怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第3夜

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46438氏のふりをする保管庫:2008/04/12(土) 04:09:15 ID:9k+EN0zh
そして、翌日の朝。

「……はぅ……」
「えっと……、大丈夫? 里緒」
「大丈夫じゃないよぉ……」

ぐったりとベッドに沈み込む里緒を見て、涼人はそう冷汗を掻きながら言うが、里緒に睨まれる。
めちゃめちゃに感じさせられまくって、里緒は立てなくなるほどまでの腰痛になっていた。

「涼人のばかぁ……」
「ごめんね? 僕の事、呼び捨てにする里緒がこんなに破壊力あるなんて思わなくて……」

そう、涙目になって言う里緒に、涼人がそう返すと、里緒の顔が爆発した。

「……ぁ……ぁぅ……」

そのまま口をぱくぱくとむなしく開閉させる里緒を見て、涼人はくすり、と笑う。
そんな涼人の胸板を、里緒はぽかぽか、と叩いた。

「ばか! 涼人の大ばか!」
「痛い、痛いって里緒……」

そのまま涼人と里緒がいちゃついていると。

「里緒? 涼人さん? 朝食、が……」
「「あ」」

2人に宛がわれている部屋のドアを一美が開けて、中の光景に凍り付いた。
なんせ、一美の位置からは涼人の背中しか見えないものの、その背中は素肌がそのまま露出していて。
そして、部屋の入口から見ても分かる程、ベッドの上はぐちゃぐちゃになっている。
そんな惨状を目にして、一美の身体がぷるぷると震え始めると、涼人と里緒は慌てた。

「か、一美さん? その……」
「え、えっとね? あの……」

そう、パニック寸前まで慌てふためきながらも、ぴっとりと密着したままの涼人と里緒。
そんな2人を見て、一美の身体の震えはどんどん大きくなって行き……、

「お2人とも、何をやっているのですかーっ!」

そう、ぶち切れて絶叫した。
46538氏のふりをする保管庫:2008/04/12(土) 04:12:52 ID:9k+EN0zh
これで終わりです。
……普通、泊まらせている相手がしてたら切れますよねw
しかも、2人が使っているベッドは、マットレスから換える必要がありますからw

---
以上、丸々転載でした。
38氏の規制長いですねぇ…

この形式で問題なくて次の投下時にもまだ規制が続いていたらまたご連絡下さい>38氏
466名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:03:27 ID:eLUegXig
規制はつらいですよねぇ。
何はともあれGJ!
ほぼ怪盗関係ないけどこのラブラブっぷりを見てると気にならなくなってくる不思議。
467血塗れの男装怪盗 第4話:2008/04/13(日) 01:04:56 ID:ktj5NhFb
このスゥイートかつラブラブな空気…なんというGJな作品なんでしょうか!
しっかし羨ましいぞ涼人めぇ!
では自分も投下させて頂きます。

南條が頭を抱えていたその頃。
剣崎雅人らミュータント達が住みかにしているとある廃工場。
雅人達ミュータントは基本的に身寄りが無い。
幼少の頃に捨てられてしまうからだ。
殆どの者がバイトはじめ様々な手段で必死に生計を立てて暮らす中。
怪盗や犯罪者を捕まえて報奨金を得て
一獲千金を狙おうと考えたのが雅人であった。

「で、またブラッディレイは取り逃がしちまったのか。」
「…ああ。」

蜂の姿をしたミュータント「山乃川仁」が項垂れる雅人に言った。
彼は小さい頃からの雅人の親友である。彼らの周りにはまだ幼いミュータントが
十人近くそれぞれボロきれなどを纏って
身を寄せ合って眠っていた。

「ま、いいさ。お前は怪盗を捕まえて大儲け狙い。俺はコツコツ稼いでみんなを支えるって事で
今までやってきたんだ。気にするな。」

仁は笑いながら言ったが、雅人はそれを見ていっそう落ち込んだ。仁が無理してバイトをしている
事を知っていたからだ。

同じ頃

「星鳴…貴様という奴は始末に困るの見本だな!」
「お、お許しを大帝様!」

組織のアジトでは星鳴が大帝に雷を落とされていた。

「次に失敗すればもうチャンスは無いものと思えよ。また怪盗から予告状が入った。犯行は四日後だそうだが
これはブリッツウィングとアストロトレインに対処させる事とする。貴様は謹慎しておれこの愚か者め!」

大帝の合図で広い部屋の扉が開かれ、二人の男が呼び出された。二人とも聞いた限りでは
名前は意味深なコードネームで本名ではなさそうだ。星鳴や音波などの例外も居るようだが
どうやらこの組織はコードネームで人員を管理している(明らかに本名からとったニックネームが
散見されるあたりかなり基準はゆるそうだが。)らしい。
468血塗れの男装怪盗第4話 ◆0qJqyuBpiQ :2008/04/13(日) 01:09:48 ID:ktj5NhFb
「くっ…今に見ていやがれ!この俺様がいつか必ず組織のニューリーダーになってやる。」

大帝が夕食を食べるために部屋を後にすると俯いて、星鳴は言った。
すると…おもむろに

「口ダケナラバ何トデモホザケル…。」

音波が呟いた。

「何だと貴様!この俺にケチ付ける気かこのラジカセターミネーター野郎!ぐわわっ!?」

すかさず食って掛かる星鳴、だがすぐに情けない声が挙がった。
音波が装着している奇怪な装甲服から発せられる破壊音波だ。

「うううっ…。なっ…?」
「ダガ…権力欲ガ旺盛ナ男ハ嫌イデハ無イ。」

怯んだ彼に肉薄すると言う音波。武骨なヘルメットと装甲服越しに星鳴は不思議なぬくもりを感じた。

「モット賢ク生キル事ダナ…ソウスレバ、心置キナク身ヲ委ネテ眠ル事ガ出来ル。」

そういい残すと立ち去る音波。
後には顔を赤くして立ちすくむ星鳴だけが残った。
そして4日後の街中。

「……ふう。」

物憂げに街の一角に佇む櫻。南條刑事は自分が
ブラッディレイだという事にやはり気付いてしまったのだろうか。
もし自分が捕まれば、組織はどうなるのだろうか?彼らの力なら警察の追及を
かわすことなど訳は無い。
自分だけが泣きを見る事になるのだろう。そう思えば思うほど自分の無力さが許せなかった。
その時!

「あっ…?」
「ハッ…?」

突然の再会。どういう神の悪戯か。そこには確かに南條が居た。

「…あなたは。あの…わ、私は甘んじて罪を…無論あなたの人生を滅茶苦茶にしてしまった罪は
このくらいで晴れると思っていませんが、それでも…」
「………あ、あの、落ち着いて下さい。私はいいですから。」

直立不動でそういうと深く頭を下げる南條に慌てて声をかける櫻。
元を辿れば原因は雅人が放ったあの毒針とはいえ情事に及んだのは自分なのだ。
南條の思いつめた顔に少なからず櫻は気まずさを覚えた。

「い、いいって…?私はあなたに…。」

拍子抜けしたような顔をあげると言う南條。

「あれは間違いだったんですよ。ほんのちょっとした…ね。」
「それで済まされる事じゃ…。」

近くのシックな喫茶店に場所を移したのち微笑んで言う櫻に深刻そうに言う南條。

「あなた、勘違いしてますよ。あの時誘ったのはあなたじゃなくて私なんです。
つまり被害者はむしろあなたなんですよ。てへ、ついヤッてしまった。今は反省している…なーんちゃって。」

だが、言われた方の櫻はしごく気楽にぺロリと舌など出して言った。
469血塗れの男装怪盗第4話 ◆0qJqyuBpiQ :2008/04/13(日) 01:13:41 ID:ktj5NhFb
「そ…そんなバカな…。」
「あーもう…責任感強すぎですよ、貴方。じゃあこういうのはどうです?」

こつん、と額を南條のそれにぶつけて言う櫻。

「御互い合意の上だったって事にすれば…。」
「ななななっ?」

南條の顔が真っ赤になる。それはつまり彼と櫻が関係を持つという事ではないか。
彼はこの手の話題に関しての免疫はうぶな少年と同じであった。

「冗談です。でも今ここでこんな事で止めてしまったら…ブラッディレイを捕まえられなくなってしまうんですよ?
あなたの事は前から知ってます。怪盗を専門に担当する刑事さんなんですよね?こないだテレビで見ました。」
「……正直、彼は私の手で捕まえたいんですよ。何としてもね。しかしこんな事になっては…。」

顔を挙げてはっきりという南條。しかし、言い終えると彼は再び顔を伏せた。

「…やっぱりそうなんですか。あの…南條さん?私は今回の事件について何とも思っていません。ですから…
なんとしてもブラッディレイを捕まえてください。」

櫻は何で自分がこんな事を言っているのか自分でも判らなかった。ただ、ここで南條との勝負が終わりになるのは嫌だったのだ。

「…ブラッディレイについて何か知っているのですか?」

それを聞いた南條は流石に怪訝そうな顔をした。

「あ…いえ…。あの…彼女、いや…彼はあなたに捕まえて欲しいんじゃないかと思うんです。…なんとなくですけど。」

顔を赤らめてもじもじしながら言う櫻。だが反対に南條はいよいよ怪訝そうな顔をしている。
それはそうだろう。傍目に見れば告白ともとれるがそもそも
彼はブラッディレイを男だと思っているのだから。


しばらく経って喫茶店から出る二人。だが
ふと剣道を習っていると思しい少年達の一団が歩いて行く姿が櫻の目に入った。
その中に1人女性が居る。スタイルは中々のもので長髪。
やはり剣道の防具などが入っているであろうバッグを抱えている。
どうやら師範格らしく、少年達には憧れに近い視線を向けられていた。

「………?」

それを見た櫻はなぜかその女性に以前会った事があるような気がしたが、生憎自分の事に頭が
いっぱいで気にもとめなかった。

「氷室師範代〜。どうせなら月火だけといわず毎日来てくださいよぉ〜。」

師範代と呼ばれるその女性を囲んでいる剣道少年の1人が師範代こと「氷室薫」に懇願する。

「そうしたいのは山々なんだけどねえ…。」

薫は苦笑しながら言った。
470血塗れの男装怪盗第4話 ◆0qJqyuBpiQ :2008/04/13(日) 01:15:46 ID:ktj5NhFb
と、パトカーが何台も列を組んで彼らの脇を擦り抜けていくではないか。

「一体どうしたのかしら?」

薫が不思議そうなパトカーを見送り顔をする。

「氷室さん知らないンすか?また怪盗が出るらしいんスよ。確か今度は白い女の方らしいっスよ。
アイス…なんてったっけ?」
「アイスヴィーナスだろ。噂じゃすげえ美人らしいぜ。」

首をかしげる少年にまた別の少年がニヤ付いた顔で言った。

「ふーん…美人なんだ。」
「勿論氷室師範代よりかはナンボか劣るんでしょうけど。」

興味有り気に言う薫にその少年はすかさずフォローを入れた。
しばらくして少年達と別れた薫。

「はあ…。」

剣崎雅人は憂鬱だった。
彼が追う二人の怪盗のうちの1人、「アイスビーナス」から予告状が組織の息のかかった研究所に
入ったのだ。勿論狙われたのはクリスタル。
勇んで駆けつけたいところだがそうもいかない。一日に何個もバイトをこなして
収入の殆どない彼らの台所事情を必死に支えている雅人とも長年共に暮らしている
ミュータント・山ノ井仁がきのう熱を出して寝込んでしまったのだ。
雅人は彼が勤めるバイトに代わりに赴かねばならなかった。怪盗を捕まえる報酬よりは
バイトの給料の方が確実に手に入るからだ。
そしてその確実な収入が滞ればたちどころにミュータント達の家計は傾く。
その頃アイスヴィーナスに狙われているとある秘密工場。

「全員配置に付け!この俺が来たからには怪盗如きにでかい顔はさせんぞ!」
「この通常の戦車砲の十倍以上の性能を誇る“レールガン”を積んだ新型5世代戦車。「ネガベイター1」を動かすには
クリスタルの力が要る。なんとしても守るんだ!」

アストロトレインこと「北側拓」(きたがわひらく)とブリッツウィングこと
「堀内新」(ほりうちあらた)が気勢をあげていた。

「なあ、レールガンってどういうのなんだ?」
「お前“ドラグナー”見てないのかよ。アレだ。レールガンってのは
こう…大砲があってさあ…ドカーン!!な奴だよ!」

チンピラにしか見えない組織の構成員が隣に居る同僚に質問されていまいち的を得ない説明をしている。
471血塗れの男装怪盗第4話 ◆0qJqyuBpiQ :2008/04/13(日) 01:25:14 ID:ktj5NhFb
レールガンとは電磁石の反発力で弾頭を加速させる武器で弾速は通常の戦車砲のおよそ3〜4倍。
普通の戦車砲の弾速は音速の大体3倍程度だから少なく見積もっても
音速の15倍近いスピードで弾を射出する大砲という事になる。
その特性上莫大な電力を消費するものの無論威力は段違いだ。
組織としてはこの電磁石のエネルギー源としてクリスタルを使用した戦車を作ろうとし、試作車両
「ネガベイター1」を製作していた訳である。完成し量産すれば
組織は多大な軍事力を得るばかりでなく現在配備されている
M1A2型戦車の後継となる新型戦車の開発に
積極的な米軍や軍備増強に余念の無い中国、いまいち評判の悪い
自国開発の戦車に代わる新しい戦車を欲しがるロシアなどに
対して売りつけることで兆単位の大儲けが出来る訳だ。

その頃研究所の近くでは。

「さてと…。時間はそろそろ問題ないか…。」

さきほどの剣道少年に囲まれていた女性…氷室薫が人気の無い空き地に佇んでいた。
時計を見ながら呟くと、懐から布に包まれた何かを取り出す。
それは…櫻がブラッディレイへの変身に使う宝石に、明るい青い色をしていると言う点以外はよく似ていた。

「変身…。」

その声とともに宝石から吹雪が巻き起こり、
薫が着ていたタンクトップとジャケットがそれに包まれて弾け、一瞬整った彼女の肢体が露になる。
髪が薄っすらと水色へと変わって行き、巻きついた雪が物質化してリボンのようになり、
靡く長髪をポニーテールに纏めた。なおも吹雪は薫の体を覆って行き、まるでたわわに実った果実のような
胸や、眩しい足、美しい腰のくびれなどに絡み付いていく。
そして…。

「ふふふっ…。月の光をバックに散る雪って…いつ見ても綺麗ね…。」

それが収まった時。
神話に出てくる天女か、あるいは男を海中に引きずり込む淫乱なセイレーンか、はたまた
妖しく微笑む雪女かのような水色と白に纏められた
着物とレオタードを掛け合わせてかつそれを動きやすくしたような衣装に身を包んだ薫…いや、
巷を騒がすもう1人の「正真正銘の」女怪盗“アイスヴィーナス”がそこに居た。
472血塗れ怪盗 ◆0qJqyuBpiQ :2008/04/13(日) 01:32:18 ID:ktj5NhFb
ここまでです。
もう1人の女怪盗“アイスヴィーナス”登場。
こちらの方は男装のブラッディレイと差を付けるため
露出が多い衣装にきょにゅーにポニーテール
というストレート(なのかなあ?)な路線で
行って見ました。
今回もTFネタが少ないですがあります。

あと470に投下した分の
三行目の
「薫が不思議そうなパトカーを見送り顔をする。」
ですがこれは
「薫がパトカーを見送りつつ不思議そうな顔をする。」」
の間違いでした。申し訳ありませんが訂正お願いします。
473保管庫:2008/04/13(日) 05:11:27 ID:PeISYr/R
業務連絡のみ

>>472
訂正了解しました。
修正して保管完了しております。

---
もしかして38氏以外の職人さんも規制にひっかかっているんじゃ
…とか思ってみたり
474名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 20:12:45 ID:tLChKm/A
アイスヴィーナスは敵に捕まってぐっちょんぐちょんになってくれますよねハァハァ
475名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 21:15:13 ID:jQZ9JJnm
38氏も◆0qJqyuBpiQ氏もGJ

サブタイトルにもなってるフェイク・キャットの空気っぷりに泣いた
里緒スキーだから個人的には別に構わないがw

アイスヴィーナスは中性化してないっぽいので効果絶大に違いない
僕等は次の毒針の出番を待ってます
476名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 20:19:00 ID:UaCtAvUt
AM氏はもう書かないのかな…
477名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 08:12:13 ID:cJrBJCAL
ほしゅ。
478名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 18:56:18 ID:dptCiJ7d
>38氏
エロGJ。
もうすっかり怪盗関係ねぇwww
まぁ里緒可愛いから満足ではあるんだが、リメンバー高橋先生。

>>472
こちらもGJ。
ついに女怪盗登場で、こりゃ今から全裸で待機。
変形金剛はわからんが、好きで書いてるのが文章から伝わる。

>>476
で、投下中の作品は無視かい?
感想つけるもつけないも読者の自由というなら、
どのペースで書くかも職人さんの自由なんだぜ。
479名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 05:19:01 ID:n+fRElfE
マターリ行こうぜ

読む読まないは個人の自由
レスつけるつけないも個人の自由
ただ、良かった作品にはGJ等を付けてくれた方が
職人のモチベに繋がる
480名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 01:47:12 ID:Q4eAQgcm
なぜか毎度不覚にも敵の魔手に陥るドジっこ☆アンバームーンが好きだ
プレイは陵辱好きだけど香織のこの後の行く末にはドキドキw
481名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:45:40 ID:apYt2pQn
怪盗物ってハラハラする要素が絶妙なんだよな
うわー捕まるのか!?でもエロ見たい!がせめぎ合いをw
連続物とかで怪盗が捕まらないエロピンチシチュを考える人って地味に凄いよ
482名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:50:57 ID:kVdjOoJ0
アクアメロディが大好きです
アンバームーンがその次に好きです
483名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:16:46 ID:379SgS+T
何といっても冴子VS泪
互いに責めたり責められたり・・・・
484名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 21:27:34 ID:2wb4ZquA
あんま順番つけたりするのはやめとこうぜ。
名前挙げられなかった職人さんのモチベが下がるかもしれんし。
485名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 05:36:56 ID:Ztxl/mXj
次に季節ネタがあるとしたら端午の節句かな
486名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 15:20:29 ID:hoOjw0SZ
端午の節句と聞いてこんな電波がきた。

「ふふっ、いくら部屋の前を固めていても通気孔を使えば……ってあら? 出口がない?」
「引っかかったな怪盗め。それは通気孔ではなくこいのぼりだ。さらに中は柏餅でコーティングしてある。甘いべとつきが消えないだろう?」
「こんな罠を見抜けなかったなんてくやしいっ……」
「さあ、その鎧兜の下の素顔を見せてもらおうか」

ゴメン。マジゴメン。
別の電波は体型がこいのぼりの怪盗が呪いのこいのぼりに触れて人魚化。足がなくなって動けない所に警備員が……。
487名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 16:59:18 ID:/2oT44Ot
鎧兜で正体を隠すという発想はなかったw
488名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:34:35 ID:MFes5qRl
>>486
ワラタw
足はなくても下の口はちゃんと2つあるんだよね?
489名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:30:09 ID:xygcdJBm
鎧兜なんか装備してたら重くて怪盗には不向きじゃね
と無粋なツッコミをしてみるw
490名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:56:28 ID:hoOjw0SZ
下の口はある。けど、まずは卵を生んでもらわないと。

鎧兜を装備して通気孔なんかに入れるのかも怪しい。
491名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:10:38 ID:SDSq3YUd
新聞紙で作ってたんだよ
49238氏のふりをする保管庫:2008/04/23(水) 04:46:30 ID:zNJTcDvn
恋するキャットシーフ2nd〜フェイク・キャット〜第8話

「そうですか……終わった、んですか……」

そう、大山からの電話に小原は答えると、そのまま電話を切り、そのままベッドに沈み込む。
そしてそのままはあ、と深い溜息を吐く小原を見て、セシリアは心配そうに声をかけた。

「あの、小原、様……?」
「……すいません、今は何も言わないでくれませんか?」

しかし、そう小原に返されて、セシリアは何も言えなくなる。
そんなセシリアに大して視線も向けずに、小原はその場に俯いたままでもう一度深い溜息を吐いた。

「……」

そんな小原をセシリアが心配そうに見ていると、ふとその肩が叩かれる。
セシリアは振り向くと、そこにはフルシアが立っていた。

「フルシア……?」
「少し、こちらへ」

そう言われて、セシリアは首を傾げながらフルシアに付いて病室を出る。
そして、病室を出た次の瞬間。

「……見て、いられませんね」
「何が、よ?」

そう、からかわれるようにフルシアに言われ、セシリアは少し驚きながらフルシアを睨み付ける。
フルシアが付き人となってから10年。こう言う風にフルシアがセシリアをからかうような事は無かったから。

「王女。……あなたは小原様の事がお好きなんですよね?」
「当たり前です。私は結婚するかどうかで冗談を言う程神経は図太くありませんわ」

そして、そう言うフルシアにセシリアは少し剣呑な口調で答える。
そんなセシリアを見て、フルシアも何故か少し厳しい表情を浮かべると、口を開いた。

「……では、何故小原様を慰めて差し上げないのですか?」
「……え?」
49338氏のふりをする保管庫:2008/04/23(水) 04:46:55 ID:zNJTcDvn
そうフルシアに言われ、セシリアはぽかん、と呆然とする。
何故も何も、小原から何も言わないでくれと言われたから何も言わないでいただけだったから。
そんなセシリアを見て、フルシアはセシリアが何を言いたいのか理解して、はあ、と溜息を吐いた。

「私は、小原様の考えている事が多少は分かるんです。……恐らく、小原様は、あの襲撃の時の私と同じ事を考えているでしょうから……」
「フルシア……?」

そして、そう言ったフルシアに、セシリアは首を傾げる。
そんなセシリアを見て、フルシアはぐっと顔を俯けると、続けた。

「あの襲撃を知らされた時、私は自分が風邪を引いていた事を呪いました。
 危機にさらされた王女を守る事も出来ずに、ただベッドに横たわっているだけ。
 王女を守る事を王より命じられている私が、いざ危機が起こった時に、何も役に立たない。
 ……小原様は警官です。警官が一番の仕事としているものは、犯罪の犯人を捕らえる事。
 少し、小原様を調べたのですが、彼は『レインボーキャット』……今回の事件の犯人と目された怪盗の捜査本部に属していました」
「……それが……?」

そうフルシアに言われ、セシリアはそう聞く。
……その身体が僅かに震えている事から、薄々とは分かっているらしいが。
そんなセシリアに、フルシアは続けた。

「王女も、いえ、ずっと小原様に付きっきりだった王女だからこそ分かっているのでしょう?
 彼が、ほんの僅かたりとも病室を離れていない事を、今回の犯人捜査には何も関与していない事を。
 ……それが、どれ程彼にとって辛い事だったのか、悔しい事だったのかを」
「……ええ」

そう、フルシアから続けられて、セシリアはぐっと深く俯いて、何とかそう答える。
そんなセシリアに、フルシアはさらに続けた。

「……そんな彼を、放っておいていいのですか? 答えてください、セシリア・レイザル!」
「―――っ!」

そうフルシアから叫ばれて、セシリアは弾かれたように顔を上げる。
そして、ぎゅっと決心したように胸の前で手を組むと、フルシアに向かって口を開いた。

「……放っておく訳には行きません。でも、どうすれば……」
「……私に、手があります」

そうセシリアに言うと、フルシアはセシリアの耳に顔を寄せて囁く。
その囁かれた言葉を聞いて、セシリアは一瞬で真っ赤になった。
49438氏のふりをする保管庫:2008/04/23(水) 04:47:14 ID:zNJTcDvn
一方、病室の中では。

「(今回は、本当に役立たずだったな、僕は)」

そう溜息を吐きながら、小原は小さく首を横に振る。
そして、ぽふとベッドの上に横たわりながら、もう一度溜息を吐いた。

「(それに、セシリア王女の事もあるし……)」

そう考えて、小原は思わず頭を抱える。
セシリアに答える答えはもう決めてある。しかし、その答えを言う決心がまだ付かないでいた。

「(……もう、完全に僕はセシリア王女に捕まっている。セシリア王女に、惚れている。
 でも……、セシリア王女と結婚すれば、僕は恐らくレイザル王国に行かなければいけない。
 そうなったら、僕は、警察を辞める必要が出て来る、んだろうな……)」

そう、小原がセシリアの事が好き。それはもう小原の中では完全に分かり切っている事だし、誤魔化す必要の無い事。
小原が悩んでいるのはその後の事、将来的には警察を辞めなければならない事だった。

「(僕は、今までずっと警官を続けて行く事を前提でこれからの人生を考えてきていた。
 もう、僕にとって警官と言う職業は人生の一部分になってしまっているんだ。
 そんな僕が、今更警官を離れられるだろうか……?)」

そこまで考えて、小原はもう一度頭を抱える。
すると、病室のドアが開く音がして、小原は思わずそちらの方に視線を送って、

「!!?」

……心の底から驚いた。
49538氏のふりをする保管庫:2008/04/23(水) 04:47:43 ID:zNJTcDvn
「あ、あ、あの、王女ー?」
「〜っ!」

そう、セシリアから必死で目を逸らしながら小原が言うと、セシリアは真っ赤になって俯く。
そして、身体に纏った妙に丈が短いナース服の裾で何とか少しでも身体を隠そうとしながら、口を開いた。

「あの……その、私が、その……」

そう、しどろもどろになりながら、少しずつセシリアはベッドの上の小原ににじり寄って行き、
……ずっと目を逸らしていた小原がそんなセシリアの気配に気付いて止めようとした時には既に遅く。

「うわっ!?」

セシリアは小原の腰の上に馬乗りになっていた。

「お、王女!? 何を?」

そう、慌てふためいた声で言う小原に、セシリアは真っ赤になった顔のままで口を開き、
……セシリアが口走ったその言葉に、小原も真っ赤になりながら硬直した。
……無理も無い、その言葉と言うのが、

「そ、その、わ、私を小原様の慰み者にしてください!」

と、訳の分からない言葉だったから。
その言葉に、小原が驚愕の表情を浮かべたまま硬直していると、セシリアがそのまま身体を倒して来る。
そのままぽすん、と小原の胸の中に倒れ込むと、真っ赤になったままで口を開いた。

「……どうか、お好きになさってください……」
「〜っ!?」

そのセシリアの言葉に、小原は解凍して、真っ赤になったまま頭を抱え……、
……その瞬間、小原の頭の中のネジが外れた音がした。

「……こら!」
「いたっ!?」

急に表情を怒った物に変えると、そのままセシリアの頭にチョップを落とした。
それを受けて、思わず頭を抱えてぷるぷる震えるセシリアを見て、小原は怒ったままで口を開いた。
49638氏のふりをする保管庫:2008/04/23(水) 04:48:00 ID:zNJTcDvn
「一体何を考えているんだい君は! 君も一国の王女なら、そこらあたりの慎みをだね……!」

そう、額に青筋を立ててがーっとセシリアを怒鳴りつける小原。
そんな小原に、セシリアが思わず涙目になって俯いていると。

「まったくもう、一体何なんだよ……」

そう、心底深い溜息混じりに呟いて、小原はそのままセシリアを胸の中に抱え込んだ。

「きゃ!?」
「……さて、セシリア王女?」

小原のいきなりの行動に、思わずそう悲鳴を上げて小原の腕の中で縮こまるセシリア。
そんなセシリアを逃がさないようにしっかりと抱きしめながら、小原は口を開いた。

「私としましては、王女にそのあたりの慎みを持たないとどうなるか、実践でお教えしたいのですが……」
「え、ええ!? お、小原様!? そ、それは」
「……ああ、ちなみに王女には拒否権はございませんので」
「!?」

小原がやたら丁寧にそう答えると、セシリアは思わず真っ赤に顔を染めて慌てふためく。
そんなセシリアに追い討ちをかけるように小原が囁いてやると、セシリアは硬直した。

「さて、では始めますよ?」
「―――っ!?」

そんなセシリアにとどめを刺すようにそう本当に楽しそうな声で言った小原。
そんな小原に、セシリアは声にならない悲鳴を上げた……。
497終始38氏のふりをする保管庫:2008/04/23(水) 04:48:28 ID:zNJTcDvn
これで終わりです。
……うん、もう明らかに純愛スレあたりに行くべき内容なんだorz
とりあえず、この連載が終わるまではこのスレにいさせてください……。
498名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 06:47:53 ID:PBfwBsqO
GJ
小原は冴えない先輩だと思ってたのに美味しい役に…

一国の王女へお尻ペンペン
 →パパラッチにより一部始終を盗撮
 →上司「おまっwww 懲戒免職なwww」
 →小原涙目
 →「ほんとは警官を続けたいんだお」
   「でも世論と警察上層部が許してくれないんだお」
   「だから国王やるお」
こうですね、わかります
499名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:23:44 ID:FiBUB3q/
声にならない悲鳴が>>498のおかげで180度転回したww
500名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:25:01 ID:FiBUB3q/
そして>>497超乙っス
もうね、ぼかぁ今とっても幸せな気分ですたい
50138 ◆KHEtQ2j5Nc :2008/04/25(金) 19:56:29 ID:h106s4E1
>>498
ちょw何故やる男w

……第一、小原国王にさせるつもり無いしなあ……。

規制解除されてますように。
50238 ◆KHEtQ2j5Nc :2008/04/27(日) 22:27:05 ID:UIVU1P8r
ダレモイナイ、トウカスルナライマノウチ。

と、言う訳で、恋するキャットシーフ2nd、最終話を投下します。
50338 ◆KHEtQ2j5Nc :2008/04/27(日) 22:27:39 ID:UIVU1P8r
恋するキャットシーフ2nd〜フェイク・キャット〜第9話

「あ、あ、あの、小原様!?」
「瞬、って呼ぶように僕は言ったはずですよ?」

そう、本当に楽しそうに言う小原に、セシリアは真っ赤になる。
ベッドの上に押し倒され、身動きが取れないように両手を頭の上で拘束されて。
今のセシリアに出来る事は、ただただ真っ赤な顔で、潤んだ瞳で、小原を睨む事だけだった。
……しかし、そんな風に見ても、それは小原の理性を更に煽るだけで。

「……誘ってるんですか?」
「ち、違います!」
「いーえ、違いません♪」

そう、完全にセシリアの返答を聞かずにどんどん話を進める小原。
そんな小原に、セシリアの顔の赤みはますます増して行く。
そんなセシリアを見て、小原はくすり、と本当に楽しそうに笑い……、

「んんっ!?」

セシリアの唇を自らのそれで塞いだ。
そのままセシリアの口内に舌を差し込もうとするが、セシリアも歯を食い縛ってそれだけは阻止しようとする。
そんなセシリアに、小原は傍目にも分かる程膨れて……、

「んっ!? んーっ!!」

舌で歯茎を歯列に沿ってなぞりながら、セシリアの両手を塞いでいない方の手でセシリアの身体を撫で始めた。
ぴくぴくと反応するセシリアの身体を押さえ付けながら、小原は一度唇を離す。
そして、見上げて来るセシリアに、いっそ寒気がする程綺麗な笑みを浮かべながら、言った。

「フルシアさんから教えていただいていますからね? セシリアさんが反応する所を……」
「!!?」

何で知ってるのかは知りませんけど……、と付け加えながらそう言った小原。
そんな小原の言葉を聞いて、セシリアは真っ青になった。
そんなセシリアを見て、小原はにやり、と笑みを黒い物に変えて、もう一度唇を塞ぐ。
そして、慌てて歯を食い縛るセシリアの身体の弱点を、一つ一つ刺激して行った……。
50438 ◆KHEtQ2j5Nc :2008/04/27(日) 22:28:36 ID:UIVU1P8r
「っ! っは! はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

弱点全体の刺激が終わり、小原が唇を離すと、セシリアは荒い息を吐く。
もはや息も絶え絶え、と言った風情のセシリアを見て、小原はくすり、ともう一度笑い、口を開いた。

「服の上から軽く弄っただけなのに、何回かイっちゃったでしょ?」
「〜っ!? そ、そんな事」
「あるよね?」
「……」

そう言われ、セシリアは思わず真っ赤になって首を横に振るが、それに力が全く入っておらず。
追い討ちをかけるように小原がそう言うと、セシリアは火を噴きそうな程真っ赤になって俯いた。

「……かわいい♪」
「〜っ!」

そんなセシリアを見て、小原がそう言ってやると、セシリアはさらに赤くなる。
セシリアのあちこちに軽く唇を落としてやりながら、小原はにっこりと笑った。

「大好きですよ、セシリア王女。……僕は、ずっと警官を続けていたいけれど、それでも、好きです。
 あなたが望むのなら、警官を辞めて、王様をするのも悪くは無いかな、って思ってます」

そう小原が言うと、セシリアは何故かきょとん、とする。
そして、慌てたように首を横に振ると、口を開いた。

「あ、あの、違いますわよ? 小原様。王位は私が継ぎます。
 ですから、小原様はレイザル王国に来ていただければそれで結構ですし……。
 小原様が望むのならば、レイザル王国の警視総監に就任なされても……」

そう言われて、小原は一瞬だけ呆然とする。
しかし、すぐに我に返ると、思い切り吹き出した。

「くっ……ふふっ! 何悩んでたんだろうね、僕は。確認も何も取らずに、ただただ1人相撲取って。
 ……さすがに、警視総監はお断りしますけれど、そちらの国で警官をやれるのなら」

そう、小原がくすくす笑いながらそう言うと、急にセシリアが飛び付いて来る。
その勢いのまま唇を塞がれて、小原はさすがに目を思い切り見開いた。

「!!?」
「〜♪」

そしてそのまま、セシリアは全力で小原を抱き締めた。
50538 ◆KHEtQ2j5Nc :2008/04/27(日) 22:29:16 ID:UIVU1P8r
「っは、セ、セシリア王女!?」
「小原様、小原様ぁ……」

唇が離れ、小原は目を白黒させながら腕の中のセシリアを見やる。
すると、セシリアはぎゅうっと小原にしがみ付いたまま、ぐすぐすと泣きじゃくっていて。
そんなセシリアを見て、小原は驚いた。

「セシリア王女? 一体どうしたんですか?」
「う、嬉しくて……」

慌てて小原はセシリアに声をかけるが、セシリアはそれだけ答えると、また泣きじゃくる。
そんなセシリアに、小原はふう、と息を吐きながらその頭を撫で、

「……きゃひっ!?」

……逆側の手で、セシリアの身体をまさぐり始めた。

「お、小原様!? な、何を、ふぁっ!」
「瞬って呼んでって言いましたよね? 僕もセシリアって呼び捨てにしますから、そう呼んでください」

慌てたようにそう声を上げるセシリアに、見当違いにも思える声をかけると、小原は手をどんどんきわどい所に持って行く。
内股を、決して敏感な所には触れないように撫で回してやると、セシリアはふるふると震えた。

「は、はぁっ、ふあんっ! し、瞬、さまぁっ……」
「ふふっ、ここまで少し濡れてる……」
「〜っ!」

甘い吐息を吐いているセシリアにそう小原が言ってやると、セシリアは一気に真っ赤になる。
小原が一度手をセシリアの目の前まで持って行くと、決して秘所には触れていないにも関わらず、指先が微かに光っていた。

「ひょっとして、凄く感じやすいの? セシリア」
「そ、そんな事分かる訳、が―――っ!?」

そうセシリアに声をかけながら、小原はさりげなく頭を撫でていた手を下の方に持って行く。
そして、いきなりセシリアの秘所を刺激してやると、セシリアはその場でびくびくと身体を跳ねさせた。

「あ、あふっ! しゅん、しゃまぁっ!」
「ふふっ、気持ち良い?」

そう、もはや呂律が回っていないセシリアに声をかけ、小原はセシリアの秘所を弄り続けた。
50638 ◆KHEtQ2j5Nc :2008/04/27(日) 22:29:45 ID:UIVU1P8r
「あひゃあっ! もっ、らめですぅっ! ふあああああっ!!!」
「うわ、凄いな」

立て続けに絶頂に達し、セシリアはかくかくと腰を痙攣させるように震わせる。
もう息も絶え絶えになっているセシリアを見て、小原はにっこりと笑った。

「そんなに……、飛んじゃうぐらい気持ち良かったの?」
「……ぅぅぅ……」

そう、本当に楽しそうに小原がそう言ってやると、セシリアは真っ赤になる。
そんなセシリアをぎゅっと抱き締めて、小原はその耳元に囁いた。

「……さて、お仕置きです♪」
「っ!?」

その小原の言葉に、セシリアは目を見開いて、真っ青になる。
今の今まで、何回も絶頂に追いやられた今までの責めがお仕置きだと思っていたから。
そんなセシリアに、小原は何故か少し膨れて、口を開いた。

「……今までのは、恋人にするちょっとした愛撫だったんですけどね……。
 もちろん、お仕置きなんですから、今までのとは比べ物にならないくらい激しいですからね?」
「ぁっ、っ……」

そう、本当に楽しそうに言った小原に、セシリアはただただ硬直する。
かちかちと微かに震えるその身体をしっかりと抱き締めて、小原はにっこりと、本当に綺麗に微笑んだ。
その微笑みを見て、セシリアは悲鳴を上げようとするが、声が出ない。

「どうしたんですか? 声が出ないんですか? ……大丈夫ですよ、声、すぐに出せるようにしてあげますからね?
 ……ただし、喘ぎ声しか出ないでしょうけれどね♪」
「―――っ!!!」

その言葉と同時に、小原の指先がショーツの中に滑り込み、セシリアは身体を固くする。
次の瞬間、巧みに秘所をほぐして来る小原の指に、セシリアは翻弄された。

「ひあっ!? はひゃあああっ!!?」
「んー。もう意味無いですし、これ、取っちゃいましょうか♪」

小原の淫撃にがくがくと際限無く身体を跳ねさせるセシリアに、小原はにっこりと笑ってそう言う。
そして、愛液でぐしょぐしょになったショーツが剥ぎ取られ、セシリアの秘所を隠す物は無くなった。



……そして、結局挿入されるまでに5回、挿入されてから10回程セシリアは失神してしまった。
50738 ◆KHEtQ2j5Nc :2008/04/27(日) 22:30:28 ID:UIVU1P8r
これで、キャットシーフ2ndは終わりです。
最後に生殺しで終わらせるのが俺クオリティw
途中から完全に怪盗スレでやる内容では無くなっていましたが、完走出来て良かったです。

ここからは個人的な事になるのですが、まとめ管理人さん、自分の個人サイトから、まとめサイトへのリンクを繋いでもよろしいでしょうか?
つまりは、相互リンクを組みたい、と言う事ですが。
50838 ◆KHEtQ2j5Nc :2008/04/27(日) 22:37:02 ID:UIVU1P8r
そして480KB行ったんで次スレ立てようとしたんだ。
……思い切り失敗したorz
誰かお願いします……。
509名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:15:31 ID:1mSly2gy
立ててみる
510名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:22:13 ID:1mSly2gy
立った
新スレが立ったよ
511名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:49:15 ID:R8kVL+7v
38氏キャットシーフ2nd完結&>>510スレ立て乙です

http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209305940/
新スレはここね
512509:2008/04/28(月) 06:24:58 ID:6nIYF+Oi
立て逃げしてた

>>511
誘導乙

>>507
リンクOKでーす
よろしくお願いします
読むまではGJを送らない人なので、
とりあえず今は規制解除おめでとうございますとだけ

#修羅場過ぎて仕事が7時間遅れてるので今日は確実に保管庫更新しませんし
#SSも読めません\(^o^)/
513名無しさん@ピンキー
さて、容量的に埋め段階だが摩天楼遊戯の人は現れるのだろうか