1 :
名無しさん@ピンキー:
エロ・非エロ問いません お願いします
2 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 23:41:32 ID:UCAP9Z48
うんこ
>>1 糞スレ立てた責任とって 飛び降り自札して 鮮血という名な薔薇でも咲かせなよ
あの「彼女」は盲目なのかと予想してみた。
目が見えない彼女が好きな花を手にするのに、薔薇では手を傷つけてしまう、だから薔薇がない花屋。
当たるも八卦、当たらぬも八卦w
投下
直哉と雫
@
今日は雫の学校が休みだったので、俺は雫の子守をしている。
パペマペごっこをしていたが、疲れたという彼女の為にジュースを持ってきてやった。
「ありがとう」と言うなり雫は一気にオレンジジュースを飲み干した。
「あのね、大きくなったら私と結婚してくれる?」
屈託のない真ん丸の瞳で唐突彼女が聞いてきた。
「何それ?」
急に雫が不思議な事を言ってくるので、思わず素になって答えてしまう。
A
これは何だ?この子は俺の事が好きなのかな?
だとしたら下手な答えを返したら傷付けてしまう。
いくらホストをしていたとはいえ、子供を手なずけた事はないからな…。
どうしよう。リアクションに困ってしまう。
俺が悩んでいると、頭にペチッと衝撃が走った。
「いって!!」
「何考え込んでるのよ!」
雫の小っちゃい手でぶたれたのだ。
「私はね、お母さんになりたいの。それが夢なの。」
「お母さん??」
「うん。母ちゃんみたいなお母さんになって私みたいな可愛い子供を産むんだ!」
あら。自分で言っちゃったよ、可愛いって。
「取り敢えず私は父ちゃんとは結婚出来ないでしょ?だからアンタで我慢してあげる。」
B
ん?何だ?結局雫は俺の事が好きなんじゃなくて単純に母親になるのが夢なのかな?
「早く大きくならないかな〜♪」
雫はよいしょ!とジャンプしている。
「でもさ〜雫が結婚出来る年になったら俺はおじさんになっちゃうよ?」
気が遠くなる話だ。
「いいの、いいの♪おじさんでも!」
雫はニコニコ笑っている。
「う〜ん…でも俺と結婚したら大変だよ?」
「何で??」
雫はキョトンとしている。俺はわざと怖そうな声を出した。
「俺は悪〜い男だから。」
雫は何が?と言いたげに首を傾げている。
「例えばね〜」
俺は子供に戻った様に悪戯っぽく笑った。
「こうだ〜!」
隙を付いて雫をくすぐると、ギャハハハと笑い声が漏れる。
「やったな〜!」
雫も負けじとくすぐり返してきた。
父親を少しだけ体験出来た一日。
(自分の子供を持つのも悪くないな。)
娘を持つアニキの気持ちが少しだけ分かった気がした。
終わり
8 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 20:59:40 ID:Xi2tOQdi
あげる
9 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 00:16:43 ID:fHLA7eBX
GJ いい話ですありがとうございます
ほしゅ
11 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 18:44:05 ID:/X3bHlnH
ほ
しゅ
英治と彼女の話が読みたい。