怪力な女の子に嬲られたい

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1怪力スキー
どんな漫画やゲームのキャラでもオリジナルでも構いません。
尋常ではない怪力を持つ女の子に嬲られ、弄ばれ、そして殺される。
マニアックな部類ではありますが、エロパロを書いて盛り上げていきましょう
2名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 23:33:16 ID:1O/IZIW3
重複だ
女が男を倒す part5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1192936646/
3名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 21:30:47 ID:34fS21ja
女が男より強い話はよくあるが、怪力(人間を軽々と素手で殺せるような位強いの)を使った話はなかなか見ないからな
文章考えるの下手糞だから俺は書けないが、是非とも見てみたい物だ
4名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 04:16:51 ID:tNr/7qK+
>>1こうか?

「断種って、知ってます?」
「…え? ぁ、オイ!?」

 柔らかな微笑を浮かべながら、少女は俺の股間に手を這わせた。
 一回りも年の違う少女のあまりにも唐突な行動に驚き、思わず動きが止まってしまう。
 …いや、正直に言えば期待から、動かなかったという側面も少しはあった。

 しかしながら、彼女の行為は俺の浅はかな期待を…“握り潰した”。

「ギっ、ゲッ、ア゛ぁァぁぁァぁぁあぁぁっ!?」
「あらいやだ、失禁してしまいましたの?」

ゴメン、ムリポ。
5名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 20:53:12 ID:Z+ICNFLo
>>1
POWER GIRL でググって見ろ
6名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 23:43:52 ID:iHHxY4VM
怪力幼女に圧倒的力差で嬲られるエロパロキボン
7名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 11:01:10 ID:dZstvwUx
ttp://members2.jcom.home.ne.jp/naburi/rune.html

この小説を超える作品を見た事がない
8名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 17:13:27 ID:sAaHQzi3
>>7
そうか?
まぁプロじゃない以上偉そうなこた言えんが
9名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 23:32:11 ID:4kjoVsRo
素手で(力で)車などを破壊しているSSとかあったら教えてくれ
10名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 17:44:57 ID:8HVnM8Pu
【怪力】スーパーガールでエロパロ【フタナリ可】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189530449/l50

11名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 23:56:01 ID:aRw9xHt0
怪力な幼女に嬲り殺されたい
12名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 23:55:57 ID:i8rQ9J0H
怪力キャラが出てくる作品を教えてください
13名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 11:42:27 ID:hyVCcLNX
バキ
14名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 21:12:33 ID:NPYLFLsY
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
15名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 00:21:58 ID:4f7ICeQy

ワンクリ詐欺業者、氏ね!
16名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 01:15:44 ID:uYjJ3TDj
そんな小説がいっぱいあるサイトってどこですか?
読んでみたい。
17亜佐倉 ◆gAQj6lyayg :2008/02/17(日) 17:22:49 ID:uyPnKI9g
昔書いた奴ならありました。
※微グロ注意

「ひぃっ……!た、頼む!!もう許してくれ!!」
「そ、そうだよ!!ここは見逃してくれ!!!」
 繁華街の路地裏で髪を金髪に染めた男と茶髪に染めた男が尻餅を着き、目の前のいる大柄の女に手を合わせて謝っていた。
 二人とも顔は原型を留めない程にまで腫れ上がり、赤いペンキを被ったかのように血みどろになっている。
 着ていた上着は引き千切られたのか、ぼろ布のようになって最早服の意味すら為されていない。
「おいおい喧嘩売ってきたのはそっちだろ?」
 お世辞にも品が良いとは言えない口調で喋りながら女は侮蔑の視線を向けて男を見下していた。

 女は一九〇センチを越える長身で胸には使い込まれたサラシを巻いており、その上に皮のジャンパーを無造作に羽織って下は膝の部分と裾が擦り切れたジーパンを穿いている。
 髪は肩に掛る位まで伸びているが一切の手入れはしていないらしく、ボサボサで余りにも汚らしい身なりだった。
 そして口は耳元まで大きく横に裂け、瞳孔が完全に開ききって螺旋を描いた瞳は狂気に取り付かれた人外化生そのものである。
「さーてお前さん方、アタシを女だと思って舐めた事は充分後悔したかい?」
「あぁ、したよ!!充分後悔した!!だから許してくれ!!!」
 アスファルトに額が付く程に土下座をする男の姿は同情を余儀なくされる程惨めである。だが、それも仕方無い事だった。
 何故なら彼等は今、目の前にいる無宿人のような風体の女に運命を握られているのだから。


「許せ………だと?」
 すっと目を細め、腹から絞り出したような低い声で呟いてから土下座している男の方へと歩み寄り、女は金髪の男の頭を無造作に掴んで引きずり起こす。
「アタシはなぁ、今むしゃくしゃしてんだよ………勝手に喧嘩打ってきて勝てないと見るや許し乞いてなぁ………」
 そこで言葉を区切り、女は頭を鷲掴みにしている手とは逆の手を男の顔にゆっくりと近付ける。
「許せると思ってんのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
 周囲の建物を揺るがすかの如き絶叫を轟かせた刹那、女は男の面皮を力任せに引き剥がした。
 ベリッと言う音と共に男の皮は無惨にも剥がされ、顔の筋肉が剥き出しになってしまう。
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
 断末魔の叫び声を上げながら皮を剥がれた男はまるでゴミのように投げ捨てられ、建物の外壁に叩き付けられる。
 すると男の顔面は壁に潰され、その壁に赤黒い血糊の押し花が出来上がった。「う、うわぁぁぁぁっ!!!来るな、来るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
 茶髪の男は地面に落ちていた鉄パイプを拾いあげ、女に向かって剣道で言う所の胴打ちの容量で鉄パイプを振るう。
「………阿呆が」


 体に当たる寸前で鉄パイプを掌で受け止めた後、女は鉄パイプを手刀のみで真っ二つに切り裂く。
「目だ!!」
 人差し指と中指を伸ばして男の両目に突き入れる。 そこに容赦という文字は無い。
 グチャっという音が聞こえ、男の眼球はいとも容易く潰れてしまった。
「耳だ!!」
 一時の間すら与えずに女は両手の親指と人差し指で男の両耳を摘み、力ずくで引き千切る。
「鼻!!」
 鉤状に曲げた五指を鼻に引っ掛けてもぎり取る。
「ぞくぞくするぜぇ!!」
 今度は男の胸に手を突き入れ、心臓を鷲掴みにしてからそれを一気に引きずり出す。
「いい色してるじゃねぇか………」
 そう呟いた後、まるでシュークリームでも潰すように男の体から引きずり出した心臓を握り潰す。
 手にべったりと付いた血痕を舐めとりながら女は絶命した二人の男を一瞥し、そして天を仰いだ。
「アタシは最強だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
 まるで神に反逆の意志を示すかの如く、女は暗雲の立ち込める天に向かっていつまでも咆吼し続けた。


END
18名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 23:54:17 ID:JiEY0P+A
>>17
GJ!
出来れば女の子らしい娘で、超怪力の女子高生の話とかを希望したい
軽く力を入れたパンチで頚椎まで軽くへし折るとか握力が半端なく強く、握りつぶすなど。
おっとりした感じの優しい娘が、外見や言葉とは裏腹に人体破壊・物体破壊をしている小説を希望です!
19名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 19:26:27 ID:CeGXA2QQ
昔、適当に書いたやつを…

20XX年 
とある盗賊団は占拠した酒場にて、一人の少女を取り囲んでいた。
男達の数は数十名は、中には凶器を持っている者もいる。
核戦争によって文明と人々の秩序が失われ、暴力が支配する世界となった現在では、そんなに珍しい光景ではない。

しかし、なにやら様子がおかしい。
「あ、、あ、がっ」
微笑む少女の指は、目の前の男のコメカミに深々と突き刺さっている。
「私がこの指を抜いたら、君死んじゃうんだよ、君の命はあとさんー・にー・あ、もう死んじゃった♪」
一体何がどうなったのか・・・
周囲の男たちはゴクリッとつばを飲み込んで立ち尽くす。
年の程は17,8歳だろうか、大きなネコ目にツインテール。
歩くだけでも、下着がはみ出しそうになる程、黒の短いスカート
そして、同じく黒の革のジャケットを素肌の上から纏っただけの上半身
つい今しがた、この黒ずくめの女の子によって、彼らの仲間は葬られた、しかも全身が破裂するように・・・

「お、おまえ、な、なにものだぁ!?」
「気を付けろ!爆弾か何か持ってるぞ」
少女は騒然とする男達に、ゆっくりと歩み寄ると自分の胸を指差した。
「はい、ちゅうもーく、これがなんだか分かりますかあ?」
ジャケットの間からこぼれ落ちる爆乳に男たちの視線が集まる。
そこにあるのは、少女のキメ細やかな肌には、不似合いの無骨な7つの傷・・・
「む、胸に、7つの・・・お、お前、ま、まさか・・・」
男達のあいだに、更なる動揺が奔る。
『最近噂の謎の拳法家、胸に7つの傷を持つその者に会って生き延びた悪党はいない・・・』

次の瞬間!
タンッ!
少女は一瞬にして目の前にいる男の顔の高さまでジャンプすると、男の顔面に目にも止まらぬソバットを叩き込む、そして
「ハイッ!」
蹴った反動そのままに、逆足で隣の男のコメカミにもソバットを叩き込んだ。
「カ、カっ ァ カ、、、、」
男達の顔面はマバタキせぬうちに一瞬にしてペチャンコに潰れ、小刻みに痙攣しながら体ごと前のめりに崩れ落ちた。
「私の正体分かったみたいね♪てなわけで、今から君達には死んでもらいまーす」
短いスカートを翻し少女はウインクしながら、残りの男達に言い放った。
「ふ、ふざけんじゃねぇ!何言ってやがる!」
モヒカン男が少女にに手をかけ身を封じようようとした。が、
少女は、ひょいと身をかわすと男の背後に回りこむ
「こっちよ、こっち」
慌てて振り返るモヒカン男の顔面を少女の拳が捉える。しかし
「な、なんだぁ?全然効かねえじゃねぇか」
男は軽く鼻血が出しているだけで、まったく効いた素振りがない。

が、次の瞬間
メコッ・・・
モヒカン男の頭が音を立てて変形する。
「君の経絡秘孔を突いちゃった♪」
メコ、ボコボコボコォ・・・!!!
モヒカン男の頭がさらに大きく変形する、
「『おまえはもう死んでいる』キャハ♪これってキメ台詞なの、一応」
「お前、何言って・・ホゲッ!」
モヒカン男の頭は、彼が最後まで言い終わることもなくボンッ!!と音を立て破裂した。
「さぁ、次に死にたいのは誰?」
20名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 19:27:20 ID:CeGXA2QQ
「俺が相手だ!!」
次に少女の前に現れたのは、彼女の2倍の背丈があろうかという筋骨隆々の大男。
「そんなに、早く死にたいんだ・・・ま、全員すぐ死んじゃうんだけどね♪」 
「お前がシネェ、コラーーー!!!」
大男は少女の小さな顔を粉砕せんと、有無を言わさず殴りかかる。

しかし・・・
ガッ!
「フフフ、残念でしたー」
あろう事か、大男の渾身のストレートを少女は右手の人差し指一本で受け止めていた。
大男はあわてて次の体勢に入ろうと、拳を退こうとするが・・・
「あうぅ…、か、からだが…うごか…な…」
「君、弱すぎーっ。つまんなーい」
少女の細腕が男の腕を掴み、肘関節をあらぬ方向へと折り曲げる。
ベキベキッ!!!
「ぎやぇぇぇ!!!」
響き渡る叫び声。
「ハハ、いい声♪いいかな。パンチってのは、こう撃つんだよ♪」
ボグッ!!!!
「ほぐるっぁ!!!」
大男は自分の半分以下の体格しか持たぬ少女のパンチ一発で、どてっ腹に大穴を空けられ絶命した。

「お、おまえらッ!一人一人かかる馬鹿がいるか!全員まとめてかかれ!」
首領格であろう眼帯をした百貫デブが大声で叫んだ。
「おりゃぁぁ!!!」
「くそぉぉぉぉ!!」
内心に耐え難い恐怖を抱えながら、残りの男達は一斉に少女に襲い掛かった。
「うーん・・・いきなり全員?女の子相手に?君達恥ずかしくないのかなぁ?」
余裕綽々の少女とは、対照的だった。
「死ねぇぇぇぇ!」
「うぉぉぉぉ!」
男達のパンチも、キックも、ナイフも、鉄パイプも、マシンガンでさえ、制服姿の少女にカスリもしなかった。
「えい♪」
少女の蹴り一発で男の上半身が千切れ飛ぶ。
「やぁ♪」
今度は手刀で首をはねる。
「たぁ♪」
指一本で心臓を一突き・・・
「あはははは♪♪」
「ぎゃぁぁぁ!!!!」
「ひでぶぅ!!!!」
一人また一人、少女は実に楽しそうに屍の山を築いていく。
21名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 19:27:31 ID:CeGXA2QQ

・・・数分後
彼のの前に、信じられない光景が広がっていた。
数十人いた筈の己の部下が女の子一人によって、只の物言わぬ肉の塊に変えられていた。
「ひっ、ひーーっ たっ、たすけてください!」
残り一人となったボスは土下座し、体を小刻みに震わせ、許しを請うばかりとなった。
「はぁ・・・大きなナリして小娘相手に命乞い?」
少女は男のケツを軽く蹴ったあと、頭をふみにじりながら言い放った
「だめだよ、これから君を肉団子のミンチにしてあげる♪アハハ、私みたいな美少女に殺されるんだから本望でしょ?」
少女がボスの額をちょんと突くと、彼の体は意思に反してピンと立ち上がる。
「そ、そんなぁ・・・お、おねがいひまふぅ・・・」
男の言う事など聞く耳持たず、少女はゆっくりと拳を構え、腰を落とす・・・
「ハァーー!北斗・・・」
「やめ、やめ・・・」
「百列けーん!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・・・・
神速で繰り出される拳の連打で、眼帯デブの体が浮き上がる
「ほっ ほげぇぇ た、だずべでぐべーー」 
ズドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・・・・
メキャッ ベキャ グチャ ゴシャッ・・・・・
哀れ男の体は、顔も体もペチャンコに潰れミンチと化し、壁の赤いシミと成り果てた。
「さてと終わり、終わり♪早く帰ってシャワー浴びよ♪」
少女はそういい残し、酒場を後にした。
22名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 23:59:22 ID:gqCf0Xq4
幼女に力で嬲り殺されるような話ありませんか?
23名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 23:59:33 ID:j0WOvra9
ベアハッグで人間を抱き締め潰すのが大好きな怪力女子高生が
暴力団やヤクザをベアハッグや関節技で絞め殺すような、締め技に特化した話を書いてください
24名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 08:13:05 ID:QxUloz5M
つ 大魔法峠
25名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 21:56:44 ID:94b7grss
>>24
なんとこんな作品があったのか


しかし・・・技を決めたら一瞬で折ってしまうのが残念だ。
もっとじわじわと嬲り殺しにしてほしい
26名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 23:55:20 ID:iNUn0GfD
やっぱりパンチやキック等の打撃系が良いね
ガードをしていても意味の無いほどの威力のパンチとか
どうせなら現実ではありえない事をやってほしい
27名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 20:25:59 ID:Uxu14Dak
age
28名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 07:30:44 ID:qJTo5fgI
年の頃14〜15ほどの少女、とある893の事務所に降臨せり。
制服のチェック柄スカートを限界まで短く折り込み、下に穿いたスパッツが少し見えている。ベリーショートで茶色の髪が猿っぽい。
「こんにちわ〜」
「ああん?なんや嬢ちゃん、デリヘルやったらたのんどらん…えええ?」
ヤクザのサンピンは思わず疑問符が飛び出した。少女が、片手で“自販機を持ち上げて”立っていたのだ。
「組長さん、いらっしゃいます、か」
少女は血走った眼をギラつかせながら、引きつった笑顔で問うた。その顔は般若の如く。
「な、なんじゃ貴様!んなハッタリもんでビビるわけ」
ドガシャーンっっっ
ヤクザのサンピンが言い終わる前に、少女が片手で投げた自販機がヤクザの事務所の壁を粉砕した。
「ひっ、ひいいぃぃ!」
ゴリリっ
「ぐぁあぁぁ…!」
へたりこんだサンピンの膝を少女が踏みつぶした。
「はやく教えてくれませんかねぇわたし早くしなくちゃ関係ない人までぶっ殺しちゃいそうなんですよだから早くはやくやはく教えやがれドサンピンが」
ミシリミシリとじょじょに力が込められてゆく。
「うがっぁあぁ!いう!言うよぉ!仕事でととと、東京に向かう新幹線ににににいいぃぃ!!」
バギンっ
「ぎゃあああああ!」
「早く言わないから砕いちゃったよぉ、ごめんねぇ屑野郎」
少女はもう片方の膝に足を乗せた。
「何時発の奴に乗ってるのよ?」
「ひっ、ひぃぃぃぃやめてくれぇえ…今しがた出発しちまったぁぁ…」
ゴギンっ
「ぐぎゃあぁ…!」

少女は車の行き交う道路の真ん中に立ち、走ってくる車両を観察した。
「速そうなのは、っと」
走ってくるレーサータイプの大型バイク。少女はバイクと擦れ違う瞬間に合わせて身体を捻り、ハンドルを握り込んでから運転手を回し蹴りで狩り落とした。
「ごめんね!これ借りてく!!」
全く速度を落とさないままバイクを奪い去り、少女は新幹線の通り道を考えた。
(まだ追いつける!)
知る限りの下道を駆使して、少女は新幹線の高架下に辿り着いた。向こうの方に新幹線が既に見える。
バイクから飛び下りて高架の柱に駆け寄る。
「にっがっすっかぁぁぁぁぁぁぁぁ!うおおおおおおおお!!!!」
ドゴオオオオンンッッ
渾身の正拳突きがコンクリートの柱に叩き込まれた。拳の穿った穴を中心にヒビが拡がり、コンクリート片がバラバラと降り注ぐ。
一際大きな塊が鉄筋ごと剥れ、ついにその上の高架が傾いだ。
新幹線が急ブレーキを掛け、傾いだ高架直前で止まった。
「ふぅはははははぁ!ヤリ逃げなんてゆるさねぇぇぇ!中2の友情なめんな!」

少女は砕けた柱のささくれを足掛かりにスルスルと高架に昇りついた。窓を肘鉄でかち割り新幹線に侵入。
「組長!出てこい!!詫びも入れねーで仕事に精だしてんじゃねー!んなこたぁ中学生相手にブチまけた精子片付けてからにしゃーがれ!」
「な、なんだ貴様?」
スーツを着た、パリッとした印象の中年男性が懐に手を突っ込んで立ち上がった。
「あんたが組長かしら?私、あんたが抱いた中学生の同級生なの。すっごく傷付いちゃってるのよ、あの子。だから謝って」
「知ったことか!」
懐から銃を取りだし、少女の頭部に向かって発砲。少女はのけ反って、床に倒れ…なかった。
「弾丸って熱いのねぇ」
「…!」
弾丸を咥えていた。
歯で噛み止めたのだ。
「さぁ、死なない程度に、死ね。んであの子に詫びな」
新幹線が再び動き出した頃、少女と組長の姿はもうなかった。
29名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 14:51:58 ID:nIbXXMM6
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://monitorguide.biz/2ch/01_info.html
30名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 23:46:08 ID:sA7r3LQV
シャイニング・ティアーズのリュウナが男やモンスターどもを素手で殺戮するSS希望です
31名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 00:26:52 ID:HfpNFclu
今更だが、>>19-21の続きが読みたいです。
32名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 22:31:55 ID:JDpMr8ZI
>>30
クリムゾン・ティアーズは?
33名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 23:59:49 ID:CCDEA17B
>>32
カエデの怪力殺戮ショーとか良さそうだ
釘宮ボイスで少女が殺戮のシチュは萌える
34名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 06:25:09 ID:+lNJdFuD
めちゃクソゲだったよねw<クリムゾン・ティアーズ
35名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 00:49:50 ID:QVfFcqmX
ここって小さい外見の子じゃなきゃダメなの?
3m近い大女とか
36名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 01:05:13 ID:W63lFuid
>>35
別に良いんじゃないか?
ただ個人的には小学生くらいの幼女にボコボコにされるのが好みだが
37名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 23:48:07 ID:84CNpyVu
シャナにボコボコにされて殺されるSSが見たい
38名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 23:26:05 ID:eHY32AfR
age
39名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 23:28:19 ID:RkD63jxX
結の巨乳と力で性的に犯され、飽きたらじわじわと殺すような内容が良いな
殺す前に圧倒的力差を見せつけ恐怖に慄かせるとか
サンドバックをパンチで穴を開けてしまうとか、車を素手で破壊とか
ただ殺すんじゃなくて何かあるとうれしい
40名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 23:28:44 ID:RkD63jxX
誤爆
41名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 23:55:21 ID:xQ+3oEl1
シャナとメアの二人による拷問SSを希望
42名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 22:10:13 ID:ZgKYoRs9
映画の死国でベアハッグで骨を折る少女のシーンがあるらしいんだがマジ?
動画で見れるところがあったら教えてほしい
43名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 22:20:12 ID:sUE8sJ/6
DVD借りてこいw
44名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 23:59:04 ID:fFdcXqBR
>>42
バキバキバキバキッ!
45名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 23:12:01 ID:GStO5hpf
age
46名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 22:25:59 ID:M2N/jBUT
人が来ないな・・・
まぁマニアックすぎるから仕方は無いが

エロパロが見たいが・・・俺の文才では書けねぇorz
47名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 21:22:57 ID:OiNCz+dA
神期待age
48名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 20:55:34 ID:QviuSEA8
ありくさんとかその手の絵をよく描いてた気が。
ただ今じゃひぐらし動画を描く以外の事はしてないからな・・・サイトは放置だし
49名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:26:52 ID:0NDFfSVN
此処良いかも・・・更新は2年近く停止状態だが。

ttp://kidodo.muvc.net/top_kid.html
50名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:30:50 ID:KxkoUBih
age
51名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 23:11:29 ID:GkvhIm6g
ホテルの一室で男が制服をきた女の子にうつぶせにされ
手首と足首を握られていた。

「ほら、おじさん 言った通りでしょ。私、力が強いって。
 ほら、手首折れちゃうぞ〜。」

そう言って女の子が手に力を込めると男の手首がミシミシと鳴った。

「ぎゃあああ!やめて、痛い!痛い!」

「あははは!女子高生に組み伏せられるなんてくやしいよね。
 いくらお金もらったからって、おじさんなんかに本当にヤらせるわけないじゃん」

「わかった、もういいからこの手を離してくれ。」

「え〜お金はもらったしエッチな事はしてあげよ。」

女の子は男のズボンを強引に膝まで下げると、
無理やり膝立ちにさせた。さらに、怯える男の肩を掴んで下半身を覗き込む。

「ほらぁ、見ててあげるからオナニーしなよ。
 やらないの?早くしないと肩握りつぶしちゃうよ。」


ここまで。単発だけど、エロにいくの難しい。
52名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:58:11 ID:Osck+maV
やっぱ同じ趣向の人は少ないのかねぇ・・・
大好きな部類なんだが、如何せん才能が無い・・・
53名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 00:18:11 ID:kxzeHPKG
“可憐な13歳美少女は、なんと世界一怪力の女の子だった ”
ttp://labaq.com/archives/50716648.html
54名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:59:23 ID:bRUtV5p+
>>51
GJ!
個人的にはエロに行くまでの力で嬲るシーンが好きだ
55人外少女:2008/05/13(火) 23:46:15 ID:eh9QpybU
 この濃密な血の臭いがなかったなら、夢だと思えたというのに。現実を認めずにいられならどれだけ楽だったろうか。
 叶わない願いだった。生暖かいい臭気と、胃を吐き気に絞られる感覚が、この上ない現実感を俺に感じさせている。
「ふたりっきりになったね」
 すこし舌っ足らずな、甘ったるい声が俺にかけられる。
 小柄な少女が目の前に立っていた。
 ジーンズ地のスカートと白いTシャツを身につけ、ジージャンを羽織っている。シャギーの入った長髪と、綺麗に通った鼻筋が大人びた印象を与えていた。
 しかし身長からすれば、中学生になったかならないかといった程度だろう。年齢が、見た目どおりなら。
 少女は片手で俺の友人だったものの断片を弄くりつつ、人懐っこい笑みを浮かべていた。
「君がいちばん好みの顔をしてたから、最後に残したんだよ。うれしい?」
 少女はもっていた肉片を放り捨てた。路地裏の壁にぶつかって、湿った音を立てる。すでに血の海へ変わっていた路地裏に、血痕が僅かだけ増えた。
 五人いた仲間はもういない。
 少女一人の手にかかって、為す術もなく肉片に変わってしまった。
「まってくれ、謝るよ。許してくれ!」
 この近辺を締める不良グループだった俺達は、これまでに何度かやったのと同じ手順で、道を歩いていた少女を路地裏へ連れ込んだ。
 当然の権利だった。支配者の俺達は、これまでどんな自由も許されていた。少女が唯々諾々と従っていたのも、俺達を畏れてのことだと信じていた。
 その結果が、これだ。
56人外少女:2008/05/13(火) 23:48:03 ID:eh9QpybU
 最初の一人は首を折られて死んだ。唇を奪おうとしたところで、無造作に伸ばされた繊細な手が、タンポポの茎を折るように気安く曲げてしまった。
 異様な情景に誰も反応できずにいるうちに、少女は二人目の足の甲を踏み砕いた。絶叫しながら転んだそいつの顔を踏み潰してから、少女は俺に微笑みかけた。
 意味ありげに、妖しく。もしその笑顔を平常時に向けられたなら、少女は俺に気があると確信していた。平時であって欲しかった。
 その時点でようやく、少女が危険な存在だと認識できた。
 少女は顔の砕かれた男から腕を引き千切って、剥き出しになった骨を逃げだそうとする三人目の腹に突き立てた。
 四人目は心臓を引き抜かれ、五人目は縦に裂かれた。息の残っていた三人目は、幼児が昆虫を扱う手つきで四つ裂きにされた。
「こんどは君の番だよ。大事に最後まで残してたんだから、我慢なんていやだよ」
 わざとらしいふくれっ面を作り、少女は拗ねた声を出す。
 あれだけ血を撒き散らしたにもかかわらず、少女の服には幾筋かの血の跡が付いているだけだった。
 血と肉片で汚れた路地裏の中で、少女の姿だけが綺麗なまま浮き立っている。
「もう悪いことはしねぇ! 女犯したりしねえし、恐喝もやらねえから!」
「知らないよそんなこと」
 少女が不機嫌そうになる。それだけのことが、失神しかけるほど恐ろしい。
 壁際に追い詰められた俺はポケットからナイフを取り出した。
「糞っ!」
 鎖骨の辺りを狙って全力で突き立てる。今まで脅し以外に使ったことはなかったが、思いのほか抵抗なく振り下ろすことができた。
 少女の肌に突き刺さった刃は、しかしそれ以上深くまで進まない。
 凍りきった肉塊に包丁を立てる感触。逆に衝撃で俺の手の方が痛みを感じた。
「つっかまえた」
 いつの間にか、ナイフをもった俺の右手を少女が掴んでいる。
 抜けるように色が白い、細く綺麗な指先だったが、鉄のように堅く、全く外せそうにない。
57人外少女:2008/05/13(火) 23:48:59 ID:eh9QpybU
 少女はもう一方の手でナイフの刀身をつまむと、ぽきり、と根本から折った。
 そして頭一つ半は身長の高い俺の顔を見上げて、小首を傾げながら言った。
「もっと抵抗してもいいんだよ?」
 俺は狂ったように叫びながら、少女の顔を殴った。
 石壁を殴っているのと変わらない。愉しげな少女の顔には傷一つつかず、殴るたびに拳が壊れていった。
「もっと頑張って。わたし、強い男の人って大好きよ?」
 ローキックを喰らわせる。すらりと細い脚は、やはり鉄と変わらない感触だった。激痛に崩れ落ちた俺を見下ろして、少女は喉を鳴らす。
「しかたないなぁ」
 刀身を折った手が、俺の右肘に伸ばされた。
「やめてくれ!」
 優雅な動きは、決して素早くない。伸ばされる手を遮ることは簡単だった。が、止めることはできなかった。揺るがすことすらできない。
 包み込むような手つきで肘関節に手を添えられた。
「痛かったら痛いっていってね」
 指が締まる。関節が潰れ、腕はその部分だけ少女の一掴み分の太さになった。
「――!」
 一拍遅れて痛みを知覚する。視界が暗転した。
「そっか。痛いって言わないなら、痛くないんだね」
「――っ、痛い! 痛いよっ!」
「あは。苦しんでもらえて嬉しいよ」
 屈託ない無邪気な笑い声があがった。
 少女の脚が前に差し出され、爪先が俺の膝に乗せられる。膝上十センチくらいのスカートから内股が覗き、顔に当たりそうな距離まで接近した。
 血臭の充満する中だというのに、桃のような香りが確かに嗅ぎ取れた。
 流麗な脚線に目を奪われ、いっとき目が釘付けになる。
「あ、パンツ覗こうとしてる」
「え、いや・・・・・・」
「えっちなんだぁ」
58人外少女:2008/05/13(火) 23:49:42 ID:eh9QpybU
 得意になった様子でにやにやとしながら、少女はもう一言付け加える。
「えっちな人にはお仕置きだね」
 膝に乗った爪先に力が篭もった。咄嗟に足を引こうとしたが、爪先は万力のように脚を固定して一切動かせない。手遅れだった。
「あ・・・・・・ああ!」
 骨が徐々に軋んでいく。ゆっくりと、ゆっくりと、爪先は膝を踏みつぶしていた。
 俺は悲鳴を上げたが、誰も聞きつけはしないだろう。女が悲鳴を上げても気取られない場所を選んで連れ込んだのだから。
 助けが来ることは決してない。
「もう片方の脚も壊しておこうね。捕まえてないと逃げちゃうもんね」
 無事な方の脚の足首をとられ踝を脱臼させられる。腱が千切れる感触にスイッチを押された形で、口から絶叫が飛び出した。
 思考が痛みで埋まり、視界が白熱する。
 投げ捨てるように解放された俺は、地面に突っ伏した。すぐ傍に仲間の死体が転がっている。白目を剥いて絶叫した顔のまま果てていた。
 きっと、自分もこんな顔で死ぬ。
「嫌だ・・・・・・」
 恐怖で体が動いた。
 血まみれの地面を這いずって少女から離れようとする。逃げられるかは問題でなく、逃げなければ死ぬのだから。
 ひとまず道に出るべきだ。極端に人通りの少ない一帯だったが、もしかすれば、偶々通行人がいるかもしれない。
 希望を見出した俺は必死に這いずっていく。
 血の海を抜けて、あと少しで道に辿り着くというところまで来たとき、背後からやってきた二本の腕が右肩と左脇を回って胸元に当てられた。
 後ろから優しく抱擁されたのだ。
「だぁめ。君はわたしに壊されるんだよ」
 少女が耳元で甘やかに囁く。
 吐息を耳に感じ、体が痺れた。
 胸元の手が緩やかに締められ、肋骨が軋んでいく。
59人外少女:2008/05/13(火) 23:51:10 ID:eh9QpybU
「く・・・・・・っ!」
「うん。悲鳴を上げるのもいいけど、そうやって苦しんでるほうがセクシーだよね」
 肋骨のいくつかが砕けた。
「がぁあ!」
「まだ正気あるんだ。いいなぁ君、大好きだよ」
 胸元にかかる加圧が止まった。
 少女の手が俺の胸から、顔に移される。優しい手つきで指先が顔を撫でた。
「ああ・・・あ、あああ」
 焦らすように、愛撫される。
 この指へ僅かに力が加われば、俺の顔は潰されてしまうのだ。
「ふふ」
 急に指先が閃いた。
 口内に指が差し入れられ、数回かきむしられる。指が口から抜かれた。
「・・・・・・っ!」
 口内に血が溢れだしてくる。吐き出すと、血に混じって大量の歯が口から落ちた。
 間をおかずに鼻を千切られる。
「――・・・・・・――!」
「花を摘むように花を摘む、なんちゃって・・・・・・あはは」
 ついに訳がわからなくなって俺は暴れた。
 動かせる後頭部やを左肘を背後に打ち付ける。痛みはもう感じなかった。がむしゃらに藻掻いて腕から逃れようとした。
 意識が混濁して気が遠くなっていく。
「まだ狂っちゃ駄目。しっかりしてよ」
 背中から地面に叩きつけられる。少女の繊手が俺の喉に伸びて、気道を押さえた。
 そして落ちる寸前で手が緩む。
 窒息しかけて回復したことで、混乱した意識が気を逸らされ、幾らか落ち着いた。気がつくと、顔のすぐ傍に少女の顔が迫っている。
 爛々とした双眸が俺の顔に真っ直ぐ向けられていた。
「手足の次は、胴体だよね」
 俺の腹に馬乗りになっている少女が、その両掌を鳩尾に押し付けた。直後、指先が皮膚を突き破り、肉を抉り、第二関節まで潜り込む。
60人外少女:2008/05/13(火) 23:52:25 ID:eh9QpybU
「・・・・・・っぐ! がはあっ」
「開くよ」
 肋骨の裏を撫でられる感触。手がビリビリと皮と肉を千切り、胸骨を砕きながら胸部を登っていった。潜り込んだ指先によって肋骨が裏返されていく。
 鮮やかな手際だった。繋がった皮を破りながら観音開きの要領で胸部が左右に開かれて内臓が露わになる。
 赤々とした内臓が曝露されている光景を、他人事のように眺めた。心臓が生き生きと鼓動していた。
「あはは・・・・・・」
 胸一面に灼熱を感じた。神経のある皮膚は横に除けられているのに、胸が痛いと感じる。とても滑稽だった。
「あははははははははははっは」
「なにが――可笑しいの?」
 凍てついた声が鼓膜に突き刺さった。
「私の顔がそんなに可笑しい? 女の子に向かって、失礼じゃないかな」
 少女の瞳孔が異様に引き絞られ、穿つように俺の目を睨んでいた。
 快活に笑んでいた口元から柔らかさが抜け落ち、能面と化している。双眸だけが憤怒を湛えて俺の発狂を咎めていた。
 笑えば少女の逆鱗に触れる。本能が理解し、口の筋肉が硬化した。
「そう。へらへらしてるのは失礼だよね」
 一転して砕けた口調。少女の口元がほころんだ。が、目付きは変わらず鋭利なまま俺の目から外されない。
 冷徹な視線が恐怖心で俺の体を縛っていた。絞られた瞳孔がピンのように意識を留めて発狂させないようにしている。
「はぁ、はぁ・・・ごふっ」
 呼吸が荒くなっていた。口内に血が溜まって呼吸を難しくしている
 剥き出しになった心肺がどうなっているのか、視線を動かせないままでは確認できない。
「それにしてもさぁ」
 少女は訊いた。
「さっきから君、勃ってるよね」
 つん、と勃起した陰茎がつつかれる。
61人外少女:2008/05/13(火) 23:53:01 ID:eh9QpybU
 いつのまにチャックが引かれていたのだろうか。露出して空に向けられた陰茎が刺激を受けて更に膨張した。
「はは、面白い。君はぐちゃぐちゃにされるのが趣味の人だったんだね」
 異様な状況に頭が耐えられなくなっているせいだ、と。ぼんやり浮かんだ返答はあったが、答えることはできなかった。
 鈴を鳴らすように笑いながら、少女は後ろ手に陰茎へ添えた指先を上下させる。先走りが一筋零れた。
「あ、そうだ」
 そういって、少女は指の動きを止める。
 少しためを置いて、告げた。
「今日ね、わたしのブラジャーの色は黒なんだよ」
 悪戯っぽい口調で囁かれる。
 甘やかな声音が、ひどく蠱惑的に響いた。先走りがまた少し垂れる。
「あはは、反応した! ぴくってなった。そっかー、嬉しいんだ。黒いのが好きなの? 想像した? ねえ、想像した?」
 指先が下から上に一撫でされる。突き上がる官能に腰が大きく振動した。
 少女の双眸に熱が戻り、嗜虐的な笑みが満面に広がる。
「想像したんだ。助平だぁ」
「・・・・・・あっ」
 少女の指先が陰茎を弄り回す。繰り返される快楽を堪えられなくなり、俺は腰を上下させた。
「女の子に嘲笑われるのとかも好きそうだよね。君は本当に変態だなぁ」
 されるがままに高まっていった。痛みと快楽が混合し、得体の知れない体感が身を包んでいく。
 ついに頂点へ達し、射精――
「えい」
 ――する直前。少女は睾丸と陰茎をつかみ、むしり取った。
 体から官能が、綺麗に消え去った。
62人外少女:2008/05/13(火) 23:54:02 ID:eh9QpybU
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ――」
「あはははははははははははははははははははははははははは――」
 腹を抱えた少女が俺の上から転げ落ち、地面を這いながら笑っている。
 そのまま窒息しかねないほど激しく声を上げ、事実くるしそうに胸を押さえていた。
「可笑しい、可笑しいよ・・・・・・!」
 涙声になっている。気が触れたように肩を震わせながら地面に手を叩きつけていた。
 一方の俺は活け作り状態のまま捨て置かれ、苦悶に襲われながらも身動きできない。のたうち回れば内臓が零れるし、体のどこを動かしても激痛が走る状態だった。
 狂気に慣れてしまったとでも言うのか、こんなに苦しんでいても意識が冴えている。
 たとえ地獄でもここまで非道ではないに違いなかった。
 しばらく時間が経過し、少女はようやく笑い収める。
「ああ・・・・・・愉しかった」
 恍惚とした眼差しを宙へ漂わせつつ、立ち上がる。
 それから俺を見下ろした。
「わたしはもう帰るけど、君はどうする? このまま放っておいた方がいいかな。それとも、ひと思いに死にたい?
 君はとっても愉しい人だったから、選ばせてあげてもいいよ」
 俺は答えた。まともに口が動かせる状態ではなかったはずだが、それでも、無理矢理こえを絞り出した。
「殺して・・・・・・くれ!」
「うん。わかった」
 歩み寄った少女が無造作に脚を上げた。
 エナメルの靴が顔の上に翳され、ギロチンになって降りてくる。あまりの安堵に俺は深く溜息をついた。
 顔面に圧力がかかり、そこで視界が暗転した。
63名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:58:38 ID:eh9QpybU
今更ながらグロ注意。
むしろ男の理性が頑丈すぎな気がしますがその辺は愛嬌でカバーを。
64名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 07:47:21 ID:mLzGYDOJ
GJ!
やべぇ、いつもはもうちょい人間に近い女の子(ナイフ持ちとか)で妄想してたのに……
結論:範馬勇次郎にも萌えることは出来る
65名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 15:06:34 ID:+TYHWXyk
最高ですね!
個人的には高校生くらいのお姉さん系の人に嬲られる物が一番です
66名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 00:43:49 ID:aupMmKGc
GJ! 不良とかチンピラが嬲られるの好きだ。
67名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 23:36:34 ID:6UUZG9qk
age
68名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:59:12 ID:ICYhTtuQ
シャナにいじめられたい
69名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 14:49:12 ID:O+NdhoA4
シャナは劇中で本気になってセクースしたら体ごと抱き潰しちゃうって表現あったね。
70名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 19:41:56 ID:PR2aLyj/
>>69
そんなシーンあったっけ?
詳しく
71名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 23:24:12 ID:oMRuHzHb
怪力を使った話とかあんま見たことが無い
流れに沿ってシャナの怪力で嬲られるエロパロ希望
72名無しさん@ピンキー :2008/06/11(水) 13:37:03 ID:c2v6ESeg
73名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:56:29 ID:8JwkYkaH
age
74名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 23:12:48 ID:c6fgEmio
75名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:23:03 ID:HpqFbc/b
ほしゅ
76名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 22:01:38 ID:KsT53wNU
保守
77名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 22:29:18 ID:T2LscNUh
 
78名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 13:21:39 ID:IQ6Kr9Eb
ほs
79名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 03:52:49 ID:mIpNFCRW
ニューマンアスレチックのシャロンに嬲られるSSを希望
80名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 18:11:56 ID:eC8gNPL9
マコトはマッハブレイカーズだったか。懐かしいなw
81名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 19:44:25 ID:p4LsmNBi
シャロンやマコトには随分お世話になったもんだw
と言うわけで誰かエロパロを書いてくれ!
82シャロン(ニューマンアスレチック):2008/08/02(土) 12:53:20 ID:+rLr0tPa
 トラックはシャロンを乗せたまま、町はずれの廃工場の中に到着した。
 シャロンは、車の荷台から引きづり下ろされ、マットのようなものの上に寝転がされる。
 ブラウンのツインテールが、汚れたマットの上にはらりと落ちる。
 ニューマンアスレチックの競技終了直後に連れ出されたので、
 白のジャケットの下にはブルーのレオタード、膝上の白のニーソックス、赤い手袋とブーツのままだった。

 1人の男が、助手席から降りて、鉄扉をしめた。
 
 男達全員の顔がはじめて分かった。
 リーダーは30歳くらいだが、残りは高校生のような少年、全員で5人のグループだ。
 
 1人が、小さなビデオカメラを三脚にセットしている。
「もし、警察にいえば、このビデオをインターネットに流すからな。覚えておけ。」
 リーダーがシャロンの顎を、靴のつま先で持ち上げながら言った。
 シャロンの心の底から、怒りがこみ上げてきた。

 この男達は、この手口で少女を襲い、レイプしているに違いない。
 だから、被害者の少女達は何も語らなかったのだ。

「おい、お前ら。。」
 リーダーの男がというと、高校生らしき2人が、シャロンの身体を左右から押さえ込んだ。
 その手慣れた雰囲気は、彼らの常習性の現れであり、シャロンの怒りは頂点に達する。

 残りの2名が、シャロンの両足をつかみ、大きく左右に開いた。
 リーダーの男は、ズボンのジッパーを下ろし、自慢の勃起したペニスを露出した。
 でかい、しかも黒光りといっていいのか不気味な色だった。
83シャロン(ニューマンアスレチック):2008/08/02(土) 12:53:57 ID:+rLr0tPa
 男の手は、彼女のレオタードのに手をかけ引き裂こうとした。
 激しい競技用に耐えるよう特殊繊維のレオタードは、伸縮性はあるが破れない。
 じらされた男は、自らの性欲のまま、股間のレオタードを少しずらし、
 彼女のヴァギナをあらわにした。
 じっと、我慢を続けるシャロン。彼女にある考えが浮かんでいた。
 この男に、死よりもつらい制裁を。。。
 
 ペニスを擦りつけ、亀頭をシャロンのヴァギナへとあてがった。
 ・・・やがて亀頭全体がねじ込まれ、彼女の中へ無理矢理に進入する。

 快感に浸ろうとしたとき、突然、男の顔が歪んだ。

「きき、痛、たた、、、。」
 
 シャロンはヴァギナの筋肉に力を込め、男のいちもつを締め上げていく。

 何も知らなかった男たち。
 彼らは、テレビもみなければ、世間の話題とも疎遠だった。
 シャロンがニューマンといわれる、超人的身体能力をもつニュータイプであることを全く知らない。
 時速200Kmで走るわ新幹線は止めるわと、常人と掛け離れた能力。
 100万馬力!!のリセエンヌであることを。

 その100万馬力のヴァギナが、容赦なく収縮する。
「ギャーッ。。」
 途方もない圧力を加えられたペニスは、たちまち形を失う。
 シャロンのヴァギナから、チューブからでる歯磨き粉のように、血塗れのミンチ状の肉片となり押し出された。
 男がショックのあまり気を失うと、
 シャロンは、まだ押さえつけている、4人をじろりとにらんだ。

 赤いブーツが瞬時に手をはね除け、押さえていた2人の男は激しく吹き飛んだ。
 時速200Kmの脚力が、男達への凶器に変わった瞬間だ。

 シャロンは、両手を押さえつけている2人の手首を、赤い手袋の中に捕まえた。
 そのまま握った。
 バキバキッ、メキメキ、、、と倉庫に響く破砕音。
 何度か握り直し、完全に手首の骨が粉々になるのを確認すると、
 満足した笑みを浮かべた。

 (終)
84名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 13:56:36 ID:BMfUPkdy
>>82-83
GJ!
しかし、やろうと思えば最初から瞬殺出来たはずなのに・・・
淫乱って言うのも最高ですねw

またシャロンでSSを書いて頂けたら嬉しいです!
85名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 22:37:29 ID:zvfshNOQ
マコトが男を嬲り殺すSS書きたいけど、大まかなシチュエーションがうかばない。
細かい部分は出来てるんだけど…
誰か知恵を貸してください…
86名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 22:49:02 ID:BMfUPkdy
>>85
電車に乗っていて痴漢され、その男を拉致って・・・とか。
個人的には大人数相手に一撃で殺したりわざと力を加減して嬲り殺したりとか。
(暴力団やマフィアの本部に単体で突入し、殲滅するとか。)

後は無難に銀行員と言う設定を活かして、
銀行強盗が襲ってくる→マコトによる公開処刑など。

・・・すみません、私にはこれ以上の良い場面が思いつかないですorz
87名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 23:59:21 ID:geIl952e
ただ人を殺すだけじゃなくて怪力少女のスペックを測るとかそういうのも見てみたいなぁ
怪力少女用に開発された測定器具など→測る→本気を出すまでもなく破壊とか
88名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 03:19:08 ID:M3nHAnLk
超人オリンピック用品のモニターを頼まれて、
あっさり壊しちゃうコトブキ・マコトとかだねw
89名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 23:44:56 ID:wtOc4Q8Y
シャロン&マコトのペアに生かさず殺されるの嬲りをw
90名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 23:50:48 ID:UcfdWS9d
期待age
91名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 23:28:02 ID:Vy82YGPd
マコトの口調とかわからないなぁ…
チャキチャキの江戸っ子で普段は銀行員らしいがw
92名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 11:59:23 ID:CenuI8ah

「カニカニカニーー!」
おい。なんだ。どうしたってんだ。波に乗ってカニがビーチに。
「おい、ユウ、ちょっと来いよ」
「カニカニカニーー!」
「うん、どしたー、タケル」
「見ろよ、これ、俺の足元にいる謎の生命体Xを」
「へっ、これ?単なるカニじゃん。近くで見ると殻が
ザラザラしてて気持ち悪ハサミも思ってたより大きくない--」
「カニカニカニーーー!」
「ゲッ!しゃべった!」
「そうだろ、これは鳴き声とかじゃなくてほんと”俺達の言葉をしゃべってる”よなぁ」
「あっ、痛い」
93名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 11:19:31 ID:R73pVCt4
プロジェクトA子スレですね、わかります
94名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 02:13:50 ID:0kzm2YrY
A子のダメな所は頃されない所だな。
95名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 00:22:31 ID:vQQ5ZgaE
 
96名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 22:59:28 ID:BKslQ0/b
ttp://slashdot.jp/science/article.pl?sid=08/08/01/0635241

このネタで超怪力になってしまう話をどなたかお願いします。
97名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 13:17:06 ID:sdujFz81
 
98名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 02:12:07 ID:H/Dose4F
 
99名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 08:18:19 ID:/O6kwV94
ほしゅついでに。
ここは筋肉ムキムキの女の子取り上げてもいいのかな?
それともあくまで外見は普通で怪力っていうの?
100名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 17:41:34 ID:Teb3JtlW
>>99
とりあえず怪力な女の子であれば良いんじゃないかな?
101名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 18:21:06 ID:EKZxB9ij
こんな「龍が如く」ならとってもやりたい。
少女がヤクザより強くて、最強キャラ。
拉致される→主人公桐生が助けに着いたときには敵対勢力が全滅。
襲撃される→相手を血の海に叩き込む。主人公よりやり口がエグい。
25対1で勝つ少女。
102名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 19:15:21 ID:I6kJLgwz
>>101
おまいは俺か?
103名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 19:46:05 ID:2/KIef3g
>>101
完全武装相手に対して己の身体のみで、と言う感じだったら最高だ
104名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 00:45:29 ID:3ONzCh47
超筋肉の娘っ子が力任せの残虐行為にでるシチュとか
描いてくれそうな人なんて…まあ、いないわな…
105名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 04:33:05 ID:u6P2pjC3
>>104
凄く・・・見たいです・・・
筋肉娘じゃなくても、怪力娘なら誰でも・・・
106名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 22:45:43 ID:dnbgpu+W
107名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 20:47:11 ID:oUOarS3M
軽装少女vs重装備で鎧を着た巨漢兵士で、
少女が格闘だけで兵士を殴り倒すようなシチューないかなぁ
108名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 20:30:14 ID:7/CV3MUv
誤爆
109名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 01:00:47 ID:HYiMmiFH
怪力っていったら三宅しのぶかな
でもめちゃくちゃ人気ないよね・・・
110名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 15:33:06 ID:xE/2GbIf
ラムの人気が強烈すぎるからなあ。
怪力薬飲んでスーパーガールになる回が良かった。
111名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 00:01:38 ID:umtzqx1q
>>110
そんな話あったっけ?

kwsk詳細キボン
112名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 01:23:21 ID:EcE5Z7ZB
怪力といえば金剛番長に出てくる剛力番長がポイント高い。
ロリで頑丈。しかもお嬢様でちゃんこを食べるという。
113名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 00:42:00 ID:Xco776VA
あれでロリじゃなかったら普通に単行本買ってたのに・・・
さすがにペドやロリはカンベン。
114名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 15:10:37 ID:WBcIg7Wj
ほしゅ
115名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 18:20:39 ID:q3DyZwqr
午後になってからベースを出発した第4中隊がその街に到着したのは日暮
れ近くの事だった。野営のキャンプを組む前に街を偵察していたジョンストン
と中隊長のアクロイドは、街外れの路地で一人の少女に出会った。虚ろな顔の
、14,5歳の線の細い少女だった。
アクロイドは少女を保護しようと近寄る。「お嬢ちゃん、家はどこだい。」な
どと尋ねながら。
少女は顔を上げた。美少女だ、とジョンストンは思った。少女は徐に片手をア
クロイドに差し出した。アクロイドは優しい男だった。戦争に来る前は教師だ
ったと言う。さぞかし良い先生だったのだろう、とジョンストンは思った。そ
の時も、アクロイドはにっこりと微笑むと「心配しなくていいよ」と少女の手
を取ろうとした。だから彼は、自分の腕が砕かれる瞬間も、自分の胸に巨大な
穴が貫通する瞬間も、気づかなかった。気づいたときには、差し出した自分の
腕に新たな5つの関節が現れだらりと垂れ下がっていた。そして目の前に居た
少女の細い腕に、赤い塊が握られていた。彼は教師だから、それが何かは知っ
ていた。そしてどうしてそんなものが突然少女の手に現れたのか少し考え、ふ
と自分の胸に目をやった。だが彼には理解できなかった。彼は優しい男で、少
女にそんな事が出来るなどと信じられなかった。そのまま、ハートを無くした
彼は埃だらけの地面に倒れた。
116名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 18:21:34 ID:q3DyZwqr
つづき
ジョンストンはその一部始終を凍りついたように見ていた。少女はアクロイド
に歩み寄り、虚ろな目で見下ろすと、汚れた足でその優しい顔をぐしゃりと踏
み潰した。血と、脳みそと骨の破片が地面に広がった。
少女は顔を上げた。その目はジョンストンを見据えていた。さっきまでの虚ろさ
は消え、異様な光が輝いていた。だがそれは活力や生とは違う、死の輝き。それ
から少女は汗を流し硬直したジョンストンに向かってアクロイドの心臓を突き出
すと、これはお前だぞと言うように邪悪な笑みを浮かべるとそれを片手で握りつ
ぶした。ジョンストンの顔にまだ暖かい血が降りかかる。それで我に返ると、
彼は一目散に路地から走り出た。
表通りに出てすぐに、偵察中のジョカルノとレインのコンビにぶつかったが、
彼は短い悲鳴を上げただけでその場を逃げ去った。
「おい、どうしたって…」
ジョカルノが腹立たしげにジョンストンの背中にそう叫ぼうとした瞬間、彼の
体は中を舞った。いや、彼がそう感じただけで、実際には彼の体は凄まじい力
で投げ飛ばされ、その時の衝撃で既に背骨がやられていた。彼はかなり長い間
舞っていたように感じたが、実際には一瞬で約50メートル先の瓦礫に叩きつけ
られ、一瞬で全身の骨が砕け散り、その破片が突き刺さる前に、内臓や筋肉、
皮膚などの柔らかい部分は衝撃で裂けて飛び散った。そして相棒のレインは、
ジョカルノの最期を見届ける前に、降ってきたかのように突如現れた少女の下
敷きになった。彼女の細く締まった強靭な脚部による跳躍は、足の下の男を肉
の塊に変えた。
117名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 18:22:26 ID:q3DyZwqr
半狂乱のジョンストンがキャンプに駆け込み危険を知らせると同時に、殺戮が
始まった。中隊員12名のうち逃げ遅れた4名がその場で殺された。彼女のパンチ
を食らったサンダースは、一発目であらゆる臓器を血と伴に口から吐き出し、
二発目で人の形で無くなった。彼女は片手でウィリアムズの首を握って砕き、
もう片方の手でディクソンが構えたばかりの銃を彼の胸部に突き刺し貫通させ
た。2人の亡骸から手を離す前に、彼女の脚は逃げようとしたメリエスを捕ら
え、彼はその硬い筋肉質の太股と脹脛の間で頚椎を折られた。彼女はメリエス
の首を挟んだままその場で宙返りをした。魂の抜けたメリエスの体は、彼女が
着地すると同時に離され、近くの建物の壁を血と臓器で彩り無様に崩れた。
副隊長のベスケスが2人の部下と合流した頃、一人で逃げていたスミスが廃屋の
中で少女と遭遇した。スミスはハンドガンを抜くと素早く発砲した。5発の弾丸
は全て彼女に命中した。だが、その内の4発は甲高い音と伴に彼女の足元に転が
った。確かに彼女の赤い襤褸のような服には穴が開いているが、その下の肌は
傷ついた様子が無い。いや、一発だけ、彼女の皮膚に食い込んだ弾があった。
だが本来肉に食い込んでいたはずのその弾は彼女のわき腹に擦り傷程度の傷を
つけただけだった。
118名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 18:22:53 ID:q3DyZwqr
それを見たスミスは恐怖で顔を引きつらせた。どうなっているのだ?あの少女は
鋼で出来ているのだろうか?
彼女は腹に食い込んだ銃弾を引っ張り出した。ほんのわずかな血が白い肌に滲
んだ。彼女は舌を突き出し、冷たい光を放つ銃弾に付いた一滴の血を舐めると
、指に力を込め鋼鉄の銃弾をぺしゃんこに潰してしまった。
スミスは悲鳴を上げたかった。しかし彼の喉はそれを許さない。ハンドガンを
構えたまま、彼の目はズンズンと向かってくる少女を追う。彼女の手が銃身を
握り、飴細工のようにぐにゃりと曲げた時、初めて彼は悲鳴を上げた。
そう遠くない場所で、ジョンストンはその声を聞いた。そして直感的に察した。
次は自分だ、と。
119名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 06:45:04 ID:5B8UnZoG
>>115
最高にいい流れ!GJだ
少女に筋肉質なスタイルを感じさせる
表現があれば、なお嬉しかったがな
120名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 02:01:51 ID:86H8gdYC
>>115
GJ!
全滅するまで続きが読みたい
121名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:19:52 ID:j+DzboFC
期待age
122本当にあった怖い名無し:2009/02/26(木) 04:42:13 ID:TmGZFnPK
内戦が始まってからのこの20年、その国では常にどこかで銃弾が飛び交い、毎日たくさんの命が埃っぽい大地に散っていた。今や国土の殆どが戦地で、戦に死は付物。
特に、陰惨な死が。だがその日の午後第4中隊が経験したそれは、普通の戦場の恐怖とはまるで違っていた。
「こっちだ!」
ベスケスは、瓦礫と化した街で叫んだ。すぐさま通りの向こうの煉瓦塀の影からジョンストンが飛び出し、こちらに向かって駆けてきた。だが通りの真ん中まで来た瞬間、
それはあっという間だった。「それ」が飛び降りてきて、100キロはあろうジョンストンの巨体を瞬く間に持ち去った。ジョンストンの巨体に似合わぬ甲高い悲鳴はあっ
という間にベスケスの耳に届かなくなった。
「くそ!」
また「それ」が戻って来まいかと、ベスケスは半壊した建物の影に身を潜めた。
「おい、何なんだよ!」
ベスケスの後ろで、取り乱したルーベンスが大声を上げた。すぐさま、カーターがルーベンスを黙らせる。
「ちくしょう、何なんだよ…。」
「第7小隊を全滅させた奴だ。」
「何だって?それじゃ…それじゃあたった一人で…」
言いかけたルーベンスを、カーターが制止する。
「言うな。」
カーターは震えていた。
「兎に角、ここから脱出するんだ。あの化け物から逃れるには、それしか無ぇ。」

ジョンストンは自分がしばらく気を失っていた事に気づいた。暖かい液体がズボンを濡らしている事にも気づいていた。ジョンストンは目を開けた。
足の感覚が無い。彼は下を見る。すると地面は足元より10メートルほど下に見え、彼は自分の体が3階ほどの高さに浮いているのが分かった。
「目が覚めた?」
すぐ横から声がした。彼がはっとして見ると、あの少女が半壊したビルのフロアの縁に立ち、片腕で彼の首を掴んで持ち上げ宙吊り状態にしていた。
「しー。」
彼女はいたずらっぽく薄笑いを浮かべ指を口元に当てた。
「動かないで、一度お前たちとお喋りしてみたかったんだ。答えてくれたら、生かしてあげる。」
その容姿以上に幼げな彼女の声で、ジョンストンは勃起した。それを悟られないよう彼は脚を動かしたが、体がぶらぶらと揺れただけだった。だが薄っすらと筋肉の盛り
上がった彼女の腕はびくともしない。彼は恐怖を覚え、虚勢を張った。
「脅しなら効かないさ、この高さなら死にはしない。」
少女の笑みが広がる。
「殺すつもりなら、もう、抉ってるよ。」
そう言った途端、彼女は手を離した。ジョンストンの巨体は落下する。悲鳴を上げる間もなく、何かが折れる嫌な音と伴に、下半身に衝撃が走る。両足で着地した彼は
すぐにその場に倒れた。膝が砕けたようだ。すぐ傍に少女が着地した。その衝撃で地面が揺れた。仰向けに横たわりうめき声を上げるジョンストンの上に、少女は圧し掛
かるように跨った。想像以上の重さだが、彼の股間はざわめいた。彼はそれを恥じと思った。
「お前たちは何?ここで何をしてるの?」
「何、だと?」
彼女は脚を曲げ、歳の割りに大きな足でジョンストンの股間を踏みつけた。ジョンストンは悲鳴を上げる。彼女は足の裏に伝わる感覚を確かめると、ほくそ笑むように笑
った。
123本当にあった怖い名無し:2009/02/26(木) 04:42:55 ID:TmGZFnPK
「変わった服着てる。その武器も、剣じゃないね?」
「戦争だ。俺たちは、兵士だぞ。」
ジョンストンは喘ぎながらやっとのことでこれだけ口にすることが出来た。
「…お前の言ってる事、分かんない。まぁ、いいや。」
彼女は徐々に脚に力を入れていった。硬くなったペニスがぎりぎりと圧迫されていく。彼の顔から汗が噴出した。
「なあに?」
彼は言おうとした。だがあまりの激痛に悲鳴しか出てこなかった。
「何言ってるのか分かんないよ。」
彼女はジョンストンの股間を踏み潰した。一瞬にして彼の一物は萎み、血がどくどくと流れ出した。一瞬、ジョンストンは声を失った。だがすぐに戻ってきたそれはもう
喘ぎとしか呼べないものになっていた。
「行方不明になった、第7小隊の捜索だ…。」
「ああ、お前らより前にここへ来た連中か?腹を抉ってやったら赤ん坊みたいに泣き叫びやがって、醜い…吐き気のするほどつまんない奴ら。」
ジョンストンは少女の目を見た。黒い瞳に湛えた冷たい光は暗い淀みのように無機質で、ジョンストンは思わず目を背けた。
「貴様何をした…。」
「喰ってやったよ。」
やがてあまりに多くの血が彼の体を去り意識が朦朧とし始めた。
「使えないな。」
それを聞くと彼女は、彼の体から離れた。
「大丈夫、すぐだから。お前ラッキーだよ、他の奴らに比べれば。」
彼女は彼を見下ろしにっこりと微笑むと、去ろうとした。痛みと言う感覚が薄らいでくるにつれて、ジョンストンの中に怒りと憎しみが沸いてきた。
「無理だな…。」
言ってすぐに後悔したが、もう後戻りは出来ない。彼はそれ以上弱さを見せないように言った。
「殺されるぞ。」
「そう見える?」
彼女は楽しそうに言った。その笑みに彼は悪寒を感じた。目の前に居る少女は人間ではない。常識を逸脱した怪物なのだ。
「ぼくたちはねぇ、お前らがここへやって来るずっと前からここに居たんだ。ここは聖地だ、人間が汚すことは許さない。」
少女の中に恐ろしい怒りが沸き立ち、それが力になって体中を駆け巡り漲るのをジョンストンは感じた。一瞬、恐怖は畏怖へと変わり、次の瞬間絶望が顔が覗かせた。
「じゃあね。」
彼女はそう言うと、拳を握った。
「待て、生かすと言ったじゃないか!」
ジョンストンは脅えきった。自らの死、それもこの上なく陰惨な死に直面し絶望などという言葉を掲げ崇高ぶるのをやめた。プライドはかなぐり捨て、金切り声で命乞い
した。
「殺さないよ。」
そう言うと少女は2人のすぐ後ろに聳えるビルの柱を殴った。彼女が拳を振るう衝撃だけで石の支柱に巨大なクレーターが穿たれ、拳が突き刺さると同時に石柱はまるで
砂塵のように粉々された。轟音と伴に建物中に皹が走り、地面が揺れる。
「でも自分で逃げてね。」
彼女は残酷な笑みを残し、あっという間にその場から消えた。一発のパンチで一棟のビルが倒壊しジョンストンの上に倒れてきた。その轟音は彼の悲鳴を打ち消し、砂埃
のために誰にも彼の最後は見えなかった。

124本当にあった怖い名無し:2009/02/26(木) 05:13:38 ID:TmGZFnPK
 第7小隊が音信を絶ってから3日後、司令部は捜索隊の派遣を決定した。選ばれたのはアクロイド中尉率いる第4小隊だった。その時になって、アクロイドとベスケス
は初めて第7小隊がただの偵察隊でなかったことを知った。彼らの向かった街は、中世以来廃虚だった遺跡のような場所で、戦争が始まってから家を追われた人々が
住み着いた街だった。それが一夜にして、200人以上の住民全てが消えたのだ。死体も見つかっておらず、文字通り消滅である。第7小隊の任務はその調査だった。
司令部から戻ったアクロイドは出発前夜、同郷だったベスケスにだけこのことを告げた。無闇に他の隊員を脅えさせたくなかったのだ。
すっかり戦場慣れしてしまった彼らの感覚には、麻酔でもかけられたように、銃弾や飛び散る血や泥にまみれて死んでいく人間などはもはや恐怖の対象でなかった。
無感動というわけではないが、せいぜい起こる感情と言えば道端で踏んづけた犬の糞や便器の淵に飛び散った小便に対するのに似た嫌悪くらいだった。だがオカル
トや、見えないものに対しては、子供の頃以上に恐怖を感じた。ベスケスの場合、特に夜の闇の中で、その感覚が一層研ぎ澄まされるのだ。
その夜も、アクロイドと一杯だけやってから寝床に就いたベスケスは以前難民キャンプで一人の老婆から聞いた話を思い出していた。
 その老婆は視力を失っており、娘だと言う無愛想な女性の手を借りて何とか生きているといった感じだった。
「昔はこの辺りは狼の国だった。」
老婆はそう言った。
「狼はとっても強い力を持った生き物で、昔から人間たちは狼を崇めた。」
「狼は悪者だと思っていたけど?」
ベスケスは尋ねた。
「人狼ちゅうものを知っとるか?あれは元は人間だったが、親を殺した罪で獣にされたのよ…。しかし見てみろ、今は。そこらじゅうで、人が人を殺しておる。基準
なんてものはそんなものよ。」
老婆は焦点の定まらない目でベスケスを見つめた。その空虚に自分の影だけが浮かんでいるのをベスケスは眺めていた。
「じゃが人は狼を狩った。だから、奴らはわしらを憎んでおる。狼の地で人が人を殺すのはその罰じゃ。」
「狼はこの半世紀見つかっていない。絶滅したんだよ。」
ベスケスは言った。老婆はしばらく黙っていた。あまりに長い間何も言わないので、ベスケスは一瞬不安になった。娘を呼んだ方が良いのではないか、そう思い老婆
の濁った瞳から目をそらしたその時、老婆はぽつりと呟いた。かろうじて聞き取れる程の声だったが、ベスケスはその一言に、幼い頃階段下の暗闇に感じたのと同じ
不安を覚えた。
「そうかの?」

 遠くの方で建物が一棟倒壊したのを目撃してから2時間後、ベスケス、ルーベンス、カーターの3人は街の反対側までやってきていた。日はとうにとっぷりと暮れ、
闇が3人の精神状態を更に絶望へ追い込みつつあった。
「待ってくれ。」
ルーベンスがうめくように言った。
「あ、足が…」
「何を言ってる!今はそれどころじゃ無い!今にもあの怪物が来るっていうのに…」
カーターが怒鳴った。
「静かに!」
ベスケスが制止する。
「聞こえるか…?」
3人は耳を済ませた。最初は、どこかでパチパチと燃える炎の音がする以外、辺りは圧し掛かるような静寂に包まれていた。だが次第にうなりのような音が近づいてく
る。
「何だ…?」
125本当にあった怖い名無し:2009/02/26(木) 05:20:29 ID:TmGZFnPK
「何だ…?」
次の瞬間、3人はほぼ同時に空気の動きに気づいた。巨大な鉄骨がうなりを上げながら猛スピードで3人の方へ飛んでくる。
「避けろ!」
ベスケスはそう叫びながら死に物狂いで走った。同時に、数トンはあろう錆びた鉄骨が3人の居た場所の地面を抉った。カーターはそれより前にその場から跳躍してい
たが、ルーベンスはそうはいかなかった。鉄骨に上半身を破壊され、今そこに残っているのは腰から下の部分だけだった。
「カーター?」
ベスケスは闇に向かって囁いた。返事は無い。
「カーター!」
カーターは暗闇の中で土煙の中に動くベスケスの影を見つけた。
「ベスケス、ここだ!」
だがその時、背後から別の声が聞こえた。
「見ぃっけ。」
カーターが振り向くと同時に、何か重いものが彼の足の上に叩き下ろされた。カーターは悲鳴を上げた。見るとそれは鉄骨ではなく少女の足だった。動けなくなった彼
は直立したまま拳を彼女に振り下ろした。だが彼女は親指から中指までの3本の指を広げると、それだけでカーターの拳を止めた。更に彼女がその指に力を入れると彼の
手は砕け、役に立たなくなったそれはぶらりと腕からぶら下がった。
もがき苦しむカーターに、少女は抱きついた。
「しーしー、動かないで。」
彼女は腕に力を込める。膨らみかけた胸以外は、カーターの体に触れるのは全て鋼のように硬く冷たい、およそ少女の体とは思えない恐ろしい物だった。
「このまま抱き殺す事も出来るんだよ?」
カーターは抵抗をやめた。彼はもう生きるのを諦めた。その時はそのつもりだった。
「いい子だね。」
少女の声に残忍な響きがこもる。次の瞬間、少女はカーターの腕に手をかけると、それを肩から引きちぎった。カーターは喉が潰れるほどの悲鳴を上げた。

ベスケスは少し離れた所からそれを聞いていたが、耐え切れずにマシンガンを手にすると物陰から飛び出した。その時彼の目に入ったのは、片腕片足をもぎ取られたカー
ターと、彼の頭を片手で掲げ立っている少女の姿だった。
「よせ…。」
ベスケスは弱弱しい声で懇願した。
「この子、放して欲しいんだ?」
少女はもう片方の手でまだ血の滴るカーターの足の付け根を抉った。カーターは金切り声を上げる。
「よせ!」
「何でお前らはここに来るんだ?」
「知るか!戦争なんだ、俺たちは命令に従っただけだ!ここは首都侵攻への要地だ。だから…!」
少女はカーターのもう一方の腕を引きちぎった。カーターが絶叫する。
「やめろ!!」
「勝手にぼくの町に入ってくるからだよ。」
ベスケスは膝を付いた。
「頼む、彼を…解放してくれ。」
少女はカーターの顔を覗き込んだ。
「残念、もう死んじゃった。弱っち。」
そう言って笑うと彼女はカーターの体を放り捨てた。
126本当にあった怖い名無し:2009/02/26(木) 05:23:54 ID:TmGZFnPK
ベスケスは叫びながらもう一丁のマシンガンをベルトから引き抜くと乱射した。少女はしなやかに宙返りを打ち物陰に隠れた。
ベスケスは撃ち続けながらずかずかと廃墟を進んだ。ふと、金属の軋む音が聞こえた。ベスケスが振り向くと、彼女の強靭な脚が打ち捨てられた自動車を蹴り上げると
ころだった。彼女は地を蹴ると飛び上がり、宙を舞う自動車をベスケスめがけ蹴り飛ばした。キックの衝撃で自動車はひしゃげ猛スピードで迫ってくる。ベスケスは避
けると、素早く少女を狙って銃を撃った。途端に、爆発が起こった。近くにあった別の車に引火したのだろう。爆炎はあたり一面を覆った。ベスケスは急いで建物の影
に避難したが、若干火傷を負った。やがて火が収まると、先ほどの通りは全てが焼け焦げていた。これではあの化け物もひとたまりも無いだろう、と安心しベスケスは
手にしたマシンガンを取り落とした。だが次の瞬間、眼前の瓦礫が盛り上がった。タンクほどもある巨大な瓦礫を持ち上げ、その下から彼女が現れた。服は焼け焦げて
いるが、その下の体には焼けど一つ無い。破れた服の間から彼女の白い肌の下に隠された強靭な肉体が見える。憎悪が血液となって、体中の筋肉が皮膚の下ではち切れ
そうになるのが、そこからでも分かった。
ああ、そうか。あれが獣か。本当は今起きていることは何一つ理解できなかったが、ベスケスは分かったように感じた。あれはずっとここを守っていたんだ。この街な
どではない、このちっぽけな土地なんかではなく、この世界を。人間を憎み、引き裂き滅ぼすために生きながらえてきた古の力の権化、反人間の化身。彼女を前にして
敵う術などない。ここへ来た時から、おれたちは彼女に嬲られ殺されると決まっていた。
彼女は咆哮した。それはもう少女の声ではなく、人間の声ですらない。ベスケスが今日まで馴染み、信じていた世界のものではなかった。彼はその場に立ち竦む。瓦礫
を蹴散らし少女が突進してきても、彼は動けなかった。その恐怖と絶望は、彼からあらゆる感情を奪い去った。少女が彼に飛び掛り、その指が腹に食い込み腸を抉り出
した時にも、彼はもう何も感じなかった。そうして彼は絶命する。それでも少女はしばらく、彼の肉を散らかすのをやめなかった。彼女が手をかけるといとも簡単に骨
が砕け、中から熱い液体が滴り落ちた。彼女が膝をつくと、ベスケスの東部はピニャータのように破片となり中のものがそこら中に飛び散った。ハンサムだった顔は見
る影もなく、少女の逞しい脚の下で潰れ黒っぽい血を地面に垂れ流している。一通り楽しむと彼女は立ち上がり、血まみれの腕を舐めた。足の下に、まだ湯気の出てい
る新鮮な肉がある。彼女は再び屈み込むと、這い蹲りベスケスを貪るように食い始めた。彼女はとても空腹だった。普段なら食べない腸までも食べた。
彼女は脅威の食欲でほんの10分もしない内に人間1人を食い尽くした。やがてそこにはしゃぶり尽くされた骨とわずかな体毛だけが残った。彼女は体中についた血を綺麗
に舐めると、満足げにげっぷをした。
127名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 22:22:13 ID:wWeKsNbX
続きをプリーズ。
128名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 18:37:34 ID:M9Rb4cKm
実写版、怪力女に。。。。。。。
ttp://groups.yahoo.com/group/amazingasianamazongroup/
129名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 21:31:59 ID:vZJ47nqM
hoshu
130名無しさん@ピンキー
期待あげ