【S堕ち】強気な女が堕ちていくSS【ツン堕ち】

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1名無しさん@ピンキー
強気な女が社会的に、もしくは精神的に追い込まれていくのがコンセプト

例:イジメられっ子がイジメている女の弱みを握って羞恥プレイを強要
 :仕事の出来る女社員が社長専属秘書に昇格し、社長の言いなり

類似スレ
調教SS三日目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199746173/l50#tag30
大人が子供の奴隷になる小説2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187514721/l50#tag392
2誘導:2008/02/13(水) 20:58:22 ID:Aj/JTGFO
気の強い娘がしおらしくなる瞬間に… 第8章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1188575544/

重複
3名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 01:05:44 ID:0JnxolpW
堕ちがポイントとかいいそうだが>>1>>2のスレでほとんど重複だな。
4:2008/02/14(木) 19:24:25 ID:fSnvzWJD
スレタイ違ったな・・・
どっちかと言うと強気なまま追い込まれていくってのがポイントだが
とりあえず調教モノに例えると本人が折れる所まで
従順になった瞬間からがスレチって意味だったんだが・・・後から見直すと完璧にこっちのミスだな、スマン
5名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 22:13:42 ID:AlOeoqDF
>>4
かなり好きそのシチュ
6名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 00:36:01 ID:8hvZOEPA
>>4
オレのツボをピンポイントで押さえてる
7名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 19:58:44 ID:uDpYgdK8
需要はありそうだな
8名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 21:39:06 ID:u49ldHlO
問題は供給だな
9名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 01:36:26 ID:pRaVLZWm
供給っつっても結構書きやすそうだがな
Sな職人なら好んで書きたがると思うが
10名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 19:27:23 ID:/zDSB1XQ
すごく好きなジャンルだし、少し広めに考えれば純愛もレイプもどっちもいけそうなんだがなぁ…。
職人がいないとどうしようもない。
11名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 20:05:15 ID:TkhkejB2
父さんは最後の方で、思い出を俺に言った。「俺はあの人が好きだった」と。そしてこうも続けた。「三人じゃ余るのは仕方無かった。そして俺は負けた」
俺は、俺の母を覚えていない。大して好きでも無い女と結婚したと、父さんは本気で言っていた。俺を産んだ後母さんは家を去ったらしい。
父さんは優しかった。俺は昔からそうだと言っていた。今考えると自嘲以外の何物でも無い。

言葉の意味を知るのは父さんが死んだ後だった。
父さんの遺品、その中にあった古ぼけた、少し日焼けしたノート。妙に厚く、中には何枚かの写真が挟んであった。
大抵は同じような写真。学生服の父さんは俺にそっくりで、傍らにはいつも一組の男女が映っていた。一組と言っても、三人をどうみても、誰かと誰かに特別な関係があるようには見えなかった。
同時に綴られている日記。他愛も無い話。二人の名前。男は「佐伯悠」、女は「長山希」と言ったらしい。日記では、二人は名前で書かれていた。
この日々に終焉が来た事は、日記を見て解った。
単純に言えば女を取り合って、父さんが負けた事が書いてあった。

単純に言えば。

その日を最後に日記は綴られていない。ほんの少し歪んだ罫線が、父の涙を教えてくれた。
日記を読む度に、父さんが二人をどれほど信頼していたかが解った。同時に結末の衝撃の大きさも。

俺に衝撃を与えるくらいに。

世代を超えて、俺は機会を得た。父さんの無念を、優しさを裏切りで返した人間への仕返しを、世代を超えて。


俺は出会った。
「ねえ悠希?」
「ん?」
「あんたの席の隣のになった奴、どんな感じ?」
「…正直どうでも良いわ。なんか冴えないし、何考えてるか解んない感じ…」
「…ちょっと声大きくない?」
「良いのよ。興味無いんだから。目立たないし、面白く無い!」
どうやら父さんの分だけで済まなくなりそうだ。



内容が薄いのは勘弁して…
12名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 23:14:37 ID:dW3G+nw8
お・・・wktk
なんか復讐要素があるとイイな
13名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 13:37:49 ID:kGT98UDe
俺こういうの好き、久しぶりに書いてみようかな
14名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 16:57:31 ID:1DISIdTU
>>13
頼んます
15名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 14:02:30 ID:wxcmIbnA
襲う側のキャラをたてようとして、書いてるうちに目的を忘れてしまったorz
とりあえず導入部ということでスレタイまで到達できてません…。
16導入部:2008/02/20(水) 14:03:34 ID:wxcmIbnA
「それで、どうなったんだよ」
三上哲也は、煙草に火をつけると興奮したように聞き返した。
185センチの身長と体格に似合わない老けた顔は、
学生服を着ていなければとても高校生に見えない。
「いや、それで、次の日の生徒会の準備が終わったのが、夜7時。
で、緑川女史と二人きりになったわけ」
皆川ケンは、コップに入ったビールをグイッと飲み干しながら話を続けた。
哲也とは対照的に、160センチに足りるか足りないかの身長と童顔のケンは、
これまた学生服を着ていないと、地元の中学生にもからまれるぐらいの男だった。
入学式の出席番号の前後だったことで、二人は知り合った。
まったく好対照の二人だったが、なぜだか馬が合い。
たまにこうして、互いの家で不良のまねごとしながら語り合うまでの中になった。
「へえ、羨ましいね。生徒会副会長さんと夜の7時に二人きりと…」
「茶化さないでくれよ。やばい状況なんだから…」
ケンはマジな顔になって怒ると、哲也も姿勢を正すようなしぐさをした。
「要領を得ないんだが、何がヤバイのマジで」
「全生徒の憧れの緑川と二人きりだぜ。
いや、興奮して訳がわかんなくなった俺は、思わず抱きしめてキスしちまったんだ」
ケンは思い出したかのように興奮しながら、そう捲くし立てた。
「うん、うん」
「一瞬、頭の中が真っ白になったんだ」
「ほう、やるねえ」
「でもね、思いっきり平手で張り倒されたんだよ。
それで、思わず俺もカーッときて会議机の上に緑川を押し倒し倒したんだ」
「うん、うん、で、で」
「そうすると緑川のやつ、下から冷めた目でじっと俺を見つめながら
『これ以上何かするつもりなら、先生に報告するわよ』といってきたんだ。
キャーとか叫んで抵抗されたなら、俺もどうなってたかわかんないけど、
こう冷めた感じで落ち着かれると、こっちの方も冷めて思わず床に土下座して謝ったんだ」
「おうおう、情けない。そんなもん強姦して口封じしちゃえばよかったのに…」
「ちらっとは考えたさ。
でも、彼女の落ち着いた顔見てたら、とてもじゃないがそんな気起こらなかった」
「それで、そんなに焦っているんだ。彼女にちくられたらどうしようって」
「ま、まあ、そういうこと」
「まあ、二人っきりだったんだし、証拠もないから大丈夫だって」
「そうなんだけど、先生たちからの信任厚い緑川女史だぜ。
そうでなくても、こんなことがあって今度から彼女の顔まともに見れないよ。
これからずっと卒業するまで、彼女の顔色をうかがいびくびくしながら過さないといけないなんて…」
17導入部:2008/02/20(水) 14:04:36 ID:wxcmIbnA
「そいつはヤバイ。特にお前は悪ぶっていても、根はまじめだからな。
これが小説なら、ストーカー殺人に発展しても驚かない」
「なんとかして、彼女の口を封じたいんだ。
しかし、彼女の性格からして強姦されたくらいじゃ泣きねいらないような気がする」
「だったら強姦以上の傷をつけてやればいい」
えっ? というように、びっくりした表情でケンが哲也の顔をのぞきこんだ。
「ただし、悪魔に魂を売るだけの根性がいるけどな」
「……」
「それとも、卒業するまでいやへたすると死ぬまで一生びくびくしながらすごすかだ。
まあ案外、ちくったりしないと思うけどね。後は、お前の決断次第だ」
「悪魔にたましい…。ど、どういうことだよ…」
「聞きたいかい? でも聞いたら後には引けなくなるぜ。
決断がついたらいってよ。説明するから」
ケンは返答に窮した。哲也の口調からして犯罪を犯すことは間違いないだろう。
それも、高校生の悪戯とか若気の至りで済まされないような。
そういえば、今年入学した1年女子ナンバー1美少女だった井上さやかが、
最近学校を休みがちなことに哲也がかかわっているって噂もあったし…。
そういえば、俺は普段の哲也の何も知らない
ケンは月一ペースで遊んでいる目の前の親友に対して底知れぬ恐ろしさを感じた。
だが、その時のケンは酔った勢いもあり、告げ口を恐れるあまりノイローゼ気味だったこともあり、
このモヤモヤもとした気分から一気に抜け出してしまいたい衝動に駆られた。
18導入部:2008/02/20(水) 14:05:01 ID:wxcmIbnA
「わ、わかった。悪魔に魂を売るよ…」
「いや、簡単なことさ。緑川の身辺を調べて弱みを握って脅す。実にシンプルな話さ」
ケンは呆けたような目で哲也を見つめた。
「そんなことはわかってるさ。でも、あの緑川だぜ、生徒会副会長の緑川女史だぜ。
たとえ強姦…ヌード写真をばら撒くって脅しても、屈しないような気がする」
「ははは、まあまあ落ち着け。俺もそんな脅迫で口が封じれるとは考えていないよ」
「じゃあ、どうすればいいのさ」
ケンは興奮しがら哲也に詰め寄った。
「なあに、強姦やヌード写真をばら撒かれるより辛いことをすればいい。
緑川に想像を絶する負荷をかけてやるさ、死ぬ方がましだって思えるくらいの。
まあ、そっちの方はまかしてもらって、お前に頼みたいことがある」
「なに…」
ケンは恐ろしことをさらりという自分の親友にうすら寒いものを感じながらも、
自分自身がもうかえることのできない一線を越えてしまったのを実感した。
「とりあえず、緑川のことを調べてきてくれ。
家族構成、付合っている奴、友達、その他どんなことでもだ。
犯罪まがいのことはしなくていいから、できる範囲で詳しく」
「わかった」
ケンは拍子抜けした感じでそう答えた。
哲也の話している内容と雰囲気にあまりにギャップがあったからだ。
「おう、俺たちは運命共同体だ。
お前もとりあえず忘れて、パーッと楽しもう」
「もう、飲んでいるよ。今晩はお前宅に泊まるっていってきてあるからとことん付き合うぜ」
「高校生の分際でアルコールとは生意気だ。
ちょっと待ってろ、正しい高校生の遊び方ってのを教えてやる」
哲也はそういうと携帯をとって、部屋から出て行った。
19導入部:2008/02/20(水) 14:05:43 ID:wxcmIbnA
「関係ないっていってるだろ。お前の都合なんか。
とりあえず30分待ってやる。親に適当に言い訳してこい。来なけりゃ…」
ケンが3杯目のビールをコップに注いでいると、ドアの向こうからそんなどなり声が聞こえた。
どなり声がやむとすぐに哲也は部屋に戻ってきた。
「悪い悪い。しばらく一人で飲んどいて、ちょっと出かけるから」
それだけいうと、哲也は2階にある自分の部屋の窓から縄梯子を垂らしそこから部屋を出て行った。
…30分後
「お待たせ…」
縄梯子を上ってきた哲也の後ろにもう一つ人影があることに気がついた。
「だ、誰…。仲間…」
「ジャジャーン」
ふざけた様にファンファーレのまねをすると、
哲也は人影の手首を乱暴にとり、部屋に投げ込むように招き入れた。
「井上…さやか…さん…」
驚きのあまりケンはまたしても呆けたようにつぶやいてしまった。
「おう、今年度我が学園ナンバー1美少女、井上さやかさんだ…。高校生らしく徹夜で遊ぶぜ、ケン」
「……」
あまりのことにあっけにとられながらケンは立ちつくした。
「おう、さやか、ケンに挨拶があるんじゃねえか。さっき教えたようにちゃんといえよ」
哲也はさやかの顔を軽く叩いてそう命令した。
「こ、こんばんは、皆川先輩。哲也様の…ど、奴隷の…井上さやかでございます。
今日は哲也様の…友情の証として…哲也様になり代わり…私めが先輩の…
お、お相手をさせていただきます」
「ど、どういうこと?」
「どうもこうもない。そういうこと。
じゃあ、さやか、ベッドの上に立ってストリップショーしな」
哲也は顔色一つ変えずにさやかにそう命じた。
20導入部:2008/02/20(水) 14:07:23 ID:wxcmIbnA
……
「…っ」
うつむいたまま躊躇しているさやかのみぞうちを哲也は手加減することなく蹴りあげた。
「…ご…な…い。……さい」
床に転がり悶えながら、呼吸困難の鯉のように口をパクパクさせ何度もさやかはあやまり続けた。
さやかはなんとか立ち上がり、ベッドの上に乗ると今度は観念したようにブラウスのボタンに手をかけた。
美しい…16歳の美少女のストリップショーをケンは口を開けたまま見つめ続けた。
下着姿になったさやかが、ブラジャーのストラップに手をかけると
「そこまででいいや。さやか下着姿のままケンのチ○ポを舐めてやりな」
哲也は相変わらず抑揚のない声で彼女にそう命じた。
「は…い…。皆川先輩…どうか、さやかに先輩のチ○ポを舐めさせてください」
事前に覚えさせられていたのであろう。
恐怖に支配された彼女は今度は躊躇なく辱めのセリフを言い、ケンの前にひざまずくとジャージのズボンとパンツを一気にひき下ろし、ケンのあそこを躊躇うことなく舐めはじめた。
コク、コク、コク…う、うまい、これが悪魔に魂を売るってことなのか。
ケンは16歳の美少女の超絶テクニックに翻弄されながらも冷静になっていく自分を感じた。
今更ながらに哲也の悪魔に魂を売るって言葉に恐怖を覚えたのだ。
「目を見れば気が弱いのはわかったからな。
こいつは取りあえず夏休み前に無理やり校舎裏で犯してやったのさ」
哲也はケンのあそこを舐める美少女の下半身をつまらなさそうに弄りながら、
仮の自慢でもするかのごとくケンにそうつぶやいた。
「ママ、ママ。助けてってな。はははは」
男のいち物を咥えさせられている美少女は抵抗することもできずに、目から涙をこぼし続けた。
「それから、夏休みじゅう家に呼び出し犯し続けてやったのさ」
「……」
「まあ、緑川は一筋縄じゃいかないだろうな。でも絶対に奴隷にしてやる」
哲也はケンに聞こえないような声でそう呟いた。
最も哲也に調教されたさやかのテクニックに翻弄されているケンには聞こえようもなかたが…。
「俺がいたら、集中できないだろう。
さやかは大丈夫、今日は友達の家に泊まることになっているから。
そうだ友情の証にこいつの処女をやるよ。
最もお尻の方だがな。ははは。
ずっと鍛えてきたからそろそろ大丈夫だと思う。
じゃあ、俺は行くから緑川のことちゃんと調べておけよ」
それだけいうと、哲也は梯子をつたって部屋を立ち去った。
裸の美少女と二人のこされたケンは、涙を流し許しをこう少女の言葉を無視するかのように上にのしかかって行った。
まるで緑川明日香の冷たい目にひるんだ自分自身を奮い立たせるかのように…。
21名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 19:07:12 ID:w6CgSGPn
GJ、そして期待wktk
弱みを握って脅して・・・このスレらしいのが来たな
22名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 21:10:40 ID:aIo/PA5i
弱みを握られ泣く泣くスレと被らないように期待してる。
23名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 21:15:21 ID:w6CgSGPn
作品を落とせるスレが二つ該当してたとして何か問題でも?
24名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 10:15:11 ID:TKcKfeK/
>>20
こういう女の子がレンタルされちゃって強制接待させられる状況って萌えるな。
25名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 18:06:33 ID:k5YX0BkL
>>24
強制レンタルか・・・
昔自分をシャレにならないくらいイジメてた女の子、それが借金漬けになって売り飛ばされて
イギリス辺りの人身売買のカタログに載ってたんで、ちょこちょこっと買ってみた─・・・ってのはどうよ
26名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 08:10:55 ID:Mv+DtLhI
>>25
「…○○君…この度は…わ、わたくしのような雌豚を…落札、して…いただいて、あ、ありがとうございます」
「○○様、いやご主人様だ」
「……」
「いいの。組織にクレームつけると困るのは△△さんの方だよ」
「ご、ご主人さま…」
「まあいいや、じゃあ上は着たままでいいから、スカートとパンツおろして下半身見せて」
「えっ…」
「中学校の頃、よく僕にそう命令して笑い物にしたじゃない。おんなじ、おんなじ。
そのあと自分の手で無理やり立てろって命令してくれたよね。
△△さんは立たすものないから自分の手で濡らすだけで許してあげる」
「ふざけないで。抱きたいなら普通に抱けばいいでしょ」
「もしもし、僕が落札した奴隷、殺すとか致命的な傷をつけない限り何してもいいって聞いたんですけど…」
「わ、わかったわ。わかったから、組織に連絡するのだけはやめて。いや、やめてください、お願いします」
「わかればいいよ、あのころは楽しかったよね。みんなの前でオッシコさせられたり、女子全員の上履きにキスさせられたり。
懐かしいな、1年間あのころに帰ってたっぷり遊ぼうね、△△さん」
2726:2008/02/22(金) 11:21:15 ID:OXTYMBjM
今見たら、最初の2行コピペ忘れていた。なくてもいいんだけど。

「○○が落札したの。ちょっと驚いた。恥ずかしいけど、知らない奴よりましかな。これから○○の女として従順にふるまうから、○○も優しくかわいがってね」
「落札者にはなんかいう言葉があるんじゃないの」
「…○○君…この度は…わ、わたくしのような雌豚を…落札、して…いただいて、あ、ありがとうございます」
「○○様、いやご主人様だ」
「……」
「いいの。組織にクレームつけると困るのは△△さんの方だよ」
「ご、ご主人さま…」
「まあいいや、じゃあ上は着たままでいいから、スカートとパンツおろして下半身見せて」
「えっ…」
「中学校の頃、よく僕にそう命令して笑い物にしたじゃない。おんなじ、おんなじ。
そのあと自分の手で無理やり立てろって命令してくれたよね。
△△さんは立たすものないから自分の手で濡らすだけで許してあげる」
「ふざけないで。抱きたいなら普通に抱けばいいでしょ」
「もしもし、僕が落札した奴隷、殺すとか致命的な傷をつけない限り何してもいいって聞いたんですけど…」
「わ、わかったわ。わかったから、組織に連絡するのだけはやめて。いや、やめてください、お願いします」
「わかればいいよ、あのころは楽しかったよね。みんなの前でオッシコさせられたり、女子全員の上履きにキスさせられたり。
懐かしいな、1年間あのころに帰ってたっぷり遊ぼうね、△△さん」
28名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 22:46:41 ID:4UHxMJYl
つ、続き超キボン
ハァハァ・・・ワクテカが止まらないZEEEEEEEE
29名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 16:30:10 ID:rZZnMekT
↑性欲を持て余す強烈な変態
30名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 22:29:35 ID:s4uUYaS/
sageない奴はなんなの?
31名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 00:29:49 ID:Vat5yHSO
まァこのスレタイに惹かれて集まるヤツらは皆ドSな変態だと思うが
32名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 15:38:22 ID:SIEuN7UT
強気な子が堕ちるってのが大前提だよな。最近似たようなスレが多くて
33名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 10:53:47 ID:bAbsqI/p
強気な子を強気のまま堕とすスレって考えててた。
無駄な抵抗に萌えるっていうか、ものすごいニッチだけど。
自分より立場が上で、貞操観念が強く、プライドが高くて、羞恥心も人並み以上にあるヒロインをあの手この手でいたぶるっていう。

脅迫者が理不尽な命令をしたとして
従順に従う…従順に従うあの子に対して様々なプレーを強要していく×
泣いたりしながらも従う…弱気なあの子を調教、開発していく×
従わざるをえないながらも、睨みつけたり、わざと色気なくふるまったりして抵抗する姿勢を見せる…強気なあの子を羞恥プレーで辱めていく○

自分でも書いててわからんようになってきた。
34名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 18:51:10 ID:VyeY5Ubl
ちょ・・・三番○じゃねーかwソレ読みてぇ
35名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 16:06:34 ID:CSAvZAOR
必ず自分好みの作品が来ると信じて保守
36名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 16:43:35 ID:AJij19aO
37名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 09:09:40 ID:35m2iFsj
保守
38名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 16:26:33 ID:SfgwUZ9D
保守
39名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 19:52:05 ID:09k3IEZR
      Y^´       ∨// /,∠ ,. ' /l/// /, ' , '/ ! | l }´     〈
       〉    保  〈/ , ' // ̄`>< /// /// _,.=‐|'"´l l〈  あ  /
        〈    守.   ∨, '/l|   ,.'-‐、`//`7/  /''"´__ | ハ l丿  っ   {
     人)   ! !   (/!  |ヽ〈_ ・.ノ〃  〃 /  '/⌒ヾ.! ,' !く   ! !  (_
 ト、__/   ヽ、_,.イ    /l l |:::::::```/:::::/...´..   //´。ヽ }! ,'  !! )     /
ト'    保   ,イ⌒ヽ/   !l l ! l し   J ::::::::::::::::::::``‐-</ /  ,'、`Y´Τ`Y
l      守   (ハ ヽ l i   ! l ', !   , -―-、_   ′::::::::::::: //! Λ ヽ、ヽl
ヽ          〉,\ ! i   ',.l `、'、/_,. ―- 、_``ヽ、  ι  〃,'/! ヽ、\ ヽ、
 !     し   // ,' lヽ! ii  ',l  ∨\'⌒ヽー-、 `ヽ、!   / ハ ノヽ._人_从_,. \
 |    ま  { / ,' ' ,! ll  l`、 { ヽ' \     ヽ  '  '´   Λ ',}      ( \
.丿   す   ∨ // ,',! l l  l ヽ`、 \  \   ∨   し /! ∨  い   ,ゝ、
∧     / /   ヾノ //l l l  l、_ヽ\ \   ヽ , '   ,.イ |ノ    や   (ヽ
/ノ__  ゚ ゚  (⌒`〃'j | l  l   l `ヽ `ヽ、.ヽ _,.}'′ ,.イl {  | ヽ   ! !   ,ゝ\
/ /`Y⌒ヽ/⌒ 〃 ノ | l   l   l   } ヽ、._ } ノ,.イ l | ! !  |  )_
40名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 17:31:32 ID:kH95J7Pt
奴隷でもなく弱みを握って泣く泣くでもなく調教(SM)もせずに
強気な女を堕としていくのってなかなか難しい条件だよな
SS以前に堕とす方法を考えるだけでも苦労しそうだ
41名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 17:58:12 ID:nD0H6UNu
最初の行のは気にする必要が無いと思うが
どうせ作品を落とせるスレが二つあったからって何の問題も無いわけで
>>4の言ってる「強気なまま追い込まれていく」ってのさえ該当してればオールオッケじゃね?
ていうか調教オンリーでもなく弱みオンリーでもなく奴隷オンリーでもなく、むしろ好きなように女を堕としていいってことだと思うが


まだいるのかどうかは分からんが早く>>11とか>>16とかのが読みたい
42名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 21:43:38 ID:NCArk5+a
>>41
最後の1行だけは伝わった
43名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 14:31:34 ID:wkSVVLt5
保守age
44名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 07:10:15 ID:tIVUTrpC
>>41
最後の1行以外伝わらんかった
45名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 21:08:50 ID:XwYCLxbr
むしろもうこのスレいらなくね?
46名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 23:53:35 ID:2zvHXdYC
し、職人さん・・・職人様はまだかッッ
47名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 22:26:31 ID:sqD/stsX
保守
48名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 19:55:24 ID:HRmMfTti
保守
49名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:04:07 ID:O64VKuY5
ほっすー
50名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 19:39:58 ID:GbMSNgEP
保守
51名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 03:46:07 ID:b6ThpWFF
書くかもしれんので保守
52名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 12:16:55 ID:zci0O2wJ
頑張って!
53名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 14:07:54 ID:C/bAAw0T
期待出来るスレだ
54名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 16:16:37 ID:iA7rKE/w
高難易度なテーマだな・・・ツボるヤツは結構いそうだが
55名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:45:40 ID:hFsyrlWI
 首輪を付けられた僕を見て、砂理はいった。
「似合ってるわよ。あなたにはとっても似合ってる」
 つい数ヶ月前まで、僕の父と、砂理の父とは競合する企業の経営者として対立していた。 僕が幼い頃から続いていた鎬合いには父の敗北という形で決着が付き、ほとんど路頭に迷うのと変わらない生活が始まることになる。
 初めは八方塞がりの状況に思えたものの、地道に稼いでいけば辛うじて飢え死にせずに済みそうだとわかってから、少しは気が楽になった。
 そして、どうにか衣食住は賄える程度に生活の立て直しが済み、一息つけるかと言った頃のことだ。
 元ライバル企業社長令嬢である砂理が、僕の前に現れた。
 邸宅の使用人として僕を雇いたいと申し出た彼女は管理職並みの給金と、いたって簡潔な労働条件を提示。
 僕は申し出を受け入れた。
「あなたは今日からわたしに服従して貰うわ。渾身で私に尽くすこと。いいわね?」
 切れ長の双眸に溢れそうな喜色を浮かべて、砂理は訊いてきた。
 均整の取れた鋭さを感じさせる貌は、笑えば獰猛な印象を醸し出す。
 親同士の確執のせいか、砂理は幼い頃から僕を目の敵にしていた。学校が同じであったこともあり、事あるごとに難癖をつけられてきた憶えがある。
「ああ」
 契約の内容と矛盾はなかった。わかっていて受け入れたのだから。
 満足そうに頷いた砂理は、傍に置かれた丸椅子に腰掛ける。
 黒地のフレアミニスカートから伸びた両足を見せつけるように組み合わせ、上に組んだ右足を手前に差し出した。
 砂理は、首輪に繋げた手綱を引き寄せながら、言った。首輪は金属製で、登録されたパスワードを砂理の顔が言わない限りはずれない。
「靴下を脱がせなさい。丁寧にね」
 首輪を動かされて息苦しさを感じながら、僕は跪いて砂理の靴下に手をかける。
 爪先と踝の辺りをつまんでゆっくりと引き下ろした。靴下素材が良いのか、肌には全く痕が見つからない。近くで見ると肌のきめ細かさが瞭然だった。
 靴下が取り払われ、素足が露わになる。形のいい指の先には綺麗に整えられた血色の良い薄桃色の爪が張り付いていた。余裕のある生活をしている証拠だ。
 更に一言、命令が加えられた。
「じゃあ、足を舐めなさい」
 傲然とした、嘲弄の混じった声が、跪いた僕の頭上から降りてくる。
 爪先が顔の前に突き出された。
 見上げると、そこには蕩けるような笑みがある。
 腰まで伸びた艶やかな長髪に包まれた細面は記憶にある限り、冷然とした無表情か、酷薄な笑い、あるいは憤怒に歪んだ表情以外を僕に向けたことがなかったはずだった。
 契約書に判を押した事実がある以上、僕はこの状況を容認しているものとみなされる。これが僕に与えられた業務だった。
 逆らうことは・・・・・・できない。
「では、遠慮無く」
 僕は両手で、砂理の足首をおもむろに掴んだ。動かないよう、強く。
56名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:47:37 ID:hFsyrlWI
「え?」
 間の抜けた声を上げる砂理をよそに、土踏まずを爪先側から踵側までべろーっと舐めた。続けて前後に繰り返しなめ回す。
「きゃ!」
 傲然とした様相を崩され、黄色い声を上げる砂理。
 彼女は反射的に足を引こうとしたが、男の手に掴まれたままでは動かすことができない。
 引き続き、僕は舐めた。今度は舌先を細かく上下に動かしながら、電動ブラシでそうするように、丹念に土踏まず全体を撫でていく。
 踵に近い部位に舌先が当たった瞬間、足に震えが走った。
「・・・く・・・・・・ん」
 食いしばった歯の間から声が漏れる。それを僕に聞かれ、羞恥で砂理の頬が染まった。
「なにを・・・・・・っ!」
 探り当てた部位へ集中的に舌先を這わせはじめる。
 背もたれのない丸椅子の上。足を組んだ体勢で足首を取られ身動きのできない砂理は、踝から下を動かして舐められる位置をずらそうとした。
 手の片方を放し、代わりに爪先を掴んで逃げられないようにして、舐め続ける。汗の浮いた足の裏は塩気を増していた。
「この・・・・・・何をするのよっ・・・・・・変態!」
 掴んでいる手を外そうと足に力を入れてくるが、無理矢理押さえつけて動かないようにする。尿でも我慢するように太股をもぞもぞと動かすことができただけだった。
「・・・ん・・・・・・止めな、さい!」
 砂理は組んでいた足を外した。掴まれていない左足を横から回し、僕の顔面を蹴ろうとしてくる。空手か合気道かは忘れたが、彼女は武術を囓っていたはずだった。
 当たっては危ないと判断。すかさず右足を持ち上げる。
「ひゃっ」
 大きくバランスを崩した砂理は蹴りを空振りさせた。頭を下げた僕の頭上を足が薙いでいく。肉の締まった綺麗な足が、高々と天井へ向けて伸ばされた。
 長い足の付け根。大きく開かれた両足の間に、草花の精緻な刺繍が施されたシルク製の白い下着があられもなく露出する。
「・・・・・・っ!」
 凝視する視線に気付いたのか、砂理は慌ててスカートを押さえた。
 悔しそうにうつむいた砂理は、両の太股をピッタリと合わせて、その上から必死にスカートの裾を押さえている。
 もう一方の手では椅子を掴んで、転げ落ちないように耐えていた。至る所に力を入れて抵抗している。
 僕は右足を奥へ押した。
57名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:49:11 ID:hFsyrlWI
「あっ」
 砂理の体が傾いて、四本足の丸椅子の、手前二本の足が浮く。その時点で重心が釣り合い、転倒はしなかった。
 不安定な状態になっている砂理の爪先を、僕はくわえ込む。掴んだ足を上下させて椅子上の砂理を揺すりながら、同時に舌で指の裏や股を舐め回した。
「いやぁ! あなたおかしいわよ、馬鹿じゃないの!?」
 巧みに足を押し引きして、砂理が体勢を整えないように揺さぶりつづける。二本の足を浮かせた椅子の上で、砂理の声には狼狽した調子が混じっていた。
 左右の振りも加える。バランスを取りながら、砂理は何度か蹴ってきたが、地に足が付かない状態ではそれほど痛みはない。
「やめなさい・・・・・・やめて!」
 命令には逆らえない。
 僕は言われたとおり、爪先から口を離し、足首からも手を離した。
 片寄った姿勢のまま解放された砂理は椅子から転倒する。
 上手く受け身を取った砂理は床に落としていた手綱を拾うと、歯を食いしばりながら涙を浮かべた両目で僕を睨みつける。肩が震えていた。
「何のつもりよ。こんな事をしてただで済むと思っているの?」
「仕事をしただけです。お嬢様の言いつけどおりに足を舐めたのですが・・・・・・」
 極力嫌みったらしく聞こえるように、言った。
「・・・・・・何かご不満でも? 要望がありましたらお応えしますよ、お嬢様」
 張り手が飛んだ。
 僕は歯を食いしばり、それを受ける。かなり重い衝撃があった。
「下僕になったんだから従順にしていればいいのよ! 今度ふざけたまねをしたら八つ裂きにしてやる!」
「従順にしているつもりです。それとも、お嬢様はご自分の言いなりになる人間すら従えられないような小者なのですか?」
 手綱が強く手繰られ、引き寄せられる。逆らわずに近寄った。
 怒気に彩られた端正な顔が、熱の籠もった吐息のかかる距離まで近づく。
「決して逆らわないんでしょうね?」
「そういう契約です」
 ふん、と呼気を吐き、砂理は僕を突き飛ばす。
「あなたのことは使用人だと思っていたけど、今から家畜に格下げするわ。服を脱いで四つんばいになりなさい」
58名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:50:10 ID:hFsyrlWI
「・・・・・・了解」
 従った。
 支給された制服を脱いで全裸になり、床にはいつくばる。
「やっぱり人間の格好はあなたに似合わなかったみたい。首輪だけでいるのがぴったりね」
 僕が服を脱いでいる間に幾らか余裕を取り戻したらしく、粘り着くような発音で砂理は感想を言った。
「今の自分の姿をどう思うか、言ってもらえるかしら?」
「従っただけです」
「ううん。そうじゃないでしょう、頭の悪い子ね。畜生は人の言葉なんか話さないわ」
「・・・・・・わん」
「よくできました」
 砂理は口元を手で遮って上品に笑った。心から楽しそうに。
 続けて指示が下る。
「今度は3回まわってから、鳴いて見せなさい」
 従った。
 中腰で手足のバネを駆使し、砂理の周りを、素早く3回まわる。
「・・・・・・っ!?」
「わん」
 犬の散歩の最中に時々起こるのと同様に、首輪に繋がった手綱が砂理の体に巻き付いた。更に強く引かれ、綱にまかれた砂理は転倒する。
 綱は腕の上に強く巻き付き、固定していた。綱の端を膝で押さえて解けないようにする。
「この低脳・・・・・・外しなさい!」
「わん」
 従った。
 僕は迅速に動き、外した。砂理が着ているブラウスのボタンを。
「な、なにするのよ、止めなさい!」
 従った。
「わかりました」
 僕は止めた。犬語で話すのを。
 肩を押さえて身動ぎを遮りつつ、ボタンを外す。片手ではやりづらかったが、二つ目まで外すことができた。
「聞きなさいよ。私はや・・・」
 砂理が言いきる前に肩を押さえていた手を差し出し、口内に入れた。
「あ・・・あえあ・・・・・・ぁ!」
 強引に指を突っ込み、噛まれる前に舌を掴むと、上方へ軽く引く。
「んあ・・・お・・・あいうあ!?」
「すいません。それでは聞き取れません」
 ボタンを外す作業に専念する。綱が巻き付いていて外せない部分もあったが、へその上部までは外すことができた。
59名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:53:20 ID:hFsyrlWI
 露わになったブラを確かめると、フロントホックだったのでそれも外した。
「――ぁ!」
 小振りな胸を露わにされ、砂理は悲鳴を上げる。口を封じられた状態だったのでくぐもった音になった。
「そんな鳴き声を上げなくても、小さくて可愛いですよ?」
「・・・・・・んっ!」
 激高した様子の砂理は背筋で身を起こし、舌を掴む指に噛みついてきた。ギリギリで反応し、手を離す。
 歯の打ち合う音が明瞭に響いた。下手をすれば噛み千切られていたかもしれない。
 憤りに満ちた眼差しが僕に向けられていた。
「もう、あなたは終わりよ。わたしにこんな・・・・・・屈辱を与えて、どうなるか予想もできないわけじゃないでしょう?」
「解雇でもしますか?」
「その程度で済まさないわよ・・・・・・殺してやる」
「ということは、お嬢様は僕を従えられる器ではなかったと認めるんですね?」
 挑みかかるように言ってやると、砂理の米神が引きつった。
 気が強く、とりわけ僕に対抗意識を持っている彼女は挑発に乗りやすい。
「・・・・・・もう一回言ってみなさい」
「お嬢様如きでは僕を下僕にするのは不可能だったんですね。立場を笠に着ても、無理でしたか。
 それでは解雇されることになっても仕方ありません。止めろと言われれば、この仕事を辞めましょう」
「生意気なのよあなたは! 最初からあなたなんて私の足元にも及ばないのに!」
「社長にはかなり無理を言って僕を雇わせたんでしょう。社長は優秀なだけあって金遣いには厳しい方ですし、これ以上お嬢様の我が儘は聞いてくれないんじゃないですか?」
「うるさい! あなたには関係ない!」
 僕の知る限り、砂理の父は分別のある人間だった。契約は砂理の個人的な物だ。
 雇用契約以上の拘束をかけることはできないと見ていいだろう。それ以外が可能なら、砂理はとっくに圧力をかけてきていたに違いない。
60名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:54:26 ID:hFsyrlWI
「そこでじっとしていなさい。動くのを止めなさい。私があなたの両手足を砕くまで身動きを禁じるわ。息もしないで!」
「ああ・・・・・・すいません。僕は時々耳が悪くなるんです。
 これからしばらく、“お馬鹿な砂理が間違っていました。辞めてください、お願いします”以外の言葉が聞こえなくなります。
 勿論それは、この仕事を辞めてください、という意味です。頼まれてしまえば仕方がありません。解雇されれば、もう従う必要はなくなりますね。
 報酬は振り込んで貰った前金だけでけっこうです。ちょとまえに電気代の値上がりがあったので助かりました」
「ふざけないで。聞こえないわけが・・・・・・」
 左腕で胸元を押さえ、右手でスカートを捲り、陰部の上を押さえた。
「僕は家畜なんでしたよね、人じゃなくて。じゃあじゃれつくくらいのことは許されますよね」
「そんなわけ・・・勝手なことを・・・・・・っ!」
 左膝で手綱の端を留め、左下椀で上体を押さえる。
 手綱のもう片端が首輪に繋がっているので、強く固定されてこそいないが身動きの自由は封じることができていた。
 下着の上から陰部を撫でる。生地越しに指が谷間をなぞった。
「くっ・・・・・・!」
「元から湿っていたようですが、足を舐められたのがそんなに良かったんですか?」
「このぉ!」
 砂理は身を捻るようにして足を上げ、膝を打ち付けてきた。僕は上体を下げて遣り過ごす。お返しにこちらも下着の中へ手を入れ、陰部の上で指を動かした。
 くすぐりに近い動きで四指を蠢かせる。
「変態! 馬鹿・・・・・・っ!」
 手は押しつけていないので、砂理の下半身は固定されていない。じたばたと動く腰回りを拘束することはせず、相手の動きに合わせて手を移動させていく。
 蹴ってくれば身を反らしつつ、捻って逃げようとすれば追いかけ、足で遮ろうとしてくれば押しのけ、つかず離れず陰部を撫で続けた。逃げる側も頑張ってはいるが、いかんせん逃げ場が狭すぎる。
61名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:55:36 ID:hFsyrlWI
「ちなみに、泣き声とか喘ぎ声も聞こえますから、遠慮無くだしてくれていいですよ」
「だれが・・・・・・ぁっ・・・」
 謂われたとおり声を上げてしまった羞恥に、砂理は歯を食いしばる。
 追いかけっこに慣れてくると、蹴りの当たらない位置を取りつつ腰の動きをほぼ完全に追えるようになった。吸い付くようにして撫でていく。
 隙を見て割れ目に指を入れた。
「・・・・・・んっ・・・・・・く・・・」
 熱とぬめりを指に感じた。
 綺麗に磨くつもりで二本の指を蠢かせ、内壁をまさぐっていく。
「・・・あっ・・・・・・いいかげんにっ…しなさっ・・・・・・」
 胸の上に置いた手も動かし始める。揉みしだくには薄い肉付きの胸元を平手で覆い、周りから肉を寄せるようにして揉んだ。
「・・・ぁ・・・・・・あなた、なん・・・て・・・死んでしまえばぁ・・・・・・っ・・・・・・いいの、にいっ・・・・・・!」
 腹の周りで両腕を縛られている砂理。
 上体を押さえている腕をはね除けようとしてくれば、割れ目の中の指を激しく動かして力むことができなくする。
 自由な足腰を動かし下半身を弄る手を払おうとしてくれば、胸を集中して揉みしだいた。
 逃げ場が無く、焦った砂理は無闇に足掻いたが、巧みに手を動かして抵抗を封じていく。
 面白いゲームだった。抵抗を封じてやるほど、砂理の体が僕の意のままになっていることが証明され、彼女のプライドは崩れていく。
 吐き出される罵倒は時間が経つほど少なくなっていった。
 次第に、足掻く動きが鈍くなる。蹴りはほとんどこなくなり、緩慢に動く足が手を遮ろうとするだけになる。
 僕は陰部への愛撫をやめてマウントポジションに移った。
 砂理の顔に怯えが走る。裸の男に跨られた経験は、無いのだろう。この距離から勃起した男性器を見ることも。
 両手で双丘を片方づつ掴み、弧を描く形で揉む。
 藻掻いたぶん疲れるのも早かったのか、抵抗する力は弱かった。
「・・・・・・あっ・・・・・・んっ・・・・・・」
62名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:56:48 ID:hFsyrlWI
 感度は頗る良い。
「貧乳の方が感度が良いって本当なんですね」
「うる・・・さいっ・・・・・・揉む、なぁ・・・・・・」
 一掴みに幾らか満たない脂肪の盛り上がりを動かし、感触と反応を確かめていく。
「・・・・・・んっ・・・・・・っ・・・・・・くっ」
 されるがままになっている砂理。ただ、目元だけが意思を失っておらず、悔しげにこちらを睨んでいた。
 俄然嗜虐心が沸いてきたので、掴む手の力を強める。
「・・・・・・んっ」
 弧に縦横の動きも加え、それまでより激しく捏ね回した。
 声を上げまいと歯を食いしばって耐える砂理に対して、こちらも動きを様々に変化させて攻め続ける。
 そのまましばらく時間が経過した。
「泣きそうな時のお嬢様の顔って可愛いですよね」
「・・・下、僕っ・・・の・・・くせにいっ、ん・・・・・・あっ・・・・・・ああっ!」
 達したようだ。体がひとたび痙攣し、すぐに脱力する。
 僕は一旦手を止めて、砂理の様子を子細に眺めた。
 激しく動いたせいでブラウスと上着のカーディガンは肩までずり落ち、手綱は大分緩んで、解けかかっている。
 鎖骨から臍の辺りまで完全に前をはだけてしまっていた。薄桃色の乳頭を隠す物はなく、夜の砂漠を連想させるような白く滑らかな稜線が荒い呼気に上下している。
 微かにあばらの浮いた痩せ形の体からは満遍なく汗が噴き出し、玉になっていた。
「この辺にしておきますか」
 僕は立ち上がった。
 重量が無くなり安心したのか、砂理の顔に安堵が浮かぶ。
「そろそろ挿れますね」
 回り込んで腰の傍に座った。
 下着に手をかけ、ずり下ろす。じっとり濡れた秘所が空気に晒される。あっさりと足から脱がせることができた。
「いや・・・・・・」
 砂理の目に涙が浮かんだ。
63名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:57:57 ID:hFsyrlWI
構わず、両脚を掴んで開脚させる。
「やめて・・・・・・お願い、やめて」
「最初に、私に尽くせといっていたじゃないですか。命令には逆らえません。ご奉仕しますよ」
 陰茎を突き入れた。
「・・・・・・っ!」
 熱い肉の壁を押し分けて、肉棒が侵入する。ずぶ、と沈み込むように入っていった。
「・・・・・・駄目・・・ん、あぁ・・・・・・っ・・・あっ・・・・・・あっ・・・ああっ!」
 もはや、最初の自信と優越感に満ちた態度は見る影もなかった。
 両目から涙を流して大口を開けっぱなしにした砂理は、陰茎を抜き差ししてやると面白いように喘ぎをあげた。
「・・・・・・あっ・・・・・・あっ・・・・・・あっ・・・・・・」
 膣内を突き上げる
「あ、ああああ・・・・・・!」
 そうこうするうちに、僕の方も絶頂間際になっていた。
 陰茎に溜まった熱が、限界まで張り詰めている。
「お嬢様、このままだと、僕はお嬢様の中に精液を出すことになります」
「・・・・・・嫌、嫌よっ・・・んっ・・・・・・あっ・・・」
「僕が家畜であり、人並みの礼儀など知らない以上、どうにもなりません」
「やめ、て・・・あっ・・・ごめ、んなさ・・・許して・・・・・・っ」
 大股を開いた体勢で懸命に哀願する砂理の姿が、とても愉快だった。
「どうしてもやめさせたいなら、解雇していただくしかありません」
「・・・解雇、する・・・・・・解雇するからぁ!」
「聞こえません。さっき言いましたよね。解雇する時は、“お馬鹿な砂理が間違っていました。やめてください、お願いします”でしょう?」
 僕は腰の動きを中断した。
「さあ、どうぞ」
「・・・・・・」
64名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:58:55 ID:hFsyrlWI
 数拍の逡巡。
 再び腰を動かそうとしてみせると、砂理は慌てて口を開いた。
「お馬・・・な砂・・・・・・違って・・・・・・した」
「声が小さいです。もっとはっきりと」
「・・・・・・お馬鹿な砂理が間違っていました。やめてください、お願いします!」
「よくできました。あとは首輪をとって自由の身にしていただければ僕もやめることができます」
「“流れよ我が涙と警官は言った”っ!」
 それがパスワードだったらしい。
 小さな電子音を立て、首輪が外れた。契約が無効になったということでもある。
 最後に一度だけ、砂理の膣内を強く突いた。
「・・・・・・ひんっ・・・!」
 丁度良いタイミングで股間に熱が満ちる。
 僕は砂理の体から肉棒を抜いた。手で傾けて角度を変え、先端を砂理の顔に向ける。
 これから自分がされることを悟ったらしく、砂理は力なく歯噛みしていた。
 その貌と綺麗な体が白濁した液にまみれる様、そしてその瞬間の砂理の心境を想像し、僕は達した。
「立派なご主人様だったなぁ、砂理?」
 射精する。
 飛び出した精液が、屈辱に歪んだ顔へ降りかかった。二度、三度、四度とピストン運動が繰り返され、その度に白い筋が一本ずつ裸体の上へ引かれていく。
 やがて射精は止まった。しばらくその場を動かず上がった息を整えてから、僕は服を着直した。
 ポケットから携帯を取り出して、髪と服を乱しきり汗と液にまみれたまま泣き顔で乳房と陰部を晒した砂理を撮影する。
「画像をばらまかれたくなかったら、もう関わってくるな。それとも、無理に雇った下僕に犯されたので仕返しをしてくれ、とでもパパに頼んでみるか?」
 砂理は答えなかった。
 プライドを粉々にされて、ただすすり泣いている。その惨めな様子は、砂理が今まで見せた中で一番魅力的だった。
 放っておいて、僕は部屋を後にした。
6555:2008/05/10(土) 18:03:31 ID:hFsyrlWI
奴隷扱いから逆転する展開でやってみました。投稿慣れてないんで不手際あったらすまん
66名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 22:32:05 ID:Sm8nI1Bq
GJ
67名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:14:56 ID:2w64L3wv
GJ!
もし二人の間に歪んだ愛があったらどうなってたんだろう…
68名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:21:33 ID:Te7Z7SJB
GJ!!!!
さらに画像をネタに逆に従わせて欲しい…!
ってスレチなっちゃうか
69名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:58:06 ID:mdQJWlvT
おもしろかったですありがとうございました。

>ああ・・・・・・すいません。僕は時々耳が悪くなるんです。
ここかっこいいね。今度使ってみよう。
70名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:55:53 ID:o8HviFDW
超GJ!!!
>>68の展開をオレもキボン、

堕ちていくSSってスレタイだし奴隷に堕ちてくってのはスレチじゃないと思う?
71名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 17:23:50 ID:Wen0/72v
砂理

「じゃり」と読むのだろうか?
男の見下しっぷりがいいな。
72名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 19:06:12 ID:HkKtT26O
「さり」じゃないの?
73名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 16:52:28 ID:IUvcgT89
お互い心底嫌い合っているのがまたそそるなぁ
74名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:44:19 ID:bwsIYsqC
ほしゅーー
75名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 23:23:36 ID:ZmUGsw69
やべー職人超GJ。すごい好みだった。
いがみ合いながらこれからも偉そうな砂理がいじめられるといい。
76名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 18:41:10 ID:bk2QDvfF
男のほうは心底ウザがってるがなw
77名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 03:24:08 ID:P7kYoIR0
復讐に燃えつつ写真に怯え足舐めを思い出して発情する砂理きぼん
78名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 06:42:30 ID:L1ztJ+no
発情したところで男につれなくされて完堕ちして懇願ですね、わかります。
79名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:54:54 ID:/dWUeFe9
ホッシュ
80名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 19:17:44 ID:t7qsflJu
保守
81名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 04:07:24 ID:unx3omAY
保守
82名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 10:49:48 ID:sATL7JYT
期待age
83名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 02:35:34 ID:T8eqP/yn
続き読みたいなあ(´・ω・`)
84名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 22:08:01 ID:m3JhzaqV
首輪の設定やそのパスワードに>>55のSF魂を見た
85名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 20:09:52 ID:01tnl+Nu
あげ
86名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 06:16:46 ID:JqDXxLBk
あげ
87名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 00:57:06 ID:HHVfCQho
仕方ない
何か書くからちょっと待ってくれよ
88名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 13:14:10 ID:dx+iv+4d
ほどほどに期待しながら待っとくよ
89名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 08:57:28 ID:g9jfAJ7D
カリッ…カリカリ………ガガガガガガ……カリリッッ……カッ……
薄暗い部屋の中、無機質な機械の駆動音が響く
もう部屋の電気を付けなければならないような時間だが、電気を付けることはなく
パソコンと周辺機器に囲まれた部屋で、パソコンの薄暗い光を頼りに男は作業を続ける
「あれ・・・?おかしいな・・・、あ、出た出た」
調べているのは同じクラスの生徒の個人情報

五十嵐サツキ、中の中程度の高校に通う女学生、五十嵐財団の長女
成績優秀、教師からの信頼も厚く、生徒からの人望も上々

しかしもう一つの一面がある
両親に反抗して無理矢理この学校に入学してきたが、今の立場に満足しておらず
この学校の生徒を見下し、さらには他人をイジメ抜く事に快感を覚える

この一面を男、臣斗が知ったのはつい昨日の事だった
成績中の下、ルックス体格運動その他etc...
どれを取ってもパッとしない臣斗を、サツキは絶好の標的と見なしたのだ


昨日の出来事だった、サツキに体育館倉庫に呼び出された臣斗は、
物陰に隠れていた褐色肌の大女に・・・サツキのSPに
手と足を塞ぐのはほぼ一瞬、2〜3秒程度、裸締めで意識を落とすまで30秒、車に乗せるまで2分という早業で
要するに一瞬で拉致られ、サツキの自宅に無理矢理連れて行かれた

この豪邸はサツキの家と言ってもよく、サツキの他には海外で仕入れたSP達が別宅に待機しているのみ
実質一人暮らしのようなものであり、合図のスイッチ一つでSPが出動する、この家の中はサツキのテリトリーだった

その中で、SP達に殴られ、蹴られ、土下座させられ、裸に剥かれ、見世物にされ、etcetc...
散々辱められた挙句、軽く人生終わらされるくらいに逃げようのない写真を何枚も撮られ、
つい今しがたの災難に、半ば呆然自失になりながらサツキ邸から追い出された
90名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 08:58:00 ID:g9jfAJ7D
「この平和な日本でホントにあるんだなー・・・ああいう事・・・」
自分だって未だに信じられない

「まぁしかし・・・何かするにはリスクとリターンが付きものなワケで・・・」
「もしかしたら昨日イジメた相手が実は大企業をゲリラ戦で潰せるようなヤツだったりする訳で・・・」
「更にはやられた事は必ず報復する人間だったりする訳で・・・ってそんな事想定してるワケねーか、あのバカ女」

「まぁいいや、どうせやる事やるだけだし・・・
さて・・・と、この会社のデータはパソコンにある分なら大体頂いたな・・・ついでに監視カメラの映像も貰っとくか
でもって・・・オレのクラックツールで・・・今の権限が及ぶ範囲のデータを全削除・・・と、
いやそれより・・・削除用ファイルだけ残しとくか・・・あとで色々使えそうだし」
「次は・・・もう適当に金融会社数十件から金借りまくるか、無論あの女と家族の名義で」
「そうだ、あの家にも監視カメラとかあるかな、」カリカリッ……カカッ…カリ……「BINGO!!」
「お、しかも4〜5年分までカメラにデータが残ってるじゃないか」
「要するに強盗とか何か起こらない限りはデータをただ貯蓄するだけの仕組みか・・・」
「あらら〜・・・他にも似たような事されてるヤツがいるのか・・・
確かコイツうちのクラスのヤツだったな〜・・・あ、女子も似たような事されてんのか」


この臣斗、実は趣味がサイトのハッキング、セキュリティの厳しいサイトを攻略するのに生き甲斐を感じる人種
政府のホームページ乗っ取りからペンタゴンの機密情報の入手etc...ネット世界では結構有名な悪質ハッカーだったり
独り言が多いのはこのテの人種にありがちなちょっとアレな…一言で言うと友達はパソコンのみってアレ

今現在の作業を大まかに説明すると、サツキの親会社、その本社のデータ収集&破壊
そして五十嵐家の資産の名義を変え、『無かった事』にする
更に金融会社数件から『金を借りた』という実績を捏造→サツキの家の監視カメラのデータを奪取

「アハッ、ハハッ、こりゃ楽しいや、どこまで落ちぶれてくかな、サツキちゃん」
薄暗い部屋の中、パソコンの画面には、『借り入れ額、126億9700万』という字が映し出されていた……

-三日後-
サツキは、突然起きた突発事故のように、あれやあれやと一文無しに成り下がっていた
「うそ・・・なんで・・・」
『この邸宅は一週間後に競売にかけられます、よって住人の立ち退きを勧告します』

現実から目をそむけようと・・・要するに現実逃避に今まで布団にこもっていたが、
サツキの居城には、今や大勢の役人が押しかけていた
サツキが立ち退けば、手当たり次第に家具などに査定額を付けていくのだろう
しかし役人が押しかけてきたからには、サツキも駄々を捏ねても無駄であり、大人しく出て行くしかない
91名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 08:58:28 ID:g9jfAJ7D
-30分後-
「なんでこうなっちゃったんだろ・・・」
会社はパソコンがハッキングされたとかで仕事にならないらしいし
親も何でこんな借金が出来たか分からないみたい、社長なのにね
「はぁ〜・・・」

途方に暮れ、真夏の日照りの中、道端に座っている元セレブ
その目の前に、いつだか自分が臣斗を拉致る時に使ったような黒塗りの高級車が泊まる

「・・・・・・?」
「見ツケマシタ、サツキオ嬢サマ」
その中から出てきたのは、元サツキの使用人 兼SP 兼人攫い、つまり臣斗を拉致る時のSPだ
その大女の元SP、今度は自分の肩と手を握って離さない
この騒動でSP達は解雇したのだが、今更この女が何の用なのか

「コラッ、何やってるの、離しなさい・・・ッ」
「スイマセン、さつきオ嬢サマ、今ノ私ノボス、違ウ人デ、ツイテキテクダサイ」
「だから何で私を捕まえるのっ・・・早く離しなさい・・・」
「手荒ナ事シタクアリマセン、車ニ乗ッテクダサイ」

全然聞く耳を持たないサツキを、やれやれと言った風に車に引き寄せる
力付くで、車に無理矢理押し込められる
「助けてーっ、人攫いよーっ!!」
「イイ加減ニシテ下サイさつきオ嬢サマ、がむてーぷ使イマショウカ?」
流石に無理矢理黙らされるのはイヤだったらしく、その後は目的地に着くまでサツキが騒ぐ事は無かった


黒塗りの高級車が停まった所はあまりに似つかわしくないボロ家のアパートの駐車場
「コノ中デス、さつきオ嬢サマ」
「うるっさいわね、いちいち手を掴まなくても逃げないわよ!!」
「スミマセン、デハ行キマショウカ」
「ッッ・・・」
サツキの意向を無視し、アパートの中に引き立てる
一間が6畳程度の小さな部屋には、雑誌、機械類が散乱し
足の踏み場は辛うじてあるかないか
奥の部屋に至っては、暗くてよく見えないが更にモノが溢れている事が伺える
そのサツキの家の真逆を行ったような、小さな部屋のソファーに腰を下ろしているのは
つい最近サツキにひれ伏した目立たない凡人

「何で・・・アナタがここにいるのよ・・・!!」
「いや、ここオレの家だし?」
「どういう事なのッ、SP!!」
この女、犯罪の片棒を担がせていたSPの名前も覚えてはいない
「今、ワタシ臣斗サンニ雇ワレテマス」
「ハァッ!?」
何が何だか分からないサツキに一言

「今のサツキの身の回りの騒動、アレ、オレがやってみたんだけど」
92名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 08:58:50 ID:g9jfAJ7D
「はぁ・・・?」
何を言い出すかと思えばそんな与太話を・・・
「バッカじゃないの?何言い出すかと思えば・・・」

「あーあーハイハイ、信じられない─ってのは分かってますよー、想像力が貧困ですもんねー」
「なッッ!!」
「でもアンタさー、タイミングが良すぎると思わない?」

「何でオレがイジメられたそのスグ後にこんな事が起きるの?」
「それはッッ・・・ぐ、偶然・・・」
「偶然にしちゃ普通こんな事起きないでしょ」

「大財閥がいきなり破産するようなおかしな事件」

「どっちかっつーと誰かの恨みでも買った報復って方が自然じゃない?ねぇ」
「・・・ッ」
「そーだなー・・・論より証拠だよねぇ、面白いモン見せてあげようじゃないか」

「えーと・・・しかしあっちの部屋連れてくにも・・・暴れられても困るしな・・・
えーっと・・・」
暫くソファーの下辺りからゴソゴソとセーターのような衣類を取り出す
「ジェーン真柴さん、ちょっとそこコ、この服に着替えさせてもらえますー?」
「分カリマシタ」
「キャッ・・・ちょ、何するのよ!?、コラッ、ダメ、やっ・・・」
「大人シクシテ下サイ」
「こらっ、やめ、やめなさい!!どこに触ってるのよ!!」
「暴レナイデ下サイ」
「あなた今まで私に雇われてたんでしょ!?あんなヤツの言う事聞かないでッッ・・・キャッ!!」
その一言を言うと、女の手の力が痛いと思えるレベルに達した

「ワタシ今マデアナタ達ニ雇ワレテマシタ、出稼ギニ出テモ働キ口ガ無クテ・・・イヤイヤデシタ
家族ニ、オ金送ル為ニ・・・イケナイ事イッパイヤラサレマシタ
日本ニ連レテコラレテカラ・・・段々貰エルオ金、減ッテキマシタ
何デカト聞イテモ、何モ教エテモラエマセンデシタ・・・嫌ナラ辞メテモイイト・・・
シカシぱすぽーとモ作ッテナイシ、不法入国ニナリマス、国ニ帰ルオ金モアリマセン
ココデ働クシカアリマセンデシタ・・・小サナ子ノ言ウ事聞クノ嫌々デシタ
デモ働カナキャ、家族ガ飢エ死ニシテシマイマス・・・ソシテコナイダ・・・
イキナリ仕事ヤメロ言ワレマシタ・・・自分必死ニ頼ミマシタ
家族ガ困ル、辞メサセナイデクレト・・・ケド聞イテクレマセンデシタ
自分デ何トカシロ言ワレテ、屋敷カラ放リ出サレマシタ」

話しながらも段々と肩に置かれた手の力は強まっていく
「痛い!!痛い痛い痛い!!やめてッ、肩が潰れるッッ!!」
臣斗から止めるように言われてやっと、手をぱっと離し、最後に・・・
「コレ以上騒イダラ・・・ワタシ、アナタヲドウスルカ分カリマセン・・・
・・・・・・大人シクシテ下サイ」
流石にもうナギサも騒ぎはしなかった
「うぅ・・・自分で着替えれるわよ・・・せめてアイツがいない所で・・・」
「ははっ、ストリップショーか、眼福眼福」
サツキが、恥ずかしがりながらも無理矢理に服を着替えさせられていく様は生唾モノだった
93名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 08:59:13 ID:g9jfAJ7D
「これ・・・腕が通せないんだけど・・・」
「いやセーターの手を後ろで縫い合わせただけだよ?暴れられないように」
「失礼シマス」
奇っ怪なセーターをしげしげと観察してると、いきなり足を手錠で拘束される
「これでまさしく手も足も出ないってヤツだねぇ♪アハハ、良い格好だ」
「うぅ・・・」
軽口を叩きながら、歩きにくそうにするサツキを奥のもう一つの部屋に連れて行く
「さて、ここがオレ自慢のパソコンルームだ」
テレビのモニターや機械類、ありとあらゆる物が部屋の中に溢れ、時折動作して
辺りからは時たま機械のキュイーン、ピピピ、という駆動音が聞こえる
そのあらゆる配線は部屋の奥の、モニター6つを繋ぎ合わせた大型のパソコンに繋がっていた
「うわぁ・・・・・・」
どこかをヘタに触ると何かを壊しそうで、サツキが縛られている理由が分かった気がした
「さて、このパソコンなんだけど・・・何から見せようかな、まーとりあえず座って座って」
パソコンの前にある大きなイスにサツキを座らせる

「とりあえず親の会社の状況でも見てみようか」
臣斗がカタカタやったと思うと、全部の画面がどこかの会社の様子が映し出された
「あれ・・・パパ!?」
社長室と思われる豪華なつくりの部屋では、男が一人頭をかかえていた
その他の部屋でも、活気は微塵も感じられず、どこか悲壮感が漂っていた
「え・・・ちょ・・・なんでこんな映像が・・・?」
「ちょっと監視カメラの画像を借りただけだよ」
またもやカタカタやりだしたと思うと、1分程して画面が切り替わる
大きな表に数字の羅列が映し出される
「これは・・・?」
「簡単に言うとこの会社の全てだねぇ、この数字をいじくるだけでこの会社はどうにでもなるんだよ?」
「???」
「要するにこの数字をいじって・・・えーっと・・・ホラ」

「これでサツキの家の借金は30億増えた♪」
「えっ!!?」
「まぁこれだけじゃダメなんだけどね、この会社に借りた、ってデータを作っただけだから
これと同じ額をどこかの金融会社が貸したって記録を作って・・・まぁ後は普通の借金と同じかな?
おっと、ホラ、興奮しない、落ち着いて落ち着いて」
「け、消して!!今すぐこれ消して!!!!」
「ハィハィ、面倒くさいなぁ」
カタッ・・・カタタッ・・・
「んじゃ、このプログラム・・・このアイコンをダブルクリックすれば消えるけど・・・ホントにいいの?」
「早くしてよっ、早くっ」
「全く・・・」
カタタッ、小さな音と共にビーブ音が鳴り、「全消去まであと21min」という画面に切り替わる
「ハハ、こりゃ面白いなぁ・・・さっきの画面に戻そうか」
「え・・・え・・・!?」
94名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 09:01:00 ID:g9jfAJ7D
会社内は、先程と打って変わってパニック状態になっている様子
社長室でも、男が秘書らしき人を怒鳴りつけている

「この会社のメインサーバに保存されたデータを全部消去してるトコだよ、今」
「・・・違うッッ、やめて!!」
「いいじゃないか、消して欲しかったんだろう?」
「借金のデータだけ消してくれれば・・・」
「あぁ、借金は残るよ」
「えっっ!?」
「こないだの借金は今借りてる人の名義をサツキの会社名義に移したモンだからねぇ
サツキの会社が『お金借りてたってデータ紛失しましたー』じゃ通らないってワケよ
むしろ『自分も貸してた』『自分も貸してた』って貸してもいない業者がおこぼれを貰おうとするんじゃないかな?」
「そんな・・・ウソ・・・」
「ハハ、まさに人生を棒に振ったってヤツかな、オレの見立てだと多分2兆円くらいの借金が・・・おっと、暴れないで」
「止めて!!このプログラム止めて!!」

「いやこのプログラムは止められないんだよね〜♪」
「なっ・・・」
「ここにあるのはサツキの会社のサーバに仕込んでおいたウィルスに起動命令送るだけのプログラムだし〜
第一サツキの会社の専属プログラマとかに止められないように、ってオレにも止められないプログラムにしちゃった♪」
「・・・・・・!!」
「普通こういう時は電源抜けばいいんだけどね〜・・・会社で使ってるようなサーバ用コンピュータじゃ・・・
多分電源引っこ抜く許可が下りるのに小一時間はかかるだろうな♪」
「なんで・・・なんでここまでされなきゃ・・・」
「えー、最初に手を出して来たのってそっちじゃない?」
「うぅっ・・・でも、ここまでは・・・」
「え、何で?報復にはやられた以上の事を仕返しちゃいけないって法律とかあるの?」
「・・・・・・」
「でもサツキちゃん、これからどうなるんだろうねぇ〜?
これ、ヒトゴトじゃないよ?サツキちゃん家の借金だよ?」
「全部・・・ホントなの・・・?ウソじゃないのよね・・・?」
「ま〜っさか、冗談で大企業の社長室のカメラなんか盗み見れると思うの?
タチの悪いジョークでこんな事するヤツいないでしょ」
「・・・・・・」
「とりあえず明日になれば分かるよ、行き先はフィリピン辺りかな?
腎臓角膜肺に他色々・・・全身切り刻んでも借金には全然足りないだろうなぁ」


今や臣斗の顔には、満面の笑みが浮かび、さも愉快そうに軽快に話しているが
そのすぐ下で、イスに座っているサツキの顔は、涙でクシャクシャになっていた

そうして暫くし、
「DeleteFile:消去完了しました」という、
サツキの会社のサーバに送り込んだウィルスが役目を終えたという知らせが画面に現れ、サツキはわっと泣き崩れたのだった



えー、なんだか長いんで区切りの良い所でそろそろ切ります、エロシーンまで到達できず申し訳ない
色々と無理矢理なトコはもうご都合主義で解釈してください、「そんな簡単に借金捏造出来るか!」とかツッコまないで下さい
95名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 06:38:57 ID:6j5Vxb/j
ナギサって誰?
96名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 03:24:30 ID:ySddcAip
邪鬼眼臭がするが、とにかく最後まで見守る!
97名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 05:24:34 ID:Gm2sHpo/
久々の投下に期待して待ってるぜ
98名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 16:00:57 ID:xWeMdsiS
GJ!
とりあえず設定にワロタ。けど投下してくれたことに感謝。
邪気眼も加減と料理次第では良作に化けるので期待。
99名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 21:24:47 ID:ZENzaDMK
「でさ・・・これからどうする?サツキ
あーホラホラ、泣いてもどうにもならないよ?」
あまりにショックが大きかったのだろう、サツキはただ泣いているだけだった

グズッ・・・ひっく・・・
それから10分も経った頃、ようやくサツキが泣き疲れてきたらしく
段々すすり泣きも収まってきた
「でさ、サツキは今からどうするの?」
「え・・・」
「だってさ、今からどこに帰るの?」
「・・・・・・」
今まで住んでいた家は立ち退きに遭った
親も今は新しい家を用意するどころか借金の対応に奔走している頃だろう
第一ヘタにその辺りをうろついて取り立て業者に見つかれば・・・・・・

今更帰れる所などある筈もない、改めて裸一貫で放り出されたというのが身に染みた思いだった


「だけど・・・アンタの世話にはならない・・・」
「はぇ?いいの?もう帰るトコもないんじゃないの?」
「煩い!!そうさせたのは誰よ!!」
「ハィハィ、そのカッコで凄んでも迫力無いですよー
結局のところ自業自得、因果応報、一番悪いのは自分じゃない?」
「・・・・・・ッ!!


              か、帰る!!」
「ジェーン真柴さーん、とりあえずこの子の服の着替え手伝った後に拾ったトコまで送って差し上げてー」
「分カリマシタ、ボス」
「あのさ・・・ボスとかやめてくんない・・・?」
「スイマセン、ボス、コレカラ気ヲツケマス」
「・・・・・・わざと?」

『その堅っくるしいカンジもどうにかならないかなー・・・
まぁいいや、とりあえずもうちょっとこの女に追い討ちかけてみるか』

「ところでさー・・・サツキ?」
名前を呼ばれた瞬間、もう一つの部屋へ引っ込もうとしていたサツキの体が一瞬硬直する
「何・・・?」
「オレがその気になればさー・・・いくらでも借金も増やせるしサツキの家族も苦しめれる訳なんだけど
その辺りはどう考えてる?」
「・・・・・・」
100名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 21:25:13 ID:ZENzaDMK
そのまま、20秒ほど気まずい沈黙が流れ、先に口を開いたのは彼女だった

「まだ・・・これで十分じゃないと・・・?」
「十分?冗談だろ?こんなの挨拶みたいなもんだぜ?」
「・・・・・・ッ!!」
「殴られ、蹴られ、あの時は痛かったなー・・・

あ、ジェーンさん、気にしなくていいから、ジェーンさんはあの人の言う事に従っただけだから
ホラ、切腹の真似なんておっかない事しないで・・・ってちょ、マジで突き立てないで、やめてーーー!!」
腹に包丁を当てたジェーン真柴、元SPを必死に止める臣斗

そのミニコントが一段落した所で、サツキが口を開いた
「要するにそれは・・・私を脅してるの?」
「脅して?何言ってるの、脅してなんかいないよ
たださ・・・ちょっと考えて欲しいだけなんだよね」
「・・・・・・」
「オレの気分次第なんだよ?アンタらの借金も会社も人生も
別に気分が乗るなら会社を復活・・・今まで以上に利益を上げさせてもいい
でも普通にこのまま借金生活を送らせるのもアリだし」
「・・・・・・ッ!!」
「それを踏まえた上でさ・・・どういう態度に出たらいいか、考えて欲しいなー・・・って
ついこの間・・・自分が何したかを考えて・・・何をすればいいのか考えてさ・・・」
「うぅっ・・・」
臣斗の顔には、いつの間にか笑みが広がっていた
これほど人間の顔は歪むのか、という程の笑い顔で、更に続けた

「借金取りだってさ、何億も取りはぐれるかもしれないんだ
そりゃー必死だろうしなりふり構ってられないだろうなー・・・」
「・・・・・・」
「とりあえず見つけ次第拉致ってこいって指示を受けた人が家の周りうろついてるんじゃないかな」
「・・・・・・」
「行き先はとりあえずフィリピン辺りかなー?
まぁ体切り刻む前にどこから・・・とか希望は聞くらしいけどね
実際はもちょっと多めに臓器取ってくとかよくやってるってさ」
軽快な口調で続ける臣斗に、ついにキレた
「ホラ、麻酔で寝てるとどこ切っても分からないし、臓器の一つや二つ無くなっても気付く訳が『いい加減にしてっっ』


臣斗から笑いが消え、驚いたような、サツキに気がついたような顔のまま固まっていた
「何でここまでするの!?私に何をしろっての!?もう許してよぉッ!!」
「ハハハ・・・サツキはここに来てから一度も謝ってないよね、
自分が謝る必要も無いと思ってた?そんなんで『許して』ってのは虫が良すぎない?」
「あ・・・」

「まぁいいんだよ、別に、サツキの家の借金くらいオレがもみ消すなり無かった事にするなり
ホントに、どーとでも出来るんだけどねぇ」

「じゃ、じゃあ・・・」
101名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 21:25:39 ID:ZENzaDMK
「でもわざわざ無かった事にしてオレに何かメリットがあるの?」
「うぅ・・・」
「何の得も無いのにわざわざ借金消すようなメンド臭い作業はしないよ」
「作業って・・・!!」
自分の人生を滅茶苦茶にするかどうかの分岐が『面倒』の一言で決まるとは
「さて、さっきも言ったよね、サツキちゃん
自分が何をしたのか・・・何をすればいいのか・・・考えてみよう」
「ど、土下座でも何でもするわよ!!
写真だって返すし・・・殴っても・・・いい・・・わよ・・・」


「・・・・・・よし、やっぱ帰れ」
「え!?」
「何したらいいか考えても分からないなら、もう帰れ
ジェーン真柴さん、彼女着替えさせてあげてください」
後ろに待機していた元SPが、身動きの取れないサツキの腕を掴み、隣の部屋へ引っ張っていく
「ちょ、ちょっと待って、借金をもみ消すって話は!?」
「も、いーから帰れよ、お前立場分かってねーじゃん
フィリピン辺りで何がマズかったのかよく考えてこいよ」

「────ッッ!!」

彼女はこの時気付いた
自分の立場が圧倒的に不利な事にようやく気付いた
そして、今見放されれば、という危機感が急速に警報を鳴らしていた


「ちょっ、やめっ、やめて!!
むごっ・・・ごめ、ごめんなさい!!すいません、お願いします!!」
服を脱がされながら、必死に謝った
彼女の、圧倒的に勝ち続けてきた人生では、これ以上無いほど心の底から謝った

「ふーん・・・ジェーン真柴さん、ちょっと着替えさせるの止めてください」
「イエス、ボス」
「で・・・サツキ、もう一度さ・・・何をして欲しくて
その代わりに自分が何をするのか、言ってもらえるかな?」

上半身の服だけ脱がされて、かなりマヌケな格好だったが、サツキは恥部を隠しもしなかった

「・・・・・・スイマセン・・・借金を無かった事にして・・・ください
その代わりに・・・何でもします、私に出来る事なら・・・どんな事でもします・・・」
102名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 21:28:46 ID:ZENzaDMK
「オーケーオーケー、じゃとりあえず借金だけは無かった事にしようじゃないか
会社のデータとかは戻らないけど、それでいい?」
「う・・・出来たら・・・会社のデータも・・・」
「あ、ソレ無理、バックアップ取ってないから
ていうかたかだか女が一人言う事聞くだけで数百億の金動かすってかなり破格なんだけど
それ以上を要求するのがどういう事か分かってる?自分一人の価値がどんなモンなのか」
「ッッ・・・ゴメンなさい・・・借金だけでいいです・・・」
自分一人の価値じゃこれはできない、かなり嫌な言い方だったが、ここは妥協するしかないだろう
「さ〜て、と、じゃとりあえず取引成立だ
でもさ、分かってるよね、オレはいつでも今回と同じ事が出来る
つまりこの約束を破ったらいつでも同じ目に合わせられるって事を」
「・・・そんなっ」
つまりそれは、サツキが一生臣斗に逆らえないという事を意味していた



青い顔をしているサツキに臣斗が軽快な声で一言
「あ、そだ、サツキの家、さっき買い取ったから」
「え・・・」
「とりあえず20億程度出せば余裕で買えちゃった、サツキの家の預金からだけど
とりあえずサツキは今までの家に住んでていーよ、現オーナーはサツキじゃなくてオレだから借家って形になるけど」
「ッッ・・・」
喜んでいいのか悪いのか・・・とりあえず反抗的な態度にはなれないが
「じゃ、明日からオレもサツキの家に住むから〜♪」
「何でッッ!?」
「いやだってココ狭いじゃん・・・この機会に広い家にでも住んでみようかなー・・・って」
「男と一緒に住むなんて・・・パパが何て言うか・・・」
「あ、別にサツキはその辺りで野宿って方向でもいいよ?」
「・・・わ、分かったわよ!!」
「うんうん、いつもの調子が戻ってきた所で、そろそろ胸隠したら?」
先程から、発育の良い胸が完全に露になっている
「え、キャァァァァアアアッッ!!!」
「あ、やっぱ気付いてなか・・・おぶっっ」

不快なニヤけ顔を浮かべていた臣斗に、平手一閃、心地良い音がして臣斗が吹っ飛ぶ

「シ、臣斗サン!!大丈夫デスカ!?」
「あ、ごめんなさ・・・なんていうか・・・つい・・・」
「アッハッハッハッハ、まぁいいけどさ・・・
何コレ、ドスケベホイホイ・・・ってあの企画?見るなって方が無理でしょ・・・」
臣斗はアハハと力なく笑っているだけだった
『またさっきみたいにキレなくてよかった・・・』


その後、サツキは、元我が家、現借家に帰る中で、必死に考えていた
これから何をされるのか、臣斗は何を要求してくるのか
黒塗りの高級車が、サツキの家に着くまで考えても
財閥を一つ潰せるような男が自分に何を求めるかなど全く見当も付かなかった

「うわ・・・」
そして、臣斗の言っていたように、家の周りには いかにも といった感じの男がたむろしていた

「ドイテクダサイ、オ嬢サマ・・・」
黒服、コート、その他の男を、車を運転してきたジェーン真柴が容赦無く返り討ちにし
その後は借金取り(?)は遠巻きに見てるだけだった

「大丈夫デスカ、オ嬢サマ」
「あ、ありがとう・・・」
「・・・!」
サツキに初めて言われたお礼の言葉にショックを受け、ジェーンは暫く立ち尽くして動けなかったとか
103名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 21:31:48 ID:ZENzaDMK
済まない、今回の投下はここで終わりなんだ
期待してくれてる人もいるみたいだし、出来る限り早めに調教シーンに行こうと思う
だが今回は少し間を空けさせてくれ

前回1文字だけ混ざってしまった「ナギサ」というのはサツキの前の名前なんだ
投下する直前に全部サツキに変えたつもりだったんだが見落としがあったみたいだ、見苦しくてすまない

今回は同じような事が無いように何回か見直しをしてみたから、多分大丈夫だと思う
104名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 21:56:19 ID:FLhdrsOD
うん、今回はナギサいなかったよ
期待してるからがんばってくれ
105名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 14:18:24 ID:LZP37UQm
応援する
106名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 15:27:59 ID:O2PSWVf+
切腹てw
ジェーンさんに萌えつつワロタ
107名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 01:50:15 ID:Uky9lgt9
「ふぁぁああ・・・っ」
いつもどおりの朝、いつものように自然と目が覚める
しかしなんだか体に力が入らない・・・あぁ、そうか
「まだやってたの・・・(怒)」
外からはオーライ、オーライ、という現場特有の威勢の良い掛け声や命令が聞こえてくる
他にも重機の動く音、何かを壊すような音、もう少し静かに出来ないのだろうか

昨日の真夜中から始まったこの騒音騒ぎは、アイツの仕業なのだ
ここにモニターやらパソコンやらを運び込もうとしているだけ・・・なのだが
アイツの話では隣の部屋を一つ貸し切っていて、さらにそこ一杯にパソコンの本体があるらしい
数台のパソコンがあるのではなく、パソコン1台で部屋のスペースの殆どを埋め尽くしたとか
そしてソレを動かそうにも部屋の中でコンピュータの部品をせっせと運んで本体を組み立てた為
ボトルシップを瓶から出せないように、部屋からパソコンを出す事が出来ないらしい

そこで諦めるかと思ったアイツは・・・予想外の行動を取った
重機数台を稼動し、軍用ヘリを持ち出しての引越し騒動
ヤツの話では1トンに及ぶパソコンの本体を運ぶ為に
2階立てアパートの屋根を切り取り、さらにヘリからワイヤーを使って部屋から摘出
そして大型トラックに運び込み、この家まで持ってくる
大家と散々モメたらしいが、泣きながら頼み込んだらどうにか許可が下りたという
恐らく金にモノを言わせた筈だ、正確には、某企業から奪った金で
何故かヤツがこの家にパソコンと共に来た時には、周囲に黒服の方々がワイワイ楽しそうに騒いでいたので
頼み込むお供にいたに違いない、恐らく泣いていたのは大家の方だろう

そして昨日の深夜2時辺りから始まった騒音騒ぎ、
どうやらウチの3階の屋根を切り取り、パソコンを入れたらまた塞ぐつもりらしい
どこぞのドールハウスじゃあるまいし、建築家の皆さんなら卒倒するような暴挙
それを平気でやり始めたお陰で、その騒音のお陰で、昨日から中々寝付けなかったのだ

「寝不足だよ・・・クマとか出来てないかな・・・」

鏡を見ながら身だしなみを整え、制服に着替え終わった所で、部屋から出たところで
108名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 01:51:21 ID:Uky9lgt9
「きゃっ」
「オ嬢サマ、オハヨウゴザマス」
「・・・・・・驚かさないでよ」
ドアを開けると、そこには長身で褐色肌の大女、元SPのジェーン真柴が待ち構えていた
油断していた所にこの迫力は心臓に悪い
「何かあったの?」
「ボスカラ、伝言ヲ預カッテ来マシタ」
「ボス・・・あぁ、臣斗ね、で、どんな伝言?」
「コノ紙ニ・・・エト・・・『7時15分マデニ・・・かく・・・し・・・しょ・・・」
「ちょっと貸して」
ジェーンの手から紙切れをひったくる
「えーと・・・『7時15分までに3階の書斎室まで来るように』」
あぁ、書斎って字が読めなかったのか、漢字って難しいもんね
「ジャ、失礼シテマシタ」
「いや、ちょ・・・7時15分って・・・あと5分じゃない、ゴハンは!?」
「ダイジョブデス、ミンナ朝ゴハン抜キデス」
「・・・・・・もちょっと詳しく」
「コックサン、ヒツジサン、ミンナクビニナリマシタ、作ル人イマセン^^」
握りこぶしに親指を突き出した例の手の形を取ったあと、輝くような笑顔で颯爽と黒人は走り出した
「ちょ、ま・・・ウソ・・・じゃ弁当も無いの・・・?」
「HAHAHAHAHA、武士は食わねどつまようじデース」
ジェーンの姿は無いがどこからか声が聞こえてくる
こんな陽気なキャラだっけ?ジェーン・・・


「朝ゴハン・・・」
書斎室に入るなり、口から出た第一声はこれだった
「・・・・・・そんなにハラが減ってたのか?」
仕方ないでしょ・・・昨日は朝しか食べてなかったんだもん・・・
「まぁいいや、ホレ、こんなので良けりゃあるぞ?」
臣斗が書斎室の物々しい机の上に取り出したのはコンビニの袋
「まーコンビニ弁当で良ければな、ハラの足しにはなるだろ」
「・・・・・・」
「ホレ、とりあえず座って座って、ハラが減ってるんだろ?」


コンビニ弁当は、いつも食べてる豪華な料理に比べれば非常に粗末な物だったが
食べ始めると自分で考えていたより腹が減っていたのだろう、気付けば残さず食べつくしていた

「サーて、そーだなー・・・とりあえず今日はー・・・あんまりハードなのもアレだしなー・・・」
弁当が殆ど無くなった辺りから、何やら呻き始めた臣斗が、考えが纏まったらしく、こちらに向き直った
109名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 01:52:01 ID:Uky9lgt9
「サツキ、ちょっとここでオナニーして」

「・・・・・・え?」
「とりあえず今日は忙しいからさ、オナニーだけでいいよ」
「・・・・・・」
「ん?何固まってるの?やった事くらいあるでしょ?」
言ってる意味が分からなかった
いきなりコイツは何を言い出すんだ・・・?
もう完全に頭は真っ白になった
「あー・・・もしかして分かってなかった?
何でも言う事聞くってったから分かってるのかと思ってたよ」
段々少しずつ意識が追いついてきた

「バ、バッカじゃないの!?何でそんなコト・・・!!」
「んー、まぁいいか
選択肢は二つだよ?従うか、ここから出て行くか」
「・・・・・・!」
言葉を失った
オタクってのはこういうヘンタイばかりなのだろうか
「オ〜イ、やるのかやらないのか早くしてくれよ、今日は忙しいんだ」
「・・・・・・ッ、や、やるわよ!!やればいいんでしょ!!」
「うんうん、じゃ、ガンバって〜」
昨日の取引を、早くも後悔していた


「ッ・・・」
恐る恐る、ショーツ越しに指を擦り付ける
「ちょっと、そんなジロジロ見ないでよ」
「まーまー気にしないで、続けて続けて」
こ・・・こうかしら・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「えーとさ・・・まさかとは思うんだけどさ・・・」
いつまでも指の腹で秘所をもどかしく擦っている私に、遠慮がちに声がかかる
「オレの前だからそんななの?それともまさか・・・オナニーした事・・・無い・・・とか?」
や、やっぱり何かやり方が違うの?
「えーとさ・・・オレもよく知らないんだけど・・・もっと強くしてもいいんじゃないかな?
ていうか・・・ホントにオナニーした事無いの?」
「な・・・・・・無いわよ・・・!!そんな事・・・」
『うわ〜うわ〜・・・希少種だ〜・・・オナニーした事無い高校生って・・・』
「強く・・・んっ」
今、なんか・・・
「あっ・・・ん・・・」
少しずつショーツが湿り気を帯びる
それと共に、サツキの声にも艶が混じり始める
「何か・・・ヘンな感じね・・・指が止まらない・・・」
「んー・・・とりあえずさ・・・パンツ越しじゃなくて直に触ってみたら?」
「わ、かってるわよ・・・」
臣斗の目線を気にし、一瞬ためらったのち、秘所を覆い隠している布をずらし、大陰唇に触れる
「あっ・・・」
少なからず蜜をたたえたソコに触れるた瞬間、今まで感じた事の無い感覚が全身に走った
110名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 01:53:29 ID:Uky9lgt9
ここ・・・入れたら・・・どうなるんだろう・・・

恐る恐る入り口をなぞりながら、指を膣内に滑り込ませていく
「あ・・・はっ・・・や、ん・・・くぅ・・・」
今まで性生活は知識としてしか知らなかったサツキは、あっという間に快感に呑み込まれていった

クチュリ・・・クチュ・・・クチャ・・・グチュ・・・
「はぁ・・・はっ・・・はぁ・・・」
クチャ・・・グヂ・・・クチュッ・・・


「おー、随分気に入ったみたいだねぇ」
「!!」
オナニーショーを初めてから随分没頭して忘れていたが、見られていたのだ
その声がサツキを現実に引き戻し、淫靡な音に終止符を打つ
「まー段々動きは激しくなってきたんだけどさ、こういうの使った方がキモチ良いんじゃないかな」
取り出したのは毒々しいピンクに包まれた道具
タネの形をした先端から、恐らく本体と思われる丸い物体までコードが延びている
「んー・・・ちょっと待ってよ〜・・・オシ、入った」
丸い物体にこれまた丸い電池を入れる
そのモタついてる間にも、快感を求めて体が疼き、秘所に触れたままの指先が自然に動き始める
「あー、ちょいストップ、ちょっとゴメンよ〜」
「な、何するのよ・・・」
手を掴み、スカートの下から引き抜き、後ろの方へ回る
「・・・・・?」
「でもって・・・」
後ろでガサガサやっていたかと思うと、背中越しに後ろからもう片方の手も捕まえる
「ちょっと・・・!!」
そして両手を後ろに回して、臣斗の片方の手で押えられた所で、いきなり片方の手に金属の感触が走る
カシャン、という軽い音がし、何かが嵌った
慌てて振りほどこうとしたが、もう片方の手は臣斗の手でガッチリ押えられていた
そのまま、もう片方の手にも同じ事が起きる
「ちょ、ちょっと・・・」
「いやさ・・・悪いとは思ったんだけど・・・暴れられても困るんでさ・・・手錠?」
「ッッ・・・な、何するのよ・・・」
「アハハ・・・キモチ良い事だよ」
111名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 01:54:58 ID:Uky9lgt9
臣斗が、机の上に置き去りにされた、小さなピンクを取る
「まー・・・ちょっとゴメンね、驚くかも」
また後ろに回り、ピンクを持っていない方で手錠の鎖を押える
「逃げやしないわよ・・・」
「ハハ・・・」
そして、ピンク色の物体を持った手で、パンツの中にタネ型の先端を放り込む
敏感になった部分が、タネがどうやら秘所の入り口に落ちた事を知らせた
「でもって、コレがスイッチね」
臣斗が、直径3センチ程の丸い物体を見せる、どうやら色々スイッチが付いているようだ
その内一つを臣斗が目の前で押した
「ン!!やっ・・・あ、コレ・・・くぅっ・・・」
「ハハ・・・ガンバ〜」
手錠で手が塞がれ、タネを取り出せない以上、ただただ受け入れるしかなかった
「バカ、やめっ・・・止めて、やだっ・・・あぁんっ」
「とりあえず次行ってみようか〜」
殆ど見る余裕は無かったが、目の前に持ってきた丸いモノのスイッチをまた押した事は分かった
その瞬間、
「ひァァァァっっ!!!!や、ああぁんっ、やだっ、ダメぇっっ」
手錠で押えられ、ただ悶える事しか出来ない
必死に足を擦り、快感の波に抗おうとするが、どうしようもない
「さて、キモチ良いんだよね?」
「くぅぅっ・・・」
「ホラ、答えて、こういうコトされて、キモチが良いんだよね?」
「うるさいっっ・・・」
「まぁいいや、そろそろ時間も無いし、終わろうか」

そう言い、臣斗はリモコンを離し、ショーツに手を伸ばす
「コラ、どこ触ってるんだよ、や、ダメ」
「もっとキモチ良くしてやるって」
ただでさえ限界一杯なのだが、臣斗がタネを押し込んだ
すると自然とタネは、強く押し付けられ、中に進入してくる

「やっ、あっ、あっダメダメダメダメぇぇっっ、」

何か、来るッッ、やっ、イヤ、来るゥ──!!

「くっ、は、ああぁぁんっっ」

全身が痙攣し、限界を超えた事だけが理解できた
「オシ、イったな」
私が達した事を見届け、タネの振動を止める
「はぁ・・・はぁ・・・」
「これはローターって名前でね、ちゃんと覚えてよ」
まともに息すら出来ない私から離れ、机の後ろ辺りを探り、鍵を取り出す
112名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 01:56:23 ID:Uky9lgt9
手首が開放され、息も整ってきた
「アナタねぇっっ、何考えてるのよ、ヘンタイ!!」
「まぁまぁ、そろそろ学校に行かないと遅刻しちゃうよ?」
時計の針は8時半を知らせていた、確かにそろそろ焦らないといけない
「ッ・・・このヘンタイ男!!バカオタク!!死んじゃえッ!!」
ダメだ・・・一瞬良いヤツかと思ったけど・・・ダメだ、もう色々とダメ・・・


ぐしょぐしょになったパンツを大急ぎで替え、ジェーンが待っている車に乗り込む
「急いで!!」
「イエッサー」
普段の運転手ならもう少し丁寧な動きだったろう、運転の素人に近いジェーンに言ったのが間違いだった
「きゃあっ」
カーブに入った途端、慣性の法則に従い、車のドアに押し付けられる
「危なっっ・・・ちょ、こんなに飛ばして大丈夫なの!?」
「ダイジョウブ、モウ誰ニモ止メラレナイネ」
「!!ちょ、今の赤信・・・きゃっ、やめ、そこ一時停止・・・!!きゃああああッッ」
「私ハ風、風ニナル!!」
スポーツカーさながらの運転で、黒塗りの車が疾走していく
その様を目撃した数少ない人間は言った、命を粗末にしすぎじゃないか、と・・・
ドリフトや片輪走行を駆使し、k察の方に見つかれば罰金減点通り越して免許剥奪は免れまい
「ていうかアナタっ、免許は!?」
「HAHAHA、ダイジョブデス、私クルマ運転ハジメテデス、ビギナーズラックデおk、デース」
「イヤァァァァ、前!!前見て前───!!」


奇跡的に、本当に奇跡が起きたのかビギナーズラックなのか
どうにか通行人にも乗員にも不幸な犠牲者は出ず、学校まで辿り着いた
「あは、あはははは・・・」
車から降りた彼女は、これまでの人生で最も疲れきった顔で、生きている事の幸せを噛み締めていた
「マタ、迎エニ来マス、首洗ッテ待ッテテクダサイ」
来る時と同じ運転で去っていく高級車、横から見ると更に怖くなってくる
「よく生きてたなぁ、私、よく生きてたよ・・・私」

さっきの運転を思い返して恐怖に震えているその時、携帯の着信音が響く
113名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 01:59:28 ID:Uky9lgt9
「(見た事無い番号・・・アイツだな)ハイもしもし、臣斗?」
「あー、とりあえず車の中で遅刻するかしないかの瀬戸際なトコ悪いけどさ・・・」
「・・・もう着いたわよ」
「えっ、ウソ、早すぎ!!」
「どんだけ怖い思いしたと思ってるのよ!!」
「荒んでるね・・・何があったの?」
「ジェーンが・・・通学路でF1やったの・・・運転するの初めてって・・・」
「(;゚Д゚)・・・・・・!!今朝運転出来るかって聞いたらヤレバデキルって・・・」
「バカ!!」
「いや、あの・・・ゴメンなさい」
「もういいわよ・・・用件は何?」
「とりあえず先生に臣斗は今日休むって伝えてくだし・・・スミマセンでした・・・」
「ふんっっ、だ」

携帯を切る前に、どうやってこの番号に電話したのか聞こうかと思ったが
何だか癪だったし、違法な手段な事は明らかだったのでそのまま切った
「もうイヤ・・・」

─その頃の臣斗─
「オウ兄ちゃん、根性ねーな」
「オラ、へばってんじゃねーよ!!コレ運べ!!」
現場の方々をジェーンが手伝ったところプロより手際と体力が良く
ジェーンが運転の為に席を外した後、なんだか流れでジェーンの親戚と説明した臣斗も手伝う事になった
「ぐぬぬぬぬ・・・!!」
『お前ら・・・雇い主オレだぞ・・・何ちゃっかり働かせて・・・』
「オウ、みんな、休憩にすっぞー」
「あいよー」
「小僧、お前もメシ食ってけ!!」
「あ、はい・・・ありがとうございます・・・」
現場の雰囲気には、有無を言わせず空気を読ませる力がある
その後、何だか現場の方と仲良くなった臣斗は、夕方の作業が終わるまで付き合う事になり
筋肉痛と疲労で2〜3日動けなくなったそうな(ジェーンは平気)





エロ入れたぞー、ギャグ入れたぞー、見直ししてない・・・|liorz
何だかギャグ色が強いなぁ・・・まぁいいか
多分ナギサは混ざってないけど、所々文がおかしな事になってるのは確定なんで
もうその辺りは適当に脳内変換よろしく
114名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 07:03:39 ID:B14M0BL1
土建屋のオッちゃんたちが一番強かったのかよw
ジェーン楽しそうだなあ
115名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:34:26 ID:XexWdwhU
いっそ、ナギサを投入しちゃえw
116名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 03:22:08 ID:Hg+2iNut
保守age
117名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 18:25:29 ID:VFEdwnvb
保守
118名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:06:48 ID:miih2qY3
「ちきしょう!あいつにまた反省文書かされた」
「またかよw亮、お前マークされてるなw」
「書かなきゃ停学だってんだからムカツク」
「あいつ頭固ぇよなw風紀委員とかあいつのためにあるような仕事だな。嫌な女」
「淳は書かされたことねぇからまだいいじゃねぇか。でも、あいつ黙ってるとすげえいい女なんだよな。」
「そうそう顔とかスタイルとかモデル並だし。なんとか弱味握れねえかなあ。」「無理だろ。あいつ隙がないし」
「いや、なにか考えてみるぜ…」
放課後の体育館裏。二人の不良生徒がタバコを吸いながたむろっている。
ひとりは三田村亮、身長180センチを超える大男で、口より先に手が出るタイプ。
もうひとりは田中淳。亮とは対照的に身長170センチもないような小柄で、むしろヒョロヒョロした感じ。
この二人は小学生の頃からつるんでいた仲で、昔からなぜかウマが合った。
これまでも淳が考える悪巧みを亮が協力して色々と悪さを繰り返してきた。
どうやら、また何か企み始めたようだ。
119名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:08:33 ID:miih2qY3
同じ頃、古手川唯はまるで日本人形のような美しく長い黒髪を振り乱し、
職員室で担任を前に熱弁を振るっていた。
「先生!先生からもきつく注意していただかないと困ります!また三田村くんはタバコを吸ってたんですよ!」
「し、しかしだねぇ古手川くん。こういうのは、できるだけ穏便に…」
「いけません!タバコというのは私たちのような成長期の未成年には特に害が大きくて、・・・」
かれこれ一時間は担任に詰め寄っていただろうか。
唯は生真面目すぎるきらいがあるようだ。そのため、唯を敬遠する生徒も中にはいる。
しかし、唯は純粋にクラスメートの体を心配して、タバコをやめさせたいと奮闘しているのだ。
  ・・・
「とにかく!明日三田村くんを職員室へ行かせますから、先生からも注意してくださいね!」
唯はそう言い残すと、教室へと戻っていった。

それから約5分後、教室の自分の席へ戻った唯は一瞬体が固まった。
「なに…これ?」
そこには異形のものが横たわっていた。
120名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:10:30 ID:miih2qY3
「これって、男の人の・・・」
幼い頃、父や兄と風呂に入った経験もある唯には、その形がなにをモチーフにしているかわかった。
全長20センチ、直径4センチほどはあろうか。男性器をかたどった、
およそ学校という場所には似つかわしくない物体が唯の机の上に横たわっていた。
「ハ、ハレンチな!いったい誰が!?」
汚らわしいものを触るように指先だけでそれを摘んだ時だった。
人気のいない教室に突然携帯のカメラのシャッター音が鳴り響いた。
唯が振り向くとそこには二人の生徒がにやにやと笑いながら立っていた。
「三田村くんと田中くん!?」
「おいおい、風紀委員様がすげぇもの持ってんなw」
「亮、あれバイブだよな。へぇー古手川もオナ二ーするんだw」
「しかも、かなり太いぜwあんなのマンコに突っ込んでよがってんのかよ。
たまんねぇな。淳、その画像写メで俺に送ってくれよ。」
卑猥な目で唯を見る二人の不良生徒に唯は顔を真っ赤にして怒った。
「ち、違う!誰かが私の机の上にこれを…あ、あなたたちね!」
「変な言いがかりをつけるなよ。ムカツクからクラス全員にこの写メ送ってやろうかなw」
ニヤリと笑う淳。
(淳、うまいなwうまくいけば、古手川の胸くらい揉めるかな)
妄想も手伝って亮も自然とにやける。
121名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:12:05 ID:miih2qY3
しかし、唯は毅然とした態度でこう言い放った。
「いいわよ。明日、全員を前に誰がこれを持ち込んだのか問い詰めてあげる。
そんなことをするのはあなた達ぐらいのものだってみんな分かっているわよ。」一瞬にして落胆の表情を浮かべる亮。
しかし、淳は奥の手を隠していた。
「そうか。じゃあ、やめとくわ。ああ、亮。お前結城と同じ部活だよな。あいつに画像見せてみなよ。」
「な、なんで結城くんに!ちょ、ちょっと待って。」
『結城』という言葉に明らかに唯は動揺を隠せないでいた。
淳は唯のしぐさを観察して、唯がクラスメートの結城梨斗に特別な感情を抱いていることを見抜いていた。
「なんでだよ?結城となんか俺仲良くねぇけど。」
「この前、結城が古手川のこと好きだって話してたんだよ。こんな画像みたらショックだろうなぁw」
思いがけない暴露に唯はパニックに陥った。
「ま、待って!結城くんが!?わたし…嫌…お願い」
122名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:13:39 ID:miih2qY3
これは、もちろん淳の作り話だ。
そもそも比較的真面目な生徒の結城梨斗と不良生徒の田中淳の間には全く接点がない。
しかし、結城梨斗に好意を抱く唯には効果てきめんだった。
「待って!それだけはやめて!」
「亮、どうするよ?俺は古手川の本当の姿を結城に見せとくのがあいつの為だと思うけどなあ。」
「えっと…」
対応に困っている亮に唯がすがり付くように懇願する。
「お願い!三田村くん!結城くんには見せないで!」
いつも、難癖をつけてきた高飛車な女がまるで別人のような態度で自分にすり寄っている。
端正な顔立ち、均整のとれたプロポーション、芳しい香り。
(ホントこいつ、いい女だよなあ)心底亮はそう思った。
なおも戸惑っている亮。そこに淳が割って入った。
「古手川、お前、亮に散々嫌な思いをさせてきたよなあ。」
「で、でもあれは三田村くんの為を思って…。タバコは体に…」
しかし、淳はピシャリと唯の言葉を遮り、宣告するようにいい放った。
「人にものを頼むには態度ってものがあるだろ!」
123名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:15:30 ID:miih2qY3
「誠意を態度で示せ!古手川、たまには亮にいい思いをさせてやってもいいんじゃないか?」
淳はそう付け足すと唯の反応を待つ。
「でも、どうすれば…。」
(堕ちたなw)淳は内心ほくそ笑んだ。明らかに唯は従順な態度に変わっていた。
「そうだなあ。古手川、スカートをたくし上げて亮にパンツ見せてやれよ。」
「なっ!?そんなハレンチなこと…」
「ハレンチなもんか。本能だよ。男っていうのは女の体をみたら喜ぶようにできてるんだ。なあ、亮?」
「あ、ああ」
どぎまぎしている亮の前でどんどん話が進んでいく。
「減るもんじゃなし。いいだろ?そうしたら俺もこの画像は消すぜ。」
唯の心の中で葛藤が拡がっていく。
好きでもない男の人の前で下着を晒すなんて!でも、好きな人に幻滅されたくない!
ぐらぐら揺れる唯に淳が追い討ちをかける。
「亮、今お前の携帯に写メ送ったから。まだ、部活終わってないだろ?たまには顔出せよ。」
「…!!わ、わかったわ。やるわよ。それくらいでいいなら。」
遂に唯の自尊心は崩壊した。
124名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:17:00 ID:miih2qY3
唯は二人の不良生徒を前にゆっくりとスカートをたくし上げていった。
唯の純白の下着が少し垣間見える。
「見えねえょ。もっと、上まで、全体が見えるまで上げろ」
冷然と淳が唯に命令する。
唯は顔から火が出そうになるくらい頬を赤らめ、目線を横に逸らせたまま、
更に上までゆっくりとスカートをたくし上げた。
「そのまま。俺がいいと言うまでじっとしてろ。」
淳は自分の顔を唯から10センチくらいの距離まで近づけてまじまじと股間を観察した。
「亮も見てみろよwしかし、色気のねぇ下着だなw小学生かよw」
亮は完全に興奮していた。
淳以上に顔を近づけ、顔をうずめるような近さで匂いまで嗅いでいる。
「ちょっ!近いわよ!そんなに顔を近づけないで!脚にも触れないで!見るだけの約束よ!」
しかし、唯の言葉は亮の耳には全く届いていない。
「すげぇ!すげぇよ!この下にマンコがあるんだろ!見てえ!」
125名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:18:57 ID:miih2qY3
唯は慌てて亮から遠ざかり、スカートを下ろした。
「な、何言ってるのよ!変態!」
しかし、淳は冷静な口調で唯を制止する。
「まだ、いいと言ってないぜ。約束だろ?守れよな。亮も下着を見るだけで我慢しろ。約束だからな。」
唯は再びスカートをたくし上げた。
亮は残念そうな表情を浮かべながらも、また吸い付かんばかりの距離へ近づいて観察し始めた。
「な、なあ、淳。足開かせてくれよ。それくらいいいだろ?」
淳が唯をじっと見つめる。唯は意を決したように両足を開いた。
亮は唯の股の下に入り込むようにして唯の股間を観察した。
「はあはあ。うわぁ、毛が一本はみ出てるよ!処理してねぇのか?」
唯の顔はますます赤くなってきた。亮の鼻息が股間に当たって唯を刺激する。
「も、もういいでしょ?満足したでしょ?」
しかし、亮の要求は更にエスカレートしていく。
「な、なあ。パンツをよぉ。グーッと上に引き上げて食い込ませてくれよ。見るだけだからよ。いいだろ?」
126名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:20:39 ID:miih2qY3
「そんな…」
唯が戸惑っている様子を見て、淳が言葉を発する。
「古手川、お前次第だよ。亮が満足するかは。俺は無理にとは言わない。」
あくまで強制ではない。やるなら自分で判断して自分の意思で行動しろ。
冷たく突き放しながらも、そうせざるを得ない状況に追い込む。明らかに淳の作戦勝ちだ。
唯は左手だけでスカートを押さえ、右手でパンツの端をつかむとちょっと控えめに上へ引き上げた。
「もっと、グーッと!食い込んでねぇからよぉ。」
亮に急かされ、唯は更に強めにパンツ引き上げる。
「うーん、じれってぇ!!上のゴムじゃなくて、下の太ももの方を両方とも右手で真ん中に手繰り寄せて…
そうそう、んで、もっと紐くらい細く。やりゃあ出来るじゃんw
そしたら、パンツがフンドシみたいになるくらいグイーっと上に引っ張ってみ。」
いつしか唯は理性が消し飛んでいた。どうしたら亮を満足させられるか。それだけが頭を支配していた。
言われるままに、唯はパンツを大胆に変形させると、かなりの力で上へ引き上げた。
127名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:24:00 ID:miih2qY3
自然と唯の陰毛があらわになり、紐のように手繰り寄せられたパンツが唯の性器に食い込む。
「もうちょっと細くなんねぇかなあ。ワレメに埋め込まれるくらいによぉ」
唯は下の方から再度布をかき集め、出来るだけ細く束ねると、あらん限りの力で上へと引っ張り上げた。
もはやパンツの一部は唯の胎内に飲み込まれ、唯の左右のひだが完全に露出している。
「クリトリスが見えねぇ。ちょっと横にずらせよ。」
唯はパンツを性器に強く食い込ませたまま、素直に右手をちょっと右へずらした。
それにより、長さ1センチほどのピンクの突起だけでなく、唯の性器内部の粘膜までがあらわになった。
「いい感じだぜ。はあはあ。すげぇ!丸見えだ!淳が持ってる裏ビで見たのとおんなじだぜ!」
淳が携帯を操作する。
「画像は削除したぜ。」
ほっとした表情を浮かべて唯が淳に顔を向けたその瞬間、
(ピロリン♪)携帯のカメラのシャッター音がまた人気のない教室に鳴り響いた。
「あれ?風紀委員様、なんてはしたない格好をwこれを結城が見たら…」
128名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:58:25 ID:miih2qY3
To Loveるスレって、別にあったんだな。
『とらぶる』で検索してたから見つからなかったorz
スレ汚し失礼しました。
129名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 18:40:46 ID:CTrs/NvQ
いや、よかったよ。続きに期待したい所だ
130名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 22:59:58 ID:SpzIrrzS
続きに超期待
131名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:07:32 ID:WyB1dEt3
唯の顔に一気に不安の表情が拡がる。
「いや、ジョークだよ。」淳はここで手綱を緩めた。
担任に相談でもされたら、さすがに停学どころでは済まない。
唯は再びホッとした表情を浮かべた。
「三田村くん、満足したよね?」もう終わりにしてと懇願するような表情で唯は亮に問いかけた。
(指で拡げさせて、マンコのもうちょっと奥の方まで見てえんだけど)亮が言いかけたその時、
亮の意を察した淳がすかさず口を挟む。「そうだな。十分じゃねぇか?なあ、亮」
性器をもっと晒せなどと要求すれば、唯はガードを固くしてしまうだろう。
現に晒してしまっているわけだが、唯としては下着を見せているときに突発的な事故ではみ出してしまった
という理屈で、なんとか自らを納得させ、プライドを保っているようだ。
亮は不満を抱きつつも、淳の自信に満ちた表情を見て「そうだな。もういいよ。」と答えた。
この辺は長年のあうんの呼吸だ。(淳の奴、まだ何か考えているな) 亮は淳にすべてを任せた。
132名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:08:50 ID:WyB1dEt3
「良かった。一応二人の携帯をチェックさせてもらうわ。」
唯は二人の携帯に唯の画像が存在しないことを確認して安心した。
「三田村くん、もうタバコなんて吸っちゃダメよ。体に悪いんだから。」
(来た!)間髪を入れず、淳が次の手を打つ。
「でもなぁ。一度吸っちまうと禁断症状が出たり、やめるの大変なんだぜ。
そうだ、古手川、亮の禁煙に協力してくれよ。」
「いいわよ。私にできることなら。」
「簡単だよ。これから毎日、今日みたいにまたパンツ見せてくれよ。」
唯は迷ったが、これでクラスメートの健康が守れるならと、最後には同意した。
唯と亮との間に次のような約束が交わされた。
1.亮がタバコをやめている間は毎日、放課後に唯は亮と淳にパンツを見せること。
2.見ている間は二人とも唯の体に一切手を触れない。
3.パンツを引っ張るなどのリクエストは唯ができると判断したときだけ答える。
4.写メなどの記録は一切残さない。
5.この約束や関係は第三者に一切明かさない。
6.亮がタバコを吸っていないかどうかは唯が臭いなどで判断し、
吸ったと唯が判断したときは問答無用でこの関係を打ち切る。
133名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:15:15 ID:WyB1dEt3
次の日、また唯は二人にパンツを見せていた。
「何回もイライラしたけどよぉ。放課後のことを考えたら我慢できたぜ。」
亮の言葉に唯は満足げにうなずいた。
直前に歯を磨いたりして誤魔化したわけではない。明らかに亮はタバコを我慢したようだった。
「なあ、昨日みたいにグイッと食い込ませてくれよ。」
唯はちょっと躊躇したが、パンツをふんどし型に歪ませて控えめにではあるが引っ張った。
しかし、どう見ても昨日とは違う。だいいち、性器がはみ出していない。
「頼むよお。昨日はもっとバッチリ見せてくれたじゃん。これを楽しみに一日我慢したんだぜ。」
クラスメートの体と自分の羞恥心とを天秤にかけて唯は葛藤している。
そこで、淳が背を押してやる。「すまんなあ、古手川。でも、おまえのお陰でこいつの健康は守られそうだよ。
こいつ、お袋さんと二人暮らしなんだ。親父さんは肺ガンで死んでんだよ。」
これは本当だった。そんな噂を唯も耳にしたことがある。
(それで、こんな自暴自棄みたいに、いけない事ばかり繰り返してきたのかしら。)
唯は亮の境遇を思いやると、意を決して、昨日と同じように性器をはみ出させた。
唯は、それを食い入るように見入る二人の姿を上から眺めて、人のためになっているというある種の満足感を感じていた。
134名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:17:15 ID:WyB1dEt3
来る日も来る日も、唯は二人にパンツを見せ続けた。
見せ方は毎回同じ。さすがに教室ではまずいだろうということで、場所は学校近くのつぶれた工場跡に変わったが。
そして、ひと月ほど禁煙に成功していた。唯は、いつしか性器をはみ出させることにも躊躇しなくなっていた。
淳は一計を案じた。「そろそろ次の手を打つか。亮、タバコ吸えよ。」
亮は耳を疑った。「何でだよ!?そうしたら、打ち切りだろ?」
しかし、淳の自信に満ちた言葉を信じて、亮は久し振りにタバコを吸った。

そして放課後、案の定唯は一発で喫煙を見破った。
「残念だわ。三田村くん、もう吸わなくても平気になってると思ってたのに。」
唯は怒るよりもむしろ悲しい表情をしていた。ひと月の間に亮の協力者という意識が芽生えていたのだ。
「す、すまん。」別に吸わなくても平気だったのだが淳の指示で吸っただけなので、亮は言葉につまった。
淳が助け船を出す。「なんかマンネリになっちゃったんだよな。たまに、このパンツ前に見たなとか、俺も冷めた目で見てたし。」
亮も続けた。「ああ、そうだなあ。目が馴れちゃったというか、刺激が足りないというか」
135名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:19:31 ID:WyB1dEt3
これには唯も困った。できるだけ感情を押し殺して、機械的に振る舞ってきたことが裏目に出たのだろうか。
確かに最近はパンツの見せ方から、性器のはみ出し具合まで寸分違わず毎日同じだった気がする。
そう言えば、唯が生理の時は目新しさがあったせいか、二人がいつもよりも興奮してたし。
だとしたら、マンネリ化させた自分にも非がある。一体どうしたら……。
相談の結果、約束を一部変えることになった。
2.二人とも性器以外の場所なら触れても構わない。
3.パンツは二人が自由に引っ張ってよい。
それに加えて、淳は唯に買ってきた下着を何枚か渡した。もう少し刺激的なものを着けてくれと言うことだ。
それらは、うしろはただの紐。前もメッシュになっており、中が透けて見えるものだ。
唯は戸惑ったが、アイマスクをして恥ずかしさを和らげたら平気ではないかという淳の提案で受け入れた。
(外堀は埋まった。)淳は内心ほくそ笑んだ。
136名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:23:03 ID:WyB1dEt3
次の日、唯は約束通り渡された下着を着けて来た。
唯は両手でスカートをたくし上げてその過激な下着を二人に見せた。
後ろは芸術的な丸みを帯びた尻が完全に剥き出しになっている。
前は陰毛に隠れてはいるが、足さえ開けば性器も丸見えだろう。
淳が唯にアイマスクを着けて、ついにイベントは始まった。
亮は大きな手で唯の豊かな両胸を揉みしだいた。唯は一瞬声をあげたが、思い止まった。
胸は性器ではないから、約束違反ではない。ただ、「あまり強くしないで」とだけ注文をつけた。
(こういう時は杓子定規な性格の奴は扱いやすいな)淳はしてやったりといった表情でニヤリと笑った。
淳は両手で唯の尻を鷲掴みにして左右に大きく拡げた。唯のつぼみがあらわになる。
淳は尻を開く手を左手一本に変え、右手の人差し指で唯のつぼみを突っついた。
「ひゃあ!」思わず唯が声を漏らした。唯にとってこんな恥辱は初めてだろう。
しかし、何度も亮が「ああ、タバコを我慢して良かった。」というので、拒むに拒めなくなっていた。
胸の感触を十分堪能した亮が、ついに下半身に取りかかる。今日は唯のすべすべした太ももにも触れられる。
137名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:24:48 ID:WyB1dEt3
亮は両太ももに手をかけると強引に左右に足を開かせた。見える。メッシュ越しに唯の性器が丸見えだ。
亮はメッシュ部分を引き寄せると、強く上へ引っ張った。男の力だ。唯の細腕とは訳が違う。
唯はつま先立ちになって悲鳴をあげた。「ま、待って!強すぎ!乱暴すぎるわよ!」
仕方なく亮は手を緩める。その代わり紐状になったメッシュ部分を横にずらし、性器を完全露出させた。
アイマスクをした唯には自分の下半身がどういう状態なのかよく分かっていない。
唯は多少性器がはみ出した程度だろうと思っていた。しかし、実態は下着などほとんど無いに等しい。

淳は、亮が解放した胸を攻めていた。亮とは違い繊細に乳首の位置を的確に探り当てると、クリクリと
こねくり回した。亮が下半身を乱暴にまさぐるので、唯は、自然と後ろから抱きついて自分の乳首を
こね回している淳に身を委ねる格好になっていた。

その間、亮は唯の性器の攻略にかかっていた。
亮は唯の太ももの付け根の性器に触れないギリギリのところを両手の親指で押さえ左右にグイッと引っ張った。
つられて、唯の性器のひだが軽く引っ張られる。わずかに内部が見えるが、到底満足できる眺めではない。
138名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:26:03 ID:WyB1dEt3
出来れば、唯の性器のひだを直接指でつまみ、左右に拡げたい。
そうすれば、性器の内部まではっきりと見えるはずだ。
亮は唯の顔を見上げ、様子を確認した。唯は頬を上気させ、呼吸も荒くなっていた。いけるかもしれない。
やってみろという表情で淳も唯の肩越しに軽くうなづいた。
淳は唯の注意を逸らすため、乳首を弄るピッチを早め、耳に息を吹き掛けた。ますます唯の呼吸が荒くなった。
亮は慎重に唯の性器のひだに指を触れた。唯の表情に変化はない。次に指で軽く摘んでみる。
「ああ!」唯が小さな声で悶えた。亮は慌てて指を離した。
淳はいつの間にか唯の耳を舐め回していた。耳の穴にまで舌を這わすと、唯はもう一度小さなヨガリ声をあげた。
(大丈夫だ)淳は亮にアイコンタクトを送った。
亮はもう一度唯の性器のひだを指で摘まみ、慎重に左右に拡げた。唯に抵抗する様子はない。
亮はさらに大胆に拡げた。ついに唯の性器が完全に内部まで晒された。
139名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:27:54 ID:WyB1dEt3
唯の性器内部は綺麗なサーモンピンクで、わずかに湿り気を帯びている。
膣口入り口には処女である証しもはっきりと見てとれる。
亮は感動した。膜とは名ばかりで実際は穴が開いているとは聞いていたが、確かにその通りだった。
クリトリスが明らかに勃起している。しかし、さすがにそこを弄ったら抵抗されるかもしれない。
亮はもどかしそうに淳の顔を見上げた。
淳は唯の乳首と耳を攻めるのをやめ、亮の隣に移動した。安堵なのか落胆なのか、唯は少しため息をついた。
(マンコを弄りてえ。もう我慢できねぇよ)亮が淳にゼスチャーで伝えた。
淳が唯に話しかける。「古手川、ごめんな。その…お前の…ちょっとはみ出してる。やりすぎたかな?」
「はあはあ、気にしないで。今までもちょっと見えてたし。端っこだけでしょ?」
「それがさあ。トイレットペーパーかなあ。白い破片がくっ付いてんのが見えるんだよ。
仕方ないよな、自分じゃよく見えないもんな。取ってやろうか?」
140名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:29:50 ID:WyB1dEt3
「え?トイレットペーパー!?」そんなに雑な拭き方をしているつもりはなかったのに。
唯は自分の弱点を見破られたような気分になった。どうしよう。後で取ればいいかなあ。
もちろんこれは淳の嘘なのだが、淳は唯の返事を待つことなく、唯の性器のひだを摘んだ。
今は唯も自分の股間に意識を持っていっているので、摘ままれているという自覚がある。
しかし、破片を取り除いてもらっているという立場上、抵抗する訳にもいかない。
「取れねぇなあ。湿ってるからなあ。」淳はひだを遠慮なく右に左に弄び、性器の内部までいじくり回した。
唯の呼吸が再び荒くなる。「亮、代わってくれねぇ?結構しっかり貼り付いてるよ。俺には取れないわ。」
淳は亮にバトンタッチした。亮は淳よりも大胆に、左手で唯の性器を拡げると右手で唯の性器内部を弄りだした。
処女膜にも軽く触れる。(ああ、破りてぇ)そう思いながら、更に弄る。
唯は唇を噛んで声が出そうになるのを必死に耐えていた。
性器からは唯の愛液が溢れ始め、弄るたびにクチュクチュと音を立てた。
「もっと濡らしたら取れるんじゃね?」淳が提案した。
141名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 19:31:44 ID:WyB1dEt3
亮は嬉しそうにニヤけて、しかしそう悟られないようあくまで冷静に唯に話しかけた。
「古手川、俺の唾で濡らしてみるけどいいか?」
「はあはあ…お願い…やってみて。」唯は指を舐めて唾液を擦り付けるんだろうと思い、同意した。
しかし、そんな唯の予想に反して、亮は唯の性器に口を付け直接舐め始めた。
亮の口内に雌特有の匂いが広がる。味は微妙にしょっぱい。
「だ、だめ!三田村くん、舐めちゃだめ」思わず唯が声をあげる。
しかし、言葉とは裏腹に唯はスカートから手を離し、亮の頭をしっかりと押さえて快感に耐えている。
淳は一旦亮を退かして唯のスカートを脱がした。唯も別段抵抗はせず、素直に脱がされた。
ついでにパンツも脱がす。膝の辺りまで下げると唯は自ら足を上げて脱がすのに協力した。
亮は再び唯の性器にむしゃぶりついた。唯はまた亮の頭を押さえて快感に耐え始めた。
淳は唯の唇を奪った。さすがにこれは抵抗するか?と思ったが、唯はそれどころではないらしい。吸われるに任せている。
もう何をしても抵抗しないだろう。淳は上半身も脱がしにかかった。
142名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 20:00:30 ID:36KGwsJG
投下乙
古手川さんいいよ古手川さん、早く続きを(*´Д`)ハァハァ
143名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 21:05:53 ID:WyB1dEt3
淳は自分の唇を唯の唇に軽く触れる程度の距離を保ちながら話しかけた。
「古手川、今までありがとうな。」しゃべるたびに唯の唇は淳の唇と擦れ合い、愛撫された。
唯はそれを拒むことなく、絶妙な距離を保ったまま答えた。
「はあはあ、い、いいのよ、これで三田村くんがタバコをやめてくれれば、わ、私は満足。あ!あぅ!」
亮が遂にクリトリスを舌で刺激し始めた。唯はガクガクと体を震わせ、淳にしっかりと抱きついた。
もはや唯の意識は混濁し、理性は麻痺していた。
淳が唯の口の中に舌を深く差し込むと、すんなり受け入れるだけでなく、チューチューと音をたてて吸いはじめた。
唯の口の中はどちらのものともつかない大量の唾液で満たされていた。
すると、淳は唇を離した。唯はゴクリと音をたてて口の中に貯まったものを飲み干し、恍惚の表情を浮かべた。
「古手川、俺も俺たちが古手川のために出来ることはないか考えたんだ。」
「で、できること?はう!!ああ!」亮が執拗にクリトリスへの愛撫を続けている。
快感で意識が飛びそうになるのを必死に堪えながら話を聞いた。
「アイマスクをしてるのは丁度いい。俺達を結城と思って練習してみないか?男から見たら、
こうした方が印象がいいよというところがあったらアドバイスするよ。」
144名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 21:13:14 ID:WyB1dEt3
『結城』という名前を出せばガードが緩む。淳は唯の心の動きを見越している。
「で、でも…私…あふぅん!!」飛びそうになる意識の中、辛うじて唯は最後の砦を守ろうとする。
「分かっているよ。処女なんだろ?それは結城に取っておけ。」
「うん」唯は小さくうなづいた。(脆い砦だなw)淳は唯の制服の上着を脱がせ、ブラも外した。
亮は愛撫をやめ、立ち上がった。少し離れた位置から唯の全身を舐めるように見回した。
(すげえ。服の上から見てもモデル体型だとは思っていたが、こいつは想像以上だ。)
Fカップはあろうかという胸は重力に負けることなく美しい形を保ち、ピンクの可愛らしい乳首がツンと立っている。
その下のウエストのくびれから腰の豊かなラインまでの流れるような形はまさに芸術品だ。
そこからスーッと伸びた脚も白くすべすべで、非の打ち所がない。
そして、何よりその付け根にある性器の形や色は亮が見た裏ビデオなどとは比較にならないほど美しいものだった。
「古手川、綺麗だよ。」
「はあはあ、田中くん、ありがとう」
「おいおい、古手川、今は結城だぜw 愛し合ってるときに他の男の名前を出すのは絶対タブーだぞ」
「ゆ、結城くん…私、結城くんの為なら何でもできる。」
唯の頭の中で結城梨斗との愛の儀式が始まろうとしていた。
145名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 01:19:21 ID:cRPg1h5S
とりあえず短編でも出来たら投下終了の時に何か言って欲しいのだが
レスしていいのかまだ続くのか分かりづらい・・・
146名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 06:52:45 ID:9s5KC9A+
淳は亮に目配せすると、唯を抱き上げさせた。亮は軽々と唯を抱き上げると、廃工場でかつて使われていた
であろう作業台に唯を横たわらせた。固いが仕方ない。むしろ、人体実験のようで妙な興奮を覚えた。
亮は唯にかぶりつくような勢いで唯の唇をむさぼった。唯は口を軽く開けて亮を受け入れた。
ついさっきまで、亮は唯の性器を舐め回していた訳だが、もはや唯にはそこまでの思考をできる状態ではない。
自分と亮の唾液と自分の愛液とで唯の口の回りはべちょべちょだ。
(そろそろ潮時だ)淳は手錠を鞄から取り出すと、両手両足を作業台の脚に固定した。
一気に唯が我に帰る。「た、田中くん?」
147名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 06:53:31 ID:9s5KC9A+
「こんなすげえ体を目の前にして、舐めるだけですよなんて拷問だろ。好きにさせてもらうぜ。」
「いっ、嫌!ダメよ!二人とも。正気に戻って!」
「淳、その言葉、待ってたぜ。」亮はズボンを脱いでペニスを露出させると、唯の口にねじ込んだ。
唯の頭を乱暴に押さえると、激しく腰を振り始めた。唾液が唯の口からだらしなく垂れ下がる。
「ゲホゲホ、うぐっ」喉の奥深くまで突かれ、唯は吐き気を必死にこらえているようだ。
淳も下半身を露出させると、唯の上にまたがった。
「うぅぅぅ!!!」唯の言葉にならない悲鳴が亮に塞がれた口から漏れた。
淳はペニスを唯の性器にあてがうと、何のためらいもなく突き刺した。
唯は激しく体を動かそうとするが何の抵抗にもなっていない。
唯の性器から肛門にかけて流れる赤い血が何が起きたのかを物語っていた。
148名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 06:55:31 ID:9s5KC9A+
グチュッ!グチュッ!グチュッ!唯の口と性器で粘膜と粘膜が擦れ会う音だけが廃工場の中に響きわたっている。
唯は諦めたのか暴れるのをやめ、男たちのされるがままになっている。唯の豊かな胸が前後左右に激しく揺れる。
アイマスクの端からは涙が流れ落ちている。
「うっ、イク!」先に亮が唯の口の中で果てた。唯の口からペニスを抜き去ると、唯の口から大量の精液が溢れ出した。
亮は唯の顔を上に向けると溢れた自分の精液を唯の口の中へ指でかき集めて戻した。
「ばか野郎!出さないで飲み込め!」亮が唯に軽くビンタを食らわすと、唯はゴクリと喉をならして飲み込んだ。
「はあはあ、ゆ…結城…くん」唯は呆然とした意識の中で愛する人の姿を思い浮かべているようだった。
「う、くっ!よし、俺も出すぞ!」淳は遠慮なく唯の子宮に精液を流し込んだ。
淳がペニスを抜き去ると、唯の性器から肛門にかけてドロドロとした精液が流れ出した。
唯の口から唾液と精液が混じったものがだらしなく垂れ、性器からは止めどなく白い精液が溢れている。
淳はその姿を携帯のカメラに記録した。
「古手川、明日からも毎日ここに来い!そうそう、ピル飲んどくの忘れるな。」
唯の手錠を外すと、二人はボロ雑巾のように作業台に横たわる唯を置いて、去っていった。
(終わり)
149名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 06:58:48 ID:9s5KC9A+
すいませんでした。
なにぶん携帯での作製なので容量の関係で続きが頭の中にしかできていませんでした。
すぐに出来るだろうと思ったら、とんでもなかったorz
コメントを書き込んでおけば良かったんですね。
150名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 20:19:09 ID:cRPg1h5S
これだけは言っておこう、GJ
151名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 20:51:55 ID:z/dR94En
くそう……とらぶるを熟知していればっ……ハマれたものを……っ
それはそれとしてGJ!
152名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 23:35:29 ID:o+rw47jx
リトと唯は原作出てるけど、亮と淳はオリジナルキャラかな?
なんにせよGJ!
楽しませていただきました
153名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 09:45:08 ID:l8YTY+kJ
>>152
亮と淳といえば、○ンドンブーツ
154名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 08:31:08 ID:5zmW6r30
age
155 ◆bTTMhNmgHo :2008/09/07(日) 05:44:20 ID:iVvkw6Eu
日本有数の大豪邸、五十嵐家のものだったが、現在では臣斗とかいうワケの分からない学生の所有物件になっている
その大広間、大きく長い見慣れた食卓、いつまで経っても見慣れない顔立ちの面々

「おーい、そのソース取ってくれ」
臣斗、どこにでも一人はいるタイプの若い男
中肉中背、少し背が低いメガネ、目、鼻、口、言動、特に目立ったところは無く、彼の羽織っているブレザーがアイデンティティの全てに見える

「イエス、ボス」
ジェーン真柴、かなり長身の黒人女性、今日は男モノのタキシードで決めてきたようだ、似合いすぎて怖い
食卓を挟むとかなり距離があるのに手をギリギリまで伸ばし、身を乗り出して必死にソースを手渡そうとしている
だが残念、その食卓の幅は3m強、70cm弱の手を必死に伸ばしたところで無駄
「ヌオオオオオ!!!」
いくらスゴんだところで現実は変わらない

「全く、アナタじゃありませんよ、どうぞ、臣斗」
メイド服をした若い女性、どこか落ち着いていて大人しい雰囲気がする
少し日本人離れしているが整った顔立ち、全体的に線が細い感じ
銀髪はサラッサラのロングヘアー、男はああいうのに憧れるんだろうな、と思ってし・・・
      「チョット待てェェ!!」

「「「・・・?」」」
いきなり大声をあげたお陰で三人の視線がこっちに集まる
「この人誰!!何で当たり前のようにここでゴハン食べてるの!?」

「やだなぁ、ハウスメイドのナギサさんじゃないか」
「コナイダモ帰リハ迎エニ来タ人ジャナイデスカ」
「そうですよ、お忘れになられたんですか?」
アハハハハ〜・・・と全員が食事に戻る
何・・・?何なの、この忘れ去られた感・・・迎えに?全然覚えてないよ・・・

「よろしくお願いしますわね、サツキお嬢様♪」
「あ、はぁ・・・こちらこそよろしく・・・」

ナギサの隣から、眠そうな臣斗の声が
「あーそうだサツキ、一つだけ忠告しとくぞ」

「もし怒らせたら、全身全霊をかけて謝れ、自分が正しくても謝っとけ」
「え?どういう・・・」
「あとで分かる、ナギサさん相手にする時は覚えとけ、絶対に忘れるな」
「ところで臣斗、女の子にその喋り方は失礼じゃないかしら・・・」
一瞬、特にスゴんでいるわけでも低い声を出している訳でもない、やたらと冷たい棒読みの声が聞こえる
そのナギサ?の声が聞こえるやいなや、臣斗の体が一瞬飛び上がり、数秒の硬直、その直後

ゴメンナサイ!!
臣斗の口から出た言葉はそれだったと思う
そんな事より、目の前のショッキングな光景が目に焼きついて離れなかった
何のためらいもなく、土下座、正真正銘、大の男の土下座
前に無理矢理やらせた事があるが、それとは違う、臣斗から進んでナギサさんに服従のポーズを取ったのだ

「「・・・・・・!!」」
私とジェーンは、呆気に取られて完全にフリーズしていた
156名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 05:46:46 ID:iVvkw6Eu
その凍りついた空気の中、柔らかな笑顔で微笑みかける
「臣斗さん、何もそこまでしなくても・・・謝るならそっちに、でしょ」
臣斗の土下座が私に向き直る
「・・・え?え?え?」
「よく出来ました、食事に戻りましょうか、臣斗」
「は、はい・・・」

その後食事が終わり、臣斗が部屋に引き上げるまで見ていたが、背中がやけに小さく見えた・・・気がする
「一体あの人なんなの・・・?」
いそいそと食事のあとの皿を片付けているメイドさん・・・特に筋肉が付いてるわけでもアブない人にも見えない・・・



まさかのナギサ投入、どうだ>>115、これで満足か
エロを求めてやってきた連中、満足などと程遠いのは分かるが今回はキャラ紹介だけだ、エロは次回への持ち越しだ、筆が遅くてすまん・・・
157名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 16:56:41 ID:dX9/2x0e
ちゃんと強気な女性にしている貴殿に乾杯だ
158名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 06:29:24 ID:W3ShFmD5
age
159名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 02:44:22 ID:aL/DrCB0
保守age
160名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 18:09:16 ID:D2JPyprH
hosyu
161名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 04:35:43 ID:4xynqMXS
バン!!と部屋に入るなり荒々しくドアを閉める
「あのアマ・・・一体何なのよ・・・」
「サツキお嬢様、あのアマ・・・とは私の事でしょうか」
部屋の中には、先程のメイド、『あのアマ』が既にいた

「なっなっなっ・・・何で入ってきてるの!!?」
「紅茶でも飲まれるかと思って淹れてきたのですが・・・」
少しうつむき、残念そうな顔を向ける
テーブルの上にはティーカップと紅茶を入れるのに必要な諸々が置かれていた

『謝るべきか・・・言わなかった事にするか・・・』

「心配なさらずとも先程の不適切な言葉は聞かなかった事にしておきます」
「えっ・・・」
聖母のような笑顔で、
「そんな事よりこの紅茶はいかがですか?気持ちを落ち着ける効果があるそうですよ♪」

「あら・・・美味しいっ」
『この人、ナギサさん、案外良い人かも♪♪♪』
紅茶一杯に買収されるけっこう単純なお嬢様

「どうもありがとうございます、もう一杯いかがですか?」
この紅茶美味しいしなー・・・
「ええ、頂戴」
「はい♪」

事は、3杯目の紅茶を注いでる時に起きた
「ん・・・あれ・・・」
「どうかなされました?」
「ちょっと・・・トイレ・・・」
ちょ・・・何コレ・・・
本当に、本当に突然襲い掛かってきた猛烈な尿意

「フフ・・・」
ナギサが何やら意味深な笑みを浮かべた事に、サツキは気付く事なく部屋を出た


目指すは一番近いトイレ、部屋を出たあと、曲がり角を2つ超え、長い廊下を超え、
ふら付きながら、尿意をこらえ、やっとの事で目的地が見えてきた


「・・・・・・ふぅ」
我慢の限界を通り越しながら、溜まりに溜まった小水は勢い良く排出されていった

「・・・」

自分一人しかいない個室、用を足してスッキリした時、微かに持ち上がった興味

『・・・誰も・・・見てなんか・・・』

二日前の、あの行為を思い出すだけで、段々と股間がジンジンと疼き始めていた
162名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 04:38:12 ID:4xynqMXS
「んっ・・・はぁっ・・・」
ほんの少し指を中に入れただけでも背中に電撃が走る
最初は恐る恐る、と言った感じだったが、慣れるにつれ性感は昂ぶり
性器を手でイジるという、今までの生活ではあり得なかった背徳感も入り混じり

「くっ・・・くぅぅっ・・・ん、はぁっ・・・」

もう既に思考は停止し、脳味噌はふやけ、性感を刺激し続ける事数分

『これ、何・・・?』

「ひァっっ!?」
勃起した陰核に気付き、何だか分からずにそこをツツー・・・っとなぞった為の小さな悲鳴

彼女は、そこの用途を一瞬にして悟った

「あっ♪んぁんっ♪
こ、これ・・・イイッ☆」
個室便所の中にクチャリ・・・クチュ・・・と淫靡な音が響き渡り
指の腹でクリトリスをなぞりながら、急速に上り詰めていく

「んっ・・・くっ・・・ひぁぁぁああっっ♪♪♪」
小さな個室便所の中で、彼女は思いっきり一人で果てた

クリトリスを使った、ただの出し入れとは比較にならない程の圧倒的な快感
とても声を堪える事など出来なかった


「はぁっ・・・はぁっ・・・」

絶頂を迎え、やっとの事で我に返ったサツキ
小さな個室の中から響き渡るあの嬌声
思い返すだけで顔が赤く染まるのが分かるようだ

「───ッッ」


結局、部屋に帰ったのはそれから30分程トイレの中で悶々としてからだった

「ハァ・・・何であんな事を・・・」


                              一応続く

ネタが降りてこない・・・神は俺を見放したのか・・・
散々悩みぬいた挙句ただの自慰ネタって......orz......
163名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 03:38:13 ID:6LO3tn7+
おお、来てる! 激しく乙!
自慰ネタ好きな俺は充分興奮したぜ
この感じだと百合っぽくなるのかな?
百合も好きな俺はwktkしながら続き待ってる
164名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 01:29:34 ID:2kggruZw
age
165名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 17:13:08 ID:2qQ0SII3
ツンデレならぬツン奴隷のスレか
166名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 05:43:24 ID:fCWBJ8sL
ほす
167名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 04:38:14 ID:Rcrnolpq
ナギサ、このメイド服に身を包んだ女は、少し足早に歩いていた
向かう先は屋根裏に作られた簡易な自室

「臣斗・・・あんな立派になっちゃって・・・」

倉庫の扉を閉める、自室は倉庫の天井の隠し扉から上がれる・・・だけど、もう我慢の限界だ
少し、胸のツンと尖った突起に手を伸ばす
何もしてないのに、あの子の事を思うだけで興奮しているのが、体の状態で如実に見て取れた

もうダメだ、始めてしまったら止められない・・・止めたくない
ダンボールの山にもたれかかり、その一つに腰を下ろす

手袋を外す、細く白く・・・傷だらけに手が露になる

下の方に手を伸ばし、靴下に中に仕込んだ写真を取り出す
痛まないように加工したその紙の中では、笑顔の子供と、何年か前の自分の姿が写っている
この頃の臣斗は本当に何も知らず、無力で・・・それが自分には、たまらなく眩しく見えた

写真の中の臣斗と、今の・・・成長した臣斗を重ね合わせる
「やだ・・・こ、こんな・・・」
息が荒くなってきた・・・少しだけ涙で目が潤む
鏡があれば、赤くなった自分の顔が映るんじゃないだろうか

成長した男の子は、今では自分の手が届かない場所にいる
傭兵上がりの女と、巨大企業を弄ぶ人間・・・臣斗からしたら、自分なんて周りにいるその他大勢の一人・・・

自分には、臣斗は一人しかいないのに・・・

エプロンドレスに入った切れ込みから、スカートの中に手をのばす
ショーツの上からでも、既に十分な湿り気を帯びているのが分かる
「シン、斗・・・、臣斗ォ・・・」
回想から現実に戻り、もう一度写真を見やる、幼き日の臣斗の笑顔と
小さな体、そして小さな足の付け根、このズボンの下には男根が・・・

「はぁっ・・・あっ・・・あぁっ・・・」


『シン、斗・・・、臣斗ォ・・・』
168名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 05:00:29 ID:Rcrnolpq
(|li゚д゚)・・・・・・

ナギサがおかしな事をしでかさないように、見張りついでに付けた盗聴器から拾ったのは
明らかに悦の入った女・・・ナギサの艶っぽい声

何故俺の名前が・・・?

真性パソオタだとしても、流石にそこまでニブい訳じゃない
「え・・・え・・・ナギサさんだよ、「あの」ナギサさんだよ・・・??」
完璧主義者にして絶対零度という言葉のよく似合う
そして戦場ではサブマシンガンを携帯し、容赦無く敵を殺し
そして味方であろうと・・・

昔の自分に、稽古を付けてやると言い、5歳の俺を容赦なく投げ、骨を折って
この間日本に付いた時も空港でサブミッションをキメたあのナギサさんだよ・・・??

混乱している臣斗の耳に、パソコンから水音が聞こえた
「ッッ・・・・!!!」
クチリ・・・パチュ・・・チュプ・・・

 ─強制終了─ ─思考停止─ ─再起動─ ─アタマも再起動─

これ以上聞いちゃダメだよな・・・人として・・・うん、こんな事してる場合じゃない
「さーて次はどんなワーム作ろうかなー♪」

俺はまずはサツキの会社に忍び込むっていう仕事があるんだよ・・・
こんなアブない人のプライベート盗み聞きしてる場合じゃない!!



ま、ま、なんかまた自慰ネタで申し訳ない、とりあえずオツマミ程度って事で
169名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 23:01:54 ID:Tu9YR/Ou
>>168
楽しみに待っているぞ!
170名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 20:28:31 ID:wnO62uHH
今こそスパロボZのツィーネで書いてほしいな保守
171名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 09:54:01 ID:TAghU3sz
保守
172名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 01:46:35 ID:9HfRp4O2
待ってますよぉ〜!
173名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 02:20:16 ID:XI3MSzww
レズ女なのにエロイ身体のこの子を男達でメッタメタにお願いしたい

姫宮千歌音(ひめみやちかね)
声優 川澄綾子
容姿 http://rainbow2.sakuratan.com/img/rainbow2nd44249.jpg
3サイズB102(Icup)W53H92
特徴(お嬢様、爆乳、清楚、クーデレ、凛々しく基本は男女問わず優しいが実は弱々でM傾向、ちょっとエッチな性格)
(服装)
乙橘学園制服(胸元を強調させてしまうデザイン。スカートは短くニーソの絶対領域が見えるほど)
紫の巫女服
ドレス
私服(普段とは違う自分を印象付けたいのか胸の谷間を強調した服)
174名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 10:56:35 ID:9HfRp4O2
続きマダー?
175名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 13:56:54 ID:9HfRp4O2
マダー?
176名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 14:20:41 ID:9HfRp4O2
マーダー??
177名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 14:22:14 ID:9HfRp4O2
まだかな、かな?
178名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 22:49:16 ID:/GnLH4L1
伸びてると思ったらこれだよ
179名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 01:34:21 ID:qEtVmNFa
マダかな?まだかなかな?
180名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 01:35:08 ID:qEtVmNFa
早く続き
181名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 01:35:57 ID:qEtVmNFa
まちきれないよぉー!
182名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 01:39:07 ID:qEtVmNFa
荒しじゃないもん!
183名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 01:43:05 ID:qEtVmNFa
もう寝るもん。また明日ね!
184名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 15:30:35 ID:qEtVmNFa
またきたもん
185名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 15:32:44 ID:qEtVmNFa
続きマダー? 何しているの職人さーん 早くみたいよー!
186名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 17:47:36 ID:n0/n+rqO
ここまでToHeart2のタマ姉SS無し
187名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 23:50:17 ID:Xq8cWkKk
続きー! マダー?
188名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 23:50:52 ID:Xq8cWkKk
ぅだー!
189名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 22:56:46 ID:nIVyfdb9
5の2のCD買いますた
190名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 14:28:19 ID:p3w6wT7s
今日は塾休みです。アニメでも見ます
191名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 14:55:36 ID:p3w6wT7s
今日は塾休みです。アニメでも見ます
192名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 14:57:34 ID:Cbx60Hsr
弱みを握られ泣く泣くスレの80のやつがまさに強気で良かった
アイドルが万引きの過去で脅されるやつ
193名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 02:10:32 ID:oUZYUbJZ
明日学校だ。まんどくせ
194名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 14:59:04 ID:fav+Ig8g
マダー?
19555:2008/12/15(月) 20:59:11 ID:l/2NhaSi
とてつもなく今更な感じがしますが、続き書をいたので投下します。
ちなみにヒロインの名前は砂理(さり)です。読み仮名書き忘れてすいません。
あと、主人公の名前を付けてなかったので「弘樹」にしときました。
196名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 20:59:54 ID:l/2NhaSi
 薄ぼんやりとした湯気の立ちこめる手広な浴室のなか、たっぷりと湯の張られた浴槽に

肩までつかった私は、自分の裸身を見下ろしていた。
 水面の揺れで歪んで見える、細身の体。
 すらりと長い手脚に、細い腰、小振りではあるが形のよい胸、茂みに隠された陰部。
「・・・・・・っ」
 股間に手を遣る。
 まだ、陰茎に掻き回された感触が残っているように感じた。
 意識し始めると、舐められた足にもむず痒さがぶり返してくる。顔の表面に不快な暖か
さを覚えて、湯船から両手で湯を掬った。
 湯を顔にかけて、洗顔する。けれどかけられた精液の臭いが消えた気はしない。
「なんで、こうなるのよっ」
 弘樹を嬲ってやるつもりでいた。
 初めて出会ったのは小学生の頃。中学年になった年、私と弘樹は同じクラスになった。
 クラスを仕切っていた私に対して敬意が見えなかったので、廊下を歩いているところを

呼び止めて、調子に乗らないよう注意した。すると奴は興味なさそうに私から視線をそら

して去っていった。その時から私は弘樹のことが気に入らなかった。
 後になって奴が、父のライバル企業の子息だと知って、「ああ、それで私に反抗してい

るんだな」と一旦は納得した。以後、機会を見つけては嫌味をいったり、自慢話を聞かせ

てやったりしたのだが、弘樹の反応はいつも素っ気なく、どうにも面白くなかった。進学

しても関係に変化はなく、弘樹が私に従おうとする様子はない。校内有数の美貌を誇る私

と比べて目立たない弘樹だったが、成績では弘樹の方が上回っていたため完全に優越でき

ている気分になれなかった。もっと直接的な嫌がらせをしてやろうかとも考えたが、弘樹

には教師や上級生との繋がりが妙に多かったので手を出しづらい。
 そうして整った眉目の上に瘤ができているような心地のまま過ごしていたある日、弘樹

は学校を退学する。理由はすぐに父から聞かされた。弘樹の父が経営していた会社が倒産

したのだ。厄介だった商売敵が消えて上機嫌の父と同様に、私も愉快で仕方がなかった。

あんな捻くれた奴には当然の仕打ちだと思った。
 けれど弘樹のいなくなった学校に通ううちに、私は考え直すようになる。
 これでは不十分だ、と。なぜなら弘樹は、私に屈服して去ったわけではないからだ。不

快にさせた罰をきっちりと与えてやらなければならない。そうして私は行動を始めたのだ

った。
 極貧状態の弘樹との間には、圧倒的な格差がある。
 存分に格の違いを思い知らせてやれる、はずだった。
 
197名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 21:02:36 ID:l/2NhaSi
(弄ばれた・・・・・・)
 服を剥かれ、意のままに感じさせられたことを思い出して、赤面した私は湯船に頭を沈
める。もし神様がいるなら、あの日の出来事を無かったことにして欲しかった。
 あれだけの辱めは受けたことがない。これまで私を嘲ろうとする生徒はほとんどいなか
ったし、いたとしても様々な手段で黙らせてきた。そんな私が、痴態を他人の目に曝して
しまった。何より屈辱なのは――それが気持ちよかったことだ。
 支配されて喜んでいる自分の体が信じられなかった。
 自慰のときよりも激しい快楽に見舞われて、喘ぎを止めることができなかった。侵して
くる弘樹に為す術もなく絶頂させられた。
 築き上げてきたプライドを根こそぎ奪われた私の中には、ここ数日のあいだ羞恥と後悔
がぐるぐると渦巻き続けている。何をしていても上の空で、食事もろくに喉を通らない状
態だった。
「このままじゃ、駄目だわ」
 きつく、奥歯を噛みしめる。
 顔を上げた私は、浴槽から立ち上がった。
 奪われたものを取り戻さなければならない。それができてこそ自分のはずだ。貞操はも
う取り返しようがないが、矜持だけは譲れなかった。
「今度こそひれ伏させてやる・・・・・・そうよ、二度と反抗しないように調教してやればいい
んだわ。考えてみれば、前回はちょっと優しくしすぎたのよ」
 そう決意すると、一気に気分が楽になった。
 なぜこんな簡単なことがいままで思い当たらなかったのか、むしろ不思議でしかたがな
い。予想外の出来事に混乱していたようだ。
 風呂から上がった私はさっそく机に向かい、夜を徹して計画を立て始めた。
「――待っていなさいよ」
 まずは部下のクラスメイトの名義で防音の効いたアパートを借りよう。家の人間に知ら
れるわけにはいかないから、流石に自室では無理だ。
 それから手錠、ギャグボール、ディルドーetcの調教用具の数々も調達させる。もちろ
ん、調教の現場を撮影してやるためのハンディカムも忘れてはいけないだろう。
 最悪な姿を撮影されていることが難点だが、ばらまく隙を与えずに有無を言わせず拉致
してしまえば問題ない。捕まえた後、携帯は衣服ごと処理してしまおう。おそらくバック
アップも取ってあるだろうが、その保管場所は躾が終わってからゆっくり聞き出せばいい。
 自分を畏れて縮こまる弘樹を想像して、私はほくそ笑んだ。
198名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 21:04:16 ID:l/2NhaSi
 部屋の準備は整った。
「あなたに任せたんだからこんなものよね。まぁこれでいいわ、帰りなさい」
 そういって、セッティングを任せていた女子生徒を下がらせる。女子生徒は固い声で「は
い」と答え、部屋を出て行った。ワンルームの部屋に一人残された私は、小躍りしたい気
分で、紙袋に詰まった器具を眺める。手錠を手に取り、チェーンのちゃらちゃらと鳴る音
に聴き惚れた。
 事前に調べた通りなら、もう一時間もすれば弘樹の仕事時間は終わる。そして仕事帰り
の彼を、待ち伏せしていた部下が拉致してこの部屋まで連れてくる手筈になっていた。部
下はいずれも父の会社に縁のある生徒なので、私には逆らえない。
 これで準備完了だ。後は待っていればいい。
「・・・・・・ふふ」
 この密室でなら何をしてもいいのだと思うと、どうしても口元を緩めてしまう。上機嫌
になった私は即興の歌を口ずさみ始めた。
「かっわい〜豚さん、まぁだかな〜 手錠と鞭がまってるよ〜」
「楽しそうだな」
 呼吸が止まり、一瞬だけ目の前が真っ暗になった。
 驚愕に全身の筋が強ばる。声の聞こえた方角を確かめる勇気がもてず、身動きをとれな
いまま、声が空耳であることをただ祈った。
 だが祈りも虚しく、鍵の閉まる音が背後から聞こえてくる。
「なんで・・・・・・ここ、に?」
「おまえこそ、こんなところで何をしているんだ?」
199名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 21:12:16 ID:l/2NhaSi
導入は砂理視点。続きからは主人公視点に戻します。
今書き上がっている分をもう二日ほどに分けて投稿してから、残った後半部分も続けて投げていく予定。すんなりいけばいいんですが・・・・・・
200名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 21:38:03 ID:0+hs6Byn
今更なんてことねぇ、GJ!

続きwktk

201名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 22:48:38 ID:laTq0Kdx
キタ━━(゚∀゚)━━!!

うわ、続きが見れるとは思ってなかったGJ!
202名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 02:04:20 ID:Ewqru98c
待っててよかった! アラシジャナイ世? 保守してたんだ
203名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 04:33:34 ID:qZjTkU+3
いいシチュなんだけど、頭のおかしい未成年が居着いたせいで台なし
204名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 09:17:25 ID:2ykt3jdp
>>199
GJ
続きが気になるな
205名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 13:13:07 ID:5hjF6PbZ
自分が用意した調教用具で逆に調教されるのですね
しかもこのシチュだとクラスメイトの部下にも裏切られたと
206名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 14:43:05 ID:lDr+4THT
中止になったクリスマスの代わりにこんなプレゼントが届くとは
207名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 17:37:49 ID:Bq4FIDKb
>>199
GJ
つーかお前ら潜伏しすぎだwww
208名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 21:48:43 ID:0xMkWAWr
 ぎこちない動きでこちらへ振り向いた砂理に、よお、と片手をあげて挨拶する。僕がこ
こにいるのがよほど意外だったらしく、強ばった顔からは表情が抜け落ちていた。
 場を和ませるために軽口を一つ。
「奇遇だなぁ、こんなところでばったり会うなんて」
「偶然なわけないでしょう! どうしてここがわかったのよ!?」
「それはその、なんていうか、おまえって人望ないよな」
 その口ぶりから察したのか、蒼白になっていた砂理の顔に朱がはしった。
「告げ口した奴がいたのね?」
「元クラスメイトとはいまでも時々遊んでるからな」
 砂理がまた何か企んでいると教えられた僕は、砂理の部下の一人から調教部屋のことを
聞きだし、さらに合い鍵を手に入れることにも成功した。砂理に反感を持っている生徒は
多いので、密かになら助けを得ることも難しくない。
「言いなさい、誰が教えたの?」
「個人情報保護法ってものがあるんだ」
「関係ないわよ!」
「そうかもな。でもあんまり詮索しない方が良いんじゃないか? そいつには謝礼として
前に撮った画像を渡しておいたから、バレたとわかったら報復されるまえにバラまかれる
かもしれない」
「・・・・・・なっ」
「あいつらはおまえの横暴を怖がって従ってるだけなんだから、ちゃんと自衛手段も渡し
てやれば協力くらいしてくれる。もちろん、画像は僕の手元にもある」
 身構える砂理。僕は携帯を取りだして画面を前に向ける。
 液晶画面にはメールの編集画面が表示されていた。タイトルは『大公開! 砂理のエッ
チな写真をみせちゃいます☆』。ボタン一つ押せば、グループ全体に局部を曝して精液に
まみれた砂理の画像を添付したメールが送信される。
「自分がどんな立場なのか、わかるよな?」
 砂理は顔面を引きつらせる。
「あなたって、最低だわ」
「ひとにケチつける前に自分のやってることを考えてみろよ。こんな部屋を用意しておい
てよく言うな。このまえので少しは懲りたんじゃないかと期待したんだが、まだ馬鹿が直
ってなかったのか」
「煩い! あなたが生意気だから悪いのよ!」
209名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 21:49:35 ID:0xMkWAWr
「そんな態度で良いのか?」
 携帯を前面に出して強調してやると、掴みかかってこようとしていた砂理は動きを止め
た。僕との距離は、一跳びで携帯をもぎ取るには遠い。憎々しげにこちらを睨む砂理へ、
僕は一つめの指示をだした。
「まずは両手を頭の後ろで組んでくれ。妙な真似をしないようにな」
 砂理はすぐさま何かを言いかけたが、結局何も言わず、少しのあいだ黙りこんでから再
び口を開いた。
「・・・・・・わかったわよ」
 観念した砂理は渋々うでを揚げ、頭の後ろに持って行く――と見せかけて袋から何かを
取り出した。勢いよく投擲された警棒は、横っ跳びに躱した僕の服を掠めて壁に衝突する。
重い音が響き、砂理の舌打ちがそれに続いた。
 精確な投擲は、反応が間に合わなければ携帯を打ち落としていたに違いない。
「あ〜あ、まさか逆らうなんてな」
「ま、まって!」
 ボタンを押す。ぴ、と電子音が鳴った。
 すると砂理は、目と口を大きく開けた間抜けな表情のまま硬直してしまった。
「はっはっは、『上』のキーを押しただけでそこまで驚かなくてもいいじゃないか。心配
しなくても、送信はしてないよ。今回だけは特別に見逃してやる」
「からかった、私をからかったって言うの!?」
「次は送信を押すからな」
「やれるものならやってみなさいよ、どうせ無理なくせに! あなたの首はね、その写真
を盾にしてぎりぎりで皮一枚つながってるのよ! その優位がなくなった瞬間にあなたは
破滅するわ。だから、送信なんてできるわけない!」
「確かに通報されたら終わりだよ。でもそうなったら、僕が遠慮する理由もなくなるよ
な?」
「なっ・・・・・・」
 すぐそばまで歩み寄り、砂理の目先まで顔を近づけた。
「表向きは平和なままでないといけないからな。僕が社会的に抹殺されていないうちは、
おまえを無事に帰してやらないといけない。逆に言えば、どうせ捕まるならどんな目に遭
わせたって構わないってことだ」
 沈黙した砂理は、それでも目を逸らすことはせず、こちらを睨み続けていた。
 共に身動きしないまま、睨み合いはしばらく続いた。
210名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 21:51:14 ID:0xMkWAWr
「何か勘違いしているみたいだから教えてあげるけど」
 先に沈黙を破ったのは、砂理の方だった。
「写真を盾に脅して言うこときかせたって、それであんたが偉くなる訳じゃないんだから
ね。調子に乗らないで欲しいわ」
 吐き捨るように言ってから、後ろに一歩下がった砂理は、両手を頭の後ろで組んだ。
「これでいいんでしょう。次は何をすればいいのよ」
「前に向かって何歩か歩いてくれないか・・・・・・そう、それくらいでいい。それから、しば
らくじっとしていてくれ。後ろを振り向くなよ」
 砂理の横を素通りした僕は袋の中を覗いて、用意されていた器具を一通り確かめてみた。
各種拘束具、バイブとローター、ディルドーを接続可能な貞操帯、媚薬、首輪に鞭に蝋燭
・・・・・・その他諸々。袋の外にもビデオや拘束用らしい金具が各所に設置されている。必要
以上に充実している資材を見て、これ全部でいくらするんだろう、と場違いなことを思っ
た。
「なにもたもたしてるのよ。手が疲れるじゃない」
「ちょっとまってろ、すぐに済ませる。あと、やっぱり手は腰の後ろで組んでくれ」
 僕は携帯をしまってから、ひとまず必要な準備を手早く済ませた。それから先ほどまで
砂理が弄っていた手錠を拾い、腰の後ろに回った砂理の両手首にかける。これで手を前に
出すことができなくなった。
 手錠の鎖を掴んだ僕は、それを強く引っぱって砂理を後ろに倒す。
「痛っ・・・・・・何するのよ!」
「べたで悪いが、これを使ってみようと思うんだ」
 遠隔リモコン付きのバイブレーターを床に倒れた砂理に見せる。
「こんなものまでわざわざ用意してるってことは、もしかして、挿れて欲しかったんじゃ
ないか?」
「馬鹿じゃないの? それを用意した理由なんて、あなたの尻に突っ込んでやるために決
まってるじゃない。今からでも遅くないのよ、優しく開発してあげるから私に身を委ねな
さいよ」
「その威勢のよさだけは冗談抜きで尊敬したくなってきたけどな。じゃあ、その減らず口
に免じて選ばせてやる。バイブにはローションを塗った方がいいか? それともローショ
ン無しでいいか?」
「あった方がいいわよ。決まってるわ」
「ローションをつけて欲しければ、尻字で『ひんにゅう』と書いて見せてくれ。ひらがな
でいいぞ」
211名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 21:52:24 ID:0xMkWAWr
「ばっ、馬鹿じゃないの!? 胸の大きさがなんだって言うのよ!」
「僕はただ書いてみろと言っただけだ。そうか、砂理は胸が小さいのを気にしていたんだ
な。可哀想なことを意識させてしまって御免」
「――っ」
「で、どうする。尻字で『ひんにゅう』と書くか、ローション無しで挿れるか」
「無しで挿れてやるわよ!」
 眉間の筋をふるわせながら、砂理は即答する。怒気がそのまま熱風になって吹き付けて
きそうな剣幕だった。
「そうかそうか。まぁ、大丈夫かもな。初めてじゃないんだし」
「煩い!」
 僕は砂理のロングスカートを捲りあげた。すらりとした長い足と、その付け根を隠すオ
レンジのショーツが露わになる。やたらとヒールの尖ったサンダルを履いているのは、踏
みつけるのに使うつもりだったからなのだろうか。
 砂理は動揺を見せまいとしてか、歯を食いしばって無表情を作っている。
 その両足を掴んで、左右に開いた。砂理は股を開いた格好になる。僕はショーツに覆わ
れた秘所に身を寄せて、ポケットからジャックナイフを取り出した。
 砂理が僅かに身を震わせる。
「布が邪魔だな」
 ショーツの側部と、肌との間に刃を差し込み、外向きにはしらせた刃で幅の狭い側部の
布を切断した。ナイフをしまった僕は、切断されたショーツの端を指先でつまんで、脇へ
除ける。
 茂みに覆われた陰部が部屋の空気に曝された。
 意地の賜物か、砂理は羞恥を押さえ込んで、表面上はほとんど動じた様子を見せない。
「挿れるぞ」
 バイブを茂みの中に差し込んだ。割れ目に先端が当たると、砂理が身動ぎしたかすかな
振動がバイブ越しに僕の手へ伝わる。そのまま割れ目の奥へ先端を進入させた。
「くっ」
 苦悶。陰部が全く濡れていない今の状態では、相当の痛みがあるはずだ。
 バイブの侵入が停まった。幾らか力を込めたが、固い壁に阻まれて奥へ進めない。
「ん・・・・・・っ」
「進まないな。それならこうしてみよう」
 リモコンを操作して、バイブを作動させた。
212名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 21:53:51 ID:0xMkWAWr
 『中』に設定された振動が潤滑油のない膣内を襲う。
「ぐっ、あ・・・・・・・んっ」
「大丈夫か、まだ四分の一も挿ってないぞ?」
 振動を『強』に上げる。
「――――っ や、やめて! それを、とめてっ!」
 スイッチOFF
「どうする、まだ頑張るか?」
「抜いて。いいわよ、尻字で『ひんにゅう』って書けばいいんでしょう!?」
 砂理は自棄気味に叫んだ。
 バイブを引き抜いてやると、体のバネだけで器用に立ち上がる。こちらに背を向け、前
屈みになった体制で尻を動かし始めた。
「ちょっとまった」
 僕は尻字を書き出した砂理に近寄って、スカートの裾を掴んだ。一息に捲り上げて白い
尻を丸出しにする。ロングスカートをエリマキトカゲのように広げ、裸の下半身を突き出
した格好だった。
「よし。続けていいぞ」
「へ、変態! こんなことして何が嬉しいって言うのよ、程度の低さが知れるわね!」
「尻を見たいんじゃない。屈服させたがっている相手の前で尻を丸出しにして振らなけれ
ばいけない砂理の醜態を愉しみたいんだ。ほら、よしよし、撫でてやるから頑張って字を
書けよな」
「撫でるなぁ」
 尻を撫でられた砂理は一気に赤面して、逃げるように身を捩る。ようやく見せた動揺に
興の乗ってきた僕は、撫でる範囲を腰回り一帯に広げた。
「早く続きを書いたらどうだ? まだ『ひんにゅう』の『ひ』が途中だろう。僕は終わる
まで撫で続けるぞ?」
「この・・・・・・っ!」
 依然として尻を撫でられ続けながらも砂理は尻を動かす。耳まで真っ赤になって歯を食
いしばっていた。
「ひ」「ん」「に」
「読み上げるな!」
 そうこうするうちに文字が書き上がる。脂汗の浮かんだ砂理の顔には疲労の色が現れて
いた。眼光の強さにも陰りが見える。
「じゃあ、今度こそ挿れよう。もちろんローション付きで」
213名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 22:03:22 ID:0xMkWAWr
後半に続く。
214名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 22:48:07 ID:lDr+4THT
GJ、人望無さすぎwww

>各種拘束具、バイブとローター、ディルドーを接続可能な貞操帯、媚薬、首輪に鞭に蝋燭

ここまで書いたんだから全部使ってくれると信じてる
215名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 23:32:13 ID:Ewqru98c
GJ、続き待ってます!
216名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 23:36:57 ID:8UTuMixl
相変わらず良いw
続き楽しみにしてます
217名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 01:53:50 ID:IllPspjN
どういう風に堕とすのか期待してるな
218名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 02:24:39 ID:6DP/Sy1A
久々に来たら砂理の人キテタァー!!!
ありがとう神!
219名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 10:23:46 ID:W/+WAUt8
この後どうなるんだ〜このまま調教されてM奴隷になるのもいいし
学園内でもクラスメイトとの関係が逆転して、いぢめられるのもいいし
220名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 12:14:23 ID:QcakknWG
また弘樹をいじめに行っては返り討ち
いじめに行っては返り討ちもいい
しかし職人さんのお話は萌える。
221名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 17:41:09 ID:is+f0dt1
ワイリーコヨーテかよw
222名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 19:16:12 ID:W/+WAUt8
萌え要素が強すぎて抜けない感もあるw
223名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 19:27:07 ID:FoW9bpBy
>>221
吹いたwww
いいなそれ
なんかなごむ
224名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 20:09:16 ID:aT9QuOjr
砂理おバカすぎるだろwww
225名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 20:32:58 ID:9WTgEapT
GJ!!
ていうかここのスレ住人こんないたのかwww
226名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 21:09:17 ID:WrwhY0yk
砂理「まだだ…まだ終わらんよ!」
部下(また返り討ちですね、わかります)
店員「毎度お買い上げあざーっスwww」
弘樹(バイト)「計画通り(AA略」
227名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 21:58:31 ID:sKFJEH2F
片足を上げさせ、立ったままで股を開かせる。僕は上がった側の腿を下から支えながら、
ローションで濡らしたバイブレーターを割れ目の中へ挿入した。今度は途中で詰まること
なく、あっさりと膣の奥へ入っていく。
「順調だな。尻を撫でたのがよかったか?」
「そんなわけないでしょ」
 十分奥まで入れてから、足とスカートを元に戻した。これで外見上は何の変哲もない私
服姿になる。しかし実際にはスカートの中に下着がなく、膣内へバイブレーターが仕込ま
れていた。
「弱めから行ってみるぞ。すぐ腰砕けになるなよー」
 スイッチを入れた。このバイブレーターはリモコン操作で強さと振動の種類を調整でき
る。今は強さが『弱』で、細かい振動が継続し続けるモードたった。
 振動に局部を攻められている砂理はまだ直立を保っているが、堪えるような表情や肩の
震えを見る限り、感じているようだ。
「気持ちいいかー?」
「最悪よ」
「ならちゃんと気持ちよくさせてやらないとな。振動させたままいつまで立っていられる
か試してみよう」
 強さを『中』まで上げる。モーターの回転音が高くなるのと同時に、砂理は体を痙攣さ
せた。
「んくっ・・・あ・・・・・・・!」
 堅く食いしばられていた口から切ない声が漏れる。接地の悪いサンダル履きの足がふる
ふると震え、床には愛液が滴っていた。だが崩れ落ちるには至っていない。肩で息をして
いる状態だったが、まだ呼吸は安定している。余裕を残しているようだ。
「抵抗するじゃないか」
「そ、そう簡単にっ、思い通りになるなんて、思わないことねっ」
「そこまで言うなら勝負をしよう。この時計が・・・・・・」
 僕は携帯を開いて床に置いた。液晶の端に写っているデジタル時計は秒単位まで表示さ
れる。現時刻は四時二分四〇秒。
「四時五分になるまで立っていられたら、前に撮った画像を捨ててやるよ」
 言いながら、バイブの振動を断続的に激しい波が来るモードに切り替えた。
 提案に驚いていた砂理は、パターンの変わった波に身を捩る。
「ん・・・んっ・・・・・・っ」
 時刻は四時三分丁度。
228名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:01:09 ID:sKFJEH2F
「あんたの魂胆なんて、わかって、るわよっ。どうせ捨てる気なんて、ないんだわ。立っ
てても、口先で、上手いことを言って、誤魔化すのよ。卑怯者!」
「そんなことはしない。僕は約束を守るよ。おまえが半裸で精液まみれになっている画像
はちゃんと削除する。だって――どうせ無理だろ?」
 スイッチを『強』へスライドさせる。振動の強さはこれが最大だった。
 激しい振動音がスカートの奥から聞こえてくる。
「――っ!」
「どうだ?」
「ま、まだよ。ま・・・まだぁ!」
 口ではそういっているものの、既に砂理の足腰はがくがく震え、無理をしているのは
明らかだった。渾身で気を張ることで辛うじて持ちこたえているに過ぎない。とはいえ、
ここまで耐えられただけでも大したものだ。
「腰が震えてるぞ? まだ一分以上あるのに我慢しきれるのか?」
「・・・っ・・・・・・っん・・・」
 砂理は応えない。もう余裕がないのだろう。
 快感に歪んだ口から熱い息を荒げて、振動が来るたびに喘ぎを噛み殺している。吹き出
した汗が服を湿らせ、垂れた愛液が床を濡らしていた。
 四時四分。残り時間は一分だ。
 リモコンを操作し、これまでの二つのモードの中間にある、振動がリズミカルに連続す
るモードに切り替えた。
「ぁ・・・っあぁ・・・・・・」
 種類の違った刺激を膣内に受けて、一瞬、砂理の顔から険しさが消えた。荒げてこそい
たがテンポの安定していた呼吸がぴたりと止まる。
「もうお終いか?」
 スパートをかけた。モードを切り替え、様々な振動をかわるがわる与える。
 液晶へ視線を向けた砂理の表情に、悔しげな色が広がった。残りは四十秒。今の砂理に
は長すぎる時間だった。
「・・・くっ・・・・・・あぁ・・・いやっ・・・・・・まって・・・」
「限界か? もう立ってられないか?」
「く、のぉ・・・ぁ・・・・・・ん――――ああぁっ!」
 甲高い声が砂理の口から発される。
 腰砕けになると同時に、砂理は絶頂していた。
229名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:02:08 ID:sKFJEH2F
「あ・・・ぁあん・・・っ・・・・・・んっ・・・あぁ・・・・・・」
 横たわった砂理は陸に揚げられた魚のようにビクビクと体を痙攣させ、狂ったように腰
をうねらせている。これまで耐え続けてきた快感が、堰を切って一気に体を襲っているよ
うだった。後ろに回った両手が手錠で繋がった状態では股間へ手を伸ばすことはできず、
必死に下半身を動かしてもフィットする形状のバイブレーターは外れない。
「・・・はぁん・・・ぁ・・・・・・あん・・・んっ・・・」
 あまりに格好悪い姿だったので、僕は声を上げて笑った。
 それに対して悪態をつく余裕すらないらしく、僕が腹を抱えている間、砂理はずっと痙
攣を続けていた。
「――ふぅ、面白いなぁおまえは。そうか、頑張って堪えすぎたんだな。それで腰砕けに
なったとたんに気が緩んで、一気にイってしまったんだな」
 前回もそうだったが、砂理は一旦乱れてしまえば脆い。強烈なプライドによって嵌めら
れたタガが外れれば、後は思いのままだ。
「・・・・・・ぁ・・・て・・・と、とめてっ・・・それっ・・・・・・バイブ、とめてぇ・・・・・・っ」
「そうだなぁ。まぁ、バイブはもう許してやろうか」
 僕はリモコンを部屋の隅へ投げた。
 かん、とリモコンは床を跳ね、壁にぶつかって停まった。
「勝手にスイッチを切ってもいいぞ。手が使えなくても舌があるだろ」
 砂理の顔に苦渋が浮かぶ。部屋はそれなりに手広で、砂理のいる位置からリモコンの落
ちている位置までは四メートルほど離れていた。
 快楽に弛緩して力の入らない体を芋虫のように伸び縮みさせて、砂理は床を這いずり始
めた。愛液を跡に残しながらの前進は、鈍い。痙攣する背筋は押し出す力をほとんど奪わ
れていた。
「・・・はぁ・・・くっ・・・・・・あ・・・はぁ・・・ああっ・・・」
「手伝おうか」
 僕は砂理に近寄り、スカートを踏みつけた。
 芋虫の前進が阻まれる。砂理が涙目になって僕を見上げた。
「進むの大変だろう。余計な重りを外してやるよ」
 砂理の腰へ手を遣り、スカートのホックを外し、ファスナーも降ろしてやる。
「さぁ進むんだ。リモコンはまだ遠いぞ」
「く――っ」
 呻きながらも、砂理は進んだ。
 スカートから下半身が引きずり出され、白いヒップと、激しく振動しているバイブを生
やした陰部が露出する。下半身裸のまま、砂理は床を這っていった。
230名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:03:39 ID:sKFJEH2F
 砂理がリモコンまであと一メートルの位置まで辿り着いたところで、僕はいった。
「そういえば、さっき四時五分まで耐えられたら画像を消してやるっていってたよな。実
はあのとき、もしもおまえがあのまま耐え切りそうだったら邪魔するためにやってやろう
と思っていたことがあったんだ」
 僕は砂理を跨いで、そのまましゃがみ込み、両手を構える。
「ボタン操作以外はしないってルールだから、これもありだよなーとか吹かすつもりだっ
たんだが、考えてみれば無理があるよな。笑っていいぞ」
 両手を後ろから回して、人差し指を砂理の胸の先端に当てた。
 そして、軽く押し込みつつくりくりと指先を回す。
「――んんっ!」
「ボタン操作〜」
 砂理は仰け反った。
「・・・あっ・・・ふぅ・・・・・・っ、ああぁっ!」
 新たな刺激が加わったことで閾値を超えたらしく、砂理は二度目の絶頂を迎えた。
「ん、そんなにいいか。もっとやろう。ボタン以外の部分もちゃんとな」
「はあっ、やめっ・・・あっ・・・・・・ん、はぁ・・・」
 身を仰け反らせたことで、かえって胸を突き出す格好になってしまう砂理。その胸を服
の上から弄り回す。過敏になっている胸をもみしだくうちに、三度目の絶頂が砂理を絶叫
させた。
「ぁ――――っ・・・・・・はぁ・・・はぁっ・・・くぅ・・・っ・・・はぁ・・・」
「はは、ごめんごめん。遊びすぎた」
 長時間の振動と立て続けの絶頂に疲れ果て、砂理はぐったりと横たわっている。もう這いずって進む力は残っていないようだった。
「今のは僕が悪かった。リモコンは僕が取ってこよう」
 部屋の隅からリモコンを広い、砂理の隣まで戻ってくる。
 そして僕はズボンのベルトを外した。
「白状しよう。砂理があまりにも滑稽なものだから、僕も我慢できずに一回イってしまっ
たんだ」
 ズボンの前を開き、精液で濡れた下着を表に出す。その中にリモコンを突っ込んで、下
着に付着した精液をリモコンに擦り付けた。
 精液に塗れたリモコンを、砂理の顔の前に差し出す。
 眉を顰める砂理へ、言った。
「スイッチを切っていいぞ。舌でな」
231名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:04:57 ID:sKFJEH2F
 虚ろになっていた瞳に、嫌悪の色が再燃する。
「あ、なた・・・いいと、おもってる、の・・・この・・・」
 快感に震える声で言った。
「・・・この、わたし・・・に・・・・・・こん、な・・・こんな、侮辱っ・・・」
「この私って、どんな私だよ。いままでずっと勘違いしていたみたいだな」
 鋭く睨んでくる双眸を真っ直ぐ睨み返す。
「おまえはな、犬なんだ」
「いっ・・・・・・!?」
「犬だから、ご主人様の精液を喜んで舐めるんだ。そうだろ?」
「そん、な・・・な・・・なんで、わたっ・・・私が・・・・・・」
「舐めなくてもいいんだぞ。それだとバイブは動いたままだけどな。それとも、ここで腰
振りダンスでもするか? 上手くいけばすっぽ抜けてくれるかもな」
「畜・・・生っ・・・・・・」
「小汚い犬が何を言ってるんだ」
「私が小汚いですって!?」
「ほら、止めて欲しかったらさっさと舐めろよ。駄犬。いつまでも待っていてやるぞ」
 上気していた顔をさらに紅潮させる砂理を前にして、にやけた笑いが止まらなかった。
どれほど凄んで見せたところで、丸出しの下半身を快感に捩らせながらでは、何の迫力も
ない。
232名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:06:44 ID:sKFJEH2F
 砂理の逡巡は長く続かなかった。
 屈辱に震える顔をリモコンへ寄せて、乾きかけた精液が塗られたボタンへ舌を押しつけ
る。かち、とスイッチの乾いた音が響き、バイブは止まった。
 舌先に、粘りのある液体が糸を引いた。
 振動の余韻が引くと共に、ようやく快楽から解放された砂理がぐったりと床に伏せる。
「よくできたな、犬」
「認めない・・・・・・」
 息も絶え絶えに、反駁が絞り出される。
「認めないわ。だって、こんなの・・・・・・無理矢理やらされただけじゃない」
「快楽に耐えきれずにか?」
「違うっ!」
「何が違う。悶え転がって、三回もイったくせに」
「だって・・・それは・・・・・・」
「仕方がないな、もう少しやってやろう。僕はまだ一回しかイってないし、丁度いいよな」
 僕は下着を降ろして、ポケットからビニールで包装されたゴム製品を取り出した。封を
切り、ゴム製の膜を陰茎にはめる。
「そんな、まだ・・・なの?」
「今日はコンドームを忘れなかったぞ。流石に妊娠させたらまずいからな」
 それから僕は、砂理が泣き喚いて嘆願するまで行為を続けた。
233名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:33:20 ID:sKFJEH2F
もう少し続きます。
砂理はかなりスペック高いんですけど、頭に血が昇ると目の前のことしか考えられなくなる質なので、弘樹に突っかかっている限りはバカにしかならないという感じでしょうか。
弘樹は策士と言うよりは天然で、勢い任せに問題を解決してしまうタイプ。倒産の会社が倒産しても深くは悩まないくらいに楽天的。
わりと場当たり的に進めているのでゆでたまご式に突っ込みどころ量産されてる気がしないでもないです。っていうか待ってたって人ほんとにすいません。
234名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:36:18 ID:WrwhY0yk
>>233
貴方が神か
いやもう最初の話大好きでしたから続き読めるだけで万々歳ですよ
235名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:40:16 ID:1T6QHb1I
GJすぎる…
続編心待ちにしてます!
236名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 23:01:48 ID:IllPspjN
>>233
GJ
楽しみにしてた
237名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 00:03:01 ID:TYM+pg9F
神キターーーー!
238名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 00:11:25 ID:1LDd1tjm
おおお!続ききてた!
砂理かわいすぎる
239名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 01:06:36 ID:HSBkupEH
>>233! お前のSS……すごかったぜ!
弘樹! いつまでも砂理をいたぶるやらしさを忘れるな!
砂理! 恋でもして ちったあ冷静になりな!
240名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 16:31:57 ID:0tmK4YM+
ついに犬と主人の関係が逆転・・・最高
理性・プライドを何とか保ってる砂理だがいつ崩壊してもおかしくないね
3度イかされながらそれを保っている砂理のプライドの高さには驚かされるが
そのプライドがへし折れ、屈服してしまう砂理が見たい
いつ敬語になってしまうのか・・・

この2人で完結なんてもったいないなあ。クラスの笑いものになって嬲られて欲しい
241名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 18:58:28 ID:iAwleB/t
ACME社の通販で責め具を買って
永久に弘樹に挑戦し続ける、
そんな砂理さんが見たいです。
242名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 00:15:40 ID:qG3w3wOz
作者さんのイメージ的に砂理は長身ですか?
243名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 11:30:28 ID:9c/dlJdj
処女も奪われ玩具デビューも果たして次はどんないじめが待ってるのかハァハァ
244名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 19:05:52 ID:74UJ9iKW
立場逆転良いねえ。このまま堕ちていってしまうのか女王砂理様
245名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:37:34 ID:TgTvIIzD
投下してみる。
某ド○クエみたいなファンタジー系RPGをイメージした。
名前を考えるの面倒なんで、ジョブ名で呼び合うという間抜けな状況になってるw
適当に脳内補完してくれw
246名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:39:26 ID:TgTvIIzD
「しまった!精神攻撃か!」思わず私は叫んだ。
目の前には長剣を構えて今にも私に襲いかかろうとしている勇者。
目は完全に虚ろで、後方にいる魔王に操られていることが一目瞭然だ。
迂濶だった。初めて見る敵で能力が未知とはいえ、こんな手にかかるとは。
女とはいえ、私も鍛練を続けてきた。剣の腕前は勇者と互角だと自負している。が、相手は味方。厄介だ。
「なんとかならないのか?」
勇者が振り下ろした剣を自分の剣で受け止めながら、私は背後の女僧侶に尋ねた。
「む、無理よ。肉体的な異常なら治療できるけど……あっ!魔法使い!」
私は僧侶の視線をたどり、魔法使いの方を見た。そこには魔王に操られた男魔法使い。最悪だ。
魔法使いはマナを手に集中させている。手が徐々に光を放ち始める。
まずい!私は咄嗟に勇者を足で弾き飛ばし、身構えた。
247名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:43:09 ID:TgTvIIzD
……それから、何分経ったのだろう。どうやら私は気絶していたようだ。
しかし、身動きが取れない。気絶している間にロープで縛られたようだ。両手両足が固定されて大の字のまま全く身じろぎもできない。
横を見ると僧侶も縛られて地面に横たわっている。未だ気絶したままだ。
そして、目の前には勇者と魔法使い。依然として操られているようだ。その後ろには下卑た笑いを浮かべる魔王。
最悪の状況に変わりはない。しかし、殺されていなかったことが不幸中の幸いか。
二人をなんとか正気に戻させなければ。
「勇者!魔法使い!正気に戻れ!おまえたちは操られているんだ!」
しかし、私の声は二人の耳には届いていそうにない。
すると、魔王が何か声を発した。奴等の言葉は分からないが、何かを命じたようだ。
魔法使いがフラフラと僧侶に近づく。まずい!
「僧侶!起きろ!攻撃が来るぞ!身構えろ!お前なら防御壁を作れるだろ!」
私の声で僧侶が目を覚ました。
「キャー!魔法使い、ダメよ!正気を取り戻して!」
僧侶の叫びも虚しく、魔法使いは僧侶の上にのし掛かると、僧侶の衣服をビリビリと破き始めた。
瞬く間に僧侶の白い華奢な体があらわになった。
すると、魔法使いは右手で乱暴に僧侶の右胸をわしづかみにしつつ、僧侶の左胸にむしゃぶりついた。
「いやぁ!やめて!お願い!魔法使い、元に戻って!……あぅっ!」
魔法使いは舌で僧侶の乳首を転がしつつ、時たま噛みついているようだ。そのたびに僧侶がビクンと体をのけ反らせる。
248名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:45:13 ID:TgTvIIzD
「ΚЗЯΘЖ∇∵凵゚!」
魔王が再び言葉を発した。今度は勇者が私に近づいてくる。
「勇者、私の声が聞こえるか?頼む!自分を取り戻せ!」
しかし、やはり私の声は勇者に届いていないようだ。勇者はずんずんと近づいてくる。
そして、私の真横に来ると魔法使いが僧侶にしたのと同じように私の甲冑を脱がせ始めた。
「待て!やめろぉぉぉ!」
私はあらんかぎりの声で叫びつつ、体を大きく揺らして振りほどこうとした。
しかし、その抵抗も虚しく、勇者は私を全裸にひん剥いた。
更に勇者は自らも甲冑を脱ぎ始めた。ガチャリと派手な音をたてて地面に甲冑を脱ぎ捨てると、勇者は下着も脱いだ。
共に戦ってきた仲間だが、全裸を見たのは初めてだ。こんなに逞しかったのか。
しかし、それ以上に驚いたのは股間にぶら下がっているものだ。
私の父は私が物心つく前に魔物に襲われて亡くなっている。男の体なんて、魔王討伐の旅に出る遥か前、弟と風呂に入った時に見たのが最後だ。
あのとき見たものとは大きさや形がまるで違う。
勇者はそれを自ら握ると、私の口に押し当てた。咄嗟に私は顔をそむけた。
「やめろ!正気を取り戻せ!くそっ!勇者に何をさせる気だ!」
私は魔王を睨み付けた。すると魔王の思念が私の脳内に入り込んだ。
(何をだと?……そいつに聞いてみることだな。ワシはそいつの無意識の欲望を強化して引き出しているだけだ。)
無意識の欲望!?私が勇者の顔を見上げた一瞬の隙をついて、勇者は私の口の中に自分の性器を押し込んできた。
しまった!私は舌で勇者の性器を押し出そうと試みた。すると、みるみるうちに勇者の性器は固く大きく膨張していった。
「な、なん……ぐぁ!?……これは一体……ゲホッ!。」
私はパニックに陥った。何度も何度も舌で押し出そうとしたが、全く抵抗になっていない。
そのうち、勇者の性器の先端から微妙に粘りけを帯びたものが溢れてくるのを感じた。何なんだ!?どう考えても尿ではないぞ。
勇者は私の上に股がり、両手で私の頭を固定すると、腰を前後に動かして自らの性器を私の喉の奥まで何度も差し込んだ。
「うぐ……ぐへぇ……ひゃ、ひゃめろぉ……ひょおきになへ(やめろぉ!正気になれ!)……うぐぅ……ゲフッ!」
なおも勇者は固くなった性器を私の口の中で深く浅く出し入れし続ける。
「うっ!ぐっ!ぐぅ!うぅっ!んぐぅぅ!!えぐっ!」
喉の奥まで突かれ私は何度もむせそうになった。
しばらくして、勇者は私の口から性器を抜き取った。
249名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:46:49 ID:TgTvIIzD
「ゲホッ、ゲホッ……はあはあ……お、終わったのか!?」
大量の唾液と勇者の粘液が混じったものが私の口と勇者の性器との間で糸を引いた。
すると、勇者はぬるぬるになった自分の性器を右手でしごき始めた。
「何だ?何をする気だ!?」
ぐちゃぐちゃと湿り気を帯びた音が響き渡る。
間もなく勇者は私の胸に向けて何かドロドロとした白い粘液をぶちまけた。勇者の生暖かい体温が感じられる。
「何だ?何だこれは?」
私が言うが早いか、勇者は再び私の口の中に性器を突っ込んだ。
「グッ!うぐぅ!!」
粘液を出しきっていなかったのだろう。残った粘液が私の口の中に入ってくる。
苦い!何だ?これは一体?
(クックックッ……それは精液だ。)
またもや魔王の思念が私の脳内に響いた。セイエキ?
(そうだ。いいことを教えてやろう。その精液を出し尽くせば、その男は正気に戻るぞ。)
なんだって!?しかし、どうすれば……。
(さっきやったように、舌で刺激しろ。また固くなるだろう。)
罠か!?しかし、今はそれしか方法はなさそうだ。私は試しに舌で勇者の性器の先端をつついてみた。
みるみるうちに、勇者の性器は再び固く逞しくなった。
(もっと吸え。歯が当たらないように気を付けろ。)
私は唇で勇者の性器を支えつつ、頬が凹むくらい強くすすった。まだ内部残っていたであろうセイエキが私の口の中にすべて吸い出される。
(安心しろ。排泄物ではない。飲み干せ。)
この粘り。確かに排泄物とは思えない。しかし、口の中に残しておけるほどいい味とはいえない。私はゴクリと喉をならしてセイエキを飲み込んだ。
そしてなおも舌で先端を舐め続けた。ブチュブチュという音が辺りに響き渡る。なんとかもう一度セイエキを出させなければ。
しかし、勇者は私の口からまた性器を抜き取った。強く吸っていたためチュバッという下品な音が響く。
なんということだ。セイエキを出させられなかった。もう少し長く口の中に入れてくれていれば……。
250名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:48:33 ID:TgTvIIzD
そういえば、僧侶は?私は顔を横に向けると、僧侶の方を見た。
僧侶は一糸纏わぬ姿になり、地面に横たわっている。泣いているようだ。
魔法使いも全裸になり、僧侶の上に覆い被さっている。何をしているんだ?魔法使いは腰を激しく動かしている。
「あっ!あっ!あっ!……」
魔法使いが腰を動かすたびにリズミカルに僧侶は声をあげている。
「僧侶、大丈夫か?私がなんとか勇者を正気に戻す。それまで耐えるんだ!」
私は僧侶に大声で語りかけた。しかし、私の声は僧侶に届いていないようだ。ただひたすらリズミカルなあえぎ声を発するのみだ。
腰を動かしつつ、魔法使いは僧侶の両胸を形が歪むくらい強く揉みしだいている。
「あっ!あっ!あっ!あっ!……も、もうやめて……お願い……あぅっ!」
しかし、僧侶には抵抗する力はない。時折、声をあげるものの、魔法使いのなすがままになっている。
僧侶の喘ぎ声と共に、クチョッ、クチョッっという音が魔法使いが腰を動かすたびに起こる。
魔法使いは相当の興奮状態にあるようだ。呼吸も激しく、まるで全身で息をしているような感じだ。
「くそっ!なんとか出来ないのか!?」
私は自らの無力さを呪った。
そんな私の焦燥を余所に、勇者は私の下半身に回ると、私の股間に顔を埋めた。
「勇者!おい!何を……あうっ!」
勇者が私の性器を舐めている!?私の敏感な部分にナメクジが這うような感覚が走った。
「やめるんだ!勇者!そんなところ汚い!やめろぉ!舐めるなぁぁ」
勇者は私の叫びに耳を貸さず、一心不乱に私の性器を舐め続ける。ピチャピチャという湿り気を帯びた音が私の耳にも聞こえてきた。
「はあはあ……き、気持ちぃぃ……?」
こんな感覚は初めてだ。体の奥底から湧き出るような快感に私は戸惑った。頭が麻痺をしたようにボーッとしてくる。
しかし……
251名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:50:36 ID:TgTvIIzD
「いやぁぁぁぁ!!やめてぇぇぇ!!中で出さないで!」
僧侶の悲鳴で私は我に返った。僧侶の方に目をやると、魔法使いが軽い呻き声を上げて腰の動きを止めた。
魔法使いは激しい息づかいをしながら僧侶の元から離れた。
(クックックッ、魔法使い、その女に見せてやれ。)
魔王が魔法使いに命じた。
魔法使いは僧侶の拘束を解き、まるで子供に小便をさせる時のように両膝を抱え上げると私に向けた。
「も……もう、許して……」
僧侶は精神的にも肉体的にも限界のようだ。見ると、僧侶の性器からは白濁した粘液が溢れ出している。粘液には僧侶の血液も混じっているようだ。
(はははは、ちょっと深層心理をいじっただけでこれだ。人間とはなんとも間抜けな生き物だな。)
魔王が嘲笑っている。私の心の中に沸々と怒りが湧いてきた。
「貴様!今に見ていろ!」私は魔王を睨み付けた。
しかし、魔王は意に介さない。事実、身動きをとれない私にはどうすることもできない。
(クックックックッ、せいぜい頑張ることだな。どちらの男もまだまだ精液を出し足りないようだぞ。)
確かにおとなしくなったとはいえ、魔法使いは正気を取り戻した気配はない。
今度は後ろから僧侶を抱えたまま、自分の性器を僧侶の性器に突き刺した。
「あぅぅぅ!あっ!あっ!あぁ!」
僧侶が再び喘ぐ。
「魔法使い!やめろ!やめるんだ!」
私が必死に魔法使いに呼び掛けても魔法使いは全く反応しない。
魔法使いの性器はぐちゃぐちゃと大きな音をたてて僧侶の性器をかき混ぜ続けている。
252名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:53:19 ID:TgTvIIzD
(さて、お前にも女の喜びを教えてやろう。)
魔王は何事かを勇者に命じた。
勇者が私の上にのし掛かってきた。魔法使いと同じことをしようというのか!?
勇者は私の両胸を大きな手で揉みしだき始めた。
「いっ、痛っ!」
しかし、これが勇者の無意識の欲望だとすれば、このまま続けさせればあるいは……。
私は痛みに耐え、勇者の行為を受け入れ続けることにした。
勇者は私の口に自らの口を合わせ強く吸ってきた。更に舌を私の口の中に侵入させてくる。
「うぅ……はあはあ……」
私は口を軽く開けると受け入れた。私の口の中で勇者の舌が大暴れしている。それを宥めるように、私は自分の舌を勇者の舌に絡ませる。
次第に私の口の中が唾液で満ち溢れてくる。それを勇者は音をたててすすった。
その間も勇者の手は容赦なく私の胸を揉みしだいている。しかし、少し痛みも和らいできた。なんとか耐えられそうだ。
徐々に勇者の興奮が高まってきたようだ。本当にセイエキを出し尽くせば正気に戻るのか?しかし、今はそれに賭けるしかない。
「勇者、私で良ければ……その……」
すると、勇者が私の口から離れて上体を起こすと、右手で自分の性器を誘導して私の性器に押し当てた。
勇者の性器は魔法使いのそれよりも遥かに太く長い。私は恐怖を感じた。
「まっ、まさか!やめろ!そんなものが入るわけが……!!」
253名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:54:56 ID:TgTvIIzD
私の胎内に今まで経験したことのない痛みが走った。これまでも戦闘で傷つくことは何度もあった。痛みには強いと思っていたはずが……。
「痛い!」別に激痛ではない。しかし、未体験な痛みに私は思わず悲鳴をあげてしまった。
勇者は激しく腰を動かし、性器を出し入れする。
「あっ!あっ!あっ!あっ!…」
僧侶と同じように私も無意識に声を出してしまう。
グチョッ!グチョッ!と私の胎内の粘膜と勇者の性器が擦れた音が大きく辺りに響く。
しかし、不思議と私の痛みは徐々に和らぎ、今は奇妙な充足感に私の心は満たされていく。
「あっ!あっ!あっ!あっ!気持ちいい!……な、なんで……」
どんどんと勇者の腰の動きは激しさを増していく。
「あん!あん!あん!あん!……ゆ、勇者!……も、もっと奥まで!」
やがて、大きなため息と共に、勇者は私の胎内にセイエキを吐き出した。
そのまま崩れるように私の上に覆い被さる。
「はあはあ、正気を取り戻してくれたのか?」
しかし、その時魔王の思念が私の脳内にこだました。
(クックックッ、馬鹿め。そんなことで正気に戻るほどワシの魔術はヤワではないわ!)
「はあはあ……な、なんだと!……謀られた!!」
しかし私は遠のく意識の中で、沸き上がる敗北感と共になぜか満たされた気持ちを感じていた。

254名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:57:29 ID:TgTvIIzD
それから、何時間が経ったのだろう。私はようやく意識を取り戻した。私は一本の木に縛り付けられているようだ。
「い、生きている!?……みんなは?」
私は周りを見回した。
周りにはスライムやゴブリン、オークといったモンスターがたくさん集まっている。
そんな中、勇者と魔法使いは全裸のまま呆然と立ち尽くしている。まだ洗脳は解けていないのか。僧侶は……。
僧侶もまた全裸だ。四つん這いになっている。そして、たくさんのモンスターが僧侶の周りに群がっている。
ゴブリンが自分の性器を僧侶の口に押し込み、両手で僧侶の頭を抑えて前後に激しく動かしている。
オークは僧侶の背後に立ち、巨大な性器を僧侶の性器に突き刺し、激しく腰を振っている。
背中から胸にかけては緑色をしたスライムがベットリと張り付いている。スライムが動くたびに僧侶の乳房がグネグネと形を変えている。
「グッ!グッ!グゥゥ!オグッ!」
僧侶の声にならない悲鳴が響いている。
「貴様ら!やめろぉぉぉ!」
私は大声で叫んだ。すると、私の脳内に魔王の思念が響いた。
(やっと気が付いたのか。もはやお前たちの負けだ。諦めることだな。せめて、快楽の中で死なせてやろう。)
魔王が命じると、勇者と魔法使いがフラフラと私に近づいてきた。
魔法使いが呪文を唱えながらマナを手に集めると私に放った。パラライズの魔法だ。私は全身の制御を失った。
更に魔法使いは背後に回るとファイアーの魔法でロープを焼き切った。
崩れ落ちそうになる私の体を勇者が抱き抱え、容赦なく自分の性器を私の性器に突き立てた。
体に力が入らないものの、感覚はある。私は再びめくるめく快感に襲われた。
「あん!あん!あん!……勇者!……だ、だめ!このままだと……はぅっ!?」
不意に背後から魔法使いが抱き着き、性器を私の肛門に押し当てた。
255名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:59:11 ID:TgTvIIzD
「ま、待ってくれ!魔法使い!無理だ!そんなところ……」
私は肛門に力を込めた。しかし、ぐいぐいと魔法使いは押し込んでくる。
メリッ、メリッっと私の肛門を押し開き、魔法使いの性器は私の胎内に侵入してくる。
「ああぁぁ!う、動かすな!こ、壊れる。」
遂に魔法使いの性器は完全に私の胎内に埋め込まれた。更に魔法使いは腰を大きく動かし始めた。
前後に男達の性器を突き刺され、私の体は激しく上下に突き動かされている。
「あっ!あっ!あっ!……」
しかし、痛みはいつしか快感に変わり、私は呆然とした意識の中、無意識に全身の力を抜き、二人のなすがままになっていた。
後ろの魔法使いの腰の動きが激しくなってきた。
「はあはあ、あっ!あっ!そ、そんなに激しく……ああ!!」
セイエキを出したのか?腸内に熱いほとばしりを感じた。
勇者もだんだんと動きが激しくなる。
(そろそろ潮時だな。オーク!)
魔王はオークに何かを命じた。
オークは巨大な槍を両手に持ち、身構えた。
(三人まとめて串刺しにしてしまえ!)
まずい!私は我に返った。「勇者!目を覚ましてくれ!まずい!このままでは全滅だ!」
私の叫びも虚しく、勇者は腰を動かし続ける。
「勇者!後ろ!後ろだ!うむぅ……」
勇者は私の唇をむさぼり、口を塞いだ。更に舌を私の口の中に差し込んでくる。
(勇者、すまぬ。)私は心の中で詫びると、勇者の舌をグッと噛んだ。
「……!!女騎士!?俺は一体……ここは……」
すると、噛まれた痛みで勇者が正気を取り戻したようだ。
「説明はあとだ!後ろ!」
勇者は素早く後ろを振り向くと、オークの槍を巧みな体裁きで逸らし、奪い取った。
そして、オークにとどめを刺すと、僧侶に群がるモンスター達も蹴散らした。
(ばっ、馬鹿な!ワシの洗脳が打ち破られるとは。)魔王が動揺している。勇者は魔王に向けて槍を構えた。
(仕方ない。遊びはここまでにしておこう。しかし、ここでお前達を殺してしまうのもつまらん。ここはひとまず退散だ。)
魔王は両手を高く掲げた。すると、まばゆい光が辺り一面に拡がり、私達の視覚を奪った。
光が弱まり、やっと目を開くことができるようになった頃には、魔王はドラゴンの背に乗り、遥か遠くまで飛び去っていた。
「助かった。」
正直な私の気持ちだ。今はまだ魔王とは力の差が大きすぎる。この先、私達が成長しても、魔王を封印するのがやっとかもしれない。
しかし、私には何か大きな希望が私の胎内に宿った気がしていた。
「大丈夫!人間は強い!」
私は自分に言い聞かせるように呟くと、勇者にそっと寄り添った。

   - END -
256名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 02:02:22 ID:TgTvIIzD
終わり。
ちょっとコマ切れにしすぎたかな!?
読みずらいかも
257名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 05:17:03 ID:62Vd2QHQ
>>256
GJ
もうちょっと内容を詰めた方が良いんじゃないかな?
258名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 07:58:49 ID:TgTvIIzD
>>257
詰めが甘いっすか。修行して来ます。
259名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 13:26:10 ID:8aKb3qS0
ヨカッタヨー!!エロいカッコいい!
DQ3のおかげで魔法使いが爺さんビジョンだったw
260名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 13:47:53 ID:824RWNSC
果たしてスレチになるのか分からないのでキリのいい途中まで投下して、様子見次第でまたどうするか考えさせていただきます。
261名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 14:02:16 ID:824RWNSC
実験1

厚さ5cmほどの鉄製扉が重そうな音をたてて開き、部屋の中に入る。部屋の壁は石で出来ており、扉についたものに窓は一つも見当たらない。
天井からはランプがぶら下がり、ぼんやりと室内を照らしている。ぶら下がっているのはランプだけではない。天井から一本のロープが下がり、女の両手を束ねて拘束していた。地に足こそ着いてはいるがどう動いたところで逃げようが無い状態だ。
この女は我が軍が捉えた捕虜だ。装備などよけいなものは無く、カッターシャツとスカートと簡素な身なりだ。
女は私が入って来たことに気づくとキッと睨んできた―これはなかなか良さそうだ。これから行う事を思うと何とも言えない高揚感がある。

私は尋ねた。
「名は何というのかね?」
女は睨んだまま口を開かない。隣にいた助手が代わりに簡潔に答える。
「名はドーメというようです。」
私は頷きドーメに名乗った。
「私は軍の研究所所長のネリアスという者だ。君も名前くらいは聞いたことがあるだろう?」
彼女は答えなかった。しかしその気丈な眼光が一瞬揺らいだのが分かった。どうやら知っているのは名前だけでは無いようだ。
262名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 14:11:01 ID:824RWNSC
「これから君には実験の被験体となって貰う。丁度数が足りなくなっていてね、君には感謝するよ。」
くっくっと笑い、さらに言葉を続ける。
「何、別に命に関わるような実験では無いから安心したまえ。これまで以上に被験体をむやみに無くすと上もうるさいんでね―君、早速投薬したまえ。」
あまり無駄話をしていると時間がもったいないので、さっさと助手に実験を始めるように命じた。
助手は小さく返事をすると小さな瓶を手にドーメに近づき、
「それでは失礼します」
と言ってドーメのスカートをたくし上げた。
ドーメは助手からネリアスにその驚いた顔を向けた。
「それは先日作ったものでね、新開発の媚薬だよ。」
助手は驚くドーメに構わず今度は―どこから出したのか鋏で―彼女の下着を外し、手にした瓶からクリーム状のそれを掬いとると彼女の秘所に塗り付けた。助手も同じ女性なせいか手つきも慣れたものだ。
ドーメは何とか逃れようとしているが、足こそ地に着いても天井からぶら下がったロープに手を縛り上げられた状態では如何ともしがたい。たしか薬の効果は1分以内に見られ始める筈だった…が、助手がドーメから離れて3分を経ても彼女に特に変化が見て取れない。
263名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 14:12:16 ID:824RWNSC
「妙だな、もう3分は優に経ったんだがな。」
「所長。」
と、ここで隣にいる助手が口を開く。
「被験体の下半身を観察しなければ効果の程は分からないと思うのですが。」
「……そうだったな。」
考えてみれば当たり前な事だ。それならそうと助手も最初からそうしてくれればよいのに、こちらが言わなければ何もしないというのは生真面目であるというより困ったところだ。ネリアスは助手に命じてドーメの下半身を隠すスカートを外すように言った。
身体を揺さぶって逃れようとするドーメのスカートを助手は難なく下げると、気の強そうな彼女も流石に顔を赤くした。だが、顔が赤いのはスカートを下げられただけでは無いようだ。
「…何だ。」
もう秘所は塗れているではないか…まずは新薬の効果が見られたことは吉としよう。
「いつから効果が出てたのかな?」
「あの状態から察するに投薬してから直ぐかと見えますね。」
「そうなのかね?」
ネリアスはドーメに訊くが、ドーメは赤くした顔でネリアス達を睨むだけで答えない。
「参ったね、折角初投与なのに効果の程を記録し損ねるとは…」
ネリアスは頭を掻いた。
264名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 14:12:57 ID:824RWNSC
やがて時間を経るにつれ、ドーメの躰がゆらゆらと揺れ始めた。しきりに両足を相互に擦るようにしたためだ。心なしか呼吸も乱れ始めたようにも見受けられる。
腕時計は投与してからまだ5分も経っていないことを示していた。
「なかなか効果覿面のようだな。」
「…………んっ」
ここでドーメの口から微かながら初めて声が漏れた。
「何も声を抑えなくても構わない。寧ろ出してくれた方が効果の程がわかるからありがたいのだがね。」
「……………っ!」
声を聞かれたことで傷ついたのかこっちを下に向けてた視線をまたネリアスに向けた。
「まぁ、無理に出せとは言わないがね。どの道そんな事は叶わないだろうしな。」
「…どういうことよ?」
侮辱されたように思ったのか鋭く言った。
「これからその媚薬の効果が強まるからだよ。なぜ投薬する際に直接膣に塗ったのかわかるかね?」
「…?」
「その媚薬は、膣分泌液に反応して、より効果を発揮するからだよ。」
「え……」
265名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 14:14:45 ID:824RWNSC
「君にはどれだけこの媚薬の効果に耐えられるか試してもらう。これ以上我慢出来なくなって慰めてもらいたければそのように言うといい。」
「…っ馬鹿言わないで!」
「その心意気をいつまで保てるのか見物だな。」
ネリアスは冷然と、ドーメは怒気を含んだ目線を交わした。
ネリアスは助手に言った。
「君、彼女の様子を記録しておいてくれるかね。彼女が音を上げるのにさして時間はかからないと思うがここでのんびりと時間を過ごす暇などないのでね。」
「わかりました。何かあればまた報告します。」
「よろしく頼む。」
ネリアスが重い扉閉じる際にたてた音はまるでドーメの希望を断ち切るようだった。
266名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 02:07:35 ID:Bk7HNJrN
新規の職人さんが一気に増えたな

>>265
とりあえず投下終了なら何か言おうぜ
だがSSは俺の好みド真ん中ストライクだ

    ∧_∧
   (0゚・∀・)ワクワクテカテカ期待age
   (0゚∪ ∪
    と__)__)
267名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 18:42:46 ID:DogiEViv
GJ!
268名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 20:58:33 ID:BVnTiwxh
私は前後不覚のまま、気がつくと教室で席に座っていた。記憶が覚束ない。終日頭がぼ
んやりとして、何かを考えようとするたびに猛烈な羞恥心がぶり返してくる。このところ
寝不足が続き、昨日は一睡もできなかった。体中を駆けめぐる感情を抑えきれないまま、
まんじりと夜を明かし、いつの間にか自分の席に座っている。私はどうやって登校してき
たのだろうか。朝食は採れたのだろうか。わからない。
 しかし混濁した脳内で、明瞭に浮かび上がる言葉もあった。
『おまえはな、犬なんだ』
 機械の与える快楽に悶えていた私に、弘樹が発した一言。
 その言葉が私の中にこびりついて、一時も離れない。
「違うっ!」
 思わず声に出して叫んでいた。
 近くの生徒が訝しげに私を見てくる。赤面してしまった私は、慌てて誤魔化そうとした。
けれど、声は上擦り、舌がまともに回らない。
「なな、なんでもないのっ! 気にし、しないで!」
 出そうとした以上に大きな声がでてしまい、更に多くの同級生が私に注目する。頭が真
っ白になった。
「見ないで! こっちを見るな!」
 人目を怖いと感じたことは、これまでになかった。当たり前だ。気高く美しい私が人目
を憚る理由など、この世にあるはずがない。けれど、今は違う。
 部下の誰かが、私の写真を持っている。汚された私の写真を。ここにいる私と、あられ
もない私の姿とを見比べて、心の中で嗤っている。名も知らないその生徒のことを意識す
るようになると同時に、私は教室内で起こる笑い声が全て自分に向かっているように錯覚
し始めた。
 あるいは、既に画像データは校内全体へ広まっているのかもしれない。
 ついさっき窓際で談笑していた伊藤と鈴木も、後ろの席で話している佐々木と御影山も、
みんな私のことを馬鹿にしている。
「言う通りにしなさい、私を見るなぁ!」
「あら、どうしたの砂理。今日はずいぶん余裕がないみたいね。なにか自信をなくしてし
まうような事でもあったのかしら?」
 澄まし顔の女子生徒が私に話しかけてきた。
「・・・・・・なによ美月、何か文句でもあるの?」
「弘樹君から話は聞いたわよ」
 大人びた容貌の女子生徒、美月は上品に微笑んだ。
 美月の言葉の意味を察して、私は全身から嫌な汗が噴き出すのを感じた。
269名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 21:00:42 ID:BVnTiwxh
 美月は今年の初めに転校してきたヨーロッパ出身の帰国子女だった。校内でも砂理と人
気を二分する美人であり、僅かな期間で砂理に次ぐ取り巻きを引き連れるようになったた
め、弘樹とのような親の対立こそなかったが仲は非常に悪い。つまり、秘密を知られる相手としては最悪だった。
「砂理、あなた弘樹君の犬になったんですって?」
「おかしなことを言わないで! 誰が犬なのよ!?」
「だって、証拠を見せてもらったもの」
 美月は心地よさそうに喉を鳴らす。
「砂理がぐちゃぐちゃに泣く顔って、本当に可愛いわねぇ」
「なっ――!」
「まだ聞いてなかったの? 私は弘樹君から、学校にいる間は砂理を私の犬として扱って
もいい、っていわれているのよ。もしも私に逆らったら・・・・・・わかるでしょう?」
 胃が締め付けられる感触。
 学校までは手を出せない弘樹自身の代わり、というところだろうか。正直、向こうから
行動を起こしてくるとは予想していなかった。
「そんな、そんなのって・・・・・・」
 あり得ないことだ。この自分が他人に使われる立場になるということは、天地が逆転す
るに等しい。しかもよりによって、弘樹の次に目障りな相手から。
「誰かこの女を捕まえて! 写真を捨てさせるのよ! 野田川! 沢木下!」
 荒事担当の部下の名前を呼ぶ。二人はいつもなら登校と同時に私の傍へついているはず
だったが、今日に限って持ち場を離れ、教卓の上で漫画雑誌を広げている。呼ばれた二人
は雑誌を広げたまま逆さに置くと、私の席の後ろまでゆっくりと歩いてきた。
「なにをトロトロしているの。早く引っ捕まえ――ひゃぁ!?」
 すぐ傍まで寄ってきた二人は、私の腕を左右から一本ずつ捕まえて、持ち上げた。長身
で体格のいい二人の力によって、私は椅子に座った状態から持ち上げられ、足が宙に浮く。
捕獲された宇宙人のような格好だった。
「――あなたたち、何をしているのよ。どういうつもり!?」
「あのね、その二人は私の友達になったのよ」
 美月は私の足下から椅子を引き寄せて、そこに腰掛ける。上目遣いに見上げながら、私
の置かれている状況について教えた。
「砂理の手下をやってた人達に事情を話してね、私の側に付くなら圧力をかけないように
砂理へ指示しておくって約束したら、喜んでこっちに来てくれたわ。親の力だけで従えて
たんだから当然よね。少しくらいは人徳もあればよかったのにねぇ」
 舐めるような視線。恥部を見透かされているように感じて、胸がざわめいた。
270名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 21:03:24 ID:BVnTiwxh
「ねぇ、あなたたち冗談よね。悪ふざけだとしても、今ならまだ許してあげるわよ?」
「見苦しいわよ。砂理」
「黙りなさいよ。これで勝ったつもりなの?」
「これは、ちょっと見栄えを良くしてあげないといけないわね――男子注目!」
「な、なにをいきなり・・・」
 と、両腕を抱えた二人がそれぞれの空いた手を使って、私のスカートを目一杯めくり上
げた。腰回り全体がオレンジのショーツと共に教室の全生徒へ公開される。
「きゃあぁ――――――」
「ああ、いいわね。やっぱり砂理は偉そうにしているよりも慌てふためいている方が魅力
的だわ。そのパンツも似合ってるし」
「え? ちょっと、なに? いや、まってよ!?」
 両腕を固められ、足が宙に浮いた私には、全開になった下着を隠すこともその場から逃
げることもできない。あられもない姿でどうしていいかわからずまごつく私に、周りの男
子は、ついでに女子も、揃って注目していた。
 劣情や好奇の目を意識した私は、両腿を高く上げてショーツの前を遮る。
「まぁ、変な格好」
「見ないで、止めさせてっ!」
 睨みつけている私にまるで怯まず、美月は私に顔を寄せて、指先で胸をつついた。嘲り
の現れたその態度に、狼狽えてしまっている私は反駁できなかった。
「ふふ、これでも遠慮しているのよ。私は借りているだけで、本当は弘樹君の犬なんだか
らね。傷めてしまったら悪いもの」
「あ、あなたたち。自分がやってることわかってるの? こんな、こんな・・・・・・」
「こういう事をしたから、どうなるっていうの?」
 美月は、やんわりと微笑した。
「そろそろ気がつきなさいよ、砂理。あなたの部下はもう嫌々言うことをきく必要なんて
無くなったの。我が儘を押し通してくれる部下がいなくなったら、あなたが地位を維持す
るなんてことできるはずもないわ。私が犬に何をしたってね、味方をしてくれる人なんて、
ここには一人もいないのよ」
 諭すように、丁寧な発音で、ゆっくりと説明される。そんな気遣いが無くとも、説明の
内容は容易に理解できるものだった。ただでさえ私に比肩するポジションにいた美月の背
後に、私の弱みを握る弘樹が付いているこの状況。彼らの前に、私は無力だ。
 限界が訪れたのは、この時だった。ここ最近の睡眠不足、弄ばれた疲労、蓄積し続ける
ストレス、そしてとどめに、自分の足場が崩れ去る脱力感。
 視界が真っ暗になり、意識がどこか遠くへと去っていった。
271名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 21:04:20 ID:BVnTiwxh
 目を覚ましたとき、最初に見えたのは保健室の白い天井だった。
 久しぶりに眠ったおかげか、朦朧としていた頭から幾らか霧が晴れたように感じる。そ
のかわりに体の方はたまった疲れに浸されて、今にも腐り落ちそうなほど強い倦怠感に見
舞われていた。
「起きましたか、お嬢様?」
 女子の小さな声が、ベットの脇から聞こえた。
 榊原。部下の一人で、いつもは主に使いっ走りを任せている。調教部屋の手配とセッテ
ィングを担当したのも彼女だった。気が弱く、もっとも忠実に遣えてくれていた。今も、こうして見ている限りは以前と変わりなく思える。
「よっぽど疲れてたんですね、もう放課後ですよ。倒れてからずっと眠っていたそうです。
ただの貧血だからダイエットはほどほどにしてしっかり食べて休みなさいって、保健の先
生が言っていました」
「・・・・・・美月は?」
「もう帰りました。手紙がそこに置いてあります」
 榊原の指さした先、添えてある花瓶の手前に、ルーズリーフの切れ端が置いてあった。
「読んで」
「はい」
 動く気分になれない私に代わって、榊原がルーズリーフを取って読み上げる。文面は短
かく、すぐに終わった。
「ゆっくり休んで元気になってね。明日も仲良く遊ぼうね。ずる休みなんかしちゃ嫌だよ」
「馬鹿にしてぇ・・・・・・っ!」
 虚仮にされた屈辱感に、涙が溢れる。私は布団をたくし上げて顔を隠した。ここまで舐
められても、部下に寝返られた私には反撃の手段がないのだ。
「泣かないでください、お嬢様」
 布団の向こうから榊原の声がする。
「私はお嬢様の味方ですよ」
「・・・・・・!」
 私は、そっと布団を下げた。
 ちょこんと椅子に座った小柄な女子生徒が、穏やかな眼差しをこちらに向けている。
「ほんと? 本当に、味方なの?」
「はい」
 はにかみながら答えた榊原は、こうも言い添えた。
「ですから、どうにか父の処遇に便宜を図ってもらえませんか。このまえ仕事でミスをし
てから立場が危ういらしいんです」
272名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 21:07:51 ID:BVnTiwxh
(思いっきり打算じゃない・・・・・・)
 なんだか急におかしくなってきた。結局、初めから私に味方などいなかったのだ。ただ
権力や容姿に任せて周りを従わせてきただけで、私を認めて言うことをきいていた人間は
誰一人としていなかった。
 いままでも、それを自覚していたつもりでいた。自覚した上でそれが現実なのだと考え
ていた。この世は力を持ったものが動かしていくものであって、絆を求める心などは感傷
に過ぎない。そして財力、権力、容姿、知力等の様々な力に恵まれた私が敬われるのは当然なのだ、と。
 しかし実際には、純粋な繋がりについて、多少の期待もあったようだ。
 裏切られた、という失望感が気分を深く沈ませた。
 犯され、弱みを握られ、クラスでの地位を追われた今、私は力のほとんど全てを奪われ
ている。力はなく、私自身に味方をしてくれる人間も居ない。残されたのは――自分の身
一つだけ。
 そう考えると、逆に気が楽になった。割り切ってしまえば単純な話だ。
 頼れるものは自分だけ。自分の力だけで闘わなければいけない。
(それでも、負けない)
 私がこのさきどんな辱めを受けることになったとしても、決して屈しないことを、たっ
た一人でも抗い続けることを、胸の中で静かに誓った。
「冗談じゃないわ。あなたがいつこの私に命令できる立場になったっていうのよ。弱って
いる私に優しくすればいいようにつけ込めるとでも思ってたわけ? 巫山戯るのもいい加
減にしなさいよ。ええ、確かに私はいいなりになるしかないわよ。脅されて、無理矢理に
ね。でもそんなことくらいで私がしおらしくなると思ってるなら大間違いよ!」
「頼みを聞いてもらえないなら」
 榊原は携帯を開いた。
「この画像をバラ撒くことになります」
 最新型携帯の大画面液晶に表示されていたのは、紛れもなく弘樹の撮影した写真だった。
砂理の痴態を写した写真を手に、榊原は申し訳なさそうに伏し目を作っている。
 いまさら脅されることに怯えはしない。が、それとは別に引っかかることがあった。
「写真・・・・・・弘樹に渡されたのはあなただったの?」
「はい。部屋の場所を教えて、合い鍵を渡したのも私です」
「え、じゃあ、美月が言ってたのは?」
「それは、こっちの手紙を見てもらえばわかります。美月さんが渡すように
頼まれていたそうなんですけど、お嬢様が放課後まで起きなかったので私が預かった
んです」
273名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 21:09:58 ID:BVnTiwxh
 榊原は美月のルーズリーフと別に置かれていた封筒を私に手渡した。 
 封筒の中には、一枚の便箋と黒い小さなチップが入っていた。
「SDカード・・・・・・」
「動画データです。どうしても気になってさっき手紙を読んでしまったんですけど、そう
書いてありました」
 途方もなく嫌な予感がした。それも、致命的な災厄の予感が。
 恐る恐る、便箋に記された文章へ目を向ける。弘樹の筆跡で、いやに芝居がかった軽薄
な文章が綴られていた。
『調教部屋で撮影した動画の編集が終わったから、主演女優にコピーを送らせてもらうよ。
砂理の名演の甲斐あって、なかなかの自信作に仕上がった。僕の自己評価は決して過大で
はないはずだ。実際に視聴してもらった美月女史にも大絶賛を貰っているんだから、間違
いない。
 砂理には何の話かわからないかもしれないから、念のために説明しておこう。
 どうやら気がついていなかったらしいけど、君に振り向くのを禁じて道具を準備してい
る隙にビデオをセットしておいたんだ。せっかくハンディカムが用意されていたから活用
しないと損だしね。電源ランプをテープで隠しておいたからわかり難かったかな。
 君の魅力がたっぷり詰まった名作だ。できれば、最後まで目を逸らさずに堪能して欲し
い。次も期待しているよ。
                              弘樹より、愛犬砂理へ』

 血の気が引いていく。
 記されている事実を受け入れることにかなりの時間がかかった。
 美月が観せられたのは、一場面の写真ではなかったのだ。調教部屋で私が手錠を付けら
れたあとの一部始終を、美月に全て知られている。そして弘樹の手元には、脅しに使える
材料が一つ増えた。
「たぶん携帯で再生できますけど、ここで観ますか?」
「・・・・・・余計なお世話よ。家で観るわ」
「保健室でなら、また失神しても安心ですよ」
「余計なお世話だって言ってるのよ、調子に乗らないで!」
 叫び返しながらも、自信は揺らいでいた。それでも内容を確かめずにカードを捨てるこ
とには抵抗がある。この動画は美月も観ているのだ。美月に知られている私の姿がどんな
ものなのか、知らずにいることもまた不安だった。
 懊悩する私に対して、榊原は携帯を掲げて見せる。
「それは置いておくとして、父の処遇の件なんですが――」
「わかったわよ! 口利きはしてやるから早く消えなさい!」
274名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 21:27:25 ID:+y0j2UVr
これ>>55さん?
275名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 21:46:41 ID:BVnTiwxh
途中まで投下。
命名苦手だからといってメインキャラのフルネームを考えないで進めていたら、あまり親密でない人と話す場面が書きにくくなった罠。

>作者さんのイメージ的に砂理は長身ですか?
160代半ばくらいかなぁ、と曖昧にイメージはあるのですが詳しい設定は考えてなかったり(汗
全体としてはモデル並のプロポーションなのに胸だけBにぎりぎり届かない程度しかないため無性に気になっている、という設定を今思いついきました。
276名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 22:54:12 ID:8DW4krvi
面白いです。GJ!
277名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 23:42:28 ID:KAgfHUC6
新キャラも出てくるしGJ!

>>261の方は…
278名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 23:46:53 ID:HRDIDsx9
>>261さん何もコメント無いけど続きよみたい。待ってるヨー!
279名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 00:38:38 ID:t6JaRyya
すばらしいな
調教の時は涙と汚辱にまみれて屈しても、事が終わればプライドの高さは失わないでほしいぜ!
そして何度も何度も弄ばれてください
280名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 04:24:22 ID:4F4rN0p+
GJ!
砂理には最後まで(表向きは)強気でいてもらいたい。
必死にもがく姿こそが美しいのだから。
281261:2008/12/22(月) 08:22:11 ID:8ZH96GdL
>>261です。それなりに反応を頂けたので、最後まで一気に投下させていただきます。
282261:2008/12/22(月) 08:24:03 ID:8ZH96GdL
「…そろそろ一時間経つな。」
ネリアスは読んでいたファイルから目を上げ、時計を見て呟いた。投薬して数分で期待された効果が出たことからドーメが音を上げるのは30分と掛からないかと思っていたのだが…。いくらなんでも1時間ももつとは思えなかった。
嫌な予感がする。もしかすると拘束を解き、部屋から逃れてのかもしれない…。いや、助手がドーメを見張っているのだからそんなことはない…はずだが万が一という事もある。
嫌な汗をかきながら壁に据え付けてある内線を手に取り、ドーメが拘束されている部屋に繋ぐ。
トゥルルルル…トゥルルルル…
2コールして相手が出る。
「はい?」
…聞きなれた助手の声だった。
「…何か異常は?」
「いえ、特には。そちらで何かあったのですか?」
「いや、無いなら構わない。…彼女はどんな状態だね?」
「堪えているようです。未だに音を上げません。」
「…まだかね?もう投薬から1時間は経つのだが」
「今回の被験体はしぶといようですね。」
助手は私の機嫌を損ねないためか、薬が失敗作だったかもしれないとは言わなかった。
「今からそっちに向かうよ。どんな状態なのか実際に目にしたい。」
「わかりました。お待ちしております。」
283261:2008/12/22(月) 08:24:49 ID:8ZH96GdL
再びネリアスは重たい扉を開けて助手が待つ部屋に入った。
机に向かって座り、被験体の様子を記録する助手に、天井からぶら下がるロープに両手を縛り上げられた被験体ドーメ。そこは確かに助手が言ったように特に異常は見られなかった。
ただ、拘束されたドーメは荒い息をつき時々声をもらし、太股をこすりあわせて媚薬に堪えている。別に薬の効果が切れた訳ではなさそうだ。
「大したものだ。てっきり30分ももたないものかと思っていたんだがね、もう1時間も堪えているじゃぁないか。」
ネリアスはドーメに声をかける。
「…べ、別に大し…たものじゃない…わよ。散…々おどしておいて…このて…程度なんて、わ、笑わ…せないで…よ…。」
「…まだそんなことを言えるとは、まったく恐れ入ったね。」
ネリアスは口もとに苦笑いを浮かべて頭を掻いた。しかしその目は光っている。
「…だが、薬の効果が無いというわけでは無さそうだな。」
ネリアスはおもむろにドーメの秘所に手をのばし、すっかり膨らんだ淫豆を弾いた。
「っはあぁぁ!!」
ドーメはビクンと大きくはねた。
284261:2008/12/22(月) 08:26:50 ID:8ZH96GdL
「…これは驚いたな。」
いきなり大きな喘ぎ声をあげられ驚いたネリアスが言い、
「驚きましたね。」
と助手が答える。平然とした顔をしながら。
「…驚いたならそれ相応の表情をしたまえ、君。」
ネリアスが言い、
「以後気をつけます。」
とまた助手が答える。その返答が気に入らなかったのかまたネリアスが、
「…君にも一度この媚薬を投薬してみよう。被験体は多ければ多い方がいいからな。」
と言い、
「……………。」
今度は助手も答えなかった。
こうしたやり取りがある中ドーメはこれまで以上に荒い息をつき、何とかたえようと唇を噛みながらも声を漏らしていた。
「…くぅんん…はぁっ…はぁっ…ふうぅっ…はぁぁっ!」
投薬されてからというもの気丈に堪えていたが、そうは言ってもイくかイかないか、ギリギリの所だったのだ。それなのに淫豆を触れられたりしたらもう…イくかと思ったがまたギリギリの所でイかず、視点も定まらない状態だった。
これ以上こんな状態が続けば気がおかしくなってしまうのは明らかだ。
「…もう…だっ駄…目っ…ふぅぅ!」
まともに口も回らない。
285261:2008/12/22(月) 08:28:02 ID:8ZH96GdL
だが、ドーメの言葉を聞き取ったのか、助手が口を開く。
「音を上げましたよ、所長。投薬から1時間13分です。」
「どうかな?まだ慰めてとは言ってないがね。…君、慰めてほしいかね?」
「っだ…だれ…がそ…んなぁ…こと…をっはぁ…んんん…ぅぅっ」
どうやらこんな状態でも自分で慰めてほしいと口にする事は無いようだ。
「…しぶといですね、本当に。」
珍しく助手が浅くため息をついたようだった。
「…もし君が被験体になった場合、彼女ほど堪えられるかね?」
ネリアスはこの終始無表情の助手に訊いてみた。
「………さぁ、やってみないことには分かりませんね。」
「試しに投薬してみるかね?」
「………所長がお望みなのでしたら…。」
「ふん、まぁいい。どちらにせよこの媚薬が失敗作の烙印が押されるのは変わらないな。結局なんだかんだで彼女は堪えてしまっているからな。」
「…もう少し弄れば…」
「いや、私が作ろうとしたものは投薬することのみで被験体の音を上げさせることだからな。」
「…そうですか。」
286261:2008/12/22(月) 08:29:17 ID:8ZH96GdL
「さて、この媚薬がまだ未完成なことが分かったところで、彼女に中和剤を投与するとしようか。…君。」
「わかりました。」
助手は白衣のポケットから小瓶を取り出し、ドーメの秘所に塗ろうと瓶から中和剤を掬いとったところを、
「待ちたまえ。」
ネリアスが止めた。
「はい?」
「君、私の研究室からk-24を持って来たまえ。」
「k-254ですか?しかしあれは今―」
「構わない…折角の機会だ。それに被験体を焦らしっぱなしというのも実に心苦しいものだ。」
心苦しいと言っておきながらその目は笑っている。
「…分かりました。暫くお待ち下さい。」
287261:2008/12/22(月) 08:29:57 ID:8ZH96GdL
助手が指示されたものを持ってくるまでネリアスはドーメの様子を観察していた。
「はぁ…はぁ…ふぅぅっ…んん…ん…ぁぁ…っ」
初めて会ったときの鋭い眼光は消え失せ心なしか半ば涙を浮かべつつ眼はうつろ、汗も流れているがそれ以上に愛液がドーメの足を伝っている。
「…こ…れか…ら、な…な、何するつ…もりな、の…っ」
「なに、直ぐにわかる。」
「な…なん…でっや、や…めるの…よ…っ」
「それは中和剤の投与の事かね?それとも君の膣口を弄ることかね?」
白々しくとぼけて訊いた。
「…ぁ…ふぅ…んんっ…はぁ…」
答えたくないのか答える余裕がないのかドーメは返さなかった。
「ま、どちらにせよ答えが同じだから構わないがね。君にはまだ被験体として役にたってもらうつもりだからだ。それに今の君の状態が非常に都合がいい。」
「失礼します。」
ゴンゴンと低く響くノックがあり助手がまた部屋に入ってきた。その手には円柱状の透明なケースがあった。
「ご苦労。様子はどうだね?」
「相変わらずです。」
「ま、そうだろうな。」
「っな、何よ…そ、れ…」
そのケースの中は液体に浸され、握り拳二つ分くらいの黒いものが入っていた。
288261:2008/12/22(月) 08:30:38 ID:8ZH96GdL
「先ほど言ったk-254だよ。暫く丁度いい被験体が無かったものでね、冬眠させておいたのだ。」
「冬…眠?い、生き…てるっ?」
「いかにも。これを生み出してからというものタイミング悪く試す機会に恵まれず、仕方なくそうしたのだよ―さて、早速起こしてみたまえ。」
「はい。」
助手はケースの蓋を外し、中のナマコのような形をしたそれを取り出した。しばらくしてそれが助手の手の上でうごめきだし、塗れたその体表にライトの光を受けて不気味に光る。やがて先の方にある唇付きの口がクパッと大きく開いた。
「問題無さそうに見えるな―素晴らしい。君、早速彼女に。」
助手はネリアスの命令に頷き、ドーメに近づいた。
「失礼します。」
媚薬を投与する際と同じように言い、
「や、や…めて…お願いっ!」
逃れようとするドーメの秘所にそれの口をあてた…と、同時にそれいきなり彼女の秘所に飛びつき吸い付いた。
289名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 08:32:20 ID:8ZH96GdL
「ひううぅぅぅぅぅっ!!あっあっあぁぁ!!」
先ほどネリアスが触れた時よりも激しくのたうち、さらにビクビクと打ち上げられた魚のように痙攣した。
「ぁぁあああっ!!や、やめてえっ!お願ぁっあああ!」
あまりの事に最後まで口が回らない。
「おぉ、これは凄いな。」
「…………。」
隣に戻ってきた助手は答えなかった。
「君、このk-254がどういったものなのか知りたいかね?」
とドーメに訊くが、
「取って!お願いっ!ぁ…ああああ!また…来る…来ちゃうううぅっ…!」
ドーメは答えるどころではない…が、ネリアスはその反応に気を良くしたのか構わず嬉々として言葉を続けた。
「それはね、人間が分泌する体液を摂取して生きるのだよ。もう分かっているかも知れないが、ことのほか女性の膣分泌液が好きでね、冬眠から覚めて久しぶりだから随分と“食欲旺盛”の筈だ。」
それを証明するようにそれはむしゃぶりついてドーメに吸い付き、またドーメは達しビクビクと痙攣し、
「ぁぁあああっま、待ってぇっ!いやっ!ひぁあぁあぁっ!」
また達した。
290261:2008/12/22(月) 08:33:30 ID:8ZH96GdL
久し振りのご馳走に狂喜するそれは秘所に食いついてただ吸い付くだけではなく、狙っているのか、媚薬のせいでこれ以上無いくらいにピンと立ったドーメの淫豆を中心に吸い付いてくる。躰を揺すって落とそうとしても全く離れる様子が無い。
「んはぁっ!お、お願い、やめてぇっ!はあっあああぁっ!」
「はははっ、本当に凄いものじゃないか。もうそんな有様ではこれから大変だな。」
「ええ、まだ吸い付いただけですからね。」
そんな不吉な会話はもはやドーメの耳には届かず、
「んぅ、んんっ! ぁ、ぁはっ…ひぅっ!!ふぁあっ、あぅっ! はぁ、んぁああっ!」
ただk-254の為すがままに絶頂に達し続けた。
291261:2008/12/22(月) 08:35:44 ID:8ZH96GdL
さらにもう2、3分くらい経ってからの事だった。吸い付いているそれはその体をぞぞぞっとずらした。
ただ、吸い付いていることに変わりは無くドーメに快感の波は滞りなく送られる。
「はぁあっはぁっ…はぁっ…」
それでも淫豆を重点的に責められっぱなしの状態から少しでもマシになったかと思うと、
「あっ?!」
その口から長い何かが膣に侵入してきた。
「んんっな、中にっ中にぃっ!な、何か入って……くるぅっ…!んぁああ!」
「おや、舌を伸ばしたようだな。」
「そのようですね。以前はもう4、5分掛かったはずですが。」
「そんな前の事をよく覚えているな、あれは1年半も前の話だろうに。」
「…記憶に残る実験でしたから。」
「なるほど。」
今のk-254の元になる生物を生み出した時には、人間の分泌物をただただ喰うだけだったものも、ネリアスが研究を重ねるにつれ、効率的に“餌―特に膣液―”を摂取出来るように進化していた。舌を膣に伸ばす事もその一つだ。
長い舌をぐねぐねとドーメの膣にまさぐるようにのばす。
「くうぅ…やめ、か、かき回さないで…!」
その内に、
「…っだめえええええっ!!!」
ドーメにとって膣内で最も感じる部分をその舌先で擦った。
292261:2008/12/22(月) 08:36:26 ID:8ZH96GdL
そこがドーメの弱い場所だと関知したのかさらにザラザラとした面でそこをする。
「…いやっそこっダメっやめてっ!おかしくうぅっ……なるぅっいやああああああああああっ!」
大きく悲鳴を上げ、また達して痙攣する。もう何度目の絶頂か分からないが、その度はこれまでの比では無さそうだ。
「ぁぁぁぁああああああああぁぁぁぁあ!!きちゃうっやめてえええっ!」
最早吸い付いているk-524を振り落とそうとする余裕がドーメには無いようだった。
「もう…っやめてっ…だっ、だめだめだめぇっまた…来ちゃうっ……あっ…ぅあああっぁあああああっ!!いやっ!!もうっ…ゆるしてっお…お願いっ!!たっ助けてぇっ!!」
激しく絶頂にまた達し、痙攣を続けざまに起こし、涙を流して助けを乞う。
「どうなさいますか?」
その様子を眺めながら感情のこもらない声で、助手はネリアスに訊いた。
「暫くは構う必要も無いだろう…放っておきたまえ。」
「…分かりました。」
「そんな、ぁああぁあっぁあ!!! はああぁあ、やめっあぁあぁあぁっぁあああ!!!!!!」
今度はぷしゃぁっという音をたててドーメの秘所から潮が吹き出る。が、しかしドーメには自分が潮を吹いた事すらもはや分からなかった。
293名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 08:44:52 ID:8ZH96GdL
ネリアスとその助手、二人に見られながらさらに絶頂に達し続けること時間にして数分、ドーメにとって永遠にも思える程に続いた後、

ぼとっ

という音が出し抜けにして、k-254はドーメから離れ、彼女の愛液にまみれた床の上に落ちた。
どうやら十分に腹が膨れたようだ。
「かはっ…はっ…はっ…はっ……はあ…はあ…はあ……はぁっ…う……」
絶え間ない絶頂状態から解放され、体をまだガクガクとさせながら荒い息をつくドーメ。頭を上げる気力も体力も無いのか、下を向いたままだ。
助手はそんな彼女に眼もやらず、ドーメの足元に落ちたk-24を手にし、またケースにそれを入れようとするが、
「所長。」
その手を止めて所長に声をかける。
「何だね。」
「…ケースに入りきりません。」
「喰いすぎだな。」
「それもありますが、元々これのサイズに対してケースが小さかったからかと。」
「…そうかもしれないな。」
助手に至らぬ点を指摘されてしかめっ面になるネリアス。
「…君。」
未だ荒い息をつくドーメに声をかける。
「何か感想はあるかね?被験者から何か要望でもあれば、それも記録して、また改良に役立てるが。」
もちろん全くドーメの心中など察しない。
294261:2008/12/22(月) 08:46:02 ID:8ZH96GdL
「…はぁっ……はぁっ…あ、あなたなんか…はぁっ…死んでしまえば…い、いいのに………」
これだけ快楽地獄を見ても未だその気の強さは健在のようだ。
「…君。」
今度は助手に言う。
「は、何でしょう。」
「私の研究室にk-254はあといくつあったかな?」
「確かあと3つ程。」
「今すぐに、それらを全て持って来たまえ。」
「全て、ですか?」
「そうだ。さっさとしたまえ。」
「…分かりました。」

(研究所の実験簿より)
295261:2008/12/22(月) 08:48:36 ID:8ZH96GdL
以上、>>261がお送りしました。
出先から携帯で投下したもので字数制限に引っかかって、只でさえ稚拙な文章がさらに読みにくくなったかと思いますが、どうかお許し下さい。
296名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 18:33:40 ID:bkHETrc3
>>295
GJ!
297名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 19:42:20 ID:WXAmWF2d
砂理いいねえ。転校してきて砂理の一人勝ちだった人気を二分するようになった美月
それだけでも腹立たしいことなのに、弱みを握られ、人気も奪われ、美月の犬にされるなんて
298名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 21:57:47 ID:kFo4oyg6
容易に快楽に溺れず、プライド捨て切れなくてぐっちゃんぐっちゃんに泣き濡れる姿が良いな
299名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 23:26:19 ID:0m2q9Eo+
>>295
勃ったぜ。ナイス。GJ!
300名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 23:47:35 ID:Fx1Sy6sz
                ∩
                ( ⌒)      ∩_ _グッジョブ !!
               /,. ノ      i .,,E)
              ./ /"      / /"
   _n グッジョブ!!  ./ /_、_    / ノ'
  ( l    _、 _   / / ,_ノ` )/ /_、 _    グッジョブ!!
   \ \ ( <_,` )(      /( ,_ノ` )      n
     ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ     |  ̄     \    ( E)
       /    /   \   ヽフ    / ヽ ヽ_//
301名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 00:49:16 ID:QiHXzLyn
fateにそんな蟲いたなぁ
302名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 01:17:54 ID:3XuwpqdQ
>>295
えろかった
淡々とした博士助手コンビがいいな
助手さんもエロエロにして欲しかったような、しかしこの飄々としたのが良いのかw
超GJ!!!!
303名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 15:14:36 ID:yMCyNZgL
サリ女王様の堕ちっぷりはこれから凄まじいものになりそう
304261:2008/12/23(火) 18:52:55 ID:ZBeimqV8
GJの御言葉ありがとうございました。
まだ、続きがいくつかあるので続投してみたいと思います。
宜しければお読み下さい。
305261:2008/12/23(火) 18:54:59 ID:ZBeimqV8
その後、ドーメは助手が持ってきた3匹のk-254によって永遠に思える時間にわたって地獄―むしろ極楽浄土かも知れなかった―を見せられ続けた。
「うっんあああっ!きうぅぅうぅっふぁっあああああぁ…ひああああああっ!ぃやっくるっ!あっぁぁあっ………………」
2匹めのk-254によって、目もくらむような絶頂に達っし続けて6分、ついにドーメは気を失った。意識が無くなっても体はまだびくびくとうち震えている。

ドーメの喘ぎ声が止み突然静かになった。その部屋に響くのはk-254がドーメの愛液を啜る音だけだ。
「…気絶したようです。」
「そうみたいだな。」
「どうなさいますか?」
「放っておけ。その内にまた意識を取り戻すはずだ。」
「分かりました。…どこへ?」
部屋を出ようとするネリアスに訊く。
「研究室だ。まだしなくてはならない事は掃いて棄てるほどあるからな。最後の一匹の“食事”が終わったら連絡を寄越したまえ。」
「はい。」
ネリアスが扉を閉める音が静かな部屋に響いた。
306261:2008/12/23(火) 18:56:20 ID:ZBeimqV8
ドーメは目を醒ました。パッと見渡すとそこはまだあの部屋だった。ただ、同じ部屋にいても多少状況が違っている。
まず天井から下がるあのロープに両手を拘束されていなかった。さらにどこから出てきたのかベッドが部屋の隅に配置され、彼女はその上で寝ていた。
部屋に窓も時計も無いため一体何時間寝ていたのか全く見当もつかない。しかし最後に気を失うまで何をされていたのかは鮮烈に記憶に刻み込まれている。
絶え間ない絶頂によって気を暗闇に失っても、また新たに送り込まれる快楽の波によって現実に引き出される。その繰り返しだった。一体何度繰り返したのか定かではない。

ドーメがいまの状況がどういうものなのか考えていると。
ゴンゴンと鉄の扉がノックされる音が低く響き、
「失礼します。」
あの助手が部屋に入ってきた。「あなた…」
ドーメが呟く。
「気を取り戻されたようでしたから食事をご用意しました。」
助手の手には食事を乗せたプレートがある。
「どうぞ。」
助手はドーメにそれを差し出してきた。
「…ずっとそこで監視してるの?」
ドーメは助手が入ってきた扉に目をやって言った。
307261:2008/12/23(火) 18:57:38 ID:ZBeimqV8
「いいえ。この部屋はカメラによって24時間死角なしで監視できますから。」
「…毒入りなのかしら?」
今度は助手の手にある食事に目をやって訊いた。
「いいえ。あなたは貴重な女性の被験体ですから、そのご心配は必要ありません。」
「……そう。」
何の感情も込められていない声で返され、どういう訳かかえって安心した。
「…食事中も監視してるの?」
「はい。」
「監視カメラには死角が無いんでしょ?何でそこにいるのよ?」
ドーメが食事をしてても助手はドーメの側にいた。
「被験後の様子を観察する必要もありますので。」
「…そう。」
「…体調の方に変わりは?」
どこから出したのか記録簿を手に助手が訊いてきた。
「答える必要は無いわ。」
「答えていただけないようでしたら、これから変えさせますよ。」
氷のような声で返される。
「…特に異常は無いわよ。」
「そうですか。」
308261:2008/12/23(火) 18:59:16 ID:ZBeimqV8
例の実験からというもの、特に何かを強要されたりする事無く、ただ時間が過ぎていった。
何とか逃げようと部屋を調べて回ったが、外鍵の鉄製扉以外に部屋を出る術など存在せず、扉の外には監視兵がいるため、脱出は不可能という結論に至った。
やがて8度目の食事が与えられた際、助手が言った。
「これを食べ終わり次第、部屋を移って頂きます。」
「…どこに?」
「研究所内としかまだ申せません。」
(いよいよガス室送りかしらね…。)
ドーメは悲観的な予想を立てたが、それはまたネリアスの実験台になるという点において当たっていた。
309261:2008/12/23(火) 19:01:50 ID:ZBeimqV8
「何よ、この部屋?今度は何するつもりなのよ?」

…つもりなのよ…なのよ…よ……

ドーメの出した声が部屋にエコーして響きわたる。
「ここは音に纏わる実験を行う部屋でね、今回は一番よく響く環境にしてある。」

…してある…ある…る……

今度はネリアスの声が飛び交う。
後ろで手錠をされ拘束されたドーメにネリアス、そして助手がいるここは第6実験室。可動式の天井にコンクリートの壁、円柱系の形をした部屋だ。
「実験室……また私に得体の知れない実験をするのね?」
「察しがいいな。最も君は実験用のモルモットなのだからな、その役割を自覚してもらえるというのはありがたい限りだ。」
「ひ、人をモルモット扱いしないで!」
大きくドーメの声が響く。
「安心したまえ。実験用と言っても粗末な扱いはしないつもりだ。」
ネリアスはどこかズレた答えを返す。
「…何より君は貴重な女性体のサンプルだからな。君に行う実験はよく選んぶつもりだ。」
ドーメはその言葉に怖気を感じた。
「…また、私を辱めるつもりね。」
「君がまだ羞恥心を持っている限り、だな。」
ふん、と鼻を鳴らしてネリアスは返した。
310261:2008/12/23(火) 19:02:51 ID:ZBeimqV8
「さて、時間もそんなに無いんだ。早速始めさせてもらおう――頼む。」
手にした通信機を通じて助手か誰かに実験の開始を命じた。
「了解。」
くぐもった声が通信機から返ってくる。
(――っ!)
ドーメは襲いかかってくるであろう何かに身構える…しかし10秒20秒たっても一向に何か得体の知れぬ生物や兵器が出てくる兆しはない。
(……何なの、今度は?)
それがかえって不気味に感じられる。
…やがてどこからか、

ピィーーーン

透き通るような高い、細い音がし、木霊した。
(……?)

ピィーーーン

…まただ。一体どこからするのだろうかと見渡していると、
「よし、ちゃんと鳴っていそうだな。」
「そのようですね。」
「何なのよ、この音は…何するつもりなのよ?」
「何、すぐにわかるはずだ、実験が成功すればな。」
どうして体の後ろで手錠をされたのか、ドーメは遅蒔きながら気が付いた。耳を塞がれては困る、つまりこの音が耳に入る事で何かドーメに作用するのだ。
突然、ネリアスがドーメに近づいてきた。何よ、と口にする前にネリアスはテープでドーメの口を塞いだ。
311261:2008/12/23(火) 19:04:13 ID:ZBeimqV8
「ん〜〜っん〜〜!」
ドーメが抗議の声を上げても全て意味のないうめき声になる。
「君の事だ。大声でも出して音を聞き入れないようにでもする前に口を塞がしてもらった。」
ネリアスは言った。

ネリアスが実験の開始を命じてから15分、相変わらずあの高くて細い、透明な音は響き続けていた。
しかし、ドーメの体には何らかの変化が起きたり、変化の兆しは一向に見られなかった。
(この音にどういう効果があるのよ?)
そんな状態のドーメを見てネリアスが助手に命じる。
「…やりたまえ。」
「はい。」
ネリアスの助手を長年務めているせいか、あの一声でネリアスの意思がくみ取れるらしい。
「失礼します。」
そして助手はドーメのスカートと下着に手をかけると一気に下へとずらした。
(あっ!)
両手が使えない状態ではどうしようも無い。数日前あれだけの辱めを受けても、また顔を赤くした。
助手は露わになったドーメの秘所に顔を近づけて観察し、
「…特に膣液の分泌は見られません。」
「本当かね?もう効果の程が確かめられても良いはずだが…。」
ネリアスは腕時計に目をやって言った。
312261:2008/12/23(火) 19:05:03 ID:ZBeimqV8
「君、後を任せる。40分程したらまた戻ってくる。もし、それまでに何か異常などが認められた時にはまた連絡してくれたまえ。」
「……分かりました。」
助手の返事を聞いたネリアスは静かに実験室を出ていった。

さらにネリアスが部屋を出て10分が経った。
相変わらずドーメの体調に変化は見られない。
(…実験は失敗だったという事?)
先ほど助手が自分の……に変化の兆しを見つけようとしたこと、実験開始前のネリアスの言葉から察するに、恐らくこの音には媚薬効果が見込まれるはずなのだろう。その他に何かあるとしても検討もつかない。
ドーメを先ほどからずっと観察している助手に尋ねようにも口を塞がれていては、テープを外して欲しいという要求を視線に込めて助手をじっと見てる他になかった。
313261:2008/12/23(火) 19:06:24 ID:ZBeimqV8
もう1、2分が経過し、ドーメが―ごく僅かではあるが―変化に気づいた。
ドーメを見つめる助手の眼だ。
いつも氷のようで人間の温かみを全く感じさせない、その眼が微かに揺らいでいるように思えたのだ。

「……………。」

まただ。助手の表情には変化が見られないが、その冷たい眼光が移ろうさまが一瞬、見えた。


さらに2分が経過した。
助手の眼に宿る光が時々、ふっと揺ぐ事に次いで、今度はその足がふるっと震えた。
震えたと言ってもごく僅かですじっと助手を凝視していなければ分からない程度だ。しかしドーメはその様子を見逃さなかった。
それから暫くの間、不定期に助手の眼の光と足が揺らいだ。


助手の足が揺らぎ始めてからおよそ7分後、また助手の様子に変化が現れた。

「…………っ。……ふ…。」

今度は助手の吐息がこれまでやや大きく、ドーメの耳には聞こえたのだ。


その2分後、相変わらず視線を交わしていた二人だったが、助手がその眼を突然すっとそらした。まるでドーメに様子を見られる事を避けるように。
314261:2008/12/23(火) 19:07:47 ID:ZBeimqV8
それからというもの、助手はドーメにちらちらと目をやるが、目をそらしがちな様子は変わらず、足を震わせて―時にはモジモジと―、僅かに呼吸が乱れがちな状態が続いた。

ドーメは確信した。恐らく彼女の想像通り、この音波は媚薬効果を持っているのだろう。
ただ、どういう訳か被験体である筈のドーメにその効果が発揮されず、一緒にいる助手の方に効果が出てきているようなのだ。
何とか助手も何気ない様子でいようとしているが、ドーメも数日前に違う形ではあるが、媚薬を投与され、それがどういう事になるのか分かっているのだから見間違えようがない。
315261:2008/12/23(火) 19:08:59 ID:ZBeimqV8
暫くしてから、音も立てずに実験室の扉が開きネリアスが入ってきた。
「………何だ、被験体の体調に変化が無いように見えるが?」
ドーメを上から下まで見回して言った。
「私が部屋を出てから彼女に何も無かったかね?どんな些細な変化でも構わない、君?」
ネリアスは助手に尋ねる。
「……はい…、被験体の様子に、一切の変化は、見られませんでした…。」
ネリアスが入ってきた途端、助手は僅かな呼吸の乱れを正した。だが、心なしかいつもに比べて声に冷たさが足りないようにドーメには思える。
しかし、ネリアスの方は気が付くことなく、
「そちらの計器測定ではどうだったかね?」
今度は手にした通信機に尋ねる。
「はい、確かに被験体に変化はこれと言って見られませんでした。」
マイクからはの声は助手の言葉を肯定した。
「そうか…。先日の媚薬の実験の際は完全なものとは言えずとも、効果は現れたのだがな、今回は完全に失敗だな。」
ネリアスはガリガリと頭を掻いて、
「あ〜仕方がない…君、被験体にそれを着せて部屋に戻しておきたまえ。」
助手に命じ、部屋を後にした。
「……わかりました。」
316261:2008/12/23(火) 19:10:24 ID:ZBeimqV8
「……わかりました。」
部屋に残された助手は床に落ちたスカートと下着を手にし、
「…失、礼します…。」
ドーメにそれを着せた。
近くに助手がやって来てよくその顔をみると、真っ白なその頬にほのかに赤みがさしているのが分かった。
「付いてきて下さい、お部屋まで、お連れ、します。」
「〜んん(テープを外して)!」
助手はドーメの訴えを無視したのか、あるいは聞き取れなかったのか、部屋に戻るまでテープを外さなかった。
317261:2008/12/23(火) 19:12:44 ID:ZBeimqV8
まだ前半部分でしかありませんが、今日のところはここで切り上げます。
以上>>261がお送りしました。
318名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 20:33:20 ID:vELJOwm9
GJ
続きwktkしながら待ってます
319名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 20:37:03 ID:2Rm9vIxx
>>317
そっちかwww
GJですwwwwww
320名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 20:52:09 ID:nmNEcdG5
助手きたー
乱れんの我慢してんのがイイ!
321名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 04:47:50 ID:EHJdFfY2
続きに期待!!
322261:2008/12/24(水) 12:21:58 ID:IY7OAMrH
>>261です。前半後半で書き上げるつもりでしたが、文が延びて前中後になりそうです。
では中編をどうぞ。
323261:2008/12/24(水) 12:22:47 ID:IY7OAMrH
「ウィン、お疲れ〜」
被験体を部屋に連れ戻した後、休憩所にネリアスの助手、ウィンが入ると、カールをかけた明るい感じの女性が労いの言葉をかけてきた。
「……。」
ウィンはコクリと頭を下げて返した。
声を掛けてきた女性はアリーマ。ネリアスの助手の一人で、ウィンより6歳年上で確か23になる筈だ。
「はい、新作のクッキーだよ〜。」
部屋の真ん中にある大きな丸テーブルの席に着いたウィンに、アリーマがクッキーと思しきものが乗った皿を寄越して、
「………ありがとうございます。」
ウィンは控えめな声でお礼を返して、クッキーを口にした途端、
「〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
途轍もない辛さがウィンの舌を襲ってきた。辛い物は彼女が最も苦手とするものだ。
その様子を見たアリーマが、
「あ、ウィンってば辛いモノ、ダメだったっけ!」
と言って、慌てた様子で水差しに入っているものをコップに注いでウィンに渡した。
「けほっけほっ…ありがとうございます。」
受け取った飲み物を急いでコクコクと飲むウィン。コップに入ったうちの半分程飲んで、
「…………?」
怪訝な顔を浮かべる。
324261:2008/12/24(水) 12:23:55 ID:IY7OAMrH
ごく僅かだが何か味がする。
「…水じゃない…?」
アリーマにその顔を向けて訊く。
「あ、分かった?」
アリーマは怪しげな笑みを浮かべている。それを見たウィンが再度尋ねる。
「何ですか、こ―――」
最後まで言葉を言う前に突然視界が暗転し、ウィンは気を失った。


「ぅ…………?」
ウィンが目を醒ますと、そこはコンクリートの壁に囲まれていた。
「どこ―――?」
辺りを見回そうとすると、

ジャラッ

という音が後ろでした。
「―――ぇ」
ウィンは一体自分がどういう状況にあるのか分からなかった。いや、分かりはしたが頭がそれを受け入れられなかった。
ウィンは立っていた。背中には一本の鉄製の棒があり、さらにその後ろで両手を手錠で繋がれていた。つまりウィンは拘束されているのだった。
(どうして―?)
最後に覚えてる事は確か…休憩所に行ってアリーマと一緒に―そうだ、彼女に手渡された飲料を飲んで気を失ったのだ。
つまり、ウィンを拘束したのは――
「お目覚めかしら?」
―アリーマの声だ。ただしスピーカー越しだ。しかもやたらと部屋の中で反響している。
325261:2008/12/24(水) 12:24:53 ID:IY7OAMrH
「………ここは…?」
アリーマが答える。
「第6実験室よ。机に頭をぶつけて忘れちゃったかしら?」
ウィンが改めて部屋見回すと、なるほど、壁に角がなく、終わりが見えない高い天井、エコーする音、確かにウィン達がいた第6実験室だ。
「なぜ―――」
ここに?と訊こうとする前に、
「ウィン、あなたテープどうして取らなかったの?」
アリーマがウィンの声を遮って尋ねてきた。
「え…?」
「テープよ、テープ。あの被験体の口に貼ってたテープよ。どうしてあれをここでさっさと剥がさないかったの?」
「……………?」
いきなりそんな事を訊かれても、何のことを言ってるのか分からない。
「所長の前で口にされるのが怖かったのかしら?」
「………何を?」
「決まってるじゃない、あなたがあの実験で発情してたことよ。」
突然言われて脳裏からあの実験についての記憶が引き出される。
「ぁ……。」
「そうなんでしょ?」
アリーマの楽しそうな声が部屋に響く。
「…そんな事…無いです。」
ウィンが小さな声で呟いた。
「あら、そうかしら?」
「あの実験で被験体に変化は見られませんでした…。」
「被験体には、ね。あなたはどうだったの、ウィン?」
326261:2008/12/24(水) 12:26:04 ID:IY7OAMrH
ウィンは下を向いて、
「私にも……。」
「あら、嘘は駄目よ、ウィン。」
「嘘なんか…。」
「あのね、私はこの第6実験室のモニター室でその部屋の中の状態を測定してたのよ?」
「………。」
「確かに被験体の体調には変化は無かったわ、でも。」
アリーマは言葉を区切る。
「あなたはそんな事無かったわよ、ウィン。サーモグラフィーで見てたけど、あなた実験が始まって5分も経たないうちに、凄い勢いで体温が上がっていったわ。」
「………それは……。」
「つまりこれの示すところは、あの音波が確実にあなたに影響を及ぼしていたという事よね?媚薬効果が出ていたっていう。」
「…………。」
サーモグラフィーでの測定結果に嘘があるとは流石に言えない。
「でも、さっきあなたは私にそんな事無いって言ったよね?これってつまり、先輩の私に嘘ついたって事だよね?」
意地の悪そうなアリーマの声がまた響く。
「そんな悪い子にはお仕置きしちゃうから♪」
「え………?」
妙に明るいアリーマの様子に、ウィンは嫌な予感を感じた。一体何を……?

ピィーーーーン…

透明な、高くて細い音が部屋に響いた。
――――あの音だ。
327261:2008/12/24(水) 12:27:11 ID:IY7OAMrH
アリーマがモニター室から第6実験室に媚薬音波を流し始めて5分。サーモグラフィーを通してみるとウィンの体温がみるみるうちに上昇していくのが分かる。
「ほら、やっぱり効果が出てるわよ、ウィン。」
アリーマはマイクを通して楽しげにウィンに言った。
「……………。」
ウィンからは返事は無い。
アリーマが高解像度カメラで撮されるウィンの様子を眺める限りは未だ何も変化が無いように無いように見える。しかし、恐らくウィンの秘所はすでに湿り気を帯びてきている筈だ。
なぜ連れてきた被験体には効果が現れず、ウィンには効いたのか。その理由は「個人差」から来るものだろう。
ただ単調にピンピンと鳴っているようにしか聞こえないこの音波だが、実は高低様々な周波数が混じった複雑な「和音」だ。
人間の耳に感知できる音の高さはおおよそ20Hz〜20kHzだ。しかし、これには往々にして個人差があり、さらには20歳を超えた辺りからすでに聴力の退化というのは始まっているのだ。
328261:2008/12/24(水) 12:28:18 ID:IY7OAMrH
ウィンは今17歳、もともと五感がとても優れていた。
アリーマがウィンの飲む紅茶に何か新発明の薬品を仕込んでも、口にされる前にその敏感な嗅覚で看破される事が多かった。
今回は策を練って、ウィンの苦手とする激辛クッキー(無臭化にどれほど苦労したことか)を与えてパニックにした状態にし、アリーマが開発した強力な気絶剤を混ぜた水を飲ませたのだ。
329261:2008/12/24(水) 12:29:23 ID:IY7OAMrH
音波の再生から10分、カメラ越しのウィンの様子を見る限りは変わりは無かった。サーモグラフィーで見る限りではすっかり茹で上がっているが。
「あなたって本当に強情よね。もっと素直によがってくれれば面白いのにね。私だったらコレが効いたら10分も、多分5分もじっとしてられないわよ、きっと。」
アリーマが声を掛ける。
「………………。」
ウィンは相変わらず黙り込んでいる。
「ま、そんな所がウィンのいいところなのよね。」
そしてアリーマはそんなウィンがよがり狂わせてみたいのだ。
「所長は…どうするつもり、ですか?助手の姿が見えなくなったら…」
「あら、所長が私たちを探す心配は要らないわよ。」
「………ぇ?」
「長官に呼ばれたみたいでね、首都に向かってる筈よ、今頃。研究所に帰ってくるまでどんなに早くとも、あと4時間は掛かるわね。」
「……………。」
「それにね、ウィン。」
アリーマは言葉を続ける。
「所長が帰ってくるまでには、あなたをすっかり素直にさせてあげるから♪」
「………………。」
ウィンは何と返したらいいのか分からなかった。
330261:2008/12/24(水) 12:30:05 ID:IY7OAMrH
「さっき50分間この音波に堪えてたみたいだけど、今度はどの位もつかしらね、ウィン?」
「…………………。」
「そんなずっと黙っててもつまらないわよ、ウィン。それとももう声をだす余裕も無いの?」
「………………。」
ウィンは相変わらず黙り込んで、そんな彼女にアリーマはため息をつく。
「うん、決めた。」
「……?」
「あなたが自分から声を上げるまでこの音波、流したままにしてあげるから。」
「………っ。」
ウィンはその言葉に息を飲む。
「もし音波を停止して欲しかったらちゃんと言うのよ、どうかやめてください、お姉さまって♪」
その口調はまるで何かを閃いた時のように嬉々としていた。
「音波を…止めてください。」ウィンは小さく呟いた。
「あら?」
「どうかやめてください、お姉さま………。」
呟くように続けた。
「駄目よ、ウィン。そんな呪文みたいに言われたって。もっと心をこめて言わないと。」
「………。」
「もっとウィンがいっぱいいっぱいの状態になってからじゃないと意味がないの。」
意地の悪そうなアリーマの声が響く。
「………。」
「じゃ、頑張ってねウィン。」
331261:2008/12/24(水) 12:31:01 ID:IY7OAMrH
音波を流し始めてから20分後。
「あら?」
ウィンの様子を見てアリーマが声を出した。
「……っ……っ………ふ……………」
先ほどから僅かに大きくなったウィンの呼吸音が実験室に木霊していたが、今度は体が震え始めたように見える。
「ねぇ、ウィン?」
「…っ………?」
「さっきから体が震え始めて来たけど、あとどれくらい保ちそう?」
「…………っ」
アリーマの言葉を聞いてウィンはすっと背筋を伸ばした…が、まもなくふるふると体がまた震えだす。
「何も無理しなくていいのよ、ウィン。もう降参します、って思いながら言えばいいのよ?」
そのヒネた口調はまるでネリアスのそれだ。
「…………っ…………ぅ……………っ…………」
ウィンはそんなアリーマの言葉を耳にする度に、そんな事を口にしたくないという気持ちが強くなっていく。
言えばすぐに音波が停止するのに、そんな事言いたくないがために、自ら自分の首を絞めている、といった悪循環だった。
332261:2008/12/24(水) 12:31:46 ID:IY7OAMrH
音波を流し始めてから30分後。
モニターのウィンを見ると、明らかに足をもじもじとすり合わせる様が映っている。
さらにモニター室のスピーカーからは、ウィンの悩ましげな(というにはまだ容姿は幼い感じが残るが)吐息が響いてくる。
「ねぇ、ウィン?」
音波の媚薬効果を必死に堪えるウィンに声を掛ける。
「もうあれから30分経ったわよ?そろそろ音を上げてもいい頃じゃない?」
「……っ…………っ…っ……」
しかしウィンは潤んだその目をカメラ越しにアリーマに見せるだけで何も言わない。
「ホンっト強情なのね、あなたって。k-254を初被験したときにはあんなに素直だったのにね?」
アリーマの言葉にウィンの記憶の底からあの時が蘇ってくる。
「もうこっちも待ちくたびれちゃった、ウィン。だからね……」
「………っ?」
「ちょっと攻めてあげる♪」
「………?っ――――――!!」
下向き加減だったウィンの顔が上に跳ねる。
333261:2008/12/24(水) 12:33:09 ID:IY7OAMrH
ウィンが身につけた下着の秘所にあたる部分が突然振動し始めたのだ。
「どう、驚いたでしょ?」
「くぅっ…ふぁ……ぁ…っ……―――っ!」
「折角ウィンが珍しく倒れてたんだもん、何もしないって手はないからね。ちょっと玩具を仕込んだ下着に履き替えさせたの。」
明るいアリーマの声が響く。
「どう?付け心地は?ねえ?」
「や、やめてっ……くだ…さいっ…、お、お姉さ…まっ……!」
零れるような声でウィンが言った。
「あれ、降参する?もう限界なの?」
「はやく…と、とめっ……てくだ…っ…!」
「どっちを?音波の方?それとも振動の方?」
わざとらしく訊いてくるアリーマに、
「両…方とも……で、す、くぅっ……」
「はいはい、今止めるからね♪」
やがてあの高く響いた音波とウィンを襲った振動がとまり、
「はぁ……はぁ………ふぅ………」
ウィンの吐息だけが木霊した。
334261:2008/12/24(水) 12:33:52 ID:IY7OAMrH
「ねえ、ウィン?」
そこにアリーマの声が木霊に加わり、
「何回イったの?」
と訊いてきた。
しかし、
「はぁ…っ………はぁ………」
返ってくるのは吐息だけ。
「ね〜え?」
とまたアリーマの声が響くと同時に、
「くぅっ………っぁ………!!」
ウィンの秘所をまたも振動が襲ってきた。
「に……2回…で、す…っ…!」
絞り出すようにウィンが答える。
「へ〜、あんな短い間に2回もイっちゃったんだ〜。スゴいんだね、あの音波。」
今度はアリーマの声と同時に下着の振動が止まった。
335261:2008/12/24(水) 12:36:04 ID:IY7OAMrH
音波が止んでから3分後、実験室にアリーマが入ってきて、
「ウィン、お疲れ〜」
休憩所の時と同じ言葉を掛けてきた。
「スゴいんだね、あの音波。耳にしててどんな感じなの、ウィン?」
ウィンは潤みきった目でアリーマを睨んだ。
「ね〜え、答えてよ〜?」
カチッという音がアリーマの手から聞こえると、
「っ―――――!」
またウィンの秘所に振動が送られた。
「どうだったの〜ねえ〜?」
じゃれつくようにアリーマが訊いてきて、
「だん…だ、ん…頭が…ぼ、ぼーっとし、て…きまし…た………っ」
ウィンが答える。
「ふ〜ん、そうなんだ。」
またカチッと音がして振動が止まり、ウィンの吐息が部屋に木霊する。
「ホント、ウィンの喘ぎ声って可愛いんだから♪」
カチッとまた音がして、
「くぅっや、やめてくだ、さ…いっぁっ……ぁっ――――――!」
ウィンがびくびくと体を震わせて、へたりと床に座り込んだ。
「あ、またイっちゃったの?」
「とめて…くだ…さい…、お願、い…しま…すっ…」
「お姉さま、は?」
「お、お願い…します…ぉ…お姉…さ、ま…っ!」
「はい、よく言えました♪」
カチッと音がして振動が止む。しかしウィンの体は暫くの間ふるふると震えていた。
336261:2008/12/24(水) 12:38:01 ID:IY7OAMrH
以上が中編になります。
相変わらずのブツ切れ投下で読みにくいと思いますがご容赦下さい。
後編はあまり長くないと思います。
以上>>261がお送りしました。
337名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 16:22:04 ID:WCoXsvCY
GJ
後編も心待ちにしてますwww
いじられるウィンかわいい!
338名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 11:03:26 ID:/kloKRNT
>>336
乙!
339名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 13:36:11 ID:mzgMOn6e
>>336
GJ!
それにしてもクリスマスのせいか過疎ってるな
340名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 02:33:25 ID:X7bddmOc
唐突だが、俺にはちょっとした特殊能力というヤツがある、言ってしまえば超能力、瞬間移動とかってやつ
タネも仕掛けも何もない、使ってる本人がどうなってるか一番知りたい、ただ便利だなとは思う

その時の状態にもよるが大体半径5m程度の情報が見なくても聞かなくても分かり、その中でならどの位置でもワープする事が可能だ
自分の他には直接触っているものだけが一緒に移動する、最短で0.5秒おきの連続使用が可能
ちょっとずつ休めばいくらでも使えるが
休憩無しだと7〜8回使うと頭痛がし、3〜40くらいから吐き気、眩暈がする、それでも無理矢理使うと意識が飛び、気が付くと変な所で寝てたりする

一度上半身を出してコンクリの中に入ってみた事があるが、今までいた位置に自分の下半身と同じ形のコンクリが置かれてた
どうやら瞬間移動といっても超速で移動するのではなく、俺の体と移動する先のものが入れ替わっているようだ

最初に言った通りどうなってるかはホントに不明、ヘンな研究機関のモルモットにされるのも嫌だし調べるつもりもない
物心付いた頃には既に道端でホームレス暮らしをしていた、今だって家と呼べるものはない天涯孤独の身だ
家族はおろか自分の名前も歳も知らない、名前が無いと色々と不便だったから「僕」と名乗る事にした、特に理由は無い
子供の頃の俺が適当に考えてつけた名前だ、一人称が俺で名前が僕というのだから少し笑える
341名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 06:55:05 ID:BKy3qSne
>>340
超能力スレの方がよくない?
342名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 19:55:57 ID:VKqtAGKa
サリの続きを頼む・・・
343名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 04:47:30 ID:BgByWZsP
「ふっふっふ……ついにお前達にも最後が訪れるようだな」
私は口角を上げ、ニヤリと心から愉快そうな笑みを浮かべた。
拳を地面に叩きつけながら唇を噛む武闘家。
MPが切れ、悔しそうに顔を歪ませる僧侶。
杖を頼りになんとか立ち上がろうとする魔法使い。
そして…私が最も痛めつけたい憎き勇者が地面に膝をついている。
…残念ながら顔は俯いていて見えないが。
「お前等なんか私が本気になればこんなものだ!
 所詮は人間…諦めて私の父上の下僕となるがいい」
黒く伸びたツインテールを風で揺らしながら私は得意気に薄い胸を張る。
「誰が…魔王なんかにっ…!」
屈辱に塗れた声を漏らしたのは普段きつい目つきで私を睨みつける武闘家。
「従うわけない…でしょ!」
漸く立ち上がった魔法使いが私を睨みつけながら強がって見せる。
「私達は……この命が尽きようとも、貴方達に抗うわ…!」
最後に、腰まで届く髪を靡かせながらどこまでも神を信ている僧侶が言い切った。
「ばっかじゃないのアンタ達。それ、ボロボロの状態で言う事じゃないのにさー」
私はあまりの必死さについつい噴出してしまった。
ああおかしい、こういうバカどもを力で捻じ伏せるのはこの上なく快感だ…。
そんな有頂天の私に、やっと口を開いた勇者の声が響いた。
「…わかった。従おう!」
顔を上げてやけに強い口調でそう言った勇者を他の3人はありえないものを見るような目で見ていた。
…それは私も同様だった。
「俺は従う!今すぐ魔王の元……いや、お義父さんに会わせてくれ!!」
……誰しも口を開けずにいた。
ただ1人、バカ勇者が熱く拳を握り締めているだけだった。
「…? もしかしてミリちーは結婚してから紹介したいタイプだったのか?
 いやいやそれはさすが駄目だろう。道徳的に…いくら魔王だからといって…」
1人延々と駄目だ駄目だ、まずは挨拶から…とかなんとかバカな事を勇者は呟いている。
私は漸く…キレた。
344名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 04:48:40 ID:BgByWZsP
「ばっ………バカな事を言うのも大概にしろ!!このバカ勇者!!!」
「ええっ!?どこがバカな事なのさ。おれ真剣だよ?」
「誰が…アンタみたいな正義正義した勇者と結婚するか!!
 私は魔王の娘だぞ!いい加減脈がない事くらい気づけ!」
「ハッハッハー、いいんだよいいんだよ無理しなくて。
 本当はミリちーが俺にゾッコンラブ!だってことは承知してるからさー」
そう言いながら勇者がにこやかに私に近づいてくる。
「っ!? く、来るなぁぁーー!!」
その笑顔に身の危険を感じ、身体が勝手に魔法を繰り出していた。
けれど勇者はボロボロになっていた筈なのに…何故か食らっても平気な顔をしていた。
「なっ、なんでぇ!?アンタ私に負けて………」
「んー、ミリちーに負けたらお義父さんのところに連れて行ってくれるかなーとか思って。
 だから今日はわざと手を抜いてみたよー」
…プツンと、私の中の何かが切れた。
「………ふ…………」
「…ふ? …不倫でも貴方を愛したい?」
「……ふぇぇぇん………折角…折角勝ったと思ったのにぃ…!」
この日の為に沢山準備をしてきたのに。
お小遣いを溜めて強い武器を買ったり…。
モンスター達や部下達のスケジュールが合う日を選んで…。
念には念を入れてトラップや魔封じの札だって用意した。
お金もかかって時間もかかって…漸く作ったチャンスだったのに…!
「うううぅぅぅぅぅぅっ……ひどいよぉ…折角頑張ったのに!うわぁぁーーーん!!」
とうとう私は泣き出してしまった。
涙が止め処なく溢れてくる。
憎き勇者は私の涙にオロオロしているようだ。
「み、ミリア様!ここは一先ず退却いたしましょう!」
「…うっ、ぐす…うん……退却ぅぅ………」
涙声で部下にそう指示して、ぐいっと涙を拭う。
そしてビシッと勇者どもに指を突きたてる。
「…きょ、今日はこのくらいで勘弁してやる!
 次会った時がお前達の最期………なんだからぁぁ!」
最期は涙声でうまく言えたか心配だったけど、私は一刻も早くこの場を立ち去りたくて足早に部下の作った転送用魔方陣の上に乗った。
「ミリちー!愛してるよーーーー!!!!」
バカ勇者が手を振りながらまたバカげた事を言っている。
「…アンタなんか、だぁぁぁぁーーーーーーっい嫌いなんだからぁぁぁーー!!」
私は精一杯勇者に向って言葉を返す。
…なんでこんなバカ勇者にわざわざ反応してやってるのか自分でもわからないけど、とにかくあいつはむかつく奴だ!
だから大嫌いだ!
私は徐々に転送されながら、ニコニコと笑顔で手を振る勇者をいつまでも見続けていた。


スレのタイトルに合ってるかわからないがあけましておめでとう保守
345名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 04:54:25 ID:BgByWZsP
…間違えた、スレ間違えましたゴメンナサイ
346名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 06:37:34 ID:VJUYQu2l
気の強い強気な女の娘が堕ちてしおらしくなりゆく瞬間に…

新年早々間違えたって仕方が無いさ、
似たようなスレタイなんだからw
347名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 08:02:55 ID:bS8XLbGO
むしろ新年早々いいモン読ませてくれてありがとう、作者の凡ミス含めて和んだよ
34855:2009/01/01(木) 13:26:45 ID:/jA5VkDE
 榊原には観ると啖呵を切ったが、結局、その晩は動画を見なかった。SDカードをPC
に差し込むところまではできたものの、再生するには踏み切れなかったのだ。調教部屋で
自分が見せた姿は惨めなものに間違いなく、直視するには並々ならない覚悟が必要だった。
(観るのは明日にすればいい。いいえ、別に観る必要もなかったんだわ。こんな不愉快な
物をわざわざ観ないといけない理由なんてないじゃない)
 弘樹は嫌がらせのつもりで送ってきたのだろうから、適切な対応はそれを無視してやる
ことだ。美月がどこまで知っているのかも気にかかるが、その問題はひとまず置いておこ
う。それよりも大事なのは、学校生活にどう対処していくかだ。
 私は頭を捻ろうとしたが、疲労の貯まった体が強く睡眠を要求するのに負けて、まとも
な策を見いだす前に机で眠ってしまった。翌朝、突っ伏した格好で目を覚ました私は、慌
てて準備を整える。
 眠ろうとしても寝付けないというのに、集中したいときに限って眠くなってしまうこと
が不条理だった。机では疲れが取れず、美月の居る学校へ向かうのは気が引け、全身が鉛
のように重い。
 とはいえ、相手がこちらの体調を気遣うはずもなかった。
 無理に普段通りの朝食を胃に詰め込んでから、気合いを入れ直して家を起つ。
 
34955:2009/01/01(木) 13:27:36 ID:/jA5VkDE
 以前なら私が登校する時間には、部下が校門前で待っているのが日常だった。しかし今
朝、送迎の車から降りた私を待っていたのは、取り巻きを引き連れた美月だった。私の側
には誰もいない。
「おはよう、砂理」
 にこやかに挨拶する美月の傍を素通りして、足早に校舎へ向かう。歩幅で少々劣る美月
は小走りにこちらと足並みを揃えながら、そっぽを向く私に構わず話し続けた。
「体の調子は大丈夫? 無理しちゃ駄目よ?」
「・・・・・・」
「返事がないわね。気疲れしているのはわかるけど、苦しいときほど笑顔が大切なの。ほ
ら、にっこりしてご覧なさい」
 私は更に足を速める。
 明るかった美月の声に、不満げな色が混じった。
「ねぇ、忘れてないとは思うけど、あまり態度が悪いとあなたは困ったことになるのよ?」「私はね」
 私は立ち止まって、身を寄せてくる美月の双眸を真っ直ぐ睨み付けた。
「時々耳が悪くなるのよ。だからあなたが腐った口から調子外れな雑音を吐いたとしても、
気がつかないかもしれない。そうしたら命令されても気づかないかもしれないけど、その
ときはご免なさい」
 以前、弘樹が使った屁理屈。まさか自分で使う日が来るとは思わなかった。その後も嫌
味を続けようとする美月に構わず、教室へ向かう。けしかけられた取り巻きに囲まれるく
らいのことは覚悟していたが、美月は意外にあっさり引き下がり、無理に追ってくること
はなかった。
 そのまま午前の授業はつつがなく進み、目立った攻撃も受けないまま四時限目の体育が
終わった。
 だからといって、油断したつもりはない。更衣室はもっとも危険な場所の一つであり、
次に使う生徒が入ってくる時間まで入るのを待つべきだと知ってはいた。けれど授業が終
わると同時に捕まえられ、四人がかりで引きずり込まれてしまっては、流石にどうにもな
らない。
35055:2009/01/01(木) 13:28:21 ID:/jA5VkDE
『あなたが罹っている時々頭が悪くなる病気なんだけどね、治す方法を知っているの。痛
くないからじっとしていなさい』
 ボールペンでそう書いてある紙を、美月は両手脚を捕まえられた私の顔に押しつけた。
「悪くなった頭でも文字は読めるのかしら。それも無理ならよっぽど重傷だろうから、べ
つにいいわよね」
 立ったまま更衣室の壁に押しつけられた私の前に立って、美月は手に持った剃刀とクリ
ームのチューブを強調して見せた。美月が合図すると、横から伸びた手が体操服の短パン
とショーツを腿の辺りまで降ろす。
 脱がされたことにショックはあまりなかった。覚悟していたということもあるが、慣れ
てしまったせいでもあるかもしれない。慣れだったとしたら、脱がされ慣れたという事実
の方がよほど苛ただしかった。
 露出した茂みの中から一本を摘んで引っ張りながら、美月は言った。
「体毛を剃ると、人の言うことをちゃんと聞けるようになるらしいわ。最初は陰毛、もし
それでも治らなかったら眉毛、それでも悪いままなら坊主にするといいんですって。一回
だけで治ればいいわね」
「くだらない・・・・・・知性の感じられない発想だわ」
「あら、聞こえていたの。まぁいいわ、さっさとやりましょう」
 美月はクリームを手にとって、黒い茂みに塗り込めていく。弘樹のものよりも繊細な指
先が、明らかに愛撫を意図した動きで丘の上をなぞる。むず痒さが腰回りに広がった。自
然と唸るような吐息が口から吐き出される。
「感じる?」
「鬱陶しいだけよ。やるなら早く済ませなさい、無駄に煩わせるのは止めて欲しいわ」
「ふぅん・・・・・・やぱり弘樹君からじゃないと嫌なの?」
「なっ!?」
 予想外の流れに不意を打たれる。美月は割れ目のうえにのせた指先を上下させながら、
底意地悪そうに口端を吊り上げて、周りの女子へ視線を巡らせた。
「こいつ、今はこんなに怖い貌してるけど、乱れると情けないのよ? アンアン言いなが
らやめて〜いやぁ〜って必死にお願いしてたんだから」
「あ、あれは、だってっ!」
 私を捕まえている女子がくすくす笑う。同じ更衣室内で見て見ぬ振りしている女子達は、
口々に勝手な話を始めていた。
「いまさら強がって見せたって怖くないのよ、ワンちゃん?」
35155:2009/01/01(木) 13:29:31 ID:/jA5VkDE
「犬じゃない! そんなの、あんた達が勝手に言ってるだけでしょう!」
「そんなことないわ。砂理も自分で認めていたじゃない」
「だからあれは、仕方なく・・・・・・」
「どうして仕方なかったの? どんなことをされて、どんな風になったから? みんなに
教えてあげてくれないかしら?」
「・・・・・・っ」
 口ごもる私に追い打ちをかけてくる美月。動揺の隙を抜けるようにして、恥丘から昇っ
た刺激が脊髄を駆け上がった。
「やられたことを思い出してムラムラしてたりして?」
「わ、訳のわからないことを言わないでっ」
「まぁいいわ。時間も勿体ないし、そろそろ剃りましょうか」
 美月は身を屈めて、カバーを外した剃刀を茂みの端に当てた。
 しょり、しょり、と縮れた陰毛は端から少しずつ刈り取られ、地肌の色が表に現れてく
る。少なくない人目の前でこんな仕打ちを受けることに、ふつふつと憤りが沸き上がった。
「これで半分つ〜るつる〜っ。折角だから写真に撮っておきましょうか」
「余計なことはしないで、さっさと済ませなさい」
 暴れ出したくて仕方がなかった。と言うより、既に暴れようとしているのだが、手脚を
がっちり捕まえられているせいで動けないでいた。
 陰毛を剃る作業を中断した美月は、携帯で写真を撮影する。
「この写真、男子に売ったら幾らになるかしら?」
「いい加減にしなさいよこの下衆! そこまで付け上がるようなら容赦してあげる理由な
んてないのよ!?」
「そうねぇ、これは砂理の言うとおりだわ。本当のご主人様から許しを貰わないで、砂理
の体を勝手に売り物にするなんて、あまりにも非常識よね」
「な・・・・・・あ、あいつは主人なんかじゃないわよ! 私は誰にも飼われてない、あなたた
ちは揃いも揃って勘違いしているだけ。こんなことができるのは今だけよ、美月も、美月
の言うことをきいている奴も、私を助けようとしない奴も、みんなただじゃ済まないんだ
からっ!」
「ふふ、暴れないの。肌に傷が付くわよ?」
 再び丘の上に剃刀の刃を当てて、美月は残り半分の陰毛を刈り始めた。程なく、秘所は
覆いをなくして裸にされる。
美月は改めて、パイパンにされた私の股間を撮影した。
35255:2009/01/01(木) 13:30:13 ID:/jA5VkDE
「どう? これで少しは人の話が聞けるようになった?」
「あんたの声なんてまともに聴いたら耳が腐る」
「なんだか、身の程を勘違いしてるのは砂理の方みたいね」
「何ですって?」
「弘樹君から送られた動画、まだ観てないんでしょう? 昨日渡した手紙に同封されてた
って電話で聞いたの。あなたは自分の姿から目を逸らしているみたいだから、一度観てみ
るといいわ」
「何で私が、あんな物を・・・・・・」
「どうせ怖くて観れないでしょうけどね。あんな物を観たら、二度と自分をお偉い様だな
んて思えなくなるでしょうから」
「挑発しているつもり?」
「観る勇気がないの?」
「・・・・・・わかったわよ。そのくらいどうって事ないもの。勝手に盛り上がっていればいい
んだわ」
 私は渋々頷いた。もちろん依然として気は進まない。けれど、観ないことで美月に優越
感を与えてしまう訳にもいかない。
 その後、私は生まれて初めてパシリをやらされた。召使い扱いは下校時刻まで続き、動
画を必ず観るよう念を押した上で、美月はようやく私を解放した。
35355:2009/01/01(木) 13:31:00 ID:/jA5VkDE
 SDカードに書き込まれた動画データがPCのプレイヤーで再生される。映像は無駄に高画
質だった。再生が始まると、プレイヤーのウインドウが大画面ディスプレイいっぱいに拡
大される。
 私は慌ててウインドウを最小化した。大画面でこの映像を観るだけの勇気は、流石にも
っていない。再生すること自体、悩み抜いた結果なのだ。
 動画は顔に覚えのある少女が後ろ手に手錠をかけられる場面から始まる。内容は編集さ
れ、少女と弘樹との遣り取りは手短にカットされていた。少女は床に引き倒されてから、
バイブを入れかけたところで中断して生尻を曝し、改めてバイブを入れられて崩れ落ち、
痙攣しながら床を這い回っていた。卑しい姿。実際に観たことはなかったが、画面の中の
少女が曝す痴態はAV女優やソープ嬢といった卑賤な女の所行そのものに見えた。けれどお
かしな事に、その少女は時々、弘樹から『砂理』と名を呼ばれていた。
(これが、私・・・・・・?)
 覚悟していた以上にショックな光景。まだ真新しい、決して屈しないという誓いが、掻
き集めて再構築したばかりのプライドが、綻んでいく。
『はあっ、やめっ・・・あっ・・・・・・ん、はぁ・・・』
 胸と陰部を同時に攻められながら、少女は必死に藻掻いていた。しかし抵抗は無意味そ
のもので、弘樹の手と、振動する機械は、易々と少女を喘がせる。それこそ玩具を扱うよ
うに、少女の体を悪戯に弄ぶ。
『ぁ――――っ・・・・・・はぁ・・・はぁっ・・・くぅ・・・っ・・・はぁ・・・』
『はは、ごめんごめん。遊びすぎた』
 朗らかな笑い声が、カメラに後頭部を向けた男から発された。
 それから弘樹は精液の塗られたリモコンを私の顔に寄せる。このあたりの会話は、全く
編集を加えられないまま収録されていた。
『あ、なた・・・いいと、おもってる、の・・・この・・・・・・この、わたし・・・に・・・・・・こん、な・
・・こんな、屈辱っ・・・』
『この私って、どんな私だよ。いままでずっと勘違いしていたみたいだな』
 記憶がフラッシュバックして警笛を打ち鳴らす。
 ここから先を観るのは危険だ。私の中に深く突き刺さった一言が、弘樹の口からでよう
としている。再生を止めたいという想いと、ここまできて逃げ出したくないという想いと
が葛藤している間に、その瞬間は訪れた。

『おまえはな、犬なんだ』
35455:2009/01/01(木) 13:32:06 ID:/jA5VkDE
「――!」
 必死に引き剥がそうとしてきた歯車同士が噛み合ってしまった感触。映像の中の私は犬
呼ばわりされた事に不快感を示したが、自分が弘樹から快楽を与えられる姿を客観的に観
てしまった私の感情は、その言葉に強く逆らってはくれなかった。
「ちが、う・・・違う・・・・・・!」
 口にする否定の言葉が、自分の耳にも白々しく聞こえる。
 思い出されるのは、嘲笑する美月の余裕に満ちた眼差し。私がどれほど超然としている
ように振る舞ったとしても、この動画を観ている美月のまえでは、容易に一笑されてしま
うだろう。二度と、私を畏れることはない。
 頬を引きつらせる私の目の前で、映像の中の私は精液の塗られたリモコンに舌を付ける。
 舌の先で電源を切り、バイブの振動から解放された彼女を待っているのは、その日の主
菜だった。
 両手を手錠に繋がれたままバックをとられた私は、上半身を支えることができず、床に
胸から上を押しつけられる。その体制のまま突き上げられ、息苦しさと快楽から何ともい
えない音が吐き出された。容赦なく突き込まれる肉棒が前後するたびに体が跳ねる。
 映像の中の私が喘ぐごとに、これまで築いてきた私自身に対するイメージが崩れていく
ように感じた。
『へぁ・・・うっ・・・・・・ぁ・・・いひゃ・・・や・・・やめっ・・・・・・かお・・・いたっ・・・』
『床で顔を擦りたくなかったら、自分で腰を動かせばいいんだ』
『・・・んっ・・・・・・うぅ・・・』
 自ら腰を動かし始めた私に合わせて、弘樹も肉棒を突く勢い緩やかに変える。
いつしか私は、ひどく冷静に動画へ見入っていた。
 二人は互いに達した後、一息ついた。それから弘樹は私をひっくり返して、正常位で挿
入する。私は手を庇った不自然な姿勢でそれを受けた。その辺りの記憶は曖昧にしか残っ
ていない。その時の私には、まともに物を認識する余裕がなくなっていたためだ。
35555:2009/01/01(木) 13:33:46 ID:/jA5VkDE
『だめ・・・い、いや・・・・・・もう・・・ゆるしてっ・・・いやぁ・・・・・・っ』
『けどなぁ、砂理は、生意気な態度ばかりで・・・いるからなぁ』
『ごめ・・・なさ、いっ・・・・・・ごめん・・・ぁっ・・・おねがいっ・・・ぁん・・・!』
 そこで、弘樹はいったん腰の動きを止めて訊いた。
『自分が犬だって認めるか?』
『みとめる・・・・・・みと、める・・・から・・・やめて・・・』
『前におまえから言われたんだが、犬なら何って答えるんだっけ?』
『え?』
 攻めが再開される。
『犬が、答えるときは、どうするん、だった?』
『わ・・・・・・わんっ・・・!』
『声がっ、小さいな!』
『わんっ・・・ぁ・・・わぅんっ・・・わん・・・ぁ・・・』
 大粒の涙を流しながら、私は一心に声を張り上げて幾度も鳴く。観ている私にも、その
ときの記憶が脳内に蘇っていた。犯されながら犬の鳴き声を上げるという状況が、これま
でにないオーガズムを促していたのだ。
『・・・わ・・・ふぁ・・・・・・ぁあ――――ぁ――――っ!』
 ウィンドウの中で、私が果てる。それと連動するように、PCの前にいる私の頭からも、
充満していた靄が晴れた。無理矢理つなぎ合わせていた自信の残骸が、波に掠われた砂山
のように、さらさらと崩れて消えていく。
 程なく動画の再生は終わった。
 動画が終わってからも私はしばらく動けずに、奇妙にすっきりした心境で、黒一色だけ
を表示したウインドウを眺め続けていた。
「私・・・・・・これからどうすればいいの?」

 

 翌日、なにもする気になれなかった私は、体調不良を理由に学校を休んだ。近頃具合が
悪かったので、両親や家政婦もその言い訳を信用した。美月には逃げたと思われるのだろ
うが、そんなことはもう、どうでもよかった。
 できるなら、消え去ってしまいたい。
 翌々日も休むつもりでいたが、美月から『来なさい。また休んだらバラ撒かせて貰うから』
とメールが送られてきたため、力の入らない体を引きずって学校へ向かった。
35655:2009/01/01(木) 13:47:39 ID:/jA5VkDE
混ざると不便なので以後>>55でいきます。
そろそろ終わりも近くなってきました。
ここまで読んでいただけたなら、残りも是非お付き合いください。
357名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 14:29:30 ID:uJu9F4/C
今年もさっそくGJ!
358名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 14:51:57 ID:+kwbNkAu
じゃりさんかわいそうになってきた
359名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 17:06:49 ID:OmzoStvH
新年いきなり神ktkr!
まってました。続きもよろしくお願いします!
360名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 21:10:07 ID:EM8usFW0
自らが犬であることを認めたことを記憶の奥底に沈めていたのに・・・・
沈めることで自我を保っていたのに・・・
もはやプライドは崩壊寸前だな・・・いや崩壊してしまったか
36155:2009/01/01(木) 22:27:01 ID:/jA5VkDE
購買の焼きそばパン三つとクリームパンを一つ、おにぎり四つと、ウーロン茶とミルク
ティーを二本ずつ。代金は各員から百円ずつ渡され、足りない分は自腹。私にとっては痛
くもない出費だったが、命じられて払うのはやはり癪に障る。両手にポリ袋を提げて、昼
休みの混んだ廊下を歩く。
 購買のある一階から教室のある三階まで昇り、軽く息を切らしながら教室の戸を潜った。
「ご苦労様。あなたの席を作っておいたから、座っていいわよ」
 口先だけで労いながら、美月は床を指し示した。そこには前の授業で貰ったプリント用
紙が一枚敷かれている。それが座布団代わり、ということなのだろう。
 美月本人は手の込んだ弁当を持参しているため、ミルクティー一本を除けば、惣菜はほ
とんど全て取り巻きのための物だった。美月の席の周りに座っている生徒の輪、その外側
に敷かれたプリントが、クラスにおける私の立ち位置だ。手下の、更に下。
 私は弁当を床に据え、プリントの上に膝をついて正座した。
 私を輪の外側に取り残した形で談笑する美月たちをよそに、黙って弁当を口に運ぶ。時
折、これまでなら私の機嫌を伺っていたような生徒が、私を指してくすくすと笑った。沸
き上がる憤りを堪え、笑い声に対して無関心を装う。
「これ、捨てておいてね」
 美月は飲み終えたミルクティーの空容器を、私の弁当箱に放り込んだ。サンドイッチの
上に落ちて、ぱさ、と音を立てる。それに倣って取り巻きたちも、空のペットボトルや、
パンのフィルムを弁当箱に投げ込んだ。ゴミの大半は弁当箱を外れ、いくつかが私に当た
った。
 無抵抗のまま、耐える。相手は私を怒らせたうえで、無駄な抵抗を愉しもうとしている
のだ。直情的に反発するのは愚作と言えた。
 学校で犬扱いされるようになってから四日目、最初のうちはあれこれ命令してきた美月
だったが、私が黙って言うことを聞き続けていると、次第に興味を薄めていった。からか
われることが少なくなり、今では雑用扱いに落ち着いている。
『もう大人しくなっちゃったの。つまらないわね』
 そう失笑気味に言われたのが、妙に胸に刺さった。
 弘樹といい美月といい、よほど私を玩具扱いしたいらしい。しゃぶり尽くそうとするよ
うな彼らの態度を苛ただしく思ったが、今はそれ以上に、恐ろしさの方が勝っていた。自
分はこのまま屈してしまうのではないか、という不安が刻々と膨らんでいく。
(どうしたらいいの?)
 自問するが、弄ばれている間の無力感ばかりが思い出されて、思考がまとまらない。た
だひたすら仕打ちに耐えながら、心を許さないよう努める事ができるだけだった。
36255:2009/01/01(木) 22:27:58 ID:/jA5VkDE
「元気がないわね、砂理。腰が冷えたの?」
 美月の冷やかしに、周りの生徒はどっと笑った。私は表に出そうな反応を抑え込みなが
ら箸を動かし続ける。美月はそこで話しかけるのを止めず、言葉を続けた。
「ねぇ、そろそろ諦めてしまいなさい。化粧を濃くしてるみたいだけど、隈が隠せてない
わよ。肌もガサガサじゃない。ちかごろ寝てないの? 辛い?」
 突発的に叫びたくなるのを、全力で堪える。無遠慮に眺めてくる美月の視線から逃げ出
すことも、我慢しなければならなかった。
「そんなにずっと仏頂面でいなくたって、愛想よくしっぽを振ってくれば可愛がってあげ
るのに。私は従順なペットには優しいのよ?」
「・・・・・・」
「ほーら、媚びてみなさいよ。弘樹君に挿れられていた時みたいに、しおらしくね」
「――黙れっ!」
 忍耐が限界を超えた。弁当箱を放り捨てた私は、右の拳を固めて美月の席へ走り寄る。
が、横合いから飛びかかってきた二人の男子生徒に捕まり、一矢報いるには至らなかった。
邪魔をしてきたのは、寝返った荒事担当の二人。床に押しつけられた私を見下ろしながら、
美月はにんまりと笑った。
「よかった、まだこんなに元気があったのね。もう潰れちゃったのかと心配したじゃない」
「離しなさい、お願いだから私にこいつの貌を殴らせてっ!」
 押さえつける力は強く、抜け出せそうにない。
 美月は私のそばまで歩み寄ると、近くの椅子を私の前まで引いて、そこに座った。
「せっかく這い蹲ってるんだから、靴でも舐めて貰いましょうか。もちろん、命令よ」
 命令、という言葉に粘質な響きを伴わせて、美月は上靴を履いた足を突き出す。
 従うより仕方がなかった。渋々舌を伸ばそうとしたとき、美月が口を挟む。
「そういえばこいつ、弘樹君にこれと同じ事をさせたらしいわよ」
 美月は私でなく、周りの生徒に向かってそれを言っていた。
「どうなったと思う? こいつは靴じゃなくて素足を舐めさせたらしいんだけど、激しく
舐められすぎて感じてたんですって。それから舌を離させようとして椅子の上で暴れて、
床に転げ落ちてしまったらしいわ。つくづく間抜けよねぇ?」
 教室は笑い声に包まれた。
「それはきっと、あなたが這い蹲らせるよりも這い蹲る方が得意な奴だからなのよ。本当
に砂理らしくて無様だわ、その格好」
 あまりにも侮蔑的な言い分。けれど美月の話した醜聞には、誇張らしい誇張はなかった。
明確に否定することができない。こんな発言を許してしまう自分があまりに情けなく、ついに
涙腺が緩んでしまった。
36355:2009/01/01(木) 22:29:12 ID:/jA5VkDE
「あら、可哀想。泣いちゃったの?」
「泣いてない!」
 怒鳴る私に対して、周囲は爆笑した。
 そんななか、上品に笑いながら、美月はおどけた口調を作る。
「そーなんだー、泣いてないんだー。じゃあ砂理の両目からでてるのは何なのかな? 心
の汗? 鼻水? みんな、砂理の顔を見てよ。泣いてるでしょう?」
 周囲から口々に「泣いてるー」「泣いてるね」「涙でてるー」と肯定する声が上がる。
答えなかったのは、未だに腹を抱えて笑い続けている生徒だけだった。
 完全に、見せ物にされている。
「まだ靴を舐めてないわよ。早くしなさい」
 一刻も早く解放されるために、急かされるまま靴へ舌を這わせた。ゴムと誇りの臭いが
口内に広がる。味は感じず、乾いた物に舌が触れた感覚だけがあった。
「よくできました。これで殴りかかろうとしたことは不問にしてあげるわ。二人とも、離
していいわよ」
 拘束を解かれた私は、美月に背を向ける。涙を流してしまった顔を、迅速に取り繕わな
ければならなかった。
 そこへ背後からわざとらしい話し声が聞こえる。
「それにしても、まさか砂理が他人の靴を舐めるような情けない人間だったなんて思わな
かったわ。ほんのちょっと前まではいつも自信満々な貌で胸を張っていて、大勢のファン
と手下に傅かれていたお姫様だったのにね。ねぇ、どうしてこんな風になっちゃったの?」
「――っ」
 気が変になりそうなほどの悔しさに、涙腺が決定的な崩壊を迎えた。
 大粒の涙が勢いよく溢れて顎まで伝い、呼吸が震える。もう取り繕うのは不可能だった。
せめて顔を見られないように、全速で教室を駆け出す。沸き上がる笑い声から逃げるよう
にして廊下を走った。
 激しく足音を立てる私に、廊下を歩いていた生徒の注目が集まる。泣き腫らしている貌
を手で覆って隠しながら走っていたおかげで視界が狭まり、一人の生徒に勢いよく衝突し
た。派手に転倒した私の周りで、通行人は足を止め、私の姿に注視する。
 私は転倒したときに捲れたスカートを直し、すぐさま立ち上がってその場を離れた。貌
も、下着も、大勢に見られていた。まさに形無しだった。
 トイレに飛び込み、鍵をかける。
 洋式便器に腰掛け、そこでようやく一息ついた私は、腰を屈めて泣いた。
 最早この学校に、私の居場所は便所の個室以外どこにもなかった。
36455:2009/01/01(木) 22:31:16 ID:/jA5VkDE
(どうして私がこんな目に遭うのよ?)
 泣かされて、逃げ出した。立場を奪われた私は、ついさっき面子を完全に失墜させてし
まったのだ。美しく気高かったはずの自分はもうどこにも居ない。最早、意地を支える物
が何もなかった。
 負けを認めてしまいたいという感情が胸中で膨れあがっていく。
 抵抗を続ける限り、私は辱めを受け続けるだろう。弘樹や美月が思いつく限りの手段で
私の体は弄ばれる。それら全てに耐えきることにも、再び立場を逆転させることにも、自
信は持てなかった。面子の剥がされた状態では、人目に触れるだけでも心細い。
(私はもう無理、誰も助けてくれない・・・・・・どうしろって言うの?)
 沈んだ胸中へ自問すると、犬になればいい、と暗い答えが浮かんだ。
 全て捨ててしまえば楽になれる。それの何が悪いのだろうか。
 そうして、すっかり弱気になってしまっている自分に気がついて、余計に悲しくなった。
涙もまだとまらない。
 私はハンカチを取り出そうとして、制服のポケットを探る。その時、同じポケットに入
っていた携帯のアイコンが点滅している事に気がついた。メールの着信を知らせるアイコ
ン。取り押さえられたり、走ったりしている間に着信したせいでバイブに気がつかなかっ
たのかもしれない。
 メールの件名は、『弘樹より』だった。





 メールの内容は簡素で、放課後に調教部屋へ来い、というもの。
 気がつけば、私は鞄も置き去りにしたまま学校を抜け出していた。人の空いた住宅街を
走り、マンションへたどり着く。まだ正午を過ぎたばかりで、部屋にはまだ弘樹がおらず、
ドアにも鍵がかかっていた。鍵を入れた財布は、教室に置いたままだ。
 中に入れないと理解したところで、急に力が抜ける。
 その場に座り込んだ私は眠気に襲われて、壁にもたれかかった。
 このまま弘樹が来るまで、しばらくは安らいでいられる。
 ずっとこんな時間が続いて欲しいと思いながら、同時に、早く楽になりたと
いう感情もあった。どちらが本音なのか自分でもわからない。そして考える余裕も、すぐに
なくなる。張っていた気が緩んでしまった私は、溶けるように深い眠りへ落ちていった。
36555:2009/01/01(木) 22:34:53 ID:/jA5VkDE
続く
366名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 22:46:12 ID:xgMhGYXF
リアルタイムktkr
GJ!
367名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 23:04:20 ID:QTdi2YU9
頑張れ、サリー。
もっと折れる寸前の、踏んだり蹴ったりな顔を見せてくれ。
368名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 01:24:00 ID:yl2ZafML
GJ
369名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 08:05:55 ID:IZM68X7c
>>365
相変わらずのGJぶりだぜ

弘樹はともかく、美月や寝返った部下には一矢報いてほしいなぁ
踏ん張れ砂利w
370名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 08:38:39 ID:VuK0N1KA
ついに弘樹、美月以外の三下連中にまで嘲笑や屈辱的な言葉をかけられる様になってしまったか
前の砂理なら脚を舐めるなど絶対何があっても拒絶してたはず
それがクラスメイト全員が見てる中でやっちゃうなんて精神的にもMに目覚めてきたんじゃないの
もともと肉体的にはドエスを装っていても変体マゾの気質があったみたいだけど
371名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 15:30:15 ID:5ewryvVP
サリーがんばれ
クラスメイトからのいじめはムカツクな
372名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 01:30:51 ID:alXj9tVZ
まあ因果応報だがな
373名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 02:45:42 ID:a+SlcEHu
自業自得とも言える
374名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 09:03:27 ID:fRXsEz26
近いうちにSS保管庫を新たに立ち上げるつもりです。
このスレにはいい作品も沢山あるようなので、小生に保管させていただきたいのですが宜しいでしょうか?
375名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 10:13:01 ID:F5jOdXo9
宜しくお願いします
376名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 12:43:41 ID:3pcmhXgQ
>>374
有り難い!頼む!
377名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 15:59:29 ID:K1n7pntz
砂理はそろそろクライマックスか・・・・終わっちゃうのが寂しいな
全生徒が見てる前で美月の脚舐めてしまったからね・・・・完全に犬じゃん
弘樹と美月だけに苛められるのなら耐えられただろうが
一般生徒からの背後からの話し声にはこたえただろうね
全生徒の中で砂理が一番下まで堕ちてしまった
378名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 17:09:28 ID:Q9zuEJnm
なんかサリーがいたたまれなくなってきた。

それでもwktkが止まらない!!!
379名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 19:15:33 ID:7H1M8VMc
むしろ、簡単に堕ちるより、もっと泣かせてえとか思ってしまうw
380名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 01:16:59 ID:TqSkaUtn
かわいそうな目に遭うのがこのスレ的にはGJなんだけど
やっぱ涙目になってしまう。
381名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 01:28:45 ID:H/WJizie
弘樹にいじめられるのはいいが
外野にいじめられると便乗されて獲物をとられた気分にw
382名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 03:18:48 ID:NzXfK1eR
あるあるwww
383名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 10:50:18 ID:AljWhfux
381が核心をついたw
384名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 11:27:21 ID:wTI3OlWr
多分、作者さんはそれをわかって巧みに読者の心境を煽ってる
385名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 12:35:32 ID:9R2+akQK
どうフィニッシュするのか楽しみだなwどう転んでも砂理が女王様に復権することはないだろう
堕ちて堕ちて堕ちまくってくれ
386名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 18:25:11 ID:wTI3OlWr
自分なりの予想は出来るが、万一当たっていた場合に作者さんのモチベを下げるといけないので、何とも言えぬな
387名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 22:22:34 ID:xiQQHQ92
最大限の乙。
388名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 12:19:11 ID:YQV4Ap2J
いじめられっこにいじめられるぐらいまで落ちてしまうんでしょ
女王のときに苛めてた女子に苛められるほどに
389名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 13:21:36 ID:9VZuLywV
ここまでくるとむしろ美月を落したくなってくる強気女萌えの俺
390名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 13:50:19 ID:PJKcQ71u
同意する
391名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 23:24:59 ID:dRoJwmOt
サリーをいじめているのは美月だと思っていたら、本当は女装した弘樹だったんだ!
392名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 23:58:46 ID:dRoJwmOt
自分で書いときながら難なんだが、何言ってんだ?orz
393名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 00:01:23 ID:Du/jrTAd
>>391-392
え、最後は二人仲良くクラス全員に調教されるって流れにつながるんじゃないの?w
394名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 01:19:37 ID:gj4hcQpy
>>391
なん…だと…!?弘樹ハァハァしちゃうじゃないか

って完結してないのにこんなに妄想広げて作者に悪いな…
395374:2009/01/07(水) 19:18:53 ID:mOjvEkr7
保管庫がやっと完成しました!
このスレの管理番号は002です。
http://eroparo.freehyperspace5.com/
396名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 22:16:26 ID:2hSn+zCc
乙!
397名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 23:48:18 ID:umVb37rM
>>374
398名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 12:37:34 ID:8jEVoJwX
>>395
乙!


さて、強気なツンのS子を堕とすシチュエーションを想像でもして待つかな
基本はお嬢さまだな
39955:2009/01/09(金) 21:05:05 ID:XiHSHM0N
十時に砂理のラスト投下します! 楽しみにしていてください。
400名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 22:14:41 ID:cZ/jL3MQ
投下待ち
401名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 22:55:00 ID:yhIQ45S5
まさか午前10時か?
とりあえず裸ネクタイ継続中
402名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 23:19:15 ID:x+pqu0GW
まだかな・・
403名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 01:11:54 ID:wWPP1Pu6
>>399は偽物だったとみた!
>>348の55とは別人だな














もし本物だったらスマン
404名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 02:47:12 ID:YLvRpKBY
あげ
405名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 02:48:24 ID:YLvRpKBY
マダー?やはり午後か
406名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 02:49:59 ID:YLvRpKBY
あ、午前ね。
407名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 03:03:20 ID:XzUDkg5G
55はご期待ください!とか予告しない人だと思うわ
408名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 07:54:58 ID:3lY/LBbv
俺もそれは思った
409名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 11:22:21 ID:mNmSt1gg
唐突に投下していく人だったような。
41055:2009/01/10(土) 21:39:28 ID:BqIxPj/2
 支度のために仕事を早く切り上げ、調教部屋までやってきた僕は、ドアの前にうずくま
った砂理をみつけてとっさに身構えた。まだ授業の終わっていない時刻だ。指定したより
も遙かに早かった。抜け出して、先手を打とうとしているのかもしれない。トラップの有
無を確かめるために、何気ない風を装いながら周りの壁や天井を伺った。一見した限り、
危険はなさそうだった。
 奇妙なことに、うずくまった砂理は先ほどから身動きをしていない。ただ呼吸に合わせ
て、規則的に背が上下しているだけだ。
(眠ってるのか?)
 待ち伏せをしようとしてうっかり眠ってしまったのだろうか。いや、幾ら砂理でもそこ
まで間抜けではないはずだ。多分。
 他に考えられる可能性として、彼女が既に折れてしまっている、というものもある。美
月のいびりに疲弊して、自分の境遇を受け入れてしまったのかもしれない。こちらの可能
性の方が高いような気がした。榊原からの連絡を聞いた印象でも、そろそろ折れるだろう
と予想していた頃合いだ。
 できれば、まだ崖っぷちで踏みとどまっていて欲しかった。
 いったん砂理を置いて部屋に入った僕は、適当な拘束具を取って戻ると、砂理の手脚を
適当に縛ってから部屋の中に連れ込む。人目に付かないよう十分注意した。よほど深く眠
っているらしく、部屋に連れ込んだ後に服を脱がせて、寝台に張り付けても、砂理はまだ
目を覚ます気配がない。伝え聞いていたとおり、陰毛は綺麗に剃り落とされていた。
 ほんの二週間程度の期間で瞬く間に零落し、心身ともに磨り減らせてきたのだろう。く
たびれた寝顔には苦悶が浮かんでいた。目を覚ますまで時間がかかりそうだったので、裸
体の上に毛布を掛けておく。風邪で弱られても面白くない。
 必要な道具の準備を終えたあとは、夕食を取りながら起きるのを待つことにした。この
ワンルームはなかなか環境がよかったので、寝泊まりに使わせて貰うために給湯ポットや
食料を持ち込んである。できることならガスも通しておいて欲しかったが、本来なら住む
ために借りた部屋とは違うので文句を言うのも筋違いだろうし、そもそも僕は勝手に使っ
ているだけだ。
 リンゴと野菜サラダをおかずにインスタント焼きそばを掻き込み、食後に白湯を啜る。
それから一息ついてもまだ砂理は起きそうになかったので、こちらから手を出すことにし
た。
41155:2009/01/10(土) 21:40:34 ID:BqIxPj/2
 穏やかになってきた寝顔にアイマスクをかけ、口にギャグボールを取り付けてから、毛
布を取り去る。何も身につけていない体が空気に曝された。ん、と気怠げに声を出して寝
返りを打とうとする裸体に、マッサージオイルを振りかけてやると、くぐもった呻きをあ
げながら砂理は目を覚ました。
 覚めたといっても、アイマスクに覆われた目には何も見えていない。
「・・・ん・・・・・・はぇ、はひ?」
 言葉になっていない音がギャグボールから漏れ聞こえる。
 まだ状況のわかっていない彼女の脇腹から腰回りにかけて、オイルで湿らせた掌を這わ
せた。目隠しされて触覚が敏感になった体は、不意打ちに対して素直に反応する。
「ぁっ・・・・・・は、はひ!? ふぁ、んっ・・・んぐっ・・・!」
 慌てて起き上がろうとするが、四肢を開かれた状態で寝台の四隅に繋がれているため全
く身動できなくなっている。当然、アイマスクにも手は届かない。
 動転して手脚をばたつかせる砂理に何も言わず、ただ手を動かした。太股から内股、陰
部、再び脇腹を通って、脇からうなじ、耳の裏と丹念にマッサージしていく。何の抵抗も
できない体を隈無く刺激していきながら、じっくり弱い部分を探っていった。
「・・・んぁ・・・・・・は、ぐっ・・・ぁ・・・・・・ひぉひ? はんっ・・・・・・や・・・ぐっ・・・っいっ・・・・・・
ぁ・・・っは? ふっ・・・はっ・・・むぐ・・・・・・はへ、っ・・・ほうっ、ぐっ・・・・・・はあっ!」
 激しく感じていた。何も見えず、口もきけず、身動きもできない不安が刺激に上乗せさ
れ、彼女をいっそう乱れさせている。毛の剃られた陰部も、かなり早い段階から愛液を流
し始めていた。体が弄ばれることに慣れてきている証拠だ。
 もう一押ししてやることにする。
 用意してあった蝋燭に火を付け、左手に持って裸体の上にかざす。赤い筒の先に煌々と
灯った炎が蝋を溶かし、熱い滴が股に垂れた。
「ひっ・・・・・・!」
 砂理は反射的に足を縮めようとして、足首に巻かれた皮バンドに阻まれる。
 蝋燭の突き刺すような熱さからも、彼女は逃げることができないのだ。僕は蝋燭を指先
や、胸の中央へと移してつぎつぎに滴を落としていった。
「・・・っ・・・・・・ふっ・・・は、ひっ!? あむっ・・・ん・・・・・・んんっ! っ・・・・・・はぁ!」
 ギャグボール越しに声にならない絶叫が響いた。
 叫ぶ気力が残っていることに安心する。まだやってもよさそうだ。
 熱いだけというのも難なので、僕は蝋燭を持った左手はそのままに、開いた右手を胸の
上に添え、努めて優しく愛撫を始めた。
  
41255:2009/01/10(土) 21:43:53 ID:BqIxPj/2
「ふぁ・・・く・・・・・・ぁっ! ん・・・くっ・・・んっ・・・・・っ・・・うぅ!」
 無言のまま手を動かす僕の前で、砂理は苦悶と喘ぎとを織り交ぜてもがいている。すら
りとした肢体は大量の汗と、所々に付着した蝋、股間から溢れる愛液に塗れ、本人の意志
とは関係ない痙攣を繰り返していた。恐れと苦痛、そして快楽に襲われているだろう砂理
の心中は、アイマスクとギャグボールに隠れた顔からは読み取れない。
 蝋と愛撫を同時に加えるのは思ったよりも難しかった。手脚を拘束されているとはいえ、
身を揺すれる程度には弛みがある。蝋だけを垂らすならともかく、手も同時に動かそうと
すれば度々狙がはずれてしまうこともあった。
 だがその分、効果も大きい。この苦痛と快楽の入り交じった感覚のなかで、無防備な砂
理は完全な前後不覚に陥っているだろう。
 次第にこちらも熱中し始めて、息が上がってきた。
「・・・ひっ・・・・・・はっ、くっ! ぁ・・・・・・はんっ!」
「どうだ、砂理。 熱いか? それとも、気持ちいいか?」
「・・・・・・っ・・・ん、ひ・・・・・・はあっ・・・!」
 話しかけても、狂乱に近い有様の砂理には答えるだけの余裕がないようだ。最早、口の
きけるきけないは関係ない。そもそも僕の声が聞こえてすらいないかもしれない。
「はあっ・・・・・・っあ・・・はぁ・・・・・・んっ・・・・・・はっ・・・くんっ・・・・・・んっ・・・」
 余裕を失い、もがく力も弱くなるにつれて、裸体からは不安による強張りが抜けていっ
た。蝋を垂らされることに激しい反応がなくなり、口から吐き出される声からも苦悶の含
有率が減少する。
 やがて砂理は艶やかな喘ぎを繰り返すだけになった。割れ目に二指をいれ、膨れた陰核
を軽く摘む。蝋燭は脇腹の上においたまま、陰核を弄る指に意識を集中してやった。
 絶頂まで達する。
「・・・はっ・・・・・・っ・・・はあ――っ!」
 切ない悲鳴が狭い部屋に立ちのぼる。
 その時には蝋燭も半分近くまで溶けてなくなっていた。息をかけて火を消してから、傍
に置いておく。続けて息苦しそうにしている口からギャグボールを外した。それからアイ
マスクの紐に手をかけて、もったい付けるようにゆっくりと外してやる。
「よお、今日もいい声で鳴くな」
 挨拶に、砂理は答えない。
 その代わりに、涙の溜まった双眸が恨めしそうに僕を見上げていた。
     
41355:2009/01/10(土) 21:44:47 ID:BqIxPj/2
「気分はどうだ、学校でもパシリに降格したんだって?」
「・・・・・・」
「下の毛が綺麗になっちまってるな。陰毛を剃るなんて、美月も酷いよなぁ」
「・・・・・・なさいよ」
 砂理が小さく呟いた。
「なんだって?」
「もう、好きにしなさいよ。どうせ私が意地を張ったって無駄なんでしょう? 好き放題
にいたぶられるだけなんでしょう? みんな揃って私が落ちぶれるのを愉しんでるんだ
わ。ええそうよ、私にはもう何もないわよ。全てあなたに奪われたから! いいわよ、犬
にでも何でもなってあげるわよ!」
 痛切に畳みかけられる言葉には、まだ傲慢さが見え隠れしていた。どうやら女王様から悲劇のヒロインに鞍替えしたらしい。まだ折るべき部分が残っているとわかり、心から安心した。
「はは、元気だなぁ」
「余裕ぶらないで・・・・・・っ」
「でもそれじゃまだ駄目だ。強情なところが残ってる。口先だけで犬だって言われて
も困るよ」
「い、今更なによ! だって、あんなに・・・・・・酷いことしながら無理矢理言わせたくせに」「自分が犬だって言うなら、その証拠を見せて貰おう」
 寝台の傍に並べた道具の中から、端にチューブの付いた扁平なガラス製の容器を取って、
砂理の足の間に据える。チューブの先を持ってから、尿道を指で広げた。
「いれるからじっとしてろよ」
「いれるって・・・・・・溲瓶?」
 不自由な体勢から、顔を上げて股間に目を遣る砂理。本来なら端正なはずの細面を引き
つらせ、こころなしか声が震えているようにも聞こえる。
「僕の見ている前で尿を垂らしてみてくれ。犬なら、そのくらい何でもないはずだ」
「そんなもの見て何が面白いのよ! 馬鹿じゃない、あなたそんな低俗な趣味だった
の!?」
「尿を見るのが好きなんじゃない。僕はただ、砂理が人前で放尿するような奴になったっ
てことを確かめたいだけだ。普通の人間にはできっこないが、砂理にならできるだろう?」
「そんな・・・・・・そこまでやらないといけないの? これだけ惨めにされたんだから、もう
十分でしょう?」
41455:2009/01/10(土) 21:45:31 ID:BqIxPj/2
「まだわかってないんだな」
 チューブを尿道に差し込みながら、僕は言った。
「おまえが下らない見栄を微塵も残さず捨ててしまうまで、止めるわけないだろう」
「嫌・・・・・・おしっこは、嫌。そんなの無理よ、謝れっていうならいくらでも謝ってあげる
から、許してよ! 負けなら認めてあげるわよ!」
「どうしても嫌なら、こっちにしよう」
 先ほど使ったアイマスクとギャグボールの紐を摘んで、砂理の顔の上にぶら下げる。
「おまえが漏らすまで、さっきのやつを続ける。いつまでもな」
 砂理の顔に怯えが走った。
 目と口を封じられたうえで嬲られる恐怖は尋常ではない。長時間受ければ神経が参ってしまうだろう。
「ここで垂らすか、耐えきれずに漏らすか、どっちにする? 出せないって言い訳は無し
だぞ。あれだけ長い間寝ていたんだ、全く尿が溜まってないはずないよな」
「・・・・・・」
 砂理は質問に答えず、押し黙った。
 もしここで砂理が放尿を拒んだなら、今までの繰り返しになるだろう。責めに耐えきれ
なくなった彼女が尿を漏らす結果になるのは確実だが、その場合、最後の一線で意地は守
られる。無理矢理やらされただけ、という自己弁護が辛うじて成り立つからだ。これまで
曝してきた醜態は、何らかの形で強要されてのものばかりだった。強いて例外を上げれば
尻字くらいのものだろう。
 逆にここで放尿を受け入れたなら、自己弁護は成り立たない。砂理が陵辱の恐怖に屈し
て、自分の意志で意地を捨てたということになる。放尿の屈辱感は、尻字の比ではない。
彼女のプライドが促されるままに尿を垂れ流す自分の姿を許すはずはなかった。
 つまりこの二択は、砂理がこれからも辱めに耐え続けるか、もしくはここで白旗を揚げ
るかという設問だった。すでに疲れ果てた砂理に、それでもなお食い下がる意志があった
ならば、今回の調教も完遂には至らないだろう。もし仮に彼女が心身を崩壊させるまで敗
北を拒み続けたとしたなら、その時は僕の負けだ。
 黙り込む砂理を無理に追求することはせず、静かに返事を待った。
 沈黙の末、砂理は顔を背け、肩を震わせる。横を向いた顔には、朱がさしていた。
 程なく、チューブの中を黄色い液体が流れ始める。

41555:2009/01/10(土) 21:46:49 ID:BqIxPj/2
 液体は音もなく透明な管を伝い、ガラス製の容器の底に落ちて水音を立てた。風流、と
表していいかもしれない。その液体――尿を垂れ流している少女の姿も含めて。あらゆる
覆いを剥ぎ取られた無駄な肉のない均整な裸体と、やつれながらもやはり整った容貌は、
微かに立ちのぼる小さな水音に潰されようとしていた。
「おおー、出てるな。やけに色が濃いじゃないか。疲れてるんだな、可哀想に」
「何が可哀想よ、全部・・・・・・全部あなたのせいじゃない・・・・・・じろじろ見ないでよ」
 声が震えていた。声音はすぐにも消え入りそうに、か細い。
 尿はまだ流れている。じょぼじょぼという水音が、尿の勢いを殊更に強調していた。
「長いな、早くしてくれ」
「見ないでよっ」
 命令よりは、哀願にちかい涙声。
 発火しそうなほど赤面しながら、じっと何かを堪えている。が、尿は思いのほか長らく
チューブの中を流れ続け、少女はそのあいだ、耐え続けることができなかった。
「うっ――」
 大粒の涙が、切れ長の双眸から溢れた。
 震えていた細い肩にぐっと力が籠もる。
「これでもう人には戻れないな。まぁ、おまえはよく頑張ったよ」
「――――――――」
 度重なる恥辱が、ここで臨界を突破した。
「――――――――――ぁあああああああ!!」
 絶叫は、少女の全てが崩れ去る音だ。
 周りから音が閉ざされたマンションの内側で、一糸まとわず体を開き、かつて嬲ろうと
した男に見物されながら、美貌の少女は断末魔の悲鳴をあげる。肺の中の空気が尽きて叫
びが止まった後も、激しい嗚咽が部屋を包んでいた。
41655:2009/01/10(土) 21:58:17 ID:BqIxPj/2
投稿しようとしたら巻き込みでアクセス規制されて数日書き込み不能にorz
次でラスト+エピローグになります。
ちなみに>>399は別人なのですが、ちょうど投稿しようとしたタイミングがほぼ予告通りなのは何故?
417名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 22:05:00 ID:qYtrpUA1
GJ
今までの投下時間が22時前後だからじゃね
418名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 22:37:10 ID:XzUDkg5G
GJ!予告通りだったなw
419名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 22:59:21 ID:0wRIODNx
遂に崩壊・・・最後は変態メス豚M奴隷
42055:2009/01/11(日) 00:29:11 ID:HiVO0v9B
「すっきりしたか? 余計なものがなくなったから、かえって気分がいいだろう?」
 嗚咽が収まったころを見計らって声をかける。
 憔悴した様子の砂理は卑屈な笑みを浮かべて、焦点の不確かな視線を僕に向けた。
「そうね。本当に、なんでこんなに我慢してきたのか理解できない。台無しになってみれ
ばどうってことなかったのに・・・・・・何もかも馬鹿馬鹿しいわ。私、こうやってぜんぶズタ
ズタにされるために生きてきたようなものじゃない」
 甲高く、引きつった笑い声。
 壊れたレコーダーのように調子の外れた喋りが続いた。
「威張って、強がって、なんだったのかしらね。私は何がしたくて格好つけてたの? 落
ちぶれるため? あなたや美月を悦ばせるため? けっきょく犬扱いされる女のくせに、
部下とか沢山つれてかしずかせてたなんて、裸の王様そのものじゃない。っていうか本当
に裸に剥かれてるし! しかも逝かされまくってるしっ! ふふ、傑作じゃない・・・・・・ふ
ふ、ははっはははははははは!」
「やっと認めてくれたんだな」
「認める? ええ、そうよ認めてあげるわ。私は犬だったのよ! ずっとそのことに気が
つかないで威張ってた駄犬! あなたの言うとおりだったのよ、これで満足!?」
 すっかり自棄になっている砂理の頭を掌で、ぽん、ぽん、と軽く叩く。そのまま髪の間
に指を差し入れ、撫でてやる。
「よしよし」
 僕は頷いて、言った。
「これで教育は終了だ。僕はもう砂理に何もしない」
「え?」
「僕はおまえに、自分が犬だと気づかせてやりたかっただけなんだ。だからもう目標は達
成した。砂理はもう用なしだ」
 呆然とする砂理の頭から手を離して、拘束具を外す作業に取りかかる。四肢の皮ベルト
を外されて自由になっても、彼女は口を半開きにしたまま硬直していた。
「服はそっちの隅に放ってある。拾って帰ってくれ。食べ物とか机とかは勝手に処分しと
いていいから、もう会いに来たりするなよ。じゃあな」
 僕はそれだけ伝えてから砂理に背を向けた。必要なものを詰めた鞄を持ち、部屋の玄関
へと真っ直ぐ進む。
 背後で、どた、と鈍い物音がした。
 それに反応せず、僕は片方の靴に足を入れる。
「まって!」
 凄絶な呼び声が背後から聞こえた。
42155:2009/01/11(日) 00:30:48 ID:HiVO0v9B
振り返った僕の目に映ったのは、四つんばいに近い格好で駆け寄ってくる砂理の姿だっ
た。その身には何も纏わず、乱れた長髪を振り乱し、表情には一片の余裕もない。
「まってよ、置いていくなんて・・・・・・ないでしょう?」
 砂理は僕の服の裾に縋り付くと、上目遣いで訴えた。
「だって私には、もう何もないのよ!?」
「心配するな。美月にも開放するよう言ってやるし、榊原の写真も消して貰うよ。もとも
と僕が依頼したんだから話せばすぐだろう。榊原はもしかしたらコピーを隠し持ってたり
するかもしれないが、あいつなら必要以上に脅迫してきたりなんてしないさ。砂理はもと
の生活に戻っていいんだぞ?」
「無理よぉ・・・・・・みんな見てる前で泣かされて、笑われて、面子なんて無茶苦茶だもの。
スカートのなか見せられたり下の毛剃られたりもした。脅迫されなくなったって、戻れる
わけない。命令して言うこときかせたって、もう誰も私のことを畏れたりしないんだわ。
表面でだけ従う振りして、心の中では私のことを嘲笑うのよ」
「ふぅん」
「ふぅんじゃないわよ!」
「だからなんだ。僕が何で砂理の世話をしてやらないといけないんだ?」
「だって、全部あなたのせいじゃない! 奪ったのはあなたなんだから、責任とってよ!」
「もとはといえば砂理が僕を奴隷扱いしようとしたのが原因だろ? だから逆に仕返され
る羽目になったんだ。自己責任じゃないか」
 反論できない砂理は言葉を詰まらせたが、それに反して、服を掴む指にはより強い力が
籠もった。
「・・・・・・置いていかないで」
「理由がない」
「だって、こんなにされたのにっ」
「さっきも言った。僕は反撃しただけだ。おまえが立場を弁えて、変な手出しをしてこな
くなればそれでいいんだ」
「でも、待ってよ!」
 縋り付いてくる砂理の肩を掴んで、後ろに押し倒した。引きずられる形で僕も膝をつき、
そのまま覆い被さる。
「なぁ、素直に言ってくれ。何をして欲しいんだ? 責任なんて言い方じゃわからない」
 横たわった砂理の裸身に視線を這わせると、自分が裸であることに今更気がついたかの
ように、彼女は乳頭と陰部を手で隠そうとした。
42255:2009/01/11(日) 00:33:15 ID:HiVO0v9B
 陰部を隠している側の手首を掴んで強引に脇へ除ける。濡れそぼった割れ目の中に指を
差し込み、淵の周囲を指先で撫でた。
「気持ちよくして欲しいのか?」
「そ、そんなのじゃないっ」
「変だな、嫌ならもっと抵抗してもいいんだぞ? 僕はもう解放してやったんだから」
「それは・・・・・・っ!」
 狼狽したまま、申し訳程度に腕と腰を捩る。抵抗はそれだけだった。
 唇を震わせながら、指先を受け入れている。
「犯されるのが好きなんだろう。やられると体はすぐに悦んだもんな。もしかすると、逆
に犯されたくて僕にまとわりついたんじゃないか?」
「違うの!」
「じゃあ止めるように言えばいい。そうしたら僕は止めるし、これからも二度とやらない。
金輪際、砂理には手を出さないと約束する」
「・・・・・・」
「止めろと言わないのか?」
 僕は割れ目から指を抜いた。。
 砂理は完全に脱力して、一切抵抗しなくなっている。あれほど流したばかりだというの
に、再び双眸から涙が溢れ始めていた。
「・・・・・・気持ち、よかったわよ。いつもいつも凄く感じさせられて、オナニーが癖になっ
て・・・・・・でもそれだけじゃなくて、その・・・・・・」
「態度が偉そうだ。口の利き方がおかしい」
「・・・・・・すいません」
「教えてくれ、どうして欲しいんだ?」
「気持ちよくするのは、止めてもらいたくなくて、でもあんまり酷いことはして欲しくな
くて・・・・・・美月とかに馬鹿にされるのも嫌で・・・わからない・・・・・・どうして欲しいかも、
全然、わからないけど・・・でも・・・・・・」
 うまく言葉をまとめられないでいるようなので、助け船を出すことにした。
「さっき言ってた責任ってのは、飼い主としての責任のことか?」
「そう・・・・・・です。私、もうどうしていいかわからないから、飼ってもらわないと生きて
いけません。犬、なんです・・・・・・私、もう本当に犬で、人間の振りなんてもうできないん
です。もうわがまま言わないから・・・・・・優しくして・・・・・・」    
 切れ目のない涙を流しながら、所々で声を詰まらせつつ、砂理は内心を吐露した。
42355:2009/01/11(日) 00:34:35 ID:HiVO0v9B
「でもなぁ、僕は砂理がいなくても生きていける」
「お願いします!」
 砂理は仰向けの状態から跳ね起き、頭を床に押しつける。そして彼女が土下座したまま
金切り声でまくし立てた言葉には、見栄の片鱗もなかった。
「お願いします、飼ってくださいっ! 言うことは何でも聞きます、どんなことでもしま
す。お金は沢山あげられます。部下も、命令だけならできますから、弘樹さんが好きに使っていいです。この部屋も、私が渡せるものならなんでもあげますからっ!」
「本当に何でもするのか?」
「はい」
「僕のすることは何でも受け入れる?」
「はい!」
「信じられないな。今までも自分が犬だと認めておきながら、結局あれこれ言い訳して誤
魔化したりしたじゃないか」
「今度は本気なんです! もう嘘なんて二度とつきませんから!」
「なるほど。なら何でもやれることを見せてもらおう」
 僕は立ち上がり、寝台のそばに戻った。
 並べてある道具のうち二つを取って、砂理に向き直る。
「こっちに来て座ってくれ。それからこのアイマスクも付けるんだ」
「それ・・・・・・・鞭、ですよね?」
 恐る恐る訪ねられたので、返事の代わりに一回素振りする。長さ一メートル弱の短か
い鞭。非常に扱いやすい代物で、練習すれば十分使えるようになった。
「例え鞭打ちでも、僕のすることなら受け入れられるはずだ。砂理が本当に僕無しで生き
られないなら」
「・・・・・・わかりました」
 砂理は僕が指さした位置まで移動して、言われたとおり目隠しする。
 不安からか、半分覗いた顔からは緊張が見て取れた。両手を後ろに組んで、乳房や陰部
を無防備に曝した蝋と油まみれの体は、鞭を受ける恐怖に堅く強ばっている。指示を従順
に守ってこそいるが、心はまだこちらに委ねきっていないのだ。
 仕上げのために。砂理の耳元に顔を寄せて、囁いた。
「一つ教えてやる」
42455:2009/01/11(日) 00:37:37 ID:HiVO0v9B
「僕はずっとおまえのことが嫌いだったんだ」
 その言葉に、砂理はびくりと身を竦める。
「虚栄心だけでできていて、人に威張り散らすこと以外に興味がない中身が空の奴だと思
っていた。じっさい、おまえはそういう奴だった。できるだけ関わりたくなかったから、妙
に絡んでくるのが本当に不快だった」
 砂理の顔色が蒼白になっていく。これから鞭打たれる相手から告白される事実としては、
これほど不安を煽るものもない。
「でもな、砂理をいたぶっているうちにだんだん考えが変わってきたんだ。泣き出したと
きの砂理はとても可愛いからな。あんまり気にしてなかったが、近くでよく見れば外見は
綺麗だ。余計なものを全部剥いでしまえば、最高のペットになると確信した」
 だからな、と前置きして告白を続けた。
「保証するよ。偉そうな砂理のことは嫌いだけれど、全て受け入れて完全に僕の言いなり
になった砂理のことは絶対に好きになれる。そうしたらずっと可愛がってやるよ。もうお
まえは、捨てられる心配なんてしなくていいんだ」
 尊厳を根本から無視した物言い。だが今の砂理に、それを不快と感じるようなプライド
はなくなっていた。堅くなっていた表情が弾ける。子犬が縋ってくるように、期待を露わ
にした無防備な調子で訊いた。
「本当に? 絶対?」
「絶対だ」
 ひゅん、と床へめがけて鞭をしならせる。
「だから、こんな鞭なんて怖がるんじゃない。砂理は僕を受け入れさえすればいいんだ」
「・・・・・・はい」
 感情の静まった顔が、粛々と頷く。
 僕は太股を狙って鞭を振るった。樹脂製の鞭が狙い通りにしなり、白い肌を打ち据える。
「んっ!」
「次だ」
 背中を打つ。続けて、脇腹にも一発打ち付けた。
「・・・っ・・・・・・ぁ!」
「痛いか?」
「あ、えっと・・・・・・」
「堪えなくても、好きなように泣き叫べばいいんだ」
 更に一発。
 その後も、鞭打ちを続けた。
「――ぁ・・・ああっ! 」
42555:2009/01/11(日) 00:40:13 ID:HiVO0v9B
「・・・くあっ・・・・・・んっ・・・いっ・・・!」
「今度は四つんばいになれ」
「はい・・・・・・ひゃうんっ!」
 四つんばいになったばかりのところで尻を叩いてやる。けたたましい悲鳴があがった。
 桜色に顔を上気させていた砂理は大口を広げ、悲鳴の勢いで涎を飛び散らせた。体を支
える両腕は生まれたてのように頼りなく、胴は立て続けに与えられる刺激に身もだえして
いる。その荒い呼吸には、熱が籠もっていた。
「どうだ、痛いか?」
「大丈夫、です・・・・・・」
「無理はしなくていいんだぞ。バイブを挿れられたときのことを思い出すんだ。おまえは
必死に堪えようとしていたのに、実際は感じてしまっていたよな。それと同じだ。無理に
受け入れようとしなくたって、その体は正直だ」
 そこで一旦鞭打ちを止める。
 新しい蝋燭を用意して、火を付けた。蝋が滴り始めていることを確認して、四つん這い
の体の上に持っていく。ひとまず蝋で狙うのは、足の裏。
「ひうっ!」
 足首から尻にかけてゆっくりと狙いをスライドさせながら、穏やかな声音を作って話しかける。
「もう一つ思い出してくれ。さっき目隠でマッサージしたときもこうやって蝋を垂らした。
だが、おまえは熱いと感じただけだったか? 違うよな、しっかり逝ってたんだから。あ
のときの快感を思い出してみるんだ」
「・・・っ・・・・・・んっ・・・!」
「鞭も行くぞ」
「―――あぁっ!」
 悲鳴に切ない色合いが濃く混じった。効いている。
 至る所に熱い滴を垂らしていきながら、悶える体を観察した。そして“欲しそうにして
いる”部分を狙って鞭打ちを加えていく。初めは悲痛だった声は、熱に溶けたものに変化
しつつある。しばらく鞭と蝋の責めを継続した僕は、頃合いを見て宣言した。
「きついのを行くぞ。無駄な力を抜いて委ねるんだ」
「はい・・・・・・っ!」
 これまででもっとも強烈な鞭を与える。柄を素早く振りかぶり勢いを付けた鞭の一撃が、
既にいくつも赤い線の浮いた腹部へ鋭い衝撃を与えた。
「・・・っ――――ぁああん!」
 あられもなく開かれた大口から、ひときわ艶やかな悲鳴が放たれた。
42655:2009/01/11(日) 00:51:02 ID:HiVO0v9B
 僕は二回繰り返した質問を、三たび砂理へむける。
「痛いか?」
「・・・・・・、です」
 消え入りそうな声。言っている本人にさえ、事実が信じられないのだ。鞭打たれるのは
これが初めてなのだから。
 更に一発、尻に強打を入れた。
「恥ずかしがるなよ。大声で言ってみろ!」
「――――あっ・・・・・・きっ、気持ちいい! 気持ちいいですっ!」
「そうだ、おまえはこんな体だったんだよ。嬲られる快楽をずっと否定し続けてきただろ
う? 我慢の限界はとっくに過ぎていたんだ。そりゃ置いて行かれたら困るはずだよ、嬲
られる快楽無しには生きていけないんだから。ほら、どうして欲しいか言ってみろ」
「もっと、もっと打ってください! あう――っ、もっと強くぅ・・・・・・ああっ――んぁあ
あっ!」
 視覚が封じられていること。触覚を強烈に刺激する蝋の存在。砂理が拒絶を恐れて動転
していることも、要因になっていた。アイマスクを付けたまま蝋と鞭を同時に受けた砂理
の精神は、先ほど蝋とオイルマッサージを同時に受けたときと自己の置かれた状況を混同
したのだ。結果、容易に鞭の刺激を快と認識してしまった。
だが鞭を受容する兆しは蝋燭を使い始めるより前から見えていた。錯覚の利用は最後の
一押しに過ぎない。
 痛めつけられる悦び、支配される開放感。
 高圧的な態度を崩さないように生きてきた砂理は、そういった欲求を抑圧し続けてきた。
故に、辱められるほど膨らんでいく被虐欲は激しく、解放された瞬間の快楽も並ならない。
僕は様々な手を使って彼女に己の被虐心を意識させてきた。そして今や欲求は肥え太り、
たわわに実っている。
 かつての傲岸な女王は、淫靡な家畜に堕ちたのだ。
 砂理はふやけた口の端から涎を垂れ流しながら、感じるままに甲高い喘ぎをあげた。
「はぅん・・・・・・っ・・・はぁ、はぁ・・・・・・くうんっ!」
「いい鳴き声だ。立派な家畜になったじゃないか!」
「えへぇ・・・ありがと、ございます・・・・・・っ・・・あんっ!」
 屈託のない笑顔が満面に広がる。そこには安らかな悦びだけがあった。 
 全てを主人に委ねた彼女が、何かに悩むことはあり得ない。
42755:2009/01/11(日) 00:53:46 ID:HiVO0v9B
「もっと・・・・・・もっとぉ・・・・・・!」
 淫らに腰をくねらせながら、砂理は鞭を求めた。
「嬉しいか? もっとやってやるぞ、悦べ!」
「・・・ふうっ・・・・・・あふんっ・・・・・・・・・ん、はぁっ・・・・・・いいっ・・・大好きっ・・・・・・はぁ・・・・・・ぁ、強いの・・・強いのください・・・・・・はぁああ――――――っ!」
 ついに鞭打ちで逝った。背筋を滑稽なほど反らせて、長い長い嬌声を天井へと放つ。
 そこを頃合いに、僕も鞭を振る手を止めた。
 互いに疲労は激しかったが、見返りとして得た満足感はそれ以上に大きい。
 鞭を置いた僕は、膝をついて砂理のアイマスクを外す。ぼんやりとした様子で宙に眼を
泳がせていた彼女は、僕が接近したことに気がついて視線をこちらに巡らせた。
「よく受け入れたな。偉いぞ」
 頭を撫でてやると、砂理は「えへへ」っとあどけなく微笑む。
 僕の胸元へ顔を埋めてきたので抱きしめてやると、心地よさそうに喉を鳴らした。
「合格だ、一生可愛がってやるからな」
 息を吐いた砂理は、力を抜いてこちらにもたれ掛かってくる。抱きしめる腕に力を込め
ると、砂理もより強く体を押しつけてきた。まだ火照りの取れていない体からは仄かな熱
気と、そこに混じった甘い香りが昇っている。
 成し遂げた満足感が、僕の胸に満ちていた。
428エピローグ:2009/01/11(日) 01:02:07 ID:HiVO0v9B
 砂理が奴隷になってから六年が過ぎた。
 美月へ脅迫の終了を伝えたことで、学校での犬扱いは止まり、寝返った部下も元の鞘に
戻った。榊原は写真の放棄を予想以上に拒んだが、砂理に報復の意志がないことと、もう
写真からは脅迫の材料としての価値が薄れていることを説明して削除させた。伝え聞いた
話によると、別人同然に毒気の消えてしまった砂理は彼女らを咎めず、逆に「これからは
仲良くしましょうね」と可憐に微笑みながら言ったらしい。残念ながら退学した僕には現
場が見られなかった。教室が震撼したに違いない。突如あらわれた“優しいお嬢様”の存
在は部下一同および元取り巻き、更には事情を知らない他学年のファンを中心に学校全体
を巻き込んだ大混乱を巻き起こしたのだそうだが、それは別の話。
 生活苦がなくなり、コネを活かして奨学金も貰えることになった僕は大検を受けて進学、
大学卒業後には砂理の父の会社に入社した。当然、相当に優待されている。元ライバル企
業の息子となれば警戒される恐れもあるだろうと覚悟していたが、今のところ特に睨まれ
てはいない。
 どうも、砂理の父はそういったしがらみに無頓着な人間であるらしい。逆に、身内を信
頼することもない性質といえた。娘の砂理に対しても、早いうちからある程度の権力を与
えた上で放任している。名目上僕は砂理の副官に近い立場にいるため、社長と顔を合わせ
たことも何度かあったが、いかにも鉄の人といった風情の人物だった。僕としても復讐等
を目論んではいなかったし、両親とはほぼ絶縁状態にあったので、気兼ねしなくていいの
は有り難い。必要に迫られなければ真っ当に回していくつもりだった。
 その日も仕事を終えて、家の門を潜る。
「お帰りなさいませ」
 帰宅した僕を使用人が迎える。
 砂理と婚約してから、僕はこの邸宅に住むようになっていた。豪邸と言うほど大きい住
宅ではないが、家事のできる住人が僕以外誰もいないという有様なので使用人が常駐して
いる。鞄と上着を持たせて自室に向かった。
「おかえりなさい、弘樹さん」
 部屋には砂理が待っていた。
 今日は個別に動いていたので、彼女の方が先に帰宅していたのだ。
「ただいま、辛いことはなかったか?」
「大丈夫です。言われたとおりに上手くやれました」
 よし、と頭を撫でてやる。砂理はくすぐったそうに肩を竦めながら、頬を緩ませた。二
人の間で実権を握っているのが僕だと言うことは、すでに周知されている。とはいえ実態
を知るものは少なく、端から僕は「社長令嬢を上手くたぶらかした男」だと都合よく解釈
されていた。
429エピローグ:2009/01/11(日) 01:04:30 ID:HiVO0v9B
 さっそく胸元に手を伸ばす。細面が朱に染まった。成長するほどその美貌に磨きをかけ
ていった彼女だが、内面には全く角をなくしている。ついでに胸囲が成長したので、からか
える点は一つ減った。
「あ、まだ早いですよ。夕食も済んでないですし」
「今日はあまり会ってなかったから」
「でも、えっと・・・・・・」
 無抵抗に胸を揉まれながら、困り果てた砂理は目尻を下げている。その顔が可笑しくて、
つい吹き出してしまった。上質な部屋着を皺だらけにしてやったとしても、彼女が怒るこ
とはない。
「そうだな。口でやってくれないか。続きは食事と風呂の後にしよう」
「はい」
 僕は椅子に座った。それと入れ替わりに椅子から立った砂理は、僕の股間の前に屈み込
むと、ズボンのチャックを開けて中から陰茎を取りだした。
 そっと口に含んで、舌で性感を刺激し始める。
 この六年間で上達した舌技が巧みに快楽を喚起した。
「・・・むっ・・・・・・ん・・・っ・・・・・・・はぁ・・・」
 みるみる勃起していく男性器。堅く充血したそれを咥えた口から、息苦しそうな吐息と、
舌の立てる水音が聞こえる。舌が動くたびに背筋を昇ってくる快感が疲れた体に染みていった。
 興奮は順調に高まり、やがて射精に至る。
「出るぞ」
 伝えると、砂理は精液を床に零さないように、性器の先をくわえ込む。別の生き物であ
るかのように蠕動する陰茎が、口の中に精液を吐き出した。注がれていく粘性の液体を、
端正な顔が静かに受け入れている。
 砂理は更に尿道に残った分も吸い出してから、精液を飲み込んだ。
「ご苦労様」
 息を整えているところへ労いの言葉をかける。
 穏やかな微笑みが帰ってきた。
 砂理は忠実な犬としてよく遣えてくれている。長いあいだ放っておくと拗ねてしまうと
いう欠点はあったが、それはそれで可愛らしい。
「じゃあ、食べに行くか」
「はい」
 部屋を出る僕の後ろから小刻みな足音がついてくる。気分は晴れ晴れとしていた。こう
して満ち足りた日々が、これからも続いていけばいいと心から思う。
 食堂へと向かう廊下に、夢見るような調子の鼻歌が響いた。


                   END
430名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 01:29:43 ID:2ZN7VdzT
>>429
GJ
堕とし方にそそるものがあったな
43155:2009/01/11(日) 01:43:38 ID:HiVO0v9B
爽やかに「END」とか打ち込むと健やかな恋愛物だったような気がしてくるから不思議です(ぉぃ
長期間放置したり途中でバックれたくなったり砂理が本格的に可哀想になってきたりと色々ありましたが、ようやく書き終えられました。
最後まで読んで頂けたなら、有り難いやら気が重いやら、とにかく恐縮です。
反応してくださった方々、ありがとうございます。参考にさせてもらった部分も所々ありました。
432名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 02:01:19 ID:ah6MHsxa
サリにもう会えないんだね
433399:2009/01/11(日) 02:23:34 ID:aq4NbTj7
55のフリをして、「投下する」などとカキコし、すみませんでした。ものすごく反省しています。こんな人を騙すような低俗な僕ですが、一つだけいわせてください。GJ!! 
434名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 03:00:36 ID:zX449Ls7
ハラショー! 砂理可愛いよ砂理。これが終わりなのが実に悲しい。
435名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 04:08:25 ID:QfbPxWxh
>>429
GJ!

サリーが無事完結した今、次の攻略は美月ですね?分かります


>>433
とりあえず罰として俺の犬になれよ
可愛がってやるぜ?
436名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 05:18:24 ID:jAdN2SXq
美月逃げ切りなるか……?

ここまで乙! そして健やかな恋愛モノGJ!
437名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 06:08:34 ID:DCAVy07E
さりかわいいよさり
なんかドキがムネムネな恋愛モノだった気がしたような気がしないでもない。
あれ?
438名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 08:50:20 ID:GOlQQwdQ
乙。
遂にこのスレの名物物語が終わってしまったのが寂しいかぎりだ。
439名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 09:06:13 ID:34hi/gM+
しかし、主人公のサリーに対するプライドのへし折り方が巧妙すぎる・・・、お前、何者だよw
主人公の手練手管は、相手がサリーでなくとも可能だったろうし(あそこまで間抜けな相手がいるかどうかはともかく)
サリーも(主人公に対する多少の拘りはあったにしろ)主人公に絡まなければ、別にM属性開花させることもなかったろうに
440名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 10:39:34 ID:uA/koU6H
>>431
奴隷証人から買った奴隷を嫁と称してちゅっちゅするゲームもあるから大丈夫(ぉ

とまれ、いい作品をありがとうございましたノシ
441名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 11:53:37 ID:86a7wbaG
Congratulation!!最高です・・・
442名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 14:08:44 ID:WhY97/Sw
思えば弘樹を奴隷として使い、犬として脚を舐めさせたところから転落が始まったんだな
奴隷の脚舐めにより主人であるはずの”私”が屈辱にも感じてしまい・・・・
最初から変態M的な資質は持ってたねw砂理様は

作者の方、気が向いたらまたお願いしますね
443名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 17:30:26 ID:9bAra5n/
GJ!

出版できるよw
444名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 21:04:19 ID:7Z83BCtG
GJ、お疲れ様でした
お前ら潜伏し過ぎたwww
445名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 03:44:14 ID:x5HxFSAd
GJ!
また期待しまふ
446名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 13:21:40 ID:EASEgJhA
放尿により自らが作り上げた砂理女王様という偶像が完全に崩れ去り本性をさらけ出してしまったのか
それとも女王様だった砂理が本性だったのだが弘樹によって精神崩壊させられ自己防衛本能が働き
そうならざるをえなかったのだろうか。いずれにしろマゾ奴隷になりさがったことに変わりはないけどね
放尿ですべてがくずれさりしおらしくなる砂理最高!!
447名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 19:22:47 ID:6IeU/6C/
最初からMだったのではなく、むしろ、そうじゃなかったのを徹底的に堕とした弘樹がすげえのではないかと、個人的には思う
あと、サリーが堕するまでは徹底的に嫌悪してたのも、ツンデレとかじゃなくて、本心なんだと思うな
その辺が斬新に感じた
448名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 19:43:36 ID:u/0q2jVk
でもこのスレ的に女の子はしおらしくなっちゃいけないんじゃなかったっけ?
KYなレススマソ。
449名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 20:01:16 ID:RoFfPl+a
>>448
追い込まれていく、だから追い込まれてもいいんじゃね?
追い込まれてから延々と続けるのはスレチだろうけど
450名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 23:26:39 ID:vAsE6eXA
堕ちていく、だからいいんじゃない?
最初の強気な性格とのギャップがいいんじゃないか
特にサリーの最後は良かったと思う GJ
451名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 08:45:47 ID:T8/aDljj
そうそうS女や女王様が不覚にも、意思に反してメス豚M奴隷に堕とされるのが良い!!!
452名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 19:43:24 ID:q7viwQWB
さて、これからも>>448のようなレスが出るだろう、だから今こそ言っておこう

エロがあればそれでいいじゃないか、と
453名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 20:24:12 ID:XpjieN5a
たとえば、調教スレで、延々と調教の描写だけ描かれてたら、それは未完作品じゃない?
調教完了を描いて、やっと終了だと思う
それと似たようなことで、オチを書いてはいけないという理屈はおかしいと思う
454名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 20:37:36 ID:iU+vbkBx
>>1のコンセプトは>>4
だから二人の従順犬奴隷生活が延々と続いたらスレチ
じゃないかな
455名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 20:44:40 ID:wzzu9U2r
だから、折れる=オチが付く所までは問題ないんじゃない?
456名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 23:19:54 ID:ZCsOKVgX
age
457名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 14:57:54 ID:8imyt2c9
後日談的なことも1話くらい良いんじゃ?

職人さんの脳内のせっかくのデザート、腐らせるよりはいいと思う
458名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 23:46:41 ID:1r6ZQJJM
いや、ダメだとか言ってる変な人は一人だけだからw
459名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 14:19:26 ID:F6j3L1Vw
ジョー「なんで舞なんだよ!!」
富士山麓にジョーの声が響きわたる。
納得いかないといった表情でテリーを睨みつける。
ジョーが怒るのも無理はない。キングオブファイターズのイタリアチームから、
三年連続で外された怒りが今年に来て爆発したのだ。
テリー「おいおい、ジョー…そんなデカい声で叫ばなくても…」
テリーはあたふたしながら舞と顔を合わせる。
舞「あのね〜ジョー。今年は優勝奪還のかかった大事な年なんだから。
わかるでしょ?戦力的にあたしを選ぶのが妥当なのよ。」
テリー(おぃおぃ…火に油を注いでどうすんだよ…)
頭を抱えるテリー。
ジョー「はぁ?それは聞き捨てならないぜ!俺があお前より弱いって聞こえたけど?」
テリー「まぁまぁ…ジョー。」
なだめに入ろうとするテリーを押し払い舞に歩み寄るジョー。
舞「なんのつもり!?ジョー。」呆れた顔で腰をかけていた岩から立ち上がる。
ジョー「じゃあ遠慮なく言わせてもらう。去年の大会、お前のせいで負けたんだよ。
ちゃんと理解してんのか?」
穏やかだった舞の表情が一変する。
舞「言ってくれるわね、ジョー。そういう風に人に意見すんのは、もっと実力を上げてからにしなさい。」
ジョー「なんなら俺と勝負してみろよ。まぁ九の一ごときがムエタイに通用するわけ無いけどな」
テリー「おっと。二人ともそこまでだ!」
二人に割って入ろうとした瞬間…
舞「待って、テリー。ここまで言われては引き下がれないわ。この場で勝負さ
せてちょうだい。この男、ちょっとお仕置きが必要だから。」

テリー(うーん…まぁ幸いアンディーがいないことだし。さすがに舞が負けるなんてことはないよな…)
数秒の沈黙の後、テリーが重い口を開く。
テリー「まぁ今回はしかたない…勝者を正式なメンバーに決定する。準備はいい
か二人とも?」
舞「さてといっちょ身の程知らずをもんでやりますか。」
460名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 14:20:17 ID:F6j3L1Vw
対峙しにらみ合う二人。

不知火の忍装束に身を包む舞。息づく度に豊満な乳房が真紅の布一枚越しに縦に揺れているのがわかる。
テリー(くの一のスピードはあの身軽なコスチュームのおかげか。
しかし…それより脅威なのはあの妖艶な体。戦いに集中できなければ、
ムエタイ王者とてただの男だからな)

ジョーは早くも戦闘体勢に入っている。
ジョーが舞を指差す。
ジョー「俺にお色気が通用すると思ったら大間違いだぞ。
女を叩きのめすのは心許ないが、この戦いだけは特別だ。二度と挑戦出来ないようにしてやる!」
舞「ふぅ〜。あなたみたいな自信満々な男を倒すのが一番気持ちいいのよね。さぁかかってらっしゃい!」

実戦の経験値。
スピード。
技の切れ。
どれをとっても舞が一枚上手だった。
テリー(舞…キレが前大会以上だな…。)

舞「ほーほっほっッ!どうしたの?さっきまでの強がりはどこにいったんだい!」
テリー(舞のやつ、最近性格が完全にSになってきたな)
なんとか攻撃を防いでたジョーだったが…。
舞「龍演舞ッ!!」大きな炎のかたまりがジョーのガードを弾き飛ばす。
舞「とどめ!!ムササビの舞!!!」

舞が空中からジョーの体を勢いよくつらぬくその瞬間…
体勢を崩しながらもジョーの拳が舞の顎を打ち抜く。
テリー(ショートアッパーか!?。しかもこの土壇場で…ジョーの奴、出来る!!)
予想外の攻撃に倒れこむ舞、追い討ちにきたジョーの左ハイキックを間一髪後方にかわす
461名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 14:20:54 ID:F6j3L1Vw
ジョー「たぁぁぁッ!!」。
まるでしなやかな鞭。
空を切り裂くような衝撃音が舞の耳を突き抜ける。
舞(く。油断した…!でも…な、なんて蹴り…こいつの脚技には注意が必要ね…)
ジョー「お?びっくりした顔だな舞。俺の蹴りをかわしたコトは誉めてやる。
だが気付いてないのか?無様にも顎が割られているコトに。」

舞(…えッ!?ひぃッ!な、なに!?この痺れるような痛みは…ま、まさかさっきのアッパーで!?)
思わず両手で口を塞ぐが込み上げてくる血の量が半端ではない。
舞「あ゛がぁ…」
押さえきれず一気に吐血してしまう舞。
舞(ば、ばかなッ……)
ジョー「俺が相手だからって油断してたな。もう気付いてると思うが致命的なダメージを受けたんだぜ、お前は。」
困惑する舞とは対称的に、余裕の表情で見下すジョー。
ジョー「顎が割れて、呼吸が困難だろ?酸素が足りてない状態で必殺技なんて出し
たら酸欠で失神するぜ。技を封印されたお前と、俺とじゃあ結果は見えてるな。
大人しく降参したらどうだ?。土下座して謝れば許してあげなくもないぜ。」

舞「ふ…ふざるなッ!誰がお前ごときに降参なんてするかッ!」
腕で血をぬぐいとり、再び戦闘大勢に入る舞。
ジョー「ふぅ〜。じゃあしかたないな。テリーの前で哀れな姿を晒すがいい。そのお前ご・と・き・に・な!」

テリーは自分の目を疑った。
舞がジョーに一方的にやられている姿に…。
攻撃を当てては距離を置き、相手の攻撃を交わす。
ジョーのヒット&アウェイは見事なまでに完成されていた。
スタミナを失った舞にとって、ジョーの動きをとらえることはほぼ不可能。
縦横無尽に繰り出されるジョーの攻撃に舞は為す術が無く、体力も底を尽きようとしてた。
462名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 14:21:19 ID:F6j3L1Vw
舞「ひィ…卑怯もの!ちゃんと正々堂々闘いなさい!」
思いもよらない舞の発言に戸惑うテリーとジョー。
ジョー「はぁ?まったく呆れるな。これも立派な戦術よ。一方的にリンチされてる
からって格闘家として最低な発言だぞ。」
攻撃の手を一時止めたジョーは舞を睨みつけた。

ジョー「もう格闘家として失格だな!おしおきとして二度と闘えないように一番屈辱的
な敗北を味あわせてやるぜ!」
テリー(可哀相だが、舞…今のお前ではジョーちゃんに勝つことは不可能だ…)
ジョー「まだ開発段階だけど、舞!!お前に実験台になってもらうぜ。せいぜい俺に捕まらないように逃げ回ることだな。」

舞の頭部に脚を絡ませてくるジョー
不知火流の頭首が涙目になりながら必死にジョーのグラップを避けている姿がそこにあった。
ジョー「おいおい?負け犬のクセに以外と粘るな。いつまでもつのか楽しみだ。」
舞「な、何を狙ってるの!?や…やめろぉ!!」
頭部にグラップに来る両脚が顔をかすめていく。
時折くりだされるジャブパンチに視線を奪われた瞬間…
ジョー「ついに捕まったな舞。」
首根っこをしっかりと両太股で締め上げ、舞が暴れないよう両腕をしっかりと両手で掴んでいる…
完全に脱出不可能な状態。
テリー(う…なんだこの技は…舞の苦悶の表情から察するに…呼吸を封印されているのか…。しかも
この状態で投げ技を使うのか!?はっきり言ってこれはヤバすぎる…)

テリーの予感は的中していた。
腕の三倍の力があるといわれる脚で首を締め上げられ、ほとんど呼吸ができない
状態。脱出不可能と悟った舞は降参を口走ろうとするが…。
舞「や…やめろぉ!!あ、あたしの負けてでいい…降…ぐぅ…さ…………ぐ!?」
太股の締め付けが急に強くなり言葉を出せなくなる舞。
ジョー「ん?全然聴こえなかったけど、なんか言ったか?さぁとくと味わえ!」
463名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 14:21:48 ID:F6j3L1Vw
ジョーはさらに脚の締め付けを強くする。
舞「…ぐひ…は…ぐぇ…ぇ…」
ジョー「はははは。何語喋ってんだ?さぁさらに締め付けを強くするぜっ!!!」

舞「……ぐぇ…ぇ。」
舞のふんどしに染みが浮かび上がる。

テリー(……!?舞…お前…失禁!?…もう見ちゃいられない…)
テリー「ジョー!舞はもう闘えない…このくらいで勘弁してやってくれ。」
ジョー「ダメだテリー!舞が降参を言うまでは闘いたいって意志なんだから。」
テリー「そう言ってもな…舞が再起不能になりかね……!?」
ジョー「とどめの〜…バックドロップ!!」
テリ(おいおい…)
どーんッ!!
舞「……ぁが…へ…。」
頭から地面に落ち、ついに白眼を剥いてしまう舞。
大股開きの股関から溢れ出した液体は太股を伝い大地へ滴り落ちていた。
ジョー「おいおい?格闘家が戦闘中にお漏らしか?なっさけね〜なー」
舞から飛びのくジョー。拘束から解放された舞は力無く仰向けに崩れ落ちる。
ジョー「あ〜すっきりしたぜ!そうだ!失禁KOなんて初じめてだし記念に写メしてアンディーに送信しちゃおっと。」
テリーに携帯を渡すと、白眼を剥いてピクピク痙攣している舞の上に腰を下ろすジョー。
ジョー「さぁテリー。ちゃんと綺麗に撮ってな。」
テリー(…あの舞をこんな姿にするなんて…ジョーのやつ…アンディーが見たら切れるなこれは)
この瞬間をもってイタリアチームのメンバーが正式に決定した。
464名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 11:57:29 ID:5OgBmRIZ
おぉ新たな書き手が

wktk
465名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 02:57:09 ID:DW2N36h0
堕ちるの意味が…
466名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 03:23:46 ID:aCgyZ5Vb
そうそう、堕ちるってったら首絞められて段々気が遠のいて・・・ってそりゃ気絶やないかーっ!

これで満足か?
467名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 09:37:08 ID:CMfTM2B5
他のスレで見たことあるような‥‥。
どっちが本物だ?
468名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 12:13:21 ID:ffUAaxkm
保管庫で読み返してみると結構未完のSSが多いんだと気付いた…他のスレもこんなもんなのかな?
469名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 14:39:57 ID:1r49GskF
短編はともかく中編や長編で未完の作品はザラ
完結するまで書くにはとても労力がかかるって某スレに書いてあった
470名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 06:28:29 ID:fYtIYKxr
中篇長編は作者の情熱で続くからなぁ
読んでる方は先行きが凄く楽しみではあるんだけど労力だけは変わってあげれようが無いし
応援して待っている
471名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 14:52:24 ID:k6HxB4yx
保管庫ミラーごと無くなってないか?
472名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 12:21:10 ID:G7Pi8IZ7
>>336
>>261氏の続編はないのだろうか……
473名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 07:15:46 ID:n9O7+VSg
>>472
やぁ俺
474名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 23:53:34 ID:HuvKMGgY
>>472
>>473
よう俺
475名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 17:06:22 ID:/pKpH8O1
*****お知らせ*****
前サーバーの調子が(index.htmlのアップロードが出来なかったり)あまりにおかしいので保管庫のURLが変わりました。
ブックマークの更新をお願いします。
http://eroparo.x.fc2.com/
476平本:2009/02/08(日) 03:19:33 ID:dmKnHg9A
【支配する者】


「………する事を私、小早川リサは約束します!」
体育館にて生徒会長である小早川リサが演説を終えると同時に拍手が沸き起こった。
「いつも通りの素晴らしい演説でしたよ会長」
舞台裏に戻って来た会長に対して僕、宮本鈴夢(れいむ)は称賛の言葉を送る。
「フン…同然よ」
彼女は素っ気無い返事をしながら気高く微笑む。
「ところで鈴夢、今日の仕事については終わらせたのかしら?」
「ええ、もちろん終わせてありますよ」
「流石ね、相変わらず仕事が早いわ」
会長は満足そうに笑うと体育館を出て行った。
彼女とは中学一年生から始まって4年の付き合いになる……きっかけは彼女とのさり気ない会話から始まった。

『……生徒会長に立候補?』
『ええ、この学校には私の様な人間が必要だと思うの。だから立候補しようと考えているわ』
最初、僕は彼女の宣言を馬鹿にしていた……確かに彼女はそれなりの能力はあるが正直な話、人の上に立てる様な器ではないからだ。
彼女の外見は学校では一、二を争うほどの美しさだが、内面の方に難があった。
477平本:2009/02/08(日) 03:20:34 ID:dmKnHg9A
プライドが高く、高飛車で常に自分が上に立っていないと気が済まない――生徒会長になりたいのもその性格が原因だろう。
彼女の様なわがままな人間が当選する訳がない、残念ながらそれが現実だ。
しかし――僕の心の中にある一つの感情が沸き起こっていた……恐らく普通の人には理解しがたいであろう感情が。
『小早川さん、もし良かったら……あなたの手助けをさせていただけますか?』
僕は彼女に対して手伝いを申し出た。
『あら、一体どういう風の吹き回しかしら?』
『特に何も。僕はただ、小早川さんの力になりたいだけですよ』
『殊勝な心掛けね……良いわよ、今日からあなたの力を私のために使いなさい……良いわね?』
『了解しました小早川さん、いや……会長…』
こうして……僕は彼女の配下になった。


僕は全く後ろ盾のない彼女を会長にするため彼女に内緒で様々な計略や裏工作を行なった。
その結果、他の立候補者が仲違いや空中分解していく傍らで彼女の勢力が大きくなり……そして見事、彼女は生徒会長に当選した。
『おめでとうございます会長』
『フフン……当然の結果よ』
しかしながら彼女の当選を不審に思う者も何人いた。
478平本:2009/02/08(日) 03:21:54 ID:dmKnHg9A
さらに会長を快く思わない連中による妨害が発生し、会長は窮地に追い込まれた。
僕はこの事態を打破するため再び策を張り巡らせ、反乱分子を鎮圧し、また会長に対して進言を行ない続けた。
会長も最初の内は反論していたが次第に僕を信用する様になり僕の進言を受け入れる様になった。
そして学校が良くなっていくと同時に会長の人気も上昇し、いつしか男子女子共に彼女を慕う様になっていった。
そして二年の時が過ぎ生徒会の任期が終わろうとしていたある日。

『鈴夢、新しい場所を見つけたの……今度はこの学園で生徒会長になるわ』
会長が示した場所――それが今の学園である。
この学園は県内でもかなり有名であり、彼女はここの生徒会長になる事で自分の名声を上げようと考えたのだ。
『もちろん…鈴夢も私について来てくれるわよね?』
『ええ、もちろんですよ』
これは僕にとっても自分の知略がどこまで通用するのか丁度良い機会だった……それに――。

こうして舞台は中学校から今の学園へと移行した。
新しい学園でも僕は彼女を会長にするべく奔走する――策略で、舌戦で、温情で……多くの生徒達や有力者を説得した。
479平本:2009/02/08(日) 03:24:43 ID:dmKnHg9A
その結果、彼女は一年生にして生徒会長に当選するという偉業を成し遂げた。
さらに僕は生徒会長の力を強めるため生徒会の権力の強化を彼女に提案する。
プライドの高い会長は僕の提案をすんなりと受け入れた。
そして僕は様々な困難に立ち向かいながら飴と鞭を使い分け、数ヶ月後ついに生徒会による学園の絶対支配を完遂する。
それは同時に新しい【王】が誕生した瞬間でもあった。
こうして――会長は学園の支配者として生徒中の憧れの対象となり……今に至る。


生徒会室で僕は会計として書類をまとめている。
会計の役職の方が色々と情報を知る上で都合が良い事に加え、気分的に楽だからだ。
ちょっと肩が痛くなるのが気になるけど。
「………ん?」
僕の目がある項目の場所に止まる……アニメ研究会の部費の内容についてである。
アニメ研究会――現実から目をそむけ、妄想の世界に逃げている不埒な者達の集まり…僕はそう認識している。
そのアニメ研究会の費用が大幅に増額しているのだ。
「ねえ、君…聞きたい事があるんだけど」
僕は作業していた女子生徒に声をかける。
480平本:2009/02/08(日) 03:26:41 ID:dmKnHg9A
「はい…なんでしょうか?」
「アニメ研究会について入部の報告はある?」
「いえ、ありませんけど……どうかしましたか?」
「いや、なんでもないよ。悪いね呼び止めてしまって」
人が増えてない、か……なら何故こんなにも部費が多いんだ?
はっきり言ってアニメ研究会には何の価値もない、むしろ他の部活動の邪魔以外の何物でもない。
そんな研究会の部費が急に増額した原因はただ一つ……認めたくはないが。
「会長、か…?」
思えばアニメ研究会に関して会長には色々と疑惑がある。
もし本当に会長が独断で勝手に部費を増やしたのなら由々しき事態だ。
この事が学園中に知れ渡る事になったら今まで築き上げたものが粉々に砕け散る……絶対に避けなければならない。
「調べる必要があるな」
僕はそう呟くと立ち上がり会長室へと向かっていった。
481平本:2009/02/08(日) 03:28:00 ID:dmKnHg9A
今日はこれまでにさせていただきます……おやすみ。
482名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 10:10:52 ID:b98m8JTV
GJ
続きが楽しみだ
483名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 06:21:27 ID:e0WUQHq5
wktk
484平本:2009/02/11(水) 02:39:27 ID:JHFHnZJB
【支配する者・01】


「鈴夢!」
大きな声で呼び止められた僕が後ろを向くと険しい表情をした女子生徒が立っていた。
中谷雪乃――綺麗な顔立ちに長い黒髪と大きな胸、勝ち気な性格が特徴の吹奏楽部の若い部長である。
「どうかしましたか?」
「今回の部費について聞きたい事があるだけど!」
(やはりな……)
雪乃が怒っている原因を僕は分かっていた。
この学園の吹奏楽学部は小規模ながらも雪乃を始め優秀な部員が何名かいる。
小規模が故に満足に予算が取れず、十分に楽器を揃える事が出来ないせいで今まで実績が残せずにいるが、
もし十分な部費があれば活躍する事が出来る可能性があると僕は考えている。
この間も新しく部員が何人か増えたのだが……。
「なんで吹奏楽部の予算が大幅に減っているのよ!おかしいじゃないの!」
そう……アニメ研究会の増額とは逆に吹奏楽部の予算が減らされていたのだ。
「確かに私達は規模も小さいし実績も残していないけど今回の件については納得出来ないわ!どういう事か説明して!」
雪乃は僕のマフラーを掴んで息巻いている。
(全く穏やかじゃないなぁ)
僕は心の中でため息を吐く。
485平本:2009/02/11(水) 02:40:53 ID:JHFHnZJB
吹奏楽部の予算が減らされた理由、それは皮肉にも雪乃自身にあるだろう。
彼女は普段から会長に対して反抗的な態度を取っており、事あれば会長を批判していた。
彼女が所属している吹奏楽部に皺寄せ来てもおかしくはない――あくまでも会長が予算を私用していればの話だが。
しかし…アニ研と吹奏楽部の予算の増減、これはいよいよ持って調べる必要がある様だ。
「とにかく、予算の件に関しては僕が調べておきますから落ち着いてください」
「いいわ、今日の所は引き下がってあげる!でも何も変わらなかったら許さないんだからねっ!分かった!?」
ようやく雪乃は僕のマフラーから手を離すと今だ憤慨した様子で去って行った。
「やれやれ」
僕はマフラーを直し時計を見る……今日はもう帰る必要があるな。
予算の件に関しては明日で良いだろう、それに今日はもう雪乃のせいで疲れた。僕は生徒会室に戻り帰る準備をする。
「鈴夢さん、さようなら」
「うん、じゃあまた明日ね」
生徒会室で仕事をしている会員達に挨拶を交わしながら僕は帰っていった。
486平本:2009/02/11(水) 02:41:41 ID:JHFHnZJB
次の日の放課後、僕は会長と共に部活動の視察のため学園中を回っていた。
「会長、吹奏楽部の件についてですけど…」
ふと雪乃の事を思い出した僕は昨日の事を話すと会長はフフンと鼻で笑い不敵な笑みを浮かべる。
「良い気味だわ、実績もない上に会長である私に対して反抗的な態度を取るからいけないのよ」
思っていた通り会長は自分の私情で吹奏楽部の予算を減らしたのである。
今度はアニ研の予算についても聞いてみる事にした。
「会長、アニメ研究会の事で……」
「鈴夢、まとめて欲しい書類があるから生徒会室に行ってちょうだい」
僕の言葉を遮る様に急に会長が命令を下す。
「……今からですか?」
「当たり前じゃない」
「……かしこまりました」
僕は会長に一礼して歩き出す――僕は生徒会室……ではなく、誰もいない部屋へと移動した。
会長の真意を確かめるために僕は鞄の中から小さなレシーバーを取り出す。
昨日、帰る途中に僕はアニメ研究会の部屋に盗聴器を仕掛けた。
本当はこういう事はしたくはないが背に腹は代えられない……これは一刻を争う事態なのだ。
487平本:2009/02/11(水) 02:42:47 ID:JHFHnZJB
『・・・・長が・・・来るなんて意外だなぁ』
僕がスイッチを入れるとレシーバーから男の声が聞こえて来た。
どうやら誰かと会話しているらしい。
『あなた達が何かしない様に監視しているだけよ、勘違いしないで頂戴』
この声は正しく会長のもの……やはり会長はアニメ研究会と関わりを持っていたのだ。
『おいおい、まるで俺達が悪者みたいな言い方だな』
この聞き覚えのある男の声は……アニ研の部長である藤村幸雄のものか。
藤村という男、これといって特筆する所はないがマイペースな性格で会議の時も寝ている事が多い。
しかも、どんな相手に対しても馴々しく話しかけて来る……僕はこの男があまり好きではない。
『にしてもびっくりしたよ。今回の予算が前よりも大幅にアップしているなんて……サンキュー会長!』
『勘違いしないで欲しいわ。私はただあなた達の実績と頑張りを見て予算を増やす必要があると判断しただけよ』
僕は会長の言葉が理解できなかった……アニ研に実績があるなんて初耳だ。
会長は一体何を言っているのだろうか。
『言っておくけど、これで結果を残す事が出来なかったら許さないわよ?』
488平本:2009/02/11(水) 02:43:40 ID:JHFHnZJB
全く馬鹿げている、許す許さないの問題ではない……奴らに餌をあげる様な真似をして会長は何を考えている?
『でもさ、会長……本当に良かったのか?なんだか悪い気がするんだけど…』
当たり前だ、貴様達にくれてやる金等、びた一文もない。
悪い気がするんだったら今すぐに部費を返上して他の部に回せ………と僕は言いたい。
『あなたが心配する必要はないわ、頑張っている部活動に対して支援をするのが生徒会の役目だもの』
……二枚舌だ。
なら何故、同じく頑張っている吹奏楽部に対してあの様な仕打ちを行うのだろうか。
――決まっている、会長はアニ研をひいきにしているんだ。
理由は分からない……だが今回の予算についての増額、そして何より――その事に関して僕に何も言わなかった事が何よりもその証だ。
ため息を吐きながら僕はレシーバーをしまう、これ以上は聞く必要はないだろう。
「このままではいけない…」
僕は小さく呟く。
この様な会長のわがままが続けばいずれ生徒会全体が信用を失う。
僕が生徒会に権力を集中させたのは会長の勝手を許すためではない。
会長の目を覚ますために僕は会長を説得する事を決めた。
489平本:2009/02/11(水) 02:44:30 ID:JHFHnZJB
――次の日。
「会長、聞きたい事があるのですがよろしいでしょうか」
僕は生徒会長室で書類の整理をしていた会長に質問をぶつける。
「あら……何かしら?」
「今回の予算の件について会長の真意を聞かせていただきます」
会長は一瞬、眉をしかめるがすぐに落ち着いた表情で僕を見つめる。
「もしかして吹奏楽部の事?あそこは実績が……」
「いいえ、違います。僕が聞きたいのはアニメ研究会の予算について。
何故あの様な所の部費の増額を……まるであの場所に対して特別な感情がある様に見えます」
「……何が言いたいのかしら?」
会長がスッと立ち上がり僕を睨み付ける。
「会長、僕はアニメ研究会の予算の増額について取り消す事を進言します。
一つの部に対して贔屓する様な行動は人の上に立つものとして恥ずべき事です」
バンッ!
会長が怒った様子で机を強く叩きつける。
やはり図星だったみたいだ。
「鈴夢!私がいつアニメ研究会を贔屓したというの!?」
「アニメ研究会の部費が急に増えた事、そして――会長の今の態度が何よりの証拠だと思われますが?」
会長とは対照的に僕は淡々とした口調で会長を問い詰める。
490平本:2009/02/11(水) 02:45:23 ID:JHFHnZJB
「そ……それは………」
「会長、このままあなたが公私混同を続けていけば生徒達は生徒会に不信を抱き、いずれ暴動が起きる可能性があります。
今一度、自分が置かれている立場を自覚してください」
少し言い過ぎかもしれないが、これもまた会長の目を覚ますためである。
「……あなたこそ自分の置かれている立場を理解しているのかしら?」
会長はおもむろに歩き出し僕の目の前へと移動する。
「……会長?」
「この私に向かってそんな口のきき方をして良いと思っているの?
鈴夢、私がその気になれば今すぐにあなたを生徒会から追放する事だって出来るのよ?」
会長は僕をまるで見下した様な表情で言い放つ。
一体なんだこれは?
僕はただ会長の目覚めさせようと説得しているだけだ……感謝されこそすれ、追放されるいわれはない。
「会長、いい加減目を覚ましてください!あなたがやるべき事は……」
バシン!
会長室に大きな音が響き渡る――会長が僕の頬に平手打ちをしたのだ。
僕は叩かれた頬に手をやる……ヒリヒリとした痛みが頬全体に伝わって来る。
「私に同じ事を言わせないで頂戴」
会長は僕を睨み付けたまま自分の椅子へと戻った。
491平本:2009/02/11(水) 02:46:34 ID:JHFHnZJB
「……出過ぎた事をしました、真に申し訳ありません…この件に関してはこれ以上は何も言いません」
僕は会長にそう言って深々と頭を下げる。
「分かれば良いのよ……鈴夢、次からは気をつけなさい」
僕の言葉に満足したのか会長は勝ち誇ったような表情をして椅子に座る。
「承知しました……では僕は仕事があるのでこれで失礼させていただきます」
僕は会長に一礼すると会長室を後にした――会長に対して失望をしながら。

その日の放課後、誰もいない音楽室で僕はピアノを弾いていた。
自慢ではないが、僕はかつてピアニストとして数多の賞を取った経験がある。
僕は演奏しながら生徒会長……小早川リサの事について考えていた。
「小早川リサ……全くの無名だった貴様をこの学園の生徒会長にしてやった僕に対してのあの仕打ち……。
さらに己の力量をわきまえぬ不遜な振る舞い……許さない」
そう、小早川リサは僕を裏切ったのだ、今まで助けてやって来たこの僕を。
「あの女は人の立つ者としてふさわしくない……新しい会長を立てる必要があるな」
言う事を聞かない駒に僕は用はない――彼女には舞台から退場してもらう。
492平本:2009/02/11(水) 02:48:36 ID:JHFHnZJB
ただし彼女には制裁を受けてもらう、この僕を侮辱した制裁を。
当然だ、あの女は制裁を受けて当然……僕に逆らった罪はそれほどまでに重い。
小早川リサ……先ずは貴様から生徒会長の座を返してもらう、支配者の椅子は彼女にはもったいない。
僕は演奏を終わらせると鍵盤を強く叩く、ジャーンと大きな音が音楽室で響き渡った。
ふと僕は吹奏楽部が小早川リサに圧力をかけられていた事を思い出す。
「中谷雪乃……彼女はあの女を敵視している……使えるな」
そう考えた僕は中谷雪乃を懐柔する事に決めた。
彼女を手懐けておけば僕が行動するのに色々と役に立つだろう。
僕は携帯を取り出してある場所に電話をかける。
新しい舞台の幕開けだ……『小早川リサの転落物語』とでも言っておこう。
支配する者は・・・僕が決める。

――――――

今日はここまでにさせていただきます。
493名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 04:15:14 ID:lmMVZ17K
wktk
494名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 07:55:09 ID:oebSk0hG
リサたん逃げてぇ!!
495名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 16:05:39 ID:+7UNK1jx
このハラハラ感がたまらん
496名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 13:18:34 ID:XmI9xG7a
リサの転落劇楽しみ。どんなかたちでプライドをずたずたにされ羞恥にまみれるのか
497名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 19:55:40 ID:EBWmzesQ
これから女王に君臨し皆に慕われプライドの高いリサが墜ちていくと思うと高揚感がはんぱねえ!!
立場逆転や女王転落とか大好きです
498名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 20:56:26 ID:wb9PoKwN
リサがアニオタだったら泣いちゃう
499名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 22:59:17 ID:AFdKoI4Z
よわみをにぎられているとか
500名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 01:43:06 ID:2tQEqtRL
500げとー
501名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 10:01:27 ID:hsPRLFyr
女王様の転落って良いよね
尊敬を集めていた人が軽蔑の目で見られるようになるって良いよね
502名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 21:10:44 ID:u/0zLY0B
今、SSの筋を書いてるんだけど……
ファンタジーで戦争もので、まずは敵将のエルフ♀を捕らえるわけです。
1、2週間全部かけてじわじわ追い詰めて、最終日に一気に堕とすという計画なんだけど……。
現実ものだったら何か弱みを握る事で女王様を這いつくばらせるわけですが、こういう場合は
どう屈服させれば良いんでしょうか。なまじ強い将という設定にしてしまうと、単に捕らえただけとか
拷問じゃあ屈服させられないと思うんですよね、精神的には。まあそれで性的に屈服させるわけなんですが。
その精神的な屈服の前段階として、状況的な縛りが要ると思うんです。前に出た弱みのような。

……まあここまで書いたところで、「精神的な逃げ道を一つも作らず追い詰めた方が鬼畜だよなあ」なんて思ったりしましたが。
拘束されてるから、薬を使われたから、脅迫されたから、そう言う逃げ道を作らずに徹底的に攻めて、
最後にそれらを一気に与えてやった方が堕ちっぷりが楽しいかもしれません。

その辺りのところ、どうでしょうか?
503名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 21:37:53 ID:tw3JM3oN
完全な袋小路より、光が一筋見えてて希望が残ってる方が残酷なんだぜ。
504名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 03:16:47 ID:1wpbpZXQ
例えば、だ
責めの時には
「お前の婚約者はお前の為に拷問にも必死で耐えてたのに
そのお前が欲情して自分から腰振ってるなんて可哀相だなぁ」
的な、言葉責めに織り交ぜて、心の支えにさせてやって

よく分かんないけど最後の最後で調教済みの彼氏を見せてやるとか?
「私の事が分からないの!?」
「もっと踏んでください女王様ぁ」
とかってやって愕然とさせるとか、いっそ彼氏の方はとっくに死刑になってました、でもアリかもなぁ


まぁ簡単に言えば上の人を下に落とすには弱点要素を付加してやればいいわけだ
他には
媚薬、裸散歩、強制オナニー、日常バイブローター、ラクガキ、適当に縛るなりで何されても抵抗できないようにして放置プレイ
ありきたりなのはこんなトコか

俺が同じようなのを書くとしたら将軍様にはお犬プレイだな
素っ裸で首輪に鎖にボールギャグ、手×足の手錠で野外の犬小屋に繋がれればいい
あとはヒマな時に散歩したりバイブローターで面白半分にイカせまくってみたり
勿論捕虜になった将軍様の部下の目の前で弄ぶのがいい、捕虜に命令してバイブを抜き差しさせて本気で感じてる将軍様・・・・・・

こんなの書いてたらなんだか少し書きたくなってきたな、今度ヒマな時に何か考えてみるかな
505名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 11:18:40 ID:ZN21NYHp
仲間のためにと耐えていたはずの快楽拷問により
責められることによって感じる変態マゾに成り下がってしまい
仲間のため、というのは感じてしまい拷問を受け入れている
自分自身に対しての言い訳でしかなくなり
仲間を救い出す気高い自己犠牲の精神が変態マゾの精神へと変貌してしまう

506502:2009/02/19(木) 22:05:40 ID:Pj0ISh5H
このスレ的には堕ち過程と堕ち結果、どっちを重視する感じなんですかねえ。
自分は堕ち前後の落差が酷いのが好きなので、どうしても過程が少なくなるって言うか、
女性側の堕ち途中の心境変化が少なめになってしまうんですよね。

あらかじめ宣戦布告しておけば「こんな奴に」って心理が働いて精神的な強さも少しは持続しますかねえ……。
体の方だけは完璧に仕込んでおいて、精神的な方はこちらからは何もせずにおけば最後まで堕ちないかも。
仲間の為に……という逃げ道を唯一残しておいて、あとはその仲間が裏切り者だったと明かしてやって
最後の調教で全部へし折ってやれば……。
仲間が快楽に堕ちてたなら「私もいいんだ」ってなりますが、普通に裏切られた場合は信じてきたものが
全て失われるわけなんで、そっちの方が絶望的ですよね。自分の体ももはや自分の意志と離れてしまっているし。

何か書いてたらテンション上がってきました。
ちょっと妄想を形にする作業に移ります。
どういうのが好きか、少しスレ住人の方の話を聞いてみたいです。
507名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 22:09:56 ID:pZLp2lnX
>>506
>>1的には落ち過程中心じゃね?
結果なら別スレがあるし。
508名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 22:53:28 ID:IlpW5S2y
俺はS女王様がいたぶられ苛められ羞恥地獄に落とされた結果
悔しい恥ずかしいのに感じて濡れてしまうマゾに堕ちれば良い
最初の人物設定が結構大切な気がする
509名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 23:41:25 ID:umjtS7tD
なんか、もう、ネタばらしする前に描いて来いよww
510名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 00:12:17 ID:Y7MFOF5W
こういう雑談があってもいいでしょうに
作者がSS書いてGJ、続きよろしく。だけのむなしいスレより
511名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 04:33:57 ID:YpCwQcFO
うむ、作品が来るまで雑談で盛り上がろうじゃないか
単調なワンパ作品を延々ハイペース投下されて雑談すら出来ないスレより
512名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 11:07:40 ID:y4mpECGa
リサ落ちが見たい
513名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 03:59:16 ID:+f4EOFUH
最初は堕ちる女を結構嫌われるタイプにしなきゃいけんと思うんだ
そんでギャップ萌えの為に自慰すら知らないウブな設定にする
しかも体質と内面がドMであればさらにOK、みるみる堕ちていく女の完成
514名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 09:05:32 ID:v0npjC9U
個人的には嫌われ者より、人気者の女が落ちていくほうが良いな
515名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 02:16:50 ID:47mOTHMV
人気者で人間出来てたら堕とす必要ない気がするが
主人公が私利私欲で堕とせばいいのか
516名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 03:09:46 ID:Tt8bfGKf
自己完結してるしw

そもそも、必要性から堕していたのか、このスレの他のSSは?
517名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 08:38:41 ID:+aG66gz6
そこに墜としたい子がいるから墜とすんだよ。
518名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 09:27:37 ID:+5RKKyRM
だよな。
人格者だから堕とす必要ないなどという考え方(>>515)は、全く理解できん
519名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 21:52:38 ID:zt3UYtJ3
ツンツンしてるやつを墜とせりゃ何でもいい
520名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 23:25:06 ID:4pa4aBYW
>>519
いい事言った
521名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 10:53:26 ID:2TG+B0Je
522名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 19:38:58 ID:U+uN+PeR
相手がSだからこそ犯したい。
523名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 23:28:00 ID:1XSmeb1b
見下してくるSを屈伏させてMにするまでの過程が好き

俺だけじゃないはず!
524名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 01:36:53 ID:/8b2YpWm
わかる、わかるよー
525名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 03:07:19 ID:VC0xs+Hb
平本はどこいったんだ平本は
526名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:06:35 ID:HScEw5bQ
亀だけど
>>507
そんなスレあったっけ?
527名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 19:57:56 ID:cOicBLR0
>>523
俺はそれプラス、最低限人間としてのプライドを持たせといてやりたい。
壊しちまうとそれ以上なぶる楽しみが無くなるし、人間だから犬には欲情できん
528名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 11:50:16 ID:R+tIDAbc
>>527
賛成。
堕とすのには興奮するが、
堕ちた女には興奮しない。
529名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 12:52:26 ID:tr+QM6U1
堕ちたおにゃのこをめいっぱい可愛がるのが好きです
530名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 23:51:10 ID:kakG0GAw
>>529
よう心友
過程もいいが、結末から始まる物語もまたいいものだ
531名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 13:22:27 ID:jGi0SE9W
保守
532名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 07:02:26 ID:smNV6aoU
保守
533名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 19:59:46 ID:mrKtZZ9W
強気な奴だけでなく、誰も敵わないくらい強い奴を
屈伏させるのも好きだ
普段俺TUEEEEな奴がボロボロになってるのを見ると興奮する
そんな俺は間違いなくドS
534名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 01:40:35 ID:cyrB6+1z
>>533
性癖というより結構ノーマルな思考回路だと思う
535名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 00:12:31 ID:3E6uh/wM
>>533
何だ俺か。
536名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 01:26:46 ID:mkZVm8q0
>>533
大事。
537名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 12:40:12 ID:A8XzDyAR
>>536
それはこの流れの場合
「だいじ」と読むのか「おおごと」と読むのか
538名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 13:16:51 ID:aw+0Y3/K
おおごと、じゃないだろう…普通だもの

しかし誰も敵わないヒロインをどうやって倒すんだろうか…
あ、ヒロインは脳筋で策に嵌まるのか
539名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 16:37:48 ID:12FFFQEY
このスレ見つけたとき女の子をSにするスレかと思った
540名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 22:26:53 ID:/D5jySeF
新作はまだか〜!
541名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 13:40:57 ID:GtN0rAkc
え、なんだよ、このスレここで止まってんのかよ!
今日このスレ見つけて、ここまで一気に超楽しく読んでたのに…。

職人様どこいったん?!
平本氏は?502氏は?
542名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 10:19:48 ID:JrJxSPxw
ほしゅ
543平本:2009/05/13(水) 15:42:04 ID:s+2kJHNJ
【支配する者 02】


僕が小早川リサに制裁を決意してから一ヵ月、僕は何事もなかったかの様にリサと共に生徒会の仕事をしていた。
リサの方は僕に平手打ちをした事などすでに忘れている様子で書類を確認しながら呑気にケーキを食べている。
「鈴夢、雪乃の件についてはどうなっているのかしら?」
リサはケーキを食べ終わると仕事をしている僕に話し掛ける。
「ああ、彼女の事なら大丈夫ですよ会長。今の所、中谷さんには反逆の意志はないみたいです」
「そう、あの反抗的な態度はただの僻みだったのかしら。全く弱い犬ほどよく吠えるって言う言葉は本当ね」
「とはいえ、彼女の態度はいずれ生徒会の威厳を揺るがす危険性があります。
念には念を入れるため、僕は中谷雪乃に対しての制裁を進言します」
「そうね……」
リサは僕の提案を聞いて少し考える様な顔をした後、クスリと笑う。
「確かに鈴夢の言う通り生徒会に対しての彼女の態度は許されないわね。
分かったわ、鈴夢……あなたには雪乃への制裁の任を与えます。私に逆らった事を後悔させてあげなさい………よろしいわね?」
「了解しました会長……それでは僕は失礼させていただきます」
544平本:2009/05/13(水) 15:43:15 ID:s+2kJHNJ
僕はマフラーを首に巻きリサに一礼して会長室から出るとホッと小さな溜め息を吐く。
(全く……笑いを堪えるってのは本当に大変な事なんだな)
あれだけの仕打ちをしておいて、まだ僕が自分のために動いていると思っている所が実に滑稽なものだ。
残念ながら会長、僕はあなたを失脚させるために動いているんですよ?
まぁ、会長としての時間を楽しんでください………所詮は夢幻なんですけどね。
僕は心の中でクックッと笑いながら雪乃のいるクラスへと向かう。

教室に入ってみる雪乃は一人、自分の机の上で本を読んでいた。
「こんにちは中谷さん」
「きゃっ!?」
僕が声をかけると雪乃はビクッと身体を震わせる。
「な…なんだ…鈴夢君か……びっくりした…どうかしたの?」
雪乃は僕の姿を確認すると大きく深呼吸してニコッと微笑む。
「いや、ちょっと中谷さんと話がしたくなってね……それよりも『鈴夢君』ってのはやめない?前みたいに呼び捨てで構わないよ」
「そ、それは出来ないよ……鈴夢君には色々と助けてもらったんだから……」
頬を赤く染めながら彼女はうつむく……一ヵ月前とはまるで別人の様だ。
545平本:2009/05/13(水) 15:43:59 ID:s+2kJHNJ
リサへの制裁を決めたあの日、僕は雪乃に電話をかけ音楽室に呼び出しすと僕は雪乃のある悩み事について問いただした。
雪乃は僕が何故その事を知っているのか、かなり警戒していたが真摯な姿勢で説得すると彼女は詳しく話してくれた。
雪乃の家はいわゆる母子家庭であり彼女の母親は小さな花屋で働いていたのだが、ある日彼女達の元に死んだ父親の友人を名乗る者達が現れたらしい。
彼らは雪乃の父親が生前、自分達に多額の借金をしていたと語りその借金の返済を求めて来たのである。
彼らは借金の証文を見せ付け、裁判に持ち込んででも返させると言いそれ以来毎日の様に返済を迫っているらしい。
雪乃も雪乃の母親もどうしたら良いのか分からず、とても悩んでいた。

その話を聞いた僕は一発で彼女達が騙されていると分かり数日後、知り合いの有名な弁護士と共に雪乃の花屋に向かった。
そして何も知らずに返済を要求しにやって来た阿呆共を弁護士と共に論破した――今でもあの悔しそうな顔が忘れられない。
後に知った事だが奴らは有名な詐欺グループで雪乃達の様な弱い立場にいる人間を狙うヒルの様な連中だったらしい。
546平本:2009/05/13(水) 15:44:53 ID:s+2kJHNJ
「お母さんも鈴夢君には本当に感謝してるって……でもどうして私達を助けてくれたの?」
「僕はね、曲がった事が大嫌いなんだ……それに僕は中谷さんの力になりたかったんだ。中谷さんが無事で本当に良かった」
「鈴夢君……本当にありがとう」
この一件以来、僕に対する雪乃の態度が変わった……こんなに変わるとは予想外だったけど僕としても都合が良い。
もはや雪乃は僕を信用しきっている――そう確信した僕はついに彼女への懐柔を開始する。
「中谷さん……君は今の生徒会についてどう思う?」
「えっ?どうって……」
「生徒会は……いや、この学園は会長である小早川リサさんによって支配されているけど……本当にそれで良いのだろうか?」
「鈴夢君……?」
「会長は自分の気に入った生徒を贔屓し、自分が気に入らない生徒に対して嫌がらせを行っている……その事は君もよく知っているだろう?」
「……………」
「さらに自分に逆らう者には容赦なく制裁を与える……はっきり言って彼女は人の上に立つ人間だとは僕は思えない。
これ以上彼女のわがままを許したら、この学園はもっとおかしくなってしまう……このままじゃいけないと僕は思う」
547平本:2009/05/13(水) 15:45:38 ID:s+2kJHNJ
「鈴夢君…それってもしかして……」
驚いた表情をしている雪乃に合わせる様に僕はうなづく。
「僕は今の生徒会を正そうと思う……中谷さんの様に一生懸命頑張っている人達の努力を踏みにじる生徒会なんて僕には許せない。
おかしいかな…?生徒会に所属している僕がこんな事を言うなんて……」
「ううん!そんな事ない……私は……鈴夢君が言っている事が正しいと思う。
……鈴夢君、私に手伝える事ってある?私も鈴夢君のために頑張りたい…」
その言葉を聞いて僕は心の中でニヤッと笑う……まさに思い通りだ。
「ありがとう中谷さん。でも君にまで迷惑をかける訳にはいかないよ……もし失敗したらただじゃすまないと思う」
「構わないわ!鈴夢君は私を助けてくれた、だから……今度は私が鈴夢君を助ける番……駄目?」
雪乃は僕の手を握り、目を潤ませながら僕の目を見つめる。
(懐柔……完了)
僕の心の中でそう宣言して雪乃の手を握り返す。
「ありがとう……中谷さんが仲間になってくれて僕は実に嬉しい。
中谷さんの期待を裏切らない様に僕は頑張るよ」
「頑張ってね鈴夢君!私も……鈴夢君の力になれる様に頑張るから!」
548平本:2009/05/13(水) 15:46:41 ID:s+2kJHNJ
雪乃は身体中を震わせながらも喜々とした表情で僕に微笑む。頼もしい言葉だよ雪乃…いや、そうでなくては僕としても困る。
君にはあの女を会長の座から引きずり落とすヒロインになってもらいたいからね。
強大な力を持つ小早川リサに厳しい弾圧を受けながらも彼女の不正に立ち向かう美少女……判官贔屓が好きな奴にはたまらない物語だろう?
それに今まで見下して来た雪乃にプライドを傷付けられる事はリサにとっては耐え難い屈辱のはずだ。会長の座から落とされた時のリサの顔は見ものだろう。
「それじゃあ中谷さん、僕は生徒会の仕事があるから生徒会室に戻るね……何かあったら中谷さんに言うよ」
「うん、いつでも言ってね!鈴夢君の役に立てるように頑張るから。それじゃあ、バイバイ!」
手を振って僕を見送る雪乃に微笑みながら僕は教室を後にする。
「ああ……頑張ってくれよ……雪乃…」

リサを会長の座から落とす役は決まったが、もうちょっと人が欲しいな……さて、どうするか。
「ん…あれは…」
廊下を歩いていると、栗毛の女子生徒が小柄な男子生徒に対して詰め寄っていた。
(またか……)
僕は呆れる様に溜め息を吐くと、その二人に近付く。
549平本:2009/05/13(水) 15:47:45 ID:s+2kJHNJ
「あ……鈴夢君……」
僕に気が付いた男子生徒……佐々木孝太郎はまるで助けを求める様な表情で僕を見つめる。それを察知した僕は彼に詰め寄っていた女子生徒……松永奈々の方に顔を向け、話しかける。
「どうしました松永先輩……何やら孝太郎君に詰め寄ってみたいですが?」
「別に…彼の生徒会での活動に対してちょっと指導をしてただけよ」
僕より一学年上の松永先輩はキッと僕の方を睨み付けながらも冷静な口調で答える。
「おや、新人の指導なら僕達はちゃんとやっていますけど…?」
「そうかしら?いつもあなた達生徒会は忙しそうだから新人を教育している様には見えなかったわ。とにかく、教えたい事も言ったし私は帰るわね…」
松永先輩は僕に向かってフンと鼻を鳴らすとこの場から立ち去る様に歩き出す。
(指導、ね…)
僕は苦笑しながら彼女の後ろ姿を冷ややかな目で眺める。全く…前『生徒会長』も落ちぶれたものだ。
彼女はかつてこの学園の生徒会長でアイドル的存在だった…本来なら彼女が会長を続投してもおかしくはなかったが、リサが生徒会長に当選した事により彼女はただの一生徒に成り下がってしまう事になる。
ま、僕も悪いんですけどね。
550平本:2009/05/13(水) 15:48:49 ID:s+2kJHNJ
僕は松永先輩の姿が消えた事を確認すると孝太郎に顔を向けた。孝太郎は目に涙を浮かべながら僕に頭を下げる。
「大丈夫かな孝太郎君?君も大変だね…」
「うん、大丈夫…ありがとう鈴夢君。…平気だよ、こういうのは…もう慣れているから」
孝太郎はため息を吐いて悲しそうに顔を俯ける。彼は女子にからかわれたり、ひどい振る舞いを受ける事が多い。
原因は彼の外見と性格にあるだろう。僕も小柄な方だけど彼は僕よりもさらに小さい。そして弱気で臆病な性格と、まさにいじめられる素質が盛り沢山だ。
「それにしても松永先輩もひどいよね、いつも孝太郎君に怒ってさ」
「……仕方ないよ。先輩はボクが生徒会でやっていける様に教えてくれているんだから…」
どうやら孝太郎は松永先輩は自分のために厳しく言っているんだと思っているみたいだ。でも僕は知っている…それは全くの嘘だって事を。
松永奈々は自分の鬱憤を晴らすために孝太郎に八つ当たりしているだけで何かを教えるつもりなんか全然ない。
彼女は今の生徒会と自分を蹴落としたリサに対して強い不満を持っている。その不満を晴らすために生徒会で一番力のない新人の孝太郎に指導と称したいじめを行っているだけの話だ。
551平本:2009/05/13(水) 15:49:53 ID:s+2kJHNJ
孝太郎をいじめる事で生徒会に復讐しているつもりなんだろう、実に哀れな女だ。
結局、松永奈々もリサと同じくプライドだけが高い愚か者だった訳だ……本当にこの学園は人材不足だよね。
もっとも、優秀な人間が少なかったおかげで生徒会の権力を強める事が出来たんだが。
どちらにしろ彼女にもいずれ制裁を与える必要がある……新人とはいえ生徒の会員である孝太郎に対し嫌がらせをするという事は我々生徒会を馬鹿にしているという事だ。
それに松永先輩がいずれ生徒会の脅威になる可能性があるからだ。
元会長という事もあって彼女を慕う生徒も少なからず多い、そんな彼女がその者達を掻き集めて今の生徒会に対して反逆するやもしれない。
まぁ、今の所はそんな話を聞かないしリサを粛清した後でゆっくりと制裁を与えても構わないだろう。
「孝太郎君、嫌だったら先輩に嫌だってはっきり言ったらどうかな?」
「そ、そんな事出来る訳ないよ……。だって……あの元会長が僕のために色々と教えてくれているのに…」
「そうか…孝太郎君は優しいんだね、あんなに言われても先輩を庇うなんてさ…」
「や、優しいだなんて…そんな…。ボクはそんなつもりじゃないのに…」
552平本:2009/05/13(水) 15:51:11 ID:s+2kJHNJ
孝太郎は恥ずかしそうに自分の頭を撫でる。確かに彼は優しい性格だ…でもね孝太郎、君は優し過ぎるんだ。君は松永奈々にそこを付け込まれていじめを受けているんだよ?
優しいだけじゃ……この世界は生きていけないんだよ……残念ながらね…。

生徒会の仕事も終わり僕は一人、帰り道を歩いていた。
「あ、そうだ……」
その途中、僕は生徒会で使っているノートがもうなくなりそうなのを思い出す。僕はノートを買うために近くの店の中に入りノートがある棚を探していた。
「あれ……あれは松永先輩…?」
僕の視線の先には松永先輩が一人、手に化粧品の瓶を持ちながら立っている…僕は先輩に気付かれないように近くの棚に隠れた。先輩は辺りをキョロキョロと確認しながら鞄を開く。
(まさか……)
先輩が何をしようかと気が付いた僕はポケットの中から手のひらサイズのデジカメを取り出す。
何故こんなもの持っているかだって?こういう事態に備えてに決まってじゃないか。
僕は先輩にカメラの照準を合わせるとジッとその時を待ち構える。そう、先輩がその瓶を鞄の中に入れる瞬間を。
先輩は相変わらず辺りを確認している……早くその瓶を入れてくれないかなぁ。
553平本:2009/05/13(水) 15:51:59 ID:s+2kJHNJ
しばらくした後、誰もいないのを確認した先輩は瓶を持った手を鞄の中へと移動させる。
「よし…」
僕は小さく呟くとカメラの撮影を開始した。先輩が瓶を鞄の中に入れる様子を何枚か撮るとカメラをポケットの中に戻す。
先輩は自分が撮られているとはつゆ知らず何事もなかったように店の外へと出る。
僕はデジカメを確認する……バッチリと先輩が万引きする瞬間が撮れている。僕はニヤリと笑うと先輩を追うように店を出る。
「いた…」
僕は先輩を見つけると、気が付かれないように尾行する。もしかしたら他の店でも万引きするかもしれない。

先輩は呑気に鼻歌を歌いながら歩き続けている。
(あれ…ここって…?)
先輩が向かった場所…それはいつも通っている学園だった。もう日も暮れている、今さら学園に何か用でもあるのだろうか。
先輩は学園の駐車場へと移動するとある一台の車の前で立ち止まった。
「あれは理事長の車…」
先輩は鞄の中から何やらスプレーみたいなものを取り出すと辺りを見渡す。
そういえば最近、教員の車がカラースプレーで落書きされる事件が起きてたけど…なるほどね、彼女だったのか…教員達の車にカラースプレーで落書きをしていた犯人は。
554平本:2009/05/13(水) 15:53:11 ID:s+2kJHNJ
僕は再びデジカメを取り出し、先輩に見つからないように物陰へ移動した。先輩がスプレーの蓋を開け、車のガラスに噴射するのを確認すると僕は撮影を開始する。
よく見ると先輩は落書きをしながら何かを言っている……なんだ?僕は耳をこらして何を言っているのか聞き取ろうとした。
『くも……よくもあんな女を生徒会長に……!許さない……許さないわ……!』
『アンタ達がもっと応援すれば今でも生徒会長は私が……!』
『これは罰なのよ…!私を馬鹿にした罰なんだから……』
と、先輩は怒りに満ちた表情でそんな事を言っていた。
なるほど…先輩は自分が生徒会長を蹴落とされた原因が教員にもあると逆恨みしているんだ。だからその恨みを晴らすために教員の車に落書きしていたという訳か…。
落書きを終えたのか先輩はスプレーを鞄の中にしまうと、満足そうな表情でその場から立ち去る…車は文字通り悲惨な状態だ。
それにしても……松永奈々は本当に馬鹿な女だな。物は盗むわ、コソコソとケチな悪戯をするわ……リサの方がいくらかマシに見えてしまう。
とはいえ、僕としては良いものを見せてもらった。これで松永奈々を制裁する時に使うカードが増えたのだから。
555平本:2009/05/13(水) 15:54:39 ID:s+2kJHNJ
家に帰った僕はベッドの上で横になりながらこれからの事を考える。
雪乃が味方になったのは良い。だがもっとこう……なんでもやるような人間が欲しい…汚い事、危険な事…そういうのをやってくれる人間が。
「そうだ…」
僕は近くに置いていたデジカメを右手で持って掲げる。いるじゃないか、そういうのをやらせる事が出来る人間が一人。
松永奈々……今日、僕が手に入れた写真を使えば良い。万引きや車への落書き…もしこの写真が学園中に広まれば彼女は間違いなく破滅するだろう。
学園での人気が無くなるどころか、何せ犯罪者になるんだからね。彼女は絶対に逆わない…いや、逆らう事など出来やしない。
だけど……。
「なんかひっかかる…」
そうだ、脅迫というカードをこんな事のために使っていいのか?実は僕、人の弱みを握って脅すやり方はあまり好きではないのだ。
そういうのを最初からするのは知恵がない人間がやる事だ…弱みを握っての脅迫というものはあくまで最後の奥の手に過ぎない。
他にもあるはずだ、リスクの低い…もっと頭を使ったやり方が…。
『許さない…!私を馬鹿にした生徒会だけは許さない…』
急に僕は車に落書きした時に先輩の言葉を思い出す。
556平本:2009/05/13(水) 15:55:37 ID:s+2kJHNJ
そうだ、彼女は自分のプライドを傷付けられたという下らない理由であんな最低な事をしたんだ。
それに…あの女は孝太郎という自分より弱い人間をいじめているじゃないか。
彼女は弱者を虐げるという許されない事をしたのだ…無法には無法だ、遠慮などする必要等どこにある…?
僕は右手を強く握り締め、先輩を脅迫する決意を固める。
先輩…あなたが悪いんですよ?あんな所を僕に見せるから……。あんな弱みになる様なものを見せられたら…。

罠ニ嵌メル必要ガ無クテモ嵌メタクナッテシマウデハアリマセンカ…!

松永先輩、あなたにはリサを破滅させるための駒になってもらいます……どんな汚い事でもやってくれる便利な駒にね。
でも、その前にあなたには罰を受けてもらいます…弱者をいじめた罰を……因果応報って奴ですよ。
そのためには孝太郎ににも手伝ってもらう事になるな……まぁ、彼なら大丈夫だろうけどね。
僕は静かに目を閉じると深い眠りにつく。

松永奈々……お前を支配してやる…この僕が…!
557平本:2009/05/13(水) 15:57:42 ID:s+2kJHNJ
今回はここまでにさせていただきます。
規制に巻込まれて遅くなった事を!本当にすまないと思っている!
558名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 16:14:48 ID:C4QNc2fR
GJ!!

続きが気になるぜ
559名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 17:44:39 ID:2kKHTISJ
もー書いてくれないんじゃないかと思ってました・・・ただただ感謝です
560名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 01:01:05 ID:ckAZYx1C
いい
561名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 08:40:25 ID:kPfegMaJ
いじめられっこ孝太郎くんの活躍に期待
いじめられっこに逆に支配されるってこのうえない恥辱
562名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 21:18:38 ID:cMYX+S+A
新作来てたーwww
GJ!
563名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 23:13:44 ID:KMHfFZ5k
>>557
何気にする事は無いGJ
564名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 07:56:54 ID:cSwHdYKY
GJ!!GJ!!
565名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 01:57:22 ID:OAsZ8Dcl
待ってましたよ
566名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 01:52:33 ID:ceUhfwlA
楊令伝の扈三娘の調教はマジで興奮する。
567名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 22:15:57 ID:Wm0dVnnb
とりあえず風俗に行け。
568名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 23:00:06 ID:CEPDrOz4
復讐か…面白い
569名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 03:55:24 ID:MHSWRZLx
ジャンプの水滸マンガスレで北方水滸伝の話題が全然無くて
しょんぼりしてた矢先に何だってこんなスレでw
570名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 21:47:30 ID:q7pyywwI
興奮した
571名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 01:15:38 ID:5LSDzy4H
保守
572名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 06:39:18 ID:HRrx9yjj
読み手から見て、これほど頼もしい主人公も珍しい
573名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 09:22:27 ID:EpI+cmk+
学園の女帝がどのように惨めに天から地に落ちていくのかwktk
574名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 11:05:23 ID:bHsyJ5tb
立場逆転ハァハァ
575名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 00:04:47 ID:1943L/zR
ほしゅ
576名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 15:12:13 ID:NFlwvHDV
学園の支配者で生徒中の憧れの対象のリサがどう堕ちるのか・・・
しかし漫画研究部に何か弱みでも握られてるのかリサは
577名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 07:43:21 ID:ZgPgwkFM
リサの前にまず奈々っぽいね。元学園の女王がどう蹂躙されるのか・・・・
578名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 21:35:15 ID:Q9kHZY19
鈴夢&孝太郎による凌辱か
579名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 21:38:54 ID:OZ3Y/ogH
奈々は孝太郎に犯させてくっつけちゃえばいいんだYO
580名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 14:04:59 ID:5Qd1Y1VT
幸太郎のマゾ奴隷に落とされるのも良いかも
581名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 22:08:41 ID:z6Rb52nb
ほしゅ
582名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:04:52 ID:EZ5CArWp
ああああ
583名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 22:53:57 ID:Jya+4y+1
リサはどうなるのか楽しみだな
584名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 05:29:36 ID:KdHZyVWf
堕ちる過程はいらないとかいるとかいう話題がでてたけどさ
女の子二人用意して一人は堕ちるギリギリのところで踏ん張らせてもう一人は完全に堕とすとか好きだな
例えば優しくてけれど芯の通った姉と強気で負けず嫌いで姉のことを一番に尊敬している妹を調教して
姉を完全に堕としそれを妹に見せつけるのとかいいな
後逆に妹を調教してるときに姉はご主人様を取られて妹を憎しみの目で見つめ
妹は嫌なのに躰が反応しちゃう、でも大好きなおねーさまに嫌われて感情の板挟みになるとか最高だな
585584:2009/06/29(月) 05:30:09 ID:KdHZyVWf
堕ちる過程じゃないな堕ちた後のいちゃいちゃだ
586名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 21:34:31 ID:wpwhc4vK
とりあえず借金姉妹は面白かったです
587名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 05:45:02 ID:bpmx+aUa
期待
588名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 02:50:01 ID:fwdrLPSa
ほしゅ
589名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 11:39:18 ID:qSQh9SLJ
このスレも終わりだな…
590名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 01:19:33 ID:q2gpZDjb
そんなことない
591名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 00:08:58 ID:08beGBC/
あげ
592名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 00:28:48 ID:9ezwguH4
A学園。
マリは学園の女王として君臨していた。
その美貌と、超強気な性格によるところが大きい。
他の男子も女子も、ほんの少し刃向かったならば、容赦ない制裁が加えられる
ことを自覚していた。

新学期、新しい1年生が入ってきた。
みな、上級生のマリの存在は事前に知っていて、登校初日から彼女に目をつけられない
ようにと、用心に用心を重ねていた。

その日、
マリは実に優雅に、傲然と、廊下を歩いていた。
周囲の生徒は、無意識に道を空ける。
至極当然というが如く、悠々と歩を進める。
彼女のオーラを裏打ちするのは、自らに対する絶対的な自信である。

ある男が彼女の前に立った。
とても背が高く、鍛え抜かれた体躯の男だった。
新入生のマナブである。
不敵な笑みを浮かべている。

周りの生徒がざわつき始めた。
あからさまにマリ先輩の歩みを止めた!なんたる無礼!
マナブにも独特の雰囲気があるものの、この学園でのタブーに踏み込んでしまった感は否めない。

マナブはにやりと笑いながら、その場を動こうとしない。
マリは当然よけることなどしない。そんな行為は、彼女にとってまったく必要のない行為なのだ。
よって二人は数秒間、対峙したままである。
593名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 00:39:19 ID:9ezwguH4
「マリ先輩、はじめまして」
「どいて」
「いやはや噂に聞いたとおり、強気な人だなあ」
マナブの粘着質な言い回しに、周囲は騒然とし、マリは眉間に皺を寄せた。
「あんた、私が誰だかわかってる?」
最後のチャンスだとばかりに、強気に言い放つマリ。
「ええ、いまからあなたをレイプしますから」

信じられない光景だった。学園の常軌を逸している。
マリはあからさまに不快な表情をした。
「こんなバカがいるんだ」 と呟く。
そのとき、周囲のざわつきが異様さを増した。
「え?」 思わずマリが戸惑った。
目の前にマナブがいる。
それとは別に、自らの下着越しに、誰かの指の輪郭を、肛門に感じたのだ。
マナブは相も変わらず笑っている。
594名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 00:56:03 ID:9ezwguH4
なんと、マリは体ごと浮いてしまった。
なんとか必死につま先を地面につけようとするが、届かない。
体表に感じる刺激は、肛門に挿入されているであろう誰かの指の感触のみ。

つまり、彼女は背後から誰かに肛門に指をひっかけられて、持ち上げられているということになる。
周囲の悲鳴にも似た驚きが、なおさらその光景を連想させる。
それはそうだろう。
学園の女王である自分が、そんな姿を晒すなんて、自他ともに信じられない。

「動かせ」 とマナブが合図を放つ。
するとすぐさま、マリは肛門の中を、掻きまわされる感覚に陥った。
「あ…ぁ」 つい喘いでしまう。
刺激は続く。
マリのつま先はヒクヒクしている。
顔面が火照るのを感じる。
刺激は続く。
「うぅ…」
表情を崩すのだけは、自尊心のダムでなんとか堰き止めていた。
眼前には、マナブが泰然とこちらを眺めている姿が見えた。

「さあ、マリ先輩。許しを乞いてください」
「あぁ…な…なんなの…ぁ」
女王のマリ先輩が、スカート越しとはいえ肛門を弄られている姿に、
幾人かの生徒はすでに勃起を終え、射精していた。
「さあ、言え」 圧力をかけるマナブ。
必死に堪えるマリ。しかし、もはや我慢の限界だった。
「や…め…てぇ」 絞り出すように言ってしまった。
刺激が止み、体は地に降ろされた。
紺色のハイソックスに包まれた足がガクガク震えている。
それを見て、満悦のマナブ。
「女王も一瞬で堕ちたな」
顔を俯けて、何も言えないマリ。
すると、背後にいた男がマリをむりやり振り向かせた。
「マリ先輩、自分のお尻の匂い、嗅いでください」
爽やかに、卑猥な言葉をぶつけるその男の名は、シンジ。
シンジは、半ば放心状態のマリの鼻先に、自らの中指を近づける。
息を飲んで見守る生徒たち。
595名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 01:06:11 ID:9ezwguH4
下着越しとはいえ、自分の全体重をもって肛門を押しつけられた指先。
おそるおそるマリは匂いを嗅いでみた。
「いやあぁ…」 はっきりと排泄物の臭いが漂ってきた。
実は数分前にトイレに行ったばかりだったのだ。
恥辱の沙汰だ。

シンジは自分でも指先の匂いを嗅いでみる。
哀願するような表情のマリを尻目に、
「ちゃんとウンコ拭けよ」 と冷たく言い放った。

マリのプライドは崩壊した。

息つくひまもなく、マリは背後から自らの下着がずり降ろされたのを感じた。
マナブがやったのだろう。
膝のあたりまでずり降ろされた純白の下着は、公衆の面前に晒された。

学園の女王の下着の裏地は、茶色い分泌物に塗れていた。
先ほどの刺激で、大いに汚れてしまったのだ。
 
596名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 01:12:00 ID:BfzlKbga
なんというリアルタイム
597名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 14:43:39 ID:R9puJvYl
gj
598名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 19:22:39 ID:NfubXMsN
ああ・・あのマリ様がいとも簡単に!!
599名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 19:28:58 ID:p2xFJoJC
GJGJ!!!
600名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 08:48:15 ID:OARU0NU2
この程度でマリの気づき上げてきたものは崩れないはず
まだまだ調教が必要だ
601名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 08:49:16 ID:OARU0NU2
気づき→築き
602名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 22:23:36 ID:v2KMuun7
その後、学園の女王マリを壮絶に追い詰めたマナブたち。
自らの汚れた下着や蒸れたハイソックスを口に詰め込まれ、
マリは悲惨な最期を遂げてしまった。
あまりにもあっけない幕切れ。

季節は変わり、A高校の文化祭。
今年はなんと、人気絶頂のアイドル「徳澤愛里」がやってくるという。
マリをいとも簡単に陥落させた自信からか、
マナブたちは次のターゲットに愛里を選んだ。

ブラウン管や銀幕で麗しい魅力を放つ別世界の女。
どこか気の強そうな性格を匂わせる瞳も魅力のひとつといえる。
こんな女の、苦悶の表情を見たら、どれだけ気持ちが昂ぶることだろう。


603名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 22:41:35 ID:v2KMuun7
文化祭当日。

愛里目当ての生徒たちが男女構わず講堂に犇めきあっている。
異様な熱気が、彼女の登場をまだかまだかと急かしている。

舞台裏で、その熱気を感じながら待機している愛里。
勢いに乗っている自信からか、足を組んでイスに腰掛けて、
周りのスタッフにあれやこれやと偉そうに文句を投げかけている。
「あーあドラマの撮影で昨日からシャワーも浴びてないし、バスの中で
仮眠とっただけで、すっごくしんどい。ちょっとトイレ行ってくる」
気儘に喋り続けて、気まぐれに立ちあがって、トイレに向かう愛里。
スタッフもほとほと扱いに困っているようで、誰も我関せずだ。

講堂裏のトイレに入る愛里。
鏡で自分の顔をチェックして、やはり私はとても可愛いな、と微笑んだ。
黒のタイトブーツに包まれた細足で屹然と歩を進め、個室に入る。
鍵を閉めて、用を足そうかとした瞬間、

604名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 22:51:59 ID:v2KMuun7
上から一人の男が降ってきた。マナブである。
一瞬、呆気にとられる愛里。
「初めまして。騒いだら殺すよ」
雲霞の如く現われて、すぐさま脅迫に移るマナブ。
しかし愛里は、そう簡単には怯まなかった。
「ばかみたい。私に指一本触れてみなよ。脳天貫かれるよ」
マナブを一瞥して、鍵を開けようとする愛里。

だが開かない。
「開かないよ。愛里ちゃん」 ドアの向こうから別の男の声が聞こえた。
シンジである。
少し狼狽した表情で、もう一度マナブを見る愛里。
「なんなの、あんたたち」
「いまからきみをレイプするんだよ」
「は? 私が誰だかわかってるの?」
「いまこの国で、一番可愛い女の子だろ」
マナブはそう言って、愛里の口の中に強引に自らの人差し指を突っ込んだ。

「はうぅ…」 思わず呻く愛里。
マナブの腕を掴んで、なんとか口から指を出そうと尽力するが、
そこは所詮、女の限界である。
鍛え抜かれたマナブの腕力と指遣いに圧倒されるばかりである。
605名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:07:16 ID:v2KMuun7
愛里の抵抗は数分続いたが、もうへろへろである。
マナブの指にまとわりついた自らの唾液が、自らの鼻先に当たって、
すっかり唾臭くなってしまっていた。
まさにそれがマナブの狙いで、
高慢な美女に、己の恥臭を嗅がせているのだ。
「うぅ…」 言葉にならず悶絶する愛里。

マナブはふいに指を退けた。
愛里は長い間、水中に潜っていたかのように、プハァと息を吐いた。
マナブは指についた絶世のアイドルの涎を鷹揚に眺め、
彼女を辱めるようにゆっくりと匂いを嗅いだ。
さすがに恥ずかしいのか、愛里は目を反らした。
まさか自分の涎を…他人に嗅がれるなんて…

「僕は匂いフェチでね…」 ゆっくりと語りだすマナブ。
その視線は、愛里の艶めかしい脚に注がれ出した。
「きみみたいな美女がどんな匂いを醸し出しているのかなあ、なんて」
愛里はとてもいやな予感がした。
昨日の撮影現場から、ブーツは履きっぱなしなのだ。
しかもストッキングに包まれた脚に密着するタイプである。
ファッションリーダーとしての自覚もある彼女にとって、
脚のラインを美しく見せるためには、当然のチョイスだった。
606名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:21:06 ID:v2KMuun7
「な…なにをする気!?」
マナブの視線に屈辱の光景を想定した愛里は、慌てふためいた。

そのとき、突然ドアが開き、愛里は背後から雁字搦めにされてしまった。
思わず大声を出しそうになったが、マナブの持っているナイフを視界に捉え、
断念した。
マナブは小刻みに震えている愛里の足を見つめる。
ストッキングとブーツに包まれ、これからの凌辱に怯える脚。
マナブは満面の笑みを浮かべ、屈んだ。
「ああ…」 悶える愛里。

ゆっくりとした手つきで、片方のブーツのファスナーを下ろすマナブ。
男に捕らわれているという諦念からか、愛里は半ば抵抗を止めていた。
ファスナーを下ろしただけで、なんともいえない臭気が漂ってきた。
「くさい」 と一言、マナブ。
顔を真っ赤にして必死に堪える愛里。

ブーツは脱がされた。
半日以上履かれていたからか、愛里の恥ずかしいコンプレックスなのか、
後ろから押さえているシンジにもわかるほど、
蒸れた足の匂いがその場に充満した。
「愛里ちゃん、芸能人のくせに足臭すぎだろう」
ブーツの中身を彼女の顔に翳しながら、羞恥の言葉を浴びせるマナブ。
苦悶の表情を浮かべる愛里。
607名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:29:02 ID:v2KMuun7
「だって…昨日から…履きっぱなしでぇ」 嗚咽する愛里。
「へえ、体も洗ってないのか?」
「あ…」 しまった、相手を欲情させてしまう発言だった、と自戒する愛里。
マナブはスカートを捲り、一気にストッキングと下着をずり降ろした。

愛里の秘部が晒された。
抜群の嗅覚をもつマナブは、すぐに小便の匂いを感知した。
「ほんとうだな、オシッコくさい」
「お願い、もう言わないで…」
マナブはずり下ろした愛里の下着の裏地に目をやった。
一日、履き続けていたことを思わせる黄ばんだ染みがそこにあった。
「下着もすごく汚れてる…おまえほんとうにアイドルか?」
「いやああぁぁ」
608名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 18:04:17 ID:BOua/ZmE
>>604
指フェラGJ
609名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 23:41:03 ID:NRw/dbIH
GJ!!
610名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 23:52:04 ID:BO9GNbg/
これはいい
GJ
611名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 23:55:18 ID:dgvP+RYn

絶世のアイドルまでもあっさりと姦したマナブとシンジはある人の元へ向かった。

小柳リサ。
そう、二人の上に君臨する、大富豪の令嬢である。
彼女はその異常なまでのサド気質から、世を濶歩する他の生意気なS女に
マナブとシンジという高性能の男共を用いて愉快な制裁を加えていたのだ。
マリにしても愛里にしても、小型カメラで堕落の一部始終を撮影するように
と命じていた。

リサはその日、趣味のスケートを愉しんでいた。
リンクにマナブたちが姿を現す。
それに気づいて舞を止め、マナブたちに近づく。
「どうだった?」
「今回も楽勝でした。あの女、テレビではかっこつけているけれど、
足は臭いわ、パンツは染みだらけだわ、口は臭いわ、終いにはオシッコまで
漏らすわで、もはやプライドの燃えカスすら残っていないでしょう」
実に満足げに話すマナブ。
その報告を聞いて、リサも愉悦の表情を浮かべる。

実際に撮影した映像で、愛里への凄惨な仕打ちをリサに見せつけるマナブ。
「ふふ。よくやったわ。あなたたちも成長したわね」
余裕の態度で、マナブたちを褒めるリサ。
612名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 23:56:29 ID:dgvP+RYn
マナブはじっくりとリサの姿を見る。
今日の彼女は、女子フィギュアの選手のように、妖艶な衣装を身に纏い、
いつも以上に美しかった。
すでに何時間か滑っていたのだろうか、きめ細やかな肌に、うっすらと汗が滲んでいた。

マナブの視線にリサが気づく。
「私に見惚れるなんて、まだ百年早いわよ」 と言い放った。
なんたる高慢。マナブの全身にゾクゾクと刺激が伝った。
「すみません」
「そう。素直に謝ればそれでよし」
リサは幼い子を嗜めるように言って、リンクの外に出た。
しなやかな太腿、足元をキュッと覆うスケート靴、肌に密着した衣装。

マナブはもはや自らに絶対的な自信を持っていた。
シンジに目で合図をする。
リサを見ると、ベンチに腰掛けてスケート靴の紐を解こうかというところである。
彼女の前に立ち、彼女を見下ろすマナブ。
それに気づいて見上げるリサ。
「私、見下ろされるの嫌いなの。退きなさい」
リサは微塵の躊躇いもなく言ったが、マナブは動かない。それどころか、シンジも隣に立つ。
「あなたたち、なにか勘違いしているようね」

マナブはリサの髪を掴み、ベンチから立たせた。
下僕たちのまさかの反乱に、少し驚きを見せるリサ。
「リサさん。あなた、自分がどれだけ卑猥な格好をしているのか、自覚しているんですか?」
にんまりと問いかけるマナブ。
毅然とした表情で、「いい加減、ふざけるのはやめるのよ」とリサ。
「あなたたちは私の下僕…」 とリサが言葉を続けようとした瞬間、
613名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 08:17:34 ID:PtfnzrmA
メインディッシュkita
立場逆転で下僕に負かされるのかリサ!!
まさかリサまでも堕とされるなんて!!
614名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 15:05:59 ID:T+87VH8e
ついに本番。みっちりたのむ
615名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 17:59:17 ID:048qMcxp
>>612
GJ
616名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 23:18:05 ID:jKdF0Rej
飼い犬が女王にかみつくとは身のほどをしれ
617名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 08:28:49 ID:LWvLNyQO
堕ちるところまで堕としまくって、その後鎖に繋がれて飼われているいる所まで見たいな
まさか女王リサがビデオコレクションの仲間入りしようとは夢にも思っていなかっただろう
どんな辱めを受けるのか楽しみです
618名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 14:54:01 ID:9XFhLxcK
リサは股間に何かが突き刺さるのを感じた。
それを視認するひまもなく、リサの体は浮いた。
背の高いマナブと同じくらいの目線になった。
正面切って見たマナブの顔は、これ以上ないくらいの笑みに充ち溢れている。
リサは下を向くのを躊躇した。
なぜなら、自分がいまされている行為はほぼ見当がついたからだ。
(わ…わたし…こいつに指一本で持ち上げられてる…?
しかも…アソコに指を入れられて…)
究極のSを自負するリサにとって、俄かに信じ難い展開である。
「あれ? リサさん、表情から余裕がなくなってますよ」 なぶるように言うマナブ。
「ほらシンジ、見ろよ。このリサさんの顔」 そう言われてシンジもリサの顔を覗き込む。
「ほんとだ。ほらリサさん、ぼくたちこんなに見つめてるんですよ。さっきみたいに、ぼくたちを侮蔑してくださいよ」
「ばかね。あなたたちみたいなイヌにかける言葉なんて…あぁ…」
リサが強気な言動に踏み切ろうとしたとき、マナブはわずかに指を動かした。
リサはあまりの刺激に、言葉を続けられない。
(す…すごい…こんな強い…刺激…ああぁ)
赤子をあやすような感じで、リサの体を軽く上下させるマナブ。
619名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 14:54:44 ID:9XFhLxcK
リサの額から、汗が噴出していた。
表情をとり繕う余裕も失せ、あまりの恥辱に眉を歪めるリサ。
「リサさん、衣装のワキ、汗びっしょりですよ」 さらに辱めの言葉をかけるシンジ。
「うるさい! あんたたち、地獄に落とす!」 ブチ切れるリサ。
普段から悠然とした態度を崩さないリサの、あまりに珍しい激怒だった。
しかしそんな激怒にすら、まったく臆することなく、続けてリサを吊り上げるマナブ。
美しい足がガクガクと震え、うな垂れている。その先にある白いスケート靴は悲しそうに地上10cmに浮いている。
「なんかこうしてみると、リサさんも、たんなるメス犬だなあ」
驚異の指力でリサを高々と持ち上げながら(もちろん股間に指を引っ掛けて)、マナブはしみじみとリサを眺めた。
リサは失神寸前のような表情になっていた。
それを見て、シンジがマナブに目で合図をした。
なにやら話を合わせた様子で、マナブがリサを地上に降ろした。
「あぁ…」 安堵とも諦念ともとれる溜息を、リサは漏らした。
震え上がった足で、立位を保つのが精一杯の様子だ。
「ごめんなさい、リサさん。リサさんがあまりに魅力的なんでつい悪戯をしてしまっただけです。
ぼくたちはいつだってこれからもあなたの下僕ですよ」
抜けたような陽気さで、マナブがリサに謝罪し、忠誠を誓う。
「あ…あなたたち…ただじゃあすまないわよ」
奇跡的に立場を回復したと解釈したリサは、持ち前のS気質でもって、間抜けな脅迫を始めようとした。
そのとき、マナブの表情にリサは、明らかに、恐怖を感じた。
620名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 15:42:29 ID:TBhTIC8p
>>619
すんどめ
621名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 17:34:47 ID:nYZTofiO
良いねえ。すぐに堕とさずねちねちと究極のS女王様を
徐々に確実に堕としてほしいな。意に反して責められて
感じてしまうようになってしまうリサ様ハァハァ
622名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 18:45:04 ID:nYZTofiO
公衆の面前で高貴なプライドを切り刻んでズタズタにして欲しい
623名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 20:19:28 ID:Llr3sJKI
逆転逆転逆転!!
624名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 21:27:39 ID:yH4L0h0Y
指一本とか力云々以外の問題があるファンタジーはやめとこうよ。
625名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 14:25:17 ID:BZPx6TPn
すでに半落ちだなw
626名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 22:37:18 ID:Gu4/fEd5
えー、作者さん>>624の言葉は気にせずに

>>624
ただでさえ、かそってるスレに
そんな事いうなんて、馬鹿でしょ

今ある作品を重宝する事も大事っしょ
627名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 23:49:01 ID:aFgpikbi
むしろこのスレ始まって以来の良作じゃね?
文章ムダないし、展開うまいし。
628名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 11:58:03 ID:OOZtiX9b
過疎スレだけど自演乙と言わせてもらおうか
629名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 13:10:29 ID:9AtCGYTw
>>628
形にしたいエロスへの熱情だけは感じてたから黙ってたのに…
630名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 14:58:10 ID:9tpPDE0g
ようやく休日な俺の脳に、捕らえたドSスパイを吐かせる光景が浮かんだので
ちょっと書いてきます
631名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 18:41:45 ID:tnKEM+Jc
リサ様に犯されたい。そして後日犯し返して奴隷にしたい
632名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 17:09:34 ID:Ozuipbj2
確かにかなりの良作だと思うけどね
だからこそアンチがつくのか
633名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 18:22:29 ID:imWa9Nh0
自演乙



ハッツラレタ!?
634名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 18:26:37 ID:QqALGThP
展開についていけない
635名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 22:58:55 ID:yZ71U79O
それ以前に文が稚拙

>>55が上手すぎるから比較はしない方がいいが自演イクナイ
636名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 02:29:11 ID:FVkxxFXd
あーたしかに>>55はいいな
一生可愛がってやるとかそういう展開大好き
637名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 02:42:11 ID:Qor3hL9o
>>55はなんていうか美味しい
638名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 07:52:19 ID:ZMg3CrZZ
>>55>>624も好きなのだけど
639名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 00:04:13 ID:aeIR2Xdg
どれだよ
640名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 11:58:46 ID:DNxy601v
どれどれ。どれだよ、どれ。
641名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 12:27:11 ID:36LGofsq
ドレドレ詐欺
642名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 20:25:25 ID:jjdMMzdS
浅いのでこのスレではどうなのか分からないんだけれども、
ギリギリまで追い詰めておいて、最後の最後に一気に突き落とすってのは王道?
例えばそれが仲間だったり、プライドだったりするわけだけど
じわじわ確実に人格を貶めていって、それでも張り合おうとする女に
否応なしに快楽と屈辱をたたき込んで最終的には息も絶え絶えな状態で
まだ逆らうところを足で踏みつぶすように最後の防壁、ギリギリの所で
踏みとどまれたその防壁を潰してやる感じ。

軍人ものだったら「故国はもう無い」とか「捨て石にされた」とか
「死んだ事にされてる」「帝都では裏切者扱い」「信用していた部下が内通者」
「上官に見捨てられていた」「恋人はもう他の女と結婚している」
「帝国民ではない」「他の仲間は全員投降した」「他の仲間は既に肉奴隷に」
スパイとか潜入失敗ってシチュでも同じ感じで「組織に捨てられた」とか
「実験台だった」とか「囮に過ぎなかった」とか「偽の信頼関係だった」とか。

快楽を覚えさせて、反抗的なまま溺れさせていくっていうのもありなのかな
内面での葛藤をメインにして、きっちり組み立てた思考が快楽でぐずぐず溶けてく様子を
女性視点から見ていくとか

なんかシチュ系のスレの割には、お気に入りの作品・展開とかの話題が少ないような
気がしたので、オススメを教えて下さい
643名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 20:43:35 ID:vKHU+ZfX
>>642
四面楚歌ですね、わかります。
644名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 17:42:47 ID:U4e5Js08
>>642
心はいつまでも反抗的だけど、体はセックスに逆らえない。ってのが好き。
645名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 15:10:55 ID:foqGDr0h
好きかも
646名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 22:25:25 ID:QvruWSv8
定期ほ
647名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 05:36:16 ID:O0OyY7Qi
保守
648名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 13:16:07 ID:U2VZo+hZ
最近、あんまりないね。
649名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 21:56:56 ID:1InZ+Ro0
保守
650名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 20:11:55 ID:fnjtgfgL
生き残ったんだね。
良かった。
651名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 15:01:34 ID:Jsps/z51
小学生の内は男より女の方が成長が早くて筋力的にも男より強いと聞いた。
ガキの頃から優位に立ってる幼馴染みに男が下克上を…微妙だな
652名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 16:03:22 ID:rrAQ/MQZ
>>651
いや良い。
653名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 21:28:23 ID:GkxwMtf/
>>652
さぁ執筆にかかるんだ
654名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 01:44:12 ID:qJ1Aiwwv
キープ
655名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 10:48:16 ID:azqcheqW
バビロン保守
656名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 03:21:07 ID:OdZDJnZ+
ほしゅ
657風紀委員長と俺 :2009/10/18(日) 03:55:16 ID:4Y1yBku2

[1]

「とりあえずこのけがらわしいものは没収しとくわ」
 風紀委員の腕章を肩につけた坂下玲は俺から奪い取ったその包みを俺の前にかざすと、冷たい目で俺を睨んだ。
「頼む!返してくれ!」
 俺は両手を頭の上で合わせ、必死でそう頼みこむ。
 だが玲は見下したような目で俺を見ると恐ろしく冷たい声で続けた。
「いやよ。明日の朝一で、生徒指導の村川先生にこれを渡しておくわ。こんなエッチなDVDを学校に持ってくるなんてあなたの良識を疑うしかないみたいだからね。まあ停学にでも何でもなるといいわ。じゃあね」
「おい!待てよ!」
 だが振り返った玲の冷たい目に言葉が出なくなる。
 玲は大きくひとつため息をつくと、小馬鹿にした態度で俺を見つめた。
「何?あなたみたいなクズが私に話しかけるなんて一体どういう了見かしら?」
「ク、クズじゃない!涼太っていう立派な名前を親から授かってる!」
「その名前を私が知らなければならない理由は何?あなたはクズなんだから名前なんてどうでもいいじゃない。それともクズと呼ばれることがそんなに心外?」
「心外以外の何ものでもない!」
「あら。事実を伝えることってそんなに悪いことかしら?」
「こ、このっ…!!」
 カッとなり、思わず手が出る。
 だが次の瞬間。
 バシィーンッ!という強烈な残響とともに俺は地面に横たわっていた。
 上手投げを食らったのに気づいたのは少し経ってからだった。
「痛っ…」
「言い忘れてたわ。私、柔道三段なの。あと偏差値も70で特別進学クラスに入ってるの。つまりあなたみたいなクズとは生きる世界が違うのよ。わかった?おバカさん」
 そんなことはこの学校の生徒なら誰でも知っている。
 坂下玲。高校2年生。文武両道の才女にして、生徒会長兼風紀委員長。
 これでブスならまだ救われるが、おまけにすこぶるつきの美少女ときている。
 有名人にならないほうがおかしい。
 こんな子が風紀委員として放課後の抜き打ち持ち物検査をするなんて反則もいいところだ。
 逃げられるはずないじゃないか。 
「痛っ!わかった!俺が悪かった!」
 さらに俺の腕を決めようとする玲に向かって俺は必死で叫ぶ。
「わかったならいいわ。おバカさん。じゃあ私は次のクラスに行くから」
 すっと立ち上がると玲は振り返ることもなくさっさと歩き出す。
 その後ろ姿を睨みながら俺は誓った。
―覚えてろ。絶対堕としてやるぞ。玲―

658名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 04:07:07 ID:ZrdXR6Cw
わっふるわっふる
659名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 08:09:57 ID:W5Os/3RW
>>657
期待
660名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 11:26:03 ID:47lzqMkX
>>657
おお〜なんか楽しみ、乙っす
文武両道に秀で見た目も美しい完璧超人がいかにして落とされるかwktkが止まりませぬ
ただ…
上手投げ…いや、柔道にもあるんですが、どうにも相撲の決まり手のイメージが強くて一瞬笑いがw
661風紀委員長と俺 :2009/10/18(日) 20:04:33 ID:4Y1yBku2

[2]

 その日の放課後、さっそく俺は玲の身辺を調べ始めた。
 どんなに完璧な優等生でも、調べれば弱みのひとつくらいは出てくるだろう。
 知力、体力ではかないそうにない玲を堕とすには、玲の後ろ暗い弱みを握るのがてっとり早い。
 そう考えてのことだった。
 けどその考えはどうやらあやまりだったらしい。
 それからしばらく玲と同じクラスの生徒や、玲の中学からの親友をつかまえては、さりげなく聞き込みをしてみたが、その聞き込みのかぎりでは、玲にはそんな後ろ暗い弱みなどは何ひとつ無さそうだった。
 成績は中学から高校まで常にトップクラスで、先生からの覚えもよく、スポーツも万能。
 その完璧さからか、周りでは陰で玲をサイボーグ美少女と呼んでいるらしい。
 かといって、まったくの冷血漢というわけでもなく、生徒会などでは案外面倒見もよく、人望も厚いらしい。
 男関係の悪い噂も無い。
 はっきりいって非の打ちどころがないのだ。

 …けどそんなに完璧な人間なんてはたしているのか? 
 無駄なあがきかもしれないと思いながらも、俺は玲の弱みをあれこれ探り続けた。
 そしてふと思った。

 ーもしかしたら生徒会室の資料棚に行けば何か見つかるかもな―

 生徒会室の資料棚には、生徒会関係の生徒の個人情報や私物が置かれていると聞いたことがある。
 そこを探れば何か出てくるかもしれない。

 ―俺は生徒会室に向かって歩き出した。


 ―用務員室からこっそり拝借した鍵で生徒会室の鍵を開ける。
 暗くなりはじめた放課後の生徒会室はすでに誰もいない。
 俺は資料棚に向かい、中のファイルや資料を調べはじめた。
 だが、小一時間ほど調べてみてもめぼしいものは出てこなかった。
 俺はため息をつきながら、無駄足だったかな、帰るか、と思いはじめていた。

 その時だった。

 誰かが生徒会室に近付いてくる足音が廊下から聞こえてきた。

 ヤバい!

 鍵を拝借して生徒会室にこっそり忍び込んでいるのがバレたら、それこそ停学じゃすまない。
 俺は慌てて室内の隅にある、男ひとりがちょうど隠れられるくらいの観葉植物の陰に身を隠した。
 足音は生徒会室の前でぴたりと止まった。
 扉がガラガラと開く。
 俺は観葉植物の陰から、入ってきた生徒の顔を見た。

 そして思わず息を飲んだ。


 扉を開けて中に入ってきたのは、坂本玲だった。


662名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 20:16:07 ID:+Qlq9qfy
完全無欠の玲様がいったいどんな弱みを見せてくれるんだ・・・
663風紀委員長と俺 :2009/10/18(日) 22:27:52 ID:4Y1yBku2

[3]

「鍵が開いてる…不用心ね」
 玲はひとり言をつぶやきながら扉を閉めた。
(見つかったらヤバい!)
 俺は観葉植物の陰に必死に体を隠す。
 どうやら玲は持ち物検査の帰りのようだ。
 化粧品や煙草がいっぱい入ったビニール袋から、没収品を取り出すと、ひとつずつ検品しながら用紙に何やら記入をしはじめる玲。
 玲は俺から没収したエロDVDを見ながら、
「男ってホントバカね…。こんなの見て楽しいのかしら?」
 とひとり言を呟いている。
(余計なお世話だっつーの)
 心の中で密かに毒づく俺。
 けどしばらくするうちに俺は玲の変化に気づきはじめた。 いつの間にか、ペンの動きが止まっている。
 視線はDVDの裏バケに落としたまま、ピクリとも動かない。
 心なしか少し息も荒い。

 どうやら…少し興奮しているらしい。
「ちょっとだけ…少し見るだけだから」
 ひとりそう呟きながら、玲はあたりをキョロキョロと見回し、誰もいないことを確認すると、立ち上がって生徒会室に鍵をかけ、生徒会室に備え付けのテレビを点け、やはり備え付けのDVDデッキにDVDをセットしはじめた。

(マジかよ…。あの風紀委員長が?)
 
 俺はそう思いながらも観葉植物の陰から携帯のムービー機能でこっそり撮影を始めた。
 玲はテレビの前の座椅子に移動し、少し前のめりで画面を見つめはじめる。
 すぐにテレビからかん高い喘ぎ声が響いてきた。
 玲は画面を食い入るように見つめながら何度もゴクッと生唾を飲んでいる。
 しだいに画面を見つめる目が潤み出し、太ももをモジモジと動かし始める玲。
 しばらくそうして黙って画面を見つめていたが、やがてガマンできなくなったのか、玲は制服のスカートをたくし上げると、視線は画面に向けたまま、パンティーの割れ目に指を這わせ始めた。
 少しずつ玲の息が荒くなるとともに、その指先の動きもだんだん速くなっていく。
 ふだんのクールさからは想像もつかないほど蕩けきった表情で、股を大きく開き、割れ目をこすり続ける玲。
「あ…ぃくっ!」
 小声でそう叫び、びくっ!と体を震わせると、玲は座椅子から転げ落ちるようにして床に倒れた。 床に仰向けに倒れたまま、玲は、はあはあと荒い息をつき続けている。
(しかしまさかこんな形で弱みが握れるとはな…)
 俺は床で倒れる玲を見つめながらひとりほくそ笑んだ。

 さて、このムービーどう使うかな…。

664名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 22:50:45 ID:4Y1yBku2
続きます。
>>660
ご指摘通り、
上手投げ…×
背負い投げ…○
です。
指摘されるまで気づきませんでしたorz。
脳内変換お願いします。
665名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 23:03:36 ID:wUlNpYZe
願ったとおりの展開キタ
テンラクのはじまり
666名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 00:34:58 ID:7iBKSw22
リュウシュツさせるもよし おどしの道具に使うもよし
いずれにせよ立場逆転
女王カンラク間違いなし
667名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 01:02:56 ID:klKN9kzR
風紀委員が校内でクズから没収したエロDVDであへ顔でオナニーして昇天。それをクズに撮られてるなんて。。抜ける
どう転落していくのだろうか
668名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 08:30:09 ID:C8OB4kqF
良いね、転落・逆転・屈辱・敗北・屈服・奴隷etc…
学園のアイドルであり文武両道・後輩の面倒見
もいいという欠点が全くない玲様の転落人生
669名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 11:56:46 ID:bZ3swPwF
脅して玩具で嫁だな
670名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 17:17:53 ID:B4ULeO1h
>>663
GJ
脅迫楽しみ。
671名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 22:54:39 ID:7iBKSw22
玲のオナニー見せつけられたらそれ見ながらオナっちゃうよ
672名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 08:04:25 ID:RzuYxBlu
パーフェクト女子高生の唯一にして最大の弱みがオナニービデオ流出・・・・
これを出汁にどこまで墜としてくれるのか・・・学園の女王から奴隷への
恥辱の海へ沈んでいく玲期待
673名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 07:09:09 ID:H+LyAHOi
GJ
674名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 20:56:12 ID:DFiVy58u
怜かわいいよ怜
ひざまづかせて顎をクイッて持ち上げると目を潤ませて何も言えなくなっちゃう怜に「お前はMなんだよ」って宣告したいよ
675名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 22:59:44 ID:DZJsmiqf
どエスがマゾにかえられてい く
最高
676名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 07:25:57 ID:Msga5Phi
良い導入ですね。女の生意気っぷりも良い
677風紀委員長と俺 :2009/10/24(土) 04:33:31 ID:1E7vYXdJ

[4]

 翌朝、俺は登校中の玲を見つけると、後ろから、とんとんと肩を叩いた。
 長い髪を翻しながら、くるっと振り返り、こちらを見つめる玲。
 玲はしばらくの間、ぼうっと俺を見つめていたが、やがて俺の顔を思いだしたのか、バカにしたような笑みを浮かべると、せせら笑うように言った。
「あら、誰かと思ったら昨日のクズじゃない!私に気安くさわるなんていい度胸ね!また昨日みたいに投げ飛ばされたいの?」
(このっ!…)
 俺は内心はらわたが煮えくり返るのを覚えつつも、笑顔をつくりながら頭を下げる。 
「いや、昨日は俺も悪かったよ。カッとなってとはいえ女の子に手を上げるなんて良くなかったね。その件は謝るよ。すまない」
「ふうん…ま!わかればいいのよ。どうやらあんたみたいなクズでも反省くらいはできるみたいね!よかったわ」
 玲は腕組みをしてこちらを見つめながら続ける。
「で、何の用?」
「ああ、ちょっとここではできない話があるんだ。今日の放課後、時間あるかな?」
 玲は、俺をじっと見つめ、それから、はぁ、と深いため息をつくと、一気にまくし立てた。
「いい?残念だけど、私にはあなたと話すことなんて何もないの!それにその手のナンパには飽き飽きしてるの!クズの分際でナンパなんて何考えてるの?身のほどを知りなさいっ!もう用事は済んだのね?じゃあ行くわよ」 
 そう吐きすて、すたすたと歩き去ろうとする玲。
 その後ろ姿に向けて俺はとっておきの言葉を放つ。
「昨日の放課後の件についてなんだけど!」
 俺の言葉にピタっと玲の足が止まる。
 振り返り、少し剣呑な目で俺を睨む玲。
「…何の話?」
 相変わらず勝ち気な姿勢を崩してはいないが、その唇はかすかに震えている。
「あれ?何か心当たりがありそうだね。なら少し俺につきあった方がいいと思うよ。じゃないとマズいことになるかも」
 俺は軽く笑う
 玲はこちらを鋭い目で睨みながら叫ぶ。
「何の話なのかって聞いてるのよっ!答えなさいよっ!このクズっ!」
「放課後、体育館裏に来なよ。知りたいことはそこで話すから」
 玲はしばらく俺を鋭い目で睨みつけていたが、あきらめたのか、
「…わかったわ。体育館裏ね」
 とだけ、つぶやくと、くるりと俺から背を向けた。
 遠ざかって行く後ろ姿に向かって、俺は声をかける。
「放課後、楽しみにしてるよ!」
 そして心の中で呟いた。

―本当に、楽しみにしてるよ。玲。
678風紀委員長と俺 :2009/10/24(土) 05:37:32 ID:1E7vYXdJ

[5]

 放課後、玲はひとりで体育館裏にやってきた。
 体育館裏の隅にある仮説更衣室の前で待っていた俺は軽く手をあげて玲に声をかけた。
「やあ待ってたよ」
「話は何?早く話しなさいよっ!」
「うん、じゃあ話すけど、とりあえず更衣室の中に入らない?ここは人通りもあるし、誰かに聞かれたら困るから」
 俺は更衣室を開けると玲とともに中に入り、鍵をかけた。
「さあ、早く話しなさいよっ!話は何?」
「そんなに焦るなんて何か思い当たることでもあるの?」
 俺の問いかけに言葉につまる玲。
「まあ、いいや。話っていうか、見てほしいものがあるんだよね」
 そう言いながら、俺は携帯を取り出しムービーを再生すると、画面を玲の前に差し出す。
 かすかな喘ぎ声のともに、画面いっぱいに玲の痴態が映し出される。
「なっ…!」
 目を大きく見開き、すぐさま俺に飛びかかると、必死で俺から携帯を取り上げようとする玲。
 俺はその体をかわしながら笑う。
「ムダだよ。このムービーはもう俺の自宅のパソコンに転送してある。これを動画サイトにでもアップして、アドレスをウチの学校の裏サイトにでも書き込んだら、きっと大評判になるだろうね」
「あ、あんたどうやってこんなの撮ったのっ!?なんでっ?なんであんたみたいなクズにこんな映像撮られなきゃなんないのよ!」
 玲は髪を振り乱しながら泣き叫ぶような声でそう言う。
「どうしようかなあ?このムービー、動画サイトにアップしちゃおうかなあ?」
「や、やめてっ!そんなことされたら私…」
「やめて欲しい?」
 俺の言葉にぶんぶんと頭を縦に振る玲。 
「じゃあ今ここでこのムービーと同じことしてみてよ」
「え?」
 俺は笑いながら続ける。
「…俺の目の前でオナニーしてみせてよ」
「なっ!」
 瞬間、玲の頬にサッと赤みが指す。
「で、できるわけないでしょ!あんたみたいなクズの前でそんな…そんなことっ!」
「じゃあアップするしかないかなあ?この動画」
「こ、このクズっ!変態っ!あんたみたいなクズ死ねばいいんだわ!」
「放課後に生徒会室でオナニーしてる変態風紀委員長には言われたくないね」
「くっ…!」
「どうするの?やるの?やらないの?」「…わ、わかったわよっ!やればいいんでしょ、やればっ!そのくらい、な、なんてことないわよっ!」
 ほとんどヤケクソ気味にそう言うと玲はスカートを下ろし、真っ白なパンティーに指をはわせ始めた…
679名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 05:41:56 ID:1E7vYXdJ
続きます。
感想ありがとうこざいます。
いくつかは
680名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 05:43:27 ID:1E7vYXdJ
話に反映させたいと思います。
681名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 05:52:36 ID:zHDsgVOp
クズはお前だよ玲!!
682名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 08:26:02 ID:AKjkmb6f
>>678
GJ
683名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 11:16:13 ID:RCsoSRrp
風紀委員が没収したDVDでオナニーしてムービーに取られた、ことの重大さに気付いているのか
まだまだ余裕を感じるな玲。。でもいつまでその余裕がもつのかな
684名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 12:40:49 ID:8v7tuIE9
まだまだ威勢もいいし生意気で女王然としていていぢめ甲斐がありますなあ
オナニー見られて証拠まで握られてるのに
この生意気女をどう料理してくれるのか楽しみ


あそこにローターつっこんで授業中に作動させてほしい
685風紀委員長と俺 :2009/10/24(土) 22:40:14 ID:1E7vYXdJ

[6]

 ゆっくりと指を動かしはじめる玲。
 玲は視線を逸らし、俺とは一切目をあわせようとしない。
 悔しそうに下唇を噛み締めながら指を動かし続ける玲。  しばらく続けるうちに、我を忘れたのか次第に声が漏れはじめる。
 だがすんでの所で我に返った玲は、慌ててスカートを下ろすと、少し怒ったような目で俺を睨んだ。
「さ、もうこれでいいでしょ!約束通りムービーのデータは消去してよね!」
「よくないよ。最後までだ」
「最後って…」
「イくまでだよ。こんな風に」
 俺は携帯画面を玲に見せつける。
 さっと顔を背ける玲。
「ほら、続けろ」
 玲はあきらめたように再びスカートをたくし上げると、指を動かしはじめた。
「ふぅん。優等生でもオナニーはやりなれてるんだな。週何回くらいしてるんだ?」
「し…してないわよっ!そんなことっ!」  
「嘘つくなよ。そんなにいやらしい指遣いしてるくせに」
「そ、そんなこと…ない…」
 言葉責めを続けるうちに俺は玲の変化に気づいた。
 俺が言葉で玲を恥ずかしめるたびに、玲の体がピクピクと小刻みに反応するのだ。
(こいつどうやらかなりのMみたいだな)
 気の強いタイプほど意外にMは多い。
 俺はためしに言葉で玲を責めてみる。
「そんなに指動かして恥ずかしくないのか?毎晩そんなことばかりしてるんだろ?」
「し…してないったらっ!」
「ほらクリもこんなに立ってきてる。パンティーの上からでもわかるぞ。どスケベだな。玲は」
「い…いや…」
 やはりそうだ。
 俺が言葉で責めるたびに、玲のパンティーの染みがどんどん広がっていく。
 可愛い顔してとんだMだ。
「じゃあこの染みは何だ?してるんだろ?毎晩」
「う、うるさいっ!…し、してないったら!」
 だが言葉とは裏腹に玲の指の動きはさらに激しくなる。
 かなり興奮しているようだ。
 目を細め、軽く歯を食いしばりはじめる玲。
「玲。お前感じ過ぎだぞ」
「か、感じてるわけないでしょ!し、仕方なく、やってるだけなんだからっ!」
「イキそうなんだろ?顎があがってるぞ?」
「ち、違っ…!!」
「違わないよっ!玲!お前は見られて感じてるんだ。ほらイけ!イくんだ!」
 俺の言葉にあおられるように玲の指の動きがさらに速くなる。
「…ぁ、ぁンッ!」
 ビクっ、と大きく震えると、玲は崩れるように倒れた。
 崩れ落ちた玲を見ながら俺は思った。

 ―まだこれからだぞ、玲…。
686風紀委員長と俺 :2009/10/25(日) 00:04:22 ID:chR/1Ump

[7]

 はあはあと荒い息を続ける玲に向かって俺はズボンを下ろしながら言う。
「お前ばっかり気持ちよくなってないで俺も気持ちよくしてくれよ」
 女の子座りで息を整えていた玲の前に自分のモノを差し出す俺。
 玲はふいに目の前に差し出されたモノを見て、顔を真っ赤にして思わず下を向く。
「何だ?男のモノを見るのは初めてか?」
 珍しく、こくん、と素直に頷く玲。
「そうか。よく見ろよ」
 玲は顔を真っ赤にして俯いたまま、それでも気になるらしく、ちらちらと俺のモノに視線を走らせる。
「さわってみたいか?」 
「そ、そんなわけないでしょ!そんな、け、汚らしいモノ…」
 そう言いながらも生唾を飲みながら、ちらちらと俺のモノに視線を走らせ続ける玲。
 俺は玲のそばに寄ると自分のモノで玲の頬を叩く。
「ほら、しゃぶってみろ」
「いや…やめて…」 口ではそういいながらもほとんど何の抵抗もしてこない玲。
 下を向きながらも時々頬を叩くモノに視線を投げかけ続ける。
「しゃぶってみたいんだろ?」
「そ、そんなこと…ない…」
 そういいながらも横目でちらちらと見つめながら、何度も舌舐めずりをしている玲。
「いいから舐めろ!」
 俺は玲の顎をつかみ無理やり口をあけると、いきなりそのモノを突っ込む。
「ふ…ふぐっ!んんっ」
 玲は目にうっすらと涙を浮かべながら苦しそうにする。
 俺は構わず無理やり玲の口にモノを出し入れさせる。
 こうした方がむしろ玲は感じるはずだ。
 ドMの玲にはむしろこういう責めの方がいいことはさきほどで実証済みだった。
 案の定、次第に抵抗がなくなり、素直に俺のモノをくわえだす玲。
 俺はさらに玲のM気質を引き出すために言葉を続ける。
「おい、今更衣室の窓の前を誰か通ったぞ!見られたかもな」
 玲はビクビクしながら窓の外に視線を走らせる。
 本当はあの窓はマジックミラーのような構造になっていて外からは部屋の中が見えない作りになっている。
だが俺は玲の被虐心を煽るためにさらに言葉を続ける。
「今の男、絶対こっち見てたな。あ、今のも。どうする?沢山の奴に見られてるぞ」
 沢山の奴に見られている、という言葉が玲の被虐心を刺激したらしい。
 自分から頭を動かしながら、玲は夢中になって自分の股間をいじりはじめる。
「う…出るっ!」  俺が出すと同時に玲も達したらしい。
 玲はしばらくビクビクと痙攣を続けていた…。

687名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 00:05:05 ID:chR/1Ump
続く
688名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 00:16:01 ID:LQ4PhqJl
拘束責めしてください。
689名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 00:27:03 ID:maMpT3yh
言葉責め たまらん
マゾ気質をあっさりみぬく言葉責め この男ただものではな い
690名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 00:35:44 ID:81wDbhox
無理矢理突っ込んでも噛まれなくて良かったね・・・
691名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 07:53:32 ID:GxmkA5U/
玲さん・・・変態マゾすぎる
痴態を見られて感じるとは
見られたら感じる・・・いっぱい応用できそう
しかし言葉責めがたくみすぎる
うだつの上がらない男だと思っていたのに
頼りにしてるよ。虐め抜いてね
692名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 11:41:46 ID:6QeOkq4L
>>686
言葉責めGJ
693名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 12:18:38 ID:pwAyClDV
プライドをズタズタにされたが
これで録画された屈辱的映像を返してもらえると思っている玲
にもっと地獄を。プライドのかけらものこらぬほどの醜態を
694名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 07:26:06 ID:WeO713fo
まあ屈辱にまみれていくのはこれからでしょう
695名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 15:19:55 ID:yolw0RCM
玲に忠実だった生徒会役員の一人に画像を見せて、そいつを味方に付けてアシス
タントをやってもらうのはどうでしょうか。できれば女で、女ならではの残酷さ
で玲をいじめてみていただきたいです。信頼していた部下に裏切られただけでも
ダメージは相当なのに、男にされる以上に屈辱的なセクハラを受けたら……w。
696名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 19:27:00 ID:w0oqm+Si
>>695
玲本人が既に知ってるのを内緒で、ばら蒔くと脅して犯るとかもいい。
697名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 22:45:29 ID:W5FWk5T+


これって書きながら投下?
だったら書きためて投下した方がいいよ
698名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 18:15:56 ID:RezHtXTP
sでmって神様が創った組み合わせだと思うんだよね
699名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 00:01:51 ID:g5z1sYlc
本人はマゾだと自覚していない
700名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 01:26:52 ID:oLOwdHr7
こんだけ高飛車な完璧美人なら学内のライバルやら敵対勢力は相当疎く思っていたはず
今まで眼中にもなかったそんな女たちに弱みを握られ、これ以上ない屈辱を与えられ
でもそんな惨めすぎる自分にこの上ない被虐性を感じて更なる痴態を晒す玲を見たい
あくまで個人的な意見だが
701名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 07:27:34 ID:QuYfK4uT
>>699
無自覚Mっていいよね。
702名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 06:30:39 ID:Xy6e17h7
>>700
俺は、女の子の弱味を握ったら一人で楽しみたい。
俺だけが知ってる、ってのに興奮する。
703風紀委員長と俺 :2009/11/02(月) 00:32:41 ID:VLMFAiVn

[8]

 俺はすぐ次の行動に移ることにした。
 気を失ったまま眠っている玲のスカートを下ろし、パンティーを脱がすと、俺はまず、ポケットからローターを取り出し、それを玲のクリに当てがった。
 ローターはセロテープで固定し、動かないようにしておく。
 さらに持ってきたロープで玲の両手を後ろ手に縛り、両足を左右に大きく開いた状態で太ももから縛りあげる。

 ローターを股間に当てられ、両手を後ろに縛られ、両足を大きく開かされたまま眠っている玲。
 その姿を見ながら俺は薄く笑った。

 ―さあ、ショーの始まりだよ。玲。

 俺は眠っている玲の頬を平手で軽く叩き、玲を起こす。
 玲はうっすらと目を開けると、しばらくぼんやりと俺を見ていたが、目に光が戻るとすぐ、自分があられもない姿にされていることに気づき叫んだ。
「何よこれっ!一体どういうつもりっ?」
「いい格好だな玲。お似合いだよ」 
「ふざけないでっ!早くほどきなさいよっ!」
 そう言いながら玲は必死で体を動かそうとするが、縛り上げられた手足はピクリとも動かない。
 俺はそんな玲を見つめながら、黙って手元のスイッチをオンにする。
 とたんに音を立てて、玲の股間のローターが動きはじめる。
「ひぁっ!」
 ビクンっ、と玲の体が跳ね上がる。
 スイッチをオフにすると俺は玲に尋ねた。
「どうだ玲?ローターは?案外いいもんだろ?」
「ふ、ふざけないでっ!こんなことしていいと思っ…ひぁっ!」
 急に動き出したローターの振動に、玲は思わず声を上げる。
「どうだ玲?気持ちいいだろ?」
「や!だ、だめっ!と、止めっ…!イ、イく!イっちゃ!!……え?」
 俺は黙ってスイッチをオフにする。
 不思議そうな目で俺を見る玲。
「どうした?止めて欲しかったんだろ?」
 俺の言葉にくやしそうに俺を見つめる玲。
 そのくやしさが体を弄ばれていることによるのか、イく寸前で寸止めされたことによるのかすら、玲自身もうよくわからなくなっているだろう。

 それからも俺はスイッチを入れては、玲がイく寸前にスイッチを切る行為を続けた。

 そして約一時間が過ぎた。

「もうや…ひぁ!い、イく!もうだめ!あ、あああ!…あ?…」
 もう数え切れないほど繰り返された寸止めをまたされたことに気づいた玲はきつく下唇を噛んでくやしそうにする。 
「お願いしてみろよ、玲。イかせて下さいって」
 俺は薄く笑う。


704名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 00:40:22 ID:VLMFAiVn
も少し続く
705名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 13:24:26 ID:NrktRexB
>>703
寸止めGJ
おお、いよいよ調教が始まったか。
イけなくて苦しそうな顔、堪んないね。
706名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 18:25:58 ID:FANFOffZ
楽しみにしてる
707名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 14:52:18 ID:/QyXzwFm
ネットでツン堕ちのお薦めの小説ってある??
708名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 23:10:07 ID:GULLpC1A
>>55かな
709名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 00:39:50 ID:kPYcK3BX
強気なスレがdat落ちするSS
710名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 02:47:36 ID:+Pv9qmcE
風紀の人を待っている間、規制掛かってて保守できなかったぜ!
やっと復帰!  
711名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 09:40:19 ID:joYtcG5e
保守
712名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 15:54:27 ID:Fu8bsj3Y
長文プロットばっか書きためて投下していたら、書いてた本編が
PCごと死亡したという悲劇……。年末のまとまった休みに書きます
スレ住人、好みのシチュを教えてくれ
713名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 18:03:09 ID:dhRaf7yR
>>712
脅迫
714名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 21:34:29 ID:Fu8bsj3Y
>>713
校内一の秀才で難関大学合格間違いないって言われてる生徒が
風邪で体調を崩し勉強不足だった試験で、つい横の奴の答案を写してしまい
それを採点の段階で教師が気付く。数学教師はそれをネタに生徒を強請る。

的なのとか

怪しい研究所で性的な責具の開発が進んでいて、そこの主任が女。
完成間近で主任がミスを犯し、償うために実験体を強制させられる。
自分の作った責具だから大丈夫だろうとたかを括った主任に対し、
普段から鬱憤の溜まっている研究員は密かに責具を改造し、主任を完璧に堕としにかかる。
実験体って事で逆らったらクビってのを盾にして反抗させずにSのまま体を開発する感じ。

的なのとか。いろいろ考えられるな。

亡国の姫君が、自分が好きにされるのを条件に国民を保護して欲しいと頼み込んで
あくまで凛としていようとするんだけど、国民の事を仄めかされて次第にハードな要求にも
応えるようになっちゃう。姫だからそういう知識が無いので、あくまで精神的にはツンツンしたままで
実は超ハードな事をさせられている。最終的に国民の前でその行為をさせられて、自分が
どれだけ浅ましい行為をしてたか思い知って絶望し、堕ちるとか。

ってか脅迫ってもうS堕ちにかかせない必須要素じゃね
715名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 15:35:07 ID:fqVfVxV3
>>714
力ずくで凌辱して堕とすのも、それはそれで。
716名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 23:39:28 ID:6RLu75sQ
格闘系キボー
717名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 19:19:23 ID:QohlX7ey
女王様堕ち良いな
無敵の格闘女王をリングで公開羞恥地獄に落してほしい
718名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 19:32:40 ID:7wvC6CWJ
格闘女王が、裏では既にMに堕とされてるのとかいい。
719名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 00:02:05 ID:AGVxOOYe
彼氏にか?
そして彼氏にバイブをソウニュウしたまま試合しろと強要され・・
720名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 12:33:59 ID:l49/OXdS
格闘界無敵不敗の女王様が,新人の勝ったことのない最弱女子レスラーにリング上で公開で辱められ,負かされ,墜とされるシチュが良いな
まさかまさかの屈辱的大惨敗と羞恥プレイで女王の名誉も地位もプライドも奪われ再起不能にまで墜とされる
721名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 17:19:21 ID:yrX60+10
「国民的スターの格闘女王様が、実はこんな淫乱M奴隷だなんて、誰も想像しないよな」
て感じのが良い。
722名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 19:02:27 ID:2VV8ZTFg
公衆の面前で、ファンたちが見ている前で辱められるのも乙
723名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 02:40:26 ID:AMDush/9
>>719
そんな同人誌あったな
724名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 07:17:41 ID:IbubFli+
ファンが見てる前。って良いな
惨めな痴態をさらしてファンにも見捨てられる
725名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 15:51:52 ID:kH0nwV7a
負けたらAVデビューというのが実際にあっただろ。
726名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 17:47:41 ID:l7Vkswiw
>>724
やっぱ、Mファンは興味無くしちゃうかな。
それでも、Sファンがいるはず。
727名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 04:00:22 ID:XCZJKOBH
728名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 07:11:08 ID:wpN7U5/g
>>721
良いね。その淫乱M奴隷がリング上で曝されていくのも良い
女王様が実はM奴隷・・・良い!!
729名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 16:14:01 ID:3RZF/CTx
平本の人と風紀委員の人カムバック
730名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 12:16:27 ID:gRqoynOb
強くてSっ気のある女性がマゾ奴隷に墜ちるならなんでも
731名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 00:04:08 ID:IrfLAUZ3
ひとりだと男に勝てる女の子が、集団に囲まれて脅され泣く泣く
ってのもありかな?
732名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 07:58:42 ID:T9/V/PcX
地位がありプライドの高い女が堕ちるのが基本でしょ
地位と言うのが社長でもいいし格闘女王でも良い
733名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 17:54:09 ID:1zQE9CHx
気が強いってのが大前提で地位はオプションだろ
734名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 20:22:04 ID:/yV4dWdl
>>733
全面的に(ry
735名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 19:02:12 ID:fWjT0g62
>>723
詳細を・・・
736名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 13:10:35 ID:SoAOSmJh
地位・名声・プライド・・・すべてを粉々に砕かれマゾに目覚めさせられてしまう展開希望
737名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 07:52:03 ID:UvhpgCpn
>>736
地位と名声はそのままでもいい。
738名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 15:35:26 ID:kS/nKoJU
権限は奪われ、自分を慕い尊敬していた人間に見下されるようになってるが、
世間体は以前と変わらずというのは良い。
739名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 16:34:03 ID:xGBVQiSH
ワンマンな女社長。
でも実は男の言いなりとか好き。
740名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 17:58:50 ID:AoY39g2E
傲慢で尊大な女司令官
でも男に命令されると苦々しい顔しながらなんでもしちゃう
741名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 09:20:55 ID:4MjQwIZV
>>723ではないがこれじゃね?
http://comic.sugaryou.com/-/co00295.html

無敗の格闘技の女王の凌辱
という設定ならクリムゾンっていう同人で
新たに始まったクリムゾンガールズ2というのがよさそげ
742名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 09:22:19 ID:4MjQwIZV
>>735へのレスです
743名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 12:03:24 ID:y8R3JhSX
ゴッドシグマの敵司令官が死んだ恋人に変装して男として司令官をやってた。
744名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 12:53:50 ID:D8C4mw69
>>743
テラル懐かしいな。
ガガーンの陰湿ないじめに耐える姿は…
声はのび太だけど
745名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 00:09:06 ID:95fwQuAs
クリムゾンってよさそげだが,見たことある人いる?いれば感想聞きたい
746名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 00:23:28 ID:VfFwiEnJ
そこら中に違法でアップロードされてるから見れ

くやしい・・・でも感じちゃう・・・!ビクビク!!
747新兄ぃ:2010/01/09(土) 11:15:05 ID:B3SeqslI
「結局、あなたはこんな小さな僕にさえも勝てなかったただの可哀想な女だったって訳さ。でも僕はあなたを許すつもりはない。
お前達から受けた兄さんの苦しみと屈辱を存分に味わって堕ちてしまえ!」
アスカはそう麗華に言い放つとバイブの振動を最大にした。
「いやっ・・!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
麗華の絶叫と共に彼女のアソコから大量の潮が噴き出した。アスカはその痴態を眉一つ動かす事もなくジッと眺めている。
「もうらめぇっ!これ以上はらめなのぉ!もうやめてくらしゃぃぃ!」
かつて王牙学園の女王として君臨していた麗華だったが、そこにいたのは女王としての麗華ではなく
わずか155cmの身長しかなく、はたからみれば女の子と間違ってしまう様な少年の目の前で
潮を噴いてしまう奴隷そのものだった。
「少々の地獄ですむと思わないでね?僕の唯一の肉親である兄さんを死なせた罪は
748新兄ぃ:2010/01/09(土) 11:16:31 ID:B3SeqslI
誤爆すいませんでした・・・
749名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 12:51:05 ID:9NMC4T9r
新おにぃのパロかとおもってあせったぞ
750名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 18:06:19 ID:qfzy9Nko
俺もどこで新おにいが出てくるのかと思った
751名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 17:10:13 ID:pdC0L6/e
内容はスレチじゃない気がする。
752名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 18:52:12 ID:qQWj6iU3
どこの誤爆?続きみたい
753名無しさん@ピンキー:2010/01/12(火) 19:25:31 ID:Y/7r2idb
あげるしかないな
754名無しさん@ピンキー:2010/01/15(金) 20:02:35 ID:cnEkYGfC
頭のなかに設定はあるのだがそれを文章にできないのってつらいな
だれか書いてくれる人はいないものか
755名無しさん@ピンキー:2010/01/15(金) 21:11:12 ID:8wIz3KW7
小説を書いた事が無いから、的なカンジならとりあえず書いてみようぜ、マトモに日本語が操れるならSSなんて余裕
時間が足りなくて〜的なカンジなら・・・うん、ドンマイ
756名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 23:13:42 ID:Cu7mo7af
もう少しだ…
757平本:2010/01/26(火) 22:33:04 ID:sEm9ZI2X
今回の【支配する者】は孝太郎視点です

【支配する者 03・前編】
「私が頼んだジュースはこれじゃないんだけど?あなたって本当に頭が悪いのね」
「そ、そんな……ボクは先輩の言った通りに買って来ましたけど…」
「呆れた、自分の聞き間違いを人のせいにするなんて……恥を知りなさい」
先輩は見下したようにボクを見つめる…これで何回目だろう。
「あなたは少し頭を冷やす必要があるみたいね」
先輩は手に持っていたジュースの蓋を開けるとボクの頭にかけて来た。
「な、何をするんですか先輩っ…!」
慌てふためくボクを尻目に先輩は無言でジュースをかけ続けた。
そして先輩はジュースを全部かけ終えると空き缶をボクのポケットの中に捩じ込む……身体中がジュースまみれで気持ち悪い…。
「………」
「頭は冷えたかしら?次からは間違えないように反省しなさい……孝太郎」
先輩は満足した表情でボクを嘲笑うと、その場から歩き去って行った。
「ひどいよ……」
ボクはうつむきながらポツリと呟く……先輩の頼んだジュースをちゃんと買って来たのに。
髪の毛がベトベトする…洗いにいかなくちゃ。

758平本:2010/01/26(火) 22:34:52 ID:sEm9ZI2X
ボクは近くの水飲みへ移動し、上着を脱いで頭を洗う。
「ふぅ…」
髪の毛を洗い終えたボクは一息入れる…なんで先輩はボクにあんな事をするんだろう?
先輩はボクに生徒会で頑張っていける様に色々な事を教えてくれるって言ったのに。
もしかして先輩はボクに何かを教えるつもりなんてないのかなぁ?先輩はボクの事を単なる暇つぶしの道具として見ているのかも…。
……いや、そんなはずはない。だって先輩はボクの…。
「やあ、大変だったね孝太郎君」
声のする方に顔をあげると、鈴夢君が微笑みながらタオルをボクに差し出していた。
「あ、ありがとう鈴夢君…」
ボクは鈴夢君にお礼を言ってタオルを受け取ると髪の毛を拭く。
「ねぇ、孝太郎君…僕は思うんだけどさ…松永先輩は君に何かを教えるつもりなんてないんじゃないかな?」
「えっ…!?」
いきなりの鈴夢君の言葉にボクは思わず動揺の声をあげてしまった。
「さっき先輩が君にジュースをかけていたけど…君はおかしいと思わなかったのかい?」
「それは…思ったけど…」
「今日だけじゃない、先輩は君に対して色々と理不尽な事をやって来たよね?どうしてそんな事をするのか教えてあげようか?」
759名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 22:36:22 ID:sEm9ZI2X
「あ…う……」
まるで自分の心の中を見透かしているような彼の言葉にボクはゴクリと息を呑む。
「松永先輩はね、君をいじめるためだけに近付いて来たんだよ。
君だってその事に薄々は気が付いているとは思うけどさ…」
「…………」
鈴夢君の言葉を聞いてボクはただ、沈黙する事しか出来なかった。
確かに鈴夢君の言う通り先輩はボクをいじめているだけなのかもしれない。
でも――。
「そう…かな?先輩は不甲斐ないボクのために敢えて厳しくしてくれていると…思うんだ。
いじめるためだなんて、そんな事言っちゃ駄目だよ鈴夢君」
そう、ボクは恥ずかしそうに笑いながら鈴夢君に言った。
それに対して鈴夢君は無表情でボクの顔を見つめている。
――ボク自身にだって分かっているさ。自分が今、すごくバカな事を言っている事くらい。それでもボクは、先輩を…ずっと憧れていた松永奈々さんを信じたかったんだ。

松永先輩を初めて見たのはボクがこの学園に来たばっかりの時だった。
当時、まだ生徒会の会長を務めていた先輩の姿を見たボクは自分の心が高まるのを感じた。

760平本:2010/01/26(火) 22:38:11 ID:sEm9ZI2X
まるで宝石みたいに綺麗で美しい姿、そして周りの人達に対する上品な振る舞い…ボクは一目で先輩に魅了されてしまった。
その日から先輩に対する思いが日増しに強くなっていった。少しだけで良い、先輩と二人だけで話がしたい…それがどんな形だとしても。
だから、ボクは生徒会に入る事を決意した。情けない自分を変えたかったというのもあったけど…生徒会にいれば先輩と話をする事が出来るかもしれないと思ったんだ。
その矢先の事だった…先輩が生徒会会長を落選してしまったのは。
ボクは最初、あの人気者であった松永先輩が落選しただなんて全く信じる事が出来なかった。
今の生徒会長である小早川リサさんが何か汚い手を使って先輩を蹴落としたのではないか…そう疑いもした。
ボクには先輩が会長ではなくなったという現実を受け入れる事が出来なかったんだ。だって唯一、先輩と話す事が出来る手段を失ってしまったのだから…。
これでもうボクは、松永先輩とは話す事はない…そんな絶望がボクをの心を包んだ。生徒会を辞めようとも考えた。
でも、そんな絶望を一瞬で吹き飛ばす出来事が起きる。
『あなたは確か…新しく生徒会に入った子よね?』

761平本:2010/01/26(火) 22:39:47 ID:sEm9ZI2X
なんと先輩の方からボクに話しかけて来たんだ。
ずっと話をしたくても出来なかった先輩が目の前にいる…突然の出来事にボクは何を言ったら良いのか混乱してしまった。
『は、はい……そうですけど…』
ボクの返事を聞いた先輩はピクリと眉を動かし不満そうな表情になった。
『あなた…その返事は何かしら?とてもじゃないけど生徒会にいる人間とは思えないわね』
『す……すいません』
『正直、今のあなたじゃあ生徒会でやっていけるかどうか不安ね。
……そうだわ、今日からこの私があなたを立派な生徒会の役員になれるように指導してあげるわ』
『……えっ?』
ボクは自分の耳を疑った。ずっとあこがれ続けていた先輩に話しかけられただけでも驚きなのに、なんとボクのために色々と教えてくれるというのだから。
『で、でも先輩は……』
『……確かに私はもう会長ではないわ。けれども、私は今でも生徒会の事を誇りに持っているのよ。そんな生徒会にあなたの様な情けない人間にいて欲しくないの。
だから、あなたにはちゃんとした生徒会の一員として頑張って欲しいのよ…分かってくれるかしら?』
先輩は真剣な表情でボクの顔を見つめ続けている。

762平本:2010/01/26(火) 22:42:16 ID:sEm9ZI2X
そんな先輩の姿にボクの胸の中が熱くなっていくのを感じた。
断る理由はなかった。いや、むしろボクにはこれが神様が与えてくれた幸運だとも思えた。
『は、はい!よろしくお願いします松永先輩!』
『決まりね。ところであなたの名前を教えてもらえるかしら?』
『佐々木…佐々木孝太郎です』
『孝太郎…良い名前ね。少し厳しくなるかもしれないけど、あなたならきっと立派な役員になれるわ…頑張りなさい孝太郎』
そう言って先輩はボクの手を握るとニッコリと微笑んだ。
――その太陽よりも眩しい笑顔は今でもボクの目に焼き付いている。今までの人生の中でこれほど嬉しかった事はなかった。
あの笑顔があったからボクは先輩に色々と辛い事をされても今まで頑張る事が出来たんだ。あの時の言葉と笑顔が偽りだったなんてボクは思いたくない。
ボクが立派な生徒会の人間になればきっと、先輩はまたあの笑顔をボクに向けてくれるに違いないんだ…。

鈴夢君はしばらくの間沈黙を続けていたが、フゥッとため息を吐くといつもの笑顔に戻る。
「なら良いんだ、孝太郎君がそう思っているのならこれ以上は何も言わない。…君の信じたものが偽りじゃない事を祈るよ」
763平本:2010/01/26(火) 22:45:11 ID:sEm9ZI2X
鈴夢君はそう言いながらマフラーを首に巻き直してその場から立ち去っていった。
ボクの信じたものが偽りじゃない事を祈る、か…ボクもそう願いたい。

「お、お待たせしました先輩!」
その日の放課後、ボクはまた松永先輩にジュースを買いに行かされていた。先輩は何も言わずボクの差し出したジュースを受け取る。
(またジュースを頭からかけられるのかなぁ…?)
ボクは緊張しながら先輩の持っているジュースを見つめる。
「今回はちゃんと私の頼んだジュースを買ってこれたわね…やれば出来るじゃない孝太郎」
先輩は笑みを浮かべながらボクの顔を見る。良かった…今回はちゃんと先輩の言う通りに出来たみたいだ。ボクは心の中で安堵する。
「あの先輩…ボク、そろそろ生徒会の時間ですので…」
「なら早く行きなさい。今日も頑張って来るのよ」
先輩はそう言ってボクの鞄を差し出した。
「あ、ありがとうございます先輩」
ボクは先輩から鞄を受け取り、生徒会室へと歩き出した。
「孝太郎」
「は、はい?」
「私はあなたを信じているわ…立派な生徒会の人間になってくれるって」
そう言った先輩の顔にはあの時と同じ笑顔が浮かんでいた。
764平本:2010/01/26(火) 22:47:32 ID:sEm9ZI2X
「は、はい!」
ボクは大きな声で先輩に答える。まさかあの時の笑顔を今、見る事が出来るなんて思わなかった…。
やっぱり先輩の笑顔はどんな宝石よりも綺麗だった。
やっぱり先輩はボクのためを思って厳しくしていたんだ…それをいじめるためだなんてボクはなんてひどい人間なんだろうか。
(ボクは幸せだなぁ…)
ボクは有頂天になりながら生徒会室の扉を開ける。
「あれっ…?」
生徒会の人達が集まって話をしている…なんだか皆、深刻そうな表情をしている。
「あの…何かあったんですか?」
ボクはおずおずとその中の一人に聞いてみる。
「佐々木君か…この前の会議で体育で使う道具を新しくする話になってたよね?
今日、業者が来る事になっているんだけど…そのお金がなくなってしまったんだ」
「えっ…!?それって本当ですか?」
「うん…今、皆でそのお金を探しているんだけど…佐々木君は何か知らないかな?机の上にあったはずなんだけど…」
「いえ、ボクは知らないですね…」
「そうか…いやぁ、困ったなぁ。そろそろ業者が来る時間なんだけど…」
他の人達も困った様子で頭を抱えている。まさか、生徒会室で盗難が発生したのかなぁ…?
765平本:2010/01/26(火) 22:49:25 ID:sEm9ZI2X
ボクはそう思いながら自分の席に座ると鞄を開ける。
「あれ…?」
鞄の中に入れた覚えのない学園で使われている封筒が入っていた。
よく見てみると一万円礼が顔をのぞかせている、これってもしかして…!?
「どうかしたのかい佐々木君?」
「い、いえ!なんでもありません!」
驚きを隠しながらボクは再び鞄の中に入っている封筒を確認する。多分……いや、間違いなくこの封筒は皆が探している封筒だ。
何故?何故ボクの鞄の中にこの封筒が入っているんだ?誰が?なんのために?
いや…それよりも、皆が探しているこのお金がボクの鞄の中に入っている事が皆に知られたら…?
間違いなくボクが盗んだ事になるだろう。ボクの知らない内に自分の鞄の中に入っていましたって言っても皆は信じるはずもない。
生徒会いや下手をすれば退学なんて事も…!
(ど、どうしよう…!?どうすれば…!?)
心の動揺を皆に悟られる前にあれこれ考えるが、どうしたら良いのか全く分からない。その時、生徒会室に誰かが入って来た……鈴夢君だ。
なんという事だ…こんな時に一番来て欲しくない人が来てしまった。
766平本:2010/01/26(火) 22:51:53 ID:sEm9ZI2X
彼はとても頭の回る人間だ…ボクが隠し事をしている事にすぐに気が付くだろう、万事休すだ…!
鈴夢君はゆっくりと皆を見渡すと静かに口を開く。
「何か…あったのかな?」
「ああ、鈴夢君…実は」
一人の女子が鈴夢君に生徒会室からお金がなくなった事を話す。
(もう駄目だ…こうなったら正直に言おう)
ボクは覚悟を決めて鞄の中の封筒に手を伸ばす。
「ああ、そのお金なら僕の机の中に保管してあるよ」
「えっ?」
思いがけない鈴夢君の言葉にボクは彼の方に顔を向ける。彼は何を言っているんだ?だってそのお金はボクの鞄の中にあるじゃないか。
鈴夢君は自分自身の机に移動すると胸のポケットから鍵を取り出して、引き出しの鍵を開ける。
「これの事だよね?」
そう言った鈴夢君の手にはボクの鞄の中にある封筒と同じものがあった。
それを見たボクの頭の中が混乱してしまった。それじゃあ今、ボクの鞄の中に入っているこの封筒は一体何なのだろう?
そんなボクを尻目に鈴夢君は封筒を他の人に渡すとニッコリと微笑んだ。
「誰かが悪戯するかもしれないと思って僕が机の中に入れておいたんだけど、皆を困らせてしまったみたいだね…すまなかった」
767平本:2010/01/26(火) 22:53:40 ID:sEm9ZI2X
「い、いえ。私達の方も…あっ、会長が来たみたいなのでそろそろ…」
「うん、それじゃあ皆、会議を始めるので席につこうか」
鈴夢君の言葉に他の人達も自分の席についた。
なんだか良く分からないけど助かった…。でも、なんで封筒が二つあるのだろう?ボクの鞄の中にあるお金は一体…?
「それじゃあ会議を始めます。まず…」
色々と考えている内に会議が始まってしまった。封筒の事も気になるけど今は会議に集中しなくちゃ。
先輩の言った立派な生徒会の人間になるためにも…。

今日の会議も無事に終了し、ボクは封筒の事を考えながら帰る準備をしていた。
「孝太郎君…二人だけで話がしたいんだけど良いかな?」
声のした方に顔を向けると鈴夢君が微笑みながら立っていた。ボクは内心ドキッとしながらもニッコリと笑う。
「べ、別にいいけど…どうかしたの」
「ちょっと気になる事があってね…取り敢えず場所を変えようか」
鈴夢君はそう言うと廊下の方に歩き出す。ボクは鞄を抱き締めながら鈴夢君の後についていった。
やがて人気のない場所にたどりつくと鈴夢君はくるりとボクの方に振り向く。
「あ、あの鈴夢君…話って何かな?」
768平本:2010/01/26(火) 22:55:14 ID:sEm9ZI2X
ボクは恐る恐る鈴夢君に尋ねてみる。鈴夢君はコクリとうなづくと右手をボクの方に差し出した。
「まず、君の鞄の中にあるお金を渡してもらえるかな?」
「う…!」
ボクは思わず驚きの声をあげる。やはり鈴夢君はボクの鞄の中にお金が入っている事に気が付いていたんだ。
ボクは観念したように鞄から封筒を取り出すと鈴夢君に差し出した。鈴夢君はそれを受け取ると自分の胸ポケットの中に入れる。
「あ、あの鈴夢君!この封筒はボクの知らない間に鞄の中に入っていたんだ。……やっぱり信じてもらえないよね?」
「知ってるよ」
「えっ…?」
「実は僕、会議が始まる前に生徒会室から部外者が出ていくのを見たんだよ。
不思議に思って生徒会室に行ってみると何か用事があったのか誰もいなくてね…。
まさかと思って机の上を確認をしたら案の定、業者に渡すお金がなくなっていたんだよ。もし、生徒会で盗難があったなんて事が学園中に知られれば生徒会の威厳に関わりかねない。
それをごまかすために自分のお金を別の封筒の中に入れて机の中に隠しておいたのさ。
全く…誰もいないのに生徒会室を開けたままにするなんて少し厳しく指導する必要があるな」
769平本:2010/01/26(火) 22:56:56 ID:sEm9ZI2X
鈴夢君はやれやれといった感じでため息を吐く、だから封筒が二つあったのか…。結果的にボクは鈴夢君に助けられてしまった。
鈴夢君に感謝すると同時に、誰がお金を盗んだのか気になったボクは鈴夢君に尋ねてみる事にした。
「あの……鈴夢君は生徒会からお金を持ち出した人を目撃したんだよね…?それって誰か教えてくれないかな…?」
「…………」
その言葉を聞いた鈴夢君の顔から急に笑顔が消えた…なんだか嫌な予感がする…。
「鈴夢君…?」
「孝太郎君、君は生徒会に来る途中、君はずっと鞄を持っていたのかな?」
「いや…ボクは途中で松永先輩に…」
そう言いかけたボクの胸がドクンと脈を打つ。そうだ…あの時ジュースを買いに行っていたボクは鞄を持っていなかった。鞄を持っていたのは…。
「どうやら気が付いたみたいだね。僕が見たのは……」

――松永先輩だよ

その言葉を聞いたボクの視界がぐにゃりと曲がった。
嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だ
先輩がそんな事をするはずがない。だって先輩はあの時…ボクに笑顔を見せてくれたじゃないか?
ボクが立派な生徒会の人間になれる事を信じてるって言ってくれたじゃないか?なのに何故?どうして?
770平本:2010/01/26(火) 22:58:35 ID:sEm9ZI2X
「孝太郎君…君は今、松永先輩がそんな事をするはずがないって思っているみたいだけど…。
僕は間違いなく先輩を目撃したんだ。それに君以外にその鞄に触る事が出来たのは…」
「違う…」
無意識のうちにボクは鈴夢君の話を遮る様に呟いていた。鈴夢君は嘘を言う様な人じゃない、彼の言っている事は本当の事なのは分かっている。
でもボクは鈴夢君の言葉を信じられなかった。信じたくはなかった。もし鈴夢君の言葉を受け入れてしまったら、ボクが今まで信じていたものが粉々に砕けてしまいそうで怖かったから。
「きっと何かの間違いに決まっているよ…きっと…きっと何かが違うんだ。何かが…きっと何かが…」
「孝太郎君、君の認めたくない気持ちはよく分かる。でもね、彼女以外に考えられないんだよ?君の鞄の中にお金を…」
「違う!先輩はそんな事をする人じゃないんだ!」
ボクは涙を流しながら大きな声で叫ぶ。これが今のボクに出来る精一杯の抵抗だった。
それに対して鈴夢君は動じる事もなく静かに目を閉じ、フゥッと息を吐くとゆっくり目を開けてボクの顔を見る。
「分かった、なら君に見せようじゃないか。本当の……真実というものをね」
771平本:2010/01/26(火) 23:00:16 ID:sEm9ZI2X
鈴夢君はそう言いながら右手にある時計を眺めた。
「確か教員達は夜遅くまで会議をするはず…なら、今日は来るかもしれないな」
鈴夢君はボソリとそう呟いて再びボクの方に顔を向ける。
「孝太郎君…これから君に見せたいものがある。ただ、その結果によって君がどう変化してしまうのか…僕には責任を負う事は出来ない。
それが嫌なら今日の事は忘れた方が良いよ。どうする?真実を確かめるか、それとも今のままでいるか…選ぶのは君だよ孝太郎君」
いつも見るのとは違う鈴夢君の表情と口調にボクの背筋に冷たい汗が流れる。鈴夢君は一体何をボクに見せるつもりなのだろうか?
ボクは少し躊躇するがこのまま帰る事は出来ない…ボクは覚悟を決めた。
「分かったよ鈴夢君。確かめてみるよ本当の真実というものを」
鈴夢君が何を見せたいのかは分からないけど、ボクは信じている…先輩を。松永先輩の笑顔を。

すっかり太陽も落ち、辺りが暗くなった駐車場でボクと鈴夢君は二人、建物の影に隠れていた。
「鈴夢君…なんで駐車場なんかに?」
「最近、教員達の車に落書きされる事件が起きているのは君も知っているよね?」
772平本:2010/01/26(火) 23:03:38 ID:sEm9ZI2X
「うん、生徒会でも問題になっていたけど…それと先輩に一体何の関係が…?」
「まぁ、待っていれば分かるよ。そろそろ来る頃だと思うからさ」
鈴夢君はそう言って時計を確認している。これからここに誰が来るのだろうか…ボクは固唾をのんで駐車場を見つめ続けた。
「…来たみたいだね」
「えっ、誰が?」
「ほら、あそこ」
鈴夢君が指差した先を見ると、暗くて顔は分からないけどひとつの人影が駐車場に止めてある車に向かって移動していた。
もしかして鈴夢君が見せたかったものって先生達の車に落書きをしている犯人の事なのかな?
もし、そうだとしてもボクと一体何の関係が…?やがてその人影が一台の車の前で止まる。
「えっ……」
それが誰かを確認したボクは言葉を失った…そこにいたのが松永先輩だったからだ。ボクは自分の目をゴシゴシと拭きながら改めてその人物を見直す。
……けれども、その姿は松永先輩に変わりはなかった。どうして松永先輩がこんな所にいるのか…頭の中が混乱してしまう。
よく見てみると先輩の手に筒状の物が握られている。先輩はその筒状のものを車の方へと向けた。

プシャアアアアア

773平本:2010/01/26(火) 23:06:29 ID:sEm9ZI2X
筒状の先から液体が吹き出して車の窓ガラスをみるみるうちに黒く塗り替えていく。
「…………」
何、これ?
これが鈴夢君が見せたかった真実だって言うの?ボクがずっとあこがれ続けていた松永先輩は…こんな事をする人間だったの?
車に落書きをしている先輩の表情は邪悪な笑いに満ち溢れていた。ずっと心に焼き付いていたあの先輩の笑顔が落書きされている車のガラスの様に塗りつぶされていく。
しばらくの間先輩は落書きを続けていたが、やがて満足したのかスプレーを鞄の中にしまった。
「それにしても、あの馬鹿の鞄の中に生徒会で使うお金を入れておいたけど…一体どうなったのかしら?
フフ…明日の孝太郎がどんな顔して私の目の前に現れるのか楽しみで仕方ないわ」
誰もいないと思って油断したのか先輩がそう呟いた。
その言葉はボクが今まで信じて来たものを木っ端微塵に砕くのに十分だった。
先輩が立ち去った後ボクは呆然と立ち尽くしていたが、やがてガクンと膝から崩れ落ちた。ボクの目からポロポロと大粒の涙が落ちる。
何もかもが全て偽りだった。ようやくボクはその事に気が付く。
774平本:2010/01/26(火) 23:08:56 ID:sEm9ZI2X
あの時、松永先輩がボクに言った言葉、約束、そして笑顔はボクを騙すための嘘であり、今日再び見せた笑顔は生徒会室で起こるであろうボクの不幸に対する嘲笑だったのだ。
ボクは嗚咽を漏らしながらその場でうずくまる。
これが鈴夢君の真実だと言うのなら。
こんな真実はボクはいらない。
こんなもの…ボクは望んでいない。
だって…だって…今まで先輩を慕い信じて来たボクが馬鹿みたいじゃないか…!
こんなの、こんなの酷過ぎるよ…!惨め過ぎるよ…!
ボクは泣いた。声が枯れるまで泣き続けた。誰がボクを殺してくれ…こんな…情けなくて惨めなこのボクを…。

「…孝太郎君」
鈴夢君のボクを呼ぶ声が耳に入る。ボクは虚ろな目で鈴夢君の方に顔を向けた。
「ねぇ…鈴夢君。これは夢?それとも現実?ボクとしては夢であって欲しいけど…」
「これは現実だよ。残念だけどこれが現実。君は彼女に騙されていたんだよ」
「………フフ、やっぱりそうか。これは夢じゃないんだね。フフフ、ハハハハハ…」
ボクは壊れた様に笑い出す。もう…笑う事しか出来ないや。
775平本:2010/01/26(火) 23:12:23 ID:sEm9ZI2X
「鈴夢君の言っていた事は本当だったんだね…松永先輩はボクをいじめるために近付いて来たって。
普通に考えてみれば分かるのに、それをボクは敢えて厳しくしてくれているだなんて…本当にボクは馬鹿野郎だ。
もう…何もかもが嫌になっちゃったよ」
もうこのまま自分の命を絶とう…そういう考えさえもボクの頭をよぎった。
「僕は孝太郎君を馬鹿だとは全然思わないな」
「えっ…?」
彼の言葉にボクは間の抜けた声をあげる。ボクには鈴夢君の言っている事が理解出来なかった。
「慰めはありがたいけど…ボクは騙されたとも知らないで馬鹿正直に先輩を信じていたんだよ?だから…」
「人を信じる事は、馬鹿な事じゃないと僕は思うよ?」
鈴夢君はニコッと微笑みながらボクの肩に優しく手を置く。
「信頼っていうのはこの世界で一番尊いものだと僕は思っているんだ。
君は松永先輩を信頼したからこそ今まで生徒会で頑張る事が出来たんじゃないのかな?」
「それは…」
「むしろ愚かなのは松永先輩の方だ。彼女は君の信頼を裏切ったんだよ?信頼を裏切るっていう事は、この世界でもっとも許されない行為なんだ。
はっきり言って…僕は今、松永先輩を心の底から軽蔑している…」
776平本:2010/01/26(火) 23:14:50 ID:sEm9ZI2X
そう言った鈴夢君の表情は怒っているように見えた。こんな鈴夢君は初めて見る。
「孝太郎君、君はなんとも思わないのかい?彼女は君の信頼を裏切ったんだよ。
君は自分の全てを否定されて馬鹿にされて…悔しいとは思わないのかい?
彼女に一矢報いてやろうとか…考える事もしないのかい?」
「それは悔しいけど…」
「なら、その悔しさを怒りを、悲しみを、全てを、彼女にぶつけるべきだ。
松永先輩に払わせてやるんだ…孝太郎君の信頼を裏切った代償を…」
ボクの肩に手を置きながら鈴夢君は真剣なまなざしでボクの目を見つめる。
確かに鈴夢君の言っている事は正しいと思う。でも…ボクに出来るのだろうか?
情けない事にボクは今までの人生の中で人に対して怒った事は一度もない…そんなボクが松永先輩に怒りをぶつける事が出来るのだろうか?
もし、逆に松永先輩に返り討ちにされたら…。
「まだ迷っているのか孝太郎君!君はそれでも生徒会の人間か!」
「………!」
生徒会の人間…その言葉に身体の中で何かが鼓動する。
777平本:2010/01/26(火) 23:16:28 ID:sEm9ZI2X
「君は情けない自分を変えたくて生徒会に入ったんじゃないのかい?
なら…今がその時だ!松永先輩にせいさ…仕返しをする事で君自身の無念を晴らす事にもなり、そして新しい君に生まれ変わる事が出来るんだ!
…もし、ここで立たなかったら…君はこの先もずっと情けない佐々木孝太郎のままだ!」
鈴夢君はそう言い終わると、ゆっくりとボクの肩から両手を離す。
(そうだ…!ボクが生徒会に入ったのはこんなウジウジした自分を変えたかったからだ…!先輩に馬鹿にされるために入ったんじゃない!)
ボクの心の中でフツフツと何かが沸き起こる。ボクの腹の中は決まった…ボクを裏切った先輩に仕返しをしてやる!
「鈴夢君…ボク、やるよ!先輩に一矢報いてみせる!」
「ようやく決意したみたいだね。ボクも及ばずながら手伝わせてもらうよ」
「でも…先輩に仕返しをするって言っても具体的にどんな事をすれば良いんだろう?」
「ああ、それに関しては僕に良い策があるんだ。彼女に打って付けの良い策がね」
「えっ…それって一体…?」
「それは後々のお楽しみって事にしておこうかな。大丈夫、僕を信頼して欲しい」
鈴夢君はニコッと笑ってボクの肩をポンと叩く。
778平本:2010/01/26(火) 23:17:51 ID:sEm9ZI2X
「うん…分かったよ鈴夢君」
鈴夢君はボクが生徒会で困った事があった時や先輩に嫌がらせを受けた時にいつも助けてくれた。
そして今、ボクのために勇気付けてくれた…。鈴夢君なら心から信頼する事が出来る。
全てを失った時に初めて分かるものなんだなぁ…本当に信頼するべきは誰かっていう事は。
松永先輩…ボクはもうあなたを絶対に許さない。必ず…仕返ししてみせる!
779平本:2010/01/26(火) 23:24:31 ID:sEm9ZI2X
今回はここまでにさせてもらいます。度重なる不運で今まで更新できなかった事を深く謝罪します…。
お詫びといってはなんですが、平本の中での鈴夢のイメージを書いてみました。

http://imepita.jp/20100126/805870

後編に関しては早くて今週中に終わる予定です……それでは再見。
780名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 00:23:13 ID:uOkEf7/x
>>779
781名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 03:44:54 ID:lhRh1iUY
乙ー
782名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 17:39:27 ID:ZAY/TSN4
ロング更新着てるじゃないか!!
783名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 11:01:12 ID:yzbVuYlZ
gj
784名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 13:07:57 ID:3Cl5AymT
これは良いプロローグ・・・鈴夢ではなく
松永先輩に憧れを抱いていた孝太郎に
先輩を裁かせるとはね
鈴夢が裁くよりも、より一層燃えるね
785名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 23:32:15 ID:bAXfmzJO
リサ落ちの前にとんでもない前菜
786名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 20:10:52 ID://dHwr35
会長選挙で堕ちた松永先輩ごときは孝太郎君で十分だね
孝太郎君に敗北感を味合わされたらそうとう屈辱的
787名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 23:45:35 ID:3bvDXzPx
期待感
788名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 01:13:32 ID:0adr+n8Y
GJ!
続き、期待してます。
孝太郎がんばれー!
789名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 07:44:35 ID:SwqOklRN
憧れの人を打ちのめす快感・見下していた奴隷に打ちのめされる屈辱
790名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 14:53:36 ID:GC3ArPW6
いいね
791名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 16:01:28 ID:scLrwoPu
続きが楽しみ
792平本:2010/01/30(土) 17:04:06 ID:fwlZyfev
【支配する者 04・中編】

「こんな所に呼び出して一体なんのつもりなの孝太郎?私は早く帰りたいのだけど?」
「さあ…?ボクも鈴夢君に重要な話があるから来て欲しいって言われただけなので…」
松永先輩に仕返しをする事を決意した次の日の放課後、ボクは松永先輩を人気のない教室へと呼び出した。
鈴夢君曰く、この教室はほとんど人が来る事がなく、外からも見られる事もない、まさに仕返しをするのに打って付けの場所らしい。
「全く…鈴夢は何を考えているのかしら?あの男の考えている事だけは全く分からないわ」
どこか不機嫌そうな様子でブツブツと文句を言う先輩。恐らく昨日のお金の件で失敗した事で苛立っているのだろう。
ボクは先輩に気付かれないようにため息をはく。昨日は先輩に仕返しをしてみせるなんて意気込んでいたけど、いざその時になるとやっぱり緊張してしまう。
それに…仕返しをするっていっても一体何をすれば良いのかな?鈴夢君は良い策があるって言ってはいたけど果たして大丈夫なのだろうか?
…いや、今は鈴夢君を信頼しよう、鈴夢君ならきっと大丈夫だ。
「やあ、遅くなってすいませんね。ちょっと忙しかったもので」

793平本:2010/01/30(土) 17:05:45 ID:fwlZyfev
扉を開ける音と共に鈴夢君が教室の中に移動する。…ついに仕返しをする時がやって来た。
「鈴夢、私をこんな所に呼ぶなんて何のつもりなのかしら?つまらない事だったらすぐに帰るからね」
鈴夢君をにらみつけながら先輩は椅子に座った。これから何が起こるのか…ボクは二人の顔を見ながら立ち続ける。
「今日、先輩に来てもらったのは孝太郎君についてちょっと相談したい事があったので…」
「孝太郎について…何かしら?」
先輩はけげんそうな表情でボクの方に顔を向けた。鈴夢君はにこやかな笑顔のまま話を続ける。
「彼は今、生徒会の一員として頑張っているのですがどうもメンタル面が弱いらしく自分に自信がないみたいなんですよ」
「だから…どうしたと言うのかしら?」
「孝太郎君の話では松永先輩は孝太郎君を立派な生徒会の人間にするために指導すると彼に言ったとか…」
「ええ、言ったわよ。それが一体何?」
「それでですね、松永先輩には孝太郎君が立派な生徒会の人間になれる様にちょっとお手伝いをしてもらいたいんですよ」
「お手伝い…?私はいつも孝太郎に指導を…」
「いえいえ、それじゃあ効果があまりないと思うんですよ」
794平本:2010/01/30(土) 17:06:57 ID:fwlZyfev
先輩は鈴夢君の話に段々と不審そうに表情を変える。ボクはドキドキしながら様子を見守っている。
「鈴夢、あなたは一体私に何を言いたいの?」
「単刀直入に言います先輩。あなたには…孝太郎君の部下になってもらいたいんですよ」
「えっ…!?」
鈴夢君の言葉に思わず声をあげてしまったボク。あの松永先輩がボクの部下になるだって?
……そうか、鈴夢君が言っていた良い策ってこういう事だったのか。確かに今まで馬鹿にし続けていたボクの部下になるのは先輩にとって屈辱的な事だ…これ以上の仕返しはないだろう。
でも、そんな事を先輩が容認するはずがないと思うけど…?
「馬鹿な事を言わないで鈴夢!なんで私が孝太郎の言う事を聞かないといけないのよ!?」
ボクの思ったように先輩は怒った様子で椅子から立ち上がる。それでも鈴夢君は笑顔を崩す事もなく話を続けた。
「おや?先輩は孝太郎を立派な生徒会の人間にするって言いましたよね?なら、孝太郎君の部下となって色々と手伝ってあげた方がよろしいのではないでしょうか?
それなら彼も立派に…」
「ふざけるのもいい加減にして!こんな馬鹿な話に付き合ってられないわ!」
795平本:2010/01/30(土) 17:08:58 ID:fwlZyfev
先輩は乱暴に自分の鞄を持ち上げると扉に向かって歩き出そうとした。
「まぁまぁ、人の話は最後まで聞きましょうよ先輩?」
鈴夢君は胸ポケットから写真みたいなものを取り出すと先輩の目の前に見せ付けた。
「何よ……これ…?」
それを見た先輩の表情がみるみる内に凍り付いていく。
鈴夢君の持っている写真には昨日、ボクが見た様な先輩が車に落書きをしている姿が写っていた。恐らく昨日とは別の日に鈴夢君が撮影したのだろう。
「こういうのもありますよ?」
鈴夢君はもう一枚、胸ポケットから写真を取り出した。それには先輩が万引きをしている様子が写っていた。
車に落書きだけじゃなく、万引きまでしていたなんて…ボクは先輩に呆れてしまうと同時にそれを撮影した鈴夢君に脱帽してしまった。
「いやいや、偶然とはいえこんな写真が撮れるなんて僕も思っていませんでしたよ。
それにしても…かつての生徒会会長である松永奈々さんがこんな犯罪行為をするなんて、正直驚きました。こんな事をするお人だとは全く思っていなかったのでね。本当にショックですよ、いや本当に!」
大袈裟に首を大きく振りながら鈴夢君は二枚の写真を改めて先輩に見せ付けた。

796平本:2010/01/30(土) 17:10:10 ID:fwlZyfev
松永先輩は身体を震わせながらもそれを隠そうとするかの様に鈴夢君の顔をキッと睨みつけた。
「そ…その写真を使って私を脅しているつもり…?…言う事を聞かなかったら…写真をばら撒こうって訳?」
「脅すだなんてそんな…僕はただ、こんな写真がありますよって先輩に教えているだけですけど?
それにばら撒くにしたってそれで僕達が得をする訳でもありませんしね。ただ…」
鈴夢君はチラリと先輩の方に顔を向けてニコリと笑う。
「この件に関しては生徒会長に報告する必要がありますね。我が学園の生徒、しかも元会長でもある人間が犯罪行為をしたという残念な事実を会長に伝え、そしてしかるべき措置を取らないと。
これは生徒会に携わる人間として至極当然の行動だと思われますが?」
次々と先輩の急所を突く言葉が鈴夢君の口から放たれていく。
やっぱり鈴夢君は凄い…会議とかで鈴夢君が議論する所は何回も見た事があるけど、間近で聞いてみると改めてその凄さがよく分かる。
「でも、先輩が孝太郎君の部下になってくれると言うのならばこの件についての報告は今回は見送る事に致しますよ?
それに…この二枚の写真に関しても先輩に差し上げようじゃありませんか」
797平本:2010/01/30(土) 17:12:05 ID:fwlZyfev
鈴夢君の言葉に先輩の身体がピクッと反応する、恐らく写真の事で反応したのだろう。
「本当に……本当に私が孝太郎の部下になったらその写真を渡してくれるのね?嘘じゃあ…ないわよね?」
「もちろんですよ先輩。先輩が孝太郎君の部下になればちゃんと写真は渡します。会長への報告も致しません…約束します」
鈴夢君はニッコリと笑いながら先輩の顔を見つめる。それに対して先輩は暗い表情で何かを考えるかのようにうつむいた。先輩の両手がギュッと握られていてプルプルと震えている。
やがて先輩は何かを決意した様に顔をあげると鈴夢君を睨みながら口を開いた。
「……分かったわよ!私が孝太郎の部下になれば良いんでしょう!?
だから…その写真を私に渡しなさい鈴夢!」
そう叫ぶ先輩の目には涙が浮かんでいた。その姿を見てボクの顔に笑みが浮かんで来る。フフッ…今まで馬鹿にし続けていたボクの部下になるなんて先輩は夢にも思ってなかっただろうなぁ…心の中でボクは先輩を嘲笑った。
けれども、そんなボクとは対照的に鈴夢君は首を横に振りながら難しい表情で写真を胸ポケットの中に入れる。
798平本:2010/01/30(土) 17:13:22 ID:fwlZyfev
「な、なんで写真をしまうのよ…!?」
「いえ、ね…口だけで孝太郎君の部下になるって言われましてもそれだけじゃあ信用は出来ないんですよ?
写真を渡した後、約束を反故にされるなんて事も有り得ますしね…。だから先輩には言葉だけじゃなく行動で示して欲しいんですよ」
「行…動…?」
先輩は不安そうな表情で首をかしげる。鈴夢君はチラッとボクの方に顔を向けた後、先輩の方を見直す。
「何、とっても簡単な事ですよ。つまり…孝太郎君の言う事をちゃんと聞く事が出来るのか、ちょっと試させて頂きます。
内容は簡単です、これから孝太郎君が先輩に何かをするでしょう。それに対してあなたが我慢する事が出来るかどうか…という事です。繰り返し言いますが、とっても簡単な話でしょう?」
「何かをするって…それって何よ…?」
「さあ?それは孝太郎君次第ですので僕にはサッパリ分からないですね。それでは…」
鈴夢は話を終えるとゆっくりとボクの方に近付いて耳打ちをした。
「これから先は君が頑張るんだよ。今まで溜めて来た鬱憤を晴らすと良い」
そう言うと鈴夢君はニコッと笑って後ろの方に移動する。ボクはコクリとうなづくと先輩の方に顔を向けた。
799平本:2010/01/30(土) 17:16:39 ID:fwlZyfev
でも…ボクは先輩に何をすれば良いんだろう?いきなり何かをしろって言われても何も思い浮かばない。
そんなボクの心情を察したのか鈴夢君は再びボクの方に歩み寄る。
「どうやら何をしたら良いのか分からないみたいだね?」
「あ……う、うん…」
「じゃあこういうのはどうかな?」
鈴夢君は鞄からジュースを取り出すとボクの方に差し出した。よく見るとそのジュースはこの前先輩にかけられたジュースと同じものだ。
「そのジュースをさ…先輩にかけてあげたら?孝太郎君だってかけられたんだから先輩にも仕返しをしてあげないとね」
ボクはジュースを受け取ると先輩の方へと歩み寄る。そんなボクを見て何をされるのか察した先輩はボクの顔を睨みつけたまま後退りをする。
「や、やめなさい孝太郎……?あなたにジュースをかけた事なら謝るわ……だから…」
「失礼しますよ先輩」
そんな後退りし続ける先輩の両腕を鈴夢君がおさえた。きゃっと先輩は声をあげながらその場に倒れる。
ボクは先輩の前に立つとジュースのふたを開けた。
「や、やめて…孝太郎……!」
おびえた表情をする先輩を見下しながらボクは何も言わずジュースを先輩の方に傾けた。
800平本:2010/01/30(土) 17:17:39 ID:fwlZyfev
「いやっ!やめてぇっ!」
缶から放たれたジュースが先輩の全身にかかっていく。先輩は身体を揺らしてジュースを避けようとするが、鈴夢君が両腕を固定しているのでその行動も意味をなさない。
先輩の頭、胸、足…ボクはまんべんなく先輩の身体にジュースをかけ続ける。缶の中のジュースが空っぽになる頃には先輩の全身はジュースでびしょ濡れになっていた。
「気分はいかがですか先輩?」
鈴夢君は先輩に声をかけながら握っていた腕を離す、先輩はうなだれたままその場に座り込んでいる。
(ちょっとやり過ぎちゃったかな…?)
心の中でそう呟きながらボクは先輩に声をかけようとした。
「許さない…絶対に許さないわ孝太郎!」
大きく声を震わせながら先輩がボクの方に顔をあげる。ジュースをかけられたのがよほど屈辱的だったのか顔を真っ赤にして荒々しく息を吐き、涙を流しながらボクの顔をにらみつける。
「よくも私に対してこんな事が出来たわね!?あんたが恩を仇で返す様な人間だとは思わなかったわ!この卑怯者!」
先輩は矢継ぎ早にボクの悪口を言い並べていく。それを聞いている内にボクの心の中で怒りが込み上げて来た。
801平本:2010/01/30(土) 17:19:02 ID:fwlZyfev
恩も何も、先輩がボクを騙していたんじゃないか。それなのにボクを卑怯者扱いするなんて…本当に卑怯なのは先輩の方だ。
「何を言っているんですか先輩…?ボクだって先輩があんな事をする人間だとは思っていませんでしたよ…」
「な…何の話よ!?」
「とぼけないでくださいよ先輩…。昨日、ボクの鞄の中に生徒会のお金を入れたのは先輩なんでしょう?もう知っているんですよ…」
ボクの言葉に先輩はドキッとした様子で顔を強張らせる、どうやら図星のようだ。
「し……知らないわよそんな事……他の誰かが入れたんじゃないの…?」
それでも先輩は視線をそらしながら顔を下に向ける。この期に及んでまだ白を切ろうとする先輩にボクはムカッと来た。
「ごまかすのはやめてください先輩…。もう分かっているんですよ…先輩が昨日、生徒会で…」
「だから知らないって言ってるでしょ!?あんたって本当にムカつく男ね!この根暗男!」
ブチッ
ボクの中で何かが切れた。この女はどこまでボクを馬鹿にすれば気がすむんだ。
もう絶対に許さない――!ボクは無意識の内に右手に力を込め、先輩の顔に向かって振り下ろそうとした。
802平本:2010/01/30(土) 17:20:09 ID:fwlZyfev
「それは駄目だよ孝太郎君」
そんなボクを止めたのは鈴夢君だった。鈴夢君はボクの右手を掴むと、ゆっくりと下の方におろす。
「鈴夢君…どうして…?だってこの女…」
「落ち着くんだ孝太郎君…」
今だ興奮しているボクをなだめるかの様に優しく微笑むと、ボクの肩をポンと叩いた。
「暴力は駄目なんだ…。僕達は先輩がちゃんと言う事を聞けるのかどうかを試しているのであって、暴力を振るうためじゃあないんだよ?
それに今、彼女に怪我をさせてしまってはこれからの生徒会活動に支障が出てしまう可能性がある……だろう?」
「それは…鈴夢君の言う通りだとは思うけど…」
「だよね…?君が先輩に怒る気持ちは分かるけど、ここは心を鎮めるんだ。
先輩は分かっていないんだよ…今、自分が置かれている立場というものを。だから許してあげようじゃあないか…彼女の上司として…ね?」
「う、うん…分かったよ」
なるほど確かに鈴夢君の言う通りだ…鈴夢君の話を聞いている内に段々とボクの中の怒りが収まっていく。
そんなボクを見て先輩は安堵したのかホッとしたような表情でため息を吐いた。
けれども鈴夢君はそんな先輩の表情を一瞬で変える言葉を口にした。
803平本:2010/01/30(土) 17:21:23 ID:fwlZyfev
「ところでさ孝太郎君…今の先輩を見て君はどう思う?」
ボクは鈴夢君の言葉に促されるように先輩を眺めた。当然の事だが先輩の身体はジュースのせいでびしょ濡れになっている。
「先輩の身体はびしょ濡れになっているよね?このままだと先輩が風邪をひいちゃうと思わないかな?」
鈴夢君は笑顔のまま先輩の方に顔を向ける。先輩の方は訳が分からないといった表情でボク達を見つめている。
「確かに風邪をひいてしまうとは思うけど…」
「じゃあ、どうする?」
「どうするって……?」
「だからさ、このままだと先輩が風邪をひいちゃうんだから…上司である君が彼女の服を脱がしてあげたら良いんじゃないかなって事だよ」
「え、ええっ!?」
鈴夢君のとんでもない提案にボクの目が丸くなる。先輩の服をボクが脱がせるだって?彼は何を言っているんだろうか。
「……ば、バカじゃないの鈴夢!?あんた今、自分が何を言ってるか分かっているの!そんな事して…」
「ちょっと先輩は黙っていてください。今、僕は孝太郎君と話をしているんですから」
鈴夢君は大きな声で叫ぶ先輩に一瞥もくれずにボクの顔を見つめ続ける。
804平本:2010/01/30(土) 17:22:25 ID:fwlZyfev
「遠慮する事はないさ孝太郎君、これも上司として当たり前の事なんだから。さあ、先輩が風邪をひく前に早く脱がしてあげるんだ」
「目を覚ましなさい孝太郎!あなた、この男にそそのかされているのよ!?今ならまだ…」
「全く、さっきから五月蠅いですよ先輩。静かにしてくださいって言っているのが聞こえないんですかね?」
鈴夢君は片耳に手をやりながら、不愉快そうな表情で先輩を見下すと鞄からロープを取り出した。
「まぁ、それはそれとして先輩に聞きますけど手が良いですか?それとも口が良いですか?」
「……な、なにがよ?」
「いえ、ね…どうも先輩には無意識の内に抵抗してしまう癖があると思いましてね。
これからの行動をスムーズに行ないたいので少しだけ先輩の身体の自由を奪わせて頂きます。
えーとですね、口にロープを巻くのと両手を縛るというのがあるんですけど…どちらが良いでしょうか?
僕としてはその五月蠅い口を封じたいのですけど、ここは先輩に選ぶ権利を差し上げます。さあ、好きな方をご自由に選んでください」
冷酷な笑みを浮かべながら鈴夢君は片手にロープを振り回して先輩に問う。そんな彼を見てボクの背筋から冷たいものが流れる…。
805平本:2010/01/30(土) 17:23:47 ID:fwlZyfev
鈴夢君ってこんな怖い事を平然と言う人だったっけ?
「あ…あんた、頭がおかしいんじゃないの!?そんなの選べる訳ないじゃない!」
「選べないんですか?選べないという事は僕達の命令を聞けないと見なしてもよろしいですね?」
鈴夢君は厳しい口調で先輩に言い放つ。その姿はまるで言う事を聞かない子供を叱り付けているかのようだ。
そんな鈴夢君に対し、観念したのか先輩はプルプルと身体を振るわせながらボソリと呟いた。
「………手よ」
「え?今、なんて言いました?僕の耳が悪いのか、先輩の声が小さいのか…よく聞こませんでした。なのでもう一回だけ聞こえる様に言ってください」
「だから手を縛りなさいって言ってるでしょ!?こんなふざけた事を言わせないでよ馬鹿っ!」
口では強がってはいるものの、もはや先輩にはどうする事も出来なかった。
「なるほど、先輩は手を縛られる方がお好きなんですか。フフッ、普通ですね」
「う…五月蠅いわよ!縛るんだったら早く縛りなさいよ、この変態!」
「分かりました、それではお言葉に甘えて」
鈴夢君は先輩の後ろに回り込んで、両腕の手首をロープで縛りあげる。
本格的に何かが始まろうとしていた…。
806平本:2010/01/30(土) 17:25:15 ID:fwlZyfev
長くなりそうなので今回はここまでにさせていただきます…それでは再見。
807名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 19:51:32 ID:fiRPZTgF
GJ
wktk
808名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 20:42:45 ID:trpn4YA+
GJ

やべえええええええええwktkがとまらねえよおおおおおゾクゾクしてきたああああああ
809名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 17:23:26 ID:17w/jA0+
な、なんとおおお!
ストーリーの組み立てが上手い、GJ!!!
810名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 20:32:38 ID:SSGtz1i+
手をロープで縛ったら服を脱がせられないじゃないか
811名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 09:36:28 ID:0/lZDKA4
>>810
半脱ぎがいいんじゃねぇか!
812名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 00:31:24 ID:URQzmnvD
「服を破かれてもいいんですか?先輩」
とか言って言葉責めのネタとして使用。
813名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 09:01:36 ID:R78ObjxZ
最高の晩餐が始まる
814名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 09:45:54 ID:uQ/nzZLP
服破られたら帰りは半裸か。
815名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 06:34:25 ID:kU8joDns
保守
816名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 00:06:44 ID:cmeNU3Nu
続きまだかああ
817名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 17:46:51 ID:ovyUlSBd
松永先輩暁に散る
818名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 08:09:19 ID:1SXNXFMV
松永先輩?
819名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 01:24:56 ID:f2dxKn8e
そろそろかな
820名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 17:11:18 ID:bxxaWSRe
新作よりも砂理の番外編がたくさんみたい
821名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 23:24:08 ID:B3lbAHQY
どっちも読みたい
822名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 23:10:59 ID:YFZC8z5z
なんでもいっぱいよみたい。
それまでスレのおさらいとして1からまた読み直す。
823名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 15:53:08 ID:PC30MYRl
まだかな、まだかな〜♪
824名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 20:07:52 ID:8DvsRHDE
ようやく出来た
825名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 17:04:21 ID:Mr5hfX6+
じゃあ投下してくれよ
826名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 02:22:08 ID:RTnYBeeQ
投下は…投下はまだですか…
827名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 21:07:55 ID:IxnBTOQG
ツリだほっとけ
828名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 15:53:05 ID:F70ocveh
 
829名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 01:16:27 ID:w2gVGGNq
まとめサイトつくってほしーなーと麻呂はおもいました
830名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 00:40:33 ID:CiCiPVf2
こんなスレ有ったのか
好みど真ん中じゃねえか
全部読んでくる
831名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 00:47:03 ID:kqi5AwdG
>>55を一押ししておこう
832名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 21:00:22 ID:sMXMilA+
エロ
833名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 14:18:24 ID:/j34TV8C
 わが家のハマーン様


 朝起きたら、隣にハマーン様が寝てた。
 それで取り敢えず十二時間ほど縛って犯し抜いた。
 最初は痛がってたハマーン様も、すっかり蕩けた表情をしてる。
「コロシテやるっ!! ころひてやりゅぞゾクブチュっ!!」
「舌、まわってないっすよハマーン様www
だいたいそんな恐いこと言ったって、イク時の凄い雄叫びとアクメ顔、何枚もカメラで撮っちゃったしなぁ」



みたいなのを誰か……
834名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 13:32:38 ID:N2YzlzZd
自分で書けとか、お前が書けとか、そういう事は言わないでおく

とりあえずハマーンって誰?
835名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 18:03:37 ID:R5Oy61wd
ハマさん
836名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 18:20:59 ID:k89kK4ie
ジャンピング土下座の人
837名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 23:55:34 ID:JY5PCtyW
なんかのサナギの人
838名無しさん@ピンキー:2010/04/06(火) 11:17:27 ID:BuV5ONkx
>>834
老け顔で21歳なんて年齢詐称しているミンキーモモ
839名無しさん@ピンキー:2010/04/06(火) 18:48:23 ID:QEYnYiLZ
ミンキーモモといったら老け顔で24歳を名乗るキシリアだろ
840名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 07:28:57 ID:yB//+04X
ミンキーモモとハマーンの中の人は別人じゃね
841名無しさん@ピンキー:2010/04/15(木) 04:54:49 ID:bdEL9UjG
レミーさんとエルさまを一緒にするとは
最近の若い者はこれだから
842名無しさん@ピンキー:2010/04/15(木) 08:51:19 ID:NsENW6V7
>840
髪型のことじゃね?
843名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 02:38:08 ID:zZV3PDNu
保管庫マダー
844名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 15:24:45 ID:FjcIOrKW
支配する者
845名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 03:59:37 ID:t9VszbdL
>>839>>841
何でもかんでも声優中心で考えてんじゃねーよ声オタ共
846名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 23:59:44 ID:sRfOIsOg
鈴夢
847名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 23:38:43 ID:HN0ZI0PM
保守
848名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 16:55:43 ID:LSF5x9Sj
投下します
ややグロ入るので嫌いな人は飛ばしてください
849名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 19:54:21 ID:geeDcINY
おk 待ってる
850名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 22:31:12 ID:pmSyQzn6
おk、問題ない
851名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 23:07:04 ID:69ntN4YT
そろそろ寒いんだが
852名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 00:31:23 ID:wn1lRc0K
ネクタイだけじゃまだ寒いだろ
靴下も着用しる
853名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 21:48:35 ID:Q5w7JGP4
強気な女を体を損傷させずに恐怖のドン底に叩き落すってどういう方法があると思う?
口を機械でこじ開けて、口の中でナメクジ這わせてみるとか
頭痛のする高周波音を鳴らすヘッドホン付けたまま2日ばかり過ごさせて一生消えないトラウマを叩き込むとか
俺はその程度しか思いつかんのだが
854名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 22:19:14 ID:wn1lRc0K
無音状態、目隠し、全く動けないレベルの拘束をして3日放置とかどうだ
855平本:2010/05/25(火) 23:03:23 ID:p2K+D1BW
先輩はボクの言葉に反応するかのように太腿をキュウッと閉じる。
そんな先輩の態度にゾクゾクッと得体の知れない何かが、ボクの背中を伝う。

――もっともっと先輩をいじめてやりたい

そんな衝動に駆られてしまったボクは先輩の太腿に手をかける。そしてボクは先輩の太腿をこじ開けようと両手に力を入れた。
「きゃっ!?ど、どこに触れてんのよ!や……やめなさいよ…そこは…!」
先輩はそんなボクの行動を阻止しようと足を閉じ続ける。けれども、そんな先輩の抵抗も虚しく段々と開いてゆき…ついに先輩の白いショーツがあらわになった。
「やっ……ああぁっ……」
先輩のショーツはすでにびしょびしょに濡れていて、もはや下着としての役目を果たしていない。
うっすらと割れ目が透けて見えていてすごくいやらしいや…女の人のアソコってこんなに濡れるものなんだ…。
「凄いですよ先輩のアソコ……びちょびちょに濡れています……」
「いやっ…!見ないでよ変態っ…!こんな事をして許され……ああんっ!」
先輩の言葉を遮るようにボクは指で先輩のアソコをショーツの上から擦りあげた。指を動かす度に、にちゃにちゃと卑猥な音と共にいやらしい汁がボクの指を濡らしてゆく。
「そ、そこはだめぇっ!そこはいじっちゃだめなのぉっ!やめてぇぇぇっ!」
口から涎を垂らしながら先輩はビクッビクッと身体を大きく震わせる。先輩のアソコからはおびただしい量のいやらしい汁が溢れ、ポタッ、ポタッと床に流れ落ちてゆく。
下着の上からでもこんなに感じているのに直接触ったら先輩はどうなっちゃうんだろう?…想像するだけでも興奮してしまう。
「先輩……これ以上、下着が濡れたらまずいですよね?…脱がしてあげますよ」
ボクは先輩の耳元でそう囁くと彼女のショーツに指をかける。
「えっ…!?や、やめて…やめてよ孝太郎…!」
先輩は弱々しくボクに哀願するが、今さらそんな風にお願いしたってもう遅いんですよ先輩…。ボクはゆっくりとショーツを下の方へと移動させてゆく。
「れ、鈴夢…!今すぐ孝太郎にやめる様に言って…!今なら許してあげても…」
「今、生徒会の人達に明日の会議についての内容を指示している最中です。後にしてもらえますか」
先輩の事など全く眼中にないといった様子で鈴夢君は頬杖をつきながらカタカタと携帯電話を操作している。

先輩…ボクが言うのもなんですけど、助けを求める相手を完全に間違えていると思います…。ちょっとだけ先輩を哀れに思いながらもボクは彼女のショーツを足下まで押し下げると太腿に手をかけてゆっくりと足を開いた。
856平本:2010/05/25(火) 23:04:11 ID:p2K+D1BW
誤って書き込みを押してしまいました…すいません。
857名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 00:24:17 ID:aGbm290l
うおお 続ききたこれ
乙 続き待ってる
858名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 00:51:41 ID:GxRLLUPL
>>853
>>854の人も言ってるが、更に強めて
「ランダムタイミングで強い光を目に直接当てるアイマスクを付けて」
「完全拘束して」「ヘッドホンで完全無音にして」
「2〜3日放置する」ってのは有効かも
何気に、寝逃げを防ぐ必要性ってあると思うよ。

あ、食事は口をこじ開けて流し込みやね。
運動しないし短期だったら栄養剤点滴でも良いかも?

ヘッドホンから常に重低音を出しといて、ランダムで責める声とかを
流しても効果があるかも?
859名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 11:09:54 ID:wPwbT571
引退宣言


大作(注:言い過ぎました)のアイデアが頭の中に浮かんで、
死ぬほど考えてプロットを組み立てて書き始めたつもりだったのに、
なにかがおかしい!そう思った時、続きが書けなくなった。

いつまでたっても手がキーボードを打ってくれなくて、無理やり動かしてもまともな物が作れない。
出来上がったと思っても、推敲する度に「すべて選択(A)→Delete」の繰り返し。
頑張ってやり直しても、結局は削除地獄に嵌っていく。
馬鹿の一つ覚えみたいに同じシチュを言葉を変えて書き直すだけの、破滅の無限ループから抜け出したのは、
歴戦を重ねたヒロインを書いたつもりが、実は歴戦とは同じ戦いが繰り返されただけのことに過ぎないと気付いた時だった。
見事なまでに成長の無いヒロインの話を長々と投下した事が恥ずかしくなり、それがおかしい物の正体だと気付いた時にはもう手遅れだった。
俺が途中まで投下したSSにGJをくれた人たちには申し訳ないけれど、俺はもう書けなくなってしまった。

もう一度やり直そうとしても、途中まで投下した部分が破綻するだけ。
頑張っても頑張っても満足のいく続きが書けなくなってしまったんだ。

バイバイ、スレのみんな。
ろくでもないSSばっかり投下した上に、途中で投げ出してしまって申し訳ないと思ってる。



生みの苦しみに負けた書き手より……
860名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 16:34:18 ID:UrcsWRbl
きもっ
861名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 19:00:06 ID:vRDYHcqG
ok了解
好きなだけ休んでまた書きたくなったらいつでも投下しに来てくれ
862名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 20:20:20 ID:J1TnbgHk
これ他スレからのコピペだぞ
863名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 23:45:10 ID:gGGPZj/G
パーティー
864名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 00:07:27 ID:PiM1ZYvh
祭りのあと
865名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 05:04:18 ID:V65YOdyQ
祭り準備中
866名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 17:02:04 ID:mBdPsslg
今全部読んできたんだけど、747の誤爆の文章って元々どこのスレのか知ってる人いる?
クレクレで悪いんだけど、すごく読んでみたい。
867名無しさん@ピンキー:2010/06/30(水) 15:32:56 ID:WRm+zkvs
ググってもヒットしない
申し訳ないけどわからない
868名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 23:20:56 ID:+X+EK9hu
カイザー
869名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 19:50:16 ID:8DHnhm53
今だこのスレに強気な女の子を堕とせる者があるか!?
870名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 02:23:05 ID:Md/PHNOW
こうしてスレが終わっていくんだ
871名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 23:05:46 ID:6ORadt8Q
まだだ……まだ終わらんよ
872名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 00:33:21 ID:fFHfWN8a
うっ…
873名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 23:21:22 ID:uIWQQ1c7
姫騎士転落物語でもよろしいかな?
874名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 01:38:26 ID:L9yDr5tl

我々の業界では、ご褒美です!
875名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 12:44:44 ID:xbxZz7vO
是非
876名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 16:34:52 ID:GCZncceY
勇者に色々な意味で退治される魔王の娘の末路だろ
877名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 22:57:14 ID:7BKimYP6
これは良スレ
878名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 23:04:14 ID:VATDkvHK
だが人がいない
879名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 02:29:32 ID:SkHWcrLv
ROMはいるぞ!(シャーンシャーン
880名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 03:29:16 ID:X/i3YfS2
お前らにばっかり良い格好はさせないぜ

俺、総勢一名、参陣!!
881名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 19:36:08 ID:8nUNroBN
エロパロどこも寂れたな。。規制が問題なんじゃろうか
882名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 20:51:53 ID:6PNKi3RL
2ch自体から人が減ってるというのはよく聞くな

一体みんなどこへ移住してったんだろう
883名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 20:11:59 ID:Ag67Xjdp
ここのセイジャクノイバラって小説はSSではないにしろ、ジャンル似ていそうだから貼っとく
別に落ちてないとは言わんでくれ・・・

ttp://blue.ribbon.to/~kubiwa/

それにしても、ここの全盛期はエロパロ板の全盛期でもあったな・・・
最近はSSは投下されても厨二臭いのが多い
884名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 23:20:44 ID:NGvPqgn1
全ては運営による大規制のせいだ
885名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 23:34:49 ID:biEMQtYV
>>884 その通りだ。

間違っても●なんぞに金と情報など渡すなよ!^^v
886名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 13:29:18 ID:i2/WTq2c
強気な2chが落ちていくSS
887名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 22:45:36 ID:dZfulbxM
また規制・・・
888名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 23:07:30 ID:j6i1w3H/
宮本鈴夢
889名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 23:04:52 ID:FcJLBHxK
後もう少し……
890名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 20:24:25 ID:zuT3ptIX
age
891名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 23:44:32 ID:0yIR3ZvS
そろそろ投下出来そうだ・・・
892名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 02:49:28 ID:MXgB4c0z
>>891
待ってるで
893名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 22:05:15 ID:ygj8ftPO
また規制・・・ええ加減にしろや運営さんよ
894名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 23:04:47 ID:4wpcY+g1
俺、思うんだ。投下がなくてもせめてあと一年。このスレを落とさないようにさえすればいいって
895名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 01:56:18 ID:X3G6oc0R
2ちゃんに張られてるRENTAなる貸本のサイトで
暇だったから少年漫画からティーンズラブまでちょっと見てみた。
その中のティーンズラブwの「ぴくぴくしちゃう」なる漫画が
何気にこのスレにあってそうだった(名前が・・・w)
俺には借りる勇気がないへたれだがwちょっと読んでみたいw
896名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 12:24:48 ID:3RjdsdWc
てやっ
897名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 23:29:15 ID:YSha7LuV
マスター
898名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 00:54:42 ID:feHT+WoZ
やっとここまで読めた・・・

俺は研究所の奴と今続いてる生徒会の話が好きだな

続き楽しみにしてま
899名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 23:19:09 ID:9xrcoTcS
つまりそれ以外はいらないと申されるか
900名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 12:57:13 ID:xblockE4
上げるやつは要らない
901名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 23:14:56 ID:7/hJWwTR
規制
902名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 21:27:30 ID:xApj9vSm
年末年始の規制は恒例化かなぁ
903名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 21:32:54 ID:fxeIsTt6
ようやく規制が解除されたし続きを
904名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 21:31:35 ID:WsPg4LMO
暇だし何か投下しようかね
905名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 06:33:44.65 ID:GVnSAWzT
不良少女に復讐を
906名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 13:29:45 ID:WQpMhOW2
907名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 10:12:48 ID:Snu4wsiH
はら
908名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 22:18:15.68 ID:k8Wdy1Qk
バスター
909名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 08:55:40.63 ID:4xWen4c7
去年の秋くらいから規制くらいまくって投下がままならなくなった。
このスレだけではなく2ch全部だけどね……orz
910名無しさん@ピンキー:2011/03/18(金) 21:00:08.69 ID:sAMreSCH
一年も続いた規制が解除され
投下しようと思ったけど、もう誰も続きなんか見たいと思っていないだろうな…
911名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 21:31:34.63 ID:duC3ldMm
なんに作品かわからないけど作品投下はぜひともお願いしたいですよ。
ただ何故か携帯からエロパロ板自体見えない
912名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 19:10:35.83 ID:BUg4WNki
作品投下がないから、ラノベのぎぶあっぷとか漫画の愛米を引っ張りだして読んでる
913名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 22:04:32.97 ID:d0Yizb8j
鈴夢の続きを
914名無しさん@ピンキー:2011/04/04(月) 21:15:28.37 ID:Qmz2gA3w
サテライザー先輩の調教講座
915名無しさん@ピンキー:2011/04/05(火) 17:43:10.28 ID:TSaHYMeR
>>914
接触禁止改め接触歓迎の女王ですか
アニメ版じゃマンコもアナルも衆目に晒され撮影されてたな
916名無しさん@ピンキー:2011/04/05(火) 20:24:35.80 ID:Slj/LLdM
>>914
サテライザーじゃなくてエリザベスの方を書きたい
917名無しさん@ピンキー:2011/04/06(水) 10:02:30.57 ID:b0CPGxYW
>>910
作品がなんかはわからんが投下頼みます
918名無しさん@ピンキー:2011/04/06(水) 13:58:37.04 ID:YTfQHjqZ
誰かがサンデーの武勇伝ネタでSSを書いていると思ったが、ここではなかったようだ
どこだ?
919名無しさん@ピンキー:2011/04/07(木) 01:18:57.02 ID:vUb8MNfo
戦士系が圧倒的に人気なようだが、知将系がツボな奴はおらんのか
ツンと澄ましたお堅い軍師だか官僚だかが捕縛されて見る影もない姿に…
920名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 14:44:10.65 ID:POCmKat3
>>919
その後にじっくりねっとり弱火で煮込むような愛撫と焦らし責めを続けて素直にしてあげたい
921名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 15:13:43.08 ID:ZF1/ILRt
いいね そういうのどこにあるの?
922名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 21:48:17.56 ID:FzWjD+QI
生徒会長の中出し地獄
923名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 22:23:16.01 ID:AGCoJaXb
つまりはGガンダム
924名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 00:40:39.93 ID:D4K5B39w
戦国BASARAの上杉謙信とか?
925名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 01:16:53.02 ID:8a1Esmcd
>>924
きめえよ
926名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 19:58:19.44 ID:wcQ69rU2
>>924
知将ならぬ池沼だからスレチ
他のキャラもな
92755:2011/04/25(月) 21:40:50.59 ID:kPVc+6z9
テスト
928名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 20:58:41.77 ID:N1zI4ZSh
次スレはいらないな
929 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/05/06(金) 22:43:42.85 ID:+WtTBG52
テストー
930平本:2011/05/11(水) 20:55:36.40 ID:mKjSFhrJ
規制解除されたかな?
931名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 22:14:56.53 ID:D2LG6Dob
砂理を生み出したこのスレを見捨てるわけにはいかない
932名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 03:05:59.02 ID:OTpGRsK6
>>931
砂理のは非の打ちどころがないよな
933名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 22:43:41.96 ID:gsZu4aES
まだいける
934名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 20:02:48.70 ID:PAHdX6ab
生徒会長は肉奴隷が良く似合う
935名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 10:17:44.09 ID:aWY6P3/W
936名無しさん@ピンキー:2011/06/08(水) 17:20:21.07 ID:nk3OGKG5
保守
937名無しさん@ピンキー:2011/06/08(水) 20:55:06.95 ID:MP/ulHfx
地獄のハーレム
938名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/11(土) 01:00:10.23 ID:ngz65LSw
誰かいるかい?
939名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 20:45:43.36 ID:+D3Kssbl
ワシがおるぞ
940名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 20:51:12.60 ID:0WHzw5f4
ここにいるぞ!
941名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 21:53:23.16 ID:D9ZeeVhr
ほしゅ
942名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 16:08:52.67 ID:0F4WO243
保管庫って何処かにあるのカネ?
943名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 16:09:05.08 ID:0F4WO243
保管庫って何処かにあるのカネ?
944名無しさん@ピンキー:2011/07/05(火) 21:27:20.16 ID:dhc9tC1n
ハイパーバーサス
945名無しさん@ピンキー:2011/07/09(土) 22:06:18.26 ID:IrzFu7Y1
946名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 13:50:32.08 ID:IF2eXFYE
このスレに人いる?
947名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 13:51:54.39 ID:Xmtzztan
呼んだか?
948名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 17:58:00.39 ID:QDn5pX8R
(´・ω・`)
949名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 21:46:31.00 ID:fCnkJJr/
このままだとスレが埋まってしまいます!
950名無しさん@ピンキー:2011/07/11(月) 19:58:08.26 ID:SMvlwKfR
需要あるかどうかわからないけど次スレ立てておきました。
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1310381718/
951名無しさん@ピンキー:2011/07/16(土) 13:36:02.11 ID:aJS761lX
950←お見事!御苦労サマです。
952 【東電 85.0 %】 :2011/07/16(土) 15:35:00.60 ID:s2c/5jcM
スレ立てるの早くない?
953名無しさん@ピンキー:2011/07/17(日) 17:09:32.88 ID:tzwc3ou2
埋め
954 【東電 60.7 %】 :2011/07/19(火) 09:29:29.17 ID:xydPMXHt
埋め
955名無しさん@ピンキー:2011/07/19(火) 17:19:29.32 ID:wMQ27/NM
誰か保管庫を!!
956名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 10:17:31.69 ID:a2PMpZhV
埋め
957名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 10:27:35.80 ID:jzBamd+v
ただ埋めのも味気ないし何か好きなシチュでも書いてかないか?
958名無しさん@ピンキー:2011/07/21(木) 15:32:32.61 ID:thGGxtuK
埋め
959名無しさん@ピンキー:2011/07/21(木) 23:38:25.86 ID:d3KrE6yZ
カタツムリを焼いて食べている所を見られて脅迫される万能美少女生徒会長というのはどうよ
960名無しさん@ピンキー:2011/07/22(金) 15:29:34.18 ID:TYTOFsGC
それただのエスカルゴちゃうん
961名無しさん@ピンキー:2011/07/25(月) 17:43:29.37 ID:EDLotSJf
ほしゅ
962名無しさん@ピンキー:2011/07/26(火) 12:45:35.39 ID:e/T8f9H7
うめ
963名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 07:08:15.52 ID:adqKS/3d
うめ
964名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 09:03:56.71 ID:UqZzkjTm
うめ
965名無しさん@ピンキー:2011/07/29(金) 01:08:44.49 ID:Du8OhrPx
うめ
966名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 08:57:01.42 ID:Z+G8JXcr
うめ
967名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 11:42:42.71 ID:ICiBOUyz
うめ
968名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 14:02:45.84 ID:Z+G8JXcr
969名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 19:46:33.52 ID:56sX+/f4
高校生-大学生くらい女の子をラバースーツで包んで身動き出来なくして
それを小学生くらいの女の子が家具のように扱うSSを読みたいです先生
970名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 04:44:45.05 ID:Gqe9Bhh8
それはまた
特殊な
971名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 09:40:50.12 ID:/VqGd6g+
埋め
972名無しさん@ピンキー:2011/08/01(月) 10:59:09.00 ID:HTcRV71M
うめ
973名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 07:55:32.26 ID:lQHxbJH9
うめ
974名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 09:48:34.27 ID:7m3RxaLO
うめ
975名無しさん@ピンキー:2011/08/02(火) 10:56:32.11 ID:Z3kUuBAm
976名無しさん@ピンキー:2011/08/03(水) 04:51:28.95 ID:esxjKbQ1
うめ
977名無しさん@ピンキー:2011/08/03(水) 13:22:13.79 ID:IWqulnMQ
うめ
978名無しさん@ピンキー:2011/08/03(水) 23:51:42.06 ID:tkdcuUqs
投下がないじゃねぇか
979名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 00:10:21.74 ID:P2ui/bjQ
980 忍法帖【Lv=14,xxxPT】 :2011/08/04(木) 04:57:24.37 ID:VTWjEjAP
うめ
981名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 07:40:25.18 ID:xnQyjV0u
埋めさせていただきます
982名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 23:07:42.72 ID:EjzCdjl7
種アンチガ-
983 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/08/05(金) 00:06:37.81 ID:Xz5/kEGi
うめ
984名無しさん@ピンキー:2011/08/05(金) 09:08:11.89 ID:CHhAKxd1
うめてんて〜
985名無しさん@ピンキー:2011/08/06(土) 07:35:13.70 ID:piHkC0xQ
うめてんて〜って誰?
986名無しさん@ピンキー:2011/08/06(土) 09:33:04.33 ID:VLb5u3Xl
なんで人だと解った
987名無しさん@ピンキー
ジョジョっぽく言ってみるのと、ブリーチっぽく言ってみるのとどっちが格好いいだろうか