ガンダム00(ダブルオー)エロ小説総合スレ3

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935名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 23:35:40 ID:efIzERXc
待ってくれていた方がもしも居たなら、お待たせしました。
936名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 02:40:32 ID:pt+GS5En
>>935
待ってたノシ 
GJ!コーラかわええ〜
937名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 03:19:31 ID:IUIkPGSp
>>931-935
うぉ、待ってました!
押し切られるカティに萌えた〜。
なんか、「本能で好き」みたいなコーラがコーラらしくていいし
ごちそうさまですた。
938名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 20:53:05 ID:tgrfunmu
コラカティ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

エロなしなことだけが残念ですw
939896:2008/08/11(月) 02:42:07 ID:+ecrNhwr
スメラギ×Fシャル作者です。完成させてからupするといっておいて
大変申し訳ありませんが・・・またこれから3レス分、投下させてください。

読んでくださる方、いらしたらありがとうございます。
940スメラギ×00Fシャル(25)(エロ無し):2008/08/11(月) 02:45:07 ID:+ecrNhwr
(※最初の何行かは、前回の最後の何行かを修正追加したものです)

「あなたの、手に負えない部下・・・
もしかして彼は、彼らと戦って負傷したのではなくて?」

言ってから自分でも驚いた。
旧式とはいえ、AEUのモビルスーツ群を一方的に殺戮することが可能な、
トレミーのガンダムに劣らない性能を持つ三機のガンダムスローネ。
彼らと戦って生還できる者などないはずだ。
少なくとも、同じガンダムマイスター -- GNドライブを備えた
機動兵器「ガンダム」のパイロット以外には。
・・・そのGNドライブの中核をなす太陽炉が、つい先日イアンが
独立端末経由で極秘に報告してくれた「疑似」仕様であろうと、なかろうと。

トリニティの出現だけでも信じがたいというのに、
このうえまだ別のガンダムマイスターが存在する?
そんなことありえな --- 違う。むしろ逆だ。
トリニティと疑似太陽炉の存在が明らかになった以上、他にもまだ彼らと
同様のマイスターが存在する可能性を否定しようとする方が不自然だろう。
ならば、ありえるとしたら。
ソレスタルビーイング内にいわば「第三勢力」のガンダム、
そして第三のマイスターが存在するのだとしたら。
いえ、やはりそんなはず・・・

ループにはまりかけていた思考が、突然停止する。
まるで私の心を見透かしているようなシャルの答えを聞いて。
「ええ。彼らに、わたしたちの太陽炉を奪われまいとして」
941スメラギ×00Fシャル(26)(エロ無し):2008/08/11(月) 02:45:50 ID:+ecrNhwr
一瞬だけ停止した思考が、今度こそ疾走を始める。

シャル。あなたがそのひとことで伝えようとしているのは --
あなたの部下がやはりガンダムマイスターだということ。
つまりあなたが、ガンダムマイスターを指揮する立場にあるということ。
おそらく、私とそうは違わないたぐいの。
そしてあなたとあなたの仲間が、少なくとも1体のガンダムと、
1つの太陽炉を所有しているということ。
そしてその太陽炉が、トリニティによって奪われようとしたということ・・・
それもあなたの部下が、トレミーで早急に高度な治療を受けなければ
ならないほどの重傷を負ったことを考えれば、つい最近。
私の知らなかった武力介入というのは、そのことなの?
もしも、そうならば。なぜ彼らは太陽炉を奪おうなどと?
同じソレスタルビーイングであるはずのあなたたちから。
それにその太陽炉とは、疑似?それとも・・・純正?
まさか。
純正の太陽炉はあとひとつだけ -- 5基あると聞かされてきたうち、
トレミーのガンダムに搭載されている4基以外の最後のひとつ・・・
つまり第一世代の「Oガンダム」に搭載されていたものしか
存在しないはずだ。その製造に要する厖大な時間を考えれば。
だけど。
疑似太陽炉だとすれば、それはシャル、あなたたちが
ヴェーダのハッキングに関わっている可能性があるということ。
トリニティと同じように。
太陽炉の設計データは、ヴェーダの中にしか存在しないのだから。
・・・ヴェーダのハッキング。こんな大それた考え、まだ誰にも
ほのめかしさえしていないけれど。イアン以外には。
そうでないとするなら、シャル。あなたは。
Oガンダムに搭載されていた太陽炉 -- そしてOガンダムそのものを
所有しているかもしれないあなたたちはいったい、何者なの?
ソレスタルビーイングの中で、あなたとあなたの仲間の存在は
どんな意味を持つというの・・・?
942スメラギ×00Fシャル(27)(エロ無し):2008/08/11(月) 02:46:47 ID:+ecrNhwr
不意に、腹が立ってきた。
小出しにされる情報にきりきり舞いしている自分に対して。
そしてその断片的な……まるで神託のように、どのようにでも
解釈できそうな情報で、いきなり私を翻弄しはじめたシャルに対して。
「そうなの?でもそれは、私には知らせる必要がないとヴェーダが
判断した情報なのでしょう。だったら、どういうつもりか知らないけど、
いまさら中途半端に伝えるのはやめてくれない?」

とげのある言葉が宙に消えた瞬間、激しい後悔に襲われる。
私が「勘」にまかせて放った、唐突で立ち入った質問を、
シャルはかわそうともせず答えてくれたのに。
最低ね、私。戦術予報士としても人間としても。
流れ込んでくる情報を処理しきれなくなったあげく、
勝手にやけを起こしてイラついて。しかもその苛立ちを、
シャルのようなひとにぶつけるだなんて・・・
昨夜、彼女がその肢体すべてで示した細やかな優しさと愛らしさを
改めて思い浮かべ、やりきれない自己嫌悪に身をよじりたくなる。

それでもなんとか、謝ろうと口を開きかけたその時。
顔をうつむけたシャルが先に言った。
「ごめんなさい。わたしたちに関わる情報をプトレマイオスの
あなた方には伏せておくという方針は、ヴェーダの意向でもあるし、
わたしの希望でもあります・・・確かに、中途半端な情報で
あなたを混乱させるべきではないのかもしれません。でも」
言葉を切り、顔を上げる。
白いヴェールのように下がった髪に隠れて、顔の右側は見えない。
何らかの処置を施されているらしい左眼が一切瞬きをしないためか、
まるでAEU圏によくある古い教会の中にいて、聖母の彫像に
向き合っているような錯覚に陥りそうになる。

「今となってはもう、そのヴェーダに全幅の信頼をおくわけには
いかない・・・何者かの支配下にあるヴェーダには。スメラギさん、
あなたならもうとっくに、そのことには気づいているはずです」
943名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 08:02:16 ID:HsDU6SAi
スメシャルキタ━( ゜∀゜)━━!GJです!
944名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 21:42:00 ID:A2Pq3R9p
>>942
GJ!ババァかわいいよババァ
945942:2008/08/15(金) 10:08:30 ID:w98MNw5c
>>943
読んでくださって、ありがとうございます。
スメラギさん&シャルという超いい女2人の
組み合わせで楽しんでもらえたらすごく嬉しいです。

>>944
読んでくださって、ありがとうございます。
文字だけで書いたシャルにもそのフレーズを
いただけるなんて、とても嬉しいです。


すみませんが、これから家を数日離れることになり
今度の日曜はupできなくなったため、
別の話がありましたら投下をぜひよろしくお願いします>all
946名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 00:48:24 ID:RYWQA3fN
マリナをグチョグチョに犯す作品を是非
947名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 09:54:27 ID:Hn0ukYn7
マリナのあの性格は犯す系エロパロには持ってこい
948名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 12:29:45 ID:oQPJY8rc
>>947
マリナと刹那は汚されるといいよ!!(*´Д`)ハァハァ
949名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 20:40:03 ID:QDhNGPzN
OOFのコミックを見た
    ↓
結構面白かった
    ↓
三十路とロリしかいねえな。だがそれがいい、あげゃげゃ
    ↓
そうだ、フォン×シェリリン&874を書こう←今ここ
950名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 01:47:26 ID:E30FiT62
>>949
是非お願いします!!
951498:2008/08/17(日) 04:29:19 ID:JzDK9fi0
流れをぶった切りでKYスマン。前のレスでコテハン直すの忘れて恥ずかしい498です。
(襲)フェルロクフェル書いたんですが、ロックオンの死に逆襲したかのような物を書いてしまいました。
取り敢えず、レス数の関係により前編です。

注意点
これのカップリンクはあくまでフェルトとロックオンです(強調)
ロックオンの○○説(生存やら、入れ替わりやら、端末やらなんやら)突っ込みまくり。
9話の二人は24じゃなくて29なんだよ!
あえてそこはニールだろ!というところを反転しています。ありえない妄想ネタなので突っ込まれると痛いです。
設定にムダに時間をとられたせいか、ロックオン視点のほかにフェルト視点とティエリア視点も含めた3視点で送るムダに長い文章。
不評の場合はロク視点で切ります。
文章の荒さには毎度のごとく目をつぶっていただけるとありがたいです。
952(襲)フェルロクフェル1/10:2008/08/17(日) 04:39:30 ID:JzDK9fi0
あれからもう四年…彼らは今どうしているのか俺にはもうわからない。ソレスタル・ビーイングが世界からその存在を消したことにより俺は生かされた。
手に持つ花が三本から七本に増えて、その増えた数だけの年月が過ぎて…そして世界は変わった。彼らはどう思うだろうか?この世界に…
「きっとあの人はこういうだろうな…狙い打つと」
そう呼称するほど俺には過去になっていた。いや、過去にしたかったのだ。彼らが消える少し前、あいつが永遠に失われたことを知った。その瞬間からあの人はこの世界から消えたのだ。戻ることはもうないだろう。
力があろうがなかろうが俺はもう戻らない、戻れない…それがせめてもの償いだ。あいつを戦場に出してしまった俺の…それに一人では意味がない。

「―…ル…」

微かな声で呟いたその名は、もう誰も聞くことはない。ただ俺だけが知る愛しい半身の名前。眼前に広がる墓場の土を踏みしめるたびに一つ一つ彼らとの思い出が蘇ってくる。「ロックオン」と共に合ったあの日々のことを…


side ロックオン

あれは最終決戦の直前だった。フェルトの放った言葉が信じられなくて、俺は目をみひらいた。
「なんっ…」
しかし、言葉を紡ぐ前に俺の唇はフェルトのそれによって塞がれていた。誰に聞いたんだか、無理やり舌を入れてくる。彼女の精一杯のキスを受けながら、その稚拙な口付けにふがいなくも感じてしまい俺は罪悪感で一杯になった。
953(襲)フェルロクフェル2/10:2008/08/17(日) 04:41:03 ID:JzDK9fi0
「…何のつもりだ」
低い声音でフェルトを牽制する。びくっと震える彼女は見せた事のない俺を見て視線を彷徨わせる。けれど、すぐに彼女は俺を見つめた。怯えが混じる、しかし強い決意が垣間見える目で俺を射抜いた。
「ロックオンが…ううん、ニール貴方が欲しいの」
フェルトの目は真剣だ。ここで否を唱えてもきっと聞き入れてくれはしないだろう。何が彼女をこんなに駆り立てたのか…と考えるのはもはや愚の骨頂といえるだろう。
(俺は…)
「だったら、俺を襲ってみろよ」
「………っ!」
冷たく、低い声で言い放つとフェルトは泣きそうに顔を歪める…暫く沈黙の時が流れた。そして、その静寂を破ったのは、意を決したフェルトの平手打ちだった。
「本当に、優しいんだね。誰にでも…こんなときでも、だけどっ!」
頬を打たれた余韻に浸る間もなくフェルトは俺を襲いはじめた。再びフェルトが濃厚なキスを迫るが、俺は反応せずにただフェルトを見つめる。抵抗もしないが、彼女の行為に反応する事もない。
「ニール…」
名前を呼びながら文字通りフェルトは俺を剥いていく。人形と呼んで差し支えない俺の眼帯に優しく口付けをすると、首筋を這うように舌でなぞっていった。
「………」
ベストに手を掛けるとたどたどしい手つきでそれを脱がす、シャツも同様に。そして自身も服を脱ぎ捨てると、脱がした俺のシャツを身にまとった。
「邪魔なら、貴方が脱がして…私から」
954(襲)フェルロクフェル3/10:2008/08/17(日) 04:42:20 ID:JzDK9fi0
そして再び首筋に唇を落とすと強く吸い上げられる。加減を知らないそれが痛みとなって俺を刺激する。それはそこに限らず鎖骨や、胸、そして下腹部へと刻みつけながら移って行った。そして…
「どうした、欲しいんだろう?」
ベルトを緩めたところでフェルトの手が止まった。目線の先にあるそれが、緩めただけで自己主張したためだろう。俺が反応を見せなくても体は正直だ。俺は少なからずと感じてしまった。フェルトに…
(だけど、遊びはもう終わりだ…)
嗚呼はいったが、これ以上俺は関係を持つ気は欠片もなかった。ここまで挑発した俺を彼女は失望し、出て行くだろう。このままだと、身体も心も俺が汚してしまう。それが俺じゃ、ダメなんだ。
「…っフェルト!」
下腹部に落ちた雫が、俯いた彼女の状態を物語っていた。そしてあろう事か、手が主張するそれに触れていた。
「もういい…」
制止をするも、彼女は止まろうとしない。
「もういい、止めろ…止めてくれっ」
彼女を止めるために俺は抱き上げるように両の腕を回す。彼女の瞳が俺の胸をしっとりと濡らした。
955(襲)フェルロクフェル4/10:2008/08/17(日) 04:43:04 ID:JzDK9fi0
「俺が悪かった…」
フェルトも俺に手を回す。頭を優しく撫でると胸の中で泣き始めた。
(俺は、バカか?)
実直な彼女が俺を襲うこと自体、天地がひっくり返る様な異常事態なのに…そうさせたのは俺だ。軽率にも程があった。だが、俺にはフェルトの思いは受け止められない。たとえ俺にその気があったとしても…
(この腕が、身体がそして心さえも彼女にとっては全て偽りだ。だから俺は…)
俺はロックオンで、そして……ニールじゃない。
(…畜生!)
突き放そうにも、頭の中にフェルトの叫びがこびり付いて剥がれない…あの時の悲痛な声が。


俺は、思考を過去に巡らせていく。自分の犯した過ちを身に巡らす事でフェルトから離れるために…


「ロックオン!答えてロックオン・ストラトス!!!っ…いゃ…っ」
ティエリアを庇って負傷したとき、薄れる意識の中でフェルトの叫びが聞こえてきた。トレミーに戻ってぼんやりと意識が戻ったときも奴らの声と一緒に彼女の声が俺を呼んでいた。
956(襲)フェルロクフェル5/10:2008/08/17(日) 04:43:56 ID:JzDK9fi0
怪我の処置が終わり、俺はティエリアに会いにいっていた。刹那、アレルヤ、フェルトの声は聞いたが一緒に戦っていた奴の声だけしなかったからだ。一人称が俺から僕に変わる位奴が弱っていたから余計に…
(…今、声が…したような?)
向かう途中フェルトのことが頭をかすったが、ティエリアを探す事を優先したのは半身ともいえるヴェーダがあいつを拒否したという事実からだ。ヴェーダから一方的に切られて正気でいたとは思えない。
理屈はどうあれトリニティとの戦闘のとき既に突きつけられていたが、トレミーのバックアップで回復しても奴だけは動かなかった。いや動けなかった…聞いたところによると何かの障害で適用できなかったと。
(あいつはきっと…)
目線の先の展望室にいるティエリアを発見する。消沈とした背中がティエリアの状態を語っているようで、反射でガラスに映る表情が予想に反する事なく軽い放心と憂鬱が入り混じっていた。
「いつまでそうしているつもりだ?…らしくねぇなぁ」
降りたときの靴音で気付いたらしく、ガラスに映るそれで目が揺れ動いたのを見る。しかし、こちらを振り向く事はなかった。反射で映る表情がさらに翳りをまとう。
「いつものように不遜な感じでいろよ」
「…失った」
「あぁ?」
957(襲)フェルロクフェル6/10:2008/08/17(日) 04:45:16 ID:JzDK9fi0
もしかして俺の目のことか?逆にティエリアを刺激しちまったか…
(まいったな…)
「マイスターとしての資質を、失ってしまった。ヴェーダとの…直接リンクができなければ、僕はもう…」
しかし、それはティエリアの続けた言葉によって杞憂に終わる。だが、こちらを向かないのはやはり根底で気にはしているのだろう。己がこだわった末の結果を目にするのを無意識の内に避けている。
(やっぱり、それか…)
ティエリアの気持ちが分からなくもない。俺も今、結果の果てを身に染みるほど味わっている。自覚がある分厄介だ。逸らすにも、出来ない所にまできている。この戦いが終わるまで、俺はもう…
「僕は、マイスターに相応しくない」
ティエリアのその言葉が自身の胸に突き刺さる。今の俺には痛い言葉だ。ふがいなさが全身に傷となって刻みついている。そして、その裏に知られてはいけない真実が眠っている事を悟られてはいけない。
「マイスターに相応しくない、か…いいじゃねぇか別に」
「何っ!?」
「単にリンクが出来なくなっただけだ。俺達と同じになったと思えばいい」
だけど、言葉とは裏腹に想像に難くない自分がいる。きっと俺はティエリアに一番近い位置にいる。…それが機械か、人かの違いなだけで。マイスター失格なのはむしろ俺だ…
958(襲)フェルロクフェル7/10:2008/08/17(日) 04:46:04 ID:JzDK9fi0
「ヴェーダは何者かに掌握されてしまった。ヴェーダがなければこの計画は…」
「できるだろ!」
その先を言わせないように声をかぶせる。小さなうめきと共にティエリアがこちらを向く。その眼差しに、涙の跡を見る。俺は一瞬視線を通わせるとティエリアからそれを外す。
「戦争根絶の為に戦うんだ、ガンダムに乗ってな」
「だが、計画実現の可能性が…」
「四の五の言わずにやりゃぁいいんだよ。お手本になる奴がすぐ側にいるじゃねぇか。自分の思ったことをがむしゃらにやるバカがな」
そして俺も相当バカだ。ティエリアに掛けた言葉は全部自分の我侭の押し付けだ。だけどその言葉でティエリアは揺れ動いている。エゴで俺はティエリアを動かそうとしている。生き残るために…
「自分の思ったことを…」
「じゃなぁ〜部屋戻って休めよ〜」
これ以上いたら俺はボロを出しかねない。そう感じると俺は、あくまで自然にティエリアから離れた。
959(襲)フェルロクフェル8/10:2008/08/17(日) 04:47:09 ID:JzDK9fi0
「…ロックオン」
「おぉ?」
「…悪かった」
その言葉に、俺は微笑を浮かべる。俺が、ティエリアにどう映るか分かった上で。俺のずるさがなせる業だ。
「ミス・スメラギもいってただろ?失敗ぐらいするさ、人間なんだからな」
そう…人間だから嘘をこの身にまとえるし、隠し事もする。ティエリアの何もかもが正直な姿は普通の人には出来ない。だからこそティエリアにはまだ、そのままでいて欲しい。いずれ覚えるその時まで。

ティエリアから去った後、ハロが俺を探すようにやって来た。
「よう、相棒」
「ロックオン、サガシタ。ハロオコッテル、オコッテル」
「…ごめん、悪かった」
ハロを抱え上げながら苦笑する。
「悪かったよ、ニール…」
誰にも聞こえない様に俺はあいつの名前を呟いた。それが俺とハロの真実。ティエリア、お前がヴェーダとリンクをする様に俺はハロを通じて半身と繋がっている。だから誰よりも分かるんだ。
960(襲)フェルロクフェル9/10:2008/08/17(日) 04:48:07 ID:JzDK9fi0
(全ては俺の我侭で…ニールを困らせた)
ここに入る前、俺達は身体に何かを入れられた。ナノマシンのようなものだと聞かされたが、それ以来頭の片隅でいろんな映像や何やらがフラッシュバックするように俺の頭に入ってきた。それは全てニールの物だ。
(本当は、選ばれたのはニールだけだった…)
どんな理屈かは知らないが、ハロの側にいる奴の記録というか記憶が離れている相手に定期的に送られてくる。逆に、離れている方の記憶は来ないことになっている。任務の障害になるというのがニールの見解だ。
(…そうか、今のティエリアはかつての俺だ)
あくまでロックオンとしての記憶の共有。入れ替わっても違和感がないようにするための処置。任務を離れれば俺達は一人の人間として存在できる。しかし、『ロックオン』は一人きりだ。二人で一人…
(家族が死んで、ニールまで何処かにいったときの俺だ)
俺はティエリアにとってのヴェーダになる訳にはいかない。そうしたらきっとあいつは悲しむ…ティエリアを見てそう実感させられた。地上にいるニールは今、何を思っているのか…
961(襲)フェルロクフェル10/10:2008/08/17(日) 04:49:13 ID:JzDK9fi0
(どうして、気づけなかった…自分と同じだと)
だから死ねない、死ぬわけにはいかない。たとえ、仲間を利用する事になっても…俺はニールのようには決してなれない。独りで全てを抱え込むことは出来ない、もう…させたくもない。
(やっと見つけたニールを離したくなくて、しがみついた俺と同じだ)
入れ替わりながら、訓練でニールと同等の力を手に入れた。むしろ、それに勤しんでいたのは俺だ。ニールと違い俺は一から始めることになり、彼の制止は力をつけることで跳ね除けた。
(そして、俺は…ニールが見てきた闇を知った)
ロックオンとして俺は、俺達は舞台に上がった。あの宣言の日以来、俺はライルとしての過去を捨てた。そしてニールの穴を埋めるように生きてきた。無論、彼が行ってきたことも全部背負った上で。
ニールに伝わらない事をいいことに、そして少しでも近づきたくて…だけどその日を境に俺は顔を合わすのが怖くて仕方がなかった。ロックオンとしてのメモリーはきても、ニールの真意が分からなかった。
地上に降りたとき分からないはずがないのに、ハロを通して一片たりともそれに触れる事はなかった。入れ替わる間際に会うことがあっても一言も問い詰めようともしなかった。…次第に俺の方から離れていった。



ただ、一緒にいたかっただけなのに…
962(襲)フェルロクフェル498:2008/08/17(日) 05:02:07 ID:JzDK9fi0
後編予告
フェルロクからロクフェルへ

ライルの生きる未来は…
墓場の中心でライルと叫ぶ。
結局あの人ってなんだよ!
迎えに来たティエリアに振り返るロックオン果たして…彼は

な所はきっちり整合性をつけています。まあ、二期情報で新ネタでたらつかえねぇよな物ばかりですが。

それでは、投下がないようなら滑り込むか次スレまでなだれ込むかのどちらかで。
神々様の続きを待っている身としては投下しにくいのでスイマセンでした!!!!

963名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 07:38:11 ID:3vNq+lS8
>>962
謝るくらいなら最初から書かないでくれる?どうせ誰かがSS投下した直後に投下するんでしょ?
内容以前に前書きの誘い受けがひどい。言い訳し過ぎ
964名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 07:44:58 ID:M3sjwRKY
>>963はツンデレだから気にしないで
あとそんなに謙遜しなくていいから
965名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 10:55:58 ID:OmQiew0L
>>963
なんだ匙か。

続フェルロク待ってるよ!!…半裸で!!
966名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 20:20:29 ID:WPI6nB5O
フェルロク最高w
続き待ってるよー。
967名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 23:29:45 ID:dn1dzSUN
刹マリのタブーな雰囲気出まくりの作品頼む
母子相姦的な
968名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 08:50:40 ID:Av0C47aw
マリナ分は不足気味だ・・・
969名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 09:07:45 ID:PjlPpJMN
刹那に指マンされて嫌がりながら潮吹きしちゃうマリナたんきぼんぬ
970名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 00:50:34 ID:Wx6Y8osh
刹那もよく我慢出来るな、俺なら絶対マリナを襲ってる。
971名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 16:19:09 ID:Wx6Y8osh
もっと盛り上がるべき
972名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:18:28 ID:xNAVfYyJ
>>968
刹マリは過去に何度も出てるけど刹ネナはそれより少ないんです(´・ω・`)

わがままだが、誰か刹ネナで和姦物書いてください(´ω`)
973名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:18:58 ID:76sK2CBQ
刹マリ職人さん待ちだな
974名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 01:56:58 ID:yWbCpgpE
2期までもう少し保守
975名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 15:54:13 ID:K1KzVKu8
F以外の外伝ってもしかして職人さんに嫌われてる・・・?
PやVのエロも読みたいです・・・
976名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 17:09:53 ID:uNZBRYHo
取り扱いが無いと嫌ってると思う理屈がわからん
単に興味が向いてないだけであえて避けてるわけじゃないだろ
そして人に乞わずに自分で書け。みんな喜ぶぞ
977名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 00:45:45 ID:WOUmfuBw
PもVも見たことがない
唯一見たことあるのがFのコミック
だからFもの書こうと思ってる
あげゃげゃげゃ
978名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 07:38:01 ID:+mr4RaES
>>975
好きなキャラカプに反応してるだけだよw
俺はネナ刹那とかIFさんとかだw
だが最近、アリマリに興味がむくむくだ…書こうかな…
979名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 10:33:53 ID:YzTwOh0Q
アリマリってアリー×マリナか?それなら俺に需要が…
980名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 10:55:26 ID:xc/qCkQH
俺がキラでガンダムだ!
981名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 14:59:47 ID:+mr4RaES
>>979
正解です。いい感じに苛めてくれそうなアリー…マリナ…(-ι_- )クックック
982名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 21:08:19 ID:uvMLAa2y
NTR好きにはたまらんな
983名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 21:08:27 ID:iqlDE52d
刹那がぶちギレそうだな
しかしマリナは良い苛められっぷりを見せてくれる筈。
984名無しさん@ピンキー
ひろしならやってくれる。