【従者】主従でエロ小説【お嬢様】 第五章

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439アリスの学習16
ウニウニ…柔らかな頬を拭っていたら、途端にアリスがビクリと覚醒した。
「…ふ、え、え、……ぇええええぇ〜ん!気持ち悪いぃ!いじめたぁあああぁ〜!」
おねだり上級編はどこに行ったのか。いつものアリスに戻ってわんわん泣き出してしまう。
エドガーは騒音にこめかみを押さえながら溜め息をついた。
この分だと、ショコラを返却せねば治まるまい。
「うぁあ〜ん…ひっ、ぐすっ…ふくっ……うぅ…何点…だった…?」
しゃくりあげながらアリスが聞くと、エドガーは視線を外した。
「………まあ、20点くらいですね」
「ぅぅう…やだああああぁ!!先生のバカバーカ!」

その後、汚れた服を洗濯に出すわけにもいかず、不服そうに暴れるアリスを抱えて風呂に入ったのだが…。
「お嬢様が先生と一緒にお風呂だなんて、仲良しさんになったのね」と屋敷で評判である。
おしまい