ありそうでなかったので立てました。
海外ももちろん大歓迎です。
「EDEN」って漫画の娼婦のお姉さんは切なかった……
生きるために身体を売ってる人をバカにはできんなと思った。
それにしても赤線ってまた古いなw
もしかするとスレ主は、昨今の、確かに一段低いというかな目で見られはするけど社会に受け入れられている「風俗嬢」ではなくて、
身の置き所は社会にない、かつての苦界とかそんな頃の娼婦を題材とする話を求めてこんなスレタイにしたのかもしれん。
大体十代のアマチュア娼婦が氾濫するような世の中では娼婦といってもその単語に力がないよな……エロ的に。
>>3 出会い系とかで引っかかるというより、娼婦っていうと夜の街角に立ってそうなイメージだな。
金額とかそこで交渉するわけ。
個人的には江戸時代の吉原が頭に浮かんだ
蝶の夢みたいなやつか
>>3 ってかスレタイ読んだんならどう考えてもそこら辺をイメージするべきだろwww
>>5 おいらの場合は、近代の高級娼婦と西部劇の酒場を頭に浮かんだ
大人同士だけでなく、男(子供)×娼婦(大人)による
性の手解きを受けるシチュを想像すると、結構ハァハァするけどな
>>8 西部劇といえばコルセットで締め上げたセクシーな肢体で男を誘う美女だなw
酒場の歌姫と兼業だったりして。
10 :
1:2008/02/04(月) 09:26:28 ID:XeGLXmuz
自分としては、「実録・風俗嬢の告白」ではなく、少しブンガク入ってるというか某小谷野敦センセイに笑われそうな作品をイメージして立ててみました。
本当なら自分が書いてみるべきなんでしょうが、日本の遊郭はシステム難しいし海外はあまりよく分かりません…
架空世界で好きなシステム作ってしまえ
ヴァーチャル・リアリティで自分の好みの異性を作り出して、
擬似SEXを行うとかそういうのもアリなのか?
それはそもそも「相手が存在しない」からちょっと違わないか?
女性側には現在の身の上もそこまでに至る過去もないわけで。
遊郭とか、花街ってのは中々面白そう。
しかし、考えてみるとエロエロなのは意外と難しいやねぇ。
日本の昔の娼婦って哀しい、切ない感じが先にたつというか。
>>14 「おしん」のような世界だからなぁ
口減らしとかで売られた娘とか
その辺りの翳り(闇ではない)が叙情を生むのは確かなんだが、まあエロ的には使いにくくなると言うか使えんわなあ
普通、娼婦をテーマにしてSSを書いたら
「娼婦が客を誘って、金を払った後にHをする」
こういうワンパターンな流れになってしまうしな・・・
今、西部劇をモチーフにして
娼婦エロSSを考案しているけど・・・
18 :
17:2008/02/07(木) 02:42:35 ID:U/Ws89Es
ちなみに、シチュは娼婦(大人)×少年にしているけどね
娼婦って基本報われなさそうなイメージがあるからハッピーエンドのが読んでみたい気がする……
江戸時代で
遊び人の旗本の次男坊と遊女の話とか読みたい
バッドエンド確実だけどね
逆に「花魁」と呼ばれるクラスの遊女達は
客側がひたすらお大尽にお大尽を重ねてようやく相手をしてもらえる、
つまり遊女側が客を選ぶようなシステムだったらしいね
ここで長々説明するのも何なんで下記参照だが(どうせコピペ紛いの説明しかできんし)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E9%AD%81 遊女や娼婦と言っても場所や時代でこれだけ違うんだからネタとしては面白いと思う
問題は書けるかどうかっつーか俺には書けんorz 時代小説の素養もないしなー
久遠の絆の江戸時代編にエロ差し込むぐらいの物ならなんとかでっち上げられるかも
みたいな思い上がった妄想をしていた事もありました
「で? やるの、やらないの? アタシはちゃあんと金さえ払って貰えば
どっちだっていいさ。腕枕してやったまま寝たっていいんだよ。
――おおよしよし坊や、おっぱいが恋しいかい――」
女は長い睫毛の下から馬鹿にしたように男を見て、ふうと紫煙を吐いた。
赤く濡れたような唇の隙間からちらりと舌が覗き、すぐに見えなくなった。
娼婦ってこんな感じ?
しかし面白そうなテーマだ
太古の神殿売春は?
なんだソレw
初めて聞いたが、なんかそそられるモノがあるな。
ようやくSSが出来たので投下します
一年半ぶりのSSなので、誤字・脱字はご容赦してください
時は近代。
北国であるバル王国、ブロセルの町は酒場と売春宿が密集する歓楽街で
一台の馬車が現れ、一人の少年が降りてくる。
「ジョン、今夜は思い切り女性と遊んで来い。大人になって帰って来いよ」
ジョンの父親らしき大人の男性がそう答えた後、一人の少年を置いて馬車は町を後にした。
ジョンという一人の少年が夜中にキョロキョロしながら、雪が降る通りを練り歩いた。
「どの女性にしようかなあ?」
彼が町を歩いてみると、売春宿には大人の男性や自分と同じの子供が
娼婦に連れられて、部屋に入ろうとする様子が見られる。
中にはどんな事をしているのかと、創造しながら町を練り歩く。
ブロセルを支配しているバル王国では、童貞を汚らわしい存在として忌み嫌われ
童貞のままだと将来、精神が狂って死んでしまうという言い伝えがあり
早くても10歳の男子には、童貞喪失させる習慣がある。
ブロセル等の歓楽街は、女性が少年と性交しても罪にはならず
安い料金で自由に性交渉が可能で、汚らわしい童貞を喪失してくれる
娼婦達を英雄視されるお陰で、この町に住む女性の殆どが
借金返済等の理由で娼婦として働いている。
それのお陰で、ブロセルの町はバル王国一の歓楽街に発展した。
そして、ジョンが歩いていると、一軒の酒場のドアに赤いドレスを着た
若くて妖艶な娼婦が、腰まである金髪の長髪を指でなびかせて
彼を見つめて手招きをし始めた。
「ウフフ、いらっしゃい、坊や。このジェニーと遊ばない?」
「え、い、幾らですか?」
「銀貨一枚の所を銅貨3枚でどうかしら?」
こう言うとジェニーはスカートを捲り上げ、脚に包まれた
黒のストッキングを彼に惜しみなく見せ付け、ストッキングの上端には
白い太腿をチラチラと見せ付ける。
「う、うん。分かったよ・・・」
彼が持っていた銅貨三枚を彼女の手に渡し、彼女の腰に付いている
袋に入れる。
「それじゃ、いらっしゃい」
彼女はジョンの頬を優しく撫でて、彼を酒場の裏口に連れ出し
裏口のドアを開けると、いきなり酒場のマスターらしき人物が現れ
彼女は銅貨を彼に渡した。
「ハイ、これは坊やの宿泊代よ」
「はいはい、ありがとさんね。ところで坊主、ジェニーはかなり淫乱だから、気を付けろよ」
「へ、淫乱?」
「マスター、余計な事を言わないでよ。坊やが怖がるじゃないの?」
「ハハハ、冗談だよ。そんじゃ、頑張れよお二人さん」
ジェニーはジョンと一緒に手を繋いで階段を上り、二階へ昇った途端
複数の部屋から、女性や少年の喘ぎ声が聞こえ始めた。
「フフフ、後から坊やも喘ぎ声が出るわよ」
二人は部屋に入り、ベットに腰掛けた後に彼の衣装を巧みに脱がし
動物の頭を撫でる様に優しく彼の肉棒を摩る。
「くっ、き、気持ちいい・・・」
「今から坊やが溜まっている、汚らわしい物を出してあげるわ」
彼女の手に愛撫された彼の肉棒がみるみる大きくなり、大きくなった肉棒を
彼女に優しく握り、上下にリズム良く摩り続ける。
「そ、そんなに擦ったら、何かが出ちゃうよ」
「それじゃ、コルセットを外してくれるかしら?」
「え、こんなに複雑じゃ外れにくいよ」
コルセットを留めている紐は複雑な形になっており
女を抱いた事がないジョンにとっては、無茶な質問だ。
「それじゃ、私のドレスを汚す事になるわね?」
それと同時に、上下に動く彼女の手が徐々に速め、彼の肉棒を容赦無く責立て
一生懸命コルセットの紐を解いていく、ジョンの努力を無駄にするかの様に
彼の肉棒は徐々に限界が近付いて行く。
「ジェニー、も、もうダメ・・・」
「全く情けない子ね。ほら、出すならここに出しなさい」
ジェニーはジョンの前に屈み、限界間近の肉棒を咥えた後
濃厚に舌を駆使し、鈴口に刺激を与える。
「ジェニー、ああ・・・」
ジョンの情けない喘ぎ声と共に、熱く白い液体がジョンの若い肉棒の先端から噴き出し
ジェニーの口内を満遍なく白い液体で汚してゆく。
彼女の舌が容赦無く彼の肉棒を責める度に、彼の頬を赤らめながら
肉棒から熱く白い液体が噴出してゆく様を、彼女は優しく微笑みながら
噴き出してくる白い液体を飲み下す。
「ハア、美味しかった。それじゃ続きをしようか?」
その後、紐が解かれたコルセットが外れ、大きな乳房が弾む様に露出し
ドレスが外れた時、彼女の下半身は赤の下着と黒のストッキングが露わになり
彼女は彼の手を掴み、自らの胸を鷲掴みする様に胸を揉む。
「どうだい、私のおっぱいは?結構柔らかいでしょ」
「すごく気持ちいい・・・」
「胸は揉むだけじゃないわよ」
ジェニーはジョンを押し倒し、彼女の豊満な乳房の間に
彼の肉棒を挟み込み、上下にリズム良く動かす。
「うぐっ、き、気持ちいい・・・」
彼女の激しい責めで徐々に硬さを取り戻した肉棒を、即座に胸の間に飛び出た肉棒を
舌を舐め尽くした後、肉棒を胸から解放し
騎乗位の体勢となり、その肉棒を秘穴によって濡れた彼女の下着に当てかう。
「さあ、坊や、これから坊やの童貞を奪って、大人にしてあげるわね。んっ!!」
「ああ・・・ジェニー、もう・・・」
「ちょ、ちょっと、まだ早すぎるわよ!?」
彼女の下着を横にずらした後、水音を立てながらゆっくりと、彼の肉棒が
彼女の秘穴に挿入したが、若いジョンにとっては、刺激が強すぎたのか
挿入してから直ぐに、肉棒から熱く白い液体がジェニーの子宮に強く浴びてしまう。
「坊や、どうやらお仕置きが必要ね?これから、私がイクまで我慢しなさい」
子宮内に発射したにも拘わらず、ジェニーは騎乗位の体勢で何度も腰を振り続け
ベットが軋む音を立て続ける。
「ジェニー、もうダメ・・・。もう出ちゃう!!」
「ダ〜メ、私がイクまで我慢しなさい」
最初は腰を振る速さがぎこちなかったが、時間が過ぎる度に徐々に腰を動かす速度を速め
リズミカルに腰を動かし続ける。
「坊や、私はもうイキそうだから、出してもいいわよ」
「も、もう出ちゃう!!」
「ああん、イッちゃう!!」
その瞬間、ジェニーの秘穴からジョンの肉棒を抜き出し、鈴口から熱く白い液体が
噴き出し、彼女の顔と胸と下腹部に白い液体が掛かる。
「坊や、何も避妊する事は無いのに・・・」
「ゴメン、つい・・・」
「坊やは優しい子ね。いい子、いい子」
二人は息を荒げながら、川の字に並んでお互いを抱き締め
ジェニーはジョンの頭を優しく撫でる。
二人は夜が明けるまで何回も愛し合い、何度も彼女の体に白い液体を掛け続けた。
そして、帰り際にジェニーのストッキングに包まれた脚にジョンの肉棒を挟み
二人は抱擁しながら何度も腰を振り続けた後、何度も鈴口から白い液が噴き出し
彼女の脚と下着を汚した。
「これはこの町での古い慣わしで、再会の約束を誓うものよ」
「そんな事をしたら、洗濯が大変だよ?」
「大丈夫、直ぐに洗えば良いんだし、別に気にしないわ。それじゃ、また会おうね」
ジェニーは別れのキスをした後、ジョンに向かって手を振り、彼を見送り続ける。
階段を降りると、酒場のマスターがカウンターで掃除をしていた。
「坊主、どうだった、ジェニーの締まり具合は?」
「結構気持ち良かったです」
「そうか、そりゃあ良かったな。これからもジェニーを宜しくな」
「それじゃ、また・・・」
ジョンが酒場に出ようとした時、マスターが囁きながら
「もし、ジェニーに飽きたら、他の女を紹介してやるぜ?」
「今の所は大丈夫ですよ」
「ハハハ、冗談だよ、冗談。また来いよな!!」
マスターに見送られながら、ジョンは酒場を去った。
朝日が差し込むブロセルの町はとても綺麗だが、路地裏には娼婦と少年が抱き締めながら
性交をしてたり、酔っ払いが道端に眠っていた。
町を出ると一台の馬車が停車しており、中にはジョンの父が待機していた
「ちゃんと大人になったか?」
「うん・・・」
「どうやら頑張り過ぎたようだな。大人というのはこんなもんだ」
「こんなもんって・・・」
「大人になるって言ったのはお前だからな。ちゃんと自分の言葉に責任を持て」
暫く馬車に揺られていると、父親が話を切り出し
「ジョンよ、またあの町に行きたいか?」
「うん、また行きたいよ」
「今度は一人で行くんだぞ、もうお前は立派な大人だからな」
「うん、分かったよ」
馬車は太陽の光に向かって、ブロセルの町を後にした。
一方、ジェニーはジョンに掛けられた白い液を洗い流す為に
泡が立ったバスタブで体を洗っていた。
「あの子は将来、凄い男性になるわね。ウフフ、その間は私が鍛えてあげる」
大人への一歩 完
これで投下終了です。
私は西洋の近代と西部劇をモチーフにした
娼婦SSが好きなので、ジャンルが偏るかもしれませんが
新しい娼婦SSが出来たら、またSSを投下しますので
どうぞ宜しくノシ
GJです…
設定もいいよね…
GJ!
西部劇の娼婦って姐御肌的なイメージがあるな
彼女はどちらかというと年上のお姉さん的だがこれも良かった
ところで1の考えているイメージって「墨東奇譚」のお雪のようなものか?
あれは玉の井の私娼だから赤じゃなくて青線の方のようだが
ああいうもの悲しさは好きだ
吾妻ひでおの『ぼくとう奇談』のほうかもしれない。
36 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 21:33:08 ID:NPYLFLsY
「神殿売春」とは、紀元前3000年前くらいから神殿内の性交によって
“神が宿る”ことを目的に行われていた風習で、ほとんど世界中で行なわれていたようである。
世界最古のシュメール文明におけるイシュタルを祭る神殿ではいつも売春が行われていて、
男たちは各地から貢ぎ物を持って勝利や豊穣を与えてくれる「女神」を抱くためにやってきた。
また一 方、バビロニア王国の女性は結婚前に神殿で必ず一度、
売春をしなければいけないという風習があったという。
このような売春を神殿売春と言い、バビロニアの神殿売春は売春の最も古いものとされている。
また巫女達の地位も高かった。
ビキニ衣装の巫女が童貞少年を筆卸しする話を読んでみたい
>>38 戦地に赴く少年兵とそれを祝福する神殿娼婦ですかな…。
>>32 今更ですがGJです!
個人的に娼婦が英雄視されているという設定に魅力を感じました。
文章も実にエロくて良かったです
42 :
赤・青・白:2008/02/16(土) 18:58:44 ID:khs1hlBc
『赤線街路』というゲームがあるのを知っている会?
ドリームラry
希望無限。
45 :
携帯からすまそ:2008/02/16(土) 21:43:34 ID:3heT5HXa
「サムライうさぎでエロパロ」の>410-415と>424-429にも遊女SSあったよ。
期待保守
保守
娼婦といえば、バックシーム入りストッキング
を履いているイメージが浮かぶな
ガーターにストッキング吊るして
ハイヒール履いて
腰はコルセット(ウエストニッパー)で締め上げて
ってヤツですね。
>>49 そうそう
バックシームの黒い線にペニスを擦り付けて
白い線を描くように射精させたい
52 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 07:22:13 ID:qhYuxmam
下がり杉age
保守
みんな、作品のアイデアが出なくて苦労してるんだな
55 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 07:19:48 ID:20avEZ37
保守
期待保守
作品まだー?
58 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 10:13:37 ID:CGUedsu3
赤線舞台に書こうと思ってるが、赤線ってマイナーかな?
んなこたーない
>>59サンクス!
じゃあ青線あたりもマイナーではないかな
腹ぼごぉっ堕胎!
梅毒で避妊!
保守
学校帰りに寄り道をしたら
偶然、赤線にたどり着いてしまって
娼婦に誘惑されるがまま、筆おろしされる展開がいいね
例えば、カウンターに腰掛けたら
娼婦に手コキされて、スカートの中の
下着やストッキングに射精して、精液がネッチョリと付着したりとか
中学の同級生の親が経営する女郎屋に売られいびられたい
港町の娼婦も見てみたい
>>63と
>>65のドッキング。
赤線に迷い込んだらそこは同級生の親が経営する女郎屋だった。
無理矢理、同級生に自室に引っ張り込まれる。
ちょっといいなと思っていたおとなしい子。
今夜とうとう仕事に出なくてはならないらしい。
初めての相手は知らない親父よりも「俺」がいいと彼女は言う。
処女と童貞。けばけばしい部屋の中で互いの服に震える手をかける。
とかはどうだろう?
少年が路上で靴磨きをしたら、娼婦の靴を磨いた後に
「勝手に人のシマで商売をするんじゃないよ。ショバ代を払いな」
と言われてショバ代が払えないので、体で払うという名目で
路地裏でエッチな制裁を受けるSSがいいな
70 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 15:52:53 ID:/rXMuX6h
着物のエロスを忘れている
遅レスだが、『大人への一歩』の作者さんGJ!
オネショタ大好きなので興奮しました。
赤線の資料本が手には入ったから、読み終えたら書き始めようかな。
保守
早く読み始めるんだw
「坊や、SSが書けないのかい?」
「今、スランプ中なんだよなあ・・・」
「とか言っておぎながら、アタイの顔や胸、お腹と脚にザーメンを掛ける余裕があるじゃないか?」
「そんなのほっといてくれよ・・・」
「ああん、坊やが掛けたザーメンのせいで、コルセットとショーツとストッキングが白く汚されて、糸が引いてるわよ」
期待ほしゅ
新作募集中
81 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:12:01 ID:4S3DqAkA
保守してあげる
赤線の資料手に入れた者です。
まだ写真しか見てないです。
ストーリーとかキャラ考えたが、どうみてもラノベです本当にありがとうございました
ラノベでいいじゃない
期待
とても期待してるよ
個人的にはオネショタを希望している
待ってる人がいて感動した。
まだ一行も書いてないけど。
GW期間に、書いてみるわ。
>>85 バックシーム入りのストッキングを履いた
娼婦に白い精液を掛けるシーンを
思い浮かべながら、期待してるよ
今書いてるけど、初めてのエロ小説だから、書き方がよくわかんねえ\(^o^)/
全然エロくないうえに(もちろん描写とかはあるけど)、赤線たる意味もない。しかも掌編。
…期待に応えられないが、まあGWのうちには投下できるかも。
誰か今のうちに書くんだ、ねっとり濃厚ものを。
作品が投下されるまで好きな娼婦のタイプでも語って保守しようぜ。
オレの場合↓
巨乳・金髪・エロ下着・年下の少年に優しい性格
腰までありそうな黒髪。しっとり肌。わざと肌蹴(はだけ)た服装。あねさん気風。
「何を怯えてるのかねぇ、そんなんじゃナニも縮こまっちゃうじゃないか。もっと気を楽にしなよ」
「あんたの好きにしたらいいんだよ、今日の私ははあんたのモノなんだからさ」
「ココがあんたのナニが入るところさ、濡れてるのは判るかい?」
先生、童貞だからエロシーンが書けません!
馬鹿を言うな。先生も童貞だが頑張って書いているぞ。
童貞だからこそかけるファンタジーが、素晴らしいんじゃないか。
童貞だったら、すぐにザーメンを出されるから
娼婦の顔、胸、腹、コルセット、ショーツ、膣内、脚、ストッキングにザーメンまみれに
する事だってできるじゃないか
良いトコの遊郭になら筆卸も良いトコだな
まあ大名家老大商家の息子クラスじゃないとそもそも入れないが
二回目までは寝ちゃ駄目という苦行だしw
先生、発射シーンまでいって後少しで完結するのに、投下する勇気がありません!
何より、携帯なんで投下しちゃマズいかななんて思ってしまいます
>>96 「完結したら是非投下しなさい、待っているわよ。
レスと同じように改行すれば携帯からの投下でも読み易いわ。」
って昨晩ベッドを共にした娼婦のお姉さんが言っていた!
>>97ありがとうございます!
土日のうちに投下できるよう頑張ります。
初めてのエロ…
完成しました。
…明日投下します
YOU!
今投下しちゃいなYO!
さくらん
昭和は二十五年の五月のこと。 とある地方都市に、米の進駐軍がやってきた。いや、戦後間もないころから居たのだが、なぜか急激に増えた。
今となっては判るが、朝鮮戦争が六月から始まり、その地方都市は中継点としての役割を担っていた。
そして、増えた米軍人による女性の被害が相次ぐ。齢十五の『富美子(フミコ)』も米軍人により強姦された。
家に両親は不在だった。
その後。
彼女は、家族や知人を振り切り、こぢんまりとした特殊飲食店で働きはじめる。
周りには似たような店が立ち並び、その辺りは地図では赤で囲まれていて――『赤線地帯』と呼ばれた。
昭和三十年四月。
セメントと木材でできた特殊飲食店の二階――さらに四部屋あるうちの右奥――に、富美子はいた。
上等とはいえないものの、まだ使い古されてはいない着物を肌に纏っている。
肩の半ばまで伸びた黒髪は、充分に魅惑的だ。
そんな富美子の前には、若い男が一人――富美子とそう変わらない年齢。
「もしかして、お兄さんは学生さんですか?」
正座している男は、うん、と頷いた。話を聞くとどうやら帝国大学の学生らしい。『女』を知りたくて、そして『男』になりたくて来たのだ
のだそうだ。
「私も、実は今日が水揚げでして。うまくできなくても、ご容赦くださいな。……これでも緊張しているんです」
富美子は柔らかく微笑んだ。彼女は美人ではなかったが、それでもその笑顔は男を誘惑するには充分だった。
男は服を脱ぎ捨て、猿股だけとなる。 富美子は着物をすっと脱ぐ。
……身体の線が、襦袢越しでもわかる。
そして富美子は襦袢を着たまま、布団に入る。
「どうぞ」
男はヨロヨロと布団の中にもぐった。
富美子は男の手を、自分の胸にあてる。けして小さくはないその乳房の感触に、男は酔っていた。
両手で、両の乳房を揉む。何度も何度も、ひたすら。
「あ、ふぅ……。もう少し優しくしてくださいな」
男は富美子の言葉に従い、力を弱めた。 しだいに、富美子は快感を覚えはじめた。
「あぅ……ふぅっ。はぁ……、あっあっ……!」
更に男は片手を離し、今度は顔を胸に近づけ、舌で、ピンっと勃った薄茶の乳首を舐めはじめた。
「あくぅ…!ふ、はぁぁ……ッ!あっ、あああ、くぅっ!」
快感に身をよじらせ、声をあげた。
男は親指と人差し指で富美子の乳首に愛撫を続ける。もちらん、舌でもう一つの乳首をずっと舐めている。
ぴちゃ、ぴちゃとたてられる音は、富美子をより快楽に向かわせていた。
そして。
「あ、あぅぅ、くぅぅ…!あぁぁぁあ……!!」
富美子は強い快感に、身体を痙攣させてしまった。
しばらくして落ち着いた富美子に、男は語った。
自分は初めてではない。もう何度も来ている。とある企業の一人息子である、と。
そして、今日は自分が富美子に快感を教えてやる、と。
男は猿股を脱ぎ、自分の肉棒を富美子にさらけ出した。一瞬、その大きさに恐怖を感じたが、「仕事だから」とおずおずしながらも、襦袢と下着を脱ぐ。産まれたままの姿になった二人。
男は富美子の股に手をあて、上側にある小豆に愛撫をくわえる。
「ひゃ、はぁあっ」
突然の気持ち良さに涙を流してしまう富美子。
しかし彼女は、その快感を受け入れる。
「あ、あぁ、はぅう……!くぅ、あぁん、あああ、はぁっ!」
さらに男は人差し指を、膣穴に挿入する。膣壁はもうかなり濡れていた。
人差し指をピストンさせながら、空いた親指でしだいに肥大化している豆を刺激する。
ネチャ…っと音がたつ。それは富美子の膣から溢れる愛液。
「あぁあん、ああっ!く、ふぅ、ああっ…気持ち、いい…!」
男は富美子の言葉に満足したのか、トドメとばかりに自分肉棒を富美子の膣にあてがった。
「かふぅっ!」
ずぬぬぬ…っと音をたてながら、肉棒は膣の中に侵入る。
やがて、奥まで挿入した男は腰をつかいピストンをはじめた。
パン、パンと腰をうちつけられるたびに、快感が富美子を襲う。
「あ、あっ、ああ、くっ、…ふぅう、きもち、いいっ!もっと、もっと、あああんっ!」
男は富美子の言葉に応えるように、さらに腰を激しく動かす。
やがて。
「ぅあああああんんッ!」
「く、で、出るぞ……ッ」
男は肉棒を引き抜くと、ザーメンを富美子の腹にかけた。
余韻に浸る富美子に紙幣を支払うと、男は満足そうに、店を出て行った。
完
初めてのエロ小説。
正直、「需要」には応えられないものですが、投下させていただきました。
前半に力使いすぎた\(^o^)/
よく頑張った!最初の小説としては十分だよGJ!
イイヨイイイヨー
書き続けることで上達するんだぜ
GJ!!
>>110小説書くのは初めてじゃないのです。エロ書くのが初めて。
でも褒めていただき、サンクス!
>>111エロ小説でも読んで研究してみますwサンクス!
いいわあ。実にいい
竜頭蛇尾なところは惜しいと思ったけどね
そういや、快感を得るために麻薬を使うところもあるみたいだよね
そういうの書けないかなあ
素晴らしい!
昭和30年でも着物を着ている娼婦がいるのは驚いた
次作を楽しみにしているぞ!
オイラ的には洋服を着た娼婦も見てみたい
115 :
109:2008/05/17(土) 10:15:26 ID:0gpM8Lli
>>114当時の映像をみたら、赤線の娼婦でも着物着ている人がいたので
投下します。花魁もの、全4レス予定。
筆が紙を滑るにも、かすかな音が生じるもので。
女は、長く動かずにいたためにきしりと鳴りそうな首はそのままで、黒々とした眼(まなこ)
のみをちろと動かし、一心に絵筆を握り続ける男を見る。階下のどこかで、空々しく高い歓声が
あがった。べんと空気を震わせる三味線撥(ばち)、その遠い喧騒が時折絶えて、紙に墨の
滲みゆく音がする。あとほんの数刻で、これらは甘くも実のない嬌声に変わるのだろう。
此処はそういう場所だ。
脇息に凭れ、帯も腰紐もなく着乱れた赤紫の長襦袢から、白い体を執拗な男の目に晒し、
女は肩も動かさぬまま静かに静かに息を吐く。細い肩とたわわな胸元、きゅっと締まった
臍周り、太腿と小造りの丸い膝、ふくらはぎと小さな足。手首を返して構えた煙管に火は
入っていない。赤く紅をひいた唇は吸い口も咥えず、笑みをかたどったまま息をひそめて、
紙の上に鮮やかに写されるのを待っている。
ふと、男が顔をあげた。女の視線を捉えたわけではなく、女と手元の絵を見比べるためで
あることは、行き来する視線でわかる。よくも飽きぬ、と女は微かに笑った。
「おまえさま」
「なんだ」
「お疲れには、なりませんかえ?」
いや、と男は言葉少なに答え、ふと気づいたように瞬いた。
「―――すまん。疲れたか」
涼しくもいささか険のある目に女が映って、ぞくりとする。
否、今までも映ってはいた。だがそれは透徹な眼差し、ただ対象を見つめるものだ。物の
ように扱われるのは慣れているが、これはまた意味合いが違う。たぶん、路傍の石とても、
この男は描くとなったら同じ目を向けるだろう。それがいささか癪に障るのは、姿かたちで
生きてきた女の、愚かな虚栄心だろうか。
いいえ、と女は男の目に映る己を意識したままおっとりと笑う。
「こんな楽なお役目でおあしをいただくとは、すこぅしおかしな気分がするほどでございますよ」
「楽か」
男はまた紙面に目を戻し、首をひねった。ざっと描き出したその絵が、どうやら気に入らぬ
らしい。
「絵を志す者は、互いに互いを写しあう。無論俺もだ。描いているうちはなんということも
ない時間が、ただ座っているだけの身にどれほどきついかは、承知しているつもりだが」
「おまえさまは、お優しいこと」
「優しかったら、止める二親振り切って、絵修行になど出ぬだろうよ」
ふふ、と女は笑った。
「そうしてずぅっと御胸の内に、ててごははごを抱えておいでであれば、やはりお優しいと
あたしは申し上げますよ。さすが、当代随一の呼び声高い絵師さま」
「おだてても何も出んぞ。当代随一の太夫殿」
男はべたりと墨を塗りつけて、また次の紙を広げた。これでもう、何度目か。
構図を決め、何度も習作を繰り返し、決まったところで絹布に写し、色をのせていくと
聞いている。女が必要とされるのは習作まで。本番であるはずの絵は、男の中に構築された、
女自身ではない女が描かれることになる。
―――今とても。
描かれているのは、女なのか。
女の向こうに透ける、何か、なのか。
「おまえさま」
女は手首を戻して、かんと煙管の火皿を煙草盆に打ちつけた。しゅっと絹が畳を滑る音、
描くを邪魔され眉を寄せる男の前で、痛む体の節々などおくびにも出さず女は立ち上がり、
前の開いた襦袢からまろい体の線を見せながら、男の隣まで歩くと座り込む。
「絵の中に閉じ込められる小鳥より、一言申し上げまする」
なんだ、と男は不審と迷惑がないまぜになった顔をした。
「あたしは体を売る女」
白い手が、無骨な男の手を握る。下から掬い上げるように、女の目線が男の首から
目元を撫でた。
「味も知らずにあたしの全部を写せるとは、お思いにならないほうがよろしい」
柔らかな体が三つ組布団に沈む。絵筆しか握らない割に節のたった手が、乱雑に女の
襦袢を剥いだ。
「あ、」
無意識に追った女の手を押さえつけ、男は口の端を歪める笑い方をした。
「―――見せろ」
点いたままの行灯の光の中で、男の視線は女の体をとっくりと眺める。何が足りない、と
その目が言っていた。何度描いても、男が暴き立てたい女の本性に届かない。それは男の
矜持を著しく傷つける。何もかもを見透かしたような女の、意味ありげな視線が神経に障る。
その嫌悪がますます己の眼を曇らせるようで、男はことさら乱暴に女を組み伏せた。
と、男の手が結い髪の髷から、幾本も刺さった簪の一本を引き抜く。明かりにかざして、
透かし彫りに浮く蔓草模様を指でなぞった。
「さすがに、上物だな。助平爺からの貢ぎ物か?」
「さて、どうでございましたか」
「冷たいことだ」
とぼける女に、男は簪を遠くの床へ滑らせる。一本、また一本と引き抜くたびに、女の髪が
乱れて黒々と渦を巻いた。ふと思いついて、男は金属の簪の環細工で、女の顎から首をなぞる。
長いこと空気に晒されていた肌は冷たさも感じないか、女は震えもせずに男を見上げた。
気にせず、鎖骨のまんなかを辿って右の乳房の丸みを一周し、次に左、腹を辿って臍を軽く掻く。
ん、と女は軽く腰を泳がせた。女の髪を畳に縫いとめるように、男は広がる黒髪の海のただなかへ、
とすりと簪を突き立てる。軽く体を引いて全体を眺めると、ひくひくと蠢きながら虫針で標本に
される、蝶を思わせてひそかに満足する。
ならばと男は絵筆に手を伸ばし、馬乗りになった女の白い腹に滑らせる。くすぐったそうに
身をよじった女に一言、動くなと命じた。
「線が歪む」
女は、無体なこと、と眉を寄せる。筆先の感触を堪えてぴくぴくとかすかに震える肌は、かすかに
汗ばんでしっとりとした手触りに変わった。ことさら細い線で蝶の羽模様を描き込み、さらにその蝶が
休む大輪の牡丹も咲かせる。さらと勢いよく枝葉を伸ばせば、ああと女の口から吐息が洩れた。ふと
気づいて男が背後の秘裂に左の指を這わせると、びくんと女が喉を反らす。とろりと蜜がこぼれて、
男の指を濡らした。それでも腹は動かさぬとは、天晴れと言うべきか。ふむと男は唸り、そっと筆を
持ち替えると水だけを含ませたそれで葉脈を描き込むふりをした。あわせて左手で女の小さな突起を
探り当てると、蜜を塗り込む。
「あっ、あぁぁ……っ」
高く尾を引く声。ぐ、と女の体が張り詰める。ふるふると腹の筋が震え、振動が伝わって乳房の先端も
揺れる。吸い寄せられるように、穂先が薄桃色のそこを下から上へ撫で上げた。
「ひぁっ。お、おまえさま、おやめを」
「もう少し、辛抱しろ」
ちろちろと柔らかな筆先で鋭敏な乳首を嬲り、必死にこらえる女の表情を堪能する。きつく寄った眉根、
潤む瞳に上気した頬。両手はきつく布団を握り締めていた。それでも懸命に男の言葉に従おうという意思が
健気だ。執拗に陰核と胸への愛撫を続けると、まず下腹がびくびくと震え始め、腿が強張るのが触れた
皮膚を通して伝わる。
なるほど、見るばかりが形をとらえるということではない、と男はひそかに頷いた。女の腹で蝶が飛び、
牡丹が風に揺れるようで、なかなかいい。女の体は絶え間なく蜜を吐き出し、ついにびくりと大きく揺れた。
「あっ、ああーーーーっ!」
女が荒くなった呼吸を繰り返すと、牡丹は重たげに揺れる。浮いた汗に線が滲んだ。もう、と黒々と
零れそうな眼が男を睨む。
「意地の悪いことを、なさる……」
「よく、似合うが」
男の言葉に女は俯き、腹の蝶を白い指でなぞった。汗に滲んでいた墨が掠れて、あ、と
残念そうに呟く。それが男の何かを刺激した。
ぐいと全身を寄せると女の赤い唇を食む。ふっくらと柔らかいそれを甘噛みすると、
鼻にかかった吐息が男の鼻先をくすぐった。何を口腔に仕込んであるのか、甘い匂いが
する。女の白い手が伸びて男の首にまわった。くちゅと音を立てて、ぬるついた舌が
男の中に忍び込む。ざらりと男の歯の裏を舐め上げ、丁寧に舌を吸い、背に回った手が
ついと指先で上下に線を描く。
薄目を開けた男は負けじと女の体に手を這わせ、たっぷりとした胸の膨らみをやわやわと
左右から寄せ、押しつぶし、円を描くように揉んだかと思うと、触れるか触れないかの
指先で形を辿ってみせた。はぁん、と女が吐息混じりに啼いて、かすかに体をくねらせる。
男の指が秘裂を割り潜り込むと、くぐもった呻きが互いの口中に消える。
「んっ、ふむ…ふぅっ、ふ、ふぁぁ……ぁっ」
ぐちゅぐちゅと掻き回す指、女は懸命に唾液を飲み込み少しでも呼吸を楽にしようと
足掻く。今度は男が女の舌を吸った。そこを押さえられると溢れる唾液を飲み込むことも
ままならない。女は苦しげに身をよじらせ、きゅっと目を瞑る。だがその腰は前後左右に
揺らめいて、もっともっとと男の指を求めるようだ。
「―――っは、はぁっ、は……っ」
唇が離れると、女は空気を求めて金魚のように小さな口を開閉した。睨む目元がほんのり
染まって、ひたむきに男を見る。男の口元にこぼれた唾液を、女の赤い舌が舐めとって、
かすかな熱い囁きが、おまえさま、と呼んだ。舌の動きは淫靡そのもの、しかし眼差しは
少女のようだ。多くの男を虜にするだけはある。
「媚態はいらぬ」
男はぐいと女の細い顎を掴む。溢れた唾液がぬるりと滑った。もう一度唇の触れる寸前で、
ありのままを見せろと囁くと、嘘も女の一部にございますよと女が笑う。
「どうしてもとおっしゃるならば」
お見極めなさいませ。
たっぷりと濡れた唇が男の唇に触れ、顎に触れて首筋を舐める。男の指が女の脇腹を
たどって腰の丸みを撫で、内腿を上へ向かって撫で上げた。
「あ、」
男がぐいと両脚を広げさせると、女の脚は逆らいもせず両側へ倒れた。ぐにゃぐにゃと
した関節は同じ人間ではないようだ。その中央へ、男は硬く屹立した陽根をためらいも
なく沈める。十分に濡れている割にそこはきつく、侵入者を押し出すように抵抗するが、
肝心の主が腰をくねらせて男を助ける。一旦引いてもう一度腰を押し出すと、女は深く
男を咥え込んで、ああと満足げに啼いた。
「おまえ、さまぁ……」
白い脚は懸命に床を踏みしめ、腕で上半身を支えると腰を浮かせる。押しつけるような
動きに応えて男が腰の両脇を掴むと、安心したように女は腰を使い出した。とろりと女の
蜜が溢れて水音を立て、軽く内壁が擦れると、もう止まらない。
「あっ、ああっ、……はぁ、うん、あっ……おまえ、さまぁっ」
ぐちゅり、ぐちゅりと男を貪る女は、熱に浮かされたような目をしていた。熱く柔らかい
秘肉が男のものを挟み、絞り、擦り上げる。ぬるりと滑るようで浅い部分の突起が男の根元
から中央までを甘噛みするように刺激する。蠢く襞が吸いついては解け、また別の角度から
絡みつく。ぞくりと男の腰に快楽が走った。背骨のつけ根が熱を帯び、荒くなった呼吸に
背を押されるように女の中を突き上げる。
「ああっ、あっ! あっ、いいっ、おまえさま、おまえさまぁっ!」
女は頬を染めて首を振る。黒く長い髪がうねり、男に食われようとするように胸まで
差し出す。そこに男が顔を埋め軽く歯を立て、先端を吸い上げるとひときわ高い悲鳴が
上がった。結合部が泡だってこぽりと流れて、高価な絹布団に染みをつくる。
「こっ……これっ、が…ああんっ、あっ、ああっ! はぁっ……あ、あたしでぇ…んぁっ、
は、ふぅ、あたしで、ございま、すぅ…ぅんっ、あああああっ!」
「……なるほど」
淫猥に乱れてみせる女を、男は見下ろす。上壁を擦りあげる角度で何度も突き上げると、
女の体がびくびくと揺れ跳ねた。併せて女の中も忙しなく収縮し、男の背筋が細かく震える。
このまま終わることもできる、が。
「……もっと、見せてもらおう」
男の手が先ほど畳に突き立てた簪に伸びると、それを引き抜き遠くへ放り投げる。
解き放たれた女を引き起こして、男の上へ馬乗りにさせた。ほどけた結い髪が白い肌の上を
流れて、ざらりと女と男にかかる。こすれた腹の絵は、もう子供が手習いでこさえた汚れに
しか見えない。下から突き上げると、女は素直に男の上で腰を振りたてた。行灯の明かりに
ひらひらと黒髪がなびき、苦しげに寄せられた眉とぬらぬらに光る唇を天へ向け、乳房を
揺らして尻を突き出す弓なりの体。溢れる愛液が男のものを伝っていくことすらわかる。
頬をひとすじ滑る涙が、たとえようもなく―――そう、
「うつくしい」
思わず零れた賞賛に、女は嬉しそうに笑んだ。その微笑に誘われて、男は自ら腰を動かす。
自重でこれ以上ないほど深く男を穿たれ、女はいやいやをするように首を振った。幼げな
仕草にさらに劣情を煽り立てられ、男は構わず女を責め立てた。ぐっと互いの腿に力がこもる。
「ま…っ、まだ、まだだめぇ……っ!」
「許さん。果てろ」
その様の隅々まで見せろ。
何ひとつ見逃すまいという男の目の前で、女は高く啼くと爪先まで硬直して、男の精を
細い体に受け止めた。
眼差しひとつ、煙管を支える指先ひとつ、はたまた何気なく流れる襦袢の裾にすら匂い立ち
滲み出るものがあると、傑作の呼び声も高い男の絵が、依頼主の気に入らず火にくべられたと
伝え聞き、女はたっぷりした袖で口元を隠し、ふふと笑った。
原因は、依頼主であるところの助平爺が女に贈った簪を、男が頑として描かなかったから―――。
「……そうでなくては、太夫など務まらぬもの、でございますよ」
おわり
お付き合いいただき、ありがとうございます。
もっと投下が増えることを祈って。
へあー。なんかすげぇ。
そうか、この時代のものはこう書くのか。
いや、風情あるねぇ…。
オレも書いてみようかと思ってんだが、これがなかなか難しくて。
あ、遅ればせながらgj
うあああ、えろいいい!
GJ!色気たっぷりで食い入るように読んでしまった。
無駄に投下レベルageやがってけしからんGJ!
もっとやってください
一読しただけで太夫に岡惚れです本当にありがとうございました
GJ!
ほしゅ
夜鷹もの。
夜鷹=店に属さず、主に戸外で客を取る江戸時代の個人営業の娼婦 という程度の知識で書きました。
ところどころおかしいところもありますが、見逃してください。
127 :
夜鷹:2008/05/27(火) 13:32:46 ID:MZW8VHf0
とっぷりと暮れた江戸の町は、濃い闇に覆われている。
夜目にも明るい提灯が、蛍のようにちらほらと瞬くほかには、ただただ深い闇があるばかりだ。
草むらで横たわった男は、ぬめりと流れる川と、江戸の町を見渡しながら煙管に火打石で火をつける。
ぽう、と点った橙色の炎が揺らめいて、男の精悍な横顔と、すぐ隣で横たわる女の乱れてなお美しい絹糸のような黒髪を照らし出した。
「姐さんも吸うかい?」
くたりと力を抜いて、こちらにやたらと色っぽい流し目を寄越す女に、ひとつ問いかけると、女は頷いて煙管をとった。
手馴れた仕草で煙を吸い込み、ゆったりと吐き出す。
乱れ髪に手をやって気だるげに煙管を吸う女の姿は、暗闇に艶やかに浮かび上がって、なにやら物の怪めいて美しい。
「口吸い煙管を、旦那にもらうたァ、あべこべだねェ」
とっぷりと煙を吐き出した女は、くすくす笑って男にもたれかかった。
吉原あたりでは、花魁の口吸い煙管を吸わせてもらうことが一種の勲章になっているらしいが、男には、そういった粋な遊びはとんと分からなかった。
その日その日を生き抜くのに精一杯の我が身では、粋な遊びなんぞしてみたくともかなわねえ、拗ねた考えで女から差し出された煙管に口をつけ、乱暴に煙を吸い込んだ。
「身体に毒だよゥ」
男の仕草を、白い手を伸ばしてたしなめた女は、乱れた着物をかき寄せることもせずにくすくすと笑っている。
「毒はもともとサ。こうしてお前さんといるのも、毒がまわった証拠かもしれねェ」
混ぜっかえして悠々と煙草を吸う男は、にやりと笑って女のほうをうかがった。
「それはあんまり酷い言いざま」
「こりゃあやまった。しかしまた、なんでお前さんみてェないい女が夜鷹なんざやってんだかなァ。最初に声かけられた時ァ、てっきり狐あたりに化かされてるもんだと思ったぜ」
口元に手を当てて目元を緩ませる女の媚態に、目を細めて見惚れながら男はそう言って女の身体を抱き寄せた。
すっぽりと男の胸板に納まった、小さく華奢な身体がかすかに震える。
着乱れて大きく開いた襟元からのぞく、白いうなじにかかるほつれ毛が、なんともそそるありさまだ。
思わず唾を飲み込んだ自分が気恥ずかしく、男は誤魔化すようにつづけた。
「姐さんくらいの器量なら、どこぞの大旦那つかまえて別宅きどりも楽だろうに」
「別宅づとめはこりごりですよゥ」
くすくすと笑った女は、腕の中で男を振り仰いだ。
白い腕を男の首に回し、口づけを強請るように目を瞑る。
「んんっ……ふう、んんぅ……はっ」
ねっとりと絡み合った舌と舌がたてる卑猥な水音と、押し殺した女のかすかな喘ぎが静かな川原に響く。
男の腕が次第に女の着崩された着物の襟に忍び込み、白く柔らかい乳房をやさしく揉みしだいた。
「ああっ……旦那ァっ……んぅ……はぁ……」
身をくねらせる女を宥めるように口づけを落とし、男ははだけた着物の裾に手を伸ばす。
すべすべとした肌触りの、吸い付くような太ももを撫で回し、さらにその奥へと手を進めた。
「綺麗なもんだ……」
「はぁっ……ふっ……あはぁっ……」
思わずぽつりと漏れた呟きにもきづかず、女はすすり泣くように喘ぎ声をあげる。
大げさな嬌声ではなく、微かにもれる吐息のような声は、派手な声をあげる岡場所の女より余程男を興奮させた。
刺青どころかしみひとつない白い体は、男の手の中でゆるくうねる。
「なァ、姐さん。金は払うから、アンタを今晩貸切にさせてくれ」
「いいですよゥ……あぁっ……やっ……はぁあ……」
先ほど果てたばかりだというのに、むくむくと頭をもたげる一物をもてあまし気味に、男は女の身体に手を這わせながら尋ねた。
どうにも、一度どころでは収まりがつきそうにない、と苦笑いを浮かべて、女の了承の言葉を聞くと、男はしっとりと潤った秘裂へ指を伸ばした。
「あんっ……はぁっ……あぅうっ……旦那ァ」
「おうよ」
ちゅくちゅくと、弄るごとに潤いをます秘裂に指を出し入れすると、女は悦楽に濡れた瞳で男に口づけをねだった。
可愛らしいおねだりに、男はにやりと笑ってこたえる。
しばし、川原に水音が満ちた。
128 :
夜鷹:2008/05/27(火) 13:33:59 ID:MZW8VHf0
「もう、挿れいくださいなァ……はうっ……あはぁっ……んんっ……」
「もちっと堪えな、姐さん。俺のもそろそろいい頃合だァ」
絶え間なく出し入れされる指に、女の蜜がからみ、しとどに濡れていく。
女はそれを身をくねらせて受け入れながら、柳のような風情の腰を揺らして男を熱っぽく見つめた。
瓜実がたの白い面に朱をのぼらせて、柳眉をよせて口を開いた女は匂い立つような色香がある。
弁天さまもかくや、という風情の女にしな垂れかかれて哀願され、男の一物はすでにはちきれんばかりに腹をたたいていた。
「旦那ァ……あはぁっ……お願いですよゥ……んぅっ……はぅっ……」
「色っぺえな、姐さん」
男の首に両手を回し、覗き込むようにして男を見つめる女の目は、黒曜石のように濡れた輝きを放っている。
くらくらと、目も眩むような心地で女に口づけを落とした男は、女の襦袢をぐいとおし開き、胡坐をかいた己の股座にすりあわせる。
「はぁっ……あぁん……あぅっ……旦那……」
「おうよ。極楽につれてっとくれや、姐さん」
互いの陰部が摺り合わされる、そのもどかしい快楽に、女は小さく喘いで男を求めた。
女の懐に入れた男の手は、すべすべとした白い乳房の上を這い回り、それが女をさらに煽りたてる。
耐え切れない、と男を見やる女の何度目かの懇願に、男はようやくにやりと笑って女を抱えあげ、いきりたった一物の上に女をしずめ、突き刺した。
「あはぁぁぁっ! あぅっ! いい……はぁっ……」
「姐さん……すげえ具合だ……熱くて……やわっこくて……」
それまでの堪えたようなすすり泣きが、派手な嬌声にとってかわり、それがさらに男を煽り立てる。
座位のまま男に揺さぶられている女は、がくがくと足をひきつらせ、与えられる乱暴な悦楽に眉根をよせて耐えた。
ひくひくと痙攣する女の内部は、男をきつく緩く締め付けていく。
身をくねらせ腰を揺らす女の、後ろ髪からかすかに漂う香の匂いすら、男の情動を煽る。
「はあっんっ! あぁあっ! だん、なぁっ! はぁっ!」
「弁天さまみてえだな、ほんとに」
見返り美人、と呟きながら、男はこちらを見つめる女の顎をつかみ、濡れた目と赤い唇からかすかにのぞく舌をまじまじと見つめる。
全身を朱に染めた女の身体は、例えようもなく美しく、心地よかった。
きれぎれに喘ぐ女の唇を己のもので塞ぎながら、両手で細い腰をつかみ、奥へ奥へと突き入れる。
「うぅっ! あはぁっ! いいっ! うぁっ!」
「姐さん、」
身体を突っ張らせて痙攣をはじめた女の首筋を舐め上げて、男はさらに激しく腰を動かす。
結合部からはひっきりなしに互いの粘液がこすれあう音がする。
「いやぁぁぁぁっ!」
一段と高い嬌声のあと、女は激しく身体を引き攣らせ、やがてぐったりと男にもたれかかった。
激しい締め付けと、女の媚態に、男もまた女の中に欲望を撒き散らし、互いの荒い息を重ねるように、幾度か口づけを交わす。
129 :
夜鷹:2008/05/27(火) 13:34:50 ID:MZW8VHf0
暗い川原で、茣蓙を引いてすわり込んだ男と女は、肩を並べてふたたび一服を始めた。
橙色の明かりが、二度目の情事の後が色濃く残った二人の男女を映し出す。
煙管片手に女の肩を抱く男は、胡坐をかいたままの姿勢で、もたれる女を見下ろして言った。
「なァ、姐さん。夜鷹なんざやめて、俺んちにこねえか?」
「そりゃァ、嬉しいはなしだねェ」
男の厚い胸板に顔を擦り付けるようにして、女は弾んだ声をあげる。
おそるおそる言った提案が、まさか受け入れられるとは思ってもみなかった男は、にやりと笑った。
「最初に声、掛けられたときから、俺ァ、あんたに岡惚れしてんだ」
「口が上手いよ、旦那」
冗談めかして笑った男の唇に白く細い指を押し当てて、女は寂しげに笑った。
「俺ァ、冗談は好きだが、嘘は言わねェ。俺と所帯もってくんな」
「旦那ァ……」
女のその顔を見て、男は慌てたように唇を引き結んで真面目な顔をして続ける。
一世一代の告白を、冗談に流されては敵わない。
男の常にはない、熱っぽくも真剣な眼差しに、女は戸惑ったように身を震わせた。
「べつに、今すぐなんて無理は言わねェよ。もう二年も通ってんだ。いっくらでも待つ気はあるさ」
「……でもねェ、あたしはこんな女だし……きっと旦那が嫌になるよゥ」
男の腕の中で居心地悪そうにもぞもぞと動いていた女は、熱心に掻き口説く男の姿に、やがて諦めたように身を任せる。
乱れた髪を指で掬い取り、目を伏せてそれをなぞると、女はぽつりと言った。
「好いた男にゃ、好かれたままでいてほしいんだよゥ」
かすかに目元に血を上らせて、着物の袖で口元を覆い隠す女の姿は、長い二年の付き合いの中でも見た事が無い。
まるで初心な生娘のような風情の女に、男はしどろもどろになりながら言い募った。
「……姐さん、俺ァ、どんなことがあってもあんたを嫌いにゃなれねェよ。なァ、頼まァ。拝むぜ、姐さん。俺と一緒になってくれ」
必死に言葉をつづける、不器用な男の額を、くすくすと笑いながら小突いて女は言った。
「仕様のない御方だねェ」
「それじゃ……いいのかい? 姐さん」
男の問い掛けに、女は何もこたえず、その肉厚な唇を男の薄いそれに合わせる。
二人の影は絡み合い、重なって、川原にはまたしばらく、熱い吐息が零れ落ちた。
終わりです。お付き合いありがとうございました。
GJでした!!
いいもの読ませてもらえてうれしいよ
このお二人さんは、後々どうなったのか、気になるねえ……
GJGJ! なんというエロス。まさしく『しっぽり』って感じだ。
最後まで書かないのがまた想像の余地を残して、イイヨイイヨー。
ああ、でも姐さんがどうして夜鷹に身を落としたのかは気になる!
昔、姐さんを囲った男と何かあったのかな……。
gj!
姐さん色っぽいのにかわええええ!
旦那の実直さもよかった。二人に萌えた。
妾奉公とか囲い者はスレ違い?
相手は一人だけど、金銭が介在している関係。
136 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:21:19 ID:s5IFrXbz
スレタイは娼婦と遊郭だからスレ違いなんじゃね?
ほす
海外モノ。若干長いので、長文嫌いな人はスルーして下さい。
それから考証とかは、かなりいい加減。あんましツッコんで考えない方が吉です。
……目を閉じれば、異国の情景が蘇る。
潮の匂い。
情緒あふれる港町。
娼婦、麻薬、賭博、暴力。……苛立ちと退廃に満ちた酒場の喧騒。
そして何か。
巨大な存在を想起させる、深く、重い海鳴り――。
それら全てが――私にとってはまさしく青春だった。
二十代の頃。医者をしていた私は、外国航路の貨物船に船医として乗り組んだ。
長期間の航海であり、そこでは経験よりも若さが必要とされた。
……横浜を出発し、基隆(キールン)、高雄(カオション)、香港(ホンコン)、シンガポール……。マラッカ海峡を疾り、インド洋へと抜ける……。
若い私は洋上で、あるいは繰り返される寄港の地で、様々な体験をした。
嵐の中、ひどい船酔いで転げまわった事もあれば、無風帯(ドルドラム)の静寂と抜けるような青空、降り注ぐ太陽の光に、言い知れぬ不安を感じた事もあった。
医者でありながら食べ物にあたったり、ある港では怪我をした海賊の治療なんて真似もさせられた。
しかし、それでも子供の頃から、『宝島』や『ロビンソン・クルーソー』といった冒険小説を繰り返し読んでは、未知なる世界への憧れを強くしていた私には。それらの経験すら、過ぎてみれば満天の星空に映る無数の輝きに等しかった。
そして女という宝石。
私は旅に出て、初めて女を知った。
ガヅッ。
叩きつけられるように開けられたドアの音に。ベッドに寝転んでいた私は、読んでいた本から目を上げそちらを見た。
薄暗い部屋の入り口に若い女が一人、立っていた。
「ブランカ」
声をかける。
「なぁ、この部屋は借りてるだけで、いくら安いつっても壊したら弁償するのは俺なんだ。……というか、もう壊れてるじゃねーか、お前弁償しろな」
「どういう事さ」
と、女――ブランカは私の言葉には応じず、尖った声で言った。
「何が」
本に視線を戻しながら私が返すと、ブランカはいよいよ不機嫌な様子で、
「ヘイ。ヘイヘイ! しらばっくれてんじゃないよ、こっちはもう明日の事聞いてんだ」
「ああ…、その事か」
彼女を見た。
だぶだぶのTシャツにショートパンツという出で立ちで、透けるような肌の白さが印象的だった。ストッキングを履き、太ももからは黒いガーターがのぞいている。
ロシア系だか北欧だかの血を引いているという。そのせいか、目は深いダークブルーで、ロングの髪は明るい金髪。身体はやや細めだが、スタイルはやはり日本人離れして(そりゃあそうである)いた。
整った顔立ちに、鋭すぎる目つきが、「野生の狼みたいだ」と、出会った当時は思ったものだった。
「船が出るっていえば、船乗りとしては従うしかないだろ」
答える。決まりきった結論だった。
「3ヶ月は逗留するって話。アレ嘘かい?」
尋ねながら、ブランカが近づいてくる。
「嘘じゃないさ。…当初はそういう予定だった。だけど結局決めるのは俺じゃない」
「……ふざけるなよ。こっちはあんたにあわせて、ずっと客とってないんだ。今更あんたに逃げられて、どうやって稼げばいいんだよ」
「金の事だったら心配するな。ちゃんと半年分払ってやる。…約束だからな。なんだったら、追加でもう半年分やる。その金で暮らす間に、客を取り戻すなり、別の仕事を見つけるなりすればいい」
「誰が金の事言ってるか、ボケ!」
「いや、今――」
オマエ、言っただろうが――そう言おうとして、私の言葉は遮られた。
突然、覆いかぶさってきたブランカの唇によって、口が塞がれていた。
「うん……うむっ……んっ」
ぴちゃ……ぴちゃ…くちゅ……じゅる…。
唇を舐めまわし、舌が強引に侵入してくる。
「う……ぐ……ちょっと、ま……!」
こちらの事など完全に無視し、ブランカの舌は私を蹂躙した。
「ふむ……ん……うん……れる…る……じゅ」
大型の猟犬――いや、やはり野生の狼か。まるで金色(こんじき)の獣にのしかかられている気分だった。
「ぷはぁっ!」
散々、こちらに唾液を流し込んでから、ようやくブランカは私を解放した。
唇と唇の間を、キラキラと銀糸がつないだ。
「はぁ…。あ、あたしが恋人だって、初めての女だって……言ったろ」
「ああ」
押さえ込まれたまま、私はブランカを見上げた。
金色の髪が顔に触れる。
「あんたみたいな人が……あたしみたいな娼婦に『俺の女になってくれ』って、あ、あたしみたいな女でも恋人にしてくれるんだって。……本当に、涙が出るくらい嬉しかったんだ」
「……泣いてるのか?」
涙がひとつ、ブランカの目から零れ落ちた。
「なんで……なんで、あんたはそんな平気な顔してるんだ……」
「なぁ、ブランカ……。忘れろよ。引きずってもいい事なんかない」
私は出来るだけ平静な表情を保つよう、懸命に努力していた。
「お前にとってはただの客だ。金の関係……いつもの事だと思えばいい。なに一週間もすればきっといつも通り、この港町(まち)で暮らしていける」
指で涙を拭ってやる。
ズス……。
ブランカは鼻をすすり。
「勝手な事…………言うな!」
突如、鼻っ柱に衝撃が走った。
「ぐあっ!」
鼻を抑えて悶絶する。「コノヤロ…」と涙目で文句を言おうとすると、
「お、おい……ブランカ?」
いつの間にか、ブランカの顔はそこになく、彼女は私の上で体勢を変えていた。私の身体にまたがり、こちらに尻を向けている。いわゆるシックスナインというヤツだ。
どうやら鼻を打ったのは、彼女の膝か足のようだった。
「…あたしンだ」
言いつつ、私の股間のモノを探り出す。
「あたしが男にしたんだ……あたしのモンだもん……あんたはあたしの……」
すでに先程のキスで硬くなっていた怒張は、空気に触れた途端、新たな刺激を求めてそそり立った。
私の意に反し、びくんびくんと震え、先端から液体を漏らして主張する。
ちゅ。
口づけるブランカ。
「お前は可愛いね……。ご主人様と違って素直」
「おい、そいつばっかり甘やかすな」
「うるさいなぁ…っ」
私の抗議を一蹴して、ブランカはペニスを口に含んだ。
「……ッ」
「はむ……うむ……れるる……ちゅく……ふ……は」
熱い舌が肉棒の上を這い回り、喉の奥で亀頭を締めつけてくる。唾液がブランカの口腔から溢れ、私の股間を濡らした。
「く…おいブランカ、ちょっと待て……いきなり飛ばしすぎ……!」
「ふー? べぇつにひーからっ……じゅじゅっ……ぃつでも……る…ぷあっ……いつでも出してよ……んむ……」
「ざけんな、おまえ、いつも連チャン要求するだろうが。勃たなくなっても、技使って無理やり……! アレは精神的にも肉体的にもキツイんだぞ。次の日ちんちん痛ぇし……だからちょっとでも抑えとかないと……て……うぁ、こら……ッ」
「ふるふぁいなぁ……ひーじゃぁあん……ふぁって…ふぁって……じゅちゅ…んぐ………ふぁ…あたしが…あんたにしてあげられるの……これぐらいだもん…………はむっ……れる」
「――――」
「ね、出してよ。いっぱい。……どこでもいいから。んっ……じゅ、ふ、口でも…顔でも…髪でも、身体でも。好きなだけ受け止めてあげる――」
むずむずと下半身に射精の衝動がこみ上げてくる。私はあきらめて、
「そろそろ出る」
と言った。ブランカは一旦、口を離すと、
「うん、どこがいい?」
わずかに弾んだ声を出した。
「あー……とりあえず口。それから本番させて」
「わかった。いっぱい出して。ちゃんと飲むから」
再び、口唇による愛撫が始まる。先刻より一段と激しい、情熱的な愛撫だった。
「ふ…うん……む……じゅ…!」
「……出る」
「…ふん…出ひて…」
私はあっさりと衝動を解放した。……一瞬、眼の奥で閃光が走った。
ドビュ! ビュク、ビュク……!
猛烈な勢いで吹き上がった白濁が、ブランカの喉奥をしたたかに打つ。
「んん〜〜〜〜ッ」
くぐもった、苦しそうな声。それでもブランカは口を離さなかった。
喉をならし、精液を飲み下してゆく。射精中、さりげなく陰嚢をやわやわと揉みしだいてくれた。
「くっ……んんっ……ごく……こく…」
「…ッ……ふぅ……」
脱力する。
……少しばかり油断していたのかもしれない。ブランカの飲精を体の隙間から眺めながら、
「いつもそうして……他のヤツにも求められれば、飲んでた?」
私はそんな――とても下らない質問をしてしまっていた。
「んく? ……んぐ……ぷは……へ? …えーと」
「…あ。わり、今のナシ」
慌てて取り消す。しかし、もう遅かった。
「なんで? 気になる?」
髪をかき上げ、こちらを振り向くと。ブランカが不思議そうに訊いた。
「いや、まぁ…」
「へぇ…」
ニヤ〜ッと、嬉しそうな笑み。胸の中に後悔が浮かんだ。
「そっか。あんたもそういうの、やっぱ気になっちゃうんだ」
くるり、と体をこちらに向けなおすブランカ。
「いやー…最後の最後にらしくないヘマしたねー。へぇ…あんたもそういう事言っちゃうんだ」
「…………」
「嫉妬とかさ、できちゃうくらいにはキテるワケか。……へへ。あ、なんだよ、そんな拗ねなくたっていいじゃん」
「拗ねてない」
「いいじゃん、別に。そこまで憮然としなくったってさ」
「してない」
「怒るなよー。……ほら、機嫌なおして」
細い指が私の肩から手にかけて、ゆっくりとマッサージしてくる。同時に真っ赤な舌が、私の首筋と頬をペロペロと舐めた。
「おま…! 精液飲んだ口で…」
「だいじょぶだいじょぶ。あたし、あんたのもう何回も飲んでるけど平気だもん。別に汚くないよ」
そういう問題ではない。
「……えへへ。嬉しいなー。そっかー、嫉妬かぁ」
「はぁ……そいつは良かったな」
身体の上ではしゃぐブランカの頭を撫でてやる。サラサラと紗のような金髪が手の中でこぼれた。
「うん……あ、一応言っとくと、他の人のは飲んだ事ないよ? そりゃ多少は入っちゃう事もあるけどさ」
「…そうなのか? 無理矢理、飲ませるヤツとかいないのか?」
「口で出したがる客は多いよ。……でも、飲んだフリして適当に出すのも技術(わざ)だから」
「…そうか」
「安心した?」
「ん…まぁ、な」
「大体さ、あんな得体の知れないモン、誰も好き好んで飲むワケないっての。……娼婦はさ、それが商売だから、仕方なくやってるだけで。……ま、あたしはそんなに嫌いでもないけどね、あの味」
「…………」
「だから、なんでそんな複雑な顔するかなぁ? もちろん、あんた限定の話だって。あたしはこれでも高いんだから。気に入らない客とはしないし、中出しとか、アスとか、そういうのもさせた事ない」
「…マジ?」
「うん」
驚いた。美人だとは思ってはいたが、そこまで仕事を選り好みしていられたとは。
「けど、いきなり出されたりしたら、どうしようもないのじゃないか」
男なんて欲望の塊だ。理性も状況次第で簡単に吹っ飛ぶ。まして、それを許さない相手ならなおさら。
「んー…でも大概の相手にはゴム使わせてたし。たまに倍払うから、生でさせてくれって客もいたけど。……あたし、カリの開き具合とか、震える感じで相手のイク瞬間が解るからさ。勢いで中で出そうとかするヤツは、大抵半殺しにして、タマ潰してやった」
「うわー…」
その相手に同情する。なんだか股間が痛くなる話だった。
「俺、よく無事だったな」
「ああ、そうだ。そういう意味じゃ、あんたが初めて。問答無用で中に出されたの」
「う、その話はやめろ」
「なんで? 別に嫌じゃなかったよ?……そりゃ挿れた瞬間出されたのには、ちょっとびっくりしたけどさ。しかも、あんなドバドバ。あ〜…考えてみると少し酷いよね」
「うっせーな! 仕方ねーだろ、初めてだったんだから」
「仮性包茎がまずいんじゃない?」
「ほっとけよ、日本じゃ多数派なんだよ! ダビデ像だって包茎だろうが!」
「いや、ミケランジェロと一緒にされても」
……クスクスと笑う。
「でもさ…。良かったでしょ? 初めては…やっぱこう…“生で”とか“中で”とかあるじゃん」
言いながら、私の首筋に鼻先をこすりつけ、甘えてくる。今にも「クゥン、クゥン」と鼻を鳴らしそうだった。
私はクシャクシャと髪をかきまわしてやって。
「そうだな」
と、答えた。
尤も、それからゴムをつけた事すらないのだから、初めてもクソもないが……。
「……初めてさ。自分からしてみたいと思ったんだ」
ブランカが告白する。
ぐい、と。私は彼女を抱いたまま、上半身を起こした。
「あ、そろそろ本番いく?」
首肯した。
「ん」
頷き、ブランカはTシャツを脱いだ。下には黒のタンクトップ。それも脱ぎ捨てる。
ぶるん。
と、形のいい、それでいて大きな乳房がまろび出た。
「……あ…目がちょっと、いやらしくなった…ね」
「そういう仕様なんだよ、男ってのは」
豊かな双乳にむしゃぶりつく。
「ふぁ……ん……ホント、好きだね……おっぱい」
「大抵の男は好きだぞ、…む……ん…大きさの好みに違いはあれど、な」
「んん……あんたは……?」
「…俺はでかい方が好き」
「そっか……ん……良かった……ん…?」
「? どうした」
「ん、ちょっと待って」
そう言うと、ブランカは身体を離した。
ベッドを降りて、部屋のドアに――。
「あ」
そこで初めて、ドアが半開きになっている事に気づく。さっき彼女が壊したからだ。
ブランカの手が、軽くドアを引いた。
アジア系の男が三人、ドアの影に隠れていた。
「ヘイ。なにやってんだ、あんたら」
胸を隠そうともせず、問い詰めるブランカ。口元には微笑が浮かんでいたが、眼は笑っていない。
「よ、よう、ブランカ。……屋台で海南鶏飯(ハイナンジーファン)買ってきたんだけど、く、食う?」
男の一人が袋に入った料理を差し出した。
「オー、サンクス、もらっとく。……で?」
「あ、いやそれだけ…」
「そうかい、じゃあさ…」
言葉を切り、息を吸い込む。
「なんで、いつまでもそこでピーピングトムしてやがンだ! さっさと散れッ! 金取られてぇか!」
怒声を浴びせた。とんでもない声量だった。
……男達は蜘蛛の子を散らしたように、慌てて退散していく。
「クソが。女欲しいならゲイラン行け、変態共」
外れたドアノブを思いっきりオーバースローで投げつけて、ブランカは吐き捨てた。
……私は彼女のあまりの変化に正直ついていけず、股間を隠して固まったまま、ただ絶句していた。
ブランカはブーツを脱ぐと、部屋の隅に放り投げ、
「あー、あー…もう、なんて顔してんだよー。別にあんたにキレたワケじゃないだろ」
ペタペタと裸足で戻ってきた。
ギシ。
四つん這いでベッドに上がってくる。ベッドが軋みを立てた。
「そんなさ、泣きそうな顔しないで」
ちゅ。
額に軽いキス。
「……少し驚いただけだ」
「そうだね。ちょっと驚かせちゃったね」
「ガキ扱いすんな」
「してないって。…日本と違うんだから、驚いて当たり前だよ」
私は彼女の胸に手を伸ばした。
「ん……」
「お前は……俺なんかの想像もつかない人生を送ってきたんだろうな」
「……そうかな……別にどうだっていいよ……ん……あんっ……」
柔らかい乳肉をこねまわしながら、もう片方の手をブランカの股間に差し入れる。
「――!」
びくん、とブランカの身体が跳ねた。
「濡れてるな……」
指先に湿った感覚が伝わる。もう既にそこは私を受け入れる準備を整えていた。
「へへ……さっきからずっと挿れたいの我慢してたから……」
「そうか。……じゃあ」
「うん。…ちょっと待って、脱ぐから」
立ち上がり、私の目の前で、ショートパンツとショーツを脱いでいく。
……顔前で、ショーツと股間に愛液が糸をひく様は、ついこの間まで童貞だった私を狂わせるには十分な刺激だった。
「――あうッ」
思わず、引きずり倒した私に。ブランカはわずかに「何すんだ」と、非難がましい目を向けた。
私はかまわず、ガーターベルトとストッキングだけを残した状態のブランカの肢体に、猛然と昂ぶりを打ち込んだ。
「ッ!?」
当然、彼女に痛みはない。…はずだった。
アソコは愛液で溢れかえって、まるで洪水だったのだ。
「――――ッ!!!」
ぶるぶると痙攣するブランカ。
「……あ、あれ、もしかして痛かったか?」
慌てて尋ねる。しかし。
「――ジ、ジーザス……このバ、カ……! い、いきなり奥までつっこむなぁ……。おかげで…」
「ああ、イったのか」
「! ……い、今、ちょっと勝ち誇った顔したな、コノ……!」
「うわっ」
しなやかな両足がやおら腰に巻きつき――あっという間に身体の位置を逆転された。
「……ちょおっと生意気かなー。……少し頭にきちゃったかも。…ふ、ふ」
嬉しそうな声。
キュん、と蜜壺が収縮した。
「う」
同時に、身体は動いていないのに、彼女の膣内だけがウネウネと蠕動を始める。
「へっへー……怒ったから、今日は久しぶりに本気出してあげる♪」
ペロ、と舌なめずりをして凄艶に笑った。
「あ、悪い。悪かった。謝るから勘弁してくれ」
「ほほほ、許さなくってよ」
「誰の真似だ、それ……く!?」
ほんのわずか。ブランカが腰を浮かしただけで、私のイチモツは信じられないくらいの快感を脳に伝えた。
「! な、なんだ、これ」
「……んふ。完全に飲み込んじゃった。……もう逃げられない」
意味は解らない。
しかし、それが真実である事だけは、これまでの経験から理解していた。
「あ、そうだ……あたし今日ね、危険日」
「な、何!?」
「あたしの周期って正確だからさ。多分結構な確率でキマると思うよ? なので、中出しする気ならそこんとこよろしく♪」
「おい、ちょっと待て…ッ」
「そんじゃあ、続きイってみよー。おー」
ブランカは騎乗位で身体をくねらせ、私はほとんど無理矢理に快感を引き出された。
(これってレイプだよな…)
そんな事を考えながらも。負けじと、かすかなプライドを愛撫とピストンに代え抵抗する。
私を包んで支配する快感は、到底抗えるような代物ではなかったが、それでも簡単に放出する気はなかった。
ブランカはそんな私を慈しむように、
「あんッ……そんな顔、で、頑張られると……たまらない、よ……!」
キスの雨を降らせてくる。
瑞々しい果実のような胸が、ゴム毬のように跳ねる。
ヌチュ…グチュ、ズチュ。
卑猥な――ただ卑猥な水音が、ベッドの軋みにのって部屋を満たしていく。
私は懸命に射精の衝動を堪え、乳房を責めたて、腰を振った。
……だんだんと、二人の間の空気が張りつめたモノに変わってゆく。
結合部から溢れた液体は、二人の興奮の度合いそのままに、白く濁って泡立っていた。
ほとんど陰毛のないブランカの性器。ペニスがそこを出入りするたびに、とば口からヒダがめくれ、引きずり出される。
――その奥にある子宮に、自分の遺伝子を思う存分ぶちまけたい。……そんな欲望が加速してゆく。
「……あ…カリ…開いてきてるね……もう出したい?」
トロンとした目つきで、ブランカが言った。
「正直、出したい……つか保たねぇ、から……そろそろ抜いて」
「なん、で? ん……そのまま…出して、いいよ」
ブランカの腰は止まらなかった。ひたすらに快感という痺れを送り込んでくる。
……こちらの意思に関係なく。
それはどこか。
暗い沖合いから訪れる海鳴りに似ていた――。
「それはマズイ。お前が妊娠する」
「ふッ…はッ……なんで、さ……いいじゃんか、孕ませれば、ガツンと…! 男らしく、キメちゃえば……あんッ」
私は首を振った。
「お前が、この先困る」
「そんな、事――」
荒い息をつきながらも、ブランカは夢見るように言葉を紡いだ。
「あたしは……証が欲しいよ。……あんた、の……おんッ、女だったって、証拠、が……ンンッ…」
「…そんなもの、お前が生きる助けにならねぇ…ぐ」
「なる、よ…!」
「ダメだ…どけ…って」
「や、だ…」
腕を首に巻き付け、激しく腰を揺すり。ブランカは私を絶頂に導こうとする。
……降りる気配は、ない。
私は――。
「やめろっ」
……思わず、ブランカを突き飛ばしていた。
彼女の秘所から、ペニスが抜け。同時に私の中ですさまじい快感が弾けた。
ビュビュッ…ビュッ――!
後ろに倒れ込んだブランカの身体に、精液が降り注いだ。
ネットリとした汚泥が、容赦なく髪やストッキングを白に染め上げていった。
「やめろよ…」
私は呆然と、呟いた。
「そんな事して……何になる」
ブランカは腕で目隠ししていた。頬に、涙が伝っていた。
「だって」
と、言った。弱々しい声で。
「だって…好きなんだ……あんたの事好きなんだ……忘れたく、ないんだ……」
私は溜め息をついて、彼女の傍らに座った。
サラサラの髪を撫でた。
「…泣くな」
…嗚咽が始まっていた。
――翌日。
埠頭には、ブランカが一人で来ていた。
朝の空気はわずかに肌寒く、辺りには薄靄(うすもや)が煙っている。
あの安宿で知り合った気のいい連中も、ブランカに遠慮したとかで、途中で帰ったらしい。
彼女の顔は泣き腫らして酷い様子だったが、それでも、あの目に宿る野生の光は消えていなかった。
「じゃあ。元気でな」
頭を撫でてやる。
……ブランカはさっきからずっと黙ったきりだった。
「おい、最後なんだから、なんか言えよ。……さよなら、とかさ」
私は苦笑し、そう言った。
「なぁ…」
ようやく、ブランカが口を開いた。
「おう」
「あんたに貰った金でさ。その……日本まで行けるかな?」
そんな事を聞く。
私は少し考えると、
「そうだな。……まぁ、大丈夫だと思うぞ」
と、答えた。
「本当…?」
「つっても、それからどうすんだって話だぞ。こことは金の価値も違うから、暮らすのは難しいだろうし、俺が日本に帰れるのは、まだ当分先の話だしな。……あ、観光なら出来っか。なんだ? 日本に興味でもあんのか?」
「…………」
「フ…。…んな事より、これからどうするか、しっかり考えとけよ。また早いとこ常連見つけねぇと、後々大変だぞ?」
「いいよ、そんなの」
「あん?」
「娼婦やめる。もうしない。……しんどくても、他の仕事で稼ぐ」
私はしばし呆気にとられたが、
「……そりゃあ、まぁ……お前が決めたんなら、いいんだけどな。……なんかアテでもあるのか?」
「今まで結構稼いで溜めてたから。……それで、なんとかする」
ぶっきらぼうに言う。
「そうか」
私は軽く頷いた。
「頑張れな」
ぽんぽんと、軽く頭を叩いてやる。
「…んじゃ、そろそろ時間だし、行くわ」
告げて、背を向けたところで。
「ねぇ」
呼び止められた。
「…ん?」
「初めて会った時。……狼みたいだ、って。あたしの事、言ったろ?」
「…ああ」
――狼。
そう、確かに私は言った。
力強く、私にはない野生を感じさせる目。何物にもくじけない意志の光だ。
「あんたの印象――多分、間違ってない。……知ってた? 狼ってさ、一夫一妻なんだ。狼のメスはオスと結ばれると、オスを愛して、そして……何があろうと――…一生添い遂げる」
そして、すばやく私の耳元に口を寄せると。
「――――」
囁き、すぐに身を翻した。
走り去る。遠ざかっていくブランカの後ろ姿。
私は出帆の汽笛を聞きながら、その背中を茫(ぼう)と見つめた。
……その言葉をかみ締める。別れ際に残した言葉を。
「待っててやがれ――ね」
私は苦笑した。
おわり
投下終了です。
長くて、ゴメンなさい。楽しんでくれたら幸い。
タイトルはぶっちゃけ、見たことはないんだけど、「スージー・ウォンの世界」って映画のパクリw
ツッこまれる前に自白しときます。
某映画より引用
「何だ、この豆のようなものは?」
「これは小さくとも、ゆっくり煮詰めれば次第に膨らんでくる豆でありんす」
「何豆と申すのじゃ。大豆か?えんどう豆か?いんげん豆か?」
「あちきのは“よがり豆”でありんすえ」
「何、よがり豆?」
「めしあがるコツは、とろ火でとろとろと煮立て
このようにほどよく煮立ったところへ
松茸をあしらえるのでありんすえ」
俺はこういうのが大好きなんだが
花魁言葉って難しいよな
でも娼婦エロ小説とか結構ニッチだからサイトとかないだろうしなぁ
153 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 06:56:11 ID:2Hw3MZgB
>>151 GJ!!
ショートパンツの下にガーターは結構素敵だ
オイラの理想な娼婦の服装は、胸が開いたドレスに
スカートにスリットが開いて、その隙間に
レース付きの黒ガーターストッキングが見えたら最高だな
面白かった!良かったよ!
日本に飾り窓があるという設定はどうよ?
別にいいんじゃね?
そこまで気にしないし
窓の中にいる娼婦が下着姿で挑発し
その窓越しで覗く少年のシーンが思い浮かぶな
そろそろ誰か投下しなYO
ほす
今日の客は可愛い男の子が相手だ。
余りにも可愛かったので、寝室まで連れて行く間に、彼のズボンの中に手を入れて
何回も肉棒を弄ったら、すぐに精液が噴き出して、私の手を白く汚した。
寝室に入り、ドレスを脱いで黒い下着姿を見た坊やが、私を抱き締め
腰を前後に動かした。坊やの肉棒の先が両脚のストッキングの間に挟まり
何回か腰を動かした後に、身震いをしたと同時に肉棒から
白い精液が噴き出し、両脚に包まれたストッキングを白く汚した。
その後、ベットの上で坊やの童貞を奪おうとしたが
童貞のせいか、肉棒がなかなか入らなくて、そのまま
下着の上で白い精液を浴びるハメになった。
手コキで坊やの肉棒を元気にした後、すかさず私の中に入れてやった。
そしたら、何回か腰を振るだけで、すぐに私の中に坊やの精液が勢い良く噴き出した。
ま、早い方が仕事が楽だけど、坊やがイク時の顔が可愛かったので
もう一勝負して、二人で一緒にイクまで一生懸命愛し合い
最後は私の中に、坊やの濃厚な精液を浴びさせてやった。
帰り際、お金を払った後に抱き締めてキスをしたら、また坊やの肉棒が立ったので
濃厚なフェラで私の口の中に、坊やの熱い精液を出させてやった。
これで坊やは私の虜になった事を確信して、坊やを見送った。
これで今日の仕事は終了。明日にはまた童貞坊や達の筆下ろしが待っている。
明日もお金を稼いで頑張ろう。
おわり
男は仕事に
女は家事に
そして、娼婦は男の精を出す
たとえ、客が大人なら欲求不満を解消し
子供なら性の手解きをし
打ち上げ花火の如く、白い精液を出し
客を満足させるのが
娼婦の役目である
ある娼婦の一言より
※この格言は、このスレを保守する為のフィクションです
絶対にこの発言を信用しないで下さい
アパート前で娼婦に誘惑されるSSを書こうとしたが
内容がグタグタになったので、他の作品にする事にした・・・orz
NHKで能登の離れ島に赴任した女医さんやってた
その中で女医さんが島の海女さん達のことを
私と仕事の内容は違うけど同じ女として厳しい仕事だと思うって内容のことを
話しているのを見て・・・海女でなく売春で成り立つ島の公的病院の女医が
売春窟の女郎に言ってると妄想しました。
167 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 00:29:44 ID:fi628+V+
そろそろ落ちそうなのでage
遊廓といえばありんす言葉だが、あれが未だにワカラン
わっち→男
わちき→女
で良いんだよな、たしか。
遊廓が詳しくわかる小説を「吉原手引草」以外で知らないか?
>>168 「吉原手引草」を知らないので、求めているものと合うかどうかわからないけど
「吉原御免状」や「かくれさと苦界行」はどう?
hosyu
エロゲの赤線街路プレイ済みで書ける人はおらんかね・・・?
あれかなりテキストが半端で残念なことになってるから誰か
作品知ってる人、SS書いておくれ
娼婦の下着に精液をぶっかけて、白い花火を描きたい
>>172 その下着の色は何色だい?
オーソドックスだね…黒
情熱的だよね…赤
清楚って似合わないかね…青
ゴージャス…金、銀
ワイルド…豹柄
可愛い?言ってくれるね…ピンク
あたしだってこういうの穿くこともあるのさ…白
こーいうのもいいんじゃないかい?…黄、緑
普通に吉原遊郭の花魁だと思っていたので赤襦袢で想像した
坊やの白い花火を打ち上げたい所は何処だい?
征服感が湧きそう・・・顔
オーソドックスね・・・胸、ブラジャー
芸術的且つ避妊するなら・・・腹、コルセット
淫靡ね・・・ショーツ、恥丘
男ならここよ・・・膣内
マニアックねえ・・・脚、ストッキング
昔は東西問わずコンドームなんかなかったわけだけど、
娼婦はそれで妊娠とかしちゃわなかったのかな?
病気での死亡確率とかも含めて、なんというか短命そうな職業だよなぁ……
娼婦の堕胎率は結構高かったみたいだよ…。
堕胎専門の闇医者とかの存在もあるし。
ちゃんとした組織の下でやっていないと性病に罹ることもあるだろうし、
年をとって容姿が衰えてくれば商品としての価値は下がっていく。
まあ…そんなに長いことできる商売じゃないだろうねぇ。
「ふふふ、はじめてさんの貴方には中では出させてあげない。
その代わり、もっと気持ちいいところで出させてあげる。
どう?シルクとヘア…、私のお肉の触覚が入り混じって気持ちいいでしょ」
「いっぱい出したわねぇ。
これじゃ、私が漏らしたみたいじゃないの。
貴方の精液と私の愛液の混じったパンティ欲しい?」
「坊や、アタイが拳銃の使い方を教えてやるよ。さあ、いらっしゃい」
一時間後・・・
「坊や、これで5発目よ。アタイの下着が坊やの白い弾でネバネバしてるわ」
百戦錬磨のはずの娼婦のお姉さんたちが
遅漏で巨根のコンプレックスの所為で童貞だった青年にコナ掛けてしまったが為に
逆にヒィヒィ言わされまくるお話がどっかに無いかねぇ…。
「な、なんて大きさなんだい…(ゴクリ。
長年やってきてるけど、こんな大きいのははじめて見たよ」
「もうちょっとゆっくりと動いてくれよぉ、
こ、腰が壊れちゃうじゃないか、ヒィッ」
>>171 赤線街路でエロパロ?
板違(ry
静枝さんと千尋さんの仕事ぶりを補完して欲しいのか?
181 :
171:2008/08/17(日) 17:07:28 ID:HXr4QnlM
>>180 ご指摘の通り、板違(ryでした。
ごめんなさい・・・
ザーメンで娼婦のお肌をスベスベにしたい
184 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 17:43:53 ID:6JcduYJD
『大人への一歩』の作者さんに新作を投下してほしい。
やっぱオネショタ最高だわ。
娼婦が路地裏で歩いていると
子供に何度もザーメンをぶっかけられる展開がいいな
テロにも程がある
港町で現地妻として船乗りと相手をするが
いない時は、現地の少年と新鮮な魚を貰う条件として
性の手解きをする娼婦がいいね
潮騒を聞きながら少年を抱きかかえて、手コキで精を出す娼婦とか
初精通は海に向けて放出することで強い海の男になれる信じられてるとか
(海の女神様に精を捧げる的な意味で)
その「海の女神の代行者」として娼婦が存在しているとか…。
その為、この街の娼婦としてから航海に出ると、無事な確率がアップするとか…
海賊たちも、この街だけは襲わない不文律があるとか…
そんな感じの街なのかな…。
潮騒と海風の中、娼婦のオネーサンの体に包まれて…
気持ちよさそうだな…。
どうもお久しぶりです
今まで仕事が忙しいのと、作品のアイデアが上手くいかなかったので
顔が出せない状態でした
>>188 初精通は海の女神様の代わりの
下着姿の娼婦が手コキで海に向けて放出する
二回目は娼婦の身体に向けて放出して
三回目は中出しをする事によって、強い海の男になれると信じられる
「三射の礼」がいいなあ
別に名無しで良いと思うが
投下時以外のコテは荒れる元
気にせずに名無しで顔出せば良いのにって意味です。
192 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 17:35:20 ID:T85uwBw6
子持ちの娼婦なんてどうかな?
生活のために仕方なく夜の仕事をしている女性。
ちょっと悲壮感が強すぎてハァハァできんか。
「子供のため」とか言い出すと悲壮感が漂うのに、
「子供を生んだこんな体でもいいのかい」っていうとなんかやらしく思えるから不思議だな
ちなみに子供が親の仕事を知っちゃうってシーンはキツ過ぎると思う
>>192 「レ・ミゼラブル」のファンテーヌってそんなんじゃなかったっけ。
髪を売り、歯を売りってのが延々と続いて、
章の最後の一文が「彼女は娼婦になった。」って重いんだわ、これが。
「HAPPY AGE」って漫画には、ロシアの亡命貴族の奥様が
息子のために身体を売ってたというエピソードがある。
息子が母親が自分のために何をしてるかと知っちゃうシーンはやっぱり重いね。
>>192 るろうに剣心の弥彦の母親もそんな感じだったな
196 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 20:39:14 ID:AdcFYs5B
まあ借金の形にとかってパターンもいいけど
Hが好きだから娼婦やってるってお姉さんとか
敵と付け狙う男のことを知るため、娼婦やりつつ情報を集めているお姉さんとか
「ちょっと訳ありの女ですが」ってのも好きだな。
>神殿=娼館
ルナル・サーガのアルリアナ神の設定が好き。
坊や、朝夕肌寒くなってきたから
暖めてあげようか?
ほら、坊やのオチンチンにアタイの中に入れて、腰を振るだけで暖かくなるわよ?
坊や、もう出そうかい?だったら、アタイの身体に温かい白い液を掛けて・・・
アハハ、坊やの白い液って暖かいわ。こんなに出しちゃうなんて・・・
ほ〜ら、坊や。坊やの白い液がアタイの身体に塗り付ける所を、よ〜く見るんだよ
あら、また起ったのかい?もう一回暖めてあげようか?
夜は長いんだから、いっぱい坊やの白い液をアタイに掛けなよ
199 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 09:18:52 ID:1ggiMTcP
あげ
子供向け酒場の話がいいな
娼婦にジュースをサービスした後
二階で娼婦による、大人のサービスをされたり
昔、夜の温泉街の自販機でコーラを買ってたら
ホットパンツにギラギラのサンダルをはいたケバいオバさんが
タバコ吸いながら近寄ってきて、お兄ちゃん、今、お金いくら持ってるの?
アタシと楽しいことして遊ばない?・・・って言われた
無視してさっさと帰ろうと車に乗り込んで発進しかけたら
おたかくとまってんじゃねぇ〜この野郎!って言いながら窓に煙草を投げつけられたw
火花がぱぁ〜っと散ったのと擦れた年増売女の醜さがキモくて恐くて未だに忘れられない
202 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 17:48:54 ID:/MfiCTCH
>>201 俺は某県で友達と繁華街歩いてたら中国人にヤスクシトクヨーとしつこく声かけられて、
逃げ出したら「オニーサンタチアホー!」と叫ばれたなw
でもオーストラリアの街娼はときどきめちゃ美人がいてびっくりした。
あっちは売春が合法らしいね。
このスレは現代の風俗嬢のSSを投稿するのもアリなの?
アリだと思う。
SS募集スレに書き込んだが……職人さんは来てくれるかなあ……。
>>202 俺も某国の有名観光地の近くを歩いてたら娼宿っぽい建物の窓から
スパニッシュ系の中年女に声をかけられたときに怖いから無視したら
急に早口で怒鳴りだしたかとおもうと酒の空き瓶を投げられた、、、。
色々、言ってたようだけどジャップしか聞き取れなかった
むっちゃ美人のお姉さんに声かけられたって話は無いのか…
学校帰りで娼婦に誘惑されて、童貞を奪われる少年の話が欲しいなあ・・・
ここは百合もアリ?もしアリなら
新造さんに手解きする太夫の話も読んでみたいな
初恋も知らぬまま、今まで男性とは手を握った事しかないような潔癖で初々しい少女が
酸いも甘いも噛み分けた実り実って熟れ熟れの大人のお姐さんの魅力に
あれよあれよと言う間に陥落して自分も秘めたエロの素質を開花させるような奴
アリなんじゃないか? そういう話なら。
このスレでは初投稿となります。よろしくお願い致します。
【題名】
『西暦2050年の保健体育』
【概要】
未来の日本の中学校での筆下ろし物語。少年達(13歳)と女性(26歳?)の乱交もの。
文字数約1万2千字。短編。
【ジャンル及びシチュエーションなど】
"少年達×大人の女性"というシチュエーションをお好きな方にオススメ致します。
【注意】
グロ描写及びスカトロ描写はありません。また、馬鹿設定をお嫌いな方にはオススメしません。
「なあ、どんな女が来るのかな」
「巨乳だといいなぁ。グラドルみたいなの希望〜!」
「オレはやっぱり大人っぽい女がいい」
「あれ、お前ロリコンじゃなかったっけ?」
「おい、そろそろ時間だぞ」
男子しかいない教室は、あられもない猥談で賑わっていた。
ここは公立の中学校の一年生のクラスであり、
室内を満たす声はまだ声変わりしきっていない幼い少年のそれである。
「き、来た?」
男子の一人が、廊下の足音を敏感に聞き取る。
コツ、コツという硬質なそれはハイヒール特有の靴音であり、
歩いている人物が女性であるということを彼に教えた。
「おい、来たぞ!」
同様に靴音で察した別の男子の一言で、教室内は水を打ったように静まり返った。
(や、やっぱりそうだ)
特徴的な靴音は教室前まで来た途端、消えてしまった。
唾をゴクッと飲み込む音がはっきりと聞こえそうなくらいの静寂の中で、
男子達は期待に胸を高鳴らせている。そしてついに、教室の戸が開けられた――――。
「こんにちは」
男子の「おおっ」という歓声を浴びながら教室内に入ってきたのは、
外見年齢二十代中頃の女性だった。
紺色のスーツとタイトスカート、そして白いブラウスという、
一見するとまるで教育実習生のような服装。
しかしそのスカートの丈は極端に短く、見事な脚線美を包み込む黒タイツの上側のガーターベルト部分まで露出してしまっている。
前を大きく開けられた白いブラウスの胸元からは、白く深い谷間が覗いていた。
「アリサです。よろしくね」
男に媚びるような装いは、見る者に"娼婦"を連想させることだろう。
それもそのはず、教壇に立ち、端正な顔立ちで天使のような笑みを浮かべる彼女は、
彼ら男子生徒達の筆下ろしに協力するために来訪した、現役のソープ嬢なのだから――――。
西暦2050年、日本は画期的な法律を施行した。
"新性教育法"と命名されたそれは、"少年に性行為を実体験させることにより、正しい性行為の方法を教える"というものだった。
対象となる少年は中学一年生。
今年度に入学した彼らは、この法によって脱童貞を果たす最初の少年達となる。
「歳はいくつですか?」
「二十六歳、と言っておこうかしら」
アリサの曖昧な発言に、男子達はニヤニヤしながら小声で私語を交わし合う。
「どこで働いているんですか?」
「○○の"アルバトロス"っていうお店なの。海沿いにラブホが何軒か建ってるでしょ? あの近くにあるのよ。………………って、君達はラブホなんて入ったことないか」
アハハッと笑うその姿は、まだ少女らしさを残していた。
「僕この前行きました〜!」
「嘘つけっ、お前童貞だって言ってたろうが!」
男子二人のやりとりで教室内にドッと笑いが起こる。すでにアリサと少年達は打ち解けた雰囲気をつくっていた。
「アハハッ、君達面白いね。ん〜、こうして話すのもいいんだけど、それじゃ時間なくなっちゃうから……」
男子達は、期待の眼差しを向けながら美女の言葉を聞いている。
その青い欲情に満ちた視線の束がアリサにはたまらなく新鮮だった。
いつもの営業では大人の男性を――――しかも一対一で――――相手にしてばかりだからである。
(こういうのも悪くないわね……私までドキドキしちゃう……)
ゴクン、と唾を飲み込む音がいくつか聞こえてくるような気さえしてくる。
「……そろそろ始めようかしら?」
体育館へと移動した後、アリサは既に用意してあった授業用マット――――木の板が敷き詰められた硬い床の上で"行為"を行えば身体が痛くなってしまうだろう――――の上に座った。
「なんか……そんなふうに見つめられると照れちゃうな……」
スーツに合わせた紺色のハイヒールを脱ぎ、マットの上で折った膝を横に倒して座っているアリサの周囲には、
指示されたわけでもないのに背筋を伸ばして正座している18人の男子達がいる。
彼らは興味津々といった眼差しで大人の女性の肢体を凝視していた。
(……ほら、見て……)
少年環視の中、ついにアリサは行動を開始した。
彼女の細く優美な指先が、スーツのボタンをゆっくりと外してゆく。
私語を交わす者などそこには一人としておらず、皆が美女の一挙一動に見とれていた。
スーツの前側を完全に開け放った後、毛先に緩いウェーブのかかっている美しい金髪を指で軽く梳くようにかき上げ、
そして観客のほうを一瞥して妖艶な笑みを見せる。
その時、興奮を堪え切れずに自身の股間を両手で覆っている最前列の男子の姿が見えた。
彼のその部分はすでにいきり立っているのだろう。その手はゆっくり小刻みに動いているようにも見えた。
(もう我慢できなくなっちゃったの? アハハッ、可愛い!)
おあずけをくらった飼い犬を弄ぶような感覚を、アリサは楽しんでいた。
スーツを脱ぎ去った後、白いブラウスに手をかける。
ボタンが上から外されていくと、胸元を飾り立てる漆黒のブラジャーが姿を現した。
彼女自慢のHカップを包むそれは、普通の成人女性が使用するブラジャーよりもかなり大きめだ。
マイクロミニのタイトスカートを下へとずらせば、ブラジャーと同じ色のショーツが顔を覗かせる。
角度のややきついハイレグ仕様で、さらにTバックということもあって、男子生徒達はすぐにそれに目を奪われてしまった。
豊かに実った双臀は、まるで爆乳とバランスをとるためであるかのように大きく張り出している。
下着とストッキングだけの姿になった彼女の肉体は、メリハリの強い成熟した女性のシルエットを呈していた。
(さあ、これが大人の女の身体よ……)
両手を背中に回し、ブラジャーのホックを外す。肩紐を下に落とすと、特大のHカップバストが完全に開放され、桜色の先端があらわになった。
「おおおお〜っ!」
男子達は一様に感動の声を上げた。
西暦2050年の現代では、既に性的な情報が厳しく規制されており、
成人向けの書籍や映像メディアなどは未成年の少年達にとって手の届かないものになってしまっている。
少年達に女性の裸を目にする機会はほとんど無いだろう(それでも、何らかの手口でそういった性的情報を得る者はいるのだが)。
それゆえ、アリサという若く美しい女性の裸体を目の当たりにした時の感慨深さもひとしおなのだろう。
そしてついに、女性の陰部を隠す布に指がかかる。
アリサは若いオスの荒い鼻息の熱を感じながら、ゆっくりと両手で下方へとショーツをずらしていった。
「みんな、見えるかしら?」
完全に脱ぎ去った後、自身の白く長い両脚を大きく広げてやった。いわゆるM字開脚という座り方だ。
少年達が初めて目にするその部分には、わずかな黒い茂みと桃色肉があった。
「さあ……最初の子は誰?」
どうやら、黒ストッキングは脱がないつもりらしい。
「ぼっ、僕です……!」
順番はすでにアミダクジで決めてある。返事をして一歩前へ出たのは気弱そうな印象の少年だった。
「頑張れよ〜、吉村〜!」
「頑張れ〜!」
吉村と呼ばれた少年の両脚は震えていた。まるで産み落とされた直後に自分で立とうとする小鹿のようだ。
(すごく……緊張してるのね……)
吉村が目の前まで来ると、アリサは全裸になるように指示した。しかし彼はなかなか脱ごうとしない。
「あっ……で、でも僕、はっ、恥ずかしいです……」
周囲からは彼を応援する声が飛び込んでくるが、やはり恥じらいが脱衣を拒ませているようである。
筆下ろしのための授業時間には限りがあるため、この硬直した状況は速やかに打開しなくてはならない。
「それじゃあ、みんな脱いじゃおうよ」
全員が等しく全裸になれば、吉村も少しは大胆になれるのではないか。
アリサの思惑は功を奏し、男子のほぼ全員が下着まで脱ぎ終わった頃、吉村もようやくワイシャツのボタンを外し始めた。
「もっとこっちに来て。私の前に座ってちょうだい」
生まれたままの姿となった少年を手招きするが、少年はアリサの脚の付け根の前で膝立ちになったまま、
次にどうすれば良いのかわからず固まってしまっていた。自身の突起のすぐ近くには、赤く充血し、潤いきっている淫花があるというのに。
「ほら……入り口が見えるかしら……? ここが君の入るところよ……」
アリサは両手の指先で小陰唇を左右に引っ張り、膣口をさらけ出した。
そこは物欲しそうにヒクヒクと艶かしく蠢いており、まるで雌の淫欲をそのまま具現化しているかのような様相を呈していた。
そして、少年の眼前の美女は両脚を広げたまま後ろに倒れ、背をマットにつけた。
このまま正常位で挿入してほしい、ということなのだろう。
2050年の日本では、避妊と性病の問題は技術の進歩によってほぼ完全に解決されていた。
薬剤の服用による方法が最先端なのだが、しかしながら、避妊と性病予防という二つの効能を持っている新世代型ピルは大変高価で、
しかも処方箋が無ければ入手すらできないので、"安全な生挿入・膣内射精"は一般庶民には手の届きにくいものであった。
アリサの所属する高級店ではこの新世代型ピルを利用してサービスを行っており、
今回の保健体育実習でも同様にコンドーム無しでセックスをする予定となっている。
中学生の初体験として考えた場合、実に贅沢な状況であることは間違いないだろう。
「それじゃ、君のオチ○チンを入れてみようか」
そう言われてやっと腰を前に突き出し始めるのだが、彼の先端は媚肉の表面を撫でるだけで一向に挿入の兆しを見せない。
しかしながら、アリサは男を相手にする職業の女性である。当然、童貞の男性とも経験があり、どう誘導すれば良いのかを彼女は熟知していた。
「ゆっくりでいいから……焦らないで……」
「は、はいっ!」
優しい言葉をかけつつ、彼女は女陰に触れる亀頭の感触を堪能していた。
(ん……でも、これはこれでいいかも……)
小陰唇や膣口の上をぬるっと滑る亀頭。それが焦らしのような効果を発揮し、アリサをさらに昂らせているのだ。
「あんっ……」
そしてついに少年は、大人の階段を上り始めた。
(は、入った!)
少年の視線の先には、亀頭が埋め込まれた女陰。まだ先端部分のみだったが、彼の感動は大きかった。
彼の周囲にいる同級生は、興奮気味にその光景を実況している。
「すげえ! ホントに入ってる!」
「うわー! スゲーよ! チョースゲー!」
「お、オレにも見せろっ!」
「おいこらバカっ! 押すなってば!」
雄の侵入を許した入り口はグイグイと締め付けてくる。このままじっとしているだけで射精してしまいそうなほど気持ちが良かった。
「いいわ。そのまま、私の方に近づいて」
ハアハアと荒く息を吐きながら、全身をアリサへと傾ける吉村。挿入はより深くなり、ついに根元まで陰茎が埋まる。
「んっ…………いいのよ、そのまま倒れてきても」
アリサの言う通りに身体を前に傾け、両手を彼女の頭の両脇に置く。
すると、100センチメートルオーバーの爆乳が薄い胸板に触れた。
(あ、温かくって柔らかい……!)
少年は微動だにできなかった。何もかもが初めてで、新鮮な情報が次々と送り込まれている脳は正常に機能してくれない。
まさに思考停止状態だった。
「ゆっくり動いてみて……」
アリサの声でハッと我に返った少年は、言われるがままに身体を動かそうとした。
それは初体験らしいぎこちないものだったが、蜜壷に収まっている肉茎は確実に往復運動をしていた。
「あっ……あっ……いいわ…………上手よ……!」
グッ、グッ、という確かな感触は、硬いペニスならではのものだ。
柔らかな膣肉を擦り上げる陰茎は、硬ければ硬いほど異物感が強くなる。
年齢を重ねるに伴って勃ちにくくなってしまった中年男のフニャチンでは味わえない官能がそこにはあった。
(中学生とするセックスも、なかなかイイわね……ふふふっ)
彼の若勃起は細身で先細りではあったが、前述の通りかなりの硬さを持っていた。
まるでゴムで包まれた小型の鉄パイプを出し入れされているような、その奇妙な感覚に妖しい興奮を覚え始めている自分に気がついた。
ふと、周りに目をやれば、欲望で目を血走らせている少年達が自分の痴態を必死になって凝視しているのがわかった。
そして彼らはアリサという雌を虎視眈々と狙っているのだ。
女体における最も恥ずかしい部位をさらけ出し、雄を呑み込んで精液を搾り取ろうとする雌を。
突き込みを喰らうたびに悩ましげな喘ぎ声を漏らす雌を。
「あっ、でっ、出そうですぅっ!」
膣壁による刺激に負け、情けない声で射精を知らせる吉村。やはり経験の無い少年なのだ。
早漏だとしても不思議ではない。
「出していいのよ。中に出して……あっ」
びゅくっびゅくっびゅくっびゅくっびゅくっ……。
アリサが言い終わる前に、すでに射精が始まっていた。果ててしまった少年は「はーっ、はーっ」と荒い息を吐き続けている。
「あ、ありがとうございました」
射精痙攣が治まると、吉村少年は身体を起こして離れていった。
(それにしても……すごい光景よね…………)
十八本の若棒に囲まれる中、一人ずつ全員のモノをしゃぶってやりたい衝動に駆られるが、
しかし今回の仕事は少年達の筆下ろしを最優先にしなくてはならないため、フェラチオは時間的に無理だろうとアリサは思っていた。
「次は誰なの?」
「はいは〜い、僕で〜す!」
満面の笑みで挙手しながら立ち上がった少年はひょうきんそうな顔立ちをしており、動物に例えるならばニホンザルかな、とアリサは思った。
「アリサさん! 僕はアリサさんに乗っかってもらいたいで〜す!」
サル顔の少年は腹に密着しそうな程に突起をいきり立たせ、恥ずかしげも無く騎乗位をせがんでくる。
先程の吉村とは大違いだ。おそらく彼は前の少年よりもいくらか性知識を多く持っているのだろう。アリサはそう思った。
「もう……おませさんなんだから……」
困ったような顔をして見せるが、まだ一度もイッていない彼女は早く女穴を埋めてほしがっていた。
「うお、うおおっ……」
腰を下ろしていくと、彼の生意気な若竿はくちゅっと音を立てて呑み込まれていった。
「うわっ、すげえっ! マ○コ、めちゃイイよ!」
「んっ……あんっ……はあっ…………!」
少年は嬉々として下から速いリズムで突き上げ始めた。
その稚拙ではあるが勢いのある抽送を受けているアリサは、女陰に痺れるような快感に気付く。
最初の少年の時こそ余裕があったが、その彼よりも若干逞しい肉棒に少しずつ追い詰められていく自分に少し焦りを覚えていた。
Hカップという規格に属する二つの巨大な果実はブルンブルンと躍動し、今にも弾けそうなくらい柔らかに形を変えながら腰の動きについていっている。
「あっ……」
不意に下方の少年が手を伸ばし、勝手にアリサの見事な爆乳を下からすくい上げるようにして揉み始めた。
(もう……この子は……)
未知の感触を両手の平で存分に堪能する少年。
二つの肉果実は指でグニグニと押され、その圧力で形を歪に変えられていく。
(おおぅ……セックスってすげぇっ……!)
キュッ、キュッ、という肉の締め付けを受けるたびにゾクゾクッとする背筋。
アリサの女陰に咥え込まれた少年棒は放出欲に耐えながら激しく前後移動している。
(この子、けっこう強いのかも)
おそらく先程の少年よりも長持ちするだろう、とアリサは考えた。
(でも……早くしたがってる子もいるから、あんまり長引かせるわけにもいかないわよね……)
そう思ったアリサは、眼下の少年に悪いと思いつつ、下半身に力を入れる。そしてさらに自らも強く腰を振った。
(うわっ!)
不意に膣内部から受ける快感が強くなり、少年の射精感は一気に高まってしまった。
「あっ、ヤベっ……!」
まだ性交を続けていたいと思ってはいたが、雄を堕とし慣れた媚肉にはやはりかなわなかった。
どくどくどくどくっ……と青春の白濁が次々放たれていく。
(……ふふっ、まだまだ未熟よね)
所詮は幼い中学生なのだ、と思ってほくそ笑む。
「じゃあ、次の人は?」
男子に正しい性知識を教えるための体験学習は続いていく。
グラビアアイドルとしても充分通用しそうな美貌と爆乳を持つ大人の女性によって、少年は大人への階段を上っていくのだった。
「ああぁぁぁ〜〜……!!」
あれから何人もの少年の相手をしたアリサ。
今彼女はマットの上に四つん這いの状態で後ろから貫かれていた。
パーマが施された美しい金髪は、彼女の流す汗で顔に貼り付いている。
「あっ、あっ、イイっ……!」
後背位で絶え間無く喘がされている爆乳美女は、背中を仰け反らせ、両手をマットの表面を絞るように強く握り締めていた。
それは大人の余裕など微塵にも感じさせない、雌の本気よがりだった。
「ああんっ、そこっ! そこっ……すっごくイイっ! 気持ち良いぃぃっ!」
快感慣れしているはずのアリサがこうなってしまったのには理由があった。
十二人目の生徒に正常位で抽送された時、刀と鞘の相性が非常に良かったのか、偶然彼女の快感ポイントを少年の先端が強くなぞり上げた。
そして彼女の喘ぎ声が一瞬大きくなった事に目ざとく気付いたその少年は、アリサが一番良く啼く場所を探すように、腰を回しながら突きまくった。
それを発端として、何度も同じ所を摩擦された女体は完全に火がつき、今では後に続く他の少年達にもよがらされている始末だ。
もはや制御不能と言っても差し支えないほど昂ってしまっているアリサだった。しかしながら、なにしろヤリたい盛りの少年が十八人もいるのだ。
百戦錬磨のアリサと言えど、やはり分が悪かったのか。
「あっ、あっ、中に出てるぅっ〜! あぁぁぁあああっ〜!!」
十七人目の生徒のザーメンを内部で受け止める。それと同時に彼女も登り詰めていった。
若いエキスを搾り取ろうとする貪欲な女陰は男のシンボルを締め付けることを忘れず、ぎゅうぎゅうと圧迫し続けている。
ずっぷりと根元まで差し込まれている男性自身は非常な快感を享受していることだろう。
「あ、ああ……」
アクメの余韻に浸り、顔をマットにつけてぐったりとしているアリサ。
しかしながら、彼女の仕事はまだ終わってはいない。彼女には、このクラスの男子全員の精液を受け止める義務がある。
「で、オレが最後です」
「デカチン千堂キタ〜!」
「おおっ! 千堂がんばれ〜!」
「いけ〜! デカチン千堂ぉ〜!」
(えっ……!?)
アリサの眼前には、女性の手首と同じくらいの太さの肉茎が天を向いてそそり立っていた。
先端部分はキノコを連想させるほど大きく広がっている。
(こ、こんなに大きいなんて……まだ中一なのに……)
「じゃ、じゃあ、いきますよ」
仰向けで荒い息を吐いている女体に、少年がのしかかってくる。
「あうんっ!」
彼はアリサの両太股を掴み、大きく左右に開いて姫孔に突撃してきた。
雄と雌、両方の生殖液で既にその洞窟は充分すぎるほど潤っていたのだが、やはりモノが大きいのでこじ開けるように中へ入っていく。
「うおっ……すげっ、締まるっ……!」
膣壁は肉棒を押し出しそうな勢いで圧力を加えてくる。ペニスが大きいほど、男女双方の圧迫感は強いのだ。
「あっ、すっ、すごいっ」
強引にピストンが開始され、ゴリゴリと削られるように肉壷の表面が刺激される。
「あ〜っ! あぁ〜〜〜んっ!」
侵入してきた時もそうだったが、いきり立った肉塊が進退を繰り返し始めると、質量の大きさをますます強く感じさせられる。
充血して膨らんだ亀頭が進めばズンッと最奥を突き上げ、退けば傘が襞を引っ掻き回す。
膣口はこれでもかと広げられていたが、経験豊富な彼女は痛みを全く感じておらず、むしろ燃え上がる官能にその身を焼かれてヒィヒィ悶え啼いていた。
結合部からは今までの精液を洗い流さんとするかのように大量の愛液が溢れている。
「キミのアソコでっ、私のオマ○コがっ、いっぱいになってるわぁっ……!」
そしてアリサの美脚は自然と十三歳の巨根少年の腰へと絡まっていき。
「はあっ……! おっきくって、すごいっ……!」
いまや彼女の姿は、獲物を捕らえて離さないジョロウグモのそれに似ていた。
正常位で絡み合い、中学生の集団に中出しされまくる爆乳美女。
事情を知らない者がこの光景を目の当たりにしたら、きっと中学生によるレイプ現場と勘違いされてしまうのだろう。
「ああっ、ああっ、いいっ……!」
男子中学生という活きの良いオスの律動が、むさぼるように女の秘穴を擦る、擦る、擦る。
冷たい床の上で一番長くオアズケをくらっていた生徒は、今までの欲求不満を全てぶちまけんばかりの勢いでズコズコ突きまくっている。
それを受け止めるアリサの方も必死だ。巨大な槍による猛攻は媚肉に絶えず性感を与え続け、快楽の高みへと追いやっていく。
既に官能は身体全体に広がっており、アリサはまるで全身がヴァギナになってしまったかのような錯覚すらさせられてしまうのだった。
「あっ、もうダメ、いく、いくぅ!」
少年達を惑わす娼婦は今、その少年の若々しい勃起でまた限界に達しようとしていた。
今日何度目のアクメかわからない。思い出すだけの余裕が既に無かった。
それほどまでに追い詰められてしまったのだ。
背中に回した両手の指も、腰に絡めた両脚の指も、迫り来る絶頂に緊張してぎゅっと力が入った。
「ああああ〜っ……!!」
アリサがビクンビクンとその蠱惑的な肢体を短く痙攣させ、悦楽の坂を駆け上る。
デカチン少年の方もそろそろ終わりが見えてきたらしく、抽送のピッチを上げていった。
「うあっ…………」
そして、そのまま勢い良くドパァッと濃い子種汁を奥の奥へと解き放つのだった。
「あっ、でっ、出てるぅっ……」
そして長い射精を終えた太マラが抜き去られると同時に、淡い桃色の亀裂から大量の白濁がどぷっと流れ落ちる。
ぐちゃぐちゃに撹拌されて泡だらけになったそれは、このクラス全員の子種の混合液だ。
生命の様式、性の仕組みを目の当たりにした生徒達は一様に感嘆の声を漏らした。
これで全員の筆下ろしが終了したことになる。
童貞を捨てた彼らの表情はどこか堂々としており、自信すら感じさせるものになっていた。
大人の女性の身体を知ってしまった彼らにとって、もはや同い年の女子など子供にしか映らないだろう
(ちなみに男子が実習に参加している間、女子は生理の仕組みや対処方法、避妊方法などの講義を受けることになっている)。
「アリサさん、延長お願いします!」
突然、一人の男子生徒が大声を上げた。
「延長お願いします!」
「お、オレも延長がいいです!」
「お願いします!」
それを皮切りに、異口同音、次々と"延長"を求める声が続く。
この体験授業は、時間内に終わらなかった場合に限り時間の延長が認められている。
彼らはその延長システムを利用して二度目の性交をしようと考えているのだ。
「僕達、まだアリサさんと一緒にいたいんです!」
「もっかいヤりたいです! お願いします、アリサさん! 延長!」
少年達の哀願は途切れることなく、さらに切実さを増していった。
「延長、ねえ……」
思わせぶりに言い、妖しい笑みを浮かべながらチラッと流し目で少年達を見る。
それはまさしく男を惑わす女郎の眼だった。
アリサは傍らに畳んで置いておいた紺色のスーツから、おもむろに携帯電話を取り出す。
そしてボタンを数回押して顔の右横に近づけた。
「あっ、はいどうも。アリサですが」
中学生らは真剣な眼差しでその様子を凝視している。
「はい、そういうわけなので……はい…………はい、失礼します」
通話を終えたアリサは携帯電話をスーツのポケットに仕舞い込み、少年達の方へと視線を向けた。
「キミたち」
ゴクッとつばを飲む音さえ聞こえてしまいそうな静寂がその場を包んだ。
「延長決定よ」
大きな歓声が、体育館に響き渡った。
こうして、アリサはもう一クラス分の精液を受け止めることになるのだった。
「えっへっへっ! じゃっ、いっきま〜っす!」
二週目の二番手、サル顔の少年が嬉しげな声を上げて女体に歩み寄る。
表情はまさに好色、女好きの助平といった感じである。よく見ると彼のペニスは少し右曲がりだった。
(この子、すっごく印象的なのよね……特に顔が)
彼はアリサの後ろに陣取ると、すぐにぐにゅっと自身の一部をねじ込んできた。
「ああっ……」
それが引き金となり、くすぶり続けていた彼女の官能にまた火がついた。
(んっ……あっ!)
彼のソレは右方向へ少し曲がっているので、妙な具合に膣壁を引っかくようにして動いていく。
彼にその意図は無かったが、それは結果的にアリサの弱点に攻撃を加えることになった。
(あっ、イイところに、当たるっ……!)
アリサの肉体と彼の肉体、そして体位の相性が抜群に良いのだろう。
彼は肉付きの良い美尻を鷲?みにして腰を振り立てている。
まだまだ不慣れな腰使いだったが、しかし彼の肉突起はこのクラスの男子の中でも長持ちする方だ。
「アリサさんのオシリの穴、しっかり見えますよ〜!」
そう、この後背位だと、淫花の上方にある菊穴もはっきりと確認できる。
「ああっ、言わないでぇっ……」
年下の少年の言葉責めに対して、処女のように恥らうアリサ。彼女にとってソレはまさに恥部であり、隠しておきたいものだった。
しかしながら、サル顔の少年は無情にも追撃を始めた。
「ひゃっ……!?」
突然、尾?骨の辺りに妖しい感触。ゾクゾクッと寒気のような快感が背筋を震わせる。菊門を指の腹で撫でられたのだ。
「ここはどう? ねえ、ここはどう!?」
言いながら、しつこく愛撫を繰り返す少年。腰を揺らし、欲望の塊を大人の女の中心に打ち込んで、抉り立てていく。
(ああん、イかされちゃう! 生意気な、おマセな中学生にイかされちゃうぅっ……!!)
もはやアリサは限界だった。曲がった肉棒での急所突きに加え、裏門まで嬲られてはたまったものではない。
(あっ……っく、くるっ……きちゃうぅっっ……!)
若い雄が腰をぶつけるたび、男ならば誰もが我先にともぎ取りたくなるような魅惑の果実がゆっさゆっさと振り子のように揺れる。
少年はその雌の肉体に覆い被さり、美しい乳房をすくい上げるように揉み立てた。
「あっ……! イくぅっ……イくぅっっ!!」
たまらず、自らの終末を宣言する大人の女。
きゅううぅっと締まりを強めた女陰に少年も降参し、どっぷどっぷと、二度目とは思えぬほど大量に射精した。
そしてじゅぽっと音を立てながら肉槍が抜き取られる。
「はあ、はあ、はあ…………つ、次は、キミなのね……?」
新しい少年がアリサの背後に歩み出る。そして、活き活きした新鮮な肉棒が侵入してきた。
「ああっ、また硬いわぁっ……!」
221 :
西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2008/10/31(金) 18:05:28 ID:lM18oqR5
それから数十分もの間、館内に嬌声が響き続けるのだった。
「大人になったら、お店に来てね♪」
少年達に別れを告げると、校内の駐車場に止められている軽自動車に乗り込んだ。
ソープ客の送迎に用いられるものではない、普通の車である。
「お待たせ、アツシ君」
「アリサさん、お疲れ様っす」
車内には運転手席に二十代中頃の青年が待機していた。
彼は普段、店の客の送迎を担当している運転手だ。
「んじゃ、出発しますよ」
後部座席に座っているアリサは、遠ざかっていく校舎を惜しむように眺めていた。
「それにしても、延長だったんすか。本当にお疲れ様っす」
バックミラーでチラチラと彼女の胸元を見ながら、そう言ってアリサを労うアツシ。
その視線は非常に熱っぽいものだった。そう、アツシはアリサに惚れているのだ。
結婚したいと本気で思っているほどである。アリサが実は子持ちの未亡人であるということを知っていても。
アリサの夫は数年前に交通事故でこの世を去った。
悲しみに暮れるアリサの手元に残されたものは、二人の娘と、家と、夫が妻に内緒でつくっていた多額の借金だった。
返済のために選んだ道はソープ嬢。最初こそ嫌がっていたが、しかし夫とのセックスでは味わえない快感に気付いてからは天職とすら思えるようになった。
「予想通り、元気の良い子達ばっかりだったわよ♪」
「……へえ、そうなんすか」
つい、そっけない返事をしてしまう。
(ちくしょう、アリサさんを……!)
アリサを慕っているアツシにとって、年下の少年達にアリサの肉体を貪られるのは屈辱の極みだった。
(オレだってまだしたことないのに……)
風俗業界では従業員が同じ店のソープ嬢に手を出すことをほとんどの店が禁じている。
それはアルバトロスも例外ではなかった。そういう事情があり、アツシはまだ一度もアリサを抱いたことが無い。
そもそも、アツシのような貧乏人では、アルバトロスのような超高級ソープに行くことは難しい。しかもアツシは二十六歳にして童貞だった。
(アリサさんにガキの相手なんてさせちゃいけないんだ。ガキはそこらへんに捨ててあるエロ本でオナニーでもしてろよ、くそっ)
店で出会ってから約一年が過ぎようとしているが、自分はまだ、アリサの本名すら知らない。
それなのに、今日顔を合わせたばかりの中学生達はアリサの内部まで知り、あまつさえ子種すら撒き散らす始末だ。
アツシは眉間に深いシワを寄せた。と、そこでアリサの声が耳に入ってきた。
「あーあ、法律、また改正しないかなぁ〜」
ハッと気付く。もしかして、アリサ本人は実はこの出張に乗り気ではなかったのではないかと。
(そうっすよね、こんな法律はいらない!)
しかしアリサはアツシにとって予想外の事を述べるのだった。
「中学生でも風俗に行けるようになったらいいのにね」
「そうっすよね、こんな法律はいら……って、えっ……えっ?」
「そしたらもっといっぱい……あれ、どしたのアツシ君、へんな顔しちゃって」
アツシの気持ちも知らず、アリサはアハハッと笑うのだった。
『2050年の保健体育』完。
222 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 14:47:22 ID:mkPCodZ9
ぶらぼーーー!
すごくよかったです。
同じ作者さんで女子校生版書いてほしい。
男娼婦と言うもありかも。
酒場にいる踊り子が、フレンチカンカンの様な踊りで誘惑されて
童貞を奪われる少年の話を書いて欲しい
映画のムーランルージュを見て興奮した
「アタイと一緒に腰の振り合いでもしようか?坊やだったら、すぐに射精しそうね、ウフフ」
225 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 19:39:25 ID:PeZ//WG8
保守
226 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 09:12:01 ID:AFf5qx2N
ロリっ娘の水揚げ話が読んでみたい保守
このスレでは二回目の投稿となります。よろしくお願い致します。
【題名】
『娼婦アメリーの休日』
【概要】
中世ヨーロッパ風の世界を舞台とした、少年(11歳)と女性(25歳)の筆下ろしもの。
文字数約4200字。短編。
また、このSSは
>>209さんの書き込み
>209 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/10/28(火) 07:09:39 ID:kRqN60ar
>学校帰りで娼婦に誘惑されて、童貞を奪われる少年の話が欲しいなあ・・・
を参考にさせて頂いて書いたものです。
【ジャンル及びシチュエーションなど】
"少年×大人の女性"というシチュエーションをお好きな方にオススメ致します。
【注意】
グロ描写及びスカトロ描写はありません。
ゴーンゴーンゴーンゴーン……。
聖ミルメリヤ学園から、一日の最後の授業の終わりを告げる鐘の音が鳴り響く。
児童達は学び舎から次々と出て行く。
ついさっき校門を出たエルト少年も自分の家に向かって歩き始めたところだった。
彼はまだ十一歳。背は同い年の男子よりもやや低く、まだ声変わりの兆しも無かった。
(今日は市場で買い物をするんだ)
足早に通学路を行く彼は、いつもと違う道を通って帰ることにした。
今日は予定があるので、なるべく早く家に着きたい。
少年の足は毎日歩く道を外れ、飲み屋と売春宿の密集している裏通りへと向いていった。
「おっと」
「きゃっ」
狭い十字路を曲がろうとしたその時、真横から来た誰かとぶつかりそうになった。
あわてて頭を下げて「ごめんなさい」と謝るエルト。
「ねえキミ、こんなところに何か用?」
頭の上から質問がきた。顔を上げると、そこには長身の女性がいた。
「ここは子供がいていいところじゃないぞっ」
にこやかな顔で少年を諭す。その姿はまるで宗教画に登場する美女そのものだった。
光に照らされた金髪は太陽のように輝き、青い目は大海のように深い色を持っていた。
堀の深く、鼻筋の通ったはっきりした顔立ち。
フリルのたっぷり付いた黒いドレスのワンピース、
そのマイクロミニスカートの部分から伸びる長い美脚はカモシカのそれのようであり、
ざっくりと開いた胸元からは零れ落ちそうなほどの巨乳が顔を覗かせている。
そのコケティッシュな容貌は、彼女がこの近辺で働く娼婦であることを強く示していた。
「わかった?」
そう言われても、少年はすぐに返事をしなかった。
いや、できなかったのだ。
網タイツに包まれ、ハイヒールで飾られた双脚に見とれていた少年には、彼女の言葉は届かなかったようだ。
「あ、す、すみません」
謝るエルトを見下ろす二十五歳の女性――――アメリー・レンティーレは、少年の性的な視線に気が付いた。
「ねえ、どこ見てるのぉ?」
艶かしく小悪魔的に尋ねる。
「あっ、うあっ、ご、ごめんなさい」
そういってエルトは目を横に逸らした。
(うふっ、カワイイ!)
赤面する少年を見ると、悪戯心が沸いてきた。
アメリーは普段大人の男性と接することが多いので、エルトのような反応をする相手は面白く思えるのだ。
「いけない子には、オシオキしちゃおっかな〜」
アメリーは少年の手を引き、裏通りのさらに奥深くへと誘った。
「えっ……あっ、ちょっと……」
エルトはただただ困惑するばかりだ。
それでも彼は導かれるがまま彼女についていく。不可抗力だった。
「もう、いけない子! こんなに元気にしちゃって!」
「あっ」
少年は小さく悲鳴を上げた。
小さくしゃがんだアメリーの指が彼のズボンの膨らんだ前部分をすっと撫でたのだ。
「気持ち良かった? ねえ、気持ち良かった? うふふっ」
今度は少しずつ指の調子を強めながら触り始めた。
「あっ……ああっ……んくっ……」
突然の、そして初めての体験に驚いているのだろう。
少年は今やされるがままの生ける人形であった。
「ねえ、ズボン脱いでみてよ」
「えっ……そんな……」
恥ずかしすぎる要望に、ますます顔を高潮させるエルト。
「脱いでくれたら、もっと気持ち良いことしてあげるよ?」
「……もっと……きもち、いい……こと……?」
「そう、もっと気持ち良いの。それにね、私のおっぱい、見せてあげてもいいかな」
(お、おっぱい……ほんとに……?)
ゴクッと唾を飲み込む音が聞こえた。
目の前には、漆黒のドレスから露出している魅惑の谷間。
「どう? 脱いでくれる?」
くりゅくりゅっと指の爪の先でズボン越しに弄ばれると、もう辛抱堪らなくなった。
「……はっ……はい……ぬぎ……ぬぎ、ます…………」
「うふっ、良い子ね!」
そう言って手を離すと、少年がそろそろとズボンに手をかけた。
「う……でも……はずかしい…………」
決心の言葉を吐いたまでは良かったが、しかしながら、そこから先が続かない。
もじもじしながら、眼前の娼婦の視線をチラチラと窺う。
「がんばって! お姉さんにキミのカッコイイとこ見せてよ!」
「う、うん…………わかった……」
意を決して両手を下へずらしていくと、その下に穿いている白いブリーフが現れた。
「可愛い下着穿いてるのね。えいっ」
「あっ!」
じれったくなったアメリーは思い切って少年のブリーフをずり下ろしてしまった。
十一歳の少年の未成熟なペニスがそこにはあった。
それは小振りながらも勇ましく起立しており、彼の興奮が手に取るようにわかった。
かなりの急角度だった。
「あら、おいしそう……うふふ」
そう言ってペロッと舌なめずりするアメリーの表情は実にみだりがわしかった。
「それじゃ、味見させてね」
「えっ!?」
少年の動揺に構わず、肉突起を自分の口内に含む。
「あうっ」
今まで感じたことの無い、痺れるような心地よさが先端から伝わってくる。
アメリーの口の中へと消えているその部分は、今まさに舌で攻撃されているのだ。
「ちゅぷっ……んちゅっ……んはあっ……ねえ、どう? 気持ち良い?」
「あっ、うううっ……き、きもち、いい、です……」
「続き、してほしい?」
頷くと、アメリーは少年を一軒の廃屋の中へと招いた。
その中に詰まれた藁の上に少年を座らせると、彼女は自身の胸元へと指を滑らせる。
すでに大きく開かれている胸元の生地を下にずらすと、特大の乳房がぶるんっと飛び出てきた。
「うわあ…………」
エルトは初めて見る母親以外のバストに見惚れた。
それはかなり大きめであるにもかかわらず全く垂れている様子が無く、乳頭はツンと上を向いている。
若々しく張りがあり、まさに食べごろの熟果実と言って差し支えないだろう。
「どう? 触ってみる?」
恐る恐る手を伸ばすエルト。
指先にふれた瞬間の肌の滑らかさ、揉み込んだ時の柔らかさはなんとも言えないものだった。
こんな素晴らしい肉がこの世にあったのか、と少年は思った。
「ねえ、こっちのほうも見てみたくない?」
そう言ってマイクロミニスカートをたくし上げたアメリーが見せたのは、真っ赤なショーツだった。
黒い網タイツに包まれたそれは、さながら網にかかった赤い魚のよう。
まだ十一歳の彼には刺激的過ぎる光景だった。
「それじゃ、お姉さんも脱いじゃうね……」
ハイヒールを脱ぎ、網タイツを脱ぎ、そして残った真紅のショーツ。
彼女の白く美しい肌に良く似合っていた。その下着に手をかけ、一気に脱いでしまう。
少女には無い、大人の女性の茂みがそこにはあった。
エルトを藁の上に仰向けにさせ、自身は彼に跨っていく。
ちょうど、少年の顔の上に自身の股間が位置するようにアメリーは動いた。
「見て。これが大人の女よ」
淡い茂みの奥に、それはあった。
白い肌に包まれた、桜色の肉塊。
アメリーが指で広げてやると、もっとよく確認できた。
「どう? 初めて見る女のアソコは?」
「えっと……あの……え〜っと……」
上手い言葉が浮かんでこない。
それは少年にとって非常に形容しがたいものだったからだ。
「うふっ、よくわからないのね。いいわ。もっとよく教えてあげる……」
アメリーは身体を後ろにずらしていき、少年の股間の上に陣取ると、彼のサオの部分に自身の陰部を擦り付けた。
「あうあっ」
弱冠十一歳の童顔が性の快楽で歪められていく。エルトは今、急速にそして確実に性の目覚めを始めていた。
「キミのオチ○チン……これねえ……お姉さんのアソコに入っちゃうのよ……?」
ゾクッとするような笑みを浮かべて少年を見つめるアメリー。
日常的に性を売り物にしているため、妖艶さは同年代の他の女性とは比べ物にならない。
「じゃあ、挿れちゃうわね」
見せ付けるように、ゆっくりと腰を下ろしていく。十一歳の未成熟な屹立が、二十五歳の使い込まれた肉壷へと埋まっていった。
「あ……うう……」
根元まですっぽり包まれてしまった幼茎。温かさとともに、むず痒いような快感が絶えず襲ってくる。
「ふふっ、まだイっちゃダメよ?」
(えっ? "いっちゃだめ"ってどういう――――?)
少年が疑問を感じるより早く、更なる痺悦が股間を責めてきた。アメリーが腰を上下に揺らし始めたのだ。
「ほらっ、がんばってねっ、うふふっ」
見目麗しい大人の女性からの手ほどきは、実に激しいものだった。
アメリーは、他の男に仕込まれた技術で少年を追い詰めていく。彼女はまるで獲物を狩る猛獣のような雌だった。
(んっ……こんな小さい子を相手にするのは初めてだけど……けっこうイイわあっ……!)
焼かれるような、熱い疼きを女陰に感じる。彼女自身、この交合に興奮しているのだ。
平日の夕暮れ時、裏通りの薄暗い廃屋の一室で、誰かに目撃されるかもしれないリスクを背負いながらするセックス。
年少者との性行為はこの国の法律で厳しく禁じられている。
同意の上でもそうでなくとも、懲役五年前後の刑罰は免れない。
その綱渡り的な興奮が、彼女をさらに昂らせるのだろうか。
(うふっ、今日が仕事休みの日でよかった!)
熱く濡れる花の園は、少年の一部を食い千切らんばかりに強く締め上げていた。
「あっ、ごっ、ごめんなさいっ」
「んっ、ど、どうしたのっ?」
「オシッコ、オシッコでそうなんですぅっ!」
アメリーはクスリと笑い、少年の頭を撫でてやった。
「それでいいのよ」
交合の終わりに向け、さらに腰の動きを速めてやる。
下に敷かれている少年の喘ぎはさらに切実さを増し、いよいよ最後の時が迫ってきていることをアメリーに知らせた。
(あ〜あ、もうちょっと楽しみたかったんだけどなあ……)
名残惜しさを抱えながら、上下運動を続けていく。
彼女の自慢であり武器であるIカップバストが衝撃に合わせてたゆんたゆんと悩ましく揺れていた。
「あっ、もれちゃうっ、もれちゃうっ!」
「出して。いいのよ、出して……ふふっ」
程無くして、内部で勢い良く白濁が飛び散った。
「今さっきしたことは、誰にも言っちゃダメよ?」
行為が終わる頃にはすでに辺りが暗くなっていたので、二回戦を開始することもなく、少年をすぐに帰らせることにした。
「あの子、またここに来てくれるかしら……ふふふっ」
もしも再会することがあれば、また相手をしてやってもいいと思った。
(そういえば、北の方に娼婦が子供とこっそりヤっちゃう町があるって噂を聞いたことがあるけど……)
アメリーはニヤリ、と口元を歪ませた。
「そこに行ってみるのもいいかもね、うふふっ!」
『娼婦アメリーの休日』完。
>232
なぜ好みが分かれたのか理由書いた方が
作者さんの技術検討に役立つかも知れんぞ。
234 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 14:30:00 ID:jEHR8exX
(´・ω・`) まったく、過疎りすぎだろ
(´・ω:;.:... このス…
(´:;....::;.:. :::;.. ..... レ……は……
235 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 21:38:01 ID:fvNzEKoX
突然だが、「戦争と娼婦」が好きな奴はいないか?
たとえば・・・
1,若き帝国軍士官×毒舌家だが根は純真な、共和国に婚約者がいる超人気の花魁
2,妻子を大戦でなくした無骨な下士官×←の亡き妻の面影を持つ従軍慰安婦
3,反乱軍を指揮する若き軍略家×夜遊び気分で遊郭に勤めている我が侭王女
4,英雄として隊内外の尊敬を集める伝説のスナイパー×←に夫を殺され、復讐のため敵地に慰安婦として潜入した敵国の情報士官
5,国にすべてを捧げることを強制され、人体実験の果てに生物兵器にされた青年
×
↑の幼なじみで、貧困から苦界に身を堕としても彼を一途に思いつつづける女性。
等だ。一応スレ違いにはならんと思うのだがどうだろう?
>>235 戦災未亡人が家族のために娼婦に身を墜すシチューが大好きです><
>>236 靴磨きをする戦災孤児の童貞を奪う場面がいいな
>235ですが、ちょろっと書いてみました。
とりあえずプロットは出来たのでこれから肉付けをしていく予定です。
前スレの1と4を融合させたようなストーリーですが、今週末から仕事が忙しいので、多分載せられるのは来週中頃〜再来週の頭ぐらいになると思います。
初投稿なうえに少々渋い(?ものになるかもしれないので、あまり期待してもらっても恐縮してしまいますが、「せいぜい頑張れよ」ぐらいに思っていて頂ければ幸いです。
それではまた。
239 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 14:56:42 ID:2I8Oag10
保守
せいぜい頑張れよ
期待してる
241 :
西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2008/11/29(土) 12:56:43 ID:DX5lvKjz
このスレでは三回目の投稿となります。よろしくお願い致します。
【題名】
『娼婦アメリーの休日2』
【概要】
中世ヨーロッパ風の世界を舞台としたSS。
少年(11歳)×女性(25歳)、少年(13歳)×女性(25歳)
文字数約9800字。短編。
また、このSSは
>>187さんの書き込み
>187 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/08/27(水) 03:52:07 ID:TppEvp4i
>港町で現地妻として船乗りと相手をするが
>いない時は、現地の少年と新鮮な魚を貰う条件として
>性の手解きをする娼婦がいいね
>
>潮騒を聞きながら少年を抱きかかえて、手コキで精を出す娼婦とか
を参考にさせて頂いて書いたものです。
【ジャンル及びシチュエーションなど】
"少年×大人の女性"というシチュエーションをお好きな方にオススメ致します。
【注意】
グロ描写及びスカトロ描写はありません。
バラリアス共和国の北部に位置する港町ベレスタ。
そこは主に漁師の収入で経済が成り立っており、人口はあまり多くなく、代わりに自然が豊かな場所だった。
「ん〜潮風がきもちい〜♪」
穏やかな日差しが降り注ぐ午後、海岸沿いの砂浜の上をサンダルで歩く大人の女性は、大きく伸びをした。
彼女の金髪ロングヘアーは昼下がりの微風に揺れてキラキラと輝いている。
「やっぱり海が近くにあるって最高よね〜」
彼女の名はアメリー・レンティーレ。この近辺にある売春宿で働く二十五歳の娼婦である。
以前は南の方の町・レウラで働いていたのだが、あることをきっかけとしてここに移住することにした。
(そういえば、あの子今頃何してるのかな……)
"あの子"とは、レウラで出会った十一歳の少年のことである。
夕暮れ時に彼と偶然出会ったアメリーは、悪戯心が疼いて、あろうことか彼の筆下ろしをしてしまった。
彼女にとって、幼い少年を相手にするのはそれが初めてであった。
その時の妙な興奮は忘れられなかった彼女は、"ある噂"を頼りにこの港町ベレスタへ向かうことを決めた。それが三ヶ月程前のことである。
(すぐにあの町を出発しちゃったから、結局、あの後一度も会ってないんだけど……やっぱりもう一発くらいヤっとくべきだったかなー……)
そんなことを考えながら砂の上を歩いていると、前方約百メートル程先に、子供らしき人影がいくつか見えた。
「あら……」
少し近づいていくうちにわかったのだが、どうやら彼らは全員男の子で、魚釣りをしている最中らしい。
「ねえ、釣れてる?」
「あっ、アメリーさん、こんにちは」
十一歳の少年二人――――ケチャールとバシェック――――はアメリーと面識があった。いや、実はそれだけの関係ではないのだが……。
「へえ、今日は少ないのね」
「うん。ちょっと少なめ」
木製の籠の中には小振りな海魚が四匹入っていた。この辺りで頻繁に釣れる、大して珍しくもない普通の魚だ。
「ねえ、これでどこまでしてくれる?」
「さあ……どこまでかしらねえ……うふふっ」
ニィッと妖艶な笑みを浮かべて流し目を送るアメリー。
前で組んだ両腕に圧迫された胸は、谷間をさらに豊かなものに見せている。
北方に位置する地域でありながら、この町の気候は比較的温暖である。
それゆえ、今日のアメリーのような薄着でも問題無く過ごすことができるのだ。
白の半袖ブラウスと紺のマイクロミニのタイトスカート。
ブラウスのボタンは鳩尾の辺りまで外されており、彼女お気に入りの真っ赤なブラジャーがバッチリ見えてしまっている。
今まで数多の男達を悩殺してきたIカップ爆乳が成す白く豊かな谷間は、真紅の下着によって持ち上げられ美しく盛り上がっていた。
スカートは極めて丈が短く、彼女の長く美しい素足があらわになってしまっている。
少し風が吹いただけでショーツがチラチラ見えてしまいそうな危うさが、男の興味をそそってやまない。
少年二人は、そんな娼婦の艶姿を好色そうな目でジロジロと見ながら提案した。
「一人二匹ずつで、口でしてくれない?」
「うふふっ、ダメよ君達。お姉さんはそんなに安い女じゃないんだから」
「えー」とがっかりした声を上げる少年達。
この港町ベレスタには、一風変わった風習があった。
それは、娼婦が魚と引き換えに少年の相手をするというものである。
その起源については定かではないが、少年の性教育という点で意味を持ち、
さらに少年が漁業に関心を抱くきっかけになったり漁法を身につけたりできることも重要であるため、
ベレスタでは肯定的に受け継がれ続けている。
しかしながら、年少者との性行為はこの国では犯罪と定められているため、
表向きには"大昔に存在していた旧制"ということになっているのだが。
この珍しい風習は娼婦にとっても都合が良かった。
ベレスタにはあまり住人が多いとは言えないため、必然的に客の数も少なく、そして娼婦に入る現金も少ないことになる。
身体と引き換えにもらえる新鮮な魚は実にありがたい副収入であり、
アメリーもこの伝統に感謝して積極的に少年達と関係を持つようにしていた。
もっとも、彼女の場合は魚よりもむしろ少年の身体の方が好物なのであるが……。
「まあこれぐらいのヤツなら、手か足、ってとこよね」
「うん、じゃあそれでいいよ」
少年達は実に堂々としたもので、まだ十一歳であるにもかかわらず既に女遊びに慣れた中年男性のような態度をとっている。
この町では十歳前後の時に童貞喪失する者が多く、彼らもそうだった。ゆえに、娼婦との関係は一年以上続けていることになるのだ。
「じゃ、二人とも座って」
砂浜の上で、ケチャールはアメリーの正面に、バシェックはアメリーの右に座った。
アメリーも砂浜に尻をつけると、すぐにサンダルを脱ぎ、ケチャールの股間をズボン越しに足の指で撫で上げた。
「ううっ」と声を上げ、気持ちよがるケチャール。
バシェックは既にズボンも下着も脱ぎ去っており、充血しきった怒張を娼婦に見せ付けていた。
「バシェック君は、お手々でされるのが好きなのよねぇ」
そう言って、右手で優しく彼の肉塊を包んでやる。
「お、オレもおねがい」
前を見ると、ケチャールはいつの間にか下半身裸になっており、早くしてくれとばかりに腰を浮かせて愛撫を催促していた。
アメリーは両足の裏でケチャールのペニスを挟み、ゆっくりと上下に擦ってやる。それと同時に右手も攻撃を開始した。
244 :
西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2008/11/29(土) 13:01:23 ID:DX5lvKjz
「あっ、すっ、すげえ……」
「アメリーさん、さいこうだよぉ……」
「んふっ、二人とも、オチ○チンがもうビクビクしてるわよ。我慢できないんじゃないの?」
「だっ、だって……アメリーさんがうますぎるから……」
「アメリーさんほどじょうずな人、今までいなかったんだよ……ううっ」
やはり娼婦遊びが原因なのだろうか、少年二人の肉棒は、どちらも実年齢に相応しくないほど大振りなものであった。
包皮は完全に剥けきっており、亀頭もこの歳のものにしてはよく膨らんでいると言える。
見た目だけでなく、耐久性も普通の少年の比ではない。
この町の少年達は皆、娼婦によって鍛え上げられ、そしてその武器で娼婦をよがり啼かせるのである。
ケチャールとバシェックも例外ではなく、この町の娼婦の責めにはある程度耐えることができるようになっていた。
しかし、他所の町から来たアメリーによって、二人の自信はことごとく粉砕されることになる。
彼女の性技術はベレスタの娼婦のそれの水準をかるく上回っているのだ。
「どうせ釣り糸垂らしてる最中もオマ○コの事ばっかり考えてたんでしょ? 私がここに来ること期待してオチ○チン勃起させてたのよねぇ?」
「うっ、うん……」
「でも残念。お口もオマ○コも今日は貸してあげないわ。さあ、そろそろイきなさい、イっちゃいなさい!」
「ああっ、あうううっ!」
「ううっ……!」
我慢の限界を超えた二本の肉竿がほぼ同時に放出を開始し、迸った飛沫は手足を白く汚した。
「うふふっ、いっぱい出たわね……」
少年達から新鮮な魚を受け取り、浜辺を後にしたアメリーは、一度自室に帰ることにした。
彼女は勤めている売春宿に住み込みで働いている。
少し窮屈な部屋だったが、収入が少ないことを考えればこれが自分にとってちょうど良いのではないかとも思えた。
(前の町ではもうちょっと多く稼げたんだけどな〜)
心の中で愚痴をこぼすが、しかし彼女は今の生活を非常に気に入っている。
やはり自分は少年達の相手をするのが好きなのだ。
「んっ……」
唐突に、下腹部に熱い疼きを感じた。どうやら先程の愛撫で自分も興奮してしまったらしい。
(やっぱり最後までしてあげたほうが良かったかなぁ……。いや、ダメダメ! 私は安い女じゃないの!)
前の町で一番人気の娼婦だったということが、彼女のプライドを高くさせていた。
(でも、今日はこれで終わりってのも味気無いわよね…………んっ?)
「よっ、アメリー」
浜辺周辺の防砂林を歩いていると、見知った少年が朗らかに声をかけてきた。
彼の名はロンダ。実家で素潜り漁を学んでいる十三歳の彼は、アメリーの熱心な客だ。
といっても、もちろん、現金を払うというわけではなく、他の少年達同様に魚を引き換えにしているのだが。
「それ、魚もらったのか?」
ロンダの人差し指はアメリーの持っている籠に向いていた。
「ええ。ケチャール君とバシェック君から」
「へえ……で、どこまでヤったんだ?」
「ご想像にお任せするわ。うふふっ」
「ちぇっ。まあいいさ。オレも持ってんだからな。ほら」
ロンダは持っていた木籠の中をアメリーに覗かせた。
「うわぁ、すごいじゃない!」
先程手に入れた魚の四倍はあると思われるほど大きな魚が三匹も中に入っていた。
「へへへっ。これだけあれば充分だろ?」
「んっ……」
スッと伸ばされた褐色の右手が、アメリーの左胸をむにゅっと鷲?みした。
半袖ブラウスに包まれたIカップの豊乳は指の動きに追従してその形を変えていく。
突然の性的接触だったが、アメリーは嫌がるそぶりを全く見せることなく、むしろ楽しんでいるように妖しく微笑んでいた。
245 :
西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2008/11/29(土) 13:02:42 ID:DX5lvKjz
「いいわよ。どこでする?」
「こっち来てくれ」
ロンダはアメリーの手を引き、防砂林の奥まった所へ連れて行った。
「ここならいいだろ?」
密生している木々の間。少年の示す場所にはちょうどシングルサイズのベッド程の面積があった。
二人が砂の上に腰を下ろすやいなや、ロンダはアメリーの肉体に手を伸ばす。
「今日はやけに積極的なのね」
「へへへっ、十日ぶりだから溜まってんだよ」
アメリーは二十五歳、ロンダは十三歳。
年上の女性に対してへりくだることなく、まるで同い年の女子を相手にするかのような口調で話すのが彼だ。
やはり幼いうちに初体験を済ませるとそうなるのだろうか、この町に住む少年のほとんどにその傾向がある。
彼は特に顕著で、彼の生意気さは有名だった。
しかしながら、彼はその人当たりの良さから、町の住人から大層可愛がられている。
アメリーもこの少年のことは気に入っていた。
「オレ、アメリーとヤる時のためにオナニーせずにずっと我慢してたんだぜ。今日はこゆ〜いのをたっぷり出してやるから覚悟しとけよ、へっへっへっ!」
言いながら、日焼けして真っ黒になっている両手はブラジャーで覆われた大振りな柔乳を揉み捏ねていた。
その手つきは実に手馴れており、彼の性経験の長さを示していた。
「うふふっ、アンタってほんっとにドスケベねっ」
「そいつはオレにとっちゃあ褒め言葉だな」
へへへっと笑うロンダの表情は、まるで友達と遊ぶ幼い子供のそれのように無邪気なものであった。
アメリーはそんな彼の相手をするたび、童心に帰ったような気分になる。
そう、まるで自分が彼と同じ十三歳に戻ったかのような錯覚。
「んっ……あっ……あ……ふうっ…………」
「おい、もう乳首勃ってるぞ。すぐコリコリになるんだよなあ、アメリーのは」
上にずらされた真紅のブラジャー。拘束を解かれたIカップバストは桃色の先端を露呈させていた。
ロンダの指先は吸い寄せられるようにその突起に近づき、そして擦り上げていった。
「あっ……ああん…………いいわ……上手よぉ……!」
「このオッパイも十日ぶりだ……やっぱすげえな……ホントに超デケぇーよ……」
眼前の美巨乳の素晴らしさに嘆息しながら、そっと顔を近づけ、肉果実の最も敏感な部分に軽くキスをする。
「んっ……!」
少年の唇から伸びる舌は充血した部分へ絡み付き、その雌味を堪能しようとするかのように舐めしゃぶった。
続いて唇が全てを覆い隠し、乳汁を吸い上げるような吸引で責め始める。
「あん……はあっ…………ねえ、キスしよ……」
「ああ」
大人と子供、十二歳もの差がある二つの唇は、互いに自然に引き寄せられるように重なった。
すぐに舌同士が出会い、そして互いの唾液が交換される。二人とも、慣れた動きだった。
「ふぅっ……んっ……!」
ロンダは左の手の平で乳肉の柔らかさを堪能しながら、右手をマイクロミニスカートの中へ入れていった。
ゆっくりと、焦らすように太ももをくすぐりながら。
ショーツが指先に触れたのがわかると、女の溝に沿って布越しに何度も擦り立てた。
「んああっ……ああんっ……!」
そしてついに布地の内側に指が侵入する。彼を待っていたのはアンダーヘアと、そして湿度の高い空気だった。
「なんだよ、ヌレヌレじゃんか」
「そうよ……したかったの。ロンダも、もう我慢できないんでしょ?」
アメリーの右手は、いつの間にかロンダの股間を触っていた。
彼のソレはズボンをパンパンに張らせてしまうほど元気が良い。
「このまましちゃおうよ」
セックス慣れしているとはいえ、やはり思春期の男子だ。
今にも暴走しそうな性衝動を押さえ込んで愛撫を長く続けるのは相当しんどいはずである。
アメリーはこの町の少年達の相手をすることでそれを理解した。
そしてアメリー自身もきっちり最後まで済ませたいと思っていた。
先程の手コキと足コキで感じてしまった状態で自室に帰っても気持ちがモヤモヤするのがオチである。
既に彼女の媚肉の準備は完了していた。
「ね、挿れて……」
正常位で迎え入れるため、砂上に仰向けになる。
真紅のショーツだけ脱いでおき、スカートはそのまま。
長く美しい二本の脚線は砂上に投げ出され、挿入に備えて大きく股を広げていた。
「んじゃ、いくぞ」
ロンダは下半身裸になってアメリーの股間へ近づいていく。
浅黒い色の幹の上に、よく膨らんだ傘。
彼の股間にそびえ立つモノは、海に潜って狩りをする彼に相応しい野性味を持っていた。
「うん、来て」
蜜滴る洞窟に、肉槍の切っ先が押し当てられる。
「あっ……」
そしてそのまま加えられた圧力によって、深く深く沈んでいく。にちゅっ、にちゅっという音を立てながら。
「ああああぁん! はいった……はいっちゃったぁ……!」
「あーっ、あったけぇなあ、アメリーのオマ○コはよぉ!」
根元まで埋没。今二人は一人になった。
しかし間も無く挿入感の余韻を掻き消すようにピストンが動き始めるのだ。
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ………………。
「あっ! ああっ……ああぁあぁっっ!」
中に収まっていた少年による、突然の前後運動。
媚肉を擦り立てられたアメリーは、ただただ喘ぎ続けるだけだ。
靴下もタイツも履いていない両脚が、少年の胴体へと絡み付く。
より深い交合を求めているようである。
アメリーは今、燻ぶっていた官能がパチパチと音を立てて燃え上がり始めるのがわかった。
そして子宮が性液を欲しがっていることも実感できた。
じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ…………。
絶え間無く続く肉往復を受け、アメリーの身体が急速に淫熱を上昇させていった。
浅黒く育ったペニスが、淡桃色の肉壁を突き込んでは引っ掻き回す。
少年ならではの硬度の高い肉茎はアメリーの大好物であり、ロンダのソレも年齢相応の硬さを誇っていた。
そんな鉄芯のような硬直棒で責められ続けているのだ。
アメリーは両腕を少年の背中に回し、たまらず尻をくねらせた。
透き通るような色白のアメリーと、真っ黒に日焼けしたロンダ。
対照的な二つの肉体が絡み合う様は、なんとも淫靡で美しかった。
「子種ちょうだいっ! ロンダのっ、クサくってこゆい男汁っ、たっぷり子宮にかけてぇっ!!」
自身の終わりが近いのだろう。アメリーは下からすくい上げるように腰を動かしていた。
一方ロンダはというと、こちらも達する直前であった。
人並み外れた名器であるアメリーの女陰に締め付けられていれば、大抵の男はすぐに終わってしまう。
彼が我慢できている原因は、やはり経験なのだろう。
今までこの町の娼婦を何人も抱いてきた。
アメリーとの交合もこれでちょうど十回目だ。
247 :
西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2008/11/29(土) 13:05:20 ID:DX5lvKjz
「ああっ、出してやるよ、出してやるよッ!」
強気な態度を崩すことは無かったが、実際のところ、彼に余裕はほとんど無かった。
すでに精液が発射体勢に入っており、こみ上げてくる射精感と戦いながらロンダはさらに力強くピストンを繰り出した。
「出すぞっ! 出すぞぉっ!」
宣言の直後、アメリーの最も深い部分で大量の熱白濁が吐き出され、それが何度も何度も襞表面を叩いた。
「ああああぁあぁぁあんっ! いくいくいっくぅぅぅぅっっっ…………!!」
直撃するザーメンを鋭敏に感じ取り、狂おしく腰を跳ね上げて娼婦は極みに達した。
脳をも溶かすような強烈な痺れが全身を襲い、女体はがくがくと震え、ひきつる。
それと同時に姫園がキュッキュッと断続的な強い収縮を起こし、十三歳の少年の肉幹をぎゅうぎゅうと締め上げた。
「ああっ……まだ出るのね……すごいわぁ…………」
「へへっ。十日分だって言ったろ?」
「それに、すっごく濃いわ……」
「ああ。超熟成されてるからな」
秘孔に肉突起を差し込んだままでの会話。
そこには、身体を交わした男女特有の気安い雰囲気があった。
年齢差を超えて愛し合う二人は――――少年と大人の女性、ではなく――――ただのオスとメスでしかなかった。
「っ!」
突然、海岸の反対方向にある草むらの奥の方からガサッという音が聞こえた。二人は反射的に身体を強張らせる。
「おい、誰かそこにいるのか?」
ロンダの呼びかけに、その二人の少年はゆっくりと姿を現した。
「なんだ、お前らかよ」
草むらに隠れていたのは、ケチャールとバシェックだった。
二人とも、顔を紅潮させて、さらにズボンをパンパンに張り詰めさせている。
彼らは悪戯が見つかったときの子供のように、にやけた表情をしていた。
「今はオレがヤってんだからな。お前らはあっち行っとけよ。シッシッ」
すると悪びれることなく、ケチャールがこう切り出してきた。
「ロンダくん、オレたちにもヤらせてよ」
「オッパイさわらせてくれるだけでいいから、ね?」
バシェックも同じ事を思っているらしい。
「何言ってんだ。魚もねえくせに」
「じゃあ、ツケでお願い」
ロンダの正論をするりとかわし、再度嘆願するケチャール。
粘り強い彼らに、アメリーは呆れたような表情で言った。
「そこで見てるだけならいいわよ、もう」
「おいおい、アメリー……」
「いいじゃない。この子達も満足したいのよ。
それに、見られながらするのも刺激的でイイんじゃない?」
「ちぇっ。あーもういいよ。勝手にしろお前ら」
うっとうしいが仕方ない、と言いたげな声調でしぶしぶ了承する。
なぜならば、今のロンダはアメリーの独占よりも二発目の放出を優先的に考えていたからだ。
女体に飢えていた少年の肉棒の回復力は大したもので、
彼のモノは既に最高の状態まで充血を取り戻しており、すぐにでも再戦可能な具合なのだった。
「あっ、んあっ……」
自分の内部でゆっくりと始まった律動を感じ、アメリーはまた媚声を漏らし始めた。
(ふふっ、見られてるわ、私……)
ケチャールとバシェックは、少年と娼婦の絡みを凝視しながら、ズボンから出したイチモツを右手で擦っていた。
幼い少年達の憧憬の的となるのは、なかなかどうして気分が良いものだ。アメリーは心底そう思った。
「あああっ、ふああっ、あああんっ……!」
雌雄両方の性液でとろけるような膣内を、張り詰めた怒張が行き来する。
股間は既にグチョグチョに濡れきっており、まるで小便を漏らしてしまったかのような有様だ。
(きっと私達、すっごくイヤラシイ事してるのよね……)
砂浜に植えられた防砂林の中で、少年と肌を合わせ、別の少年達にそれを見物させて自慰を促す。
客観的に見て、法律に違反しているだけではなく、性的な倫理からも外れてしまっているのだろうとアメリーは思った。
こんな自分達を目撃した者はどんなふうに思うのだろうか。
地域の伝統文化ということで黙認してくれている地元の警察ですら眉をひそめるのではないだろうか。
ちなみに、ベレスタのこの風習は、娼婦達によって守られている。
というのも、地元の警官に対して娼婦達が性的なサービスをすることで口止めが効いているのだ。
町長は町の予算から出資をして娼婦達にこの口止め行為を依頼する。
町の住人もほぼ全員がそれに賛成しており、異を唱える者はごく少数である。
警官達も無料で美味しい思いができるとあって、告発する者は一人もいない。
かくして、ベレスタの民俗は堅牢に維持されているのであった。
「おいっ、見られて感じてるのかよっ。前より締まってきてるじゃねえかっ」
「そっ、そうよぉっ、見られると気持ち良いのぉっ、感じちゃうのぉっ!」
周囲に聞こえるように、大きな声で自らの性癖を暴露する。
そうするとより一層官能が増すのをアメリーは知っているからだ。
辺りには、濃厚な性臭が漂っていた。
四人が性器を剥き出しにして摩擦していると、やはりそうなってしまうものなのだろう。
「あっ、こっ、擦ってぇっ! 私のぉっ、エッチなトコをっ、しっかり見てっ、おチ○ポ擦りまくってぇっっ!!」
時折、顎を仰け反らせ、激しくもがくような動きを見せる。
官能という濁流に翻弄されてしまっている今の彼女には、もはや歳相応の威厳など存在しない。
そこには、一匹の雌がいるだけなのである。
「このっ、このっ」
より大きな声で啼かせようと、腰を思い切り女体に叩きつけるようにして責め上げる少年。
その背中にはアメリーの白い腕が絡みついていた。
彼女の指には力がこもっており、まるで死にかけの虫のようにもがき続けている。
ドスッドスッと亀頭が最奥を叩くそのリズムに、アメリーは歓喜の声を乗せて啼きまくっていた。
「んっ……あっ……! そんなにっ……オマ○コっ、掻き回さないでぇっ……!」
そう言いながらも、自分の腰はしっかりと上下に運動していた。
そして恥知らずの娼婦は、更なる肉悦を求めてケチャールとバシェックに向かって叫んだ。
「ねえっ、かけてっ! 私の顔にかけてっ!」
「おいっ、オレにもかかるじゃねえかっ!」
これにはロンダも面喰ってしまった。
「まったく、しょーがねーなぁ……」
面倒臭そうな顔で、背を反らして少し上体を起こしてやった。
こうすれば、自分に直撃する確立はずいぶん低くなるはずだ。
それに従って、少年の胸板によって圧迫されていた爆乳が開放され、ぷるんぷるんと美味しそうに揺れ始めた。
その動いている様子は、まるで水を入れて膨らませた水風船のよう。それも、特大Iカップの水風船だ。
触って揉み捏ねて確かめなくとも、その甚だしい柔らかさは見る者に容易に想像させることができた。
「あっ、オレ、もうイきそう……」
「おっ、オレも」
傍でアメリーの痴態をじっと見つめながら必死に自分の若突起をイジっていた少年二人が、相次いで終局の兆しを告げた。
「わっ、私も、もうダメぇっ!」
少年に同調するようにズンズンと股間を突き上げ、悦楽を貪ろうとした。
「ああっ、ダメッ、私、もうっ……!!」
その瞬間、アメリーの顔面に向かって次々と十一歳の劣情のしぶきが上がった。
粘り気の強い熱濁液は、美顔をあっという間に白く汚していく。
新鮮な雄の子種臭がアメリーの鼻孔へと侵入すると、ますます彼女の官能は急上昇していった。
「ああああっ! イくわぁっ、イくわぁっ!!」
249 :
西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2008/11/29(土) 13:07:47 ID:DX5lvKjz
頭の中が真っ白になった娼婦の口から悶絶の声が弾け飛ぶ。
そして稲妻のような電撃が女体を貫き、瞬間的にエクスタシーの高波にさらわれ、
それと同時に内側から大量の蜜が溢れ出て来た。
後を追って始まる膣内の締め付けに、ロンダも我慢の限界を迎える。
「うっ」と小さい声を漏らし、浅ましい欲望を解き放った。
「ああっ、出てるわぁっ……はあっ……いっぱい……すごく熱い……」
二回目にも関わらず、ドパッドパッと勢いの良い――――しかも大量の――――噴射が繰り返される。
性感が鋭敏な娼婦は、中出しの感触にビクッビクッと肌を震わせた。
唇はだらしなく半開きになっており、ハァハァと淫靡な吐息を繰り返している。
それからしばらくの間、アメリーは行為の余韻を存分に楽しむのだった。
夕暮れ時の太陽を背負いながら、アメリーは売春宿への帰り道を歩いていた。
片手には、一人で食べきれないほどの魚が入った籠。
同じ売春宿で働く他の娼婦達に分けるのが良いと思った。
(この町に来て、本当に良かったわ)
強く望んでいた少年とのセックス。
それが許されるこの港町はなんと自分にぴったり合っているのだろう。
金では買えない幸せを噛み締めるアメリーなのだった。
『娼婦アメリーの休日2』完。
250 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 15:45:13 ID:cNakSR9n
GJ!
>>249 面白かった。娼婦ものはエロにノリノリで淫乱の気があるほうがいいよね。
娼館に買われて来た処女の子供って、教育過程で膜破られたりするのかね?
>>252 教育課程はあまりないんでない?初物として客から金巻き上げた方が儲るしさ。
初物は手馴れた上得意の旦那が頂くんじゃね?
娼婦のリアル体験記で、処女で客を相手した時、なかなかうまくいかなかったので、手練の先輩に傍に着いてもらって見本を教えてもらった、というのがあったな
ドラクエ3の女遊び人って娼婦っぽいなあ、と思っているのはオレだけ?
旅の途中で資金に困ったら立ち寄った町で売春してそう。
あり得る話ではあろうw
賢者に転職した後はもっとずる賢くなるとか。
258 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 23:58:44 ID:3mASVqZh
>>257 >もっとずる賢くなる
見た目は清楚で純情な賢者様。でもその本性は淫乱な遊び人。
さらに危険な存在になってしまうなw
頭もいいからヤラせないで金だけ取るとか、
際限なく貢いでくれる男を各地に作るとかやるかもなー。
>>235 1と4の設定がおいしすぎる!
全裸で待機してます。
少年と一緒に雪合戦したら
一時間後には、少年の雪のように白いザーメンが
娼婦の全身に降り注いだ
彼女の黒いブラジャー、コルセット、ショーツ、ガーターストッキングには
雪が積もるように、少年の白いザーメンが付着していた
この季節、そういうSSもいいな。
262 :
235:2008/12/09(火) 00:00:48 ID:HaT3/+qI
すいません。都合により投稿はもう少し長引きそうです。
必ず今週中には載せたいと思っているので、靴だけ脱いでお待ちいただければ幸いです(笑
今日はその報告だけです。では失礼しました。
報告なんかいらんし書かなくていい
期限なんかいらん
書きたい時に書きたいものを書いてくれ
出来時に投下してくれればいい
気長に待つから。
昭和10年の、呉軍港観光案内ってパンフレットを買ったんだが、
そこに遊郭のシステムやお値段が書いてあってちょっとドキドキした。
ああいう解説本読むと、想像力が広がっていいよな。
265 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 18:15:30 ID:PcvmGNPi
>>261 >彼女の黒いブラジャー、コルセット、ショーツ、ガーターストッキングには
>雪が積もるように、少年の白いザーメンが付着していた
少年達に囲まれて四方八方から集中砲火を浴びるんですね、わかります。
_,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
,r'" `ヽ.
__,,::r'7" ::. ヽ_
゙l | :: ゙) 7
| ヽ`l :: /ノ )
.| ヾミ,l _;;-==ェ;、 ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::) f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ヽ"::::''  ̄´.::;i, i `'' ̄ r';' } | 久々に娼婦。
. ゙N l ::. ....:;イ;:' l 、 ,l,フ ノ | 女郎とか傾城とか呼ばれて親しまれていたのが
. |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ. /i l" < 昔の売春婦なんだよな。
.| ::゙l ::´~===' '===''` ,il" .|'". | 今の風俗嬢はそんな情緒なんてないから困る
.{ ::| 、 :: `::=====::" , il | \________
/ト、 :|. ゙l;: ,i' ,l' ノト、
/ .| \ゝ、゙l;: ,,/;;,ノ;r'" :| \
'" | `''-、`'ー--─'";;-'''" ,| \_
267 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 20:39:34 ID:IQQuQL1L
268 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 09:41:05 ID:sb5M9hgD
娼婦好きの中にはけっこうオネショタ派が多くいるんだなとこのスレを見て思った。
だがあえて、生活の為に道端で春を売る幼い少女が好きだと主張してみる。
270 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 14:50:22 ID:BTxrD76E
新作SSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
>>296 マッチ売りの少女 「マッチ、マッチは要りませんか? あっ、ありがとうございます!
. お代は25ジェニと、貴方のマッチです・・・」
こうですか?わかりません! ><
「まっち、まっちはいりませんか、まっちはいりませんか」
年の瀬の凍える様な辻にか細い声が聞こえる。
声の主を見るとまだ十を越えたかくらいの少女である。
こんなのが街の辻々の路地口に結構いるのは見てきたが、こんなに幼いのも珍しい。
捨て猫みたいなのがこんな寒い晩に哀れなもんだと思って見ていると、友人のKが
「なんだ君、真逆買おうってんじゃないだろうね」
と、やや軽蔑を含んだ声で言う。
「うん?いやあんまり哀れなんで、遺憾かな?」
「よせよせあんな下らんもの」
「下らん?燐寸に下らんも無いだろう?」
Kの物言いが気になったのでそう訪ねると、彼は驚いた顔で
「なんだ君、知らないのかい?」
などと言う。
この男は根は良い男なのだがすぐにこう人を見下した様な物言いをする。
それが癪に触ったので
「燐寸くらい知ってるさ、まぁ露天で売る様な物だから出来も良く無いのだろうけど」
と言い返すとKは鳩が豆鉄砲をくらった顔からにやにやとした軽薄な笑みを浮かべ
「いやぁそうか」と言うとくすくすと笑い出し、
「流石は君だね、いやいやそんなムっとしなさんな、つまり君はあの少女が何故
燐寸なぞを売ってるか、いや何を売ってるか知らない訳だ…」
などと言いながら先生片手を顎にの思案顔だ。
今度はこっちが豆鉄砲だ、自分が何か間違ったことを言った気分になる。
いや間違ってたのか?などと思ってると、Kなにか得心したかの様に何度か頷くや
「うむ、知らないのは仕方無いし君の責任じゃ無い。やはりここは実地と行こうじゃないか」
と件の少女の方にすたすたと歩きだすと
「おい、お前、こちらの紳士がお前の燐寸を御所望だ」
そう言って少女にコインを握らせた。
「あ、はいありがとうございます!…ありがとうございます、だんなさま」
と健気にぺこりとお辞儀を一つ、こちらにも一つ。
こうして近付いて顔を見ると形は汚いが中々可愛い、抱き人形の様な小娘だ。
「じゃぁ…あの、えと、だんなさま、こちらにどうぞ」
と燐寸を渡すでも無くトコトコとその人形が路地の奥に行く。
道理も様子も分からないで立ち尽くして居ると、Kにポンと肩を叩かれた。
「あの小娘に付いて行きたまえ、5本分ほど握らせたから。
そのつもりならもっと足してもいいし、嫌ならすぐに戻ってくればいい。
僕は済むまでここで待ってるよ」
「あの…だんなさま?」
路地の奥から声がする、Kはと見れば気取った態度で片手を路地の奥にと指し示す。
まぁ取って食われるわけでも無さそうだしで半ばヤケ気味で声の方に進んだ。
暗い路地を5.6歩も進むと少女がなにか空瓶の入っていた木箱を積み上げていたが
こちらに気付くと振り向き、ここでやっと燐寸を渡された。
そして自分はその木箱の上に腰掛けた。
「あの…あたし小さいから…すいませんだんなさま…じゃぁどうぞ。
燐寸が燃え尽きるまでの間、好きなだけ御覧下さい…」
そうして少女はわたしの前でスカートをたくしあげ…
こうですねw
娼婦サンタが子供たちの童貞を奪い、プレゼントする話とか見てみたい
275 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 15:29:43 ID:Q0GUupRR
276 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 12:19:36 ID:ECVczED8
クレジットカードで娼婦を抱ける時代か。
>>275 今だからニュースだな…。
昔だったら普通に13歳の若様が親のお金で吉原とかで豪遊してったってくらいで。
278 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 18:16:12 ID:tAaziuCQ
そろそろ今年のまとめをしようぜ。
自分の好きなSSとその理由を書き込んでいこう。
2008年作品リスト
「大人への一歩」
「赤線の富美子」
「
>>117」
「夜鷹」
「ブランカの世界」
「
>>162」
「
>>164」
「西暦2050年の保健体育」
「娼婦アメリーの休日」
「娼婦アメリーの休日2」
「
>>272」
まずオレから。
今年は「大人への一歩」が良かった。
読みやすいし、少年の筆下ろしっていうのがツボだった。
来年はこの作者さんの新作を読みたい。
保守。
もう雑談するだけの活気もなくなったかこのスレ。
時期もあるんだろうがな
まあ疫病神がきたしな
あいつに投下されると職人来なくなる
>>281 嫌いな作品はスルー推奨。スレが荒れる元。
283 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 09:08:49 ID:urOeAQYu
そんなことよりお前ら。娼婦が出てくるオススメの小説とか映画とか教えてくださいお願いします。
脇役まで含むなら
映画
「アルマゲドン」
……主人公の仲間の宇宙飛行士の一人がのぼせ上がっていて、隕石破壊メンバーに選抜されたことでもらえたお金をつぎ込む。
金髪娼婦「お仕事はなにしてはるの?」 宇宙飛行士「地球を救うヒーロー」
当然信じてもらえないが、ラストで地球へ生還すると、政府首脳とか集まってる中に「私のヒーロー!」といって走ってくるw
ハッピーエンド。
「モンスター」
実在した連続殺人犯をモデルとした作品。
主人公の娼婦を演じた主演はシャリーズ・セロン。
彼女を殺人犯へと変えていったアメリカ社会の闇を描いており、笑えたりセクシーな描写はほとんどないので注意。
漫画
「ベルセルク」
ルカ (Luca)
精神に異常をきたしてガッツのもとから失踪したキャスカを匿った娼婦達のリーダー的存在。
収入を公平に分配し、さらにその半分を近所の難民達に配るなど、気前のいい姉御肌の女性。
仲間を守る為には自ら進んで危険に晒す自己犠牲の精神も持つ。(wikiから抜粋)
「EDEN」
ヘレナ
南米の紛争地帯を生き抜いてきたメスティソ系の女性。
主人公の人生に大きな影響を与える等身大だが芯に強い人物。人種差別や貧困、戦争を経験してもけしてあきらめなかった。
親子二代に渡って娼婦家業だが、将来の夢はカワイイ喫茶店を持つこと。
SF作品だが、南米の貧困層の暮らしぶりなどを生々しく描いている。
小説
浅田次郎短編集「鉄道員」内の一作、ラブ・レター
密入国の外国人娼婦。
主人公は歌舞伎町で非合法の境目での仕事を生業としており、その中で密入国社を戸籍上妻にすることで日本国籍を斡旋してやる仕事を過去に一度だけやった。・
本人は会ったこともないにも関わらず、彼女が過酷な労働環境で病死したことをきっかけに一通の『ラブレター』が届くが……
すんなり列挙できそうなのでこんな感じです。
娼婦を主役にすると
「寝取った」「誤解です」「お前のことが好きなんだ」のドロドロ話しか思い浮かばない
…昼ドラの見過ぎか…。
(まあ昼ドラは娼婦モノに限らずこんな感じで話が進んでいくわけだけど)
286 :
283:2008/12/31(水) 10:15:57 ID:urOeAQYu
>>284 サンクス! 「EDEN」を観てみようかと思う。
娼婦は幸せへの道が過酷だものな……
将来は結婚して幸せな家庭を、と願っても普通の男はまず元娼婦とは結婚しないだろうから、
結局DV夫確定なギャング関係者とかのところへ行ってしまうと。
結構前のラノベの「聖女様参る」って話で、
傍目で見てる人間が引くほどラブラブな、最高級娼婦とごく普通の男のカップルが出てたな
しかも横恋慕してる客が男に向けて放つ刺客を、その娼婦がことごとく返り討ちにすると言うおまけ付きで
ラノベに娼婦キャラが出てくるとは……。
出てきても不思議じゃないんだけどな。
少年漫画あたりに比べればラノベってやりたい放題だろ。
その昔、魔獣戦士ルナ・ヴァルガーというラノベがありまして
武林クロスロードというラノベがありまして
ヒロインに彼氏がいただけで大噴火する人たちには想像も出来ないよな
現代日本が舞台のラノベだとさすがに娼婦は珍しいが、
ファンタジーとか西部劇(風の世界)だと娼婦はごく普通に出てくるよ
>>291 懐かしいw
あんまり覚えてないけど、結構エロかったような記憶が…。
>>293 主人公「それにさ……病気や妊娠の危険のある仕事だし」
娼婦「なんだ、あたしのこと心配してんのか?
プロなんだしその辺はちゃんと管理してるさ。
むしろ、パートナーとのセックスの方が危ないんだぜ」
主人公「そうなの?」
娼婦「そ。客とは商売で割り切れるけど……
恋人とのセックスでは対等になれずに、生でやっちゃう娘が多いんだ。
結局娼婦でも、大切な人とのセックスは大事にしたいワケ……」
主人公「ボクは特別?」
娼婦「……! …そうだな、そういうことに、しといてやる」
(漫画「EDEN」8巻より)
こういう形の特別≠ヘ重いような気がして萌える。
ふと思ったんだけど、娼婦って客さえいれば基本毎日ペースなのかな。
休みはどのくらい入るんだろうか。
>>296 ほんとピンキリじゃないのかなぁ?
自分の時間が持てる娼婦もいれば、過酷な労働条件で働かされてる娼婦もいる。
(前者は自立的に娼婦になった場合、後者は何らかの理由で娼婦にならざるを得なかった場合が多そう)
人気者になったはいいが…休みが取れずにやってばかりで体とか心を壊す娼婦もいるのでは?
キャバクラでも一番人気であちこちのテーブルから呼ばれるのと、
ロクに客も来なくて毎日お茶引いてるのがいる。それと同じだろうね。
どういう経歴で娼婦になったかどうかはあんまり関係ない気がする。
結局は雇い主の影響が大きいのではと思う
借金のために連れられてきた子にきついノルマを課す娼館の主人とかありえそうな話しだし
直接の雇い主がいない街娼とかはある程度までは自由に時間が作れるかな、と
暇してる娼婦は雑用専門にさせておくか、
あるいは低ランクの娼館に移されるかするんじゃないのかな
300 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 13:06:17 ID:MhToXiV0
やっぱり娼婦は「巨乳のお姉さん」に限る。
>>301 巨乳じゃなくてもいい…
スタイルが良くて淫乱で、でも女らしさとかはキチンと持ってて…
…あれ?
悪の女スレの
>>80から高級娼婦の出る小説がありましたよ。
テーマがテーマだけに娼婦としての描写は少ないけど。
304 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 18:46:40 ID:u5ladXXl
>やっぱり娼婦は「巨乳のお姉さん」に限る。
オレもそう思う。娼婦はセクシーな外見でないとイカン。
自分が少年になって巨乳の娼婦と筆下ろしでヌルヌルマットプレイする夢を見た
それは、あなたが少年になって巨乳の娼婦とヌルヌルマットプレイをしながら
筆おろしセックスをしたいという願望を無意識下に持っていることを意味します。
いえいえそれは、あなたが巨乳の娼婦になって少年の筆おろしセックスを
ヌルヌルマットプレイで楽しませてあげたいという願望を(以下略
良いなぁ、俺もそんな夢見たいよ
娼婦はストッキングを履く時、ガーターベルトでストッキングを留めるか
それとも、ガーターベルト無しでそのまま履くのか、どちらが好き?
オレはガーターベルト無しの方が好きだな
十代〜二十代前半まで ガーターベルトなし
それ以降 ガーターベルト有りの匂い立つ色香
だいたいそんなイメージw
おいらはガーターベルト有りだな。
ロングスカート捲ってみたら
ガーターベルト付けて、ストッキング付けてるけど
パンティだけ穿いてなくて大事な所が「さあどうぞ」ってのとか…。
ガーターベルト付きならパンティは穿いていて欲しい。
パンスト着用ならむしろパンティは邪魔なんだがね
このスレの連中の大半は巨乳好き、異論は認める
当然俺は少数派な訳だ。
315 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 14:06:25 ID:eoFI6irr
遊郭ならば禿買いネタもよいと思うし
禿に身を窶した少年もよい。
316 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 20:36:24 ID:yd3ilIar
娼婦について詳しく書かれた本ってなかなか無いよな。
「SS書くための資料はこの一冊でOK!」ってなのが欲しいんだが。
イーグルパブリシングが『萌え萌え娼婦辞典』なんて出してくれたらオレは間違いなく発売日に即買いすると思う。
どっかの団体に怒られるので多分不可能
ひとくちに娼婦といっても、時代や国によっていろいろあるからねぇ・・・
古代バビロニアの、巫女(と言っていいのか?)娼婦。
時代劇に出てくる、花魁やお女郎、そして夜鷹。
ヨーロッパだったら、飾り窓の女たち、切り裂きジャックに殺されたような街娼系・・・
ベルセルクのルカ姐さんには萌えたな確かに……
320 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:30:41 ID:7XLgGExd
日本の昔の性風俗について書かれた本を書店で見つけた。
でもなんか資料的価値があんまり無さそうだったんで買うのやめた。(´・ω・`)ショボーン
歴史物は図書館にも多く置いてあるよ。
地域と時代、もしくは国を限定すれば資料はいっぱいあるじゃん。
>>316は手抜きSSしか書かないの?
西洋史だとエロ系の「○○の歴史」みたいな本出してる出版社あるけどなぁ。
娼婦ならもっと真面目な本もあるだろ。
ただ、花魁、夜鷹まで含めると難しいだろうな。
考証的正確さにこだわられてもなあ…
娼婦のお姉さん+童貞少年=?
>>325 同意
資料や考証じゃ無くて、面白くもエロクも萌えもない方が手抜きだと思うわ。
時代考証の知識があるに越したことはないけれど
それに振り回されてたら駄目だって事だよな。
>>328 確かにそうだよな
何事も常識に囚われないでチャレンジをしないと、新しいエロSSができないよ
過疎ってるな
昔流行った「聖女(マドンナ)たちのララバイ」って歌は
もしかすると、実は娼婦が詠った歌詞ではないか?・・・と妄想してしまう今日この頃。
かつてこの国の色町は「男は天国、女は地獄」といったものだが、今ではケーサツと893のせいで本番もできず逆になってるのが実態なので、
このスレでぐらい夢のある話を期待したい。
お前も警察かヤクザになればいいじゃないかww
Kにしろ893にしろ下っ端では意味がないからなぁ…。
ここはどどーんと風俗王になって、政界の黒幕に収まらないと
風俗王に俺はなる!
ときメモみたいにいろいろとパラメーター上げて色んなパターンの娼婦を攻略していくエロゲ作ってホスィ……
キャラによっては「地位・財力」が好みだったり「自分への貢ぎ物金額」が重要だったり、
「容姿」の他「話術」や「エッチテクニック」など様々なパラメーターが用意されているとかw
娼婦育成ゲーならいくらでもあるだろ
ってか 元祖育成ゲーの、プリンセスメーカーは(何作めだか忘れたが)
たしか娼婦(?)エンディングがあったんじゃないか?
「夜の蝶」とか「夜の華」とか、ぼかした表現だったけどさ。
あれはエンディングの一つに過ぎんからなあ。
まあ、今のエロゲーでも娼婦攻略ゲーは無理だべな…
>>338 それは1のPCエンジン版だな。
PC版ではもう少し直接的な表現もあるわけだけど。
娼婦って時点で、非処女確定だしなぁ…
最近は、そっち路線で過剰に拒絶反応起こす人多いから。
「娼婦の純情」という言葉にグッと来るのは俺だけかねえ。
情人相手の、騙し合いの果てに、ふと真情が垣間見える、というのが良い。
昔のヨーロッパの小説にあるような、聖なる娼婦像、なんてのは、ちょっと。
箔をつけて売るだけの為に処女盗っておいてある少女とかなら処女だけどね。
「ここは?」
「お前ここまで来て判らんのか、学の無いヤツだ」
「な、なんだと」
「おお、間宮様…いつも御贔屓にして頂いて、新しい娘が入りましたけれども如何でしょうか」
「ふむ」
「流すな…」
「此方の方は?」
「ああ、コイツは三鼎、俺よりできるヤツだ…真面目過ぎるところが珠に瑕なんだがな
そうだな、俺はいつもの女を頼む、その新しい娘はコイツに付けてやってくれ、
そいつは処女なんだろう?」
「ええ、知識は仕込んでありますが…正真正銘の処女ですよ」
「んなら、古株の姐さんも付けてやるか…」
「何を言っているんだ?」
「社会勉強と思って色々して来い、払いは気にするな」
なんか戦前くらいの学生二人って感じになってしまった。
三鼎:真面目な上京系学生、勉強はとてもできるが性の知識は奥手。
間宮:金持ちのボンボン。でもアホボンではない。
「とってある」が「盗ってある」になってる…
すげー間違いだな…
盗まれた処女
未亡人萌えには辛い世の中だぜ……
初物だったら普通慣れた旦那に付けるんだよ。それは今でも一緒。
初めての客ならベテランの娘付けてやるよね普通
これは今もそうか知らないけど。
資料がどうの言ってたけど一般に処女性が重要視されるのは近世の耶蘇の影響からだろ。
ムラのムスメなんかまず長老連中に喰われるもんだし。
近世でも「処女性」が重要なのは「嫁」であって遊び女じゃなかろ。
第一娼館でオボコなんてのは「ちゃんとお相手できません」だから商品価値は低いだろ、わざわざ「とっておく」もんじゃ無いぜ。
まあ初物好きの旦那がいるなら別だが。
相変わらず過疎ってるなー
352 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 00:37:17 ID:jH7lyLMd
年端もいかない少女が生きる為に身体を売る系の話は興奮する。
>>352 もし「ベルサイユのばら」のロザリー(当時12歳くらいだったか?)が
貧困のため身体を売る決意をして
最初に声をかけたのがオスカルじゃなかったら・・・ って考えたら、かなりエロいな。
ってか 昔の少女マンガって、けっこうそういうシチュエーション多いよな。
「スケバン刑事・3匹の蛇編」の純子とか、「ブルーソネット」とか
(とりあえず男性でも読み(め)そうなマンガを選んでみたが、何故かどっちも花ゆめ系・・・w)
そしてどちらも男性作家。
失業率が上がったからという訳じゃないけど、
OLから娼婦に転進してこれまでの甘えや差別意識を捨ててプロ意識を持った
売れっ子となるサクセスストーリーを見たい。
それはサクセスなんだろうかw
ふつうに、セクスストーリーのような気がする。
転落だとおもうが
このスレではサクセスなんです
遊び女も花魁にまで登りつめれば、もはやサクセスストーリーだろう。
362 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 22:13:08 ID:ePaqLEIa
おススメのエロゲーはない?
赤線を買ってみたんだけど、ヒロインが他の男とセックスするシーンがほとんど無くて萎えた
ヒロインが次々と客とセックスするエロゲーないですか?
ねーだろーなあw
媒体がゲームだと規制とかでいろいろ難しいらしいっすね。
エロゲーでも売春を肯定的に描くとアウト、ってなルールも
今ではあるらしいとどこかで聞いたが。
落語には花魁出てくるの結構あるんじゃない?
あっても仕方ないか
ここであったもなにかのえん
あそんでいってくんなましぃぃー
366 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 23:18:04 ID:ePaqLEIa
彼女が娼婦ってシチュもいいね
ヒロイン達が男に抱かれるって言うならBROOMのメイドシリーズじゃね?
ただパターンが少ないけどw
最近遊女、遊郭にそそるものを感じて資料集めていた自分にとって良スレ発見
吉原炎上とかさくらんとか意外と話題に出ないようだが洋モノのほうが好まれやすいのか?
>>362 古いゲームだけど、『サキュバス』ってゲームがお気に入り。
海外の事故で行方不明になった恋人と義妹を探す主人公、ようやく彼女たちの居場所を探し当てるが、そこは売春宿。
彼女たちは、そこの女主人に命を助けられた代わりに、客を取るようになっていた。
・・・ってな話。
これも、そんなに何十人と客が登場するわけではないけれど、恋人が客を相手に媚びを売ってセックスするシーンを覗き見できたりする。
地位や稼ぎでキャバ嬢より上になれば勝ちだろ
初めて覗いたが過疎杉泣けた。
個人的にはヒモのせいで春を売らされてる娼婦とか大好物なんだが…
借金返済の為に路上で春を売る人妻とか…
あとは、没落しかけた家のご主人様を助ける為に正体を隠して夜な夜な売春するメイドとか…(メイドである意味が既に無いがw
372 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 19:01:42 ID:jA1vRAd1
そんなエロゲーがないんですよね。
みんな主人公にゾッコンなエロゲーが多くてさ
まあ、エロゲーは「俺の嫁」とかそんなつもりでやってるやつが多いんだろう。
娼婦が好きとか、寝取られ好きのマゾなのか、
あるいはセックスと恋愛を切り離して楽しみたいのか。
「カルタグラ」ってエロゲには一応、娼婦のメインヒロインが居るけどな。
違うヒロインの口調に耐えられなくて体験版でやめちゃったけど。
>>373 マゾじゃぬぇーw
娼婦との恋愛があったっていいじゃないか。
むしろなかったら心中ものが成り立たないじゃないか。
俺嫁派には河下水希の曽根崎心中を推してみる。
江戸時代には処女性を重んじる発想がなかったのかもな。あったとしても武家社会だけか。
町人は特に血を残さなければならないとか思わなかっただろうしな。
古女房より遊女の方が女として洗練されていて、見た目も仕草も美しかったんだろう。
いやむしろ今より処女性が重要だったからこそ、
処女なんて高嶺の花で、ドラマ性のある自由恋愛は遊女としかできなかったのかも。
嫁入り前の生娘との恋愛とかだと、親や倫理観が煩かったりして、創作内としても現実味が無かったのでは?
最初は仕事だったのに段々本気になっちゃう花魁とかたまんねぇ
>>376 日本語でおkだ
昔のほうが恋愛つかセックルは大らかだったんだからそれな無いゾ。
むしろ恋愛の概念のほうが希薄だったかもしれん。
まぁ恋愛ファンタジーがは都市部であったかもしれんが、一般庶民にあったとは思えん。
曾根崎心中?ありゃスキャンダルだぜ。
村の祭りの夜なんかへたすりゃ乱交パーティーだったんらしいからな。
旅すりゃ飯盛りおんなってのがいてな、夜は相手してくれんだから売春なんて普通に商売だったんだよ。
普通に性処理な、生理現象にイイもワルイもあるかいな。
それに大体年頃になったら見合いとか紹介で直ぐに結婚したからな、今みたいにいい年こいた童貞なんか
よっぽど真面目な坊主くらいだったろう。
自由恋愛なんて近代のファンタジーだぜ。
花街の花魁なってのなぁトップアイドルとスーパーモデル足して5掛けたくらいの存在だろ、
一般庶民なんか見れただけでも御の字だぁな、そこらの遊女と一緒にすんじゃねぇやな。
ああいうとこはセックルしに行くんじゃなくて飲で遊ぶとこなんだよ。
お前らの持つ売春につきまとう暗いイメージは、ヒノマル否定したいアカが帝国時代の最大の失敗、「敗戦」で
イロイロ吊るし上げたいから持ってきた戦後のパンパンのソレだぜ。
最後の二行は保留だが後は概ね同意
>>378 いやおまいさんのいってる村祭りの寝取り寝取られ乱交パーティーは古代の話じゃないか?
江戸時代とかにもあったわけ?
大体飯盛り女は生娘と関係ないし、見合い結婚多いんだったらそれこそ処女との恋愛は貴重だろw
お前の持つ売春のお目出度いイメージは樋口一葉読んで吹き飛ばして来い。
wikipedia「処女」に曰く
「日本では江戸時代の農村部の夜這いの慣習にあるように、
伝統的に結婚相手としての処女を求めるという意味での崇拝は庶民の間では比較的緩やかだったとされる。
とはいえ村における夜這いのルールでは、相手が処女(おぼこ)の場合、
村の有力な男性に優先権が与えられるなどの形で、処女への嗜好が表れている。」
…ということだそうだ。乱交が普通だったかどうかは知らん。wikipediaの正確性も保留。
…どっちにしてもこのスレ的にあんまり建設的な話題とは思えない。
特殊なシチュ萌えでないかぎり処女の娼婦なんて無茶だし。
どこの国のでも、水揚げはそれなりの金がかかるぞ。
少なくとも18-19世紀のきちんと店を構えたそこそこ娼館の娼婦の場合だけどな
日本とアメリカと欧州と一部イスラム地域の話しかしらんが
アニメの天保異聞 妖奇士ででてきた
禿のアトルでエロもいいな
アパートの隣に住んでる美人なねーちゃんが、実はその部屋で客取らされたりしてたら萌える。
最終的には「毎晩貴方の声がうるさくて近所迷惑なんです、責任とって下さい」と言ってヤラせてもらう。
…自分だったら引っ越すけど。
ちょっとしたトリビア(?)だけど、実はかのゴルゴ13には子供がいる。
母親は任務の前に一夜を共にした娼婦のお姉さん。
子供と母親を人質にマフィアがゴルゴを脅迫する話がある。
娼婦は当時情緒不安定で、ピルを飲まないでゴルゴを誘い、子供を作ることで寂しさを紛らわそうとしていた。
普段冷静なゴルゴが、子供を前にして複雑そうな表情を見せるシーンもあったりして貴重な話だったよ。
なんでここ学問スレになってるの?
ネタ投下がないからじゃない?
あと、娼館は男の側はちゃんと知ると金>権力>名声とかのヒエラルキーがはっきりしてるから
旦那&娼婦でのシチュ要望すくないでしょ
ネタ投下まで筋トレでもしとくか
そういやベルバラのアンドレも
初体験はパレスロワイヤルの高級娼婦とだったって
作者の人が言ってた(書いてた)な。
まぁ、それでなきゃオスカルをあんなにリード出来ないわな。w
アンドレ「ふう・・・今日もパレスロワイヤルに行くか」
オスカル「まて、アンドレ!それは革命派の罠だ!」
ジャーンヌ!ジャーンヌ!ジャーンヌ!
アンドレ「げえっ、ジャンヌ!」
391 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 19:22:54 ID:E1gktgCZ
最後の投下から2ヶ月が経過してますな。そろそろ新作投下希望。
私も新作希望です。
過疎ってるな、皆現実の娼婦に行ってしまったのか…
パレロワイヤルな
スはいらん
395 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 20:03:40 ID:wFIyFWRo
娼婦
Show who
>>393 まぁ、かなりマニアックな指向(嗜好)性があるスレだからねぇ…
ある程度は過疎るのも仕方ないかと。
>>362 蝶の夢というエロゲもあるぜ。
主人公が娼婦な遊郭モノで、特殊なプレイが多いけどストーリー性は結構いいと思う。
位をのぼりつめるとかそういう雰囲気はないけど。
>>283 大沢在昌の魔女の盟約/魔女の笑窪
買うのがあれなら、図書館にあるかもしれない。
元ネタは、西の方にある島だったはず。
400 :
何となく:2009/02/13(金) 03:26:12 ID:MvzrgbjR
玉姫おりん
―――時は架空の江戸
とある遊郭にて、「玉姫様」と言う遊女が人気を博して居た、何が人気かと言うと、男の睾丸を巧みな握りで快楽の極みに持って行く今で言う所の「睾丸マッサージ」
睾丸を潰さない程度に握ったりはたいたりする今で言う所の「睾丸責めSM」
巧みなる睾丸弄りにより客達全てを至福の快楽へ誘うのだ、いつしか誰が呼んだか「玉姫おりん」と…。
安らぎを得に、「睾丸マッサージ」を望む者や、嗜虐的快楽を、つまり今で言う所のSMプレイを望む者が彼女に群がるのだ!
だが彼女の裏家業は、世の女達を泣かせる悪党を成敗するくの一でもある、巧みなる玉揉みで、玉も身体も弛緩させて、油断した悪党の睾丸をグシャリ!
ショック死に誘う「玉潰しおりん」でもある。
必殺仕事人に確かこんな奴が居た気がした。
>>400 うわあああああああああああああああああああああああああ
!?
>>283 あんまエロくなくていいなら。
〜入手ちょっと難しいかもだけどオススメ映画〜
「プリティ・ベビー」
ブルック・シールズ主演
娼館に生まれた少女が12歳で水揚げされて、その後娼館を去るまでの話。
「サンダカン八番街娼婦館」
日本のからゆきさんの少女から終戦をへて日本に帰国した後の話
「歓楽通り」
娼館に生まれた少年の映画
〜入手ラク、CATVとか衛星でもたまにやる〜
「吉原炎上」
「肉体の門」
「昼顔」 カトリーヌ・ド・ヌーヴ主演
>>404 なるほど、そんな地名だったか。
東日本の人だから、西へ遠征だと五島列島やトカラ列島あたりでの
魚釣り三昧になる気がする。
>>405 なんか激しく地理的に誤解が
いや俺もその小説よんでないから分からないけど、九州は西日本か?
多分
>>399の島は本州の真ん中辺りだが。
>>406 九州は確かに西日本だよ。
広く言うと中部地方から西側、ちょっと狭く言うと近畿地方から西側、
最も狭義的解釈は中国・四国・九州(沖縄)を指す。
特に、近畿地方の人からしてみれば九州は西日本となる(西日本鉄道とか)。
>>406 本か雑誌か忘れたけどぱらぱらっと目にして、数年後に小説を読んだんだ。
そういえば、三重に友達が移住したな。
魔女の笑窪はヒロインが島から……てな話。
手元には盟約しかないけど、ヒロインは一緒の続編。固ゆで卵系。
北九州か大分かは忘れたけど、出張で行ったときに
西日本新聞を読んだ記憶がある。
東と南と北には釣行するから、西へ遠征…釣り馬鹿の戯言ね。
>>400 キンコンカン体操しか思い浮かばないんだがどうしてくれるw
金持ちという存在が妙な思考回路を持つようになることは、古今東西問わずちらほらと聞く話である。
十九世紀、銃器メーカーとして莫大な財産を築いたウィンチェスター家の夫人が、
家を増築し続けることで自らが販売した銃によって殺された者の怨念から逃れようとしたことや、
二十世紀初頭、若き石油王ハワード・ヒューズがバイ菌を異常なまでに嫌い、
ドアノブをあけるのに常に清潔なハンカチを重ねて触れ、石けんも新品を一回しか使わなかったなど、枚挙にいとまがない。
当然、そういった変人に類すべき富豪というのは現在にも存在する。
そう、つまるところ、俺のような奴とかだ。
「やあ、また来たよ!」
スラム街のど真ん中、俺、ジュリアン・エーメリーは趣味に興じていた。
目の前には、赤いセミロングの髪をした女が、廃ビルの壁を背に腕を組んでいる。
「あら、お兄さん……」
面倒くさそうな表情で彼女は振り向く。
彼女の名はルビー。
本名なのかは知らないが、このスラムの、とりわけ立地条件の悪い場所で客を取っているストリートガールだ。
身長160センチほどの身体には、適度に肉がつき、そしてその大きな胸が目を引く。
大きく胸元が開き、ミニスカから覗く脚は身体のラインに強弱をつけるロングブーツへ続いている。
化粧は濃く、革ジャンを肩にかけたその姿は、誰がどう見ても乱れた印象を抱くに違いない。
「……今日は何のご用?」
「うーん、そうだなぁ。とりあえず一回抜いてもらおっかな」
「ふうん……オーケイ。じゃあ、前払い」
ルビーは気だるげに手を差し出した。
俺は財布から数枚の札を取り出した。
このあたりの街娼の1プレイとしては相場よりも少しだけ高めの金額だ。
「毎度……」
ぞんざいな仕草で彼女はショルダーバックに金を入れる。
そして、廃ビルの更に奥へと歩いていく。
俺はその後を追い、そして立ち止まった彼女の背中を抱きしめた。
「あ……」
薄暗い路地裏で、ルビーが甘い声を発した。
演技がかっていない素の声は好きだ。
「ちゅ」
「あふっ!」
安物のイヤリングをつけた耳へ舌を這わせる。
その大きな乳房へ服をたくし上げて手を伸ばし、存分に揉みし抱く。
若く、弾力のある揉み心地。
やはりこの街の街娼ではかなりレベルが高い身体だ。
言うなれば、ダイヤモンドの原石。そう、これは俺の趣味の楽しみの一つでもある。
自分しか知らない宝石を見つけた時は胸が躍るものだ。
彼女の身体を楽しんでいると、彼女が後ろ手にジーンズのチャックを外した。
「熱いわ……」
紅潮した頬で、俺の勃起したペニスを握る。
赤いマニキュアの眩しい指先が、そっと上下する。
こちらも負けないように彼女の股間へ手を伸ばし、彼女の秘所を愛撫する。
あまり感情を表へ出さないが、ルビーも確かに感じているのが愛液で確認できた。
よーし、いいぞ。
まだ会った回数はこれを入れて三回と少ないものの、そろそろうち解け始めるきっかけを作ろう。
俺は思いきって彼女の耳元で囁いた。
「な、なあ」
「何よ?」
「スマタしていいかい?」
「ダメ」
即答だった。
「トホホ……」
がっくしとうなだれると、ルビーはため息をついた。
そして、仕方ないわね、と小さく言ってこちらに向き直った。
気分を損ねたかな、しまった、と一瞬思ったが、彼女は少し躊躇いがちに言った。
「じゃあ、お口でなら」
「え?」
「あむ……」
ほとんど有無を言わさず、彼女はペニスをその小さな口へと運んだ。
「うっ!?」
生温かな感触が背筋を駆け上ってくる。
「ん……ん……ん……はぁ……あむ……ふぁ……」
ぶっきらぼうな態度だが、舌技は巧みだった。
本番をしたがらないタイプの娼婦なのだから当然といえばそうだが、
それでも手でしか許さなかった今までに比べればかなりのサービスだろう。
そんなことを考えながら、俺は跪いた彼女の顔を見つめる。
媚びた表情でないのが殺風景だが、こうしてじっくりと彼女を鑑賞できるのはありがたい。
俺は今更ながらに彼女が年齢を詐称しているだろうと感づいた。
白い肌に濃いめの化粧はよく映えるが、じっくりと見ればやはり彼女はまだ少女の面影が強い。
少なくとも自称通りの二十歳はないだろう。おそらく、三・四歳は多く鯖読んでいる。
事情は色々と考えられるが、今そのことを尋ねるのは無粋というものだ。
それよりも、ちょっとした進歩を今は楽しみたい。
「ああ、気持ちいいよルビー」
「ちゅぷ……ちゅぴ……ぷはっ 言い忘れたけど」
「え?」
「口の中に出したら殺すから」
「……了解」
野生の豹のような目で射すくめられては萎えてしまいそうだ。
が、それから彼女はよりいっそう激しく責め立ててくれた。
「はっ……はっ……ちろ……ん……」
「ああ、ルビー、俺もう!」
「ぷはっ!」
ルビーがペニスを口から放し、両手で射精前の脈動を始めたものを包み込む。
次の瞬間、熱い精がほとばしる。
「あんっ!?」
勢いよく放たれる精液に、彼女が一瞬驚いた。
しかし、なんとか全てを受け止めようと、両手で暴れる男性器を挟み込む。
それが刺激となって、絶頂感はピークを迎えた。
「う……おお」
最後の射精が終わると、俺は脱力して肩の力を抜いた。
彼女のサービスの種類にしては気持ちよかった方だ。まあ、上々だろう。
「いっぱい、出たね」
彼女が今日初めて笑みを見せた。
それがまだ安堵の笑みなのが心苦しいが、しかし笑みを得たのは上出来だ。
一日に何回もがっついては最初の内はよくないだろう。今日はもうおしまいだ。
・
・・
・・・
「……ねえ」
片付けを終えて元の場所へ戻ると、彼女が背中に声をかけてきた。
「何だい?」
「どうして私のところにいつも来るの?」
「嫌なの?」
「……そうじゃないけど」
「じゃあいいじゃん」
「う、うん」
彼女自身、俺の存在を疑問に思っているようだった。
まあ無理もない。
彼女は素材はいいのに、その扱いにくい性格のせいと、
訳ありそうな外れの場所で立っているせいもあって客は少ないに違いない。
自分のようなリピーターが珍しいのだろう。
「また、来る?」
今まで去る者を追わないような雰囲気だった彼女が、そんな言葉を口にするのは珍しい。
俺は振り返り、にっと笑って答えた。
「本番させてくれるんなら、毎日だって来るよ」
「死ねアホっ!」
中指を立てた彼女の声が、人気のない廃ビル街に響いた。
金を介してしか恋愛のできない、俺の趣味を理解してもらえるのはまだ遠そうだ。
<終>
>>416 想像したら結構萌える娼婦と、金だけのちょい切ない関係にGJ!
欲を言えば、各レスの文章が短いので、今のレス二つを統合する位の長さが丁度良いしレス数が節約出来るかも。
418 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 01:30:47 ID:TLZ1iY1b
体売りの少女
419 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 15:01:36 ID:ig6Mf50v
>>416 GJ。
本番ナシっていうのは新鮮で面白いね。
タイトルも内容を上手く表していてナイス。
また新作書いたら投下して欲しい。
アメリカのドラマで
娼婦と一緒に街角に立ってるけど本番ナシの美少女が殺される事件で
少女は少年でしたってオチを思い出してしまった。
>>416 GJ
逆って言うか、金持ちの女が刺激求めて夜な夜な街娼にってのも。
このスレの人は、「ヨゼフィーネ・ムッツェンバッヒェル」とか好きですか?
それともあれはただのロリ文学なのか。映画だとえらいあっけらかんと娼婦になってたが。
>>421 「昼顔」ってそんな話じゃなかったっけ、街娼ではないけれども。
>>421 そうだったかも。
中学生の頃に映画館で見た記憶がかすかにある。
>>416 久しぶりの職人さんヒャッホーイ!
フェラだけだけど、ちょっぴり訳ありな切なさがあって良かった!
>>421 『サド公爵夫人』?
>>424 『サド公爵夫人』は知りません。
間違ってそうで恥ずかしいけど。ローマ皇帝で
夜な夜な街に出て街娼だったか男娼に変身してたの居なかった?
頂点から最底辺にっての憧れる。
三島の「サド侯爵夫人」なら全然違うな。
あれはブンガク作品だわ、まさしく。他の「サド侯爵夫人」があったら知らないけど。
>>425 ヘリオガバルス?
>>283 生島治郎の「片翼だけの天使」、そのシリーズ
娼婦…ではない
現代日本もの風俗話はスレ違い?
デリヘル嬢の淡々とした日常の中、嫌な客に腹を立てたり、馴染み客とのささやかな心の交流に癒されたり…とかそんな感じ。
ドラマ性薄いからSSとして面白くするのは難しいかな。
>>429 スレ違いにはならないと思うよ。
pinkには、それ関係の板があるわけだし。
前に興味もってROMった事があるけど、ドラマ性は十分にあると思った。
客についてもいろんな事言ってるね。
少し生々しいかもしれないが、参考に見るだけでも面白いかもね。
現代娼婦モノに含まれるのかな…
「早紀の唇」とか「男喰い」とか
>>283 森村誠一の「コールガール 上下」
東スポに「コールガール〜東京千夜一夜殺人事件〜」として
連載されてた作品。
434 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 18:13:38 ID:xJO7MZfg
あげるぜ。
相当過疎ってるな…
保守
規制のせいで人がいないのかな?
規制されてなくてもこんなもんだろう
そもそもここって、万人向けなスレじゃないし・・・
娼婦に射精されたら、それでいいんだけどね
悪の女とHスレに高級娼婦の小説がありますよ。
重点は「悪の女」だけど。
高級娼婦×御曹司(少年)のシチュがいいな
高級娼婦×鬼軍曹(少年)
に見えた、疲れてんのかな
自分は幸薄そうで儚い感じの娼婦が好みだな。
過疎ってるなー、マニアックなスレだから仕方ないか。最近は処女が人気ですしね
>>446 お前は「過疎」という言葉しか喋られないのか?
だから小説が書けないんじゃねえの?
語彙が無い奴は悲惨だよねw
過疎地にて裏びれた土地にて営業する元吉原の年配ソープ嬢とか悲哀があって良さそうだ。
>>448 お前の様な過疎の言葉しか喋られない荒らしは、とっとと消え失せろ
>>429 コンビニにおいてある四コマ漫画の
本当にあった〜〜とかで、それっぽい特集号がたまに出てる。
>>448 ひなびた温泉街とかの娼婦とか良いねえ。
ストリップ兼娼婦と言う組み合わせの話も良いねえ。
タイトル的に「行きずり慕情」って奴かい?
「夢千代日記」の世界だな
いいスレじゃないか
保守。ショタを客として取る娼婦の話を投下希望。
>>454 手コキしながら「アタイの脚を包んだストッキングに射精したいの?それとも、アタイの中に射精したいの?」
とか誘惑しそうだ
エロいな
ショタと娼婦は相性バツグンだからな
ショタでもシエルみたいなセレブはどうだろう?
シエルって誰
アニメのキャラじゃないの?
黒執事のキャラじゃないか?
462 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 10:31:11 ID:zxC/gHTY
保守
一応保守
圧縮回避保守
保守
保守
ドレスから見える胸の谷間に、少年のおちんちんを挟み込み
そのまま射精するのも良いよな
娼婦の童貞狩りが堪らない
保守
今日はメーデーということだが、
やっぱりこういう世界もランクによって労働条件は全然違ったのだろうな
と、関西と関東のシステムの違いがよく理解できてない俺が呟いてみる
まぁ 娼館の高級娼婦と、所謂立ちんぼじゃあ
それなりに違うだろうね・・・
(花魁と夜鷹といったほうがいいか?)
今SS書いてるんだけど、現代のアメリカやヨーロッパの娼館って、日本のソープみたいなシステムでいいのかな?
顔写真あって、指名料いくら、とか。海外のそういうとこ行ったことないからよく分からないんだけど……
>>471 ヨーロッパなら、ソープ的な店は一定数あるらしい。(昔、テレビで聞いた)
娼館というと、飾り窓的なことかな…?
そうなら、客引きをしている女性と寝るんだろうか
アメリカはよく知らない。
役立たずですまん。いいSSを書いてね〜
>>472 ググってみたら「飾り窓」って形式初めて知りました!
こんなシステムがヨーロッパじゃ生きてるんだなぁw 色んな意味ですごい……
redlightdistrictってやつか
夕日が海を朱に染めていた。
規則的に見える波も、どれ一つ同じものは存在せず、一度として同じ夕焼けもありはしない。
ほどよい疲労感に包まれながら、彼・犬山 乾(いぬやま いぬい)はその風景を船上から眺めていた。
カモメたちが自分たちを迎えるように飛び交い、白い砂浜にはまだ人影もみえる。
桟橋にクルーザーが到着すると、乗っていた人々は昼間の興奮や好奇心とは違った様子で下船する。
この島の珊瑚礁は美しい。
都会の喧噪を離れ、その自然の作り出した芸術品の中を肌で感じ、手に触れ、心に世界の記憶を得た彼らは、皆一様に満足した表情を浮かべ、談笑しながら荷物を降ろしている。
この仕事をしていて、心底やりがいを感じることだった。
乾はわずかな時間だが、かけがえのない友人になれた観光客たちに向き合った。
「それじゃあ皆さん、今日はこれで解散です。お疲れさまでした」
今の彼らに言葉は多くなくていい、乾はそう思って短く締めくくった。
「だいぶ慣れてきたな」
桟橋から客が遠ざかっていくのを見送ると、船から一組の男女が降りてきた。
男は筋骨隆々の日に焼けた肌をした三十半ばほどの人物で、女も同様に褐色の肌だったが、体つきはほっそりとして締まっている。
「ええ、おかげさまで。社長」
男はこのスキューバダイビング会社の社長で、女はその妻である。
社長、といっても自営業なので、社員はこの三人だけだ。
乾は海洋大学を卒業した後に彼らに拾われた青年だった。
青年、といっても信じてもらえない童顔が悩みの種であったが、それが原因で割りと客商売には向いている。
性格は至って真面目で、海に対する愛情と合わさった純朴さが顔に出ているかのような若者だった。
「後のこと、任せていいな?」
「はい、今日はどうぞごゆっくり楽しんできてください」
一週間ほど前から聞かされていたことだった。
社長こと利根 真一郎と、その妻 舞子の結婚記念日である。
今日はこの後、島の三つ星ホテルでそれを祝うらしい。
社長らしいや、と乾は思う。
ベリーショートがよく似合う妻の舞子は、そんな愛妻家の夫を心から愛しているらしく、そっと腕を絡める。
恥ずかしがりながらその場を去っていく二人を客のときと同じく見送り、彼はひとりため息をついた。
この島へやってきて半年経つ。
こうして一人で大丈夫だと、いろいろと仕事を任せてもらえるようになったことが彼には嬉しかった。
この島は太平洋の群島地帯、アヌエヌエ公国の本島である。
名前をブルースノー島≠ニいった。
砂浜に押し寄せる波がはじけると、その飛沫が雪のようであることからつけられた名前だ。
乾たちの会社はここへやってくる日本人観光客向けにスキューバ体験や講習を行って生計を立てていた。
「……さて、と」
乾は後片付けを済ませると、ウェットスーツも脱いで帰り支度をする。
明日からはしばらく特に予定もない。
日本人向けに仕事をしている関係上、オフシーズンに近いものが生じることがある。
島の大学で趣味の民俗学や考古学の本を読んだり、水産研究などで請け負える仕事があればそれをこなして過ごすのもいいだろう。
そんなことを考えながら、彼はバッグを担いで桟橋を後にする。
格安で買った中古のピックアップトラックが彼の足だった。
島の外周沿いの道路を走る頃には、すっかり夜の帳が降りていた。
時折、空港に着陸するハワイやサイパン方面からの飛行機が、翼端灯を点滅させながら頭上を低空飛行していく。
このアヌエヌエ公国の主産業は観光だ。
アヌエヌエという国名も、原住民たちの言語で虹≠意味するように、
季節や見る場所によって飽きることのない美しさを持った自然が今もなお残っている。
おそらく、あの飛行機の乗客のほとんどは世界各国からの観光客だろう。
近年では日本人も多く来るようになったので、乾たちのような日本人向け観光産業も成立するようになった。
彼はそんな島の穏やかな宵闇を楽しみながら車をゆったりと運転する。
その時だった。
「あれ?」
市街地へ続く道で、女性が立っている。
夜目にも眩しいウェーブのかかったプラチナブロンド、
少し濃いめの化粧、そしてシルバーアクセ、加えて南国とはいえ露出の多い服装の若い女だ。
彼女は大きな旅行鞄を足下に、親指を立ててこちらを見つめている。
それがヒッチハイクなのは一目瞭然だった。
この道は空港からのシャトルバスやタクシーがよく行き交うが、この時間帯ではそれらをのぞけば普通の車の行き来はほとんどない。
自分が素通りすればあの女性は随分と待たされることになるだろう。
「どうしました?」
彼は持ち前の親切心から路肩に車を止めた。
ヒールの高いサンダルを鳴らし、女が走ってくる。
女が腰を折って運転席の彼を見る。
「あらぁ! ありがとう、ミスター」
艶のある声と、どこか蠱惑的な香りのする香水の匂いが彼の耳と鼻をくすぐった。
思わずぎょっとする。
無理もない。毎日を船と港で過ごす彼にとって、その感覚は刺激が強かった。
何より、運転席からは、もろに女の胸の谷間が見える。驚くほどの巨乳の持ち主だった。
どぎまぎするのを悟られないよう、できるだけ平静を装って彼女に尋ねる。
「ヒッチハイクですよね?」
女の円らなアンバー色の瞳がぱっと開かれた。
「はいー! あのぉ、ハウオリ市パール通り三丁目のマーメイド≠チていうお店まで行きたいんですけどぉ?」
「パール通り?」
ハウオリ市はこの先にある公国の首都だ。リゾートホテルやレストラン街、国営カジノなど、自然以外の観光の目玉が集中している。
しかし、パール通りという地名は聞いたことがない。バックパッカー向けの安宿通りだろうか。
彼は少し記憶の糸をたぐった。
「だ、ダメですかぁ?」
祈るように手を合わせる彼女に、はっとした乾は慌てて助手席を促した。
「ああ、いいですよ! どのみちハウオリ市は通りますんで」
「本当!? 良かったわぁ〜」
彼女は荷物を荷台に放り込むと、助手席に入ってくる。
錆びた鉄と、潮の臭いの中、若い女の甘い香りが車内に充満した。
ひとまず車を出し、横顔をちらりと見やる。
(綺麗な人だけど、観光客なのか?)
それにしてはそう高くもないハウオリ市までの運賃さえ持っていないとはどういうことだろう。
バックパッカーにしては服装が派手だし、ネイルは美しく手入れされている。
どこか、この穏やかな島には不釣り合いな印象を持った女だった。
「あぁ、あったわ、この地図の場所なんですけどぉ」
間延びした口調で彼女は取り出した地図を彼に渡す。
「ああ、はい、ここですね」
地図を見ると、繁華街の外れに記しがついていた。
今まで用事がないので繁華街は少しカジノなどを観光ついでに見て回っただけで、奥の方へは行っていない。
だが、大まかな道順は覚えているので、少し遠回りだが彼女をそこまで送ることにした。
「お店までいいの〜? 助かるわぁ〜!」
屈託のない笑顔に、乾は思わずドキリとしてしまった。
乾には恋人はいないし、大学時代も自分が好きな研究に没頭していたせいで女性には免疫がない。
善意とはいえ、こんな美人を助手席に乗せることができて嬉しくないはずがなかった。
自然と口の弾んでしまう。
「そういえば、空港からあそこまで歩いてきたんですか?」
「そうなのよぉ〜 もうクタクタだわぁ〜」
「島へは旅行で?」
「んーん、仕事よ。元々はベガスで働いてたんだけど、どうしてもこの島に来たくて」
「へえ、アメリカから?」
「公用語も英語だし、私でもなんとか住めそうだったのよぉ」
「やっぱりあれですか、スローライフに憧れて?」
「そんなところかしらぁ〜、私、海のない州で育ったから、海辺で暮らすのに憧れててぇ」
「なるほど」
市街地に入ってネオンの煌びやかさが目につくようになってきた。
「僕も日本から南の島に憧れてこの島に来ましたからね、わかりますよ」
「あら、お兄さん日本人だったの?」
「ええ、そうなんですよ」
「へぇ〜……」
じぃ、と彼女が乾の横顔を見つめる。
ちょうど信号待ちだったので、不意に目が合った。
ネオンの光が、彼女の琥珀色の瞳に反射している。
(綺麗な目だな……)
彼はお世辞ではなくそう感じた。
化粧の濃さをのぞけば、日本人好みのする愛嬌のある顔なのかもしれない。
しかし、そこには何か違和感のようなものも潜んでいる気もした。
「な、なんでしょう?」
「んふふ、お兄さん、キュートねぇ……」
ピンクのルージュの引かれた彼女の唇は、熱い吐息を漏らすように言葉を紡ぐ。
その光景だけで、彼は彼女に邪な感情を抱いてしまいそうになり、慌てて目をそらし、前を向いた。
「そ、そりゃどうも……」
「日本かぁ、いつか行ってみたいわぁ」
「アメリカにくらべればちょっと狭い国ですが」
「ちょっと、なのぉ?」
二人で笑ったところで信号が青に変わった。
慌ててクラッチを入れて車を出す。彼女と話していて気づかなかったが、周囲の風景が次第にみすぼらしいものに変わっている。
(この島にこんな寂れた場所があったのか……?)
海以外は社長の知り合いの雑貨店や大学を行き来する私生活を続けていたため、夜の繁華街を見る機会がなかったせいだろう。
「あった、パール通り……」
見た目こそ違うものの、日本でも港町で目につく場末の酒場通りというものが、この島にもあったことに彼は小さな驚きを感じていた。
酒場通りとはいえ、そこは酒以外のものも提供する場所も多そうだった。
猫をあしらった毒々しい色の点滅を繰り返すネオンや、網タイツの女性の足の看板がデカデカと乗った店がある。
服装からして現地人ではなく観光客らしい中年男たちが赤ら顔で歩いているのが目についた。
だが、穏やかな島とはいえ、元々は大航海時代に海賊が拠点にしていた歴史のある街なので、そういった店があってもおかしくはない。
「あっ! あったわぁ! マーメイド=v
少し古く、趣を感じさせる四階建てのビルの前で彼女が叫んだ。
見ると、確かにマーメイド≠ニ入り口には他と比べてそれほど派手ではない看板が立てられている。
一見すると普通のマンションのように見えるその建物だが、彼女はここのことを店≠ニ呼んでいた。
はっと彼女を振り向くと、彼女は妖艶な笑みをたたえてシートベルトを外した。
ゆさ、とその大きな胸が揺れる。
「ここがぁ、明日からの私の職場なのぉ」
助手席を降り、荷物を荷台から取り出す。
呆然としている彼の顔を乗ってきた時のように外から腰を折ってのぞき込む。
「今日はここまで送ってくれてありがとうねぇ〜」
彼女はその白魚のような指先を彼の頬に這わせた。
触れられただけで、何か背筋がゾクゾクとするような感覚に襲われる。
「これは……お・れ・い」
ちゅ、と頬にキスされた。
彼女の唇は、頬に触れただけでも柔らかく、淫らな吐息を孕んでいた。
突然のことに硬直していると、彼女は何かを思い出したのか、際どい丈のホットパンツのポケットからカードを一枚取り出した。
「あ、そうだわぁ、コレ、私の個室番号だから、お兄さん、機会があったら是非きてね!」
「え、あ、ああ、うん……」
カードを受け取ると、にっと屈託のない笑みを彼女は浮かべた。
「じゃあねぇ〜、おやすみぃ〜!」
彼女は重そうにバッグを担ぐと、彼に背中を見せて玄関へと歩いて行く。
歩く度に肉付きの良い尻が揺れて、微かな潮を含んだ風が彼女の背中にかかった銀髪を靡かせる。
彼女はドアを開け、中へ入る前にもう一度彼に向かって手を振った。
そして、建物の中へと消えていった。
彼はしばらく呆然としていたが、手元に残ったカードに視線を落としてみる。
(405号室Fiona=c…フィオナ……か)
それが本名なのかどうかは判然としない。
彼はもう一度マーメイド≠フビルを見上げてみた。
ほとんどの窓は閉め切られているか、ブラインドから刺激的な紅い光が漏れ出ている。
マンションとの決定的な違和感はそこにあったのかもしれない。
そう、そこは売春宿≠セった。
<続く>
とりあえずここまで書いてみました
映画アニメ問わず色んな作品の設定寄せ集めてます……
職人さん(゜∀゜)キター!
続き楽しみに待ってる!
しかしヒッチハイクのシーンで、チェコの売春婦思い出した。
山の中の国道沿いで、化粧した女性が立ってるんだよな。
周りは森で車が走る道路が通ってるだけなのに、どうやって買うんだと疑問に思ったが・・・
@車を脇に止めて森の中で青姦
A売春婦を車に乗せて近くの町まで
@は凄く目立って恥ずかしいし、Aは売春婦の方が不便で嫌がると思うんだが…
そういえばそもそもあんな山の中にどうやってきてたんだろう彼女らは…
>>484 「スカイ・クロラ」では山の中に立派な洋風娼館が建っていて、そこに街でひっかけた客と一緒に戻ってベッドインってシステムでしたけど、
地元のモーテルみたいなのと繋がってるんじゃないでしょうか?
しかし山奥の娼婦ってまた淫靡な響きだw
からん……
グロサリーカナカ・マオリ≠フドアをくぐると、バンダナを巻いた朝黒い肌の店主がカウンターで笑った。
店内は椰子の木を組んだログハウス調で、天井では年季の入ったシーリング・ファンがやる気のなさそうに回転している。
正午にもならないこの時間帯は、まだ食材を購入に来る人もいないためか、店内に人影はなかった。
「よおイヌイ、仕入れか?」
「うん、まあね」
このグロサリーは乾の会社の桟橋と近い小さな集落にある。
すぐ近くには珊瑚礁の砂浜が広がり、穴場と聞きつけた観光客が時折泳いでいるのをのぞけば静かな村だ。
集落内には会社の事務所が入った建物もあり、実質この集落が彼の生活範囲といってよかった。
「ボンベなら裏のいつもの場所にまとめてあるぜ。空のボンベ、俺が降ろしとこうか?」
「ありがとう、頼むよ」
カナカ・マオリ≠ヘダイバー関係の商品も扱っており、乾の会社は主にここで必要な機材を揃えていた。
昨日は客が多かった上、かなりの時間潜ったので消費された酸素ボンベも多い。
ストックが少なくなる前に仕入れに来たのだった。
「よっ!」
乾は一見華奢な身体つきだが、伊達にダイバー資格を持っているわけではなく、重いボンベを抱えるその姿は力強い。
店の裏と駐車場を何回か往復し、汗をタオルで拭うと店内へ戻った。
「終わったよ、カイルさん」
カイルは店主の名だった。
引退した前の店主から店を受け継いだ、気前の良い男性である。
年齢的にもまだ若く、乾も兄のように慕っていた。
「じゃあ、請求はいつも通り会社に」
仕入れの手続きを済ませると、カイルが尋ねた。
「あいよ。そういやあ、この時間帯に来たってこたあ、今日はオフか?」
「ええ、そうなんですよ」
「じゃあちょっと茶でも飲んでけよ。俺も今日は暇なもんでな」
「あはは、じゃあごちそうになります」
ゆったりと時間が過ぎる、この島らしい光景だった。
二人はドアの外のベンチに腰掛け、アイスコーヒーを飲みながら世間話を始めた。
この集落の人間はほとんど知り合いのようなもので、店番をしていなくともそれほど心配はない。
田舎を絵に描いたような場所である。
「今日は昼あたりからまた大学か?」
「そうしようかなって思ってます」
「ふーん、やっぱ日本人は勤勉だなぁ」
「趣味ですよ」
「俺も午後は店締めて沖に釣りにでも行くかぁ」
「こないだもそんなことやってましたよね? カイルさんは怠けすぎです」
「るせーやい! ちゃんと市場に卸す副業だ副業。俺だってたまには女遊びの一つもしてえんだよ」
ドキ、と昨日の記憶がフラッシュバックした。
思わずあの女性にキスされた頬をなぞってみる。
同時にあの甘い香りを思い出すと、どうしようもなく心がざわめいた。
(そういえば……)
確か彼女は個室番号≠ニか言っていた。
売春宿になど入ったことのない彼には、それが何の意味を持つのかいまいち分からない。
「あ、あのさ、カイルさん」
「んー?」
「パール通りって、知ってる?」
「ああ、あのピンク街のある通りだな」
やっぱりそうなんだ、と彼は思わず顔を赤くしてしまう。
「なんだぁ、やっぱそういうの興味あんのか?」
「う、い、いや、その……」
「いいんだいいんだ、そっかぁ、まあイヌイは奥手だかんなぁ、そういう場所をそろそろ知ってもいいよなぁ」
カイルは心底楽しそうにしみじみと語り始めた。
「よぉーしいいかぁ? ちゃんと女には選び方ってのがあってだなぁ……」
◇
仕事の仕入れでもしていれば劣情が紛れるだろうと考えたのが裏目に出た気分だった。
ボンベを事務所の倉庫に積み込み、アパートへ戻り、汗を流すためにシャワーを浴び、昼食をとったが、ダメだった。
「……行ってみる、か」
具体的にどうすればいいかをグロサリーで知ってしまった上、今日が休日という条件が重なってしまった。
まだ日は高いが、下見だけでも、と自分に言い訳して外へ出る。
もし誰か知り合いに見られたら厄介なので、パール通りには直接乗り付けず、近い駐車場を探して止める。
(うう……どきどきする)
歩いていると、絡みつくような視線をしばしば感じた。
「ボウヤ遊んでいかなーい?」
路地裏から褐色の若い女性や、
「ミスター、ワンタイム30ポッキリネ!」
「あんたチャイニーズか?」
路地にたむろしているけばけばしい女性たちが、フレンドリーだったり、険しかったりと様々な視線や声を投げかけてくる。
それを振り切るように足早にマーメイド≠目指した。
路上で声をかけてくる女性の中には実際結構な美人もいたりしたが、
カイルの注意で、初心者がストリートガールを誰かの紹介なしに相手するのはやめておいた方がいい、
というのを肝に銘じて振り切ってきた。
それに、やはり昨日の女性……フィオナのことが気になったのだ。
「ふぅ……」
マーメイド≠フ前に到着する。
ネオンに彩られた夜ではないからか、昨日よりも一層普通のマンションかアパートに見える。
しかも、閉じられた窓が多いせいもあってが、営業中なのかどうかも怪しい。
立ちつくしていても始まらないので、今日はここが締まっていたらすぐに帰ろうと決心してドアに向かう。
(う、開いてる……)
ドアを開け、中へ入ると、目が慣れるのに少し時間がかかった。室内が暗かったのだ。
昼でも薄暗い内部の廊下には赤色燈が灯り、いかがわしい雰囲気や、どこか情欲をそそる香水じみた香りが漂っている。
(受付とかないのかな?)
それらしいものは見つからない。
フィオナのいるらしい四○五号室は四階だから、階段を探すことする。
廊下を歩くと、そこはホテルかマンションのように部屋のドアが等間隔に並んでいた。
大半はドアが閉まっているが、いくつかのドアは開けっ放しにされている。
そして、その中の一つの前を通った時、彼は度肝を抜かれた。
「ハァイ、昼だから安くしとくわよ」
際どいドレス姿の娼婦がドアの入り口で椅子に腰かけ、こちらに微笑みかけてきたのだ。
「お客さんここは初めて? 今日はシケてるし、ナマOKよ。どう?」
金髪を結い上げた、驚くほどの美人だった。
そんな女性に、ストレートな性関係を迫られ、彼は咄嗟に返答したが、声が裏返ってしまった。
「え、遠慮しておきますぅ!」
「あらあら……」
逃げるように階段へと向かうい、途中出会う娼婦たちとはなるべく目を合わせずに四階まで上った。
しかし、ちらりと見たマーメイドの店内は、客がいないせいかうっかり欠伸をするのを見られて苦笑いする娼婦や、
仲が良いのか三人ほど集まって談笑している年若い者同士の娼婦たちなど、様々な娼婦たちが建物の中でそれぞれの日常を営んでいることがうかがえた。
どうやらここはそれぞれの娼婦に個室があてがわれ、直接彼女らと値段やプレイ内容を交渉するシステムらしい。
締まっているドアは、出勤していないのか、あるいは現在使用中ということなのだろう。
「すぅー……」
フィオナの四○五号室を探す。
道すがら、心なしか一階に比べて娼婦の質が落ちているような印象がした。
そういえば、カイルが言っていた。
売春宿にはヒエラルキーがある、と。
なるほど、わざわざ四階まで上がる客は少ない。つまり、娼婦の部屋番号とは指名率を表しているのだ。
おそらく、新人や質の悪い娼婦は上の階に集められているのだろう。
こちらを見るなり忌々しげにタバコの火を踏み消した中年の娼婦に、彼はそれを確信した。
(四○五号室は突き当たりか……一番悪い立地じゃないか)
彼は角を曲がり、おそらく玄関から最も遠い部屋へと向かった。
「あれ……?」
突き当たりにはブラインドが下ろされた窓がある。
その窓の前に、椅子を置いて座る娼婦がいた。
彼女は半分ほどブラインドを上げ、頬杖をついて外の景色をじっと眺めている。
白く透き通るような肌、ウェーブがかった銀のロングヘア。
椅子に座り、組まれた足は、すらりと長く美しい曲線を描き、その白い肌は純白のガーターベルトで飾り付けられている。
木漏れ日のように差し込んだ日光と合わさって、その姿には神々しささえ感じられた。
今まで彼が見てきたどの女性よりも、綺麗で、そして淫らだった。
「フィオナ……?」
後ろ姿だけでも間違えるはずもない特徴に、彼は思わずその娼婦に声をかけていた。
「はい〜?」
間延びした声で、彼女は振り返った。
やはり、フィオナだった。
首にランジェリーと同じ純白のファーマフラーをかけ、高級感を演出している。
彼の顔を認めると、ややあってパッと表情を輝かせた。
「あらぁ〜! ボウヤ昨日の」
「は、はい」
「私に会いに来てくれたの?」
「う、うん……」
今まで女性に会いに足を運ぶということをした経験のない彼には、どこかこそばゆい会話だった。
「うれしいわぁ〜!」
彼女は立ち上がり、ハイヒールの踵を鳴らしながら彼に歩み寄る。
「ボウヤがこの島に来て、初めてのお客さんよ」
きゅ、と彼女は彼の手を両手で包んだ。
彼女のほのかな香りが、彼には心地よく感じられる。
しかし、じっと潤んだ瞳で見つめられるのには慣れていない。
「ぼ、ボウヤってほどの歳じゃないですけどね」
「んふふ、そうだわ、名前、聞いていい?」
「イヌイです。イヌイ・イヌヤマ」
「……舌噛みそう」
「イヌイでいいですよ。ダメそうならイヌイットって覚えてみてください」
英語圏の人に名前を教えるときの定型文を彼女にも伝える。
「オーケー、じゃあ、イヌイくん……」
彼女が片足を彼の腰に回し、股間を密着させて囁いた。
「今日はどんなプレイをご所望かしらぁ?」
<続く>
次回でやっとエロ突入です
もし早ければ今夜遅くになんとかうpしたいと思います
彼女の柔らかな肉感が全身に絡みついてくる。
特に、腰を当てて密着させた股間では、既に情けなく勃起した彼の怒張と、薄く白い下着一枚の彼女の丘が触れあっていた。
「プ、プレイ……?」
「そぉ、プ・レ・イ」
そこに至って、彼は自分がここに何をしにきたのかをはっきりと意識した。
この女性を、フィオナを買いに来たのだ。
彼女に金を払い、その身体でサービスを受ける。当然のことで、当然ではない行為をするためにやってきたのだ。
しかし、いざどうしたいかを尋ねられると、すぐには答えが出なかった。
それを見て、彼女が赤い唇を舌なめずりした。
「んふふ……ねえ、イヌイさん」
今度は腕を首に回され、完全に抱き合うような形にされた。
その巨大な胸が、彼の胸板に押しつけられ、弾力を与えながら潰れる。
「童貞くん卒業コースってのはどうかしら?」
「うっ!?」
なぜそれを、と彼女を見ると、彼女は苦笑いを浮かべた。
「職業柄分かっちゃうものよぉ? でも安心して、私はそういう人相手にするのも嫌いじゃないの……」
とろけるような声で囁かれ、彼は腰が抜けそうな気持ちになった。
「一通り込みの60分で、USドルで150でどう……?」
「あ……う」
「ど・う?」
股間を指先でなぞられ、もう彼女に何か抗うための理性など彼には残っていなかった。
「わかり、ました……」
「んふふ、じゃあ商談成立よ」
ちゅ、と首筋にキスをする。
そして、そっと彼の頬に両手を添え、うっとりとした表情で言った。
「最高の初体験にしようね」
◇
通された部屋でまず目についたのは大きなダブルベッドだった。
というより、部屋の大半をベッドが占めているのである。
抑えめな照明は、建物の古さを隠すのと、娼婦の身につける下着の色を際だたせる効果を狙っているようだ。
「さ、イヌイさん、服脱いで」
「あの、シャワー、とかは……?」
「イヌイさん、ここ来る前に入ってきたんじゃないの?」
どうしてそんなことまで分かるんだろう、と疑問に思うが、ふと彼女が自分に会ってからした一連のスキンシップを思い出した。
手を握ったのは爪が伸びてないかの確認、身体を密着させたのは身体が清潔かどうかを知るためだったのかもしれない。
(さ、さすがはプロだなぁ……)
そんな人を相手に、自分はどこまで虚勢を張れるのだろうか。
「私は昼前に一度入ったんだけど……気になるなら入ってくるけどぉ〜?」
「い、いえ! いいです、フィオナさん、とってもいい香りがしたし」
「んふふ、ありがとう。じゃ、始めようかしらぁ」
「は、はい……」
女性の前で服を脱ぐことに抵抗感があったが、上着を脱ぐと彼女がそれを受け取り、ハンガーにちゃんとかけてくれた。
既に固くなっている自身のものを見られないよう、一応彼女には背を向けて下は脱ぐことにする。
が、これからすることを考えれば無意味なことに違いなかった。
(こりゃあ童貞ってバレるか……)
自嘲しながらベッドに腰かけ、靴と靴下も脱いで完全に一糸纏わぬ姿になる。
「そこに横になって」
「うん」
こんな広いベッドに全裸で横になるのは新鮮だった。
シーツは綺麗なものだし、これだけでもちょっと開放的な気分になれる。
「わ……」
フィオナがベッドに入ってきた。
仰向けの彼の上に跨るその身体には、ガーターベルト以外何も着けられていない。
その大きな乳房はブラ無しでも一切形を崩さず、挑発するように淡い色の乳首を乗せている。
抑えめの照明に浮かび上がる彼女の裸身は、まるで芸術作品のように整っていた。
その光景は非現実的で、まるで夢の中にいるように錯覚してしまいそうだ。
「触っていいのよぉ……?」
熱っぽい声で彼女は身をかがめ、自分の双乳を彼の鼻先に差し出した。
ぷるん、と彼女の二つの果実が彼の前で揺れる。
彼は恐る恐る、その豊かな実りに手を伸ばした。
「ああん……」
揉みしだく彼女の乳は、指が沈み込むほどの容量を持っていた。
柔らかく、それでいて弾力も十分。
彼は揉むだけでは飽きたらず、頭を起こしてその乳首を口に含んだ。
「あひぃっ!?」
彼女の白磁のように白い身体がビクンと反応した。
彼はその獲物を逃がさないようにしっかりと抱き寄せた。
「ちゅっ……ちゅぷ……ちゅっちゅっ……」
「あぁ……あふ……いいわぁ……」
しばらく彼女は彼のなされるがままだった。
しかし、ややあって徐々に硬度を増して自分の下腹部に押し当てられるものに手を伸ばした。
「ふふ……でも、イヌイさんのも」
「あうっ!?」
「こんなになっちゃってるわぁ……」
すりすりと彼のペニスをさする。
その度に、彼のそれはビクビクと刺激に反応した。
「あはぁ……凄いわ、こんな固いの初めて……」
「うっ……ダメだよ、そんなされたら、で、出ちゃう」
「ああん、まだ出しちゃイヤよぉ!」
彼女はしごきを緩め、彼の頬をぺろりと猫のように舐めた。
そして、奪うように唇を重ね、唾液を交換する。
「んちゅ……くちゅ……んはぁ……」
初めてのキスだが、フィオナが舌を積極的に彼の中へ入れ、そして絡ませあいながら自らの中へも誘ってリードする。
熱く、溶かされそうなキスだ。
意識が朦朧としてくるような快感が彼を襲った。
しかし、彼女は彼が限界を迎える前にすかさず舌を引き抜いた。
「出すならぁ〜……」
彼女が枕元へ手を伸ばす。
「……私の中でドピュドピュしなくちゃ」
彼女の手にはコンドームが一枚握られていた。
ピリリと封を切ると、中身を口にくわえてしまう。
そして、彼の先走りの滲んだペニスの先端へ口を合わせ、器用に被せていった。
「ん〜……ぷはっ」
ニチニチと二三度しごいてゴムをなじませ、挿入の準備を終える。
「じゃあ、いくわよ……?」
「は、はい!」
彼女は腰を浮かせ、彼の男性器を自身の膣口にあてがった。
熱い愛液の感触が、ゴム膜越しにも彼には感じ取れそうだった。
「あ……入ってくわぁ……」
ゆっくりと、彼女が腰を降ろしていく。
熱く、柔らかく、それでいて締め付けるような感覚が敏感な部分を包んでいく。
「うぁぁ……」
根本まで彼女の中へ収まった時、射精してしまわなかったことにまず驚いた。
もし彼女がもう少し素早く挿入していたなら、堰を切ったように彼は果てていたことだろう。
完全に男のことを知り尽くした者だけにできる芸当だった。
「どうかしら……初めての感想は?」
「フィオナの中、あったかい……」
「ふふ……」
彼女はもう一度彼に口づけをした。
今度は、恋人同士がするような確かめ合うキスだ。
「我慢しなくていいからね……」
「はい……」
二人はどちらともなく、両手を互いに合わせて律動を開始した。
「はっ はっ あっ あんっ んっ」
ベッドが軋み、二人の結合部からは粘着質な音が漏れてくる。
小刻みな行為だったが、童貞の乾にとってはそれだけで絶頂を迎えるのには十分だった。
握り合った手に思わず力が入り、天井を仰いで射精感を必死でこらえる。
しかし、もう限界だった。
自分の膣内で膨張する男性器を察知した彼女は、ピストンを早めてそれを受け入れる。
「イクの? イクのね? いいわ、いっぱい出して! 私の中でイッてぇ!」
ガンガンとベッドのスプリングが悲鳴を上げ、それに合わせて彼の尿道を塊となって精液が駆け上ってくる。
「うぁああっ!?」
「あっ あぁぁーーっ!!」
最後の一突きを撃ち込んだ瞬間、彼女が律動を停止した。
刹那の静寂。
いや、正確には絶頂だった。
彼女はその最も深い場所に男をくわえ込み、その射精を受け止めていたのだ。
「………はぅ」
しばらくして、彼女が彼に身を委ねた。
「いっぱい……出たね?」
耳元で囁き、彼女は最後にもう一度膣内に力を入れた。
「あくっ……!?」
痙攣するように最後の一滴が彼女の中にはき出される。
二人はしばらくの間、余韻を楽しんだ。
乾は握り合った彼女の手をじっと見つめていたのだった。
<続く>
とりあえず今回はここまでです……
おー、結構短期間なのに連続投下GJ!
日本の遊郭の格子も良いけど、アパート式ってのもなかなか絵になりそうです。
二回戦も期待してます!
>>501 GJ!
乾君のどきどき初体験っぷりに激しく自己投影したw
さらなる投下に期待&ほしゅ
保守
新作来てたんだな!
GJ!!
しかし書籍は西洋の娼婦についてのものがまだ多いな
高くて手がでないけど
508 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 07:06:00 ID:bTj3ZuFm
娼婦に何度も射精されたい・・・
…ふたなり?
同僚に虐められながらもたくましく生き抜くふたなり娼婦を見たい
と思った
少年に精液を掛けられながらも、逞しく生き抜く娼婦を見たい
>>511 つノーパソ(現代的な意味で)
タイプライター(大正の花街的な意味で)
筆(華のお江戸的な意味で)
とにかく書け!!
「こ、これがアケミさんの…」
――少年は、娼婦をやっていて、たまたま近所に住むアケミさんの爛熟した女の園を見て居る。
あるきっかけが元で、少年を気に入って居るアケミさんが自分の女性自身を少年に披露する事になったのだが、恥じらいも無くニッコリと涼しげな顔で少年を見つめるアケミとは対照的に、少年は、初めて見る「女」に緊張と性的興奮に包まれて居る。
もう40歳にもなる女の爛熟した大人の女の性器
何人もの男達を迎えて来たであろう、熟れて擦り切れてかつては初々しい薄赤色から薄い紫色に変色した完成し、
衰えを見せ始めた性器…、花弁はとっくに大きく開花し、数年と時が経てば、やがて更に老いて瑞々しさを失い、縮んで醜く変色していき、そしてやがては子を成す役目を終えて生殖と無縁になるであろう女の園…
一方は、これから発達の峠に向う途上の精通を迎えたばかりの可愛らしく瑞々しい少年の性器、それを怒張させながら、緊張した面持ちで、衰え始めている爛熟した女の園を見て居る。
女は、少年の様子を見て笑う。
「ふふ…、初めてとは言え、こーんなおばさんのおまんこ何かを熱心にみちゃって…可愛らしい事…こんな使い古したくされまんこのどこがいいのかしら?」
少年は、女の園から釘付けのまま慌てて答える。
「そ、そんな事ありません!」
ゴクリと唾を飲み込みながら、更に続ける。
「こ、こんな綺麗なアケミさんの…あ、あそこを見れるなんて、す、すっごく綺麗でドキドキします!」
「ふふふ…こんなやらしくて醜いあたしのおまんこに?」
「可愛いわね…そんな事言われたら欲しくなっちゃうじゃない…」
彼女は、自分のあそこを人差し指と中指で、クチュッといやらしい湿った音を立てながら開いた。
指で開かれ、爛熟した女の淫臭を放つ淫ら花は、少年の初々しい様に発情し、老いに勝てず、もうすぐ散り初めを迎える女の性器内部から見える陰核と膣穴は、外気に触れて、ヒクヒクと物欲しそうにわななき、淫らな穴から、涎の様に愛液を滴らせ少年を誘う。
かつては沢山の男達を魅惑し、幾本の女を求める陰茎達を迎えたであろう淫蕩なる淫花は、今ではすっかり変色し醜くなりつつあるが、少年にとっては初めてもあり、十分に魅惑的なのだ。
…ここまで書いてみた。
514 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 07:02:59 ID:cHHjSQhx
老いがどうこう言い過ぎじゃね?GJ
とってもいやらしいです。
ぜひ続きを。
熟女スレも覗いている俺のハートにストレート!
是非わっふるわっふる!
ぜひともアケミさんのその使い古したくされまんこで少年の若い性の暴発を受け止めてあげてください。
少年もアケミさんの淫花の奥底に怒張を突き込みまくってあげてください。
お願いします
自分の母親位の年齢のソープ嬢に筆下ろしをして貰う話か、いいぞ、もっとやれ!
凄く好みの設定だ
521 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 08:18:09 ID:C6Vr+RV1
上げてみるか
色気があってイイ
512 :名無しさん@十周年:2009/06/21(日) 04:52:05 ID:Kot8vRcIO
もう亡くなった大正生まれのオイラのばあちゃん、13歳の時に親に売られて満州で売春婦してたそうな。
その時に陸軍の整備兵で好き者やった兵隊さん(オイラのじいちゃん)に「俺の嫁になるなら身請けする」って言って、部隊の工具や備品をパクって売って貯めたお金で身請けして嫁にしたそうな。
(じいちゃんは否定)
終戦迎えて内地に帰って…じいちゃんは小さいながらも某牛乳メーカーの役員まで出世してそこそこ財を作った。
じいちゃん、何歳になっても女好きが治らなかったが、ばあちゃんはいつも「私はじいちゃんがいなかったらボロボロになって死んでたやろうからじいちゃんには何も言えん」って泣きながら笑い飛ばしてた。
しかし、そんなじいちゃんだが、女遊び以外はばあちゃんにむっちゃ尽くしてた。
ばあちゃんが何かのテレビ番組で綺麗な景色見て「いいなぁ…」ってボソッと言ったら、2、3日後にはじいちゃんが「おい!旅行行くぞ!」ってばあちゃんが言ってたところに大名旅行に連れて行ったり…
ばあちゃんが、何気なく肩を自分でトントンしたら、必ずじいちゃんがすぐにばあちゃんの後ろに回って肩叩きしたり…
ばあちゃんの誕生日には必ずウェディングケーキばりのでかいケーキを買ってきて、毎回「こんなでかいの誰が食べるのよ#」ってばあちゃん怒って…
晩年、ばあちゃんが「わたしゃ女郎屋の女でよかった。じゃないとじいちゃんと逢えなかった…」って話をオイラに言った2日後、昼寝したまま綺麗な寝顔のまま永眠したなぁ…
実話?
面白かった
527 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 01:01:44 ID:ZNmCZUIO
浮上
528 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 02:57:29 ID:oeoA69vI
良いシチュ
hosyu
良いスレなのに
久しく和室にも上がっていないし、布団で寝てもいないし…
遊廓とかそういう場所って、全く想像つかないものになってしまった
大正行ってみてえな
最近ゲームのドリームクラブの動画とか見ててこれの風俗版出して欲しいとマジで思うw
明るく楽しくエッチ三昧。
むしろキャバとかが存在する日本の方が少数派
タイでは酒場の女をそのまま二階につれてって買えるし
実体験?
バックシーム入りストッキングを履いている娼婦がたまらないよな
酒場の二階で娼婦とセックスするSSが好きだ
537 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 18:30:34 ID:xYHFgqp3
保守あげ
昼は淑女
夜は娼婦
保守
娼婦といえば真っ赤なルージュ
それを乗せた唇で思い切りオチンチンを咥えこんで欲しい。
喉の奥までストロークして、口の中を犯しつくしたい…。
で、最後にキスして…「自分の精液の味はどうだい」とか返されるんですね。
542 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 11:47:59 ID:X5OlUjR/
素直クールスレのまとめに、花魁モノがあったな。
なかなか完成度が高かった。
なにこの織田作あたりが喜んで見て、家内に「またエログロ書くんですか?」とか言われてそうなスレ
コンビニで立ち読みできるドラマ化記念で丸まる一冊JINがあるけど、
そこに吉原や花魁について触れられてるから手ごろな資料だな
ドイツでエコ促進のため、なんと売春宿が自転車で来た客に割引というのがるので、
それをテーマにできないか?
>>535 こういうのは嫌いですか?
地球の遊び方 - 投稿 読者の海外風俗体験記!
www.asobikata.net/taikenki/index.html
548 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 17:20:53 ID:/N3uzcwE
そう言えば「癒し系ソープ嬢ヒロさん」ってゲームがあるよな
>>548 ソープの雰囲気もそこそこ再現されてるし、リアルになりすぎない程度のエロゲナイズされてる良作だったよ。
ちゃんと声優さんも声あててるし。
若い男娼が夫の留守中にハイクラスの奥様と…
とか考えたけどスレ違いか
それはそれで好きなシチュではあるが…スレにあっているかどうかはわからん
男娼はスレ違いだな。
秋深し、趣味で始めたソープ嬢様の徘徊ショタ童貞キノコ狩り
554 :
書いて見た:2009/11/03(火) 17:45:31 ID:4hz7MZIX
最近、年配の男のペニスばかりの毎日で、黒くてくたびれたペニスや萎びた茶色い亀頭を見るのに飽きたソープ嬢サヤカさん、出て来る精液もちょっとで勢いも無く、薄味過ぎて不満が募る。
玉も縮まってて、プリプリでは無くふやふやで触り応えが無さ過ぎでつまらない。
そんなソープでの毎日に嫌気が差したサヤカ嬢は、近所で仲良くしてくれてる家の子であるケンタ君を誘惑し、若々しいペニスを見る事に性交もとい成功した。
いつもの様に遊びに来たケンタ君の股間にわざとジュースを零して脱がせてしまうと言うありきたりの手だが、年頃のケンタ君は前々から私の胸元や脚をチラ見してたのは分かってたので、
誘惑しつつその気にさせつつだったので、羞恥に嫌がりつつもケンタ君は実に素直に私の思う壺にはまってくれた。
「綺麗…」
外気に晒されたケンタ君のペニスは、白くて細くて綺麗だった。
少し皮かむりだが、出て来て居る亀頭の先は、初々しいピンク色で可愛らしかった。
タマタマもまだ小さくて可愛らしくて思わず撫でて上げたくなるが、我慢して見るだけとする。
勃起した初々しいペニスや未発達な玉袋を見られたケンタ君は顔を真っ赤にして照れて居る。
とっも可愛い…
その可愛い仕草を楽しみつつペニスを摘んで見たり玉袋をくすぐるとケンタ君は可愛く悶えながらペニスをピクピクさせていた。
来年中学に上がるらしいが、まだまだお子様だなとサヤカはおもいながらも、その可愛らしくて初々しいペニスの先端の皮を剥いて亀頭を露にする、痛いのか切ないのかケンタ君は可愛い声を上げる。
テラテラ薄ピンクに光る亀頭は、本当に美味しそうで食べちゃいたくなる。
今までの男達のペニスとはおお違いだ。
年配の男のは大きいが、少年のと比べると美しさの差は違いすぎるのだ。
ケンタ君のペニスを見つめるサヤカは、綺麗な亀頭を弄りながらしゃぶるか扱くかを考えて居た。
A、しゃぶる?
B、優しく扱く?
c イラマチオ
>555に一票
ショタの逆襲もいいがココはお姉さんの優しさを見せておこうぜ
Aで
楽しみ
続き書いてくれないのか?w
ソープっていいよな
巨乳の女の子とのローションプレイが大好物です
おまいらマリーダ・クルスで検索しる
行為の後の気怠さの中だったが、彼にはどこか心地よさを感じる時間にも感じられた。
フィオナが売春婦以前に、女性としてあまり緊張を強いられるような性格をしていないからだろうか。
「はい、バスタオル」
「あ、ありがとう……」
そんなことを考えながらシャワールームを借りて身を清めた後、待っていた彼女にタオルと着てきた服を丁寧に渡された。
「私もシャワーさせてもらうわね?」
「うん、もちろんだよ」
「そこの冷蔵庫に入ってる飲み物、飲んでていいわよぉ」
「あれ、でも……」
「まだ十分間だけプレイ時間残ってるから、サービスするわ」
乾は自分の腕時計を見た。
確かこの部屋に入ってからはもう所定のプレイ時間の一時間を過ぎているはずだ。
(あ、シャワー時間はカウントされてないのか……)
それが彼女からのサービスなのか、そういうシステムなのかは判然としなかった。
しかしせっかくなので、彼女がシャワーを浴びる音をバックに冷蔵庫から一本ジュースを拝借する。
ここのシャワーはそれこそ一人用といった感じで、日本のラブホテルに備わっている二人で入れるような代物ではない。
内装も、正直かなりぼろかった。
場末の安宿を思い起こさせるひび割れたタイルを見つめていると、彼女がこれからここで毎日この劣悪な光景を目にし続けるのかと複雑な気分になる。
「ふう、さっぱりだわぁ」
彼女は下着姿で彼の隣に腰を降ろし、小型の冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出した。
「残り十分は、休憩……」
そう悪戯ぽく笑い、彼女は風呂上がりの上気した唇にペットボトルを口づけた。
それを見るだけでまた劣情がわき上がってきそうだったが、時間はもう残っていない。
彼は残りの十分を少しでも意味あるものにしようかと思案することにした。
「そういえば」
「ん……?」
「どうして窓の外を眺めてたの?」
「ああ、あれねぇ」
彼女はどこか遠い目をした。
「海を見てたの」
「海?」
「そう、あそこからは海が見えるのよ」
ああ、と彼は合点がいく。
彼女がここへやってきたのはまさに昨日の今日といった具合なのだ。
「そっか、まだこの島に来て海に泳ぎにとか行ってないんだね」
「ええ。でもたぶん、しばらくは無理だから、せめて眺めるだけでもって」
「え? どうして? オフの日とかないの?」
言ってから気づいたが、まるでナンパ男が口説き始めているような言葉だった。
彼女はその意味をどうとったか彼には分からない苦笑を浮かべると、世間話のように答えた。
「これから一ヶ月ほどは予定してないのよぉ……」
「えぇ!? それっていいの?」
売春婦に労働関係の法律が適応されるのかは知らないが、どう考えても過労だ。
「んー、でも私の懐事情が原因で無理させてもらってるからぁ〜」
「そんなお金困ってるんですか?」
「旅費とか引越代とか結構かかっちゃったのよぉ。それに馴染みの客がいない内は顔覚えてもらわないとぉ」
乾は意外な思いだった。
しかし、考えてみれば売春婦は道徳的な面を抜きにすれば完全な接客業であり、
新規参入者が軌道に乗ることの苦労もまた同じなのだろう。
むしろ、宣伝が公にできないのを差し引くとむしろこちらの方が不利であるともいえる。
彼女自身、少し考えたくない日程だったのか、その表情には微かな陰りが見えた。
それがあるいは、客の同情を引く作戦なのか、乾には分からなかったが。
ただ、事実だとすれば気の毒としか言い様がない。
「あはは、まあ新生活ってのはいつだって大変よねぇ〜」
そう彼女が取り繕うように言った時だった。
無機質な電子音が小さく部屋に鳴ったのだ。
それがプレイ時間を計っていた時計であるのは素人の彼にもすぐ理解できた。
「あらぁ、ごめんなさい、五分前だわぁ」
フィオナは申し訳なさそうにそう言うと、欧米の女性にしては珍しい少し促すような視線で料金を求めた。
彼は慌てて財布を取り出すとドル紙幣を彼女へ渡した。
「あの……代金」
「ああん、ごめんなさい、ありがとぉ〜」
彼女は満面の笑みでそれを丁寧に受け取った。
そして、彼の服をハンガーから降ろすと丁寧に彼に渡す。
入り口まで送られ、ドアを開けてくれる。
彼は異性にここまで奉仕されるのは初めてだったし、同時にビジネスのサービス的に扱われるのも初めてだった。
「今日はありがとう。初めてのお客さんがアナタで本当によかったわぁ〜」
そう言うと、彼女は最後にお別れのキスを軽く彼に送る。
「また気が向いたら来てねぇ〜、私はしばらくはここにいるからぁ」
「う、うん」
彼は笑顔で手を振って見送ってくれるフィオナの姿に気恥ずかしさを感じながらも、
けして悪い気はしなかった。
◇
「気ぃつけろよ、貢がされないようにな!?」
「あ、はは……」
翌日、会社のクルーザーのエンジンの点検がてらに寄ったカナカ・マオリ≠ナ、
カイルに昨日のことをほんの少しだけだったが口を滑らせてしまったのが運の尽きだった。
結局、冷えたコーラがぬるくなるまで説明させられ、乾はげんなりとするよりなかった。
しかし、カイルの言うことももっともだった。
自分のような経験の浅い男など、フィオナのような本職¢且閧ノは子供も同然だろう。
それに、外国にいる日本人の常識として、ボッタクリ共にとって人の良い日本人など良い金ヅルである。
用心するに越したことはない。
「でもまあ、まだ一回だけだし、連絡先もお互い教えてないしさ……」
乾の言葉に、カイルはオーストラリア訛りの英語で唸った。
「まあそうだがよ……しかしヤンキーのHOOがこんな辺鄙な島まで来るなんて、そりゃ何かワケありなんだろうな」
聞き慣れない単語に、乾は思わず聞き返す。
「HOO(フゥ)≠チて?」
「ああ、HOOKER(フッカー)の略でな、いわゆる売春婦って意味のスラングさ。」
乾は今座っているグロサリーの軒下から見える太平洋の水平線を見やり、ふと思った。
(遠い海から来たHOO≠ゥ……)
この島には昔から様々な境遇の人々がやってきていた。
大航海時代の船乗り、海賊、流刑者に奴隷商人、
時代が下れば公国として貴族が住むようになり、国としての形が出来、
やがて起きた第二次世界大戦では乾の母国日本の軍隊が占領していた。
この穏やかな風の吹く島に、多くの人々がそれぞれの立場や運命に翻弄されてここへ来たのだ。
好むと好まざるとは関係なく。
彼女は、どっちなのだろう……?
乾はそれが気になった。
「しかしまあ、その女、ベガスにいたってのは納得だな」
「どうして?」
彼女のことに、思わず彼は聞き返していた。
カイルはクーラーボックスから冷えたビールを取り出すと、タブを起こしながら語った。
「日本人のイヌイは知らないだろうがな、アメリカで売春が合法化されてるのはラスベガスのあるネバダ州だけなんだよ」
「そう……なの?」
自由の国アメリカのイメージだと、そこまで厳しいとは想像できなかった。
「まあ、問題は合法かどうかじゃない、そのフィオナちゃんとやらが公営売春宿の出身かどうかだな」
「普通の売春宿とは何か違いがあるわけ?」
「大ありさ。公営売春宿はちゃんと審査があるからな。
性病検査だけじゃなく、犯罪歴や薬物反応検査、マフィアの友人がいないか……
だから、そこの売春婦はアメリカじゃあ一番安全だって言われてる」
乾は「へぇ」と相槌を打ちながらそれを聞いた。
「しかしな、当然公営売春宿なんざで需要の全てを賄ってるわけじゃねえから、ほとんどの売春婦は非合法の存在さ。
その娘、たぶん何かあってこの島に流れてきたんじゃねえか?」
「そこまでは、聞いてないけど……」
「公営売春宿みたいな娼婦にとっては安心できる場所捨ててまでこんな島の場末の売春宿に来るかよ」
「そうなの、かな?」
「ああ、悪いこた言わねぇ、その女はこれからしばらく様子見だけにしとけ。そうだ、俺が今度良い女紹介してやるよ!」
「え!? い、いや別にそこまでしてもらわなくても……」
カイルの酒臭い息に、今の彼が自分にとってかなり面倒くさい状態になっているのを理解したときにはもう遅かった。
「なぁんだ、いいのか? じゃあお前も飲め!」
「ぼ、僕は車で来てるから飲めませんってば!?」
彼はそれからしばらくの間、酔ったカイルと悪戦苦闘するハメになったのだった。
<続く>
半年も放置しててすいませんでした
少し余裕ができたんで今週中にまた更新できるようにがんばります
>>569 もう筆を折ったのかと思ってあきらめていたんだがね。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
572 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 12:03:18 ID:zHs/emSL
きたー!
まだかまだかHOO
遊女 レンタル
身請け 買い取り
フィオナを初めて買った日から三日ほどが経っていた。
その日、乾は会社の船を借りて、地元大学の研究のサポートの仕事を請け負っていた。
半ば趣味も兼ねている仕事だった。
このブルースノー島の周辺海域は、まだ解明されていない自然の姿がそのまま残されている。
最近では、世界の様々な場所であの生きた化石であるシーラカンスが発見されるなど、
海は未だに驚きの発見に満ちているのだ。
乾にとっても、新しい発見の助力になれば無上の喜びだった。
(それに、こうしてないとあの事が頭から離れないしなぁ……)
カイルから「貢がされるな」と注意をされたのは分かるが、
フィオナのあの極上の身体と、あの安らぎさえ覚える彼女の笑みを思うと、
ついついまたあの娼館・マーメイドへと足を運んでしまいそうになるのだった。
仕事を取り付けることができたのは幸いだった。
「この近辺は潮の流れが速いですし、サメの狩り場にもなっています。気をつけて行きましょう」
「オーケー、イヌイ、ガイド頼むぜ」
乾の他、数人のダイバーが準備を終えて集合していた。
天気は快晴。海の状況もそこまで悪くはないので、調査にはもってこいのコンディションといえた。
彼らは耐圧水中カメラなどの特殊機材などを手に、次々と海へと身を投じていく。
ボンベを通常より多く携行し、かなりの深度まで潜っていく。
徐々に身体を水圧に慣らしながら潜行していかなければ、潜水病で失明や失神の症状を引き起こしかねない。
経験と訓練を積んだダイバーしかできないダイビングだった。
乾は慎重に仲間たちの姿に気を配りながら海底を目指した。
◇
ボンベを丸々一本使い果たし、予備ボンベに切り替えた頃、海底が見えた。
日光が微かにしか届かない深海なので、ライトを点灯して周囲を観察する。
シーラカンスを含む深海生物や、海底環境の調査が目的だ。
乾も初めてこの海域の海底をじっくりと調べる機会なので、
ライトを手に海底を探ってみる。
いわゆる南国のイメージである色とりどりの珊瑚礁は、日光が届く範囲にしか生息していないので、
今目の前に広がる光景は荒涼とした岩礁だった。
岩の隙間などにシーラカンスが潜んでいることが多いので、それ目当てに覗きこんでみる。
(ん……?)
乾は違和感を感じた。
岩の裂け目の奥に、深海にあるはずのない木製の破片を発見したのだ。
(なんでこんな所に木の切れ端が沈んでるんだろう?)
彼はそっと手を伸ばした。
◇
次の日、彼は街の古美術商の店を訪れていた。
狭いがよく整えられ、年季の入った物特有の高級感を漂わせる店内に、
乾と店主の老人がカウンターを挟んで座っていた。
「どうです? いつの時代の物か分かりますか?」
乾は勢い込んで尋ねる。
彼の問いに、無愛想に店主は虫眼鏡を置いた。
店主のしわがれた手には、彼が昨日、深海から持ち帰った『金貨』が光り輝いている。
「資料を調べてみれば正確な時代まで分かるじゃろうが、おそらくあの大海賊一つ眼のロイドが奪った物の一つじゃろうな」
「ほ、本当ですか!?」
歴史の教科書に載っている伝説の海賊の名に、乾は言い様のない高揚感に襲われた。
自分が深海から持ち帰ったこの金貨は、数百年前に海賊たちが戦利品として手にしたであろう財宝なのだ。
外国人が日本の侍や忍者にやたらと好意的なのと同様に、彼も海賊といったロマン溢れる存在がたまらなく好きだった。
「国立博物館に行きゃよく似たモンが展示してあるわい」
店主は乾の興奮をよそに、電卓を弾いて何か計算している。
「凄いなぁ、この金貨も博物館に行くのかな?」
乾がわざわざここへ足を運んだのは、この古美術商が国の文化財の買取・回収を請け負っているからだった。
彼にとって、財宝は金銭というより、その文化的な価値の方が重要だったのだ。
店主は、そんな欲のなさそうな日本人青年を一瞥し、息を吐くように少しだけ柔らかに笑った。
「さぁな、金含有率はかなり高いから価値があるのは確かじゃが……ほれ」
「え?」
差し出された封筒と書類に、乾は目を丸くした。
「金貨五枚で、買い取り価格五千ドルじゃ。寄付するならその欄にサインを、受け取るならそっちの欄にサインじゃ」
◇
あぶく銭、とはこのことだろう。
乾はスーパーへの買い出しついでだった古美術商からの帰り道を、
ゆっくりと愛車のピックアップトラックで流しながら、もらった金の使い道を考えていた。
当然、若い彼にしてみれば大金である。
会社の船を使用した際のことなので、とりあえず社長にも問い合わせたが、
海での拾得物はサルベージ業務でもない限り個人の物だと言われた。
「どうしたもんかなぁ……」
嬉しくないわけではないが、生来真面目な彼には、どうにもあまり努力せずに金を得ることに抵抗があった。
同時に、その使い道も思い切ることができない。
「って……」
気がつくと、フィオナのいる娼館の近くに来ていた。
まだ少し柄の悪いだけの通りだが、彼は慌てて引き返そうと車をUターンさせる。
運悪く、交差点で信号に捕まった。
「あーあ……」
自制心のなさに嫌になってくる。
信号待ちをしながら、ため息をついて彼は窓の外を眺めた。
建物と建物の合間の暗い路地裏の入り口に、ぽつんと女性の姿が見えた。
銀髪に白磁のように白い肌。
(綺麗な人だな……フィオナみたいだ)
まだストリートガールが目立つ区域ではないこともあって、彼は何となしにフィオナによく似た女性の姿を見つめ続けた。
しかし、見つめていると、その女性がいわゆる売春婦の出で立ちであることに気付く。
南国とはいえ露出の大きい服装に、フェロモンの漂ってきそうな扇情的な口紅。
「あれ、もしかして……?」
そもそもこんな昼間にこんな場所でする事もなく立ちつくしている若い女性がいるわけがない。
彼女がこちらに気付いたらしく、不意に目があった。
「あらぁ?」
アンバーアイが彼の顔を捉える。
ぱっと笑顔が咲いた。
「フィオナさん!?」
「イヌイく〜ん」
カツカツと黒いハイヒールを鳴らしながら、彼女がトラックへやってくる。
彼女は乾が何か言うより先に、滑り込むように助手席のドアを開けて車内に入ってきた。
初めて会った時に嗅いだ、あの甘い香りがした。
「あ、あのちょっと……」
「お待たせお待たせ、じゃあ、行きましょうかぁ! あぁん、ほら、信号青になってるわよぉ?」
一見すると図々しい行為だったが、笑顔のままの彼女にすっかり異を唱える機会を逸した彼は、
信号が青に変わるなりそのまま彼女を乗せて走りだしてしまう。
「うふふ、ごめんなさぁい、イヌイくん」
「どうしたんですかいきなり乗り込んできて?」
「実はねぇ、ほら、バックミラー見てみて」
「え?」
さっきまで止まっていた交差点を確認する。
警察のパトカーが巡回しているのが見えた。
「売春街から出て立ちんぼしてると罰金くらいそうだったのよねぇ」
彼女は苦笑いして、手を合わせて彼に謝意を伝えた。
「どうしてあんな場所に? お店にいればいいんじゃ?」
「それがねぇ、一週間フルではお店に出られないのよぉ」
彼女の説明に、彼はフィオナが一日も休まず客をとっていることを察した。
新生活で大変と前に話していたのを思い出す。
「でも、ストリートはストリートで縄張りってのがあるからぁ……」
「……なるほど」
警察に捕まりそうな場所で立っていたのはそのせいなのか、と彼も納得する。
彼女はそこまでして稼がなければ暮らして行けないのだろうか?
乾は彼女のあっけらかんとした笑みからは、そんな辛そうな生活は想像できなかった。
「あーあ、また場所変えかしらぁ……」
彼女は少ししゅんとした表情を初めて見せた。
「この辺りのこと、詳しいんですか?」
「ううん、まだ来たばかりだし、あっちこっちで追い出されてばっかりだわぁ……」
「そうですか……」
それが嘘が本当かは彼には判別がつかなかった。
だが、彼はどちらかといえば本当そうな気がしていた。
『貢がされるなよ』
カイルの言葉が脳裏を過ぎる。
しかし、今の彼には貢いだところで痛手にならない金があった。
「ねえ、そこで相談なんだけどぉ」
「何ですか?」
いくら鈍感な彼でも、フィオナの次の言葉は大体想像がついた。
「せっかくだしぃ、アタシをまた買ってみない? 店より安くしとくからぁ」
<続く>
大幅に遅れてすいませんでした
>>581 いえいえ。半年待つことに比べれば・・・
盛り上がって参りました
2010年保守
h
「あん、嬉しいわぁ!」
フィオナの『商談』に対して、乾の選択は肯定しかなかった。
この魅惑の香水の香りを感じて、このまま彼女を追い出すようにどこかへ降ろすのは、
よほど淡泊な男か修行僧でもなければ難しいことのように思われた。
仕方がない、彼女の方から乗り込んできたのだから、と、彼は自分自身を必死で納得させる。
だが、心の奥深くでは、再びこの美女と淫らな一時を過ごせることへの期待が膨らんでいた。
「ねぇ……モーテルもいいけど、イヌイくんなら人気がないところとかも知ってるんじゃなぁい?」
車をあてもなく走らせていると、フィオナは乾という『客』に対して、そんな提案をした。
当然、乾は目を丸くした。
彼女はいわゆる青カンをしようというのだ。
蠱惑的に笑う彼女を見れば、まるで淫乱な売春婦がマニアックな趣味を満足させようとしているかのように感じられる。
だが、乾には別の理由があるような気がした。
フィオナの今までの行動を考えるに、もしかして路上売春をしていたことをホテルなどで通報されたくないのかもしれない。
日本でいう、中年親父が女子高生を連れて歩いていたら職質間違いなしなのと似ている。
乾にその手の業界の知識は乏しかったが、そういった目的をメインにする売春専用のラブホテル的な宿屋もあるのだろうが、
新参者のフィオナはその場所を知らないか、あるいは爪弾きにされている可能性がある。
だから、まともな場所では事に及ぶことができないのだ。
「まあ、なくはないですよ」
乾はそういった彼女の背景については気付かないふりをした。
今、自分に求められているのは、客としてのノリの良さだと思ったからだ。
「あ、そうだ」
「え?」
「ありますよ、ちょうどいい人気のない場所」
更に、彼はふとこの機会に彼女を連れて行きたい場所を思いついた。
山道に続く道は少し遠いが、彼は少しアクセルを踏む足に力を込め、車を走らせる。
「ず、随分遠いのねぇ?」
しばらくして舗装されていない、車一台が通るのがやっとの山道へ入ったことに、
フィオナは少し不安げな表情をみせた。
無理もない。土地勘もなく、更に売春婦という職業柄こういった状況は犯罪に巻き込まれそうなイメージがついて回るのだろう。
彼もそれくらいは理解していたので、安心させるように笑顔で応える。
「大丈夫ですよ、この山を越えれば、ちょっと良い場所があるんです」
「良い場所……?」
「まだ海、行ってないんですよね?」
◇
彼女は目の前の広がる光景に、大きく息を吸って叫んでいた。
「すっごっーいっ!」
眼前には太平洋の蒼い空と、その色をそのまま写し取ったかのような海原。
踏む度に楽器のような音を立てる濁りない砂浜。
「どうです、良い場所でしょう?」
彼女の後から車を降りた彼は、彼女の背中にそう言葉をかけた。
「あははっ!」
フィオナは彼の言葉など耳に入っていないかのようにさんさんと砂を踏んで砂浜を駆けていく。
「冷たいわぁ〜!」
途中で砂浜に不釣り合いな黒いハイヒールを脱ぎ去り、ショルダーバッグを投げ捨てると、波打ち際へと飛び込んでいく。
海水に足を浸すと、艶めかしい白い足が跳ねた。
「本当に誰もいないなんて信じられなぁい」
追ってきた乾の姿に、満面の笑みでそう漏らす。
「この辺りはもともと先住民の居留地の一つだったんです。
彼らが別の島に移った後も自然保護区になりましたから、開発の手がまだ入ってないんですよ」
「へぇ〜!」
彼女は両手で海水をすくうと、ちょびりと飲んでみる。
「しょっぱいのねぇ〜」
「当たり前ですよ」
彼女は派手な服装と化粧の中で、純朴な少女のように笑った。
「滅多に人も来ないのぉ? 泳ぎに来る人とか……」
「波がそこまで良いコンディションではないですからサーファーもここは利用しないですし、
保護区なんで漁も禁止されてますからね。ガイドマップにも載ってませんから観光客は来ませんよ」
「そうなのぉ」
彼女は乾が拾っていた靴とバッグを受け取ると、周囲を少し見渡し、車を止めている側の椰子の木の方へと彼を促した。
椰子の木々はさわさわと風に揺れ、静かな南国の情緒を辺りに振りまいていた。
フィオナは椰子の葉の合間から漏れる日の光に目を細める。
「フィオナさん?」
「ここなら涼しいし、人がいないならここでしよっか」
フィオナは妖艶に微笑むと、彼の首に腕を回し、身体を密着させてキスをした。
「くちゅ……」
挨拶のようなキスではなく、性的な興奮を目的にした深い愛撫のキスだった。
フィオナのぬめった舌が、彼の舌を蹂躙する。
乾は一瞬動揺したが、今の自分が何のためにここにいるのかを思い出し、
彼女の淫らな舌を楽しむことにする。
「ん……ちゅっ……あふ……」
潮風の自然な香りの中に、彼女の男を猛らせる香水の香りが混じる。
彼女の柔らかな身体の感触に、彼の股間は既に熱くなりかけていた。
「んー……」
彼女はキスを終えると、彼の首筋に舌を這わせ、シャツをめくって彼の乳首を責めた。
「あ、ああ……」
男性でも、乳首を異性に愛撫されるのは大きな性的快感であることを彼は知る。
首筋を徐々に降りていくフィオナの紅い舌先は、やがて彼の乳首に至り、そこを刺激しながら、
彼女は両手で彼の股間をやんわりとなぞった。
「ふふ、日本人のここってホントに堅いのねぇ」
彼女は躊躇いなくズボンを降ろし、彼の男性器を両手で包み込んだ。
派手なマニキュアに彩られた彼女の指先が、彼のものをしごく。
「う、ああ……」
「イヌイくんの、凄く熱くなってるわぁ」
彼女はその場に跪くと、先走りの出始めた彼のものを口にくわえた。
「くっ!? うう……」
「んっ……んっ……ちゅるっ…んはぁ……」
まるで別の生き物のようにペニスを這い回り、快楽を与える彼女の舌技に、彼は思わず天を仰ぐ。
いつの間にか、彼女は服をはだけ、その豊かな乳房と、自身の雄を受け入れる場所を自ら愛撫していた。
「ああ、フィオナ……」
あまりにもその姿が男の情欲をそそる光景で、彼は一瞬せり上がってきた射精感を抑えるのに必死だった。
「ふふ……」
フィオナは亀頭の怒張からそれを察したのか、口からペニスを開放し、紅潮した顔で微笑んだ。
「このままドピュドピュする? それとも……」
彼女は傍らに置いていた自分のバッグからコンドームを一枚取り出した。
「こっちまでする?」
フィオナは自分の愛液で濡れた指で、コンドームをこれ見よがしに彼に提示した。
◇
彼女は椰子の幹に手をつくと、自身への挿入を許すように大きく足を開いた。
客のいきり立ったペニスには、紫色の避妊具が被せられている。
フィオナは指先で自分への入り口を開き、ペロリと紅い口紅の塗られた唇を舐めた。
「さ、来てぇ……」
男が彼女にのし掛かる。
まるで暴漢に襲われるかのように彼女は背後から深く貫かれた。
「あうぅぅーーーっ!!」
銀髪が乱れ、小さく汗が舞った。
男が彼女の形の良い尻肉へ腰を打ち付ける乾いた音が、静かな砂浜に響く。
「あっ あっ ああぁっ 凄いわぁっ! 凄く堅い!」
「はぁっ! はぁっ!」
乾は快楽に我を忘れ、犬のように腰を振っていた。
突き上げる度に揺れる彼女の乳房を存分に揉みし抱き、汗と香水の混じった彼女のフェロモンを楽しむ。
彼女のラビアからは蜜が溢れ、ゴムとこすれるクチュクチュという卑猥な音を出している。
乾は初めて女性を責める体位を経験し、脳が痺れるような支配感と背徳感を覚えていた。
こうして彼女が自分に身体を許しているのが、愛情ではなく金銭によるものだという事実もそれを加速させる。
「あんっ いいっ いいわぁっ!」
彼女の喘ぐその姿が演技なのか真実なのか、彼にはまるで見分けがつかない。
ただ、それはたまらなく扇情的で、彼の快楽を増幅させる。
元より前戯の段階で暴発寸前だった彼のものは、急速に射精へ向かって昂ぶっていった。
「うぁあああっ!? も、もう出る!」
「ああん出してぇっ! イヌイくんのザーメンいっぱい出してぇ!」
振り返るようにして彼とキスを交わし、最後の時に向かって彼女も激しく膣壁を収縮させる。
その瞬間、彼は限界を迎えた。
「うっ!?」
「あっああっ!!」
がっしりと腰を固定し、膣奥へと先端を押し当てた状態で彼は射精した。
ビクビクと腰が痙攣する度に大量の精液が彼の鈴口から飛び出し、彼女の子宮口を叩く。
コンドームに遮られ、愛のない精子は彼女の子宮へと届くことはない。
それでも、最高の快楽によって彼は今までの人生で最も多くの精を放っていた。
「ああんお腹の中が熱いわぁ……」
彼女は未だに射精の続く中、髪を掻き上げて蠱惑的に彼に微笑んだ。
衝動が終わると、彼は脱力して彼女を抱きしめた。
◇
「はぁ……はぁ……フィオナ……」
しばしの余韻を楽しんだ後、フィオナともう一度唇を重ねる。
そしてゆっくりとペニスを彼女の中から抜こうとすると、フィオナがにやりと笑った。
「それ!」
キュッと彼女が下腹部に力を入れると、膣壁が油断していた射精後の敏感なペニスを締め上げた。
「はうっ!?」
その瞬間、敏感な状態だったものがビクンと跳ねる。
もう出し尽くしたと思っていた精液が、少量だが絞り出された。
彼女は悪戯っぽく笑い、小さく「サービスよ」と言った。
男以上に男のツボを知っているのは流石といったところか。
そんなことを考えながら、やっとのことでペニスを抜くと、
彼女は先端にだらしなく垂れている使用済みコンドームを外し、中身を確認した。
「ふふ、いっぱい出たわねぇ……。どうだったかしらぁ? アタシのテクニック」
「は、はは、完敗だよ……」
まさにその通りの感想だった。
セックスがこんなにも気持ちの良いものだったのかと今更ながらに気付いたくらいの快楽だった。
「じゃあ……一つだけお願いしていいかしらぁ?」
「何をです?」
「……海で、ちょっと泳いできていいかしら?」
「え? ああ、どうぞどうぞ。別に急いではいませんし」
「本当? ありがとぉイヌイくん!」
ちゅっ、と彼の頬にキスをすると、彼女ははだけた状態だった衣服を全て脱ぎ去る。
「わ、ちょ、ちょっとフィオナさん!?」
「誰もいないんでしょう? あ、もしまたしたくなったら言って頂戴ね? じゃ、ちょっと行ってくるわぁ!」
一糸纏わないフィオナが椰子の木陰を出て行く。
それまで淫らな行為に耽っていた彼女とはまるで別人のようだった。
しかし、その白い肌が太陽に照らされ、海へと飛び込んでいく姿は、なぜか彼にはとても眩しく見えた。
「綺麗だな……」
彼は思わずそう呟く。
そして、足下を見た。
愛液を拭き取ったティッシュと、使用済みのコンドームだけが、彼女との行為が夢ではないことを教えてくれた。
<続く?>
なんとか1月中に一回更新できました……って気付いたら2月だ
593 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 07:22:56 ID:qpkhYLo4
>>592 GJ!素晴らしい作品だったよ
フィオナ、色っぽいよ
オイラも娼婦と少年をモチーフに作品を考えているけど
中々「これはいい!」という作品が思い浮かばない・・・
しかも、アクセス規制中・・・
>>592 「続く?」じゃねぇよ!!
フィオナさんの為にも続かねぇと駄目なんだよ!!
待ってるからな!!
続いて!
一人だけズルイ
チョコレート風呂でプレイ。
娼婦のお姉さんに恋をした未成年の男の子の話しをだな。
600 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 21:20:48 ID:fNsMIRYj
君が書くんだな。
俺のフィオナさんはどうした
微エロ 2レス 「小夜子」
「君の奥さん、火曜の午後に若い男と歩いてたぜ、気をつけな」と同僚に言われた。
余計なお世話もあったものだ。妻が男をとっかえひっかえしているのは知っている。
気づかないふりをしていたものを、他人から言われたら気にしなくてはならなくなる。
帰ってから、妻の笑顔を眺めたが、何の感情もわかなくて、夕食のコロッケが旨い。
夜半、ひさしぶりに妻のふとんにもぐり込むと、しなやかな腕にふっ、とつつまれた。
しかし、やっぱりと言うべきか、寝つけない…… 外套をはおって、家を抜けだした。
残雪に凍りついた道で、流しの円タクをつかまえ、乗りつけた先は…… 玉の井だ。
玉の井は亭主持ちの女郎の多いところだが、若い娘の肌が恋しい感じだったので、
旧道のほうまでいったら、お稲荷さんの前に、銀杏返しに結った別嬪が座っていた。
元禄の昔には、苦界に落ちても色好み、という女がいたそうだが、そんな風だった。
腕の内側で、じきに赤みのさすのがわかり、すそを蹴った太股がからみついてくる。
「大昔、どこかで会った気がするね」と言ったら、童女のように首をかしげてみせた。
時は流れ、十年後…… 北支事変のはじまった年、二等兵で大陸にひっぱられた。
広大な戦場を、転戦につぐ転戦で、武漢三鎮が陥落してから、ようやく一息ついた。
酒保やピー屋は許可に手間どったらしく、漢口にできたのは翌年の、梅の匂うころ、
赤いレンガのお屋敷に、ぶらりと出かけてみると、丸髷に結った別嬪が座っていた。
アンペラに横たわって、なでようとした手首をつねられたのが、内地のようで楽しい。
胸の間に顔をうずめ、腰のほうに探っていけば、「本当はダメなのよ」と女は笑って、
邪険にされないのをいいことに、指を少し入れてみたら、指が玉の井を覚えていた。
敗戦から、二年…… 復員後は、家の残骸をかたづけて、防空壕で雨をしのいだ。
蝉の声に追いたてられ、炎天下をぶらついて、日が暮れるころ、有楽町に着いた。
アメリカ兵のオンリーの多い街だが、不見転でくる女もいて、ふいに声をかけられ、
肩ごしにふり返ったら、路地裏の灯に、髪をパーマネントにした別嬪が笑っていた。
兵隊にでも習ったのか、口をつけてきて、唇を輪っかのように下ろしたかと思えば、
前にひきあげて、赤い舌を伸ばし、上目づかいに見つめてくるので、肩をさすって、
「元気な姿が見られて、うれしいよ」と言ったら、童女のように首をかしげてみせた。
売防法の、一年前…… 目端の利く連中は、看板を「トルコ風呂」に換えはじめた。
トルコ風呂といえば、上海帰りの海軍さんがやっていた東京温泉が有名だったが、
女のサービスがあるわけでなし、それにくらべて、新宿は本来と変わらないそうで、
世人の評判に惹かれて、あがってみたら、頭にタオルを巻いた別嬪が座っていた。
木枯らしに追われた体に、スチームが温かく、ベッドで女の指を味わいはじめたら、
なるほど、じきに赤線と同じになったが、「いつか指先だけになるわ」と女は言って、
悟ったような物云いと、人懐っこい笑いかたは、まったく変わっていないようだった。
源氏名をきいてみたら、「小夜子」というのだそうで、どこかで聞き覚えがあったが、
しかし、有楽町や漢口、玉の井のころに、同じ名前で出ていたとは思えないし……
――――目が覚めると、妻の姿は見えず、バスルームから、シャワーの音がする。
ふとんから出て、キッチンに入ると、残りもののコロッケにラップがかけられていて、
結婚してから、十年一日のごとくに変わらない、土曜の朝のしなびた感じがあった。
コーヒーを淹れていると、洗い髪の妻が寄ってきて、「冷たいのが欲しい」とねだる。
「夜に、君のおばあさんに会ったよ」と言ったら、童女のように首をかしげてみせた。
以上、失礼しました。
GJ
オツでした〜
自分は洋物は苦手なんで、
久しぶりでうれしい ありがとう
おお、すごく雰囲気が良いSSだ。
なにか幻燈を見るような…GJ
それと、こんなに字数の揃ったSSはこの板で初めて見たわw
すげー綺麗だ
>>605 オサレSSキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
610 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 15:08:25 ID:EREbj365
何この文字数、すげぇw
保守
娼婦のお姉さんに惚れてしまった未成年の男の子が、
「僕のホワイトチョコを膣内に受け取って下さい!!」というSSをだな。
江戸時代スレに良い作品投下されてたよ
保守
この時期だと…新歓とか何とかで、先輩に連れてかれた風俗でって感じか
娼婦のお姉さんっていうと…仕事と恋愛は別物って考えて
男女の関係をすっぱり分けてる感じがする。
粗野な男「お、昨日のネーチャンじゃねぇか…せっかくだから付き合えよ、またアンアン叫ばしてやるぜ」
娼婦の女「今日は久しぶりのオフなんだから自由なんだけどね、
あんたみたいのとは付き合いたくは無いわね」
粗野な男「(カチーン)どーせてめぇみたいな女、金だしゃ誰とでも寝るんだろ…」
娼婦の女「だったら金出して、そのチンチンだしなよ…ここでみんなの見てる前でやってあげるよ」
周囲の男「ひゅーひゅー」
周囲の老人「後20若かったら挑戦しとったかものぉ」
周囲の女「お姉さま格好良い」
娼婦の女「さあどうするんだい?何かいみんなの見てる前じゃ恥ずかしくてナニが縮こまっちゃったのかい」
粗野な男「覚えてやがれー」
娼婦の女「残念ながら、あんたみたいな男は幾らでも居るんでね、覚えてらんないよ」
オフシーズンとはいえ、会社に仕事がないわけではなかった。
いや、正確には仕事がないと経営が危ういので、何かしらの仕事はせねばならない。
スローライフの島とはいえ、生活というものを営むのに努力と苦労がつきものなのは日本と変わりはなかった。
「サルベージ業ですか?」
乾が聞き返した。
ここは都市の外れに位置する観光用の港にほど近い、こじんまりとした古い酒蔵を改築した事務所。
リサイクルショップで購入した年季の入った木製デスクで、午前中の事務仕事をしていたところだ。
社長の利根 真一郎が気乗りしない様子で応じる。
「ああ、まあな。俺としてはそんな副業的なことはしたくないんだが……」
社長の机の上には、アヌエヌエ公国の国立大学や文化庁などの公機関からの書類が積まれていた。
乾はそれが先日のシーラカンス調査の際に見つけた金貨などと関係があることに気付いていた。
古来からこの島の近海には難破船や、先住民たちの遺跡、更には眉唾ものの海賊の隠した財宝話などがある。
国としては、貴重な文化遺産や金銀の類を国外へ流出させないためにも、
その回収活動を行いたいという話は前々から持ち上がっていたのだ。
むしろ、その話が直々に回ってきたのは、信用するに値する企業として見られている証拠であり、喜ぶべきことといえた。
「副業じゃないですよ、多角化経営と考えればいいんじゃないですか?」
社長は「ううむ」と年齢不相応に逞しい腕を組んで唸った。
彼が海上自衛隊のフロッグマン上がりだけあって、あまり浮ついたことが好きでないことは乾も承知している。
『宝探し』という博打的な要素の強い仕事で会社の経営やブランドイメージを傾けたくないと思っているのだろう。
「何でしたら、僕一人でやってもいいですよ」
「この間言ってた金貨みたいにか?」
「通常業務に支障がない程度にですが」
「……ふうむ、しかしなぁ」
と、なおも逡巡を見せる社長の前に、麦茶の入ったコップが置かれた。
「鈍いわねアナタ。乾くんはお小遣い稼ぎがしたいって言ってるのよ」
「む」
会話に割って入ったのは、ベリィショートの髪をした妙齢の女性。社長の妻の舞子だった。
社長が思わず押し黙る。
社長の妻というだけでなく、この会社のブレーンとも言える立場にある彼女の発言力はなかなか侮れないものがあった。
このサルベージの仕事を取ってきたのも彼女であることは想像に難くなかった。
「い、いえそんな小遣い稼ぎだなんて……」
「いいのよ、遠慮しなくて。まともなボーナスもなしに働かせちゃってるんだもの」
舞子は乾に少し申し訳なさそうな表情で麦茶を渡した。
乾は特に浪費家ではないので、ボーナスなしでも物価がそこそこに安く、
自炊すれば食費もほとんどかからないこの島では不自由はしていなかった。
だが、それでもやはり贅沢ができない給与水準でないのは確かだった。
あの金貨の臨時収入がなければ、フィオナを抱くこともできなかっただろう。
と、そこまで考えて、それまでの彼なら想像もしなかった考えがふと思い浮かぶ。
(そうだ……少しでも稼げればもっと彼女の所に通うことも……?)
からん、と麦茶の氷が溶ける音で彼は我に返った。
社長が大きくため息をついた。
「……あまり俺から力を貸したりはしないが、やってみるか?」
「は、はい。是非」
ただの生真面目さからくる返事ではないことを気付かれていないか、彼は不安だった。
◇
夜の帳が降りることで、昼よりも一層華やかに輝く場所。
売春宿マーメイド≠フ門を、彼はくぐっていた。
少し顔を覚えられたのか、一階の売春婦の数人が「ハァイ」と挨拶してくれる。
中には安くしておくわよ、と誘いをかけてくれる者もいるが、彼の足は自然と最上階へと向かっていた。
「あぁんイヌイくん、また来てくれたのね!」
今日はフィオナが宿にいる日だった。
あの砂浜の帰りに、紙の切れ端に急いで彼女が勤務日程を書いて渡してくれたのだ。
(常連、って思ってくれてるのかな……?)
「さ、入って」
今まではドアの前で金額交渉などをしていたはずだが、ここのところすんなりと部屋へ通してくれるようになった。
彼女は彼を信頼しているのか、プレイに至ることを前提に部屋へ通しているようだった。
金払いの良い客、と思っているのだろうかと彼は少し複雑な気持ちになる。
だが、同時に何かしら特別視されるのは悪くはない気もする。
「今日は仕事帰りなのぉ?」
私服ではなくその日はスーツ姿だったため、隣に腰掛ける彼女が尋ねてくる。
スーツなのは文化財のサルベージ業を請け負うための書類提出などのためにあちこち官公庁を回ってきたからだった。
慣れない堅苦しい雰囲気の仕事がしばらく続いているためか、気分転換がしたくて彼女を訪ねてしまった。
金貨を換金して得た金はかなり余裕があるので、フィオナに多少通ったところでしばらくは大丈夫だったせいもある。
「うん、まあね」
「うふふ、お疲れ様」
頬にキスされる。
甘い彼女の香りが心地良い。
仕事疲れが吹き飛ぶような気がした。
「今日はどうしよっか?」
◇
「ア……アア……」
薄暗い照明の室内で、互いに裸になって身を寄せ合う。
彼女の裸体は、暗い中でもなお、その銀髪と共に白く浮かび上がっているように見えた。
二つの膨らみを揉みながら、舌で彼女の首筋を舐める。
片手を彼女の下腹部へ伸ばし、その秘部を入念に刺激していく。
受け身ばかりではなく、最近ではこうして彼女を愛撫できる程度には彼も性技を覚えてきていた。
元々、手先は器用な方だったせいもある。
彼女の股間からぬめったラブジュースが漏れてくるのを確認できた。
売春婦を抱くことにそんな手間をかけるのは彼らしいともいえた。
「あ……いぃ……入ってくるぅ……」
慎重に指を入れると、彼女が潤んだ瞳で彼を見つめた。
整った顔に濃いめの化粧。男の情欲をそそるためだけに特化した姿だ。
男に媚びた表情で熱い吐息をつく彼女に、彼の興奮は徐々に高まっていく。
「ああ、フィオナさん」
「ん……ちゅ」
彼女の上に覆い被さると、唇を重ねて舌を侵入させる。
互いに舌を絡ませあいながら、指は彼女の膣内を愛撫し続ける。
愛撫は男性側に直接的な快楽は少ないが、フィオナが相手なら苦になどならない。
濃密に絡み合うだけで、情欲以外も満たされるような気がした。
春を売る女……売春婦を一時の恋人と考えるなら、これくらいは許されてもいいはずだ、と彼は思った。
「はぁ……はぁ……ね、ねえ、そろそろ欲しいわぁ……」
入念に彼女を愛撫し、十分に彼女の秘所に潤いが出た頃、
彼女はいやらしく男のものを手にすると、誘うように両手でしごきながら促した。
「お……おぉ」
「アハァン! やっぱりイヌイくんのペニス、とっても堅いわぁ……」
単に両手で包み込んでしごいているのではなく、
強弱を巧みに使い分けた手コキに声を漏らしてしまう。
「だからコレもとっても着けやすいのよねぇ」
フィオナは十分に彼のものを勃起させたのを確認し、
枕元から手早くコンドームを取り出し、片手で男のものをシゴき続けながら、
コンドームを口にくわえると片手だけで封を切って中身を取り出した。
乾は彼女が装着しやすいように腰を差し出す。
「アン、ありがとぉ」
彼女はそのネイルアートの入った扇情的な指先のどこにそんな器用さがあったのか、
という正確さでゴム膜を彼のものに被せてしまう。
「さ……きて……」
フィオナは紅い唇をぺろりと舌なめずりし、彼を自身の中へと誘った。
◇
薄暗い室内に、激しくベッドが軋む音が響いている。
二人の若い男女がそこで交わっていた。
しっとりと汗をその白い肌に浮かび上がらせ、組み敷かれるように女が責められている。
フィオナはより密着感を求めて彼を抱き寄せ、その肉感的な脚を腰に絡ませる。
乾が麻薬のように心地良い彼女の肉体の感触に、遂に限界を迎えた。
「うっ!!」
「あぅんっ!」
彼は爆発するような快楽を下半身に感じる。
フィオナの膣奥へ向け、腰を痙攣させるように精を放つ。
彼女を抱きしめ、ぶちまけるというより、注ぎ込むといった感じの絶頂を味わった。
温かな精液の感触に彼女の膣内が反応するのも収まり、互いに身体を弛緩させる。
「はぁ……はぁ……う……」
絶頂後の敏感になったペニスと、男性を放すまいとする彼女の膣壁を遊ばせながら、
今回もコンドームの先端が満タンになるほどの量が出たはずだと彼は思う。
正常位のオーソドックな行為だったが、彼にはとても満足のいくものだった。
「んー……くちゅ」
なぜなら、この体位なら射精後に彼女とキスがしやすい。
こうして事後に甘く唇を交わすのは、それが擬似的な感覚であろうとも、
彼女がまるで恋人のような気がして好きだったのだ。
「ふふ……イヌイ君、汗びっしょり」
「あ、ご、ごめん。気持ち悪かった?」
「そんなことないわぁ。でも、なんだか頑張ってもらっちゃって申し訳なくって……」
「あはは、ちょっと調子に乗っちゃったよ」
彼は多少高くなるのは承知で、いつも長めに時間をとっていた。
そうしないと、こんなピロートークはできない。
単に欲望を吐き出すだけでは、なぜか満足できないでいた。
それが、客として迷惑極まりない感情であることも頭では分かっていた。
そう、金で身体を交わしているだけの彼女に、惹かれているということを……
「また来てね、約束よ!」
「う、うん」
フィオナの笑みに見送られ、その夜は複雑ながらも、
どこか満ち足りた気持ちで帰途につくことができた。
◇
彼はその週はひたすらに営業に追われた。
外国とはいえ、お役所相手だとあちこちをたらい回しにされるのは日本と変わらないらしかった。
粘り強く、時としてはやや強引にアポイントメントを取り、関係各所へと働きかける。
「分かりました。それでは、契約成立ということで」
「ありがとうございます!」
そして週末、努力の成果もあってか、かなり良い結果を得ることができた。
海底に眠る歴史遺産のサルベージ業務の権利獲得である。
「ではそちらの書類をよく読んで作業に当たってください。
なお、サルベージ品の審査に関してはその規定を厳守して頂きますので……」
いくらか譲歩せねばならない点もあったが、零細企業としては上々といえた。
会社事務所へ戻って報告すると、社長が少し複雑そうな顔で喜び、その妻は諸手を挙げて彼を褒め称えた。
「観光客がしばらく入ってない日が続くわ。来週早速試しに海域調査をしてみましょう」
「はい! 僕も大学なんかで文化財が沈んでいそうば場所を調べてみます」
「……経費、ほどほどにしてくれよ?」
にわかに会社が活気づいてきていた。
◇
会社でしばらく残業した後はすっかり夜になっていた。
週末の夜、調べ物もあるものの、明日は一応休みだ。
そういえば、今日はフィオナはどうしているだろう、
と彼は愛車のピックアップトラックを転がしながら不意に思った。
確か今日は娼館・マーメイドではなく、路地で立ちんぼをしているはずだ。
自分の仕事が上手くいった反面、彼女のあまり順調とはいえなさそうな生活が気にかかる。
営業スマイルかもしれないが、あの笑顔が曇るようなことになって欲しくない。
「あらぁ! イヌイ君、アタシの日程覚えててくれたのぉ?」
「ああ、まあね……」
だが、自分が彼女にできる最大の思いやりは、結局彼女を買う≠アとでしかないのが悔しかった。
「ね、今日はもう遅いし、どこかしっぽりとイケそうな所に連れていってくれないかしらぁ?」
助手席に座る彼女。
太股の露わな際どいスリットの入ったミニスカートがいやらしい。
「りょーかい」
彼は努めて気の良い常連客≠装った。
結局、それが彼女のためだと思ったからだ。
金を渡す限り、彼女は自分に身体まで許してくれる恋人になってくれるのだ。
それ以上、何を望むというのか。
詭弁だったが、そう納得するしかなかった。車を運転しながら、彼はそんなことを考えた。
皮肉にも、ラジオでは週末の恋人たちを歌ったラブソングが流れていた。
ふと、助手席が随分静かなことに気づいた。
「フィオナさん?」
「すぅ……すぅ……」
車に乗って座ってそう時間は経っていないはずだったが、
彼女はまるで安心したかのように寝息を立てていた。
彼はその寝顔の無防備さに目を見張った。
まだ町中の明かりがある。
ネオンの光にうっすらと照らされる彼女の顔は、はっとするほど美しかった。
男に媚びた表情を常に浮かべている彼女を見慣れていたからだろうか。
素の彼女を垣間見た気がして、自分自身意味も分からず胸が高鳴った。
「綺麗だ……」
「っ! え?」
日本語で呟いた瞬間、彼女が目を覚ました。
聞き慣れない言葉に、彼女の耳が反応したのだろうか。
「あ、あらぁ……ごめんなさいちょっと疲れてたみたいで」
彼女は居眠りしたことで客の気分を害したのかと焦ったようだ。
と、
ぐー
「あっ!? 嫌っ!」
車内に空腹のサインが大きく響いた。
他でもない、臍だしのチューブトップの下にある、適度に締まった彼女のお腹からである。
「夕食まだだったんですか?」
「あはは……最近ちょっとダイエットしてて」
嘘だ、と彼といえども分かった。
彼女はこんなになるまで身体を酷使し、更には食費まで削っているのだ。
「……僕も夕食まだだったんです。安くておいしい店、知ってるんで、先にそこへ行ってもいいですか?」
「え……」
彼女がそのアンバーカラーの目を丸くする中、彼はハンドルを切っていた。
<続く>
だいたい完結まで話は考えてるんですがなかなか筆が進まないものでして……
次回は色々娼婦ならではなシチュを詰め込みたいです
>>626 GJ
完結までのロードマップができているのならば安心。
天候不順の中、ピュアな気持ちで待つ、むしろ全裸で。
629 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/19(月) 19:25:58 ID:esrprEw0
やっぱ最高すなぁ。
続き、楽しみに待ってます!
>>618-625 GJ!!
フィオナさんが食事の誘いに驚いて、ラブラブな展開が
始まりそうなところで次回に引っ張るとかwwwwwwww
631 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 06:53:56 ID:tW7sfjLM
保守しますよ。
全裸で待つ
ほす
同人誌即売会で、古代の娼婦本があったから買ってみた
完成度が高くて、創作意欲が逆になえた
どういう内容の本だったの?
しかしそんなマニアックな本出してるサークルあるのか……
アヌエヌエ公国の本島であるここブルースノー島は、
都内でも近年の観光開発で発展している場所とそうでない場所の落差が激しい。
同時に、地元民しか知らない下町的な風情ある店も多く存在した。
彼がフィオナを連れて入った店は、そんな店の一つである古いステーキハウスだった。
アメリカ人である彼女には馴染み深い料理だし、また安く、ボリュームも凄い。
トレーラーを改造した西部開拓時代調の店構えに、フィオナも故郷を思い出したのか目を丸くしていた。
「へいらっしゃい! 何にしやすか?」
陽気なカントリーミュージックが流れ、
デカデカと南軍旗が掲げられた男らしい店内の作りはいかにもアメリカンだが、
店長の堂々とした口髭もそれに劣らず男らしい。
彼の南部訛りがおかしかったのか懐かしかったのか、フィオナが乾を見て笑みを浮かべる。
失礼とも思える行為かもしれなかったが、店長はにっこりとして気分を損ねた様子はない。
若い女性なら多少のことは気にしないのだろう。
以前、ちらりと聞いた噂では、店長はベトナム帰還兵ではないか、と言われていたが、
無骨ながらも愛想は良いので暗いイメージは受けない。
自分の勤める会社の社長同様、さすがは軍隊上がりといったところだろうか。
「ここのお勧めってなぁに?」
席に着くと、メニューを一瞥してフィオナが尋ねてくる。
彼は手短に答えた。
「肉の好みよりますけど、僕はヒレステーキセットがおいしいと思いましたね」
ヒレは牛の肉の中でも最も柔らかいこともあり、
豪快なアメリカンステーキでも日本人好みの味をしていた。
「じゃぁ、それでぇ」
「ご注文お決まりですかい?」
店長がその初老のものとは思えない筋骨隆々の体躯を揺らしながらやってくる。
だが口髭の下から発せられる重低音は、不思議と威圧的には聞こえない。
この店が長年親しまれている理由が垣間見える気がした。
乾とフィオナはそれぞれ焼き方まで指定して注文を終えた。
店長が厨房に戻ると、肉を焼く香ばしい良い匂いが漂ってくる。
「そういえば柔らかい肉好きなんですか?」
「ええ、そうなのよぉ」
一瞬、自分に合わせたのかと邪推したが、
いくらフィオナでもそんな気遣いをするほど細かくはないだろう。
フィオナは彼の心配を見抜いたのか、その紅い唇を妖艶にペロリと一舐めした。
「ふふ、男の人のアソコは堅いのが好みダ・ケ・ド」
「もう、食事前に!」
「あはは」
乾は平静を装っていたが、冗談とはいえ彼女のその表情は男の情欲を酷くくすぐった。
「そうそう、おごってもらっちゃっていいのぉ?」
「ここは安いですから遠慮しなくていいですよ」
こうしてフィオナとあまり時間を気にせず談笑するのは初めてのことだった。
それだけでも新鮮な気持ちになれる。
「ダイエット中にはちょっと高カロリーですけどね」
「あはは」
フィオナが苦笑する。
そして、ウェーブがかった銀髪を指先で弄びながら、少し伏せった目でぽつりと呟いた。
「ありがとうね……色々と良くしてくれて」
営業的な口調ではない、素の彼女の言葉だった。少なくとも、彼にはそう聞こえた。
彼は若干戸惑いを覚えながらも首を横に振る。
「いいんですよ。僕だってこの島に来た時は頼れる人なんて誰もいなくて苦労しましたから」
「ええ……そうよねぇ。初めての土地のことって、何も分からないものだもの」
彼女は頬杖をついてため息をつく。
自分の愚痴のようなものを彼女が口にするのは、初めてのことだ。
彼は平静を装いながらも、つい彼女のことを知りたい一心で疑問を投げかけてしまう。
「……仕事の方、あんまり上手くいってないんですか?」
「んー……それがねぇ……」
彼女は少し困ったような表情を浮かべた。
客≠フ男に冷めるようなプライベートを明かすのを躊躇ったのだろうか。
しばし思案するように髪の毛先を弄う。だが、ややあってそっと口を開いた。
「ここって観光地でしょ。立ちんぼするのに良い場所ってやっぱりあるんだけど、
そういうところに新参のアタシは立てないからぁ……」
前にもそれを匂わせるようなことは言っていたが、やはりそうだったようだ。
それこそ人気が全くない、客を取るのに不向きな場所にいつも彼女はいる。
彼のようにわざわざ探すようなことをしなければ、彼女に出会うのは難しいことだろう。
「マーメイドの方はどうなんです? あそこなら場所は固定ですし……」
乾が疑問に思ったことを率直に尋ねる。
立ちんぼと異なり、店なら立ち寄る客も少なくないはずだ。
惚れた贔屓目を除いても、フィオナを美人でないという男はそういないだろう。
新入り故に宿の最上階という悪条件はあるものの、見かけたなら男は放ってはおかないはずだ。
自分以外の男に抱かれることを心配するとは、どこかおかしな話だったが。
「それなのよぉ」
フィオナはすがるように彼を見た。
「何か問題が?」
「大有りよぉ! 私ね、お客さんからも先輩からも何て言われてるか知ってるぅ?」
「え?」
フィオナは社交的で愛想も良いし、売春婦としての色気も十分だろう。
彼にとっては問題がありそうな要素は探しても見つからないくらいだった。
「何て言われてるんです?」
「お高い潔癖性≠ゥヤバい病気持ち≠謔ァ。失礼しちゃうわぁ」
「は、はぁ?」
潔癖性と病気持ちという相反する言葉に乾は理解に苦しむ。
「なんでまたそんなことを?」
「私が前にいた公営売春宿と違ってねぇ、この島の売春宿ってゴム着けないのが普通なのよぉ」
突然出た生々しい話に、彼は一瞬周囲に聞かれていないかとヒヤリとする。
狼狽えたのが顔に出たのか、彼女はクスっと笑った。
夕食時は過ぎている夜遅い時間帯なので、客は自分たちだけだ。
それにしても、グロサリーのカイルが言っていた公営売春宿の出身なのは驚いた。
ということは、彼女は売春合法で公営宿のあるラスベガスを離れてここまでやってきたことになる。
どういう経緯かは、さすがに分からなかったが。
「でね、プレイの交渉の段階でノースキンNGだって言うとそれだけで帰られちゃったりするの……」
フィオナはその時のことを思い出したのか、目を伏せがちに窓の外を見やる。
乾はこの島の観光地としての影の部分を知った思いだった。
南の島のリゾート地では、きちんとした観光客向けのホテルのフロントにも、
コンドームが無料でバスケットに入れられて置かれていたりする。
一夏のアバンチュールやパートナーとの熱い思いで作りの末の、無責任な結果を防ぐための配慮である。
どうしても俗世間を離れた南国の開放感と熱気に浮かれ、衛生と避妊に関して男女ともにルーズになってしまうのだ。
そして、特に男性は旅先の情熱を売春婦に求めることもある。
そこで大真面目にゴムを着けて欲しいと言うフィオナは彼らの需要に合っていないのだ。
「で、でもそれなら病気持ちなんて悪評立つわけが……」
「他の人がナマでバンバンやってる中で私だけゴム着きでしょ?
逆に病気持ってるからナマができないんだって思われてるのよぉ」
「そんなことって……!」
乾が生真面目な彼らしい憤りを露わにしそうになった時、
彼女がピンクのマニキュアに彩られた人差し指をそっと彼の唇に当てた。
「ありがと……だから、イヌイくんみたいなお客さんは凄く助かるの」
「う、うん……」
「それにしても酷いわよぅ……
店側はコンドーム着けるのを義務化してるって話だったんだけど、
実際はそんなもの守ってる人なんてほとんどいなかったわけよぉ。
まぁ……下半身の仕事なんてそんなものなのは分かってるつもりだったんだけどぉ」
結局、それが場末の売春宿の現実だったのだろう。
日本でさえ、就職してみるまでその会社の実情など分からない場合が多い。
彼女の落胆は彼にも理解できた。
自分の場合は、人に恵まれた職場なのでそこまで苦ではないが、
彼女はこの島へ一人でやってきて、頼れる人もなく、
明日の食事さえ心配な過酷な生活を強いられているのだ。
「新天地に来れば何かが変わるって思ってたけど、うまくいかないものよねぇ……」
彼女が苦笑いする。
それは彼が知っている中で最も悲しそうな表情だった。
「! ……イヌイくん?」
彼は彼女の白魚のように繊細な指を包み込むようにして、手を握っていた。
「僕で良ければ、力になりますよ」
「え……」
「いきなりこの島で一人でやっていくのは大変なことですから、遠慮はいらないです」
「そう、なのかしら……?」
「はい! 僕だって最初は色んな人に助けてもらって何とか生活を軌道に乗せたんです。
フィオナさんだってそれでいいんですよ。フィオナさんには僕がついてます」
彼女はその澄んだ目を見開いて彼を凝視する。
心なしか、驚きと困惑の色が見て取れる。
同時に、少しだけ頬が赤く染まったような気もした。
大人びた濃い目の化粧の中、不釣り合いでさえある。
「イヌイくん……」
フィオナが何か言おうとしたときだった。
「はいはい、ちょいと失礼するよお二人さん」
店長の野太い声が頭上から降ってくる。
「わっ!?」
乾は慌てて彼女の手を放す。
空いたテーブルにすかさず鉄板の上でジュウジュウと焼ける音を立てているステーキが差し込まれた。
「悪いねお客さん、お熱いは結構なんだが、ステーキの方が冷めちゃ困るんでね!」
「あ、い、いえ、その……」
がはは、と店長が大笑いする。
どうやら、彼らのことを大学生のカップルか何かだと思っているようだ。
いや、もしかしたら彼女が売春婦であることを分かった上で、気を遣っているのかもしれなかった。
それを考え、彼はあえて何も言わないでおくことにした。
目の前にナイフとフォークが並べられ、更にセットメニューのサラダがボールごと置かれる。
「あらぁ! おいしそうだわぁ」
「おうさ! しっかり食っていってくだせえや」
少しだけ彼女との会話が途切れたことが悔しかったが、
今は遅めの食事を楽しむことにしたのだった。
◇
「ごちそうさま、おいしかったわ」
店を出て駐車場に歩いて行く途中、彼女はそう礼を言った。
「いえ、僕の方もなんだか店外デートみたいになっちゃって……」
「あらぁ、いいわよぉ。今日は立ちんぼしてる日だし」
彼女はそっと彼の隣に寄り添った。
甘い香水の香りが、スパイス臭に満ちた店から出たせいかより心地よく感じられる。
「それに、日本はこれくらいで店外デートって言うのかしらぁ……?」
「あはは……」
女遊びの経験に浅いことを見透かされているのに、恥ずかしさがこみ上げてくる。
取り繕うのは止めにして、もう半分やけになって言い返す。
「じゃあ、改めてデートさせてくださいよ」
きっと、やんわりと営業トークで傷つかない程度に断られるだろうと思った。
「うーん……」
しかし、予想に反して彼女はどこか思案顔になった。
街中でも煌々としている南国の星空を見上げるように、唇に人差し指を添えて考え込んでいる。
気まずい沈黙が漂った。彼は慌てて両手を振った。
「あ、その、冗談ですから……」
彼が言い終わらない内に、彼女が彼に視線を移した。
「うん、いいよ、イヌイ君となら」
「え」
「でも、アタシあんまりお金使えないけどぉ……」
「あ、いやいや! それは気にしなくていいですよ!」
彼にしては珍しいほどの変わり身の早さだった。
今なぜ彼女がOKしてくれたのかを考えるよりも、
彼女とプライベートな関係を持てるかどうかの方が重要であることくらい彼とて分かる。
「ごめんなさいねぇ今日といい」
「気にしないでください! 僕もここのところ忙しかったから遊びに行きたいとこだったんです」
「んふふ……じゃあ、いつにする?」
彼女は車に乗り込みながら、笑みを浮かべてそんなことを尋ねてきた。
◇
翌日
彼の今日の予定は本来、島の大学や図書館でサルベージ業務のリサーチだった。
しかし、彼女の「いつでもいい」という言葉に、勢い任せに今日にデートの日時を設定してしまったのだ。
天気が来週は曇りや雨が多くなる可能性があったし、
猫のように掴み所のない性格の彼女が何か思い直してキャンセルを入れてこないいとも限らない。
そういったことを踏まえれば、翌日である今日土曜日の指定もそれほど誤りではなかったのかもしれない。
(でもちょっと急過ぎたかも……)
そう思わないでもない。
彼は時計を気にしながら、待ち合わせ場所の都市中央の教会前の公園広場に立っていた。
時刻は現在午前10時前。既に太陽は高く昇り、周囲は観光客以外にも地元の人々も行き交っている。
入植時代の頃から存在する教会は街の人々にとって憩いの場である。
欧米の都市の多くにみられるように、街が作られる際に真っ先に建てられるのが教会だ。
そのため、こうした島の都市でもかなり中央部に存在するため、ランドマークとしてよく用いられるし、
土地に詳しくないフィオナでも容易に見つけられるだろう。
「待った?」
「もう、遅いわよ!」
何もフィオナと彼に限った話ではなく、彼がいる噴水の周辺には既に何組もの若者のカップルが寄り添って談笑していた。
歴史建造物として観光用に周辺整備されている上、やはり神聖な場所で愛を語らうことを無意識に皆望んでいるのだろう。
ロマンチックだな、と彼も目を細める。南国の日差しに、噴水から漂う水飛沫に綺麗な虹がかかっていた。
待ち合わせの時刻はそろそろなのだが、彼はもう三十分前からそこに陣取っていた。
しかも、プライベートで律儀に定刻きっかりに待ち合わせ場所に現れるのは日本人くらいなもので、
十分や二十分の遅刻はざらであるため、フィオナの時間感覚いかんによってはもっと待つだろう。
「あらぁ〜」
そんな少し気が滅入る予想をしていると、間延びした女性の声が聞こえた。
「すごいわぁ、やっぱりジャパニーズは時間に正確なのねぇ」
振り返ると、太陽の強い光に照らされて輝く豊かなプラチナブロンドが彼の目に飛び込んできた。
ワイシャツを大胆にたくし上げて結んだヘソ出しルック。大きく開いた胸元からは赤い見せブラがのぞいている。
ブルーデニム生地のホットパンツを履いた、その肉感的な美脚を露わにした活動的なスタイルの女性。
かけていたサングラスを外してこちらを見つめるその目は、忘れるはずもないアンバーアイだ。
「フィオナさん!」
「ハァイ」
彼女はハイヒールタイプのサンダルを鳴らしながら歩み寄ってきた。
形の良い尻を揺らすその歩き姿に、周囲のカップルの中で男の視線が集まった。
そして、すぐにそれぞれの彼女から白い目を向けられたり耳を引っ張られたりして我に返っている。
それは乾も同様で、白日の下で見るプライベートの彼女の姿は、彼の期待をいささかも裏切らないものだった。
「そういうフィオナさんだって時間きっかりじゃないですか?」
「ええ、なんだか遊びに行くのにワクワクしちゃって早起きだったから」
にっこりと彼女が笑う。
楽しみにしてくれていることが分かり、彼もほっと胸をなで下ろす。
「それでぇ、昨日言ってたことなんだけどぉ……」
「分かってますよ。買い物、行きましょう。もうデパートなんかも開いてる時間ですし」
とりあえず、今日の最初のデートコースは彼女の欲しい物などを一通り揃えるショッピングだ。
売春婦という職業柄、なかなか一緒に遊びに行く友達というものができないらしく、遠ざかっていたらしい。
知り合いの全くいない場所へ移住してきたという要因もあるのだろう。
そしてなにより、ショッピングに必要な予算がなかったのだ。
とにかく、乾は単に貢ぎ男として利用されているとしても、少しでも彼女と仲良くなれるなら、それでよしとしていた。
「やーん、これカワイイと思わない?」
「え、ええ、良いと思います」
しかし、デパートへ向かい買い物を始めてしばらく経った頃、彼は少しだけ後悔していた。
「んふふー、じゃあちょっと試着してみようかしらぁ」
シャッと試着室のカーテンを閉める音と共に、彼女の姿が消える。
彼女は乾にとってなかなかコメントが難しい買い物をしているのだった。
そう、露出の大きな服や、派手な下着類、そして今はTバックタイプの水着である。
彼女が身につけて似合わないエログッズはないといっていいのだから、
自分に喜々として同意や意見を求めてこられる度に彼は困惑するよりなかった。
「どーぉ?」
「わ!?」
再びシャッとカーテンの音がすると、そこには紫色の極小ビキニを身につけた彼女がポーズを取っていた。
彼女の豊満そのものの肉体を隠すにはあまりにもその面積は頼りないもので、
胸は乳首をなんとか覆っているに過ぎず、下乳が見えている状態だ。
くるりとポーズを変えて背中を見せると、尻に際どく食い込んだTバックが裸よりもエロい雰囲気を醸し出していた。
「に、似合ってますよ」
「ホント!? じゃあこれにしようかしらぁ。あ、でもこっちも捨てがたいわぁ……」
「……全部買っちゃいましょう」
「いいのぉ?! ありがとうー!」
彼の胸に飛び込んでいくフィオナ。
女性の買い物が時間と金をかけるものだと、改めて実感として彼は理解したのだった。
<続く>
前回言ってた「娼婦らしいシチュ」まで行けなかったのが残念……
次回もデートが続きます。
待ってました!
GJ!俺もエロイ服のおねーさんとデートしたい(;ω;)
>>644 次回はまだかね
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワク
(0゚∪ ∪ + テカテカ
と__)__) +
俺も全裸で待つ
初めて遊郭に来た童貞の少年と、クールビューティーな遊女のお姉さんの話しはまだですか
む
喫茶店か何かを経営してる憧れのお姉さん。だが休憩時間や閉店後には男に体を売っているのだった
「あたしくらいの年で、独り身で、お店をやってこうとしたらね、こういう事もやってかないといけないのよ…」
娼婦ってより売春ネタだな
>>652 んー…店が引けた後に街角で立ちんぼしてるのを主人公に見つかるとか
バイトしてる喫茶店で「今日は早上がりで良いよ」って言われて気になって後をつけてみたら
ってすると娼婦物に…なりそうな気がする。
店の奥や二階に男を引き込んでるってのもいいね
新築で綺麗で女の子好みな店の中で実は…みたいな
娼婦といえばブルック・シールズのプリティベビーが良かった。幼い娼婦の話でロリ全裸満載(股間は見えませんが)
ちいさな小料理屋。
細長い店内はカウンターしか席がなく、すべて調理場の女将と差し向かいで酒を飲む、そういうタイプの店だ。
切り盛りしているのは数年前に亭主に先立たれた女将さん。
地元の馴染み客でそこそこ繁盛はしているものの、生活が豊かとはいえない。
「おかみ、『トイレ』借りてぇんだが。」
馴染み客の一人、商店街で乾物屋を営む壮年の男が、カウンタの向こうで働いている女将に声を掛けた。
「・・・・・・ああ、空いてるよ。」
女将は、男がカウンタの上にあるビール瓶の陰に隠すようにして置いた、数枚の紙幣をちらりと見たあと、そう言って応えた。
「おう、じゃあ借りるぜ。」
そして男は、小さな小料理屋の奥にある手洗い所、ちょうどそこの側にある階段に、靴を脱いであがっていった。
その階段は、二階にある部屋に向かう、住居と店舗の境目になる階段だ。
ノックの音。
「・・・はい。」
その部屋の主、高校生になる少女が、勉強の手を止めて応えた。
「いま、いいかい?」
「・・・・・・いいですよ。」
少女は部屋のドアをあけた。小料理屋の常連であり、自分にとっても常連である、顔見知りの男。
「そっちのへやにどうぞ。」
彼女はできるだけ物音を立てないように、部屋を出た。
案内した部屋は、昔は父親と母親の寝室だった。幼い頃母を亡くし、再婚した今の継母はこの部屋で休むのを嫌い、別の部屋に夫婦の床を敷いた。
そして父親までもなくした今、この部屋はもっぱら、高校生の娘の商売のために布団が敷かれている。
彼女は、部屋に置いてある安い電気ポットからぬるい白湯を注ぎ、男に勧める。
酒やタバコの臭いを少しでも濯いでほしかったのだが、男は軽く手を振って拒んだ。
今夜も、もう遅い時間だ。それでも近く学校の試験もあるから、このあとも勉強しないといけない。
できるだけ早く終わらせたくもあったが、この男がねちっこいセックスを好むことを彼女は知っていた。
それでも、言っておかなくてはいけない。
「あの、できるだけ早く・・・。」
そんな言葉など半ば無視するように、男は少女を押し倒した。
少女は、執拗に身体をまさぐられながらも、懸命に声を殺す。
それでも、彼女の気持ちとは裏腹に、女として育ち始めた彼女の身体は、男を迎えて喜びの声を上げてしまう。
側にあった手ぬぐいを噛み声を堪えても、女の官能に流されてしまう、白い喉をそらせて喜んでしまう。
「へへへ、そんなに我慢してないで、いつもみたいにスケベな声を聞かせてくれよ。」
男がそういって、彼女の隙を突いて手ぬぐいを取り去ってしまった。
「あっ! ああっ、ああああっ、ひああああああああっ!!」
少女の切ない泣き声が、狭い部屋に響いた。
かちゃり、とドアを閉める音。
男とのセックスを終えた少女が、自分の部屋に戻ってきた。
「おねえちゃん・・・・・・。」
すると、先に休んでいたはずの、もう一人の部屋の主が声を掛けてきた。
「・・・・・・起こしちゃった? ごめんね」
不安そうに姉を見つめるのは、もうじき中学生にあがる妹だ。
同じ父母から生まれた二人姉妹は、今は血のつながらない継母と、三人で暮らしている。
「おねえちゃん頑張るから。高校でたらこの家を出て、二人で暮らそう?」
静かに頷いた妹をもう一度寝かしつけて、姉は再び勉強机へと向かった。
少女を抱いた乾物屋は、下の店で再び飲み直していた。
「ずいぶんと長いトイレじゃねーか。」
「へへへ、スゲー気持ちよくて、スッキリしたぜ!!」
男と飲んでいた連れ、商店街の質屋が下卑た笑いでからかっている。
「俺も『トイレ』借りたかったけど、こいつが使ったあとはさすがに無理だな!」
そんな下品な男たちに、カウンターの向こうの女将が、小さく笑っていった。
「もうじき、『トイレ』のほうもひとつ増やしますんで、その時はごひいきに。」
おわり。
昭和ちっくなお話でした。
乙
この暗さもいいね…
この女将、腹立つ。
兄貴が結婚した。義姉さんは綺麗で優しくて女神のような人だ。
兄貴の方はスポーツマンでハンサムで、明るい性格の上に話し上手で、昔から男女問わず人気者だった。まあ、世間がうらやむお似合いのカップルといった所だ。
一方オレの場合は顔もまずけりゃ中身もまずい。頭がいいとは言えないし運動神経は劣悪、おまけに気の弱い性格ときた。
周りから「兄貴の残りカス」と呼ばれる事に慣れたころには、すっかりネガティブという言葉が似合う男になっていた。おかげでいまだに童貞どころか彼女無し歴=実年齢である。
そんなオレだがついに一念発起!風俗に行って脱・童貞を決意したのだ。まあ、こうでもしないと女を抱けないってのは自分でも情けないとは思うが…。
しかし風俗嬢でも女性は女性!きっと素晴らしい思いをさせてくれるに違いない。そしていつかオレも綺麗な嫁さんをもらうのだ!
と、わけのわからん思いを胸に、金をひっ掴んで一路、ゴールデン街へ直行した。
……直行したのはいいのだが、いざ到着してみると緊張やら不安やらで足が止まってしまう。大体オレ風俗の事なんて全然わかんねーじゃん…。
どうしていいかわからず歩道の真ん中でキョドっていると、ゴールデン街の化身と名乗る爺さんが現れ、オレにとある店の名前を教えると、夜の闇の中へ霞のように消えていった…
そんなこんなでオレは今「エロティックパレス」の一室で、ベッドに腰掛けている。心臓はこれ以上ないほどバクバクだ
受付でうっかりおまかせと言ってしまったため、どんな人が来てくれるかわからない。期待と不安でいろいろ思案していると、不意にノックする音がして、ドアが開いた。
「お待たせしました………って、あら?」
「ゲーッ、義姉さん!?」
続き思いつかん…
兄はこの事実を知っているのか?
yes じゃあこんど兄も交えて3Pを
no 兄に黙っていて欲しくば……
今までの人生でこれほど衝撃を受けた事はない。脱・童貞のために飛び込んだ風俗店で憧れの女性(しかも兄嫁)が出てくるとは誰が予想できるのか。
驚いたのは義姉さんも同じだったようで、二人ともぽかんと口を開けて身動き一つしない。
室内はしばし静寂であったが、先に正気を取り戻したのは義姉さんであった。
「あ、あの…」
「…え?」
「…久しぶりね?」
「あ…?あ、そ、そうですね…。結婚式以来だから、大体ひと月ぶりくらい…?」
「そ、そうね、それくらいね…」
「はあ…」
「……」
「……」
「あの…」
「え?」
「今日は…どうしたの?」
「あっ、あの、どうしたのって…」
「…あ、ハハハ、そうよね、お客様なのよね」
義姉さんは固まった笑いをしながらオレの隣に腰掛けた
「ふぅ…」
「……」
「いやだわ、私の方が緊張しちゃってるみたい」
「ははは…」
しかし…なぜ義姉はこんな所にいるのか?新婚の人妻がいていい場所ではない。義姉さんに理由を聞こうとすると、
「ねえ」
機先を制された。
「はい?」
「こういう所にはよく来るの?」
「いやあ…こういうのは、初めてで…」
「ふふ…そうね、君って純情そうだもんね…」
「いやあ…はは…」
他愛のない会話。適当に相槌を打ちながら、ふと義姉さんの方を見ると、彼女の美しい顔が間近にあった
義姉さんをこんなに近くで見るのは初めてだ…
一段と胸が高鳴った
今は結い上げられているが、艶やかでウェーブがかかった長い黒髪、先程とはうってかわって優しい笑みを浮かべる唇には強い紅が引かれていた
少し視線を下げるとやわらかな白さの首筋、鎖骨…
そしてさらに下を見ると、予想通り…いや、完全に想像以上に大きい……
「やだ…。やっぱり、気になるの?」
「……え?」
「だって、じぃーっと見てるんだもん」
胸元を押さえながら義姉がさん言う。どうやら自分でも気づかない内にガン見してしまったらしい
「ああーっ!ご、ごめんなさい!?」
「エッチね…。それに顔がすっごい真っ赤よ?」
紅い唇の義姉さんが意地悪く笑う。オレはもう羞恥心MAXだ。ここに来た事を若干後悔し始めた
「あ…しかもこっちの方もずいぶんエッチになってるわね」
義姉さんが股間を見やる。…オレのブツは意識とは関係なくガン勃起状態だった。
「すごぉい…元気ね…」
義姉さんの白い指がオレのテントに伸びる
「はっ!?」
オレは反射的に股間を手で押さえ、腰をザッと引いてしまった
「……」
「……」
「…あなた、ひょっとして…こういう事自体初めて?」
「あ、あのう…」
「童貞なんだ!?」
満面の笑み。
そりゃあ確かにそうですけどさ…。いい年こいて童貞の男に童貞なんだ!?はないでしょ…。しかも満面の笑顔とか。トホホ…
ガックリ肩を落とすオレ
「あらら…。でもね、そんなに気にする事じゃないのよ。あなたは周りの人より初めてが少し遅いってだけなの。あ、でも君の年齢だと少しってより結構遅いかも知れないわね」
フォローすると思わせてサラッとひどい事を言う。しかも妙に明るい口調なのが、さらに落ち込ませてくれた
「ね、だからそんなに暗くならないで…」
義姉さんの両手が意気消沈のオレの顔を挟み、ぐいと強引に振り向かせると、
「んっ…」
「〜!?」
義姉さんの唇がオレのそれをふさいだ
「今日はおねえちゃんにいっぱい甘えていきなさいね」
義姉さんは満面の笑みを浮かべた
続きは明日?話し物を書くのは初めてなので、ご指摘があれば幸い
これはいい。
お義姉さんによる弟の筆おろしとか、うらやまけしからんな。
さぁ、俺の為にも最後まで書き上げるんだ。
いきなり唇を奪われた。驚いて身をそらしてしまったが、唇に残された優しい感触に、動悸は跳ね上がっていた
「アキトくん、キスも初めてだった?」
慈母のような笑みの義姉。オレは反射的に首を縦に振った
「ん〜〜!かわいいっ!!」
義姉さんはオレの首をガバッと抱きしめた。鼻と口が胸元に押し付けられ、心地よい柔らかさと、匂いと、圧力がオレを包みこむ
「ね、私の事、義姉さんじゃなくて、名前で呼んでもいいのよ。えりかって」
「ぷはっ。な、名前でって!?」
「そ。言ってごらん?え・り・か」
「え・り・か…………義姉さん…」
「あ〜っ、アキトくん恥ずかしがり屋だなぁ」
やたら大袈裟に言ってのける。なぜこんなに楽しげなんだろう
「でも君がリラックスして呼べるなら、義姉さんでもいいわよ。それとも義姉さんの方が興奮するかな?ふふふっ」
それにしても義姉さんがこんなに明るい人だとは思わなかった。…それともこれもプロの技のうちかな?
「それじゃあ義姉さん、素敵な弟クンをもっと可愛がってあげたいなぁ」
慈母の笑顔の唇からの、艶の混じった声がオレの耳を舐める
「も、もっとっスか…」
一体どんな事されちゃうんだろう…ドキドキ…
「もう一回キスしましょうか。…裸になってキスすると、とっても気持ちいいわよ…」
裸キター!!…確かに裸になって遊ぶ場所だが、オレの締まりのない体をさらしてしまうのは若干、いや結構恥ずかしい…
「あら、アキトくん、また恥ずかしがってるの?」
やるべも無くもじもじしていると、義姉さんが声をかける
「ホントに恥ずかしがり屋さんだね。じゃあ、私から脱いじゃおうね」
脱ぐ!?義姉さんが…?
隣に座っていた義姉さんはすっと立ち上がると、髪留めを外し、長く美しい黒髪を開放した。少しウェーブがかかった黒絹からは、胸が苦しくなるほど美しい香りがした
そしてそのままするすると服を脱いでいく。予想外な事に義姉さんは下着を着けていなかった
一糸も纏わぬ義姉さんの姿。大きく豊かな双丘は母性と女性を同時に満たしており、白くすべらかな肌は柔らかな光を放っているのか、とさえ感じる。そして股間の茂みの黒さが肌の白さと相反するコントラストを作り出して、より一層のエロスを生み出していた
オレは、生まれてこの方、こんなに綺麗な物を見た事がない
「どう?義姉さんの体は?」
美しい裸体に美しい笑顔で話しかける義姉さん。明るさを絶やさないでいてくれている
「すっごく…綺麗です」
心の底からそう思った
「きゃ〜!ありがとっ!!」
世界一綺麗な物が抱き着いてきた。その上ほっぺにチュッのオマケつき
オレは全身の血液の温度が上がったのを感じた。…主に下半身の
「じゃ、次は君の番よ」
「……」
「それとも私がぬぎぬぎさせてあげよっか」
「い、いやっ。自分で」
オレは後ろを向いて服を脱いだ。何やらバツの悪い感じがした
「お、おまたせ」
ついに全裸になったオレは義姉さんの方を振り返り、両手で一物を隠しながら、でろんとした体をさらす。
「はは…なんか、体に自信無くて…」
「何言ってんの、普通普通。でも隠し事はいけないな〜」
そう言うと義姉さんはオレの両腕を掴むと、「えい」と言ってオレの股ぐらを解放した
えりか「うわぁ、可愛いおちんちんだね」
義姉さんはまた、満面の笑みを浮かべた
明日って言ったのに二日も立ってる…。バカ、オレのバカ
わっふるわっふる!
どこかで聞いた台詞でオレのアレを見た義姉さんはもうニッコニコ。まあ確かに長さも太さも中学生の時からあんま変わってない上、ピンコ立ちの状態にもかかわらず頭の三分の二がジャケットの中というのは、面と向かって「かわいいね」と言われて仕方ないか
ハハハ、もう笑うしかないや
オレは天を仰いで力無く口を歪めた
「も〜、またそんな顔してぇ。あなたのは普通よ普通。それにね、女の子はみんなかわいいのが好きなんだから」
大してフォローにならない事を笑顔でのたまう義姉さん。ひょっとして自分だけ楽しんでませんか
「そ・ん・な・事より…。はい、座りましょ」
義姉さんはオレの右腕に組み付いてきた。素肌と素肌の密着のみならず二つの柔らかい固まりがオレに優しく圧力をかける。人生最高の感触…
うながされるままベッドに腰掛ける。義姉さんはオレと目を合わせると、
「しましょ、裸んぼ同士のキス…」
義姉さんの顔が近づいてくる。再度、オレの唇は奪われた
「…!」
オレは声にならない声をあげた。さっきのキスとは違い、義姉さんの舌がオレの口の中に侵入してきたからだ
義姉さんの舌がにゅるりにゅるりと口中をもてあそぶ。オレの舌と絡まったかと思うと、上あご、舌の裏、歯茎から唇の裏までなめらかにこすり上げていく
(気持ちいい……)
キスとはこんなに気持ちのいい物だったのか
オレの舌は本能的に義姉さんのそれを追った。ぐにぐにとうごめく二つの舌を絡ませあうと、さらなる快感でオレの血流はさらに加速する
鼻息を牛のように荒げながら、口の中の戯れを激しくしていく。ふと義姉さんの唇を舐めると、初めて感じる味。
(これが口紅の味か…)
どうという事ではないのだが、やたらに興奮と感動が押し寄せてきてくる
はっきり言って最高に幸せな状態だった。もっとキスしていたい……が、義姉さんはふと舌の動きを止めると、オレの下唇をかりっと噛んでオレからすっと離れていった
「どうだった…?」
なまめかしく微笑む義姉さん。さっきまでオレの口中を弄んでいた舌で、紅い唇をペロリと舐める姿がエロすぎる
「……」
感想を求められたが、言葉が出ない。口から出るのは弾んだ息だけだ
「よっぽど楽しかったみたいね…。あらら、アキトくんヨダレ」
義姉さんがティッシュで元を拭ってくれたが、バツの悪さにオレは正気に戻った
「ずいぶん夢中だったもんね。おいしかった?おねえちゃんの舌」
「ハハ…。はい、とっても…」
あそこまでやっといて何だが、なんか照れる
「も〜、かわいいなぁ。じゃあ今度はおねえちゃんが甘えちゃおっと」
義姉さんがオレの胸の中に顔をうずめてきた。…女性にこうされるのは初めての事だ。何が何やら自分でもわからんが、やたら嬉しくなる
だが義姉さんのねらいは別にあった。義姉さんの右手が、すすすっ、と動き、オレの左乳首をちょん、とつつく
「あっ」
思わず声が出た。義姉さんはそのまま乳首を羽毛のような軽さで刺激する
「うひゃひゃひゃひゃ」
耐え切れず笑い出した。これがまたメチャクチャくすぐったいのだ。オレの体のこんな所に笑いのツボが隠されていたとは思いもよらなんだ
「あ〜、アキトくんの弱点そのいちはっけ〜ん」
面白がっている義姉さん。そしてオレの胸にうずめている顔を少し動かすと、次はオレの右乳首に舌を伸ばす
「ヒィ〜」
自分でもおかしくなるほど情けない声を出す。オレはもう右と左を同時に責められて爆笑、部屋の中にはオレの笑い声が響いていた
「んふっ、気持ちい〜い?」
義姉さんはちゅっちゅとついばむように右乳首を吸いながら、左の乳頭をこね回す
「いい、いいですけど…!ウヒャヒャヒャ」
確かに気持ちいい。でもこそばゆさが圧倒的に勝っているのだ
汗だくになりながら息を切らす。そのうちにようやく義姉さんの体が離れ、くすぐりの刑が終わった
「あはぁ…アキトくん、ずいぶん乳首が弱いのねぇ。そのまま開発していったら、乳首触られただけでたまらなくなるわよ?男の人も、おっぱいが性感帯だからね」
「ハハハ…そうだといいですけど…」
その前に笑い死にしてしまいそうだ。乳首はできるだけ勘弁してもらいたい
「それじゃあ、今度はあなたが仕返しする番ね」
義姉さんは上半身をこちらにむけ、胸部を反らす
「おねえちゃんも、おっぱいが性感帯なのよ?」
オレの目は、美しい、大きなふくらみに釘づけになった
だんだん投下の間隔が長くなってる…。しっかりしろオレ
物心ついた時から幾度も夢見てきた、女の人のおっぱい。それが今、オレの目の前にある。しかもこれは触っていいって事だよな…
美しい義姉さんはおっぱいまでも美しい。真っ白で大きい、形のいいかたまりを間近に差し出され、オレは喉をゴクリと鳴らした
「さわってみて…」
「は、はい…じゃあ…」
こんな綺麗なもの、さわってしまっていいんだろうか…。オレはドキドキしながら憧れのふくらみに右手を伸ばす
むにっ
柔らかい…。吸い付くように柔らかい。初めての感触。そしてオレは、片手では覆いきれないほど大きなおっぱいを揉みはじめる
柔らかさと弾力を兼ね備えたそれは、オレが力を入れるとむにぃっと心地良い感覚で変形し、手を離すとぷるるんっと揺れて元に戻る。「あんっ」とかわいく声を出す義姉さん
さわってるだけで気持ちいい。揉んでるだけで快感。そして義姉さんの声
オレはいつの間にか両方の胸を揉んでいた
しばし柔らかな感触を楽しんでいたが、気になるのはやはり薄茶色の先端
白い柔丘の頂上に座するそれに、恐る恐る指を伸ばし、つんっと軽く触れる
「っ、んっ!」
義姉さんが顎をそらせた
「も〜、そこはきみの乳首と同じなんだぞ」
ちょっと困ったような笑顔の義姉さん。…じゃあくすぐったかったのかな?
「ねえ、舐めてみて。ちゅーって吸ってもいいよ」
義姉さんにうながされ、胸を揉み上げて乳首を口元に寄せる
ぷくっ…
遠慮がちに口にふくむ。香水だろうか、義姉さんの胸元は、とてもいい香りがした
口の中の乳首を、ねろっと舐めてみると、義姉さんはふうっと息を乱す
興奮したオレは胸を揉みしだきながら、乳頭を舌で乱暴にもてあそぶ。鼻息を荒げながら、ちゅうちゅうと音を立てて乳首を吸っていると、口の中でどんどん固くなっていくのがわかった。
同時にもう片方の乳首を、誰に言われるまでもなくくりくりとつまみ上げていると、義姉さんの顔は歪みはじめていた
「はぁん…んふぅ…」
義姉さんがくぐもった声を上げる。感じているのだろうか
…待て、義姉さんが感じている?オレが感じさせている…のか?
でも、これは演技かも知れない。オレの初体験を、楽しませてくれるために
だとしてももうやめられない。こんなに魅力的でいやらしい義姉さん、最後まで味わうまでは絶対やめられない
両の手でおっぱいの感触をぐにゃりぐにゃりと楽しみ、べろべろと舌で大胆に乳首の味を楽しむ。そして右の乳首を軽く噛み、その先端を舌先でちろちろと素早く刺激する
「あ〜!ああん!」
義姉さんが一段と嬉しそうな声を上げる。オレはちゅーっちゅーっと一際大きく乳首を吸い上げ、静かにふくらみから離れた。二つの乳首は、オレの唾液でぬらぬらと濡れていた
「はぁ…、あん、とっても気持ちよかったわ…」
義姉さんはピンクの頬で微笑んでいる
「すっごく上手だったわよ。もうおっぱい愛撫の名人だね」
「そ、そうですか?」
「そうよぉ。女の人はみんな愛撫が上手い人が大好きなんだから。ちゅっ」
義姉さんがオレの頬に軽くキスしてくれた。義姉さんにほめられるとメチャクチャ嬉しい…。オレ、もう完全にハマっちゃってます
「じゃあ、気持ちよくしてもらったお礼しなきゃ」
オレの傍らからすっと立ち上がる
「今度はベッドに寝ちゃって。ごろーんって」
言われるままベッドに横になると、お世辞にもたくましいとは言えないモノが、ピーンと重力に逆らっていた
すると義姉さんはなんとオレの股間に顔を近づけ、
「ホントはゴムしないといけないんだけど、アキトくんは初体験だからね。特別にナイショで生のお尺しちゃう」
「…!マ、マジでですかー!?」
「うんっ。おねえちゃんのナメナメで、おちんちんきれいにしてあげるね」
オレのモノは、期待と興奮で一層硬度が増した。…かむってるけど
「うわぁ、かたぁーい」
義姉さんの右手が、オレのをにぎにぎする。ぶっちゃけこの状態ですでに、かなり出したい感が強まっている
「いや、ハハ、でも、かむってまして」
「いいのいいの。かむってる人なんていーっぱいいるんだから。あなたは全然普通よ」
「そ、そうですか」
さすがに経験者の、それもプロの発言。やや納得いったものの、ちょっとだけ複雑な心境…
「それに、キスもおっぱいいじりも上手だったわよ。包茎でも、愛撫が上手い人ってステキよ?」
…うおお、また義姉さんにほめられてしまった。少し自信がついたような気がするぞ
「うふふ、じゃあそういう事だからぁ……おじゃましま〜す」
綺麗な指で、皮をペロッとめくられる。カウパーまみれの本体が完全に露出した
「あはぁっ、ピンク〜。かわいい〜!!」
義姉さんは顔をゆるませてはしゃぐ。そんなにかわいいかな?オレのチンコ
「あのぅ〜、その、かわいいってのは、男のモノとしては、いい事なんですか?」
「もっちろんいい事よ!女の子は誰でも、かわいいちんちんとエッチしたいって思ってるんだから」
…ホントかよ?でもまあ義姉さんがそう言ってくれてるんだから、そうなんだと思っておく事にしよう
「ん〜、かわいいおちんちん、エッチな液でいっぱいねぇ。お口できれいにしてあげなきゃね」
義姉さんは口を開けてオレの硬直に近づくと、舌を伸ばして亀頭の裏をつるん、と舐め上げた
続きはそのうち
乙
半裸で待ってる
姉ちゃんのおっぱいを舐めて終わりなわけないよな!
早く続きを頼む!
ほす
「う……」
心地良いこそばゆさがペニスから伝わる。オレの反応を見て義姉さんはふふふと笑うと、亀頭をねろねろと舐め回し始めた
「うっ、ああ…」
これは気持ちいい…。粘って濡れた柔らかい舌で刺激を受けていると、ペニスがひくひくと勝手に反応して、義姉さんの舌を求める。普段から皮の中で、刺激を受ける事が少ないのだから、なおさら敏感だ
そのまま義姉さんの舌遊びが下方へ移ると、玉袋をちゅっちゅと音を立てながらキス、片手で睾丸を優しく揉んでくれる。
そこから茎、裏筋をぬろーっと舐め上げておしっこの穴にたどり着くと、そこに舌先を押し当て、穴の中にねじ込むようにぴこぴこと細かく動かしてくる
「ぅっくぅ〜〜!」
義姉さんの尿道責めに、歯を食いしばって頭を左右に振る。尻も左右に振る
「ぁはん…もうたまんない?」
た、たまらん…。ぶっちゃけこんなに気持ちいいとは思わなかった。これからは女性の口を見る目が変わってしまいそうだ…
「じゃあそろそろ、ピンクのかわい〜いおちんちん、ぱっくんしてあげよっかな〜」
おおっ、ついに…!
義姉さんの唇が丸く開いてオレのモノに近づく
「あ〜んっ」
ぱくっ
とうとう義姉さんに飲み込まれた
(うおお…こ、これが口の中か…)
初めて女性にフェラされた事に感動すら覚えたが、これからがちょっとした地獄だった
最初は口中のぬくもりに静かな快感を感じていたが、義姉さんが口をもごもごと動かし始めると、状況が一変した
「…!?」
義姉さんの舌が激しく動く。さっきのぺろぺろなんか目じゃない。柔らかな舌が圧倒的な力強さでペニスをぐいんぐいん舐め立てる。そしてこの力強さをそのままに、もの凄い速さでペニス全体を責める。もうペニス全体が義姉さんの舌に包まれてこすり上げられているようだ
その上、頭を上下に動かしてペニスに三次元的な刺激を与えてくる。はっきり言ってこれだけでもう爆発寸前なのだが、義姉さんは無慈悲にも、
「じゅうっ、じゅうっ」
といやらしい音を立てながら強烈に吸引してきたため、オレの呼吸は止まってしまった
フェラなんてされるのは初めて…初めてだが…!わかる!!義姉さんは…義姉さんは…、上手すぎるうぅーーっ!!
「むっんんっ!」
義姉さんの口で快感が破裂してしまった。ガマンとか何だとか関係ない。イカされた。もう少し詳しく言えば、
『キンタマの中の精子を無理矢理吸い出された』
こんな感じ
呼吸が復活したオレは、体中を赤くしながら、だらしなく息切れしていた
義姉さんは口の中に残ったオレの精子をごっくんしてくれると、申し訳なさそうな顔をした
「ご、ごめんなさい。久しぶりのお客さんだから、つい本気出しちゃった。オホホ」
「ハハ…マ、マジっすか……」
エッチが上手い事って…やっぱ凄い事だったんだな…と、快感の余韻で脱力しながら思った
「ごめんねぇ。おねえちゃんがいじわるしちゃったから、お口の中でおもらししちゃったね」
義姉さんがオレの首に腕を回して添い寝してきた。柔らかい肌が密着して、とても気持ちいい
「いやぁ、あんな気持ちいいの、初めてでしたから…」
正直な感想を言う
「そお…?でも、ホントのエッチでイカせてあげたかったなぁ」
義姉さんのため息がオレの肩にかかり、あたたかな感覚を残した。
「あんっ」
オレはもうたまらなくなって義姉さんを強く抱きしめた。唇、おでこ、ほっぺを問わず、顔中にキスをして綺麗な髪の中に顔を埋める。さらさらでいいにおいで、最高の心地がした
「気持ちよかったから…いいですよ」
最高の髪の毛に指を通してなでる。…義姉さんの体は何でどこもかしこも気持ちいいのか。オレはもうメロメロだった
「おねえちゃんの事、許してくれるの?優しいね…。私の体、好きに甘えていいからね。いっぱいちゅっちゅして、はくはぐしてね」
義姉さんとオレはしばし抱きしめ合って、口づけあった。
「…ん?あ〜っ」
オレの股間を見て、義姉さんが明るい声を上げる
何事かと思って目をやると、オレの息子が復活していた。しかもギンギンに
「あ、あれ?いつの間に…?」
あんだけ出したんだから、よもやこれまでと思っていたが、結果はご覧の通り
「わあ、すっご〜い!復活しちゃったねぇ!」
「う〜ん、義姉さんがはくはぐしてくれたからかな?」
「そお?だったら嬉しいなぁ。でも…ふふふ、これなら大丈夫っぽいね…」
義姉さんはにこりと笑うと、ベッドの引き出しを開けてガサガサやりだした
「じゃ〜ん。はいこれ」
義姉さんが小さい、四角い物を見せる
「あっ」
コンドーム…。自分には縁のない物だが、何度か見た事はある
「今から使っちゃいましょうか?」
えっ…?コンドーム使っちゃうって事は…
「い、いいんですか!?」
「うんっ。だってアキトくんの、こんなにシたくなってるんだしぃ…」
義姉さんは自分の股間に手を入れると、ぐちゃぐちゃとかぬちゃぬちゃとかいった湿った音を立てた
「ほら、私もシたくなってるの…」
義姉さんの三本の指は、ねばねばした液で、糸を引いて濡れていた。それをオレの唇に押し当てて、なすりつけるように拭きとる
「ね、だから…しましょ?セックス…」
ストレートな言葉にオレの心臓は跳ねた
「それじゃ、お帽子かぶりましょうね〜」
義姉さんはコンドームの袋をピリリと破ると、本体を口の入口にかぶせる
(おお、これはもしや有名な…?)
期待通り、義姉さんの口がオレのナニにずずずっとゴムをかぶせた。最初は結構締め付け感あるなあ、と思ったけど、意外とすぐに馴れた
義姉さんがオレの腰の上にまたがる。いよいよか…
「うふふ…。い〜っぱい、気持ちよくなろうね…」
義姉さんがゆっくり腰を下ろすと、ずぶずぶと義姉さんの中に飲み込まれていき、最後にずんっと体重をかけると、ついに全てが包みこまれた
「あ〜んっ、全部入っちゃったぁ〜」
義姉さんが歓喜の声を上げる
あたたかい…。肉の壁がうごめいて、溶けて一つになってしまいそうな気持ちよさ。膣全体の動きは、射精を促すようにできているのか
(これが義姉さんの…女の中…これがセックス…)
「どう?気持ちい〜い?」
返事をしたいが声がでない。興奮して汗をかいた頭をこくこくと動かした
「よかった。それじゃあ動かしましょうね…」
義姉さんがゆっくりと腰を上下に動かし始める。膣内のうごめきとあいまって相当気持ちいい
動かしてるとは言っても、そんなには動いていない。実際には揺すっている、の方が近い。義姉さんは動きを加減してくれているのだろう。それに…
「あっ、あっ、いいわよ、アキトくんのおちんちん、おねえちゃんもとっても気持ちいいわ…あんっ」
なんて言われてしまったらこちらは高ぶらざるを得ない
自然に、義姉さんの動きに重たげに揺れ動くおっぱいに手をのばす。おっぱいの柔らかさとセックスの二重刺激で無性に気持ちいい
「あぁんっ。そうよ、ハメハメしてる時でも、女の子を可愛がるのを…んっ、忘れちゃいけないわよ。あなたがおっぱいの揉み方も…おちんちんもステキだから…あっ、あっ、最高に気持ちいいわぁ…」
可愛がるのを忘れちゃいけない、か…。調子に乗っておっぱいをいじり回す
乳首をぐりっと強めにつまむと、「あぅっ」という声と同時に義姉さんの締め付けがぎゅうと強まった
一瞬の刺激で、射精欲が極限まで高まる
「ね、義姉さん…」
もう限界だ
「もう、イッちゃう?」
無言でうなずく
「いいわ。おねえちゃんがイカせてあげる…」
義姉さんの腰の動きが速くなった。結合部からはいやらしく濡れた音がする
「んっ、んっ、んっ、あんっ、あんっ、ああっ…」
義姉さんもやはり気持ちいいのか、顔を赤くして汗を飛ばしている。オレは腰の動きに促され、もう我慢できなかった
「うっ!ううっ!」
うめき声とともに大量の精液を解放する。最高の射精感。心臓の音がどくんどくんと聞こえる…
「ああっ!あぁ〜ん…イッちゃったぁ…。ピクンピクン動いてるねぇ…」
義姉さんがゆっくりオレから離れると、愛液にまみれたペニスがまだ痙攣していた。ゴムにはオレの精液がたっぷり溜まっていた
「じゃあ兄貴はこの仕事、知ってるんですか?」
「うん。結婚する前にもこの仕事してたんだけどね。つまり、職場復帰。…あ、でもあの人とは仕事で知り合ったんじゃないのよ?普通に出会って普通に結婚して…」
「はあ…じゃあ何で復帰したんです?」
「ほら、あなた弟だからわかるでしょ。あの人家族には…」
兄貴は確かに人当たりがよくて人気がある。でも両親やオレ、つまり家族には驚くほど無関心だ
「あんまり家にも帰って来ないの。そしたらお前も好きな事やっていい、前の仕事もやっていいって」
しかし…新婚家庭でもこんな振る舞いとはなあ。身内事ながら少しあきれた
「う〜ん、なんか、すいません…」
「あ、いいのいいの。あなたが謝る事じゃないわ。私、この仕事好きだし、向いてるみたいだしね」
「……」
「そ・れ・に…あなたのかわいい童貞、貰えちゃったしね」
「あ〜、ハハ、それは、その…」
「復帰一発目があなたでよかったわぁ。…また来てね?」
「え〜、何度も来れないですよ。それに、義姉さんと何度もこんな事は…」
「いいじゃない。私達、意外と相性いいみたいだし…」
義姉さんがエロい目で見つめる。…この魅力には抗いがたいものがある…
「あ、そうだ。約束してほしいんだけど…」
そう言うと、義姉さんがちゅっとキスしてきて、
「私との事、お兄さんに言っちゃダメよ?」
念押しされてしまった。…でも、言えない…言えるわけないよな、こんな事。ははは…
帰り道、いまだ賑わっているゴールデン街を一人で歩く。別段世界が変わって見えるような事はなかったが、すっきりした、ような気はする
書きました。続くかはわからんです
687 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 16:24:28 ID:ykxjpeGP
超GJ!
容量的にはまだ大丈夫なのかな
只今354kb
512までだっけ?まだ書けるね
「ああん、まだまだ余裕あるみたいね…どう、もう一回」
設定思いついたら続き書くよ
>>690 500kbか1000レスまでだね。
いずれにせよ、あと2〜3編は大丈夫でしょ。
話は兄貴夫婦の結婚式の2、3週間前にさかのぼる
休日のその日、オレは駅で人を待っていた。流れる人混みの中からその人物を探していると、大きなバッグを持った女の子がオレのもとに駆け寄ってきた
「お兄ちゃん!」
「麻美(あさみ)ちゃん、久しぶり」
「あはっ、ホントに迎えにきてくれたんだ。よかったあ」
「何言ってんの、前から約束してたじゃない」
「まあね〜。お姉ちゃん達、式の準備で忙しいみたいだし、お兄ちゃんなら多分ヒマかな〜って」
「ハハ、まあそうだけどさ」
「普通さ、休みの日ってカノジョとかと遊んでるもんだし、ドタキャンされたらどうしよっかな〜って心配だったけど、全然大丈夫だったね」
「ああそうかい」
「持つべき物はヒマでモテない兄貴だね。アハハ」
「オレの事はいいだろうがよ!……もう行こうってば」
「あ、そうだ。引っ越し終わったらさ、一緒に出かけようよ」
「…どこに?」
「食べ物屋さんとか、お酒飲める所とか。あと服も買いたいもん。仕事始まったらあんまり遊べなくなるだろうし、今から見て回りたいの。あ、あと買い物もしたいし」
「え〜、また今度にしようよ…。つか買い物だけにしろって」
「いいじゃん別に。大きい荷物は引っ越し屋さんにまかせればいいしさ。お兄ちゃんは細かいのを適当にサッサって並べればいいよ。すぐ終わるって」
「簡単に言ってくれちゃって…」
「ここらへんで遊べる所は、ケータイとかで大体調べてあるからさ、パッとやってパッと遊びに行こうよ。ね?」
「…わかったわかった。じゃあパッとやってパッと終わらせようか」
「そうそう。それにいつかお兄ちゃんにカノジョができた時の練習になるしさ」
「ソウデスネ」
「あ、でもずーっとできない可能性もあるね。おじいちゃんになってもカノジョいなかったりして。アハハハハ」
「余計なお世話だよ!…行くの?行かないの?」
「は〜い。じゃあ行こ?お兄ちゃん」
麻美ちゃんのバッグを受け取ると、オレ達は車が停めてある駐車場へ向かった
麻美ちゃんは義姉さんの妹で、つまりオレの義理の妹にあたる。大きな黒い瞳と、ほのかにツンと鋭い目、活発な性格に合ったショートカットがとてもかわいらしい。
それにしてもこの一家、美人の血筋なんだろうか。お義母さんまでも、やたら美人だったのを覚えている
その麻美ちゃんは、つい最近まで大学生だった。だが在学中から就職活動がうまくいかず、卒業後もしばらく就職浪人を続けていた
それが最近になってようやく、この街にある会社に就職できる事になった
それでアパートを借りて暮らす事になったのだが、この街には知り合い・友人の類がおらず、頼りの義姉さん達も色々忙しいという事なので、万年ヒマ人のオレが、引っ越しの手伝いという、非常にメンドくさい作業を頼まれる事にあいなった
…とはいえ、正直言って今日の事は結構楽しみにしていた。ぶっちゃけ麻美ちゃんといると楽しいのだ
言いたい放題好きな事をしゃべってるように見えるけど、冗談である事はすぐにわかるし、何より彼女の笑顔と笑い声を感じていると、なんやかんやでこっちも明るい気分になる
麻美ちゃんのこと好きか?って聞かれたら、そりゃあ好きなんだろうが………ま、とりあえず今日は麻美ちゃんのためにがんばろう。かわいい義妹なんだしな!
「お兄ちゃん、今日はありがとねぇ」
麻美ちゃんの新居の玄関。引っ越し作業も無事済んだし、とりあえず必要な買い物も一通りすませたので、オレはそろそろ帰る事にした。時間は八時少し前をさしていた
「義姉さん達には連絡した?」
「うん。あと十五分くらいしたらこっちに着くと思うけど」
「そうかあ。じゃあよろしく言っといてよ」
「も〜、会っていけばいいのに」
「明日オレ、仕事早いからさ。七時出勤」
「え〜、ずいぶん早いね。大変だね…」
「麻美ちゃんもさ、そのうちそうなるよ。仕事やってたら」
「ふ〜ん…」
「じゃ、もう帰るね」
「あ、ちょっと待って」
麻美ちゃんはたたた、と冷蔵庫まで駆けていくと、中から缶ビールを取り出して、それをオレに投げ渡した
「はい、今日のお礼」
「一本だけかい」
「発泡酒じゃなくて、ビールだよ?」
「ハハ、ありがと。じゃ、お休み〜」
「うん、本当にありがとう。お休み〜!」
「ふぅ…」
車を走らせながらひと息つく。疲れはしたが、今日はなかなかいい一日だった
(ありがとうって…、やっぱり言われると嬉しいよな)
久しぶりに聞いた感謝の言葉に、思わず顔がほころぶ
そんな明るい余韻にひたっていると、ガタガタと車のパワーが無くなっていき、ついに止まってしまった
「…………ガス欠かよ」
今までの疲れがどっと出て、半笑いで車内の天井を仰ぐ。ドリンクホルダーの缶ビールは、だらだらと汗をかいていた
時間は戻って現在。麻美の姉夫婦のマンションのリビングでの出来事である
「え〜、会社がつぶれたぁ!?」
麻美の姉・えりかが驚きの声をあげる。麻美はソファに座り、暗い顔をしてうなだれている
「麻美ちゃん、どういう事なの?」
「…大口の取引先が倒産したの。結構大きい会社だったから、まわりもバタバタ潰れていっちゃって…。う、うちだけは大丈夫って言ってたのに…、朝出勤したら…」
麻美の声には涙がまじり始めた
「そう…。お母さんには、言ったの?」
「ううん、まだ……」
「じゃあね、まずお母さんに連絡して、これからの事を相談しなさい。お姉ちゃんもできる限りの事はするから。ね?」
「ねえ、お姉ちゃん…」
「なに?」
「…私も、お姉ちゃんと同じ仕事、やってみていいかな…」
姉の仕事とは、本番ありの風俗嬢だ。妹の言葉に、えりかは顔をしかめる
「麻美ちゃん…突然何を言い出すの?」
「私…エッチって嫌いじゃないし…。体力もちょっと自信あるし…だから…」
「何言ってるの。ヤケになったからって、そんなバカな事は言っちゃダメよ」
「でも…」
「ダメよ。麻美ちゃんいい加減にしなさい」
「うう…」
えりかは強い目で麻美を見据える。麻美は口をつぐんで押し黙るしかなかった
「お仕事はお姉ちゃんからも探してみてあげるから…。あまり無茶な事言わないで…。ね?」
「………わかった」
(でも、ホントにどうしようかなぁ…)
麻美は姉のマンションからの帰途、途中で職安に寄ってみたが、今の時代、なかなかいい仕事は紹介されていない
(やっぱり、何か資格ないと厳しいなぁ…)
資格と言えば運転免許くらいしかない。しかもペーパー。しかし今から資格をとるといっても、先立つもののあてなどない
はぁ、と歩道橋の真ん中でため息をつく。気が重くなると、足も重い。駅から自分のアパートまでそう遠くはないはずだが、何だかとても疲れを感じていた
とぼとぼと歩いて、ようやく近所にたどり着くと、目の前を消防車や救急車が猛スピードで横切っていく。向かった先はアパートがある方向だ。しかもそこからは、黒い煙りが立ち上っているのが見える
(………!?)
嫌な予感に麻美の脚は自然と走り出す。果たして、眼前に広がっているのは、無情な光景だった
(燃えてる……)
麻美のアパートは炎に包まれていた。火は濁流にも似た激しい音を立てながら燃え上がっており、黒煙は渦を巻いて空に昇っていく
麻美は、あまりの事に呆然としながら、ただ赤い炎を見つめていた
「え〜っ、アパートが火事にあってなくなった!?」
麻美は姉のマンションに戻ってきていた。涙を流しながらソファに座って嗚咽している
つけっぱなしにしているテレビから、アパートの火災のニュースが報道されている。これを見て、麻美はより一層激しく泣き出してしまった
「麻美ちゃん、しばらくここに泊まっていってもいいのよ。自分の家だと思って…。だから、ね?泣かないで…」
姉は泣きじゃくる妹の隣に座ると、麻美を抱きしめて髪を優しくなでた
「お姉ちゃん…」
涙まみれの顔を姉の胸にうずめながら、麻美が口を開く
「なぁに?」
「さっきの話…仕事…。やっぱりやってみたい…。お姉ちゃんの仕事…」
「麻美ちゃん…それはダメって言ったでしょ?」
「だって…、もう思いつかないんだもん…。私にできる事…」
「……」
「何でもやらなきゃいけないじゃん…。体を使う事だって…」
姉妹はしばし無言だったが、やがて姉の方から話し掛けた
「じゃあ麻美ちゃん…、ホントのホントにやってみる…?」
麻美は、姉と目を合わせると、こくんと首を縦に振った
「わかったわ…。じゃあ私がお店に連絡してみるから、明日一緒に行ってみましょ?ね?」
「わかった……」
麻美は、力の無い声で同意する
「じゃあ、お夕飯と麻美ちゃんのお着替えを買ってくるわ。すぐ戻ってくるから、少しお留守番しててね?」
「はい……」
エレベーターの中で、えりかは携帯を片手に思い悩んでいた。切羽詰まった状況とは言え、妹を自分と同じ仕事につかせる事には、やはりとまどいがある
しばらく眉間にしわを寄せて考えこんでいたが、ふいにある事を思いつくと、意を決して店へと連絡をつけた
書きました。長いのにエロ無くてすいません…
ご批判あれば幸い
とりあえずエロを求む…
批判とかはそれからだ…
>>700 続き楽しみにしてるぞ〜。
>>701 いや、充分エロいでしょ? ずるずると堕ちてゆく感じがたまらん。
妙な穴に変な棒を突っ込むだけがエロじゃないよ。
>>702 > いや、充分エロいでしょ? ずるずると堕ちてゆく感じがたまらん。
残念ながら、エロを意識した描写には感じられん。たぶん作者さんもそのつもりはないんじゃないか?
どちらかと言うとコメディータッチなかんじだ。
運悪く不幸な出来事が重なって、多額の借金をせおわされて、やむにやまれず泣く泣く風俗の仕事に身を落とすってんならエロさも感じるが、
彼女のばあい不幸に凹んでいるが、差し迫って大金を必要としているわけではないだろう。
無職になった機会に、以前から興味のあった風俗の仕事についてみたい、ってだけのような気がする。
しいてエロさをあげるなら、あっけらかんとしたビッチ風の性意識がエロいと感じるが、『堕ちていく』エロさじゃない。
【麻美ちゃんの事で相談があります】
このメールが義姉さんから届いたのは、会社の昼休みの時間だった
オレが火事の事を知ったのは夜、九時前の五分間ほどの短い地元のニュース番組だった。慌てて麻美ちゃんに連絡をとってみたが、携帯の電源が入っていないらしく、一向に繋がらない。義姉さんの方も、ずっと話し中か、留守電の状態だった
(あんな状況なら…仕方ないかもな…)
オレは一旦こちらからの連絡をあきらめ、向こうからの連絡してくれるのを待った。すると、先程のメールが届いたのだ
そんなわけで、オレは今、待ち合わせ場所である駅前で義姉さんを待っている。話し合いなら義姉さんの家ですればいいのになあ、と思いながらも、待っている間は麻美ちゃんの事で頭がいっぱいだった
住む所はどうするのだろう。今は義姉さん達の家にいるのだろうが、いずれ実家に戻るのだろうか。仕事も無くなったらしいけど、お金は?貯金はあるのだろうか。助けになってくれる友達はできただろうか…
そんな事を考えながら鼻でため息をつくと、背後から女性の声がした
「アキトくん」
義姉さんだ
「義姉さ…え?」
オレは義姉さんのナリを見てぎょっとした。ド派手な服に膝上何センチだよってくらい短いミニスカ、夜でも…いや、夜だからこそ映える強い化粧。これじゃまるで……
「おまたせ〜。待っちゃった?」
「い、いえ…」
「そう、よかったわ。それにしても久しぶりねぇ。初体験以来ね?」
「ちょっ!?ね、義姉さん…」
突然の刺激的発言に、汗をかいてたじろぐ
「ふふふ、あいかわらずかわいいわね。じゃ、早速行きましょうか」
「行くって…、どちらに?」
「うん、私のお店よ」
「お、お店?」
「そ。同伴出勤だね。うふふふ」
「え〜っ!?ちょっと何言ってるんスか、麻美ちゃんの話は?」
「もちろんするわよ。あなたの意見、聞かせてね?」
「言ってる意味がわかりませんが…」
「いいからいいから」
そう言うと、義姉さんはオレの右側に立ち、腕を組んできた
「あっ…」
右腕に押し付けられた柔らかい感触に、あの時の事を思い出し、心臓がどきりとなる
「うふん…思い出しちゃった?」
オレの考えを見透かして、義姉さんは意地悪な目線を送る
「い、いや…」
「立っちゃったとか?」
「な、何言ってるんですか…」
反射的に目をそらす
「ん〜っ、ほんっとかわいい〜!」
義姉さんは笑顔でオレの腕にすりすりとほお擦りする。これはこれで気持ちいいが…一体何しにきたんだこの人?大体、ここは人通りの多い駅前なので、かなり恥ずかしい
「あ、あの、義姉さん…」
「あんっ、そうだったわ。それじゃあエロティックパレスにレッツゴー!」
腕をからませたまま、義姉さんはつかつかと歩き出す。なんなんだこの展開は。一体これから何が始まるのか…
(結局連れて来られてしまった…)
義姉さんに強引に店まで引っ張られて、その中の一室に案内されてしまった
その義姉さんは準備がある、と言い残し、部屋から出て行った
一人残されたオレは義姉さんの行動をいぶかしく思いながらも、ドキドキしながらベッドに座っていた
その時、コンコンとノックする音がして、ドアががちゃりと開いた
「お待たせしました〜」
義姉さんが部屋に入ってきた
「うっ!?」
なんと義姉さんは下着姿だった。白く柔らかく、美しいプロポーションの義姉さんの身体を、より白い純白の上下が包んでいる。ガーターベルトがまたセクシーだ
「どう?」
義姉さんはおどけた様子でキュッとポーズをとる
「すごく…綺麗です…」
こんな物を見せられては正直な感想しか言えない
「ありがと。…ほら、いつまでも恥ずかしがってないで、あなたも入ってらっしゃい」
義姉さんはドアの外に声をかける。誰かいるのだろうか。……もしかして二人同時に!?待て待て、オレは3Pの料金なんて払えないぞ…
「で、でもぉ…」
「ここまで来て何言ってんの。ほら、挨拶を忘れちゃダメよ?」
義姉さんの言葉にうながされ、脚の長い子が恐る恐る入ってくる
「こ、こんばんは…」
「あ、どうも………げっ、麻美ちゃん!?」
「あーーーっ!お兄ちゃん!?」
オレの前に現れたのは、下着姿の麻美ちゃんだった。……えっ、相談ってもしかしてこれ?
「きゃー!?な、何でお兄ちゃんがいるのぉ?」
麻美ちゃんは胸を隠しながら義姉さんの後ろにかくれる
「いや、オレにも全くわからないんだけど…。義姉さん、これどういう事なんです?」
「んふふ、それはね…」
義姉さんは麻美ちゃんの肩をつかむと、グイッと前に押し出す。麻美ちゃんはきゃっと小さな声を上げた
「麻美ちゃんの適性を見たいの」
「適性?」
「ん〜、どっちかって言うと練習台が近いかなぁ」
「話が見えないんですが…」
「アキトくん、麻美ちゃんが今大変だって知ってるでしょ?」
「は、はい。だからオレは…」
「それで麻美ちゃん、この仕事やってみたいって言ってるの」
「えっ!本当に!?」
麻美ちゃんは顔を赤くしてうつむいている
「そう。だからね、この子がこの仕事に向いてるかどうか、試してみたいの。つまりぃ、麻美ちゃんがあなたのお相手をして、楽しませてあげられたら合格ってわけ」
「お、お姉ちゃん!?何言ってんだよ!」
麻美ちゃんが驚きの声を上げる。オレも驚いた。全くとんでもない事を言い出す義姉さんだ
「ダメだよ!お兄ちゃんとするなんて絶対ありえないから!」
「あら、アキトくんの事、嫌い?」
「そういう問題じゃないでしょ!ヤバいってこんなの!」
全く麻美ちゃんの言う通りだが、義姉さんはあくまでマイペースを貫く
「そう?お姉ちゃん、アキトくんの事好きだけどなあ。キスも愛撫もとっても上手だしぃ…」
マイペース義姉さんの発言にオレは目を見開いたが、義姉さんの口は止まらない
「お姉ちゃん…なんでそんな事がわかんの…?」
「うん、だってお姉ちゃんね、この間アキトくんの事たべたべしちゃったの」
義姉さんはニコニコ顔でどえらい告白をしてしまった。…麻美ちゃんの顔は当然、ドン引きだった
前置きレス書き込み忘れまてしいました。申し訳ないです。一応、続き書きました
ご意見下さった方々に感謝。素人文章ではありますが、よろしければお付き合いを
あと今回もエロ無かったです。期待していた方、重ねて申し訳ありません
俺のこともたべたべしてくれ!!
「ちょっとお兄ちゃん…今の話マジ…?」
麻美ちゃんは嫌そ〜〜〜〜な目でオレを見る。一方オレは右手で口を押さえて目線をそらした。目玉はギョロンギョロン泳いでいる
「………キモい」
…出たぁ、たった三文字で完全な嫌悪感を表す魔法の言葉。とはいえ、反論もできない事実なのでどうにもならない。オレの目はまだ泳ぎ続けていた
「まあまあ二人とも。立ち話もなんだから、座ってお話しましょ。ね、麻美ちゃん」
義姉さんは麻美ちゃんをオレの隣に座らせると、彼女の右隣に腰掛ける
麻美ちゃんはザッと腰を動かしてオレから離れた。オレも気を使って座位置からちょっと移動する
「も〜、空気悪いなぁ。いつもは仲良さそうなのにぃ」
義姉さんが口を開く。…ってアンタのせいだろ。麻美ちゃんはムスっとして、こちらを向こうともしない
「ねえ、麻美ちゃん。お兄ちゃんとするの、そんなに嫌?」
「当たり前でしょ…」
「う〜ん、でもね、これはテストなの。受けないつもりなら、この場で不合格にするわ」
「え…」
「麻美ちゃん、このお仕事、やってみるんでしょ?ならお兄ちゃん一人くらいは気持ち良くさせてあげなきゃ」
「う…」
「私はあなたのお姉ちゃんだけど、ここでは新人の教育係でもあるの。私の言った事にきちんと応えないとダメじゃない」
「……」
「あなたからお願いした事なのよ?」
麻美ちゃんは、口をつぐんだままうなだれている
「アキトくんはどう?麻美ちゃんとは、したくない?」
義姉さんは場の空気とは掛け離れた明るい声で話し掛ける
「そ、そりゃそうですよ。大体、嫌がってる人とはできませんよ」
「そう?でも、麻美ちゃんてとっても綺麗だと思わない?」
「な、何を…」
「綺麗だわぁ。私、この子のお姉ちゃんでとっても嬉しい。でも女としてはちょっとうらやましいかな」
義姉さんの言葉に、横目でちらっと麻美ちゃんを見てみる
下着姿の麻美ちゃんの肌は、光を反射しているかのようにつややかだった。手足はすらりと長く伸びていて、義姉さんの方が身長はやや高いが、脚の長さは恐らく麻美ちゃんの方が長いだろう。確かに綺麗だ…
「男の人から見て、どう?素敵じゃない?」
「あ、あの…まあ…確かに…綺麗かと…」
オレの言葉に、義姉さんはニッコリと笑顔になる。一方麻美ちゃんは、また腰をザッと動かしてさらにオレから離れる
「うふふ、よかったわね。麻美ちゃんの事、綺麗だって」
「もうっ!何言ってんだよ…」
麻美ちゃんは目を吊り上げるが、義姉さんは無視してオレに声をかける
「じゃあアキトくんは麻美ちゃんの事気に入ったみたいだからぁ…この子の相手、お願いできる?」
「だ、だから無理ですって!大体、何でオレなんですか」
さっきからの疑問をぶつけた。適性をみるのに、何でこないだまで童貞だったオレが必要なんだ
「そうねえ…。あなたならきっと、麻美ちゃんの事を浮き彫りにしてくれると思ったからよ」
「浮き彫り…?」
「そ。優しいし、経験も少ないから、余計にね」
「ね、義姉さん!」
慌てて義姉さんを制した。これ以上オレの性体験を暴露されてはたまらん。それにしても義姉さんの言葉は不可解だ。浮き彫りって、何を?
「ん〜と…それじゃ、そろそろ始めましょうか、二人とも」
義姉さんはケロッとした顔で言い出す
「お、お姉ちゃん、ホントにするの…?」
「うん、ホントにするわ。がんばってね。ここで応援してあげるから」
「えっ、義姉さんの前でやるんですか!?」
「この子の適性を見るって言ったでしょ?あ、でもキミは気にしないで。3Pだと思えばいいんだから」
なんちゅう物の言い方だ…。しかし二度目のエッチがこんな形になるとは…トホホ…
「じゃ…どうすればいいの…」
「うん、そうねえ、まずはキスしてみたら?」
「キ…キス!?」
「そ。エッチの基本じゃない。アキトくん、キスが上手いから、すぐ仲良くなれるわよぉ〜?」
「……」
麻美ちゃんはこちらをチラ見すると、すぐまた無言になった
「ほらほら、そんなに恥ずかしがってないで…」
義姉さんは麻美ちゃんをずりずりと押してオレに密着させる
「う………わ、わかった……」
麻美ちゃんは観念したようで、ぎゅっと目をつむってぐいと唇を差し出した
(い、いいのかな…)
オレはまだ戸惑っていた。ホントにこんなんでいいのかよ?
…とはいえ、麻美ちゃんをこのままにしとくわけにはいかないし…
彼女はオレに唇を向けたまま、固まっている
(…ええい!やるしかないか…!)
オレもついに観念した
両手で頭を挟み込むと、ぐっと引き寄せて唇を重ねた
「…っ」
麻美ちゃんの全身が、ぴくっと固くなったのがわかった
両手にはさらさらと細い髪の毛、唇には柔らかな麻美ちゃんの感触
重ね合わせただけの短いキスを終えると、恥ずかしさに歪んだ彼女の表情が見えた。その顔が、とてもかわいらしく思った
「お、お姉ちゃん…」
麻美ちゃんは赤い顔で義姉さんに顔を向ける
「うん、とってもかわいかったわ。アキトくんはどう?」
「あ、はい…よかったです…」
さっきの麻美ちゃんの表情が頭から離れない。心臓がまだドキドキしている
「そう、私も嬉しいわ。…で、麻美ちゃん、ちょっと質問なんだけど…」
「え……?」
「今まで何人くらいの男の人と経験した?」
すごい質問だ…。あ、でも経験した人数が多いとやっぱ上手いんだろうし…
「…えっ?、い、言うの?」
「ええ、言ってちょうだい。正直に言うのよ?」
「うん…。あんまりわかんないけど……30人くらい……。あと一回だけの人なら、もっと…」
…30人ってのはすごいな。プロでもないのに…。まあ麻美ちゃんはかわいいし明るいし、やっぱモテるんだろう。しかし自分の今までを思い返すと、欝になってしまう数ですなぁ
「そう!たくさん経験してるのね。楽しみだわぁ」
義姉さんは満面の笑みを浮かべる。…でも目は笑ってないように見える
「じゃあキスもして仲良くなった事だしぃ…そろそろ裸のお付き合いしちゃおっか」
「!!」
裸キターーー!!…なんてアホな事考えてる場合じゃない。麻美ちゃんは胸を隠して縮こまってるし。これは義姉さんの時の百倍は緊張するぞ…
「麻美ちゃん、早速アキトくんを裸んぼにしてあげて」
「えっ、マ、マジで!?」
いきなりレベルの高い要求。これならオレが自分ですっぽんぽんになった方が遥かに気が楽だ
「あ、いや、そこは自分でやりますから…」
「だーめ。お客様の服を脱がせてあげるのも、重要なサービスなんだから。これもテストのうちなのよ」
…徹底してオレはテスト対象扱い。もう開き直って楽しんだ方がいいような気がしてくる
「さ、麻美ちゃん」
「わ…わかった……」
麻美ちゃんがオレの服の裾を恐る恐るつかむ。いよいよか………と思ったら、麻美ちゃんの動きはその姿勢のまま固まってしまった。…緊張して体が動かないのかな?
「…アキトくん、この子脱がせるの苦手みたいだから、バンザイしてあげて」
「あ、はい…」
言われるがまま、両手を上に伸ばす
「ほら、少し脱がせやすくなったわ」
「……」
「早くしてあげなさい。いつまでもお兄ちゃんにこんな格好させておくつもり?」
半裸の女性二人の前でバンザイポーズ。これは確かに『こんな格好』だ
だが麻美ちゃんは固まったまま動こうともしない。それどころか目の焦点が合っていないようだ
「どうしたの?あなたがやった事があるようにやればいいのよ」
「…だ、だって…わかんないし……」
「…わかんないって?」
「みんな自分で脱いじゃうし…。だ、だから…そういう物なんだなぁって…」
…ちょっと意外な答え。まぁ、プライベートなんて脱ぎたい方からさっさと脱げばいいと思うし…これくらいいいんじゃないかな?
とはいえ、麻美ちゃんくらいの遊び人…もとい、経験豊富な子がなぁ…とは感じる
「そう…。ちょっと聞くけど、男の人が裸になってくれたら、あなたも自分からお洋服脱いだ?」
「……」
「みーんな男の人にやらせてた?」
「………うん」
「…じゃあ二人とも全部脱いだとするわね。そしたらあなたは男の人に何かしてあげた?」
「え…?」
「麻美ちゃん、これはとっても大切な事よ?男の人に何かしてもらうんじゃなくて、『あなたが』何をしてあげたかって聞いてるの」
「……」
「どうしたの麻美ちゃん。あなたのセックスは女の子が何にもしないでベッドで待ってる事?」
「…だっ!…だって……、エッチは女の子が主役で、大事にされるもので…。男は女を気持ち良くさせなきゃいけないから…。だから……」
麻美ちゃんはやや涙声だった
「やっぱりね…」
義姉さんはフーッと深くため息をついて、眉間にしわをよせる
「私ね、あなたが最初にこの仕事したいって言った時に、風俗で働くって事を軽く見てるな、って思ったの。それ以外に心配事もあったけど、それはもうはっきりしたわ」
「な、何…」
「セックスの事も軽く思ってるって事よ」
「そ、そんな事は…」
「さっきだってそうよ。お洋服を脱がせた事が無くったって、アキトくんに手伝ってもらったりすれば、例え手間取ってもできる事なのよ?」
「うぅ…」
「あなたその時、『何で私が』じゃなくて、『何で女の子が』って思ってたんじゃないの?違う?」
「………」
「麻美ちゃん、さっきエッチは女の子が主役って言ったわよね。でもこの仕事はお客様が主役なの。あなたが気持ち良くさせてあげようとしないといけないの。ゴロンと寝っ転がって、されるがままの子に大金が入る仕事だと思った?」
「うぐっ…ぐすっ…」
「確かにマグロ女を扱ってる所もあるわ。それでいいなら、自分でそのお店を探してそこに勤めなさい。でも、このお店ではそんな子は絶対許さないわよ」
麻美ちゃんはとうとう泣き出してしまった
しかし怖い…。義姉さんはこの仕事、ひいてはエッチに対して相当真剣なんだな。オレはやや感動した
それにしても…このバンザイポーズ、もう下ろしてもいいかな…
とりあえずここまで。すいません、次こそ本当にエロ入れますんで…
714 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 20:18:35 ID:Uht3kqkw
いやぁ、これはこれで中々…。
バンザイw
716 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 21:30:46 ID:uGyQzmWH
\(^o^)/
ちょっと続き
部屋の中は麻美ちゃんの泣き声で満ちている
確かに、自分の性体験を真っ向から否定されるのはつらい。しかも彼女の場合、順風満帆以上の男性遍歴を送ってきたのだから、なおさらだろう。でもなぁ…
「ね、義姉さん、ちょっと言い過ぎじゃあ…」
「そうね…。でもこの子はね、物心ついた時から、周りに男の子がいなくなったって事が、なかったの」
「そうなんですか…」
「昔から本当にかわいかったもの…。でも、だからこそ、自分は男の子に何でもしてもらえるんだ、自分からは何もしなくていいんだって思うようになったのかも知れないわ…。かわいそうよね…」
「そんな…もんですかね…」
先程の厳しい顔は消え失せ、慈しむような、哀れむような目で麻美ちゃんを見つめている
「プライベートな事なら、別に口を挟まないわ。でも、体のやり取りに対してそういう意識しか持っていないのに、この仕事をやろうとするのなら…私はそれは違うって言うしかないのよね。妹を泣かせるような事になっても」
「すごいな…。本当のプロなんですね…」
オレはもう素直に感心してしまった
「そうよ?私、この仕事もセックスも大好きなんだから」
義姉さんはパッと明るい声になると、ティッシュを何枚か抜き取り、麻美ちゃんの目頭に当てて涙を拭いてあげる
「ほぉら、もう泣かないで。ね?」
さっきよりは大分落ち着いたものの、麻美ちゃんは声を詰まらせながら涙を流している。かわいい顔がぐしゃぐしゃになっていて、見ているのがつらい
「…わ、私……ダメなんだ…」
「ダメって?何が?」
「だ、だって、お姉ちゃん、私じゃダメだって…うっ、うえぇん…」
麻美ちゃんはまた泣き出してしまった。そんな彼女を、義姉さんは優しく抱きしめる。それは、妹をなぐさめる姉の姿だった
「わ、私、ダメなんでしょ?ふ、ふ、ふ、不合格なんでしょ?」
「ううん、私、麻美ちゃんが不合格だなんて一度も言ってないわ」
「で、でも、さっきぃ…」
「確かに今までのあなたじゃダメよ。だけどね、本当に不合格なら、はっきりそう言うわ」
「じゃ、じゃあ…何…?」
義姉さんは麻美ちゃんからすっと離れると、彼女の肩に手を乗せ、真っすぐに目を見て、言った
「麻美ちゃん、テストはまだ続いてるの。お兄ちゃんを楽しませてあげなさい?」
…まだ続けるの!?ぶっちゃけ、条件変えてやり直した方がいいと思うが…
「で、でも…、私、わかんないよ…」
「ううん、わからないなんて事はないわ。…わかんなくってもいいの。あなたが思った事、何でもアキトくんにしてみてあげなさい。それが、私が本当に見たいあなたの適性なの」
「私が…お兄ちゃんに…?」
「そうよ。…それにね、アキトくんは童貞も同然なんだから、たいていの事は喜んでくれるわ、多分」
義姉さんがさっき言っていた『練習台』という言葉の意味がやっとわかった。さすがにそんな扱いは御免だ。つーか何をバラしてんだ義姉さん
「ね、義姉さん!あのねぇ…」
怒気を込めて声を張り上げたが、二人はオレを無視した
「でも…私…」
「麻美ちゃん、自信なんかなくっても、何をすればいいかわかんなくても、あなたがここでする事は一つよ」
「……」
「男の人を気持ち良くして、楽しませてあげられる女の子になって?麻美ちゃん」
麻美ちゃんはお腹の前に手を組んでじっとしていたが、やがて目と唇にきゅっと力を込めて、こう言った
「お、お兄ちゃん…私の事、綺麗だと思う…?」
「え?」
「わた…て…」
何事か言っているが、声が小さくてよく聞こえない
「麻美ちゃん、何…?」
オレが聞き返すと、彼女はバッとオレの顔を見て、はっきりと口に出した
「お兄ちゃん、私とセックスして!!」
あまりに直球ド真ん中ストレートな台詞に、オレの精神は止まった
義姉さんは、静かな笑みでこくりとうなずいた
「や、やだっ!?」
麻美ちゃんの突然の声に、オレは気を取り戻す
彼女は両手で顔をおおって縮こまっていた
「も〜、いきなりどうしたの?」
「だ、だって、こんな事言うの初めてなんだもん!恥ずかしいよぅ…」
おぼこい…。こんなかわいい麻美ちゃんは初めて見た。若干ときめいてきたりして…
「そんな事言ってないで、ほら、お兄ちゃん待ってるわよ?」
「あ、そ、そうか。えと…」
麻美ちゃんは茹で上がったような顔でオレににじり寄る
「お、お兄ちゃん?ふ、服…脱がせてあげよっか?さっきの、続きで…」
またすごい事を言い出すものだ。しかも引きつった笑顔なのがさらに怖い
「い、いや、いいよ…」
「お願い、やり直しさせて!お願い!」
「ぐ…」
麻美ちゃんが頭を下げた。オレはこの子の頼みを断わった…いや、断れた事はない。その法則は、この異常な場においても有効だった
「いてててて」
「あっ?ご、ごめんなさいっ」
麻美ちゃんはオレのシャツの袖を綱引きのように引っ張っている
「ま、まだ頭が出てないから」
「いで!?逆関節っ」
「いや、ベルトはそうじゃなくて…」
「ちょっ、肉まで掴んでるって!」
…痛みの渦に巻き込まれながらも、どうにかこうにか麻美ちゃんの目的は達成できた。さすがにパンツは勘弁してもらったが…
一方麻美ちゃんはひと仕事終えて、額に汗をかいて息を切らせている
とにかく、オレはすっぽんぽんになってしまった。両手で股間を隠し、彼女の方に向き直る
「ど、どうも…」
「……」
麻美ちゃんはオレの股ぐらを凝視している
「お兄ちゃん…そこ隠してると…できないよ…」
「そ、そうだけど…」
今度はオレが恥ずかしさで顔を赤くする
「やあねぇ、アキトくん、まだ恥ずかしがってるの?女の子にここまでさせといて。麻美ちゃん、いいからどかしてあげなさい」
「は、はい…」
義姉さんのアドバイスを受け、麻美ちゃんはオレの両腕をつかむと、「えい」という言葉とともにオレの股間を開放した
「……」
麻美ちゃんは、珍しい物を見る目で見つめている
「これ…包茎ってヤツ…?」
「うん、まあ…」
しかも今までの出来事から、興奮しているわけもなく下を向いてぐんなりしている
「包茎のおちんちんって初めて見た…」
…………ハッハッハッ、麻美ちゃんて相当男運がよかったんだなぁ
「でもちょっとかわいいかも…。さわっていい?」
麻美ちゃんは今日初めて自然な笑顔を見せた
包茎がかわいいとはねえ…。姉妹なだけに、義姉さんと感覚が似てるんだろうか?
と思っているうちに、麻美ちゃんは勝手にオレの物をいじり始めた
「ちょっ、待っ…」
「やわらかい…。あはっ、好きかもこれ…」
オレの意見を無視して棒と言わず袋と言わず揉みまわす
「麻美ちゃん、アキトくんは皮をかぶってるだけだから、剥いたら普通になるわよ」
義姉さんが無慈悲な助言を妹に送る
「わ、わかった…。えいっ」
かわいい掛け声とともに、オレの未熟な本体があらわになった
「きゃーっ!ピンク〜!かわいい〜!!」
……この時オレは確信した。麻美ちゃんと義姉さんは、やはり血が繋がっている
「ね?アキトくんのおちんちんかわいいでしょ?」
「うんっ。すごいね、こんなかわいいおちんちんもあったんだね…。うはぁ」
「ほらぁ、アキトくん、私の言った通りでしょ?女の子はみんなかわいいおちんちんが好きなのよ」
…それはあんたらだけじゃないのかい。姉妹による羞恥プレイのネタになっていると、麻美ちゃんが更なる難題を言い出した
「でも全然固くならないよ…。おかしいな…」
「そりゃこんな状況で興奮できるかい」
二姉妹の視線責めと言葉責めによって、オレのメンタル面はめった打ちだった
「え……。お兄ちゃん、わたしかわいくない?やっぱりエッチしたくない?」
「別にそういうわけじゃ…」
「お兄ちゃんお願い、私として?何でもしてあげるから、私としようよ。キスがいい?それともギュ〜ってされたい?」
麻美ちゃんはオレの腕にすがりついてきた。どこでどう火がついてしまったのか、驚くほど積極的だ
上目使いでオレの事を見つめている、かわいく濡れた瞳の周囲は、先程の涙で少し赤くなっていた
「ね?ね?お兄ちゃんの事、気持ち良くしてあげるから…」
麻美ちゃんはぐっと力を込めて密着してくる。すると、腕から心地良い弾力を感じた。そこへ目をやると、淡い桃色のブラに包まれた、豊かな膨らみがあった。思わず視線が釘付けになる
「あ…、お兄ちゃん、私のおっぱいが見たいの?」
目線に気づいたらしい
「ち、違うよ。そんな事は…」
「いいよいいよ!おっぱいが見たいんなら、好きなだけ見てもいいんだから」
本気でオレの要望に応える事に嬉しさを感じるようになっているのか、本当に楽しそうな声を出す
「じゃあ、はい」
麻美ちゃんはくるりと後ろを向いた。背中にはブラのホックが見える。…外してくれって事か?
「あっ!ご、ごめん。お兄ちゃんにさせちゃいけなかったよね。えと、ちょっとだけ待ってね…」
麻美ちゃんが慌てて両手を背中に回す
「あ〜、麻美ちゃん、ちょっとストップ」
義姉さんが口を挟んだ
「考えたんだけど、そのままアキトくんに取ってもらいなさい。ね、アキトくん、自分で女の子の下着、脱がせてあげてみたいわよねぇ?」
「えっ?オ、オレがですか!?」
「あなたまだそんな事言ってるの?往生際が悪い子ねえ。それに、一度はしてみたかったんじゃない?脱がせっこ」
確かに、そういう妄想は何度かした事がある。でも義姉さんの時は自分で脱いでもらったし…
……今ここで…するのか?それを…
「お兄ちゃん、今の話、ホント…?」
麻美ちゃんは背中越しに振り返り、オレの目を見上げる
「…う、うん……」
つい口をついてしまった、肯定の返事
「そ、そう!じゃあさせてあげるから、私の事、裸にして?」
麻美ちゃんは改めて後ろを向く。白い背中を少しだけ丸めて、外しやすい姿勢になってくれた。そこへ、恐る恐る手を伸ばす
「………」
初めて女性の下着に手を触れた。ブラと背中の間に指を入れ、くっと軽く力を入れてホックを外す。指先に感じる、すべすべした肌の感触に、血の流れが早くなる
それから肩紐も下ろすと、後は麻美ちゃんも腕を抜いてくれて、ブラは完全に彼女の体から離れた
「お兄ちゃん…」
麻美ちゃんはオレの方に体を向ける。表情は緊張しているようだが、何か、少し微笑んでいるようにも見えた
「ほら、おっぱいだよ…」
彼女の胸には、白くて丸い、二つの大きな果実が豊かに実っていた
「ど、どう?私の…」
細身で活発な彼女からは想像できない豊満な双房が、胸でぷるぷると揺れている。小さくかわいらしい先端の桜色は、つんと上を向いて存在感を誇っている
「き、綺麗かな…?お兄ちゃん…」
麻美ちゃんは顔を近づけて問い掛ける
「あっ!?」
オレは彼女の腕をぐいっと引っ張ると、力いっぱい、強く抱きしめた
胸には彼女のおっぱいの弾力と、その先端がくりくり当たっている
背中に回した手には、羞恥によるものか、興奮によるものか、しっとり汗をかいているのが感じられる
細いと思っていた肌は、意外にも肉感的で、力を込めた指を心地よくはね返していた
なんでいきなりこんな事をしたのか、自分でもわからない。だが、麻美ちゃんの姿を見て、どうしてもたまらなくなったという事だけがわかる
オレにも火がついてしまったのか
「んっ!」
麻美ちゃんの柔らかな唇にむしゃぶりつく
唇を合わせた瞬間に舌をねじ込み、彼女のそれを愛撫する。反応はすぐに始まって、唾液に濡れた二人はぐちゃぐちゃに絡まりあった
荒い鼻息が顔に当たってくすぐったいが、もっとそれを感じていたい。いつの間にか、麻美ちゃんもオレを抱きしめていた
じゅるじゅるとお互いの口内の粘膜を味わいながら、オレの左手は彼女の胸を揉みしだく。肉が詰まっているかのような弾力の乳房を楽しみながら、つつましやかな突起を弄ぶ度、麻美ちゃんはんっんっと息を詰まらせる。
彼女の口の中を思い切り吸い上げると、すぐに同じようにやり返してきた。二人とも頬がぺこんとへこんでいた
興奮に満ちた目を見つめ合いながら、互いの唇をれろれろと舐め合う。もはや誰の物かわからない唾液が、顎まで伸びて雨垂れを作っていた
「お兄ちゃん、私として?私とセックスしよ…?」
唾液まみれの唇で、息を切らせながら、涙目の麻美ちゃんがお願いした
「したい…。させてくれ、麻美ちゃん…」
オレはもう麻美ちゃんの事しか頭に無かった
「お兄ちゃん…!」
今度は麻美ちゃんから舌を差し込んできた
続きはそのうち…
これ、義姉的には妹だけのテストじゃなくて寧ろアキトをテストしてねぇか?妹の伴侶適性的な意味で
面白いけど、娼婦物らしくないところが唯一残念w
727 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 07:00:17 ID:OCqkP1Na
今のところ、相手楽譜主人公だけだからな。
つーわけで、今のが一段落ついたら、いろんな客とヤりまくる姉をですね…
728 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 11:55:53 ID:OCqkP1Na
予測変換がバカやったけど、脳内変換よろorz
主人公以外とヤるお義姉ちゃんの姿なんて見たくない…
これが…、恋…
何この神スレ
書きたくなってきた
携帯厨だから規制されなければ投下したい…
どうにか風俗嬢にはなれたけど
(お約束どおり)ホストかなんかに誘惑されて、血道を上げて
騙されて貢いだ挙句捨てられて、莫大な借金だけが残り
返済のため街角に立つ羽目になるあさみちゃんが見たい。
(この鬼畜!)
娼婦の純情なお話が好きだなあ。
義姉のプロ意識の高さがいい。
娼婦なめんな、って感じで。
>>730です
エロ難しいorz
それっぽいのは書けないと思うけど投下出来たら投下する
私は遠い海からきたHooの続きも待っているのだがね。
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワク
(0゚∪ ∪ + テカテカ
と__)__) +
少し続きを
お互いを激しくねぶり合いながら、絹糸よりも一層細やかな髪の毛をさらさらと愛撫していると、麻美ちゃんはオレの股間に手を伸ばしてきた
「ぼっきしてる…」
オレの物は、彼女を求めてガチガチになっていた
「したくなってるんだ」
「もっとさわっていい…?」
オレが無言でうなずくと、麻美ちゃんはごくりと唾を飲み込んだ
「ど、どんな感じ?お兄ちゃん、気持ちいい?」
不安そうな顔で、オレの目を見る
「………正直、あんまり……」
不安は困惑に変わり、綺麗に整えられた眉はハの字に曲がる
麻美ちゃんの気持ちは確かに嬉しいが、カリに指を引っ掛けてぐいぐい引っ張るだけでは気持ち良くなかろう
「ダメ?……どうしたらいい?」
「うん………じゃあ、オレの後ろに回ってみて?」
麻美ちゃんを背後に行かせると、脇の下から右腕を通して、細くて綺麗な指で、握らせた
「上下に…」
麻美ちゃんの手が、ぎこちない動きで茎を往復する
「お兄ちゃん…、これって男の人のオナニー?」
「うん…」
「気持ちいい?」
「ああ…気持ちいいよ…」
硬直の内部で、快感がじわじわと染み渡っていく
「うれしい?」
「うれしいよ。麻美ちゃんにしてもらって…」
「そ、そう?だったら、私も、うれしい…」
麻美ちゃんは、右手の動きを更に速め、オレの背中にちゅっちゅっとついばむようなキスの雨を降らせる。
そしてオレは、愛撫をしてくれている彼女の右手に、自分のそれを重ね合わせた
「あ…」
「一緒に…」
「うん…。私、お兄ちゃんと一緒にオナニーするぅ…」
麻美ちゃんの手を握りながら、共に上下運動を始める。同時に、手の平から暖かな体温が伝わる
麻美ちゃんはふくらみを押し付けながら、キスでは物足りなくなったのか、背中全体に舌をねろねろと這わせ回っている
その上で彼女と一緒にペニスをこすっていると、もうたまらない
物理的な刺激より、この異常な状況による興奮で、絶頂を迎えてしまいそうになった
「あ、麻美ちゃん」
慌てて手を掴んで、動きを止めた
「どうしたの?」
「このままだと、出ちゃいそうだから…」
「どうして?出してもいいのに…」
「ここで出しちゃったら、最後までできないよ…」
「あ、そ、そうか…」
麻美ちゃんは少し残念そうな顔をした。出る所を見たかったのかも知れない。ひいては、自分の手でイかせた瞬間を
「じゃあ、私何をしてあげればいいの…?」
「…麻美ちゃんのが見たい」
「う、うん…」
麻美ちゃんは、オレの要求に素直な返事をくれた。ただ、ちょっとだけ声が震えていただけだった
「オレの前に立って…」
麻美ちゃんと正面を向き合って、正座の姿勢をとると、目の前はちょうど彼女の股間になる
腰骨のあたりから両の親指を差し込んで、下着をずるずると下ろしていく
麻美ちゃんは目と唇をギュッと閉じて、恥ずかしさに堪えていた
「…っ!」
下着を太ももの中ほどまで下ろすと、麻美ちゃんの愛らしい股間があらわになった
義姉さんの黒々としたそれとは対照的な薄い毛量と、髪の毛と同様に細い毛質は、彼女のクレバスを隠しきれていなかった
その頼りなげな恥毛は濡れて皮膚に張り付いており、割れ目と下着の間には粘った糸が引かれていた
「濡れてる…」
「だ、だめ…。あんまり見ちゃだめ…」
「どうして…」
「だって、こ、子供みたいなんだもん…」
「オレだって、包茎だよ」
「で、でもぉ…」
「キスしていい…?」
オレは麻美ちゃんの答えを聞かずに、濡れた秘裂にそっと口づけをした
「はっ!?」
麻美ちゃんは小さな悲鳴をあげると、まるで支えを失ったかのように、ひざをガクンと折って前のめりに倒れた
オレは慌てて彼女の腰と太ももを抱き、麻美ちゃんはオレの髪をブチブチと音を立てながらひっ掴んで、転倒を免れている
力が入らないのか、脚はぷるぷる震えていて、これ以上立ってはいられないようだった
オレは背中と腰に腕を回し、抱え込むようにして、麻美ちゃんをベッドの上に寝かせる。彼女の手には、結構な量のオレの髪の毛が握られていた。だが、頭皮に全く痛みは感じない。何か、感覚が麻痺しているのだろうか
そして、長い脚に留まっている下着に手をかけ、するすると脱がせていって、つま先から抜き取ると、麻美ちゃんは完全に全裸になった
「きれいだ…」
生まれたままの姿になった麻美ちゃんは、妖精のように美しいプロポーションだった
胸の前でもじもじと手を組み、泣きそうな顔でオレを見上げている彼女に、オレはゆっくり手を伸ばす
「よく見せてね…」
だらんと力無く伸びている脚を割り開き、その間にしゃがみ込んで、股間に顔と両手を近づける
「やだぁ…やだぁ…」
自らが吐き出した粘液で、べとべとしている割れ目を開くと、より一層ぐしょ濡れで、桃色の性器が剥き出しになった
(これがクリトリス…ひだひだで…膣…)
義姉さんの時は色々あってゆっくり見る事が出来なかったが、今は感動と感心をもって見つめている
麻美ちゃんのそこは、まるで軟体の生き物のように、いやらしく、かわいらしく、何かを待っているかのように、ひくひくとうごめいていた
「ピンク…かわいい…」
「いや…」
「オレとおんなじだね…?」
「いやだよぉ…」
麻美ちゃんは両手で顔をおおってしまった。もう、今にも泣き出してしまいそうな声だ
「キスしていい…?」
さっきと同じお願いをする「だ、だめぇっ」
「…そんなにイヤ?」
「だってぇ…恥ずかしいよ…、汚い所だもん…。だ、だから誰にもそんな事させた事ないんだもん…」
「………」
「ね、だからお願い…お兄ちゃん…」
「…麻美ちゃん…さっき、オレに何でもしてあげるって言ったよね…」
「う、うん…」
「だから…オレも麻美ちゃんに、何でもしてあげる…」
「お兄ちゃん…」
「キス…しちゃうね」
オレは、麻美ちゃんの秘部に唇を密着させると、舌を出してれろんと舐め上げた
「やっ!?あぁぁぁ!!」
麻美ちゃんの尻が、びくんと跳ね上がった
今日はここまで。ホントに娼婦物っぽくありませんねww
オチはつけますんで…
こんな濃い小説の後に投下するのこえーよw
吉原遊郭で、遊女とその世話役(着物着せたりとか)の話。
きっとエロじゃないし口調が現代風だが、こういうシチュ初めて書くんで許してくださいw
745 :
雨:2010/06/17(木) 21:05:58 ID:UF6KMoCm
珍しく梅雨晴れしたその日は、蛙も鳴かず静かな夜であった。
「明日身請けされるから抱いてよ」
一瞬あんどんの火が揺れた。
ちくり、と胸に痛みが走った。
身請けが決まった今、もう張見世に出る必要はなく、何をしようと自由らしい。
そう言って呑気に煙管をふかす水百合を、つくづく薄情な遊女だと思う。
単なる世話役の身分で、義理や感謝を求めるなど可笑しい話なのかもしれない。
だとしても、せめて仲間に別れの挨拶ぐらいしたらどうだろう。
無論、実際に本人へ勧めてみたところで、面倒臭いと軽くあしらわれるに違いなかったが。
746 :
雨:2010/06/17(木) 21:08:53 ID:UF6KMoCm
「なんで…お前を抱かなきゃならねぇんだ?」
「今までのご褒美。散々こきつかわれてくれて有り難う、ってね」
水百合は相変わらずの高飛車な態度に意地悪い言葉たちを並べ、さりげなく着物から白い太股を覗かせた。
さすが「遊戯屋」で太夫の座を争う器量の持ち主、男を欲を煽る術を熟知している。
紅をひいたような唇がゆっくり形作れば、逃れられなかった。
「ねぇ…抱いて?」
― ― ― ― ―
「ん…あ、あぁっ…」
熱く濡れた肉壁が、抜き差し繰り返すまらにまとわりつく。
両者の体液が交ざり合うやらしい音は二人だけの空間にこれでもかと反響し、最早どこから聴こえて来るかも分からない。
747 :
雨:2010/06/17(木) 21:10:47 ID:UF6KMoCm
「あっ…あっ、もっと…もっと奥ぅ!」
水百合は快楽を得て艶やかに咲き誇る。
お望み通りにと下肢を限界まで開かせて奥を突けば、中が殊更激しくうねって悦んだ。
女の膣は一度受け入れた男の形状を覚えると耳にした事がある。
次に男と寝る時…記憶と異なる物に、違和を感じるのだろうか。
ちくり、とまた胸に痛みが走った。
同時に何故か笑いが止まらなかった。
腰の動きを止めて小刻みに肩を揺らす己を不信に思ってか、水百合が眉根を寄せる。
「なに…笑ってんの?」
「…ちょっとな」
「あたしを放って良い度胸ね」
748 :
雨:2010/06/17(木) 21:13:30 ID:UF6KMoCm
細い腕に引き寄せられるまま口元に顔を近づけると、突如首筋を噛みつかれ上擦った声が漏れた。
「ぁッ、……可愛くねぇ女」
「ふふ。そりゃどうも」
半ば反射的に呟いた憎まれ口を聞き、水百合はこの状況に不釣り合いな純粋な笑みを浮かべる。
それが奇しくも己の肉欲にまみれた衝動を煽り、気づけば無我夢中で腰を振っていた。
「あぁんっ…あ…あっ!」
脳に、身体に、焼きつける。
いつも知らず知らず見詰めていた女の全てを。
胸元を伝い落ちる汗だか体液だかを、丹念に舐め取った。
彼女が喘ぎ悶えて動く度にふわり薫る甘い匂いも楽しんだ。
749 :
雨:2010/06/17(木) 21:19:09 ID:UF6KMoCm
「あ、んっ…ぁ、はぁっ、ああぁっ」
胸の痛みの正体は言わなかった。言えなかった。
己は、水百合の世話役だ。
我侭な遊女にこきつかわれる奴隷。
ならばその世話役らしく、仕事という奉仕を最後まで勤めあげよう。
強い締めつけで射精を促す肉壁を幾度となく擦り上げ、共に絶頂へ向けて拍車をかける。
生涯初めての、そして二度と来ないであろう一夜は瞬く間に朝を迎えた。
― ― ― ― ―
雨が降る。
どこか陰気めいた空気のせいで、大通りを行き交う見物客も少ない。
朱の暖簾から顔を出した仲の良い若い衆が、ずぶ濡れになった己に声を掛けてくる。
750 :
雨:2010/06/17(木) 21:30:11 ID:UF6KMoCm
「風邪ひくよー。早く見世に戻りな」
「…うるせぇ。いンだよ、今はこれで」
番傘を持って来ようとしたのを言葉で制すと、若い衆は心配そうな表情をしながらも見世の中に戻った。
誰も居ない路地で立ち尽くす。
頬を伝う雫が何であるか、認識する気力すら起こらなかった。
明日、新しい遊女の世話役に就く。
噂に聞くと近世稀に見る魅力的な女らしい。
しかしそいつがどんなに美しく、優しく、謙虚であっても、水百合を忘れる事は出来ないだろう。
あいつはどうしてるのか。
小さく空に問うたとして、答えが返ってくるはずもない。
道脇に咲く真っ白な野百合が、心無しか雨を得て幸せそうに見えたのは視界が滲んでいるからだ。
終
乙。このせつなさがいいね…
ちょっと訂正
>>742 ×ぐしょ濡れで
〇ぐしょ濡れの
>>744 いいねー、奔放な遊女も遊郭の片思いものも大好き!GJ!
>>739-742 姉妹丼…、だと…?
うらやましいってレベルじゃねぇぞ、おい!
>>744-750 せつねぇじゃねぇか、目から塩水が(´;ω;`)
悲しい話しは嫌いじゃないぜ、GJ。
どんな味?と言われたら、「女の子の味」としか形容しようがない。しかし、舐めているだけで気持ちいい。もっともっと、舐めていたい、舐め続けたくてたまらないという欲求があふれてくる
オレの舌と唇の動きに合わせて、麻美ちゃんは上半身と言わず下半身と言わず、体をバタンバタンよじらせる
性器とお尻の間の細い道を、舌先でぬぅーっと沿わせると、いやいやをするように腰を動かした
「やぁっ、やえぇ、やえぇよぉ、いやぁ、いやぁあぁ……」
麻美ちゃんはもう完全に呂律が回っていない。泥酔状態以上に不明瞭な言葉を発しながら、太ももはオレの頭を挟んで締め付ける
太もものむちむちした肉の感触を感じながら、クリトリスをついばむように、強めにちゅうっちゅうっ、と吸うと、麻美ちゃんは頭を抱えて体を左右にねじりながら悶える
「んあぁ!〜〜っ!にあぁぁん!!」
唇で性器にむしゃぶりつき、あふれてくる粘液をもごもごと吸い上げながら、舌で麻美ちゃんのパーツを丹念に愛撫していく
初めてのクンニリングスはいつしか、舌遊びから、ディープキスになっていた
キスを強めると、体をねじらせて反応してくれるのが、嬉しい。舌の動きに合わせ、ぐにぐにとうごめいてくれるピンク色の性器が、なおさら愛おしい
さっきオレのペニスをしごいてくれた麻美ちゃんも、こんな風に感じていたのだろうか
彼女のためにしているはずの事が、何より得難い快感になっている。気持ち良くさせているのに、気持ち良くしてもらっている
オレは、麻美ちゃんを愛撫しているのか
それとも、オレがしてもらっているのか
そんな事を考えながら、ひくひくと口を空けている膣に舌を入れると、麻美ちゃんは裏返った悲鳴をあげながら、舌を奥へと飲み込んでいく
淫らなぬめりに満たされた麻美ちゃんの内部が、絡み付くようにきゅうきゅうと舌を締め付ける。それに抵抗するように、肉壁を舐め回し、奥へ奥へとほじくり返していると、唾液の混ざった愛液が大量に溢れ出てきた
オレはそれをずるずると吸い飲みながら、膣への攻撃を速めていると、舌への絡み付きが痙攣を起こしているかのような動きになり、絞り上げるように、ぎゅうっと強く締め付けてきた
「んあぁ〜〜〜〜〜!!!あっ……」
絶叫とともに、麻美ちゃんの背中は大きく反り返り、やがてドサッとベッドに落下した
ゆっくり上体を起こすと、眼下には全身が弛緩しきった麻美ちゃんが見える。体中は桜色に染まり、四肢の末端と腹部は、電気で打たれたようにぴくっぴくっと跳ねていた
オレは汗をびっしょりかいた麻美ちゃんに覆いかぶさり、達したばかりのかわいらしい顔を見つめた
「麻美ちゃん…」
「おいぃひゃぁ…おいぃひゃん…」
彼女の細やかな髪は、汗で額にべったり張り付いていて、瞳からは、涙がだらだら流れている
「麻美ちゃん…なんでもしてあげる…。キスがいい…?それともぎゅ〜ってされたい…?」
しばらくの間、お互いを見つめ合っていたが、やがて言語能力がある程度回復したのか、虫が鳴くような声で、麻美ちゃんが最後のお願いをした
「お兄ちゃん…セックスして…。おちんちんでセックスして…」
彼女の願いを叶えるべく、ゆらりと体を起こして、限界まで興奮しているペニスを握りしめる
「………くん、………トくん」
腰を屈めて、スリットに怒張を近づける。先端からは、麻美ちゃんを求めるヨダレが垂れていた
「アキトくん!アキトくん!」
聞き覚えのある声と同時に、肩をベシベシと叩かれた。刺激があった方に顔を向けると、義姉さんがいる
その時のオレは、一体どんな顔をしていたのか。義姉さんは一瞬びくっとたじろいだ
「ア、アキトくん…、さっきから呼んでるのに、全然反応しないんだもの。最後までするなら、これしなきゃダメ」
そう言うと、オレにコンドームを渡した
「あ…、ああ…」
そうか…しなきゃいけないよな…。だったら早くしないといけない。麻美ちゃんがオレを待ってくれているんだ
「待って…待ってぇ…」
袋を破ろうとすると、麻美ちゃんが子供のような声で話し掛けてきた
「わたしがやる…わたしがやる…」
力が入り切らない体をぐぐっと起こして、オレの手からゴムを奪い取った
「わたしもお兄ちゃんに…してあげる…」
ピリリと封を切って中身を取り出し、亀頭にあてがう
「あ、あれ…?」
初めての作業に、麻美ちゃんの手はもたつく
「そのまま…」
「えと…、これでいい…?」
「うん…」
どうにかこうにか装着は成功した
「セックスできる…?」
「ねむって…」
麻美ちゃんをベッドに寝かせて、股の間に入る。ペニスを握って、ぐっと腰を進める
「あ、あれ…?」
今度はオレがもたついた。ゴムをつけた亀頭が性器をなぞるだけで、なかなか膣口が見つからない
焦っていると、麻美ちゃんが腰をくねくねと動かして、入口まで導いてくれた
「お兄ちゃん、そのまま…」
「えと…、これでいい…?」
「うん…」
膣口が、亀頭に口づけしている
「セックスして…」
オレは短く息を吸って、麻美ちゃんの中に一気に入っていった
「あっ!?っ!っ!っ!〜〜〜っ!!」
「が…!?……っっ!」
挿入した瞬間に、凄まじい感覚が襲い掛かった。もう快感とは呼べない、圧倒的な一体感
二人とも全身を硬直させ、叫び声を上げられない程の衝撃に打たれている。オレは頭も体も真っ白になり、自分が呼吸をしているかどうかすらわからない。もう何を感じる事も、何を考る事もできなくなった
麻美ちゃんの事以外は
麻美ちゃんが震える腕を伸ばして、オレを求めているのが見える
だが、本当は見えていないのかも知れない。視覚が働いていないかも知れない。それどころか五感が全部マヒしているかも知れない
でも、麻美ちゃんの事だけがわかる。麻美ちゃんの事だけが、何故だか感じられる
麻美ちゃんの求めに応じるため、上半身を沈め、彼女の頭の横に両肘をつく。麻美ちゃんに力強く抱きしめられると、オレは自然と腰を動かしていた
オレがペニスを突き入れる度、膣内の絡み付きが強くなり、彼女の口からは、裏返った声が漏れる
オレの真下にある麻美ちゃんの顔に、ポタポタと液体が落ちはじめた。汗か、と思ったが、それだけではない。涙だ。いつの間にか、オレは涙を流して泣いていた。あまつさえヨダレまで垂らしている
顔中でオレの体液を受け止めながら、麻美ちゃんは両脚をオレの腰に絡みつかせ、ぐねぐねと腰を使い始めた。腰の動きと、肉壁の絡み付きが、ペニスを強烈に愛撫する
オレはもう絶頂が近かった。このままでは程なくイッてしまう。だが、腰の動きは止まらない
頭の中には我慢するという発想は、最初っから存在していないかのように、腰だけではなく、体全体を動かして、麻美ちゃんを突いた
汗を、涙を、ヨダレを撒き散らしながら、今度は精液を撒き散らさんが為に、無茶苦茶に腰を振る
麻美ちゃんが下からぐしょ濡れの顔を突き出して、唇に貪りつく
噛み付くようにキスをして、背中に爪を食い込ませて、両脚でオレの腰を締め上げて、オレと同じように、無茶苦茶に腰を振っている
「ちょ、ちょっと、二人とも……」
この時、義姉さんがオレ達に声をかけた、らしい。全く気づかなかったが…
オレは涙腺が溶けてしまったかのように泣き続けていたが、麻美ちゃんも、同じように大量の涙を流している
性器の結合部からはさらに大量の愛液が溢れ、セックスの動きに合わせ、尻と言わず太ももと言わず、腹までにも粘りを撒き散らしていた
互いの性器をぐちゃぐちゃにしながら腰をぶつけ合っていると、麻美ちゃんの鼻息が荒くなって、内部が、締め付けを、強める、それが、一層、ペニスを、刺激、す、るもう限界だった
今までにない激しさで麻美ちゃんを突く麻美ちゃんを抱きしめて唇にむしゃぶりつく抱きしめあってむしゃぶりあって叩きつけあってペニスに突かれる度麻美ちゃんの中が乱暴に絡み付いて
それに合わせて突いて突いて突いていると麻美ちゃんの息が止まり膣全体がペニスを飲み込むようにぎゅう〜っと締め上げると関を切ったように快感が一気に爆発した
「んむううぅぅぅ〜〜!!んんうぅ〜〜!!」
唇で繋がりあったまま、オレと麻美ちゃんは絶頂を迎えた。ペニスはコンドームの中におびただしい量の精液を吐き出し、内壁は収縮を続けている
「んむっ、むぅっ、んん…っ」
呼吸が苦しいが、二人とも唇を離さなかった
セックスが終わっても、麻美ちゃんは膣で、脚で、腕で、唇でオレを抱きしめてくれていたが、程なく、疲れ果てたのか、オレの腕の中でずるずると崩れ落ちた
義姉さんは、オレ達の事を唖然として見ていた…らしい
書きました。うまくまとまらなかったですかね…
エピローグ?は次に
>>761 GJ!!
とりあえず、ふたりでお風呂でも行ってください。
そこでも一回戦
>>761 GJです!!
エピローグも楽しみにしてます!
投下をもう少し待つべきなのですが、規制がコワイので、投下します。
すみません。
江戸時代・岡場所(御免遊里の吉原とは反対に、私設の遊里)
娼婦側じゃなくて、男側からの話
お気に召さない場合は、スルーで
本文11レス
NGはタイトルかIDでお願いします。
岡場所としては大きなところだ。
瑛哲は最近はやり病を治してやった、尾張屋三左衛門のはからいで、今、とある娼家にやってきていた。
黄八丈に黒の長羽織、坊主頭のこの男は、一応、医者だ。
六尺(約180センチ)近い瑛哲は、三十半ばに見えるが、年が明ければ四十になる。
材木商の尾張屋三左衛門は瑛哲の患者には珍しい、大店のあるじで、
さすがにその名を出すとすぐ、離れの茶室めいた建物へ通された。
出された酒食を楽しみながら、四半刻(しはんとき=30分ぐらい)も待ったろうか。
表から続く廊下を、軽く渡ってくる足音がして、障子の外から声が聞こえた。
「ごめんくだされませ……千代丸と申します」
今夜の敵娼(あいかた)は、どうも少女のようだ。
瑛哲にはそういう嗜好はない。
熟れきった、とまではいかなくとも、気づかいのなく愉しめるおんなが良い。
尾張屋め、俺がそんな嗜好の好色に見えたのか、と苦笑が出た。
瑛哲は苦い笑いを浮かべながら、まあ、よい。とも思っている。
酒の相手にはなるだろう。
*
千代丸が銚子を取り上げ、瑛哲に勧める。
「いくつになる?」
と聞くと、少女は「十七になります」と答えた。
「ふうむ」
別に幼すぎるということはない。
「生まれ月は」と問うと「師走の前の月」と言う。
なるほど。
少女が生まれてすぐ一歳。正月になればすぐ二歳。
二歳になった正月は、生まれてから二か月ということになる。
幼く見えるはずだ。
「客をとってどのくらいだ?」
それを聞くと、真っ赤になって俯いた。
なかなか可愛ゆげな仕草に、瑛哲は調子をはずされる。
「……あまり、お聞きにならないでください……」
少し興味が湧いた。
「酒くらいは、飲めるのだろう? おまえさんもどうだ」
千代丸の手に無理に杯を取らせるが、押し戻された。
「お相手がきちんとつとまりませんと、いけませんから」
この界隈は、深川などとは違って、少し落ち着いた風情が売りだ。
いろいろ遊んではいる瑛哲だが、この見世は始めてだった。
賑やかな通りの端にある、上品さが売りのこの見世には、今まで足が向かなかった。
気楽に楽しむのが好きだからだ。
敷居の高い娼家など、吉原でもあるまいし、限られた金で遊ぶ瑛哲には何の食指も動かぬものだった。
――稚児を選って置いているのか?
男子のようで、そうでもない。やはり女子のようだ。
年端もいかぬ少年少女を好む者がいると聞いたが、なるほど、悪くは無い。
だが、未熟な躰を弄ぶ嗜好は、瑛哲の好むところではなかった。
しかし、客のあしらいが上品で、躾のゆき届いたところを見ると、多少の興味が湧いてくる。
「相手をする気か。俺はお稚児さんには興をそそられん性質でね」
「このままお帰りになるおつもりですか?」
酌をする手を止めて、首を傾げ、不安げに幼さの残る顔を歪めてみせた。
ううむ……うまいものだ。
瑛哲は唸った。
大人ではないが、可愛らしく見せたそれは、充分瑛哲をそそった。
「脱いで見せろ」
乱暴に要求してみる。
千代丸は、こく……と首肯し、酒器を置いた。
衝立の向こうに、夜具がのべられている。
早速、千代丸が瑛哲の手を取って誘う。
「こちらへいらしてくださいまし」
小首を傾げて、またも愛らしい仕草を見せた。
そういう嗜好の者にはたまらんだろう……さすがに背中がむず痒くなってくる。
俺にはそういう嗜好は無いハズだが……いやさすがに、これはマズイ。
衝立の内に入ると、枕元の有明行灯の脇に、妙な小皿が置かれていた。
「それは……なんだ?」
「これは、後で教えて差し上げますゆえ、お待ちになられて……」
と、やんわり答えを避けられた。
「帯を解いてくださいまし、だんな様」
座したまま瑛哲の肩に手をかけ、胸を突き出してくる。
胸の下に結んだ帯を解けというのだ。
慣れた仕草とは逆に、相変わらず顔は恥ずかしげに俯けたままだ。
「よしよし」
瑛哲も、興に乗って帯に手を掛け、ごそごそとほどき始めた。
千代丸は口に手の甲を当て、眉根を寄せて羞恥に耐えきれない、といった様子で瑛哲のするがままとなっている。
どれだけの男の前で、こうしてきたのか。
芝居なのか、いつもこうなのか。
それとも、やはり娘ではなく、男子か……?
様々経験してはいるが、胸は高鳴るものの、戸惑いが拭えない。
千代丸の様子を無視して、帯を解き終わり、胸元をくつろげると。
「ほ……う……おなごの躰か」
少女とは言い難い、意外にも男好きのする躰だった。
白粉は、体の隅々まで塗られているようだ。
男に弄られて育ったものだろうか、体に不釣り合いに大きい二つの乳房。
そのふたつの乳首に、真っ赤な紅が、ねっとりと塗られていた。
「躰化粧……か……」
呻くように呟いた次の刹那には、瑛哲は千代丸を夜具に折敷いていた。
たった今まで感じていた戸惑いは、きれいに消えていた。
「いたい……!」
乳首にむしゃぶりつき、舌で強く弾き、そして、噛んだ。
「あっ……だんなさま……お待ちになってくださいまし……!」
「待てるか」
「あ……やぁ……そんなこと……待って……だんなさま……」
「……なにを……この期に及んで……」
「ん……いろを……あたしに色を塗って……」
「は?」
がば……と起き上がって、千代丸を見下ろす。
お互いに、はあはあと喘ぎ続けている。
「なんだ、いろ、とは?」
「だんなさまが……舐めておしまいになったから……紅がとれてしまったの……」
そう言いながら、枕元の絵皿を千代丸が差し出した。
絵筆もそこに転がっていた。
「描いて……あたしをだんなの好きな色に塗ってくださいまし」
絵筆を受け取りながら、そういう趣向か、と理解した。
「色を……か。よし、どこでも、よいのだな?」
「あい」
絵心は全くないが、がぜん、興味が湧いてきた。
「では……」
まず、舐めまわして色が落ちてしまった乳首に、紅を含ませた筆を乗せた。
「あぁっ…………は……ぁん」
千代丸が、悩ましげに眉根を寄せて喘いだ。
興に乗った瑛哲は、筆の先をわざと触れるか触れぬ動きで、色を塗っていく。
仄かな灯りに、真っ赤に起った乳首が現れた。
「足を開いてくれ」
千代丸は言われた通り、おずおずと立てていた膝を開いていった。
陰毛は、きれいに剃られていた。
この変わった趣向を客にさせるためなのだろう。
その所為で、男好きのする体の線とは裏腹に、千代丸の秘部は異様に幼く見え、かえって淫靡にさえ見えた。
指でそれを割開きたい欲望を抑えて、瑛哲は筆で触れてみた。
「きゃあんっ」
いささか反応が強すぎる気もするが、感度は良いらしい。
むっちりと閉じた花弁の合わせ目を、下から上に筆でなぞっていく。
裂け目が紅に彩られていく。
この間も、千代丸は夜具を掴んで嬌声をあげ続けていた。
客に見えるようにと、腰は固定したままの姿で耐えている。
そんなところに、瑛哲は妙に感心してしまった。
仰臥した千代丸の秘部の向こうに、ふたつの紅い木の実が見えている。
肉厚の花弁のあわいから、蜜がしたたり始めてきていた。
それをすくうように筆に絡ませ、絵皿を引き寄せて、蜜で紅を溶いていく。
たっぷり紅を含ませて、もう一度花弁に沿いながら、上の端に覗く花芽もくるりとなぞった。
「ああぁん……んぁ……や……もぉ……っあああん!」
くちゅくちゅと花芽を筆先で弄んで、一気に線を描くように筆を下へ走らせる。
そのまま蜜壺へ筆先をもぐらせた。
かき混ぜると、真っ赤な蜜が押し出されてきて、ぐちゅぐちゅと濁った水音がした。
千代丸の足の爪先が、くっと丸まる。
「あぁん……やあぁっ」
指で、大きく主張している紅い花芽を持ち上げるようにしながら嬲ると、体が跳ねあがり、瑛哲に縋りついてきた。
「や、あっあぁっ……もぅ……だんな……ああん!」
筆と指をなおも蠢かせ、千代丸が気を遣るのを待つ。
すぐに、少女の哀切の響きを含ませた悲鳴とも嬌声ともつかない声をあげながら、
千代丸は痙攣のように体を震わせた。
筆を置き、力ない足を抱え、尻を掴み持ち上げる。
小ぶりな白い尻の谷間を、果実でも割るかのように男の両指がぱっくりと開いた。
千代丸の両膝がぶる、と震える。
再び筆を上から下に走らせて、尻の方に滑らせた。
「ここも男を知ってるな」
初々しさの残る菊門さえも、すでに男を咥えたことがあるのだろう。
わななくように震える体が、恐れからでなく、何かを待ち受けているような火照りを帯びてきていた。
「しかも、おまえさんは、嫌いじゃないらしい」
少し呆れた声を出しながら、すぼまりの中心に指を押しつけた。
「俺はそんな嗜好はないんでね」
経験がないではないが、千代丸に対してはあまりソノ気は起きなかった。
それより今は、この裸体の好きなところに色を施していくのが面白い。
絵師を前にしては怒られそうだが、絵心が無くても絵師の心がわかるような心持ちになってくる。
真白な紙に、筆を下していくその刹那など……ましてや、紙ではなく、生身のおんなの躰だ。
それに、童心にかえったかのように、心が浮き立つのを抑えられない。
興奮を抑えて、菊門のすぼまりの皺のひとつひとつに、紅を含ませるように筆でなぞっていく。
そのたび千代丸の体が、またもびくびくと跳ねた。
「これ、辛抱しないか……ま、無理もないな……こそばゆいか?」
「あ……あい。いっそのこと……」
「いっそのこと、なんだ」
「……嫌……言わない」
ほどなく真っ赤な菊花が現れた。
「今さら可愛ゆげなことを申して。おまえ、この菊、男の前で何度も咲かせておるのだろう」
「そんなこと……言いません」
筆の先で、すぼまりの中心を突いた後、突如それを中心に押しつけ始めた。
「あれ……だんな……!」
突然のことに、驚いて伸ばしてきた細腕を封じて、筆をさらに中心に突き入れていく。
両足首を片手で掴んで持ち上げ、赤ん坊の褓(むつき=おむつ)を換えるような格好にさせる。
「ひっ」
ひきつった声を出した後、すぐ鼻にかかったくぐもった声が聞こえ始めた。
「んん……んう……ふあ……あぁ……ん」
筆毛はすっかり中に入った。
差し込み過ぎないように、筆を毛の根元の所までで止めて、くるくると動かした。
「やああん!」
すでに真っ赤になった秘所から、紅い汁が滴ってきて、菊の花と混じり始めていた。
足を持ち上げられたまま、千代丸は耐えきれない、というように精一杯体をくねらせ、時に跳ね上がる。
やはり紅の塗られた唇は、絶え間なくすすり泣きのような、甘えた鳴き声を漏らし続けている。
筆を引き抜くと、紅が混じった透明な粘液が、すぼまりからぷっくり生まれてきていた。
内股に描いた小さな花らしき絵も、蜜と紅の混じった液体に汚されて、形を失くしている。
二度も達した千代丸は、まだ激しく肩で息をしていた。
千代丸の股間は鮮血でも散らしたように、真っ赤になっていて、淫靡というより、凄絶に見えた。
――この娘、本気だ。
商売女は体力維持のため、気を遣るふりなど朝飯前だ。
男の手技にいちいち翻弄されては、体を張ったこの仕事などつとまらない。
しかし千代丸は、本当に感応しているようだった。
千代丸はこの見世の一番の娼妓。
吉原で言えば、太夫というところか。
この離れで泊める客をとるのは、一晩ひとり、上客しか相手にしないのだろう。
これが、この見世のやりかたのようだ。
――この娘が、な。
内心、舌を巻いた。
よほど仕込みがいいのか、娘の天分か。
「いくつでおんなになった?」
「とお……」
それは、肩上げ(女子の元服みたいなもの)でもなく、まして初潮を迎えた年齢でもないことはすぐにわかった。
男を受け入れた歳であろう。
「やっと離れでお客さんの相手をさせてもらえるようになりました」
この見世はいいほうだ。
大部屋は無く、部屋で客をとらせているようだった。
場末の見世によくある大部屋では、衝立で仕切っただけの場所で、客の相手をする。
瑛哲も懐寂しい若い頃は、大部屋の衝立の蔭で、慌ただしく女郎を抱いたものだ。
むろん、客同士、睦言は丸聞こえである。代も安い。
とはいえこの見世も、表のほうでは、他の娼家と同じく、部屋で一晩に何人もの男の相手をせねばならず、
体を壊す者もいるに違いないなかった。
が、離れであれば、ゆっくり客一人の相手をして、朝まで同衾してもよいことになっているらしかった。
やっと……と言った少女の顔に影が差したのを瑛哲は見逃さ無かった。
本当の歳はいくつなのか、今の答えも嘘か真か?
そんなことは、気にするだけ野暮だ。
今夜出会った、男と女、それだけのことだ。
瑛哲は、こだわる自分の顔をつるりと撫でた。
「あ、だんな、さま……」
頬に紅が付いたらしい。
気付けば、お互い『紅塗れ』だ。
「あたしばっかり……ごめんなさい……さ、今度はだんな様の番」
細い指が瑛哲のかたい頬をきゅっきゅと擦っていく。
「よいよ、もういい」
千代丸の手首を掴んで、夜具に押し倒し、小さい頭の横に留めた。
「好きにさせてもらってるさ……」
足を開かせ、腰をねじ込む。
「どれ、俺も」
固くなった自身を千代丸に握らせた。
「さ、おまえさんが、お千代」
「……あい」
またしても頬を染めつつ、そのくせ迷わず手で瑛哲を握って前後に滑らせ始めた。
花弁に押しつけて、真っ赤な蜜を猛り始めたそれに塗すように掌で優しくしごく。
「お……」
体を曲げて、そこを見た。
血に塗れたようなそれが、少しずつ花弁にもぐっていく。
千代丸は自分から腰を上げて、瑛哲を深く迎えようと、揺らしている。
「乱暴にされたいか? それとも朝まで繋がったまま揺らしてやろうか?」
「……だんな様の、お好みに……」
朝までゆらゆらと漂ってみたい気もするが、千代丸では持つまい。
娼婦にはありがちな、目の下の窪みが気になる上、血くだが細く、胸の音もか細いようだ。
医者の端くれだから、それぐらいは看てとった。
「あっ、はっ……」
短く息を吐きながら、瑛哲を咥えこんでいく女陰。
肉襞は蠢きながら、ねっとりと剛直を包み込んでいく。
「やん……はっ……あぁ……」
陰(ほと)は少女などではなく、おんなそのものだ。
それも、絡みついて引き込むようにヒクついて、瑛哲のそれを放さない。
「目を瞑れよ。好いてる男を思い出すがいい」
「そんな……あう!」
「いるんだろ……?」
「だんなさ……ダメ……そんな……ことは」
「名を呼んでもいいんだぜ」
「だめ……だめだめぇっ」
男の好みそうな体の輪郭は、小刻みな震えから、やがて波打つように喘いでいく。
「あ……あ……はぁっ……んあ」
「千代……よいよ、俺が見ててやる。おまえの可愛い顔を、な」
「はあぁっ」
瑛哲が腰を突き入れるようにして、千代丸に圧し掛かった。
千代丸の最も感じるところを探して、女壺をかき混ぜる。
じゅぶじゅぶと音を立て、泡立ち白く濁った赤い蜜が溢れていった。
千代丸は素直に感じて、艶のある嬌声を大きくする。
温かく絡みつく千代丸の中で、瑛哲はゆっくり込み上げてくるものを感じていた。
幼顔を苦悶とも享楽ともつかぬ色に染めた千代丸は、少女などではない。
「……おんなだ…………」
瑛哲の下で、躰中の紅の花を咲き狂わせる、妖魔――。
「……ふ……化けた物か……」
「け……わい……でござ……いますか……」
瑛哲に合わせて短く息を吐きながら、千代丸は妖艶に笑んでいる。
込み上げてくる波が、大きくうねり始める。
「おんなは魔物よ……皆、美しくおそろしい……」
「あ……だんなさまぁ……んっんんっ……あう!」
「遠慮は、やめた」
そう言うと、紅で血に染まったような女陰めがけ腰を打ち込み、千代丸を激しく揺さぶった。
「っあ――――」
仰け反る白い喉を見つめながら、瑛哲は欲の塊をぶちまけた。
*
――あんな敷居の高い見世にゃ、そうそう行かれねえだろ。
そう思いつつ、あれから三月後に、瑛哲はあの見世の前にやってきていた。
と、なにやら見世先で言い争う声がする。
まあ、こんな場所では、日常茶飯事。驚くことではない。
「かかわると、面倒だ」
瑛哲が背を向けた時――。
「五日前に会うた時、千代丸は何も言うてはいなかった。あるじも身請けの話など、
気振りも出さなんだではないか」
「山口さま。そう大きな声を出されると、他のお客様にも……」
「あるじ。おぬし、わしをたばかったな!」
「めっそうもございません」
「どこのどいつだっ、身請けしたのは!」
酔った若い侍は、千代丸の身請けに逆上しているらしい。
こんなこともよくあることだ。
この若い男は、いわゆる参勤で江戸に来ている身分の低い侍だのようだ。
身形からしても、この見世に通うのは、相当無理をしていたのがうかがえる。
着ている物もくたびれていた。
「千代丸は、身請けされたのかね?」
瑛哲は間に割って、あるじに顔を向けた。
「あ……あなた様は」
「誰だ、おぬしは。邪魔だては許さぬぞ!」
すっかり頭に血がのぼった侍に軽く会釈をすると、瑛哲は笑顔を作った。
「お千代さんの往診にやってきたのですが……。そうですか」
「医者か」
「はい。そうでございます。お千代さんの様子はどうでしたかな?」
「はい。ここを発つ時はすっかり調子がよくなっておりました」
あるじが瑛哲の話に、咄嗟に話を合わせる。
「そうですか。まず、それはよかった」
「ええい、つべこべ言わずに、千代丸をここへ連れて参れ! さもなくば……っ」
若い侍は腰の物に手を掛けた。
傍にいた女中や娼妓が悲鳴をあげる。
鯉口が切られ――る、はずだったが、それはできなかった。
音も無くぴたりと傍に寄った瑛哲の手に、侍の手は押さえられていた。
「何をするっ、放さぬか!」
侍は顔を赤くして力を込めるが、瑛哲は涼しい顔をして、その抜刀寸前の手を止めていた。
にこやかな表情を崩さずに、地獄の底から響くような低い声で囁きかける。
「抜けば、竹光(刃の部分が竹等でできている見せかけの刀)とバレるだろう? よいのか」
「な……に?」
周りの者には届かぬ声は、この若い侍の胴震いを起こさせるほど、鋭い気に充ちていた。
鞘の内にあるものが、真剣ではなく、竹光であることを瑛哲は見抜いていた。
「なぜ、それを……」
「落ち着け、山口どの。このようなことをしたとて、千代丸は戻らぬのだ」
「……う」
「収めよ」
有無を言わせぬ気迫に、山口はがっくりと肩を落とした。
この尋常ではないふたりの遣り取りに、周りの者は気付いてはいない。
瑛哲は、さっと気を解いて、山口を気遣った。
「さ、山口さま、見世の外に出ましょうか」
「……」
うながされるまま、山口は瑛哲と見世を出た。
瑛哲が振り返ると、あるじが拝むようにしながら目礼をしている。
――また、タダでおんなを抱きに来れるか、な。
よろしく頼むよ……と頷き返しつつ、こぼれる笑みを抑えて、山口の肩を励ますようにポンと叩いた。
「山口さん、飲みませんか。いい店を知っていますよ」
「……ああ、そう……そうですね……」
「今宵は、飲み明かしましょう」
山口は、聞こえてるのかどうか、ぼんやりしたまま瑛哲に歩を合わせている。
命より大切な刀を質に入れてまで、この男は通い詰めたのだ。
山口という男は、きっと千代丸と想い合っていた男に違いない。
瑛哲にはそう思えた。
だから、千代丸は、何も言わずに去っていったのかもしれない。
「きっと千代丸は貴方のことを忘れませんよ」
同じおんなを抱いた者同士だ。
もちろん、山口にはあくまで「医者」ということにしておこう。
「私も、好いたおんなを失ったことがあって。もう生きてるか死んでるのかさえわかりません」
「千代丸は……」
「生きているではありませんか。それだけでも羨ましい」
「そうか……」
「そうですよ……ほら、見えてきたあの飯屋です」
「ん、ああ、あそこ……」
「下り物のいいのを出すんです。山口さん、今日は私の奢りで」
「……かたじけない……」
あの幼顔を思い浮かべて。
したたかに生きる千代丸の、胸に秘めた健気さを想いながら。
身請けされた行く末を、案じてやりながら。
「吹っ切りなさい。自分の生きる道だ。好きにするがいいさ」
遊里で出会った男と女。
それだけの関わりだ。
若いこの男にも、新しい道が用意されているはずだから。
俺も、今夜は飲むかな――。
瑛哲は、今度は労わるように、もう一度山口の肩をポンと叩いた。
==終==
いや〜、ラストが渋いな!
もしかして前にも筆ネタで投下してくれた職人さん?違ったらごめん。
適度に用語解説あって親切だった。
やっぱ遊郭は良いな。こういうのが読みたかった!GJGJGJGJGJ!
以上です。
ありがとうございました。
×11レス
○10レス でしたorz
誤字脱字、あるかも……すみません。
「HOO」も、
>>761続きも、楽しみにしております。
では、ROMに戻って、全裸待機……
777 :
776:2010/06/21(月) 03:05:46 ID:OQqAvEJH
>>775 人いないと思って、のんびり投下してたもんだから、
レスいただいたのに気付かなかった。
ありがとうございます。
投下後、何度も書き込みして、みっともないな。
すみません。
全裸待機になるのも、まだだった。
……あとパンツ脱ぐだけです。
>>777 お疲れ様でした。淫靡で切なくて、細かな設定でありながらわかりやすい文章、台詞回し。勉強になります。勃起しながら読ませていただきました
このような神作品の後に投下するのは恐ろしいものですが、続きを書くと言った以上、途中でやめる訳にはいきません
>>760の続きです
麻美ちゃんをベッドに寝かせ、コンドームを縛ってごみ箱に捨てた後、どかっとあぐらをかくと、一気に意識が戻ってきた
頭皮と背中が痛い。髪の毛が所々ハゲている。さっき麻美ちゃんに掴まれた所か。背中には爪が食い込んだ跡がある。どちらも、少し出血していた
ベッドのシーツはグシャグシャで、おもらしどころか洗面器をブチまけたようにずぶ濡れの状態だった
ベッドには、いつの間にか義姉さんが腰掛けていた
「すごかったわね…」
義姉さんはにっこり微笑んだ
「ほら、口…」
「口?…いてっ!?」
下唇が斜めにパクっと切れていて、鉄の味がする。麻美ちゃんの歯で切ったのだろうか
「ふふ…。こんなに激しいの、私もした事ないわ。…激しいってレベルじゃないかも」
「あ、ああ…」
恥ずかしさで、頭をぼりぼりと掻く。義姉さんの前で…人前で…あそこまでやっちゃったんだよな…
「私ね、あなた達にず〜っと話し掛けてたのよ?でも全っ然聞こえてないんだもん。完全に二人の世界に入っちゃって」
「………」
「そんなによかったの?麻美ちゃんが…」
ちらっと麻美ちゃんの方を見ると、彼女は目を閉じてすうすうと寝息を立てている。全身は、まだ赤く染まっていた
「ね、どうだった…?」
「あ、あの…、なんつーか…、よくわかんないです…」
常軌を逸した行為だったのはわかる。でも何であんな風にまでなってなってしまったのか、さっぱりわからない。知ってるなら誰か教えてくれ
「そう…。でもすごいわ。二度目のエッチで、もう女の子をあんなにイカせちゃうんだもの」
「…え?」
「どう?女の子をイカせた感想は」
「あの…、やっぱわかんないです…。ホント…そんなつもりなかったし…」
麻美ちゃんをイカせようとしてやったわけじゃない。自分がやりたいようにやっただけだ。だから、こんな事になったのが、今だに信じられない
義姉さんはフッと短く笑うと、オレの耳に近づいて、ささやいた
「麻美ちゃんの事……よっぽど好きなのね」
「えっ!?ち、違いますっ。何言ってるんですか…」
慌てて否定してしまったが、これでは図星をつかれてしまったかのようではないか。オレはそんなんじゃないんだから、本当に…
「何の話…?」
いつの間にか、麻美ちゃんは目を覚ましていた。全身の赤みは、若干引き始めている
「お姉ちゃん…、お兄ちゃんと一体何の話してたの…?」
かわいい瞳はオレと義姉さんを交互に見つめている
「なんでもないわ。麻美ちゃんの事、好きですかって聞いただけよ」
「………」
「麻美ちゃんは?お兄ちゃんの事、好き?」
「しらない…」
麻美ちゃんはうつぶせになって、ベッドに顔をうずめてしまった
「…麻美ちゃん、あなた今日、初めて自分からエッチしたのよね」
「うん…」
「どうだった?」
「…うん」
麻美ちゃんはしばらく無言だったが、やがて体を起こして、ベッドの上に女の子座りになった
「私…エッチの時に自分から何かする女の子って、いやらしいって思ってた。…男に媚びてるインランだって、バカにしてた」
「そうね…」
「でも…そうじゃないよね。媚びてるとかインランとか、そんな事じゃあないんだよね。自分からしなきゃ、わかってあげられない事も、あるよね」
「それで…?」
「女の子だって、セックスしなきゃね」
麻美ちゃんは少し照れた様子で、にこっと微笑んだ
「そう…。じゃああなた、このお仕事、やってみる?」
「お仕事…」
「そうよ。まだやってみたい?」
「………」
「やめても誰も責めたりはしないわ」
「わ、私…何もわかんないし…下手くそだけど…。お姉ちゃん、私、真剣にやるからっ、だから、お願いしますっ!」
麻美ちゃんが姿勢を正して深く頭を下げると、義姉さんはにっこり笑って麻美ちゃんを抱きしめた
「合格!麻美ちゃんが真剣にやるって気持ちが伝わったから、合格!」
「ホ、ホント!?」
「ホント。あとで、細かいお話をしましょうね?」
「うん!」
一件落着か……。合格通知をもらった麻美ちゃんは、本当に嬉しそうだ。初めはどうなる事かと思ったが、まあ、上手くいってよかったかな
「アキトくんもありがとう。あなたにお願いして本当によかったわ」
「はは…そんな…」
「ほらぁ、麻美ちゃんもお礼言わなきゃ」
「う、うん…。お兄ちゃん…ありがと…」
胸の前で手をもじもじさせながら、赤く染まった頬で、オレに感謝の言葉をくれた
感謝なんてされると、なんだかくすぐったいが…やっぱ、ありがとうって言われると嬉しいよな…
「じゃあ私、アキトくんにいっぱいお礼しなくちゃ…。ね、いいでしょ?」
「お礼…?」
「あんっ、だって二人が仲良ししてるの見てたら…私もたまらなくなっちゃったんだもん…」
義姉さんはニヤリと笑って、オレの股間ににじり寄る
「まっ、待って!無理!もう無理ですから!」
「そ、そうだよ。もう休ませてあげなきゃ」
「大丈夫。時間はたっぷりあるんだから…」
「時間?もう大分経ってるんじゃ…」
「んふふ…。時間って言えば、あなた達、全然気づいてないみたいだから、すごい事教えてあげましょうか」
「何を…」
「アキトくんが麻美ちゃんのパンティを下ろしてからおしまいまでの時間ね、実は十分もたってないの」
「はっっ???」
オレと麻美ちゃんは、同時に素っ頓狂な声を上げる
「しかもね、本番の時間は一分も無かったわ。どう?すごいでしょ」
「……」
「私、本当に驚いたわぁ。こんな短い時間であんな風になるなんて。こういうセックスもあるのねぇ」
何がどうなっているんだ…。麻美ちゃんの方を見ると、彼女もオレを見ていた。お互い微妙な表情をして、目を合わせたまま動きが固まっていた
「あら、愛し合った二人はアイコンタクトで無言の会話かしら」
「ち、違う…っ!」
「そ、そんなんじゃないもん!」
「私も仲間に入りたいなぁ…。ね、アキトくん、お願ぁい」
「いや、オレのライフはもうゼロですから…」
「うふん…、私の見た感じ、まだまだ大丈夫よ?す〜ぐ元気にしてあげるからね…」
義姉さんは、ぱかぁっと口を開けて股間に近づく
「お、お姉ちゃん!もうダメだよっ。ダメったらダメぇっ」
「いいからいいから、まあ見てなさい。あ〜ん……ぱくっ」
「うあっ!?」
「もごもごもご………ほら、元気になったわ」
「ホ、ホントだ…」
「ね、義姉さん、もうこれ以上は…」
「で、次はここを…」
「あ〜〜……」
「はぁ…だりぃ…」
昨日は都合三回ヌかれてしまい、翌朝になっても、体力は全然回復しなかった上に、腰と腹筋に力が入らない
おかげで今日の仕事は散々だった。お叱りと謝罪で一日が過ぎたような気がする。もう誰とも会いたくねえ…。さっさと帰って寝よう…
スーパーで適当な食い物と酒を買って、アパートに帰還。暗い階段を上って二階の廊下を歩いていると、オレの部屋のドアの前で、誰かうずくまっている
「あ、やっと帰ってきた」
人影の正体は麻美ちゃんだった。何故か大きなバッグを持っている
「あ、麻美ちゃん!?何してんの?」
「お姉ちゃんの所から…追い出されちゃったの」
「マジで!?…何で?」
「新婚家庭の家にいつまでもいちゃ迷惑だ、って…。行く所が無いって言ったら、お兄ちゃんの所に行けって…」
「…待て、何でそうなるんだ。話飛びすぎだろ」
新婚家庭の家はダメで、独身男の家はいいんですか、義姉さん…
「いいでしょ…。お金ためたら、すぐ出てくし…」
麻美ちゃんは口をとんがらせながら、もじもじとピアスをいじっている
「う〜ん、でもなあ…やっぱダメだよ」
オレがそう言うと、麻美ちゃんはパンッと音を立てて合掌し、ぺこりと頭を下げる
「お兄ちゃんお願い!ホント行く所無いの!ね?」
…麻美ちゃんの最終兵器。オレは今まで、彼女のお願いを断れた事がない…
「はあぁ…。わかったよ。ちょっとの間だけだよ?」
「やったあ!やっぱりお兄ちゃんだね!」
喜ぶ麻美ちゃんを尻目に、自分の情けなさを噛み締めつつ、ポケットに手を入れて鍵を探す
(………待てよ?)
ふと、ある事に気づいた
(これからしばらく…麻美ちゃんと暮らす…って事は…?)
昨日の事を思い出して、胸がドキリと高鳴る
麻美ちゃんはそんなオレの考えを感じとったのか、ちょっと後ずさりをした
「い、一緒に暮らすからって、変な事したらダメだからね!どうしてもしたかったら…あの…そ、そう!お店に来て私を指名してよ!そ、そ、そしたら、さしてあげてもいいし……」
「…何言ってんの、麻美ちゃん…」
自分で無茶苦茶な事を言ってるのがわかってるのだろうか
「と、とにかく、私に手を出したらダメだからね!私もうプロなんだから。わかった?」
「…わ、わかったよ。でも、最初からそんなつもりは無いから、大丈夫だよ」
「さ、最初からって…。もぉっ……」
いきなり釘を刺されてしまったが、まあ、気長に待てばチャンスが来る…かな?
……最大の問題は、オレにそんな度胸がない事だが
「お兄ちゃん、私の分のごはんは?」
「何言ってんの…。無いよ」
「え〜っ!?じゃあ買ってきてよ」
「やだよ…。車貸すから、自分で行ってきてよ。免許あるでしょ?」
「め、免許はあるけど…運転した事ない…。ペーパーなの…」
「えー」
「二人とも…仲良くしてるかしらね…」
えりかは、自宅の台所で夕食後の後片付けをしていた。泡まみれのスポンジが、キュッキュッと音を立てて茶碗を磨く
「やっぱり、二人とも相性よかったわね。……圧倒的に予想を超えてたけど」
洗い物を終えると、ベランダに出て夜空を見上げた。今日はちょっと暑い
「麻美ちゃんはどんな子に育ってくれるのかしら。…ま、長続きしなくても、アキトくんがいるから大丈夫ね。ふふ、どっちも楽しみ…」
今夜は、雲一つない星空だった
麻美ちゃん編でした。続くかどうかはまだわかんないです
読んで下さった方々に感謝。ご批判等ありましたら幸い
昔書いた拙作が、スレごと残ってた…
恥ずかしい…
>>783 GJでした!!続きありがとう、お疲れ様です!
>>777です
規制されてなかったので、
誤解の無いように書き込みを
上のほうの、「絵師」の神様とは、別人です。
神職人さんの足元にも及ばない、修行中の身です。
恐れ多くも間違われるような、紛らわしいモノを書いて、
申し訳ないです。
念のため、元ネタみたいなものは、
池○正太郎の短編のほうの「大石内蔵助」です。
ほんの少し、躰化粧の女郎さんが出てきます。
何度も書き込んで、申し訳ない……
引き続き、投下待ち全裸待機のため、
消えます。
786 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 21:55:49 ID:JvYbAKQd
>>777 英哲のモデルは針師の梅安先生ですかな?
・・・
>>786 もうついで、なので。書き込みます。
ご明察です。
医者にふんする時の、梅安さん。
千代丸は「大石〜」の中に出てくる、
16歳の尼さん(娼婦)と、
若衆髷げで陰間風の出で立ちの女郎(躰化粧してる)を
参考に。
……ウザくてすみません。
788 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 23:09:06 ID:nV9M/J/K
いやー、売春婦、風俗嬢、娼婦と美味しい3種類のSSが集まってますなぁ。
みんな違ってみんないい!!
789 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 14:03:28 ID:b2wCBRX5
GJ!!
みんなエロくておいしいスレだな!
新キャラ出すべきですかね…。それとも義姉さんと麻美ちゃんに絞って話進めていくべきか…
今のところどちらかというと義姉寝取り・麻美とラブラブエッチが主軸になっててあんま娼婦要素がないから、
男でも女でも知り合いを離れた新キャラによる売り買いが繰り広げられるの大歓迎。
>>791 ご意見ありがとうございます。新キャラ出す方向で考えてみます
明日かあさってまで待って
「たまには他の店に行ってみるか…」
「いらっしゃいませ。当店へのご予約はございますか?」
「いえ」
「ではフリーでのご案内となります。総額二万五千円のコースとなりますが」
「はい。女の子の写真とかはありますか?」
「かしこまりました。こちらでございます」
(うげ…、風俗の名を借りた動物園かここは…)
「いかがいたしましょう?」
「う〜ん、今日は好みの子がいないみたいなんで、ちょっと…」
「お客様…当店では写真見学はお断りさせていただいております。なんでしたら、奥の方でお話を…」
「わ、わかりました。じゃあこの子で」
(さっさと終わらせて帰ろう…)
「いらっしゃい」
(なんだこのデブババアは…。写真の子と全然別人だし)
「ほらほら、さっさと脱ぎな」
(ら、乱暴だな…)
「ほら、やるんならさっさとやりな」
(しかもマグロかよ…)
「アヘーアヘーアヘー」
(演技丸出し…。しかも締まり悪りぃ…)
「終わったんなら金出して帰りな。スパー」
(態度悪りぃ…。しかも客の前でタバコとか…)
「ありがとうございました。では退店料としまして二万円いただきます」
「え〜っ、何ですかそれ」
「当店独自のシステムとなっております。払えないようでしたら奥の方でお話を…」
「ひ、ひぃ…っ!」
「お兄ちゃんどうしたの?泣いて帰ってきたと思ったら、隅っこでうずくまって」
「…………」
悪質営業店にはご注意ください
一応、ただのネタですので、本編とは一切関係ありませんw
>>795 ブ(ryとやった挙句、妙なモノ伝染されたか?w
しまった、よりによってこんなコメントで自己レスしてしまった。 OTZ
○
>>793
ドジっ娘(*´Д`)ハァハァ
「ただいま」
普段より十分ほど遅い帰宅。オレは台所のテーブルの上に食材が入ったスーパーの袋を置くと、袖をまくって流しで手を洗う
「お兄ちゃん、お腹すいた〜。今日のごはん何?」
居間でテレビを見ていた麻美ちゃんが、袋の中身をガサガサと物色する
「あ〜っ。ちょっとお兄ちゃん、私ピーマン嫌いなんだケド」
不機嫌な声でぷくっと頬をふくらませる
「ガキみたいな事言ってないでさ、肉と一緒なら食べられるでしょ?すぐご飯作るから、あっちで待っててよ」
「む〜〜」
麻美ちゃんはいたし方ないという感じで、また居間に戻っていった
袋の中からピーマン、半玉キャベツ、豚肉スライス、絹ごし豆腐を、冷蔵庫から斜め切りにした長ネギが入ったタッパー、おろしにんにくとおろししょうが、みつばを取り出してテーブルに並べる
コンロの上に水をはった鍋とフライパンを置き、水屋から茶碗を取ってくる
その中に豆板醤、醤油、酒、みりん、おろしにんにくとおろししょうがを入れて混ぜ、タレを作る
キャベツとピーマンはざく切りに。その間にフライパンを熱しておく。野菜を切るのが終わった頃には、適当にあったまってるハズなので、油を敷く。この時に鍋にも火をかける
フライパンから白い煙が立ち始めたら、ピーマンを最初に入れて炒める(根拠は無いが、その方がいいような気がする)
それから豚肉、キャベツ、長ネギを入れて炒め、全体に火が通ったら、タレをかけ回し、また少し炒める。その後、火を止めて蓋をして蒸し上げる
二、三分したらフライパンから皿によそう
次に鍋の水が湯立ったら、だしの粉をこさじ一杯分入れて溶かす。沸騰しそうになったら弱火にし、さいの目に切った豆腐を入れ、一、二分ほどあっためる
そこに味噌を溶かし入れ、溶けきったらゆ〜っくりかき混ぜて、しばらくしたら火を止める
みそ汁を汁椀に入れ、最後にみつばをちょんちょんと乗っける
……オレ流ホイコーローとオレ流豆腐のみそ汁の完成……
味はどうかな?…うん、美味い。これなら会社を辞めても食い物屋に就職できるな
ご飯は残ってるかな?…まだ大丈夫だが、念のため夕食後に新しいのを炊いておこう
茶碗にご飯を盛り、おぼんに料理を乗せて、居間までいそいそと運んでいく
「ごはんだよ〜」
ちゃぶ台の上の料理を囲んで、いつものように夕食が始まる
「麻美ちゃん、美味い?」
「うん」
「みそ汁、美味い?」
「ずずっ、うん」
「…張り合いのない返事だなぁ」
「何がよ、おいしいって言ってるんだからいいでしょ?」
「もうちょっといいリアクションってもんが……ほらぁ、ピーマン残してんじゃん」
「あ〜っ、もう!お兄ちゃん、お母さんよりうるさいぃ〜」
麻美ちゃんは口をとがらせて、ピアスをもじもじといじる
「いい具合に味ついてるから、大丈夫だよ。ほら、食ってみて」
「うん…」
麻美ちゃんはのそのそとした動きで、ピーマンを箸に取り、口に運んだ
「どお?」
「……おいしい」
麻美ちゃんがここに来て、ひと月近く経つ。最初は家事を分担するつもりだったが、彼女の家事能力は悲惨の一言であったため、自然とオレが全て担当する事になった
最初は愚痴を言いながらやっていたが、今ではすっかり家事に目覚めてしまい、会社が終わると速攻で帰宅して、料理、洗濯、掃除をするのがちょっとした楽しみになっている
まあ、そんなオレが会社に行ってる間、麻美ちゃんは寝てるかテレビ見てるかのどっちかだが……やっぱ麻美ちゃんって男をシモベにする才能があるのかな?
「そういえばお兄ちゃん、もうすぐ給料日でしょ」
「…何で知ってんの?」
「こないだ自分で言ってたじゃん」
「そうだっけ」
「お兄ちゃん、そしたら…私としに来るの?」
結構大胆な事を言うもんだから、こちらとしては赤面して顔を逸らしてしまうしかない
「んっ…そうだといいけど」
「え、何で?」
「だってさぁ、そんな簡単に行けるような所じゃないよ」
エロティックパレスは、いわゆる高級店の類ではない。だが質に自信があるためか、値段はやや高めだ
「お兄ちゃん、そんなに給料安かったんだ?」
「そうだね。食費が一人分増えたからね」
「むぅ〜〜。…でもさ、お兄ちゃん、たまってないの?」
「ご心配なく。何とかしてるよ」
「へー?女の子と一緒に住んでるのに、一人でしちゃってるんだ?」
「…じゃあさ、これからはオレがたまってきたら、麻美ちゃんの部屋に行っていいの?」
今度は麻美ちゃんがカーッと赤面した
「バ、バカ!お兄ちゃんのエッチ!やっぱり私の事、そういう目で見てたんだ!」
残りの料理を一気にかっこむと、ガシャンと箸を置いて、すっくと立ち上がる
「ごちそうさま!」
ぷいっと顔を背けると、どすどすと足音を立てて、寝室に入っていった
(言ってる事が支離滅裂だ…)
同居するにあたり、寝室は麻美ちゃんにあげて、オレは居間に着替えと布団を持ちこみ、そこで寝起きしている
正直、何度も寝室に忍び込もうと思った事はあるが…出勤の度に、クタクタになって帰ってくる麻美ちゃんの姿を思い出すと、どうしても躊躇してしまう
慣れていない上に、人と合わせるのが下手な性格だ。望んで就いた仕事とは言え、かなりキツいだろう。だから、家にいる間くらいは、ゆっくりさせてあげようと思ったのだ
…って、ハハハ。自分で自分に言い訳してやんの、オレ
(とりあえずこれ片付けて風呂に入るか…)
そんな事を考えながら、おぼんの上に、空になった食器をかちゃかちゃと乗せていった
それから数日後…
(あっ、当たってる……!?)
昼休み、携帯でモト6の結果発表を見て、オレは腰を抜かした。だが、何度見てもオレの番号…!
(し、しかも…賞金四十万……!)
当たるわけないよなあ、と思いつつ、ひょっとしたら、いつか当たるかも…という期待を込めて、週一に一口のペースで買いはじめたのが約三ヶ月前
遠い将来がこんなに早く来るとは思わなかった…。ホントに私でいいんですか!?ゆっくり考えていいんですよ神様!
「……はっ!?」
何かの物音がした…ような気がする。実際には、全くそんな事は無かったのだが…。突然舞い込んだ幸運に、オレの警戒心はMAXになっていた
(と、とりあえず、誰にも知られないようにしないと…)
他人にバレると面倒だ。誰の目にもつかないよう、慎重に社内を移動する。実際には結構な人数に目撃されていたのだが、その姿はかなりの挙動不審者に見えた事であろう
そして、なんとか会社の外に出ると、希望と期待を胸に、最寄りの銀行まで駆け出していった
(四十万入ったらどうする…!とりあえず…とりあえず…!今日の昼飯は豚骨ラーメントッピング全のっけ…!)
『え〜っ、残業で遅くなるの〜!?』
「ごめんごめん、いきなり仕事が増えちゃってさあ。晩飯は適当になんか食べててよ。お金はあるでしょ?」
『お兄ちゃん、今日はカレー作るって言ってたのに〜』
「ごめんね…。あと仕事終わったら少し飲みに行かないといけなくなったから、もうちょっと遅くなる…。先に寝てていいよ」
『むぅ〜、わかった…』
「明日は絶対早く帰るから、ね?」
『うん…』
通話を終えて、パタンと携帯を閉じた
(許してくれ麻美ちゃん…。今度は何だってご馳走してあげるから…)
正直言って、罪悪感はある。だが、今の今だけは…自分のために金を使わせてくれ…!
「ふぅ…。さぁ〜て!何して遊ぼっかな〜〜!!」
……で、オレは今、またしてもエロティックパレスの前にいる
大金を手にした途端、ムクムクとスケベ心が湧いてきて、女の子遊びでもしようかな?と思ったのだが…
ナンパは失敗するに決まってるし、キャバクラは一人で行ってもつまらない。他の風俗店はやっぱ怖いし…
という訳で、遊べる所と言えば、ここしか思いつかなかったのだ。年食ってから女を知った男は、これだから困る
(はは、オレって節操ねえなぁ)
とにかく、麻美ちゃんは家にいるし、義姉さんは今日休みのハズだし…やっぱ行ってみるか
意を決して店に向かおうとした時、突然声をかけられた
「あら、アキトくんじゃない」
「げっ、ね、義姉さん!?今日は休みのハズじゃあ…」
「ええ、そうなんだけど、オーナーと話をしてたの。もう帰る所だけどね。あなたは遊びに来たの?」
「は、はい…」
「ん〜、でも今日は麻美ちゃんも休みのはずだけど…」
「……」
「浮気?」
「ね、義姉さん!この事は麻美ちゃんには…!」
咄嗟に、義姉さんに頭を下げるオレ。みっともないったらありゃしない
「はぁ…。でも、お客様を邪険にするわけにはいかないわね…。わかったわ。今日は見なかった事にしてあげる」
「あ、ありがとうございます」
「麻美ちゃんともい〜っぱい仲良ししなきゃダメよ?じゃあね」
義姉さんは、コツコツとヒールの音を響かせながら帰っていった
……義姉さん……オレと麻美ちゃんの事を……?
い、いや、せっかく見逃してくれたんだ!集中集中!
気合いを入れ直して、店に入って行った。頭の中は、二人への詫びでいっぱいだったが
「ふぅ……」
いつも通り、ベッドに腰掛けてを待つ。今回も女の子はおまかせにしてしまった。どんな子がくるのだろうか…。まあ、この店の事だから、変な子は寄越さないとは思うが…
そうしていると、ドアをコンコンとノックする音がした
「しつれいしまーす」
なんだこのアニメ声は
「こんばんわー」
「あ、どうも…げっ!?」
入ってきた子を見て、オレは仰天した
ぱっちり大きな瞳に長いまつ毛に、小さく形のいい桃色の唇
かわいらしさに満たされて整っている顔立ちと、柔らかにウェーブした髪が頭の両サイドで結わえられていて、とてもよく似合っている
ミルクのように白い肌は、室内の光を弾き返して、みずみずしく若さを誇示している
…と言えば余程の美人のように思えるが、そうじゃない
小さい。顔も、体も、胸も、腰も、手も、足も、頭身も、なにもかも小さい
赤に近いピンクのベビードールに身を包んだその子は、小学生にしか見えなかった
「はじめてのお客様ですねー。はじめまして、ほんじつお相手をさせていただきます、ともです」
「………」
オレの脳裏に『摘発』という言葉が浮かんで、内蔵が苦しくなった
「あ、わたしこんな風ですけど、ねんれーははたちだからあんしんして下さーい」
これで二十歳…。なら大丈夫だな、よかった。…じゃねえよ!…ビックリ人間ショー?
「ごーほーロリだから、オッケーですよ?にひひっ」
書きました。長くてすいません…。次はエロやりますので…
出やがったな、合法ロリ!
いいぞもっとやれ
くそっ、またしても相手はお義姉ちゃんじゃないのか!
だが、ティッシュを握り締めて全裸で待つ。
少しだけ続き
唖然とするオレを尻目に、彼女は真夏の空のように、明るくにかっと笑った
可愛い。確かに可愛い
だがそれは性的な可愛さではない。本当の本当に可愛いのだ。だからこそオレのヤる気は、しゅるしゅると音を立てて萎えていった
「お客さま、きょうはおしごとのかえりですかー?」
「…え?あ、うん」
「ひゃー、おつかれさまですぅ。それじゃあきょうは、ストレスもせいよくも、パーッとすっきりさせていって下さいねー」
…待て、オレはこの子で性欲をすっきりさせんといかんのか
「それでは、シャワーにごあんないしますねー」
「あ〜、ちょっと待って」
「どーされました?」
「えっとね…お名前は何ちゃんだったかな?」
「はい、ともですぅ。よろしくおねがいしまぁす」
「あ、そう。ともちゃんね。…………チェンジ」
「えーっ!ど、どーしてですかー!?」
「いや、だってオレそういう趣味ないし」
さすがに、小学生くらいにしか見えない子とするのはオレには無理だ
つーかこんな子まで在籍しているとは…。品揃え良すぎだろ、この店
「あはっ、さいしょはみなさんそう言うんですよ?でもさいごにはみーんなすっきりして帰られるんですからぁ」
「うーん、でもオレ、逮捕とか怖いしなぁ」
「だ、大丈夫ですよ!こー見えてもわたし、ちゃんとせいじんしてますから!もう大人の女なんですぅ」
小さな体をバタバタさせながら訴えているその姿は、大人の女とは程遠いものがあった
「いや、実年齢の問題じゃなくて、見た目の…」
「な…っ。で、でも、わたし『てくにっく』には自信がありますからぁ!いっぱい、い〜っぱいサービスして、ぜったいまんぞくさせてあげますぅ!…ね、だからわたしに決めて下さいよぉ、お客さまぁ…」
キンキンのアニメ声で、オレにウッフ〜ンという感じの目線を送ってきた
…が、マセガキがいっちょ前に、色目を使ってるおねだりしてようにしかオレには見えない
「へえ、そんなにすごいテク持ってるんだ」
「はい、ぜったいきもちいいですよ?」
「いっぱいサービスしてくれるんだ?」
「はい、せーいっぱいごほうしさせていただきますぅ」
「………チェンジ」
「な、なんでダメなんですかー!?」
「だってさあ…見た目子供だと立たないよ、やっぱ」
「じゃ、じゃあ、わかりました。ためしにちょっとだけわたしのサービスをうけてみてぇ、それから決めてもらうというのは…」
「そんな事したら、チェンジできなくなっちゃうじゃん」
「うう…どうしてもチェンジですかぁ…?」
ともちゃんは、眉をゆがませた。困った顔もまたかわいらしい
「そうだなぁ、悪いけど、そうしてもらえる?」
「むぅ……こうなったらしかたありませんね…えいっ」
がばっ
チュッ
「あっ?」
ベッドに腰掛けているオレに突然しがみついてきて、軽く唇を奪った
「へっへー、おくちどうしでキスしちゃったから、もうチェンジできませんよーだ」
「な、なにィ!?」
「これでもうわたしのお客さまですねー」
してやったりという笑顔と、勝ち誇ったような物言い。普段は温厚なオレだが、いい加減キレた
「むっか〜〜!!何やってんだこのガキ!店長を呼べ!」
いくらなんでもしつこすぎる。悪質と言っていい
「ねー、そんな事いわないでぇ、もうここまでしちゃったんですからぁ、ちからいっぱい楽しみましょーよー」
オレの怒りをよそに、ともちゃんは、胸にほっぺをすりつけながら、ニヤニヤとオレの顔を見上げている
「あー!もう何言ってんだ!いい加減離れなさい!」
「そんなにイヤなんですか?」
「当たり前だ!こんなしつっこい客引きまがいの……」
「うぅ…ぐすん…えぐっ…えぐっ…」
「…ん?」
「おねがいします…わたしと…あそんでってください…」
いつの間にか、ともちゃんの目は涙で潤んでいた。泣き出すのを耐えているのか、下唇を噛んで、小さな両手はオレの服をぎゅっと掴んでいる
「困るんです…お客さまにあそんでもらえないと…わたし、困るんですぅ…」
「お、おい…」
「どんなおつとめもいたします…。ですから、おねがいしますぅ…」
彼女の両腕がオレの首に回され、お互いの頬が密着する。マシュマロよりもなお柔らかな感触に、不意に体が熱くなった
「おひげがちくちくしますね…。わたし、これ大すきです…。男のひとってかんじがします…」
「……」
オレには子供の趣味は無い…ハズなのに、心臓はギュンギュンと動き出し、局部に血液を集め始めていた
異性と肌が触れ合っている、という事実に、肉体が精神を無視して反応しているのか
「わたしとあそんでください…。でないと…でないとわたし…。うっ、うっ、うええぇぇん……」
ともちゃんはとうとう泣き声を上げてしまった
この、「女の子を泣かせた」という事が最大の要因になって、オレの心は、ついに折れた
「はぁ…、わかった、わかったからさ、もう泣かんでくれ…」
「ぐすっ…、じゃ、じゃあ…」
「アンタの顔を立ててさ…、ちょっとだけお世話になるよ…」
「ホ、ホントですかぁー!?」
「ホントホント…」
「やったー!わーい!それじゃあ、さっそくシャワーにごあんないしますねー」
ともちゃんは、オレからぴょんっと離れると、さっきの涙はどこへやら、コロコロと笑いながら、両手を振ってオレを手招きした
「………」
やられた…。あんなナリでもお嬢はお嬢というわけか…。それにしても、泣き落としにひっかかるとは情けないな、オレ…
短いけど今日はこれで…
正直、煮詰まってます…
812 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 18:09:09 ID:ucLxQpVv
いっぺん本物の風俗で遊んで、参考にするとかどうよ?w
金は誰が出すんだw
>>811 どれだけ時間は掛かってもいい、俺は待っている。
全裸も寒くない季節だし。
待ってるぜ!
オランダ戦見終わったので続きを…
「それでは、おきがえはこちらでおねがいしまーす」
浴室の前はちょっとしたスペースになっていて、ここで着替えを行う
「そういえば、お客さまも、わたしに『お兄ちゃん』ってよばれたいタイプですかぁ?」
しぶしぶ服を脱いでいると、ともちゃんに話し掛けられた
「…え?お兄ちゃん?」
「はい、わたしのお客さまって、『オレをお兄ちゃんとよんでくれー』って人がほとんどだったんです。だから、お客さまも、そうなのかなー、って」
(お兄ちゃん…)
頭の中に、麻美ちゃんの姿が浮かぶ
「いや…お兄ちゃんはやめよう。名前でいいよ」
「え、なまえで…?おなまえはなんておっしゃるんですかぁ?」
「……高城アキト」
「たかしろアキトさん…。ふっ、ふふふっ」
オレの言葉に、彼女は何故か笑った
「アキトさんですか。じゃあ、あっちゃんでいいですねー」
…いきなりあっちゃん呼ばわりか。しかし馴れ馴れしい子だ。天真爛漫というか、見た目通りに子供っぽいというか…
そんな事を思いながら、カチャカチャとベルトを外し、全裸になる。他人の前で裸になるのは若干慣れてきたものの、まだ照れが残っている。ましてや、こんなロリ大人相手では、なおさらだ
「では、おめしものはこちらでおあずかりしまぁす」
ともちゃんは、オレが脱いだ服を全て集めると、正座をして、それらをテキパキと畳み、籠の中へ綺麗に収める。それから三つ指をついてぺこりと一礼すると、しずしずと籠を運んでいった
…前言撤回。子供っぽさの無い、なかなか堂に入った大人の動きだった。フルチンで、彼女の所作を眺めているこっちの方が子供っぽい
「では、わたしもしつれいしまーす」
ともちゃんはオレの目の前まで歩み寄ると、音も無くベビードールを脱ぎ、下着に指をかけると、するすると下ろしていき、足から抜き取った
「あはっ、二人ともはだかんぼですねー」
「………」
ともちゃんの裸身を前にして、オレは絶句した
膨らみかけ…とも呼べない、腫れ物のような胸。ちょっとだけ生えてる…と言うより、ほとんど無毛状態の股間。細い手脚は筋肉が存在しないかのようにぷっくりしていて、真っ白な肌が、全身の未成熟さをより際立たせている
これが二十歳の体…。これでは、最近の小学生の方がよっぽど発育しているのではないか
「やだぁ、じっとみてますねー」
胸を隠して、イヤンという風なポーズをとる
「あ、いや…」
「うふふ、あっちゃんもぉ、しまいにはこのちびっ子ボディが大すきになりますよぉ?」
確かにこの体は、ナイスバディの女性と同レベルの衝撃がある。でも大好きになるってのはちょっとヤバい気がする…
「ささっ、それじゃあ、はだかのおつきあいを始めましょーねー」
ともちゃんは、そう言うと、オレの手を取って、浴室のドアをガチャリと開けた
浴室の中は思ったより広い。部屋一面は清潔感のある白で覆われており、一見風俗店とは思えない雰囲気だ。だが、背後にはプレイで使われる道具一式が置いてあり、ここが特別な場所である事を思い出させる
「それでは、ほんじつはショートコースでのごあんないですので、お背中のおながしだけですねー」
手慣れた様子で、髪を素早くタオルで巻きながら、ともちゃんが言う
「おい」
「はい?」
「さっきどんなお勤めもするって言わなかったか」
「たしかに言った気もしますけどぉ、じかんもないし、ショートはシャワーだけってきそくですのでぇ、いろいろ省略しまーす」
(このガキィ……)
「ま、そんなことよりぃ、はやくあったまりましょーねー」
憮然とするオレをよそに、彼女はシャワーのハンドルをキュッと回す
…こんな事なら金をケチらず、長めに時間取ればよかった…。せっかく大金が入ったのに…
いや、ともちゃんとお風呂プレイができないのが残念、ってワケじゃないよ?
「どうですか?あつくないですか?つめたくないですか?」
シャワーから出るお湯を、ちょっとずつかけながら尋ねる
「うん、大丈夫…」
「はい、ではおせなかおながしいたしまーす」
背中にシャワーがかけられると、温かな感覚に、思わずひと息つく。ともちゃん小さな手が、背中をなで回しているのが予想外に気持ちいい
「あっちゃんは、こーゆー所にはよくくるんですか?」
「…何度か」
「このお店は、はじめてですぅ?」
「…いや、ここにしか来た事ないよ」
「ひゃーっ、たいへん!おとくいさまですねー!いつもありがとうございますぅ」
ともちゃんはシャワーを壁にかけると、ボディソープを手に取り、ねちゃねちゃと泡立て始めた
「おとくいさまにはぁ、こちらもきれいにさせていただきますよぉ…」
ぺろりと唇をなめると、オレの正面にしゃがみ込んだ。彼女の小さな顔が、オレのモノと相対する
「お、おい…何を…」
「あっちゃんのここ、ごーほーショタですねぇ。でも、毛はいっぱいはえてますぅ。ふふふ…」
…ごーほーショタって何だ?よくわからんが、あまりいい意味ではないような気がする
「うふっ…お店にはないしょですよ…?」
「ぐっ…!?」
ともちゃんのぬめった手が、オレの竿と玉を猛然と洗い出した。いや、洗うというよりは、ぬるぬるを利用して、揉んでいじくり回すと言う方が近い
物凄いスピードで袋と睾丸を揉み回すが、痛みは全く無い。それどころか絶妙な力加減で刺激を与え続けるので、思わず腰が動いてしまう
(ヤ、ヤベぇ…!これ…っ!)
睾丸と逆に、ぬるついた手が乱暴に、勃起していないペニスを皮ごとしごき上げる。暴力的ながら快楽のツボを的確に捉えた手指の動きによって、海綿体がむくむくと膨張し始める
オレの股間はあっという間に白い泡まみれになった
「っぐ〜!?」
彼女の指が、オレの包皮の中にずぶりと入ってきた。子供のように細くて小さな指と、ボディソープのぬめりによってできる芸当だろうか
ともちゃんのかわいらしい指が、皮の中をぐちゃぐちゃとほじくり返す。包皮内を弄ばれているオレのペニスの先端からは、快感の証しの粘った液が分泌され、膣内をいじられた女のように、ねちゃねちゃと淫らな音を立てていた
あまりの快感と初めての感覚に、ペニスは一気に最大の硬度を示した
「あはっ、洗いやすくなりましたねー。でも、まぁだまだですよ?」
相変わらず屈託のない笑顔のともちゃんの右手が、オレの包皮を剥き下ろす
そして左腕全体にボディソープを塗りたくると、それをオレの尻の方から差し込んで、睾丸をわしづかみにした
「さ、こっからが本番でーす」
ともちゃんの右手が上下に、左手が前後に、いずれも高速で動き出す
「〜〜〜っ!」
右手は亀頭ごと竿を擦り上げ、左腕は睾丸、戸渡り、肛門をぬるぬると刺激する。エロ本等で見知った程度の知識はあったが、肛門への責めがここまで衝撃的だとは思わなかった
オレの尿道は、すでに射精への欲求で満たされつつあった
「どうですか?きもちいいですか?」
「………」
「んふふっ、いいみたいですねー」
返事をしたいが、声が出せない。圧倒的な手技によって、文字通り、オレは彼女の手の中で完全に躍らされていた
両腕の愛撫はさらに加速して、粘着質な音とともに、四ヶ所への刺激は一層強まる
オレの亀頭は限界まで膨らみ、先走りの汁は裏筋の泡を流しはじめていた。絶頂はもう目の前だった
「うぅ…も、もう…」
「ん?もう出ちゃいますかぁ?」
オレは苦悶の表情でうなずいた
「出しちゃいましょうね…」
淫らな眼差しと声色が、ともちゃんの返事だった
両腕による愛撫は速く、強く、細かくなり、快感を与えるよりも、射精へ導くための動きになった
「出したくなったら、いつでも出していいんですよ?」
「ぐっ…!」
「あっちゃんのおしりの穴、ひくひくしてますぅ」
「はっ…がっ…」
「たまたまも、ぐにぐにうごいてますけどぉ?」
「……っ!」
「はずかしがることはないんですよ…?」
彼女の小さな手と指と腕による刺激は泡を撒き散らすほど激しくなった
(ダ、ダメだ…!)
射精欲は、ついにオレの意志を蹴り破った。精液は猛スピードで尿道を駆け上がり、勢いをつけて鈴口から飛び出した
「ぐぅっ!ああぁっ!」
思わず声を上げてしまった。白い精液は孤を描いて、白く無機質な床をびちゃっと濡らした
「ひゃー、いっぱい出ましたねー。おつかれさまでしたー」
ひと仕事終えたともちゃんは、まだピクピクと余韻にひたっているオレのペニスを、笑顔で見つめている
(なるほど…テクニックには自信がある、か…)
はぁはぁと息を切らせながら、先程の会話を思い出していた
「んー、でも、おちんちんはもう一回シャワーしないといけませんねー。にひひっ」
とりあえず書きました。わかりにくかったですかね…。待っていただいた方々には感謝。ありがとうございます
あ〜、久々に風俗行ってヌいてもらいてぇ。うちの地元の風俗、去年かおととしに摘発されちゃって、もう無いんだよなあ…
GJ!
有難い事に沢山のお言葉をいただきまして、規制される前に再び調子に乗って投下します…。
元お姫様の遊女と布団番(要は遊郭の布団を敷く係)の話。
今回も客と絡ませてないw
可哀想な内容なので読む時はご注意を。
825 :
いたずら:2010/06/29(火) 22:49:32 ID:q7z1mKHo
花街開門を告げる鐘が鳴るまで、後少し。
布団も敷き終えて仕事は一通り片付いたので薄らとではあるが、汗ばんだ体を冷ます為に中庭へ向かう。
その途中の渡り廊下に、女は居た。
「…お姫様?そろそろ張見世に出る時間だよー」
声を掛けても女は濃藍の空を見上げるばかりで答えない。
遠くから人々が放つ雑音が聞こえる。
そういえば、と考える。
遊戯屋にやって来たこの女は、元武家か大名の元お姫様らしく随分とまぁ話題になった。
興味本意で客がこぞって指名し、恐らくそれを妬む遊女から嫌がらせを受けた事だろう。
826 :
いたずら:2010/06/29(火) 22:51:31 ID:q7z1mKHo
「お姫様」
可笑しな奴だ。
それでも文句も言わず、己の悲運を嘆きもせず。
ただ死んだ目をしながら、笑ってみせるのである。
家を失い、借金を抱え落ちぶれた末に感情が無くなってしまったと人は言った。
しかし、本当に感情は無いのだろうか。
些細な疑問が、チリリと焦げつくような不思議な何かと共に沸いた。
「お姫様」
もはや皮肉にしか聞こえない名を呼べば、こちらを軽く一瞥してまた空を眺め始めた。
こっそり後ろに立ち、わッと大きな声を上げて背中を強く押す。
「――っ、!」
慌てて振り向いたお姫様が少し目を丸くさせ、顔を逸らした。
「驚いた?」
返事はなかった。
827 :
いたずら:2010/06/29(火) 22:54:10 ID:q7z1mKHo
代わりに背中につけたままの手のひらから伝わる早い鼓動が、驚きと混乱を表していた。
感情を無くしたはずのお姫様の、人間っぽい一面に触れたのは、それが初めてだった。
渡り廊下での出来事をきっかけに、様々ないたずらを仕掛けた。
いきなり大声を出すなど日常茶飯事。
布団番という職を利用して、布団に蛇と瓜二つのカラクリを忍び込ませたりもした。
結果、相手はこちらを警戒するようになったがその行動すら人間っぽくて面白い。
大抵のいたずらは許してくれた。
気づけば、お姫様はよく笑っていた。
楼主も最近客からの評判が良いと上機嫌で言った。
正直なところ客関係云々に興味はなかった。
いたずらを仕掛けて、お姫様の人間的な感情に触れられたら満足だった。
満足したはずだった。
続
次はうっすいけどエrに突入すると思う。
もっと遊郭について勉強しないとな。
お粗末様でした。
最近現代ものも江戸ものも充実してて嬉しい!
職人さん方GJです!
1000レス行く前に容量使い切っちゃうかな?
1000レス前に、500KBいくだろうな
あと残り26KB。そんぐらい、すぐだろう。
SS連載の書き手が二人いるんだから
漫画だけど今週のモーニング「チェーザレ」を読むと良いよみんな。
何が書いてあったんだ 教えれ
みんな、次スレのタイトルはどうすべきだと思う?
今のままだと時代ものオンリーだと思われそう
【ソープ】娼婦でエロ小説【遊郭】
赤線・花魁 も捨てがたい
【ソープ】娼婦・花魁でエロ小説【遊郭】
【海外】娼婦でエロ小説(総合)【日本】
【現代もの】娼婦でエロ小説【時代もの】
・・・うーん
あ、途中送信してしまった・・・
テンプレとかはどうするのかな
「海外物・現代物もどんどん投下ヨロ!」とかなんとか入れるのか?
>>834 中世ヨーロッパが舞台の漫画で主人公(多分)が同僚に「とっとと男になってこい」と娼館に
放り込まれて名物娼婦に色々教え込まれる。
「あたしだってねェ、初めてお客取った夜はそりゃ切なかったもんさ……やだ、何言ってるんだろうね、私」
てな感じの展開
ちょっと続きを
「それでは、おからだおふきしますねー」
ともちゃんの小さな手が、真っ白で清潔なバスタオルで、オレの体を拭う
先程の余韻で、心臓はまだどくどくと早鐘を打っている。それとは逆に、オレの分身は、力を出し尽くしてだらんとうなだれている。皮も、少しずつ元の位置に戻り始めていた
「どうでした?きもちよかったですか?」
腋の下も、指の股も、丁寧にごしごしと拭いてくれている。オレは意識がまだ少々ほうけていて、彼女の声に反応する事ができなかった
「んふっ…。ど・う・で・し・た?」
突然、バスタオルに包まれた手で、オレのペニスをぎゅうっと掴んだ。オレはくぐもった声を出して、反射的に腰を引いてしまう
「きもちよかったですかぁ?あ〜っちゃん?」
今度は尻を力強く拭われた。…主に、割れ目を重点的に
ともちゃんは、可愛らしい笑顔とは似つかわしくない、嗜虐的な、いやらしい眼差しでオレを見上げている
若干情けなく思いながらも、この場における力関係を思い知らされて、オレはため息まじりに小さく笑った
「わかった…、わかりましたよ…」
「ん〜、何かわかりましたぁ?」
「認めるよ…。ともちゃんはプロの女だ…」
実際に体験してしまえば、認めざるを得ない。オレは、目の前の小さな『女性』にすっかり降参してしまった
「あはっ、ありがとうございまぁーす」
ぴたっ、と抱き着いてきた幼くて細い身体は、意外にも肉感的だった
「でもさぁ…、何であんな事したの」
ともちゃんは、しゃがみ込んでオレの脚を拭いてくれている。やや申し訳ない気もするが、ちょっとした優越感もある
「えへへ。だってぇ、あっちゃんてば、わたしのこと、ガキだー子供だーとか、逮捕されるーとか言うんだもん。ちょっとムカついちゃってぇ、思わずおちんちんいじめしちゃった。ゴメンね」
「やっぱり仕返しかい。…て言うかいつの間にかタメ口とか」
「だってあっちゃんてカワイイんだもーん。うーうー言いながらぴゅっぴゅって出してるの、かわいかったよ?」
「ちっ…」
「女の子みたいにぃ、アソコに指いれられてうなったりしてさぁ。にひひっ」
「………」
さっきの事を思い出すと、自分事ながら赤面が止まらない。完全に弄ばれてる
「…はい、ふきおわりましたよー。あとはベッドであそぼうね」
ともちゃんはすっと立ち上がると、バスタオルと、髪に巻いていたタオルを、備え付けの脱衣籠の中に入れた
「でもこれ、時間内に復活するとは思えないんだけど…」
オレのナニは意気消沈して、本体は皮の中へすっかりお隠れになってしまった
「やっぱ、もうちょっと長めに時間取ればよかったかな?」
「んふふっ、へーきへーき!それはもうけーさんずみで出させたんだよ。ぜったいにふっかつさせる自信、あるもん」
「ホントに…?まぁ、今回はプロの言う事を信じましょうか…」
「そうそう。わたしの言うこときいてくれたらぁ、おまんこでもおちんちんいじめしてあげるからね」
「………」
アニメのキャラクターみたいな顔と声で卑猥な言葉を言われると、胸がドキッとする。中身は大人とは言え、やはりいけない事をしてる、みたいな感覚
「あっちゃん、はやくベッドいこーよー」
マットの上で、もぞもぞと足の裏を吹いていると、少女のような視線で催促された
「……」
小さな身体…。すぐにでも折れちゃいそうな身体…
「どうしたのー?」
やってみようかな…。アレ…
「ね、ともちゃん?ちょっとお願いしたい事があるんだけど…」
「なに?」
「こっち、来てくれる?」「うん」
はてな顔のともちゃんがオレの目の前に立った。近くで見ると、彼女の全身のか弱さが再確認できる
やれる…。これはオレにもきっとやれるぞ…
オレは「うしっ」と短く気合いを入れると、彼女の両脚と背中を抱え込み、一息に持ち上げた
「きゃあっ!?」
「うはっ、よっしゃ!やっぱできたぁ!」
「ひゃー!す、すごぉい!おひめさまだっこだぁ!?」
「ははっ、一回やってみたかったんだぁ」
男の夢、お姫様抱っこ。こんな形で実現できるとはなあ。…思ったより全身の負担大きいけど
「きゃはっ!わたし、こんなのされるの、はじめてだよー!」
「怖い?」
「うーうん、おもしろーい!きゃははっ」
ともちゃんはにこにこ笑顔ではしゃぎ声を出している。こうなってくると、オレも調子に乗ってしまう
「よ〜し、じゃあもっと面白くしてやるっ」
オレは彼女を抱いたまま、くるくるとその場を回転した
「わぁー!ま、まってよー!」
「ともちゃんは軽いなぁ。鳥みたいだ」
「やだあ、こわいぃ、こわいよー!あはははっ」
「さっきの仕返しだっ」
「あはははっ、ごめんなさいぃ、ごめんなさぁーいー!あはははははっ」
怖い怖いと言いながら、ともちゃんは上機嫌で笑っていた。オレはしばし夢の実現に酔っていたが、やがて遠心力を引っ張られるように、彼女をベッドの上にとさっ、と下ろした
……だって腕の筋肉が限界だったんだもん
「あはははっ、…ふぅ。おひめさまはぁ、王子さまにベッドまではこんでもらいました。…な〜んて。あははっ」
「…楽しかった?」
「うんっ。…あっちゃん、もうバテてない?」
「い、いや…、そんな事は無いよ?」
などと言ってみたが、鼻の穴は極限まで開いて、大きく肩で息をしている。呼吸は乱れて、喉はもうからからだ
「フルチンでつよがってもぉ、あんまかわいくないよ?んふふっ」
……ま、それもそうだな。オレはよいしょとつぶやくと、ベッドに腰掛けた
ハハ、オレももう若くないな
「えへっ、でもありがと」
ともちゃんはオレを背中から抱きしめると、頬にチュッと口づけをしてくれた
「ね、どうする?もうハメちゃう?」
「うん」
「ホントにぃ?子供にはきよーみなかったんじゃないのぉ?」
「オレは…大人の女にしか興味はないよ」
そう言って、彼女の手をきゅっと握りしめる
小さな体の、そこかしこに見られる大人の証
さっき抱き上げた時に感じた、子供のように柔らかいだけではない、みっちり中身のある肉体
今オレに握られている手は、かわいらしいだけではなく、幼さではない、若さを感じさせる肌触り
そして香水の隙間をかいくぐって、微かに漂ってくるいやらしい汗の匂い
外見で見るだけではわからなかった。触れ合ってみなければわからない事は、やっぱりここにもあった
「へー、ホントにそうおもってるぅ?」
「思ってるよ。しかもプロの女だ」
「…んふっ、ありがと。じゃあ、大人のえっちしようね」
ともちゃんは、オレの頬に、もう一度チュッと口づけをくれた
オレのペニスは、少し時間が空いた事で、若干の力を取り戻していたとはいえ、本来の三割程度と言った所だ。本番可能なまでには程遠い
「じゃああっちゃん、よつんばいになって」
「なれば免許を返していただけるんですね?」
「なにいってんの?ほら、早く早くぅ」
「わ、わかった…。これでいい?」
ともちゃんに尻を向けて、かなり情けない格好になる
「うん。じゃあちょっとまってねぇ…」
彼女の手には、いつの間にかコンドームとローションの瓶があった
「ホントは大の字になったほうがいいんだけどぉ、あっちゃんははじめてだからね…」
「お、おい…?うっ!?」
肛門に、ローションが垂れてきた。さらに、ゴム質の細い物が、ローションを尻穴に塗りたくり、なじませている。どうやら、指にコンドームを被せているようだ
「じゃ、ちょっとしつれいしまーす」
ともちゃんのゴム付きの指が肛門にゆっくり入ってきて、何かを探すようにぐねぐねと内部をいじり回す
初めての感覚に、オレは息を殺して耐えていたが、彼女の指がある箇所を刺激すると、突然、全身に衝撃が走った
「あーーーーっ!!?」
巨大な槍のような鋭い快感が、背骨を貫いて脳天で弾けた
「あったあった。あっちゃんのGスポットはっけーん」
ともちゃんの指が、つんつんですらない弱い動きでそこを撫でると、ペニスが一気に最大まで硬化した
むくむくと大きくなるのではない、本当に突如として勃起してしまった
「んー、これならえっちできるねぇ。よかったよかった」
張り詰めたペニスをにぎにぎしながら、肛門からずるりと指を抜き出す
「ともちゃん…、な、何?今の…」
「うん、ぜんりつせん。きいたことあるでしょ?」
「前立腺…」
「げんきがない時はこれがいちばん!なんどもやっちゃいけないけどね。にひひっ」
前立腺まで扱えるとは恐れいった…。一体どんだけ引き出し持ってんだこの子は…
「それじゃ、あおむけになってね」
彼女に促され、ごろんと仰向けになる。前立腺マッサージで怒張した物が天を突いている
ともちゃんは新しく取り出したコンドームを口にくわえると、ずるるっとそれをペニスに装着した
「んふふっ、おたがいじゅんびオッケーだね」
オレの上にまたがると、両手の指で割れ目を開いて見せた
濃いサーモンピンクの性器は、粘着質に光を反射して、彼女がオレを受け入れる意志があることを示していた。だが、やはり不安はある
(小さい…)
オレの物も大きいとは言えないが、彼女のそれは輪をかけて小さい。物理的に無理なのではないかと思えてくる
「しんぱい?だいじょうぶ。わたしの、けっこう広がるんだよ」
オレの不安が伝わったのだろうか。だが彼女は余裕の態度でにかっと笑った
そしてゆっくりと腰を降ろすと、性器が亀頭に口づけをした
「ちびまんこでおちんちんいじめしゃうね…?にひひっ」
今回はこの辺で。続きは次スレ立ってからの方がいいですね
>>840 GJ!
ともちゃんww
あっちゃん、いじめられんのかぁ〜
次スレで待つぞ
で、スレタイ は、他にいる(らしい)住人さんの案や意見はどうなんだろ?
テンプレのほうは、
娼婦に関するエロ小説総合スレッドです。
娼婦に関連するものなら、大歓迎。
遊郭のお女郎さん・熟練?娼婦・可愛いソープ嬢etc
日本、海外、現代物、時代物 は、問いません。
みなさんの投下をお待ちしてます。
――ていうのは、どう? 他に、テンプレ案、ご意見、あれば、よろしくおねがい
>>838 d!
自分も、ちょっくら読みに行って来るよ
【ソープ】娼婦でエロ小説【遊郭】に一票
848 :
846:2010/07/03(土) 22:05:06 ID:5BPNTZrE
コンビニ行く前に。
スレの番号ていうか「その2」を入れた方が良くね?
【ソープ】娼婦でエロ小説その2【遊郭】
ていうか、これが、一番無難そうか?
テンプレは
>>846に一票。スレタイに関しては、
【風俗】娼婦でエロ小説その2【遊郭】
がいいかな〜。自分で書いといて何だけど、あんなソープ無いですしね
ソープを元にしてるけど、こんな店があったらいいな〜、って願望というか
風俗全般にすれば、本サロ嬢やデリ嬢の活躍も見れるかも知れませんし
Hooも復活してほしい…
スレタイは、
【ソープ】娼婦でエロ小説 その2【遊郭】 に一票
やっぱ、カタカナのほうがいいと思うんだ。
「現代もの時代もの、両方OK」みたいなのが、一目瞭然で。
使えそうな語句といえば
・遊郭
・ソープ
・特殊浴場
・赤線
・風俗
くらいか
風俗っていうとライトなのも入りそうだから、それはどうするかね?
今んとこ、そういう作品はないみたいだけど…
個人的には【風俗】派。
テンプレ私案。
「遊女・ソープ嬢など、娼婦・風俗嬢に関するエロ小説総合スレッドです。
現実/ファンタジー、日本/海外、現代物/時代物は問いません。」
「風俗嬢」という表現があれば、ソープでもヘルスでもおkだと思う。
あと、AV女優ってどうなるのかな。今まで無かったから気にする必要はないかも知れないけど。
確かに、AV女優も娼婦の形の一つかもね
でもこのスレでは「直接、面と向かって客の相手をする」という受け取り方が主流かな?
娼婦というより、イメクラの映像版みたいな感じか?>AV女優
(客側から手出しできないけど)
同じAV女優でも、昔の日活ロマンポルノなんかの女優と
いまどきの素人参加のAV女優(?)だと
現代のほうがより風俗嬢に近い感じかな?
と思ったけど料理次第で結構面白いかも
本番のあるなしが基準としては分かりやすいよね
ただそうすると「娼婦」というスレタイに合わなくなるが
客との直接のやりとりが、あってこその「娼婦」、と……
本番があろうが、無かろうが。
それが醍醐味。
まとめてみたんだが(くっつけただけ)
・・・スレタイ案・・・
【ソープ・風俗】娼婦でエロ小説 2【遊郭・赤線】
・・・テンプレ案・・・
遊女・ソープ嬢など、娼婦・風俗嬢に関するエロ小説総合スレッドです。
娼婦に関連するものなら、現実/ファンタジー、日本/海外、現代物/時代物は問いません。
投下をお待ちしてます。
前スレ
ttp//〜
スレタイは【風俗】【遊郭】とか簡潔なのでいいんじゃないかな
細かい所はテンプレ読んでもらうとして。テンプレは
>>860さんのに一票
ちょっと長いかもだがいいのでは。
テンプレにも異存なしです。
自分もスレタイはシンプルな【風俗】【遊郭】がいいと思う
決まりませんなあ。多数決にする?
いや、決まりじゃね?
スレタイ
【風俗】娼婦でエロ小説 2【遊郭】
テンプレは
>>860のままで
せっかくの書き手さんが新スレ待ちしてるだろうし、
ちょっくら行って、立ててみるよ
乙かれ様〜
思い付いたネタを
「お兄さん…私と遊びに行かない?」
飲み会の帰り、一人で歩いていると、年増女に声をかけられた
年は四十半ばといったところか。化粧が濃いが、美人だという事はわかる
「ええ、いいですよ」
俺は、一目でこの女に特別な感情を抱いた
夜空には、星影一つない
「はぁっ…、あぁっ…、ステキ…」
女は俺の腰の上で、淫らに腰をくねらせている
胸には丸い大きな乳房がぶら下がり、ぶるんぶるんと大きく揺れて、俺を誘惑している
腕を伸ばして白い実りの柔らかさを楽しむと、女の声はより一層甘やかになる
「いやぁ、ああっ、おっぱい気持ちいいっ、んあぁっ、あんっ」
「お、おばさん、もう出るっ…!」
「イッちゃうの?いいわ、おばさんの中にいっぱい出していいわよ。あっ、あっ、あっ」
女の動きが激しくなる。俺の肉柱は我慢の糸が切れ、うなり声を上げながら、性愛の証を膣の中へ飛ばした
「うっぐああ!」
「ああぁぁ〜ん!はあぁぁっ!精液出してるぅ〜〜っ!!」
燃えるような絶頂感に全身が支配され、頭の中が真っ白になった
女は黒髪を振り乱しながら、喜悦の表情で俺の精液を受け止めていた
「すごいわぁ。とっても上手よ…」
女は俺に覆いかぶさると、濡れた舌で口内をぬちゃぬちゃと犯した
「よかったんですか?中に出しちゃって…」
「ふふ…いいのよ、心配しなくて。でももしあなたの赤ちゃんできちゃったら、おばさん産んじゃおうかしら」
そう言うと、女は赤い唇を緩ませた。口元と目尻の皺が、生々しいエロスを感じさせる
「…あの、もう一回してもいいですか?」
「若いわねぇ。いいわ、好きなだけさせてあげる…」
俺はバックから垂れ気味の尻を掴むと、淫肉の中へぬぷりと再侵入した
「あぁ〜っ!ふ、深い〜っ!!」
一気に挿入すると、女の最奥まで届いた。俺はかまわず、大きくピストンをして、ごつごつと突きまくった
「はぁっ、つ、強い、さっきよりずっと強いわぁ〜!あっ、うぐぅ〜!」
俺が怒張を突き入れる度、白い尻たぶは波打ち、甲高いよがり声をあげる
「ねえおばさん、俺が小さい頃…母親が家を出てったんです」
「………え、何?」
「今考えたら男だったんだろうけど…泣いたなぁ、あの時…」
「………?」
「俺の名前…春人です。ご存知ありません?」
俺の名を告げると、女の動きが全て止まった。顔は見えないが、恐らく青ざめているはずだ
「ああっ…、おばさんの中、気持ちいい…」
「ま、待って!はる…」
俺が一瞬、怒張を強烈に一突きすると、女の身体が跳ね上がった
「きゃうん!?」
「はぁ…はぁ…。さっき、嬉しかった…。靴紐初めて結べた時と同じで、『すごいわぁ、とっても上手よ』って…」
「ダメ…ダメよ…もう…」
女は身体を縮こませて、ガタガタと震えている
「うぅっ!で、出る!」
「ダ、ダメー!やめて!やめてーーー!!」
「くああぁぁぁ!!」
叫びと躍動とともに、女の胎内を白く濁した
快感と、怒りと、懐かしさと、思い出を吐き出しながら…
俺は、ベッドに突っ伏して動こうともしない女に向かって、あるだけの金を投げ付けると、足早にラブホを後にした
夜空には、星影一つない
おそまつ。
>>843の続きはもうちょっと待って下さい……
GJです!
こういう話、嫌いじゃない。
新スレでまってるよ
外国人の嬢or立ちんぼとかも興味あるね。大体は東南アジア系だろうけど
逆の日本人が異国で立ちんぼ、娼婦に堕ちているのも良いなと
日本人が外国に売られるとして、どこらへんの国になるんだろ?
まあどんな国でもありえそうだがね…。
まだまだ日本に侍が居ると思っているような国で売られて…
「ゲイシャガール」「オイラン」って呼ばれたり、
着物着せられて客を取らされたり。
>>876 何か、企画物の三流エロビデオみたいなのを想像してしまった
風俗嬢の子供放置事件とか聞くと、ちょっと考えさせられるな