※注意※
・学パロは「男一匹〜」とはまったく関係ない場合もあるので注意
・1話アバン艦長
第1話のアバンタイトルに登場したシモン艦長を主人公に据えたIFルートパラレルあり
シモンとニアの関係が殺伐としてたり暴力系の描写があったりするので注意
乙!
ところで秘密結社「スパイラルネメシス」と戦う正義の魔法少女がここにいると聞いてキタンだが
俺はロージェノムの残党どもと戦う正義の魔法少女と聞いている!
「あなたは……そうです! へんたい、です!!」
触手に絡め取られて服だけを溶かされていくクリーミーニア。
ボーイフレンドのシモンとのデートだからと、穿いてきたちょっと大胆なヒモパンを露出させられて、その顔は羞恥に歪んでいた。
そんなニアを前に不敵の笑みを浮かべる男。
まわりのザコ兵(サングラスをつけていたり、ロン毛だったり、サルみたいな顔だったり、双子だったり)は彼のことを艦長と呼んでいた。
「俺が変態? 当たり前だろう」
さもありなん、と言った表情で来ていたコートの懐に手をつっこむ艦長。
取り出したのはイチジク型の――――
「俺を誰だと思っている!!」
かんちょう!! かんちょう!! と叫ぶザコ兵。
真っ青になるクリーミーニア。
艦長は触手に命令してクリーミーニアを逆さまに吊すと、じらすようにショーツのヒモをほどいていく。
はぎ取った下着を懐に収めて、むき出しになったニアのクレパスにそっと指をはわせる。
果汁がたっぷり詰まったゼリーのようなニアの陰唇。そのすぐ上にある朱い小梅を指ではじいてやる。
ビクンッ――とクリーミーニアの身体が跳ねた。
敏感な部分を突然触られて痛いのか、その瞳には涙が浮かんでいる。
「この程度で泣いてどうする? お楽しみはこれからなんだぞ」
艦長はゆっくりニアの白桃のような尻肉を押し開き、中央にあるすぼみにイチジク型のアレを差し込んで――
そのとき、信じられないことが起こった。
(´・ω・`)……ここまででネタが切れた。続き書いても良いよって人がいたらバトンタッチっす
>>10 変態艦長にときめいた!
続きくれーーーーーー!
ここでマジカルダリーを投入するしかあるまい
このエロパロでは変態は最高の褒め言葉
ありがとう。
このまえ、本屋に行ったらすばらしい本を見つけてな。
思わずエロパロを書いちゃったぜ
ちなみに、その本の名前は「官能小説 用語 表現辞典」
女のアレやソレの表現方法が山のように載っていました
続きではないけど、変態艦長近辺の電波を受信した
「へ、変態……!信じられない!!」
「あれも歪んだ愛情表現なのですよ。お茶でもどうぞ」
「……あ、いただきます」
(え?何で2人で仲良くお茶飲んでるんだ?
俺は変態扱いで散々なのに、ブータはいいのか?俺の副官なのに!?
何かズルくない!?)
「まあ、このお茶菓子美味しいです♪」
(何ニコニコ笑ってるんだよ!
ああどうせ俺は変態浣腸野郎だよ!!!!
ちくしょううううう!!!!!!!!)
「こうして、日々ドリル怪人が誕生しています。まったく……」
前スレのグレキュア6が気になるw
なんだ、ブータおっぱい星人なんじゃなかったのか
それとも成人ニアはおっぱい星人のストライクゾーンに入ってしまうのか?
ブータは上司の女のおっぱいには飛びつかない空気の読める子です
プリキュアみてないからよく知らないけど
ニア→グレンホワイト
ダリー→グレンピンク
ヨーコ→グレンレッド
キノン→グレングリーン
キヤル→グレンブラック
キヨウ→グレンイエロー
とか?
>>18 「人をおっぱい星人呼ばわりするのはやめてもらえませんか、艦長」
「あれだけ女のムネに飛び込んでた奴がどの口ほざいて」
「別におっぱいが好きなわけじゃありません、狭くて暖かくて息苦しいところが好きなだけです」
「そうか、おっぱい星人じゃなくて変態なのか」
「あなたに言われたくありません」
という会話を受信
関係ないが、艦長が子供ニアをいじめる理由が実は、自分が捕まえてる大人ニアを
間接的に精神的に遠まわしにいじめたい(好きな子程いじめたいガキ大将の心理)
だと個人的に萌える。
グレキュア グレキュア グレキュア グレキュア♪
グレンでキュアキュア 6人は グレンキュア〜!
スペースシモン「ぶーらぶらーーーぁぁぁぁぁあああああ!!!」
前スレ保管依頼しようかと思うんだけど、ギミダリ学園設定とクリーミーニア設定も報告に入れておk?
SSじゃない小ネタという形で
とりあえず今から風呂入って来るんで、出たら依頼してくるよ
>>24 入れていいんじゃないかな、学パロ設定とかも保管庫入ってるし。
よろしくお願いします
報告してきたよー
あいかわらずの艦長のいじられぶりが不憫すぎるww
1話アバンではあんなにかっこいいあの人が、なにをどう間違ってこんな方向性でいじられているのであろうか
楽しいから。
いいじゃん、所詮は架空の存在だ。
前にキャラ大切にしてないとか抜かす奴がいたけど、
そりゃエロパロ読んだり書いたりしてる時点で、ここの連中は誰もキャラを大切になぞしていないw
まぁ確かに純粋に好きならズリネタにはしないわなw
自社キャラのエロで儲けるガイナを侮辱するのはそこまでにしてもらおうか
元祖魔法少女マジカルダリーは………
元祖もなにもssが投下されない限りは如何ともし難い
>>28 好き過ぎてエロさえも見たい俺がここにいる
エロパロをどういう目で見て(書いて)いるかなんて、それこそ人それぞれさ
何度か書こうと思ったけど、少女になったダリーの性格がなかなか掴めないYO
ギミーの前ではしっかり者だけど、
普段はぼーっとしてる快活な女の子だよ!
>>21 こうですか?
「ニアーッ、多次元のお前に(ピーッ)や(ピーッ)やりまくってきてやったぜ!」
「いやあん、ひどい!バカバカ!」
あれ?ただのバカップルだ
萌えた
多元宇宙のニア相手だから微妙に浮気にもならない不思議プレイ
36 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 17:06:39 ID:dVBTQOu6
自分の脳内では
>>10の続きは「悪戯はそこまでよ!」「・・・なにっだれだ?!」てなかんじで
魔法少女マジカルダリーが登場することになってる。
ちょっと夢見がちな思春期少女で、悪の変態艦長の行いにときどき、「そ、それもいいかも?」と揺らぎそうになって
ギミーか相棒のうさたんに「こらー!」て言われて、はっと我に返り、悪戯粉砕★
クリーミーニアと魔法少女マジカルダリーの間には、友情の絆と淡い百合心が・・・・・・
・・・・・正直すまんかった。これだと総司令仮面(★)の出る幕がないわなw
ネタかいといてあれだけど別展開の続きもどんとこいだ。
永いこと規制くらっててsageきえとった・・・重ねてすまん・・・
38 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 17:54:28 ID:5O+sIO7U
ダリーはどちらかというとやさぐれポジションではないか?カプあるし
某運命の子みたいにやさぐれにオシオキされるという電波を受信。
ということは結果的にギミーは犬(待て。
「不埒な行い、ゆるしません!
美少女戦士、魔法少女マジカルダリーちゃん!! 螺旋の力に導かれ、只今惨状!!」
目が螺旋模様の、明らかに理性を失った少女が艦長の前に現れた。
その服装は全体的にピンク色で、スカートは螺旋を描くフリルが何重にも巻かれている。
「戦士なのに魔法少女か……なかなか手強そうだな」
イチジクを片手に持ったまま、不敵に笑う艦長。もちろん、瞳は螺旋模様である。
「ダリー!!」
「ニアおねーさま!! 今ダリーが助けます!!」
手に持っていた螺旋を描くステッキを、片手でクルクル回しはじめるダリー。
「ドーリ・ドリルでドーリドリ。来たれ、魔法の銃よー」
するとダリーの手から緑色の光が生まれ、ステッキを包み始める。
光が収まると、ステッキはキタンが二十話で使った螺旋銃になっていた。
なんか衝動的に書いてみた
あんなごっついライフルを年頃の女の子が扱うだなんて…!
これはよいカオスww
このスレの螺旋力にあてられて、自分も
>>10の続きを書いてみた
前スレ975参考
ちょっと長いので二つに分割
*****
「この程度で泣いてどうする? お楽しみはこれからなんだぞ」
艦長の非道な言葉に、『絶対的絶望』という言葉が頭をよぎる。
ニアはぶんぶんと頭を振って弱気な自分を叱咤した。
(ダメです!こんなへんたいに、負けてはダメ!!)
しかし、手足をジタバタさせようとしても、ニアを絡めとる触手はびくともしない。
むき出しにされた哀れなニアの下半身。
柔らかなそこに、なんのてらいもなく艦長が手をかける。
艦長は自分の親指をペロリと舐めると、ニアの菊型のそこにぐりぐりと押し当てた。
「ああああっ!!!!」
(まだ、シモンにも触られたことがないのに!)
ニアは、未だかつてない感覚と、シモン以外の男にそこを犯されたショックで、パニックに陥った。
唾液を指でなじませ、そこをよくほぐしてやる。
夢中になる艦長の耳に、ニアのすすり泣きの声が届いた。
「シモン…シモン……!!」
いつかそこを開発されるなら、シモン以外にいないと、そう思っていたのに。
えっちな行為に、もう少しニアの体がなれてきたら、そのときはそこもシモンに捧げようと。
そうシモンに告げたときの、彼の嬉しそうな顔が走馬灯のように駆け巡る。
自分たちの、そんなささやかでありきたりな約束を、こんなへんたいにめちゃくちゃにされてしまうなんて!!
いやそれ、全然ささやかでもありきたりでもねーから、というツッコミは、今のニアには届かない。
艦長は涙と鼻水でぐずぐずなニアの顔を、憮然と見下ろす。
「…俺もシモンだっつーの」
ボソっとつぶやき、痛みに耐えるように、顔を歪ませる。
しかしそれも一瞬のこと。
すぐに気を取り直すと、イチジク型の例のブツを取り出し、ピタリとニアのすぼみにあてがう。
ひやりとした先端の感触に、ニアの身体が総毛だった。
(やだ!!!)
そのとき、信じられないことが起こった。
シュパっと空を切る鋭利な音。
「うわあっ!」
艦長の手から、イチジク型の下品すぎてとても正式名称を書けないブツが零れ落ちた。
地面に突き刺さった、赤いバラ。茎の先端の小さなドリルが、コンクリートをえぐっている。
続いて、グラサン型のブーメランカッターが、ニアを拘束していた触手をズバズバと切り裂いた。
突如開放され、落下していくニアを、その人は優しく抱きとめた。
ほぼ全裸のニアに、青いジャケットをふわりとかぶせる。
真っ白なツナギ。たなびく赤い腰布。顔面を覆うのは、赤い星型のサングラス。
「誰だ!?貴様は!!!」
全裸のニアにかけられるのは、普通黒い艦長コートだろう!!!
艦長の声にならない魂の叫びを、ドリル怪人たちは感じ取った。
ちゃらららら〜ん、とどこからともなく音楽が流れる。
「一途な乙女の愛の誓い!」
どこからともなく、その人にスポットライトが照らされる。
「踏みにじるヤツはゆるさねえ!!」
どこからともなく、赤いバラの花びらが舞い散る。
「正義のドリルで悪を討つ!!!」
どこからともなく…もうええっちゅうの。
「オレの名は、ソーシレイ仮面!!!!」
仁王立ちで腕組みするその姿は…そう、まるで―――
「なんだ、ただの変態か」
艦長が吐き捨てるようにつぶやいた。
「なんだと!!貴様みたいな、艦長と浣腸なんて親父ギャグつきのセクハラをする変態野郎にだけは言われたくねえ!!!」
*****
ここで力尽きた
続きだけだとエロくないので、
>>10の最後のほう勝手に補足した
>>10氏サーセン
3ヶ月ぶりぐらいにこのスレに投下するのに、こんな出来…
続き書いてもいいよっていう人がもしいたら、よろしくお願いします
ダリーのエロイのも全力で待機してますハアハア
カオスww
変態しかいねぇじゃないかwww
>>42 噴wwwいwwwたwwwいいぞもっとやれ
シモンのセンスだとこれをカッコイイと認識しているのかと思うと更に
ソーシレイ仮面がどうしてもカミナスレのタキシードカミナ様に見えてしまう俺アホス
>>36 夢見がち思春期ダリー(*´Д`)ハァハァ
クリーミィーニアとマジカル少女ダリーときたら
次は魔法先生ヨコマ!だな(某スレネタすまそ)
グレンキャラって魔法少女系とか結構似合うなw
>>43 カオスっぷりに吹いたwWw
敵も味方も変態ばかりでクリーミーニア大変だなw
>>48 魔法先生ヨコマ!あったなw
カミナという生意気な生徒とのラブ?エロファンタジーか?
マジカルダリー書いてみたいんだけど構想がまとまりづらいな…
>>86 むしろ
>>78の信じる
>>78を信じろw
さて、
どうやら俺もついに携帯の待ち受けをヨーコにする時が来たようだな
クリーミィニア変身道具:魔法の石(仮名称)
11話でシモンが美女村から掘り起こし、その後ニアに贈っていた緑色のアレ。
シモンから初めて貰ったものだからと大切にしていたニアだったが、実はこの石、
螺旋王ロージェノムの螺旋力の影響を受け不思議な力を宿した魔法石だった。
しかるべき時が来るとニアがその身に秘めるジェノム直系螺旋遺伝子と
連れ添ううちに体内(胎内でも可)に蓄積されたシモンの螺旋力と石が
説明不可能のなんかすごい超反応を起こしなんやかんやで変身してしまう。
喋らないが感情豊かに光り、石ながらにクリーミィニアのマスコットとしての役目も果たす。
ちなみにシモンとの仲が微妙に険悪な時に変身すると、
石はニア体内の反螺旋遺伝子と反応してしまい、ニアはブラック化してしまう。
変態艦長との最終決戦後砕け散るが、その破片はシモンの手により婚約指輪として生まれ変わるとか。
マジカルダリーがスパイラルロッドと喋るうさぎならクリーミィニアは何だろうと思って妄想した。今は反省している。
ドイツ語で喋り出しそうな石だな
おまえら面白過ぎ吹いたwwこの愛すべき馬鹿共め(褒め言葉
>>36だが妄想が形になっててびっくらこいた。ありがとう
>>40!
そして考えたんだ。
テーマソングは某CDでシモンこと柿原氏の歌う「キューティーハry」で
いいんじゃないだろうかってな。(あれはたしか一番しか歌ってなかった気がするが)
お尻の小さな女の子〜こっちをむいてよダリー♪てなかんじで
2番 ポクッとボインの女の子→魔法先生ヨコマ!
3番 子猫の肌した女の子→クリーミーニア
わり、調子にのりすぎた・・・
戦隊ものならダヤッカをウェ○トルキングで出すんだ
>>52 シモン尽くしwwwww
シモンとの仲が険悪の時に変身した場合は
ブラックリーミィ二ア………センス皆無ですまん
>>56 歌詞がそれぞれ合いすぎw
ダリーヨーコ二アの声優さんに
そのままの順番でカバーして歌って欲しいw
設定がズンドコ固まっていく様は2スレ目の学パロのときを思い出すなあ
俺は今、ひとつのスレが復活を遂げようとしている奇跡の瞬間に立ち会っているのかもしれない…
ちっと前の過疎っぷりが嘘のようだ
この賑わいと湧いて出てくる設定の山、何がお前らの琴線に触れたんだ…
魔法少女か!?魔法少女なのか!?
魔法少女モノといえばちょいとワルめのライバル魔女っ子も忘れてはいけない
…でもダリーやニアだと適当な相手がいないな
ヨーコは憧れのお姉さまポジションだしシベラは地味だし
キヤルやキノンじゃあんまり悪そうじゃないしシオナじゃ小さいし
アディーネ様は年増すぎだし
あ、ティトリー?
いや、キャラ薄すぎるしゲームやってなきゃ誰それって感じか…
そういう時はあれだ
もう1人のワタシって事で黒ニアってどうよ
なんだっけそれ…確か、レイアースとか…
そこで実はシモンが好きなツインテル子ですよ
第一話の三人娘が性悪ライバルか
「あんた、穴掘りシモンなんかのどこがいいのよ?」
「シモンは地上に降りた私を最初に助けてくれた……いえ、いつだって守ってくれる人です」
「ふ、ふーん……。ジーハ村にいたときは穴掘りしかできなかった癖に……」
言っちゃなんだが弱そry
ニアへの微妙な嫉妬心を艦長に利用されたりしそう
ニアのライバルはシモ子
ダリーのライバルはギミ子
ヨーコ VS アディーネ様(ドロンジョ様的)
ダリー VS キノン(ロシウ補佐官とかを取り合って友達とバトル的)
ニア VS 黒ニア(もう1人の私的)
でいいやん
>>69 それしっくり来るな
危うくヨーコのライバルカミ子って書くとこだった
ダリーとキノンのロシウ取り合いは実は自分もちょっと考えたw
主人公なのにニア以外からはまったくモテナイ……シモン……
ニアと黒ニアと、あと艦長側のニア姫も入れたらこれで三すくみじゃね?駄目か・・・シモン・・・
ドロンジョ様ポジションのアディーネ様見たいw
キノンは魔法「少女」と名乗ることか
衣装の破廉恥さかなんかに恥じ入りそうだ、3部くらいの設定だったら
ニアは100人の女の子よりいいだろ
それよりキタンやアイラックの心配してやりたい
自分の好きなアニメは主人公がヒロインにしかモテないやつばかりだから気にならないや。
艦長はニアだけをいじめればいいと思うんだ。
いきなりダリーをカンチョーしたりすると萎えるな。
ところでマジカルダリーは三部以降仕様でいいんだよな?
キタンもアイラックも7年間に一人や二人は付き合った相手いるだろ。
シモンは1話アバン→「やだ、キモーイ」の落差が「いずれモテる!」って願望生んだからな。
自分で書いてなんだが野郎の恋愛なんかどうでもよかったな
ダリーはキノンにロシウを譲り
正ヒーローのギミーと良い感じのまま終わるんだよな?
魔女っ子で憧れのお兄さんには失恋って定番だからな
>>72 やさぐれ艦長は各多元宇宙の全部のニアを手に入れてニアハーレムを作るのが密かな夢なんだよ
でも男一匹の世界ではアニキとシモンの友情パワーに敗れたり(そもそもアニキの生存に動揺してどうにもならない)、
キャッツアイなヨコニアのいる多元宇宙ではそもそも怪盗ニアを捕まえることもできなくて散々な目にあったりしてるんだよ
魔法少女モノならウェディングピーチみたいなのはどうだ
愛の為に戦う愛戦士ニア
今日も愛を憎む悪役共がカップルを引き離す
通称アニキと呼ばれる天の使いの助言を聞き入れながら
悪役を倒しカップルを元通りにする
そんなニアは同じクラスに通うシモンが気になってたりするんだけど
実はシモンは記憶を失っている敵側の使いだった!
ここまで書いてニアとシモンの位置反対にしてもいいかもとか考えた
タキシードピーチじゃシモンのセンス炸裂しすぎだろw
>>78 艦長がニアヲタすぎるwww
ニア姫のつれない態度がそうさせるんだなw
>>79 よく覚えてたな。他のマイナー魔女っ子モノにも当てはめられそうだ。
>キャッツアイなヨコニアのいる多元宇宙
是非とも見たいなそれ!
>>69 アディーネ「やぁっておしまい!」
チミルフ「アラホラサッサー!」
グアーム「ポチッとな」
シトマンドラ「鳥もおだてりゃ木に登る。ケコーッ!」
ロージェノム「おしおきだべさ〜!」
こんな電波が飛んできた。どーしてくれる!
普段は仲むつまじいシモニアだけど、
たまにシモンは多元宇宙の艦長の意志を受信して悪の艦長になってしまう。
艦長となったシモンと戦うニアは、艦長の正体が正気を失ったシモンだとは知らない。
ってのはどう?
>>84 えろえろラブコメが一気にシリアスにwww
黒ニアならぬ黒シモンか。新しい。
セーラームーンかなにかでそういうのなかったっけ
>>84から頂いたネタ
********************
「シモン…まさか、そんな……!」
黒いマントが絶望そのもののようにニアの目の前ではためいた。
目の前で笑う、愛しい男のものであるはずの顔に、ニアは戦慄する。
常のシモンが自分を見つめるときにその視線に含む柔らかさ優しさ、そんなものを欠片も感じない、
死んだ星のような冷徹の眼差し。
ただ口元が笑みの形に歪んでいるに過ぎないその微笑を崩さないままに、男は…シモンは嘲笑った。
「ようやっとお気づきかよ姫君。楽しかったんだがなぁ、あんたがふわふわにこにこ馬鹿みてえに
俺への愛だの信頼だのを朗々と語ってる様はよ」
「……っ、違います!私が好きなのはシモンです!あなたでは、あなたなどではありえません!」
細くたおやかな首が振られるたびに、ニアの白金色の髪がふわりと揺れた。涙はその瞳そのものを
零さんばかりに目の縁に湛えられてはいたが、零れ落ちる事はなくそれがニアの姫として、何より
戦士としての誇りと矜持を表わしているかのようだ。
「同じだよ。あいつは俺だ」
「違います!シモンはそんな冷たい言葉を話しません!もっと不器用で、でもやさしくて、あったかいのです!」
ニアの形のいい唇がきりりと噛み締められる。口惜しさか、あるいは悲哀か。だがそれすら、狼狽しながらも
受け止めて癒そうとする男は今はどこにみないのだ。
「さらに言うなら私の手も自主的に握れないシモンがあなたみたいに手っ取り早いぜレイプレイプな暴行を
私に加えられるはずがないのです!」
「俺はどこのクラウザーさんだ!!」
「あとシモンのときと長さは変わりませんけど太さが変わりますよね」
微妙に流れが変わった事に首を傾げながらも男は律儀に「何がだ?」と問い返す。
だがそれがいけなかった。ニアは真顔で、そして赤面の一つもせず言い放ったのだ。
「おちんこが。何かフォルム的にあなたのは湯のみっぽいです」
「う、うわぁぁぁん!しょうがないだろ膨張率変わったって長さは変わんないんだからあああああん!!」
「あ、逃げました」
敵を退けた刹那の平穏に浸るニア。だが愛する男が最大の敵であるという事実を彼女はいかに受け止めるのか。
愛し合う二人の運命は?次回「二人の愛のパイパニック!響けメスブタモグラ交響曲」
*********************
ここまで妄想完了。続きはよろしく。
>>82 俺も見たいwww
誰かキャッツアイヨコニアを是非…!!!!
>>87の螺旋力には脱帽だwww
くそwww最近の流れについていけねぇwwwww
>>91 俺もついていけないw
みんな魔法少女モノ詳しいなww
俺にはさっぱり分からねえ!w
>>78 ニアハーレムとかw艦長の野望すごすぎるwww
でもやっぱり本命はつれないニア姫なんだろうな。
多元宇宙の自分には邪魔をされニアには怖がられ、
そしてニア姫にはさらに距離をおかれる泥沼な艦長…
それはますます艦長の膨張率が増して
湯のみがハムみたいにnt
もう艦長一生ニア姫に拒否られるんじゃね?w
>>91-92 ついていけないというか正直うんざりしている…。
普通のSS投下もないままに内輪ネタで盛り上がられているような気分。
シモニアは大好きだが艦長ネタが苦手だから余計鬱だわ。
流れについていけないと思ったときは華麗に避難すればいい
学パロ祭りのときも艦長祭りのときもおまいと同じような思いをした住人はいたことだろう
おれはどの流れも楽しんでるけどな!
今の流れでも艦長ネタでも他のSSネタでもなんでもこい!
おれは体育座りしながら待ってるぜ!
&
避難って、どこに?
グレンラガンの世界観そっちのけで、キャラしか目に入ってない性格の破綻も甚だしい内輪ネタをgdgdやってる方が異常なんじゃないか?
>避難
しばらくスレを離れとけってことだよ。時間がたてば流れも変わる
どんな雰囲気が正常でどんな雰囲気が異常なのかの判断基準も各人異なるもんだし、誰にも決められない
それでも流れに不満があるのなら別の話題なり小ネタなりを振ったほうが遥かに建設的だと思うよ
別の話題を振ってもスルーされるか艦長ネタに戻されるかがオチなんだよな…。
本編シモ二アに思い入れが強すぎるせいか、どうしても
シモンを嫌う二アとそんなニアを追い掛け回している変態シモンってのに抵抗を感じる。
1話冒頭の艦長って格好良いイメージしか沸かないんだがこのスレでは
二アに嫌われている変態艦長で定着しちゃってるのがな…。
普段ROM専のおれから言わせてもらうとスルー能力を培った方が良いな
この流れが延々と続くわけではないし、
嫌だと思ったら一度スレから離れてみて保管庫で自分好みのSSを読み返すのが吉
なにがしかブームが起きてしばらくその流れになるからなー
まあ、仕方ないさ
しかし皆の螺旋力が凄まじ過ぎるww
>>98 おまえさんは何かお忘れでないかい?
ここはエロ"パロ"板だぜ?
それに世界観そっちのけと言うがベースになる物はあるはず。
うだうだと文句をつけるくらいなら
>>99も言ってるように、避難するなり話題振るなり小ネタ出すなり、いっそのこと自分で何か書いて投下すれば良いのさ。
一人の文句でスレは動かんが、一人の作品はスレを動かす事もあるしな。
自分もアバン艦長をひどいキャラにされるのが嫌なんでその話題のときはスルーしてる
じゃなきゃパロスレなんかに居られない
前スレから延々と続いていたからさすがに苦痛になってきた。
そうでなくてもどんな話題の時でも必ず艦長ネタに結びつけて流れをそっちに変える人がいるし。
二ア嫌われている変態化シモンネタって隔離されたヴィラ子ネタとどう違うのが正直ワカンネ。
どっちも通じる人が限定されてる内輪ネタって感じだし。
全然関係ないけど
>>95-99までのやり取りを見てこのスレは人に恵まれてるなと思った
>>98 すまん、お前さんの嫌いなそんな話が自分はむしろ大好きで
もっと読みたいって思ってるし、流れが来てるなら自重する気も無い
でもいつか自分が苦手な話の流れが来ても、自分だったらスルーするか
好みのネタ出すかすると思うぞ
>>106 前に元職人荒らしが暴れたときも熱心に諭したり、逆に励ましたりする住人がたくさんいたしな
そのときは俺はスルーしてたけどいい人が多いなと思った
ヴィラ子や変態艦長ネタの時は基本ロム専だったな、俺は。
他キャラの話の時も変態艦長ネタに結び付けられ
話をすり替えられた時には俺もちょっと泣いたけどなw
いつか本編風の男前艦長とニアの話が見てみたいぜw
流れを変えるために落下の衝撃で箱が開いちゃったルート妄想
箱入り娘のニア。目が覚めたら見たことのない世界。
すり込みによって偶然通りかかった男に付いていく。
その男の住む小さな地下の村へ。そして「この村ではこれが普通なんだ」と、服は着せず全裸で過ごさせる。
まずはくすぐり地獄で打ち解けあい、穢れを知らないのでご奉仕なんてものを覚えさせたり、貴重な蛋白源を与えたり・・・
子供のまま大人に成長して、「人間は子供が作れるのですね!私にも出来ますか?」ってルートにならないかな
>>109 変態艦長もネタのひとつとして面白がって読んでるが、
男前艦長という言葉で今更だが、それもいいよな、と思った。
でもちっと考えを練らないと難しいな・・・スパネメ云々とか本編との分岐点とか。
ところでアバン艦長のかっこいいイメージって、立ちはだかる壁はすべて敵、
「螺旋力」で突破しつづけ、常に前線で破戒神みたくなってるかんじでいいんかな?
保管庫にあった艦長ニアとか艦長ダリーと差をつけるんなら、本編シモンみたく優しさも持ってるけど、
螺旋力垂れ流しのスパネメ一歩手前というせいもあって、付いてこれない者には「後ろをまかせた」といいながら、
その実どんどん引き離して孤独街道まっしぐら。
それでも側に居続けるニアといつかスパネメで崩壊するまでどこまでも爆走する超銀河ラブロマンス
・・・あれなんかちょっと暗いような、明るいようなカオスの予感。
エロパロで男キャラの扱いに意見が出るところがグレンらしい気がした
>>111 男前アバン艦長は両目螺旋眼だと勝手に思い込んでいる
たまに制御不能に陥ってニアが止める、ベタってなんですか?な黄金パターン
いいねえ燃える
>>112 破戒神てあまりにも艦長にぴったりだな。
なんか宇宙突き破りそうな字面。
お、かっこいい艦長な流れに。
変態艦長も大好きだが男前艦長も燃えるんだぜ
個人的には一話冒頭はこういうんじゃないかなと。
アンスパからニアを取り戻したはいいが消えかけて量子分解寸前。
アバンは本編シモンのようにはそれを受け止めきれず、自分の螺旋力でニアの寿命を伸ばしてしまった。
存在が不安定なニアには断続的に螺旋力の影響下においておかなければ身体を保っていられない。
ずるずるとスパネメ一直線になりながらニア再生の手段を捜して宇宙をさまよう。
それがどれだけ宇宙に悪影響を及ぼすかは本人が最も知るところだがしかし今更失うなんて以っての外。
一度寿命を伸ばしてしまった以上もう引き返せない。
ニアはシモンを止めなきゃいけないと内心分かっているけれどもシモンの気持ちを考えるとそれもできない。
二人で超銀河ラブロマンス。
でもこれだと結局最後はニアは本編同様微笑みながら消えていきそうでなんか書いてて悲しくなってきたorz
ヴィラヨコまだかー!!!!!!
>>111 男前艦長は格好いい、優しい、燃える!カリスマ漢!でみんなに尊敬されてるんだけど、それ故に実は孤独なんだな
艦長も自分でそれをわかってて、でもみんなには悟らせないようにしてる
皆「かっけえ!かっけえよ艦長おおおぉぉぉ!」
ニア「でも本当のあの人は…」
みたいなベタな展開
>>115 ニアが体を保てないように、艦長シモンも螺旋力を吸収してくれるもの(ニアとか副官ブータとか)
がいないと危ないよな。
ブータがずっと吸収→進化の力!にしてたらいつかとんでもない生き物になりそうな気もしたw
>>117 悟らせないようにしてて、悟ってないようにしてるクルーというのも想像して燃えた
「艦長!俺たちまだやれます!」
「無茶するな。あとは俺にまかせてさがってろ」
「でも!」
「ふっ、俺を誰だと思ってやがる!!!」
→ここで「かっけぇええ!」と感動するものの、脱落した者が後から追いついていけるほど
ゆるゆる戦う艦長でないことも理解しているクルーたち・・・今生の別れと知りながら、
艦長の無事を祈りその背中に漢の夢を託すのであった・・・
そしてスパネメやアンスパ残党みたいなものと闘い続ける艦長の孤独な背中・・・とかも考えてしまった。
・・・エロより燃えが勝っている件w そして自分もひそかにずっとヴィラヨコ続き楽しみにしてるんだ体育座り
艦長は「1話冒頭はニアと出会わず、ヨーコとも死別してる世界」って書き込みが、本スレでいきなりあったのが何か気になるなあ。
まあ別にここで独自に出た設定じゃないけどね
アバンが本編シモンの延長線上でない以上、分岐条件を考えたらだいたいその周辺に落ち着くんじゃないかな
前に荒れたときも思ったが、自分の嫌いなネタばっかで好きな話が投下されない!
って騒ぐのは逆効果なんだぜ
仮にそのご期待に沿う話を書いて投下しようと思ってた職人さんがいたとしても
そこでノコノコ出て行く気にはまずなれない
下手すると自分が自演で荒らしてから降臨なんじゃねーのとか思われたらどうしようと危惧して
却って足が遠のくくらいだ
グレンは基本 「燃え」設定 だからな〜w
エロ風味、変態風味を取り除いていくと、自然とそっちに向かうのはしょうがないw
逆に言えば、本編の強烈な「燃え」設定を覆い被そうとすると、
設定が比較的曖昧なアバン艦長をいじるか、変態風味を強くするか、
少年シモンの熱血=思春期少年のたぎり、みたいな学園風味に置き換えるか
ってな方向性になるのかもしれんね
>>120 次スレ辺りからはテンプレに一言いれたほうがいいかもね
「スレの流れが自分に合わないと思ったときは自主避難かスルー推奨。もしくは別の話題なり小ネタなりを振る。
不平不満をスレに書き込んでも空気が悪くなるだけであまり効果はありません。」みたいな一文を。
こういうこと今回が初めてじゃないし
テンプレに入れておけば「1嫁」とか「スルースキル発動汁」の一言で済むしさ
そんなの入れる必要ないゆうか
今まで文句言ったことはなかったけど、
俺は同じネタばかりで盛り上がるのが引く
SS書けないなら同じネタ長々延々書き込むの自重しようや
艦長ネタの妄想が特に長〜く続くことが多くて、ここどこ?って思うんだよな
それ以上は該当スレでやれよっつーか…
別にここが無理にでも盛り上がらなきゃならないわけじゃないんだし
魔法少女もすぐ女体化シモンスレでやれってレスが出てたし
ダリーのネタだったんだからダリーで引っ張れよっていうね
まあSS待ち
パロディは設定固めすぎない方が自由に妄想できていいわな
魔法少女なんて「分かるやつだけ分かれ」なノリだったし
そもそも魔法少女ネタってそんなに内輪な方向に話行ったっけ?
まあ柿原デバイスネタはなのはネタなこともあり多少マニアックではあったが
?つけるくらいならログ読めばいいつの
アンカーつけんの面倒だから
華麗なるSSを待つ
まあ
>>123の意見も尤もなんだが、より多数の人が楽しく盛り上がってるときに
自分の嗜好に合わないからという理由で文句言うのも大人気ない話だと思うんだ
嗜好に合う合わないに限らず「同じネタの雑談ウゼー」な人もいるのかもしれないけど、
雑談が盛り上がってSS投下に繋がることも多いからなあ
いいかげん学級会話題を長引かせすぎたかな、ごめん
俺は本編準拠も艦長も魔法少女も好きだ
やっぱり親切なスレ
なんでもシモニアに繋げたがるのがちょっと…。
それ以外の話題を振ってもネタをシモニアにすり替えられるか華麗にスルーだし。
シモニアは好きだしむしろそれ目当てでここにきてたが、ここ最近のハジケぶりに少しは自重しろと思ってしまうよ。
ごめん。
シモダリー最高ってことですねわかります
なんか前にもこんな流れあったな
盛り上がってるシモニア自重しろ、みたいな流れ
まだやってたのか。大人気ないなおまえら
文句ばっか言ってると職人が一人もいなくなってまた閑古鳥になるぞ
アバン艦長……
個人的には、そもそも螺旋力による闘争本能は伝染すると思っている。
だからロージェノムとの戦いの時にはシモンの螺旋力に当てられて多くの人間が戦いにやって来た。
アバン艦長もそんな感じでどんどん巨大化していく螺旋力にあてられていろんな種族の闘争本能が燃え上がって、
大規模な宇宙戦争になった。
んで留まる所を知らない螺旋力の増大は、シモン以外の螺旋族の螺旋力も増大させ、
それに当てられてシモンの螺旋力も増大していく無限ループ
で、スパイラルネメシス……な感じをさっき妄想した
文句言ってる奴ら。バレバレだから。
誰だよw
言ってみろよw
どうしたw
>>133 あ、なんかすっげ好みだその妄想
伝染というか螺旋状に皆巻込まれていく感じなんかなとは思う。
渦に引き込まれて行くというか…
登場人物みんな螺旋病にかかって目ん玉ぐるぐる髪の毛もぐるぐる
そろそろ一ヶ月。それでか
>>136 >渦に引き込まれて行く
某螺旋の恐怖漫画を思い出した。
>>133 ぜんぜんエロとは関係ないけどかっこいいな
まさにメールシュトレエムというやつか
>>123>>129にめっちゃ同意。
他の話で盛り上がっていてもすぐにシモニアにするのがいるんだよね。
そのくせシモニアな流れを変えられると文句言うしな。
エロパロで女体化なんて他スレにはよくあるのに
ヴィラ子は楽しめる人を選ぶからって追い出したのに
変態艦長とかシモニアに都合いいルールは受け入れろと。
魔法少女話も配役にグレンキャラを色々当てはめるんじゃなくて
敵味方全部が全部ニア狂いの変態シモンってのも…
エロパロなのにシモンにはニア、
ニアにはシモンしか許さないみたいな雰囲気もどうかと思うわ
>>141 あくまで雰囲気であって、だれもシモニア以外は駄目とは言ってないんだからいいんじゃないかな?
というか、シモニア言ってる人も別にそれ以外認めないってつもりで言ってるんじゃなくて、単純にシモニアが好きだから絡めてるだけじゃないか?
もし、シモニア以外のカップリングが好きなら、その事、あるいはネタやSSなんかを言えば良い。
自重させる必要は感じないと思う。
最も最悪な事態は、このスレが過疎化することだと思うし、
ああ、ちなみにヴィラ子スレの者でもありますが
向こうは独立した先で気兼ねなく全力で楽しんでいますのでお構いなく。
正直この雰囲気の中新しいSS投下しようという気にはなりにくい
シモニアだと余計叩かれそうだし、他のなら他で好みに合わないって
言い出す人居そうだし
ループしてんなあ
俺は食いつけるネタにはなんでも食いつくから
シモニア以外も大歓迎だ
てか、シベラの話が読みたい
別の話題をすぐシモニアに結び付けられてネタを乗っ取られたり
SS投下もないまま内輪ネタで変態シモン×ニア好き以外や
新規が入りづらい雰囲気をずっと作られ続けているよりは
過疎ってる方がマシだな。
別にシモニア自体は嫌いじゃないけど
シモニア以外興味ない人達の盛り上がり方には引く。
駄目と直接口に出さなくても行動や言動の端々で
シモニア以外を拒否しているのがはっきり分かるしな。
ホントに戻ってきたんだなこの人
>>146 いくらなんでも過疎っている方がましってのは言い過ぎ。
それは荒らし一歩手前だと思うよ。
あと、シモニアの人達の言動は拒否してるのが分かると言うが、
直接口に出していないのは君も認めているんだろ?
なら、なんで直接口に出さないのか、よく考えてみた方がよいと思うよ。
あと、今新規が入りづらい空気を作ってるのは間違いなく、オレと君だ。
いい加減、自重しよう。オレも自重する。もうこの件で書き込みません。
次に書き込むときはなにかネタかSSでも書き込むよ。
前スレあたりでシモニアうぜー言ってた奴と同一っぽいな
嫌なら来なくてええんじゃぞ?
俺はシモニアだろうがミギダリだろうがリーヨコだろうがなんでもオッケーなんだぜ?
どんな妄想もバッチコイ
小説3巻でヴィラル嫁の話が来ないかとちょっと期待してる
ID:NER+i/rRがシモニアを追い出したいのはよく分かったw
とりあえず深呼吸しろよ、な。あとここ18歳未満は立ち入り禁止だから
>>149 勝手に同一扱いするなっての。
艦長ネタの変態シモンや何でもかんでもシモニア化されることを
嫌がってるのはどう見ても俺だけじゃないだろ。
それに俺はシモニア自体は嫌いじゃないし、
ここに投下されたシモニアSSの幾つかは好きだ。
>>148 話題がシモニアじゃないから暫らく去るわみたいな事言ったり
深夜にシモニアSS投下があった時、昼間に別の話題振った人がいたら
シモニア話題を変えた事への文句を言いだしたり
そのくせシモニア以外の話はすぐシモニア話→変態艦長に繋げたり
他の話題は全部スルーして
かなり過去のレスに遡ってまで変態艦長ネタに戻したり、
他のネタの隔離議論や自重しろという話に対しては反対しないのに
変態艦長ネタに対してだけ住人達に許容しろと言うし。
正直分かりやすすぎだろ。
過疎のがマシってのは言いすぎだったかもしれないけど
内輪雑談で職人さんの投下がないまま
スレが消費されていくのはどうかと思う。
まあ俺はSSとか作れないからこの先は書き込み自重して
職人さんの投下を待つとするよ。
ギミダリ最高まで読んだ。
ダヤッカとキヨウのSSってあったっけか?
どなたか書いてくれないだろうか。子作りもの。
こうして討論してる間にも話題変えようとしてくれてる奴がいるのに無視してやるなよ
学パロ以外じゃ見てないな
あの二人が結婚に漕ぎつけるまでのうれしはずかしな色々とか
結婚式で酔っ払ってクダ巻いてキヤルに慰められるキタンとかちょっと見てみたいんだぜ
俺はエロけりゃ何でもいいよ
ロジェニアでもリロダリでもダヤヨコでもアディロシでも
俺キヤでも何でもいいよ
誰かエロ螺旋パワーで俺も多元宇宙へ飛ばしてくれ
急に学パロダヤキヨが恋しくなって保管庫で読み返してたら話題がこっち来ててびびった
また書いてもらえないかなと結構、いやかなり期待してたり
あの話はキャラがしっかりしてるし
ダヤキヨへの愛がかなり伝わるから好きだ
前回からの話だと次はキタンとの絡みだな
自分の学校の先生が妹と付き合うとかどうなんだろう…
>>155 ダヤキヨの本パロ書いてんだけども、これがエロくもなければパロくもないので、
新しいエロ擬音「モルサァ」を駆使し、なんとか逃げ切ろうと七転八倒してます
子作りはしないけども、また投稿した時にでも読んでやって下さい
>>159 ムチュバッ(投げキッス)
>>160 あーっ!違うんです、学パロの続きの前に、本パロに挑戦してます
小説の3巻が出て、ダヤキヨの結婚までの過程とかが公式になっちゃう前に
やれる妄想、やっちゃうのだぜって書いてます
キタンは、自分に妹がいないから、どんな気持ちなんだろとか難しいです
「ちょwwwwwおまwwww」って言うのかな、ぐらいしか掴めねぇや
「てめえみてーなオッサンに大事な妹をやれるかパンチ!!」とか来るかと思いきや
「ええっヤベーよダヤッカが俺の義弟とかムチャクチャ不自然じゃねーか!」などと
ピントの外れたところで悩み始めるに200トッキン
>>161 ものすげ楽しみにしてる
そして保管庫にまた入り浸ってくる
>>152 前々スレあたりも似たような流れになってたが
結局過疎った上シモニア以外のネタも投下されなくなって
前スレなんかはほとんどSSなしで終わったんだよな
あれの二の舞にされるのだけは勘弁して欲しい。
前スレは空白荒らしがきたからじゃないの?
どうみても同じ奴がやってるだろうが
過ぎた前スレなんて振り返らなくていい。放っとけ
今が大事だろうが今が。気合入れろ
自重すると言った手前再び書き込みたくなかったけど
>>167 思い込みで濡れ衣きせないでもらいたい。
内話ネタや変態艦長×ニアを
受け入れられない人は皆荒らし扱いかよ…。
本当に投下しづらい雰囲気だな
前スレのこと考えるとやっぱり今はみんな様子見してるのかな
昨日までの流れで神スレになると思ってたのに・・・チッ
まだこの話題引っ張ってたの?
どっちも空気読めよ
>>169 >>167の発言は前スレの粘着スレ批判者と空白荒らしが同一人物という意味だろ
これ以上荒らしに餌を与えてどうする
アディーネ様はああ見えておぼこい
異論は認める
温泉パロ話のときにあった、
チミルフの前だと恥ずかしくて湯船にぶくぶくってのがすごいよかった
ギャップ萌えええええええええええ
>>174 実は処女なんだよな
俺にはわかってたよ
アンソロでチミルフに褒められて嬉しそうな顔してたのが可愛かったなアディーネさま
何だ何だお前ら。
新着いっぱいあってすわ投下ラッシュかとわくわくしていたのに随分とがっかりさせてくれるじゃないか。
ところで小説版で元4話に出てくる女獣人とゲームのオリジナル獣人って同一人物?
違うよ
小説版がリューシュでゲームがティトリー
キャラクター付けも立ち位置も全くの別キャラ
むしろ多元宇宙のヴィラル嫁がリューシュなのかどうかが気になるけど、それこそ小説版で明かされるのだろうか
個人的にヴィラル嫁は嫁でリューシュさんとは別人であってほしい
コミック版でチミルフが出撃前に花を渡した時とか
女らしい一面と、普段の感じにギャップがあってえらく燃えた
アディーネ大好きだ、俺、大好きだ
来てみたらいつの間にか前スレで荒らしてたのと同一って扱いにされてたんで
あんまりなんでID:NozgGUFzの俺も一応また言うけど
そんなことしてません流れに口出したの昨日が初めてだしID:NozgGUFz以後の同意レスも俺じゃないぞ
結構前に投下されてたアディーネがチミルフに襲われるSSは最高ですた
あの後のいちゃつきも読みたいです
そんなん分かってるよ。
せっかく雑談でいい流れになってたのに、いまさら証明しようもない自分の無実を主張するためだけに話を蒸し返すってどうなのよ。
そんなだから荒らし扱いされるんだよ。否、現時点でもう現時点で立派な荒らしになりかけとる。
君が前スレ荒らしと同一人物かどうかなんて、君以外の住人にとってはどうでもいいことです。
それこそスルーすればいいのにできていない
>>182 正直、言ってることは全く分からんでもないんだけど
もうちょっと言い方があるんじゃない?
雰囲気に敏感なスレでわざわざ荒れるような言い方しなくてもさ。
そうだね、アディーネさまは最高だね
アディーネ様のためにコミックス版買うことを決めている
普通にシモニアで独立すりゃ良いじゃん
なに必死になってんの?
こっちが過疎って落ちます
シモニアじゃなくて変態艦長ネタを独立させて欲しい
設定とか本編と切り離されすぎててキャラも別人化してて訳分からん
それよりもチミアディSS投下はまだですか?
変態艦長楽しんでいたんだがな。
そこまでするなら、今まであえてスルーしてきたな不快なカップリング、板違いな嗜好にも文句言わせてもらうよ。いいの?
いいよ
>>191 良し悪しはともかくとしてあくまで一解釈に過ぎない館長ネタをちょっと引っ張りすぎてるとこはあるかも。
いや、俺も好きなんだけど、このスレの公式解釈的な扱いにまでなると違和感覚える人は出てくるかも。
ただ、他のカプ職人の少なさはシモニアのせいでも変態艦長ネタのせいでもないかと。
ならパラレルスレでも立てるか?こっちは本編に沿ったSSスレってことで
シモニアの人シモニアの人って…あの人だけがシモニア書きじゃないのに。
職人を待機するのは分かるが、特有の職人激しくカモンはどうかと
学パロも妄想の産物ならそうなるんじゃないか
男一匹〜の方は公式だからここで良いと思うが。なんかややこしいなw
獣人勢が出る学パロは全部そっち投下になるなw
>>196>>198 本編に沿ってなくてもキャラが分かりやすければいいと思うけどね
学パロネタは公式でも出ている訳だし
変態艦長ネタはシモンとニアの名前が一緒なだけで
お互いの立場も性格も全く違うし
いろいろ予備知識に入れとかなきゃいけない非公式設定があるみたいだし
シモニアの話を見ているような気がしないんだよね
何に出てくる誰の話?って感じで
ニアを変態じみた風ではなく真剣に愛するシモンと
シモンを最後まで信じぬくニアという、
二人の関係で1番大切な部分を否定されているような気分になる
線引きが難しい。
難民あたりに立てたとして、投下してくれる職人さんいるんだろうか。
その場合の保管はどうなるのかとか、問題山積みだわ。
>>201 >ニアを変態じみた風ではなく真剣に愛するシモンと
シモンを最後まで信じぬくニアという、
二人の関係で1番大切な部分を否定されているような気分になる
それは
>>201個人の嗜好の問題だから、パラレルを独立させるか否かの議論には関係ないよ
「本編に沿ってなくてもキャラが分かりやすければいい」と言うけれど、
学パロブームのときも、キャラがあまり壊されていなくても不満を言う人はいた
仮に独立させるとするとしたらパラレル全部つれてかないとまた文句言う人が出る
これから新しいパラレル話が生まれる可能性だって大いにあるわけだし
そもそも、虹な内容を皆でもちよってワイワイやるところで
特定の題材が個人の嗜好に合わないから別スレたてて、そっちでやれ
ってのは粋じゃないぜ。エロ・パロはカオス的であってでこそ、エロ・パロ
あからさまなスカ、グロ的な内容じゃなければ、オレは何でも受け入れるぜ!
・・・・いや、そっちも嫌いではないんだが、一応みなのために。
仮にパラレルスレを立てたとして成る程現状の解決にはなるかもしれないが
最近の投下傾向を見る限りでは肝心のエロパロ本スレが過疎る可能性が高い。
しかしパラレルスレだけ盛り上がっている状態というのも想像しにくいし
結局は共倒れになるのがオチだろうなあ。
嗜好に合わないというより理解できない
他のSSなら※学パロですとか、こういう設定ですと
一言前提を添えてくれれば充分入っていけるけど
変態艦長ネタはその前提がやたら長くて多いし
キャラを1から変えてしまっているから
グレンキャラのパロではなくて
誰かのオリジナルキャラの話にしか思えない
じゃあ206はどうしたいのよ?
具体的な方策もあげずにただ嫌いだ理解できないと騒いでも何も変わらないよ?
そもそもシモニアの一番大切な部分てなんだ?
艦長ニアを楽しんでいるやつにとってはあの関係も
原作のエッセンスを別視点で解釈したものだと思う
たとえば俺は艦長ネタは普通に読むことができるが
おやっさんがニア以外と恋人以上にあるのが許容できず
覗くのをやめたスレもある
その辺の解釈は個人の趣味嗜好で大きく幅があるわけで
そこを絶対見たくなければ趣味の合う個人サイトを覗けばいいじゃないか
総合スレらしいカオスさが失われたら色々つまらんと思う
>>205はそう言うけど、こうちくちく、嫌だ分からない他所でやれって
言われるんじゃ、ヴィラ子、シモ子スレみたい別れて
文句言われずにのびのびやりたいって気持ちが強くなるな
>>206のお気には召さないようだが、自分は変態(とは自分は思わないけど)艦長と
ニアのすれ違いカップルも大好きだからさ
そんな悪し様に言われ続けてるの見ると、なんかやな気持ちになんだよ
>>209 それがいいと思うよ
アバン艦長ネタ以外のシモニアは全部こっちでやれば線引きも簡単だし
なにより遠慮なく盛り上がれる
それでここが過疎ったり、落ちたりするようならそれまでの事だと思う
それが嫌なら、今文句言ってる人たちが職人になって頑張ればいい
>>206 艦長ネタの設定やら経緯やらを詳しく解説したまとめサイトか
まとめロダなりテンプレを作るなりして
艦長ネタを独立させれた変態艦長が公式なスレを立てれば
普通のシモニアが好きな人や新しくスレに来た人も戸惑うことないし
変態艦長が好きな人達もそのネタで心置きなく盛り上がれるし
一石二鳥だと思う
他のパロ的な話題はその場限りのものが多いから入りやすいけど
変態艦長ネタはろくに説明もないまま
このスレ住人なら皆知っていて当然風に頻繁に出されるから
話の分からなさとシモンとニアのキャラの違いっぷりに
違和感や疑問を抱く人が出て当然だと思う
わかった、艦長は一話シモンじゃなくただのオリキャラだと考えれば
「こんなのシモニアじゃない」「艦長を変態キャラにすんな」「ニアがシモンを愛してないのはおかしい」
っつう批判もかわせるだろう
オリキャラ×ニアなら文句ねーだろお前ら
てか、まず「変態艦長」という呼び名が何とかならんものか
アバン艦長と変態艦長は別物なのか
アバン艦長が本格的に変態呼ばわりされるようになったのは魔法少女ネタ以降だと思うから
変態艦長はアバンの一部ではあるがアバン=変態ではないと思う。
まあ嫌いな人にとっては同じことなのだろうけれど、参考までに。
安価ミスじゃね
>>214 なるほど、サンクス
魔法少女ネタはスルーしてたから気づかなかった
じゃあ変態じゃないアバンネタはおkだったりするのか、変態艦長嫌いな人的に
なんかもう半分どうでもよくなってきたんだがw
>>211は、
>>207の問いに対する、
>>206なりの回答じゃないか?
それはそうと、艦長ネタってそんなに毛嫌いするほど、キャラが変わりすぎてるかなぁ?
基本的に1話アバンの、名前は明かされなかった艦長コートの人物を題材にしてるんだろ?
あの、アバンタイトル自体、解釈はかなり幅があると思うが、ストーリーの流れからして
スパネメに陥った、もしくは陥りそうなシモン・・・って共通してると思うが。
じゃあ、あんな状態になった理由は何?ってのは、虹としては格好の材料だし
キャラの性格付けである「すさんだ」や「やさぐれ」ってのも、あの状態のキャラに付随する設定としては
十分納得がいく。さらに、そこから派生する「女子に耐性がない」とか「ゆがんだ性癖」な「変態」属性も
虹ならではな展開だと思うぞ。
オレ、ここで見るグレンのパロって、どれも書き手のキャラに対する愛着が読み取れて
たとえ、異なる嗜好のものであっても、すごく良い雰囲気だと思っていたんだが。
他のみんなはそうじゃなかったのか。
>>219 大半の住人にはそうであっても
どうしても受け入れられない人もいるのはしょうがない
その書き方じゃ否定派の人間がおかしいみたいでちょっとな
どうでもいいって書いたが
全住人があまりストレス無く楽しめる方法はないもんかなあ
個人的にシモニアは好きだけどぶっちゃけ艦長ネタは苦手。
他の艦長ネタが苦手な人はどうか知らないけど、
本編でアニキを失いやさぐれていたシモンを温かく包み導いてくれた存在がニアで、
そんな二アだからこそ好きって人も多いと思うんだ。
だからシモンを毛嫌いしひたすら避ける二アと、
そんな二アをしつこく追い掛け回すヘタレ艦長という2人の関係性が苦手って人も結構いるんじゃないかな。
艦長が変態だから嫌だ!って人も勿論いるだろうけど
艦長を本編のイメージ同様格好良くしたところで、二アに嫌われているという時点で
こんなのグレンラガンのシモニアじゃなーい!ってなる人はなるんじゃないかと…。
テンプレ追加だけでいいんじゃまいか?
艦長ネタの軽い設定と自分の好みじゃない祭が来てもじっと耐えろ的な感じで。
エロパロ板住人としてはこのスレは楽しく和気藹々とネタを出してるように思うよ。
他のスレだとエロパロ→感想→エロパロ→…の殺伐スレとか、
過疎スレで一抹の望みをかけて保守し続けるスレとかあるからね。
ただパロネタだしの雑談だけが何レスにも渡って続くときもあるよね。
それが続くと内輪ネタばっかじゃん、と感じる人が増えるのも仕方ないというか。
まあオレはSS投下してないんで投下できるよう努力してみます。
ニアをシモンの全部を受け入れる
菩薩のような女性としてではなく
自分が納得いかないときには相手が誰でもやだ!という
芯の強い女の子として捉えているひともいる
アバンに関しては彼女が受け入れる時期がくれば
二人の関係に未来があるような示唆を含めて
つねに描かれている点についてはどうなんだ?
お前の解釈はおかしいとか二次創作の時点でみな俺解釈なんだよ
このスレで艦長ネタのテンプレ作っちゃうと、
ますますアバン艦長=二アに嫌われてい変態キャラ?で定着しちゃいそうだな…。
元々一話冒頭のアバン艦長の1つの解釈ネタに過ぎなかったはずなのに、
艦長ネタあるいはシモニア話が全部そのネタに結びついていくからなあ…。
テンプレにあるんだからいいだろ、ってなったら二アに嫌われたヘタレ艦長好き以外は居づらいスレになりそう。
>>223 アバン艦長の長編SSとかが投下されていて
その話の中で最終的にシモンの想いが二アに通じるとかそこまで書かれているなら一つの作品として受け取れるけど、
スレの雰囲気的にはっきりとした完結もしないまま雑談の中で擦れ違う2人萌え〜でずーっと引っ張られそう…。
ていうか現にずっと引っ張られているし。
シモニアも好きだけど、いつかのスレで流れを変えるために振った別カプネタが艦長のスパネメに乗っ取られた時は流石にへこんだ
振ったネタと似通うカップリングで乗るのは良いけど、ネタ乗っ取りはらめぇ。線引き難しいかな?
>>225 此処ではないが、別の場所で似たような目に遭ったことがあるから気持ちは痛いほど分かるんだが、
でもネタの発展と乗っ取りの線引きは確かに難しいな…
205でスレ立てはちょっと危険だろうて言った者だが、段々アバン×ニアで別スレ立てた方がいいように思えてきた。
俺含めアバニア好きな人はのびのびとやりたいと思う気持ちはあるだろうし
それに今後アバニア作品を投下したいと思う職人が現れたとして、
こういう流れになったスレには投下しにくいだろうし。
言い方悪いがヴィラ子隔離にしても、立てた当初は本スレであるこっちが過疎ったが、
落ちる危険と隣り合わせみたいな過疎り方じゃなかったし、話題を振れば食いつく分は人がいる。
前々スレあたりからこんな話し合いが続くくらい重大なカプ・パロなんだろうし、
ギスギスしてないで一度分けてみた方がいいんじゃないか?
で、もし建てるとなるとピンク難民?
ピンク難民だろうな
ところでアバニア限定でたてていいのかな
アバダリの投下も過去にはあったし、扱いが気になる
>>228 俺もそれは思った
アバニア限定にするか、アバニア含むアバン艦長パロ全般にするか。
変態アバン艦長と対比する形で男前アバン艦長の話題も出たが、それは含まれるのか。
アバダリはこっちでいいんじゃないだろうか
今はアバン艦長とニアの関係性や出没頻度が問題になってるんだろうし
(違ってたらすまん)
なにより貴重なサブキャラネタだしな
・鬼畜、ヘタレ、イケメン、変態全てを許容する作者の捏造妄想を含む、アバン艦長が関わるカップリング(アバニアアバダリ以下略)専スレ
アバン艦長が関わるエロパロ
・鬼畜ヘタレ以下略アバン艦長×悲劇の王女ニア専スレ
アバン艦長とニアが関わるエロパロ、アバニア以外は本スレへ
よくわからんが底にあるのは『アバン艦長をどう扱うか』だろうか
ここはグレンのエロパロスレなんだから
それに当てはまるどんな作品もスレは受け入れるべきだし
住民個人個人に全投下作品の熟読を義務付けてる訳じゃないんだから
そこは好きにすりゃいいだけなのに
なんでただそれだけのことが出来ない?
一作品でピンク系スレ乱立とか何やってんだお前らwww
お前らはアレか、やっと年齢別スレの乱立を一つにまとめたシモン関連スレのショタ腐兄や
荒らしの粘着をスルーしてキャラ別スレ分離を自重した801腐女子以下の忍耐力しか持ってないのか
なんというかまあ…ガキの多いスレだな
自分はこれが嫌いあれが嫌いだと自己主張をするだけして、解決策は出さないしスルーはできない
忍耐力なんて0だ
物凄くわがままを言ってる奴らがいるんだよな。
なんていうか、流れに乗れない奴がファビョってる。
テンプレに
「自分の好みじゃない流れになったとしても華麗にスルー。それが大人ってもんよ」(byリーロン)
と加えたらどうよ
職人さんにしたらものすごくて投下しにくい雰囲気なんだろうな
とか思った
今回のを流れに乗れない奴がどうこうで片付けるなら
シモ子やヴィラ子を分ける必要もなかったよなー。
女体化なんて他スレじゃ珍しくも何ともない
アバニア好きもこれで変なのに粘着されずに済むって喜んでるんだからいいじゃん
シモ子は別にここから出たスレじゃないけど、ヴィラ子はなんか一人いきなり
嫌な夢見たから分離してくれとか意味不明な理由でゴネ出した奴がいて、
ちょうどスレ終了間際だったからなし崩しに決まったようなものだったっけ
(まあ向こうの住人は今楽しくやっているようだが)
そういや今回、あれだけヴィラ子スレを引き合いに出してアバン艦長分離の正当性を騒いでた割に
いつもの「ヴィラ子って文字列を見るだけで体調が悪くなるんです><」な人が出てこなかったな
一番の根本的な問題は他のカプを投下する職人さんが少ないことにある気がしてきた。
シモニア以外のネタが欲しい人はいっそ自分が職人になってみるのはどうかな?
なんていうか、情報が少ないんだよなサブキャラの
だから書こうにもキャラが掴めない。
シモニアは十五話以前があるから簡単に連想できるけど
他のキャラやカップルはオリキャラ一歩手前をフラフラしながら書くような感じになる。
……あくまでオレの場合。
ダリー書きたいんだけどなぁ……
というわけでヴィラヨコまだー?
アバン艦長関係が荒れたのって結局、
シモニア話=変態艦長→ニアというのがデフォっぽくなっちゃって
事あるごとにそっちの方に持ってかれちゃって嫌気がさしてたんじゃないの。
アバン艦長解釈は人それぞれあるだろうけど
ここでは解釈がたったひとつのネタに限定されちゃってて
新規の人に壁作ってたというか……
他のネタはスルーしていればその内流れが変わるけど
ニアに片思いなアバン艦長ネタは公式設定のごとくしょっちゅう出てくる上に
他のネタ振りスルーや乗っ取りは当たり前、
艦長=自分を嫌うニアにベタ惚れしストーカーのごとく追い掛け回すシモン 以外の解釈で語る人もいないし
初期の方からいない人にとっては
アバン艦長やニアのキャラ付けがどうしてそうなっているかも分からないし
作品投下もなく内輪雑談でスレを消費されているようにしか見えなかったんじゃ…。
ヴィラ子ネタとかも専用スレ立ててからの方が
スレ住人皆にネタが通じるようになって盛り上がりを見せているし
結果的には分かれて良かったとおもうよ。
まぁ分けたいなら分けて、それで過疎って落ちたらそれまでの話ってことでいいんじゃないかな
煽り癖があるんで1日離れてたが別スレ立っててふいた
女体化はふたなりやヤオイなんかと同じ特別な嗜好だからパラレルとは問題が違うんじゃないか?
もしここで本気のふたなりやホモネタ振ったら、当然やめてくれ!っていうやついるだろう
長文ばっかだなおいw作品が投下されたのかと一瞬勘違いしたじゃねーか
鬱陶しいから言いたいことは3行で書け
女体化と公式カプパラレルを一緒にしてるやつは確かにどうかと思うね
いやならスルーすればいいだけなのに……(^^;
自分の要望が100%満たされないと気が済まないの?
それじゃ社会生活なんかできないと思うんだけど……
そろそろ職人さんが来れるような環境にしないか。
流れがループするばかりで全然いい方向へ行ってない。
とりあえず、ダヤキヨ正座して待ってる。
職人さん頑張ってくれ。
ええい前スレの温泉ネタSSはまだか!まだなのか!
まだ開通してない女キャラいる?
小ネタ除けばレイテさん・シベラさんくらいか?
「調整するのはあたしの仕事だよ!」みたいに仕事と割り切ってサッパリと
下半身のドリル手入れしてくれるレイテさんなんていいよな
シベラは少ないなー
一応テツカンとはスタッフ公認(のはず)なのに
公式カップルで書かれてないのってなんだろう
カミヨコってあったっけ?あとは、ナキマオは隠れた名産…
いや、想像できんよ!俺にゃぁ!
校長先生×ヨマコ先生でねっちょりといやらしいのが読みたいな
なかば無理矢理系で
つうかシベラでエロパロ書こうとする人いるんかよw
このスレ百合って駄目なの?
>>258 そういう特殊なのは専用スレでやってね
気分悪くなるから
とかいう人もいるだろうが、俺は好きだよ
百合の専用スレどこ?
カミヨコの10倍返しが読みたい
百合って前にニアヨコで投下なかったっけ
>>257 シベラはすげー好きなんだがエロ妄想しにくいんだよな
てか、前に一度投下なかったっけ
「なかったっけ」被ったw
結構色んなネタは投下されてるんだよなあ
一発ネタで終わるのが多いから印象薄いだけで
シモニアとカミヨコを微妙に絡めた性的表現軽めのニアヨコを
書いてみたいと思ったんだけどやっぱ同性系は苦手な人の方が多いかな?
シベラはなんか……ヴィラ子スレでの方が待遇がいいな
エロは無いけど
いちいち職人さんがお伺いたてなきゃならん今の状態は何だかな〜
>>265 全力でお待ちしてます!
>>265 え、一緒の部屋でやってるシモニアとカミヨコ?
「俺様が男のドリルの使い方を教えてやるぜ!」的な?
>>265 シモニアもカミヨコもニアヨコも好きだ!
ぜひ書いて下さい!!
その場合当然カミシモもあるんだろう?それはダメだは通用しないよ。
4Pものとは言ってないから違うんじゃ?
>>265 期待して待ってる。
>>270の発言はそういう意味じゃないんじゃないか
でもニアヨコが通るならカミシモも通らなけりゃおかしくね?
801は801板があるからそっちでやれ、百合は行く所がないからここしかない、か?苦手な人にとってはどちらも苦痛だよな。
どちらにしろ最初にそう表記してくれれば、何レス目からカミシモ・ニアヨコとかいてくれれば回避できる。
我慢が一番なんだがw
>>273 通る通らないの前に、カミシモを求めてここに来ている者はいるのか、って話じゃないか?
数字板もシモンスレもあるしさ。
まあ百合も特殊嗜好には変わりないし、あまりに反発があるなら百合板にグレンラガンスレを立てるという手もあるが。
大体の大手ジャンルスレではエロパロ板と百合板の両方にスレがあるがグレンラガンにはない。
でも急いで立てる程切迫してはいないんだし、此処で百合の話題が出るのは自然だよ。
虐待もの以外なら百合だろうとホモだろうと
楽しく読めるクチなんで投下があれば大歓迎だな
ただそんな雑食は少数だろうね
てか、
>>270は軽いジョークって奴じゃないのか?
本気発言なのか?
確か19日に小説3巻発売のはずだから
あと10日以内にダヤキヨが読めるのか
職人さん
別に遅れてもいいから楽しみにしてるよ
百合とか矢追はやっぱ他がいいんじゃないかなあ
投下して叩かれて板の雰囲気悪くなるのは嫌だし
あ〜ぁ
折角の良スレだったのに・・・
シモニアアンチのせいで台無しだよ
死ねばいいのに
なんという検定
まあここも過疎るの決定だしまったりいこうや
>>279 もう一度、がんばって良スレになるよう頑張ろうや。
多分、どんなネタが来ても暴れてた奴らは自分がついて行けなかったら文句言ってくるんだろうけど……
文句言ってた奴ら、ぐちゃぐちゃ言うだけ言って、なんのネタふりもSSも出さない。盛り上げてくれない。
癌でしかない奴らだったな
>>283 勝手に決め付けんなよ。
ネタ振りしても全部変態艦長ネタに結び付けられてただけ。
なんかシモニアアンチって事になってるし。
普通のシモニアは好きだっての。
本編風のシモニアネタも全部変態艦長ネタにして
いつまで内輪ネタ引っ張るつもりだったんだよ
流れ戻そうって時にネタ振りでもSSでもなく
いつまでもその話を引きずるおまいさんも癌って事になるぞ…
どっちもどっちだなあ
本編シモニアもやさぐれシモニアも好きな俺は巡回スレが一個増えただけだとわりきることにした
ところでそろそろシモニアの話してもいいよね
先週のガイナトップのシモニアデートにえらい萌えた
デートの後ホテルに行きたくて、でもはっきり誘うこともできずに結局ホテルの前の喫茶店に入ってしまうシモンさんを妄想した
おれが気になるのはガイナトップを飾った爽やかな二人が、
あの時点で既に経験済みだったか否かです
なんとなくあの時点はまだ未経験で
シモンはそういった事に興味があっても
ニアを大切にしたいあまり手を出せずに日々悶々としている気がするw
先月のは本当SSの挿し絵みたいなトップだったな。
欲求不満になりつつもニアのミニスカからチラ見えするふとももを盗み見て
「あせらなくてもいっか」と赤面するシモンさんを幻視s
大人(じゃないけど少し成長した)ニアにミニスカの組み合わせはエロい、エロ過ぎるぞ
みんな、その螺旋力でSSを!!!!!!!
小説2月19日なの?3月19日と思ってた
プロテインとか買いにいってる場合じゃ…ないじゃないか
ガイナトップと言えば、源チヤで二ケツしてるイラストあったけど、あれいいね
なんかパラレルな日常っぽくてニンマリしちゃうよ
そういや、どっかのアニメ雑誌には
カミナとヨーコ。シモンとニア。
この二組が白いシャツとかワンピースとか着た姿で草原を走ってたイラストが有ったな。
……最終回放映直前だった気がする。
>>293 これだけ見るとシモンの方が消えそうだな
>>293 泣きそうになった
ヴィラル一家といい、草原演出は卑怯すぎる…
カミニアの組み合わせがビジュアル的に密かに萌えなんだ…
絡みがいまいち想像つかないんだけどorz
そういうときはDVD特典の「男一匹」
私的に押し切れないカミナが新鮮だった
誰に対しても強引グマイウェイなアニキが理事長にだけは頭が上がらないとか
萌えるな
よし、誰もいない、この好きに俺の中で勝手に設定付けられてる夫々の性癖ぶちまけるぜー!
アディーネはきっと「もっと激しく!」と言いながらも、
少し困ったように優しく扱うチミルフに、キュンキュンしているんだと思ってる!
そして、レイテさんは男に抱かれると言う字の如く、静かに愛されるのを好みそうと思ってる!
一方の男陣は、ハメたい盛りのシモンやキタンと違って、ダヤッカは手コキが好きだと思ってる!
シトマンドラはなんか特殊そうなプレイセンスを持っている、はず!
よし、よーし、スッキリした!
じゃぁ、オレの設定もぶちまける!
キヤルは少し乱暴にされるのが好きと思ってる!
キノンは服を着たままするのが好きだと思ってる!
ニアはフェラが好きだと思ってる!!
俺を誰だと思ってる!!
>>300 貴様、つわものだな…名はなんと言う?聞かせてくれ
この流れにワロタ
最終回後でヴィラル←アンネ妄想はごくごく普通だよな?
しかし相手がヴィラルだとオチが悲恋だな
昔読んだSF少女漫画で、年を取らないアンドロイドに恋をした女の子の話とかあったのを思い出した
アンネは父親がそういうのに厳しそうだね、母親に説得されそうだけど
しかし、寿命の差は切ないぞぉ
老いについても死についても…そんなことを双界義ってゲームで見た記憶がある。
シモヨコって今まであったっけ?
同人ではよく見るけど、こっちでは見かけた覚えがないな
>>309 俺は見てないな
大人シモン×ヨーコが好きだったりする。ルックス的に。
しかし本編だとまず有り得そうにないからどうしたものか考え所ではある。
シモヨコニアって同い年だっけ?
>>311 ニアは分からないけどシモンとヨーコは同い年だな
ルックスで好きってみんな結構あるんだな。
ルックス的にシモキヤやヴィラダリが好きなんだけど接点あんまないなw
公式のシモニアやダヤキヨ、チミアディ、
それとなく公式?なカミヨコ、キタヨコ、ロシキノ、ヴィラ嫁とかも好きなんだけどね。
>>311 個人的にだけどニアはなんとなくシモンより一つ年上で15歳と思ってた
>>314 俺もなんとなく年上だと思ってた
背丈や性格でかな?
おれは3部バレ見た時にニアとロシウにちょっと期待したなー
公式のキャラクター紹介で三人の立ち絵を見たら三角関係っぽく見えたしw
そういえばアニメスタイルの19話解説で、キャラデザの人の想定では
ニア←ロシウ←ダリー
っぽい感じだったって書いてあって面白かったな
ロシダリを期待してた自分としては、錦織氏ありがとうな気持ちだ
あと、ここのSSの影響でロシウは縛りプレイというイメージがついてしまったw
ロシウは縛られるの大好きだって総司令も言ってたしな
320 :
305:2008/02/11(月) 00:30:22 ID:WM+NqQka
アンネ→ヴィラル書いてみたけど……パロや投稿は生まれて初めてなんだ。
エロどころか恋愛要素すらあやしいけど、それでよかったら↓
政府による保護地域の一つに、『英雄達の墓所』がある。
大英雄カミナと大グレン団中心メンバー、そして少し離れてニア姫の墓が並ぶ一帯であり、
実質骨が眠るのはカミナだけとはいえ、厳重に管理されている。
一般に開放されるのは一年のうち僅か数日だけで、それ以外の時は大グレン団関係者と
管理人・ココ爺しか足を踏み入れることが出来ない。
現在は閉鎖中なので、だだっ広い荒野に立つのは、ヴィラルとその部下であるアンネだけ。
螺旋会議へと旅立つ前日になって、唐突にヴィラルが墓参りをしたいと言い出したのだ。
大事な日の前日ということで、部下を一人以上連れて行くという条件で許可は下りた。
だが、ヴィラルの部下の中で『英雄達の墓所』へと踏み入ることが出来るのは、アンネただ一人。
だから、彼女は有無を言わさず『英雄達の墓所』に行くことになってしまった。
アンネは『英雄達の墓所』は苦手だった。
周囲に漂う哀感が、幼い頃からどうしても耐えられなかったのだ。
自分が百万人目の人間だったと知った後は、訪れてすらいなかった。
321 :
305:2008/02/11(月) 00:31:07 ID:WM+NqQka
数年ぶりに訪れた墓所は、幼い頃の記憶からほとんど変化していなかった。
ヴィラルとアンネは、少し花畑の面積を増やしたニア姫の墓に軽く手を合わせ、
それから目的のカミナたちの墓へ近づく。
墓碑は、思っていたよりも何倍も綺麗だった。
苔生しているのを想像していたのだが、墓碑の表面はしっかりと磨きこまれている。
ココ爺が、ちゃんと彼らの墓も手入れしている証拠だった。
ヴィラルは鞄から酒瓶を取り出すと、それぞれの墓碑に酒をかけはじめる。
「貴様らなら、花よりのこちらの方がいいだろう」
ヴィラルの持ってきた酒瓶は、ほんの十分もしないうちにすべて空っぽになった。
それだけで満足したらしく、ヴィラルは伯父の墓に手を合わせていたアンネに声をかけた。
「帰るぞ、アンネ」
「もう帰るんですか?」
「ああ。墓に思い出話をして、喜ぶような連中じゃないのは知ってるさ。これくらいが一番いい」
すたすたと歩いていくヴィラルに、アンネは若干の躊躇して、それから声をかけた。
「……艦長、お弁当を持ってきたんですが、食べますか?」
たったそれだけの台詞なのに、妙に声が上ずった。
僅かの静寂の後、ヴィラルは立ち止まり、振り返った。
「ありがたく頂くとしよう」
322 :
305:2008/02/11(月) 00:31:45 ID:WM+NqQka
墓の前で、二人は並んで弁当を食べ始めた。弁当といっても、簡単に冷凍の主食類を詰め合わせたありあわせの物だ。格段に美味しいわけでもないが、まずいわけでもない。
双方無言のまま食べ終わって、丁度落ちてきた夕陽を二人して眺める形になった。
帰るという空気でもなくなり、アンネはぽつりと呟いた。
「艦長。艦長は知ってます? 私が百万人目の人間だったって」
「――ロシウから聞いたことがある。なんだってこんな真実を知らなくてはいけないんだと、嘆いていた」
「ええ。だから、私はこの場所には来てはいけない気がしてたんです」
だから、とアンネはヴィラルに向き直った。
「ありがとうございます。艦長のおかげでまた伯父さんの墓参りが出来ました」
座ったまま頭を下げるアンネに、ヴィラルは照れくさそうに答える。
「……百万人目の人間が、人口を百万以下に押さえるために造られた俺の部下か。
本来ならば、ありえない組み合わせだな」
「ええ。だけど私は艦長をこうして慕って、艦長は私を見出してくれた。
本当に、世の中何があるか分かりませんね」
ヴィラルは、いつにない優しい笑みのまま言い切った。
「今なら、シモンがギミーやダリーに抱いていた思いが分かるよ」
323 :
305:2008/02/11(月) 00:35:17 ID:WM+NqQka
「で、どうなったんだよ。艦長と二人っきりの千載一遇のチャンスは」
数時間後、予定時刻より遅れて戻ってきたアンネに、友人がニヤニヤ笑いで訊ねた。
アンネはしばらく悩んでから、嬉しそうに答える。
「赤の他人の子から、親戚の子くらいにはクラスチェンジできたかしら」
それってダメだったってことじゃないか。
と、相棒があきれたように呟いたが、アンネにとっては大きな進歩だった。
――――
最初はアンネがヴィラルの部下になったいきさつとかも考えたけど、これが現在の精一杯。
スレ数多いのは気にしないでください。
自分で書いておいてなんだが、腐の夢小説みたいだ。
卑下しなさんなよ
雰囲気が凄くでていて好きだ
GJ
>>323 乙!
育った後のアンネはまあオリキャラみたいなもんだから
条件としては多元宇宙嫁とかよりも難しいかもね
某スレでモブの20年後超銀河クルーが半オリキャラ的に出てくるのと似たような感じか
>>323 これはGJ
アンネには特に興味が無かったんだが、いいなこれ
これから徐々に関係性が変わっていくのかと思うと楽しみだ
gjgj!
関係ないが、娘に好きな人がいると分かったらダヤッカはどんな顔をするか楽しみだ
キヨウは普通に喜びそう
ナイスGJ!
100万人目の子である設定とか、惜しげもなく出てて感動した!
また、続き書けたら書いておくれよ
それはそうと、アンネはやっぱりボインなんだろうな
>>327 「パパのパンツと一緒に洗わないで」と言われて以来、めっきり形無しのダヤッカが浮かんだwww
>>323 あなたが神か
久しぶりのSSに心躍らずにはいられなかったww
本当GJ!アンネ→ヴィラルに目覚めそうだwww
墓石についお酒をかけたくなるけれど
実際にやると石が割れるから良い子のみんなはやっちゃダメよー
331 :
305:2008/02/11(月) 10:45:15 ID:WM+NqQka
意外に好評で書いておきながらビックリだ。
時間が出来たらアンネがヴィラルの部下になったいきさつも書いてみたい。
でもエロからはほど遠い内容になりそう。
>>328 もちろんボイン。でも純情。
>>331 間違なくダヤッカとキヨウの子供ですね
二人の特徴を半分ずつもらった感じで
アンネがヴィラルに惚れた経緯とかも読んでみたい。
あとダヤッカのリアクションw
ダヤッカ「今日から俺のことを義父さんと呼べよ、ヴィラ公」
ヴィラル「…………」
ダヤッカはそんなこと言わない(ry
どっちかといえばキヤル辺りが
「俺のこと、お姉さんって呼んでもいいんだぜ」
「……義叔母さんではなくてか」
(ガスッ)
「俺のこと、キヤル姉ちゃんって呼んでもいいんだぜ!」
(仕切り直した――!?)
みたいな
ダヤッカ「今日から俺のことは義父さんと呼んでもいいんだぞ、ヴィラル」
キタンと同じ心境味わってんだなw
ダヤッカ「まさか、俺がお前の義父になるなんてな…アンネをよろしく頼むぞ」
キヨウ 「あら、そんなこと言って、あのね?この人ったら昨日の夜なんて――」
ダヤッカ「その話はもう済んだだろ…それに、今は心から祝福してるんだ」
ヴィラル「なんの話をしているんだ?」
キヨウ 「あぁ、なんでもないの…ね?ア・ナ・タ」
ダヤッカ「ねー?オ・マ・エ(テカテカ)」
アンネ 「うちのパパ、ね…なんかすごいでしょ?」
ヴィラル「…あぁ、なにかこう…見違えたな、随分はっちゃけた」
アンネ 「はっちゃけた?」
ヴィラル「あぁ、はっちゃけた」
アンネに妹か弟ができそうなふいんき(←なぜか変換できないお約束)だな
ねーわ
アンネは見た目キヨウで性格ダヤッカ?
うはっw
目に見えて過疎ってる
人はいるが雑談する気力がないって感じ
語り尽くせばまた日が昇るんだろ
>>342 そうか?
そう思うならネタでもふってくれ
これで過疎扱いされるのか
たまに盛り上がる以外はいつもこんな感じだったのに
ID出ない難民ならともかく、一人で何回も書き込みするのが恥ずかしい+申し訳なくて
自重してる俺みたいな人間が他にもきっといるはず
ところで
>>335のキヤルが何度読んでも可愛い
エロネタを想像するのが難しくて手が出せないんだが
女キャラの中ではダリーの次にキヤルが好きだ
貧乳スレンダーボディー最高
まあ平日だしこんなもんだろう
今までが祭りだっただけだな
平日の昼間に大盛り上がりのスレってのもどうかと思うしなw
シモニャ
カミョコ
ダキョ
ロキノ
ギダリ
チミャデ
ヴィリョメ
353 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 20:09:13 ID:NPYLFLsY
>>347 初代スレで投下されたキヤル×定時王がすごくツボに入って
以降その組み合わせをネットの海に探し回ってる俺もいる
あの職人さん、まだスレにいるのかなあ
>>314 シモンはともかくさすがにヨーコより年上ってのはないとおもうんだよな
一応公式では13〜15としか発表してないけど
ヨーコ16歳
ニア15歳
シモン14歳
だと思ってた
>>356 ヨーコはシモンと同い年より2歳くらい離れてた方がしっくり来たな
キャラ的にも年上のお姉さんって感じだったから
ヨーコは自分がシモンと同じ年って知ってるんだろうか、
シモンの方は子供扱いにショック受けたことは
ありそうな気がするんだが
憧れてた頃とか
>>355 「ヨーコより年上なのに、あんなに華奢でつるぺた」という
ギャップに萌えるのさ
まあ公式では何とも言われてないし、俺もニアが年上だったらいいなぁと思いつつ
その実「でも同い年なんだろうなぁ」と思っているんだけどね
というか公式サイトには「シモンとヨーコは同年代」としか書かれてないんだよな?
だとしたら本当に2歳位歳が離れているとも考えられ以下略
ヨーコ14、ニア15だった場合
ヨーコ→14歳のくせにあの発育!けしからん!
ニア→ヨーコより年上なのに華奢でつるぺったん!!
…なるほど。
どちらにしろおいしいということかw
>>360 製作発表では両者ともに14歳と発表され、どこまで当てにしていいか分からんが小説では同い年と記述されたから。
>>354 とは上手い酒が飲めそうだ。
逆レイプなシチュもおいしいが、普通に彼氏彼女な雰囲気の2人も見てみたい
考えたことなかった組み合わせだが、保管庫のを読んでめさ萌えた
恋人同士の雰囲気になっても結局キヤルがリードするような気がするw
しかしそうなると
キタンの義理の弟ラインナップがとんでもない事に
あっ、すげえIDがエロだ
ヴィラルは中だしセックスし放題だな
>>367 一瞬アッー!な話題かと思った俺自重
そうか、女獣人が孕めないように男獣人も種無しなんだよな
腹パンパンになるまで中出しし放題とは羨ましい
子孫が残せない事に落ち込むヴィラルを
本当は自分も寂しいくせに、ちょっと乱暴に元気づけるキヤルを想像した
キヤル可愛いよキヤル
思えばヴィラル関連のカプって大抵ヴィラルが受けだよな。まぁそこがいいんだが。
ヴィラルが攻めになれる相手は嫁さんぐらいか
わかんねーぜ
あの嫁さんだって真夜中は別の顔と言う可能性も
ここレズカプもホモカプも有りなんだろ?エロであれば
アッー!でも別にいいんじゃね?
女体化やらパラレルやら隔離されてるし
アッー!はもっと受け付けない人出てくるぞw
ホモは数字板がある
百合は注意書きすりゃここでおkだと思うけど
数字な流れを豚切って
17話のニアがキヨウ宅を訪れるシーンで
テッペリン陥落記念写真の横にあるダヤキヨ写真がすごく気になる。
アウトドアっぽいが新婚旅行だろうか。オーストラリア的な匂いがする
あれは絆を感じる一枚だ。
プロポーズしたかどうかはわからないが、確実に付き合ってるとわかる。
>>365の書き込みで何故かキタンの部屋の遺品を片付けるキヤルとヴィラルという電波を受信した。
案の定いかがわしいものがいっぱい出てきて気まずい空気な二人w
まぁヴィラルの性的なことに対する認識によっていろいろ変わるけど
>>376 逆に考えるんだ。
性的知識がない為に、あれは何だこれは何だとキヤルに訊きまくる
天然羞恥プレイなヴィラルを考えるんだ。
>>377 ヴィ「ぬれぬれおんなきょうしのほうかご・・・・?おいこれなんd」
キヤ「読まんでいい読まんでいい!!てか読むな!!/////」
こうですか!?わかりまs
ヴ「なんだかヨーコに顔立ちの似た女の写真が多いな」
キ「解りやすすぎだぜ、にーちゃん……」
ヴ「そうか、あいつはヨーコの事を……ならばこのあたりの写真はヨーコに」
キ「渡しちゃダメぇえええええええええ!!」
エロスというよりはほのぼの系なネタが浮かぶな
そんなこんなでうっかりキヤルを押し倒してしまうヴィラル
意識し出す二人
とかかね
そういやバレンタインだったんだな
本編はバレンタインなんてないんだろうけど、学パロのシモンは
しっかりニアを頂いたに違いない
そしてカミナにチョコを渡したいのに素直になれないヨーコを妄想した
バレンタインな学パロネタ見てみたいな
カミヨコシモニアヴィラ嫁なんでも来い!
>>382 一瞬ニアヴィラに見えて萌えてしまった。
どうでもいいがヴィラニアってレバニラみたいだよな
更にどうでもいいが
この間テツカン×シベラでなんかできないかと思って考えていたが
「順序が逆だったらシベ鉄だなあ……」と思ったところでそればっかりが気になって
内容が出てこなかったダメな俺がいる
そろそろガバルのカップリングを考えても良い頃じゃないか?
残ってる女キャラ…
キヤルとシュリとアンネくらいか?
あ…
未亡人だがレイテさんも
個人的にレイテさんは一生おとうちゃん一筋でいてほしい
>>386 いつもジャンクフードばっか食ってるテツカンを見かねて自分の手作り弁当をわけてあげるシベラ
想像以上の美味しさに涙だくだく流して感動するテツカン
シベラ「もしご迷惑でなければ、明日からテツカンさんのぶんも作ってきましょうか?」
テツカン「ええ!?そりゃ凄く嬉しいけど…でも悪いよ」
シベラ「か、かまいません。自分のぶんを作るついでですから…///」
こうですか?わかりません
>>389 なんかもうそのプロットだけでごはん三杯はいけるんですけど。
ガバル、ガバルかぁ
なんか普通に既婚っぽいキモするんよね
DVD最終巻の裏イラスト、しばらく前にネタにあがった楽屋裏みたいだなあw
うpうp!
本スレで、百合カップルだってレスを読んでからシモニアが百合にしか見えなくなった
最初から百合気分だろ…女体化ネタ勘弁しれ
これは女体化ネタなのか?
ふいんき(なぜかry)が百合っぽいって話じゃないのか
シモニアはぽやぽやしてる感じ、雰囲気がお花畑
グレンの女陣で一般的な舌で味わって料理が一番美味いってのは誰だろう?
ニアは、ほらアレだし、ヨーコはなんか作ってるイージがわかない
三姉妹はそこそこやれそうで、レイテさんは煮物上手そうな気がする
男陣はロシウぐらいがギリギリ料理を知ってそう
レイテさんはいわゆるおかんの料理(なんとなく茶色っぽい)で
キヨウは洋食系のサラダとかシチューとかそういう感じ
男でちゃんとしたメシ作れそうなのってココ爺以外はヴィラルくらいのような気がする
但し下ごしらえして焼いただけとか煮込んだだけとか言う系のキャンプ料理
もうすぐ小説3巻が出るな
ダヤキヨそろそろ来るかな
ダヤキヨもそうだがマツレイとロシキノの伏線も楽しみだ
シベラとギンブレーがどうやって入ってきたのかも気になる
マツレイって、7年後の話で既に子供が5歳ぐらいはいってるのかな?
結構直ぐにくっついてんだよね
>>405 才能の無駄遣いwwwww
あれだよ、お互いに読まなきゃいいんだよ。発売しようが、買わない見ない・情報源絶っちまえば全てが丸く収まる
フイタwww
ダヤキヨの人なにやってんのwww
www
余計楽しみになった
なんで過疎ってるんだww
たまにキヨウが昔の服着てプレイとかいいんじゃないか
16の時より多分成長してるから少しきつくなってるとイイナ
ダヤキヨだとキヨウが押しそうな感じだが
仕事から帰ってきたダヤッカが
残業続きで最近溜っててキヨウを玄関で押し倒すとか
んでキヨウが「最近ご無沙汰だったもんね」とか言えばいい
まあ定番だがダヤッカイザーの中とか
まあヨーコの乗ったダヤッカイザーは相当イカ臭かったろう
あと定番なのはアンネに見られるとか
まあ誰もいないからオレの妄想を投下した
あとキッド→ダヤキヨとか
友達思いのダヤッカだからなかなかキヨウに手が出せないとかな
>>412 よし、そのままSSに起こせ
イカ臭いダヤッカイザーの中でオナるヨーコってのもいいな
ヨーコ関連のSSって意外と少ないね
同人は山のようにあるのに
絵で映えるからな、性格も超可愛いけど
可愛いというか格好良いじゃね
某少佐ほどではないが性格が男前
男前だからといって、レイテさんほどでもなく。
ニアやキノンほどベタ惚れしてくれそうでもない。
露出以外は控えめなタイプだよな、ヨーコ
わりとアニキには積極的ではなかったか
操縦席で密着したり
ヨーコはヒロインというよりヒーローって感じだからなぁ
なんという違和感のなさ…
>>422見て思ったが、グレンラガンてホント正統派美青年・美少年がいないなww
アイラック
>>425 瞳に輝きが足りぬ
もっとキラキラさせねば
男黒ニアこえーw
ヴィラルは正統派だよな。多元夢見る限りは…
そういえば小説版3巻でブータさんがレイテの谷間まで制覇していた件について
他の女人の谷間は制覇なさったのかを
ブータさんとタブーさんに聞きたい
キヤルを制覇したんなら認めてやんよ
ブータの有り余る螺旋力は水着の回の時点ですでにアディーネ様の谷間へ突入を果たしていたのだ!
ニアの谷間の制覇が最難関だな
シモンさんが立ちふさがっとる
空気を読んでブータはニアを最初から狙わないかもしれんが
シモンが見ていない隙に胸の開いたところから谷間に潜り込むとか
>>429 それがマジ情報なら俺はブータを……
アイラックでモブの女の子とエロ書こうとしたけど無理だった
落ちも起伏もわからんちん
小説では出番増えてるなら女がいる描写もあるかな、期待しとこう
シモンとブータ……あんなに仲が良かったのに……水面下ではそんな戦いを
>>435 出番とセリフはちょっと増えてるが、あんまり色男らしい事はしていない
むしろ7年後でもキッドとつるんでる悪ガキ的な描写だった
ちなみに新政府では交通局長らしい
そしてレイテさんの谷間に潜ったブータはちゃんとマッケンに怒られてる
>>438 っていうか、初めてキッドとアイラックの本領が発揮されてた気がする。
あと、シモン普通に螺旋王と同じように生身でガンメン破壊出来そうなんですが?
>>434 案外ニアの胸があそこまででかくなったのはブータのお陰かも試練
ブータが揉んだり舐めたりしたと申すか
マジでブタモグラステーキにされてしまうぞ
意外とシモンとブータは唯一の本気で渡り合える間柄かもしれない
信頼度とか螺旋力的な観点から見て
>>431 キヤルはつるぺたなイメージがあるw
制覇しようとしてツルッ、すべっ「あっー!」
イメージどころか兄ちゃん公認でつるつるのぺったんこですが何か
キヤルはダリーよりはあるぜ?
主婦キヨウ≧宇宙ヨーコ>ヨマコ>キヨウ>アディーネ>14ヨーコ≧レイテ>成長ニア>7年後キノン>シベラ>7年後キヤル≧キノン>キヤル≧ダリー>子ニア
が俺の計算
ニアの追い上げが凄いな
というかシモンのハンドパワーが凄いのか
舞himeの乳くらべみたいな設定資料があったらいいのになw
宇宙ヨーコとヨマコは別物なのかw
短時間で成長するとはヨーコさすがだw
ブラで支えてないから垂れて見えるだけで流石に大きさは変わってないんじゃね
ヨーコ抱き枕を確認した
宇宙ヨーコ≧ヨマコ
か?
絵柄で若干変化するようだ
10話じゃレイテ>14ヨーコだったりするし
12話だとキヤル≧キノンだったりもする
げに神秘なるは女性の乳だな
水着用のパットとか下着とか服の色調による錯覚とか色々あるんだよ
だが潔いまでの14ヨーコの生乳
ってことは
12話の水着は本物ってことか
レイテさんが着てなくて残念だったなあ
キヤルが水着用のパットを使って見栄を張ってるとか萌えすぎるわ
ヨーコかっけぇwww
ヨーコがやたら男前、ニアがナチュラルな美少年…。
グレンラガン女陣の可愛さやキャラの揃いふりに対し
男陣は美形キャラがほとんどいないんだなーと改めて思ったらワロタw
その代わり男陣の熱さなら他アニメに負けてねえ!…はず…
大人シモン、大人ロシウ、ヴィラルは若干女性受けを狙ってないか?
どう考えても狙ってます。無論、ギャグ的な感じで。
「覚悟しろよ、半端じゃないぞコイツは」
「それは俺が一番良く分かっているよ」
のシーンは特にガチだった
女キャラを男にのコラといいとてもそっち方面な流れですね
関係ないセリフにあからさまに性的な意味で誤解できるニュアンスを混ぜるのって
ガイナの昔からの持ちネタじゃないか
15話でも「お前のドリルは種なし」あたりで吹いたw
14話の先っちょとか
7話の各種「おっきい…」とかな
ところでこのスレって、個別スレのあるヴィラル女体化とシモン女体化以外の
性転換ものの話題(男体化や他キャラ女体化)はありなのか?
俺は別に平気だけどこの流れでふとオモタ
>>464 種「切れ」だよ
>>466 コラみたいな一発ネタならともかく
エロパロの息に突入するようなTSネタって他のキャラであるのかなあ
あんまり想像つかないや
職人さん来ねぇ…
>>467 他のキャラでTSと聞いてあれこれ考えていたらふと
ロシウがもし女子だったら色々とフルスペックなことに気付いた。
いや単に俺がボクっ子炉利とJKが好きなだけなんだが。
ロシウ女説はリアルタイム放映中とかけっこう根強かった割に、
ヴィラル女体化ほど具体化する人はいなかったのが意外だなー。
まあ7年後とかその20年後とかの姿を見せられて
そんな気も失せたんだろうなという気はするけど。
20年後は別として、7年後は17歳。個人的には需要はある。
しかしヴィラルとかみたいに個別スレを立てても需要も供給もなさそうなのが辛いところだ。
>>470 当時ロシウ女説で盛り上がってた一人だが確かにそれはある>20年後
試しにコラってみたら意外とピンと来なかったりとか。
描いてみてもいいんだが、女体化ネタは苦手な人が多いのはわかってるから、ちょっとな。
こうして話題に出してる事すら不快に思ってる人もいそうだ。
それよりロシウ×ニアとかシモン×ヨーコとか
ありそうで無さそうなちょっと変わったの読んでみたい
アニスタかなんかで「ロシウがニアに片思い描写予定があった」みたいなコメがあったのを思い出した。
ダリーがロシウを好きで
シモン⇔ニア←ロシウ←ダリー
という構図がキャラデザの人の頭の中にあったというコメだな
キャラクターを描いてると自然とそういうのあるな
こいつはこいつに惹かれそうだな、とかオーラとか雰囲気で感じるの
皆で作ってる作品だとあまり反映されないけど
>>473 それを形にしてくれても面白そうだw
しかしシモンは主人公なのに本当に二アにしかモテてないなw
シモンやカミナは人を引き付け、ロシウは現実を見る堅実さ、
キタンは周りを押し上げ、ダヤッカは包容力
なんか男キャラのもってる性格や魅力もそれぞれだったからね、
惹かれる相手もそれぞれいたんじゃないかな
アーッ!やっちまったー!!
ロボアニメの主人公なんて通常そんなもんだ>ヒロインだけにモテる
ハーレムシモンは見たくねえ
>>487 投下まってるよー
なんという未来レス
しかもわりと近いので487に期待
ところでシモンはニア以外にもモテてたじゃないか
兄貴とかリーロンとかブータとかラガンさんとか…
まあアガペーって意味でな
俺の経験則からすると、ある程度主人公がモテないとSSが活発化しないんだけどな。
男性作家はタダで書くんだから、書くだけで気持ちよくないと意欲が湧かない。
→主人公に自己投影してモテる話を書くのは気持ち良い。
→グレンラガンは男性SS作家の意欲を刺激しない。
ここのSS作家さんも女性が多いようだしな……
>>482 逆にカミナを中心に据えたら書きやすいんじゃないか?
けどヨーコのSSですらカミヨコがそんなに多くないから微妙なとこだけど・・・
>>483 「主人公はシモン」って認識が出来てしまってると無理だろう。
シモンに自己投影とまで行かなくても感情移入した男の人にはカミヨコって面白くないだろうし。
でも最終回後のシモンなら女にモテモテだと思う。
強い、優しい、影を背負ってるって感じで。
ちょっと過去の話をするだけで女の同情を貰えるぜ……最低SSになるけどな。
……駄目だ。やっぱりモテるシモンは想像できない。
シモンに感情移入して原典の彼に忠実に書こうとすればするほど「ニア以外の女と」ってのは難易度が高くなるような気がする
>>482 なるほど…
つか小説見てマツレイ?に異常に萌えたんだが
あの身長差が問題だな…書きづらい…
推定2,30cmはありそうだ笑
他のカプだとだいたいはキスしながら合体するけど
胸あたりだなこれだと
「おか…レイテ、いいか?」「ああ、チビたちは寝たみたいだね。」
「んっ…はぁ」
「おかあちゃん…?」
バッ…
「っなな…なんだい?トイレかい?」
「オレが行く…」
そう言ってマッケンが笑いかけたのでレイテは今回はあきらめることにした。
「最初につくりすぎちまったみたいだね…」
最初から夫婦だと恋人同士のときとかエロの想像がし辛いなあ
萌えを語りながら期待に応えた
>>487の漢気に敬礼
自分がいつの間にか487になってた…
なんかスマン
>>482 なんか、読めば読むほど納得した。
ナデシコのアキトや型月とか、色んな女にモテてたり複数の女の間をフラフラした奴のSSって確かに多いよな。
>>484 かと言って同人でシモヨコが人気ってわけでもないな
ヨーコはあくまで単体人気ってとこか?
ヨーコは獣人に嫌々犯されるとかが萌えるな
カミヨコも結構好きなはずなんだが、なぜか立たない
カミヨコはシモンにトラウマ植え付ける目的になっちゃってるのが痛いかも・・・
エロマンガとかエロ同人って自己投影しやすい普通な、個性が薄いタイプや
オリキャラっつうかモブ的なのが相手役なことが多いよね
ヨーコだったら獣人や名も無き大グレン団のメンバーや一部シモンとか・・・
そういうのはあくまで女の子が主役だから、
カミナみたいな個性が強すぎて肝心の女の子が霞んじゃうようなタイプはダメなんだろうな
まあそれも男性向けエロ同人に限る話なんだけど、
それでもキャラ同士の絡み萌えを多分に含む傾向があるエロパロスレでさえカミヨコ少ないね
>>493のいう要因もあるんだろう
単にアニキとヨーコの絡みが8話までしかないってのもあるんじゃないか
カミナが生きてるifとかパラレルとかも見てみたいけどな
10倍返し発言のせいで、余計に「キスまでの関係」であることが
強調されちゃってるのがネックかな
>>482 ニアに自己投影してる女性作家には書きやすいって事か?
ここのシモニアとか少女漫画的ヒロインとの同一視は感じるし。
どうでもいいだろ。
ますます投下しずらい雰囲気作ってどうするんだよ。
書き手の性別とかどうでもいいよ
悪かった。
俺自身は別に悪い事でも何でもないと思うが、
自己投影って妙にネガティブイメージな単語だったな。
あまり気にすんな
またーり投下を待とうぜ
487だが
レイテさんとマッケンはどっちも機械いじりが好きそうだから
みんなが寝た頃(大グレン団の人達はみんな子供っぽいから寝るのが早そう)
に二人で修理しててまあコーヒーとか入れつつ
やりそうな気がする
レイテさんの小説がなんでないんだ…
あ…もちろんリーロンは空気読んでるから外に出てる笑
子供っぽいから寝るの早そうって、なんだかそれ可愛いよw
マツレイは想像だけするけど文才がないorz
キタン×ヨーコってのも、ありそうであんまり無いな
キタンがどーにも可愛らしいからな
男一匹じゃヒロインだし
現代パラレルでキタヨコが見てみたい、と言ってみる
むしろキタン(生徒)×ヨマコ(教師)とかさ
キタンものなら姉妹相手も読んでみたい
というか奴ら本当に血繋がってるのか
小説では『実の妹、姉妹』連呼してたけど
誰一人似てねぇw
>>508 テッペリン陥落時のキタンへのキヤルののしかかり具合とか
キノンの平手打ちとかはどうにも兄弟姉妹っぽくね?
つまり血縁、髪や目の色如きは超越したソウルのシスターなんだよ!!
腹違いとかw
原作IFで、無事生存して戦後ヨーコを嫁にし
子供をいっぱい作って幸せそうにウハウハしてるキタンとかを想像してみた
>>511 専業主夫なキタンが頭に浮かんだ、何故か。
稼ぎ頭はヨーコ
>>511でほわほわキュンとして
>>512で思わずキタンに漢泣き
でもそんなキタヨコがみたい
むしろそーゆー方向のキタヨコでいって頂きたい
夜の主導権もヨーコで是非
>>512 ∀のラストみたいに赤ん坊おんぶして両手のバケツに洗濯物山盛りと
多元宇宙ネタで一つ思いついた。
駄ニキとシモンのコンビが宝石泥棒していてな、それを神出鬼没の賞金稼ぎ、ヨーコ・リットナーが
追いかけるとか
>>515 駄ニキとシモンの宝石泥棒コンビと、そのライバルの美少女怪盗の
ヨーコ&ニアっていうのはどうだろう
あのキャッツアイみたいな服装のヨーコとニアにいつも出し抜かれて
宝石を横取りされる駄ニキとシモン
そこはヨーコ・ニア×シモンだろう
>>519 いつものごとく盗みに入った駄ニキとシモン
そこにいたのはお花散らばるベッドに眠る宝石王の一人娘だった!
迫る賞金稼ぎヨーコ!派閥拡大を目論む幹部四天王!宝石にまで手を出すステーキ店店長!
最終的には「奴は大変なものを盗んでいきました。あなたのry」で完
脳内でとっつぁん役が自然と公務王にキャスティングされた件
シモンが受けか
どこを読んだらその結論が導かれるのかkwsk
すべてを受け止める懐の広い男と解釈した
まさしくその通りだ
駄ニキって何?
駄目なアニキのこと?
>>525 だな
ダメニキという呼称も聞いたことがある。
>>523 単純に表記の問題
キモオタ表記と腐女子表記は逆になる
キモオタ表記
オンナノコ×ちんぽ
腐女子表記
ちんぽ×不思議穴
保守
ついに保守レスが書き込まれるようになってしまったのか
保守言うだけでもつまんないから雑談ネタ振りでもしようぜ
シモンとニアは空白の7年間で、1回くらいは総司令室でいたしたことがあるに違いないと信じている
>>529 で、司令室のドアを開けようとしたロシウが中から聞こえて来る声に気づいて硬直
「うぁぁぁぁ!何やってんだこの人たちー!
誰かに見られたらどうするんですかー!
下品だ下品だー!」
と、内心超慌てふためいて、そこに更にキタン辺りが通りかかって
「シモンー、失礼するぜー」
「い、今は開けちゃ駄目ですっっ!」
と、必死の形相で止めるところまで想像した
キタン「あー?何言ってんだ、俺だって急用なんだよ。
いいか、2階の便所の扉がだな……」
ロシウ「だ、だから今だけは駄目なんです! 出直してきてください!」
中から聞こえてくるがさらに大きくなって
↓
一瞬の沈黙の後、ひしっとドアに耳を当てるキタン
「なあロシウ、中から変な声みたいのが」
「ですから! 出直せと! 言っているのに!!」
(そのままキタンにスリーパーホールドをかけつつ引きずって執務室から遠ざかる)
翌日、ロシウと兄が熱烈な抱擁を交わしている(っぽい)姿を目撃したキノンがツンケンした態度な
理由が解らず不思議がる補佐官
ウホッと勘違いしてそう
そうまでして総司令夫妻を守ったロシウだが、実際は二人は耳かきしてただけ、ってオチも稀にだがよくあるな
ロシウ、あわれなり
公の場で耳掃除?
それはそれでハレンチだなw
いわれてみればたしかに・・・
17話で電気消えた総司令室に寝転びくつろぐシモン。
あれ見てると上着しいて、机の影とかでこっそりいたしてても
不思議じゃないなと・・・
隠れられる場所、机の影くらいしかないもんな
>>539のせいでもう17話を清らかな目で見返すことができないww
つーか、前に別スレでも出てた話だけど
総司令執務室って360度ガラス張りの鳥かごみたいな部屋だよな
しかもただっ広い中にぽつーんと机と椅子だけあって
あんな落ち着かない部屋で一日中仕事すんのやだよね
スペースの無駄使いにも程があるとは思ったw
あの部屋だけで一家族悠々暮らせるよな
シモンは狭くて暗い場所の方が集中できるだろうな
穴の中しかり、ラガンのコクピットしかり。あと色々
544 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 02:03:36 ID:IbYHRrzR
>530からの流れでロシウ萌えしたついでに下の方にいるのであげ
ロシウの相手の女の子ってあんまりピンとこないなー
>>544 キノンの事もたまには思い出してあげて下さい
>>543 穴の中ときいて「なるほどニアの穴の中か」と妙に納得してしまった俺を誰か殴ってくれ
檜山のものまね自重wwwww
柿原乙
>530
むしろキノンと一緒に訪れていて、中からの声に中てられてそのまま司令室で見せつけ合いが始まるとか考えた自分はもう駄目だ。
ロシキヤ
キノンとロシウって5歳差くらいだな
小4と中3とか学パロはデコイじゃなくて普通にちびロシウでもいけたんじゃないかなあとか思った
>>552 その場合、優等生なロシウくんはかなりの読書家で
中学生で図書委員のキノンさんと本の話題を通じて仲良くなるのですね
ロシウはいつ頃からキノンを呼び捨てにするようになったのだろうか
>>553 近くの図書館で同じ本を借りてるってのも有りだな
>>554 やっぱり身長が近くなってからじゃないかなあ
13〜15ぐらいだと思う
>>555 耳をすませばw
正式に部下になってからと予想
呼び捨てになる過程の妄想は萌えるけどエロネタにつなげられねえ…
「ロシウ、お話があります」
「何ですか、キノンさん?」
「その呼び方をやめていただけませんか?」
「…へ?」
「えっと、その、今はあなたの方が立場が上なんですから、敬語を使わなくてもいいじゃないかな、って。」
「で、ですが…」
「お願い、ロシウ」
「……………」
「……………」
「わかり…わかったよ、キノン。これでいいかな?」
「はい、ありがとうございます!」
笑顔で立ち去るキノン
「…何だったんだろう?」
「しかし、言葉使いを改める…か。」
「うん、いい機会かもしれないな。」
ロシウの言葉使いが変わった!!
ロシウの威厳が30上がった!!
キノンとの親密度が10上がった!!
部下からの信頼度が15上がった!!
こんなやり取りを妄想した。エロはまだ無理…だよなあ
ほのぼのさに萌えた
それなりの関係になってから
やってる時にあえてキノンさんと呼んで年下くさくするプレイとか
あるいはキノンがロシウさんと呼んで上司部下プレイ
キヨウ姉さんに教えを受けたキノンがロシウをリード、に一票。
どっこい、ロシウもシモンに教えを受けていた、に一票
妹が心配で立ち会おうとするキタン
実況はダヤッカ。解説にリーロン
ニアはお弁当係りで。運動するとおなかがすきます
実況とかwww
んじゃ審判にギンブレー
ロシキノはどうも洋服着たまま仕事場でエッチしているような感じがする
ロシウが忙しくてプライベートに時間がとれなくて仕事の休憩時間に
ついムラムラと…に一票
つか何の試合だよ!w
ダヤッカ(実況)「さて、ロシウ・アダイ、キノン・バチカは両者ともこれが初試合ということですが…
ロシウ・アダイのスペックはいかほどなのでしょうか?
世界記録保持者のシモンは太鼓判を押していたと聞きましたが」
リーロン(解説)「知識はあれど実践向きではないタイプね。
でもこれから伸びる可能性は充分あると思うわ」
<試合開始>
ダヤッカ「おぉーっとロシウ・アダイ、ここでいきなり挿入か!
余裕がないのはわからないでもないが、ここは慎重にいってほしかった!」
リーロン「キノンがちゃんと受け入れられるくらいまで充分な前戯があったとは
思えないわね。これが後々のプレーに響かなければいいんだけど」
ダヤッカ「ああっと、しかしキノン・バチカ辛そうだ!痛い!これは痛いー!
やはり開始10分での挿入は早急すぎたか!」
リーロン「明らかにロシウも困惑しているわね。
彼の性格から動くこともできない、抜くこともできない、そんな状態が続きそう」
ダヤッカ「引くに引けず…といったところでしょうか。これは長期戦になりそうだ。
ああっ、なにやら審判(ギンブレー)が動いた模様です!
これ…は、挿入後は終わるまで一度も引き抜くことは出来ない、
万が一膣から出た場合失格と、そういうことですね」
リーロン「もう後戻りはできないわ。
この状態でキノンをどれだけ優しく扱えるかが大きなポイントね」
ギミダリ、マギン、キタン(応援席)「頑張れー!」「男を見せろロシウー!」
ダヤッカ「応援席から温かいエールが届いております。
育ての親、マギン司祭も固唾を呑んで見守っているぞ!頑張れ、二人とも!」
ニア(お弁当係)「お弁当の準備も万端です!スポーツマンシップにのっとって
正々堂々頑張ってくださいね!」
実況されてるとも知らずに頑張るロシウとキノン
569 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 00:43:35 ID:/zdjByLT
糞わろたww
なんて使えないエロシーンだ
ワロタけど
GGGGGGGGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJwwwwwwwww
>>568 わろた
シモンの世界記録が気になるww
ニアとの一晩でのやりまくり記録とかか?
>>568 リーロンが何故だかカッコイイ
ロシキノはあれだよね、なんか両方リードされるのを待ってそうな気がする
なんか初々しくて、想像した俺が溢れちまうよ
グッドジョブ!
ワロタ
どんな試合だよwww
&< 走っりだぁしたー想いがー今ではーぁぁあ
(´゜ж゚`)スック!
俺だよ、少し崩れてるけど、ギリギリ俺だよ
エロテロリスト、インリン・オブ・瀬戸内寂超だよう
書く書くと言いつつ、時間かかってスイマセン
内容はダヤキヨの本パロというか、
パロディにもなれなかったんで、単なる本パラです
そんなものはゴメンだぜ!って方は申し訳ありませんが、
何時ものように終了予定ポイントに固着しておくんなまし
超次元アンカ――――――
>>597
テッペリン陥落に成功した英雄たちの宴は、その最後の戦いと同じ日数続けられた。
人類を地上へと導いた彼らも、元をただせば寄せ集めの集団であり、
敵からガンメンを奪いここまでやってきたのだから、決して品の良い集団ではない。
戦いの事後処理などはそっちのけで、互いを称える武勇伝に華を咲かせ、
肩を組んで散っていった者たちへ詩を歌う。
中には旅を通して恋愛感情が芽生えた男女が、
キャンプを離れ勤しみ合う声などが聞こえる夜もあったが、
それは彼らが英雄という名の人間である証拠ではないだろうか。
しかし、そんな宴もそれぞれが『現実』へと向き合う頃になれば、
残されたのは無数に転がる酒の瓶と焚き火の跡、
乾いて地面にこびりついた嘔吐物だけであった。
現実は様々な形で目の前に現れた。
無限と思えるほど広い台地、持て余す時間、怯えるものがなくなった自由な世界。
生きる為に一つの敵を見据えて戦い、
目標を成し遂げた次に待っていたのは、生きることへの本質的な課題。
集団で前進することしか知らなかった者たちへの新たな試練。
もはや、大グレン団としての存在意義はなく、
分散しかかった統率の中、誰しもが途方に暮れそうになった時だった。
「ここに新たな都市を作ろう」
その提案を反対する輩などいるはずもなく
新たな目標を前に個は再び集団へと変わっていった。
--*--
大グレン団による新都市の建設は、自分たちの戦いと宴の後片付けから始まった。
元より『都』といわれた跡地だけあって、地均しといった基礎工事こそ必要ではなかった。
しかし、崩落したテッペリンを中心に、何処から手をつけて良いかも分からない荒れようは、
部分的な修復ではなく、まずは全てを原始へ戻す作業が必要なことを意味していた。
なにより、彼らが目指すのは獣人たちの権力を誇示する都市の再建ではなく、
自分たちが住まう都市を建設することなのだから、この工程が必要なのも頷ける。
そんな作業に人手はどれだけいても事足りるということはなく、
中でもガンメンとパイロットたちは貴重な存在であった。
人手と言えば、螺旋王が敗れたことにより、
獣人たちの中には人間側へ投降するものも少なくはなかったが、
螺旋力をもたない彼らは、現在に至ってはガンメンすら操縦することは出来ない。
ガンメンには操縦する者の螺旋力を動力にする方法と、外部電力で稼動する方法とがあったが、
後者はテッペリンの崩壊によりその供給を完全に停止しているのだ。
獣人たちは様々な獣の姿を模しており、その能力もかなりのばらつきがある。
中には、かつて四天王として人間たちの前に立ちはだかったチミルフのように、
人間の数倍はあるであろう腕っ節の者たちもいたが、
そういう者たちの大抵は血の気が多く、友好的に話すらできなかった。
ならば、獣人たちが搭乗していたガンメンに外部電源を供給できるよう、
テッペリンの修復を先行してはどうか…と、夕食の席でそんな意見を言い出したのはシモンだった。
しかし、獣人たち側からしてみれば人間は未だ盗人であり、自らの平和を崩した敵なのだ。
そんな者たちに兵器ともなり得るものを渡してしまえば、
当然の帰結を迎えるだけだ…と、そう反論したロシウの声に、
新都市の建設が孕む問題の根深さを団員たちは改めて実感した。
「――そいつは俺たち人間側にしても同じことだな」
久しぶりに身体を収めた愛機のコックピット席で、
ダヤッカは昨夜の記憶を探りながら、そうひとりごちた。
その視線の先には毛むくじゃらの身体を左右に振りながら、
人の頭ほどの岩を必死に運ぶ獣人がサブモニターの中にあった。
事実、戦いが終結してから地上へ出てきた人間たちは、獣人たちを敵視する傾向が強い。
家族を失い、過酷な生活を強いてきたその元凶なのだから、
そうなってしもうのも当然のことなのだろう。
程度こそ違えど、それは大グレン団の面々とて同じことだ。
シモンのように済んだこととして、かつての敵と手をとることを唱えるべき時なのかもしれないが、
自分たちが生きる為に戦ってきた中に『憎しみ』がなかったといえば嘘になる。
「憎しみで戦ってたんじゃない…か、敵わんよ、まったく」
さらに昔の記憶を漁り、そう付け加えたところで、
ダヤッカの視界にメインモニターで右腕をぐるぐると回すキングキタンが確認出来た。
それを合図に操縦桿を握り締めると、ダヤッカイザーの主砲が轟音を上げる。
暫くして粉塵に霞む視界が戻りはじめると、
コックピットのサブモニターにキタンの顔が映り内部音声で通信が入った。
「これでここいらも大方の片がついたんじゃねーかァ?」
「そうだな、あとは運搬のやつらが来るまで、手堅く壊しておくか」
そういって、ダヤッカは傍らからオレンジ色のゴーグルをとり、
電子ライフルを担ぎ上げるとコックピットの外へ出る。
オレンジ色になった視界の端で、同じ出で立ちをしたキタンが見えた。
リーロンをはじめ、レイテやテツカンたちがテッペリンの生産ライン復興に向け、
今も睡眠時間を削っての作業に着手している。
そうはいっても現状としてはその目処も立っておらず、
ガンメン用の弾薬も底をつきはじめているとなれば、使用出来る状況というのも自ずと限られていた。
その点、電子ライフルは人力でクランクを回せば数発分を充電するのに三十分程度でことが足りる。
時間と効果を考えれば実戦ではあまり活用できる代物ではなかったが、
それでも今の状況では十分使いようがあるといえるだろう。
二人がガンメンの上で胡坐をかき、
手にした電子ライフルのクランクを回しはじめて三分が過ぎた時だった。
キタンがぽつりとこぼした。
「なぁ、ダヤッカ…オメェ、これ三十分も続ける自身あるか?」
「答えなきゃならんか、その質問」
大グレン団員の中でもこういった作業が最も不向きと思われるキタンの横で、
ダヤッカも大きな身体で小さなクランクを回すのは不自由なのか、こめかみに青筋を立てながら応えた。
二人のため息が静まり返った現場に響いた。
数刻の後、運搬用の大型ガンカーに乗ったキヨウとキヤル、それにギミーとダリーがやってきた。
人手が足りないとはいえ、ギミーやダリーが乗っている了見を聞くと、
大人たちが作業に終われる中、放っても置けなかったといったのはキヨウだった。
黒の兄弟の長女であるキヨウは、実に面倒見がよく、
根っからの性格も相まってか、大らかで『良い母親』というのがどこかしっくりとくる。
子供など産んだ覚えはない女に、この言葉が褒め言葉になるのかどうかは微妙なところだ。
ダヤッカはこのキヨウという女性に惚れている。
二人の最初の出会いは、彼らがリットナー村を訪れた時だった。
豊満な胸、輝く金髪、ぽってりと下唇、やさしい瞳、外見の全てがダヤッカを虜にさせた。
そして、それから旅を共にするようになり、女の内面を知るとその想いは増すばかりであった。
男の恋愛感情など、一言でいってしまえば『征服欲』であり、
趣向こそ違えど、惚れた女に何をさせたいか、どうしたいかは決まっている。
普段は物静かで控えめなダヤッカといえども、男なのだからそれは同じだ。
だが、男にはダイグレン艦長という立場がある。
いや、あったというべきだろう。
艦長席で指揮をとるべき人間が、恋愛感情で左右されるべきではないし、
人間関係に変な爪あとを残すわけにもいかない。
自由の旗を掲げる戦艦のメインブリッチでそう自分に言い聞かせてきた男は、
自分を縛る立場から開放された今でも、そのことを言い出せないでいた。
「美味いッ!やっぱよォ、労働の後の飯ってのは格別だなぁ」
「労働といっても、後半は充電クランクを回してただけなんだがな」
バスケットからサンドウィッチを一つ口へ運びながら、
キタンの言葉にそう付け足したダヤッカはダリーを抱え上げ、胡坐をかいた膝の上に座らせた。
「そういえば、ギミーにダリーは夜とか一体どうしてるんだ?」
「どうって、オレたちもずぅっと面倒見れてるわけじゃないしな」
そう男勝りな口調でキヤルが言うと、
ダヤッカは弁当箱から好物であるシロスナワニウサギのから揚げを口へ放り込みながら続けた。
「寂しくはないのか?」
「ダリー、平気だよ・・・ギミーがいるもん」
ダリーがヤクザウサギの人形をぎゅっと抱きしめながら言った。
「ギミーはどうなんだ?」
「平気ーっ、朝まで待てば皆に会えるもん」
ギミーは食べ物を頬張るのに忙しい口で、何時もと変わらぬ元気な声でそう応える。
ダリーの様子にも、ギミーの言葉には嘘はなかった。
決して『寂しい』ということを直接言ってはいないにしろ、この子供たちは寂しさを感じている。
ダヤッカはダリーの頭に手を載せ暫く考えた後、こういった。
「二人とも、今日から俺の部屋に来ないか」
その提案に一同は目を丸くした。
--*--
新都市の建設は七十日が過ぎても、その毎日を整備に費やしていた。
それでも、人が住まう設備や建物がちらほらと目に付くのだから、大きな進展といえるだろう。
短期間でそんな進展を可能にした理由は二つあった。
一つ目は、リーロンやテツカンたちが進めていたテッペリンの生産プラント復旧作業が完了したこと。
そして二つ目が、獣人たちの脅威から開放されたことで、
新都市へと集まった人々の数は既に数千人にまで膨れ上がったことである。
しかし、この人口増加は新たな問題を生んだいた。
村と呼ばれる小規模な世界で自給自足の生活をしてきた者たちなのだから、
物々交換という概念があればまだ良いが、それすら持ち合わせていない場合が多い。
ジーハ村やリットナー村のように、村にとっての功績を残すことで何かが支給される感覚の者もいれば、
アダイ村のように、日々得ることの出来る資源を平等に分け与える者もいる。
こういった文化の違いにしてもそうだが、価値観が統一されていないのだ。
酷い時はこれが原因で死傷者を出す騒動まで起きており、
当面はテッペリンで物資の管理と供給を行うことになった。
しかし、これには獣人だけではなく、人間側にも不平を言う者が現れた。
テッペリンには大グレン団…それも一部の限られた人間のみが出入りを許されているのだから当然である。
実際、この頃になればテッペリンの内部には大量の食料や物資が確保されていた。
全ての入退室管理はシステムで行われており、大グレン団の面子といえども私欲を働かせることはできなかったが、
それを開示しない以上は人々の不安というのも高まるものである。
それでも人々をテッペリンの内部を開示しなかったのには理由があった。
具体的に言うのであれば、獣人たちがどうやって産まれるか…といえば察しがつくだろうが、
その技術や文化はたとえ片鱗といえども、小さな世界で生きていた者たちにとっては刺激が強すぎるのだ。
しかし、隠されることで欲求が高まるのは人の常で、
大グレン団には新たな仕事が課せられることになった。
テッペリン前でガンメンに乗り、門番をすることである。
門番は物資を守るのと同時に人々からの意見箱としての役割も兼ねており、
集まった意見はシモンやロシウ、他の団員たちの前に提出され審議される。
ある日、物議を醸したひとつの意見があった。
『お前らは必要なのか?』
お前らとは大グレン団のことを指しており、その具体性にかけた問いかけは、
延々と堂々巡りの話し合いを招いてしまったからだ。
こういった時、大グレン団は大きく三つのグループに分かれる。
キタンを筆頭にした血の気が多い者たちと、それを迎え撃つ冷静な頭を持ったロシウたち、
そして両者の間で収集を行うダヤッカやリーロンといった感じだ。
誰でも経験があると思うが、この三角関係で一番苦労が絶えないのは間に立つ者たちである。
持って生まれた向き不向きでそれぞれの役割が変わるのは当然のことなのだが、
毎日のように殴りかからんとするキタンたちを抑えるのは、
流石に損な役割を引き当てたもんだと、ダヤッカの顔から疲労が消えることはなかった。
その夜もダヤッカが自分の部屋へと向かったのは日が変わってからのことだった。
ギミーとダリーを部屋に招いてからというのも、
二人の寝顔しか見れない日が続いているのも、男の悩みでもあった。
親のいない彼らに少しでも代わりになる思い出を作ってやりたいと言い出したことなのだが、
そんななにかをしてやれた記憶がない。
強いて言うのであれば、先日一緒に朝食を作ったことだろうか。
切って焼く程度の知識で疲労した食事で、どれだけ二人が喜んでくれたかは分からないが、
ダリーははじめて作った料理にえらく興味を持っているようだった。
汗拭きタオルをエプロンのように首から下げ、
小さな身体で食器を運ぶ二人の姿を思い出し、ヤッカの鼻は思わず膨らんだ。
ポケットから電子ロックのカードキーを取り出し、
赤い光を放つセンサーへと翳すと、油圧式の大きな扉が音を立て開く。
廊下の灯りが部屋の中へ一筋に伸びると、障害物の配置を記憶し中へと入る。
背後の扉がまた音を立てると、ダヤッカの視界は完全な暗闇に覆われた。
何度か躓きそうになりながら、ようやく辿り着いた寝室には姿の見えない寝息だけが響いていおり、
ダヤッカは手探りでベッドに腰を下ろすと、何時ものように頭をかいてため息を漏らした。
「なかなか…上手くはいかんもんだな」
ブーツを脱ぎ、解いたガンベルトをベッドテーブルにかけ、
手探りでベッドの空いたスペースへ身を押し込めると、小さな手が自分の指先をぎゅっと掴んできた。
自分の掌の半分にも満たない小さな手をそっと離し、毛布を上からかけてやると、
ダヤッカは自分の腕を枕代わりに、その身体に手を添えた。
その手が二人の呼吸に合わせ上下に動くのを感じながらダヤッカは考える。
自分がこの子供たちに出来ることとはなんなのだろうか、と。
今はまだ小さなこの呼吸も、いずれは自分と同じ世界を見つめ、そしてその先へ進んでいく。
ただ生きることだけに終始していた頃とは違い、
それぞれが自分の道を選ばなければならない世界、以前よりも遥かに広がる多元の可能性。
その様々な可能性から一つを選らばならなければならない時、
何かのために何かを捨てることを強いられることもあるだろう。
それはもうそこまで来ている、いやむしろ始まっているのだ。
戦いだけが全てであった時代とは違い、自身で見極め決断しなければならない世界は、
この子供たちには酷というものだ。
人が決断を強いられた時に用いる材料も、また様々だ。
思い出や経験がそれにあたることもある…ダヤッカはそう考える。
だから、自分たち大人にできること、
それはこの子供たちに様々な経験を与えてやることではないのか、と。
「…俺が父親代わり、か…たいそうな夢だよ、まったく」
ダヤッカは誰に言うわけでもなくそう言うと、
こみ上げる欠伸を噛み殺し、大きく息を吐いて瞳を閉じた。
その身体から意識が離れるのに、時間はかからなかった。
ブラインドから差し込む日差しに、ダヤッカは新たな朝が訪れたことを知らされた。
片手で目覚まし時計を探しながら、眩しさに目が慣れるまでの少しの間、
今日やること…やろうと思ったことを呼び起こす。
「そうか、今日は…ヨーコがダヤッカイザーに乗ってくれるんだったな」
リットナー村の仲間と鹵獲したダヤッカイザーには、三人ものパイロットデータが登録されている。
最初の頃こそダヤッカが搭乗していたが、ダイグレンの艦長に抜擢されて以来はキヨウが乗り、
そして工事に使われるようになってからは、ヨーコも登録を行ったという順になる。
ガンメンとのインターフェースについてはリーロンから説明を受けたことがあったが、
なんでも個々の螺旋力や能力に応じプログラムの書き換えが行われるとのことだった。
『螺旋力』というのも言葉では理解できても、形として見えないものなのだからイメージが掴み難く、
そんなもので惚れた女との接点ができたものだから、当時のダヤッカにとっては喜んでいいものかも微妙であった。
しかし、キヨウが搭乗すると言い出した時は、主砲の扱いや機体の癖、
自分の考えた技をレクチャーする間に、少しは進展できたつもりだった。
「ヨーコに礼を言わんとな」
そういって手探りでギミーを探すと、その手が柔らかく大きなものに触れるのに気付いた。
何処か懐かしい感触の『それ』を撫でてみたり、突付いてみたり、揉んでみたりしたが、
ダヤッカの顔にはピンとこない疑問符しか浮かんではこなかった。
様々な手法で手掛かりを掴もうとしたダヤッカが、懐かしい感触を片手にしたまま身体を起こし、正体を確認する。
まず視界に入ったのはダリーの横で上下逆さまになって寝るギミーだった。
そして次に飛び込んできたのは、白いシーツにふわふわとした金髪を広げ、
うっすらと開いた唇から寝息をたてるキヨウであった。
「ん?あ、あれ…キヨウ?…さんと、オッパ…ィ」
起こした頭を再びベットに倒し、
まだ自分が夢の中にいるような錯覚を感じながら、掌に力を込める。
すると柔らかい感触が手を伝い脳へと達すると、毛布の中でもう一人の自分が反応するのが分かった。
(あ…あれ、どうなってるんだ?)
「…ンぁっ」
(夢、夢なのか?)
目の前のダリーしか視界に入らない状態で聞こえたその声は、
聞き間違えることのない惚れた女のそれであった。
しかも、今まで聴いたことのないような濡れた声に、
ダヤッカはますます現実から離れていく感覚の中、再び掌に力を込めた。
「っ…ぁぁん」
「キッキキキ…キヨウさんッ!!?」
次の瞬間、ダヤッカは裏返った声を上げながら飛び起きると、
ベッドとは反対の壁まで後ずさりをしていた。
その物音に目を覚ましたキヨウが仰向けの身体を起こし、
目をこすりながら小さな声を上げながら欠伸をする。
「あ…おはよう、ダヤッカさん」
ブラインドから差し込む朝日の中、キヨウはニッコリと微笑んだ。
その後もキヨウの作ってくれた朝食を四人で囲いながら、
ダヤッカは自分がまだ夢の中にいるかのような気持ちであった。
椅子の上でジャンプをするギミーを座らせ、目玉焼きを口へ運んでやると、
その視界に頬杖をついてこちらを見つめるキヨウが入り込んできた。
頬が紅潮するのを感じながら、水を一口で煽り、平常を装いながらダヤッカが言う。
「で、キタンから聞いて、見るに見かねて…来てくれたと」
「ええ、本当は最初に尋ねるべきだったんでしょうけどね…迷惑だったかしら」
「いっいや、別に迷惑というわけじゃない…です」
顔をテーブルに向けたまま、背筋をぴんと伸ばし、
いつの間にか膝の上で綺麗に並べられた拳をぐっと握り締め、ダヤッカは曖昧な返事を返した。
「帰りが遅いから二人を寝かせとようとしたら、つい自分まで寝ちゃって」
ギミーの口元を拭きながらキヨウが言う。
その横でダリーが大事に抱えたぬいぐるみにウィンナーを食べさせようとすると、
キヨウはぬいぐるみの頭をなでながら料理の評価を聞いた。
すると、ダリーはぬいぐるみを暫く見つめ代わりに応えを返す。
(…何か、話をしないとな…なにか、なにか…)
ダヤッカはそんな三人とは別世界の住人といった様子で、必死に何かを話そうとするも、
出るものと言えば握り締めた拳の中の汗だけであった。
ダイグレンに乗っていた頃は、もう少しましな振る舞いを出来たものの、
戦いが終わってからこっちは、まともに目を見て話すら出来ないのが男の小さな変化であった。
艦長という肩書きから解かれたことで、
キヨウのことをそういった目で意識し始めたのがその原因である。
「あの、キヨウ…さん」
「はい?」
「あ、あのですね…?今日はその、おっ…お暇ですか?」
上擦った声で尋ねたダヤッカに、キヨウは人差し指を唇に当て暫く考える。
「特に予定は…ないけど、どうして?」
「その、なにか料理を教えてくれないか、と…思いまして」
「料理を?」
「えぇ、ギミーとダリーも興味があるみたいで」
後頭部をかきながら顔を俯けたままのダヤッカが言うと、
キヨウは空になった食器を手際よく積み上げながら台所へと踵を返した。
暫くして、台所からカチャカチャと食器を洗う音が響く。
応えを待つダヤッカは顔を伏せたまま、最初は目だけで、
そして恐る恐る顔を持ち上げキヨウの背中を捜すすと、
なかなか返ってこない応えに、もともと突き出た顎を一層突き出した。
結局、応えが来たのは、洗物を全て終えたキヨウがタオルで手を拭きながらこちらを振り返った時だった。
「じゃ、パン…なんてどう?一つ覚えれば色々作れるし」
それを聞いたギミーが再び椅子の上で跳ねだすと、テーブルがその振動でガタガタと揺れた。
ダリーは相変わらずぬいぐるみと睨めっこをしていたが、
キヨウと目が合うと何時もは見せない表情で笑った。
その横でダヤッカは、小躍りしそうな自分を抑えるのに必死であった。
その日は四人でパンを作った。
ギミーとダリーは大グレン団の皆の顔を形にしているようだったが、
誰か判別がついたものといえばとんがり頭のキタン、
眼鏡をかけたキノンに、爆発頭のジョーガンとバリンボーだけであった。
ただし、ジョーガンとバリンボーについてはどっちがどっちなのかは、
正直生身であっても難しく、パンで判別できるかどうかは疑問である。
そしてキヨウは縦長のダヤッカの顔を模したパンを、そのダヤッカは自分の愛機を捏ね上げた。
それぞれのパンをオーブンの中にいれ、皆で観察をする。
香ばしい匂いに混じって、キタンパンやキノンパンの目に飾ったレーズン、
ダヤッカイザーパンの中に詰めた様々な果物が、甘い匂いでそれぞれの食欲を刺激する。
ジョーガンパンとバリンボーパンは頭の部分に空気が残っていたのだろうか、
焼き始めて数分後には異様に膨れ上がった頭部がポフンッという音を立て、本当の爆発頭になってしまった。
「中身を色々変えれば、色んなパンが出来るのよ…簡単でしょ?」
「というと、肉とかでも良いのか?」
「ん〜どうだろう?そのままだとパサパサになっちゃうかな」
「ギミーはカレーが良いー!」
「うーん、なかなか奥が深いん…ッ!?アチッチッチチチッ!」
顎に手を当てオーブンを覗き込んだダヤッカは、
耐熱ガラスに映るキヨウの瞳に気をとられ、額を鉄扉にぶつけてしまった。
額に走る猛烈な痛みにダヤッカが、キッチンを右へ左へと駆け回ると、
すっと白い手が何かを掴んで視界に飛び込んでくる。
その手から水に濡らしたタオルが優しく額に押し当てられると、
急激な温度差にびっくりした身体を縮こませながら、ダヤッカは目だけを下に向ける。
タオルを掴んだまま下から見上げるような視線を向けるキヨウが、
ダヤッカの身体に新たな熱を点すと、男の性が頭を埋め尽くしていった。
背伸びをしながらこちらを見上げる女を上から見下ろしているのだから、健全な男としては当然の発想だ。
そんな性に背中を押されたダヤッカが、身体を前のめりにしかかった時、
心配そうにこちらの様子を伺うギミーとダリーの姿が視界の端を流れた。
「おっ俺がこんがり焼けちまうところだったよ」
踏み止まったダヤッカが冗談交じりにいうと、
ギミーとダリーは笑い声を上げ、それに続きキヨウも笑いながら言った。
「ホント、なんだか意外ね」
首を傾げるダヤッカにキヨウが言葉を選ぶ素振りをする。
「なんていうか、子供っぽいところもあるんだなって思って」
今度は恥ずかしさに頬を染めながら自分の頭をかいたダヤッカに、再びキヨウが笑い声を上げた。
そして、ひとしきり笑い終えたキヨウがギミーとダリー、ダヤッカの顔を順に眺めて言う。
「これからも、ちょくちょくお邪魔させてもらおうかなー」
キヨウは手にしたタオルをダヤッカの額から離し、
まるで熱でも見るように自分の手を押し当てながらギミーとダリーに聞いた。
勿論、二人からの返答は聞くまでもなかった。
「あとは、ダヤッカさん…どうかしら?」
「は、はひ…よろしくお願いしまふ」
こちらの応えも聞くまでもなかった。
--*--
ダヤッカの部屋にキヨウが訪れるようになって三週間が過ぎれば、
お互い『さん』付けではなく、名前で呼び合うようになっていた。
そして、それを起点とするように様々なことが変化していった。
まずは、毎日風呂に入るか、もしくはシャワーを浴びるようになったことだろう。
それまでは、ダヤッカの帰宅後にまとめて三人で一緒の湯船につかっていたのだが、
夜遅く帰ることも多い日が続くと、数日身体を洗っていないと言うのもざらであった。
これに見かねたキヨウが、衛生上よくないと言う理由で言い出したことで、
脱衣場に『お風呂カレンダー』というものが、何時の間にか設置されていた。
カレンダーの使い方はこうである。
ギミーはオレンジ、ダリーはピンク、そしてダヤッカはグリーンのカードに、
それぞれ日替わりで『なぞなぞ』書かれ湯船に沈めてあるので、
それを確認し、答えをカレンダーに書くと言うものである。
勿論、出題者と採点者はキヨウであり、
カレンダーにはそれぞれの回答に○×のマークが毎日のようにつけられていた。
次の変化は更に三週間が過ぎた時のことだ。
ダヤッカの帰りが遅い時だけ寝泊りをしていたキヨウが、
面倒だからと言い出したのが切欠で、部屋に四人用のベッドが用意された。
部屋といってもキッチンとリビング以外に一部屋設けられた簡易なもので、
ベッドが置かれた場所は必然的に寝室となってしまった。
ダヤッカにとっては惚れた女と、一つ屋根の下で同じベットで眠り、
同じ食卓を囲む生活を毎日送れるのだから、これほど嬉しいことはないだろう。
一つ心配事項があるとすれば、この男が惚れた女と距離がここまで縮まってことに対し、
どこまで平然とした生活が送れるかだ。
しかし、初めてキヨウが部屋を訪れた時から約二ヶ月間で培った経験は、
『さん』付けに戻ることもなく、四人での生活を問題なくスタートさせることもできた。
そして一年が過ぎた頃にはギミーやダリーにも変化が出始めた。
ダヤッカとキヨウがスケジュールを合わせておいた、仕事休みの朝のことである。
昨日の疲れを引きずる様に眠り続けるダヤッカとキヨウの耳に、大きな物音が飛び込んできた。
二人は一斉にベッドから跳ね起き、ギミーとダリーの姿かないことに気付くと、
物音のしたキッチンへと足早に向かう。
キッチンに辿り着いた二人の目に飛び込んできたのは、床に落ちて割れてしまった卵と宙を舞うパン粉、
その中でこちらを気まずそうに見つめるギミーとダリーの姿だった。
キヨウが何をしていたのかと問うと、少しでも早く朝食を済ませ、
公園で遊びたかったのだとギミーが言った。
ダヤッカとキヨウは二人から『公園に遊びに行く』と約束させられていたことを思い出すと、
それを忘れ眠り続けた自分自身への背徳感もあってか、頭ごなしに怒る気にもなれなかった。
子供は新しいことに貪欲で、失敗や怒られることから経験を得て成長し続ける存在だ。
そう考えたダヤッカは、誤って火傷していたかもしれない事実は見過ごすこともできず、
軽く握り締めた拳で二人の頭をコツンと叩きながら、『二度としないこと』と口にしておいた。
その日は四人でパンを焼き、公園へと繰り出した。
ある日のことである。
新都市の基礎工事が完成した祝いで大グレン団の面子はちょっとした酒盛りを行った。
勿論、ダヤッカにキヨウ、ギミーとダリーも揃って出席した。
ダヤッカがキヨウの方に目をやると、ヨーコや姉妹たちと話しをしながら、
時折こちらを見てクスクスと笑っているのが見えた。
思わず視線を逸らし、自分の胸に恥ずべきことがあるかと問うてみる。
(まさか、俺がキヨウを好きなのがバレてて…それで、皆で…)
その時、聞きなれた声がダヤッカの思考を遮った。
「あら、どうしちゃったの真剣な顔しちゃって」
ピッチリとしたスーツに身を固めたリーロンの姿がそこにあった。
「…いや、なんでもないんだ」
ダヤッカは横目でキヨウを見ながら自分の頭をかく。
その様子にリーロンは何かを察したのか手にしていた皿をテーブルに置き、話を聞きだす体制に入る。
「なんだかな…最近、子供ってのはすごいと思い知らされる毎日だよ」
そういってダヤッカはさり気無く話題を変えた。
「へぇ、興味あるわね、何か面白いことでもあったのかしら?」
「面白いかどうかは分からないが、見えてる世界が違うんだなってな」
「世界?違う?」
リーロンは並べられたグラスを手にすると、
テーブルに腰を預けワインの匂いに目を細めながら言った。
「俺たち…いや、俺がかもしれんが『未来』と言われても、明日…長くても十日先のことを思い浮かべるのが精一杯だ」
ダヤッカは会場を走り回るギミーと、バリンボーに肩車をされたダリーを順に見つめながら続ける。
「だが、ギミーやダリーには何年先なのかも分からないことが描けている」
「夢ってやつね?」
「あぁそうだ、夢だ」
「あなたは夢を描けないの?」
「どうだかなぁ…描こうとしても現実に突き当たることが多くてな」
苦笑いを浮かべるダヤッカに、リーロンはワインを呷ってこう応えた。
「一度ペンの使い方を覚えると、初めて絵を描いた頃の味のある絵は描けなくなるの」
言い終えたリーロンの視界に、疑問符を浮かべるダヤッカの顔が移ると、
笑いを含ませながら言葉を続ける。
「子供と大人では夢の描き方も違うと言うことね」
「子供の夢と、大人の夢が違う、か」
「得てからは戻れない、取り戻すことができないこともあるって話よ」
「つまり、夢を描き失敗した経験が邪魔をするってことか?」
「まぁ、おおまかには合ってるわね」
流石に技術職と言うべきか、リーロンの言葉には全てを語らないところがあり、
それが何かの比喩や例え話と様々な形でダヤッカの頭に疑問符を生む。
先ほどと変わらず眉間に皺を作り、疑問符を浮かべるダヤッカにリーロンは結論を言った。
「早い話が、現実に対する縛られ方が子供と大人では違うの―――」
リーロンはギミーとダリーを見ながらそういうと、一呼吸おいてダヤッカの方へと向き直る。
「―――でもね、描く夢は同じ可能性を秘めているのよ」
ようやく相手の言いたいことが飲み込めたダヤッカは、リーロンの瞳をじっと見つめ、
そしてギミーとダリー、最後にキヨウを見つめこういった。
「俺の夢も描いてみるか」
鼻を鳴らしながらそういったダヤッカは、もう一度三人の顔を眺めていた。
--*--
それからさらに一年を経た頃には、新政府という名の組織案が大グレン団の前に現れた。
新都市の建設も順調に進む中、それを統治するためロシウが画策した組織図は、
大きく分けて七つの組織に分かれており、それぞれが独立した機関を成していた。
独立といっても各組織には局長と言う座が設けられており、
大グレン団メンバーの中で他薦自薦のもと、それぞれが就任を予定している。
また、シモンには各組織をまとめる形で総司令という席が用意されており、
それを補佐する副指令にはロシウが名乗りを上げていた。
それぞれの機関のうち、法を定め民の自由と権利を保護する法務局には、
意外にもキタンが局長を務めることになった。
そして人民局には粗暴ではあるが、何かと面倒見の良いジョーガンとバリンボーが立候補をし、
技術局にはリーロン以外の適任者はいないというのが皆の意見であった。
候補としてレイテの名も挙がったのだが、これは本人による待ったがかかった。
というのも、レイテは同じ職人気質である大グレン団のマッケンと惹かれあい、
その身体には新しい命を宿しており、今はそれどころではないというのが本音なのであろう。
ひょっとすると、柄ではないというのも少なからずあったのかもしれない。
食料局にはダヤッカが就任することになったのだが、
本人からしてみれば響きの飲み込みやすさとは裏腹に、具体的に何をするのかと疑問符を浮かべていた。
こうして、組織図としては文部局、公安局、情報局、財務局の局長が空白のままではあったが、
一応に線引きだけをするに留まったもう一つの新都市案が動き出した。
そして、新都市の建設が大まかな『完成図』を人々に描かすことが可能なまでに形作られたところで、
ダヤッカのもとに一つの仕事が舞い込んできた。
ガンメンに乗り重機を運ぶことでも、リーロンに新しい発掘品の実験体にされるわけでもない、
今までになかった仕事…食料局局長としての初めての仕事である。
ロシウから渡された分厚い書類の束に書かれた内容を要約すると、
食料となりえる動物の生態調査及び、個体数の調査というものであった。
書類と一緒に渡された地図には、新都市を中心にガンスピナーでも五日以上はかかる範囲がマーキングがされており、
初任から骨の折れる仕事になりそうだとダヤッカは唸り声を上げた。
家に帰りキヨウたちにそのことを報告すると、四人分の荷支度が始まった。
そう、これを機会にちょっとした旅行も兼ねることになったのだ。
「色んな動物がいっぱいいるんだぜ!」
ギミーが自分の洋服をキヨウに渡しながらダリーに言う。
「色んな動物…噛み付くのもいるのかな?」
「大丈夫よ、なにかあったもダヤッカがいるじゃない」
不安にヤクザウサギのぬいぐるみをぎゅっと抱きしめたダリーに、
キヨウは荷物を詰め込む作業の手を止めずに返した。
(一家団欒…ってのはこういうものなのかもな)
一人遅い夕食を食べていたダヤッカは、三人の様子を眺めながら口元を緩めていた。
下がった眉を更にへたらせた顔は、
口元を隠せば困っているようにしか見えないのは何時ものことであった。
「ねぇちょっと、聞いてる?」
「あ、あぁ、そうだな…それより、キタンに話だけはしとかないとな」
そういって何時の間にか向かいに座ったキヨウにドキっとさせられたダヤッカは、
微かに耳に残っているキヨウの問いかけに返事をした。
「お兄ちゃん?それなら心配ないわよ」
「ん?どういうことだ?」
「オレはアイツを信用してる…ここに寝泊りするようになった時にそう言われたのよ」
それを聞いたダヤッカはその言葉を何度か頭で反芻しながら、
昔キタンに言われた言葉を思い出し、苦笑いを浮かべた。
その時のキタンの言葉を一部だが抜粋するとこうである。
『テメェとは付き合いも長い、だからどういう男なのかも分かってるつもりだ
なんも心配もしてねぇし、他の男んところに世話になるよかよっぽどましだと思ってる
だがよ…万が一の時は、そん時ぁ…な?ダヤッカ、わかるよな?この野郎…』
なんとも妹想いな言葉だが、それを言われたダヤッカは背筋に冷たいものが走る思いでいた。
それもそのはず、ダヤッカが誰にも言えない恋心を抱き始めたのはずっと前からの話で、、
キヨウが寝泊りするようになることに下心がなかったわけではなかったわけではないからだ。
(こっちの気も知らんで言ってくれるよ、まったく…)
そんなことを考えながら、ダヤッカは咳払いをしてからコップの水を飲み干し、食事を終えた。
「やっぱり、ちょっとはエッチなこと考えてたりするの?」
ダヤッカが食べ終えた食器をを片付けながらキヨウは悪戯っぽくそう言う。
変化といえばこのところ、このところキヨウが前以上に色っぽい仕草をするようになった。
相手の気持ちを知ってか知らずか、それともキヨウ自身もこの男に惚れているのか。
どちらにしてもキヨウの目の前には水を噴出し咳き込むダヤッカがいるのだから、
悪戯だとすればその成功率の高さは言うまでもない。
「そっそそ、そんなことあるわけないだろ」
ダヤッカが咽返りながら涙目で言う。
「あら、ちょっと期待してたのに」
「…ばふぅッ!?」
「なーんでもないのよ、こっちの話よ」
キヨウがもう一度悪戯っぽくそういうと、
更に咽返ったダヤッカを置いて食器をキッチンへと持っていく。
その後姿を見ながら呼吸を落ち着けるダヤッカに、荷物を詰め込んだリュックを担いだギミーが言う。
「エッチなことってなにー?」
その横でぬいぐるみを抱えたダリーもこちらを見ているのに気付いたダヤッカは、
その純真な瞳に射抜かれ誤魔化す言葉も出てこなかった。
「ちょっと考えてるの?」
今度はダリーが言った。
キヨウと違って性質が悪いのが子供は言葉の意味を知らないことで、
無邪気な悪魔とはまさにこのことだった。
「おっおい、キヨウッなんとかしてくれ!」
ダヤッカの悲痛な叫びを他所に、キヨウの笑い声がキッチンから響いた。
--*--
食料局局長最初の仕事という名の旅行は色々なことがあった。
河を見つけキャンプを張り、捕まえた動物でバーベキューもしたし、
様々な動物の写真を撮ったり、洞窟を探検したりもした。
海に出たときは素潜りで海の生き物も調べた。
生息ポイントを調べ、大まかな個体数、
生態を書き示した報告書が増えるのと一緒に写真も山のようになった。
勿論、写っているものは仕事が半分、残りの半分は私的な写真である。
旅行の間、私的な写真の当番をしていたのはもっぱらギミーであった。
だからどうしても低くなるアングルでとらえられた被写体は、
頭半分が切れていたりしたものも多かったが、それはそれで思い出といえるだろう。
四人が新都市へと帰ってきたのは半月が過ぎた頃だった。
工事の進む新都市に到着したガンスピナーが土埃を巻き上げながら着陸すると、
空いたハッチからギミーに手を引かれキヨウが出てきた。
なにやら楽しげに笑い声を上げたかとおもうと、
ギミーが大きな声で歌い出し、それに合わせてキヨウも歌う。
少し遅れてダヤッカが、寝息を立てるダリーを抱いてコックピットから姿を現すと、
ハッチから大きなトランクケースを幾つか取り出し、ガラガラと音を立ててその後に続く。
夫婦でもなければ、血の繋がりもない四人の姿は、
誰の目に見ても家族と写ったのではないだろうか。
それからも様々なことがあった。
テッペリン攻防戦で死んだと思っていたヴィラルが再び自分たちの前に現れたこと。
立ち上げたばかりの新政府に対し暴動が起こることも少なくはなかったし、
獣人たちが反乱を起こすこともあった。
決して嬉しいことばかりではない、本当に様々なことが走るように駆け抜けていった。
同じくダヤッカやキヨウ、ギミーとダリーにも様々なことがあった。
それは決して大それたことではない、
見落としてしまいそうな小さな変化と、些細な幸せの連続であった。
-*--
そして更に四年という日が流れたある夜、
ダヤッカの帰宅に合わせて遅い夕食を四人で囲んだ後のことだ。
「あの、ダヤッカ・・・さん、キヨウさん」
急に改まった態度で切り出したギミーは次に続く言葉を出せず、隣に立つダリーへ助けを求めた。
しかし、ギミーのそんな要求に気付きつつも、
気の利いた言葉が思いつかず、つい視線を床へと落としてしまう。
「どうしたの?急に『さん』なんてつけちゃって・・・欲しいものでもあるの?」
「あまり高いものは勘弁してくれよ」
空気を察してか、キヨウはソファへ腰をかけつつ、当たり障りのない言葉で二人へ助け舟を出す。
その横で、酒の缶を口元に持ち上げキヨウの言葉に続いたダヤッカは、
子供のおねだりに困る父親のように頭を掻く。
そして、暫く俯いたままのギミーが顔を上げて切り出した。
「俺たち、この家を…その、出ようと思ってるんです…」
あまりにも突然のことに、問い返す言葉も見当たらないダヤッカとキヨウにダリーの言葉が続く。
「その、ね…私たちも、そろそろ自分たちの力で生きていかなくちゃならない…」
「二人にはすごく感謝しています…けど…ッ」
「…だけど、決めたんです―――」
交互に言葉を紡ぎながらも、決してぶれることのない二人の意思。
何時からそんな相談をしていたのかをダヤッカとキヨウが知る由もなく、
ただ目を閉じその言葉に耳を傾けた。
「―――それで、ダヤッカさんも、キヨウさんも俺たちの幸せだけじゃなくて…そのっ…」
「お二人の幸せも見つけて欲しいんです」
目を閉じ、二人の言葉が終わるのを待っていたダヤッカがゆっくりと目を開けると、
拳をぎゅっと握り締め潤んだ目から涙を零さぬように顔を顰めたギミーと、
その拳に手を添えるダリーの姿があった。
「…そういうことだったの」
そう言ったキヨウは、向かいのソファで俯いたダヤッカに目をやり、
その表情から何かを察すると静かな口調で続ける。
「巣立つ時はいつか来るもの、今がその時なら止めないわよ」
そして、青い瞳で二人を見つめながらこう付け加えた。
「でもね、一つだけ忘れないで」
決して反対はされないと、大よその結末を予想をしていたギミーとダリーは、
その後に続く言葉に、自分たちはまだ子供だということを思い知らされた。
「貴方たちの幸せは、アタシたちの幸せでもあったということを…ね」
涙だけは流さない、ありがとうと感謝の言葉で旅立と決めたはずなのに、
ギミーとダリーにはそれが出来なかった。
こみ上げるシンプルな感情は、言葉にしようとすると涙へと変わってしまうのだ。
そんな二人に、ずっと黙り続けていたダヤッカが後頭部へ手を当て、何時もの口調で言う。
「まぁ、たまには飯でも食いに来るんだぞ」
「…はいっ!」
ギミーとダリーは涙を袖で拭いながらその声に応えた。
新都市建設も五年が経てば、人間たちの居住地区もかなり整備されており、
政府が貸し出すアパートメントが幾つも存在していた。
ギミーとダリーの二人も、翌日には入居手続きを済ませ、家を出て行った。
その素早い対応は政府が名ばかりではなく、役所として機能しているから可能なことだと、
新政府の一員としてダヤッカは嬉しい反面、物悲しくの感じていた。
数年前に始動したシモンを総司令にした新政府は、様々な分野に機能を拡張しており、
ギミーとダリーも今後は副指令直轄のグラパール隊で生計を立てるとのことだった。
「出て行っちまったな…アイツら」
リビングに飾ってある写真立てを手に取り、ダヤッカがぽつりと言った。
その写真にはオレオレサギの群れを指すキヨウと、
首にかけたタオルで汗を拭くダヤッカの姿が映っている。
四年前、皆でいった『旅行』で撮った一枚…今のギミーが撮ったのであれば、
決して真似のできない下から覗きあげるような写真。
「大きくなったもんだ、本当に」
もう一度ダヤッカが漏らすように言う。
寂しそうな背中に反して、その表情は何時もの『困り顔』とは違い、
どこか誇らしげであり嬉しそうでもあった。
「なんだか、ガランとしちゃったわね」
「ダヤッカ…さん、か」
「なによ?大グレン団の頃はそう呼ばれてたじゃない」
「いや、父親にはなれなかったんだなと、思ってな」
キヨウのあっけらかんとした言葉に釣られ、
寂しげな背中の理由を取り繕うこともなく言った。
キヨウはダヤッカが何を考え、どんな夢を描いてギミーとダリーを引き取ったのか、
その想いを言葉で聞いたことはない。
しかし、五年という月日を共にしていれば、想いなどは自然と伝わるものだ。
知っているからこそ、敢えて合わすような言葉で濁すようなことをキヨウはしなかった。
「どうやったって、本当の父親や母親にはなれないよ」
写真を見つめるダヤッカの後ろに立ち、そっと腰へ手を回す。
「でもね、思い出は作って上げられたと思うの」
そういってキヨウはその背中に自分の頬を押し当てた。
「…何時までも忘れない、子供時代の思い出…アタシはそれで満足よ」
「あぁ…そうだな」
身体を震わせ、上擦った声でダヤッカは応えた。
暫くすると鼻を啜る音と、涙を拭くガサゴソと言う音が聞こえ、
ダヤッカの背中の震えが止まったことを確認したキヨウは、明るい声で話題を変えた。
「さて、アタシたちもこれからのこと考えなきゃね」
「これからのこと?」
ダヤッカは鼻声でそういうと、首だけを回して背中に張り付いたキヨウを見る。
「そう、明日のこと、明後日のこと・・・ずっとずっと先のこと」
言い終えてダヤッカの背中から顔を離し、その顔を見上げながらキヨウが続ける。
「二人が言ってた、アタシたちの幸せについて考えなきゃ、ってね」
その日の夕ご飯はキヨウが自慢のシチューが作ってくれた。
ギミーとダリーが居た頃は狭かった食卓も、
二人だけになってしまった今は驚くほど広く感じられた。
湯気が消えても半分も減っていないシチューをじっと眺め、
キヨウの向かいに座ったダヤッカは時折、何かを言い出そうとしているようであった。
その様子を不思議に見つめるキヨウは、特に急かすような真似はせず、
自分の食事を済ませただじっと待っていた。
そして、キヨウが先に食後のコーヒーを煎れようと席を立ったときだった。
「キヨウ…少し、良いか」
「ん?」
イスから半分立ち上がった姿勢で、ダヤッカの方へと振り返るキヨウ。
暫くしてダヤッカの目がキヨウの顔を捉えると、
互いに見詰め合ったまま、また暫くの沈黙が流れる。
そして、その目をまたテーブルに落とし、ダヤッカがゆっくりとした口調で言った。
「二人が出て行ったからとか、そういうんじゃないんだが…な」
そこまで言い終えると、再び顔を上げキヨウをじっと見つめる。
しかし、なかなか上手い言葉が見つからないのか、口をもごもごと数回動かした後、
ダヤッカは意を決したようにテーブルの上に置いた拳をぎゅっと握り締めた。
「俺と結婚してくれ」
不器用だが飾りのない率直な言葉。
ダヤッカが数年がかりでいえた言葉であり、想い描き続けたもう一つの夢。
「…アタシの幸せは、ダヤッカと…か」
そんな言葉を前に、何かを考える素振りを見せたキヨウだったが、応えは直ぐに出ていた。
もとより、女自身もその『言葉』をずっと待っていたのだろう。
「スープ、温めなおしましょうか」
それがキヨウの応えであった。
しかし、ダヤッカにしてみればどう判断していいのか分からず、
じっとキヨウの顔を見つめたまま、顎を突き出し野暮なことを口にした。
「あの…えぇーっと、つまりその…」
「これからも大事にしてね」
キヨウはこの時も何かを含めた言葉で返しておいた。
大事なのは言葉の意味ではないからだ。
次の瞬間、ダヤッカはイスを後ろに倒しながらキヨウへと抱きつく。
「ありがとう!」
「これからも、よろしくお願いします」
「あぁッ!俺こそ、頼むよ!!」
やはり締まりのない言葉に少し困った顔したキヨウの手が、
本日二度目となる男泣きを披露してしまったダヤッカの背中に回される。
そして、少し息苦しい程の抱擁に、瞳を閉じて暫くその身体を預けた。
--*--
新都市の郊外にある住宅街に一軒の家がある。
リットナーの姓で括られたポストの下には、ダヤッカとキヨウの名が並んで書かれたいた。
二人は結婚と同時に、アパートメントから郊外の一軒家へと愛の巣を移したのである。
実はダヤッカとキヨウが結婚をしたのは、告白から更に一年という日を重ねてからであった。
なぜ一年もの期間を空けたかかというと、
恋人としての思い出も作りたいからとキヨウが言い出したからである。
住宅街というだけあって緑も多く、ゆったりとした空間。
庭には小さな花壇が設けられており、赤や黄色の花々が見られるのは『新婚真っ盛り』といった感じだろうか。
家の中はというと、こちらも可愛らしい観葉植物がそこかしこに置かれており、
家具にしてもどちらかというとお洒落なものでまとめられている。
どうやらキヨウの趣味なのだろう。
リビングルームに目を移すと、ソファに腰をかけ持ち帰った仕事の書類に目を通すダヤッカの姿があった。
その横でダヤッカに凭れ掛るようにして、料理本に折り目をつけるキヨウ。
テーブルに置かれたお揃いのティーカップからは、
香ばしい香りのするコーヒーが湯気を立てていた。
誰かの訪問だろうか、リビングに設置されたインターホンが呼び鈴を鳴らすと、
キヨウは飛び上がるように玄関へと小走りに消えていく。
ダヤッカもコーヒーを一口啜ってから立ち上がると、
同じ姿勢で凝り固まった身体を鳴らし、
キヨウの読んでいた本と仕事の書類を一つにまとめてサイドボードの上へ置いた。
そして、サイドボードの上に並べられた写真たてに目をやる。
そこには真っ白いウェディングドレスにを身にまとったキヨウと、
タキシードで固めたダヤッカが並ぶ写真を始め、様々な写真があった。
思わず照れ笑いを浮かべたダヤッカの視界に、もう一枚の写真が飛び込む。
そこには、ギミーの撮ったあの日の写真があった。
「お久しぶりです」
「お邪魔します」
その背後で随分と成長したギミーとダリーの声がした。
(´゚Ф゚`)やっぱりエロが足りないね、何よりなげぇんだよクソがッ
↑ 口の形をすこしエッチにしておいたんで、それでなにとぞ…どーか、よしなに
まぁね、ほら、本編のパロとか無謀なのよ、アーッハッハハハハハ、もうなんだろ、これ!
&< だっからーカッコつけぇないでーきっとフンフーンフフンフフフ
なんつーものをををををを!!GJGJGJGJJJッ!
>>597 ああああああああああ(*´Д`)
テラモエス(*´Д`)
GJ!
>>597 テッペリン攻略直後の描写とかね、もう言葉がないからGJというしかないほどGJ!!
GJGJGJ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああああああああああああああああ
|ひ;| ←ダヤッカ、に見える…
>>597 どぅああぁぁぁぁぁぁッ!!こ、言葉にならない程にGJ!!!
このトキメキ泥棒!
そしてCMと筆者コメで噴いた俺の麦茶を返してくれ!
>>597 GJです!そのまんま本編外伝としても普通に違和感なし
凄く面白かった!
>>597 ダヤッカの硬派でいいひとな感じがしっかり伝わっててGJ
つかよく我慢できたなあ…
>>597 ダヤッカの忍耐強さは異常。だが、そこがいい。
写真や将来の伏線も良かった…これを7年間のダヤキヨ補完にします。GJ!!
ずっと待ってたダヤキヨ投下が!
でも今は読めないのであとでじっくり読ませていただく…
ダヤキヨGJでした!
読み応えあるわ、丁寧な文章だわでマジモエス。
ところで、ニア姫とくっついてないアバン艦長話
(ニアおよび全ての仲間と死に別れVer)をつい思いついたんだが、
こっちに投下してもいいもんだろうか。
エロはないがうっすらシモニアなので、不愉快な人もいるかもしれん。
それはアバン艦長×ニア姫のスレに投下すると喜ばれると思うよ
ここに落とすとどうしても荒れ易いからなー
ニア関連は毛嫌いしてる人もいるからな
>>608 結局立てたんだw
>>609 ニア自体が嫌われてるわけではない
本編のネタや男一匹みたいな公式の多次元世界ならOKだろ
アバニアスレへの投下を待ちつつ普通のシモニアのエロをこっそり体育座り待ち&
レストン、向こうに投下してきます…
すまねえ、エロ分はないんだすまねえすまねえ
>>609 お前がニアアンチなんだろ。工作活動すんな
艦長スレ初めて覗いたけど結構盛り上がってるんだな
けど仮に劇場版がアバン世界の話だったりしたらあのスレはどうすんだろ?
話題に出してまた荒れたいのか…?
>>616 それはそれで盛り上がるようにも思う
分離してお互いのびのびと楽しくやってるんだし
今更蒸し返すのはやめようぜ。
それよりもアンネ出産時に病院に駆け付けてアワアワするダヤッカの話をしよう
619 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 15:58:30 ID:o0Y2n7TT
>>618 何回か間違って病院に行ってて…
今回は違うのかなってなった時にマジとかしか思い付かない
キヤルが妊婦キヨウの手伝いに行ってるから
「よぉ久しぶりだな…調子はどうだ?」
とかいって一日置き(毎日でもいい)ぐらいでキタンが来てるんじゃないかと妄想
というか大グレン団がいつも最低一人は来るんじゃないかと
マッケンとレイテに出産の事いろいろ聞いたり、本とかを読んでめちゃめちゃ心配してるダヤッカを逆に心配するキヨウとか
考えてみたらなんていい夫婦だ
ダヤッカ「ああああ、頑張れ、キヨウ!頑張れ!!あああぁぁああ」
リーロン「落ち着きなさいな。男はドッシリ構えてなくちゃダメよ」
キタン 「バァカヤロウ!これが落ち着いていられるかぁ!」
アーテンボロー「生まれろ生まれろ生まれろ生まれろー!」
ニア 「大丈夫です!きっとシモンがなんとかしてくれます!」
ロシウ 「……そうだ、いつだって彼はそうだった」
アンチスパイラル「そんなこと、できるはずがない!!」
リーロン「あんたたちも落ち着きなさい」
なにゆえアンスパまでwww
ダヤッカとかヴィラルとかはいかにもアワアワしそうなタイプだよな
特にヴィラルは気合入れて嫁の出産に付き添ったはいいが、
途中で卒倒して担ぎ出されるシーンがリアルに再現されるのは俺だけか?
というかグレンキャラの男どもは概ねそんなイメージだ…
嫁の出産に最後まで付き添えそうなのはシモンくらいか
出産経験のあるお母さんか付き添ったお父さん!
このスレにいらっしゃったらぜひ体験談交えて投下をー
生命のすばらしさにエロ吹っ飛んだらいけませんね
もういっそ、孕ませスレに聞きにいったほうがいいんじゃないかw
はっきいりいってあれはやばいぞ。ケツからメロンが出るのを想像しろ。
後の性生活に支障が出るかも、って忠告されるくらいにやばい。
「アチ、アチチチッ」
病院の廊下を歩く一人の男。
その両手には、縁をつまむようにして持たれた二つの紙コップがあった。
何時もの何倍もの時間をかけ目当ての病室へと辿り着くと、
男はドアの前で困った顔をしていた。
(しまったな…どうやって開けたもんか…)
目の前を揺れる湯気に目を細め引き返そうとした時、突然病室の扉が勢いよく開いた。
中から姿を現したのは、最近何かと世話になるレイテと、
その旦那であるマッケンだった。
驚きながらもなんとかコーヒーを零さなかった男が、
安堵のため息を漏らしたのも束の間、レイテから手厳しい言葉がかけられる。
「おいおい…アンタ、ダメだよコーヒーなんて…赤ちゃんに良くないの知らないのかい?」
『先駆者の知識』に目を見開いた男は、
その背後にすっぽりと隠れてしまった短身の旦那を探す。
「勉強不足だな」
マッケンが頭を振りながら渋い声で追い討ちをかけると、
そのさらに後方から、ベッドに横になった男の嫁が言う。
「しっかりしてよ、未来のパパさん」
自分の未熟さを思い知らされた男は、何時もの癖で後頭部に手を伸ばそうとするが、
その手が塞がっていたことを思い出し、思わず苦笑い
思わず苦笑いを浮べた。
そして次の瞬間、何者かに背中を押された男は、
尻を突き出すように前のめりに倒れてしまう。
「なぁーにボケッと突っ立ってんだよ」
「キヨウさん、お花をお持ちしましたよ」
熱いコーヒーを頭から被った男が振り返った先には、ゾーシィとアイラックの姿があった。
二人はそのまま室内に入ると、ベッドの回りに駆け寄り楽しげな会話をはじめた。
男は顔をしかめながらも立ち上がろうとしたが、
さらに大きな衝撃がそれをさせてはくれなかった。
「なにやってんだ?こんなところで?」
抱きかかえた大きな熊のぬいぐるみから、ひょっこり顔を覗かせたキッドが不思議そうに首を傾げた。
たくさんの祝福。
それはきっと、どんな宿命を持った命にも等しく贈られるものだ。
-よし、終われ-
(′゜鼻゜`) 携帯で投稿したら、ミスったよ
妄想分けて頂いた
>>618さんに届け!俺のラグジュアリー!
628 :
618:2008/03/05(水) 10:10:07 ID:9TaNYs2Z
まさか本当に書いてもらえるとは思わなかったGJGJGJ!!!
にぎやかでいいなあ、すごく萌えた
629 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 10:11:15 ID:ZViapFbv
総司令とその彼女の無修正写真がry
>>630 二人ともあんまり気にしなさそうに思えるのは俺だけか
>>631 小説によると国民中に二人の仲が知られてるんだっけ?
ニアも地上に出た人間の太陽だとか何だとか・・・
シモン総司令にしてもそうだけど、ヨーコが校長に身分ばれてたりで
結構皆有名人なのかな?だとすれば、恋愛一つも大変そうだ
シモンのプロポーズが7年もかかったのは政治的な理由があるっぽいしな
小説によると
アニメでは微塵もそんな雰囲気は感じさせないんだけどなー
まあ小説は小説、アニメはアニメで別物として考えればいいのか
テッペリンの元姫と新政府総司令が結婚、てぱっとみ政略結婚だもんなぁ
まぁどうでもいいか。
関係ないついでに嫉妬するニアのSSはあったけど、
嫉妬するシモンのSSてあったっけ・・・? なんかちょっと妄想の翼羽ばたいた
雑談のネタになったことはあるけど、結局「嫉妬するシモンが想像つかん」
みたいな結論になったような気がする
確かにw
>>637 そうだったんか、ありがとう!
子供シモンあたり嫉妬してそうだけどなぁ、こっそり・・・
ニアが他の団員と仲良くしてたり、触れ合ったりすると
微笑ましいけどなんかもやもやする、とか思ってて。
沈んでるシモンをニアが心配して、
「どうかしたの?シモン」「な、なんでもないよ!」
「・・・嘘はいけません。ちゃんと目を見ていってください!(ずずいっ」
てな具合で詰め寄られ、もやもやすることを打ち明ける羽目になるシモン。
ニアはシモンと一緒に悩むが、他の人と仲良くしないわけにもいかず・・・
「今ももやもやしてるのですか?」
「あ・・・なんだかニアと話してると、なくなったかも・・・」
「ほんとうに?よかった!(ぎゅっと手をにぎるニア)」
ニアの体温にあったかくてほっとするなぁとかぽろっとこぼしたのに反応して
「シモン、気分が悪くなったらいつでも言ってください。我慢はいけません。
それにシモンが元気がないのは嫌だから・・・」
とかいってぎゅっと抱きつかれて、思春期の少年は思わず(ry
ていう妄想の翼だったんだ。聞かれてもないのにながながとすまなかった。
軽いジェラシーというか独占欲というかで兄貴が死ぬ原因を作ってしまったからな
もはやトラウマになってそんな気持ちが心の端に過ぎっただけで心理的にブロックされてしまうんじゃないか
あれだけ周囲から見て鉄壁なカップルだと、そもそもちょっかいかけようとする
チャレンジャーもいないだろうな
テッペリンの元姫と総司令て政略ってより略奪っぽいとか思っちゃった…
本人らそんなこと微塵も思わせないほのぼのだけどな
獣人サイドから見ると、シモンは姫の父の仇だしな。
しかし本人たちはほのぼのだが。
だがそこがいい。
獣人サイドからみると巨大プロジェクターで特攻止めてるニアも十分大グレン団の一員なので敵なんじゃ
でエロパロ的に何が言いたいんだい?
裏切り者のニア姫を輪姦する獣人というわけさ
>>631 そうかそうか、ハメ撮りか…
ロシウ以外は何のてらいもなく
マイピクチャに放り込んでそうなイメージがあるな。
で、某ツールでいけないファイルを物色するうちに
ウィルスを踏んで(ry
>>640 なんかシモンは人間でき過ぎてるぜ…
まあ兄貴のことが根底にあるからとはいえ、世の中を達観してるイメージ
>>643 小説ソースになるけどシモンとしてはそういうとこは結構気にしてたっぽいよ?
自分としてはともかく周囲がどう思うかって点で。
久しぶりに保管庫覗きに行ったら、もうこのスレの作品も収録されてたんで驚いた
管理人さんいつもながらありがd
昔の作品とか読み返してたらちょっとノスタルジックな気分になっちまったぜ
思えばこのエロパロスレもいろいろな出来事があったなあ…とか
1スレ目からいる人とかどのくらい残ってるのかね
普通に残ってんぜ
ただ読む専w
この前からさっぱり書き込みしなくなったわ。
見てはいるけどね。
自分もノ
アニメ終わってからどんどん加速したなぁ
ノシ
そういえば放送中はまったりしてたのに終了後から一気に加速したなw
スレによっては1000いく前に1000KBで天元突破したスレもあったからな・・・
ちょw 1000KBは天元突破しすぎw
500KBな
懐かしいな
グレンは書き手より読み手の方が多い気がする
どこのスレも大低そうだと思うのだが。
殆どのスレが万年書き手不足で過疎っとるよな
最初のうち…書き手さんなら何でもありがたい
上り坂…ぼちぼち書き手も集まってきてスレに連日GJが書き込まれる
爛熟期…人気の書き手がある程度固まり好まれる話の傾向も些か偏ってくる
下り坂…自称多数派の人が自分の嫌いな書き手や作品傾向を追い出さんがためスレを荒らしだす
停滞期…書き手が減り、雑談の割合が増える
読み手はまだ残っているのでたまに投下があると池の鯉のように食いつく
廃墟…定期保守と業者コピペのみで延命されているだけの不毛の地
だいたいどこもこんな感じの一生を辿る
たまに2〜4の段階がなく低空飛行のまま淡々と運営されるところもあるが
このコピペ前にどっかで見たな
なかなかに的を射ている分析だとは思うが「……だから何だ?」としか言いようがないよなあ
ちょいと荒れようが人が減ろうが続くところは続くし、落ちる所はあっという間に落ちる
投下の合間の雑談ネタ振りがあまり敬遠されないこのスレの雰囲気は、長生きできる要素の一つだよなと勝手に思っている
長々とすまん、誰かエロい話をふってくれ
突然だが俺の中で空前のロリニアブームが来ている
綺麗に着飾って何の穢れも知らない幼いニアに忍び寄る
お父様やその他の…うわきさまなにをするやめr
未来の旦那のドリルによって粉砕された
>>664の代わりに
俺がつるぺったんなようじょニアを…うわきさまなにをするやめr
まぁ、なんですね
俺はつるぺったんのロージェノムに…おほう、おやめでないかいなにすr不二子
このままでは『そして誰もいなくなった』
になってさみしいからそんなもんにしとけよー
以前に比べるとちょっとみんなパッションに欠けてる気はするな
もっとこう、内から湧き上がってくる妄想力みたいなものが欲しい
とりあえず
>>666を襲ったのは4B鉛筆を構えたすしおでFA?
>>668 行き過ぎるとそれは苦手だから勘弁してっていう人もいるから
雑談ネタでも書き込むのちょっと億劫になる
アッー!ってわけじゃないが、すしジェノムネタしかうかばねえw
すしジェノムはもはやお約束ギャグというか、様式美みたいなもんだな
ただし2ちゃん限定の
ニア母とロージェノムの話だったら需要あるかな?
無くても書くけど。
675 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 18:34:05 ID:kyeav/Qy
>>674 全力で正座して待ってる!!!
ニアママも巻き毛だったんかなぁ、とかどうでもいいこと考えながら。
瞳の中のお花も母親ゆずりなのだろうか
ママはニアそっくりだったと妄想してる
ピーチ姫w
貼りまくるなw
ニアは幼い頃に母を捨てられ、自らも捨てられた→ロシウと境遇一緒。
この妄想でロシニアに一歩繋がったw
もうニアロシでもいいよ。
私は王妃などではない。
王の寵愛を受けその子を身籠りながら、私の価値は変わりはしない。
私は人形なのだ。
顔立ちの良さで選ばれて、地下の生活からは夢のようなこの王宮に運ばれてきた。
人形だから今日まで生きてこられたとも言える。
美しい衣装を着けて、美しく顔に化粧をして、美しく笑って、そうして王の寝所に侍る。
こちらが従順であれば王は優しいと言えた。
私が何度も夜伽の相手に選ばれたのも、彼を恐れて泣くことが無かったのが良かったとある獣人に聴かされた。
私と一緒に集められた娘達は同じ夜に一度に王の相手を務めた。
その数は100ほどいたが、その夜のうちに私以外の全てが脱落した。
性技の訓練は受けたが、実際に王の前に差し出された時に感情の脆い面を曝け出すからだ。
王は人間だという。だがその身体は恐ろしく巨大だ。
身体が放つ空気に威圧感がある。
何よりも異常なのがその眼だった。
螺旋を宿した瞳に見つめられれば、どれほど自分の状況を理解し覚悟を決めたつもりでも、怖れずにはいられなかったのだろう。
ついに犯された痛みに一人が泣き出す事で、他の女達も泣き出した。
恐怖が伝播するのはたやすい。皆、声を殺してはいたが、重い空気が褥にたちこめた。
その中で私は一人、微笑み続けていた。
異形の王が恐ろしくなかったと言えば嘘になる。
だが、始めにその太い指を膣に受け入れた時に、思ったより恐怖は感じなかった。
我知らずふふっと笑うと、初めて王が私を見た。
「貴様、名は?」
親から貰った名はあった。だがとうに呼ぶ者はいなかった。
両親が獣に娘を差し出した時から、もう親子の縁は消えていた。
地上に出るのを止めようと追ってきた幼馴染の男は、獣にその場で引き裂かれた。
思えばあの時からもう私の心は死んでいたのかもしれない。
「お好きなようにお呼び下さい、螺旋王。」
王からルナと言う名を賜ったのは、翌日のことだった。
ルナ、月のことだろうか。陽の照る背後で輝く淡い光。
悪くは、無い。
城の中に私のための部屋も設えられた。
ただ考えるのを止めて檻の中で息を潜めるような生活が始まった。
まあこんな感じです。
ちなみにママのヴィジュアルは、黒ニアのもう少し柔らかいイメージです。
エロくなるよう頑張ります。
期待!
wktk
期待して続き待ってるよ
これはいい。充分エロイと思うので、のびのび書いてください!
王の寝所に侍ることは、体力的にきつい仕事ではあった。
何しろあの巨大な身体だ。
まともに圧し掛かられては押し潰されかねない。
勿論王も心得ているのか、そう乱暴なことはしない。
代わりに自分から動かなくてはならないが。
肌に口付けるにも、面積が広い。
そこで私は自分胸を併せて使った。
王の胸の頂きを、両手で持ち上げた乳房で擦り付けるようにして挟み込む。
同時に内腿で王の巨根を挟み、暖めるように包み込む。
舌は舌で忙しく、チロチロと肌の上を這い回る。
王が動き出せばそれに合わせて自分の身体を開いていく。
獣の様に四つん這いにされれば、挿入の前に自ら秘肉を割って、襞の奥まで指使って開いてみせる。
王の巨根は女の細腕ほどもある。
訓練において、似た大きさの器具で受け入れる練習は何度も受けていたが、実物は自分で動くしより大きくもなる。
それに負けないようにするには自分も相手も先に充分に快感を与えて、性器を濡らして滑りを良くしておくより無い。
私の丹念な性技と元々の柔軟な身体の資質のおかげで、私は半年の間の毎夜のような夜伽にも耐えた。
そして半年が過ぎたある日、自分の妊娠を知った。
膨らんだ腹に手を添える。
この子はいつも安らかに眠っている。母親を蹴りもしない。
ただ時々、ノックをするようにコンコンとつつく。
いい子だ。
私はこの子が産まれてくるのを待っていた。
後宮の豪奢な一室で獣に飼われながら。
意外なことに懐妊を告げると王は喜んだ。
あの闇に沈んだ眼で私を見て笑ったのだ。
夫や父親の情愛など微塵も無い笑顔ではあったが。
「よくやったぞ、ルナ。王子か、姫か、いずれにせよ久方振りの御子だ。」
王の声はいつも抑揚が無い。
だが僅かに高揚した響きが私にも分かった。
大きな手でそっと私の下腹部に触れる。
それは退屈していた獅子が、新しい獲物を見つけて興に乗った様を思わせた。
「無事に産むのだ、必ずな。」
有無を言わせぬ気配に私は黙って頭を下げた。
念を押すように、王の手に若干力が篭る。
布越しに伝わる王の体温は、この時もやはり冷ややかだった。
私は出産の失敗は許されないのだと悟った。
それから暫くして、寝食の世話を悉く獣に委ねる事になった。
悪阻が酷く、自分では一歩も外に出れない日が続いた。
最悪な時にはベッドから出るのさえ辛かった。
主に私に付き添ったのは女性の獣人だった。
地下の村にいた雌羊に似た彼女は、慣れた様子で私の世話をしてくれた。
王は頻繁にとはいかないまでも、私の様子を見舞いに来てくれることもあった。
光に満ちた私の自室では、普段険しいそのお顔も幾分表情が柔らいで見えた。
「気分はどうだ、ルナ?」
「はい、ようございます、螺旋王。」
実際悪阻の酷い時期が治まってしまえば、後は特に苦しいことも無かった。
「御子は元気に育っているようだな、何よりだ。」
「はい、ありがとうございます。」
「もうすぐ生まれるか。」
「はい、あとひと月もいたしますれば。」
ふん、と王はなにやら思考に耽った。
こういう時には決して口を挟まず、王の言葉を待たねばならない。
次に王が口にしたのは私にとっては意外なことだった。
「名前を考えておかねばな。どうだ、付けたい名はあるか?」
そうだ、赤子には名前が必要になる。
しかし、王が私に決めよと仰られるのは予想だにしなかった。
この子に私が名前を与えてやれるなどと。
「いえ、今はまだ…私が考えてもよろしいのでしょうか。」
平静を装いながら答える私に王は笑った。
まだ狩の道理の分からぬ仔をあやすように。
「そなたが母であろう、当然だ。」
私が母。この子の母親。それはそうだ。
だが考えてみれば、この子を腹に宿しながら、私はいまいちその実感が持てなかったように思う。
私はずっと人形だった。
王に愛されるための、心を持たない美しい人形だった。
その私が命を産もうとしている。
王の笑った顔を思い出す。
彼の異様な風体ももう恐ろしくは無かった。
それどころか…いや、止めよう。
私は何も考えたくは無い。
これ以上考えるのは、ずっと思考を止めてきた私には恐ろしい。
生まれてきたのは姫だった。
「そなたによく似ておるな。」
瞳が私と同じ花の形なのだと王は言った。
だがよく見ないと自分でもそうとは気付かない私より、この子の方がもっとハッキリしている。
それにまだ柔らかい髪が、虹を溶かし込んだような不思議な色をしている。
私の髪はよく夕空を金に溶かしたようだと言われていたが、この違いは王の血かもしれない。
巻き毛を指に絡ませて何度も梳いてやった。
丸く白い頬を指先で擽ると屈託なく笑う。
可愛い子だ。
今までに見たどんな物より美しい子だ。
私の娘だ。
名前はニアと付けた。
不思議なことに獣では子供に乳を与えることは出来ないらしい。
私は自分の娘に乳を与える役目を任された。
ニア、ニア、私の子。いい子ね、もっとお飲み。
もっと飲んで、早く大きくおなり。
お前は世界一幸せなお姫様なのよ。特別な子供なのよ。
「ルナをニアに取られてしまったな。」
母乳を与えている時に私の部屋を訪れた王はそう言って苦笑した。
「良いか、ニア。その美しい乳房はお前の物だけではないのだよ?」
それに応える様に、ニアが口を付けていた乳首を離す。
そのタイミングの良さに思わず笑ってしまった。
こんな会話を交わしているとまるで普通の親子のような気がした。
ニアが生まれて、私はとても幸せだった。
生まれて初めて、全てが優しく美しく見えた。
一年が経って、ニアはもう私の乳を必要としなくなった。
代わりに私が手で与える柔らかい食事を取る。
一歳になる前に、首が据わって一人で立ち上がるようになっし、日に日に成長していく。
髪の毛はくりくりと渦巻く巻き毛で、やはり私のものに似ている。
何より生まれた時から美しかった顔が、一層可愛らしい表情を沢山見せるようになった。
言葉はまだ喋れないが、一生懸命何かを伝えようとする。
この子を見ていると全てが愛おしくてならない。
ニアが母乳から離れたことで、長い時間でも娘から離れて獣に任せられるようになった。
ある夜、懐妊を告げて以来久しぶりに王の寝所に呼ばれた。
その間他の後宮の女達が絶え間なく王の相手を務めていたことは知っている。
しかしその女達に嫉妬は無かった。
私にはニアがいた。そして王が。
螺旋王ロージェノムが。
横たわった王の上に馬乗りになり、その巨根を受け入れる。
熟れた膣は苦も無く飲み込み、肉襞が包み込む。
怖いものは何も無い、ここにいるのはただ一人の男。
王の手に掴まれると、子を産んだ女の常でいささか肉の付いた腰も折れそうなほど細く見える。
父親ではなく、男の顔をした王を見るのも久しぶりだった。
突き上げられて声が上擦る。
思うの望むままに体勢を変え、その快楽に奉仕する。
私は人形だ。
でも、世界一幸せな人形だ。
何度も絶頂を迎えた果てに、ようやく身体を解放された。
朦朧としながら手探りで王の顔を探し出し、その唇に己の唇を重ねた。
自分から口づけを求めたのは初めてだった。
王の舌に自分の舌を絡ませる。
ふわりと意識が途切れる前に、我知らずのうちにこう呟いたのを覚えている。
「愛しております、ロージェノム。」
無意識だった。そして、心からの言葉だった。
それが、娘との永遠の別れになった。
とりあえずここまで。
テッペリン家ファミリー劇場で、やっぱあまりエロくないですね。
次でラストです。
もはやエロいとかエロくないとかいう問題ですらなく
続きが気になってたまらんのですがはあぁぁぁん
夜更かししててよかった・・・ニア母の人、ガンバレー!
ニアママどうなっちまうんだ…
ルナさん美人だよルナさん
しかしどうしてもニアママの話をみてると、前前前スレあたりにあった、ロージェノムとニアママ小ネタ思い出して噴くw
ニアがロージェノムにニアママの思い出をねだったら、ディスプレイいっぱいにやってるシーン出たやつw
あれは吹いたww
ロージェノムもニアママも楽しそうだったな
息苦しさに目を開ける。そしてすぐに異常に気が付いた。
ここは王の寝所ではない、自分の部屋でもない。
どこだ?
何の音もしない、何も見えない。
とてつもない圧迫感が全身に圧し掛かっている。
空気だけではない、私は窮屈な姿勢で身体を折り曲げられていた。
この空間はひどく狭くて身動きすら取れない。
そしてはたと、娘がいないことに気付き突然不安になった。
「ニア…どこなの!?ニア!!」
自分の叫びがすぐ頭の上で反響して鼓膜をクワンクワンと打った。
頭ごと揺さぶられているようで一層パニックが募る。
必死で手探りでニアを探し出そうとする。
しかし娘の柔らかい肌も髪もどこにも無く、触れるのは冷たく硬い壁ばかり。
何なのだ、これは?
「気が付いたかい?ぎゃあぎゃあ騒ぐんじゃないよ。」
突然女の声がした。距離はすぐ近くなのに、響きがどこか隔たっている。
まるで、この外側があるように。
恐ろしい予感に歯がカチカチと鳴りそうなのを必死で堪える。
「あなたは、誰です?」
「私が誰かなんてどうでもいいさ。あんたも、もうすぐ死ぬんだしね。螺旋王のご命令さ。『捨てて来い』と仰った。」
返ってきた声には笑いが隠しきれていない。
明らかに悪意に満ちていた。でもそんな事はどうでも良かった。
「娘は…どこです?」
「姫なら王の下だよ。可愛いがって頂くのさ、飽きるまでね。」
それを聞いた時に私が叫ばなかったのは、絶望したからではない。
突きつけられた運命は突然で、あまりに残酷だった。
でも、私は知っていた。こうなることは前から分かっていた。
急速に身体から力が抜けていった。それと同時に心も落ち着いた。
「…何を笑ってるんだい?頭がおかしくなっちまったのかい?」
「いいえ。でも言ったところであなたには分からないでしょう。」
「ああ、そうかい!」
ガンっと物凄い力で乱暴に揺さぶられた。
「分かってないのはあんただよ!じゃあお教えしましょうか、ルナ様?
あんたはこれから廃棄される。ここはもう海の中でね、今のあんたは箱の中さ。
こいつごと海の底に沈むんだよ。深く沈めば沈むほど、箱には水圧が掛かってどんどん潰されていく。
水も入ってくる。あんたはどこまで保つかねぇ?」
あはははははと最後に女は狂ったように笑った。
「さっさと捨てちまいな!ったく、糞ムカつく女だよ!」
「はっ、アディーネ様。」
ヒステリックな足音といくつかの足音が遠ざかっていく。
私はそれを静かに聞いていた。
ずくんと乳房が疼く。ニアの生えかけた歯で乳首を噛まれた痛みを思い出す。
でももうあの子に乳をやる事は出来ない。この母は要らないのだ。
王の大きな手が触れた感触はまだこの肌に焼き付いていると言うのに、あの人ももういない。
ああ、そうだ。これが私の人生だ。人形としての、最期なのだ。
恨めしさは無かった。ただ、悲しかった。
死にゆく恐怖は無かった。ただ、娘に会いたかった。
せめて書き上げてから投下しない?
ニア、私があなたに母として出来る事はもう無いのですね。
ニア、あなたはこれからどんな人生を生きるのかしら。
ニア、あなたがあの鳥籠から飛び立つ日はいつか来るのかしら。
ニア、どんな運命でもどうか生きて。そして心から人を愛して。
ニア、私の娘。私の宝物。私の大切な子。
ニア、ずっとあなたを見守っているわ。
ガタンといきなり放り出され、同時に水が流れ込んできた。
これが海。こんな形で初めて知るなんて。
でも私は知っている。
ずっと忘れていたわ。
これは生きる者の流す涙の味。
じゃあ私も、人間の命の輪の中に帰るのね。
私は笑って目を閉じた。
さようなら、ニア。
END
以上で終わりです。
お付き合い&レスありがとうございました。
この頃の螺旋王はガチで糞親父(≠ロージェノム)。
ルナの名前は月ではなく、オランダ語のNaar(ナール:近く)から。
ニア(英語のNear)の原型だそうです。
外見は先に述べたように黒ニアですが、髪が初期設定画のニア姫だといいなあと思ってます。
挙げてくださった方、貴重な物をありがとうございます。
>>701さん
そのレスを、待っていたぁ!
書きあがってたんですが、何故か最後だけ書き込めなくって。
全く申し訳ない。
20回くらい試して、ヴィラヨコネタ書きながら様子見てました。
ああ良かったぁ〜!
>>703 大作の投下乙でした!
これはなんとも切ない…でもいい話だなあ
朝から深く考えさせられてしまった
そしてヴィラヨコの人だったのか!
そちらもずっと楽しみに待ってるので
いつか投下してくれると嬉しいです
705 :
703:2008/03/09(日) 06:27:57 ID:DlSo7bF8
どうもありがとうございます。
でも仰ってるヴィラヨコの方とは別人です。
最近嵌った新参者なもので。
紛らわしくてすみません。
>>705 ああ、それはこちらこそ申し訳ない!
新たな職人さんとは、めちゃくちゃ嬉しいな
次作品を体育座りでwktkしながらお待ちしてます&
ニア母の人、乙&GJでした!!
螺旋王ひどいけどなんかにくめないというか、ちょとかっこいいとか
思ってしまった・・・
黒ニアのような表情で髪が初期設定画の金と桃色か・・・
ルナせつなかわいいよルナ・・・
泣けた…
多元宇宙版ほのぼのとしたテッペリン家ファミリー劇場も読んでみたいです。
これはGJ…いいニア母話だった
職人GJ
誰か俺が縛られたキノンの前でヨーコとニアに無理矢理犯されちゃう話を書いてくれ
>>703 最近泣かせる話が多くて困る
GJでした
目頭を押さえつつレス読んでたら
>>710で吹いた
そのカオスっぷりがエロパロ板の醍醐味w
>>711 職人さんGJでした!
確かにここ2作品ともにほんのり涙しちゃうな
本編での熱い涙然り、こういうのもグレンラガンらしいじゃないか
>>703さんもGJ!!!続投期待してるぜ!
>>703 職人さんGJ!
まさに涙腺崩壊グレンラガン!
>>710 書いたぜ
ヨーコ「げへへおとなしくしな」
二ア「おとなしくなさい、ぐふふ」
710「やめてよーよしてよー」
ヨーコと二アは710にいろんな事をした
710「もうらめええええええ」
アッー!
その間キノンはずっと縛られていた
〜fin〜
>>714 ちょ……30秒前までの俺の涙を返せwwww
>>703GJ!
やっぱ途中で連投規制にかかったのかもな
>>701の前で気付いたんだが俺もなぜか書き込めなくて支援してやれなかった
でも無事完結してよかった&まじでGJ!切ない話をありがとう
>>714 鬼才現るwwwwこれで
>>710も満足www
>>714 あんなにいいSSのあとに・・・ワロタwwww
女を縛って、その前で別の女との痴戯を見せ付けて
女の淫欲を煽って淫獣にするぜみたいなのをなんかの小説で読んだな
というわけでキノンをエロエロにする展開に
>>714 ちょw ヨーコの台詞が酷すぎるだろwww
いろんなことってあれだな、
きっと腹に油性ペンで落書きしたり髪の毛をバリカンで刈ったり、
頭にストッキングかぶせてみょーんと引っ張ってみたりするわけだ
まったくヨーコもニアもおちゃめだなあ
女から犯すつったら、そりゃオメェ
言わずとも知れたペ○スバンド、ペニバン様の出番じゃねぇか
ヨーコ「ほうら、どうよ…けっへへ、入っちまうぞ、入っちまうぞォ」
ニア「しゃらぁッ!テメェ、じたばたすんじゃねぇよ!」710「止めて下さい…そんなところに…イヤァ!」
ニア「おい、そろそろ交代してくれよ、ワタクシのゴム棒が疼いて仕方ねぇ」
ヨーコ「まぁ待てよ、そうがっつくなって…おっおほ、見ろよコイツ…」
ニア「…感じてやがりますな」
710は溺れた。
快楽に身を委ね、ただ墜ちていった。
その様子を影から見つめていた女が一人、欲望と言う名の極太の玩具を腰に携えスタンバっていることに気付く由もなかった。
キヨウ「へへっすぐに良く…してやるからなぁ」
710「モッモルサァッ!」
今夜はやけに蒸し暑い。
なにを書いているんだ俺は…じっと画面を見つめても、その答えが見つかるわけでもなく、
ただただ襲いかかる空しさに『やっちゃってない、きっと大丈夫、平気だから』と言い聞かせるのだった。
>>710の人気に嫉妬w
いつの間にかキノンからキヨウに選手交代しとるがな
>>721 間違えちゃったよ
訂正するしか、あるまい
そして、キヨウの横には少し恥ずかしそうに目の前の光景に目を逸らすキノンの姿があった。
さらに横に目をやると、そこにはキヤルの姿もあった。
舌舐めずりをしながら、機会仕掛けの『玩具』を手のひらで遊ばす様子は…そうとうの手足れであることを容易に想像させる。
キノンが曇らせた眼鏡の奥から見透かすような視線を投げ、こう言った。
「もう止めて良いんだぞ…辛いなら、いっぱいいっぱいじゃないかクソが」
私は、その言葉に甘えることにした。
723 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 18:24:42 ID:a/GyhPwt
>>722 続くのか続かないのかネタなのかSSのつもりなのかはっきり汁
ヨーコ「
>>710のケツからなまり玉突っ込んで鼻から出してやったZE!!」
>>723 続かない上にSSでもなく単なるネタです
投下しかけで「まだかよ」って方居たら、すいませーん
726 :
703:2008/03/09(日) 23:24:11 ID:DlSo7bF8
おおおおおおお、皆様ありがとうございます!
お礼に小ネタを。つまらない物ですが。
インスパイア・バイ
>>708 〜例えばこんな多次元ファミリー劇場〜
螺旋王「その帰りを、待っていたァああ!」
ニア母「大げさね、たかが出張じゃないvアンチスパイラル社の広報部長も楽じゃないわv」
螺旋王「お前がうちの会社に入ってくれればいいのだ、それでわが社は永劫に繁栄する。」
ニア母「夫婦が勤めてるのがライバル会社同士なのがいいんじゃない。
ってあなた、また人形に人の顔貼って!あれほど生身の良さを教えてあげたでしょう?!まだ分からないの?」
螺旋王「問題ない、捨てて来る!明日の燃えるゴミに、朝一でな!」
ニア「だっちわいふって、一体何ですか?」
シモン「え?ダッチワイフって言うのはあれだよ…ごにょごにょ。
(はー俺もコ○パの抱き枕に穴開けて使ってるの隠さなきゃ…)
その頃の隣の美ラルさん宅。
妻「お隣の奥さん帰ってらしたのねぇ、あらあら私も負けてられませんわっ、んんぁっ!」
美ラル「あっ…ママ、す…素敵だ!」
妻「おほほほ、負けなくってよ!この猫耳がある限り!」
美ラル「うわぁ、ママのキャラ崩壊ッ!」
娘「パパもママもがんばってー♪」
美ラル「ちょっ、娘wwwまだ見ちゃいけませんww」
この後スパンキングプレイに入って美ラルさんもとても幸せそうでしたとさ。
終われ。
>>710の流れに腹筋崩壊ww
螺旋王は人形しか愛せない身体になってしまったのか。
美ラル・・・・・なんて同人女っぽい。
ルナさん萌える
シモン抱き枕いらねぇだろうw
それはシモンが最低すぎるだろw
抱き枕に穴あけて中出ししたら洗濯が悲惨なことになりそうだな
そこは器用なシモンの事だから、抱き枕に非貫通型オナホールを仕込んでいるに違いない
さすがアナ掘りシモン
そういやヴィラルスレで見たんだが中島いわくヴィラルの嫁はヴィラル行きつけのクラブの歌姫という発言があったらしいな
冗談の可能性もあるがその設定を活かしたSSがいつか来るのを待ち望んでるぜ!
歌姫→だが今まで投下されたSSは喋らないネタ
クラブの歌姫だったが、事故や病で歌えなくなりクラブからポイされ路頭に迷ったところ、
偶然通りがかった常連のヴィラルにプロポーズ食らって幸せに暮らしましたとさ
まで妄想した
クラブの歌姫か…生真面目で女に免疫なさそうなヴィラルらしい憧れの君
公式ではないがいいな、ヴィラルテラ純情www
流れに沿わずすみません
先日最終話まで見終わって、感動した後
虚無感のようなもので落ち込んでいましたが、
保管庫のシモニア話(結婚式前)を拝読して号泣しました。
自分の中で気持ちの整理がつきました。
職人の方、ありがとうございました。
>>738 さあ、早く同じ職人さんの下から二番目のを読んでくるんだ
たまには過去作品を語るのもいいかもしれない、と思った
歌姫いいなぁ
クラブの歌姫と結ばれるというと何故かFF8を真っ先に思い出してしまう
あれはちょっと先が悲劇的だが
歌姫というとLove Song 探して……
いえなんでもないです
なつかし杉w
ところでクラブの歌姫発言はどこで出たん? ラジオとか?
大人のみりきか
>>745 さんくす
ムックで新たなエロネタ・創作ネタが生まれないか密かに期待
結婚まで一週間とかやることやってたとか、公開打ち上げではネタが豊作だったなあ
HRネタってあり?
>>749 ホームランの略なのかハードレイプの略なのかkwsk
>>749 ホームルーム、つまり学パロか教師ネタかと思った
『孕ませ』の略だろ
あくまでも原作の雰囲気やキャラを重視するならこっちで普通におkだろうけど
孕ませそのものをディープに追求するならHRスレの方が歓迎されるかも知れん
ダヤッカがキヨウを孕ませたら→原作どおり
シモンがニアを孕ませたら→ハッピーエンド
ロシウがキノンを孕ませたら→ハッp(ry
カミナがヨーコをh(ry
なんだ、問題ないんじゃね?
ヴィラルが嫁を(ry →多元宇宙
俺がキヤルを(ry
問題ないな?
キタンがヨーコを。だったらあの世でひと悶着ありそうだw
>>756 お兄ちゃんが背後からお前を狙ってるぞー
孕ませネタって読んだことないんだけど、孕ませそのものをディープに追求するってのは
シモンさんの超強力な螺旋遺伝子を搭載した精子が白血球の猛追を振り切り
2分の1の確率で卵巣へとたどり着き、ニアの卵子の壁を天元突破する様を事細かに描いたりするのだろうか
なんか大昔に見たベイビー・トークとかいう映画の冒頭を思い出しちまったぜ
ニア「中にいっぱい出してぇ、シモンの赤ちゃん欲しいのぉ…!」
>>759 ニアがそんないやらしい台詞を言ったら・・・切ないだけじゃねえか
>>759の台詞をせっかくだから他キャラにも言わせてみた
キヨウ「中にいっぱい出してぇ、ダヤッカの赤ちゃん欲しいのぉ…!」
キノン「中にいっぱい出してぇ、ロシウの赤ちゃん欲しいのぉ…!」
ヨーコ「中にいっぱい出してぇ、カミナの赤ちゃん欲しいのぉ…!」
キヤル「中にいっぱい出してぇ、
>>756の赤ちゃん欲しいのぉ…!」
>>758-759 ニアおめでたで消えないフラグが立った、そんな多元宇宙を妄想してもいいか?
>>761 キヨウ「中にいっぱい出してぇ、ダヤッカの赤ちゃん欲しいのぉ…!」 >(*゚∀゚)=3ハァハァ
キノン「中にいっぱい出してぇ、ロシウの赤ちゃん欲しいのぉ…!」 >(*゚∀゚)=3ハァハァ
ヨーコ「中にいっぱい出してぇ、カミナの赤ちゃん欲しいのぉ…!」 > (;゚∀゚)=3ハァハァ
キヤル「中にいっぱい出してぇ、
>>756の赤ちゃん欲しいのぉ…!」 >('A`)
おめでたフラグが立った未来が、らくがきギガドリルの白パイロットスーツシモンさんと妊婦ニアか
あの結末に行くにはどこで選択肢を変えればいいんだあぁ
じつは空白の7年間での出来事なんだよあれは!!!
ないな
アンスパ因子が既に他の人間に発現しているか
元からアンスパの存在しない宇宙を選ぶしかない
でも、あそこでニアと結婚して子供生まれて家庭が出来たら
シモンは一生総司令の椅子に括りつけられてやりたくもないお飾り権力者続けてなきゃいけないんだろうな
家族を養うためなら我慢できるかもしれないがなんだかそれも可哀想な気がする
孕ませネタといわれて陵辱されてを真っ先に考えた自分の汚れっぷりに絶望した
>>766 家族で旅立ったっていいじゃない
青空の下で孕ませたっていいじゃない
家族で旅立ってほのぼの穴掘ってればいいさ。
権力とかに固執しないだろうしな。
脳天気に生きてそうだ、穴掘りシモン一家
ある日ロシウが出勤したら、
総司令室の机の上に手紙がありますた・・・
_____
/ ヽ____//
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/ ごめんロシウ /_____
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/ 俺、逃げる。 / / /
/ 後はまかせた。 / / /
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/ シモン / / /
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勝手な解釈なんだが、シモンがプロポーズしようとして言った
「もういいんじゃないかって思うんだ」は
カミナシティは発展してきたし後はロシウたちに任せて
役職を離れても「もういいんじゃないか」って意味じゃないかと思った
ニアを連れて政府から離れる心積もりでプロポーズしたんじゃないかなとか
17話見返してて思った
これ以上はスレチだなすまん
>>771 >もういいんじゃないか
実際それでFAだと思うな
人々の生活も安定して、もう革命の象徴なんかいらないだろうから窮屈なお神輿から降りようと思ってたら
まだ緊急事態に際しての人柱にされる役目が待ってたわけだが
>>767 安心しろ
お前だけでない俺もだ
全てはあの同人…あのエロ同人のせいだ…!
>>768 多元宇宙のヴィラル家のような慎ましくも暖かい家の中、
シモンとニアとたくさんの子供たちが楽しそうに暮らしている姿を幻視した
たくさんの子供達はみんな青空の下で仕込みました
おやっさんと熟女ニアのエロもねっとりとしていてまたエロいかもしれないと思った
子作りシモニア
読みたいなそれ。
誰もいないな……?
ここで俺は、21ニアは紐パン愛用者だと主張しておこう
なんとなくキノンは黒いパンツ穿いてそうだと思った
>>777 誰もいないと思ったのに1分違いってどんだけ…orz
>>778 グレン女キャラはもれなく白パン派の俺に真っ向勝負を挑んできやがったな
ニアはもちろん、ヨーコもダリーもキノンもキヤルもキヨウもシベラもレイテさんもヴィラル嫁も
アンネもツインテル子みんな白
だけどリーロンだけ黒のレースでアディーネ様はTバック
ちなみに黒ニアはノーパン
>>780 そして幼少ダリーとヴィラル娘はカボチャパンツな訳か
>>780 安心しろ。ヨーコの白パンはグッズのイラストで証明されてるじゃぁないか
ヨーコは白
ニアは薄桃
ダリーは白かぼちゃ
前かぼちゃパンツにただならぬ情熱を注いでた住人がいたけど、まだ生きてるかな・・・
キヨウは黒いレースだ、いや、そうでないと困る!
レイテはなんかイメージわかねぇな
ノーパン?
白フン、旦那は赤フン。
断然、スポブラと上下セットのスポーツタイプショーツに一票
そしてダヤッカだけおしゃれなボクサーパンツ
ヤツがボクサーパンツで収まるかは甚だ疑問ではあるがな
なんたってキヨウの旦那だぜ
シモンとアニキはフンドシが似合いそうだ
>>790 シモンスレで「☆艦長は黒ブーメラン」を見てから、それ以外考えられなくなった
「っ…は……っ…ン……」
侵入者を拒むかのように硬く閉ざされた冷たい扉。
そこに手をついて、小刻みに肩を上下させる女の姿。
うっすらと涙が浮かんだターコイズブルーの瞳はどこか虚ろで、視線が定まらない。
女の名前はダリー。
肢体の中心部分から迫り上がってくる感覚に、ダリーは自身の太股を擦り合わせるようにして耐えていた。
このままでは気が狂ってしまう──そう思わずにはいられない。
早く楽になりたい。とある衝動が思考に霞をかけて行く。
「お願…い……」
「もう我慢できないのか?」
「…ん…も…ダメ……」
「焦るなよ、ダリー。まだまだこれからだぜ」
今にもはち切れんばかりに切羽詰ったダリーとはまるで対照的に、余裕ある声。
そのどこまでも落ち着いた響きはダリーをさらに追い詰めた。
薄桃色の唇から切なげな吐息が漏れる。そして、──
「…ギミぃ…」
か細い声で紡がれたその名は、紛れもなく彼女と血の繋がった実の兄だった。
「ダリー、まだだ…まだ…」
身体を震わせながら懇願するダリーを尚も焦らす言葉。
脚の付根から侵食するようにして全身を駆け巡る疼き。
神経全てがそれに支配されているかのような錯覚にダリーは陥った。
「──ギミー…!お願い…だからぁ…っ、早く…っ…。このまま…じゃ、私…おかしくなっちゃう…っ…」
「──…分かったよ、ダリー」
──これ以上は無理だ──妹の身体がさすがに限界に来ている事を悟る。
ギミーはそっと手を伸ばすと捻るように触れた。
刹那、水音が鳴り響く。
「ダリー、出たぜ!あ〜すっきりした」
晴れ晴れとした顔で扉から出てきたギミーを、ダリーは上目に睨みつけると言い放った。
「──あんたいっつもトイレ長すぎなのよ!!!」
もしもトイレがたった一つだけだったら。
>>792 すっかり育ってしまった俺のギガドリルをどうしてくれる!!
コアドリルじゃねぇか。トイレ行って自家発電で済ませて来い
ふぅ……ブレイクしてきた
おまえら天元突破しすぎwwww
>シモンは一生総司令の椅子に括りつけられてやりたくもないお飾り権力者続けてなきゃいけないんだろうな
そういう部分や「螺旋王の娘」であるニアと結婚することでの立場上の問題などは
全部背負ってやっていこうと決意したらしいぞ?
ものすごい亀レスに俺が泣いた
>>799 18日発売のムックが出たらまた盛り上がるさ
>>800 別に特にアニメと矛盾はないところじゃ?
中島小説だから=公式の図式が嫌いですぅ
だいたいスレ違いだ
アニメでぼかしてる所の解釈の一例程度に考えてる〈中島設定
なんだかんだでグレンラガンはアニメなんだし
実際に放送されたものだけが明らかな真実、それ以外は結局蛇足
と、うちのばっちゃが言っていたような言わなかったような。
なんかこのスレでは小説の話題出しちゃいけないみたいね
エロネタに変換すればスレチを気にせず語れるぜ
ぶっちゃけ一年もすれば書店から姿を消しちゃうようなラノベを公式扱いされても困る
人間辞めかけてるシモンさんが黒ニア押し倒すエロネタについて語ればいいんだな
「でもいい。それも全部背負おう。」
このシモンの独白は結構良かったと思うんだけどな
公式に出たんだから小説も公式だろうに
なんでそこまで必死に否定したがるのかわかんねw
小説は小説、アニメはアニメでいいけども
色々解釈可能なシーンで、自分の気に食わない解釈を示されるのを怖れて予防線張ってんじゃね?
いや、小説とアニメが既に別のイベントだったりするところあるから
よく似た別次元、と考えないと辻妻合わないから
gUGXBqUMがなんでそこまで小説にこだわるのかもよくわからん
いいかげんスレチだからやめようぜ
小説について語りたい奴は本スレにでも行け
そんなことより黒ニア様のスーツをどうやったら脱がせられるのかが問題だ
いや小説について語りたいわけじゃなくて、なんで小説を完全否定したがるのかと思ってw
小説のネタ使っても怒られるのかなあと
814 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 10:39:13 ID:DQX720B+
やっとこのアニメ見終わったんだけど、皆あのED曲には納得してんの?
例えば獄中シモ黒ニアエロを考えるとして、
小説版設定だとシモンの独房の向かいに監獄王がいるから行為に不便
→アニメ版の間取りにすればおk
といった風に妄想の都合で取捨選択すればいいじゃまいか、ここはエロパロスレなんだし
>>812 シモンの螺旋力でスーツが溶ける説を推したい
シモンの螺旋力のお陰でワープも不可ですね。わかります
黒ニアさまのスーツはぴったり全身タイツ的なものと解釈し
思う様破れば良いおw
つまり総括すると
シモンさんの溢れる螺旋力で監獄からふかふかベッドのある寝室に脱獄した挙句
新しい皮膚であるはずのアンスパスーツ(←ここ小説設定)をこれまた螺旋力で
分解して……といきたいところだが、ただ分解するだけじゃ味気ないから
「ここは一つ破いてみようか」という具合でハイパー調教タイムスタート
ということでよろしいか
ふかふかベットよりは硬い監獄の床で手錠拘束されたままやったほうが燃えるな
アンスパスーツを全部溶かすにはシモンさんの螺旋力をもってしても時間がかかりすぎるに違いない
ゆえに部分的に溶かし、しかる後は人間離れした腕力を行使すべき
穏やか〈キヨウのオッパイが最近けしからんのだが、少し相談に乗ってくれんか?
あれはいつもけしからんだろw
>>821 おっぱいとあそこの部分だけ溶かすとな?
>>825 目の前で延々と調教シーンを見せ続けられ、目を丸くして唖然とする監獄王なわけですね。わかります!
そんで自分も嫁が欲しくなる、と
見られてさらに興奮するなんて、シモンさんも黒ニアさまも本当に好きもんだなあ
そして何も知らないヨーコが乗り込んできてヴィラルといっしょにポカーンな訳ですね。
そこでヴィラヨコ発動
>>830 うーん。その二人が触発されてヤリ始めるのは想像できないが、
シモニアが二人を引きずりこんで・・・・なら。
ヴィラルとヨーコは基本ツッコミだからな
ヴィラル&ヨーコ「他所でやれ!」
かつて投下されたロシキノシモニアSSのようだな
つーかシモンさんの螺旋力果てしなさすぎるw
>>829 スレ開いた瞬間に新着で表示されたのを見てうっかり
「ヨーコが乗り込んできてヴィラルをゴカーン」と読み間違えた
色々な意味で難しそうです本当にありがとうございました
ちびギミーが大グレン団の女性陣のスカートめくりしまくる妄想を受信したんだが、
よくよく考えたら1・2部でスカートはいてるのってキヨウ・ニア・ダリーしかいないんだな
しかもキヨウとニアの脇には未来の旦那が控えとる
これは無理だ
それ以前にタイトミニってめくるの難しそうじゃないか?
まあ当時のギミーならわざわざめくらなくてもその場でしゃがめば見放題なんじゃないかと
ギミーは6話で女湯体験済み
カミナの真似してめくるのが大好きなんだよ
839 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 15:12:04 ID:nLMzjhvp
梅干しおっぱい
ヨマコ先生のおっぱいなら四十路に突入してもまだまだ張りがありそうだが
>>840 10台→20代(具体的にはコスモルック)を見る限り一回り程度
つまりは1,2,さ・・・アッー!!
ロシニア読みたい
なら俺はシモヨコ読みたい
じゃあカミヨコ見たい
ならばチミアディだ
ではヴィラヨコかカミヨコは二アシモかギミ二ア読みたいぜ
じゃあアディシモ読みたい
職人ドコー
じゃあ俺はキヤヴィラ読みたい
キタヨコカミかシモヨコカミの3P読みてぇ
とにかくヨーコが愛されてるのが読みたい
シモヨコ読みたいシモヨコ
シモヨコいいな
ニアの死後、身体だけ求め合う二人とか読んでみたいかも
というかニアがいないifでシモヨコがいい
シモンとヨーコとキヨウで3Pたのむ!
いっそ兄貴が死なないifで
ねーちゃん全員アニキが取りで
ただしレイテさんは俺の嫁
ダリーは幼女の頃に俺の嫁になるって約束してくれたよ?
ロージェノムは俺の嫁だよ?
シモヨコでなんとなく想像してみたんだが、シモンさんが
「俺、ニアに会う前にヨーコのこと少し気になってたんだ」みたいなことを言っても
ヨーコは「へえ、そうだったんだ」って面白そうに笑うだけのような気がした。
で、シモンさんもつられて笑って、それで終わり。
逆にニアに「俺、ニアに会う前にヨーコのこと少し気になってたんだ」と告白した場合は
どんな反応するんだろ。
そもそもシモンさんはニアにそんなこと絶対言わないだろうから、ますます想像つかない。
なぜかシモンに「さん」付けしたくないのは俺だけだろうか
おやじシモンスレの名残でついつけちゃうんだよスマン
気になるなら適当に脳内消去よろ
ヨコカプはカミヨコ、キタヨコ、一部時ロシヨコ、ヨコヴィラ、敵時ヴィラヨコ辺りなら
エロ想像できるんだけど
シモヨコは何故かまったくエロに発展できない。
>>861が言うような淡泊なシーンしか浮かんでこない。
俺は個人的に、
シモン→14歳シモン
シモンさん→21歳シモン
で脳内区別つけてた
>>864 俺なんかエロどころか、21シモヨコが何の会話するのかすら想像できねえ
1部の頃のシモヨコ、ヨコシモ同人にはお世話になりました
ヨコカプならカミヨコが好き
シモカプならシモ二アかシモダリが好き
>>866 21になってからあいつらほとんど会話してないからな
おれも全く想像できねーわ
想像する必要なんて無い
妄想すれば良いんだ
壮齢のシモンとヨーコの会話は読みたいな
エロパロじゃないけどw
>>855 それいい…。
ニア嫌いではないんだけど、シモンとヨーコにくっついてほしかった身としては、
ニアと出会わなかったバージョンで読んでみたいね。
「皆さんごきげんよう」の次回予告でニア次回で逝去説がヒートアップした時期があったが、
あの頃俺はニアがいなくなってしまった場合シモンはヨーコとくっつくものと思ってたなぁ、そう言えば。
或いはロシウが実は女で最終的にシモンとくっつくか。
あの頃俺はまだロシウ女説を諦めてはいなかった。
誤解しないでもらいたいが、シモニアも大好きなんだぜ
まあ結局グレンはそういうアニメではなかったってことだな
登場人物全員ある意味ストイックな生き方で、恋愛についても一途な奴らばかり
シモンとヨーコってどう転んでもくっつきそうにないんだよな
互いの道が交わらないというか、それぞれ別の道を選んで歩いて行く感じ。本編が正にそうだったからか
13話が告白シーンで終わってればもうちょっと期待(妄想)できたんだけどなー。
直後のメシシーンで相性をこれでもかと見せつけられたから。
エロパロなのにそんなに本編の流れ気にしてんの?
シモヨコでもなんでもいいから投下こねぇかな
>>879 本編のキャラを壊してない作品を好む住人が多いんじゃないか?
誰某がくっつく可能性無いとか想像つかんとか
わざわざエロパロスレで言わんでもいいじゃないの
可能性がゼロでもエロスなパロディーなら100%だ
だよね。
本編ではありえない組み合わせでも気兼ねなく投下してほしい
テッペリン陥落後、盛大な宴会を催す大グレン団。
どんちゃん騒ぎの中隠し芸大会がおっぱじまり、いかなる成り行きによる
ものかメロドラマの寸劇を披露することになってしまったヨーコは
ニアに相手役を依頼する。
「ヨーコさん、わたしに任せてください!」
↓
30分後
「ワシがヨーコさんの恋人、江戸島ニア八じゃーい!!」
…超パクリですまん
エロパロは基本なんでもありだしな、注意書さえあれば
あまり偏ってるとまた追い出し騒動で荒れちゃうし
本編アフターでシモヨコが一晩ベッドを共にし、
シモン「俺……昔、ヨーコのこと好きだったんだよ」
ヨーコ「ふーん……今は?」
シモン「…………」
ヨーコ「わかってるわよ。あんたがそんな器用な男じゃないってことぐらい」
シモン「ごめんな、ヨーコ。俺……ニアとは死に別れたけど、離婚したわけじゃないからさ……」
ヨーコ「いいのよ。私だって……似たようなものだから」
シモン「じゃあ、今夜のことは――」
ヨーコ「なかったことに、ってのは無しよ」
シモン「え?」
ヨーコ「私があんたと寝たのは、過ちなんかじゃないわ。思い出よ。それでいいでしょ?」
シモン「……ああ。そうか。そうかもな」
なんてやり取りが思い浮かんだ。どういう流れでそうなったかまでは、頭が回らなかったが。
うーん、誰かSSにしてくんねーかな。
>>886 萌えるというより燃えたわけだがなんだこの気持ち
誰がSS化してくんないかな
誰もいない、今のうち。
シモン、ヨーコ、あと数名による本編アフター。
…分かっている。こんなアフターが望まれている訳ではない事は。
でもかっとなって趣味で書いた。反省はしていない。
[注意]
・エロなし、戦闘なし
・日常話
・45文字改行(専ブラ推奨)
[NG Word]
20年後、夕日の映える校舎で。
◆Gishi/18zs
「ヨマコ先生、さようなら〜」
「ええ、さようなら。真っ直ぐ帰るのよ」
「大丈夫、私がこいつら見張ってやるんだから」
「うげ、オリコだ! なんだよ、あっちいけよ!」
「なによ、とっとと歩きなさい! ケフザ!」
「ふふ、貴方達、あんまり遊んでると、日が暮れちゃうわよ」
「「「はーい」」」
今日も子供の声と別れて終わる。
そんな毎日。
これが日常となって、早20年。
コレハナ島の小さな小学校に単身赴任してきた新米教師ヨーコは、今や周囲の信頼を集める校長と
なっていた。
と言っても、元々利発で行動的だった彼女は赴任当初から子供達と、教師達と馴染んでおり、校長
になったのも周囲がどうしてもと彼女に頼み込んだからに他ならない。
夕日の差し込む窓を閉めながら、教室の戸締まりを確認して回る。
たまに悪戯好きな子供達が隠れんぼをして潜んでいたりもするから、気が抜けない。
もっとも引退したとはいえ元スナイパーの彼女を出し抜けることなどそうそうなく、子供達はいつ
も先に見つけられては悔しい思いをしていた。
ただ最近は、おふざけの隠れんぼを頻繁に繰り返す男の子達を、ヨマコ先生のためとばかりに引っ
張って帰ってくれる女の子達がいるから助かってはいる。
「あの時期だと、なぜか女の子の方が早熟なのよね」
思えば私もそうだった、と歩きながら思う。
周囲の男の子があんまりガキに見えたモノだから、常に相手にせず独りでライフルの腕を磨いた
ものだ。気づけば、人より遥か遠くの標的まで打ち落とせるほどになっていた。
そのうち、村民まとめて地上に出ざるを得なくなり、ガンメン達を相手に戦いだし、そして、あの
二人と出会った。
一人は彼女にとって運命の男。そしてもう一人は、
「そういえば、あの頃は本当、同年代とは思えない子供だったわ」
なぜかおかしく感じて、微笑する。
しかし、あの気弱にしか見えない少年は見かけから想像もつかない力を秘めていた。
ある男は言った、いつも最後まで諦めないのが彼であり、その背中に似合う男になりたいと。
可笑しいのは、お互いが同じようなことを思っていたというあたりではあるが。
「戸締まり、終わり! さてっと。夕食はどうし」
「せんせええええ、ヨマコせんせえええ〜!!」
「大変だ、大変だ、大変だああああ、不審者だあああっ!」
「!? どうしたの、みんな!」
慌てて声のする校庭へ出ると、さっき帰ったはずの子供達が息を切らして走ってきている。
まずは事情を聞かなければ。
「落ち着いて、オリコ。何が起きたかを、ゆっくり話してね」
優しく促された少女は、大きく頷いて深呼吸を繰り返した。何とか息が整う。
「え、えっと。ケフザ達と帰ってたらね、こっちに汚いマント来た男の人がいたの」
「男の人? 知らない人なのね……浮浪者かしら」
「わかんない。でも、止めろと言ったのにケフザ達があいつは悪者だって息巻いちゃってっ! 今、
その男の人と喧嘩して追っ払おうとしてるのっどうしよう!!」
「はああ……あの子達ったら。オリコ、私を今すぐそこへ案内して」
「うん! すぐそこ、学校に来る道への途中だからっ!」
血気盛んな男の子達も問題だが、相手の男の武装も気になる。ヨーコは念のため、急いで寝室に
戻ると壁を押す。すると、ベッドがひとりでにひっくり返り、裏から壁に貼り付けられた愛用ライ
フル一式が現れた。
(使わないことを祈っておくわ)
「さあ、行きましょう」
「うん、こっち!」
待たせておいたオリコと共に、通学路の坂道をくだっていく。少女は物騒なライフルにギョッと
していたが、いつもと異なる先生の表情に質問がしづらいようで、無言で先を急いだ。
「やいっおっさん! 一体この先に何のようだ!」
「ヨマコ先生の元へは行かせないぞ、悪者めっ! 俺様の太刀を食らえっ!!」
「ほう、良い剣裁きだ。だがな、坊主。棒はそうそう人に向かって殴りつけるものじゃない」
「うっさい、おっさん! 悪者の癖に生意気だぞ! このケフザが成敗してやる!」
駆けつけた先では数人の男の子が若草色のフードを深く被った男に拾った棒きれを振り回していた。
が、その太刀は全く当たらず、相手から戦意は感じられないので、暖簾に腕押しである。
(もしかして……)
ヨーコはハッとする。
「それにな、坊主達は知らないだろうが、お前達が守ろうとしている先生とやらは、とても守られる
だけの女じゃないぞ。その証拠にな。見ろ」
「え?……あ、ヨマコ先生!! 来ちゃ駄目――……って、な、なにそれ?」
「ははは、顔に似合わずごっつい武器を持っているだろ、『ヨマコ』先生は」
いつの間にか、子供達の視線がヨーコの手に持つカスタムライフルへと集まっていた。
ヨーコは気恥ずかしくなり、キッと原因の主を睨む。
「あんた……、もう少し穏やかな訪問を頼みたいわね。子供に悪影響よ」
「俺としてもそうありたかったんだがな。立派なナイト達がいるとこういう事になる」
「ええ、まぁ、気持ちは嬉しいんだけどね……」
ヨーコはその時、まるで20年前の、いや、彼と出会った27年前のような顔で苦笑した。
周囲も薄々、二人が知り合いらしいと気づいたのか、おずおずと顔色を窺い出す。
「せ、先生……、あの、もしかして悪者じゃないの? こいつ」
「さあ、正義の味方かどうかは分かんないけど」
クスクスと笑いながら、ヨーコは子供達を見回し、そして、目の前の男へと微笑みかけた。
「いつでも私の、私達の力になってくれた人よ。そうよね、シモン?」
その言葉に、フードから螺旋状の模様をさせた目を覗かせた男――シモンは、深い皺を頬に寄せて
照れくさそうに笑い、
「ブイブイィッ」
その首の横から顔を出した小さな豚モグラが、誇らしげに頷いた。
そこは、コレハナ島よりしばらく歩いた場所にある。
シモンはそこへ向かった後は、必ずここへ立ち寄る。
校長室にて。
「ここに来るのは一年ぶりかしら」
「さあ、どうだったかな。歳をとると記憶が無頓着になってきた気がするよ」
「ふふ、嘘ばっかり」
ヨーコは知っている。
シモンは定期的に、この小学校を訪れている。
それはつまり、まるで計ったように周期的にそこへも行っているという事になる。だが、この歳に
なってそんな些細なことで問い詰めるのも、なんだか無粋だとヨーコは苦笑しながら、彼の前に紅茶
を差し出した。
「でも珍しいわね、こんな夕暮れに。いつもここに来るのは、お昼過ぎが多いのに」
ヨーコの問いにシモンはああっと頷くと、少し疲れたような顔をする。
「実はちょっと、追いかけっこをしていた」
「追いかけっこ? こんな歳にもなって……あんたも落ち着かないわねえ」
「そうかな」
「そうよ」
「そうかもな」
「そうよ……ふふ」
なんとなく、微笑みながら二人とも紅茶に口をつける。
それからは、大したことを話すでもなく、紅茶を注いではゆったりとした時間が流れる。
別に仲が悪いわけではない。
もう、この二人はこうしたひとときを10年以上繰り返しているだけである。
もちろん、始めからこうだったわけではない。
シモンは地球に帰ってきてまもなくして、放浪の旅に出た。誰も行方を知らない状態が続いた為、
何年ぶりか後、初めてヨーコの元へ訪れた時には、ヨーコは朝が明けるまで質問攻めに浴びせた
事もある。その時のシモンの苦渋に満ちた顔は、まるで少年の時のような困り顔だった。
しかし、それ以来シモンが定期的にヨーコの元を訪れるようになって以来、徐々に今のような、
無駄に話さずお茶の時間を愉しむ様式へと落ち着いてきたのだ。
ヨーコはシモンを見つめる。
この男はいつでもボロボロだ。薄汚れたマントを纏い、頭まで覆っているため、胡散臭いことこの
上ない。しかしその瞳は衰えるどころか、ますます生命力を讃えており、肉体はさらに鍛えられて
一回り大きくなった印象さえある。
(これだけの身体になるのに、どれだけの旅を、苦難を乗り越えてきたのかしらね)
興味がないと言えば嘘になる。
許されるなら、根掘り葉掘り聞いてみたい。
そしたらどんな形であれ、二人の距離は縮まるかも知れない。
「それで、今日はどうするの。シモン」
「ん。そろそろ、お暇(いとま)するよ。日が暮れるのも早いしな」
「だったら……」
――泊まっていかない?
喉まで出掛かった誘い。
今更、華やいだ関係を望んでいるわけでもない。そういう歳でもない。
ただ、やはり相手はシモンなのだ。
他でも誰でもないシモンなら、せめてもう少し共に過ごしても、良いのではないか。
そう、一緒にいる、それだけの事なのだから。
だがそれは、
「そう言えば、墓への花、見たよ。この島に咲き誇る桃色の花だった。あれ、ヨーコだな」
そして「ありがとう」と照れくさく笑うシモンの言葉に、我に返る。
ヨーコは全ての言葉を飲み込んで
「いいのよ、近くなんだから。それに私だって、あの子には似合うと感じていたから」
そう言ってから、
「あら、でもあの『子』なんて言ったら、さすがに失礼かしら。職業病ね」
ニッコリと笑った。
そして、二人の距離感を正してくれた、花の似合う女性に心の中でありがとうと呟いた。
この距離感が、今の二人にはまだ、相応しい。
ヨーコは一人ごちながら、シモンを送り出すべく、玄関へと向かった。
「次に来るのはまた来年の今頃?」
「さあ、気が向いたら」
「きっと、気が向くわよ。シモンなら」
「そうかな」
「そうよ」
二人はくっくっと笑いを噛み締める。
「それじゃあ、また」
「ええ、待ってるわ」
「ブイブイッ」
「ええ、ブータもね」
シモンは旅慣れた足取りで学校からの坂道を降りていく。
ヨーコは独り彼の姿が見えなくなるまで見送った。
彼の足取りは速いが、それでも徒歩である。しばらく長い時間、見つめていた。
そうして気がつけば、いつの間にか夜の帳(とばり)が降りてきていた。
「さてっと。今度こそ、夕食はどうし「……ヨーコさん!」って、え、だ、ダリー?」
懐かしい声がこちらに急速度で向かって飛んでくる。
以前ヨーコが乗っていたものと同系統の最新型ガンバイクと共に、ピンク色のウェーブした髪を
靡かせつつ、キュキュッと小気味良い音を立ててあっという間にヨーコの前に停止。
エンジンを止めるのも煩わしそうに飛び降りると、ヨーコの肩を掴む。
「ヨーコさん、ここにシモンさんが来ませんでしたか!?」
「え、ええ。さっきまでここでお茶飲んでたわよ」
言って良かったのかしら、と内心冷や汗を流しながらも、ヨーコは頷く。
「ああ、やっぱりここで張っておくべきでした……」
「あなた、張るって……。シモンに何か用なの?」
「いえ、別に用って程では……。ただシモンさん、本部の方には全然来てくれないんです」
「それは、貴方達を信頼してるからよ、きっとね」
「そうかもしれませんけど……でもそれにしても」
唇を咬んで、切なそうに眉をひそめる。その姿はまるで、年頃の娘だ。
勘違いしそうになるが、これでもダリーは30歳前後になる。
にもかかわらず、この若さ、そしてこの仕草。
(時間って、一応平等に流れてるのか疑いたくなるわ……)
そんなヨーコの愚痴もつゆ知らず、ダリーはいつの間にかガンバイクに跨り、ハンドルを握り直す。
「ヨーコさん、シモンさんの向かった方角は?」
「あ、うん。ええっと確か」
シモンの向かった方角を指そうとして、お茶の席でシモンの言ってた事を思い出し、
――追いかけっこ、なるほど。罪な奴なんだから
それとは逆の方角を指さす。
「そっちですね、分かりました! では、失礼します」
「え、ええ。『おそらく』ね」
ギュイーンと盛大なエンジン音を吹かせて、あっという間に見えなくなるガンバイク。
「もう。貸しなんだから、あのバカ」
と、その時、もう一つのエンジン音がこちらに近づいてくるのに気づいた。
今度はヨーコにも見当がつく。
キキッと音を立てて校庭に降り立ったそのバイクから、髪を短く切り揃えた体格の良い男が降り
立つ。予想通りの双子の片割れが、苦笑いしながらサングラスを外した。
「遅いわよ、ギミー。ダリーはシモンがここに来ること、どうやって知ったの?」
「あはは、お久しぶりです、ヨーコさん。いやあ、たまたまだったんですよ。ちょうど僕たちもお墓
参りに行った時に、なぜかその辺りをブータが散歩してて……そしたら、ダリーがきっと近くにシモ
ンさんがいるに違いないって慌てだしちゃって」
ギミーが目を細めて笑う。
ギミーにしても、ダリーがシモンをそんなに熱心に追い回すとは思っていなかったに違いない。
「それで、周囲を探したんですけど見つからないまま。その後、墓参りの後にいつもヨーコさんの所
へ行くって話を僕が思い出しちゃったんです」
「あら、隊長にしては迂闊な行動ね」
「いやあ、勘弁してください、ヨーコさん」
ギミーは頭をぽりぽり掻く。体格は大きくなっても、仕草は相変わらず少年臭い。
「でもね、ギミー。シモンは、オちないと思うわ」
「はは、確かに。難攻不落って感じだと思います」
「で、双子想いのギミー君は優しく諭してあげないのかしら」
ヨーコのからかいに、ギミーは止してください、と苦笑いする。
「僕達も充分いい大人です。そんな干渉はしませんよ。それに、あいつにだって、薄々分かってると
思ってるんです」
そう言いながら、ギミーはゆっくりとガンバイクに跨る。
「それなら、しばらくはダリーの好きなようにさせてあげたい。それにもしかしたらって可能性、
あるなら僕だってちょっと見てみたいと思ってますし」
「あらあら、面白がるのもほどほどにね」
「はい、『ヨマコ先生』!」
「うん、よろしい」
ギミーの茶目っ気に、ヨーコは満足げに頷く。
そして、ダリーとは対照的に安全運転で初速を踏み込んだ彼のガンバイクの軌跡を、ゆっくりと見
送った。
「今日は色々……懐かしい顔続きね」
これ以上、旧友が押しかけてくると、らしくないノスタルジーに浸ってしまいそうだ。
こんな一日もたまには合っても良いと思う。けど、できれば適量を以て摂取したい。
ヨーコはよし!っと声をかけると、3度目の正直とばかりにわざと声を大きく出した。
「さてっと、今度こそ、夕食はどうし
It might be END.
以上。
>>894 乙!
リアルタイム投下でドキドキしながら読み進めさせてもらいました。
いいなあ、こういう何気ない話と終わり方。
個人的にダリー→シモンな関係もツボでした。
シモン、昔からは想像出来ない位モテモテだなw
GJです!
定期的にシモンがヨーコに会いにいく話は、非常にアリ、ってか
個人的妄想通りでうれしかった!
いいねいいねーこれはそのうち「泊まって」いくこともアリアリで想像できますよ
風呂に入れてやって色々さっぱりさせて送り出すといいよ
ごちそうさまでした。いいヨマコ先生でした!
>>894 GJ!
穏やかな空気感がすごく良いな〜
なんか胸にじんわり来た
>>894 キャラ達が原作の雰囲気残していて良かった!
それぞれのキャラ達のなんとも言えない距離感がいいなぁ
GJですw
ひょっこり現れてなにを話すでもなく
二人の時間をすごせるってなんかいい関係だな。
GJでした。
GJ!
キャラ達の雰囲気がすごく良かった〜
心に染み入ったよ
>>894 乙&GJ!
根っからのカミヨコ&シモニア派な自分だけど
>>889-893のは良かった!
ダリー→シモン要素やギミーの成長ぶりとかも
自分好みな感じでした
>>855 それをアバンに繋げられるか?
小説の記述みたいにヨーコに認められる、振り向かせる事を求め続けて
上昇志向の塊になったシモンがアバンの姿って事で。
どうやってシモンがアニキの死を乗り越えたのかの理由づけだけで
多くの書き手が脱落しそうだ
その場合のアニキは死なずにシモンに追い越されてグレン団脱走ルート?
ほら監督か構成のヨタで出てた話。
アバンはマントの切れ端巻いてないから、あんまりアニキと上手く行ってない気が。
つか無理にアバンと関連付けなくてもよくね?多元宇宙で片付ければいいだけじゃ
>>904 必死にあれこれ考えたんだが
傷のなめ愛シモヨコしか思い浮かばなかった俺orz
好き嫌いがかなり分かれそうだが個人的にはそういうのも見てみたい。
なめあいから始まってしかし最終的には二人とも自立
→距離の置き方を知る、的な
傷のなめあいから本当の意味での立ち直りまで
ある程度のスパンと精神的右往左往がありそうだから
本格的にSS化するとなると大変そうだが。
>>906 グレンは多元宇宙で何でも片づけられるというのに、頭が固い奴多いな
バチカ姉弟の末っ子に生まれ、おてんばなキヤル姉ちゃんにいつもいじめられていたシモンが
あるとき性的な反撃にうって出る話ぐらい、俺の頭では容易に想像できる
そういえば多元宇宙でシモン以外の別の人間に拾われたニアが
輪姦されてしまうSSなんてのもあったな
あれはエロのクオリティが凄かった
純愛シモニア好きだが思わず引き込まれた
エロけりゃなんでもありってことか
じゃあ俺はニア←ロシ←ダリの3Pを希望する
>>909 なんだそれ見た覚えがないぞ
保管庫にある?
『ニア屈辱』ってやつだな
14シモニア読みたい。ウブで純愛な。
っていうか14歳シモンって、どう見ても14歳に見えないよな。ヨーコとは逆のベクトルで。
理事長堀田がまた読みたい俺はきっと異端
もっとシモヨコお願いします!!!
えっちなやつで!!!
過剰なクレクレは職人さんが引くからほどほどにしておけ
そろそろ春休みだな
理事長堀田いいよな。理事長→ご褒美→志門くんSSが前にあったが、
志門くん理事長を押し倒すの巻とか見てみたい。
すみません、ごめんなさいとか言いながら襲っちゃいそうな・・・
でも男一匹はカミヨコとかもおいしいよな・・・
あーちょっと頭冷やしてくる!!
家庭訪問に来た理事長を堀田くんが煎餅布団に押し倒しちゃうんだな
理事長はでもそんなのお見通しなんだな
>>922 おまっ・・・・せっかく風呂入りついでに頭冷水でひやしたのに!!!!
押し倒したのに理事長のちょっと余裕な眼差しに焦れて、
「そんな目で見ないでください・・・僕はっ・・・貴方を・・・」とかいいつつ
目隠しプレイに雪崩れ込み、
そこで初めて「二ア」呼びするまで妄想してしまったじゃないかどうしてくれる。
>>923 お前、その妄想を今こそ解き放つ時だろ!
SSを書くんだ!お前ならできる!
お前を信じる俺を信じろ!!
女は恋愛に常に刺激を求めるけど男はマンネリも嫌いじゃないとか
付け焼刃の恋愛知識をシモニアで煮込んでみたらこんなん仕上がりました(´ー`)
・前半ニア視点、後半シモン視点
・一応エロはある
・昔投下したニアやきもち話・ベビードール話と少し繋がってはいるが、読んでなくても全く問題ない
・興味のない人は全力でスルースルー
じゃ、いきますよー
面白くない。
互いの体温ですっかり温まったベッドの中、恋人の胸に頭を預けながらニアが導き出した結論は、それだった。
(面白くないし、つまらないし、なんだかちょっと悔しい。それに……ちょっと寂しい)
すやすやと寝息をたてる彼――シモンの寝顔を見、更に続ける。
自分の中の感情を咀嚼し、分析する。が、どうにも鬱々とした気分は収まりそうになかった。
寝室の暗闇の中、もそもそと寝返りをうつ。あまり眠りの深くない、隣の男に気を使いながら。
今感じているこの気持ちは、たぶん敗北感だ。
しかも、ほかならぬシモンに対しての。
――――――――――――――――
日常の、ほんの些細な出来事だった。いつもなら気にもとめない――いや、むしろ嬉しいはずの彼の行為。
頭を撫でられた。
ただ、それだけのことだった。
頭を撫でられるのを嫌がる人もいると聞くが、ニアにはそれは当てはまらない。
幼い頃――仮に、それが戯れによる愛情表現の真似事だったのだとしても――父に頭を撫でられるのは嬉しかった。
今、シモンに頭を撫でられるのはもっと嬉しい。
いつもであれば。
少し照れくさそうに笑ったシモンが、温かい手で頭を撫でてくれる。
(シモンに髪を梳かれると、それだけで心が気持ちよくなって)
故郷の村で毎日ドリルを握っていた頃の名残のある彼の指が、柔らかく髪に絡まる。
(身体からふぅって力が抜けて、シモンが大好きっていう気持ちが溢れて……胸がきゅうってなるの)
――そう、いつもであればそうだ。
でも今日は違った。頭を撫でられた後、何かが心に引っかかったのだ。
(何故こんなにもやもやしてるんでしょう)
憂鬱な思いでシモンを見つめる。穏やかな寝顔を見ると、なんだか彼に申し訳ないような気さえしてくる。
彼は何も悪いことをしていないはずだ。
なのに、ニアは今よくわからない――だが、決して愉快とはいえない感情を抱えたまま、彼の傍らにいるのだ。
以前にも似たようなことがあった。
シモンが誰ともわからない女性から、ラブレターなるものを貰ったことを知ったとき。
そのときのニアは嫉妬という感情をよく理解しておらず、キヨウやキヤルらに少しばかり取り乱した様を見せてしまった。
(今思い返すと恥ずかしい……)
あのときと似ている。彼は悪くない、だが自分は気分が悪いというこの状態。
しかし、嫉妬という感情を知ったからこそ、ニアにはこの感情がそうではないということがわかる。
(きっと、頭を撫でられたことにこだわって考えてるからわからないのね。その前から、思い返さないと……)
929 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:10:13 ID:yLMn4UnZ
シモンに頭を撫でられる前の出来事――とはいっても、格別変わったことをしたというわけではなかった。
目を閉じてゆっくりと思い返す。
(私のお部屋でお茶を飲んで、いろいろなことをお話して……とっても楽しかった)
その中で、しばらく前に二人で種をまいた花がきれいに咲いたのだという話題が出た。
(その後二人で庭に出て、花を見て……次の季節には何のお花を育てようかって言ったら、シモンは『ニアの好きな花でいいよ』って答えて)
ここまではとくに問題ないはずだ。
(私が『このお花の種をまいたときもシモンはそう言ってたわ』って少し文句を言ったら、シモンは『そうだったっけ』って笑って)
自分は花に詳しくないから、ニアの好きな花を育てればいいと言う彼に、ニアはこう返した。
「私は、シモンが好きなお花を育てたいのに」
少し見上げた先にある彼の目が、一瞬きょとんとし――次に優しく細められた。
彼の瞳に映ったニアの顔は、少し拗ねた顔をしている。
くすぐったそうに吹きだして、シモンは笑いながら言った。
「可愛いな、ニアは」
そして、優しくニアの頭を撫でたのだ。
……これだ。このやり取りだ。これがずっと引っかかっていたのだ。
(でも、なんで?)
シモンが好きな花を育てたいとニアが言った。シモンは笑ってニアを可愛いと言い、頭を撫でた。それだけだ。
花を選んでくれなかったことへの苛立ちではない。
そんなことは初めてではないし、第一そのあとシモンはきちんと好きな花を選んでくれたのだから。
それは多分、ニアの好みに合わせた選択だったのだろうけど。
(私、『シモンが好きな花を育てたい』って言った)
ふと、自分の言葉を思い返す。
シモンが好きな花。
シモンが好きな花。
シモンが好きな花……?
(私が好きな花は?)
930 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:10:49 ID:yLMn4UnZ
唐突に出た答えだった。
あのときのニアの言葉には、自分の意思がなかったのだ。
純粋に「シモンの好きな花を育てたい」のであればいい。しかしそうではなかった。
あの瞬間のニアは、ただ「シモンの意思に合わせたい」だけだった。
もっと極端にいえば、ニアが好きでしているはずの土いじりにシモンを無理矢理つきあわせようとしたのだ。
彼に迎合しようとするくせに、その反面自分の世界に彼を引きずりこもうとした。
そしてシモンが、ニアの望むような反応を示さなかったことに拗ねたのだ。
同時に、盲目的に――しかし自分本位で彼に追従しようとした、自分自身に苛立っていたのだ。
(なんて恥ずかしいの、私……!)
寝室の暗闇の中、自分自身に呆れてニアは顔を真っ赤にした。枕に顔を埋めて背を丸める。
「うぅ〜……」
羞恥のあまり声すら漏れた。次の朝、まともにシモンの顔を見られるだろうか。
シモンにこのことを話したら「そんなことで」と、それこそ呆れて笑うだろう。
しかしニアにとっては一大事だった。アイデンティティの危機と言ってもよい。
(シモンはシモンで、私は私なのに)
それはシモンが言ってくれた、ニアにとっての宝物のような言葉。
『今ここにいるニアがニアなんだ。だからニアらしく生きればいい』
父の人形だったニアを、人間にしてくれたのはシモンだった。
シモンと出会い、シモンを見つめて、シモンと向き合って。
彼と出会えたからこそ、自分と彼の違いを知り、更に多くの人々との違いを知ることができた。
世界にはたくさんの人がいる。なのに、誰一人として同じ人はいない。
そして、そんな沢山の人々の中から、ニアはシモンに出会うことができたのだ。
世界に一人だけしかいないシモンが好き。
そして彼を大切に思うのと同じくらい、自分の存在も大切にしなければならない。
ニアがニアでいいと言ってくれた彼が、隣にいるのだから。
彼はニアのことを、好きだと言ってくれる人なのだから。
(ごめんなさい、シモン! ごめんなさい……!)
たまらず彼の身体をぎゅうっと抱きしめる。
ふにゃ、と一瞬目を覚ましたシモンは、抱きつくニアの背に腕を回し、ぽんぽんとあやすように叩くとそのまま再び寝息をたて始めた。
温かいベッドの中、温かい彼の腕の中。シモンの胸に頬を寄せ、鼓動の音を聞きながら思う。
自分はいつから、こんなにシモンのことばかりを考えるようになったのだろう、と。
931 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:11:26 ID:yLMn4UnZ
昔はそうでもなかったはずだ。もちろんシモンのことは大好きだった。
だが、一日中彼のことばかりを考えて過ごしてはいなかったように思う。
何より毎日が新鮮な驚きの連続だったし、覚えなくてはならないことも山ほどあった。
ニアが些細なことで驚いたり、普通の人なら絶対しないような失敗をしたとき。日々の慌しさにふと一息ついたとき。
そんなときに隣を見ると、必ずシモンがいてくれた。ニアが笑うと、温かく笑い返してくれた。
今のニアは違う。
シモンに届ける弁当や夕飯のメニューを考えるとき。街中で面白いものを見つけたとき。
週末をどう過ごそうかと考えているとき。
意識するせざるを問わず、その中心にはシモンがいる。
彼は何が好きか、何を食べたいか。あれを見たらどんな反応をするのか。
最近疲れているようだから、そっとしておいてあげたほうがいいのではないか。
先の花の件とは違い「シモンが喜ぶこと、楽しいこと、彼のためになることをしたい」という理由で行動することが昔に比べて確実に多くなった。
勿論、突き詰めればそれは、最終的にはニア自身の喜びへも繋がっているのだが。
こうなってしまった理由はわかっている。
惚れているからだ。
どうしようもなく、彼のことが好きだからだ。
「恋は盲目」の言葉通りに、何も考えずに彼に合わせようとすることもあるくらいに。
(『好きになったほうが負け』って、こういうことをいうのかな)
シモンはどうなのだろうか。
彼がニアのことを好いてくれているのはわかる。
だが、ニアのように些細なことで拗ねたり、動揺したり、わけのわからない感情に翻弄されることがあるのかというと――驚いたことに、ニアには皆目わからなかった。
これだけ長い付き合いであるはずなのに、だ。
(シモン、昔みたいにころころ表情を変えなくなったし)
少年の頃の彼とて、決して感情表現が豊かなほうだったとはいえない。
だが、それでも驚いたり、あせったり、赤面したりと――今ではあまり見せてくれなくなった表情を面に出していた。
(大人になったから?)
そういえば、何気ない仕草にも余裕を感じるような気がする。
ニアの頭を撫でたり、先ほどのように優しく抱きしめたり。包容力がある、とでもいうべきか。
932 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:12:06 ID:yLMn4UnZ
(シモンばっかり先に行っちゃったみたいで、なんだかずるい)
ニアは小さく唇を尖らせた。
自分はこんな些細なことで機嫌を損ねて、理由が分かれば一人赤面し、果ては彼のことを好きで好きでたまらない気持ちを再確認したりと大忙しなのに。
大人になったからだ、と一言で片付けることはできる。
今のシモンは出会った頃のシモンではない。ニアが手を握っただけで頬を赤くしていた純情な少年は、もういなくなってしまった。
しかし、大人になったのはニア自身とて同じだ。
テッペリンで無邪気に父だけを頼って生きていた姫ではない。
自分の身の回りのことなら一通り自分でこなせるし、世間の常識もわかっているつもりだ。
彼と多くの喜びを分かち合った。恋する喜び。愛する喜び。性愛の悦びすら、だ。
なのに、彼はひどく大人びて先へと進み、ニアは深夜ベッドの中で自問自答している。この差はどうだ。
(……面白くない)
互いの体温ですっかり温まったベッドの中、恋人の胸に頭を預けながらニアが導き出した結論は、それだった。
(面白くないし、つまらないし、なんだかちょっと悔しい。それに……ちょっと寂しい)
すやすやと寝息をたてる彼――シモンの寝顔を見、更に続ける。
自分の中の感情を咀嚼し、分析する。が、どうにも鬱々とした気分は収まりそうになかった。
寝室の暗闇の中、もそもそと寝返りをうつ。あまり眠りの深くない、隣の男に気を使いながら。
今感じているこの気持ちは、たぶん敗北感だ。
こんなことに敗北感を感じる必要はないのかもしれない。そもそも勝ち負けの問題ですらない。
それでも悔しいのだ。
大人びた彼の顔。とうにニアを追い越した背。愛撫する手。低くなった声。ニアを包み込む仕草そのもの。
全てが恋しく――今このときにおいては憎らしい。
(シモンのこと、びっくりさせたい)
ふと、思いつく。
彼を驚かせたい。昔のように驚いた顔や、赤面する様を見たい。
子供じみた思いつきだ。ひょっとしたら、八つ当たりに近い行為かもしれない。
(だけど、とっても楽しそう)
いたずらを思いついた子供のようにニアは目を輝かせた。
シモンのそんな表情を見ることができれば、それはニアにとってなかなか気持ちいいことのはずだ。
一度思いついてしまった考えの誘惑には勝てそうにない。
(でも、何をすればシモンはびっくりするの?)
はたと我に返る。それを考えなければ話は進まない。
過去の自分の行いを振り返ってみるが、あまり参考になりそうにない思い出ばかりが浮かんでくる。
ニアの失敗や無知で驚かせたことは多々あったが、それは二度は使えない。何より狙ってできるものでもない。
突然抱きついたりすれば彼は照れないでもないが、すぐにいつものように笑ってニアを受け入れてしまうだろう。
それでは面白くない。
933 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:12:40 ID:yLMn4UnZ
(前に、エッチな下着を着たとき)
ふと思い出す。
(あのときはシモン、すごくびっくりしてたみたいだった)
これをどうにか応用できないだろうか。
あの時はエッチな下着を着ていた。
下着を着ていた。
下着を着て……いて……?
「思いついた!」
「ふぁ?」
寝室にニアの明るい声が響き、隣のシモンは何事かと目を覚ます。
「あ、ごめんなさい、シモン。なんでもないの」
「早く寝ろよ? ニアー……」
枕に彼が顔を埋めるのを確認し、ニアは思いついた考えに胸をどきどきさせる。
本当にこんなことをしてしまっていいのだろうか。
もの凄くはしたない行為だ。
父の戯れの一環とはいえ、淑女としての振る舞いを学んだ身としては、こんなことを思いついたこと自体に罪悪感を感じないではない。
しかし、ためしてみる価値はある思いつきだった。
きっとシモンはびっくりして、顔を真っ赤にして動揺する。それを思うと今からわくわくする。
とにかく、明日だ。
早速、実行に移そう。明日は休日。一日中シモンと一緒なのだから。
「おやすみなさい、シモン」
ニアはにっこりと微笑むと、シモンの唇に軽くキスをし、今度こそ眠りについた。
―――――――――――――――
(可愛いな、ニアは)
昨日口にした言葉を、シモンは再度こっそり胸の中で繰り返した。
ニアは朝からご機嫌だった。
シモンが目を覚ましたときにはすっかり朝食の準備ができており、ニア自身にいたっては外出の準備もすっかり完了していた。
とはいっても、今日は特に遠出をするでもなく、街に買い物に出るだけのデートなのだが。
「晴れてよかったね、シモン」
にこにこと無邪気に笑い、ショーウィンドウ越しに興味のあるものを見つけてはころころと表情を変える。
買ってやろうかと訊ねると、「ありがとう、でも今はいいの」というよくわからない返事が返ってきた。
まあ、ニアの言葉がよくわからないのもいつものことだ。彼女なりの考えでそう言っているのだろうから、あえて追求はしない。
(なんか『わかりあってる』って感じでいいよな、こういうのって)
新たに興味を引かれたらしい雑貨を見つめる彼女の後姿を眺めながら、シモンは満足感に浸る。
ニアとの付き合いも、そろそろ長いと言ってもいい年月になろうとしている。
ニアと出会い、少しずつ彼女のことがわかってきて、彼女も自分のことをわかってくれている。
こんなに心地よい関係が他にあるだろうか。
934 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:13:16 ID:yLMn4UnZ
昔は毎日が緊張の連続だった。
とにかく目を離すと何をしているのかわからない。話をしても、何を言っているのか一度聞いただけではよくわからないことがある。
そして大抵後になって「ああ、そういうことを言ってたんだ」と納得のいく、筋の通ったニアなりの考えを伝えようとしていたのだということが分かる。
そのたびにシモンは自分にがっかりしたものだった。「なんで俺はもっとニアのことをわかってあげられないんだろう」と。
その上、今となってはくすぐったい思い出になりつつはあるが――昔はニアと二人でいるだけで、シモンは常に緊張していた。
まっすぐ見つめられるだけで胸の鼓動が早くなり、笑いかけられると茹で上がったように頬に血が集まった。
手を繋げば汗をかくし、彼女にキスをしたいと考えるだけで喉が干上がった。
そしてそんな、男としてあまり格好いいとはいえない自分を自覚するたびに、シモンは思ったのだ。
ニアに相応しい男になりたい。小さなことに動揺したりしないで、ニアのことを全部受け入れて、守ってやれる男になりたいと。
今の自分が、昔そうありたいと思った姿になれたのかはわからない。
けれど、昔よりはよほどニアと同じ目線でものを見れるはずだ。
少なくとも、ニアが何を考えているのか全く見当もつかない、ということはほとんどない。
(同じ目線、か)
いい響きだな、とシモンは思う。このままどんどんニアに近づいて、ニアと世界を共有して。
お互いの考えていることが手に取るようにわかる関係になったら、そのときは。
「あのね、シモン」
突然ニアがこちらを振り返り、笑顔で声をかける。
「ん? どうした?」
「ちょっとシモンに話したいことがあって」
頬を少し赤く染め、上目遣いにこちらを見るニアはなんとも可愛らしかったが、何を話そうというのだろうか。
雑貨店の店先を離れ、往来の中で爪先立ち、ニアはぽしょぽしょとシモンに耳打ちする。
「あのね? ……すごく恥ずかしいんだけど、実は私、今日」
「ああ」
一瞬の間の後、いたずらっぽくニアは囁いた。
「……はいてないの」
……。
…………。
……………………。
「……?」
言われた言葉が理解できず、固まったままニアを見つめる。
視線の先のニアは相変わらず無邪気な笑みを浮かべたままだ。追い討ちをかけるように告げる。
「あ、上もよ。つけてないの」
935 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:13:45 ID:yLMn4UnZ
……。
…………。
……………………。
「はあああああ!!?」
往来のど真ん中であることも忘れて、シモンの口から素っ頓狂な叫びがあがった。
待ち往く人がなんだなんだと視線を投げかけてくるが、そんなことには構っていられな――
(いや、構うだろう!!)
今ニアに視線が集まるのはまずい! 非常にまずい!!
「ニア! と、とにかくちょっとこっち!!」
「きゃっ」
シモンはニアの腕を引っつかみ全速力でその場を走り去ると、少し離れた静かな通りのビルとビルの隙間にニアを押し込んだ。
「どういうつもりなんだよ、ニア!」
「えへ☆」
「可愛く笑って誤魔化してもダメだ!! い、一体何を考えて……その」
大声でまくしたてるシモンの声は、次第に尻すぼみになって消えていく。
それに代わるように、視線はニアの身体――『その場所』を、舐めるように見つめてしまう。
シモンも見慣れたピンク色のドレス。胸元にはアクセサリーが飾られ、スカートは丈こそ長いものの深いスリットが入っている。
胸はいつもと変わらないように見えるが――よくよく目を凝らせば、乳首の突起らしき膨らみが確認できはしないか?
スリットからのぞく白い太ももが妙になまめかしい。
(いや、待て。まだ本当にはいてないときまったわけじゃない。ニアがからかってる可能性だってあるんだぞ)
「確かめてみる?」
「っ!!?」
……本気で彼女が何を考えているのかわからない。
つい先ほどまでの満足感が嘘のように消し飛んでいった。
自分がニアのことを理解しているなどととんでもない話だった。この調子ではあと十年かかっても一向に行動パターンなど読めそうにない。
「た、た、確かめて――って……」
「興味ない?」
くすっとニアは笑った。……唇がなまめかしい。
(小悪魔だ。……小悪魔がここにいる)
脳が酸欠を起こしそうだ。くらくらする。だけど――興味は…………無論ある。
生唾を飲み込むと、シモンは目を細めて目の前のニアの胸の谷間を見つめた。
街の発展の影に埋もれた、日中であるはずなのに薄暗い空間。
念のためにシモンは通りの側に自分の背を向け、抱き寄せたニアの姿が万一にも他者の目に触れないように守る。
「み――見るぞ」
「どうぞ」
おかしなやりとりだ。
シモンは恐る恐るドレスの胸元に指をかけると、広げるように引っ張って覗き込む。
(なんだか、変態みたいだな)
白い首に、美しく染み一つ無いデコルテ。丸い乳房のふくらみが覗き、その先には――
「……ッ!!!」
936 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:14:30 ID:yLMn4UnZ
ばっと顔をあげ、ニアを見つめる。
「ね?」
(……天使の笑顔だ。天使の笑顔で俺を翻弄する小悪魔がいる)
「じゃ……じゃあ、下も」
「はいてません」
「なんではいてないんだよ!?」
半分泣き声に近いような叫びを上げる。
が、頭の中が疑問符で埋め尽くされているシモンをからかうかのように、ニアは変わらぬ笑顔で答える。
「……なんででしょう?」
「あああああっ!! と――とにかく、こんなんじゃ買い物は続けられないぞ、ニア!!」
ニアの肩を掴んだまま、シモンはいかにニアを守りきって帰宅するかを考える。
(途中で下着屋に入って買えばいい。……いや、人通りの多い場所を歩かせるのは危険だ!
かといって俺だけじゃ買いにいけるわけもないし、いっそガンタクシーを拾って……)
「シモン、シモン」
「なんだよ!? 俺は今真剣に――」
「ここ、入りましょ?」
ニアが見上げ、指差すその上に掲げられていたのは――ラブホテルの看板だった。
(……あのビルがホテルでよかった)
不幸中の幸いとでも言うべきか。
部屋に入りベッドに腰掛けると、シモンはようやく安堵のため息をついた。
その隣にニアがちょこんと腰掛ける。
先ほどの小悪魔のようなニアはもういない。どちらかといえば――いたずらがみつかって、叱られるのを待っている幼女のように思えた。
「怒ってる?」
不安げに訊ねるニアに毒気を抜かれ、苦笑してシモンは答えた。
「いや……怒ってはいないよ。でも、なんでこんなことしたのか説明してくれるよな?」
「うん」
恥ずかしそうに頬を赤くして、ニアは俯く。
「あのね……シモンがびっくりする顔が見たかったの。それだけだったの」
「俺の……びっくりする顔?」
シモンは眉をひそめた。
(そんなもん見て、どうするっていうんだ?)
ニアのびっくりした顔なら可愛いが、自分の驚いた顔など間抜けなだけではないか、とシモンは思う。
俯いたままニアは続ける。
「昨日、シモンに何のお花を育てたいか聞いたでしょう?」
「ああ」
「あの時の私ね、ただシモンに合わせたいだけだった。
シモンの好きなお花を育てたいっていうより、ただシモンと一緒がいい、同じになりたいっていう気持ちのほうが強かったの。
それって、良くないことだと思うから」
「うん……」
良くないこと、だろうか。
(ニアが俺に合わせてくれようとしたら、俺は嬉しいけどな)
実際、何年も付き合うことでニアとの価値観を徐々に共有することができていると考えていたシモンにとっては、ニアの考えは意外なものだった。
だが今はそれに異を唱えるより、ニアの話を聞きたい。
「なんでそんなふうに考えるようになっちゃったのかな、って考えてみたわ。そうしたらね」
そしてニアは頬を紅く染め、小さな小さな声で言った。
「シモンのことが好き過ぎて、そうなっちゃったみたいで……。
私、いつもシモンのことばっかり考えてるから」
そして、シモンの瞳を不安げに見つめてニアは続けた。
「それがちょっと悔しくて、シモンばっかり大人になっちゃったような気がして。
だから少しからかってみたくなったの」
937 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:15:06 ID:yLMn4UnZ
ぺこん、とシモンに向かって頭を下げる。
「ごめんなさい。もうしません」
その姿は、恋人というよりやはり幼女だ。
(……ちくしょう。そんな可愛いこと言われたら叱れもしないし、許さないわけにはいかないだろ)
こんなもの、謝罪という名の強烈な愛の告白ではないか。
惚れた女にそこまで言われて、嬉しくない男がどこにいる。
少なくともシモンは嬉しい。死ぬほど嬉しい。
ニアと同じように頬が紅くなっているのが自分でも分かるし、胸の鼓動もどんどん早くなっている。
――同時に、獣めいた衝動が身体の内から湧き上がってくる。
目の前にいる可愛い女。俺の女。どうしようもなく俺が惚れ、彼女もまた俺に惚れている。
可愛らしい上目遣いで俺の言葉を待っている。叱られるのだと不安がっている。
彼女がちょこんと座っているのはベッド。
――ここはどこだ? 考えてみろ、シモン。
「うりゃ」
「きゃっ!」
シモンはニアの胸元に指をかけると、先ほどとは違い少しの遠慮もなく、思い切り下にずらした。
柔らかな乳房と、可愛らしく尖った薄桃色の乳首がぷるりと晒される。
「シ、シモン?!」
「おしおき」
短くそれだけ言うと、シモンはニアの身体をぐいと引き寄せて胸元を更に剥く。
押し出されるように露になった両の乳房に指を這わせ、柔らかな先端を指の腹で擦るように愛撫した。
「ひぅん……っ!」
反った白い首筋にゆるゆると下を這わせ、耳朶を濡らし、囁く。
「こんなとこ入って、何もしないまま出れると思ったのか、ニア?」
「それは、思わなかったけど……んんっ」
可愛い唇についばむようなキスを落とし、それを何度も繰り返す。
ちゅ、ちゅ、と淫靡な音が部屋に響く。
やがてシモンの舌がニアの口内への侵入を許されるころには、ニアの身体からはすっかり力が抜けていた。
シモンの手を制そうとした腕からもすっかり力が抜けて、ただ添えられるだけになっている。
ぐったりした彼女をベッドに横たえ、その上にのしかかる。
キスをする。キスを繰り返す。少しずつドレスを剥ぎ、丸い肩と乳房を晒す。
露になった肌には、さらに丁寧に口付けする。
「はぁ、んぅっ……シモ、ン……っ」
上手く力が入らないのであろう両手を、それでも必死に背に回してしがみつくニアが健気だ。
シモンの舌が鎖骨を伝い乳房への愛撫を始めると、ニアはシモンの頭を愛しげに抱きしめる。
細い指で髪を梳き、シモンの頭を愛撫する。口付けすら繰り返し落とした。
「ああっ!」
一際高い嬌声があがる。シモンの唇が頂点を吸い上げ、舌先で優しく転がす。
「ここ、いい?」
「聞かなくたって、分かるくせに……んんっ!」
両手で胸を荒々しく揉む。掌の中で柔らかく形を変えるその様が目を楽しませた。
ニアは目尻に涙を浮かべ、必死に与えられる快楽に耐えている。
ピンク色の唇から漏れる吐息がなんとも色っぽく、シモンの欲を煽った。
(俺のこと好きだから、耐えてるん……だよな)
その事実が興奮を増長させる。多分ニアは、少しだけ乱暴に愛撫しても、少しだけ意地悪をしても――きっと今日は、許してくれる。
シモンに対する負い目があるから。
(ちょっと卑怯かもしれないけど……でも、たまになら許されるよな?)
ニアの身体をまさぐり、ドレスを少しずつ剥いでいく。時折さりげなく、シモンが脱がせやすいように身を捩ってくれるのが嬉しかった。
すべすべしたふとももに掌を這わせ、そのままスリットに侵入する。
腰骨まで到着し、そのまま尻を撫でる。すべすべした感触。……下も、本当にはいてなかった
938 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:16:50 ID:yLMn4UnZ
「すーすーしなかったのか?」
「え?」
好奇心から訊ねてみる。……否、半分はニアへの意地悪だ。
案の定、問われたニアは赤い顔を更に赤くして目をそらす。
頬にキスを落として、再度問う。
「な、ニア?」
「……す、すーすーしました……」
「上は?」
「うえ?」
「おっぱい。乳首、ドレスで擦れたんじゃないかって」
「……っ!」
まん丸に目を見開いて、蒸気が上がらんばかりに顔が朱に染まった。どうやら図星だったようだ。
次の瞬間、力の入っていない拳がシモンの頭上へとぽかぽか振り下ろされる。
「わっ、こら、ニア! やめろって」
「シモンのバカ! なんでそんな意地悪言うのっ」
「あー、悪かった、悪かったって」
両手を掴んでニアの可愛い暴行を止めると、シモンは強引に再度の口付けを落とした。
怒ったように睨み返すニアの身体から、少しずつ力が抜けていく。
許しを乞うようにニアを求める舌におずおずと返答が帰ってくると、シモンはスカートの裾に手をかけて一気に捲り上げた。
「んぅ!」
重ねられた唇から驚いたような吐息がもれるが、唇は解放しない。更に深く重ねて、舐る。
「んぅ、ふぅ、うんんっ……ひぅ、ふぅっ……!」
露になったそこにゆっくりと指を這わせると、ぬるりとした熱い感触が伝わる。
「すごいな、ニア。とろとろだ」
くちゅくちゅと何度も指を這わせ、ニアの瞳を覗き込んで告げると、さすがに怒ったような瞳でニアが睨み返した。
「今日のシモン、すごく意地悪」
「あはは」
これくらいにしておこう、とシモンはこっそり心の中で呟いた。これ以上は後が怖い。
「ニアだけじゃないよ。俺のだってさ、こんなになってるし」
硬く膨張したそれを、ニアの秘所にあてがいぬるぬると滑らせる。
感触が恥ずかしかったのか、ニアは縮こまるように顔を背けた。
ニアのドレスはすっかり脱がされ、ベッドの下へとするりと落とされる。やや遅れて、シモンの服も。
「入れるよ、ニア」
「うん……」
細い腰をしっかり掴むと、あてがったそれを一気に沈めた。
「あああっ……!」
身体をしならせ、ニアが喘ぐ。すでに熱く蕩けきった膣は、待ちわびていたかのように蠢いてシモンに絡みついた。
「シモン、シモぉンっ……!」
「くっ……!」
遠慮の欠片も無しに腰を打ち付ける。ニアの細い腰を掴んでいると、時々壊れてしまうのではないかと不安になることすらある。
白くすべすべした腹に、可愛く小さいへそ。乳房はシモンの動きに合わせて上下に揺れ、目を楽しませる。
耐えるようなニアの表情、こぼれる吐息。肌はどこもかしこも桜色に上気して、シモンの欲を更に煽った。
「あっ、あっ、あぁん、ひぁっ……ひぅ、ああっん……!」
背にまわされたニアの指が、縋るものを求めて背に食い込む。その痛みすらもが、シモンの快楽の源になっていく。
「シモン、シモンっ……!」
縋るニアは、耳元でうわ言のようにシモンの名を呼ぶ。
「好き……好き! 好きなの、大好き……!」
シモンにしがみ付き、肩に顔を埋めてニアは叫ぶ。何度も何度も、繰り返す。
939 :
シモン×ニア:2008/03/22(土) 10:17:13 ID:yLMn4UnZ
「――――っ!!」
「ああああっ!」
一際強く抉られ、ニアの口から殆ど悲鳴と変わらない叫びが上がった。
そして、それすらを封じるように、シモンはその唇に食らいつく。
組み敷いたニアの身体を力の限り抱きしめる。快楽の逃げ場など、どこにも与えない。
全部、全部ニアに受け取ってもらう。
好きだよ。好きに決まってる。俺だってニアのこと、大好きだ。
でも俺は男だし、不器用だから、そんなに簡単にそれを言えない。
言わなくてもわかってくれるって、ニアに甘えてる。
だからその分を、こんな形でしか示せない。全力で、ニアと愛し合うことでしか。
「はぁ、あ、あ、あああぁっ!!」
ニアが、絶頂の嬌声を上げるのを聞くのとほぼ同時。
声にならない叫びで、ニアの名を呼び――シモンは、全てをニアの中へと注ぎ込んだ。
―――――――――――――――
夕日が落ち、夜空に星が煌めき始めたころになって二人は帰宅した。
ニアはランジェリーショップに寄ってもいいと言ったのだが、シモンが頑なにそれを拒否したためホテルからタクシーを使っての一直線の帰宅だった。
シモンはようやく落ち着ける、とでも言いたげに大きく息を吐く。
「ああ、今日はニアのおかげでなんだか大変だったな。疲れたよ」
だらしなくソファに沈み込むシモンを覗き込み、ニアは言う。
「まあ、残念。私、シモンにお願いしようと思ったのに」
「ん? 何を?」
ニアはからかうように笑うと、シモンに言った。
「私、まだ下着はいてないでしょう? お風呂上りにはかせてくれる人を募集してたんだけど……。
疲れてるシモンにそんなことお願いできないし」
「え」
「今夜は別の部屋にベッドを用意するから、ゆっくり休んでね」
「え?」
「じゃあ私、お風呂に入ってくるから」
「あ、いや、ニア? ちょっと座ったら俺、元気になったような」
「いいのよ、無理しなくても」
「ひょっとして、意地悪したこと怒ってるのか?」
「違います!」
この後シモンが無事ニアのご機嫌をとり、晴れて二回戦目に挑戦できたのか。
それは、当事者である二人にしかわからないことである。
終
投下終了。
この何年か後に「同じものを見て同じように笑う」とか言っちゃうからプロポーズを断られてしまうシモンさん、を目指して書いてみた。
イメージとしてはやってる最中に好き好き言われたシーンで、螺旋ゲージがズギューンと緑色MAXになる、そんな感じ(´ー`)
まだ書きたいネタがあるので、忘れられた頃にまたやってきます。
読んでくれた人、ありがdでした
わああああ!!GJ!!GJ!!でした!!
なんという可愛いカップル
正直ニアに想われまくってるシモンを殴りたくなってきたwww
可愛いのぅ二人とも、可愛いのぅ可愛いのぅ
GJ!!!
なんか読んでいて「嫁に愛してると言ってみた」スレを思い出したぞ
かわういのぅかわういのぅGJ!
二人とも可愛すぎるだろぉーーーーー!!!
バカップルぶりがたまらん!
いいもん読ましてくれてありがとおー!
GJ!これが恋愛か…あまい、あまいぞちくしょー!
読み終わった後に「天使な小生意気」ってタイトルが思い浮かんだ
こんな可愛いやりとりを7年の間に沢山したんだろうなあ
目も当てられないバカップルっぷりw
ニアはこれがきっかけで何かに目覚めてしまうんだな。
ああもうたまらんGJ!
何て言うか2人がお互い大好きすぎるのがいいなぁ
7年間はずっとこんないちゃいちゃしてればいいと思うよ
可愛いシモニアありがとうー次回作も待ってます!
シモヨコはまだかー
すげええええ!
可愛過ぎてたまらん!
なんてバ カ ッ プ ル
GJ!
>>948が自ら職人になってみるというのも一つの手だぞ
はいてないのに
( Д ) ゚ ゚
となったwwww
投下乙です
ここでシモダリかダリシモを期待してみる
シモキヤでもいい
てかシモニアとかもういいし…
>>953 お前一人のためのエロパロスレじゃないんだよ!
冒頭シモンにキモイガールズが、それぞれアプローチして逢引を取り付けるもトリプルブッキング。
ガールズが指定した時間と場所は偶然一致していたのに、シモンはブッキングを避ける配慮を全くしなかった。(冒頭なので)
そんなこんなで4Pへ。
そんな事言うな、自分はシモニアもカミヨコもまだまだ見てみたいぞ
なんか最近やたらとシモヨコシモヨコうるさい人がいるなと思ったが、本気でイタい人だったんだな
罪のない他のシモヨコ好きの心証まで悪くするのはやめてくれ…
空気嫁てない奴、ちょっと頭冷やそうぜ。
ヒント:春休み
ID:jzmeeiO7をNGにすればスッキリ
スルーしとけ
そういやレイテさんのはまだ出てないよな?
小ネタで保管庫に一本あるよ
ムックに書いてたマッケンのプロポーズには笑った
無言で頭突きってどんなだよw
シモンが6話温泉場でババアに童貞奪われるというネタを書いてる(描いてる)人はいねえのかどっかに
>>964 バニー獣人にならともかくババアか…それって需要あるのかw
バニー獣人にシモンが輪姦されるネタはずいぶん前にシモンスレに投下されてたな
あそこはおねショタのウケは悪いからあまりGJされてなかったが
マツレイ確認ついでに保管庫見てたら昨日の投下がもう収録されてて吹いた
神速の管理人さんGJ
>>965 あれ、ムックに書いてあったネタはバニー獣人だったか
いやババアっつうか熟女っつうか爆乳お母さんみたいなのとショタの組み合わせが好きなもんで・・・
バニーでもいいな、ノノっぽいやつとか
>>966 まじかよ、あそこは男相手しかねえと思って見てなかったわ
マツレイ確かにないね、読んでみたいけどマッケンが難しそうだな
次スレでは、何が読めるか楽しみだ
学パロもまた続きやってくれないかなと、密かに期待