【従者】主従でエロ小説【お嬢様】 第五章

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438アリスの学習15
困ってアリスは口に戻そうとするが大き過ぎて入らない。あむあむと唇で愛撫をするのが精一杯だ。
「アリス…様…」
「うゅ?」
グスグスと涙目で見上げれば、エドガーが荒い息を耐えるように口元を押さえていた。
「…ぐっ」
「う?」
口を離し、キョトンと首を傾げたアリスの手の中で、ブルルとそれが波打つ。
ドクンッ
「!!」
勢いよく白い物が目の前に吹き付けられ、アリスは反射的にギュッと目をつむった。顔や髪にビュルビュルと何かがかけられる。
「……ふ…え?ぅう?」
しばらくして目を開けたアリスの前髪から、タランと白濁が垂れてきた。頭のリボンも濡れて倒れている。
ポカーンと固まってしまったアリスは、自分の身に何が起きたか分からなかった。
「…」
エドガーは椅子から降りて屈み、手袋を外してハンカチでアリス顔を拭いてやった。
さしものエドガーも少々バツが悪い。