前スレが落ちてしまったようなので立てました。
本当はもうちょっとテンプレやら保管庫やら
しっかり相談してから立てたかったんですがorz
このスレで色々決めていけたら良いなと思ってます。
もちろん職人さまもどしどしおいで下さいませщ(゚Д゚щ)
6 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 14:37:00 ID:wsz30Ck3
薫と桜子のビアン物で駄目?
>>1乙
ドラマの本放送が終わって早くも1ヶ月経つけどこれからも湯川薫に萌えていきます
しかしまだDVDBOXの予約は始まらないのか…
人が少なくなったなあ
12 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 09:49:07 ID:5O3GNoGN
>>1乙!!
もう一ヶ月たつのか・・・
これなら映画までに湯薫に飽きることはなさそうだな。
前スレ落ちたんだ・・・(ノД`)シクシク
楽しかったのに・・(涙)
第二章待ってました!!!落ちてこんなにショックだったのは
久しぶりだった・・・
映画は九月だっけ?遠いなー
映画はもう撮影してるんだっけ?
でもその前に聖女の救済か落下るをスペシャルドラマかなんかでやらないかな
職人さん、カムバック!!
落下るはオチが最悪だから聖女の救済求む!!
湯川・薫で行動してるし草薙も出るし面白い
まじで二夜連続SPとかやらんかな
映画の前にSPやって欲しいなー
ドラマが終わってから相当飢えてるんだぜ!
20 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 19:44:49 ID:zOzmpDVr
前スレ落ちたのか・・・(´;ω;`)
職人さんかもーんw
職人さんカムバック保守!
マッサージしてやると称してさり気なく薫にタッチする草薙
偶然そこに居合わせた湯川
しかも湯川に気付かず「気持ちいい〜」と恍惚の表情の薫
以上の展開から導き出される解を求めよ
嫉妬湯川萌え保守
>>24 テクニシャン合戦に巻き込まれて大変なことになる薫って素敵。
密かに草薙と入れ替わり、それに気づかない薫。
そして湯川のお仕置き開始ww
湯川「気持ち良いか?」
内海「気持ち良いです〜はぁ〜」
湯川「ちょっと強くするぞ」
内海「はぁ〜い」
首筋に顏を埋める湯川
内海「え!?ちょ、何!?」
パニクる内海
湯川「大丈夫。僕なら跡も残さない。」
ノリで書いてしまったw
意味不明でごめんw
28 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 17:52:01 ID:75drztcm
≫27
その調子で続きを書いてくれ!!
30 :
27:2008/01/26(土) 01:08:19 ID:ChWn9J9v
ネタ掘り下げといてあれなんですが3P…というかエロ描写書けないです><すいません
また小ネタ思い付いたら投稿しますね。お目汚しですが。
大人しく職人さんの投稿待ちます(`・ω・´)
>>30 ネタ投稿いつでもお待ちしておりますw
自分も何か書こうと考えてるんだが、ネタ不足(´・ω・`)
文を書くのは好きなんだが…
湯川の性格で、相手が興奮するほど白けてしまうのがこの男の若い頃からの特徴だったとあるけど、それは女性に対してもなのだろうか…w
>>32 そんな設定があったのかw
薫に関してのみ、その逆をいく展開だと萌える
つまり薫が興奮すればするほどドSフルスロットルwww
バレンタインが近いんだから、チョコプレイしようぜ!
チョコレートの融点と興奮時の人間の体温における相関性について
の実験に協力してくれないか?
自分でも意味不明w
36 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 18:38:37 ID:vMcX2eik
頼む!!そのまま続きをかいてくれwww
警察署内で義理チョコを配る薫
偶然草薙に渡すところを湯川に見られ
もいいかな、と。
>>37 いいね〜
あと、逆に湯川にチョコを渡そうと研究室を訪れた薫が
山と積まれた湯川宛てのチョコを見て凹んで帰ろうとするとかw
湯川「君はここをネットカフェか何かと勘違いしていないか?」
内海「そんなこと言わないで下さい。難しい事件なんです。体が消えたんです。」
湯川「何?詳しく話してみなさい。」
内海「20歳くらいの女性が10階から飛び降りた瞬間消えたんです。」
身を乗り出す湯川
湯川「どういう風に飛び降りたんだ?やってみたまえ。」
内海「こうやって大の字に手を広げて・・。ちょっと先生支えて下さい。」
湯川「仕方ないな」
内海「ちょっと先生どこを掴んでいるんですか・・。」
湯川「気にしないで続けて」
内海「あ・・そこは・・」
湯川「落下時の空気抵抗を考えると、ブラウスのボタンはこうやって
左右に引っ張られていたはずだ。そして胸は外側に向かってたなびく。」
内海「あ・・いぃ・・」
湯川「そしてスカートもこのあたりまでまくりあがったはずだ。」
内海「せんせ・・誰かきます・・よ・・あ・・」
湯川「大丈夫。赤外線のセンサーがドアの前につけてある。僕なら誰にも邪魔されない。」
内海「そんな・・に・・こすれるものなんですか・・あ・・」
湯川「だめだ、対空時間から計算すると私の手の動きはあと1.823倍のスピードで
動いていないといけない。ん、この日は雨でも降っていたのか?湿っているが・・。」
内海「あふ・・ん・・」
湯川「こんな風に下から上に」
内海「せんせ・・犯人は・・女性は金の延べ棒を加えてました・・。」
湯川「そうか、ならこれを咥えてみてくれ」
内海「すごい・・せんせ・・ジュバ・・ジュバ・・」
湯川「何をするんだ、そんな風に咥えて飛び降りるはずがな・・・うぅ・・。」
う・・内海くん・・この脳を刺激する体感は一体・・う・・。」
続く
皆さんGJ!!!
電波飛びまくってるなww
その調子で続き頼みます!w
41 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 16:40:43 ID:Hhuc0Mkp
薫を四っんばいにして桜子ペニパンファック
「湯川先生、今日が何の日か知ってます?」
「何度も言っているが君の話には何故脈絡というものが存在しないんだ、大体」
「バレンタインですよ、バレンタイン!いつも研究室に籠もってばかりいないで
もっと世間に目を向けた方がいいんじゃないんですか?
先生は科学者であって変人だけどオタクじゃないんだから」
「…内海くん、人の話を」
「それで今日はプレゼント持ってきたんです、湯川先生に」
「プレゼント?」
「バレンタインといえばチョコレートって相場が決まってますけど…」
「悪いが、僕は甘いものは」
「苦手だって言ってましたよね。だから」
しゅるるるるる
「……チョコの香りのボディクリーム塗ってきたんです、あの、だから、代わりに私を…」
「それならば遠慮なく。美味しくいただかせてもらおうか、内海くん」
「きゃあ、やんっ!せんせ、そんないきなり激しっ…やああん」
・・・・・・・・・・
「せんせ、湯川先生!」
「…うん?内海くん?」
「もう、暖房もつけずにうたた寝なんかしてー。風邪ひいちゃいますよ?」
「……………ユメ?」
「ああ、先生血、鼻血出てます!」
「…う」
「もう、チョコの食べ過ぎですよ!どうせたくさん貰ったんでしょ!」
「君からは貰っていないが」
「――――え?わ、私何も用意してな」
「不用意に僕を挑発した君が悪い」
「何の話…って先生!そこは、ダメっ、ですっ…」
「内海くん。君の体も美味しいところが、いい」
オチなしでスマソww
>>42 久しぶりにキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
GJ!
ペプ○NEXwww
45 :
続き:2008/01/30(水) 17:56:14 ID:7GIj/8N6
湯川「また来たのか内海くん、しかし、この前の飛び降りの実証はとても有意義なものだった。
私の前頭葉にあのときの感覚が未だ記録されているよ。」
内海「せんせー、あれは一種の事故みたいなものですから、忘れてください。
湯川「すると何か?君はあのとき、前頭葉を刺激するほどの喜びを味合わなかった。そう言う結論なのかね。」
湯川「それは私としては納得のいかない話だ。では分かった、他の角度で検証してみよう。
君は、私の手がふやけるほどに湿気を帯びていた。快楽というものがこの世に存在するのなら、
君の生理現象も、その分泌量に比例していると仮定しよう。そのために十分な実験が必要となる。
この実験は50例のサンプリングから、本人へのアンケート調査によって相関係数をはじいてみよう。」
「そういうわけで、内海君早速横になりたまえ。」
内海「せんせ・・本気で言ってますか・・?」
湯川「当たり前だ。そのためには、分泌量を測る必要もある。そこで、この水晶振動子を使ってみるとしよう。
僕が特別に造らせたもので、1Hzのものを50Hzまでスピードを増してある。ちゃんと耐水も施した。
今日はちゃんとアシスタントにスポイトで吸い取らせるから、心配しなくていい。」
ウィーーーーーーン
湯川「では、上から」
ウィーーーーン
内海「や、やめてください。せん・・せ・・・あぁー・・・はぁ・・ふぅ・・ん。」
湯川「だめじゃないか、ちゃんと下着は全部脱ぐんだ。」
内海「は・・い せんせ・・・・ぃ・・あ・・」
ガチャ
大学院生「せんせい、呼びましたか?」
大学院生「な・・何をしているんですか、せんせい」
湯川「君の下着にも薄型の装置を仕込んでおいた。先日盗まれた下着が戻ってきた
と言っていただろう、あれは僕の仕業なんだ。」
ウィィィィイーーーィィイイイーーン
大学院生「あ!あああぁ!はあぅ、あーー・・い・・や・・」
湯川「どうだ、味わったことのない快楽じゃないか?君にも手伝ってほしいことがある。
その前に、自分でもリサーチしてみなさい。」
大学院生「あ ああぁ あぁああーい・・いい・・」
湯川「ほら、君の先っちょがこんなに固くなってるよ。ペロッ、うんいい形になってる。」
湯川「あ、すまないね待たせて、内海くん君には核の部分に使わせてもらうよ」
内海「あふっ・・・・あぁああああああ・・・」
長くなりそうなので、今日はここまでで.....
内海「20歳くらいの女性が10階から飛び降りた瞬間消えたんです。」
身を乗り出す湯川
湯川「どういう風に飛び降りたんだ?やってみたまえ。」
内海「こうやって大の字に手を広げて・・。ちょっと先生支えて下さい。」
湯川「仕方ないな」
内海「ちょっと
46 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 18:37:23 ID:xLATqJpX
GjGJGJGJ!!
GJ!!!!!
48 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 15:03:49 ID:Sgp8X2SH
GJGJGJ!!!
49 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 18:03:45 ID:HlgkUyBY
薫 × 桜子 の百合系も誰かヨロシク。
50 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 19:44:07 ID:ShOxtvX0
草薙×桜子希望です!!
一昨日の僕らの音楽を見忘れた…orz
総集編で中の人たちの未公開トークあったらしいのに(´・ω・`)
どなたか見た方いらっしゃいませんか!kwsk!!
「おう内海来たか、こっちだこっち」
「すみません草薙さん、遅れてしまって」
「金曜の夜だ、タクシーもそう暇ではないらしい。なかなか捕まらなかったよ」
「まあ取り合えず座れよ。話は一杯飲んでから……って湯川、何でお前が一緒にいるんだ!?」
「あ、草薙さん私が誘ったんです。メール受け取った時ちょうど先生の研究室にいて、
2人は大学の同期だって聞いてたし賑やかな方が楽しいかなって」
「久々に君と飲み交わすのも悪くないかと思ってね。
遠慮なく同行させてもらったよ、迷惑だったかな?本庁の刑事殿」
「ああ迷惑だね、お前を蹴り飛ばしてくれる勇気ある馬はいないものかな」
「あははは、本当に仲良いんですねー湯川先生と草薙さん。
私高卒だからお二人みたいな大学の同期っていないんですよ。羨ましいなぁ」
「そういう訳だ、仲良く飲むとしよう。三人で」
「俺が仲良くしたいのは内海だけなんだけどな」
「やあだ草薙さん、そんな後輩に気を使わなくったっていいですってば」
「………(ガックリ)」
「あれ、何だか疲れてます?草薙さん。やっぱり忙しいんですね、本庁勤めって。
今日は思い切りストレス発散してくださいね!」
「そのつもりだったんだけどな…」
「帰りは僕が責任持って内海くんを送るから、草薙は安心して飲むといい」
「湯川、お前…」
「さあ、今日は何でも私が話を聞きますよ〜。普段相談に乗ってもらってるお礼です!」
「なあ内海」
「はい?」
「何でお前がモテないか分かったよ」
「え、ええー!?なんでそんな話になるんですかあ!」
>>52 GJ!薫の天然魔性に萌えw
そして節分小ネタ
落ちなし&スレ汚しスマソorz
湯川「今日は節分だ。という事で内海君。鬼役は君に任せた。」
薫「えぇ!?普通こういうのは男の人がや…って、きゃっっ」
バララララ…
湯川「鬼は外ー」
薫「痛いっ!湯川先生ちょっ…やめてっ…あぁ…」
湯川「おや内海君。君の中には、こんなにもイヤラシい鬼が居るのかね?ならば退治しなければ。」
内海「あぁん…せんせぃ…
湯川「内海君。節分の時は自分の年の数だけ豆を食べなければ行けないのだよ。君付いている豆もきちんと頂かねば。」
薫「あぁっっ!」
湯川「クモハハハw」
最後が本当ショボくてスミマセンorz
>52に萌えて勝手に続きを作ってみた
酔いつぶれる草薙をトロンとした酔いの回った瞳で見つめる内海。
全く酔った様子のない湯川
「…ふふっ」
「何だ。何がおかしい?」
「ん〜…だって…」
些かろれつの回らなくなり始めた内海がくすくすと笑いながら草薙を見つめる
「いつもビシッっとした草薙さんがこんな風に酔いつぶれるなんて…」
更に楽しげにクスクス笑う内海は湯川の瞳に剣呑な光が宿った事に気付かない
「署内でも見た事ある人、少ないと思ったら何だか…」
酔いが回ったように笑い続ける
そんな内海の肩にさりげなく手をまわした湯川がグイッと自分の方に引き寄せると
内海の体はあっけなく湯川の胸に倒れこんだ
「…僕も初めて見たよ。そんな君は」
そう言うと内海の顎に手を掛けて上向かせると唇を押し付け、貪った
「…っ」
息を飲んで目を見開く内海の手が縋るように湯川のジャケットを掴む
気の済むまで内海の唇を堪能した湯川は熱い吐息のまま、クールな瞳で内海を見下ろしながら囁いた
「約束通り、送って行こう。内海君」
そして、誰も見た事のない君を見せてもらうよ
>>53 ちょw湯川の鬼は外
棒読みwやる気ナスw
>>51 マジで?自分も見てなかった…orz見たかった(´;ω;`)
そして>>52-
>>54GJ!!
57 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 19:36:54 ID:3PaHY9Up
久しぶりに来てみたら・・・・!!!GJ!!
今日ってそういえば湯川の中の人の誕生日なんじゃなかっただろうか
「先生、誕生日おめでとうございます。
あの・・・これプレゼントです。う、受け取ってください!!」
問1.
その内海が湯川に渡したプレゼントとは一体何か。
次の三つの選択肢から選んで答えなさい。
@万年筆 A自分 Bレッドマーキュリー
問2.
問1で選んだ解答を元にssをひとつ作りなさい。
61 :
sage:2008/02/09(土) 09:37:29 ID:K+0JbD30
僕らの音楽みたが、出たのは3、4分程度。やっぱりあの二人は絵になるなぁ
62 :
福柴好きー:2008/02/09(土) 21:17:28 ID:RzxXX8rd
「湯川先生?」
「愛してる」
「いきなりなにを・・・ん」
「欲しいんだろう?」
「あっ・・ふぅん・・・」
「気持ち良い?」
くぢじゃぐぢゃあ
「つぁぁぁぁ!」
「僕のもあげよう」
ぐじゃぁ
「ひゃゃぁぁぁぁ!」
「っく!・・・っあ・・か・・・おる」
「あぁぁん!まな・・・ぶさ・・ん」
「「ひゃゃぁぁぁ!?」」
同時に達した
63 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 20:06:45 ID:6VawdT+/
レッドマーキュリーに拘束された薫が全裸だったら…
明らかに何かされた風体でぐったり&虚ろな目をしていたら…
つーっと内股に一筋
血の混じった透明な液体がたれてきたら…
木島×薫の鬼畜陵辱小説と申したか
「……!?…いや…っ、せんせ、見ないで…」
とか泣きながら訴えちゃう薫
「木島、テメーは俺を怒らせた!」
キャラが変わっちゃう湯川先生
一年後
郊外の病院の庭
感情を失いうつろな目をした薫の車椅子を押す湯川
木島殺害、木島の会社爆発崩壊の犯人として湯川を逮捕しに来る草薙
イヤ駄目だかなしすぐる
71 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 00:18:55 ID:1JvfZmXj
湯川が四話のドレスアップ内海を見る機会はないのだろうか
どんな反応すんだろ
ヘタレな湯川は綺麗だとか思いながらもひたすら悶々としてそうだがここはエロパロ板らしく発情してその場で内海を剥いていただきたい。
>>64-68が夢落ちだったという設定で続き書いてみた。ベタな感じだが。
薫「湯川先生!起きて下さい!」
湯川「…んっ」
薫「大丈夫ですか?さっきまで、うなされてましたよ?悪い夢でも見てたんで「内海君…」」
ギュッ…
薫を抱きしめる湯川
薫「えっ!?湯川先生!?」
湯川「内海君…良かった…」
薫「え…?」
湯川「もう少し、このままで居させてくれ…」
薫「…はい」
夢落ちでよかった〜((((;゚;Д;゚;))))
ドラマだと城之内先生の足にチョコシロかけて
草薙がひざまづき舐めるくらいのSMプレイバレンタインしてほしい・・
↑それを湯川がコソーリ目撃、女はそういうプレイを望むものだと勘違いして薫に強要するとw
>>76 薫「いきなり何するんですか、先生のバカ!!」
湯「なんで怒るんだ?さっぱりわからない」
そういえば保管庫どうなった?
>68のアナザーバージョン
木島殺害、木島の会社爆発崩壊の犯人として湯川を逮捕しに来る草薙
だがしかし湯川が木島を殺した確証の掴めない草薙
「どうやって殺したんだ。湯川…!」
「証拠も無いのに逮捕は出来ないのだろう?警察は」
相変わらず興味の無い事には食指を動かさない表情で淡々と向き合う湯川
悔しそうに歯噛みしながら、だがしかし、友人を逮捕せずに済む事に
どこかホッとしながら立ち去る草薙
その後姿を見送りながら、薫の車椅子をゆっくりと押して湯川は笑みを浮かべた
「僕なら跡も残さず出来る、と証明してみせただろう?田上くん…」
その時、湯川の押す車椅子の上の薫が涙を一筋流しながら唇をを開いた
「せん、せい…」
湯川、怖い・・・きょわいよ!!ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
湯川先生には変態だけど、理性を持った変態でいてほしい!
変態じゃない変人だ!
夜、薫と2人きりになった時だけ変態化するんだよ!
>>78 まさかそこで終わりなんてことはないよな?続きを期待せずにはいられない
>>78 続きをwktkして待つ!
湯川は健全な変態だと信じてる!
今夜も薫タン湯川に弄られ中
ほ
しゅ
湯川の指を舐める薫
想像したらエロー(*´Д`)
柴咲「(福山について)私が『環境問題が!』とか言ってたら『こういう本あったよ』って
貸してくれたり。あとは何をどう鍛えるか、筋肉の話をしてました(笑)」
筋肉の話ってw
当然エロい話にも発展したんだろうなw
87 :
78の続き:2008/02/24(日) 00:50:41 ID:sJyPRP6R
あの日から、薫の容態は一進一退を繰り返しながらも少しずつ快方に向かって行った
そして数ヶ月後
僅かばかりながら、言葉と表情を取り戻した薫は退院の日を迎えた
退院の手続きを終えた湯川がベッドに所在なげにぽつんと座る薫の手を取り
もう片方の手で薫の荷物を持って歩き出そうとした瞬間
「先生」
薫が、それまでの薫とは違う、しっかりとした口調で声を掛けた
驚いた表情で振り返る湯川の目をしっかりと見つめながら薫は続けた
「先生が木島先生を殺したんですね」
湯川の目が見開かれた―
…すまん、この先ハッピーエンドとバッドエンド両方思いついたんだが
このスレの住人はどっちを望んでいるのか解らなくて続けられない
もう少し考えてみる
スマソ
バッドいや
両方読みた(ry
湯川先生には健全な変態をキボン!
そんで、ェロェロな湯川先生ならさらにサイコー(笑)
92 :
87の続き:2008/02/24(日) 14:59:42 ID:sJyPRP6R
とりあえずハッピー(?)な方のバージョンで
「先生が木島先生を殺したんですね」
薫の言葉に湯川は驚きの表情を隠せずにいた
「内海…くん…」
それまでの薫の様子とは一変した、ハッキリと強い意志を持った瞳と言葉に湯川は知らず、押されていた
「な、にを…」
「草薙さんが帰った後、先生は仰いました
『僕なら跡も残さず出来る、と証明してみせただろう?田上くん…』、と」
初めて湯川の研究室を訪れた時と同じように、薫は真実を探求する瞳をしていた。
「あの時から私、徐々に思い出したんです。先生がお力を貸してくれて数々の事件を解決に導いた事。
それから…」
そこで、薫は辛そうに言い澱むと一瞬顔を俯かせて言った。
「先生の研究室で…クリスマスに、あった事も」
湯川はハッと息を呑むと青褪めた顔で薫を見つめた
「木島先生が…殺されていたなんて。知りませんでした」
記憶を取り戻した薫は、少しずつ過去の新聞記事を読み集めた。
そして木島の原因不明の死亡と、会社の爆発事故を知った。
一切傷の無い、綺麗な木島の死体。
他殺体と呼ぶには証拠の少ない、だが内海には記憶のある殺害方法。
「先生は…田上さんの研究を『完成』させたんですね―そして木島先生でそれを実行した」
薫は涙を浮かべて湯川を見つめた
「内海くん…」
湯川は青褪めていた表情から徐々に、普段のポーカーフェイスになり、そして最後には笑みを浮かべて言った
「君が…僕を逮捕するのかい?」
湯川の言葉に薫は悲しそうに頭を振ると薫の瞳からキラキラと涙が零れた
「先生は…」
その後の言葉は続かなかった
そして湯川に歩み寄ると背伸びをして湯川の首筋に両腕を廻して縋りついた
「先生が…木島先生を殺したのは…」
しゃくりあげるように泣きながら言葉を紡ごうとする薫に、湯川は両腕を廻して抱きしめた
「内海君…」
薫が更に強く、湯川に縋りつくと首筋に顔を埋めるようにして小さく囁いた
「私のため、ですか…?」
湯川は黙って薫の背に回した腕に力を込めると強く強く抱き締めた
2人の影は暫く離れる事は無かった―
…スンマセン
エロに辿りつけなかったorz
ちなみにバッドエンドバージョンは92の終わりが分岐点になって結末が変わって行く…というもの
もっとエロ満載のネタが思いついた人、いたら続きヨロシク
おおー!!
薫のために犯罪をした湯川なら許せるかも(笑)
でも、湯川先生なら殺人とかじゃなくて、社会的排除をしていそう。
でもでも!薫のために犯罪を犯す湯川先生・・・こわ&かっこよくて良いww
>>94 最近職人さんがめっきり減った中で超GJです
このまま2人は逃避行しちゃったりなんかするんだろうか?そんな展開も期待ww
バッドエンド編の投下を密かに待ってます
バットエンドはイヤー!(涙)
やっぱり恋愛話はハッピーエンドがいいよ。
バッドは脳内でいくらでもつくれるから
ハッピーなものを読みたいです
今週のテレビジョンで内海の中の人が
本編では小学生的恋愛に終わった2人だけど、映画では違った展開になる
て言ってた。これは期待してもいいのだろうか・・・
小学生的恋愛とは遠慮なく的を射たお言葉だなあw
容疑者が湯川草薙の友情に亀裂が入りかねない展開だったから、原作に忠実なら
途中で2人のすれ違いとかあるのかもな…どうやって最後を纏めるんだろう
神待ち保守
103 :
92の分岐点:2008/03/02(日) 15:20:55 ID:VuQ6wZWh
バッドエンドバージョンも一応書いたので投下
見たくない人はスルーで
↓
「君が…僕を逮捕するのかい?」
笑みすら浮かべた湯川の表情に薫は愕然としながらも言葉を続けた
「先生を…逮捕なんて、したくありません…お願いです。自首して下さい」
私も一緒に付き添いますから
薫の言葉に、湯川はかぶりを振って応えた
「断る―と、言ったら?」
「その時は…」薫が青褪めながらも真剣な表情になって言った
「その時は、草薙さんに連絡して。私が証人になります」
先生の自白証言を聞いた、と。
どこまでも頑固で、だがしかし警察官らしい正義感を失っていない薫を、湯川は不思議な表情で見つめた
そう―追い詰められているのは湯川のはずなのに。
いつもの物理の研究にしか興味を示さない湯川と同じ表情を浮かべてさえ居る
「先生…教えて下さい。どうして木島先生を殺したりしたんですか?」
真っ直ぐに見上げてくる薫の瞳を見返しながら湯川は返した
「何故…と?」
そして、いつものように難しい計算式を解くかのように考え込む表情を見せると、湯川は飄々とした様子で窓の外を見た。
つられて薫が外を見た瞬間
湯川がカプセルを口に含んだ。
「先生!?」
崩落れる湯川の体を支えきれず薫がかがむと、口の端から血を吐いた湯川がヒューヒューと息を立てながら薫を見た
「内海君…君の、刑事復帰の餞だ…僕、が木…島先生を殺した…と」
「何言ってるんですか!?先生?どうしてこんな真似を?!」
湯川の頭を抱え込む薫の言葉は段々と薄れて行く湯川の意識の中で遠ざかって行った
…いいんだ。これで。
僕が逮捕されれば、殺害理由を問い質される。
木島先生が君にした事を、誰にも知られるわけにはいかない。だから、これで、いいんだ…
泣いて取り縋る薫の頬に伸ばされた湯川の腕は、薫に届く事無く、床に落ちた
びみょ〜な終わり方だな・・・
>>104 乙。やっぱバッドエンドは切ないなー
またの降臨待ってます!
話を端的に纏める文章力がなくてダラダラ長くなってしまう…
そんな場合何度か区切って投下した方がいいんでしょうかね?
好きなようにどうぞ!
ぜひ投下してください
神・職人さん、カモンww!!
111 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 14:56:34 ID:ePh7+rIf
湯川が出張ホストだったらNo.1だろうな
>>112 いやいやしかし、あの性格では勝手に一人語りして確実に客を怒らせそうだぞw
そういやDVDBOXの発売決定したね。湯川&薫にまた会えるの楽しみだ〜
風邪ひいて寝込んでいる薫の家へふらりと現れた湯川
↓
熱で潤んだ目、上気した頬にちょっと反応してしまう湯川
↓
相手は病人だと自分に言い聞かせ自制心で欲求を抑えようと努力する湯川
↓
でも、ふらりっとベットに近づいて「息ぐるしそうだから・・・」みたいな言い訳をしながら薫のボタンを脱がし始める湯川
↓
「今僕は常識や理論では解決できない特殊な感情にぶち当たってしまったようだ…。」
ボタンを外しながらも薫の反応を伺う湯川
↓
薫「湯川せんせぇ…ダメ…ですょ…。はぁ…はぁ…」
薫は抵抗しているつもりだが、湯川には誘ってるようにしか見えない。滴る汗に、赤く染まった頬。ついに理性が吹っ飛んだ湯川
↓
しかし、とっさの判断で湯川は薫を優しく抱きしめた。
湯「君が病人だったことを忘れていた…。」
薫「湯川センセぇ…今日なんかぁ…変ですょぉ…風邪が移っちゃぅー………。」
薫を抱いたまま黙り込んでしまう湯川
↓
「…先生?」
「…………グー」
「先生、先生」
通常より体温が上がっている薫が心地よく、抱き締めたまま眠ってしまう湯川
↓
♪ピンポーン
湯川を探しに来た栗林登場。
栗「先生ぇ!!レポートみるのサボって何し……………」
気づかず気持ち良さそうに眠る湯川
↓
「湯川せんせぇ…チュッ…」
湯川に優しくキスをする薫。
後日、薫の風邪が湯川に移ってしまったのは言うまでもない。
被ったorz
って事で、
>>122の続きからドゾ↓
栗林に続き、
「おーい内海ー、具合どうだ?見舞い来たぞー」
まさかの草薙登場!
あまりのこっぱずかしさに寝たフリする薫
かなりの衝撃を受けて、なぜか意気投合して、隠れて様子をみる栗林&草薙
幸せそうに眠り続ける湯川
↓
湯川「内海君……」
寝言をいいながら、薫の胸に顔を深く沈める湯川
(もちろん眠ったまま)
薫「あ……」
おもわず反応しちゃう薫
草薙「あのヤロ……!」
飛び出そうとする草薙を慌てて押さえかかる栗林
↓
128 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:30:40 ID:62a3dc6x
「実に……やわらかい」
寝言をいいながら、今度は薫の胸をやわやわ揉む湯川
(やはり眠ったまま)
「や……」
堪えるがどうしても反応しちゃう薫
「またもあのヤロ……!!」
再び飛び出そうとする草薙を慌てて押さえかかる栗林
↓
栗 「今飛出したら確実に明日消されますよ!?」
栗林の一言にむちゃくちゃ納得しちゃう草薙。
草 「…むしろここに居たっていうその時点で消されそうだな…。」
そんな調子で邪魔者退散
↓
キンコンカンコーン
湯川研の学生達が研究室へ、ドアを開けようとして中の様子に気づく
「「えっ!?」」
↓
ちょw場所変わってね?w
薫の部屋じゃなかったの?
薫の部屋だったはずw
研究室にいたのは…
欲求不満で悶えてる弓削刑事でしたwww
一方薫の部屋では…
↓
結局1つのベッドで朝まで眠ってしまった2人
先に目を覚ましたのは…
↓
もちろんたっぷり睡眠をとった湯川です
↓
熱がひいてスヤスヤ眠っている薫。
穏やかな寝顔が珍しく、取り合えずジッと観察する湯川
↓
汗をかいた薫のパジャマを着替えさせようと
とりあえず全部脱がす湯川
↓
まずはお尻から撫で回す変態湯川先生
↓
舌を使って全身の汗を拭いとってあげようとする、変態な先生。
「あ……ん…」
そして風邪の症状ばかりとは思えない紅い顔をして、なまめかしい声を時折もらす薫。
↓
↑タモリ「一旦CMでーす」
素朴な疑問
湯川と薫が付き合ったとして、どんなデートするんだろうか
部屋の中でマッタリしてる姿しか想像できないんだけどw
科学館めぐりとかw
湯川ばっか楽しんでそうだなw
薫が遊園地に連れて行き、湯川が絶叫系苦手なことが発覚。とかあったら面白そうw
あるいは高所恐怖症とかw
遊園地で子供に囲まれて動けなくなって涙目になる湯川
横で大笑いしてる薫(助けない)
を想像して和んだ
>>144 もう絶対遊園地には行かないだろうな、湯川はw
普段は女好きな草薙が、実はマジ惚れの相手には奥手だったりすると面白いな
「内海、今週土曜の夜は空いてる?」
「今週ですか?…特に予定はないですけど」
「俺と湯川で飲みに行くんだけどお前も来いよ」
「私も?あ、はい、行きます」
「じゃあ、城之内先生にも声掛けてみて」
「桜子さんにですか?分かりました」
「何ニヤニヤしてるんだよ」
「いえ、草薙さんが直接声掛けないのかなーと思って」
「…深い意味はないぞ、言っとくけど。お前と湯川がセットになったら
俺1人があぶれるだろ」
「何で私と湯川先生がセットになるんですか!変な勘ぐりしないでください」
「まあ、とりあえず頼んだぞ」
「はーい」
で、当日桜子は湯川に興味津々で草薙涙目、薫が膨れて湯川困惑とw
萌え(*゚∀゚)=3
>>146 で、桜子に相手にされずやさぐれて酒を呷り続ける草薙
酔いが回り、薫をじっくり眺めて「よく見るとお前美人だな…」とか
マジ顔で口説きモードに入る草薙
桜子さんは全てを知っていてニヤニヤ
てか美男美女そろいすぎだろwその飲み会
そして桜子さんは湯川と薫をさりげなくくっつけそうだなw
最終的に酔っぱらってべろんべろんになった草薙を桜子が送って行くんだ
勿論、何で草薙が酔い潰れた原因は分ってるんだよw
連投ゴメ…
>何で
はいらねorz
桜子と草薙が先に帰ってしまい2人きりで気まずい湯川&薫とか見てみたいw
ほ
し
い
か
お
159 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 09:59:37 ID:1vXDaXRR
保守です
160 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 12:36:58 ID:LkFHCVeP
桜子に肛門に指を突っ込まれアナルを開発される薫。
薫を言葉責めにしたい
164 :
桜ネタ:2008/04/05(土) 08:46:22 ID:nGIjg/sm
内海「せんせ、桜見に行きましょう!!」
湯川「…春は進学の季節だというのに、君の話には未だに論理性がないんだな。」
研究室にいきなり駆け込んできた彼女を見て、僕はため息をついてみせた。
内海「いいからいいから、ほらここ!すっごく綺麗で有名なんですよ〜♪夜桜なら、お仕事終わってからでも大丈夫でしょ?」
どうやら内海君は、雑誌に載っていた観光名所に行きたいらしい。
湯川「だめだ。そんなところ、人がごった返していて花見どころじゃないだろう。それに、僕は人混みが好きではない。」
内海「う…」
しゅんとする内海君。なかなか可愛い。
湯川「代わりに僕がもっといい場所へ連れていこう。二人きりで桜が楽しめる場所に。」
内海君の顏がほころんだ。笑顔もやはり可愛い。
内海「本当ですか!?じゃあ今夜、仕事が終わったらここへ来ますね♪では失礼しますっ」
研究室を出ていく内海君を笑顔…というよりは不敵な笑みを浮かべて見送る湯川。
ああ、二人きりだとも。
何故なら今夜眺める桜は、君の体に僕が咲かせるのだから。
久々に電波投稿して見ました。朝っぱらからお目汚しすいません><
166 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 11:44:36 ID:QEwlyDpD
>>164の続き
−−その日の夜
内海「せんせ〜。仕事終わりました」
湯川はPCに向かっている。
内海「せんせ、今日はどこに連れて行ってくれるんですか?」
湯川「今から決める」
内海「もっといい場所があるっていってたじゃないですかぁ!」
湯川「今から探すと言っているではないか!!」
しゅんとする内海くん。
−10分後−
湯川「・・・・・・・・・・・・・・」
内海「どうしたんですか?湯川せんせぇ」
湯川「・・・・実に・・・・・面白い」
↓ (ここから先はみなさんで考えてくださいww)
164ですが164≠166です。
誤解された方おおいと思うので一応。
168 :
166:2008/04/08(火) 20:00:36 ID:MCDmlELh
>>167 すいませんw
私の説明不足でした。
以後気をつけますんで
もっとぷりーず
>>166の続きを考えた。
エロなし。と言うか書けないorz
2レス使用予定。
PCを閉じ、湯川は席から立ち上がった。
湯川「すまない。待たせたな。では行こうか内海君。」
薫「は、はい!」
薫の顔が一気に明るくなった。
大学を出て少し経った頃、小さな公園が見えてきた。
薫「先生!あそこですか?ちょうど桜もライトアップされててキレイ〜」
湯川「いや、あそこじゃない。」
薫「えー。この際あそこでも良いじゃないですか〜。丁度人も少ないですし。」
さっきまで湯川はPCでラブホ特集の記事を読んでいた。そして今、薫に黙って連れて行こうと計画していた。
しかしさすがに本物の桜を見せないと、薫の機嫌を損ねてしまうだろうと考えた。
湯川「まぁ、良いだろう。」
薫「本当ですか!?あ、でもこれから行く場所はどうします?」
湯川「また今度、時間があったらにしよう。」
薫「そうですね。」
それから二人は車を降り、公園へと向かった。
公園は小さいながらも桜が咲き乱れ、ライトアップされていた。人気は少なかった。
薫「うわぁ〜!キレイ!!丁度見頃ですよ〜。やっぱり来て良かったですね!」
湯川「そうだな。」
薫は子供のようにはしゃいでいた。
そして湯川はそんな薫を眺めていた。
公園を二人でゆっくりと歩いて回った。
その時、心地よい風が吹いた。桜の花びらが舞い、薫の長い髪がなびいていた。
湯川は後ろから薫を抱きしめた。
薫「え!?ちょっと湯川先生!?」
湯川「実に美しい…。」
薫は耳まで顔を赤く染めていた。湯川はそっと耳元で囁いた。
湯川「君の中にある花を咲かせたい…。」
薫「…もう、す…好きにして下さい…!」
その夜、湯川は薫に満開の花を咲かせた。
そして次の日の朝、薫の首筋には花びらが描かれていた。
長文・乱文にも関わらずよんで頂きありがとうございました。
携帯から失礼しました。
172 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 17:25:24 ID:IkQiRV70
湯川と薫はまだ付き合っていない
が、いつもの喧嘩腰のやり取りの中で薫が勢いのまま好きだと口走ってしまい、
ドSに目覚めた湯川に部屋の隅まで追い詰められソファに押し倒され ―――
な感じでちょっと書いてみました。
DVDや映画まで間があるので暇つぶしに良ければドゾー↓
174 :
いきなり湯薫:2008/04/13(日) 23:49:22 ID:3jpf6loT
ゆっくりと、湯川の顔が下りてきて薫は思わず目を瞑る。
ばくんばくんと異常なまでに高鳴る心臓の音が相手に聞こえていないか、急な不安に襲われた。
―――がしかし、それを湯川に問う前に彼女は体を震わせ言葉にならない声を上げることになった。
湯川が、薫の唇に一度軽いキスを落としてから白い首筋に口付けたのだ。
「ふ、ぁっ…」
意識しないうちに鼻に掛ったような甘い吐息が漏れ、それに気付いた薫は耳まで真っ赤になった。
無理もない、彼女は元々こういった情事には慣れていない上、
行為の相手は今の今まで完全に片思いだと信じ込んでいたあの“変人ガリレオ”という状況な訳で。
彼におよそ明確な性欲なるものが存在していたことも驚きだし、その対象として
―――つまり、特別な異性として自分を見ていたという事実を湯川本人から直接伝えられて尚、
薫は何処か信じられずにいたのだ。
『恋愛とは時間を掛けて育んでいくもの』
だと、自らの経験が乏しい薫は以前テレビか雑誌か、何らかのメディアから受け取った情報を
深く考えずに享受し今まで過ごしてきた訳であるが
(実践まで及ぶ機会もなかったので)、
湯川はそうして気持ちを高めていくであろう過程をすっ飛ばし、
当たり前のように薫を求めてきたのだから
「やっ、は、せん…せっ…ちょ、ちょっ、と待っ…」
焦り、混乱し、更に強烈な快感と熱を与えられた彼女に落ち着けと言うのは酷であろう。
「待たない」
ごく簡潔に要望を却下し、
ソファに広がった黒髪に指を絡めながら再び湯川は行為に没頭し始める。
「ひゃ、あ、うぁっ…」
耳の裏あたりを舌でまさぐられ、薫は一層艶かしく体を揺らした。
ざらりとした熱い舌の感触。
生温い吐息が首から鎖骨にかけて何度も往復し、
おそらくは無意識であろうが、彼に掴まれた両手首に心なしか若干力が加わった気がした。
湯川先生が、私に触れてる……
私に。
長い指で、熱い唇で。
「んっ…」
僅かに背を反らし、薫は薄目を明けた。
彼の体温は全身で感じるけれど、薫の首元に顔を落としてている湯川の、肝心な表情は視界の中に映らない。
(…なんか、ちょっと、…頭がぐるぐるする…)
そう、今こうして薫を執拗に、間違いなく彼女の反応を楽しんでいるであろうその表情が
全く見えない事が僅かな安堵をもたらし、
逆にこんな時彼がどのような顔をしているのか見たいと強い欲求に駆られもするのだった。
「…っか、わ、せん、せ」
―――何せ、薫を攻め立てているのは“あの”湯川学なのだ。
175 :
いきなり湯薫:2008/04/13(日) 23:54:27 ID:3jpf6loT
「せん、せ…っ、ゆかわ、せん……は、やぁあっ」
急速にこの現実が頭の中で解凍され、正しく状況を認識した薫は改めて狼狽し、
それ以上の興奮を覚え始めている。
自由にならない両手首を外そうと狭いソファの上でジタバタともがき、懇願するような、
すがり付くような潤んだ瞳で見上げたのが薫にとって運の尽きだった。
いつの間にか首筋から舌を離し、薫の顔を見下ろしていた湯川が冷静な表情で告げた。
「あまり僕の名前を呼ばない方がいい」
「…えっ…」
「そんな声で何度も呼ばれると、僕自身を制御できなくなる」
言うなり、薫の手首を拘束していた湯川の手が緩やかに彼女の体のラインを伝い、
カットソーの内側へ差し入れられた掌が躊躇なく、ぐいと裾をたくし上げた。
「やっ!」
思わず悲鳴を上げ身体を捩った薫に構わず、ごく滑らかな動作で背中に回した彼の手が
迷いなくブラジャーのホックを外した。
薄ピンクの、控え目な刺繍を施した下着がずらされ、仄かに色づいた白い乳房がほろりと溢れた―――
決して大きくはないものの、ツンと上向いた形の良い、それが。
「ん、や…せんせっ、やっぱり待って………ひ、ふぁああっ…んっ!」
むしゃぶりつくように胸の頂へ吸い付かれた薫が大きな反応を見せた。
「はっ…や、ふあ、あぁっ」
「敏感だな」
「そん…なっ、はあん、ことなっ…」
ぴくりと敏感に肩を震わせた薫の、悩ましげな吐息を耳元で感じた湯川が
一層強く彼女を責め立てる。
じわじわと押し寄せる快感の波に呑み込まれ、ほんのり肌を上気させた彼女の
断続的な嬌声に気を良くした湯川は、右の胸を自らの唇でついばみ、
左の乳房を長い指でやわやわと揉み始めた。
柔らかに形を変える白い果実の弾力を楽しんでいると、
自由になった右手を伸ばし、薫の指が辛うじて垂れ下がった白衣の裾を掴んだ。
「…っせ、んせ…ぁ、あんっ」
「随分、感じ易い体質のようだな君は」
からかうような口調に、反射的に薫が唇を噛んだ。
「んっ…」
「何故我慢する?
もっと自由に声を出していい、どうせここへは誰も来ないし見られる心配もない」
「…は、う、…っ…」
「強情なところも君らしいが、こういう場合は得策ではない」
176 :
いきなり湯薫:2008/04/14(月) 00:00:02 ID:3jpf6loT
ほとんど圧し当てる同然の微力に調整して、湯川が蕾に歯を立てた。
かりっとした弾力を口内に感じると同時に「ひゃう!」と
悲鳴を上げた薫の腰が揺れる。
誘うようなその動きに、舌でコリコリと先端を転がしながら湯川の表情に
嗜虐心に満ちた色が広がっていく。
ふと視線を下に向けた湯川は、薫がもぞもぞと太腿を擦り合わせているのに気が付いた。
彼にとっては非常に都合の良いことに、彼女が今日身に付けているのはパンツではなく、
黒いボックススカートからすらりと伸びた脚が、物欲しそうに湯川を誘っている―――
様にしか見えなかった。
「もう濡れているのか」
「あ、あなたのせいですっ」
「直接触ってもいないのに?」
「だっ…て湯川、せんせ、が、っ、ぁん」
事実を否定する気力はなく、かと言って平然とした態度を取れる程に割り切れない薫は
真っ赤に熱った顔で、しれっと胸元を探り続ける湯川を睨みつけた。
薫の必死な反応を面白がるように見下ろしていた湯川が、
「ほう?」と興味を引かれたように口の端に笑みを乗せる。
刺激され続けピンと立ち上がった彼女の桜色の左右の乳首を、同時にくりっと捻り、
いっそ乱暴とも言える手つきで撫で回し揉みしだきながら。
「ひ、や、ああっ!」
焦らす様にゆったりと蠢めいていた湯川の指が激しい責めに転じた為、快感を受け止め切れない薫が
悲鳴のような嬌声を上げて身体を捩った。
暴れる腰を押さえつけるように当てがわれた湯川の掌が火照る肌を滑り、
下腹部を伝って流れる様な動作のままスカートのホックを外した。
同時に、薫の脚からスカートを抜き取りストッキングも剥いでいく。
「ゆ、湯川先生が相手じゃなきゃ、そもそも最初からこ、こここんな…こと…」
慣れた手付きに翻弄されながら、それでも言われっ放しで悔しい薫は
懸命に快感を押し殺し、何とか反論の弁を捻り出した。
…といっても目尻に涙を溜め、震える唇から拙い言葉で訴えるその姿は、
逆に湯川の欲望を煽るばかりの逆効果であることに、彼女は未だ気付く様子がない。
「全く、君は本当に」
感嘆と賞賛の入り交じった興奮気味の声で湯川が呟いた。
「僕を刺激するツボを完全に心得ているとしか思えないな」
――変人と名高いあなたの考えることなんて理解できる訳ないじゃないですか、
凡人の私が!
抗議の言葉は声にならず、ソファの上で薫に出来たのばたばたと足でもがく事だけだった。
唇を、再び湯川に塞がれていたせいで。
「ん…う…」
舌をねじ込まれ、絡まされ、あちこちをまさぐられる。
スカートもストッキングも取り払われた脚に直に触れられ、内股を探るように撫でられる。
「ふ…ぁ、んっ…」
177 :
いきなり湯薫:2008/04/14(月) 00:04:57 ID:C2XgZwqO
白い肌が艶めかしく朱色に染まり始めた頃、ようやく湯川は薫の唇を解放した。
「ん、はっ…、は、はぁ、も、くるし、…です…っ、もぉ、ふあ…」
息を切らした薫とは対象的に涼しい顔の湯川は、
しかし表情の如く穏やかに事を運ぶつもりはないらしく、
「この程度で音を上げて貰っては困るな」
「やっ…、いや、やだ、ゆかわせんせっ!」
「君はもっと、限界まで僕を感じなくてはならない」
抗議の声を上げる薫を無視して唐突に彼女の股を強引に押し開き、自身の体を割り入れた。
狭いソファの上で二つの肢体が絡み合う。
薫の肌と合皮ソファのカバーが擦れぎち、ぎちと耳障りな音を立てるが、
最早彼女にそれを意識している余裕はなかった。
―――熱い。
カラダが、湯川先生の手が、視線が、そして…
「ひゃ…やあんっ!」
足を大きく開かされ、あられもない姿を自覚して羞恥心にうち震える薫の腿を、湯川が舌でなぞる。
ざらりとした生温い舌の感触、彼の熱い吐息を敏感に受け止め、薫は思わず声を漏らす。
慌てて両手で口を塞ぐも明らかな歓声はしっかり湯川の耳にも届いており、
瞬時満足そうな表情が走ったのを薫はちらりと視界の端に捉えた。
「何度も言わせるな。声を我慢する必要はない」
ニヤリと笑みを浮かべた湯川が意地悪く言うと、薫はいやいやをするように首を振った。
「だ…って、そんな…恥ずかし…ですっ」
「大丈夫だ。これから君はもっと恥ずかしい言葉を口にすることになる」
「なにそれ全然大丈夫じゃなっ…や、はぁん!」
内腿から徐々に上っていった湯川の舌はぞろりと脚の付け根を舐め上げた。
いつの間にか薫の両膝の裏には湯川の腕が通され、彼女の細い足首は彼の肩に乗った体勢になっていた。
「やっ!センセ、せんせえっ!このカッコやです、恥ずかし…っいやあ!」
絶対的に経験の浅い薫は快感と羞恥心の狭間で揺れている。
既に下着の用を為していないブラジャーと同色のショーツが湯川の目の前に差し出される恰好になっており、
彼のなぶるような視線に晒され意識せざるを得ない薫の喘ぎが、哭き声に変わる。
確かに湯川は射るように見ていた―――濡れたショーツがぴっちりと張り付いて割れ目が浮か上がり、
むせ返るような女の匂いに満ちた薫の“ソコ”を。
「ぁ、んまり、見ないで…っひゃ、ああ!」
顔を隠し身じろぎした薫は、体の芯に息を吹き掛けられて声を抑えることが出来ない。
「身体の反応の方が余程正直だ。だがしかし、すぐに君自身も素直にしてみせよう、…内海くん」
「な、に…、を、……や、はぁっ」
苛虐心に満ちた表情で言い放ち、再度湯川は薫の脚を丁寧に舐め始めた。
膝の裏から腿を伝い、付け根をなぞる。
けれど決して中心には触れない。
快感まで昇りつめそうで、引き戻される。もう少し、あと少しの刺激が欲しいのに。
「せんせ…っ」
焦らしに焦らされ、薫がとうとう上擦った声で湯川を呼んだ。
切ない響きに彼女の昂ぶりを感じ取った湯川は、わざと首を傾げて見せる。
「どうした?内海くん」
「あの…、あ、えっと…」
178 :
いきなり湯薫:2008/04/14(月) 00:07:32 ID:C2XgZwqO
「言いたいことがあるならちゃんと口に出したまえ」
「う…うう」
余裕たっぷりに相手をしながら、湯川の手は薫の脇や臍回りをゆっくり撫でている。
決定的な快感を与えないよう、周到に。
真っ赤な顔で僅かな逡巡を見せた薫は、一瞬唇を噛んでから意を決したように口を開いた。
「触って…くださ…」
「どこを?」
「ゆかわせんせ…」
「言うんだ」
「や…言え、ません」
「早く」
「や…いや…」
ゆるゆると頭を振る薫の語尾に力はない。
もう少し苛めてやっても良かったが、涙目で「せんせ、おねがい…っ」と
懇願された湯川の理性が崩れる方が早かった。
「君の強情さには感服するが、これからのことを考えると矯正する必要があるな」
言うが早いか、湯川の手がするりと、素早く最後の砦の一枚を薫の脚から抜き去った。
「…っ!」
遂に生まれたままの姿にされた薫は既に言葉もなく、息を飲んで固く目を瞑る。
直接触れられた訳でもないのに既に濡れそぼっているそこに、湯川の視線を感じるだけで
新たな蜜が溢れてくるのを彼女は強く意識した。
そして、それをサディスティックな彼が見逃す筈もない。
「君は見られるだけでこんなに感じるのか。随分と淫乱なんだな」
「いやっ、センセ、言わないで!」
脱がす前からとっくに分かっていた事実を楽しむように突き付けられ、
薫の頬が更に赤みを増していく。
「ふむ。君は普段とても賑やか―――よく喋るがなるほど、下の唇はどうかな。
今のところ静かにしているようだが、随分物言いたげに見える」
「いやあ!先生のバカ、そんなじっくり見ないで!変なコト言わないでくださいっ…!」
空いた手で湯川の視線から隠そうとするも、あっさりと彼に手首を捉えられ再び薫は拘束される。
為す術もなく湯川の顔を睨みつけるが、相変わらず楽しそうな彼に効果は当然なかった。
「目の前に差し出されているのに見るなと言うのは無理な注文だ」
「さっ、差し出してなんかいません!先生が…っあ」
「謙遜することはない。綺麗な色をしてい」
「わーっ、やー!そういうこと言わないでくださいってばぁ!」
「こんな時ぐらいもっと色気のある声で反応して欲しいものだが…」
呆れた口調で溢しつつ、彼女の純な反応はより一層の愉悦を湯川にもたらした。
179 :
いきなり湯薫:2008/04/14(月) 00:09:15 ID:C2XgZwqO
「先程、君は触って欲しいと言ったな。改めて聞こう、どこを触って欲しい?」
「やっ…!」
剥き出しにされた秘部に熱い息を吹き掛けられ、薫がびくりと身悶えした。
尚も抵抗する薫に痺れを切らす様子もなく、相変わらず淡々とした湯川のペースは変わらない。
けれど、と薫は気付いていた。
普段の冷静な彼からは見られない、どこか正常の箍が外れ熱を宿した光が、彼の眼の奥に潜んでいるのを。
しかし、すぐ快楽の一歩手前でずっと焦らされ続けている薫が平静な思考でいられる筈もなく、
湯川に抱いたそんな思いはすぐに脳裏の隅に追いやられた。
湯川の指が緩慢に太股の内側を滑る。
脇腹に口付けられる。
彼の吐息を、存在を全身で感じる。そして欲しがってる―――
「せん、せえ!お、ねがい…だからぁ、?…」
切なさを増した声で訴えられた湯川は一瞬動きを止めて薫の顔を見た。
涙を浮かべた彼女の表情は今にも泣き出しそうに見える。
欲情の火に油を注がれる、そんな顔で。
「君をもっと泣かせたい、苛めたいと思うのは僕の嗜好の問題だが、これは今まで一度も
生じ得なかった感情だ。相手が君であることに起因することは間違いないが―――実に興味深い」
「理屈は、いいですっ…!こんなとき、まで」
声を震わせ睨みつけてくる彼女を愛しく思いながら、それでもただ優しくするだけでは物足りない。
そして湯川は
以降誰かよろしく!↓
↑久々GJキター!
ウマー!
…って生殺し…w
↓よろしく
>>173はきっと、俺らの反応を見て楽しんでいるに違いない!w
↓って事で続き書いてくれるよな?w
182 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 14:49:29 ID:3IfNxfL/
もうほんと上手いww
Gj!
↓頼んだぞー
ちょwww湯川センセより
>>173のほうがドSじゃないかwwww
非常に興味深くて創作意欲そそr…げふん、掻き立てられるんだが
如何せん今スランプ気味で文章が一文字も打てん状態…スマソ…orz…
やってみようとは思うが期待せずに職人頼む…!!↓
ドSにも程があるww
おいっ誰か続きを頼む
↓
185 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 00:02:01 ID:pPBai6vu
ちょっと刺激されたので何とかしてみる
173のドS過ぎる放置プレイに悶絶させられたんだぜ…!
て訳で
>>185に激しく期待w
187 :
185:2008/04/19(土) 00:45:50 ID:pV/i1JUL
そして湯川は微笑み、薫を抱きすくめるとその耳元で囁いた。
「さあ、言ってごらん」
表情は見えないが、痺れそうなほどに甘い声だ。
そして快楽を与え続けた手の動きを止めて、優しく髪を梳く。
一見幼子をあやすような慈愛に満ちた愛情表現だが、絶え間なく焦らされ続けていた
薫にとってはそれすらも緩慢な刺激になるらしく、微かに腰が揺れる。
「僕は君を愛している。君が望む全てを君に与えよう。
簡単だ、君が望むだけでいい。声に出して言いさえすれば、僕は君の全てを受け入れて、そして応えよう」
囁きながら耳朶に舌を這わせ、中心に近い内腿を触れるか触れないかの距離で撫で回す。
声の甘さと、腕の優しさ、そして言葉の温かさが薫の理性を蝕んでいく。
蕩けそうなほどの快楽には、きっと、溺れてしまった方がずっと楽に違いなかった。
薫は、自分の体に触れる湯川の手を取ると、自ら濡れそぼっている秘部にその手を運ぶ。
自分のものではない手が触れる感触に、薫は歓喜と快感で震えて喉を反らせた。
「先生…私の中、もうこんななんですよ…お願い、先生の全部、ここに、下さい…!」
↓燃え尽きました
おまっ・・・お前もSだったのかーーー!!!
だが激しくGJ
誰か薫をイカせたげて〜
おーい誰かいないのかああ
191 :
187の続き:2008/04/21(月) 12:03:53 ID:PV7actx2
取り敢えず書いてみた。
辻褄合わない部分は脳内補完でヨロ
「僕、の…何が欲しいんだ?」
快楽にあと一歩、で堕ちる表情の薫が尚更湯川の嗜虐心をそそる。
真っ赤な顔で涙を浮かべて懇願する薫にの太腿に
屹立した下半身を押し付けるようにして湯川は問い掛けた
―こんな状態にしておいて、酷い―
薫の中の負けず嫌いがむくむくと頭を擡げる
薫の、常には無い艶めいた表情と声に、湯川はすっかり失念していた。
この女刑事は勝気で負けず嫌いだと言う事を―
薫の蝕まれた理性と、反抗心がカチッと火花を散らす
潤んだ瞳で湯川を睨むと―それは全然迫力のないものだったが―
薫は自分の太腿に押し付けられる湯川の下肢に手を伸ばした
そっと触れるつもり―だった
だが湯川に翻弄され続け、くらくらとした眩暈のような感覚の中の薫には距離感が無くなっていた
「…はっ…ぅ」
撫でるように触れるつもりだった湯川の下肢は、いきり立つように屹立していた
そして勢い良く伸ばされた薫の手は―湯川自身を鷲掴みするように握っていた
「ひゃっ…!」
思わぬ感触に悲鳴のような声を上げる薫と、予想外の反撃に上げた湯川の声が重なった
手を引っ込めようとした薫の手が湯川自身を撫で上げるように触った
―ここまでされて、黙っていられるわけが無い―
薫の反撃は、湯川の中に僅かに残っていた理性を吹き飛ばし、激情を点火させた
「君の強情さには感服するよ」
沈着冷静な口調を保ちながらもギラギラとした欲情を浮かべた瞳で
湯川はカチャカチャと音を立ててズボンのベルトを外した
湯川の僅かな豹変に息を呑みながらも、薫は待ち望んだ「その時」が近付いてくる事に胸を高鳴らせた
肌蹴られた湯川の下肢が露になると、逞しく反り返った湯川自身が屹立している
目の当たりにした湯川自身に視線が釘付けになったまま、薫は反射的に足を閉じようとした
湯川は薫の足を掴むと大きく押し広げ、蜜を零す秘所へと、自身の先端を押し当てた
ぬるぬるとした蜜を零す薫の秘所に、押し付けられた湯川自身の先端から溢れる汁が混ざって流れる
その様を見ながら、湯川は焦らすように先端を筋に沿って擦り付けた
「やっ・・・はっ…せんっ…せ…ぇっ・・・」
入り口付近を擦るだけの湯川に焦れたように薫が声を上げ、腰を揺らめかせた
「も…お願い…です…っ」
真っ赤な顔で、涙目の薫が強請るような声で、無意識に伸ばした腕が湯川の太腿に触れた
「は…っやくぅ…」
薫の細い指が、湯川の太腿に絡みつき、引き寄せるように力が加えられた
「いつもそのくらい素直だったらいいのだがな」
フッと笑みを浮かべると湯川は一気に薫の中に押し入れた
「ひっ…あぁぁぁ…っっっ」
圧倒的な質量で薫の中を満たす湯川に、薫は引き攣ったような悲鳴を上げた
存分に潤んではいたものの、経験の少ない薫には内側から身を裂かれるような痛みが走った
「あっ…は…っ…」
ぽろぽろと涙を零して湯川に縋りつく薫に、湯川は慈しむように頬に、瞼に、額に唇を押し当てて行った
暫くそうしていると、少しずつ薫の呼吸の感覚が開き始める
それと共に薫の中がウニウニと収縮を始めた
「良くなってきたのか…?中、動いているぞ」
自身を締めつける感触を味わいながら湯川がからかうように声をかけた
↓スマン。もう限界。あとヨロシク
GJ!!そしてまたしても…w
マジ、リポビタンやるから最後まで書いてくれww力尽きるなwww
わ ざ と だ ろww
199 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 16:05:02 ID:6C5B6jlG
ここまで書いておいてwwwwww
めっさGJ!
取り合えず薫を快感地獄へ誘ってみよう
薫の中の人はドSなんだなww
視線がねww
おまいらも熱湯CM挑めよww
CMといえば車のCMで薫の中の人の「がぉv」に激萌えたwwww
>>205 確かにあれは萌えた
そのまま助手席に押し倒したいww
>>206 もういっそ湯川先生に押し倒されちゃえとか思った自分w
取り敢えず196の続きにチャレンジしてみる
途中で力尽きたらスマソ
「良くなってきたのか…?中、動いているぞ」
揶揄する湯川の言葉を聞いて薫の羞恥心が掻き立てられる
「やっ・・・!」
涙目になって顔を背けるのと裏腹に、湯川を咥え込んでいるソコは
尚更に強く湯川を締め付けた
「…ぅ」
締め付ける薫の中の感触を味わいながら湯川は端正な顔立ちに冷静な表情を崩さずに
からかうように薫の耳元に唇を近づけ囁いた
「…君は下の口の方が正直なようだな。内海君?」
「せん…せぇ…!」
湯川の言葉に、耳から感じる吐息に、薫の背筋をぞくぞくとした感覚が走り抜ける
腰が熱く疼き、薫の秘所は更にきつく湯川を咥え込もうと蠢いた
「…ぁっ」
その感触に耐えられなくなったような声を上げると、湯川は薫の片足を抱え上げ、
ソファの背に乗せた
薫の足が大きく開かれ、二人の結合部が白日の元に晒される
押しこんだ腰を軽く引くと、湯川は見せ付けるように薫に話しかけた
「内海くん…よく見たまえ。今君を抱いているのが誰かを」
名前を呼び掛けられた事に対して、反射的に目を向けた薫は
自分の秘所に突き刺さる湯川を目の当たりにして真っ赤になった
「やっ・・・ゆか…せん…っせ…」
目を逸らしたいのに逸らせない。
無機質な研究室の蛍光灯に照らされて、赤黒く屹立した湯川自身が
薫の秘所から溢れる愛液に塗れてテラテラと濡れている
半分だけ見える湯川自身の先端が自分の中にある事を目の当たりにさせられ
薫は反射的に体を捩った
だから力尽きるなってのww
スマンw戻ってきた
「内海君?」
冷静な中に熱を秘めた湯川の声が薫を追う
体の中に立ち上る熱から逃れようとする薫を逃さないように
湯川が くっ と腰を押し付けた
「あぁ…!」
押し入られた湯川自身の熱に薫が堪らず声を上げる
「や…せ…んせ…っ…」
上半身を捻らせたまま、薫は涙目で湯川を見上げた
「さぁ。どうして欲しい?内海君。君の望むようにしてあげよう」
完全な陥落を目前にして湯川は楽しそうに薫に声をかけた
「あ…あぁ…っ!」
腰から湧きあがる疼きに耐えられないように薫が腰を揺らすと
湯川がその様を見ながらニヤリと微笑むと薫の腰を掴んだ
「内海君?ご褒美が欲しかったらちゃんと口にするんだ」
揺さぶる事も、止める事も出来るように湯川は薫の腰を掴んだまま
低く甘く囁く
薫の理性も常識も、全ては湯川の与える快楽の前に屈して
薫は我を忘れて湯川を求める言葉を口にした
「お願いです…先生…!動いて…先生の全てを私に下さい!」
陥落した薫に湯川は勝利の笑みを浮かべると、湯川は薫の顔に顔を近づけ
「いい子だ」と囁くと唇を塞いだ
舌と舌を絡ませ、湯川の唾液が薫の口の中に流し込まれる
「んっ・・・」
苦しそうに薫が声を上げると湯川は唇を離すと同時に激しく腰を動かし始めた
「あっあっあぁ…っ!」
研究室の中にぐちゅぐちゅと湿った音が響き渡る
薫の中を湯川の熱が責めたて、薫の手が縋るように湯川の背中に廻された
湯川が薫の中を出入りする度に薫の愛液が溢れ、零れた愛液がソファの上に流れて行く
「はっ…あぁ…っ…せん…せぇっ・・・!」
快感に潤んだ瞳の薫に呼ばれ、湯川の僅かに残った理性は瓦解し
薫の望むままに湯川は自身を叩き付けた
「ああぁぁぁっっっ……!!!」
薫のつま先がピンと伸び、快感に打ち震えながら湯川をキツク締めつける
体を仰け反らせる薫を見ながら湯川は楽しげに薫の乳房に手を伸ばすと
つんと天を仰ぐ薫の乳首を指先でぴんと弾いた
「あぁっっ!」
薫の秘所が一際強く湯川を締めつけると薫の手が何かを掴もうとするかのように
湯川の腕に爪を立てた
その痛みが辛うじて 持っていかれそうだった湯川を押し留める
「やぁぁぁっっっ…!」
上り詰めた薫の声が部屋中に響き渡った
柔らかく締め付け続ける薫の中を堪能しながら、肩で息をする薫の髪を撫で上げながら
湯川は楽しげに、快感に染まる薫の顔を見つめた
「内海君?これで終わりだとは思っていないだろう?」
↓後はヨロシク
だ か ら w w w w w
ちくしょう職人方全員Sなのかそうなのか!!!
でもGJwwwww
ちょ、おまwwwwww
なんてドSだらけ!
超GJ!!
というわけでヨロシク↓
218 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 12:54:58 ID:Q1ft0cvT
ちょwwww
それはないwww
ドがつくSな人なんてきr・・・超Gj!!
よろすく↓
豚切りスマソ
某少女映画からの妄想
湯川と事件の捜査中
警察学校時代の教官(中の人江口w)に出会う薫
警察学校時代、教官に思いを寄せていたこともあり
話すうちにほんのり赤く染まる薫の頬
感情を顔には出さずじっと親密そうな二人を観察する湯川
その日の晩
湯川が口を開く
「さて内海君
君に聞きたいことがあるのだが……」
でエロエロあって「ドS湯川」に続く
>>219 若しくは江口師匠が高校時代のラクロス部監督だったりすると
「おお、久しぶりだなー薫」
「先生!お久しぶりです!!」
…となって、
名前呼び捨てにまずピクリと反応し、更に自分以外の男を「先生」呼びする薫
(しかも満面の笑みw)に目が鋭くなる湯川が見られる訳ですね
その上空気読まない江口師匠が薫の頭をわしわし撫でちゃったりしたら
その晩は最高峰ドSっぷりの湯川が薫を虐めることになる訳ですねww
湯川をからかうつもりで薫の肩を抱いたりする江口師匠
ドS湯川がww
メン○レ見たけど江口師匠と薫の中の人はお互いスキンシップが多いのなw
悪気無く仲良しな2人に内心ヤキモキする湯川とかww
湯川にとって、
耳打ちはもちろん反則なはずww
メントレを見た湯川はいまごろ「レッドマーキュリー改」を作っている ハズw
江口師匠を勝手に役割り振ってパラレルっぽいの書いてしまったがそういうのアリかな?
エロパロ板なのになかなかエロ描写までいかないんだけどw
湯川不在の研究室で学生らに輪姦されちゃう薫とか書いてみた
あんまりな出来に消した
文才欲しいorz
ほ
人いなくなったなあ…
237 :
かーは:2008/05/22(木) 23:25:49 ID:piLAD0RS
いるんだが投下待ち中なんすよ
湯川の中の人は「白、あるいは模様のエロ下着好き、黒や赤はダメ、フリルはNG」だそうだから
頑張れ薫
>>229 そうなのかw
でも薫って普段は色気ないの着てそうだよなー
湯川に脱がされそうになって
「今日は(勝負下着じゃないから)ダメです!」と抵抗したりとかw
>>239 突然拒絶されて、わけ分からなくなっておろおろしそうだな湯川センセはww
「な、なぜだ内海君。解らない…。」orz
>>240 いやいや、ドSだから嫌がるほどむしろ喜んで脱がすかもw
で、グンゼの白にスポーツブラの薫w
どうする!!湯川!!
目にまぶしい、上下とも真っ白な下着。だがそれはあまりにも味気なかった。
レースとは無縁、飾りひとつついていない実用本位のものだったのだ。
運動で動く胸を支え保護するためのスポーツブラと、ぴったりと尻に
フィットする伸縮素材のショーツはへその上まで布地がある。
だがそれを目にした湯川は嬉しそうに目を細めた。
「準備万端だな、内海くん」
「な!」
薫の頬が染まる。眦をきりりと上げ薫は湯川にくってかかった。
「これの! この格好のどこが」
薫は恥ずかしさで涙まで浮かべた。よりによってこんな下着の時に
こんな状況になるとは……。
湯川はそんな薫を思いやることもなく自分のロッカーを開ける。
ごそごそと何かを探る音。
それから白衣を脱ぎすて、シャツのボタンに手をかける。
「せんせ、なにを……?」
「なに。きみにあわせようと思って着替えるだけだ」
湯川はロッカーから出した荷物を持ち上げ薫に見せながら言った。
「スカッシュしよう」
さわやかーwwww
すんませんorz
ちょwww新手の羞恥プレイwwww
下着でスカッシュて実はかなりエロイww
下着でスカッシュする薫をじっくり観察する湯川w
じっくり観察されていることに気付き真っ赤になってうずくまる薫
そして湯川センセの下半身はビンビンなんですね。
わかります。
さらに我慢できなくなってうずくまる内海を押し倒しちゃうんですね。
わかります。
で、「こんな所で絶対嫌です!」と抵抗する薫に余計欲情しちゃうわけですね。
わかります。
スカッシュコートなら声も響いて絶好の場じゃないか、とか意味わからん事言うんですよね。
わかりまry
反論しようとする唇を湯川のそれで塞いじゃうわけですね。
わかります。
このまま続けたら1作品できるんじゃね?とか思いつつw
湯川に翻弄されて「は…ぁ。せんせぇ…こんな所では嫌ぁ…」と内海は無意識に余計煽る訳ですね。
わかry
ドS全開な湯川がそんなな薫をわざわざコートの一角まで追い詰めて苛めるわけですね
わry
息が上がってしまったのは決してスカッシュのせいだけではない。
薫は汗に濡れた身体を湯川から引きはがそうと抵抗した。
「せんせ、やめ……」
「きみのここは嫌がっていないようだが」
湯川は笑顔で薫を追いつめる。だが目は笑っていない。
薫の様子をつぶさに観察し、変化があればそれを脳に記録しつつ
対応を変えようというのだろう。現実離れしたこの状況からさらに一歩
引いた感じがする。
くっ、とショーツの中心を押し込まれた。
「んはっ!」
押さえようもなく声が上がる。
全身から吹き出した汗で、白い上下の下着は濡れそぼり肌が透けていた。
湯川の指先と薫のそこの間に押し当てられる黒い物。
それはスカッシュのボールだった。
ぐりぐりと押しつけられながら、ショーツ越しとはいえスリット部分を
上下に移動していく丸い物体は薫の思考力を奪っていく。
「ん、あ…ああんっ、せん、せ…っ ダメ、ダメです…ぅ」
半身を抱き起こされたように支えられ、足をしどけなく開いて床に投げ出した薫は
湯川の腕の中で身悶えた。
「せんせ、もう…っ」
やめて、という言葉は湯川の唇にふさがれて発することが出来無かった。
ゆっくりと唇を離し、鼻先が触れあうほどの至近距離で湯川は悪魔のような
ほほえみを浮かべて言った。
「もう? 我慢ができない、と言うのかな」
こうですか、わかりません(>_<) あえてのキモ顔文字
もっとPlease!!
>>255 ちなみに、めっちゃ上手に湯川先生のSが引き出されているなw
ちょ=乙だぜw
スカッシュコートはコンクリートに囲まれた密室だ。
薫の口から発せられた声は壁にぶつかり天井で跳ね返り、その残響が
戻ってくる。鋭い悲鳴だった声はわんわんと鳴るうちに角を丸められ
今にも陥落しそうな女の嬌声となって耳を打つ。
「や……いや…」
自分の声があまりにもいやらしく聞こえ、薫は小さく首を振った。耳を塞ごうにも
力の入らない腕はだらりと投げ出されている。
もう声を上げたくない。こんな声を出したくない。
こんな姿を見られただけでも死んでしまいそうに恥ずかしいのに
この上まだ快楽に溺れていくような自分を見られてしまったら
どうしたらいいのかわからない。
せめて、と勝手に上がる声を抑えるために唇をかみしめる。
ぐりっ、とボールが薫の柔らかい秘肉にめり込んだ。
「っ!!」
びくんと身体が跳ねる。
耳元に頬を寄せてきた湯川が喉を鳴らして笑った。
「そんなに欲しいのかな」
力の入らないはずの腕がいつの間にか湯川のシャツを握りしめている。
小刻みに震える身体を密着させ、湯川の腕に支えられすがりついている。
「ちがいま っふ、やあぁんっ!」
慌てて離れようとした身体にまたボールが転がる。
くぼみの上に位置する肉芽を通過していったのだろう。全身にじんとしびれが
走ると共に、また力が抜けてしまう。
「いい声だ」
コートの中で響く薫の声の波長が見えているかのように、湯川は顔を上げ
目を細めながらコート内を見渡した。
さきほどから湯川は自分の手ではほとんど薫に触れていない。ボールを
媒介にして薫の身体のラインを、柔らかさを確かめ楽しんでいる。
「せん、せっ、…も ……ゃあ ん」
やめなくては、やめてもらわなくては、と薫は湯川に訴えようとするが
湯川は面白い反応をする新しい玩具を手放す気はないのか
聞き入れない。聞いているのかさえあやしい。
目の前にぬっと腕が突き出された。
ふっと身体が楽になった気がしながら薫はぼやけた焦点を合わせようと
目をしばたたいた。湯川の指先が摘んでいるのは黒くて丸い小さな
スカッシュボール。
しっとりと表面が濡れている。
「下着越しだ、というのに」
湯川が口の端を曲げた。
薫の全身が一気に熱くなる。噴き出る汗が蒸気に変わりそうなほどだ。
「そんなに欲しかったとは。これは悪いことをした」
悪びれるふうもなく湯川は楽しげに言ってショーツに指をかけた。
「ひゃっ……」
内股に触れた湯川の手に、声が出る。
湯川は指先を引っかけたまま、元は白かった、ぐしょぐしょに濡れて
色が変わって見えるショーツのクロッチ部分を横へずらすように引っ張った。
「やあっ! せんせ、まさか…!」
熱くなったはずの身体から血の気が引く。
こんなところで。
こんなふうに。
「入れてあげよう、内海くん」
黒々とした、硬く長い――――ラケットの柄が深々と差し込まれ薫は絶叫した。
「ヒドイです! 湯川先生!」
「なにがだね」
汗でべたべたになってしまった薫の身体を支えシャワールームまで連れてきた
湯川はそこで薫を放り出したのだ。女子学生用のシャワールームに
いくら腰が立たない女性の介助だと言っても立ち入るなどできない、と言って。
「なにがって――」
あまりの湯川の言い様に絶句しかけたが気を取り直して薫は言った。
「全部ですよ、全部! 下着だって言ってるのにスカッシュなんかさせるし
>>246-253なんてことになるし」
そのくせ。
この男は一度たりとも自分の手で薫の感触を確かめようともせず、生身の自分で
薫の中を味わおうともしなかったのだ。
(あそこまでしたくせに――)
ある意味で未遂だ。それがひどく悔しい。
「あ、そうだ。湯川先生! くどいようですけど私、あれ、下着だったんですけど!」
ザーザーと流すシャワーの音に負けないように外にいる湯川に向かって叫ぶ。
「それで?」
「替え、無いんですよ!」
こんな事になるなどとは思っていなかったのだ。当然替えの下着など持ち歩いて
いない。手洗いをして乾かすにしても、その間ノーパンノーブラでいるのは嫌だ。
「心配要らない」
湯川が怒鳴り返してきた。
「僕のロッカーに替えがある」
「――は!?」
湯川のロッカーに入っている下着なら、それは湯川用の、つまり男性用の下着ではないのか。
「さっききみが着ていたのと同じようなのを持っている。こんなこともあろうかと
ロッカーに入れておいたのがようやく役に立つわけだ。だから心配するな」
「な…、な…」
こんなこともあろうか、とはどんなことだ。
薫はそこが学内の、女子学生専用のシャワールームであることも忘れ
「湯川先生のばかー!! へんたいーっ!!」
と叫んだのだった。
もうわかりませんorz
な、なんと絶妙な萌えと笑いのコラボレーション…!
てか湯川先生ヒドスww
GJwwww
てかまじめに湯川ヒドスwwww
でも面白いし萌たぜ!
で、シャワーの後マンションに帰って
とあるボールを使ってスカッとするスポーツの二回戦が始まる訳ですね。
わかります。
なんか湯川って自分は服を脱がずに薫だけ裸にひん剥いてアレコレ楽しみそうだなw
薫も苛められるのがホント似合うキャラだし
湯川は絶対いろんな角度から録画してて後で研究してるはず
薫が酒飲んで酔っ払い、湯川を押し倒すなんてどーよ?w
酔っぱらって湯川を押し倒したはいいが
知識も経験も不足
何をやっても未熟でおぼつかなく酔いも醒めてゆき
結局湯川に主導権を握られ
酔っぱらった以上のヘロヘロトロトロアヘアヘアンアンにされる薫
>>268 このシチュ(・∀・)イイ!!
続きを書いてくださる神は
いらっしゃらないのか
ドサッ
「どうして潰れるまで飲んでしまうんだ。僕には全く理解出来ない」
少し乱暴に薫をソファに横たえながら、湯川は独白した。
目の前には愛しい女。
しかし酔いつぶれ、ほにゃほにゃと何事かを呟きながら夢の中にいる。
「仕方ないな」
力無く投げ出された手足を、せめてみっともなくないよう揃えてやろうかと
手を伸ばした瞬間、薫の目がとろりと開いた。
「はれぇ…ゆかぁひぇんしぇ?はにしへゆんれすかぁ」
発音も覚束ず、まだ半分以上夢の中なのであろう薫は、湯川の肩に手をくたりと乗せ、
「ゆかぁせんしぇーはじゅるいひとれす…」
そう呟きながらゆるゆると起き上がり、湯川に抱きついた…と言うより、のし掛かった。
「内海君危ないじゃないかほらしっかり…」
言い終える前に湯川は、薫を寝かせていたソファに押し倒される形となった。
酔って力の抜けた人間というものはどうしてこうも重たいのか。
頭の隅に一瞬数式がよぎるが、薫が湯川のシャツのボタンをおもむろに外し始めた為、どこかへ消えていった。
「何をしている?内海君」
「せんせぇばっかり、いつもよゆーで」
湯川のシャツがはだけられる。
「それで?」
「いつもわたしばっかりはずかしくって」
「だから?」
「だから…」
薫の指がシャツの襟口からするりと肩をなぞり、湯川の逞しい上半身を眼前にさらす。
「だから…きょおはわたしが…」
湯川の口元がニヤリ、と上がり、口ごもる薫を促すように囁く。
「わたしが?その後は何だ?はっきり言ってみたまえ」
酔いで上気した顔が、たまらなく湯川の劣情をそそる。
呂律の怪しい薫を見据えたまま、再び訊く。
「わたしが?」
「わたしが……ゆかぁせんせをはじゅかしくします!」
ぎぶあっぷーorz
湯川難しすぎる(´・ω・`)
薫に萌えたww
計画通り的な顔する湯川にも萌えww
舌っ足らず萌えるだろこんにゃろ
湯川センセ、呼びに萌える
久々に来たが、連続わかります辺りからここまでの流れが秀逸すぐるw
押し倒した続きをどなたかお願いします!
桜子に「男なんて不意打ちでキスの1つでもしてやれば簡単に落ちるものよ」と教えられ、
いざ実践しようとするも身長差からどうしても湯川に不意打ちキスはできない薫w
「城之内さん、相手の背が高すぎる場合はどうしたらいいんでしょうか!?」
「座っているところを狙えばいいんじゃない?」
「また君か、今日はどんな厄介ごとを持ち込んできたのかな、内海くん」
「人の顔を見るなりその言い草ですか。別に今日はそんなつもりじゃ…」
(゚Д゚)ハッ
(つ、机が邪魔で自然に湯川先生に近付けない!)
と、やはり不意打ちキスに失敗する薫w
桜子先生は湯川と薫の進展状況を一番楽しんでそうだなw
薫「今度は机が・・横は本積んであって足場が無いし」
桜「んーそうね。じゃあ内海さんが机で寝てるふりして、起こしに近づいて来た時は??ほら、かがむでしょ揺する時」
薫「なるほど!!ありがとうございした―っ」
湯「内海君・・内海君??置きたまえ」
薫「スヤスヤ(近づいて来たっ!!)」
湯「おい内海君」
薫「(今だっ)湯川せっ「先生ー菅ちゃんがハムくれたんで、
学生や皆で食・・あれ??また来てたの内海刑事」
薫「今度は栗林さんがーっうぅっ」
桜「・・(あの超音波の機械は確か鑑識で保存してあったはずね)」
明らかに恋愛経験少なそうな薫が頑張ってる構図は萌えるな〜ww
ほ
し
一徹
星一徹ってww
桜子先生に浣腸される内海 薫
湯川「どういうことなのか…さっぱり分からん!」(ノ-"-)ノ~┻━┻ガシャーン
みたいな感じなのか?w
なんとなく書いた一徹がウケててワロタwww
どっちかってーと
薫「なんでうまく不意打ちできないのよもぅ」(ノ-"-)ノ~┻━┻ガシャーン
な感じでw
野暮なことを…
どっかでやってた、ちゃぶ台ひっくり返し大会を思い出したww
別冊文藝春秋のガリレオ新作で湯薫的にほんのり萌える絡みあったな
ちょいネタバレなので↓
運転席の薫の両腕を後部座席から乗り出した湯川が掴むって、
絵的にかなりキますわwww
294 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 23:28:02 ID:K4VG7MiW
保守!
今までドラマ出る度に
主演女優とキスしてきたから、映画はどうでしょうねw的な事を
湯川の中の人が言ってた
な、何だと!?
まさか期待していいのか?>映画
>>293 それなんて拘束プレイwwww
映画でチューてwwww
期待と妄想がふくらむwww
早いとこ予告を観に逝かなくては…!
>>297 映画前のSPをもしやるなら是非「攪乱す」をやって欲しいなw
早いとこ予告を観に逝かなくては…!
>>297 映画前のSPをもしやるなら是非「攪乱す」をやって欲しいなw
>>299 SPやるらしいぜ
台本制作中って話があるらしい
>>300 マジか!!! いやまぁ人気と映画があるから当然か。
デパートで某化粧品の小さいカタログをパッと開いてみたら
行き成り薫の中の人でテンションが異常に上がったw
思わず持って帰った自分乙wwwww
302 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 22:06:21 ID:OvuxK1b5
あー湯薫の2ショットすごい良かったな
早く映画とSP見たい・・・
久々に2ショット見たらテンション上がったwwやっぱ好きだー湯川×薫
304 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 20:31:28 ID:sFF2TVc1
こー+が映画のED歌うらしい。バラードらしいから楽しみ
今から映画が楽しみだw
そろそろ海とか夏祭りの季節…w
誰か書いてくれww
湯川に射的で勝負を申し込み、
刑事なのに負けてしまう内海orz
湯川先生は夏祭りとか行かなそう
湯川はそもそも夏自体好まなそうだ
もし仮に海とか祭りに行ったとして、水着やら浴衣を着た薫が
他の男に好色な目で見られたとしたら…その夜は色々と大変そうだなw
内海がイブに着飾っただけで嫉妬した
という前科持ちの湯川先生w
309 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 17:45:31 ID:22VdYcMM
あーでも両方浴衣似合うだろうなあ・・w見たい
保守
神待ち中
神よ・・・
保守とネタになりそうな湯→薫な夢の内容を覚えている限り載せてみる。
箇条書きスマソ
・薫が事件関係で湯川センセに会いに行く。
・湯川テラ嬉しそう。
・なんかもう犬の尻尾付けたら千切れんばかりに振ってそうな位嬉しそう。
・湯「内海君。僕に会いに来てくれたのか!」
・薫「え?はぁ…まぁ…事件の依頼をしに…。」
・湯「そうか!」
・↑みたいな会話をする。薫と湯川センセのテンションの差が凄まじい。
・場面変わって自転車に二人乗りしている二人。
・しかも何故か薫がこいで湯川センセが後ろ。
・湯「見たまえ内海君」(前にある桜?らしき木を指さす)
・薫「はい?あ、綺麗…。」
・湯「…ずっと(君と一緒に)居たいな。」()内はセンセが言いそこなった。
・薫「先生、ずっとここにいたら風邪ひきますよ。」
・湯「…そうだな。」
・湯川センセが戻ろう的な事を言う。ここで自転車の位置がセンセがこいで薫が後ろになる
・湯「内海君つかまりたまえ。」
・凄い速さでこぎはじめてから↑言う先生。
・当然必至にしがみ付く内海→背中に胸当たる→湯川センセにやり←計画d(ryですかセンセ
あとは研究室に湯川センセと薫と栗林さんがいて
湯川センセがビール缶らしきもの煽ったら栗林さんが「湯川先生それは…!」
とかなんとかいってるあたりで起きた。
とりあえず湯川と薫の愛の差に吹いたwww
314 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 20:04:45 ID:MHUHLNOg
やっと規制解除された〜
>>312 一体何を飲んでしまったんだ湯川先生w
媚薬とか惚れ薬の類
じゃ面白くないよな
>>312 湯川が飲んだ缶ビールらしきものの正体は局部的に元気になる薬ですね、わかります。
夏だし浴衣や花火なんていいなぁと思ったんだが、例の如く湯川が
「込み合っていることが容易に予想されるにも関わらずわざわざ動きにくい浴衣をry」
「花火の色は金属の炎色反応を利用してry」とか空気読まず水差したり
ウンチク垂れたりして、薫にうんざりされる図ばかり浮かぶんだがw
>>315 「栗林さん。そういえば先程、研究室に奥方殿から電話がありましたよ」
「エエッ、うちの奴からですか!?連絡なら携帯にしろとあれ程…」
「詳しい要件は聞いていませんが急ぎの都合が発生したとか」
「そんな、先生、迷惑ですよねえ無視してください無視!」
「いえ、こちらはもう問題ありませんから今日の所は上がってもらって構いませんよ。
緊急の要件なら早めに対処した方が良いでしょうからね」
「先生…!
すみません、それでは今日はお言葉に甘えて早引けさせていただきます!
内海刑事、あまり湯川先生に迷惑とか無茶な問題ふっかけないでくださいよ!?」
「失礼な!いつも迷惑掛けてるみたいな言い方やめてください」
「掛けてるでしょー?あなたいつもいつもここへ駆け込んできて」
「そんなことより早く行かなくていいんですかぁ?」
「は!では湯川先生、申し訳ありませんがお先に失礼します。
内海刑事、頼みますよくれぐれもくれぐれも!」
「はいはい分かりましたよー」
「いつ会っても慌ただしいんですよね栗林さんって…って先生?」
「内海くん。
その騒々しい栗林さんが帰ったということはつまりどういう状況か分かるかい」
「えっ、ていうかなんか距離が…さっきより近いような、」
「つまり2人きりだということだよフフフフフハハハハハ」
「せ、センセ目が!目が怖いです!!」
ネタを思い付いたので投下します。箇条書きスマソ
・酔った内海が湯川を誘う。湯川は酔っているのに気付かず前戯開始
・さんざん前戯した後に酔っていることに気付き、挿入を躊躇う湯川
・放置プレイで辛そうな薫をとりあえず指でイかせるが、薫はそのままベッドで就寝、仕方なく自分はソファで寝る
・自慰しようにも薫が起きてくることを危惧して出来ず、元気な息子と一晩を過ごす(一晩中勃起とかありえるのかわからんがw)
・翌朝、しっかり睡眠を取れた薫に寝不足の湯川が事情を説明
・うろたえながらも、申し訳なく思った薫が改めて許可を出し、合意の上で本番開始
中途半端だけどこんな感じ。うまく文に出来ないので良かったら使って下さい…
つまらん
映画主題歌の「最愛」って意味深なタイトルだよな
普通に考えたら石神の心境を綴った歌なんだろうけど、
湯川作詞作曲で薫が歌うと考えると…
原作本wktkで読んだんだけど、原作には薫は出てこないんだな。
今か今かとページを進めていったのに結局最後まで…orz
ここに書くネタ探すつもりだったのになぁ。
映画楽しみにしてます。
ドラマ再放送するっぽいな。
これで職人が少しでも戻ってきてくれることを祈るか…。
323 :
湯川×薫:2008/08/20(水) 02:03:58 ID:A9LS56KG
「おい、内海くん…」
ここは湯川の部屋。
ベッドでは酔っ払った薫が、スヤスヤと心地よい寝息をたてて眠っている。
起こそうと何度か声をかけたが、一向に起きる気配はない。
「なぜ、こんな状況に…」湯川は、薫に触れたい衝動に必死に耐えながら、自宅に薫をあげた事を後悔した。
今日、湯川は事件解決に貢献した礼にと、薫に飲みに誘われ出かけた。
一度は断ったのだが、
「何度も事件を解決してもらってるのに、それじゃ私の気が済みません!私のおごりですから、じゃんじゃん飲んで下さい!」
と、半ば強引に連れ出された。
しかし、湯川がじゃんじゃん飲む間もなく、下戸の薫が先にできあがってしまった。
「内海くん、もう飲まない方がいい」
「な〜に言ってるんですか、せんせ〜。まだまだいけまふよ」
やんわりと諭す湯川を、薫は呂律が回らない口調であしらった。
それでも何とか居酒屋を後にし、湯川は薫を家まで送ろうとした。
「内海くん、送っていくから、君の家の場所を教えてくれないか?」
「え〜、まだ飲み足りないれす…そうだ!せんせぇの家で飲み直しましょ〜」
「今日は帰って、ゆっくり休みなさい。さぁ、家の場所を…」
「や〜だ、教えません」
一向に家の場所を教えてくれない薫を、放って帰る訳にもいかず、湯川は仕方なく薫と共に、タクシーで自宅へ向かった。
す、す、すみません!
初心者の初投下だったのですが、力尽きました…
戸惑いながらも、薫への衝動を抑えられない感じの、ウブな湯川を書きたかったのですが、力不足でした
どなたか続きを書いてくれませんか?
投げっぱなしでスンマセン!
325 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 10:21:05 ID:CmsmrI04
>>312 吹いたwwwwww
ガムで窒息しかけたぞw
せんせテンション高いw
>>323-324 GJGJ!自信を持って続きを書いてくだされ
それにしても薫は酔いつぶれて無意識に誘う姿が似合うなあ
中の人は酒豪らしいけどw
327 :
323の続き:2008/08/21(木) 02:27:47 ID:OcTZIoY8
湯川の家に着いたのはいいが、すでに薫は爆睡しており、仕方なくベッドルームに運び寝かせた。
「全く、飲み直そうと言ったのは君だろう…」
湯川はベッドに腰掛けながら、子供のように無防備な薫の寝顔を見つめていると、思わず薫の頬に触れそうになる。
「まずいな…このまま同じ部屋にいては、理性が飛んでしまう」
そう思った湯川は、薫の意識が戻るまでリビングで過ごそうと立ち上がろうとした。
その時だった。
「どこ行くんれすか〜、せんせぇ。今日はとことん飲むんれすよぉ」
薫がそう言いながら、ガバッと湯川の背中におぶさるように抱きついてきた。
予期していなかった薫の行動に、湯川の鼓動はドクドクと早鐘を打った。
「う、内海くん、起きてたのか?」
「私はずっと起きてますよ〜?」
「さっきまで、酔い潰れて寝ていたじゃないか」
「何言ってるんれすか?そんな事ないれす、まだまだ飲めますよ〜」
後ろから抱きついたまま喋るので、薫の息が湯川の耳をくすぐる。
「わ、わかったから、離したまえ、内海くん」
「やだ、離しませ〜ん」
薫は湯川のらしくない狼狽ぶりが面白いらしく、離れようとしない。
湯川は限界だった。
「…内海くん」
過疎ってる時は批判が少ないかなと思い、またまた投下させていただきました
どなたかお優しい方、続きをお願い致します!
329 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 10:12:39 ID:q3TQjjtY
天使の声
「いや、待て!酔い潰れて意識朦朧とした女性を勢いに任せて抱こうなど言語道断だ。
君にはモラルというものがないのか?まして彼女は意中の相手だろう。
ここは静かに寝かせてやるのが紳士たる正しき姿だ」
悪魔の声
「据え膳食わぬは…というだろう、先人の教えに倣うべきだ。
誘ってきたのは内海くんの方だ、彼女の好意に応えてこそ正解と考えられはしないか?
そもそも君は彼女を悦び鳴かせてみたいとは思わないのか?単純に考えてみたまえ。
自ずと解は導き出されるだろう、フハハハハハハハハハハ」
こんな感じ?ww
>>330 クソ吹いたwwwwww
どっちも先生らしくてGJwwwww
332 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 11:10:13 ID:6HeEymZW
>>330 おおおおおおw
GJ!
フハハハハ吹いたw
>>330 悪魔の方が湯川の気持ちがすごいこもってるww
さあどっちに転ぶ!?
>>330 GJ!w
続きも頼みますw
>>334 おぉ!って思って記事見たら…。
薫と湯川の絡みは殆ど無さそう(´・ω・`)
調子に乗ってちょっと続き投下しますw
天使の声と悪魔の声が何故か直接対決している複雑な湯川先生の脳内↓
(天)「現時点で彼女にとっての僕の位置付けは、仕事上のパートナーにすぎない。
その関係を酔った勢いで崩すなど、彼女の本意ではないだろうし
僕としてもそんな無粋な真似は御免被るな」
(悪)「それ深読みし過ぎだ。
考えてみたまえ、独身の女性がこれほど前後不覚になる位飲み潰れているんだ、
興味のない男の前でこんなに無防備な姿を晒すと思うのかい?
彼女が僕に好意を抱いているのは間違いない、よって双方合意だと考えられる」
「とんでもない屁理屈だな。
元々彼女が酒に弱かっただけという可能性もあるだろう?
それに異性として認識されていないからこそ無頓着に酔い潰れているのかもしれない。
もしそうであるなら君の自分本位な論理は破綻する。そして安易に
内海くんに手を出した君―――即ち僕は、彼女の信頼を裏切ることになる。
野蛮な行為は止めてもらいたいものだな」
「全く、君は面白みに欠けるな。紳士などと気取っているだけで、
結局は彼女に嫌われたくないと逃げ腰になっているだけだ。
彼女が好きなんだろう?ならば押してみることも時には必要さ。
今こそ最大の好機だと分からないのかい」
「僕は彼女を傷つけたくないだけだ。
本能的な欲求しか頭にない君に非難される覚えはない」
「君の頭の固さが嘆かわしいよ」
「君に言われるとは心外だな。これは頭の硬軟の問題ではない、常識の問題だ」
「ならば彼女が今ここで僕に―――まあつまりは君に好意を告げたとしよう。
さて、どうする?酩酊状態による気の迷いと捉えるのか、本心だと判断するのか。
結局相手の気持ちを推し量るなど、自己満足に過ぎないのさ。
それならば自身の欲求に従った方が余程合理的だ」
「愚問だな。話にならない。
つまり君は今内海くんを欲望の対象と捉え、自分のものにしたいとそれしか頭にないだけだ」
「当然だ。僕にとって彼女は特別な存在だからね」
「だったら酔いつぶれている彼女に手を出すような下劣な真似はやめたまえ。
もっと正当な手段で彼女を求めるべきだと言っているんだ」
「堂々巡りだな」
337 :
続き:2008/08/22(金) 22:27:05 ID:FPJT1CRR
天使と悪魔が忙しく舌鋒を振るい、しばしの睨み合いの最中。
湯川の背中にしがみついてうつらうつらと夢見心地の表情を浮かべていた薫が不意に呟いた。
「…せんせ」
どこか甘えるような熱さを帯びた声に、湯川の背筋を性感帯を刺激されたような
ぞくりとした快感が駆け抜けていく。
天使と悪魔の不毛な争いから一旦離れ、湯川は小柄な薫を見下ろし
なるべく声のトーンを落とし、込み上げる衝動を必死に押さえつけながら答えた。
「どうした、内海くん」「すき」
ぽかっと湯川の口が開いた。ついでに思考も軽くショートした。
こと専門分野に関しては饒舌を誇り、問答無用に自分のペースに引き込んでしまう彼が
珍しく言葉を失い、聞き間違いかと薫の表情を見返した。
熱に浮かされたような赤い頬をし、酔いのせいで大きな瞳を潤ませた薫は
いつになく妖艶で、かと思えばとろんと目尻を下げた顔は子供のように幼く、
そのアンバランスさが湯川の本能を刺激する。
「せんせ、好き」
湯川のシャツを掴んだ手のひらに力が込められ、薫がさっきより明瞭にもう一度言った。
硬直した湯川の耳に、悪魔の囁き。
――――さあ、どうする?
“彼女が今ここで僕に―――まあつまりは君に好意を告げたとしよう。
さて、どうする?酩酊状態による気の迷いと捉えるのか、本心だと判断するのか”
「僕もだよ、内海くん」
落ち着き払った声で応じた湯川の目に、恥じらいつつも嬉しげに顔を綻ばせた薫が映る。
「しかしいただけないな…君は非常に、無自覚に過ぎる」
湯川の中の悪魔が、ニヤリと浮かんだ笑みを噛み殺した。
そりゃ天使、撃墜だよ当たり前だよww
GJすぎるにも程がある
うぉぉーーーー!!!!なんてGJ!!!!
素晴らしすぐる。
340 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 19:32:47 ID:PUYZEXwl
GJGJGJ!!!
あああああGJ
数行ともせず撃沈した天使湯川に吹いたwww
しかしGJ過ぎるけしからん。
もっとやれ。いや、やってください。
悪魔の声↓
「さあ気持ちは通じ合った、何も問題はない。
早く剥いて撫でて揉んでこねくり回し存分に彼女を鳴かせるといい」
天使の声↓
「待て、暴走するな!性急に事を進めると彼女の恥じらいを堪能できない!」
「よし、それでは内海くん服を脱ぎたまえ」
「よし、じゃない!センセいきなり脱げって…じゅ、順序ってものが」
「君は服を着たままが良いのか?
なるほど、僕としても興味がない訳ではない。そのままでいこう」
「違いますっ!そうじゃなくて、その……せんせ、キ…」
「着?」
「キス、したいんですッ」
「ああ、キスか」
「何ですかそのどうでも良さそうな顔!?」
「いや、僕は君の裸や喘ぐ姿を早く見たかっただけでキスを蔑ろにしていた訳ではない」
「そ、そんなあからさまな表現と言い訳やめてくださいッッ」
「ふむ。成る程ねだられるというのも良いものだな。
内海くん、何をして欲しいのかもう一度口に出して言ってみたまえ」
「…先生、意地悪です」
「君はとっくに知っていると思っていたが?」
「ええ知ってますよずーっと前から知ってますよ!
それでも私は湯川センセを好きになった筋金入りの馬鹿なんだから、
何度だって言いますよーだ」
「酔ってるな、内海くん」
「センセ、好き。センセ、……キスして?」
>>342 リアルタイム更新ktkr
どんどん気が向いたら投下して下さいお願いしますw
344 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 18:56:19 ID:zpn7mHga
ニヤけるのを抑えるのに必死なんですが
どうすればいいですかwwwwwww
撮ったドラマ再放送を見てきたんだが…。
端から萌ポイント知っているせいか異常なまでに悶えたwww
今日が再放送5・6話だったけど何かここらで急に仲良くなってるよな、湯川と薫
347 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 11:27:37 ID:x7dtn72r
再放送で薫が湯川に作った料理勧めてたけど
「センセ、どうぞっ」
上目遣いで口元に料理を持っていく薫
「・・・料理より君を頂くことにしよう」
「え?っちょセンセ・・・っ」
的なことになってたらって考えてたwwwww
ごめんなさいorz
349 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 12:16:36 ID:fC9k7Dpw
平日毎再放送のおかげで毎日の楽しみができて幸せ
映画のCMも見れるし
ありがとーー
>>349 どういたしまして。…え?俺じゃない?……で、ですよねー。
堀北の回の湯川と薫がすげー萌えるんだが
聖女の救済読んだ。湯川と薫が萌える・・・!
草薙さんから見た薫は冷静で無表情なのに湯川への感謝で思わず笑顔になるって何w
>>351 湯川の扱い方がわかってきた薫とか「その顔でランドセル」とか
お前ら仲いいの?悪いの?って問い詰めたくなるような回だよね
>>351 その回も萌えるが、その前の回も萌えた
「早とちり」とか、ホテルでのシーンとか
>>353 ベッドで何を想像したんだね?
ベッドに横たわる内海にかぶさる湯川と
ベッドに横たわる湯川に乗る内海どっちがいいんだね?言ってみたまえ。
>>354 > ベッドに横たわる湯川に乗る内海
> 横たわる湯川に乗る内海
> 湯川に乗る内海
こ、こっちがいいです…
一気に妄想が広がってしまった。
文にしてみようか…。
薫がベッドに横たわるの一瞬躊躇したのって
やっぱなんか想像したからだよねw
昨日からやっと再放送始まった。
もうニヤニヤしっぱなしじゃねーか!ww
ちょww数日ぶりに開いてみたら中々凄い事になってるなww
>>355 実に興味深い。
是非ともその妄想を文章にしてくれたまえ。
>>358 了解。頑張ってみる。
途中で力尽くと思うが、挑戦してみるよ。
とりあえず映画でヤキモチ薫が見れるのはガチ(願
再放送の連ドラ版最終回で、レッ(ryから薫を助け起こす時の2人の手の大きさが
大人と子供くらいに違ってて何か萌えました
下書きをしてみたが、エロシーンは頭の中では固まっているのに形にはならない…orz
どうしてもエロくならない(泣
家族の前で書いてるからか…?
取り敢えず文にしてうpするので、形に出来る人、お願いします。
「何なのよっ、もぉ…」
この発言をした本人、内海薫は本心からそう思っているだろう。
そもそも内海をこの気持ちにさせたのは、目の前を歩いている湯川学だ。
(純粋な乙女に何をさせようとしたの、この人は!!!…でも、湯川先生が起きてなかったら、良かったのに。)
「何なのよっ、もぉ…」
内海はもう一度、さっきの言葉を、同じように口にした。
ひとつだけ違うのは、湯川に聞こえていたか───それだけ。
「君こそ何なんだ。」
黙っていた湯川がいきなり口を開いた。
まさか言葉が返ってくるとは思っていなかった内海がびっくりしていることを知る由もなく、湯川は内海の方へ振り向いた。
「それは此方の台詞だ、君こそ何なんだ。」
いつものように、淡々と、
「君は僕に近づいてきた。何がしたかったんだ?」
続く湯川の言葉は、内海の耳へ吸い込まれていく。
その言葉は、内海を困らせる言葉だ。
「あ、あの…」
ドS湯川、発生。
内海のこの言葉で、ドS湯川が発生した。
「僕に何をしたかった?はっきりと言いたまえ。」
そう、はっきりと。
分かるように、言いたまえ。
そう呟きながら、湯川は内海を壁に追い詰めていく。
抵抗したいのに、抵抗できないのは、惚れた弱みからだろうか。
とうとう、内海は壁に追い詰められてしまった。
二人の顔は、近い。
二人が出会った時の様に。
───どれだけ、そのままでいただろうか。
いきなり、湯川はベッドへ歩み寄り、そのベッドへ横たわった。
「もう一度聞こう。君は僕に何がしたかったんだ?言えないのなら、再現をしてくれ。」
「はあぁっ??!!」
内海はびっくりして叫ぶ。
「な、な、な!!!何でですか??!!」
──あんなこと、絶対出来ない──
でも、今なら、
今なら、出来る気がする。
今なら、何をしても、
これからに影響はない気がする。
そう思った内海は、よしと頷いて、ベッドに横たわった湯川へと、近づく。
10センチ、8センチ。
少しずつ、湯川との距離は近づいていく。
6センチ、4センチ…
「本当に、いいんですね??」
「あぁ。」
内海の問いに、湯川が頷く。
それを見た内海は、柔らかく笑い、湯川との距離をゼロにした。
この二人がホテルを出るのは、三時間後のこと。
誰か…!!!
この後を!!!
個人的に書いてて面白かったのは、「ドS湯川発生。」ですね。
gdgd感ありまくり〜orz
ドS発生したwwwwwww
GJ!!!
>>361 わかる、わかるぞ!!
ふとしたときに見せつけられる2人の体格差に萌え萌えですよ
369 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 01:34:13 ID:Y4Vzm2HI
342さん!!続きお願いします♪
GJ
久々に萌えました
371 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 14:21:47 ID:8B9WRVxj
てか容疑者Xの公式HPの相関図で、
城ノ内さんの矢印が湯川先生に向かってハートマーク
になっててウケたww
少しずつ、湯川の顔が近付く。―――否、距離を縮めているのは薫の方だ
。
端正な顔立ちに見惚れることはこれまでにも幾度となくあった、
しかしこれほど接近したのは初めてで、しかも彼女は絶対の目的として
彼に自分から「キス」をする、という単純明快にして途方もない難題を抱えている。
動じるな、という方が無理な話だ。
案の定、薫はがちがちに緊張した面持ちで、真っ赤に頬を染めている。
ぎゅっと握り締めた掌は、力を込めすぎて白く変色していた。
ベッドに横たわり目を瞑っていた湯川だが、気配で彼女の動向を探っていた。
(何せ不用意に目を開けて薫にプレッシャーを与えてしまうと、彼女がこの行為
自体から引いてしまう畏れがあった。確実に経験も知識も貧困と予想できり薫だ、
彼女の決心と勢いを鈍らせる訳にはいかなかったのである)
さて、そんな湯川の思惑など露知らず、もうお互いに息が掛かる位まで
顔を寄せた薫だったが、そこで一旦動きを止めた。
さらさらと肩から流れ落ちた黒髪が、彼女の唇よりも先に湯川の頬を撫でる。
その感触に湯川が薄目を開けると、耳元で薫が囁いた。
「せんせ、…目、閉じてて」
恥じらいと吐息を多分に含んだ声は、どこか幼げなのに官能的で湯川を刺激する。
思わず本能的に薫を抱き寄せたくなり、彼女の懇願も聞かず目を開けようとした
湯川の唇に、しっとりとした柔らかいものが触れた。
ほんの数秒、唇に押し付けられる程度の感触を残し、すぐにそれは離れていく。
触れ合うだけの拙いキスだ。
しかしその不慣れ具合と懸命さが非常に薫らしい、と言えるだろう。
―――たったこれだけの行為で、存在を感じるだけで。
こんなにも強い感情や衝動が生じ得るなど、未だかつて湯川は経験したことがなかった。
そもそも、たった1人の女性にこんなに執着や独占欲が沸こうなどと、
薫に出会う前の湯川にしてみたら何故予想など出来ただろう。
唇を離し、湯川の様子を窺うように間近で顔を覗き込んでいる薫は当然、
そんな彼の強い想いを知る由もない。
また以前にその感情の片鱗を見せたことも、おそらく皆無に近い。
そんな状況の中で彼女がこのような行為に臨むことは、
相当な勇気と決意を要することだったに違いない。
湯川は自身にやや加虐的な性癖があることを承知している。
が、今この場面で彼女を貶めるような偏屈な嗜好は持ち合わせていなかった、
素直に薫を喜ばせ、安心させよう――――彼女を虐め、悦ばせるのは服を脱がせてからでいい。
374 :
続き:2008/09/01(月) 22:56:17 ID:AhyUqdjG
「…湯川先生?あの、私…」
言葉を発さず身じろぎもしない湯川に不安を覚えたのか、薫の語尾が震える。
と、不意に湯川の手が薫の手を掴んだ。
驚きに目を見開いた薫に、湯川が「先に言っておこう」と口を開く。
「せ、せんせ?」
「僕にとって君は、どうやら特別な存在らしい」
「え…」
「これは今まで経験した事のない感覚だ、それに理屈も定義も存在しないあやふやなものに
考えを巡らせ解こうなど、無駄な徒労だと思っていた。
僕は、愛などといった不明瞭な感情に惑わされるのは御免だったからね。
――――しかし、今までの持論は撤回しよう。愛について考える時間も持つべきだった、
おかげで解を導き出すのに時間が掛かってしまったよ」
「…………せんせ、すみませんもうちょっと簡単に」
「つまり僕は」
「先生は?」
難しい顔で真剣に湯川の言葉を復唱している姿に、愛しさが膨れ上がる。
そう、確かにこれは理屈ではない。どうしようもなく、相手を欲してしまうこの気持ちは。
薫の手を掴んだまま、湯川がベッドから上半身を起こした。
軽い身のこなしは、薫に言葉を挟む余裕を与えない。
そのままベッドから足を下ろした湯川は、きょとんと自分の動向を見守る薫の膝に
腕を差し入れ、背中に手を回しひょい、と軽々彼女を抱き上げた。
「きゃ、ちょ、せんせっ!?」
「随分軽いな君は。子供を抱いてるようだ」
「し、失礼なっ!」
「刑事は体力勝負だろう、しっかり食事を摂っているのか」
「食べてますっ!
ていうか先生、この状況でどうしてそんな情緒の欠片もない話…っ?」
手足を強ばらせ、上擦った声で必死に抗議する薫を目で制し、
湯川は彼女をベッドにそっと横たえた。
つまり先程とはまったく逆の体勢になった訳である。
「僕は内海くんを愛している」
「…………」
「つまり、そういうことだよ」
「…」
薫を見下ろす立場になった湯川がさらりと言い放った。
ぱっちりと大きな瞳を見開き、薫が湯川を凝視すること数秒。
みるみるうちに顔が紅潮していく薫の目尻に、涙が膨れ上がっていく。
「やだ…」
ぶるっと体を震わせた薫は、涙目の自分の表情を隠すように両手で顔を覆った。
「せんせ、そんなの、反則です」
その、薫の指の隙間から押し殺した声が漏れる。
涙で濡れた掠れ声をしっかり聞き取ろうと、湯川が彼女の口元に耳を近づける。
「僕がどんな反則を犯したと?」
「だって…だって、私の方がずうっと前から先生のこと好きだったのに」
「それは初耳だな」
「私のことなんて眼中にないと思ってたのに」
「悪いが、僕は本当に興味のない相手に時間を割くような真似はしない」
「湯川先生は物理の世界ではすごく有名なんでしょう?
それに学生の女の子達からも同業の女性からも人気があって、モテて…
平の刑事やってる私なんかとじゃ、釣り合うはずないって思ってたんだもの!」
堪えきれない嗚咽を含んだ薫のそれは、既に泣き声に近い。
湯川は微笑を浮かべ、自分の顔を隠す薫の手を掴んだ。
そっとその手を退けると、ぼろぼろと子供のように涙に濡れた薫が現れる。
咄嗟に顔を背けようとした彼女の頬に手を添え動きを制した湯川は、薫の額に口付けた。
「それでも僕は、君を見つけた」
潤んだ瞳で湯川を見上げる薫は、完全に動きを封印されている。
涙の滲む目尻を拭うことも出来ないまま、睨むようにただ、湯川を見つめるだけだ。
“愛おしい”
脳裏に浮かんだフレーズは、湯川にとって彼女を正しく認識した言葉であり、
彼自身を納得させるのに十分過ぎる効力を持っていた。
「君を愛している」
もう一度、彼女を見つめ囁く。
微かに薫が頷いたのを認め、湯川はゆっくりと彼女へ唇を落とした。
長く濃厚なキスを交わした後。
呼吸を乱し、上気した顔に妖艶さを加えた薫が縋るように湯川の首筋に腕を回す。
「私も、湯川先生を」
「という夢を見たんだが」
「な、なななななんて夢を見てるんですか、勝手に!」
「君は他人の夢に出るのに許可を求めるというのか?不可解な話だな」
「そ、そういう問題じゃありません!だだ、大体今は捜査の途中で!」
「何故顔が赤いんだ君は」
「誰のせいですか、誰の!?先生のむっつりスケベー!!」
こんなオチorz職人様誰かお願いします
>>375 ちょwwGJだけど、最後のオチがwwww
誰か夢の続きを!ww
>>375 ちょっ!夢オチか〜いwww
でもGJ!
よ
普通に言っちゃう湯川がいいなw
GJです!
380 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 15:24:27 ID:BkoBxzfS
GJGJGJGJ!!でも夢オチじゃないのがよかった
そんな夢の内容本人に伝えちゃ駄目だろ湯川先生ww
だが萌えたGJGJ!
誰か!湯川を眠らせるんだ!!wそして夢の続きをww
湯川先生は、ちょっとやそっとじゃ
眠らなさそうだ。
眠るにしても、激しく疲れて電源
切れるが如くばったりと。
で、薫が隣で何しようとも起きないと。
舌入れても下くわえても起きない
385 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 14:07:23 ID:34M01ZCT
再放送良かったけどイロイロ省略されてて悲しかったorz
386 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 16:13:01 ID:6Q08SgJv
>>375 夢オチwwww
夢の続きは現実がいいなあwwwww
来週のテレビジョン表紙の2人に萌え死にそうです
なんだあの美男美女・・・
たかが肩と背中だけど、湯薫ツーショットで身体のどっかがくっついてる写真って初めて?
388 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 19:19:09 ID:6Q08SgJv
>>387 いや、自分のガリレオスクラップ集(去年の連ドラ時のやつ)を見返したら
しっかりあったよ、密着する2人w
一番距離が近かったのはTVぴあで、湯川先生が薫の肩に手を回しているという
何とも素敵なツーショットでございました(*´д`)
もっと密着しれ!!wていつも思う
>>389 >一番距離が近かったのはTVぴあで、湯川先生が薫の肩に手を回しているという
えええマジで!?その頃にハマってれば自分もスクラップできたのに・・・orz
昨日ガリレオの第一話をDVDで見ていたんだが、大学生にナンパされた薫を見て
ヤルことだけが目的の大学生にナンパされ、無理やり連れて行かれそうになる薫
↓
湯川が偶然発見し、薫救出
↓
湯「キミは男に対する警戒心がまるでない。まったくけしからん、お仕置きが必要なようだ」
薫「ちょっ、せんせなにして…あっ(ry
とかいう妄想をしてしまった
先生が痛みに耐えられないなら私が一緒に受け止めます
という映画の予告で早くも萌えた
>>389 あぁー!!自分もそれある!
中はベンチに座ってたりするやつだよね
うpしてあげたいがやり方しらないやーorz
395 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 13:39:38 ID:Fh1HB4pt
>>393 再放送の時そのCM時だけめっちゃ集中してみてたwww
あれは萌える
そういやドラマ版とはまた少し違う関係になるといってたな、内海の中の人
398 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 08:54:31 ID:F70G2KAc
>>392 私の推測上ではあるがおそらく君は童貞だな。
なぜこの世に童貞がいるのか・・・気持ち悪いなぁ。理解に苦しむ
そんな君の人生。。。。。。。『実に面白い』
連ドラからもう一年経つのか…早いなあ
とりあえず22日、生湯川生内海に会いに行ってきます
今日湯川と薫が夢に出て来たw
本当にドラマ見てるみたいに普通の話だった。
ただ、依頼人そっちのけで薫を送って行こうとする湯川に萌えたww
>>399 羨ましい…
まぁ楽しんでこいよ〜ノシ
ドラマ見た後、小説を読んでいて「准教授」が出ると
必ず湯川の外見で脳内変換
とりあえずジョンの美形2人の並びに萌え
再放送見て
「僕なら跡も残さない」
がエロすぎて悶えたwww
SPも映画もあるとは忙しいなw
映画で薫とどうなるか気になる・・悲しい結末になりそうでorz
悲しい結末を迎えるのは湯川と薫ではないんじゃないかな?
最愛発表時のコメントで、湯川の中の人が薫のことを「聖母マリアのような存在」
と言ってたのが非常に気になる。行動を起こすきっかけになるらしいし
湯川にとって薫は母なのか?
見守る、というか悩み傷つく湯川を受け止めるのが映画での薫のポジションなのかな
大分ドラマとは違った関係になりそうだね、連ドラから一年後の設定らしいし
408 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 12:57:27 ID:/7Y4dBh6
今、湯川先生のCMやってたww
田上が服役中の刑務所から脱走
↓
湯川への報復のため薫の元へ現れる
なんて妄想しながら四話を見返してた敬老の日
410 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 20:35:34 ID:S5gxiU1I
ageageageage
411 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 16:12:27 ID:M9A2uwog
今ガリレオ再放送してるんだけど、
「ベッドに寝てみてくれ」「なっ………」
とか、エロパロ知ってしまってからニヤニヤして見てしまうw
草薙×内海もありだな…
今日映画館行ったら、宣伝用のボードがあったんたが
湯川と薫(等身大?)に挟まれて、予告映像流してた。
抱えきれない〜(だっけ?)の件聞いて悶えた。
献身的に卑猥な話を聞いた薫
湯川石神草薙エロトリオの卑猥なトーク聞いてみたいww
薫なら話聞くだけでも真っ赤になりそうだな。で、余計三人を喜ばせそう
(中の人は割と平静に聞き流してそうだけどw)
映画版の薫の前髪の分け方が好みじゃないのは自分だけ?
ノシ
初めてCMで見たとき、違和感ありまくりで薫と気付かなかったw
映画での弓削の出演時間15秒だとww
今日の特番で、例の「先生が痛みに耐えられないのなら…」ってシーンの続き(?)
のような場面が映ってたね
切ない顔した薫が湯川に「はい」とか答えててすげーシリアスな感じだった
真面目なシーンなのに萌えてしまったw
DSでゲームがでるね。
声の出演は中の人達がやるらしいが…
ピンクのしおりがあれば絶対買うw
今日発売のTVジョン、ガリレオ特集ページで
湯川←好き?→内海
になってた。両想いktkr
>>423 ktkrwww
公式の方で「友情に近いもの」みたいに
書いてあったからそうなのかと思ってたらw
TVジョンGJ
容疑者Xの次に映画化するとしたら何がなると思う?
>>425 悪魔の手かなあ
湯川に挑戦状が届くとか盛り上げやすそうな展開だし
聖女じゃないか?長編はこれだけだ
ただ地味だからどうかと思う
>>426 「攪乱す」は映画じゃなくてもいいから映像で絶対見たい!
薫に微笑む湯川先生とか、状況が状況だけど「耳元で声がした」とか
実写で見てみたいよ
映画見に行きたいなー。
今日は薫ちゃん出なかったねぇ…。(´・ω・`)
湯川先生みたいな人が近くにいる人って羨ましい
でもあんなイケメン物理学者いないだろうなあ
>>430 あかりも可愛いけど、薫がいないと物足りないよね。あの強気な目が良い。
433 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 01:34:25 ID:Zmb4Xeyr
湯川「薫くん今日はいつもと違うね。肌の艶が違う。」
薫「え?っそそんな事無いですよ。」(やばい、昨晩悶々としちゃってオナッたのばれたかな?しかも湯川先生夢に出たし)
耳元でボソッと優しく
湯川「スケベ」
434 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 01:37:51 ID:Zmb4Xeyr
その後何事も無かったかのように
湯川「薫君 あの事件のだが…」
薫「はっ、はい。」(何だったんだ?空耳?)
湯川(心の中で、コイツ図星だったんだな。次回誘ってみよう。)
エロ下げ
実話の福山と北村とよくカラオケ行く話しに萌え〜。+kitamuraやってほしい。w
>>431 原作は佐野史朗イメージして書いてるからな。
あかりちゃんが新藤奈美恵に襲われることを想像してしまったのって俺だけ?
ガリエロ
>>435 密室でガタイのいい男三人に囲まれた薫は無事だったのか!?w
なぁ、映画で湯薫の絡みはあったのか?薫好きだから絡み、あって欲しい。
>>439 スタンドですね、わかります。
映画ネタバレ注意
>>440 あったよ。件のシーン(痛みに耐えられないなら〜)は良かったし、つっかかる薫とかわす湯川のやりとりは萌えたw
湯川の薫に対する気持ちもドラマよりは強くなってると思う。だけど恋愛感情っていうより友情に近い気がしたな…。
逆に薫→湯川の方が恋愛っぽかった。
はっきりと湯薫フラグが立ったわけじゃないけど、精神的な繋がりが強くなったような描写はされてたと思う。
薫のエロ妄想は本編で一番の楽しみだった
ベッドで湯川寝てるとき最高
444 :
湯川×内海@第1話(?):2008/10/05(日) 17:32:33 ID:uCJ8FBTH
「先生って、女性の魅力を分かっていませんよね。」
実験室でまたもやカタコトやってる先生に向って私は一言そう呟く。
すると、さっきから聞く耳持たずだった先生が私の方を振り向く。
「突然何を言い出すんだ君は。」
「なっ!突然じゃありませんよ!さっきからずっと呼んでました!3回ぐらい!」
「ああ、それは済まなかった。あまりにも忙しかったもので。」
……本当に失礼な人だ。
3回も呼ばせといて、その反応はひど過ぎる。
………そうだ。
「ふふっ、教えてあげましょうか、先生。」
「……何をだ。」
食いついてきた、心の中で一言呟く。
そして私は「ちょっと来て下さい」と、先生を誘導して個室に入る。
ガチャリ
鍵を掛けた音が密室に響く。
二人きり、
…………今なら、今ならできる。
そう悟った私は小さく、だけど強く、先生の耳元で呟く。
「教えてあげますよ、女性の魅力を。」
先生が私の方を真顔で見つめてくる。
「君は一体、何を言って」
先生が発したその言葉は最後までは続かなかった。
それは私が、深く、そして熱くて溶けそうな、
キスをしたから。
「……ん、……ぷはっ。」
名残り惜しそうに唇が離れる。
一瞬、銀の橋が唇と唇を繋ぎ止めていたような、そんな気がした。
「えへへ、……女性の魅力、伝わりましたか?」
「………よく分からなかった。……だから。」
そして、先生は耳元で囁くように言い放つ。
「もっと、君をくれ。」
思いつきで書いたので文章めちゃくちゃw
だから続くかは分かりません、だから第一話(?)です。
あー、もう!スルーしちゃって良いですよ!
そういえば保管庫ってどうなったんだろう。
火の玉の検証で交互にベッドに入ったときはかなりエロネタにされたろうな
内海、手錠で湯川を監禁とかさ
>>446 >内海、手錠で湯川を監禁とかさ
→湯川、手錠で内海を監禁とかさ
と一瞬間違えて読んでしまったw
>>445 何をためらうことがある!!続けてくれww
殺人現場のラブホに入る湯川、内海
湯川:「再現しよう、お風呂に入ってみてくれ」
内海:「お湯なしでいいですか?」
湯川:「君は再現の意味がわかるかね?湯船につかった死体が見つかったんだよ?」
内海:「でも水着とかないし」
湯川:「君は風呂に水着を着てはいる習慣があるのかもしれんが、被害者は全裸だった」
内海:「向こうむいててください・・・、あと入浴剤は死ぬほど入れます。これは譲れません。」
湯川:「いいだろう」
湯川:「入ったかね?僕も入るよ」
内海:「えぇっ!!ちょっと心の準備が!」
湯川:「おまたせ」
内海:「ってなんでセンセイだけ水着なんですか!」
湯川:「裸じゃ恥ずかしいだろ。」
>>450 理不尽すぎる湯川先生w
薫は湯川が上がらない限り風呂から出られないww
>>451 上せた薫を湯川が抱え上げて介抱するんだな。
わかりm(ry
>>450続き
内海:「センセイの家では水着で入る習慣があるかもしれませんが、加害者も脱いでたはずです。」
湯川:「ちょっと向こうをむいててくれ、準備がある」
内海:「(何の準備だろう・・・)いいでしょう、シャワーで汗を落としてくださいね」
>>453続き
湯川:「じゃ、僕も湯船に入るよ」
内海:「ストップ!タオルは置いてきてください!(・∀・)ニヤニヤ 」
湯川:「目をつぶっていてくれ」
内海:「はいはい」
湯川:「置いてきたよ、目はつぶってるね」
内海:「はいはい・・・うっソーン♪」
湯川:「ひ、卑怯だぞ」
内海:「そんな状態でいっても説得力ありませーん。ねぇ湯川ジュニア?(ツンツン)」
非論理的な衝動にかられてドラマ全話を見てしまったよ内海君
「……しょうがないですね、先生は。」
先生は私の言葉を聞き終え、ゆっくりと近くにあったソファに私を押し倒す。
「……あ。」
近いようで遠かった先生が、こんなに近くにいる。
私の鼓動は先生の耳に届きそうなほど大きくなっていた。
「……内海君、君は、……実に美しい。」
一言そう言うと、先生は私の唇に優しく自分の唇を重ねた。
「……ん、……!?」
口の中に入ってくる異物感。
……これって!?先生の……舌!?
「ん、……ふぅ……っ!」
先生はぎこちないながらも、優しく愛してくれた。
「………ぷはっ。」
そして唇が離れる。
銀色の橋が私と先生を繋ぎ止めるかのように名残り惜しく消えていく。
「………せん、せ……?」
先生の方を向いてみると少しだけ優しく微笑んで私に告げる。
「……女性の魅力は僕に分かりそうにないな、残念だったね内海君。」
分かりそうにない、……それって私の事は好きになれないという意味だろうか。
……先生が喋り出すのを待ってると、私をギュウッと痛いぐらいに抱きしめてくる。
「……え?」
突然の事に驚きの声しか出せない私を差し置いて、先生は囁く。
「……女性の魅力は僕には理解が出来なかった。……でも。」
でも?
「君の魅力は、僕に理解ができそうだ。」
その先生の不意打ちに、胸が熱くなるばかりだった。
GJ言ってくれた人どうも!
続かせようか悩み中。
>458
ナイスだ
お笑いのほうが俺がやる
>>454続き
内海と湯川ジュニアがにらめっこする構図でしばし対峙
内海:「ダメ!もうガマンできない!」
湯船から立ち上がり抱きつく内海
湯川:「内海君!僕は湯船に入ろうとしてるんだ。これじゃ入れないよ」
内海:「のぼせました。もう入れません。センセイはアタシが暖めます・・・」
>>461続き
内海:「ベッドに・・・」
湯川:「あぁ」
(ベッド到着)
湯川:「ひとつ問題がある」
内海:「恋人とか婚約者がいるとか?既に結婚してるとか?」
湯川:「そんな生易しいことじゃない!」
内海:「貧乳嫌いとか?」
湯川:「僕がそんな人間に見えるか?・・・そのなんていうか経験がね・・・ないんだ。その・・・アレをナニする」
内海:「センセイもてるでしょ?」
湯川:「ふ、自慢じゃないがな、だが経験はないんだ!」
内海:「ホントに自慢になりませんね。困ったわね」
湯川:「どうしたのかね?」
内海:「いやー、アタシも経験なくてー。センセイにまかせとけばいっかなーって」
|
\ __ /
_ (m) _ユカワヒラメキ!
|ミ|
/ `´ \
('A`)
ノヽノヽ
くく
>>462 つづき
内海:「アタシの口紅でラブホに落書きするなー!」(スパーン!)
湯川:「落書きじゃない!双方が初体験における最適な体位をだな・・・」
内海:「そんなこと考えながらしても楽しくないでしょう?まずはゴムつけましょ」
(ピコーン)(スパーン)
湯川:「まだ何もしてないじゃないか!」
内海:「どうせゴムの最適なつけ方とかどのメーカーがいいだすんでしょ」
湯川:「なぜわかった?」
内海:「刑事のカン。馬鹿なことしてるら息子さんが元気なくなってきたじゃない・・・元気にしてあげる」
ピコーンてwwwww
>>463つづき
内海:レロレロチュパチュパ
湯川:「よしゴムをつけてくれ・・・」
内海:「しょーがない子ねぇ。こっちも初めてなのに」
湯川:「さて・・・どこに入れるのかな?」
内海:「はぁ?」
湯川:「実物をみるのは初めてで・・・」
内海:「センセイヨコになって・・・アタシが乗るから」
湯川:「すまない」
内海:「どういたしまして・・・とはいったもののこんなの入るのかした・・・これがフツーサイズ?わからん」
内海:「イタ、イタタ!」
湯川:「だ、大丈夫か?救急車よぶか?」
内海:「いま呼んだら一生許さないからね。イタタ・・・動かすわよ・・・イテ」
なんかキャラ違くねw
はげわら
いーぞいーぞもっとやれーwww
ピコーンでVSが流れるんだなw
小ネタ(?)投下します。エピソード0見てたら何故かこんなのになってた。
設定&キャラ崩壊注意。
「……うあー……もう疲れたー。」
ふと時計を見る。
……もう11時か。
今は交通課だけど……いつかは!そう思っていたけれど……。
「私が刑事。……無理かも知れないなぁ、だってもう25だし。……彼氏もまだできないし。」
途方に暮れてため息をつく。
………?
不意にテレビを見る。
そこに映ってた映像は私にとっては凄い衝撃だった。
「………こんな難事件を解決させる人が居るんだぁ……」
その事件とは難事件としか言えないような難事件で。
”尊敬”
この言葉しか頭の中には浮かばなかった。
「えっと、名前は……ゆ、湯川……っと。……ってあれ?」
メモをしていたらいつのまにか、そのニュースは終わっていた。
……何だか凄くむなしいんですけど。
……でも、これで夢が定まった。
しばらくの間、猛勉強して、……絶対に!
あのぐらいの難事件を解決させられるような素晴らしい刑事に絶対なって見せる!
あの”湯川”って人とも会って話がしてみたいなぁ。
「……そのためには頑張らなきゃ!」
……そして、およそ3年後に私は湯川先生と出会うのでした。
>>469 GJ!
ぶっちゃけ、そんな感じで薫を登場させても良かったと思う(・ω・`)
あとは薫が湯川や草薙に昔の事を聞くところから始まるとか。
湯川と草薙コンビ良かったよ。面白かった。
その場にいない薫を妄想するのも実に面白い。
「湯川せんせっ♪」
「内海君か、どうしたんだ?」
「……んーっ♪」
「………何の真似だ、ポッキー何か口にくわえて。」
「ん……?し、知らないんですか?ポッキーゲームですよ?」
「どんなゲームだ、それは。」
「えっと、ポッキーを端からお互いに食べてくってゲームです。……分かります?」
「……ああ、大体は分かった。」
「本当ですか?じゃあ……んーっ♪」
「………行くぞ。」
「(あっ、先生の唇がどんどん近付いてくる……)」
「(……今日はいつもに増して大胆だな内海君。)」
「んっ!……ふぅっ」
「(……)」
「ぷはっ!……えへへ、どうでしたか?先生。」
「……良く分からなかったな。……君が可愛すぎて。」
「……っ!い、いきなり何を……っ!!」
「今度は君を味わう事にしよう。」
「えぅ?ちょ、ちょっと待って!せんせっ……!」
っていう小ネタ。
>>472 薫かわええ!はげ萌えた(*´д`*)もっとおながいします
内海:「今度は先生のオチンチンにチョコをかけて味わいたいんですけど?」
湯川:「君は変態だね、まったく」
内海:「変態ですけどなにか?警察呼ぶ?いっただきまーす」
>>461とか、キャラが違い過ぎて萌えないどころか、お笑い系としてみても
クスリとも笑えんかった。
うっそ俺はめっちゃ笑ったわ
そういう人は読み飛ばして俺みたいに期待してるヤツの為にどんどんよろしく
薫はツンデレであると信じるが
461みたいのも実に面白い
>>477 べ…別に先生のためにやってるわけじゃないんだから…!
事件解決のためなんだから!
湯×薫 小ネタ
「内海君、ちょっと来てみてくれ。……内海君?」
反応がない。
何かあったのか、そう思い僕は内海君が座ってた所まで行ってみる。
……そこにいたのは。
「……すぅ。……すぅ。」
無防備な寝顔で寝ている内海君であった。
……いつも走りまわっているから疲れているのだろうか。
「そっとしておこう。」
一言呟き、その場から去ろうとしたその時だった。
「……むにゃ、……せんせ……。」
「……?」
呼ばれた?そう思い振り返って見たものの、そこに居たのは先ほどと変わらない寝顔で寝ている内海君。
寝言か、そう悟った僕はゆっくりと歩き出す。
……が、耳を疑う言葉を聞いてしまうのであった。
「……えへ、……ゆかわ、せんせぇ……、だいすき。」
「……!?」
思わず振り返って見てみる。
そこには少しだけ赤くなった寝顔の内海君が居た。
……僕は内海君に近づいて行き、ゆっくりと頬に口づけをする。
そして、耳元でこう呟いた。
「良い夢を。」
こんな小ネタを書きながら
>>458の続きも考える。
湯薫がもっと増える事を願って頑張ります。
480 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 23:18:07 ID:9pdpz3dT
乗馬クラブで謎の突然死
スポーツ万能自慢のためやっぱり騎乗する湯川
躍動する湯川に欲情する内海
内海:「アタシにも乗ってほしーなぁ・・・てナニいってんのよ!。誰も聞いてないでしょうね・・・キョロキョロ」
下りてくる湯川
湯川:「どうしたんだい?」
内海:「いやいやこっちのハナシですよ、アタシにの・・・なんてそんなハズないじゃないですか。アタシものりたいなーっていや変な意味じゃなくて馬にですよ」
湯川:「さっぱりわからない」
SPに登場したあのレーザーポイント付の杖をなんとかエロパロに使えないものだろうか
「……やっ!ひ、光当てないでください!」・・・とかですか?
はやく文章にする作業に戻るんだ
「これが、僕が3年前の事件の鍵となった杖だ。」
「へー、おもしろいですね。……どれどれ、……あーこうなってるんだぁ。」
「・・・・」
「あっ、ここ傘の一部ですよね?良くこんなのが作れましたよね……」
「内海君。」
「はい?何ですか?せんせ……んっ……!?」
「………い、いきなり何するんですか!先生!」
「……嫉妬だ。」
「え?」
「その杖に嫉妬したんだ。……あまりにも君がその杖ばっか見てるから、だ。」
「せ、先生……っ///」
「……………薫。(耳元で)」
「っ!」
「………僕の気持ちも、理解したまえ。」
……だ、だめだ!ネタが思いつかない!
湯川:「見たまえ、この杖・・・レーザーポインターがついてるのはオリジナルのままだが僕が改良した。」
内海:「へーどんなカイリョーなんですかぁ」(うわのそら)
湯川:「レーザー光線は人を魅了するだろう?実は催眠作用があると僕はみてるんだ。ほら見てごらん・・・」
内海:「はぃぃ?なんともないですよぉー」
スイッチオン
湯川:「ファーストキスは何歳のとき?」
内海:「答えるわけないでしょー、13のときです。えっ!?」
湯川:「初体験は?」
内海:「失礼じゃない!21。」
湯川:「おや、結構堅いね?経験人数は?」
内海:「言えるわけない・・・8人」
湯川:「おやおやスタートが遅い分がんばったのか?僕が寝てるときセクハラしようとした?」
内海:「な、なに!?目が覚めなければお宝触ったり、フェラしようかとも。もうやめてー!」
スイッチオフ
湯川:「とまぁこんな調子で自白を簡単に、って内海君そのメリケン・・・」
(撲っ)
薫の初体験は湯川が良いなぁ。
深い意味は無いんだけど。
小ネタを。
「やぁせんせぇ・・、・・そこはグリグリしないでぇっ・・・!」
「しかし内海君。・・・君のここは嫌がっていないようだが?」
「なっ、違いま「寧ろ嬉しそうに杖の先のをくわえ込んでいるぞ?ほら」
「っああああ!!!」
「まだ先端を挿入しただけだというのにこれ程とは・・見てみろ、先端を。こんなに濡らして」
「だってぇ・・・・せんせぇがぁ・・」
「ははははは・・・本当に君の身体は実に興味深いな」
「ひっ!・・・ゆかぁせんせぇ・・っ・にするきなんですか、んぅっ」
「もっと深く奥まで挿れたらどうなるか試しているのだが。嫌ならこの赤い光で膣内を観察してみるが・・・・・・
どうしたい?内海君」
「も・・、やあ・・たすけてぇ・・・・・・・」
「全く君は。・・・・どちらかと聞いているのに。二つしか選択肢はないぞ?」
「もぉやなのぉ!こんなのやぁ・・・せんせぇのがほしいのぉ・・!」
_____________________
キャラ崩壊していたらすまぬ
>>485続き
息を吹き返す湯川
湯川:「うーん。いつ寝たのかな・・・そうそうこの杖なんだがね、この杖・・・レーザーポインターがついてるのはオリジナルのままだが僕が改良した。」
内海:「まだ懲りてない・・・」(メリケンを取り出そうとする)
湯川:「レーザー光線は人を魅了するだろう?実は催眠作用があると僕はみてるんだ。ほら見てごらん・・・」
内海:「ン!?同じこと言ってる?記憶がトンだの?てことは例の自白も・・・急用を思い出したので失礼しまっす」
湯川:「スゴイ装置なんだよ!?」
内海:「いやーまた今度お願いします〜」
装置に目を向けず退散する内海
湯川:「ふぅ危なかった・・・経験人数8人あたりがマズかったかな。あのままでは僕自身が消されていたかも・・・。自白したあと記憶を消す機能もいるなぁ
MIBの装置どんな構造なんだろう・・・」
あー、映画いきてー。
前スレの第四話エロパロシリアスバージョン…のつもりが単なる別バージョンになってしまった……orz
知らない方にシチュを簡単に説明すると、
弓削が浴室にそのまま内海をほっておいちゃったんだゼと湯川に伝えたらそれは流石にやばいだろ。
という状況です。
再放送見て、そして念願の映画を見て意欲湧いたので途中で尽き果てない様頑張ってみます。
ついでにエロ内容も少しでも違うものになるよう努力してみます。
・湯薫
・エロ有
・5、6レス使用予定
では駄目、無理。と言う方は以下すっ飛ばしてください。
1
湯川が浴室に入ったとき明かりの暗さは薫がまるで死んでいるかのように映らせた。
その光景を目にした時、湯川は柄にも無く動揺してしまった。
「内海君…!」
服がぬれるにも構わず湯船から薫の身体を引き上げる。
―間に合って居なかったら。―
確たる確証もない最悪の事態が湯川の頭を過ぎり、彼にしては本当に珍しく動揺が満ち溢れていた。
だから薫が薄らと目を開き「あれ…せん、せ?」と実に能天気な声を上げた瞬間、
酷く安堵して堪らず彼女が裸体にも構わず薫を抱き寄せていた。
2
「へ、あ、えぇ?!せ、せせせっせっせえんせいいぃ?!」
抱きつかれた当人は当人でほとんど悲鳴にも近い裏返った声で湯川を呼んだ。
薫からしてみれば寝起きに突然抱きつかれて、
しかも抱きついている相手は変人と名高い湯川で、
相手が湯川という事がただただ頭の中を駆け巡り自分がどんな状態という事まで考えるに至らなかった。
早い話薫は混乱していた。
顔が見えない湯川に雰囲気が伝わる程。
「…君は田上に……正確には田上が雇った男に、だが…、…殺されかけたんだ。」
「…え?!、あ………そ、そう…ですか…。」
混乱していると悟った湯川は嘆息を一つ付いた後、ごく簡潔な説明する。
と今度は落ち込みが薫の心内を満たした。
しかし、落ち込んで悶々と自分を責めるさなか、ふと一つの疑問が浮かび上がる。
それ、ならばこの状況を如何にか納得も折り込みで理解できそうだった。
そう思う頃には薫は既にその疑問を口に出していた。
「あの…心配、してくれたんですか…?」
「あぁ。」
「…………す…すみません…。」
湯川に素直且つ即答され、ウンチク及び皮肉又は嫌味の立て並べオンパレードで
遠まわしな肯定なり否定なりしてくるのだろうと思っていた薫は、勢いでなく心の底から謝った。
「…って…何時まで抱きついているんですかぁ!」
だが、それも束の間大分落着きを取り戻した薫は自分の状態にやっと気づき、大いに大暴れ、元より抵抗した。
3
「やだ、もう、何で、こんな、…ああもう離れてくださいあっちむいてください!」
「……色気の欠片もない。」
「ええ、ええ!どうせ色気もなければスタイルも良くはないですよ!」
「いや、こう抱きしめている限りでは君のスタイルは決して悪くない。むしろ良い。」
「そいう事を言ってるんじゃないんです!良いから離れて下さい!離れたら直ぐあっち向いてください!」
「…内海君。」
「何ですか!まだ何…、か…。」
薫の言葉が止まる。
湯川の瞳の奥にある妖艶たる光をまともに捉えてしまったせいで。
「せんっ…せ……?」
すぐ其処までこみ上げているはずの抗議の声は喉元から一糸たりとも出ずに消えてしまい、
そして其れを声にして出す事は無かった。
「…内海君、君は十分魅力的だと思う。」
「………。」
「第一僕は禁欲主義という訳では無い。好意を寄せる女性の裸体を目の前にして何も思わない筈が無いだろう?」
「…っ…でも、だからって………え、は?…ちょ、ちょっと待って下さい!」
「何だ?」
「今の言い方ッ…ま、まるで先生が私をす、すすすす好、き、み、みたいな…ッ!」
「そう言っているが、何か問題でも?」
「な、無いですけど……。」
「…ならば、一体何が君の中につっかかっているんだ。」
「だ、だって…そんな急に、好きと言われたって…。」
「内海君。」
「……………何、…ですか…。」
「君が欲しい。」
湯川にストレートに求められもはや薫は抵抗する気などさらさら無かった。
正直、諦めたと言っても過言でも無かったが、もちろんそれだけではなかった。
むしろ今頃になってようやっと自覚したといっていい。
そして、その自覚した思いを薫は口にする。
「せんせ…好き、です…。」
「…そうか。」
「せんせ…は…?」
「…君はもう解っているだろう?」
「…言葉にしなきゃ伝わらない事だってあります。」
「…なかなか、意地が悪いな君は…。」
「その台詞、絶対に先生に言われたくありませんっ…!」
ぎ、っと睨みつける薫にため息を一つ付いたと思えば耳元へと近づいて囁いた。
「…好きだ内海君。」
文字にしてみればたった6文字の言葉にどくり、と薫は心臓が跳ね上がるのを感じた。
何か言葉で返そうと開いた薫の唇は荒々しいまでの湯川の口付けに塞がれ、掻き消されてしまった。
4
「……んっ…ぁふッ…。」
割り込んできた舌にたどたどしくも薫は答えようとした。
ようとした、と言うのは湯川に捕まったが最後、良いように口内を蹂躙された訳で。
薫が息苦しくなった頃、離れた二人の口元を銀糸が繋ぎ止めた。名残惜しそうに。
「……ッ……っは……んッ!」
息を吐いたのも束の間、鎖骨に吸い付くと同時に湯川の指が薫の中へと入り込んできた。
「あ、…くぅっ…、っ、ぅあ…!」
それは、多少なりとも潤んではいても経験の少なさが薫に痛みを与える。
しかしそんな痛みは、ツンと立ち上がった胸の突起を舌で舐め上げられる事で、打ち消された。
「は、ひ、あッ、あぁ、や、んッ!」
痛みを感じ無くなる頃には、既に湯川は指の数を二本に増やして指の腹で肉壁を擦り立てていた。
「ッぁ…あ、や、そ、こぉ…だ、め、ですっぅ、あ、っく…。」
「…駄目、か……。」
薫が駄目だと言った箇所を今一度確かめると、湯川をにこりとあの笑みを浮かべた。
その笑顔に薫が見とれる事など無く、
5
「…良いの間違いでは無いのか?」
「あ、あぁあッ!や、は、あぁあ、せ、んせ、あ、んッ…!」
その箇所だけに的を絞って勢いを付けて湯川の指が激しく中を掻き回した。
其れだけに留まらず胸を弄っていた舌がトロリとした蜜溢れるソコへと近づいた。
それは、詰る所湯川に真近で見られるも同じであり、
快感に浮かされた頭でもそれがどういう意味を持つのか位は薫にも理解できた。
「や、ゆか、わせんせ、そんな、ところッ、ひゃ、あ、んッ!」
皆まで抵抗の言葉を言わせずに、湯川はちゅ、と陰核を吸い上げる。
そして、中に入り込んでいる指で強引に入口を開かせれば、その開かせた内部へと舌をねじ込んでいった。
「う、あぁっ、ゆ、かぁ、せん、せッ、あ、は、あぁああッ!!!」
耐えきれぬ快感に薫はその白い肌の肢体をしなやかに仰け反らせ、逃げようとする。
しかしそれを許すような湯川でなく足と腰を押さえつけ、舌で存分にその内部を堪能する。
「せん、せぇ…あ、ぁッ…んんッ…!……?」
突然、内部を蹂躙していたはずの湯川の舌が蜜と共に引き抜かれ、薫は困ったように眉を下げ、湯川を見上げた。
薫が見上げた先ギラついた欲望を孕んだ瞳をした湯川と視線がちょうどかち合った。
薫が羞恥心で目をそらしたところで、ぬりゅっ、と指でも舌でもないソレが
入口付近でゆっくり入ったかっと思えば、一気に奥のほうまで入り込んだ。
「っ…っく、あ……い、った……。」
勢い、薫は浴室の冷えたタイルの壁に押し付けられるが、冷たさを感じたのはほんの一瞬、熱に全てかき消される。
「あ…せん、せ、ふ、ぁ…。」
蜜を掻き出すうようにゆっくり動かしたと思えば、
意識がとびとびに為りそうな程激しく突き動かされる。
「あ、あぁッ!あ、ん、くぅッ…!ゆ、かぁせん、せぇ…!」
脳天まで突き上げるような快感に身悶え、湯川を咥える肉壁は伸縮をきつくさせる。
薫は羞恥心が、湯川は理性が、そんなものはとっくに吹き飛び。
あとはただ、お互いがお互いを求めて止まず、繋がることで生まれる温もりを渇望した。
「あ、あぁぁあああぁッ!!!」
「……っぐ、ぅッ…!」
二人が達するのと、薫が意識を手放すのはほぼ同時だった。
おまけ的ラスト
薫が目を覚ますとそこは既にベッドの上だった。
しかし、そんな事よりもずっと、傍に湯川が居ないことが薫の心を掻き乱した。
「湯川、せんせっ…!」
だから、
「あぁ。起きたのか内海君。」
後ろから湯川に声を掛けられた時はド○フ宜しくずっこけるかと思いさえした。
薫が後ろを振り向くと如何にか乾いたらしい昨日のワイシャツとスーツに着替えていた。
「僕は大学の仕事があるのでね…先に失礼するよ。」
「あ、はい。」
「……あぁ、そうだ内海君。」
「はい?」
部屋を出ようとした湯川を見送ろうと呆けていた内海は、
ほんの一瞬だけの湯川の口付けにさえ虚をつかれただ呆然と湯川を見上げた。
「では、いってくるよ。」
「…はぁ………いって、らっしゃい。」
―薫が恥ずかしさで蹲る数十秒前の事だった。
改行エラーに引っ掛かって妙な短さで次レス行ったりしていますが
気にしないで頂けるとありがたいです。
なんだただの神か
gjでつw
何かと思えばただの神か
久々キタ(・∀・)━━━━!!
いやもうGJでした
GJです!
久々に神キタw
全うなエロだ。超GJ
502 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 20:00:16 ID:A8hayWm0
キターwwwwww
超GJGJ
503 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 17:51:57 ID:K1/FVflv
504 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 18:14:55 ID:K1/FVflv
↑
湯川とのペアじゃなくて、内海だった!す、すみません。
小ネタ
「うぅ、さ、寒いです先生……。」
「……こっちに来たまえ」
「………はいはい、またくだらない何か……」
ぎゅっ
「って、えぇ!?んな、何してるんですか!先生!」
「暖めてあげようかと思ってな。……いけなかったか?」
「……い、いけなくは……って!何言わせるんですか!て、照れるから放して下さい!」
「………絶対に離さない。」
・・・何かすみません。
エロくねえよ!
ただGJだ♪
突然ですがSSを投下します。湯川×薫 薫視点です。要望があれば湯川視点も。では行きます。
多分、”嫉妬”だったんだと思う。
だって、私はただ”見てるだけ”の日もあるって言うのに、あの人は。
・・・あの人って言うの草薙さんのこと。
昔から仲が良かったのは知ってるけど、何故か最近毎日のように研究室にいて先生と話してる。
今日なんかは外のベンチに二人して座って、何をやるのかと思ったら草薙さんが持ってきたギター何か弾き初めて。
・・・先生が。
「先生ギター弾けたんですね!」
っていうつもりだったのに、・・・そこで私はアホめいた言葉を発してしまった。
「ゆっ、湯川先生!」
「・・何だ?」
「わっ、私!今思ったんですけど!ギター弾く人はギタリストなのに、どうしてドラム叩く人はドラミニストじゃなくてドラマーなんでしょうね!」
あぁ・・・今でも後悔してる。
・・・っていうか凄く恥ずかしい。
だってあの時の先生の顔・・・。
どこで見たより呆れたような顔してたし。
「え、えっと・・・、し、失礼します!」
居たたまれなくなってその場から逃げてしまった。
うぅ、尊敬してる草薙さんも居たってのに、何してるんだ!私は!
「内海君!」って湯川先生の声と、「おもしれー」って大爆笑してる草薙さんの声が・・・聞こえたような気がした。
「あぁうぅぅ!な、何してるんだ私はっ!」
・・・もしかしたら嫌われた?
呆れた?
・・・・・ちょっとムカついたとか?
「わかんない、・・・・全然っ!わかんない!」
あの人の考える事が分かったら、それこそ凄いって話になりそうだけど。
・・・
刑事って、人の考える事も結構分かるのになぁ。
・・・・あの人だけ、何なんだろう?
・・・特別?
・・・・嫉妬?
「い、いや!そんな訳ない!べ、別にあの人の事、好きじゃ・・・!」
それに、あの人だって私の事好きじゃない!
・・・でも、そう考えると何かヘコむ・・・。
「あーもう、訳分かんなくなってきた・・・。」
・・・あの人って、・・・湯川先生って本当に分かんない。
だってあの人の事考えると私自身、何かおかしくなる。
・・・・好きなのかな・・・、
いや!真面目にそうだったら絶対認めたくない!
あぅ、でもなー・・・うぅ・・・。
「あっ、見つけた!おーい内海ー!」
・・・呼ばれた声に気づいて振り返ると、そこにいたのは・・・、
「く、草薙さん!?」
・・・の後ろにはさっきずっと考えてた湯川先生。
「え、えっとー・・・何でしょうかー・・・?あっ!よ、用事を思い出し・・・」
「待つんだ、内海君。」
湯川先生の声が聞こえて思わずピタッと立ち止まってしまう。
「な、何でしょうか湯川先生・・・。」
「さっきの楽器の話だが。」
うっ、やっぱりその話ですか・・・。
何て思ってると耳元でこう呟かれた。
「キミも可愛い事を考えるんだな。」
「・・・・・へ?」
予想外の事を言われ、思わず私の顔は・・・・紅く火照っていく。
や、やだ!何かドキドキしちゃう・・・。
「せっ、せん」
「あとで、研究室に来てくれ、・・・・言いたい事が山積みだ。」
・・・その先生の言葉に私は笑顔で
「はい・・・!」
と、答えた。
っていうか、よく分かった。
・・・認めたくないけど、草薙さんに嫉妬してたって事。
あと、
・・・何を考えているか分からないから、
私は貴方に夢中なんだって事が。
・・・読み返してみると凄い下手です。
・・・・な、何だか申し訳ございません!
(゚∀゚*)
>>513 あくまで個人的意見だけど携帯小説読んでる気分になった。
だがGJ!
>>513 GJ!
ちょっと余談なんで下げますが、
このスレで草×薫が見てみたい…
「内海くん、ちょっとこちらへ来てくれたまえ」
「え?はい、なんですかせんせ」
「ふむ………ちょうどいいな」
「ちょ、いきなりなんですか!く、苦しいです湯川先生!」
「抱き締められているのだと説明しなければ分からないのか君は?」
「そそ、そういう問題じゃありません!何故いきなりこんな」
「最近は朝夕と冷えるからね」
「…私、湯たんぽじゃありませんけど」
「湯たんぽはこんなに柔らかくないし良い香りもしない。抱き心地が明らかに違う」
「……つまり先生は女の子なら誰でもいい訳でしょ?」
「いや」
「違うんですか」
「鈍いな、君は」
「先生がそれを言うんですか!先生が、私に!?」
「では態度で示そう」
「っどこ触ってんですか!ひゃっ、あ!」
「好意を持っている女性でなければ僕はこんなことはしない…と言えば伝わるのか?」
「そんな、遠回しな…あ、やっ!はぁ…んっ」
「熱いな、君の体は。中はどうなのか、非常に興味深い」
エピソード0に出てきた、あかりと薫と湯川で3間関係とか面白そう。
薫→←湯川←あかり 見たいな感じであかりが負ければ、さらに良いよ。
いや…塩なんとかはいらないw
つうか、ネットサーフィンしてて知ったんだけど、湯川の中の人って薫の中の人のファンなんだね。
・・・妄想が広がる。
DSで湯川×薫はあるのかな。
>>523 あって欲しいような、
ドラマの雰囲気とちがくなるならいらないような。
このスレで補完できる程度で良いかなー。
って言うか、このゲームまったく話題がないんだけど、大してみんな期待してないのかな?
専用スレもみつからないし。
特攻する気だったんだけど、不安になってきた。
ごめん、そのゲームの話題な。
携帯ゲー板だと、鑑識官スレとかで済まされてる。
下手しなくても、多分一番多く話題に出てくるのは家庭用ゲームのSIMPLEスレ。
私はそのゲームの話題がされてないかと思ってここを開いたクチなんだが…
こんなに話題がなかったとはな。
526 :
524:2008/10/23(木) 01:34:27 ID:HECeb+qg
>>525 ありがとう。みてきたよ。
鑑識官おもしろそうだw
評判悪くない開発会社みたいだね。
シナリオは好きな回の話ばっかりだし。買ってみるよ。
レッド(ryの解除失敗があることを期待w
ガリレオ続編見たい
映画ヒットしたらあるかなー
次やるなら長澤まさみって言われてるけど、俺は柴咲コウが良いなぁ。
続編やるならキャストは変えないで欲しいなあ
ただ湯川の中の人は俳優業続けるのか微妙なところだ
私も是非続けて欲しいです!湯川先生!
・・・って薫が言ってるよ!
・・・つうか、もしキャスト変わったらガリレオ見るのやめるわ。
キャスト変わらないだろ
まさみは三年前の学生役だったし
科学捜査班に入るんだったら湯川いらないw
>>531 確かにそうだなw
でもまあガリレオ(ドラマ版)は湯川と内海で確立してる話だし、
容疑者でさえ監督は「2人の掛け合いを楽しみにしてる視聴者も多いから〜」
とか言って絡ませてたぐらいだから続編やるとしても基本は変えずにいくだろな
でもほとんどは柴咲しだいだよなぁ・・・。
仕事嫌いって話も聞いたし。
週間番組表見たら来週また再放送やるようなので楽しみにしている。
再放送昨日から始まりますた(関東)
もうストーリー追わなくていいから
湯川→内海の表情に集中して
このスレのセリフを脳内アフレコしました。
でもそれ、チャンネルaだよね。
普通のフジテレビじゃ見れないのかなぁ・・・。
っていうかDS買ったやつ居る?
・・・しまった!見逃した!
新聞欄ちゃんと見てなかった!!!!!
・・・・ショックでかいわ・・・。
昨日からやってたのか?!
来週の月曜からじゃなくて?!
orz
湯薫分が足りない。
ゲームにはイベントCGとか出てくんのかな。
「・・・先生って女の人から人気ありますよね。」
「いきなり何を言うんだ、君は。」
「・・・・先生なんかモテなくて良いんです。」
「・・・何でだ。」
「・・・・先生は私にだけモテてれば良いんです。」
他の女の子なんか、見ないで。
自分のやってるブログにも載せたけど、湯薫SSかいたので、ココに載せても良いですか?
多分、明日だけど。
543 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 00:52:57 ID:fva+mKqx
>>542 よろしく〜
>>541 「そういう君はどうなんだ」
「え?」
「僕が女性に人気がある、という仮定はさておき警察は完全に男社会だ。 そんな組織で働いている君の周りには当然、男性ばかりだろう。
僕が、君を取り巻く現状に全く気を揉むことがないとでも思っているのか?」
「え、いや、だってそれは…確かに私の周りは男の人ばっかりですけど、
絶対に私のこと女扱いなんてしてませんから!
―――どうせ、生意気な小娘程度にしか認識されてませんよ」
「ほう、裸を見られたのに女性扱いされていないと?」
「うっ…!そ、そんな古い話を…!!」
「異性の全裸を見て尚、意識しないのかどうか是非検証してみようじゃないか。
内海くん、ここで服を全て脱いでみてくれたまえ」
「な、何故?どーしてそんな展開に!?
ってきゃあ!しれっとボタン外さないで…ひぁっ、どこ触ってんですかっ」
「君はどうも口が動くばかりで手先が疎かになるケースが多いようだ。手伝おう」
「結構です!ていうか脱ぎません!」
545 :
525:2008/10/26(日) 16:17:49 ID:nEoslh/2
やあ、エロパロ板の諸君。
DSをやっていたのだが、あることを伝えにきたよ。
あるシーンで、薫が湯川の頭を撫でたり、ほっぺをつねったりすることができたぞ。
では、失礼する。
ちょっ!まじですか!やべっ!買わなきゃ!
きのう予告してた湯薫SSです。文章すげえ下手です。↓からどうぞ。
「内海、お前をココに呼び出したのには訳があるんだ。・・・おちついて聞けよ?」
「・・・・はぁ、何でしょうか・・・・草薙さん。」
近所の喫茶店に呼ばれて、何を聞かれるのかと思えば・・・よっぽど凄い事らしい。
あの草薙さんが冷や汗。
私はそんな事を考えながらズズッとお茶をすする。
「・・・・湯川と、どこまでいったんだ?」
「ぶふっ!」
唐突にそんな事を聞かれて私は思わずお茶を噴き出す。
「い、いきなり何なんですか!つうか呼び出された理由ってそれですか!」
半分キレ混じりに私は言う。
口こそ何も物を言わないが、目と顔は「何が悪いんだ?」と物語っているかのようにも見える。
「・・・・・・帰っていいですか?」
「・・・いや、俺はお前に聞きたいんじゃなくてな、・・・・教えとこうと思ってな。」
頭にクエスチョンマークを浮かべる私を尻目に草薙さんは続ける。
「・・・・・ここだけの話な、・・・他の女に気をつけろよ。」
「・・・は?」
思わず真顔で草薙さんを見つめる。
・・・まじ?
・・・・っていうか何で。
そ、そりゃ、・・・1、2ヵ月前に付き合い始めたのに何も変わっていないのは事実といえば事実だけど・・。
「・・・早くキスするなり何なりしたほうが良いぞ、どうせお前らの事だから手つなぐまでしか言ってないんだろうし。」
「・・・うっ。」
図星を突かれ、何も言えなくて赤くなる私を笑いながら草薙さんは見る。
「じゃあな、・・・精々頑張れよ。」
「なっ!・・・うるさいですよ!」
草薙さんは一言だけ言い残し、この場を去った。
・・・と、同時に。
〜♪
携帯の指定着うたが流れ出す。
嫌な予感がしつつも、慌てて取り出し、見てみると・・・。
「・・・やっぱり、湯川先生だし。」
・・・。
何も言わずに私は仕方なく電話に出た。
「・・・もしもし、内海です。」
「湯川だが。」
「知ってますよその位。・・・どうしたんですか?」
「今から研究室に来てくれ。良いな?今すぐだぞ?」
「えっ?ちょっ!ちょっと待っ・・・!・・・切れちゃった。」
今すぐに、研究室。
反射的に時計を見る。
7時15分。
・・・さっきも行ったのに、何の用事だろ。
そんな事を考えながら私は席を立った。
「湯川せんせ〜・・・?」
研究室に着いた私はゆっくりと扉を開ける。
・・・が。
「・・・・あれ?」
いない。
・・・学生さんが居る気配も全く無いし。
・・・・おかしいなぁ。
そう思った私は先生を探しに行こうとドアを閉めて後ろを振り返ったその時だった。
ドンっ!!!
「きゃっ。」
「・・・っと。」
誰かと強く衝突した。
そして小さく言葉を発したのと同時に誰かに体を支えられる感覚。
・・・この感覚、・・・まさか。
「・・・・君は、本当に危なっかしいな。」
「・・・っ!ゆ、湯川先生っ!」
私が探していた本人登場。
否、・・・この様子からすると先生が私を探していたに違いない、・・・そんな感じもした。
・・・・あれ?
そこで私は気付く。
先生が片手に大きな箱を持っている事を。
・・・って事は、さっき片手で私を支えてたって事?
・・・・恥ずかしいかも。
「先生、・・・その箱見たいな物は何ですか?・・・・かなり大きいですけど・・・。」
「・・・・・秘密だ。」
「・・・そう言われると気になるのが刑事ですよ?先生っ。」
「・・・・研究室に入れ。」
「え?」
「いいから。」
押されるかのように、ほとんど無理やり状態で湯川先生と研究室に入る私。
え?な、なに?
ドキドキとクラクラで何かもう、ほとんど何も考えられない。
・・・プラス、草薙さんに言われたのを思い出して更に顔が熱くなる。
「・・・・さて。」
研究室に入った湯川先生は机の上に箱を置いてクルリとこっちを振り向く。
「・・・君は、本当に鈍感だな、・・・・今日は何月何日だ。」
口を開いたと思ったらいきなりこんな事を言われ、冷静になって考える。
・・・今日は、夏真っ盛りの8月。
・・・・・8月の・・・、あっ。
「・・そうだ、忘れてた。」
「・・・やっと思い出したか、今日は、君の・・・。」
「「誕生日」」
見事にハモる。
顔を見合わせて、いつの間にか私からも湯川先生からも笑みが零れていた。
「すっかり忘れてました・・・、今日で私も28かぁ。」
「・・・・おめでとう。」
ぼそっと湯川先生が呟いたその言葉に私は下を向いて顔が赤くなるのを感じる。
・・・いつもそんな事言わないのに、
(・・・・・・・先生のばか。)
「・・・内海君、肩にゴミがついてる。」
「えっ?ど、どこですか?」
「・・じっとしてろ。」
先生の言われるがままに私は黙りこむ。
(・・わっ。)
先生の顔が直ぐ近くにある。
(うわっ、ど、どうしよ、・・・凄いドキドキしてる。)
私は思わず目を閉じる。
そして、先生の手が私の首元に触れる。
・・・ん?首?
「ん、良いだろう。」
先生の声が聞こえたと同時に私は違和感のあった首元に手を触れる。
「・・・あっ。」
・・・・首元にあった違和感に気付く。
・・ネックレス・・・?
「・・・せっ、先生!あの、」
「受け取っておけ、・・・僕からの小さな贈り物だ。・・・愛してる。」
「・・・っ!?」
あい、・・・・し、・・・
・・・・てる?
愛してる
確かに、・・・静かに、それは呟かれた。
・・・・私の耳元で。
「・・・・つっ!!!」
事態を確認した途端私の顔は真っ赤に染まってゆく。
それを見た湯川先生は、ニヤリとする。
・・・えーと、・・・。
「・・・・そうだ、君と一緒に食べようと思って貰って来たのを忘れてた。」
「え・・?えぇっ!?ま、まだあるんですか!っていうか、食べ・・・?」
そんな疑問を抱いていた私に湯川先生はさっき持ってきてた箱を私に見せつける。
「・・・何が入ってると思う?」
「え?」
「勘でいい、当ててみろ。」
「・・・・えーと、ケーキ、・・・とか?」
「正解だ。」
「ほらっ!刑事の勘・・・って!えぇぇ!?」
け、けけけ、ケーキ??
あの湯川先生が私のために・・・?
・・・嬉しいけど、びっくり。
あの先生がケーキ貰いにお菓子屋まで行くなんて想像がつかない。
・・想像したら何か可愛いかも・・。
「・・・嬉しくないのか?」
「・・へ・・・?」
「・・・・変な顔してるから聞いてみただけだ、・・・・嬉しく、ないのか・・?」
うわ、そんな、いつもの先生じゃあり得ない顔しないでよ・・。
・・・そんな顔で見つめられたら、また。
胸が、顔が、心が。
熱くなる。
「どうなんだ。」
初めて会ったとき並みに顔を近づけられて、目をそらすことしか私には出来ない。
「えっと・・・、違うんです、湯川先生。」
「・・・違う?」
「ビックリしたんです。・・・私の為にここまでしてくれて。」
「・・・・・。」
それを聞いた湯川先生は机の上に置きなおして、ケーキが入ってるであろう箱を見入るように見つめている。
「あの、湯川せんせ・・・?」
「・・・・初めて、なんだ。」
「え?」
「・・・・・恋というなの未知の感情に振り回されるのは。」
「こ・・・っ!」
その口から出た言葉を聞いて更に顔が赤くなる。
・・・やだ、今の私の顔は絶対茹でたタコ状態だ。
・・今日の先生は、ストレートすぎる。
「・・・そうだ、内海君。」
「はっ、はいっ!」
「コーヒー、入れてくれないか。」
「・・・へ?」
「・・食べようじゃないか、ケーキとやらを。」
「・・ええ、もちろん。」
私はそう言ってニコッと微笑む。
それを見た湯川先生も、いつもなら返してくれないのに私に微笑みを返してくれた。
・・・何か、こういうの良いなぁとか思いつつ私はコーヒーを入れる。
見た目によらず、湯川先生が熱いのは苦手とか言うのも私しか知らないであろう。
「はい、先生。」
コトンという音を立てて私は先生の机にコーヒーを置く。
「・・・ありがとう。」
箱を近くに置きながら、何故か不満げな表情を見せる先生に私は、
「何でそんな顔してるんです?折角私が一緒に居るのに。」
「・・・さっきも言ったが、恋という感情に振り回されるのに僕は困っているんだ。・・・口づけの一つでもしたい何て考えてしまっている」
「くちづ・・・っ!?」
思わず私は自分の唇に手を当てる。
・・・唇が熱い。
「・・・先生っ。」
座っている先生に声をかける。
「なんだ」
そう言いながらこっちを振り向いた、その瞬間を狙った。
ちゅっ
「・・・・!?」
「・・えへへ、しちゃいました。」
・・・二人にとってのファーストキス。
不意打ちをやって正解だったのかな、・・・こんなに赤くなった先生を見れたし。
「・・・・前言撤回だ。」
「え?」
「・・・・ケーキを食べよう、と言ったが、先に君を頂こうとしよう。」
「・・・・・・・んなっ・・・!」
「・・・僕の理性が、・・・・限界だ。」
私の叫び声が響くのと、さっきよりも激しいキスが繰り広げられるのはこれの5分後ぐらいの別の話。
・・・草薙さん、今日、私たちはかなり進展するみたいです。
「先生のばか・・・っ!」
二人の夜と一人の誕生日は、まだ始まったばかり、・・・みたい。
あう、・・・文章が下手ですみません!!!
9レス使わせて貰いました。
556 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 13:30:34 ID:0dWHvhq9
ガリレオシリーズの新しい本が2冊同時発売されて、
そのうちの「聖女の救済」を読んだけど
内海が出ていた!!
くーーーっ
>>554 GJ!
>>556 もう一冊にも出てるぞ。
原作も湯薫いいなっ!
ほとんど、自分の萌えフィルターのせいだけどなw
ナデナデにつられて購入〜今クリア
ゲームのエンディングって原作サイドは了承してるのかな
どう見ても「今夜は帰りたくない」ジャマイカ
559 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 18:26:56 ID:UpJgefRk
>>522 湯川の中の人→薫の中の人 ってマジ!?
なんて素敵な情報vv
でも共演者だから社交辞令ってゆうのが真相だったらファンとしては悲しい…
>>545 うおおマジでかあああ
ちょっとDS買いに行ってくる
保管庫で前スレの作品が読みたい、今日この頃。
>>409からモンモンした田上×内海。陵辱注意。
「不起訴?」
自分のぼやきに湯川が実験の手を止めるのを、薫は初めて見た。しかし、驚かない。
不可解な事件の解析は面白がっても、犯人個人には興味を持たない湯川の、唯一の『例外』が
『彼』であることを、薫は知っていた。
「何故だ?超音波破壊装置による殺害は、装置の開発者である『あの男』にしかできない。
キューバの軍事企業向けサイトも、彼が作ったと証明されたんだろう?」
「それが、できなかったんです。私にはウェブサイトのことはよく分からないんですけど、
サーバ元からの情報では、作成者は関東圏の人間としか分からなかったとかで……」
「殺害方法の稀少性は?いや、それ以前に、あの男は自白はしなかったのか?」
薫は力なく首を横に振った。意識的に、湯川はあの男の名を避けている。それほど忌まわしい
存在だからだ。本当なら、薫も今更、あの男の近況など伝えたくはない。だが、何かの拍子に
湯川がその事実に―――特に、何故あの男が裁きを免れたかに、気付かない保証はない。伝えておくべきだと思った。
「あいつは、逮捕当初から犯行を否認し続けて、とうとう最後まで認めませんでした。
『全部警察のでっち上げです。僕が犯人だっていう、客観的な証拠はあるんですか?』って、顔色一つ
変えないで……取り調べた弓削さんも参ってました。私を殺すことを請け負った男も、最初からあいつと
口裏を合わせていたみたいで、あいつとは全く面識がない、と。私を襲ったときに持っていたものは、あいつとは全く別の
人間からもらったもので、殺人兵器とは知らなかったと主張してます。これが通って、実行犯は起訴猶予です」
「馬鹿な。最新鋭の殺人兵器の開発者と、それを持った人間が同じホテルの中にいて、それが偶然だと?
非現実的すぎる。検察はそんな供述を信じたのか」
「それが……その、あれの開発者があの男だっていう、立証ができなかったんです。弁護士が、有力な反証を持ってまして」
「何だ、それは」
薫は、臆せずにはっきりと、湯川の目に視線を合わせた。そうしなければ、責めているように見えるからだ。
「あの兵器についての、ある科学者の論文です。その科学者は、装置の機能も理論も、全て熟知したうえ、唯一の欠点である『殺害後の痣』さえ
克服していました。筆跡とかから、作成者があの男ではないこと、論文がたった数日で書かれたことが証明されて、短期間でここまで
できる科学者が国内にいるんだから、あの男が開発したのはそれほど独創的な技術ではないし、同じ着想をする科学者が複数いても不思議はない、
超音波を研究する全ての科学者が被疑者といっても良い事件だろう、って、弁護士が……」
何度も言葉を止めようと思った。ほとんど動かない表情の下で、湯川が顔色を失っているのが分かったからだ。「でも、」と薫は力を込めた。
「本当の理由は別にあるんです。超音波の研究者はたくさんいても、あの日にあのホテルにいたのは、多分あいつ一人です。何でも、
あいつの父親は検察の大物と懇意らしくて、多分その辺りで根回しして」
「いや」
薫の言葉を遮り、湯川は窓枠に手を置いた。それに頼って立っているようにも見えた。
「開かれた法治国家では、どんな根回しをされても、確かな根拠さえあれば起訴できる。僕は、その根拠を揺るがしてしまったんだ。
あの男が開発者ではなく、開発者候補の一人に落ちた以上、ホテルにいたことは何の証明にもならない。請負人に予め装置を渡して
殺害を依頼するのは、犯行時刻に現場から離れた場所にいてもできることだ」
「……」
「何故、僕に証言させなかった?その論文を書いたのが誰か」
確かに、それができれば状況は変わっていた。あの論文を書いたのがただの『国内の科学者』ではなく、帝都大の湯川と知れれば、
あの技術が超音波を研究していれば誰でも思いつくような代物だという証明は立たなくなる。
「弁護士が、知り合いの科学者に頼んで、論文の作成者を名乗らせたんです。特に独創的なアイディアではないと証言したのも、その科学者
だったとか……それが結構権威のある学者で気を遣ったらしくて、筆跡鑑定はされませんでした。私があの論文を見て、
湯川先生の字だって気づいたのは、不起訴処分がおりた後でした」
「……醜悪だ……聞くに耐えない」
二人のほかは無人の研究室に、湯川の声が重苦しく響いた。沈黙に耐えられず、薫は鞄の肩紐をつかんで席を立った。
「先生の責任じゃありません。検察に有無を言わせない捜査報告書が作れなかった、私たち警察の責任です。はじめから湯川先生に
証言をお願いしていれば……今日は、それが言いたくて来ました」
「……」
「失礼します」
ドアを開け、研究室を抜ける間際、薫は無言の湯川の背中に向かい、声を掛けた。
「また来ます」
返事はなかった。
「あーあ……へこませちゃったなぁ」
薫は晩秋の夜空を見上げ、白いため息をついた。これに懲りちゃって、もう捜査に協力してくれないなんてこと、ないかな?
冷え冷えとした夜道を一人で歩いているせいか、思考がどんどんマイナス方向へ転がる。しかし、しばらく考えているうちに、
それは杞憂だと自覚した。湯川は、もともと犯人の帰趨など気にもとめない。あの男だけが、特別だったのだ。そうだとすれば、
これから先、湯川にとっては顔無しの犯人が『実に面白い』事件を起こしてくれた場合、今度のことは湯川に捜査協力を
思い止まらせる理由にはならない。
“私も、ちょっとは『論理的』になってきたかな?”
家に着くころには、薫は一人で自賛して、笑顔になっていた。アパートの階段を昇り、鞄の中の携帯電話を探す。
湯川と話したいと思った。自分の笑っている声を聞けば、湯川も少しは元気になるかもしれないという、ささやかな自負があった。
探し当てた携帯電話を握り締め、玄関の扉を開ける。ボタンを操作し、湯川の番号を液晶に表示させた、そのときだった。
「んぐっ……?!」
不意に口元に何かを押し付けられ、薫は気が遠くなるのを感じた。遠くに、玄関扉が閉じる音を聞き、何が起こったのかを
朧に理解する。帰宅と同時に背後から押し入られる。一人暮らしの女性が襲われるとき、一番よくあるパターンだ。まさか、自分が
こんな手に引っかかるとは思っていなかった薫は、ハンカチを押し当ててくる手を払おうと必死に足掻いたが、手を振り上げることさえ
ままならない。薬物をかがされている。そう気付いたときには、薫は携帯を取り落とし、その場に倒れこんでいた。
動こうとして動けない、悲鳴もあげられない薫を、悠然とまたいで、侵入者は廊下のほうへ転がった携帯を拾い上げた。
「ビンゴ……待ってた甲斐があった」
その声に、薫は目を見開く。まさか。どうして。自由の利かない手が震える。その間に、薫は仰向けに身体を返され、侵入者に
横抱きにされた。近い位置から自分を見下ろしてくる、その端正な顔だちに、薫は吐き気を覚えた。
「こんばんは、内海さん。夜分に失礼します」
「た……が…み」
痺れる舌で名を呼ぶと、侵入者―――田上はにっこりと笑った。
「ずっと機会を狙ってたんですよ。内海さん、いつも隙がないから、抵抗覚悟で襲っちゃおうかなって思い始めてました」
ずっと、付けねらわれていた?いつから?さらりと告白された事実に、薫はぞっとした。
「でも、今日は珍しく上の空でしたね。何かあったんですか?湯川先生と」
「……なし……て」
離してと、必死に訴える薫を、田上は無視した。
「良いことだといいな……そのほうが、あの人の苦痛も大きいだろうから」
田上は靴を脱ぐと、薫を抱えたまま、当然のように薫の居室へ歩を進めた。ゆっくりとベッドに降ろす仕草は、相変わらず紳士的な
ものだったが、薫の安心材料には全くならない。殺人者に見下ろされながら身動きもできない薫の心境は、今まさに標本にされようとする
磔の蝶そのものだった。
ktkr!
続きを早くお願いします!!
湯川が駆けつけて
陵辱未遂で終わってほしい
な、何という…!
どちらに転ぶとしても続きが楽しみ過ぎる
湯川せんせー!
内海を助けてやってくれー!
東野先生のガリレオ以外の作品なんだけど、
主人公の男を夢中にさせる謎の女が「猫科の肉食獣を思わせる」とか描写されてて
内海の中の人がちらついたw
再放送見てると
言葉に出して何も言わないから
湯川→薫の湯川の気持ちに
いつまでたっても気づかない鈍感女に見えてくる
映画が不満・・・orz
友人かお前ら・・・orz
まぁおもしろかったからいいけど・・・
>>562 面白い!エロに繋がらなくても秀逸!
続き楽しみにしてます!
未遂で終わらせてとのご要望を2つ頂いたので、未遂に終わるパターンAと、完遂するパターンBを
両方書くことにしました。今回はAの投下です。遅筆なもので、少しずつでごめんなさい。他作家さん、
どうぞお気遣いなくご投下をお願い致します。
「ああ……やっぱりあのとき殺さなくてよかったかも」
田上は服の上から薫の身体に触れ、田上は悪戯っぽく笑った。薫は、嫌悪感に顔を歪める。
「そんな顔しないで。本当ですよ。あの状況じゃ、たとえあなたを殺してても、湯川先生の証言で僕は逮捕されていたでしょう。
あなたを殺されていたら、湯川先生は僕が裁かれるまであの事件に執着していたはずです。あなたが無事だったから、あの人は
自分の論文がどうなったかも知らず、おかげで僕は起訴を免れた訳だ」
滔々と語る田上は、しかし、まったく愉快そうではない。むしろ、言葉を進めるにつれ、その表情は冷徹な殺人鬼のそれに近づいていった。
「だけど、僕はあの人のおかげで大切なものを失った。重要事件の被疑者、それも弁護士のごり押しで不起訴になった人間なんて、
まともな大学は相手にしませんよ。まぁ、それはいいんです。海外に行けば、逮捕歴を隠してもぐりこめる大学なんていくらでもある。
もちろん僕自身そのつもりです。―――ただ、許せないのは」
不意に、田上は薫の首に指をかけた。手袋をしていないのが見えたのに、信じられないほど冷たい。外で待ち伏せしていたせいなのだろうが、
薫には、彼の非人間性の証左に思えて、恐怖した。田上の指が、ゆっくりと首の皮に食い込む。
「あの人は、失敗だと言ったんです。5年かけた、僕の研究を。そして、僕を雇う軍事企業などないと言った。
だから僕は、警察でその通り供述したんです。それが実って、僕は釈放された。―――どんなに屈辱的だったか、あなたに分かりますか?」
田上の指は、薫の気道を圧迫し始めていた。頭部に血が集まる感覚に、薫は戦慄した。
「不起訴が決まってから、僕はずっと考えてました。あの人に復讐するにはどうすればいいか。まず、今度こそあの人に解析できない
兵器を作る。それも、短期間で。ここまでは当然ですよね。あの人の言葉を、間違いだと証明してやるだけのことです。だけど、
それだけじゃ足りない。僕に挑んだこと、僕を侮辱したこと、全てを後悔させてやらなくちゃ、僕の気がすまない」
言葉と裏腹に、田上は薫の首を解放した。たまらず咳き込む薫に、田上はまたも無邪気に笑いかける。自分の勝利を確信して、
逮捕前の余裕を取り戻しているかのようだった。
「そこで、あなたを使うことにしました。僕の見る限り、湯川先生が個人的な関心を持っている人間は、あなた一人だ。
あの人は、僕を屈服させようとあんな論文を書いたばっかりに、大切なあなたを失うんです。そして、二度と取り戻せない」
楽しげに笑う田上は、まるで新しい遊びを考え付いた子どものようだった。
薫の脳裏に、プールで発見された富豪の娘の死体が鮮やかに浮かぶ。きっと今のように笑いながら、あの男は彼女を殺したのだろう。
私も、殺される。それも、あんな風に綺麗にとは限らない。どんなに痛いだろう、苦しいだろう。本能的な死の恐怖に、薫は打ちのめされた。
見開いた目から、自然と涙が溢れる。
「ああ、泣かないで。大丈夫、すぐには殺しませんよ」
田上は指の腹で丁寧に薫の涙を拭い、あやすように髪を撫でた。この様子を見て、誰が殺人鬼とその獲物だと信じるだろう。
「2時間……いや、3時間ってとこかな。あの人が泣いて悔しがるような絵が欲しいんです。いっぱい撮らせて下さいね」
嗚咽する薫には、田上の言葉の意味は分からない。ようやく反応を示せたのは、ボタンごとワイシャツを引き裂かれた後だった。
声が出るなら悲鳴をあげていただろうし、手が動くなら田上を張り倒していただろう。ただ表情を引き攣らせることしかできない薫を、
無遠慮な光が照らし出す。驚いて見ると、田上はデジタルカメラを手にしていた。
「そうそう、今の顔よかったですよ。泣いたり怯えたりは基本ですよね、この場合。だけど」
田上の手が、薫の背の下に入り込み、下着の金具を外す。緩んだところを下からたくしあげられて、ひとたまりもなかった。
乳房が転び出る瞬間、薫は固く目を閉ざした。瞼の上から、再びカメラのフラッシュを感じる。ついで、田上の手に乳房を掴まれ、
全身を寒気が駆けた。
「あの人が見たことないような、綺麗な顔の内海さんもいいな……あの人、どんな顔するでしょうね?見てみたいと思いませんか?」
ゆっくりと膨らみを揉みしだきながら、田上は薫の上身に身体を重ねてきた。目を閉じていても、唇を奪われようとしているのが分かる。
―――嫌。嫌。嫌。
呪文のように、薫は内心で繰り返した。
それは、声にさえなっていないただの繰言のはずだった。しかし、玄関で鍵穴を回す音がしたのは、確かにその瞬間だったのだ。
気付いた田上が身構えるのと、薫が目を開けるのとが同時だった。それから、暗闇の中で何が起こったのか、薫には分からない。
たった数秒、田上が誰かと取っ組み合うような音がして、気がつけば田上は壁に背を叩きつけられていた。夜目にも分かるその誰かは、
息を弾ませながら、顔だけはいつもの仏頂面だった。
「―――お久しぶりです、湯川先生。意外だったな、部屋まで行き来する仲だったなんて」
「君に詮索される覚えはない」
田上のにこやかな挨拶に、湯川はにべもなかった。それでもなお、田上は笑う。
「駄目ですよ、先生。そこまで仲良しなら、もっと大事にしてあげなきゃ。浮気されちゃいますよ、今日みたいに」
「薬を嗅がされてか?これ以上、君の戯言は聞きたくない。現行犯逮捕だ、今すぐ警察に突き出してやる」
ほんの一瞬、湯川の声が震えたのを、察知したのは薫だけではなかったらしい。田上は実に愉快そうに、けらけらと笑った。
「遊びですよ、薬もカメラも。大人なんだから、色んな楽しみ方があるでしょう?警察は、男女のいざこざには関与したがらない。
彼女は、僕とホテルで食事したことがある。僕があげたブローチも、喜んでつけてましたよね。和姦じゃないって、証明できますか?」
「……」
「悪いね、『薫』。今日は帰るよ」
わざとらしく薫を呼び捨てて、田上は湯川の手を払った。そして来たとき同様、悠然と廊下を渡っていく。
殺人鬼なのに、現に私は殺されたかったのに。今はこの男を野に放すしかない。事件前、田上の外面にまんまと騙された自分が、
薫は悔しくてならなかった。歯噛みしたい思いは、湯川も一緒だろう。
「待て」
不意に、湯川が田上を呼び止めた。背を向けたまま、田上は歩を止める。
「君のことだ。内海くんをレイプして殺すだけなどと、単純な復讐をするつもりではなかったろう?」
「あれ?まだ僕をそんな風に買ってくれるんですか。嬉しいな」
「勘違いはやめてもらおう。君の過剰で醜悪なプライドと、自己顕示欲から察しただけのことだ。君のような人間は、敗北したのと同じ
フィールドで相手を見返さないと気がすまない。作ったんだろう?新しい殺人装置を。それを使って内海くんを殺し、溜飲を下げようとした」
「さぁ、どうでしょう?でももしそうなら、きっとまたお会いしますね」
振り返った田上の顔に、薫は恐怖した。今までの笑顔とはまるで違う。目だけを見開いて酷薄に笑う様に、鮮やかな狂気が滲んでいた。
アパートの階段を降りていく田上の足音を聞きながら、薫は放心していた。
助かった。でも、助かってない。帰り際の田上の目が視界に焼きついている。あの目に、死ぬまで追われるのだろうか。
再び泣き出しかけたそのとき、掛け布団がふわりと浮かんで、薫の身体に被さった。気がついて見ると、湯川が枕元に立っていた。
「すまなかった。全て、僕の失態だ」
「……」
目を伏せて謝る湯川は、相変わらずの鉄仮面だったが、心からの謝意だと分かった。臆面もなく人の目を見るのが、彼の常だからだ。
らしくもない湯川のしおらしさを見るうち、薫は切なくなって、湯川の言葉を否定しようとした。失態どころか、彼のおかげで
薫は、強姦殺人に遭うところを強姦未遂で済んだのだ。しかし、いかんせん薬が残っていて声が出ない。
「朝になったら、管理人に鍵を返そう。しかし、名刺と免許証を見せただけで簡単に合鍵を渡してきたのは問題だな。安全管理がなっていない」
その間に、湯川はつらつらと自論を展開し始めた。どんな状況でも頭の回転だけは忘れないらしい。薫は呆気にとられた。
「君は僕のマンションに移ってもらおう。オートロックだし、エレベーターには監視カメラがついている。まず侵入の危険はない。
あとは仕事だが緊急事態だ、あの男が尻尾を出すまで、無期限の休暇をとることだな。僕から草薙に話そう」
どんどん勝手に話が進んでいく。薫は思わず『嫌です』と抗議を口にした。薬が抜けてきたらしく、どうにか声になったが、発音は
「いあれふ」と間抜けだった。湯川が眉をひそめる。
「何が?マンションか?」
「ひはいあふ」
『違います』。どうにか通じるが、どうにも間抜けだ。しかし、湯川は気にも留めていないらしい。至って真面目に問い直してきた。
「……仕事か」
「はひ」
わずかに動くようになった首を懸命に上下させ、薫は必死で訴えた。無期限休業なんて、冗談じゃない。こっちは生き甲斐を持って刑事を
やっているのだ。田上のことは恐ろしいが、人気のないところは一人で歩かないようにするとか、スタンガンを持ち歩くとか、対処法は
いくらでもある。言葉にはならなかったが、意思を持った薫の目に、湯川はおおよそのことを察したらしく、ため息をついた。
そうして、いつものように苦笑するかと思った。実に君らしい、とか何とか言って。
しかし、顔を上げた湯川の表情は、今までに見たことのない、はっきりとした怒気を孕んだものだった。
「君は、ほんの10分前、僕がどんな思いをしたか分かっているのか?」
「へ……」
薬がなくても、ここは間抜けな声しか出なかっただろう。思ってもない問いかけに、薫は返答できなかった。
「もともと、僕は後悔していた。余計な論文を書いてあの男に逃げ道を作り、あまつさえそのことを、君に謝れなかった。あの男を逮捕に
追い込んだのは君の観察眼だったというのに。すぐさま君に電話をかけたが、君は出なかった。やむなく、
手帳に控えてあった草薙の電話番号を頼り、君の住所を突き止めた。間違いを正すのは早いほうが良いからだ」
電話を受けたときの草薙の顔が目に浮かぶ。薫は少なからずげんなりした。
「車を飛ばして、ここまで来た。そして、ドアの辺りで微かにあの男の声を漏れ聞いた。目の前が真っ暗になった。君が研究室を出た時刻から
逆算すれば、時間的に言って君が殺されている可能性は十分にあった。事実、聞こえてくる声はあの男のものばかりで、君の声はしなかった」
刹那、湯川の目に怯えが宿ったのを、薫は見た。意外なんて、生易しいことではない。知らず知らず、心臓が高鳴る。
「頼むから、二度とあんな思いはさせないでくれ。代わりと言っては難だが、あの男の逮捕協力に全力を尽くすことを約束する」
切々とした言葉に、薫はほとんど反射的に頷いていた。湯川は、満足な実験結果を見たときのように、「よし」と頷く。
「一刻も早く移動したいが、さすがに二度も管理人を叩き起こすのは忍びない。やはり朝までここにいるとしよう。君も寝むといい」
湯川は結局何もかも一人で決めて、自分もその場に座り込み、あっという間に眠り始めてしまった。もう、いつもの変人ガリレオだ。
そのことが、ひどく薫を安心させていた。あんなことがあったのに、もう少しずつ眠気がさしている。
『守られるっていうのも、たまにはいいかも』
ベッド横の湯川の寝顔にそっと笑って、薫は眠りに落ちた。
2パターン楽しめるとは作者さん超GJ!
この後鬼畜な田上に薫があんなことやこんry
やっぱり湯薫が一番だな。
作者さんGJ。
GJです!
出来れば薫が湯川のマンションに移動したその後が読みたい…
>>581さんの提案最高>>>>>>>>>>鬼畜の陵辱
GJ!
584 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 00:58:14 ID:ZCwd6fyi
GJ!!!!!
おもしろすぎです!!
Bパターンも楽しみに待ってます★
GJです!
Bも正座して待ってます。
586 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 16:41:19 ID:ft4lz436
GJ!!!!!!!!!!
なんという面白さ。
神だあああああああああああ!
GJ!
Bも頼んだ!
そろそろ続きBくるか!?
なんでもドンとこーい!というか来てください神よ!!
>>589 あうー…そうか。
マスコミは湯薫萌えの人間をまんまと釣ったんだなw
>591
エロくねーんだよ!
´ω`)ノ グッジョブ
>>591 凄まじく萌えた。
なんか之で話一本書ける気がする。
うわあ…ほんとに絵うまいね。
あなたの絵が漫画かイラストになったら普通に金出して買う自信があるw
や、やべぇよ!・・・GJ!!!!
ガリレオの同人誌出せるよ!
>>591 上手だな!すげえ
Bバージョン気長に待ってます〜
>>591氏の萌絵に勢いで。
事後報告すいません。
湯薫エロ無し?むしろギャグだスマン。
「あの、湯川先生?」
「何だね内海君。」
「これは一体どういう状況なんでしょう。」
「どういう状況?何がだね。」
薫が質問を投げかけると、湯川は如何にも不思議そうに眉を上げ逆に質問を質問で返す。
例のスマイルと共に、それも楽しげに。
肩を掴んで抱き寄せられ、片手はつかまれ、顔はすぐ隣。
唯でさえ薫にとっては慣れない距離で心拍数急上昇ものだと言うのに、
その原因たる湯川はいけしゃあしゃあと体温が急上昇実に以下略。
あからさまに楽しんでいるのが腹立たしいやら耳元で囁かれて恥ずかしいやら
いろいろな感情が渦巻くも、ただひたすらに薫はとっととこの状況から解放されたいと願った。
と思うより早く、声に出して叫ぶ。
「兎に角!いい加減離して下さい!!」
「それは出来ない。」
「はぁ?!」
「…思ったより可愛い反応をするんだな。君は。」
( 確 信 犯 か コ ン チ ク シ ョ ウ )
「…いや、そんなことは如何でもいいんですよ!離して下さいってば!」
「もう一度いうがそれは出来ない。」
「何でです…んぐ?!」
文句を言おうと湯川の方を向いたのを利用して、湯川は薫に口付ける。
微かに開いた唇に素早く舌を割り入れれば、戸惑う薫を捕え、堪能する。
「…はっ、あっ…湯川、先生…?!」
「君の他の反応を見てみたくなった、まぁ早い話が君に欲情した訳だ。」
「…え、あの、湯川先生、ちょ、待ってください、わ、何してやめwfhgtyふじこljkml。」
おわりって打ち忘れた…orz
本当は やらないかにしようかとか思ったんだが、さすがにそれはふざけ過ぎかと自重
さてBパターン投下を待つか。
ちょっ!不覚にも萌えたじゃないかW
603 :
591:2008/11/04(火) 19:54:30 ID:i+4MuI9x
GJくれたみなさんありがとうノシ
そして
>>600の湯薫SSにニヤニヤしっぱなしな自分きもいw
超GJでした!
よーし、パパ次はエロいのがんばっちゃうぞーw
頑張れ!
あんたなら出来る!
話豚切って悪いんだけど、保管庫作っていいかな?
前スレで話が出てから随分経ってるようだし
あと、最近流星の絆スレもできて投下され出してるので
両方のスレで許可が得られたら
東野圭吾でくくってまとめようかと思うのだけれど
作ってくれ!本当に頼むよ!前スレの作品が読みたいと思ってた頃だったんだ!
608 :
600:2008/11/04(火) 22:09:23 ID:9lFZWufb
>>591氏が萌えたなら本望だwww
エロいのガンガレ!!
>>605保管庫制作マスターktkr!!!
是非とも作っていただきたい!
どうでもいいが600ゲトだったのか。今更気づいた。
>>605です。じゃあ流星の絆スレでも聞いて
OKだったらまとめて作ります。
あと前スレでナマモノだからパス制にした方がいい
って話が出てたけど、なくてもいいですかね?
一応ドラマ系保管庫を色々ぐぐってみたけど
どこもパス制にはしてないようなんで
パスは良いよ、分からない人は見れないし。
Bパターンwktk
保管庫よろしくお願いします
>>610 ですよね。じゃ、パスはなしで
流星の絆スレで分けて作って貰いたいという意見があったので
ガリレオのみで作ります
原作者は一緒でも中身(作品、ドラマ、スレの傾向)が違うからしょうがない
614 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 15:27:32 ID:DgeaK98g
いつぐらいに保管庫が出来るのかが聞きたい。
616 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 20:52:42 ID:l8RJfiDO
早くガリレオ続編やんないのかなぁ。
>>612 前スレから保管庫の話は出てたけど、実際動いてくれる人は初めてかも
丸投げで申し訳ないですがよろしくお願いいたします
>>617 続編の話って出てるの?
自分再放送組だから次があるなら最初から視聴したいぜ
聖女の救済はやるって噂。
「んっ・・・湯川先生・・・」
薫は舌を絡みつかせ、湯川の首にがっしりとしがみついていた。
自ら動いている最中にキスを始めた薫だが、どうやら気に入ったらしい。
「君、腕を放してくれたまえ。これでは私も動けない」
湯川は絡ませた舌を押しのけて抗議し、薫は腕を緩めた。
「だって。先生ともう少しこうしていたかったんです」
対面座位で繋がっている状態で動きを止められたので湯川は焦れていたが、納得した
「ああ、もう少しで君はイク寸前だったからね。・・・もういいかな?」
薫を押し倒し、正常位で湯川は動きを再開した。
先端まで引き抜き、最奥の手前まで。薫の反応を見ながらゆっくりと。
「あ・・っ、あ、あ・・・」
薫は湯川のピストン運動での快楽に応じて、声をあげた。
「まったく、君はセックスの時は素直なんだが・・・」
少しずつ動きを早め、湯川は最奥まで腰を進め、引く。結合部分からジュプジュプと音が漏れる。
「あっ、あっ・・・んっ、イイですぅ、イイっ、〜〜ゆ、かわ先生っ」
「・・・ああ、私もだ、最高だ。・・いいよ・・・」
忙しく出入りする、自分のテラテラと光るペニスを眺めながら湯川は激しく突き上げた。
「あっ、あん、あ、あ・あ・・・」
肌のぶつかる音と薫の嬌声がシンクロする。
「あーー・・・あ・・・」
小刻みに震えていた薫が動きを止め、硬直し、脱力した。達したようだった。
湯川は、力を抜きされるがままに揺さぶられる薫の中に射精し、しばらくそのままで汗ばんだ薫の肢体を楽しんだ。
「あのっ!観察しながらするの、やめてもらえます?」
「だめだ」
「なっ!」
「私の楽しみを奪う権利は君にはない。だいたい、君だって好きに動いているじゃないか。
ああ、それと。君が長く楽しみたいのは分かるが、急に止まるのは感心しないな。
安心したまえ。お望みならばイク寸前の状態を長引かせることも可能だ。次からどうして欲しいのか言いたまえ。
次、と言わず、早速実験してみようか。どの体位で試してみようか?・・・さあ」
薫は返答する言葉が見つからず固まっていたが、湯川に舌を絡められ乳首を弄ばれ、どうしてもらおうか考え始めていた。
人としての感情に興味なさすぎて、未だ童貞な湯川も
アリに思えて来た。
初めてが薫だと良いなぁ。
さらに薫は湯川が初めてだとさらに良いなぁ。
即保存しました。
手首のネクタイがイイっすねぇGJ!!
>>628 本当にGjだ!
前のといい、最高すぎるぜ!
>>628 超GJ!!
湯川先生の顔がエロすぐるwww楽しんでるなぁ。
>>628さんのイラストpspにも入れたぜ!
そういえば、保管庫ってどうなったんだろう。
そんなすぐに出来るもんじゃないだろJK
>>363 作っていただいてるのだから気長に待ちましょう。
大変申し訳ない‥orz
>>636でした。逝ってきます‥
>>636 保管庫作ってる者です。待たせてすみません
てか、顔も出せなくてすみません。今作ってます
ひとまず明日の夜辺りにはある程度出来ると思うので…
641 :
636:2008/11/08(土) 19:30:44 ID:GKJMuurV
>>640さん、大変な作業を任せっきりで申し訳ないです
マターリ待ってますので急がずのんびり取り組んでくださいね
年齢的に、童貞処女は嫌だな
湯川先生は結構女好きの設定だし女性経験は豊富そう
でも事後に雰囲気もクソもない話ばかりしてすぐフラれてそう
そしてフラれた理由をテクが不十分なせいだと誤解して
見当違いな研究を重ねてそう
薫はダメ男とろくでもないセックスしてそう
前戯ほとんどナシの早漏とか
それで数万円借りパクされて落ち込んだりして
薫にとって湯川先生が「ねっとり前戯」初体験だといい
湯川先生にとって薫が「続いてる女」初体験だといい
>>644 乙!
想像以上に良い作りで感動した…。
壁紙自作だろうか?だとしたら二重で乙
>>644 いろいろ乙ですw
さっそく読んできます!
>>643 お互いにしょーもない異性(湯川は尻軽の美人、薫はチャラ男)と何やかんや経験してるが、互いとは長期プラトニックな感じ
原作は発売当初に読んで、なんとなく覚えてる。その曖昧な記憶と番宣から、原作にはない湯川×薫があるのではと妄想してしまったので投下
童貞処女ネタ注意
『先生が堪えられないのなら、私も一緒に堪えますから』
内海君が涙目が、眼差しが、僕を狂わせた
―――あの時僕は、受け入れがたい真実を見抜いてしまった直後で、気が動転していたのかもしれない。そうではなければ今の状況は説明がつかない―――
『せん、せ……っぷは…ちょ、待っ……んっ…はぁ』
一気に抱き寄せキスをした僕の腕を解けないと判ったら、頭をのけ反るという、なんとも色気のない方法で唇を離した
内海君が反るから僕は前のめりで唇を求めに行く
なんとも不格好なファーストキスだ
次第に大人しくなった内海君は、キスをしながら柔らかくか細い手で僕の頬を優しく撫でる
濡れてる?
あぁ、僕は涙を流していたのか…
それに気付くと、何故だか内海君を激しく求めなくなった
内海君は僕からそっと離れ、僕の目をじっと見る
困惑しているような、でも優しい目だ…
そして、彼女もまた泣いている……
ふわっと抱き着かれた
『私も一緒に堪えますから…』
あぁ、抱き着かれたんじゃない。抱きしめられたんだったな
―――石神、これが恋なんだな。君のことで気が動転していたんじゃない。愛なんてさっぱり解らないが、解らないことが愛なのかな。ただ、彼女が愛おしくて堪らないんだ。彼女が特別なんだ―――
『あ、あの!えっとその…あー、なんて言ったらいいんだろ…。私、実はこういうこと経験なくてよく判んないんですよ。だから…正直怖いです…』
『ん。つまり君は処女だから痛みを最小限に止めるよう、十分に愛撫をしてから挿入してほしい、そう言いたいのか』
『なんでそういうこと言うのよ!バカ!』
『何か違うのか』
『何か違うのか、じゃなくて!あーっ、もういいです!』
怒って起き上がろうとする内海君を抱き寄せ、耳元で囁く
『愛してる』
『え…?もう一回言って…』
『愛してるよ、薫』
一気にご機嫌になった薫に満面の笑みで
『KISSして』
と言われ、ご要望に答える
僕は彼女が傍にいてくれれば、いかなることにも屈しない
石神…愛の形は色々あるのだと思うが、君の愛の形は美しいが歪んでいる
相手にもっと伝えたってよかったんじゃないか
もっと話してもっと笑って
親密になったきっかけがこんなことだなんて、悲しすぎるじゃないか
こんな道しかなかったのか?
僕が君と同じ立場になったとしたら、どうするのだろうな
その時は、君のような天才が他に現れないことを祈るよ
>>652 GJ!こんなシーンが映画にあって欲しかった
654 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 18:04:26 ID:cSNfOcf0
いやベッドシーンはさすがに問題だぞw
原作の湯川先生は佐野史朗をイメージして作られたキャラクターだし
実写化されたものより非コミュだから童貞でもいいかもしれないけど
福山湯川は非童貞だろう常識的に考えて…
あのルックス、あの肩書きで女にモテないハズがない。
湯川先生側としても女性恐怖症じゃあるまいし断る理由もない。
童貞信仰気色悪い。
キモオタの女版ですか?
湯川先生は36歳
薫は27歳
二人とも美形
童貞処女なわけありませんから
少なくとも二十歳前後で捨ててる
36歳のイケメンに純潔を要求するなんて
マジでキチガイじみてるwww
妄想は自由とはいえキモすぎる内容は公にしないでwww
36まで童貞って…フツメンでもあり得ないしw
27歳の美人に処女求めるのも
完全に気が狂ってる。
25過ぎて処女なのは、貞操観念が強いからではなく
女の残りカスだから。
早すぎてもビッチだけど。
んー、純潔云々じゃないんだよね
湯川のように容姿端麗、しかも秀才な相手だったら確かに抱かれたい
でもそれ故モテない訳がないから経験豊富そうに見える
→余程自分に自信がない限り、抱かれる寸前に怖じけづくおにゃのこ続出
→湯川童貞
こんな方程式が立たないか?
たたねーよw
湯川が童貞ってのはないだろうが薫処女説はあるかもしれないと思っている
湯川は非童貞
そうなった相手を一切優先しないからすぐ別れておしまい
「どっちが大切なの?」「今は論文と研究だが」「キイーーーーさよなら」「ふむ」
薫も非処女
仕事忙しくて彼に浮気され消滅
以後、いっそう仕事に打ち込んで刑事になる
某大学教授が巨根故に童貞。つー設定のドラマもあったわけだし。
ぶっちゃけ萌えれりゃなんでも(・∀・)イイ
女も知らないで達観した湯川には魅力は感じないな
イタKISSという漫画の性格以外完璧超人キャラ入江(♂)も作者自身が『エッチはヒロイン以外とも修業積んでてほしい』と言ってたくらいだ
>>662 「いい男がいい歳して童貞」っていうのが特殊すぎるから
そういう設定が生まれるんだよね
逆に言うとそうやってワザワザ言及されない限り非童貞。
実況では良く童貞扱いされてた気がする
石神は絶対童貞
一つだけいえるのは、ドラマでの湯川先生の助平さは、
女の子を「見る」方向にしか発揮されていないという事だ。
>>666 別に、個々人がどう思ってようが自由なんじゃない?
貴方がそう思うのも別に自由だし、他人に強いる必要は
無いと思うよ。
童貞設定のSSなんざ読みたくない、って事なら、
専用ブラウザで「童貞」をNGワードに登録しとくといいと思う。
24の時にイケメンで某国立大生物学部卒で、部下から慕われている一回り上の課長と付き合ったけど、そんな人がなんでいい年こいて未婚かはえっちで解った
なんつーかねちっこくてキモイ
その後、えっち以外にもねちっこい人だと解り、嫌になって別れた
うんちくたれたり、どんな話にも統計持ち出したり、いつでも自分だけが正しいの
ドラマの湯川は最高に面白いけど、絶対に寝たくない
そんな670は何を求めてこのスレ来たんだろー。
と思うと夜も眠れない。
美女の再放送
空港のキスシーンのキョトンとした表情を
湯薫に置き換えて楽しみますた(・∀・)イイ!!
>>672 同じことしたw
同じ月9ならあのぐらいやればなぁー。
>>672 よう俺
ドラマの途中から完全に湯薫で妄想してた。
おいしかった(いろんな意味で)
間に容疑者のCM入ってたし。
関西の自分涙目ww
湯薫は異常に萌えるわ・・組み合わせ最強すぐる
676 :
腐女子嫌い:2008/11/15(土) 20:52:14 ID:WiCxefsH
なんだかあちらこちらのサイトで内海の悪口を言っている腐女子やその他の人がいてムカつく。
草薙と湯川の絡みはよくて萌えるとかいってるのに内海を小説にまで引っ張ってきた東野先生が嫌だとか。
柴○嫌いとか。福○に近づくなとか。湯川先生は中の人は、内海や柴○よりも腐女子が嫌いだと思う。
誤解している方も多いが内海はドラマ化される前からオールなんとかと言う小説の雑誌にでてました。
そんな事を言っていると東野先生がもうガリレオの小説を書いてくれないのではと心配になります。
そしたらもうドラマも映画もやらないじゃないか(泣)
湯川先生が女と絡んでもいいじゃないか〜
かえってまったく女っ気がないほうがリアリティーがないし。
ここのサイトにくるとかえってホッとするZZZZ
そんなことよりパターンBを待ちわびているよ自分は
自分もbパターン待ちw
自分もBパターン待ち
ところで保管庫の作品がまた増えてたな。管理人さん乙。萌え分補給しますた。
前スレは小ネタ含めてたくさん投下されてたから大変だと思うけど、これからも保管宜しくお願いします。
680 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 19:29:20 ID:peqPk71V
同じくBパターン待ち
てか皆どんな話してるんだよw
大分前から一日に何回かのぞいてる
マターリ待ちます
夕方から再放送中@東海地方
今夜は青椒肉絲だ!
↑おまいは俺か?@同じく東海地区住民
それはともかく第7章のフカキョンの演技を見て
掟破りの湯川×静子もいいかもと、うっすら。
お互いとことん追求しないと気が済まない性格らしいから
ならば身体同士で探り合いw
腹の探り合いになりそうだなw
>>674 遅いけどやっと録画したのを見たよ。
にやけた。
ただ、湯薫だと身長差がなー、と思いつき、
そんな小ネタもあったよな、
と保管庫までのぞいてきた。
…充実した一日だった。
保管庫の管理人さん、マジでありがとう!
待っていて下さった方、温かいお言葉を下さった職人様、本当にありがとうございました。
>>575の続きです。ソフトな部類ですが一応陵辱ですので、苦手な方は「パターンB」の
NG登録をお願い致します。
「っ……!」
口付けられる最後まで、薫は声を出せなかった。首を捻ろうとして掌に頬を抱え込まれ、もはや身動きはできない。せめてそれ以上を
許したくなくて、食いしばったはずの歯列は、田上の舌で簡単にこじ開けられた。好きに口内を舐られ、嫌悪感で身の毛が弥立つ。
喉に流し込まれる唾液をやむなく飲み込むうち、薫の目に再び涙がこみ上げた。できるなら舌を噛み切ってやりたいぐらいなのに、
受け入れるしかない。それが悔しくてならなかった。
「……初々しいですねぇ、内海さん。キスぐらいで泣いてて、後どうするんですか?」
「……」
変態。卑怯者。ぶつけてやりたい言葉は山ほどあるのに、声にならない。せめて、その思いを眼差しに込めた。眦の切れ上がった
大きな目に睨まれ、田上は意外そうに眉を上げた。
「まだそんな目ができるんですね。さっきまで可愛らしく泣いてたのに、面白いなぁ、女性って」
田上は再びカメラを取り出し、薫の攻撃的な表情をそこに納めた。このときばかりは言葉通り面白がっているだけで、湯川を苦しめる
材料作りとは考えていないように見えた。実験対象が興味深い反応を見せたときの、科学者の顔だ。しかし、カメラを退けると、
そこにあるのはもう、いつもの田上の笑顔だった。明るい人懐こいその表情の裏に、何があるのかを知っている薫は、思わず怯んだ。
「いいですよ。思いっきり僕を憎んで下さい。そのほうが汚し甲斐があります」
田上は笑った顔のまま、薫の着衣を引き剥がし始めた。薫は顔を背け、全力で抗ったが、拳を握ることさえできず、されるがままだった。
やがて現れた、一糸纏わぬ薫の姿に、田上は満足げに笑う。おおかた、支配欲を満たされているのだろう。
「意外に華奢なんですね……この身体で、大の男を追いかけたり捕まえたり、大変でしょう?」
「……」
薫は無言で目を閉じた。怯懦を見せれば田上を喜ばせるだけだし、睨みつけるだけの気力は最早ない。ならせめて、反応を
示さないことが最大の反抗だと、薫は判断した。その様に薫の意思を読み取ったのか、田上はクスクスと笑う。
「可愛いなぁ、内海さん。分かりやすすぎですよ。男の心理も分かってない。そういう顔されると、男は却って
その気になります。意地でも感じさせてやろうって」
「……」
「特に、研究者肌の男はね。天国で湯川先生とする時にでも、参考にして下さい」
カッと頭に血が上るのを、薫は感じた。湯川への思いを恋愛感情とは認識していなかった薫自身にとって、それは意外な反応だった。
しかし、田上にとっては違ったらしい。予想通りの実験結果を得た科学者の顔で、田上は笑っていた。
「素直な内海さん。身体のほうも同じことを願ってます」
「……」
見透かされている。こんな屑に、何もかも。薫は唇を噛み、意地でも何の反応も示してやらないことを誓った。
「……っ……」
それから、田上の執拗な愛撫が続いた。薫は可能な限り全身を強張らせ、性感を得ないよう努めていた。
しかし、薬で無理やりに弛緩させられた身体には難しい。何度か、薬のせいで声が出ないことに助けられているのを、
薫は自覚していた。ただ触れられるだけならまだしも、田上の指と唇は、的確に薫の性感帯を刺激してくる。
包皮をめくって小刻みに陰核を叩く指も、繰り返し乳房を舐る指も、全身を滑る手さえ、どこか機械的で、
愛撫と言うより、人体の構造を熟知している者ならではの、技術のように思えた。こういうときでも、
科学者はやはり科学者なのだろうか。もしかして、湯川先生も?
「……あ……!」
その瞬間、薫は2つの衝撃を覚えた。愛液が滲んだこと、そして、同時に嬌声を発してしまったことに。薬が切れている?
そう思って手を動かしたが、相変わらず四肢の自由は利かない。混乱と恥辱で、薫の脳裏はぐらぐらと歪んだ。
「声、出ましたね。摂取から80分、大体設計通りかな?」
「何……れ……」
茫然とする薫に笑いかけると、田上はその背後に回り、膝の間に抱くような形で薫を抱え込む。臀部に屹立した物が当たるのを
感じ、薫はぞくりと肌を粟立てた。
「あの薬、僕のオリジナルなんです。クロロフォルムをベースに色々と、媚薬も少し。最初は全身の筋肉が弛緩して声も出ないけど、
声だけは短時間で戻るようにしたんです。もちろん、大声はしばらく無理ですけど」
「……っや……!」
ぬかるんだ谷間に指を差し入れられ、薫は悲鳴をあげる。拒絶の意思を露にしたのに、その声をむしろ求めるように、田上は
侵入をやめなかった。
「もっと、いっぱい啼いて下さい。そのためだけに作ったんですよ、あの薬」
「ひやっ……やぁっ……!」
声を限りに叫んだが、叫びとは程遠い声が漏れるばかりだ。それをいいことに、田上の侵入は深度を増し、2本目の指が
挿入される。中で指を曲げられるのを感じて、薫は高く声を上げた。
「見て、内海さん」
「……!」
指図され、反射的に向けた視線の先には、部屋の隅に置かれた化粧台があった。縦長の細い鏡には、拘束されてもいない手を
ただぶら下げ、脚を大きく開いて田上の指を受け入れ、息を弾ませている女の姿が映っていた。どうして、これが私なの。
まるで望んで犯されているような自分の姿に、薫は気が狂いそうになった。
「自分のイク時の顔、見たことありますか?」
「やめ……て……」
薫の拒絶が合図だったかのように、田上の指がゆっくりと動き出す。陰核を捏ね回す親指と、中で動く2本の指が、
同時に速度を増す。空いた方の手で痛いほど乳房を掴まれ、鏡の中の女が切なげに顔を歪めた。
「やらっ、やっ、嫌ぁっ!!」
否応なく高みへ押し上げられ、薫は遂に果てた。指を引き抜かれ、糸の切れた人形のようにベッドに横倒しになる。
陶然とした表情のまま涙を流すその顔は、田上にとっては絶好の被写体となった。カメラの光に照らされ、それでも薫は
反応できない。自分が自分でなくなったような気がしていた。
「ひあっ……あ……!」
陰核をしゃぶり回され、薫は何度目かの絶頂を迎えた。非現実感と絶望が、薫から抵抗する力を奪っていた。
「舌を出して」
だから、そのときも薫はうっすらと眉をひそめただけだった。唇のすぐ傍に、憎んでも憎みきれない男の陰茎があるというのに。
「上手にできたらご褒美に、一番楽な死に方をさせてあげます」
ごほうび、に。らく、に。薫は靄のかかった頭で田上の言葉を咀嚼すると、やがておずおずと舌を出した。たどたどしくそれを
舐めあげ、奉仕する。猫みたいだと、田上が笑った。
「入れますよ。舌つかって下さい」
肉塊を口に含まされ、喉まで突き入れられながら、それでも薫は田上の指示通り、舌を動かす。どうせもう、足掻いても無駄だと
知っていた。どうせもう、取り戻せはしないことも。ガラス球のようになった薫の瞳は、侵襲を繰り返す田上のそれを無感動に見ていた。
膨張した田上の自身はやがて引き抜かれ、薫の口元に銀糸を残した。
「意外と脆いんですね、内海さん」
田上は探るように、薫の歯列に親指を割り入れた。今なら噛み付くこともできるのに、自失した薫は表情を変えることさえしない。
「これじゃ救われませんよ、あの人。自分のせいで恋人が死んで、それだけでも辛いのに、恋人は犯人に平気で脚を開いてたなんて。
まぁ、僕的には助かりますけど」
あのひと。あの、人。記憶の端に薄汚れたコーヒーカップが浮かんで、薫は微かに目を見開いた。
「あなたは科学者としてのあの人を信用してるって言ったけど……こんな写真が手元にあったら、いくら湯川先生でも
冷静な思考は期待できませんよね」
「―――!」
ガリリ、と薫は渾身の力で田上の指に歯を食い込ませた。田上の親指に残った2つの歯型から、血が滲む。田上は自らその血を
舐め上げ、計算どおりとでも言うように笑った。
「本っ当に素直な人ですね、内海さん。一度頭の中を研究したいぐらいだ」
「何度でも言うわよ」
薫は今までにない激しさで、田上を睨みつけた。薬の効果が大分弱まったらしく、呂律が回ることにも、薫は力を得た。
「私は湯川先生を信じてる。あんたの小細工なんか、あの人は物ともしない。必ずあんたのこと突き止めてくれるんだから」
「へえ……」
田上はいつものように破顔したが、目が少しも笑ってはいなかった。彼にとっても、やはり湯川は特別なのだ。
「妬けますね。さっきまであんなに可愛かったのに、余計なこと言うんじゃなかったな」
「できないわよ、あんたには。湯川先生のことで、頭がいっぱいなんでしょう?あの人に負けたのが、」
“悔しくて”と言いかけたところで、薫は頬を平手打ちされた。手を上げた田上の顔には、最早笑いがない。
「憎まれ口が過ぎました。お陰ですっかり萎えちゃいましたよ」
睨視する薫を無視して、田上は薫の黒髪を引っ掴んだ。そうして、薫の口に陽根をねじこむや否や、鞠でもつくように薫の後頭部を
上下させた。後頭部の引き攣れるような痛みと、喉奥に亀頭を叩きつけられる苦しさに、薫はたまらず涙を滲ませた。
今までの丁寧な扱いが、まるで嘘のようだ。それだけ薫の言葉が図星をついていたのだろうと、決して頭の回転の早くない薫でも
分かるのに、田上はそんなことも察することができないほど、激昴しているらしい。薫の口内でそれが膨れ上がると、田上は
乱暴に薫の髪を引き上げ、ベッドに放った。うつ伏せに倒れ、激しく咳き込む薫の尻を、田上は高々と持ち上げる。
「後悔して下さい。僕だけが気持ち良いようにしますから」
「……っあ……!」
一挙に最奥まで突き入れられ、薫は悲鳴をあげることさえできなかった。
「いやっ!いや、あっ、ああぁっ!」
それは、先ほどの口淫同様、セックスと言うよりはただの暴力だった。まるで人形にでもするように、薫の快感はおろか、
骨にも関節にも何ら気遣いはしない。薫は田上の獣欲の赴くまま、ひたすら犯され、揺さぶられた。
「助けてぇっ!やだっ!やだあぁっ!」
「まるで子どもですね。恥ずかしいなぁ、お隣に聞こえますよ」
田上は蔑むように言って、体位を変えた。向き合う形になった田上は、やはり口調の通り冷たい視線で薫を見下ろしている。
しかし薫は、それどころではない。隣に聞こえる。助けが求められる。
「たすけ、て……たすっ……!」
決死の叫びは、再び始まった田上の抽送に寸断された。圧迫感と微かな性感で、まともに助けを呼べない。
「素直もそこまでいくとただの馬鹿ですよ。夜中にそんなイイ声で助けてって言われて、まともに取り合う人がいますか?」
「ふっ……う、あ……」
「せめて、僕の名前を叫ぶぐらいの気遣いを見せてください。一応、刑事なんだから」
「……た……!」
叫びかけた唇は、今度は田上の唇で塞がれた。深く舌を絡められたまま犯され、気が遠くなる。やっと唇を逃れても、
すぐさま掌で唇を覆われ、あるいは口内に指を差し入れられて、薫の唇から漏れるのは、吐息と切れ切れの叫びばかりだった。
このままじゃ本当に、ただ犯されて殺される。何か、他に手段はないのだろうか。この男の名前以外に、何か、“遺留品”は。
そうして思い立ったのは、いつか鑑識で見た、女の死体だった。綺麗に整えられて尖った爪先と、指の間に、何か糟のようなものが
詰まっていて、美人鑑識医にその正体を問うと、『その子の復讐』と彼女は笑って答えた。現場で争って相手を引っ掻いたときのものだろう、
やがてDNA鑑定の対象になる、犯人の皮膚だと。
薫は全ての力を二の腕に注ぎ込み、腕を振り上げようとした。しかし、身体機能は未だ回復しておらず、なかなか持ち上がらない。
「どうかしました?」
正面から田上に問われ、薫はギクリと心臓を躍らせた。
「何かしたいなら、言ってください。多分、あなたの最期の願いになりますから」
「……」
駄目でもともとだ。薫は賭けに出た。
「あなたの肩、抱いてもいい?」
「え?」
「最後だから。……嫌?」
咄嗟に、上手い嘘がつけたと思った。肩を抱く形でなら、爪を立てても不審には思われない。問題は、それ以前に田上に勘付かれないか
どうかだが。果たして、田上はにっこりと微笑んだ。
「いいですよ。嬉しいです」
大事そうに薫の手をとり、自分の肩にかける田上の仕草に、薫は不可解な胸の痛みを覚えた。一瞬、田上が本気で喜んでいるように
見えたのだ。
薫の戸惑いを乗せたまま、絡み合った二人の身体が動き始める。
「あ……あっ……!」
揺さぶられながら、薫はかたく目を閉じた。何馬鹿なこと考えてるの。こんな酷いことされて、挙句殺されるってときに。
殺された人たちの顔を、胸の痣を、一つ一つ思い出す。そして最後に、あの偏屈な天才科学者の顔を。手がかりさえ残せば、
どんなトリックを使われても、あの人は必ず真実を捜し当ててくれる。
「内海さん……!」
「やっ、あっ、あぁっ!」
名を呼ばれ、薫は好機とばかりに、田上の肩に深々と爪を立てた。身体の中央から注ぎ込まれる体液より、爪の間の異物感を
確かに感じる。これでいい。これで大丈夫。程なくして殺されるというのに、薫は奇妙な安堵感を覚えていた。
「可愛いんだからなぁ、内海さん、こんなときに。殺すの嫌になりますよ。せめてもう一回抱きたいです」
全てが終わって、一度ベッドを立ちかけた田上は、わざわざ戻ってきて薫を抱きしめ、お門違いにぼやいた。
もしかして、助かる?抱きかけた期待を、薫はすぐに放棄した。この男が、一度立てた計画を、たかが女との閨事のために
破るはずがない。
「でも……朝までには『消さなきゃ』だし、しょうがないですよね」
やがて、田上はしぶしぶといった感じで立ち上がり、裸の身体に衣服を纏った。消さなきゃ。ああ、やっぱり殺すんだ。妙な諦観と
覚悟があって、薫は少しも取り乱さなかった。いつか、絶対に湯川先生がこの人を追い詰めてくれる。犬死にはならない。
そう確信しているせいだと、薫は思った。
田上は、玄関に放ってあったらしい鞄を片手に戻ってきた。何やら大きな鞄だがどうも空らしく、空いた片手に持っているのは、
小さな注射器一本だ。
「それが……兵器?」
「まさか。ただのカリウムですよ。静脈注射すれば楽に死ねます」
薫は、田上の言葉の意味が分からなかった。その注射器一本で人が殺せるなら、他にどんな兵器が必要なのだろう。
「僕ね、ずっと疑問だったんです。何で推理小説って、まず死体が見つかるところから始まるんだろうって。
死体がなかったら、まず殺人事件とは思われないでしょ。日本の失踪者って、年間30万人以上ですよ」
言いながら、田上は薫の腕を凝視し、程なくして一点に狙いを定めた。
「だから、殺し方はシンプルでいいんです。問題は隠し方。一番の隠し方って消すことだと思うから、その線で
開発しました。詳しく説明すると長いんですけど、まぁ要するに、3時間後、あなたの身体はこの世にありません」
薫はゆっくりと目を見開いた。身体が、ない?
「あなたのその綺麗な目も、髪も、手足も……爪に挟まった僕の皮膚も、全部消えてなくなるんです」
「……や……!」
薫が叫ぶのと、彼女の皮膚を注射針が突き抜けるのとが、同時だった。目尻から零れた薫の涙に、田上が愛しげに口付ける。
「さようなら、内海さん。最後の嘘、ほんとに嬉しかったです」
その言葉を、薫が最後まで聞けたのかどうか、誰も知らない。
以上です。申し訳ありません、6もありませんでした。
最後、田上が原作の湯川先生の台詞をぱくってます(推理小説と死体の話)、発想貧困で
すいませんorz
テレビ版の田上がすごく良いキャラだったので、引き込まれる形で書き始めました。
あの無邪気さと残酷さと小者感をできる限り表したつもりなので、ちょっとでも伝わったら幸いです。
最後になりましたが、長いこと間を空けてしまって本当に申し訳ありませんでした。
うは待望のbパターンktkr
!!
乙です!gjです!!!
うはーGJ!!
惹きこまれたーー。文才ありますねぇ。
しかしこのあとの湯川先生の心情を思うと何ともやり切れない気持ちに…
もう一回Aパターン読んでこよっとw
あ、てかもし良かったらAパターンの続きもお願いします神よ!
惜しみなくGJをおくるぜ旦那!GJ!
田上がものすごくいいキャラしていて、
あっという間に引き込まれてしまったよ。ありがとう!
GJです!
個人的にはちょっと苦手な部類だったけど、読み始めたら止まらなくなった!
本当に乙です!!
草→薫←湯状態で牽制しあってたはずが、共有の萌玩具になっちゃう。
ウブだなんだとカラカわれまくって一念発起、弓削に頼み込んでコンパを
やってもらう薫
なんかいい感じにイチャイチャ(やってない)できて自信つけちゃう薫
嬉々として二人に報告(誤解を招く)
エロオヤジーズによるめくるめく鬼畜変態パーティー開催
な流れな夢を見たい。
切に…
そりゃ萌えですわ
>>695 「よろしい、ではこの部分は僕が担当しよう
草薙は上半身を頼む」
「わかった!」
「ちょっ……先生!」
咄嗟のことに薫の体は対応できず、辛うじてできたのは声を出すことだけだった。
「先生! 湯川先生!」
薫を組み伏せた湯川は、表情はいつも通り冷静なまま、しかし鬼気迫る勢いで彼女の衣服を剥いていく。仕事着のスーツならともかく、比較的脱がせやすい浴衣なのが災いした。
刑事というハードな職業に似つかわしくない白い肌が外気に晒される。そこに片っ端から、湯川は刺激を与え始める。
「せんせ……やっ……!」
薫がいくら懇願しようとも、湯川は手を休めない。
突き、なぞり、時には強弱を変えて。
上半身をやりつくしたら、間髪を入れずに下半身へと。
湯川は、薫の体を隅から隅まで蹂躙していった。
「……っ」
悶える薫。もはや完全に身を任せてしまっていた。しかし湯川は突然手をとめると、「フレミングの法則」を表すような手つきで顔を抑え――しばしの沈黙の後、
「実に面白い」
そう呟くと、湯川は部屋を出て行った。ずっと握っていたマジックペンを放り投げて。
あとには、体中に数式を書かれた薫だけが残された。
「ほんっと――あの変人は!」
憤りに任せて、薫は頭からお湯をかぶった。誰も居ない深夜の風呂場に、荒々しい水しぶきの音がこだまする。
あのあと、湯川は薫をほったらかしにしたまま帰って来なかった。すっかり耳なし芳一にされた薫は、風呂で体を洗っていた。
水性ペンだったのがせめてもの救いである。
「……畳や襖に書いて、旅館の人に怒られなかっただけマシかな」
そんな理屈で納得してしまうのは、自分があの変人に慣れてしまったからだろうか。
体にインクが残っていないことを確認し、薫は湯船に身を沈めた。
自分がこんな目に遭うはめになったいきさつを呪いながら――
事件は、その日の早朝に発覚した。
とある温泉宿の露天風呂で、亡くなっている老人が発見されたのだ。
老人は業界では知る人ぞ知る資産家で、大の温泉好きであったという。
それは心臓を患ってからも変わらず、事件当日も家族と温泉に浸かりに来ていたとのことだった。
第一発見者は老人の秘書。家族旅行に同行しているあたり、家族ぐるみの付き合いであると思われる。
老人を温泉から引き上げたのも彼であり、怪しい動きはなかったとその場に居合わせた老人の孫娘が証言している。
もっとも、彼に人を呼んでくるように言われ、しばらく老人と二人きりにさせてしまったそうだが。
「先生は、一番風呂、特に朝に入るのが大好きなお方でした。家族の皆様も、こんな心臓によろしくないことを続けていてはいつか……とは思っていたのですが、現実になってしまったようです」
秘書の男は、しばしば眼鏡を押し上げて目頭を拭いながら証言した。
その証言に矛盾はなく、争った形跡もないので、現場検証をした警官たちも心臓麻痺による自然死として結論が固まっていた。
そこにやってきたのが、薫と湯川であった。
「旅行先で事件があるなんて、ドラマじゃあるまいし」
そう愚痴っていた薫だが、湯川が「さっぱりわからない」と自主的に言い出したことで事情が変わる。
変人と知るが故に野放しにできない手前、彼の「捜査」のフォローをしなければならなくなった。主に肩書きで。
そして一通りの情報を聞き出してようやくチェックインした矢先のスーパー推理タイムである。
宿について以来、湯川と会話らしい会話など一度もしていない。薫には、湯川が自分から事件に乗り出したことも含めて、避けられているように思えてならなかった。
そもそも、なぜ二人だけで温泉旅行などという事態になったのか。
もともとは、湯川ゼミの学生に「ゼミで旅行に行くんですが、いっしょに来ませんか」と誘われたのだった。
「もちろん湯川先生も来ますよ」という付け足しには少し引っかかりがあったものの、仕事の疲れを取りたいと思っていた薫はその話に乗った。
ところが期日が近づくにつれ参加予定者が一人抜け二人抜け……気がつけば、行くのは薫と湯川だけになっていた。
ちなみに客観的に言うと、これは「ハメられた」という状況なのだが、薫に理解できるはずもなかった。
ガタ、と入り口の戸が揺れる音がする。誰かが手をかけたのだ。
忘れていた。時間が遅いだけに、今は混浴となっているのだった。はっとして肩まで湯に浸かる薫。そして、風呂場に入ってきたのは、
「湯川先生」
「気にしないでくれ。実験中だ」
「無茶を言わないでください」
現れたのが見ず知らずの男でなかったことに若干安堵しつつも、では湯川ならいいのかと自問して思い直す。
よく知っている変人だからこそ危ないかもしれない。身構える薫だが、湯川はそこを動こうとしなかった。
「先生?」
「何も見えない」
思わず、脱力する薫。「眼鏡、曇ってますよ」
本職の湯川を差し置き、極めて論理的に指摘する薫。湯川の愛用の眼鏡は、風呂場に充満する湯気によって白く染められていた。何も見えなくて当然だ。
「そう、湯気とはそういうものなんだ」
当の湯川は薫の指摘を「当然」と言わんばかりに受け流すと、風呂場に足を踏み入れる。
「――って何で入ってくるんですか!」
「この時間帯は混浴だろう」
「わかってるなら遠慮してください! 見るな!」
「今さっき、何も見えないと言ったはずだが」
確かに、だいぶ覚束ない足取りだ。滑って転ぶ姿が眼に浮かぶ。
薫は、覚悟を決めた。
「わかりました、見えていいです。死なれると困りますから」
薫は湯川と隣り合って浴槽に浸かっていた。
湯船に入ると、湯川は目蓋を閉じ、再び「見えない」状態をアピールした。薫の位置を確認するために、その手は彼女の肩に置かれている。
薫は否応にも、ペン先でとはいえ彼女の体を湯川の手が走り回っていたのを思い出してしまう。
「あの秘書は、眼鏡をかけていたな」
「……そうですね」
平静を装うのに、思いのほか苦労した。湯川の言葉がやけに魅惑的に聞こえて、その一言一句ごとに体に刻まれた数式が疼くような気がしたのだ。
とっくに洗い落としているというのに。
今の湯川は、論証モードに入っている。これまでの付き合いで、微妙な雰囲気の変化はだいぶ読み取れるようになっていた。
だが、今回のように体で感じるなんて初めてのことだった。
「眼鏡は湯気で曇るものだ。しかし秘書の彼は、老人を見つけて風呂から引き上げるという作業を、眼鏡をかけたままやってのけた」
「あ」と声を出す薫。気がついた勢いの他に、疼きに我慢できなくなった、という理由もあるなどと口が裂けても言えない。
気づいたものの、薫はそれが何を意味するのかまでは読み取れない。
「その事実からは様々な解釈を選び取れるが、僕はこう思う――内海くん、どこだ?」
何となく危険を感じ体を離していたら、湯川は手をばちゃばちゃと動かし始めた。
仕方なく、再びその手を薫の肩に添えさせると、落ち着いた様子で続きを語り出す。
「老人の浸かっていた温泉は、偽者だ」
「……じゃあ、老人が浸かったのは何だったんですか?」
「露天風呂の手前に、水風呂があったろう。あれだよ。いかに温泉めぐりを趣味とする老人の心臓といえど、冷水に浸けてしまえば、ひとたまりもないだろう」
年寄りの冷や水、という言葉が脳裏をよぎったが、湯川の講釈をさえぎってまで発言する必要もないと薫は判断した。代わりに、妥当な質問を口にする。
「でも、冷水に湯気は立ちませんよ? とても温泉と間違えるなんて……」
「ドライアイスだ」
グルメ番組などでは、できたての料理をアップにする演出が見受けられる。
だが、そのとき立ち上っている湯気は本物ではない。本物ならば、さきほどの眼鏡のように、カメラのレンズが曇ってしまうからだ。
故に、そういった演出をするときは画像を加工するか、ドライアイスが使われる。
湯川は以上のことを説明し、結論にかかった。
「犯人はドライアイスを周囲に配置して、冷や水の溜まっている浴槽を温泉に見立てた。
老人は偽装に気づかずそこに入ってしまい、心臓発作で身動きがとれなくなり、絶命した」
薫は身震いした。老人の追体験を錯覚したからだろうか。
「ただし、確実に殺せるとは言い難い。相当に運任せの罠だ」
そう言い捨てたきり、湯川は黙ってしまった。
薫は考える。
そのトリックが用いられていたとすれば、秘書は嘘をついたことになる。
老人を引き上げようとした時点で、温泉ではなく冷水であることに気づいたはずだ。それを証言しなかったのは、彼自身がトリックを仕掛けた張本人だからか。
しかし、実行犯にしては詰めが甘い。仮にも工作に使用するのだ、湯川の講釈したドライアイスの特性くらい知っていてもおかしくはない。
ところが彼は「眼鏡を外して作業をする」という芝居すら打たなかった。
「犯人は別にいて、その誰かをかばっている?」
そこまでが限界だった。のぼせてしまったのか、頭が回らなくなってきた。
明日、秘書に改めて尋問してみればいい話だ。薫の仕事モードはそこで解除された。
おかげで、今まで忘れていられた現在の状況を思い出すことになってしまったが。
「……湯川先生?」
本当は呼びかけるつもりはなかった。いくら何でもこんなに早くのぼせるなんて、もしかして湯川先生が近くにいるからかしら、
と本人の前では死んでも口に出したくない論述の最中だったからだ。
だが何の反応もない湯川に不安を感じた。のぼせて気を失ってしまっているのではないだろうか、と。
その矢先に、湯川は薫の背にもたれかかってきた。
「何やってんですか!」
それからの薫の行動は早かった。
ぐったりしている湯川を連れて部屋まで撤退すると、ラフに浴衣を着せて、さっさと布団の上に寝かせたのである。無駄のない作業だった。
一仕事終えたあと、何かに誘われるように、寝息を立てる湯川の顔を覗きこむ――ような気分にもなれず。
どっと疲れた薫も、すべてを後回しにして寝ることにした。
秘書は逮捕された。朝一番で、湯川の推測を伝えられた刑事たちの尽力の賜物である。
薫が考えを巡らせたところまでは明らかになっていないが、白黒つくのはそう遅くならないだろう。案外、秘書が凡ミスを犯しただけ、という落ちかもしれない。
改めて振り替えると、湯川が乗り出すほどの事件ではなかったように思える。だが殺人事件として犯人を逮捕できたものの、もし曇りにくい眼鏡だったら、など、推理に見落としがないこともなかったのでおあいこか。
「僕としたことが、慎重さに欠けていた。物理学者にあるまじきミスだ」
見落としがあると申告したのは湯川自身だった。
「いつもは実証できていないとかいって、嫌味なくらいもったいぶるのに」
ここぞとばかりに湯川へ意趣返しをする薫。それを聞きとがめたのか、硬く目蓋を閉じたまま湯川の唇が動く。だが、それは薫への反論ではなかった。
「不謹慎なことだが、僕は旅館で事件があったと聞いたとき、助け舟だと思ったよ」
「え?」
「もし捜査をしていなかったら、君とどう過ごせばいいのか、さっぱりわからなかった」
薫は動揺する。いつもマイペースな変人ガリレオが、こんなことを口走るなんて。湯川もまた動揺しているであろうことは、その行動から容易に読み取れた。
「先走って仮説を語ったのも、何でもいいから君と話したかったからかもしれない」
これは、どう反応すればいいのだろうか?
湯川の表情を見る。いつも通りの、崩れたところなど予想できない端整な顔だ。
ふぅ、と溜息が出る。
薫もまた、人のことは言えないと自覚していた。湯川と、事件抜きで話したいことはいっぱいあるような気がするが、言語化には困難を要する。予想外の邪魔にぶちぶち文句を言いつつも、心のどこかでは、この機会をなぜか危機的に見ていた自分もいるのだ。
結局、もうしばらくはこの距離感がお似合いということだ。
薫はそう結論づけた。
「ガリレオの眼鏡もたまには曇るんですね」
曇らせた原因が何なのか、それはまだ実証できていない。
終わり。
温泉ネタで書いていたらなぜかこんなことに……エロなくてごめん orz
エロなしでも面白かった!自分のツボにぐさぐさ来たw
どきどきしたし、薫かわいいし、ゼミ生GJ
もちろんそこの神もGJ!!
ワロスw
ハメたゼミ生達GJすぐるw湯薫はほのぼのもいいね
神GJ!!
706 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 15:35:22 ID:l/ej+zQU
BパターンGJですた!!!!!!!!!!
でも最後何故か泣いてしまった・・・
神よ!投下お願いします。
実に面白い
神降臨願う
虹サイトなんて貼るなよ腐女子
晒すなよ
ルールも知らんで来るな帰れ
715 :
@@@^^@@@:2008/12/05(金) 10:10:19 ID:0m5LLWP/
ポタポタと急に降りだした雨は、薫の頬を濡らし、滴が幾重にもなって次々とスーツに染みを作っている。
それでも傘を差そうとどうしても思えなかった。全部流れた方がいいのだろう。醜いこの気持ちと共に。
先日協力してもらった事件の報告へ、薫が帝都大学に向かったのは、夜勤明けの夕方の事だった。
すぐ済むことなので特に湯川に連絡をせずに会いに行った。学生は冬休みに入っていて校内は閑散としていて人も疎らだった。
向かった13研究室の前でなぜだか薫は足を止めた。栗林のピリピリとした声が聞こえてきたから?いや薫の名前が聞こえたから。
「先生!!内海刑事にきちんと話した方がいいですよ。今が一番大事な時期ですよ。教授の娘との結婚が決まれば、先生だって」
そこまで聞いて薫はゆっくりドアから離れた。栗林のいわんとしている事は理解できた。自分は邪魔、それだけの事。
わかっている、迷惑をかけていた事は。わかっている、邪魔だって事。でも湯川先生じゃなきゃ事件が・・・そこまで考えて思考が止まった。
本当に先生じゃなきゃわからない事だった?他にも物理学者はいっぱいいる。誰が?一体誰が先生じゃなきゃ駄目だったのか。
薫は思いあたった事に呆然とした。確かに最近前より距離が近くなって友人みたいになれたって思った事もあった。それが嬉しくて。でも違うのだ。
友人なんかじゃない。私は先生を男として見ていたのだ。認めたくない事実を突きつけ雨は冷たさを増した。
716 :
@@@^^@@@:2008/12/05(金) 10:58:39 ID:0m5LLWP/
あれから3週間、一度も湯川には会いに行っていない。いや、もう二度と会う事はないだろう。結局、湯川と薫の関係性は事件で繋がっていただけの事で
何もありはしないのだ。先生には協力を仰げなくなった事を上司に報告して、かわりに紹介されたのが咲島徹という南都大学の准教授だった。
彼女は彼がどうしても好きになれなかった。冷たいわけじゃない。むしろ優しい。でもはじめて咲島を訪ねた時、彼の端正な顔の瞳の奥が見知った人物に
似ている様な。そう、木島や田上と似たような目をしていたのだ。実験動物を見るような目で薫を見たような。でも、それは湯川先生がいいと心のどこかで
思っている、自分自身の甘えだと薫は解釈した。事件だって咲島は協力的だし。事件の報告に向かった南都大学で、薫は嫌な予感を隠すように自分に言い聞かせた。
大学は年を明けてもまだ冬休みで、まるで音がない場所の様に静まりかえっていた。どうしてどこも物理の研究室は、暗い奥まった場所にあるのだろうかと薫は廊下を進んだ。
咲島の研究室の前でノックをすると、ひどく穏やかに「どうぞ」と言う声が聞こえた。ドアを開けると、椅子に座ったまま端正な顔がこちらを見ていた。
「先生、この間の事件無事解決したので報告に」鞄に手を突っ込んで報告書を探していた薫は、目の前が一瞬暗くなって驚いて顔をあげた。
先ほどまで椅子に座っていたはずの咲島だった。端正な顔はどこか能面を思い出させ、湯川先生も端正な顔だけど、一度もそんな事は思わなかったなぁ〜と冷静に考えていた。
言葉を発しない彼女に、咲島はゆっくり手を伸ばした。薫の足は危険を察知し一歩後退しようとしていたが、それよりもはやく咲島の手が薫を引き寄せた。
そのまま抱えあげられて落とされたソファーに薫は震えあがった。「先生、やめて」と叫ぶ唇を塞がれて、差し込まれた舌と共に、何か異物を飲み込まされた。
意識が朦朧とする。咲島は始終無言だった。逃げられないと悟った時に思い浮かんだのは湯川先生の優しい顔だった。ワイシャツのボタンを上から順に外されて薫は体を振った。
「力を抜いて」咲島がはじめて優しい声をだした。頭の中には湯川の声が聞こえる。「だから君は考えなしだって言うんだ。落ち着いて、まだ逃げられる」薫は動くのをやめた。
咲島はそれをみて「いい子だ」と囁いた。薫はゆっくり頭からピンを二本抜きとった。「先生、こんな事犯罪ですよ」薫の呟きに咲島は答えた。
「あいにくぼくは地位も名誉もある。君がいくら乱暴されたと騒いでも誰も聞かないさ。変な目で君が見られるだけだ。」その瞬間薫は渾身の力をこめて咲島の手にピンを突き刺した。
呻く咲島の下から這い出て、すぐに震えている自分の太ももに二本目のピンを突き刺した。痛みで意識がはっきりしてくる。鞄を掴んで、足の痛みをこらえて薫は研究室から飛び出した。
717 :
@@@^^@@@:2008/12/05(金) 11:20:10 ID:0m5LLWP/
なんとか疎らに人が通る道まで逃げた薫は、車の存在を思い出した。取りには戻れない。痛みと薬で朦朧とする意識を、
なんとか繋ぎ止めて薫は歩いた。研究所や大学がひしめきあっているこの地帯は、何人かが歩いているだけでひどく静かだった。
「内海君」不意に背後からかけられた声に薫は小さな悲鳴をあげた。ふりかえったその場所に湯川の姿を見出した瞬間
薫は気を失った。
暗い闇から這い出すように薫は重い瞼をあげた。ここはどこなの。眩暈はいまだに薫を襲い、はっきりしない意識に足音が響く。
その部屋の薬品の匂いと、足音に瞬間的に薫は咲島の事を思い出して目を瞑り顔を覆った。顔を覆った手を掴まれ「やめて」と呪文の
様に繰り返す。「内海君」その落ち着いた声に薫は瞳をあけた。そこには湯川がいた。言葉に詰まった様にこちらを見ている。
「先生、湯川先生」薫はあの何年か前のクリスマスの時と同じように湯川にしがみついた。
718 :
@@@^^@@@:2008/12/05(金) 12:08:10 ID:0m5LLWP/
優しく大きな手が何度も背中を行き来する。しばらくして落ち着いた薫を湯川が離した。そっと顔を覗き込み問いかける。
「何があったんだ?」と。その質問に答えるには、色々な事を話さねばならない。それを話したら湯川にまた迷惑が。
薫は首を振った。湯川は薫が話さなければしつこく追及してくる事はしない。薫におきた出来事など、謎とは無関係。
湯川にとってはそれこそ犬の糞なのだ。「ご迷惑をおかけしました。大丈夫です」そう言って立ち上がった薫の腕を
何かが引いた。薫はソファーに倒れこむ。湯川が薫の腕を掴んでいた。「大丈夫?君は何をもって大丈夫などと。」
「こんな真冬にジャケットもコートも着ずずに歩いていた君が?足から血を流していた君が?それともワイシャツを
はだけさせていた君が?」その苛立った声に薫はハッとして顔をあげた。すごく心配してくれていたんだと薫は人事
のように思った。薫はすいませんと謝って、ひとつひとつ話はじめた。湯川が結婚する事を聞いて迷惑をかけられないと
考えたこと。他の先生に相談しに行っていて襲われたこと。最後まで話して、フッと見た湯川の顔がひどく怒っているの
に気がついて、小さく以上ですと呟いた。湯川は忌々しさを全開にして「君は馬鹿だ」と言い放った。
薫は言い返す元気もなく、あーそうですね、馬鹿ですよねと肩を落とした。
「違う。まず第一にぼくは結婚しない。まず第二に迷惑や邪魔ともここ何年か言っていない」
早とちり。。。薫はボソッと呟いた。「そう早とちり」と湯川が薫を差した。君は進歩がないとか
それから長いお説教がはじまり、薫は今日は甘んじてそのお説教を聞き入れた。「わかったか?」
お説教の最後ともいえる言葉に、薫は心底ホッとして「はい」と返事をしながら顔をあげた。
湯川は不思議な顔をしていた。今まで色々な顔の湯川を見てきた。でもその顔は一度も見ていない。
719 :
@@@^^@@@:2008/12/05(金) 12:09:54 ID:0m5LLWP/
「先生?」と問いかけた薫に再度近づいてきた湯川は「確かに、」と言って言葉を詰まらせた。珍しい事だった。
少し言葉を選んで湯川はつづけた。「ここにも、もう来ない方がいいかもしれない」薫はハッとした。
「やっぱり迷惑だから?」その言葉に湯川は首を振った。「君がここに来なくなって、君の事を考えた。はっきりは
わからない。でも君に友人としてではない気持ちを抱いているって。僕だって男だから。おなじように抑えられない日
がくるかもしれない」まるで独白のような湯川を薫は驚いて見た。ああ、そうなんだ、湯川先生のこの顔は男の顔。
薫はその顔に手を伸ばした。
「大丈夫ですよ、先生ならかまいません。好きだから」その言葉に先生は少し驚いた顔で、暫くして笑った。
「ああ」それだけ言って薫を抱きしめた。
すぐに近づいた唇は深くなり、顎を押されて空いた隙間に舌が入り込み薫の思考を奪った。熱い唇と舌は、
咲島が触れた場所すべてを埋め尽くし離れたいった。先生?と潤んだ目で見た薫に湯川は苦笑して抱きしめた。
「君の怪我がなおるまで、これで我慢しとく」その言葉に思考回路が一瞬停止した薫の、怒った甲高い声が
帝都大学に響いたのはそのすぐ後のこと。
いいねー
できれば続きも頼みます
GJ!
超絶萌え!
設定も新鮮だったし、素晴らしく萌えたーGJ!
湯川がいなくなった、と連絡を受けたのは職場である貝塚北署から帰路に就こうとする
まさにそのようなタイミングだった。
携帯を鳴らすメロディーに気付き液晶を見やれば、見知らぬ番号が明滅している。
不審に思いながら通話ボタンを押すと、甲高い男の声が耳に飛び込んできたのだった。
「もしもし!?内海刑事ですか!!
ゆか、湯川先生はそこにいないですか!?」
「…はあ?」
妙に切羽詰まった声でまくし立てたのは湯川准教授の助手に当たる栗林で、
要領を得ない彼の説明を纏めるとどうやら湯川は何らかの実験中に忽然と姿を消してしまったらしい。
らしい、というのはその瞬間を目撃していた人間がいないからであり、
彼が神隠しにでも遭ってしまったとしか考えられないような状況だという。
無論、湯川の姿が消えた理由を論理的に推察することなど薫の頭脳では限界があるが、
恩義のある彼が消えたと聞いて黙っていられる筈もない。
頭を使うより足を使って情報を集めた方が得策だ、と非常に刑事らしい結論の上、
捜査で疲れた体に鞭打って薫は夜の街中をかけずり回って湯川捜索を行った。
……そして結果は空振りだ。
どこにも湯川の痕跡を見いだせない。
「ああもう、湯川先生たらどこ行っちゃったんだろ」
焦燥と疲労が入り混じり、薫は嘆きながらアパートの階段を上がる。
人の気持ちを顧みない不躾な態度や言動に腹を立てたことは一度や二度ではないが、
薫にとって湯川は単なる捜査上のアドバイザーというだけの相手ではなかった。
思い出したように不意打ちで優しさを見せる堅物科学者に、
想いを寄せるようになってからしばらく経つ。
「あんまり心配させないで…」
独りぼやいて溜め息を一つ。
恐らくは報われないであろうこの想いは心の奥底に留めておくと、
随分前に自分に課していた薫ではあるが、いなくなったとは想定外だ。
どうしたって、胸を占めるのは湯川のことだけ。
(こんなに心配してたって、湯川先生は自分のことしか考えてないんだろうけど)
変人と評される所以を思い返し、ついでに自分の見込みの無さをも自覚してしまい
薫は数回目の溜め息を付きながら鍵を回し玄関の扉を開けた。
725 :
続き:2008/12/07(日) 11:18:22 ID:6BMCLm6s
「あれ?」
まず薫は異変に気付いた。
暖かい。
冬なのに、玄関に暖かさが流れ込んでくるのだ。
まさか暖房を消し忘れて仕事行ってたの私!?と慌てて部屋へ飛び込んだ薫は、
そこで有り得ない光景を目にすることになる。
「ゆ、ゆ、湯川先生っ!!?」
「やあ内海くん。お邪魔しているよ」
薫愛用の真っ赤なソファーにふんぞり返って彼女を迎えたのは、
他でもない先程まで薫自身が必死に探し回っていた湯川だったのである。
「な、なんで、ここに!」
絶叫の後、軽い錯乱状態に陥り掛けた薫を一瞥し、
「少し声のトーンを落としたまえ。近所迷惑だ」
と偉そうに宣う湯川だ。間違いなくこれは湯川先生本人だ――――と認識し、薫は愕然とする。
(また嫌味を言われたくないので声には出さないが)
何故!
どうして湯川先生がここにいるのー!?しかも何で必要以上に寛いじゃってるのよ!!
当然その心の声に答える解はなく、1人悶々とする薫に構わず湯川が口を開く。
「聞いてくれ内海くん。今日僕は素晴らしい友人と知り合った」
「え?」
怪訝さを隠そうともせず薫は首を捻る。
今の湯川はどこか意気揚々としていて妙にテンションが高く興奮状態に見えた。
何か、変。
いつも変だけどそれ以上に何か世紀の大発見でもしたみたいな。
(…あれ?)
友人と知り合った、とか言った?今。
ふと湯川の脇を見れば、ピンクの扉がでんと構えているし。
そう扉だ。ドアだけの代物だ。
何となく嫌な予感が背中を走り抜け、薫は恐る恐る湯川を振り返る。
「湯川先生?これは」
「どこでもドアだ」
「真面目な顔でバカなこと言わないでください!」
「何故バカなことと言えるんだ?現に僕はこれを使って君の部屋に来たというのに」
クラクラと、眩暈に襲われる。
薫は思わずこめかみを強く押さえた。
「先生あの、私何がなにやらさっぱり展開についていけなくて」
「大丈夫だ、僕も最初は驚いた。これは歴史を変える出会いであり発見だからな。
だからこそ、僕は真っ先に君の元へ来たんだ」「いえ、何が大丈夫なのかさっぱり…」
「では紹介しよう。僕の友人だ」
そう言った湯川が指差し促した方に視線を向けると、そこにあるのは何の変哲もない
薫の衣服が押し込まれたクローゼットが―――その扉がカタン、と内側から押し開かれた。
「っ!?う、嘘っ」
ぎょっとして言葉を失う薫の目の前に現れたのは水色でまん丸なタヌキもといネコ型の―――
「はじめまして。ぼくドラ○もんです」
「ひいっ!でかー!!」
湯川先生がドラ道具に感銘を受けるとこまで書きたかったけど無理でした。
ここからどうやってエロ展開にもっていくべきかw
薫の中の人が映画の主題歌を歌うってことで記念に絡めてみましたスイマセン
>>724 GJGJ〜!!
真っ先に薫のとこに来た先生萌えww
新しい視点で面白かったよ
本当に一瞬だけ映画の黄泉がえり思い出してびびった
ピンクのドアいいなw
GJ!
ドラえもんワロタw
ほ
し
さっきまで一週間も書き込みが無かったことに驚いた…
人居ないのか?
みんな師走で忙しいんじゃない?
師走で妄想
師走で慌ただしく、いつも以上に早足で動き回ってる湯川の周りを
聞いてくださいとかなんとか小走りでついてまわる薫。
んでもって、白衣の肘のあたりをきゅっと掴んで上目遣いで…
小走りで追いすがった挙げ句派手にすっ転び、呆れ顔の湯川にうなだれる薫
「何をやっているんだ君は」
「うう……」
「まったく騒々しいにも程がある、特に君は落ち着きというものが足りな」
「…センセ」
「どうした?」
「………すみません、立てません、…助けてください…」
座り込んだ薫に上目遣い(しかも涙目)に訴えられた湯川、さあどうする!?
ヤるっきゃない
クリスマスの夜、田上(名前は田上だったけど性格は完全に中の人っぽかった)に誘われてコンチネンタルでディナーを食べる薫。
そこに偶然?絶対零度の笑顔を浮かべて湯川が登場し、結局三人でディナーすることに。
食事そっちのけで終始田上を牽制する湯川。
ものすごくいたたまれない表情で時計を気にする田上。
男二人無視でひたすら幸せそうにディナーを食べる薫。
ということ夢を見た。
ちなみに場の空気に耐えられなくなった田上が席を立ったところで目が覚めた。
>>736 >ものすごくいたたまれない表情で時計を気にする田上。
吹いたwww
738 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 16:34:16 ID:XnjCsrtH
>場の空気に耐えられなくなった田上
ただのヘタレになったんですねわか(ry
>>733-
>>735の流れが個人的に素晴らしいと思った。
↑sage忘れとか…orz
逝ってくる。
まぁあれだ。よくあるこった、気にするな
じ
しゅ
に面白い。
先生はお疲れのようです
「先生、今噛みました?噛みましたよね?」
「…噛んでない」
「嘘、絶対『じしゅに』って言いましたよ」
「僕はちゃんと言ったぞ、『じちゅに面白い』と」
「あ、また噛んだ」
「……」
「よしよし、師走ですし先生もお疲れなんですねー」
疲れが出てカミカミになるゆかー先生とか。
(*´Д`)萌えた
747 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 18:45:08 ID:6wAtXNKu
先生かわゆすww
萌えた
あげちまった…orz
ちょっくら吊ってくる
得意げな薫(だと思いたい)にも萌えたw
そして薫タンで先生は疲れを癒すんですねわかります
だいわはうちゅ…
そんなセンセ、いいなあ
そんなことを思いつつ、薫は先生に不意打ちしたりするのですね。わかります。
去年の今頃は神が降臨してて楽しかったなあ
去年の今頃はレッドマーキュリーと格闘していたんですね
かみかみな先生萌えすw
756 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 01:44:46 ID:p4gTaV0+
あしらわされ続けた品川が、コウちゃんを押し倒す展開希望
大掃除で小ネタ
「なんで私が研究室の大掃除を手伝わなきゃならないんですか!?」
「君はいつも僕に捜査協力を求めている。そして、事件の報告と言う名目で研究室にたむろしている。僕は君の事件に協力している。従って君は僕に協力する義務がある。それに今は人手が足りない。」
「うっ…。栗林さんはどうしたんですか?」
「彼は先日から体調を崩している。」
「こんな時に…。」
「雑巾がけが終わったら、古本をまとめておいてくれ。」
「はいはい。なんで私がこんな事…。」
「先生!この本を紐で縛っとけば良いんですよね?」
「ああ…。紐…。縛る…。」
「え?何か言いました?」
「実に面白い。」
「って、何で私が縛られてるんですか?!全く面白くありません!!」
「何って、亀甲縛りだが。」
「そんな事聞いてません!!この変態が!!!」
オチなしスマソorz
亀甲縛りもソツなくこなす湯川先生萌えw
ワロタw
「このバカチンが!!」
でもいけるんじゃないかという電波を受信した今日はアンテナの方向が悪いらしい。
あけましておめでとう
一緒に初詣でに行ったはいいが、人の多さに酔いよろけてしまった先生。
「ちょっとー、しっかりしてくださいよー、もー」と先生の腕をとった薫の引いたおみくじは...
まちがえたorz
そして湯川のおみくじと薫に買ってあげる指輪の予算は
指輪、安っ!
これ、どこで買ったんですか?でも、サイズはぴったりです。
安すぎだろwww
本当に薫のこと大切にしてるのか?w
先生お金はたくさん持ってるはずなのにw
「フフ…内海くん、実はこの指輪はここをこうしてこうすると」
「っ!?ちょっ何すんですか先生!」
「それでここを最後にこうするとこうなる。どうだ?」
「先生、信じらんない!指輪だと思って嬉しかったのに!はやく外してくださいよっ!」
「駄目だ。外したら君は逃げるだろう?」
「…………!!!!!?」
そして赤い彗星の悪夢再来
彗星じゃ3倍速だよ
…性的に3倍速?
三擦りはn・・・うわなにすんだやめあwせdrftgyふじこlp;@:
772 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 00:19:10 ID:MlqeOey/
773 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 01:02:14 ID:0nwmQUj1
「攪乱す」の後日談
「先生、今日はどうしたんですか? いつもと違う実験室ですね」
「今日は 新しい実験装置を作ったから、そのテストをするためだ。君に手伝って貰う」
「え・・・実験、ですか。・・私には理屈もわからないし、無理です。
リトマス試験紙が一人だけ色が変わらなかったし」
「それはもう聞いた」
「・・・電磁石を作っても私だけ何もくっつかなかったし」
「心配ない。配線も接続も全部僕がやった」
「じゃあ、私は必要ないじゃないですか」
「いや、君に確認してもらわないといけないんだ」
「え・・・何を、ですか」
「君はここに座っていてくれたまえ」
「はあ・・・」
手元のスイッチを入れる湯川
「え・・どうなるん」
ですか、と訊いたつもりだった。だが、その時には薫の声は途切れて呻きに変わっていた。
「あぅ・・・何・・・」
下腹部の内側からじわじわと、振動が響いてくる
何よ、これ・・・思わず立ち上がろうとしたが、腰に力が入らない。
何も入っていないはずの 自分の下半身内部から 絶え間なく振動が伝わってきて
敏感な薫の女芯が痺れたように潤ってくる。
「せ、せんせ・・私、なんだか・・・へんです・・」
「ふむ、心拍、血圧、体温ともに上昇している」
冷静に机の上の計器を覗きながら、スイッチを操作する湯川。
「な・・何をしたんですか・・・」
「超指向性スピーカーを改造してみた。君の子宮部分にピンポイントで低周波を当ててみた」
「なんで!・・そんなことを・・・あうぅう!」
「もっと、焦点を絞って強度も上げてみよう」
「やっ、や・・・やめ・・だめぇ!」
薫は椅子に座ったまま、のけぞり、こわばってしまった
・・・・誰も触れていないのに、何もしていないのに・・・イってしまった・・・
下半身が濡れている事をぼんやりとした頭の片隅で感じた。
「接触せずに、人体に有用な振動刺激を与えることができれば、さまざまな応用ができるだろう」
「・・・なんで・・・私・・・試したんですか・・!!」
「決まっているだろう」
眼鏡を光らせて、顔を近づけた湯川は、薫の顎を指ですくい上げて囁く
「君をいじめてみたかったからだよ・・・」
えらい鬼畜な湯川になっちゃいましたが、進路修正ご指示ください
素晴らしい! GJ!! ぜひこの方向性で実験と検証を続けてください!
GJ!次は是非、機械と湯川どっちがいいかの検証を!!
GJGJGJ!!!!!!!!
777 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 21:54:47 ID:xeTLVl8G
ご指示ありがとうございます。では頑張ってみます。
「はぁぁ…」
薄く開いた唇からよだれが一筋流れる。
「ふむ」
湯川はその雫を拭った右手の親指で薫の唇をなぞった。
「あ…ん、んんっ…」
赤ん坊が乳を吸う様に、目を閉じて無心に湯川の指をしゃぶる薫。
「んっ、んっ、うん…」
息苦しくなったか、一度口を離すが、すぐに湯川の右手と腰にすがり付いて
しゃぶりつく。
「はあ、あぁ、せん、せ…、んっ、んんっ…、」
薫の髪と頬を優しく撫でていた左手をすっ、と放す湯川。
机の上に置いたリモコンをかすかに操作する。
「んん?」
ぴくん、と湯川の指を口から放した薫。
少し、振幅を上げる。
体の奥からの下半身に広がる振動が、熱として血の色として、首に昇ってくる。
「せ、せんせ、い、あ、あ、あ」
「どうしたんだね。内海くん」
「あ、あつ、熱いんです、全部、熱くて…助けて、だめぇ、やだぁ」
「では、やめよう」
あっさりとスイッチを全部切る湯川。
「あああっ!!」
真裸で、雪の中に放り出されたような冷たさに
全身を刺し貫かれ、ガクガク震えながら悲鳴を上げる。
778 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 21:58:37 ID:xeTLVl8G
「いやあ、助けて、助けて…お願い、せんせぇ!!」
「何故だね? 君が助けてと言ったからスイッチを切ったんだ」
「でも、だめ、いや、寒い・・・」
薫は 必死で湯川の腰にすがり付いて顔を擦りつける
「お願い,お願い,お願いぃぃ…」
「君は言動が首尾一貫していないな。警視庁の優秀な刑事がそんなことでは」
困る、と言うと同時に、コントローラの出力を最大にしてコマンドを入力する。
G+PPP+K →↘↓↙←↖↑↗+G+P+K E+P
「やあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜」
全身を満たした爆発の波動に絶叫した薫は、湯川の右手に強く噛み付き
声を押し殺すと、激しく震えて、椅子に崩れ落ち失神した。
スラックスはすでに夥しく濡れて、湯気を立てている。
湯川は、噛み付かれた右手を振り払おうとせず、ゆっくりと薫の口が開くに任せた。
長椅子に放恣な姿勢で横たわれ、唇を湯川の血で赤く染めた薫を
彼女には決して見せない優しい眼差しで見つめてから
血の流れる自分の右手を意外な物を見つけたように眺める。
「実に面白い」
呟くと、薫に覆い被さるようにかがみ込んで、
血濡れた唇に自分の唇を重ねる。*********
やっぱり鬼畜です。
この後どうしましょう?
1.縛る
2.ラブラブ
3.合体して装置を使って、二人とも失神→草薙に心中と間違えられる
4.その他
さ、3は…実に興味深い!
780 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 22:16:09 ID:zJMuxELV
>>778 またしてもGJ!
ここは2か3で頼む。ていうか全b(ry
GJ!
続きは3が良いなぁ〜
3!
783 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 23:48:13 ID:vvBXkx53
風呂敷を広げすぎて、どう収集するか悩んでますが、こんなのでどうdしょう?
湯川は薫の唇を血を嘗めとる様に、優しく舌で愛撫した。
薫の口の中で舌をからめあっている
薫は目を閉じて、動かない。胸は大きく上下している
静かにブラウスのボタンを外し、フロントホックを外す。
カップの下には小ぶりだが、形のよい乳房と、鴇色の乳首が汗ばんでいる。
湯川は顔を薫の左の乳房に近づけた。左の掌で乳房を揉みながら乳首に口を近づけた。
湯川は舌をとがらせ、乳輪を愛撫する。
左手がのびて右の乳房を揉みはじめた。左の乳首は湯川の口の中だ。
「ううんん……」薫が眉間にしわを寄せた……
「先生?……なの……あぁぁ……」
もう一度口付けで黙らせると、手品師のようにするすると、ジャケットとブラウスを脱がせる。
もちろんブラジャーも。
薫の左手を上にのばした。左手の上腕に舌を這わせる。脇の下にも……
「いやぁ……あぁ……あん……」薫は小さな声でつぶやく。
さらに胸の脇、腹の脇と愛撫の範囲が広がった。
薫が「いやいや」をするように。顔を左右に振った。
その間にも左手も休めることなく、薫の乳房と腹を愛撫する。
真っ白なキャンパスのように薫の白い体を、縦横無尽に湯川の手と頭が動き回る。
白い肌を再び桃色に染めていく。
「あぁぁぁ……いいぃぃ……せんせぇ…」
薫が喜びの声をあげる。
湯川の手がスラックスのベルトへ伸びた。
784 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:08:36 ID:LF3Pllmj
湯川の手がスラックスのベルトへ伸びた。
バックルを外し、フロントボタンを外しかけた時、
「あ!そこは…だめぇ」
湯川の手首を慌てて掴んだ薫だが、その力は弱い。
「何故? ここの状態も確認したい」
「だって…だって…」赤くなって口ごもる薫だが、
「こんなに濡れてしまっているのに?」
意地悪く微笑んだ湯川が耳元に囁くと
「いやぁ!」
薫は両手で顔を覆った。
その隙に、濡れてしまったスラックスとしずくの滴る下着を下ろした。
赤ん坊のように膝に手をかけて、開こうとする。
「いや、こんなに明るいの、だめです」腿をぴったりと合わせて抵抗する。
薫の膝を掴んでいた湯川は薫の太腿の横に移動する。
腰骨と太腿に舌を這わせ優しく噛む。
「はぁ……うん……」その愛撫に応えるように薫が切ない声をだす。
それでも、太腿は硬く閉じたままだ。
湯川は内腿に手を這わす。無理やり広げない。
舌を腰骨と太腿に這わせながら、何度も何度もさする。
薫の儚い我慢が続く。
口を硬く閉じ唸るように「うぅん……うぅぅ……」
ふううっっ 茂みの奥へ届くように 口を尖らせて湯川が強く息を吹きかけた。
「あぁん……はぁぁ……」薫は堰を切ったように声を出した
湯川が薫の膝に手をかけた。そっと足を広げる。
薫の抵抗せずに簡単に足を開いた。
GJ!
是非続きを!
786 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 19:16:14 ID:+KP320yn
この続きわ同するがいい?
787 :
sage:2009/01/20(火) 22:06:38 ID:b3wjUqQc
湯川は赤ん坊のように露になった香の下半身を 冷静だが、穏やかなな目で見つめる。
「いやだぁ…、先生、そんなに見つめないで」
「なぜだ」
「だって、恥ずかしい」
超指向性スピーカーの微弱だが絶え間ない震動波を受け続けている薫は
すでに先ほどの抵抗で力尽きている。
快感の証拠を示す女薗を手で隠す力も抜け、切れ長の眼を潤ませて、
言葉で拒否するしかない。
「そうか………だが、僕にとっては実に」
「また興味深いですか」
「いや、実に」
優香はニヤリと笑って
「実にかわいらしく、美しい」
一気にすべての感情が爆発した。
「バカバカバカぁ!!………湯川先生のバカバカ」
驚いた湯川が顔を寄せると、やっとの力で泣きながら
首にしがみついた。
「長い事 変人とか冷血漢とか鈍感とか言われてきたが、バカと言われたのは初めてだ」
「だってそうじゃないですか」
「湯川先生がそんなこと言うなんて、絶対何か考えてることがあるから」
「失礼な」
優しく薫の手を外して 眼鏡をかけなおした。
「僕は真実はあくまで真実としてとらえる。
事実を述べる。自分の感覚と自分の目で感じたものに
忠実に観想を言うだけだ。だからこそ…」
「だから…何なんですか」
「実に、、実に愛らしく、美しい」
「ヤダもう湯川先生」
泣きながらもう一度 湯川の首を抱き、唇を押し付けた。
(知らなかったでしょう。いえ、今でも本当にはわかっていないでしょ)
(私が、ずっと湯川先生のことを好きだったこと)
788 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 13:44:16 ID:uWB2yVLN
すみません
○ノZ
優香ではなく湯川でした。
すんげえGJ!!続き気になる!待ってる!!
あとsageはメル欄ですよ〜
GJ!
薫の上半身を抱き止めていた湯川がそっと薫を長いすに寝かせた。
薫の汗まみれになった白衣とワイシャツ、Tシャツを脱いだ。
引き締まった上半身が露になる。
ズボンも脱ぐ。そして、湯川は下着を脱いだ。
弾き出た。仰角45度の屹立だ。
薫の目を見つめながら薫の薗口に合わせる。
震動波に刺激され続けている 薫の粘膜は湯川を包みこんだ。
熱い……腰を前に突き出した……湯川が粘膜に包まれた。
「先生……あぁぁ……」
薫が湯川の腰に手をあてる。
「ああぁぁぁ……ん」
「内海君……素晴らしい……」
「先生のせいよ……あたしをこんなにしたのは先生だから……」
ふたりの下半身が熱くなる…
「あぁぁ……」薫が切ない声をだした。
「だめだ……内海君……内海君……あぁぁ……」湯川がうめいた
「はぁぁ……はぁぁ……せんせい」
薫が湯川を見てキスをせがんだ。
湯川の顔が薫の顔に寄る。薫が眼をつぶった。二人は唇を重ねる。
そのまま、湯川は動きながら、机のスイッチをまわす。
「うううぅっ、う、内海、くんっ、す、素晴らしい」
「あああ、せ、せんせい、せんせ、せ、だめめ、もうだめ」
胸と胸、腹と腹、脚が熱く絡み合い、唇と舌で貪り合う。
湯川を迎え入れた薫の女薗は絡み付き、締め付けて、湯川を引き込んでいく
「あああ、君が溶けている、僕ももう溶けている」
「やああぁぁ、せんせい、やだやだ、死んじゃう しんじゃうぅ!!」
二人の身体の触れた部分,繋がった部分が熱く融け合い離れなくなった。
湯川を迎え入れた薫の粘膜はマグマのように滾り、激しくうねった
二人の身体と精神は灼き切れるまで、ひとつになって・・爆発した。
言葉にならない絶叫とともに、意識が消失した。
二人は繋がったまま、長椅子に横たわっている。
薫に挿入り覆い被さった湯川は、全裸の背中をがっくりとうつ伏せている。
しかし、装置が作動している為、刺激はまだ加えられている
二人の下半身には絶え間なく振動による刺激が加えられていた……
カチャ
「おーい、湯川、いるか? 今日はこっちで実験だって聞いたぞ
もう終わったかァ?」
「おーい、湯川、いるか? 今日はこっちで実験だって聞いたぞ
もう終わったかァ?」
吟醸酒をぶら下げて草薙が覗き込んだ。
「内海も来てるって言うから、よけりゃ、3人で呑むかあ」
大型設備角を回って……長椅子の二人が視界に入る。
「うっ!ゆっゆゅゅゅ!湯川!………うっうつうつ内海!……ぎえっ!」
一升瓶を足の上に取り落として、悲鳴を上げる
「お前らなんで………、失楽園みたいな真似……俺に相談してくれれば良かったのに…」
涙ぐんだ草薙だが、少し落ち着いて、刑事の冷静な観察眼で薫の表情をみる。
「……生きてる?…何だ驚かせやがって」
安堵して、がっくりと近くの椅子に座ると、一升瓶を一口呷った。
「ぷはぁぁ〜……何なんだお前ら。湯川も尻丸出しで……・
いつの間に内海とこんなに…」
ぐびり
「コイツ、俺と同じ歳のくせして、腰も尻も引き締まってやがる」
ぐびリぐびリ
「肌も結構綺麗だし」
ぐびぐびぐびぐび
「コイツ眼鏡外せば、綺麗な顔なんだよなあ」
ごくごく……ぷはあ
「おーい、湯川、まだ寝てるのか」
返事なし
「ちょっとだけ、いいかぁ」
返事なし
「じゃ、いいなあ」
ベルトを外して、ズボンの前を広げた草薙。
うつむけに寝ている准教授のヒップをつかんで
……・収拾つかなくなりました。
ごめんなさい
アッー!
GJGJ
最後ワロタw
とにかGJです!
え、え?ええっ?!そっちかよwww
796 :
お口直しに:2009/01/24(土) 02:04:26 ID:HUfrCKZ3
エロ過剰にちょっと疲れておりまして。
申し訳無いですが口直しみたいな物、先に書いちゃいました。
良ければ、こんなのも如何でしょう?
ラブラブになった後の二人のピロートークです
「先生」
「なんだね?」
「どうして私だったんですか」
「ん?」
「全然、科学の事は分からないし、いつも先生にお願いばかりしています」
「では僕が君を好きにならなかった方が良いのかな」
「意地悪、違います。そんなのはもう嫌です」
「ならば、そういうことは聞いても無意味だろう。
それに僕がそのことを証明し始めたら、また君は怒り出すのではないか?」
「怒るなんて、しませんけど、理解できないかもしれませんね。
数式やいろんな理論の名前を出されてもわかりませんから」
「そんなことはしない。人間の心理状態まで、
僕はそんなふうに説明するほど、僕も偏屈ではないのだが」
「(え?そう?)す…すみません」
「では逆に尋ねてもいいかな」
「え、なに?」
「君は…、その…以前に付き合った男性がいるようだね」
「…いやだ、先生」
「いや、どのように聞いていいか、わからないが…その」
「(クスっ)そうですね。先生が私に興味を持って下さったのが、
ちょっとびっくりしました。
別に隠していたわけではありません。
改めてお話するのは 恥ずかしいけれど……後悔するような事ではないです。
学生の時にその…大学の先生とおつき合いしたことがあります」
「先生?」
「はい、フランス語の準教授でした」
「準…教授?」
「はい、語学の指導教官で、クラス担任もされていました。
ちょっと冷たそうな感じで、でも、本当は親切で優しい方でした。
痩せ型だったけれど、がっしりしていて……
ああ、なんだか先生に似ているのかもしれません」
「(無言)」
「先生??」
「その…その、準、教授、が僕に似ていたという事は、今気が付いたのかね?」
「…そうですね。初めて先生にお目に掛った時に
なんだか懐かしいような気がした覚えがあります。
以前にお会いして事があるのかな?と少し思いました。
もしかしたら、湯川先生を見た時に、あの先生の事を…」
「(無言)」
「先生…??もしかして…妬いてます?」
「ここにはフライパンもオーブンもないが」
「いえ、そうじゃなくて…嫉妬してます?」
「嫉妬という感情は僕は理解できないが、不愉快な感じがする…なんだね」
「いいえ(くすくす)なんでも…」
「では、その準、その準、教授が君の初恋とか…」
「あ、いいえ。……初恋は…そう…小学生の時です」
准
>>796 薫の口調が別人。二次なんだからその辺りはしっかり真似してくれ。
<<797 <<798 多謝
大変失礼しました
出直して来ます
再度挑戦です。どうぞよろしくお願いします
「先生」
「なんだね?」
「どうして私だったんですか」
「ん?」
「全然、科学の事は分からないし、いつも先生にお願いばかりしてます」
「では僕が君を好きにならなかった方が良いのかな」
「・・・意地悪!! そんな事言ってません!」
「ならば、そういうことは聞いても無意味だろう。
それに僕がそのことを証明し始めたら、また君は怒り出すのではないか?」
「怒りません。先生がいっぱい書く 数式や理論の名前が全然わからないから
・・・きっと理解できないけど」
「そんなことはしない。人間の心理状態まで、
僕はそんなふうに説明するほど、僕も偏屈ではないのだが」
「(え?そう?)す…すみません」
「では逆に尋ねてもいいかな」
「え、なに?」
「君は…、その…以前に付き合った男性がいるようだね」
「!!、いやだ、先生」
「いや、どのように聞いていいか、わからないが…その」
「(クスっ)そうですね。ちょっとびっくりしました。
先生が私の昔に興味があるのが。
別に隠すことじゃないんです。
改めてお話すると ちょっと 恥ずかしいけど
……後悔する事じゃないです。
学生の時にその…大学の先生とおつき合いしてました」
「先生?」
「はい、フランス語の准教授でした」
「准…教授?」
「はい、語学の指導教官で、クラス担任だったんです。
ちょっと冷たい感じで、でも、本当は親切で優しい人でした。
痩せ型だけど、がっしりしてて……
ああ、なんだか先生に似ているのかも…」
「(無言)」
「先生??」
「その…その、准、教授、が僕に似ていたという事は、今気が付いたのかね?」
「…そうですね。初めて先生に会った時に
なんだか懐かしい気がした覚えがあります。
以前に会った事があるのかな?とちょっと思いました。
もしかしたら、湯川先生を見た時に、あの先生の事を…」
「(無言)」
「先生…??もしかして…妬いてます?」
「ここにはフライパンもオーブンもないが」
「いえ、そうじゃなくて…嫉妬してます?」
「嫉妬という感情は僕は理解できないが、不愉快な感じがする…なんだね」
「いいえ(くすくす)なんでも…」
「では、その准、その准、教授が君の初恋とか…」
「あ、いいえ。……初恋は…そう…小学生の時です」
801 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 21:49:42 ID:79FJWGq9
「あ、いいえ。……初恋は…そう…小学生の時です」
「これ以上言いたくなのならば 聞かないが」
「あ、いえ…ずっと思い出さなかった事だから。
妹が病気で長い間入院してたから、私、おばあちゃんの家で暮らしてたんです。
その時お隣の大学生のお兄さんが多分…いえ、やっぱり初恋です」
「…大学生」
「はい、そうです。背が高くて、ちょっと意地悪だったけど、
勉強を教えてくれて、本当は優しかった。
両親に会えなくて、寂しい時 海や夕日を眺めてると
手を繋いで一緒にいてくれました。
理科がすごく得意なお兄ちゃんで、
大学で物理学を勉強してるって言ってました。
あぁ…湯川先生みたいですね」
「…その人とは?」
「さあ…妹が良くなって また、両親と暮らす事になって
そのとき、お兄ちゃんにちゃんと挨拶しないままでした。、
次の年におばあちゃんの家に行ったら
お兄ちゃんはもう、いませんでした。
下宿が変わったって。
もう会えないのかな、と思ったら淋しくて…
その晩少し泣きました…だから、あれが初恋かなぁ…って」
「…その人の名前は?」
…その人の名前は?」
「ええ 確か…学お兄ちゃん………??
え、え、え?? あ、あれ??
いえ、あの、ゆ、ゆ、湯川先生、先生の、あのあの…」
「ようやく気がついたのか」
「じゃ、じゃあ、じゃあ、先生??」
「ああ そうだ」
「い、いいいついつ、気がついたんですか」
「最初からだ」
「今の話の最初から?」
「いや。君が初めて研究室に来た時だ」
「えーえーえーーっ!! じゃ…じゃあ、どうして、教えてくれなかったんですか!!」
「一つ。君は全く覚えてないかもしれないからだ。
子供の記憶力は、特に辛い時の記憶は思い出さない場合がある。
その後、どうなったのかも聞いていないからだ」
「先生…やっぱり優しいんですね(くすん)」
「…二つ。話したとして、君が覚えていなかったら
僕はバカみたいじゃないか(ぽっ)」
「え…(てれてれ)えへへへ…やだな、もう(すりすり)」
「…じゃ、私の初恋って湯川先生だったんですね」
「光栄だな(ぎゅむっ)」
「うふ(ぎゅむっ)」
しばらくいちゃいちゃ
「ねえ、せんせい…覚えています?」
「なに?」
「どうしても、家に帰りたくて、両親に会いたくて…
私が一人で電車に乗った時、一緒に行ってくれましたね」
「そんなこともあったな」
「でも、家には誰もいなくて…妹の入院してる病院まで行ったら、
母がとても疲れているのを見た時 声をかけられなくて………
お兄、先生は肩に手を置いて『帰ろう』って。
…そのまま、何も言わずに帰りました。
帰りの電車でずっと泣いてる私をずっと抱いてくれた…」
「…今なら、危険な趣味の大学生に勘違いされるな」
「(くすくす)本当ですね(笑い)でも、とても嬉しかったんです。
子供に合わせて遊んでくれるお兄ちゃんじゃなかったけど。
いつも真剣に相手をしてくれました。優しかった」
「(ごろごろ)」
「…あれ、先生でも 子供が苦手ですよね」
「あの頃は…自分もまだ子供だった。今では『さっぱり分からない』」
「くふふふ」
「何だ」
「いーえっ、何でも有りません」
(ギュムっ……………ねえ、ずっとずっと、そしてこれからも、大好きです。
せんせ…お兄ちゃん…まなぶさん)
うああ〜書いてて恥かしい。
()の効果音がなんか・・・
恥ずかしいなら書くなと言いたい。
すみません
テレですから失言を おゆるしくdさい
806 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 18:00:26 ID:YTSPPYaL
落ち着けw
いいんでない? ほのぼのラブラブも
薫の家族って小さい時にロスで全員殺されたんじゃなかったっけ??
そういう基本は押さえないとガリレオのパロにならないでしょう
>>808 それは劇中でやってた海外ドラマの設定をかりて、湯川を捜査に協力させようとしただけ。
だから本当の親は普通に生きてるんじゃない?
>そういう基本は押さえないと
>そういう基本は押さえないと
>そういう基本は押さえないと
>>808 あれ、湯川先生こんなとこで何してんですかww
812 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 02:52:26 ID:3uiRt1Mk
節分→バレンタイン
この関係式を誰か立ててくれませんか?
研究室のドアが勢いよく開いた。そして次の瞬間、湯川に複数の粒が薫の威勢の良いかけ声と共にぶつかる。
「鬼はー外ー!福はー内ー!」
湯川は顔をしかめた。
「内海君…一体なんのつもりだ?」
「何って、今日は節分ですよ!だから豆まきに来ました。先生は物理だとか数式だとかで頭いっぱいだから伝統行事にも目を向けなきゃ!」
湯川は呆れた顔で、
「全く。ここは研究室で精密な機械などが置いてある。豆まきをして機械に不具合がでたらどうする?」
「あ…すっすいません…。今片づけますね…。」
そう言うと薫は箒とちりとりを取り出した。
研究室には無言の時が流れていた。薫の箒を掃く音と湯川のパソコンのタイプ音だけが虚しく響いていた。
薫はさすがに反省していた。
(やっぱりまずかったかな…。掃除終わったら帰ろう…。)
そう考えていた薫の背後で、ビニールを広げる音がした。
「何やってるんですか?湯川先生?!」
湯川は黙々と実験機材にビニールシートを被せていた。
「これなら実験機材への被害は抑えられるだろう。」
「え…?湯川先生…。」
「今日だけ特別だ…。」
そう言いながら湯川は早速薫に豆をぶつけていた。
この後二人が栗林さんにこっぴどく叱られるのは言うまでもない。
814 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 23:16:11 ID:xuE1Ou9K
でっ?ていう
>>813 GJ!!二人がほのぼの可愛い!
湯川先生、圧搾空気や磁場を応用して、超高速で豆を打ち出す仕組みを作ったりして・・・
ところで
>>792の後、草薙は原子レベルに分解されたのでしょうか??
先生かばええな
>>813 GJ!こっぴどく怒られてる2人を想像して萌えたw
保管庫更新されないねえ。管理人さん元気かな?
>>819 きっと管理人さんは忙しいのさ。気長に待とうや。
この擦れの皆様はもうご存知なんでしょうけれど、
「湯川薫」って作家さんが本当にいたんですねえ。
びくりしました。
たまたま、「湯川(スペース)薫」でぐぐったら見付かりました。
で、こっちのストーリーで内海薫→湯川薫になるシチュエーション妄想るんですが
どなたかネタかヒントありません?
具体的に職人様が作ってくだされば美しいし。
今のところ
裸エプロンは○?×?
裸白衣は○?×?
「あなた」とよべるのか? やっぱり「先生」のままか?
「内海君」「君」以外の呼び方ができるのか?
あの薫の料理で(美味いけど、見た目が・・・)毎日良いのか?
事件の協力は今までどおりにできるのか?
(「あなた・・・ゴホン、ゆっ湯川先生、事件なんです」
「あー、だめだめ、いくら奥さんだからって、公私混同しないでください」
「でも、とてもありえないんです」
「ありえない? 現象には必ず原因があるんだよ・・・ハニー」
「ハ、ハニィー?!」)
なんてのまでは考えるんですが
前すれで薫の中の人の別作品で江口師匠が出てきたのを見て連想なんですが
も一個パラレルを連想するんですが、
事件で不可解な死があって、、、桜子さんが「これは、監察医じゃなくて、あの先生に聞いたほうが」
と紹介されるのが五島健助医師。
なぜか薫の顔を見てびっくりする先生とそのポワポワな性格に癒されて付きまとう薫
なんとなく、それが不愉快な湯川先生
性格の360度違う天才と天才の間でゆれる薫・・・なんて誰か書いてくれないかなあ・・・
そして、薫と性格まで瓜二つなナースさんが現れて、
ドッペルゲンガーみたいな騒ぎになって、でも
「ありえない」と謎を解くわけですね
わかります
>>822 >性格が360度違う
・・・360度だったら一周して一緒になるんじゃないでしょうか
明日はバレンタイン…
去年は全身チョコクリームの薫(うううう)
今年は全身リボンで綾波状態の薫??
頼む!!!
だれかマイスターよ降臨を
これはガチ合成の偶然のキャプションなのか?
実に面白い文章なんだが
その場合に名前は、柏木達也?進藤一生?岩井拳児?
自分は進藤先生かアンフェアの 斉木陣だったらSっぽくて薫を攻めてくれそうですが
保守。流れ豚切りスマソ。
湯川×薫最終章エロなし小ネタ。
「…メリー…クリスマス…」
研究室に不釣り合いなその呟きのあとに続いた沈黙は、その部屋の主によって、唐突にやぶられた。
「…その、内海…君…」
「へ?」
涙でぐしゃぐしゃの顔のまま、湯川の腕の中に収まったままで、内海は顔を上げた。
「ひとつ、聴きたい事があるんだが…」
「ききたい…こと?」
「その……さっきの君が言っていた『気持ち』…と言うのは…」
「は?」
「は?…じゃ無くて、解体を始める前に君が口にした『こんな時ぐらい…』と言う……」
「あ?……ああっ…」
耳まで真っ赤に染め、その場から逃げようと身を捩らせる内海を、逃がさないとばかりにしっかりと抱きとめ
ると、湯川は少々強い口調で内海の耳元に唇を寄せた。
「…その、つまり君が言いたかったのは一体…」
「あの、あの!湯川先生!?えと…」
うろたえる内海を無視して湯川は言葉を続ける。
「僕は」
「ぼくは?」
その予想外に強い口調を耳にし、内海は伏せていた顔を上げ涙に濡れた大きな瞳を見開き、驚いたよ
うにじっと湯川を見つめた。
「…心の底から、君を死なせたくないと思った」
「…はあ…」
「自分でも驚いたよ。君を、こんなにも大切に考えている自分に」
内海の瞳は、まばたきを忘れたかのように湯川を凝視し続けたままだ。
「…君は僕にとって…無くてはならない存在になってしまった」
止まっていたはずの大粒の涙が、再びぼろぼろと内海の瞳から溢れ落ちた。
「せんせい」
「何だ」
「…ちゃんと言ってくれないと分かりません」
「だから言っているだろう」
「わかりません」
自分をじっと見つめたまま、ぼろぼろと涙を零し続ける内海の視線を避けるように、湯川はその小柄な身
体を腕の中に抱え直した。
「…君を、愛している…と思う」
暫く間を置いたあと、諦めたようにゆっくりと湯川が呟いた。
「…何ですか…その『思う』って」
刺々しい言葉とは裏腹に、内海の両腕が、しっかりと湯川の背に廻される。
「…君は」
やや戸惑いぎみの声色が、内海の耳に届いた。
もう逃げられない。誤魔化せない。
内海はぎゅっと目を瞑った。
「君の言う『気持ち』とは、そう言う意味ではないのか?内海君」
内海は応えない。応えられない。
「内海君」
声と同時に、かじり付いていた両腕を剥がされ、大きな手のひらが両頬に触れた。
驚く間もなく、強引に顔を上向けられる。
目を開けると、酷く嬉しそうな湯川の笑顔が視界に飛び込んで来た。
「そう、僕は君を愛している。君はどうなんだ」
はじめて書いた文章ので、色々許してください。
>>832 GJ!
遠慮なくガンガン続きを書いて欲しいものです
せめてチューまででも!ああ!
保守
836 :
832:2009/03/01(日) 18:36:42 ID:ekP1stxe
続いて保守。
>>833 >>844 お言葉ほんとにありがとうございます!
チューまでがんばってみました!
みるみるへの字に曲がってゆく内海の唇から目が逸らせない。
…まずい。笑い出したくて溜まらない。
湯川は沸き起こる感情を、必死に抑えた。
もちろん、今この場でそんなことをしようものなら、彼女は即座に臍を曲げてしまうはずだ。
そして、当分元に戻らないだろう。
元の位置まで戻すには、どれだけの時間と労力を費やす事になるか、さすがの湯川にも全く予想が付かない。
そこまで考えをめぐらせると、湯川は内海の額に自分のそれをこつんとぶつけ、口を開いた。
「目を瞑るんだ」
「え?」
「目を瞑るんだ」
ダメだ。堪えられない。
こみ上げてくる笑いを必死に抑えると、への字に曲がった内海の唇に、自分の唇をそっと押し付けた。
「ゆか…」
紡ぎだされた言葉を飲み込むように深く口付け、細く小さな身体を抱きしめる。
そして気がついた。
おかしいわけでは無い。ただ愛しいのだと。
愛しくて愛しくて、愛しさのあまりに沸き起こってくる笑みと切なさ。
経験したことのない感情と衝撃に襲われ、自分がいかに彼女を愛しんでいたかと気付き、湯川は驚いた。
無邪気で、衝動的で、その思考は彼には全く理解不能。
しかし、純粋で、一途で、必死で……。
そんな彼女を自分だけのものにしてしまいたいと。
抑えるまもなくあっという間に膨れ上がり、どうしようもなくなったその純粋で強烈な独占欲。
そのあまりに非論理的な感情に愕然とし、湯川は抱きしめていた内海の身体を文字通り『身を切るような思い』で引き剥がした
。
「…っん…」
甘やかな内海の声が耳朶に触れる。
今までに経験した事の無いほど強烈な甘い誘惑が湯川を容赦なく侵食してゆく。
そんな事は、今まで一度も無い。
くらりと視界が歪んだ。
「…君が悪い」
搾り出すように発せられた声に、内海が閉じていた瞼を開く。
「…は?」
その強烈な視線に、湯川は初めて内海から目を逸らした。
「僕は、僕にできる限り最大限の対処をした。だが…」
「だが?」
最後まで言葉紡がせはしない。
彼女を自分のものにしたい。もう、どうしようもない。彼女が欲しい。
自分の中に、こんな非論理的な感情が潜んでいたことに驚きながら、湯川は開き直った。
そうだ、もう…どうしようもない。
もう一度その細い身体を抱えなおすと、甘い唇を衝動のまま貪る。
「ふっ…ん…」
お目汚しすみませんでした。
素敵すぎる
もうすぐ容疑者Xの発売日ですなあ
このスレでガリレオ知って原作2冊買ったけど、薫出てこないのなorz
東野長編と自分の相性悪い(昔、白夜行半泣きで読了。ヒロイン恐い)から、
容疑者Xとか読みたくても読めないジレンマ
ドラマ未見だけど、薫は萌えますか?
期待して信じて読むのぢゃ
ドラマよりもくーるで少し大人の薫に会えるぞよ
>>839 容疑者Xの原作にも薫は出てこないよ。
んで、ドラマの薫は、ちょっとキャンキャンしすぎ。と自分は思う。
月9ドラマだよ、やっぱり。
原作の薫はガリレオの憂鬱から出てくるけど、ドラマより落ち着いた感じを受ける。
保守
みなどこへ…
祝!結婚!
湯川てんてー薫たんww
君はまたつまらない習慣に従っているのか?
4月1日だから嘘をつかなければならないという理由がどこにある。
起源には諸説あるが、いずれも確証がないため仮説の域を出ないんだ。
実に非論理的だな。
だが、
そういう嘘ならつきあってやらないこともない。
ちょwwwww湯川wwwwww
湯川準教授は筋金入りのムッツリだなw
明日は内海さんがフジに出るね
それにしても湯川の髪型すごいな
やっとこさ、映画版X→原作X→聖女観終わって読み終えた!
苦悩はまだ古本屋に無くて文庫待ち(´・ω・)
聖女の内海可愛いよ、うちゅみ
テレビは未だに未見だけど、ドライな湯川と草薙と内海が堪らなく萌える
薦めてくれた方、ありがとう〜
湯薫を一度で良いから書きたくなった
書きたくなったときが書きどき! さあ書いて!
855 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 11:43:04 ID:pV5oV7m0
ほしゅ
856 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 21:42:38 ID:0oL2wXCN
素直な疑問
ここでは内海は「小ぶりだけど形のよい胸」って描写が多いけど
ドラマの内海って、結構胸元の開いたシャツ着てて、巨乳とまではいかないけど、
大きいと思うのだけど。。。。どうでしょう??
>>856 確かにw
内海のイメージでは小ぶりって感じなのかも。
小ぶりだと思ってて脱がせたら、実は隠れ巨乳で湯川ウハウハとかww
実はあの胸を育てた湯川本人w
隠れ巨乳の場合↓
脱がせる湯川
薫「やっ!はっ恥ずかしいから止めて下さい!」湯「こ…これは!」
薫「先生!あんまりジロジロ見ないで!」
湯「何故、服を着ている時と脱いだ時とで見た目のサイズが違うのか…」
薫「はぁっ!?」
湯「実に面白い。実証してみよう。」
湯川が育てた場合↓
湯「小ぶりだが実によい形だ。」
薫「小ぶりとか言わないで下さい!結構気にしてるんですから…!」
湯「そんなに気にしてるなら私が協力しよう。」
どっちにしろ胸を開発される薫w
誰かこっから広げてくれww
860 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 22:24:08 ID:iJskXvDS
桜子さん曰く
「男なんてね、男なんてね・・・どうせ胸とスカートが短いときの胸元しか見てないのよ。
女の頭の中なんて、どうでもいいのよ」
グビリ・・・ひっく
付き合っている内海
「そーですよね、仕事に生きてる女に胸の大ーきさ なぁんて関っ係ないですよねー」
二人して ぐびぐび・・ぷはぁ
桜子「あら、ヤダ、内海さん結構胸大きいじゃない」
もみもみ
内海「やぁ〜だぁ〜せんせぇ」
桜子「あら、詰め物してないのね、どれどれ」
内海「くすぐたいですぅ・・・」
この後はどうしましょう
草薙と湯川が乱入
それぞれのカポーごとに激しい夜を過ごす
中央大教授のニュースを見ると、縁起でもないがガリレヲせんせに思いを馳せてしまう…
湯川も襲われないか心配。
薫が昼も夜も常に付き添って警護します
あの運動神経の良さならすぐ気付いて余裕でかわすんじゃないか?
それで、薫か草薙が到着するまで、本でも読みながら犯人を取り押さえてそうだ‥
そこに駆けつけた薫
犯人を取り押さえた際にちょっとだけ頬に怪我をして
血がにじんでいる湯川
思わず傷をぺろっとなめる薫
犯人は縄で拘束され床に転がっている
ソファーで傷の消毒などをして
湯川の顔に触れる薫の手を
ぎゅっと握り返す湯川
いつしか犯人の存在を忘れ
甘いムードから一気に濃厚な行為を始めるふたり
こんなん浮かんできましたーーー
今度は龍馬伝で夫婦な2人
867 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 20:57:22 ID:7ehhkSxN
868 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 10:58:21 ID:18lHqaZg
保守でしょう
870 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 08:07:30 ID:7BgzPkGm
ageておこう
871 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 15:37:38 ID:ovEMtq+J
クモハハハホシュ
ほしゅ
うふふ
あはは
プギャー
フヒヒ
877 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 21:14:46 ID:BePlmPtm
age
hosyu
シャバダバサディスティックに保守
いつか投下しようと書き溜めてたTXTを保存してた、USBを外で無くした/(^O^)\
エロ文以外にアレやコレな画像入れてたから、誰かに中身見られたら、もう生きてけない/(^O^)\
保守
>>882 うわ!!
5日前までは携帯に保存してたんだが‥
力になれなくてすまんね;
ダイアナ湯川
なんの脈絡もなくエロ無し小ネタ。
机の上いっぱい広げられた事件資料を前に、湯川と薫は向かい合っていた。
薫は一枚の写真を指さしながら、懸命にそこに写る死体の不自然さを語っている。
「……だから先生、私はこの事件には絶対裏があると思うんです!」
ふむ、と頷きながら湯川が長い指で顎を撫でる。
この偏屈な男の興味を引けたことを確信しながら、薫は男の言葉を待った。
「なるほど、実に興味深い」
「じゃあ先生、今度の事件解決に協力してもらえますか!?」
「事件の解決は警察の仕事だ。しかしこの謎には興味がある」
「またそんな言い方して。こっちが関係者の資料です、読んでください」
資料を収めたファイルを湯川に向けながら、薫はニコニコと笑っている。
湯川は少し眉を上げて、薫を正面から見やった。
「ところで僕からも一つ君に相談したいんだが良いだろうか?」
「? なんですか? 私で力になれることなら頑張りますよ」
「僕の知りうる限り君にしか協力が頼めない事だろうね」
薫は勿体ぶるような湯川の言葉に首を傾げ、その表情を不安そうにする。
「先生……難しいことは無理ですよ?」
「いや、そう難しい事じゃない」
湯川が机の上に置かれた、薫の左手をすくい上げる。
「僕はいつになったら自分の妻に名前で呼んでもらえるんだろう?」
長い指で細い薬指、その付け根で輝くシルバーのリングを弄ぶ。
小さく笑う湯川とは正反対に、真っ赤な顔になった薫は酸素不足の金魚のように口をぱくつかせていた。
保管庫の新婚ネタで萌えたので…。
なんか内海はいつまでも『先生』って呼んでそう。
>>885 神GJ!
湯川は拗ねてあの手この手で内海を虐めそうだw
萌えたv
>>885です!初投稿にGJありがとうございます!
>>886の
>湯川は拗ねてあの手この手で内海を虐めそうだw
名前呼ぶまでベッドで散々意地悪する湯川ですね。分かります。
さらに内海は泣いちゃって泣いちゃって名前呼ばせるどころじゃなくなって
正気に戻った内海に散々怒られて名前読んでもらえない湯川まで受信ww
でも薫が別の教授とかを○○先生呼びしたら、それはそれでまた拗ねそうなw
890 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 11:56:16 ID:lMLdUnb8
保守age
保管庫、更新止まってもう1年か。。。
さすがに一年音沙汰無しだと更新も期待できないし、
総合保管庫の人にでも引き継いで貰おうか?
>>891 俺も賛成
最近総合保管庫にドラマの欄出来たしな
保守
今年中に保管庫再建願う!
保守!
再放送あるから少しは盛り上がるかな?
再放送で熱が再燃した。
勢いだけで書くんで、大目に見て欲しい。
とある暑い夏の日。
事件の現場を見に行った帰り、二人は突然の夕立に見舞われた。
最近よくニュースで取り沙汰されているゲリラ豪雨というものだろうか、顔に雫がかかったと思ったらあっという間に全身ずぶぬれになってしまった。
「もーひどい雨ですねー」
とりあえず近くのビルに雨宿りに入ったが、雨はまだ止みそうになかった。
薫はポケットからハンカチを取り出して、軽く顔を拭きながら空を見上げてぼやく。
だが、あまり効果はないらしく長い髪は端正な顔や細い首に張り付いていた。スーツの下のブラウスも雨で濡れ、肌に張り付いている。
彼女の身体を見下ろしていた湯川は、薫と視線が合いそうになって思わず視線を空に移した。
「…僕のマンションがここから近いから、そこに避難しよう。いくら夏場とはいえ、濡れたままでいたら風邪を引いてしまうからな」
「え、湯川先生のマンションですか?なんだか大学で暮らしているようなイメージでしたけど、ちゃんとお住まいお持ちなんですね」
「…ずっと研究室で研究が出来れば幸せだが、大学に居住することは許されていないのでね」
「……冗談だったのに…」
小さな声で薫が呟くと、湯川は彼女の言葉を無視するかのように歩き始める。慌てて薫はそのあとを追った。
湯川が言った通り彼が案内したマンションは雨宿りしたビルから近かったが、傘も差さずに来たため二人は先ほどよりも更にずぶぬれになっていた。
「スーツが絞れそう……」
玄関先で雨を滴らせながら薫が呟いていると、先に室内に入っていた湯川がバスタオルを持ってやってきた。
「いつまでそこでそうしているつもりだ。風邪を引くぞ?風呂が沸いているから、先に入りたまえ」
「だって、濡れたまま上がったらその辺水浸しにしちゃいそうだったから…」
自分なりに気を遣ったのだと口を尖らせて言うと、湯川は小さく笑みを浮かべて薫に尋ね返した。
「では、君はそこで服を脱ぐつもりか?君に風邪を引かれるほうが面倒だ」
乱暴な言葉に一瞬むっとするが、彼のいつもの言動に慣れつつある薫は怒りを納めて『お邪魔します』と一言添えて湯川のマンションに上がった。
しばらくした後、薫は風呂から上がり脱いだ服を入れておいた脱衣かごを見て呆然とした。
湯川が用意したらしい彼のパジャマの上とバスタオルしか残されていないのだ。スーツはおろか、下着さえもない。
とりあえず身体を拭い少し躊躇したあとにサイズの合わないパジャマに袖を通してから、脱衣所から顔だけ出してリビングにいるらしい湯川に声をかけた。
「先生、湯川先生!私の服がないんですけど…」
「ああ、君の服は今乾燥機で乾かしているところだ。折角風呂に入って冷えた身体を温めたのに、そこにまた濡れた服を着ては意味がないだろう?」
彼女の言葉に湯川は平然と答えるが、薫は顔を赤くして抗議した。
「で、でも、全部乾燥機に入れることないじゃないですか!私にずっと脱衣所にいろと仰るんですか?!」
湯川のパジャマは用意されてはいたが、下着を身につけない状態で───仮につけていたとしても上だけで───彼の前に出て行くのは恥ずかしくて出来ない。
スーツを乾かしてくれるのはありがたかったが、どうしてあの男はこうデリカシーというものがないのだ。
ごめん続く…。
あけおめー
年末の再放送、映画地上波放映で
職人様来てないかとスレに来てみたら
久々のssキテタ──(゚∀゚)──!!!!!
続き待ってるよー。
/\ /\
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丿 ::.__ .::::::::::::: __ ::::ヽ_
/ /。 ヽ_ヽv /: /。ヽ ::::::ヽ
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/ / \: ト--^^^^^┤ 丿 \\\ \\\
http://youtubetvdoramadouga.blog111.fc2.com/blog-entry-204.html ここでも全部見れる。
リンク切れしてるとこもあるが、何社か試すと絶対見れる。
べ、別にwktkしてないんだからね!!
明けましておめでとう。
次の板でもみんなよろしく(^ω^)
902 :
898:2010/01/01(金) 18:04:00 ID:IyfRqaK+
溜息をつきながら脱衣所で座り込んでいると、前触れもなく湯川が脱衣所にやってきた。
「きゃあああ?!」
大き目のパジャマのおかげで隠すべきところは隠れているが、予期していない出来事に思わず悲鳴を上げる。
「湯川先生の変態!覗き魔!」
「君は風呂を貸してくれ更に濡れた服を乾かしてくれている恩人に向かって、犯罪者呼ばわりする気か。それに、君がそこにいつまでもいたのでは僕が風呂に入れない」
湯川は既に着替えてはいたが、確かに雨に濡れたのならさっぱりしたいだろう。薫は相手の言葉に納得して、足元が肌蹴ないようパジャマを抑えながら立ち上がった。
「でも…せめて、下も貸してくださいよ。こ、こんなかっこう…」
恥ずかしい、という言葉を続ける前に彼は冷静に返した。
「僕と君の足の長さには随分差がある。それに、いくら僕がトレーニングを欠かしていないとは言っても、女性のウエストほど細いわけではない。ゴムであっても君の腰では引っかかりはしないだろう。
容易に想像できるじゃないか、ズボンが落ちないように押さえて歩いていたらズボンの裾を踏みつけて転んでしまう様が」
そう冷静に言われてしまっては、確かにその通りかもしれない。湯川は風呂に入るのだし彼の前でずっとこの格好というわけではないのだからと、薫はしぶしぶ頷いた。
「…わかりました。じゃあ、服が乾いたらすぐ教えてくださいね。着替えますから」
「…わかった。そうしよう」
湯川がかすかに笑ったような気がしたが、彼が薫に構わず服を脱ごうとしたので慌てて脱衣所から逃げ出した。
初めて訪れた湯川の家のリビングで薫は所在なさげにソファに腰を下ろす。
辺りを見回すと綺麗に整頓されていて、彼の性格を現しているようだった。
「…早く服、乾かないかなあ……」
小さく呟きながら柔らかいソファに横になり、心地よい室温に瞼を閉じた。おそらく湯川が冷えすぎないようにとクーラーの温度を控えめにしているのだろう。
自分の服を勝手に全部乾燥機に入れてしまったりするが、彼なりに薫のことを気遣ってのことなのだろう。ずれてはいるが、嬉しくて心が温かくなった。
903 :
898:2010/01/01(金) 19:19:03 ID:IyfRqaK+
湯川が風呂から上がりリビングに出てくると、薫はソファで幸せそうな笑みを浮かべながら転寝をしていた。
「…まったく、恥らうわりには警戒心というものが薄い。僕の前でだけにしてもらいものだ」
彼女が寝ているからか、普段はけして口にしないようなことを漏らしながらゆっくりと近づく。そっと身体を屈めて相手に顔を近づけ、囁いた。
「内海君。君は僕を誘っているのか?そんな無防備なかっこうで転寝をしていては、何をされても文句は言えないぞ」
警告するように言うが、彼女が目を覚ます気配はない。
それを確認してから湯川は、薫の白い足に手を這わせた。温度の違う他人の手が触れたことによって、薫の身体がびくりと震える。意識がゆっくりと浮上し始め、他人の気配を間近に感じて一気に覚醒した。
「…っ、え、や、きゃああ?!」
暴れながら起き上がろうとするが、湯川に容易に押さえつけられてしまう。
「…ゆ、湯川先生…。あ、あの、服が乾いたんですか?」
状況を認識するのを拒否したのか誤魔化すように笑いながら薫が尋ねたが、頭を振ってそれをあっさりと否定しゆっくりと彼女を追い詰める。
「…僕は警告をした。その時点で君が拒否しなかったから、僕は受け入れてくれたのだと思ったが?」
「し、知りませんっ警告なんて!や、ちょっとどこ触ってるんですか?!」
「ならば、君が注意力散漫だったということだ。刑事として致命的だな。ついでに言うと、警戒心も薄い。だから、こういう目に遭う」
すべての原因が薫にありそれがこの結果を招いているのだときっぱりと言い切ると、足の付け根へと更に手を這わせた。
「わ、わかりました、先生のおっしゃりたいことはわかりました!これから気をつけますから…っ、それ以上はダメ…っ」
「残念だが、今更やめることは出来ない。おとなしくすれば、優しくしよう」
「ちょっと、悪役っぽいセリフですよ!それ!」
必死に身を捩りながら相手の手の侵入を阻もうとするが、所詮はパジャマの上だけ。しかも下着も身につけていないとなれば、暴れれば暴れるほど足元が肌蹴て下腹部が露になりそうになる。
手で裾を押さえられればまだマシだろうが、いつの間にか両手首は纏められて湯川が片手で押さえていた。
思考の隅で『湯川先生って、手が大きいんだなあ』と暢気に考えていたが、彼の手が足の付け根を掠めると背中をしならせて少し高い声が出てしまった。
「や、あ…っ、ん、も、やだあ…」
「内海君、男にはその声は『止めないで』としか聞こえないのだが。更に『もっと続けて』とも聞こえる」
どれだけ都合のいい解釈だと思いつつも、漏れる甘い声を抑えることが出来ない。口元を手で押さえたくとも、両手は押さえられたままだ。それでも何とか不埒な手から逃れようとするが、どうしても逃れることが出来ない。
またまた続く。
はてさて、この後の展開をどうするかな…。
wktk!!
変態変人な方向でおねがい
新年早々お年玉キター!
全裸で待つ
906 :
898:2010/01/01(金) 22:59:29 ID:IyfRqaK+
「だ、だって、いきなりそんなところ……」
熱くなり始めていることを気取られないように震える声を抑えながら言うと、ふと相手の手が止まり『なるほど』と納得したように頷いた。
両手首を押さえていた手も離れ、湯川は女王に仕える騎士のごとく薫の足元に跪く。そして、恭しくその白い足を手にして指先に口付けた。
「え、や…っ」
ねっとりと熱い舌が、指先に絡むと身体の芯が痺れるようなおかしな感覚に陥る。
跪く相手から秘所が見えないようにパジャマを押さえながら相手の様子を見ると、丁寧に一本一本の指に舌を這わせて舐めあげていく。
「…っ、せんせ…、そんなところ汚い…」
「先ほど風呂に入ったばかりだろう。汚れてなんかいないが?」
わざと舌を這わせているところを見せ付ける男は意地悪く笑い、その笑みにさえ薫は不本意ながらも身体を震わせてしまった。
「ぅ、ん…っ、でも、そんなとこ…」
「君が『いきなりヴァギナには触れるな』と言ったからな。こうして足の先から愛撫してやろうと思ったのだが不満か?」
「ヴァ…、な、何言ってるんですか!!」
あからさまな言葉に思わず声を大きくすると、湯川が身体を起こして薫の耳元に顔を近づけて尋ねる。
「では、どのような表現がいい?僕の仮説では、君は羞恥心を煽られると興奮すると思ったからなのだが」
「い、いつもは仮説の時点では何も説明しないくせに…っ」
「この仮説を実証するのには君の協力が必要だからね」
湯川はくつくつと喉を震わせながら笑うと、再び足の指先に口付けて今度はゆっくりと舌を這わせて足の甲、足首、すねと移動していく。
薫は既に抵抗する力が残っておらず、己の足に舌を這わせる湯川の端正な顔を見つめていた。
この状態で変態くさいプレイと言ったらなんだろうと、考えた末「足の指舐め」。
まだ続きます。
わっふるわっふる
サイコー!ニヤけが止まらない(;゚∀゚)=3ムハー
おぉおおおお!良作ktkr!!
続き待ってる!
久々にこのスレに来てみたら職人さんktkr
ワッフルワッフル
>>905 凍死してないか!?
898のじらしプレイハンパねぇwww
912 :
898:2010/01/05(火) 00:40:20 ID:9ppIF1hE
湯川がゆっくりと舌を這わせていくと、白く細い足が赤く火照ってきた。身体も小刻みに震え、目を潤ませている。おそらく彼女が必死に隠している秘所も潤んでいることだろう。それを想像すると、湯川自身も身体が更に熱くなり、腰が疼くのを感じた。
しかし、頭上から聞こえてきたのは彼の名を呼ぶ甘い声ではなくしゃくりあげる声だった。
顔を真っ赤にしてしゃくりあげる薫の顔にもゾクゾクと興奮するといえば、彼女はなんと言うだろうか。
「ゆっ、ゆかわせんせは…ひどいです…、こんな、こと、して…何も…言ってくれない…」
うつむく薫の耳も真っ赤だ。躊躇いながら口にする言葉は湯川をケダモノにするに充分だったかもしれない。
「ちゃ、ちゃんと…湯川先生の気持ちを聞かないと…これ以上はイヤです。それぐらいのプライド、あります」
口付けしていた足から顔を離し、ゆっくりと薫の顔を覗き込んで湯川は尋ねた。
「それは…、僕の都合のいいように捉えていいのだろうか」
そういいながら湯川の手は再び薫の足を這う。滑らかな手触りを楽しみながら足の付け根へと移動しながら、湯川は更に続けた。
「内海君、僕は君が………欲しい。愛している、好きだ…。……聞いているのか?」
愛の告白をしながら潤んだ秘所をなぞり、指を忍ばせほんの入り口に指を出し入れさせながら湯川が言う。
薫は熱い吐息を漏らしながら「なら指でかき混ぜないで…」と訴えたが、敢え無く却下された。
「こんなに濡らしながら何を言っている。それとも、いきなり挿入されるのが君の趣味か?僕はもう少し苛めたいのだが…」
「い、苛めたいって…、やぁ、あああんっ」
湯川の指が秘核が軽く引っかくと、薫は達したのか背中をしならせて戦慄いた。
「…君の反応はとても素敵だ。もっと反応を見たくなる」
【お待たせしました。週末帰省していたので遅くなってごめんなさい。905さんが風邪引いてないことを祈りますw】
【そして、またしても続きます……。うう、そろそろ終わらせたいけど、ねちっこい湯川ももっと書きたい…】
がんばってー!
俺は寄生しないように頑張る。
898ナイス
GJ!!
頑張れ。長くても全然良いんだがww
898がんばってー
DVD見てたら第一話で薫が「あなたを逮捕したい」と言ってるのに
改めて胸を撃ち抜かれたww
食堂で向かい合ってるシーンはどれも好きだなー
興奮とにやけがとまらないw
思う存分ねちねちさせてほしい!
>>915 分かる!和む。
917 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 19:59:31 ID:qA000/Ib
がんばれ!
完成待ってます
918 :
898:2010/01/09(土) 01:52:59 ID:p+bkoND5
薫が乱れた呼吸を整えながら湯川を睨みつけると、彼は余裕たっぷりの笑みを返してくる。
この男はいつもそうなのだ。見透かしたような顔をして、肝心なことは最後まで言わないで、それでいてこっちのことは何もわかっていない。
だけど、悔しいけどその男にこんな風に求められて悦んでいる自分がいる。身体は熱くなり、秘所も相手を求めている。
ふらふらと手を伸ばして湯川の腕を掴むと、困ったような恥らうような表情で訴えた。
「…っ、は、あ…っ、はぁ……、ゆかわ、せんせ…私…」
初めてではないが、経験は多くはない。
自分からこんな風に相手を求めたことなどなかった。こんな求め方でいいのだろうか、はしたないと思われなかっただろうか。
不安で揺れる目を見つめて、湯川は薫の額に口付けた。
「…僕も、そろそろ我慢の限界だ」
そう囁きながら、ズボンの前を寛げて怒張した赤黒いペニスを出す。身体を密着させて、それを薫の潤んだ宛がうと、彼女の身体がびくりと震えた。
「ん…っ」
これから訪れるであろう衝撃に耐えるようにきゅっと瞼をきつく閉じて震える薫を見下ろして小さく笑うと、『そんな、怖がらないでくれ』と囁いてゆっくりと挿入した。
じわじわとせり上がってくる圧迫感に、声を漏らしそうになって口元を押さえながら耐える薫。
「なぜ、我慢をする?僕には聞かれたくないのか?なら、聞かせてくれるように仕向けるだけだが」
湯川はそう言いながら浅いところを擦り上げ、卑猥な水音を立てる結合部分を見つめる。
「や…っ、あ、見ないで…っ、あ…っん、く…んんんっ」
じれったそうに揺れる細い腰を見て目を細めると、その腰に手を添えて一気に奥まで貫く。
「ひゃ、ああ…っ、やだあ…っ」
「どうして?さっきから刺激を求めるように腰を揺らしているのに?君の『嫌』は理解できないな」
「だ、だって…、熱くて…内蔵が掻き混ぜられているみたい…っ」
「そうか…。僕も、熱くて熔けてしまいそうだ…」
少し掠れた声で囁くと、湯川は更に律動を早めた。
【遅くなりました。雪かきもうしたくねぇ…】
【もうちょっとだけ続きます】
919 :
898:2010/01/10(日) 20:04:28 ID:4eskrPNu
「ん…っ、あ、や…っ、んんっ、あぁ…っ」
漏れる甘い声に薫自身が戸惑いながら、切なげに湯川を見上げると柔らかな口付けが降ってきた。
湯川の唇が薫の肌に触れるたびに、ぴくぴくと身体が震える。
それをペニスで感じながら、湯川は更に深く交わろうと薫の片足を抱えて密着した。
ぐっと強く腰を押し付けると先端が硬いものに当たり、口端を引き上げる。その途端に薫の秘肉が締め付けてきて、小さく呻いた。
「く…っ、……君は…奥が感じるようだな」
「…そ、んなの、わかりません…っ」
「わからない?先ほどとどう違うのかわからないのか?君にもわかりやすいように深く、突き上げてやろう」
「…え?や、あ…っ、あ、ぅ、んんっ、ああんっ」
片足を抱え、腰に手を添えて薫の身体を突き上げる。すると、彼女の秘肉は絡みつくようにペニスを包み込み締め上げてくる。思っていた以上の締め付けに湯川は夢中で腰をたたきつけた。
身体を突き抜けるような快楽に翻弄されながら、薫は夢中で腰を揺らす湯川を見上げた。浮かぶ汗に、いつも何かしら身体を動かして汗を流している彼の姿がだぶる。
これからまともにスポーツしている先生の姿を見れないかも、と心の片隅で思いながら薫はひときわ高い声で啼いて果て、その姿を確認してから湯川も彼女の最奥に熱を注ぎ込んだ。
しばらく甘い時間を過ごすかのように、薫の長い髪の毛を指先でもてあそびながら湯川が唐突に口を開いた。
「テンソクというものを知っているか?」
「え…?……えーと、"余計なこと"って意味の?」
「それは"蛇足"だ。纏足とは唐の末期に始まった今の中国の風習で、女性の足は小さいほうが美人だと考えられたため、足を小さくするために幼い頃から布などで足を固定したことだ。
なぜその姿が美人とされたかということについては諸説あるが…、小さく変形した足で歩くということはかなりの労力を要する」
「……昔の中国の女性は苦労したんですね。そのテンソクがどうしたんですか?」
「小さい足で歩くと、太ももに筋肉がつきアソコの締め付けがよくなると考えられていたそうだ。内海君、君は身長のわりには足が小さい。おそらく、そのことが君の………」
そこまで言いかけて湯川の言葉は薫の悲鳴に打ち消された。
「湯川先生のばかぁ───!!」
「…褒めたのに、怒られてしまった。さっぱりわからん」
920 :
898:2010/01/10(日) 20:06:56 ID:4eskrPNu
勢いだけで書いてしまったので、色々と足りない部分がありますがご容赦ください。
本当は3回ぐらいさせて薫に「もー無理です…」とか言わせたかった…w
921 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 00:03:54 ID:Vd6Pa6dD
GJ!
久しぶりに覗いてみたら・・・お年玉万歳!!!!!!
「もー無理です...」のネタも希望www
GJ
同じく、もっとねちっこいのも希望w
923 :
898:2010/01/11(月) 21:18:02 ID:DtKgC33o
「ゆ・か・わ・せんせー」
年が明けてしばらくしたころ。
湯川が夜遅くまで研究室で学生たちから提出されたレポートを読んでいると、陽気な声に静寂が破られた。
目を瞬いて静寂を破った不埒者───内海薫を見つめると、へにゃりと笑って湯川の横をすり抜けて研究室に侵入する。
「内海君、なんの用だ?僕はレポートの採点で忙しい……」
そう言いかけて、言葉が詰まる。
目の前の女性が突然、黒のパンツスーツを脱ぎ始めあられもない姿になったのだ。
「……何をしているんだ。服を着ろ」
「んー…だってー、スーツを着たまま寝ちゃうとー、しわしわになるんですよー。しわしわになったら大変じゃないですかー。だからー、脱ぐんですー」
鼻を掠める微かなアルコール臭。湯川は僅かに顔をしかめながら、コート掛けに吊るしていた白衣を薫の身体にかけながら言った。
「内海君、酔っているな君は。大体、なぜここで寝る。自分の家に帰りたまえ」
「それはー、湯川せんせーに逢いたかったからー」
屈託なく笑う薫に湯川は視線をそらす。
───酔っ払いの言うことだ、真面目に受け取ってはいけない。
そう言い聞かせていると、薫は研究室にあるソファに下着姿で横になり始めた。
「…僕に逢いたかったのはわかった。だが、それはここで寝るという行為の答えにはなっていない。ここで寝ては風邪を引くから、服を着て帰りなさい」
「じゃあ、せんせーが温めてくださいー」
そう言って薫は湯川に手を伸ばす。
一瞬湯川は身体を強張らせるが、小さくため息をついて呟いた。
「…いいだろう。君が誘ったんだ、楽しませてもらおう」
研究室に泊り込むときに使用している毛布を持ってくると、ネクタイを緩めながら薫の身体に覆いかぶさる。
薫もそれに応えるように湯川の背中に腕を回して抱きつき、微笑んで瞼を閉じた。
「…いた、たた…。頭痛い〜…」
こめかみを指先で押さえながらゆっくりと薫が瞼を開けると、すぐそばに湯川の顔があった。
薫の身体を抱きしめ、ちょうど柔らかい胸を枕にして気持ちよさそうに寝ている。
───端正な顔立ちしているよなー…じゃない!
「先生、湯川先生!起きてください、いったいどういうことなのか、説明してくださいよ〜!」
薫の叫びに湯川は眉を寄せ、ゆっくりと起き上がった。
「……ああ、おはよう。…内海君。いや、下の名前で呼んだほうがいいか?」
「あ、おはようございます…じゃないです!私、何でこんな格好…っていうか、ここ先生の研究室?!」
「覚えていないのか?君が昨夜、何をしたのか。僕に…何をねだったのか」
湯川は立ち上がり、乱れたシャツとネクタイを直しながら薫に言った。
「え、え?!嘘、でも私ほとんど裸だし……」
一人パニックになる薫を尻目に、彼女が脱ぎ散らかしたスーツを集め彼女に差し出す。
そして、低い声で耳元で囁いた。
「前から魅力的だと思っていたが、昨日の君は特によかった。君が覚えていないのは残念だがね」
その言葉に薫は真っ赤になり、すばやく服を身にまとって「失礼します!」と叫んで逃げて行った。
それを見送り、湯川はレポートを広げていた机の前に戻り椅子に腰掛けた。
僅かに彼女の残り香が身体に残っていて、疼くのを感じる。
「…今日は休講だな。昨日、僕がいかに紳士だったのか。そして、僕がそんなに紳士ではないことを彼女に教えることにしよう」
そう独りごちると、スーツのジャケットを羽織り、コートとマフラーで寒さに備えると研究室を後にしたのだった。
そしてスポーツを嗜む湯川が、薫にその体力を見せ付けるのはそれから数時間後───。
スレが少ないので、ねちっこいのは新しいスレの後に。
とりあえず前回は季節外れだったから、季節を合わせてみました。
さりげなく胸枕をしている湯川がポイントw
926 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 21:15:09 ID:kRiB1vLA
そうなの?
ほしゅしとこう
929 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 03:21:11 ID:XjUjLEfM
好きだった
今でも密かに好きだ
龍馬伝が終わって落ち着いたら続編頼む
932 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 17:49:45 ID:sJxcdasA
湯川と内海の見た目がお似合いすぎる
薫が痴漢を捕まえるために自ら囮になっていたと知った湯川。
嫉妬に駆られて「どこをどんな風に触られたんだ?」と問い詰めながら、ねちねちといじめてほしい。
部屋の角か、マンションのでかい窓に追い詰めて
体押し付けて、身動き取れないようにするんですねわかります。
薫 「…っ、や、やめてくださいっ」
湯川 「ダメだ。君は僕の質問に答えていない。痴漢…見ず知らずの男たちにどこをどんな風に触られたんだ?」
薫 「…そんなに触らせてなんか…」
湯川 「そんなはずはない。刑事…いや当時は警官か。その君が冤罪を作るわけにはいかないからな。明らかに痴漢行為だと判断できるまで、触らせたはずだ」
お尻を撫でていただけの手が、次第にショーツの上から秘所に触れ、さらにはストッキングを破いて…とエスカレートしていったり。
>>935 なんというGJ
当時のミニスカで再現実験だな
久々にドラマを見返していたら、
薫の気を引きたいがため、
でんじろう先生ばりに面白実験のネタを
密かに研究室に準備している湯川
という、すでに百万回ぐらい出てそうな
電波を受信した。
938 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 17:28:47 ID:7tcy2ta9
龍馬伝正直そんなに(・凵E)イラネ な自分が居る
ガリレオファンは柴咲ファンでもある訳か?
時代劇より現代劇の方が好みだなあ
白衣カコイイ
だが変態
しかしイケメン
942 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 05:01:45 ID:c5KUckAO
>>938 同意。見るのやめてしもた。
てか、あれ、福山じゃなくて良くね?
943 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 05:24:51 ID:c5KUckAO
はっ
ここ、ガリレオスレだった
へんな方向に持ってきかけてすまそ
ようやく、聖女の救済とガリレオの苦悩を読んだ。
そこでわかったこと。
湯川はペーパードライバー。酒豪。実は味オンチ。
そして、「人間としての評価はともかく、科学者としては尊敬されている」。
原作でも、薫との絡みが見れてニヤニヤしっぱなしだった。
原作絡めて何か書きたいなあ。
946 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 21:40:32 ID:L6L4HHbg
> 実は味オンチ
塩加減だの香辛料だの、
いちいち細かい文句をつける割には、
他の人がうおぇぇぇぇってなってる
変わった味の料理を
ん?とかいいながら平気で食ってそうwwwwwwww
シュールストレミングを平気な顔で食べる湯川w
薫に「しばらくキスしません!っていうか近寄らないでください!」と言われて、ショボーン
948 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 02:23:40 ID:bpbcrrHh
近寄らないでくださいワロタwwwwww
生徒が洒落でプレゼントした
納豆コーヒーゼリークレープを
あたりまえのように食べて
ドン引きされとったら萌ゆる
一年以上のご無沙汰を経て、
>>578の続きを投下するという迷惑行為に出てみる。
無駄に長くてスレの容量が心配ですが、もし途中で引っ掛かったら責任持って
次スレ立てます。
>>924さんのねちっこいのを待つまでの繋ぎにでもなれば。
※エロ描写ないです、すいません。
「全く、理解できない」
自宅マンションへ帰る道すがら、湯川は憮然として呟いた。
瀟洒な住宅街を半分以上突っ切る形で、彼は帰宅を急いでいる。良好な住宅環境で知られるこの界隈に、
薫が指定したファーストフード店は存在しない。隣駅の商店街まで足を伸ばさねばならなかった。
『定期的に食べたくなるんですよ、チキン●ックナゲット。違いますって、湯川先生の手料理の方が
美味しいですよ。比較の問題じゃなくて、ほらあれです、別腹』
別腹の用法こそ間違っていたが、彼女の頼みだ。無碍には断れない。
たとえそれが、湯川が普段ほとんど口にしないジャンクフードの権化であってもだ。
何しろ、強引に休職願いを出させ、湯川のマンションに押し込めてから二ヶ月、薫は一日の全てを
室内で過ごしている。口の悪い草薙などは『軟禁』と揶揄するが、当たり前のことだ。犯罪者の犯行予告対象に
なっているものを、何を好き好んで外に出さなければならない?彼女のストレスを慮り、食事や娯楽には
気を配っている。人を保護するのは慣れっこでも、保護されるのは初めてらしい彼女は、遠慮ばかりで
需要を把握しづらかったが、こちらが思いつく限りのことはしてきた。その彼女が、初めて出した要求らしい要求が
これだった。チキン●ックナゲット。それほど美味なものだろうか。
好奇心もあって、歩きながら一つ拝借してみる。
「……ふむ」
悪くない。旨み成分は豊富と言えるし、食感もなかなかのものだ。しかし、栄養がたんぱく質と脂質に
偏りすぎている。味もやや薄い、何か調味料を足す必要があるのでは……と思いを巡らせているうち、
紙袋の底に容器入りのソースを見つけた。なるほど、これを添加するのか。では、部屋に帰り着いてから
本領を見せてもらおう。
薫の好物に謎の対抗心を燃やしてしまっていることに、湯川は気付かぬまま、マンションのエントランスに辿り着いた。
最初に気付いた異変は、部屋の扉だった。鍵が開いているのだ。開錠方向に回しているのに、手応えがない。
役割を果たせなかった鍵を引き抜き、扉を引くと、やはり何の抵抗もなく開いた。出発時、施錠は確実にしたのだが。
不安の渦巻くまま、玄関に立ち入る。居候の遠慮からか、いつもなら何をしていても飛んで出迎えに来る薫が、
その気配すらない。廊下に面した3つの部屋も、奥に続くリビングも、静まり返っている。
「内海くん」
眠っているのかもしれない。休日とはいえ昼日中に、彼女が眠ることはほとんどないが、それでも一縷の望みをかけ、
湯川は呼びかけた。返事はない。
靴と荷物を払い捨て、湯川はリビングへと直進した。ソファ。ダイニングテーブル。客間。
薫がいる頻度の高い場所を全て目視したが、その姿はない。遂には部屋中の扉を開け放ち、迷った挙句
シャワールームや手洗いまで突進したが、結果は同じだった。為所もなく彼女の携帯電話に電話をかけたが、
呼び出し音はリビングルームで虚しく響いた。
玄関に立ち戻り、湯川は直立のまま壁に片手を突いた。表情にほとんど変化はなく、傍目には分かりづらいが、
彼はかつてないほど動揺している。壁についた掌からは汗が噴き出していたし、全身を悪寒が駆けていた。
彼の大脳は悪い想像でいっぱいだった。彼女には、現状で外出することの不合理さを重々言い含めてある。
あの男に付け狙われている以上、今外に出ることは、命の危険を伴う。刑事の仕事は命あって初めてできるものだ。
よって、命よりも、仕事よりも優先される事象が起きない限り、外に出てはならないと。
湯川が外出したのはほんの30分ほど、この間にそんな重大な出来事が起きるとは考えにくい。とすれば、ここを
出たのは彼女の意思ではない。誰か、他の人間に連れ出されたのだ。
傲慢で酷薄な、あの男の顔が脳裏をちらつく。実のところ、鍵が開いていた時点で、あの男の影はほとんど湯川を
支配していた。まさか、あの男がこれほど無謀な賭けに出るとは思っていなかった。完全犯罪を目論んでいるだろう
あの男が、白昼堂々と監視カメラにその身を晒し、彼女の身を簒奪するなどと。ありえないと思っていたが、
起こってしまった以上は受け入れるしかない。少なくとも、今の危険を十分に理解し、休職さえ受け入れた彼女が、
ふらふらと外に出るよりは、実現可能性が高い話だ。自棄になったか。あるいは、一時的にセキュリティシステムを
停止させる小細工でも思いついたか。
いずれにせよ、行動は早いほうがいい。まずは管理会社に連絡を取らなければ。携帯電話に指を滑らせたところで、
エントランスの呼び鈴が鳴った。
湯川の心臓が割れんばかりに高鳴る。足取りこそしっかりしていたが、右手と右足を同時に出しながら、
ドアホンの操作パネルへ向かう。パネルに映し出された相貌を見たとき、湯川の緊張は弾けた。
「どうも……ご心配おかけしました」
ダイニングキッチンを隔てて向かい合う内海は、両膝に手を突いて頭を下げた。湯川は腕を組み、無表情でその様を
見遣る。指導室で対峙する教師と生徒さながらの光景である。沈黙は数分間続いた。
「あの……そろそろ宜しいでしょうか」
「何がだ」
「えと、あの、これ以上のお詫びは、他のことで示したいなと思って」
「何故だ?詫びるも何も、僕は君の危険かつ不可解な行為について、納得のいく説明を聞いていない。
趣旨も分からないまま、どんな謝罪を受け入れればいい?」
「説明したじゃないですか。引ったくりを捕まえに行ったって」
「それは事実の説明だろう。君が自分の命よりも軽犯罪の解決を優先した理由について、僕は何の説明も受けていない」
「だからそれは、身体が先に動いちゃうんですよ。理屈より先に。先生は、そういうことありません?」
「ない」
一言の元に斬り捨てられ、薫はまた俯いた。
彼女の言い分はこうだ。湯川が出てすぐ、ベランダに出て彼の後姿を見送った。本当はベランダに出ることも
禁じられていたのだが、背を屈めて外から見えないようにすれば大丈夫だと思った。手すりと壁の隙間から、
湯川が直近の角を曲がったのを見届け、息をつき、部屋へ戻ろうと思いながら座り込んだ。久しぶりの日の光が
心地良かったのだという。そうしているうち、外で悲鳴が響いた。ほとんど反射的に立ち上がって外を見下ろすと、
マンションのすぐ傍で、バイクに乗った男と老婦人がバッグを取り合っていた。見渡したが、二人の他に人の気配はない。
脱兎のごとく部屋を飛び出し、エレベーターに乗って、現場に急行すると、老婦人は既に突き転ばされていた。
大きな外傷のないことを確認してから、老婦人の指し示すとおり走って追いかけると、少し大きな通りであのバイクが
信号待ちをしていた。『そこのひったくり、待ってなさい!』と大音声で呼びかけると、慌てたバイクは急発進し、
左折しようとして転倒。そのまま御用となった。警察がやってきて、一通りの事情聴取に応じた時点で我に返り、
そそくさと帰ってきたのだという。
そういえば、ファーストフード店からの帰り道、近くで救急車を見たし、交差点に人だかりができているのも見た。
嘘ではないのだろう。しかし、問題はそこにはない。
「たとえばだ。その引ったくりがあの男の自作自演だったら、君はどうしていた?」
「……あ」
考えてもみなかった、という表情で薫は顔を上げた。
「で、でも、ぱっと見た感じ、全然別人でしたもん。バイクの子はまだ子ども子どもしてて、実際まだ未成年で、
体格からしてあいつとは全然」
「バイクの少年もあの男に雇われただけかもしれない。ホテルで君を襲った人間と同じように。老婦人も同様で、
あの男が待ち構えている方向へ君を差し向ける。あとは車にでも押し込めてしまえば、拉致は完了だ」
「あの……でも、ほら」
薫は取り繕うような笑顔を顔に貼り付けて、ポケットから何かを取り出した。護身用のスタンガンらしい。
「先生には内緒にしてましたけど、これ、こないだ通販で買っちゃったんです。いい加減、私も閉じこもってばっかり
いたくないし、自分で身を守ることができれば問題ないでしょう?」
伝家の宝刀のごとくスタンガンを構え、薫は滔々と語った。湯川は頭痛を堪えて眉間を押さえる。
「君はそそっかしいが、頭は良いと思っていた」
「あは、どうも……って、褒めてないですよね?」
口調こそ突っかかったものだが、湯川が冗談を言っていると思っているのか、薫は安堵の表情を見せている。
それを凍りつかせたのは、湯川の行為だった。不意に椅子から立ち上がり、釣られるようにして立った薫の手首を
捩り上げたのだ。
「いった……!」
スタンガンがごとりと床に落ち、薫が逃げようとした巻き添えで、椅子まで倒れた。2つの衝撃音と、薫の心外そうな
視線を受けても、湯川は顔色一つ変えない。
「こんな玩具紛いの代物で自衛できると、君は本気で思っているのか?相手はどんな武器を持っているか知れない。
たとえ丸腰でも、君は女性で、彼は男だ。一対一で向き合えば最後、勝ち目はない」
「そんなの、やってみなきゃ分からないじゃないですか!」
「やってみるか?体格・年齢から言って、僕はあの男より腕力が劣るだろうが、君を捻じ伏せるくらいは容易い。
その玩具を拾いたまえ。試してみよう。万が一、この部屋を出ることができれば、君の勝ちだ」
湯川は薫を突き放し、廊下への出口を塞ぐ形でリビングの一点に立った。湯川の意思を察したらしい薫は、
きゅっと唇を噛んでスタンガンを拾った。身構えて、間合いを取るようにダイニングテーブルの向こうへ回る。
さすがに、警察学校で訓練を受けているだけあって、いきなり向かってくるような下手は打たない。
が、時間の問題だ。その時間も詰めてやるため、こちらがわざと隙を見せれば、思ったとおり向かってきた。
スタンガンをかざした手さえ注意して避ければ、何のことはない。隙だらけになった背後に回り、両の手首を
思い切り掴み上げる。他愛無くスタンガンは落ち、暴れる身体を押さえつけてやれば、ソファまで引きずっていくのは
容易かった。背中を叩きつけるようにしてソファに倒し、起き上がろうとする華奢な身体に体重をかけてのしかかる。
「あっけないものだな。もう終わりか?」
「く……う……!」
顔中に悔しさを滲ませ、薫は両足をばたつかせた。急所を蹴り上げたいのだろうが、こうしてこちらの片脚で
彼女の両腿を押さえている以上、物理的に不可能だ。
「諦めるんだな。そして自分の無謀さが身に沁みたら、もう2度と危険な真似はしないと誓ってもらおう」
「嫌です!」
薫は負けず嫌いらしい強情さで降伏を拒否した。
「まだ終わってません!絶対逃げてみせます!」
「……ほう」
湯川の胸に、未知の火が宿った。逃げる?ここから?この僕からか。
湯川は薫の両手を自らの片手の中に纏め上げ、空いた手で彼女の襟元を掴み、ボタンごと引きちぎる。
薫の頬にさっと朱が滲んだ。
「ではどうすれば終わる?君を犯せばか。それとも殺せばか?」
「い……!」
「あの男ならすることだろう?僕は止める気はない。君が止めたまえ」
湯川は薫の露出した鎖骨に舌を這わせた。ついで、首筋の目立つ部位に吸い付く。恐怖でも羞恥でもいい。
彼女をこの部屋に繋ぎとめておけるなら、構わない。ひどく身勝手な思いが、湯川を支配していた。
「嫌っ!」
現実に引き戻してくれたのは、薫の叫び声だった。ついで、彼女の頬に触れた額の、濡れた感触。
薫はすっかり色のなくなった唇を震わせて、泣いていた。湯川が自分の行為の残酷さに思い至ったのは、
それを見たときだった。あの男に襲われたときの死と陵辱の恐怖を、まざまざと思い出させてしまったのだ。
湯川は憑き物が落ちたように薫から離れ、詫びた。
「すまない……どうかしていた」
薫は背もたれに額と脛をを押し付け、隠れるようにして泣いていたが、湯川の詫びに対しては首を横に振った。
自分の軽挙こそ詫びるとでもいうように。
湯川は罪悪感に押しつぶされ、その場に座り込んだ。理屈で考えるより先に、身体が動いたことなどないだと?
一体どの口が言ったんだ。ひとしきり奈落に沈んだ後、湯川はふらりと立ち上がった。何か目的が有る訳ではない。
ただ居た堪れなかった。
「待って」
その当てもない歩みは、薫の掠れた声でぴたりと止まった。石像のようになった身体に、背面から薫が触れてくる。
いつもながら、表情こそそのままだったが、血圧と心拍数の尋常でない上昇を湯川は自覚していた。
「行かないで下さい。行かないで」
薫の指先が、湯川の背中の表面で震えていた。追い詰められた恐怖が、背の皮膚と骨を貫くようにして伝わってくる。
自分がこれほど卑怯な男だとは、こんなことになるまで知らなかった。恐怖の只中に置去りにして、自分だけ
逃げようとするなど。
湯川は薫の手を取り、彼女に向き直った。
「どこにも行かない。約束しよう」
「……」
外聞もなく、顔をくしゃくしゃにして泣きながら、何度も頷く薫を、湯川は親が子にするようにして抱いた。
『だから君もどこへも行くな』とは、どうしても言えなかった。あんなことをしたのだから、当然といえば当然だが。
どうか、あの男が逮捕されるなり死ぬなりして、彼女の危険が除去されるまで、自分の理性が持ってほしい。
このままでは獅子身中の虫になりかねない。だが、だからといって彼女を手放して、そのために彼女を失うようなことがあったら、
それこそ自分は何をするか分からないのだ。自己への猜疑心と、足元が崩れるような不安との板ばさみになりながら、
その2つの通底となっている感情の正体に、湯川はようやく気付いた。
そして、板ばさみを解消するたった一つの方法を思いつき、実践した。どこまでも、彼は合理的だった。
「内海くん。落ち着いて聞いてくれるか」
「……はい」
いくらか気分が落ち着いたらしく、薫が応じる。彼女の両肩を抱く形で、湯川は正面から彼女と顔を付き合わせた。
「これから言うことは、僕が君を今後も保護することとは別問題と考えてほしい。君がどんな答えを返そうと、僕が現状で
君の最適な保護者であることに変わりはない。不本意な女性と無理やり事に及ぶほど、僕は卑怯ではないからだ。
先ほどは思い余ってしまってしまい申し訳なかったが、未遂に終わらせた点も斟酌してほしい」
「は……あ……」
「いや、どうも回りくどくなっていけないな。つまりだ」
何言ってんですか、全然意味分からないんですけど、と薫の顔に書いてあったので、湯川は仕切り直した。
「僕は、君を抱きたいと思う。無論、恋愛感情からだ。構わないだろうか」
「……は?」
薫は鳩が豆鉄砲を食らったような顔でぽかんと口を開けた。
「………」
「………」
「………」
「………」
「まだなのか」
「え?」
「答えを待っているんだが」
「え、だって、今、何で」
薫はしどろもどろになって、空中で泳ぐような訳の分からないジェスチャーをした。
「どういう流れなんですか?急にそんなこと、冗談じゃないんですか?」
「生憎と真剣だ。僕はさっき、あやうく君をレイプしかかって気付いた。君を抱きたい。君の合意を得た上でだ。
こんな非常時に歯止めが利かなくなるほどの欲求なのだから、どれほどのものか察してほしい」
「よ、欲求って」
「君をどこか別の安全な場所に託して、一旦距離を置くことも考えた。だが、そんなことをしてもし君を失ったらと、
考えるだけで恐ろしい」
言いながら薫を再び腕の中に納めようとして、慌てて離した。まだ了解を得ていない。ただでさえ衝撃の告白を
受けているところを、物理的にも振り回されて、薫は混乱している。
「すまない。何もすぐにとは言わない。それと、繰り返すが、このことと、僕が君を保護することとは別だ。
もしも芳しくない答えなら、今言ったことは全て忘れてほしい」
「は……はい、あの」
薫のほうも緊張は同じようで、返事は深呼吸の後に返ってきた。
「……いいと思います」
「いいとは?」
「とは、つまり、その、私も先生のこと好きだなって」
「ダナッテ?」
「好きです。前からでしたけど、一緒に暮らすようになって色々、意外と優しいんだなとか、可愛いんだなとか」
「……」
「あ、意外とは余計でした?」
黙り込んだ湯川を案ずるような薫の声を、遮るようにして湯川は笑い出した。ハハハハハ、という抑揚のない笑い声は、
常人には不気味でしかないが、天才なりの喜びの表現だった。幸い、鉄道クモハを見たときの彼の爆笑ぶりを知る薫は、
それを察していた。
「実に喜ばしい」
「ど、どうも」
「では、早速事に及ぼう」
「え、今ですか?」
「今だ。言ったろう、歯止めが利かないと」
湯川は言うが早いか易々と薫を抱き上げ、寝室に運んだ。こんな昼間から。お互いこうなるとは予測していなかったから、
思い切り普段着で。薫は色々と突っ込みたかったようだが、湯川は敢えて無視した。都合良く、薫を捜索したときの
名残で、寝室の扉は開け放たれている。薫をベッドに降ろした後、湯川が後ろ手に締めたその扉は、翌朝まで
開くことはなかった。
「……もう……いい加減にして下さい、お腹空きました」
「こんなときでも空腹を感じるのか、君は」
「当たり前でしょ?何時間してると……あ、ナゲット!●ックナゲット!今ちょっと匂いしました、
どっかにあるんでしょ?」
「君はあの店に関する噂を聞いたことはないか」
「噂?」
「学生が話していたのを聞いたことがある。低廉な価格と味とを両立させるため、公称とは異なる食材を使っているらしい。
たとえばあのナゲットだが、食感が××ルの肉と酷似しているそうだ」
「×エ×?!」
「僕も試しに一つ食べたが、確かに昔フランス料理で食べたものとよく似……」
「嘘っ!絶対嘘!信じませんからね!湯川先生の馬鹿!」
そんなこんな、嘘八百で弄ばれつつ、結局朝まで放してもらえない薫だった。
グダグダ終わり。チキン●ックナゲットはもちろん100%安心の鶏肉でできています。パラッパッパッパー。
>>955 おおお、湯川の葛藤がすごくよかったです(開き直るのも早いがw)。
GJ!
>>955 本っ当にGJ!わくわくしながら読みました。
958 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 03:52:06 ID:ls9KQhu4
>>955 すばらしぃぃぃぃ!!!
湯川の思考の流れが、本当に理系脳らしくてワロた。
自分の考えをまとめる作業が、
まるで数学の問題を解く行為みたいなんだな。
だから、たどりついた答えは
超理系の湯川からすれば、きちんと論理的に帰結してるんだけど
文型&今は女モードの薫からしたら、あまりに唐突。
なんというギャップ萌えシチュ!!!
ガリレオはこの差がたまんないーー。
神職人、超感謝。
湯川ってさぁ・・・
前戯のとき、
どうすれば薫に、最も効率よく快感を与えられるか、
つい研究者視点であれこれ方法を試しちゃってそう。
んで、うっかり、「実におもしろいフハハハハハハ」とか呟きそう。
あちこち弄られて息も絶え絶えの薫は、
その呟きを聞いて
「私は実験動物じゃありません!!!」って
キレて涙目で怒りそう。
湯川、おかしいなぁ、自分はただ
薫を気持ちよくさせたいという目的であれこれしてただけなのにって(´・ω・`)ショボン。
960 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 00:08:42 ID:k44IjcJH
福山って、なんというか・・・
乳児顔だよね。
961 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 00:10:49 ID:k44IjcJH
ドラマ見れば見るほど、
御歳7ヶ月になる甥っ子に似てるんだ。
いや、決して甥っ子が福山似ではない。
福山が赤ちゃん顔なんだと思うんだが、俺だけだろうか。
>>955 ネ申降臨してた!!!!
湯川の筋の通った変人ぶりに惚れ惚れしたwww
(しかし二ヶ月もよく耐えたなw)
田上にいいようにされるうちゅみにハラハラしてたが
まさかナゲットでほのぼの締めるとは思わなんだw
ブランクなんて気にしないよ、ありがとう
素晴らしい大作ごちそうさまでした!
963 :
壊れる1/4:2010/04/10(土) 21:12:50 ID:DGcvl2mG
初投稿で下手ですが
「湯川先生!また不可解な事件が起こってしまって…協力してもらえませんか?」
「また君か。僕は今忙しいんだ、君の相手をしている暇はない」
「被害者の名前内藤里美。年齢25歳。東西電機埼玉工場で事務をしていました。
今の所容疑者として挙がっているのは、田上昇一。年齢26歳。ホストクラブ愛にてホストをしています。」
薫が湯川の抗議に耳も傾けず喋り始めた。
「今回の事件で、君は潜入捜査をするのか?」湯川が突然尋ねた
「?はい、もちろん私が事件を担当していますので。お願いします。
湯川先生、事件解決に協力して下さい。」
湯川はしばらく考察した後、「わかった。協力しよう。」
「ありがとうございます。じゃあ私は潜入捜査で容疑者、田上に接近しますので、
先生は、被害者の痣の真相をお願いします。」
と言うと薫は足早に出口の方に向かっていく。
「ちょっと待て。内海君、君は潜入捜査はいいから痣の真相で頼みたいことがあるんだ」
「湯川先生が一人でホストクラブに行くんですか?」薫は驚きながら尋ねた
「もちろんだ」
「普通男の人はホストクラブ行かないですよ」その一言で湯川はムキになったのか
「誰がそんなことを決め付けたんだ?男だからホストクラブに行かない。実に短絡的だ。
世の中には男が男を好きな人もいるだろう。
それに僕がホストになれば、より早く、近く犯人と接触できる」
「先生がホストは絶対無理ですよ。先生は十分カッコいいですけど、
女性の話を聞いたり優しく出来ないし、それに大学の准教授がホストは、
いくら警察に協力してるからといっても流石にマズイですよ」
薫は笑いながら言った
「わかった。じゃあ僕と内海君と二人で行こう」
964 :
壊れる2/4:2010/04/10(土) 21:16:28 ID:DGcvl2mG
「先生。私ホストクラブなんて初めてですよ。」
そう言った薫の表情は嬉しそうな表情をしていた。
それを見た湯川が足早に店内の方に向かっていく。
「先生!ちょっと待ってください」
「君は仕事で来たと言うのを忘れてないか?潜入捜査ならば、
先生ではなく学さんと呼んだらどうだ。」湯川はぶっきらぼうに言う
「まなぶさんーって、、、先生どうしたんですか?今日は少しおかしいですよ。
そうだなぁ…じゃあ湯川さんと呼ばせてもらいますから」
「そうか、そうしてくれ」
―いらっしゃいませーお客様2名でございますか?
「ショウさん(田上)お願いします。」
席に着くと、やはり男女でホストクラブはめずらしいのか一斉に視線が2人のテーブルにに降り注ぐ
そしてあの人かっこいいーという声が聞こえてきた。
そこへ丁度田上がやってきた
「ご指名ありがとうございます。男女でご来店なんてめずらしいですね」
「一回来てみたかったんですよ。」薫が答える。
それから二人はすっかり会話がはずんでいた。
薫は、湯川が今まで見たことのない嬉しそうな表情をしていた。
しばらくして田上が湯川に話しかける。
「湯川さん男前ですねー。ホストになったらどうですか。No1も夢じゃないですよ」
「ありがとう。ここへ来る途中に内海くんには
女性に優しく出来ないから絶対無理だって言われたよ。」
「せっっ…湯川さんっ、根に持ってるんですか?実際来てみても無理って分かるでしょ?」
「そうだな…」湯川はどこか寂しそうにつぶやいた。
二人は盛り上がってきたのか、田上は薫の手を握り始めた。
すると湯川は立ち上がり、薫の腕をつかみ出口へと足早に歩いていく。
「湯川先生。いきなり何ですか、放して下さいっ」
湯川は何も言わない。湯川が口を開いたのは駐車場に停めてあった車の前に着いてからだった
「僕はもう限界だ…」湯川は薫を抱き寄せ耳元でつぶやいた
>963
続きを期待しているよー。
さてその間にこっそりと自家発電したものを投下。
まだ未完でゴメン。
一応注意。
湯⇔薫←草って感じ。
草薙がちょっとかわいそうかも。エロは今のところはない予定。
それでもOKでしたら、よろしくお願いします。
内海からの『草薙さん、もしお暇なら…一緒にご飯、いかがですか?』というためらいがちな電話にオレはすぐに飛びついた。
笑いながらビールを飲む様子からはいつもの彼女のようにも見えるが、時折見せる寂しそうな横顔にオレは眉を寄せる。
湯川が米国へ研究のために旅立ってから数ヶ月。
あいまいな関係のまま離れ離れになった二人は、離れたときのまま何も進展していないらしい。
そのことに早いところはっきりさせて欲しいと思う一方で、ほっとしている自分もいる。
執行猶予はまだあるってことだ。いや、このあいまいな関係の隙間に入り込める隙もできるかもしれない。
そんなずるいことを考えるぐらいオレも歳をとったってことかなと、内心自嘲して水割りをあおった。
「な、湯川から連絡あったりするの?」
何気ない調子で内海に尋ねると、傍目にもかわいそうなぐらい動揺して目を丸くする。
そんなのもかわいいんだよなと思いながら、彼女の答えを促すと小さく首を振った。
「そっか…。あいつも薄情だよなー。親友のオレにさえ、何も言わずに行ったんだぜ?そっけない挨拶状が届いただけ。まあ、湯川らしいといえばらしいけど」
何も知らされていなかったのは内海だけじゃないと励ますように言うと、彼女は困ったような笑みを浮かべて頷いた。
本当は今日だって、寂しさとかつらさとか色々吐き出したいことがあったんだろう。一人では泣いてしまうかもしれないから、オレを誘ったのだろうか。
オレの前だからこそ、泣いて甘えて欲しいんだけど。
「…内海。そろそろ出ようか」
二人のグラスが空になったのを見計らってそう声をかけると、彼女も頷いて席を立つ。
ここの支払いを先に済ませてしまうと、恐縮したように『私が誘ったんですから、ちゃんと払います』と言ってきた。
「……じゃあさ、次のところにも付き合ってよ」
これは賭けだ。かなり分が悪いが、諦めたら試合終了だって安西先生も言ってるもんな。
「…わかりました。じゃあ、次は私が出しますね?」
微笑んで頷く内海に、心の中で次行くところはフツー男が金出すもんだよと思いつつ、先輩の顔で彼女の肩に腕を回して歩き出した。
人のざわめきが遠くなり、周囲は怪しげなネオンの光が瞬いている。
外観はおしゃれなマンションとも取れるが、入り口にご休憩・ご宿泊の文字がある看板がある。
緊張したように身体を強張らせ俯いて歩く内海を、半ば強引に引っ張りながらオレはホテル街にやってきた。
「あの、次のお店はまだ、なんですか?」
通り道だと思っているのかそれともそういうことにしたいのか、内海は顔を上げないままそう尋ねてきた。
オレはその言葉を合図にしたかのように、あるホテルの入り口で立ち止まる。
別にどのホテルでもよかった。まあ、あんまり古いところはもしうまくいったときにマズイだろうから、比較的新しくてきれいなホテルを選んだつもりだ。
「……ホテルに入るには、この道しかないだろ?」
低い声でわざと内海の耳元で囁くと、顔を真っ赤にした彼女が顔を上げて驚いた顔をする。
「……寂しくて、慰めてほしくて、オレに電話したんじゃないの?男のオレに電話したってことは…こういう意味じゃないの?」
ずるい言い方だ。これじゃあまるで内海がオレを誘ったみたいだ。食事にではなく、ホテルに。
でも少しでも逃げ道をふさぎたくて、オレは更に彼女を追い詰める。
「湯川とは付き合ってないんだろ?なら、いいじゃん。オレにしとけよ。オレは、あいつみたいに勝手にいなくなったり、内海を一人ぼっちにはしないよ」
「…っ、や、やだな…草薙さん、酔ってるんですか?き、今日はもう帰ったほうがいいですね…。つ、次おごりますから…」
赤い顔をそらして歩き出そうとする内海の腕を、いささか乱暴につかむと路地に連れ込んだ。
「…っ、や、やだ、草薙さん…っ、冗談が過ぎますよ…ッ」
[続く]
>>965 よし!そのまま更に追い詰められる内海でよろしく!
967 :
966:2010/04/22(木) 01:53:43 ID:GKDb/XWq
>>966 応援サンクス。
しかしできればエロには持っていきたくなかったので、
あんまり追い詰められてないかもしれない。ゴメン。
明日からしばらくウプする時間がなさそうだから、とりあえず途中まで。
「冗談なんかじゃないよ。オレは、内海が好きだ。お前を一人にするような男はやめとけ」
いやいやするように首を横に振る彼女に自分の身体を密着させて壁に押し付けると、息を呑んで身体を強張らせる。
布越しに感じる彼女の身体はアルコールのせいか、それとも少しでも興奮してくれているのか、わずかに熱くてオレも身体が熱くなるのを感じた。
「お願い…、離して下さい……っ」
「…痴漢、65人だっけ?捕まえたことあるんだろ。わざわざ囮になってさ。これぐらい、本気になれば逃げられるんじゃないの?」
逃げないのは本気で嫌じゃないからだろ?と続けると、怯えたような表情を浮かべてとうとう暴れだした。
ああ、ちょっとあせりすぎたかな。もう少しゆっくり追い詰めて逃げられないようにすればよかった。
そう思いながら、内海の身体からゆっくりと離れると彼女は暴れるのをやめてこちらを窺ってきた。
「……どうしても、オレじゃだめ?」
「……ダメとか…ダメじゃないとかじゃなくて…、その…」
「湯川が好きだから?」
「っ!!………はい。告白さえできなかったし…たぶん、なんとも思われていないから、
何も言わないでアメリカに行っちゃったんだと思うんですけど…」
一瞬驚いたように目を見開いたが、すぐに苦笑いのような微笑を浮かべて内海は頷いた。
「でも湯川先生に振られちゃったから、草薙さんにするっていうの、できません。…私、草薙さんと一緒にいれば、少しでも湯川先生と繋がっていられるって思っていたんです」
彼女らしい真っ直ぐな眼差しで話す表情にはすでに怯えはなく、強い意志を感じられた。それから深々と頭を下げられてオレは正式に振られてしまった。
それは胸を締め付けるような痛みだったけど、安心したような気持ちもあった。
湯川がいないからって簡単にオレに鞍替えするような内海なら、きっとすぐに興味をなくすと思ったからだ。
ドラマでこんな展開にならんかなあと密かに期待してたような内容だw
過疎り気味だけどちょこちょこ覗いてるんで
>>967頑張ってくださいや
やばいこの先が楽しみすぐる
970 :
966:2010/05/01(土) 23:07:40 ID:WuH6j40s
>>968 >>969 サンクス。ちゃっちゃと終わらせるつもりだったけど、GWは忙しいのであった。
なんか期待されすぎている気がして怖い。
では、まだ途中ですがどぞー。
「…まだ、湯川に振られたかどうかなんてわかんないだろ?」
「え…?でも…」
連絡をもらえないまま、奴がアメリカに旅立ったのは内海にとってどうしても引っかかる点らしい。
内海の気持ちもわかるが、オレは男だから湯川の気持ちもわかる。
離れてしまうのに気持ちを伝えてどうするんだ、アイツはそう思ったんだろう。だから、アイツから届いた新しい住まいを知らせるはがきに一言、「内海君を頼む」と書いてきやがったんだ。
自分の気持ちも自覚して、なおかつオレの気持ちも察していたから。まったく大きなお世話だ。
少し腹を立てながら携帯を出してアドレスに登録してある湯川の番号を押す。確か、海外でも使える機種だったから機種変更をしていなければ繋がるはずだ。
しばらく待っていると呼び出し音が聞こえ、やがて不機嫌そうな声が聞こえてきた。
「…湯川だ。アメリカからお前の捜査協力をするつもりはないぞ」
「そんなのじゃねーよ、お前がこっちに忘れていったものを預かっててな。そのことで電話した」
「忘れ物?そんなものはないはずだが…。もしあるのなら栗林さんに……」
湯川が警察を目の敵にしている助手の名前を口にしている間に携帯を内海に差し出した。
「聞いてただろ、相手は湯川だ。言いたいこと、言ってやれ」
「え、でも…」
躊躇する内海に無理やり携帯を持たせ、話をするように促す。
きっと電話の向こうの湯川にもやり取りは聞こえていただろう。どんな顔して携帯持っているのか、見てみたいぜ。それを冷やかすぐらいバチは当たんないはずだ。
[続く]
971 :
965:2010/05/02(日) 03:23:08 ID:O9UlSnRh
あっ、今更他人を騙っていたのに気づいた。
>966ごめん。
965だった。
職人の凡ミスにフイタw
続きまってるよw
973 :
965:2010/05/15(土) 22:29:40 ID:IDMItjBu
>972
966にレスしようと考えていたからだと思うが、
ちょっと確認すればすぐに気づくことに気づかなかった自分に涙。
ようやく最後です。なんか期待に応えられなかった感がいっぱい。
生暖かい目でお願いします。
「…もしもし、内海です」
一呼吸置いてから内海が話し始める。
湯川がなんと答えているのかはオレにはわからないが、内海の表情が次第に明るくなっていくのを見ると悪くない反応なんだろう。頬を染めてわずかに目尻に涙なんか浮かべちゃって。
オレが悪いオニーさんならすぐさまそこの建物の中に連れ込むのに、なんてお人よしなんだろう。悪者になりきれるんならとっくになっていただろうから、わかっていた結末だが。
やがて内海が「あ、じゃあまた後で連絡します。お仕事、がんばってください」とか言いながら電話を切る。そして、少し照れくさそうにしながらオレに携帯を差し出し礼を言った。
「振られたわけじゃなかっただろ?」と尋ねると耳まで赤くして頷く。
あの堅物がなんと言ったのか教えて欲しいところだが、腹が立ちそうだからやめておいた。
ただ内海には極力笑顔で「よかったな」とだけ言って、手をとって歩き始めた。
するとまた緊張するのが伝わってきたが、「何もしないよ。帰ろう」とだけ言ってホテル街を通り抜け大きな通りに出た。
やがてやってきたタクシーを止めて、内海を中に押し込める。
「オニーさんはもう少し一人で飲むから、内海はもう帰りなさい。湯川に連絡する約束してたろ?」
「あ、あの…っ、草薙さん、ごめ…」
「ストップ。それを言ったら、オレ、怒るからな?」
なおも何か言いたそうな内海にさらに続ける。
「お前は、謝るようなことは何もしていない。むしろ、オレのほうがずるいことをしようとしていた。でも、オレは謝らない。それぐらい、お前が好きだったから」
かっこよく言ったけど、しまったな。タクシーの運ちゃんに聞こえてるじゃん、絶対。
「じゃあ、おやすみ。湯川が日本に戻るときは教えてくれよな」
最後に軽く手を振ると、運転手に「行き先は彼女に聞いて」と告げてタクシーから離れた。
ドアが閉まると、タクシーはゆっくりと走り出す。それをしばらく見送ってから、オレは煙草に火をつけた。
「友達の恋人だから、つかず離れられない…ってな」
ため息をつくように呟くと、煙草の煙が白く溶けるように夜空に消えた。
以上です…。なんか色々ゴメン。
でも、湯川が好きなのに草薙と簡単に寝ちゃうとかは、誰も幸せになれない感じなのでいやだったんだー。
ほ
スレ消費で投下
976 :
1/4:2010/06/04(金) 21:53:44 ID:Hjr9AKuw
寒気がして、毛布を引き寄せたつもりの手の感触が、ノリのきいた白衣であることに気が付いて、完全に目が覚めた。
並んで横たわる素裸の自分と湯川の引き締まった肢体が目に入るなり、唐突に昨夜の出来事が思い出されて頭に血が上る。
ヤバイ。
なりゆきとはいえこんなことになってしまい、今後どんな顔をして先生と顔を合わせればいいというのか。
先生が目覚める前にさっさと退散だ。
恥ずかしすぎて、この研究室にはもう二度とこれない。
そおっとソファから降りて、脱ぎ散らかした衣服をかきあつめて手早く身支度を整える。
出来るだけ湯川を視界に入れないように回り込んで、研究室の出入口に向かう。
977 :
2/4:2010/06/04(金) 21:54:37 ID:Hjr9AKuw
「挨拶もなしに帰るのか、君は。」
真後ろに、湯川の気配を感じて薫の体が硬直する。
「あ、え・・・っとぉ、その・・・よくお休みになっていたので」
「・・・そういえば君は、目を閉じているか、眠っているのかの違いは判らないんだったな」
ためいき交じりの声が確実に近づいてくる。
出入口のドアと、湯川の均整の取れた裸体に挟まれ、薫はかばんを抱きしめ身を縮めた。
湯川の腕が内海の前に回り込む。
「一つ、君に課題を与えてよう」
鮮やかな手つきでワイドパンツのボタンとジッパーが開かれ、ストンと足元に落ちた。
「せんせ、何を」
薫はますます身を硬くして目をぎゅっとつぶる。
「今更、なんだ。」
耳元で、湯川がくつくつと笑っている。心底楽しそうだ。
「昨夜あれだけ乱れたくせに」
ささやき声とは別の生き物のように、湯川の指が下着の内側を蹂躙しはじめた。
978 :
3/4:2010/06/04(金) 21:55:41 ID:Hjr9AKuw
そのしなやかは指は一切のムダを排除して、薫の快感を掘り起こす場所にのみ刺激をあたえる。
立ち上る水音と快感に、薫は唇をかみ声を押し殺すのに必死だ。
「快楽は抑制するほど増す、ということを昨夜学ばなかったか?」
あっという間に臨界点近くまで快楽を増幅され、薫が自ら腰を動かすさまを、湯川は目を細めて堪能した。
もう、だめ。「・・・せんせ、や・・めて」
絶頂が訪れるその刹那の直前に、湯川の指が薫から離れた。
崩れ落ちそうな薫をささえて、湯川は冷静に薫の身支度を整えていく。
「・・・なん・・で」「君のご要望にしたがったまでだが」
ワイドパンツを穿かせ、シャツを調え、乱れた髪をまとめる。
一連の動作にまったくよどみがなく、程なくして刑事内海薫が出来上がった。
ただし、その顔は上気し目は潤み、唇は噛み締めたおかげで真っ赤に充血し半開きで欲情のしるしをしっかりとたたえたまま。
「実に・・・エロティックだな」
979 :
4/4:2010/06/04(金) 21:56:37 ID:Hjr9AKuw
「・・・ひどい。なんで、こんな酷いことするんですか・・・」
「その答えがでたら、また来るといい。」
そっと、研究室のドアは開かれて薫は部屋の外へ押し出された。
「ただしこの課題に対する僕の採点は厳しい。」
薫が力なく廊下にへたりこむ前で、ドアに錠が下ろされる音が廊下に響きわたる。
「非論理的単純思考の君がどんな答えを持ってくるか、実に、興味深い」
「湯川先生、酷いです!」
腹いせに、研究室のドアをけってやった。
ははははは、と乾いた笑いがドアの内側を遠ざかる。
980 :
おしまい:2010/06/04(金) 21:57:55 ID:Hjr9AKuw
そのうちつづき書くかな
萌えた・・
相変わらず職人がドS全開で嬉しいぜw
湯川先生のドSっぷりが大好きだw
次スレどうする?この速度だとまだ立てなくて良さそうか。
だけど待て。
先生は「全裸で」ドアの向こうで笑っているんだぜww
全裸でスーツ姿の薫を抱きしめるとは絵的にかなりヤラシイものがあるなw
>>983 990くらいになったらでいいんじゃね?>新スレ