ガンダム00(ダブルオー)エロ小説総合スレ3

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1名無しさん@ピンキー
現在放映中のガンダムOO(ダブルオー)のエロ小説総合スレです。
マターリsage進行でハァハァしましょう。

過去スレ
ガンダム00(ダブルオー)エロ小説総合スレ2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198904875/
ガンダム00(ダブルオー)エロ小説総合スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191595952/

次スレは>>990あたりで。
2名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 19:43:56 ID:6PcbYHoX
>>1乙ぜ!



兄貴(´・ω・`)
3名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 19:48:15 ID:l+HdwPUL
今回の放送…色々あったな…
まずファンネル系武装はOOではあまり使えない事がわかった。アリーが使ってもあの程度。
つーか刹那、ネーナは無視?
大佐の焦り顔はよかった…
兄貴…合掌(_人_)
4名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 19:49:04 ID:k1WMbKMU
>>1乙です。

兄貴いぃぃΣ(;ロ;
5名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 19:49:11 ID:Ud/YgZ1H
>>1
乙です
監督が言うには25話でお前生きてたの!?ってキャラが出て来るみたいだからロックオン好きは期待してた方がいいかも
6名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:01:46 ID:pVi8yDsv
>>5
ルイスママンとか?
7名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:02:19 ID:emJR9xg6
本編最後付近のフェルトが笑顔から一転絶望に叩き落されたの見てたらなんかもうね・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
せめてここでは幸せなロクフェルが見たいと思った
8名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:02:46 ID:8bgIrPfP
これでロックオンが生きてたら・・・種の二の舞だよ。

にしても・・・ロックオン(涙)
9名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:02:53 ID:XjrRsPPW
>>5
絹江だよね(´・ω・`)
絹江はまだ生きてるよね(´・ω・`)

この作品って、うまくやれば四分の一クールくらい引っ張れそうなネタを書き捨てるのが多いよね。
刹那と兄貴の話とか、今回の奴だって
「本来ロボットが使う武器を生身の人間が撃つ」だなんて、無駄な行動だけど無駄に熱くなる話、
ネタふりから最後まで、多めにみて三話しか使ってない。ほかの話もあるから、実質一話分ていど。
うまく書けば映画一本のネタなのに。
なんだろう、とりあえず詰め込んでみました的なノリなのかなぁ。構成が雑に思う。
10名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:08:58 ID:8bgIrPfP
あっ もしかしてサーチェスのことかな?
11名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:16:04 ID:GLgMCXTN
グレンラガンが詰め込みに詰め込んだ手法で成功したから2番煎じ…とか

ガンダムでやる手法じゃねーよな
死人怪我人以外で魅せる展開を作ってほしい
12名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:25:42 ID:Ud/YgZ1H
ロックオンは間違いなく死んだらしいよ
その代わりお墓にいたロックオンの兄弟が出る
ロックオンの回想を見たらわかるけど食事は五人分あるから
今回死んだのはニール・ディランディで10月からの2期で登場するのがライル・ディランディ
13名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:44:30 ID:4fz0+DR9
ここで
ロックオンを喪った悲しみを慰めあうティエリアとフェルト
を妄想しますた
もちろん性的な意味で
14名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 20:46:03 ID:qs6L1P+F
>>9
そこは状況を主軸に動かすか、行動を主軸に動かすかの違いじゃないかな。
今回のロックオンの一撃を主軸にするならば、ロックオンが千切れただけの
カノンを見つめるシーンがあり、撃つまでの溜めもあったろうね。
15名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 21:27:08 ID:L4+u11s1
>>9
ねーちゃんは死体出ちゃってるしなぁ…
個人的にはミハ公じゃねーかと思ってるんだが。
16名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 21:52:36 ID:Twly2CQK
ちょっと目を離しちまったから尋ねるが、結局我らが兄貴はヒロシを殺ったのか?
17名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 21:52:40 ID:d2upb1oB
ネーナも気になる
OPでスローネ三体のうちドライだけ微妙に目立ってたから何かあるのは間違いないけど
18名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 22:10:57 ID:RT5u2YLu
>>16
「しんのすけ・・・家を・・・頼んだぜ・・・」とか言う遺言シーンが無かったから
ヒロシが生きてる可能性大
19名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 22:12:44 ID:/TKAjNHj
>>9
ヒント
ディランディ家の食卓に5人分の食事
別スレで指摘されてて見直してみたけど間違いなかった
あの回想は多分ニール視点。兄弟がいるかもってこと。
以前から双子の可能性はあったし(墓参りのときにロックオンが二人いた)
20名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 22:20:40 ID:8bgIrPfP
>>12

確かにライルが第二期から出る可能性は有るが、ロクックオンと同じ顔だからって射撃が得意とは限らないから、デュナメスに乗る可能性は低いよな。

それだったら、砲撃士かつ予備のマイスターのラッセがデュナメスに乗る可能性の方が大きいな・・・・・・生き抜いたらのハナシだけどね
21名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 22:23:42 ID:63Gj9aOy
射撃は並だけど格闘が鬼、の可能性もあるぞ
22名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 22:32:28 ID:8bgIrPfP
格闘が鬼強かったら、刹那の存在意味が無くなるだろ。
23名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 22:49:04 ID:npKBkuT8
ネーナ「ねえ刹那、子供の作り方教えて!」
24名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 22:52:13 ID:XjrRsPPW
>>19
いやいやいや、そういう問題じゃないんだよ。
兄貴は死亡フラグ立ててたし、死ぬのは別に良い。
ただ、刹那との確執も、ネタ振るだけ振って特に掘り下げもせず、
せっかくの14歳とのフラグだって、あれ以降ほとんどまともに使われず、
ティエリアとの関係も掘り下げたわけじゃない。
この辺全部掘り下げたら、兄貴主人公で一本作れるだけのものがそろえてあるのに、
出すだけ出して投げっぱなしジャーマン。代役で効くネタじゃないはずだよ、この辺は。
主役級をかっこよく殺すのは別に良いけど、広げた風呂敷はちゃんとたたんでもらいたかった。
これじゃキレイに広げた風呂敷をくちゃくちゃに丸めて窓の外に投げ捨てただけだよ。
絹江にしてもそうだけど、何のために広げた風呂敷なのかが明確じゃない。

って、

冷静になったらスレ違いじゃん(´・ω・`)ゴメンポ、アツクナリスギタヨ
25名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 22:55:52 ID:TjI7oiSE
>>24
いや、エロパロ板といえど熱くなるのもわかる
今日ぐらいはいいじゃないか
26名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 23:46:40 ID:k1WMbKMU
兄貴のショックがなかなか…orz
27名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 23:52:33 ID:6PcbYHoX
後2話で一旦終了になるの知ってて言ってるのか

刹那との確執はガンダム馬鹿だで一応ケリつけてたやん
フェルトのはそもそもフラグじゃなくて兄貴の面倒見のよさアピールだったわけで
本人に妹がいたから放っておけなかったんだろうな
28前399(マリ刹の人):2008/03/15(土) 23:54:16 ID:w0O4s1JW
>>1

ついでに保管庫の人乙です。
感謝のしるしに何か書こうと思いましたが、ネタが浮かばず…
何かいいネタ無いかな…。
29名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:07:38 ID:k1WMbKMU
ロックオンのショックでスメラギ×(アレルヤ+ハレルヤ)編が書けません。
何回見ても涙腺崩壊
30名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:11:12 ID:VSDOQ6HM
>>24
ティエリアとの関係も何も
掘り下げる必要があるか?
あれはもうティエリアに仲間とかを意識させる役割果たしてるし
正直お前は何を言ってるんだ状態。
31名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:18:28 ID:4ixHv2BZ
とりあえず昨日はロックオンの兄貴orz
ってこったな

つーか、今月で終わるのかー・・・十月まで長いよなー
32名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:20:25 ID:FjD5og5V
>>29
前スレの続きかな?
続きが読みたいなぁと思ってたので
気持ちが落ち着いたら書いてくれると嬉しい・・・
33ロックオン×ヒロイン不明=エロ無し:2008/03/16(日) 00:51:15 ID:mfRcDiQc
貴方の為に


笑った。笑うしかなかった。笑顔しか作れなくてごめんなさい。優しい言葉に返そうとする想いも…きっと貴方の心を埋められるものでは無い。
利き目を負傷したロックオンが戻ったと聞いても、その不運を悲しむだけだった。
人間の善意には神が存在する。それは習慣とか植え付けられた意識とかでは無く、自分を測る天秤だ。あくまでも天秤を作り上げたのは自分自身で、自分しか神には成り得ないのに偶像に縋るのだ。

『ぁあ…神は居ない』
それを感じ取った瞬間、涙の横に冷静に浮かぶ言葉がそれだった。
昨晩の事が脳裏を過ぎる。行為の後指先で触れる様に特別を求めた。彼の眼帯の下を誰も見ていない。自分だけが許される行為だと
「ロックオン…」
「見るものでも無いよ…」
せがんでみても以前のアイスブルーの両眼が私を射ぬかない。
「…気にするな」
過信していた。自分だけは許されると思っていた。
「……無事で良かった…」
恥じる想いと、過信した自分を慰める為に漏れた言葉なのに彼は抱き締めてくれた。そして耳元に囁く心を揺さぶる声

「…ありがとう」

この声が耳から離れない。
どうして貴方が居ないの?
その間にも機械的な声が繰り返す





『ロックオンロックオン…』
34名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:51:24 ID:L4dC9l3/
>>24
それはわかるんだが
最後には核心にたどりつくがその途中に出てくるキャラは核心をつかめないっていうのが現実っぽく書かれてると思う
メインキャラにしろモブキャラにしろ作中での違いはあっても同じ一人の人間でしかないから
35名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:53:02 ID:L4dC9l3/
>>33
すまん、切ってしまった
というわけで続き↓
36名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:55:04 ID:NehJaF26
とりあえずコーラと大佐が生きててよかった。
37名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:55:22 ID:mfRcDiQc
>>32駄文にありがとうございます。
思い付きのエロ無しのヒロイン不明です。スレ違いスミサメン
38名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:55:46 ID:nBnoDb3K
ネタバレ:兄貴は仮面をつけて復活する。
39名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:57:52 ID:zyi4S4my
記憶喪失でサーカスだろ
てかまんまトロワだったことに吹きそうだった
40名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:59:56 ID:L4dC9l3/
>>38-39
つまり仮面は半分だけか
41名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 01:01:08 ID:s50ZQuHr
トロワルートだったら兄弟の存在意味ねえw
42名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 01:28:01 ID:IGR9SpxH
だからっていきなりライルに変わりますなんてのじゃ納得出来ないw
43名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 02:14:05 ID:THsPnFz3
そういえばまとめサイト作らないのか?
44名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 02:15:11 ID:UWFdJScB
アメリカ大陸で地震が起きたことは入れて欲しい。
45名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 03:54:07 ID:8BK2x/I4
まとめサイトにある作品いくつか呼んできたけど
初代スレクリスの相手なんで全部ティエリアなんだw
46名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 04:21:12 ID:LiJK3A7m
よぉ、お前ら……満足か…?!こんな世界で…俺は嫌だね…!!
マジ泣けるッス
47名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 05:13:08 ID:Vt12hlH6
ダメだ、悲しすぎてエロ妄想小説がうかばない
48名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 08:04:33 ID:TjdmqXvx
>>45
OP1の最後の集合絵でクリスがティエリアの背中に手を当ててたからじゃないかな?
まぁ手を当ててるように見えるだけかもしれないけどw
49名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 09:11:03 ID:cSVDWJoH
ロクフェル読みたいと思った…(´・ω・`)
50名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 11:24:28 ID:jDWUL7aM
俺らにはまだ最後の砦、DSゲームが残ってるじゃないか!!



DSでも兄貴死亡ルートしかなかったら泣くしかネーナ…orz
51名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 12:37:00 ID:zyi4S4my
スパロボ参戦したら生存ルートとか出るんだろうな
52名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 12:44:27 ID:cgj8es83
>>50
某GBAのSEEDゲーでもナタルとかフレイとか生き残るルートあったから大丈夫じゃね?
53名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 12:48:04 ID:TJ7Pf2vH
>>49-50

「愛しているぞロクフェル、何度でも言ってやる!愛しているぞ!!ハッハッハッ!!」

「…あの〜、どちらさんで?」

「あ! …すいません、似た声の狙撃手さんが居たんで間違えました」

「だから言ったのだ塞臥。貴様は迂闊すぎるとな…帰るぞ」

「…俺たちまだスパロボ出てねえのになぁ」

「俺がガンダムだ」
54名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 12:50:38 ID:u8a4Gzh+
前編・後編で2分割でロックオン×フェルト投下します。
9話後あたりに勢いで書きかけたものなんですが、
コックピットプレイが他の職人さまの素敵作品とかぶってしまったんで、
出すに出せずお蔵入りにしてたものです。
一応、ロックオン追悼ということで……アニキ……

エロは後編になります、すみません。
55ロックオン×フェルト 1:2008/03/16(日) 12:57:26 ID:u8a4Gzh+
「よお。やっぱりここにいたかぁ、フェルト」
「……ロックオン……どうして」

デュナメスの格納コンテナに足を向けたロックオンは、自分の愛機の足元に、先程から密かに探して

いたピンクのふわふわした頭が見えかくれしているのを見つけて、我知らず微笑むと彼女−−フェル

トに声をかけた。
チェックボード代わりの携帯端末と真剣な表情でにらめっこしていたフェルトの方はといえば、いき

なり背後から声をかけられて弾かれたように顔をあげた。モニタの数値に熱中するあまりロックオン

の気配にまったく気づいていなかったらしい。
しかし、急に声をかけられて驚いたというだけでは済まない、フェルトのどことなく慌てたようなば

つの悪い表情が、ロックオンは気にかかる。

「どうしてって、そりゃこっちの台詞だ。今は非番のはずだろ? なんで整備手伝わされてんだ?」


輸送艦プトレマイオスの戦況オペレータとして配属されているフェルトだが、元々はメカニック志望

である。通常、4機のガンダムの機体整備は総合整備士のイアンとハロたちが行うのだが、緊急時に

はフェルトが整備に借り出されることも珍しいことではない。だが、次のミッション予定もなく通常

の機体メンテナンスは終了している今の状況で、非番のフェルトに手伝わせてまで火急な作業がある

とも思えなかった。

「まったく、イアンのおやっさんも人使い荒いんじゃないのか?」

他人事ながらぼやくロックオンに、フェルトは首を横にふった。

「ううん、イアンに頼まれたわけじゃない……私が勝手にやってるだけ」
「やっぱりそういうことか……ま、フェルトはほんと機械いじりが好きだからなぁ」
「うん……ここにいると落ち着くし」

ロックオンは、溜め息まじりの苦笑を浮かべる。
目の前の少女が、どうやら人付き合いが苦手な性質らしいのはロックオンもよく知るところだった。

うまく感情を表せず内にこもりがちな彼女にとって、クリスティナやリヒテンダールあたりが賑やか

にやってるブリッジよりも、機械相手に黙々と作業できるコンテナルームの方が居心地がいいのだろ

う。

「にしても、オフの時までそんな根詰めて作業することないだろ」
「うん……でも、機体の調整確認は、自分の目でもしておきたかったから」
「だからって、ガンダム4機もあるんだ。全部面倒見ようと思ったら、オフの時間がいくらあっても

足りんだろ。休めるときに休むのは、何もパイロットだけの鉄則ってわけじゃないぜ」
56名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 13:02:03 ID:u8a4Gzh+
すみません、投下しようと思ったんですが、
急に用事が入りまして……続きは夜までお待ちください
アレルヤなみにMW(間が悪い)で申し訳ない…
57名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 13:34:49 ID:d1S+W/6Z
中佐×大佐は需要ないのかな。
58名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 14:13:03 ID:fwlatNVq
>>56
続き待ってます

>>57
需要あるある
59名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 14:39:33 ID:uXIEaqqx
中佐って誰?
60名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 15:52:04 ID:k/JI98BI
>>59
AEUカティ・マネキン大佐

需要ありまくりです、神よ
61名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 16:12:38 ID:jVMOq3MI
>60
自分でも書いてるとおりそっちは大佐じゃないかw59が聞いてるの中佐だろw
中佐は…セルゲイ荒熊?コーラ気の毒…でも需要はありだなw
62名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 16:58:28 ID:NehJaF26
マイナー過ぎて吹いたww
63名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 17:01:40 ID:DWMZEHZB
それと対にしてコーラ×ソーマの少尉さんカプも希望
64名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 18:59:15 ID:zyi4S4my
ロックオン・ストラトス・フォー
65名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 21:10:15 ID:d1Xv+G9+
前スレの駄目駄目なロックオン見直してようやく立ち直れたぜ・・・
あれの続きどうなるんだろう
66追悼ロックオン×フェルト:2008/03/16(日) 21:41:35 ID:mfRcDiQc
「ロックオン…」
「ん?フェルトどうした?」
「少しいい?」
ドアの向こうから様子を伺い覗くフェルトにロックオンは微笑を浮かべて腕を伸ばす
「おいで」
その一言でフェルトは破顔し伸ばされた腕に包まれた。ロックオンの腕の中に小さな体が収まるとフェルトはねだる様に見つめ、ロックオンはその小さな唇にキスをした。
「無事で良かった…」
胸板に縋るフェルトが腕を伸ばして、ロックオンの眼帯を撫でるとフェルトは泣きそうな顔をして笑った。
悪いとは思うが謝る気は無い。
何時も戦いに出る時も何も言わない。それは自分の信念を縛る事が出来ないとフェルトは理解しているからだ。
そして、止められても止まる気も更々無い。
「どうして欲しい?」
「今日は側に居たいだけ」
フェルトは腕をロックオンの背中に回して目を閉じるだけ。
「う〜ん…俺が無理かもな」
天井を見上げた後にロックオンはフェルトに微笑んだ。
「ロックオン!…無理だよ…体!」
心配するフェルトにもう一度触れる程度のキスをする
「無理がしたい」
そのまま押し倒してロックオンはフェルトに跨がるとフェルトの服を脱がせ始めた。
「ロックオン」
髪の色に負けない程にフェルトの頬が色付く
「悪いお兄さんに捕まったもんだな」
「ううん…大好き」
答える様にロックオンはフェルトの白い肌に降りた。
67追悼ロックオン×フェルト:2008/03/16(日) 21:42:30 ID:mfRcDiQc
白い乳房に手を乗せて撫でると桃色の突起がもう自己主張を始めた。
「…っん」
それをコリコリと指先で摘むとフェルトの体は素直に反応を示す。乳房の突起を片方口に含み舌先で擦り唇で甘く噛む
「っあぁっ…ロックオン」
快感に堪え切れないのかフェルトの手がロックオンの背中に縋るとロックオンも空いている手でフェルトの陰部に手を伸ばす。秘部に届いた手の指先の感触にロックオンは人の悪い笑顔を浮かべでフェルトを見下ろした。
「…すげえ濡れてる。エロいやつだぜ」
「ロックオン!」
潤んだ瞳で顔を赤くしたフェルトが抗議の声を上げると同時に、ロックオンは愛液でグッショリと濡れたフェルトの中に指を挿れると律動させた。
「ひぁぁっあっあっはぁっん」
突然の事にフェルトが喘ぐとロックオンは耳元に囁く
「でもな…すげえ可愛いぜ」
「ぁっんっロック…オン」
人差し指と中指が動く度にフェルトは熱に浮かされる様に腰を振り快楽に滴を垂らした。
指を締め付ける肉壁が熱くとろけそうになると、指を引き抜き荒い呼吸をするフェルトを眺めながらゆっくりとロックオンは服を脱いだ。
「はぁ…はぁ…」
「…フェルト、どうして欲しい?」
「っ…ん…何を?」
「このまま寝てもいいんだぜ」
おさまり付かないのを知っていながらこんな事を言う自分は本当に悪いお兄さんだ。
68追悼ロックオン×フェルト:2008/03/16(日) 21:43:50 ID:mfRcDiQc
自分も我慢出来ないから質が悪い。苦笑した後にロックオンが見ると
「っ…嫌だ…しよう」
高揚した頬に瞳を潤ませてるフェルトが可愛いくて口に自然に笑みが浮かぶ
「よく出来ました」
抱き抱える様に体を重ねると、フェルトの十分に濡れた中に猛るモノをゆっくりと沈める。深く入る度にフェルトの体が反応した。
「…っはあぁ」
根元まで入るとフェルトが熱い息を吐いた。
「いくぞ」
ロックオンが律動するとフェルトが声を上げて行き場の無い手がシーツにしがみついた後にロックオンの背中に落ち着く。
「あっあっぁっぁぁっ」
「っ…フェルト…」
貫く度にフェルトが息苦しい程の快楽に悶える姿にロックオンは打ち付ける腰の動きを遅くしたり早く弱い肉壁を突いたりと出来るだけ焦らし
「っはぁっロックオン…もぅっぁぁあっ」
ひきつき始めたフェルトに合わせて動き、フェルトが果てると同時に自身を抜いて白濁の液でフェルトの腹部を濡らした。


「ロックオン…」
小さく呟き、自分の腕にフェルトが包まる。
その髪を指で梳いて抱き締めた。

「大好き…」
「ああ」
伝わる様にはしているが、敢えて気持ちは口に出してフェルトには教えない。何があるか分からない道を選んだ。
後々重荷にしかならないから黙っておく。
寝息を立て始めたフェルトを抱き締めた
69名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 21:48:04 ID:mfRcDiQc
何か悲しくてロックオン×フェルトに走りました。ロックオンは初めて書くので話し方とか似てなかったらごめんなさい。。orz反省してます

スメラギさんの続きはまた今度に
70名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 22:21:12 ID:Y+EBSW+j
>>65
どれ?
71名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 22:39:33 ID:SABuwPAq
DSのゲームのほうはともかく、スパロボで死ぬ生きるの話はナンセンスなようなw

原作でハッキリ死亡扱いのキャラ、敵味方問わず何十人登場してますかアレwww
72名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 23:18:14 ID:CVTFXotW
>>69
いやいやちょっと切ないけど
甘くて良かったよ
スメラギさんの続きも待ってる
73名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:16:10 ID:wPKTQ+sb
>>71
まぁスパロボ参戦の場合生死云々よりもソレスタルビーイングの立ち位置自体が問題だな。
第三勢力にすると仲間になるの遅そうだし、だからといって味方部隊にするのもねぇ…
それに他の参戦作品ともイマイチ合いそうにない。

まぁある意味ダンクーガノヴァとは相性良さそうな気もするがw
74名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:30:06 ID:raNj7Mla
世界最後の日で
「世界は変革させなければならない……しかしその対象を失わせるわけにはいかない」と味方に

他にはティターンズを倒した後にエゥーゴが腐敗し始めて一時的に敵に、
そして逆シャアで裏工作してる奴らを腐敗した連邦とエゥーゴの高官にして、
ウォンとなぜか生きてるレビルが「あいつらはエゥーゴ(連邦)ではない、ネオジオンだ!」と
ロンド・ベルに攻撃させれば、CBを味方にできる
75名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:08:00 ID:EosACVTk
まとめサイトってあるのん?
76名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:13:20 ID:raNj7Mla
ログを見ろ
77名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:15:10 ID:XnY/7Knt
>>57
需要あるぞー
78名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:18:52 ID:7z6+doTG
>>70
盗撮兄貴のやつ
79名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:33:08 ID:qu3QC4Ma
>>69
全米が泣いた(´;ω;`)
80名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:33:21 ID:EosACVTk
>76
このスレには無いようだが?
まとめ&ttp抽出でも確認したが
81名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:39:45 ID:XnY/7Knt
>>80
自分も探してたんだがググッたら出た
保管庫と作品名とエロパロあたりでググレ
82名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 09:01:11 ID:eOjmvYlm
>>74
いろんなステージで第三軍で出てこられると辛いな、きっmap持ちに長射程で移動力も高いハイスペック軍団だぜ
83名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 09:47:04 ID:Y+hwXec9
>>69
GJ!
なんか切なくなった
84名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 11:53:54 ID:5FyNiJef
スメラギさんの続きってロクスメ?
待ってます!!!
85名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 15:01:39 ID:Q49Y7B+9
>>69の人は、前スレのアレとハレがスメラギを取り合う話の人だと思ってたけど、違ったかな?
不毛と言われようと、むちゃくちゃ燃えたので続きにwktkしてるんだぜ
86名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 15:38:27 ID:gWiQko/h
>>85当たりです。その少し前のスメアレから書かせてもらってます。
沢山レスがあって驚きました。神様が沢山居る中下手で本当にすみません○┓ペコ
87名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 16:30:45 ID:VkPS1qr9
>>86
あなたが下手ならオレは糞なんですが
88名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 17:07:14 ID:mokr0/n+
自虐よりも投下が欲しい。謝るより先に数を書いてくれ。
俺は非エロでも全然構わん
89名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:52:32 ID:EosACVTk
>81
d辿り着いたor2

やっぱ刹×マリは正義だ…
90名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 02:08:04 ID:fiUJHko9
>>56
つづきまだー
91ロックオン×フェルト:2008/03/18(火) 09:52:55 ID:UK8sni00
>>54です
先日は中途半端に投下して申し訳ない
とりあえず前半まとめて投下します
92ロックオン×フェルト 1/8:2008/03/18(火) 09:58:54 ID:UK8sni00
「よお。やっぱりここにいたかぁ、フェルト」
「……ロックオン……どうして」

デュナメスの格納コンテナに足を向けたロックオンは、自分の愛機の足元に、先程から密
かに探していたピンクのふわふわした頭が見えかくれしているのを見つけて、我知らず微
笑むと彼女−−フェルトに声をかけた。
チェックボード代わりの携帯端末と真剣な表情でにらめっこしていたフェルトの方はとい
えば、いきなり背後から声をかけられて弾かれたように顔をあげた。モニタの数値に熱中
するあまりロックオンの気配にまったく気づいていなかったらしい。
しかし、急に声をかけられて驚いたというだけでは済まない、フェルトのどことなく慌て
たようなばつの悪い表情が、ロックオンは気にかかる。

「どうしてって、そりゃこっちの台詞だ。今は非番だろ? なんで整備手伝わされてんだ?」

輸送艦プトレマイオスの戦況オペレータとして配属されているフェルトだが、元々はメカ
ニック志望である。通常、4機のガンダムの機体整備は総合整備士のイアンとハロたちが
行うのだが、緊急時にはフェルトが整備に借り出されることも珍しいことではない。
だが、次のミッション予定もなく通常の機体メンテナンスは終了している今の状況で、非
番のフェルトに手伝わせてまで火急な作業があるとも思えなかった。

「まったく、イアンのおやっさんも人使い荒いんじゃないのか?」

他人事ながらぼやくロックオンに、フェルトは首を横にふった。

「ううん、イアンに頼まれたわけじゃない……私が勝手にやってるだけ」
「やっぱりそういうことか……ま、フェルトはほんと機械いじりが好きだからなぁ」
「うん……ここにいると落ち着くし」

ロックオンは、やっぱりな――と、溜め息まじりの苦笑を浮かべる。
目の前の少女が、どうやら人付き合いが苦手な性質らしいのはロックオンもよく知るとこ
ろだった。うまく感情を表せず内にこもりがちな彼女にとって、クリスやリヒテンダール
あたりが賑やかにやってるブリッジよりも、機械相手に黙々と作業できるコンテナルーム
の方が居心地がいいのだろう。

「にしても、休みの時までそんな根詰めて作業することないだろ」
「うん……でも、機体の調整確認は、自分の目でもしておきたかったから」
「だからって、ガンダム4機全部面倒見ようと思ったら、オフの時間がいくらあっても足
りんだろ。休めるときに休むのは、何もパイロットだけの鉄則ってわけじゃないぜ」

フェルトの様子では、今までも非番のたびにこうやって密かに機体の整備作業を手伝って
いたのだろう。それが彼女の趣味でもあるといってしまえばそれまでである。
しかし、生来の生真面目さゆえに彼女には多少融通のきかない面があることにも気づいて
いるロックオンとしては、その熱心さが彼女の負担になりはしないかと心配になる。
現に、周囲の気配にも気づかず作業に没頭していた先程の様子からして、その懸念は杞憂
ではなさそうだ。
ロックオンはさりげない手つきで、フェルトの手からそっと整備用の端末を取り上げた。
その角で、彼女の頭をコツンと軽く小突く。

「ほら。元々フェルトの仕事じゃないんだから、こんなもんはおやっさんとハロにまかし
ときゃいいんだよ」

――大体俺としちゃ、休みのたびにコンテナにこもられちゃかなわんしなぁ。

と、もう一つの本音がロックオンの頭に浮かぶ。
93ロックオン×フェルト 2/8:2008/03/18(火) 09:59:50 ID:UK8sni00
ミッション中以外は基本的に地上にあるセーフティハウスで待機することが多いロックオ
ンと、プトレマイオスクルーとして宇宙で任務につくフェルト。同じソレスタル・ビーイ
ングの一員とはいえ、二人が共有できる時間は、実はそう多くはない。
何か特別に約束を交わしているわけではなかったが、その限られた時間を、他のクルーの
目を盗んでどちらからともなく一緒に過ごすのは、いつのまにか二人の間の秘密になって
いた。
特に、殺伐としたミッションをこなすロックオンにとって、自分が好ましく思っているこ
の少女と過ごす甘やかな時間というのは、密かな楽しみの時間でもあった。
しかし過ごし方といっても色々あるよな−−とロックオンは思う。コンテナ内で機体の整
備をしながらの逢瀬というのはロックオンにとってはあまり歓迎すべきものではなかった。
第一、少々、というかかなり色気に欠ける気がする。
だいたい、今回はたまたま彼女がデュナメスの整備中だったからよかったものの、他の3
機のメンテナンス中ならロックオンが同席するのは不自然極まりない。これがエクシアや
ヴァーチェであったならば、機体の持ち主に剣呑な態度で「俺のガンダムに触るな」とか
なんとか言われ、コンテナの中にすら入れてもらえないかもしれない。
そもそもロックオンにとっては、目の前の少女がオフの時間の使い道として、自分よりも
機体の整備作業の方が優先順位が高いらしい、という事実自体が面白くない。
24歳の成人男性が14歳の少女に抱く感情にしてはいささか情けない気もするのだが。

――ガンダム相手に嫉妬って、いくらなんでもそりゃねえってのなぁ、俺も……

苦笑しつつフェルトを見ると、当の少女はなぜかしゅんとなってうつむいてしまっている。
もしや自分のそんな感情を、少女が敏感に感じ取ってしまったのだろうか―――一瞬そう
思ってひやりとしたロックオンだが、どうやらそうではなかった。

「わかってる……ハロもイアンもいるんだから、私の手伝いなんて大して役に立たないっ
てことくらい……」

彼女を気遣ったロックオンの発言を、フェルトは、メカニックとして未熟な自分では力不
足だと捉えてしまったらしい。それはそれで、ロックオンは内心しまったと舌打ちする。
―――フェルトのメカニックの仕事に対する思い入れは知ってたはずだったのだが……。

「いやいや。そういう意味で言ったんじゃないんだ。実際フェルトは良くやってると思う
ぜ。おやっさんだって、フェルトの腕前をかってるからサポートまかしてくるんだろ?」

慌ててフォローを入れるとうつむく少女の頭にポンと手を置いた。元気付けるように、く
しゃっとそのふわふわの髪を軽くかき回す。

「エクシアにご執心の刹那なんかとは違って、俺はデュナメスに関してはイアンにまかせっ
きりだからな。フェルトもこいつを見てくれてたってのは、俺としては凄くありがたい」
「……」
「ただなぁ、だからこそ無理してほしくないっていうかな。こんな風に休みの時間削って
まで没頭してるのを見ちまうと、フェルトの負担になっちまわないか心配でなぁ。なんせ、
ガンダムはデュナメスだけじゃないから……」

そこまで言ったところで、うつむいたまま黙ってロックオンの言葉を聞いていたフェルト
が、思いつめたように、ふと顔をあげた。
94ロックオン×フェルト 3/8:2008/03/18(火) 10:00:42 ID:UK8sni00
「大丈夫、無理……してない。それにガンダム全機見て回れるとも思ってない……」
「フェルト?」
「でも……デュナメスは、特別だから……」
「……特別?」

思いがけない言葉にロックオンが聞き返す。こくりと、フェルトはかすかに頷く。

「うん……特別。だから、デュナメスだけはどうしても自分でチェックしておきたくて。
この間みたいに整備が不完全で戦闘になるの、もう嫌だから……デュナメスに何かあった
ら私……だから、少しでも私にできることがあれば全部しときたいって……そう思って」

普段、口数の少ない彼女がこんな風に喋りだすのは珍しかった。それでなくても、デュナ
メスは特別だというフェルトの言葉に不意打ちをくらった格好のロックオンは、フェルト
が不慣れながらも一生懸命に言葉を紡ぐ様子をかすかな驚きを持って見守る。

「……本当は、昨日の休憩中に全部終わらせとく予定だった……でも、モタモタしてたら
全然終わんなくて……せっかく今日はロックオンもオフって知ってたのに……」
「ああー。ちょっと待った、フェルト」

ボソボソとフェルトが話す内容は、なかなかにとりとめもなく要領を得ないものであった
が、それでもロックオンに一つの予感を抱かせるには充分なものだった。

「ええと、まず確認しときたいんだが、デュナメスが特別ってのはーどういう意味だぁ?」
「え? あ……」

ロックオンにあらためて問われて、そこで初めてフェルトは自分が何を喋っていたのかに
気づいたようだ。慌てたように口をつぐむが時すでに遅しである。

「それは、あれか? やっぱデュナメスにはフェルトの大好きなハロが乗ってるからとか?」

からかうような軽い口ぶりと裏腹に、ロックオンの瞳の奥に静かでどこか考え深げな、真
摯な表情が宿るのを見て、フェルトの頬がみるみる赤く染まる。

「……それもある、けど……」
「けど?」

今度は耳まで真っ赤になってうつむいてしまったフェルトの態度を見れば、その先は聞か
なくとも明白だった。ロックオンの中で、先程の予感が確信にかわる。
ロックオンは、フェルトの腕を引いて自分の腕の中に抱き寄せた。ロックオンの耳にも、
自分の声が不自然なほど掠れて聞こえるのがわかる。

「お兄さんは自意識過剰なもんで、ちゃんと言ってくれないと、勝手に自分の都合のいい
ように解釈して自惚れちまうぜ?」
「………いいよ、自惚れても」

腕の中の少女が、小声で答えるのが聞こえた。
95ロックオン×フェルト 4/8:2008/03/18(火) 10:05:42 ID:UK8sni00
少女の唇は甘く、ロックオンはそれが自分の唇の上で溶ける感触をゆっくりと味わう。

ふんわりとした柔らかさを楽しむように唇を軽く重ねあわす行為が、次第に熱を帯びたも
のに変わるのにさほど時間はかからなかった。ロックオンの舌が少女の唇を分け入って、
口内へと侵入する。一瞬、ぴくりと身体を震わせたフェルトだが、大人しくロックオンの
舌を受け入れる。おずおずとこたえる少女の舌に強引に自分のそれを絡めあわせる。

「んんっ……ふぁっ……」

重なった唇の端から耐えかねたようにフェルトが甘い吐息を漏らしはじめて、ようやくロッ
クオンは少女のそれを解放した。ぽうっとした表情でフェルトがロックオンを見上げた。
その頬は上気して目元まで桜色に染まっている。先程まで触れていた唇は唾液でつやつや
と濡れ、軽く乱れた息遣いがそこから漏れる。
幼さの残る顔に不釣合いなその様子が余計に扇情的で、ロックオンの興奮を加速させる。

「わりぃ、フェルト。部屋まで我慢できそうにねぇわ」

フェルトの耳元にそう囁くと、ロックオンは彼女の腰に手を回したまま床を蹴った。その
まま、デュナメスのコックピットへ二人分の身体を泳がせる。開けっ放しのハッチに手を
かけると、コックピット内の先客が声をかけてきた。

「ロックオン テツダイニキタ! ロックオン テツダイニキタ!」
「よぉハロ、なんだお前もいたかぁ」

コックピット内に据えられた台座で、ハロが耳のように見える上部の羽を愛想良くパタパ
タと開閉させている。内部のモニターパネルに電気系統のチェック画像が並んでいるとこ
ろを見ると、ハロもフェルトと共に整備作業中だったらしい。
普段ならこのオレンジ色の頼れる相棒をぞんざいに扱ったりするロックオンではないのだ
が、この時ばかりは相棒よりも自分の事情が優先である。

「悪ぃなぁハロ。ちょっとだけ席を外しててくれないか?」

そう言ってハロを台座から無造作に持ち上げると、コックピットの外にぽいっと放り出す。

「ハロ オシゴトチュウ! ハロ オシゴトチュウ……アーッ!!」
「あ、ハロ……」
「フェルト タスケテ! フェルト タスケテ!」

賑々しく抗議の声を上げながらコンテナルームを漂っていくハロを捕まえようと、フェル
トが思わずロックオンの腕の中から身を乗り出す。
ロックオンはそんなフェルトを腕から逃がさないようにしっかりと抱えなおした
96ロックオン×フェルト 5/8:2008/03/18(火) 10:06:19 ID:UK8sni00
「すまんなぁハロ! あとで埋め合わせは必ず、な!」

などと調子のよいことを言いながら、ロックオンは空になったコックピット内に身体を滑
り込ませた。そのままパイロットシートに収まると、慣れた手つきで手元のコンソールパ
ネルに指を走らせ内部の照明を入れる。

「あー、やっぱ念のためハッチは閉めとくかぁ?」

自分に向き合う形で膝の上に乗せたフェルトに声をかけると、当の彼女が非難がましい目
つきでロックオンを見上げていた。

「……ロックオンひどい! ハロ可哀相……」
「ん? もしかしてフェルトは、ハロに見られてた方が良かったのか?」
「……? 見られるって……何を?」
「何をって……。おいおいお嬢さん、そりゃないぜ」

この期に及んでハロに気をとられているフェルトに、こういうところはまだ14歳なんだ
よなぁ――と、ロックオンは苦笑する。そして、その14歳の少女に骨抜きにされてる我
が身に気づいて、ため息をつく。
まったくもって、なんでこんなことになっているのだろう。自分の好みはもっとこう、年
上で経験豊富でナイスバディなお姉さまタイプだったはずなんだがなぁ――ぼんやりそん
なことを思ってみたところで、実際ロックオンの身体の方は、膝の上に感じる少女の尻の
柔らかい感触と重さに正直な反応をしめしてしまっている。
これでは、なんだか自分がイケナイことをする大人になったみたいではないか――。
まあ事実、これからイケナイことをしようとしているわけなのだが。

「言ったろ? お兄さんは部屋まで我慢できそうにありませんって」
「え? 待って……だって、ここ……」

ここにきてようやく自分の置かれた状況を理解したフェルトが戸惑ったように口を開く。
その唇を、文句は聞かないとでもいうように、ロックオンは再び自分の唇でふさいだ。角
度を変えながら深いキスを何度か繰り返しフェルトの抗議の声を封じてしまうと、その唇
を離しいじわるく訊ねる。

「だって何? フェルトはここじゃお気に召さないかぁ?」

ニヤニヤと余裕の表情で見下ろすロックオンを、一瞬フェルトは恨めしそうに見上げたが、
そのままポスッとロックオンの胸に顔をうずめた。

「……ロックオンのいじわる……ちゃんとハッチ……閉じといて」
「あぁ? どうせ誰も来ないし、フェルトはハロに見られても平気――」
「……ロックオンっ!!」
「はは……冗談。あいよ、ミッション了解、と」

ロックオンは大人しく片手をコンソールパネルの上に下ろし、あいた手でフェルトの頬を
なぞると、もう一度優しくキスを落とした。
97ロックオン×フェルト 6/8:2008/03/18(火) 10:07:06 ID:UK8sni00
狭いコックピット内に、ぴちゃぴちゃと唾液の混ざりあう音と、かすかに漏れる息づかい
が響く。フェルトの唇に差し込まれたロックオンの舌が少女のそれに絡みつき、吸い、舐
め回す。ロックオンの手は膝の上に乗った少女の太ももを撫で回していたが、やがて一方
の手がゆっくりと腰からわき腹へと這い上がり、年齢の割りに発育の良い胸へと到達した。
服の上からその柔らかな膨らみを揉みしだくと、フェルトの吐息がさらに甘いものとなる。

「フェルト、服……そろそろ邪魔」
「ん……」

フェルトの胸元のファスナーに手をかけながらロックオンが促す。
少女が、二の腕からしっかりと腕を覆っているロンググローブをはずす間に、ロックオン
は彼女のつなぎのファスナーを下ろしきり、インナーに着ていたシャツの中に手を滑りこ
ませた。ブラジャーの隙間から指を入れられ乳首を刺激されて、フェルトの身体が跳ねる。

「ひゃんっ……ロックオンっ……っっ!」
「ほら、早くその長ったらしい手袋脱いじちまえって」
「……んっ、ロックオンが邪魔するからっ……やんっ」

くりくりと敏感な部分を弄られたびにフェルトの身体が反応する。これでは、なかなか脱
ぐものも脱げないだろうと思いつつ、その反応が可愛くてさらに刺激を加えてしまう。

「はぁっ……ロックオンこそっ……そのグローブ……あんっ……はずしてっ……」
「ん? ああ、悪ぃ悪ぃ。忘れてた」

フェルトに涙目で文句を言われて、ロックオンはようやく自分もグローブをはめっぱなし
だったことに気づく。皮のグローブで弄くられるのは少し痛かったのかもしれない。
焦っているつもりなどないんだがな――案外余裕がないのは自分の方かもしれない、と日
常滅多なことでははずすことのないグローブをはずしながらロックオンは思う。
ロックオンの手が離れた隙に、フェルトの方も、また邪魔されては適わないとばかりに手
早くロンググローブをはずしブーツを脱ぐ。頭から一気にシャツを脱いだところで、待ち
構えていたロックオンの手がフェルトの剥き出しの素肌への愛撫を再開した。
つぅーっとわき腹を軽くなぞり今度は背中へとまわす。さっきまでの無骨な革の感触とは
違う、ロックオンの素手の優しさと温かさを肌に感じてフェルトが安心したように長いた
め息を漏らす。素直といえばあまりに素直なその反応が、初々しく愛らしくもあるのだが、
同時に――おいおい、そりゃちょっと無防備すぎるんじゃないのか?とも思ってしまう。
そんな風に安心しきってられるのも、今のうちだぜフェルト?
背中のホックをはずして下着を取り払うと、露わになった胸のふくらみを下から持ち上げ
るようにゆっくりと揉みこむ。少女の胸の柔らかさを両の手の平で楽しみながら、すでに
反応しつつあるピンク色の突起を親指で撫ぜてやる。刺激にこたえてつんと立ち上がった
突起は、少女の白い肌の上でさっきよりも色を増したようだ。そこだけぴんといやらしく
自己主張をするそれを、今度は親指と人差し指でつまみ捏ね回す。

「……っ……んぁっ……!」

頬を真っ赤に染めて、ロックオンの愛撫に耐えるフェルトの胸に今度は別の刺激が加えら
れる。ロックオンが乳首を口に含んだのだ。ぷっくりと硬く膨れた乳首の周囲を舌でぐる
りとなぞるように舐めあげる。突然落とされた湿った舌の感触に、咄嗟にフェルトが胸の
あたりにあるロックオンの頭を、縋るようにかき抱いた。
98ロックオン×フェルト 7/8:2008/03/18(火) 10:07:35 ID:UK8sni00
「ふぁっ!……やぁっ……ああん……あっ!」

ロックオンの舌に捏ねられ強く押し込まれ、そうかと思えばちろちろと触れるか触れない
か程度で軽く舐められ、フェルトの興奮が高まっていく。執拗に両の胸の頂点を攻められ
てフェルトが耐えかねたように腰をもぞもぞと落ち着かなく動かし、内股をロックオンの
膝に押し付けだす。おそらく無意識であろう少女のその行為をロックオンは見逃さない。
するりと片手をフェルトの下腹部へ差し入れ股間部分を下着の上からなぞる。
布ごしにも、すでに少女のそこがじっとりと濡れているのがわかる。

「どうした? こっちも触って欲しいって?」
「ん……、ちがっ……だめっ……!」
「だめって。こんなになっといて、だめはないだろダメは」

苦笑しながら、中途半端に腰のあたりに纏わりついているフェルトのつなぎを引き下ろす。
言葉とは裏腹に、フェルトは抵抗もできないようで、軽く腰を浮かせてロックオンに脱が
されるまま身をまかせた。手慣れた様子で下着を剥ぎ取り少女の裸体をすべて露わにして
しまうと、膝の上に乗る少女の身体を軽く抱え上げ膝立ちにさせる。
軽く開いた股の間に手をあてがうと、そっと秘裂の入り口に指を忍ばせる。浅い部分をそっ
とかきまぜただけで、とろりと蜜があふれ出してくるのがわかる。湧き出るその液体を指
に絡めるように、ロックオンは指先で入り口部分をゆっくりとかきまわす。

「んぁ、あ……っ……はぁっ……あぁん」

ゆるやかに、だが確実にロックオンの中指が少女の奥へと侵入していく。ロックオンが、
その見かけに寄らずすらりと長い指をフェルトの中へ差し入れ器用にまさぐるたびに、少
女がせつなそうに眉をしかめ、苦痛とも快感ともつかない甘い喘ぎ声をあげる。
充分に少女の中をほぐしながら最奥へと到達した指先が、今度はゆっくりと抜き差しを始
める。くちゅくちゅといういやらしい音と共に自分の中を出し入れされる指の生々しい感
触に、フェルトが身体をふるふると震わす。

「やん……そんなっ……いやぁ……」
「だから、こんなに濡らしておいていやはないだろっての、フェルト……」
「だって……ロックオンが……んんっ! や、やぁっ……」
「こういう時はイヤじゃなくて、ちゃんとイイって言うもんだろ?」

フェルトの弱々しい抗議を軽く聞き流すと、ロックオンは少女の秘部への愛撫を止めるど
ころか、もう片方の手を再び胸の膨らみへと伸ばし可愛らしく尖っている乳首への刺激を
再開させた。

「んくぅ……っ! やめっ……もう……あんっ、ああっ!」

再び胸を揉みしだき乳首を指と舌でころころと転がす。その間にもフェルトの中に差し込
まれた指は速さと強さを増しながら彼女の中心を攻めたてる。いつのまにか2本に増やさ
れた指に、中を自由自在にくちゃくちゃとかき乱され強く擦り上げられて、フェルトの嬌
声がひときわ高まる。
フェルトの喘ぎ声に合わせるように、ロックオンも内部を弄る指のスピードを速める。

「も……だめ……私っ!!ロックオンっっ……ああああっ!!」
「うわ!? お、おい!?」

ロックオンの指に限界までいかされたフェルトの身体が大きくのけぞる。
と同時に、狭いコックピット内で無理な体勢を保っていた彼女の上半身がバランスを崩し
て後ろにぐらりと揺れた。
99ロックオン×フェルト 8/8:2008/03/18(火) 10:08:27 ID:UK8sni00
咄嗟に支えるものを探して彷徨ったフェルトの手が、パイロットシート脇のコンソールパ
ネルにしがみ付こうとする寸前に、ロックオンの手がフェルトの身体を支えて引き戻した。

「っぶねぇなぁ。大丈夫か、フェルト?」

達した直後で軽い放心状態のフェルトが荒い息遣いもおさまらないまま、ぼんやりとロッ
クオンを見つめる。一応、ロックオンの問いかけにこくりと頷きはするが、いまいち現状
を把握できていない様子のフェルトに、悪戯心を出したロックオンがさらに声をかける。

「おーい、フェルトー? せっかく気持ち良くなってるとこ悪いんだけど、あんまり不用
心にそんなとこに手置いてると、ほれ、ブリッジとの通信開いちまうぜ?」
「……!!」

さすがにこれには慌てたのか、それまでトロンとしていたフェルトの瞳がぱちくりと大き
く開かれると、ほとんど瞬間的にパッとコンソールパネルから手を引っ込めた。
不安そうに周囲のモニタに目をやるフェルトのうろたえっぷりに、ロックオンは我慢でき
ずにふきだす。

「冗談だって、さっき全部のロックかけといたから心配ご無用ってな」
「……ロックオンっ! もうっっ、なんで!」
「うわ、悪ぃ。待て待て、フェルト!」

それでなくても一人で絶頂に達してしまった恥ずかしさに加えて、この仕打ちである。
あまりのきまり悪さにカッとなったフェルトが、この意地悪な恋人の胸へ打ちつけようと
振り上げた小さな拳を、ロックオンの手が優しく受け止めた。肩をすくめると、フェルト
に対していかにも不満げな、不機嫌そうな顔をつくってみせる。

「でもよ、正直俺もショックよ? 目の前にこんなかっこいいお兄さんがいるのに、なん
で俺じゃなくてそんなとこにしがみ付こうとするかね? 普通、俺だろ俺?」

大げさに口を尖らせてみせたあとで、ロックオンはふと真顔に戻ると掴んでいたフェルト
の両手を自分の首の後ろにそっとまわした。

「ほら、これが正しい手の置き場所だ。これからは、俺といる時はここがフェルトの腕の
定位置ってわけだ。なにがあろうとこれからはずっとな……」
「ロックオン……」

普段のどこか軽口めいた口ぶりとは違って真剣な口調でそう言われて、フェルトはそれ以
上何も言えず、そのままギュッとロックオンの首に抱きついた。
今度こそ全身をすべて自分にあずけてくる少女の身体の重みを、体温を、鼓動をロックオ
ンもまた全身で受け止める。だがそれだけでは飽き足らない、さらにもっと深く、この少
女のすべてを今すぐ自分の物にしたいという思いがロックオンの身体中を支配する。
密着していた身体の間に隙間をつくると、片手でズボンのベルトを解いて、ずいぶんと前
から中で窮屈そうに張り詰めていた自身を解放する。

「フェルト……そろそろ入れるぜ?」

フェルトが、さっと顔を赤らめると視線を逸らした。
100ロックオン×フェルト:2008/03/18(火) 10:09:43 ID:UK8sni00
とりあえず前半ここまでです
超寸止めで申し訳ない
101名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 11:17:55 ID:TrrPZscJ
GJです。
途中までとはいえかなり萌えさせてもらいました、続き楽しみに待ってます。
ロクフェルはやっぱいいわ。本編でもう見られないかもしれないと思うと。゚(゚´Д`゚)゚。
102名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 11:30:54 ID:5lHBvrLA
全裸で待機してるんで続き頑張ってください!
103名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 13:24:23 ID:ea1XhF4n
>>92-99
もうっ最高でした!!!神作やぁ(´д`)〜З溜め息ものです。
続きを正座して待ってます。


暫く投下するもんかε=ε=┏(゜ロ゜;)┛
104名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 17:12:15 ID:IKwZbZuF
よお、お前ら。満足か?こんなSSで。 ・・・俺は、満足だね
105名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 18:46:08 ID:ea1XhF4n
俺はマンゾクだ!
106名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 21:19:48 ID:MthP/XOJ
満足だあぁぁ!!
>>92-99がクリティカルに
107名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 23:15:31 ID:uV/JCDBZ
このSSの続きを見なきゃ俺は前へと進めねぇ!
108m9(^Д^)プギャー:2008/03/19(水) 00:07:46 ID:nuLFEf77
ロックオン。゚(゚´Д`゚)゚。とか言ってるやつマジ馬鹿じゃね?wwwwwwwwwwwwwwww
たかがアニメじゃんwwwwwwwwwwwwww
マジうけるんだけどwwwwwwwwwwwwww
109名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 00:16:10 ID:ZmWp3K6b
>>108
ツンデレ乙。
110名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 03:10:24 ID:9r67KLBW
>>108
かわいいなお前w
111名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 07:21:28 ID:wuZiJiJH
>>108やべぇ萌えた
112名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 10:23:17 ID:yHlp5Sph
>>108は俺の嫁
113名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 14:19:31 ID:CwZIlz9c
続きwktk
114名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 14:42:37 ID:KTomUJei
>>108の人気に超嫉妬
115m9(^Д^)プギャー:2008/03/19(水) 17:08:19 ID:nuLFEf77
ガンダム毎すたーなんて全員早く氏ねよ\(^O^)/
116名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 17:11:20 ID:wsBY90FW
何度もやるのは正直うざ(ry
117名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:37:26 ID:wuZiJiJH
>>115は寂しかったんだよ。な?
118名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:45:59 ID:2xi/wlIe
なにやってもいいけどsageろ
119名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 19:00:37 ID:fd2quMGQ
萌え話でもして盛り上がろうぜ
とりあえずロクフェル続きwktkロクフェル萌え
120名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 19:08:45 ID:nZUbV2qU
このスレだと沙慈ルイは少数派かな?
あの二人に萌えざるをえない
121名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 19:09:56 ID:wuZiJiJH
悪いなロクフェルも萌えるが…俺はスメアレ党員だ!
だがロクフェル続編は正座で待つ!
122名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 20:31:27 ID:TbCF/+J7
そろそろまともなマリナ様の刹マリが見たいお(´・ω・`)
123名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 21:15:41 ID:mVHEVySY
コラカティコラカティ!!
124名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 21:21:34 ID:2eL3DrPm
>>122
同意する。
何気に最近マトモなのがないwww
125名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 22:15:19 ID:1Vsn480j
シーリン×マリナ党員はいないのかああ
126名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 22:37:13 ID:7/wSRLTW
>>124
正直本編にもあんまり登場しないんでネタがないんだよなぁ
127名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 22:42:03 ID:AKMQXe63
サジ×ルイス×ルイスママ派はいないのか・・・と言いたいところだけど
三人そろって不幸になっちまったからなぁ・・・
128名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 23:30:21 ID:oC/nyKiN
取材や仕事が上手く行かなく上司に怒られて帰ってきた絹江姉さん
→家の前で刹那に遭遇
→「今日は家に帰りたくないの…」

という電波を受信した俺は間違いなく絹江中毒者
129名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 02:08:09 ID:82keN8pj
>>128
IDからして絹江中毒者
130名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 08:53:36 ID:5hIz7GVE
正直>>99さんは神だと思うがロクフェルは好きじゃない
ロックオンもフェルトも好きだけど二人は恋愛じゃないと思うし
131名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 09:25:00 ID:gsmreNfl
チラシの裏にでも書いてろ録音腐
132名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 09:30:18 ID:gsmreNfl
言うまでもないが>>130
133名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 10:02:12 ID:rsC+2ZLP
あり得ない関係をエロ的に捏造するのがエロパロですから…
公式カップルばっかりじゃつまんねえよ
134名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 11:18:21 ID:DPrc4LDz
そんな叩かなくてもいいだろw
此処はみんなの妄想なんだから有り無しは個人判断だろ。書く事でも無いがな。
だが敢えて言おう!!スメアレ党員だが他も萌えると!!!
135名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 13:09:17 ID:FunvIQJx
自分も前は>130と同意見だったけど、ここへきて考えが変わった
今は全裸で>99さんを待ってる
136名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 14:56:35 ID:xtEljL7e
ロックオンはともかくフェルトは明らかに恋愛感情持ってたよな
137名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 15:01:18 ID:VM4Yiy1B
頼むからネーナ菌をここに持って来ないでくれ
138名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 15:21:25 ID:ODiSVPgl
流れにないネーナ叩き…これはネーナ。え、アリー?
139名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 15:26:39 ID:kjWYr820
いや、ネーナがアリーにレイプられるのならいいんじゃね
140名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 15:32:02 ID:5hIz7GVE
>>130だけどロックオンよりフェルトの方が好きだよ
フェルトは憧れや両親がいないからってゆう気持ちだと思うけど…
ロックオン追悼と言うがまだ死んだと決まったわけじゃないし
ロックオンの兄貴は必要な人だから死んで欲しくないな…
きっと俺がロクフェルを受け付けないのはフェルトはハロとほのぼので(以下妄想
>>99の神のおかげでロクフェルも悪くはないかなと思えてきているので
是非次は刹マリをよろしくお願いします(土下座
ヤンデレ貧乏姫も好きだけどまともな感じのやつが見たい…
神様へ一生のお願いです
141名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 16:20:07 ID:DPrc4LDz
>>140分かったよ。だが此処はエロパロなんだよ。それも理解する様にな。

あの演出で録音生きてたら興ざめだな。捕虜として生きててもぶつ切りだろう。
仮面は勘弁してくれよ。
142名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 16:24:09 ID:rVY94Til
>>140
土下座してないで書くんだ
ここはエロパロ板だぜ


あと読みたくないならNGに入れるといいよ
143名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 16:32:50 ID:DPrc4LDz
>>137後、憶測だがネーナ菌はゆとりって事だと思う。
144名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 17:45:53 ID:i6smLtVW
空気読まずにグラハム×マリナと言ってみる
145名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 18:01:51 ID:gsmreNfl
>>140
自分の好みでないもの批判したうえでクレクレするとは・・・。どうみても厨房です本当に(ry
とりあえずお前は半年ROMってろ。
146名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 18:07:19 ID:I2W301re
流れを読まずに唐突に思いついて書き上げたSS投下してみる。
本当に短いですが。
組み合わせは留美×ロックオンです。


「……っ。一体これはどういうタチの悪い冗談なんだ?留美お嬢ちゃん……」
両手首を手錠で拘束されたロックオンが、目の前の少女・留美に問う。
「冗談などではありませんわ。これはソレスタル・ビーイングのエージェントである、私の仕事です。重要機密を表に出してしまった者を罰する……」
留美は微笑みを浮かべたまま淡々と言い放ち、ロックオンに近づいてくる。
「ロックオン・ストラトス……貴方は独断行動をとったアレルヤ・ハプティズムに協力し、あろうことかデュナメスの高度砲撃能力を世界に晒してしまった」
「でもあれは、後からちゃんとしたミッションとして…くっ!」
「言い訳は無用ですわ」
ロックオンの首元に、留美の手がかけられた。そのまま軽く絞められ、ロックオンは呻き声をあげる。
「貴方には罰として、今から己の恥ずかしい姿を私に晒して貰います」
留美は片方の手でロックオンの首を押さえたまま、もう片方の手でロックオンのズボンの前を開ける。
「まぁ……ご立派なものをお持ちですこと」
ロックオンの自身をいとおしげに撫でながら、留美がうっとりと呟く。
「お嬢ちゃん……っ!」
「弄り甲斐がありそうですわ」
留美は顔を近づけ、ロックオン自身の先端に軽く口付ける。
「んっ……っ!」
「こういうのはお好きかしら?」
留美は着ていたワンピースの胸元を大きく開け、年に似合わぬ大きく形のよい胸をあらわにした。
そして、その両の乳房でロックオン自身を挟み込む。
「あぁ……うぅ……!」
「うふふっ、存分に乱れてください。マイスターのリーダー格である貴方がはしたなく悶える……それこそが、罰になるのですから」
留美はそのままロックオンの勃起したそれに舌を這わせる。
留美の愛撫は、少女とは思えないほどの技巧だった。プライドも何もかも捨てて、このまま快楽に飲まれそうになるロックオン。
「あら、もう限界ですの?まだイって貰っては困ります」
留美はそう言うと一旦ロックオンから身体を離し、ワンピースの裾をまくりあげた。
「私を…満足させてください」
ショーツをゆっくりと脱ぎ捨て、湿り気を帯びた秘所をロックオンに見せ付ける。
147名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 18:08:35 ID:I2W301re
そして、留美のそこがロックオンにあてがわれる。
「はあ……っ!!」
歓喜のため息を漏らしながら、留美は腰を落とした。
「んん……っ!!」
唐突に自分を襲う強烈な快楽に、ロックオンも声をあげる。
「ロックオン、もっと……もっと、私に快感を……!」
留美は言いながら、ロックオンの手錠を外した。
「私を抱きしめて、ロックオン……!!」
言われた通りにロックオンは留美の細い身体を抱きしめた。そして、激しく腰を動かしながら、はだけられてあらわになっている留美の胸にしゃぶりつく。
「はぁ……あぁ……いいわ……ロックオン……私、イク……!!」
「はぁ……俺も……もう……っ!!」
「ああ、イって、私の中で、ロックオン……っ!!」
ロックオンが留美の膣内で弾ける。
自分の中に流れ込む熱を感じながら、留美も絶頂を迎えた。

「どう?紅龍。ちゃんと録画した?」
服を調えながら部屋を出た留美は、ドアの前にいた紅龍に問う。
「留美様のおおせのままに。」
「そう。これでまた、マイスターは私に……いいえ、ソレスタルビーイングに縛り付けられたということね」
留美は妖艶な笑みを浮かべる。
「楽しんでいますね」
「ええ、勿論よ」
紅龍の言葉に、留美はさらりと返す。
彼女の脳裏に、先程のロックオンの乱れる姿が浮かんだ。
「これだから、エージェントはやめられませんわ」
留美は、歌うような声で呟いた。

〜FIN〜
148名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 18:09:52 ID:I2W301re
以上です。
最近自分の中で留美様最強説が濃厚になってきています。
他のマイスター達の場合も書くかもしれないし、書かないかもしれません。
149名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 19:42:21 ID:DPrc4LDz
留美キタ━( ゜∀゜)━━!
良いお仕置じゃないか!!ロックオンをもっと悶えろ!!w
150名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 20:19:22 ID:3augCwAk
>>148
GJ!
う〜む、お嬢様はこういうシチュがしっくりくるなぁww

イ ケ イ ケ お 仕 置 き お 嬢 様 !
151名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 20:40:10 ID:Es8zl3U2
>>148
良い仕事した!!GJ過ぎるww
152名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 10:33:56 ID:wEti0pi5
>>148
GJっす。お嬢様はヤンデレっぽくて好きだったんで待ってました

>>140だけど、俺は小説とかは読むのはかなり好きだけど書くよりは描く方なんで
文章力に自信がない…
画なら一応本とか出してるから(詳しくは言えないけど)少しはあるけど…

クレクレすみません
何とか自分で書いてみて好きなキャラにチャレンジしてみます
153名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 16:07:43 ID:fYwg5dBP
>>152
いやもう来なくていいよ
文章の端々から厨房臭さが滲み出ててそれだけでアウトって気になるから
154名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 16:44:03 ID:i9yDnZw8
>>153
いやもう来なくていいよ
文章の端々から厨房臭さが滲み出ててそれだけでアウトって気になるから
155名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 16:50:54 ID:Qa6Ataux
>>154
いやもう来なくていいよ
文章の端々から厨房臭さが滲み出ててそれだけでアウトって気になるから
156名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 17:06:30 ID:CS62mLLE
ようお前ら、満足か?こんな流れで…
俺は嫌だね。
157名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 17:12:56 ID:OoAtytMp
>>155までのような反応の返し方こそが一番厨房くさいとわかれよ…
158名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 20:58:38 ID:ldchoT0e
真性のKYかID変えた>>152の自演だろ。放置しる
159名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 21:07:03 ID:ljCylUzr
まあなんにせよ>>148はGJってことで
160名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 21:17:59 ID:dxYTV5hR
今日の私はっ…!
この流れさえも陵駕する!!
161名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 21:27:36 ID:dxYTV5hR
>>152前にも言ったろ?
『書く事でも無い』

楽しんで終了でおk
>>153-155自演乙。
イラッと来ても煽らない。

二人とも>>146の留美女王からお仕置決定
162名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 21:30:33 ID:dxYTV5hR
連投さーせん。
だが明日が楽しみで

みwなwぎっwてwきwたw
163名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:08:46 ID:F2WIiDMx
軍の入浴施設ってどうなってんだろう。
やっぱりシャワーだけかな?
164名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:09:29 ID:F2WIiDMx
ごめん、あげちゃったorz
165名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:24:54 ID:CXkkhTNT
一般兵士なら共同シャワールーム程度だろうが
個室が持てる士官クラスならユニットバスぐらいはあるんじゃないか。
設備が整った基地ならトレーニングルームにサウナ室ぐらいもあるだろうし。
166名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:45:09 ID:/+QDS9vv
今のロックオン(ニール)は完全に死んだらしいね。
次からは第2のロックオン(ライル)が・・・・・
167名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:51:08 ID:Bu5GaT+c
ロクフェルの続きwktk
168名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 01:38:23 ID:NpU+Tf3d
ソーマとセルゲイも読みたい。ロクフェルももっと読みたい。
169名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 01:40:28 ID:qK4MCbGf
>>158
俺、自演なんてみっともない事はしないです
エロパロなのに無駄にレスして埋めたくないんで
これレスもいらないんだろうけどもう書かないので
スレを利用する方々迷惑かけてすみませんでした
これからはROMるだけにします
本当に申し訳ありませんでした

神の方々は色々なカップリングを楽しみにしてるのでこれからも頑張って下さい
数々のKY発言すみません

では 落ちます ノシ
170名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 02:01:19 ID:F2WIiDMx
>>165
それだと男女がシャワールームでうっかり鉢合わせてしまう、
なんてうっかりシチュエーションはなさそうだな…

回答d!!
171名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 11:30:05 ID:NpU+Tf3d
最近ソーマが可愛く見えてきた。ソーマたんは俺の嫁
172名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 12:49:23 ID:6QmQYCYO
アリー×ネーナ書きました。
ヨハンが死んだところからの続きです。

その時、ヨハンの乗るスローネアインは爆散しそこにはただGN粒子が美しく輝くだけだった。立て続く悲劇にネーナは一言も出ずただ唖然としているだけだった。
「綺麗なもんだなぁGN粒子ってのはッ!そうだろお嬢ちゃぁん!」
爆炎の中からアリーの駆るスローネツヴァイはバスターソードでネーナの乗るスローネドライに向けて押し込み軽く突き飛ばした。
「んっあ」
ネーナはまともな操作もできずそのまま孤島に墜落した。激しい衝撃がネーナを襲う。
気が付いたときには目の前にツヴァイがバスターソードを突き立てている。
「このまま逝っちまいな!」
ツヴァイは大剣を構え一気に振りかざしてきた。ネーナはその時死を覚悟した。
「ヨハン兄…ミハ..兄….」
しかしバスターソードはGNドライブの寸前で動きを止めた。
「………最近色々とイライラしててなぁ、どうせだから一発楽しませてもらうぜ!」
そう言うとアリーはバスターソードで器用にコックピットハッチを吹き飛ばした。
173名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 12:50:40 ID:6QmQYCYO
そこには恐怖に怯えたネーナの姿があった。
上部が晒されコックピットにアリーが乗り込んできた。
「おいおい中々の美人さんじゃねぇか、こりゃぁやりがいがあるぜ」
アリーは携帯したサバイバルナイフでパイロットスーツを切り裂こうとした。
「やめて!触らないでっ!…あんたヨハン兄とミハ兄を…」
ネーナはか弱い手でアリーの手をはたいた。だがびくともする筈が無い。
「あ〜あ死んじゃったなぁ兄貴どもはッ!かわいそうになぁ…うるせぇから黙ってろよ」
アリーは上から見下し、黙らせるためネーナの顔面を思いっきり殴った。
無論ネーナは気絶した。
174名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 12:51:26 ID:6QmQYCYO
「んんぁ」
ネーナは歪む視界の中で目を覚ました。だが状況は先と違く裸にされ手は縛られ自由が利かず、体もコックピットの座席に縛り付けられており足は大きく開かれネーナの秘所は
おもいっきり晒されている。
「な?なにこれっ、解いてよこれ!なになんなの、やだやだぁ」
半泣きの顔で誰も居ないコックピットの中で叫んだ。
「おっ起きたか嬢ちゃん、?解いて欲しい?やだ?そんなのすぐ忘れさせてやるよ」
裸になったアリーがコックピットハッチから乗り込んできたとたん何の前戯もなしにいきなりいきり立ったペニスをネーナの秘所にぶち込んできた。
「ぁああああっイタイイタイあぁ….はぁはぁ」
「ん?なんだお前処女か?フンっはぁはっはっぁこいつぁ最高だなそれならしっかり
 濡れさててやらねぇとなぁ」
175名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 12:52:13 ID:6QmQYCYO
そういうとアリーは無造作にネーナの豊満な胸を揉みにかかった。
「あっ..やめ….て…あっそこ」
兄を恨む気持ちもあるだが目の前の快感に本能は忠実だった。
無論トリニティはマイスターになるため生まれ生きてきた故にネーナはこんなことしたことが無い、未知数の快感がネーナを襲う。
「イイ胸だなぁおい、ほら乳首びんびんになってるぜ、何がやめてだ?したくて仕方が無いんだろ嬢ちゃん」
「あっ気持ちい…もっと激しく舐めてもっと激しく揉んで」
ネーナも何言ってるのか自分でも分からなくなっていた。ただここから逃げることは
出来ない、しだいに感情も性的なモードに入っていった。
「おっ濡れてきたじゃねぇか、そろそろぶち込んでやるよ」
「うん…おもいっきり私の中に入れて、気持ちイイの大好き、もっと感じたい」
もはやネーナは性奴隷化していた。
176名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 12:53:17 ID:6QmQYCYO
「じゃぁ遠慮なく…ぶち込んでやるよォッ」
「あぁぁぁぁぁん!」
長さ20cmはあるアリーのそれは一気にネーナの中に挿入された。
秘所からは血と愛液が流れ出し足をつたう。
「おいおい最高の締め付けだなぁこりゃ、思いっきり感じさせてやるから手出すんじゃねぇぞ」
「うん、やりたい放題私を犯して私を汚してそのおっきいちんちんで」
アリーはピストン運動を開始した。激しくまさに馬のようだ。
「あんっあんっ、あっいいそこ..もっと突いて」
アリーにテクニックなど存在しないあくまで本能的にネーナを激しく犯す。
「最高だなぁお前俺もうかうかしてるとイきそうだぜ」
「あん最高、おっきいちんちんきもちいよぉ」
アリーはラストスパートに向けて一気にピストンを加速させる。
コックピット内がギシギシ揺れ今にも壊れそうだ。
「あっぁあんもう…もうイきそう」
「はんっ!イっちまいな」
「あぁぁっイくぅぅぅ!」
アリーもネーナも同時に果てた。ネーナの中には大量の精液が流し込まれ外にも漏れてきている。
「あったかい、すごい多いのね」
アリーはペニスを引き抜いた、だがまだまだガチガチに勃っている。
「おいお前腹減ってるだろ?」
いつもどうりの悪人顔で聞いてきたが、なぜかネーナにはやさしく見えた。
177名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 12:54:21 ID:6QmQYCYO
「うんお腹減った、スイーツあるの?」
「あぁあるぜいま食わしてやるよ股間のスイーツをなぁっ!」
回避する隙も無くアリーはネーナの頭をがっちり掴みペニスを口に突っ込んできた。
「んきゅっ」
口ははちきれんばかりに膨れ上がった。ネーナは驚き息苦しそうにしている。
「ほらうめぇだろ?舌で舐めればもっと味がわかるぜ」
「んっん〜〜んっ」
ネーナの口の中はいっぱいなので声を出すことが出来ない。舌で舐める隙間すらない。
「舐めなくていいのかよぉ?なら遠慮なくこっちから行くぜ!」
アリーは先から衰退を見せることの無いピストンは開始した。
あまりの勢いにネーナの顔、体はガコガコゆれ胸は綺麗に波打っている。
「んっんあっんんっ」
「喉も渇いてんだろこれでも飲んどけよ」
アリーの精液がネーナの口に注ぎ込まれた。二度目にもかかわらずその量は
半端ではなく、口から溢れ首をつたい体を濡らした。
            ・ ・ ・ ・
「最高だったぜお嬢ちゃん、でもなぁこの世に情けなんて無いんだよ」
「え?」
アリーはコックピットの入り口に上がり、銃をネーナに突きつけた。
「兄貴の所に逝っちまいな!」

日が昇る朝焼け、孤島には銃声が響いた。
178名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 12:57:18 ID:6QmQYCYO
アリーの一方的レイプな感じにしてみました。
最終的には刹那がこなかったらこんな感じになるだろうと
甘くないようにネーナを殺しました。ファンの方はすいません。
179名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 14:19:59 ID:eJYl/LnP
>>172-178色々な意見あるかもだけど、俺は好きだ!GJ!
外道アリーで甘くなんて有り得ないねw
180名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 14:33:05 ID:CglpTS9w
>>175
携帯からだけどちゅっとおかしい所あったんで修正
兄を恨む→兄を殺されたことを恨む
181名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 16:46:54 ID:ws0wiBu4
>>178
面白いんだけど、死にネタなら先に書いてくれると嬉しい。
182名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 18:28:10 ID:F2WIiDMx
なんか、もう……………
183名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 18:29:11 ID:92DsJazi
……………これで半年後に再開するってできるのか?(;;)

死にまくりなところはガンダムなんだなぁ……
184名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 18:32:58 ID:TI7yOaew
二期はキャラ総替えか?
185名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 18:34:09 ID:FYGX/WND
……さすが黒田、両澤なんかとはレベルが違いすぎる…。
コーラまで殺すとは思わなかったぜ…。

リヒティとクリスが…
186名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 18:35:15 ID:ovQQ4+jx
グラハムまったく出番なし、刹那は生き残ると思うが・・・コーラがいっちまったよ・・・。
187名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 18:37:10 ID:3ccf1vLY
グラハムと姫とサジとネーナは二期か
188名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 18:38:22 ID:92DsJazi
コーラは挑んでも挑んでも撃退されて、結局最後まで生き残って、
後々俺様マンセーな自伝でも書いて微妙にヒットする役だと思ってたのになぁ。
189名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 19:02:43 ID:N09DJ4lC
にしても呆気無さすぎだぜ、あのラストは・・・

コーラサワーがあんなにあっさり逝くとはな・・・(;_;)
190名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 19:24:23 ID:FsUnhDTt
>>5
どう考えてもアリーだろ
191名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 19:25:18 ID:FsUnhDTt
>>5
どう考えてもアリーだろ
192名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 19:31:57 ID:7TgyFeZm
OOっていつから富野脚本になったんだ?ってぐらいの死にっぷりだな…
このペースだと主要キャラの死亡数ならVガンと並びそうで怖い



リヒティとクリスよかったよ
そしてあっけなさすぎるぜジョイス・モレノ…
193名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 19:32:26 ID:eJYl/LnP
折角書きかけてたのに……
もうそれどころじゃね工エェ(TロT;)ェエ工!コーラが!鉄壁の噛ませ犬コーラがぁぁぁぁ!
194名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 19:33:27 ID:FYGX/WND
>>192
黒田脚本はこんなもんだぞ
リヴァイアスとかも観てみろ。
195名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 19:59:07 ID:v5RrnCAy
リヒクリきぼん
悲しすぎる
196名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:16:28 ID:oAT4RoVl
俺はリヒクリ、ロクフェル、あと初めてまともに会話した刹フェルが読みたくなったな
刹フェルは前にこのスレで読んでハマったから今週の絡みはかなり嬉しかった
197名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:32:48 ID:/+QDS9vv
コーラはきっと2期でおはようございましたって言うんだよ
198名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:41:38 ID:McIbHTyq
検証した人によるとコーラは生きてるっぽいけどな
コクピット部分が無事だったらしい
199名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:46:56 ID:b8oCbuRH
http://may.2chan.net/b/src/1206180313239.jpg

コーラさんは生きてるよ
200名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:49:24 ID:z2uIelZN
リヒテンとクリスが平和なところで出会ってたら、沙慈ルイみたいなバカップルになれたかもなあ
201名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:01:58 ID:JAQSvtlK
何か王 留美がラスボスに見えてきた。
つかキュリオスすごいな。ナドレも。
202名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:12:59 ID:/pI+Daf1
こうなってみると>>5はコーラだよな常考
203名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:51:44 ID:ovQQ4+jx
もう一回見たらコーラ生きてそうだな・・・一応機体は下半身が爆破してないし。つーかデカブツ強すぎ。
204名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 22:54:58 ID:NpU+Tf3d
サーシェスは?
205名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 23:03:48 ID:CnBRAWdl
死んでなかったら興ざめだな。まあ帰投してなかったから死んでるんでないの?
だが、カス当たりだったしなぁ。
206名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 23:55:16 ID:kqCT3yYv
アリーとコーラはなんだかんだで生きてるんじゃないか
それにしてもリヒティ…今日初めて名前覚えたのに、死んじまうなんて

そういえばトレミーの金髪サングラスの人も名前覚えずに死んじまったよ
207名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 23:58:30 ID:NpU+Tf3d
>>206

確かドクターマシリトやらなんやら
208名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 00:05:20 ID:GFvTJOLZ
>>206
間違えた。ドクターモレノだ。
209名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 00:15:56 ID:xL3rdGbJ
>>206
ジョイス・モレノ
210名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 00:19:02 ID:a5UG40RH
これは刹那が帰還したらフェルトとやるな
まちがいねえ
211名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 00:26:28 ID:F+8tlUzP
なんかフェルトだけ生き残りそうな気がする
212名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 00:26:49 ID:mvLPxKT/
大佐とコーラなんかいい感じじゃねーか。
213名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 00:34:35 ID:GFvTJOLZ
フェルトが生き残るならスメラギさんと
おやっさんもだろ。刹那が死ぬとは考え辛い、アレハンとティエリアが相討ちじゃないのか?
刹那かばって。
214名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 00:59:48 ID:9rzRPzjX
>>213
>>211は2期の話じゃないのか?
215名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 01:11:50 ID:GFvTJOLZ
2期でも主人公が死んだらシン以下になるよ。
シンと性格違っていいやつなだけに死んでほしくないだけだけど。
刹那には戦争の無い世界をみてほしい。
216名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 01:22:09 ID:T5k/EhMy
>>214
二期はハムと刹那が結託して国連と戦うはず。
そして最後は地形を変えるほどの決闘をフェルトとスメラギが見ている前でやるはずなんだ。
そんでいなくなったはずのアニキがそれを見ているんだ。


217名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:02:40 ID:ganbQ2LR
>>100さん続きはまだですかね?
全裸で待機しすぎてヤヴァイっす
218名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:18:03 ID:kKJR9gtd
>>217
くつしたはけ
くつしただけだからな。
219名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 03:01:52 ID:ItClN76w
保管庫のURL教えてくれませんか…
220名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 03:17:56 ID:wamwmjWe
>>219
ttp://g00ep.blog10.fc2.com/

くつしただけはいてみるように
221名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 03:28:38 ID:ItClN76w
パスって…orz
222名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 03:33:04 ID:oesQfUfN
>>216

ちょwwwおまwww
それじゃぁ、まんまスクライドじゃねぇーかwww
223名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 03:33:44 ID:wamwmjWe
>>221
g00ep

オヤスミ
224名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 03:35:23 ID:oesQfUfN
>>221

g00ep
225名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 03:37:46 ID:ItClN76w
ありがとうございました…!
やべぇ感動
226名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 07:01:33 ID:uK+9Vz5l
おまいらの流れに感動w
227名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 12:02:28 ID:0NWu2PhT
なんで全裸?あとくつした??
228名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 12:19:51 ID:9u0/x1LC
別にユニオンパイスー的ニーソだけでも構わないが
229名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 12:44:26 ID:mvLPxKT/
>>228
お前はなんてエロい奴なんだ
230名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 16:22:53 ID:uK+9Vz5l
俺もニーソ好きだ
231名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 18:44:36 ID:UiSOP+yU
だが、男の裸+ニーソの装備は見たくない。
232名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 19:00:25 ID:uK+9Vz5l
>>231コーラと公がニーソ装備してるの想像して吹いた俺は負け組
233名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 19:33:55 ID:XeA69Mnc
なんだこのながれwwwwwww
234名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:42:37 ID:uK+9Vz5l
>>233悪いが俺はK1による固有結界もマスター済みだ。
235名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:59:47 ID:DcoErl5/
ラジオで、カティにとってパトリックは特別な存在になってると言われた。
ご褒美のキッスはもらえたのか?
236名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 00:06:44 ID:B6jeRcBv
>>235
kwsk
237名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 00:09:49 ID:V4GXDWIr
ほうっておけない、って事だろうと思いつつ
全裸+靴下で紅い薔薇の花束持って正座してコラカティを待ちます。
238名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 02:12:13 ID:mg5V/UGS
>>100期待全裸
239名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 02:40:20 ID:B6jeRcBv
>>237
お供しますよ…
240名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 07:23:52 ID:kbFG+4Es
>>237-239
全裸で待機だと!?
貴様ら人としての尊厳を無くしたのか!!今のおまいらは猿と同じだ!!!!
ヒトは衣服を着用するからヒトなのだよ!!
つニーソ×3
241名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 11:08:51 ID:U2/nkMi4
みんな落ち着け
こんな状態では職人さんが作品を落としにくいではないか
もっと雰囲気を大切に
242名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 11:31:50 ID:ERKJtf7J
>>236
冒頭の頭なしジンクスでの帰還シーンの話題。
「カティの中でパトリックはもはや特別な存在になっているようです」
とのコメント。スペシャル!スペシャル!
243名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 17:10:42 ID:QLWhI6yv
ところで、このスレの住人はDSゲーム買ったのか?
兄貴生存ルートか、コーラでプレイ出来るルートがあるなら買いたい
244名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 17:22:10 ID:y0N8+Ayz
まだ発売してないだろ?
245名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 17:46:37 ID:kbFG+4Es
>>241ごめん。次から自重するよ。
>>243予約したから買うけど、コンプするのは俺よりあっちの板が早そう。
246名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 20:47:20 ID:QF2JBUKM
クリフェルが読みたい
あまあまな感じの
247名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 23:19:59 ID:r26YRvEM
>>243
クリス生存ルートがあるならプレイ用、保存用、布教用を買っても良いぞ

>>246
俺も読みたい
どっちが攻めでもおk(個人的には後半クリス受けで)
248名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 11:48:23 ID:e74iM3Tf
前スレで連載してたIfの人の続き読みたい。
鬱な展開続いてると壊れギャグも入ってるエロパロはいい清涼剤になる。
読み直してみてそう思った。
249名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 00:52:19 ID:Zqu+8rC2
誰かここに神がいたら幸せなリヒクリを…
250名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 00:59:21 ID:NyWI7na4
せっちゃん×フェルト希望。
251名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 01:19:25 ID:INXQXoLt
リヒクリは以前頑張って書いてた
無論、挫折した
252名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 02:52:07 ID:1Tje4Bno
さぁ立ち上がれ 書くんだ!
253ロックオン×フェルト:2008/03/26(水) 14:38:20 ID:yEqWgK0b
>>91です。遅くなってすみません
>>92-99のロックオン×フェルトの後半投下します。
以前投下した前半は、9、10話頃に書いてたそのままだったのですが、
今回投下の後半部分は、23話後にほとんど全面的に書き直したので
前半と繋がりがおかしい部分があるかもしれませんが、
大目にみてくださると嬉しいです

あとロックオンがちょい情けない感じかもしれないのでw
そういうのダメな人もスルーでお願いします
254ロックオン×フェルト後半 1/7:2008/03/26(水) 14:39:47 ID:yEqWgK0b
ロックオンの取り出した男性自身を直視できないのか、フェルトは恥ずかしそうに視線を
逸らせたままでいる。その初々しすぎる反応に、ロックオンまでがなぜか気恥ずかしいも
のを感じてしまう。
おいおい、十代の若造でもあるまいし、なんで俺まで照れにゃならんの――と、そんな自
分に苦笑しながら、気をとりなおすように少女の秘部にふたたび指を這わせた。
先ほどまで十分に愛撫でならしたそこは敏感すぎるほど敏感で、裂け目を幾度か軽くなぞ
っただけで簡単に湿り気を取り戻す。くちゅくちゅと入り口を弄ぶと、たちまち、とろと
ろと蜜をあふれさせた秘所に、ロックオンは自分の先端をあてがった。
フェルトが思わず身を硬くする。

「心配すんな。俺にまかせて、な?」

安心させるようにフェルトの唇に己の唇を重ねながら、しばらくの間ゆっくりと慣らすよ
うに自身を彼女の入り口に擦り付ける。
やがて少女からこんこんとあふれ出る蜜が、先端を入り口からさらに奥へ、奥へ、といざ
ない始めるのを待って、ロックオンは、支えていたフェルトの身体をゆっくりと自分の身
体の上に沈めていった。

「っくぅ…ッッ!! …ッッぁ!!」

自分の中を固い異物が侵入してくる痛みに、思わずフェルトが短い悲鳴をあげた。
眉根を寄せ、唇をかみ締めて必死に耐えようとしてはいるが、その唇の端から堪えきれず
に喘ぎ声が漏れる。

「……フェルト……大丈夫か?」

辛そうなフェルトを気遣いつつも、ロックオンもまた少女の内部から受ける抵抗の想像以
上の強さと締め付けに、早くも余裕を失いそうな自分を自覚する。あれだけたっぷりと蜜
で濡らしほぐしてやってもなお、男を知らない少女の内部は、ロックオンのものを受け入
れるにはまだまだ狭すぎたらしい。
苦痛に眉を顰めるフェルトの顔を見るのは忍びなかったが、このまま中途半端に苦しい思
いを長引かせるのも可哀相な気がして、ロックオンは強引に先を進めることにする。

「フェルト……力、抜いて」
「んっ……」

グッと下半身に力を込めると、少女の中へ己自身を根元まで無理やり一気に埋め込む。
先端がフェルトの最奥へと達した瞬間、それまでどうしていいかわからずしっかりとロッ
クオンにしがみついていたフェルトが、うたれたようにハッと顔をあげた。
未知の感覚に驚き見開かれた少女の瞳が、ロックオンの瞳とまっすぐに交わる。


255ロックオン×フェルト後半 2/7:2008/03/26(水) 14:40:35 ID:yEqWgK0b
「……わかるか? フェルト?」
「ん……ロックオン……の……入って…る……」
「ああ、全部入っちまった。……辛いか?」
「うん……。でも、だいじょ…ぶ……嬉しい…」

そう言って健気に耐えるフェルトを抱き締め口づけると、しばらくそのままの姿勢を保つ。
苦しげなフェルトが落ち着くのを待つ意味も勿論あるが、何よりロックオン自身が、この
状態で不用意に動けばすぐにでも達してしまいそうだった。
それほど少女の内部はきつく、きゅうきゅうとロックオンのものを締め上げ圧迫してくる。
はちきれそうな己の中心から少しでも意識を逸らそうと、ロックオンは手をフェルトの胸
へ這わせ、彼女の苦痛を和らげる行為に専念することにした。
唾液にまみれたキスを繰り替えし、せわしなく胸への愛撫を加えるうちに、強張っていた
フェルトの身体から緊張がほどけていくのがわかる。
その頃合を見計らって、ロックオンはゆっくりと腰を動かし始める。

「ん……ふぁっ、あぁ……んぁぁん……」

ゆっくりと腰を回すように下から突き上げる。揺さぶられたフェルトの身体がロックオン
の上で揺れる。徐々に強さを増す律動に、フェルトの唇から漏れる喘ぎ声が苦痛の響きだ
けではない、甘さとせつなさを帯び始めた。

それは間違いなく、少女が自分を感じている証―――ロックオンの理性が溶ける。

我慢できずにフェルトの尻を両手で掴むと激しく上下に揺さぶった。ロックオンのものと
フェルトの肉壁が擦りあわされるたびにあらたな蜜が溢れ出し、繋がった部分からぐちゅ
ぐちゅと卑猥な音色を響かせる。

「やんっ、あっ、はぁっ……あああんっ!!」

すでに苦痛よりも快感がまさっているのか、今までにない艶めいた声でフェルトが声をあ
げる。その愛らしい鳴き声がロックオンの快楽を増幅させ、自然に腰の動きが早まる。
何かに急かされるように、ロックオンは腰を激しく突き上げた。内側を抉られ激しく突か
れて、フェルトの内部がさらにきゅっと狭まる。

「はぁっ、やっ……んっ、んっ、んッッ!! も、やっ……やあっ……!!」
「……くっ! すげぇな、フェルト……」

――あー、俺もそろそろ限界かも……

少女の締め上げに思わず自分も声を洩らしながらそう思った直後、ロックオンは一つ重大
な事実を忘れていたことに気が付いた。途端に背筋に冷たいものが流れ落ちる。
ちょっと待て、ちょっと待てよ俺……限界かも、とか言ってる場合じゃねえよな俺……。

……やべぇ、大人の男のたしなみ……着け忘れてる―――



256ロックオン×フェルト後半 3/7:2008/03/26(水) 14:41:28 ID:yEqWgK0b
――おいおい、やりたい盛りのガキじゃあるまいし、何やってんだぁ俺はぁぁぁ!?

避妊具を装着することも忘れてコトを始めたという事実もあり得ないが、今の今までそれ
に気付かないどころか、危うくそのまま中でイキかけた自分の理性のきかなさに頭を抱え
たくなる。今日の自分が妙に余裕をなくしているらしいのはなんとなく自覚してはいたが、
まさかここまで分別をなくしているとはロックオン自身も予想外だった。
そりゃ、着けてねぇんじゃ気持ちいいはずだってのなぁ――と、自嘲気味にため息をつく。
とりあえず、どうしたものかと無意識にデュナメスのコックピットを見回すが、当然ロッ
クオンが探しているようなものが、こんなところにあるはずもない。
こんな時に、ロックオンの脳裏になぜか母国のアジトに置いてある愛車の姿が浮かぶ。
はぁ……そういえばあいつのダッシュボードん中には、こういう時のために常に用意して
たよなあ―――と、今ここで思い出してもまったく意味の無いことを思い出し、よし、こ
れからはデュナメスのシート下のセーフティボックスにも装備しとかないとな――などと、
さらにどうでもいいことを思いつく。

「ロックオン……なに……どうしたの……?」

ロックオンが軽く現実から逃避している間、急に緩慢になったロックオンの動きに不安を
覚えたフェルトが、困惑してロックオンの顔を覗き込んだ。
いつのまにかフェルトの心配そうな顔が鼻先間近に迫っているのに気付き、ロックオンは
はたと我にかえって狼狽する。

「うぉ、フェルト!? あ、いや、違う…決して中で出す気は……!!」
「……?」
「ゴムも着けずにとか、俺としたことがありえねえよな……ほっんと、すまねえ」
「……ゴム? 避妊具……のこと……?」
「いや、でも大丈夫、大丈夫だ! とりあえず、すぐ抜けば。……多分?」

とにかく、何も着けないまま挿入しているこの状態が非常にまずいのは明らかである。
先走ってロックオンから漏れ出した液体のいくらかは、すでにフェルトの中を確実に汚し
てしまっているはずだ。一刻も早く、自分のこのきかん坊をフェルトから引き離すのが先
と、あたふたと、自分に跨っているフェルトの身体を抱えあげようとしたロックオンは、
しかし当のフェルトから思わぬ抵抗を受ける。

「……え? 抜い……ちゃうの……どうして?」
「……へ?」

ロックオンから剥がされまいと逆にきゅっとしがみついて離れようとしないフェルトに、
今度はロックオンが困惑する番だった。

「どうしてって……おいおいフェルト!? お前さん、俺の今の話聞いてた?」
「聞いてた……けど……わからない……」
「わからないって……えーとだな……」

これはもしかして、この少女に避妊を含めた性教育を一から施さなくてはならないのだろ
うか――と、暗鬱な気持ちで半ばロックオンが覚悟した時、フェルトが顔をあげた。

「だって……私はロックオンが好きだもの……。好きだから……避妊なんてしてもしなく
ても、そんなのどっちでも一緒。全部……覚悟してる。……ロックオンは違うの?」

せつなそうに潤んだ瞳に真っ直ぐ見つめられ、少女の純真な思いにドキリと心が揺らぎそ
うになる自分を感じたが、無理やりそれを奥に抑え込む。

「いやいや、フェルト!? 覚悟って……そりゃ気持ちは嬉しいが、今の俺たちの状況わ
かってるか? 戦争してんだぜ、戦争。大体、お前さんまだ14……」 

必死に諭そうとするロックオンを、フェルトが先程よりも僅かに強い口調で遮った。

「でも……パパとママはそうだった」
257ロックオン×フェルト後半 4/7:2008/03/26(水) 14:42:07 ID:yEqWgK0b
「あ………」

フェルトの両親が第2世代のガンダムマイスターだったことを、ロックオンは思い出す。
第2世代のマイスターたちが15年前当時、具体的に何を目的とし、何を思い、何と戦っ
ていたのか、第3世代であるロックオンには知る由もない。実の娘であるフェルト本人で
すら、ソレスタル・ビーイングの守秘義務の壁の前では、両親について知らされている情
報はそう多くはないのだ。
だが第2世代のマイスターもまた、自分たちと同じようにヴェーダに集められた存在であ
り、同じ理念の下、世界の変革をかけて戦っていたのだとしたら……。おそらくフェルト
の両親はこのCBという組織の中で出会い、共に戦う中で愛情を確か
め合っていったのだろう。今の自分たちのように。

そして、フェルトが生まれた。

両親との記憶をほとんど持たないフェルトにとっては、それだけが両親と自分とを繋ぐ、
何より重要で大切な事実に違いない。
年齢より大人びているとはいえ、まだほんの14歳のフェルトの中で、両親の姿がそのま
まロックオンと自分自身に重なっているのだとしても不思議ではなかった。
それをこの年頃の夢見がちな少女特有の、身勝手であさはかな子供じみた感傷だ、と一笑
に付すのは簡単なことだったのかもしれない。
だが、ロックオンはそれを笑うことも馬鹿にすることもできなかった。
14歳という若さで、「両親の遺志を継ぐために」この戦いに身を投じた彼女の強さを知っ
ていたから。そして、その強さこそが、ロックオンがフェルトに魅かれ、彼女を愛しく思
う最大の理由だったから。
「世界を変える」という崇高な理想へ無理やり昇華させなければ、この世界に対する憎し
みと呪詛の念で押しつぶされそうだった少年の頃の自分とは違い、ただ真っ直ぐに両親の
遺した理想を見つめる迷いのない少女の瞳に、ほとんど嫉妬にも似た憧れを感じた時から
ずっと。

「お願い、ロックオン……このまま続けて……ダメ?」

哀願するように自分を見つめる少女の身体を、ロックオンは抱えあげると自分の中心から
そっと引き離した。

「悪ぃな……フェルト」

フェルトの長い睫毛が、諦めたように哀しげに伏せられる。
ロックオンは手元のパネルを操作すると、座っていたパイロットシートを限界まで倒した。
身体を入れかえて、フェルトを横たえるといった方が近い姿勢でシートに座らせる。

「ロックオン……?」

困惑して見上げる少女の上に、なるべく体重がかからないように注意深く覆いかぶさる。

「悪ぃ、さっきの体勢じゃいざって時に抜くに抜けないからな」
「……ロックオン」
「そんな顔しなさんな。さすがに中で出すのはフェルトがもう少し大きくなってからな」

狭苦しい体勢に難儀しながらも、フェルトの足の間に身体を割りいれ大きく開かせると、
片脚を高々と肩に抱え上げる。

「その代わり、ほかのことは容赦しないぜ? 覚悟しとけよ」


258ロックオン×フェルト後半 5/7:2008/03/26(水) 14:42:50 ID:yEqWgK0b
大きく開かれ露にされた秘部が、先ほどまで自分を埋めていたロックオンのモノを求めて
ひくひくと蠢いている。ロックオンは、その花弁を指でさらに大きく開かせると、狙いを
定めて一気に自分を挿し込んだ。
1度目ほどではないにせよ、やはりまだそれなりの痛みを伴う異物の侵入に、思わずフェ
ルトの身体が逃げるようにシートの上へとずり上がる。その肩を逃がさないように押さえ
つけると、さらに奥まで自身を突き刺す。

「はんっっ……やっっ!」
「逃げんなよフェルト、容赦しないって言ったろ?」

その言葉どおり、フェルトの反応も待たずにロックオンは腰の動きを開始させた。
一旦ギリギリまで大きく腰を引き、力強い動きでもっと奥深くへと叩き込む。
多少乱暴だが、確実に敏感な場所を突いてくるロックオンの荒々しい動きを、フェルトが
懸命に受け止める。激しく突かれるたびに、たまらずフェルトの唇から泣き声にも似た官
能の声が漏れる。ロックオンは、その喘ぎ声すら自分のものにしたいとばかりに少女の唇
を自分の唇でふさぐと、快楽にあふれ出す悲鳴と共に吸いつくす。

「ロックオン……、も、やっ、んあっ、んッッ!!」

激しく腰を打ちつけて、絶頂へと昂ぶっていく少女を攻め立て自分も共に昇りつめながら、
しかし少女が快楽の中で自分の名を呼ぶたびに、ロックオンの胸に何かがつかえる。
少女の身体を自分で満たしすべての快楽をその全身から引き出してなお、ロックオンの中
に残る満たされない部分が、少女にそれ以上のものを強いるのを止められない。
ロックオンが貪欲に求めるそれは、ほんの他愛もない、少女のたった一言。

「フェルト……名前……呼んで……」
「……? ロック…オン……?」

少女の口から発せられるその名に、ロックオンはせつなそうに目を細める。

「……そうじゃない、わかるだろ?」

その苦しげな表情からロックオンの意図を正しく理解したフェルトが息をのむ。その名を
呼ぶことは多分、少女にとっても、とてつもなく意味のある特別な行為。
本当に自分がその名を口にしていいのだろうかと、僅かにためらう少女を突き上げながら、
ロックオンはまるで子供のようにせがむ。

「お願いだ……呼んでくれ……俺を……」
「……ール……」

攻め立てられ途切れそうな意識の中、フェルトが絶え絶えに、今まで口に乗せたことのな
い、心の中に大切に仕舞っていたその名を呼んだ。

「……ニー……ル、……ニールッ!」
「………ありがと……な」

自分の我がままな要求に必死に応える少女に、ロックオンは優しく笑いかけると、それま
でより一層激しく腰を動かし少女と自分自身を限界まで追い詰めた。
首にまわされたフェルトの手に力がこもり、意識が飛ばされないようにときつくロックオ
ンに抱きつく。

「……私っ……も、ダメ……イク……っ! ニー、ルッ……んっんっ、んああっっ!」

ロックオンの下でフェルトの身体が大きく跳ねた。
絶頂をむかえたフェルトにこれ以上はないほどきつく締め上げられて、ロックオンはたま
らず少女の中から自分を引き抜くと、自分自身も限界に達した。



259ロックオン×フェルト後半 6/7:2008/03/26(水) 14:45:13 ID:yEqWgK0b
いまだに余韻から覚めやらずぐったりと身を預けてくるフェルトを膝の上に横抱きに座ら
せ、ロックオンは座りなれた愛機のシートに身を沈めた。
今更ながらに、自分の腕の中にいる少女を不思議な面持ちで見つめる。

14歳――今の彼女と同じ歳――ですべてを奪われてからここまで、自分には何もないと
思っていた。
あの時、すべてを失った後に自分が選び歩んできた道はいつも、何かを得る道ではなく、
壊す道だった。この手から失ったもの奪われたものはたくさんあったが、その代わり、こ
の手が奪い壊してきたものも、それ以上に多いはずだった。
そんな自分が、何かを手に入れる資格などあるわけがないと思っていた。
誰に言われるまでもない。どんなに大義名分を掲げたところで、自分の手が血塗られたも
のであることに変わりがないのは、自分自身がよく知っている。いずれ、その流してきた
血の分だけの罪を背負わなければならない存在なのだということも。
「世界を変える」――理不尽に自分からすべてを奪ったこの世界を変えてみせる。
その信条に嘘も偽りもない。だが、変えたその先の世界に己の居場所などありはしないこ
ともまた、よくわかっている。その時が来たら、己が奪ってきた幾多の命と同じように、
自分もこの宇宙の塵にでもなって消えていく。それでいいと、そう思っていた。
だからこそ、他人には「飄々と」などと評されるように、何かに執着することも誰かと強
い関係を築くことも避けて気ままに生きてきたはずだった。それなのに。


――なのに……なんで今、お前さんは、俺の腕の中にいるんだろうな……。

いつのまに、この少女はここまで来たのだろう。この自分がこんな風に大切だと、愛しく
手離したくないと思ってしまうような位置に。どうやって。
途方に暮れたように少女を眺めるロックオンの脳裏に、別の思いが浮かぶ。
そう、この少女だけではないのかもしれない。
奪われた過去の記憶の中以外に大切なものなどないと思っていた自分の中に、占め始めて
いる特別な存在は。
仲間――などという言葉を使えば、ティエリアあたりに「そんな甘ったるい関係性など御
免被る」と鼻で笑われるかもしれない。確かにそうなのだろう、ガンダムマイスター同士
とはいえ、互いの間に流れる空気は仲間と呼ぶには希薄すぎる。
だがそれでも、ロックオンの中で、あの扱いづらく世話ばかりかけさせられる他の3人の
マイスター達もまた、確実に大きな存在になりつつあるのは事実だった。2年前、この組
織に集められた時には思いもつかなかったほど。

そして――。

ふと思いついたように、メインモニタに外のコンテナ内の様子を映し出す。そこには思っ
た通り、デュナメスの正面をふわふわと大人しく漂っている相棒の姿が大きく映し出され
た。それを見たフェルトが、ロックオンの腕の中で嬉しそうに微笑む。

「ふふ……ハロ、ちゃんと待ってたんだ。お利口……」

このオレンジ色の相棒もまた、CBに入ってロックオンが手に入れたものの1つだった。
いつも側を離れずサポートしてくれるこの頼れる相棒に、自分はどれだけ助けら、癒され
てきただろう。
何もないと思っていた自分、何かを特別に思うことを厭っていた自分を、気付かぬうちに
囲んでいたこの特別な存在たち。たとえば、その一つ一つにこの先の未来を託すことは、
そう悪い考えでもないのかもしれない――と、ロックオンはその時初めて思った。

――たとえ、その未来に自分自身の姿を思い描くことはできなくとも。




260ロックオン×フェルト後半 1/7:2008/03/26(水) 14:46:06 ID:yEqWgK0b
「そろそろ、行くとするかぁ。ハロも待ってるしな」
「うん」

身支度をととのえたフェルトが、ロックオンの膝から飛び降りると先にコックピットの出
入り口へ向かう。突然、ロックオンは形容しがたい衝動にかられてその腕をもう一度引き
寄せると、背後から抱き締めた。何も言わず、フェルトの髪に顔を埋める。

「……ロックオン?」

思わず振り向こうとするフェルトの動きを封じるように、ロックオンは抱き締めている腕
に力を込めた。無言のまま、ただ自分を抱き締めるロックオンの気配に何かを感じたのか、
フェルトもまた今は何も言うべき時ではないのだと悟る。大人しく、ロックオンを受け入
れるフェルトの耳に、やがてロックオンがかすかに何かつぶやくのが聞こえた。

「え……?なに……?」

聞きかえすフェルトにしばし沈黙で応えたあと、今度は十分聞き取れる声でロックオンは
フェルトの耳元にささやいた。

「次からは、デュナメスよりも俺の身体のメンテナンスの方を優先にしてくれって、な」

一瞬、意味がわからずきょとんとしたフェルトが、その意味に気づいてかあっと顔を赤く
する。振り向いたフェルトの頭の上には、いつも通り、にやりとふてぶてしい笑みを浮か
べて少女をからかうロックオンの顔があった。

「もう……ロックオンっ! 知らないっ!」

ロックオンの様子を心配して損したとばかりに、手荒くロックオンを振りほどくと、今度
こそフェルトは開いたハッチからコンテナへと身をひるがえした。
ははは……と笑いながら、少女に続いてハッチに手をかけたロックオンは、その後ろ姿に
向かってもう一度、先刻と同じ言葉を心の中でつぶやく。

――お前は生き延びろよ、フェルト……。お前は……お前たちは……。

少女の後ろ姿に、オレンジ色の、紫の、そしてブルーのパイロットスーツの姿が重なる。

――こんなクソッタレな世界でも、それでも……お前たちは生き延びろ。そうすれば、俺
はいつだってお前たちのためにこんな命…………ぐぁっっ!??

ロックオンの、柄にもないセンチメンタルな独白は、突如みぞおちを襲った衝撃に中断さ
れた。ロックオンの元に猛烈な勢いで飛び込んできたハロが、勢い余ってロックオンの腹
にボディブローをくらわせたのだ。
勢い余った、というべきなのか、整備作業の途中で訳もわからず放り出され、情事のあい
だ中そのまま放置されっぱなしにされたハロの、精一杯の腹いせというべきなのか……。

「ロックオン ダイジョウブカ? ロックオン ダイジョウブカ?」
「ちょ……大丈夫じゃねぇっての……ハロ……お前、今のわざとだろう、わざと!」
「ワザトチガウ! ワザトチガウ! ハロ オコッテナイ! ハロ オコッテナイ!」
「怒ってない……ってお前、訊いてもいないのにわざわざそんなことを言うって……」
「ア! シマッタ! シマッタ!」

なんちゅう相棒だ……こりゃ、前言撤回だぜ――と、みぞおちを押さえながら思わず天を
仰いだロックオンの目に、くすくす笑うフェルトと、いつの間にかちゃっかりその腕に収
まっているハロの姿が映る。少女の柔らかな笑い声を聞きながら、ロックオンは肩をすく
めて自分も苦笑した。そして思う。――そうだな、こんなどうしようもない世界を生きる
自分の人生の中で、たまにはこんな日があっても悪くはない……。


そう、悪くはない――――と。
261ロックオン×フェルト:2008/03/26(水) 14:50:13 ID:yEqWgK0b
以上です。
最後の書き込み1/7じゃなくて7/7ですな……最後に間違えた……orz

ロクフェが好きで好きで好きすぎて、人生初エロに挑戦したんですが、
前回色々コメントくださった方ありがとうございます。嬉しかったです。
では!
262名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 16:51:21 ID:zBqeTauQ
続きキタGJ!
ロクフェルはやっぱ良いね
最後泣けた
263名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 21:05:49 ID:eC1qT8JT
神再臨ktkr
ロクフェル堪能させてもらいました。
ラスト付近はしんみりしました・・・
GJでした!
264名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 21:19:26 ID:8aBHPb0S
ロクフェルキタ━( ゜∀゜)━━!
良かった良かったGJ!!

これで…初めてだと…orz
265泉 こなた:2008/03/26(水) 21:34:05 ID:ZGEOmAlD
ステラの味方になれ。
266名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 22:36:45 ID:NyWI7na4
>>265
コテハンきんも〜☆
死ねば?コテハン野郎
ロクフェルGJ!しんみりした。
267名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:10:51 ID:fMLzzbBX
>>261
GJ!随所からロックオンらしさが感じられて面白かった
268名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:05:56 ID:9wQSpIwr
ロクフェルktr!!
GJです!
269名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:06:27 ID:9wQSpIwr
「ktkr」だった
270名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 01:55:00 ID:+8UANNBy
ガンダムはSF作品なので重要なことなのだが、無重力環境では妊娠できないんだな
こういう法則は便利

何が言いたいか?

ナカダシ描写はトレミーが舞台なら や り 放 題 !!
271名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 03:46:28 ID:j785yQI0
バレスレに小説版のバレきてたので一応
507 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2008/03/27(木) 01:56:37 ID:???
>>395
1話演習見学にて
・グラとポニテは7年前からの付き合い
・ポニテは、グラのことを曽祖父から教えられた「サムライ」「武士道」が似合う男だと思っている
・ポニテは研究一辺倒で30歳を過ぎても恋人を作ったことがない
・変わり者同士気が合ったのかも

ビリー…魔法使いだったのか…
272名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 07:43:07 ID:1nNHFjt5
>>271
アッー!
273名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 08:55:01 ID:ksOx4xR5
ビリーなんか間違った侍イメージ持ってそうだなw
274名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 12:47:31 ID:UrIahhwK
多分、SFソードキルとラストサムライが教材。
275名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 12:47:55 ID:VoauChxL
前スレだか前々スレでせっつん×フェルトを書いてた人いたよな?
ようやく二人がまともに会話したし、また来ないかなぁ……
276名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 00:09:11 ID:tS831J19
>>271
まさか、ビリーがスメラギを誘う目的って、脱どうて…
277名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 00:38:48 ID:R/ZoqJIY
外伝のおばちゃんがめっちゃかわいい
278名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 02:20:43 ID:aiiKM8HS
>>277
ババァ可愛いよな
単行本の乳揉まれて涙目のババァ最高
279名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 08:14:07 ID:4DhL58Ya
ハナヨもいいぞ。実体ないけどorz
外伝はフェルトの両親関係を早く明かして欲しいぜ
280名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 09:29:08 ID:W1xD0EzR
ガンダム00ゲーム昨日受け取ったぞ!
詳細はCBのミッションによって平均にかつ50日内に、三陣営のゲージを0にする。
刹那はAEU
ロックオンはUNO
アレルヤは人革
ティエリアは三陣営
が、影響力が強い。
ゲージ0にしなくても平均だとGOODENDもあるとか?…ENDは7種類?
ちなみに俺は一周目BADENDだった…50日内だなんてスメラギさん後一日あれば…orz
エース達は堅いです。
281名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 09:30:50 ID:W1xD0EzR
追記:よくしゃべるよDSにしては。
282名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 17:39:09 ID:iC1wvcPL
スメラギさんや貧乏姫様の濡れ場はありますか?
283名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 17:51:02 ID:KWN4JQUT
>>282
ちょっwww貧乏姫ってwww
284名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 22:21:01 ID:2TZ9RvP3
シャルいいなぁ。シャルは俺の嫁
285名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 23:01:31 ID:whwyjzoa
シャルって誰よ
286名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 23:48:12 ID:W1xD0EzR
シャル=外伝
>>282ミッションのみ。プトレマイオス歩き周れたら俺の中で神ゲーw
287名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 01:30:57 ID:bt0EWVw8
外伝か・・・ならば00Fのハナヨは俺の嫁
288名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 01:38:29 ID:hnGFLhuj
リュウセイハケーン
289名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 01:54:46 ID:ER+YsCGo
>>271
「サムライ」と「武士道」でなぜかプレジデントマンが思い浮かんだ俺
290名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 01:56:56 ID:Si/yfnMS
サムラァイ サムラァイ ブシドゥー

よお俺
291名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 04:05:59 ID:O4cBvaYk
>>271
沙慈「えーマジ童貞?キモーい」
刹那「童貞が許されるのは16歳までだよねー」
292名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 09:17:50 ID:qH+7XH6/
>>291
30過ぎた童貞は魔法が使える様になるんだぞw
293名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 11:38:38 ID:ers3+6P6
唐突ですが、マリナ×刹那(♀)ってあり?
294名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 12:24:43 ID:yBYnyYC8
>>293
女体化自体は気にしない方だけど、声のせいか刹那が♀って違和感があるなぁ。
ただ面白そうだとも思ってはいる。注意書きつければ平気なんじゃね?
男×女体化だと嫌がる人多そうだけど、マリナ相手で百合なんだろうし。
295名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 12:32:26 ID:D9xrgv5r
ロクフェル以外絶対認めねえ
296名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 12:32:28 ID:vyo0IYbm
>>293
マリナ×スクイズの刹那?
297名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 14:32:49 ID:SfaLAMxe
>>293
ちょっと女体化はきついかと
他キャラの女体化もやめてけれって過去レスあったから、微妙…
298名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 14:45:10 ID:9BPFGtGq
正直な話 やめてほしい。
299名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 14:51:02 ID:Jqg5/y1w
女体化は正直やめてほしいが俺だけの意見を通すわけにもいかんしな
注意書きを最初に書いていれば大丈夫なんじゃないかな?
300名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 14:54:21 ID:uintdBmm
俺は読んでみたいな
ただ、注意書きは付けておいた方が無難
301名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 15:44:55 ID:O4cBvaYk
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】5話目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182867370/
ここでどうだろう
302名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 16:41:11 ID:XFhNZo8H
個人的には嫌いじゃないが、ここでやるのもどうかと思うな
303名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 17:32:36 ID:inqvZ+jY
始まりました!!!!
304名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 17:59:01 ID:inqvZ+jY
終わりました(´・ω・`)
305名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 17:59:36 ID:Jqg5/y1w
二期への引きとしては上々だな
306名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:06:13 ID:Nv7tc980
コーラ生きてたな
307名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:10:22 ID:QMj7V6XO
アレルヤとティエリアは一応生きてると見ていいのかな?。
グラハムはシャア化
308名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:18:47 ID:Jqg5/y1w
ティエリアは死亡
ルイスといたのはリジェネって女キャラらしい
バレにも何度か名前出てたけど字幕で思いっきり書いてたとか
309名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:20:16 ID:7yp5YpHN
あれが男でルイスが何か弱みを握られてるとかだったら
エロパロ的にはおいしかったのにな。
女か…
310名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:23:59 ID:eO1jx8Dx
刹那死んじゃったし、もういいや
なんも書く気になれなくなったよ

おつかれさまでした
311名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:26:07 ID:Jqg5/y1w
バレスレの話になるが確定してることは

コーラ 4年後のやつでモブキャラにいた 大佐の後ろ
アリー 生存 戦争がなく暇そう
ハム 生存 刹那との戦闘で火傷したのか仮面をつけている
ティエリア 死亡? ルイスといたのは別人
ロックオン 死亡
アレルヤ・刹那 行方不明 けど刹那はメージュで監督がすでに生存を語っている
ルイス なぜかリジェネといる
沙慈 働いている 二期の鍵?
シーリン マリナの下を去る
マリナ 元気です、シーリンと別れてしまう
熊親子 ソーマの正体判明 マリーについては小説参照 重傷を負うが生存
ラッセ・リヒティ・クリス 死亡
アレハンドロ 小物くさく死亡 リボンズの傀儡だった
312名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:26:31 ID:vyo0IYbm
りゅーみんがネーナを調教する話はまだですか?
313名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:30:18 ID:D9xrgv5r
>>310
書き手が一人減ろうが痛くも痒くもない。
おつかれしたーwww
314名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:34:03 ID:Jqg5/y1w
>>310
刹那生存は確定
しかもああいうのは生きてるってこともわからないの?
書き手を装ってんじゃねえよ
315名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:58:23 ID:D9xrgv5r
>>310
とりあえず死ねよ^^
316名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 19:16:44 ID:inqvZ+jY
クレヨンしんちゃんを純粋に見れねぇwww
317名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 19:17:28 ID:inqvZ+jY
すまん、誤爆だ

318293:2008/03/29(土) 19:28:13 ID:ers3+6P6
刹那とマリナのマリみてコスプレを見ていたらつい…。
うん。やめておこう
319名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 20:54:36 ID:e6+DG8s6
コーラの一人称って「俺」で大佐の前でだけ「私」だっけ?
最終回みたらコーラ大佐でちょっと書いてみたくなったんで誰か教えてください。
320名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 21:03:29 ID:Jqg5/y1w
それであってる
まあ私は上司に対しての礼儀という部分もあるんだろうけど
321名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 21:04:01 ID:NTQi1fM6
なんだかんだで4人(もしくはロックオンを抜いた3人)が生きてて、リボンズの計画を止めるために集まりそう。
322名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 21:04:37 ID:7yp5YpHN
>>319
「私」って言ったり「俺」っていったり。
15話では両方使ってたw
なんにせよコーラ×バーローwktk
323名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 21:07:52 ID:D9xrgv5r
ここは書き手が次から次へと現れていいねw
324名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 21:10:59 ID:3e6KEA00
マリナxアレハンドロ
きぼん
325名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 21:31:16 ID:NqXVK8bs
シーリン×マリナで
326名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:01:35 ID:jMCoUu8p
アレルヤ×ソーマのHRを。
327名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:16:16 ID:COqGGMvR
告白したことだしソーマ×セルゲイを
328名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:32:24 ID:2XTAh85K
しかし二期の舞台が一期の4年後ってことはマリナ様28歳かよ…。
ご都合とはいえ、一国の王女がその歳まで独身ってのはどーなんだ。
ただでさえ国の情勢が不安定なんだから、政略結婚の一つや二つ上がっててもおかしくなさそうだが。
(しかもマリナ自身は刹那は死んでると思ってるわけだし)

や、28歳で処女というシチュエーションは俺的には激しくアリなので
独身のほーがいいんだけどさwwwww
329名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 01:56:08 ID:q5i8LdiE
>>328
2300年代までそうかどうかは知らんが、中近東の女性は二十歳過ぎて
独り身だったら、既にいかず後家扱い。つまり一期ですでにアウトゾーン。
きっと「国と結婚した」とか言われてんだろうから、無問題!
330名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 06:14:12 ID:ZW26tNOj
おまえらおはよう
朝までやってたんか…元気すぎだぞ
他のスレが寝静まって勢いが沈静化してるのに
このスレだけ勢いが4500近くいってて噴いた(次点、キャラ人気投票342)
331名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 06:14:43 ID:ZW26tNOj
すまん
誤爆した
332名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 08:36:20 ID:ZPe/uUzQ
おはよう。昨日は夜に最終回見たから、見るまで2ちゃん避けてたよ。
しかし最終回凄かった…秋まで…待てだと…
333名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 09:34:30 ID:DbN9+Vmk
今まで微妙だなあと思ってた刹那とマリナ株が手紙で急上昇した
20と28ならもう犯罪じゃないよな!
334名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 09:39:28 ID:ZPe/uUzQ
>>333だな!何か精神的に深いところで繋がってる二人に萌えた。
リジュネの朴さんが気になってしょうがない件
335名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 09:45:13 ID:GFMrWH5l
リジュネが女なのは確定?
リジュネ×ルイスに期待。
336名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 10:21:41 ID:2QPIJJT8
捏造カプまじウザイ
337名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 10:55:10 ID:C6lrOK9i
保管庫って無いの?
338名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 11:14:04 ID:kuTeLP6/
339名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 13:37:45 ID:dIlhgPfh
PASSは…?
340名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 14:01:12 ID:kuTeLP6/
URLに注目
341名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 14:09:07 ID:9QNFcXIq
目欄では?
342名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 16:01:07 ID:ZPe/uUzQ
>>335
確定かと聞かれると分からないがエンドロールにリジュネって名前と朴さんは乗ってたよ…多分…昨晩飲んでたから不安になってきた
343名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 17:26:14 ID:q5i8LdiE
最後に出てきたティエリア改みたいなキャラの名前が、
「リジュネ」となのは、字幕放送組が確認。
リジュネが本当に女性かどうかはまだ未確定。
朴は男女どっちもできる人だし。

個人的には女だったら嬉しいが。
344名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 17:26:40 ID:c4BRSsAN
コーラと大佐でHR物希望
345名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 19:50:25 ID:QmQaBZgN
ホームルームか。

ネーナと紅龍ってセンは無いだろうか?
あとおやっさんとスメラギ。
中佐と大佐。
346(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/03/30(日) 22:05:28 ID:ZPe/uUzQ
前回スメラギ×(ハレルヤ+アレルヤ)の続きだけど、何回か書き直す途中で混乱。
話ずれてそうだけど反省はしてない。
347(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/03/30(日) 22:09:44 ID:ZPe/uUzQ
暴れ狂う怒りを内に沈める様にハレルヤを押し止めるとゆっくりと瞼を開いた。
瞳が光景を受け入れると感覚が戻り、同時にアレルヤに世界が返される。
電光にシーツの白さが反射して目に染みた。その白に滑らかなラインを描く髪が目に止まると触れている全てに今更ながらに驚いて動悸が耳障りな程だった。
腕の中で思い人が一糸纏わぬ乱れた姿で横たわる様子に、自然と触れてみたくて手が伸びる。女性特有の繊細な肌が手の平に吸い付く
「……っ」
乳房に優しく触れ、硬化した突起を指で捏ねるとスメラギが浅い眠りの中で反応した。
耳元で太鼓を打ち鳴らした様な動悸と愛しさも湧き上がる。
片方の乳房にも優しく口付け口内に含み吸いながら舌先で擦ると
「ぁっ…はぁっ…ぁぁ」
熱を帯びた吐息がスメラギの唇からこぼれ閉じていた瞳が開く。
アレルヤは甘く感じる乳房を堪能した後に腹部に唇を滑らせ下腹部に向かい舌で体をなぞると
「ぁぁっ……ハレ…ルヤ…?」
スメラギの発した名にアレルヤは感触を惜しむ様にゆっくりと唇を放し顔を上げ、頬を朱に染めたスメラギの顔にかかる髪を指先で除けた。
『聞いたか?…アレルヤ。この女が呼んでんのは俺なんだよ…』
腹の底から優越感を楽しみハレルヤは笑っているのが分かる
348(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/03/30(日) 22:11:45 ID:ZPe/uUzQ
『アレルヤァ邪魔だっつってんだろ!呼ばれてたのは俺なんだよ!』
押さえ付けるのにも一苦労しそうな程のプレッシャーが口からこぼれそうになる。
それを辛うじて押さえれるのは例え掛け替えのない存在で全てを分け合った片割れでも、渡せない。
触らせられない。
許せない。
それは僕の想いでもあってハレルヤの想いでもある事も分かるんだ。君も好きなんだね。凄く好きなんだ。

「でもねハレルヤ……」
アレルヤは誰にともなく呟くとスメラギの体を引き起こし向かい合い、頬に手を置いて相手の意志を確認する様に見つめてからゆっくりと唇を重ねた。
何度も何度も段々と熱を増す唇のリップノイズが部屋に響く。
「ぁ…んっ」
出来るだけ優しく触れる事が出来ますように。
僕の想いが届きますように。


やがて舌を絡め歯列を舐め合うと口付けが離れ唾液が銀糸になって落ちた
「…ハレ…ルヤ…?…」
夢見心地だったスメラギが眉根を寄せた。同じ男なのにまるで先程とは違う男を目の前にした気分だった。
「…誰?…」
「スメラギさん。僕はアレルヤですよ」
「…そっ…そうよね…」
現実に突然引き戻された表情で一瞬スメラギは目を見開き躊躇した後に伏せた視線を泳がせ、様子を伺う様に上目遣いにアレルヤに戻した。
349(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/03/30(日) 22:13:42 ID:ZPe/uUzQ
「…ハレルヤはアレルヤなの?」
戸惑う瞳はどんなに大人になろうと少女のそれだ。どうしたら上手く伝えられるだろうか、受け入れて貰えるかも分からない。
僕等でも分からないのだから。
本当の意味で僕らは二つで一つ。分かち合いようも無く、離れる事も出来ない一つだ。双子よりも密接で求め合ってる。
悪意であり善意でありそれらを切り離せないのは人間を見ても明らかな様に。
だから僕らは一つで二つ。
アレルヤは手に取るのも夢見心地のようなスメラギの長い髪を手で掬い取ると指の隙間から零れる瞬間を眺めた。

「…スメラギさん。僕とハレルヤは違うけれど…同じです。…ハレルヤも僕と同じで貴女の事が…」
違う意味でどぎまぎした。
思慮深いこの人の事だ。僕が伝える間にも思考が渦巻き、答えを導き出すのは間違ない。
すっと息を吸い込む音がして、そして迷っていた瞳が僕を捕らえた。
「…アレルヤ…なのね?」
「はい、スメラギさん」
「ハレルヤは…」
「もう一人の僕です」
アレルヤの表情や普段の態度を吟味するように目線を走らせた後にスメラギはアレルヤを見つめ意外な事に満面の笑みを浮かべた。
微笑みの中にも瞳には挑戦的な光が見える
「…二人で貴方の全てなのね」
「…はい」

「全部…ね…」
350(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/03/30(日) 22:16:16 ID:ZPe/uUzQ
優しく囁く声が耳元に降り注ぐ様だった。
「はい…僕らの全部です」

ギュッと力の限りに瞳を閉じるとスメラギの細い腕が背中にそっと回され、その抱擁に戸惑い不覚にも行き場を失った腕の指先が震えた。アレルヤの腕が行く先無くベッドに落ちるとスメラギはアレルヤを抱き締める腕に力を入れる
「貴方達は多分どちらも、どちらにも為り得たのよね」
「…あ…」


「私はそんなに貴方に愛されてるのね」


心の奥でハレルヤも状況に愕然としていた。

アレルヤの頬にスメラギが唇の柔らかさを伝える様なキスをする。
「…泣かないで」


あれは僕らのどちらの涙だったんだろう。気が付くと目の前の光の様な存在に身を焦がした。


「あんっ…」
悦びの声が艶やかに唇から落ちると、それをも求めるようにアレルヤの唇が重なりスメラギの肢体に手を滑らせる。
主張する乳房の先端を甘噛みし上がる声も愛しい。
全てを零さない様に舌を伝わせ乳房から腹部へ陰部へと味わう。とろりと流れる愛液に混じり突起した弱みを口付けし吸うと
「ぁあっ!…んっぁぁ」
弓なりになるスメラギの体を押さえアレルヤは擦り合う肌も邪魔な程に濃厚な愛撫で舌を挿入した。
「ひぁっあっぁぁ」
指先でも容赦無く秘部の突起を捏ね
351(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/03/30(日) 22:17:46 ID:ZPe/uUzQ
「んっひぁ…あっアレルヤっ…」
縋る者を探すスメラギの腕がアレルヤを求めてシーツを掻いた。
それを目に止めるとアレルヤは体を起して欲望に猛った自身を濡れた秘部にあてがうとひくひくと自分を呼ぶ中にゆっくりと沈ませ
「っあぁっあっアレルヤっ」
「…此処に居ますよ」
微笑みながら、スメラギの中に自身を深く挿入し体を重ねた。
「あっあっあぁぁ…んっふぅ…ぁっ」
肉壁がアレルヤを包み込む感触が腰を少し動かすと反応して締め付ける「っスメラギさんっ…」
スメラギの腕がアレルヤの背中に落ち着いた。
「アレルヤっぁっぁぁっ」
体をぶつける度に接合部はぐちょぐちょと水音を鳴らして二人の呼吸が早くなり、貫くと波打つ様な快楽が全身に駆け抜ける。
「あっ…アレルヤっもっと」
「くっぁ…スメラギさんっ」
動きに合わせてスメラギの腰が揺れるとアレルヤも打ち付ける腰の速度を早めた。
「ぁぁぁっアレ…ルヤっイクっ…あぁあっ」
ギュッと窒が絞まってアレルヤを追い詰めると同時にスメラギの中に想いを吐き出した。




『参ったよ』
呆れた様な、けれど嬉しそうな声でハレルヤが鼻で笑った。
「そうだね」
アレルヤは腕の中で眠るスメラギを見つめてハレルヤと苦笑いした。
『俺もお前も受入れやがった』
「全く凄い人だよ…スメラギさんは」
352(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/03/30(日) 22:19:38 ID:ZPe/uUzQ
『だな…』
「来るかい?」
『おまっ…』
ハレルヤが応える前にアレルヤは髪を掻き上げると言った。
金と銀の両眼の持つ意志を一つにして、全部を受け入れる人。
取り合っても仕方が無い事が今更ながらにおかしくて二人でまた笑った。
「ハレルヤ…君も一緒だよ」
「ちっ認めてやるよ。良い女だよ…アレルヤ……やべぇ…」


「え?」
「…また勃ってきた。流石超兵」
「えぇぇぇ!?」
本当の僕らを見てスメラギさんが驚くのが目に浮かぶ。
「起こそうぜ」
「まっ待ってハレルヤ!」




「…どうしたの?」
気怠そうな表情で目を細め微笑みを浮かべたスメラギさんが僕らを見つけた。
353名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 23:52:51 ID:MMcK8p6n
GJ!!
アレ(ハレ)スメ最高!
ありがとう
354名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 01:26:28 ID:K2fNDw1T
>>346
続き、ずっと待ってたよ。GJ!
355名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 03:59:01 ID:WQXT1XBr
>>352
GJ!
356名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 08:20:08 ID:oUgjFOLCi
GJ!!
『自分を受け入れてくれる女性』を求めてたアレハレが
スメラギさんでしっかり補完されますた
もう一回GJ!
357名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 08:44:22 ID:4MdWamoa
二期まで元マイスターの刹那は中華によって監視という名の飼殺し。
その間ネーナに迫られてはヤって、
中華に迫られてはヤって、
フェルトとスメラギを慰めるためにヤって、というジゴロ的性活とか。
358名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 09:19:28 ID:/l8bwrRf
むしろリューミン×ネーナの調教ものが観たいです
359名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 10:37:25 ID:f4ujstEY
スメラギ×アレルヤって捏造カプ?公式カプ?
360名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 10:50:02 ID:lNuXydJw
>>346
凄く良かったGJ!!
また今後も投下して欲しいな。
361名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 11:00:41 ID:lNuXydJw
>>359
公式カプでは無い。ただアレルヤは、スメラギさんを
数少ない信頼出来る大人として慕っているのは公式設定。
362名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 11:07:19 ID:OcSNnCHG
>>346-352
続きキター
GJ!GJ!
363名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 11:32:56 ID:nGH9jL+K
刹マリが好きだが、本編ではほとんど絡みが無い…
本当に正ヒロインなのかスタッフめ
364名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 11:43:37 ID:DUQi9ZKc
>>363
そう言う人間関係は再生の話になる2期でやるらしいよ。
365名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 11:50:53 ID:xLnqauy6
>>363
小説読むといいらしいので注文した
いろいろ補完してるっぽいな
366名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 12:45:10 ID:DUQi9ZKc
>>365
ググっても出ないんだけど、発売日決った?
367名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 13:49:24 ID:duSZwgqz
>>366
明日
もう出てる書店もある
368名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 14:40:53 ID:DUQi9ZKc
>>367
ありがとう!明日本屋に走るよw
369名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 19:05:46 ID:EBgGPV8+
小説の刹那とマリナは少女漫画のようでした。
見ててすごく恥ずかしかったwwwww

本編でもあれくらいやってくれれば創作意欲も湧くというのに・・・
370名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 19:14:00 ID:duSZwgqz
ネタバレになっちゃうけど刹那もマリナも互いに意識しちゃってるんだよなぁw
しかし刹那がマリナに興味持った理由、本編でやればよかったのに…
371名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 20:21:40 ID:rq4v0aos
本編だけではあんな手紙どうして送るのか全く分からんからな
372名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 20:34:40 ID:DUQi9ZKc
小説取り扱って無いって取り寄せるから2〜3日待ってて…
くっ…神は何故田舎のアニメ好きにはこうも厳しいのだ…orz
373名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 20:35:21 ID:xLnqauy6
後半の妄想で刹那がマリナに母性求めてるのはなんとなくわかったけど説明不足感は否めないな

それよりエロパロ的には母親を投影してる相手とセックスというのはインモラルでいいな
374名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:00:36 ID:Xyu8wWHt
しかも中東だしな。狙ってるとしか思えんぞ小説版・・・
375名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:52:28 ID:EBgGPV8+
>>373
母親を投影してる相手とヤれるもんなの?
376名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:54:33 ID:xLnqauy6
>>375
リアルは無理だが二次ならアリだな
377名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 22:13:42 ID:duSZwgqz
>>375
母性を求める気持ちが
恋心に発展する可能性は否定できないよ
378名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 22:33:20 ID:EBgGPV8+
>>376>>377
そういうもんか
マリナ普通に綺麗なお姉さんだしな。罪悪感があるエロスはいいねえ
379名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:23:04 ID:bPG7744Y
アレハンxネーナお願い
380名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:44:56 ID:hakVA2Po
マリナは泣きながらセックスしそう
381名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:52:19 ID:f6cCgCQT
マリナはわざと痛くして泣かしてやりたくなるっつうかいじめてオーラがすげえよ
ガンダムヒロインではかなり珍しいタイプな気がする
382名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 01:47:56 ID:Hq/25imV
マリナのイニシャルはMだからww


…刹那×マリナ、イニシャルで見ればSM。
383名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 02:35:56 ID:aPQSOnyQ
待て待て、刹那は本名じゃないってw
本名はソランじゃないかwww



どっちにしてもSMかよ!
384名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 03:56:08 ID:WomhR0JD
SMワロタw
385名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 04:50:15 ID:l1/LCxkG
そういえば第2期のマリナの年齢って(ry
386名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 07:44:04 ID:yUu4OORW
>>383
朝から吹いたじゃねぇかwww

そういえばシーリンもイニシャルSだったなー
387名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 07:58:52 ID:CT4tkju2
なんぞこの流れw
388名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 08:03:48 ID:f6cCgCQT
SMものの需要があるってことですね
389名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 08:22:29 ID:hakVA2Po
>>381
十分に濡れてない内から突っ込んで泣かせたい
390名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 12:06:39 ID:n3V1DbJF
恋人は
いつもは友達
時々母親
たまに恋人
くらいが良いと言う言葉もあるらしいから、
母性を求めて恋愛になるのは十二分に有りだな。
391名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:36:23 ID:Az1j4f+I
母性から恋愛になるのは源氏物語以降メジャー展開ですよ
そして恋愛から母性崇拝にもなりうるな、うん。
結婚して一年も立てば新妻もお母さんみたいになるだろ
392名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:56:09 ID:x5pYUID5
刹那は隠れSだな。間違いない
独占欲とか半端ねーよああいう手合いは

興味のないものはとことんスルーするが、一旦興味を持つと・・・ってやつだな
393名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:59:48 ID:1pniJBcq
俺がご主人様だ
394名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 22:13:31 ID:77u2430S
マリナにガンダム生ませろ
395俺がアレスメ党員だ:2008/04/01(火) 22:24:12 ID:CT4tkju2
流れを読まずに投下する。
ネタバレ見て田舎のガンダム好きには神が居ない事が分かった。
396スメラギ×(ハレルヤ+アレルヤ):2008/04/01(火) 22:25:54 ID:CT4tkju2
とろとろと心地よい倦怠感に引き込まれる様にスメラギは目を閉じて眠りに落ちようとしていた。
「起こそうぜ」
「まっ待って!ハレルヤ」

「お前だって治まりつかねぇだろ。一緒な体なんだからよ」
「それは…」

耳に聞こえる声が少し気になってスメラギは重い瞼を細めて開けた。ぼんやりとした視界にアレルヤだと分かる影が見えると唇に微妙が浮かんだ。
「…どうしたの?」
掠れた声だったかもしれない。視線が混じるとアレルヤの動きが止まった。それが妙に可愛くて包んであげたくなった。
「いらっしゃい。一緒に眠りましょう」
微笑むスメラギが両腕を開いてそう言うとアレルヤが一瞬戸惑った動きをした後に、スメラギの腕に包まれた。そのまま横に転がり、スメラギを抱き締めると艶やかな髪に顔を埋める格好になった。好きな人の香りに包まれると安心感でか瞼が急に重くなる

「眠ろうよハレルヤ…」
「…生殺しかよ」
「…おやすみなさい」
アレルヤの首辺りにあったスメラギの頭が動いたかと思うと顔を少し上げアレルヤの唇に触れる程度のキスをした。
その仕草が可愛くてみとれていると、もぞもぞと動いて落ち着くのか元の位置に戻った。
「ちっ…」
毒気を抜かれたハレルヤの舌打ちにアレルヤは少し笑うとそのまま目を閉じた。
397スメラギ×(ハレルヤ+アレルヤ):2008/04/01(火) 22:27:17 ID:CT4tkju2
自然と意識が覚めるとまだアレルヤは眠気に引きずられた瞼を少し開けた。
「…ん…」
白いシーツを撫でながら上半身を起すと寝ぼけた目を手で擦る。
「ハレルヤ…おはよう」
「んぁ…アレルヤ起きたか」
随分ぐっすりと寝た気がする。
心地よい眠りの余韻を引きずったままの頭を目覚めさせようと立ち上がると、もう一度寝ぼけた目を擦りながらバスルームに向かった。
微弱な重力しかないプトレマイオス内のカプセル状のバスルームを稼働させると同時に水を吸い取る為に軽く吸引機能が働く。
その稼働音がしている事にアレルヤは小首を傾げた。
「切るの忘れたかなぁ…」
「…お前なぁ」
中に入る為に一度シャワーの装置を切ると中から驚いた声がした。
「…ぇっ?」
それにアレルヤが驚くとハレルヤが呆れた声で溜め息を吐く
「お前…自分の部屋じゃ無いって忘れたか?」

「どうして切れたのかしら?…あら、お目覚め?」
カプセルの密閉されたドアが開くと肌に泡を残したスメラギが呆然と立っているアレルヤに微笑んだ。それに答えてハレルヤが笑う。
「こいつ寝ぼけて自分の部屋だと思ってたんだよ」
「…ハレルヤ教えてよ!」
その会話にスメラギが目を見開いた。
観察の目が向けられてハレルヤがくくっと人が悪い様に笑う。スメラギが驚くのも無理は無い。
398スメラギ×(ハレルヤ+アレルヤ):2008/04/01(火) 22:28:24 ID:CT4tkju2
普段から二人が了解しあい同時に居る事は少ない。戸惑うアレルヤを余所にハレルヤはぬっとスメラギの眼前に顔を近付けた。何時もは瞳を隠す髪を上げて人に合うのは何年振りだった。
「これが俺達だよ」
目と目がこれ以上無い程に近付いてスメラギは瞬きもせずに瞳に見入った。
「目の色が…」
「そういう事。分かったかよ?」
そう言うとスメラギの後頭部を掴まえハレルヤは乱暴な唇付けをした。
「ふぁっ…んっ」
乱暴に口内を舌が犯すかと思いきや優しい舌使いに変わる。ゆっくりと唇が離れると優しく微笑むアレルヤの顔があった。
「スメラギさん後で貸して下さい」
予測不可能なアレルヤとハレルヤの行動にスメラギはぼうっとしたまま黙って頷くと
「ばぁ〜か。丁度いいから一緒に入るんだよ」
「きゃっ」
腰に腕を回されてカプセルに押し戻され、ハレルヤがドアを閉めると同時にシャワーから水がゆっくりと降り注ぎ始める。
「ハレルヤ!」
「お前だって犯りたいくせに。良い子ちゃんのアレルヤ」
「一緒には居たいけど、これは違うよ…」

少し狭いカプセルの中で抱き締められた状態にも拘らずスメラギは二人のやり取りに堪えきれずお腹を抱えて笑い出した。
「面白いわ。二人とも…」
クスクスとスメラギは肩を震わせて笑い続けた。
「スメラギさん…」
399スメラギ×(ハレルヤ+アレルヤ):2008/04/01(火) 22:30:50 ID:CT4tkju2
気が済むまで笑うとスメラギは目尻に浮かんだ涙を指で拭いながら上目遣いにアレルヤとハレルヤ見上げた。
「…いいわよ。一緒にシャワー浴びましょう」
「良いんですか?…」
「シャワーだけで済むかよ」
「分かってるわよ」
と、スメラギの視線が下を向く。既に猛ってそそり立つ自身が主張していた。それを見てハレルヤが呟いた。
「…流石アレルヤだな」
「っハレルヤもだよ!」
「ええ、二人ね。分かったわ」
楽しそうに笑うスメラギが不意に唇付けをしたかと思うとトーンの低い妖艶な声で耳元に囁いた。
「…でも、最初から間違ってる…焦り過ぎよ。二人共…」
唇が軽く耳朶に触れて息が耳にかかると背筋がぞくりとした。アレルヤもハレルヤも呆気に取られてスメラギの顔を見ると何時もの笑顔だった。
「まずはハレルヤに襲われた御礼をしなきゃね。」
「何を言っ…」

厚い胸板をスメラギの手が滑る様に下って行くと、モノを掴み指が適度な力加減で上下させると同時に唇で鎖骨を撫でる。
「ぅっ…くっ」
スメラギの唇は更に下降し胸板にある茶色の突起を舌先で押す様に口付けた。男性であっても敏感な胸の突起は固くなりアレルヤの体も反応を示す。
「っぁ…」
アレルヤかハレルヤどちら共分からない声が上がると、スメラギの瞳が無言で一瞬表情を見上げた。
400スメラギ×(ハレルヤ+アレルヤ):2008/04/01(火) 22:32:07 ID:CT4tkju2
舌先で濃厚な口付けを胸板の突起を吸う様に繰り返す

「くっ…ぁっ…てめぇ…」
モノを扱く手も緩まずに続く愛撫を受けるしか出来ないアレルヤの背が壁に凭れゆっくり崩れる様に座り込むと、スメラギも同時に膝を床に付けた。
荒い呼吸をするアレルヤとハレルヤを見て取るとリップノイズをさせて胸板から唇を離しハレルヤの瞳を見つめて叱る様に睨んだ。
「…正直。突然襲われて良い気はしないものよ。…でも許してあげる」
「な…んでだよ…」
扱かれたままのモノに唇を運び裏筋を舐め上げながらスメラギが目をちらりと上げ
「…私も好きだからよ」
そう言って口で咥え込むと唇を上下させる。舌が口内で絡み付き頬が締め付け、手が容赦無く根元を扱く

「うっぁ…くっ…」
唾液と先走った体液が降り注ぐシャワーの水滴に負けない音を立て
「あっ…はぅ…」
ぐっちょぐっちょと唇が動く度に限界が近くなる。舌先がモノの先端の割れ目に入り込んだかと思うと咥えられ、指で変わらない力で上下に擦られ続け

「「っぁ……ぐ…出る」」
そうアレルヤとハレルヤが声を出すとスメラギの顔や首筋に白濁の体液を浴びせた。
「っはぁ…」
熱い息を吐くと頭を後ろの壁に預け、スメラギを見ると体液が鎖骨を伝い乳房からぽたりと落ちる。
401スメラギ×(ハレルヤ+アレルヤ):2008/04/01(火) 22:34:05 ID:CT4tkju2
「参った?」
体液を豊満な乳房から滴らせながら挑発的に微笑むスメラギがしなやかな強さと艶やかな美しさを持って見つめる。
人としても惹かれて姿も見惚れる程だ。
「敵わない…筈だ」
「やられたよ…」
まだ呼吸が整わず最後に大きく息を吐くと、アレルヤのだらしなく投げ出したままの足の間にすっと座り頭をアレルヤの肩に預けて囁いた。
「…きちんと言って欲しいな」
口振りと真剣な目で何を言って欲しいのか分かる。そう言えばきちんと言ってなかった事に気付き、同時にスメラギが先程言った意味が理解される。

"焦り過ぎよ"

求められたら逆らう術はない。

「「貴女が好きだ」」
「…私もよ」
ゆっくりと唇を重ねた。
402名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:02:08 ID:rkRKaXZp
アレハレ×スメキター!!!
ありがとうございます、GJGJ!!
403名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:20:52 ID:rR23f2dx
うはー!!禿萌えた!GJ!!
404名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:48:55 ID:PtZE7lEe
続きの続きキタ━━(・∀・)━━!!!!
GJ!GJ!
405名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 03:26:57 ID:VZ+SMZof
ラッセxスメラギきぼん
406名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 13:06:10 ID:N7H0kKC1
そんな捏造いらね
407名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 13:17:30 ID:iyZK9pAN
>>406
何言ってるここはエロパロだぞ?
最近のレスは春っぽいのが多い、おまいら落ち着け。
注意書きも兼ねて〇〇×〇〇があるんだから
408名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 14:18:51 ID:5NXU9ItR
>>395
一枚上手なスメラギさんが艶っぽかったGJ!!
409名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 17:52:35 ID:smkXJYvT
アレハレ×スメGJGJ!!
続きの続きの続き待ってる!
410名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:12:26 ID:I49EZF5z
他職人さんが居なくて嫌。
411名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:26:02 ID:0NHo+FzK
そう思うなら自分が職人になれ
投下もしない奴に文句を言う資格はない
412名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:54:30 ID:I49EZF5z
>>411投下はしてるよ。
これは書く側の呟きだ
413名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 01:34:50 ID:N2aiYxzU
>>412
毎度おつかれさま〜
414名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 10:30:54 ID:mq95UuUS
作品が云々以前に、コテハン名と書き込む文章の厨臭さに萎える
415名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 11:10:37 ID:I49EZF5z
>>414
見なければいいよw
416名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 12:10:33 ID:Oya60wmG
〉〉414
他人の事よりもまず
自分の厨臭さに気が付いた方がいい
417名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 12:17:39 ID:Oya60wmG
アンカー失敗した・・・
分かると思うけど>>416>>414宛ね
418名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 13:27:23 ID:I49EZF5z
>>416春休みだからな。
>>414マジレスするとここが"エロパロディー"だってことは分かるな?
【パロディー】
[parody]もじり.有名作品を模して,主題をこっけいにすり替えた風刺的作品.

これで理解出来たか?大体エロパロ板ってあるんだから理解して来てる筈だが。
書く人は読み手もいるからカプの×や注意書きも必要になる。死ネタや百合に女体化とかね。
嫌なカプならスルー。読んで気に入らなければ読み逃げすればいい。気に入っても読み逃げするし、感想は書きたいから書く。
それも出来ない程嫌なら来なければいい。
むしろ皮肉ではなく、みんなに納得される様な文書を>>414が書いて示してくれ。
419名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 14:42:13 ID:M+ShdrfX
そんな事今はどうでも良いじゃないか
とりあえず投下があるまではエロイ妄想でも語り合えば、さ

420名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 15:58:12 ID:rMNDY/8j
00はなんかネタにしにくいんだよな
みんな常に戦ってるイメージが強いし、フラグ立ってる奴で
いつでも会えるのが少なすぎるという・・・
421名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 17:17:06 ID:45ad7Wi1
>>420
特に故人だとネタにすると申し訳ない気持ちになる
422名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 18:39:15 ID:OwdQGHR3
妄想の中なら誰も死なない結末を創りあげることも可能だ
「もしも」という言葉があるじゃないか
423名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 19:33:33 ID:ljTdti/G
しかし程ってやつを考えないと「ぼくのかんがえたさいきょうろぼ」みたいなご都合主義のメアリースーになるのが落ち。
424名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 20:37:56 ID:U4bdsu7T
それなんてフリーダム?
425名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 00:46:48 ID:dkPolmqZ
いつでも会えそうなので生き残ったのは

コーラ×カティ
ソーマ×セルゲイ
スメラギ×アレルヤ

くらいか?
426名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 01:01:16 ID:SPlE+WQD
攻めソーマかよぅ
沙慈ルイだって設定的には楽だぞい
427名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 01:37:42 ID:F7hKA0pV
ここはあえてグラハム×ビリーを(ry
428名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 03:32:01 ID:+60DhHLy
>>427
巣にお帰りください
429名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 07:48:52 ID:5XQ7+FLz
そういやグラハムって刹那の次くらいにガンダムに執着してるから女との絡みがまったくないな
全部ねつ造カプになっちまうぜ

ソーマ×セルゲイは親子愛的な感じがする
430名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 09:04:41 ID:qTbzDAcp
>>427
ガンダムとの戦いで瀕死の重傷を負ったグラハム。
再生手術を行うためにカプセルに入る。
そして目覚めたとき、自分が男でないことに気づいた。

プログラムのバグや、GN粒子のせいにでも何でもいいな、これ。

>>429
「私も女です!だ…抱いてください・・・(///)
431名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 12:24:44 ID:pg1RuIze
IFシリーズの続き読みたいな、と。
432名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 13:03:09 ID:NGFFIZIG
コーラ「大佐がいればっ!」」
433名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 14:04:51 ID:SPlE+WQD
せっつん×エクシアがあったのだからグラハム×フラッグカスタムで良いんじゃん
434名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 15:20:43 ID:GC0kUYqV
ハムはガンダムにむちぅ
拗ねるフラッグ
「馬鹿だなあ、お前が一番だよ」とフラッグとよりを戻すハム
435名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 15:22:47 ID:WrV9Q+MT
フラッグもガンダムも原寸大なんだろうな・・・
436名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 15:51:25 ID:pg1RuIze
>>435
だろうな…電柱に発情する犬が頭を過ぎったよ…
437名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 18:07:48 ID:76m2ZLAv
まぁ実際の世の中には、車やテーブル相手にセックスする奴もいるしな
438名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 18:17:18 ID:SQkar0A5
>>434
グラハム「抱きしめたいなあガンダム!」
グラハム「大尉……私ではだめなのですか?」
グラハム「馬鹿だなあ、フラッグ、お前が一番だよ」
ビリー「おーい、グラハム、GNドライブを積むからどいてくれないかい?」
こういうことか
439名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 18:23:50 ID:YBGHrnLw
>>438
ハム独り芝居wwww
440名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 18:41:10 ID:5XQ7+FLz
まさしく愛だ!!!
441きたいをき:2008/04/04(金) 18:56:01 ID:+60DhHLy
愛があるなら 機体に傷をつけないでもらいたいね
442名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:07:45 ID:63/d1Puo
ttp://thumb.uploda.org/file/uporg1349786.jpg

ネーナだけ生き残りとか
443名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:13:20 ID:gPPUZ1wx
>>441
特車二課第二小隊一号機の搭乗者ですね。
444名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:37:12 ID:xwsvLY6W
>>438
ビリー「○○君、良かったらお茶でも飲みに行かないかい?」
ビリー「ビリー、最近そっけないと思ったらこういうことだったのね・・・」
ビリー「馬鹿だねぇ、九条君、君が一番さ」
グラハム「カタギリ、改造早くしろ」

逆でも成り立つな
445名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:57:29 ID:5XQ7+FLz
ガンダム&フラッグバカ萌えるな
446名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:58:21 ID:WrV9Q+MT
ビリー「グラハム、君のコクピットイカの臭いがするんだけど」
447名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 20:27:49 ID:etVRtXIw
一瞬違うスレに迷い込んだのかと思った
スレ違いの話題は程々にな
448名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 21:21:42 ID:Z/UmqpCi
25話戦闘後、エクシアが収容され、意識を回復した
刹フェルエロを見たいのは俺だけ
出来ればロックオンという接点も添えて
449名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 21:24:58 ID:wEJmu0Pc
>>446
某所で見たスネーク×段ボール思い出した
450名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 21:36:13 ID:ba6hsCJq
マリナも、2期で刹那とにゃんにゃんすれば
このスレでの扱いもまともになるのかな?
現在では某所の影響で本編の面影が残ってないという・・・。
451名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 21:47:41 ID:xwsvLY6W
>>450
小説だと結構いい感じなのにな・・・
452名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 21:48:58 ID:FCStwh53
本編が空気だったからねえ
二期で活躍してくれればそれに応じて
変わってくるだろうさ
453名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 22:02:50 ID:pg1RuIze
これで二期が一期の放置伏線回収してリンクしまくった上にストーリーが前進したら俺的に神アニメ
454名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 01:15:27 ID:kMYICHx2
他のトコでやってる
サイドストーリーも絡めてくれたら・・・。
455名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 01:41:47 ID:Nppr1X4u
ロクフェル読みたい・・・・
456名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 02:22:38 ID:wiOtNfnE
久しぶりに来たらアレハレ×スメラギの続きが投下されてて感激した!

エロもイイがアレハレ一人漫才に笑い転げるスメラギさんに萌え

やっぱこの人好きだわw
職人さんGJ!
457名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 03:01:44 ID:VL6MrTbE
最近刹フェル職人さん来ないな
458名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 10:05:53 ID:xpFJ1Drv
あげゃがババァを鬼畜攻めするSSを読みたいのは俺だけではあるまい。
459名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 12:19:49 ID:mKY6qixa
>>458
うむ。同意しよう
460名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 14:39:01 ID:doA+N5RO
ここは874のナノマシンプレイであげゃを攻めよう
461名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 17:16:22 ID:mKY6qixa
>>460
それは…萌えると言わざるを得ないw
462名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 18:54:19 ID:1RBbQgYV
>>460
ナノマシン操作で通常の性交では体感不可能な快楽を得るわけだな?
463名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 20:31:51 ID:mKY6qixa
>>462
そうなると一人で十分だなw
464名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 22:20:31 ID:r6lxDirK
ロクスメを…誰か…。
465名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 23:37:26 ID:mKY6qixa
まさかの…職人さん留守?
466名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 02:02:38 ID:gvlFW6gS
職人さん留美?
って見えた俺は紅龍ですかそうですか
467名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 07:24:59 ID:unhouwA6
流れぶった切って刹マリ投下してみる。とりあえず前半だけ
妄想入りまくりで多少なりとも文章がおかしいかもしれん。
後半はマリ刹マリ予定なんで需要があったら投下して見る・・・
468刹マリ1/4:2008/04/06(日) 07:30:28 ID:unhouwA6
「刹那…」
戦いが終わってから二年、毎夜窓を眺めてはもう来ないであろう彼の名を呟くのは幾度目だろう…?世界は徐々に確実にまとまりを見せ、各国家軍は統一するために軍の解体準備を始めていた。
平和へと世界が歩み寄る中、自国では内紛が続いている。今は彼らの代わりに国連が牽制をしているが、それが新たな火種を生む事もある。精神的にまだまだ閉鎖的な国民がよそ者として受け入れないためだ。
新たな火の手が上がるたび、私は空を見上げる。何を期待しているのか分からないわけではない。だから余計に胸が苦しくなる。彼への思いと、国民への自責の念に。
「刹那達は世界を変えた…なのに私は、アザディスタンの内紛を抑える事すら…出来ない」
「諦めるのか、マリナ・イスマイール」
「…っ!?」
呟きはそのまま闇夜に消えるはずだった。しかし、窓の外からそれを諌める声がしたかと思うと、その人影は月明かりを背に部屋に入ってきた。…いつかの刹那のように。
「…だ、誰」
知っている顔のはずなのにそう問い掛けられずにはいられなかった。あれから二年経っていることと、わずかな面影を残して彼の顔つきが少年から青年へと変わっていたこと。そしてさらに低くなった声。自分の中の彼とだいぶ誤差が生じている。
469刹マリ2/4:2008/04/06(日) 07:31:56 ID:unhouwA6
「…刹那?」
ゆっくりと寝所から立ち上がると、同じ目線だった彼を見上げている自分がまるで小さく感じて目を逸らす。
「マリナ」
名前を呼ばれ、再び目線を戻すと少し傷ついたような視線が私を見つめる。
「ご、ごめんなさい…私、そんなつもりじゃ…」
言葉は途中で遮られた。大きな腕で抱き寄せられると息が掛かる程近くに刹那の顔があり、そのまま私の唇を刹那のそれで塞がれた。
「…むうっ」
刹那が頭を抱えているので逸らす事も出来ず、解放するまでそれは続いた。力が抜け、崩れ落ちそうになった私をゆっくり寝台に座らせると、刹那は私の前にかがんだ。
「マリナ・イスマイール、俺は…俺達は武力で世界を変えた。けれど、代償もそれに見合う以上に払った。
仲間が死んで…俺もエクシアを無くした。目を覚ましたらほとんど全てなくなっていた。怖くて、俺は…」
再び唇を塞がれるとゆっくり寝台に倒れこむ。拒む事も出来たはずなのに、いつのまにか私がしがみついていた。
「私、刹那に…会いたかったの」
零れ落ちた涙をぬぐうように刹那が目じりに口付けをする。一瞬視線を合わせると、それを合図に刹那が首筋を這うように唇が降りていく。
470刹マリ3/4:2008/04/06(日) 07:32:45 ID:unhouwA6
「…いっ」
右手がネグリジェの上からわき腹をなぞり、胸の膨らみに触れると痛いくらいに掴まれる。
「やさしく出来ないかも知れない…」
そう呟くと一気に服を引き下げられ、露になった胸の突起部を舌先で転がされると小さく呻き声をあげる。
「せ、つな…」
快楽で薄れそうな意識の中、刹那に手を伸ばす。しかし、ネグリジェの肩紐が腕に絡みつき届くことなく落ちる。抱き締めたい…けれどそんな思いを無視するかのように、刹那はさらに激しさを増す。
同時に左手で胸揉みながら突起部に刺激を与え、右手では器用に裾を上げ秘部を下着の上からなぞられた。
「んぁあっ…!」
強弱をつけたそれに体は否応無く反応する。刹那に抱きつこうにも服が拘束具の様にまとわりつき、腕が上がらない。
「あっ…や、刹那ぁ」
下着を下ろし、指が小さな芽を擦りながら進入してくる。既に濡れていたそこは刹那の指を難なく受け入れる。指を一旦引き抜くと二本に増やし再び侵入してくる。
先ほどとは違い痛みを伴いながら入っていくそれを何とか受け入れると芽を擦りながら中でバラバラに動く。
471刹マリ4/4:2008/04/06(日) 07:33:36 ID:unhouwA6
卑猥な水音をたて羞恥心とその刺激に耐え切れず服を腕に食い込ませながら刹那に手を伸ばし辛うじて服を掴み引き寄せる。
両手で襟元を掴むと刹那の激しい抽挿に皺をつけるほど強く握り締めると同時に絶頂を迎え、あっけなく刹那の胸元を引き裂いた。
胸元がはだけ、半裸になった刹那を見て私は息を呑む。先ほどまでの熱が一気に冷めていく。
鍛え上げられた肉体と、そこに走る様々な傷痕…大きさから致命傷と見て取れる痕もあった。唖然としていると罰が悪そうに刹那が顔をそむけた。
「見られたくなかった…」
指を抜き体を離すと両手で胸元をあわせる。もしかして、見られたくないから服で私を拘束したの…?
「刹那」
まとわり付く服を脱ぎ捨てると、丸くなった刹那の背中に抱きつく。
「見せて、ううん…私は見なくちゃいけいの」
刹那の戦ってきた証を胸に、体に焼き付けたい。それがきっと私の礎なりそうな気がする。
「マリナ…イスっ」
刹那がしたように今度は私が後ろから口を塞ぐ。そのまま首筋をなぞると胸元に手をかける。
「お願い…刹那」
背中に抱きついたままそっと胸元に私は手を滑り込ませた。
472刹マリ4/4:2008/04/06(日) 07:35:33 ID:unhouwA6
とりあえず前半以上です。遅れながら小説で禿萌えた。本編でなぜやらん!…orz
473名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 08:17:37 ID:Z2ZfVFQD
>>466
敢えて言おう!重症であると!
474名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 08:29:53 ID:Z2ZfVFQD
>>472
激しくGJ!を送ります!
刹マリも萌えますな!…もう一回読んで来る!!!
475名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 08:32:11 ID:HxISKQ9q
マリナ椅子?
476名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 11:08:52 ID:e3uJpfnw
スパイダーマッ!
477名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 12:52:44 ID:Z2ZfVFQD
>>476なぜにあの男が来る!自重しない男だな!
しかし俺は刹マリにも目覚めた様だ!
ま〜けたぁ〜orz
478名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 13:33:10 ID:b5EIEEsQ
>>476
自重しない男、それがス(ry
479名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 15:50:58 ID:KsYwHAO5
刹マリいいねぇw
刹那が成長してマリナよりでっかくなってるとかたまらないな
後半楽しみにしてます
480名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:01:13 ID:yAQyTYLd
てすと
481名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:15:40 ID:mkSs05Ju
>>472
刹マリ来てるー!GJ!
2期できっとこの二人の萌えがくる筈だ!刹那もガタイが成長してるだろうし

後半のマリ刹マリも期待して待ってるよ!
482名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 01:10:54 ID:R+ckXFb9
>>468
は、はやく後編を!
全裸でチンコスタンバイして待ってる
483名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 02:56:16 ID:Be/HTEPq
刹マリキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
地味に待ち望んでいたかいがあった。
続きもwktk。
484468:2008/04/07(月) 21:11:58 ID:yUxdCeCT
レスありがとうございます。今日は刹那の誕生日らしいのでトランザムモードで頑張っていますが
現段階でマリ刹マリのマリ刹までです。今日中に上げたいですが、出来上がったマリ刹だけで投下するかもしれません。
でも、完成させたい感もあるので今日来れなかったら週末になります。(仕事の関係で)
ご容赦をorz
485名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 22:27:14 ID:mBYt0hPh
wktkしながら全裸で待ってる
仕事ガンガレよ
486名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 22:50:29 ID:NO3vQ7uu
>>484
萌えながら待つ!!
まぁ適度にね。仕事大変なの分かるし
487名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 23:03:30 ID:NO3vQ7uu
二代目さん編集乙です。
まさか…スメアレ党員でコテハンされるとはw
貴方の為にも私です。
488468:2008/04/07(月) 23:48:00 ID:yUxdCeCT
トランザム終了。義理チョンで完成したよ〜
しかし、一晩(前半)一晩と少し(後半)で書いたため文章荒いのは目をつぶってくれると助かります。
刹那のガタイがでかいのは体は大人、中身は子供、そしていじり倒したいが為だったりして(笑)
分割するので少々お待ちを。
489名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 23:52:04 ID:NO3vQ7uu
>>488
ぬおぉぉぉぉ!!!!
490マリ刹那マリ1/8:2008/04/08(火) 00:11:05 ID:FH1u4lLe
>>471の続き

首筋に唇を置いたまま両手で胸をまさぐる。胸の突起を擦るたび刹那が小さく声を上げた。ゆっくり確実になで上げる。傷と思われる部分は特に優しく…手触りの違う二つの肌は触るだけで熱さが伝わってくる。
ゆっくり、手を抜きながら服の端に手をかけ上半身を露にする。広い背中に走る傷を見つけるとそこに舌を這わせた。
「マリナ…っ」
感じるのかさらに屈んで刹那は丸くなる。そんな刹那の筋張った胸や腹を抱き締めながら背中から腰へと舌を這わせる。まるで大きな子供を抱きかかえているその格好に内心苦笑する。
「何が、おかしいんだ?」
どうやら吐き出した吐息が笑っているように刹那の背中をくすぐったのだろう。刹那の問いに遂に声を出して笑ってしまった。
「……?」
振り向いた刹那の目が怪訝そうに私を見る。そんな刹那の頭に手をやると撫でるように抱え込む。その仕草で自分が子供扱いをされていると悟ったのか、不機嫌そうに前を向く。しかし、抵抗する事は無くされるがままに体を預けてきた。
491マリ刹那マリ2/8:2008/04/08(火) 00:11:52 ID:FH1u4lLe
かわいい、なんていったらどんな顔をするだろう?あの時と比べて全てが大人に近づいた彼には失礼だろうか。身に刻まれた傷も、守られる子供ではなく、守る側だと主張している。
けれど、今こうしている彼はひどく子供で…そのアンバランスさに複雑な気分になる。あの時、私を射抜くような目をした彼は…―
「…ねえ刹那」
「何だ」
「今ここにいる貴方はソレスタルビーイングの刹那・F・セイエイ?それとも…カマル君?」
刹那はコードネームで、カマル・マジリフはおそらく偽名…もし本当だったらここにいるのはきっと…
「…ラン」
刹那の小さな呟きが耳に入る。刹那でもカマルでもない響き…
「ソラン・イブラヒム」
「ソラン?」
鸚鵡返しに名を呟くと、さらに熱が上がるのを感じた。後ろから見ても分かるくらい顔が赤くなっている。
492マリ刹那マリ3/8:2008/04/08(火) 00:12:37 ID:FH1u4lLe
「ソラン」
再び呟くと刹那は丸めた背中を伸ばし、私に体を預けてくる。覗き込むように抱えていた頭を降ろすと、刹那の表情がとても煽情的で思わず額に口付けをする。
今までに見たこの無いその表情に、指が動く。誰にも渡したくない、離したくない…彼をさらうのが戦場ならば消してしまいたい。
「…マ、マリナ?」
刹那に呼ばれて、彼の顔に涙を落としている事に気付く。きっと今、私はひどい顔をしている。涙が落ちるのは私が何も出来ない無力な人間だと自覚しているからだ。
そして、内紛が起こるたび刹那が来るんじゃないかと期待した自分の浅はかさに絶望した。戦場に刹那を縛りつける事は出来ても、私に縛りつける事は出来ない。それよりも、彼は私に失望するのが先だろう。
「…私はっ」
結局私は自分ひとりでは気付くことが出来なかった。また、彼に気付かされた。本当に私は愚かだ…
「マリナ…」
涙が止まらない、見られたくないのに…こんな私。覗き込んでいる刹那の顔がとても胸に刺さる。
493マリ刹那マリ4/8:2008/04/08(火) 00:13:27 ID:FH1u4lLe
「マリナ・イスマイールっ!!」
「きゃっ…」
素早い動作で入れ替わると、刹那は私を押し倒した。少し怒ったように、あのときのような射抜く視線で私を見つめる。
「見ないで…私、とても愚かだった事に気付いた。貴方にまた気付かされたの」
「何を…」
「私、内紛が起こるたびに刹那のことを考えていた。貴方が来ないかって…そんなことを想っている私の言葉が国民に伝わらないのも道理だわ。
心のどこかで話し合いじゃ解決できない、刹那達のような力がほしい。側に、貴方がいてくれたら…そんなことばかり考えていた事に気付いたの。だからお願い、私を見ないで」
きっと彼は私に失望した、こんな私に。怖くて刹那の顔が見られない…
「…マリナ」
しかし、待っていたのは失望した顔ではなく、優しい口付けだった。
「刹那…どうして」
刹那は腕を掴むと、手のひらを傷に当てる。
494マリ刹那マリ5/8:2008/04/08(火) 00:14:03 ID:FH1u4lLe
「……あちこちで紛争が起こるたび、俺は破壊する事でそれを止めた。分かり合う余地も無く。誠意を見せたところで俺達は破壊者だ…簡単に善意が悪意へと翻る。
中にはこの国で知り合った顔もいた。しかし、分かり合うことも無く歪みとして排除するしか俺には出来なかった。マリナのように考える事すらしなかった」
刹那が、一番大きな傷を撫でさせる。そして、周りの細かな傷も…
「戦場だから仕方が無いといったらそれまでだが、この傷をみるたび後悔とマリナの言葉が俺を支配した。目を覚ましてから暫く…今も時々思う。
俺には、俺達にはそんな後悔をすることすら許されない。けれど、俺はマリナに会いに来た。想うだけでは飽き足らずに…そんな俺は愚かなのか?」
そしてまた口付けをする。今度は長く…溢れる言葉をまるで刹那が飲み込むように。私達は互いに愚かで、けれど想いにひどく純粋なのだろう。
「…刹那」
「…違う、ソランだ。刹那・F・セイエイには後悔など許されない。ここにいるのはただのソラン・イブラヒムだ」
「私も、ただのマリナよ。ここにいる私は臣民ではなく、ただ貴方だけを想う一人の…女よ」

495マリ刹那マリ6/8:2008/04/08(火) 00:14:45 ID:FH1u4lLe
どちらから始めたか分からないくらい口で、舌で、指で私達は互いを求め続けた。ソランが激しく胸に吸い付き嗚咽をもらす。首筋を這うように舌を動かすと耳を甘噛みしてきた。
両手に包み込むように掴んだそれを擦る度に、ソランの顔が刺激に歪む。しかし、私に対する愛撫を止めることは無かった。擦るたびに欲望を主張するそれはもう限界に近いほど堅くそそりだっている。
ソランの頭が上にあることをいいことに、私も胸の突起を指で、舌で刺激を与える。もれでる吐息がとても色香に満ちていた。
そのまま下に降りて行き、欲望の先端を口に含むと高い嬌声が耳に入ってくる。そのまま唇を上下しながら、舌で刺激を与える。軽く歯先で先端を擦ると、欲望が口の中で爆発する。
「…か、はっ」
飲み込めなくて、口から白濁した液体が零れ落ちる。そんな私にソランは一度果てたとは思えないくらいの強引さで口付けを交わすと、まっすぐ秘部に舌を這わす。既に濡れているそこを、音を立てながら芽を転がし、舌先を入るだけ奥に入れてきた。
互いの息の荒さが、限界を物語っていた。再びそそりだったそれを入り口に当てると一気に貫いてきた。痛みに顔を歪めるも、一つになった事に喜びを感じる。
ソランも急な締め付けに顔を歪めたが、構う事無く腰を動かした。溶け合うように私達は同時に果てる。
496マリ刹那マリ7/8:2008/04/08(火) 00:15:38 ID:FH1u4lLe
朦朧とする意識の中荒い息を整えると、気だるい感覚と共にまぶたが降りてくる。先ほど泣いた疲れが一気に覆い被さるように、意識が遠のいていく。
「マリナ」
呼び声に手を伸ばすと握り返してくれた。ソラン、と呼び返すつもりが口が微かに動いただけで意識はもう夢に溶け込みはじめていた。
「俺はまだ、刹那・F・セイエイとしてCBに戻らなければいけない。けれどいつか…俺は帰りたい場所があるんだ…」

それは…どこ…?


「姫様、いい加減に起きてくださらないかしら」
揺り動かされて目を覚ますと朝日が目に刺さるくらい強く輝いていた。
「シー…リン」
(夢、だったのかしら…)
きちんと服を身にまとい自分は横たわっていた。不機嫌そうな彼女の顔を眺めながら、勢い良く起き上がる。
497マリ刹那マリ8/8:2008/04/08(火) 00:16:27 ID:FH1u4lLe
「……っ」
鈍い痛みに顔を歪ませる。それが何処からくる痛みなのか、分からないわけでもなかった。
「姫様?」
怪訝そうな視線をよそに、嬉しさで胸が一杯になる。夢ではない事に。
「今日はなんだか、何でも出来そうな気がするわ」
「そう…?」

―俺はまだ、刹那・F・セイエイとしてCBに戻らなければいけない。けれどいつか…俺は帰りたい場所があるんだ。ソラン・イブラヒムとして居れるその場所に。

―だから、諦めるな、マリナ。

私、必ず変えてみせる。この国争いがなくなるように、この想いが続く限り。だからいつか…

「ソラン」

愛しくその名を呟くと私は足を踏み出す。それは決意を固めた私の覚悟。もう、諦める事は無い、決して…――
498マリ刹那マリ:2008/04/08(火) 00:21:02 ID:FH1u4lLe
それでは週末以外5時起きなんで退散します。萌えという名のお目汚しスイマセンでした!
所々欝っぽくなって萌えるに萌えられなくしてしまってすまんかった。


刹那の視点からもそのうち書きそうな期がしないでもない。それでは!
499名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 00:31:28 ID:JlDvXiE7
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
本編の二人の立場にも真面目に絡んでて面白かった
ソラン呼びはたまらないな
刹那側の話も是非読みたい
もう一度読んでくる
500名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 01:00:15 ID:aL9F7mtS
マリナまた少々…ヤンデレ気味?だがGJ。
心情が切なくて単なるエロじゃなかったのが良かった。
乙です。
501名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 06:19:48 ID:AyhLhs7D
某MAD厨にかかると何でもヤンデレに見えるらしい
502名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 06:49:06 ID:TlS8bLIl
コンテナ厨にかかるとラッセがガチムチに見えるのと同じ理屈だな
503名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 08:51:40 ID:jYlrifxV
>>501-502
おまいらww
504名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 10:12:38 ID:xG53kW8h
>>498
刹マリGJ!!
かなり萌えた
505名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 15:12:39 ID:iwIlCgK1
仕事脳なソーマとカティ大佐、箱入り娘で世間知らずなマリナ、
幼さゆえにまだ経験不足の否めないフェルト…
この四人はその手の知識全然だろうなぁ
考えるだけでゾクゾクするおっおっお
506名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 18:49:08 ID:2wAK+28h
てかだれもpとかfとか書かないのな。
シャル×ルイードとかいいと思うのになぁ
507名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 20:20:58 ID:rw2yqq8a
外伝読んだことないの方が多いんじゃ?
508名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 20:38:31 ID:gkb/jh/i
ところで真面目な話、スメラギとビリーってもうやってるの?
509名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 23:08:44 ID:ZMusS4I6
モチのロンさ。
510名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 23:15:07 ID:7WDIGqNz
874が立体映像なのが惜しい。
複数のハロによる874凌辱とか考えたのに。
511名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 23:47:25 ID:YZH82IyS
>>498 続きキテタ!マリ刹那マリGJ!
少々鬱っぽくなってしまうのは作品柄でしょう
刹那視点も待ってる!

本編でもエロシーンは無理だとしても刹マリの再会には期待してしまいますな
512名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 23:57:38 ID:oX6xPIOk
>>510
874はどうしたもんかな。
ここはやはり、ハッキングやウィルスか。
もしくは生体端末としての肉体を手に入れて・・・てな感じのIfとか。
513名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 01:25:54 ID:fWdYL4Ny
>>498互いを必要としている故の切なさが心に来ました。良作を有難うございます。
514名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 08:51:22 ID:jFOQ+fER
>>498
なんか切ない…!このスレに来て刹マリ好きになりました
515名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 09:09:03 ID:oHoKMLml
やっぱり捏造カプなんぞより公式カプの方がいいなぁ…GJ!
516名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 11:04:29 ID:5woBBpOt
>>515
ここは18歳未満は出入り禁止だぞ
早く帰れ
517498:2008/04/09(水) 19:43:27 ID:kBRWfRl0
なんか、いろいろな意見ありがとうございます。
刹那視点ですが、内情up代わりにエロ省略(先でやったため下がる可能性大)の姫様が眠るまでの前半と
眠った後の独占欲強いなこいつぅ!の後半(でも相手が寝ているから悪戯しかできねぇな)になりそうなんですが。

で、良かったら週末までにトランザムしてきます。
サジルイ(ルイサジか?)も書いては見たいな…



















ティエリアが”男じゃない”とはっきり分かったら(ないだろうけど)狙い打ち満載なの書きたいのにな…チッ公式め
518名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 23:30:18 ID:pF7ff6Gc
サジルイ!!
あなたのサジルイをまってますよー
519名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:11:03 ID:hWHeYvHB
遅ればせながら刹マリGJでした!
サジルイも、刹那視点も正座しながら待ってます
520名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:15:23 ID:oOhMIbnO
そんな>>517=498は、したらばに行ってティエリアで検索してみるといいと思うよ
521名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:19:07 ID:oOhMIbnO
>>520
補足。
あの避難所はいろんな意味で何でもありだから、耐性がある人だけに
しておくといいと思う。
522名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:28:48 ID:81KaeHsR
>>520
裏社会系のグロ画像からから少年犯罪系も好物な俺に耐性がないだと?ピンヒールもプチプチ貫くぞ

ふ ざ け る な
523名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:38:07 ID:oOhMIbnO
>>522どうしたw
524名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:41:47 ID:oOhMIbnO
悪い、途中で送っちまった・・・
つまり何がいいたかったかというと、エロって嗜好がはっきり分かれるものだから、
好みじゃないものを見ることになる可能性も、無きにしも非ずだよ、
ってことだったんだよ。
気に障ったなら悪かった。
525498:2008/04/10(木) 02:14:39 ID:hcsKkxPv
>>524
避難所教えていただきありがとうです。
自分、耐性が有る物と無い物に結構分かれているんで、カオスっぷりに耐えられそうならしてみます。

早めに目が覚めたんでカオスっぷり眺めてきますわぁ〜…
526名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 07:48:50 ID:81KaeHsR
>>524
すみません。一度だけ厨二病と突っ込んで欲しかったのです。
その上寝てしまいました。
…ごめんなさい。
527名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 17:50:14 ID:AhXxeznF
>>526が妙に可愛い件
528名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 18:25:04 ID:UttLVWYj
00Pの二世代ガンダムマイスターのおにゃのこ達が可愛くて良い。
フェルトの両親は二世代ガンダムマイスターだったというから・・・
529名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 18:50:53 ID:RCfjMiHj
>>522
>ピンヒールもプチプチ貫くぞ

この意味を教えてくれないか。
530名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 20:40:43 ID:81KaeHsR
>>529
朝起きて流れに反省しましたorz
そして誰も厨二病と言わないレスの優しさに申し訳なくなりました。ごめんなさい。
ピンヒールは…数年前にニュースにもなった酷い動画です。
531名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 21:18:00 ID:iCOk3KTF
なんだっけー、アメ公の牢屋?
532名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 22:05:33 ID:81KaeHsR
>>531
コ○コなどをピンヒールで○○する。これ以上は見せたくないので。
反省してるのでしばらく自重します。
533498:2008/04/11(金) 00:17:32 ID:hsXBDt0A
今日発売の某アニメ○○○の記事を読んだせいでついつい指が動いてしまった!
後編は刹マリの後になる予定です。


命があってよかったねって、それは自分とその周りが無事だからこそ言える言葉なんだと考えさせられたよ!
534ルイサジ1/5:2008/04/11(金) 00:19:14 ID:hsXBDt0A
「サジ〜!サジってばぁ!」
「や、やめてよルイス…ベストが伸びる…って」
事の起こりは数時間前。ルイスの母さんが帰って暫く不機嫌に眉根を寄せながら、時には高価な指輪をねだられたり、町をつれ回されたり。
…いろいろあったわけだけど、とある一通のメールが原因でこんな事になっている。
「恋人なら、逃げないの!」
「それとコレとはまた別だよ!」
「別じゃな〜い!」
「別だよ!!だだだ、だってそれは本来僕からすることであって、その」
「じゃ〜して?ん〜…っ」
「ル、ルイスぅ〜…」
「隙ありっ!」
一気にベストを脱がされると座っていたソファーに押し倒される。ネクタイに手をかけられながら僕はただ、どうしたらいいか分からずされるがままになっていた。
従姉妹が結婚する事になり、ルイスは一時国に帰る事になった。「浮気すんなよ?」と言われなくても僕にはそんな甲斐性ないし、怖くて出来ないに決まっているのに…
他にも、向こうでの近況やママの話など沢山有る様で長話になる前に場所を僕の家に場所を移した。隣人の刹那も呼ぼうかと思ったが、ここ最近留守の様で暫く顔をあわせていない
535ルイサジ2/5:2008/04/11(金) 00:20:03 ID:hsXBDt0A
ルイスは先日の件で顔を合わせたくないだろうが、僕は今その居ない隣人に心の中で助けを求めていた。この状況を打開してくれるのならば…
「誠意を見せてよ」って発言でよっぽど指輪が欲しかったんだろうなぁ…と思ったら、ルイスは僕の服に手をかけてきた。そこでやっとルイスの言う誠意とやらを理解し今にいたる。
(ああ、どうすれば…)
そんな事を頭の中でグルグルと考えているうちにネクタイは外され、胸のシャツははだけていた。
「ねぇ…サジ」
ルイスが指で顎から首筋を撫でていく。そのまま鎖骨に行って胸に降りてくる。
「な、なに…」
顎と胸を指で行ったりきたりしながら見つめる目はどこか妖しく、危険だと本能が悟っていた。
「…しよ?」
瞬間、自分の顔が赤くなっていくのが分かるくらい、沸騰していくのが分かる。
「だ、ダメだよ!ほら…僕ら未成年だし、ルイスのママだって…」
「ママ公認だからいいじゃない!」
「え、嘘!?…………じ、じゃあ僕の姉さんが」
「さぁじぃぃぃぃいいい!」
536ルイサジ3/5:2008/04/11(金) 00:21:05 ID:hsXBDt0A
シャツの襟首を掴まれると引っ張り上げられるのと同時にルイスの唇が自分のそれにかぶさる。
「ん…んんっん〜…ゲホッ、ハァ…っ」
長く吸い付くように口付けをされ、解放されたときには必死に空気を求めてむせりながら息をする。こういう大胆さはお国柄によるものなんだろうか。
「サジは寂しくないの!?私帰国するんだよ…暫く会えないんだよ!」
「だって、少しの間だし……って、ルイスぅ〜」
感に触ったのか、ルイスが眉根をこれまでに無いくらい寄せる。
「私は寂しいの!だからサジを堪能してから帰るの!」
「え、ええぇっ!?」
言うなり鎖骨辺りに強く吸い付く。口を離すと痛いほど吸い付いた所を眺めてにやりと笑う。
「これでもう浮気は出来まい」
「だからしないってば、信用してよ…」
付けられたキスマークのあたりが燃えるように熱い。
「次はサジの番!」
そう言ってルイスは自分の首筋を指す。
「そ、そこは流石に見えるんじゃ…ないかな?」
うろたえる僕に業を煮やしたのか、ほっぺたをつねってくる。
「サジのバカァ〜!バーカバ〜カ!!もうこうしてやるんだからぁっ」
「ちょ…ルイス!やめて」
ルイスの手があろう事か僕の股間を撫で始めた。
537ルイサジ4/5:2008/04/11(金) 00:21:53 ID:hsXBDt0A
「やっ…」
突き放そうにも女の子にそんなことするのは失礼だし、何より巧みに撫でられているおかげで力が徐々に抜けていく。
「ハァ…っ」
それとは反対に息が上がってくる。限界が近い頃、急にルイスは手を避けると立ち上がる。
「もうやめた。私帰る」
そんなルイスの後を追おうとしたが歩くたびに敏感になったそこに刺激が行って思うように歩けない。
「サジ」
玄関でルイスが振り返るとニヤッと笑って「私が帰ってくるまでに覚悟決めてよね」と言うが早く出て行ってしまった。扉が閉まる瞬間お大事に〜という言葉が聞こえてくる。
「ルイス…」
その後、この熱を何処に逃がそうか困ったのは言うまでも無い。



そして、帰国の当日
538ルイサジ5/5:2008/04/11(金) 00:22:47 ID:hsXBDt0A
「チューして」
こんな人が多いところで出来ないよ…とうろたえていると、ルイスの表情が覚悟を決める気ないの?という視線で訴えられた。しかし、僕はまだ時間が欲しかった。
不満のままルイスが乗った飛行機を見送ると、明日から更なるバイト三昧な自分に辟易する。ルイスを抱く…覚悟は決められるかどうか分からないけど、帰国している間に一つだけ出来そうな事はある。
「どうかそれまであの指輪が残ってますように…」




けれど、誰が予測できただろう。世界は変革していく…その渦は非日常の世界からゆっくりと日常に介入されていることに僕は気付けずにいた。つい最近、壁を破ってきたその一端を見ていたのに…


生きるということがどれだけの残酷を強いるのか、彼女に会いに行くまで僕は…

「あのときの続き…」

理解、出来なかったのだ。
539ルイサジ:2008/04/11(金) 00:28:20 ID:hsXBDt0A
って事で突然スイマセンでした!
>>520
敬遠するどころか逆に燃え上がってきました。ライルでいじめ…ではなくいじり倒したいですね、思うが余りの病みをひっくるめて。

それでは!
540名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 00:30:22 ID:yLvGKFLp
>>539
早速読ましてもらいました。乙です。
ルイス…(ノД`)シクシク
541名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 00:33:27 ID:vVDM/S/g
この後にあの事件が起こると思うと…orz
刹マリも楽しみにしてます
542名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 07:28:40 ID:0DLK9VwN
ルイサジキタ━( ゜∀゜)━━!
GJGJです!
543名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 10:28:52 ID:nAFEWEqC
文章の上手さにビックリ。GJです。
544青い人:2008/04/12(土) 12:09:11 ID:Q34O+zzy
 HDDがぶっ壊れてしまい、データ(パソ)がオワタ\(^o^)/になっておりました。マリナさまの祟りでしょうか。
 そんなわけで投下もできず、このまま退場しようかなと思っていたんですが、ところどころに続きを望むレスがあり、
これはどげんかせんとと感じ、再び書くことに相成りました。
 そんなわけでいまいち脈絡がなかったり、腕が落ちていたりするかもしれませんが、
「まあもとからこんなもんだよな」と諦めてください。
 それでは投下開始。
 刹那の失踪、ロックオンの離反はあれどCBの活動に中止はない。
今日も今日とてアレルヤとティエリアは紛争根絶のためにせっせとスメラギのたてた『死なない程度に危険なプラン』を実行していた。
 その帰りのことである。
 国連軍の襲撃を受けたのは。
「ティエリア、離脱だ!」
「待て。ヴァーチェの機動性では逃げ切れん」
 当初は機体性能による優位から「俺tueeeeeeeee」な状況が続いていたが、
国連軍のGN-Xの登場により、それはもう過去のものと化している。
むしろ数で負けているため、逆に差をつけられていた。
「足手まといじゃないか。だからメタボって馬鹿にされるんだよ」
「黙っていろ。こっちだってこんなの割り当てられて迷惑しているんだ。
そもそも売れるようにメカを区別化するからこんな目に――」
 言ってるそばから、赤い光がヴァーチェをかすめていく。先行する一機につかまったのだ。
(いっそこのまま見捨てた方がいいのかもしれない)
 アレルヤの中に不穏なものが立ち込め始める。
あんなのかばってたらこっちの命も危うい。
せめて自分だけは最終回まで生き残りたいのだ。
そうすれば外伝なり映画なりで活躍できる。うまくいけばラブロマンスになったりして――。
 ――おい。早く帰らないとらき☆すた(五十二期)に間に合わねえぞ。あんなのほっといてさっさと帰ろうぜ。
 脳内会議満場一致。よって、このまま帰還する。
「ティエリア、君はイヤなやつだったけど――――最後までイヤなやつだったよ」
『なっ!? 貴様……!』
 通信を切り、いざ拠点へ。ペダルを踏もうとしたその時、女の声がした。
『逃がさないぞ被検体E57!』
 ああ、この声は前回散々自分の(MSの)股間を踏みつけてくれちゃったあのドS……。
そこまででアレルヤは頭痛により意識を失い、ハレルヤが現れた。
主の変わったキュリオスは反転し、追ってくるジンクスと相対する。
『ついにその気になったか。今度ばかりは逃がさない』
「ククク。この前のでもしやと思ったら……この耳に響くロリボイス……間違いねえ……」
 斬りかかるジンクスを、ビームサーベルで防ぐ。
煙をもうもうと出して地面に沈んでいるヴァーチェにハレルヤは見向きもしない。
「こいつは―――ようじょだぁぁぁあああっ!」
 キュリオスのクローがジンクスの左腕を食いちぎる。
後退する敵機に、ハレルヤは追いすがっていく。
「ようじょ! ようじょ! ツルペタようじょ!」
『ツルペタ言うなああああ!!」
 そう、ハレルヤの追い求める女とはロックオンよりさらに範囲の狭い――身体的にも年齢的にも未成熟な女性である。
CBでは条件に合う者がおらず(フェルトは身体的にアウトだった)、ハレルヤは今、狂喜していた。
「フハハハハハ! ついに俺は見つけた! 文化の神髄をぉぉぉおおおおおお!!」
『黙れ! だまれええええええええ!!』
 そおま・ぴいりす(じゅうはっさい)は気にしているのか、声を張り上げ、銃を乱射する。しかし冷静さをなくした攻撃など当たるはずもなく、簡単に避けられてしまう。
「ホントは嬉しいくせによぉ。このツンデレがぁぁぁあああ!」
『いやあああああああ!!』
 本気で嫌がっているのを知ってか知らずか、ハレルヤは大喜びで迫る。テロリストに法律・条例・倫理は通用しないのだ。
『うちの娘に何をする――――!』
「あじゃぱぁ!」
 別のジンクスが突如キュリオスに激突し、ソーマをかばう。
『中佐!』
『待っていなさい。すぐにこの不届き者を退治するから』
 セルゲイ・スミルノフが乗るジンクスが唸りをあげ、キュリオスに襲いかかった。
『クマーキーック!』
「ぐふっ!」
『クマーパーンチ!』
「どむっ!」
 もうたまらんとハレルヤは撤退を開始。アニメの時間も迫ってきたし、そろそろ後続の部隊がくるからだ。
『追いましょう中佐!』
『ならん』
『しかし!』
『もう門限の五時だ』
『……了解』
 そもそも疑似太陽炉搭載のジンクスが出回ったのはCB内の裏切りによるものである。
その内通者は今、CBの根幹――ヴェーダのもとへ向かっていた。
「お〜れは〜アレハンドロコォナァ〜無敵のおとぉこ〜」
「うるせえな。さっさと死ねばいいのに」
「何か言ったかねリボンズ」
「いいえ、アレハンドロさま」
「つ〜よくてかぁっこいい、アレハンドロコオナ〜」
 CB監視者のアレハンドロ・コーナーとリボンズ・アルマークは船を降り、
地下施設へと入っていく。その最深部に巨大な機械とCB創設者、
イオリア・シュヘンベルグが眠るカプセルが鎮座していた。
「わはは! やはりここに間違いなかった。さすが私。
イ――――――ヤッホゥウウウ! アレハンドロ・コーナーサイコ――!!」
「俺のおかげだろうがボケ」
「さあて、では創設者殿にはご退場願おうか」
 アレハンドロは金色の小銃を取り出し、カプセルに全弾撃ち込む。
広大な空間に、銃声の乾いた音が響いた。
「計画はこのアレハンドロ・コーナーが引き継がせてもらおう!」
 内通者はそう言って大笑い。
ヘルメットが唾液まみれになってもかまわずに笑い続けた。
 しかしそれもわずか数秒のことである。 
 カプセルがゆっくりと開かれ、中から何か出てきた。
「やれやれ。死んだらどうするんだ」
 イオリア・シュヘンベルグその人である。
「ば、馬鹿な……たしかに頭に当てたはず……」
「昔中東のロリ祭りにいったとき現地民に額をビール瓶で殴られて以来、
私は頭部をチタン合金で保護しているのだよ」
 禿げた頭がきらりと輝く。リボンズはその光のもとにひざまずいた。
「こいつが裏切り者ですイオリアさま。
特別な地位だけに処罰に困っています。ご判断を」
「ちょ、ちょっとリボンズくん!? なに言っちゃってるのかな!? かな!?」
 イオリアの背後にまわったリボンズは声を出さず、唇だけを動かした。
 ぼ、く、は、つ、ね、に、つ、よ、い、も、の、の、み、か、た、だ。
「そうか。俺の股間のマグナムが火を噴くぜ」
 チャックを開けだしたのを見てアレハンドロはとっさに尻を押さえる。
しかし彼の予想とは違い、出てきたのはごつい拳銃だった。
 44マグナム。もはやアンティークだが、それでも威力は現在でもトップクラスである。
「やれやれ。こいつを最後に使ったのはいつだったかな。ああ、そうだ。
チャリのカギを壊す時に使ったんだった。
結局フレームとタイヤが弾けて使い物にならなくなったんだよな」
 カチャリと裏切り者に照準を合わせる。
パニくったアレハンドロは何を思ったのか数枚の写真を取り出した。
それはCB内で流通していた女性クルーの隠し撮り写真。
「こ、これで見逃してくれ!」
 銃声。
 アレハンドロの足下が砕け、破片が宙を舞う。
それだけで裏切り者は泡を吹き、白目をむいて動かなくなった。
「ババア(イオリア用語で十三歳以上の女性の意)はいらねえよ」
 マグナムを股間のポケットに収め、イオリアは手近な通信装置に手を置く。
無重力にさまようアレハンドロの財布を懐にしまっていたリボンズもそこに向かった。
「イオリアさま、何をなさるおつもりですか?」
「世界の変革だ」
 曖昧30センチ そりゃ不可能ってことかい ちょ、おまwww

 持って行け最後に笑うのはわたしのはず 海兵服だからです 結論 


 巨大なメインモニターに映し出されるアニメーションにハレルヤは夢中だった。
三次元の女に絶望し、二次元に救いを求めるのはいつの世も一緒のようだ。
最近ではクルーのほとんどが暇なので軽い上映会のようになっている。
「この番組よく続くっすよねえ。21世紀からでしょこれ」
「そうねえ。21世紀でいうところの、『海産物家族物語』とか、
『青狸時空記』みたいなものかしら」
 スナック菓子をつまみつつ、
リヒテンダール・ツエーリとクリスティナ・シエラはそう言った。
受信料も払わずにデータだけいただいている手前、
あまり偉そうにものは言えないのだが。
「ふん、くだらん。女学生の日常をたんたんと出してるだけだろ」
 ラッセ・アイオンは不満そうに映像をにらむ。
その手には『うほっ、いい男たち〜菊盛りの君へ〜』というタイトルの本が握られている。
「21世紀といえばそんなものよりこれだ。
ヤマ●ワは21世紀最大の芸術家といっても過言ではない。
禁断の愛に悩み、生きる者たちの熱いリビドー……人間の根源的な力が満ち溢れている。
今の世界が歪んでいるのもそれを理解しようとしないからだ」
「皆理解したら人類滅亡しそうっすね……」
 リヒテンの呟きはアニメにかき消された。
「こなたかわいいぞこなた」
 ハレルヤの呟きはもとから誰も聞く耳を持っていない。
『巨乳の価値について三行で――――』
 ブツッ。
 番組が中盤にさしかかったところで、いきなり画面が切り替わった。
新しく入った映像にはイオリアが映っており、以前の演説のように椅子に腰かけている。
「アッー! 俺のこなたが!」
『地球で生まれ育ったすべての者に告ぐ』
「ええい! んなことより俺の嫁を映せ!」
 ハレルヤは必死で叫ぶが、もちろん意味はない。止まる気配もなくイオリアは続ける。
『今までにあらゆる武力介入を起こしてきたが、
未だ世界は改善を見せない。ゆえに、再び人類に喚起を』
「こなたカムバーック!」
「やかましい!」
 ブリッジに入ってきたスメラギの強烈な回し蹴りにより、ハレルヤは壁に叩きつけられた。
「いったい何の騒ぎなの」
「わかりません。全世界に配信されているようです」
 飛んでくるハレルヤの血の玉を器用に避けながらクリスが報告。
男二人はさすがにまずいと思ったのか血まみれのハレルヤをメディカルルームに運んでいく。
「こんな時期に何かしら。今更宣言の焼き直しなんて意味ないでしょうに」
 スメラギの疑問はすぐに解消された。それと同時に驚愕と呆然で思考が止まったが。
『諸君、私は幼女が好きだ。諸君、私は幼女が好きだ。諸君、私は幼女が大好きだ。
つるぺたな幼女が好きだ。ませた幼女が好きだ。
あどけない幼女が好きだ。ゴスロリ幼女が好きだ。
ボーイッシュな幼女が好きだ。ツンデレ幼女が好きだ。
クーデレ幼女が好きだ。ヤンデレ幼女が好きだ。
天然幼女が好きだ。
白色黄色黒色……この地上に生きるありとあらゆる幼女が大好きだ。
無垢な幼女がアイスキャンディをちろちろ舐めるのが好きだ。
幼女が無邪気に甘えてきたときには心が躍る。
スカートだというのに無防備でパンツを惜しげなく見せてしまうのが好きだ。
それがクマのプリントものだったときには胸がすく思いだ。
舌足らずな口調でしゃべる幼女が好きだ。
自分が呼ばれたときには感動すら覚える。
熟女属性の連中を街灯上につるしあげていくさまなどもうたまらない。
泣き叫ぶババアどもが私の振り下ろした手とともに轟音を呼ぶRPGに消し飛ばされるのも最高だ。
愚劣な規制連発者どもをを火あぶりにしたときなど絶頂すら覚える。
無関係な一部の狂人に巻き込まれ、
美術品と同等の幼女の美肌を楽しめなくなるのはとてもとても悲しいものだ。
一般論に押しつぶされ、
その穢れなき美しさを理解できない馬鹿どもによって害虫のように地べたを這いまわるのは屈辱の極みだ。
 諸君、私は幼女……表裏のない純真無垢な幼女を望んでいる。
私に付き従う同志諸君、君たちは何を望む。規制緩和を望むか。
情け容赦のない非難の声が聞こえなくなるのを望むか。
欲望のままにグッズや画像を漁り、堂々と自分の性癖を公言できる、カオスな状況を望むか。
 晩婚化と少子高齢化により熟女属性が優遇される一方、
変態だ異常者などと蔑まれる我らが幼女属性。
きれいなものを好むのは文化人として当たり前だというのに、
カビ(イオリア用語で毛のことです)の生えた干物をよしとするこの世界はまさしく歪んでいる。
絶望した! ババアしか相手にできないこの世の中に絶望した!
 故に武力介入で抑制する存在をこてんぱんにして抑制力をなくし、
皆が自由に己の好みを言える世界を作ることにした。
差別と格差のない世界を構築する組織――――それがソレスタルビーイングだ』
「最後だけなら立派ね」
「ですね」
 そこまででイオリアは消え、もとの番組――もうエンディングだったが――に戻った。
その直後、味方の識別信号を送る戦艦をレーダーが捉え、スメラギたちは準備に動く。
そこでまたさっきの人物に会うことになるなど、いくら戦術予報士でも予測できなかったのは言うまでもない。
549あとがき:2008/04/12(土) 12:38:14 ID:Q34O+zzy
 皆さんお久しぶりです。キャラ崩壊がとどまることを知りません。まともなのはアリーくらいです。
コーラやハムが出せません。本来のネタキャラがみんなのあまりのインパクトに霞んでしまったからかもしれません。
これからは放送ないので不定期(もとからあまり法則性はありませんでしたが)に投下することになります。
だから別のスレに行ったりするかもしれません。そのときはよろしくです。
 今回ロリネタが多かったのは二次規制見送り決定の余波かもしれません。
しかし見送りで本当によかった。これ以上マンガやアニメを弾圧しないでもらいたいものです。
作品に罪はないのですから。

それでは。
550名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 13:05:52 ID:0DLK9VwN
ifシリーズ復活キタ━( ゜∀゜)━━!
しかも嬉しいです!!ifの復活を願ってレスしたのでいいぃぃぃぃぃやっほおおぉぉぉ!

私も願います。アニメも二次創作も今以上の規制になりませんように。
551名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 13:24:30 ID:Ed7I1zpW
…00世界にはロックオンの妹ちゃん(故人)ぐらいしか名実ともにロリいないんじゃ…

IFの人GJです
552名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 16:36:49 ID:n/z2dbaF
つフェルト
553名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 16:37:34 ID:3JfmgOzX
フェルトも二期ではロリというには微妙すぎる年齢になるぞ
554名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 16:51:49 ID:0DLK9VwN
監督的にはロリ成分ないかもね
555名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 17:29:14 ID:g8tfcMWM
大丈夫、まだフェレシュテのメカニックが居るさ
556名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 17:34:48 ID:Xkecl13/
そもそもあんだけ立派なおっぱいのフェルトをロリに定義してよいものか。
557名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 17:36:05 ID:g8tfcMWM
世間には巨乳ロリというジャンルもあってだな(ry
558名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 17:59:20 ID:0DLK9VwN
>>557
巨乳ロリもあるのは分かるんだが…ロリだとあの少しふっくら
ぺったんぺったんつるぺったん♪
559名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 18:06:40 ID:X4FdU/xH
ロリの魅力はつるつるのロリマンにあると思うんだよ。
銭湯でまれに父親と連れ立って入る娘から合法的に拝める。
眼福。眼福。
560名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 18:41:43 ID:8O1AJIUR
通報しますた。
561名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 20:10:33 ID:0DLK9VwN
ここまでロックオンの自演。
562名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 21:21:39 ID:Ed7I1zpW
>>554
ニーナってロリキャラもいましたが
まあ原作キャラなんだが
563(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/04/12(土) 22:13:48 ID:0DLK9VwN
何か自分の文書が表現が稚拙で書き直したいと思ったけど…書いてしまったので落とします。
次回から精進したいです。
564(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/04/12(土) 22:14:37 ID:0DLK9VwN
「「貴女が好きだ」」
「私もよ」
そう答えた唇に、無言で返答の口付けをした。食む様に柔らかく口付けを繰り返すとシャワーの滴は地上よりもゆっくりと落ちて二人を濡らした。
一通りお互いの唇の感触を味わった後、アレルヤが座ったまま後ろからスメラギを抱き締めると、先程自分が放った体液でスメラギの体が汚れている事に気付き、備え付けられたポンプに手を伸ばした。
自分の部屋に備え付けられたシャンプーやボディーソープ等と順序は変わらないだろうと一つを選ぶ。
片手でポンプを下から引く様にすると、手の平にボディーソープがたらりと垂れた。
「洗いますよ」
「はぁい」
肩に凭れたままのスメラギが微笑みながら返答しアレルヤも笑った。抱いたまま両手を擦り原液を泡立てると良い具合にシャワーのお湯が混じり両手いっぱいに泡が出来た。
細い首筋から肌を撫でる様に泡を塗って行く、細い肩もそこから伸びる腕も泡を塗って行くとハレルヤがにやにやとしたが、アレルヤもその考えに同意して口の端で笑いを堪えた。
「はいお嬢さん万歳してぇ」
「こう?」
疑う事無く腕を上げたスメラギの脇を思い切りくすぐった。
「食らいな!」
「ちょっと!…止めてぇ!あはははっ…んっ止めなさ」
「嫌です」
「ハレルヤ!…アレルヤ!あはは」
565(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/04/12(土) 22:15:29 ID:0DLK9VwN
体をくの字に曲げて笑い声を上げながらアレルヤとハレルヤの手から逃げようとするスメラギの普段見せない満面の笑みに釣られてアレルヤとハレルヤも大口を開けて笑う。

「参ったかよ」
「降参します?」
「っん…もう許してっ…」
降参しましたとスメラギが目に涙を浮かべ頬を朱に染め振り返るとアレルヤとハレルヤは片眉を上げて口角も上げ得意気に笑い
「「仕方ないな」」
と言ってから手を止めた。そのままスメラギに向かって帰っておいでと両腕を広げる。
「…もうしないわよね?」
「しませんから」
「来いよ。洗うから」
恨めしい視線を投げ少し口を尖らせたスメラギに笑いかけるとスメラギも少し笑い返し、広げた腕の中に戻るとアレルヤとハレルヤに背を預けた。
「もぅ…酷いわ」
「拗ねないで、スメラギさん」
戻ってきた背中にも泡を付けて洗い、括れたウェストから腕を滑らせ豊満な乳房に手が進むとスメラギの心臓がばくばくと脈打つのが手の平に伝わった。
「そんなに俺に惚れたか?」
からかおうとハレルヤが意地悪く言うと、スメラギが顔を真っ赤にして少し振り返り小さく口を開く


「…貴方と居るからじゃない」

その表情と声に胸がギュッと締め付けられた様に息苦しさが募りアレルヤとハレルヤの顔も熱くなる。
「…綺麗にしてやるよ」
566(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/04/12(土) 22:16:26 ID:0DLK9VwN
そのまま乳房を揉み両手で堪能に洗う。ぬるぬると指が滑る感触に次第に乳房の先端が固くなり
「…っぁ…ん…」
突起した乳房の先端を指の腹が人差し指から小指へと順番に刺激していくと、スメラギの体が愛撫に細かな反応を示すのが体を密着しているせいでより敏感に伝わる。
「ぁんっ……はぁ…あぁ…」
急速に熱を帯びるスメラギの鳴き声が耳元に与えられ興奮を呼び寄せた。その声を欲っして片手を陰部に向けるとスメラギの目が責める様に見つめてきて手の動きを止めた。
「「嫌?」」

「…んっ…違う…」
熱い息を吐きながら赤く染まる頬と潤んだ瞳が向けられ

「…早く…貴方が欲しいの…」
ねだる仕草で誘う様にスメラギが上半身を抱き付かせ体の向きを合せた。
熱に浮かされた表情が否応無くアレルヤの自身をたぎらせ始め、張り裂けそうな胸の高鳴りが欲して止まない。
「「欲しいよ」」
僕も、俺も貴女を欲して堪らない。
膝の上に乗ったスメラギの胸が顔に当たるとばくばくと高鳴る心音が自分をどれ程求めているか知らせ、アレルヤもハレルヤも高揚感も高ぶりを押さえる方法を見失う
「…欲しい?僕が?」
「…ぅんお願い」
「欲しいか?俺が?」

物欲しそうな吐息
「…きて…欲しいの…私が欲しい?」
567(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/04/12(土) 22:17:48 ID:0DLK9VwN
魅入るとはこの事だと意味を肌で感じとった。興奮が背筋を撫で上げ欲情を露にし、否応無く自身が猛る。
胸を高鳴らす人が熱い吐息で自分を誘うのは脳髄まで焼かれそうに熱い。火傷しそうな激情に逆らえず答える
「「欲しい」」
縋る様な瞳が自分を確認している
「…全部?」
スメラギが手で猛るモノを秘部にあてがい、入口に先端を差し込む。答えを求めて確認しているのが伝わり想いを込めて返した。
「「…早く欲しい」」
「私もよ…ぁ…ぅ…」
言葉で達してしまいそうな表情でゆっくりと体を降下させながら結合を深めるスメラギを待ちきれずアレルヤとハレルヤもスメラギの腰を持って下に引き、より奥へと繋がる感触を味わう。
温かく濡れた肉壁に割り入れ自身に絡み付く感触に全身が熱さを増した。
アレルヤの首に手を回し、スメラギの体が上下した。豊満な乳房が動きに波打ち栗色の髪が乱れる
「は…ぁっあ…ぁ」
「スメラギさんっ…待って」
「っ…今度はお前が焦んな…よっ」
「体が熱いっ…ひぁっ」
アレルヤは首に腕を絡めたスメラギの臀部を抱え繋がったまま立ち上がり
「…直ぐに満足させますよ」
「ぁあっ」
スメラギの体を壁とで挟み腰を振った。
お互いの体が異様に熱く、スメラギはとろけた様な表情で快楽を貪る
568(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/04/12(土) 22:19:16 ID:0DLK9VwN
「ぅっ…く…」
「んっああっあっあ」
熱を上げた接合部が挿入を繰り返す度に絞まり、自然と腰をぶつける早さが増す。

「これは…やべぇっ」
「あっはぁっあっあぁ」
味わった事の無い快感がお互いに突き抜けるのが伝わる。スメラギの空に浮いた足が指先まで硬直し落ちて来るシャワーを浴びても緊張するのか反応した。

「ゃんっあっ…頭がおかしくなりそぅ…あぁ」
「はぁっ…く…」
アレルヤとハレルヤも異様な熱を持った快楽に飲み込まれ無心に腰の動きを早めて絶頂に向かう。「…中に出すからな」
「駄目っ…ぁぁあっああ」
打ち付けを早めて果てると糸が切れたように喘ぐ声が途切れ、くたりとスメラギの体から力が抜けた。まだ繋がったままの状態でスメラギを抱いたままアレルヤも床に崩れた。

「…まずいよ」
「…限…界…だっ!!」
ハレルヤが唸る様に声を絞り出すと壁にあるスイッチを拳の横で殴って押した。するとシャワーが止み、カプセル形の壁の出入り口が開き湿り気の無い冷えた空気が流れ込む。
熱を帯びた体から湯気が上がった。息を吸うと冷たい空気が体に入るのが感じ取れる。
「やばかったな」
「…色々ね」
白い肌を桃色に染めたスメラギが腕の中で気を失っている。
「大丈夫かな…」
「完璧に湯中りだな」
569(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/04/12(土) 22:20:12 ID:0DLK9VwN
熱を持った体を動かせずに、その場に座ったまま身体を冷やした。ある程度呼吸をすると動悸も落ち着き、未だ繋がっていた自身を引き抜いた。
脚を大きく広げられた格好のまま先程まで栓をされ閉じ込められていた白濁の液がスメラギの秘部からとろとろと垂れて流れた。
ゆっくりと流れるその光景にアレルヤの目が止まり
「何処眺めてんだよ…お前本当ムッツリだよな」
「…っやり過ぎたと思っただけだよ」
「…はいはい。分かった分かった」
「…分かってるくせに」
全く、とアレルヤはスメラギを抱き直すと立ち上がってベッドに運んで下ろした。
背後でカプセルの扉が遮断され中の水分を吸引し始めたのを背後に感じながら、部屋に設置された保冷用の小さなボックスを開けた。
そこに並ぶラベルの文字に溜め息が出る
「酒ばっかだな」
「取り敢えず、この水を…」
明らかにウィスキーの水割り用だと思われる開けかけのボトルを取ると飲み口を付け替え、スメラギの方に向かった。
「けど良かったな…」
「うん?何?」
「バァカ!湯中りしたあいつだよ。すげえ積極的でエロかったなぁ!アレルヤ!…なんだよ」
「…ハレルヤ…心配なくせに」
「ちっ」
スメラギの横たわるベッドの端に腰掛けるとアレルヤは飲み口の先をスメラギの口にそっと入れた。
570(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:2008/04/12(土) 22:21:40 ID:0DLK9VwN
「水ですよ、スメラギさん」
「ぅ…ん…アレルヤ…」
熱にうなされている様に小さく唸るとゆっくりと頬を窄めて冷えた水を吸い込み、少量ながらも喉を鳴らして飲み下す。それを何度か繰り返す姿にハレルヤはいつもの笑いを口の端に浮かべた。
「…あ…ら…私」
「お目覚めかよ」
「スメラギさん湯中りしたんですよ」
「…私…」
支えれているペットボトルを受け取りスメラギは頭が痛むのか額に手を置いた。眉間にしわを寄せて目を瞑りながら冷たい水を飲む度に細い首が動き喉を鳴した。
「大丈夫ですか?」
「うん…大丈夫よ…私……」
言葉を呟きながらスメラギがふと言葉を止めた。ペットボトルに目を向けたかと思うと沈黙を続けたまま水を飲む。アレルヤはそのまま黙ってしまったスメラギの言葉を待ったが何も言わない。覗き込む様にアレルヤは体を傾げた。
「スメラギさん…?」
「…何でも…ないわ…」顔を見せないようにアレルヤの視線を除けた仕草が頭にきたのか、スメラギをハレルヤが手でもって無理矢理に顔を動かし視線を合せた。逃げられないアレルヤとハレルヤの瞳をスメラギが見つめ返す。
「嬉しかったです…とても。だから恥ずかしがらないで」
「…また湯中りさせてやろうか?」
スメラギの頬が紅く染まり、アレルヤとハレルヤは悪戯な微笑みを浮かべた。
571名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 22:39:17 ID:2lWmFvvh
終りでおk?
Ifの人も(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギの人も投下感謝です。
一日で二つも読めるとは( ゚Д゚)ウマー
572名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:09:15 ID:0DLK9VwN
>>571終わりです
しかしこのまま続けようか悩み中。
573名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:22:27 ID:5zEn4yZd
うおおお!!アレハレスメGJGJ!!
574名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:45:33 ID:/ceZMmbh
続きキタ━━(゚∀゚)━━!!
投下乙です!!
575名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:47:50 ID:9zv3ajnc
>>572
続けちゃえばいいじゃない!
3ラウンド目に突入してこそ真の超兵だろう!なぁアレルヤァ!
576名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:48:26 ID:pxl6Mrv6
アレスメキタキタ−ww
乙です!

欲を言えば刹フェルも読みたい俺w
577名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:21:56 ID:93oYNdpr
久しぶりに刹フェル書いてますがなにか問題でも?
578アレスメ党員:2008/04/13(日) 00:26:47 ID:BsrfjZt7
ちょっと続編の度に暴走気味に表現不足で凹んでたからありがとう。
579名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:40:20 ID:eq/TuDiv
>>577
よろしい、完成したなら投下だ
全裸で待ってるよ!
580名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 01:14:30 ID:1NPTiF1k
アレハレスメGJ!アレハレは一粒で二度三度と美味しいなw
刹フェルも期待してるお
ずっと待ってるコーラカティも誰か書いてはくれまいか…
581名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 01:22:20 ID:11hnlD6f
>>563
うををををw
すげえGJだったよ!
万歳させてくすぐるアレハレとか、何処眺めてんだよのアレハレの遣り取りが、
個人的に好きすぎるw
まったくいいキャラしてるよお前らw
582名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 02:02:17 ID:TeJnNk9s
今関西地区で00やってる。
関西地区なら見ようぜ!
583名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 02:31:20 ID:dWmxF4E0
>>577
おお、待望の刹フェルww
楽しみに待ってますっww
584名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 07:01:43 ID:BsrfjZt7
>>580
コーラ×カティ実は俺も好きだ!
バーローの口調をアニメで見直さないと駄目だからちょい遅くなるけどおk?
585名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 17:02:21 ID:SBEOXcMi
539もとい498ですが間にルイサジ入れたこともあって今日中に刹マリ落とせるか分かりません。
週末までにといった自分の計画の無さにorzって言う感じです。スイマセン(土下座)遅れそうです。

しかも、神が幾人も降臨されて圧倒されそうです。自分のなんて駄文に近いから余計に…or2

586名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 17:25:47 ID:kIyY/28u
気にしなくてもおk
いつまでも待ってるよ
587名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 22:25:01 ID:1NPTiF1k
>>584
遅くなっても構わないよ!
イィヤッフーしながら待ってる。全裸で。
588名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:18:30 ID:BsrfjZt7
>>587
DVDを3倍で見たんだが…コーラとカティデート回が見つからないんだ…
何話か覚えてない??
589名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:41:09 ID:1NPTiF1k
コーラとカティデートの巻は20話だよ。
ついでにヒトメボレが14話、「男にしてやる」が15話、「パトリック、来い」が21話。
「大佐のキッス〜」が23話で「やられちゃいました〜」が24話。
印象は強いけど会話サンプルが少なすぎて書く方は大変そうだ…頑張れ。
590名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:53:14 ID:BsrfjZt7
>>589
丁寧な誘導ありがとう。足りない部分の性格は妄想でカバーするよ!
591名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 21:03:49 ID:MGzeXnZ6
刹マリのエロパロこないかなー。
マリナが大和撫子な感じの。
捏造ヤンデレはいらね。
592名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 21:08:38 ID:OS9yWEIV
>>591 君は数レス前の刹マリを読んだのかね?
593名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 21:26:09 ID:FPey5Yz4
>>591
自分で書けば?
594名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 23:14:42 ID:2oAcRDe6
公式外伝00Fのシェリリンで何か書きたいけれど、どんなシチュがあるかな?
595名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 23:36:34 ID:oED+ScEp
確認したいんだが、直接エロ描写が無いのはスレ違い?
保管庫にいくつかエロ無しがあったけど
596名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 00:00:00 ID:pJiUw0rw
>>595
俺も書いたけど問題無かったよ。
レス付かなかったけどね…
597名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 00:04:02 ID:AebCMR5S
個人的にはエロなしも見てみたいけど
598名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 00:31:13 ID:tcVAjM07
>>596-597サンクス
ネタは浮かんだけどエロないしギャグっぽいしで悩んでたんだ
文章にできたら投下してみる
599名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 14:06:01 ID:OGU+QgHu
止まってるよ(;´▽`A``
600名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 16:57:55 ID:OGU+QgHu
ダレモイナイ ヤルナラ イマノウチ
m9(`・ω・´)ザ・ワールド!!!!
601名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 00:27:13 ID:PSSmUNUf
>>600
ディオ様なにやってんですか
それともロロですか
602名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:57:35 ID:9GcXSfOF
>>598
wktkして待ってるぜ
603名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 02:09:24 ID:qhoPq70X
フェルト攻めなロクフェルが見てみたい
604名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 08:04:38 ID:TL1twLRj
それはいいな
605名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:14:22 ID:OtYWacCJ
ティエリアに嫉妬したフェルトがロックオンを襲う展開キボンヌ
606名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:18:43 ID:nXWf00G9
>>605
むしろ「ロックオンにこんなことされたんでしょ?」とかいいながらティエリアに襲い掛かるフェルトを見たい
607名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:37:10 ID:eBSPd1vO
>>606
「されたいんでしょ?」と読んで
ティエリアの初めてを奪うフェルトに萌えた自分はどうすればww
608名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:42:55 ID:FQg1zEcH
それだとティエリア的にロックオン受けになってしまうのでは
609名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:58:15 ID:+qvCMSSI
ティエリアとフェルトの組み合わせは何気に萌える
610名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:05:42 ID:huXyVabL
>>607
俺もだwwwww
611名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 02:15:12 ID:WQpDdcUu
どうもこんばんわトランザムな>>498です。先週の末に投下する予定だった刹マリの刹那視点
の前編を投下します。ここで一つお詫びを
遅れてすいませんでした!!!!
前後編のつもりが前中後編になりそうです(っっていうかなる!)
書いてるうちに終わらなくなりましたアホです。
まとめられなくてすいません。


そんなんでよろしければ、分割するまでしばしお待ちください…orz


>>605そんな話読んで見たいですね…(誰か〜!!)
612刹マリ(刹那視点)1/8:2008/04/20(日) 02:41:59 ID:WQpDdcUu
>>468-471 (マリナ視点参照)

戦いが終わって二年、ソレスタル・ビーイングは壊滅的な打撃を受け、今だ再興の目処は立っていなかった。
残ったメンバーで互いに連絡はとっているが、プトレマイオスという母艦であり家でもあったそこを失い拠点を一時太平洋の島に移し、イアン達メカニックとハロ達は秘密ドックへと移って行った。もう暫く会っていない。
王留美がスポンサーとなって新しくガンダムや母艦を作っていた。俺たち四機のガンダムの太陽炉がそのガンダムのエンジンになる。そう決まった時点でエクシアはもう、永遠に失われたのだ。
その新型ガンダムのマイスターとして俺と、ティエリア、アレルヤは候補に入っていた。ロックオンの穴は新しいマイスターを選出するとの事だが、恐らくネーナだ。ティエリアは激しく反発するだろうが。
「…変わらないんだな、ここは」
崖の上から砂に吹かれる町並みを見下ろす。駐留している国連派遣軍の牽制のお陰で内紛が沈静化したそこは既に半壊していた。世界は変わっていく。しかし、こうも故郷は変わらない。
けれど、無くならない限り俺達は存在し続ける。しかし…今はなにも出来ない。俺達が新しく出来るガンダムの正式パイロットではなく候補なのも、世界が一つにまとまりつつある中余計な争いを起こす必要がないからだ。
介入したところで俺は、俺達はそこに有るだけで戦いの火種にしかならない。そこを的にしてくれといっているようなものだ。俺という存在がいるだけで、この国が火に包まれるのかと怖くて訪れる事が出来なかった。
エクシアを失った、同時に存在意義も失った。世界も俺達を必要としないだろう。俺はほぼ全てを失っていた、ある人物を除いては。しかし、それも時間の問題かも知れない。

613刹マリ(刹那視点)2/8:2008/04/20(日) 02:42:45 ID:WQpDdcUu
王留美は今の変わりゆく世界に期待を寄せている。その渦の中、モザイクのように点在するこのアザティスタンのような、混ざり合うことすら出来ない国が点在している事をどれだけ理解しているのか…
いつかモザイクは欠片になり、いずれ混ざっていくものと思っているのか。それが欠片になるときは内紛で分裂し、国という境界が外れたときだろう。クルジスのときのように吸収されるだけ。
その時にはもう、彼の人物は永遠に姿を消すだろう。そう思ったとき、俺は彼女に会いたくて堪らなくなった。
二年前送ったメールはもう俺がこの世にいないものだと思っているに違いない。もう既に俺のことは過去に追いやっている可能性だってある。覚えているかどうかでさえ怪しいだろう。
特に、二年という月日は自分自身を大きく変えた。風化した記憶にこの姿では目に止まる事すら出来ないだろう。それでも、ただ一目だけのために俺は計画を実行する夜まで待った。
614刹マリ(刹那視点)3/8:2008/04/20(日) 02:44:14 ID:WQpDdcUu
変わることのない、故郷を…世界がそこにあることを眺めながら。



以前進入した時の通路は、二度目ともあって簡単に入り込めた。一度しか使用しなかったせいもあるのか気付かれることも無く、自分を認識する改ざん処理はまだ生きていた。
最後の通路(最も外壁だが)を伝いながらマリナの部屋の側まで来ると、あろう事か本人が窓から顔を出していた。
「刹那…」その一言で、俺の心臓は大きく鼓動が跳ねた。驚きよりも、満たされた気持ちになっていく。自分の存在が彼女の中にあることが純粋に嬉しかった。
しかしマリナの目は遥か遠く…ここではなく、国でもなく宇宙(そら)を見つめていた。そんな彼女の顔はとても悲しく、そうさせているのが呟いた名で間違いなく俺だと確信する。そして、消え入りそうな声でマリナは呟く、己の無力を。
「諦めるのか、マリナ・イスマイール」
衝動的に俺はマリナの問いに答えていた。入ってきた俺をマリナは驚いた目で見る。その顔は、再会した者同士というよりは、知らぬ顔を見たそれに近い反応だった。
少したって、マリナは俺の名を呟いた。しかし、さっきのような嬉しさは無かった。マリナが目を逸らしたから…痛かった。
615刹マリ(刹那視点)4/8:2008/04/20(日) 02:44:59 ID:WQpDdcUu
会いたくて堪らなかった彼女が目の前にいるにも関わらず、なぜか大きな壁がそこには有る様で…まるで、その壁を境に時の流れが違うような。
マリナは俺と逆に、時の流れが止まったように変わらずそこに有る。姿も、美貌も、この国も…俺の名を呼ぶその声も。全て、あの頃のままだ。
「マリナ」
「ご、ごめんなさい…私、そんなつもりじゃ…」
名前を呼ぶと再びこちらを向く。瞬間、慌てたように視線を揺らす。きっと俺は今ひどい顔をしているんだろう。そんな俺を見られたくなくて、俺は…マリナを抱き締めた。
いいや、俺をまともに見ないマリナを見たくなかったからだ。手を伸ばせは、そんな壁は微塵にも感じないのに。こんな近くにマリナがいるのに、こんなにも…
噴出す感情のまま、俺はマリナの唇を奪う。好きとか嫌いとか、そんな感情では表しきれない何かが俺を突き動かしていた。時折、母を重ねるその相手にそんな感情を重ねる事など許されはしない。
けれど、その口で…その声でこれ以上聞いていて痛くなるような言葉を紡いで欲しくなかった。違う、と思っていても見え隠れするそれがさらに胸を締め付けるから。
どれ位そうしていただろう。マリナが息苦しそうに身をくねらせた。ゆっくり唇を離すと腕に重みが掛かる。力が抜けたらしいマリナを側の寝台に座らせると、目の前に俺は屈んだ。
616刹マリ(刹那視点)5/8:2008/04/20(日) 02:45:43 ID:WQpDdcUu
彼女の前ではまだ小さい自分で居たかったから。そして、目線を合わせることで昔に戻れるような気がして…なくした物を持っていたあの頃に。
「マリナ・イスマイール、俺は…俺達は武力で世界を変えた。けれど、代償もそれに見合う以上に払った」
時の流れは残酷だ。全てを流し、形を変えていく。俺自身も、その周りも…その一方で変わらないものもある。いい方にだけではなく悪い方にもだが。このアザティスタンように。
「仲間が死んで…俺もエクシアを無くした。目を覚ましたらほとんど全てなくなっていた。怖くて、俺は…」
だけど遅かれ早かれ、その波はここにも押し寄せる。そのとき、マリナまで失ったら俺はどうなるだろうか。面影を引き連れて、彼女が居なくなったら…そう考えると戦いですら感じ得なかった恐怖が身を支配する。
彼女が他の誰かに生であれ死であれ、さらわれるのは嫌だ。たとえ生だとしても、その時は触れる事すら叶わない…拒絶されるだけ。…そんなのは、嫌だ。だったらいっそ…
(…欲しい、マリナが欲しい)
マリナはこの国の王だ。俺が今やろうとしていることは許される事じゃない。それに、ちらつく面影が背徳心に拍車をかける。
617刹マリ(刹那視点)6/8:2008/04/20(日) 02:46:43 ID:WQpDdcUu
(欲しい…)
けれど、それを突き破る思いがマリナの唇を再び奪う。そのままマリナをゆっくり寝台に倒す。やろうとする事を知ったとき、彼女はきっと拒むだろう。だけど俺は…我慢できなかった。
彼女の顔が見る見る歪んでいく。拒まれる、そう思ったとき驚く事が起きた。マリナが俺にしがみついて引き寄せてきたのだ。
「私、刹那に…会いたかったの」
そう言って泣く彼女はとても綺麗で…零れ落ちた涙をぬぐうようにキスをすると、その雫がとても甘く感じた。合わせた目線を合図に俺は感情のおもむくまま、唇を這わせる。
そのまま体のラインをなぞる様に胸の膨らみに触れる。抵抗心を振り払うようにそれを強く握ると、痛みにマリナは小さく声を上げた。
「やさしく出来ないかも知れない…」
肩紐をずらし、服を引き下げると露になった胸の突起部を舌で転がす。マリナの小さな呻き声を聞きながらさらにそれに吸い付く。母を求める子供のように。
「せ、つな…」
呟きが、胸を締め付ける。そんな彼女はとても艶やかで欲情が増す。俺を捕まえようと彼女は手を伸ばしてくる。しかし先ほど下げた服の肩紐が阻害して届く事は無かった。
このまま彼女に抱きとめられたらそこでこの手を止めてしまいそうで、彼女のそんな仕草を無視する。
618刹マリ(刹那視点)7/8:2008/04/20(日) 02:48:40 ID:WQpDdcUu
それに万が一俺の服に手を掛けてアレを見たらきっと、彼女が俺の手を止めるだろう。見ていて気持ちのいいものじゃない。俺はまだマリナを感じたい、俺で満たしたい…全てを。
左手で胸揉みながら突起部に刺激を与える。裾をたくし上げさらにマリナの自由を奪う。
「んぁあっ…!」
下着の上から秘部をなぞると、マリナが声を上げた。強弱をつける度に甘い呻きが耳をくすぐる。すぐにそこは湿り気を帯び、完全に濡れている事を悟ると下着を下ろす。
「あっ…や、刹那ぁ」
芽を擦りながら指を中にゆっくり入れ込む。濡れているそこは狭いながらも容易に入っていった。波打つように締め付けるそこから指を一旦引き抜くと二本に増やし再び入れる。
今度は、少し進んだだけできつく締まった。同時にマリナの顔が歪む、痛みに耐えるように。それから気を紛らわすよう芽を擦りながら痛みが快楽へ変わったのを確認すると再び進めた。
全て中に入れると卑猥な音を立てながら中で指を動かす。無論芽を擦る事も同時に行う。指を動かすたびにマリナは刺激に悶え、その顔がさらに俺を煽る。
行為に夢中になっている余り、俺はマリナの手がすぐ側まできていることに気付かなかった。マリナが激しく波打ったとき、捕まれた襟元から一気に服が裂けるように広げられた。
胸元がはだけ、半裸になった俺をマリナは見つめる。指を抜き胸元をすぐに合わせるも時既に遅く、沈痛な面持ちでこちらを見ていた。
619刹マリ(刹那視点)8/8:2008/04/20(日) 02:49:52 ID:WQpDdcUu
「見られたくなかった…」
そのままマリナに背を向け、向けられた視線に俺は身を丸くする。この傷一つ一つが失ったものに匹敵する対価だ。特に大きく走る傷痕はエクシアを失ったときに出来た傷だ。
目立たなくする事も出来たが俺はあえて残した。無くした物を忘れないために…
「刹那」
マリナが、俺の背中に抱きついてきた。感触で彼女が裸である事を知って体が熱くなる。
「見せて、ううん…私は見なくちゃいけいの」
「マリナ・イスっ…」
振り向き名前を呼びかけて口を塞がれた。
「お願い…刹那」
そのまま首筋をなぞっていき、手が俺の胸元に入ってくる。
首筋に唇を置いたまま両手で胸をまさぐられる。胸の突起に刺激が走るたび小さな声を上げる。ゆっくり確実になで上げるマリナの手がとても気持ちよく、その感触に溺れていくのが分かる。
傷と思われる部分は特に優しく…そしてゆっくり、手を抜きながら服の端に手をかけ上半身を露にされた。背中に走る傷にマリナは舌をなぞるように這わせる。
「マリナ…っ」
その感触に確実に溺れていく自分を俺は止めようもなく、逆にもっと欲しいと思ってしまった。見られた後悔が薄れていくほどに…
620刹マリ(刹那視点):2008/04/20(日) 02:58:48 ID:WQpDdcUu
以上前編です。マリナ視点と比べて倍に増えています。おかしいです省略するって言った筈なのに…
ただ今ソラン呼びの時の刹那に苦悩中です。刹那の気持ちは書いて分からなくなりまっす。
マリナより確実に出番多いはずなのにね!
何で中編が倍に増えない事を祈っといてください。というか祈らせてください。
今回はアチャーが一杯なのでこんな駄文でよければ気長に待っていてください。
今日の夜までに中編が上げられればいいな…(遠い目)


それではまた今晩です。
621ロックオン×フェルト後半 1/7:2008/04/20(日) 03:25:29 ID:NrCmraPh
初めてリアルタイムで投下を目撃してしまった、乙です!
マリナがヤンデレじゃない普通の刹マリはいいな、続き楽しみにしてます!

あと、フェルト攻めなフェルロクってのも見てえ!
前に来てたロクフェル職人さんはもう書いてくれないのかな
622名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 03:28:44 ID:NrCmraPh
おおー、前のコテハンがそのまま出てしまった
(/ω\)ハズカシーィ
623刹マリ(刹那視点):2008/04/20(日) 03:41:07 ID:WQpDdcUu
早速アチャーな訂正7/8 4行目
×左手で胸揉みながら
○左手で胸を揉みながら

分割も一部おかしい所がありますが目をつむっていただけると幸いです。orz

624名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 06:37:54 ID:oMKhwYyC
>>620
刹マリキターー!!神様、待ってました!
朝から良いも見させてもらいました!
刹那のマリナを想う気持ちが もうたまりませんな…

これだけで今日一日頑張れそうだ。
625名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 09:50:51 ID:JGhMyxbw
>>620
GJです続きまってますぜw

>>621-622
素晴らしいロクフェル投下してくれた人か・・・w
むしろあなたにフェルロク書いてもらいた(ry
626名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:11:03 ID:yusSh/B7
不覚にも、「ロックオンの穴」でアッー!してしまったよorz
なにはともあれ、GJです。期待してます。
627名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:22:49 ID:mDdGUJDT
>>620
刹マリキテター
刹那は本編でも寡黙だから難しいな
続きも楽しみにしてます
628刹マリ(刹那視点):2008/04/20(日) 23:36:58 ID:WQpDdcUu
今夜中にはムリでした。スイマセン!(土下座)
629名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 03:32:22 ID:N57/vtcH
>>620
GJです!続きもマターリ待ってます
心情が丁寧に描写されてて良すぎる
630名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:20:36 ID:I9LlegNb
ふと思った。
グラハムはアザディスタン防衛に行ったんだから、マリナやシーリンと関わる事は十分あり得るんじゃないか?
631名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:39:13 ID:KZNTkH/V
何故か分からんが>>630読んだ途端に鼻血が噴き出て辺り今血の海なんだが
632名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:50:18 ID:paa4yGvy
>>630
しかし、寝ても覚めてもガンダム一直線のグラハムと
女性陣の会話が想像できないのが難点だ。

接点は無いが、大佐相手とかの方がまだ会話が想像できなくも無い。
633名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:54:53 ID:GpwRLDzR
グラハムって一度も女と会話してないからエロが全く想像がつかない
ガンダニーならわかる
634名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 09:42:47 ID:lFd14ou1
この程度のカキコに体が耐えられん>>631に萌えたw

>>632-633
ガンダムを女性キャラに置き換えてみて……
うーむ、それではギャグか

基本は紳士だけど、ベッドの中では変態とか
635名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 15:11:03 ID:rgfPU33e
ハムは人間よりも
ガンダムを犯したいやつだからな
636名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 15:20:02 ID:kc8BxCft
ダンボールに「ガンダム」って書いて被せとけばいいんじゃね?
637名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 15:59:21 ID:u4WMFl+v
638名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:36:59 ID:xZYt0mLz
>>637
正直キモイ
639名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:38:24 ID:cprhvl2a
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \ /  \ /  \ /  \ /  \
640名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:48:25 ID:hhwLtH/W
>>634
いるじゃないか!前期OPの擬人化エクシアが!
641名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:49:37 ID:xZYt0mLz
ハム厨ウザイな
642名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:51:02 ID:5VWmdjee
刹マリだと大喜びのくせにそれ以外を叩くのはどうかと思う
643名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:54:25 ID:cprhvl2a
       ____
      /  ./  /|   こちらパトリック
    _| ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___ 潜入に成功した
  /  |____.|/  /
   ̄ ̄~  |し  |  ̄ ̄
       し⌒ J

       ____
      /  ./  /|   こちらパトリック
    _| ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___ 指示を頼む
  /  |____.|/  /
   ̄ ̄~        ̄ ̄

              _
            /´  `フ
      , '' ` ` /      ,!
.     , '      レ   _,  rミ,
     ;          `ミ __,xノ゙、
     i     ミ   ; ,、、、、 ヽ、  大佐!動けない!
   ,.-‐!       ミ  i    `ヽ.._,,)__   指示をくれ、大佐ぁ〜!
  //´``、     ミ ヽ (( /  /  /l ))
 .| l    ` ーー -‐''ゝ、,,)) | ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___
  ヽ.ー─'´)       /  |____.|/  /
   '''''''''        ̄ ̄~        ̄ ̄
644名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:34:35 ID:HgfzGvc/
ハムマリがダメならビリシリとか
645名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:56:15 ID:5jOxYyPi
>>643
てめえ、スレ違いもいい加減にしろ

と、思いつつ和んだw
646名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 23:43:07 ID:SGS1esKV
ビリーは九条君いるじゃない
647名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 13:50:40 ID:Lh+6sIzz
>>645
一応コラカティなのではw

>>646
九条の背景が全くわからないので萌えつつも書くに書けない人間がここに
648名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 15:46:25 ID:ZDtTb3OD
>>647
エロパロ板
エロ小説総合スレ

まぁ多少のスレ違いは仕方がない場合もあるし
>>643は流れを変える為に貼ったようにも思えるけどな
649名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 19:42:28 ID:agydv/eg
刹フェルはまだでつか
650名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:13:58 ID:71VyVj57
>>649
まだもう少し待ってください
651名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:24:23 ID:cwU3Is9+
フェルロク読みたい
652名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:17:23 ID:nwlhXhUh
刹那×ネーナマダー?
653名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 20:59:47 ID:lbrbbUM8
そんなもんないよ
654名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 14:15:35 ID:0ohbWqb+
それではネナ刹でどうか
655名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 20:18:50 ID:mwPHHd7f
リボンズ×マリナは?
656名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:10:36 ID:KREmkXHG
シーリン×マリナ・・・・・・・
657名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:21:30 ID:yrgoVKQ+
>>656
俺今作ってる
いつできるかわからんが
658名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:48:43 ID:ML37qgWR
可愛くて切ない刹ネーナ欲しい・・・ずっと待ってる
659名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:54:29 ID:U/ojDg0a
>>657

気長にまってるYO!
660名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 07:45:51 ID:e0QcakQI
>>650
楽しみにしてます
661コーラ×カティ(エロ無し):2008/04/27(日) 09:10:27 ID:ZreDxwjY
「はい。無いです!!」
持っている薔薇の花束の如く頬を染め、はっきりと言い張る姿にカティは内心、これが我が軍のエースに含まれているのかと溜め息を吐いたが同時に無邪気に自分に会えた事を喜んでいる姿が目に止まった。
ポピュラーだが大型犬を彷彿とさせる。大きな尻尾をわっさわっさ振って飼い主に寄ってくる様を鮮明に連想させるコーラサワーに思わず呆れていた口の端から笑いが浮かんだ。
「…全く…放って置けん男だ」
「何です???」
きょとんとした顔で固まるコーラサワーの姿に敢えて無表情に答え
「待っていろ。用意をしてくる」
そのまま扉を閉めると直ぐに
「やったあぁ!」
コーラサワーの喜ぶ声がドア越しに聞こえてカティは思わず吹き出した。
そのまま部屋に戻るとクローゼットを開きシンプルなデザインのドレスを幾つか手で撫でる様に選ぶ。ダークブルーのタイトなドレスを手に取ると着替えを済し、鏡台の前に座った。
癖の入った赤茶色の髪をかき上げアップにし手元にあった髪止めで止めるながら、コーラサワーの喜んだ声を思い出すと、くすぐったい様な気持ちが胸に湧き上がりカティはその久し振りの感覚に驚いた。


楽しんでいるのだ。


こんなに楽しい気分は久方振りだと清々しい気分にもなった。
662コーラ×カティ(エロ無し):2008/04/27(日) 09:11:12 ID:ZreDxwjY
コーラサワーが訪ねるまでの時間。
部屋でカティはベッドの上で携帯端末を見つめ、軍から新たに渡された情報と目的を眺めながら作戦を頭の中で軽く組み立てていた。
三国に分けられる新たな兵器が問題だった。
その部隊の指揮を任され過去の作戦見直し、現状に一番似たパターンから想定した上で振るいにかけ、また模索するという思考の渦に嵌る悪い癖だった。
職業病と言っても過言ではない。つい集中して幾つもの戦闘パターンを脳内で演習してしまうのだ。
だが目の前でコーラサワーが「無いです!」と、あっさり否定して見せた態度には見習うべきところもあるかもしれないとカティは考えた。


久し振りに踵の高いヒールを足に引っ掛ける様に履くとドアを開いた。
ドアが開く音に俯いていたコーラサワーが赤く染まったままの顔を瞬時に上げる
「待たせたな。少尉」
一瞬カティを見つめてコーラサワーの口がぽかんと間抜けに開いた。また固まったコーラサワーが身震いして目を見開き
「ぃっいいえ!大佐…綺麗です!!」
改めて薔薇の花束を向けられカティは思わず微笑みながら花束を受け取った。
「で、何処に連れて行ってくれる?」
「はっ大佐…評判のレストランです!」
「大佐か…今は名前で良い。コーラサワー」
「っはい!カティ!!」
663コーラ×カティ(エロ無し):2008/04/27(日) 09:11:53 ID:ZreDxwjY
その瞬時に拳が動いていた。
油断からか殴られた衝撃でコーラサワーは庭に転んだ後、頬を押さえて信じられないと言う表情を浮かべながら呟いた。
「…カティ…?」
「…誰がファーストネームで呼んで良いと言った?」
腰に手を当てるカティがコーラサワーを注意深く覗き込み、コーラサワーは叱られた犬の如くしゅんとした。
「…………マネキンさん」
「よろしい、コーラサワー。行くぞ」
「…はい!」
手を差し延べて立たせるとカティはエスコートを待つ。だが全くコーラサワーには伝わっていない様子にカティは片眉を上げた。
「マネキンさん…?」
今までどの女もコーラサワーに微笑んで誘う様に首を傾げたのに、カティは動かない所か不機嫌な視線をコーラサワーに向ける。
「マネキンさん…」
「コーラサワー。エスコートと言う言葉を知っているか?」
「はい!知ってます!」
やっと察したのかコーラサワーは乗って来た自慢の車のドアを開き手を差し出した。やっとそこにカティの手がのるとコーラサワーは恭しく礼をし車に招入れドアを閉め、左側の運転席に向かって滑稽といえる小走りをした。
慌ててエンジンをかけ車を発進させると助手席で口許に手をやりクスクスとカティが肩を震わせて笑っている姿にコーラサワーは嬉しくなって頬が熱くなった。



無言なままにタイヤが地面に摩擦する振動と鼓動が重なる。

664コーラ×カティ(エロ無し):2008/04/27(日) 09:12:44 ID:ZreDxwjY
ハンドルを握る手に汗が湧いた。気の利いた事を言おうと思うがどれもが舌の上を転がる様でコーラサワーは上手く会話を弾ませる事が出来ず焦るが、何故かその様子にカティはずっと窓側を見て拳を口に当てたまま肩を震わせている。
何を笑われているのか分からないがコーラサワーはカティが笑っている事に再度満足した。
郊外を抜け車が通りを進むと夜の街を賑わす灯が増えてくる。
ぽつぽつと背の高い高層ビルが見え初め目指す建物が目に止まるとコーラサワーはイカした自分に合う最高のもてなしをする最高のレストランにカティを優雅に招く自分を想像して一人顔をにやけさせた。
「何を笑っている?」
妄想に先走りコーラサワーにはカティの声が届いていなかった。
角を曲がれば目的の店先に到着だ。優雅に車から降りてカティの手を引く…俺様の優雅さに頬を染めるカティ…
ブレーキを踏んで速度を落としつつ駐車する。いよいよだとキーを捻るとエンジンが切れた。
「…コーラサワー聞いているのか?!」
「!?…カ…マネキンさん到着しました!」
「…全く……」
頬に手を当てカティが小さな溜め息を吐くのが目に止まった。どうして今日に限って上手くいかないんだ。
コーラサワーは急いで車から降りドアを開けてカティをエスコートしながらドアボーイに車の鍵を手渡した。
665コーラ×カティ(エロ無し):2008/04/27(日) 09:13:34 ID:ZreDxwjY
どぎまぎする間抜けな心臓が腹立たしい上にコーラサワーは染まろうとする自分の頬が憎らしかった。
何でスペシャルな自分が思い通りにならないのか。
お気に入りの店内に入り
「どうぞ」
予約席の椅子を引きカティを座らせる時にふわりと甘い芳香がする。
「ありがとう」

そつ無くコースを選び大差にワインを注文したが運ばれた前菜やスープやメイン料理に満足したのかも舌が麻痺した様に味が馴染まなかった。

カティが少し口の端を上げて笑い、そんな事が喜ばしい。全てが初めて味わう様なの感覚だった。
夢見心地と言うのだろうか。アルコールは運転の為に避けたのにテンションが下がらない。ミネラルウォーターしか口にしていない筈なのに、心も体も浮き足だっている。
カティと食事を共にして笑ったり話もしたが実感が無かった。
「コーラサワー」
赤いワインを口に運びながらカティが呼ぶその姿にも見とれる。
「…はい!」
辛うじて返事をするとまたカティがクスクスと笑った。ほろ酔いで軽くピンクになった頬にキスをしたいが殴られそうだ。
「…そろそろ帰るぞ」
「はい!帰ります!………………へ?」
ウェイターに手を上げてカティが合図すると。静かにウェイターが近付き会計の挟まれている見慣れた黒皮が渡されるのをコーラサワーはぽかんと見つめた。
666コーラ×カティ(エロ無し):2008/04/27(日) 09:14:54 ID:ZreDxwjY
割り勘だと言い張るカティから会計を奪い取るのに苦労したが、ドアボーイが回した車に乗るとコーラサワーは一息吐いた。
頬染め俯いたたままコーラサワーがキーを捻り車が発車するとカティはにこりと笑う
「中々楽しかったぞ」
けれどコーラサワーは落ち込んだ気分を隠せずに呟いた。
街中を走る車から見えるネオンまでもコーラサワーをからかう様に見える
「…俺は上手く出来ませんでした」
「何故だ」
「こんなに格好悪いデートは初めてです」
「…そんなに緊張したか?」
口に笑みを浮かべてカティが覗き込む仕草に胸が高鳴る。
言葉に詰まり、黙ったまま車が進むとカティの家が見えるまであっと言う間だった。
ちらりと横を見るとリラックスした様子のカティが淡く色付いた頬に、アルコールで潤んだ瞳でコーラサワーを見返す。ハンドルを握る手に力を込めると深呼吸した。
やがてカティの家の前でブレーキを踏み、車を停車させると思い切って口にした。
「好きです大佐」
その声に一気に酔いが冷めたのか無表情にカティが一瞥した。
「…まだまだだな少尉」
「何をですか?」
「焦るな」
厳しい表情でカティが言ったと思うとその唇が悪戯に笑いコーラサワーの頬に一瞬触れた。
「たっ…大佐?!」
「楽しかったぞコーラサワー」
ひらりとドレスを翻しカティが車から降りるのを呆然
667コーラ×カティ(エロ無し):2008/04/27(日) 09:16:30 ID:ZreDxwjY
と見送った。
開けたドアの前でカティが軽くコーラサワーに手を振り反射的に手を振り返すと家の中に入って行く。先程カティの唇が触れた頬は手で押さえたままコーラサワーは運転席で固まっていた。
「…」
大佐…カティは楽しかったと、俺に言っていた。
大佐がキスした。
好きだと言ったが『焦るな』と言われた。これは断られたのか。いや
大佐がキスした。
大佐がキスした。
大佐がキスした。
これは…今日は。大失敗が失敗じゃない。
大佐がキスした。


「いいぃぃぃぃぃやっほおおぉぉぉ!」
車を発進させながらコーラサワーは叫んだ。
668コーラ×カティ(エロ無し):2008/04/27(日) 09:21:08 ID:ZreDxwjY
コーラ×カティ難しすぎる上にgdgd流れでさーせん…orz
何度か止めようと思ったけど半分出来てたから無理矢理終わらせた感たっぷりの駄文。
カティは簡単には落ちませんでした。
669(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:間:2008/04/27(日) 09:35:04 ID:ZreDxwjY
「嬉しかったです…とても。恥ずかしがらないで」
そんな顔で見つめるのは狡いとスメラギは内心一人ごちた。顔を反らせない状況でアレルヤが優しく微笑んだと思えば
「…また湯中りさせてやろうか?」
と、ハレルヤは悪戯な微笑みを浮かべる。
その言葉に先程の行為に自分が夢中になり、どんなに悦びを覚えていたかを身体が思い出してスメラギは耳まで赤くなった。
「…どうしたんだよ?まだ熱いか」
耳元に意地悪く囁く声に胸がドキリとした。
人を好きになる。何度か経験して傷付く度に臆病になり傷付かない様に計算高くなっても結局はその度に初心者に戻るのだとスメラギは改めて思い知った気分だった。
気持ちを明かすつもりは指揮する立場からも毛頭無かったが、成行きとはいえ気持ちを口にしたのだから仕方ない。志気に関わるなんて理由で逃げる事はもう出来ない。
目の前に居るこの男アレルヤ・ハプティズムが好きなのだ。もう一人の彼であるハレルヤも含めて
「…いけず」
スメラギが抗議の目で拗ねる表情に心臓が愛しさで締め付けられるとアレルヤは感情のままにスメラギを抱き締めていた。
「っ…アレルヤ?」
厚い胸板に抱かれながら頬に伝わる心音が心地良くてスメラギは目を閉じる。
「ずっと前から好きでした」
670(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:間:2008/04/27(日) 09:35:51 ID:ZreDxwjY
「実は…前から分かってたわ」
「え?」
思い当たる節が幾度かあった。地上に降りた時やアルコールを口にした時、何かに付けてスメラギを注意したがるのは余程自分を見て居てくれるのかと少し嬉しかったのは秘密にしたい。上目遣いにスメラギがぽつりと呟いた言葉に、アレルヤは目を見開いた後に顔を反らした。
「…スメラギさんは狡い」
「…アレルヤ?」
「僕の事が好きだったなんて…知らなかった。でも僕の気持ち知って…」
「でも…何となく、よ」
抱き締められる力が緩むとスメラギはアレルヤの胸板から顔を見上げた。手で顔を押さえてはいるがアレルヤの顔が赤いのは明白だ。
可愛いなんて嫌がるかもしれないけれどやっぱり可愛い。
気持ちが分からない様に接していたのに全部見透かされていたアレルヤの恥ずかしさをスメラギは想像して胸をくすぐる笑いを堪えた。
「…敵わないな」
「あら?…私もよ」
顔が近付いてお互いの唇を啄みながら口付けが段々と深くなる。
これ以上繰り返すとまた直に肌で触れ合いたくなりそうでスメラギの唇がそっと離れて寂しい中アレルヤは安堵もした。

「…おやすみなさい」
微笑みながらスメラギが言うとハレルヤがふいに顔を近付け頬に軽いキスをした。
「…俺の事は黙っとけよ」
「分かってるわ」
671(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:間:2008/04/27(日) 09:36:49 ID:ZreDxwjY
「ハレルヤをスメラギさんが隠してくれませんか?」
「…正直。表に出過ぎた…」
普段のアレルヤの態度を考えると、ハレルヤが人前で表に出る事が無いのだと今のスメラギには分かる。
「ハレルヤおやすみなさい」
ハレルヤの金色の瞳を納めた瞼にキスをしてアレルヤのいつも顔を隠す髪を出来るだけ優しく下ろした。何故隠すのか。先程それを不思議に思って聞いた時、二人の考えが重なる事が滅多になく二人の存在が認められたからと言っていた。それはとても嬉しい事だとも。
「スメラギさんおやすみなさい」
今度はアレルヤがスメラギの頬にキスをして、スメラギもそれを返す

「…アレルヤ」
小さく呼んで軽くアレルヤを抱き締めると手を離した。
ベッドから見送る顔に微笑むと部屋の明かりを消してスメラギの部屋を出た。

変わらない世界と人間に畏怖と不条理を持ち合わせている事。それらが、話し合う必要も無く意見を一致している事は言わずとも肌で感じられた。
けれども時間が許す限りの睡眠は必要不可欠で作戦に支障をきたすのはお互いの志したものの意味を奪う。

平和に暮らしていて出会えたなら…部屋に戻りながらふとその有り得ない現在が脳裏を過ぎった。それが意味を成さない事は百も承知だが、ふと思ってしまう。
672(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:間:2008/04/27(日) 09:37:40 ID:ZreDxwjY
自室に付くとアレルヤは部屋の明かりも付けず心地良い疲労感を抱いたままベッドに寝転がった。ドアが閉まると瞼を閉じているのか開けているのか分からない闇の中でアレルヤはもぞもぞと寝返りをうった。

考えてもどうしようも無いだろと囁く声がしたけれどアレルヤは答えない。

優しい世界で出会えた姿を想像した。全くの無駄だと分かるのに考える事が止まらない。くすぐった時のスメラギの笑顔が浮かんだ。


やがてそれでは出会う事も無かっただろうと苦笑が口元を霞めると想う事を止め大人しく眠りに意識を手渡した。
673(アレルヤ+ハレルヤ)×スメラギ:間:2008/04/27(日) 09:39:58 ID:ZreDxwjY
やっと部屋を出たので次からプトレマイオス内うろうろ予定。
674名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 15:25:57 ID:HoZCVg2U
>>661
コーラかわええwwwwww
675名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 15:40:27 ID:IlcFReSo
カテコラとアレハレスメもええええええ!
GJすぎるネ申達だぜ!!!!
676名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:36:07 ID:+F70DD6+
カティコラ、すんげー待っていたので嬉しかった!
それぞれらしくて、GJ!
アレハレスメもよかったよ!
00のない週末だけど、神降臨続きで嬉しい。
677名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 07:11:57 ID:FpcWCeB5
>>675
志村〜ID!!ID!!
カティコとアレハレスメ書いてる人同じ
678名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 07:16:01 ID:FpcWCeB5
保管庫更新乙です!二代目!!
679名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 15:15:03 ID:ERJpgfhb
カティコラキテター!GJでふ!
680名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 01:23:08 ID:Jb1lbFiC
カティコーラGJ!コーラみたいにドキドキしながら読みました。
恋に純粋なコーラがたまらない。
681名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 08:41:38 ID:3/y+H/0r
誤字脱字やっぱりしてる…見直してるつもりなのにorz
同時進行きついのでアレハレスメとカティコラ優先させるなら…一番最初のレスさんで決定おk?
682刹マリ(刹那視点)もとい498:2008/04/29(火) 21:47:12 ID:X3qow4eV
神来てたー!両方ともGJです!!

どうもコンバンワです保管庫の人更新乙です。ルイサジのところで498氏と名を貰っていたので
投下時だけ498名乗らせていただきます。…いや、一気に書かないで前編後編とかに分ける自分がいけないんですがね。
コテハンで括ったほうが読みやすかろうと思った次第です。
刹マリ後編できました。中編は?思われた方、長くなりすぎてヤスリどころか金おろしで削り落としていった結果
後編でまとまりました。思ったより短くなりましたハイ。いつもどおり荒さに目をつぶっていただけると幸いです。
甘い二人をお求めなら下二つ〜三レスは読み飛ばしてもらうと助かります。熱が一気に冷める可能性大です。
蛇足かと思いつつも締まらないためこんな形になりました。ダメダメでスイマセン
683マリ刹マリ(刹那視点)1/8:2008/04/29(火) 21:53:20 ID:X3qow4eV
>>612-619の続き
>>490-497(マリナ視点)参照
まわされた手の感触がひんやりとしていて傷口を這う舌はとても熱く、その二つの熱に翻弄されていく。彼女の触れる場所全てがとても敏感に感じる。
疎ましい傷痕を彼女がなぞるたび、まるでそこからマリナがしみこんで、全身を駆け巡り俺を侵していく。堪らず身を屈めると、マリナの吐息が弾む。
「何が、おかしいんだ?」
振り返った瞬間、マリナは声を上げて笑う。そんなマリナを見て先ほどまで感じていた熱が徐々に引いていく。今までの流れでどうしてそうなったのか…その疑問はすぐに解消された。
マリナが俺を胸に抱きながら頭を撫でてきた。その子供をあやすかのようなそれに少々ムッとしながらすぐさま前を向く。その一瞬、マリナの手が止まるが身体を預けるとまたそれをしてくれる。
きっとマリナは子供扱いしたことに少なからず責を感じているのかも知れない。けれど俺は、こみ上げる懐かしさに身が震えていた。知られたくない…今、正に母親を重ねてしまった事を。
それを認めてしまったら、知られてしまったら…この世に神など居なくても、俺は最低に違いない。マリナを通してそれを見る限り、俺は肉親にもそういう感情を抱いている事になってしまう。
マリナは、マリナだ…しかしその声が、仕草が彼の人を重ねる。それを含めて欲しいと思うなど俺はどうかしている。
684マリ刹マリ(刹那視点)2/8:2008/04/29(火) 21:54:23 ID:X3qow4eV
「…ねえ刹那」
「何だ」
「今ここにいる貴方はソレスタルビーイングの刹那・F・セイエイ?それとも…カマル君?」
マリナの問いに、俺の鼓動が大きく跳ねる。
「…ラン」
考えるより先に、俺は名を呟いていた。自分でも驚く位あっさりと…
「ソラン・イブラヒム」
それをはっきりと口にすることで今の自分を肯定する。ここにいる俺は刹那じゃない。こんな感情を抱く俺がそれであってはならない。今の俺は…「彼女」の事意外考えられないのだから。
「ソラン?」
鸚鵡返しに彼女は呟いてくる。その呟きに軽く失望感が走った。似たような声であってもアクセントがまるで違う。いつか見た夢の彼女とも違うその呟き…
(ああ、俺は…)
そんな感覚に襲われながらも、俺の全身に熱が駆け巡っていく。これまでに無いほどに。
「ソラン」
再び彼女が呟いてくる。その呟きに丸めていた背を伸ばし、下から覗き込むような形に身体を預ける。彼女の顔を見るために。
685マリ刹マリ(刹那視点)3/8:2008/04/29(火) 21:56:21 ID:X3qow4eV
そのマリナの呟きは、完全に俺からちらつく影を払拭していた。それどころか欲しいとは違う、別の感情が俺を支配していく…これがきっと愛しいという事なんだろう。
俺はマリナに名を呼んで欲しかった…でも今やっとわかった。それはもう居ない母親に縋る事だったのだ。マリナの響きが愛しさとなって俺から湧き上がってくる。
見上げたマリナは俺を見て優しい笑顔を向けてくる。それだけで俺はさらに熱を上げた。近づいてきたマリナが俺の額に口付けをすると、妙な気恥ずかしさが走る。しかし、同時に何かが俺の頬を濡らした。
「…マ、マリナ?」
濡らしたそれが涙だと理解するまでに時間がかかった。顔を上げたマリナが両の目から涙を零すまで悟ることが出来なかった。それはマリナも一緒だったらしい。
「…私はっ」
雨の様にマリナの涙が降ってくる。必死に止めようと堪えている顔がとても複雑で、次第にマリナの顔が曇っていく。ついには顔を隠してしまった。
「マリナ…」
名を呼んでもそれは変わることはなく、ついには微動だにしなくなった。自分を見てくれないことに、激しい苛立ちを覚える。その原因は自分にあるかも知れないのに…
「マリナ・イスマイールっ!!」
「きゃっ…」
苛立ちに従うままマリナを押し倒すように身体を入れ替える。とにかくこちらを向いて欲しかった。しかし、すぐに目を逸らされる。
686マリ刹マリ(刹那視点)4/8:2008/04/29(火) 21:57:17 ID:X3qow4eV
「見ないで…私、とても愚かだった事に気付いた。貴方にまた気付かされたの」
「何を…」
衝撃で離れた手で再び覆い隠した。しかし、今度は見てくれないことよりもマリナの言葉が頭の中で反芻する。愚かなこと、それがこの行為を指すのなら悪いのは俺だ。
正気になれば彼女にとっては確かにこれは狂気の沙汰だ。汚した俺は大罪人…マリナからもこの国からも居場所はなくなる。そうだ、全てを失うのだ。マリナの純潔を奪う代わりに。
(今ならまだ、引き返せる…かもしれない)
しかし、彼女から出てきた言葉は意外なものだった。
「私、内紛が起こるたびに刹那のことを考えていた。貴方が来ないかって…そんなことを想っている私の言葉が国民に伝わらないのも道理だわ。
心のどこかで話し合いじゃ解決できない、刹那達のような力がほしい。側に、貴方がいてくれたら…そんなことばかり考えていた事に気付いたの。だからお願い、私を見ないで」
そんな彼女の言葉にあっけどられる。戦いに身をおく刹那・F・セイエイなら…あの頃の俺なら失望するだろう。しかし、今の俺にはその資格がない。
687マリ刹マリ(刹那視点)5/8:2008/04/29(火) 21:58:05 ID:X3qow4eV
「…マリナ」
震える彼女に優しく口付けをすると驚きに目を見開く。引き返す所か、俺はもう完全にマリナにつかまってしまった。もう、戻れない…
「刹那…どうして」
驚いているマリナの手をとり、傷痕に当てる。彼女がそれを愚かだというのなら、あちこちに走るこれが俺の愚かさに値する。
「……あちこちで紛争が起こるたび、俺は破壊する事でそれを止めた。分かり合う余地も無く。誠意を見せたところで俺達は破壊者だ…簡単に善意が悪意へと翻る。
中にはこの国で知り合った顔もいた。しかし、分かり合うことも無く歪みとして排除するしか俺には出来なかった。マリナのように考える事すらしなかった」
俺達が武力で世界を変えるたび、彼女の心を何度打ち砕いただろう。話し合いすら無意味だといわんばかりに俺達は駆け抜けてきた。自身すら破壊に巻き込みながら。
「戦場だから仕方が無いといったらそれまでだが、この傷をみるたび後悔とマリナの言葉が俺を支配した。目を覚ましてから暫く…今も時々思う。
俺には、俺達にはそんな後悔をすることすら許されない。けれど、俺はマリナに会いに来た。想うだけでは飽き足らずに…そんな俺は愚かなのか?」
それでも、彼女は俺を思ってくれていた。側に居て欲しい…その言葉が俺にとってどれだけ嬉しかったか。
688マリ刹マリ(刹那視点)6/8:2008/04/29(火) 21:59:23 ID:X3qow4eV
「…刹那」
マリナが俺を呼ぶ。けれどその名は、ここでは意味をもたない。
「…違う、ソランだ。刹那・F・セイエイには後悔など許されない。ここにいるのはただのソラン・イブラヒムだ」
「私も、ただのマリナよ。ここにいる私は臣民ではなく、ただ貴方だけを想う一人の…女よ」

そして俺達は互いを求める。それは俺が信じていた神、マリナが信じる神に背く行為。けれど俺は知っている。

……この世界に神なんて居ない事を。





「マリナ…」
激しさの余韻が俺の身体を支配する。お互いに溶け合い繋がったままだ。マリナの意識が朦朧としたまま遠のいていくのを自分に掛かる重さで理解していく。吐息のような呟きは動きで自分を呼んでいると知る。
689マリ刹マリ(刹那視点)7/8:2008/04/29(火) 22:00:37 ID:X3qow4eV
伸ばしてきた手を握り締めるとそのまま引き寄せて抱き締めた。別れの時が迫っている。いつまでもこうしては居られない事が悔しい。だからこそ伝えなければいけないことがあった。
「俺はまだ、刹那・F・セイエイとしてCBに戻らなければいけない」
耳元で囁くその言葉にマリナが反応する。握った手の平にわずかばかりではあるが力が込められた。けれど俺は言葉を続ける。
「けれどいつか…俺は帰りたい場所があるんだ。ソラン・イブラヒムとして居れるその場所に…だから、諦めるな、マリナ」
呟くと一層強く抱き締める。
「……」
意識が落ちたのを確認すると、身体を離し白濁した液と共に自身を引き抜く。朝が来るまでに全てを元通りにしなくてはならない。
濡れた秘部に舌を這わすとそれをきれいに舐めとる。奥に流し込んだそれを掻き出そうと指を入れたが、思うように進まない。意識はなけれども拒むように。
徐々に冷静さを取り戻すと、やってしまった事の大きさに改めて知る。この場を取り繕ってももう取り返しがつかない。もし、今日の事でマリナが…その…中に、命を宿してしまったら、俺は…
690マリ刹マリ(刹那視点)8/8:2008/04/29(火) 22:01:43 ID:X3qow4eV
そこまで考えて頭を振る。こうなった以上俺は覚悟を決めなければいけない。もしもの時は彼女を攫うぐらいの。そのとき俺はCBにも居場所を無くすだろう。追われるかもしれない。その覚悟を…
目が覚めたとき、マリナは今日の事をどう思うだろうか。今はそうでなくてもきっと憎むときが来る。俺ではなく、自身のことを責めるだろう。
「マリナ、俺を信じていてくれ…」
聞こえないと分かっていてもそう呟かずには居られなかった。マリナの寝顔がとても幸せそうで、いずれ気付くそのことに顔が歪むと思うと胸が苦しくなる。
「…いつかじゃなく、必ず俺はマリナの側に」
マリナの顔を指でなぞると口に、首に…下に降りながら胸に痕がつく位、口付けをする。その一つ一つが俺の覚悟を固めていく。
さらに服を着せながら腕に、脇に同様のことをしていく。この身体は俺のものだと言わんばかりに。無論、その心もだ…
「俺は今ここに誓う。神にではなく、マリナに…君がソランとして帰る場所なら、俺は王でも何でも関係ない、ただ貴方の帰る場所として存在する限り守る事を…」
身支度を済ませ全てが整った事を確認するとマリナの手を握り、誓いを立てる。最後の名残を惜しむように長く口付けを交わすと窓へ身を翻すともう空が白んできていた。振り返ることなく宮殿を後にする。
途中さして来た光が目を焼く。かつては思うことの無かったその美しさにマリナを思い浮かべる。朝焼けも、夕焼けも…何度でも一緒に見られるようなそんな世界に、場所に。俺は、必ず還るよ…マリナ
691マリ刹マリ(刹那視点):2008/04/29(火) 22:07:40 ID:X3qow4eV
以上でした。次はルイサジの続きになると思いますたぶん。
今回書いていて思ったことは某野球マンガの公の中の人かお前は!思わざるを得ないくらいモノローグばっかりだったです。
刹那マリナは刹那の心情がもうちょっとうまくなるまで自重しようかと思います(全てにいえることですが)

それではまたいつかです!
692名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 02:19:50 ID:hg0gZddP
刹マリ続ききてたー
この二人は真面目な感じがいいね
削った部分も見てみたかったかも
ルイサジも楽しみにしてます
693マリ刹マリ(刹那視点):2008/04/30(水) 06:34:38 ID:KvIMYo3w
>>692
削った部分は「……この世界に神なんて居ない事を」の上はほぼそのままですが
マリナ視点に書いてあるエロが貫く寸前まで刹那の心の迷いやらなんやら肯定と迷いで
えらいモノローグとられたのと、眠っている姫様に○情して○○○ー主体の3ラウンド目は
ふぃんき(ryがえらく壊れるのと、刹那が不憫になってきたんで削りました
694名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 14:12:46 ID:8gKtbaxh
長期にわたっての刹マリGJでした。切ない心情がグっとくるね。
ストーリー性もあって、一度で二度美味しかったです。
そして同じくカットした部分がちょっと残念かもw
次回作もたのしみにしてます。
695名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:13:51 ID:FngTOn5g
>>693
しばらく来れなかった間にこんな神が降臨していようとは・・・GJすぎる
刹那とマリナはただの恋愛じゃないというか、背徳感やお互いの立場なんかがあって
複雑な感じになってるのがいいな
素晴らしい刹マリをありがとう!
696名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 06:36:39 ID:qGHVcxpr
刹マリGJ!文才あるな〜
心情描写とかがキレイで公式でも充分いけると思う!
697名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 08:18:32 ID:4YbHvH9b
(ノ_<。)刹マリGJです!
698マリ刹マリ(刹那視点):2008/05/04(日) 02:50:06 ID:jEpLVnuR
どうも〜498です

今日から…といっても日付は変わっているので昨日からたった三日のGW出かけもせずに何やってるんだろうと思いつつ誰もいないうちに投下です。
削ったネタを惜しむ声があったので、取り合えず再利用してみました。
前半と後半でかなりの温度差があります。
姫様に○情してオ○ニー主体の部分のネタ再利用です。苦手な方はスルーでお願いします。
本編とはもちろん関係ないので多少時間軸がおかしくても笑うところです。

それでは前半ロックオン編、後半刹那編です。
699side ロックオン1/4:2008/05/04(日) 02:52:47 ID:jEpLVnuR
その時、俺は退屈を味わっていた。これはまず間違いない。

アザディスタンの一件以来暫く介入する事が無く、スメラギ・李・ノリエガの提案で、CB総出で地上に降りる準備をしていた。この機会を使ってトレミーに大規模なメンテをするらしい。
そんなこんなで一部を除きいわば俺達は一時的邪魔者になったわけだ。しかし、意外なことに地上は嫌いと言うことを憚らないティエリアが降りて、アレルヤが残ることだ。
俺がいない間何があったんだか…それとなく聞いておかないと亀裂が入りかねないと一抹の不安を感じた。取り敢えずアレルヤの所に向かおう。ティエリアには地上に降りてからでも幾らでも時間が有るからな。

(…刹那?)
向かう途中で刹那を見つける。憂鬱な表情で外を眺めていた。
「どうした?」
「…ロックオン」
仏頂面で無表情なアイツの顔に浮かぶそんな表情と、何かを恋しく眺めている(といっても地球が目線の先にあるだけだが)のに興味を引かれ声を掛ける。
紛争根絶の為とはいえ、故郷に帰って里心でもついたか…分からなくもないがな。幾ら大人ぶっていても刹那はまだ子供だ。ティエリアも違った意味で同じだ。そんな必死さがかわいいねぇ全く…
700side ロックオン2/4:2008/05/04(日) 02:53:37 ID:jEpLVnuR
「故郷の危機を救ったってのに浮かない顔だな」
「……ああ」
自然と会話が止まる。今は止まっても、いつまた再開するか分からないのが内紛だ。俺の国も再開や凍結を繰り返すテロリストが居るくらいだ、複雑な気分になるのも分からなくもない。
「なんだ、気になる子でも見つけたのか?」
そんな刹那を放って置く事も出来ず、ありもしないことを口にする。何度も言うが俺は退屈だったのだ。刹那にそんな質問をしたのはきっと魔が差したからに違いない。
「……っ」
その言葉に刹那は反応する。今だかつてこんなに表情を崩した顔は見たことが無い。
(……ど、どうすっかな〜)
今すぐ去りたい所だが、鋭い目付きで睨む刹那を残していくことも出来ない。俺はそんな刹那に表情を崩さないまま、からかい口調で刹那を突っつく。
「俺でよければ、いろいろ教えてやるぜ?」
流石にここまであからさまだと刹那の方から引くだろう。不機嫌極まりない表情を想像したが少し考え込んだ後、予想外の答えが返ってくる。
「…本当か?」
どうやら刹那はそうとは思わないくらい思いつめていたようだ。真顔で返すな!お願いだから…ああ、刹那の視線が痛い。
701side ロックオン3/4:2008/05/04(日) 02:55:02 ID:jEpLVnuR
「お前も、もう16だもんな。興味をもつお年頃かぁ…」
むしろここで穏便に引ける方法があることを知っている奴がいたら今すぐここに来い。いや、誰でもいいから来てくれ。お願いだ!
「…興味?」
何かを考えるように刹那は視線を揺らした。何か思い当たった顔を一瞬見せると、無表情のまま顔が赤く染まっていった。
「……おいおい、冗談だろ」
刹那の反応を見るにそっち方面ではなく、まず基本的な事からだったらしい。多少耳年増だとしても、そういったことは年相応かむしろ以下に近いのかも知れない。なんか少し不憫に思えて来たぞ…
「ち、違う…俺が知りたいのは」
「よーし、いいかよく聞け。女ってのはな、まず…」
視線の泳ぐ刹那の耳元にぼそぼそと吹き込む。クリスやフェルトが居たら白い目で見られること必至だろう。しかし、刹那の表情がこうもくるくる変わる様を見ているのがだんだん楽しくなってきた。
「…と、言うわけだ。分かったか刹那?女性には優しくしとけよ」
離しているうちに固まってしまった刹那の背中を平手で小突くと、止まっていた時が動き出すように身体を震わす。
「お、俺は…ただ、この世界の歪みを…」
後ずさる様に一歩二歩下がると刹那は走り去ってしまった。
702side ロックオン3/4:2008/05/04(日) 02:56:17 ID:jEpLVnuR
「…はぁ〜っ」
その背中を見送りながら、開放感に身を委ねる。流石にちょっと刺激が強すぎ…
「ロックオン」
「んなっ!?」
突然掛けられた声に振り向くとそこにはアレルヤが立っていた。複雑そうな表情でこちらを見つめている。
「お前、いつからそこにいた!」
「その…刹那に、アレを…その」
頬を赤らめるあたり、大分前から居たな…なんで出てこない!空気を読むなとは言わない…むしろ読んだ上で妨害してくれたらどれだけ楽だったことか。
「ロックオン…フェルトとそこまで行ったんですか?」
「だからあれは誤解だ!」

結局、本題に入るまで小一時間掛かってしまった。…こうして俺の退屈なはず時間はあっという間に過ぎていく。
(一人になりてぇ…)
これから難関のティエリアが居ると思うとため息しか出てこない。…………はぁ〜一番のバカは俺だよなきっと…嗚呼もう退屈万歳!
703side 刹那1/4:2008/05/04(日) 02:57:21 ID:jEpLVnuR
「はぁっ…」
全身を駆け巡る熱に俺はうなされていた。横になってもそれを解消できるはずもなく、悪化の一途をたどっていた。
『よーし、いいかよく聞け。女ってのはな…』
ロックオンの言葉が頭の中で反芻する。あろう事か、それに彼女を…マリナを重ねてしまった。目を閉じるたびそれが浮かんでくる。
彼女の幻影に、俺は全身余すことなく口付けをする。そして長く深い口付け…それもお互いの息が止まるくらいの。朦朧とした彼女に舌を這わせながら首筋をたどっていく。そのまま胸へ降りていって…
「…うっ」
そこまで想像して、さらにアレが主張してくる。外からでも分かるくらいそれはそそりだっていた。
(…どうして)
どうして浮かんでくる顔がフェルトでもクリスでもスメラギでもなくマリナなのか…
そう考えただけでさらにアレが主張する。前を寛げ主張するそれに触れると、体中に痺れが走る。
704side 刹那2/4:2008/05/04(日) 02:58:41 ID:jEpLVnuR
(くうっ…あっ)
初めてこの行為を行う…というわけではない。しかし、こんなに感じた事は今だかつて無かった。きっと妙にリアルなロックオンの言葉のせいだ。
目を閉じれば彼女が浮かび、開ければアレが目に入り羞恥心が身体を焼いた。
しかし、このままではいられない。目を閉じて彼女を汚すくらいなら、さっさと熱を吐き出して冷静になるべきだ。
「……っあん…ハァ」
荒い息をつきながら俺はそれを力強く扱く。すぐに硬度を増して吐き出すのももうすぐだ。
(……っ…?)
しかし、いつまで待ってもでてこない。先端を擦り、窪みに爪を立てても先走りが出るだけで、肝心のモノが出てこない。
705side 刹那3/4:2008/05/04(日) 02:59:51 ID:jEpLVnuR
(何故だ…)
焦りに目をきつく閉じると、彼女のあられのない姿が浮かんできた。
(マリ、ナ…っ)
その瞬間、やっとそれが出てきた。波を打ちながら吐き出すと、急激に力が抜ける。
「どう、して…」
最後の最後で彼女を汚してしまった。幻影とは分かっていても、背徳心が心を締め付ける。母を重ねるくらい神聖な彼女を俺は…
後始末をした後、失意のまま俺は眠りに落ちていった。





「…各種照合データ登録完了。セキュリティに異常なし」
もうすぐ大きな作戦が始まる。正直、どうなるか分からない…自分の生死すらも。だから聞きたかった。二度と聞けなくなる前に…俺とは違う、しかしおなじ場所を見据えている彼女の答えを。
706side 刹那4/4:2008/05/04(日) 03:00:38 ID:jEpLVnuR
そろそろと中に入ると、開け放たれた窓から入ってきた風を受けてマリナが目を覚ました。「そこに居るのは、誰…」
マリナの問いに答えることもなく無言で姿を現す。息を呑むその姿に俺は釘付けになった。
「刹那・F・セイエイ…どうして」
幻影とは多少違う身体つき…しかし生身であるがゆえにロックオンの言葉がダイレクトに俺を貫いていく。
「何故この世界は歪んでいる。神のせいか、人のせいか…」
辛うじて当初の目的を口にする。向けられた視線に全身が総毛だつ。視線がそれた瞬間、俺は部屋を飛び出していた。
あのままそこに居たら俺は、あの日のことを今まさに目の前のマリナに重ねてしまいそうになったからだ。また俺はマリナを汚すのかと思うと嫌悪感が身体を突き動かしていた。僅かな熱と共に…



(何が歪んでいる、それは何処にある)
結局、答えは聞けぬまま俺は戦地に向かう。もし、生還出来たのなら俺は……
707side 498:2008/05/04(日) 03:06:26 ID:jEpLVnuR
以上です。

ロックオンの最後の通し番号間違えました4/4です。思えば二期までこれが最後の出会いなんだな…
二期まで後5ヶ月…情報が出回るのはいつからなのか、刹那の変貌ぶりをはやく拝みたいですね…全く
それでは駄文的なお目汚しスイマセンでした。良いGWでありますように!
708side 498:2008/05/04(日) 03:09:46 ID:jEpLVnuR
スイマセン訂正
×そろそろと中に入ると、開け放たれた窓から入ってきた風を受けてマリナが目を覚ました。「そこに居るのは、誰…」

○そろそろと中に入ると、開け放たれた窓から入ってきた風を受けてマリナが目を覚ました。
「そこに居るのは、誰…」

行繋がってた…orz
709名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 03:26:49 ID:xnL2QYHb
GJ!
710side 498:2008/05/04(日) 03:43:40 ID:jEpLVnuR
もう一つ間違い訂正

×離しているうちに固まってしまった刹那の背中を
○話しているうちに固まってしまった刹那の背中を
711名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 17:28:38 ID:TmYzgNdY
純粋で良いな刹那…恋するかわいい男の子っぷりにGJ!
712名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 21:53:59 ID:elChC5EC
GJです!特に刹那sideを読んでから、前の刹マリを改めて読むと本当に念願叶って良かったなぁ刹ちゃん…と思ってしまうよ
713名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 00:55:49 ID:c1VO3EWK
p://www.fujimashion.com/academia/gundam00-2.htm
714名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 15:34:56 ID:JSynTQRg
GJ!
715名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:20:28 ID:YJQfP9IK
716名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 09:24:29 ID:NWykEXm5
他スレに浮気してた…続き書くかw
717名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 02:50:46 ID:8s60158Q
フェルト1人エッチまだー?
718名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:12:09 ID:nnBT5N4g
略式だが…直接投下するから誤字脱字は勘弁。
>>717
「ぁぁっ…んっく…はぁっ」
窒に指を入れて掻き回す。快楽に唇を噛み締めると同時にフェルトの瞳から涙が溢れ出した。
どれだけ虚しい行為だと分かっても心が必要として体が求める。
「あっぁ…ロックオン…ぁ……ニー…ル…」
力の限り瞳を閉じて、心にある人を呼び起こす。
あの人の囁く様な耳に心地良い声色。
『フェルト…可愛いぜ…』
「んっニールッ…あっあっ…」
『…気持ちいいか?』
「気持ち…良いよっ…」
肉壁を擦りながら律動させ、彼が乳房を撫でるのを真似て手を動かす。
『すげえ濡れてる…今からだぜっ…』
涙が止めど無く溢れても夢中で手と指を動かす。快楽に縋る様に忘れない様に。
「あっああっん…はぁ…」
快感が上り詰めるのを堪えながらフェルトは乳房の先端を弾いていた指先を秘部に動かすと小さく主張する肉芽を指の腹でもって擦った。
「ひぁあっあはぁっん…ああっ駄目っ…」
『フェルト…イクぜっ…』
「ニール!…ああっんっぁぁっニール!…………はぁ……はあ…」
ベッドに体を投げ出すとフェルトは体に余韻が残ったまま腕で顔を濡らす涙を拭った。
「はぁ…っ……」
自分の体を腕で抱く様にする。すると膝を曲げ身を小さくしたフェルトは裸のままで瞼を閉じた。
今まで貰った温もりが残る内に眠りに落ちた。





突発ネタでさーせん。DVDを見直す時間取れたらカティコーラの続きを…………書きたいな…orz
719名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 17:21:20 ID:hkUerZXy
>>718オナネタなのに…ロックオンへの恋しさと寂しさといとおしさを感じて切なくなった。GJ! 
カティコラ楽しみにしてます。前回の話みて自分もコーラみたいに本気でドキドキな恋したくなった。
720名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 04:24:45 ID:+tYYlXml
保管庫にエラーで入れないのは俺だけ?
携帯厨だからか?
721名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 07:08:36 ID:5fROVZng
>>720
二代目さんしか知らないけど、携帯から二代目さんとこ行けるし入れるぞ?
722名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 04:55:19 ID:U7yqUfDR
パスがいるんだろ。
723名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 00:04:30 ID:ID1SHZam
パスはこのスレの中にもある。
そして保守
724名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 05:59:03 ID:SGQU1Poe
保守るお
725名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 17:46:25 ID:k3wHkd4T
ええいッ!00Pの単行本の発売はまだかッ!
公式サイトのキャラ紹介だけじゃエロ絵やエロ小説書けないんだよ・・・orz
726名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:13:58 ID:ufDaz2jC
>>725
その苦労分かる…分かるぞ!!!!
俺もカティコが進まない…orz
727名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 08:17:20 ID:ICGjcs5L
>>725
私は我慢弱い。
728名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 13:30:35 ID:tJl4TK4w
>>725
00Pは羽音さんのおかげで女キャラが皆エロ可愛いよな・・・
この気持ち、まさしく愛だッ!
729名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 16:57:12 ID:V1nJ0aYJ
刹フェルはマダでつか?
730名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 20:47:08 ID:NxeUyu54
>>726
カティが先なのか!?
731名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 23:21:50 ID:L3sTl9Vs
>>730
前はコラカティで書いてたのを確認。
けど大人の余裕のカティコも…悩む…orz
732名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 00:24:42 ID:khEeaFNl
>>731
どちらも大好物だ! という訳で>>726の投下を待ってます。
ところで、需要少ないのは承知の上でラッセ×スメラギ(もしかしたら逆)を書いてみようかと思ってるのですが。
↓みたいのでよかったら投下しようかと思ってます。
宜しければ腹筋して下さい。…すみません悪ふざけですごめんなさい。
ちなみに野暮用にて三、四日投下で来ませんのでご了承ください。
本当はすんでからやろうと思ったのですが、思い立ったら吉日ということで。
誤字文法などおかしな所ありましたら失礼。

 扉一枚隔てた向こうの部屋に女がいる。
 やましいことなどない。そもそも作戦の失敗を酷く気に病んでいたスメラギを励ましてやろうと思い立ったまでで、それに対して他意は無い。筈である。
 何をこれ程躊躇っている、下心など、ある筈もない。
 妙に気が重く、つい額を厚い掌で抑えたが、一瞬本当に目眩がした気がして溜め息を吐く。
 そもそも何故己がこれ程に彼女に気を回さねばならぬのか、はたとそのことに気が付いて腕を組んだ。
 嵌めたままのリストバンドが煩わしい。愛用のそれは手首に馴染んだものだが、今は初めて嵌めた時の様に、存在がやけに気になった。
「俺は何をやっているんだ、」
 短く切り揃えられた短髪を掻き、やはり止めておこうと体を傾けたが、中から小さな悲鳴が聞こえた気がして、つい乗り込んでしまった。
 自動のドアの開閉速度に苛立って開きかけの扉に手をかけて押し開けて、それでもゆっくりと収納されていく扉に待ちきれず隙間をすり抜ける。
 どうかしたのか、そう叫ぶ様な大声を出しそうになって、そのまま息を喉に詰まらせた。
「あら、めずらしいわね。どうしたの?」
 豊満な胸元で前を合わせたバスローブ姿のスメラギは物珍しそうにラッセを見据えた。
 何が面白いのか顔が少しばかり綻んでいる。
 悪戯っぽい笑い顔に溜め息を吐いて、ろくに止めていないバスローブの前が開けてしまわないか、そればかりが気になって仕方がなかった。
「いや、悲鳴が聞こえた気がしてな」
 ついと視線を逸らすとテーブルを伝う琥珀色の液体が見える。グラスの姿が見えず、視線を走らせれば椅子の下に転がっていた。
「だが、酒を零しただけか。損し――」
「損した? 心配してくれたのね」
 にんまりと顔を歪めたスメラギは上機嫌を振る舞って、部屋の入り口で突っ立っているラッセに近づいた。
 一歩一歩歩みを進め、その度に開きそうになるバスローブの合わせ目から目が離せない。
 自分に叱咤して視線を逸らすと吐き捨てる様に言葉を落とした。
「そんな訳ないだろう、俺がアンタの心配なんてするか」
 先程まで部屋の前で悩んでいたことなどおくびにも出さず、煩悩を消そうと強く瞼を閉じる。
 スメラギはそんなラッセをくすりと笑い、筋肉質な腕に指先で触れた。
 びくりと大げさに腕を引くラッセは驚いて目を見開いて、スメラギの顔を凝視する。スメラギは妖しく笑ってみせた。
「どうかしら。あなたがこんな方角に用があるとは思えないわ」
 偶然にしても、壁を隔てた小さな声に気づく程繊細な貴方だったかしら。
 そう言われてぐうの音も出ないラッセは取り敢えず数歩後退して、つい胸元にいってしまう視線を遮断する。
 仄かに頬が熱い。掌が微かに湿っている。
「慰めてはくれないのかしら?」
 越えてはいけない砦を壊された様で、絡み付いて来た柔らかく細い腕と豊かな胸のせいで彼女を振り払えずに、苦悶のまま、己の腕を細い背に回した。
733名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 07:24:36 ID:gmxEWctT
>>730
コーラの方が受けくさいからなぁ…
734名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 12:49:55 ID:Qab01JAZ
>>732
すげえ流れも文章も上手いGJ!!…だが何故ラッセ相手だとこんなに笑いが込み上げるのか…ラッセごめん。
735名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 02:05:01 ID:vA1QkFbT
ラッセと聞くと腹筋しか思い浮かばないから困る
736名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 09:00:33 ID:tZh4YjZp
ラッセと聞くと阿部高和しか思い浮かばないから困る。
737名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 10:41:09 ID:njTew60e
ラッセーラー
738名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:51:18 ID:TxmSBwya
ラッセといえばアリューゼさんなのは確定的に明らか
739名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:53:22 ID:VFohYGeI
ラッセブレン
740名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 01:01:23 ID:d2DtWcJ3
ラッセ「うほっ」
741名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 12:48:00 ID:uVEkJZbs
ラッセ「うおーあっちー」
742名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 15:49:09 ID:rgkKU3fi
おwまwえwたwちw
743名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 16:44:34 ID:qlSErqjO
>>741
いやあああああああああああああ
トラウマが、トラウマがああああああああああ
744名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:15:45 ID:edxE4Xz0
>>734
ぬおお!! ありがとうございます。
>>735-743
ちょww

>>732です。
思ったより早く済んだので、もう少しだけ続きを投下して反応を見ようかと思いました。
一番書きたかった台詞が入っているのですが、まあ存分に笑ってやって下さい!

「――、すまんが。俺は女の慰め方など分からない」
 すまない、と重ねて肩を押し戻すと、目を瞑ったラッセは顔を逸らして、つい染まってしまう頬をスメラギに向けている。
 然程年は変わらないのに、なんて
 カワイイのかしら。そう思い、しかしどうしてこれ程この男に似合わない言葉があるだろうと忍び笑う。
 女特有の軽い笑い声に、くすぐったそうに小さく首を振ったラッセは、今気づいたかの様に居たたまれなくなって部屋を出ようと踵を返そうとした。
 踵で支え、くるりとつま先で半円を描こうとして、その太い腕を細い指先が捕らえる。
「……な、何だ」
 俺は女の慰め方など、そう台詞を繰り返そうとして振り向いたラッセは、突然腹に抱きついた柔らかい物体がスメラギであることを忘れ、愛執すら覚えてしまう。
「慰め方なんて、決まってるものじゃないんだから」
 ただ、傍にいてくれればいいの。酒が回って来たのか少し頬を染めたスメラギは、今の行動でバスローブの前が開けてしまっていることにも気づかずに強くしがみついた。
 薄いスウェットを通じて伝わる胸の威圧と質感に我に返ったラッセは、しかし彼女を押し返すことが出来ず、降参の印しに、溜め息を一つ口元から落とした。
「俺が役に立つとは思えんが」
 そう言って中腰のスメラギの肩を掴んで彼女を立たせ、前を合わせると瞳をぶらす涙を拭ってやる。その時ばかりは子猫の様にされるがままで、すり寄って来る様で思わず征服心を芽生えさせてしまった。
 常日頃あまり言葉の使い方になれていない彼が意見負けしてしまうことはしばしばだったため、尚更ふくれあがったのだろう。少しずつ、少しずつ手を触れさせていった。
745名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 12:01:37 ID:yD8ySpNs
>>744
駄目だwww凄く文章GJなのに吹き出すww
『女の慰め方を知らないが』って読んでしまうよラッセらぁ〜!
746ラッセ×スメラギ:2008/05/24(土) 08:16:08 ID:nt4u2Rt4
どうも、ラッセとスメラギで書いているものです。
思った以上に長くなりそうなので、前編(エロなし)後編(エロあり)に別けようかと思います。
とは言え書きたいことが増えてどんどん文章量が増えているので、後編が長いかもしれないです。が、どうか気にせずに。
ではではなんだかこいつ誰だなラッセで存分に笑ってやって下さい!
一応の前編です……。
747ラッセ×スメラギ:2008/05/24(土) 08:17:43 ID:nt4u2Rt4
 扉一枚隔てた向こうの部屋に女がいる。
 やましいことなどない。そもそも作戦の失敗を酷く気に病んでいたスメラギを励ましてやろうと思い立ったまでで、それに対して他意は無い。筈である。
 何をこれ程躊躇っている、下心など、ある筈もない。
 妙に気が重く、つい額を厚い掌で抑えたが、一瞬本当に目眩がした気がして溜め息を吐く。
 そもそも何故己がこれ程に彼女に気を回さねばならぬのか、はたとそのことに気が付いて腕を組んだ。
 嵌めたままのリストバンドが煩わしい。愛用のそれは手首に馴染んだものだが、今は初めて嵌めた時の様に、存在がやけに気になった。
「俺は何をやっているんだ、」
 短く切り揃えられた髪を掻き、やはり止めておこうと体を傾けたが、中から小さな悲鳴が聞こえた気がして、つい乗り込んでしまった。
 自動のドアの開閉速度に苛立って開きかけの扉に手をかけて押し開けて、それでもゆっくりと収納されていく扉に待ちきれず隙間をすり抜ける。
 どうかしたのか、そう叫ぶ様な大声を出しそうになって、そのまま息を喉に詰まらせた。
「あら、めずらしいわね。どうしたの?」
 豊満な胸元で前を合わせたバスローブ姿のスメラギは物珍しそうにラッセを見据えた。
 何が面白いのか顔が少しばかり綻んでいる。
 悪戯っぽい笑い顔に溜め息を吐いて、ろくに止めていないバスローブの前が開けてしまわないか、そればかりが気になって仕方がなかった。
「いや、悲鳴が聞こえた気がしてな」
 ついと視線を逸らすとテーブルを伝う琥珀色の液体が見える。グラスの姿が見えず、視線を走らせれば椅子の下に転がっていた。
「だが、酒を零しただけか。損し――」
「損した? 心配してくれたのね」
 にんまりと顔を歪めたスメラギは上機嫌を振る舞って、部屋の入り口で突っ立っているラッセに近づいた。
 一歩一歩歩みを進め、その度に開きそうになるバスローブの合わせ目から目が離せない。
 自分に叱咤して視線を逸らすと吐き捨てる様に言葉を落とした。
「そんな訳ないだろう、俺がアンタの心配なんてするか」
 先程まで部屋の前で悩んでいたことなどおくびにも出さず、煩悩を消そうと強く瞼を閉じる。
 スメラギはそんなラッセをくすりと笑い、筋肉質な腕に指先で触れた。
 びくりと大げさに腕を引くラッセは驚いて目を見開いて、スメラギの顔を凝視する。スメラギは妖しく笑ってみせた。
「どうかしら。あなたがこんな方角に用があるとは思えないわ」
 偶然にしても、壁を隔てた小さな声に気づく程繊細な貴方だったかしら。
 そう言われてぐうの音も出ないラッセは取り敢えず数歩後退して、つい胸元にいってしまう視線を遮断する。
 仄かに頬が熱い。掌が微かに湿っている。
「慰めてはくれないのかしら?」
 越えてはいけない砦を壊された様で、絡み付いて来た柔らかく細い腕と豊かな胸のせいで彼女を振り払えずに、苦悶のまま、己の腕を細い背に回した。
748ラッセ×スメラギ:2008/05/24(土) 08:19:37 ID:nt4u2Rt4
「――、すまんが。俺は女の慰め方など分からない」
 すまない、と重ねて肩を押し戻すと、目を瞑ったラッセは顔を逸らして、つい染まってしまう頬をスメラギに向けている。
 然程年は変わらないのに、なんて
 カワイイのかしら。そう思い、しかしどうしてこれ程この男に似合わない言葉があるだろうと忍び笑う。
 女特有の軽い笑い声に、くすぐったそうに小さく首を振ったラッセは、今気づいたかの様に居たたまれなくなって部屋を出ようと踵を返そうとした。
 踵で支え、くるりとつま先で半円を描こうとして、その太い腕を細い指先が捕らえる。
「……な、何だ」
 俺は女の慰め方など、そう台詞を繰り返そうとして振り向いたラッセは、突然腹に抱きついた柔らかい物体がスメラギであることを忘れ、愛執すら覚えてしまう。
「慰め方なんて、決まってるものじゃないんだから」
 ただ、傍にいてくれればいいの。酒が回って来たのか少し頬を染めたスメラギは、今の行動でバスローブの前が開けてしまっていることにも気づかずに強くしがみついた。
 薄いスウェットを通じて伝わる胸の威圧と質感に我に返ったラッセは、しかし彼女を押し返すことが出来ず、降参の印しに、溜め息を一つ口元から落とした。
「俺が役に立つとは思えんが」
 そう言って中腰のスメラギの肩を掴んで彼女を立たせ、前を合わせると瞳をぶらす涙を拭ってやる。その時ばかりは子猫の様にされるがままで、すり寄って来る様で思わず征服心を芽生えさせてしまった。
 常日頃あまり言葉の使い方になれていない彼が意見負けしてしまうことはしばしばだったため、尚更ふくれあがったのだろう。少しずつ、少しずつ手を触れさせていった。
 最初は頬に触れて指先でその滑らかな丸みを堪能し、掌で包み込んで親指で撫でてみては時折下睫毛に溜まる涙を拭ってやる。
 後に片方の掌は頭へ移動し、柔らかくウェーブのかかった芯の強い髪を撫でては梳き、やはり肌に触れてみたりする。
 最終的には筋肉質な胸の中へ招き入れ、背に手を回して鼻先を顔横の髪に埋める様にして、スメラギを抱きしめた。
 途中、力加減が出来ずに肌に触れることもあったが、スメラギはその間大人しくされるがままにしていた。
 何か言葉を発せばラッセは動きを止め、それ以上は触れて来なくなるだろうし、それを恐れる程に触れられることが気持ちよかったのだ。
 まさか自分がこれ程に癒されてしまうとは思いも因らず、ラッセの動きに嫉妬心すら滲んだ。
 が、しかし直ぐに、こんな力加減の出来ていない人が女慣れしている筈がないと思い直した。そうでなければ気持ちよく触れられてなどいられなかった。
「スメラギ、」
 感嘆する様なテノールの囁きに体を震わせる。
 いつの間にか回していた手で彼のスウェットを掴むと、突然羞恥が込み上げて来た。驚きで答える間もなくラッセは言葉を繋げる。
「キス、してもいいか」
749ラッセ×スメラギ:2008/05/24(土) 08:20:48 ID:nt4u2Rt4
 不覚にも、スメラギは鼓動を早めてしまった。
 彼が部屋に飛び込んで来た時から既に、それを予感して待ち構えてはいた。が、改めて口にさえると気恥ずかしさが幾倍にも増してしまう。
 少し俯いてしまうと、下からうかがい立てる様にラッセの顔が現れ、微笑を浮かべたかと思いきや次には唇が重なっていた。
 暫くもせず離された唇にスメラギは寂しさを覚え、視線で唇を追えばラッセの強い眼光に捕らえられてしまう。
 劣情に染まりつつあるその瞳が俄に細められると、スメラギの思いに答える様に、もう一度口づけた。
 合わせるだけであるが、それでも角度を変えて吸い上げる様に強く合わせては唇の端をなぞってみたりする。
「ん、」
 舌を入れている訳ではないから逆に息苦しく、スメラギは艶のこもった吐息を小さく洩らして目を瞑る。
 衝動的に動くラッセの顔を見つめていたが、いつあの眼を向けられてしまうのか、どうにも不安だったのだ。
 暫くそう激しく合わせあって、物足りなさを感じたスメラギは自らその舌を差し入れた。酷く驚いて体を離してしまったラッセは、数歩後ずさって口を押さえている。
「どうしたの?」
 妙に顔を染めたラッセは相変わらずに口を押さえて、複雑そうに眉を寄せる。不快そうではないその表情に、しかし訳が分からずにその表情を探る。
 ふと、少し口を開いた為に視線を眼に向けた。先程とは違い同様に揺れる瞳はそれでもスメラギを捕らえようとその視線を懸命に辿っている。
「あ、アンタなんで舌なんか……」
 そんなこと普通しないだろう。そのイントネーションに、驚きと知識のなさが滲み出ている様で、スメラギは思わずにんまりと笑いそうになった。
 ラッセの様に触れてくれる男は少なく、新鮮さと嬉しさでされるがままであったが、元より年下の純粋な男をからかうのも好きな性分である。あまりに純な反応にその悪戯な心がくすぐられたのだろう。
「あら、ディープキス、を知らないのかしら」
 くすり、と笑ってラッセを引き寄せると、逃げられない様に首に腕を回して口づけ、そのまま無理矢理に舌をねじ込んだ。
 ラッセはびくりと震えて眼を細める。更に欲が募るのを感じて、しかし押し止めたくないと思う自分に驚いた。知識のない己を少々恥じたが、スメラギの見よう見まねで自ら舌を絡めてみる。
 勝手が分からず、取り敢えずと舌の表面を丹念に舐め上げ、縁を取る様になぞってやれば意外に反応を見せるために、妙に好奇心がわく。それと共に心地よさとは違う快楽が体内に渦巻いた。
「っ、んふ……ん」
 激しさを増す深い口付けに、増す喘ぎ声の数に、快楽が渦巻いては下へと降りて手に入りそうで入らない体の燻りを残す。反応し始めた自身にぞくりと身震いした。
 キスだけではもの足りず、背に回した手をそのまま腹の方へ回し胸の端に触れる。
 指でその形をなぞってやると焦らす様だと感じたのか、スメラギは更に口付けを深くして縋る様な悲願する様な瞳でラッセを見据えた。
「ん、ふ……、もっと触って」
 一旦唇を離すと、ラッセの腕を解いてその掌を取り自らの胸へ押し当てる。熱い掌はじわりと体温を伝え、スメラギの心音を吸収していく。
 その時始めて自分の鼓動が速いことに気づいて、気恥ずかしいと軽く俯いた。
 覗き込む形でラッセの顔が現れたかと思えば唇に軽いキスを落として、バスローブの中に手を差し入れた。
750名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 11:05:00 ID:HL4rLp0f
え?終わり?かな
751名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 12:10:25 ID:pHt6V9Y6
GJ!!最終回の男らしいラッセを思い出しながら読んだよ!!
後半もwktkしながら待つ!
752名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 08:11:42 ID:EZWG0PaH
>>747
たった3ページだったらまとめて投下してほしい
753名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 10:54:14 ID:Qr2b13NB
ティエリア×クリスが読みたい・・・・・・
754名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 20:02:14 ID:qVGSaBQg
意識調査 -美少女アダルトアニメゲームや雑誌の規制は必要?
http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php?poll_id=2236&wv=1&typeFlag=1

回答は6月2日までだ。
「まったく必要ではない」にどんどん入れて、悪しき法案を潰そう!
755ラッセ×スメラギ:2008/05/26(月) 20:46:46 ID:YQri/2DR
 なぞる様にその形を確認して、温める様に掌で包み込む。傷つけぬ様にとの配慮なのか、やわやわと揉みしだいていき、吸い込まれる様に鎖骨に唇を寄せた。
「あっ、」
 そのまま滑る様に胸元へ落ちて、内側に強く吸い付いた。赤い痕を残し、それを舌で撫でるとスメラギは嬌声を上げる。それに心地よさを感じてラッセは更に肌に吸い付いた。
「スメラギ、」
 アンタ、可愛いんだな。そう言おうとして言葉が停まる。それを口にして彼女に伝えることが、何故だかものすごく恥ずかしく思えたのだ。
 名前を呼ばれたスメラギは喘ぎ声を呑み込む様にして反応を示す。いや、と言葉を濁してそのまま固くなり始めた突起に舌と手を這わせれば、両方違う快楽が駆け抜け、スメラギはより一層息を漏らした。
「ん、ふぅっ……ねえ、ラッセ。ベッドに行きましょう?」
 つと顔を上げたラッセの鼻にキスを落として、艶のある顔でにっこりと笑いかける。途端に気恥ずかしそうに頬を染めたラッセは、腰を起こして照れを隠す様にスメラギを抱き上げた。
 今までそんなことをされたことがない。
 スメラギは驚きで呆然としていたが、ベッドの上に少々乱暴に降ろされると、唖然とした表情のままラッセを見つめる。
 視線に耐えかねたラッセが視線を逸らしてしまうと、急速に愛おしさが込み上げ、スメラギはラッセの首に腕を回して抱きついた。
 突然のことに戸惑いを隠せず、されるがままのラッセは、取り敢えず自分の掌を背中に回す。艶めかしい髪の毛がさらさらと手に馴染んだ。
 髪が揺れる度に、微かに香る甘いシャンプーの香りに高揚と安心感を覚えて、気恥ずかしさに顔を俯かせる。そこで突然、ジーンズの上から股間の誇張した自身に触れられ、思わずしがみつく。
「んなっ……何を」
 するつもりだ、そう続く筈の言葉な自分の喘ぎに掻き消された。
「う、っくそ……!」
 擦り上げられ、裏筋を撫でられる度に声を上げてしまう。
 屈辱的な状況で感じてしまっていることに悔しさを覚え、どうにか快楽を押さえ込もうと歯軋りする。
 が、快楽を逃がしたくない気持ちもあり、突き放すことは出来ない。
 そんなラッセにどうしようもなく愛おしさを覚えて、スメラギは少し強めに竿を握った。先走りを馴染ませる様に先端を人差し指で撫で回し、触れるか触れないかのところで、浮き出た血管を親指で撫でる。
 スメラギは愉しそうに扱きながら、ラッセの表情を眺めた。
 トレーニング中でさえ見せない、苦痛に耐える様でそれでいて悦した表情を浮かべ、苦悶に喘ぐ。解放されたくて仕方のない熱に浮かされ、それを追い求め様とすればスメラギは動きを緩めてしまう。
 あまりに不安定ないたちごっこは、熱の昂りを募らせるだけで、彼を絶頂へは運ばない。
「あら、トレーニング中でもないのにそんなに汗を掻いてどうしたのかしら?」
 いつの間にかラッセの腕の中を抜けていたスメラギは、天辺に小さなキスを落として上目遣いにラッセを見上げた。
 抵抗もしなければ反攻もしない。ただ熱に踊らされるラッセはどことなく彼らしくない。ただ、強い眼光だけは変わっていなかった。
 瞳に射止められて手を止めてしまうと、チャンスとばかりにラッセはスメラギを押し倒した。自分の隣に横たわらせ、荒い息のまま粗く口付けをして、右手で下半身をまさぐる。
 撫でる様に這う様に、下り上がりを繰り返してゆっくりと中心へ向かうと、既に滴るまで濡れた秘部の端に触れた。
 そのまま腿と尻を伝いバスローブに染みを作る液体に、何故だか頬が熱くなる。そろそろと指を這わせて窪みに指をかけると、スメラギがびくりと震えた。
「んふぅっ……」
 そのまま指を進めてしまえばいとも簡単に呑み込まれてしまった。ラッセが指を動かす前からぎゅうぎゅうと締め付ける内壁は、丸い突起の様な襞がくすぐったい。
 それを弄る様に指を動かすとスメラギは今までとは比べ物にならない声を上げた。
 指を伝い掌に溜まる愛液が照明の灯りで妖しさを増す。女の匂いに酔いそうになりながら、開いている左手で体を支え、スメラギに覆い被さる形をとった。
 緩やかで力強い快楽に涙を浮かべて耐えるスメラギの、閉じられた瞼の縫い目を舌でなぞってやる。
 そうする間に右手の動きを速め、襞を擦りながら出し入れをした。びくびくと体を震わせるスメラギに、攻められる以上の快楽を感じて更に指を動かした。
「っぁ、あっ、っはあ……あああ!」
 ぐじゅぐじゅと音を立てるそこは、秘部が溶け出しているのではないかと錯覚するくらいに愛液を分泌してラッセの指に絡み付く。
 ほんの一瞬、こんな所へ挿入れてしまえたら気持ちいいだろう、そんなことを考えて背を震わせた。
756ラッセ×スメラギ:2008/05/26(月) 20:47:09 ID:YQri/2DR
「あ、っやあ……ぬ、抜かないで」
 切願するスメラギのか弱い声を聞きつつ、ラッセは指を引き抜いた。ふやけて皮の延びた、愛液で光る指を眺めて惹き付けられる様にそれの入っていた秘部に頭を持っていく。
 下から上へ一舐めすると、股の間から顔を出してスメラギの顔色を伺った。
 とは言え、いつもの無愛想な顔を快楽に染めていたまま、表情を変えてはいない。真っ直ぐにスメラギを射止める眼光が快楽と熱の昂りに細められていた。
「スメラギ、挿入れるぞ」
「ああっ、ああぅんっ!!」
 言葉と共に自身を宛てがうと、スメラギの返事を待たずに一気に貫いた。軽く力を加えただけで簡単に呑み込まれた自身は、襞と内壁の圧力に震える。
 体の彼方此方を痙攣させたスメラギは快楽を求めて自ら腰を動かし、ラッセのスウェットを強く掴んだ。
 汗で肌に張り付いたスウェットがスメラギの指に形を歪ませる。
 耐えきれずに肩を押し返してベッドに押さえつけると、初めから舌を差し込んで深く口づける。動きの停まったスメラギの腰に、不意に打ち付けるとそのまま動き始めた。
「んっ、ふんううぅううっ!!?」
 口を塞がれ、上手く声をあげられないスメラギは、口内で潰れてしまう嬌声をそれでもあげながら、抑えきれずに自ら腰を動かしてしまう。
 卑猥な水音に耳までも犯されそうな程大きな音がする。
 ラッセに掻き出されて腿から尻を愛液に浸し、男にしがみついてよがる姿はそれだけでなんとも言えない妖艶さを醸し出し、射精を促された。
「ん、はぁっ……スメ、ラギっ」
 耳元で、熱い息と共に熱に浮かされた声を吐き出すと、悪い、と一言呟く様な吐息で謝って腰の動きを速めた。
 再び口を塞ぎ、スメラギの喘ぎを呑み込むとより一層に強く押し付ける様に動く。
 奥に擦り付け、襞を擦り、また深く挿し込むと、今度は無作法にただ出し入れをする。
 あまりに心構えの出来ない動きをするために、スメラギはただ快楽に流されて、もはや苦痛にも近いそれに溺れるしかなかった。
 喘ぎ声は全てラッセに喰われてしまう。
「んふぅうっっ!!!? んんぅううんんんんんん!!!!」
 黒かった視界が真っ白に変わると、搾る様に襞でラッセを締め付け、限界のそこからの発射を待った。
「っく、うあ――」
 待ち兼ねたそれが注ぎ込まれると、スメラギは更に嬌声をあげてラッセにしがみついた。

「あ、な……なあ」
 暫く繋がったまま覆い被さっていたラッセは、突然自身を引き抜いてスメラギの上から退くと、疲労に目を瞑ったままのスメラギの隣に胡座を掻き、ばつが悪そうにスメラギを見下ろした。
 声をかければ微かに反応を見せてくれる。それが少しだけ嬉しくて、ラッセはこめかみの辺りを掻いた。
「ん、なあに?」
 薄く瞼を押し上げたスメラギはラッセの頬の色を見て俄に笑むと、愛おしさのこもった視線でラッセをみつめる。
 酷く安定した自分の心音に耳を傾けつつ、自然とそうなってしまう自分に恥ずかしさも感じなかった。
 ラッセが部屋へ乗り込んでくるまでは、酷くささくれて、いがいがと自分すら腐蝕して濁っていく気持ちを持て余し、ぶつけることも出来ずに酒で流し込んでいた。
 だが、今ではもうその腐蝕は綺麗さっぱりに消え去っている。
「いや、その、すまない」
 中に出してしまっただろう、と視線を逸らして話すラッセの顔は赤い。上半身を起こしてラッセを覗き込むと、にっこりと笑ってから顎を掴んで無理矢理に口付けた。
「うふふ、責任はきっちりととってもらうわ」
757名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 20:54:13 ID:YQri/2DR
どうも、ラセスメの者です。
えーと、前編を三つに分けてしまったこと、すみませんでした。
一度全て繋げたら長過ぎる、ということで投下出来なかったのですが。
二つでいい所を、何を血迷ったか三つに分けてしまいました。
無駄にレスを流してしまってすみませんでした。

それでは、楽しんで頂けたなら幸いです。
読んで下さった方、ありがとうございました!
758名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:14:49 ID:uP1XniHL
ラスメ毎回だが…何と言うGJ!!!文章が丁寧なんだよな…俺も頑張るぞ!
最近他の事で忙しかったからな…うん。今週中に…。
759名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 04:31:13 ID:dbpU4RDF
00Pのおにゃのこが可愛いんだが。
760名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 01:21:36 ID:7JA+FF5Q
ラッセラーGJネ
761名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 23:34:27 ID:ExnlhE7S
保守ラッセェラア〜♪
762名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 18:05:32 ID:PeD2p2rB
旧ユニオン軍の兵士どもに凌辱されるマレーネ姉さんの需要はありますか?
763名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 18:06:11 ID:TZyphLrK
需要なんて関係ない
投下してくれるなら万々歳だ!
764名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 20:20:09 ID:PeD2p2rB
>>763
了解しました。
今から書き始めます。
765名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 08:41:14 ID:pyLXIoPh
マレーネって誰?
766名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 12:00:32 ID:zhg87x+z
第二世代のガンダムマイスター
767名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 08:12:17 ID:JQOh4Ju0
出来上がらないが書いてるから保守
768名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 19:12:59 ID:v6fvcz1n
マレーネ、なんかモレノといい感じになってるな
769名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 21:19:43 ID:dotPM9wi
>>768
モレノさんとマレーネのお医者さんプレイを想像してしまったw
興奮して今夜は眠れなさそうだw

そういやルイードっておやっさんとモレノさんが来るまではさりげなく4Pフラグが立ってたよな。
770名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 21:26:05 ID:lD6amr76
>>769
来てからは乱交ですね、わかります
771名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:44:50 ID:49oJ7Lvu
ルイードでさえ童貞卒業したのは確実なのにカタギリやおっさんやスペイシーときたら・・・
772アレスメ党員:2008/06/03(火) 23:57:23 ID:JQOh4Ju0
フェルトのオナは俺でよろしくです、二代目。書き上がらないから短絡投下。


「っ…ぁ…」
「どうしたのかな?フェルト」
「ぁぅ…何でも無い…です…」
「ここはどうかな?宇宙空間生活が長いと神経がね…」
「大丈夫…で…す…」
モレノの指がフェルトの胸を弾いて弄ぶが、性について無垢なフェルトは声を殺して頬を赤くする。瞳は生理的な涙で溢れそうだ。ピンクの乳房の先端は主張して立ち上がり、モレノの愛撫に安易に刺激される。
「はぁ…先生…」
「次は此所だよ」
「ぁぅぅ…」
下腹部に指を滑らせ、下着越しに陰部を撫でる。しっとりと湿った陰裂を撫で上げプックリと膨れた肉芽を指の腹で擦り上げるとフェルトの体が快楽に震える。
「せ…んせい…そこ…大丈夫です…」
「医者は私だ。判断は私がする。次は足を開いて」
「は…い…っあ」
足を開かせ陰裂が露になる様にショーツをずらすと濡れてぐちょぐちょになった窒に指を入れたかき混ぜた。肉壁を擦るとフェルトが指を締め付ける
「ここは…どうかな」
「はぅ…んっあ…はぁ…はぁ…あ」
「凄く溢れてきたね…栓をしてみよう」
愛液でてらてらと光る指を引き抜くとモレノはそれを舐めとり自身を取り出した。
先端を割れ目に這わせると滑る
「ぁあっ…」
それにすら反応してフェルトが嬌声を上げた。
診察と証する躾はフェルトの体に丹念に教え込んだ。
「入って行くよ」
「モレノ…先生…ああぁ」
「宇宙空間の…生活は…診察が必要だ」
「は…い…あぁ…ん」
潤滑役の愛液とフェルトの肉壁がモレノの自身を包むとモレノの鼻から熱い満足感が漏れ出す様に息が漏れる。
「気持ち…いい…先生…」
「ああ。…今回も…正常だな…」
律動するとフェルトが快楽に腰を振るとモレノもその動きに合わせて腰を打ち付ける
「ぁあっん…もぅ…駄目…です」
「始まったばかりだ…」
何度も焦らす様にぎりぎりまで引き抜いて貫く。
「ああぁぁぁぁぁっ」
悦びの声を上げてフェルトが果てたが構わず腰をぶつけた。余韻が消し飛ぶ余裕もなく律動しフェルトは直ぐに快楽に戻る。
「ひぁっ…ん…ぁあ」
指を切なそうに加えて自分に身を委ねるフェルトが無垢で汚す事に欲が扇情される。
「っはぁ…モレノ…せんっあっあっあ…」
診察台はフェルトの愛液でびしょ濡れだ。
「ここか…ら…だよフェルト…」
「あんっ…ぁあっあ…」

もっとよく調べてあげよう。耳元に囁いた。
773名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:05:36 ID:qiNtZEl8
俺は…誤字脱字…あいかわらぐふもう…すみません…orz
774名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:39:54 ID:AHQLIfXM
>>771
しかし、ロベールの方は最新号でデボラがちょいデレたぞw
一人で行くのが不安だから一緒に来てくれ、って頼まれてスローネヴァヌラス(だっけ?)を見に行ってたからね
775名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:09:51 ID:3L5dp3aF
>>771
ビリー「君達(おっさんと香辛料博士)は童貞なのかい?恥ずかしくないのかい?」
776名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:21:02 ID:agFROX7T
>>772
ぬおおぉぉぉぉ!!!!!!!!
777名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 07:56:22 ID:rIQJBZGi
>>775
貴様は甚だしい勘違いをしている。
香辛料(スパイシー)博士ではなく、スペイシー博士だ。
778名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 22:29:42 ID:kLMvK1ZZ
「おっさんと香辛料」て、
「狼と香辛料」のエロパロか何かと思ったw
779名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 20:40:47 ID:7+gwdjFg
>>775
お前にだけは言われたくないとビリーをボコボコにするおっさんとロベールを想像してグラタン吹いたwww
780名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:49:06 ID:JEXGHxX/
スメラギ×シャル(00F)、4レス分書いてみましたが、
upしてもいいですか?
781名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:59:53 ID:hzO7Mk0W
何を迷う事があるのか
今すぐ投下するんだ!

あ、特殊なシチュエーションの場合は注意書きがあったほうがいいよ
782780:2008/06/09(月) 00:04:10 ID:rxzQYh9k
>>781
了解しました、ありがとうございます・・・

外伝00Fの筋に沿って書いたので、読まれたことの無い人にも
分かるように前書きをつけますね。
783780/前書き1:2008/06/09(月) 01:01:59 ID:rxzQYh9k
外伝00Fに特有の組織と登場人物

●フェレシュテ
ソレスタルビーイングの下部サポート組織。シャル・アクスティカが創立した。
CBのマイスターやトレミークルーにさえ極秘でサポート活動を行うことが
目的のため、その存在を知っているのは公式には王留美、イアン・ヴァスティ、
それにドクター・モレノだけ。スメラギさんには知らされていない。
CBマイスターたちの乗るガンダムのプロトタイプである、アストレア、
サダルスード、アブルホール、プルトーネを使用している。ただし太陽炉は
1つしかないため使いまわし。

●シャル・アクスティカ(31歳・女)
フェレシュテの管理官。
外伝00Pに出てくるのは、第二世代マイスターだった若い頃のシャル。
その時代に起こった、上記ガンダムプルトーネ絡みの事故(詳細は今後00Pで
描かれる予定)で顔の左側面に大きな傷を負い、左眼を失明(または義眼化)
した。それ以来髪も白くなっている。
さらにシャルは、仲間のルイードやマレーネが事故で死んだのは自分の責任だと
思っているふしがある(詳細はまだ公式には不明)。ヴェーダに願い出て、
フェレシュテを創立したのもそのことが大きな動機になっている。

●フォン・スパーク(18歳・男)(このSSでは名前は言及されず)
フェレシュテのガンダムマイスター。凶悪犯罪者だがガンダム操縦技術に優れ、
頭も切れるため、ヴェーダに選ばれた。ヴェーダの命令に背くと爆発するように
なっている首輪と、出動時のみ解除される手錠をいつも付けている。
最初はイカレた凶暴キャラだったが、回を追うごとにいいヤツであることが
判明してきている(はず)。管理官であるシャルに気のあるようなそぶりを
見せる一方、シャルの出す作戦命令はほぼ無視状態で暴れまくっていたが・・・
784780/前書き2:2008/06/09(月) 01:06:51 ID:rxzQYh9k
このSSの背景となる00Fのあらすじ
●00F4話(単行本1巻収録)
トリニティ兄妹がスローネでフェレシュテに来襲。ヴェーダの命令と称して
太陽炉を取り上げ、フェレシュテを解散させようとする。
たった一人でガンダムプルトーネに乗ってミハエルに立ち向かい、結果的に
トリニティの陰謀を食い止めるフォン・スパーク。しかしヴェーダの命令に
逆らったために首の爆弾が炸裂し、瀕死の状態になってしまう。
フォンに応急処置を施し、モレノ医師に治療を受けさせるために
プトレマイオスに向ったのは、フォンに常に付き従う幼女型のAIであり、
00P時代からシャルとともに戦い続けてきたガンダムマイスターでもある
ハナヨ(874)だった。
ハナヨの行動を読んだシャルは、「ヴェーダはフォンが役に立つ存在である
限りは見捨てない。私たちも後を追いましょう」と、フェレシュテメンバーを
プトレマイオスに向かわせる・・・

●00F5話(ガンダムエース2008年5月号。単行本未収録)
プトレマイオスに着いたシャルたちは、フォンが秘密ドックでモレノ医師の
治療を受けていることを知って一安心する。
フェレシュテの存在をスメラギに明かすことはできないため、シャルはわざわざ
王留美の口添えを取りつけて、自分たちを補給のためのエージェントということに
していた。だがイアンは、「本当にスメラギが気づいていないかどうかは
分からない」という。
ここで、シャル、イアン、モレノ、そしてハナヨが00P時代からの仲間であったことが
初めてはっきり明かされる。また、プルトーネの事故後、おそらくは後遺症の
治療のためにシャルがモレノ医師の定期的な検診を受け、特別な薬を
処方されていることも、そしてもしかしたらフェルトの母親かもしれないことも・・・
785780:2008/06/09(月) 01:08:10 ID:rxzQYh9k
前置きが長くなってすみません。次からUPします。
786スメラギ×00Fシャル(1):2008/06/09(月) 01:10:02 ID:rxzQYh9k
「ねえ。あなたが補給チームのリーダーさん?」
艦内の狭い通路で、前方の人影に声をかける。

驚いたような気配を後ろ姿に見せて止まると、
その女が振り向いた。
プラチナブロンドの髪がふわりと漂う。

王留美がよこしてきたファイルには目を通していたから、
今度、彼女の口添えでトレミーに来たという補給チームの
メンバーの外見とプロファイルの概要はつかんでいる。
特に、リーダー格の女性に関しては。

だから、振り向いた顔の側面に走る無残な傷あとには驚かなかった。
私がはっとしたのは、彼女の瞳が怯えたように見開かれていたからだ。
怖がりの10代の少女のように。
私と顔を合わせるのがよほど予想外だったらしい。
それとも、よほど顔を合わせたくないと思っていたから、
今こうして鉢合わせたことで動揺しているのかしら。

「・・・ス、スメラギさん、ですね?」
わずかに震える声も、内気な少女を思わせる。
これも王留美のデータによれば、私よりも年上のはずなのに。
「は、はじめまして。補給エージェント代表のシャル・アクスティカと申します」
言いながら、高くポニーテールに結った頭をぺこりと下げる。
思わず、校長先生にいたずらの現場を見つかった小学生を連想した。
「ご挨拶にも伺わずにすみません。本当はずっと秘密ドックの方にいる
予定だったのですけれど、その・・・モレノ先生の検診を受けるには
どうしてもプトレマイオスにあるメディカルユニットの設備が
必要だということでしたので・・・送っていただいたんです」
787スメラギ×00Fシャル(2):2008/06/09(月) 01:11:08 ID:rxzQYh9k
補給に来て、検診ですって?
それも、モレノ先生の開発した特別な設備を必要とするような?
一介の補給エージェントが?
・・・もしもこのシャル・アクスティカという女性が、一介の
補給エージェントなどではないとしたら?

「そう・・・それで、検診というのはもう終わったの?」
「あ、はい。ついさっき、問題ないから大丈夫だってモレノ先生が
おっしゃってくださったので、これからドックに戻ろうと」
「なら、ちょっと付き合わない?」
「・・・・・・え?」

それから自室に着くまでの間ずっと、嫌がる仔羊の首に綱をつけて
引きずっていくような気がして少し後ろめたかった。
といっても、明らかに早く帰りたがっているシャルが途惑い顔で
時々見上げてくるたびに、知らぬ振りを決め込んだけれど。

シャルの背中を押すようにして部屋に入り、ソファに座らせておいて
早速キャビネットを開く。
「シャルさん、いける口?」
「い、いえあの、お酒は全然ダメなんです。すみません」
「・・・あら。そう」
なんとなく予想はしていたけど、やはりね。
酔わせるまでの時間が短いのは助かる・・・といっても、それは最後の手段だ。

「気を悪くしたらごめんなさい。シャルさんってあまり押しが強そうには
見えないけど、任務に就いていてそれで苦労することとか、ない?」
借りてきた白猫のように緊張で固まっているシャルの隣に腰掛けると
ジュースのボトルを手渡し、自分は一応控えめに酒をあおりながら聞いてみる。
788スメラギ×00Fシャル(3):2008/06/09(月) 01:12:02 ID:rxzQYh9k
補給エージェントのリーダーならば、部下の数も決して少なくないはずだ。
それだけに上にも下にもいろいろと気を遣わなければならず、強烈な自己主張と
同時に狡猾な立ち回りが必要になる場面も毎日のようにあるに違いない。
なのに、私も含めて、そんな立場にある人間特有のアクの強さが
シャルにはまったくといっていいほど感じられなかった。
だからリーダーとしては苦労が多いのかもしれない。そう思ったのだ。
・・・彼女のプロファイルデータが真実だとしての話だけれど。

「そうですね。苦労しているかもしれません」
手にしたボトルを見つめるシャルの横顔に、
ゆっくりと微笑みが広がる。
「ひとり、部下に手に負えないのがいますから」
「・・・手に負えない?どんなふうに?」
たずねながら、なぜか胸に小さいけれど鋭い痛みが走るのを感じた。
「いつも振り回されっぱなしなんです。彼は、自分のしたいようにしかしません。
邪魔をする者はたとえ神様でも薙ぎ倒す・・・そんなタイプですから」
ふうん。彼、か。
振り回されっぱなしにしてはやけに嬉しそうじゃないの。
そう思ったが、もちろん口に出したのは別のことだった。
「なるほど、厄介な部下ね。で、」
言いながらソファの上で腰を浮かせると、相手との距離を一気に詰める。
「その男なのかしら?あなたたちが来る少し前に、重傷を負って
秘密ドックに運び込まれたというのは」
「!!」
789スメラギ×00Fシャル(4):2008/06/09(月) 01:12:58 ID:rxzQYh9k
*** ***
次の瞬間、シャルはソファに押し倒されていた。
必死で起き上がろうとする華奢な身体を、柔らかいくせに強靭な
スメラギの身体が包み込むように押し戻す。
「なっ・・・!スメラギさ・・・ん・・・」
「このあたしが気づかないとでも思っていたの?」
倒した獲物を両前脚で押さえつけた豹のように、
スメラギが優雅に首を伸ばしてシャルの顔を覗き込む。
「自分のところに出入りする人や物も把握しきれないような戦術予報士なんて、
ヴェーダにお払い箱にされても文句はいえない。でしょ?」
爛々と輝く黒い瞳に至近距離から見つめられ続けるうちに、
全身から力が抜けていくのをシャルは感じた。
「あなたは補給エージェントなんかじゃない」
スメラギの顔がさらに近づき、長い髪がシャルの頬をくすぐる。
「ここへ来た目的は、あの男の治療以外にはありえないわね・・・だけど」
両腕がシャルの頭と肩の下にもぐり込み、白い髪ごとすくい上げる。
「ヴェーダもあなたたちについては、何も教えてくれない。かといって王留美には
聞く気も起きないし」

「・・・イアンさんの言っていたとおりだわ」
観念したように一度伏せられたシャルの瞳が、また薄く開いた。
少し微笑んでいるようにも見える。
「イアン・ヴァスティが?」
「ええ・・・あなたが本当に、わたしたちが補給エージェントだって思っているかどうかは

分からない。そう言ってました。すみません・・・これ以上は」
「了解。私も余計な詮索は趣味じゃない。ただ、一応トレミーの責任者みたいになってる

のに蚊帳の外というのはあまり気分がよくなかったの。脅かしてごめんなさい。でもね」
スメラギの右手がシャルの喉元まで上がり、タイの結び目を探り当てる。
「ス、スメラギさん!?」
「あたしの目的はもともとあなたなのよ、シャル・アクスティカ」
790(修正)スメラギ×00Fシャル(4):2008/06/09(月) 01:16:52 ID:rxzQYh9k
※すみません、(4)だけ改行がおかしくなったのでUPし直します。
*** ***
次の瞬間、シャルはソファに押し倒されていた。
必死で起き上がろうとする華奢な身体を、柔らかいくせに強靭な
スメラギの身体が包み込むように押し戻す。
「なっ・・・!スメラギさ・・・ん・・・」
「このあたしが気づかないとでも思っていたの?」
倒した獲物を両前脚で押さえつけた豹のように、
スメラギが優雅に首を伸ばしてシャルの顔を覗き込む。
「自分のところに出入りする人や物も把握しきれないような戦術予報士なんて、
ヴェーダにお払い箱にされても文句はいえない。でしょ?」
爛々と輝く黒い瞳に至近距離から見つめられ続けるうちに、
全身から力が抜けていくのをシャルは感じた。
「あなたは補給エージェントなんかじゃない」
スメラギの顔がさらに近づき、長い髪がシャルの頬をくすぐる。
「ここへ来た目的は、あの男の治療以外にはありえないわね・・・だけど」
両腕がシャルの頭と肩の下にもぐり込み、白い髪ごとすくい上げる。
「ヴェーダもあなたたちについては、何も教えてくれない。かといって
王留美には聞く気も起きないし」

「・・・イアンさんの言っていたとおりだわ」
観念したように一度伏せられたシャルの瞳が、また薄く開いた。
少し微笑んでいるようにも見える。
「イアン・ヴァスティが?」
「ええ・・・あなたが本当に、わたしたちが補給エージェントだって思っているか
どうかは分からない。そう言ってました。すみません・・・これ以上は」
「了解。私も余計な詮索は趣味じゃない。ただ、一応トレミーの責任者みたいに
なってるのに蚊帳の外というのはあまり気分がよくなかったの。
脅かしてごめんなさい。でもね」
スメラギの右手がシャルの喉元まで上がり、タイの結び目を探り当てる。
「ス、スメラギさん!?」
「あたしの目的はもともとあなたなのよ、シャル・アクスティカ」
791780:2008/06/09(月) 01:25:39 ID:rxzQYh9k
読んでくださった方々、ありがとうございます。
続きもまたUPします。

補足:
文中の「*** ***」は、視点が切り替わるサインです。
ないと混乱するかと思い、入れてみました。
792名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 23:39:27 ID:9B3GhB5M
GJ
全裸待機で待ってるから!
793スメラギ×00Fシャル(5):2008/06/10(火) 23:19:31 ID:K6phVxPj
*** ***
そう。一目惚れしてしまっていたのだ、私は。シャルという女に。
無味乾燥なID用イメージからさえ分かるほどに濃い愁いを漂わせた
眼差し。それとは裏腹の、口もとに現れた強い意思。
王留美のファイルで彼女の姿を初めて見た時に思った。
このひとに会ってみたい。
トレミーまで来る予定がないのなら、適当な理由をつけて
呼んでみようとさえ思っていた。
それがわざわざ彼女の方からたずねて来てくれるとは、ついている。
・・・例の、モレノ先生絡みの件がひっかかるとはいえ。

望みどおりその姿をこの眼で見て、言葉を交わしてみると、
彼女に対する私の想いはさらに強くなった。
IDイメージから得ていた印象に加えて、生身の彼女からは
なんともいえない愛らしさが感じられたからだ・・・いったい
どこから来るのだろう、三十を過ぎているというのに、
なぜかフェルトを思わせさえする初々しい愛らしさは。
見ているだけじゃ分からない。どうしても、触れて確かめたい。
シャルが早く帰りたがっているのは分かっていたが、
この機会を逃すわけにはいかない。
私には知らされない理由で、彼女は私から隔てられている。
ヴェーダそのものの意思によって。
王留美も、イアン・ヴァスティもそのことを知っている。
それに間違いなく、モレノ先生も。
今このまま帰したら、次はいつ会えるのかさえ分からない・・・

とはいえ。私だって、好きになった相手はちゃんと
自分の魅力で口説き落としてから抱きたい。
無理にでもアルコールを飲ませ、酔わせてからものにすることさえ
考えたが、やはりそれはプライドが許さなかった。
だから、タイの結び目に指をかけながら耳元でこう囁いてみる。
「私に抱かれるのは、嫌?」
794スメラギ×00Fシャル(6):2008/06/10(火) 23:22:50 ID:K6phVxPj
手に負えない部下がいる。そう話したときにシャルの見せた微笑みは、
男を想う女のものだった。本人が気づいているかどうかは分からないが。
その部下とは、シャルに鎌をかけてみた時の反応からして、
今秘密ドックで治療を受けているという男に間違いない。
もしもシャルが本気でその男を好きならば、私など無粋な
邪魔ものでしかないのではないか・・・男であろうとなかろうと。
が。私は取り越し苦労をしていたらしい。
「・・・初めてじゃありません」
「え?」
「初めてじゃないんです、こういうの」
「・・・・・・女と寝るっていうこと」
「ええ」
私の腕の中にくったりと身を延べている女が、小さく声を立てて笑った。
少なくとも、嫌がっているようにはみえない。
「学生のとき、AEU圏内の交換留学でヘルシンキから来ていた
ひとつ年上のお姉さんに可愛がってもらったことが・・・
きれいだったけど、いつも男みたいなしゃべり方をしてました」
ああ、なるほど。私だけじゃなかったのね。
「そう、私よりきれいなひとだった?」
答えは聞かず、指にかけた結び目を一気に引き抜いた。

一瞬、シャルの肢体が私の下でびくりとこわばる。
だがその後は私のなすがままに任せ、じっと身を横たえていた。
潤んだ右の瞳を時々瞬かせて、自分を衣服の拘束から
解き放っていく私を少しだけ不安そうに見上げながら。
お願い。そんな、狩られたうさぎのような眼で見ないで。
おかしくなりそう・・・
露わになっていく肌から感じ取れるぬくもりと息遣いに
煽られるように衝動が湧き上がり、気が付いたときには
シャルの唇に自分の唇を重ね合わせていた。
795スメラギ×00Fシャル(7):2008/06/10(火) 23:33:58 ID:K6phVxPj
*** ***
「お互い、胸が大きいのも困りものね・・・」
唇を離して息をつくと、スメラギが苦笑する。
「正面からだと顔が近づけにくいし、圧迫されて息が苦しいったら
ないもの、せっかく舌を挿れても続きやしない」
「・・・なら、これは?」
上気した頬にいたずらな少女のような笑みを浮かべてシャルが
上半身を起こし、タイとシャツを揺り落として完全に脱ぐ。
外したブラも肩から落とすと頭頂に手をやり、まとめた髪の根元から
幅の広いリボンを引き抜きながら、
「あ」
スメラギの左肩を豊かな胸の谷間に押し付け、唇と舌で首筋をなぞり始めた。
目の前の気弱そうな女に別の生き物が宿りつつある。
温かく湿った愛撫がゆっくりと首から下に移動していくのを感じて
身を震わせながら、スメラギはそう思った。
やられっ放しというのは性に合わないが、しばらくはこのままがいい。
「んっ・・・」
スメラギの背中に軽く筋を引きながら、白魚のような指がくまなく上下に這う。
少なくとも、並みの男には決してできないたぐいの悦ばせ方だった。
「っあ・・・」
片手が胸側に移り、片方の乳房に舌が絡みつくのと同時にもう一方の乳房を
優しく揉みしだき始めた。
完全に解けた銀髪が、波を打ちながらスメラギのなまめかしい太腿に
流れ落ち、繊細な刺激をさわさわと送り込み続けている。
「っ!あぁ・・・あん・・・」
スメラギの背中が反りをうち、白い喉が無防備にさらけ出される。
シャルの唇が片方の乳房の頂点を捉え、指先がもう片方の乳首を挟んだのだ。
それから数分間。シャルが身じろぎするたびに、スメラギの息遣いは
加速度的に荒くなっていった。
「はぁ・・・はあ・・はああ・・・あ・・・あ」
不意に白い身体が紅い髪を跳ね上げ、相手の女から離れる。
「スメラギさん・・・どうし」
焦点の定まらない青い瞳で見上げるシャルの唇が荒々しくふさがれ、
言葉が途切れた。喉をレイプするかのような激しさで舌がねじ込まれてくる。
「・・・・・・!!」
線の細い優美な顎を両手で抱え、濃密な接吻に没頭しながら、
スメラギは心の中で宣言した。 
−−とってもよかったわ。でもそろそろ、私にも攻めさせて。
796780:2008/06/10(火) 23:40:23 ID:K6phVxPj
スメラギ×Fシャルの続きをupしました。
読んでくださった方、ありがとうございます。
また週末にこの続きを持ってこようと思います・・・

>>792
待っててくれて、ありがとうございます。
797名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 03:32:00 ID:SleUnQsx
>>796
うォォォ!待ってましたぜGJ!
798名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:22:09 ID:vlXefJVO
ネナ刹マダー? チンチン
799名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:51:23 ID:jxpGmKMo
そんな糞ないよ
800名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 19:18:34 ID:itBVg70s
(*´Д`)ハァハァ保守
801名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:04:14 ID:/WKm333g
>>796さんマダー?(AA略
802名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:51:01 ID:Filbs1K4
刹フェルマダ〜?
803498:2008/06/15(日) 15:45:15 ID:6xqDMU7D
保守がてらに投下。お久しぶりです〜このスレの住人の方々は地震大丈夫でしたか?
本震、余震と続くもんだからうっかり寝ていられなくてかなり寝不足です。
地震で原発がやられたら(しかも二箇所ある)めっちゃ放射能が行き届く領域にいるのでひやひやデス。

だから刹那をいじめた訳ではないです。
ルイサジじゃないのは
「リジェネって男として書いて良いんだろうか?」
「そもそも、男か?(中の人的に)」
と言う疑問にぶちあったたため情報が揃うまで手が出せない自分を笑ってやってください。

今回は手元にビデオが無いためフェルトの若干の違和感があっても笑うところです。
一応刹マリです。
99%夢という名の妄想で出来ています。
病み成分が(いろんな意味で)高いので注意が必要です。
エロは……少な目です。

某スレに書いてあった恋愛で擬似親子で姉弟と言う言葉を元にしています。
前置きが長くてスイマセンでした!
804夢の果てに…1/9:2008/06/15(日) 15:47:18 ID:6xqDMU7D
俺は夢を見ていた。夢だと分かるのはつい最近見た夢の荒野の中に居たからだ。足元の花も変わらないままそこにある。
視線が誰かを探すように視界が揺れ動く。しかし、どれだけ見渡しても彼の人は居ない。
(…マリナ)
この空間に彼女がいない、ただそれだけで俺は焦燥感が駆け巡る。
(俺は…)
戦いを止めたがっている?戦わなくていいと口にした彼女をこの空間から追い出したというなら俺は戦いを望んでいる、のか…
(…マリナ・イスマイール)
俺はその場に小さくうずくまった。足元の花が最後の望みを歌うように揺れ動く。それに見入りながら、俺の手が花を引きちぎるように摘み取る。俺の意思とは関係なくまた一輪…最後には無くなってしまった。
(…俺はっ)
「ソラン」
俺はその花を持ったまま後ろを振り返った。そこには俺のことを見下ろしているマリナがいた。立ち上がっても少し視線があがっただけで見下ろされている事には変わりない。
「おかあさん、おはな」
(何!?)
「ありがとう、ソラン」
805夢の果てに…2/9:2008/06/15(日) 15:48:25 ID:6xqDMU7D
幼い声が自分から発せられ、事もあろうにマリナをお母さんと呼び縋りつく。マリナは膝をつくと飛び込んでくる俺を抱きとめた。俺の思考とは別に、嬉しいともいえなくないような良く分からない感情が広がっていく。
「おかあさん、だっこ!」
(だっ…!)
必死に抵抗するもそれは俺の意識だけで、手を伸ばしたマリナに嬉々としてしがみついていた。まるで、「ソラン」に「刹那」である俺が寄生しているような感覚で、感情や行動がダイレクトに流れ込んでくる。
「ふふ、甘えん坊さんね」
膝に座るように俺を持ち上げると、柔らかな胸が優しく俺を包み込む。その感触を確かめるように俺は腰に腕を回し、ふかふかと気持ちのいいそこに何度も顔を埋める。
(…やめろっ)
目を逸らしたくても、自分の勝手にはならない。感触として伝わってくるそれが心地よいという反面、全身が焼けるような炎を俺は…俺の意識は感じていた。
(止めてくれ!!)
俺が…「ソラン」がまるでマリナにそういうことを求めているようで心地よさに溺れそうになる。今、マリナに甘えているそれに意識がもっていかれそうになる。そんな俺にマリナは優しく頭を撫でる。
806夢の果てに…3/9:2008/06/15(日) 15:49:49 ID:6xqDMU7D
(………母さん)
首筋に頭を乗せながらマリナは優しく俺を撫でた。首筋から懐かしい、けれど心地よい匂いが漂ってくるようで「ソラン」はそこに頭を擦りつける。
(こんな資格、もう俺にはないのに…)
匂いまで感覚として伝わってくるのはきっと…母に幼い頃同じ事をしたからかもしれない。けれど自らそれを壊した俺に、こんな夢を見る資格はないのに…
(…ごめんなさい、お母さん)
撫でる手が、そうされて喜ぶ俺の笑い声が俺の胸を締め付けた。相反する二つの感情の間で俺は嗚咽をもらすことすら出来ない。次第に俺は「ソラン」としてマリナに溺れていく。
きっと母としてマリナが出てきたのは声が非常に似ているからだ。同じ声で俺を呼ぶから…マリナにこんなことを求めている訳ではないはず。
そして額に優しくキスをされる。そして俺もマリナの首筋にキスをした。しかし、見上げたマリナの顔はとても悲しそうに俺を見ていた。
「私に花をくれるのはうれしいわ。けれど、摘み取った貴方はどうするの?」
(マリ…―)

―…ソラン

(…!?)
807夢の果てに…4/9:2008/06/15(日) 15:50:47 ID:6xqDMU7D
再び背後から呼ばれ振り返ると、俺はマリナを見下ろしていた。体が熱を帯びている感じがする。しかし、思考は何処までも冷えていた。恐怖が俺を支配していたからだ。
「…ソラン」
呟くとマリナは俺の首に手を回すと唇を重ねた。そんなマリナに俺も手を回していた。唇から離れるとそのまま俺の首筋のボタンを外し、そこを這うように降りていく。
(…何を、まさか!?)
マリナがやろうとしている事を悟ると離れようともがく。だが案の定、身体は動かずされるがままになっていた。マリナの手で服のボタンがさらに外され下に降りていく。完全に寛げると下に手を掛けられる。
(……っ)
さっきと違い相手の感覚が無い。あるとすれば今マリナが手を掛けている所だけ。あれが自分の体験の追従ならこれから先は未知の領域だ。
痴態をさらすマリナから視線が離れる事はなく、俺は恐れと共にそれを見ていることしか出来ない。自然と息が上がってくる。
「貴方が欲しいの…」
そんな彼女の呟きに、俺の心は躍っていた。まるでその言葉を待っていたかのように。マリナを欲しているのは自分だと宣言しているのと同じだ。
808夢の果てに…5/9:2008/06/15(日) 15:52:23 ID:6xqDMU7D
(違う、俺はそんなことを求めては…)
俺の手がマリナの服に手を掛けると露になった肌を手でなぞっていく。そのまま荒野に倒れ込むように崩れるとマリナが両手を広げた。
「来て」
うっとりとした微笑に悪寒が走る。俺の「ソラン」の心はさらに躍り上半身の服を脱ぎ捨て身体を重ねる。首筋を下から上へ舐めあげると胸の突起に吸い付いた。その度にマリナの顔が快楽に歪む。
(違う、こんなのはマリナじゃない…っ!)
しかし、マリナの醜態よりも俺はそれを受け入れ行っている行為が信じられなくて叫びに似た慟哭を吐くも響くことも無く消える。
俺はこんなのを求めてはいない、だから触るな!彼女は自分をこんなに簡単に差し出したりはしない!だがどれだけ拒否をしても、俺の手が花びらを一枚ずつ取り除くように彼女の服を奪い去っていく。
「…っあぁ…ソラン」
胸の突起を片手と口で転がしながらもう一方の手で秘部をまさぐっていた。マリナの悦に入った表情が眼前に広がり、俺の意識は今にも折れそうだった。俺の手がマリナを喜ばせている事に…汚している事に。
809夢の果てに…6/9:2008/06/15(日) 15:53:22 ID:6xqDMU7D
「見て、ソラン」
マリナの視線の先に先ほど摘み取ったはずの花が咲いていた。マリナはそれに手を伸ばすと強引にそれを摘み取った。
「この荒野ではいずれ枯れるわ。ならいっそ…」
そうして彼女はそれを俺の胸に当てる。
(……っ?!)


声にならない叫びが意識の中にこだまする。世界は暗転し再びあの荒野に戻っていた。…そして、見上げるでも下げるでもなく同じ目線の彼女が立っていた。
「刹那」
そう言って手を差し出した彼女から俺はあとずさっていた。彼女が怖かった…違う、次に彼女に何をするか分からない俺が怖かった。
「マリナ・イスマイール…」
零れた言葉に自分が自由である事を知る。それを悟った瞬間、俺は大地に跪いていた。それに合わせてマリナも側に座る。彼女の微笑みに自然と涙が零れた。
「ねえ刹那、聞かせて欲しいの…」
「…何を?」
「この花を貴方はどうするの?」
マリナの指の先で、花は何事も無かったかのようにそこに静かに揺れていた。
810夢の果てに…7/9:2008/06/15(日) 15:54:15 ID:6xqDMU7D
「…守りたい」
それは本心だった、戦いの中に見出した一つの道…未来の破片。荒廃した大地に緑が戻るという事は争いがなくなった事を意味する。それを蹂躙する者は誰もいないのだから。
「なら、私に出来る事は無いのかしら?」
「…?」
「私にして欲しい事は無いの…?まだ、間に合うかも知れない」
「間に、合う…?」
『そうだ…』
「…なんだ!?」
マリナの奥から別な声が聞こえる。聞き覚えのあるそれは俺の声、だった。
『俺はまだ彼女に伝えていない。この花を守って欲しいと』
「貴方の想いが私に伝わればまた一つ咲くかもしれない」
『戦いが終わっても「お前」はCBであることは変わりない。戦いでしか世界に干渉できない…でもマリナなら…』

≪だから≫

二つの声が重なる。世界は歪み一瞬の暗転の後目を開くと、トレミーの自室が目に飛び込んできた。
811夢の果てに…8/9:2008/06/15(日) 15:55:16 ID:6xqDMU7D
「………」
長い夢だった。けれど、あれが妙にリアルに感じるのは少なからず真実を含んでいるからだろう。それから覚めた後だからこそ分かる。蓋をしたそれを、こじ開けられたからこその恐怖…
きっとこの間の夢で、俺の中の「刹那・F・セイエイ」が揺らいでいると悟ってしまったから悪夢として見たのかも知れない。俺にはまだやることがある。ロックオンの…いいや全ての仲間のために。

(刹那は手紙を送りたい人はいる?)
(いないな)

あの時そう答えたのは、俺の迷いを払拭したかったからかもしれない。けれどそれは自身にすら向き合っていなかった証拠だ。

(…寂しいね)

フェルトの言葉…きっとあれは俺に向けられたものじゃない、今はそう感じる。フェルトには見抜かれていたのかもしれない。
812夢の果てに…9/9:2008/06/15(日) 15:56:16 ID:6xqDMU7D
「マリナ・イスマイール、貴方がこれを読んでいるとき俺はもう…」
刹那・F・セイエイは死ぬ。CBが無くなったその瞬間に…俺達は一度死ぬのだ。戦いは俺達が消えるまで続くだろう。

(私は生き残るから…)

けれど、「刹那」は死んでも「ソラン」は生き残る。CBが復活短い期間だけかも知れない。だけど…その間俺は貴方の戦いを側で見ることが出来る。何のしがらみも無く側に立つ事が出来るかもしれない。

(だから俺も、生き残る…)




たとえそれが望みの薄い賭けだったとしても…
813夢の果てに…498:2008/06/15(日) 16:00:41 ID:6xqDMU7D
以上(悪)夢の果てに…でした。超駄文失礼しました。

ぶっちゃけほぼ刹那の妄想(と欲望)で出来ているので健全なマリナをお求めの方
ほんっっっとスイマセンでした!!
814夢の果てに…498:2008/06/15(日) 16:06:09 ID:6xqDMU7D
ついでに≫間違い修正
×CBが復活短い期間だけかも知れない
○CBが復活する短い期間だけかも知れない

orz
815名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 19:40:16 ID:TcDYMxZn
なんかこのスレ刹ネナアンチ沸いてない?

だからこそ刹ネナを書きやがってくださいおながいします
816スメラギ×00Fシャル(8):2008/06/16(月) 00:35:19 ID:oLcbBXvf
息が止まり、喉の奥まで入り込んでくる舌先にむせかえりそうになる。
それでも、抗おうという気は起きなかった。
このままずっと、スメラギさんの荒々しい愛撫に身を浸していたかった。
ほんのつかの間しか一緒にいられないことを忘れて。

あのひとも、こんな風にわたしを愛してくれたことを思い出す。
彼女が北の故国へ帰る前夜・・・あの時も短い時間しか残されていなかった。
「泣くな。今生の別れというわけでもないだろう」
手の上にこぼれた涙に気がつくと薄い唇を離してそう言い、
わたしの顔を両手で捉えなおすと、鋭い眼でじっと覗き込む。
「おまえは私がいないからといって、修道女のように暮らす気か?
この世界の半分は男だ・・・時間がかかってもいいから、
いい男を見つけるんだぞ。おまえにはその価値がある」
それから、不敵な笑みをつくってみせた。
「私にもだ」
嫌。他に好きなひとなんて考えられないよ、男でも女でも。
そうつぶやく代わりにあふれてきた涙を、
彼女の唇がそっとキスで受け止める。
「そんな顔をするな。おまえを忘れようとしてるわけじゃない。
どのみち、私が惚れる気になるような男がこの先現れるかどうかは
分からんしな・・・」
言葉の最後の方にため息が混じったのが、少し気になった。
「・・・カティが好きになれそうな男の人って、そんなに少ないの?」
「まあ、な」
苦笑を浮かべると、蒼白い額に落ちた前髪をかき上げた。
「男は、少し常軌を逸しているくらいがいい。自分の頭では
何ひとつ考えようとせず、組織の中での保身しか頭にないような
手合いは願い下げだ・・・牧場で群れている羊と変わらない。もっとも、
常軌を逸している男というのは九割がた、ただの馬鹿か犯罪者だがな」
--- 今思えば、17歳の少女にしては特殊すぎる男性観だったかもしれない。
817スメラギ×00Fシャル(9):2008/06/16(月) 00:37:53 ID:oLcbBXvf
それから十数年。
再び会う機会のないまま、わたしたちは敵味方に分かれた。
AEU軍のMS隊作戦指揮官を務める、カティ・マネキン大佐。
彼女と別れた直後、ヴェーダに選ばれてソレスタルビーイングに入り、
今はサポート組織フェレシュテの管理官となってガンダム運用に携わる
「シャル・アクスティカ」のコードネームを持つ女。

彼女とわたし、それぞれが自分の進む道を真剣に考えた末の結果だ。
だから敵同士となったこと自体を嘆くつもりはなかった。
たとえカティがわたしの今の姿を知ったとしても、
同じように考えるだろう。
それに立場こそ敵同士になったものの、十数年前に彼女がわたしの身体と
心に刻みつけた測り知れない影響は、少しも薄れたりはしていない。
たった今、スメラギ・李・ノリエガに抱かれていることだって、
その証なのだ・・・・・・マイスター時代、マレーネに淡い恋心を抱いたことも。
だからこそ。細身の鞭のような身体と黒い髪を持つ女の面影を
今は封印し、心の奥底に埋める。

「シャル・・・大丈夫?」
唇と舌が離れ、急に息が楽になる。
眼をあけると、スメラギさんが心配そうにわたしの顔を覗き込んでいた。
長いこと息をしないでいたので気遣ってくれたらしい。
乱れた紅い髪が、顔の周りで炎のように躍っている。
「ごめんなさいね。私ばかり夢中で」
予想どおり気が強いひとだけれど、それ以上の優しさを持っている。
そう感じて、肩で大きく息をしながらも彼女を見上げ、微笑んだ。
「謝らないでください・・・好きなんです。こんな風に激しくしてもらうのが」
*** ***
「謝らないでください・・・好きなんです。こんな風に激しくしてもらうのが」
そう言って私を見上げるシャルの、なかば白髪に隠れた右の瞳が
さらに青く、そしてみだらに輝いたように見えた。
はじめてかもしれない・・・同性を相手にこれだけ燃え立たせられるのは。
818スメラギ×00Fシャル(10):2008/06/16(月) 00:40:40 ID:oLcbBXvf
ベッドに移ろうかと思ったが、思い直した。
たぶんソファの方がやりやすいだろう。
それより、シャワーを浴びた方がいい。
無言で立ち上がると、一緒に身体を起こしたシャルの肩を引き寄せて
うなじにキスしてから、シャワールームの方を顔で示す。
うなずくと、シャルも立ち上がった。
すらりとした下肢から、ダークカラーのタイトスカートがするりと落ちる。
止める間もなく、シャル自身の手で最後に残った布がくるくると
巻かれながら美しい脚を滑り落ち、可愛い足先から抜けた。
「・・・・・・」
「スメラギさん?」
この手で脱がせられなくてちょっと残念かも、と思う気持ちと、
そんな自分をエロ親父のようだと責める気持ちの両方に苛まれてしまう。
「あの・・・」
「な、なあに?」
「スメラギさんのも、よかったら脱がさせて・・・」
カットソーとブラは、もうとっくに自分で脱いでソファの隅に放ってある。
そもそも、喉もとまでタイを締めて窮屈な制服をかっちり着こなしていた
シャルとは違って、私の服装など普段からネグリジェも同然だ。
それでも、まだ下半身は手付かずだった。
豊かな白い髪をほどいて、雪をかぶった妖精のようにも見えるシャルに
上目遣いで見上げられるとつい「お願い」と言いたくなったが
敢えて辞退し、手早くすべて脱いで部屋の隅に放る。
なんとなく、「男役」の立場を保ちたかったのかもしれない。
*** ***
水滴を身体にまとわりつかせたまま、もつれ合うようにして
シャワールームから転がり出ると、息を乱しながら二人の女がソファに向う。
スメラギがシャルの腰を抱き締めてソファに倒れ込んだ。
どちらもくせのある紅い髪と白い髪がソファの上に広がって散ると、
そのまま、身体の動きに合わせて震え始めた・・・
819796:2008/06/16(月) 01:00:06 ID:oLcbBXvf
大変遅くなってすみません。スメラギ×Fシャルの続きをUPしました。
読んでくださった方々、ありがとうございます。
また保守してくださった方々も、ありがとうございます。

>>797, >>801,
待っててくれて、ありがとうございます。

スメラギ×Fシャルのみのつもりでしたが、なりゆきで
カティ×Pシャルまで入れ子にしてしまいました・・・
カティコラファンの方すみませんm()m
(私も、この二人の組み合わせは好きです)

おまけにPシャルが16歳でCBにスカウトされたことを忘れていて
うっかり20前後でカティと会ったつもりで書いていたため、
カティの言動が17歳とは思えなくなってしまいましたorz

また、次の週末(すみませんが、一番遅くてこの時間)に続きを
UPしますので、それまで別の話を書いた方がいたら、
ぜひ投下よろしくお願いします・・・
820名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 03:49:29 ID:apy9YENF
久しぶりに来てみたら投下があった
職人さんGJ
刹那マリナの疑似母子相姦が背徳的で面白かった
こういうの好きだ
スメラギとシャルは外伝キャラよく知らないけど
百合好きなんでたまらんかったです
821名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 12:55:19 ID:+WxtLKWC
>>813>>819
GJGJGJ!
良い萌え補給をした
822名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 20:55:54 ID:FDJb6vGc
神職人様方いつもGJです。

ついでに保守しておきますか。
823名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:27:33 ID:qFUjmHZb
保守(;゜▽゜)=3
824名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 23:47:31 ID:i1t2G+b7
刹那とマリナは良いなぁ
刹那はSっぽいし、年下攻めとか最高だ
825名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 23:58:31 ID:f0SsNJt+
マリナは奥手と言うか、そこらへん自分からはやれなさそうだからな
826名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 01:56:44 ID:BSNQ9EMt
マリナだと和姦でもレイプ臭くなりそう
だがそれが良い
827スメラギ×00Fシャル(11):2008/06/23(月) 03:03:12 ID:ijlxrkST
*** ***
水の音。そして、水のこまかな飛沫が肌に触れる感触。
なぜこの二つはこんなに欲情を煽りたてるのだろう。
私にとってはアルコール以外に、張りつめた神経を鎮めてくれる
唯一のものでもあるというのに・・・
いや。張りつめた神経を鎮めてくれるからこそ、衝動に対して
素直に、身を任せられるようになるのかもしれない。

湯気で金色に発光するシャワールームの空気の中で改めて、
私に向きあうシャルの身体を見つめる。
首も、肩も、透き通るように白い。
もちろん、挑戦するように首の下から大きく盛りあがる乳房も。
髪をまとめておかなかったせいで、顔の左右から蔦のように
白い髪束が下がり、蛇のように乳房に張りついている。
二つの薄赤い突起が髪の毛の流れを押し分け、顔をのぞかせていた。

首の斜め上からあたるシャワーの温水が乳房の谷間に流れ落ち、
うねくりながら乳房を這う髪の先端から雫となってしたたり落ちてゆく。
「あ・・・」
半開きの唇から、吐息まじりの声が洩れる。
私の指が、シャルの左の乳首を捉えたからだ。
同時に左腕で腰を抱き、私の身体に引き寄せる。
かぼそいくせに、なぜか逞しい牝の獣を思わせた。
「・・・スメラギ、さん・・・・・・」
「さっきのおかえしよ」
囁きながら、乳首を転がしていた指先を左の乳房全体に這わせる。
下から円を描くように、指先と手のひらを使って滑らかな表面を
丹念に撫でていく。私がされたら気持ちいいと思えるであろうように。
828スメラギ×00Fシャル(12):2008/06/23(月) 03:03:57 ID:ijlxrkST
シャルの背中が、うしろに反りはじめた。さっきより深い吐息とともに。
背中に張りついていた髪が、真下に向ってぱらぱらと落ちてゆく。
もう一方の手で右の乳房も愛撫し始めようかと思ったけれど、
そうすれば左手が腰から離れ、彼女の身体を支えきれなくなる。
だから代わりに首をのばすと、右の乳首をついばんだ。
「あ、っ」
さっきよりもはっきりした声が反応し、肩がびくんと跳ね上がる。
腰もずり上がりそうになったが、私の左腕がそれを押さえつけた。
「じっとしていて」
顔を上げてそれだけ言い、また右の乳首に唇を被せる。
舌先をとがらせて舐め上げ、ときどき唇で吸うようにそっと締めつける、
という愛撫を繰り返す。
左手は、今では手のひらで乳房全体を押しつぶすように・・・
それでいて性的な刺激を十分に与えるように揉みしだいていた。
「・・・・・・んああっ・・・んん・・・ふ・・・う・・・・ん・・・・っ!・・・」
シャルの喉から洩れる、押し殺した嬌声が次第に高くなっていく。
抑えようとしても抑えきれないらしく、頭を激しく左右に振る。
そのたびに長い髪が、白い獣の尾のように揺れていた。
「はあ、ぁ・・・・・スメラギ、さん・・・もう、立ってられ・・・ないの」
喘ぎまじりで訴える声に、桜色になりはじめた乳房から顔を離して見上げる。
シャワーでなく汗のせいで、ほつれた縫い糸のようになった髪を
顔中に張りつかせたシャルと目があった。
この、哀しげに潤みきった青い瞳。今シャルを抱いているのが男なら、
これを見た時点で乱暴に押し倒してがむしゃらに挿入し、突きまくり、
本当に足腰を立たなくさせてしまうかもしれない。そんな危うさがあった。
そして、私も少しだけ、この可憐でいながらみだらな女を苛めてみたくなる。
「もうすこし、我慢してね」
わざと軽い調子で言うと、左の乳房に這わせていた手を下ろす。
その手をそのまま、すっきりと無駄なもののついていないシャルの下腹部に
這わせ始める・・・身体の谷間にある、柔らかい毛に覆われた部分に向って。
829827:2008/06/23(月) 03:19:53 ID:ijlxrkST
大変おそくなりました。結局前回より遅い時間になってしまって
すみません。スメラギ×Fシャルの続きです。
もう少し進めたかったのですが、結局2レスになってしまいました。

読んでくださった方々、保守してくださった方々、
ありがとうございます。

続きは、やはり次の週末になると思いますが
できるだけまとめて投下したいと思います・・・

>>820
ありがとうございます、百合好きの人にそういっていただけると、
すごく嬉しいです。

アニメではそうでもないのですが、外伝00Fを描いてる人の書く
スメラギさんがかなり姐さん風なので、
気弱なシャルと会ったらこんな風になりそうと思って書いてみました。

>>821
ありがとうございます、外伝だとどうしても知名度が低くなりますが、
私のでも補給になったら嬉しいです。
830(ハレルヤ+アレルヤ)×スメラギ:2008/06/23(月) 09:15:11 ID:5GXt2tr2
アラートがプトレマイオスの船内をけたたましく駆け巡った。甘く心地良い眠りが一気に現実に覚醒される。
ヴェーダの予測を想定内の範囲で越える行動を人類が起こすと各要素を含め更に振るいにかけられたミッションが残される。スメラギは重い瞼を擦り、先程携帯端末に表示された情報から世界情勢と生まれる被害と生存率を天秤にかけた。
重さが釣り合わない天秤に心が揺らぐ。
この瞬間は何度味わっても慣れる事は無い。命の重さを断言出来る人間なんて居ないからだ。
世界を変える為の犠牲に自分も何時かは含まれるだろうが他者の全てを奪う事を『仕方が無い』では済ませない。そんな自分はCBに相応しくないのかもしれない。
ある人には単純でも、当人にとっては重要である事をスメラギは自覚していた。命と言う人生に含まれる全てを断つのは酷く躊躇う。
この戸惑いを無くしては選ばれた意味が無い。自分の戸惑いも含めて必要とされたのは理解してる。
けれどもやはり傷には痛みが伴うのだ。
「集まったわね」
スメラギはミーティングルームに揃った顔ぶれに揺るぎない表情で告げた。情勢に加え過酷なミッションを告げるのは何時も苦しい。出来得る限りマイスターが無事である道を選ぶが心の苦しさは変わらない。
831(ハレルヤ+アレルヤ)×スメラギ:2008/06/23(月) 09:15:59 ID:5GXt2tr2
スメラギは各員の配置を告げ、皆が散り散りにミーティングルームを出た後に弱音を零す溜め息を一つ吐く事を自分に許した。それは漏らしてはいけない弱音の様でスメラギは苦しい表示をして眉間に皺を寄せた。
何時までも慣れない。慣れる事が出来ない。
自分は戦術予報しか出来ない。これは揺るぎない事実だった。幾らマイスターの安全を優先した作戦を練っても自分がその場で命を懸ける訳では無いのだ。そして万全は有り得ない。
「無事に帰って来て…」
普段は心で願う言葉が自信の無さからだろうか唇から思わず漏れた。
「…んな声出してんじゃねえよ」
突如背後からふわりと抱き締められスメラギは驚いて目を見開いた後に、それが触れ慣れた肌と体温である事に気付き苦笑した。
力強く心地良い腕に頬を当てて頭を預け、瞳を閉じると小さくかぶりを振った。
「聞きまちがいよ…ハレルヤ」
「…そうして欲しいのかよ。ま、作戦を推奨する立場のあんたが弱気じゃなあ」
「…」
「黙っててやってもいいけど…高くつくよなあ」
「そんなに?」
くつくつと心底楽しそうな含み笑いをするハレルヤを腕に抱かれたまま仰ぐと、口の端を吊上げにやりと笑んだハレルヤが突然噛み付く様なキスで唇を塞ぎスメラギは抵抗した。
832(ハレルヤ+アレルヤ)×スメラギ:2008/06/23(月) 09:16:32 ID:5GXt2tr2
自分を抱き締めるハレルヤの腕を解こうとスメラギは抗うが細腕で敵う訳も無く、唇全てを貪る様なハレルヤの唇付にスメラギは何とか声で抗議しようと口を開いた。そこを見逃さずハレルヤは舌を口内に入り込ませ
「っん…………」
吸い付く様に舌が巻き付き蠢くと長い口付に呼吸が出来なくてスメラギは体を捻りつつ腕でハレルヤの厚い胸板を叩いた。
「っ……ん…」
胸板を叩くその腕を捕らえるとそのまま壁にスメラギの背を当て、足の間に片足を入れると壁に縫い止め逃げ道を無くさせた。ハレルヤはスメラギの酸素全てを奪う様な深い口付けを堪能する。
「…っ…ぅ…」
抵抗する力が弱まるのを捕まえた腕から感じた。ゆっくりと自分の舌の動きに応えるスメラギにネットリとした唾液を垂らせたまま唇を話すとスメラギが睨んだ。
「誰か来たら…」
「…じゃあ黙ってろよ」
耳朶を甘噛みし舌で耳の後ろをざらざらと撫ぜ、首筋に舌を這わせる
「ぁっ…ん」
スメラギが身を震わせた。その反応がハレルヤの肉欲を扇情させる。

『ハレルヤ…君は』
抑制しようとするもう一人の自分を胸の内でジロリと睨んだ。
俺とお前とじゃ、趣向が違うんだよ…黙ってろよムッツリ野郎
『……悪意が見える様だよハレルヤ。……分かるよスメラギさんを慰めたいんだね』
833(ハレルヤ+アレルヤ)×スメラギ:2008/06/23(月) 09:18:06 ID:5GXt2tr2
ちっ…物知り顔かよ。本当にムカツクぜ…アレルヤ。
『…僕は君だからね』
胸の奥に優しい光の様な笑みが湧く。くすぐったい様な、馬鹿にされた様な癪に触る気分だが悪く無い。それを分身に隠したいが筒抜けで無理なのも腹立たしい。
『君の考えに任せるよハレルヤ…』
だったら黙って見てれば良いだろうに…ムッツリがよお

触り心地の良い肌に手を滑らせ臍の下辺りを焦らす様に撫ぜていた手で器用にジッパーを降ろし茂みに指を分け入れさせ濡れそぼった陰裂を指で撫で上げる
「ぁっ…ぁぁっ」
唇の端から声を零したスメラギを見ると泣きそうな顔で熱情を宿してハレルヤを見つめていた。
容赦無く陰核を弄ぶとぷっくりと膨れスメラギの腰が生理的に揺れ動きハレルヤを招く。招かれるままにヌルリと窒に指を入れきゅうきゅうと締め付ける肉壁を擦る。

「ぁっんぁぁあ…はぁ…」

ハレルヤの唇から息苦しいとばかりに逃れるとスメラギが後頭部を壁に撫で付け髪を乱しながらながら甘く鳴いた。
「はぁ…ハレル…ヤぁぁ」
その頸部に舌を這わせるとスメラギが背筋を弓なりにさせハレルヤの指が内部を蠢き貫くと快楽に応える様に指を締め付け軽く達した。
「はぁ…はあ…ハレル…ヤ」
「少しは満足したろ…でもまだ足りないだろうけどな…」
834(ハレルヤ+アレルヤ)×スメラギ:2008/06/23(月) 09:18:46 ID:5GXt2tr2
達して力を脱落させたスメラギを抱き抱えながらハレルヤが耳朶を甘噛みしながら掠れた声で囁いた。
「続きは帰ってからだ。こんなので済むと思うなよ…」
「っ…ぇ…」
乱れた服を力の入らない腕で何とか正しながらスメラギが困惑した表情をした。悪徳な表情でハレルヤが立ち上がりスメラギを見下ろし
「寝かせねえ程喘がせてやるよ…だからお前はそっちの心配でもしてろ」
ニヤリと唇の端を上げるとミーティングルームからハレルヤが立ち去り、スメラギは一人残された。理解した後に漏れたのは笑いだった。
そんなに、自信を無くした顔をしていたのかしら
「…全く…」
服を何とか直すと苦笑にも似た笑いがスメラギの唇から零れた。
立ち上がり、顔に掛かった髪を払い上げ顔を上げた。
進むしか無いのだから。選んだのだから前を見るしかない。
「……期待してるわよ」
ハレルヤの様に悪戯に微笑むと背筋を正してミーティングルームからスメラギも立ち去った。
835名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 09:21:29 ID:5GXt2tr2
コラカティはDVD見る時間取れたら。
文才欲しい…神多いな
836名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 22:40:39 ID:LxPnO6Wk
>>835
久々にハレアレスメラギ見られてすげー嬉しい。
相変わらず大好きだ、この三人の話。GJ!

コラカティも待ってるよ!
837名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 02:05:31 ID:V3PkLKr/
>>835
あなたも十分に神ですがな。言葉の遣り取りと心情の流れが上手いよ。
ところで何故カタカナを半角にしてるの?
読みにくいんだけど…何か拘りでもあるのかな。
838名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 14:48:24 ID:UtOHPKqz
>>837
感想ありがとうございます。読みにくいですか、半角分けすると予測の連続に陰誤が少し出にくくなるので使ってました。
コラカティは半角で半分出来ているので次から直したいです。
839名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 16:56:32 ID:RhosoiXT
流れを読まずルイード×マレーネ希望。
電穂買ったがデレーネかわいいよデレーネ
840名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 14:42:21 ID:se+gbx9i
なんか不人気っぽいけど刹ネナ希望
841名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 20:09:00 ID:FdibDAl1
>>840
不人気ではないけど職人さんが離れる時期でもある。
842夢の果てに…498:2008/06/27(金) 19:05:26 ID:jhhsNFGe
>>840ネーナ→刹那→(妄想の)マリナっぽくていいのなら書いては見たいが…襲フェルロクの後になりますが。
843名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 19:43:16 ID:u/e9zq6N
刹ネーナは大好きだけど、エロにいくまでの道程が遠いんだよな〜
刹那がもうちょい成長してくれたら書けるかもしれんがw
844名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 07:50:55 ID:0gcI1qyT
>>843
オールキャラ好きだけど、刹那だけは想像しにくいよね。
845名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 10:26:51 ID:M0kscZMS
現在おっさん自慰+あげゃ×ババァ&シェリリンのギャグを書こうと考えているんだが、
一部にやる夫AA使っても良いと思う?
846名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 13:36:58 ID:0gcI1qyT
>>845
注意書あれば問題無いんじゃないかな?
847スメラギ×00Fシャル(13):2008/06/30(月) 02:14:36 ID:NdEO+9eX
*** ***
スメラギさん。あなたは気がついているかしら。
わたしを貪る指先から、唇から、それに髪の毛一本一本の先からさえも
溶け出しては、水に混じってわたしの身体の上を流れていくもの・・・
流れても流れてもあとからあとから溶け出してくる、
血のように紅い哀しみに。
そのうちのいくらかは流れ落ちずに、いつの間にか水と分かれて
わたしの中に侵入してくる。ガラスの破片のように鋭い快楽となって。
身体中を切り刻まれてもいい。
あなたの哀しみの破片をすべて、わたしに受けとめさせて。

*** ***
「・・・っあぅ!」
鳥の綿毛のような感触が指先を撫でたと思った瞬間、
今度こそシャルの腰が跳ね上がる。
そのおかげで一気に指先が沈んだ。綿毛の塊を越えた先の暗がりへ。
蜜のようなぬめりがあっという間に指の根元まで絡みついてきて、
さらに奥へと引きずりこもうとする。待ちかねたかのように。
それに抗して、手首ごと三本の指を手前にゆっくり動かす。
「ああっ・・・!」
はじめて、あたりをはばからないほどの声でシャルが反応した。
腰を悩ましげに揺らし、反らせていた背中をだしぬけに起こす。
そのまま両腕を私の首に巻きつけ、髪を両手でつかんだ。
やはり互いに胸が大きいのと、シャルの力が予想外に強いのとで
肺が圧迫されて少し苦しくなったが、指の動きは止めない。
少しして、熱い息と一緒に、耳元で震えるような甘い声が聞こえた。
「・・・ここでも・・・いいわ・・・・・・」
「立っていられないんでしょ?」
私もここでいい。あやうくそう答えかけて気を取り直し、
ことさら突き放した調子で言うと、シャワーの水量を最大限にした。
848スメラギ×00Fシャル(14):2008/06/30(月) 02:15:55 ID:NdEO+9eX
今度こそ二人分の汗と体液を流すと、
天井近くの収納ユニットから大きめのタオルを取って
ぐしょぬれの二人分の髪を乾かす。
お互いに髪を絞ってからぬぐったというのに、
すぐにタオルは水を吸いきってずしりと重くなった。
どのみち、身体についた水滴まで拭いている余裕はもうなかったが。
私にも。シャルにも。

ソファに倒れこんでシャルの腰を再び抱えると、遠慮なく鼻先をうずめた。
さっき指を侵入させたのと同じところに。
今度は柔らかい陰毛のすぐ下に隠れている珠を舌先で掘り起し、
根元に鼻先をぐいぐいと押し付けながら舌全体で愛撫する。
「んぅ・・・っああああ・・あ・・・・!」
洗い流したばかりの透明な蜜が、女の体の奥から再び湧き出してきた。
すぐに滴り落ちんばかりにあふれ、私の顔をぬらしていく。
「・・・身体、起こせる?」
喘ぎと腰の突き上げ方が激しくなってきたのを感じて頭を上げ、
シャルの顔を覗き込む。
「・・・・・・・・・」
また、あの眼で見上げながら、シャルがかすかに頷く。
いい子ね。こんな程度で音を上げてもらっては困るもの。

シャルがソファに上半身を預けるのを待って私も起き上がる。
身体と身体をぴたりとつけるようにして右側に腰をかけると、
今度は左腕をシャルの背中から左肩にまわしてしっかりつかむ。
シャルの右肩に自分の顎を載せながら、右手を再び彼女の谷間に沈める。
今度は、前よりずっと奥深くまで。
シャルが鋭く息を呑むように喘いだ。
・・・手のひらを上向きにして、狭い通り道の上側を掻くように指を
潜らせながら、シャルに密着させた身体の全神経を集中させて反応を待つ。
849スメラギ×00Fシャル(15):2008/06/30(月) 02:18:31 ID:NdEO+9eX
ほどなく、待っていた反応は来た。
蜜がとめどなくあふれてくるせいで、柔らかく滑らかだが単調でもあった
肉の壁。そこに一箇所だけ、硬くざらざらした感触が存在しているのを
私の指が探り当てる。会心の笑みが洩れた。
全ての指の動きをそこに集中させ、刺激し始めた、そのとたん。
シャルが呻いた。長く曳く、低い呻きだった。
同時に私の身体の下で、シャルの肌がざわざわと疼くのが分かる。
「・・・ね・・・ここ、って何・・・なの・・・」
シャルの身体から直接響いてくる問いを、私は無視した。
知らなかったのなら、今私の手で教えられてよかった。それでいい。
「お願い・・・このまま・・・・いかせて」
それも無視した。
かわいそうだけど、まだ楽にしてあげるわけにはいかない。
代わりに左手を上げると、頭を反らせて喉を震わせているシャルの
顎の線を指でなぞりながら囁いた。
「そろそろベッドに行ったほうがいいわ」

シャルが先にベッドに身を横たえたのを確かめると、
手早くベッドの下の収納ケースを引き出して、中のものを取り出した。
自分で適当に素材を流し込んで作った、文字通りのお道具。
最初はシャルが嫌がるかもしれないと思ったが、さっきの反応なら
大丈夫だろう。「ある」のだ、彼女には。

ベッドに上がると、シャルが抱きついて唇を重ねてきた。
あまりにいじらしくて、ついなすがままになっていると、
シャルの手が私の下半身に伸びてきたのに気づく。
「いいのよ。自分ばっかり、なんて思わなくても」
優しく、でもきっぱりと言って、再びキスで抗議の言葉を封じ込めた。
同時に右脚の膝でシャルの両脚の間に割って入る。
彼女に最後の、最高の・・・もしかしたら最凶の快楽を与えるために。
850847:2008/06/30(月) 02:27:48 ID:NdEO+9eX
こんばんは。スメラギ×Fシャルの続き3レス分をupしました。
今回も少なくてすみませんが、(20)前後で完結できるめどが立ちました。
なので来週で終われると思います。

読んでくださった方々(もしもいらっしゃったら)、
保守してくださった方々、 ありがとうございます。
すみませんが、よろしければもう少しお付き合いください。
851名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 14:37:00 ID:01N5J+ey
うおおおおお!!
(*´Д`)GJ!!全裸で待つ
852名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 18:37:40 ID:8Cp3vkYg
>>843
そこで逆レイプですよ
853名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 06:59:55 ID:O7pvwXay
>>852
いいねぇw刹那捕まえてネーナの足コキでフルボッキ、刹那は宗教的にも考え方的にも背徳感……朝っぱらから電波を受信してしまったΣ(ノ∀`*)ペチッ
854名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 08:24:40 ID:IM0J8bNg
スパイダーマッ!!!
855名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 01:31:09 ID:s4Scjpaf
>>852
2スレ目に撃墜された刹那をネーナが…ってのがあった希ガス
856名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 12:30:03 ID:uCSWU2m+
>>855
ちょっと保管庫行ってくる!!!!全裸で
857名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 14:08:28 ID:0Nd6tQx1
全力で保守!!!!
858スメラギ×00Fシャル(16):2008/07/07(月) 03:59:04 ID:DNKgtAbZ
「もっと脚を・・・そう、立てて」
首尾よくシャルの下肢の間に身体を割り込ませると、
ひざ立ちして上半身をかがめながらそう囁く。
私のすぐ右横で爪先が引かれ、膝から下がほぼ垂直に立ち上がる。
もう片方の脚はシーツに横たわったままだ。
「シャル。こっちもよ?」
「・・・・・・」
見下ろす私自身が作る影の中で、シャルがベッドに顔を
押しつけるようにしてうつむく。ほつれかかる白い髪の下で、
頬に紅く血が差しているのが分かった。
「恥かしがりやさんなのね。もしかして、こういう姿勢は初めて?」
「!・・・」
「答えるのも嫌なくらい恥かしいの?意外だわ。ただされてるだけでなく、
私のことも、自分から進んでたくさんよろこばせてくれたのに・・・
それに声だって、あんなに」
「いや・・言わ・・・ないで・・・・・・」
「驚いたわよ、シャワールームで触れたときは・・・まさかあそこまで
ぐしょ濡れだなんて思わな−−」
「やめてぇ!」
悲鳴とともに両手で耳を押さえるシャルを見て少しあわてた。
開きかけていた肢体が、言葉責めのせいで萎縮してしまっては意味がない。

「ごめんね・・・あなたがあんまり可愛いから、つい苛めたくなったの」
本音をそのまま言うとすばやくシャルに覆いかぶさり、身体を重ねた。
立てた左脚の、太腿の内側に手を這わせると同時に、
伸ばした右脚の付け根に私の腰骨を押しつけながら。
いいわ。じきにこちらの脚も立てる、どころか広げる気にさえ
させてあげるから・・・
859スメラギ×00Fシャル(17):2008/07/07(月) 04:00:34 ID:DNKgtAbZ
もう一方の手の指先でシャルの額に触れ、白い髪をそっとかき上げる。
耳朶と首筋を結ぶ線を舌で何度もなぞり、時々耳朶を甘く噛む。
愛しく思う気持ちを込めて愛撫を続けるうちに、シャルの身体から
こわばりが取れ、再び柔らかくなっていくのが肌を通して感じられた。
・・・今度の機会は逃さない。
シャルがひとつ、切なげなため息をついたのを合図に、
左腿の内側を撫で続けていた手を移動させる。
腿をのぼりつめた先の、一番感じやすい部分に向って。

再びあふれそうに潤いはじめているその部分の一番上に、
控えめに隠れている肉の珠。その右側に人差し指の腹を当てると、
上下に動かし始める。
「はあ・・・あああっ」
シャルが大きく喘いだ。閉じた眼のまぶたの上で、長い睫毛が震える。
快感の波に揺さぶられるたびに私の下で腰がうねり、伸ばしていた
右脚の膝が持ち上がり始めていく。
このまま右側を刺激し続けても、シャルは十分な快楽を味わいながら
達するだろう。それは確かだ。
だが。右側がこの程度ならば、彼女が真に感じるのは・・・
それが分かった瞬間、ためらいなく指を肉珠の左側に移動させた。
右側以上に深くえぐるように指を動かし始める。

「・・・g、ぐ・・・・・・ぅg・・・」
喉の奥から絞り出すように、シャルが低い声を洩らし始めた。
よがりというよりは唸りといった方がずっと近い、獣じみた声を。
喘ぎ、というより呼吸そのものも、尋常でない激しさになってゆく。
シャルの腰がぐいと跳ね上がった。シャルに押しつけている私の身体まで
一瞬浮いたほどの、ものすごい力で。
突然湧き出した深く激しすぎる快感を受け止めきれず、
苦痛と感じて逃れようとしているらしい。
860スメラギ×00Fシャル(18):2008/07/07(月) 04:02:18 ID:DNKgtAbZ
思った通り。いや、それ以上の反応だった。
途切れなく左側に刺激を送り込みながら再び笑みを浮かべかけた
私の左脇腹に、衝撃と激痛が走る。
「うく・・・っ!・・・ふふ。ほんとにいい子ね・・・」
ずっと伸ばされていたシャルの右脚がとうとう快感に耐えられずに
跳ね上げられ、右膝が私の脇腹にいやというほど当たったのだ。
今、シャルの両脚は完全に膝を立てた状態で広げられていた。
しかも彼女自身はもはやそれにさえ気づいていない。
最後の快楽を与える準備は整った。
脇腹を押さえながらも身体を起こすとサイドテーブルに手を伸ばし、
置いてあった道具を取り上げる。
多少いびつな形をした半透明の棒の先は、上向きに尖らせてあった。
女の身体の内側に入れるものだ。尖らせているといっても、
柔らかい粘膜を傷つけるようなことはない。
私がシャルの中に見つけたあの部分を刺激して、最大限の快楽を
引き出すのにちょうどよい程度の鋭さだ・・・

「ああああっっ!!」
十分に潤っているはずなのに、先端から道具をシャルの深みに
挿入していくのにはかなり骨が折れた。
もともと狭いうえに、突起の刺激が彼女には強すぎるのだろう。
だが容赦はしなかった。
顔を快楽と苦痛に歪め、身をよじるシャルが汗だくなら、
彼女に馬乗りになり、男と同じ行為をする私も汗だくだった。
それでも、最後の時は確実に近づいていた。
肉珠の左側を片手指で弄り続けながら、体内の最も感じる一点を狙って、
右手で握った半透明の棒を挿入しては引き抜く−−
それを繰り返すうちに、シャルの全身ががくがくと震えだした。
シャル。これなら必ず来る。最凶の快楽が、あなたに・・・
彼女を見つめながらそう心の中でつぶやくと、両手の動きを速めた。
861858:2008/07/07(月) 04:17:40 ID:DNKgtAbZ
遅くなりましたが、スメラギ×Fシャルの続きをupしました。
保守してくださった方々、読んでくださった方々、
ありがとうございます。
>>851
待っててくださって、ありがとうございます。

結局終わらずにすみません。遅くとも2週間後の週末には
本当に終われると思うのですが、また予定通り行かない可能性も
あるため、保留とさせてください…

次からはエロ部分がほとんどなくなって、00Fの補完が
主になると思います。(軽いラブ程度はあるかもしれませんが)
なので、よろしかったら新作投下をおねがいします。
862名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 14:23:28 ID:F10KjxZj
続きキタ━( ゜∀゜)━━!!!
GJです!
863名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 17:59:20 ID:da1XP6n1
オレは来るって信じてたぜ
864名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 00:20:09 ID:mH2Q66SM
ほっすぅー
865名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 09:47:24 ID:GhqrEjJR
>>864
俺が保守だ!!
866名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 13:47:07 ID:ulaNXQGj
俺はガンダムになれない……

だが、保守ならなれる……!
867スメラギ×00Fシャル(19):2008/07/14(月) 02:44:49 ID:QxoFK8C7
「ぁ……ぁんっ…ぅん……あぁっあん…ぁあああんっ…!」
仔犬の啼くように細く高い呻きが、
激しく速くなるばかりの息遣いに載りはじめる。
体内からの大波に突き上げられて揺れる両の乳房ばかりか、
首筋も、シーツを掴んで引き寄せる両腕も、私の両側で大きく
広げられた両の太腿も、桜より濃い色に染まってゆく。
道具を送り込む右手を一瞬止め、シャルの左膝下に当てた。
熱い。それに指を濡らすほど汗が浮いている。
本当に、近い。
右手のものを握りなおすと、斜め上に向ってそれまでよりも
ゆっくりと、だがより深く沈めるように挿入する。
そうしながら、シャルの首のすぐ下に顔を近づけた。
最後までとっておいた場所--水平に並んだ一対の小さな骨に
唇を押し当てて、強く吸う。
だめ。やっぱりそれだけじゃ足りない。
吸いながら、前歯を牙のように鎖骨に突き立てる。
まるでそれが合図だったように、
シャルの背中が大きく持ち上がった。
幼い獣のような啼き声が引き裂かれるように響く。
背中と肩に鋭い痛みが走った。
シャルの両腕が絡みついてきて、髪ごと私をつかんだのだ。
爪が肉に食い込む感触が、シャルとともに私までも
絶頂に追い上げていく――

二人分の荒い息づかいと肌の熱さ以外には
何も聞こえず、何も感じ取れないまま、
しばらく時間が流れる。

やがて私の背中から、腕が両方とも力なく落ちた。
シャルからそっと身体を引き剥がしながら起き上がる。
868スメラギ×00Fシャル(20):2008/07/14(月) 02:45:59 ID:QxoFK8C7
シャルは動かない。
両腕を身体の脇に投げ出し、顔をなかば自分の白い髪に
埋もれさせ、眼を閉じたまま。
ぱさり。
まだらに紅くなった乳房の谷間に
私の紅い髪がひと房落ち、ぱっと長い穂先が散る。
胸の中心から血がほとばしり、
四方に流れ出しているようにも見えた。

脚の間から道具をそろそろと抜いていくと、
弱々しい呻き声を洩らしながらシャルが身じろぎする。
下半身の姿勢にやっと気づき、懸命に脚を降ろそうと…
少なくとも、降ろしたいと思っているらしい。
といっても今の彼女にはもう、立てた脚を降ろすだけの
力さえ、残ってはいないはずだ。
精力を根こそぎ奪う、最凶の快楽に投げ込まれたあとでは。
そう。男の役をつとめたのは私でも、
男と同じ快楽を得た後に果てたのはシャルの方なのだ。

道具を片付けてベッドに戻ると、
もうシャルは可愛らしい寝息を立てていた。
両脚はそろえて横倒しにしてある。失神とさして変わらない
眠りに落ちる直前に、何とか気力をふりしぼったらしい。
性的な成熟した女にしては、慎み深さが強すぎるような気がした。
ましてやあれだけの奔放さを見せられたあとでは。
・・・もしかして、女は知っていても、男は知らないのだろうか。
シャルが少女のような魅力をずっと持ち続けているのも、
ひょっとしたらそのためなのでは・・・
869スメラギ×00Fシャル(21):2008/07/14(月) 02:50:39 ID:QxoFK8C7
頭を振って、その考えを追い払う。
同性が相手とはいえ、誘われれば誘われた分だけ
積極的になってゆき、気がつけば一匹の牝獣を
相手にしているような錯覚を相手に起こさせている。
そんな見事に一人前の女が男を知らないなんてこと、
あるはずがない。
でも・・・少なくとも今は、無垢な天使に見えるわね。
頭のまわりに、ちょうど翼のように白い髪が広がっているし。

シャルの隣に身を横たえ、あどけないとさえいえる
寝顔を見つめているうちに、いつのまにか私も眠りに
引き込まれていたらしい。

その眠りを破ったのは、部屋中に響き渡る無粋な轟音だった。
「・・・・・・ったく、何なのよ・・・」
シャルほどではないにしろ、数時間前の交歓で気力と体力を
ほとんど使い切ったせいで、おそろしくけだるい。

要注意の情報が地上から入ってきたら、とにかく問答無用で
事実を伝える映像をベッド脇の巨大なモニターに流し、
音声の方も大音量で・・・呑んだくれて寝ている女の目を
覚まさせるのに十分なボリュームで再現する。
一度、いつもよりひどく呑みすぎたせいで寝過ごしそうに
なってからずっと、そういう設定にしてあったのだ。
「寝る前のお酒だけでもやめればそんな必要ないのに」と、
クリスには言われているのだが。

身体を起こし、無理やり目をこじ開けた私が見たもの。それは…
灰色の空の下にそびえる灰色の山塊。
そのさらに下に見渡すかぎり広がる、緑の大森林。
そして、それら空と大地のすべてを覆い尽くそうとしている紅蓮の炎と
――紅蓮の粒子だった。
870869:2008/07/14(月) 03:01:56 ID:QxoFK8C7
遅くなりましたが、スメラギ×Fシャルの続きです。
(注: 今回最後に出てきたシーンは、テレビ17話の冒頭です)

保守してくださった方々、ありがとうございます。

>>862, >>863
待っててくださって、ありがとうございます。

#すみませんが次回からほんとのエロ無しになると思います…
871869:2008/07/14(月) 07:24:29 ID:QxoFK8C7
事故
>(注: 今回最後に出てきたシーンは、テレビ17話の冒頭です)

まちがえました・・・18話冒頭です。失礼
872名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 09:17:04 ID:MKvLG5oC
>>871
乙!!(*´Д`)ハァハァしながら読んだぜ!
しかし、過疎りかたがww
おまいら元気ですかー!?
873名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 05:35:06 ID:9iIMqsD7
>>872
元気なんだぜ。

新月の夜にロックオン兄貴がゴリラトスに変身して理性を失い、性欲を爆発させて
トレミーの女性クルー達をレイープ、という馬鹿馬鹿しいのかエロいのか分からないシチュを妄想してた。
874名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 13:37:07 ID:SoQU+Wqc
>>873
読んで理解した。元気だな!!良かったw
ゴリラトスも…幻と消えたな……マッツンツン…
875名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 20:10:38 ID:9iIMqsD7
>>874
フゥ〜ッ
876名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 02:09:36 ID:6Me7d7by
空気を読まずにネナ刹マダー?チンチン


一瞬ネーナによる逆レイプを幻視した
877名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 11:10:14 ID:Ln5IOIs+
つかこの組み合わせならそれがデフォじゃね?
878名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 12:04:43 ID:L07hOKGl
保管庫にいくつかネナ刹あったんじゃなかったか
879名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 12:59:12 ID:d1lRlFYJ
>>874-875
ちょwww
880名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 20:08:08 ID:Sf+bH/It
>>853
電波を受信して数日…やっぱり書きたいから書く事にした!!!
881名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 23:05:46 ID:Sf+bH/It
急ごしらえだから文書荒いです。カティコーラの続きを待ってくれてる方が居たら…さーせんw
882ネーナ×刹那:2008/07/18(金) 23:06:58 ID:Sf+bH/It
柱に後ろ手に縛り付け座り込む刹那の前に椅子を置くと、ネーナは刹那のパイロットスーツを脱がせ、にこやかに立ち上がった。
「何をする!!!」
晒させた陰部にドロリとした液体が落ちるのを刹那は呆気にとられた表情で見つめ、ネーナは可愛らしく微笑ながら空になった瓶を投げた。投げられた瓶が割れる音とネーナの声が重なる
「た・の・し・い・こ・と」
私のね。最後にそう囁くとネーナはよいしょと椅子に座ってゆっくりとブーツを脱いだ。白く細い足が刹那に向かう
「だから、私を怒らせないでって言ったのに…ね?」
空が薄暗くなりつつあるのが倉庫の隙間からの光で分かる。その赤く染まった夕陽の光がネーナの笑みをより悪魔的にする。
刹那は睨み付けながら歯を食いしばるが、その反発する行為も今のネーナにはより楽しみを加えてくれるものでしか無い。
ローションで滑るネーナの足が刹那の肉棒を撫で上げる。
「くぁっ…止め…ろ!」
「何で?勃ってきてるじゃない、屈辱的〜?」
私に逆らうからよ。と言わんばかりの笑みが零れるのが見て取れて刹那は唇を噛んでネーナを睨み上げるが、足の腹が敏感になった肉棒を撫で刺激されると刹那は顔を歪めた。
「ぅっ…ぁっ…」
「気持ち良いでしょ?……私の足」
883ネーナ×刹那:2008/07/18(金) 23:07:21 ID:Sf+bH/It
歌う様に囁くネーナは刹那の吐息が熱を帯びると扇情的な刹那の表情に体が疼いた。足の先に刹那の熱が伝わり、固く閉じた唇から声が上がる。その様子に体が熱を増す
「…ン堪らなあい」
ネーナはそう言うとパイロットスーツのジッパーを降し零れる様に現れた乳房を自分の手で揉み始め、既に起っている乳房の先端を摘んだ。
「あぁっん」
「はぁっ……お前…」
刺激を止められ一瞬戸惑った目で自分を見上げた刹那の表情にネーナは更に秘部にも手を伸した。
「刹那・F・セイエイ…貴方の責任だからね」
見てよと差し出された指がぬらぬらと光り、そのまま刹那の頬に塗り付けられ刹那はネーナを殺気を込めた目で睨み付けた。
「汚れたとか思ってる訳?…バッカじゃない!?こんなに勃起してるでしょ…あんたも所詮人間な・の」
ゆっくりと椅子から体を降ろすと刹那に跨がってネーナは秘部に刹那の肉棒をあてがった。「止めろ!!!」
出来る限りの抵抗で刹那が暴れると、既に入口に入っている自身が深くネーナに飲み込まれ。自身を締め付ける様に包み込む感覚に刹那の声が漏れる
「うっくっ…」
「ほら…刹那、入っちゃう……見なさいよ!!」
ネーナは刹那の頬をヒステリックに殴打すると刹那の唇から垂れた舐め取り、腰を沈めた
884ネーナ×刹那:2008/07/18(金) 23:07:47 ID:Sf+bH/It
「全部私の中よ…っん…刹那ぁ」
甘える様な声を上げるとネーナは刹那の上で踊る様に腰を振った。
「つぁ…貴…様…!」
動くなと呼び止めるが、本能が勝るのか刹那の腰も揺れ始め
「あんぁあんっあっ刹那!刹那あ!…気持ち良いよお!」
擦り付ける様に腰を振ったかと思うと、恍惚の表情でネーナが打ち付ける度に接合部からは卑猥な水音が繰り返され刹那自身も急に熱さを増した。急速な快楽に思考が追い付かず刹那も夢中で腰を動かす。
「ああっ!刹那!私イっちゃう!あぁんはっぁぁぁ」
「っくぁっ…」
きゅうきゅうと自身を締め付けるネーナの中に堪らず刹那は欲を吐いた。
「ぁあ…熱いよ…刹那あ…」
悦に入った表情でネーナは刹那に腕を絡めて凭れると、乱れた呼吸で刹那を見上げた。
「もっと…しよう…ね?」
「…止…めろ…」
「駄目よ…貴方は私の物…言ったでしょ……気に入ったって…」
そう呟くとネーナは薄く唇に笑みを浮かべた。
885名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 23:46:01 ID:6Me7d7by
おおGJ!

なんというドSネーナ…
全裸で続き待ちます
886名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 23:56:12 ID:+7LUNXPs
>>881
GJ!!
逆レイープがここまで似合うカップリングも珍しいね。
カティコラも待ってるよ
887名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 00:11:41 ID:AL45rTKl
>>885
単発だたり…また萌えたらw取り敢えずカティコーラを…またエロ無しだけど…orz
888名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 22:45:54 ID:y66T6Wc7
>>881
超GJ!!!!続きを期待すると言わざるを得ない!!!!!!!
889名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 02:02:05 ID:GhpyvWnr
>>871です。すみませんが、用事が入って遅れたため >>869(エロ無し)の続きは
明日夜中頃upさせてください。

>>872
読んでくださって、ありがとうございます。
890名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 06:51:50 ID:jfwEQzW/
>>889
了解!頑張れー!

…俺は前にあったお仕置留美ちゃん他マイスターバージョンも密かに待ってるんだ!
891スメラギ×00Fシャル(22)(エロ無し):2008/07/22(火) 05:52:58 ID:Wgbzj2HH
空の真中に陣取り、勝ち誇ったように両腕のシールドを広げる
真紅のモビルスーツ -- ガンダムスローネドライ。全天を覆いはじめた
禍々しく赤いGN粒子の奔流は、その背中から噴き出している。
巨大すぎる燕のように空を駆けめぐり、AEUのヘリオンを
次々と羽虫のように撃ち落してゆく、暗い灰色のモビルスーツ。
ついこの間、トレミーの中まで乗り込んできた機体 -- スローネアイン。
また、あいつら。そして今度もその戦い方は・・・
焼け焦げ、ねじれ、腕や脚や頭だけになって転がる無数のヘリオンの残骸。
見えはしなくとも間違いなく存在するであろう、撃墜されたパイロットや
爆破された基地の人員たちの、無数の遺骸。
たった今スローネアインの放った炎の柱に呑み込まれ、隠された軍の
諸施設や、樹々の下に展開して空の敵をリニアライフルで狙っていたヘリオン、
そして機体と同じ数のパイロットたちごと、一瞬で焼き払われた樹海。
また、殲滅戦?いくら軍事基地だからって、それが
ソレスタルビーイングのやり方として認められるとでも
思っているの…!
"あんたらがヤワい介入しかしねぇから、オレらに
お鉢がまわってきたんじゃねえか"
思い出したくもない台詞を思い出してしまったとき、モニターの中で
格納庫らしい建物が火を噴いた。少し遅れて、さっきと同じ轟音が響き渡る。
大破して黒煙を上げる格納庫の屋根の裂け目から、
巨大な剣を引っさげたオレンジの機体が立ち上がった。
あの台詞を吐いた次男のガンダム -- スローネツヴァイ。
892スメラギ×00Fシャル(23)(エロ無し):2008/07/22(火) 05:54:20 ID:Wgbzj2HH
戦争根絶が聞いてあきれる。そう吐き棄てる資格が自分にないことは
わかっていたが、心の中でそう思わずにはいられなかった。
そして、声に出してこう呟かずには。
「これで、7度目だわ」
「いいえ・・・8度目」
息を呑み、ベッドの上でふりむく。
シーツを胸元に引き寄せ、身体を起こしたシャルがいた。
だがその視線は私ではなく、モニターに向けられている。
そんな必要もないのに、手にした巨剣を左右になぎ払い、
原型をとどめなくなるまで格納庫の壁を叩き斬りながら
外に出てきたスローネツヴァイ。
その姿を、ばらばらに乱れた白い髪の間からのぞく
薄氷のように冷たく青い瞳が凝視していた。
数時間前まで妖しくみだらに潤んでいたのが嘘のようだ。
彼ら -- トリニティと私たちが初めて接触した、タクラマカン砂漠での
軍事合同演習。彼らがトレミーを去った直後のMSWAD基地攻撃。
その2回を合わせても、彼らの過激な武力介入はこれで7度目のはずだ。
「・・・今、なんて?」
たずねると、シャルは少しうろたえたように私を見た。
まるで、言わなくてもいいことを言ってしまったのに
今はじめて気づいたかのように。
だが、答える声にためらいは感じられなかった。
「8度目なんです。わたしと -- わたしの今の仲間にとっては」
893スメラギ×00Fシャル(24)(エロ無し):2008/07/22(火) 05:55:10 ID:Wgbzj2HH
シャル・・・あなたは、あのトリニティのことを知っている。
少なくとも私と同じレベルで話ができるくらいには。
そして、私の知らないところでトリニティの武力介入があった。
そういうこと?まさか、そんなはず。
でももしそうなら、あなたはいつ、どこで彼らを知ったの?
あなたとあなたの仲間に、彼らはどんなことをしたというの?
もしそうならなぜ ----
思考が走り始める前に、突然あることを思い出した。
私自身の記憶の中から、現在突き当たっている課題を
解くのに最もふさわしい情報を瞬時に判断して選びだし、
最も適切な時点で意識にのぼらせる。
たとえそれがどんなに、現在の課題に関係のなさそうなことに
見えるとしても・・・
いってみれば、「勘」でしかないのかもしれない。だが自分のこの能力に、
戦術予報士としての私はずいぶん助けられてきた。それは事実だ。
他のたいていの人間が同じことをしようとしても、単なる関係妄想に
陥るだけだろう。その能力が今、ひとつの情報を送ってよこしたのだ。
「秘密ドックで治療を受けている、シャル・アクスティカの部下」

「あなたの、手に負えない部下・・・
もしかして彼は、彼らと戦って負傷したのではなくて?」
言ってから自分でも驚いた。
旧式とはいえ、AEUのモビルスーツ群を一方的に殺戮できるだけの能力を持つ、トレミーのガンダムに勝るとも劣らない能力を持つ
三体のガンダムスローネ。彼らと戦って生還できる者などないはずだ
・・・ガンダムを駆る、ガンダムマイスター以外には。
894889:2008/07/22(火) 05:56:27 ID:Wgbzj2HH
スメラギ×シャルの続きをupしました。
(アク禁巻き添え中なので、レス代行スレッドで代行人さんにupして
いただいたのですが、テンプレを依頼用レスに入れる関係で
改行を減らす必要があったため、ところどころ1行が長すぎたり、
妙なところで改行されたりするかもしれません)

読んでくださった方々、保守してくださった方々、
ありがとうございます。

>>890
ありがとうございます、がんばります。
895名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 07:11:01 ID:T1OnrTWd
>>894
乙です!今回もGJでした。…けどもう少し切れ切れじゃなくて、纏めて投下してほしいな。
896894:2008/07/24(木) 23:50:25 ID:nxySIOpM
>>895
読んでくださって、ありがとうございます。
本当に、結局数レスずつの投下になっていてみなさんに申し訳ないです。先週も
結局終わりませんでしたし…少し考えてみましたが、もうエロ話のヤマも
終わったので、1ヶ月のうちに最終回までまとめてupしようと思います。
(5レスで終わるかどうか微妙ですが、10レスまではいかないと思います)
万一それまでにこのスレが終わったら、新スレのほうにupさせていただこうと
思いますので、ぜひ、他のエロパロをよろしくお願いします・・・>all

(補足:
新シャア板にあった、今月の00Pのネタバレを読んだところ、
↓(以降、少しだけネタバレの可能性あり)





Pシャルはガンダムプルトーネの事故で顔だけでなく、やはり身体にも
かなり痛手を負ったらしいのですが・・・今までの流れもあり、
自分の話では敢えて言及しないことにしました)
897名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 10:22:10 ID:d7mICIiw
俺がエロパロだ!!
898名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 08:01:06 ID:cVBElTbc
>>897
過疎…それも10月までの我慢
899名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 12:42:27 ID:HMtU5ktw
暑くて妄想する元気……………あるぜ!!!!
900名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 16:06:19 ID:wA4dqAVU
ラッセのガチムチレスリング
901名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 03:02:19 ID:XwfXRRoY
>>900
謹んで辞退します…
902名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 11:09:36 ID:MbeHPYLc
ルイスNTRのエロパロちょっと思いついた
レイプとかじゃなく、大人になるって悲しいことなの的な
903名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 13:41:16 ID:DO6006ig
>>902
それは面白そうだ!
904名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 16:14:49 ID:MbeHPYLc
相手はリジェネで

妄想全開でやるけど怒らないでね
905名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 16:23:53 ID:5IOvboTH
アレですか?
自分は沙慈に釣り合わない、自分を汚したいと思って別の男と寝るとかそんな感じですか?
906名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 16:25:25 ID:MbeHPYLc
多分coccoの強く儚い者たちの歌詞みたいな感じ
907名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 16:25:54 ID:MbeHPYLc
でもまだぜんぜん考えてないからどうなるかわからんので期待しないでくれ
908名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 03:15:54 ID:YpGj9nUL
姫様の雰囲気が更に薄幸そうになってますます好きになった>CM
909名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 04:59:06 ID:6v7KBwGZ
シーリン可愛いよシーリン
でもキャラ変わってなくね?虎似の男との絡みくるか?
910名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 18:49:05 ID:60kyFmPM
初めてなんですが、まだ需要のあるか分からんネナ刹投下します。
長い上に痛く、しかもエロまでが長いですが・・・生暖かい目で見守ってください。
911名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 18:50:55 ID:60kyFmPM
厚い壁からかすかに洩れる叫びに耳を澄ませ、声の主を誰か確認するとネーナは口元を吊り上げた。
部屋にはロックがかかっていたが、ハロなら簡単に開けることができた。
暗い部屋にはまだ、うめく声が響いている。
ベッドに腰掛け、悪夢にうなされているその姿を見下ろす。
息が上がり、もがくように手は毛布の上をさまよう。
血の気の引いた肌には冷たい汗が滲んでいる。
「・・・刹那」
優しく静かに呼びかけてみても、その耳にすら届いていないようだった。
肩を揺すりもう一度名前を呼ぶ。今度は、あっけらかんとした、哀れみなんか微塵も無い声で。
「起きてよ、刹那ってば」
「・・・っ」
目を覚ますと同時に刹那はネーナの手を払いのけ、飛び起きた。
「触るな!」
「いったいなぁ。うなされてるからせっかく起こしたげたのに!」
口を尖らせて文句を言うネーナを、刹那は侮蔑をこめた目で睨む。
「・・・勝手に入るな、早く出て行け」
思ったとおりの反応にネーナは面白くなり、ごめんごめんと適当に謝りながら、刹那の顔を覗き込む。
自分を蔑むようにしか見ないこの目が、これからどうなるかと期待に胸を膨らませる。
「離れろ」
「ねぇねぇ、何の夢みてたの?」
刹那が言うことを完璧に無視して、キスができるくらいまで顔を近づける。
「・・・怖い夢だったんでしょ、ねぇ。」
先ほどと同じようにネーナを睨み続けている刹那の、汗ばむ頬を撫でる。
「母さんって、何度も呼んでた・・・きゃっ」
ネーナが言い終わるより先に、刹那はネーナを突き飛ばした。
「早く出て行け・・・っ」
まだ変わらない表情に、さらに期待が膨らむ。ああ、早くぐちゃぐちゃにしてやりたい・・・!
「お母さんがどうしたの?レイプされた挙句殺されちゃったとか?」
頬を平手で叩く音が、薄暗い部屋に響く。
「・・・ぃ、った」
頬を押さえながら無言で手を上げたその人を見れば、蔑む瞳に怒りが灯っていることに、
その胸はさらに躍る。痛みなんか超越するほどの、歓喜。
部屋を出て行こうとする刹那の腕をつかみ、最大の武器を振りかざす。
912名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 18:54:04 ID:60kyFmPM
「知ってるんだから・・・本当の事」
力いっぱいその腕を引っ張り、ベッドに押さえつける。
「自分で殺しちゃったんだもんね、お母さん」
刹那が抵抗するよりも早く、その首を絞め上げた。
「どうやってやったの?こんな感じ?」
首を絞める白い指が、刹那の手が苦しみにもだえながら引き剥がそうと爪を立てる。
「そんなわけ無いかぁ・・・まだ子供だったんだもんねぇ」
手にこめる力は弱めることなく、ネーナはいいものがないかときょろきょろと周りを見回す。
まるでおもちゃを見つけた子供のように、手を伸ばせば届くところに置かれたままの銃を取り、
「やっぱこれだよね?」
刹那に銃口を向けた。
それでもやはり侮蔑の眼差しの中には怒りが、咳き込んでいてもしっかりと灯っていた。
「駄目だよ、言うこと聞かないと。」
反抗といえば睨むことぐらいしかできず、咳き込み自由にならない体では、あっという間にその腕は縛られてしまった。
起きてすぐに銃を取れば良かった。そのために近くに置いていた。でもそれができないくらい、夢の内容が悪かった。
やめろと言おうとすれば口で塞がれ、舌が這いずりまわった。
やっと口が開放されたと思えば首を舌が這い、耳が犯された。熱い息が吹きかかるたびに嫌悪感が募る。
服を脱がされ、肌を弄られ、手が下へと伸びていく。
「やめろっ何で・・・」
なんでって?ネーナは無邪気に笑う。
「教えてあげるよ、君も私も同じだって事」
初めて刹那の顔に、恐怖が滲むのをみると、にっこりと微笑み、優しくそれを撫で始める。
「いつも軽蔑したような目で見るよねぇ、私の事。」
手に力を一気にこめる。
「何?自分は綺麗だとでも思ってるの?」
「っうあ・・・」
「あはは、痛いよねぇ。・・・大丈夫、気持ちよくしてあげるから」
手で撫でるだけでは反応の無いそれを、ネーナは口に含む。最初は優しく、だんだん激しく口を使う。
時々先端を舌で攻めた。そうすれば、褐色の体がぴくんと反応した。
次第に嫌悪感を押しのけて、快感が忍び寄るのを刹那は感じ、必死に抗おうとする。
しかし一度その口から、熱を帯びた吐息が洩れてしまえば、取り返しがつかないほどの快感に体が支配されていく。
恐れても抗えない感覚。抗うことができない自分という存在。痛いほどの屈辱は呻きとなって吐き出される。
913名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 18:56:28 ID:60kyFmPM
そんな洩れる吐息に混じる呻きに、ネーナの体は熱くなる。
すっかり勃ちあがったそれから口を離し、楽しげに刹那を見下ろしながら服を脱ぎ捨てたネーナは、
再びその体に馬乗りになる。
「やめ・・・」
「やめてあげなぁい」
自分の秘部に刹那のものを擦り付けながらネーナは笑うと、体重をかける。
「ほらぁ・・・入っちゃう」
ねっとりと絡みつく熱に呻くとネーナは喜び、腰を振り始める。
「う・・・っあ」
「ほらぁ気持ちいいんでしょ?っあぁん・・・刹那の気持ちいいよぉ・・・」
さっきまで睨み続けていた刹那は、目を閉じ快感に抗っている。
「だめ、ちゃんと見て・・・」
腰は激しく動かしたまま、刹那のあごをつかみ前を向かせ、唇を押し付ける。
片方の手で、胸の先端を摘み刺激を与える。
唇を離してやると思ったとおり、喘ぎとも呻きとも取れる甘い声が洩れだし、
ネーナは心底可笑しくなる。やっぱり思ったとおり。
「ぁんっあん・・・イイよぉ・・・っああ!」
汚してやった喜びがさらに快感を高め、腰はさらに激しく揺れる。
じゅぶじゅぶと卑猥な音が、肌の擦れる音が、刹那を苛めると思うと、もっと聞かせてやりたくなる。
「あっあっ聞こえる?・・・んんっ・・・この音聞こえる・・・?あっん・・・」
(あんただって私と同じ・・・ただの人殺しなんだって・・・)
「うあっ・・・」
(ただの欲にまみれた汚い生き物なんだって・・・)
「あ、・・・ああああああっ」
ネーナの体を電流のように駆け上がる快感。
刹那のものを締め付け、ネーナは快感をむさぼりさらに激しく腰を振った。
「・・・やめ・・・っ。うあっ・・・あ・・・」
刹那の腰が跳ね、同時に熱いものが吐き出される。
「ああああんっ・・・あ、あぁ・・・は・・・ぁん」
すべて搾り取るように、腰を数回振ったあと、
ネーナはそのまま刹那に優しいキスをして、耳元で囁いた。
「ほら・・・同じだったでしょ・・・」

914910-913:2008/08/04(月) 18:59:18 ID:60kyFmPM
以上でした。。。
読みにくいとか誤字脱字は見逃してください。

では失礼します。
915名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 19:55:30 ID:8zFJZr2O
sageてくれると嬉しかったがGJ!
刹ネーナいいなぁ
916名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 00:35:07 ID:xJBD075C
何故sageない?だが非常にGJだ!!!・・・・寧ろ何処かで会った感が否めないが…別人だったら失礼!
917名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 08:56:20 ID:untyWhe0
ハナヨが立体映像なのに絶望した
918名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 09:39:20 ID:AA8X3dgX
http://nagamochi.info/src/up9302.png
これって噂の無人機?
919名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 09:54:10 ID:AA8X3dgX
誤爆
920名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 00:08:35 ID:ndQFJraV
ドSな感じのせっちゃんが姫様を性的に苛めちゃう作品期待
921名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 00:16:16 ID:TKTbE+J1
マリナHの知識全然無さそう
922名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 00:36:32 ID:1ljOKC4H
>>917
だれ?
923名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 01:10:47 ID:ZlpUTlyn
>>917
実体があれば、あんなことやこんなことができるというのにな…

>>922
OOP&OOFのガンダムマイスター874(ハナヨ)
924名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 01:48:57 ID:aCquNrAs
>>921
それなりにあるほうが犯す時に良い感じになる
925名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 06:44:44 ID:TKTbE+J1
マリナは29でも処女か…ゴクリ…
926名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 13:53:06 ID:V2rY3Fje
917>>
ハヤナがいるじゃないか
927名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 21:00:15 ID:TKTbE+J1
2期マリナすげー未亡人っぽいw
たまらんw
928名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 00:18:07 ID:MfmxWYPK
マリナは三十路目前なのに可愛いなぁw
929名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 00:29:23 ID:Uwb3p9KW
ますます虐めたくなるオーラが出てるな
たまらん
930名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 22:59:53 ID:Zu3skfQF
あと二ヶ月か…
931コーラ×カティ(エロ無し)2:2008/08/08(金) 23:30:29 ID:efIzERXc
ユニオン高軌道ステーション

新兵器として各陣営に配置されたMSをガラス越しに見つめる赤髪のドレッドヘアを目に止めるとコーラサワーは声を掛けた。
「よう!あんたフラッグファイターだろ?」
曲がり角で重力の軽い体で華麗にステップを踏み方向転換させるとコーラサワーは相手に近付いた。
相手は振り返ると口を紡いだままこちらを神妙に見返している。スペシャルな俺を目の前にして驚いてやがる。コーラサワーは直感的に理解し、あくまで優雅に近付くと相手が口を開いた。

「誰だ?」
予想を裏切る相手の言動にコーラサワーは躓く物の無い空に浮いた状態にも拘らずつんのめる様に体を半回転させ
「この俺を知らないとは潜りだな!AEUのエース!パトリック・コーラサワー様だ!!」
姿形を知らないのも仕方無かろうとコーラサワーは腰に手を置き、胸を張った。
「コーラサワー…」
気付き驚け
「ああ!うん!」
そうだ!俺様が!その…
「ああ!!?一番最初にガンダムに介入されボコボコにされた!」
相手の反応に後頭部をハンマーで殴られた様にコーラサワーは一度ガクンと落とした頭を擡げるが、気を取り直して辺りを見回した。
「古傷を抉るな!!!…それよりユニオンのトップガンどこよ?」
ダリルはコーラサワーのきょろきょろと落ち着きが無い様子を見て、だから無様な負け方をしたんだろうと
932コーラ×カティ(エロ無し)2:2008/08/08(金) 23:30:53 ID:efIzERXc
思ったが、敢えて口にする気も無く機械的に応えた。こう言う輩は適当にあしらうに限る。
「エーカー上級大尉は本作戦には参加しない」
これで会話は終了だとばかりにダリルは告げると目の前のコーラサワーは目を見開きダリルの前で自己陶酔を始め
「ふぇ?…どぉ言う事だ?……あ!!ふっ…そうかい…臆病風邪に吹かれたって訳かあ…ユニオンのエースも大した事なっ」





「…全く…あの男は…」
意気揚々と周りを憚らならいから廊下までパトリックの声が聞こえている。突然黙った辺りから推測するが、怒りを買ったのだろう。むしろ自分が喧嘩を売っている事にすら気付いてはいないな。そう思うと笑みが唇に浮かぶ
「本当に手の掛かる……」
呟いた後に一息吐くとカティは何時もの様に表情を引き締め足を止めた。
「パトリック!!!!!」
「大佐ぁぁぁ」
その声にユニオンの兵士が予想通りに掴んでいた襟首を離すとパトリックが情け無い格好でこちらに向かい逃げ込んだ、正に負け犬が飼い主に逃げ帰って来たその姿がカティの心をくすぐりかけたが表情を緩めず内に納めた。
それを特に気にする様子も無く姿勢を正し敬礼するユニオンの兵士の闘志に迷の無い強さを感じる。だからこそ、今パトリックに行なった行動に恥も無いのだ。
933コーラ×カティ(エロ無し)2:2008/08/08(金) 23:31:29 ID:efIzERXc
無礼を働いたのはパトリックだと確信しつつその敬礼にカティも背筋を張り足を揃えると応えた。

怖い赤毛のドレッドヘアと冷静に対峙し挨拶するカティの凛々しい後ろ姿を見上げながらコーラサワーはその姿に見入ると、フラッグファイター相手に萎縮していた気持ちが誇らしさに膨れ上がる気持ちに頬を昂揚させた。
大佐の何と美しく高貴な事か!!

正にスペシャルな自分にこんなに相応しい人は居ないと確信すると共にふと違和感に気が付いた。
『パトリック!!!!!』
ん?
『パトリック!!!!!』
ん?

挨拶を終えたカティに引き摺られる様に空間を浮かびながら心地良い不思議な違和感にコーラサワーは首を傾げた。

見上げれば、その凛々しさに自然と頬が染まった。何だか鼓動が早鐘を打ち鳴し、反響する音を体中にけたたましく反響させ繰り返す。その反動に思考がまっさらになっていくのが分かった。

思考が至極単純になる

見上げる自分を一瞬カティが見下ろした。


ドクン。


見た目が良い女どうこうでは無く、彼女が好きだ。唯、単純にそう理解するとコーラサワーの先程の違和感が直立して主張する様に胸に湧き上がった。


『パトリック!!!!!』

934コーラ×カティ(エロ無し)2:2008/08/08(金) 23:32:10 ID:efIzERXc
頭に様々な疑問符が生まれるが、それらを押さえるのは単純な一言だった。感情が思考を勝る、その瞬間
「大佐……好きです」
コーラサワーがカティを見上げて呟くと、カティが歩みを止めてコーラサワーに向き直った。

馬鹿な男は愛嬌がある。そんな風にしか受け止めて無かった。カティは、パトリックの視線の様に足元からじわじわと登ってくる熱に堪えられず、僅かに頬を染めた。
「何を言って…」
「パトリックです!!」
その勢いにカティは一瞬行き詰まりを感じた
「…パトリック…何を…」
「大佐…カティは…」
ファーストネームを呼んだ後に少しパトリックはぎくりと肩を震わせたが、しばしの躊躇の後にカティを見つめた。
「…………カティでいい…パトリック…」

それが答えだった。

「はい!!!!」
引き摺られると言う間抜けな格好だがコーラサワーはカティだけを見つめて応えた。
「…二人の時だけだ…」
止まっていたカティの足が歩みを取り戻す。短い髪の毛の隙間から赤く染まった耳が覗くのをコーラサワーは隠しきれない笑みで黙って見つめた。
935名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 23:35:40 ID:efIzERXc
待ってくれていた方がもしも居たなら、お待たせしました。
936名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 02:40:32 ID:pt+GS5En
>>935
待ってたノシ 
GJ!コーラかわええ〜
937名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 03:19:31 ID:IUIkPGSp
>>931-935
うぉ、待ってました!
押し切られるカティに萌えた〜。
なんか、「本能で好き」みたいなコーラがコーラらしくていいし
ごちそうさまですた。
938名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 20:53:05 ID:tgrfunmu
コラカティ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

エロなしなことだけが残念ですw
939896:2008/08/11(月) 02:42:07 ID:+ecrNhwr
スメラギ×Fシャル作者です。完成させてからupするといっておいて
大変申し訳ありませんが・・・またこれから3レス分、投下させてください。

読んでくださる方、いらしたらありがとうございます。
940スメラギ×00Fシャル(25)(エロ無し):2008/08/11(月) 02:45:07 ID:+ecrNhwr
(※最初の何行かは、前回の最後の何行かを修正追加したものです)

「あなたの、手に負えない部下・・・
もしかして彼は、彼らと戦って負傷したのではなくて?」

言ってから自分でも驚いた。
旧式とはいえ、AEUのモビルスーツ群を一方的に殺戮することが可能な、
トレミーのガンダムに劣らない性能を持つ三機のガンダムスローネ。
彼らと戦って生還できる者などないはずだ。
少なくとも、同じガンダムマイスター -- GNドライブを備えた
機動兵器「ガンダム」のパイロット以外には。
・・・そのGNドライブの中核をなす太陽炉が、つい先日イアンが
独立端末経由で極秘に報告してくれた「疑似」仕様であろうと、なかろうと。

トリニティの出現だけでも信じがたいというのに、
このうえまだ別のガンダムマイスターが存在する?
そんなことありえな --- 違う。むしろ逆だ。
トリニティと疑似太陽炉の存在が明らかになった以上、他にもまだ彼らと
同様のマイスターが存在する可能性を否定しようとする方が不自然だろう。
ならば、ありえるとしたら。
ソレスタルビーイング内にいわば「第三勢力」のガンダム、
そして第三のマイスターが存在するのだとしたら。
いえ、やはりそんなはず・・・

ループにはまりかけていた思考が、突然停止する。
まるで私の心を見透かしているようなシャルの答えを聞いて。
「ええ。彼らに、わたしたちの太陽炉を奪われまいとして」
941スメラギ×00Fシャル(26)(エロ無し):2008/08/11(月) 02:45:50 ID:+ecrNhwr
一瞬だけ停止した思考が、今度こそ疾走を始める。

シャル。あなたがそのひとことで伝えようとしているのは --
あなたの部下がやはりガンダムマイスターだということ。
つまりあなたが、ガンダムマイスターを指揮する立場にあるということ。
おそらく、私とそうは違わないたぐいの。
そしてあなたとあなたの仲間が、少なくとも1体のガンダムと、
1つの太陽炉を所有しているということ。
そしてその太陽炉が、トリニティによって奪われようとしたということ・・・
それもあなたの部下が、トレミーで早急に高度な治療を受けなければ
ならないほどの重傷を負ったことを考えれば、つい最近。
私の知らなかった武力介入というのは、そのことなの?
もしも、そうならば。なぜ彼らは太陽炉を奪おうなどと?
同じソレスタルビーイングであるはずのあなたたちから。
それにその太陽炉とは、疑似?それとも・・・純正?
まさか。
純正の太陽炉はあとひとつだけ -- 5基あると聞かされてきたうち、
トレミーのガンダムに搭載されている4基以外の最後のひとつ・・・
つまり第一世代の「Oガンダム」に搭載されていたものしか
存在しないはずだ。その製造に要する厖大な時間を考えれば。
だけど。
疑似太陽炉だとすれば、それはシャル、あなたたちが
ヴェーダのハッキングに関わっている可能性があるということ。
トリニティと同じように。
太陽炉の設計データは、ヴェーダの中にしか存在しないのだから。
・・・ヴェーダのハッキング。こんな大それた考え、まだ誰にも
ほのめかしさえしていないけれど。イアン以外には。
そうでないとするなら、シャル。あなたは。
Oガンダムに搭載されていた太陽炉 -- そしてOガンダムそのものを
所有しているかもしれないあなたたちはいったい、何者なの?
ソレスタルビーイングの中で、あなたとあなたの仲間の存在は
どんな意味を持つというの・・・?
942スメラギ×00Fシャル(27)(エロ無し):2008/08/11(月) 02:46:47 ID:+ecrNhwr
不意に、腹が立ってきた。
小出しにされる情報にきりきり舞いしている自分に対して。
そしてその断片的な……まるで神託のように、どのようにでも
解釈できそうな情報で、いきなり私を翻弄しはじめたシャルに対して。
「そうなの?でもそれは、私には知らせる必要がないとヴェーダが
判断した情報なのでしょう。だったら、どういうつもりか知らないけど、
いまさら中途半端に伝えるのはやめてくれない?」

とげのある言葉が宙に消えた瞬間、激しい後悔に襲われる。
私が「勘」にまかせて放った、唐突で立ち入った質問を、
シャルはかわそうともせず答えてくれたのに。
最低ね、私。戦術予報士としても人間としても。
流れ込んでくる情報を処理しきれなくなったあげく、
勝手にやけを起こしてイラついて。しかもその苛立ちを、
シャルのようなひとにぶつけるだなんて・・・
昨夜、彼女がその肢体すべてで示した細やかな優しさと愛らしさを
改めて思い浮かべ、やりきれない自己嫌悪に身をよじりたくなる。

それでもなんとか、謝ろうと口を開きかけたその時。
顔をうつむけたシャルが先に言った。
「ごめんなさい。わたしたちに関わる情報をプトレマイオスの
あなた方には伏せておくという方針は、ヴェーダの意向でもあるし、
わたしの希望でもあります・・・確かに、中途半端な情報で
あなたを混乱させるべきではないのかもしれません。でも」
言葉を切り、顔を上げる。
白いヴェールのように下がった髪に隠れて、顔の右側は見えない。
何らかの処置を施されているらしい左眼が一切瞬きをしないためか、
まるでAEU圏によくある古い教会の中にいて、聖母の彫像に
向き合っているような錯覚に陥りそうになる。

「今となってはもう、そのヴェーダに全幅の信頼をおくわけには
いかない・・・何者かの支配下にあるヴェーダには。スメラギさん、
あなたならもうとっくに、そのことには気づいているはずです」
943名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 08:02:16 ID:HsDU6SAi
スメシャルキタ━( ゜∀゜)━━!GJです!
944名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 21:42:00 ID:A2Pq3R9p
>>942
GJ!ババァかわいいよババァ
945942:2008/08/15(金) 10:08:30 ID:w98MNw5c
>>943
読んでくださって、ありがとうございます。
スメラギさん&シャルという超いい女2人の
組み合わせで楽しんでもらえたらすごく嬉しいです。

>>944
読んでくださって、ありがとうございます。
文字だけで書いたシャルにもそのフレーズを
いただけるなんて、とても嬉しいです。


すみませんが、これから家を数日離れることになり
今度の日曜はupできなくなったため、
別の話がありましたら投下をぜひよろしくお願いします>all
946名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 00:48:24 ID:RYWQA3fN
マリナをグチョグチョに犯す作品を是非
947名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 09:54:27 ID:Hn0ukYn7
マリナのあの性格は犯す系エロパロには持ってこい
948名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 12:29:45 ID:oQPJY8rc
>>947
マリナと刹那は汚されるといいよ!!(*´Д`)ハァハァ
949名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 20:40:03 ID:QDhNGPzN
OOFのコミックを見た
    ↓
結構面白かった
    ↓
三十路とロリしかいねえな。だがそれがいい、あげゃげゃ
    ↓
そうだ、フォン×シェリリン&874を書こう←今ここ
950名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 01:47:26 ID:E30FiT62
>>949
是非お願いします!!
951498:2008/08/17(日) 04:29:19 ID:JzDK9fi0
流れをぶった切りでKYスマン。前のレスでコテハン直すの忘れて恥ずかしい498です。
(襲)フェルロクフェル書いたんですが、ロックオンの死に逆襲したかのような物を書いてしまいました。
取り敢えず、レス数の関係により前編です。

注意点
これのカップリンクはあくまでフェルトとロックオンです(強調)
ロックオンの○○説(生存やら、入れ替わりやら、端末やらなんやら)突っ込みまくり。
9話の二人は24じゃなくて29なんだよ!
あえてそこはニールだろ!というところを反転しています。ありえない妄想ネタなので突っ込まれると痛いです。
設定にムダに時間をとられたせいか、ロックオン視点のほかにフェルト視点とティエリア視点も含めた3視点で送るムダに長い文章。
不評の場合はロク視点で切ります。
文章の荒さには毎度のごとく目をつぶっていただけるとありがたいです。
952(襲)フェルロクフェル1/10:2008/08/17(日) 04:39:30 ID:JzDK9fi0
あれからもう四年…彼らは今どうしているのか俺にはもうわからない。ソレスタル・ビーイングが世界からその存在を消したことにより俺は生かされた。
手に持つ花が三本から七本に増えて、その増えた数だけの年月が過ぎて…そして世界は変わった。彼らはどう思うだろうか?この世界に…
「きっとあの人はこういうだろうな…狙い打つと」
そう呼称するほど俺には過去になっていた。いや、過去にしたかったのだ。彼らが消える少し前、あいつが永遠に失われたことを知った。その瞬間からあの人はこの世界から消えたのだ。戻ることはもうないだろう。
力があろうがなかろうが俺はもう戻らない、戻れない…それがせめてもの償いだ。あいつを戦場に出してしまった俺の…それに一人では意味がない。

「―…ル…」

微かな声で呟いたその名は、もう誰も聞くことはない。ただ俺だけが知る愛しい半身の名前。眼前に広がる墓場の土を踏みしめるたびに一つ一つ彼らとの思い出が蘇ってくる。「ロックオン」と共に合ったあの日々のことを…


side ロックオン

あれは最終決戦の直前だった。フェルトの放った言葉が信じられなくて、俺は目をみひらいた。
「なんっ…」
しかし、言葉を紡ぐ前に俺の唇はフェルトのそれによって塞がれていた。誰に聞いたんだか、無理やり舌を入れてくる。彼女の精一杯のキスを受けながら、その稚拙な口付けにふがいなくも感じてしまい俺は罪悪感で一杯になった。
953(襲)フェルロクフェル2/10:2008/08/17(日) 04:41:03 ID:JzDK9fi0
「…何のつもりだ」
低い声音でフェルトを牽制する。びくっと震える彼女は見せた事のない俺を見て視線を彷徨わせる。けれど、すぐに彼女は俺を見つめた。怯えが混じる、しかし強い決意が垣間見える目で俺を射抜いた。
「ロックオンが…ううん、ニール貴方が欲しいの」
フェルトの目は真剣だ。ここで否を唱えてもきっと聞き入れてくれはしないだろう。何が彼女をこんなに駆り立てたのか…と考えるのはもはや愚の骨頂といえるだろう。
(俺は…)
「だったら、俺を襲ってみろよ」
「………っ!」
冷たく、低い声で言い放つとフェルトは泣きそうに顔を歪める…暫く沈黙の時が流れた。そして、その静寂を破ったのは、意を決したフェルトの平手打ちだった。
「本当に、優しいんだね。誰にでも…こんなときでも、だけどっ!」
頬を打たれた余韻に浸る間もなくフェルトは俺を襲いはじめた。再びフェルトが濃厚なキスを迫るが、俺は反応せずにただフェルトを見つめる。抵抗もしないが、彼女の行為に反応する事もない。
「ニール…」
名前を呼びながら文字通りフェルトは俺を剥いていく。人形と呼んで差し支えない俺の眼帯に優しく口付けをすると、首筋を這うように舌でなぞっていった。
「………」
ベストに手を掛けるとたどたどしい手つきでそれを脱がす、シャツも同様に。そして自身も服を脱ぎ捨てると、脱がした俺のシャツを身にまとった。
「邪魔なら、貴方が脱がして…私から」
954(襲)フェルロクフェル3/10:2008/08/17(日) 04:42:20 ID:JzDK9fi0
そして再び首筋に唇を落とすと強く吸い上げられる。加減を知らないそれが痛みとなって俺を刺激する。それはそこに限らず鎖骨や、胸、そして下腹部へと刻みつけながら移って行った。そして…
「どうした、欲しいんだろう?」
ベルトを緩めたところでフェルトの手が止まった。目線の先にあるそれが、緩めただけで自己主張したためだろう。俺が反応を見せなくても体は正直だ。俺は少なからずと感じてしまった。フェルトに…
(だけど、遊びはもう終わりだ…)
嗚呼はいったが、これ以上俺は関係を持つ気は欠片もなかった。ここまで挑発した俺を彼女は失望し、出て行くだろう。このままだと、身体も心も俺が汚してしまう。それが俺じゃ、ダメなんだ。
「…っフェルト!」
下腹部に落ちた雫が、俯いた彼女の状態を物語っていた。そしてあろう事か、手が主張するそれに触れていた。
「もういい…」
制止をするも、彼女は止まろうとしない。
「もういい、止めろ…止めてくれっ」
彼女を止めるために俺は抱き上げるように両の腕を回す。彼女の瞳が俺の胸をしっとりと濡らした。
955(襲)フェルロクフェル4/10:2008/08/17(日) 04:43:04 ID:JzDK9fi0
「俺が悪かった…」
フェルトも俺に手を回す。頭を優しく撫でると胸の中で泣き始めた。
(俺は、バカか?)
実直な彼女が俺を襲うこと自体、天地がひっくり返る様な異常事態なのに…そうさせたのは俺だ。軽率にも程があった。だが、俺にはフェルトの思いは受け止められない。たとえ俺にその気があったとしても…
(この腕が、身体がそして心さえも彼女にとっては全て偽りだ。だから俺は…)
俺はロックオンで、そして……ニールじゃない。
(…畜生!)
突き放そうにも、頭の中にフェルトの叫びがこびり付いて剥がれない…あの時の悲痛な声が。


俺は、思考を過去に巡らせていく。自分の犯した過ちを身に巡らす事でフェルトから離れるために…


「ロックオン!答えてロックオン・ストラトス!!!っ…いゃ…っ」
ティエリアを庇って負傷したとき、薄れる意識の中でフェルトの叫びが聞こえてきた。トレミーに戻ってぼんやりと意識が戻ったときも奴らの声と一緒に彼女の声が俺を呼んでいた。
956(襲)フェルロクフェル5/10:2008/08/17(日) 04:43:56 ID:JzDK9fi0
怪我の処置が終わり、俺はティエリアに会いにいっていた。刹那、アレルヤ、フェルトの声は聞いたが一緒に戦っていた奴の声だけしなかったからだ。一人称が俺から僕に変わる位奴が弱っていたから余計に…
(…今、声が…したような?)
向かう途中フェルトのことが頭をかすったが、ティエリアを探す事を優先したのは半身ともいえるヴェーダがあいつを拒否したという事実からだ。ヴェーダから一方的に切られて正気でいたとは思えない。
理屈はどうあれトリニティとの戦闘のとき既に突きつけられていたが、トレミーのバックアップで回復しても奴だけは動かなかった。いや動けなかった…聞いたところによると何かの障害で適用できなかったと。
(あいつはきっと…)
目線の先の展望室にいるティエリアを発見する。消沈とした背中がティエリアの状態を語っているようで、反射でガラスに映る表情が予想に反する事なく軽い放心と憂鬱が入り混じっていた。
「いつまでそうしているつもりだ?…らしくねぇなぁ」
降りたときの靴音で気付いたらしく、ガラスに映るそれで目が揺れ動いたのを見る。しかし、こちらを振り向く事はなかった。反射で映る表情がさらに翳りをまとう。
「いつものように不遜な感じでいろよ」
「…失った」
「あぁ?」
957(襲)フェルロクフェル6/10:2008/08/17(日) 04:45:16 ID:JzDK9fi0
もしかして俺の目のことか?逆にティエリアを刺激しちまったか…
(まいったな…)
「マイスターとしての資質を、失ってしまった。ヴェーダとの…直接リンクができなければ、僕はもう…」
しかし、それはティエリアの続けた言葉によって杞憂に終わる。だが、こちらを向かないのはやはり根底で気にはしているのだろう。己がこだわった末の結果を目にするのを無意識の内に避けている。
(やっぱり、それか…)
ティエリアの気持ちが分からなくもない。俺も今、結果の果てを身に染みるほど味わっている。自覚がある分厄介だ。逸らすにも、出来ない所にまできている。この戦いが終わるまで、俺はもう…
「僕は、マイスターに相応しくない」
ティエリアのその言葉が自身の胸に突き刺さる。今の俺には痛い言葉だ。ふがいなさが全身に傷となって刻みついている。そして、その裏に知られてはいけない真実が眠っている事を悟られてはいけない。
「マイスターに相応しくない、か…いいじゃねぇか別に」
「何っ!?」
「単にリンクが出来なくなっただけだ。俺達と同じになったと思えばいい」
だけど、言葉とは裏腹に想像に難くない自分がいる。きっと俺はティエリアに一番近い位置にいる。…それが機械か、人かの違いなだけで。マイスター失格なのはむしろ俺だ…
958(襲)フェルロクフェル7/10:2008/08/17(日) 04:46:04 ID:JzDK9fi0
「ヴェーダは何者かに掌握されてしまった。ヴェーダがなければこの計画は…」
「できるだろ!」
その先を言わせないように声をかぶせる。小さなうめきと共にティエリアがこちらを向く。その眼差しに、涙の跡を見る。俺は一瞬視線を通わせるとティエリアからそれを外す。
「戦争根絶の為に戦うんだ、ガンダムに乗ってな」
「だが、計画実現の可能性が…」
「四の五の言わずにやりゃぁいいんだよ。お手本になる奴がすぐ側にいるじゃねぇか。自分の思ったことをがむしゃらにやるバカがな」
そして俺も相当バカだ。ティエリアに掛けた言葉は全部自分の我侭の押し付けだ。だけどその言葉でティエリアは揺れ動いている。エゴで俺はティエリアを動かそうとしている。生き残るために…
「自分の思ったことを…」
「じゃなぁ〜部屋戻って休めよ〜」
これ以上いたら俺はボロを出しかねない。そう感じると俺は、あくまで自然にティエリアから離れた。
959(襲)フェルロクフェル8/10:2008/08/17(日) 04:47:09 ID:JzDK9fi0
「…ロックオン」
「おぉ?」
「…悪かった」
その言葉に、俺は微笑を浮かべる。俺が、ティエリアにどう映るか分かった上で。俺のずるさがなせる業だ。
「ミス・スメラギもいってただろ?失敗ぐらいするさ、人間なんだからな」
そう…人間だから嘘をこの身にまとえるし、隠し事もする。ティエリアの何もかもが正直な姿は普通の人には出来ない。だからこそティエリアにはまだ、そのままでいて欲しい。いずれ覚えるその時まで。

ティエリアから去った後、ハロが俺を探すようにやって来た。
「よう、相棒」
「ロックオン、サガシタ。ハロオコッテル、オコッテル」
「…ごめん、悪かった」
ハロを抱え上げながら苦笑する。
「悪かったよ、ニール…」
誰にも聞こえない様に俺はあいつの名前を呟いた。それが俺とハロの真実。ティエリア、お前がヴェーダとリンクをする様に俺はハロを通じて半身と繋がっている。だから誰よりも分かるんだ。
960(襲)フェルロクフェル9/10:2008/08/17(日) 04:48:07 ID:JzDK9fi0
(全ては俺の我侭で…ニールを困らせた)
ここに入る前、俺達は身体に何かを入れられた。ナノマシンのようなものだと聞かされたが、それ以来頭の片隅でいろんな映像や何やらがフラッシュバックするように俺の頭に入ってきた。それは全てニールの物だ。
(本当は、選ばれたのはニールだけだった…)
どんな理屈かは知らないが、ハロの側にいる奴の記録というか記憶が離れている相手に定期的に送られてくる。逆に、離れている方の記憶は来ないことになっている。任務の障害になるというのがニールの見解だ。
(…そうか、今のティエリアはかつての俺だ)
あくまでロックオンとしての記憶の共有。入れ替わっても違和感がないようにするための処置。任務を離れれば俺達は一人の人間として存在できる。しかし、『ロックオン』は一人きりだ。二人で一人…
(家族が死んで、ニールまで何処かにいったときの俺だ)
俺はティエリアにとってのヴェーダになる訳にはいかない。そうしたらきっとあいつは悲しむ…ティエリアを見てそう実感させられた。地上にいるニールは今、何を思っているのか…
961(襲)フェルロクフェル10/10:2008/08/17(日) 04:49:13 ID:JzDK9fi0
(どうして、気づけなかった…自分と同じだと)
だから死ねない、死ぬわけにはいかない。たとえ、仲間を利用する事になっても…俺はニールのようには決してなれない。独りで全てを抱え込むことは出来ない、もう…させたくもない。
(やっと見つけたニールを離したくなくて、しがみついた俺と同じだ)
入れ替わりながら、訓練でニールと同等の力を手に入れた。むしろ、それに勤しんでいたのは俺だ。ニールと違い俺は一から始めることになり、彼の制止は力をつけることで跳ね除けた。
(そして、俺は…ニールが見てきた闇を知った)
ロックオンとして俺は、俺達は舞台に上がった。あの宣言の日以来、俺はライルとしての過去を捨てた。そしてニールの穴を埋めるように生きてきた。無論、彼が行ってきたことも全部背負った上で。
ニールに伝わらない事をいいことに、そして少しでも近づきたくて…だけどその日を境に俺は顔を合わすのが怖くて仕方がなかった。ロックオンとしてのメモリーはきても、ニールの真意が分からなかった。
地上に降りたとき分からないはずがないのに、ハロを通して一片たりともそれに触れる事はなかった。入れ替わる間際に会うことがあっても一言も問い詰めようともしなかった。…次第に俺の方から離れていった。



ただ、一緒にいたかっただけなのに…
962(襲)フェルロクフェル498:2008/08/17(日) 05:02:07 ID:JzDK9fi0
後編予告
フェルロクからロクフェルへ

ライルの生きる未来は…
墓場の中心でライルと叫ぶ。
結局あの人ってなんだよ!
迎えに来たティエリアに振り返るロックオン果たして…彼は

な所はきっちり整合性をつけています。まあ、二期情報で新ネタでたらつかえねぇよな物ばかりですが。

それでは、投下がないようなら滑り込むか次スレまでなだれ込むかのどちらかで。
神々様の続きを待っている身としては投下しにくいのでスイマセンでした!!!!

963名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 07:38:11 ID:3vNq+lS8
>>962
謝るくらいなら最初から書かないでくれる?どうせ誰かがSS投下した直後に投下するんでしょ?
内容以前に前書きの誘い受けがひどい。言い訳し過ぎ
964名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 07:44:58 ID:M3sjwRKY
>>963はツンデレだから気にしないで
あとそんなに謙遜しなくていいから
965名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 10:55:58 ID:OmQiew0L
>>963
なんだ匙か。

続フェルロク待ってるよ!!…半裸で!!
966名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 20:20:29 ID:WPI6nB5O
フェルロク最高w
続き待ってるよー。
967名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 23:29:45 ID:dn1dzSUN
刹マリのタブーな雰囲気出まくりの作品頼む
母子相姦的な
968名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 08:50:40 ID:Av0C47aw
マリナ分は不足気味だ・・・
969名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 09:07:45 ID:PjlPpJMN
刹那に指マンされて嫌がりながら潮吹きしちゃうマリナたんきぼんぬ
970名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 00:50:34 ID:Wx6Y8osh
刹那もよく我慢出来るな、俺なら絶対マリナを襲ってる。
971名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 16:19:09 ID:Wx6Y8osh
もっと盛り上がるべき
972名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:18:28 ID:xNAVfYyJ
>>968
刹マリは過去に何度も出てるけど刹ネナはそれより少ないんです(´・ω・`)

わがままだが、誰か刹ネナで和姦物書いてください(´ω`)
973名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:18:58 ID:76sK2CBQ
刹マリ職人さん待ちだな
974名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 01:56:58 ID:yWbCpgpE
2期までもう少し保守
975名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 15:54:13 ID:K1KzVKu8
F以外の外伝ってもしかして職人さんに嫌われてる・・・?
PやVのエロも読みたいです・・・
976名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 17:09:53 ID:uNZBRYHo
取り扱いが無いと嫌ってると思う理屈がわからん
単に興味が向いてないだけであえて避けてるわけじゃないだろ
そして人に乞わずに自分で書け。みんな喜ぶぞ
977名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 00:45:45 ID:WOUmfuBw
PもVも見たことがない
唯一見たことあるのがFのコミック
だからFもの書こうと思ってる
あげゃげゃげゃ
978名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 07:38:01 ID:+mr4RaES
>>975
好きなキャラカプに反応してるだけだよw
俺はネナ刹那とかIFさんとかだw
だが最近、アリマリに興味がむくむくだ…書こうかな…
979名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 10:33:53 ID:YzTwOh0Q
アリマリってアリー×マリナか?それなら俺に需要が…
980名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 10:55:26 ID:xc/qCkQH
俺がキラでガンダムだ!
981名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 14:59:47 ID:+mr4RaES
>>979
正解です。いい感じに苛めてくれそうなアリー…マリナ…(-ι_- )クックック
982名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 21:08:19 ID:uvMLAa2y
NTR好きにはたまらんな
983名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 21:08:27 ID:iqlDE52d
刹那がぶちギレそうだな
しかしマリナは良い苛められっぷりを見せてくれる筈。
984名無しさん@ピンキー
ひろしならやってくれる。