってるのがたまらん
167名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 10:11:24 ID:fFfvAfnx
ユータマがみたいぜ
168名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 10:32:47 ID:6NdBA/hU
サトリ廊下で転ぶ際に何かを掴む→それが屈強女子のパンツで脱げる→恥ずかしさのあまり丸見え状態で校内を暴走する屈強女子
→下半身が反応して落ち込む男子生徒達→暴走の果てに屈強女子とユージがクラッシュ→俺があいつであいつが俺で状態に


っていうマンガを夢の中で読んでたんだけど、これ誰か夢診断してくれよ 
169名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 22:38:18 ID:dqKueQE8
前スレにはたっくん×サヤがあったがな
たっくんイケメンだしモブだけど名前もあるしサヤとも仲良さそうだし妄想には充分だ
170名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 23:32:50 ID:9LRo37Bo
もうたっくん×ユージでいいよ
171名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 00:09:22 ID:yBiqGa/8
>167
あと3週間くらい待ってくれ。必ず書くから。
172名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 00:09:40 ID:m+SHYICh
ウホッ
173名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 01:01:09 ID:LWamAC2P
ユージ×サヤだろ常考
174名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 01:06:32 ID:ARF+4RC1
>>171
期待してるぞ
175名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 01:27:06 ID:c163wK1a
タマ→ユージ→サヤ→キリノ→コジロー
176名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 02:47:33 ID:nA0oeMZ8
>>173
そーいやユージは設定では年上好きだっけ…
確かに、5人の中じゃサヤが一番好みか。
177名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 11:27:10 ID:srOPkdzM
だが精神的な面ではサヤがいちばん子供だといえなくもないぞ
少なくともユージが惹かれるような年上要素は
どっちかっつと椿さんのような…
178名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 11:34:01 ID:1xZLqgcC
ユージは声がウッソだから年上の綺麗なおねーさんにドギマギする姿も想像できなくもない
サヤでもいいがウラ様が一番怪しい
179名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 14:03:59 ID:BC6u/SCw
ユージ×メイ 書いてるんだけど、先長いわこれ。
上げるのいつになるかわからないけどまったりと頑張るんだぜ。
180名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 14:11:30 ID:ZiTRMdHU
>>179
すごいとこいったなw

wktkして待ってる
181名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 14:16:20 ID:FK8tLrG7
>>179
おまwww期待してる
182名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 17:22:00 ID:nA0oeMZ8
>>178
そーいや年上できれいなおねーさんで
タマの宿敵。
ウラ様とユージが絡んだら面白いかも…
183名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 18:54:31 ID:ggeEiez4
特撮ショーのバイトするユージ
184名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 19:19:46 ID:u3JhQOjt
>>183 声つながり?
185名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 20:12:56 ID:XuaK/XBz
ユーウラSSなら以前
どこかのスレに投下されてたような
186名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 02:36:41 ID:Sig+4JSH
>>185
kwsk
187名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 12:32:26 ID:oLE0JAaw
ユージのキャラスレだな
かなりの筆力の書き手が書いたSS、ただし未完

同じスレにあるユージ×青木というありえない組み合わせのSSも
青木の一人称が軽妙で絶妙なSS、ただし未完
188名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 14:08:19 ID:DvveNDw7
>>187
見てきた。なかなかいいね
189名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 15:50:30 ID:Sig+4JSH
ウラSSはもう読めないのか…残念だ
190名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 16:08:05 ID:6s82zN8q
自分で書くんだ!
自給自足もエロパロの基本だぜ
191名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 20:37:36 ID:DvveNDw7
卒業後いろいろあったが治まるところに収まったコジローとキリノ。
平穏な日常に突如、コジローの出張ということで初めて3日ほど一人ぼっちに
毎晩やることはやっていただけにさびしさの余り一人で・・・

キ「んっ はぁ、コジローセンセェ・・・ 」
キ「もう3日目だよぉ・・・さびしいよぉ・・・」グス
コ「はぁ疲れた、ただいまキリノ・・・!?」
キ「センセ・・・ェ」
コ「先生はやめろよキリノ、てかお前・・・何してるんだ?」
キ「もう!ばかぁっ」
コ「おい、むぅっ」
はぁ……ちゅっ、ちゅるっ……んっ……はっふ……はむっ
コ「ぷはぁ、そんなにさみしかったのか、ごめんな」 なでなで

続く・・・のか?
192名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 20:39:59 ID:45UCbbsm
むしろ続けろ
193名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 21:39:18 ID:7o/+elg2
ワッフルワッフルわっふるわっふるわっふるわっふるわっふる
194名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 23:22:00 ID:Dym3MbFW
>>187
ユージ×青木読んできた






 萌 え 死 ん だ 


誰かこれでエロいの書いてくれ!
195名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 11:33:14 ID:97oTDtE6
>>191
キ「ぐすっ うぅ、ご飯も寝る時もずっと一人ぼっちで寂しかったんだよぉ」
コ「そうかそうか、ホントにごめんな・・・キリノ」 なでなで
               ・
               ・
               ・
キ「夕食は帰宅祝いということでメンチカツでーす!」
コ「お!待ってました〜 出張中お前の飯が楽しみで仕方なかったんだ!」
キ「てへへ、照れますなぁ ほいっ」
コ「はふはふ やっぱりうまいなぁ!さすが実家が惣菜屋なだけあるな!」
キ「えー、その褒め方は聞き飽きたよセンセー」
コ「そ、そうか・・・さすが俺の奥さんだ ありがとうなキリノ、あと先生はよせよ」
キ「んー じゃあ・・・・・・・・・アナタ///」
コ「よ、余計照れるじゃねーか!もういいよ先生でよぉ!」
キ「うふふ、虎侍さ〜ん」 スリスリ
コ(可愛いやつめ・・・) なでなで
196名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 11:42:27 ID:2jYZfFbo
おお、続ききてるw
197名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 12:57:06 ID:97oTDtE6
>>195
コ「ゲフッ はぁ〜食った食ったー ごちそうさん」
キ「お粗末さまでしたーっと」 カチャカチャ 
紀梨乃は皿洗いを始める
コ「なぁキリノ?」
キ「はい〜?」
コ「たかが3日の出張であんなに寂しがることはないだろうに」
キ「えーーーー!3日もだよ?3日!」
コ「3日であんな状態になるのか?」
キ「うっ、こ、こんな体にしたのはセンセーなんだからぁー!」 ポカポカ
コ「わわわ、わかったわかった。俺が悪かったから・・・な?」
キ「むー、じゃあ・・・・・・・・・いっしょにお風呂入ってくれたら許してあげる・・・」
コ「・・・・・・・・・え?」
キ「別に恥ずかしがるものじゃないでしょ、もう夫婦なんだし・・・」
コ「お、お、俺が恥ずかしいわ!」
キ「じゃーもうご飯はコンビニ弁当でいいんだね〜?」
コ「入らせていただきます」(土下座)
 
198名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 13:23:33 ID:Wv2FfMrf
ギャグ以外のト書き小説が許されるのは中学生までだろ?
おまえ、何才だ?

199名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 13:39:50 ID:97oTDtE6
>>198
別に意識してやってたわけじゃないんでね、気に障ったならサーセン
200名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 14:09:39 ID:pXvlB7Fq
>>198
pgr
201名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 14:25:05 ID:Wv2FfMrf
>>199
意識してないって事は素であんな文章しか書けないということか
マジで中学生か?
202名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 14:37:11 ID:WeKUF+Xo
なんか湧いてるwwwww
203名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 14:48:46 ID:x5XmR702
>>201
お前はここには向かないよ。
204名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 14:54:18 ID:Wv2FfMrf
だってつまんねーんだもん
いいのか、こんなんで?
205名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 15:48:09 ID:ZgdgMakv
>>204
つまんねーならくんなカス
書きもしないくせに書いてるやつの文句言うな
206名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 18:00:47 ID:1PDp4ClV
>>205
いや、ここはこういったほうが良んじゃね?
>>204 一緒に(性的な意味で)面白くしようZE☆」
207名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 18:15:53 ID:XjY/bzkG
208名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 20:06:31 ID:Dx4G7lBw
煽り口調でしか喋れない人間は
つまらない文章しか書けない人間より遥かに価値がない
209名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 22:31:42 ID:KFB2PMME
お前らケンカなら外でやれよ!
さっきからタマちゃんと東が部室の隅でビクビクしてんじゃねぇかっ!!
210名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 23:04:38 ID:wYMbvkFh
エロパロ板で俺ルール語られても困ります><
>>209
タマちゃんならむしろ荒らしを退治しそうだなw
211名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 23:54:42 ID:siPi8/ZW
>>207
>>59読んだあとだと30点なら上出来なんじゃねと思ってしまうw
212名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 00:10:18 ID:dCtM7MKM
>>207
30回保存した
213名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 08:11:10 ID:wshD57VO
>>207
4回使用した
214名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 20:57:52 ID:YxvzWC1+
>>197

「えへへー、じゃあ先に入っててねー♪」
「お、ぉおう!」

実際に2人で風呂に入るのは慣れてなく、コジローは緊張していた。
            ・
            ・
            ・
「それじゃあお背中流しますねー」

キリノはコジローの背中を流してゆく。

「何黙ってるんすかー?」
「い、いや、緊張してな」
「ふーん♪」
「もう教師と教え子でもないのに何緊張してるんすかねー。」
「うっ」
「夫婦っすよ?夫婦、幼な妻ですよ〜」
「キ、キリノ、その・・・なんだ」
「ふにゅ?」
「我慢できなくなるから・・・そろそろ・・・な?」
「別に我慢しなくても・・・いいよ?」
(・・・我慢、我慢だ俺!)
「はいっとー終わりましたよー」
(ふぅーとりあえず浴槽で心を落ち着かせねば・・・)
(くそ!早く収まりやがれマイサン!)

コジローが必死になだめている間に

「とう!」 ザバーン
「うわ!キ、キリノ!びっくりするだろうが!」
「はぁ〜いい湯っすねぇ〜」
「そ、そうだな・・・」
「ちょっと前開けてー」
「ん?ああ」
「よいしょっと」
「お、おい、この格好は・・・」

コジローがキリノを後ろから包み込むような体制になっていた。
コジローは恥ずかしさの余りあわてて上がろうとする。 が、

「も、もう少しこのままで・・・」
(・・・どうした・・突然・・・)
「やっぱり・・・落ち着くんすよ・・・」
「ああ」
「センセェ・・・」
(先生って・・・まぁいいか)
「私ね、センセェがいない間・・・寂しくて・・・切なくて・・・」
(こんなに俺のことを想ってくれているなんて・・・キリノ・・・)
「出張に行った日の夜も・・・その次の日の朝も・・・気がついたら・・・」
(・・・)
「センセェのこと考えてて・・・頭から離れなくて・・・」
(・・・)
「また・・・どこかに行っちゃうんじゃないかと思って・・・うぅ」
「待たせてごめんな・・・キリノ」 

愛おしく大切に抱きしめた
215名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:21:25 ID:VbCyMgYe
ユータマはまだか
216名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 01:35:13 ID:QhI208Co
ユータマのエロは、なんかこう、想像がつかない。
どっちも18禁から遠すぎる。
217名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 02:10:32 ID:GqKxnP+n
保管庫にあるやつがけっこうよかったよ
218名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 08:06:51 ID:tKoe7ImR
>>214
続きはまだかね?
219名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 16:37:49 ID:zs3sfaYv
タマ単体なら、幼げなキャラ性故にある種のテンプレ的基本パターン踏襲出来るけど
ユージの壁がでけえ
220名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 18:21:08 ID:TXtwR5kt
ユージはタマちゃんのこと小動物的に思ってるからなあ
まあ皆そうだが

まあ付き合って20歳ぐらいになるか結婚したらするんじゃない?
高校生のうちはしないタイプだし
221名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 17:56:33 ID:oOmX0ThM
このスレッドの保管庫ってバンブレにいきつくまで結構
分かりにくいと思うんだよ。
と言うわけでこのスレッド単独の保管庫を作りたいと思うのだがどう?
皆の賛成次第で決めると思うんでよろ。
222名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:10:50 ID:Hv+d2O+x
>>221
賛成!
223名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:47:14 ID:9rCGDnXw
>>221
せっかくだからアニキャラ総合のユータマスレとキリノスレのSSも統合してくれ!!
一般向けと18禁にカテゴリ分けて
224名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:10:50 ID:oOmX0ThM
>>222-223

賛成Thx!
キリノスレは覗いているけど合同ウィキの計画が出てるぽい。
更に要望あれば追加するけどな〜。
あくまで最初はここの単独保管庫にしようと思ってる。
225名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:13:55 ID:Hv+d2O+x
>>224
あ な た の よ う な ネ申 を 私 は 待 っ て い た 
226名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:57:08 ID:TwosqMAF
保管庫って土塚保管庫?
227名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 04:44:49 ID:36/NDdaM
一応そうするつもり。
もちろんバンブレとマテパはウィキの中で分けるけど。
ほんじゃ今日の昼くらいから作業に入るわ。
228221:2008/04/20(日) 13:39:54 ID:36/NDdaM
どうも。言いだしっぺです。
一応基礎が出来たのでお知らせしますー。
ttp://www13.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/1.html

チマチマ保管していきますノシ
229名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 13:55:12 ID:QIitJtAV
乙!
230名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:13:20 ID:uASYkbuZ
>>228
よくやった!
褒美に米とアクアの飴とタマの袴をやろう
231名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:24:35 ID:Ae3bWK8b
>>228
乙乙がんばれー
232名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 22:33:39 ID:BZcaUU3U
ユージ×アクアのクロスオーバーSSはまだか
233名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 16:27:39 ID:3BXsWD/3
>>232
ユージと杉小路のSSで我慢しろ
ユージが不死身の肉体と大の甘党になる虐待満載のグロSSだけど
234名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:22:06 ID:zibWHRPh
ユージにはロリより大人の女性だろ?

なのでプリセラ×ユージで
235名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:24:28 ID:WpvdWFXP
コルクマリー×浅川で
236名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 20:05:09 ID:HDg7Yrf2
>>235
恐怖ってレベルじゃねえぞ・・・
237名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:27:13 ID:7YabVKbv
ユージ×西ちゃんマダー?
238名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:55:58 ID:XJFIdTVO
コジロー×近本が投下される日を待ち続ける
239名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 23:15:09 ID:AtMEfZqj
岩堀が改心する切っ掛けがコジローだったなら、或いは…ってところか。
240名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:26:24 ID:KN/6avTS
むしろ西ちゃん×ユージマダー?
241アトピック ◆rxZFnGKLCg :2008/04/24(木) 00:51:30 ID:mahSmSIm

ピンポーン
「はーい」
「おじゃまします」
「うん、はいってよ。タマちゃん」

〜ふたりの時間〜

「ふむっ、んんっ、じゅるるる」

珠姫の小さい口が勇二のモノを吸い上げる、珠姫は熱心に勇二を咥え勇二もまた気持ち良さそうな顔で
自分のモノをフェラチオしている彼女の顔を眺める。珠姫のが舌で亀頭を舐めると勇二は「うわ」っと
ふがいない声をあげた。

「タマキ、出すよ」
「うん、んんっ」

射精が近づき勇二が声を出すと珠姫はそのままフェラチオを続けた。

「うっ」
「っ!!ケホケホっ」
「あ、タマキ大丈夫か」
「うん、大丈夫」

勇二の射精に咽た珠姫は口の前に手をやり、口に出された精液をそこに出すと今度はゆっくりとそれを
飲み干した。

「無理に飲まなくてもいいのに」
「今日はそんな気分だったから」

ちなみに、日によっては顔射や体に射精するよう要求してくる日もある。

二人が恋人同士になってから体の関係を結ぶのはそう時間がかからなかった、子供の頃から一緒にいる
分、信頼関係が元から築かれていた事からだろう。そして、今日は勇二の親は外出中ですくなくとも晩
になるまでは帰ってこない。二人はこうしたチャンスを見つけては蜜月の時間を堪能していた。そして
この時間の間だけは二人は愛称ではなく本名で呼び合う。

「それにしても、ユウジは一杯だすね」
「ま、まぁね」

定期的に珠姫が抜きにくる為、すっかり自慰をするという習慣が減った為である。そして、勇二は基本
珠姫からの愛撫に対しては特に要求はしない(どうしてもさせたい時は頼む事はあるが)。今回のフェ
ラの奉仕は完全に珠姫の気分で行われていた。

「じゃあ、今度は僕の番だね」
「うん」

と珠姫はコロンと横になった。カーテンでしきってはいるものの、まだ外は昼間なので白い素肌を晒し
産まれたままの姿の珠姫がよく見える。

「タマキ………」
「んっ………」
242アトピック ◆rxZFnGKLCg :2008/04/24(木) 00:52:30 ID:mahSmSIm
勇二はそのまま体を倒すと珠姫にキスをした、軽く唇を押し当てて舌を弱く動かしてお互い舌を絡み合
わせた。勇二は自分の精液の味がするが、そんなのは気にしない。すぐさま珠姫の味に変わるからだ。
勇二は腕を珠姫の脚に伸ばし、そのまま珠姫の秘所に手を伸ばした。そこはすでに蜜で濡れぬるりとし
ていた。

「ふっ………」

勇二はそのまま、中指と人差し指をゆっくりと珠姫の中に沈めていき。そこで軽く指を曲げ、軽く擦り
あげた。

「…………!!」

珠姫はビクリと体を奮わせた。が、それでも二人は唇を離さない。いまだ舌を絡ませている、そのため
二人の口角からは涎が少し溢れていた。勇二はそのまま指を動かし続ける、と珠姫は急にシーツを掴ん
でいる手に軽く力を込め、少しするとスッと力を抜いた。

「タマキ、イッたね」
「うん」

ようやく顔を離れとツーッ唾液が糸を引き、プツリと切れた。また、勇二が責めていた秘所からも多量
の愛液が溢れてきた。すでに先ほどのフェラチオで体が出来上がりつつあった為、感じやすくなってい
たのだ。

「ユージ…」
「ダメ、まだだよ」

と勇二は体を起すと、そのまま珠姫の脚を開いて剥き出しのまま愛液で潤っている秘所に顔を近づけた。
薄い珠姫の茂みがぐっしょりと濡れていた。

「ふぁっ」

軽く吸い付くと珠姫は高い声をあげた。勇二はそんな珠姫を無視するかのようにそのまま舌を伸ばし、
舌先でクリトリスを舐め始めた。そして、勇二はそれだけでなく両手を珠姫の小さい胸に伸ばし可愛ら
しいその乳首を摘んだ。

「あっ…んん」

珠姫は脚こそ勇二の顔をはさむようにしているものの、力はそんなに入れてはいない。両手は彼の頭を
掴むわけでもなくそのままシーツを掴んで、なるべく力を入れないようにしていた。その為、時折勇二
が感じやすい珠姫のポイントをつくとそのまま高い喘ぎ声をだしてしまう。

「ジュルッ、ジュッ、ジュルル」

すでに珠姫の秘所に顔を埋めている勇二は珠姫の胸を責めつつ、秘所を舌で舐めまわし吸い付いていた。
勇二の愛撫に珠姫は次第にさらなる高みへ登り始める。珠姫の太ももがプルプル震え始めたのに勇二が
気付くと少し強めに乳首を摘んで、顔を上げた。

「あ………」

珠姫の秘所からピュピュっと潮が噴かれ、その一部が勇二の顔にかかった。
243アトピック ◆rxZFnGKLCg :2008/04/24(木) 00:52:59 ID:mahSmSIm
「ん、今度は大丈夫だったね」
「はぁ………もぅ、ユージ。あの時はたまたま……」

以前、こうした時思わず珠姫が失禁してしまい、珠姫の小水が勇二の顔にかかった事があり。勇二はそれ
をからかうと、珠姫は赤い顔をしてぷぅっと頬を膨らませた。

「ごめんごめん、それじゃあさ…」
「………うん」

と珠姫は頷くと、両手を秘所にもっていって

「きて、ユージ」

くっと指でそのピンクの綺麗な割れ目を開いた。とろり、と蜜がシートにこぼれ汚した。

「んんんっ………!」

勇二のモノがずぷっと珠姫の中にゆっくりと入っていく、モノ自体は標準男子のそれより少し大きいくら
いだが珠姫の体が元々小柄な為、慣れてはいても少しきついように感じられた。

「全部…入ったよ。タマキ」
「うん、ユージの熱いのが入ってるの感じるよ」

勇二は自分を全て珠姫の中に挿れると、そのまま軽いキスをした。そして珠姫に軽く腰をあげる様促すと
そのまま、体重をかけて彼女の奥を突いた。

「あんっ」

可愛く珠姫が呻くとキュッと中が締まる。そして、勇二はピストン運動を開始した。珠姫は両脚と両腕を
勇二の腰に絡ませ密着度をあげる。勇二もそれに応えるかのように彼女を抱きしめる。

「ユージ、ユージぃ」

珠姫が囁くように勇二の名前を呼ぶ、勇二はそれを聞くとそのまま体を押さえつけて彼女を蹂躙したくな
るが理性でもってそれを必死に押しとどめる。

「うう、ね、ぇ。私、も」
「うん」

と一旦動きを止め勇二が上体を起すと、珠姫はそのまま勇二の力を借りず筋肉の力だけで体を起した。
その為、自然に秘所に力が入り勇二のモノを締め上げる。膣内もぞわりと蠢くため、勇二は思わずイき
かける。

「んん……それじゃあ、動くよ」

お互い見つめあい舌絡ませ合うキスを交わすと今度は珠姫が腰を使い始めた。以前として、両手両脚は
勇二の腰に巻きついている為、激しい動きはないがゆっくりとしたその動きは淫靡なものだった。
そして、珠姫は動きながら勇二の首に顔を擦り付ける。
(今日のタマキは甘えん坊だな)
珠姫から与えられる甘美な刺激を楽しみつつ勇二はそう思った。前戯の時といい、今といい今の珠姫は
完全に勇二に甘えていた。そもそも、繋がった時から両脚を腰に絡めるという行為事態が彼女にとって
甘えるという癖になっているのだ。騎乗位もいいが、彼女の香りと吐息を感じられるこの体位は勇二に
とって最も好きな体位になっていた。
244アトピック ◆rxZFnGKLCg :2008/04/24(木) 00:53:20 ID:mahSmSIm
「タマキ…そろそろ」
「うん、いつでも、いいから」

ザワザワと勇二を締め付けながらも絡み付いてくる珠姫の膣内に勇二は二度目の射精に登り始める。

「私も、そろそろ………あぅっ!」
「出るっ!」

ビュビュっと二度目ながらも勢いよく飛び出た勇二の精液が珠姫の膣内を汚していった。

「あぁ、熱いよ…、ユージのが、ビュクビュクでてるの………」
「タマ、キ…」

二人はそう呟くと再び唇を合わせた。

「今日は、甘えんぼさんだったね」
「だって、最近練習づくしでエッチできなかったから」

勇二の腕の中で丸くなった珠姫はゴロゴロと猫のように勇二の胸に頬を擦りよせた。
あれから結局、後処理をするために秘所から溢れてくる精液をフキフキしていたのたがその都度珠姫が
可愛い声で鳴く為三回戦目に突入し、今に至った。

「そうだね、学校の剣道場は先生達に使われちゃってるからね」

これはもちろん紀梨乃と小次郎の事を指している。あの二人は生徒と教師の壁を越えて密かな交際をし
ていて、主に学校の剣道場で体を重ねあっているのだ。以前、勇二と珠姫が剣道場でいたしていた時に
不意に入ってきて大層焦った事がある。(この時は用具入れに隠れてヤリ過ごした)なお、それだけで
はなく、勇×珠・紀梨×小次郎・段×都が剣道場に集った事があるのだがそれはまた別の話。
(小次郎達が道場を勇ニと団十郎は男女それぞれの更衣室にいたため、バッティングする事はなかった)

「ねぇ、ユージ」
「うん?」
「好き、大好き」
「僕もだよ、タマキ」

二人の唇が重なり合う、四回戦副将戦が始まろうとしていた。
245名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:53:27 ID:YSHZvoUj
タマ×ユージか
246アトピック ◆rxZFnGKLCg :2008/04/24(木) 00:57:10 ID:mahSmSIm
バンブーものは初めて書くからキャラ掴めてるか心配。

しかし、これ書いてたら余りモノ同士でサトリン×サヤコっていう電波が
百合モノは想像難しいから書けないんだよなぁ・・・
247名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 10:29:38 ID:ChuDKlMs
お互いの呼び方を、せめて本編どおりにして欲しい(;´Д`)
恋人同士だからって違和感ありまくり。

でも、乙
248名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 10:37:56 ID:i/RW4+SW
正直に述べさせて貰うならば未熟さは否めないな

今後に期待してます
そして乙
249名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 11:41:22 ID:mCkupg+l
コジローの名前は虎侍だからな

しかし乙
250名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 21:13:29 ID:t7HrYCYG
逆に考えるんだ!
アニメでリンが初めてタマキに会った時のことを覚えていないのは、
人形を渡すとき近くにいたユージに一目惚れしたショックによるものと考えるんだ!!

うん? 誰か来たようだ。 バ、バカな! 貴様は死んだはずではなかったのかシナぐぎゃあぁぁ!!
251名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:27:18 ID:VKlBn2Gs
>>250
リン×ユージ見てぇぇぇぇ!!
252名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:59:25 ID:L2Thu/Od
シナイダーは悪人じゃないが、勝つために相手の心を攻撃するという
スパイダーマンの敵みたいな奴がユージを狙うのもアリかな
253名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:15:22 ID:OkZ6K2nA
>お互いの呼び方
これって調べないと解らないんだよなw

オレもユータマ和姦書いてたんだが
いつの間にかリンタマ百合になってた…アレー?
254名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 08:08:05 ID:99dFljzI
>>253
百合スレにレッツ投下するんだ!
255名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 00:50:52 ID:iUOF5yPl
ユージスレに関連SS保管wikiが上がってたけど、
>>228とかぶってしまった?
256名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:40:37 ID:GpYczQgM
>>214って完結かぁ・・・続きがほしーい!
257名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 10:42:03 ID:j6E6aFvb
>>255
向こうは一般
こっちは18禁だろう
258名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:29:10 ID:qHleDu8Y
ユージ×青木マダー?
259名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:51:23 ID:6MnchE+D
ユージ×近本マダー?
260名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 09:15:46 ID:YsM0TE7j
ユージ×メイちゃ(ry
261名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 11:58:19 ID:GRW0GKnQ
ユージどんだけ人気なんだよw
262名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:22:46 ID:IIYJx2Am
 その日、市立武道場では合同練習会が開かれていた。朝からは練習、
そして昼からは練習試合となかなかにハードなスケジュールであった。

 着替えを終えて、さぁ帰ろうかと駐輪場にやってきたユージを呼び止める声があった。

「あ、あの、室江の中田くんですよね。」
「えっと、そうだけど、何か?」
「あ、あの、以前練習試合でお邪魔した成明の小川芽衣って言います。」
「はあ、で、小川さん。僕に何か」
「あの、以前お邪魔したときに中田くんを見て、強くて、剣道のかたちがきれいで、
かっこいいなと思って、それで、今日あらためて中田くんを見て、その、自分の
気持ちが止められなくなって、その、すすすす・・・・・・・」
「す?」
「好きです!わわわ、わたしとつきあってくださいっ!!」
「へ?」

 ユージの間抜けな声に、しばらく空気が止まる。何秒たっただろうか。
メイの背後から声がかかる。

「あー、いたいた、田中くん見つけっ!」
「いえ、中田ですが。どちら様でしょうか?」
「ああ、そうそう、中田くん、中田くん。えーと、東城の青木です。」
「青木さんですか、初めまして。で、なんでしょうか。」
「あ、こりゃ初めまして。えっと、単刀直入に聞くけど。」
「なんでしょう?」
「中田くんって今つきあっている女の子いるの?」
「いえ、そんな、つきあうなんて。」
「そう?それじゃ、お願い、わたしとつきあって!」
「え?」
「いやー、前、ウチと試合があったときに、男の子だけど、一生懸命女の子の
世話をしている姿を見て、『あーこんな、優しい彼氏が星いなー』と思ったわけ。
そして今日あらためて見たら、剣道も強いし、あらためて惚れ直したのよ。」
「そ、それはどうも。」
「どう!年上のお姉さんは!甘えさせてあげるよー?」


263名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:23:14 ID:IIYJx2Am
 たじたじとなるユージは、思わず後ずさりする。すると、誰かにドンとぶつかってしまった。
ユージは振り向いて、頭を下げる。
「あ、すいません。えーと、鎌崎の・・・」
「近本成海よ。大丈夫。気にしないで。」
「スミマセン。あれ、でも、鎌崎の人たちって、さっき一緒にバスで帰ったんでは?
乗り遅れたのですか?」
「いや、中田くんに用事があったから、わたしだけ残ったんだ。」
「え?」
「うん、中田くん、さっきの話からすると、つきあっている子はいないと。」
「はぁ、まぁ。」
「室江のあの大将の子とはどうなんだ?」
「タマちゃんですか?ただの幼なじみですよ?」
「本当にそうなの?」
「ええ、タマちゃんとは、つきあうとかどうとかと言うよりも。」
「じゃぁ、わたしとつきあってくれないか?」
「え?でも、近本さんは、鎌崎の部長さんと・・・」
「岩堀か?あいつはダメだ。いつまでも世を拗ねて。でも、室江の人たちは違った。
どこまでもまっすぐで、純粋で。自分を信じていて。中田くん。特にあなたのあの気迫。
わたしが欲しいのはそのハートなの。」

 近本の気迫にたじたじとなるユージに背後から声がかかる。
「あ、あの、わたしが最初に話をしていたのですがっ。」
「そーよ、後から来たアンタはひっこんでいてよ。」
 負けじと近本からも、
「後先なんて関係ないでしょ?この気持ちは裏切れないから、引けないよ。」

「な、中田くん、やっぱ同じ一年生がいいよね。」
「お姉さんがいろいろ教えてあげるよ。」
「フン。わたしが一番つくすタイプなんだ。」

三人のタイプの異なる美少女に囲まれたユージの明日はどっちだ?
264名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:35:06 ID:/Z6V5OxP
そこにタマも来るんですね?
265名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:51:50 ID:JCtK1+Ic
>>263
4P!4P!
266名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 22:17:53 ID:I5vdYEhv
意気投合した三人が濃厚百合に突入してUG放置ですね
267名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:22:37 ID:Cc9MK5T5
ウラ様を忘れてる件
268名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:36:43 ID:h3wsVf2I
>>263
エロパロ的なノリとして文句のない導入だ。だから続きを……頼む!
269名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:53:36 ID:kLXe7ffF
>>267
ウラは盗撮顧問撮影の恥ずかしい写真によって九州に拘束されています、いろんな意味で
270名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:54:00 ID:nUD+5Y8G
これはなんというハーレムw
271名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 02:54:26 ID:1k4zu8ZL
斬新すぎるハーレム展開www期待してしまうな。
272名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 11:57:31 ID:lytTE3Kd
>>258-260
こやつらの願いをまとめて処理しようとは
273名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:10:31 ID:YAoXUYXu
というか本誌はもう鎌崎終わってるのか・・・。UGになんかあったのか?
274名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:58:04 ID:diO5QZPr
まだ現在進行形だぞ
275名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:07:58 ID:alYac5eI
鎌崎の連中がイライラし始めたところだったっけ。
276名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:12:57 ID:hg0TQZw5
男女全員の欲求不満の捌け口にされる近本
277名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:43:54 ID:GWDOEQmf
263の続きを書こうとして、ふと気づいたのだが、青木の下の名前って何?
小西も含め、東城のメンバーのフルネームって不明だよな、たしか
278名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:12:59 ID:WXFefpxC
青 木
279名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 00:18:11 ID:ry1mTUHl
>>277
続きだと…!?
全裸で待ってるぜ!
280名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 02:02:59 ID:NDL9we+D
青木朧蜜蜂じゃないの?キリノが朧蜜蜂に負けたとか言ってたし
281221:2008/04/29(火) 09:38:55 ID:hOOnLxxm
近本と岩堀のエロパロがそろそろあってもいいと思うんだ
282メイちゃんend 前編 1/6:2008/04/29(火) 13:55:24 ID:jLXXghrq
>>263続き
「そんなこともあったかな。」
合同練習のあと、駐輪場で防具を自転車の荷台にくくりつけながら一人つぶやくと、
「どうしたの、ユージくん。」
と、同じく自転車に防具をくくりつけている最中だった彼女が、たずねてきた。
「いや、一年前のこの日を思い出してね。」
彼女に苦笑いしながら答えると、真っ赤になった。ウン、相変わらず純情で可愛いな。
「も、もう、一世一代の告白だったんだから…」
うつむきながら答えたせいか、少しずつ小さな声になっていった。
「うん、ゴメンね、メイちゃん。そして、ありがとう。僕を好きになってくれて。」
ぽんぽんと頭を軽くたたきながら言うと、彼女は顔を上げて、
鳩が豆鉄砲を食らったような顔になった。そして、
「ううん。ユージくんこそ、わたしを選んでくれて、ありがとう。」
と笑顔で答えた。つられて僕も笑顔になった。

 彼女を家に送り届けるため、自転車を並べて押して歩く。
市内は人通りも多いから、彼女と話すためにはこうしなくてはいけない。
彼女の家の近くの新興住宅地にはいると、市内と違って、車も少なくなるから、
ここからは自転車をこぎながら、お互いの顔を見ながら話す余裕も出てくる。
そんなこんなで彼女の家についた。
283メイちゃんend 前編 2/6:2008/04/29(火) 13:56:51 ID:jLXXghrq
 いつもなら、ここでさよならをするはずなんだけど、彼女が自転車のスタンドを
たてたとたん、玄関が開いて、彼女の母親が出てきた。
「あ、ただいま、お母さん。」
「あ、メイ、お帰り、ちょうどいいところに帰ってきた。
あらあら中田くん、いつもありがとうね。」
「いえいえ、そんな。」
「ねぇ、ちょうどいいところって…」
「あのね、実は親戚のおばさんが交通事故にあって入院するから、
家の用事とか、入院の手続きのお手伝いをしに、わたしとお父さんが行くのよ。」
「え、そうなんだ、おばさんのけがは?わたしも手伝いに行こうか?」
「ううん、メイはそんなに気を使わなくても大丈夫。けが自体も骨折くらいらしいし。
だから、あなたはお母さんたちが帰ってくるまで、お留守番しておいて。」
「うん、わかった。」
「ところで、中田くん。お願いがあるんだけど。」
「なんでしょうか、おばさん。」
「こういうわけでメイがしばらくひとりぼっちになるから、わたしが帰ってくるまで、
一緒にいてあげてくれない?ほら、こんなご時世だし。」
「僕でよければ、お邪魔させていただきますけど。」
「ごめんね、送ってくれた上に用心棒まで頼んで。せっかくだからご飯も食べて
いってね。メイ、簡単な用意はしてあるから、あなたが仕上げをして、
中田くんに出してあげなさい。」
「そんな、ご飯まで。スミマセン。」
「ううん。ユージくん。たっぷり食べていって、わたしがんばるから。」
284メイちゃんend 前編 3/6:2008/04/29(火) 13:57:55 ID:jLXXghrq
 そんなやりとりのあと、小川家にお邪魔した。防具と竹刀は三和土において、
着替えなどの入ったバッグなどを持って、リビングルームに通された。
「ごめんね、ユージくん。遅くなるのに」
「いやいや、おやすいご用だよ。でも、信頼してくれているんだね。
普通、年頃の娘と男を二人っきりにするかなあ。」
「そりゃ、ユージくんだからだよ。やさしいし、賢いし、剣道も強いし。
お母さんが、『今後メイにユージくん以上の男ができるわけないんだから、
しっかり捕まえておきなさい』って。」
「そりゃどうも。」
頭をかきながら答えると、メイちゃんは話題を変えた。
「ねぇ、せっかくだからお風呂入っていったら?その間にわたしご飯の準備をするし。」
「え、でも、ご飯をごちそうになるだけでなくて、お風呂までだなんて。」
「だって、今日はお家に帰るのが遅くなるでしょ?それに、男子更衣室には
シャワーがないから、汗でベトベトだろうし。」
「いや、そんなに気を使わなくても。僕も料理を手伝うよ。」
「でも、ユージくんはお客様だし、それに、今日はわたしががんばりたいの。
だって、『一年目』の記念日だから…」

 そういうと彼女は赤くなってうつむいた。そうか、駐輪場でも思ったけど、
あれから一年だもんな、女の子ってこういう記念日が大事なんだろうな。
そう思うと、今日は彼女の言うとおりにしようと思った。
「わかったよ、メイちゃん。そこまで言うなら、お願いするよ。」
「うん。じゃあ、お風呂の使い方説明するね。」
285メイちゃんend 前編 4/6:2008/04/29(火) 13:59:54 ID:jLXXghrq
 彼女の案内で脱衣場と風呂場に進む。まぁ、風呂の設備はどこも似たり寄ったり
だから、あまり違和感なく操作できそうだ。
「じゃあ、お風呂借りるね。」
「うん、ごゆっくりどうぞ。それからえっと。」
「なに?」
「ついでだからお洗濯もしようか?胴衣とか…」
少し考えて、ここはさっき決めたとおり彼女の言うとおりにしようと思った。
「うん。お願いするよ、メイちゃん。何から何までありがとう。」
「うん、じゃあ、バッグから出して洗濯しておくね。それじゃ今度こそ、
ごゆっくりどうぞ。」

 かちゃりと静かにドアが閉まったあと、服を脱いでいった。きっちり畳んで
しまうのはやっぱ、性かなぁと考えながら、シャワーのノブに手を触れた。
さて、頭を洗おうとして、並んでいるシャンプーのボトルを見て、あらためて
女の子の家だなぁと感じた。端っこのほうに申し訳なさそうにトニックシャンプーを
見つけた。たぶん親父さんのだろう。さすがにメイちゃんのシャンプーを使うのは
はばかられるから、これを借りることにした。おじさんゴメンナサイ。

 お言葉に甘えて、ゆったり風呂に浸かってから出た。バスタオルを腰に巻き、
ドライヤーで頭を乾かす。すると、居間の方から小さな悲鳴が聞こえた。
思わず、そのまま飛び出した。
286名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 14:00:28 ID:3D/0YHEj
きたわぁああああああああああああああああ
287メイちゃんend 前編 5/6:2008/04/29(火) 14:01:07 ID:jLXXghrq
「どうしたの?」
「え、えっと、ゴキブリが出て、それであわてて包丁でちょっと。」
そういえば、彼女は人差し指をたてて少し涙目になっている。
確かに赤い血が見える。
「とりあえず止血しなきゃ…」
思わず彼女の手をとると、血が出てる指をくわえてしまった。
「え、え、え…」
彼女は真っ赤になったまま固まっている。彼女の涙を久しぶりに見た気がする。
そう、一年前、彼女につきあおうと返事したとき以来かも。そんなことを考えながら
しゃぶりつづける。

「ユージくん…指があついよ…」
気がつくと、彼女は頬を真っ赤にして俺を上目遣いで見ている。
あわてて俺はの指を解放した。すると、彼女はそのまま俺にもたれかかってきた。
しまった、下半身にバスタオルを巻いただけの格好だった。思わず、
「ゴ、ゴメン。」
そう叫んで離れようとしたら、逆に力を入れて彼女が抱きついてきた。

「やさしいね、ユージくん。わたしがピンチの時に駆けつけてくれて。」
「い、いや、お恥ずかしい。」
「たくましいね、ユージくんの体、この引き締まった身体、素敵。」
「え、えーと。」
「ユージくん。」
「な、なに?」
「わたしでいいの?」
「え?」
「だって、青木さんみたいに明るくないし、近本さんみたいにしっかりしていないし、
それに。」
288メイちゃんend 前編 6/6:2008/04/29(火) 14:02:07 ID:jLXXghrq
「それに?」
「川添さんみたいに剣道が強くないし。こう、賢くもないし、いつもドジで、
剣道もなかなか上達しなくて、ユージくんに釣り合わないんじゃないかと…」
「そんなことを心配していたの?」
「そんなことって…」
「うん。一年前お返事したときと、僕の気持ちは変わらないよ。やさしくて、
まっすぐで、ここ一番ではいつも一生懸命な君だから、好きになったんだ。
うん。一年たつと、ますます深くそう感じるよ。」

 しばらくの沈黙のあと、
「ありがとう、ユージくん。大好き。」
そういって彼女が顔を上げた。その笑顔がいとおしくて、そのまま彼女の頬に
手をそえて唇を重ねた。

 何秒たっただろうか。どちらからともなく、唇が離れた。そのまま見つめ合う。
彼女が静かに開いた。
「ユージくん。お願い。」
「え、何?」
「部屋に連れていって欲しいな。」
「えっと。その…」
「ユージくんのものになりたいの。お願い、恥をかかせないで…」
最後の方は消え入りそうな声だった。彼女にとっては重大な決断だったんだろう。
そうだ、今日は全部彼女の言うことを聞くって決めたじゃないか。そう考えると、
そっと手を彼女の背後に回した。
289メイちゃんend 前編:2008/04/29(火) 14:03:35 ID:jLXXghrq
こんな感じでいいのか?ありがちなネタでスマン。
SSってあんまし書いたことがないから、どうも。
290名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 14:04:44 ID:3D/0YHEj
後編はまだかね?
291名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 14:09:22 ID:7mqLoVQt
いいよいいよー
292名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 17:45:46 ID:ry1mTUHl
今大変な事に気付いた…


>>237が進言していたユージ×西ちゃんルートが無い!
誰か…誰か慈悲を…
293名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 18:36:13 ID:duttRXk8
ユージにあらゆる点で優秀なのに存在感が空気なので誰とでも絡ませられる特性を持つというエロゲ的なものを感じた。
294メイちゃんend 後編 1/9:2008/04/29(火) 19:13:29 ID:jLXXghrq
>>288続き
「え?」
彼女がとまどっている隙に、いわゆるお姫様だっこの状態にした。そして彼女に尋ねる。
「部屋は二階でいいのかな?」
彼女は真っ赤になってうなずいた。それを見て、二階へと静かに上がる。
「右の部屋。」
彼女が小さく答える。少し苦労したけど、ドアのノブをひねると静かにドアが開く。
初めて入るけど、女の子らしい可愛いものがたくさんあった。タマちゃんの部屋とは
少し違うなと感じた。そして、静かに彼女をベッドにおろす。

 背中に回した手は抜かずに、彼女を抱きしめる。そしてまた唇を重ねた。
今度は舌差し入れてみる。彼女はビクッと震えたけれど、おずおずと絡めてきた。
その状態のまま、少しずつ彼女の服のボタンを外していく。
身体が密着しているせいで、すこし苦労したけれど、彼女も身体をずらしたりして
協力してくれた。

 ただ、困ったことにブラジャーをはずそうとしたけど、外した経験がないもので、
はずし方がわからい。しようがないから、そのまま強引にたくし上げた。反動で
小振りな胸がぷるんと出てきた。乳首がブラジャーに引っかかったのが、
少し痛々しかった。
295メイちゃんend 後編 2/9:2008/04/29(火) 19:14:38 ID:jLXXghrq
「あっ…」
彼女がつぶやいた。
「ち、ちょっと待って。」
「え?」
やりすぎたかな?とおもって固まると、彼女が小さく答えた。
「じ、自分で外すから」
そういうと、少しからだを起こして、脱がしかけの服を脱いで、
それから背中に手を回して外した。小振りな胸に、小さな乳首が目立つ。
(思ってた以上に、やわらかいんだな、女の子の胸って…)
とその姿を見ながら、さっきかすかに触れた彼女の胸のことを考えていると、
服を脱ぎ終えた彼女が、僕の股間を見つめる。あ、そういえば
バスタオルを巻いたままだったんだ。あらためてどぎまぎすると、
彼女の手がそのバスタオルに伸びてきた。

「おかえし。」
そういうと彼女は結び目をほどいて、バスタオルを取り去ってしまった。
「すごい、おおきい…」
彼女は顔を真っ赤にして凝視している。
「さわってみる?」
そうたずねると、顔を真っ赤にしたまま固まっている彼女の手を股間に導いた。
彼女の柔らかい手にそっと包まれる感覚が伝わる。
「あつい…そして、かたい…」
「メイちゃんのここはどうかな?」
296メイちゃんend 後編 3/9:2008/04/29(火) 19:15:38 ID:jLXXghrq
 そういうと、彼女の胸をもみしだく。
「あ、ひゃっ、ユージくん…」
彼女の手は股間から放れ、僕のされるがままになっている。感じているのか、
それともくすぐったいのか、軽くあえぎ声をあげる。
「あっ……くうんっ…くふぅっ…」
乳房の周りを攻めた後、自己主張をするかのようにそそり立っている、
小さな乳首を突然つまんだ。とたんに、
「ああっ」
と彼女がかるく叫んだ。
感じているのかな?それともやりすぎた?わからないから、軽く口でかんだり、
吸い上げたり、変化をつけてみた。
「あっ…ユージ、くうん…かん、じる…」
「そう?それじゃあ、もっとしてあげなきゃね。」

 口で乳房を責めながら、手を彼女の股間に伸ばす。下着の上から軽く秘所を
なでる。よくわからないが、かすかに湿っているような気がした。僕の愛撫で
感じてくれているのだろうか?そう思うと興奮が高まって、手を下着の中に伸ばしていた。
下着の中は熱気にあふれていた。
「凄く熱いよ。」
「ユ、ユージくんの、せいっ、なんだからぁ…」
あえぎながら彼女は答える。下着に手をかけたまま、
「いいかな?」
とたずねると、彼女は腰を浮かしてくれた。下着を丸めるように脱がす。
彼女はついに生まれたままの姿となった。
297メイちゃんend 後編 4/9:2008/04/29(火) 19:16:39 ID:jLXXghrq
「恥ずかしい。」
と、彼女がかすかな声で言う。
「こんな言葉でしか言えないけれど、本当にきれいだ…」
よりいっそう、顔が赤くなったような気がした。
「だいじょうぶ、力を抜いて。」
そういうと、彼女の硬さが少しとれたような気がした。彼女の膝に手をかけ、そっと
足を広げる。彼女の閉じた秘部は少し湿り気を帯びており、部屋の明かりで鈍く
光っていた。

「ああっ…」
恥ずかしいのか、彼女は目をぎゅっと閉じた。
「すごい…」
ついそんな言葉が出てしまったが、思わず、ゴクッとつばを飲み込む。
「ユージくん?」
いつまでも固まっている僕に、彼女が疑問を投げかける。我に返って、そっと顔を
彼女の秘所に潜ませる。そしてやさしく下でかたく閉じた割れ目をなめあげる。
「ああっ……くぅん…やだぁ…恥ずかしい…」
愛液か、それとも僕の唾液かわからないが、秘所がますます濡れてきたような
気がした。興奮した僕は舌だけでなく、指も使って、刺激する。

「ああんっ……あはぁ…、つぅん…、ね、ねぇ…ユージくん」
彼女の顔を見ると、目があった。彼女は僕の目を見ると、
恥ずかしそうに、
「ユ、ユージくん、わたしの胸ポケットに…」
といった。先ほど脱がした彼女の服の胸ポケットを見ると、何か入っている。
取り出してみたら、コンドームだった。びっくりして彼女の方を見ると、
「台所に、『まだおばあちゃんはイヤよ』というメモと一緒においてあって…」
今度顔を合わせたときのことを思うと冷や汗が出るけど、もしもできてしまったら、
そのときは頭を下げても下げたりないし…複雑な心境が渦巻くけれども、なれない
手つきで中身を取り出し、自分の股間に装着する。
298メイちゃんend 後編 4/9:2008/04/29(火) 19:17:58 ID:jLXXghrq
 再び、彼女と向かい合う。彼女は僕の股間に目をやり、
「さっきよりも、大きい…それに、天井につきささりそう…」
といった。僕は彼女に軽くキスをすると言った。
「いくよ、メイちゃん。」
「お願い…やさしく、して…」
彼女はそういうと、軽く目を閉じた。

 ここら辺かな?お互い童貞と処女だし、ある程度の失敗はしょうがないよねなどと
一人で悩み、一人で言い訳を考えて、右手でナニをを中心部らしきところに導いた。
「あん、あつい…そして、くぅんっ、かたい…」
「すごい…きつい…」
「ああ…ユージくんが入って……」
腰に力を入れて彼女の中を蹂躙していくと、何かしらの抵抗感を感じた。
これがいわゆるの処女膜だろうか。
「いいね、メイちゃん。」

 彼女に尋ねると、痛みを耐えているのか、ぜいぜいいながら、けなげに答えた。
「おねがい、ユージくん、ちょうだい。」
その答えを聞くやいなや、彼女の足を抱えて、一気に腰を押し出した。
とたんに、
「あーーーーっ」
と悲鳴が聞こえた。しばらく彼女が落ち着くまで、じっとしていた。すると、
彼女の秘所からじんわりと血が…
「メイちゃん…がんばったね。そして、ありがとう。」
「ユージくん…私、ユージくんのものになったんだよね…」
「どう?まだ痛い?」
「かなり痛い…でも、少しましになったかも。」
「そう。」
299メイちゃんend 後編 6/9:2008/04/29(火) 19:19:47 ID:jLXXghrq
 そう返事したまま、彼女と一つになれたことに感動していたら、彼女が言った。
「ねぇ、動かなくていいの?」
「え、でも、まだ痛いんでしょ?」
「少しは。でも、ユージくんにも気持ちよくなって欲しいの、わたしで。」
そういって恥じらう彼女を見ると、気持ちがまた高ぶってきた。少しずつ、
ナニを出し入れする。その動きに応えて彼女が声を上げる。
「うんっ…あっ……つっ……」

「本当に大丈夫?」

「くふっ…少し……あんっ、でも…気に、しないで…かはっ」

少しずつあえぎ声が混じってきた。感じているのだろうか?
僕は少し腰の動きに変化を付けて、彼女に応えようとした。

「あ……うふんっ……いい…」
「ああ、きつくて、いい……止まらないよ、メイちゃん…」
確かに彼女の中はキツくて、愛液のせいか、血のせいかよくわからないが、
ナニの滑りもよくなってきたような気がする。だんだん頭の中で、線香花火の
ような火花がちらついているようだ。

「ふんっ…ふんっ…メイちゃん…」
「ううんっ…ああああん……なに?ユージくん」
「もう…ダメだ…」
「あん…くふっ…いいよ、イッて…」
「で、でも…」
「いいの…ユージくんが…気持ちよければ…」

彼女のその言葉に甘えるかのように、腰の動きが激しくなる。彼女の声も激しくなる。
彼女も感じているのだろうか?一緒にイケるといいななどと考えているうちに、
その火花のちらつきがますます大きくなってゆき、花火のようにはじけたとたん、
僕は彼女の中で果てた。
「くっ、あーっ!!」
「あっ、あっ、あーっん!」
300メイちゃんend 後編 7/9:2008/04/29(火) 19:21:14 ID:jLXXghrq
 そのあと、交代でお風呂に入って汗を流した。ちょうどいい具合に、
彼女が洗濯してくれていた僕の服が乾いていた。そして、かなり遅くなったけど、
先ほどの作りかけのご飯を作り、遅い晩飯をとることになった。生野菜とかが
しなびていたけど、それはご愛敬ということで。

 食べ終わる頃には、おばさんから帰るコールがあった。二人で食器を洗い終えて、
食後のコーヒーをいただいていると、おばさんが帰ってきた。

「「お帰りなさい。」」
「メイ、ただいま。あ、中田くん、遅くまでありがとうね。」
おばさんはそういうと、僕と彼女を交互に見て、それから僕の方を向いて言った。
「中田くん。」
「はい。」
「メイを、お願いね。」
あー、やっぱ見抜かれているよな。でも、もう気持ちは変わらないし。
おばさんをしっかりと見て、力強く応えた。
「はい。まかせてください。」
「お母さん!ユージくん!」
隣では彼女が真っ赤になっていた。
301メイちゃんend 後編 8/9:2008/04/29(火) 19:21:55 ID:jLXXghrq
 彼女とおばさんに玄関先でさよならの挨拶をすると、自転車をこぎ出した。
夜風に吹かれながら、考える。栄花くんと比べると、自分は大したことないと
思っていたけど、いつまでもそんなことを言っていちゃダメだよな。だって、
さっきはっきりと「まかせてください」と言い切ったわけだし。彼女の人生を
これからも支えていけるように、自分を磨いていこう。明日から、また勉強に、
剣道に、一日一日、自分を磨く努力を続けていこう!

「にゃー」
どこかでねこの声がする。フッと、我に返る。
「そこまで力まなくてもいいか…僕も、メイちゃんも、少しずつ、少しずつ…」
勢いよくペダルをこいでいた足を止めて、ゆっくりと下り坂を下っていった。
302メイちゃんend 後編:2008/04/29(火) 19:23:49 ID:jLXXghrq
8レスでいけました。計算ミスです。スマン
303名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 19:49:49 ID:3D/0YHEj
はぁはぁGJ
304名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 20:47:23 ID:n51kU9tE
すごく…GJです…
305名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:55:20 ID:yL/oShJ4
GJと言わざるを得ない
306名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:37:37 ID:W5mQFqxg
これは夢か…GJすぎる
307近本end 前編 1/4:2008/04/29(火) 23:54:38 ID:Z4DTEXrE
「そんなこともあったかな。」
合同練習に向かおうと、駐輪場で防具を荷台からおろすべく、自転車の
荷台のロープと格闘しながら一人つぶやくと、
「どうしたんだ、ユージ。」
と、成海さんの声が聞こえてきた。
「いや、その、ねぇ、ここに来たらさ、一年前を思い出さない?」
顔を上げてそういうと、向こうもわかったみたいで、顔が赤くなってきた。
「成海さん、可愛い。」
「バ、バカっ。恥ずかしいことを思い出させて…」
真っ赤になってうろたえる姿を見るたびに、可愛い人だなと思う。
あんまりいじめると、あとで口を利いてくれなくなるから、ここまでにしよう。
「ごめんね、成海さん。あんまり可愛いもんだからつい。」
「あんまりからかうなよ…」
軽く手を伸ばして抱きしめると、素直に身体を預けてきた。ポフッという
音を立てて、二人の身体が密着する。
「今日も一日がんばろうね。」
「うん。ユージに負けないようにがんばる。だから…」
顔を上げる。周りに誰もいないし…でも、そのうち誰か来るだろうし。
少し考えて、軽く口づけをした。身体を離すと、小さな声で成海さんが言う。
「ユージ、お弁当。おいしくないかも知れないけど。」
バッグの中から弁当箱を出して、渡してくれた。
「ううん。いつもおいしいよ。栄養のバランスもバッチリだし。」
「はは、そう言ってくれるとうれしい。」
彼女が少しはにかむ。そこへ栄花くんと宮崎さんが自転車を押して来た。
308近本end 前編 2/4:2008/04/29(火) 23:55:31 ID:Z4DTEXrE
「おう、ユージ。朝から見せつけてくれるな」
「ダンくん。わたしたちだって負けてないでしょ。」
相変わらずのアツアツぶりを見せている。横をチラと見ると、成海さんは
いつものクールな表情に戻っている。
「それじゃあ、ユージ。後でな。」
そう言って軽く手を挙げるとスタスタと歩いていった。
「なに、あれ。彼氏彼女なら、連れだって歩いていっても何も言わないのに。」
宮崎さんが不満そうに言うのを受けて、栄花くんがこたえる。
「いいんだミヤミヤ。あれはあれで。」
「でも。」
「いいんだ。アレこそがいわゆる『ツンデレ』というやつさ。」

 合同練習が始まった。一部の練習を除いて、男女別で行われるから、
成海さんと顔を合わせることも少ない。僕は二年生だから一年生の
指導をしなくてはいけないし、三年生相手に掛かり稽古で立ち向かって
いかなくてはいけないしで、道場内で成海さんと声をかけることもなく、
午前の稽古を終えた。

 やがて昼食の時間になった。道場内は飲食禁止だから、みんなゾロゾロと
出てきた。風通しのいい木陰には、すでに何人かの輪ができている。
その中の一つに室江のメンバーを見つけて、僕は近づいていった。
309近本end 前編 3/4:2008/04/29(火) 23:56:53 ID:Z4DTEXrE
「おりょ、ユージくん。どしたの。」
キリノ先輩が不思議そうな声で聞く。僕も首をひねりながら答える。
「どうしたのって、そりゃお昼を食べに来たんですよ。」
そう答えると、サヤ先輩が補足してくれた。
「あのね、キリノが言いたいのは、『近本さんといっしょに食べなくていいの?』
っていうこと。ほら、あんなふうに。」
サヤ先輩が指さした先には、栄花くんと宮崎さんがお弁当の食べさせあいっこを
している姿があった。僕は苦笑して答える。
「ああ、成海さんが言うには、『学校の行事なんだから、学校の仲間と行動すべき』
ということなんで。」
「かたい、かたいよお、ユージくん!」
キリノ先輩が抗議の声をあげる。
「そうだよう、いくら彼女がそう言ったとしても、手を引っ張って『イヤ、僕は
君とがいいんだ』っていってあげなきゃ。それが彼氏ってもんでしょう!」

 先輩たちだけでなく、東さんや外山さんにもわいわい責め立てられて、
室江の輪から放り出された。仕方がないから、成海さんの姿を求めて、
弁当箱とペットボトルをぶら下げながら、あちらこちらの輪をながめていく。

 道場を挟んで反対側の植え込みにいくと、鎌崎高校の輪があった。成海さんは、
鎌崎の女子部員と一緒にご飯を食べていた。どうしようかと少し迷うと、足音に
気づいたほかの部員に見つかった。
「あ、えーと、なるちゃん、なるちゃん。彼氏が来たよ。」
「あ、本当だ。えーと、田中くんだったっけ?」
310近本end 前編 4/4:2008/04/29(火) 23:57:50 ID:Z4DTEXrE
 なんでこんなに間違われるのかな?前、東城の青木さんも間違えたし…
と苦笑しながら、答える。
「中田です。中田ユージです。えーと、成海さんは…」
「キャーッ、『成海さん』だって!」
「いいなぁ、こんなカワイイ彼氏、あたしも欲しい!」
なんか、よけい騒ぎが大きくなったようだ。成海さんを見ると、
固まっている。
「なるちゃんってば、あれ?珍しい、なるちゃん固まっているよ。」
「そうなの?それじゃ、わたしたちが動いてあげるね。」
そう言うと彼女たちはそそくさと弁当箱を持つと、
「「「お幸せにー!!」」」といってどこかへ行ってしまった。

「あのー、成海さん?」
まだ固まっている。
「一緒にお弁当を食べようか?」
そう言うと、解除されたようで、少しずつ箸が動き出した。でも、黙ったままだ。

(あー、これは何か考え事、それもやっかいなことを考えているな。)
一年もつきあえば、だいたい彼女の行動や考え方は読めてきていると思う。
こういうときは、静かにしておくべきだ。僕はそう考えると、木陰に腰掛けて
静かに食べ始めた。沈黙が二人を支配し、時々風が吹き抜けるときのやさしい葉音が
聞こえてくるだけだった。
311名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:59:20 ID:Z4DTEXrE
眠たいから今日はここまで。
青木endのプロットがどうしてもひらめかない。
312名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:00:32 ID:Z4DTEXrE
蛇足

「キャラが違う!」
「俺の近本はこうだ」
とかの抗議は受け付けませんw
313名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:24:26 ID:HVocwsDv
すごいなw「俺の近本はそうだ!」だなむしろw
314名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:25:00 ID:WZbyw+yU
鬼才あらわる!これは期待
315名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:26:27 ID:N3U3vHzs
近本は男口調ってわけじゃないと思うが…
316名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:57:02 ID:aPc+0Mgf
「私が行く」のインパクトが強すぎたのかもしれんな
まあまだ出てきて間もないキャラだし多少の間違いは仕方ない
317名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 01:01:24 ID:ETbU/ija
>>311
すごいな。GJすぎる!!
318名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 01:05:17 ID:JYy/qEru
仕事早すぎww
あ、ユージの一人称一応「俺」ですよ
319名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 01:15:53 ID:tkZSVNIx
外山がいるw
320名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 05:15:53 ID:hKr6TNEa
GJ過ぎる…これが神と言う奴か。
外山は俺も驚いたがたぶんアニメに出てきた外山妹なんじゃね?
321名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 16:08:32 ID:spxxprhV
外山=ねこ程度の存在だと思えば無問題
322名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 19:34:04 ID:J2QQImiI
>>321 ねこはアニメでは目立っていたから、ねこ以下じゃない?
323名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:30:10 ID:LvgrkQBl
どうも、タマちゃん刺されそうなことばっか書いている人です。
GJの嵐ありがとうございます。ユージの一人称は「俺」でしたか。
途中で変えるとややこしいので、このお話はすべて「僕」で通します。
次からなおします。ご指摘感謝。

では、>>310の続き投下します。
後編行ってみよう。後編しゅっぱーあつ。
324近本end 後編 1/10:2008/04/30(水) 23:31:02 ID:LvgrkQBl
 さすがに僕もおなかがすいていたので、箸の動きも早い。とはいっても、
ガツガツというより、ヒョイパク、ヒョイパクという感じだけれども。もう少しで
食べ終わるかなという頃、成海さんが先に食べ終えた。手を合わせて、小さな声で
ごちそうさまをいう彼女を見て、隠れた育ちの良さを発見したような気がした。
僕も食べ終えると、同じようにごちそうさまをした。

「えっと…」
成海さんに話しかけようとしたら、足音が聞こえてきた。
「…でよー、こっちはせっかく小手を決めたつもりだったのに…」
「…ギャハハ、そりゃ、単にオメーが下手くそだって証拠だろーが…」
「…よー、あちーから、アイスでも買いにいかね?…」
そうだね。僕たちが食べ終えたんだから、ほかの学校に人たちも食べ終えて、
移動を始める頃だろう。気まずい思いをしていたら、成海さんが静かに立ち上がって
僕を見つめる。『ついてこい』というつもりだろう。僕もたちあがると、成海さんは
静かに歩き出す。僕もそのあとを静かにつけていく。

(こっちは確か…弓道場では?)
そんな疑問を感じながら歩いていくと、成海さんは急に細い道に入った。
そして武道場と弓道場の間にある小さな小屋の前に来ると、軽くうなずいてから入った。
続けて僕も入る。
325近本end 後編 2/10:2008/04/30(水) 23:32:24 ID:LvgrkQBl
 中に入ってみると、畳やら、マットやら、折り畳み式の机や椅子、「第33回○○大会」
などと看板などやらがつみ上げてある、埃臭い小部屋だった。

「ここは?」
首をひねりながら尋ねると、マットの上に、静かに腰をかけている成海さんが答えた。
「柔道の畳やら、相撲のマットやら、その他諸々の置き場なんだ。いつもカギが
開けっ放しだし、人目につかないから、ウチの学校の連中がさぼる場所の定番
なんだ。実際、わたしも何回か部員を探しに来たし…誰か来たらいけないから、
カギを閉めて。」
僕は静かにドアを閉めると、かちゃりとカギをかける。そして埃のかぶった
折り畳み椅子を開けて座った。

「えーと、成海さん…」
僕が話しかけようとすると、彼女は遮って、話し始めた。
326近本end 後編 3/10:2008/04/30(水) 23:34:00 ID:LvgrkQBl
「ゴメンね、ユージ…ずっと、だまったままで、ほったらかしにして。」
「うん。でも、何か理由があるんでしょ?」
「理由?そうだね、理由になるかどうかわかんないけど、うーん、何から話そうか?」
「思いついた順番でいいんじゃない?」
「うん。そうだね。えっと、ウチの学校のことは、ユージも何となくわかるよね。」
静かに頷く。なんだか、『どうせ俺たちは』といった雰囲気が校舎のあちこちで
とぐろを巻いているような感じがしていた。
「うん。まぁ、やる気のない連中の集まりだけど、わたしはその中でもまぁ、まだ
やる気がある、しっかりさんにに見られていたのかな?」
軽く頷く。成海さんは続けて言う。
「でも、わたしの中にも、『公立受験に失敗して、こんなところに来てしまった」という
あきらめの境地もあったわけで、ずっと『こんなはずじゃない』でも、『わたしじゃ
しょうがない』という気持ちがせめぎ合っていたんだ。」
言われてみれば、そうかもと思える。
「でも、そんなときに室江の人たちが練習試合に来て、ズブの素人の子から、顧問まで
一本筋の通った剣道を見せていって、わたしのハートがちくりと痛んだんだ。」
ああ、あの試合か。たしか成海さんが「わたしが行く」と言って先鋒になったんだっけ。

「一本を先取されても、あきらめずに、自分を信じて、全力でぶつかってくる。
その姿が、いらだたしくもあったし、羨ましくもあった。そのなかでも、ユージ。
あなたが岩堀の軽口にも敏感に反応して、静かな闘志を燃やしているのが
わたしに響いてきたんだ。」
そういえば、向こうの部長さんがタマちゃんをからかっていたっけ。
327近本end 後編 3/10:2008/04/30(水) 23:35:39 ID:LvgrkQBl
「たかが軽口にも、真剣に女の子を守ろうという姿勢…でもけっしておごり高ぶった
姿勢を見せるわけでもない…こんな男の子とおつきあいできたら、失った自分を
取り戻せるかも知れない、それに、肩肘を張って生きてきた、今までのわたしを
すくい上げてくれるかも知れない…そう思って、一年前に思い切って告白したんだ。」

 あらためて、彼女の気持ちの背景を聞かされて、思わず居住まいを正す。
でも、なんだか買いかぶりすぎのような気がして、顔が赤くなる。

「ありがとうね、ユージ。わたしを選んでくれて。でも、ユージとつきあっていく
うちに、妙なギャップを感じ始めたんだ。」
「ギャップって?」
「うん…告白したときもそうなんだけど、やっぱ、その…わたしって年上でしょ?
だから、ユージ以上にしっかりしなきゃって身構えちゃって…」
そうなんだ。僕は別にそんなことは感じないで背筋のしゃんとしたお姉さんと
思っていただけなんだけどな。
「でもね、ユージの顔を見るたび、ユージの笑顔を見るたび、ユージに
触れるたびに、わたしの中のもう一つのわたしの想いが高まるの。もっとユージと
くっついていたい、もっとユージに触れて欲しい、もっとユージに甘えさせて欲しい…
でも、それは今までわたしが作ってきた、わたしのかたちを崩すことなの。
そんなことをしたら、小川さんや青木さんに勝てるものは、わたしには何一つ無い。
だから、その言葉遣いもわざと、年上っぽく、ぶっきらぼうな感じで話して、
そんな気持ちを押し殺して、『しっかり者の、年上の彼女』を演じていたんだ…
だから、ホントは、今朝の駐輪場でも、もっと抱きしめて欲しかったし、
もっともっとくっついていたかったんだ…」
328近本end 後編 5/10:2008/04/30(水) 23:37:42 ID:LvgrkQBl
 一気に言うと、成海さんは真っ赤になってうつむいた。
「だから…さっきも…ユージが一緒にお昼を食べに来たときも、何も言えなかったんだ…
とってもうれしかったんだけど、口を開けば、何を言い出すか、何をしでかすか
わからなかったから…」

 そこまで言われると、僕も胸がいっぱいになる。静かに立ち上がると、成海さんの
横に腰を下ろす。彼女はびくんと一瞬かたくなる。
「ありがとう、成海さん。そこまで僕のことを想ってくれて。うれしいな。」
そう言うと、彼女を抱きしめる。
「なっ、何を…」
抗議の声をあげるものの、成海さんは静かに僕の胸に頭を埋める。
「成海さん。僕だって、同じだよ。『男だからしっかりしなくちゃいけない、
大人の成海さんに釣り合うような男にならなくちゃいけない』そんな気持ちで一杯なんだよ。
だから、今までがんばってこれたんだ。そうか…僕たち、似たもの同士なんだね。
相性ぴったりだよ。」
「ば、ばかっ…からかうなよ…」
抗議の声をあげる成海さんの肩をつかんで、身体から引き離す。そして成海さんの目を
見つめて言う。
「だから、無理をしないで。どんな成海さんでも僕は受け止める。いままで
待たせてゴメン。二人で、無理をしないで一歩ずつ進んでいこうよ。
甘えたくなったら甘えてよ。もっと自然体で行こうよ。僕もがんばるから。」
329近本end 後編 6/10:2008/04/30(水) 23:39:04 ID:LvgrkQBl
「うん、ゴメンね、ユージ。そしてこれからも…」
涙を浮かべる彼女を見ると、我慢できなくなった。肩をつかんでいるその手を引き寄せる。
その勢いで唇を重ねる。

ん…くふっ……あむっ…ぷちゃっ…
小さな倉庫にそんな音が響く。どれくらい時間が経っただろうか。どちらからともなく
離れると、二人の唇の間には唾液の橋が架かる。
「ユージぃ…どこでこんなことを憶えたの?」
成海さんが潤んだ瞳で訴えてくる。
「どこでって…女の子とおつきあいするのは成海さんが初めてだよ。」
「室江の大将の子とは?」
「タマちゃん?タマちゃんはただの幼なじみだよ。」
「そう?信じてあげる。そのかわりユージ、女の子とすること全部わたしにちょうだい。
わたしも、男の子とすること全部、あなたにあげるから…」
「それって…」
「言わないで…」

 そう言うと、彼女は静かに僕に頭を預ける。今朝のように。ああ、ここまで
僕を信頼して認めてくれるなんて…胸がいっぱいになる。
「ウン。成海さん。これからが二人の新しい第一歩だよ。」
そういって、左手で彼女を抱き寄せ、もう一度彼女の唇を奪う。そして右手を
胴衣の隙間に差し込む。女子は胴衣の下はタンクトップを着ていると聞いていたけど、
驚いたことの彼女は着ていなかった。と、いうことは、これがブラジャーかっ?
始めて触れるその物体にとまどいながらも、こんな感じかな?と適当に触れていく。
330近本end 後編 7/10:2008/04/30(水) 23:39:59 ID:LvgrkQBl
 成海さんが唇を離して、小さく言う。
「ね、ねぇ…胴衣を…」
「あ、そうか」
間抜けな返事をすると、胸元から手を抜き、彼女と向かい合う。胸元で可愛く
蝶々結びで止められている結び目をほどくそのまま手を差し入れて、ゆっくりと
脱がせる。汗で鈍く光る彼女の上半身を見て、思わずのどの奥がゴクリと鳴る。

「あまり見ないで…」
そう言いながら、成海さんは手を背中に回し、ブラのホックを静かに外す。
豊かな胸が静かに現れた。思わず僕は成海さんを押し倒していた。

 本能の赴くまま、双丘をこねまわす。
(女の子の胸って、こんなに柔らかいんだ…それに、どうだ、この吸い付いてくる感じ…)
「あんっ…ユージ…そんないきなり…」
成海さんが抗議の声をあげる。ゴメン。でも、もう止まらないよ。だってほら、
カワイイ乳首が立ってきているじゃないか。僕はおもわず、吸い付いてしまう。
「きゃうんっ!」
成海さんの身体がビクン!と跳ねる。うれしいな。こんな僕の愛撫でも感じて
くれているんだ。ねぇ、成海さん。ホント、どうにも止まらないよ。ゴメンね、
もっと感じさせてあげたいけど、僕はもっともっと成海さんが欲しいんだ。
泣こうがわめこうが、止まらないよ。こねる…つまむ…吸い上げる…舐めあげる…
軽く咬む…舌を這わせる…未熟かも知れないけど、身体が止まらないんだ…
331近本end 後編 8/10:2008/04/30(水) 23:41:10 ID:LvgrkQBl
 気がつくと、成海さんの手が僕の頭に軽く触れる。我に返った僕は成海さんを見つめる。
「ねぇ、はぁっ…ユージ…その、下も…」
そう言えば、下はまだ袴をはいたままだった。ひもをゆるめてほどいていく。成海さんも
腰を浮かせて協力してくれる。これで秘所を覆い隠す小さな布きれ以外は生まれたままの
姿になった。僕は震えながらその布きれに手をかける。ゆっくり引き抜くと、その布きれと
秘所の間に糸が張っていた。小さく丸まったその布きれも心なしか湿っぽい。
(ああ、感じてくれている。もっともっと…)

 そう。興奮した僕は彼女の足をしっかりつかむと、そのまましゃがみ込んで秘部に
舌を這わせる。切れ目から茂みまで…頂点に立つ小さな突起…愛液を止めどもなく
あふれさせる泉の奥…夢中で舌を、指を這わせる。気がつくと成海さんが僕の頭を手で
押さえ、秘部から遠ざける。

「え、その…」
「これ以上は…」
「そんな!」
思わず目の前が真っ暗になる。そこへ声がかかる。
「ちが、うの…もう我慢できないから、その…ちょうだい」
最後はとても小さな声だったけど、聞き逃すことはなかった。そうなんだ。成海さんも
高ぶっているんだ。
332近本end 後編 9/10:2008/04/30(水) 23:44:08 ID:LvgrkQBl
 僕はあわてて袴をおろし、下着も脱ぎ捨てた。反動でナニがぶるんと震える。
「ああ、すごい…」
成海さんが息をあらげる中でつぶやいている。僕は泉の中心部にナニをセットすると、
「行きますよ。」
といった。成海さんは、小さくうなずいた。それを合図に、突入する。
「かっ、はうんっ……あああああああんっ!」
成海さんの絶叫が小部屋に響く。周りに聞こえやしないかと思ったけど、堆く積まれている
机やマット、畳が防音壁の役割を果たしていると信じたい。それよりも、成海さんの中…
ものすごくきつい…暖かい…そして微妙な肉の動きがナニに刺激を与える。
そんなことに感動していると、成海さんの声がかかる。

「ユージ…一つになったね…」
「成海さん、痛くない?」
「痛いよ、ばかぁ…でも、うれしいの。だってユージの暖かさが伝わってくるもの。」
「僕もうれしいよ、成海さん。成海さんの中、暖かくて、そして、イヤらしく動いている。」
「ば、ばかぁ!」
真っ赤になって抗議の声をあげる。その声を無視して、彼女に言う。
「動くよ。」
「え、そんなっ」
反論を許す間もなく、腰を動かす。ナニが出入りするたびに、肉が軟らかくまとわりつき、
締め上げ、すべてを絞り出そうとするかのごとくうごめく。接合部では、成海さんの
純潔の証が泉からわき出る愛液とともに泡になっている。その姿を見た僕は、ますます
本能の命ずるままに腰を動かす。

「いいっ、いいよぅ、ユージぃ…もっと、もっとう!」
「すご、い…熱いよ、とっても。成海さんの膣…気持ちよくて止まらないよ」
うわごとのようにうめきながら、二人ともスピードアップしていく。ブレーキの壊れた
ダンプカーのように、快楽という谷の底へ落ちて行くだけだ。

「ユ、ユージっ、も、もうっ」
彼女の声で一気に高まった。僕は彼女の中からナニを引き抜いた。
「むぅんっ!」
「やん、やああああああっ!」
同時に成海さんの絶叫が小部屋に響く。白濁液が彼女の胸や腰に飛び散るその下で、
成海さんが満ち足りた顔をしているのを見て、なんだか剣道で勝利を収めたり、
テストでいい点を取ったときとは違う、暖かな満足感を感じて、そのままマットに倒れ込む。
333近本end 後編 10/10:2008/04/30(水) 23:46:04 ID:LvgrkQBl
 息を整えてから、あちこちに飛び散ったものを小部屋の隅に積み上げてあった
トイレットペーパーで始末する。素直に胸やおなかを拭かれている成海さんが、
なんだか可愛かった。そして身なりを整えて、時計を見る。
「今が1時10分とって、ええっ!」
「た、大変!」
成海さんもあわてている。そう、午後の練習試合は1時半集合だから、
後20分しかない。それまでに身なりを整え、弁当を片づけて、水分をとって…
とにかく練習試合の準備をしないといけない。あわてて小部屋を飛び出して、
道場に向かう。二人はしっかりと手をつないで。

 道場の入り口では先輩たちや、鎌崎高校ご一行様が待ちかまえていた。
「ウン、ウン。ちゃんと青春してきたんだねぇ。遅刻寸前まで。」
キリノ先輩がうなずく。
「なるちゃん、よかったね。今まで見たことがないくらい、幸せそうだよ。」
僕と成海さんは思わず顔を見合わせる。ああ、みんな僕たちのことを考えていて
くれたんだな。だからわざわざ二人っきりにしてくれたんだな。仲間の暖かさに
胸が熱くなる。
「「ありがとう。そしてこれからもよろしく。」」
二人の口から、同じ言葉が出る。それを聞いて拍手がおこる。そこへ、
「でも、試合では負けませんから。」
と、外山さんが冷や水をぶっかける。成海さんがにこっと笑って答える。
「返り討ちにするよ。だってこっちにはユージがついているもん。」
「えー、ユージ先輩、もちろんカワイイ後輩を応援してくれますよね。」
「おまえ、自分でカワイイとゆーな。」
栄花くんがツッこむ。

 ははっ、楽しいな。うん、そうだね、これからも成海さんと共に歩んでいくんだ。
頼り頼られ、時には甘え、時には甘えてもらって、求めるだけでなく、
お互いに与えあい、高めあい、支え合い、そうして光ある未来を作って行くんだ。
そう考えると答は簡単じゃないか。
「僕は…」
334名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:46:31 ID:DnmahFAM
はぁはぁ(´Д`)b GJ
335名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:48:53 ID:LvgrkQBl
以上です。あらためて言おう。
「キャラが違う!」
「俺の近本はこうだ」
とかの抗議は受け付けませんwww

これから連休前の仕事の追い込みと、連休中のお出かけのため、
しばらくここへ顔が出せません。暖かく、見捨てずにお待ちいただければ幸いです。

ところで、ホント青木endがなぁ、ひらめかないorz
336名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:49:16 ID:jHTviddf
GJ!この調子で青木と西のルートも頼むぜ
337名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:06:45 ID:GIcFA1yX
ウラルートなら簡単ぽいですよ!
338名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:10:01 ID:lCli6Mae
>>337
それが一番燃えそうだなあ、タマちゃんが。
339名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 01:08:01 ID:V3FH+JPl
>>335
本当にGJ!
連休にはあんたを待つために全裸で帰郷するぜ
340名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 03:02:30 ID:J5AnRoes
なんて野郎だ!!
GJだ!!
341名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 03:30:54 ID:zxDjQp8K
>>335
乙です!
近本の気丈な面と、それに隠れた内面を上手く表現できてるな、と思いました

青木ですけど、
ついユージの前で必殺技を口走ってしまって恥じらいと自己嫌悪に悶える青木、
それを「恰好いいと思うよ」と受け入れるユージ、という構成にするといいんじゃないかと
342名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 20:08:51 ID:uDmLOW9a
GJ!やっぱり神だよアンタ…

うう…Wikiも更新しないと…。しばしお待ちを。
343Admin@Wiki:2008/05/01(木) 20:48:11 ID:uDmLOW9a
えーと、皆様に相談なのですが、今保管サイトとして使っているエロパロ総合
保管サイトがありますよね?
保管庫2個あったらややこしいので全保管終了後にあちらの保管庫のこのスレ
の作品保管を終了していただきたいと考えています。
皆様の意見を聞かせてください。保管庫は2つでいいか、Wikiだけでよいか。
流れぶった切ってすいませんがよろしくお願いしますm(_ _)m

保管のほうはGW中にバンブレは全て済ませたいと考えていますのでお待ちくださいm(_ _)m
344名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:05:03 ID:b4RjZ1Fh
>>343
Wikiだけでいいんじゃね?

ところで青木の顔が思い出せないんだが、誰か画像とか持ってないか?
345名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:38:07 ID:PCtXiZEK
ユージのキャラスレにあるユージ×ウラ、ユージ×青木も保管してくんないかな
エロ無しだし、未完だし、スレも違うけど埋もれさせるにはあまりに惜しい
346名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 08:58:23 ID:MtA2EH8m
てst
347名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 09:00:07 ID:MtA2EH8m
やっっっと規制解除!
バンブー最高!
348名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 14:10:43 ID:NYBfsMTw
>>345
ユータマスレのは
http://www9.atwiki.jp/bamboo-couple/
ここで保管完してくれてるみたいよ

俺コジキリやユータマだけじゃなくてもっと沢山の、
エロでもカプネタでさえなくていいからSSが読みたいんだけどなあ…
自分で書いてみても思うけどキャラを動かすのって難しいんだねえ
349名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 20:56:55 ID:mJpE89NI
>>335
この短期間にこれだけの生産量とはすげえぜGJ!
>>343
読む方としては保管庫はたくさんあったほうがいいので、「保管庫は2つでいい」で
片一方だけだと何かしらの理由でその保管庫が機能しなくなった時困るし……
>>348
キャラの動かし方もそうだけど、ユージの一人称にしろ
読み手のつっこみが厳しいから軽い気持ちで書けないよなw
350名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 04:11:46 ID:qNypCU9I
書いてる途中にふと
「このシチュ別にこのキャラでなくても良くね?」との思いが
「このキャラでこのシチュ書きたいんだよ!」という思いよりうっかり上に来てしまった時の脱力感
351名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 23:58:12 ID:GQdM8EQp
ミヤミヤ×ユージの同人があったんだから、SSがあってもいいと思うんだ
352名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 00:46:59 ID:x7rOwWHK
>>351
どんなやつ? 同人誌なん?
353名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 01:23:32 ID:hwGaK8D2
ミヤミヤ×ユージとか異色すぎないかww
354名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 09:09:51 ID:IsDOwovZ
NTRは簡便
355名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 11:13:30 ID:EfgAchpl
カプ・シチュ・ジャンル希望するのはいいけど
「○○はヤだ」とかはやめようぜ


まあNTRは俺も守備範囲外だが
356名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 11:15:30 ID:hWdtVqj2
>>352
名前は忘れたけど同人誌でそんなの見た覚えあるわ

たしかタマがユージにちょめちょめしたかったけどやり方がわからず、ミヤミヤに頼んで見本をしてもらう…ってヤツ
ミヤミヤ×ユージの行為をタマちゃんが凝視するという異色な作品だった



まぁ俺もユージ×ミヤミヤのSS見たいぜ
357名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 11:18:01 ID:hWdtVqj2
>>355
「守備範囲外だ」と言う言葉も、書き手にとっては「〇〇はヤだ」という意味に変換されるわけで

ところでNTRって何?
358名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:18:18 ID:UwdxUI85
>>356
俺たぶんそれ持ってるわ
今ちっと掘り返してみる



…あった
はるこまちかん。の「竹」って同人誌かな
>>356の説明とはちょっと筋が違うけど
359名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:59:11 ID:zDM/mY3T
360名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 17:34:36 ID:yciPkXry
>>358
それだったらこんな順序で合ってたかな?
タマの1人遊びをミヤミヤが目撃→タマはそれがただ気持ち良かったからしてただけ→
ユージ登場→ミヤミヤがパイズリ→途中からタマに交代してそのまま…
って感じだったと思ったが。
361名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:10:43 ID:pfmNtdyV
ついでにさとりも部屋の外で発情してたんだっけ
362名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 01:04:59 ID:g/z76Bdc
読んでみたいけど、どっかで売ってないかな?
虎には無かった
363名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 04:48:48 ID:Wx0chnGR
どーじんぐ でググれ
場所は「過去そーこ」な

確かもう何冊かあったぜ
ユータマが半分、コジロー×タマが半分って感じかな
364名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 09:03:31 ID:avyR7kF2
コジロー×タマは・・・ちょっと俺には無理www
親子がryって感じだった
365名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 18:02:39 ID:RuQJ5ogg
バンブー同人誌ではどう考えてもタマプレが最強だな
366名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 18:54:01 ID:avyR7kF2
タマプレって、確か鬱になった記憶があるな・・・
輪姦だったけ
367名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 19:00:54 ID:fYprmLZg
タマプレは結構良かったと思うけど。後半だけなら。
バンブレはストーリーと絵のどっちもうまい同人が中々無いw
368名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:23:14 ID:bTID5Thb
>>341
サンクス!それに乗った!
と言うわけで青木end投下します。
369青木end 前編 1/9:2008/05/05(月) 23:24:02 ID:bTID5Thb
「そんなこともあったかな。」
合同練習に向かおうと、駐輪場で防具を自転車の荷台から下ろしながら一人つぶやくと、
「何をブツブツ言っているの?ユージくん。」
と、同じく自転車から防具を下ろしている最中だった彼女が、たずねてきた。
「いや、一年前のこの日を思い出してね。」
彼女に苦笑いしながら答えると、彼女はニコッと笑って答えた。
「そうだね、あれから一年だね。うれしいな、この日を待っていたんだ。」
「なんで?」
いくらイベント好きの彼女といえど、ここまでこだわる理由がわからなかった。
「だって、剣道が強くて、こんなにカワイイ男の子が、わたしの彼氏だって、
みんなに見せつけることができるんだもん!だから、がんばってね、ユージくん。」
そう言うと、彼女は俺の鼻の頭をぴたっと押さえた。かなわないなぁ、と苦笑すると、
俺たちを呼ぶ声が聞こえてきた。
「おーい、ユージぃ。みんな集まっているぞ。」
「ゴメン、栄花くん。今行くよ。」
「青木ぃ、監督がカンカンだぞ。早く来い!」
「えっ、わわわっ、今行くよっ!」

 そんなこんなで合同練習はスタートした。一分の練習を除いて、
男女別で行われるから、彼女と顔を合わせることも少ない。
俺は二年生だから一年生の指導をしなくてはいけないし、
三年生相手に掛かり稽古で立ち向かっていかなくてはいけないしで、
道場内で彼女に声をかけることもなく、午前の稽古を終えた。
370名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:24:14 ID:avyR7kF2
>>368
kamo-nn
371名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:24:15 ID:NrX9uBwf
wktk
372青木end 前編 2/9:2008/05/05(月) 23:24:56 ID:bTID5Thb
 やがて昼食の時間になった。道場内は飲食禁止だから、みんなゾロゾロと
出てきた。風通しのいい木陰には、すでに何人かの輪ができている。
その中の一つに室江のメンバーを見つけて、俺は近づいていった。

「ありゃ、ユージくん。遅かったじゃないの。ほら、ここどうぞ。」
キリノ先輩が言う。それを遮って、サヤ先輩が言う。
「何言ってんのキリノ。ユージくんは、ほら…」
「あ、そうか、青木さんと…」
軽く左手を挙げて、先輩たちを拝むようにして言う。
「スイマセン。そういうわけなんで、今日は…」
「いーよ、いーよ。行ってらっしゃい。」

 先輩たちの声に送られて、室江の輪を離れる。朝はドタバタしていたから、
どこでご飯を食べているか決めていなかったから、彼女の姿を求めて、
弁当箱とペットボトルをぶら下げながら、あちらこちらの輪をながめていく。

 しばらくウロウロしていると、自動販売機の前で彼女を見つけた。かがんで
飲み物をとろうとして、なかなかとれないのか、ポニーテールがゆらゆら揺れる。
とれたかと思うと、あわててとったのか、缶が取り出し口から離れて、俺の
前へ転がってきた。それを拾い上げて、彼女に渡す。
373青木end 前編 3/9:2008/05/05(月) 23:25:35 ID:bTID5Thb
「はい、そんなにあわてなくても…」
「えへへへへ。だって、午前中は一度も話せなかったから、早く会いたくて。」
時々ナチュラルにこんなことを言われる。本当に年上なのか?と首をひねりたくなる一瞬だ。
でもまぁ、素直に俺に好意を持ってくれていることをよろこぼう。
俺たちは道場と反対側の植え込みに空いている木陰を見つけて、腰を下ろす。

 食べ進みながら、あれこれ話をする。遊びのこと、趣味のこと、勉強のこと、
剣道のこと。さすがに3年生だけあって、いろいろ思うところがあるみたいだ。
知らなかったことをいろいろ教えられる。さすが年上の彼女だな。かと思うと、
さっきみたいにとてつもなく甘えてくる。そう、今、彼女は、目を閉じて
「あーん」の体勢になっている。観念した俺は、出汁巻き卵を箸にとると、
彼女の口元に運ぶ。
「うん、おいしい!ユージくんは何をやってもできるねぇ…」
満足そうに笑う彼女を見ると、ホントに年上なのかと考えさせられる。誰かが
言っていたけど、年上の彼女か、うんと年下の彼女を持つのが男のステイタスだと。
そうすると、俺は二重の意味で恵まれているのかな。と考えていると、
また鼻の頭を押さえらえた。
「こりゃ、ユージくん。何か考え事をしているな?」
「んー、ちょっとね。ゴメンね。」
「ウン。わかればよろしい。でも、罰として、午後の練習試合は連勝すること!」
「え、何でまた急に…」
「朝も言ったでしょ。みんなにユージくんの強さを見せつけるのだぁ!」
そう言うと彼女はガッツポーズを決めた。俺は苦笑いしながら答えた。
「なるべく善処しましょう。」
374青木end 前編 4/9:2008/05/05(月) 23:26:21 ID:bTID5Thb
 やがて午後の部、練習試合が始まった。練習試合は学校別総当たりで行われる。
どうもこの合同練習に来ている学校は、女子のレベルはそこそこ高いけど、男子の
レベルはどうか…という点が共通している。とはいうものの、鎌崎の岩堀さんなど、
時には、「強いな」と感じる人もいる。かといって、弱い相手だからと言って、
見くびってはいけない。全力で戦ってこそ、相手への礼儀。そう考えながら、
一つ一つの試合を全力で戦っていく。

「ふうっ。」
しばらく試合と試合の間にインターバルがあるので、面と小手を外して一息つく。
水分をとってトイレに行こうかと、道場の外に出ると、彼女がいた。
「えらいえらい。ちゃんと全勝で来ているね。」
そう言うと、俺にポカリのペットボトルを渡して、頭をなでなでする。
ポカリを一口飲んだ後、逆に彼女に尋ねる。
「そっちはどうなの?」
「あーっ、見てくれていないんだ。」
そう言って頬を膨らませる。
「いや、全勝のはずだから、聞くまでもないと思っていたけど、念のため。」
そう答えると、
「ウンウン、わかっているじゃない。でも。」
「でも?」
「次の相手はね、室江の大将の子なんだ…」
「あ、タマちゃんか…」
これは彼女には悪いけど、分が悪いだろう。そんなことを考えていると、
彼女は、またまた俺の鼻を押さえながら言った。
「負けると思っているでしょ?」
「い、いやそんな…」
「いいよ、わたし自身不安なんだ…だから、精神安定剤をちょうだい?」
「精神安定剤?」
「これだよっ!」
そう言うと、ペットボトルをひったくると、ポカリの残りをゴクゴクと飲んだ。
「えっ、へっ、へっ。間接キス…よし、これで元気が出た!」
小学生みたいなことを言うと、彼女はダッシュで走っていった。一人残された俺は、
「ホントに3年生かなぁ…」
とぼやきながら、トイレのドアを開けた。
375青木end 前編 5/9:2008/05/05(月) 23:27:13 ID:bTID5Thb
 道場に戻り、試合の進行表を見る。どうやら、4試合後くらいらしい。よかった、
クタクタだから、休憩が少しでもあるのはありがたい。ついでに女子の進行表を見ると、
次の次が彼女の試合だった。よし、いっちょう応援しますか。そう考えて女子の
会場へ足を運ぶ。

 会場に着くと蹲踞している姿が見えた。よかった、これから試合開始みたいだ。
女子の試合に男子が顔を出すのは、恥ずかしいものがあるので、隅から顔を出す。
試合の中身は、彼女には悪いけども、タマちゃんが優勢だ。タマちゃんが攻めて、
彼女が守るというパターンだ。よく防いでいるものの、追いつめられて前に出るしか
なくなった。このまま下がっていけば、じきに場外で反則だし、どうするかと思ったら、
彼女と目があった。軽くうなずくと、彼女の目が光ったような気になった。

(よし、これで元気が出たかな)
と思っていたら、場内に大きな声が響いた。
「朧蜜蜂!!!」

 間が悪いことに、ガヤガヤしていたのが一瞬静かになる、いわゆる「天使が通る」
時と、それは重なった。
「は?」
「なにそれ?」
違い意味で場内がざわめき出す。彼女はすっかり動揺したのか、固まっていた。
それを見逃すタマちゃんではない。立て続けに二本を奪って勝敗は決した。
376青木end 前編 6/9:2008/05/05(月) 23:27:59 ID:bTID5Thb
 礼を終えると、彼女は面もとらずに会場を飛び出した。追いかけていこうと思ったら、
岩佐くんがよぶ。
「センパイ。次、試合ですよ。」
「え、あ、うん。」
そう答えると、彼女のことは気になったが、試合が済んでから探せばいいと思い、
会場に向かった。

 試合を終えて、面と小手を外す。彼女を捜そうと道場の外に出たら、東城の大将、
えーと、小西さんだっけ?とバッタリ出くわした。
「あ、あの、青木さんは?」
「ん?こっちも探しているんだが…」
「そうですか、スミマセン!」
「ちょっと待って。」
「なんですか?」
「青木だけど…」
「はぁ。」
「練習も真面目にやるし、勉強もしっかりやっている、気だてもいい…」
「…」
「ただ、あいつは思いこみが激しすぎるきらいがある。」
「そうですね。」
苦笑しながら答える。小西さんは一歩俺の方に足を運ぶと、
「今日は君の試合を見せてもらったけど、まっすぐで癖のない剣道をしているね。
そんな風にまっすぐあいつにぶつかってやってほしい。どうせ、あいつのことだから、
どこか隅っこの方で思いこみに苦しんでいじけているはずだ。それをほぐして
やってほしいな。」
そう言って真剣な表情をした。いろいろウワサはあるけど、友達想いのいい人なんだな。
そう思うと、俺は、
「わかりました。ありがとうございます。」
といって、道場の外へ出た。
377青木end 前編 7/9:2008/05/05(月) 23:28:31 ID:bTID5Thb
 東城の人たちに聞くと、カバンはまだ残っているから、着替えは済ませていないし、
帰ったわけでもないだろうということだった。駐輪場へ行ってみると、自転車が
まだ止まっているから、そのまま帰ったわけでもなさそうだ。まだ敷地内にいるのかな
と道場の周りをウロウロしていると、弓道場へ通じる道に靴が片方落ちているのを見つけた。

(こんなところに?って、これは…)
彼女の靴だ。走ってきたうちに脱げて転がったのだろう。弓道場の方へ足を運ぶ。
ところが弓道場はシャッターで閉鎖されていて、誰もいない。おかしいなと首を
ひねりながら道場に戻ろうとすると、道場の影にもう片方の靴を見つけた。
よく見ると、道場の壁に沿って獣道があった。そこへ入っていくと、小さなプレハブの
小屋を見つけた。

(まさかなぁ)
と考えながら、そっとドアを開けて中を覗く。積み上げてあるマットに顔を伏せて、
彼女はえぐえぐと静かに泣いていた。
378青木end 前編 8/9:2008/05/05(月) 23:29:26 ID:bTID5Thb
「探したよ。」
静かに声をかけると、彼女はビクッと肩をふるわせたかと思うと、固まった。
ポニーテールの揺れも止まる。静かに彼女の横に腰を下ろす。

「せっかく、かっこいい決め台詞を言ったのに…見せてくれないんだから。」
そう言うと、彼女は顔を上げる。涙顔が赤くなる。
「も、もう、ユージくんまで、わたしをからかって…」
「え、からかってなんかないよ?」
「だって、せっかく筐底に隠していたのに…」
「そうそう、それそれ。」
「え?」
「『筐底に隠す』って、胸の奥にしまい込んでおくっていうことでしょ。
一年間青木さんとおつきあいしてきたけど、ときどきそんな表現を
したりするよね。」
彼女は思い当たる節があるのか、うつむく。
「そんな文語的な、時代がかった表現がでるくらいだから、自分で何かシナリオを
考えて、そのシナリオを演じているのかなと感じていたけど。まさか剣道の
技まで考えているとは思わなかったけど。」
379青木end 前編 9/9:2008/05/05(月) 23:30:23 ID:bTID5Thb
 しばらく場を沈黙が支配する。先に彼女が口を開く。
「でも、たかだか脚さばきにそんな名前を付けているなんて…」
「なんで?かっこいいじゃん?」
彼女がまた顔を上げる。
「俺って、近くに道場があったからと言うのもあるけど、ブレイバーシリーズに
影響を受けて剣道を始めたというのもあるんだよね。だから、昔はブレイバーごっこで
決めポーズもしたし、おばあちゃんに市川○蔵の眠○四郎シリーズを見せられて、
円月殺法をやったりしたよ。」
そう言って、彼女の竹刀を手に取ると、静かに円を描く。
「だから、自分で新しく技を考えて、かっこいい名前を付けるなんて、すごくあこがれるよ?」

 彼女はぷぷっと笑うと、静かにつぶやいた。
「ありがとね、ユージくん…わたし、さっきまで、ずっと悩んでいたんだ、
『変な女だ』ってユージくんに嫌われたらどうしようって。」
「そんな、何で嫌わなければいけないのさ。」
「だって、こんな必殺技を48種類も考えているような女なのよ?」
「48も?スゴイじゃない!まるで相撲だね。」

 訳の分からない励ましの言葉をきくと、彼女は今度はけたけたと笑った。
そして落ち着くと、
「ホントありがとう、ユージくん。こんなわたしの隠れた趣味を
受け入れてくれて。ウン。元気が出た。」
そう言って、手を伸ばしてきた。
「起こして。道場に戻らなきゃ。」
380名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:31:08 ID:bTID5Thb
とりあえずここまで。やっぱ難しいな。設定を生かし切っていない。

後編はしばしお待ちを。これから妄想する。
381名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:39:08 ID:BOtijxoK
生殺しですね?わかります
382名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:43:20 ID:avyR7kF2
生殺しーー
続き期待
383名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:43:50 ID:eVfIvCvb
タマプレはよかった
前半の展開で何でタマちゃんがノーパンなのかという謎があったがw
作者さんにはあの続きを書いて欲しいな〜
鬱展開なしのユージ×タマの甘々なエロなやつを希望
384名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:47:52 ID:eVfIvCvb
書き込んでる間に続きが来てたとはw
でも生殺しとは…
頑張って妄想愚幻化してください!
385青木end 後編 1/6:2008/05/06(火) 00:47:14 ID:mIxOsgwv
 手を差し出して引っ張り上げようとすると、逆に思いっきり引っ張られた。
おかげで勢いよく倒れ込む。彼女の胸に。
「ちょ、ちょっと…」
「ね、ユージくん。わたしが今どんなシナリオを描いているかわかる?」
「え、まさか?」
「そう。たぶん考えている通りかな?」

そう言うと彼女は、体勢を入れ替えると、俺をマットに組み敷き、唇を文字通り奪った。
それどころか、袴の隙間から手を差しのばすと、下着の上から俺のナニを探そうとする。
ついに見つかったナニはむき出しにされる。でも、袴が邪魔でうまくいかない。

 ナニをいじくるのをあきらめたのか、彼女は俺の胴衣を脱がしだす。
あっという間に上半分が脱がされたかと思うと、彼女は腹筋に舌を這わせる。
「割れた腹筋…男の子だね。うちのお父さんなんか…」
彼女はうっとりした顔で、つぶやいている。
386青木end 後編 2/6:2008/05/06(火) 00:48:58 ID:mIxOsgwv
 なんだか流されっぱなしなのもくやしいので、俺も彼女の胴衣に手を伸ばす。
汗ばんで桃色に染まる彼女の肌に感激する。お互いうなずくと、俺は自分で
胴衣を脱ぎ、彼女も自分で胴衣を脱ぎ、ブラジャーをとっていた。

 ただ、お互い初心者のせいなのか、俺は彼女の胸を正視できないし、彼女も、
俺の股間を正視できない。思い切って、彼女の胸に手を伸ばそうとするよりも先に、
彼女の手がむき出しになったナニに触れる。

「痛くない?」

「かはっ、痛くないよ。」

「気持ちいい?」

「うん、あたたかくって、柔らかくって、気持ちいいよ。」

「男の人のこれって、こんなに熱くて、かたいものなの?」

「普通だとおもう。たぶん…」

比較する基準がないから、こんな言い方しかできない。
そうこうしているうちに、
彼女は手をナニの先の方に移すと、少しずつ上下しだした。
自分でする時と違って、人の手にされるというだけで感動して、ナニがビクンと
固く、大きく、熱くなっていくような気がした。自然と、
「くっ」
と、声が出てしまう。
387青木end 後編 3/6:2008/05/06(火) 00:51:56 ID:mIxOsgwv
 その声を合図にしたのか、彼女は俺のナニをくわえる。可愛い桃色の唇が
ナニで一杯になっている。やわらかな感触が全身を駆けめぐり、さらなる興奮を
呼び起こす。


「くはぁ…」

「ちゅちゅ、ちゅるちゅる…」

ヌメヌメとした舌の動きについつい反応して、彼女の頭を押さえると腰をつきだした。

「んむむむ、…げほんげほん。」

「あ、ごめん。つい…気持ちよくって」

「ふーん、気持ち良かったんだ。さすが『朧吹雪』の威力は絶大ね。」

ニコッと彼女は笑った。
「まさか、今の舌の動き?」
「そうよ。まだまだよ、これからは『朧吹雪・改』 の出番だよ?」
そう言うと、舌で俺の尿道をつつき、上目遣いで俺を見つめる。
加速する彼女の動きに翻弄される。そのまま、彼女の口の中に出すのを止められなかった。

 彼女はしばらく目を白黒させていたが、吐き出すことなくそのまま飲み込んだ。
「にがい…」
そう言いながらも、尿道に残っている分を吸い取ろうと、ズズズッと音を立てて
力強く吸い込んだ。そのイヤらしい行動のおかげで俺のナニが、また元気を取り戻したようだ。
いつまでもやられっぱなしはくやしいので、俺はお返しだというばかりに
彼女の豊かな胸を揉みたおした。俺の怪しい手つきでも、乳首は少しずつ
かたくなってきた。
「うんっ、ああん、いいよう、ユージ…」
固く立った乳首を指ではさんだ。
「きゃうん。そんな、急に…」

少し涙目になった彼女が身体をくねくねと動かしだした。こんな童貞の動きでも
感じているのかな?と妙な自信を持った俺は、下着の上から、彼女の秘所を
適当な動きでこねくりまわす。
388青木end 後編 4/6:2008/05/06(火) 00:56:26 ID:mIxOsgwv
「あん、ああん…くっ、はぁん…」
艶のある喘ぎ声に反応して俺のナニがよりいっそうの自己主張を始める。

彼女は、また俺のナニに手を伸ばす。それを合図に、俺は彼女の乳首に口をつけた。
彼女の汗の味が混じってはいるが、なんだか甘い味がした。

「ああん!くふぅ…きゃうん!」

俺が舌で舐めたり、吸い上げてみたり、軽く噛んでみたりするたびに、
可愛い反応が返ってくる。彼女は俺のナニに手を伸ばしたものの、
気持ちよさに負けたのか、知らず知らずのうちにナニから手を離していた。

 俺が軽く右の乳首を咬んだときに、
「きゃうん!ああああん!!」
と、小さく彼女は叫んだ。どうやら、軽くイったようだ。彼女の満足そうな
顔に興奮した俺は、彼女をマットに押し倒すと、ショーツをはぎ取った。
彼女のショーツはぐっしょりと濡れていた。


「いくよ?」
と彼女に尋ねると、真っ赤になりながら頷いた。それを合図に少しずつ腰を進める。
ナニは少しずつ膣に隠れていった、しかし、さすが処女、十分に濡れているのに、
ナニを締め付けてこれ以上の侵入を拒絶している。 退こうかと腰を動かすと、
「だ…駄目。最後まで…」

「え…そんな…」

「お願いだから…」

涙を流しながらも、笑顔でそんな事を言われた。その姿を見て、決断を下す。
「一気に行くよ。」
そう言うと、彼女の返事を待たずに、ナニを突き入れる。軽い衝撃を受けた感覚と
同時に、彼女の絶叫が響く。股間を見ると、接合部からは赤い血が糸を引いていた。
389青木end 後編 5/6:2008/05/06(火) 00:57:35 ID:mIxOsgwv
 しばらく腰を止めて、彼女が落ち着くのを待つ。
「いい、あぅん、から、くはっ、動いて…」
彼女の声を合図に、彼女の膣を蹂躙する。

「…あったかいよ…きゅんきゅん絞めてきて、全部持って行かれそうだ…」

「…あうんっ…きゃっ、…ああああああん…」

お互いうわごとのようにつぶやきながら、考えつく限りすべての動きをしてみる。
彼女は腰をイヤらしくくねらせる。俺はガツガツという音がしそうなくらい、
腰を突き上げる。

 やがて、二人に限界が訪れる。
「もう、もう、ダメェ…」
「俺もっ、そろそろ…」
「あっ、あっ、ああああああん!」
彼女の絶叫を合図に、ナニを彼女から抜く。白濁液が放物線を描いて
彼女の身体にかかる。それは、今まで自家発電で体験したことのないくらいの
量だった。
390青木end 後編 6/6:2008/05/06(火) 00:59:51 ID:mIxOsgwv
 衣服を整えて向き合う。
「と、ところで…」
「何?ダーリン?」
「ダ、ダーリン?」
「そう。ユージくん。もうわたしね、我慢しないことに決めたんだ。これからは、
あなたをダーリンって呼ぶから、ユージくんは『なんだい、ハニー?』って、
言って欲しいな?」
「ちょっと、ちょっと、ちょっと…」
「だって、朧蜜蜂だって受け入れてくれたじゃない…」
「はっ、まさか、蜜蜂だから『ハニー?』」
「まぁ、その辺はいいじゃない。もう離れられない仲なんだからね?
これからもよろしくね!わかった?ダーリン。」
彼女はそう言うと、俺の鼻の上を指で押さえた。今日、何回目だろう?
(こりゃ勝てっこないや…、小西さん。思いこみの激しさって、
これのことだったんですね…)
苦笑した俺は、今日一日でえらく急展開した運命にため息をつきながらも、
顔では笑って答えた。
「わかったよ、ハニー。」
391名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:01:22 ID:mIxOsgwv
以上です。お粗末さまでした。
392名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:01:40 ID:Y1AvLSQX
GJGJGJGJ はぁはぁ
393名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:19:44 ID:ZNFAVPgg
GJ! 大作お疲れ様でした
3通りも良く書き分けられたなー
何故か青木編だけユージの一人称変わってたが
394名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:25:23 ID:lrIprv+E
>>391
GJ!!!
395名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 04:26:25 ID:89T5J5Ug
レイプものやクロスってあり?
396名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 09:47:42 ID:szrjwQPP
GJ!お疲れ様ですー。

うぅ…更新急ぎますわ。
397名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 12:32:55 ID:7/cxEKCq
>>393
ユージの一人称は本来「俺」で正しい
作者が今回から訂正するって言ってた
398名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 12:54:11 ID:gq02VHN9
急用で出かけなければならなくなったので、
おまけを投下します。
399ハーレムend 1/6:2008/05/06(火) 12:54:46 ID:gq02VHN9
「そんなこともあったかな。」
一人つぶやくと、
「ああん、どうしたの、ユージくん。」
と、小さな胸を俺の右手で揉まれながら可愛く喘いでいたメイちゃんがたずねた。
「ん?ああ、一年前を思い出してね。って、成海さん、歯をたてないで。」
しゃがみ込んで、俺のナニに一生懸命ご奉仕している成海さんが、
何かしゃべろうとしてウッカリ歯をたててしまったようだ。
「そうね、あれから一年か…」
俺の身体のあちこちにキスの雨を降らしていた青木さんが、唇を離して
そう答えた。

 あれから一年経って、久しぶりの合同練習だった。丸一日、重たい防具をつけて、
竹刀を振り回していたはずなのに、みんな元気だなぁ。俺もだけど。俺たちは今、
練習を終えて、そろって俺の部屋にやってきている。

 俺はベッドに腰掛け、その股間には床にしゃがみ込んだ成海さんがいて、ナニに
一生懸命ご奉仕してくれている。さすが尽くすタイプだけあって、念入りで、とても
気持ちがいい。そして俺は右手でメイちゃんを抱きかかえ、その右手でメイちゃんの
小振りな胸をこねくり回したり、キスしたりしている。青木さんは、俺の胸やおへそ
など、あちこちにキスの雨を降らしている。俺の弱点を探そうということらしい。
いたずらっ子な彼女らしいや。
400ハーレムend 2/6:2008/05/06(火) 12:55:31 ID:gq02VHN9
「それにしても、決着がつかないなんてねぇ。」
青木さんはそういうと、俺にもたれかかって、俺の左手をとった。どうやら、左手で
気持ちよくしてくれということだろう。左手で彼女を抱きかかえると。乳首を軽く
つまむ。

「うん、メイちゃんに負けるとはなぁ。」
ナニから口を離した成海さんがぼやきながら、俺のナニを軽く握った。
よっぽどくやしいのかな?少し痛いよ。

「だって、負けたら無条件で身をひくなんて…そんなのできないよ」
メイちゃんが小さな声でつぶやいた。

 そう。一年前三人に交際を申し込まれた俺は、とんでもない提案をしたのだ。
1.一年後の合同練習で、三人が勝負し、一番勝った子とつきあう。
2.それまでの間、一週間交代でおつきあいして、お互いをよく知っていく。
3.もしもそこでうまくいかなかったら、おつきあいは永遠に解消。

 これだけ俺に都合がいい提案なら、あきれて三人ともすぐに回れ右をして
帰ると思ったけど、三人とも「うん、それでいい」とこたえて、その場で
来週からつきあう順番を決めるジャンケンを始めたのには驚いた。
401ハーレムend 3/6:2008/05/06(火) 12:56:14 ID:gq02VHN9
 そして、あれから一年経った今日、三人が戦ったのだ。結果は、
○近本−青木×
○青木−小川×
○小川−近本×
と、全員一勝一敗だった。しかもどれも1−0の僅差の勝負で、すばらしい試合だった。

「メイちゃん、一年間で強くなったよね。」
俺はそういうと、メイちゃんにご褒美のキスをする。
「うん、勝たなきゃユージくんとつきあえないと思うとがんばれたんだ。林先生に感謝だね。」
「成海さん相手に一本とるまでになるんだもんなぁ。」
「ホント、強いわ、この子。ね、ユージくん、敗者をなぐさめてね。」
成海さんはそういうと、立ち上がって俺にキスを求めてきた。
「「ズルい!わたしも!」」
青木さんやメイちゃんが抗議の声を上げるけど、成海さんは積極的に求めてきて、
離そうとしない。困ったもんだと思いながら、自分のせいかなとこれまでのことを思い出した。

 一週間交代のおつきあいを始めてみると、三人ともそれぞれいいところがあって、
三人にどんどん惹かれていくのがわかった。明るくていろいろな話題をふってきて
飽きさせない青木さん。しっかり落ち着いていて、いろいろ俺のことを考えて動いてくれる
成海さん。恥ずかしがり屋で可愛くて守ってあげたくなるメイちゃん。この中から
一人選ぶなんてとうていできないよ。おつきあいを続けていくうちに、そう、それぞれと
関係を結んでしまったのだ。そのままズルズルと今日この日を迎え、挙げ句の果てに
あの結果。そこで俺は三人を家へ呼んで、三人との仲を精算しようとしたのだ。

 ところが三人とも、
「「「そんなことはどうでもいいよ、それよりも、今日のがんばりに、
ご褒美が欲しいな」」」と言って飛びかかってきたのだ。そして、冒頭のシーンに至ると。
402ハーレムend 4/6:2008/05/06(火) 12:57:29 ID:gq02VHN9
「こらこら、何か考え事をしているな。」
唇を離した成海さんが抗議の声を上げる。
「ゴメンゴメン。ちょっとね。成海さん、じゃ交代。」
そういって、成海さんを俺の横に座らせる。それから俺の手を股間に伸ばす。
「あん、そんな、いきなり」
抗議の声を上げるが気持ちよさそうだ。

「さて、それじゃ…」
と青木さんとメイちゃんの方に向くと、
「わたしわたし!」
「えー、あたしの方ががんばったから、あたしが先!」
と、青木さんもメイちゃんも抗議の声をあげる。
「青木さん、おいで。」
「えー、あたしは?」
メイちゃんが可愛く頬を膨らませるので、
「メイちゃんは、俺を気持ちよくして欲しいな。メイちゃんならできるよね。」
とほほえむと、彼女は軽くうなずいて、しゃがみ込んだ。
「えへへへ…」
そういいながら、青木さんが近づいてくる。唇に触れる前に、彼女は俺の鼻を
軽く咬んだ。

「あっ、びっくりしたなぁ。」
俺が抗議すると、
「ユージくんにはいつもメロメロにされているんだもん。今日くらいはシ・カ・エ・シ。」

 そう笑うと、今度こそ本当に唇を重ねた。少しずつ、唇を差し入れたりして情熱的な
動きになってくる。下半身からは、メイちゃんのつたない口の動きが伝わってくるが、
これはこれで新鮮だ。そして成海さん。恥じらいながらも身体は正直で、股間はすっかり
びしょびしょになっている。クールなイメージを壊したくて、ついついいじめたくなる。
恥じらう姿が可愛くて、もっといじめたくなる。指の動きが加速する。
403ハーレムend 5/6:2008/05/06(火) 12:58:22 ID:gq02VHN9
 それにしても、いつまでこんなことが続くのかなぁ。みんなには言えなかった
けれど、一年後にはタマちゃんと籍を入れるんだけどなぁ。椿さんの遺言とやら、
親父同士の約束とか、幼稚園のころのみんなの前での「けっこんせんげん」
とやらが複雑に絡み合ってで、そう決まっているんだけど、言い出せないうちに
みんなが飛びかかってきたからなぁ。でも、みんななら「「「いいよ、それくらい」」」
とか言い出しかねないよね。問題は…タマちゃんにはどう説明しよう。

「また考えごとしている。」
今度は青木さんが抗議の声をあげる。
「ゴメンね。でも、考えられないように、がんばって欲しいな。メイちゃんもね。」
そういうと、メイちゃんが深くくわえたりとか動きに変化が出てきた。
「こちらも、がんばりますか。」
そういうと、俺は残った手を青木さんの股間に差し込んだ。
「もう、そんな急に。」
「お詫びに、天国に連れていってあげる。」
「あああん、ユージくん、わたしも。」
成海さんも声をあげる。
「わかった。二人とも行くよ。」
そういうと、俺は指の動きを加速した。
404ハーレムend 6/6:2008/05/06(火) 12:58:55 ID:gq02VHN9
 やがて、メイちゃんのご奉仕のおかげで、股間が限界に達する。
「むっ、おおおっ!」
俺はそう叫ぶと、メイちゃんの顔に大量の白濁液をかけた。メイちゃんは顔中
ベトベトにしながら放心している。そして、疲れたのか、ぱたっと倒れ込む。
また、放出の時の衝撃で、俺の両手が青木さんと成海さんの敏感なところを刺激する。
「「あん、ああああーっ!」」
二人はそう叫ぶとぐったりとなった。俺も、二人をイかせるための動きと、股間の疲労で
眠たくなってきた。
(まぁ、なんとかなるだろ、今までも何とかなってきたし…)
そう考えながら、まどろみへと落ちていった。
405名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 12:59:28 ID:gq02VHN9
やりすぎたと思う。でも反省はしていないw
406名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:00:48 ID:hffw5QQ9
ちょっと待てwwwwwww
407名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:03:07 ID:aF2k/WSQ
ユージ、俺と代われ
408名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:08:32 ID:XccQs9l8
>>405

てめぇ反省したってゆるさねえぞ!

罰としてタマちゃんを交えた5Pをさっさと書けこの野郎!!
409名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:14:59 ID:hffw5QQ9
タマちゃんとも籍を入れつつ外国で3人とも籍を入れるんですね?
410名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:27:48 ID:E3e1gGah
>>405
俺の中でGJの臨界点を超えてしまったのでGを超えたHJと言う事にする
意味は知らん
411名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:29:21 ID:CZpvHErg
もうババアも食っちまえw
412名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:29:47 ID:cW7CrKoj
ユージてめえええええええええええええ!!!!!!
も っ と や れ !!
そして今度はタマちゃんとさとりんも堕とすんだ!!

実際重婚ってイスラムとかじゃ4人まで嫁に出来たりするし
男性が本当に愛してくれて誠実でしっかり稼げるなら下手な男とくっつくより良いよな。
413名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:52:26 ID:XccQs9l8
>>410
G(自慰)よりもH(セックス)の方が格上ということですね、わかります

>>412
確かにユージはコジローよりも甲斐性はありそうだw
414名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 15:22:12 ID:VbMOU1Lm
               . -―- .      やったッ!! さすがUG!
             /       ヽ
          //         ',      おれたちにできないことを
            | { _____  |        平然とやってのけるッ!
        (⌒ヽ7´        ``ヒニ¨ヽ
        ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′     そこにシビれる!
        /´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {.  ヽ     _ _      あこがれるゥ!
         `r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ )  (  , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
         {(,| `'''7、,. 、 ⌒  |/ニY {               \
           ヾ|   ^'^ ′-、 ,ノr')リ  ,ゝ、ー`――-'- ∠,_  ノ
           |   「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
    , ヘー‐- 、 l  | /^''⌒|  | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
  -‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ  !‐}__,..ノ  || /-‐ヽ|   -イ,__,.>‐  ハ }
 ''"//ヽー、  ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿!  , -===- 、  }くー- ..._
  //^\  ヾ-、 :| ハ   ̄ / ノ |.  { {ハ.  V'二'二ソ  ノ| |    `ヽ
,ノ   ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<.  /  |.  ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ
/    <^_,.イ `r‐'゙ :::ヽ  \ `丶、  |、   \\'ー--‐''"//
\___,/|  !  ::::::l、  \  \| \   \ヽ   / ノ
415名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 15:35:30 ID:XMnBqOgT
>>414
>>33と同じAAなのに意味が真逆www
416名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 19:54:18 ID:PtK4PwAS
ブレードブレイバーの面子をバンブーキャラに置き換え
という電波を受信したんだがこのスレ的にはありなんだろうか
417名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:31:34 ID:4OrtMRgk
出かけたついでにドラマCDを買って来ればよかったorz

true end?いきます。
418true end 1/17:2008/05/06(火) 21:32:53 ID:4OrtMRgk
「そんなこともあったかな。」
合同練習のあと、駐輪場で防具を自転車の荷台にくくりつけながら一人つぶやいた。
一年前は三人の女の子に取り囲まれたこの場所に、今は俺一人だけ。

「さて、待ちかねているだろうな。」
ようやく荷台にセットし終えると、自転車を押しだす。道場の脇を抜けて、
噴水の前を通り抜け、「総合運動公園」と書かれた門まできた。

「ユージくん。遅かったね…」
タマちゃんが待っていた。少し頬を膨らませている。
「ゴメン、ゴメン、ちょっと忘れ物をして。じゃ、帰ろっか。」
「その前に…」
「ああ、そうだったね。ウン。その前に花屋によらなきゃ。」
「…そうね。」
「じゃ、今度こそ。」
そう言って自転車を走らせる。一年前も、彼女を待たせていたっけ。
自転車を走らせながら、一年前を思い出す………
419true end 2/17:2008/05/06(火) 21:33:44 ID:4OrtMRgk
 一年前のあの日、俺は這々の体で彼女たち三人にはお引き取りを願った。
三人は、とりあえず一ヶ月後の合同練習まで休戦にして、お互い抜け駆けを
しないという協定を結んでいた。

「なんでこんなことになったかな…」
ため息をついて、自転車を押し出す。体力的な疲れだけでなく、精神的な疲れのせいか、
やけに自転車が重く感じる。道場の脇を抜けて、噴水の前を通り抜け、「総合運動公園」と
書かれた門まできた。

「ユージくん。遅かったね…」
タマちゃんが待っていた。あいかわらず表情にあまり出さないけれども、心配と非難が
織り混ざったような感じが見て取れた。
「ゴメン、ゴメン、ちょっと忘れ物をして。」
「そう?心配したよ?」
俺の言い訳を素直に信じてくれた。少し罪悪感を感じつつ、
「じゃ、帰ろっか。」
といって自転車をこぎ出した。

「ただいま。」
「遅かったね、ユージ。お風呂が沸いているから入りなさい。あ、バッグの中の
洗濯物も出してね。」

 母さんの声に返事する気力もなく、居間にカバンを置いて着替えを取り出すと、
そのまま風呂場に向かった。頭をゴシゴシと洗ってまずさっぱりした気分になる。
それから石鹸を泡立て、隅から隅まであらう。一心不乱に、考えないように。
よく洗い流した後、湯船につかる。ふーっと、一息ついて落ち着いたとたんに、
考えないように、考えないようにとしていたことが頭の中にわき出てくる。
420true end 3/17:2008/05/06(火) 21:34:28 ID:4OrtMRgk
(三人とも何で、俺に目を付けたのかなぁ。そりゃあ、女の子にもてるのは
男として誇りに思うことだけども…三人とはほとんど面識がないし。小川さん…
タマちゃんとも違う感じの、小さな可愛い女の子という感じだったかな。
青木さん…ポニーテールが印象的な、明るいお姉さんと言った感じかな。
近本さん…ちょっとキツめの美人系の、しっかり者のお姉さんと言った感じか。
三人とも素敵な女の子なんだけども…)

 脳裏には一人の女性の姿が浮かんでいた。きれいな長い黒髪。娘に対する
あふれんばかりの愛情のこもった笑顔。胴衣をまとい竹刀を手にしたときの
しゃんとした姿勢に、凛とした表情…彼女が剣を振るう姿を久しく見ていない。
いや、もう見られないものの、俺の心には強烈なイメージとして残っている。
かっこいい女性であり、その…まぁ、いわゆる…初恋…

 考えすぎたせいか、少しのぼせてきたようだ。湯船から飛び出る。
「やめよう!考えるのは!」
そう叫ぶと、火照った身体をさますべく、シャワーをひねる。「冷」だけを。
「わっ、ちべてっ!」
冷たさのおかげでよけいなことを考えずに済んだ。シャワーを止めると、
タオルで水分を拭き取り、風呂を出た。
421true end 4/17:2008/05/06(火) 21:34:55 ID:4OrtMRgk
 晩ご飯を食べているときも、ボロボロだった。お茶を湯飲みに注ぐつもりで、
机の上に注いでいたり、キリノ先輩が持たせてくれたメンチカツを落っことしたり…
母さんは、
「よっぽど疲れているのね。」
と笑っていたけど、俺は曖昧な笑顔を浮かべるしかなかった。

 次の日からは、意識して剣道や勉強に打ち込むことにした。考えないように、
考えないように…そんな姿を見て、コジロー先生は、
「合同練習がいい刺激になったかな?えらくやる気じゃないか。」
と言っていたけど、そんなんじゃないんです。

 このまま初恋を上書きして、好きだといってくれる誰かとつきあうのか、
でもそれじゃあ、一人を選ぶことでほかの女の子の気持ちを台無しにするわけだし、
かといって、彼女たちの真剣な目を見ると、邪険に断るわけには行かないし、
でも俺の理想はやはり瞼の奥のあの女性であって、彼女たちではないし、
だから初恋を大事にして理想の女性が現れるのを待つのか、でもその場合は、
一生女の子とつきあうなんてことは無理なわけで、いいじゃないか、せっかく
鴨が葱をしょってやってきたんだから、つまみ食いすればいいじゃないか、
いやいや、それはとても失礼な話し…といったことが胸の奥を渦巻いているから、
その雑念を振り払うために剣を振るっているんです。

 結局、なんの進歩もないまま、合同練習の前日を迎えてしまった。
練習を終えて着替えを済ませる。部長になった栄花くんは、宮崎さんと
明日の合同練習のためにポカリやスナックバーを買い出しにいってくれる
ということなので、俺がカギを閉めて職員室へ返しに行った。
422true end 5/17:2008/05/06(火) 21:36:15 ID:4OrtMRgk
 駐輪場に来ると、タマちゃんが待っていた。
「先に帰ってくれてもよかったのに。」
「うん…でも…」
彼女が言いよどむ。珍しいことだと思いながらも、荷台に防具を乗せて、セットする。
それから彼女に声をかける。
「ゴメンね、待っていてくれて、ありがとう。じゃあ、帰ろっか。」
そう言って自転車をこぎ出す。

 いつもの道を通って帰る。他愛もない話をしながら。彼女と別れる角に来た。
さよならをいって別れようとすると、珍しく彼女の方から声がかかった。
「ユージくん。最近おかしい。」
図星を指されて、ドキッとしたけど、平静を装って答える。
「そうかな?いつもの通りだよ。」
「ううん。なんか違う…最近ものすごく動いてばかり。勉強も、剣道も…」
「そりゃ、文武両道、両立させるためだよ。」
「でも、この一週間は、あたしの知っているユージくんじゃない…」
「気のせいだよ。」
「そんなことない!」

 大きな声だった。一瞬周りが静かになる。タマちゃんが口を開く。
「ねぇ、ユージくん。これからうちの道場に来て。」
「えっ?何で…」
「直接あたしと語って欲しいな。竹刀で。」
彼女も武道家の端くれ。俺の心の動きを剣道で見極めようというのか。
ちょうど俺も、明日のことを考えるとげんなりするから、竹刀をふるって忘れたかった。
「わかったよ、タマちゃん。行こうか。」
そう言って自転車の向きを変えた。
423true end 6/17:2008/05/06(火) 21:37:26 ID:4OrtMRgk
 川添道場に来ると、電気が消えて真っ暗だった。
「あれ?今日の練習は?」
「お父さんが地区連盟の人たちと温泉に行っているから、お休みなの。」
そうタマちゃんはいうと、カギをがちゃがちゃとやって道場の扉を開いた。

 彼女はいったん自宅の方へ引っ込んだ。そこで着替えて来るつもりだろう。
俺はたった一人なので、道場の片隅に荷物を置くとそのままそこで着替えた。
着替えを終えて正座して待つ。一人で静かな環境にいると、また瞼に
あの女性が浮かんでくる。黙想の時のいい姿勢。素振りのかけ声。
そんなことを考えているとタマちゃんがあらわれた。

 が、いつもの道場での紺色の胴衣ではなく、白の胴衣に白の袴だった。
これは、椿さんの…

「おまたせ。すぐに防具をつけるね。」
彼女はそう言うと、呆気にとられている俺を差し置いて防具をつけ始めた。

 あわてて俺も防具をつけ始める。
(なんで…今日に限って…)
動揺が隠せないのか、籠手をつけるのに手間取る。ようやくつけ終わると
立ち上がり、彼女と向かい合う。まず正面へ礼。そして互いに礼。そして
前に進んで竹刀を抜き蹲踞する。
「ユージくんが合図して。」
「わかった。じゃ、始め!」

 その合図で立ち上がる。まずかけ声をだしながら間合いを取る。まずはこっちから
仕掛ける。面をねらったもののあっさり交わされる。逆に胴をねらわれるが、
接近しすぎていたために有効打にはならなかった。
424true end 7/17:2008/05/06(火) 21:38:37 ID:4OrtMRgk
 こんな感じで一進一退の攻防になった。どれくらい続けていたのか、お互い
何本とったのかわからなくなった。俺も疲れてきたから、タマちゃんに声をかけた。
「次の一本で最後にしようよ。」
「わかった。じゃ、仕切直しね。」

 そう言って中央線に戻る。彼女が先に中段に構える。次いで俺が構えると同時に叫ぶ。
「よし、始め!」
その言葉を合図に、彼女は上段に構えた。
(えっ…それは…)

 小さい彼女が上段に構えても不利なのに…いやいやそんなことではなく、
この構えは椿さん…

「ユージくん!」
彼女の声が飛ぶ。イカン、こんなことで気を取られては。タマちゃんも本気なんだな。
それじゃ、こっちも本気で行きますか。えーと、六○四の剣によると、上段に対しての
セオリーは平青眼だよな、でもタマちゃんは小さいから意味あるのかな…などと考えながら、
気合いを入れて構える。そして逃げるのではなく、攻めるために体重を前へ…

 それっきり、二人は動かなかった。たぶんどちらかが動いたときに勝負は
決するのだろう。張りつめた空気が高まっていく。

「にゃー」
どこかでねこの声がした。それ合図に彼女の『中段の構えの小手』をねらう
素振りを見せる。その動きにつられて、彼女は小手を防ごうと、一瞬上段の
構えが崩れる。そのままがら空きになった彼女の面をねらう。
425true end 8/17:2008/05/06(火) 21:39:27 ID:4OrtMRgk
 バシィンっ…道場に音が響いた。
「強いね…ユージくん…」
「そんなことないよ、タマちゃん。」
そう言って礼を交わし、面を外す。

「タマちゃん上段で構えるなんて…さすがだね、格好良かったよ。」
「でも、本物の、練習を重ねた形じゃないから…簡単にユージくんの作戦に
引っかかっちゃった。」
「何言っているの。これから練習すれば、椿さんみたいになれるよ…」
「お母さんの…」
そう言うと、彼女は黙ってしまった。

 そのまま、俺は防具を片づける。全部袋に入れ終わった後で、彼女に尋ねる。
「どう?タマちゃん。俺と竹刀で語ってみてどうだった?まだおかしいかな?」
「うん、真面目に、真剣に取り組むところは、いつものユージくんだと思うけど…」
「けど?」
「なにかがちがう…」
「どこが?」
「いつものユージくんは、何か困ったことがあったら、世間話みたいに軽くでも、
あたしに話してくれた。でも、今のユージくんは、あたしに隠している。」
「えっ、な何も隠すことなんて…」
「ユージくん。明日は誰を選ぶの?」
426true end 9/17:2008/05/06(火) 21:40:39 ID:4OrtMRgk
 そのものズバリ突かれて、俺は息を呑んだ。
「あたしね、見ていたんだ…」
「そうなんだ…」
「ユージくんやさしいから、きっとその場ではすぐに断ることはないと思っていた。
そして真剣に考えてお返事するんだろうなと思っていた。」
「う、うん…」
「でも、最後はきっと全員にお断りするんだろうなとも思っていたんだ。
「なんで?」
「だって、あたし知っているもん…ユージくんの中には、あ、あたしの、お母さんが…」

 そうか、胸の奥に隠していたつもりなんだろうけど、タマちゃんにはわかっていたのか。
「だから、お母さんみたいに白袴をつけて、お母さんみたいに上段で戦えば、きっと…」
「きっと?」
「ユージくんはあたしを意識してくれるかなと思ったんだ…」
「それって…」

「ユージくん…行かないで。昔から、やさしくて、力強くて、あたしのことを支えてくれる
あなたが、あたしの目の前からいなくなるなんて考えられないの…」
そう言うと、彼女の瞳から静かに涙がこぼれた。しゃくり上げながら、彼女は続ける。
「でも、仕方がないよね…あたしは小川さんみたいに女の子らしくないし、
青木さんみたいに明るくないし、近本さんみたいにしっかりしていないし。
そしてなにより…グスッ…あたしは…お母さんじゃない…」
427true end 10/17:2008/05/06(火) 21:41:43 ID:4OrtMRgk
 俺は呆然としてしまっていた。ここまで彼女が俺のことを想ってくれていたなんて。
いままで彼女と過ごしてきた日が思い出されてくる。そうだね、いつも俺たちは一緒
だったよね。もしかしたら、俺は…瞼の裏から椿さんの姿が薄れる。泣いている彼女の
姿が強烈に焼き付く。いとおしさがこみ上げてくる。

 俺は静かに立ち上がると、彼女のそばへ行き、やさしく抱きかかえる。
「あ、ユージくん…」
「ごめんね、タマちゃん。泣かせてしまって。」
「ううん。あたしこそ、ゴメン、ユージくんを困らせるようなこと…」
「ううん。いいんだ、こっちこそゴメン。もう泣かないで。」
そう言うと人差し指で彼女の涙を拭う。

「タマちゃん。俺はね、確かに椿さんに憧れていたのかも知れない。」
彼女は黙ったまま、おとなしく俺に抱きかかえられている。
「でも、それはあくまでも憧れであって、『守りたい、大切にしたい』って
想うのは、タマちゃんだけだよ。」
「ウソ…」
彼女は小さくつぶやく。
「ウソじゃないよ、今気づかされたんだ。俺が今まで剣道をがんばってきたのは、
タマちゃんに釣り合う男になるためなんだろうと。ホラ、男だから、女の子より
弱いのは恥だからっていう面もあったんだろうけど。」
「ユージくん…」

 新たに涙があふれてきたようだ。
「だから、タマちゃん。共に歩んでいこう。俺がついているから、もっと
自分に自信を持って。タマちゃんはタマちゃんでいいんだ。二人で、
二人らしく大人になろうよ。」
「ありがとう。ユージくん…」
その声を合図に、俺たちは唇を重ねた。
428true end 11/17:2008/05/06(火) 21:43:16 ID:4OrtMRgk
 最初はやさしく唇を重ねるだけだったものが、次第にお互いの唇を軽く咬んだり、
舌をさしいれたりと、激しいものになってきた。やがて、どちらからともなく離れる。
真っ赤になった彼女がいう。
「ユージくん。部屋まで連れていって欲しいな…」
「それって…」
「証が欲しいの。」
そう言うと彼女は身を縮こまらせた。

 俺は抱きかかえた手をずらし、いわゆるお姫様だっこにして、彼女を抱き上げた。
「あっ」
彼女は声をあげたけど、真っ赤になったまま、おとなしく抱きかかえられている。
そのまま、何とか道場の扉を閉め、川添家の玄関を開け、彼女の部屋に入った。
何年ぶりに見るのだろう。相変わらずブレイバーシリーズのDVDなどが並んでいて、
女の子らしさには若干欠けるものの、きれいに片づいた部屋だ。俺は静かに彼女を
ベッドの上に下ろす。そして、彼女の胴衣を脱がしだす。

 彼女が可愛く抗議の声をあげる。
「ね、ねぇ、シャワーを…」
「タマちゃん。俺は一瞬でも離れたくないんだ。それに、汗も含めて
タマちゃんのすべてが欲しい。」
そう言って、彼女の瞳を見つめると、真っ赤になって固まった。その隙に、袴や
胴衣の紐をほどいていく。やがて、彼女のうすい胸が現れた。
429true end 12/17:2008/05/06(火) 21:44:24 ID:4OrtMRgk
「恥ずかしい…あんまり見ないで…」
彼女が恥じらって顔を背ける。
「きれいだよ、とっても。」
そう言うと、小振りな胸をもみしだくというか、なで回す。
「あん」
軽く彼女が声をあげる。俺はそのまま手を、舌を這わす。次第に、小さな乳首が
自己主張を始めた。
「タマちゃん、感じているの?立ってきたよ。」
そう言うと、可愛く喘ぎながら答える。

「あん、くふっ…これが、感じているの?」
「そうだよ、だからここを…」
その乳首をコリッと咬んでみる。
「きゃうん!いきなり…」
彼女はビクッと震えた。
「可愛いよ、タマちゃん…」

 そう言うと、彼女と唇を重ねる。左手はそのまま胸を攻める。そして右手を
袴の隙間から下半身に差し込む。そこは熱気にあふれていた。
どうにかこうにかして、その熱気の中心部を見つけ、下着の上からなぞる。
彼女は身をよじらせるが、体重をかけて、唇も、右手も、左手も離さない。
430true end 13/17:2008/05/06(火) 21:45:36 ID:4OrtMRgk
 やがて、息苦しくなったのか、彼女が首を振って大きく息をつく。
「はっ、はっ、はあっ…」
くったりしている隙に、胴衣を完全に脱がし、彼女の腰や脚を持ち上げ、
袴を完全に脱がす。ショーツだけの姿になった。
「ユージ、くぅん…」

 彼女が潤んだ瞳で見つめる。興奮した俺は、ゴクリとつばを飲み込むと、
彼女のショーツに手を伸ばした。おそるおそる手を伸ばして、そっと引き抜くと、
彼女と身体の間に5,6本糸を引いた。そのまま、わき出す泉に口を付ける。
切れ目から可愛い突起も。そのたびに彼女は可愛く啼く。

(もうそろそろかな?俺も限界だし)
そう考えて、彼女の秘所から顔を離し、俺自身もすべてを脱ぎ捨てた。
「それ、入るのかなぁ…」
タマちゃんが不安そうに言う。
「うん…大丈夫かな?」
「お願い、やさしくして…」
「努力はするけど、約束はできないよ」
そんなことを言いながら、ナニを中心部にセットする。

「あ…」
「くっ…これは…」
狭い穴を突き進む。いくら濡れているとはいえ、処女でしかも小柄な彼女だから、
とてつもなくきつい。やがて、進入を阻む感触が。これがいわゆる処女膜だろうか?

ナニの先端で、そのまま突き進もうと考えたが、一呼吸おく。
431true end 14/17:2008/05/06(火) 21:46:39 ID:4OrtMRgk
 そして彼女の瞳を見つめると、
「行くよ。」
とだけ言った。彼女は小さくうなずいた。それを合図に突き出す。

 ブチッ

 

 かすかにだが、なにかが破れた音がしたような気がした。同時に彼女が叫ぶ、
俺の肩を強く握りしめる。接合部からは純潔の証である血がかすかに流れている。

「タマちゃん。俺たち一つになったよ…」
「うん…あたしはユージくんのもの…そしてユージくんはあたしのもの…」
涙を浮かべている彼女がいとおしくて、抱きしめる。

 どれくらい経っただろうか、彼女が静かに言う。
「ね、ねえ?」
「なに?」
「男の子って、動かないと気持ちよくならないんでしょ?」

 どこでそんな知識を仕入れたのかなと、少しあきれながらも答えた。
「うん、まぁ、そうなんだけど…」
「あたしはいいから、ユージくん、気持ちよくなって…」
「でも。」
「少し痛みは退いたから。」
そう言って微笑んだ。
432true end 15/17:2008/05/06(火) 21:49:12 ID:4OrtMRgk
「わかったよ。じゃ、タマちゃん。お言葉に甘えて、少しずつ動くね。」
そう言って、少しずつナニを引き抜き、また差し込むことを繰り返す。

「…うぅ、あっ!」

 まだ痛むのか、顔をしかめている。俺が何を言っても、今は返事をする余裕がないようだ。
それどころか、俺も彼女の中の気持ちよさに、あんまり話しかける余裕もない。

「くっ…あぁっ、あん…やん」

「ううっ…かはぁっ」

 
回数を重ねる毎に、少しづつだけど快楽の声が混ざってきたようだ。

「あん、あん、うんっ…」

潤んだ瞳と、甘い声がますます俺を興奮させる。
一瞬動きを止めて、ぎゅっと抱きしめる。つながったまま、唇を重ねる。

「ユ、ユージ、くぅん…」

彼女がいとおしくていとおしくてたまらない。ずっとこうしていたいけど、俺も限界だ。


「タマちゃん、もう…」
「うん。来て…」
そう言うと彼女は両手を俺の背中に回し、両足を腰の裏でクロスさせる。
同時に俺は腰の動きを再開させる。激しく、彼女の中を突きやぶらんかぎりに。

「あふっ、あ、あ、ああんっ!あーっ!!」

最後の一突きとばかりに押し込んだときに、彼女の絶叫が響いた。同時に彼女の中に、
俺はすべてを放出していた。
433true end 16/17:2008/05/06(火) 21:50:34 ID:4OrtMRgk
 そのまま二人は朝まで抱き合ったまま眠っていた。目が覚めてから、お互い
気恥ずかしくて「おはよう」がなかなか言い出せなかった。服を着替えに家に戻ると、
「朝帰りはまだ早い!!」と母さんにどやされたけどね。やぶ蛇にはなりたくないから、
ひたすら頭を上げて嵐が過ぎるのを待ったけど。

 そして二人並んで市立武道場に向かう。玄関には三人が待ちかまえていた。
向こうが話しかける機先を制して言った。

「ゴメン!やっぱり俺にはタマちゃんが隣にいない日々は考えられないんだ!」
二人をつなぐ手が熱く感じられる。三人は一瞬あっけにとられたけど、
やがて、ふっ笑うと、
「やっぱり」
「そうだよね」
「お幸せに」
と言ってくれた。俺たちはそのまま頭を下げた。どれほど下げていたのだろうか、
頭を上げると、三人は姿を消していた。

「ありがとう…」
自然とつぶやいていた。三人とも素敵な女の子だから、きっと俺以上にいい男と
出会うだろうね。ありがとう。こんな俺たちを認めてくれて…祝福してくれて…
434true end 17/17:2008/05/06(火) 21:52:10 ID:4OrtMRgk
………「あぶないっ!」
タマちゃんの声に我に返る。イカンイカン、一年前のことを考えていたせいで、
つい、信号を見落としたらしい。
「あー、びっくりした。」
「もう…気をつけてね。」
「うん、ゴメンね、タマちゃん。」
「うん。もう…ユージくんまでいなくなったら、あたし…」
ああ、そうだ。もう俺だけの命じゃないんだ。そう考えると、あらためて
左右をよく見てから、自転車をこぎ出した。

 しばらく坂道をこいで、駐輪場に着いた。「諸車進入禁止」とあるから、
ここからは歩かなくちゃいけない。自転車を止めて鞄を下ろす。
防具は、まぁ盗んでいく物好きはいないだろうから、荷台にくくったままでいいかな?
彼女は花束を持ち、俺は手桶をぶら下げて砂利道を歩く。そして椿さんが
眠っている場所に着く。鈍く光るその石に軽く黙礼をする。それから周りを見渡すと、
少し雑草が目立つ。石に水をかける前に、その雑草を摘もうかなと考えていたら、
タマちゃんはしゃがんで、静かに椿さんに手を合わせた。

 俺も彼女の横にしゃがんで両手を会わせようとしたら、砂利道の隙間から薄紫色の
花が咲いているのを見つけた。レンゲ草かな。可憐な姿、砂利を押しのける力強さ。
椿さんの生まれ変わりだろうか。

 軽く目を閉じ、手を合わせてつぶやく。

 椿さん。タマちゃんと結ばれて、一年経ちました。体は大きくなったけど、
俺はまだまだ未熟です。でも、タマちゃんを幸せにできるように、
タマちゃんにふさわしい男になるように、精一杯のことをします。
だから、タマちゃんを…あなたの大事な人を、俺にまかせてください。
435名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:52:46 ID:4OrtMRgk
以上です。最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

GJくださった方々、アイデアをくださった方々、ありがとうございました。
おかげさまで、何とかかんとか形になりました。これをもちまして、
263の続きシリーズは、いちおう打ち止めです。

ネタもシチュも枯れました。明日からまた仕事をしながらの充電生活?
に入ります。またここに投下する機会がありましたら、ぜひご笑覧ください。
436名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:53:37 ID:hffw5QQ9
GJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!!!!!!!!!
はぁはぁ
437名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 22:15:27 ID:cW7CrKoj
あぁんもおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
GJとしか言えん!!

ところで男のアレはナニと書くより男根や男性器と書いた方がいいかも。
何かナニだとちょっとギャグっぽくなるというか何というか。
438名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 22:48:51 ID:3DmQDPIA
>>435
>>410だが……もはやGJを超えたHJすら超えたIJと言いたい
意味は(ry
439名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:12:37 ID:TLlfRavK
これだけパターンがあってユーサトが無とは!
それはともかくGJです



さぁて後はユーサヤ期待しながら寝るか
440名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 02:48:58 ID:SQA6k3NE
>>438
Hの先に愛があるということですね、わかります
441名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 16:50:36 ID:XYNMVIn1
む、むぅ…
これはGJとしか言えませんね。
うし。保管夜からはじめますわ。えーと、GW中に終わらなくてごめんなさいOTL
442名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 17:17:38 ID:b+9sHFu7
島崎和歌子ですね、わかります
443名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 17:24:37 ID:k2oFjcgX
>>435
GJGJGJ!!
444名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 18:58:34 ID:yUVvn4CM
近本も十分萌えたんだが
445名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:31:54 ID:NC+wmRwY
こういっちゃなんだがユージのキャラが(ry
446名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:35:31 ID:wRF/Ze0L
色々言及すべき点はあるだろうけど
まあ目くじら立てるもんじゃないな
二次創作だし
447名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:59:35 ID:UWRP9X17
ユージ×キリノでそれを見つけたコジローとタマがショック受けるSSはまだですか?
448名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 01:09:45 ID:mSHVZmBE
安藤から心底馬鹿にされながら足コキされるSSはまだですか。
町戸勢はちんこ役が足りなくて困るな。
449名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 01:10:47 ID:6JIJ+U19
>>447
ユージ×キリノはキツいがそれ激しく読みたいwwwwwww
450名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 01:12:33 ID:tkT4dHWN
>>448
横尾はおt(ry
451名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 01:22:29 ID:xKSTxOxZ
乙女ですね、わかります
452名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 03:52:42 ID:8oQaXFOT
職人さん東も作品に使ってやって
453名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 05:02:59 ID:WOdqd8bD
コジローとユージとダンの三人が男同士の仲の良さを見せつけて
キリノ、タマ、さとりん、ミヤミヤが嫉妬の炎を燃やすSSはまだですか?
454名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 11:52:23 ID:CMjVyl0+
東は間違いなく初めての時に自分のペースで入れたいからと
上になり、ゆっくりゆっくり入れようとしたら足を滑らせて一気に
入ってしまい痛みで声にならない悲鳴を挙げながら相手に抱きつき、
思いっきり背中に爪を立てて相手にも悲鳴をあげさせるだろう。
455名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 12:40:12 ID:pCA8NzER
>>435
三本全部どころかタマルートまで!
感動した。
456名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 15:57:46 ID:m/i0dycc
裏ルートのウラEndはまだですか?
457名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 20:03:19 ID:tnNZcpih
これだけは言える。ウラは萌える。
458名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:50:15 ID:9sEkBP6X
隠しルートの西ちゃんエンドも期待
459名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:00:15 ID:VooMK012
まさかの横尾ルートも有り得る
460名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:53:30 ID:N9GNbwAu
>>459
ユージの前でだけネコになる横尾…読みたい!
461名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 09:06:19 ID:5C6Oi/j7
そんなこともあったかな。の破壊力は異常
462名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 12:32:04 ID:q5U9JpxH
キリノスレにあれだけSSが連投されてて
ここにコジキリエロSSが投下されないのは異常

え?自分で書けと…?
463名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 12:33:51 ID:ikRjTfPU
>>462
是非書いてくれwww
464名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 12:47:35 ID:O+iWtIOy
>>462
エロで書きたいシチュってのが全然沸いて来ないんだよね不思議な事にw
ディープキスのあれはひょっとしてこっちでも良かったんじゃないかと思わなくもないけど。
465名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 13:00:17 ID:q5U9JpxH
>>463
待てwwwwwww
>>464
前スレの「ダメ男とさせ子」はよかった。
惜しむらくは完成が1週間遅ければ…
466名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:21:17 ID:TaylroRB
職人待ちの間にコピペ改変小ネタを投下。
超遅レスだが>>113。……こうですかっ!わかりませ(ry

お父さんの帰りが遅いとかで、高校で再会して付き合う事になった、幼馴染のタマちゃんの家へ。
そしたら「これ着て責めて欲しい」と言われて、ブレイバーというか、戦隊ヒーローの人が着てそうな、
小道具付きの全身タイツを着させられ、お面までつけさせられた。向こうは全裸。
まあこんなのもたまにはいいか、と愛撫してたら、タマちゃんが喘ぎ声の中、喋りだした。
「ブ、ブレイバー…お、おかえりなさい…や、やっつけた?ねえ、デスアーマーはやっつけた??」
…オレは突然の、しかも想定の範囲を超えたセリフにポカーンとしてしまった。
タマちゃんは素に戻って、「…返事して欲しい」と恥ずかしそうにオレに言った。
ブレイバーごっこ再開。…耳とかをなめつつ体中をさわさわと触る
「で、デスアーマーは、やっつけた?」
「うん、今日もやっつけたよ」
「あぁぁぁあぁすごいいいぃいぃ!、、ど、どうやって、、ハァハァどうやってやっつけたの?」
乳首を舌でやさしく舐めながらオレは答えた
「…サイクロンブレードとか、、、トリニティクラッシュでやっつけたよ」
セリフを聞き、タマちゃんはびくんびくんと身体をひきつらせた
「はっ!はぁぁぁあんっ!アトミックは?アトミックファイアーブレードは、つ、使ったの??」
竹刀でつつく
「うん。強い相手だったからね。今年一番の強敵だ。」
「あっ!!アトミック、ふぁぃあ、ぶれ…あっ、ユージ君っ、いいぃぃぃい ぃくううううう!」

「うーん、ユージ君かぁ……ごめんねタマちゃん、あんまり似てなかった?」
「え?、いや違っ、そうじゃなくて……その、やっぱりユージ君の方が……」
「せっかくタマちゃんが用意してくれたんだし、今度はもっとブレイバーっぽくなるようにがんばるよ」
「え?あっ!!ユージ君、待っ…あぁぁ、んっ、ユージく…またいっちゃ……ぁぁぁあああああ!!」

オレの演技力不足のせいか、そこからずっと、呼び方は「ユージ君」のままでした。。
きっとブレイドブレイバーを見てた幼い頃の体験というか、淡い恋心とかが
あったんだろうけどなあ、といろんなことを考えさせられた一夜でした。


……正直スマンかった、今では反省している。
467名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:04:09 ID:efV+GPNc
>>458-459
ああ…妄想が広がるな。
468名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:21:36 ID:N9GNbwAu
来たるべき職人のために妄想を具現化する必要があるな
469名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 01:09:20 ID:W0cAKRt5
>>466
元ネタコピペを知らんがGJ
470名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 15:53:00 ID:bsMwt7q0
>>466
で、イサキは穫れたのか?
471名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:37:06 ID:F+YYw0Ra
>>470
なんというカジヤゴロシ
472名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:52:57 ID:Y+cYrJsv
横尾×ユージが本当に見たい

何かの拍子に横尾がユージの男らしい所を見て「気に入った!俺のカレシになれ!」的なノリでそのまま…


誰だBLとか言った奴は
473名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:54:57 ID:iId6MyDv
>>472
どっちが男か女か分からねえwww
474名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:15:29 ID:RlBeWKLv
そういう時はどっちがねこかと

あれ?なんか間違った?
475名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:26:18 ID:Lhi2/6kv
>>464
確かにつかず離れずの関係が真っ先に浮かび上がるからな


コジローのキリノの肩もみから発展させてエロにしてみてはどうだ?
476名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 22:19:33 ID:ZGiN4lLw
>>472
よこたんの一人称は「あたし」だからなんとかいけるんじゃね?
いやマジだって俺ってイメージあるけどさ
477名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 22:25:00 ID:IL9k+wFz
コジローとキリノのエロきぼんw
478名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 22:48:02 ID:tJan3g/V
横尾×ユージは妄想しやすいだろ

室江と町戸で合同練習している時に力仕事をする必要があって
ユージと横尾が選ばれ、横尾がブーたれてたらユージが
「横尾さん、女の子だから俺が一人でやりますよ」みたいな事を言って
女の子扱いされた横尾が照れまくって、それ以来ユージを意識しちゃって
自宅に帰ってから部屋でユージのことを考えつつ、可愛らしい服を着た
自分を鏡で見て「やっぱ、似合わねーよなー」と落ち込みながらも
「女は度胸だぜ!」と頭を切替えて、ユージをデートに誘うような感じで
479名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:16:02 ID:YSHkeWZV
>>478
誰かその設定で一筆を…!
このスレ覗くまで横尾×ユージなんて考えた事なかったぜ


横尾「あたしの(胸)を見てくれ、どう思う?」
ユージ「すごく…大きいです…」
480名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:22:50 ID:IL9k+wFz
↑禁断度高い
先輩×コジロー
タマキ×先輩
タマキ×コジロー
横尾×ユージ
安藤×ユージ
サヤ×キリノ
青木×ユージ
サトリ×ユージ
ウラ×ユージ
キリノ×コジロー
ミヤミヤ×ダン
タマキ×ユージ
近本×岩堀
↓禁断度低い
481名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:54:28 ID:FfQz42Eo
こうじゃん?

↑禁断度高い
先輩×コジロー
タマキ×先輩
サヤ×キリノ
タマキ×コジロー
原田×先輩 
サトリ×コジロー 
キリノ×コジロー 
サヤ×コジロー 
ミヤミヤ×コジロー
横尾×ユージ
安藤×ユージ
青木×ユージ
サトリ×ユージ
ウラ×ユージ
ミヤミヤ×ダン 
タマキ×ユージ 
近本×岩堀
吉川先生×先輩 
吉川先生×コジロー
↓禁断度低い
482名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 01:10:54 ID:N2Em+k5m
先輩×コジローは変わらないのねwww
483名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 01:12:18 ID:s9lQded+
町戸の百合の禁断度は低い
484名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 05:27:44 ID:dKji+7Sm
横尾×西山は絵柄によっては禁断の匂いが
485名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 05:27:53 ID:N/2ur27p
禁断度高いっつーか難易度の高い方が書き出すと熱は入るけどな
戦う相手がスライムかボストロールの違い的に。やっぱり挫折も多いけど
486名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 05:27:57 ID:Xhvz/DSO
名前が忘れられないと東LOVE宣言した近本は?
487名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 07:54:29 ID:AO7qfgKg
百合は百合スレで
つーかマジ過疎ってるから誰か投下したげて
488名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:36:56 ID:E6M0Mi0g
ようやく規制解除。
横ちん人気あるなぁ。
こんな解釈ではどうでしょう。
お口に合うかどうかわからんが。
4891/15:2008/05/14(水) 21:37:26 ID:E6M0Mi0g
「そんなこともあったかな。」
一年前、三人の女の子に囲まれたことを思い出して、駐輪場で一人つぶやく。
その声をかき消すかのようにザーザーと雨が降る。

「まいったね。確率30%でも降るときには降るんだ。」
合同練習を終えて出てきたときには、雨が降り出していた。みんな傘の用意を
していなくて途方にくれていたが、栄花くんと宮崎さんは「春雨じゃ、濡れていこう」
などといって、そのまま二人並んで歩いていった。風邪ひかないかな?
岩佐君と外山さんは、岩佐君のお家の人が迎えに来たので、一緒に帰った。
残りの人たち、キリノ先輩や、タマちゃんたち女の子は、コジロー先生が車で
送っていくことになった。残されたのは俺一人。

「ホント、どうしようかな…」
暗い空を見上げてぼやくと、携帯が震えた。あ、マナーモードのままだった。
あわててポケットから取り出して確認する。横尾さんからだった。
4902/15:2008/05/14(水) 21:37:48 ID:E6M0Mi0g
「はい、中田ですが…」
「ああ、あたし、あたし。どう、今日は合同練習だったんだろ?」
「そうですよ。よくご存知で…」
「石橋先生から『手伝いに来い』って言われていたんだ。」
「あれ、でも今日は来ていなかったですよね。」
「うん。ちょうど大学の練習試合と重なっていてね。どうだった?」
「まぁ、可もなく不可もなくといった感じですけど。」
「おまえらしいな。ところで、雨は大丈夫か?」
「ちょうど駐輪場で途方にくれています。」
「そっか…ちょうどあたしも練習試合が終わって帰るところなんだけど、
迎えに行ってやろうか?」
「え、いいんですか?」
「そっちこそ、免許取立ての怪しい運転でよければな。」
「いえいえ、ぜひお願いします。」
「じゃ、門の前に着いたら、もう一度鳴らすわ。」
そういって電話は切れた。
4913/15:2008/05/14(水) 21:38:16 ID:E6M0Mi0g
 彼女と、横尾摩耶さんは、以前練習試合でタマちゃんとの試合を見ていたから、
面識はあった。タマちゃんの瞬殺のイメージしかなかったけど。でも一年前の
合同練習でお相手をしてもらってわかった。スゴイ、この人。引き分けにもかかわらず、
押されっぱなしだったなという、自分としては不満の残る試合だった。

そう、その合同練習の後、俺はあの子達に囲まれたんだ。「つぎの合同練習で
お返事します」とか、なんとかいって、三人には引き取ってもらった。
「なんでこんなことになるのかな…」
とため息をつくと、横尾さんが物陰から現れた。
「よう、室江の中田くんだったっけ。モテるじゃないか…」
「は、はぁ…」
「わりーな。あたしも出るに出られなくて、結局一部始終を見させてもらったけど…
どうするんだ?」
「それが、なんとも…」
「ま、あたしも女の端くれ。一言言わせてもらうなら、中途半端はよしなよ。
それがたとえ残酷な返事であっても。」
「そう、ですね…」
「ま、そんなしけた面すんなよ。なるようにしかならんのだから、深刻ぶるな。」
そういうと、横尾さんは俺の肩をバシバシとたたいた。
4924/15:2008/05/14(水) 21:38:53 ID:E6M0Mi0g
 結局、次の合同練習の日、一人ひとりに丁寧にお断りをすることにした。そりゃ、
女の子に好意を持たれて悪い気はしないけど、彼女たちのことをよく知らないし、
なにより、今の俺に、女の子と付き合うということがピンとこないんだ。だから
横尾さんの言うように、中途半端な気持ちで付き合うぐらいなら、きちんとお断りする
ほうが彼女たちのためにもいいだろうと思って…

 小川さん、近本さん、青木さんの順で説明していった。悲しそうな顔を見るのは
忍びなかったけど、中途半端はいけないと思って、丁寧にお断りをした。青木さんが
少し長引いたけど、通りかかった横尾さんが「みっともないよ」と一言、
声をかけてくれたから、彼女も引き下がってくれた。もしかして、
気にかけていてくれたのだろうか?

 それ以来、横尾さんとは話をする機会が増えてきた。最初は剣道のこと。
合同練習でも何度か剣を交えた。ついで勉強のこと。彼女の志望大学と
俺の志望大学が一緒なので、試験のことを話したり、図書館で勉強したりした。
そして受験勉強のストレス解消とやらで、長電話につき合わされたり、
道場での個人練習につき合わされたりと…

 俺自身も、年の近い兄貴?ができたみたいで、横尾さんにつきあわされるのは、
次第に苦でなくなっていった。コジロー先生と石橋先生もこんな感じだったのかな?
4935/15:2008/05/14(水) 21:39:21 ID:E6M0Mi0g
「やはり師弟は似るのだろうか…」
と独り言を言ったときに、携帯が鳴った。横尾さんからだった。
「着いたぞ。」
「スミマセン。今から行きます。」
道場の横を通り、噴水の前を通って、「総合運動公園」とかかれた門まで来た。
白い軽自動車がハザードをたいて止まっていた。助手席の窓を軽くノックすると、
窓が自動的に開いて、横尾さんの声が聞こえてきた。
「待ったか?防具や竹刀は、後ろにのせな。」
「スミマセン。わざわざ。」
そういって後ろのドアを開け、防具と竹刀を手早く積み込む。
それから助手席のドアを開けてもぐりこむ。シートベルトを締めるのを見計らって、
車が動き出す。

「スミマセン。ほんと…」
「いいってば。おまえには受験の頃、いろいろ世話になったからな。」
「そんな、俺なんて何にも…」
「いいから、人の厚意は素直にもらっておけ。」
「はぁ…それじゃ…」
「ところでどうだった?今日は。」
「まぁ、さっきも言ったけど可もなく不可もなくですね。」
「ウチの後輩たちはどうだった?特に安藤とか…」
「あ、安藤さんですか…」
俺が口ごもったのを見て、横尾さんも察してくれたようだ。それきり、
車内を沈黙が支配する。
4946/15:2008/05/14(水) 21:39:56 ID:E6M0Mi0g
 ぐーっ。
沈黙を破ったのは、俺のおなかの音だった。
「くっくっくっ…さすが育ち盛りだな…」
横尾さんがさも面白そうに笑う。恥ずかしくて耳が赤くなる。
「どこかドライブスルーでも寄るか? 」
「いえ、もう晩飯の時間ですし。」
「それもそうだな。じゃ、まっすぐ帰るか。」
「あ、でも、どこかスーパーに寄ってもらえるとありがたいかも。」
「なんでさ?」
「今日と明日は、うちの両親はじいちゃんのところに行っているから、
今晩と明日の朝は俺が自分で用意しなくちゃならんのです。」
「ふーん…それならおまえ、晩飯はあたしの家で食べさせてやろうか?」
「え、そんな…」
「だって、武道場からだったら、おまえの家よりもあたしの今借りている
下宿のほうが近いし。それにおまえ、出来合いのものを買って帰る気だろう?
それよりもあたしがちゃんとしたものを作って、食わせてやる。」

「横尾さん料理できるんですか? 」
つい、口を滑らせてしまった。ギロリとにらまれる。
「おまえ、あたしを女だと思ってないだろう?」
「いえ、そんな、めっそうもない。」
「いーや、思っていないからそんなことを言うんだ!」
「ホントですってば!」
「それならウチに寄って食っていけ!」
「わかった、わかった、わかりましたから、前を見て運転してー!」
「目に物を見せてやるー!」
4957/15:2008/05/14(水) 21:40:19 ID:E6M0Mi0g
 結局そのまま、横尾さんの住む下宿へ連れて行かれることになった。
下宿とは言うものの、簡素なワンルームマンションという感じだった。
「まー、座って座って。」
横尾さんはそういいながら、丸いちゃぶ台を出してくる。どこのサザエさんの
世界だよ…と思いながら見渡すと、小さな和ダンスといい、アンティークっぽいものが
目に付いた。

「へぇ…いいですね、こういうの…」
そういいながら、ちゃぶ台を撫で回す。適当に年季の入った傷や凹みが渋みを出している。
「ありがと。そんじゃ、ぱっぱとやるから、待ってな。」

 そういうと、横尾さんは台所に消えた。冷蔵庫の開け閉めの音や、
包丁の音が聞こえる。やがてジャージャーという音が。炒め物だろうか?

「はい、おまちどうさん。」
豚の生姜焼き、ほうれん草のおひたし、海鮮サラダなどが、ちゃぶ台に並んでいく。
「へぇ…」
「まぁ、大見得を切ったけど、ありあわせのものだからな…でも、
栄養のことは考えているつもりだぞ。」
「そうですね、おみそれしました。」
「わかればいいんだ…それじゃ、いただきますか。」
「はい、いただきます。」
4968/15:2008/05/14(水) 21:41:23 ID:E6M0Mi0g
 手を合わせてから、箸に手を伸ばす。恐る恐る料理に手をつけていったが、
どれもこれも上手にできている。
「どうだ、味は?」
「いやー、どれもこれも美味いっスよー。スミマセン。ご飯、おかわりください。」
「そうか、それなら『まいりました』といえ。」
「まいりました。まいりました。だからおかわりをください。」
「よしよし。」

そんなこんなでありがたく横尾さんの手料理を頂戴した。

 食後にインスタントコーヒーをいただいていたのだが、昼間の疲れのせいと
食後の満腹感のせいで、今度は睡魔が襲ってきた。横尾さんの話に相槌を
うっているものの、うつらうつらしだした。

 気がつくと、横になって眠っていた。蛍光灯は消され、枕元に小さなランプが
鈍い光を放つ。ちゃぶ台は片付けられていて、頭には枕が。体にはタオルケットが
かけられていた。あわてて体を起こそうとすると、横尾さんの声がする。
「ようやく目覚めたか。」

声のするほうを見ると、横尾さんも横になって、ひじで頭を支えていた。
風呂上りなのだろうか、髪の毛は濡れていた。服もTシャツとショートパンツに
着替えていた。

 あわてて体を起こすと、くっくっくっと笑いながら横尾さんが言う。
「カワイイ寝顔だったぞ。」
「そんな、悪趣味ですよ、人の寝顔を見るなんて…でも、すみません。」
「よっぽど疲れていたんだな。いいよ。いいよ。」
そう言いながら、横尾さんは起きあがると、蛍光灯をつける。
4979/15:2008/05/14(水) 21:42:09 ID:E6M0Mi0g
 まぶしい光で、徐々に頭が覚醒する。おきあがって、あぐらをかく。
それにしても、わざわざ俺がおきるまで寝かせてくれたり、タオルケットを
かけてくれたり、もっとさかのぼれば、飯を食わせてくれたり、車で迎えに来てくれたり、
横尾さんは何でこんなに俺によくしてくれるのだろう?ふと、気になって尋ねる。
「横尾さんは…」
「ん?」
「何で、俺にこんなに良くしてくれるんですか?」

 横尾さんは一瞬、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をすると、大きくため息をつき、
どっかとあぐらをかく。
「ちょっと、座れ。」
「座っていますけど。」
「正座で。」

 俺が正座で、横尾さんの正面に座ると、彼女は少しずつ話してくれた。
「最初おまえを見たときはなぁ、モテモテの優男のぼくちゃんという感じで
見ていたんだ。」
「はぁ…」
エライ言われようだな。少しへこむ。
「だから、ちょっとヤキを入れて、性根を据えなおしてやろうかと、合同練習に
つきあわせたり、勉強で呼び出したりして鍛えてやろうと思っていたんだな。」
「そうですか…」
「そう意味では、あたしもおまえを男とは見ていなかったんだけどもさ、ほら、
ウチの一年が鎌崎の連中に絡まれていた時…おまえが助けてくれたんだろ?」

そう言えば、そんなこともあったかな?
「あたしも見ていたんだけど、文句のつけようがないくらい、水際だった裁き方を
したからな…それにしても、よその学校同士のもめ事だから、放っておけばいいのに、
火中の栗を拾うその義侠心。上級生相手でも一歩もひかないそのまっすぐな姿勢。
あたしゃ、お前の中の男に気づいていなかったんだな、あたしは…それ以来、
おまえを見る目が変わったんだ…剣を交えたり、話をしたりしているうちに、
ますます、おまえは磨けば光るダイヤの原石だと思うようになったんだ。」

「そんな、ダイヤだなんて…」
「謙遜するなよ。ま、それがおまえのいいところでもあるんだけどさ。
素直な性格同様の、癖のない太刀筋。打てば響くように飲み込んでいくその頭脳。
誰彼となくやさしい穏やかな性根。時折見せる男らしい一本の筋。
そして、女心をわからん朴念仁さ加減…だから、あたしも、一年前のあの子達の
気持ちがよくわかるよ。」
「え、それって…」
「そ。あたしはそういう気持ちなのに、おまえは一向にあたしを女としてみてくれない。」
「…」
「だから、ここで一つ、あたしをアピールしてやろうかな、と…」
49810/15:2008/05/14(水) 21:42:41 ID:E6M0Mi0g
そう言うと、横尾さんはTシャツを脱ぐ。驚いたことに下着はつけていなかった。
お椀のように盛り上がった、豊かな胸に目が釘付けになる。そして、あっけに
とられている俺に身体を寄せると、顔を俺にぐっと近づけて言った。

「そう、だからおまえも一年前と同じように、決断を下してくれないか?あたしも覚悟を
決めている。それがたとえあたしにとって残酷な結論であっても受け入れるよ…
おまえは、あたしを女としてみてくれるのか、それとも、ただの志望校の先輩か…」

 今までの横尾さんとの交流が頭の中をめぐる。お互い真剣に剣を交えたこと…勉強で
お互いの苦手分野の教えあいっこをしたこと…横尾さんの愚痴を俺が聞き、逆に俺の
愚痴を彼女に聞いてもらったこと…なんか、年の近い兄貴を相手にしているような
交流だったけど、今にして思えば彼女が俺をさっぱりと、かつ優しく包んで
いてくれていたよなぁ。今まで意識はしていなかったけど、俺は内心彼女に甘えて、
彼女に惹かれていたのかな…そうでなきゃ、今日も横尾さんの厚意に甘えては
いないだろう…

 俺は横尾さんの肩に手を伸ばすと、ぐっと抱き寄せる…つもりが、そのまま
押し倒された。胸が押し付けられる。凄く熱い。そのまま口付けを交わす…
というか奪われる。

 何分経っただろうか。息苦しくなって口を離す。二人の間には唾液の橋がかかる。
「あ、ユージ…」
潤んだ目で横尾さんが言う。
「続きは…」

そういって目線をベッドにのばす。そうだな。床では痛いから。横尾さんは
立ち上がると、ショートパンツを脱いでベッドの上で正座して、おいでおいでと
手招きをしている。俺もあわてて服を脱いで、ベッドの上に行き、正座をする。
49911/15:2008/05/14(水) 21:43:18 ID:E6M0Mi0g
 横尾さんと向かい合う。
「ま、それじゃ、よろしく頼むぞ、ユージ。」
彼女はぺこりとお辞儀をする。端から見れば、間抜けな光景だろう。なんか、
ペースが狂うな。あわててこちらも、
「いえいえ、こちらこそ…」
とお辞儀をすると、そのまま肩をつかまれ、また押し倒された。そのまま唇を交わす…
というか、奪われる。彼女は舌を差し込むと、俺の前歯からその奥までなで回したり、
情熱的に俺の舌と絡めたりする。

 いつの間にか息苦しくなって、口が離れる。その好きに抗議の声をあげる。
「ひどいや、横尾さん…」
「まって、ユージ…名前で呼んで…」
頬を染めて彼女はそう言う。ものすごいギャップに、「ホンマにアンタ横尾さんかいな。」
と言いたくなる。それを我慢して、ご期待に応えることにする。
「摩耶さん…」
「ユージ…」
 そういって視線を交わし、また唇を重ねる。ヤラれっぱなしではくやしいので、
唇を重ねると同時に、右手を彼女の豊かな胸に伸ばす。手からはみ出すくらい大きい。
そしてゴムマリのように、はじき返そうとする感触がする。次第に乳首が硬くなってきた。

(俺の手で感じてくれている…)
興奮した俺は、唇を放すと、身体の位置をずらし、顔を彼女の胸の位置に持っていく。
そしてそのまま乳首に舌をのばす。舌先で形をなぞってみたり、唇で軽く噛んでみたり。
そのたびに摩耶さんは軽く喘ぎ声を上げて反応してくれる。その声がますます
俺を興奮させる。

 俺は今度は左手を彼女の股間に伸ばす。ショーツ越しにでも、湿っているのがわかる。
胸から顔を離し、両手でショーツにかける。

「待って…」
摩耶さんから声がかかる。
「こんどは、あたしが…」

 そういうと、180度、体を入れ替える。そして俺のトランクスに手をかけると、
そのままずり下げていく。興奮した肉棒を抑えるものがなくなった直立する。
彼女の右手が俺の肉棒に触れる。
「すごい…やけどをしそうだよ…熱くて、堅い…」

しばらく彼女の暖かい手で撫で回されていたが、今度は違う柔らかな感じがする。
「あむっ、うん…くふっ…」

 これは舌で?アイスをなめるように上から下へ…筋に沿って…彼女の舌が這い回る。
あまりの気持ちよさに、腰が浮きそうになる。刺激されるばかりも悔しいので、
彼女の足をたたく。
50012/15:2008/05/14(水) 21:43:47 ID:E6M0Mi0g
「俺も、お返し…」
そういって足を引っ張る。彼女も理解したのか、股間を俺の顔の上に持ってくる。
そしてショーツをずらして秘所をあらわにする。

「すごい…」
彼女の秘所に顔を近づけた俺は、興奮のあまりそうつぶやいた。うす暗くて、
よくわからないが、そこは熱気に包まれており、手を伸ばすと湿り気を感じた。
そのまま顔を近づけて、茂みから、切れ目から、突起から、泉の中心部から、
それぞれ唇や指を思いつく限りに動かしてみる。そのたびに泉の奥から次々と
愛液が湧いてくる。

 俺の刺激で興奮したのか、口の奥深くに咥えこんだり口をすぼめたりと、摩耶さんの
動きに変化が出てくる。俺も負けじと、泉の奥に下を差し入れたり、突起を軽く
押さえたりと変化をつける。

 やがて、お互いの興奮が爆発する。
「う、うぉっ!」
「む、むーっ!」
声を合図に、俺は摩耶さんの口の中にすべてを出していた。その後、彼女は残っていた
ものも吸い上げた。

 体を起こすと、彼女は顔をしかめながらも飲み込んでいた。
「にがい…」
「そこまでしなくても…」
「さて、と…」

そう言って彼女はショーツを脱ぎ捨てると、俺の上に馬乗りになる。
言わなくても…この先は…
50113/15:2008/05/14(水) 21:44:18 ID:E6M0Mi0g
「一度出したのに…すごいね…これ…」
そう言って、彼女は俺の肉棒をつまむと、泉の中心めがけてセットする。それから、
俺の目を見つめると、意外な言葉を口にする。
「なぁ、ユージ…」
「何?」
「好きだといって…」

 突入体制を整えている今にしてみたら、何とも間抜けなことかも知れないけれども、
女の子にとっては、とても大事なイベントなのだろう。それならば、サービスしますか。
「好きだよ、摩耶さん。うん。剣道をしている姿も、勉強をがんばる姿も、
俺だけに愚痴をこぼしてくれる姿も、みんなみんな、好きだよ、愛してる。」
「うん。ありがとうユージ。あたしも…」
最後はよく聞こえなかった。彼女はポロポロ涙をこぼしていた。
普段の凛々しい姿とのギャップにクラクラする。

「じゃ、ユージ、おまえの童貞を、もらうぞ…」
俺の肉棒は、そろそろと彼女の中に隠れていく。

「あっ、くふう…」
濡れているとはいえ、痛みを感じるのか、彼女が痛みを混じった声を上げる。

「大丈夫?」
「いいから、最後まで、一気に…」
その声を聞いて俺も、腰を突き上げる。
肉棒の先端に何か触れた。これが処女膜かな?彼女の瞳を見つめると、軽くうなずいた。
それを合図に一気に腰を進めると、一瞬の感触の後に絶叫が響く。
50214/15:2008/05/14(水) 21:44:50 ID:E6M0Mi0g
「あ、ああああーっ!」
「摩耶さん…」
「いい、大丈夫だ…」

 大丈夫なはずはないだろう。だって、俺の肩を握りしめるその手が、
強く食い込んでいるもの。全身がこわばっているもの。全身で『痛い』って
言っているじゃないか…そんな俺の迷いを後目に、彼女は言う。
「ははっ、覚悟は、していたけど…痛いもんだな…」
「大丈夫?」
「いいから、気に…すんな…」

彼女は静かにうなずいた。その健気な姿が俺の理性のたがを外したのか、
俺は猛烈な勢いで腰を突き上げる。
「あっ、くっ、はぅん!」

 少しずつ、彼女の声に官能の響きが混じってくる。体もピンク色に染まり、汗が噴出して
いる。そんな姿がますます俺を興奮させる。というか、こちらのコントロールをはずれて、
自然と腰が動く。彼女の奥にえぐり込むたびに、汗や二人の体液が飛び散る。

 ただ、物事には最終局面がある。我慢に我慢を重ねていたが、いよいよこらえきれなく
なってきた。
「くっ、も、もう」
暴発寸前のアラームが脳内に鳴り響く。摩耶さんの体内から抜こうとするが、彼女は
逆に深く体重かけて離してくれない。
「ちょ、ちょっと、ヤバ…どいて、くれないと…」
焦る俺の顔を見て、摩耶さんは笑った。背中がぞくぞくとするような、妖艶な女の笑顔で。
(そっちがその気なら!!)
俺は最後とばかりに突き上げると、すべてを彼女の中へ放った。でも、硬さが…とれない…

 そのまま、俺たちは何度も何度も、気を失うまで交わった。
50315/15:2008/05/14(水) 21:45:29 ID:E6M0Mi0g
 夜中にのどの渇きを覚えて目を覚ます。時計を見ると、四時頃か?
意識がはっきりするにつれて、右手のしびれと重さも意識する。
(そういえば、昨日は…)
行為の後、そのまま眠ってしまっていたようだ。摩耶さんは俺の右手に頭を乗せ、
俺にしがみつくようにして眠っている。なんだか見てはならないものを見てしまったような
気がした。
(寝顔はカワイイもんだな…こんなところは、女の人、イヤ、女の子なんだよな…
でも、どいてもらわないと、起きあがれない…)
そっと、引き離して身を起こそうとする。でも、結局彼女を起こしてしまったようだ。

「あ、んん…あれ、ユージ…」
「おはよう。摩耶さん。可愛い寝顔だったよ。」
とたんに彼女の顔が真っ赤になる。抗議の声もあげられないようだ。
「……!」
「ちょっとゴメンね…」
そう言って軽く受け流して、台所に行き、水道の蛇口をひねる。
二,三杯水を飲んでから、彼女のもとへ戻る。

「ユージ。後悔していない?」
「なんで?何で後悔しなけりゃいけないのさ。摩耶さんこそ、その、俺でいいの?」
「ユージだから、その…」
「俺も同じだよ。ゴメン、摩耶さん。まだまだ眠いや…」
そう言うと俺はまた布団に潜り込み、右手を伸ばす。また彼女がしがみついてきた。
俺の胸に顔を埋めるように。その重さを意識しながら、再び眠りについた。
504名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:46:27 ID:E6M0Mi0g
以上です。
微妙に兄貴、微妙に乙女をねらおうとして、
結局どっちつかずの中途半端になったかな…
505名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:52:22 ID:YZPEjnvd
コジキリマダー
506名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:58:01 ID:OxWAr26d
ユージにクオリティと何かまた別の変な属性が芽生えかけてないかこのスレでw

GJGJ!
507名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:18:49 ID:DTlFUWM+
>489-503
この二人の組み合わせでよく書ききった!超GJ!!
508名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:40:46 ID:CMD/dxsp
いい意味で、リクエストに答えすぎだろw
俺も規制巻き込みが解けたので、過去の5作品もまとめてGJ×6
509名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:21:59 ID:tsIFkYYl
か…神が居る…!


心からGJ!!
510名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 02:30:01 ID:8C/6ETdV
まったくまた神が降臨してやがる!
GJ過ぎるぜ!!
511名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 02:33:09 ID:vCOTlDeK
マジかよwwwwwww
禁断のGJ
512名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 02:44:45 ID:0hwjupx7
どんな素材の味も見事に引き出すUGクオリティと
貴方の筆力に感動した。GJGJ!
513名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 03:17:52 ID:U452r77h
これはすごい
読んでるこっちも、乙女を想像しようとしては兄貴の方が自然に思えたりして
あやうく変な方向に目覚めそうになったぜ
514名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 10:32:12 ID:SDQAWr5c
・・・・・ふぅ

いや、もう一回・・・・
515名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 23:25:38 ID:/3SpL8Q2
やはりユージは万能キャラだな
このまま全女性キャラ分のルートも作れそうだ
516名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:56:14 ID:Zz7Y7GVr
ユージは年上のお姉さんが好きだから…俺のサヤ逃げて俺のサヤ
517名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 01:02:54 ID:vKe5GIOm
>515
UGが万能っていうより、他に真っ当なオトコが居ないだけじゃあ……
518名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 01:15:44 ID:K9zuRCS4
それもあるし、普通に見てユージはほぼ完璧だしな。
文武両道、ちょっと天然気味な爽やか熱血好青年で顔も悪くない。
むしろミヤミヤが優男は好きじゃないと最初ユージに対して密かに悪印象を持ってたのを見ると良い方かも。
これだけ見ればモテない方がおかしいってくらいだ。
519名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 04:21:52 ID:V8JHXGzQ
あんまりとんがった個性がないからっていうのもあると思うが
他キャラと絡む上で邪魔になるかもしれないような際立ったものがないというか
520名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 09:21:02 ID:5DQdrtb7
UGはギャルゲーの主人公としての才能を感じる
521名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 10:28:04 ID:i+LAkto5
これでUGQさえなければねぇ
522名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 10:57:41 ID:W1pXOrQr
UGQこそUGがUGたる所以
それが無くなったらそれこそタダのギャルゲの主人公だろ
523名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 00:21:03 ID:Sd5eypwK
>>519の指摘してるとおり
器用貧乏で空気キャラで性格が無色透明だから
ここまで絡ませるられるんだよな

目立った個性がフラグクラッシャーだから
それを抜いてしまうと別キャラになってしまうジレンマが・・・・

そして補正をかけすぎるとU-1みたく
オリキャラになったり、俺の嫁を盗るなという話に
524名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 00:30:45 ID:LclW2P2o
遊び人岩堀にNTR気味に快楽に陥とされるSSがあってもいい
525名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 11:43:07 ID:n00WJ3Q7
そろそろサヤルートとサトリルートが投下されてもいい
526名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:06:33 ID:c3htNfs/
ここで空気読まずにタマネタを投下してみたり
527タマキと初めての感覚・1/3:2008/05/17(土) 19:08:29 ID:c3htNfs/

「・・・あ」
「ん? どうしたのタマちゃん?」
「ジャージ置いてきちゃった・・・ごめん、ちょっと取ってくるね」
「うん」

いつものようにユージくんと帰ろうとしたところで、道場の更衣室に忘れ物をしてきたことに気付いたあたしは急いで取って返した。
鍵は・・・まだかかってない。よかった。
すぐにジャージを見つけ、道場を後にしようとしたら。
道場の裏手から、人の話し声が聞こえた。
なんだろう、ひょっとして泥棒?
そちらへと近づくと。

「やべ、誰か来た!」
「マジで!?」

焦ったような声が聞こえて、続いて走り去っていく足音。
誰だったんだろうと思いつつそちらを覗き込むと、やっぱり誰もいなかった。
あたしが近づいてきたのに気付いて、すぐにどこかへ行ってしまったらしい。
本当になんだったんだろう。こんなところでなにを・・・と考えたところで、地面の上になにかが落ちているのに気付いた。
・・・本?
近づいて見てみると、それは漫画雑誌だった。さっきの人たちが慌てて置いて行ったんだろう。ページが開いたままだ。
身体を屈めて、ちょっとだけ覗いてみる。
・・・うわ。
開かれたそのページに描かれていたのは、いわゆるその・・・まぐわっている男女の姿だった。
局部に修正こそ入ってるものの、これはつまり・・・えっち本というもの、だろうか。
一気に頭に血が上ってしまい、あたしは目を背けようとした・・・のだけれど。
その寸前で目に入ってきた、描かれている男女のうちの男の人の方の姿(もちろん下にはなにも身に付けてない)に、思わず動きを止めてしまっていた。
528タマキと初めての感覚・2/3:2008/05/17(土) 19:09:44 ID:c3htNfs/

・・・なんだか、ユージくんに似てる、ような。
いやいや、そんなことはないと自分に言い聞かせて首を強く振る。
でも、一度意識するともう止まらなかった。そして目も離せなくなってしまった。
改めて、そこに描かれている男女の痴態を見てみる。
女の人の方は、なんだかアニメにでも出てきそうな奇抜な髪形をしているけれど、男の人の方は割と地味な顔立ちだった。
・・・益々、ユージくんに似ている。
といっても、あたしはユージくんがこんなふうに息を荒らげて、しかも顔を紅潮させてなにかに耐えているような表情なんて見たことがない。
・・・頭の中に、ユージくんの顔が浮かんだ。しかもその顔は、見慣れた笑顔じゃなくて・・・目の前のページの中の男の人と、同じ表情だった。
その瞬間、ずん、と身体のどこかに衝撃が走ったような気がした。
どこなのかはよくわからなかったけれど。頭のような気もするし、下腹部だったような気もする。
あたしは吸い込まれるような気分で、その雑誌に手を伸ばしていた。ページをめくってみる。

『○○ちゃん!』
『○○くん!』

男女がお互いの名を呼びながら、さっきのページよりも更に激しく体をぶつけ合っていた。あたしは更にページをめくる。
・・・が、そこで終わっていた。どうやら最後のページだったらしい。
あたしはページを逆にめくっていった。さっき見たページも通り越して、この漫画の最初のページに辿り着く。
そうして、最初から通して読んでみると・・・大体のストーリーが理解できた。
どうやら、この男女は幼馴染みらしい。
男の人(というか、少年だけど)の方が女の人に小さい頃からずっと好意を寄せていて、ある時ちょっとしたきっかけからそれを打ち明けてしまう。
そうしたら実は女の人の方も男の人のことが昔から好きで、互いに想いを確認し合った二人がそのまま・・・という内容だ。
・・・といっても、ページ数としては明らかに二人が体を重ねているシーンの方が多いんだけども。えっちな漫画って、こういうものなんだろうか。
読んでいるうちに、あたしは自分の中になにか得体の知れないものが広がっていくのを感じていた。
・・・幼馴染みの、男女。しかも男の人の方は、なんかユージくんに似てる。
知らず、あたしはページの中の男女を自分とユージくんに置き換えていた。
・・・ない、と思う。
あたしとユージくんがこんなことになるなんて、ない。幼馴染みって、そういうものじゃないはず。
でも・・・もう一度、さっきのユージくんの顔が頭に浮かんだ。荒い息をついて、切なげな表情であたしの名前を呼ぶユージくん。
・・・またしても、衝撃というか電流というか、そんなようなものが走った。脳天から下腹部にかけて。
堪えきれなくなって、あたしはページを閉じて立ち上がった。
なんだか、体が無性に熱い。特に・・・その、下半身の方が。あと、あまり大きいとは言えない胸の先端辺りも。
顔も真赤になっているかもしれない。心臓もうるさかった。頭までぼーっとしている。
あたし、変だ。
じっとしていられず、そしてもちろん猛烈な恥ずかしさもあって、あたしはその場から駆け出していた。急いで自転車置き場に戻る。
529タマキと初めての感覚・3/3:2008/05/17(土) 19:10:23 ID:c3htNfs/

「あ、タマちゃん遅かったね。ジャージ見つかった?」
「ううう、う、うん」
まったくもっていつも通りの(当たり前だけど)表情で聞いてきたユージくんに、あたしは思いっきりどもってしまった。
・・・どうしよう。ユージくんの顔をまともに見られない。
「・・・? タマちゃん、どうしたの? なんか顔が赤いよ?」
「は、走って戻ってきたから・・・じゃないかな」
「息もなんか荒いし・・・」
「そ、それも、走ってきたから・・・だと、思う」
「動きもぎくしゃくしてるし」
「き、気のせいだよ」
ユージくんの指摘を必死で誤魔化しつつも、しかしあたしの体調は悪化する一方だった。
・・・というより、ユージくんの声を聞いているせいかもしれない。
体が熱い。頭に靄がかかったみたいに、ぼーっとしてしまう。
「・・・タマちゃん、ちょっとごめん」
「え?」
ユージくんがあたしの頭に手を伸ばした。
・・・体の熱さが、一気に限界に達した。
「うわ! タマちゃん、顔真っ赤だよ!? 大丈夫!?」
「だ・・・」
大丈夫、と言おうとしたけれど、できなかった。脚から力が抜けていく。
倒れそうになったあたしの体を、ユージくんがすぐに受け止めた。

・・・さっきまで感じていたのとは段違いに強烈な衝撃が、全身に走った。びくん、と体が震える。

「た、タマちゃん!? なんか、ホントにおかしいよ!? どうしたの!?」
「わ・・・わかんない・・・」
辛うじてそれだけを言うことができた。
・・・ユージくんに触れられている箇所が、ものすごく熱くなっている。
全身が、剣道の試合の時とは比べ物にならないほど敏感になっていた。
でも、それ以上に熱くなっているのは・・・胸の先と、下腹部の方。
そして頭の中には、やっぱりさっき思い浮かべたユージくんの顔が張り付いていた。
「ゆ・・・ユージくん・・・」
異様に熱気を帯びた吐息と共に、ユージくんの名前を呼ぶ。
・・・さっき見た漫画の中で、女の人が男の人に対してそうしていたように。
「タマちゃん、ちょっとごめん」
・・・けれどユージくんは、漫画の中の男の人と同じ反応をしたりはしなかった。当たり前だけれど。
いわゆるお姫様抱っこの形であたしの体を持ち上げ、そのまま校舎の方に向かって歩き出す。
「まだ開いてるはずだから、保健室行こうタマちゃん。それまで我慢してね?」
「う、うん・・・」
なんとか頷いたけれど、やっぱりユージくんに触れられている部分が熱いままだった。ひょっとしたらじっとりと汗ばんでいるかもしれない。
胸の先は既に下着と擦れて痛いくらいにまでなってるし、下半身に至ってはなんだか妙な感触までしてわけがわからない。
あたしの体・・・一体どうしちゃったんだろう。


あたしが自分の体の異変の正体を知ったのは、保健室で先生に話を聞いてからのことだった。
ちなみにその間、ユージくんは先生に言われて保健室を出ていたので、羞恥で真っ赤になったあたしの顔を見られずに済んだ。

・・・先生から替えの下着を借りてから帰ったけれど、やっぱりあたしはユージくんの顔を直視できなかった。
とりあえず、明日からどうやってユージくんと接すればいいんだろうか。
530名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:11:57 ID:c3htNfs/
エロパロ向けの作品、ということでよかったんだろうか、コレ
531名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:15:26 ID:oQakncVJ
わっふるわっふる
532名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:16:52 ID:3aNeR/Wo
何の
問題も
ない

さぁ今すぐ続きを書く作業に(ry
533名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:45:07 ID:w1ddGZ0l
すばらしい
単体でもイケるが,やはりこの先の珠姫の行く末がドキドキするほど気になる.
久しぶりですよ,こんなにもわくわくしたのは.

熱烈にわっふるわっ(ry
534名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:25:47 ID:7jG002G4
うあああああああああああああああああああああああ
535名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 20:24:56 ID:NuTSBwnC
続きマダー?
536名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 20:27:44 ID:0VhsZ5Nq
焦らしてるんですね?わかります。
537名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:20:54 ID:q9W5hCcB
いやいや、もうおしまいのつもりだったんだがw
これ以上書くと具体的な描写に踏み込まざるを得なくなるじゃないかw


・・・でも、ごめん
つい、書いてしまった
538続・タマキと初めての感覚1/3:2008/05/19(月) 01:21:53 ID:q9W5hCcB

「・・・タマちゃん、少しは落ち着いた?」
あたしは答えられなかった。それどころじゃなかったというのもあるし、全然落ち着いてないというのもある。
どうにか家まで帰ってきたけれど、相変わらず頭がぼーっとしているというか、火照っている。
なんとか着替えだけして、あたしはすぐにユージくんにベッドに押し込まれた。
・・・お父さんが留守にしていたので、帰ってくるまではとあたしの面倒を見ることにしてくれたのだ。
正直、それはそれでかなり困る。
「うーん・・・なんだろう。風邪? じゃないしなあ」
言いながら、ユージくんがあたしの額に手を伸ばそうとする。
反射的にあたしはそれから頭を遠ざけてしまった。
「?」
ユージくんが怪訝な顔をした。
「ね、熱はないと思うから・・・計らなくても大丈夫だよ」
「そう? ならいいけど・・・でも、顔赤いままだよタマちゃん? ちょっと待ってて、タオル濡らしてくるから」
そう言ってユージくんが部屋を出て行く。そこでようやく、あたしは大きく息を吐き出した。
良かった。ユージくんに触れられていたら、また熱を出してしまうところだった。
・・・保健医の先生から聞かされた話は、色々な意味でショックな内容だった。
先生はあたしの体に起こっている異変の一つ一つを確認するように指摘して(死ぬほど恥ずかしかったけれど、えっちな漫画を見てしまったことも話した)、その上で、はっきりと言ったのだ。
欲情しているのだと。
・・・つまり、性的な意味で興奮してしまっているのだと。
性の仕組みなんて保健の授業で聞いたこと以上の知識を持っていなかったあたしは、もう本当に色んな意味でショックを受けた。
当然それをどうすればいいのかわからなかったので先生に聞いてみたけれど、苦笑いを浮かべるばかりで、うやむやにされてしまった。
なんだかユージくんの方に意味ありげな視線を送っていたけれど、それがどういう意味なのかはユージくんもわかってないみたいだった。
あたしは布団の中で寝返りをうった。
・・・なんだか、落ち着かない。
いや、落ち着かないというより・・・持て余しているような感じだった。
体の中になにか熱が篭もっていて、それが一秒と我慢せずに全身を駆け巡っているような感覚なのだ。
・・・あ、また。
胸の先っぽと脚の間が、じんじんと痺れてきた。それと頭の中も。
けれど、どう対処すればいいのかがわからなかった。痛いわけじゃないし。そんなところに塗る薬も知らない。
ただ・・・体を動かしたいという欲求だけは、益々強くなった。
体には力が入らないのに、じっとしていられない。体の中の熱を発散したくてたまらない。
でも、どうすればそれができるのかがわからない。
欲情するって、こういうことなんだ・・・本当に、どうしたらいいんだろう。
539続・タマキと初めての感覚2/3:2008/05/19(月) 01:23:17 ID:q9W5hCcB

何度も布団の中で体勢を変えていると、ユージくんが戻ってきた。
「タマちゃん、タオル・・・って、タマちゃん!?」
あたしの顔を見るや、ユージくんが駆け寄ってくる。
「さっきより顔熱そうだよ!? それに息も荒くなってるし! 病院行った方がいいって!」
・・・こんな状態で病院なんかに行ったりしたら、それこそ恥ずかしさで死んじゃう。
あたしは首を横に振った。
「だ、大丈夫だから・・・病院には、行かなくても」
「でも」
「それより、ユージくん・・・お願い」
熱を帯びた頭で、けれどどうにかあたしはユージくんに言った。
「なんだか、さっきからおかしくて・・・胸、さすってて」
「胸? 苦しいの?」
「苦しいのとはちょっと違うんだけど・・・よくわかんない」
「うん、わかった」
あたしが言うと、ユージくんはあたしの額に濡れたタオルを置いた後、布団の上からあたしの胸に手を置いた。

・・・全身に、もの凄い衝撃が突き抜けた。びくんと体が震える。

ユージくんはそのまま、ゆっくりとあたしの胸をさすり始めた。労わるような手つきで、更には心配そうな表情であたしの顔を見詰めている。
・・・けれど、あたしはユージくんの顔を見返している余裕なんてなかった。
ユージくんの掌が胸の先端を行き交う度に、そこから頭へ、そして爪先まで、どうにも言い表せないなにかが走り抜けていく。
「タマちゃん、本当に・・・大丈夫なの? 病院行かなくても平気?」
「あ、ふぅ、う・・・うん・・・」
まともにものを考えられなくなりかけている頭で、それでもなんとか言葉を返すことができた。
・・・なんなんだろう、これは。頭がぼーっとするどころの騒ぎじゃない。
体中の血液が一滴残らずそこに集中しているんじゃないかと思えるくらい、胸の先が熱かった。まるで今この時だけ、あたしの全部がその一点に乗り移っているような。
「あっ、うっ、んっ・・・」
胸から広がる刺激に頭がおかしくなりそうで、あたしはきつく目を閉じた。
・・・変だ。もうあたし、なにもかも変だ。
540続・タマキと初めての感覚3/3:2008/05/19(月) 01:23:55 ID:q9W5hCcB
じっとしていられず、体をもぞもぞと動かすと、ユージくんが手を止めた。
「た、タマちゃん? 本当にこんなんで平気なの? なにか薬とか」
「つ、続けて・・・お願い・・・」
ユージくんの言葉を遮って、あたしは懇願するような口調で言っていた。ユージくんは戸惑ったようだったけど、それでもまた胸をさすってくれる。
「あぅ、ん・・・!」
知らず、あたしは歯を食いしばっていた。きっとユージくんからすれば苦しそうな表情に見えるんだろう。
・・・本格的に、頭がどうにかなりそうだった。さっきよりも明らかに息も荒くなっているし、ユージくんにさすってもらっている胸の先は充血し過ぎて痛みさえ感じるくらい。
「ゆ、ユージ、くん・・・」
熱でどうにかしてしまったのか、あたしは思わずユージくんの名前を呼んでいた。
「なに? タマちゃん?」
ユージくんが心配の籠もった声をかけてくれる。
・・・その時、なにも考えられなくなっていたはずのあたしの頭の中に、ユージくんの顔が浮かんだ。
ただし・・・今目の前にいるはずのユージくんじゃなく、さっき思い浮かべた方のユージくん。
つまり、あたしに欲情している、ユージくんの顔が。
その瞬間、あたしは太腿の間になにか奇妙な感触が生まれるのを自覚した。

なに? もしかしてあたし・・・漏らしちゃったの?

慌てふためき、あたしは布団の中でそっちへと手を伸ばした。指先をそこに触れさせる。
その途端。
「ふぁ・・・あ・・・あっ・・・!」
触れた場所から全身の至る箇所へと、津波のようななにかが瞬時に広がった。熱だとか痺れだとか頭の中のよくわかんないものだとか、そういったものをあっという間に押し流す。
これは一体なんだろうと、考える余裕すらなかった。
「あっ・・・んっ・・・ユージくん・・・っ!」
なにも考えられない。頭の中が真っ白になる。
「タマちゃん!?」
布団の中でびくびくと体を震わせているあたしを見てか、ユージくんがあたしの名前を呼ぶ。
けれどあたしは答えられなかった。津波のようななにかにさらされたまま、呼吸をすることも忘れている。
・・・しばらくして、ようやくそれはどこかへ行ってくれた。はあ、と自分でもびっくりするくらいに熱くなった息を吐き出す。
あたしはそのまま数秒ほど、放心したようにぼーっとしていたけれど、やがて目を開けてユージくんの顔を見た。
・・・もの凄く心配した顔を浮かべて、あたしを見てくれている。
「・・・ありがとう、ユージくん。少し・・・楽になった気がする」
「ほ、本当に?」
ユージくんが表情を変えずに聞いてくるけれど、嘘じゃなかった。
まだいつも通りだなんて口が裂けても言えないけれど、それでもさっきまでのよくわかんない感覚は多少薄れていた。津波と一緒にどこかへ押し流されてくれたみたい。
その代わり、今度は更に体が重く感じるけど。
と、そこであたしは気付き、口を開いた。
「あ・・・あの、ユージくん。その、お願いがあるんだけど・・・」
「うん? なに? まださすってた方がいい?」
「う、ううん。それはもういいの。その・・・汗でびしょびしょだから、その・・・着替えを・・・」
「わかったよ。えっと、あのクローゼットだね」
どこかほっとしたような表情で頷いて、ユージくんがクローゼットへと近づく。
・・・下着の感触が気持ち悪い。汗でべたべただ。剣道の稽古をしてる時よりも濡れてるような気がする。
特に下の方がひどい。さっきつい漏らしちゃったのかと思ったけれど、それも無理もないくらいに湿っていた。
着替える前にシャワーでも浴びた方がいいかなとも考えたけれど、まだだるさが抜けきっていなかったので諦めた。
「じゃ、ここ置いておくよ」
「うん。ありがとうユージくん」
あたしがお礼を言うと、ユージくんは部屋から出て行った。
ベッドから降りて、着替えるべく服を脱ぐ。案の定、下着は悲惨なことになっていた。

・・・あれ? なんだろう。
これ、汗じゃないような・・・気のせいかな?

541名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:26:11 ID:q9W5hCcB
このくらいの表現が俺にはぎりぎりのラインだ・・・!
ていうかもうある意味アウトだ
542名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:40:13 ID:6NeYvVvj
>>541
いやほんとありがとう.
UGはUGらしいし,タマちゃんのそれもすばらしいし.

なにより直接的な描写がないのに感動した.
543名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:48:33 ID:vJDfF+8m
>>541
(*´Д`)GJGJ!
544名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:58:22 ID:nK2uYCbB
>>541
こんな展開初めて見たぜ…GJ

>ユージくんにベッドに押し込まれた
押し倒されたに見えたのは俺だけじゃないはず
545名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 13:53:04 ID:hc67ngTB
キャラを変えず、露骨な描写も避けてエロパロを書くというのがいかに難しいか、改めて思い知ったぜ…
546名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 20:55:46 ID:yrEWlt/s
そろそろコジキリエロを投下してくれる人が居るってあたし信じてる
547名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 21:18:45 ID:vJDfF+8m
俺も信じている・・・!
548名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 21:47:09 ID:7cvCi4fo
空気読まずにMP投入
マギとか描くの面倒だからコナンの犯人になってもらった
ttp://totukalog.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/upload/src/up0267.jpg
549名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 22:20:02 ID:D5xh2U3Z
キリノ×ユージマダー?
550名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 22:29:18 ID:vJDfF+8m
>>548
おっきした
551名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 22:31:53 ID:iqONMAfw
コジキリSSまだあ((AA省略
552名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:22:09 ID:0aCmxNid
このスレのコジキリ率が知りたいw
553名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:36:40 ID:N7v8iT+M
エロってやっぱ抜けなきゃダメだよねえ。
抜かせてナンボ、むしろ自分でも使え!みたいな。

>>548
絵いいなー… こういうのでもどうやったら綺麗な(それでいてエロい)文章にできるのか研究中っす。
554名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 05:45:50 ID:dxvFqxGf
実質コジキリスレになってるキリノスレでは萌えるSSは好きだがエロいSSはちょっと・・・って人が結構多い
ここに生息してるコジキリは意外と少ないのかもしれない
555名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 07:23:50 ID:Vm02FWq1
そんな事は無いぞ私はエロも大好きだ
556名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:08:54 ID:9spwTtiw
サトリネタが少ないなあ・・・
っていうか、もしや皆無?
557サトリネタ:2008/05/20(火) 19:09:34 ID:9spwTtiw

――俺とやろうよ


あの日から、彼の言葉がことあるごとに頭の中に響く。
一緒に稽古をしている時。
勉強を見てもらっている時。
なにげなく彼の顔を見た時。
そして――彼が幼馴染の少女と話している姿を目の当たりにした時。
そんな時は決まって、剣道も勉強も手につかなくなる。他のことが考えられなくなる。
ベッドの中で声を押し殺し、何度自分で自分を慰めたかもわからない。

――想像の中での彼は幼馴染の少女のことなど一言も口にせず、ただ私だけを見てくれた。
普段の彼とはまったく違う表情で、積極的に、かつ扇情的に。私の全身をじっくりと撫でてくれる。

特にひどいのが、二人っきりで勉強をした日だ。
うっかり肌でも触れ合ってしまおうものなら、そこから先はろくに言葉も聞いていられなくなる。
間近で感じる彼の吐息が私にかかる度に、脳髄が痺れるような感覚に襲われた。
――途中で抜け出し、我慢できずにトイレで耽ってしまったことすらある。
夜になると、更に歯止めが効かなくなった。彼の仕種であるとか、声であるとか――匂いであるとか。
そういったものが否応なく思い出され、体が火照って仕方がなくなるのだ。
当然、私はシャーペンを握っていたはずの手を止めて、下へと持っていってしまう。

――私の中にだけいる彼は、相当に手馴れていることになっていた。
私に経験がないから、そうならざるを得ない。私は彼に身を任せるだけ。
身を任せて――何度も、押し上げられる。
私は聞き知った知識でしかそういったことを知らないけど、それでもこの快感だけは本物だった。

幸いなことに成績が落ちるようなことはなかった。
四六時中彼のことばかり考えるようになっていたけど、それでも彼との勉強は私にとってプラスだったのだ。
両親も納得していたし、部活の仲間も私の成績が上がっていることに素直に喜んでくれていた。
――でも、私だけは、嬉しいなんていう気持ちとは正反対の心境だった。
一緒にいる時間が増えれば増えるほど、嫌でも思い知ってしまう、彼と彼の幼馴染である少女との絆の深さ。
私が入り込む余地なんてどこにもないんだなと、そう思わされた回数なんて憶えてないくらい。
そんな日はやっぱりベッドで自分を慰めて、そして泣いた。
想像の中の彼に抱かれてから、誰にも聞かれないように声を殺して泣いた。

――私の思い描く彼は、私の体のことなんて知り尽くしていた。
私の肌で彼が触れてない場所なんてもうないくらいに、私は何度も彼に抱かれたことになっている。
私だけが。彼を独占している。誰にも入り込む余地なんてない。

何度もう諦めようと思ったかわからない。
彼の幼馴染である少女が、彼を見る視線。
それが決して単なる幼馴染に向けるものではないことに、私は気付いていた。
――だって、それは私と同じだから。私が彼を見る目と同じものだから。
だから、私にはそれがわかったのだ。そして、たぶん――いつか、彼がその視線に気付くんだろう、ということも。
そうなってしまったら、もう完全に私の出る幕なんてなくなるんだろう。
いや、今でも既にそうだった。最初っから、そんなものはなかったのだ。
私にできるのは、頑張って捻り出した笑顔を貼り付けて、心にもない言葉で彼への感情を誤魔化すことだけ。
だから諦めようと、何度もそう思ったのだ。
けれど。

――東さん

優しい表情と声で私を呼ぶ彼の姿を網膜に焼き付ける度に、私の意気は挫かれてしまう。未練がむくむくと頭をもたげてしまう。
――秘所を、濡らしてしまう。

そうして、今夜もまた。
ベッドの中で、私は想像の中の彼に身を任せている。
558名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:10:17 ID:9spwTtiw
――ってな感じのネタが投下されたりしないかなあ、とか他力本願なことを言ってみる
559名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:14:37 ID:aVfHInqi
いや、これ、もう完成でいいじゃん。
560名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:48:45 ID:OGr/5MYk
>>557
もうそれで完成されてるじゃねーか!GJ!
561名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 23:29:20 ID:mVGFxJW0
とりあえず東×ユージかユージ×東か考えるんだ!
562名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 23:57:16 ID:uIgsdLhO
そこまでイケるなら続きも書いちゃいなYO!!
GJ
563名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 04:23:44 ID:e/RBRY8D
なんかレディコミみたい
564名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:15:09 ID:7U3zkbGo
西ちゃん×ユージはまだか……!
初々しい二人のSSが読みたいんだァッ!!
565名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:07:58 ID:wqIiKFgd
なんでもかんでもユージとくっつけるなw

566名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:14:09 ID:M+0vNJP1
ユージ×忍マダー?
567名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:25:20 ID:I1CKXF+U
エロパロ板でのユージの人気は異常
568名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:31:52 ID:0bcK3zMx
忍は岩佐弟のほうが相性よさそう。
569名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:46:48 ID:jjB2nGUA
なんでもユージというわけではないが
西ちゃんルートは俺も気になる
570名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:57:13 ID:BnIRu6RY
畜生
ダンミヤ、コジミヤを期待している俺は所詮少数派なのかorz
571名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 01:07:21 ID:WFQCnfNF
ユージは便利な奴だからなーww
でもユージ×忍は微妙だ。俺幼馴染属性だからNTRみたいな気がするんだ。
572名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 07:50:41 ID:v1UOoCiU
>>570
ミヤサトダンの3Pなら……

というか、構想中だったSSと
こないだ買ってきた同人誌がネタもろ被りだった件
573名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 08:41:53 ID:vMJ3Wjho
禁断のキリノ&キリノ妹×ユージの姉妹丼マダー?
574名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 08:55:44 ID:rD59FG8Q
そこはキリノとサヤがたっくんの童貞を奪うSSだろ
575名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 10:19:03 ID:3kgO+QMz
もっとコジローを絡ませてほしいなー
室江勢でも町戸勢でもいいからさー
576名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 11:16:45 ID:T3QQuK9x
ユージが吉河先生を調教して孕ませた挙句、先輩と結婚させる鬼畜SSマダー?
577名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 11:25:51 ID:YZXZvkNm
そこまできたかwwwwwwww
578名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 16:37:58 ID:oKPskgEt
レイミが奴隷百人の反乱にあってドロドロにされる展開マダー?
579名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:07:40 ID:A1XQ6K9N
そこに颯爽とユージが助けに入るんだけど、
実は欲求不満のレイミが奴隷たちに仕掛けた望んだ輪姦だったため
ぶん殴られて 「 ! ? 」 となるわけだな。
580名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:08:44 ID:lGOKGWaW
レイミが微妙にユージへ興味を持ち始め、あげくのはてに襲っちゃうSSマダー?
581名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 21:00:37 ID:mRN2TbP/
レイミはレズだからこそ存在意義がある
582名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 01:32:54 ID:nz4ihupM
ジルプリマダー?
グリコモマダー?
583名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 07:49:34 ID:0C0KDx9Q
「結局、学校クビになっちまったな」
「私は先生と働けて嬉しいけど」
「ま、総菜屋のバイトも悪くないよな。マジで感謝してるぜキリノ」
「えへへ〜。ウチも母さんが一人で切盛りしてたし、男手があると助かりますよー」
「ああ。重いものの持ち運びから泥棒退治までなんでも任せてくれよ!」

HAHAHA.HAHAHA.

惣菜ちばの軒先で、仲睦まじく話す青年と少女。
そこに唐突に出刃包丁を持った目出し帽を被った男が現れた。
泥棒である。

……………。

「僕アルバイトオオオオオオ!! 僕アルバイトオオオオオオ!!」
「いやあああっ助けて先生ーーー!!」
「へへっいいマンコしてるじゃねえか嬢ちゃん! おらっおらっ!!」
「やだあああ! 先生っ! 先生ーーーー!!」
「僕アルバイトオオオオオオ!! 僕アルバイトオオオオオオ!!」
「なんだかんだ言って感じてるじゃねーか。マンコがずるずるに濡れてるぜ」
「やだっ! やだよう……! いやなのにどうしてぇ……っ! 誰か助けてよぉ……!!」
「うおっ、きゅうきゅう締めつけてきやがる! 待ってろ、今たっぷりくれてやるからな……!!」
「ひっ……!? やだやだやだあああ!! 今日はダメな日なのおおおおお!!」
「僕アルバイトオオオオオオ!! 僕アルバイトオオオオオオ!!」
「うおおおっ! いくぞっ!! ううっ!! くらえっ!!」
「あっ……! ああああああ……………!!!!」

「へへへ、キンタマ空になるまで犯っちまったぜ……こりゃ妊娠確実だなぁ……いいおマンコだったぜ」
「ううっ……ひどい、ひどいよぉ……っ!!」

制服の上に割烹着を着たキリノは、身体の上にばら撒かれたメンチカツをそのままにすすり泣く。
引き千切られたスカートとショーツは無残に散らされた花のように床に広がっていた。
腫れあがった淫裂からドロドロと溢れる精液が太ももを伝って白濁の水溜りを作る。

「僕アルバイトオオオオオオ!! 僕アルバイトオオオオオオ!!」

夕焼けの光が射しこむ惣菜ちばに、コジローの叫びが虚しく響いていた。 完。




コジローがダメ人間のままだったらこうなってたかもね。
そうならなくてよかったよかった。
「僕アルバイトオオオオオオ」の元ネタの人はむしろ勇敢な人らしいですよ?
作者はコジキリを応援しています。
584名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 08:11:47 ID:PiDAIyHo
585名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 08:49:55 ID:LebLCuoz
>>583
元ネタ的にコジローが強漢撃退しろよwwww
586名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:40:44 ID:/b0dS3tA
キリノがコジローに犯されてる姿より逆の方がなぜか想像しやすい
587名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 11:11:21 ID:LAuLNJ5a
コジローは性欲薄そうな印象だからな
キリノはハグスリがある分、溜め込んで溜め込んでぶちまけたときが凄そうだ
588名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 11:32:07 ID:mYBuKT5R
コジローがキリノに逆レイプする話かw
589名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 12:45:13 ID:ey23TdpH
ずっと抱きついてそうだよな。キリノ。かわいいやつめ。
590注意書き:2008/05/25(日) 13:42:51 ID:OMzyjerZ
・タマキ×コジローの長編です

・全体的に超展開です

・今回は導入部分のみ。今回の投下分にエロはありません
ものすごく長い話になりそうです

重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要

・作中でタマちゃんが子宮内膜症という実存する病気にかかっています
 この病で実際に苦しんでいる方や、苦しんでいる方が周りにいる方などは
 読むと不快な気持ちになる恐れがあります
 もし上記に当てはまる方はお手数ですがタイトル名「姫と侍」をNG指定にするか
 読み飛ばすかしてください

重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要重要

そこら辺を踏まえて、どうぞー
591姫と侍01/18:2008/05/25(日) 13:44:16 ID:OMzyjerZ
姫と侍
第一話 病魔と告白


黄金色の西日が差し込む職員室へ一組の男女が入室し、ほぼ同じタイミングで溜息を吐く。
「しかしまあ、永田先生が生徒と不祥事起こすなんてねぇ……」
コジローの呟きに隣の吉河が相槌を打つ。
「……ほんと、びっくりですね」
二人が参加した緊急教員会議の内容は、
ヒアリングを教える永田先生と彼が懇意にする女生徒の関係についてだった。

もちろん教師と生徒の仲がよいだけなら会議など開かれるはずはない。
問題は二人が一緒にいる所をたびたび永田先生の家近くで目撃されていたのと、
女生徒の生理が止まって3ヶ月が過ぎた事だった。
席に着いたコジローはペットボトルのウーロン茶を口にして一息つく。
「なんつーかね、俺が生徒のころは教師と生徒のそういった関係なんて
ファンタジーやメルヘンみたいなもんだと思ってたんですけど……
いざ教師になって同僚がそういう関係になってるなんて、結構ショックですよ」

同じく席に着いた吉河はコジローのぼやきに同意しなかった。
「あら、表に出ないだけで意外と多いと思いますよ?
私が生徒だった時も学校でそういう噂はありましたし。
あの世代の女の子達からすれば、男の先生ってとても大人に見えるものですから」
大人ですかとコジローが呟くと、吉河は男子生徒に比べればですけど、と付け加える。
「教師の方だって、教え子の悩みや不安を聞かされているうちに
段々親身になることもあるでしょうしね」
592姫と侍02/18:2008/05/25(日) 13:45:36 ID:OMzyjerZ
コジローは唸りながら腕組みをする。
「親身、ねえ……でもそこで一線を越えたらアウトでしょうに」
もう一度ペットボトルに口をつけるコジローに向かって、吉河はとんでもない発言をした。
「あら、石田先生も気をつけないと永田先生の二の舞になるかもしれませんよ?」
思わずコジローは飲んでいた茶色い液体を宙に吐き出し霧にする。

「うっ、ぐほっ、ちょ、ず、ずびません、汚くて」
慌てて吉河が席から立ち上がりコジローの側へ駆け寄る。
「あ、いえいえ、私が突飛な事を言ったのがいけないんですから。これ使ってください」
いそいそとハンカチを差し出す吉河を手でとめ、
コジローはティッシュで机の上に零したウーロン茶を拭き取る。

「その……俺はそうはならないっすよ!俺が生徒と付き合うなんて、
うちの学校に隕石が落ちてくるぐらいの確率でありえませんって!
吉河先生は俺もそういう男と思ってるんすか?そりゃいくらなんでもひどいですよ!!」
「いえその、石田先生の倫理観を疑っているわけじゃないんです」
同僚の剣幕に慌てる吉河を、コジローは不審そうな目で見上げる。
「じゃあまた、さっきの発言はどういう意味ですか?」

「その……結構女子生徒の間で石田先生の評判いいんですよ。
ですからもしかしたら、なんて」
「……そりゃ生徒との仲はいいほうですけど。
でもまあ、俺にその気がなければその先まで関係が進むことはありえませんから」
そこで一息ついてから、コジローは少し自嘲気味に笑った。
「それに非常勤の俺に悩みや不安を聞いてもらおうなんて生徒、いやしませんって」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
593姫と侍03/18:2008/05/25(日) 13:47:12 ID:OMzyjerZ

(と数時間前言った後にこれだよ……)
武道館で教え子と二人きりになったコジローは、
向かい合い正座をしたタマキへ問いただす。
「で、俺に話したい事ってなんだ?」
「はい……あの……」

相談があると言って部活の後に自分を引き止めたタマキの様子は変だった。
近頃のタマキはよく塞ぎこむ事があったが、今日は特に歯切れが悪い。
部活中もコジローと行った試合であやうく一本取られかけたのだから、
その調子の悪さは相当なものだろう。
(あれは惜しかったな……まあ不調のこいつから一本取っても
あんまり嬉しくはないんだけど……)

腕組みをしてコジローは考え込む。
(タマがここまで思い悩んでいる相談ねぇ……まず剣道の事は……俺に相談しないか。
今の俺の腕でこいつに教えられる事は何もないし)
確かにコジローが技術的にタマキに教えられる物など何一つないのだが、
男かつ年長者でありながらその事実を受け入れてしまうのがコジローの凄い所である。
単にプライドがないという言い方もできるが。

(じゃあ……なにか部活の人間関係で困っているとか?
……でもまあ、そんな素振りは部活の時もなかったし、
部のマスコット的存在のこいつがハブられるとかありえねえしなあ)
それに近頃の部活動を振り返れば、
女子達は以前より過剰にタマキの事を構っていたような気がする。

(進路のことならまずクラスの担任に相談するよなぁ。
こいつは政経の授業受けてないから、勉強で分からない事の質問でもないし。
……じゃあ、こいつが俺に相談する事なんて思いつかねえぞ)
その時コジローの頭に吉河の言葉がよぎる。
『でも意外と多いと思いますよ?私が生徒だった時も
学校でそういう噂はありましたし。あの世代の女の子達からすれば、
男の先生ってとても大人に見えるものですから』

『結構女子生徒の間で石田先生の評判いいんですよ』
(タマが……俺に告白とか?)
コジローは自分の想像に笑いがこみ上げ、自分で突っ込んだ。
(いやいや、ないだろそんなの。
それこそ隕石が俺の頭にピンポイントで落ちてくるぐらいありえない)
594姫と侍04/18:2008/05/25(日) 13:50:20 ID:OMzyjerZ
自分の想像で思わず吹き出したコジローに、タマキは何事かと首を傾げた。
「あの、どうしたんですか?」
思わずコジローは手の平を振ってごまかす。
「ああ、なんでもないなんでもない」
結局コジローにはタマキの相談の見当が全くつかなかったので、
さじを投げあれこれと推察するのをやめた。

(とはいえどうにもこいつの思いつめた雰囲気……軽々しく促せる話じゃないみたいだな。……まあ明日の授業の用意はもう済ませてあるし、今日はスーパーの特売もない……
鎌崎との練習試合もあっちでやるからこっちが用意する事もないし。
こいつの気の済むまで付き合ってやるか)
そんな風にコジローがのん気に構えてから2分後、ついにタマキは重い口を開く。

「……先生、今交際をされている女性はいるんでしょうか?」
その一言にコジローは目を見開いて取り乱す。
「ま、マジで隕石落ちてきたのか?!」
コジローの言葉に今度はタマキが大きな目をさらに丸くする。
「え?」
「あ、いや、何でもない。……別にその、今特定の恋人とかいないけどよ……」
「そうなんですか………………なら、よかった」

(おいおいおいおいおい、『よかった』って、『よかった』って言ったぞ!
マジでか!マジでそういう……告白なのか!!)
全身から変な汗を垂れ流しつつ、コジローはタマキに恐る恐る尋ねる。
「その、あれだ。なんだってそんな事聞くんだよ。
……まさか、その、お前、相談ってのは…………お、俺と……つ、つつつ」

コジローはつばをごくりと飲み込み、最後の言葉を捻り出す。
「付き合ってくれとか……そういう話だったりするのか」
少し間をおいてから、タマキはきっぱりと答えた。
「いえ、そういうお話ではないんです」
595姫と侍05/18:2008/05/25(日) 13:53:14 ID:OMzyjerZ
「えええええええええ?さっきの質問の流れでそうならないんかい!
じゃあ何で俺に恋人いるか聞くんだよ?!」
勘違いした俺が完璧ピエロじゃねーか、とコジローは心の中で涙目になりながら絶叫した。
コジローの大きな声に驚いたタマキは、少しオドオドしながら答える。
「その、今更交際からとか……それだと、遅いんです」
「……うん?遅いって……何が?」

「あの……先生は子宮内膜症という病気を知っていますか?」
ますます混乱するコジローの前で、タマキは淡々と話を続ける。
しかし彼女の小さな手がスカートの裾を強く握り締めるのを、コジローは見逃さなかった。
「ああ?……子宮……ナイマクショー?なんだそりゃ」
豆鉄砲に当たった鳩の様な表情を浮かべるコジローへ、
タマキは額に右手の人差し指を当てながら説明する。

「……あたしは専門家じゃないからうまく説明できませんし、
少し記憶が間違っているかもしれませんけど……
子宮内膜という組織が本来あるべき場所以外に発生して増え続け……」
タマキはそっと下腹部を左手で押さえる。
「月経の時に激しい痛みと出血が起こるんです。
そして症状が悪化すれば膀胱や直腸にまで転移して、痛みや出血が増加します」

コジローは、少女の左手が添えられた位置を見てはっとする。
「お前……もしかして、その病気に?」
タマキは小さな頭でこくんと頷いた。
「はい。あたしは子宮内膜症に侵されています」
コジローは愕然として武道館の天井を見上げる。
「そ…………それって、その、治る見込みはあるのか?」

「……薬や手術で症状を抑え治療することはできます。
かなり高い確率で再発するらしいんですけど……」
コジローは少しだけほっとして呟いた。
「そうなのか。でも、治す事は……出来るんだな?」
コジローとは対照的でタマキの声には微塵も明るさがない。

「でもあたしは……発見が遅くて、色々と病巣が転移していて。
このまま病が進行したら最悪……」
タマキはスカートの裾をさらに強い力で掴む。

「子宮を摘出しなければいけなくなるかもしれません」
596姫と侍06/18:2008/05/25(日) 13:56:32 ID:OMzyjerZ
教え子の告白の重さに、コジローは後頭部をハンマーで
殴打されたような衝撃に見舞われる。

「て、摘出って……取り除いちまうのか?その、子宮を」
混乱したコジローは事態の過酷さに頭が働かず、
オウムのようにタマキのセリフと同じ意味の質問を繰り返す。
「はい。この病は月経の時に脳から子宮へ送られてくる女性ホルモンによって
異常な場所に増えた子宮内膜が出血し痛みを感じたり、
血がつまって組織が死滅したり、病巣の転移がさらに進んだりします」

タマキの大きな瞳が翳り、声のトーンがかすかに下がる。
「ですから、子宮を取り除いて月経が来ない様にしたら……
症状はそれ以上悪化しなくなり、肉体の持つ治癒能力が自然に病を完治するんです」
武道館の中を重苦しい沈黙が支配した。
コジローは唾液を嚥下して咽の渇きを潤しつつ、恐る恐る話しかける。

「だけど……子宮だろ?盲腸なんかとは……わけが違う。
いくら完治できるとはいえ……やっぱりその、それって最終手段だよな?」
タマキは即座に答えた。
「はい。あたしはまだ子宮を摘出したくありません」
そこでようやくコジローもタマキがなぜ自分と二人きりで
話したがったのか理解できた気がした。

「ああ……そういう事か。全くお前は律儀だな。
いくら顧問とはいえ俺へ相談する必要ないだろそんなの。
部活ならいくらでも休んでいいから」
小中学校と部活動に勤しんだ事のないタマキはわざわざ顧問である
自分に断らないと部を休めないと勘違いしているのだろう、とコジローは推察したのだ。
「え?」

しかしタマキの意外な反応にコジローも不思議そうな声を上げる。
「『え』って……お前の相談ってその……
病気の治療をするから部活を休みたいって話じゃないのか?」
コジローの言葉を聞いたタマキは質問に答えず、
わずかに目を瞑り考えこんだ後コジローへ問い返す。
「それでいいんですか?」
597姫と侍07/18:2008/05/25(日) 14:00:57 ID:OMzyjerZ
タマキの質問の真意がさっぱり掴めず、コジローは首を捻る。
「何がだよ?」
タマキは途切れ途切れに言葉を選びながら答える。
「あの……コジロー先生は、その……女子の試合とかできなくなると……、
あたし達が公式の試合でいい結果を残さないと……困るんじゃないんですか?」
タマキの言わんとする事を理解した後、コジローは苦笑した。

「……おいおい、なんだそりゃ。まさかお前俺の身の上心配してるのかよ?」
タマキが言うコジローの困る事とは、自分が抜けたら剣道部が成績を残せず、
その結果コジローのクビが確定してしまうという懸念だろう。
「とに学生の身分で大人の心配するなんて生意気な。
お前がいなくても、俺が後の4人をみっちりしごいて全国行ってやるっつうの。
俺の指導力なめるんじゃねえぞ」
精一杯の強がりの言葉を並べながら、コジローはタマキの頬を軽くつねる。

(……ほんとはかなり心もとないけど……今はんな事言ってる場合じゃないよな。
そもそも職なんて贅沢いわずに探せばいくらでも見つかるけど、
病気の方はこいつの一生に関わるもんだ。天秤にかけられる話じゃねえだろうに、
こいつは俺のクビなんか心配しやがって)
タマキが少し涙目になりながらコジローに訴える。
「ひゃの……先生、痛いです」

考え込んでいたコジローはずっとタマキの頬をつねっていたままだった。
我に返ったコジローは慌ててその手を離す。
「おお、その、すまんすまん。とにかくあれだ、俺の教育者としての実力がありゃ、
万が一クビになってもすぐに職なんて見つかるさ」
タマキの気が少しでも楽になるようコジローは努めて明るく笑って見せる。

「はい」
「おお、さすがタマ。俺の偉大さが分かるのはお前だけだ」
さらに場を明るくするためコジローが少しおどけてみせると、
タマキはまじめな顔で同意する。
「はい、偉大かどうかは分かりませんけど……、
先生はいい指導者だってお父さんや内村さんも言っていました」

「そっか。タマの親父さんや内村さんがね……」
コジローの笑顔から力が抜け、作った笑みが自然な物に変わる。
自分より年上であるタマキの父や内村に褒められるのは素直に気分がよかったし、
何より口では生意気などと言いはしたが、
臓器を取り除く事になるかもしれない病に侵されながらも
自分の心配をしてくれるタマキの優しさと心遣いが本気で嬉しかったのだ。
598姫と侍08/18:2008/05/25(日) 14:06:06 ID:OMzyjerZ
「……今は気持ちだけ受け取っとくから、
お前は俺の心配なんかせず病気治すのに専念しろ。部活はいくら休んでもいいからな」
コジローがタマキの頭を撫でると、タマキはわずかに頬を染める。
「あの、あたしは別に部活を休むつもりはありません。極度に体へ負担をかけず
しっかり休むのなら体を動かしてもいいってお医者さんの許可も出ましたし。
もちろん運動の量は減らしてもらう事になると思いますけど」

それまで虚勢を張っていたコジローはまた肩透かしを食らう。
「……って、なんだ部活やっていいのかよ!
……なんか今日の俺勘違いしまくりじゃねーか!」
タマキが少し優しげな目でくすりと笑う。
「笑うなよ!っとに……ま、あれだ。辛い時はマジですぐ言えよ?
お前は時々頭に血が昇ると暴走する傾向があるからな」

「そんな事……ありましたっけ?」
コジローは鼻の穴を広げ、タマキを軽く睨んだ。
「インターハイの東城高戦、忘れたわけじゃないだろうな」
うっと小さく呟くと、イタズラがばれた子供のようにタマキの顔が強張る。
「あ、あの時は、その……ええと…………ごめんなさい」
結局言い返せず俯くタマキにコジローは軽くため息を吐く。

「ま、とにかくあの時みたいに痛いのや辛いのを黙っとくのは絶対止めとけ。
もし部活の時にお前がそういう素振りを見せたらすぐ家に帰らせるからな」
おずおずとタマキは顔を上げる。
「はい……今度は、すぐに言います」
素直なタマキの態度にコジローは軽く笑い、その後神妙な面持ちになる。

「俺で相談にのれる事とかあればいくらでもするから、何でも話してくれよな。
……まあその、なんつーか病気になったのがデリケートな場所だから、
男の俺には言いにくい事も多々あるだろうけど、俺にできる事なら何でもするから」
コジローの言葉に、スカートの裾を掴むタマキの指がピクッと反応する。
「何でも……ですか?」
タマキは真っ直ぐにコジローの瞳を見つめる。
599姫と侍09/18:2008/05/25(日) 14:08:37 ID:OMzyjerZ
「ああ、もちろんできる範囲で、だけどな」
真っ直ぐその視線を受け止めてコジローは答える。
「あの……」
何かを言いかけたタマキが口を閉じた。
そしてそのまま武道館の中を不思議な静寂が支配する。

「タマ……?どうした、何か俺にして欲しい事があるのか?」
促されたタマキは小さな声で呟く。
「なら先生……治療を手伝ってください」
予期せぬ答えに、コジローは混乱して平時より1オクターブ高い声をあげる。
「治療を……手伝う?俺がぁ?」
教師の困惑した態度に、タマキは少し悲しげに目を伏せた。
「その……迷惑ならいいんですけど」

捨てられた子猫を思わせる悲しそうなタマキの姿に、
コジローは前のめりになって勘違いを否定する。
「い、いやいやいや!迷惑とかそんなんじゃなくて!!
だって俺なんも専門的知識なくて、その、子宮内膜症?って名前もあれだ、
今日初めて聞いたんだぞ?そんな俺に治療なんて」
タマキは少し赤面しながらコジローを見つめる。

「知識はいりません。普通の大人の男性なら、その、誰でもできること……です」
「そ、そうなのか?なら、もちろん協力するけど……」
部活終了後に病院への送迎とかさせられるのかな?
などと軽く考えるコジローの前でタマキは説明を繰り返す。
「先ほども言いましたけど……子宮内膜症が進行し転移するのは、
月経により女性ホルモンが病巣へ分泌されるからです」

「ああ、そういう話だったな」
そこで少女はいったん言葉をとめる。
少し間を置き、呼吸を整えようと深く息を吸い込んでからタマキは続けた。
……最も彼女の呼吸は全く整わず乱れたままだったが。
「だから、あの……月経が止まれば病巣の転移……悪化は止まる。
さらに女性ホルモンが分泌されない間は……
肉体自身の治癒能力が病を自然に治します」
600姫と侍10/18:2008/05/25(日) 14:10:59 ID:OMzyjerZ
「へー、自然にねぇ」
タマキはコジローの顔を上目遣いに覗き込んだ後、
目を泳がせながらふーと大きく息を吐いた。
まるでムームーハウスでバイトをし始めた時のように、その姿に余裕がない。
「で、その、あれです。あの……だから、先生に協力してほしいんです」
おかしくなり始めたタマキの様子と理解できない要請にコジローは首を斜めにする。
「……ん?どういうことだ」

「あの……治してほしいんです、その、コジロー先生にあたしの病気を。
お父さんも、部活の皆も先生なら大丈夫だろうって」
コジローの首の傾く角度がさらに深くなる。
「いやいやいや、なんでそうなる?お前ら全員俺を医者と勘違いしてるのか?!
何度も言うけど俺には医学の知識とかないんだってば!!
そりゃ俺にできる事があればするけど、できない事はどうしようもないだろ」
教師の言葉に少女は首を左右に振る。

「だから……その、知識とか関係なく……ただ、月経を止めてほしいんです」
ますます頭のこんがらがったコジローは狐につままれたような顔をする。
「おいおい、医者でもない俺に子宮を取り除く技術なんてあるわけないだろ?
大体子宮を摘出したくないってさっきお前が言ったばかりじゃないか」
「そうではないんです……そうじゃなくって……」
その幼い顔に痒い所へ手が届かないもどかしさと耳まで赤くなる恥じらいを同時に浮かべ、
タマキは視線を泳がせ口ごもり続ける。

(……今のタマを見てると永田先生を思い出すな)
会議で教員達の前に立った永田は終始おどおどおろおろしていて、
コジローは正視に耐えなかった。しかもその場になんと永田の相手である女生徒が乱入し、
教員達に向かって先生を苛めないで下さいと言い放ち、
永田はその背後に隠れたのだから始末が悪い。
601姫と侍11/18:2008/05/25(日) 14:13:33 ID:OMzyjerZ
(本と女ってのはいざとなると肝が据わるっていうか……、
まああの二人の場合は単に永田先生が情けなさ過ぎるってもあるんだろーけど)
コジローはふぅ、とため息を吐くと真剣な眼差しになりタマキを見据える。
自分の教え子が永田のようにおろおろしているのが我慢できず、
彼の口調は自然に少し強く大きくなる。

「なあタマ、さっき約束したばかりだろ。どんな辛い事でもすぐ俺に言うって。
俺はお前に協力したいけど、そんな言葉足らずじゃお前の力になってやれないから」
そこでコジローは視線を逸らし少し照れたように頬をかく。
「その、……病気が病気だから男の俺に言いにくい事かもしれないけど……
勇気を出してはっきり言えよ。これさっきも言ったけど、
俺はお前の病気を治すためにできる事ならなんだってやるから」

ぐるぐると目を回していたタマキは、ごくりとつばを飲み込む。
「な、なんでも……ですか?」
「神様に誓って……」
そこでコジローは言葉を止め、少し頭を捻る。
「いや、お前と約束するならそうだな、ブレイバーに誓って、かな」

「ブレイバーに……」
定まらなかったタマキの瞳の焦点がコジローへピントを合わせるようになり、
額に浮かんでいた汗が段々と引いてきた。
少しずつ落ち着いてくるタマキを見て、コジローは心の中で苦笑する。
(どんだけブレイバー好きなんだよこいつ)

「ああ、だから言えよ。かわいい教え子のためだ、一肌でも二肌でも脱いでやるさ」
「……はい、分かりました」
タマキは居住まいを正し、その全身に強い決意を漲らせる。
(おお、なんか雰囲気が変わったな。……まるであの女生徒みたいだ。
こいつも腹を括ったか……)
602姫と侍12/18:2008/05/25(日) 14:15:28 ID:OMzyjerZ
コジローは何十人もの教師を前に、
永田を庇い一歩もひるまなかった女生徒を思い出した。
『確かに私は永田先生と交際していて……3ヶ月前から生理が来なくて……
だけど私は……先生に関係を強要されたわけじゃありません!』
(全く永田先生と比べてあの威勢の良さときたら……………………うん?)

その時コジローの心に何かが引っかかった。
(あれ?何だこの胸騒ぎは)
タマキは何度も深呼吸をした後、薄く小さな唇をきっと引き締める。
そんなタマキの言葉の数々を改めてコジローは思いだす。

『先生、今交際をされている女性はいるんでしょうか?』
『その、今更交際からとか……それだと、遅いんです』
『知識はいりません。普通の大人の男性なら、その、誰でもできること……です』
『月経が止まれば病巣の転移、悪化は止まる』
『だから……その、月経を止めてほしいんです』

(……ちょっと待て……それってもしかして……)
今度は永田と交際をしていた女生徒のセリフを心に浮かべる。

『確かに私は永田先生と交際していて……3ヶ月前から生理が来なくて……』

全身の汗腺から嫌な汁が流れ始める。武道館の隅っこで丸くなっているねこの、
悩みのなさそうな顔が今はなんだか恨めしい。

(……おいおいおい……おいおいおいおいおいおいおいいいいっ)

そしてついに、タマキがコジローに向かってその言葉を吐き出した。

「先生お願いです」

コジローに言われたとおり、勇気を出してはっきりとした口調で。


「あたしを妊娠させてください」


その時コジローが頭に浮かべたのは、
流星群が次々と自分の頭へピンポイントで直撃するイメージ映像だった。
603姫と侍13/18:2008/05/25(日) 14:17:11 ID:OMzyjerZ
「あの……やっぱり、駄目でしょうか?」
放心していたコジローは、タマキの悲しそうな声色で我に返る。
「いやその……駄目とかじゃなくて!ただな……突然すぎて、だ。こう、心の整理が」
愛の告白どころではない。タマキの望みは、コジローによる妊娠。
(れ、恋愛とか結婚とか……いろんなステップふっ飛ばしてるじゃねーか!)
「すいません、いきなりこんなの……迷惑ですよね。やっぱり言わなければよかった」
コジローの胸に、タマキの悲壮な言葉が突き刺さる。

「あの……本当にすいませんでした」
立ち上がろうとしたタマキの手をコジローは掴む。
(そうだ……俺はさっき、タマになんて言った?)
「先生……?」
(タマに何でも相談しろよと言っといて……
相談された俺が言葉に詰まってどうするんだよ)

「その、……ひとつだけ質問していいか?その……治療の相手に……
なんで俺を選んだ?」
少しだけ斜め右上を見て何かを思い出しながら、座りなおした少女は答える。
「先生が剣道部に誘ってくれたからです」
「へ?それだけ?」

別にコジローも『先生がかっこいいから』とか
『タイプですから』などの答えを望んでいたわけではないが、
それでもあまりに簡潔な理由にコジローは拍子抜けしてしまった。
「もし……先生が剣道部に誘ってくれなかったら、
あたしは……今もきっと色んな事を知らないままでした」
「色んな事?」
604姫と侍14/18:2008/05/25(日) 14:22:11 ID:OMzyjerZ
タマキは頷き、目を閉じてこれまでの高校生活を思い出す。
「部活をする事も、誰かを大きな声で応援する事も、
バイトする事も、みんなで一つの目標に向かってがんばる事も……
部活に入っていなかったら、あたしは全部知らないままだったから……」
コジローは後頭部をぽりぽりと掻きながら、顔を左側へ向ける。
「だけど……それは……それらを教えたのは、俺じゃなくてあいつらじゃないか?」

少女が顧問の視線を追うと、壁から下がった幾枚かの名札が目に入る。
タマキを直接部に引っ張ってきたのはキリノだった。
タマキへ試合中声援を送るよう促したのはサヤだった。
タマキにバイトを紹介したのはミヤミヤだった。
タマキが5人で一丸となる楽しさを知ったのは、サトリが加入してくれたからだった。

「俺がお前に教えてやった事なんて少ないんじゃないか?
多分あいつらだよ、そういった大事な物をお前に教えたのは」
タマキはゆっくりと首を横に振る。
「そうかもしれません。でも皆と過ごせたのは……
皆に会えて色々な事を知って経験できたのは、顧問がコジロー先生だから。
コジロー先生がいたからあたしは皆に会えた、……そんな気がするんです」

コジローが顧問でなければサヤとミヤミヤの騒動は治まらなかったかもしれない。
それならサヤはいまだ幽霊部員のままで、ミヤミヤも同じになっていたかもしれない。
コジローが不快にならない程度の強引さで練習試合に連れて来たから、
サトリも剣道の楽しさを思い出したのかもしれない。
だが、もちろんタマキはそれらの出来事の全てを知っているわけではない。

「俺がいたからあいつらがお前があいつらに?……そうなのかねぇ?」
それは彼女達を導いたコジロー本人ですら分からないことだ。
自分のおかげで今の剣道部があるという事にコジロー自身は実感がわかない。
だけどこの数ヶ月剣道部で過ごしたタマキには、なんとなく肌で分かるのだ。
程度の差こそあれ部員の皆がコジローを慕い、部活動の経験のなかったタマキでさえ
すんなりと溶け込める空気を、目の前の顧問が作りだしている事を。
605姫と侍14/18修正:2008/05/25(日) 14:24:35 ID:OMzyjerZ

タマキは頷き、目を閉じてこれまでの高校生活を思い出す。
「部活をする事も、誰かを大きな声で応援する事も、
バイトする事も、みんなで一つの目標に向かってがんばる事も……
部活に入っていなかったら、あたしは全部知らないままだったから……」
コジローは後頭部をぽりぽりと掻きながら、顔を左側へ向ける。
「だけど……それは……それらを教えたのは、俺じゃなくてあいつらじゃないか?」

少女が顧問の視線を追うと、壁から下がった幾枚かの名札が目に入る。
タマキを直接部に引っ張ってきたのはキリノだった。
タマキへ試合中声援を送るよう促したのはサヤだった。
タマキにバイトを紹介したのはミヤミヤだった。
タマキが5人で一丸となる楽しさを知ったのは、サトリが加入してくれたからだった。

「俺がお前に教えてやった事なんて少ないんじゃないか?
多分あいつらだよ、そういった大事な物をお前に教えたのは」
タマキはゆっくりと首を横に振る。
「そうかもしれません。でも皆と過ごせたのは……
皆に会えて色々な事を知って経験できたのは、顧問がコジロー先生だから。
コジロー先生がいたからあたしは皆に会えた、……そんな気がするんです」

コジローが顧問でなければサヤとミヤミヤの騒動は治まらなかったかもしれない。
それならサヤはいまだ幽霊部員のままで、ミヤミヤも同じになっていたかもしれない。
コジローが不快にならない程度の強引さで練習試合に連れて来たから、
サトリも剣道の楽しさを思い出したのかもしれない。
だが、もちろんタマキはそれらの出来事の全てを知っているわけではない。

「俺がいたからお前があいつらに?……そうなのかねぇ?」
それは彼女達を導いたコジロー本人ですら分からないことだ。
自分のおかげで今の剣道部があるという事にコジロー自身は実感がわかない。
だけどこの数ヶ月剣道部で過ごしたタマキには、なんとなく肌で分かるのだ。
程度の差こそあれ部員の皆がコジローを慕い、部活動の経験のなかったタマキでさえ
すんなりと溶け込める空気を、目の前の顧問が作りだしている事を。
606姫と侍15/17:2008/05/25(日) 14:30:27 ID:OMzyjerZ
「あたしはそうだと思います。だから皆はあたしが先生に治療してもらう事を相談した時、
賛成してくれたと思うんです。……とにかく今のあたしがあるのは先生のおかげだから、
だから先生になら……あたしの未来を委ねてもいい。そう思ったんです」
背筋を伸ばし話すタマキの目には、もう一分の動揺もない。
「……感謝か。それはこっちのセリフだけどな」
そんなタマキはコジローの声に驚きの表情を浮かべる。
「先生が……あたしに感謝、してるんですか?」

「そうだ。今の部の雰囲気があるのはタマのおかげだしな」
タマキは少し悲しげに下を向く。
「でもあたし……テンション同じだし、皆には『つまんない』って言われたし」
コジローは噴出しそうになるのを必死にこらえる。
「くっ……あれは皆ノリで言ってたんだよ。本気じゃねえさ」
「え、そうなんですか?……でも、それだけじゃなくて、
先生にはインターハイの時とか迷惑かけたし……お礼言われることなんて何一つ」

コジローはタマキの否定を即座に笑い飛ばす。
「はは、生徒が下手な事しないよう監督するため顧問がいるんだろ?
インターハイの時俺は自分の仕事をしただけさ。お前が謝る事じゃねえ」
「でも、やっぱり、先生に感謝されるような事なんて思い浮かびません」
「お前はさっき、うちの剣道部の皆と会えたのは
俺のおかげだって言ったけど、俺から言わせりゃお前のおかげだよ」

「あたしの……ですか?」
「幽霊部員だったサヤが来るようになったのはお前の指導で
才能が開花し始めたのが大きいと思うんだよ」
そこでコジローは少しむすっとした顔になる。
「何より、お前に教わる時は俺が教える時より何倍も楽しそうな顔してるしな、ったく」
タマキは小さくなって謝る。
「あの……出過ぎた真似をして、すいません」

「おいおい、別にでしゃばった真似なんて思ってねえよ。
さっきも言ったとおり、サヤのやる気と才能を引き出してくれて感謝してるんだぜ」
「はあ……」
「中学までヤ……部活動の経験がなかったミヤミヤだってそうさ。
あいつもお前といる時はすごくいい顔するからな」
607姫と侍16/17:2008/05/25(日) 14:36:02 ID:OMzyjerZ
「そう……でしょうか」
少し照れて頬を掻くタマキにコジローは笑ってみせる。
「そうさ。あいつが部活を続けるのはダンと共にお前の存在も大きいと思うぜ。
それに東が入部を決心するきっかけを作ったのは、
お前との稽古で剣道の楽しさと情熱を思い出したから、だろう……」
情熱という言葉口にした後、コジローの語尾は小さくなっていった。

「……先生?」
剣道に対する楽しさと情熱。それを失っていたのは、サトリだけではない。
(こいつとの出会いが、こいつとの勝負での敗北が、
俺の指導じゃなくこいつのおかげで強くなるキリノやサヤの姿が……
俺に自分の情けなさを自覚させ、あの頃の熱い気持ちを思い出させてくれたんだ)

もしタマキがいなければコジローは、きっとだらしのない適当な顧問のままだった。
(俺は駄目な教師から変われた。
……つってもまだまだ少し駄目な教師どまりだろうけど。
そうだ、こいつに一番影響されて変わったのは……)
誰よりもタマキによって変化をもたらされたのは、顧問のコジロー自身なのかもしれない。

コジローの大らかさが今の室江部員を集め、結果タマキを変えた。
タマキの強さと純粋さがコジローにあの頃の情熱を取り戻させた。
そしてその二人がさらに他の剣道部員達に影響を与え、
今の室江高剣道部を作りあげていったのだ。
「だから……俺はお前に感謝してるんだ。
お前のおかげさ。今の剣道部があるのも、……今の俺がいるのも」

軽く頭を下げるコジローに、タマキは慌てて否定する。
「そんな事はないです。あたしは、お礼を言われることなんてしてません」
「そりゃお前が自分で気付いてないだけだよ。
お前の剣には人を変える力があるのさ、人を正しい方向に変える不思議な力が、な」
「でも……やっぱり、あたしは先生のおかげで色々と変われたと思うから……
最初にあたしを部活へ誘ったのは……皆と出会うきっかけを初めに与えてくれたのは
先生だったから。だから先生にそんな風に言われると、なんだか変な感じです」
608姫と侍17/17:2008/05/25(日) 14:38:09 ID:OMzyjerZ
(最初にタマへ声をかけた時か。……俺とこいつの、最初の出会い……)
コジローはあの時のタマキを思い出す。
タマキを始めて見た時のあの胸の高鳴りが蘇る。

――ただドキドキしていた――
――中学の時隣のクラスのコにひとめボレした時のように――

「……ああ、お前の言うとおりだ。俺がお前を変えたとこもあるし、
そして俺もお前のおかげで変われた。俺達はなんというか……
お互いに良い方向へ影響を与える、そういう関係なのかもな」
あの時感じた高揚の正体が何なのかは今でも分からない。
希望、興奮、……あるいは本当に恋心だったのか?

今自分の全てをコジローに預けようとするタマキを目の前にしても、
その気持ちがなんなのかコジローには判別がつかない。
(だけど……こいつを病から救ってやりたい、
そう強く願う気持ちだけは……確実に俺の中に存在する)
それは異性への恋心ではなく、庇護欲とか父性愛とか
そういった類の物かもしれないのだけれど。

(でも……それがなんなのかは問題じゃない。
俺はこいつを守りたくて……こいつは今、俺の助けを必要としている)
ならばもう答えは決まっている。
「俺に手伝わせてくれよ、お前の治療を」
一瞬タマキの瞳が大きく見開かれる。

「……本当に、いいんですか?あたしから頼んでこんな事言うのは何ですけれど……
先生も辛い思いをするかもしれません」
「かもな。でもお前と俺なら……」
側にいることでお互いを変える事ができた二人なら。
「きっとどんな目に遭っても乗り越えられる、そんな気がするんだ。
だから手伝わせてくれよ、タマの治療を」



続く
609名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 14:44:08 ID:OPDl9bID
乙、焦らして殺す気ですね?
610名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 14:45:00 ID:OMzyjerZ
まーたやっちまった。orz 安西先生……一度でいいからミス無しで投下したいです……

まあそんなわけでコジローとタマちゃんの妊娠を前提とした奇妙なお付き合いが始まりました。
この二人だとただ告白させるシーンを書くだけで3ヶ月かかりましたよ。どんだけ難しいんだこの二人。
次回第二話『あいさつと初エッチ』(仮)、を気長にお待ちください。
なるべく次は3ヶ月以内に作りますんで。作れるといいな。作れるよな多分……
611名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 16:41:59 ID:o6FqeXkH
乙乙
612名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 18:46:23 ID:3v6qfAJI
俺には不要つーか不快なSSだからNG登録しとくわ
三ヶ月待てとか、なんだそりゃ?まとめて投下しろや、カス
613名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:01:03 ID:gVbE+KY0
>>612
二行目が要らん
つーか黙ってNG登録だけしとけ
614名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:19:46 ID:SROXT0bZ
>>610
GJ!
密にコジタマ厨だった自分には面白い作品です。
是非とも次回に期待させていただきます。


>>612
GJ!
ユータマ厨の僻みは下手な作品よるも面白かったです。
次も期待してますwwwwwwww
615名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:21:14 ID:3v6qfAJI
別にいいじゃねーか
本編読んでないけど、前書きと後書きが長い奴の書くSSは
つまらないというのが俺の持論
誰も待ってねーのに、「お待たせしました」と前書きダラダラと
書かれて数ヶ月後に投下されてもウザイだけだ
616名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:32:06 ID:gVbE+KY0
>>614
お前さんの眼中にコジキリの単語が存在しないことはよくわかった

>>615
読んでないなら尚更書くなよ
別にお前さんの持論を否定はしないから、自分の中にだけしまっとけ
617名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:34:11 ID:I/1hRkxd
まあ言いたいことはわからんでもないが口調と我が儘を何とかしような
お前の文章で不快になる人ももちろんいる訳だし、まず持論なんか誰も聞いてないのに語り出してるお前も充分アレだし

あと嗜好の違いで他カプ叩くのもアウトだぜ?
それは>>614にも言えることだがな
618名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:34:55 ID:ibbzZpjX
>>612
自分はユータマ好きだが、普通にGJだと思う
テンポ良く読めるし、続きwktk
コジローを選んだ理由はちょっと「えー?」とか思ったがw

バンブ好き同士、仲良くしよーじゃないか
619618:2008/05/25(日) 19:36:00 ID:ibbzZpjX
アンカ間違えたorz
612→>>610
620名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:40:35 ID:3v6qfAJI
つまんない(推定)SS叩いて何が悪いんだ?
もしかしておもしろかったの?
621ストレイト・クーガー:2008/05/25(日) 19:47:36 ID:2IVokHR6
>>620
あーやだやだ。文化を知らない奴らは。
622名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:10:46 ID:y1Rat74u
>>620
まあどうでもいいけど黙ってください
たのむよ、な?
623名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:31:28 ID:3v6qfAJI
おもしろかったか?という疑問におもしろいという答えがないということは
やっぱりつまらなかったのかwww
624名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:34:32 ID:NRCpQsMp
>>623
一生のお願いだ、黙れ
マジで頼む
625名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:40:18 ID:W7gfJ955
黙ってNGにでもしとけばいいのに。どっちもさ。
626名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:15:52 ID:SROXT0bZ
>>623
VGJ!
読解力皆無の基地外ぶりが滲み出た粘着文ですねwwwww
馬鹿丸出しで面白すぎですね(笑)
627名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:20:44 ID:/b0dS3tA
>>610
実に興味深いな・・・GJ
628名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:33:17 ID:QFoqFFIG
気を取り直して、えっと、安藤がユージをだまくらかして、西ちゃんを襲わせた上で、
二人をフムフムと観察しようとしたら、逆にユージが安藤を調教してしまうSSマダー?
629名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:43:40 ID:2IVokHR6
>>628
ユージに攻めが似合うだろうか?ユージに黒い部分があるのだろうか?
個人的にキャラとしてはユージと西のほのぼのエロが読みたいと思ってしまう。
しかしここはエロパロ板、一般の常識は通用しない。
好きなキャラ同士でイチャイチャしてるSSを書きたい、だが片方がもう一方を調教するSSも書きたいという甘美なる矛盾!
簡単には答えは出てこない、しかしそれにうもれていたいと思う 自分がいるのもまた事実! 
ウヒョーーー!ファンタスティーーーーック!!

630ストレイト・クーガー:2008/05/25(日) 22:44:46 ID:2IVokHR6
まぁ要するに私としてはユージ×西が読みたいんですよ隊長!
631名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:05:52 ID:3v6qfAJI
少ない職人を引き留めようと必死ですねw
ためしに読んでみたらマジでつまんなかったw
てか、キャラちげーよw
3ヶ月かけてこんなデキってwwwwwwww
こんなの読んで喜んでるのがいるのもすげーわw
632名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:07:26 ID:pDG8qEAr
コジタマと聞いて、なぜかコジコジを思い出したのは自分だけでいい
633名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:08:17 ID:uihTzdnE
今更やっとただの荒らしだと気づく自分のにぶさを恥じる
634名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:08:55 ID:QxVK+t3E
>>631
おまえのくだらん煽りレスに比べりゃ神だよ

さ、NGするか
635名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:09:28 ID:/b0dS3tA
コジコジって何だよw
636名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:54:48 ID:OPDl9bID
>>631
何も書かないくせに何言ってるの?
お前には到底かけないよね
と釣られてみる
637名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 02:23:13 ID:M03BeOHs
>>635
キョンの妹が声やってた
638名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 03:05:57 ID:2kjS8eC0
>>610
ウンチク垂れ流しなのがちょっと・・・
639名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 05:15:12 ID:nz8qxHza
最近ユージしか出てなくて正直お腹いっぱいだったんだ
コジロー物ももっと頼む!
640名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 05:59:30 ID:JX3u3r0X
単にエロパロ求めてる人間からしたらなんだこいつはって感じだな
>>610 駄目なカップリング厨なんかはとにかく難癖つけるのがデフォだから気にすんな
それよりも逃げないでくれ。今更逃げたら自分が枕を濡らしてしまう

でも確かに相手役がユージばかりというのも味が単調になるし
コジローはもとよりダンや岩堀も増えてくれるとさらに幅が広がりそうでwktk
641名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 18:29:07 ID:dJ232Xa8
一文字違ったら大変なことになるよシリーズ






タヌキ×ユージ
642名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 19:02:16 ID:JuOmEjfK
今ダンミヤ・ユーサヤ妄想中
文章化するのに少し時間がかかる・・・
643名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 19:06:00 ID:CQLaQCYt
何この流れ…年齢制限って知ってるか?
644名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:05:24 ID:hwes11dW
>>641
よくタマキがタヌキに見えると思ってたんだがお前もかwwwww
645名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:42:14 ID:8uxr159b
つまりユージの年上好み発言は
タヌキのユージハァハァっぷりが思わず願望として出ちゃった、とでも言いたいのかね
646名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:43:39 ID:bzlQf6bZ
タヌキユージハァハァなのかよw
647名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:50:19 ID:hwes11dW
ユージタヌキハァハァだろw
648名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:19:48 ID:xYqlZUze
んじゃ、便乗して

一文字違ったら大変なことになるよシリーズ






キリン×サイ
649名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:20:12 ID:WYWD1Zf8
>>646
そりゃタヌキさんはアニメの投票でユージにいれるほどですから
650名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 08:49:57 ID:pHMipIvb
>>649
え・・・マジっすかwwww
651名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 21:52:45 ID:ie0wDHkw
652名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:52:24 ID:Mf1QnoVs
コジキリ卒業後で行きます
653新婚さんの日常? 1/8:2008/05/27(火) 23:53:36 ID:Mf1QnoVs
「9時か…それじゃ、お先に失礼するけど…石田先生、まだ頑張るんですか?」
「いや、なかなかきりのいいところまで行かなくて…」
「新婚さんなんだから、あんまり遅くなると奥さん泣いちゃいますよ…」
「ははは、まぁ、善処します。」
「それじゃ、今度こそお先に。」

 日本史担当の先生は、こう言うと社会科準備室の扉を開けて、出ていった。
スタスタスタというスリッパの響きが遠ざかる。社会科準備室にはコジロー一人。
「さて、テストの○つけ、もう一踏ん張りするか!」

 コジローはそう言うと、赤ペンを走らせる。そう、今日は中間テストの最終日。
「期末ならテスト休みがあるくせに、何で中間はないんだよ。しかも明日から
さっそく返却しなくちゃいけないなんて…責任者出てこーい!!」

 往年の某漫才師のように叫んだとたん、社会科準備室の扉が開いて、彼の
妻が顔を出した。
「センセー、年がばれますよ。というか、変な人と思われますよ?」
「キリノ…おまえなんで…」
「え、あんまり遅いからお迎えですよー。」
「いや、俺が言いたいのは、その格好…」
彼の妻は、卒業したはずなのになぜか制服姿だった。
654名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:54:24 ID:pHMipIvb
へいへーいwwww
655新婚さんの日常? 2/8:2008/05/27(火) 23:54:35 ID:Mf1QnoVs
「まぁ、いいじゃないですか。それよりも、早く帰りましょーよ。」
「いや、まだ○付けが…」
「それじゃ、手伝いますよ。記号問題くらいならいいでしょ?」
「む…まぁ、記号くらいならいいか…じゃ、頼むわ。」

 ふたりは向かい合わせに座ると、テストの山と格闘を始めた。
「ねー、せんせー。」
「なんだ?」
「『責任者出てこーい』って、本当に責任者が出てきたらどうしたんですかぁ?」
「そんなもん、謝りゃ終わるじゃねーか。」
「そんな、あっさりと…」
「それとも、啖呵切って教師をやめて、お前の家の実家でも継ぐか?」
「そんなことしたら、お母さんから『孫が見たい』って毎日責められそう。」
「お義母さんって、そういうタイプなのか?」
「だって今日も、『これを着て誘惑してきたら?』って、制服を家に持って来るんだもの…」
「お義母さん…まさかそんな黒幕タイプだったなんて…」
コジローはため息をついてうつむく。ガタンと音がした。
656新婚さんの日常? 3/8:2008/05/27(火) 23:55:44 ID:Mf1QnoVs
 うつむくコジローの背後にキリノが回って、抱きかかえる。耳元に顔を近づける。
「ねー、センセー…責められる前に、事実が欲しいな?」
「事実?」
「ウン。やっぱりわたしも、赤ちゃんが欲しいし…ダメ?」
「ダメなわけないぞ。よし、みんなのご期待に応えますか。」
そういうとコジローは椅子を回転させて振り返り、キリノを抱き寄せて自分の膝の上に
座らせ、唇をふさぐ。

 やはり制服姿の破壊力は最強であった。コジローもキリノも意外とお堅い性格故、
キリノの在学中はキスすらしないで周りをやきもきとさせていた。もちろん関係を
持ったのはキリノが卒業してから。故に『制服姿のキリノとの性行為』というキーワードが、
いやが上にもコジローを興奮させる。なお、胴衣姿での性行為は完了済みではあるが。

 どれほど時が経ったのか、唇が自然と離れる。唾液の糸が懸かる。
「まだまだ制服が着られるんだな。女子高生でも通用するぞ。」
「もう…わたしの身体の隅々まで知っているくせに…」
潤んだ瞳でキリノが恨み言を言う。
「うん。だから、ここは少し無理があると思うぞ。」
コジローはそういうとベストの上からキリノの胸をもみしだく。
「もう、センセーの、あん、せい、なんだから…」
「いやいや、悪いことじゃないだろ?むしろ大きい方が母乳もたっぷり出て、
赤ちゃんには望ましいことじゃないのか?」
「あん、もう、調子にのらないで、うむっ…」
コジローはなおも胸をこねくり回す。同時に唇をふさいで舌を差し込む。
ぴちゃ、くちゅうという音が社会科準備室にこだまする。
657新婚さんの日常? 4/8:2008/05/27(火) 23:56:27 ID:Mf1QnoVs
「うん、むむっ!」
キリノがうめく。同時に唇が離れる。

 コジローが空いた手をベストの隙間から差し入れ、器用にブラウスのボタンを外すと、
直接胸を責め始めたのだ。キリノの身体ならすべて知っていると言わんばかりに、
へその上、わき、背中、そして乳首など、キリノの弱いところを的確に責めていく。
「あん、あああっ!」
キリノが軽く叫ぶ。

「おいおい、下は何も責めてないのに、胸だけで軽くイッたのか?」
「うん、だって、いつもよりすごいんだもの…」
「それじゃ、もっと頑張るかな…」

 コジローはそう言うとキリノを持ち上げて椅子に座らせると、立ち上がり準備室の
カギをかける。
「年には念を入れておかないとな…それじゃ、もう遠慮しないぞ。」
コジローは床に座り込むと、キリノのチェックのスカートをめくりあげ、
熱気の中心部に顔をつっこむ。

「いつもより甘い匂いがするし、それにいつも以上に熱いぞ…」
そう言いながら、コジローは布越しに突起をつつく。
「あん、いきなり…」
キリノの抗議を無視して、舌先でクレバスを押し広げていく。
「やん、そんな、ショーツが濡れちゃう…」
「それじゃ、こうしよう。」
コジローはキリノの腰を浮かせて、器用にショーツを抜き取る。そしてそのまま
スカートをまくり上げて、キリノの大事なところをすべてあらわにしてしまう。
658新婚さんの日常? 5/8:2008/05/27(火) 23:56:59 ID:Mf1QnoVs
 蛍光灯の白々しい光に、それらがはっきりと照らされえる。まだまだ幼さを
残しているピンク色のクレバス。汲めどもつきぬ泉のように愛液をわき出す泉。
その頂にある自己主張をしている突起。そのどれもがコジローを興奮させる。

 なによりも、ひくひくとうごめく泉にねらいを定めると、吸い尽くす、いじり尽くす、
舐め尽くす、しゃぶり尽くす…

 チュ、チュルチュル…
「あん、ふぁ、やああん!」

 ジュル、ベロベロ、ジュク…
「ふぁっ…むむ…ああん!」

 ツン、コリッ、チュー…
「やん、くはっ、あああっ…」
659新婚さんの日常? 6/8:2008/05/27(火) 23:57:55 ID:Mf1QnoVs
「せんせー、もう…」
キリノの声を合図に、コジローは彼女の中心部から離れる。
「それじゃ行くぞ。」
コジローはそう言うと、キリノを抱きかかえる。そして体の向きを変えると、キリノの手を
机につかせる。そして四つん這いになったキリノの背後に回ると、男根を泉の中心部に
進めていった。

「ああああん!」
「凄いな、キリノ…いつもより濡れているし、いつもよりイヤらしく動いているぞ…」
「うん、せんせーも、いつもより熱いし、大きい…」
「よし、動くぞ。」
そう言うとコジローは腰を動かす。パンパンパンという音が社会科準備室に響く。
「あー、止まんねぇよ…すげえ、イイ…」
「あんっ…あ、あたしもイイ…センセー、もっと、もっと突いてぇ…」

 コジローの目には、泡立つ愛液、腫れ上がった突起、今彼が手をおいている
豊かな桃肉といった、様々なものが目にはいる。それらが、クリーム色のベスト、
エンジのチェックのスカートに包まれているのだ。今まで味わったことのない感覚が、
彼を興奮させる。もう、我慢ができない。
660新婚さんの日常? 7/8:2008/05/27(火) 23:58:25 ID:Mf1QnoVs
 コジローは腰の動きを止めると、一度男根を引き抜く。
「ひぁっ!」
カリがキリノの敏感なところを刺激したのか、軽く彼女は悲鳴を上げる。
「ど、どうしたの…」
彼女の抗議を無視して、
「えーっと、さすがにこれはどけないとな。」
コジローはそう言うと手早く机の上のテスト用紙の束をどける。そしてキリノの顔を
のぞき込むと、
「最後は、キリノのイク顔を見ながら、俺もイキたいからな。」
そう言うと彼は器用に身体を入れ替える。そしてキリノを抱きかかえた。
「も、もう、せんせー…」
キリノは抗議の声をあげるものの、そのまま素直に机の上に寝かされ、コジローと
向かい合わせになる。そして彼のそびえ立つ男根を胎内に迎え入れるのだった。

「あん、やあああん…」
キリノの動き…コジローの動き…すべてが同じ目的のために動く。自分の快楽も
さることながら、相手にも快楽を与えるため。二人にことばはいらない。
二人の身体から汗が飛び散る。キリノの豊かな胸が揺れる。コジローの顔が
だんだん険しくなる。感じているのか、キリノの足が突っ張る。

「あん、あああっ…も、もうっ、だめぇ…」
「お、俺も…そろそろ…」
そのまま二人の肉がぶつかり合う音だけがしたかと思うと、二人の絶叫が聞こえる。
「やん、やぁぁぁぁぁぁん!!」
「う、うぉっ!!」
661新婚さんの日常? 8/8:2008/05/27(火) 23:59:18 ID:Mf1QnoVs
「はい、さっそくテストを返すぞー、出席番号順に取りに来いな?、それじゃ、岩佐誠。」
「はい。」
「次は…」
「先生。」
「なんだ?岩佐?」
「解答用紙少ししめっているんですけど…」
「あ、スマンスマン!昨日採点の最中にお茶をこぼしてなぁ…」
「もう、しっかりしてくださいよ先生…」
クラスがどっと笑う。でも、コジローの胸中は冷や汗だらけだった。
(言えねぇよ…採点中に女房とセックスをしていました。しかもイかせたら
潮を噴きました。それがわざわざ避難させた解答用紙に降りかかりましただなんて…
うん、今度は誰にも迷惑が掛からないように、教室でやるか…)

 彼の妻の懐妊が判明したのは、それからしばらくのことであった。
662名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 00:00:19 ID:Mf1QnoVs
以上です。またしてもキャラが崩壊したかな
663名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 00:19:14 ID:Ndcr/STM
>>662
GJだ・・・フゥ・・・
664名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 00:28:52 ID:css7B0Zd
制服プレイっすかw
665名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 00:40:38 ID:4PS1qm5f
あ、あかんーニヤニヤしてしまうーw
666名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 01:12:31 ID:UNJ9gowy
臭いでわかれよ岩佐弟w

こっちでもGJでいいのかな、GJ!
667名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 04:39:35 ID:g19BVfmS
>>623
小学生乙 まだこの板に来ちゃダメだよ
668名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 07:04:48 ID:w0TvndTH
>>662
GJ
なんでコジキリは俺をこんなにニヤニヤさせるんだw
669名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 09:28:01 ID:9se8WrlY
ねんがんの コジキリが とうかされたぞ!!
670名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 09:38:31 ID:Ndcr/STM
コジローのセックスが上手くてどこでそんなテクを覚えたと怒るキリノ
671名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 10:17:43 ID:9se8WrlY
>うん、今度は誰にも迷惑が掛からないように、教室でやるか…)
いや、ダメだろwwwwww道場の更衣室とかでやれよwwwww
672名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 20:48:17 ID:fn+e/YMu
やっぱりコジキリはいいなー
GJ!
673名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 21:51:20 ID:RxJMmHdp
ここいらでユージ×コジローとか投下されないかな
674名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:01:28 ID:7gP/PrW/
GJ!
今度はユージ×ねこをお願いしますw
675名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:07:18 ID:nu4EWpVI
>>674
また無茶を仰るwww
676名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:10:55 ID:fo9rEcpC
>>673 >>1を読んでみよう。やおいは対象外らしいぞ。
677名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:13:44 ID:Ndcr/STM
アッーーーー・・・・
678名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 15:17:45 ID:N9Uh866a
レイミヤ希望w
679名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 15:21:50 ID:QLSp/m3Q
レイミあんなに可愛いのに・・・百合に走るなんて・・・
680名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 15:59:01 ID:N9Uh866a
だがそれがいい!!
681名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 23:09:50 ID:Qq416cXh
なお、胴衣姿での性行為は完了済みではあるが。


ここにはだれもつっこまないんだな
682名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 08:33:28 ID:1and8Zf/
>>681
コジローがすでに突っ込んでるじゃないか
683名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 10:01:52 ID:jxEtdi7r
あんな体勢で抱きつかれたら普通当たる
684名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 14:53:46 ID:wls9A0qw
今週はおしかったな
上手くいけばユーサトだったのに
685名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 15:09:40 ID:jxEtdi7r
タマとさとりんがユージにフラグ立ててるよな・・・
686名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 15:39:46 ID:/pLXmmMD
これはタマちゃんとさとりんが保健体育をユージに教えてもらおうとするフラグだな。
687名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 21:03:15 ID:ZH0Vssej
ミカゼ「二人で合体必殺技(性的な意味で)でも考えようぜ」
688名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 21:36:03 ID:IxsCCc6Y
安井「まずキリノがタマキのあそこを舐める
   次にサヤがキリノのあそこを舐める
   そしタマキがサヤのあそこを舐める
   これをエンドレスドリームと名づけよう」
689名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 02:35:56 ID:gBOj5RVP
タマとさとりんが必死にフラグ立てようとしてるのに、爽やかにフラグをブチ折るユージに感動すら覚える
690名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 07:19:02 ID:o8M7pKyv
フラクラユージに豪を煮やして
二人で迫るタマサトを誰か書いて欲しいんだな
691名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 22:17:19 ID:E7kaWKyo
ユージとタマとさとりんの三角関係きたよwwwww
692名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:52:19 ID:1qoa7Yjp
タマ→ユージ→椿さん

さとりん



693名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 05:44:19 ID:NJmfJC7D
ユータマサトな流れを読まずに、誰が待ってたかも知らないこないだの続きっぽいものを投下させてもらうぜ
694続々・タマキと初めての感覚1/3:2008/06/02(月) 05:45:37 ID:NJmfJC7D

・・・どうしよう。
ベッドの中で、あたしは少しだけ困惑していた。
さっき、お父さんから電話があった。なんでも出先で急な用件が入ってしまったらしく、帰りが明け方になりそうだって。
一人で大丈夫か? って聞かれたけれど、あたしはなぜか大丈夫だって即答してしまった。
・・・一人じゃない、と言えなかった。自分でもよくわからないけど、ユージくんがここにいることをなぜかお父さんに伝えられなかった。
電話を切ってユージくんにそのことを伝えると、

「じゃあ俺、今日はここに泊まってくよ。晩御飯なに食べたい?」

なんてものすごく爽やかな笑顔で返されてしまった(そして本当にゴハンの用意までしてくれた。おいしかった)。
あたしの体調を心配してか、早々と床に入ることになったのがおよそ一時間前。さっき時計を見たけど、まだ10時をちょっと回ったくらいだった。
・・・眠れない。時間が早すぎるというのが一つ、そしてもう一つは・・・床で毛布に包まっているユージくんの後姿。
「・・・ユージくん、もう寝ちゃった?」
小声で聞いてみるけど、返事はなかった。眠ってるみたい。
よく考えたら、帰ってきてからずっとあたしの看病(じゃないけど、彼からすればそうだろう)をしていたんだから、疲れてるのも当たり前だ。
あたしの方はと言えば、もう体の重さも感じないし、そもそもずっとこうしてベッドで横になっていたんだから、ちっとも疲れてなんていない。
あたしはベッドから起き上がり、ユージくんの方に歩み寄った。すうすうと寝息を立てている彼の隣に屈み込み、少しだけはだけてしまっている毛布をかけ直そうと手を伸ばす。
と、その瞬間。
「・・・ん」
ユージくんが寝返りを打った。その拍子に、掴んでいた毛布がぐいっと下に引っ張られる。
「わ」
暗くて足元が覚束なかったせいか、あたしはあっさりとバランスを崩してしまった。ユージくんの隣に倒れ込む。
・・・最初っから屈んでいたので大して音も立てなかったけれど、それでもユージくんを起こしてしまったかと思い、あたしは彼の顔を覗き込んだ。
「・・・・・・」
目の前にあるユージくんの顔に変化はない。良かった、起こしたりはしてないみたいだ。
695続々・タマキと初めての感覚2/3:2008/06/02(月) 05:46:35 ID:NJmfJC7D

安堵すると同時に、あたしはものすごく当たり前のことに気が付いた。
・・・ユージくんの顔が、近い。
ものすごく近い。猛烈に近い。
寝息が聞こえるどころか、彼の吐き出す息が顔にかかるくらいに近かった。すうすうと穏やかで、単調な呼気。それが、あたしの頬に届いている。
・・・じわり、と。
頭と、それから体の奥。
まるでユージくんの息から乗り移ってきたみたいに、ぽっと熱が灯った。
まただ。またこの感覚だ。今日だけでもう何度目になるだろう。
動悸が激しくなっている。顔と体が熱い。体っていうか・・・また、胸の先と太腿の間が。
じっとしていられなくなってくる。けれど・・・やっぱり、どうすればいいのかよくわからない。
さっきはなんだかよくわからないうちに勝手に消えてくれたけれど、今度もそうなるのを待つしかないんだろうか。
助けを求めるような心持ちで、あたしはユージくんの顔を見た。もちろん、眠っているユージくんにそれが通じるはずはないんだけど。
・・・あれ?
なんだか、さっきとは違う感覚に襲われた。
いや、違わないんだけど、今度は更に・・・なんだか、変な衝動が湧き上がってくる。
あたしはそれに抗おうとした。だってそうしなければ、ユージくんを起こしてしまうことになりかねない。
けれど目の前にユージくんの顔がある以上、それも無駄な抵抗だった。あたし、こんなに意思が弱かったっけ?
あたしは・・・ユージくんの体に、自分の体を寄せていた。
いや、寄せたなんていうレベルじゃない。ぴったりと、密着させていた。彼の両腕の中に自分の体を押し込むような形で。
恐る恐る、彼の顔を見上げる。流石に起こしてしまっただろうか。
けれど、やっぱりユージくんは眠ったままだった。良かった。
・・・いや、断じて良くない。ここからどうすればいいんだろう。
なんだか、頭の中が空回りしている。熱でおかしくなってしまったんだろうか。
たぶんこのまま眠ってしまったとしてもユージくんは迷惑だなんて思わないだろうけど、それには一つ問題がある。
他でもない、あたしの方に全然眠れる気配がないということだ。密着することでユージくんの体温まで移動してきたのかと思えるほど、体が火照っていた。
・・・まずい。なにか、体に力を込めたくて仕方がない。
けれどこの状況ではそれは難しいとしか言えないし、なにより・・・力を込めたいというか、もっと具体的なことを、あたしの頭は望んでしまっている。
・・・ユージくんに、しがみつきたい。
今度はさっきよりも更に我慢できた時間が短かった。やっぱり恐る恐る手を伸ばし、ユージくんの脇へと回す。
そのまま彼の体を引き寄せるように、あたしはユージくんにしがみついた。
696続々・タマキと初めての感覚3/3:2008/06/02(月) 05:47:52 ID:NJmfJC7D

と、そこで。
腿の辺りに奇妙な感触を覚えて、あたしは思わず動きを止めた。
なんだろうと思い、視線を落としてみる。
・・・? 見てみたけれど、やっぱりなんなのかわからなかった。あたしの腿にユージくんのズボンが当たっているだけだ。
更によく目を凝らしてみると、どうやらユージくんのズボンの一部が内側から押し上げられているように膨らんでいるんだと気付いた。
変な感触の正体はこれだったのだ。ユージくん、ポケットになにか入れていたんだろうか(にしては微妙に位置がおかしい気もしたけれど)。
ともあれそのままではしがみつきにくかったので、あたしは少しだけ体の位置を変えることにした。
腰を動かし、ユージくんのズボンの膨らみがちょうど腿の間にくるようにする。
途端。
「あうっ・・・!」
思わず、変な声が出た。
・・・なんだろう、今のは。
膨らみがパジャマ越しにあたしの下腹部に触れた瞬間、よくわからない感覚が全身を突き抜けた。
・・・いや、よくわからない、というわけじゃない。さっき、ベッドの中で感じたものによく似ていた。
あ・・・これは、ひょっとすると。
熱でぼうっとしていたあたしの頭の中に、ある考えが閃いた。
そう、さっきは確か、この感覚の後に一気に熱というかいろいろなものが退散していったのだ。ひょっとしたら、今度もそうなってくれるかもしれない。
期待を込めて、あたしはもう一度ユージくんのそれに体を押し付けた。
「あ、うぅ・・・っ!」
またしても声が出る。けれど確実に、腰から湧き上がった感覚はさっきのそれと同じものだった。うん、いい調子。
でも・・・まだ、弱い。さっきベッドの中で感じたのは、こんなものじゃなかったはずだ。
もう一度、今度は擦り付けるようにして押し当てた。これならどうだろう。
「はう・・・っ!!」
一際大きな声が口から飛び出してしまった。今のは・・・かなり、近かった。
でも、まだ違う。こんなものじゃない。さっき感じたのは、もう頭の中のなにもかもを押し流してしまうような、波濤みたいに強烈なものだった。
いつの間にか荒くなっている息を整える気も起きず、あたしはもう一度だけユージくんの顔を見た。
・・・なんだか、少しだけ息苦しそうな表情にも見えるけれど、それでも眠っていることだけは間違いない。
あたしはユージくんの背に回した手に更に力を込めて、もう一度下腹部を押し付けた。
「あうっ・・・! あ、んっ、んぅ・・・!」
今度は押し付けたまま、そこから更に擦り付けるように腰を動かしてみる。
・・・なんだか、体の奥からなにかがせり上がってきているような感覚だった。しかもそれは下腹部からの刺激と相俟って、消えることなくどんどん大きくなっていく。
「んっ、ん・・・ユージ、くん・・・っ!」
もう声を潜めようなんていう考えはどこかへ行ってしまっていた。とにかくあの波みたいな感覚が訪れるのを、腰を動かしながらひたすらに待つ。
・・・下着がまたしてもぐちゃぐちゃになっていることには気付いていたけれど、考えられなかった。
「あっ・・・」
そうして、遂に。
「ん・・・んんっ・・・!!!」
腿の間から一気に広がる奇妙な感覚に、あたしはようやくそれが来たんだと・・・いや、そんなことを考えることすらできなかった。
体が震える。頭の中も視界も真っ白になって、なにも考えられなくなる。なにも見えなくなったのは、きっと目を閉じていたからだろう。
改めて、それはやっぱり津波みたいなものだった。体の中心から外側に向かって、なにもかも押し流していくような感覚。熱だとか、衝動だとか。
・・・しばらくして、それも通り過ぎた。ゆっくりと目を開ける。
ユージくんは眠ったままだった。ズボンの膨らみもそのまま。当たり前だけど。
よかった・・・途中から声をまったく抑えられなくなっていたけど、それでも起こさずに済んだみたい。
あたしの方はと言えば、全身に気だるさがへばりついていた。なぜだかものすごく疲れている。
・・・でも、ちょうどいいかもしれない。このまま眠ってしまおう。
下着の感触がやっぱり気持ち悪いけれど、正直、今は起き上がるのも億劫だった。
あたしは改めてユージくんの体に自分の体を密着させて、そのままもう一度目を閉じた。

・・・すぐに、眠りに落ちた。

697名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 05:49:14 ID:NJmfJC7D
・・・今回はかなり露骨になってしまった
698名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 06:58:23 ID:H8zpOcsD
>>697
Bravo! おお,Bravo!!

眠気を押さえて出かける前の最高のタマユーに会えた!
699名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 07:20:45 ID:WBNrXors
朝からご苦労さん
おかげでいい一日になりそうだ
700名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 08:10:08 ID:jCGoVIMx
>>697
GJGJGJGJ!
頑張るわ俺www
701名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 20:45:00 ID:l4KV+/ks
このあと、眠ってるユージを射精させてしまって
「このヌルヌル…なんだろうこれ…」から興味が沸いて

→たまきは手コキをおぼえた!
になるのか

はたまた、へんな気分の正体を知りたくて
室江女子部員に質問→キリノ、サヤ、サトリには逃げられるも
性欲処理を知っているミヤミヤに性教育直接指導

→たまきはオナニーをおぼえた!
になるのか

どっちにしてもwktkすぐるぜ
702名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 21:01:13 ID:jCGoVIMx
タマちゃんのぎこちない手コキハァハァ
703名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:25:58 ID:GyHIYbfB
いやそろそろタマちゃんからユージへの告白イベントに移るだろ
704名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:29:00 ID:tzGAsVFa
ていうかユージ起きてるだろ
705名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 11:11:06 ID:1u9pz9kY
我らがユージを甘くみてもらっては困る
706名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 12:41:51 ID:UCe2zTpX
ユージとタマちゃんのセクロスって無茶苦茶ヘタそうだな

コジローとキリノは・・・キリノが激しそう
707名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 13:58:32 ID:UbFPBpjj
ユージ君は優等生だ
それに常識人だ
エロ知識も人並みだろう
だから最初は頭でっかちでヘタかも知れないが、上達するのは早いと見た



って椿さんが言ってた
708名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 14:17:52 ID:Sg3BmF1S
ユージ×タマだと、動きは激しくなくて繋がったままちゅっちゅしたりして幸せそう。
ユージ×サトリだと、動きが激しい上にサトリのドジも発動して楽しそう。
709名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 14:25:53 ID:UCe2zTpX
さとりんなら間違えて自らお尻の方に入れそうだなw
710名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 18:57:10 ID:/SMcoR/K
「うわぁぁん、うっかりゴムに穴空けちゃってたよ〜!」
「えーっと、東さん実は策士?」
711名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 19:48:53 ID:5q4TF8De
その後のタマの反応が楽しみだ
712名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 19:58:58 ID:pAFMu1O+
タマ、負けじとゴム無しで中出し。ただしユージが寝てる間に
713名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 21:44:02 ID:rGvOB/K6
>>710
待てw
「空いてた」ならわかるが、「空けちゃってた」のかよww
714名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 21:48:54 ID:/4+UUvNp
前スレより

「次は累乗の勉強をしようか東さん」
→「ふわぁぁぁ!累乗やってるつもりがうっかり騎乗しちゃってたよ〜!」
→「ははは、東さんってドジの鑑だなぁ」
→うっかり腰振り
→「めんどくさい、中田氏でいいや(中田的な意味で)」
→一発入魂
→「うわぁぁぁん、赤点の代わりに赤ちゃんができちゃったぁ〜!!」
→「ははは、東さんって光輝かんばかりのドジだなぁ」
715名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:23:54 ID:QmPTf8rq
ユージ×ティトォマダー?
716名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 11:59:28 ID:vAFnZUA0
>>714
もうドジどころじゃなくもっとおぞましい何かだな
717名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 20:54:15 ID:VO2EGHxV
岩堀×タマちゃんマダ−?
718名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:31:16 ID:qFxTaAP1
成海を泣かせる気か
719名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:36:44 ID:oxF/BBBb
ようやく規制解除か。流れを無視して、またもやコジキリで
720新婚さんの日常2? 1/9:2008/06/04(水) 21:37:29 ID:oxF/BBBb
「センセー、帰ろうよ。」
社会科準備室の扉が開いて、キリノの顔がぴょこんと飛び出す。
「どうした、キリノ。」
「買い物帰りに実家に寄ったら、おみやげをくれたから、センセーに早くよろこんで
もらおうと思って。」
「ということは、晩飯はメンチカツだな。ちょっと待ってな、すぐ用意するから。」

 2,3分ほどすると、上着を着て、鞄をぶら下げたコジローがキリノのもとへやってきた。
「それじゃ、お先に失礼します。」
「失礼します。」
声を合わせて、二人は社会科準備室を出ていった。
後に残された日本史の先生が、
「いやー、若いっていうのは、いいねぇ…」
としみじみつぶやいた。

 校舎を出て、駐車場へ歩いていく。
「ねー、センセー。」
「なんだ?」
「お母さんが、これはセンセーへのおみやげだって。」
キリノが茶封筒を渡す。防犯灯にすかしてみると、何か紙切れが入っている。
「ビール券か何かかな?」
コジローはそのまま、上着の内ポケットに封筒を入れた。

 夜の町を車が走る。車内で二人は他愛もない会話をする。信号待ちで止まったときに、
会話がとぎれた。ふと何気なく首を動かすと、角に安売りの酒屋がコジローの目に入った。
「キリノ、ちょっと寄り道をするぞ。」
「え?どこに?」
「ちょっくらビールを買いに。お前も冷蔵庫や冷凍庫にないものを探してくれないか。」
「わかった。」

 コジローはハンドルを切って駐車場に車を止める。そしてコジローは酒や飲み物を、
キリノは冷凍食品を探していく。真剣に冷凍食品を見つめている姿を見て、
(若いくせに、所帯じみてきたな…ま、俺のせいか。)
と、コジローは苦笑する。支払いの時に、先ほどの「おみやげ」が頭に浮かぶ。
(この店はビール券で支払いできるのかな?)
内ポケットから封筒を取り出し、中から紙切れをとりだしたコジローは、手にしていた
買い物かごを落としそうになる。

 なぜならその紙切れは、某ラブホテルチェーンの無料宿泊券だったからだ。
721新婚さんの日常2? 2/9:2008/06/04(水) 21:37:55 ID:oxF/BBBb
 自宅に帰り着き、キリノと一緒に一風呂浴びてから、ビールとメンチカツの晩ご飯が始まる。
「あー、やっぱお前の家のメンチカツはうまいなぁ…」
「そうだね…あたしも頑張っているけど、なかなか再現できなくてゴメンね。」
「いや、そんなわけで言ったんじゃねぇよ。お前はいつもよくやってくれているよ。」
「センセー…」

 しばらく沈黙があったが、コジローが話題を変える。
「ところで買い物はどうだった?サヤは元気か?」
「ウン。久々に楽しかったよ。サヤも、大学が楽しいって。」
「二人で、いったい何を買ってきたんだ?」
「水着だよ。思い切って、ビキニにしたよ。後で見せてあげるね?」

 コジローの頭脳がフル回転する。
(水着…海…そういえばあの海岸の近くには…)
「いや、キリノ。別にいいぞ。」
「えー、そんなぁ…」
「それより、再来週の土曜日は海に行かないか?それまでのお楽しみということで。」
「再来週?センセー、部活は?」
「テスト前だからお休みだよ。だからどうだ?その時に初めて、俺をドキドキさせてくれよ。」
「うーん…わかった。再来週だね。」

 それきり水着の話は出ず、ほかの買い物の話しや、サヤの大学生活に自然と戻っていった。
722新婚さんの日常2? 3/9:2008/06/04(水) 21:38:20 ID:oxF/BBBb
 二週間が経ち、約束の日が来た。
「それじゃ、しゅっぱーつ!」
インテグラの助手席に乗り込んだキリノが、楽しそうに叫ぶ。
「よし、行きますか。」
コジローも、サイドブレーキを戻しながらいう。

 朝早く出たせいか、道もすいており、快調なドライブが続く。3時間ほど経っただろうか、
海沿いの小さな町に着く。細い道に車を乗り入れていくと、小さな浜辺に着いた。
駐車場に車を止めて、二人は浜辺をながめる。
「うわ…センセー、静かなところだね。」
「ああ…学生の頃何度か先輩に連れてこられて知ったんだ。ちょっとした穴場だろ?」
「ウン。ステキ。それじゃ、さっそく用意しよう!」
そう叫ぶと、キリノはトランクから着替えの入った袋やビニールシート、シャチの形の
浮き袋など、様々なものを取り出して駆け出していった。
「やっぱ俺は大道具係りかよ…」
そう苦笑しながら、コジローはクーラーボックスや、パラソルなどをかかえた。
「ま、でも、惚れた弱みだしな…」

 小さいながらも海の家があるので、キリノはビニールバックをかかえると、更衣室を
借りに行った。コジローは、家を出るときから海パンを着込んでいたので、話は
早かった。パラソルやビニールシートを敷きながら、キリノを待つ。

 サクッ…サクッ…サクッ…
砂を踏む音がする。足音を忍ばせるように。
(ははーん…ま、たまにはいいか)
コジローは気づかない振りをして、ビニールバッグから日焼け止めなどを取り出す。
と思ったら、視界がくらくなった。
723新婚さんの日常2? 4/9:2008/06/04(水) 21:39:35 ID:oxF/BBBb
「だーれだっ?」
「俺の愛する奥様だろ?」
コジローは軽口で答える。
「えへへへへ…なんだか恥ずかしいな。」
「いまさら照れるなよ…それじゃ、キリノの水着姿、拝ませてもらおうかな?」
「うん。それじゃ、本邦初公開だよ!とくとごらんあれ!」

 急に視界が明るくなった。ようやく周りの明るさになれてきたとき、コジローの
視界に入ってきたのは、見慣れた彼の妻の顔。しかし首から下が普段と違う。
キリノの言っていたとおり、ビキニスタイルであるが、
(紐?)
首、背中、腰のあたりは赤い紐で結ばれて固定されていた。
(これは、ハイビスカス?)
パステルグリーンを基調とした色で、赤い大きな花が胸や、お尻、股間にあしらわれている。

「どう?センセー。」
「うん…」
「おりょ?『うん』だけですかー?」
「うん…よく似合っているよ…」
「やったー、えへへへへ。センセーがほめてくれるか、心配だったんだ…」
「いや、ほんとイイ…最高だ、キリノ!」
「えへへへへ…それじゃ、さっそく行こうよ!」
キリノはそう言うと、波打ち際へ駆けていった。
「おいおい、待てよ…」
そう言いながら、コジローはあわてて立ち上がって、妻の後を追った。
724新婚さんの日常2? 5/9:2008/06/04(水) 21:40:02 ID:oxF/BBBb
 波打ち際で水の掛け合いっこをしたり、お互いに日焼け止めを塗りあいっこしたり、
ブイまで泳ぐ競争をしたり、砂に寝転がっている相手を砂で埋めたり、埋めたついでに、
コジローの身動きがとれないのをいいことに、キリノはコジローの足の裏をプニプニしたり、
海の家でカレーライスを食ったり、小振りのスイカを買って、スイカ割りをしたり…と、
まぁ、海に遊びに行ってすることはしつくした。

 しかし、昼過ぎから雲行きが怪しくなり始めた。なま暖かい風が吹き、山の方に
黒い雲が沸き立つ。
「どうやら、一雨きそうだな…」
「そうだね。残念だけど…」
「ああ、片づけよう。着替えは後だ。」
そう言うと、手早く荷物をまとめる。しかし駐車場に着く頃には雨が降り出した。

「ああ、もう…せっかくの海が…」
「仕方がないさ、こればっかりは。」
「着替え…どうしよう…海の家への往復でまた濡れちゃうよ…」
「ああ、だから、これを着ろ。」
「何これ?」
「ガウンだ。風邪をひいちゃいけないから、水着の上から羽織って、車に乗れ。」

 二人はガウンを羽織って、車に乗り込む。
「あ、雨がやむまで、身体を冷やさないためだね?センセー、頭がいい。」
「ま、それもあるが…」
「あるが?」
「そのうちわかる。」
コジローはそう言うと、エンジンをかけ、インテグラをスタートさせる。
725新婚さんの日常2? 6/9:2008/06/04(水) 21:40:34 ID:oxF/BBBb
 信号待ちで止まったときに、キリノが尋ねる。
「まさか、このまま家まで帰るの?」
「いくら何でも、そこまではしねぇよ。ここで役立つのが、これだ。」

 彼はそう言うと、ポーチから茶封筒を取り出して、キリノに渡す。
「何これ。」
「お義母さんのおみやげ。」

 信号が変わって、コジローは車をスタートさせる。
「なんだろ…って、これ…お母さん、どこで、こんなものを…」
「そう。お義母さんの期待に応えるべく、今からそこへ行く。」
彼はハンドルを切ると、某ラブホテルの駐車場に車を滑り込ませる。

 初めてのラブホテルが珍しいのか、キリノはきょろきょろとあちらこちらをながめる。
「そんなに珍しいか?」
「そりゃ、センセーは何度か来たことがあるかもしれないけど…」
キリノはそう言って頬を膨らませる。
「ま、社会勉強だよ。これからお前にも教えてやる。」
コジローの言葉にキリノは真っ赤になる。
「さて、まずはシャワーから行くか…海の砂も落とせて、一石二鳥だな。」
そう言うとコジローはキリノの手を引き、シャワー室へ向かった。

「俺たちのガウンは、このゴミ袋に入れてっと…」
「どこから出したの、このゴミ袋…」
「こんなこともあろうかと、着替え袋に用意していたんだ。」
「さては、最初から…」
「ま、堅いこと言うなよ…さて、海の続きだ!」
コジローはそう言うと、シャワーを手に取り、キリノに水をかけ始めた。
726新婚さんの日常2? 7/9:2008/06/04(水) 21:41:40 ID:oxF/BBBb
 結局、砂を洗い流した後は、普段家でやっているのと同じようにお互いの身体を
洗いっこする。洗い終わった後、体を拭きながら、キリノが言う。
「砂を洗い流した以外、家と変わらないじゃない。ほら、お風呂にいろんなものが…」
「家と違ったことをしていいのか?」
そう言うと、コジローはキリノをお姫様だっこすると、素早く部屋に戻る。
「ちょ、センセー…」
妻の抗議を簡単にスルーして、ベッドに下ろすと、そのままの勢いでのしかかる。
キリノの豊かな胸をもみしだきながら、荒々しく口をふさぐ。同時に股間に指をのばし、
茂みから切れ目まで指をはい回らせる。

 やがて自然と唇が離れる。
「も、もう…いきなり…」
「でも、お前も期待していたんじゃないのか?その証拠に…」
コジローがキリノの股間から指を離すと、ぴちゃりと水気の音がした。
「だ、だって…」
「ここは家じゃないんだから、隣近所を気にしなくていいんだぞ…だから遠慮せずに、
もっとイイ声で鳴け…」

 そう言うとコジローはキリノの股間に素早く顔を埋め、びちゃびちゃと卑猥な音を
たてながら、湿り気の原因となっている泉を、もっとあふれよとばかりになめ回す。

「あ、ああああん、そん、な、すごい…」
普段とは違う、遠慮を知らないコジローの責めに、キリノはまるで脳の神経を
鷲掴みされているかのように、激しく感じて声をあげさせられる。

 ジュルッ…ベチャ…チュル…ジュク…
コジローも、キリノにわざと聞かせるかのように、激しくいやらしく音を立てながら、
泉の奥からわいてくる愛液を吸い取る。

 いつもより激しい動きだから、いつもより興奮する。いつもより興奮するから、
いつもより激しく動く…という相乗効果により、コジローもキリノも高ぶりが
加速することはあっても止まらない。やがて彼の鼻が、キリノのぷっくりと
腫れ上がった突起をノックしたときに、一瞬彼女の腰が浮かんだ。

「ああ、ああああああんっ…」
絶叫が響いたかと思うと、キリノはのけぞる。足が、指先がカーブを描いたかと思うと、
軽く痙攣する。やがて脱力したのか、ドサリと横たわる。
727新婚さんの日常2? 8/9:2008/06/04(水) 21:42:10 ID:oxF/BBBb
 キリノが気がつくと、コジローが心配そうにのぞき込んでいた。
「あ、センセー…」
「大丈夫か?」
「ウン…なんとか…」
「よかった。すまんな、調子に乗って…家じゃ隣近所に気を使って、こんな激しいまねが
できないからな。」
「ウン…いつもより凄かったよ…」
「それじゃ、次はやさしくするから」
「え、そんな…」

 結局、コジローは妻の抗議をまたもや無視して、いきり立った肉棒をイッたばかりの
泉の中心部にセットして、奥に侵入する。
「も、もう…今日は…強引…」
「でも、お前も興奮しているじゃないか…」
「だ、だって…」
「すげえぞこの締め付け…ピクピク動いて…全部搾り取られそうだ。」
「ば、ばかぁ…うむっ」
コジローの先端が、子宮口をノックした刺激で、キリノがうめく。
「じゃ、いくぞ。」
そう言うと、彼は腰を動かし始めるのであった。

 浅く、深く、早く、遅く、様々な変化を付けてコジローは責め立てる。
時には、妻のふくよかな胸をもみしだき、時には腫れ上がった突起をノックする、
時には可愛く自己主張をしている乳首を軽く咬む…打てば響くように、
キリノの膣が締め付けてくる。キリノが叫ぶ。ますます興奮したコジローは、
腰を左右にひねって動きに変化を付けたり、Gスポットをえぐるような動きをくわえたりと、
よりキリノを感じさせようとする。しかし、それは同時にコジローをも興奮させる。
やがて限界が来たコジローが叫ぶ。

「キ、キリノっ!」
「ふああっ、ああああああああああぁっ!」
ドクッドクッと音を立てるかのように、コジローの精液がキリノの子宮に流れ込む。
その満たされる感覚を最後に、キリノの意識はとんだ。
728新婚さんの日常2? 9/9:2008/06/04(水) 21:42:59 ID:oxF/BBBb
 キリノが気づくと、すでに朝であった。嵐は過ぎ去ったようで、分厚いカーテンの
隙間から、ほんのわずかだが光が射し込んでいるようだ。反対側をながめると、
夫の姿があった。
(あ、ひげが伸びてる…こんなところにそり残し…)
引っ張ろうと手を伸ばすと、気配を感じたのか、コジローも目を覚ます。

「お、キリノ…」
「あ、センセー…」
お互い顔を見合わせて沈黙する。先に声をあげたのはキリノの方だった。
「ねーセンセー…昨日は凄かった…」
「お前も凄かったぞ…」
「でもさ…」
「なに?」
「どこでそんな技を身につけたのかな…」
「どこでって、そりゃ…」
「あたし以外の女と…」
「そりゃ、学生時代の話だ!その分お前のためにサービスしただろ…」
「くやしいから、ほかの女が知らないところを開発しよっと!」
「ちょ、おい、いきなり耳を咬むなっ…」

 彼らが家に帰ったのは、結局日曜の深夜であった。
729名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:45:28 ID:oxF/BBBb
以上です。確かあの水着の花って、ハイビスカスでよかったはずなんだが…
730名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:45:28 ID:ysJM5z0q
紫苑
731名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:48:41 ID:ysJM5z0q
あひゃ、失敗w

またニヤニヤさせやがってけしからんなこれはもう
732名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:59:38 ID:IhFyW5u3
ハイビスカスでいいとおも。メガマガのだよね?

しかしこれは、何というけしからなさ…
GJGJ!
733名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 22:05:24 ID:zGf4vkqZ
>>729
個人的にキリノのことを妻と言ってるところに萌えた
GJ
734名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 23:31:50 ID:TFU1dhxP
だがこの流れでサヤ×ユージを希望する俺は異端か
735名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:09:53 ID:kG4U5zjL
>>728
お尻の穴を開発されるんですね、分かります
736名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:31:08 ID:/kCCdC0z
>>734
俺は常に希望してるぜ?
737名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 01:13:07 ID:+e6+/hMg
>>729
キリノのお母さんw
738名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 05:19:28 ID:LCijxJ2G
>>734
ただ今文章化にはげんでますユーサヤ
739名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 12:52:31 ID:KywkRz+d
職人頑張れ
740名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 16:24:50 ID:146q58dT
>>738
期待しまくって待ってる!


そしてこの画像を見てくれ、どう思う?
ttp://totukalog.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/upload/src/up0316.jpg
741名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 19:34:05 ID:0LuHsa6E
>>740
ユージとタマの視線wwwwwwwwwww
742名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:55:17 ID:5n4IX/O5
黙れ小僧
743名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:39:41 ID:/NHqt24b
>>740
どうみても見つめ合ってます、本当に(ry
744名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:58:00 ID:FmAjkxbK
タマがうっとりしてる件
745名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 22:22:05 ID:pGE9DCQR
だが、この画像のうp主によると、頬の赤みはコラだそうだ
746名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 00:06:12 ID:Tjaeb+F5
>>745
つまり目線と笑顔は本物なのだな?
747名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 06:43:10 ID:ZV8KDhx4
>>746
本物、安心汁
748名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 13:58:27 ID:E/n1zeqP
まあ、なんだ
そういう話題はユージスレでやるべきだな
いくら過疎とはいえさ
749名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 14:11:37 ID:DoAyqk57
ユージとタマちゃんのセクロスなんて想像出来ない・・・・
750名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 21:12:14 ID:96NEY5++
そう言えば少し上で話に上がってるユーサヤか。
個人的にはなかなかありだな。
純粋な恋愛物と言うより某所のネタでサヤが部内で自分とさとりん以外カップルばかりで〜と愚痴ってたら
ユージの「自分とタマちゃんはそんなんじゃないですよ」を聞いてサヤが「それならあたしとデートしてみる?」と誘ってたな。
普通に見てユージは文武両道の優男だし
タマちゃんの濃い趣味にも理解があるくらいだからサヤの小説&ギターや暴走癖も上手くフォローしてくれそうだ。
そんで最初は冗談でユージとデートしてみたもののちょっと本気になってきちゃって……っていうのは良いかもしれん。
751名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 21:19:53 ID:oArNG1em
ユージ「オレ、サヤ先輩の巨乳が好きですよ(爽やかに)」
752名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 21:40:01 ID:rQCeEssj
爽やかなら仕方ないな
753名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 21:56:53 ID:DoAyqk57
ユーサヤってどう考えてもサヤがパイズリでユージを責めてる図が浮かぶ
754名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 03:46:54 ID:55/4QqML
ふふーん、と勝ち誇った辺りから「あれ、終わりですか?じゃあ次は俺が」
と言って腰砕けになるまでユージに責められるサヤ

と言うのが好きです
755名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 09:25:45 ID:2wnKyoFN
正直どんなカップリングでもアリなのがこのスレだ

だからもっとやれ
756名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 12:18:09 ID:/NDwgPhc
>754その展開、非常に良いです。
サヤは攻められてこそサヤだと思う。
757名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 22:36:55 ID:tzuxjZge
ユージは年上好きだしな
758名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:17:38 ID:ZJSU2ArI
サヤ×ユージか?
ユージ×サヤか?
759名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:18:22 ID:xJqAg7gv
どっちが攻めでもなんか違和感あるな…
760名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:41:04 ID:UCnjnGTM
サヤとキリノがダブルでユージを責めるんだな
761名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 00:13:11 ID:qkcvlZT3
最初サヤ攻めで途中からユージに主導権を奪われるとみた。
762名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 02:13:56 ID:KDm6BJbm
ユージなんてチンコ立つかどうか怪しいよ
763名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 03:05:46 ID:CeN34zg5
むしろチンコないよ
764名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 03:21:51 ID:qkcvlZT3
実は男装してる女の子とな!?
765名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 07:53:45 ID:uMXmobxB
じゃあ誰にちんこが付いていると言うのか!
766名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 08:56:46 ID:J2rsoyeh
横尾
767名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 12:51:24 ID:SuwQbsog
とにかくサヤ×ユージはまだか!
768名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 16:04:27 ID:pNkw2UwW
キリノがコジローを騎乗位で犯すのはまだか?
769名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 01:32:29 ID:FGi/siwG
ヤンガンの新刊読んできた
とりあえず、タイトル絵のアオリ文だけでご飯3杯いけた

しかし、この展開だと石橋センパイ、どうやったってコジローに勝てそうに無い気がする

自信満々の付け焼刃の二刀流でコジローに挑んだもののアッサリ負け
部員たちにも馬鹿にされるハメになり、その後豪快に転落人生
荒みきった石橋センパイが情欲と逆恨みのままに各校の女の子達を陵辱しまくる

という流れを考えてみたんだがどーだろー?
770名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 10:11:37 ID:EN24LKqz
負けたらこなっちゃんに慰めてもらえばいいよ
771名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 11:50:19 ID:Zzw7PO0u
アンドー菌に感染した原田が柔らかく微笑みながら強烈な足コキで慰め犯すんですね。
772名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:20:57 ID:+zqmxjFO
ユージ×サヤ厨うぜえ
773名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:35:56 ID:4XBIEsIS
どこが?
774名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:49:18 ID:r2mMQAvb
>>769
俺は5杯いけたぜ
775名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:49:55 ID:8DkNYQvQ
アニキャラに書き込めなくて一日憂鬱な日々を送ってしまった
776名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:48:23 ID:+zqmxjFO
>>773
即レス乙
エロ脳中田氏厨の逆鱗に触れてしまったようだ…
777名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:34:32 ID:r2mMQAvb
俺もだ・・・
なんで書き込めなくなってるんだ・・・?
778名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:22:43 ID:xGZBDgw+
鯖堕ち
779名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:37:32 ID:5hcU4MHL
キリノスレにもユージスレにも行けなくなってるんだが
780名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:46:02 ID:LHkF983G
だから鯖落ちだって
しかし長いな…ガンガン発売日バレ解禁直前のジャストタイミンで落ちやがってw
3章語りたくてしょうがないっつーのに
781名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 02:06:12 ID:HG5GmGNh
鯖落ち長すぎだろ…役に立たない管理だな
782名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 02:22:22 ID:A6XUaxyX
俺の常駐スレの8割くらいまで死んj…
783名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 07:54:34 ID:cxmS0EYE
サヤはがばがばらしい…
784名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 12:42:23 ID:16z0LEL7
>サヤはばかばからしい
何当たり前な事を…
785名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 14:43:03 ID:A2EYUtdL
胸がデカい娘はガバガバであるイメージが回避出来ないw
786名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 15:43:36 ID:fB4fKbQr
ユ「でも締め付けは最高でしたよ」
787名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 16:05:28 ID:XvywAny0
タマ「!!??」
788名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 16:27:58 ID:A2EYUtdL
タマwwwwwwwwwwww
789名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:12:10 ID:kYbpmhJS
サヤ×ユージ←タマか
790名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 09:15:53 ID:WS1WHwJZ
キリノスレの職人さんこっちにも!
791名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 15:21:54 ID:6GImZL16
タマちゃんかわいいよタマちゃん
792名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:12:38 ID:sBwHgYmN
そろそろレイミ×ユージがあっても良いと思うんだ
793名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 19:24:27 ID:tuqCwtto
メモリアさんが可愛くって困る
しかしキャラとか全然わかんないからなあ…
千年前への旅で当時のメモリアさんとか登場しないものか
794名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 13:00:59 ID:x9hm/2wl
キリノのエロが一番想像しやすいな
795名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 18:21:03 ID:1PJYsTPN
違うな! 間違っているぞ>>794!!
一番想像しやすいのはコジキリだ!!
796名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 09:07:14 ID:mX4KOmzv
>>795
そういう人ばかりとは限らんと思うが…キリサヤも十分アリだし
797名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 09:29:40 ID:5TZM+1nF
百合要員はレイミでいくぜ
798名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 09:49:38 ID:0dk8YcEC
メモリアさん可愛いけどエロパロ的には使いにくいキャラだな
だって肩から下ないじゃんw
799名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:04:51 ID:OIJSp7NR
口専用の国民的公衆便所にされるメモリア様可愛いよメモリア様
800名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:47:29 ID:mH+Zcg/g
メモリアさんに触れるのは今月号で確認済みだからな
しかし遠い昔のおばあちゃんが美少女になって夢枕に立つとかそれなんてエロゲ?
801名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:26:59 ID:/UtsEM22
流れを完全に無視して、コジキリで
802新婚さんの日常3? 1/7:2008/06/18(水) 22:27:52 ID:/UtsEM22
「ヤッホー、お迎えだよ、センセー。」
社会科準備室の扉が開いて、キリノの顔がぴょこんと飛び出す。
「おう、キリノ。今行く。」
そんな見慣れた光景を見て、日本史の先生が茶々を入れる。
「いやー、石田先生。いつまでも新婚で羨ましいですな。」
「「いや、新婚だなんてそんな」」

 シンクロでとまどう二人を見て、日本史の先生のツッコミが加速する。
「そんなふうに呼吸にぴったりなのが、ますます新婚さんらしいじゃないですか。」
「でも、あたしたちもう結婚してから半年近く立つし。」
キリノの返事にたいして、ニヤニヤしながら、ツッコミが加速する。
「いやいや、公正取引委員会の指針では、半年までは『新発売』と言って
いいんでしょ?石田先生。」
「いや、新婚と新発売を比べられても…」
いつもとは違う日本史の先生の攻勢に辟易しながらも、コジローは帰る用意を
済ませると、社会科準備室の入り口まで来た。

「「それじゃ、お先に失礼します。」」
声を合わせて、二人は社会科準備室を出ていった。
後に残された日本史の先生が、
「うーん…新婚ネタより、バカップルネタの方がよかったかな?」
と言いながら、自分で自分の右肩をトントンとたたいていた。
803新婚さんの日常3? 2/7:2008/06/18(水) 22:28:44 ID:/UtsEM22
 校舎を出て、駐車場へ歩いていく。
「ねー、センセー。」
「なんだ?」
「たまには外食しようよ。」
「まぁ、たまにはいいかな?キリノ、そう言うからにはアテがあるんだろうな?」
「うん。お母さんにいいお店を教えてもらったよ。」
「どんな店だ?」
「屋台のラーメンだって。」
「ラーメンか…ま、いいだろ。」

 これまでのキリノの母親の行動パターンからして、キリノの母親推薦の店と
言うことに若干の不安を感じたコジローだったが、空腹には勝てなかった。

「えっとね、次の信号を右。」
「右だな。」
コジローは、キリノのナビに従い、ハンドルを動かす。
「もうすぐ左手にスーパーの駐車場が見えるから、そこに出ている屋台が
目標の店だって。」
「スーパーねぇ…ここかな?」

 コジローはハンドルを切って駐車場に車を止める。そして屋台に向かって歩いていく。
人気店なのか、少し行列ができている。でも、四、五分すると、コジローたちの順番
となった。
「えーと、俺は特大にしようかな。」
「あたしは小で、トッピングは温泉卵!」
「ハイよ、特大に小温泉、番号札105番でお待ちください!」
店員の威勢のいい挨拶とともにコジローは、番号札を受け取る。

 二、三分もすると、番号札が呼ばれて、コジローたちはラーメンを受け取る。
小さな腰掛けに座り、一口すすろうとすると、コジローの鼻を刺激する香りが。
「キリノ…えらくニンニク臭えな…」
「え、だって、スタミナラーメンだもの…」
「お義母さん、何でまたこんな店を…」
「え?センセーにたっぷり元気をつけて、かわいがってもらえって…」

 一口もすすらないうちに、コジローはブハッとラーメン鉢めがけて吹き出していた。
804新婚さんの日常3? 3/7:2008/06/18(水) 22:29:13 ID:/UtsEM22
「ただいまー、さて、お風呂の用意…」
「それよりも、トトトト、トイレ…」
キリノを押しのけるかのように、コジローはトイレに駆け込む。調子にのって、
追加のニンニクをドカドカ入れすぎたせいか、腹に来たようだ。

「もう…センセーらしいな。」
キリノは苦笑しながら、コジローを見送る。そして風呂場に向かい、軽く湯船を
洗ってから、湯船に湯をため始める。

 キリノが居間に戻ると、トイレから戻ってきたコジローが待ちかまえていた。
「それじゃ、お義母さんの期待に応えるべく…」
そう言いながら抱きつこうとしてくるのを、キリノは押しとどめる。
「もうセンセー。そんなニンニク臭い口でキスされる身にもなって欲しいな…」
「おまえ、自分であんな店に連れていっておきながら…」
「えーい、四の五の言わずに、まずお風呂!」
そう言いながら、コジローの背中を押して、風呂場においやる。

「うーん…これはこれでさっぱりするし正解かも。」
コジローは、水に近いお湯をかぶりながら、頭や身体を洗う。さらには口に水を含み
うがいをする。ガラガラペッを二、三回繰り返す頃、浴室の扉が開き、キリノの姿が
浴室に現れた。
805新婚さんの日常3? 4/7:2008/06/18(水) 22:29:37 ID:/UtsEM22
「ハーイ、センセー。おっちんしようね。」
キリノはそう言うと腰掛けをポンポンとたたく。
「おいおい、子どもじゃあるまいし…」
コジローはそう言いながらも腰掛ける。
「えへへへへ。それじゃ、お背中を流しますねぇー…」
キリノの声を聞いたコジローの脳内に、ひらめきが走る。

「キリノ?」
「ん?なに?」
「いや、お前が来るまでに、身体は洗ったんだわ。」
「えー、そんなぁ…」
「だから、キリノには別のところを洗ってもらおうかな。」
「別のところって…」

 コジローは立ち上がると、キリノの方を向いて、湯船の縁に腰掛けた。
そして天を突き刺すかのようにそそり立つ自分の男根を指していった。
「ここを、パイズリで。」
806新婚さんの日常3? 5/7:2008/06/18(水) 22:30:17 ID:/UtsEM22
 普段なら、つきーつきーつきーとなるはずだが、いつもと違う雰囲気のせいか、
キリノは頬を赤らめながらも、コジローに近づく。そしてボディソープの瓶を手に取り、
数回ポンプを押して液体を手に取り、胸に塗りたくる。
「それじゃ、いくよ?」
キリノはそう言うと、豊かな胸を持ち上げて、コジローの男根を挟む。

 なにぶん勝手が分からないから、初めはゆっくり。そして徐々にスピードを上げて。
「キリノ。」
「何?」
「舐めてくれないか…」
返事をするまでもなく、キリノは亀頭をチロチロとなめ回す。かと思えば、チュッと
キスをしたりする。

 キリノの初々しい動きに、コジローもドンドン高ぶる。
(頭をつかんで、もっと深くくわえてもらおうかな…)
とは思うものの、前回のラブホテルでの一件があるので、調子に乗ってキリノを
フィーバーさせてはいけないと、思いととどまる。

 しかし、ボディソープ、キリノの汗、キリノの唾液、コジローの先走りなどが複雑に
絡み合った液体によって潤滑される、キリノの胸の肉布団の刺激にコジローは限界を迎える。
「うっ、くはっ」
コジローのうめき声とともに、白い粘液がキリノの顔を、髪の毛を、胸を汚していく。
「キャッ?もう、センセーったら…」
「スマンな、キリノ。あまりにも凄くて、我慢できなかった。」
「もう、久々だから飲みたかったのに…」
「それじゃ、残り物でスマンけど、きれいにしてくれ…」
返事より先にキリノが動いて、舐めとっていった。
807新婚さんの日常3? 6/7:2008/06/18(水) 22:31:07 ID:/UtsEM22
「それじゃ、今度は下の口に…」
「もう、そんな…」

 ベッドルームに戻ると、コジローはさっそくキリノを押し倒して、結合しようとする。
キリノも、口では抗議をあげるもの、そのまま受け入れる。

 最初は浅く、ゆっくりと。徐々にスピードを上げて、深く激しく。
「ふっ、はっ、キ、キリノっ。」
「あん…ふわぁ…センセー、センセー…」
パンパンという音に混じって、二人のうめき声が聞こえる。髪を振り乱し、
真っ赤な顔で嬌声をあげるキリノに、コジローの興奮はますます高まる。

 一瞬、コジローが動きを止める。
「ふぇ?」
とまどうキリノを後目に、コジローはキリノを抱きかかえると、対面座位に移行する。
「あ、あああん!」
キリノは、コジローの肉棒によって、まさに入り口から子宮までを貫かれる。
しかも下から、子宮口を直接ノックされる動きに、キリノの興奮も高まる。
それだけでなく、コジローはキリノの胸をもみしだいたり、乳首をなめ回したりと、
新たな刺激をくわえる。

 いいように性感を開発されることに、若干悔しさを憶えるキリノではあるが、
それを上回る、快楽に堕ちろという女の欲望、雌の本能が動きをますます加速させる。

「キ、キリノ、も、もうっ!」
「あん、あああん、あ、あたしもっ!」
コジローが最後の気力を振り絞って叩き込んだ一撃によって、キリノの限界が決壊する。
「ふぁぁぁぁん!」
胎内に広がる暖かみを感じながら、キリノは絶頂を迎えた。
808新婚さんの日常3? 7/7:2008/06/18(水) 22:32:00 ID:/UtsEM22
「おねーちゃん、おにーちゃん、こんにちは。」
「あ、いらっしゃーい、あがって、あがって。」

 翌日は土曜日。結婚して家を出てから、滅多に会えないからと、キリノの妹が
遊びに来た。
「やぁ、いらっしゃい。」
「お義兄さん、おじゃまします。」
「いや、ちゃんと挨拶ができるじゃないか、たいしたもんだな。」
「えへへへ。いやいや。」
「ま、すわって、すわって、まずはお茶でも。」
「はい、いただきます。」
そう言うと彼女は椅子に座って、お茶を一口飲む。コジローとキリノも、
続けて一口飲む。その時彼女が口を開いた。
「それよりも、お義兄さん、おねーちゃん。」
「なに?」
「昨夜はお楽しみでしたね?」

 ブハッと二人はお茶を吹きこぼす。あわててキリノは台ふきんを探しに台所へ行く。
「ど、どこでそんな言葉を…」
コジローの問いに、無邪気に答える。
「え、お母さんが、お義兄さんに言ってごらんって…」
「な、何を考えているんだ…」

 文字通り肩を落とすコジロー。つづけて彼女が追い打ちをかける。
「あ、お義兄さん、これお母さんからのおみやげ。」
そう言いながら、小さな紙袋を渡す。

(今度はいったいどんな策略が…)
戦々恐々となりながらも、心のどこかで期待しながら、コジローはその紙袋を受け取った。
809名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:32:42 ID:/UtsEM22
以上です。相変わらずの崩壊っぷりスマン
810名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:36:47 ID:H0nz457+
待ってたぜい!
811名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:05:29 ID:cV2PwD+Y
GJ!
またオレをニヤニヤさせやがってけしからんなこの野郎w
812名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:29:14 ID:mX4KOmzv
こんどはコスプレネタか!?続きを全裸で待ってるぜ!!
813名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:29:54 ID:5trk8UMc
エロよりイチャイチャ部分に萌えてしまうのは何故なんだぜ?
814名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:59:58 ID:5TZM+1nF
>>809
フゥ・・・・GJGJ!
815名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:00:36 ID:NMxQ8ar1
ガチのエロはあっちじゃ見られないからありがたい
816名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:17:53 ID:stGm5bGO
コルクマリー×マルチーノでひとつ
817名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:40:36 ID:gaOunHxe
>>816
リィさんの姿のままヤるとかだと変態っぽくてグッドね
818名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:41:57 ID:tBs8eGnb
マリーが変態だったら城で働いてたときにお気に入りのマルチーに多種多様なセクハラをしてたんだろうなあ…
819名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:44:28 ID:GhLUcfgr
合わせて明らかに100点オーバーしてる岩堀×近本が好きです・・・
820名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:47:59 ID:wrOHc4n/
>>818
>マリーが変態だったら
マリチーノの肌を斬りたいと目を付けるも
「メモリアでマルチーノを最後に斬る」と勝手に自分ルールを設定し
女装して同じ職場で2年間も働き続け
あまつさえ戒厳令が敷かれた際には身寄りのないマルチーノを自分の家に呼んで同棲する

これが変態でなくて一体何が変態だと言うんだ
821名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 05:58:16 ID:+Sec/nXD
ごめん、また流れぶった斬ってこないだの続き投下させてもらう
822続々々・タマキと初めての感覚1/3:2008/06/20(金) 05:59:33 ID:+Sec/nXD

明け方近くに帰って来ると言っていたはずのお父さんからかかってきた電話で、あたしは目を覚ました。
半分眠ったままの頭で聞いていた話によると、なんだかどこかの誰だかに不幸があったらしい。なにしろ半分眠ったままだったのでよく憶えてない。
はっきり憶えてるのは、予想外に帰りが遅くなりそうだっていうことだけ。下手したら今日明日では帰れないかもしれないって。
やっぱり寝ぼけたままだったあたしは、ユージくんが泊まりに来てくれるから大丈夫、とだけ答えて電話を切っていた。
受話器の向こうからはお父さんの声が聞こえていたかもしれないけど、よくわからない。なんと言ってもあたしは寝ぼけていたのだ。別に威張ることじゃないかもしれないけど。
寝直して起きた後でユージくんにそのことを話すと、あっさりとOKしてくれた。一人で留守番することもそうだけど、まだあたしの体調を心配してくれているらしい。
・・・気まずい。

そんな気まずさを抱えたまま登校して、気がつけばもう授業も終わっていた。
今日は部活がない。ないんだけど、あたしは道場へと向かっていた。昨日干しておいた洗濯物を取り込んでおかないといけない。
・・・本当は昨日のうちにやっておくべきことだったんだけど、昨日はその、あんなことがあったもので、動転して忘れていたのだ。
道場へと辿り着き、洗濯機のある方へと向かおうとしたところで・・・
なにか、聞こえた。
・・・なんだろう。道場の外からじゃない、中からだった。
道場の中を見渡す。けれど、別になにもない。
・・・また聞こえた。なんだろうか。声みたいだったけど。
えっと、今のは・・・

「・・・ジ、くん・・・」
あ、また。今度はさっきより大分はっきりと聞こえた。出所もわかった。男子更衣室の方だ。
あたしはそろりそろりとそちらへ近づき、扉に耳を当てた。泥棒だろうか? それとも、昨日みたいに・・・いやいや、あんなことが二日連続であるはずがない。

「あ、ん・・・ユージ、くん・・・っ!」
823続々々・タマキと初めての感覚2/3:2008/06/20(金) 06:00:21 ID:+Sec/nXD

・・・ユージくん?
あたしは眉をひそめた。わからないことは三つ。
まず一つ、聞こえたのが女子の声だったということ。ここは男子更衣室のはずなのに。
次の一つ、なんでそこでユージくんの名前が出てくるんだろうということ。ユージくんならあたしを待って自転車置き場にいるはずなのに(帰る家が同じなんだから仕方がない)。
そして最後の一つ、聞こえてきた声が、耳に憶えのあるものだったということ。これは・・・
疑問を解明したいという欲求に勝てず、あたしは扉を開いた。
「東さん? ユージくんがどうし・・・」
そして、そのまま動きを止めた。
「・・・っっ!!!???」
同時に、中にいた彼女も動きを止めたらしかった。
そのまましばし、なんだかよくわからない空気をまとった沈黙が訪れる。
・・・あたしが動きを止めた理由は簡単だった。単純に、室内の状況がちっとも理解できなかったからだ。
更衣室の中にいたのは、予想した通りに東さんだった。うん、それは別にいい。
ただ、そもそもどうして男子更衣室にいるのか、それがわからない。
もう一つ、どうして下着を膝の辺りまで下ろしているのか、それもわからない。
更にもう一つ、ユージくんのロッカーの前で籠手(たぶんユージくんのなんだろう)をスカートの中に潜り込ませているのはどうしてなのか、それもわからない。
とどめにもう一つ、顔を真っ赤にして目も潤ませて、しかも息まで荒らげているのはどうしてなのか、それもわからなかった。あ、これは一つじゃないかな。
わからないことだらけだった。当然、東さんがあたしの方を見たまま石化している理由もわからない。
「・・・東さん? どうしたの?」
それになにしてるの? と聞こうとしたところで。
見る見るうちに、東さんの顔色が赤から蒼白へと変わった。持っていた籠手を取り落として、かたかたと小刻みに首を振動させる。
「タ、タ、タ、タ、タマちゃ、いえ、これは、あの、その、ちが、違うんです、わた、私はその、別に、いやらしいことをしていたわけでは、その、なくってですね!」
言っているうちに、東さんの目にじわりと涙が浮かんできた。
「あ、あの、ですから、これは、その、アレなんです! 陰謀なんです! きっとそうです! そうに決まってます!」
必死に弁明? をしながら、けれど東さんはその場にぺたんと座り込んでしまった。
・・・しくしくと泣き声を上げる。
「あ、ああ・・・よりによって、タマちゃんに見られるなんて・・・もう、ここまで来るとドジとかそういうレベルじゃない・・・」
「・・・東さん、さっきからなんの話してるの?」
よくわからないまま動転した挙句に落ち込まれ、あたしは疑問を口に出していた。せめてちゃんと説明して欲しい。
東さんは俯いたまま、やっぱり鳴き声で答えてきた。
「なんのって・・・その、見たまんまというか。抑えきれない衝動に身を任せてしまった結果と言うか、そんな感じのアレです」
ごめん、さっぱりわからない。
とりあえず東さんの方に近づいて、あたしは開かれたロッカーを見た。うん、やっぱりユージくんのだ。
824続々々・タマキと初めての感覚3/3:2008/06/20(金) 06:01:07 ID:+Sec/nXD
「それ、ユージくんの籠手だよね? なにしてたの?」
東さんが床に落とした籠手を見ながら聞いてみる。あれ、なんか親指のところが濡れてるような?
と、東さんが顔を上げた。
「・・・あの、タマちゃん」
「なに?」
「もしかして・・・本気で聞いてます?」
「?」
その質問の意味はよくわからなかったけど、ともかく東さんは泣き止んでいた。ていうかどうして泣いてたんだろう。
「あ、いや、でも、タマちゃんならあるいは・・・」
「???」
あたしは眉をひそめた。なんだろう、あたしがどうしたんだろう。そしていつになったらこの状況の説明をしてくれるんだろう。
こほん、と咳払いをしてから、東さんは立ち上がった。
「あ、あの、タマちゃん。厚かましいお願いなんですけど・・・ここで見たこと、全部胸の中にしまっておいてもらえますか?」
「・・・? どうして?」
「どうしてもですっ! お願いします! ちゃんと説明しますから! 一から十まで! だからお願いしますっ!!!!」
さっきまでとは打って変わった気迫で言い寄られ、あたしは思わずこくこくと頷いていた。よくわからないけど、口外しない方がいいならしない。
ふう、と東さんがため息をつく。
「ありがとうございますタマちゃん。じゃ、じゃあその、説明しますけど・・・」
と、再び顔を赤くしつつ、東さんがあたしの肩からを手を離す。
あ、その前に東さん。
「・・・下着、上げないの?」
指摘すると、彼女はもの凄い勢いで下着を本来の位置に戻した。

・・・別に、それほど長い説明だったっていうわけじゃない。十分くらいだろうか。
「・・・とまあ、その、そういうわけ、なんです。タマちゃん、わかってもらえました?」
あたしは答えられなかった。たぶん、目の前の東さんと同じくらい顔が真っ赤になってると思う。
こんな場所で、しかもユージくんの防具を使って、東さんがそんなことに耽っていたっていうのも充分に驚くべき事実なんだけど・・・それ以上に。
あたしの脳裏には、昨夜の出来事が蘇っていた。
つ、つまり・・・あれも、そういう行為だったのだ。だから、その、なんて言うか・・・せ、性欲をどうにかするための。
あたしが返事をしないのを見て不安になったのか、東さんが再び詰め寄ってくる。
「あ、あの、タマちゃん。ホントに、みんなには内緒にしててくださいねっ!? お願いしますねっ!?」
「う・・・うん」
するわけがない。今正に同じ羞恥を味わっている身として、彼女の考えは痛いほど理解できた。
東さんは更にもう一度だけ「お願いしますねっ!!」と念押ししてから、更衣室を出て行った。なんだか歩き方がおかしかったけれど、それは別にいいとして。
・・・あたしは、と言えば。
その場を動けなかった。
・・・なんてことだ。昨夜の、あれが。そんな行為だったなんて。
ユ、ユージくんの・・・その、それを使って、あたしはそんなことをしていたのだ。恥ずかしくて死にそうだった。
さっきの東さんの動揺が、今は嫌というほど共感できた。うん、もう恥ずかしいとかそういう問題ですらないのかもしれない。
頭がぼーっとしていた。考えたくないし、考えるべきじゃないってわかっているはずなのに、昨夜の記憶が鮮明にフラッシュバックしてくる。
・・・どうしよう。ユージくんの顔をまともに見られるんだろうか。ていうか、ユージくん今日もうちに泊まるのに。
それでもどうにか、更衣室を出ようと踵を返したところで・・・
床に落ちたままの、ユージくんの籠手が目に入った。

・・・あたし、とんでもないこと考えてる。
825名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 06:01:59 ID:+Sec/nXD
なんか、今回はギャグになっちまったな

エロは難しいです、いろんな意味で
826名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 06:04:21 ID:GhLUcfgr
>>825
ほっほーいwww
827名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 10:20:08 ID:yDx4IyrU
コレは将来のタマ嫉妬ヤンデレ化フラグか
ユータマサト3Pフラグですね!わかります!!
828名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 12:02:16 ID:DUoECCz6
>>816
フィニッシュ後にレイプ目のメイプルソンになってマリーちゃん涙目
829名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 00:03:59 ID:p6k+qkVF
>>828
これは喉笛かっ切られてもしょうがないな
830名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 18:40:13 ID:z9pDvu3w
サトリネタ少ないね
831名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 18:51:36 ID:+WhY3My7
さとりんにフラグ立ててる男がいねーもん・・・!
832名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 20:05:31 ID:hHQ/Ew+3
俺、剣道でさとりんに勝ったらこの仕事から足洗おうと思ってるんだ
833名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 18:38:40 ID:XC31s7VV
さとりんはタマとユージを奪い合ってたらいいよ
って増刊号見て思った
834名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 20:06:48 ID:zBC0N77L
むしろ3Pで
835名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 23:39:45 ID:JaB1elK7
雨でどこにも出かけなかったので、こっそりSS書いていました。
836新婚さんの日常4? 1/8:2008/06/22(日) 23:41:12 ID:JaB1elK7
「やれやれ、腹減ったなぁ。」
心底疲れ切った声をだして、コジローは社会科準備室の扉を開ける。
「いやいや、お疲れさまでしたね、石田先生。スミマセンがお先にいただいてますよ。」
日本史の先生は、4時間目が空きコマだったのか、すでに弁当を広げていた。
「あ、ズルイなぁ…」
「まぁまぁ、大目に見てよ、石田先生の分のお茶、入れてあるから。」
「あ、スミマセン。」

 コジローは席に着く。そしてお茶を一口飲んでから、机の隅に置いていた
弁当箱を取り、鼻歌を歌いながら包みをほどく。そんなコジローの姿を見て、
日本史の先生が言う。
「でもね、石田先生。僕は先生の方がズルイと思うな。」
「え、どこがですか?」
「だって、愛妻弁当じゃないですか、それ。こっちはコンビニ弁当なのに…」
「そんな、愛妻弁当だなんて…」

 コジローは照れ笑いしながら、弁当のふたを取る。弁当のご飯には、
のり○まで、『がんばれ、センセー』と書いてあった。

 日本史の先生はニヤニヤしながら言う。
「僕のところは半年しか続かなかったけど、石田先生のところは、一生続きそうだね。」
「いや、でも、おかずは昨日の残りだし…」
「そんなの関係ないよ。問題はどれだけ相手のことを思っているかだよ。」
「うーん、確かにそうかも…」
「それなら、ありがたくいただいたら?僕は口直しにコーヒーを買いに行くよ。
それに、石田先生。」
「なんですか?」
「事務室に行って、奥さんにここに来るように言おうか?入試願書の受付のアルバイトに
来ているんでしょ?」
「いやいや、けじめはつけなきゃ!」
コジローの剣幕に、日本史の先生は、
「了解了解。でも、君たちなら、みんな笑って見逃してくれると思うけどな?」
と笑いながら、机の引き出しから小銭入れを取り出し、社会科準備室を出ていった。

「相手を思う…そうだよな、キリノはいつも俺のために…感謝しても、文句を言う
筋合いはねぇな。それじゃ、ありがたくいただきますぜ。奥さん!」
コジローは弁当をがっつき始めた。
837新婚さんの日常4? 2/8:2008/06/22(日) 23:42:23 ID:JaB1elK7
 おかずのメンチカツをほおばりながら、コジローは考える。
「うん、あいかわらずキリノのメンチカツはうめぇな…」
(でも、お義母さんのおみやげ、ちっとも役に立たなかったなぁ…)

 話はキリノの妹から託された『おみやげ』に戻る。ホテルの割引券の一件があるので、
コジローは、妹が帰り、キリノが夕飯の支度を初めてから、一人っきりで、コッソリ部屋の
片隅で紙袋をあけてみた。それはなんと、『赤ま○し粉末20回分』であった。

(あいかわらずお義母さんは…)
コジローはあきれながらも、昨日は、たしかにさんざんキリノの中に放出したので、
精力が尽き果てていることも自覚していた。
(せっかくだから、ありがたく使わせてもらおうかね。)
と思って一袋封を開けたら、キリノから声がかかる。
「センセー、ゴメン。ちょっとトイレ行きたいから、その間、火を見ていて?」
「え?俺が見るの?」
「だって、火事になったら困るでしょ?お願い!」
「わかったわかった。まかせろ!」

 コジローが素直に返事したのには訳がある。さんざん自分が動いて疲れたので、
たまにはキリノに動いてもらおうと思ったのだ。だから、キリノの姿が消えて間もない
台所では、、
(これをカツの衣に混ぜて、キリノにも食わせて、ガンガン動いてもらおう…)
という下心のもと、5袋くらい、衣に混ぜる作業にいそしむコジローの姿があった。
838新婚さんの日常4? 3/8:2008/06/22(日) 23:43:17 ID:JaB1elK7
「さて、いただきます…」
「はい、どうぞ召し上がれ。」
二人は手を合わせると、さっそく食卓の上に並んだ夕飯を平らげていく。
「あー、今日もよく揚がっているな。お義母さんのレベルに近づいてきたかな?」
「えへへへ…そうかな?でも、なんか、今日はいつもより味が違うかも…」
キリノのことばに、コジローは少しどきりとする。
「なにか、お前の中で一皮むけたんじゃないか?こう、料理のコツというか…」
「うーん…だといいな。」
キリノの言葉に多少罪悪感を感じながらも、コジローはほっとする。

 食事をすませると、コジローはテキパキと洗い物を済ませる。一応、作るのは
キリノで、後かたづけはコジローという暗黙の了解ができているのだ。洗い物を
終えると、キリノがコーヒーを入れて待っていた。
「はい、お疲れさま。」
「ああ、サンキュー、キリノ。」
「ねー、センセー。ゲームしよう?」
「ん?たまにはいいか…」

「ねー、センセー。もう寝なくちゃ。」
キリノの声に、コジローは我に返る。ゲームに夢中になり、気がつけば午前0時近くと
なっていた。
「あれ、月日が経つのは早いなあ…」
「もう、何を言っているんだか…明日は学校でしょ?あたしも行くんだから、早く寝ないと。」
「え、なんでキリノが学校に…」
「入試願書の受付のアルバイトがあるけど、家計のために行ってくれないかと言ったのは…」
「俺でした。そうでした。ウンウン、お仕事頑張らなくちゃ、早く寝よう…」
コジローはそう言いながら、ベッドルームに向かう。

「それじゃ、おやすみなさい、センセー。」
「うん。お休み、キリノ。」
その声を合図に、部屋の電気を消す。
(おかしいなぁ…ちっともムラムラこない。あれって熱をくわえたらダメなのかな…)
そう思いながらも、コジローは眠りに落ちていった。
839新婚さんの日常4? 4/8:2008/06/22(日) 23:45:04 ID:JaB1elK7
(結局あれって、欠陥品だったのかな?お義母さんにしては珍しい…)
と考えていた頃、ちょうど弁当をすべて食べ終わった。
「ま、キリノのおかげでエネルギー十分。昼からも頑張るか。」
そう言いながら、コジローは弁当を包み直した。

 確かに、昼からのコジローは調子がよかった。5時間目はいつも以上に頭は冴え渡り、
軽いジョークを交えながらも、ノリノリで授業を展開することができた。ただし、
身体の一部、下半身も同時に元気になりだしたのには、困った。適当に動いたりして、
男根がおっきしているのを生徒たちに気取られないようにしようとしたが、かえって、
摩擦の刺激でより元気になる始末であった。

(うーん、こりゃ、まずいな…道場のシャワー室で一発抜いてくるか…ついでに
冷たい水を浴びれば、スッキリするだろう。)
コジローは6時間目が空きコマなのを幸い、道場へと足を向けた。

 道場の扉に手をかけると、カギは開いていた。
(おかしいな?今頃の体育はマラソンやサッカーだから、道場は使っていないし…)
いぶかしげに思いながら、更衣室のドアを開け、シャワー室のドアを開けた。
そこには、顔を赤らめ、荒い息を吐きながら、床にへたり込んでいる妻の姿があった。
840新婚さんの日常4? 5/8:2008/06/22(日) 23:46:20 ID:JaB1elK7
 コジローはあわててキリノに駆け寄り、抱きかかえる。
「どうした?キリノ…」
「わからない…お昼を食べてから、どうしようもなく身体が火照って…気がついたらここに」
「お昼って、昨日の残りか?」
「そうだけども、センセーは大丈夫?」
「俺もなんだか、おかしい…」

 瞳を潤ませ、真っ赤な顔で速い呼吸をする妻の姿を見て、コジローの男根は
ますます熱と硬さを持つ。キリノの身体に食い込むかのように。

「センセー、これ…」
キリノもコジローの様子の変化に気づいたのか、手をコジローの股間に這わす。
「ふふふ、あたしと一緒だね…」
「おいおい、キリノ…」

 コジローがとまどっていると、キリノは自分の服のボタンを外していく。
「ほら、あたしの身体も、熱いの…」
キリノはそう言うと、コジローの手を取り、胸元へ持っていく。下着の上からでも
わかるくらい、キリノの身体は熱と湿り気を帯びていた。
841新婚さんの日常4? 6/8:2008/06/22(日) 23:47:22 ID:JaB1elK7
「うむ、あむっ…」
「うっ…」
キリノの方から、突然キスを求めてきた。コジローがとまどっているうちに、キリノは
コジローを床に押し倒し、上にのるとコジローの首に手を回す。そのままキリノから
コジローの口の中に舌を侵入させ、情熱的なキスへと進化する。

 どれほど時間が経っただろうか、自然と唇が離れる。
「おい、キリノ…」
「誰もいないし…こういうのもいいかも…」
コジローの抗議を無視して、キリノはコジローの服を脱がしだす。そのまま舌が、
耳やら首筋やら胸元やらをはい回る。普段はコジローが責めてキリノが受けるという
立場なのだが、普段と違うキリノの積極的な姿勢に、コジローはとまどいを感じる。

「そういえば、ここ、弱かったよね…」
キリノの舌が、コジローの腋へと回る。
「ちょ、そこは、ダメだ…くはっ…」
コジローの顔がゆがむ。その顔が、ますますキリノを興奮させる。
「にははは、センセー。カワイイ。それに、汗の臭い、好き…」

 キリノが恍惚となって、一瞬気を抜いたのを、コジローは見逃さなかった。
「隙有り!」
コジローは一瞬にして、身体を入れ替えた。
「キリノ。なかなか良い攻めかもしれんが、百年早い…」
842新婚さんの日常4? 7/8:2008/06/22(日) 23:48:32 ID:JaB1elK7
 コジローは、キリノの中心部めがけて男根をセットすると、素早く突入する。
「きゃうん、そんな…いきなり…」
「でも、待っていたんじゃないのか?ほら、こんなに締め付けている…」
「あん、だって…」
「えーい、いつまで口答えするか!」
コジローはキリノの豊かな胸にしゃぶりつく。
「あああん!そっ、胸まで…、やああん!」
「おいおい、いくら何でも、あんまり声をあげると、外に聞こえるぞ?」

 コジローの声に、キリノは赤い顔をさらに赤くさせる。でも、目を閉じて、
声をあげないようにしている。その姿が、ますますコジローを高ぶらせる。
「ん、んんん、ああん、くっ、はっ、んんん…」
コジローはますます動きを加速させる。キリノにできるのは、コジローにしがみつくことだけ。

「あ、はぁ、もう、俺…」
「あん、やぁん…あ、あたしも…」
うわごとのように叫んだ後、二人はかたく抱き合った。その最後の一突きが刺激となった
のか、コジローはすべてをキリノの中へ放出していた。
843新婚さんの日常4? 8/8:2008/06/22(日) 23:50:02 ID:JaB1elK7
 後始末を終え、二人でシャワーを浴びる。二人が徐々に冷静になってきたのを
見計らって、コジローが尋ねる。
「なぁ、キリノ。今日の弁当のおかずって…」
「昨日の残りだよ?それが何か」
「昨日メンチカツを食ったときには、何もなかったよな。」
「そう言えばそうだね。」
「昨日食べた分と、今日食べた分で、何か違いはあるのか?」
「うーん、強いて言えば…」
「言えば?」
「今日食べた分は、気合いが倍になっていたかな?」
「え、どういうこと?」

 キリノはもじもじしながら言う。
「昨日さ、あたしが料理を手伝ってといったとき、文句も言わずにしてくれたでしょ?」
「あー、トイレの時か…」
「こんなやさしい旦那様が、元気になるように、明日もお仕事がんばれるようにって、
気合いを入れて、よく衣を混ぜていたからかな?」
それを聞いて、コジローはようやく腑に落ちた。
「そうか、キリノ…いつもありがとう。俺のために気を使ってくれて。」
「ううん。だって、センセーは、あたしのために頑張ってくれているんでしょ?」
「うん…そうだな…」

 二人の間に暖かい空気が流れる。思わずコジローはつぶやいた。
「なんだ、簡単なことだったんだな…昨日食べた分は、アレを混ぜる前のもので、
今日食べた分は、アレを混ぜた後だったのか。なんだ、よく効いているんじゃないか…」

「あのー、センセー。アレとか混ぜるとか、効くとかってどういうことかな…」
 コジローが気がつくと、いつのまにやら木刀を用意した妻の姿があった。
「洗いざらいはかないと、『つきーつきーつきー』だよ…」
「わ、わかったから、それ、こっちに向けるな…」

 すべてを吐いたコジローが、家に帰ってから、残りの袋をすべて飲まされたのは
言うまでもない。
844名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 23:51:14 ID:JaB1elK7
壊れっぷりに拍車が…
845名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:17:25 ID:rhXSw+80
GJGJどこまでシリーズ化するつもりだw

はーしかし、羨ましいな。この分量をこのスピードでってのは…
846名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:18:24 ID:fZUqiw6b
>>844
ニヤニヤし過ぎて疲れたのでもう寝る!GJ!
847名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:39:07 ID:22QLtTUA
>>844
ふううううううううううううううううううううううううううう
848名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 13:00:10 ID:pjtCBR/0
GJ
849名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 15:35:04 ID:qj8BhfpA
エロましすぎる…
脳内でボタン外してくキリノの表情がすげー可愛い事になってるんだがw
850名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 21:09:27 ID:60mORHr6
キリノは処女
851名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 21:55:25 ID:WSYC+zsj
      _人人人人人人人人人人人人人人人_
        >      な、なんだってー!!    <
        ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
   ∩___∩              ∩____∩
   | ノ     u ヽ            / u     u └|  ∩____∩
  / # ●   ● |           | ●   ● # .ヽ/  u    └|
  | u   ( _●_)  ミ          彡   (_●_ ) u  |●   ● # ヽ
 彡、   |∪|  、`\        /     |∪|    彡  (_●_) u   |
/ __  ヽノ /´>  )       (  く   ヽ ノ   / u   |∪|    ミ
(___)   / (_/        \_ )      (  く   ヽ ノ     ヽ
852名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 19:21:25 ID:+xJPPSdP
サヤ×ユージマダー?
853名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 19:42:42 ID:DWPLN7Za
異色のコラボレーションw
854名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 20:12:46 ID:kleWtJc6
>>850
卒業するまでは性感帯の開発だけですね。
855名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:41:30 ID:w/IPmsxZ
>>854
どんだけ生殺しだよw
856名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:56:11 ID:cXWb37Fl
あの半年間はもう・・・
857名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 07:56:02 ID:X+YX+KgJ
毎日のように…
858名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 19:43:35 ID:9e+9a0Gs
サヤがユージの体を…
859名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 19:49:52 ID:8Li7WL1c
高校生同士なら問題はありませんね。
860名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 13:16:45 ID:TpzUoPH4
タマとサトリと共に・・・
861名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 18:43:55 ID:49gNL1VV
安藤を犯したい
862名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:35:20 ID:HxH/2zTl
ユージ×西ちゃんはまだか…
863名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:41:26 ID:O9auqW8R
メイちゃん×林先生があると聞いて
864名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 02:47:27 ID:YhxIQ2w7
レイミに男の良さを分からせるユージを見たい
865名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 03:56:23 ID:pcNthFkS
ユージに女の良さをわからせるタマとかサトリとかいうのもアリですね、わかります
866名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 05:45:09 ID:K12GeSGR
ちんこ役が少ないからユージ大人気だな
867名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:23:19 ID:YhxIQ2w7
だってダンはそもそも小さすぎるし、コジローはインポそうだし・・・
868名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 13:05:12 ID:5WF5Ii+w
コジローにはキリノがいるし、だろ
ついでにダンにはミヤミヤがいるし
869名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 13:05:58 ID:ZqDoUDvM
そもそもダンに、あれはついているのか?
870名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 13:15:29 ID:YhxIQ2w7
>>868
あぁそうだな
871名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:17:57 ID:xgYwW/7y
マテパは話がそれなりにシリアスだから「死ぬ前に思いを遂げたい」
みたいな展開を妄想できるが、
バンブーは話がまったり系の上に男キャラが全員性欲薄いから難しい

>>869
ダンなら触手が生えてます
872名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:23:31 ID:QxZs4jYd
その割にはマテパも全然ネタでねえ
873名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:23:57 ID:IZ1sL+2d
いつだって性欲ギンギンの漢がいるじゃないか…ひとり。
874名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:31:17 ID:BtxgNiHx
>>873
ドルチル?
875名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:37:34 ID:5WF5Ii+w
>>871
マジでか
ミヤミヤ毎晩触手プレイかよ
876名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:43:16 ID:xgYwW/7y
>>872
マテパはここ1年まともな燃料がなかったからねえ

>>873
アニメ版で出会ってから1年もたたないうちに後輩の同僚を孕ませた人?
あの人原作ではコジロー大好きな腐女子向けキャラだからなぁ
夜中に密室で男二人頬染めて見つめあうぐらいだし
877名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 21:16:28 ID:G+oeNmmq
ティトォは今の状態でやったらナニが折れそう
878名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:10:41 ID:hIY4FPf1
>>876
アニメでは吉河先生好みの熱血馬鹿かもしれんが
原作ではただの馬鹿(つーかガキ)だからなw

むしろ原作では、最近のコジローのほうが
いい感じで熱血馬鹿になってきてる
879名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:28:54 ID:liwN2Q3J
俺は認めん!
先輩×吉河先生なんて絶対に認めん!!
880名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:36:08 ID:c9ukfy4c
あれ絶対コジローのことで相談に乗ってもらってるうちに手ェ出したんだぜ
「今すぐヤらねえと治まりつかねえや!」って

相談なら林先生のほうに行っていれば良かったものを……
881名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 02:14:15 ID:tft85qLO
リィさんがマルチーに男だとバレない程度にイタズラしちゃう展開を希望します
可愛い顔してあの人絶対手が早いよ
882名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 16:49:47 ID:0NpxfOUp
883名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 17:46:44 ID:sY9r2kVp
>>881
「ここではあなたの方が先輩なのだからあなたが攻め役になりなさい」
「は、はひっ!」
→プルチーノも真っ青の黒い笑顔
884名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 19:22:39 ID:hoWj6Kfy
サヤユーはまだか
885名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 19:29:16 ID:as9VIs8D
コジサヤとか見かけないな・・・
886名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:40:35 ID:LA6TsMFb
そう言えばユージスレにもユーウラの続き上がってたな。
887名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 12:27:59 ID:l2Q7a+5u
ユージならきっと爽やかに鬼畜凌辱もこなせる
888名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 12:34:12 ID:5lyduyCW
ユージと杉が混じってる人が随分いるようで
889名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:18:05 ID:npMSybNR
ユージ×小夏読みたい
890名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:14:20 ID:hSKiCu33
じゃあ俺はレイミヤで
891名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 19:36:35 ID:VdqAhqrz
レイミ×ユージで

普通に原作でレイミの勘違いが長続きすればありそうな組み合わせだよな
892名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 23:31:35 ID:SdInVP8u
今週の扉絵を見ると岩×近に期待せざるを得ない
893名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 17:46:22 ID:N3TZYOwe
894名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:35:22 ID:TWyFkBa6
やっぱアニメの一枚絵タマは奇形すぎて無理だ
895名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:55:34 ID:QDtJu9hS
>>893
次はキリノかサヤのコラも頼むw
896名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:07:38 ID:tOZoVivr
>>893
下が壊れたっぽくていいな
897名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:29:08 ID:bcd7v5Vp
下の目のハイライトを消す作業に入ってください><
898名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:42:00 ID:IKuAFgf1
>>893
量がすげえええええ
何日分溜めたんだ
899名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 01:08:21 ID:QSAmi4Mj
>>898
ユージ「2日分です」
900名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 08:38:40 ID:IKuAFgf1
ちょwwww
901名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:05:36 ID:yhsfVFBe
コジローの男根ほとんど使用されずにカワイソス
902名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:16:16 ID:cVMnAaMt
卒業後はふんだんに使われてるではないですか

第五弾マダー?
903名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 05:20:21 ID:zZ58/DU1
ttp://teke348.dyndns.tv/src/up6095.zip

これはタマブチ切れモンだな
904名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 14:03:58 ID:fyUDh00F
>>903
声違うんで実感がわかんがとりあえずGJ
905名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 14:40:37 ID:2ApGCfjL
>>903
朝倉鈴音(佐藤利奈)なのかwwww
906名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 20:11:19 ID:MR/q/xyY
http://www.do-game.co.jp/release/soft/yuki/index.htm
ずいぶん古いゲームだが、このエロゲーのメインヒロインの声を
サトリナが別名義でやってる。
で、偶然にも主人公の名前がユウジなんで、それとひっかけたネタだろう
907名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 22:42:17 ID:Ewco9Nxc
エロゲに縁のある男だな
908名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 21:46:31 ID:dwy7lAWM
プリセラレイプしたい
臍射したい
909名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 00:49:17 ID:qXj5yfHl
今の流れを合わせると皆が見たいのはプリセラ×ユージなんですね、わかります。
910名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 04:37:21 ID:FFRtu8G6
なんだろうその食い合わせ…
911名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 10:55:47 ID:yGAPL0vL
>>909
モブ顔氏ね、プリセラはやらん
912名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 22:00:09 ID:EC1YfMpc
コジローって童貞?
913名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 20:23:56 ID:hpKBg7Hr
914名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 18:09:02 ID:rOFEuL0I
最近ss投下ないなぁ
915名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 23:11:35 ID:WA/mDB/O
>>912
実はサヤと…
916名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:02:30 ID:NPBB6w4Z
>>915
サヤはユージの筆下ろししただけで、コジローとは何もなかっただろ?
917名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 16:06:44 ID:4RHggapK
タマ「!?」
918名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 01:16:08 ID:Vpxg0+Rs
919名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 10:15:42 ID:QMivJ1mI
いつからそんな関係になりやった…
920名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 01:15:48 ID:+08NCd32
左の身切れてる人が驚いた表情してる




のか?
携帯からだとよく見えん…
921名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 00:03:21 ID:7DAcnFD7
>>920
むしろ慣れ慣れしくしてる
922名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 17:57:28 ID:wCB/Leh1
ユージ信者って誰これ構わずユージとくっ付けるのな
923名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 21:17:27 ID:sGJ45j5D
つーかあれだろ、ネタがないんだよ
924名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 21:34:46 ID:ElBeOh2O
他に強姦やギャグにならない若いちんこがないからな
925名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 21:54:30 ID:LwHyj0FP
流れをスルーして久々に行きます
926新婚さんの日常5? 1/11:2008/07/21(月) 21:55:33 ID:LwHyj0FP
「終業式とはいえ、校長の話はあいかわらず長いなぁ。」
社会科準備室で、コジローはお茶を入れながらぼやく。
「うん…これからホームルームがあるってのに、生徒だけでなく、こっちもやる気が…」
日本史の先生が相づちを打つ。
「あ、スミマセン…俺は担任じゃないからって、身勝手な…」
「いいよいいよ、そのかわり、僕がホームルームに行っている間に、準備室の掃除を
お願いしていい?」
「おやすいご用ですよ。」
「じゃ、頼むよ。僕は職員室に行ってから、教室に行くから。」
「はい、まかせてください。」

 今日は終業式と、一学期最後のホームルームだ。コジローは担任を持っていないから、
少しは気が楽である。しばらく自分の席について一息入れていたが、ホームルーム開始の
チャイムとともに腰を上げて、社会科準備室を片づけはじめる。こまめに整理をしている
つもりではあっても、セットであるべき資料がバラバラになっていたり、適当に積み上がった
状態のままほったらかしにしてあったりで、多少時間がかかりそうだ。コジローが作業に没頭
していると、遠くから悲鳴とも歓声ともつかぬ声が聞こえてくる。おおかた、通知票が
配られはじめたのであろう。

「さて、早く片づけないと、あいつらの食事会に差し入れが間にあわねぇ…」
 終業式や始業式の日には、お昼前には部活を始められるから、みんなで道場や風通しの
いい木陰でで弁当を広げる食事会が恒例になっていた。キリノもそれを知っているからこそ、
みんなのためにメンチカツを…とコジローに持たせていたのだ。

「本や資料は片づいたから、後は机をぞうきんがけして、掃除機かな?」
キリノとの生活で、コジローにもそれなりの家事の能力がついてきたようである。
927新婚さんの日常5? 2/11:2008/07/21(月) 21:56:44 ID:LwHyj0FP
「やっぱりキリノ先輩のメンチカツはうまいなぁ…」
ミヤミヤと食べさせあいっこしながら、ダンが言う。
「そうだね。いいな、先生はいつもこんなうまいおかずが食べられて。」
ユージも口をそろえる。コジローとしては、妻の料理をほめられて悪い気はしない。

「先生、キリノ先輩にちゃんと感謝してる?いつもおいしいものを食べさせてもらって。」
ダンが突然矛先を変える。
「あ、ああ…そりゃちゃんと…」
「その動揺ぶりは…やましいところがありますね?」
忍まで厳しくツッこむ。
「ま、まぁ、最近は、ほら、成績処理とかで忙しくて…」
「言い訳無用!じゃ、今日は早く始めて、早く終わろうよ先生。そして陽が高いうちに
家に帰って、キリノ先輩に感謝の言葉を述べて、サービスをするんだ!」
ダンが立ち上がって、ビシッとコジローを指さす。

「サ、サービスってお前…」
「たまには花束でも買って帰ったらどうですか?」
忍が冷静に言う。

「あ、花束ね…なんだ…」
「なんだって、何を思っていたんですか?」
忍にじろりとにらまれて、コジローは返事ができない。そこへダンのビシッとした声が。
「よし、それじゃぁ、食事の消化を待って30分後に整列。今日は4時半終了!」
「「「「おおっ!」」」」
928新婚さんの日常5? 3/11:2008/07/21(月) 21:57:35 ID:LwHyj0FP
「「「「「ありがとうございました、失礼します!」」」」」
「おう、気をつけて帰れ!」
「先生も早く帰りなよ!」
「うるせー、わかってらい…」

にぎやかな声を残して、部員たちが引き上げていった。
「さて、せっかくあいつらが気を使ってくれたことだし…」
コジローはさっそく更衣室に向かい、汗を流し始めた。

 荷物を取りに社会科準備室に向かうと、日本史の先生が待っていた。
「あ、石田先生。片づけご苦労様でした。ありがとうね。」
「いえいえ、そんな…」
「ところでさ、これから国語科と社会科共同で一学期のお疲れさま会があるけど、
石田先生もどう?行かない?」
「え、お誘いはありがたいんですが…」
「ああ、会費なら、吉河先生の知り合いの店でやるから安くすむよ。」
「いや、たまには、その…」
「あ、そうか…うん。そうだね、いつも遅くまで頑張っているから、たまには早く帰って
あげないとね…」
「はぁ、まぁ、その…」
「うんうん。新婚さんだねぇ…石田先生の新婚生活、みんな聞きたかったと思うけど、
僕がうまく言い訳をしておくよ。」
「スミマセン…」
「そうと決まれば、早く帰った帰った。」
929新婚さんの日常5? 4/11:2008/07/21(月) 21:58:10 ID:LwHyj0FP
(しかし、花束って…この辺に花屋ってあったかなぁ?)
インテグラを運転しながら考える。信号待ちで止まったときに、右斜め前方に大型スーパーが
あるのが目に入った。
(あそこならあるかな?)
信号が変わると同時に、コジローはウィンカーを出して、スーパーの駐車場へと入っていった。

「しかし、どれにするかな…」
花屋の前に並んでいる花を見て、コジローは一人ごちた。
「えらく種類があるし、結構いい値段するし…」
あんまり見ているうちに考えがまとまらなくなってきた。店員の顔も怪訝なものに
なってきている。

「このさい、シンプルにバラでいくかね…って高い!」
結局コジローはバラを一輪だけ買うことにした。

 駐車場から、コジローは妻に電話をする。
「あ、キリノか?俺だけど。」
『オレオレ詐欺は間に合ってます。』
「おう、詐欺じゃなくてホントの話だけど、今日は早く帰る。後10分くらいかな?」
『そうなんだ。じゃ、夕飯の準備を始めるね。』
「ああ、頼むな。」
930新婚さんの日常5? 5/11:2008/07/21(月) 21:58:54 ID:LwHyj0FP
 ピンポーン
『ハーイ。』
「キリノ。ただいま。カギを開けてくれないか。」
『ウン。』
ガチャガチャ音がして、ドアが開き、妻の顔がのぞく。
「お帰り、センセー。一学期ご苦労様。」
「ただいま、キリノ。キリノこそいつも俺のためにありがとう。愛してる。」
そう言ってコジローはバラを差し出す。しかしキリノは硬直して動かない。

「おーい、キリノ…」
「センセー、もう一回…」
「ん?」
「もう一回言って…」
「何回も言ったら、ありがたみが…」
「お願い…」
「わかった…キリノ。いつもありがとう。愛している。」
「エヘ、エヘヘヘヘ…」

 キリノは頬をゆるませると、コジローの胸元に顔を預けた。
「おい、汗くさいぞ。」
「いいの、あたしのために頑張ってくれている証拠でしょ。だからセンセーの汗の臭い、
好き…」
「キリノ…」

 コジローとキリノの視線が絡み合い、どちらからともなく唇が重なった。しかし、
焦げ臭い香りに二人は身を離す。
「おい、キリノっ!」
「そうだ、お肉を焼いていたんだ!」

 二人はあわてて家の中に飛び込んだ。
931新婚さんの日常5? 6/11:2008/07/21(月) 21:59:19 ID:LwHyj0FP
「センセー、ゴメンナサイ…お肉少し焦げちゃった…」
「まぁ、俺も悪かった、柄にもないことをして、びっくりさせて…」
「ううん。でも、うれしかった…」
「あー、でもホント、キリノには助けられているよ…いつも、うまい飯を用意してくれるし。」
「うーん。でもまだまだ未熟だなぁ。今日のお肉だって、お母さんが先生にって…」
「お義母さんが?」
「うん。今日で一学期も終わりでしょ?だからおいしいお肉とお酒で疲労回復をって…」
「なるほどね。道理でワインなんかもあるわけだ…よし、ありがたくいただきますか…」

 二人でささやかな晩餐をとる。ワインを差しつ差されつ、落ち着いた時間を過ごす。
ここ最近少なかった会話も弾む。デザートを食べ終わる頃には、ほどよい酔いが
回ってきた。

「ねー、センセー。」
「どうした?」
「そろそろ、お風呂入れるね。」
「あ、ああ…」
キリノが立ち上がって風呂場へ向かう。金曜日、明日からは連休、夜も更けたと三つ
そろうと、若い夫婦がすることは…特に声をかけなくても、二人ともわかっていた。

 キリノが先に風呂を使い、その間にコジローが食事の後かたづけと、自分の胴衣の洗濯を
する。それらが終わる頃には、キリノは風呂から出て、身支度をしている。

 入れ替わりにコジローが風呂に入る。道場でシャワーを浴びてきたとはいえ、やはり
湯船に身を横たえると、気分が落ち着く。
「やれやれ、極楽極楽…」
ついついそんな言葉も出てきてしまう。
932新婚さんの日常5? 7/11:2008/07/21(月) 22:00:15 ID:LwHyj0FP
 風呂から上がる頃には、コジローの酔いも少し醒めてきていた。バスタオルで汗を拭き、
ドライヤーで軽く髪を乾かす。それから簡単にシャツとパンツを着た。
「さて、お待ちかねだろうな…」
そうつぶやいて寝室へ向かう。寝室のふすまを開けると、電気は消されていて、
枕元の電気スタンドが白々しい光を放つ。
「センセー、は、や、く」

 彼の妻は掛け布団をめくりあげ、コジローを誘う。ワインの酔いが残っているのだろうか、
いつもはこんな大胆なことはしない。彼女はピンク色のパジャマを着てはいるものの、
ボタンを全て留めていないので、電気スタンドのわずかな光で、胸の膨らみや腰のくびれが、
なまめかしい影を投げかけている。
(これが酔っぱらったキリノか…)
 コジローはゴクリとつばを飲み込むと、そそくさと布団に潜り込む。そのままキリノが
コジローに上から抱きつき、唇を求める。キリノの方から積極的に舌を差し込みねぶる。
静かな寝室に、びちゃびちゃという音だけがこもる。

「「ぷはぁ…」」
自然と唇が離れる。二人の間には透明な糸が残る。
「もう、センセー…わざわざシャツを着なくても…」
「でもなぁ…」
「はい脱ぎ脱ぎしましょうね、バンザイして…」
コジローは素直にバンザイをする。キリノの手によって、シャツが脱がされる。
脱ぎ終わったと思ったら、ガチャリと音がして、コジローの手首には金属の
冷たい感覚が。
933新婚さんの日常5? 8/11:2008/07/21(月) 22:01:14 ID:LwHyj0FP
「おい、キリノ…これって…」
「お察しの通り、手錠でーす!」
「そりゃわかるわい!何で手錠をかけるんだよ!」
「だってさ…いつもセンセーにはいいように攻められっぱなしなのが、なんだか
くやしいし…それに今日はセンセーも疲れているだろうから、あたしの方が
積極的に動いた方がいいかなーって思って。」
「だからって…」
「もう、たまにはいいでしょ…」

 キリノがまたもコジローの唇をふさぐ。さっきよりも情熱的に唇を絡ませる。それだけ
ではなく、キリノの舌はコジローの耳の裏やら、首筋やらを這い回る。
「うふふふふ…いつもセンセーにされていることのお返しだよ…」
コジローはなんだかむず痒い感覚にとらわれていて、キリノに返事をするどころではない。

 顔だけでなく、身体の上から順番に下の方へ。舌だけでなく、唇や指も動員して、
コジローを責め立てていく。キリノのパジャマはいつの間にか脱げてしまっていた。

「お、おい…キリノ…」
顔をゆがませながらコジローがいう。
「ふふっ…センセー、カワイイ…」
いつになく上気した顔で、キリノがコジローを見下ろす。
「じゃ、もっと頑張るね!そういえば、ここ弱かったよね…」

 いつぞやのラブホテルで発見したコジローの弱点をキリノは的確に攻める。
「ちょ、キリノっ…そこ、くはぁ…」
「んー。困った顔も大好き…えへへへ」
そう言いながらキリノはコジローの鼻を咬む。
「おま、今日は…なんで…」
「もう、センセー、いいじゃない、たまには…あたしはセンセーしか知らないんだから、
あたししか知らないセンセーの弱点を知りたいの…」

 キリノはそう言うと、またしてもあちこちに舌を、唇と、指を這わせる。
「お、おい…そ、そこはだめだ…」
「うーん。ダメ。だって、あたしがダメっていっても、センセーは止めてくれないじゃない…」
キリノは拗ねるようにいうと、愛撫を続けるのであった。
934新婚さんの日常5? 9/11:2008/07/21(月) 22:01:49 ID:LwHyj0FP
「センセー、それじゃ挿入るね。」
「ああ…」
キリノもコジローももはや完全に裸になっていた。コジローはキリノの愛撫によりかなり
体力を消耗していて、もはや対して抵抗する姿勢を見せない。

 キリノがコジローの下半身に覆い被さる。
「あ、入った…」
キリノはそうつぶやいた後、なおも腰を進めていく。徐々に二人を快感が包む。
「あん!」
最後まで収まり、コジローの男根がキリノの子宮口をノックしたのか、キリノが
軽く声をあげる。
「えへへ…それじゃ動くね…」

 少しずつキリノが動く。最初は単純な上下動から。
「あん、ううん…ああ…ねぇ、センセー、気持ちいい?」
「ああ、いいけど…」
「けど?」
「手錠を、外して欲しいな…」
「まーだ、そんなことを…えい、言えないように…」

 次いで左右に…円を描くように…キリノの動きに会わせて、結合部からは
ヌチョ、ピチャ、ジュクという音が響く。同時に結合部からわき出す快感が、
二人を徐々に支配する。
「やん、くはぁ…イイ…」
「キリノ…スゴイ…お前のここ、凄く泡だって…」

 いつになく興奮するのか、キリノはいつになくコジローの男根を締め上げる。
いつもと違う強烈な締め上げに、コジローが悲鳴を上げる。
「キリノ…もう、ダメだ…出そうだ…」
「あん、はぁん、だ、だめ…もう少し…我慢して…」
いつもはキリノを泣かせて(この場合鳴かせてか?)いるコジローが、
キリノに懇願しているのだ。キリノの背中にぞくぞくとした快感が立ち上がる。
それがまた彼女の膣をなまめかしく動かす。

「う、うぉっ!」
コジローが思わず叫ぶ。どうやら本当に限界なようだ。
「センセー、中にたっぷり出してね…」
キリノはそう言うと最後とばかりに締め上げる。
「つっ、くぅっ…」
「あん、あぁぁぁぁぁん!」
935新婚さんの日常5? 10/11:2008/07/21(月) 22:02:29 ID:LwHyj0FP
 キリノは快感が全身を貫いているのか、身体を大きくそらす。やがて力つきたのか、
ドサリとコジローの上に崩れ落ちた。
「キリノ…大丈夫か…」
「うん。センセー、ゴメンね…」
「まぁ、程々にしてくれな…」
「うん…」
「ところで…」

 というが早いが、コジローは両手が使えないにも関わらず、キリノがイッたばかりで
満足に身体が動かないのをいいことに、器用にキリノと身体を入れ替えた。
「えっと、まさか…」
「カギはどこかな…」
コジローはキリノに馬乗りになったまま、枕元をゴソゴソと探す。手錠が入っていたと
おぼしき箱を見つけたので、軽くふってみる。軽い金属音がしたので、開けてみると、
小さなカギが出てきた。コジローは何とかしてカギを外す。

「ふっふっふ…キリノ…」
「えーと、えーと…」
「反撃開始ー!」
そう言うとコジローはキリノの中に、今度は自らの意志で挿入るのであった。
936新婚さんの日常5? 11/11:2008/07/21(月) 22:03:05 ID:LwHyj0FP
 次の日、コジローが目を覚ますと、彼の妻の姿は寝室にはなかった。
「やれやれ、今日も練習だしなぁ…ちょっと昨日は頑張りすぎたかな…」
そう言いながら、ノロノロと着替えを済ませる。
「さて、メシはできているかな?」
そうつぶやきながら、ふすまを開けようとして、隣からの声に気づいた。

『センセーもお肉おいしかったって…ありがとうね』
(お義母さんと電話かな?)
『うん。最初はうまくいったけど、逆襲されちゃった…』
(あり?まさか…)
『やだー、お母さんったら…そんな』
(いったい次は何がおきるのやら…)

 コジローはしばらくふすまの前で硬直して動けなかった。おかげで部活に遅れて
ダンや忍にどやされたのは言うまでもない。
937名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 22:03:38 ID:LwHyj0FP
以上です。どこまで暴走するのやら。
938名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 22:08:19 ID:7DAcnFD7
>>937
抜いた
939名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 22:46:26 ID:BQND09dG
相変わらず正確な仕事だGJ

くそう、2828がとまらねーw
940名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 22:59:06 ID:VacO0o9k
もっと変態プレイでも問題ないぜ
941名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 22:59:26 ID:sGJ45j5D
クソッまた俺をニヤニヤさせやがって
942名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 23:46:36 ID:IVKF31Ko
すごいエロいのに何故かニヤニヤw
ママン、って言うかある意味この人とまともに付き合えてるキリノのお父さんが怖くなって来た…
943名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 09:31:30 ID:WMLFJIPI
にゃろー、このヴぁカップルめ!!

次こそはコスプレネタを…
944名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 15:50:42 ID:LuANSg0g
次は朝勃ちを見て発情するキリノで
945名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 22:52:43 ID:s3kkyvkP
なんかタイムリーなんで貼っとく
ttp://totukalog.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/upload/src/up0412.jpg
946名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 23:06:29 ID:4ntaSo2S
>>945
どういう状況だwww
947名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 23:13:37 ID:WwCiPzRE
コジロー「すまん……俺はずっと昔から石橋先輩のことが」
キリノ「そんな!先生お願い私を見て!!11」

という状況だろう?>>945
948名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 05:41:49 ID:Gg3ZMTEj
鎌崎では虚勢を張ってたけど、町戸に戻ってから落ち込んでる先輩を
身体を張って慰める原田の話を書け
「書いてくれ」でも「書いてください」でもない、「書け」
いいか、絶対だぞ
949名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 13:21:30 ID:kezhpZh3
>>948
だが断る
950名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 13:36:17 ID:rnwakRCL
>>948
             ___,,,,,..... -一ァ
         / ̄;;;´;;、;;;ヾ;;;, -──--、,!
.        /'´|;;;;,、;;;;;;;;;;/      ,!
.         /:.:.:.レ´:.ヾ;;;;;;i   断  だ ,!
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ;i  る  が ,!
.      /:.;.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ       ,!
.       /レ' ;|:.:.:.:.:.:.:,:ィ:.:.:.:〉 __,.,!
     /-、ヽ,:|:.:.:,/ /:.:.://.:,:ィ:.:.:.,!
      /'ヽ、ヾi ゙´.:   /__;:;:-'"´ ,;|:.:.:.,!
.    /ゝ-`';:/ .:〈ニ=-=ニ二 ̄ヽレ',!
   /::::;;;;;/  ' ,, ニ`ー-,、__\〉ィ,!
.   /;:::::/ ::.    ::.,,\_ゞ;'> 〈;,!
  /i!:::::iヾ-'、::..       '';~ ,;:'/,!
. /;;;i!fi´l_、,.`        .: ,;:'  ,!
/;;;;;i' ('ー、ヽ      ..: ,;:''   ,!
ヽ、jゝ、`ヾ:、゙、   ,..:'.:'"    .: ,!
   ``ヽ.、_ ¨`  ,:'      (_r:,!
       ``ヽ.、..    ノr;ソ~,!
             ``ヾ、 / 7,!
                 ``ヽ,!
951名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 22:21:14 ID:M+hU6srh
>>948
     ,へ、        /^i
     | \〉`ヽ-―ー--< 〈\ |
     7   , -- 、, --- 、  ヽ
    /  /          ヽ  ヽ
    |  (-=・=-  -=・=-  )  | 
   / 彡  / ▼ ヽ  ミミ   、
  く彡彡   _/\_    ミミミ ヽ
   `<            ミミ彳ヘ
      >       ___/   \
   ┏━━━━━━━━┓    \
  (彡            ミ⌒\/
   ┃ だ が 断 る  \
   ┃              ┃
   ┗━━━━━━━━┛    
952名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 22:32:10 ID:xkJEpvP2
>>945
これ、入ってるよね?
953名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 05:14:25 ID:pwem6NP2
入ってるけど出してますよ
954名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 10:17:18 ID:3gr2wGrt
精子をか
955名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 12:25:04 ID:VtMfnJf5
みうらじゅんネタかwww
956名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 18:55:02 ID:9qWHEOwr
・コジロー×タマキ長編「姫と侍」の第2話投下します。
・カップリングが合わない人はNGやスルーでお願いします。

ではOKな人はどうぞ。↓
957姫と侍18/36:2008/07/26(土) 18:55:50 ID:9qWHEOwr
第二話 あいさつと初エッチ


タマキの告白の翌日、コジローは川添邸の居間で机越しにタマキの父と向き合っていた。
室内は冷房が程好く効いていたが、コジローは体中に汗を浮かべている。
「なんか……その、この前来た時はその、
こんな事になるなんて夢にも思っていませんでしたが……」
コジローは机の木目に額を打ち付けるような勢いで頭を下げる。
「俺が娘さんを幸せにします……だから俺に……娘さんをください!」

タマキの父は静かに頭を下げ返す。
「ええ、こちらこそ……娘をお願いします」
緊張に引き攣っていたコジローの顔が少し緩み、
コジローの傍らで正座していたタマキもホっとした面持ちになる。
「お父さん、あたしお茶を入れてきます」
「ああ、頼むよ珠姫」

タマキが部屋を出ると、コジローは相好を崩したままのタマキの父を訝しげに見つめる。
「どうかされましたか?」
コジローの視線に気づいたタマキの父が問うと、コジローは恐る恐る尋ね返す。
「あの……不安じゃないんですか?」
タマキの父は首を傾げた。
「はて……私が何を不安になると?」

「いえ、その……俺……若造ですし、タマ……タマキさんとも年が離れてるし……
それなのに、なんというか、とても落ち着かれている、ような」
怒りや苛立ちや落胆、あらゆる負の感情で迎えられると
覚悟していたコジローには納得できない。
愛娘が男に貰われるというのに、余裕を持てるのがコジローには理解できない。
(正直俺がこの人と同じ立場で学生の娘にいきなり彼氏――しかも肉体関係前提の男――
なんてものが出来たら、いくら病のことがあるとはいえ嫌な顔の一つもするだろうに)

コジローには目前の男の落ち着き払った態度がどうしても腑に落ちないのだ。
しかしタマキの父はコジローの疑問を笑い飛ばした。
「はは、不安はありますよ。……ですが珠姫は高校に入ってから……
いえ、剣道部に入ってからですかな。夕食の時によく部活やあなたの事を
私に話してくれました」
「俺や……部活の事をですか」
958姫と侍19/36:2008/07/26(土) 18:56:57 ID:9qWHEOwr

「ええ。それまでは食事の時もあまり親子らしい会話などなかったのですが……
いや、あの年頃の女の子はそもそも父親と話したがらないものですかな?
ですが……剣道部に入ってからのあの子は、とても物腰が柔らかくなり、
楽しそうに学校や部活での事を話してくれるようになりました」
娘との会話を思い出しているのか、父親の目がとても優しく、暖かくなる。
「もちろん顧問であるあなたのことも話してくれましたよ。ですから、
あなたがあの子を託せるに値する人物であるということはわかっているつもりです」

学校での自分を思い出し、コジローは額にさらなる汗を滲ませる。
「はは、そうですか……あの、学校での俺について変な事言ってませんでしたか?」
ふむう、とタマキの父は両腕を組んで娘との会話を思い出した。
「変な事とは、道場でインスタントラーメンを作っていた事ですか?
それとも生徒にお弁当を無心している事ですかな?」
思わずコジローの顔が青ざめ歪んだ。
「そ……そそ、それはですねぇ、腹が減っては教師はできぬといいますか……そ、その」

必死に言い訳しようとするコジローを見てタマキの父は愉快そうに笑う。
「はははは、そのように弁明しなくていいですよ。
先生が学校でしっかりと指導をされている、
それはこの前道場に来たあなたの生徒達を見て分かっていますから」
コジローは恥ずかしそうに後頭部へ手を当てる。
「いやまあ……指導つっても、その、結果は残せてないんですがね。
ましてやタマ……タマキさんに俺が教えれる事なんてないですし」

剣の技術はそうかもしれません、
と前置きをしてからタマキの父はコジローの言葉を否定した。
「ですがあの子の剣道部に入ってからの成長を見ていれば、
あの子があなたに人として大事なものを教わっているのは一目瞭然ですよ」
「そ、そうですかねぇ」
ここまで褒められると逆にむずがゆい心持になる。
コジローは照れながら頬をぽりぽりと掻いた。

「ですからまあ、私はタマキがあなたに貰われる事に不安や心配はないんです」
タマキの父はきっぱりと言い切った。
「そういうもん……なんですかね」
コジローはまだ完全に納得も理解もできていなかったが、
迷いのないタマキの父の様子にそれ以上の追求はしなかった。
(父親になれば……俺にもわかるのかな?)

「ええそうです。それから二人の歳が離れていることを心配されていたようですが、
その点も大丈夫ですよ。あなた達のように10以上歳の離れた夫婦の事を知っていますし」
「へえ、そうなんですか」
それまで穏やかだったタマキの父の瞳に、少なからず寂寥の感情が混じる。
「ええ、とても仲がよく……幸せな連れ合いでした。
だから私は……きっと石田先生と珠姫もそんな風になれる。
そう信じる事ができるんです」
959姫と侍20/36:2008/07/26(土) 18:57:42 ID:9qWHEOwr

少し遠くを見つめるような視線になったタマキの父を見て、
コジローの中にある考えが閃く。
(もしかして……その連れ合いってのは)
「あの……それって……」
しかしコジローが口を開こうとした瞬間、
お盆を持ったタマキが居間に帰ってきたためコジローの問いは中断される。
「お父さん、先生、お茶をどうぞ」

「すまないね珠姫」
「あ、ああ、ありがとう、タマキ」
隣に座ったタマキの耳に、コジローは口を近づけひそひそと呟く。
(お前なぁ、武道館でカップ麺作ってたこととか、
弁当もらってることとか親父さんに喋るなよ)
タマキはコジローを見上げながら同じく小声で返す。
(え、あれって……喋っちゃ駄目だったんですか?)

(駄目に決まってるだろ!おかげで恥かいちゃったじゃねえかもう!
そういうの学校以外の人に喋るの禁止!)
タマキは少し不思議そうな顔をして反論をする。
(でも、本当の事じゃないですか。何で喋っちゃ駄目なんです?)
コジローは意地悪な顔をしてタマキを睨む。
(あ、いーのか?俺も親父さんにいろいろ喋っちまうぞ、お前の学校でのこと)
(え、あたしは別に喋られても困ることなんて……)

(そういわれりゃ確かに……)
コジローは必死になってタマキの素行を思い出す。
(……そうだ!校則破ってバイトしてたこととかあるじゃないか!)
(あ、あれは)
それまで面白そうに二人の掛け合いを眺めていたタマキの父は、
嬉しそうに話へ参加してきた。

「ああ、そういえばそんな事もありましたな。
最初は校則を破るなんてどうかしたのかと思いましたが、
あの時のバイト代でプレゼントしてもらった万年筆は私の宝物になりましたよ」
タマキの父は何なら先生もあの万年筆を見てみますかと進めてきたが、
コジローが丁重に断ったため少し残念そうに首をすくめた。
「今までタマキから高価なプレゼントをもらったことなどなかったのですが、
これも先生の教育の賜物ですな」

「え、はは、そりゃもう、ねえ」
曖昧に返事をした後コジローは小さく舌打ちをする。
(そういやバイトの時タマに家へ電話するよう言ったの俺じゃねえか……
そりゃ親父さんも知ってて当然か……)
(ほ、ほら、あたしには別に後ろ暗いことなんて)
しかしそこでコジローはあることに気づき首を捻った。
960姫と侍21/36:2008/07/26(土) 18:59:32 ID:9qWHEOwr

(……あれ?でもあのバイト、万年筆を買うためじゃなくて確かアニメDV)
タマキは慌てて自ら話題を変える。
「せ、先生、そういえば今日校長先生達に治療の事を話したんですよね?」
「ほほう、それでどうなりましたか?」
コジローは思考を中断され仕方なく思い出すのをやめた。

「ええっとですねぇ……」
コジローは学校での話し合いの内容を二人に掻い摘んで説明する。
話し合いの参加者はコジロー、校長、教頭、一年の学年主任、タマキの担任と副担任。
そこでコジローはタマキが病気で子宮を失いそうな事と、
その治療のためやむなく自分が彼女を妊娠させなければいけない事を話した。

「学校側から念を押されたのは、学校で俺達の関係がばれないようにする事ですね。
ああ、もちろんもう病気と治療のことを既に知ってるうちの部員達は別ですが。
後、そういう関係になったとはいえ、
校区でおおっぴらにデートとかはしないで欲しいんだそうで」
それは当然な判断だろう。教師と生徒での妊娠を前提にした肉体関係など、
『病気を治すため』という大義名分があっても世間体のいい話ではない。

もし二人の関係がばれれば、今回の治療の前からコジローとタマキの間で
そういった関係があったのではないか、などと下種な勘繰りをする者もいるだろう。
(というかまあ、今日の話し合いで先生達にそう疑われてたわけだけど。
……この前永田先生の一件があったから余計に学校側もピリピリするわな)
どれだけコジローが潔白でもそういう妄想を行う輩は出てくるだろう。
そしてその淫らな想像は学校の評判を落とすだけではなく、タマキの心も傷つける。
(そんな事になっちゃいけない……絶対に!)

「タマ……キさんもなるべく学校に通いたいと言っていますし、
もし妊娠してもお腹が目立つまでは通学していいという事になりました」
それを聞いて川添家の父子は同時に安堵のため息を吐く。
「そうですか、それは良かったな、珠姫」
「はい。……やっぱりあたしは剣道部の皆と一緒にいたいから」
父は優しい眼差しで娘を見つめながら、ウンウンと頷く。
「……そう言えば先生、先ほど何か私に尋ねようとしていませんでしたか?」
961姫と侍22/36:2008/07/26(土) 19:01:37 ID:9qWHEOwr

「ああ、そういえば……」
コジローはしばし腕組みをして考え込むが、あの時閃いた物が何だったか思い出せない。
「ええと、なんだか忘れてしまいました、すいません」
「先生と珠姫がいい連れ合いになる、という話をしていた時のような……」
タマキはポツリと呟く。
「なれるといいですね、そんな風に」

コジローは強く言い切った。
「なれるさ、絶対」
その後和やかに3人で談笑しながら時は過ぎ、
日が完全に暮れた後タマキはコジローの車に乗って川添邸を後にした。
もちろん目的地はコジローのアパート、する事は……子宮内膜症の『治療』。


娘とその恋人を見送り一人残されたタマキの父は、
今まで笑みを浮かべていたのが嘘のように疲弊した顔になり、
居間で一人冷めたお茶を啜っていた。
そのどこか暗い瞳が彷徨うと、妻の顔が視界に入る。
妻の微笑みは、まるで夫に向かって大丈夫だと語りかけているかのようだった。
(……そうだな。珠姫は母さんの娘だものな)

タマキの父の顔から、幾分悲哀の色が消える。
(それに……どれだけ年の差があっても……どんな病魔が蝕もうと、
二人なら乗り越えていけるかもしれない……、かつての私たちがそうだったように。
そうだろう、母さん?)
写真の中の女性は何も答えず、ただ若く美しい姿のまま夫に微笑を投げかけ続けていた。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
962姫と侍23/36:2008/07/26(土) 19:02:28 ID:9qWHEOwr

シャワーを浴びたコジローが自分の部屋へ戻ると、そこには自分と同じように
一枚のバスタオルを裸体に巻きつけただけのタマキが布団の上にちょこんと座っていた。
(……夢じゃないんだよなぁ、これ)
衝撃の告白から一日しか経過していない。
その間にコジローは校長、教頭、学年主任やタマキの担任と副担任に
タマキの病気と自分たちの事を話し、タマキの担当医に会い子宮内膜症の説明を受け、
タマキの父と会って挨拶を済ませてきた。

そして今タマキと自分の部屋でほぼ全裸のまま向き合っている。
(我ながらすごい行動力だよ、ほんと)
教え子は部屋の中でおびえる小動物のように視線をさ迷わせ、
本棚に飾られた『剣客商売』や『スーパーマリオワールド完全攻略本』、
『be survive』といった本の背表紙を目にしていた。
(気を紛らわせようと必死だなぁおい)

近づいて来たコジローに気づくとロボットのようなぎこちない動きで少女は立ち上がる。
「あの……先生……お願いします」
ぺこりと頭を下げるタマキに、コジローも後頭部を掻きながら頭を下げる。
「お、おお。こちらこそ」
(って……今からセックスするカップルのやり取りじゃねえだろこれ)

「あの……電気は、つけたまま、なんでしょうか?」
「まあそりゃそうだろ」
真っ赤になったタマキは視線を斜め下に落としモゴモゴと呟く。
「で、できれば……真っ暗にして、欲しいんですけれど」
「いや、でも俺はその……あんま経験多いほうじゃないし。
やっぱ見えてないとこう、うまく出来ないから」

それでも諦めきれないタマキはなおも食い下がる。
「そ、そこはなんとか、うまい具合に……して、もらえないでしょうか……」
コジローはやれやれとため息を吐いた。
「……じゃあさ、お前がリードしてくれるか?」
予想外の言葉にタマキは頭を少し斜めにかしげた。
「リ、リード?そ、それはその、どうやって」
963姫と侍24/36:2008/07/26(土) 19:03:10 ID:9qWHEOwr

「例えばそうだな……俺のナニをお前が手にとって、
お前の挿入すべき場所へ導いてくれれば灯りがなくてもなんとかなるな」
しばし間を置き、タマキはコジローの言葉を頭の中で噛み砕く。
「せ、先生の物を……あ、あたしが、あたしの、あ、あた」
とたんにタマキの顔は湯気が出るんじゃないかと思うほど紅潮する。
「お前にそれが出来るなら、電気なんかついてなくてもいいけど」
言葉を返すこともできないタマキはうなだれて白旗をかかげた。

「電気、つけたままで……おねがいします……」
「じゃあやることやる前にあれだ、キス……しようぜ」
(我ながらムードも糞もねえな)
苦笑しながら近づいたコジローはタマキの後頭部へ左手を回し、
小さな顎を右手で掴むと顔を斜め上に向けさせる。
「とりあえず目瞑れ」

少女が潤む瞳をゆっくりと閉じたのを確認すると、
男は荒れ気味の無骨な唇を薄く小さな唇に押し当てる。
(震えてるなこいつ……ああ、しかしほんとちっさいなぁ……
ってあれ?なんか震え方が変な感じに……)
唇をくっつけあって30秒ほど経った後、
タマキの様子がおかしいことに気づいたコジローが慌てて唇を離すと、
タマキはぷはっと大量の二酸化炭素を吐き出し、必死になって呼吸をし始めた。

「タマ……お前、キスしてる時は鼻で呼吸しろって……」
コジローが笑いを堪えながら指摘すると、タマキは真っ赤になり下を向いて呟いた。
「すいません……初めてで……よく分かんなくて……」
「ま、いいや。じゃ、タオル取るぞ」
布越しに胸を触りながらタオルの裾を掴むと、タマキは目を回しながら動揺する。
「え、あの……脱がなきゃ……駄目なんですか……?」

「……そりゃお前、普通は全部脱ぐだろ」
「きゃっ」
コジローがタマキをトンと軽く押すと、
緊張で全身が硬くなっていたタマキはそのまま布団の上に尻餅をつく。
その隙にコジローが上半身のタオルを肌蹴させると、
タマキはぱっと両手を交差して胸を隠そうとするが、
コジローの視線の先は別の場所へ注がれていた。
964姫と侍25/36:2008/07/26(土) 19:04:04 ID:9qWHEOwr

いざ実物を太ももの付け根に確認して、コジローは固まる。
(……予測はしてたけど…………想像以上に狭くて小さそうだぞこりゃ)
「……先生?」
「え、ああ、なんでもないなんでもない。とにかくまあ、怖いのは分かるけど力抜け」
コジローはタマキの頭の両側に手をつきながらもう一度唇を近づける。
「タマ……舌出せ」

恐る恐る差し出されたタマキの舌をコジローは唇で挟むと、
その小さな先端を自らの舌でつつく。
「ぅ…………」
一度口を離すとコジローは少し笑いながら呟く。
「今度はちゃんと鼻で息しろよ?」
コジローはタマキの口へ唇を重ね、タマキの舌を自らの舌でねぶり始める。

味嚢の一つ一つをなぞるかのような丹念な舌の絡み合いに、
タマキは脳内が蕩けるような快感に見舞われた。
(やだ……キスしてるだけなのに…………気持ちいい……)
布団とのしかかるコジローの顔で頭をサンドイッチにされ、
おまけに顔の両側は自重を支えるコジローの手で塞がれているため、
タマキは逃れる事もできずコジローの舌が生み出す
甘美な愉悦にただただ身悶えするばかりだった。

頬の内側や歯列などを舐め、唇と唇を挟み合わせ、
唾液と唾液を混ぜ合わせる行為が2分は続いたころ、
教え子の目が初めての快感に朦朧としてきたのを確認してコジローはゆっくりと唇を離す。
そしてもはや体を隠す働きを満足にせず、
ただ彼女の体に張り付いているだけのバスタオルへ手を這わせ、
その下に隠れたほとんど盛り上がりのない胸部を掴む。
(うへえ……まじでぺったんこだな)

「先……生……?」
愛撫の停止にタマキが不思議そうな声を上げると、
コジローはごまかすようにもう一度キスをする。
そしてそのなだらかな膨らみを揉む……というより押しつぶすと、
タマキの顔が痛みに歪んだ。
965姫と侍26/36:2008/07/26(土) 19:04:44 ID:9qWHEOwr

「つっ……」
コジローは慌てて手と唇を離す。
「あ、優しくしたつもりだったけど……痛いか?」
「はい……ちょっとだけ」
(まーしかたないか。ここはまだ発達遅いみたいだな……いや、胸だけじゃないけど)
一度引っ込めた指を触れるか触れないかという位置へ戻し、
コジローは壊れ物を扱うかのような優しい愛撫を開始する。

「あっ……」
濡れた和紙を摘み上げるかのような繊細さで白い乳房の上を撫ぞり、
円を描くように指を這わせるとタマキの吐息が少し蒸れる。
「ふぅ……」
(ま、一応それなりに感じたりはするわけだ。
なら、こっちの方も大丈夫か?)
コジローが股間の曲線をつーとなぞる。

「ひっ、いたっ」
タマキの悲鳴に慌ててコジローが愛撫を止め自分の手を見ると、
そこにタマキの痛覚を刺激した犯人を発見する。
「ああ……そういやそうだったな。すっかり忘れてた……」
少女の柔肌を傷つけた物、それは練習でできた竹刀ダコだった。
(そういやここんとこ家帰っても素振りしてたからなぁ……)

大学時代、童貞を捨てた時は毎日の素振りなんてやっていなかったから
竹刀ダコなど存在しなかったが、今の手では指による愛撫などできない。
(だったら……もう、挿れちまうか?)
しかし処女の濡れていない性器に、しかもタマキのような小柄な少女へ
いきなり挿入するような危険な真似をできるわけがない。
(だとしたら……こうするしかないか)
コジローは顔を少女の股へ近づけると、未開の秘裂を舐めあげた。
966姫と侍27/36:2008/07/26(土) 19:05:46 ID:9qWHEOwr

保健体育では習わなかった行為にタマキはパニックを起こす。
「え、きゃ、そ、そんなところっ……き、汚いです!」
コジローは割れ目から口を離しタマキに尋ねる。
「風呂入ったばかりだろ?それともちゃんと洗わなかったのか?」
「いえ……そ、それは、ちゃんと、洗っておきましたけど……」

「なら大丈夫だろ」
顧問の髪を掴みなおも何か言おうとするタマキを無視して、
コジローはもう一度そこを舐める。
「あ、や……」
タマキはコジローの頭を抑えたまま可愛く喘いだ。
(なんつーか……見かけは小学生みたいだけど……
刺激してやれば一応、少しは濡れてくるんだな……)

遠目では一本の線にしか見えないそこを何十回も舌でなぞり続けると、
貝の口のように閉じていた肉の門に段々と空間が生まれ始めた。
タマキの全身からも少しずつ力が抜け、コジローは少女の両足を少しずつ割り開いていく。
しかし彼女の両足を大きく両側へ開かせても、
そこは包皮に包まれたクリトリスの頭がやっと空気に触れるぐらいしか隙間が開かず、
コジローの肉棒を入れるにはまだ早く思える。

(とはいえ……もう愛撫を始めて5分ぐらいか……
タマの体の小ささと処女って事を考えると……この位のスペースで限界なのか?
……なにより愛撫に時間かけすぎると、
不安と恐怖がぶり返してせっかく濡らしたここが乾いてきちまうし)
実際に今も濡れ方が最初の頃に比べ悪くなってきている気がする。
決断を下すなら今かもしれない。
「タマキ……そろそろ入れるぞ?」

上気して息が荒くなっていたタマキの顔がさっと強張る。
「は……はいっ」
「ほら、あんま硬くなるなよ」
コジローが自分のバスタオルを取ると、タマキは息を呑んで彼の下半身を一度凝視し、
そんな自分の様子を伺うコジローに気づき慌てて視線を他の場所へ彷徨わせる。
「お、お願い……します……」
967姫と侍28/36:2008/07/26(土) 19:07:06 ID:9qWHEOwr

視線、呼吸、声色。全てが震え、定まらない。
コジローの逸物を見てから、タマキが更なる恐怖に支配されるのが手に取るようにわかる。
(そりゃなあ……正直入れる方の俺でさえ……怖いぐらいだし……
裂けたりしないよな?)
コジローは先端をそこにあてがうと、身を屈めて震えるタマキの唇へ再度キスをする。
「力抜いてなるべく楽にしろ」
「は……はい……」

そして、ついにコジローの分身がタマキの中へ挿入される。
「……っ!……」
(き……きつい…………それにすごい力で閉め潰そうとしてくる……)
コジローの侵入があるポイントでとまる。
硬くてきつい壁の圧力よりなお強い存在感で、
その薄い肉の瘤はタマキの純潔を守っていた。
(くそ……なんて苦しそうな顔してやがる……)

コジローの下で涙を溜めたタマキの顔色は蒼白で、
彼女の感じる苦痛がどれだけ激しいかを雄弁に物語っている。
(かといってここで止めるのは……できないな。
タマキの病気を治すまでの時間はそんなに残されてねえんだ……)
大きく息を飲みこむと、コジローは一気に腰を突き出し教え子の貞操を奪った。
「ぁぅっ…………」

くぐもった悲鳴がタマキの口から漏れ、たまり切った涙が堰を切って流れ出す。
その瞬間まるで陰茎を握り潰される様な圧力を感じ、コジローも低く呻く。
「……我慢しろ。すぐ終わらせる」
破瓜の血がわずかながら潤滑油の働きをしてくれるのは不幸中の幸いだった。
コジローは歯を食いしばってタマキの中で前後に肉の刀を動かす。
その度にタマキは口から苦しそうな吐息を零し、頬が青白くなっていく。

処女であり体格の小さいタマキの締め付けが、コジローの快楽中枢をすぐに高めていった。
(…………すげえ締め付けだ……これなら、すぐに出せる…………)
コジローはまるで板に釘を打ち込むように、硬くてきついタマキの穴を陰茎で穿つ。
「タマ……出すぞ……」
「っは…………」
ほどなくコジローは何度か腰を痙攣させながらタマキの中へ濃く白い液体を放ち、
射精が完全に終わった後ゆっくりと腰を引いてタマキの体から離れる。
968姫と侍29/36:2008/07/26(土) 19:07:47 ID:9qWHEOwr

「タマ……もう終わったぞ?」
ティッシュペーパーでタマキの股間から滲み出る白と赤の混合液を拭きながら、
コジローはタマキの頭を撫でる。
「だからもう……力抜いていいんだ」
その言葉でようやくタマキはシーツを力強く握り締める指を脱力させる。
「はい……」
「涙も拭こう……な?」

コジローの声でようやく自らが泣いている事に気づいたタマキは、
慌ててコジローから顔を背ける。
「あ、はい……その、すいません……」
彼女の目元をハンカチで拭いながら、コジローはとてつもない罪悪感に苛まされていた。
(ああ、くそ……なんかものすごくひどい事したみたいだ……
こんな事ならロリコンかサディストに生まれてくりゃよかったな……)


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


翌日の部活時間、男子更衣室から出てきたコジローは楽しげな談笑を耳にする。
見れば武道館の片隅で女子五人がタマキを中心にして輪となり、
大人の女になったばかりの少女に対しマシンガンのように次々と質問を繰り出していた。
「じゃあ、ついにタマちゃんは……」
「はい、一応、昨日……」

「ええー、本当に、本当に、その、タマちゃん、先生とそういう事を……」
「何でそんなに驚いてるのよ。サトリだって賛成してたでしょ、
タマちゃんが治療を先生にしてもらうのを」
「え、そ、それはそうですけど、その……実際にこういうことになるとはその、
なんていうか現実感がないというか、その」
遠くから眺めるコジローと目が合い、
サトリはますます顔を紅潮させてもごもごと言葉を飲み込む。

「さとりんはウブだねぇ、これ位のことで真っ赤になっちゃって」
「……そういう先輩も少しのぼせてるみたいですけど」
ミヤミヤの指摘どおり、サヤの顔は微妙に赤い。
「え、あ、あたしが赤面してるって?な、何を馬鹿なことを!」
慌てふためくサヤにミヤミヤが爆弾を落とす。
「先輩、もしかして処女ですか?」
969姫と侍30/36:2008/07/26(土) 19:08:44 ID:9qWHEOwr

一瞬武道館を沈黙が支配した後、サヤの顔が真紅に染まる。
「な、なわけないでしょ!言っとくけど結構すごいんだからね、あたしは」
「…………サヤ〜ん、そんな事で見栄張らなくても。本音でいこうよ本音で」
「キリノまで何さ!話してないけど結構経験豊富なんだからねあたしは」
(((も、ものすごくうそ臭い……)))
コジローとキリノ、ミヤミヤが疑り深い眼差しサヤに向けるなか、
サトリはますます顔に血を上昇させる。

「す、すごいです、皆さん大人です!それに比べて私なんて……」
「いやいやさっちん、あたしも経験ないし、
まだ高校生なんだから経験なくても卑屈になることないって」
まるで自らの疑惑を晴らすかのようにサヤが話題を変えた。
「しかし一昨日告白されたばかりなのに、先生も行動早いっすねぇ。
で、どうだったのタマちゃん、コジロー先生変な事しなかった?」

コジローはおいおい何馬鹿なことを言ってるんだ、
とサヤを止めようとしたが思いとどまった。
それは昨日コジローがタマキの主治医に会った時に受けた説明を思い出したからである。
『病気の発見がここまで遅れたのも、川添さんの家庭環境や交友関係に一因があります』
コジローがどういうことかと尋ねると、
女医はメガネのつるを人差し指でずり上げながら説明した。

『父子家庭で育った彼女には、
子宮内膜症で起こる月経の激しい苦痛を相談できる同性の家族がいませんでした』
確かに女の子は父親に生理のことなど説明はし辛いだろう。
『中学時代もあまり親しい友達がおられなかったようですし……
特定の趣味を語り合う友達はいたようですが、
体の変調を話せるほど心を許せる仲ではなかったようです』

確かにあいつは友達が少なそうだったもんな、
と出会ったばかりのころのタマキを思い出しながらコジローは苦笑した。
クラスメイトといかがわしい雑誌の記事について語り合ったり、
18禁のDVDをこっそり部活の先輩から借りたり、
ちょっと大人びた下着を友達と一緒に買いに行ったり。
中学時代のタマキにはそういった経験が殆んど無かったのだろう。

『もし剣道部に入って今の先輩や学友達に出会わなければ、
川添さんの子宮内膜症の発見はますます遅れていたでしょう』
タマキの病の発見に繋がったのは、何気ない女子更衣室での会話からだったらしい。
そんな説明を聞いていたから、コジローは教え子達の猥談を放置した。
(ま、こういう話をして知識を蓄えることも必要だしな……今のタマには)
多少は自分が話の種になるのもしょうがないか、とコジローは割り切る。
(まあ男子が来たら止めるぐらいでいいか)
970姫と侍31/36:2008/07/26(土) 19:10:20 ID:9qWHEOwr

「変な事って……なんですか?」
首を傾げるタマにミヤミヤがさらっと答えた。
「例えばそうね……口でしろと強要されたり」
タマキは少し頬を染めながら昨夜のことを思い出す。
「ええと、確かに口でしましたけど」
タマキの答えに一瞬場が凍りつく。

幽鬼のようなゆっくりした動きと修羅のような形相でミヤミヤがコジローの方を振り向く。
「……へー、初めての年端もいかない女の子に口でするように強要……」
(ここここ、怖えええええええ)
ミヤミヤの全身から立ち上がるどす黒いオーラに、コジローの血が凍る。
彼女の竹刀の切っ先は、コジローの頭部へゆっくりと向けられた。
「ば、馬鹿!違うってば!俺はタマに強要なんかしてねーよ、
むしろ俺がしたんだって!タマもちゃんと説明してくれ!」

コジローの必死な形相に驚いたタマキがこくこくと頷くのを見ると、
ミヤミヤの顔が元に戻る。
「あら、そうだったんですか。それならOKです」
しかしサヤは顔を真っ赤にして大声を上げた。
「ええ、先生がタマちゃんのを口でって……そ、それはそれで変態臭いような」
「まーでも前戯をするのは大切だからねぇ、特にタマちゃんは初めてなんだし。
ある程度慣らすのは大切なんじゃないかい?」

「キ、キリノまでそんな事を!」
「……経験が多いという割には、口でしたこともされたことも無いんですか?」
ミヤミヤの突っ込みにサヤは耳まで真っ赤になる。
「どーせ……どーせあたしは処女ですよー、うわーん!」
泣きながら武道館を飛び出したサヤの脇で、
サトリはサヤに負けないぐらい顔面を朱に染めていた。

「タマちゃんと先生が大人の関係に……宮崎さんは口でするのが当たり前……
この部って……この部ってなんだか大人だ……」
どうやら今までのやり取りで脳が許容量を超えたらしく、
サトリはへなへなと力を失い壁にもたれかかった。
そんな中着替えの終わったユージが男子更衣室から出てきたので
コジローは手を叩いて女子の話を終わらせる。
971姫と侍32/36:2008/07/26(土) 19:11:01 ID:9qWHEOwr

「ほらほらお前ら、ユージが来たから話は終わり。続きはまた部活の後でな。
練習はじめっぞー」
ユージは武道館内の不穏な空気に首を傾げる。
「あれ、皆何の話をしてたんですか?サヤ先輩はいないし東さんはグロッキーだし」
コジローは適当にごまかした。
「ま、なんでもないから気にすんな」

「じゃ、あたしタマちゃんと打ち込み稽古します。よろしくね、タマちゃん」
いきなりミヤミヤは困惑するタマキの手を掴んで武道館の端っこへ引っ張ってゆく。
「あ、ずるーいミヤミヤ、二人きりで稽古しつつ色々タマちゃんから
聞きだすつもりだね!」
「おほほほほ、早い者勝ちですわよ部長」
「てか俺の指示もなく勝手に打ち込み稽古始めんなよミヤ!」

「聞き出すって……何をです?」
「まあ気にするなってユージ」
取り付くしまもないコジローの様子にユージはため息を吐く。
「じゃああたしはサヤでも探してきますか。
全くあの子も変なとこで見栄っ張りなんだから」

「先生とタマちゃんが大人の……口でするのは当たり前……」
サトリはまだうわ言の様に何事か呟き続けていた。
と、サトリはバランスを崩し倒れこむ。
「きゃあ!」
しかしその腕をユージが掴んだ。
「大丈夫東さん?体調悪いのなら休んだ方がいいよ」

「え、ええ!?あ、はは、大丈夫です私は、ほら、こんなに元気!」
ぶんぶんと機械的に素振りをするサトリを怪訝そうに見つめた後、ユージは館内を見渡す。
ミヤミヤとタマキは打ちこみ稽古と称して何かを小声で話し合い、顧問は心ここにあらず。
サヤとキリノはどこかへ行き、ダンは掃除でまだ来ない。
(全く、みんな身勝手だな)
「先生とタマちゃんが大人の……口でするのは当たり前……」
ユージはにこやかに笑いながらまたぶつぶつ呟き始めたサトリを誘った。

「じゃあ東さん、俺らもやろうよ」
「え…………」
一瞬の絶句。その時サトリの頭はナニのことで一杯だった。
そんな頭の沸騰した彼女にとって、ユージのお誘いは練習のことと認識できなかったのだ。
「ユ、ユ、ユユユユユージ君と私が、いいいいいいっしょに……」
「?うん、いっしょにやろ」
「い、いやああああああっ」
972姫と侍33/36:2008/07/26(土) 19:13:12 ID:9qWHEOwr

サトリの突きを食らったユージは吹っ飛んだ。
「なぜにーーーーっ」
「ああ、ユージが死んだ〜」
遅れてやってきたダンが、武道館の外まで飛んできたユージに驚きの声を上げても、
コジローはまだ放心したままタマキの方を眺めている。

それはミヤミヤとタマキが壁際へ移動する時のやり取りを見聞きしたからだった。
――それでタマちゃんは、Hした時痛くなかった?――
――……少し痛かったけど、大丈夫です……――
――そう、ならよかった――
手を引っ張りタマキとは反対側の方を見ていたミヤミヤは気づかなかった。
大丈夫と答える少女の顔が全然大丈夫そうではないことに。

(IH予選で立っていられないほどの痛みを耐えていたあのタマが……
あんなに辛そうな顔をするなんて……)
改めてコジローは、セックスが体の未発達なタマキに
どれだけ負担をかけているかを思い知らされた。
(こんなんでタマキの病気、ちゃんと治してやれるのか……?
こんなザマで、俺達うまくいけるのか…………?)


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「うまくいくわけねーーーーーーーーー!!」
突然大声を出すコジローに、タマキがびくっと振り向く。
初めての夜から五日経っていた。いくら毎晩Hをしているとはいえ、
そんな短期間でタマキがセックスに慣れるはずもなく、
今日もコジローはタマキの泣き顔を見ながら射精した。
その後セックス後の倦怠感と罪悪感に苛まされていたコジローはいきなり吼えたのだ。

「すいません……あたしの体が、その、未成熟で」
「あ、いや、タマは謝るな!謝らなくてもいいから。
お前に怒ってるんじゃねえんだよ!」
コジローの大声にますますタマキは小さくなって彼に尋ねる。
「え、あの……じゃあ、誰に怒っているんですか?」
「そうだな……この状況を作った神様かな。タマをひどい病気にしやがって!
このままだと俺は……」
973姫と侍34/36:2008/07/26(土) 19:14:02 ID:9qWHEOwr

そこでコジローは吐き出そうとした叫びを止める。
(このままタマの辛そうな顔見ながらセックスを続けてたら俺、
……インポになっちまう!)
事実、昨日はタマキの中へ入れる前に萎えかけて自分でしごかなければいけなかったし、
今日はH前の風呂へ入ってる間に愚息が下を向いてしまい、
やはり自分で慰めてから始めなければいけなかった。

しかしこれらの事実を口にしたら自分の体つきに
自信のないタマキを傷つけるかもしれない。
(事実自分で未成熟とか言い始めてるし……いやまあ、確かにその、
ちょこっと子供っぽいけど、とにかくそれは置いといて!)
「このままだと、うまくいかねえ……いくわけねえ!」

普通のカップルならお互いの性感を探し、体を慣らしていくこともできるだろう。
だがタマキとコジローにはそんな悠長な真似はできない。
タマキの子宮には、子宮内膜症にはタイムリミットがあるのだ。
「あの……あたしは別に……辛くなんかはないですよ」
「……辛くないわけねーだろ。こんな涙目になっといて」
タマキはぎこちなく笑ってみせる。

「あ、あの……これは嬉し涙、です」
「……いやいやいや。ありえねーよ。ガチ泣きじゃねえか」
「そ、そんな事は……ないです。はい」
コジローははあ、と大きくため息を吐く。
(あーもう、こいつはこんな感じで強がるし……先輩との試合といい、
東城戦の時といい……結構意地っ張りなところがあるのは分かってたけど……
こんなんじゃこいつどんどん自分で自分の首を絞めるぞ)

もしこのまま苦痛しか生まないセックスを続けるならタマキはさらに濡れにくい体となり、
セックスの負担やストレスはますます増加するといった負のスパイラルに陥ってしまう。
そうなればタマキを妊娠させるというゴールはますます遠くなる。
そして何よりこのままだとコジローは不能へ一直線、
彼の物が勃たなくなれば妊娠もくそもない。
(こうなりゃ……あいつに相談するしかない!)

974姫と侍35/36:2008/07/26(土) 19:15:23 ID:9qWHEOwr

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「というわけで、昨日お前を送った後にもらってきたのがこれだ」
翌日コジローの部屋で取っ手のついた金属製の嘴のような外見をした器具を見て、
Hの終わったばかりで疲れ果てていたタマキは不安そうな声を上げる。
「あの……これって何なんですか」
「ああ、クスコっていう医療器具だ。膣の大きさを測るものだよ」
「名前じゃなくて……」

(何でそんな物がここに?)
「お前や俺が苦しまないようするために必要なんだよ。ほら速く足開け」
「ええ、あの、あ、冷たっ」
布団の上で両足を大きく開かされたタマキは、
いきなり下半身に冷たいクスコを入れられて悲鳴を上げる。
「んじゃま、ゆっくり広げていくから……痛くなったら言えよ」

コジローは閉じていた銀色の嘴を少しずつ広げていく。
それとともにタマキの膣口が大きくなる。
(や……広がって)
「……あ、いっ、いタッ」
「ふーん、これ位か……じゃ、このサイズだな」
ようやくクスコが抜き取られてほっとしていたタマキは、
コジローが袋から取り出した物を見て今度こそ仰天した。

「え……そ、それは……」
男性性器を模し合成樹脂でできたあまりも淫靡な物体。
「これはディルドーだ。……さすがにこいつは名前を知らないか」
「そ、そんな物どうす……」
コジローはさも当たり前のように呟いた。


「入れるんだよ、お前の膣に」


「え、無理、そんなの無理です!そ、そんなの……なんで」
「ローションたっぷりつけるしサイズもでかすぎねえの選んだから問題ねえよ」
目を白黒させているタマキの腰を掴み、
コジローはその割れ目にディルドーの先端を突っ込んだ。
「や、……あ、おおきっ、……いや、はいっちゃ……」
タマキは少し苦しそうな表情を浮かべたが、
コジローは怪しいピンク色のこけしを力ずくで少女の中へと沈ませる。
975姫と侍36/36:2008/07/26(土) 19:16:15 ID:9qWHEOwr

「よし、タマ。これからは家でこいつを入れたまま生活するんだ」
えげつない指示に、タマキは涙目でコジローを見上げる。
「な、なんの……ために」
「首長族や耳長族って知ってるか?首に輪をつけたり、耳に重りをつけたりして
首や耳を長くしている人達だ。あれと同じで、お前のあそこを大きくするんだよ。
毎日大きさを測って、大きくなったらその度にサイズを少し大きめなディルドーに変える。
この繰り返しで俺のが入っても痛くないようにするまで大きくするんだ!」

「でも……こんなの……入れたままなんて……」
タマキが難色を示すのも当たり前の話だ。しかしコジローも必死になる。
(俺は親父さんの前でこいつを幸せにするって誓ったんだ……)
なんせタマキの病を癒せるかどうかの瀬戸際なのだから、
コジローも引くわけにはいかない。
「やるんだよ、このままじゃお前セックスの時辛いだけだろ!」
「わ、わかりました、わかりましたから!そ、その、体を揺すらないで下さい……」

(こ……こんなのつけたままじゃ、動くのも辛い……)
「ほ、ほんとに、これ、入れたままじゃないと駄目ですか……?」
「あ、稽古をしたり、親父さんと飯を食ったりする時は外していいぞ。
だけどそれ以外に勉強や寝る時、アニメを見る時とか一人の時は入れたままだ。
……後このことは部の皆にも秘密な、特にミヤには」
「うう……わかりました……」
(……こんなんで大丈夫なのかな……色々と)


続く
976姫と侍 次回予告:2008/07/26(土) 19:17:54 ID:9qWHEOwr

タマキの病を治すため暴走するコジロー
「こういう薬も使ってみるか?」

少しずつタマキの中に生まれる新たな感覚
「アニメ見たのに…………内容、全然……覚えてないや……」

そして起こる悲劇
「どうしたんだね珠姫?なんだか顔が赤いようだが……」
「っておい、まさか今も入れたままかよ?!
親父さんにばれたら……俺殺されちまうじゃねえか!!」


次回姫と侍第三話、『羞恥と芽生え』(仮)


「ごめん……なさ……あたし……高校生なのに………………漏らしちゃいました…………」
977名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 19:27:57 ID:ewJ3ugyV
キリノが空気過ぎるせいかもしれんが、長いだけで面白くないし
書き手のキャラや原作に対する愛情みたいなものが感じられない
設定はリアルっぽくしようとしてるのに、話の流れというか周りの反応が
ファンタジー過ぎる
あと、真面目?な和姦物で肉棒とか書かれると違和感があるな
978名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 19:32:45 ID:NarEMxEV
がんばれがんばれ

応援してるよ
979名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 21:14:54 ID:WMBuX5gb
そろそろ次スレですな
980名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 21:30:39 ID:Mm17QiCg
>>975
すごい組み合わせだなw
乙!
981名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 21:37:14 ID:vo4Qa6hr
テンプレ

土塚理弘氏の漫画の総合エロパロスレッドです。
マテリアル・パズルやBAMBOO BLADEのエロ全般を扱います。
小説のみならず絵師さんの活躍なども大歓迎です。
やおいものやグロ描写のきつい作品は対象外です。
荒らしや煽りなど、スレッドの進行の妨げになるレスは華麗にスルー。

●過去スレ
【マテパ】土塚理弘作品総合 6指目【バンブー】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206282101/
【マテパ】土塚作品総合 5指目【バンブーブレード】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1195654694/
【マテパ】土塚理弘総合エロパロ4指目【バンブー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1151590522/
【マテパ】土塚理弘総合エロパロ3指目【バンブー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131114856/
〜マテリアル・パズルのエロ小説〜 2指目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1104670126/
〜マテリアル・パズルのエロ小説〜
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053234874/

●関連サイト
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

土塚理弘作品系スレ ログ保管庫
http://totsuka.nomaki.jp/

【マテパ】土塚理弘作品総合【バンブー】作品保管Wiki
http://www13.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/1.html
982名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 22:18:55 ID:LB1RKkY1
983名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 22:21:22 ID:2q5Q+ySm
読んでもいないのに批判してる奴って、何なの?
984名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 23:18:32 ID:RXUMe2L+
>>976
続き待ってます
985名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 10:15:57 ID:A7uNFu2n
いろいろと面白い展開になってきた
こりゃ続きも楽しみだ
986名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 22:02:51 ID:v7GkDLjd
987名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 22:03:23 ID:v7GkDLjd
988名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 22:03:47 ID:v7GkDLjd
989名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 22:04:16 ID:v7GkDLjd
990名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 22:33:20 ID:Fi6tIWlH
でもまだ990
991名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 22:35:29 ID:5qcBT0y7
1000ならウラ様が脱ぐ
992名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 23:17:33 ID:I/NagerB
次スレえぇ
993名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 11:30:15 ID:Laj72oTk
赤ちゃんを人質に取られたプリセラレイプはまだですか
994名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 11:31:42 ID:Laj72oTk
995名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 12:12:52 ID:VmK6WZ2d
よっしゃあ>>2ゲットォォ!
996名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 13:46:18 ID:Laj72oTk
二分の一ははずれたようだな
997名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 13:50:14 ID:zWwMWeou
タイ
998名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 13:50:35 ID:zWwMWeou
ミン
999名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 13:50:59 ID:zWwMWeou
グわ
1000名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 13:51:39 ID:zWwMWeou
る――――――――ッ!!!!!
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